日本の現状認識

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1名無しさん@お腹いっぱい。
日本という国の現状を、わかりやすく語ってくださいまし。
私の場合…

戦後55年間、アメリカ製のゆりかごの中で温々と育った肥満児ニッポン。
立ちあがる必要がなかったために、自らを大国だと思いこんでいたニッポン。
冷戦が終わり、ゆりかごから出なければならなくなったときでさえ、脚が退化して立てないと言う現実に気づけなかったニッ ポン。
ゆりかごから出た途端、その太った醜い体をハゲタカ達にむしられ、追い払うことさえできないニッポン。
今や荒野に寝転がり、ただ泣きわめきながら、我慢していればまた昔のように温かい布団で眠れるときが来ると夢想しているニッポン。
もうゆりかごなど無いのに。
自分の脚で立ち上がらなければ死んでしまうのに。
それに気づいてさえいないニッポン。
2名無し:02/02/03 15:27 ID:NXwrQYgx
>1 憂国のお気持ちがわかります。
危機に対しては、団結するしかありません。

日本は敗戦後冷戦の宣伝が行き届いて観念的な二元的世界観を作ってきました。
今冷戦が終わり、各国家には本来の民族主義が現れました。
共産主義国家も今はみな民族主義国家です。
しかし日本の意識は冷戦のままです。時代遅れで民族主義の国際社会に
対応できません。日本も民族主義に立ち戻るしかありません。

制度しては、国民国防体制を始動することです。
老若男女身障者も国防活動に貢献します。基地の掃除でもよい。
これで運命共同体の意識が身につきます。

団結が第一です。
それにはわれこそと思う愛国政党が国民を組織し、まとめることです。
国民は声のかかるのを待っています。
3名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/03 15:33 ID:???
焦りなさんな、政治なんて10年単位で動いてるんだよ
4名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/03 18:51 ID:1PTCV3+l
日本は今、国としての戦略を必要としています。
ところがほとんどの政治家はその能力をまったく持っていません。

そしてこれほどの危機を目の前にして真紀子がどうしたなどというくだらないことに精力を費やしている政府は、黒船が来たときに機能不全に陥った幕府と変わりません。
幕末の志士たちのような、志のある若者が立ち上がるべきときが近づいています。
ひょっとしたら、2ちゃんねるから出てくるのかも知れませんよ。
5名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/04 00:40 ID:dcdiV9vJ
日本の本当の危機は割とすぐにやってくるのでは。
国債が暴落すれば、銀行がアウトになると同時に金利が上がり、借金の多い企業が軒並みアウトになります。
キャピタルフライトが起こって円安になれば、やがてすべてがハゲタカファンドの餌食になるでしょう。その後で復興しても、利益は海外に行ってしまうばかり。
こんな現象が今すぐに起こっても不思議はありません。
6名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 07:41 ID:ekHtPn0j
あきらめちゃおっか?楽だぜよ。
7名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 07:46 ID:???
株価が17年前に戻ったってよ。
あと、何で安田信託の株が額面割れしている事
マスコミは言わないんだ?
建設や流通の低位株だけ晒し上げって不公平じゃん。
とうとう大本営か?
8名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 08:09 ID:vnLRkY0Q
何みんな慌てふためいているの?
ある意味予定通り。
今度の決算でいつも以上に倒産社数が伸びるだけ、失業者も増えるだけ。
ダメ企業は早く倒産してくれなくてはね。
ゼネコンや流通が統合淘汰されるまでの辛抱です。
9あのー:02/02/05 08:18 ID:???
統合されちゃうと淘汰しにくいんですけど、、、。
10名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 08:21 ID:???
たぶん淘汰=統合による責務軽減程度かと。
11にょ:02/02/05 08:35 ID:tuAS747e
まあ、危機に対して団結力がないのは昔から一緒だよ。
幕末の時も、なんだかんだいって混乱した。
第二次大戦の時も混乱続き、、
団結力はないけど、内戦が何十年も続くほど、混乱することはない。
首の皮一枚で再生します。
ボロボロにならないと、立ち直れないとはいえるけどね。
破壊と再生の民族だからね、、、
12首の皮一枚まで破壊:02/02/05 08:56 ID:???
されちゃうんですか?
そんなのいや〜ん。
13めんどくせーから:02/02/05 09:01 ID:???
本気でアメリカの州になつちゃうか。
あれだろ、白人に営業やってりゃいーんだろ。
なんとかなるだろ。もともと米国は日本の野党だしな。
これが本当の与野党逆転、なんちって。
14にょ:02/02/05 10:40 ID:tuAS747e
>13
んなバカな、、、
まあボロボロって言っても、単なる不況で終わるとは思うよ。
今回は、、、
15名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 13:32 ID:iv1BT3RD
>まあボロボロって言っても、単なる不況で終わるとは思うよ。

それはないと思うよ。
ダメ企業が潰れれば不況が終わる…みたいに考えている人も多いようだけど、ダメ企業に代わって日本を引っ張っていく産業ってあるの?
2年前にはIT革命だとか言ってたけど、こけちゃったじゃない。
製造業はすべて中国に負けてダメ。
金融はアメリカに完敗。
しかも子供がどんどん減って老人がどんどん増える。
日本にとっての明るい材料、ひとつでいいから教えて欲しいよ。マジで。
16名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 13:46 ID:iv1BT3RD
今ある日本の企業も、10年で半分くらいはなくなるかもよ。
通産省の役人は、「自動車と鉄鋼の一部以外、すべての製造業は10年以内に中国にやられるだろう」って言っているそうだ。
残る企業も名前が残るだけの話。
労働者は中国人、マネージメントはアメリカ人…みたいな国際企業になって残る。
ソニーとかね。
17名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 13:54 ID:iv1BT3RD
小泉の構造改革って、「ダメなところを潰す」だけなんだね。
そうすりゃ新しいものは自然にでてくるって言う楽天的な発想。
国際情勢が変わって日本そのものが「ダメ」になっちゃったことに気づいているのかな。

18名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 13:55 ID:PgUiN364
>>16
それで、いいと思うけど。

安くて品質のいい製品が手に入るならば、むしろ歓迎。
教育・医療・福祉といった分野の仕事は、まだヨーロッパより人手が少ないし、

安い給料でサービス業でもして、安い中国製品で、優秀な日本製ソフトを見る。
それもまた、良い生活じゃないかな?
19名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 14:23 ID:???
>>18
はたして中国に進出した日本企業は生き残れるのか?

ライセンスの概念を無視する中国への投資で
インフラ整備のおいしいとこ取りをされてしまう。
しかも製品をコピーされ、さらにダメージを受ける。
そのとき日本政府は中国を制裁できるだろうか?

アメリカのように軍事的圧力を使って金融市場で巻き返したり、
日本はそういう手は使えないでしょ。だいたい中国は反日だし。
20名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 14:33 ID:iv1BT3RD
>はたして中国に進出した日本企業は生き残れるのか?

まあ、ダメだろうね。
と言って、進出しなけりゃすぐにダメ。
要するにどっちにしろもう製造業はダメなんだよ。
日本は製造業以外でメシ喰っていかなきゃ。
じゃ、何で喰っていくのって言われると…。
誰も思いつかない。
新しいアイディアやオリジナリティを大切にしてこなかったからね。
急に言われても無理だ。
で、さよならニッポンってわけだな。
21名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 15:07 ID:iv1BT3RD
>18
まあ、その覚悟があるならいいんじゃない?
ただ、ほとんどの日本人が貧乏生活をしている一方で、外資系の仕事をしている一部の人は豪勢な暮らしを満喫する…そういう社会になると思うよ。このまま行くと。
22名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 15:12 ID:vDuog2/I
日本はそのうち北朝鮮みたいになると思われ
23名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 16:08 ID:???
>>22
面白いネタ書けねぇならROMに徹してろや。
24名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 16:40 ID:???
>>20
色々と飛躍が多いように見えますが、説明していただけませんか?

>まあ、ダメだろうね。
>と言って、進出しなけりゃすぐにダメ。
>要するにどっちにしろもう製造業はダメなんだよ。
>日本は製造業以外でメシ喰っていかなきゃ。
>じゃ、何で喰っていくのって言われると…。
>誰も思いつかない。
>新しいアイディアやオリジナリティを大切にしてこなかったからね。
>急に言われても無理だ。
>で、さよならニッポンってわけだな。
25にょ:02/02/05 16:48 ID:aksih04V
>15
あまりのも悲観主義に触れすぎているんじゃないかな、、
米国CIAの日本経済の分析を見ると、ロボット産業に妙に焦点を
あてている。産業ロボットの世界シェアとかを引き合いに出しているけど、
高度に技術が集積した分野に関しては日本の持つポテンシャルはまだまだ
高いでしょ。中国においそれと移管できるたぐいのものではない。特にWTO
に加盟した後はね、、それにハードウェアからソフトウェアに日本の産業
構造が移行中なのは明白、70年代に日本のアニメが米国でトップとると
誰が想像した?日本のゲームが米国の子供達に支持されているっつうことも
70年代には想像できなかったろ。それだけじゃなくて顧客満足度とマーケ
ットリサーチの綿密さで日本のサービス産業は世界でも高い評価をされてるよ。
パソコンのOSだってマイクロソフトのOSは頭打ちになり始めている。もっと
解りやすくて手軽にネットにアクセスできるものとして携帯電話がこの市場
を食う可能性があるし、その分野では日本は結構健闘しているでしょ。
問題は金融機関がぬるま湯に使っていたってのがこの国がこれ程不況になった
ネックだろうけど、、それでも日本が壊滅するほどのものでもないよ。
26ょに:02/02/05 17:05 ID:ex8AjEB9
>25
>高度に技術が集積した分野に関しては

この分野も足下から崩れだしているのでは?
この産業はKeyだと思うけど、日本人全員の雇用までは
難しい
27名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 17:17 ID:dL6W96MW
やっぱハイテクからローテクまで、工業から商業農業まで
バランスよく発展してこそ経済って潤うもんだよね。
このバランスが崩れたから日本は落ち目になっている。
28:02/02/05 17:18 ID:???
ほんとに焦りんぼだなぁ、みんな
今の社会なんてみんな右往左往しながら作ってきたものなんだよね。
でも日本は戦後、アメリカの真似をすることでその苦労をしてこなかったのさ。
今やっと先進国になって普通の先進国並に考えることを要求されてるだけさ。
アメリカのIT産業などをみても育成したとか政府が誘導したってわけじゃなくて
何かしら作らなきゃいけないという中で育ってきた産業を伸ばしただけ、そして
その寿命が尽きたと。
今アメリカは金融がいいけどこれもいつかは寿命が終る、そうしたら今混沌として
いる中から伸びてる産業を育成していくだけ。
29名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 17:28 ID:8eeH5FNX
今の不況が一時的なものでないことについては激しく同意します。
2006年を境に日本の経済規模が右肩下がりになっていくのがあたりまえに
なるんでしょうね。そういうイメージを本気で持っている人はまだ少ないでしょう。
 小泉さんが改革をすると言ってますが、改革はできるのか?
私は「共産党がやろうが、自民党がやろうが、誰が政治をやろうが改革は
実現される」と思いますね。
 なるようにしかならないのが21世紀だと思いますね

 
30名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 17:59 ID:iv1BT3RD
少子化って言葉はよく聴くし社会の高齢化は憂慮されていますが、大抵老人福祉についての話になるだけで、子供を増やすべきだっていう議論はあまり聞きませんよね。どうしてだろう?
そんなこと無いのかな。
優生学的な話になると嫌だけど、単純にみんなが子供を欲しがるようになるには、安心して育てられるようにするためにはどうしたらいいかは考えられるべきですよね。
日本の将来のために最も大切なことのように思うのですが、どうなのでしょう?
31にょ:02/02/05 18:03 ID:aksih04V
>26
なんかその名前良いですな、、
えっと、まだまだそんなに崩れてないでしょ。それに米国の軍需産業
がこれから伸びてくると、日本の精密機器メーカーは盛り返すとは思うよ。
この分野は韓国や中国の産業が変わりを務められるともおもえんしね。
もちろんこの分野で日本人全員の雇用が維持できるとは思わない。というか
このことと日本人全員の雇用を結びつけるほうがちょとキツイ。
ようは新しい産業に対するビジョンが見えないから、こういう不安感が
あるんだろう。ITバブルが弾けたのが大きな要因だろうが、それは日本
だけの問題じゃない。それにITは人の雇用を生み出すというより、経営
を効率化する方向に働く訳だから、結構ここに雇用を見出すのは本末転倒
なんだよね、、それに雇用に関して失業率は先進国のそれとそんなに変わ
らない、というか今までが低すぎただけなんじゃ。製造業でいう産業の
フラッグシップの話をするならば、、日本はまあ自動車産業は生き残るし、
ブランドを勝ち得た電気産業も大丈夫、精密機器もオーケー、
それとこれからは産業用ではないロボット系は大きく伸びる可能性大だね
ソニーも遊びで出したアイボがあんなに受けるとは思わなかったろう。
これが例えば、ちょっとした家事ができるようなロボットが売られ始めれば、
結構自動車産業並の産業のフラッグシップになるとは思うぞ、、、
32名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 18:27 ID:???
日本のブルーカラーは今まで優遇されてきたからな
ホントに雇用されようと思ったらこれからは能力が必要だよ
33にょ:02/02/05 19:10 ID:aksih04V
>32
IT革命で今まであぼーんとしていたホワイトカラーが結局これから
一番解雇されるだろうけどね、、
ブルーカラーに関して、日本のTQCなどは米国にも輸出された方式、
円高の中で、結構頑張った方だとおもうけどね、、日本発のTQCは
米国でITと結びついて日本に逆輸入、トップダウンの傾向が未だに
強い米国に対して、日本の現場主義がITと巧く結びつけば、結構、
生産部門の国際競争力は高くなると予想できるとは思う。
何にも考えず鼻くそほじりながら物作りしているブルーカラーは
円高の時代に死に絶えたろ、、きっと、、
一概にブルー、ホワイトは雇用にはあんまり関係ないんじゃないかな。
もちろんこれから雇用されようと思ったら能力が必要なのは確か。
34名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 22:06 ID:iv1BT3RD
>31
ひょっとして「にょ」さんは何となくそう思っているだけでは?
例えば金融危機の問題は、誰にも「それほどのものじゃない」なんて一言では片づけられないほど複雑だし、真実を知っている人はほんの一握り。
こぼれてくる情報から様々な思惑も飛び交っています。
壊滅的な事態が起こるという予測もかなりの信憑性を持って語られているのはご存じでしょう。
製造業の競争力についてもしかり。
近い将来にロボットが自動車に代わるフラッグシップになるなんて夢物語としか思えません。
もちろん夢を見ることは大切ですが、実現性の薄い夢なら誰でも語れます。
35にょ:02/02/05 22:56 ID:aksih04V
>34
もちろん、なんとなくそう思っているだけです(笑
ただ、みんなそうなんじゃないんですかいね、、、
どんな議論であっても、、、
36名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 22:56 ID:rU7HQ8M6
>>31
>>33
はわりとまともな意見だと思うよ。
逆に根拠の無い悲観論は>>34、あなたのことだよ。

昭和30年代から50年代にかけての年率10%近い高度経済成長が世界史的に異常な時代。
その高圧状態の国内経済を前提として会社やら年金やらいろいろなシステムが出来てしまっているので、いま大変な思いをしている。
80年代後半の日本一人勝ち状態の時に流行ったキーワード覚えているかい?
「共生」だよ。日本がなんでも独り占めしちゃいけないっていうことさ。
それから10年ほどでこれだけ悲観論が飛び交うんだから面白いと思うよ。
ほんとに。
確かに日本は本質的な構造問題にぶち当たっているが、それは86年の前川レポート以来指摘されつづけてきたことで
別に目新しいことではないし、だから日本経済がお終いというわけでもない。
変な強迫観念が強いんだよね、日本人は。
おれ的に言わせてもらえば、日本は勝ちすぎ。
何で同じような業態で、世界で商売している会社がこの狭い国にいくつもあるんだ。
自動車メーカーだってアメリカでさえ大手は3つしかないんだぞ。
造船や鉄鋼や半導体の付加価値の低い部分は韓国や台湾に譲ってやれよ。

3734:02/02/06 00:44 ID:ccrUwYz4

>それから10年ほどでこれだけ悲観論が飛び交うんだから面白いと思うよ。

簡単に10年と言いますが、この10年は、冷戦構造が崩れてアメリカの主導するグローバリズムが世界を席巻した10年です。
世界史にとって決定的な変化のあった10年でしょう。
世界はそれまでとまったく違う構造になってしまった。
それに日本は対応できていない。
これって結構目新しいことだと思いますよ。

>おれ的に言わせてもらえば、日本は勝ちすぎ。

だから負けろと。カネ持ちすぎるから貧乏になれと。
そういう意見ですか。
譲ってやるなんて偉そうに言うまでもなく、あっさり負けていくのでご安心ください。
問題はその後日本が何で食べていくか、です。
僕が悲観論を展開しているのは、日本が衰退すればいいと思っているからではありません。
説得力のある明るい材料を聞きたいからです。
38名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 02:22 ID:7jGojJM/
所詮、外国との貿易、取引に依存してる国なんです。
外国と仲良くしないとやってけない国ということが、受身、弱腰
になってる原因です。
せめてエネルギー問題だけでも新技術の開発で他国に依存しないように
してもらいたい。
まず自給自足をめざし、商売にせいをだすのはそれから
でいいんです。
39そうこうしているうちに               :02/02/06 06:07 ID:x7QIdcr9
株価が19年前の水準に近づきつつありますが、何か?
40名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 06:19 ID:???
このスレ来て思ったが
現状認識だけでもこうも難しいとは・・・・・・・
こうゆうのはどうゆう学問に属するのかな?
社会学?未来学?経済学?
そしてそれは政治に生かされているんだろうか?

