旧かな旧漢字は伝統的でしょうか

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492名無氏物語:2010/02/05(金) 00:12:09 ID:YoDgtqEa

メリットかデメリットなのかわからないが、つい60年前までは康煕字
が日本の漢字であったのは事実ですし、それが有史以来2000年の
長きにわたる日本の根幹であったのも事実ですね。

いまの漢字は戦後のGHQ指令に国語改革によるもので、日本人が自分の
意志で変えたとは言い難いですね。一世代前の手書分や新聞が読めないのは
文化蓄積の意味から損失です。せめて公教育の場でも学びたい人達には
正字を学ぶ機会を与えるべきですね。
493名無氏物語:2010/02/05(金) 00:17:23 ID:YoDgtqEa
漢字の字体が失われ、略字化されて、しかも、ゆくゆくは漢字を
廃止させるつもりで、それまで当面使用する漢字として「当用漢字」
が生まれたわけですが、その当用漢字制度をやめて「常用漢字」化
したときに、ある程度の段階を踏んで正字(康煕字)に戻していく
ことをすべきですね。つい60年前まで旧字とか略字とか正字とか
なんて議論はなくて、いまでいう康煕字しかなくて、それが漢字
であって、それでも文盲は粗皆無だった国なのですから。
494名無氏物語:2010/02/05(金) 00:26:40 ID:YoDgtqEa

それから、最近の行政、放送業界、情報媒体、教育において漢語を
ひらがなで表記することや、和語に置き換えることが増えてますが、
ゆとり教育のせいなのか、幼児化や愚民化推進なのか、あまり好ましい
とはおもえませんね。

埠頭を「ふ頭」、罷免を「ひ免」とか、漢字をぬくと意味の継承ができない
漢語のひらがな混在表記はやめるべきだとおもいます。

それから「育児」を「子育て」と言いかえる名詞用法。子育てというのは
俗語的要素がおおい。とくに行政部署で、そのように置き換える例がおおいが、
なぜ、正統な名詞を持ちえないのか。俗人社会化や大衆迎合では愚衆社会に
なってしまう。
495名無氏物語:2010/02/05(金) 01:37:12 ID:ie82gfoP
>>494
基本的に賛成。

ただ、「子育て」ってのはやまとことばだから、そういう言葉は大事にした方がいいと思う。
496名無氏物語:2010/02/05(金) 22:23:41 ID:vF/HilEb
日本で、エセ康煕字典体(旧字)が使われたのは、明治半ばから昭和20年代半ばごろまでかな?

497名無氏物語:2010/02/07(日) 03:47:53 ID:c1eKspQg
>>492
>つい60年前までは康煕字が日本の漢字であったのは事実ですし

>それが有史以来2000年の長きにわたる日本の根幹であったのも事実ですね

2000年間(奈良時代から数えて1300年)康煕字典体が用いられていたわけではないぞ。
旧字体の伝統は明治から敗戦までの80年だ。

>いまの漢字は戦後のGHQ指令に国語改革によるもので、日本人が自分の意志で変えたとは言い難いですね

戦前から漢字廃止を唱える人たちがいて、敗戦をきっかけに保守派が排除されたことで
計画が実現したのであって、それは立派な日本人の意志だ(ただし一部の人の意志かもしれんが)

>一世代前の手書分や新聞が読めないのは文化蓄積の意味から損失です

しかしそういうことを言いだすと奈良時代の文章が読めないのは損失だから万葉仮名を教えろ、
江戸時代の文章が読めないのは損失だから草書を教えろ、となってキリがないのではないか?
明治時代の旧字体が他の時代より学校教育の中で特別あつかいされる必要はあるまい。
498名無氏物語:2010/02/07(日) 14:52:36 ID:vawa0zgo
>>467
>2000年間(奈良時代から数えて1300年)康煕字典体が用いられていたわけではないぞ。
>旧字体の伝統は明治から敗戦までの80年だ。

さうでも無からう。正字の伝統は、説文解字―顔氏字様―干祿字書―康煕字典……と、日本の八十年だけでは無からう。
一方で其れ以外の伝統も有つた。
日本では明治以降、戦後暫く迄、前者を選択して、
其期間、其の正字の伝統一辺倒に成つてしまつたと云ふことである。
而して当用漢字字体表以降今に至るまでも其の流れの中に在る。
499名無氏物語:2010/02/07(日) 14:53:28 ID:vawa0zgo
>>498

×>>467
>>497

しもた
500名無氏物語:2010/02/07(日) 14:57:45 ID:/IHgnlI8
500ゲット・・・
501名無氏物語:2010/02/07(日) 15:39:20 ID:t/ddgkDE
> 説文解字―顔氏字様―干祿字書―康煕字典

