1 :
着物大好き:
わたし、以前ある雑誌に載っていた「源氏物語占い」で女三宮、という結果が出た者です。
その時はちょっと忙しいこともあって、実はあまりよく読んでいなかったんですが、最近になってとても気になり始めました。
女三宮ってどんな女性なんでしょうか?みなさんが持っているイメージなどをお聞かせ願いたいです。
わたしの中では何となく藤壺や紫の上が好きな女性なんですが・・。
2 :
名無しさん@1周年:2001/04/20(金) 15:21
3 :
名無しさん@1周年:2001/04/20(金) 15:31
焦点が合ってない目でボ〜ッとしてる。
何を考えてるのか分からない。
幼稚。自分の意志がない。無神経。
・・・ごめんね。マンガではこんな人。
そーゆー私の占い結果は「六条の御息所」(^▽^;)
呪い殺しちゃうわよ〜ん♪
4 :
名無し@:2001/04/24(火) 11:47
ものすごく真面目に答えてしまってすみませんが、、、女三の宮の弁明〜
藤壺の姪ということで、源氏に勝手に期待されて迎えられてしまった女三の宮
ですが、始めは歳の割には幼く、源氏にも幻滅されてしまうという人ですが、
素直なところも従順すぎるところも皇女ならではなのでは。と思われます。
源氏が若い頃の罪を因果応報として受け止めなくてはいけない役としては、
賢い人に裏切られるよりも、こういったたわいのない人に裏切られた方がより
屈辱を味わう意味で、女三の宮の性格はこういう位置に位置づけられた、
というんじゃないかな〜。
それにしても、不義の子柏木を産み、今さらながら未練タラタラの源氏を突き放し、
出家を貫き通すあたり、ワタシはとても見事だと思います。
自分の事を棚にあげて若い2人を責めるじいさん源氏にしてやったり!
って感じ。
そういうワタクシは、宇治の大君。つまらん。
初めて自らの意思を以って行動した事が「出家」なんだよね.
(柏木とは密通ではなく女房の手引きによる強姦です)
自らの意思を持った時点で既に人生が終わっていたひと.
そこから源氏に生活を保障され朱雀院の息子に身分を保証された,
本当に(当時の視点で)豊かな生活を得たひと.
という理由であの「自分では何も考えない性格」は生まれたのではないかと私は考えてます.
浮船との対比が面白い.
6 :
名無しさん@1周年:2001/05/10(木) 01:54
研究者の間では何かと評判悪い瀬戸内源氏ですが、私は寂聴さんの解釈が大好きです。
大和和紀にさえ嫌いと言われた女三の宮を、童女の魂を持ったままの純粋なキャラと公言し、
明石や玉鬘、藤壺を賢いけどつまらない生き方、母として生きる為に女を捨ててしまった、
とバッサバッサと切り捨てた潔さが何とも言えません。
7 :
名無しさん@1周年:2001/05/10(木) 07:01
4さん、5さんの意見を興味深く読みました
女三の宮・・なぜか気に掛かる女君です
瀬戸内の女三宮評はちょっとほめすぎって感じもするけど
実際の内親王なんてあんなふうだったんじゃないと思う。
臣下の娘ならいい教育させて、女房つとめとか入内とかで
他人の評価を期待するだろうけど。女三宮は朱雀院が溺愛
してて間違っても落ちぶれたりしない人生が約束されてる
からね。人間的に成長する必要って無かったんじゃない?
9 :
名無しさん@1周年 :2001/05/12(土) 00:45
紫式部は宮中でやんごとない方の実情を知っていたからこそ、
様々なタイプの女を描けたんでしょね。
中流の出にいい女がいるなんて意見もリアルで面白いし、
色んな出&性格の女君がうまく配置されているからこそ、
女三の宮の存在も生きてくるのね。
源氏は、
「可愛いだけのお人形さんで、手応えが無さ過ぎ。つまらん!」
と言い、
本によっては知恵遅れなんじゃないかとまで書かれてるのね。
ホント、ビックリ。
だって、8さんの仰ってるように、彼女は宮様だもん。
藤壺女史の姪だから、なんて勝手に期待しといて、幻想が崩れたからっておざなりにするなんて最低だ。
第一昔の源氏なら、
(自分好みに育てよう、うっしっし。)
とか考えてたはずなのに、
既におっさんになってしまった主人公はそれすらしない。
ちゃんと相手されてないのに、紫の上と比べられまくって、さすがに女三の宮だって嬉しいはずは無いでしょう。
だけど、世界は源氏中心なのね。
紫の上まで傷つけて迎えた正室なのに裏切りやがって〜なんて思ってる。
けど、結局は全部自分の責任じゃん。
諸悪の根源源氏に見事なしっぺ返しをした女三の宮に拍手。
私はおっとりした彼女が大好きです。
10 :
どきどき名無しさん:2001/05/12(土) 16:53
私も女三の宮ってそんなに嫌いじゃないです。
そういう風に育てられてきた訳だし、彼女のせいじゃないような気がする。
個人的にはなぜ朧月夜があんなに人気があるのかわからない私は占いでは浮舟。
11 :
アマノウズメ:2001/05/13(日) 12:58
他人の解釈抜きで原文で読んでみると随分知能が低いなって思う。
父親の悩みの種だし周りの女房も1人前扱いしていないし。
夕霧はこんな女のために柏木は命を捨てたのかって思っているし。
ちなみに朧月夜は自立した女です。朝顔の斎院とは逆の行き方だけど。
財産があるから自由に生きられるんでしょって言い分は、このさい
無しにしましょう。男も女も財産無しに生きられる方法は当時は
なかったので。財産なけりゃ貴族も庶民も即野垂れ死にです。
12 :
夕霧:2001/05/14(月) 01:16
瀬戸内女史には童女信仰みたいなところがあるので、
おっとりした女性、悪気はないけど周囲に迷惑かける女性
には、非常に点が甘いのです。
岡本かの子や田村俊子なら、才能があるからしかたないかって
きになりますが。
母親であるために女を捨てたひとに否定的なのも女史自身が
夫も娘も捨てて駆け落ちしているからでは。
瀬戸内女史の作品は好きだけど全面的に作品中の人物に入れ込む気には
なれませんね。
13 :
名無しさん@1周年:2001/05/19(土) 02:18
age
14 :
名無氏物語:2001/08/14(火) 03:09
>>9-10
同意。源氏評論家は彼女に対してあまりに酷すぎると思う。
それまで紫の上を筆頭に、他のしっかりした女君たちがカバーしてきた源氏の身勝手ぶりを
暴露するために作られたキャラクターではないかと。それで欠点がやたら強調されてる
わけだと思うけど、冷静に見れば宮様としてあれが普通なのでは。
でも、紫式部ってやっぱ苦労人だったのかな。お嬢様育ちの女性に対してなんか厳しい気が。
15 :
そらみ:2001/08/24(金) 15:14
女三宮を一言で言えばブラックホール。男の期待をすべて吸い込む存在ですが、吸い込んでそれでおしまいで何も与えてくれません
16 :
名無氏物語:2001/08/24(金) 20:15
このスレ読んでて、突然思ったのだが、
女三宮−(財力+美貌)=末摘花
では無いかと。
あ、でも作歌能力はもうちょいあるか。
末摘花も、育ち方は三宮と大差ないような気がするし。
(周りの女房たちは、誉めるだけだってあたり。)
どう思います?
17 :
うーんと:2001/08/26 06:03
末摘花のほうが若干意思が強固・自己主張が強いかと。
落ちぶれて貧相な生活になっても
周囲の言葉を無視してひたすら源氏を待ち続けた。
もし3の宮が生活に困ったら(有り得ないけど)
周りの女房がすすめるままに、迷いもなしに財力だけはある男性に嫁ぎそうだ。
18 :
名無氏物語:01/08/27 12:41 ID:o6tHg2m.
彼女に好意的というか同情的な人って、光源氏のことを嫌ってるというか、かなり批判的に見てる人のような気がする。
私もそうだったりするが。
あと、「自立した女」って、ある意味男にとって一番「都合の良い女」なんじゃないかな…って思えたる今日この頃。
ある意味、源氏物語のキーパーソンですよね。女三宮は。
正編と続編への橋渡し的な存在であると、僕なんかは考えています。
論拠は長くなるので割愛。
女三宮と柏木のこと卒論に取り上げました。
私も彼女は嫌いじゃないです。なんというか、内親王さまだし、
男女の間のことなんか教えられなかったのでは。白紙のまんま
源氏という巨大な男に預けられ、柏木の求愛が宮にとって初めての
男の人の情熱だったのでは。どうしていいか分からなかったろうね。
それに、内親王という地位だけで、柏木も「迂闊に出だしできないな」
と思うけど、実際間近で見てみるとただのかわいい女だっただけのこと。
少し話は飛びますが、原文で、「いずちもいずちも率て隠し奉りて・・・」
と柏木と宮の逢瀬のところにありますが、あの表現はなんかすごい。
柏木が宮に対して「かわゆい!」と我を失い、やっちゃったんだなーと(w
下世話ですまそ。
>>21 柏木からしてみると、「内親王」っていうよりも源氏の正妻という方
に重圧を感じた感じはしますよね。もともと柏木は「内親王」を妻に
しかたったわけだし・・・落葉の宮も更衣腹とは言え、内親王ですが、
結構、ぞんざいに扱われて・・・可哀相ですな。
今の時代に生きてたら可愛らしい普通の人なのではないですか?
>>23 単純にそうは言えないとおもうのですが・・・
今の時代に生きていたとしても彼女はやっぱり、普通の人とは
違いますね。
今の時代だったら天然ボケのお嬢で片付けられそうな気が・・・
旦那は最初は「かわいい」で喜んでるけど中身が薄くて面白くなくなり
最初思った「かわいさ・世間知らず」も鼻につき出して嫌気が差し浮気される。
彼女は自分のなにがいけなかったかなんて事はわからず周りも彼女に同情する。
離婚して慰謝料もらって趣味のパンフラワー教室を開きお花に囲まれて一生を送る
・・・そんなタイプ。
女三宮かー、たまにいるよね、こういう人。
クラスでもおとなしいけど、実は頑固(しんがある?)で
いつの間にかいい奥様になっている。。なんだかそんなイメージです。
そんな私は朧月夜。うれしいような悲しいような。。
紫の上もいちおう宮家の出だけど、小さいときに
苦労してるだけあって、人生観もあるし、源氏相手でも
ひるまないよね。
女三宮は、内親王として生まれて、ただかしずかれるだけで
なんにも知らずに育ったんだろね。だから柏木からのラブレターも
簡単に見つかってしまったし。あれさえ見つからなきゃねー。
敷物の下なんて、どうせいつかは掃除する侍女が見つけるだろうし、
あの場合どうすれば源氏にばれずにすんだだろうね。
タンスみたいなもの(?)の中に入れるとか。
紫上にしろ、みな物語のポジションからみると「中の品」ということに
なりますよね。およそ、彼女達は苦労の経験から処世術を学び、それなり
に生活していましたよね。源氏が女三宮を「正妻」としてむかえた理由の
一つに、その出自、つまり上流性ということも挙げられますね。
当時の純粋な貴族の脆さのようなものを女三宮は内包しているようにも
思います。
藤壺も光源氏から見れば完璧な女性だけど、桐壺帝からはどうだったか・・・
31 :
合同自主トレ:02/02/11 21:10
>1
自分で読みゃーいいだろ
とりあえず全編読もうよ
読まずに他人の話し聞いてもわかんねーだけだよ
・・・そげなこというたらあんた。。。
そうでなくてもレスの少ない板じゃというのに・・・
源氏の「正妻」は葵の上と女三宮だけだったんだけどどっちも源氏物語の
世界では悪役というか負の役回りだよね。やっぱり作者も読者も「愛人」
の方が好きなんだろうなぁ
上の品が苦手と言う事なのでは??
「中身もないくせにサー!!」
「つまんねーーやつ!!」
「なんであんたがえらいのさ」
彼女は内心そう思っていたのでは??
そういえば、紫式部は道長の召人(愛人)だったという説がありますが。
空蝉のエピソードなんか、案外それと似たような実体験が
元になってるのかもしれない。
スレ違いsage
三宮を通して朱雀帝のだめ男っぷり(もしくは凡人ぶり)を感じる。
源氏占い、私は「花散里」…
あれって「末摘花」も入ってるのかしらね。
環境のせいでニブちんに見えるけど、
生来の気質はとてもしたたかな人、かな?
とにかく、若いうちに源氏と切れられてよかったね!
私は占いでは夕顔と出ました。
腹上死女かよ…
漏れは葡萄の源氏と出た。
大器晩成とある。
源氏が40歳の時に14歳で降妻したのだから合わないのは当然。
やはり若い女は若く荒々しい男に身を任せるのは今も昔もかわらない。
実質的には正妻の座にいた紫の上だが、それが一気に崩れてしまったのでから
可愛そうと言えば可愛そう。
紫の上はそう言った心労が貯まりに貯まって病に床伏してしまう。
女三の宮は結果的には紫の上を病に追いやり結局、氏に至らしめてしまった
ので、そういう意味では加害者といえよう。
彼女の欠陥よりも、周囲の人間(特に源氏!)の身勝手や無責任ぶりの方に
腹が立ってしょうがないのだか。
やっぱり、出家して正解だったんだろうな〜。
田辺聖子さんのパロディ版の方はけっこうしたたかな
お姫様に書かれてて好きだったな。
宇治十帖でも息子の薫にさえ「いつまでたっても子供っぽい人」のように
言われてましたが、こんなキャラだからこそ、紫の上の口惜しさが
倍加されるのでしょうね。
ちなみに占いは明石の上でした。
だれか、空蝉の人いません?
いや、組めば大富豪になれるかもって出てたんで。。
明石+空蝉だとやり手コンビって感じだね。
女らしさも知性もありつつしっかりしてる
私はどちらの占いでも葵の上と出ました。
早死にするのか…。
でも、旧姓での占いでは、末摘む花!
全く正反対!どういうこっちゃ!!
44 :
かんみりょうこ皇子:02/08/07 12:00
宇治の大君でした。自己愛者でレズビアンなんだって
女三宮という女性が平安のころに本当にいたとしたらおそらく良い風にはとられないと思います
とにかく身分の高さゆえにやっかみと対象となるのが皇女ですからどうしても源氏物語のような人柄に
映ってしまうじゃないでしょうか。三ノ宮ということから斎王にも選ばれないし政治的利用価値もありません
つまり貴族社会ではどうしようもない人ということになりますか。
唯一許されている藤原一族にも内親王ということから正妻ではいることになるので嫌がられるし
それと幼いころから見ざる聞かざる言わざるが生き残る手段と信じているようですし
彼女らの乳母も何も教えないことが教育だと信じていることもあるようですし・・・
それにしても柏木が彼女に手を出したのは貴族社会での実際に権力を持つ者らの横暴だと思っております
ある意味、凄く可哀想な人なんだよね。
上辺ではたてまつられて大事にされているように見えるけど、
実は誰から(父院以外)も必要とされてない。
ほんとに人形扱い。箱にしまい込まれたまま放っとかれてる感じ。
こういう人が、まともに成長出来ないのは当然。
誰も真剣に接する人がいないのだから。
そんな彼女を唯一本気で求めた男が、
彼女をいちばん苦しめた張本人、っていうのが皮肉だな。
もっと同情されてしかるべきキャラだと思うが。
45>三ノ宮ということから斎王にも選ばれないし
ほんと?なんで?
3番目だとだめな理由きぼう。
当時ある程度の貴族女性なら女三宮という立場は知っていたはずですから
今の自分のポジションのほうが幸せぇぇだとかいくら雲の上の人でもなにせ三番目じゃねぇ
みたいな。やっぱり権力のある父上の娘じゃなきゃまともに夜這いすらしてもらえないわよねぇぇ
だから光源氏は天皇に頼まれて断りきれないみたいな。普通天皇の娘といっても一緒に暮らすことはなくて
母方のお家の奥の奥のせまい一部屋に隔離されていました。従三位以下の男に子供でもはらまされたら
母上の後宮での立場が極限に悪くなるからですけど。ちょっと書くだけでも彼女の立場がわかるでしょ
本当に死ねるものなら死んでしまいたいが自殺すれば両親や親族に迷惑かけるし・・・
内親王の詠んだ和歌なんかに 彼女たちの気持ちがでてくるよ。
件の斎王で三番目だからだめとは延喜式には規定されていないけど
源氏物語での女三宮の政治的影響力は皆無に等しいと考えられるからですね
私はパネルクイズ25のアタックチャンスたど思っています
伊勢の斎王は今で言う野党みたいな藤原派閥で将来悪影響でるかもしれないパワフルな姫宮が選ばれることが多く
御所から近い賀茂の斎院は上位ランクの母親を持つ内親王がほとんどですが同様のことが言える場合が多いです。
入れられたら完全隔離されるのでほとんどが精神病または廃人みたいに
されることがあるようで古文書に御脳がよろしからず。お祈りが必要みたいなことが
ばんばんでてくるよ。このへんのところを現代人にもわかりやすく某尼さんが訳した源氏物語も書いてほしかったな
あまり大きな声ではいえないけど現代の内親王さんも似たような立場だよね
新聞にでてたけど誰ももらいてがないのなら賀茂の斎院になっていただきましょうって
天皇家とお付き合いする場合はすべてこちらもちだからお金がいっぱいいるから
こんな時代にそんなこといってたらそりゃ無理だって。もっと宮内庁に抗議しましょう
文章を読むと何だか厨っぽいので反論するのは気が重いのですが。
>なにせ三番目じゃねぇ
順番は関係ないでしょう。
あくまでも生母の実家の勢威の問題ではないの?
何にせよ、当時のほとんどの皇女や皇子達が飼い殺し状態だったのは確かだろう。
何も感じないで済むのが当人にとっても一番幸せ、てな考えが周囲でも圧倒的だったのではないだろうか。
院政期あたりになると結構事情変わってくるようだが。
>>41 わたし空蝉だったよ。
それで、もう一つの方の占いでは朧月夜。
書いてあることまったく正反対で笑ったよ
占いは自己とのギャップを楽しむものだね…
うーん、女三宮好きなんだけどなあ…すれてなくて
柏木くんもけっこう好きなので、あの段を読んでいるときは
上手くいって欲しいなあと願ってたよ
実際はそんな甘いもんじゃなかったけど…
自分、藤壺の宮だった・・・。
書いてあることはともかく、個人的に藤壺好きでないのでちょっと残念だ。
三ノ宮というキャラクターは、全てにおいて「受身」な存在だった、
という印象がある。振り回されるだけ振り回された、みたいな。
そんな三ノ宮が出家を強く希望し、出家後に源氏がせまっても拒否するとこなんて
彼女の変化と成長がうかがえて良いと思った。
ま、「振り回された」という意見はあくまで三ノ宮視点であって、
彼女の幼さや行動が、自分の自覚無しで柏木を誘惑してたり、源氏や紫の上を
苦悩させてたりはしてたんだけどね。
当時(この物語の設定当時といわれる醍醐、村上のあたりね)は、皇女は
生涯独身が通説だったんよ。
だから、朝顔の姫とか、明石の中宮の娘の女一宮とか、ケコーンしない女性も
いる。
落葉の宮は、柏木を失った後夕霧に言い寄られて苦しんでるけど、ケコーン
するのも恥(生涯独身を支える後見力がないつー事だから)、若くして
未亡人になるもの恥、さらーに再婚なんてもってのほかの恥、という
三重恥で苦しむんだよね。
女三宮も、母親がいないから、一重目の恥はもう持ってる訳で、で、朱雀院は
彼女可愛さのあまり、「いかに彼女を愛してくれるか」という男よりも
「いかに彼女を保護してくれるか」という男を選ぶ事に夢中になって
いたような気がする。
で、嫁がせるならば王統でなくてはならない、という拘りが、当初から
見受けられる。
そうなると夕霧か源氏かしかないけど、そこで、源氏と選んでしまった
あたりが…。朱雀院老人ボケ、としか言い様がない…。
藤壷の妹君
55 :
名無氏物語 :02/08/20 15:18
どうも朱雀院は源氏にヘンな劣等感めいたものを抱いてるフシがあるよな
親父は死んでからも源氏の味方だし朧月夜は寝取られるしで
あるいは過剰に買いかぶってるというか
だいいち自分が老い先短いからって最愛の娘を託す相手に
自分と大して年の違わない弟を選択するのはどう考えてもおかしいだろ
朱雀院は源氏に惚れてたのよ。
自分が源氏と寝たかった。
だから、母方の縁戚がなんの力もない最愛の娘を彼の懐に送り組んだ。
「もしも自分が女なら、たとえ姉弟の間柄であったとしても
必ず言い寄ったであろう」なんぞというようなキモイ男だし>朱雀院。
遅レスですが
>>48 >>母方のお家の奥の奥のせまい一部屋に隔離されていました。従三位以下の男に子供でもはらまされたら
母上の後宮での立場が極限に悪くなるからですけど。ちょっと書くだけでも彼女の立場がわかるでしょ
>>伊勢の斎王は今で言う野党みたいな藤原派閥で将来悪影響でるかもしれないパワフルな姫宮が選ばれることが多く
御所から近い賀茂の斎院は上位ランクの母親を持つ内親王がほとんどですが同様のことが言える場合が多いです。
ソースは?
>従三位以下の男に子供でもはらまされたら
>母上の後宮での立場が極限に悪くなるからですけど。
女三宮の母はとっくに亡くなってますし、その母の父=先々々帝も亡くなってるので、
立場も何もあったものじゃないんですけど。
まさしく女三宮は父親に可愛がられてる以外はなんの後見もない宮さまです。
彼女が自殺しようが出家しようが迷惑を蒙る親族はないといってもいいでしょう。
ただ、父親が無闇に悲しんでくれるだけですよ(w。
斎宮は、伊勢という遠隔地に送られるので、どちらかといえば後見に力のない女性皇族が多い。
斎院は、賀茂という土地柄から、直宮でしかも権力と財力のある後見を持つ女宮でも
就任の可能性は高い。
事実、源氏物語の中でも朱雀院の姉宮(あの!弘徽殿腹)が、
桐壺→朱雀の御世代わりの際に加茂野斎院に就任している。
その際の伊勢の斎宮候補(後には事実下向している)が六条御息所の娘。
六条御息所は資産家でありかつ才覚もあったので
「文芸サロンの女王」的存在ではあったが、父も亡くなり夫もないので、
政治的には全く無力。源氏とのスキャンダルがなかったとしても、
彼女の娘が斎院ではなく斎宮に選ばれたのも政治的背景からすれば当然。
斎宮がパワフルな姫宮のポジションとは思えません。
斎宮も占いで決めることになってるけど、藤原氏腹の将来後宮に送り込みたい姫が
万一選ばれた場合、何度も占いをやり直すという反則(わら をしてでも、回避してる。
村上帝の女御にひとり、斎宮帰りがいるけど、父親が藤原本流からは外れた有力親王。
もろ輔は安子の妹をこの親王に嫁して、娘を村上帝の女御に入れてる。
余裕とも気を使ってるとも取れるが、後見から言えば安子の敵じゃない。
先例があるから式部も物語に取り入れたんだろうけど、現実には女王が
中宮になるというような政治状況はない。
後一条帝の威子腹の皇女ふたりが、中宮になってはいるが。。。
彰子が生きてるし、道長嫡流に適当な姫が生まれてなかったせいもある。
後宮に入れるような後見をもった内親王は、例の占いでずるしても
斎宮なんぞにはならない。
その御世の帝が死ぬまでが任期だから、婚期を逸する。
村上帝の女御も、母親が死んで、喪ということで辞任しての入内。
朱雀帝が色好みの粋な帝で、男女の機微にも通じていれば、
かえって後見のない女三宮に一品の宮の格式をつけて、降嫁させるようなことは
しなかったんじゃないかなと。
自分に経験がないから、そのほうが幸せに見えたんだろうけど。。。
降嫁させずに一足飛びに出家させて、世間の風に当てないようにしてやるべきだった。
>60
じゃあその安子のむすめが斎宮になっているのはなんで?
斎宮女御も安子の姪だよね?
重箱の隅をつつくようだが。
>63
何かしら血縁状態にあるのがこの時代で、同父同母の兄弟でさえ権力争いを
するのですから。
中宮安子腹の内親王が斎宮になっていることに関しては、斎宮であったのは
冷泉帝時代。ということは、父・村上帝も母・安子も既に亡くなっています。
ですから、中宮腹とは言え、あまり考慮されなかったのでは?
大まず、斎宮女御が安子の姪であることは、ほとんど関係ないと思われます。
学時代の講義や演習の知識からの推測ですが..
>>62 降嫁させずに一足飛びに出家させて、世間の風に当てないようにしてやるべきだった。
自分もはたから見ると(w そう思うけど、
三宮が出家すると決めた時、あれだけ嘆いたんだからそれはないと思われ。
出家って生きたまま死ぬようなものらしいから。
あのころは血統が何よりだったらしいから、
紫の上の存在にかすんじゃうんじゃないかと心配しつつも
いんやこれだけ血筋がいいんだから〜と踏み切ったんだろうな。
自分は女三ノ宮、嫌いじゃないです。
ちょっと足りないところも、育ちだけでなく生まれつきだとしても
彼女の責任とは思えない。あるがままでいるだけ。
身分から勝手に彼女を誰かに重ねたり、期待外れだと言って
失望したり後悔したりするのは、その人達の問題に過ぎない。(柏木含む)
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>>67 いやいや、この時代はまだ、出家は「お痛ましい」ことだったはず。
院政期を経て、武家が力を持ち、公家や皇族が本当に何の力もない時代になると、
寺社には扶持があるので、母方の実家を頼るより良い暮らしが保障されるから、
父帝の寵愛の深い皇女ほど尼門跡などになってしまいがちだけれども、
源氏物語の時代はまだまだ・・・。出家した人間は木石の如き存在。
高貴な身分の者が若くして出家するなどは正視に耐えない痛ましさだったはず。
一番望ましいのは、後々出てくる明石中宮腹の女一宮のような生き方。
母方の実家が富裕な権門の家柄で、生涯生活に困ることなく、
人間の男に嫁ぐことなく、神の花嫁にもならず、若いうちから御仏にすがることもない。
花鳥風月を愛でて、風雅に暮らす。
そういえば、平成の今上帝の女一宮は、それに近いかもね。
(^^)
609 名前:名無氏物語 :03/01/25 02:40
>>1 私も女三宮好き。
光源氏(やってることが新潟監禁男)ざまあみろ。
六条の御息所の怨霊(光源氏の妄想説もあるが)
が取り憑いても死なないし出家をお父さんに頼むという策士。
敵にしたら一番怖い女人ですね。
611 名前:名無氏物語 :03/01/25 05:37
>>405 いや、しなくてもいい出家を父親にお願いするなんて最高のリベンジでしょう。
間男の存在を隠さないというのもプライドゆえでしょう。
>>418 落ち葉の宮ががんばって一線守ったのに周囲からいろいろ憶測されて辛い思いをしたんすね。
女三宮が拒まなかったのは拒むのは無粋なことだと思ったのかもしれない。
>>421 女房が手引きするのだから自分の意思なんか関係ない。
注意しろ以前の問題。
しかも一度男が入ったら手引きした女房以外も実力行使とかは無粋なのでなかなかしない。
>>435 源氏や柏木みたいな男に愛を感じる方がどうかしてるよ。
あんなろこつなリベンジを考えるなんて女三宮、日ごろから激しく恨んでいただろう。
さすが真の意味で高貴な人間です。
自分のことをきちんと扱ってくれる男と出会えていたらどうだっただろう。
朱雀院のガードがきつすぎるか。
出家なんて死なずに自殺並みのインパクトが与えられるのでコストパフォーマンスは高いです。
六条の御息所に取り憑かれてもそういうことを考える余裕があるのは並の生命力ではないでしょう。
重い細長を着た状態でぼうっと立っていられるというのも相当な力の持ち主です。
(十二単は本当に重い)
確信犯的に復讐の機会を作り出す女三宮マンセー。
出家の前の段階から意思を持っていたのかも。
出家をさせろというタイミングが御父院の病気見舞いだし。
平常時の出家よりインパクトのある方法を選んでいる。
大和和紀はそういういっぱんてきな感情を彼女の中から見ることができなかった、
というのは失望的です。
その意味では瀬戸内寂聴さんの解釈の方がまとも。
もしかしてあさきゆめみしスレで瀬戸内寂聴が嫌われているのはそれが原因?
まあ、女三宮が源氏に仇なすかのような暴挙(源氏にとってはね)を
繰り返すのは、そうしないと物語が盛り上がらないからであって、
女三宮に才覚や気概や度量があるからではない。
平穏無事で停滞気味の六条院に凶事という刺激を持ち込むという
本編後半のキーパーソンではあるが、意識してそれをしてるわけじゃなし。
現実的にいえば女三宮と源氏はとことん相性の悪い夫婦だった。
嫌いだとか軽く見るとか怖がるとかそういう時点での相性ではなく、
波長が合わないというか、巡りあわせが悪いというか・・・。
だから女三宮に思い入れする読者も出てくるんだろうし、
その辺が作者の物語作家としての面目躍如なわけで。
逆に、朧月夜の尚侍が朱雀帝の顔に何度も泥を塗ったり、
ひそかに浮気をしたりするのは、彼女の意思と気概と性格だよね。
『何をしても許されるだろう』という甘えと一種の高慢さと、
妙に冒険好きというか、薄氷を踏むようなまねをして面白がる向こう見ずとか、
見ててわかりやすいが、読者が想像力を働かせて、
「本当はこうでは?ああでは?」という発展をしにくいキャラ。
女三宮は茫漠としたキャラなので、思い入れ次第でどうとでも解釈できる。
>>75 >女三宮は茫漠としたキャラなので、思い入れ次第でどうとでも解釈できる。
いえいえ、どちらかと言うとマイペースな不思議少女と思われ。
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけの優しさ・もっともらしさ(偽善)に騙され
るな!)
●とにかく気が小さい(神経質、臆病、二言目には「世間」、了見が狭い)
●他人に異常に干渉し、しかも好戦的・ファイト満々(キモイ、自己中心)
●自尊心が異常に強く、自分が馬鹿にされると怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようと
する(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際に
はたいてい、内面的・実質的に負けている)
●本音は、ものすごく幼稚で倫理意識が異常に低い(人にばれさえしなければOK)
●「常識、常識」と口うるさいが、実はA型の常識はピントがズレまくっている(日本
の常識は世界の非常識)
●権力、強者(警察、暴走族…etc)に弱く、弱者には威張り散らす(強い者に弱く
、弱い者には強い)
●あら探しだけは名人級(例え10の長所があってもほめることをせず、たった1つの短所を見つけてはけなす)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格がうっとうしい(根暗)
●一人では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質、異文化を排斥する(差別主義者、狭量)
●集団によるいじめのパイオニア&天才(陰湿&陰険)
●悪口、陰口が大好き(A型が3人寄れば他人の悪口、裏表が激しい)
●他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(「世間体命」、「〜みたい
」とよく言う)
●自分の感情をうまく表現できず、コミュニケーション能力に乏しい(同じことを何度
も言ってキモイ)
●表面上意気投合しているようでも、腹は各自バラバラで融通が利かず、頑固(本当は
個性・アク強い)
●人を信じられず、疑い深い(自分自身裏表が激しいため、他人に対してもそう思う)
●自ら好んでストイックな生活をし、ストレスを溜めておきながら、他人に猛烈に嫉妬
する(不合理な馬鹿)
●執念深く、粘着でしつこい(「一生恨みます」タイプ)
●自分に甘く他人に厳しい(自分のことは棚に上げてまず他人を責める。しかも冷酷)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男
前やのに、なんでや!(あいつの足を引っ張ってやる!!)」)
>76 だから、そんなふうに読者が勝手に想像を膨らまし、
その膨らました想像が十人十色になるところが
「どうとでも解釈できるキャラ」なんだよ。
女三宮を好きだと感じる人は
「彼女なりの価値観も考えもあって、身勝手な源氏から
妙な女性像を押し付けられて、期待にこたえなかったからと邪険にされて、
かわいそう」そして密通についても
「純然たる被害者」と解釈する人もいれば、「意図的な復讐だったかも」
と解釈する人もいる。
彼女に好意を持たない読者は
「ちょっとこったんないじゃ?」とか「身分に内実が伴わない」とか
まあ、その他諸々。
で、あなたのように「不思議少女」と思う人もいる。
ちなみに原文には不思議ちゃんっぽい表現はないよ。
紫式部は才を恃んで生きてきた容姿のほうはいまいちな女だったろうから、
空蝉みたいな女には好意的な筆を振るう。
当然ながら、知恵が回らない女には辛辣なんだよね。
>>78 確かに源氏物語って行間を読む小説だと言われているよね。
六条の御息所の怨霊についても本物の亡霊説や源氏の妄想説とかあるものね。
個人的に三の宮ロリな外見と中身が
萌えエロス発散させているタイプかと思う。
うん、男性受けするタイプだと思う。
ロリロリでちょっと足りない生まれによい美少女って。
源氏の亜流は中世文学に顕著だけれど、
「とりかえばや」にでてくる右大臣家の四の君というのは
「ひたすら子めきたまいて」と執拗に描写される「子どもっぽい」女君。
夫とされている左大臣家の若君がじつは女性であるので二人は同衾はしても
性向はない。お側近くに仕える乳母子(女三宮の『小侍従』みたいなもん)が
やはり乞われるがままに男を手引きしてしまい、妊娠までする。
「とりかえばや」はなんとなく男性の手になる「亜流源氏」っぽい。
紫式部は女三宮について外見の美質を一応称揚してはいるが、
夕霧・源氏の目を通して、いかにも食い足りない「欠けた所の多い」女性
という描写を繰り返しているから、この手の女性をよしとはしていないらしいけど、
とりかえばやの作者は、子どもっぽくて警戒心が足りず妊娠までした四の君を
左大臣家の若君の正夫人の一人として返り咲かせ、
(左大臣家の若君はこの辞典では兄妹が入れ替わっているので男になってる)、
宇治の八の宮を思わせる俗聖の娘のひとりと結婚した若君は、
第一の妻としてはこの宮家の姫を立て、間男した過去のある四の君は風下には立つが、
『ひたすら子めきたまえる』その様子が魅力的で捨てがたいと、
結局は復縁し、その後ばんばん子どもを作る。
男の人にとっては、子どもっぽくて頼りなげな美しい女の場合、
場合によっては他の男にされちゃってもしょうがない、と思えるのだろうか。
82 :
(。・_・。)ノ:03/02/03 10:48
(^^)
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
age
私は、華原朋美ちゃんを見ると、女三の宮ってこういう感じかな、って思います。
最初は、見た目は可愛いけど、中身はあんまりなさそうな、言っちゃ悪いけど、
ちょっと馬鹿っぽい娘、でも一大スキャンダルを経験してからは、まぁ、見た目の
イメージはあんまり変わってないんだけど、結構したたかになってるというか、
うまいこと生き延びてるというか。
でも、嫌いではないですね、こういう娘。
92 :
付合いある時は気前いいらしいが:03/05/19 16:36
言えてるかも。
但しコムロには、光源氏ほどの情けはないけどねw
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
>>92 でも、三度も結婚してるし、
最初の離婚と二度目の入籍の合間には
いろいろな女性歌手とも浮名を流してるし、
ある意味、源氏っぽいかもね・・・。
彼が源氏なら、女三宮はともちゃんできまり。
若くしてなくなった葵が最初の奥さんで( ヾ(・・;)おいおい
紫の上がいないわねぇ。
ケイコは紫の上では断じてありえないし(容姿も雰囲気も
子を産むなり捨てられてしまった二度目の妻が明石かなぁ・・・。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
100 :
名無氏物語:03/05/30 19:44
わたし、以前ある雑誌に載っていた「源氏物語占い」で女三宮、という結果が出た者です。
その時はちょっと忙しいこともあって、実はあまりよく読んでいなかったんですが、最近になってとても気になり始めました。
女三宮ってどんな女性なんでしょうか?みなさんが持っているイメージなどをお聞かせ願いたいです。
わたしの中では何となく藤壺や紫の上が好きな女性なんですが・・。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
102 :
名無氏物語:03/10/19 13:22
>81
ロリロリでちょっと足りない生まれのよい美少女
あくまで憶測だけど、
多分、「源氏」執筆当時から、そういうキャラって、
かなり男性に受けてたんじゃないかな。
現在は残っていないけれど、同時代に作られた物語は他にも色々あったはずで、
そんな感じのキャラも大勢登場していて、人気があったのかもしれない。
ちょうど今のオタ向けアニメ・ゲームや同人誌に出てくるような
萌え系美少女キャラのように。
で、紫式部みたいな、もっとリアルな物語を志向する作者は、
「そんなの、キモっ! そんな女のどこがいいの!?
実際にいたら、こんな感じだよ! それでもこういうのがいいの?」
てな感じで、そういうキャラに対するアンチとして、女三宮を作ったのかもしれない。
「源氏」リアルタイムの男性読者の感想なり批評なりが見られればいいんだけどね。
>紫式部は才を恃んで生きてきた容姿のほうはいまいちな女だったろう
でも、そういうタイプに限って、一番根っこが「女おんな」してたりするんだよね…。
「源氏」や「紫式部日記」読んでると、紫式部のそういう面に
ちょっと辟易して、不快になる時がある。
103 :
名無氏物語:03/11/05 07:19
盗聴、その傾向と対策
http://natto.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mass&key=982179238&ls=50 十三日夜、非公開で開かれた土佐郡土佐山村の村区長会の会場に、読売新聞社記者が録音機を隠し置いてい
たため、村側が「信頼関係を損なう行為だ」と反発するトラブルが起きた。
180 名前: 名無しさん@1周年 投稿日: 2001/01/13(土) 16:16
20年位前に朝日の名物編集委員が建設談合あばこうとして会議室のテーブルの裏に
市販の盗聴器仕掛けたのが見つかって首になり、一面で連載中の談合キャンペーン
が吹っ飛んだことがある。
10数年前までどこの新聞社テレビ局では警察無線の盗聴(傍受といっていた)は常識
今では単に技術的に聞けなくなっているだけ。方法があればまたやるはず。
マスコミにとって情報の入手は、一般の企業における仕入れと同じ。盗聴取材は漁師
の密漁程度の認識。まあ、夜回りなんてのも公務員の守秘義務違反をさせているわけ
で表向きにはバレたら喋ったデカは首、記者も教唆を問われるんじゃない。
684 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/04/20(金) 20:19
石川テレビはやってます
隠し撮りで記者クラブ
の取材が制限された事もあります。非常に迷惑
な局です。
番号案内
105 :
名無氏物語:03/11/09 08:24
光源氏=小室
華原朋美を引き取ってくれと大手レコード幹部に紹介して再デビューさせたり
別れたアサミには莫大な慰謝料とマンション(だっけ?)
プロデュースした歌手は全員喰ったとお酒の席で豪語した小室と源氏は似てる。
ナルでロリコンで経済力がある好色男。
明石家さんまみたいな好色じゃないような。
106 :
名無氏物語:03/11/09 08:29
別れた女の面倒は必ず見る・保障してあげる小室&源氏
深田恭子
煩悩
東急
警察
111ゲット!
112 :
名無氏物語:03/11/10 00:08
深田恭子!!最強
113 :
名無氏物語:03/11/10 01:00
問わず語らぬ花心
だっけ?なんかそんな一文覚えてるんだけどこれであってる?