悲観論者も楽観論者も、このスレの場合憶測が多いような気がする
現状認識だから、それが結果として経済にマイナスか、プラスかではなく
事実だけを伝え、なぜそうなったのか、と考えることが有意義なんじゃないかな

ってエラソーにスマソ、別に俺が立てたスレッドじゃないしね
ごめんよ、ただもっとお互いのためになる議論をしたほうがいいと思っただけだよ
4136:02/02/06 07:05 ID:y+qaocKF
>>37
>世界はそれまでとまったく違う構造になってしまった。
>それに日本は対応できていない。
悲観論は気分の所産であるってだれか言ってたっけ。
もっと具体的に書いてくれないとね。

>説得力のある明るい材料を聞きたいからです。
おれは逆に日本の問題点を指摘したいと思う。
・金融の問題
現下の金融の問題は銀行証券の金融業だけの問題ではない。
直接金融の時代に国民そのものがついて行けてない。
これは教育の問題でもある。
・政治の問題
中央集権的なものから分権的なものに変えていく必要がある。
・教育機関の問題
日本の大学は国際競争力がまったくない。
日本におけるダメなものの代表格。
義務教育も分権的というか多様なあり方を考えるべき。
・産業の問題
アメリカが軍産複合体なら日本は土建複合体。
政治の問題ともからむが、付加価値の低い土木事業に金を使いすぎ。
・政府の問題
外務省のような腐敗した構造は官庁に共通の問題。
官僚は官庁組織で純粋培養された宇宙人なので、
普通の日本人が官僚として働ける仕組みを作らないといけない。
特殊法人も多すぎ。
・国際政治の問題
日本はいままでアメリカの作ったシステムの中で庇護を受けながらやってきたが、
ある程度自立する時期に来ている。
すなわち、国際社会のあるべき姿を自ら考えてビジョンを提示できなければならない。
・民間企業の問題
収益を突きつけられる民間企業は今の日本では構造改革が最も進んでいる部分かもしれない。
でもまだまだという会社の方が多いけどね。

と、まあいろいろあるが俺は別に悲観していないよ。
これらの問題を克服できれば日本は新たなステージに行くことができる。
4229:02/02/06 12:02 ID:lDuqisx6
 私の持つ「日本の未来のイメージ」なんですけど、
 21世紀は、経済に関する「官」の影響が小さくなっていく時代だと思います。
例えば、今まで企業の成長は、主に「官」とどれだけ取引できたかで決まってきた。
ように思います。
つまり、企業の戦略として、個々の国民と取引をするよりも、
国民から強制的に巨大な資金を吸い上げる「官」と取引した方が商売としては
手っ取り早い。これが右肩上がりの時代(明治〜平成)には続いてきたと。
(海外の発展途中の国はこういう手法がまだまだ有効でしょう。)
 ところが、今後は「官」との取引よりも「民」の直接取引により資金が動く
世の中になっていくのだろうと思います。それも国内だけではなく、
グローバルに。「民主導の経済発展」とはこういうイメージで見れるのではないか。
 ちなみに私は「憶測」専門です。根拠を調べるのがめんどうなので。
43名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 12:37 ID:???
官僚について少々。

実は日本人(というかマスコミ)は日本だけが腐敗した官僚組織を持っている
と思っているふしがある。
これは代表的な現状認識不足の面であると言える。

わかりやすい例でいえば狂牛病の時である。
欧州各国で噴出したこの問題でやはりドタバタした欧州官僚組織は日本の
農水省と同じと言える。
イギリスは最初だから仕方ないにしてもその後、大陸側の各国でも続々と
狂牛病が発見され官僚制度のありかたを問われていたのである。
それでは欧州各国で画期的な官僚に代わるシステムができあがったかと言えば
NOであり、様々な運用面の取り決めを見直す程度のマイナーチェンジで
処理を終らせている。

議会制民主主義とその官僚制度に関しては過度に期待されすぎだが効率と
即効性という面に置いては期待できないシステムである。
ゆえに改革ビジョンをうちだしてから実行されるまでにいたるまで最低でも
数年を要する。
抵抗勢力の親玉と見られている橋本龍太郎氏がまとめ実行された首相の権限
強化制度が現小泉内閣時に施行され、まさか自分が悪玉にされるとは、当時
の橋本氏は思いも寄らぬことだろう。
現小泉改革も芽が出る頃には自民党は政権にいないころかもしれない。
議会制民主主義政治とはそれくらい時間のかかるものであり、なおかつ継続
的な官僚制度の政策実行によって支えられるしかないものなのであるという
認識を持っていただきたいものである。
44名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 13:16 ID:???
東西冷戦後のアメリカ一国支配が生んだもの、
それは平和時におけるデフレ基調の世界経済である。
先進各国は冷戦構造下のインフレ経済体制を改革し、
規制緩和によって企業に国際競争力を身につけさせた。

かたや失われた10年、日本はバブル景気を反省することも
忘れ、統制的な経済体制への幻想を捨てられず、今の状況を
招いてしまったわけだ。
問題は、>>43の指摘する官僚叩きと同じ構造で、
マスコミが視聴率を追求するあまり安易で単純な構図で
日本の政治経済を報道してしまうことにあると思はれ。
真紀子騒動に一喜一憂する衆愚はマスコミが作り上げたのだ。
これでは構造改革の本質、また改革の旗手は現状では小泉以外にない
ことを忘れ、いたずらに国益を損ねるばかりと言わざるを得ない。

アメリカは軍事、経済による世界支配の構造を完成させつつある。
意図的に枢軸国と敵対し、小規模な戦争を繰り返し、
アメリカ流グローバリズムの版図を広げ、軍産複合体を中心とした
小規模なインフレ効果までコントロールするようになった。

防衛や外交すらアメリカに頼り切りの日本を再生する道は遠い。
戦後60年を自民党VS社会主義勢力の対立で無為に過ごした代償は大きい。
国益の追求すら認めない売国奴政治屋が未だ政治の中枢に居座っていることは
今後の日本に大きな損害をもたらしつづけるだろう。
4534:02/02/06 15:17 ID:ccrUwYz4
>36
>と、まあいろいろあるが俺は別に悲観していないよ。

問題だらけだという認識は同じ様ですね。
ただ、問題の大きさと深刻さにたいして、今の日本のあり方や対応の仕方があまりに遅く、僕には「諦めちゃったのか?」とさえ感じられるのです。

特に今一番緊急を要するのは金融の問題です。
銀行の不良債権問題はニュースで簡単に報道されているよりよほど深刻です。
あまり深刻さを強調するとパニックが起こりかねませんから穏やかな情報しか流れませんが、むしろ外国からはいってくる情報が真実を伝えてくれます。
先日のダボス会議でも、日本はすぐにバンクホリデーを実施して銀行の数を半分に減らすべきだ…なんて言われていましたよね。
政府は銀行に注入するために15兆円用意しているそうですが、実際に必要なカネは100兆円以上だという試算も出ています。

そして目前の爆弾は国債の価格。
不良債権に悩む銀行は今、カネを企業に貸し出さず、大量の国債を買っています。
ところが日本の信用が失われつつあるため、国債価格が暴落の危機にさらされているのです。国債が暴落すれば、ただでさえ不良債権を抱えた銀行はさらに深刻な状態になります。
国債価格と長期金利は反対の関係にありますから、国債が暴落すれば金利が上昇します。金利が上がればゼロ金利のおかげでなんとか生き延びている企業は軒並み…。それが一気に来るわけです。
それなのに今も国債を買い続ける銀行。誰も買わなきゃ暴落ですから。
ほとんどチキンゲームです。
つまり今、日本経済は崖っぷちぎりぎりのところを歩いている状態なのです。
4629:02/02/06 17:23 ID:lDuqisx6
 私は日本の未来について、あんまり悲観していないんですよ。
例えば不良債権の問題。マクロ的なことは私にはよくわからないんですがね、
今、バブル期に夢を見て背伸びして作って破綻した建物がいっぱいあるんですよ。
これが競売で売り出されている。まあ、一般市場の5分の1くらいの価格でね。
これをばんばん買ってる人たちがいるわけですよ。何につかうって?どうも
介護基盤として活用するらしいんですよ。そんなことして採算とれんのか?
って聞いたら、彼らは、今までの福祉制度から介護保険制度を話し始め、
今までに作った実例まで見せてくれましたよ。
(見事に採算とれてましたよ)
 おまけに彼らは既に事業税を払っていたんですよ。
 つまり、不良債権問題とは、貸した金を税金で穴埋めしても、埋めたまま
国庫に戻らないのが問題だが、こうして介護事業に活用して、そこから
税収が発生するのであれば、立派な不良債権問題の解決の1種なんですね。
 ちなみに、既に従業員が30名以上いて、(雇用問題)
お年寄りの介護基盤として、現に100名以上の方が利用している(介護問題)。
 彼らはまだ30代〜40代前半ですよ。
こういう人たちが全国に続々発生しつつあるのをご存じですか?
 21世紀は大変だといわれてますがね。
私は、別に「官」がどうこう言わなくても、「民」が解決していけるんでは
ないかと、本気で思いますよ。
逆に勘違いした「官」が彼らの足をひっぱらないように祈ってます。
47名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 17:36 ID:???
>>46
なんか害務省見てると思いっきり邪魔しそうですけどね(わら

全体的に官側の改革が遅いだけのような気もしますけど、もっと古いのが
マスコミなんだろうなと思います。
有能なコメンテーターって最近見ませんね、なんだか薄っぺらいことばっ
かりいってます。
全然関係ないのですが、フジのとくだねに出てくる木の実ナナさん。
あなたはドラマとかに出てください、政治とか経済とかにコメントするのは
間違ってます。
48名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 17:39 ID:???
二十九人の不幸をお返しします。
これは不幸のレスといって、
エロゲ板から順々に
私の所に来た死に神です。
あなたの所でとめますと、
必ず不幸がおとずれます。
箱というラウンジの古参有名固定がとめたため、
年内に死にました。
今年中に、文章を変えず
必ず二十九個のスレに書き込んでください。
49 :02/02/06 18:20 ID:jXAV6De2
>>48
聞いたことある?
この種の「不幸のてがみ」まがいのチェ−ンメ−ルって
止めたた奴ではなくて、止められた奴が
不幸のどん底に落ちるらしい
5034:02/02/07 00:24 ID:zPlhpXRb
悲観とか楽観とか、あまり意味が無いのかもしれませんね。
例えばロシアの人だって、確かにソ連は崩壊したし生活は惨めな時もあっただろうけれど、ロシア人としてのアイデンティティは復活したし飢え死にするわけでもない。
むしろ良かったと思う人だって多いかもしれない。
同じように日本人にとって今の日本が崩壊したとしても日本列島が無くなる訳ではない。
同じ変化が起こっても「ひどいことになった」と思うのか、むしろ「次のステージに移行した」と思うのか、それは人によって違うのでしょう。

だとするならば、とりあえず今、日本はどの程度のターニングポイントにいるのか?
という議論に移行しては如何でしょう?
私は明治維新や第2次大戦終結時に次ぐターニングポイントにあると思っています。
にもかかわらずほとんどの人にその認識が無い、というところが大問題だと感じているのです。
それが自分が悲観的である原因だとも思います。
今はもっと、みんなが必死になって考える時なんじゃねえのかよ?おい!って感じですね。
5136:02/02/07 01:54 ID:iTE86ZQX
>悲観とか楽観とか、あまり意味が無いのかもしれませんね。
そのとおり。
やっとまっとうな結論にたどりついたようですな。

経済成長が終わったら日本はお終いみたいな議論は笑止千判。
今日のニュースでドイツの失業率が10%越えたって、
日本の2倍の失業率のドイツはもうだめなの。
そういうことじゃないだろ。

日本はつくづく恵まれている国だと思うね。
たとえば、大陸からの距離。
イギリスみたいに大陸から泳いでわたれる距離だったら大変なことになっていただろう。
それだけ考えても神様に感謝しなくちゃね。
52そうこうしているうちに:02/02/07 07:26 ID:???
株価がとうとう20年前に戻りました。
そあ、みなさん、言う通りに神様にお祈りしましょう。
そう、祈るのです、、、ひたすら神に祈るのです、、、。

って、ねぇ?他になんか手ないの?最後が神様じゃまるでタリバンじゃん。
神様に感謝して景気よくなんならいくらでも祈るけどね。
そろそろ経済学者より占星術師でも登場願うか?
それで、まかり間違って消費マインドでも上がればしめたもの。
消費不況脱出か?、、、51は天才かもしれない。
おれ一応毎年神様に感謝しに神社行ってます。感謝が足りないんでしょうか?
53 :02/02/07 09:22 ID:9PNxHkVC
>>52
日本の高度成長期、明治維新を思い出しなさい
どんなに地に落ちても、やる気さえありゃいくらでも復活できる
要はどれだけ早く気付いてやれるか、だよ

これは楽観論にはいっちまうかな?
なんか逆戻りさせてスマソ
54名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 14:49 ID:???
34殿

実際に明治維新の頃などは大衆のほとんどが実感してなかったはずでしょ?
敗戦後もターニングポイントというよりはどうにか働いて食わなきゃって意識の
方が大きかったと思います。
なんというんでしょうか、うまく表現できませんが。もし心配されるのであれば
現代人のバイタリティの無さを憂いていただいた方がよいのかもしれません。
どこかのスレに書いてあったのですが、日本の不景気など本当か?と中国人が
驚いたそうです、求人誌には山のような求人情報が掲載されたからだそうです。
55名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 15:02 ID:mTZjPc/z
今日のらいおんはーとより。

昭和天皇が歌会始で詠(よ)まれた歌を紹介。

 ふりつもる深雪(みゆき)に耐えて色かえぬ
              松ぞ雄々しき人もかくあれ

<雪の降る厳しい冬の寒さに耐えて、青々と成長する松のように、人々も雄
々しくありたい>との願いを込められたものです。

よき日本国民は、バカに降り回される事無く、一人一人が改革の原動力になりませう。
小泉は今までの総理の中でピカいちですね。
56名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 17:57 ID:g3/lFOSu
>小泉は今までの総理の中でピカいちですね。

ネタですか?
僕は最悪の首相のひとりかと。
改革が悪いんじゃありません。
改革改革と口では格好いいことを言いながら実際には何もしていないように見えるのですが。
やっていることと言えばワイドショーレベルのスタンドプレーばかり。
どうなんでしょうか?
57名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 18:07 ID:???
56=抵抗勢力支持派か。いや違うな。
単なるブサヨク。
どうなんでしょうか? (藁)
58名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 18:17 ID:sCGiiUDo
 今が日本の歴史上最大のターニングポイントと言う話は「禿げ同」ですよ。
人口構造の推移グラフを見るとよく分かる。賃金、雇用体系、社会保障のあり方
等、人口構造の変化により数年内に「逆転現象」が生じる分野が目白押しですな。
 さらに、中国、アジア諸国の台頭、ヨーロッパの統合の動き、情報技術革新など、
地球上の中での「日本」のあり方(戦略)を考えなければならない時期ですね。
 日本の現状認識を語るスレということですけど、私の認識は、
今が掛け値なしの変動期であることに気づいている人と、気づいていない人が
両極端に分布しているように思われます。
 しかし、別にどうこう言ってやる必要もないようにも思えますね。
と言うか、「気付け」と言っても「無駄」ですね。
結局、黙って行動するしかないのではないかと。
まあ、気づかない人でも「それなり」の人生を送ることは可能だろうから。
59名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 18:24 ID:???
ここに来る連中は、とうに気付いてそれなりに変革きぼーんを述べてますよ。
60名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 18:54 ID:???
残念だけど日本って議会制民主主義国家なのよね。
今民間で危機感をもち、それを国会の場までもっていこうとすると最低でも
数年かかる、なおかつそれを主流意見としてまとめて行こうと思えばさらに
数十年かかり、国が動き出すのにまた数年かかる。
こんなアホなシステムのどこがいいのかと問いたい。
しかし他にいいシステムが見つからないのも悲しいな。
61ウヨ吉:02/02/07 19:50 ID:PRM6FjQK
平成維新の春の空 正義に結ぶ丈夫が 胸裡百万兵足りて 散るや万打朶の桜花
62大日本国粋会員:02/02/07 20:18 ID:???
敵は幾万ありとても すべて烏合の勢なるぞ
烏合の勢にあらずとも 味方に正しき道理あり
邪はそれ正に勝ちがたく 直は曲にぞ勝栗の
堅き心の一徹は 石に矢の立つためしあり
石に立つ矢のためしあり などて恐るる事やある
などてたゆとう事やある
63名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 20:23 ID:g1ZZVMjm
そろそろ、誰かまとめてくれ。
64名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 20:24 ID:qQ7/Hiac
まとめ

なるようにしかならない

以上
65名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 20:35 ID:???
>やっていることと言えばワイドショーレベルのスタンドプレーばかり。

