2 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/09/21(火) 13:59:05 ID:j9lNyPh3
>>1乙
このスレでも楽しく新刀と新々刀を語りましょう
4 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/09/21(火) 20:13:40 ID:6AYJ9MvD
あたたたたたたたたたたたおわったー!\(^O^)/
俺はもう
>>4んでいる。
>>1乙です。
平成の刀は昔の刀と比べ、比較にならない程綺麗です。
自分の為にのみある刀で家宝にする刀です。
出所不明の事件現場に残る安売刃物を考えてみて下さい。家宝にはなりません。
子供の守り刀として、短刀など昔の刀を買ってはいけないのも納得の行く事です。
古物商が扱う刀と現代刀を比べれば、同価格の現代刀ははるかに良い刀です。
昔の刀が600万とすれば、同じ質の現代刀は、100万前後で買えます。
昔の刀を騙されて買い続け、マニアをやめた人を何人も知っています。
100万前後の刀は、
ほとんどが疑問です。由来も鑑定書も無意味です。
本物は研ぎだけで40万はしますから、どんな刀なのか考えてみて下さい。
昔の通人の多くは、古物商をやり負かして買うのが 粋でした。落語等にこうした
話 はいくらでもあります。
従って騙されるのは当たり前、
やられる方がヘボでした。
有望視されている刀匠の、比較的求めやすい刀を買い、刀匠の成長を共に楽しむとい
う方も いらっしゃいます。
なかなか粋な方だと思います。
国宝刀を扱う研ぎ師によれば、現代刀の最高ランクの刀匠は、
刀が最も隆盛を極めた 新刀時代の最高峰に匹敵すると言います。
.昔の鋼が良いと言う話をよく聞きます。それは国宝級の刀の写しを研究する時に、
刀匠が気 にするレベルのもので、
今の日刀保玉鋼は昔の玉鋼に優るとも劣らない質の良いものが作られてい ます。
つまり刀商から買う古い刀を買う事は現代刀匠の妨害で技術の衰退をいみし ます。
6 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/09/22(水) 11:20:49 ID:H6maMBfd
確かに現代刀にも名刀は有ります。
そして、それらは価格もかなり高いと思います。
しかし、現代刀には歴史の中に活躍?した重みが無いのです。
それを考えないなら私も現代刀を薦めます。
>>5のコピペはもう見たくない止めて下さい。
ここまでテンプレ乙
8 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/09/23(木) 00:54:04 ID:ktEODvtV
新刀以降の相州伝で一番上手なのは重国なのかな。
T氏も著書で「腕は国広より上」みたいなことを書いていた。
備前となるとやっぱり石堂?
前のスレの最後のほうに出ていた加卜気になるけど。
9 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/09/25(土) 05:21:14 ID:wc4yU1Mb
新刀祐定の評価も気になる
10 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/09/27(月) 21:04:42 ID:xDcQwG66
>>5 平成の刀は昔の刀と比べ、比較にならない程わざとらしく無用の長物です。
自分の為にのみある刀で、子孫は現代の刀などは価値を感じないでしょう。
出所不明の事件現場に残る安売刃物を考えてみて下さい。そんな刀は警察に証拠品として押収されるし、言われなくとも 誰が家宝にするもんですか。
子供の守り刀としては、しっかりとした筋の良い刀を持たせたいものです。
古物商が扱う刀と現代刀を比べれば、同価格の現代刀ははるかに健全ですが 売却する時は まず売れません。
昔の刀が半額の売却出来たとしたら、同じ額で購入した現代刀は、売却価格は良くて一割です。
現代刀を買い続けて、転売するときに5パ−セントしかならずに泣いていた人を知っています。
長いのでアホらしくて や〜めた。
あんたも 刀鍛冶の端くれなら 昔の刀を貶すのはやめようよ。
新作刀も良いよ、古刀も良いよね、新刀、新々刀もいいよね。日本刀は良いよね。
あのね あなた、古い刀はみんな人を斬った刀ばかりじゃないでしょ。 持ち主の命を救った刀も数多くあるんだよ。
11 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/09/27(月) 22:11:00 ID:ej6cPRnk
刀鍛冶の端くれじゃなくて
悪意を広めるのが生きがいの奴が世には実はかなりいて
そういう奴がいるから世の中決して良くならない
という人だと思われ
現代刀作家でこの書き込みをして得をする人はいない
現代刀がどういうものか初心の人でもよく知られているから
書き込みして楽しいんだろうね。
環境か血統どちらの結果か知らないが
>古い刀はみんな人を斬った刀ばかりじゃないでしょ。
そりゃそうだけど。
>持ち主の命を救った刀も数多くあるんだよ。