源氏占いしてきたよ。女三宮だった。
当たってると言えば当たっているのかな……。
変なところが実生活と全く同じだったよ。
何とは言いませんが。魂消た。
115 :
名無氏物語:03/11/10 21:47
深田恭子
116 :
名無氏物語:03/11/10 23:28
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< モナー三ノ宮
( ) \_____
| | |
(__)_)
時報
118 :
名無氏物語:03/11/15 02:18
小倉優子のイメージ
119 :
名無氏物語:03/11/15 04:35
▼▲婦女暴行の男 下地隆被告36歳 懲役2年6月判決 ▼▲
従業員の女性(35)を暴行したとして
婦女暴行の罪に問われた横浜市鶴見区馬場、左官業 下地隆被告(36)
に対する判決公判が13日、横浜地裁で開かれ松尾昭一裁判長は懲役2年6月(求刑・懲役3年6月)の
実刑判決を言い渡した。
判決などによると、下地被告は7月9日早朝、自分が経営する会社の寮の部屋に合鍵を使って
入り、従業員の女性に乱暴した。
被告は、警察署の前で女性が被害届けを出せないように待ち伏せしたり、社長の地位を利用して
従業員に対して女性が被害届けを出させないよう圧力をかけたという。
この裁判では、被害の女性本人が法廷で証言に立ち、被害の深刻さを訴えた。
精神的にも大きな傷を受けた性犯罪の被害者が直接証言に立つのは異例。
判決後、被害の女性は
「この刑は軽すぎる。でも、被害にあった人は泣き寝入りせず訴えてほしい」
と話した。
120 :
リバティ ◆dXgNZ2yJ32 :03/11/15 08:56
今日は山崎渉の真似をして全スレを上げたいと思います。
二度目の還暦
121 :
キシュツ??:03/12/29 22:09
>>4 不義の子柏木・・・。
あなたはもういっかい読み直して恋!
柏木は女三宮のマンマンにティンティンを入れたhとですよ!
と、煽ってみるテスト。
女三宮と柏木の密通についてなんですが、
なぜ一夜孕みだったのか?
これは、上のほうでどなたかも指摘されておられたようですが、
これは「強姦」です。
で、強姦などの精神的ショックを受けた場合、
妊娠の確率が格段に高くなるそうです。
このことを作者(敢えて紫式部とはいわないでおく)は経験則として知っていたのでしょうか?
同時期(と思われる)の作品などについて、
強姦と妊娠について調べたらおもしろいかもしれませんね。
今だ!セクースしながら123ゲットォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(゚Д゚ ) (´´
アアン ! ∧∧⊂ ヽ/ (´⌒(´
⊂(>o<*⌒ `つ つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
し' ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
ドッコイショ・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´;;
∧∧∧∧ (´;;
〃 (>_<*)Д-)
〃 ⊂(。(。 つと| グィッ
〃 > y ) /〜))
.し'し' U
何見てんだゴルァ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄
パ ∧∧ ∧∧ パ
ン (n。n*)゚Д゚) ン
(.ノ(し⊂ニノ ))
ミナイデェ > y ) /≡〜
.し'し' U
124 :
名無氏物語:03/12/31 00:08
やはり朱雀院の判断ミス?柏木の官位が低かったならば、内親王の婿として
恥ずかしくないくらいひきあげることは可能でしょ。確か、叔母さんの朧月夜が
頼みこんでいたはずだし。名門の御曹司なんだからさ。
125 :
名無氏物語:04/01/03 16:19
柏木の身分がどうのとかよりも、
朱雀院は、『自分が女であれば、たとえ姉弟であろうとも
あの君(源氏)とどうにかなるように計らったであろう」とまで言った人だから、
自分自身の型代として、娘が源氏に抱かれるのを望んだのよ。
内親王の将来を慮ってとか何とか、そんなのは表向きの理由でしょう。
実際問題、朱雀院の息子で冷泉帝の跡を受けた『今上』は
自分と自分の母を愛さなかった父=朱雀院にあくまでも忠実で、
女三宮を一品にまでしてるんだから、彼女の生涯には、
それほど不安はないのが事実だし。
>>122 というわけでおまいがやる強姦とは格が違うから。
128 :
名無氏物語:04/01/14 15:15
すごい変な質問。源氏と女三の宮って真実「夫婦」だったのでしょうか?
129 :
名無氏物語:04/01/16 13:55
「制度」によれば夫婦。
パープルは妾でしかない。
130 :
名無氏物語:04/01/16 21:41
紫の上も宮姫なんだがなー。
130妄想しすぎきもい
132 :
名無氏物語:04/01/16 22:39
>>129 あの時代に「一夫一婦制」があったわけじゃないんで。
「妻」は複数いることがありうる。
ただその妻の中に序列と力関係が存在する。
したがって紫の上も妻ではある。
当然ながら花散里も妻である。
『葵上』と『女三宮』は世間認知的にも
文句なしの押しも押されもせぬ「第一の妻」>出自の関係。
六条御息所は一時的な愛人関係。ラブアフェアの相手。
朧月夜の尚侍も一時的な(スキャンダラスな)ラブアフェアの相手。
明石の御方は妻ではない。彼女こそが、『妾』。
明石の中宮でさえ、世間認知的には「紫の上の娘」。
中将の君や、中務の君といった源氏のお手つき女房は、
『妾』とさえもいえない存在。
133 :
名無氏物語:04/01/16 22:47
明石の中宮って出自のことで陰口たたかれたりしたのかしらん?
>>134=きもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきも
きもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきも
きもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきも
きもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきも
きもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきも
きもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきも
きもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきも
きもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきも
きもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきも
きもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきもきも
>>134 そういえば『きもい』という言葉を使えるようになったんだね!
道元ってアホ?
139 :
名無氏物語:04/01/18 13:04
>>132 『国文学』とか読んでる??
「妻」は正妻のみ、それいがいの(あなたがいってる)「妻」は、「妾」なんだよ。
ただ、律令の規定ではね。当時の律令は有名無実化していたとも云われているが。。。
パープルは、正式婚姻ではないから、やはり「妾」で問題ない。
だからこそ、パープルは苦悩したんだから。
今の一夫多妻とは違う一夫多妻なんだから、132が言う論理は、大学生レベル(低いっていう意味ね。)
140 :
名無氏物語:04/01/18 13:07
>>中将の君や、中務の君といった源氏のお手つき女房は、
『妾』とさえもいえない存在。
だから、こんなの、言うまでもない。
132は『妾』を来週までに調べておくこと。(大学の先生に頼ってもいいよ!)
141 :
名無氏物語:04/01/19 03:10
当時の言い方では、妾=妻 メ だよね。
正式の結婚でないというより、正妻は夫の後ろ盾として
実家や自分の経済力を傾けて男の面倒が見られることが
絶対条件だったんでしょ?
だから 紫の上は何にも持ってないんだし、夫と同居して
養ってもらってるなんて、当時の考えからすれば格段下の
「侍妾」以外の何者でもないよ。
あたりまえの女性なら、男性を自分のうちに通わせて何ぼなんだし、
同居するにしても、「妻の実家に同居」というのが普通。
だから、六条院に引き取ってもらった女性たちは、妾以外の
なにもんでもないでしょ。そのうちで筆頭角が紫だっただけ。
だから、到底、寝殿に住むことは許されないし、
女3の宮が降嫁できるのも当然。
世間的には、正妻不在ってことよね。
142 :
名無氏物語:04/01/19 11:19
143 :
名無氏物語:04/01/19 22:00
>>141 戸籍上の正妻はやっぱ女三宮だろ?そして寝殿に住んだんだろ?
144 :
名無氏物語:04/01/20 00:48
というか、あの時代の「正妻」としての認定は、
「世間」がしたんじゃないの?
たとえば、実在に人物で言えば、
道隆の正妻というと、高階家の出の(なんていったっけ?
あの、定子や伊周の生母)ということなんでしょう。
彼に他に寵愛する高貴な出の妻がなかったということも関係ある。
高階家が実家をあげて兼家の長男を「面倒見た」ともいえない。
まあ、もっとも、「そーだよ、だから定子は妾腹だよ」ってか。
一方、道長の場合、倫子が正妻ということになるだろうけれど、
詮子の庇護を受けた明子を世間も露骨に「妾」とは思うまい。
が、父親が健在な倫子と明子では倫子のほうが優位に立つし、
血統という点では皇統に血が近いのは明子ということになるから、
これをあまり貶められないし、一応、道長は双方に同等に接していたとされている。
(優劣を付ける扱いはしてないって意味で)
145 :
名無氏物語:04/01/20 01:30
源氏って六条院の春の町の東の対に紫の上と一緒に住んだんだよね?
ふつう北の方が住む北の対には誰も住んでなかったのかな?
146 :
名無氏物語:04/01/20 01:55
うんにゃ、
春の町の寝殿に住んでたんだよ。
そこから、東の対へ「通う」形じゃない?
夏の町でもそう。
女三宮は寝殿に入ったのさ。
だから、彼女は紛れもなく正妻のはゆるがせに出来ない事実だわね。
葵上が健在だったら、「葵」の季節がら、夏の寝殿かな。
147 :
名無氏物語:04/01/20 02:08
柏木って、要するに「幻想に恋」していたように思うんだけど、
女三宮に本当に女としての魅力ってあったと思う?
148 :
名無氏物語:04/01/20 19:37
源氏の場合、彼自身が「ミナモトさん」である分には、
本妻格の不在もさほど問題ではなかったのだろう。
彼が気に入って寵愛している女が
非常に美貌で魅力があり、あまり大事にはされなかったらしいが、
一応宮家の出であるというところで、まあまあ・・ってところか。
が、彼が「准太上天皇」という形で皇籍に返り咲き、
しかも、親王の身分に収まらない、
今風の敬称を用いるならば、「陛下」といわれる身分に
格上げになってしまい、彼の住む邸も「六条院」となって、
一種の「院御所」になってしまうとなると、
妻たちの序列も、御所の風習に準ずる形になるわけで・・・。
御所で言うところの中宮・皇后は皇族であり、
女御は太政大臣の娘であっても臣下だから、
じゃ、「六条院」にも后宮が必要でしょ、ってな感じじゃないかな。
世論的には。
普通の貴族の男の、本妻と妾という感覚とは違うのでは?
あ、それと、私は律令の中身って良く知らないんだけど、
律令では、夫婦関係を一夫一婦で規定してるの?表向き。
詳しい方、レクチャーキボン
149 :
名無氏物語:04/01/21 01:31
確かに!六条院自体が御所みたいなものだものね。納得。
柏木は身分の高い内親王との結婚に憧れていたんだよね。
幻に恋していた…とはいえ、ひとめぼれ、は本当でしょう。
女三の宮と柏木の年齢差って、10歳くらいかな?やはりロリータ
なのか。
150 :
名無氏物語:04/01/21 01:55
柏木ってめちゃ「若造」ってイメージだけど、
確かそんなに若くないよね?あの時既に。
151 :
名無氏物語:04/01/21 04:27
うん。女三の宮が源氏に降嫁したのって13、4歳くらいでしょ。
で、そのとき朱雀院がさ、源氏の前に夕霧の線を考えるじゃない。
しかし夕霧は雲井雁と念願かなって結ばれたばかり。夕霧は18、9歳かな。
雁さんて姉さん女房なのよね夕霧君より。で、その雁さんの異母兄さんが
柏木なわけで。柏木、22、3、4くらいか。密通て何年後?女三の宮が
子供産むくらいになってんだから20くらい?よって柏木は三十路まじか
くらいですな。だけど、子供産むって、明石の中宮はすごい若年で入内させられ
産んでたような。なんか酷いね。
152 :
名無氏物語:04/01/23 00:24
>よって柏木は三十路まじかくらいですな。
その年になって、やることやっちまって、
「六条院にばれた、どうしよう!!!」って寝込むって
どうよ、これ?だよね・・・w
これが16,7の小僧だってんなら、分かるんだけどね。
あの時代の30前後って、もう立派な中年じゃん?
153 :
名無氏物語:04/01/24 02:20
柏木って、もっと若い自分は、かなり計算高くて、という印象だったが。
まあ、だからこそ、内親王との結婚に憧れていたわけで。
見たこともない、実は異母姉の玉鬘に熱あげたこともあったし、どうも彼って…。
154 :
名無氏物語:04/02/05 12:11
唐猫が1つのキーワードになっているような気がする。
柏木が初めて三の宮を見た時も
唐猫が紐から外れて御簾の外へ出てしまった時だから。
それから柏木は三の宮の飼っていた唐猫を寵愛するようになる。
155 :
名無氏物語:04/02/06 01:21
猫は魔物?
156 :
名無氏物語:04/02/06 13:08
「猫の鳴き声が、『寝よう、寝よう』と誘っているようだ」とかさw
もうかなり危ない妄想男だとは思う。
157 :
名無氏物語:04/02/07 03:22
柏木って、今でもいそうな男だよね。
158 :
名無氏物語:04/02/07 14:33
っていうか、今は、柏木みたいなのが多くないか?
159 :
名無氏物語:04/02/07 23:29
柏木と女三宮、オヤジ源氏…
現代におきかえたら面白いかも。
160 :
名無氏物語:04/02/08 08:20
親子丼。
161 :
名無氏物語:04/04/04 15:10
>>139 >パープルは、正式婚姻ではないから、やはり「妾」で問題ない。
それって、一部の学者の説であって、ソレが正しいと認知されてる説じゃないよ。
第一正式婚姻としての儀式性が日本の習俗からすれば、アチラでもこちらでも可能になる。
Aと言う家で正式な儀式でもって男Bを婿どった後に、
A家の家長が亡くなるか失脚するかしたのち、
Cという家で男Bを正式な儀式を持って婿として迎えることも、
日本の場合は可能だが、ここにおいて、A家の娘と関係が切れないということも多い。
男Bにとってどちらの妻が正妻かは、男Bの心持と、
世間認知によるものであった可能性も高い。
>>141 >正式の結婚でないというより、正妻は夫の後ろ盾として
>実家や自分の経済力を傾けて男の面倒が見られることが
>絶対条件だったんでしょ?
これも、違う。
実際問題、日本の律令は唐律令を手本にしているから、
条文としては一夫一婦制を謳ってはいるが、
唐律で定められているような厳格な制度ではなかった。
中国の律令では、正妻と妾ははじめからはっきりとした区分けがある。
日本の場合、「形骸化」するも何も、
律令の導入以前からある習俗的に、そのような制度が浸透することに無理があったんじゃ?
162 :
名無氏物語:04/04/04 15:25
紫の上が妾か正式な妻かと言う点においては、
昔から諸説分かれていて、どちらかといえば、
「本妻ではない」説が優勢らしい。
でも、源氏物語だけを読んで当時の習慣を推測するのは難しいよ。
たとえば、このスレでは、寝殿に住むのが正妻だとされているが、
源氏以前の物語において、寝殿に住むのが正妻だという記述はない。
また、源氏物語においても、正妻が必ず寝殿に住んでいるとは限らない。
第一、ソレを言い出すと、光源氏はともかく、夕霧の場合はどうなるのか?
夕霧の場合、雲居の雁とは女性側の父親に懇請されての正式な結婚で、
雲居の雁は押しも押されもせぬ正妻のはず。
が、その後に友人の未亡人である女二宮とも関係を持った。
もちろん、女さんの宮ほど大切にされていない落葉宮を「妾」と呼ぶことは可能だが、
しかし、光源氏の死後、六条院夏の町は夕霧に伝領され、
花散里は二条東院に移動。六条院夏の町の寝殿には落葉宮がはいっている。
祖母から伝領し、雲居の雁が住んでいる三条邸こそが本宅で、
六条院夏の町は妾宅だと主張することも出来なくはないが、
その妾宅に匂宮を婿として華々しく迎えるだろうか?と言う問題もある。
結局日本の場合は、世間がどうみるか、だったんじゃないの?
結婚の際にちゃんと正式な書類を役所に提出して、
「室・だれそれ」「妾・だれそれ」と手続きしたという資料もないしね。
163 :
名無氏物語:04/04/06 23:38
戸籍があるじゃん
164 :
名無氏物語:04/04/11 03:52
届出を出したという記録は明確には残ってないんじゃ?
残ってたら、専門家の間ではっきり決着が付いてると思う。
165 :
名無氏物語:04/04/21 19:16
正妻というのを、文字通り解釈すればよいだけ。
正規の妻。(基本的には親ー保護者、後ろ盾ー同士が承認し、家柄も釣り合っていること)
光源氏のかつての正妻は葵の上。
紫の上とは略奪婚に近い。(だから、正妻にできず)
女三の宮とは正式な婚姻(ともに皇族の血筋等々)
猫の伏線のはりかたは、凡百の小説と比べられないほど、出色のもの。
166 :
名無氏物語:04/04/21 19:40
女三の宮本人は、すべて受け身のお嬢様というタイプでしょう。
あまり物事を考えるでもなく、感情の起伏もさほどない女の人。
(こういうタイプは「本物」のお嬢様ではよくいます。表面上は、違うように見えても、
根のところは同じ。育ちがそうさせるのか・・・。)
出家したのも、自分の身に起こったことに収拾がつかず、
何もかも厭になってということでしょう。
息子の薫が、尼になっている母親のことを本当に信仰心があるのかしらん、
と訝しく思っているくらいだから。
だから、源氏の正妻にさせられたのが、不幸なのでしょう。
初めから柏木の妻だったら、平凡な主婦になっているでしょう。
いずれ夫に浮気されるかもしれません。といって、もともと
のんびりしている性格だし、正妻の座は安泰だから、
何事もないように、
子育てや趣味で平々凡々な生涯を送りました、・・・とさ。
167 :
名無氏物語:04/05/06 01:51
>紫の上とは略奪婚に近い。(だから、正妻にできず)
落窪物語では略奪婚の落窪の姫が正妻に納まってる。
もちろん、男の乳母が「あんな女性は正妻に相応しくない」と
別な縁談を持ち込んだりもしているが、本人が、
「落窪だろうと上がり窪だろうと私がいいといっているんだからいいんだ!」
と断言したわけだから。
つまり、その男の性格と決意しだいで、
略奪の果ての結婚もあの当時の日本では正式なものと認められたんだよ。
男の態度しだいでね。
168 :
名無氏物語:04/05/06 01:56
で、源氏物語というのは、
源氏はそんな風に
「この人だけが私の唯一無二の女だ」とは言えない人物であるってことで
はじめて成り立つドラマなわけだよね。
で、回りの女性が苦しむ、と。
ほとんど物を考えない、感じない、と言うような女三宮でさえもw
私は流されやすい女三宮が一番好きですよ。
自分に似てるような気がした
170 :
名無氏物語:04/05/06 02:18
流されやすいという点では朧月夜尚侍も・・・
朧月夜のほうが積極的に流されるというかw
流されると分かっている瀬に自分から進んで嵌るというか。
171 :
名無氏物語:04/05/06 02:37
朧月夜は自分の意思で流されたような気がしますが、女三宮は何も考えずに他人の運命に釣られてしまったような気がします。
172 :
名無氏物語:04/05/07 01:11
女三宮は、今の世なら、
「女三宮って姉妹の中じゃ一番可愛い顔だけど、すっげぇ○○なんだってね。
定期テストのたびに、先生方は下駄をはかせるのが大変なんだって」とか
「女三宮の学年は学習院でも珍しいほど内部進学率が高いんだよ。
ほかの学年なら上に上げてもらえないような成績の子でも上がれたんだ。
あの宮様が上がってるのに、どうして内はダメなの?って騒ぎになりかねなくて」とか、
「いや、単に成績がよろしくないとかのレベルじゃなく、
ちょっとあやしいくらい、言動は意味不明な人なんですよ、
ちなみに学習院の幼稚園から同級だという人からの情報です」とかとかとかwww
の情報が2ちゃんでネタになるような皇女だと思う。
>>117 わからない
自分に似たヌケたキャラなのはわかるけど
175R
176 :
名無氏物語:04/05/08 00:05
女三宮って評判悪いねぇ。
大和和●にハメられてる感じがするが…
気になったんで初めて源氏物語占いなるものをやってみた。
結果「宇治の大君」…ヲイヲイ地味だなモレw
179 :
名無氏物語:04/05/10 13:51
そうぉ?
大和和紀の描き方ってそんなに悪くないと思うけど。
むしろ原典で描かれている以上によく描いているんじゃないのかな。
180 :
名無氏物語:04/05/10 13:55
女三宮って、薄知みたいなやつなわけで
結局、紫の上にうまいこといって降嫁させた
源氏の問題であって、女三宮自体はあまり…
>>179 それは個人の印象にもよると思う。
例えばあさきゆめみしから源氏物語入った人にとっては
原文読んだ時に違和感覚えて
大和和●解釈が一番良かったとも思えるだろうし。
作者の個人的解釈が強すぎて私は受け入れられなかった。
その最たる解釈が紫の上なんだけどさ。
反対に私はあさきゆめみしを後々読んだ派だから
同じ紫の上至上主義でも意見があわないんだ。
>>180 そもそもあれだけ影の薄いキャラが
ここまで叩かれるのが面白おかしい。
183 :
名無氏物語:04/05/10 19:36
>>181 いや、178から179への流れで読むと、
178は「女三宮の評判が悪いのは大和和紀の描き方のせい」ともとれるじゃない。
しかし、どちらかといえば、
原点を読んだ時点で、女三宮に心入れをするのは、難しい。
心入れのできる女流作家が脚色しつつ翻訳したものを読んで始めて、
「あのボーっとした宮をそのようにも解釈できるか」と言う感じでしょう?
>>183 >原点を読んだ時点で、女三宮に心入れをするのは、難しい。
だから、それをこそ個人の印象、と言うものでは?
私は原文読んで三宮に同情、とまでは言わないけど
気持ちの移ろいやら戸惑いやら文読んで感じたし。(彼女の年齢も考慮してね?)
自分的には心入れするのは難しくも何ともなかった。自分的感想。
故にあさきゆめみし だ け を読んで彼女をどうこう言うのはどうかね?
と思ったまで。
185 :
名無氏物語:04/05/11 13:41
>故にあさきゆめみし だ け を読んで彼女をどうこう言うのはどうかね?
あさきゆめみし だ け を読んでどうこう言ってるという感じのするレスって、
あまりないと思うよ。
だからこそ、
178 :名無氏物語 :04/05/08 13:10
女三宮って評判悪いねぇ。
大和和●にハメられてる感じがするが…
大和和●のせいと言い切る意見がちょっとどうかと思っただけ。
また、
>(彼女の年齢も考慮してね?)
の部分については、私個人は、彼女の年齢と、あの時代の風潮
また、比較するかのように幼少時の紫の上や、
年齢の近い明石の中宮の様子を書き並べる点から言って、
やはり思慮の浅く、あまり聡明とはいえないという特徴を、
作者が表現したがっているのだろうと感じた。
なので、「あさき・・・」では随分ロマンチックに好意的に書いていたと思った。
私は最初に逐語訳を読み、次に円地文子や田辺聖子に行き、
「あさき・・・」がその後だったので特にそう感じたのかもしれない。
186 :
名無氏物語:04/05/20 17:01
私は彼女が一番かわいそうな女君だと思ってるけどね。
政略結婚で向こうはハナから藤壺に似てるはず、と勝手に興味を持ち、
当てが外れたから投げ出した。
女三の宮を幼稚だ、人形のようだ、と源氏は言うけど降嫁時の年齢は13歳くらいよ?
餓鬼で当たり前。40で14歳のカミさんに期待する方が奇人。
むしろこの年で既に女としての妖艶さとか持ち合わせてるほうが、よっぽど
淫乱で不健康な娘だと思うけどね。
とにかく密通にしても同じ罪(藤壺との密通)を棚に上げて柏木を
責め殺した、最低な夫と結婚した人。
彼女は柏木のような自分を真っ向から愛してくれる人と結ばれたのが
一番だったのにね。時代や家に翻弄された、かわいそうな人。
>>186 ただ、彼女が源氏との結婚生活をしていた当時、愛を求めていたかどうか・・・
189 :
名無氏物語:04/05/29 02:57
柏木だって「真っ向から女三宮を愛した」わけじゃなく、
朱雀院の「鍾愛おくあたわざる皇女」を格付けのために求めただけの話。
「手に入らない」と思うからこそ募る情念ってことでしょう。
女三宮が「かわいそうな女性」になってしまったのは、
源氏が彼女を愛さなかったからじゃないと思う。
彼女は愛なんて別に求めてなかった説に一票。
紫の上という人を、源氏が自分以上に大切に思っていても、
内親王としての格式をもって丁重にもてなされてる分には、
そんなことは気にも留めないでしょう。
彼女の不幸は、柏木みたいな莫迦に横恋慕された挙句に、レイプされ、
ソレが夫にばれてしまったってことよ。
190 :
名無氏物語:04/05/29 03:15
源氏は13歳の女三宮に妖艶さを期待したわけじゃないと思うよ。
>女三の宮を幼稚だ、人形のようだ、と源氏は言うけど降嫁時の年齢は13歳くらいよ?
いや、そこはサ、ちゃんと、紫式部は比較の対象に
出会いの当時の紫の上(当時9歳くらい)を引き合いに出して、
それに比べて「手ごたえのない」人としているのであって、
30歳当時の紫の上と比べてるわけじゃないじゃない?
そしてまた、その後の女楽の時には同年輩の明石の女御を
「同じやうなる御なまめき姿の、今すこし匂ひ加はりて」と
書いている辺りから見ても、源氏一人の身勝手さだけでなく、
作者もまた、意図的に、他の女君に比べてやや「物足りない」人
として彼女を描き、更に思い込み男柏木を配することで
物語全体に陰影をつけようとしているわけなんだし。
191 :
名無氏物語:04/05/29 03:20
>とにかく密通にしても同じ罪(藤壺との密通)を棚に上げて柏木を
>責め殺した、最低な夫と結婚した人。
源氏が柏木を責め殺したことについては、
とりあえず女三宮はなんとも思ってないと思うw
自分のことを責めるから源氏が怖いんだよ。
女三宮の魅力はそういう、幼児的な、本能的な、
一種動物的な感情の動きだと思うけど。
192 :
名無氏物語:04/05/30 23:58
作者は白痴美もありって言いたかったかな
193 :
名無氏物語:04/06/21 01:55
歳取ったせいか、今になって生活にゆとりの出た年頃の男には、高貴な生まれの純真無垢な姫って、憧れるかも
194 :
名無氏物語:04/06/21 02:34
落ち葉の宮には満足できなかったし
195 :
名無氏物語:04/06/22 03:49
柏木が若すぎたのかもしれない
でも女二の宮くらい才覚があれば普通の貴顕のボンボンとも生活はできると思う
柏木は妻を三の宮の代わりと思ったから間違いだ
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197 :
名無氏物語:04/07/06 04:23
197
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199 :
名無氏物語:04/07/29 15:27
源氏age
今だ!セクースしながら200ゲットォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(゚Д゚ ) (´´
アアン ! ∧∧⊂ ヽ/ (´⌒(´
⊂(>o<*⌒ `つ つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
し' ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
ドッコイショ・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´;;
∧∧∧∧ (´;;
〃 (>_<*)Д-)
〃 ⊂(。(。 つと| グィッ
〃 > y ) /〜))
.し'し' U
何見てんだゴルァ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄
パ ∧∧ ∧∧ パ
ン (n。n*)゚Д゚) ン
(.ノ(し⊂ニノ ))
ミナイデェ > y ) /≡〜
.し'し' U
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202 :
名無氏物語:04/08/06 12:45
源氏age
203 :
名無氏物語:04/08/09 01:39
小倉優子を品良くした感じ
204 :
名無氏物語:04/08/10 13:52
>186
にほぼ同意。大体、源氏はじめ、彼女の事を幼稚だの思慮が浅いだの
散々責めるけど、そういう彼らが、何より彼女を一番人形扱いして
放置していたくせに。表面上は敬われていても、誰も彼女と真っ向から
向かい合って、一人の人間として扱おうという人間は居なかった。
唯一彼女に執着を示した男はストーカー同然だし。
そんな風に扱われた人間が、まともに成長出来るはずも無ければ、
他人を愛せるようになるはずも無いでしょう。
原文を読んでも、別に彼女が特別知能が低いようには思わなかった。
聡明とは言えないまでも、思考力はそれなりに持ってる。
環境のせいで情緒は相当未熟だけど。
それでも、逃避だったのかもしれないが、初めて自分の意思を通して、
出家を果たしたのはものすごい進歩だったはずなのに、
源氏は「大した道心もないくせに」とか言ってんだよね。
曲がりなりにも出家した彼女に、しばらく未練たらたらだったくせに。
自分は最愛の妻に先立たれても、一年以上踏ん切りつかずに
ぐだぐだ泣き言こぼしてたくせに…。
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206 :
名無氏物語:04/08/17 16:03
源氏age
207 :
名無氏物語:04/08/21 09:57
女三宮が一番すき。
とくに密通ばれてから出家望むまでの自我の目覚めと
鈴虫あたりの色気なんてたまらんよ。
>>204 「一人の人間として扱おう」って明らかに近代的な価値観の気が
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&210
211 :
名無氏物語:04/09/02 18:08 ID:Osm/nO/Q
源氏age
212 :
名無氏物語:04/09/13 10:03:44 ID:/KzQpDZt
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213 :
名無氏物語:04/09/13 10:09:56 ID:2V5iagbu
源氏age
214 :
名無氏物語:04/09/20 17:44:05 ID:KFeo8Kwm
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215 :
名無氏物語:04/09/20 17:51:08 ID:gKxoYA9k
源氏age
216 :
名無氏物語:04/09/20 18:09:28 ID:So4uT4xb
煩悩の二倍
217 :
名無氏物語:04/10/12 18:10:17 ID:2PMpKdx2
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218 :
名無氏物語:04/10/12 18:46:03 ID:4I5/E7m3
源氏age
219 :
名無氏物語:04/10/18 09:38:29 ID:kQnH3e30
私も女三宮でした
・・確かにそうかもしれないなと納得できるところもあります
220 :
名無氏物語:04/10/19 23:11:59 ID:4sXSAvdc
個人的には蹴鞠を見物に御簾のそばまでよっていた(若菜上)というシーンが好き。
しかもネコを結んだ紐を持って。
あと紫の上と面会して優しそうな人と思ったり雛遊びの話をしたりするくだりは哀しいほど可愛い。
大和和○の作中ではボケ〜とした白痴美という感じだが、その解釈は勘違いでは?
おそらく色事にはまったく興味のない天真爛漫で好奇心旺盛な無邪気な少女。
だが自分からは意思表示をしない娘だったのでは。
結局、打てば響かない宮と性格が合わないと最初の三日で源氏は切り捨て以後うちやったのだろう。
221 :
名無氏物語:04/10/19 23:52:10 ID:4sXSAvdc
光源氏の好み=歌謡、音楽、風流、雅、女遊び。
女三宮の好み=小動物愛玩(ネコ)、スポーツ(蹴鞠)観戦、雛遊び。
…………………まったく性格が合いませんな。
222 :
名無氏物語:04/10/21 18:43:06 ID:XdMTXV3e
222ゲット!
223 :
名無氏物語:04/10/30 15:19:00 ID:jNK7eKJT
源氏age
224 :
名無氏物語:04/11/07 20:54:12 ID:8+xHt8k5
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225 :
名無氏物語:04/11/07 20:57:13 ID:/jBUI/nv
源氏age
226 :
名無氏物語:04/11/10 10:09:40 ID:a+yfbbfb
>>220 大和版の御簾のシーンは割と好き。
あと、蹴鞠観戦と猫好きってホント純心無垢な
お姫様だよね。
227 :
名無氏物語:04/11/11 00:44:27 ID:R6Ke4Ufh
>226
大和版では最初はあまり興味の無さそうな感じで描かれてたけどね。
あえて原作よりネガティブなキャラに造形したみたいだし。
良い方の意味でも、純粋天然に育ったお姫様だったと思うんだけどね…。
でも、例えば紫式部みたいなタイプの女から観るとムカつくキャラなんだろうな。
228 :
名無氏物語:04/11/11 21:47:14 ID:NhA6lXtf
なんかで見た本では、三宮、ダウン症だったのでは、って・・・。
昔のダウン症は、美男・美女。知育の面に障害がでた場合でも、おっとりして品があるってことだし。
229 :
名無氏物語:04/11/22 00:13:51 ID:Ss8+Bevq
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230 :
名無氏物語:04/11/22 00:14:13 ID:Ss8+Bevq
230
231 :
名無氏物語:04/11/23 09:23:06 ID:AyzdnQJX
源氏age
232 :
名無氏物語:04/12/06 09:38:54 ID:xCl7d22v
233 :
名無氏物語:04/12/14 10:04:23 ID:hbb+vLhi
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234 :
名無氏物語:04/12/14 18:30:25 ID:+s3dfQ56
源氏age
235 :
名無氏物語:04/12/23 08:55:33 ID:BDUeZQiN
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236 :
名無氏物語:04/12/23 09:07:32 ID:8PCKZXsS
源氏age
237 :
リバティ ◆dXgNZ2yJ32 :04/12/24 14:12:51 ID:7HW3D4dT
238 :
名無氏物語:05/01/04 11:50:52 ID:XzIQtoKL
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239 :
名無氏物語:05/01/04 12:06:55 ID:1WhTT0w+
源氏age
240 :
名無氏物語:05/01/04 12:07:18 ID:1WhTT0w+
四度目の還暦
241 :
名無氏物語:05/01/13 09:14:07 ID:qXvzlUDR
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242 :
名無氏物語:05/01/13 16:52:07 ID:IlmMkZBR
源氏age
243 :
名無氏物語:05/01/27 15:52:06 ID:taEkDA7L
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244 :
名無氏物語:05/01/27 16:12:20 ID:KusxzvS9
源氏age
245 :
名無氏物語:05/01/27 18:49:14 ID:VF3F1yOH
パイ山
246 :
名無氏物語:05/02/04 13:41:13 ID:ScZO0+CD
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247 :
名無氏物語:05/02/05 07:16:18 ID:NFS1bgIp
源氏age
248 :
名無氏物語:05/02/07 00:40:02 ID:2vl0crIy
こんなことはあり得ないと思うんだけど、
源氏と女三宮は実はほんとの夫婦にはなってなくて、
(あまりにも幼くて源氏が手つけてないとか)
柏木が寝所に入ってきたとき、柏木が宮の処女奪ったとかだったら
おもしろいのに。それはそれで女三宮たんがいっそうかわいそうで
萌えるw
249 :
ひろゆき:05/02/07 00:57:40 ID:d5RIT49n
です。。。
250 :
名無氏物語:05/02/07 08:57:38 ID:BzggjQHV
250
251 :
名無氏物語:05/02/10 16:45:32 ID:iDwoa8O3
100位のスレッドにカキコ!
252 :
名無氏物語:05/02/10 16:59:21 ID:njC57k4K
源氏age
253 :
名無氏物語:05/02/17 10:47:14 ID:UyJOJrsi
>>248 実際ありえる。
妊娠した時「んな、馬鹿なw」と源氏がいったあたり
まったく手をつけてないなと自分は思った。
254 :
名無氏物語:05/02/22 01:35:41 ID:+rRWQazT
255 :
名無氏物語:05/02/22 21:44:08 ID:3+w7oHls
20くらい?
256 :
名無氏物語:05/02/23 03:16:31 ID:BSSba2lY
平安時代の二十歳って、全然若くないと思いますよ。
257 :
名無氏物語:05/02/23 03:28:49 ID:ulAnuBQi
258 :
名無氏物語:05/03/07 15:22:55 ID:9+WRvGsw
100位のスレッドにカキコ!
259 :
名無氏物語:05/03/07 17:51:04 ID:9tGuNZ+u
源氏age
260 :
名無氏物語:05/03/07 17:54:59 ID:UsMiK1PQ
260
261 :
名無氏物語:2005/03/23(水) 10:19:16 ID:kx8dtVZM
100位のスレッドにカキコ!
262 :
名無氏物語:皇紀2665/04/01(金) 13:31:07 ID:O5eA2itf
それはないと思うよ
六条の院での女楽の日の夜、まだ練習している三宮の琴を押しやって
「もう今日はおやすみなさい」って押し倒して寝たってくだりがある
263 :
名無氏物語:2005/04/06(水) 11:30:35 ID:fgHNdETI
実の姪でしょ?
264 :
名無氏物語:2005/04/06(水) 15:17:05 ID:ZZwMkmAA
紫の上が仮死状態に陥ったとき、柏木も六条院に
見舞いに来てて、「もし紫の上が亡くなれば、源氏出家して
宮を嫁にできるかも」みたいにたくらんでた描写があったね。
あのとき紫の上が死んでたら、どうなったんだろうとか色々
興味深い。
265 :
名無氏物語:2005/04/14(木) 21:16:59 ID:uKb+1VAO
女三宮が、蹴鞠を見たくて御簾のきわまで出てたからはしたないという
人がいるけど、あれってやっぱり見たくてきわまで出てきてたのかな。
あんま関係ないような気もする。猫が走り回るほうが気になってたっぽい。
「蹴鞠を見たくて」というのも、かわゆいけどw
266 :
名無氏物語:2005/05/08(日) 02:18:47 ID:0oBNGpqr
書き込み少ない…。
女三の宮好きな人、いないのかな。
宇治十帖の彼女は、さすがに中年を迎えて落ち着いてますよ。
相変わらず若々しくて、ロリな魅力は衰えてないみたいですがw
267 :
名無氏物語:2005/05/15(日) 07:18:33 ID:4/WJ9pGF
『あさきゆめみし』だと母性愛の希薄な自己中女っぽいがそんなことはない。
鈴虫の巻で源氏が宮の持仏供養の時に「若君(薫)を連れて行け」と女房に指示している。
乳母任せにせず自分の手元で薫を世話していた事が伺える。
268 :
名無氏物語:2005/05/15(日) 12:28:29 ID:4/WJ9pGF
生まれるのが1000年早かった娘さんだな>女三宮
今の時代だったらきっと友達もできていい青年と結婚できただろうね。
269 :
名無氏物語:2005/05/16(月) 22:56:27 ID:noafEEOP
>267
母親としては人並みには至らないけれど、薫のことはそれなりに愛情持って接してたよね。
あと、猫のことはほんとに好きだったみたいだし、
琴も源氏に教えてもらってからは喜んで練習していたし、
歌や筆跡も出家前後には少しは上達はしていたようだし、
全く何にもしないお人形だったわけではなさそうなのに、
必要以上に貶められてる感じで可哀想。
270 :
名無氏物語:2005/05/17(火) 10:24:35 ID:ilE8aqRN
270
271 :
名無氏物語:2005/05/17(火) 23:10:05 ID:xCNA31VH
女三の宮にとって、源氏は単なる父親がわり。
あんなおっさんに愛情が抱けるはずがない。
紫の上のことも、源氏の寵愛を争う女性としてではなく、
年の離れた姉のように慕っていたらしい。本当に純粋無垢な
宮さんだった。
272 :
名無氏物語:2005/05/18(水) 11:13:27 ID:YzIkg53f
ナンカ見てきたような事をおっしゃる方が・・・
273 :
名無氏物語:2005/05/18(水) 18:21:18 ID:Ff6P/mxp
>>272 いや、原作では実際書かれているものだが…
274 :
名無氏物語:2005/05/21(土) 10:10:52 ID:RDMBD+jH
100位のスレッドにカキコ!
275 :
名無氏物語:2005/05/28(土) 12:11:45 ID:TXaJ2dPs
200位のスレッドにカキコ!