いや、そうじゃなくてマスコミが視聴率競争のあまり
本質を見失ってワイドショー化しているんだと思う。
66名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 20:38 ID:???
>>65
ほーう、じゃあ写真集を出したことに関しては、どう説明する?
まさに衆愚政治そのものだとおもうのだが。
だいたいあの程度の首相にヒットラーだとかムッソリーニだとか言うこと自体、何も決められない日本の政治を象徴してるよ。
67名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 21:35 ID:g3/lFOSu
>地球上の中での「日本」のあり方(戦略)を考えなければならない時期ですね。

賛成です。まったく賛成。
あと、小泉に騙されている人間がこんなに多いなんてちょっとビックリ。
本当の改革って、暗殺に怯えながら命がけでやるようなものでしょ?
今、日本はそれくらいの改革を必要としているのだと思うけど。
でもあの人はね、夏休みを丸々2週間休み、国会の会期中にXJAPANのフィルムコンサート見に行くような人ですよ。この大切な時期に。
相撲だとか、流行語大賞の表彰式だとかは休まず行くのにね。
そして何の取り柄もない息子を芸能界にデビューさせてしまうような人であり、人気があるというだけで能力に大きな問題のある人物を外務大臣という大切なポストに就けてしまうような人なんです。
ま、このケチの付け方もワイドショーレベルだけどね。
ちなみに俺はサヨクではないし、利権を守りたい抵抗勢力でもないよ。
68名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 23:06 ID:???
>>67
>>今、日本はそれくらいの改革を必要としているのだと思うけど。
俺はそうは思わない。日本の景気が悪いと言っても、今はまだまだ相当なもんだ。
学校に畑つくらにゃならないようにいずれなるとは思うけどね。アメリカだってそういう辛酸を一度なめたんだ。
日本にとって危険なのは、日本凋落論に食いつきたがるアメリカと国内識者層、それから何もしないことを望む愚民かな。
69名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 00:55 ID:???
癌なのは票に責任を持たない有権者達とそれを煽るマスコミだろう。
っていうかマスコミほど護送船団方式の業界があるか?
俺は国中いたるところに光ファイバーを引いて、
地上波を完全に消し去りネットコンテンツ配信に統一すればいいと思う。
今のマスコミ界は、大手4社+NHKが横並びで
意味不明なぐらい権威を持ってるから、
ボーっと見てる奴は完全に思考停止するぜ。
70それは:02/02/08 03:51 ID:6c9Q0nWS
すばらしい提案だ。
71にょ:02/02/08 10:43 ID:6aB5w4Ym
なんか久しぶりにカキコ、、
マスコミに関しては、69さんがいうことは正しい、、
この業界ってホント競走がないよね、、、世界第二位の経済大国で
あるならば、それに見合うクオリティペーパーや放送局があっても
いいんだけどね、、それがないんだよね、、日本って、、、
国家が情報戦略を疎かにしてきたつけがまわってきたんだね、、、
その中で朝日が自分のことをクオリティペーパーを自賛しているのは
笑わせる、、どこの国益を代弁しているんだか、、、
NHKに関してもそう、、公共放送なのにね、、、、
72名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 17:35 ID:Ih+q7xye
 あんまり参考にならないかも知れないけど、日本の社会福祉事業の現状について
少しお話しします。(恐らく他分野も似た状況でしょう)
 社会福祉事業とは、簡単に特別養護老人ホームとか、知的障害者、身体障害者福祉
施設をやっている事業と考えるといいでしょう。
 社会福祉事業とは、医療、年金と並ぶ社会保障制度の一環と考えられること
は理解いただけるでしょう。
 また、社会保障制度が人口構造の変化に強い影響を受けることはお分かりですね。
 歴史上最大の人口構造変化が今始まっているわけですから、
 こうした事業に携わる方々は、今後の社会経済のあり方をイメージし、
戦略を立てて事業を行う時期に来ていることも理解いただけるでしょう。
 別に社会福祉事業に限らず、今、日本の全産業は「21世紀における」
「世界の中の日本」をイメージしつつ、自らの戦略を立てなければならない
時だと思うのです。
 しかし、実態はとてもそうは思えないのです。このスレの一番最初のカキコ
のうち、「ニッポン」を「社会福祉事業」と置き換えてもいいような
状況ではないでしょうか?(有効な戦略が見えてこないから)
73名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 18:11 ID:???
僕は社会学者ですので,社会が抱えている矛盾や問題点を粗探ししようとします。し
たがって,現代日本が抱える重要な問題は何か,ということを折に触れてよく考えて
みます。そしていつも,「今の日本にはもはや重厚な争点となる問題は存在しないの
ではないか」という結論に落ち着きます。全体としてみれば,日本は非常に幸福な社
会なのですね。

そうした幸福の現在を脅かす重要な要素として,(急激かつ高度な)「高齢化」が心
配されているわけでしょう。しかし,僕の個人的な考えではありますが,高齢化は必
ずしも悪いばかりではないと思うのです。

もちろん,問題点は多々あります。個々人の社会生活に関わる変化としては,年金制
度の破綻(これは政府の失策によるところが大きいですが)や,医療費を筆頭とした
社会保障に要する支出の増大などのために,税額は今とは比較にならないほど高くな
ることは間違いありません。高齢者の扶養を家庭に押し付けてきたいわゆる「日本型
福祉社会」のツケはますます増大し,家庭内での老親扶養が今以上に負担となってい
く。マクロな変化としては,日本社会の構造改革はその時点でも遅々として進まず,
結果として赤字国家に転落。赤字のあおりを受けて教育費がしだいに削減され,知的
停滞がさらに国際競争力を低下させてゆく。当然,国際経済における信用を失い,ま
すます経済的活力を取り戻すことが難しくなっていく――といったところが,もっと
も自然な予測でしょう。

しかし,そういう問題点ばかりではないはずです。朝鮮民主主義人民共和国の話では
ありませんが,ソフトランディングさえ成功させることができれば,むしろ,ある種
の幸福の条件がそろうと考えることだって可能なのです。

いくら今の日本が幸福だといっても,問題や矛盾がまったくないわけではない。たと
えば,若年男性労働力に過度に依存する構造に起因する問題ですね。この不況期にあ
ってさえ過労死はなくならならず,逆に就職や昇進にあたっての女性差別は先鋭化し
ている。
74名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 18:15 ID:???
ご指摘のように,高齢化はこうした問題を解消するための重要な契機
になりえます。若年男性労働力が,少なくなりすぎるためです。経済の悪化に伴って,     
短期的に労働力需要そのものが減少することもあるでしょうが,景気は変動を繰り返
すものですから。

労働力不足を補うために,高齢者を不要物,扶養の対象物として創りあげてきた明治
以降の効率主義は転換を余儀なくされ,高齢者の“生”が高齢者自身の手にもどって
くる。就職に関しての女性差別は減少する。また,日本経済全体のパイが小さくなっ
ていれば,全体の労働時間も減少しますので,女性や高齢者の労働市場参入とあいま
って,若年男性に時間的なゆとりが生じます。ゆとりの時間は,余暇活動はもちろん
のこと,地域活動やボランティア活動にも振り分けられていくでしょう。マクロにみ
れば,公害その他,地球環境を破壊する社会・経済活動が縮小していきます。

こうやって見ていけば,意外といいところもありますよね。

次の論点に移ります。

>外国人労働者が日本に定住し始めた時どうなるかというのが私の質問です。その時に
>我々定住外国人に対する権利がどの程度まで拡大されているかにもよると思いますが、
>それが依然として不安定な状態にあるなら、(新)定住外国人と我々の利害が衝突する
>のではないかというのが以前から思っていた疑問です。「こいつは何をバカなことを

前回までの投稿は,日本社会のアノミー的状況が外国人排斥につながらないかという
ことでしたが,今回の投稿は,オールド・カマーがニュー・カマーを排斥することに
ならないか,ということですね。



アメリカとの比較を始めるともっと投稿が長くなりますので,視点を変えて手短に僕
の考えを述べたいと思います。


75名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 18:15 ID:???
そもそも,ニュー・カマーとオールド・カマーの利害が対立する状況とは,具体的に
どういうものでしょうか? それは,支配社会(日本だと“日本人”,アメリカだと
WASPかな)が,ニュー・カマーとオールド・カマーをいっしょくたにして外国人の排
斥をもとめ,オールド・カマーがニュー・カマーをスケープ・ゴートにして難を逃れ
ようとするときです。

しかし,これは前回までの投稿で述べたように,僕は日本社会で現在以上にあからさ
まな外国人排斥の運動が,いま盛り上がるとはとても考えられません。したがって,
僕の楽観的な予測では,そもそもニュー・カマーとオールド・カマーの対立状況その
ものが成立しないのです。……ちょっと楽観的すぎかな。

いずれにしても,僕はニュー・カマーが日本に増えることは大歓迎ですけどね。否応
なく,日本の単一民族国家間がゆるがせられるようになることを,僕は強く期待しま
すが。

>尚、日本が最後の最後まで若い外国人を受け入れないとすれば、上記のような杞憂はなく
>なりますが、逆に老人ばかりで活気のない国になってしまいますね。どこかへ移住しよう
>かな?

いやいや,静かな魅力あふれる国になるかもしれませんよ。仕事に追いまくられず,
“幸せ”の意味をかみしめられるような。
76名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 18:24 ID:???
日本の将来像をどこに置くかですよね。
今のように超大国主義として存在するのであれば残念ながら現状では厳しく
多種多様な規制改革、制度改革が必要になる。
しかし現状の他の先進国程度に納めるならば現状のままゆっくりとした制度
のマイナーチェンジだけで対応できるはず。
以前よく言われた「大きな政府」「小さな政府」論争をもう一度言わなければ
ならない時期なのかもしれませんね。
77名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 18:45 ID:6eLOUpa/
73から75はどこかのコピペですか?
78名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 19:27 ID:B1Mg+Vw5
経済規模が縮小すればゆとりが生まれるってのはどーゆー理屈だ?
単に不況で仕事がなくて安い給料で我慢して生活水準がさがることの
どこがゆとりなんだか。。。
社会学者とやらの言うコトって意味不明だな。
79名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 19:44 ID:6eLOUpa/
>「今の日本にはもはや重厚な争点となる問題は存在しないのではないか」という結論に落ち着きます。

この時点でちょっと…。
80名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 19:48 ID:B1Mg+Vw5
1,労働時間が減る。
2,新しいLeading産業出現か決定的技術革新でもないかぎり賃金も減る。
3,余暇はあるが金はない。
4,不満が高まる。

なまじ経済大国なだけに小回りが利くってわけにもいかないんだよなぁ。
81名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 19:50 ID:B1Mg+Vw5
国民一人当たりの所得(生産)を拡大させつつ
労働時間を縮小できるならすばらすぃーことなんだろうがねぇ。
82鉄槌:02/02/08 19:52 ID:ODM/x4ie
国際経済にがっちり組み込まれているくせに、世界的な安全保障に何もその役
割を果たすことができない国。
その結果、いかに国益が失われているか予想だにできない国。
そして。
海外に出て行く日本人、つまり在外邦人の安全保障が全くできない国。
これでいいのでしょうか。
皆さんの意見、聞かせてください。
83名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 19:57 ID:6eLOUpa/
>3,余暇はあるが金はない。

この辺りは、不況になれたヨーロッパ人は上手に楽しんでますね。
お金を使わずに楽しむ施設があるし、方法もたくさん知っています。
イギリスの知り合いはみんなキャラバン(キャンピングカー)を持っていて、週末の度にクルマで引っ張って旅行に出かけています。国中各地にキャンプ場があって、ほとんどただで遊べるんです。
贅沢に見えるけど、キャラバンは安いしクルマは中古。
旅先では自炊なので、実際は本当にお金をかけずに楽しんでいます。
さて、右肩下がりが明白な日本はどうするか。
84名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 20:09 ID:B1Mg+Vw5
いわゆる中級大国を将来のモデルにするってのも
東アジアの国際関係の不安定さを考えると素直に頷けないものがあるんだよな。
日本がカナダのような安全な位置にあるならまだいいんだが。
日本が自給自足できる国からはメチャクチャ程遠い以上
(多少過度の)輸出主導型の経済にならざるを得ないところがあると思うんだよね。
輸入が輸出を超える状態が続くと
今までの貯金の投資から上がる利益で生きていかなきゃいけないわけだし。
長期的には製造分野で輸出力のある国に資金が移動して行くはずだし。
結局、高齢化社会を肯定的に捉える議論って
日本が経済大国であることを前提としたユートピア論的な雰囲気を感じる。。。
言いたいことはわかるんだけどね、高齢者の労働力も捨てたモンじゃねぇぞていう。
でも、それって慰めにしかならない・・・。
85名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 20:14 ID:B1Mg+Vw5
>>83
そうなのかなぁ?
ヨーロッパをモデルにするってのは
中流階級が低賃金労働者の上に成立する社会でそ?
日本で言うなら大半の人には生活水準下げろ、
極々一握りの人はすごく生活水準が上がる、
残りの人たちは現状維持かちょっとよくなるぐらい。
(一人当たり生産が)右肩下がりなら、
平均で見れば生活水準は下がってる。
86>>83:02/02/08 20:16 ID:k4nlDYit
キャラバンで自然の中に飛び込んで行くにも
交通渋滞、高速道路の法外なフィー。
現地についても、作られた自然の中で
本当に安らぎ、明日への活力が生まれるのでしょうか?
人口密度が高く、急峻な山が大部分を占めるこの国で
汚れた海、護岸で固められた川へ行っても
何か、モノ悲しくなるだけではないでしょうか。
87名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 20:23 ID:B1Mg+Vw5
>>86
難しいですねぇ。
平地が少ない国土である以上、
混雑と無縁というわけにはいかないんでしょうかねぇ。
人口減少、出生率低下を歓迎する人たちは
高くて狭い住宅、満員電車、交通渋滞、
が軽減されて良いってのを理由に挙げますしねぇ。
行政の政策で緩和はできるとは思うのですが。
88名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 20:25 ID:6eLOUpa/
>輸出主導型の経済にならざるを得ないところがあると思うんだよね。

従来の製造業の惨憺たる状況を考えれば、未だ誰にも思いつかない次世代の基幹産業を生み出すしかないってことでしょうか。

まったく門外漢でわからないんですが、新しいエネルギーの開発などは進んでいないのでしょうか?
例えば日本が革命的に効率の良い太陽電池を発明したりすれば、それだけで世界情勢は大きく変わってしまうと思うのですが。
今となっては、そんな突破口を探して、まだかろうじて残っている資金をぶち込むしか無いのではないかと…。
89憂える19:02/02/08 20:42 ID:k4nlDYit
埋蔵資源量、労働力、市場規模からいうと、この先中国が台頭してくることは
まず間違いないと言えると思います。
ただ、それがどのぐらい先かは様々な論調があるかと思います。
個人的な見解を申し上げますと、5年が一つのポイントになるのではないでしょうか。
現在声高に叫ばれている「小泉改革」の成果がある程度現れてくるのもこのぐらいでしょうし
アメリカがテロリスト、テロ国家と呼ばれる国に対しどういったスタンスで臨み、
結果、どのような影響が出るのか。
5年で少し見えてくるのではないかと思っております。
5年後、日本はどのような立場に立たされるのでしょうか?
皆様の、ご意見お願い致します。
90憂える19:02/02/08 20:52 ID:k4nlDYit
>>88
>例えば日本が革命的に効率の良い太陽電池を発明したりすれば、
 それだけで世界情勢は大きく変わってしまうと思うのですが。

率爾ながら、仰る通りだと思います。
ただ、企業は不況で設備投資などより目先の利益追求に動いています。
現在の弱デフレの中で設備投資に取り組めば、
不景気を脱して後、他企業を出し抜ける事は間違いないでしょう。
ただし、現在の不況に出口を見いだせませんので、
弱含んでいると思われます。
不景気が続けば、設備投資はもろに企業の財布を直撃するでしょうし
時期を誤れば、すぐ後にさらに効率の良いモノが出てきます。
91:02/02/10 02:57 ID:B7mzIk+8
とりあえず日本の現状認識についてここまでの(乱暴な)まとめ。
楽観派の考えは、「たとえ日本経済が右肩下がりでも人々の暮らしは今より幸せになれる可能性が高い」という意見。
悲観派は「生活レベルも国民としての誇りも下がる一方」という意見。
楽観派も悲観派も、日本はこれから右肩下がりという点では一致している様子に見えます。

さらに、日本がどのレベルのターニングポイントにいるか…という論点では、「歴史上最も深刻なターニングポイントのひとつ」という意見から「さして深刻なポイントではない」という意見まであり、一致を見ていません。

ということなので、次の論点に入る前にもう一度確認します。
日本は右肩下がりで当たり前、現状維持でも見果てぬ夢…というところは認識が一致しているのでしょうか。
もしも「そうじゃない!もっと上を目指す可能性がある!」という説得力のある意見or情報、アイディアがあれば切に求む!
92名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 11:28 ID:???
>>91
楽観派・悲観派とかの分け方はちょっと。。。