なんだ“人を斬った刀”も数多くあるんだ。
あ〜アホらし
野犬やイノシシ退治。犬は食べなくなっちゃったから
そこらじゅうにいる。
14 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/09/28(火) 18:48:43 ID:7hLFNKCz
>
持ち主の命を救った刀も数多くあるんだよ。
おお、感動した
16 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/09/29(水) 19:47:06 ID:10Rfgvbg
>>10 『持ち主の命を救った刀も数多くあるんだよ』 私も感動しました。 この言葉を待っていた。
17 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/09/30(木) 06:11:54 ID:e0Zkl8XG
>>15>>16 刀は人を殺す道具と共に自分の身を守る道具でもあるんだ。
そんなことは当然だろ。いちいち感動するなよ。
>>17 日本人的精神がなければそう云う結論だろうな。
19 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/02(土) 12:13:36 ID:2VQcuElI
>>17 しらけた精神の持ち主ですね。物事に感動する感性を持って無い人は、
つまらない人生をおくるんだろうけど、感性が無いから自分でも つまらない人生と気がつかないんだろうね。
つまらない人生をおくりなさい。
少々古流の日本武術をかじった程度の者ですが、
何と言うか・・・殺すにしても殺されるにしても、「美しく」っていう思いが
有るように感じまして。
無論、戦国の世なんかじゃ泥にまみれたグチャグチャ状態で無念タラタラでしんでたでしょうが、
せめて、現世の執着を切りはなって転生なり成仏をして欲しいって思いから、
刀匠や研ぎ士は美しい刀を作ってきたんじゃないかと思いました。
切れるって事は相手を無用に苦しめない事だし、美しいって事は死者に名誉を
捧げるような意味合いでですが・・・・。
それよりも祟りへの恐れが強かったと思いますけど。ある意味、武士は呪術師でもある
んですよ。だから占いで決戦の日を決められなければいけないし、鳴弦(弓)で邪鬼
を寄せ付けないというのが常識としてあるわけです。鬼を切ったといわれる刀は
尊ばれるゆえんです。
自分が成仏したいためには鎧仏もったり、西を向いて腹を切ったりしており
刀にたくすというわけではないのでは。
22 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/11(月) 09:27:03 ID:mzv1lpc7
>>21 いつの時代の武士の事言ってるの。昔から名将は現実主義者ですよ。
迷信の件は上手く戦略、戦術的に利用していますね。
あなたの様なインチキ臭い迷信奉信者が人の弱みに付け込んで『あなたの家に有る刀は人を斬っている
ので祟りがある』とか言って日本刀を粗末に扱わせるんでしょうね。
あなたは ここに来てはいけないんです。迷信の2チャンネルにいきなさい。
まあまあ興奮しないで。
>>22 そういうこと言ってたら、鍛冶が神棚まつったり、斎戒沐浴して
神宮奉納の刀を打つなんて世界を否定してしまいますよ。
迷信って現代人がみるからそう見えるのであって、当時の人にとっては
リアルな道徳。私たちが刀を注文して、斎戒沐浴して刀を作ってくれた
なんて聞いたら、出来以上にうれしくないですかねえ。
家康がソハヤノツルギの切っ先、どうしろと遺言したか。
これは刀の呪器としての用法。しかしその刀は、はじめから神聖なものとして
作られたかどうかはわからない。刀匠がなんの目的で刀を打っていたか、
それは売るためでしょう、ということをいいたいわけです。
単純な武器としての切れ味、信仰や呪術的な要素、死を美化するわけではないが士道的な思想、
全てを含んで刀は神秘的だと思いますね。
25 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/11(月) 16:20:49 ID:badyiZTe
>鍛冶が神棚まつったり、斎戒沐浴して
神宮奉納
宣伝 くらいつけ
26 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/13(水) 06:05:05 ID:U8cAPcKe
>>23その通りですね。しかし『家康のソハヤノツルギ』の件は 家康ほどの人物が
剣の切先を向けたから徳川家を守れるとかは、これっぽっちも信じて無いでしょ
子孫の将軍や家臣の子孫達に『西国大名には用心しろ、何時も仮想敵国はだ』と公言しているんでしょ。
結局、幕末にその通りになっちゃうんだけど。 私が言いたいのは 昔の名将は『迷信なんてこれっぽっちも信じて無く、
政治的に利用しているだけですよ』
>迷信なんてこれっぽっちも信じて無く、
> 政治的に利用しているだけですよ』
言い切るところがすごいね。
武士がみんな信長公みたいな思想の持ち主だったかというと違うと思う。
政治利用した側面もあった、て程度じゃないの?