276 :
名無氏物語:2005/06/07(火) 10:29:32 ID:khixA1LR
300位のスレッドにカキコ!
277 :
名無氏物語:2005/06/12(日) 17:34:16 ID:xP6pc/Lk
400位のスレッドにカキコ!
278 :
名無氏物語:2005/06/12(日) 21:13:18 ID:Zx81uqpM
なんか荒れてるが…。
美貌の度合いでいうと、紫の上…藤壺…明石女御…の次くらいかな。
艶っぽい雰囲気は遅れてて、ただ愛らしい上品な人だったと
原文には書いてあった。
279 :
名無氏物語:2005/06/12(日) 23:26:31 ID:2oFP6SbK
二二二二二二二二二二二二二||
// ‖ //ヾ::::::::ノ|
/ ‖ / ヾ::.:::ソ| ∧_∧
‖ // |三| " , 、 ミ よく遠い所まで
/ /■\コモヨミコモチ ノi::i:;;ヽゝ∀ く いらしましたね〜
( ´∀`∩/ ∧_∧:::ノ::::i;;;;/ ノ ̄ヾ i
二二 (つ ノ二 ( ´∀`)~~~~~し旦旦とノ
__ ヽ ( ノ (つ つ | _ノミ
|\ ̄(_)し' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\|___/|
\ \ \ | |
「嘘を嘘と見抜けないと」とはよく云つたもので
2chには嘘があふれてゐます。
あなたもこの板で、少し古人の知恵を身に付けて行きませう。
280 :
名無氏物語:2005/06/12(日) 23:27:01 ID:2oFP6SbK
二二二二二二二二二二二二二||
// ‖ //ヾ::::::::ノ|
/ ‖ / ヾ::.:::ソ| ∧_∧
‖ // |三| " , 、 ミ よく遠い所まで
/ /■\コモヨミコモチ ノi::i:;;ヽゝ∀ く いらしましたね〜
( ´∀`∩/ ∧_∧:::ノ::::i;;;;/ ノ ̄ヾ i
二二 (つ ノ二 ( ´∀`)~~~~~し旦旦とノ
__ ヽ ( ノ (つ つ | _ノミ
|\ ̄(_)し' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\|___/|
\ \ \ | |
「嘘を嘘と見抜けないと」とはよく云つたもので
2chには嘘があふれてゐます。
あなたもこの板で、少し古人の知恵を身に付けて行きませう。
281 :
名無氏物語:2005/06/16(木) 18:19:56 ID:c3x2RpHK
源氏age
282 :
名無氏物語:2005/06/23(木) 12:19:20 ID:qaH5shy8
100位のスレッドにカキコ!
283 :
名無氏物語:2005/07/18(月) 15:49:06 ID:eAUecWfq
現時は紫の上の若い時分と比べて物足りながっているけれど、
世代間ギャップもありそうだ。
それに不安定な立場だった紫の上と
完全無欠のお嬢様だった女三宮じゃ違うだろうな。
284 :
名無氏物語:2005/07/19(火) 16:10:36 ID:TdkmWOMb
200位のスレッドにカキコ!
285 :
名無氏物語:2005/07/20(水) 10:14:09 ID:a6EeOR16
源氏age
286 :
名無氏物語:2005/08/10(水) 18:28:09 ID:1n8PtrAV
100位のスレッドにカキコ!
287 :
名無氏物語:2005/08/12(金) 13:20:16 ID:3dtVjm2n
200位のスレッドにカキコ!
288 :
名無氏物語:2005/08/22(月) 16:08:35 ID:m5W79EVY
源氏age
289 :
名無氏物語:2005/09/18(日) 17:22:34 ID:f+syLSHa
源氏age
290 :
茅野光広:2005/12/06(火) 16:05:41 ID:t0C7RAz/
あさきゆめみしの女三宮嫌いじゃないですよ。内親王っていうのはあんな風なもの、まわりに気を使ったり管理したりはあくまでお仕えする女房の役目。柏木へ愛情はあったと思う。あんな形で結ばれて最初は不本意でも柏木が死ぬ頃にはかなり心向いていたんじゃないでしょうか
291 :
名無氏物語:2005/12/07(水) 20:12:02 ID:r1OTB6Ig
女三の宮っておじさん嫌いだったんじゃない?立場上言えなかっただけで
触られるのも会話するのも気持ち悪かったから、もう石になろう…みたいな
で、耐え切れず出家。
元からボーっとしてるタイプの子って嫌なことはひたすら客観視する気がする。けどオヤジになっても好色な光源氏は相手にされてないなんて夢にも思わず、つまらない子だと言ってしまう。
あー勘違いオヤジ!
ま、全部憶測だけど。原文読んでないし。
292 :
茅野光広:2005/12/08(木) 13:51:16 ID:VJdmZA24
結婚自体朱雀院が自分は源氏がいい!と決めたからね。紫上と何かにつけて比較する源氏は良くないよ〜。読んでて、浮気された所で自分が一番悪いんじゃないかと思ったよ。いくらおひい様の女三宮だって自分を常に紫上の下にする源氏の態度は嫌に思っただろうね
293 :
名無氏物語:2005/12/10(土) 22:11:54 ID:cd+HYz8W
>291
>元からボーっとしてるタイプの子って嫌なことはひたすら客観視する気がする。
ああ、わかるな、それ。自分も不器用で感情表現が苦手なタイプだから。
内面ではそれなりに色々感じていたり考えていたりするのに、どう態度に出して説明して良いか分からなくて、
しかたなく黙っていたり、無理をしてちぐはぐな言動をとってしまう。
それが周囲には、「鈍い、とろい子」「つまらない、何を考えているかわからない」と受け取られてしまう。
私が彼女に同情してしまうのもそういうのを感じ取ってしまうからかも。
294 :
名無氏物語:2005/12/21(水) 19:32:36 ID:ifMh5cSS
柏木は炎のような情熱で三宮を求め、最初は柏木を厭わしがっていた三宮も
彼から本当の愛、本当の男女の交わりを学び
女としての深みが出て、内心では彼を慕うようにさえなっていた、
ってのがあさきとか瀬戸内女人源氏の(というか大体の女手による源氏訳の)解釈だよね?
私も今より若い頃はそれで納得してたんだけど。
でも最近ではそんな少女漫画的な展開より、
源氏からすれば
三宮・・・院や帝の手前もあるし、つまんないガキだけど疎かには出来ねーしなー
柏木・・・若造に妻を寝取られるとは。よくも俺の顔に泥を塗ってくれやがったなゴルァ
柏木からすれば
源氏・・・もうとにかくこの人に睨まれちゃ生きていけないガクガクブルブル
三宮・・・とにかく「院の寵愛篤い内親王」マンセー!!ついでに結構可愛かったからもっとマンセー!!!
三宮からすれば
源氏・・・山に籠もった父ちゃんの代わり。怒ると怖い鬱陶しいオサーン
柏木・・・何かいきなり乗り込んできて私の生活ぶっ壊した嫌な人
みたいな感じで、傍目には典型的な三角関係だけど
内情はこんな感じで冷め切ってて、どいつもこいつも愛してるのは自分だけって感じがする。
だから余計に抵抗も意思表示も出来なかった三宮の哀れさが引き立つんだけど。
レス少ないからって思いっきり長文でスマソ。
295 :
名無氏物語:2006/01/29(日) 03:07:16 ID:Zhn7yggH
>>294 あなたの解釈も一面的に成り立たなくはないけどちょっと現代的過ぎる。
「あはれ」の物語ですから
柏木の宮に対する熱情は高貴な身分への憧れもあったには違いないが
本質的には純粋な恋愛であったろうし、
源氏の宮に対する愛情、
宮の柏木に対する何らかの情は幾ばくかでもあったと思います。
原文読むとそんな感じで描かれているし。
296 :
名無氏物語:2006/01/29(日) 03:13:35 ID:Zhn7yggH
そもそも、女三宮て感情の表現が曖昧な人だし
実際の感情もそんな感じの人として造形されているのではなかろうか。
源氏に対しても父親のように尊敬し頼る気持ちもあり、
逆に恐怖感や鬱陶しさもある。
柏木に対しても平穏な生活への闖入者として恐怖していたが
契りを重ねるうちに多少同情も生じる。
297 :
名無氏物語:2006/01/29(日) 17:43:50 ID:MRhGJMt5
?
298 :
名無氏物語:2006/02/18(土) 10:52:48 ID:4OsSOXf4
宮は源氏を親代わりに思ってて、柏木に怖い思いさせられたことが言いたいのに夫なので言えず、みたいな
でもこのひとは被害者だよ 幼いお姫様で源氏とその妻の苦労なんて知ったことではないんだから
299 :
名無氏物語:2006/03/05(日) 23:14:06 ID:bbYvD31s
藤原摂関政治を背景にしたこの時代の
皇女に求められる資質って「ひたすら
なにもしない」なのでは?
内親王が政治に関与すれば父系天皇制
に混乱が生ずる(孝謙帝やその姉妹達
が世を混乱させた歴史もある)。結果
独身を守り現実にはひたすら関与しない
皇女像が意図的に作り上げられたのでは?
女三宮はそう考えると実に「皇女らしい
皇女」なんだよ。可哀想だが。
300 :
名無氏物語:2006/03/05(日) 23:15:30 ID:huVdZ4EF
300
301 :
名無氏物語:2006/03/07(火) 11:48:58 ID:MJbTVz+R
>>290 柏木が亡くなる間際の文も、宮は嫌々見て返事をしていた記憶なんだけど違うのかな
302 :
茅野光広:2006/03/10(金) 18:19:27 ID:Xxqw5K7N
301
あなたの言うとおりですよ。しかしながら嫌々ながら書いてるその内容(煙比べの歌)が本当に嫌な人に宛てた中身とは思えない。手紙書くの嫌がってたのは、この不幸が手紙が露見した事から起きた恐怖心からじゃないかなあと自分は思っていますよ。
303 :
名無氏物語:2006/03/13(月) 00:32:42 ID:RbkxN6XW
何となく女三宮と柏木の関係って
源氏に割を食わされた父親たち(朱雀帝、頭中将)の
血による復讐て感じもする。
304 :
名無氏物語:2006/03/16(木) 01:33:19 ID:va8ecO29
源氏、三宮、柏木の三角関係で
一番怖いところは、この三人はこのうちの
誰も愛していないところ、と橋本治が書いてた。
やるせないね〜。
305 :
名無氏物語:2006/03/16(木) 10:21:26 ID:AVpoX+7a
>>304 それは現代的過ぎる解釈じゃないかなぁ。
柏木の三宮に対する愛情を
身分コンプレックスによる妄執と解釈しているんだろうけど。
306 :
名無氏物語:2006/03/23(木) 23:46:15 ID:Y0oqUI93
>>302 私も同意です。
「同じ煙になってしまいたい」なんて嫌いな男に詠む歌ではないと
思う。心底世間知らずのお嬢様の宮さんは、源氏怖さのあまり
手紙書くのを渋ったんだと私も思う。
ほんとに嫌なら這ってでも逃げただろうし。二回逢瀬はあったみたいだけど。
307 :
名無氏物語:2006/03/24(金) 18:56:03 ID:XaZzi7Ve
尼宮は、おほけなき心もうたてのみ思されて、
世にながかれとしも思さざりしを、かくなむと聞きたまふは、
さすがにいとあはれなりかし
この↑柏木の訃報を聞いた時の女三宮の心情に柏木への愛情は感じないなあ
「分不相応な懸想もうとましいと思う だ け だった」とか
「生きていてほしいとも思わなかった」
とか好意持ってる相手にこんな事思うかな
308 :
茅野光広:2006/03/25(土) 07:58:34 ID:r2MvvIQ1
確かに文章はそうだけど‥でも愛情がひとかけらもない相手なら「あはれ」と思うような女三宮 ではないと思う。
309 :
名無氏物語:2006/03/25(土) 20:23:22 ID:UOem+w3O
310 :
名無氏物語:2006/03/26(日) 02:18:04 ID:/fmz2e/t
佐藤君は元気かな?
311 :
名無氏物語:2006/04/05(水) 18:30:23 ID:QUnwi9Rt
>307-308
この辺りは、文章のままに取って良いかも。
「私にこんなに辛い、怖い思いをさせるひどい人! いっそいなくなってしまえば良いのに!」
という気持ちと、
「でも、やっぱりかわいそう‥」
いう感情の間でずっと揺れ動いていたんだと思う。
柏木の乱入以来、自分の心身の対応能力や許容範囲を超える事態が次々に起こるので、
思考も精神も混乱状態に陥っていたのだろう。
312 :
名無氏物語:2006/04/05(水) 18:58:54 ID:QUnwi9Rt
あと、これは勝手な憶測だけど、
作者の紫式部にも、まだ本当に若い頃に、気に喰わない相手にしつこく言い寄られた経験があったのでは。
で、おそらくまだ若くて未熟だった彼女は、強く拒む事も巧くあしらう事も出来ず、
周囲はそんな彼女の気持ちや事情を理解せず、「はしたない」「軽率だ」と言って彼女ばかりを責める。
そんな勘ぐりをしてしまうぐらい、三宮と周囲の心理や行動描写はリアル。
313 :
名無氏物語:2006/04/07(金) 18:15:56 ID:UKF60QIJ
314 :
名無氏物語:2006/04/17(月) 15:25:16 ID:T26z4lU+
源氏age
315 :
名無氏物語:2006/04/20(木) 00:51:11 ID:mF768SET
「あさきゆめみし」で唯一乳首を晒してる人ですね。萌えです。
316 :
名無氏物語:2006/04/21(金) 17:11:27 ID:/9XU0MZu
>>315 手元にコミックスがないからわからないけど、
藤壺も源氏とやってるシーンで乳首さらしてたと思うんだが。
317 :
名無氏物語:2006/04/22(土) 03:25:21 ID:TaQ91UYX
>>316 そっちをあんまり覚えてないのはレイープじゃなかったからでしょうね。
萌えません。
すいません、玉鬘と間違えてました。
吊ってきます。
319 :
名無氏物語:2006/04/24(月) 22:34:45 ID:dIQ4pLma
雲居の雁になった。
現実主義者だってさ
情緒がないから夕霧にあきられるのさ
320 :
名無氏物語:2006/04/28(金) 16:50:54 ID:PZh4+j2+
ネットで女三宮と柏木のエロ小説あったよ。
古文漢文板にふさわしくない話題ですまんが。
めちゃエロかった。話は支離滅裂になってたけど。
321 :
名無氏物語:2006/05/19(金) 23:44:02 ID:zcSSxYo3
仮に源氏が出家もしくは他界したとして、
女二宮を正妻にしてる柏木がその妹の女三宮を妻に出来る可能性ってあるのかな?
二宮と離婚出来るとは考えずらいし、皇女をふたりも妻にするなんて
世間も許さないだろうし、三宮の再婚自体朱雀院や今上帝も反対しそうだけど。
322 :
名無氏物語:2006/05/21(日) 22:56:49 ID:TgdQPOnB
>>321 密かに通って表沙汰にはしないとか。
あと源氏と女二宮をあぼ(ryして、
喪が明けたら強行突破する、とか。
323 :
名無氏物語:2006/06/08(木) 14:31:35 ID:ZuTebe6G
源氏age
324 :
名無氏物語:2006/06/08(木) 15:48:25 ID:OIlr+h45
煩悩の三倍だねw
325 :
名無氏物語:2006/07/11(火) 14:31:26 ID:7tmczxdm
惚れた女を手に入れるためなら男は平気で鬼畜になるってか。
326 :
名無氏物語:2006/07/17(月) 13:59:12 ID:bw9Ttnoq
柏木の望みどおり、女三宮と結婚できたほうが幾分女三宮の
運命はマシだったと思う。幾分ね。柏木は、名門貴族の長男で、
出世頭で、音楽にも堪能だし顔立ちも美しいとされているから、
いくらでも女が寄ってきそうだし、柏木自身、遊んでいるだろう。
女三宮を妻にしても、それなりに遊んで、いや、独身時代より遊ぶかも。
内親王をいただくということの重圧もあるし、女三宮の幼さに失望なんて
ことも多少はあるかもしれない。でも、あんなに恋して結婚したんだから、
それなりに宮のことは大切にするだろう。それなりに浮気もしつつ。
少なくとも、宮は罪の子産んだり出家とかいう事態にならずにすんだかもね。
327 :
名無氏物語:2006/07/31(月) 16:02:52 ID:uqVQ7U1R
源氏age
328 :
名無氏物語:2006/08/02(水) 14:06:22 ID:btwIAIB4
大和ワキが描いた大嫌いな女三の宮の絵ってどんな?うpきぼん、まじで
329 :
名無氏物語:2006/08/14(月) 16:48:32 ID:+zDqMZMe
源氏age
330 :
名無氏物語:2006/08/18(金) 21:12:53 ID:pQTEbamP
ワッキーの描いた女三宮、そんなに悪くないと思う。
黒目でお人形さんて感じで雰囲気よく表してるよ。
後半、柏木との濡れ場wの宮タンは、意外とおっぱいあるように
描かれてる。貧乳イメージがあったので意外w
331 :
名無氏物語:2006/08/31(木) 01:16:59 ID:MhfNZBDe
占い 瑠璃の源氏 って出たんだけど主人公のこと?
332 :
331:2006/08/31(木) 01:28:54 ID:MhfNZBDe
男は皆〜の源氏になるのね・・。
つまらんねぇ・・・
333 :
名無氏物語:2006/08/31(木) 01:33:03 ID:DkPHLhln
333げっと
334 :
名無氏物語:2006/09/02(土) 23:40:16 ID:GlXzRKdX
ウチの古典の先生曰く、「女三の宮はノータリン」
335 :
名無氏物語:2006/09/03(日) 00:27:26 ID:99qF3nC3
瀬戸内の解釈はあくまで現代日本人の感覚から見たもので、当時は藤壺とかの方がマトモ。
現代日本でどんな女かというと、まず勉強は出来ない、パンツ丸出しで地べたに座って平気、親のコネで就職、
ちょっとホストっぽい男とデキル、会社すぐやめる、いい歳してキティちゃんだらけ、生活保護でクラス、一日中パチンコ。
336 :
名無氏物語:2006/09/03(日) 00:32:24 ID:+eXcsUWU
最近ドナ・ウィリアムズの『自閉症だったわたしへ』を読んでいるが、
女三宮は高機能自閉症もしくはアスペルガー症候群なのではないかという
気がしてきた。
相手と視線を合わせて心を通わせる感じがないし、文字もあまり上手でな
い。「ノータリン」というのは当たっていないと思うが、何らかの障害を
抱えていた可能性はある。
337 :
名無氏物語:2006/09/03(日) 04:52:41 ID:99qF3nC3
まあ、架空の人物なんだが、それならそれで誰がモデルか気になる。
338 :
名無氏物語:2006/09/08(金) 14:20:39 ID:FZRxRZ0b
ちょっとホストっぽい男とデキル
納得。源氏みたいに完璧な美男にはついていかない気がする。
柏木はあのとおり権門のボンボンでそこそこ美男の、見てくれは
いい、やさ男だもんね。
339 :
名無氏物語:2006/09/11(月) 21:55:20 ID:aOMIXemb
>>337 名前は失念したけど
道長の妹の一人で天皇の寵妃の一人になったけど
殿上人の誰かと密通して不義の子を妊娠し退出した人がそれっぽい様な。
大鏡にその話が載ってる。
顔は綺麗なんだけど何を考えているか分からない不気味な人で、
密通の件が起きるずっと以前、
天皇がその妃に
「私を愛しているのなら氷をずっと持っていてごらん。」
と言われ、掌が黒く変色しても握り続けていたらしい。
その様子を見た天皇は
「どうせすぐ手を放すだろうと思って冗談のつもりで言ったのに
あんなになるまで持ってるなんて
ちょっと嫌味な気がしたよ。」
と周囲に語ったらしい。
不義の子を妊娠し退出した後どうなったかは
大鏡には書かれてないので不明。
340 :
名無氏物語:2006/09/12(火) 07:55:24 ID:lG9m15Xj
341 :
名無氏物語:2006/09/12(火) 17:44:01 ID:VGNjEm8Z
>>340 その人です。有難うございました。
感情のありかが分からない不気味さ
(白痴的な雰囲気とも言えますが)や
世間的には最高の男性(天皇、光源氏)に連れ添っていながら
客観的には明らかに夫より劣った男性との不義の子を宿す運命が共通しています。
更に言えば、その不義がどれだけ彼女自身の意思によるものなのか
限りなく怪しい点が決定的に似ています。
342 :
名無氏物語:2006/09/14(木) 21:04:01 ID:LsZdwiRL
>335
それはただのDQNだ。また全然違うだろう。
>336
障害、というより今の感覚で言えばヒッキーに近いのではないだろうか。
自分の意志で引きこもっていたわけではないが、それに近い生活を強いられていたわけだし。
少なくとも、知能そのものは劣ってはいないと考える。
343 :
名無氏物語:2006/09/15(金) 17:13:16 ID:8OiQ1Zqy
つまりあれか、天然ボケ系か不思議ちゃん?
344 :
名無氏物語:2006/09/15(金) 20:47:37 ID:UvJmuafr
現代の内親王みたいに人前で鼻をはじらないだけマシ。
345 :
名無氏物語:2006/09/18(月) 04:30:36 ID:LivEmwn+
>342
おやおや、だからあ、「強いられてた」って感覚なんてないのよ。
それが普通だったんで。その、「ふつうの振る舞い」を出来ないのを瀬戸内は
「近代的自我に目覚めている」 なんて勘違いしてるんで。
現代日本人が、千年後の未来で非常識とされていることを普通にやっていて、
それを出来ない14歳の女を現代人はどう見るか? だよ
346 :
名無氏物語:2006/09/18(月) 05:13:22 ID:LivEmwn+
追加。
いや、もちろん
「少なくとも、知能そのものは劣ってはいないと考える。」
はその通りだと思うんだが。
なんていうか、その、343に近い。
ああ、大正天皇とか。巻物の中を見ようとして国会で「望遠鏡」を
やっちまったという、あれに近いか? ・・・
ちょっと違うか・・・
347 :
名無氏物語:2006/09/24(日) 17:55:47 ID:CLeqJEp5
愛子内親王みたいな感じか
348 :
名無氏物語:2006/09/24(日) 22:10:30 ID:zT5/azSr
まだ子供でしょ。
349 :
名無氏物語:2006/09/25(月) 11:46:46 ID:TVGVo2kD
子供の時のイメージが強すぎてよくわからん。
子供時→自我があまり確立していなく、御人形のような感じ。
大人時→見てて痛々しい。
350 :
名無氏物語:2006/09/26(火) 03:53:16 ID:Pj3ggKbs
うちの小鳥に「女三宮」て名づけたら
容姿・人格とも、女三宮にそっくりに育ったですよ。
名前って、大切ですよ
いつまでもヒナのようで、おっとりして、感情を顔に出さない、
体が華奢で翼は普通なのでまるで十二単を着てるようで。
でもうちの女三宮の方が、
感情は(人間女三宮よりは)やや豊かで自我があり
ある♂鳥を愛して離れない点だけが大きく違うです^^ゞ
関係ない話をしてしまってすみません
ご存知の方、源氏板なら居そうなので、質問させてください。。。
女三宮は、おんなさんのみや、と読みますよね。
二宮は、にのみや。
一宮は、多分、いちのみや。
四宮は、しのみや?
五宮は ごのみや?
六宮は ろくのみや?むのみや?
七宮は ひちのみや?ななのみや?なのみや?
八宮は はちのみや?やのみや?
雅やかでいいですね
女三宮は、子供子供した中にも色があり、導かれ通りに行動し
現世離れした表情感情のなさ、源氏に「谷には春も」という大物、
柏木をきっかけに自我が芽生え始めるところ・・・
うちの鳥に似てるからかもですが^^ゞ、大好きな登場人物です
では横レスごめんなさい
351 :
名無氏物語:2006/09/26(火) 19:48:49 ID:SjwKVJbA
登場人物の中で柏木と女三宮が一番好き。
女三宮って可愛いのに、あんま人気ないのが意外。
柏木と女三宮の年の差っていくつ位なんだろ〜?
352 :
名無氏物語:2006/09/26(火) 22:10:20 ID:8BeslCl+
>>350 です。お聞きした宮さまたちの読み仮名、多分わかりました。
一宮 いちのみや
二宮 にのみや
三宮 さんのみや
四宮 よのみや
五宮 ごのみや
六宮 ろくのみや
七宮 しちのみや
八宮 はちのみや
やつみや
九宮 くのみや
十宮 とみや
間違ってたらすみません。今の地名でしか見つからなくて。
353 :
名無氏物語:2006/09/27(水) 01:08:24 ID:PFFDXUEu
女三の宮は可愛いかもしれないけど、なんかトロくてイライラする。
354 :
名無氏物語:2006/09/28(木) 00:20:03 ID:urBnd6Ct
だってトロいからしかたがない。
私は、トロくて手紙かくして見つかったり、源氏への最初の言葉の
「お導き下さいませ」は、礼(すぐ窓の近くに来てぼっとたっている)
楽(琴の下手だったこと。)、雅(幼稚くさい手紙、歌)
全部源氏が教えないと行けなかったと気が付いても、後の祭り。
でも、私は、女三宮が大好き♪
小さい体に十二単はとても可憐。二品とあっさり賜った後ろ盾。
父に出家を請う時の感情の乱れ方にはこれがあの女三宮かと思いました。
何を思い、何もみつめてるかわからない、あの瞳が好きです。
355 :
名無氏物語:2006/10/05(木) 01:59:48 ID:GixESWIt
(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ
356 :
名無氏物語:2006/10/06(金) 11:57:25 ID:TJfFj29t
お父様の朱雀院も好き
この親子仲良くて好き
357 :
名無氏物語:2006/10/07(土) 01:21:47 ID:qhZqPFuk
でも・・・
女三宮を、親子ほど違う源氏に降稼(あ、太政天皇だから降稼じゃないのかなあ?)
させるのが、いくら源氏が栄えてたとはいえ、少し思慮が足らないように思うゎ
紫の上やら周囲にも気をとがめないとは、出家した者としても大人としても
思慮が足らないと思ってしまうよ、女三宮を不幸にしたのは元をたどれば自分だ。
出家した後の、女三宮、好き
この世の人じゃないみたいで
「谷には春も」w良い返事
358 :
名無氏物語:2006/10/07(土) 02:22:31 ID:IuAr9iR7
太上天皇だろ・・・
359 :
名無氏物語:2006/10/07(土) 21:55:10 ID:TcPzcJ60
>>357 >紫の上やら周囲にも気をとがめないとは
紫の上は源氏の正妻としては不釣合いなんだよ。
だから、たびたび源氏が正妻を娶るのではと噂になっている。
(朧月夜、朝顔)
源氏の正妻にに相応しい身分の女三宮を降嫁させるというのは
当たり前の考えであって、思慮が足りないわけではない。
360 :
名無氏物語:2006/10/08(日) 00:11:22 ID:ohVXp8Wn
でも、身分がふさわしいとはいえ、
人間的な思慮(年齢のつりあい・一の人とされている紫の上の存在など)
は欠けていると思ってしまう
自分の娘を、好んで出家した自分(父)の代わりとして源氏と結婚させるためなら
あまりにも娘が幸せならそれでいいという感じで、
普通の人ならまだしも、神につかえる者が、思いやりなしというか
周囲の迷惑かえりみずというか、優しさがないように思う。
ま、私が紫の上好きだからそう思うのかもしれないですね。
(女三宮も大好きですから、矛盾がありますけど・・・)
361 :
名無氏物語:2006/10/09(月) 12:16:42 ID:13Prmoac
>>360 >ま、私が紫の上好きだからそう思うのかもしれないですね。
たぶんそう。
娘を政権をとるための道具にしていた時代に、「娘の幸せ…」という
だけでもいいお父さんだと思うよ。
362 :
名無氏物語:2006/10/09(月) 15:03:56 ID:LS8iulPF
まあ、現実と(ry
363 :
名無氏物語:2006/10/10(火) 23:22:48 ID:QUcEL+w/
>>147 >>152 >>153 >>189 柏木の人間性とそれからなる悲劇について深く洞察されていて私も全く同意見です。
彼は一言で言うと子供すぎた男だと思う
女三の宮を心から愛したわけでもない。でも性格からくるミーハー心から朱雀帝に
もっとも愛されてることだし、いきなり源氏の奥さんになった人だからさぞ素晴らしい女性なんだろうと思いこんだ
ちらっと姿を偶然みたときも、一人じゃなくて夕霧も一緒だったわけですが、夕霧のほうは
あんなところに立っているなんて高貴な身分の女性にあるまじきことと眉をしかめるけれでも、
柏木はもう嬉しくてはしゃいでどうしようもないわけです。
三宮が柏木のような男を受け入れたか、それはやはり大和説ではないけど一種の薄痴に近いタイプで
あまり深く考えることもできない女性だったからだと思います。育ちもよく性格が悪いわけでもないけれど
知性というものがないのですね。この二人が夫婦になったらさぞつまらない夫婦関係だったと思います。
364 :
名無氏物語:2006/10/10(火) 23:30:05 ID:QUcEL+w/
朱雀帝が老人である源氏にあえて最愛の娘を託したのも
あの源氏だったら自分の娘のどあまりの頼りなさをカバーしてくれて
大事にしてくれるだろうという切実な親心であったような気もします
若い浮ついた青年などに娘をやれなかったのだと思う
孫もたくさんいる源氏で、しかも以前は自分の愛人も平気で奪ったような弟に
差し出すなんて尋常ではない縁組なわけですから
それほど切羽詰った宮廷事情があったのではないかと思います
365 :
名無氏物語:2006/10/11(水) 00:45:50 ID:wSYvi4q3
柏木は出世欲と見栄が人一倍の俗物人間だから、
三宮とのことが発覚後は、ただただ怖くて絶望しかないわけです。
第一人者に睨まれたということが、不倫発覚以上に重くのしかかったはずです。
これがたとえ両親にばれたくらいだったらなんてことはなかったでしょうが、源氏に嫌われた、
勿論それは当然だけど、もう出世の道も閉ざされる、生きていても暗闇同然だ、しかも三宮は出家したと聞くと
もうどうしようもないわけです。自分も世を捨て出家して詫びようとかでもなく、
源氏がやったように、静養と称して明石に逃げるとかでもなく、強気な男だったら源氏だってことが知れたら赤っ恥だし
絶対世間にもらすことはしないさとたかをくくって世間を渡ることもできたでしょうに
恋に殉じたわけでもなくただバレて意気消沈して空しく死んでしまった男という感じです
366 :
名無氏物語:2006/10/11(水) 01:13:38 ID:wSYvi4q3
夕霧はそれに柏木に比べ人間性がしっかりしてる、しすぎている男といえます
大人の男性でしかし律儀でとても固いところがある。源氏もいい息子を持って内心
自分の過去の不名誉を補ってくれると思っていたことが面白いです。奥さんも一人を大事にして
子沢山で、愛人も奥さん公認のような存在でこちらも大事にしてるし世間の非難を浴びることもまったくない。
でも、どうしようもない恋をしてしまうんです。柏木が女三宮の幻想を追い求めたのとは全く違う、大人の深い愛ですが
恋愛に不慣れで堅苦しい性格だから女心がわからない。あれこれ勝手にやったり、かと思えば同意がなければこれ以上のことはしませんとか
言ってみたりで、言い寄られた女もさぞ困ったろうと思います。しかも世間は落葉宮が誘ったんだろうとばかりに
宮にほうを責める。元舅も、お坊さんも、源氏も皆落葉宮を軽い女と見下している。
でもどうにか上手く収めて、雲井雁と宮と半々に通うまでにしたのですが、夕霧の巻は登場人物に心の動きが見事に描かれているだけに
夕霧がどう宮を手なずけて、出て行った奥さんを帰ってこさせるまでにしたのか
読んでみたかったのですが、いきなり終わってしまってとても残念です
367 :
名無氏物語:2006/10/11(水) 08:04:53 ID:FbcuOIPh
後るべうやは
柏木に唯一出した手紙の最後一言。
女三宮って成長したんだなって思う。
368 :
名無氏物語:2006/10/11(水) 17:12:42 ID:wSYvi4q3
夕霧は源氏の美貌を受け継いでハンサムなんだけど
まったく無骨できまじめでプレイボーイでもないし性格がどこまでも優しい
源氏よりは伯父の朱雀帝に似ているのかもしれません
小説の主人公にはなりにくい地味なタイプ
落葉宮が好きになって、愛の告白にも「こんなに長年通ってるんだから
オレの気持ちだってわかるだろう、男を知らないわけでもあるまいし。」みたいなこと言ってしまい
宮を激怒させてしまいます。
でも夕霧ほどの美男にこんなことを言われてみたいものです。
NANAでいえば?。
370 :
名無氏物語:2006/10/11(水) 23:27:38 ID:Kxr3dwRq
女二宮も三宮も、不幸な結婚した姉妹だよ。
姉宮はよりにもよって妹の身代わりに柏木とケコンさせられて仮面夫婦だし。
三宮はご存知のごとくアレだし。
夕霧が二ノ宮を大事に思ってると言ったって、最期には「お前だて処女じゃ
ねーんだから、お高くとまってねーで、いいかげん俺とケコンしろよ」ってこと。
まあどちらもあんまり上手に立ち回る智恵が無かったってことだけど……
371 :
名無氏物語:2006/10/12(木) 00:05:38 ID:nmfMfJds
わりと似たところがある姉妹だったかも
男に言い寄られてもどうしていいかわからなくておびえまくるとことか
372 :
名無氏物語:2006/10/12(木) 07:49:31 ID:KX8gUw+f
373 :
名無氏物語:2006/10/12(木) 07:56:35 ID:8zRMDuzk
>>368 朱雀帝というより生母の葵上に似たのかもしれない>夕霧
葵上も生真面目で愛情表現の下手な人だった。
夕霧が生まれたばかりの頃に葵上は亡くなったから
直接的な母親の記憶を持っていないだろうけど
周囲から「お母様はこんな方だったのですよ。」
と聞かされることはあったと思われる。
侘しい結婚生活の末夭折した生母の存在や
母親代わりだった花散里の境遇に漂うもの寂しさが
夕霧をまめ男にしたものと推察される。
374 :
名無氏物語:2006/10/12(木) 16:26:03 ID:nmfMfJds
二宮も三宮も恋の駆け引きとか打算で男を選ぶみたいなところが二人とも
全くない点で好感もてる 朧月夜や六条御息所とは逆だなあ
親の選んだ人に素直に嫁ぎ、こんな相手と結婚させられたという不満もない。
でも不幸になればただおろおろ泣いているタイプ
男としてはなんかかわいくて放っておけないタイプかもしれない
375 :
名無氏物語:2006/10/12(木) 16:47:32 ID:nmfMfJds
二宮も三宮ほど父親に目をかけられたわけでもないのに
母の御息所が亡くなって、悲しみのあまり寝込んで
多分誰からの弔問の文も関心を示さなかったのに
父朱雀院からの手紙だけには起き上がり読んだという記述がある
朱雀帝は人柄がいいけど娘たちにもいい父親だったのかなあと思える
376 :
名無氏物語:2006/10/12(木) 18:59:01 ID:xOwXgNdu
二宮は更衣腹だが皇女としてのプライドがありすぎたな。
更衣は娘を皇女らしく独身でいさせたかったと言っていたし、
夕霧に迫られた時も、未亡人だからって馬鹿にして!と怒っていた。
三宮のひたすら他人任せの人生ってのも、苦労無しの恵まれた皇女って描き方でしょう。
なんかどっちも、あまりにも偏ってるよね。平均感覚が無いっていうか。
極端すぎるのって、父親の朱雀院に似た(后になれない朧月夜を偏愛。三宮だけ盲愛。
源氏に敗北感ありすぎ)のかな。
377 :
名無氏物語:2006/10/12(木) 21:41:50 ID:8zRMDuzk
>>375 三宮ほど寵愛はしないにせよ
二宮を冷淡に扱うという人ではないと思う>朱雀帝
基本的に人当たりの優しい人というイメージだな。
378 :
名無氏物語:2006/10/17(火) 11:51:18 ID:8dI5JlfB
紫の上がなくなった後、源氏が尼になった三宮を訪ねた時
「谷には春も」と一言だけ宮が返事をする場面があるけれど
尼になっても一向に変化のない三宮を作者は強調してるね
379 :
名無氏物語:2006/10/17(火) 12:04:34 ID:8dI5JlfB
>>375 二宮は悲嘆にくれている中で”恋人”夕霧からの文にも、今をときめく権力者の源氏や元義父の頭の中将にも全く無関心なのに
世を捨てて山にこもる父親からの文だけには嬉しくて即座に返事をしてる
打算ということが全くない根っからのお嬢様っていうタイプだと思う
380 :
名無氏物語:2006/10/20(金) 03:27:11 ID:QhgVRCmE
>378
あれには、むしろ源氏の方の自己中&甘ったれぶりを強く感じたけどね、自分は。
実質離婚状態で、内心見下しているような相手にまで慰めや気遣いを要求するのかよ!? あんたは? てな感じで。
結局、三宮も二宮も根っからのお姫様で、有りのままに精一杯の振る舞いをしていただけで、
それ以上でも以下でも無し。
それに対して手前勝手な欲望を押し付けたり、常識を押し付けたりする周囲の方が
余程腹立たしく思える。
381 :
名無氏物語:2006/11/03(金) 17:41:58 ID:MusYesMg
>380
確かに源氏が三宮に思いやりを求め過ぎてたのは事実だけどあれはないだろ。
三宮は紫の上と面識があるんだから源氏が嫌いであっても故人にひどくないか?
382 :
名無氏物語:2006/11/04(土) 14:01:05 ID:KdL5NAok
?(´・ω・`)
383 :
名無氏物語:2006/11/06(月) 16:50:15 ID:OVRYuPb8
?(´・ω・`)
384 :
名無氏物語:2006/11/07(火) 18:45:46 ID:0ES670xw
?(´・ω・`)
385 :
匿名希望:2006/11/11(土) 12:28:36 ID:YRW4JBwF
女三宮と柏木の失態は源氏は耐えられなかったんでしょう。でも不義密通は犯罪です。
386 :
名無氏物語:2006/11/12(日) 00:17:15 ID:vvoZza89
事実上、柏木を殺したようなものだから源氏もなかなかだな
怒らせたらこれほど怖い相手もない
387 :
名無氏物語:2006/11/12(日) 07:55:09 ID:y/PdHgMw
準太政天皇の正室、先帝の愛娘、今上帝の妹たる二品内親王を襲って孕ませておいて
バレたらノイローゼ→衰弱死って…自業自得というか覚悟足りなさ杉だよ柏木
「あさき〜」に描かれてる柏木の恋って原文よりかなり美化されてる感じがするけど、
少女漫画だから仕方ないのかな
388 :
名無氏物語:2006/11/27(月) 21:39:57 ID:srPkIIvk
源氏が準太上天皇にまたその息子夕霧が左大臣になれるはずがない、現実は
藤原氏が栄華を極めていたんだから
389 :
名無氏物語:2006/11/28(火) 18:33:36 ID:SlJ/Rgcz
柏木が死の床で最後にもう一度二の宮に会いたいと言ったけど
頭の中将がそれを妨げたのはなんで?