これからまだ上を目指すとなると遂にアメリカを追い抜いて世界のリーダーになる
ってことですか?(わら
いっときますけど日本ってなんだかんだ言っても現在時点では超大国ですよ。
93名無しさん@お腹いっぱい。 :02/02/10 13:08 ID:Zu0PLT/J
>>92
日本ってなんだかんだ言っても現在時点では超大国ですよ。
↑経済は、一流半政治は四流ですけど。
9436:02/02/10 13:44 ID:uUfv2S+l
>>67
小泉首相の下で改革がちっとも進んでいないじゃないかとか、写真集出したり、フィルムコンサートに行ったりするのがけしからんという論調には十分同意できる根拠がある。
しかし、よく考えてみて欲しい。
日本は議院内閣制の国だ。首相の号令一下で物事が決まるような仕組みにはなっていない。その反面、小泉首相には党内基盤がまったくといっていいほど無い。
自らの政策の正当性を主張する根拠は国民の支持率しかないのだ。
支持率を得るためなら多少の道化役だってこなさざる得ないというのが本音のところだろう。
官僚にしてみても小泉人気がいつまで続くか分からない、今ヘタな動きをして橋本派に目をつけられたら橋本派復権の暁には冷や飯は間違いなしだ。
実際、橋本や野中は陰に陽にそういった圧力を官僚たちに及ぼしている。

95名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 13:48 ID:???
>>93
楽観VS悲観というよりは政治大国VS経済大国というように目指す方向で
意見をわけた方がわかりやすいかもね。
96名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 14:16 ID:7peB3cRU
>94
なんだか諦めの書き込みに見えます。

ならば、小泉本人が選挙の時に言ったように、「自民党の抵抗勢力が改革を潰そうとするならば、私が自民党をぶっ潰します!」という公約(?)を実行するべきでしょう。
実際、小泉ブーム最高潮の時ならばそれもできたはず。
自由党、民主党を巻き込んだ本当の政界再編が実現したでしょう。
国民は彼にそこまで期待していたと思うのですが。
いよいよ日本がにっちもさっちも行かなくなったとき、小泉の言いそうなセリフが目に浮かびます。「できる限りのことはやった。だが、時遅しだったね。」
97名無しさん:02/02/10 14:46 ID:WMhRmuo2
まさに日本は危機的状況と思っています。
政治・経済的な問題より、むしろ教育システムの崩壊と
ほとんど売国に近いメディアの方がよほど問題です。
この2点について抜本的改革がなされなければ
日本はどこまでも落ちていくでしょう。
98 :02/02/10 14:48 ID:x7io9sa9
×外圧でしか変わらない日本
○外圧で変わっていく日本
9936:02/02/10 15:36 ID:juxdXzcF
私は諦めてなんかいませんよ。
小泉首相を取り巻く厳しい現状を思いやっただけです。

>ならば、小泉本人が選挙の時に言ったように、「自民党の抵抗勢力が改革を潰そうとするならば、
>私が自民党をぶっ潰します!」という公約(?)を実行するべきでしょう。
このような公約?を実行して欲しいという気持ちも分からなくも無い。小泉さんも半分本気だったようですし。
しかし、理解していただきたいのは政治は結果責任を問われるということです。
政治が本当に混乱した場合の影響はあなたが考えているものよりも大きいと思います。
子供が気に入らないおもちゃを壊すのとはわけが違うのです。

私の見方では、この5年ぐらいを振り返ってみた場合歩みは遅いものの制度的な改革は徐々に進んできています。
ただ、もっともっと畳み掛けて前倒しで改革を実行していくべきですね。
そのとき、自民党に足場を置いておいたほうが良いのか、飛び出した方が良いのかは一概には言えないのではないでしょうか?

ちなみに、私は自民党支持者でも政府関係者でもありません。念のため。
10036:02/02/10 15:39 ID:juxdXzcF
99は96へのレスです。
ついでに100Get
101名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 18:49 ID:7peB3cRU
米誌タイム・アジア版の最新号(2月18日号)は「日本の経済的奇跡は終わった」と題する特集記事を掲載、小泉政権は経済危機回避に必要な改革を断行できないと分析した。記事は、長らく政府の保護を受けてきた日本の企業や産業界の体質が競争に耐
えられないほど脆弱(ぜいじゃく)になり、改革能力を失っていると警告した。(共同)


日本人よりわかってるね。
残念ながらその通りだ。
102名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 20:23 ID:8Nj6PDon
>>101
日本人も解ってるでしょう?特にこの板にいらっしゃる方なんかは。
ただ、問題を直視することができないですね、この国は。
他の地域から侵略されることもなく、なあなあでやってきたから?
にしても、少し非道いです。
昔からそうですけど、本当に瀬戸際の際の際まで来ないと変われないようですね。
現状を見ていると、切実にそう感じます。
文化の面に限れば、そのゆとりが世界でも類を見ない多様なモノを生み出した。
しかし、現代の経済、政治が幅を利かせた社会ではいい加減な事をしていては通用しない。
まあ、現代の経済、政治が幅を利かせた社会が本当に我々にとっても有益なのかは解りませんが。
103名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 21:44 ID:???
敗レテ目覚メル、ソレ以外ニドウシテ日本ガ救ワレルカ、
今目覚メズシテイツ救ワレルカ、俺タチハソノ先導ニナルノダ、
日本ノ新生ニサキガケテ散ル、マサニ本望ジャナイカ
104名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 01:24 ID:ivuGZqyM
結局、問題は山の様にあるけれど、どれもまだ本格的に爆発していないんですね。
だから「まだ日本は危機じゃない」という人が多いのでしょう。
でも、ひとつでも爆発すればその影響は大きなものなわけで。
回避したいところだけれど、ひどい目に会わなければだれも信じてくれない…という状況で手が打てないのでしょうか。
小泉首相も本音は危機待ちなのかもしれません。
まず一番近い爆弾は、このスレでも既にでている国債の暴落ですか。
キャピタルフライトが起こる可能性は高いといわれています。
バブル崩壊のときもそうでしたが、また日本人の多くが財産を大きく減らすことになるのでしょう。
命まで取られるわけではないので、大丈夫といえば大丈夫なわけですが。
105名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 02:39 ID:???
>>102
ん〜、でも歴史的に見ても、結局はなんとか生き残ってきているわけだし(w
その代わり多くの人が死んだのは大きな損害でしたわな

>>103
あ、やっぱりその名言持ち出してきたか
気分転換にはなるわな(w
106名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 03:21 ID:3JilJOVW
               お先真っ暗!ゑ~ぢゃなゐか  ゑ~ぢゃなゐか
 +          \\ 世界 恐慌! ゑ~ぢゃなゐか  ゑ~ぢゃなゐか  //       +
   +       \\        よいよいよいよい !!      /+
                            +/■\  /■\
.   +   /■\  /■\  /■\ /■\( ´∀`∩∩´∀` )+
      ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´∀`)(´∀` )(つ   丿ヽ ⊂丿
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ⊂ ⊂丿 ( ( ノ ( ( ノ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ  ) ) ) ( ( (  し'し'   し'し'
       (_)し' し(_) (_)_) (_(_) ヤホーイ ピョーン

預金封鎖 ゑ~ぢゃなゐか  バンクホリディ ゑ~ぢゃなゐか 銀行に行列 ゑ~ぢゃなゐか
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107名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 09:29 ID:???
どうせ爆発つするのは不可避なのなら、とことんまでいって欲しい。
明治維新の時とちがって今回の危機のほとんどは、自分たちが自ら招きだしたことだし、ならば爆発が深刻なら深刻なほど、より国内の根本的な問題にまで手を加えることができるからな。
108名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 11:23 ID:???
>>107
あ、そう考えるといいチャンスだね
確かに今回の原因は誰の責任でもない
日本と日本国民の責任
責任転嫁は出来ない
これを教訓に、いい国家を作っていこう
そうやって、また前を向いて、歩いていけばいいかな
マターリ、そしてヤンワーリ
109名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 11:26 ID:???
>>106
ぐ、不覚にもその音楽ツボにはまった
配布元とか元スレはどこ?
110名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 11:38 ID:c6J85M/2
>101
>記事は、長らく政府の保護を受けてきた日本の企業や産業界
俺は、政府が関与しすぎなかったと思うが!
アメリカのニュースとか見てると向こうはかなり政策に企業の意見が
反映されてる。というより政策自体が企業の政策になっている。
日本の場合、官僚の政策でやっているのでもちに書いた絵状態に
なっているのが日本の現状だと思うのだが。いかが?
111名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 11:42 ID:???
>>110
一応日本も、会議とか公聴会はちゃんとやって
日本人の民間会社の社長とか出てきて意見交換して
ちゃんと会議してる

問題はその後

「決定」を官僚や政治家がやってる(ワラ
どっちにしろ、その決定は誤ってた
112鉄槌:02/02/11 12:13 ID:1yJo5ufR
日本の現状認識、ですよね?
かつ、ここは国際情勢板ですよね?
あまりにも国際情勢に関する日本の現状認識に関する議論、されていませんね。
アメリカもそうなのですが。
冷戦崩壊以降、内向きの性格が濃くなっています。つまり、国内問題の解決を優先する
傾向ですよね。
特に>>60以降の議論はそればかり。
これは良くない傾向です。
なぜなら、日本は食料、資源のほとんどを輸入に頼り、国内産業の市場を海外に求めて
います。
つまり。
日本は国際政治経済の中に密接に組み込まれているのです。ですから、こういう観点か
ら日本の現状を見ることが必要なんです。
とくに。
経済的な分野でしか自国の優位性を持っていない日本は、この視点を忘れてはいけない
と思います。
113名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 15:52 ID:S1ux2bdv
>>112
ついつい、乗せられました
114名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 23:03 ID:PoOXXRE7
文芸春秋の最新号に石原慎太郎が書いています。

『現況日本の置かれた立場はきわめて厳しい。強みだったはずの製造業の生産とそのため
のテクノロジーは台頭する中国に押さえられようとし、金融面でも、ジャパンマネーは相
変わらず米国の欲しいままにされている。大局観を見失い政治的頭脳が枯渇した日本は、
米国の第五十一番目の州になりはてるのか、あるいはなす術なく中国に飲み込まれるのか、
いずれにせよ時代のうねりに翻弄されるままになっている。』

『真の改革とは、創造と破壊とが両輪のように備わっていなければならない。創造無き改
革では国民は破壊の痛みだけを被ることになります』

総論においてまさに我が意を得たり!です。
具体的な再生のアイディアも沢山提出されているのですが、個々の案については多いに話
し合う余地があるでしょう。
オッサン雑誌だし、ご批判もあると思いますが、ぜひご一読あれ。
11572:02/02/12 12:01 ID:sUv7kGP3
 国益を踏まえた日本の対外的姿勢の現状について言えば、例えば、憶測ですが、
アメリカがアフガンを爆撃した、あるいは次はイラクだ北朝鮮だとか言うのは、
結局「テロ撲滅」と言うより、米国内の余った爆弾を消費したいからだと思えます。
 アメリカは自国の国益のためなら昨日の友にも容赦なくミサイルをたたき込む
国です。「日本」だって今のところ自己に都合がいいから友達づらしているが、
国益に反すると認めれば当然空爆するのが「アメリカ」ですよ。(他国もそう。)
もちろん、表だってそういうことは絶対言わないんですがね。私のような素人にも
アメリカって国は「国益」に忠実な行動をとる国と思えるんですよ。
 日本にはそれが見えない。平和主義を唱えるのはいいが、どうして唱えるのか
と言えば、「憲法にそう書いてあるから」「平和はいいものだから」でしょう?
 そういうのは私にはピンと来ないんですね。
日本の産業は「戦時」より「平和時」に有効に働くシステムになっていると思うのです。
 資源のない日本が世界経済で生き残るためには、前提条件として
世界が平和である必要があるから、「平和」推進が日本の国益だって言えばいい
と思うんですよ。
 京都議定書の批准をなぜ各国に求めるのか?表向きは「地球環境の保全」ですよ。
でも、本音は「世界で最も技術水準の高い日本の公害処理システムを世界に販売
したいから」「環境ビジネスで儲けたいから」であって欲しいんですよ。私は。
 そういう本音は「悪いことではない」と思うんです。(表だっては言わないにしろ)
 日本の製品が売れて、その結果地球環境が保全されるのだから。
 アメリカの国益は「他国の荒廃」を求めるが、
 日本の国益は「他国の繁栄」を求める。日本にそういう姿勢、したたかさが見える
ようになって欲しいですね。
116名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/12 12:15 ID:???
>>115
ってか結構したたかだと思うけど?
117名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/12 13:30 ID:0WxdcCnq
          1990         現在

平均株価   3万円代後半       1万円割れ

経済成長率 名目7.3% 実質5.1%  名目-2.3% 実質-1.0%

国富     3550兆円       2970兆円(2000年末)

失業率      2.1%           5.6%

犯罪件数    163万件        274万件(2001)

検挙率      42.3%          19.8%

だそうです。
118米帝:02/02/12 15:25 ID:Hrd70UTn
>>115
>アメリカは自国の国益のためなら昨日の友にも容赦なくミサイルをたたき込む
>国です。「日本」だって今のところ自己に都合がいいから友達づらしているが、
>国益に反すると認めれば当然空爆するのが「アメリカ」ですよ。

その通りです。日本もすぐそいた「昨日の友」になれます。

日本では「日本とアメリカは永久の同盟国」と思ってる人間は多いですね。

悪いですが、アメリカではそう言う気持ちは全くないです。m(_ _)m
日本は基地です、それだけ。その基地はもう用がなくなったら、放棄する。(フィリピン/パキスタン/タリバン/イラク/台湾/等の如く)

119名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/12 15:44 ID:rJT8JIrX
>>118
良いのか悪いのかってトコだけど、
対中橋頭堡として向こう百年は
友達づらしててくれるでしょ。
120米帝:02/02/12 18:26 ID:Hrd70UTn
>>119


1.アメリカは中国との陸上戦争を勝てない。
2.アメリカは経済的に中国と台湾に頼る。
3.アメリカはもう、台湾との相互保護条約を廃棄した。
(中国は台湾に攻撃したらアメリカは台湾を守らないと、中国に言いました。)
4.最後のポイントに関して、アメリカは今の帝国を百年も保有出来ないでしょう。
アメリカは中東の戦争を負けてる。アフガンかイラクを空爆で襲うのは簡単だが、
そうしながら世界を敵にしたら、全面的に「負けた」としか言えないでしょう。
中東の石油を支配出来なくなったら、「米帝」はお終いです。
121名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/12 18:54 ID:???
12272:02/02/13 12:22 ID:???
 私はある社会福祉法人の役員なんですけどね、今の社会福祉事業にしても、
世の中の流れを考えた上で戦略的に行う必要があると思うわけですよ。
板違いなんでしょうけど、今の日本の現状認識として、そういう視点がほとんど
ないんじゃないかということが言いたいんです。
 例えば、私どもがやっている高齢者福祉、障害者福祉というものは、社会保障
の一種な訳ですから、「21世紀の日本」「21世紀の社会保障のあり方」を
一応考えるわけです。
 社会保障のあり方とは、結局、国民全体の稼ぎをどれだけ国民全体の直接的な
セーフティネットに使用するかの問題と思うんです。
 じゃあ、21世紀を見通して、国民全体の稼ぎはどうなっていくのだろうかと
いうことを考えるわけです。
 21世紀は、日本の人口が100年に渡り半減する世紀です。だとすると、
国民1人あたり2倍の稼ぎを得られなければ、今と同じ稼ぎは得られないんじゃ
ないかと私は単純に考えるわけです。


123名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/13 14:22 ID:Be9G8ba3
アメリカの現状を見ていると、アメリカ人はアメリカ合衆国という団体に帰属したがりますよね。大喜びで帰属している。「アメリカのためになら死んでもいい」っていう人が大勢いる。戦争で手柄を立てたヒーローも凄く優遇されますね。

でも振り返って日本をみると日本に帰属したがっている人はあまりいないように見える。「日本のためになら死んでもいい」なんて言ったら、みんなに説教されそうだ。自衛隊員はなんとなく白い目で見られている。
アメリカのグリーンカードをとるのが憧れ…なんて人多いし。

こういう状態で「戦略を持て」といっても無理かもしれないと思うんですよ。
他国を押しのけたり封じ込めたり、ひとつの団体としてそういうパワフルなことをやるためには強烈な求心力がなければ無理でしょう。

でもこの状態は、人間の自然な姿ではないとも思う。敗戦によって屈折し、その屈折状態のままで無理をしている態勢なのではないかと思うのです。
だから何かきっかけがあると、これまでの反動で凄い勢いでみんなが愛国心の塊になってしまうのではないか…という不安感さえあります。

犯罪が増え、検挙率が下がり、子供達の学級崩壊が日常茶飯事になり、官僚のモラルが低下し、政治は空回り。
日本がボロボロになって、それでもなかなか手を打てない現状の核には、「国とは何か」「そもそも国は必要なものなのか」「愛国心は尊いのか、悪なのか」といった問題を直視しないでいることがあるのではないでしょうか?
敗戦によって封じ込めた禁断の箱を、そろそろ開けるべき時が来たのではないでしょうか。まだ冷静でいられる今のうちに。
124名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/13 19:53 ID:???
アメリカはモンロー主義に逆戻りだな。
それが1番賢明か・・。

そして、今以上の経済大国を目指し、いざという時のために
力を蓄えておくとか。
日本も経済以外は鎖国した方がいいと思う。
125 :02/02/13 20:36 ID:j7P3xJYy
>124
>日本も経済以外は鎖国した方がいいと思う。

俺もそう思います。アメリカに留学して思ったんですけど
日本が生き残るためにはそれしかないんじゃないかと
思いました。
126名無し大佐:02/02/13 21:19 ID:cTPqWhmE
鎖国して貿易する???
日本語の問題点は意味不明の言明が
あたかも意見としてはあるかのように
みえることだ。
127 :02/02/13 22:01 ID:j7P3xJYy
>126
>日本語の問題点は意味不明の言明が
あたかも意見としてはあるかのように
みえることだ。