この中で康煕字典だけが際立って特異な字体だよね。
502名無氏物語:2010/02/07(日) 17:11:35 ID:UsyjHyQg
旧かな旧漢字の方が〜ってのは同意すべき部分も多いんだが
わけの解らん陰謀論やアジテーション臭い物言いの奴も多くてね
そういう奴に対する嫌悪感の方が遥かに大きいわ
503名無氏物語:2010/02/08(月) 17:10:17 ID:jdMRZWwe
>>498
たとえば干禄字書は科挙のために編まれたと言われている。その字体は朝廷の正式な文書で使うといっているだけで、
それ以外のあらゆる場面で使えとまでは言っていない。
正字というのは、漢字の使用される中で、一部にすぎなかった。
それが日本で明治から昭和まで一時的に勢力をもって、
その後新字体に追い落とされて、また勢力が弱まったというだけのことだ。
一時の、あるいは傍流の伝統を誇張して、さも正字がずっと昔から当たり前に使われていて、
で敗戦後にその伝統が断ち切られたと言わんばかりの口調で新字体を非難するのは、偏向だと思うよ。
504名無氏物語:2010/02/08(月) 18:01:28 ID:MQoT5wtC
>>503
>>498です。
違ふ違ふ違あふ。
「一時の、あるいは傍流の伝統を誇張して、さも正字がずっと昔から当たり前に使われていて、
で敗戦後にその伝統が断ち切られたと言わんばかりの口調で新字体を非難」
なんてしてゐない。
俺と御前は同じ考へ。

>たとえば干禄字書は科挙のために編まれたと言われている。その字体は朝廷の正式な文書で使うといっているだけで、
>それ以外のあらゆる場面で使えとまでは言っていない。
>正字というのは、漢字の使用される中で、一部にすぎなかった。
>それが日本で明治から昭和まで一時的に勢力をもって、
>その後新字体に追い落とされて、また勢力が弱まったというだけのことだ。

と全く同一の考を>>498で陳べたのに……。
口下手でごめんね……。勘違ひせんといて……。
505名無氏物語:2010/02/08(月) 18:10:41 ID:MQoT5wtC
あ、でも

>その後新字体に追い落とされて、また勢力が弱まったというだけのことだ

は、俺の考へと違ふ。
小生は新字体もベエスは康煕字典体だと思ふ。それべエスに略字・俗字が混つたもので、
基本は康煕字典体だと思ふ。
具体例は「直」「正」「歴」等。之つて字典体の流れだよね。
常用漢字表の字体は、全部合せて考へると、康煕字典体の孫みたいな感じ。
もしくは、康煕字典体の流れと外の流れとの合ひの子で、
康煕字典体の家で養はれてる感じ。康煕字典体の家の子だけど、
外の流れの血も受継ぐみたいな。
506名無氏物語:2010/02/08(月) 22:10:48 ID:iCHjI2oN
そもそも、くさかんむり一つみても、旧字と康煕字典体は、同じものではないし
新字、伝統的な楷書体、唐正字等との関係を考えると、旧字に戻りさえすればよいというのは、いかにあさはかな考えか、わかるよね


507名無氏物語:2010/02/08(月) 22:28:11 ID:deBSXQLs
新歴史的仮名遣いを作れと
508名無氏物語:2010/02/08(月) 23:51:44 ID:jdMRZWwe
>>507
歴史的仮名づかいの原理というのが、平安初期〜中期の文献にある表記を基準にするというものだから、
すると新しい歴史的仮名づかいとは、別の時代をよりどころとするか、既存の歴史的仮名づかいに修正を加えたものかになる。
「新」とつけるほど大きく異なるものにはならないのではないか。
509名無氏物語:2010/02/12(金) 12:41:31 ID:rWRxjEXC
舊字體好きで、手書きじやよくやつてたけど、殘念乍ら、決定版の舊字體は、存在しないンですよ。