390 :
名無氏物語:2006/12/24(日) 00:05:52 ID:U2NnWl8b
自分の家で看取りたかったのでしょう
妻といっても皇女だからこっちが行かないといけないんだよ…
二ノ宮も三宮も、皇女。
紫だの夫の親族だのは、けっきょく臣下だった人たち。
彼らに庶民が求めるような配慮なんて持つわけがないと思うよ。
御所にいたときと同じで、パパとママが全てでしょう。
>>388 堂上の源氏って実際、ろくな末路じゃないね。当人の代は栄えるけど。
391 :
名無氏物語:2006/12/25(月) 21:20:52 ID:FWVDKJCS
源氏ザマーミロと思ったからこの人好き
罪の意識なんかもたなきゃもっと好き
392 :
名無氏物語:2007/01/15(月) 07:17:45 ID:OqLthmkk
393 :
名無氏物語:2007/03/16(金) 21:55:13 ID:fOXrPCGY
結構好きだな。いくら「お人形」のような性格であっても、
最後の最後で源氏から自立する(三行半つける)彼女は好き。
朧とかも出家するけど、彼女達は源氏をまだ好きなんだよね。
394 :
名無氏物語:2007/03/29(木) 09:42:22 ID:7yVd/KqT
>>393 三宮は、単に源氏に対する思い入れが
朧月夜らより薄かったんじゃないかなあ?
395 :
名無氏物語:2007/03/31(土) 17:38:10 ID:0UqTqyFd
\(^O^)/
396 :
名無氏物語:2007/04/22(日) 16:02:43 ID:xLsp6rXy
♪d(⌒〇⌒)b★
397 :
名無氏物語:2007/04/29(日) 14:52:09 ID:GawcbSNV
源氏物語のなかで唯一、源氏を愛さなかった女性が女三宮なんだね。
(政敵のこき殿女御は別格。源氏がこき殿にも言い寄ったら違う話になっちゃうから。)
原文には、貴公子の柏木をはじめて見た女三宮が、源氏を見なれているので
たいして美男だと思わなかったとあるけれども(若い柏木より美形ってきびしいが)、
夫の源氏が好きだとは書いてない。
源氏は、出家した女三宮をそれでもまだ口説いたり、
年取っても若い頃からちっとも成長していないが。
そういう話を書くことで、紫式部は世の男達の馬鹿さ加減を
陰で笑っていたのだと思ふ・・・
398 :
名無氏物語:2007/05/01(火) 00:12:08 ID:2D6KcCSM
>>397 年取っても田村○和を見てれば、
そこらの男見たって美男には見えないだろう
柏木はそれほど自分が美男でもないのにプライドばかり高くてと書かれてる
399 :
名無氏物語:2007/05/01(火) 00:19:35 ID:2D6KcCSM
>>393 最初はいい女ぶって、女のフェロモンだしまくって源氏をメロメロにさせていい気になっていた
朧月夜や六条御息所より、三宮のほうが好き
彼女たちはプライドが高すぎた
あんな事件を起こした後でも源氏が誘えばすぐのってくる朧月夜は結局源氏に嫌われてしまったし。
朧月夜や六条御息所は自分好きで自分が一番でないと気がすまなかった
でも三宮は皇女のせいか、そういう打算がないんだよね
だからいい。
400 :
名無氏物語:2007/05/01(火) 02:22:48 ID:srdv7Eb9
400
401 :
「勇俊(冬のオイラ):2007/05/13(日) 14:30:58 ID:PPJ1XltH
____
/⌒ ⌒\
: : /( ●) (●)\
: : : : /::::::⌒(__人__)⌒::::: \: お帰りなさいませ
: : : : : : | |r┬-| |: : ご主人様wwwwwwwwww
: : : : : : : : \ `ー'´ /: : : : :
: : : : : : : : : ,.--、_ハ`−r=ニ--、′ノ. : : : : : : :
: : : : : : : : / /-ョロ'ヲ´ i l : : : : : : : : : :
: : : : : : : 〈 ,ハフ'兀「 ! } : : : : : : : : :
: : : : : : : : ヽ, ト{‐lハ. ヽ ' ノ : : : : : : : :
: : : : : : : 〈 , !{ソ ヽl/|、: : : : : : : : ,r-、
: : : : : : `ヽ V j _ノ ,スヘ_ノ7--−イ∧〈
: : : : : : : { / ,ハ、 _//く 〈 ___ r'九〈ハ.}
: : : : : : :レ' ' ,ハヘニイヽ_厂 、ノソト}〈V´
: :_ノ−- 、' {∧ トヘ_「 {Y: :仔 之_
〈l ̄>-、_ 丶レ^ヽ厂` 上l_:/Z/ソ‐′
r个y'⌒ll_,/‐、;_,、ト、__ト、 ` ー/「>,、 └トf‐′
{_Y^lヽ、,ど , , 〈__j,ハ、) 、_イソ´`ヽヘ、ノ、lフ
ヽ>ゝハ 〈ノ{ l! ハ_j人lJ /ソ: : : . ノフく_.イ
〉 〈、ソ´ UU 、ノ入 : :__rクー<__〉
∠__, 〈_⊥、′ i _,rくソヽ√ヽフ
j__ルく_/T'┬_ヒス⊥イ \ノ
ヽ√ \丿 ヽ/
402 :
名無氏物語:2007/05/13(日) 15:07:46 ID:5SZiuTT+
>>399 同じ皇女でも、藤壺中宮はなんかイヤ。
間男をすんなり受け入れる設定は藤壺も女三宮も同じなのに、
なぜ紫式部は女三宮だけをここまで欠点が多い人間のように描くのかが謎。
藤壺の密通シーンなど、なよなよして抵抗しない、
なぜここまで欠点のない人なんだろう(源氏の感想)、と原作では賞賛だらけ。
藤壺も女三宮も、あまり変わりがない気がする。
403 :
馬顔:2007/05/13(日) 17:57:22 ID:kTCoN5B+
平家物語の九段の「知章最期」の訳を教えてください
404 :
馬顔:2007/05/13(日) 18:10:17 ID:kTCoN5B+
平家物語の九段の「知章最期」の訳を教えてください
405 :
名無氏物語:2007/05/13(日) 18:27:54 ID:gdGgCi4h
406 :
名無氏物語:2007/05/14(月) 17:35:51 ID:1nHGvw3d
>>397 柏木に好意を持ってたとも書かれてないよね
煙比べの歌は人によって解釈が別れてるみたいだけど
密通事件前は、三の宮は源氏といつも他愛無い冗談を言って過ごしてた辺り
冷え切った夫婦関係ではなさそうだ
旦那が通ってこないと薄情だと恨めしく思ってた訳だし
7〜8年も連れ添ってれば、それなりに情のようなものは芽生える気がする
407 :
名無氏物語:2007/05/16(水) 11:17:20 ID:+koWQukz
>>406 源氏に情があり、忍んできた柏木にも源氏を見慣れているので
いい印象を持たなかった女三宮が、間男の柏木を何度も受け入れたのは何でだろう?
女三宮の幼稚さの故としても、不可解。
源氏と愛し合っていたなら、なぜ源氏は間男におそわれた女三宮を守ってやらなかったのだろうか。
突き放して出家させたりせずに。
408 :
名無氏物語:2007/05/16(水) 20:48:21 ID:qoaS+T3e
>なぜ源氏は間男におそわれた女三宮を守ってやらなかったのだろうか
何も知らなかったのに守るって無理じゃん。密通発覚はあっという間に夫婦崩壊してるし。
賀茂祭の夜〜密通発覚までの三の宮って、閉塞した環境の中で
暴行を受けて苦しんでる子供みたいに見える。
嫌いな男を拒絶する方法が思い浮かばないからこそ、
食事も喉に通らず吐き気をこらえてる悪阻真っ最中の鬱状態なのに
逢瀬が続けられたんじゃないかと思った。
…「夜が寂しいから好みじゃない男と体だけの関係をもった」っていうのも
ありえるけど。
三の宮って自分の本来の意思を通せない性格的な弱さがあるよね。
出家後も結局、不本意ながらも六条院に留まってる所とか。
どっちかっていうと、柏木がこの状態の三の宮の所に通う気になるのが不思議だ。
愛する女性が苦しんでるのにお構いなしなのか、嫌われてる自覚があるからこそ
必死で振り向かせようとしてるのか。
409 :
名無氏物語:2007/05/17(木) 08:19:42 ID:j4FNg4Xr
三宮も藤壷も、単に
男に力で組み伏せられたらどうしようもなかった、
ってだけだったんじゃないのか?
410 :
名無氏物語:2007/05/17(木) 16:14:09 ID:EEoUvYJ8
>>408 守るって、なにも柏木の暴行から女三宮を守るってことじゃなくて・・・
情のある夫婦なら、妻が強姦されたからって、夫婦仲は冷めない。
妻は犯罪にあっただけだし。
妻が犯罪にあったら夫婦仲が壊れる、というのが問題なのであって。
桐壺帝が藤壺の不義を知っていたかは疑問だけれど、
おそらく、それを知っても、藤壺を追いつめて出家させたりしなかったでしょうね。
空蝉なんかも、同様だと思う。
源氏と女三宮が全くの仮面夫婦だったならともかく、7.8年連れ添って、情もわいていたのなら、
なぜ源氏は女三宮を見捨てなければならなかったのだろう、ということ。
出家させてしまってから、未練がましく言い寄ってるし。
411 :
名無氏物語:2007/05/17(木) 19:19:07 ID:vhKHD6sR
源氏は立場としては「目をかけていた息子の親友に妻を襲われ、妊娠させられた夫」だけど、
本人は三の宮の気持ちも知らずに、彼女が自分を捨てて柏木に心を移したと
思い込んでるからね。だから三の宮を許したい気持ちと柏木への嫉妬心の間
で葛藤してる姿が繰り返し描かれてるんじゃないか。
まあ、嫉妬が上回ってる辺り、愛は足りないね。
>妻が犯罪にあったら夫婦仲が壊れる、というのが問題なのであって。
これって別に現代でも珍しいことじゃないけど。
この時代の催馬楽「石川」にもこの手の話は歌われてるよね。
作品違うけど、誰でも「アンナ・カレーニナ」のウロンスキーや
「夜半の目覚め」の老関白のようにはなれないよ。
412 :
名無氏物語:2007/05/18(金) 10:28:03 ID:gunMKpEd
>411
結局、老いた源氏に女三宮を引きとめておく自信がなかったってことかな?
強姦した柏木に、嫉妬する源氏・・・
桐壺帝には源氏に対する絶対的強者としての自信と余裕があったし、
奔放な朧月夜をそれでも愛す朱雀帝も、臣下に下った弟の源氏を見下すだけの
(物語には書かれないが)余裕があったような。
老いが迫った源氏には、自分の死後、女三宮と柏木が手を取り合って
仲睦まじく暮らすんじゃないかと思って、許せなかったのかも。
逆に、源氏が若い頃だったら、別展開になっていたような。
弘き殿で、どうやら弘き殿女御の妹姫らしい姫君と密通した際(朧月夜)、
これが親友頭中将の正室で女御の妹の四の君だったらおもしろかったのに、とか思ってる源氏、
若く、自信家だった頃の源氏なら、修羅場すらも、おもしろおかしく潜り抜けていたような。
413 :
名無氏物語:2007/05/20(日) 07:36:41 ID:IYfnJl62
そうだね。源氏が老いを感じる年齢に起きた事件だった事、
時代的に妊娠は単なる性交の結果ではなく前世からの深い縁があったからだと
信じられてた事、襲われた女性側に選択権のない強姦も「恋愛」と見なされてた
事が悲劇に拍車をかけてるんだと思う。
414 :
名無氏物語:2007/05/29(火) 17:34:44 ID:LbJYQskF
源氏age
415 :
名無氏物語:2007/06/18(月) 18:41:50 ID:98VY/rY4
源氏age
416 :
名無氏物語:2007/06/18(月) 18:42:22 ID:1d2UmgFn
[sage]源氏がそれまで紫にすら見せなかった負の部分を一気にぶつけた相手な気がする>女三宮 そういう意味で源氏にとって非常に重要な人なのではと
417 :
名無氏物語:2007/06/18(月) 21:33:15 ID:8/U5igWH
確かに。それまでの源氏はあり得ない位の完璧な人物だったのに、三の宮の事件以降、
嫉妬や弱さ、老いの自覚など、人間くさい感情をあらわにするようになってる。
乱暴な言い方だけど、雲の上の人を現実の卑近な世界に引き落としたのが三の宮なのかなー。
当の宮様には悪意が一切ないあたりがまた何とも。。。
418 :
名無氏物語:2007/06/18(月) 23:35:21 ID:1d2UmgFn
[sage]無心さゆえの破壊力みたいなものを紫式部は意図的にかどうかは分からないけれど三宮を通して表したかったのではと思った 宇治十帖の浮舟がこの流れを汲んでいる様に思う
419 :
名無氏物語:2007/06/19(火) 12:50:53 ID:qid29ylT
式部が「無作為の悪意」みたいなものを意識してたのは間違いないと思う。
ところで、若菜の帖が書かれた時期って、いつ頃なんだろね。式部はその時点で何才ぐらいだったのかな?
420 :
名無氏物語:2007/06/19(火) 13:45:00 ID:TSEUb0dL
二松あげ馬鹿の餌
つ「七度目の還暦」
421 :
名無氏物語:2007/06/19(火) 18:18:19 ID:ywR22xTh
>419
作家の瀬戸内寂聴なんかは、
晩年、紫式部は出家していたんじゃないかといっているね。
源氏の晩年、出家を願う紫上や、
女三宮の出家、宇治十帖には無常観が現れている。
紫式部は30前半ぐらいで宮仕えに出て、
よくわからないが40手前ぐらいで亡くなったんじゃないかといわれている。
源氏物語は、宮仕え前から書き始めていたと考えられているけれども。
だとしたら、若菜帖を書いた頃、年齢は30半ばぐらいかな?
現代人の寿命を考えると、30半ばで遁世、出家の話ばかりなんて・・・ってことになるけれども、
紫式部が仕えた中宮彰子も栄華を極めながら39歳で出家(もっとも彰子は87歳まで生きた)、
そういう時代だったのかも。
女三宮の描き方が、「無作為の悪意」だとは考えないけれども。
422 :
名無氏物語:2007/06/19(火) 23:47:24 ID:qid29ylT
レスありがとうございます。
式部が出家していた、というのはありそうですね。スレチですが、何が発心の因だったのか、気になるところです。
まさか三の宮や浮舟同様、な訳ないでしょうが・・・・
423 :
名無氏物語:2007/07/11(水) 20:56:13 ID:WKCzzynr
「谷には春も」は個人的にGJだった。
424 :
名無氏物語:2007/07/15(日) 03:35:03 ID:gGHx1gEF
>>423 そのシーンのためだけにあの長い話を読む気力が湧くというものだ。
私は。
425 :
名無氏物語:2007/08/28(火) 18:05:36 ID:5z+Jk9Le
琴を一生懸命練習するところがかわいい♪
426 :
名無氏物語:2007/10/18(木) 16:07:09 ID:kE5N7FYi
/⌒`⌒`⌒` \
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ヽ/ \, ,/ i ノ
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ヽ ト=ニ=ァ / +
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427 :
名無氏物語:2007/12/12(水) 13:59:49 ID:w4ALRzjn
源氏age
428 :
名無氏物語:2008/01/18(金) 11:36:44 ID:+vG/eiUs
永遠の愛は見つからないというのが源氏物語のメインテーマ。プルーストの失われた時に通じるものがある。
女三宮は出家したあとが一番美しい。手に入らないからこそ美しい。このあたりも失われた時と似ている。
429 :
名無氏物語:2008/03/29(土) 14:33:45 ID:uG6VGGKs
で?
430 :
名無氏物語:2008/03/30(日) 13:08:45 ID:Qs9SZfX3
出家したのって、六条が憑いていたからで良いんだよね?
431 :
名無氏物語:2008/03/31(月) 19:46:34 ID:ed0Mgter
女三の宮って飾り気無くて好きだな。考えるのも勉強もろくにできないけど。 生活が保障されている点はうらやましい。
432 :
名無氏物語:2008/04/02(水) 17:24:43 ID:JFFbMEVh
煩悩の四倍ってやつかぁ・・・
433 :
名無氏物語:2008/04/06(日) 04:49:36 ID:7fII6Tfj
若菜以降は
作家がよく言う「筆が勝手に進む」「登場人物たちが勝手に動いていく」
って状態で書かれたんじゃないかな。
式部の中で大まかに因果応報的な粗筋はあったと思うけど
三の宮とそれをめぐる悲劇をあそこまで書ききれるのがすごい。
「谷には春も」の下りは
この宮はいつまでたっても無神経で人の心の機微を知らない、と呆れる源氏の方が
実はいつまでも紫への(というか現世への)執着を断てずにいる俗人間だ、と
読者に知らしめちゃうシーンだよね。
仏の道に進んだから返事しない浮舟に「さては男が出来たのか」と疑う薫と同じ。
434 :
名無氏物語:2008/05/18(日) 17:22:32 ID:+/OQwxTp
角田文衛氏(古代学協会名誉会長)が死去
「古代学」を提唱し、考古学界の長老的存在だった古代学協会名誉会長、角田文衛(つのだ・ぶんえい)さんが14日、死去した。
95歳だった。告別式は19日午後0時半から京都市南区西九条池ノ内町60の公益社南ブライトホール。
自宅は同市左京区下鴨中川原町9。喪主は長女、玖賀子さん。
福島県出身。大阪市立大教授などを歴任し、1990年から2007年まで財団法人古代学協会理事長を務めた。考古学、文献学、
歴史学を統合する「古代学」を提唱。イタリア・ポンペイなど海外の遺跡の発掘調査も手がけた。最近も、自叙伝の口述筆記を終え
たばかりで、書籍数点の出版準備に取り組むなど、精力的に活動していた。
435 :
名無氏物語:2008/05/23(金) 11:47:20 ID:FGDoBLSs
なんか源氏って女三宮みたいな
天然はまったく駄目なタイプっぽいね。
柏木もしかり。
むしろ天然女うまく扱えそうなのは、匂宮かな?
436 :
名無氏物語:2008/05/23(金) 20:21:20 ID:EN0SkT4m
女三宮=猫好き
437 :
名無氏物語:2008/05/23(金) 23:56:09 ID:QEsZ26D/
この当時、猫は珍しかったらしいな・・・
(山猫は除く)
438 :
名無氏物語:2008/05/24(土) 00:55:37 ID:YDF9etfR
今は山猫のほうが珍しい・・・。
天然記念物だもんね・・・。
439 :
名無氏物語:2008/05/24(土) 00:56:12 ID:YDF9etfR
440 :
名無氏物語:2008/05/26(月) 04:02:49 ID:4ErmPjzd
>女三宮は出家したあとが一番美しい。手に入らないからこそ美しい。
女三の宮が一番好き
かわいい
猫と戯れるとこも(=^ω^=)
実写化するなら
成海璃子が合うと思った
リアル14歳
441 :
名無氏物語:2008/05/26(月) 09:13:57 ID:c3wGbPR+
源氏も女三宮が出家してからのほうが
女性として魅力的に感じてそうね。
442 :
名無氏物語:2008/05/26(月) 17:31:21 ID:6DC2si++
,ト--ミ、、_:::::::::::::::::`:"'':―┼――――l
/ミミ三三ミ'ー‐-- 、、_:::::::|:::::::::::::::::::::::j
{ミミミ三三、 、ー=、`'┴―――fミ',
,..、ミミミミミ三シ . . . . `―' l ii l (ヲ lミil
//う{ミミミミf'" _,,.,,_:.:.:.:.. _j_ .:.:.:. lミリ
l V }ミミミミ ',ィでiンミ、:.:.、__, -,ィも=、',l:l′
'i l ,ノヾミミ' ´ ̄`゙`ラ .:. 三 f"´ ̄`' lj
ヽヽへ}ミミ `二ニノ ,、 jl ',` ―''" ,l!
ヽ二ノミ' ,ィ'" ト、 ,!
, -fソ!'ミ / `^ヽ,_ノi ,'
,/(/ {i,ミ' / _,,...,_,,..,、l /
/ ヽ lN, / ,ィiTTTTTト, ,} ,/
, -―/ ヽ ', ヽ { ,/⌒'ー'‐'‐'‐',リ l /
/ / ヽ'、 ヽ l {,ゝ、‐r‐'ン-i/ ,/ ,イ丶、、
"i {、 ヽヽ丶 丶 ヾ<Zェェェシ' ノ ,i'lヽ、 `ヾー-- 、
l, \ ヽヽ 丶、 ` ` ‐ -- ‐'"/ノ ,l \ \ ヽ
443 :
名無氏物語:2008/05/26(月) 17:57:33 ID:JwxsGTHj
猫の紐のせいで御簾の間から
女三宮の姿を柏木が見てしまう・・・
すごいタイミング
444 :
名無氏物語:2008/05/26(月) 23:16:40 ID:eDK7v5AN
444ゲット!
445 :
名無氏物語:2008/06/22(日) 14:30:47 ID:K9ZhQJ7W
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/三ミミ三三三三三 r―、 rミ、
,'三ミミ三三三三三彡' ` ̄ ヾ'i
,'三ミミ三三三三シ´ _,. - 、 : __ l、
,'ミミ.r==、三三三ミ .:.:.:.:ィ'"でi、.:. :,rtッ'
l三{/ノ入 \三三ミ .:.:.:.:.``=゙^ .: 'iー{
',三!l fラ人 ヾ三ミ ', ゙',
ヾ:tヽんぅ ',三シ ,r __ ) !
丶丶二,ノ l三'゙ ,. `´ 'ーイ ,'
ヾミ ',三 ,' ,:'´ / _,,__,、/ 画像はまだでおじゃるか?
l三 `'" / / /_,∠二,ーアノ/
,l^`' .:.:.:.:l ,' ,. h、:.:゙':.:.lf´,'/
/7 .:' ,::' .:.:.:.:; :; :, ヾゞzェソ ;/
∧', ,' ,. - 、 丶 、_`'一' /
__/:::ヽヽ、 .::.::.::.::丶、 ゙゙゙゙ /
rf (::::::::\\ .::.::.::.::.::`'.: ,-、--―くr-、
-‐(丶、_ `丶、::::,ゝ \____/ /:::::::::::ノ ノー-- 、、
446 :
名無氏物語:2008/06/26(木) 17:47:13 ID:q9OgkKmV
__ _____ ______ ,'´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ.
,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 | そ .お ご お |
'r ´ ヽ、ン、 | れ .風 飯 帰.|
,'==─- -─==', i | と 呂 に な |
_|\∧∧/|_ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | | も に す さ |
\ / レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| | ・ す る い.|
< わ > !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | | ・ る ? .ア |
/ \ L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| | ・ ? ナ |
 ̄|/∨∨\| ̄ | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / | タ |
レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ ヽ、_____ノ
__ _____ ______
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'r ´ ヽ、ン、
_|\∧∧/|_ ,'==iゝ、イ人レ/_ル==', i
\ / i イ (ヒ_] ヒ_ン ).ヽイ i |
< た > レリイi!"" ,___, "".| .|、i .||
/ \ !Y! ヽ _ン 「 !ノ i |
 ̄|/∨∨\| ̄ L.',. L」 ノ| .|
| ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
__ _____ ______
,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_|\∧∧/|_ 'r ´ iゝ、イ人レ/_ルヽ、ン、
\ / ,'==(ヒ_] ヒ_ン ).==', i
< し > i イ "" ,___, "" ヽイ i |
/ \ レリイi ヽ _ン | .|、i .||
 ̄|/∨∨\| ̄ !Y!. 「 !ノ i |
L.',. L」 ノ| .|
| ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
447 :
名無氏物語:2008/07/01(火) 17:49:09 ID:WX2rvHhb
_,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''> 清楚でこめんなさい!! <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^YY^^Y^Y^ ̄
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ
,':: ノ !'"""" ,___,""" i .レ'
/::( ,ハ ヽ _ン 人!
/..ヘ,)、:: )>,、 _____, ,.イ::ハ
/ :: !ヘレ'//::`ヽ7ヽ!ヽ.Y)ヽ〉:::ハ
./ rィイ | :.:.ヽ: >r/`<ノ .:.::.}ヽ、\
/ ∧l;l ! :.:.:.://{二 ̄ .} ..:..::リ//ハ.:\
/ .{. ',ヾ、ヽi .:.:.{ /(^` |.:.:.:.//: : :.}: . ヽ.
/ / ) ヽ ヾ、ヽ:.ハ ヤ{ ∧/.-‐'": : |:.:. i ',
./ .,イ .:..} : :\ヾレ'ハ ∧__ノノハヾ、 : : : l:.:.: .ハ ',
{ /| .:.:ハ : : :i Y {ヾ`Yヽニン'ノ}: : } : : : :/:.:.:/ }:.}
V | .:.:/:.:|_,ィ' ̄ ヽ三{ `ー-ノ : イ : : :/:.:i.:{ リ
ヽ:.:{、.:.V : : ヘ : : {: : :/:.::∧|
ヽ! )人 : : :人 : : : / \!
" ヽ : : : : :/イ{ :.ノ: : : :.\
\__///: :\______/: : : : : : : ヽ
/ //: : :|;|: : : : : : i: : : __: : : : ',
/ 、 {;{ |;| . : i/. : : : : : :|
/ `Y;{. . . .|;|. : : : /i: : : : : : : : :l
448 :
名無氏物語:2008/07/08(火) 00:08:31 ID:nt7IJi8x
朱雀院との近親相姦説をどっかで読んだなそう言えば。
無理矢理やったら半分彼岸の住人になっちゃって、
心配した乳母が誰かいい男を手引きしてやって院の手の届かないところに・・・と段取りしてたから、
先手を打って冷泉帝の生まれを盾に無理矢理源氏に降嫁させて、
六条院に住まわせてからも女三宮のところに通って暴行し続けたという。
とんでも説だがあったら物凄く嫌だ・・・
449 :
名無氏物語:2008/07/12(土) 06:22:42 ID:nbXxKs3a
それ読んだことあるけど、ネット小説の創作物だから「説」とは呼べなくない?
特に僧体で女人との関係はタブーだし
450 :
名無氏物語:2008/07/15(火) 22:11:52 ID:GsR74RdL
女三宮って一般人としても天然だったかどうかは微妙だが(柏木のレイプ後くらいから急成長したから白痴ではないので)
それで避けられても平気そう、強がりではなくて
そういうとこが好き 元祖綾波系万歳
いじめになったら辛いだろうが
末摘花もそうだが、この人もすごくキャラが立っていて個性的なので、
作者の紫式部は実在の人をモデルにしたと自分は思う
451 :
名無氏物語:2008/07/19(土) 13:50:02 ID:wF8/4viH
ふ〜んw
452 :
名無氏物語:2008/07/20(日) 21:15:13 ID:tHvcwdmH
>>450 等質独特の、勢いが凄くてまとまりのない語り口調キモい
453 :
名無氏物語:2008/07/21(月) 14:57:43 ID:qCtwC6t9
イ三三三三 \
/イニニニニ\ヽ\ゝ_
/イニニニニニ\\V/彡\、
|三ニ>───、\V//彡\ヽヽ
|三ニ|  ̄ \\ヽ|
ハ三シ∠ミヽ, \ミ l
{!レ/ ミゝ.,_ ∠三ゝ |ミ l
| レ 彡ヽ`'ゝ f=・xミ; |ミ/
'┤ ノ i `'' /}
l ーイ⌒(、 ':i / / サァン!
| 《三ヲ`7≦ 〃
ト、 斤  ̄`''キ≧ /´
<| 丶 ヽニ--ソ'" /
ノ| \ \  ̄ /\
/ l / ヽ、ヽミ _彡'´.〉 /\
__/ .ト、ヽ i | / |. \_
454 :
名無氏物語:2008/08/12(火) 15:37:35 ID:WPG7lzLG
源氏キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
455 :
名無氏物語:2008/08/14(木) 17:33:54 ID:al2BqJX1
源氏物語キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
456 :
名無氏物語:2008/09/07(日) 17:22:50 ID:wi6w7aJb
>>437 当時だってヤマネコは対馬にしかいなかったが・・・
もちろん対馬には今よりいっぱい居たがな。
457 :
名無氏物語:2008/09/16(火) 15:45:02 ID:TB578qfw
東北地方には江戸時代までヤマネコがいたらしいけどな・・・
458 :
名無氏物語:2008/09/16(火) 15:46:03 ID:TB578qfw
あと、西表島にもヤマネコは現存してるけどな・・・
459 :
名無氏物語:2008/09/16(火) 17:00:57 ID:C/5AkMca
>>457 それって野生化したイエネコのことじゃん。東北以外にもいたろ。
460 :
名無氏物語:2008/09/17(水) 13:59:36 ID:4sl/eq8B
逆だろ・・・
ヤマネコを飼いならして、イエネコにしたんだろ・・・
狼を飼いならして、犬に・・・
イノシシを飼いならして、豚に・・・
鹿を飼いならして、トナカイにしたように・・・
461 :
名無氏物語:2008/09/17(水) 14:04:27 ID:4sl/eq8B
イエネコは後述するように、人類によってヤマネコの亜種の1つから作出された家畜種であるが、
世界中の居住可能な大陸のすべてと大きな島のほとんどに導入されており、それらの環境の多く
で野生化し、ノネコ(野良猫)となっている。
原生地の環境において、本種はサバンナ、疎林、ステップなどさまざまなタイプの棲息地に適応可
能である。家畜種であるイエネコには多様な形態と毛色が見られるが、野生のヤマネコは、黒い縞
の入った中間調の褐色で、体長45〜80cm、体重3〜8kg、肩高は平均35cmほど、尾長は30cmほど
である。アフリカに分布する亜種はやや小柄で、色も明るめの褐色であることが多い。
非常に臆病であり、人間の居住地に近づきすぎることを避ける。単独で生活し、約3平方キロメートル
のなわばりをもつ。
(以下略)
462 :
名無氏物語:2008/09/17(水) 14:39:39 ID:jyMMjSS2
平安時代に中国から伝わった唐猫の子孫って生きてるの???
463 :
名無氏物語:2008/09/17(水) 14:54:40 ID:aDGe55JY
イ三三三三 \
/イニニニニ\ヽ\ゝ_
/イニニニニニ\\V/彡\、
|三ニ>───、\V//彡\ヽヽ
|三ニ|  ̄ \\ヽ|
ハ三シ∠ミヽ, \ミ l
{!レ/ ミゝ.,_ ∠三ゝ |ミ l
| レ 彡ヽ`'ゝ f=・xミ; |ミ/
'┤ ノ i `'' /}
l ーイ⌒(、 ':i / / サァン!
| 《三ヲ`7≦ 〃
ト、 斤  ̄`''キ≧ /´
<| 丶 ヽニ--ソ'" /
ノ| \ \  ̄ /\
/ l / ヽ、ヽミ _彡'´.〉 /\
__/ .ト、ヽ i | / |. \_
464 :
名無氏物語:2008/09/17(水) 16:43:43 ID:UdqR0mmm
>>460 イエネコの原種は北アフリカ〜西アジアにいるリビアヤマネコただ一種。
ニホンネコの祖先もそのリビアヤマネコだ。
>>461の「人類によってヤマネコの亜種の1つから作出された家畜種であるが・・・」
とあるがこの亜種というのがリビアヤマネコのことだ。
でちょっとヤヤコシイが、そこに出てくるヤマネコというのは小型ネコ類一般を指す名称でなく、
普通動物図鑑ではヨーロッパヤマネコという名前で出てくる「種」を指している。(リビアヤマネコはその一亜種)。
君が引用したのはwikiのヤマネコ(種)の方だろ。wikiの広義のヤマネコの方を読めばそこんトコ良く解る。
465 :
名無氏物語:2008/09/17(水) 17:33:38 ID:Ao3RQB0b
アヒル(家鴨)も鴨を飼いならしたものだよねw
466 :
名無氏物語:2008/09/17(水) 17:37:00 ID:Ao3RQB0b
ところで、平安時代だか奈良時代に中国もしくは朝鮮半島から渡来した猫っていうのが今の日本猫ですか?
467 :
名無氏物語:2008/09/17(水) 17:37:54 ID:Ao3RQB0b
wikiって時々とんでもない出鱈目が書いてあることがあるよねw
(今回のことは専門外で知らんけど)
468 :
名無氏物語:2008/09/18(木) 14:24:21 ID:xJq1gfu8
>>467 うちの近くを流れてる川の説明もデタラメだったよwwwww
469 :
名無氏物語:2008/09/18(木) 19:25:33 ID:MlmA26ti
>>466 その後も大陸から輸入されてるけどな。初来日は飛鳥時代あたり。
ツシマヤマネコをとっ捕まえて来て飼い慣らしたワケじゃない。
ついでだが日本犬もニホンオオカミを飼い慣らしたワケじゃない。
縄文人や弥生人が連れてきた。
家畜は、原種やその近縁種が世界的に広範囲に分布していても、
その多くは家畜化された場所は1〜3カ所程度しかない。
自分トコで野生種を家畜化するより、他から既に家畜になってるヤツを連れてきた方が遥かに楽なため。
470 :
名無氏物語:2008/09/23(火) 22:44:35 ID:REcdC5+T
かなり前にやったら何かで雲居の雁、もう一つの何かで夕顔だったな。
夕顔は好きだけど雲居の雁はちょっとつまらないかも。
女三宮は私もかなり好きです。小動物系で可愛い。
471 :
名無氏物語:2008/10/29(水) 02:01:05 ID:TB6khjNG
三の宮、可愛いよね
おっとりした美少女
三の宮がクラスにいたらアイドルになれるだろう
472 :
名無氏物語:2008/10/29(水) 11:15:40 ID:EtpeTMfs
中出しの喜びを教えてくれた人
473 :
名無氏物語:2008/11/03(月) 00:06:42 ID:f/0xyMpl
>>471 確かに凄く可愛いんだが、どうも白痴めいてる気がしてならない
どこだったかなー
「現代だったら
『おっとりしたたおやかなな方とか言われてるけど完全に“ごゆっくり”な人。
三宮を落第させられないから彼女の学年だけ赤点が異常に低い』
とか言われてるに違いない」
とか言われてたけど、言い当て妙だと思う。
まあ白痴美って言葉もあるし女の頭の足りなさはある意味セックスアピールだし、
男好きのする「守ってやりたいタイプ」ではあったんだろうけど
474 :
名無氏物語:2008/11/04(火) 18:19:17 ID:QdktpjtL
475 :
名無氏物語:2008/11/06(木) 16:18:42 ID:Pcpde9az
>>470>>471 軽い見方からすれば可愛いアイドルなんだろうな
頭は何も入ってないけどねだから悲しみも喜びも何にもない
源氏ももて余してる
元々なぜ三宮に執心だったかは藤壷につながる血筋だったからだし
476 :
名無氏物語:2008/11/06(木) 16:28:22 ID:Pcpde9az
美人というより可愛いタイプと描かれてるよね
源氏も柏木も朱雀があんまり可愛がるから素晴らしい姫君に違いないと誤解してしまった
朱雀は三宮の頼りなさが親として一層おいたわしいとも思ったのだろう
元々冷静で贔屓するようなタイプじゃないし
源氏も柏木もそこまで読めなかった
贔屓されるのはそれだけ美貌においても性質においても素晴らしいからに違いないと思いこんだのだろう
とくに柏木は身からでたこととはいえ哀れだった
477 :
名無氏物語:2008/11/09(日) 00:05:05 ID:vEuF+LWE
親の場合「馬鹿な子ほど可愛い」っつーのがあるから困るよね
その上三宮の母親は死んでて自分以外に頼る者のいない子だし
その母親も春宮時代から侍らせて可愛がってた(賜氏とはいえ皇女!)のに
朧月夜が出てきた途端に放り出してそのまま死なせたから負い目もあるだろう
落葉の宮はそれなりにしっかりした気性の子だし
女一宮&四宮は結婚してないから母親に後ろ盾があったんだろうしね
兄宮や姉妹は三宮をどう思ってたんだろう
478 :
名無氏物語:2008/11/09(日) 07:18:50 ID:pggb7uTF
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479 :
名無氏物語:2008/11/11(火) 07:36:33 ID:T9OM2G89
かわいい女の子
ネチネチと欠点探しをする源氏が醜い
480 :
名無氏物語:2008/11/11(火) 13:53:31 ID:bZ80l/NH
八度目の還暦
481 :
名無氏物語:2008/11/13(木) 09:56:25 ID:xwDjL2BH
>>479 源氏は紫の上に会ったときだけ
紫の気持ちなだめるために三の宮の欠点言ってただけで、
けっこう三の宮のこと気に入ってたぞ、密通ばれるまでは。
482 :
名無氏物語:2008/11/16(日) 21:12:02 ID:Un9ppXhd
源氏はロリコンの気もあったからじゃない?
オッサンが10代のネーチャン好きなのと一緒
女性として人間として深く愛してたわけじゃ当然なし
柏木もそうじゃないし
結局三宮を心から愛したのは父朱雀帝だけ
これってマリアテレジアと愚か娘マリーアントワネットの関係に近いかも
483 :
名無氏物語:2008/11/17(月) 07:59:38 ID:KSBuZ5jH
>448
どこのことだかわかったw
三宮は朱雀からの性的虐待であんな風になってしまったという
解釈にも取れるね。
484 :
名無氏物語:2008/11/19(水) 15:33:44 ID:wjMVlsbn
朱雀院自身が父親にろくに愛されずに育ったから
父親としての愛情の注ぎ方がよくわからず、甘やかすだけで
教養や嗜みもろくに身につかずに育ったのが女三宮。って印象だな。
源氏が数年かけて大切に養育してなんとか人並みまで持ち上げたらしいけど。
密通事件がなかったら、源氏が出家しても義理の息子の夕霧に
財産管理してもらってのんびり暮してそうだ。
485 :
名無氏物語:2008/11/24(月) 00:37:45 ID:AgTtO+Ei
>>482 当時の14はロリでも何でもないんだが。
藤壷の宮が入内したのも14だ。
486 :
名無氏物語:2008/11/24(月) 12:21:46 ID:YxNSVwsC
14.5歳で適齢期の時代ならロリコンじゃないだろうね
当時の女性って身分が高いほど幼少時から行動範囲が狭くなりがちだし、
ほとんど運動もしないし、甘やかしてるだけだと知能が低く育ちそう
育った環境の違いで同じ皇女姉妹でも、嗜みある教養深い落葉宮になったり
幼稚でおっとりした女三宮になったりするんだろうね
487 :
名無氏物語:2008/12/07(日) 13:47:49 ID:vpg3dmgh
つくづく小侍従というクソ女房のせいで、女三宮の人生は壊された
と思う。最初の1回だけなら仕方ないと思う。けど、2回目以降のは、
防げたはずだ。女主のために断れよ。
よくそんな能なしの女房を内親王の側においとくなあ。
488 :
名無氏物語:2008/12/07(日) 20:05:35 ID:f+6hfxBH
でも頼りになる子供(薫)が出来てよかった
489 :
名無氏物語:2008/12/09(火) 07:24:04 ID:UBcEB9et
>>487 むしろ相手は七年越しのキモストーカーなんだから、手引きした奴は
最初からか弱い女主人の側で不埒な真似しないように見張ってろよと思った。
浮舟の側を離れずに匂宮のレイプ阻止した浮舟の乳母みたいに。
でも、手引きした女房も親戚の主筋の権門の息子に目をつけられて
呼び出されたり、しつこく「手引きしろ」って手紙送りつけ続けられて
困りきってたのは少し気の毒かな。自業自得だけど。
490 :
名無氏物語:2008/12/17(水) 09:35:41 ID:AgDshtp+
朱雀院が父親じゃなかったら一番お似合いだったのに。
自分の娘だからこそ可愛いと思えたのかもしれないけど。
三宮の無垢で可憐な少女らしさを心底慈しめる男性って誰かいないかな。
柏木みたな鼻息荒いヘタレや 女性の品定めばかりしてるエロ爺源氏じゃなくて
もっと穏やかで父性的でマッタリホッコリな人・・・。
491 :
名無氏物語:2008/12/17(水) 10:31:14 ID:Ha3z8yTw
>>490 真木柱の後の夫になる光源氏&朱雀帝の異母弟の蛍宮も候補に上がったけど
女好きだから却下されたんだよね。強引に夕霧にしとけば、夕霧は困っただろうが
大切にしてくれただろう。(三宮はネコ飼えたらいいからw)
492 :
名無氏物語:2008/12/17(水) 20:28:58 ID:AafZF6OV
別に源氏は密通が発覚するまでは女三宮を粗略にしていたわけではない。
夕霧も女三宮はあまりタイプでは無いようだから、彼女の扱いについては源氏と大して変わらんだろう。
源氏の場合、紫の上がビョーキになり二条院で療養をすることになったから足が遠のいただけ。
女三宮が誰の嫁さんになっても、結局は柏木衛門督との密通は必死だ。
最良なのはやはり柏木衛門督の嫁さんにすること。
結婚してねーし年齢的にも釣り合う。官位がどーこーなんていずれは大臣なワケだから
結局は朱雀院が(つーより紫式部が)女三宮を藤原氏にやりたくなかっただけのイイワケ。
493 :
名無氏物語:2008/12/18(木) 08:49:48 ID:rss+af2l
朱雀院が柏木の位に不満だったのと、源氏が三宮の生母が藤壺宮の血筋だったことで期待したのもあったからね。
494 :
名無氏物語:2008/12/18(木) 14:16:53 ID:W4gjPv/h
柏木と密通させるプロットなのに、三宮にベタ惚れの柏木と熱々カップルになられたら話にナラン。
頭中将の父は内親王(朱雀院の叔母)を嫁さんにもらってるのに、朱雀院が三宮を柏木にくれてやらん動機付けはハッキリ言って弱い。
今の作家なら、そこら辺あれこれ最もらしい理由を構築するんだろうが、いくら天才とは言えやはり千年前の人。
495 :
名無氏物語:2008/12/18(木) 16:38:19 ID:zqdV2dSq
皇女の婿候補として、「今、身分が低い」のは致命傷なんじゃないの?