言語明瞭意味不明、これは日本の伝統芸能です。
128名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/14 00:24 ID:???
>>123
その危険性はある
なんだかんだいって、第二次はアメリカの挑発にのった日本が甘かった
もっと日本はしたたかになるべきだ
129名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/14 00:59 ID:sWaCVIEQ
>>18
時代認識が20年ずれてるよ。
ヨーロッパは日本のよいところ
とアメリカの強さを同時に手に
入れるためにEUとして再生しようとしてるのに。
130名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/14 01:02 ID:sWaCVIEQ
>>26
しかも肝心の兵員補充ができない。
理科離れじゃなくて今の子供は
昔でいうアフォばかりです。
日本の唯一にして世界最高の資源
人材が枯渇予定。
131名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/14 02:37 ID:5U2K1JdM
>>128
ではどうすればよかったのかと小一時間(略
経済が崩壊した後ロシアの植民地にでもなったほうがよかったのか?
132名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/14 02:40 ID:Fqb97dGD
日本は政経分離で経済交流以外はしないが
経済交流は推奨するのが伝統です。
鎖国バンザイ!
133名無しさん:02/02/14 03:05 ID:C261oPPw
>>130 理科離れじゃなくて今の子供は昔でいうアフォばかり

そりゃ仕事を持ってる優秀な女が安心して子供を産める
ような法的環境を、社会がすぐに整えなかったからですよ。

その結果、勉強も仕事も長続きしない、中とそれ以下のレベルの
女ばかりセク‐スに精を出して、低能が増えてしまった。
通常優秀な女は、自分と同等かそれ以上に優秀な男と
カップルを作る事実を直視しなければならない。

戦後、守旧派のオヤジどものガチガチの非融通性と
戦略的近視眼のせいで、日本社会は優秀な遺伝子の
確保と拡大において、大きな失敗をやらかした。
134名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/14 03:08 ID:Fqb97dGD
>>133
キミ、トンデモすぎ。
135僕、アメリカン。:02/02/14 11:14 ID:BzLmQTZa
>>123
「アメリカの現状を見ていると、アメリカ人はアメリカ合衆国という団体に帰属したがりますよね。
大喜びで帰属している。「アメリカのためになら死んでもいい」っていう人が大勢いる。
戦争で手柄を立てたヒーローも凄く優遇されますね。」

違います。アメリカのマスコミを見たらそう言う印象がするかもしれませんが、
それはプロパガンダだけです。

(ところで、アメリカのプロパガンダを信じるのは日本人だけ見たいです。)
アフガンの戦争で、ブッシュはアメリカ人の兵士を使いたかったが、
その計画を止めて北部同盟を使いました。なぜかと言うと、アメリカ人がアフガンの
戦争を勝つ事はアメリカ人の生命の価値ではないと思ってる。

ソマリアの事、覚えてるでしょう?
13672:02/02/14 12:00 ID:???
で、スレの中でも言われてるけど、農業や中程度の工業製品は東南アジア諸国などの
中進国が担ってしまい、機械でできるような仕事は外国に行ってしまう。
 中レベルの産業の空洞化は加速する。だからこれをうめるべく知識集約型の新産業を
国内に育成しよう。
 付加価値の高い産業への資産、人材の移転を行おう。そのために、規制緩和や雇用
制度の見直し等を行う。大学と企業の提携、大学初ベンチャーを奨励する等々と
政府は言っている。私はそのこと自体に異論はないですよ。
 でも、そうしたところで、国民1人あたりの稼ぎは2倍になるとは思えないです。
他の人が言っていましたが、今まで日本は「勝ちすぎていた。」
 ソルトレイクオリンピックを見ていると、日本選手はほとんど活躍していないが、
審判には「日の丸」がほとんど入っている。審判の技量が優れているというより、
日本の経済力(献金額)のおかげでしょう。
 21世紀は、全ての審判に日本のマークが並ぶことはなくなるでしょうね。
でも、別に日本が世界において、「今までと同じ地位」の維持を図ることにやっきに
なることはないわけで、強いて言えば世界における日本の「等身大」の地位とは
何かを考えるべきでしょう。
137名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/14 12:33 ID:???
>>136
日本の等身大ってどれくらいを想定されてますか?

明治時代から続く戦略に基づけば、朝鮮半島と沖縄・台湾を確保してなおかつ
東アジア全体の制海権を確保するということになります。
制海権については現在ほとんどの部分をアメリカ海軍に任せていることも
あって日本人として意識することがなくなっていると思いますが、この部分
を自国でまかなおうとすればかなりの出費を必要としますし関係各国への
政治的支援も必要となります。
日本の政治的支援というのはODAということになりますのでそれなりの資金と
技術を常に維持しなければならず現在の大国主義になっているのではないか
と思われます。

現在ではロシア経由で資源を調達するということも現実的な選択肢として
あるわけです。
極端に北・南と生命線を固定するのは良くないと思いますので結局は大国
主義を貫かねば他に生きていけないと思うのですがどうでしょう?
138名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/14 14:04 ID:y94uOqU2
>「等身大」の地位とは何かを考えるべきでしょう。

「勝ちすぎ」「負けすぎ」などという考えかたをしたら、世界中すべての国の一人当たりGDPの平均よりも上にいる国は「勝ちすぎ」なんじゃないでしょうか?
甘い「人類平等の理想」から考えれば。

今起こっていることは、貧しい国々の逆襲です。
チャンピオンになったものは挑戦を受け続けなければならない。
それは勝者の宿命です。
「勝ちすぎだったんだ」なんて情けないことをいったら、あっという間にノックアウトされて、踏みつけられますよ。
日本以外の国は日本のように甘くありません。
それが嫌なら勝ち続けるか、または今のグローバリゼーションの流れを変えるべきでしょう。でもそれはアメリカに対する挑戦になる。
どっちにしろ甘くありません。

日本の将来の姿は自分のなりたい姿を想定するものではありませんか?
日本がどうなりたいのか?が問題でしょう。
139名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/14 14:14 ID:y94uOqU2
>違います。アメリカのマスコミを見たらそう言う印象がするかもしれませんが、
>それはプロパガンダだけです。

確かに、一部にある戦争反対の声が黙殺されていることは知っています。
ただ、それは少数派の声なのでは?
大多数のアメリカ人自身がプロパガンダに乗せられているのではありませんか?
いかがでしょうか?
140自然体:02/02/14 17:06 ID:fzAcJ8GQ
今の停滞感、閉塞感はみな感じているとおりです。悲観楽観の違いは見る角度の
違い。少子化が進んでいるのは日本の国土に住める適正な人数に向かって平衡
に達する過程にあるから。鎖国をして完全に自給自足をしていた江戸時代の末期の
人口は3千500万人。今は貿易や農業の技術革新で6千万ぐらい養える。この人数に
達した時豊かな生活を享受できると思う。1億2千万人は満州朝鮮台湾を無くした
日本には多すぎ。日本には環境、エネルギー、ナノテク関連などトップレベルの
技術がある。一人一人が自分の周りの人たちを啓蒙しよう。すべてはそこから
始まる。
141名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/14 20:18 ID:r8icHDH9
>>140
意味不明。逝って下さい。
142名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/14 20:22 ID:F7ztBkL6
福田官房長官は14日午前の衆院予算委員会で、鹿児島・奄美大島沖の不審船事件で沈没した不審船の引き揚げについて、「(現場海域の)波が落ち着けばまずカメラを入れることになる
143名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/15 00:33 ID:bxPsu3ol
>>140
理想的な年齢別の人口ピラミッドを維持したまま6千万人まで縮小できればよいけど、
このまま逝ったら、半分が年寄りの人口6千万人の国が出来上がるよ。
144名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/15 04:06 ID:???
後ろ向きな意見か現状の延長の域を出ない意見が多いな。
ま、妥当な現状認識だな。なるほど、不景気が続くわけだ。
145名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/15 10:07 ID:Kf4vwrDP
とにかく輸出を増やして国の借金を返そう。
146名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/15 12:04 ID:???
日本の金融市場で、戦争状態を作ること。
そのときデリバティブがその先鞭となる。
デリバティブを使わなければ、戦争状態にはならない。なぜなら、
唯一、貨幣よりも流動性があるものだからである。

1930年代のアメリカでは、現在の日本と同じ状況だったが、
ケインズの忠告もむなしく、1937年には橋本内閣と同じ
均衡財政を目指したため大恐慌以来の景気回復を台無しにしてしまった。

しかし、1939年ドイツのポーランド侵攻により、ヨーロッパへの輸出増加という
神風が吹き、経済状態は一気に回復、1942年にはアメリカ国内に価格統制を
敷くことで、これまでの縮小した経済を回復させる後押しとなった。

つまり、戦争状態を起こさなければ、経済状態を1980年代の状態に戻すのは
非常に時間がかかるということである。しかし、現在の日本が
戦争を起こせるわけでもなく、軍事的な戦争はまず不可能である。

そこで、軍事的にではなく市場的に戦争状態を起こすことで
海外からの資本の流入も劇的に増加し、また現在の日本に眠っている
巨大な金融資産が激しく活性化されるのである。

日本市場で戦争状態を作り出すことが、経済対策の最優先事項である。
147自然体:02/02/15 14:39 ID:OLjoMDZZ
>141 短く状況を説明し、何ができるか結論を出そうとしたので意味が
わかりにくくなってしまった。これからも当面状況は大きく変わらないよ。
若年人口が減りつづける国に成長は期待できない。団塊の世代は年間250万人
産まれた。今は120万人。ここらあたりで底を打てば6千万人の総人口で
ピラミッド型の人口構成になるだろう。ただし50年先の話。それまでは老人
の多い状態が続く。つまり50年先の子孫たちに日本といういいクニを引き継いで
やるために今自分が何をしなければならないのか。それを言ったのだ。
特に教育が肝心。今の政治家や文部省には期待できないので自分が次世代
の子供たちにできること、やるべきことをやる。

>143 人口構成は戦争や大災害がないかぎりすぐには変わらない。
嘆いていても解決しない。現実として時にまかせるしかない。 
14872:02/02/15 15:50 ID:???
>140
 平成9年度の厚生白書でも、今後の100年間の人口減少は、人口適正化
の過程ととらえられるという見解がありました。
 私もそう思います。今後100年間は、日本に20世紀のような成長イメージ
は期待できない。でも、今の資産規模を維持し、成長の低下を最小限に
留めて100年後を迎えられたなら、その時は日本は「世界の手本」になって
いるだろうと思います。
 そして、私には、政治家や官僚の振るまいを見ていると、彼らに革命を期待
することは「無駄」なのではないかと感じています。
 やはり、国民一人一人が「自らの望む社会」のあり方を考え、実践する以外
に道はないのだろうと思います。
 私どもは社会保障の一分野の革命を担当するつもりでおります。様々な業種の
方々が各方面で理想社会の実現に向け、奮闘されることを期待しています。
149名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/15 16:38 ID:???
なんだかんだ言われているブッシュちゃん。
自分的には、どんどん他国に戦争けしかけて
現状のパワーバランスを崩してくれているから好きです。
基本的に今の国家間の力関係の現状は、先の大戦の延長。
アメリカのいけいけ戦略が続けば、この関係が流動化するだろうし、
あるいは日本が再浮上するチャンスがやってくるかも・・・
という期待を抱かせてくれる。
150名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/15 18:41 ID:???
世界同時不況
ブロック経済化
世界的右傾化

どこかで聞いたことのあるようなキーワードだのう
ついでに

枢軸国(わら
151 :02/02/16 03:13 ID:is+k1Rph
一種の破滅或いは破壊願望まで出る始末か、、。
末世かな。
152名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/16 03:23 ID:0MvCE7QB
age
153名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/16 05:32 ID:???


676 : ◆yzlSeA0w
154NANACY:02/02/16 09:39 ID:Zt14WkO1
いつまでたってもアメリカの犬やねぇ。日本は。
155名無しさん:02/02/16 09:57 ID:ml3ZfRk/
>>120
米帝さん、あなたは米国人を語る、中国人だね。
本当のアメリカ人は、アメリカがあと100年もたないなんて、
絶対言わないよ。
それがアメリカ人の真骨頂だから。
自分は同じ質問を親しいアメリカ人にしてきたがね。。。
彼らの信じる打開策は、「中国人も含む世界中の最優秀な人材が
アメリカの自然や思想言論の自由、ライフスタイルにあこがれて
移民してくるから大丈夫」だそう。
"WHO WANTS TO LIVE IN CHINA?" 「誰が中国みたいなとこに
住みたいと思うヨ?」だって。
156名無しさん:02/02/16 10:09 ID:ml3ZfRk/
あと、アメリカ国内には、掘ってない石油の油田があります。
でも手をつけないで、先に中東の分から使って(枯渇させて)ます。
加えて、9.11の攻撃以降、石油の供給先を、中東から
冷戦が終わって仲良くなったロシアへと大胆に切替えを進めています。
この戦略と行動の速さが、アメリカの政治の強さです。
157名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/16 11:38 ID:7ceva87H
日本が世界で一番自由な思想言論できると思うが
日本のマスメディアが、日本に対して敵意剥き出ししてる北朝鮮の兵士のコメントを
民放で思いっきり堂々と放送してるの見た時はびっくりしたよ
ほとんど「敵」みたいな関係なのに・・・・・・
しかもコメント内容は「アメリカ倒せ」みたいな感じ

つーか、正直あれはワラタ
158名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/16 13:36 ID:???
>>151
破滅願望が存在することを今ごろ知ったということか・・。オヒオヒ。
2chに来た瞬間に気付くだろ、そんなこと。
神経細胞が異常だな・・・・。
159名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/16 21:34 ID:lAAfM4bS
>>146
何処に輸出するんですか?
軍需産業が興っていれば今後米国に軍需関連のモノを輸出できますが、
(まあ、米国も国内の軍事関連品を消費するのに躍起でしょうが)
それを持たない日本のどの分野が世界に通用する価格で商品を作れますか?
ただでさえ産業の空洞化などと中学校の教科書でも叫ばれて久しいのに
今頃、輸出で経済を立て直そうなどと夢見物語も良いところではないでしょうか?
148さんの仰るように身の丈に合わせて生活レヴェルを下げるぐらいしか
道は残されていないと思いますが、如何でしょう?
皆々様の、煽り、ご意見お待ち致しております
160:02/02/16 21:34 ID:rvczE3J9
外交による話し合いで戦争が回避できれば最高である。しかし、人間のやることに完璧は無い。
万が一、話し合いが失敗した時の為に、国防力の整備をしておくのが危機管理である。
「今、日本が攻撃されていないから、国防は必要ない」と言う無能な政治家も居るが、治に居て乱を忘れずが国家存続の鉄則である。
今は平和でも、未来永劫日本が攻撃されないという保証は何処にも無い。
最悪の事態を想定して準備してこそ危機管理である。

上記の当たり前のことを理解もできず、「もし、侵略されたら、非武装で殺される道を選ぶ」とほざいた議員の居る社民党は政党失格である。
日本の政治家が日本国民に「有事の際はお前等死ね!」と言っているのと同じだ。
「もし、侵略されたら、非武装で殺される道を選ぶ」というのも、思想の一つだとは思うが、あくまで個人的な考えで留めてくれ。政治家という立場で公言するのは、国民を道連れにする意味を含む。

俺としては、国民の一人として、日本が侵略された場合、侵略者を追い払って、命を守ってくれるのかが心配なわけだ。
右も左も関係ない。
161名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/16 23:00 ID:???
>>158
2chでニヒるのは、普段の生活で頭下げまくってる奴が多いと思う。
頭下げまくって、それを理不尽に思って、そういう自分が悔しくて
ニヒる。

ニヒリストが激しい2重人格者であることは実証済み。

国際情勢には全く関係ないけど。(W
162名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/17 13:16 ID:???
>>160
あのね、外交手段の一つに戦争ってあるの。
前にも「防衛庁を危機管理省」スレに書いたけど、戦争って究極の外交手段で勝て
ばこっちの要求を100パーセント通せるというものなのね。
煽りもいいけどもうちょっとその辺りを踏まえた煽りにしてくれるかなぁ。
163j:02/02/17 14:31 ID:9K/ykf0Y
162へ。
戦争が外交手段なら当然、行使してくる可能性があるわけだ。
尚のこと、国防が必要だ。
164:02/02/17 14:34 ID:9K/ykf0Y
人の世は時代とともに千変万化する。今日の平和が未来永劫の平和を保障するものではない。平和ボケは身を滅ぼす。
俺としては、国民の一人として、日本が侵略された場合、侵略者を追い払って、命を守ってくれるのかが心配なわけだ。
右も左も関係ない。ちなみに、軍隊と戦える程の警察力は、名を変えた軍隊である。
165 :02/02/17 14:58 ID:bP8G86Gv
一時的にでもいいから意図的に日本国内の物の流通を止めて、
具体的にスーパーやコンビニに物がなくて買いたくても
買えない状態を作ったら、「ここまで日本はやばいのか」
って老若男女DQN厨房まで危機感を持つかな?
166名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/17 19:37 ID:AkEdhZmA
>>30
エリート=晩婚少子
ドキュン=早婚多産