勿論、はつきりしてるものも多數ある。だけど、日常的に使ふ言葉に限つても、異體のどれを正とするか、一概にやいへないんだよ。

電算機的には、点の省略(道、涙など)や増加(頻など)されてる字体しかなくて、甚だ殘念。
510名無氏物語:2010/02/16(火) 18:23:19 ID:8CKwhK7t
>>509 
 そもそも印刷が普及する前は今より許容される字体の範囲が広がった
だろうから当然と言えば当然か。しかし、成り立ちを考えてある程度の
整合性を確保することは漢字学習の上でも必要ではないかと思う。
511名無氏物語:2010/02/26(金) 23:51:25 ID:X0dN3E6J
全皇軍將兵ニ檄ス
斷固トシテ昭和ノ入鹿ヲ撃滅セヨ
時將ニ至リツヽ時愈々熟シツヽアリ、諸官ハ徒ラニ眠レル大陸ノ獅子ト終ル勿レ
軍服ノ聖衣ヲ身ニ纒ヘル諸官ノ部下ノ家庭ヲ見ヨ、田畑ヲ賣リ姉妹ヲ賣リ木ノ實ヲ喰ヒ疲勞困憊其ノ極ニ逹セリ
且ツテ除隊營門ヲ出ル彼等ノ希望ニ滿チタル溌剌タル姿モ今ハ全クシヨウスイシ切ツテ居ルコトナハイカ?
想起セヨ、必然不可避的第二維新ハ既ニシテ第二期戰ニ入リタルモ我等ノ陸海軍同志ハ今尚獄中ニ呻吟シツヽアル(中略)
起テ、而シテ熱シタル維新ノ戰鬪ヲ開始セヨ、視ヨ、國會ニ藩居スル昭和入鹿ノ部下奴!
其ノ國賊ニ等シキ奸策ヲ、行動ヲ、自利自慾ニ飢ヘタル猿ノ如キ野望ヲ、
口ニ兵農兩善ヲ叫ヒ實行ニ軍民離間ヲ策セル自由主義亡者ノ群ヲ!(中略)
行ケ、同士ト結束シテ進軍セヨ、御英明極リナキ御寶算未ダ御若キ大聖帝ヲ擁立シテ唯一路金色ノ鵄鳥ノ導ク昭和維新ノ戰線目指シテ
皇紀二千五百九十五年二月                            軍民聯合潛兵隊
512名無氏物語:2010/03/15(月) 11:24:50 ID:PhLUuIsi
513名無氏物語:2010/03/16(火) 22:34:34 ID:OTq8sNT+
>>512
>日本人は歴史上一貫して仮名を「元々書かれた通りに」書かうとして来ました。

上代特殊仮名遣い→万葉仮名→平仮名片仮名あたりの変化は無視か
514名無氏物語:2010/03/17(水) 23:54:31 ID:L3K4KB87
無知なお馬鹿が書いているんだろw
515名無氏物語:2010/03/21(日) 09:07:18 ID:PhLUuIsi
>>513 >>514
おいおい、読んでみたが論旨を無視するな。
上代特殊仮名遣い、万葉仮名の話しはしてないぞ。
ここでいう歴史上ってのは「仮名」の歴史上のことだろ。
516 ◆Hs6xa60aIc :2010/03/23(火) 17:26:43 ID:j0vk4qwQ
test
517名無氏物語:2010/03/24(水) 12:21:46 ID:IpXtAV3b
>>515
仮名は元々万葉仮名の形を変えただけのもの
だから出来た当初は女文字などと言われ見下され、
上代特殊仮名遣いの発音の違いによる使い分けのあった
万葉仮名を継承する形で変体仮名もあった

万葉仮名が仮名じゃないというのなら、変体仮名が抹殺された明治以降しか仮名と言えんわな
518名無氏物語:2010/03/24(水) 12:24:25 ID:IpXtAV3b
ていうか恐らく変体仮名も知らんのだろうけどな。
変体仮名も当初は万葉仮名を踏襲していたが
時代とともに字を書く上での連綿などの書きやすさを重視した使い分けになっていった
その点から見てもその分はおかしい訳だ
519名無氏物語:2010/03/24(水) 12:25:06 ID:IpXtAV3b
×分→○文
520名無氏物語:2010/03/25(木) 23:59:42 ID:xquqobVI
考えてみると
現代仮名遣いは「もともと仮名で書かれていた部分」つまり助詞(厳密には助詞だけではないが)を歴史的仮名遣いの表記に倣っている点で
歴史的仮名遣いと同程度には「もともと書かれていたとおり書こうとした」仮名遣いかもな
521名無氏物語:2010/04/28(水) 10:42:26 ID:76Nevajq
字體について調べてたら
「康熙字典體を見ると軍靴が聞こえる」って主張する人がいてワロタ
君が代を歌ったら左翼教師にぶん毆られた過去の記憶が腦海裏に浮かんだぷ
522名無氏物語:2010/04/28(水) 18:22:30 ID:G4cWMnQx
そりゃ戦後に旧字体と歴史的仮名遣いを支持する人には保守派がけっこういたからね。
たとえばガチウヨクの論客フクダツネアリとか、わかくして割腹自殺したミシマユキオとかは、歴史的仮名遣いの支持者だった。
523名無氏物語:2010/04/28(水) 20:36:20 ID:yYaTTqz8
福田先生は保守。三島は新右翼だが自決は40代だから”わかくして”とは云へない。
マルヤサイイチは左翼。
524名無氏物語:2010/04/29(木) 18:57:19 ID:x1oYea0z
>>523
然う云ふ風に云うて呉れると分易い。
鳩山由紀夫・小澤一郎・麻生太郎・福田康夫・安倍晋三・小泉純一郎・
谷垣禎一・平沼赳夫・與謝野馨・石原愼太郎・龜井靜香・福島瑞穂・
謝蓮舫の諸君は何うでせう。御垂示下さらば幸甚。
525名無氏物語:2010/04/30(金) 04:03:20 ID:6VtC7LdQ
ttp://www.eonet.ne.jp/~yanaken/miyasama/kyuujitai.htm
ウヨぶって旧字体使ってみても「とうり」とか書いてて笑える
526名無氏物語:2010/04/30(金) 11:02:15 ID:pBRyTyLp
旧字体=ウヨって戦前の人や台湾人は全員右翼なのか?
527名無氏物語:2010/04/30(金) 17:55:41 ID:cYm5mwfX
>>524
自閉症は人格を解釈できないという端的な例
528名無氏物語:2010/04/30(金) 18:00:20 ID:uSMH91cp
「草冠は傳統的には3劃、4劃は康熙字典編纂者の杜撰(キリッ」って言うから
調べてみたら王羲之や歐陽詢でも精細整齊に書いた書體なら4劃だった
529名無氏物語:2010/05/01(土) 19:25:28 ID:DfS4xX1T
外部から権威付けられないと自己を規定できないのかな