頭の中将の父親だって、内親王の大宮をもらえたのは相当の身分になってからでしょ。
親子ほど年が違う上に寵愛の正妻格のいる准太上天皇の源氏や、
柏木より若くて身分が上の権中納言の夕霧は、正妻持ちでも女三宮の婿として
合格だったわけだし。宇治十帖で今上帝の女二宮降嫁の話が出た時の
婿候補の薫の身分は中納言だし、源氏物語内では皇女の結婚相手は従三位以上
の男が選ばれてるっぽい。
まぁ柏木の身分が高くても、朱雀院は女三宮を源氏の嫁にさせる気もするがな。
「自分が女だったら、たとえ兄弟であっても必ずそれ以上の仲になろうとする!」
とか嫌な事考えてるし。
496 :
名無氏物語:2008/12/18(木) 19:20:50 ID:x7LLA5zU
>>494 だから、女二宮を降嫁しただろ。
柏木の祖母大宮だって更衣腹の内親王だから降嫁したのかもしれないし。
497 :
名無氏物語:2008/12/18(木) 21:46:18 ID:W4gjPv/h
頭中将の母親は桐壷帝の同母妹だ。
498 :
名無氏物語:2008/12/19(金) 22:49:17 ID:WiaP9IaQ
頭中将の父は、人格者だったから皇族からも信頼があったんだろう。
多分、桐壺帝の父に、薫が女二宮を降嫁させられたような感じか?
朝顔の斎宮(源氏の従姉妹)は、大宮や桐壺帝の妹の娘だよね。
499 :
名無氏物語:2008/12/20(土) 14:05:01 ID:R2hnJG+e
朝顔の斎院は桃園式部卿宮(桐壺帝の弟)の娘だよ
斎院退下後は叔母の女五宮(桐壺帝の妹)と同居してたけど
500 :
名無氏物語:2008/12/20(土) 20:14:36 ID:9QEXQKgc
>>494 女三宮の相手が柏木ではなく源氏だったのは、
これから出家しようとする朱雀帝が「13歳」という末娘の幼さを心配したから。
父親である自分の代わりに幼い娘を可愛がり、養育してくれる男を、
ということで親子ほど年の離れた源氏が夫として選ばれた。
逆に女三宮が成人した大人の女性だったら相手が柏木でも構わなかったと思う。
>>498 柏木は源氏の子夕霧と並ぶ才能豊かな青年で、
密通前には源氏も柏木を息子同様に引き立ててやろうと思っていたほどだから、
柏木に人望がなくて女三宮をやらなかったということはないよ。
501 :
名無氏物語:2008/12/20(土) 21:12:08 ID:luznMhry
桐壺帝が更衣の子供かもしれん(女御、中宮に子がなく)
502 :
名無氏物語:2008/12/21(日) 10:08:14 ID:VIA/3NlK
>>501 桐壺帝が更衣の子ならば、源氏をむざむざと臣籍降下させて
安易に皇位継承権を放棄させなかっただろう。
(自分のような例もあるというわけで)
また、桐壺帝の同母妹である大宮(左大臣の室)は女三宮であることがわかっており、
女一宮、女二宮の生母はほかにいるわけで、
桐壺帝が第一皇子であったという保証もない。
桐壺帝が第二皇子以下である可能性があるにも関わらず異母兄を超えて即位できたのは
母の地位が高かったに他ならないし、
桐壺帝の同母弟も他の兄弟を退けて東宮に立てられている(六条御息所の先夫)。
一般的に桐壺帝や大宮らの母は后(中宮)ではなかったかと考えられているよね。
503 :
名無氏物語:2008/12/21(日) 11:24:26 ID:8WcczFSj
>>502 だから〜更衣しか親王を生まなくて、他に譲る人物がいなかったからとか!
光源氏の場合も、右大臣の女御腹の皇子(後の朱雀帝)がいるけど、占いとかさせてたね。
六条御息所の先夫は、藤壺宮みたいに遅く入内した、女御の皇子かもね。
504 :
名無氏物語:2008/12/21(日) 18:38:37 ID:pvEhfvAD
>>500 三宮の結婚相手の決め手になったのは、東宮の発言の
「臣下に嫁がせるのはどうだろう、どうしてもと言うのなら六条院へ
親代わりとして譲るのが良い」じゃなかったけ。
13歳といっても、女子は裳着の式を上げたら11歳でも成人扱いされる時代だし。
たとえ女三宮がもっと人格的に成熟した女性でも、三宮を入内させたい冷泉帝や
熱心な求婚者の蛍兵部卿宮・籐大納言やその気がなくもない夕霧のような
身分の高い上達部たちを差し置いて衛門督程度の柏木へ内親王降嫁はないと思うよ。
朱雀院個人としては柏木に目をかけてた上に、寵姫の朧月夜と頭の中将夫婦が
お願いしても、娘婿にする気にならなかったんだし。
505 :
名無氏物語:2008/12/22(月) 20:33:06 ID:6oFzZR9+
>>504 おかげで、女二宮もらっただろ。「内親王欲しい」みたいに頼んだんんじゃ?
「女三宮様が欲しいです」って頼まなかったんじゃ?
506 :
名無氏物語:2008/12/22(月) 22:11:40 ID:/fLS6bMB
>>505 柏木が欲しがってたのは、昔から憧れてた女三宮のはずだけど。
必死に「女三宮様が欲しいです」って頼んで断られてガッカリ、
数年後に父親が熱心に朱雀院に頼んで、女二宮をもらえたけど
更衣腹の皇女でガッカリしてたじゃん。
507 :
名無氏物語:2008/12/23(火) 00:04:07 ID:lBaNua6W
>>506 そういう見えっ張りさで身を滅ぼす羽目になったんだよ
運よく女三宮を得たとしても出世はあまり上手くいかなかったと思う
柏木の俗物性と軽薄さはどこかで出たろうし
508 :
名無氏物語:2008/12/23(火) 00:06:57 ID:+NHgDqlY
内親王だしおっとりしてていいんじゃない
509 :
名無氏物語:2008/12/23(火) 00:11:58 ID:lBaNua6W
何も女三宮を得たからといってそれが即出世につながるわけでもないだろうし
出世欲も強かった柏木だから、最初は憧れの女三宮を得たとしたら有頂天だったろうが
そのうち飽きると思う
子供だけはたくさん生まれて子沢山夫婦というだけで終わりそう
510 :
名無氏物語:2008/12/23(火) 00:18:06 ID:lBaNua6W
そのうちどこどこの大臣の姫が素晴らしいと評判になれば
そっちの姫貰えば良かったと思うような男だったりして
柏木が姿も人柄もしらない女三宮に夢中になった原因は
帝に可愛がられてるし母方も女御だったからだけなんだよね
511 :
名無氏物語:2008/12/23(火) 00:38:53 ID:lBaNua6W
女三宮は気の毒な女性だと思う
512 :
名無氏物語:2008/12/23(火) 21:41:54 ID:Jik+V+LI
おおよそ ああいう結果になると
朱雀院は知りながら女三宮降嫁爆弾を放った。
という仮説で読み直すと 怖い。
513 :
名無氏物語:2008/12/23(火) 22:48:12 ID:OuTeKfQ7
瀬戸内訳の簡易版を読むと、寂聴さんは柏木を気持ち悪い男に
書いてるね。三宮は柏木が迷惑みたいに。
514 :
名無氏物語:2008/12/24(水) 09:22:07 ID:7/oyToyq
>>487-489 小侍従は、柏木に贈り物たくさんちらつかされてたっぽい。
あと小侍従も柏木と体の関係怪しい。
本当に最低だよね・・・
515 :
名無氏物語:2008/12/24(水) 12:58:37 ID:zL1UYQIn
親代わりが目的なら、降嫁じゃなく養女にすることはできなかったんだろうか。
皇女を養女なんてありえないのかな。後ろ盾になってどっかに婿に出すとか。
秋好とか玉鬘みたいに。どちらにも手を出しかけてたけどさ源氏はw
516 :
名無氏物語:2008/12/24(水) 14:37:43 ID:WBYtXog6
>>514 「若菜下」で女三宮の乳母が妹(柏木の乳母)に、自分が育てている
女三宮がどんなに綺麗な姫宮で朱雀帝が大事にしてるかを
詳しく喋っていて、乳母経由でその話を聞いてた柏木が三宮への想いを
募らせていた〜みたいな記述があるね。
そんな重要情報をペラペラ喋る乳母も問題あると思う。
>>515 「先の帝の内親王」が本当に「准太上天皇の養女」になると、女三宮の身分が
格落ちして朱雀一族的に避けたい事態になりそうな気がする。
狭衣物語の注釈に「内親王を親代わり(養女)として預かるというのが
内親王の結婚のひとつの方式である。内親王はすべての宮廷の神に奉仕する
巫女であるから、神に対しては公然と結婚することは許されなかった」って記述があった。
内親王の結婚って、たとえ結婚相手と年の近くても親代わりor兄弟とか
家族として世話を頼む形を取るのものなのかも。
517 :
名無氏物語:2008/12/24(水) 19:48:11 ID:ev1Hjqrr
>>516 朱雀上皇は今上(女三宮の兄、明石中宮の夫)に女三宮のことをくれぐれもと頼んでいる。
異母兄の帝が後見するのでは心もとなかったのだろうか。
女三宮の母方が皇族で、後見人がいないというのが降嫁の最大の原因か。
しっかりした外戚を持つ今上の女一宮(母親は明石中宮)などは
一品に叙されて未婚だものね。
518 :
名無氏物語:2008/12/25(木) 21:19:44 ID:zhOEzE0S
それって、薫の正妻である女二宮といっしょじゃ。
519 :
名無氏物語:2008/12/25(木) 23:47:33 ID:PtrIDCbr
>>517 朱雀院が東宮に頼んだのは「帝位についたら、異母姉妹たちを皆忘れずに
配慮すること」だよ。父親が「自分が出家したら後見が居ない女三宮が心配だー
気になるー」って騒ぐから自然に肩入れするようになって、
後年は手紙のやり取り等で個人的にも親しくなったようだけど、東宮は三宮の後見じゃないよ。
東宮御所→宮中に女三宮を住まわせて、物質的援助も怠らずに
不自由のない暮らしをさせたら「東宮が後見してる」って言えるだろうけど、
女子は母方の一族が面倒見るものだから、同母ならともかく異母姉妹を
普通はそこまで面倒みない。
「女三宮はもう自分しか頼れる相手が居ない」って出家前の朱雀院の台詞もあるし、
母方に女三宮の世話ができる適当な人物が居ないから、
三宮はしっかりした後見を得るための結婚することになったんだろうね。
520 :
名無氏物語:2008/12/26(金) 01:47:29 ID:coa846is
結婚生活は不幸だっただろうけど結果的に失敗じゃなかったね
521 :
名無氏物語:2008/12/26(金) 10:27:11 ID:RnSzCML6
>>519 東宮の生母より、早世した女三宮の母のほうが格上だったんだろ。
(たまたま皇子ひとりだったんで、帝位につけただけで、生母は時めいた存在じゃなかったと思う)
女三宮が夕霧と結婚したら、律儀な夕霧は半々で雲居雁とかよっただろうが
柏木は、早速手をつけただろう。
522 :
名無氏物語:2008/12/26(金) 15:35:01 ID:3kzFAm2N
でも柏木密通がなかったら、薫は産まれてこないし
源氏との間に子供は産まれなさそうだから、
源氏が死んだ後は三の宮どうなっただろう?
そのときこそ柏木が(生きてるだろうから)アタックかな・・?
523 :
名無氏物語:2008/12/27(土) 00:14:17 ID:4GtvABtT
だから、源氏より夕霧妻になってた方が
簡単に手が出せただろ > 柏木
524 :
名無氏物語:2008/12/27(土) 21:59:18 ID:VCmleAcR
どっちみち薫は生まれる運命にあった・・・
525 :
名無氏物語:2008/12/28(日) 00:17:03 ID:90OALP7r
>>519 今上の生母は髭黒大将の妹。
一方、女三宮の生母は内親王(藤壺の妹)だ。
女三宮の生母のほうが明らかに格上。
おそらくは生母内親王の兄弟(紫上の父兵部卿宮など)が没してしまい
外戚がしっかりしていないというのだろうが、
姉の子である冷泉上皇は甥で近親者だし、まったく身よりがないというのでもない。
いうほど女三宮の境遇が悲惨だったわけではない。
それこそ、紫上が得られなかった親の庇護という点では源氏の妻たちの中でずば抜けていたし。
526 :
名無氏物語:2008/12/28(日) 10:48:30 ID:SognC3rt
女三宮を好きな人って森茉莉とか好きそう。
偏見だったらすみません。
527 :
名無氏物語:2008/12/28(日) 14:57:44 ID:Jb6soZdv
>>526 理由は? あの人って、鴎外の愛娘で結婚して子供も出来るけど離婚。
晩年は、安アパートに黒猫ジュリエットと生活していたんだよね。ネコすきだから?
528 :
名無氏物語:2008/12/28(日) 17:59:50 ID:iSj+3YUP
きらさん版源氏の三宮は
光もあまりの幼さに手を出さない。
また他の三宮に見られる様な白痴的な幼さでなく
気が強そうな子供っぽさで描かれてる。
でもって柏木とは同意の上でデキる。
529 :
名無氏物語:2008/12/28(日) 18:11:52 ID:90OALP7r
>>528 あくまでも原作重視ということで・・・
原作では源氏は女三宮の降嫁以来、関係を持っている。
薫を孕んだときも、最近では女性を懐妊させることもなかったが、
と思った程度で、柏木からの恋文を見つけるまでは
薫の出生について疑いを持つ様子は全くなかった。
源氏は女三宮が懐妊したころも女三宮と肉体関係があったし、
薫は厳密にいえばどちらの子か明確な答えは書かれてない。
源氏は出家した女三宮に尚も肉体関係を迫っている。
源氏の煩悩を嫌がる女三宮とは対照的に。
530 :
名無氏物語:2008/12/30(火) 05:31:49 ID:papqJxAj
>>527 本来あるべき姿というか 彼女らのアイデンティティが
「父親に溺愛され庇護される娘」だった場合。
女三宮は無自覚で 森茉莉は自覚的という違いはあるけど
そういう蜜月のような父娘関係(近親相姦ではない)に
憧れる人にとって 女三宮と森茉莉は どこかシンクロするものが
あるんじゃないかと思ったのです。
もちろん女三宮が好きな人が全員そうというわけじゃ
ないことはわかってはいるんですが。
531 :
名無氏物語:2008/12/30(火) 19:59:43 ID:I+9A6ygD
>>530 「父親に溺愛され庇護される娘」ならば
源氏に溺愛されてその手元で育ち父の権力をバックに
今上帝の中宮にのし上がった明石中宮にも当てはまる
女三宮も明石中宮も父の命に従っただけの政略結婚
女三宮の密通を知った源氏の疑いは父親に溺愛されて
おっとりと育ちすぎたわが娘明石中宮にまで向けられ
中宮も必死で言い寄る男があれば靡いてしまうのだろうかと案じている
女三宮は父親に愛されたとはいえ朱雀院には朧月夜という寵妃もあるし
すんなり源氏に引き渡している辺りエロチシズムは感じない
森茉莉とは飛躍しすぎだな
532 :
名無氏物語:2008/12/30(火) 21:29:15 ID:VtOeuNue
森茉莉は、自立してたし。
533 :
名無氏物語:2008/12/30(火) 23:30:09 ID:4NtmJCtd
しかし、源氏のスレッド、多いよなぁ・・・
534 :
名無氏物語:2008/12/31(水) 00:45:20 ID:GYG2EVRm
しかし、源氏好きは知識自慢、多いよなぁ…
535 :
名無氏物語:2008/12/31(水) 13:18:01 ID:1aOPp6GQ
>>525 女三宮の母は源氏に臣籍降下されてるから、内親王でもなく皇族でもない
ただ人の更衣腹皇女だよ。
女三宮の近親者というなら従兄弟の冷泉より、異母兄で伯父の兵部卿宮の方
が近いんじゃないの?先帝后腹の兵部卿宮が、劣り腹の異母妹の源氏の皇女と
親交があったとも思えないけど。
536 :
名無氏物語:2008/12/31(水) 17:59:06 ID:2RXJ57mZ
とりあえず、源氏千年紀も今日で終わりですね・・・
537 :
名無氏物語:2008/12/31(水) 19:17:51 ID:srt9mTV8
>>535 女三宮の生母が更衣だったなんて、どこの本にあるの?
女三宮の生母は、藤壺女御で、更衣ではなく女御のはず。
今上帝の母も女御だが、朱雀院は宮腹の子は女三宮ただひとりということで
特に気にかけていたはずだが。
源氏になろうが先帝の実の皇女が更衣として入内しなければならなかったなんて、
史実にも源氏物語の中にも一切なかったのだが。
538 :
名無氏物語:2009/01/01(木) 12:12:37 ID:x02GT5XT
>>537 女三宮ではなく女三宮の母が更衣腹の皇女っていうことでしょ。
539 :
名無氏物語:2009/01/01(木) 13:38:39 ID:7fut/v6Z
>>537 「女三宮の生母=内親王宣下を受けずに源氏になった更衣腹皇女」で
「女三宮の生母は皇女だけど、内親王じゃない」って意味だったんだが。
先帝と某更衣の間に生まれた皇女が、内親王宣下を受けずに源氏に臣籍降下。
その皇女が朱雀帝に入内して藤壺女御
(「藤壺と聞こえしは、先帝の源氏にぞおはしましける」若菜上)
=女三宮の生母なんでしょ?
540 :
名無氏物語:2009/01/01(木) 13:43:24 ID:95n/iXp3
九度目の還暦ですね
541 :
名無氏物語:2009/01/01(木) 14:04:26 ID:kw0Nx+IL
源氏千年紀は終わった・・・
今年は横浜開港150年か?
542 :
名無氏物語:2009/01/01(木) 14:15:44 ID:lgMw/P5m
ウンコは死ね!
543 :
名無氏物語:2009/01/01(木) 14:50:14 ID:4MMbC3kJ
源氏千年紀終了!
544 :
名無氏物語:2009/01/02(金) 00:34:03 ID:VJzcgEQD
女三宮が朝顔の斎院くらい聡明だったら、
朱雀帝は源氏に降嫁せず、女三宮の年齢に釣り合う、
将来有望な柏木に降嫁許してるんだろうな。
同年代の男子に嫁がせたら、夫に飽きられるのと、
後から次々入ってくるだろう愛人に影の正妻面されて酷い目に合うと
朱雀帝でも気づいていたような気がする。
545 :
名無氏物語:2009/01/02(金) 07:44:44 ID:unGW/Eng
>>544 そもそも源氏との結婚は女三宮が13歳のときに父が勝手に決めたもので
女三宮の意思ではない。
仮に女三宮が朝顔くらいに聡明かつ、彼女の意見がとおるのだとしたら、
やはり朝顔斎院のように生涯未婚を貫いただろう。
朝顔と同様に女三宮もまた父からの遺産で生涯未婚でくらすことは可能だったのだし
〔女三宮は二品にまでなっているから、朝廷から本人が受ける扶持もある〕
男や男の愛人の関係にやきもきして気を悩ませ、自分の評判を落とすわけでもなく、
好きな歌や音楽に打ち込んでサロンを開き、文学を議論する、
誇り高い一生が送れるだろうから。
朝顔がそうだったでしょ?
546 :
名無氏物語:2009/01/02(金) 12:14:45 ID:gthQ4U0x
>>544 柏木では内親王と身分が釣り合わないから女三宮と結婚出来なかったんだが。
更衣腹の落葉の宮だって柏木の父親の頭中将が頼み込んでようやく降嫁させて貰えたんだし。
例え女三宮が聡明でも、朱雀院は柏木を婿には選ばない。
547 :
名無氏物語:2009/01/02(金) 20:39:13 ID:oR/aAApn
朝顔斎院て壇ふみとかが適役
548 :
名無氏物語:2009/01/02(金) 21:54:26 ID:EnwIjw6V
女三宮が朝顔位いかないまでも賢かったら、
未婚貫けていたのか。
女三宮が聡明だったら、柏木も寄せ付けないから、
薫も生まれなくて、宇治十帖は・・・
夕霧の六の君が男で生まれてきた設定で、
匂宮と六の君の話になっている可能性もあるわけだ・・・
そんなわけないかw
549 :
名無氏物語:2009/01/03(土) 01:39:33 ID:Bjg6X9QD
>>544 同意。俗物な柏木に嫁がせても女三宮が幸せになれたか多いに疑問だよね
朱雀帝も考えていたんだろうね
550 :
名無氏物語:2009/01/03(土) 12:52:50 ID:xCeOqeYz
>>544 三品内親王の女三宮に釣り合う身分の婿を求めてたんだから、
当時三位以下の柏木との結婚はないんじゃないの。
東宮が柏木への降嫁を強力に推薦してくるとか、亡き弘徽殿大后が生きていて
柏木を三宮と結婚させるように朱雀院に圧力かけてきてたら、ありえたかもしれないけど。
>>549 柏木を俗物って見抜いてるなら、女三宮の次に可愛がってた二宮をあげることないのに。
あんまり可愛がってない女宮は女御腹とかで具合が悪かったんだろうか。
551 :
名無氏物語:2009/01/03(土) 14:47:01 ID:Idx0VaTK
紫式部はそんな細かいところまで考えて書いたのだろうか?
552 :
名無氏物語:2009/01/03(土) 16:50:34 ID:HMd8T1BD
>>550 柏木を俗物と思っていたかはともかく、
>>546が言っている通り、柏木の父親がどうしてもと頼み込んだからこそ、
更衣腹の落葉の宮を降嫁させた。
柏木程度の身分ではどの女宮であってもやりたくなかったようだ。
553 :
名無氏物語:2009/01/03(土) 22:43:18 ID:ywbgXZTt
三宮の次に二宮を大切にしていたって書いてるっけ?
554 :
名無氏物語:2009/01/04(日) 02:10:05 ID:2ATF3fBz
女二宮にはしっかりした母親がついてるし、
朱雀帝から見て、年若い公達に女二宮を降嫁させても
ガッカリはさせないだろうと判断したから降嫁させたとか?
555 :
名無氏物語:2009/01/04(日) 12:19:25 ID:JY8rbh/Y
>>553 夕霧の巻で一条御息所が亡くなった後、源氏と夕霧の会話に
「朱雀院は女二宮をこちらにいる女三宮の次に可愛がっていた」
(かの御子こそは、ここにものしたまふ入道の宮よりさしつぎには、
らうたうしたまひけれ)
って台詞があるので二番目だろうね。
556 :
名無氏物語:2009/01/04(日) 13:26:39 ID:2ATF3fBz
女三宮の母親が生きていたら、どんなに聡明で非のうちどころがなくても
明石女御の一宮のように彼女は一生未婚なのか、
いくら聡明で綺麗でも身分が高すぎると家の奥に厳重に保管されてる
置き物のような暮らしをしいられる事になるんだね。
女三宮がなんて素敵にジャパネスクの瑠璃みたいな性格だったら、
源氏も気に入ってたのかなw(ありえないけどw)
557 :
名無氏物語:2009/01/04(日) 14:11:10 ID:2ATF3fBz
女三宮が瑠璃みたいな性格だったら・・・
性格が合いそうな朧月夜と友達になって、源氏のところに嫁ぐぐらいなら
一緒に出家すると抗議してそうw
女三宮がきらきら馨るの沙桐みたいな性格していたら、
兄帝のところにしょっちゅう男装して忍び込んで、
何食わぬ顔で夕霧や柏木達と友達になり宮廷生活エンジョイして、
降嫁しても、公達のイメージが源氏の脳裏に焼きついているので、
手出されることなく、柏木にも襲われることもなく、
六条院の人達とほのぼのした一生を過ごしてそうだw
558 :
名無氏物語:2009/01/04(日) 17:43:03 ID:yF94EIS3
>>539 更衣腹の源氏ならば、朱雀帝の後宮にあっても外戚の後見は見込めず
落ちぶれた女御さまだったのだろうね>女三宮の母親
朱雀帝の後宮では左大臣の正室腹の息女である朧月夜が一番ときめいていたことになっている。
女三宮の母が先帝とその女御の皇女だったのならば朧月夜より出自がよくなってしまうからね。
源氏の晩年、女三宮の母親として突然物語に初登場する「藤壺女御」は
朧月夜ほどときめいてはならず、作者も設定に苦悩したのだろう。
しかし、父親が先帝であっても母親が更衣、自分も源氏であるのならば、
「藤壺女御」は臣下への降嫁も考えなければならない身分。
朱雀帝へどうやって入内できたのかも不明だし、
朱雀帝が後ろ盾のない女御の姫宮をなぜそこまでかわいがったのかも不思議。
朧月夜の養女になっていたとかなら別だが、その気配は全くないし。
559 :
名無氏物語:2009/01/04(日) 19:41:35 ID:mc9O4bbi
しかし、朧月夜は女官長にしかすぎない
560 :
名無氏物語:2009/01/04(日) 21:37:43 ID:7DMY71s3
>>555 同じ会話に亡き御息所(二宮の母親)は昔聞いた噂とは違い嗜みがあるできた女性だったようだね、と源氏が夕霧に話している場面がある
たかが更衣だった女性の噂まで覚えているんだなあと思った
物語では御息所は善良できちんとした女性という以外何もないんだけど
若い頃は何か源氏はじめ貴公子たちの話題になることあったのかなと考えてしまった
今度朱雀帝のところに入内した更衣って〇〇らしいぞとか噂されるくらいの華やかさはあったのかなと
朱雀帝のお手もついたし
561 :
名無氏物語:2009/01/05(月) 00:16:22 ID:IqUV5JMQ
>560
源氏が昔、その亡き御息所(更衣時代)に軽く言い寄って、
なびかなかったという過去があるから憶えていただけだったりして・・・
(源氏がそんな嗜みのあるできた女性手出さないはずはない)
562 :
名無氏物語:2009/01/05(月) 01:01:01 ID:EhwBhSZj
>>558 権勢は母方の勢力によるものであっても、父親の愛情はそれとは無関係
でしょう。源氏の君が良い例。
三宮の母の女御は、それこそ三宮自身に入内の話もあったみたいに、よる
べのない身の上だからこそ後宮に入ったんじゃないのかな。
関係ないんだけど、自分は女三宮って朱雀院に瓜二つだと思う。
自分の感情を前に出さないし、押しに弱くて流されやすいんだけど、結局
やることはやるんだよね。本人達にその気があるのかどうかはともかく、
きっちり源氏に「復讐」してる。
とことん負けながら勝つ親子だなあと。
563 :
名無氏物語:2009/01/05(月) 18:05:45 ID:MaSH0jr+
>>560 源氏が昔聞いた噂と違うのかはわからないけど
・深い情緒のある方ではないけど、華やかで才気あふれる更衣という評判(柏木)
・和琴の上手な方(横笛)
ってなんとなく朧月夜に通じる雰囲気を感じる>一条御息所
朱雀院って意外と派手好みなのかも。
564 :
名無氏物語:2009/01/06(火) 20:50:52 ID:dodbMbWE
>>562 女三宮は結局後ろ盾がないので入内はあきらめている。
源氏の正妻となったのも父朱雀院の後ろ盾あってのこと。
一方、女三宮の母源氏の父親(先帝)は桐壷帝即位の前に没している。
おそらく母源氏は父親の顔を覚えていないほどに幼いころに
父と死に別れていたと思われる。
しかも、女三宮にとって今上帝は異母兄であったのとはことなり、
母源氏の兄弟は同母も異母も帝位につけず、
嫡妻腹の兵部卿宮ですら光源氏や内大臣(頭中将)に完全に圧倒されていた。
女三宮の母源氏が父親の愛情を一心に受けたところで、父親は相当幼いころに没しており、
女三宮が源氏に降嫁したときのように娘源氏の結婚を指図することは不可能だから。
565 :
名無氏物語:2009/01/06(火) 22:27:30 ID:cuJjFZQO
女三宮は出家後もどの貴族女性とも交流しなかったのかな?
平安の高貴な出家者は、今の尼さんみたいに、人を諭したりせず、
ただ勤行にはげむだけ?
566 :
名無氏物語:2009/01/07(水) 02:00:59 ID:pf3lCTpE
一条御息所が亡くなったとき、雲居雁が夕霧と一条の仲まで疑ってる
夕霧はあんな婆にそんな気あるわけないだろ、いい加減にしてくれよみたいなニュアンス
夕霧は落葉宮しか関心がない
567 :
名無氏物語:2009/01/07(水) 02:27:39 ID:jE5AymrW
>>564 諦めたというより、源氏への降嫁のほうが良い選択だと朱雀院が判断したから
じゃないのかな。女三宮は、母女御に比べればずっと恵まれてるからこそ、入内
しなかったんだと思う。
三宮の母女御については、入内は、非常に不安定な立場にある皇女にとっては、
最低限生活と身の安全が保証されるという意味で、選択肢の一つだったんじゃ
ないかと思うんだけど。
自分がときめくことで守り立てなくてはいけない家があるわけじゃない内親王にとって
、後宮は、たとえ肩身が狭くなったとしても藤原氏の姫君たちよりはずっと気楽な場所
だと考えられていたんじゃないかと。
だから、帝からの寵愛とか後宮での権勢とかは二の次で、源氏の女御が生活のため
に入内したと考えればおかしくはないと思う。
とはいったって、妻の一人として後宮での競争に巻き込まれずにはいられないんだろう
けど、身寄りのない皇女って、本当に生活や皇女の体面を整えることも大変なようだから、
それに比べれば源氏の女御は後宮にはいるほうが良かったんでしょう。
568 :
名無氏物語:2009/01/07(水) 12:27:12 ID:pf3lCTpE
三宮は知的に少し気掛かりなところがあって
女性のエキスパートである源氏であれば一番三宮にとっていい婿になって頂けるだろうということだと思う
そこに藤壺の影を追い求める源氏の思いと重なった
それが大変な悲劇になってしまった
569 :
名無氏物語:2009/01/07(水) 17:34:38 ID:lgWzdZMy
紫と夕霧の浮気の可能性だけ警戒して、
他の女人にはそれほど気をつけなかった源氏がまずかっただけでは・・・
一夫多妻制だからこそ起きた事件だね。
570 :
名無氏物語:2009/01/07(水) 18:06:51 ID:WqPs33Qd
源氏千年紀が終わったのに、去年より勢いがいいですね・・・
このスレッドは・・・
571 :
名無氏物語:2009/01/07(水) 19:33:35 ID:RkJYlsZw
572 :
名無氏物語:2009/01/07(水) 19:59:47 ID:RkJYlsZw
hage
573 :
名無氏物語:2009/01/07(水) 20:03:30 ID:fD793MN+
二松馬鹿が発狂したのか?
574 :
名無氏物語:2009/01/08(木) 00:17:57 ID:gN6jSUPu
女三宮の母女御って、彼女が何歳ぐらいの時に亡くなったんだろう?
乳母なしに育つ子はいないが実母なしに育つ子はありうる、
乳母は愛情、実母は教育担当だから、乳母しかいない子はトロく育ちがち、って
平安トリビアを最近知って、
女三宮のおっとりさん加減は、実母の教育が不足したせいか?と思ってるんだが。
あと、遅レスもいいとこだが
>>514 あの時代、高貴な女性に夜這いかけるために
まず女房を落とす、ってのは定石だろう
身分が高い貴公子といい仲になる→わたしの恋人は素晴らしい貴公子
→わたしのお仕えする高貴な女性に最適な恋人、って三段論法。
現代人には理解しがたいが、当時の身分感覚だとそんなもんらしい。
575 :
名無氏物語:2009/01/08(木) 02:32:05 ID:hbHI2Jrt
素敵に異次元だw
これだから歴史って面白い。
576 :
名無氏物語:2009/01/08(木) 10:45:26 ID:AGmZkxIP
>>574 女三宮とほぼ同い年の今上が東宮になったのが数えで4才。
三宮母は朱雀帝が院になった後に「世を恨むように亡くなった」そうだから、
少なくとも女三宮4.5才位までは源氏の女御も生きていたはず。
というか既に人妻の女主人に対しても、女房の「私の恋人の貴公子にふさわしい女性」式は
当てはめられるものなの?その気がないのに勝手に男をあてがわれる人妻にとっては、
迷惑極まりなさそうな行為だと思うんだけど。
577 :
名無氏物語:2009/01/08(木) 13:34:26 ID:+WJIW5mP
女二宮は、東宮(明石の姫か入内した)の姉なのか?
女三宮のほうが東宮の妹だろ。
578 :
名無氏物語:2009/01/08(木) 19:41:49 ID:yryxJI9V
>>567 有力な後ろ盾のない源氏の母桐壷更衣は
入内したおかげで裕福な暮らしができたっけ?
後宮での費用は入内する妃の里持ちだったために、
里が貧しいと道具も装束も用意できず、
むしろ入内は厳しいものだったと思うけど。
女三宮の母が身寄りのない皇女ならば、
道具類が自分持ちの天皇の後宮に入るのではなくて、
大臣の正室として大臣の家に身ひとつで嫁入ったほうが
よっぽど楽な暮らしができたということ。
朱雀院の後宮で寒々しい生活を余儀なくされたということはそういうこと。
実際には、母女御が仮にも朱雀院に入内でき、
それ相応の生活ができていたというのならば、
母女御の親類が富裕な受領か何かで
母女御は経済的援助を受けることができる立場にあったと考えるべきなんだけど。
生活できないから入内、というのはありえない。
金があるから入内、だから。
579 :
名無氏物語:2009/01/08(木) 22:11:20 ID:kSbYQ0l8
桐壺院がもう少し長く生きて、右大臣とコキ殿女御の天下が遅れていれば、
女三宮母は、頭の中将か源氏の正室として降嫁されて、
朱雀帝の後宮に住むよりは幸せになれただろうにね。
(頭の中将には右大臣娘が正妻にいるけど、
内親王出身者の大宮という心の拠り所になりそうな女性がいるから、
右大臣天下の御世になっても後宮にいるよりかはマシそう。)
580 :
名無氏物語:2009/01/08(木) 22:29:20 ID:gN6jSUPu
同じ後宮でも、大奥や何かとは相当違うからなあ<経済的な後ろ盾
その辺とっちらかってる人もいるのかも。
>>576 即レスありがとう
4〜5歳ならまだ完全に乳母のみだなあ…
(実母は成人後の後見、つまり裳着以降の教育者だから)
人妻の概念自体、今と半端じゃなく違うから難しいな。
(三日夜の餅済ませただけの入り婿状態なら、夜離れで夫が来なくなっちゃった場合
ふつーに他の男通わせて乗り換えOK、心変わりを防げなかった男が間抜け、って倫理観)
女三宮の場合、北の方として鳴り物入りで迎えられてるんだから問題っちゃ問題だが、
どっちにしても、人妻に通うなら女房を口説き落とす以外に方法はないよ。
むしろ、本来通っちゃいけない相手に通うからこそ、まず落とした女房をかき口説いて、
男女の仲の近しさで、なだめすかして手引きさせなきゃならないという。
(ある意味、手引きしてくれなきゃ捨てちゃうぞ、という脅し含みだな)
581 :
名無氏物語:2009/01/09(金) 20:40:58 ID:/s7qYXlj
>>577 「梅枝」〜「若菜上」によれば、
光源氏が39歳の年、娘の明石姫君が11歳となり、13歳になる東宮の元服に合わせて
裳儀をすることになった、とある。
この年の2月10日、明石姫君の裳儀が行われ、同月20日過ぎに東宮が元服した。
また、この年初めて女三宮が登場し、朱雀院が13歳ほどになった女三宮の裳儀を考えている、とある。
この年の暮れ、女三宮は裳儀を行って源氏への降嫁が内定、すべてを見届けた朱雀院は出家する。
これによれば女三宮と今上帝は同い年。
女三宮は13歳ほど、とぼやかした言い方になっているが、
今上帝はこの年13歳で間違いない模様。
微妙にどちらかの生まれが早かっただろう、としか。
582 :
名無氏物語:2009/01/09(金) 23:41:54 ID:s09XgnNd
女三宮と今上帝は双子とか・・・なわけないか。
583 :
名無氏物語:2009/01/10(土) 01:33:46 ID:riJckh3Q
>>580 平安時代前期〜中期の母系社会を背景に、主に平安京内の貴族間で行われる
招婿婚の形式で、親の承諾をもらって文を通わせた後三日夜餅の儀と
女家での露顕をすませ、やがて夫の本宅に妻として迎えられた女性を
ここでは「人妻」の意味で使った。
女三宮の准太上天皇源氏への降嫁は、入内時の作法をまねて
「朱雀院の姫宮、六条の院へ渡りたまふ」と描かれ、盛儀が行われる。
源氏が准太上天皇になった時から六条院は“院の住む御所”としての意味を
持ち始めたと考えると、女三宮は六条院に入内した后に近い人妻だろうし、
東宮・帝・院の女御更衣たちも「帝の御妻」だよね。
男に捨てられたくない一心で無理に男を女君の寝室に入れちゃって、
主人の怒りを買い解雇→男からももう用無し扱いで捨てられて泣く女房もいたのかなー。
584 :
名無氏物語:2009/01/10(土) 02:25:19 ID:I285DSMJ
585 :
名無氏物語:2009/01/10(土) 02:32:50 ID:yk7+d44E
>>583 細密なまとめお見事。
ここまで厳密に定義されていると、話が進めやすくていいな。
紅葉賀にも、王命婦が藤壺宮にそっけなくされるシーンがあったけど、
人に感づかれてはまずいという理由で表向き大人の対応してたから
この場合は参考にならないかも。
586 :
名無氏物語:2009/01/10(土) 10:36:40 ID:y8pD43Qr
>>582 母親が違うだろ。今上の母は余り時めいていなかったその他女御だろ。
587 :
名無氏物語:2009/01/10(土) 22:16:04 ID:4gmVghEW
te
588 :
名無氏物語:2009/01/10(土) 23:32:05 ID:zZi/B5VT
>>582 今上の母は承香殿の女御(髭黒妹)
女三宮の母は源氏の女御(藤壺姉妹)
>>565 柏木が忍び込んできた時、12人の女房が斎院の手伝いに行っていた。
と言うことは書かれてないだけで多少の付き合いはあったのではないか。
確か宇治の方で、源氏の死後夕霧が女三宮の所へ挨拶に来ていたし、
薫は内面はああだとしても表面は先行き頼もしい貴公子だったので
その母である彼女はそれなりに扱われていたと思う。
紫の上との対面の後も文と遊びごとで交流しているところを見ても
人付き合いがぜんぜんない風にも見えない。
589 :
名無氏物語:2009/01/10(土) 23:38:56 ID:yk7+d44E
女三宮が宇治の夕霧を知ったらどう言うだろうなと一瞬思いはしたが、
そもそも親子の情とか男女のこととか全部振り捨てる意図で出家したんだから
その辺からは既に超越してそうだ。
590 :
名無氏物語:2009/01/11(日) 17:55:42 ID:r+8LkS/a
>>586 女御になるには、大納言以上の父親を持つことが必要だと考えられていた。
今上帝の生母の家は、桐壷ー朱雀帝の御世に活躍した左右大臣の藤原家の直系ではなかったが、
生母の兄髭黒大将は初婚で兵部卿宮の正室腹の姫を娶っていることなどからも、
(紫上の異母姉、のちにこの正室は里に帰り玉鬘を後室にしている)そこそこの家柄の藤原氏だったのだろう。
髭黒は今上帝が即位すると、その叔父として関白にまで就任しており、
ここにきて髭黒はまさに臣下第一の地位に昇って幼年で即位した今上帝を補佐している。
しかし、髭黒は間もなく亡くなってしまったようで、
後室の玉鬘は残された幼い子供たちの結婚に思案する様子が描かれる。
(玉鬘の長女はかつて玉鬘に想いを寄せていた冷泉院に入内)
今上帝の伯父である髭黒関白がなくなった後は、
もっぱら今上帝の中宮の兄であり、東宮の伯父である夕霧左大臣、
そして夕霧の従兄である紅梅右大臣(柏木の同母弟・髭黒関白と最初の妻との娘真木柱の夫)
が政治にあたっていたようだが。
591 :
名無氏物語:2009/01/14(水) 12:21:11 ID:0DscDr+k
髭黒って今上の外戚ってことじゃん!