まあこの構造自体は階層流動性があって良いのだが、
最近のドキュンどもは虐待率が高いので、
ドキュン固定化作用が働くケースが増えて鬱。

日本人総ドキュン化もそう遠くないかも。
167名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/17 19:57 ID:3F0xUBm9
>>166
日本ほどエリートを搾取している国はないからな。。。
年収1000万以上でも引かれる税金考えると、手取りでは年収700万近辺の人と大して
変わらない。。
今のドキュンとの間に同じ日本人としての連帯感なんかないよ。
いっそのこと国内に独立国を作りたいよ。。
168名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/17 21:04 ID:AkEdhZmA
>>167
み、見捨てないで!
169名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 16:10 ID:lfoqaHKP
年収700万と1000万って、クラスとしちゃ一緒じゃないの?
上のクラスは5000万くらいからか??
一切働かなくても毎年1億以上の収入のある人を金持ちという…っていう話も聞いたことあるが。
170名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/20 08:07 ID:???
>>169
成金と金持ちってのも、やっぱ違うよな
171名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/20 15:00 ID:RG4DJkqj
これから日本は金持ちと貧乏人の二極に別れると言われていますね。
まあ私を始め、ほとんどは貧乏人なのでしょうけれど。
金儲けに異常な情熱を燃やす人々を経済の牽引車に仕立て上げて、みんなで着いていこうっていうことでしょうか。
でもねえ。
ほとんどが貧乏人っていうことじゃ、なんかなあ。
一度そういう構造になったら、もう取り返しがつかないでしょ。
一部の人間に社会が支配されてしまうのではないかなあ。
17272:02/02/21 09:17 ID:???
>171 
 そんなに悲観することはないです。私どもの事業(社会福祉事業)も2年前から
介護保険により民間法人が参入できることになりましたが、多くは一般人ですよ。
金儲けが目的の人もOKですし、純粋に福祉がしたいという人もOK。
 私としては、消費者がよいと思ったサービス事業者が売り上げを伸ばし、
事業者の努力によりコスト低減を進め、利潤を生みだして大きくなることは大賛成。
税金をきちんと支払うなら全く問題ないと思います。
 いろんな方が参入しておもしろいです。元商社マン、元銀行員、元公務員とかね。
 私どもは、彼らが顧客へのサービスを真面目にやる限り、応援しますよ。
彼らのうち、成功するのは10%に満たないでしょうが、彼らは自分では気づいて
いないけど「革命」をやっているのだから。貧乏だ金持ちだというのは結果です。
失敗してもやり直せる社会になるんだから、挑戦しなきゃ損です。挑戦です。挑戦!
17372:02/02/21 12:22 ID:???
 ちょっと前に韓国へ行ったんですがね、今、チャッチアップの真っ最中という
感じですよ。日本の高度成長期よりももっと徹底的な官僚主導の計画的経済成長だと
思いました。漢江の脇にずらっとならぶ高層アパート(100万人以上住んでる?)
に入居するのが彼らの夢。ソウルはなんだかゲームのシムシティを見ている感じ。
 日本は今その先にいこうとしている。官主導ではなく、民主導の世の中に。
これは突然政治家が改心したからではなく、世の流れがそうさせていると思うのです。
 韓国では恐らく、公共事業関連の賄賂なんかは日本とは次元が違う規模であるんで
しょうな。(中国もそうでしょう)
 日本は政治家の口利き→公共事業受注→政治献金の流れが縮小する過程にあると
思います。
 

17472:02/02/21 17:56 ID:???
>137
 さすがにここは国際情勢版ですね。
 私が「等身大」と言ったのは、制海権というようなものではなく、 
例えば、今、日本が不況だと言っても、それでもアメリカに次ぐ世界第2位の
経済大国と言われてるようですが、
 昨年の経済産業省の白書の概要にですね、世界の産業別潜在競争力
ランキングというものがあって、その中でほとんどの分野で日本は既に10〜
15位あたりになっているわけですよ。
 だから、20年後の日本がその程度の国になっていても私は全く驚かない。
 白書がそう言ってるんだから。でも私自身は世の中の制度のほんの一部にしか
関わってないんで、多方面の制度は他の国民が担っているわけで、その方々の
やっていることを観察して、「こりゃだめだ」と思ったら、自分で困らないよう
備える必要がありますな。くらいの意味で国民一人一人が「等身大の日本」を
考えようと言ったわけですよ。 
17572:02/02/22 12:34 ID:???
 国際情勢版的(?)に私の社会保障の大局観を申し上げれば、
前にも言いましたが、結局社会保障のあり方は、日本国民の稼ぎのうち、
どれだけをセーフティネットに使用するか(国民負担率)の問題と考えます。
 まず、国民の稼ぎから言えば、今のままで行けば、人口減に応じて減少すると
思います。
 しかし、高齢化の進展により、社会保障経費は増える。
 だから今の国民負担率(36%だが、借金返済分14%を併せて50%と見る
のが正しいと思います)を維持するのであれば、公共事業や教育等の経費を
相対的に減少させなければ、現状の保障水準を維持することは不可能でしょう。
 財務省は、国民負担率は最高で50%までに押さえたいと言っています。
北欧が好きな方は、北欧諸国のように国民負担率を75%(うち借金5%)に
しろと言いそうですが、日本国民は結局そういう道はとらないと思います。
17672:02/03/04 17:13 ID:???
 なぜなら、100万円稼いだうち、完全に自分のために使えるのが25万円で、
残りの75万円は「官」が使い道を決定するというには、あまりにも今の「使い方」
が酷すぎる。
 また、知り合いのJリーガーから聞いた話では、「北欧に有名サッカー選手は
住んでいない。」つまり、個人がいくら稼いでも70%が税金でとられるような国は、
資本主義で言えば「夢」がないということです。
 
17772:02/03/05 12:20 ID:???
で、社会保障の話に戻るとですね、日本の人口が2006年以降減る、つまり
国民の稼ぎが減る時代が2006年から始まる。
 一方、高齢者の絶対数は2020年がピークで、これは社会保障経費の総額が
ピークという意味です。
 だから、稼ぎが減るけどセーフティネット費用は増える一方だという時代が
4年後から始まる。(変化は実は「これから始まる」んです)
 セーフティネット費用をまかなう方法として「国民負担率」を上げる方法が
あります。特に「消費税」を「福祉目的税化」することが考えられる。
 しかし、私は国民負担率を50%以上に引き上げることはないと思います。
政府が何度もそう言っているので。するとどういうことが起こると思います?
17872:02/03/05 17:24 ID:???
 「公的支出は、あと数年すれば徹底的な効率化が図られることになる。」
と言うことだと私は思います。
 なぜって、もはや財政的に成り立たないからです。成り立つようにするには、
「成り立つような効率化を図る」しかない。
 さらに言えば、この効率化(革命的な)は、突然の「破綻」という形で
発生することも想定しなければならないように思えます。




17972:02/03/06 17:25 ID:???
 小手先の改革を続けて先送りしても、少子高齢社会の波はおかまいなく進行する。
私たちの準備ができようができまいが。
 だから、今の状況だと、根本的な改革は「破綻」をきっかけに実行される可能性
があると思います。(国民にとっては悲劇です)
 社会保障の真の改革はどういうものなのか?医療で言えば国民の自己負担割合を
3割にすることなのか?診療報酬水準を引き下げることなのか?
 私は「真の改革」とは「本質的なものだけを保障する」「本質的なものだけを
国民全体の負担とする」ことではないかと思っています。
18072:02/03/08 12:16 ID:???
 医療制度で言えば、医療の社会保障給付の本質は「診療行為」だと思います。
具体的には、「医師が具体的に聴診器を当て、病状を判断し、治療に必要な行為を
決定指示すること」「治療に必要な行為の内、高度専門的知識・技術が必要な場合、
医師自らが行うもの」ではないかと思います。
 それ以外は、原則的に本人の自己負担となると。
 例えば、食事代、ベッド代などの、居住コストは、「医療の社会保障」の
本質ではないので、「医療保険体系」からははずされる。

になると思います。もちろん、
181名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/12 09:21 ID:???
>>72
sageでの熱弁ご苦労さまです。しかし、殆ど見る人はいないでしょう。
18272:02/03/13 08:55 ID:???
181>
 わははは。でも、いいんですよ。あと700以上余裕がありますので、
のんびり話しますよ。
18372:02/03/13 17:16 ID:???
 医薬分業とか、ホテルコスト問題とか、今までも言われ続けてきた話なんですがね。
でも、恐らく、医療の根本的改革は「一番最後」になるんでしょうね。
 社会保障の改革のうち、最も早い改革は「生活保護」等の「弱者」と言われる
方々への保障になるんでしょうね。政治的発言力が強い者の改革は恐らく、最後に
「破綻」による改革が待ち受けているのではないかと思ったりします。
18472:02/03/14 12:18 ID:???
特養ホームで、お年寄りが100万円の預金を残して亡くなられた。
すると、5年以上面会に来なかった家族がすぐにやってきた。なんてことは
もう、別にめずらしくもない話ですよ。
 すると職員が「家族と言うものはこうも冷たいものなのか。」などと
ためいきをついている。
 しかし私は少し違う見方もしています。
まず、生活に困窮している方に「お金がありますので、受け取りに
来てください」と言われて「いりません。その分供養に回してください」
と答えることを期待する方がそもそも酷ではないかと思うのです。
18572:02/03/15 12:17 ID:???
ご家族がお年寄りを預けっぱなしで後は無関心ということも大問題ですが、
私には「なぜ預金があるのか」ということがもっと大きな問題です。
 よく考えると、「社会保障の2重給付の問題」があるのではないでしょうか。
 つまり、特養ホームのお年寄り(社会的入院のお年寄りでもいい)には、
食住のコストが介護保険なり国民健康保険なりから拠出されているにも
かかわらず、アパートに住んでいるお年寄りと同様な年金が支給されている。
 アパートのお年寄りは年金で衣食住をまかなわなければならないが、
特養や病院のお年寄りはその辺が別ルートから給付されている。
 特養ホームのお年寄りは基本的にはお金を使うことはあまりないので、
お金が余ってしまう。(もちろん、微々たるお金が積もりに積もってと言う
イメージですけど)
18672:02/03/15 17:31 ID:???
だから。社会的入院、介護保健施設に入居しているお年寄りに支給される
年金には「調整」が行われることになると思います。
 21世紀に必然的に行われるであろう(悲しいかな国民の「決意」によらない
だろう)「公的支出の効率化」は、「本質的な効率化」になると思います。
 例えば、「公共事業」。
 今、公共事業の適正化として、「入札の不正」「予定価格の漏洩」
が問題になっているようですが、これは「本質」の改革ではないと
思います。「公共事業」の「本質的な改革」とは、
18772:02/03/18 12:00 ID:???
「必要な事業だけ実施する」「最低限必要な費用で実施する」ことではないかと
思います。
「最低限必要な費用で実施する」というのはどういうことか?
 素人考えなんですが、公共工事に関する賄賂や、接待などは、結局どこからその
費用が出ているかと言えば、最終的には「請け負った工事費」から出ている。
 だから、現行では、国民にとって「不要な費用を捻出できる価格レベル」で
公共工事が発注されているとしか思えないわけで、公共工事の利権構造の根本は、
「予定価格」あるいは「設計価格」そのものを積算する基礎的な単価が「高すぎる」
からではないかと思います。
 この基礎的な単価を見直して、余計な費用を捻出できないようにすることが公共
事業の「本質的対策」だと考えます。
 そして、あと数年で、この「工事基礎単価」の改革が否応なく実行されるのでは
ないかと私は見ています。本当は
18872:02/03/18 17:06 ID:???
 「必要な事業だけ実施する」ことのほうが効果は大きいと思うんですが、改革の
順番は「工事基礎単価の適正化」の方が先になると思いますね。
 「必要な事業だけ実施する」とは、例えば
整備新幹線、高速道路、ダム、港などで、どう見ても「投資しただけの効果がない」
あるいは「そもそも公共投資する意味などないのではないか」と言うものが散見され
ますが、少なくとも「中学生が考えて見て「おかしい」と感じるレベル」にある公共事
業は、「お上」がどんな理屈を並べてもカットされるということです。
 21世紀は「人口が半減する世紀」です。インフラの整備は「日本国中、全て」では
なく、「メリハリ」をつけることになるでしょう。公共事業が「景気対策として」必要
というより、21世紀の公共事業はあくまで「事業そのものが真に必要だから」行われ
ることになると思います。
 で、どうして「単価の適正化」→「事業の重点化(聞こえがいい言い方)」の順に
改革されると思うのかと言えば、
 



18972:02/03/19 12:04 ID:???
 極端な言い方をすれば、
 国民の稼ぎが減るが、社会保障経費は増える時代がこれから始まる。
→日本の国民負担率は北欧並にはならない。(日本国民は北欧型社会を選択しない)
→公的財源全体のパイが小さくなる中で社会保障経費が増える以上、他の経費は
 相対的に小さくならざるを得ない。
→公共事業について、「事業の徹底的選別」は残念ながら国民の合意を得られない。
(総論賛成、各論反対というやつです。中途半端な事業選別のみ実施される)
→公共事業のワークシェアリング現象が発生し、1事業当たりの事業額を小さく
するために「公共事業の基礎的単価」が見直される。
→いよいよ財源がなくなって、事業の廃止選別(革命的な)が実行される。
 そういえば、
 
19072:02/03/19 17:12 ID:???
 今後、縮小していく公的財源をどのように各分野に配分していくか、
あるいは各分野において配分された財源をどのように消費していくかについては、
戦略的(哲学、思想といってもいい)に考えなければならない時代になるわけ
ですけど、このスレで「自然体」さんが、まず「教育が重要」だと指摘しているのは
私も全く同感なんですよ。
 国際情勢板で「ゆとり教育に反対するスレ」というのがありますが、
大変興味深い。
 中でも「ゆとり=日教組の労働時間短縮策」という見方には笑いました。
19172:02/03/20 17:24 ID:???
国内では少子高齢社会の進行、国外ではアジア諸国の追い上げ、あるいは
グローバルな競争時代の到来ということですから、21世紀の日本国民は、
基本的には「今より勉強しなければならない」のだと思います。
「ゆとり教育」が、単に教育内容を簡素化するだけで終わっては
正に「亡国」でしょう。
実は「量的に」ももっと勉強しなければならない時代なのではないか?
ただし、その勉強内容は、今までとは「質的に」違うものになるのではないか? 
 文部省の白書をまだ見ていないのですが、国家が行う教育を考える場合、
国家(社会)の将来のあり方を掲げ、その実現に必要な人材の育成をどのように
達成するかという考えに基づき、教育方針を決定するのではないかと思うのですが、
192名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/20 17:27 ID:???
うーん、面白い。拝読させて頂いてますよー。
19372:02/03/22 08:30 ID:???
>192
わははは。どうもありがとうございます。このスレも日本の将来に似て(?)
倉庫行きも近いみたいですが、それまでのんびり話しますよ。
19472:02/03/22 12:00 ID:???
 今年、韓国のソウルにあるワールドカップスタジアムを見に行った時、
会場案内のボランティアさんが案内してくれたんですよ。70歳を超えて
いるおじいさんでしたが、なかなか流ちょうな日本語で解説してくれた。
やたらと「韓国」の方が「日本」のスタジアムより優れていることを強調
してましたが、そのおじいさん、最後にすごいこと言ってました。
19572:02/03/22 12:02 ID:???
 曰く「60年前に習った日本語ですが、分かってもらえましたか?」
分かってもらえる?とんでもない。きっと日本で不自由なく暮らせますよ。
驚いたのは、そのおじいさんは、60年前に習った(習わされた?)日本語を
使いこなしていたということです。
 ちなみに私は中学(3年)、高校(3年)、大学(教養部のみ2年)と
8年間英語習いましたが、とてもあそこまで使えるとは思えません。
私が英会話をしたのは、数年前に、夜の駅前で外国のお姉さんと少し。
お姉さん「チョット、アソンデイキマセーン?」
私   「ノ、ノーサンキューです」
お姉さん「チキン!!!」
 これが私の8年間の学習の成果ですよ(涙)。どうして
19672:02/03/22 17:45 ID:???
私は8年も税金つかって勉強させてもらって、その割に英語がしゃべれないのか?
60年前に「日本語」を習った(習わされた)韓国のおじいさんがどうして、今でも
「日本語」を使えるのか?ちょっと考えました。
 第一に「外国語を話す環境」の違い。
 第二に「外国語教育」の違い。があるのではないか?
 やはり一番大きいのが「外国語を話す環境」の違いだと思います。
ヨーロッパの小国や、東南アジア諸国では、母国語の他に外国語も話せなければ
生きていけないという環境があるため、日常生活レベルで話す必要性があるから、
そういう国の国民は「2か国」の言葉を話せる。
 でも、考えさせられるのは「外国語教育」のあり方の違いではないか。
ちなみに、テレビで南洋の小島にいる、どうみても現地人としか思えない
おじいさんが「日本語」を話しているのを見たことがあり、この人の場合は、
単に「環境」だけではかたづけられない話だと思います。
 さらに言えば、日本がその昔無茶をやっていた時代の「外国語」教育は、
その方法論において現代の「外国語」教育より優れていたという可能性がある。

 


19772:02/03/25 09:15 ID:???
戦前の「外国語教育」(外国人に対して行った「日本語教育」は、
戦後の「外国語教育」(日本人に対して行う「英語教育」)より、記憶定着度が
はるかに高いように思える。だから、「使える外国語の教育」を考える場合、
昔のやり方の科学的な分析を行い、見習うべき所は見習う方がいい。
 ただ、自分としては、