30 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/13(水) 23:57:12 ID:U8cAPcKe
>>28 あのね 誰が武士全員って言ったの? 名将とは言ったけど!
上杉謙信は名将ではないとな?
32 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/14(木) 06:10:55 ID:GpouipdM
>>30 名将は武士ではないとおっしゃる?
名将に限定したとしても、彼らの
為政者としてのバランス感覚が迷信を政治利用させた側面もあったかもしれないが、
それと迷信を全く信用していなかったかは別のはず。
名将がすべからく迷信を全く信用していなかったソースを提示してくれ。
33 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/14(木) 06:37:47 ID:GpouipdM
名将ねえ・・・
織田の人やら徳川の人やら羽柴の人やら独眼竜の人やら真田の親子やら毛利の人やら細川の人やら加藤の人やら前田の人やら上杉の人やら武田の人やらそれこそ綺羅星のごとくいらっしゃるが、
それがすべからく迷信を信用していなかったとおっしゃるのですね〜。それはすごい発見ですよ?歴史が覆るやもしれぬ一大事です。
是非ソースを提示してください。
一級の一次資料を提示してくださることを期待しています。
34 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/14(木) 06:40:11 ID:GpouipdM
35 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/14(木) 13:29:01 ID:GpouipdM
ソース〜
名将は迷信を全く信じていなかったことを証明するソース〜
待ってるよ〜(・∀・)チンチン
36 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/14(木) 23:52:41 ID:GpouipdM
こっちもソース提示なしか・・・
久しぶりに芳ばしい奴を見た
38 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/15(金) 21:06:52 ID:Cp6/Ut8G
あの〜。ここは迷信の2チャンネルになっちゃったね。
39 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/27(水) 18:09:48 ID:SsVfGose
>>35 ソース〜
名将達が迷信を信じていたことを証明するソース〜
待ってるよ〜(・∀・)チンチン
40 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/29(金) 16:47:06 ID:nDzv/YFl
前スレでも少し話題になってたけど清麿の武器講一百之一って
今はどこにあるんだろう?
どこにも展示されないし本にも名前だけで押し型や画像が
一切載ってないからもしかして行方不明?
41 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/29(金) 19:08:14 ID:7KIIGcra
ヒルズ族のさる若造が『鉄のくせに同重量のプラチナより価格が高いのは興味あるよね』
と言って 良さも解らないのに スパット衝動買いで購入したらしいですよ。
今はその 若造が住む六本木ヒルズの居間に プチナや金のインゴットと同じガラスケ−スに
収まって居ます。
42 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/29(金) 20:00:12 ID:ec1gsGLb
マジで?重美の清麿ともなると売買されただけで話題になるはずだけど何も聞かないな。
清麿の名短刀が売りに出たときは業者が競いあうようにして入札したらしい。
清麿会の人間に依頼されて入札してたのかな。
43 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/30(土) 05:56:26 ID:MwR/QBnq
中島さん?
46 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/30(土) 14:57:56 ID:T4k1/iKz
そもそも迷信なんて概念は無かったんじゃないか?
迷信とはとらえず、経験則でリアルにおこりえる事だと信じていた(例え偶然で起きた出来事にしても)
だからこそ、謙信や信玄は神社に必勝祈願したんだろ?
彼らが必勝祈願したというソースは調べたら分かるはずだぞ。
何日も前のキチガイネタに反応しなさんな
>>43 お、この祐光は柴田氏がもっていて、冥加氏が売っていたやつだよなぁ。
手に取ってみたことあるが、良い刀だった。
もう売りに出してしまったのか。
49 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/30(土) 20:05:10 ID:MwR/QBnq
50 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/30(土) 21:06:53 ID:5XR4EZpw
>>46 47さんの言う通りですよ。刀剣の事を書き込みましょう。
52 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/10/31(日) 20:48:03 ID:KEKbTXye
>>46 俺の男性ソ−スを顔面にくらえ!