時の権力者じゃん!
592 :
名無氏物語:2009/01/15(木) 19:48:19 ID:OeK+KI/H
あさきゆめみしって乳頭かかないよね。
593 :
名無氏物語:2009/01/15(木) 22:59:49 ID:p3XCuSD4
開始時期がかなり前だったからね。
昔は少女漫画ってその辺の規制厳しかったから。
594 :
名無氏物語:2009/01/16(金) 09:17:16 ID:PKhCcNHo
女三宮の時は乳輪あったね
595 :
名無氏物語:2009/01/18(日) 01:22:31 ID:YHkNDH+H
あさきゆめみしではそんなに感じなかったけど、
寂聴版の柏木のくだりでは、女三ノ宮より
手引きをした女房に怒りを感じてましたw
まぁ賢い人々は、そのような女房をも上手く
あしらうんでしょうが…
596 :
名無氏物語:2009/01/18(日) 01:44:41 ID:YHkNDH+H
>>565 お坊さんもそうだと思うけど、修行中の人は
あまり説いたりしないんじゃない?
でも人は集まるところには集まるようだけど
597 :
名無氏物語:2009/01/18(日) 22:37:57 ID:9v4drdv8
>>509 いや、そんなに簡単に男心は割り切れない
柏木がそんなにあっちこっちの女に目を向ける男だったら
そもそもとっくに他の姫君と結婚するなり、女二宮以外の女を囲って
子供を産ませてたでしょ?
初めは出世のため、という理由はあってもそれが変化していくのが
源氏物語の面白さじゃないの?
高嶺の花の三宮に恋する、ということはあっても
一途な面はあったと思う
それと男には一緒になるのに苦労した女ほどいつまでも執着するという常識がある
昔の吉原でも今の祇園でも、男に金をかけさせ苦労させればさせるほど
男は1人の女に執着するという話
598 :
名無氏物語:2009/01/18(日) 23:33:12 ID:6180x1GG
>>597 手に入れた途端に興味を失くすタイプもいるぞ
筒井筒の姫とゴールインするまで山越え谷越えだったくせに
浮気心起こして実家に帰られた誰かさんとかな
599 :
名無氏物語:2009/01/20(火) 19:44:09 ID:7o43E1JV
セックス
600 :
名無氏物語:2009/01/20(火) 21:15:18 ID:+SfxmEMO
目交ひだっけ
601 :
名無氏物語:2009/01/20(火) 21:25:10 ID:L5amCVCW
>>597 努力しても得られない女を追いかけているうちは男は無我夢中だろうね
源氏における藤壺とか、柏木における女三宮とか。
もっとも、源氏はたとえ初恋の藤壺を自分の妻にはできなくとも
多くの妻たちや愛人を囲ってそれなりに幸福に暮すことができたように
柏木もときがくればそんなように生きれたのかもしれない
もっとも柏木は源氏のいびりに耐えられなくなって自滅してしまう
さすがに509は言いすぎ。
頼りないけどとびきりの美人、なよなよとだれでも受け入れ
誰かをいじめるわけでもない女三宮は、
出家した後でも夫の源氏が性生活を要求して三宮を困らせるほどの
エロチシズムな女性でもある。
あさきの影響かアンチ三宮な人が多いけれども
それなりの夫婦生活が送れたかも。
>>598 夕霧は落葉宮を妻にしたけれども別に
雲居雁に興味をなくしたわけでも追い出したわけでもないよ
両者のもとを平等に行き来したとあるし雲居雁は十分妻として扱われている
ただ当時は経済力のある男は何人の妻を囲ってもよかった
602 :
名無氏物語:2009/01/21(水) 00:19:21 ID:/dJO3nWi
>>601 >出家した後でも夫の源氏が性生活を要求して三宮を困らせるほどの
これは流石にどうだろう。
義母藤壺を孕ませ、入内させる予定の養女玉鬘にさえちょっかいをかける源氏だけに
これは参考にならん気がする。
魅力的な色っぽさがあったんだろうとは思うが。
603 :
名無氏物語:2009/01/21(水) 00:56:00 ID:C1veTqI5
>>597 柏木は純愛ではないよ
邪恋なだけ
なにしろ三宮の人となりを知った上で恋焦がれたわけでもない
幻想に焦がれてるだけ
だから愛としては非常に弱い
源氏に知られて瀕死の状態のとき、今思えばやはり深窓のお姫様ともあろう人が
軒先に平気で座って姿を見せるなんて随分はしたないことかも知れない、
夕霧もそんなはしたない三宮を見て随分不快に思っていたようだった、
やはりあの人は軽いのかとやっと三宮の実像をわかりかけるんだけど
慌ててその疑惑を自分で打ち消している
自分はもう死ぬわけだからせめて最上の女性に恋焦がれたと思って死にたいという気持ちだろうね
夕霧は三宮の姿を見てもはしたないとは思っても少しもそんな女性に惹かれるような軽い男ではない
でも柏木は有頂天になってはしゃぎまくってしまう
柏木はどうしようもない救われない男なんだよね
604 :
名無氏物語:2009/01/21(水) 01:08:44 ID:C1veTqI5
>>601 別に源氏は尼になった三宮に性生活要求してないし
スーパー女好き源氏のことだから尼姿の三宮もなかなか可愛いじゃないか
と思ってそそられただけ
尼まで犯したら源氏物語がグロになってしまう
605 :
名無氏物語:2009/01/21(水) 10:15:02 ID:Cnk2q07P
>>598 「伊勢物語」の話かと思ってしまった。もっとも源氏の研究書によると、
夕霧と雲居の雁の幼な恋の背景として「伊勢物語」の二十三段があると
いうのが定説らしいが。
>>601 >もっとも柏木は源氏のいびりに耐えられなくなって自滅してしまう
手を出した人妻の夫に宴会の席で「お前だっていつかは年取るんだぜ」
って一回言われて酒勧められたら、もう耐えられないのか>柏木
40歳で長寿のお祝いするような時代の職業政治家の三十代(既婚者)の男に
しては耐性ないね。
606 :
名無氏物語:2009/01/21(水) 12:25:38 ID:bLOHWKKy
>>603 >なにしろ三宮の人となりを知った上で恋焦がれたわけでもない
当時の恋愛ってみんなそうじゃん
宮中仕えの女房なら顔も性格もわかるけど貴族の深層の姫なんか
顔も性格もわからない
顔を見た人の噂や文のやりとりで教養や性格を推し量るしかない
なんだか現代の尺度で源氏物語をみてるようだけど?
もうちょっと当時の世相を勉強したら?
607 :
名無氏物語:2009/01/21(水) 12:33:07 ID:/dJO3nWi
>>603 この時代、人となりを知って恋焦がれる男の方が稀な件
邪恋は言いすぎだろ。妄信入ってはいるが。
根性なしと言いたくもなるが、この時代の男なんて風流が一義、
すぐ感傷的になってぺらぺら泣くような軟弱なのが普通だしな。
根性と執念でのし上がっていく政治家なんて稀だし
(剛毅で朴訥な男は髭黒大将みたくダサい扱いされるし)
政治的な絶対者に睨み入れられて酒強要されたら、
ノイローゼになってもしょうがなかろう。
今の時代だって、パワハラで心身症になるやつはいるんだから。
608 :
名無氏物語:2009/01/21(水) 12:39:42 ID:C1veTqI5
もちろんタイプだというだけでナンパして
そのまま関係は今の時代だっていくらもあること
それと心の恋愛は別だと思う
当時は文のやり取りがさかんだから文から人柄知ることも可能だし
人柄知る機会は女房たちから聞き出せばいくらもわかる
幻想だけで恋愛に入る場合もあり、人柄が愛される場合あり
現代と何も変わらない
609 :
名無氏物語:2009/01/21(水) 12:47:53 ID:C1veTqI5
>>606 夕霧は落葉宮の人柄にゆかしいものを感じてだんだん好きになるわけだから
当時の男だってそんなに単純ではない
610 :
名無氏物語:2009/01/21(水) 18:29:56 ID:uK1065oF
>>602 おっさんの源氏にはまぶしいほどの
若い娘だったからじゃね?
611 :
名無氏物語:2009/01/21(水) 20:38:22 ID:pQi/v3e6
>>603 君のいっているのは大和和紀作の漫画「あさきゆめみし」の中の話なのかな?
随分ずれた書き込みが続いているんだけど、あれは原作とかなり異なっているからね。
瀕死の状態の時に女三宮が浅はかだと思ったなんて、漫画にはあるシーンだけど、原文にはない。
「横笛」には源氏が薫をあやしながら女三宮をしみじみと眺めて、
あの過ちは薫一人を生み出すための因果だったのだろうか、
それにしても私のまわりにいる女たちの中でも
三宮ほど自分としても身分の上からも不満なことは何一つない姫宮を
こうして尼姿にしてお世話しなければならないとは、まったく残念な過ちであることよ、
と思うシーンがある。
三宮は嫁いだ当初こそ(14歳ぐらい)文字が幼いとか、柏木にかいま見られたりということがあったが、
(若紫も10歳ぐらいのときには源氏にかいま見られたり勝手に添い寝されたりしてるしね)
このとき20歳ぐらいになり美しく聡しいさかりで勤行に明け暮れセックスもできないなんて、
源氏としてはやりきれない思いだったのだろう。
「あさき」は紫上と源氏の恋物語に終始しすぎるためか、周辺の女性の描き方に多少の悪意が見られるから、
あれを根拠にするのはちょっと。
612 :
名無氏物語:2009/01/21(水) 22:31:56 ID:/dJO3nWi
あさきゆめみしが傑作なのは確かだが、
漫画は漫画でちゃんと板もスレもあるんだから
漫画解釈の話を進めるのはちょっと勘弁してほしいなあ
古典板でぐらい原作準拠の話をさせてくれ…
そうでなくても訳者や訳した時代で解釈分かれるってのに
613 :
名無氏物語:2009/01/21(水) 22:54:44 ID:T2URlOa+
>>611 原作読んでるの?
柏木が女三宮の性質に対してふと疑問に思う場面は紫式部が原作にしっかり書いてありますよ
それに高貴な女性が軒先にボーッと立ってること自体ありえないことというのも原作にある
夕霧もそれを見てかなり不快に思ったことも原作どおり
また尼になった三宮に色めいた心をもった源氏だけど、あのまま北の方においておけたかなと思う
きっと三宮に嫌味をいい続けたんじゃないかな?
鈴虫の巻でも情緒めいたことを言う源氏に三宮の答えがいかにも気が利かなくてがっかりする場面もある
あれも三宮のきっぱり源氏を否定してわざとのことか、
それとも本当に全く情緒も教養もないのか意見がわかれるところ
614 :
名無氏物語:2009/01/21(水) 22:58:25 ID:T2URlOa+
夕霧も女三宮の姿をしっかり見たはずなんだけどはしたないんじゃないか、
という感想のほかに何も魅力を感じてない
でもふとしたすきに(これは紫の上の過失ではない)垣間見た紫の上の姿には好感を持って
ときめきを感じている
これは女性としての品を感じたからじゃないかな?
615 :
名無氏物語:2009/01/21(水) 23:06:59 ID:pQi/v3e6
>>613>>614 >瀕死の状態のとき、今思えばやはり深窓のお姫様ともあろう人が
>軒先に平気で座って姿を見せるなんて随分はしたないことかも知れない、
>夕霧もそんなはしたない三宮を見て随分不快に思っていたようだった、
>やはりあの人は軽いのかとやっと三宮の実像をわかりかけるんだけど
この文章を書いたのはあなただと思うんだけど、
「瀕死」のときに女三宮の浅はかさを柏木が思う、というのは原文にありませんよね?
原文にあるかのように混同するような書かれ方をしてありますが、
613の5行目以下も原文にあるのではなくあなたの感想。
そもそも、私が611で引用した、「横笛」の一説(現代語にしてますが)、
源氏が女三宮を尼にしたことを悔いる原文はどう思うのですか?
この文章で源氏は正室としての女三宮はあの過ちさえなければ欠陥がなかった、と回顧して
尼にしたことを後悔していたのではないですきあ?
616 :
名無氏物語:2009/01/22(木) 00:02:26 ID:/dJO3nWi
この流れでふと気になったんだけど、
臨終の柏木に届いた煙比べの歌、あさきゆめみしではどう紹介されてるんだろう。
あの名歌がまさかないがしろに扱われるはずはないと思うんだが。
617 :
名無氏物語:2009/01/22(木) 08:51:56 ID:GEloWVvq
>>616 >女三宮の文『おいたわしくは存じますがどうしてお見舞いなどできましょう
>つらい思いに悩むのはどちらか
>あなたとともに死んで葬いの煙でくらべてみたい』
>柏木「(涙しながら)……煙ばかり……か。ふ……ふふ…はは……
>この世の思い出がこの言葉とは……なんとはかない恋だったことよ。はははは……」
>柏木心の声『いったいなぜ、わたしはこんなむなしい恋のとりことなってしまったのか(柏木倒れる)』
>(中略)
>宮の出家を聞いた柏木心の声『それではあのかたは世を捨てた……
>わたしのことも生まれたわが子のことももはや見捨てたと……
>終わってしまったのだ!なにもかも……』
こんな感じ。
あさきはあくまで小説(田辺聖子の新源氏物語)が原作でしょ?
大和和紀自身は原典読んでないんだと思う。
618 :
名無氏物語:2009/01/22(木) 14:31:01 ID:jEiCJq9I
エッチとか好きとかそっち方面に期待したい
619 :
名無氏物語:2009/01/22(木) 16:31:59 ID:T2YBQA27
便乗して荒らしてる馬鹿がいますね・・・
620 :
名無氏物語:2009/01/22(木) 16:34:46 ID:mYrbuPGm
便乗して荒らしてる馬鹿がいますね・・・
621 :
名無氏物語:2009/01/22(木) 16:37:26 ID:xfrZhrbR
>>607 元々戸婚律にも接触する罪をしかけてるのは柏木で、権力者の源氏は
一応被害者側だしなあ(もっとも源氏自身も桐壺帝に対しては加害者側にまわるんだが)。
何の落ち度もないのに上司に責められる現代のパワハラ被害者は気の毒だね。
>>614 若菜上の猫事件時の女三宮の姿が隠れた直後の夕霧の心情
「わが心地にも、いと飽きぬ心地したまへど」の部分は無視?
622 :
名無氏物語:2009/01/22(木) 17:53:50 ID:bsG8hFG3
柏木は今で言うとこの眞子様萌え〜男か竹田君的お方だったのだ。
623 :
名無氏物語:2009/01/24(土) 23:47:05 ID:w0RCMPGI
なわけない
624 :
名無氏物語:2009/01/25(日) 08:31:41 ID:fepDOEA1
あさきゆめみしのイメージが強いなー
可憐だがお人形さんのように感受性に乏しい女性
柏木との一件でねちねち責めたてるのはどうかとオモ
レイープされたのと同じ状況なわけなのにね
当時はそれが当たり前とはいえ、理不尽な話だよ
625 :
名無氏物語:2009/01/25(日) 13:02:27 ID:C8fcnGzV
>>611 三宮と若紫がかいま見られたのは、全然違う状況じゃね?
前者は六条院、後者は人里離れた場所だから、()内は余計と思うのだが。
626 :
名無氏物語:2009/01/25(日) 15:46:48 ID:a6P/jW6o
>>624 自分は原作読んでからあさきを読んだからイメージがまったく逆でびっくりした。
茫洋として陰気な女三宮なんて原作をどう読んだら出て来るのかさっぱり分からんかった。
627 :
名無氏物語:2009/01/25(日) 20:45:37 ID:X9EN+poY
>>626 別に違和感はなかったけど。
茫洋として陰気に描かれていたとも思えないし
原作自体がかなり女三宮を意地悪に書いてるし
どういう女三宮をイメージしたの?
あさきはかなり原作に近い女三宮を描こうと苦心したと思う
かわいく描かれてるし、問題ないと思う
628 :
名無氏物語:2009/01/26(月) 00:09:43 ID:C1XBISyG
>>622 悪いが眞子様はお世辞にも美○とはいえないと・・・
体もなんだかごっついし、佳○様ならまだわかるけど・・・・
629 :
名無氏物語:2009/01/26(月) 19:33:06 ID:NO9OmdYO
女三宮もよくよく考えれば気の毒な女性だよね
若い身空で出家を余儀なくされるなんて・・・
何不足ない高貴な身分に生まれたのにね
630 :
名無氏物語:2009/01/26(月) 22:16:43 ID:Yr1Bgi7l
出家できただけ紫の上よりマシだけどね…
女三宮の場合、父親が味方してくれたのが強かった
やっぱりこの時代、後ろ盾のあるなしって大きいな
631 :
名無氏物語:2009/01/27(火) 00:06:43 ID:7Rn39gHo
藤壺と女三宮、
同じように夫では無い相手の子を産んだ内親王ではあるけれど、
恋愛感情あるなし、好かれた相手、環境の違いで、
こんなにも変わってしまうんだね。
632 :
名無氏物語:2009/01/27(火) 11:57:21 ID:LiRVS6J3
そういえば女三宮って弘徽殿女御の孫でもあるんだよね。
おばあちゃんに似なくてほんとによかったねw
633 :
名無氏物語:2009/01/27(火) 14:42:35 ID:xyAU7lAn
>>632 藤壺の血縁でもあるじゃん。どんな血縁関係よ!
634 :
名無氏物語:2009/01/27(火) 15:48:07 ID:7Rn39gHo
もし女三宮が藤壺にそっくりだったとしても、
最終的に源氏は、女三宮に魅力を感じなくなり、
結局は薫が誕生することになったのかな?
635 :
名無氏物語:2009/01/27(火) 16:57:53 ID:7Rn39gHo
女三宮が、祖母の弘徽殿女御似だった場合、
源氏は朱雀院に「過去のトラウマがあるから幸せにできない」という理由で
返品しようとするかも。
636 :
名無氏物語:2009/01/27(火) 18:47:54 ID:O0/jOnDF
>>634 そうだとオモ・・・
生まれるべくして生まれたと。
親の因果が子に巡りってやつで、
薫が浮船を三の宮に奪われることが、
父柏木が源氏を裏切った罪に報いる
ことになるんだと捉えたよ。
637 :
名無氏物語:2009/01/28(水) 01:02:05 ID:QBgWF4d/
このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)
**あさきゆめみし 第十六帖** [懐かし漫画](8)
なるほど・・・
638 :
名無氏物語:2009/01/28(水) 19:16:26 ID:otPE/oSX
以前から疑問に思ってたんだけど
桐壺、藤壺、紫の上と血縁があるのはわかるが
それほど姿形が似るものか?
兄弟やいとこでさえぜんぜん似てないのにさ
639 :
名無氏物語:2009/01/28(水) 20:23:03 ID:OdmuzUC/
>>638 それほどそっくりではないにせよ似ていたという物語上の設定なのだろう。
ちなみに藤壺と紫上は叔母と姪という血縁関係にあるが
源氏の母桐壺は藤壺や紫上となんら血縁関係になく全くの他人のそら似。
ちなみに源氏物語の登場人物はほとんど源氏と何らかの血縁関係にある。
当時は近親婚だったからね。
全員が光源氏のそっくりさんだったならそれはそれで
源氏だけが特別に光るような美しい容姿だったことにはならないし。
640 :
名無氏物語:2009/01/28(水) 21:10:43 ID:iXBFxThI
縁戚婚が延々続いてるんだから、似てもおかしくはないな。
親子より叔父や叔母に似るのはよくある事だし、
親子で似てるというよりむしろ納得いく。
親戚で一番似てた一人にスポットライトが当たった、と思えばいいから。
641 :
名無氏物語:2009/01/28(水) 21:32:05 ID:Q55xfzVj
他の男の子供を身篭った妻の横で寝るハメになった
かの光源氏を思うと怖いというか重いというか
自分も同じ罪を犯してなかったらどうだったかと思うし
また愛してもいない男の子供を身篭ってしまい
それを何より怖れていた源氏に知られ縮み上がる思いの女三宮も哀れとしかいえない
何故三宮は柏木と関係を続けたか理解できない
642 :
名無氏物語:2009/01/28(水) 21:47:17 ID:Q55xfzVj
ふと気がついたんだけど
光源氏は女たちを一人も幸せにできなかった男かと
藤壺、葵、紫、三宮
皆とても不幸だった
自業自得とはいえ六条、朧月夜も寂しい最後だった
とくに重要でもない明石、花散里、末摘花あたりは
まあ普通の側室扱い
満たされてない
643 :
名無氏物語:2009/01/28(水) 22:06:53 ID:iXBFxThI
今も昔も、ドラマは幸福でなく、不幸から生まれるものだからな。
644 :
名無氏物語:2009/01/28(水) 22:30:49 ID:GPZzWSdC
そりゃ自分ひとりのものにならない男と
連れ添うなんてとうてい幸せではないわな。
645 :
名無氏物語:2009/01/28(水) 22:44:22 ID:otPE/oSX
源氏自身が幸せで満たされてなけりゃ、
他人を幸せにできるはずないんじゃ?
んっ?なんか変?
タマゴが先かニワトリが先かってか?
646 :
名無氏物語:2009/01/29(木) 00:12:21 ID:n5JvsNdw
>>642 少なくとも明石(とその一族)は幸せになったんじゃね?
下手をすれば片田舎で一生を終える可能性もあったんだし。
647 :
名無氏物語:2009/01/29(木) 00:15:42 ID:EYfuqqRj
女官は帝と会う時は化粧して着飾るから、
桐壺と藤壺のすっぴんは、桐壺帝は知らないと思うから、
両者はお歯黒と白塗りした前提で、そっくりなんだと思う。
648 :
名無氏物語:2009/01/29(木) 12:08:53 ID:cr8QD5He
美人はその時代基準で尤も没個性な顔というトリビアもあるしな
個性に乏しい顔を作れば余計似るというのはあるかもしれない
649 :
名無氏物語:2009/01/29(木) 14:10:05 ID:7BdxAs09
>>647 やだっ!!誤ってすっぴん見て卒倒した男多そうダネ
650 :
名無氏物語:2009/01/29(木) 17:43:05 ID:WayLtENx
当時の貴族女性のすっぴんって、眉がない程度じゃないの?
そんなに現代と変わらない気が
>>642 それを言うなら柏木と薫も関わる女性を不幸にして周ってるような…
651 :
名無氏物語:2009/01/29(木) 19:05:44 ID:5OEePrMU
>>650 伝染病とか流行していたから、白塗りで跡を隠している人もいると思う・・・
652 :
名無氏物語:2009/01/29(木) 20:50:13 ID:cr8QD5He
>>650 お白粉で白塗りしてるよ
間違えて黛塗って真っ黒に…ってネタが堤中納言物語にある
653 :
名無氏物語:2009/01/29(木) 21:15:01 ID:Zs5cb9KA
>>646 紫上も源氏に誘拐されなければ父とその正室に引き取られて
正室腹の王女御(紫上の異母妹・冷泉天皇の女御)付きの女房として
宮仕えでもさせられていたかもしれない。
一家の主婦として他人に仕え、世にもまれることなく生涯を閉じることのできた紫上は
それなりに自分でも「幸せ者であった」と思うことのできるものであったのだから
異母妹の女房にさせられるよりよっぽど良かったのではないだろうか。
654 :
名無氏物語:2009/01/29(木) 21:17:57 ID:+GTp3mgu
白塗りはまあいいとして
お歯黒って美的にどうしても受け付けない。
どうしてそんなことしてたんだろう・・・
655 :
名無氏物語:2009/01/29(木) 21:39:49 ID:scxfHMyP
異母妹の女房になってたら冷泉帝のお手が付いただろう。
656 :
名無氏物語:2009/01/29(木) 21:44:27 ID:Zs5cb9KA
>>655 紫上は冷泉帝よりも11歳も年上だけどね。
まあ、冷泉帝の中宮となった秋好中宮は冷泉天皇より10歳年上だから、
あまり変わらないが。
それにしても秋好中宮を後見する源氏ににらまれ、
自分が仕える王女御、および父母ににらまれ、
後見のない紫上は宮中追放か。
657 :
名無氏物語:2009/01/29(木) 22:36:32 ID:cr8QD5He
>>654 あと1000年ぐらい経てば、今のメイクを見た未来の人が同じ事言ってるさ。
658 :
名無氏物語:2009/01/29(木) 23:05:06 ID:5OEePrMU
異母妹の女房になっていたとしても、
生存している母親とそっくりな女性には冷泉帝は手は出さないと思う。
藤壺とそっくりの女官がいるという事で、
藤壺か命婦が源氏に紫のこと教える可能性の方が高そう。
659 :
名無氏物語:2009/01/30(金) 00:25:52 ID:Iy68Q2P6
紫の上は地方の少貴族の正室になって田舎で四季を見ながらのんびり暮らさせてあげたかった
そういう暮らしがあってたかもしれない
実在の和泉式部も都では派手で男性関係や浮名で有名だったけど
最後は受領の妻となって地方に下るんだよね
そういうのって潔くて素敵な女性だよね
660 :
名無氏物語:2009/01/30(金) 00:58:10 ID:IE/NTjrj
>>659 いやそれ、当時の貴族女性として割と普通だから。
親元で上流教育受けて育ち、若いぼんぼんと結婚、出産→
(受領階級の娘の場合、親と共に地方で見聞を積む→)
そこそこの年で女房として自分より若く教養同等以上の女性に仕え、
キャリアとして自分より若く教養同等以上の貴公子(老若)と浮名を流す→
自分よりはるか年上の受領と二度目の結婚、家庭に収まる&地方に下る。
上流女性ほど最後まで添い遂げる率が上がる(入内すれば100%)が、
夜離れの珍しくないあたりでは男乗り換えるのが普通だったから、
若い頃は血統重視(血筋の良い子を産んで更に上を目指す)、
年取ったら収入重視(老後の生活を安定させる)が結婚条件だったそうな。
661 :
名無氏物語:2009/01/30(金) 05:01:53 ID:YWcZt2zb
ウンコだな・・・
662 :
名無氏物語:2009/01/30(金) 08:08:16 ID:Aaz8bXAV
現代の女性よりしたたかさを求められたんだな
社会保障制度も無かった時代じゃ必死になって当然か
663 :
名無氏物語:2009/01/30(金) 08:19:37 ID:YWcZt2zb
こいつら阿呆?
664 :
名無氏物語:2009/01/30(金) 09:12:35 ID:WKrGJFLy
665 :
名無氏物語:2009/01/30(金) 09:38:31 ID:yEAfXr8k
>>650 そういえばしょっちゅう全国規模で疫病発生してたっけ
疱瘡の跡とかでへこんでる肌も白粉でカバーできたのかな
>>651 だからすっぴんは眉なしで素肌でしょ
毛抜きで眉を抜いた顔に白粉を塗り
黛で太い棒眉を描いて口紅をさしてお歯黒
666 :
名無氏物語:2009/01/30(金) 11:57:27 ID:pGK4VynP
666ゲット・・・
667 :
名無氏物語:2009/01/30(金) 13:55:51 ID:ehvBldYS
>>660 でも内親王は生涯独身が望ましかったんだよね?
大臣クラスの娘と違って野心なく育てられたせいか
男女のことにもあまり興味のないような方が多そうな
印象。
668 :
名無氏物語:2009/01/30(金) 15:03:47 ID:Aaz8bXAV
それはあくまでも後ろ盾が強固だったらの話なんじゃない?
そうでない場合は内親王さまも血眼になるんじゃない
もうヤケクソ!じじいでもかまへん!ってさ
669 :
名無氏物語:2009/01/30(金) 20:03:43 ID:IE/NTjrj
>>667 いや、
>>660は和泉式部についてのレス。
女房に上がるような貴族女性はこれで普通なんだけど、
紫の上が父宮の元で成人してた場合は…どうだろう?
姫宮の場合はピンキリすぎて何とも言いようがない。
しかし
>>668ないないwwwとは言えるw
その場合でも、血眼になるのは後見や女房、いいとこ乳母だってw
血眼で男あさりするような姫に誰が通うかいw
670 :
名無氏物語:2009/01/31(土) 08:22:16 ID:Lm1Vxk/z
厭世的になれば、出家という逃げ道があったのがうらやましいよ。
仏道に入って来世を願い三昧!
お陰で生まれ変わればまたまた高い身分。
もうこの時代から永遠の格差は決まってたんだろな。
671 :
名無氏物語:2009/01/31(土) 14:14:49 ID:LFGPKc56
672 :
名無氏物語:2009/01/31(土) 17:38:28 ID:vsjZ+ymx
まあ、金銭的余裕がないと出家しても仏道に励むのは無理な気がするがな
673 :
名無氏物語:2009/01/31(土) 20:28:37 ID:EGmPAKFJ
>>670 空蝉などは仏門入ってからも源氏の庇護を受けていたし。
紫上も仏門に入るのに必死に源氏の許しを請うていたのは、
仏門に入った後の衣食住の面倒を見るのは源氏だったから。
本当なら、紫上は源氏の許しがなくったって仏道に入ることができたはずなんだよね。
宇治十帖の浮舟は、助けてもらった横川の僧都に頼んで出家している。
ただし、尼寺での生活はゆう福ではない上、経さえ読んでいればいいというものではなく、
袈裟の縫物などの仕事もしなければならない。
六条院で栄華を極めた紫上に、そんな生活はできなかったということ。
674 :
名無氏物語:2009/01/31(土) 21:46:29 ID:Lm1Vxk/z
俗世で生きるも仏道に入るも
男性のバックアップが不可欠だったんだね。
途中で援助を打ち切られたり、
先立たれたらどうなるんだろう、
とか不安が絶えなかっただろうね。
675 :
名無氏物語:2009/01/31(土) 22:31:35 ID:LFGPKc56
枕草子に色芸人らしき比丘尼が登場するが
いいとこのお嬢に海女の子の真似ができるわけもないからな
浮舟も元の身分が身分だから山家暮らしに順応したが
女房もろくにいない暮らしが紫の上にできるはずもないわな
676 :
名無氏物語:2009/02/01(日) 00:51:51 ID:dybmH74Z
スレチかもだけど、
個人的には浮舟スキダナ...
優柔不断だけど、真剣に二人の貴公子の狭間で
悩み苦しみ、入水まで思いつめてしまう。。。
恋は本当の意味での救いにはならないのだと悟るあたりも好感もてるナ
677 :
名無氏物語:2009/02/01(日) 01:45:22 ID:hSpVWMT/
そうかー・・・
自分は物語中もっとも好きじゃなかった>浮船
けんかをやめて〜二人を止めて〜
私のために争わないで〜もうこれ以上〜的な
自己陶酔を感じてしまった。
678 :
名無氏物語:2009/02/01(日) 02:17:33 ID:v4y32Hr2
>>677 あの状況下じゃ自己陶酔でもせにゃ
やっとられたもんじゃないだろう…
679 :
名無氏物語:2009/02/01(日) 16:43:02 ID:159vGtV7
浮舟は身分が低く親の援助も期待できず、貴公子2人を選べる立場では
なかったんだから仕方ないよ。
朧月夜並の身分があったら、さっさと好きなほうになびいてたと思うよ。
680 :
名無氏物語:2009/02/01(日) 19:20:46 ID:dybmH74Z
正反対のオトコ達過ぎて迷いまくったんだと思う。
似通ってたら、条件の良い方に決めれたハズ。
2人が合体してくれたら完璧なんだがなーと妄想してたぽい。
681 :
名無氏物語:2009/02/01(日) 23:00:10 ID:v4y32Hr2
選ぶ間もなく掻っ攫われた面もあるしな
その挙句追い込まれて入水未遂
特に薫が、身分の高い大君相手には二の足踏みまくってるくせに
身分の低い相手なら実力行使ってやつだから同情するんだよなー
匂宮も大概だが
682 :
名無氏物語:2009/02/02(月) 08:16:39 ID:+uNmVID5
そうだな、弱いものには強く出れるのはダメだろな。
しかし、大君は本当の本当に好きだったから、
うかつに手出しできなかったんだとも取れる。
男ってそうじゃん、本当に好きな子は大切だから、
セックスはおろかオナネタにもできない。
683 :
名無氏物語:2009/02/02(月) 15:27:27 ID:pqlfsGHk
>>682 源氏は藤壷にも手を出してるよ。
その論理でいくと源氏は藤壷が本当に好きだったわけではないということになるね。
684 :
名無氏物語:2009/02/02(月) 20:39:45 ID:+uNmVID5
征服欲が強くハンター気質の源氏と厭世的で恋に奥手の薫。
両者の気質の違いもあるだろうね。
ましてや、藤壺はヒトヅマ。相手が処女か非処女かの違いもあったとオモ。
まあ確かに数学の公式じゃあるまいし、
どの男にもあてはまるわけじゃないのは確かか。
685 :
名無氏物語:2009/02/02(月) 21:35:55 ID:eu57DQBw
薫の場合、大君と浮舟の扱いの差は
>>682で間違いなさそうだけどな
匂宮も大概だが、薫も大概
何この気の毒な二者択一
686 :
名無氏物語:2009/02/03(火) 01:45:23 ID:Eza0dDn1
>>685 それはしゃーない。
源氏の君みたいな完璧超人はそうそういそうにないし。
687 :
名無氏物語:2009/02/03(火) 02:47:43 ID:Df5JOAmJ
688 :
名無氏物語:2009/02/03(火) 12:26:05 ID:0u07Ke1s
>>642 花散る里はある程度重く扱われていただろ。
689 :
名無氏物語:2009/02/03(火) 18:23:32 ID:dkveBDJA
花散里って好きじゃないな
いかにブスな自分が源氏や皆と上手く生きていくか常に計算してるような気がする
絶対自分は非難されないようにとしていて
世渡り上手の見本だろうけど何かやだ
普通ならはずみで若い頃の源氏と関係したくらいで
妻でもないのにのこのこ六条院に源氏の世話にならないでひっそり生きるだろうに
690 :
名無氏物語:2009/02/03(火) 19:45:32 ID:CUYOPtRM
>>689 花散里は源氏の妻だよ。
花散里の実姉は桐壺帝の女御。
つまり、花散里は帝に入内して女御にもなれる良家の子女だ。
六条院にいる間は兵部卿宮の息女であり葵上の死後第一夫人であるかのように
扱われていた紫上に配慮はしていたけれども、
それでも夕霧の養母となり、匂宮正室である六の君の後見人でもあったように、
花散里は立派に源氏の妻なんだが。
源氏の正室だった葵上と女三宮は別格として、
これにヒロイン紫上を加えた以外の女性たちはみな源氏の側室だと思ってる?
この時代、妻は複数いたし(正室以外は妾、ではない。それをいうなら、女三宮を迎えた後の
紫上は源氏の第一夫人から妾に降格ということになる)、
花散里は兵部卿宮の姫とはいっても妾腹の紫上より出自で劣ることはない。
実際、六条院に迎えられたのは源氏の関係した女性たちの中でも身分の良いほうの女性たちで、
ちょっと手をつけただけの女性は迎えられてないよ。
691 :
名無氏物語:2009/02/03(火) 20:37:55 ID:dkveBDJA
>>690 平安時代の妻という認識はどこまでいえるかだけど
紫の上も妻といえば妻だけど正式に結婚していない
それは若菜にも記述されている
正式に結婚したとは言えない妻が六条院には何人かいたことになる
源氏の正妻といえるのは葵の上と女三宮だけでしょう
それに匂宮の正妻の六の君の養母は夕霧と結婚した落葉宮だし
落葉宮は夕霧からも世間からも正式の夫人として扱われている
692 :
名無氏物語:2009/02/03(火) 21:10:37 ID:Df5JOAmJ
「妻」「結婚」の概念の時代差から来る齟齬が生じてる気がするなあ
この時代と現代とじゃ恋人、愛人、妾その他、食い違ってる概念が多いから
噛み違えるとさっぱり話が通じなくなるんだよなー
693 :
名無氏物語:2009/02/03(火) 21:30:49 ID:PalSDTeI
>>690 そういえば、空蝉は迎えられたけど
間違って関係したはずの(義理の)妹は
放っておかれてるんだよね?