19872:02/03/25 12:13 ID:???
戦前の「外国語教育」は、なぜ、どういう目的で外国語(「日本語」)を教育
するのか、目的がはっきりしていたことが大きいのではないかと思います。
 当時の教育目的は「植民地の外国人」を「日本国民」にするためであり、
日本語を使用する社会を海外につくるという「わかりやすい」目的をもっていた。
 当時の目的の当否、特に「侵略」と評価するかどうかは別として、国家が
明確な目的をもって行う教育は非常に大きな効果をあげるものだと思います。
(もちろん、裏腹に大きな「ひずみ」も起こる。)
 そこで、今の


19972:02/03/25 17:09 ID:???
教育改革を国がどういう考えでやっているかと言うのか?ということで、
http://wwwwp.mext.go.jp/jyy2000/index-4.html
を読んだりしてみたわけです。(私、何か激しくスレ違いなこと話してますね。)
20072:02/03/25 21:10 ID:???
で、どうかと言えば、読んでいてもあまりピンと来ないんですよ。例えば、
20172:02/03/26 13:07 ID:???
 最初に「日本の現状認識」らしきものが書いてあるんですが、どうも、今現在と
いう時を「のんき」に考えている、認識している感じがします。曰く
20272:02/03/26 17:00 ID:???
「21世紀の到来を目前に控えた今日,我が国は,少子・高齢化,情報化,国際化が急速に
進展する一方,戦後一貫して成長・発展を続けてきた経済活動が長期にわたって
停滞し,失業問題が深刻化するなど,明治維新,第二次世界大戦後に続く改革の時期を
迎えていると言われており,政治,行財政,経済構造など社会の様々な分野において
従来のシステムを見直した上で大胆な改革が進められています。
 あらゆる社会システムの基盤である教育の分野においても,これまでの教育の成果
を踏まえつつ,新しい時代に適合し,これを先取りするような改革を積極果敢に進めて
いく必要があります。」(「今なぜ、教育改革が必要なのか」原文ママ)

20372:02/03/26 17:16 ID:???
まず、我が国は,明治維新,第二次世界大戦後に続く改革の時期を迎えている
と「言われており,」ではなく、それ以上の大変革期に「明らかに入っている」と
「断定してよい」(と言うか「するべき」)と思います。
 なんだ、言葉尻を捉えるだけかと思われるかも知れませんが、そうではない。
深刻感というか、危機感というか、そういうものが足りないので、その後の
「教育改革」の話も軽く感じられるんですよ。(私の個人的感想なんですが)
20472:02/03/27 17:16 ID:???
 私の読んだ感じでは、日本の新産業創出の原動力としての「大学教育」に関する
改革と、その前段階として、社会人して必要な社会性、知識、学力を養う「小・中・高
校」に関する改革の2本立てで考えられていて、
 話題の「ゆとり教育」とは、主に義務教育課程の「小学校・中学校」の教育で言われて
いること。
 また、「ゆとり教育」とは、「基礎的なことを十分理解してもらうため、学習内容の
量を3割減らす」が、その代わり子供達に「生きる力」をつけてもらうことだと言っている。
 では、どうして
 
20572:02/03/29 09:25 ID:???
 「ゆとり教育」を行うのか?と言うことで、
http://www.monbu.go.jp/singi/katei/00000216/#1
も読んでみました。
20672:02/03/29 12:17 ID:???
でもって、今は、「ゆとり教育」を初めて提唱した(?)と思われる
中央教育審議会第一次答申
http://www.monbu.go.jp/singi/cyukyo/00000151/
を見ているところです。これが一番わかりやすいかも知れない。
へえ、「ゆとり教育」は実は5年前(平成8年)から言われていたのか。
 まあ、私は興味のあるところしか読んでないんですがね。
 私が興味を持っているのは、「日本の現状」、「将来の日本のあり方イメージ」
をどう捉えた結果「ゆとり教育」という結論になったのか?
 「生きる力」を育てるとはどういうことか?と言う点です。
20772:02/03/29 15:18 ID:???
中教審の第一次答申はいい。なかなか「まともな事」を言っている。

20872:02/03/29 17:02 ID:???
第一次答申で、これからの日本国民に求められる「生きる力」とは
@ いかに社会が変化しようと、自分で課題を見つけ、学び、考え、主体的に判断し、
行動し、問題を解決する資質や能力
A 自らを律し、他人と協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性
B たくましく生きるための健康や体力
と定義つけられているようですが、私はこんな感想を持ちました。
20972:02/03/29 17:11 ID:???
これから起こる「社会の変化」についてですが、今までの日本の社会は「公的支出」に
より支えられている面が大きかったのだと思います。私どもが関係する「社会福祉事業」
は、その活動のほとんどが「公的支出」によりまかなわれるものですし、
例えば、農業についても、公的な買い上げ制度や、公的な基盤整備などの「公的支出」
なしでは成り立たないものですし、建設業もそうでしょう。
これから急激に増加する「年金で生活されている方々」も基本的に「公的支出」に
より暮らしが成り立っているといえます。
 20世紀は極論すれば「国」に「おんぶにだっこ」の時代だったのだと思います。
だからいまだに国民には「国」への依存体質が残っているのだと思います。そして
21072:02/03/29 17:18 ID:???
21世紀は「民の時代」になるのだと思います。
これは、「公的支出」の分野が縮小することの裏返しとも言えます。
もっと正確に言えば、21世紀の日本とは、国民個人の問題を「国民全体の負担」
に依存して解決することが期待出来なくなる時代だと考えます。 
 減反政策然り、医療自己負担引き上げ然り。公共事業費削減然り。
セーフティネットで言うと、国はもはや必要最低限の保障をするに留まる時代が
やって来るのだと思います。年金制度改革、ペイオフ実施等はその典型でしょう。
 私たちが注意しなければならないのは、
21172:02/03/29 17:25 ID:???
このスレの最初で比喩的に言われているとおり、
 こうした動きを
「今たまたま不況だから」
「一時的に生じていることであり」
「じっと我慢していれば、そのうち景気もよくなって、前みたいに良くなる」
 とは絶対に考えてはいけない
 ことではないかと思うのです。
21272:02/04/01 12:06 ID:???
「国の言うとおりにやっていれば発展成長できた時代」は終わり、これからは
「自分の力で生きていく時代」が本格的にやってくる。だから自分で生きる方法を
考え、実践する力を養う教育が必要になる。これは「そのとおりだ」と思います。
 「国家教育の基本方針」としてそういう方針を打ち出しているのだから、これからの
日本人は、オリジナリティやバイタリティにあふれた人間が多くなる。これは間違い
ない。
 ただし、その帰結として、国民は「自己責任」で「自分の人生」や「自分の望む
社会」を実現する反面、「国家」が市場において規制等の影響を行使することを嫌う
社会が出現することも「お上」は自覚するべきでしょうね。
施設の開所式などでよく行政の方が「年々増加する行政ニーズに迅速的確に対応する
べく」等と挨拶されますが、その「対応(問題解決)」の手段は
21372:02/04/01 12:20 ID:???
「霞ヶ関」「県庁所在地」からお金を引っ張ってきて、その資本で解決する手法は
取れなくなってくるはずです。例えば何かの新聞で読んだのですが、例えばある市で
「民間人」が課長に登用され、「観光地としての振興策」を進めているのですが、
その課長さんは「これからの観光振興は、中央や大企業の資本を誘致して開発をやるの
ではなく、地元の「もてなしの心」をいかに引き出すかが重要なのだ」と言ってました。
 だから、アクセス道路や豪華な観光案内所などにお金を使うのではなく、地元の旅館業
者や、ボランティアさんと協力して、祭りや史跡巡りツアー等、地元の観光資源を地域
の力を使って魅力を引き出していくのだと言っていました。
 その市の観光振興策が成功したかは知らないのですが、今後の社会的な問題解決手法
の考え方としては全く正しいと思います。
 第一次答申は、
21472:02/04/01 12:56 ID:???
「生きる力=自分で問題を見いだし、考え、解決する能力(時には独りで、時には
協力して)」を養うことを眼目としております。
 また、「週休5日制」をとるのは、学校だけではなく、家庭や地域の担当する青少年
の教育機能を生かすためであると言っておりますが、
それは21世紀の日本は、個人に発生する問題が「地域の問題」として捉えられる場合、
問題に直面する地域住民が協力して自ら解決することが求められているからだと思うのです。
 そういう社会を前提にする以上、必要となる人材は「生きる力」をもった人、ただし
独りよがりではなく、時には協力して物事を解決できる人でなければならないわけで、
第一次答申の考えはある意味「当然」のことを言っていると思います。
 国や県のお金を当てにして箱物さえつくればよいという発想は「逝ってよし」と
言いますか、時代が必然的に「あぼーん」してしまうことでしょうね。 
21572:02/04/01 17:17 ID:???
それから、このスレで「21世紀の日本は「少数の金持ち」と「圧倒的多数の貧乏人」に
分かれるのではないか」と言う指摘がありましたが、それは傾向として十分考えられると
思います。
 収入や資産のみに着目するのであれば、収入格差、資産格差は今以上に開くのでは
ないかと思います。ただし、それを国民が内心でどう評価するかは別だと思います。
 「収入や資産がある=幸せ」とは限らない、「自分の生きたいように生きることが
できる」あるいは「自分が幸せだと思えばそれは幸せなのだ」
 そう言うと「ネタじゃないの?」と思われるかも知れませんが、
福祉施設で働いている若い方たちを見ていると、私は本気でそう思うんですよ。
21672:02/04/02 12:04 ID:???
ところで、今朝の朝日新聞で、フランスの大統領候補に「ソーセージ」と言う「犬」が
立候補しているのを見ましたが、間違って当選したらすごいことになりますね。
 と言うか、正式な候補者(候補犬)として認められているのでしょうか?
 日本でアマミノクロウサギが環境破壊に反対して国を訴えたことがありましたが、
確か原告適格がないとして却下だったような記憶があります。
 フランス大統領候補として他にも「ピーターパン(童話の!)」がいましたし、
「白紙で投票しよう」と呼びかけて立候補するわけのわからない人がいたりで、
フランスと言う国はよくわかりませんね。まあ、日本の選挙のNHK政見放送でも
「見るからに変な人」がいましたんで、偉そうなことは言えませんがね。
21772:02/04/02 12:13 ID:???
私がどうして収入格差、資産格差が今以上に広がると思うのか?と言いますと、
 端的には「民の時代の到来」は、資本主義の修正原理としての「公の影響力の低下」
をも意味すると思うからです。
 私は「資本主義とは本来、より高い付加価値を生み出す人間に対し、より高い報酬を
与える制度」だと思います。
 政府は「今後ますます激化する国際競争の元で生き残るため、独創的な新技術・新産業を
開発する」と言っています。
そして、そういう能力を現に発揮する人間に対し、社会はそれに見合う報酬を支給して
いくことでしょう。
 しかし、現代社会で新技術・新産業を生み出すことは、それ相当の「高等教育」を
受けた人間でなければできないことではないかと思います。
21872:02/04/03 08:26 ID:???
とここまで書いて、私は「資本主義」と言う言葉を簡単に使いましたが、よく考えれば
「資本主義がどうして高付加価値を生み出す人間に高い報酬を与える制度」になるのか、
「実は何となく言っている」と言うことに気づきました。だから私なりに考えてみました。
「資本主義とは何か」というキーワードでネット検索したら、いろんな考えがあるみたい
ですね。これを論じることで生計を立てている学者さんもいるくらいなので、「深み」に
はまらない程度で自分なりにまとめてみます。

 資本主義の発生経緯については、ビルトッテンさんの書いた
http://www.billtotten.com/japanese/ow1/00386.html
を読んでみました。
 資本主義と言うのは
21972:02/04/03 12:05 ID:???
典型的形態は「資本家(主に土地と金)が労働者を雇い、生産を行う」状況ではないか
と思います。
 資本主義が成立するには、まず前提条件として「私人が資本を所有することが認められる
(私有財産制)」ことが必要です。
 「私人が資本を所有すること」を誰が認めるのか?あるいは、誰が認めることによって
「私人が所有する」ことが正当化されるのかと言えば、それは「国家」だと思います。
(憲法29条は、「財産権の内容は公共の福祉に適合するよう法律で定める」と言っています。)
 だから、
22072:02/04/03 12:08 ID:???
日本の「資本主義」とは、「日本国」が認める限りにおいて成立する制度だと考えます。
現状では、世界の「資本」は地球上をくまなく環流しているので、資本主義の規格内容が
世界的に統一される傾向にあるとは思いますが、原則的に「ドメスティックな資本主義の
内容は、国家が定義することが出来るものだ」と思います。(全米テロ事件の後、各国で
「ビンラディン」の私有財産の行使が制限されたが、制限したのは「アメリカ」ではなく、
あくまで「各国」が制限したのだと思います)

 資本主義を悪い良い云々言う、資本主義に対する考え方の違いとは、
22172:02/04/03 17:08 ID:???
結局「資本家が労働者を雇って生産する形態」をどう考えるかではなく、「生産によって
発生した冨」を「どのように分配するのか」の、いわゆる「冨の分配論」をどう考えるか
から生じるのではないかと思います。
 資本主義の基本的「冨の分配の法則」は、労働者には「死なない程度(再生産が可能な
程度)に分けてやり」、残りは全て「資本家」がもらう。と言うことのようですね。
(「百姓は生かさぬよう、殺さぬよう」「百姓=なたね油理論」を唱えた家康さんを
思い出します。彼は優れた資本主義者だった?)
 だから、資本主義とは「資本家が労働者から搾取する」ことを正当化する制度だと
言われている。(イギリスの古典的な資本主義は実際にそうだったと思います)
 しかし、
22272:02/04/04 12:04 ID:???
私は資本主義の持つ一般的な「冨の分配法則」は、「誰かを儲けさせる」「誰かから
搾取する」ための理論というよりも、「所有権」の性質から単純に導かれるのではないか
と感じています。
 所有権は「ある物(有形無形を問わず)を排他的に支配する権利」ですから、ある物を
どう活用するかは、基本的に所有権を持つ物が決めて良いわけで、所有権の対象が「企業」
である場合、企業から発生する冨(果実)は、企業を維持するのに必要な経費を差し引いた
上で、企業を所有する者に帰属するのが「筋」であると。
 また、企業を複数の者が所有する(共有)する場合、所有権の行使は「持分」に応じる
わけですから、企業の利益配当は、株式の数に応じて行われますし、企業の究極の意志決定で
ある株主総会の議決も、格株主は、「株数に応じた議決権」を行使するわけです。
22372:02/04/04 12:16 ID:???
だから、所有権の性質上、「所有権を多く有する者」は、「所有権を有さない者」よりも
多くの利益を受けるし、より強い発言権を有する結果になるのだと思います。
これが、資本主義(私有財産制)のもつ「平等」の考え方ではないかと思います。
従って、「持つ者」「持たざる者」に関わらず「平等」な取扱をするという取扱は、
私有財産制の性質から言えばかえって「不平等」と言うことになると思います。
 2つの株式を有する者が2株分の配当を受け、2株分の議決権を行使することが
「平等」で、これが3株の議決権を行使したり、逆に1株の議決権しか行使できない
ことのほうが「不平等」だということになります。
 確かにトッテン先生がおっしゃっていたように、「地球上に存在する全てのもの」は
もともと「誰のものでもなかった」はずですが、所有権というものが発生し、人々に
認知され、所有権(私有)の存在を前提とした資本主義の元で成長発展し成立している
世の中に生きている以上、私たちは、そうした「所有権のもつ特性」を基本的には
「認めていかなければならない」のではないかと思うのです。

22472:02/04/05 12:18 ID:???
むむ、やばい。考えているうちに訳がわかんなくなってきています。
「資本主義」は深いですよ。でも「日本のあり方」を考える上で、避けては
通れない問題で、自分なりに(素人は素人なりに)整理しておかなければ
いけないんじゃないかという気がしてます。
 とりあえず「資本主義と冨の分配のあり方」について、私の持つイメージを
箇条書きにでも書いてみますか。(非常に長くなりそうですが)
22572:02/04/08 12:09 ID:0Utlki0q

@ 人間は「生まれながらにして平等」で「他者を害しない限りで自らの幸せを追求する権利」
を有するものである。
A 人間は、外敵から身を守り、あるいは生産を効率化するため、集団で生活することを
覚え、最終的に「国家」というものを作った。
B 「国家」を成立させ、国家の一員となった人間は、自らの権利の正当性を国家により
承認され、保証してもらうことにより、安定した生活が行える。
C つまり個人は「自分と全く平等な他者(又その集合体として「社会」)との関係を
「決定付ける力」を「国家」に付与することで国家の一員となっている。
D 「国家」を治める力を「主権」と呼んでいるが、主権の及ぶ範囲内の国民に対し、
「主権」を有する者は「あらゆるルール」「あらゆる価値」を決定する力を持つのだと
考える。社会の中で生きる意志のある者は「主権」の定めるルールに従わざるを得ない。
22672:02/04/08 12:18 ID:0Utlki0q
「国家と国民の関係」「主権論」の話をしてますが、考えれば考えるほど、最初に
どうしても「主権の存在」に行き着いてしまう。「所有権」も「主権」を持つ者が承認
しなければ結局意味のないことだから。
初期は「個人の暴力」により所有権を他者に認めさせることができたのだろうが、
今は「主権」を持つ者に承認されない「所有者」など「単に俺のものだと勝手にわめいて
いる奴」に過ぎないと思います。「主権」は「所有権」「資本主義」よりも遙かに強い力です。
(又、こうした強い力も究極的には「話し合い」ではなく、「暴力!(国内的には警察、
国際的には自衛隊・米軍)」により支えられているのではないかと考えます。)
 