>精細整齊に書いた書體
を「傳統」的と見做す「主観」は一般性を持ち得るかな
530名無氏物語:2010/05/02(日) 02:54:30 ID:ntqsFl5R
>>526
旧字体=ウヨなんて一言も書いてないのにウヨが必死に屁理屈こいております
>>525のサイトがただの頭の悪いウヨであることを指摘しただけなのに

>>528
隷書では草冠を三画で書く例も四画である例もある
草書では三画
楷書では四画
草書と楷書では草書の方が古い
王羲之は楷書が成立した南北朝時代の人間
ちなみに明治政府が使用を定めた漢字では三画
531名無氏物語:2010/05/02(日) 03:37:44 ID:tXaMB2f1
「ウヨぶって旧字体使ってみても」って書き方だったら間違えられても仕方ないだろ
リンク先見てもあのページだけじゃただの旧字の表だけだし
532名無氏物語:2010/05/02(日) 10:08:00 ID:94rxUjhB
>>530
楷書で三画の例もある
533名無氏物語:2010/05/02(日) 23:25:54 ID:DBfGZNqR
ttp://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0310&f=national_0310_004.shtml

「漢字を世界遺産に、急がねば韓国人にやられる」―台湾

10日付環球時報によると、台湾の詩人、鄭愁予氏は8日、中国大陸の作家、王蒙氏と行なった公開対談で、漢字を世界遺産に登録すべきだと主張した。
鄭氏は「韓国人に、また先取りされたのでは、間に合わなくなる」と述べた。

公開対談は、台湾の元智大学が鄭愁予氏に第3回桂冠文学賞を授与したことを記念して行なわれた。
鄭氏は、台湾などで使われている繁体字(旧字体)を世界遺産に登録すべきと主張。
中国大陸では略字体である簡体字が使用されているが、王氏も「繁体字が世界遺産に登録されれば、大陸の人々も喜ぶ」と賛意を示した。
534名無氏物語:2010/05/24(月) 08:00:26 ID:MY8nQYmW
>>532 その場合は「前」のかんむりに作る。若,花などが該当例。
535名無氏物語:2010/06/30(水) 17:07:12 ID:MYQC3QW7
草冠を4画で書くと着てみても
2通りの書き方があって一意に決められない。
オマイらのカキコは論理的ではない。
536名無氏物語:2010/07/01(木) 13:25:15 ID:yTSc7HwX
ttp://mpcp.hp.infoseek.co.jp/kanji/
マジこれ? 祥南行書作ってる人が旧字=軍国主義とか叫囂してたけど
これ見たら憤死するな
537名無氏物語:2010/07/24(土) 12:56:54 ID:6qqeCpwT
康熙字典体がC代に突如其来に現れたとする説が流行してしまったな
字彙、正字通からの流れは完全に無視(無知?)か
505は特に恥ずかしいな、干祿字書すら見たこと無いのバレバレ
538名無氏物語:2010/07/25(日) 02:52:32 ID:YQ3IttWk
日ごろ旧字や旧かなに触れておく事は頭の体操にいいよ
539名無氏物語:2010/07/25(日) 09:15:57 ID:Pj2SEQcZ
しばらく使ってないと結構忘れるからな・・・
540名無氏物語:2010/08/02(月) 22:59:49 ID:g7ySc092
九度目の還暦ですね・・・
541名無氏物語
歐陽詢、褚遂良和顏真卿全是韓國人, 小知識