694 :
名無氏物語:2009/02/03(火) 21:31:51 ID:pux6kQK2
結婚生活の実態が曖昧だよね。
いくら契りを交わしても、夜離れなんかもあったし。
自由?過ぎて現代の価値基準で見ちゃうとトンデモに感じずにはいられない。
695 :
名無氏物語:2009/02/03(火) 21:58:35 ID:VT4ySHef
>>693 義理の娘の軒端の荻のことかな?
あの人は別の男性と結婚したからなあ
696 :
名無氏物語:2009/02/03(火) 22:25:14 ID:PalSDTeI
>>695 あ、そうそう義理の娘だったね。
そうか、さくっと別の人と結婚したんだ。
源氏とはそれくらい(一夜の思い出)くらいの
方が良いかもね
「ここだけの話だけど実は若いころかの光る君と・・」
なんて末永く自慢できるしw
697 :
名無氏物語:2009/02/03(火) 23:56:31 ID:7741GWsr
軒端の荻は他の人とすぐ結婚したってことは、
その後生まれた子は源氏そっくりの可能性もあるんだよね?
698 :
名無氏物語:2009/02/04(水) 12:13:04 ID:5yaBl5PP
そんなにすぐって程でもなかったと思うけど…
699 :
名無氏物語:2009/02/04(水) 12:37:58 ID:sYUAQiEr
源氏の君が御息所を口説き落とし、夕顔と出会い
マラリヤで寝込んで回復してから手紙やり取りしてるんだから
軽く一ヶ月は経ってるな
700 :
名無氏物語:2009/02/04(水) 13:28:11 ID:RUOMqzul
わらは病みってマラリアのことなのか・・・
701 :
名無氏物語:2009/02/04(水) 19:44:13 ID:u5d8xluf
>>689 最初の正室葵上は父左大臣の邸に生涯住み(源氏が婿入り)、
源氏の邸に引き取られることは一度もなかった。
六条院ができたときまで長生きしたとしていてもどうだったろう?
誇り高い葵上は源氏の想い人たちと住むのを嫌がり、来なかったんじゃないかな。
そう考えると、六条院にいたのは他に身寄りのないいわば源氏の妾たちということになる。
正式に結婚していない紫上も、花散里と同様に源氏の妾。
源氏の正室女三宮のみは、内裏に源氏が婿入りするわけにいかないので六条院に降嫁してきた。
しかも、これすらも、本来なら父である朱雀院が寵愛の皇女のために里内裏の一つでも明け渡して
そこに源氏を婿入りさせても良かったようなもの(朱雀院にはそれくらいの経済力はあるわけだし)。
そう考えると、六条院に入居した女性たちはみな「のこのこと源氏の世話になる」
経済力のない妾たちだったということになる。
しかし、余程親に恵まれた姫君でなければ、平安の世にも女性たちは男の経済力に頼ったわけだし、
花散里だけが特に問題があるようにも思えないが。
花散里に限らず、出家後に六条院に迎えられた空蝉なども、すでに源氏と体の関係はなかっただろうし。
702 :
名無氏物語:2009/02/04(水) 20:02:14 ID:JTw714Wl
長年源氏の一の人と周囲からも遇されてきた紫の上、
三宮が降嫁した時の心情を察すると切なくなる。
「おなご」って女業と書くんだってね。
つくづく女って業が深いゆえの苦しみを
味わわねばならないんだと思った。
当時宮中で法華経が広まった理由の一つに、
女人成仏が説かれていたということもある。
だからこそ、女性達はこぞって出家したんだろうな。
703 :
名無氏物語:2009/02/04(水) 20:55:32 ID:RpDL7Jnv
>>701 源氏の愛人たちが住んでる六条院によく三宮を降嫁させたね
六条院がそれだけ広大だったということもあるかもしれないし
わざわざ女好きな男に嫁がせるわけだから
朱雀院も源氏の貞操はあまり気にしなかっただろう
かえって寂しい別御殿を建てさせて三宮一人置いておくより
源氏が常にいる六条院のほうがいいということだろうね
704 :
名無氏物語:2009/02/04(水) 21:00:34 ID:RpDL7Jnv
>>701 一時期だけでも関係があった女たちが荒れた家に寂しく暮らさせるようなことをしたくない
という源氏の中年以降に芽生えた博愛主義からだね
705 :
名無氏物語:2009/02/04(水) 23:29:00 ID:sYUAQiEr
平安を語るのに妾という言葉はものすごい違和感があるなあ…
おおっぴらにできない恋人、というのはいるが
おおっぴらに関係&同棲していれば「全員」妻、
その中で特別扱いを受けるのがいわゆる「北の方」、程度の感覚なんだよなあ。
そもそもあの時代、自前の所領を持つ女院級を除いて
夫の世話にならない妻は稀だったわけで…
(若い夫の世話をするのはあくまで妻の両親、
老後はやはり年配の夫が若い妻を世話するのが標準)
やっぱり現代との感覚の隔たりが大きいな。
>>702 >女業
ノシ∩ ヘェーヘェーヘェーヘェー
ひとつ勉強になたt。
こりゃ覚えやすい。
706 :
名無氏物語:2009/02/05(木) 08:45:21 ID:W8rV4zUN
手つきの女房とか浮舟みたいなのは、妻じゃなくて召人だけどね。
さすがに妻とは周りが認めないし、そう言う扱いもしない。
707 :
名無氏物語:2009/02/05(木) 13:27:36 ID:GjdJueJb
三宮好き!
あさきゆめみしの中で小侍従が
「宮さまは世間とは別の空間の中でおられるみたい・・・」
っていってたのが印象的。
いわゆる不思議ちゃんだったんだろうと思う。
708 :
名無氏物語:2009/02/05(木) 16:12:13 ID:aERa91Va
源氏に手痛い思いをさせることができるのは
こういうキャラの女性だったのかとすごく感動した
709 :
名無氏物語:2009/02/05(木) 20:04:34 ID:n4IAUepJ
>>703 >源氏の愛人たちが住んでる六条院によく三宮を降嫁させたね
源氏の正妻に相応しい身分の女性がいないから出来たことだと思う。
紫の上ですら、正妻格であって正妻ではない。
あくまでも「対の上」でしかない紫の上に対し、女三宮は正妻として寝殿に
輿入れしてきたからね。
710 :
名無氏物語:2009/02/05(木) 23:32:53 ID:NsGXPDps
北大西洋条約機構(NATO)
711 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 01:58:53 ID:4vt3BXLH
女三の宮「ぼぉーっと生きてて何が悪い。余計なことをするな小侍従」
小侍従にとっての幸せと女三の宮にとっての幸せの形は違うんだよ。
こういうのを”非処女の優越”とか”幸せの押し売り”と世間では言う。
712 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 08:14:48 ID:S47uVEWk
いわゆる近所のおせっかいバアのことですね
713 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 16:59:33 ID:rEjWC4g/
女三宮が降嫁してきた時の紫の上の嘆きが良くわからない
もともと自身の身分が高いわけではないし(夫の力になるものが無い)
光源氏の子供を産んだわけでもない
子供の時連れてこられていつの間にか妻になったというのも
軽ろんぜられてもいい関係(本人の意思ではないことだけど…)
それでも正妻扱いなのはひとえに源氏寵愛のたまもの
自分の身分が脅かされない女の人との関係では嫉妬位ですませてた
女三宮が来て正式な正妻になることをあれだけ嘆くのは
逆に自信がありすぎたというか思い上がっていたのではないかと…
源氏の繁栄を願うなら皇女を正妻に迎えることができたことを
喜ぶまでは無理としても普通に納得するべきなのではと思う
714 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 19:06:53 ID:J8aC10an
女三宮が来るまでは六条院で最も血筋が良くて地位も高かったことに加え、
今をときめく東宮妃の養母でもあった。
自他共に源氏の正妻として認められていると思っていた。
源氏が内親王を妻に迎えればそれが崩れてしまう。
女三宮以前にも朝顔斎院にも同じ危機を抱いていた。
源氏に最も愛され重んじられた女=正妻というのが、彼女の誇りであり、拠り所だった。
だから嘆いたんだと思う。
715 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 19:09:29 ID:S47uVEWk
源氏が自分を通して、求めてやまぬ藤壺や実母を見ていることに
気付いてしまったことで、自分や藤壺に血縁のある
三宮の降嫁に激しく失望・落胆したんじゃないかな?
はかなく変わりやすい人の心(源氏の寵愛)だけを頼りに
生きていかねばならなかった紫の上。
当然、源氏の繁栄を願っていたと思う。
ただ、頭でわかっていても心では割り切れないもんだよ。
716 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 19:36:39 ID:eY0uuhac
>>713 そういう不安定な身の上だからこその嘆きだと思うけどな。
思い上がっていたのなら女三宮の降嫁を脅威には感じないのでは?
717 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 19:41:24 ID:Ww1yEMYG
>>713 「若菜上」で、源氏が女三宮を迎えることを聞かされた時、
紫上はあっさりとこのことを了承したので、源氏は気味悪がったというくだりがある。
紫上はこれまで、自分より身分の低い女性に源氏が些細な浮気心をおこすのにも全く許せないと思って、
やきもちを焼いたが、今回の話は自分がやきもちを焼けば源氏を取り戻せるという類のものではないと
理解して表向きは了承する。
ただ、頭では源氏の正室女三宮に遠慮しなければならないと分かっていても、
夜がれだの、こちらから正室に挨拶に伺うなど、慣れないことをしていると
体がついていかず、それが嘆きとなった。
ただ、女三宮の降嫁以降、紫上は常に源氏の前で泣いてばかりの「あさき」はやりすぎ。
母代わりの明石中宮の子が東宮に立ったり、今上帝の皇女女一宮を手元に引き取ったりと
紫上は源氏とともに我が身の栄華をかみしめており、六条院は新しい正室女三宮を中心に
表向きは平穏を保っている。
>>714 女三宮の降嫁がなくとも紫上は源氏の正妻にはなれなかっただろう。
源氏自身、紫上を正室の扱いをしたことは一度もなかったし、
(紫上と源氏が正式な結婚をしていないこともさることながら、
六条院でも本来正室が住む北の対にはけして紫上を入れず、
紫上に与えられたのは花散里や明石方と同様の「町」の一つにすぎなかった)
女三宮降嫁の場面でも、源氏は常日頃から我が身は身に余るほどの栄華を得たが
(上皇待遇まで受けている)女のことでは不十分なことが多い、と言っていたという
内容にもつながる。
源氏が六条院に迎えたのは素性が分からなくはないとはいえ
生計のたたないいわば身分の低い女性たちばかりで、
紫上はその中では第一の地位にあると自負していたというだけで
源氏も世間一般の人も紫上を正室だとは見ていなかったから。
718 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 21:02:14 ID:adrwJTrr
源氏ってやなヤツだなw
紫が若いころならまだ自信持てたかもね。
30代を過ぎた自分と、まだ10代の女三宮を
比べたら、若い子に目がない夫がどんなに
そちらに傾いていってしまうかわかりすぎて
辛かったのもあると思う。
719 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 21:39:38 ID:T0XF9uZb
>>717 源氏の死後、三宮と薫が三条殿に移った後
六条院北の対寝殿には誰が住んでいたの?
720 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 21:54:10 ID:eY0uuhac
源氏は六条院の春の町の寝殿に住んだんだよね?(紫の上は東の対)
>>717の「北の対には紫の上を入れなかった」というのは
春の町の寝殿の北の対ということなんだろうけど
次の行の意味がよく分からない。
721 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 22:06:49 ID:T0XF9uZb
>>713 難しいなあ
紫の上としても言い分はいくらもあるだろうし
本来少女のとき美少女ぶりに魅入られた源氏に誘拐同然に引き取られ
最上の女性になるよう教育というより調教されてきた
最初がそれだから世間体的にもまともな結婚は成り立たなかったろうし
源氏も紫の上と正式に夫婦になろうとしなかった
それどころか自分は出世においては極めたが女においては極めてない、などと自嘲的に言う始末
これはかなり紫の上に対して失礼な発言だと思う
女三宮を迎えた源氏の本心は女においても極めたかったという野心があった
紫の上だって最初から明石上や花散里同様、愛人として源氏と関係を持って六条院に入っていたら
別に正妻でないことに不満も歎きもなく、泣いてばかりでじめじめしなかったかもしれない
これまで正妻のようにほかの愛人たちとは差をつけて扱われたから
正式な結婚はしていなくても自分は正妻と思っていたら
紫の上はプライドずたずただったろう
三宮が出家したことでまた源氏は紫の上の元へ帰るとはいえ
もう紫の上は出家しか望まなかった
722 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 22:17:00 ID:nicZmTIi
紫の上と源氏は正式な結婚ではないの?
三日夜の餅も枕元に用意してたし、実父に知らせた上で裳着も盛大に行って、
出自を整えてたよね。
正妻とは言えなくても世間的に妻として認められてなかったら、源氏不在の間に身ぐるみはがされてたと思うけど。
723 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 22:43:52 ID:nz/PGEy9
>>711 >”非処女の優越”
おい待て、女三宮は人妻だぞwww
>>713 中国の妻妾についてなら、すらっと通る意見なんだけどね。
正妻が率先して夫に妾世話するのが美徳だった時代があったから。
724 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 23:05:13 ID:K/lUrbgZ
>>722 妻ではあっても正妻として認められていなかったってことだろう。
平安時代は妻はたくさん、妾も大勢、でも正妻は一人ないし二人だった。
紫は妻であっても葵や女三宮のように正妻ではなかっただけのこと。
>>723 中国の場合は夫に息子=跡継ぎがいないと、夫の同族からの養子が家を継ぐから。
同性不娶の中国では、妻と夫が同姓の同族というのが有り得ず、その養子は赤の他人。
妾の子供なら嫡母の地位をキープ出来るけど、夫の養子はその関係が成り立たない。
子のない妻は自分の老後の為にも率先して妾を薦めていた。
源氏の地位は安泰、その息子夕霧も同じく、自分も一の妻として遇されている、
お国柄は別としても、源氏の掌の上で憂いらしい憂いのなかった紫とはケースが違うからなんとも・・・
女三宮の降嫁さえなければ、源氏の手の中にいるに過ぎない自分の地位の脆さに気付くこともなかったんだろうけど。
725 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 23:25:40 ID:nz/PGEy9
>>724 女三宮の降嫁さえなければ、源氏の手の中にいるに過ぎない自分の地位の脆さに気付くこともなかった
紫の嘆きは、女三宮への複雑な感情もあるだろうが
それに気づかされてしまった事が大きい気がする
それこそ、我ながらいつ習ひけるぞってもので。
726 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 23:26:08 ID:nz/PGEy9
727 :
名無氏物語:2009/02/06(金) 23:53:15 ID:/DgpNbNw
>>721 何も難しくないと思うが。身分の高い人を正妻と迎えたからには
粗末に扱えない、必然的に自分と過ごす時間は減るだろうと
瞬時に理解しただけじゃね?
728 :
名無し物語:2009/02/07(土) 00:18:35 ID:5piG3Gcw
>>724 正妻=正式な結婚
その他の妻=正式な結婚じゃない
という認識の人が多いようだから書いたんだけど。
かげろう日記の作者だって正妻格ではないけど兼家とは正式に結婚していたし、
現代の感覚で話をしてるのに違和感があるんだよね。
729 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 00:45:45 ID:yZ0iAyKK
現代の妻と、当事の妻を明確に区別する枕詞でもあればいいのにな…
「女房の」妻、「妹背の」妻とか。
…よけい混乱するか。
730 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 01:16:34 ID:KK3MnECD
匂宮にとっても正妻は六の君、愛妻は中の君
731 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 01:38:21 ID:yZ0iAyKK
愛妻って呼び方区別にいいな
正妻でもないが妻、愛妾ではなく正式な妻ってのが一発でわかる
732 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 02:43:01 ID:5Ja6nD77
正妻になるには正式な結婚の他に、源氏に相応しい身分で世間に認められるっていうのを満たしてなきゃいけないってこと?
女も極めたいって、源氏は妻達にかなり失礼だよね。
藤壷の身代わりみたいに紫の上を誘拐して自分のいいように育てておいて。
花散里だって実姉が帝の女御ってことはそれなりの身分だろうし、生きてたら降嫁はなかっただろうけど葵の上よりもやっぱり皇女がいいってことじゃん。
源氏に今までの行いのバチを与えたって点では女三宮大好き。
733 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 06:42:31 ID:ziIkjOBg
中の君には「後見人」がいない
八の宮が生きていれば匂宮の正妻となることも可能だったけど
浮舟は母方の身分が卑しいため、最初から正妻となるには足りない妾
雲隠六帖では、
内大臣となった薫の君が中の君の後見人となることで、中の君は正妻・六の君と同等となり、
女御のち中宮へと(六の君は皇后、息子は東宮となり即位して皇太后に)
中の君が、薫の三条の自宅に宿下がりした際、
薫は中の君と密通して、子供を授かる
その子は後に病気で亡くなり、中の君も後を追うようにして亡くなってしまう
薫と浮舟は夢浮橋から10年後に再会して、浮舟は薫の妻となり子を儲ける
匂帝は薫に嫉妬してだんだん疎遠になるが、
最後は、薫が正妻・女二の宮との間に生まれた長男にすべてを任せ、浮舟と共に出家する
薫に去られた匂帝はたいへん寂しく想い、横川の僧都に相談するのだが、
もののあはれを説かれ、人生とはそういうものかと匂帝ははじめて得心する
匂宮が執心だった、紅梅のところの宮の御方だかは、
匂宮に浮舟を奪われたことを苦々しく思っていた薫によって、先に手込めにされる
この姫を薫に奪われたことと、浮舟が薫の妻となったことが、匂宮と薫を隔たらせた原因となった
中の君は、結局最後まで夫・匂宮より薫の方を愛していたのはなんとも皮肉
734 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 07:19:20 ID:sjkxDwSU
>>732 源氏は自分も皇子のせいか皇女を妻に是非と望んではいない
身分でも美貌でも最高の女性を妻にしたがって自滅した柏木とは違う
私はひそかにこれだけ女性と付き合ったのにまだ美貌の点で最高の女性を妻にしてない、ということだと思ってる
源氏はどっちかというと女の見方が上っ面であまり深く考えず手を出すほうだし
紫の上は綺麗にはなったろうけど飛び抜けた美女にはならなかったんじゃないかと
よく10代でデビューして最初はすごい美少女だったのにそのわりには美人には成長しなかった女優や女性タレントいるけど
あんな感じだったのかなと
735 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 10:20:03 ID:9a3tFlsa
>>734 源氏が生涯思慕し続けた藤壺は内親王。
源氏は父桐壺帝が没した後后だった藤壺をもらい下げできるのではないかと
画策していた時期があり、皇女を妻に望んでいなかったというのは疑問が残る。
源氏が高貴なものを追い求める姿は柏木と通じるものがある。
もっとも、柏木と異なったのは、源氏もまた柏木と同様高貴な藤壺と密通しながら、
源氏を寵愛する父桐壺帝が息子源氏を追い詰めなかったというだけのことだろう。
源氏は藤壺の幻想を求めて元東宮妃の六条御息所に手を出したり
朝顔斎院に求婚したりするが、うまくいかなかった。
内親王にして美女、母のように源氏を接してくれる年上の女性藤壺を追い求める源氏にとっては、
身分も藤壺よりはるかに劣り、源氏の浮気に対して母のような愛とはほど遠い嫉妬を見せる紫上は、
必ずしも源氏をすべて満足させるものではなかったということじゃないのかな。
736 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 10:50:11 ID:9zbQZcMO
明石から戻った後の源氏は一皮剥けたというか
かなりの野心家に変わった
頭の中将を出し抜き藤壺と結託し
持ち駒の女君を次々入内させ皇室との関係を強くしていく
今さら自分が皇女を娶ることになるとは思ってはいなかっただろうけど
十分に満足できる申し出だったと思う
737 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 13:00:59 ID:h+1EiFRj
左大臣(頭の中将)は退位した後、
どうなっていつ没したのかな?
738 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 13:19:31 ID:yZ0iAyKK
739 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 13:32:19 ID:DzvtjQxC
>>733 匂宮なんか悲惨だねー・・・帝にまで
なったのに、女関係では
薫に全部持っていかれたのかw
740 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 14:35:22 ID:khAm91AI
741 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 21:29:28 ID:sjkxDwSU
源氏と柏木は似てるけど
最上の女性を求める方向性というか視線は全く違うように思う
源氏は藤壺に似た女性であることや
自分の高い身分と地位に対して相応しい女性を求めている
一方柏木はとくに理想の女性があるわけでなく
とにかく世間の評判の高さや権力者への憧れが強く
そういう人が可愛がっているのだから最上の女性に違いないと他人の噂だけを頼りに思いこんでしまうタイプ
742 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 22:04:53 ID:yZ0iAyKK
>>741 >他人の噂だけを頼りに思いこんでしまうタイプ
この時代、筒井筒な仲以外全部そうだぞ?
ついでにこのスレのメインである女三宮に限って言えば、
源氏も柏木も同じ穴の狢だぞ?
743 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 23:27:09 ID:IZ7lCjGJ
宮中の女官や女房と公達たちはお互いに顔や性格を知っての色恋も
ありだけど、深窓の姫が相手だとまずその人の噂を聞くところから恋が
始まる時代だからね。
柏木は「皇女を妻にしたい」って思い込んでたらしいのに、玉鬘にも
求婚してたのがよくわからない。恋愛の対象になるような皇女は
女三宮以外にいなかったんだろうか。
744 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 23:34:24 ID:sjkxDwSU
噂だけを頼りに恋愛してたわけではないでしょうね
まず深窓の姫君は基本的に恋愛はしない、ましてや不倫なんてとんでもないし
最初はどういう人かそれとなく知り、そこから文なり姿は見ないまでも語り合ったりで恋愛に到ることはあるでしょう
745 :
名無氏物語:2009/02/07(土) 23:50:56 ID:sjkxDwSU
>>743 玉鬘は一時期、スターみたいにもてはやされていたから
ミーハー柏木にとってはそういう華やかな女性を得たかっただけで
玉鬘に恋していたわけじゃない
後で玉鬘が髭黒と結婚したときにもあんな素晴らしい女性は帝と結婚して当然なのにあんな男の妻になってしまって、と
下らないことを言って夕霧に?と思わせている
柏木の頭の中はすべてがそうなっていて自分の意識のみで女性を判断できない脆さが後の悲劇と破滅へつながるのかもしれない
746 :
名無氏物語:2009/02/08(日) 00:14:37 ID:ej+xDaAh
>>743 皇女を正妻にしたかったのは確かだが、
他の女を妻にしたくなかったわけじゃないって事だろう。
747 :
名無氏物語:2009/02/08(日) 03:33:19 ID:/45PYkut
まあこの時代、、、、、、
貴族は週に1度もお風呂入らなかったし(しかも蒸し風呂。髪は月1とかで植物の粉でこすって濯ぐだけ)、
お化粧は鉛白粉(なまりおしろい)にお歯黒で、
女性は10kg近い装束をごわごわと着込み、
エッチするときは月明かりで手探りという。。。。。
(照明器具は、燈台、燭台、燈籠があったけど)
ロウソクのような薄明かりに、
ぼーっと浮かび上がった顔面真っ白・歯は真っ黒・140cmくらいの痩せた体に夜着を着込み・
しかも姫君はマグロ。。。。。。。。。。。
想像してみようw
しかもトイレはオマルだ。。。。。。
(女房が香を炊き、姫君は跨って用を足し、女房が尻を拭いて、汚物を捨てに行く)
>>743 源氏と柏木は同じ穴の兄弟だな
穴兄弟!
748 :
名無氏物語:2009/02/08(日) 08:55:33 ID:m2lReZi3
女房が拭いてたのか
下痢のときイヤだったろうな
749 :
名無氏物語:2009/02/08(日) 10:47:19 ID:Z9hm9MEG
近江の君が便所掃除でもなんでもやりますって言ってるんだからトイレはあったんだろうね。
750 :
名無氏物語:2009/02/08(日) 14:17:37 ID:9Izb2uy5
トイレは箱みたいなものだよ
751 :
名無氏物語:2009/02/08(日) 16:34:11 ID:XDZ2y+Gp
>>745 別スレでは慎み深く慎重な人ともてはやされている夕霧も
玉鬘に言い寄っているのは柏木と同様ミーハーだったからかい?
若い女性と聞いて言い寄らないのが男の恥、みたいな時代にあって、
夕霧も源氏も柏木も狙った獲物を自分で手に入れたかっただけでは?
源氏もわずか12歳の時に据え膳された葵上は極上の姫でも夜離が続いていたし、
柏木も与えられた妻落葉宮には興味を示さなかったし。
夕霧もたまたま禁じられた恋の雲居雁と結ばれたからよかったようなものの
父源氏のすすめに従って縁談を持ってくる貴族たちのもとへあっさり婿入りしていたならば
正室とは夜離れで理想の女を求めて源氏や柏木のような過ちを犯してたかもしれんし
752 :
名無氏物語:2009/02/08(日) 16:56:50 ID:17cwFQCk
>>748 そういうこと考え始めると
どんなに美しく気高く神秘的な女君も
台無し・・・w
753 :
名無氏物語:2009/02/08(日) 17:14:26 ID:ZzQVBsEn
七五三
754 :
名無氏物語:2009/02/08(日) 17:36:35 ID:m2lReZi3
知れば知るほど幻滅するのが平安時代
755 :
名無氏物語:2009/02/08(日) 22:44:46 ID:ej+xDaAh
あと千年立てば、現代のどんなアイドルスターも幻滅されてるさ
それが文明のギャップの面白さ
756 :
名無氏物語:2009/02/09(月) 06:28:01 ID:hoH9snZl
平成20年に光GENJIのガラスの十代を聴くようなものだなw
757 :
名無氏物語:2009/02/09(月) 08:05:54 ID:ZPEgxr5k
現代はそれほどでもないんじゃ?
インフラもきちんと整備させてるし。
平安時代は、雅なものと不浄なものとのギャップが大き過ぎ。
758 :
名無氏物語:2009/02/09(月) 16:07:06 ID:e74ZZHhU
名古屋
759 :
名無氏物語:2009/02/09(月) 20:27:22 ID:sQFXNvwp
>>757 これから1000年の間に、平安→現代ほど文化が激変して、
汚物という概念すらないほど文明が発展したらどうなる?
人の住む場所にかならずトイレ=御不浄があって、
そこで排泄した後、手を水で洗って清める、という文化を
1000年後の人間は「なんて不潔な」と思うかもしれないだろ?
現代文化を基準に1000年前の衛生状態を批判するのは
小中学生並の浅薄なレスと思われても文句言えないよ、って話。
(汲み取り便所の話聞いた小学生がうえー、ばっちい!って大はしゃぎするレベル)
VIPやニュー速なら何も言わんが、この板住人なら
昔の話なんだから衛生状態は悪くて当たり前、と理解した上で、
それはそれとしてその時代なりの文化(ゆすらで髪を洗ったり、
香をたきしめたり)を話の種にレスしてもらいたいもんだ。
>747ぐらいきちんと考察できてれば文句のつけようもないんだが。
760 :
名無氏物語:2009/02/09(月) 20:37:30 ID:GVRMNIZg
>この板住人なら
> 昔の話なんだから衛生状態は悪くて当たり前、と理解した上で、
>それはそれとしてその時代なりの文化(ゆすらで髪を洗ったり、
> 香をたきしめたり)を話の種にレスしてもらいたいもんだ。
には激しく同意だが、
>>759は
>>747なんだろうなあ…
761 :
名無氏物語:2009/02/09(月) 21:30:47 ID:LiDoeFIP
臭いについてなんだが
お香ってへたなトイレの消臭剤よりも効果あるよね。
当時は香をたきしめるのがデフォだったから
ご不浄の臭いなんかはきっと気にならなかったと思う。
762 :
名無氏物語:2009/02/09(月) 21:39:28 ID:sQFXNvwp
763 :
名無氏物語:2009/02/11(水) 00:14:04 ID:+TZcYrQL
>>751 夕霧は源氏や柏木と違って紳士だし優しくて誠実だから例え雲居雁と結ばれなくて
別の女性の婿になってもそれなりにその女性に優しくして決して愛してないからとか容姿どうこう失礼なことで邪険に扱うようなことはなかったと思う
その妻もいい女性だったら何人も子供を作って幸せな家庭を作ったろうし
雲居雁がもし東宮妃になってたら絶対過ちは犯さないで遠くで見守ったと思うな
764 :
名無氏物語:2009/02/11(水) 06:50:11 ID:4TiPGg8q
花散里が義母になってよかった
765 :
名無氏物語:2009/02/11(水) 09:16:34 ID:3LsPcu8a
766 :
名無氏物語:2009/02/11(水) 09:57:19 ID:ebGhMYbm
花散里の心根の美しさは見習いたいところ
謙虚さ・思いやり、女性に必要なものがすべて備わっている
かの女性こそ、まことの女人であろうのう!
767 :
名無氏物語:2009/02/11(水) 11:57:58 ID:ifY1WHn9
>>763 雲居の雁の東宮妃としての入内は、父親の頭の中将が夕霧との仲を知って
すっかりあきらめてたから多分ありえなかったと思うよ。
今上が帝位についたら尚侍として後宮に入れる、とかならありそうだけど。
768 :
名無氏物語:2009/02/11(水) 12:21:51 ID:1QxQ/uby
>>767 内大臣は夕霧の元服後、夕霧との仲を噂している女房たちに、
くれぐれも姫の将来のために他言しないようにと釘をさして
雲居雁を予定通りに手元に引き取っている。
源氏が堂々と通い、父の右大臣も娘のために結婚まで申し込んだのに
源氏が断ったために尚侍として朱雀帝に侍らざるを得なかった朧月夜とは違うよ。
夕霧と雲居雁の仲を知った後も、女房達に口止めをし、
長姉弘徽殿女御のもとへ雲居雁を行儀見習いにまで出している内大臣は、
とても雲居雁の入内をあきらめていたとは思わない。
現実に、内大臣に引き取られた雲居雁のもとへ、
源氏が朧月夜に通ったように夕霧が忍んで行くことは全くなかったしね。
雲居雁を夕霧にやる気になったのは
若いころから好敵手だった源氏が、自分など手も届かないような出世を遂げたためだろう。
源氏が後見する娘の明石姫君を前に、雲居雁などどんな酷い扱いを受けるかがわかるようなものだし、
ましてやお喋りな雲居雁つきの女房から雲居雁の過去がばれたらどのようなことになることか、
と考えて夕霧に折れた。
現実に、内大臣は明石姫君の入内準備ではやる人々の様子を見て不愉快に感じたとあり、
この時点で雲居雁の東宮妃入内をあきらめて明石姫君の入内を祝福するようなことにはなっていない。
769 :
名無氏物語:2009/02/12(木) 09:34:02 ID:Qy6+lmIQ
ヘタレども必死だなwww
770 :
名無氏物語:2009/02/12(木) 12:42:52 ID:U6cm5iC3
>>768 「乙女」で雲居の雁を引き取ると決めた日に、頭の中将は
「いふかひなきことを、なだらかに言ひなして、さてもやあらまし、と
思せど、人の御程のすこしものものしくなりなむに、かたはならず見なして、
その程心ざしの深さ浅さのおもむきをも見定めて、ゆるすとも、ことさら
なるやうにもてなしてこそあらめ」って既に夕霧を雲居の雁の婿に取る事を考えてるよ。
夕霧が雲居の雁の元に通わなかった心情については、
「しばしつらかりし御心を、憂しと思えば」「あさみどり聞えごちし御乳母どもに、
納言にのぼりて見えむの御心深かるべし」って原文で説明されてる。
>夕霧との仲を噂している女房たちに、
くれぐれも姫の将来のために他言しないようにと釘をさして
雲居雁を予定通りに手元に引き取っている。
予定があったって原作に書いてないよ。夕霧との仲を知った頭の中将が急遽本宅に移すと決め、
大宮を驚き嘆かせてたはず。女房たちへ言った台詞は
「隠し切れないだろうが、お前達はせめて嘘だと言ってくれ」だし。
>長姉弘徽殿女御のもとへ雲居雁を行儀見習いにまで出している
雲居の雁を「一時的に宿下がりさせた弘徽殿女御の相手」として引き取る形にした、
でしょう。近江の君のように側に上がらせて行儀見習いに出したとは言えない。
明石の女御を入内させた時の身分は太政大臣で、内大臣の頭の中将が雲居の雁入内
を考え付いた「乙女」の巻と同じ。酷い目に遭わされるかも〜というのなら、
最初から入内自体考えないと思う。
771 :
名無氏物語:2009/02/12(木) 20:00:48 ID:UVxAWNWc
これだけきっちり原文を引いてあると、わかりやすくていいな。
正直、この辺流し読みしかしていなかったから
どっちが正しいんだ?って混乱してた。
772 :
名無氏物語:2009/02/12(木) 21:11:31 ID:us4cM/Cc
>>768 軽薄で慎みがない朧月夜が好きになれないからあのあたりはよく読んでないんだけど
源氏は関係を持ちながら朧月夜との結婚を右大臣に請われたのに拒んでいたの?
それは知らなかった
結局あんなに危険を冒して通ったのに本気じゃなかったんだね
773 :
名無氏物語:2009/02/12(木) 21:15:41 ID:0/bahHa+
スリル込みの恋愛だったのかもね
774 :
名無氏物語:2009/02/12(木) 23:23:33 ID:N/qzFMAw
>>770 『あさきゆめみし』しか読んでない人達にそんな事言っても無駄だよw
775 :
名無氏物語:2009/02/12(木) 23:31:43 ID:UVxAWNWc
漫画で古典読むのが悪いとは言わんが、
専用スレがあるんだからそっちでやれよは思うな…
最低限でも、原作が改変されてる部分は原作優先しろよと
776 :
名無氏物語:2009/02/13(金) 16:59:32 ID:xgD5tIZN
女三宮の性格が祖母似でこき殿女御のような性格していたとしたら、
源氏は若妻に尻にひかれ、紫の上諸々の女性は避難する形で出家している?w
777 :
名無氏物語:2009/02/13(金) 20:08:34 ID:dlo/rG19
>>776 その方が幸せだったかもしれんな、紫の上
778 :
名無氏物語:2009/02/13(金) 22:26:24 ID:bE6jhaGF
女三宮が玉鬘くらい利発で優れた娘だったら、
源氏は紫の上の出家を止めなかったかも知れない
子供ぽんぽん生んでくれるし
779 :
名無氏物語:2009/02/13(金) 22:42:51 ID:MbJN4+wC
>>778 そんなに賢くて優れた姫だったら朱雀帝はまず希代の女たらしの源氏には嫁にやらなかったと思う
780 :
名無氏物語:2009/02/15(日) 10:42:42 ID:C+y+5Fla
>>779 朱雀帝は娘の幸せを考えて源氏を婿に選んだはず。
「あさき」は紫上を極上のものとするあまり
紫上の敵である女三宮は源氏の愛を得られないばかりか、
人間として非常に劣っていた、という設定でかいてあるけど、
原作ではそんなことはないし。
源氏は女三宮を愛していたしね(原作では)。
女三宮が源氏から琴を習っているのを女三宮が劣っていたせいだ、という人がいるけど、
原文には源氏は紫上や明石姫君には琴を習わせてなかったので女三宮にひいてもらうのは
琴がいいだろう、と選んで教えているので、
紫上にいたっては琴が弾けなかった設定になっている。
薫が後見のいない中の君の出産のための衣装を送ってやろうと考えた際、
まず母の女三宮にあまった衣などはございませんか、と頼り、
女三宮もかいがいしく息子の薫のために世話を焼いている。
薫も困ったときには母女三宮を頼ったし、女三宮が息子の薫に見せる愛情は
他の母親と変わらないのに、「あさき」は都合が悪かったみたいで省いてるんだよね。
今上帝が娘の女二宮を薫に嫁がせようと考えたとき、
臣下の男に嫁いでは内親王が軽くみられるのではないか、と危惧すると、
三条宮(女三宮)は臣下の源氏に嫁ぎましたが、今でもあのように世の尊敬を得ているではありませんか、
と周りの者が回答するくだりがあり、宇治十帖の原文では源氏亡きあとの女三宮は
仏道に明け暮れながらも世間からの評判は非常に良かったように書かれてある。
長文になってしまったが、「あさき」と原文の女三宮は相当違い、
原文では別段女三宮を貶めていないということを言いたかったので。
源氏が紫上の出家に賛成しなかったのは、親兄弟とは絶縁状態、実子はないという
まさに孤立無援の紫上に対する同情からだから。
(原文にも源氏は紫上が自分の側を離れたら誰も彼女を世話をする者がいない、と言っているから)。
781 :
名無氏物語:2009/02/15(日) 13:56:08 ID:7vP9SKMK
>>780 ・源氏が女三宮に琴の琴を教えたのは、女三宮が朱雀院の元で琴の琴を習ってたから
・>紫上にいたっては琴が弾けなかった設定になっている。 ←そこはちゃんと「琴の琴」って書かないと
・「宿木」冒頭の今上が薫と女二宮の結婚を考えついたのは今上の独断(取り巻きはいない)
原本は何本を読んでるの?内容が青表紙系とは違う気がするんだけど。
782 :
名無氏物語:2009/02/15(日) 14:02:09 ID:jUsckdWS
ボクが源氏の君で、40越えて女三宮と結婚したら、どろどろハマリそうだ
やっぱり若い娘はいいよね〜
どんなに経験積んでも、若さの魅力には勝てないよ
783 :
名無氏物語:2009/02/15(日) 21:30:32 ID:hpNLoSYm
>>780 もしできたら原本出すついでに原文引けるだけ引いてくれ
コミックス「だけ」を参考に女三宮をくさす
底の浅いレスにイライラしてたので正直スッとした
よく言ってくれた
784 :
名無氏物語:2009/02/16(月) 00:27:08 ID:xb4yI1E/
>>782 女を出自や若さや美貌といい上っ面でしか判断できない卑しい軽薄な男の本性は本当に嫌ですね〜
少しは夕霧を見習って欲しいな
785 :
名無氏物語:2009/02/16(月) 00:28:49 ID:xb4yI1E/
内面性こそ女の美徳とわかる夕霧は実は最も女好きかもしれない
786 :
名無氏物語:2009/02/16(月) 00:46:41 ID:xb4yI1E/
>>780 長文のわりにはどのへんが原作と違うのか具体的な記述が全く書かれてない
以前にもあさきの女三宮が陰気で白痴のごとく書かれているとえらくご立腹のカキコされた女三宮が好きでたまらない方いたけど同じ人?
私はかなり原作に近いと思うのだけど
字さえ年のわりには幼くてたどたどしくしか書けないでお嫁にきた女三宮
琴も源氏がそれは苦労して仕込まねばならなかった
これに紫式部は何を言おうとしていたか
また高貴の女性にあるまじき軒先に突っ立っていたお姫様というはしたなさを描いたのもあさきではなく紫式部
その上で非常に男(特に中年男)にフェロモンを撒き散らす魅力にあふれた三宮
夫源氏は40代後半、柏木も30を越えていたわけで20そこそこの若い宮は中年男しか縁がなかった
787 :
名無氏物語:2009/02/16(月) 01:03:46 ID:xb4yI1E/
あさきでは愛してもいない柏木に何度も大胆に身を任せる三宮は愛情はなくても性に飢えた女性なのかな?と思わせる描きかたをしている
柏木と密通がバレてるのに源氏にもまだ抱かれることを期待している雰囲気さえあり一連の三宮はとても淫靡
源氏に邪険にされると自分がしたことの罪の意識もなくひどいと泣き出す。
原作はここまで淫らではないし何も考えてない女性で通して欲しかった
788 :
名無氏物語:2009/02/16(月) 12:17:29 ID:Mqu5coAV
どうしても原作と漫画の比較がしたいならせめて原典引いてやれ
ここは漫画スレじゃない
789 :
誘導:2009/02/16(月) 12:40:49 ID:kEYh4bob
790 :
名無氏物語:2009/02/16(月) 15:49:26 ID:zb2DWKHh
普通に原作読むと別に紫の上がヒロインではない
ここを取り違えると本質的に全然違う話になってしまう
源氏物語はラブロマンスではなくもっとシビアな生活面が多く描かれてる
791 :
名無氏物語:2009/02/22(日) 08:03:49 ID:57RQLG0W
漫画厨は消えた?