22772:02/04/08 18:00 ID:0Utlki0q
E 「所有権」は「物に対する排他的支配権」であり、「所有する者」に対し、大きな
地位と権限を与えるものである。
F 従って「所有権の要求する本来的ルール」があるとすれば、「所有物から発生する冨に
余剰が生じた場合、所有する者に対し、優先的に分配するべし」が基本となると考える。
(これを仮に「(所有権の要求する)本来的ルール」と呼んでおきます。)
22872:02/04/08 18:07 ID:0Utlki0q
ところが、「所有権」「資本主義」よりも「上位」の力である「国家主権」は、
現在の日本では「国民自身」が持っており、さらに「国家主権に対する根元的な影響力」
において、各国民は「制度的に平等」になっている。
 つまり貧富の差、社会的地位の違いを一切問わず、「選挙権は一人1票行使する」
制度なんですよ。「普通選挙制」って、マジで「すごい」ことじゃないかと思います。
22972:02/04/09 17:33 ID:Au6q3O1x

G 人間が「自らの幸福を追求する存在」である以上、生活する上で必要最低限の「所有」
のみならず、さらなる「所有」を欲することは否定できない。
H 「経済活動」とは、人間の「幸福追求」の欲求を実現するために発生した現象だと
考える。
I すなわち、昔、人は自らが生産ないし採取した所有物資(又はサービス)のうち、
余剰となったものを他人の所有する物資(サービス)と「交換」し、その効用を受ける
ことで、更なる「満足」を得る方法を発見した。
J これにより人は生活の全てを「自給」する必要はなくなり、海辺に住んでいる者は
魚を、山に住んでいれば獣をとり、自らが置く環境からは取得が難しい物資(サービス)
は「交換」により取得することで満足を得ることが合理的と理解した。(分業の発生)
23072:02/04/09 17:40 ID:Au6q3O1x

K さらに「価値」を標準化した「通貨」を発明することで、物々交換よりも遙かに
合理的な交換活動が可能となった。(なぜなら貨幣は、あらゆる交換を成立させ、
長期間にわたり価値が減じない媒介であるから)
L すると、人は「幸福」を追求する場合、「貨幣」という、自分の好きな物資や
サービスにいつでも交換可能な媒体を数多く得ることが最も合理的だということに
気がつくようになった。
M つまり、物資(サービス)は必要以上に所有しても幸福の増加にはつながらないが、
共通の「価値(貨幣)」であれば、より多く得れば得るほど幸福の増加につながる。
N 貨幣を媒介として財と財との交換を行い、数多くの貨幣を取得することにより
「自らの幸福を追求する」形態の下では、人は「現に必要なだけ」取得するのではなく、
「少しでもより多く」の「価値」を取得しようとする行為を行うようになる。
(この形態になって「市場」が発生したと呼んでいいのではないか?)
23172:02/04/10 17:29 ID:V6mItoWI
ところで、今、経済に関するサイトをいろいろ読んでますが、
http://www.jagat.or.jp/column/comentry/index.htm
はいいですね。
 塚田先生という方が世の中のことを色々書いていらっしゃる。
印刷業が本業なので、印刷のことが主体ですが、おっしゃることが
関係ない業界の私にとっても全く参考になります。

23272:02/04/12 17:44 ID:+erRR01X
抽象的な話をしてますが、要するに人は「自らの幸福を追求するため」に、
「売買」を行い、より多くの「利潤」を得ようとするようになったのだろうという
ことです。 
 私は、これが市場における人間の本来の行動原理なんだろうと思います。

23372:02/04/12 17:47 ID:+erRR01X
O このとき、「財と財との交換」とは「商品と通貨の交換」であるから「売買」を意味し、
「生産者」と「消費者」の関係が成立している。
P 同じ「商品」を売り物にする生産者が複数いる場合、彼らは同業他者より多くの価値を
獲得するためにいろいろな工夫を行うことになる。つまり「競争が始まる」
Q 通常は、同じような商品であれば「良質で安価な商品」を消費者は選択するだろうから、
競争に生き残る方法は、結局「消費者が選択する商品を供給する」ことである。
 競争の効果として、通常、消費者は「良質で安価な商品」を取得できるメリットがある。
R競争の結果、競争に敗れた(消費者に選択されなかった)サービス財の生産者は、
市場から撤退せざるを得ない。「淘汰される」と言い換えても良い。
23472:02/04/12 17:51 ID:+erRR01X
「資本主義」と言う言葉からは直接読みとれませんが、資本主義には上記「競争と淘汰」と
いう概念が含まれているのだろうと思います。
逆に言えば、「競争と淘汰があるから資本主義なのだ」と。
23572:02/04/12 17:57 ID:+erRR01X
S 「良質で安価な商品」を供給する方針を続けることによって、淘汰が進み、
競争に生き残った生産者は、市場に競争相手がいなくなる(独占もしくは寡占)と、
今までとは考え方を変えることが多い。
21 自らの利益確保を達成することだけを考えた場合、「価格支配」「競争排除」
のやり方の方が「良質で安価な商品の供給」よりも合理的だからだ。
(市場競争とは一般に「消費者が決定権をもつ」ものだが、独占は決定権を生産者
「自ら」がもつということだと思います。)
23672:02/04/15 12:05 ID:2ZkoZCUl
しかし、「独占資本主義」の時代の資本家たちにとって、「幸せになる」ことの意味は
なんだったのかと思うんですよ。
 恐らく「利潤を蓄積する」行為が「人間の幸せの追求するための手段」ではなくなり、
それ自体が「機械的な目的になってしまった」のではないでしょうか?
 集めた「冨」を使わずに死ぬ(莫大な財産を残して死ぬ)人って、何か「変な人」では
ないだろうか?
人間は長くても「100年しか」生きられないし、冨だって、それを自分で楽しめなければ
意味ないじゃないかと思うんですが。
 
23772:02/04/15 12:11 ID:2ZkoZCUl
直系のDNAを有する子孫に、できるだけ多くの冨を残すことが人間の目的なんですかね?
そうしたところで、冨の集まるプロセスを知らないろくでもない子孫が出来るだけだと
思うのですが。
 冨を集めれば集めるほど、もっと多く集めたくなるのが人間の性質なんでしょうか?
 よく分からないですね。まあ、生き方の違いなんで、別に分かり合いたいとも思いませんがね。
 
 「利潤の追求行為」が「人の幸せを実現するための手段」から「機械的目的」になって
しまうのは、「資本主義」自体の性質も原因だと思うんですよ。
 特に「金融」もしくは「資金調達」の概念の登場が大きいのではないか?
 すなわち
23872:02/04/15 17:26 ID:2ZkoZCUl
22 資本主義とは、私有財産を認めた上で、個人が「自由意志」に基づき、
「資本」を用いて「物の生産・再生産」を可能とする制度と考える。
23 資本主義にあって、「通貨」には万能の価値が与えられている。
ゆえに資本主義の下で、人間は「通貨」を用いて生産手段を得ることが可能である。
24 その場合、通貨を用意する方法は大きく3つある。
  一つは  「自らの貯蓄を使うこと」であり、
  もう一つが「他人から借りること」であり、(間接金融)
  最後に  「資金を出し合うこと」である。(直接金融)
23972:02/04/15 18:00 ID:2ZkoZCUl
ところで、最近またおもしろい読み物を見つけました。
http://www.chunichi.ne.jp/inpaku/08/index.html
辰巳先生という方が世の中について語っておられます。
女性ならではの視点(こういうと失礼か)が感じられておもしろい。
24072:02/04/16 17:34 ID:vExGtBsI
ちなみに私は、人間が「生産手段を取得するために用意する通貨」のことを
「資本」とイメージしています。(つまり資本=通貨)
 「人、土地、金」が資本だと言う方もいると思うのですが、私は、資本主義とは、
人も土地も「通貨」により取得することを可能にできる制度だというイメージを
持っています。
24172:02/04/16 17:39 ID:vExGtBsI
25 上記の資金調達手段は、「資金を出した人」が、資金調達により得られた「生産手段に対し、
どのような接し方をするか」について「違い」を生じさせる。
26 「自らの貯蓄を使う」場合、「通貨」を使用して得た「生産手段」は、「資金を出した人=生産者の
意志に忠実に使用される」傾向が強い。
27 「他人から借りる」場合には、貸した人と借りた人の間には、「貸した金を利息を
付けて返す」という関係が生じる。
 従って「資金を出した人」にとって、生産手段が「いかなる目的で使われるか」よりも
「元金に利息をつけて返ってくる」すなわち「利益を獲得できるか」が問題となるようだ。

24272:02/04/18 17:29 ID:sYotFNuR
28 「資金を出し合う」とは「出資する」という意味なので、金を出した人は、
「生産手段の所有者になる」ということである。厳密には、この場合の資金を「資本」と
呼ぶのだろうと思う。(前記25の資金は「債務」であって「資本」ではないのだろう。)
29 発生当初における資本主義は、国家による制約が少なかったので、
「需要」と「供給」が完全に市場原理(自由意志)により決定されていたのだと考える。
30 だから、ある商品を求める者が多ければ、需要が高まり、需要が高まれば、供給体制を
増大させる行動が発生する。(需要の意志も供給の意志も「自由意志」に基づいている)
31 消費者の欲求を迅速に満たすための「供給体制」の整備(設備投資)のためには、

24372:02/05/07 12:11 ID:RjCPgbdi
 いやあ、忙しかった。ちょっと色々ありまして。
31の続きを簡単に言えば、要するにですね、
 資本主義社会というものは、「大きな鉄のかたまり(ボール)」みたいなもの
ではないかと言うことなんですよ。
 大勢の人間がですね、その鉄のかたまりを動かそうと押したり引いたり
たたいたりしているわけですよ。
 でも全然動かない。
 ところがですね、この鉄のボールにはボーリングのピンみたいな穴が開いていて、
そこに指を突っ込んで動かすと簡単に動くと。
 私たち人間の生きる時間は100年。全力で動ける時間はそのうち50年くらい
でしょう。その50年の間に何ができるのか?
24472:02/05/07 12:20 ID:RjCPgbdi
普通の人間はですね。まっとうに仕事をして、すこしづつ貯金が出来て、
お店で言えば2号店をつくるのが精一杯なんですよ。
 しかし、資本主義社会の場合、やり方によっては自分の生きている間に
1万店どころか、無限の事業を興すことができる。
 私が忙しかったのは、そういう人たち(可能性の卵)とお話していたから
ですよ。
 介護事業なんてものはたいしたことではないんです。
 
24572:02/05/07 17:48 ID:RjCPgbdi
243のボーリングの「ピン」は、ボーリングの「玉」でしたね。

介護事業が「たいしたことではない」とは、日本全体を考えたときの話でして、これから
日本ががんばらなければならないのは、科学技術、情報等のもろもろの新産業で
あって、介護事業等の社会保障産業は、あくまで、それらメインの分野で日本国民が
力一杯がんばれるためのセーフティネットだと言うことです。
 だから、それがメインになるようでは国の将来は真っ暗だと思うんですよ。
 たかがセーフティネットの問題ごときに、国民の税金を湯水のごとく投下するのは
つまらんですよ。私はもっと「おもしろく」解決したいんですよ。
 私はここ何ヶ月か、介護事業に関わろうとする意欲のある方とお話ししてきました。
その中で、漠然とした解決イメージが出てきました。


24672:02/05/09 12:09 ID:gZoYTNpp
15「日本にとっての明るい材料、ひとつでいいから教えて欲しいよ。マジで。」
37「説得力のある明るい材料が聞きたい。」
わははは。ではそろそろお話しましょうか。
たかが「セーフティネット事業」の話なんですがね。
24772:02/05/09 12:18 ID:gZoYTNpp
お年寄りに介護を行うことを「商売」にすることができるようになったのが
2年前です。
 事業者になること(介護保険事業者の指定を受けること)は、実に簡単です。
 こちらが少し心配になるほど「簡単」なんです。
 皆さんは介護保険事業を自分がやると仮定した場合のシミュレーションを
実際にやったことがありますか?
24872:02/05/09 18:39 ID:TLAtuWJz
 ひとつシミュレーションしてみましょうか?
 でも、その前に言わせてもらいますが、今からお話しすることは、別にインサイダー
でもなんでもない。必要な情報はすべて「公開」されている。
 問題はですね。その情報から必要なことを選んで自分のやりたいことに
結び付けられるかということなんですよ。
 今はとんでもなく便利な時代になっている。私は「ワムネット(社会福祉
医療事業団がやっている情報提供システム)」なんか見ていると、
単純に「すげー」と思いますよ。だって、ちょっと前は、国がどんな政策を
打ち出すかというのは、
国が発表し、都道府県の課長を集めて説明し、都道府県が市町村の課長を
集めて説明し、その後私どもが市町村さんから聞いていたんですよ。
タイムラグが2か月はあったんです。でも、今はワムネットからリアルタイム
で引き出せるんです。心底すごい。
 前に「これからは貧富の差が開くのではないか」と言いましたが、
目の前にあるお宝情報に気づいて具体的行動を起こす人と、
 
24972:02/05/09 19:06 ID:TLAtuWJz
 気づかずに漫然と暮らす人ではそれこそ「天と地」の違いが生じることに
なるのが21世紀ではないかという気がものすごくします。
 あ、そのことと「私は幸せだ」と思いながら暮らすことは別ね。漫然と
暮らしても本人が「幸せだ」と思いながら死ぬなら、それはそれでいいと
思いますよ。私はそういう生き方はしないんですけどね。
 これから、インターネットで公開されている情報を私がどう受け取るか
のお話をしますが、私のシミュレーションがどうかということより、私が
「ある情報」を「どう受け取るか」の手法が重要なんじゃないかと思ったり
します。では、
 
25072:02/05/13 12:12 ID:lZVvBGsh
まずは、これをご覧ください。
http://www5.cao.go.jp/shimon/2001/0914koyoukakudai-s.html
 経済財政諮問会議の専門部会の記録です。
 去年見て、これなんかは、まさに「宝の情報」だと思いました。
先の5日付け日経新聞に具体的な動きが書いてあります。いよいよ革命が始まるな。
と思います。
25172:02/05/14 12:11 ID:FhjScUNz
 この中で私が注目しているのが、「安心ハウス」という制度です。
「(小泉)純ちゃんハウス」とも言われているらしい。おもしろすぎです。
「宗男ハウス」の1万倍おもしろいですよ。
なお、この件でフリーディスカッションもされていますが、これもおもしろい。
 採算性を非常に甘くみている。逆の意味で。やったことのない人たちの議論ですね。
 ためしにグーグルで「安心ハウス」を検索すれば、既にぼつぼつ全国で
具体的行動がはじまる兆候が見られます。
25272:02/05/15 12:04 ID:fgWJMBBA
もう一言言っておきますが、介護保険事業は、「形式」を重視する事業であることに
気を付けなければなりません。
 介護保険サービスは、公的に認められたサービスなので、サービスには一定の「形式」
がある。
 純粋な民間事業はそれこそ「何でもあり」なんでしょうが、介護保険事業は「形式」
を無視できない。よろしいですか。
 辻本議員と宗男議員のことを考えるといいでしょう。やらかしたことの重大性から言えば、
辻本さんのほうが「軽かった」。しかし、辻本さんは「形式」に明らかに抵触してしまった。
一方、宗男さんは、「重いこと」をやらかしたが、「形式」に反していなかった。
 結果はどうなりましたか?
辻本さんは「辞職」。宗男さんは「誰にもやめさせられない。」
 よく覚えておいてください。では、それを念頭においたうえで、
25372:02/05/16 12:11 ID:GgBR9oLN
まず、
http://www.asahi.com/life/aged/020311a.html
をごらんください。この事例は非常に興味深い。
 実は大正解であるのに、「形式」の研究が少し足りなかった事例ではないかと
思います。
 なぜこのケースが「大正解」なんでしょうか?
 前出の諮問会議のフリーディスカッションなどと照らし合わせるといい。
25472:02/05/17 12:13 ID:m1HOs5+t
なぜ「大正解」なのか?一つには「目的を実現するためのコスト」が極めて小さい
ことが挙げられます。まずは、
http://www.city.maizuru.kyoto.jp/kouho/Report_33/FUKUSHI.HTM
及び
http://www.jic-gifu.or.jp/np/newspaper/kaigo/200106/kaigo225.htm
をごらんください。
 これはグーグルで「特別養護老人ホーム 総工費」と入力して検索した
うちのほんの一例です。
25572
このページの見方はですね。単純に、お年寄り「何人を介護する基盤」を整備する
ために、いくらのコストをかけているかという見方をすればいいんです。
 すると、老人保健施設で「100人の入居介護と50人の通いの介護」の基盤を
整備するのに18億円かけている。
 また、特別養護老人ホーム(70人の入居介護機能)とケアハウス(老人アパート
と考えてよい。15人)の合計85人の介護基盤を整備するために13億円かけている
と言っているわけです。
 一人当たりの基盤を作るのにいくらかかっているのでしょうか?