792 :
名無氏物語:2009/02/22(日) 14:44:24 ID:IP0lNV9L
793 :
名無氏物語:2009/02/23(月) 14:08:08 ID:L5ZBfGy1
漫画wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
794 :
名無氏物語:2009/02/23(月) 23:57:24 ID:olAsoKLk
愛妻の紫がもし源氏の子を沢山産んでいたら、
朱雀院は女三宮を源氏に降嫁しなかった?
あんまり関係なし?
795 :
名無氏物語:2009/02/24(火) 00:16:05 ID:i3rOyuLI
796 :
名無氏物語:2009/02/24(火) 00:29:08 ID:agB4KlZz
>795
あの時代、花盗人が多かったとはいえ
女以前の幼女をってのは確かに異常だったんだろうな
その後もひたすらひた隠しにしているし
>794
あんまり関係ないはず
797 :
名無氏物語:2009/02/24(火) 20:35:00 ID:IyJiiKvK
>>786 ・女三宮が年齢より子供っぽいということについて
原作にも女三宮が若く華やかだ、という言葉に続いてこの記述がある。
しかしながらこれは漫画とは随分シュチュエーションが違っていて
「(これくらいの子供のような少女ならば30半ばになろうとする紫上を)
けしからぬものとしていじめたりもなさらないだろう」
という源氏の安堵の感想として描かれてある。
たしかに30歳近くも年の違う少女をどう扱っていいのかわからない
老年源氏のとまどいもあっただろうが。
・軒先に立っていた
女三宮は御簾の向こう、几帳の奥にいた。
猫が御簾を巻き上げた際に姿が見えたが薄暗くてよくは見えなかったとしている。
御簾→几帳→その奥にいたのであり「軒先」は君の意識的な意訳だろうけどいいすぎ。
・源氏が熱心に琴を教える
いやいや、源氏は若紫にも文字の練習から音楽まですべて熱心に教えている。
女三宮に対してだけ「それは苦労して仕込まねばならなかった 」と書く根拠は何?
それこそ君がそう書いてある原文を探し出してきて提示するべきだろう。
原文には苦労したという記述はない。
君はかなり漫画に毒されている感じがするね。
798 :
名無氏物語:2009/02/24(火) 21:21:19 ID:agB4KlZz
几帳の端もはしたないっちゃはしたないが
軒先とじゃえらい違いだわな
799 :
名無氏物語:2009/02/24(火) 21:27:50 ID:TF/EaMAQ
当時の六条院には十代〜二十前半の妻っていなかったんだよな。
年齢的には明石中宮が近いけど、これは娘だし。
内親王の身分や血筋もそうだけど世代からして全然違うわけだから、
迎える源氏の方も結構戸惑っただろうね。
800 :
名無氏物語:2009/02/24(火) 23:16:23 ID:p7ILmc00
800ゲット・・・
801 :
名無氏物語:2009/02/24(火) 23:21:25 ID:sUNT5N4k
漫画について語られてもなぁw
802 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 00:02:47 ID:X3UwZJo0
>>797 言葉尻の些細な間違いに飛びつかなくてはならないほど
三宮をあくまで庇い抜きたい気持ちでしょうが
軒先か几帳かなどをあけつらうより
貴婦人が突っ立って男たちに姿を平気で見せるということ自体ありえないはしたなさ
そこらの女房たちではないのだから
それに原文でも小柄な体型から衣装の模様、豊かな髪が背丈より長く突っ立っている三宮の着物の裾に伸びていた様まで鮮やかに描かれている
顔まではっきり見えないのは薄暗いから当然だが
とにかくどこに立っていたよりその行為自体が貴婦人としてあるまじきとんでもないこと
女房たちは男たちを見ることに夢中でまさか姫が自分たちの後ろに突っ立ってようとは思ってもいない。
あまりのことに見てられなくなった夕霧が慌てて咳をして注意をうながし
やっと三宮は奥に引っ込んでいった
これが原文
また琴にしても朱雀に聞かせるために源氏自ら指導したがこのとき三宮21、2歳
原文には紫の上や娘の明石中宮にさえこのように源氏自ら指導したことはなかったとある
この頃でさえ三宮の様子はいはけなくおはします御有様、隠れなからましと原文どおりにあるように
このように源氏が世話をやかななったらこんなに三宮の子供っぽい有様を隠せないと人々が見ていた
とある
深く原作を読んで欲しいですね。
803 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 00:42:52 ID:Z5pa5PUf
>797も>802も、原文を直で引いてもらえないだろうか
どっちも解釈にバイアスがかかってるように見えてくる
804 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 01:00:39 ID:D2+asnon
原作って、誰の訳ですか?
805 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 01:07:15 ID:HZxt88B6
玉鬘も妻にしてれば、六条院ももっともっと華やいだだろうに
806 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 01:08:38 ID:D2+asnon
漫画だなw
807 :
名無し:2009/02/25(水) 07:47:07 ID:selDa6j4
漫画板じゃあるまいし、原作とか言ってる時点でおかしいんだけど。
あ、そうそう。
田辺聖子の新源氏は現代語訳じゃないからね。
808 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 08:00:10 ID:D2+asnon
八百屋だなw
809 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 08:57:56 ID:4Mb0NCtf
原文によると
>几帳の際すこし入りたるほどに、袿姿にて立ちたまへる人あり。
階より西の二の間の東の側なれば、まぎれどころもなくあらはに見入れらる。
軒下でないことは確か。室内の几帳の内側で彼女のいた場所はごく普通。
立っていたことは確か。普通の貴婦人では有り得ないはしたなさ。
尤も人目のない室内で寛いでいたのだから、そこまであげつらうことかな?とは思う。
人間、四六時中正装して座っているわけでもないし。
810 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 13:57:01 ID:Z5pa5PUf
身分によってはここまで問題にならなかったかもね
(浮舟あたりなら、「これだから身分の低い女は」と見下されたかもしれないが
ここまで叩かれる原因にはならなかったはず)
三宮は、身分が身分なせいで「最高級の女性でなければならない宮が
迂闊にもほどがあるだろう」って事だと解釈してる。
>>804 地の古文に、誰の訳かを添えれば完璧。
誰の訳が最良かって話に流れるかもしれんが、
ぶっちゃけ、訳の適切さで喧々諤々する方が
漫画と比較するより100倍マシだ
811 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 14:41:33 ID:0IBhC3gL
女三宮って最高級なの?
物語中もっとも申し分のない身分?
812 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 15:13:29 ID:3Uie31oe
この時点では藤壺女院と同じくらい血筋が良い女性。
813 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 15:27:08 ID:0IBhC3gL
なるほど
ならば源氏が食指を動かしたのも頷けるね。
814 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 17:23:19 ID:/XFfOjfF
立ってる女性といえば「椎本」の巻末で中の君が立って出てきて
薫のお供たちの様子を几帳から見てる場面
(まづ一人たち出でて、几帳よりさしのぞきて、この御供の人々の、
とかう行きちがひ、涼みあへるを見たまふなりけり)があるね
覗き見してた薫は特にはしたないとは感じなかったようだけど
815 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 18:41:27 ID:QdzbYEaG
夕顔なんて自分から「光源氏様かしら?」なんていう手紙出す
ありえない事してるんだけど・・・咎められない不思議さ
816 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 20:11:26 ID:sVMWH9zc
>>802 几帳の件は原文をあげて頂いた方がいるのでお分かり頂けたかと思う。
さて、琴の件を原文をあげて論証してみたい。
「若菜下」から原文を挙げる。
>(原文) 宮は、もとより琴の御琴をなむ習ひたまひけるを、
>いと若くて院にもひき別れたてまつりたまひしかば、おぼつかなく思して、
>「参りたまはむついでに、かの御琴の音なむ聞かまほしき。
>さりとも琴ばかりは弾き取りたまひつらむ」
まず、あなたが「琴」と意訳している楽器について。
原文では「琴の琴」。つまり七弦琴を指している。
女三宮は父朱雀院より琴の琴をならっていらっしゃったが、
幼い頃に朱雀院とお別れしたので(源氏に嫁いだので)気にとめておいでなさって、
私が伺ったときには女三宮の琴の琴が聞きたいものだ、と朱雀院が望む場面。
次いで、この「琴の琴」について深く掘り下げていく。
>(原文)女御の君にも、対の上にも、琴は習はしたてまつりたまはざりければ、
>この折、をさをさ耳馴れぬ手ども弾きたまふらむを、ゆかしと思して、女御も、
>わざとありがたき御暇を、ただしばしと聞こえたまひてまかでたまへり。
明石女御にも紫上にも(源氏は)琴の琴を習わせなさらなかったので、
女三宮が珍しい琴をお習いなさっているというのでその音色聞きたさに
明石女御が宿下がりしてくる。
なんと、女三宮が源氏から伝授を受ける「琴の琴」は、
源氏の愛妻で30代半ばの紫上も、当代一の貴婦人明石女御も、
触れたことのない楽器なのだ。
長いので次に続きますね。
817 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 20:20:55 ID:sVMWH9zc
816の続き。
女三宮に琴の琴の伝授をしている源氏が女三宮に語る場面。
>(原文)「そのかみよりも、またこのころの若き人びとの、
>されよしめき過ぐすに、はた浅くなりにたるべし。
>琴はた、まして、さらにまねぶ人なくなりにたりとか。
>この御琴の音ばかりだに伝へたる人、をさをさあらじ」
以前より、若い人は当世風ばかりを装って音楽を深く学ばず、
音楽への造詣が浅くなりがちでした。
琴の琴はまして、学ぶ人がいなくなってしまったということです。
あなた(女三宮)の奏でる音色ほどにも伝えている人は滅多にいますまい。
源氏は若い女三宮の琴の琴の腕前を手放しでほめている。
なお、琴の琴は平安時代中期以降、断絶してしまった楽器。
紫式部の時代にも弾ける人はかなり少なくなっていたのだろう。
琴の琴の希少価値がお分かり頂けたかと思う。
ましてや源氏は若い女三宮がこのような古い楽器を伝授されていることを
褒め、喜んでいるのだから。
よって、あなたの意訳は全く当たらない。
818 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 20:29:42 ID:UK+An008
何故高貴な女性は、立つことがはしたないの?
立たないで生活している上品な貴婦人の足退化してそうw
819 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 21:29:42 ID:Z5pa5PUf
>>818 高貴な女性は、かしづく女房たちに何から何まで世話されるので
立ち働く事はまずない。
衣装も髪も重いので、普段は座ってるか寝てるか。
(百人一首の絵なんかで、女性の姿勢が妙に低い&衣装がだーっと広がってるのは
腹這いになってるから)
いわば、立つという行為は現代女性なら「走る」に当たるわけ。
そりゃ、身分の高い女性だって必要があれば走るだろうけど、
テレビに出てくるロイヤルな女性が、わけもなく走って移動してたら
こいつどんなんだと思うだろ?
そんな感じ。
820 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 21:56:21 ID:+GnR2DYE
821 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 22:19:38 ID:UK+An008
高貴な女性でも立って散歩ぐらい許してあげてもいいのに。
立つことも歩くことも許されない生活送っていると、
加齢にともなって、股の筋肉が弱くなって失禁したり、
降嫁後の出産とか大変なんじゃないかと思う。
世話役が増えるほど、職にありつける女官が増えるから
あえて動けないようにしつけている?
822 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 22:32:18 ID:X3UwZJo0
>>816>>817 三宮を庇うためこうも長文大変ご苦労様ですが
例の几帳の場面の、几帳の際少し入りたるほどに…大将いとかたはらいたけれど…やをら引き入り給うまでの一連のことと
琴の場面をこれほど熱心にお書きになるのに
22歳の宮がきびはなる心地(幼稚で幼い様)であり源氏は「院にま見え奉り給うはで年経ぬるを…」(朱雀院が見て年を経て三宮が良くなったと思うように)
ましていはけなくおはします…隠なからまし
の訳がすっぽり抜けているのは困りものです
琴の種類ばから言うけれど
では三宮は他の和琴や琵琶に関しては名手であるとか
琴に関してはもはや普通の琴では物足りない、琴の琴がいいということだったのかしら?
しかしここまで特別扱いでレッスンしても
宮はかくことごとしき琴はまだえ弾き給わずやと危うく…だったわけですが
本番はなんとか上手くいきましたがは付け加えます
823 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 22:56:56 ID:4Mb0NCtf
女三宮が軒下に立っていたと主張している人って紫の上と混合してるんじゃないのかな。
夕霧が紫の上を垣間見た時、紫の上は立っていなかったけどそれに近い感じだし。
>御屏風も、風のいたく吹きければ、押し畳み寄せたるに、見通しあらはなる廂の御座にゐたまへる人、
ものに紛るべくもあらず、気高くきよらに、さとにほふ心地して、
春の曙の霞の間より、おもしろき樺桜の咲き乱れたるを見る心地す。
御座所だけど御簾を上げて見通しの良いところ=外からも見えるところに座っていたし。
824 :
名無氏物語:2009/02/25(水) 23:19:38 ID:Z5pa5PUf
>>821 人に姿を見せないのが嗜みとされているから仕方ない。
> 降嫁後の出産とか大変なんじゃないかと思う。
ビンゴ。宮に限らず、下半身の筋肉が未発達になる高貴な女性は
出産で命を落とす確立が高かった。
>世話役が増えるほど、職にありつける女官が増えるから
これはない。階級社会の人間は、下々の事なんか考えない。
平安時代に限らず、古今東西、女性の扱いは
家庭に閉じ込めておくか奴隷のようにこき使うかだよ。
825 :
名無氏物語:2009/02/26(木) 00:10:09 ID:wCjBNHNq
女房たちも基本同じスタイルだったわけで
あの姿で立ち働くのは重労働だったろうね。
(まあ姫君付の女房なんかだと身分はそれなりに
高いわけでそんなたいした仕事しないのかもしれないけど)
826 :
名無氏物語:2009/02/26(木) 00:18:10 ID:MZMC61au
枕草子に、イベント前に襟を縫うって描写があって
何の事じゃらほいと思ったら、襟元の着崩れ防止に縫いつけるらしい。
給仕時に釵子で髪上げするのも髪が落ちてくるの防止するためだし、
あの時代なりに働く女性の工夫ってあったんだなと感心したw
827 :
名無氏物語:2009/02/26(木) 01:03:47 ID:mz31sEtR
ふ〜んw
828 :
名無氏物語:2009/02/26(木) 01:15:02 ID:mz31sEtR
埴輪
829 :
名無氏物語:2009/02/26(木) 20:30:47 ID:Tyu8ZXYG
>>822 どうしても女三宮を貶めたいあなたの気持ちは分かりますが、
原文を引用しましょうね。
女三宮が彼女より20歳以上年上の紫上や明石上と同様に
音楽をこなさなければ絶対に認めない、というのはあなたの勝手な解釈です。
原文では源氏は褒めているのですから、素直に原文に従いましょう。
それで、あなたが言っていた「源氏が教えるのに苦労した」という原文を早く出してください。
都合の悪いことは無視するのがあなたの悪い癖です。
830 :
名無氏物語:2009/02/26(木) 20:54:10 ID:MZMC61au
女三宮スレなんだから、女三宮について喧々諤々やるのは当然だが
擁護派も非難派も、なんか感情的になるほど引用が減ってるな
読んでいて痛いぐらいとげとげしい応酬してるんだから
せめて教養の種になるレスだと嬉しいんだが…
831 :
名無氏物語:2009/02/26(木) 23:34:17 ID:Czf9hcqK
ちょっと足りない可愛いあの子がけっこう悲惨な目にあって
少し大人になって、言葉だけの甘さに鋭く返したりするのが
萌なのでどっちでもいい
本人より育てた乳母が悪いんじゃね?
当時の親王の乳母はマックスで4人だから
三宮ちゃんの乳母はは3人とみた。
一人はあの小侍従のおかんだし、
あまり出来のいい人がいなかった感じだ。
832 :
名無氏物語:2009/02/26(木) 23:39:21 ID:6rfo6O4L
フィクションだよ・・・
833 :
名無氏物語:2009/02/26(木) 23:44:54 ID:mz31sEtR
漫画厨が必死だなw
834 :
名無氏物語:2009/02/26(木) 23:49:46 ID:09btugeJ
オレが源氏だったら、薫を生んだ後の冷たい女三宮に興奮して、もう1人子供を産ませる
835 :
名無氏物語:2009/02/26(木) 23:51:17 ID:mz31sEtR
童貞が必死だなw
836 :
名無氏物語:2009/02/26(木) 23:51:56 ID:6rfo6O4L
確かに・・・
837 :
名無氏物語:2009/02/27(金) 00:07:04 ID:CjvGlisG
>>831 三宮の女房たちもなんかねという感じはする
838 :
名無氏物語:2009/02/27(金) 00:15:34 ID:qXTFAv7j
漫画漫画w
839 :
名無氏物語:2009/02/27(金) 02:23:46 ID:qXTFAv7j
八朔
840 :
名無氏物語:2009/02/27(金) 02:24:43 ID:hzj9oOwF
十四度目の還暦だね・・・
841 :
名無氏物語:2009/02/27(金) 14:49:14 ID:Lp2iEYkx
父親とあまり変わらない年の源氏を夫とするのって
その当時でも結構精神的に負担になったんじゃないかな
趣味とか感性も違うだろうし
大人ばかりでしっとりと落ち着いた六条の雰囲気に合わせるのって
大事に可愛がられてた三宮にとっては大変なことだったと思う
842 :
名無氏物語:2009/02/27(金) 20:43:41 ID:15dBRygS
>>841 >大人ばかりで
いや、他の妻とは引き合わせられない限りまず会わないから
周りは女房ばっかりだから
輿入れ前も後も、父兄以外の環境はほぼ同じだから
843 :
名無氏物語:2009/02/27(金) 21:10:13 ID:ccYtUt/0
>>842 その割には妻妾同居の六条院は行事が多いね。
女三宮は常日頃から年の離れた源氏の他の妻たちと
比べられていたんじゃないのか。
私は正室ですから、六条院の催しには出ません、
ほかの妻たちと交流しません、とは言えないんだし。
844 :
名無氏物語:2009/02/27(金) 21:56:56 ID:15dBRygS
845 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 00:30:50 ID:pHwWeXIF
読めば読むほどやっぱり女三の宮はかなり軽薄
藤壺は不倫といっても一回だけで後はどんなに源氏が迫ろうと
下着姿の源氏を塗り込めに閉じ込めたりしたんだよね
それに引き換え三宮は何度も男を引き入れて妊娠してしまう
浅はかだよ
846 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 00:38:18 ID:5YvSiilm
自ら引き入れたんじゃなくて、女房が引き入れて逃げ場がなかったんじゃないの?
軽薄と言うよりも藤壷ほど頭が回らないだけだと思う。
落葉宮だって結局夕霧を引き入れさせられてしまったわけだし、
当時の女性にそこまで望むのもな・・・ましてや基本が受動的なお姫様に。
女三宮は自分から柏木を引き入れるような淫乱ではない。
あと藤壷は一度じゃなくて二度だよ。
二度目で妊娠発覚したから三度目がないように自衛しただけで、
妊娠がなければ三度目以降がなかったとは言い切れない。
847 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 00:48:23 ID:FQ+zPD1e
>>845 >何度も男を引き入れて
三宮自ら招じ込んだと言わんばかりだな
原典とわ言わん、せめて誰の訳でそう解釈したか言っていけ
漫画ならレスはいらんから消えろ
848 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 01:12:03 ID:pmiefXPk
羽柴秀吉w
849 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 01:35:46 ID:n7xOfo1G
藤壺と源氏は相思相愛だったからまだ許される
850 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 01:41:07 ID:X7aRorUK
漫画の知識は浅墓だね・・・
851 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 01:48:23 ID:FQ+zPD1e
>>850 漫画も一種の新訳だから、独自解釈が悪いとは言わないが
(各種抄訳の中にはもっと大胆な解釈加えてるのもあるし)
原典知らずに漫画だけ読んでわかったような気になって、
古典板でしったか並べる連中が多いから痛いんだよ
そんなに漫画版で御高説たれたけりゃ、板内にちゃんと専スレあるのに
852 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 02:00:05 ID:X7aRorUK
独自解釈って言うより・・・
別の作品だと思うけど・・・
853 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 02:00:29 ID:X7aRorUK
源氏をモチーフにした・・・
854 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 02:49:47 ID:pHwWeXIF
漫画は別に引き入れてないし、書き方が誤解されたかな
ただ三宮に稟としたところがあったら不倫にしても対しようがあったと思う
結局三宮の不注意で絶対見られてはならない文を源氏に見られてしまうし
不倫にしてもその後の対処にしても理解の範疇を越えてしまう
結局女房たちも三宮が男を受け入れるから男を宮の部屋へ通すわけだし
藤壺は罪を犯したけどその後迫りまくる源氏を祈祷までして源氏を避けて逃げまくる
その結果踏み込まれてしまっとしたら女に罪はないんだけど
どうもその点の三宮の意志がわからない
仕方なく男に会ってたけど、は人妻としてあまりにも…なんだな
855 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 03:12:58 ID:pmiefXPk
因果応報w
856 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 09:58:57 ID:S8hb4ngS
>>854 >藤壺は罪を犯したけどその後迫りまくる源氏を祈祷までして源氏を避けて逃げまくる
藤壷が夜居の僧に頼んでた祈祷は源氏を避けるためのものじゃなくて、
冷泉のためのものじゃない?
女御更衣と違って后は再婚できないため、桐壷院崩御後の藤壷は、
冷泉のためにも源氏の求愛を回避しなければならない立場だった
って源氏関係の本で読んだなあ。
でも源氏のいない夜は多くの女房が周囲に侍ってるはずの環境で、
心労からくる体調不良と悪阻で苦しんでる三宮が旦那以下だと
嫌ってる男を受け入れてるって変な話だね。まあたとえ女三宮が
必死に手引きをやめるように小侍従に頼んでたとしても、柏木の味方
で三宮を軽く見て馬鹿にしてる言動の見える小侍従が聞き入れるか怪しいが。
857 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 11:45:51 ID:5YvSiilm
嫌がって抵抗したって男に力ずくで来られたら女は受け入れるしかないと思うんだが・・・
レイプされた女性の大半がそうだろうし、DV被害者だってそうだ。
受け入れたくて受け入れたわけじゃなくて、受け入れざるをえないだけ。
手引きする小侍従が柏木の味方なんだから、宮の味方はいないんだし。
不倫をしていたと言うよりもさせられていた=強いられていたと言う方が正しい。
現代だって夫以外の男からストーカーされて夫や親族にそれを言うことの出来ない女性がいる。
言ったとしても「お前が何かしたからそうなったんだろ」と勝手に女の落ち度にされたりとか。
女三宮はそれに近いと思うから理解不能でもないかな。
ましてや女三宮はそのあたりの機転の効かない、良くも悪くも受動的なお姫様だし。
858 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 13:52:48 ID:FQ+zPD1e
だいたいあの時代、男をはねつけられる女の方が稀なんだよな
藤壺の宮の場合、不倫だからというより帝の妻だというのが先にたってる
(事実、妊娠したため帝の血統に偽りが生じるという、
あの時代としては地獄行きクラスの大罪が生じたわけで)
空蝉にしても、忍んでくる源氏に対しはるか「格下の」人妻が
あそこまで源氏を固辞したという事で個性が立ってるわけで…
平安女性に対して凛として接すれば男を退けられるはず、なんて
現代女性に対して隙がなければ痴漢に合わない、と言うようなもんだ。
ちょっと現代感覚持込すぎてない?
859 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 18:53:36 ID:LAiXJNfP
でも宇治の中の君だって薫に襲われないよう
女房に側に控えててもらうよう頼んで用心してるじゃない?
三の宮には多数の女房がいたんだから小侍従以外の女房に付いてて
もらったり出来た、と思うのはそんなに現代感覚とも言えないのでは。
落葉宮みたいに女房全員が男の味方ってわけでもないだろうし。
しかし三の宮にはあんまりしっかりした女房がいないように思えるから
その辺は本人よりも朱雀の責任なんだろうな
860 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 19:47:23 ID:wJ4K+xMT
院を父に持つ内親王&太上天皇である源氏の正妻である三宮が
まさかストーカー男からレイプされるなんて朱雀院も思っていなかったんだろう。
あと身の安全というか生活の保障はばっちりされている=源氏が世話を焼いてくれるわけだから、
朱雀院も女房選びを疎かと言うか重要視していなかったのかも。
才気ある女房を取り揃えると源氏が手を出しちゃって三宮が気まずくなるかも、
とかいらん気を回したのかもしれんが。
861 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 19:53:29 ID:Vs8ziCJ4
>>859 宇治の中の君は何度も薫に犯される寸前までの接近を許している。
大君のもとへ夜這いしようとして中の君だけ残して逃げられたときも、
匂宮の結婚を知った中の君に接近を試みたときも。
薫との間に何もなかったのは薫の良心だけの理由。
逆に薫にその気があれば中の君がいくら用心しようが
犯すことは十分可能だった。
男はそのために金を使ったりセックスを使ったりして
目当ての姫君になるだけ近い女房を買収して手引きさせるんだろう?
思慮深いとされる藤壺だって、側近の命婦を源氏方に取られて
2度までも源氏の夜這いを許している。
高貴な人が男に犯される例は何も女三宮に限らない。
源氏の養女になっていた玉鬘も女房の手引きによって髭黒に犯されている。
それもこれもすべて藤壺や玉鬘がしっかりしていなかったからだ、ということなの?
女三宮だけに多くを求めすぎてない?
862 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 21:02:49 ID:5YvSiilm
宇治の姉妹は父親がああだから邸の警備が少々杜撰だったかもしれないけど、
玉鬘のことがあったにしては源氏も不用心だよね。
特に女三宮なんて「年より幼い」と言ってしまえるほどに頼りないんだから、
源氏の方から気のつく女房をつけてやっても良かっただろうに。
女三宮を狙うような男はいないとでも思っていたんだろうか・・・
863 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 21:26:05 ID:FQ+zPD1e
>>859 女房だって二十四時間体制でつきっきりというわけじゃない
藤壺の宮の里にさえ源氏が忍んで行けた事でわかるだろう
それに女房なんて実は大した抑止力にならない
堤中納言物語の思わぬ方に泊まりする少将中に、そのものずばりな場面がある
夜這ってきた相手に女房が取りすがって制止しようとしたが、
男は几帳で間を遮って行為を開始してしまい、
女房は几帳の陰で泣くしかなかったってくだり
空蝉でも、居合わせた中将の君が、大声を上げて人に知られるのは…って
通報を躊躇ってるうちにさっさと連れ出されてる
「男が忍んできた事を人に知られたら困る」というのは、今なら
「レイプされた事を知られたら困る」ぐらいだと思えばいいよ。
(現代でさえ、一度やった後それを脅しの種に…ってのがあるぐらいだし、ねえ)
864 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 22:58:22 ID:y7thPPu2
朱雀院に、女三宮の真実を打ち明けてやりたい
密通懐妊を知れば、源氏に申し訳なくて自殺するだろうw
865 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 23:04:36 ID:FQ+zPD1e
マジレスするが、あの時代、仏教的に自殺は大罪だ
現代のクリスチャンぐらいの禁忌だと思えばいい
866 :
名無氏物語:2009/02/28(土) 23:49:09 ID:78RJ/9dG
>>864 昔観たテレビドラマ特番の源氏物語では、
朱雀院(と紫の上は何となく気づいている)女三宮の密通を知る設定で、
朱雀院は娘のしたことを源氏に謝った後、
出家した女三宮を連れて、山へ去っていくようなストーリーだったような・・
不義の子薫を源氏に託して、去っていく朱雀院親子ww
867 :
名無氏物語:2009/03/01(日) 00:44:30 ID:6om/IOXI
キモッ
868 :
名無氏物語:2009/03/01(日) 01:38:43 ID:rOdCHFrg
発想が現代的すぎ・・・
869 :
名無氏物語:2009/03/01(日) 01:39:18 ID:rOdCHFrg
よく、「ものけん」の人にも見られる傾向ですけどね・・・
870 :
名無氏物語:2009/03/01(日) 01:51:07 ID:6om/IOXI
ものけんイラネ
871 :
名無氏物語:2009/03/01(日) 02:28:53 ID:6om/IOXI
ものけんキモッ
872 :
名無氏物語:2009/03/01(日) 02:29:46 ID:6om/IOXI
漫画厨キモッ
873 :
名無氏物語:2009/03/01(日) 02:36:16 ID:rOdCHFrg
確かに、ものけんは・・・
874 :
名無氏物語:2009/03/01(日) 11:43:28 ID:Dm663gvv
>>866 正月に再放送してた橋田ドラマかな?
柏木が夕霧に笛を差し出して「これを女三宮さまに〜」とか言って
バッタリ死亡とか、自分で刃物振りかざして髪を切って出家する女三宮とか、
ツッコミどころが多くて笑った覚えがある。
そういえば1954年の歌舞伎・船橋聖一脚本の女三宮も薫を源氏に預けて
さっさと西山行きしているらしい。「脚色者の成功」だって円地文子が誉めてた。
875 :
名無氏物語:2009/03/01(日) 12:24:15 ID:UQFjUHy2
そのドラマをデフォだと思い込んでる視聴者がいそうで嫌だな…
歌舞伎だ能楽だとなると、見る方にもそれなりの素地があるが
TVは大概改悪だだ流しだからなあ…
876 :
名無氏物語:2009/03/01(日) 21:06:12 ID:6om/IOXI
キモッ
877 :
名無氏物語:2009/03/01(日) 21:33:45 ID:rOdCHFrg
橋田ドラマっていうのはなぁ・・・
878 :
名無氏物語:2009/03/01(日) 23:39:02 ID:UQFjUHy2
ドラマの脚本化が源氏物語ちゃんと読んでたらむしろ驚く
879 :
名無氏物語:2009/03/01(日) 23:41:03 ID:6om/IOXI
キモッ
880 :
名無氏物語:2009/03/02(月) 00:35:37 ID:pdWZVngp
ドラマの脚本化???
881 :
名無氏物語:2009/03/02(月) 20:13:38 ID:Gk6W0Hw1
>>880 間違えて悪かったよ(´・ω・`)脚本家だよ
882 :
名無氏物語:2009/03/02(月) 22:10:23 ID:nanmIOB9
キモッ
883 :
名無氏物語:2009/03/02(月) 22:34:54 ID:pdWZVngp
ココは漢字板だからね・・・
884 :
名無氏物語:2009/03/02(月) 22:47:23 ID:nanmIOB9
キモッ
885 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 00:10:14 ID:N2BkW/wi
キモッ
886 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 00:49:03 ID:OrTjRIae
変な奴が粘着しちゃったなぁ・・・
887 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 01:08:45 ID:N2BkW/wi
キモッ
888 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 01:11:12 ID:OrTjRIae
888ゲット・・・
889 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 01:11:49 ID:N2BkW/wi
キモッ
890 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 01:14:36 ID:N2BkW/wi
キモッ
891 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 01:15:04 ID:N2BkW/wi
キモッ
892 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 01:18:21 ID:N2BkW/wi
キモッ
893 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 19:59:53 ID:N2BkW/wi
キモッ
894 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 20:00:47 ID:N2BkW/wi
キモッ
895 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 20:01:27 ID:N2BkW/wi
キモッ
896 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 20:14:42 ID:N2BkW/wi
キモッ
897 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 20:15:21 ID:N2BkW/wi
キモッ
898 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 20:16:05 ID:N2BkW/wi
キモッ
899 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 20:16:39 ID:N2BkW/wi
キモッ
900 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 20:17:41 ID:N2BkW/wi
キモッ
901 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 20:17:51 ID:OrTjRIae
900ゲット・・・
902 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 20:18:07 ID:N2BkW/wi
キモッ
903 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 20:25:47 ID:w9g3+yHq
うはwwマジキチwwwwwww
904 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 20:28:41 ID:1hUPZyhp
意地だね。つまらない
905 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 20:29:36 ID:Bsy31Fyp
906 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 20:54:59 ID:47ZLZpfZ
官女とかつけてる占い師は目が細くて不細工 つーか 醜い奴が多いつーか関西に多いつーか黒人のチンポしゃぶってそうwwww
907 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 20:55:41 ID:Y7ug2HNW
市況板からきました。
何ですかこのスレw
908 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:05:57 ID:N2BkW/wi
キモッ
909 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:06:22 ID:N2BkW/wi
キモッ
910 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:06:52 ID:N2BkW/wi
キモッ
911 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:07:25 ID:N2BkW/wi
キモッ
912 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:07:53 ID:N2BkW/wi
キモッ
913 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:08:21 ID:N2BkW/wi
キモッ
914 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:09:03 ID:N2BkW/wi
キモッ
915 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:09:27 ID:N2BkW/wi
キモッ
916 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:09:59 ID:/LbuZM+0
阻止せざる
917 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:11:30 ID:OrTjRIae
918 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:12:15 ID:OrTjRIae
↑のせいかな?
「馬鹿は刺激するな」って言ってるのに・・・
919 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:13:05 ID:rnU2Ui18
地震板からキター
920 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:18:49 ID:IKrbo5Y4
921 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:19:37 ID:6qUObh3K
922 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:23:08 ID:YNqOeDe4
1000ならキモッ
923 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:33:56 ID:AUtDjNsP
924 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:37:18 ID:n/hPwYXO
あ?
925 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:48:41 ID:eZjkh889
て
926 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:49:47 ID:MALl6Ys9
あ
927 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:56:18 ID:hcqbJ8ed
11個
928 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 21:57:15 ID:7RkHFBZN
900を超えたら、いつもこうなるんだよなぁw
929 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:01:03 ID:N2BkW/wi
キモッ
930 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:01:40 ID:N2BkW/wi
キモッ
931 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:02:07 ID:N2BkW/wi
キモッ
932 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:02:37 ID:N2BkW/wi
キモッ
933 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:03:14 ID:N2BkW/wi
キモッ
934 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:03:41 ID:+Elq7kjw
11個
935 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:03:51 ID:N2BkW/wi
キモッ
936 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:04:34 ID:OsdL+3Im
11個
937 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:04:36 ID:noUGticg
11個
938 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:05:56 ID:OrTjRIae
また、埋め立て依頼ですか・・・
939 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:05:56 ID:/tQ9g4Y3
11個
940 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:06:01 ID:N2BkW/wi
キモッ
941 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:06:41 ID:N2BkW/wi
キモッ
942 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:07:25 ID:N2BkW/wi
キモッ
943 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:08:16 ID:b8yF59W3
1000ならキモッ
944 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:10:12 ID:c5Rc57Th
(oio)←20世紀少年 のあの仮面
945 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:13:23 ID:mbHrchfH
きもぉぉぃ
946 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:15:08 ID:N2BkW/wi
キモッ
947 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:18:18 ID:OrTjRIae
まあ、源氏スレはたくさんあるから・・・
948 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:19:47 ID:Uc1BpJ2y
ID:N2BkW/wi
が一番きもい件について
949 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:22:24 ID:N2BkW/wi
↑キモッ
キモッ
951 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:23:59 ID:xlL2Ho1a
11
952 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:26:13 ID:OrTjRIae
953 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:27:18 ID:IKrbo5Y4
>>921 お願いだから、これ以上、源氏スレを増やさないで!
954 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:28:23 ID:N2BkW/wi
キモッ
955 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:29:19 ID:k/Tj5O44
11個
956 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:47:39 ID:N2BkW/wi
キモッ
957 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:59:00 ID:ChEehnQp
よくわからんけど
つ 11個
958 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 22:59:32 ID:YWW2uzbi
959 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:00:19 ID:N2BkW/wi
キモッ
960 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:00:57 ID:OrTjRIae
十六度目の還暦・・・
961 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:01:05 ID:N2BkW/wi
キモッ
962 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:01:40 ID:N2BkW/wi
キモッ
963 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:02:09 ID:N2BkW/wi
キモッ
964 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:03:03 ID:N2BkW/wi
キモッ
965 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:04:06 ID:N2BkW/wi
キモッ
966 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:05:06 ID:N2BkW/wi
キモッ
967 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:06:46 ID:6qUObh3K
>>953 増やさないために自治スレに依頼したんじゃないか
軒並みやられてるみたいだし、全部落とされたら統合スレ立てる手もある
968 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:07:11 ID:6qUObh3K
あ、ごめん、
>>967ミスった
依頼じゃなくて誘導ね
969 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:08:16 ID:N2BkW/wi
キモッ
970 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:11:48 ID:SYFbAX5q
>>967-968 総合スレ(「源氏物語」ってタイトルのスレッド)何個もあるジャンw
新しいのを立てるんじゃなくて、有効利用しようよ!
971 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:12:40 ID:N2BkW/wi
キモッ
972 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:17:43 ID:N2BkW/wi
キモッ
973 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:29:43 ID:N2BkW/wi
キモッ
974 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:30:46 ID:P1dB1oXI
女の子
975 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:33:20 ID:N2BkW/wi
キモッ
976 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:35:02 ID:PcKTTzuD
荒らし?報告しようかな
977 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:36:25 ID:N2BkW/wi
キモッ
978 :
名無氏物語:2009/03/03(火) 23:52:23 ID:lH/VIWXf
11個
979 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:01:43 ID:8361zCol
980 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:09:12 ID:C1fdPRUB
正一位贈太政大臣
981 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:10:01 ID:uwKJwtZK
982 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:12:03 ID:C1fdPRUB
従一位太政大臣
983 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:12:26 ID:C1fdPRUB
従一位左大臣
984 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:12:51 ID:C1fdPRUB
従一位右大臣
985 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:13:12 ID:C1fdPRUB
従一位内大臣
986 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:13:42 ID:C1fdPRUB
正二位大納言
987 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:14:04 ID:C1fdPRUB
正二位権大納言
988 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:14:30 ID:C1fdPRUB
従二位中納言
989 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:18:30 ID:C1fdPRUB
従二位参議
990 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:31:19 ID:yjUnlhX1
若紫を嫁にしてちゅっちゅしたい
991 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:32:02 ID:ZiFtWbge
約8年のときを経て・・・いまここに
992 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:33:15 ID:ugF9HqMZ
ざわ・・・ざわ・・・・
993 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:42:04 ID:+x9G32HS
8年ってすごいなw
今年成人を迎える俺が小学生のころからこのスレはあったんだなぁ。。。
994 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:51:28 ID:N6UwNh5R
せめて3月3日のひな祭りに埋葬してやれよww
995 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:52:14 ID:J4fmWYdW
@5?
996 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 00:56:12 ID:K12g5uEB
8年.....色々とあったな
997 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 01:00:13 ID:C1fdPRUB
998 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 01:05:20 ID:g6Rs+IMA
1000
999 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 01:06:31 ID:C1fdPRUB
999
1000 :
名無氏物語:2009/03/04(水) 01:06:46 ID:uwKJwtZK
1000!
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。