__( "''''''::::. 〜@ 〜@ 〜@ 〜@
--;;;; ______,,,,,,---'''''''"""" ヽ ゛゛:ヽ. 〜@ 〜@ 〜@ 〜@ 〜@
::::::::"""" ・ . \::. 丿 〜@ 〜@ 〜@ 〜@ 〜@ 〜@
::::::: ..........::::::::::::彡''ヘ::::....ノ 〜@ 〜@ 〜@ 〜@ 〜@
::::::::::;;;;;,,---""" ̄ ^`` 〜@ 〜@ 〜@ 〜@
/  ̄ ̄ \ 〜@ 〜@ 〜@
/:::::::: : ヽ 〜@ 〜@
|::::: :: ヘ 〜@
ヽ:::::: :::.. ノ ぴゆっ ぴゆっ
\::::::: /\:::;;;;;;__ ノ
すげぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ ↑音がするのか
54 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/11/02(火) 01:12:44 ID:EcnHP1MU
55 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/11/02(火) 16:14:57 ID:BlvMH3a/
刀の値段が結構下がったのに虎徹、清麿辺りは殆ど落ちないね。
清麿は少し落ちてきたというのを見たけど重要刀剣の刀だと
まだ4000万くらいはするね。
56 :
788:2010/11/02(火) 22:45:45 ID:lBSP/drb
4000万で買う人が居るんだな。なんで欲しい?
数が無いからか?うまさなら兄の方だろうし。
>>56 >4000万で買う人が居るんだな。なんで欲しい?
清麿の刀で4000万はまだ安いほうかも。
上のほうにも出ているけど無指定の短刀で7800万、斉藤氏遺愛の
磨上げ在銘の刀が8000万だから。
この他にも登録番号が連番になっている特重の大小(見た人の話だと
清麿の最高傑作)や重美の4本があるからこの辺は売りに出たら
今の相場でも1億超える可能性があるよ。
>なんで欲しい?
ごく一部の清麿は他の刀工とは比べ物にならないほど出来が
良いからじゃないの。まあ重美とか見たこと無いから分かんないけど。
その他の出来の悪い清麿は名前で高くなっているだけだと思う。
正直、並以下の出来だと思われる清麿の短刀とかを見ると
良くこれに1000万出す人がいるなと思う。
作者に対する価値
59 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/11/03(水) 13:15:21 ID:VDq0nAzc
値段相応と思えるとてつもなく良い清麿ってあるの?
刃物板では清麿は評判があまりよくないけど。
県宝の清でもうまいけど突出はしてないよ。
持ち主は1億では売らないねきっと。
できは正日出の注文打ちと同じ位。
むしろ出来の悪い方が妖しくで、
むらのある清らしい刀の気がする。
61 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/11/04(木) 01:56:11 ID:JsIjmQbT
>>60 県宝なら少し前に売りに出ていたはずだよ。
短刀か脇差で1800万円だったはず。
重要と比べると安めだから特重とか重美と比べると
県の指定品って劣るんじゃない?
>この辺は売りに出たら 今の相場でも1億超える可能性があるよ。
可能性があるよ。
>出来が良いからじゃないの。まあ重美とか見たこと無いから分かんないけど。
見たこと無い
63 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/11/04(木) 17:25:37 ID:JsIjmQbT
>>62 重美の清麿は見たこと無いけど業者から窪田清音の清麿が
1億数千万の値が付いたと聞いたことがある。
窪田清音の清麿よりも出来が良いと言われる特重の大小や
その他の重美なら今でも1億超える値段は付くはず。
まあ実際に売買されないことには分からないけど・・・
>>61 銀座で売ってた出来の良くないやつかな、1800万のきよまろなら持っている商人は多いだろう。
どこの県?
65 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/11/04(木) 19:05:42 ID:hVzmFP3V
>>64 たぶんそれ。確か傷があった。
県の指定品って凄いのもあればかなりダメなのも多い。
>>54 おれのは忍び打ちだから気付かれない内に終るんだ。
県宝なら県外持ち出し出来ないから不便だ、県内売却か
指定解除の選択。
67 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/11/05(金) 00:39:10 ID:NzUa0OS1
>>66 県指定の重文もよく刀剣店で見るけどあれも県外に持ち出している
わけだから指定は解除されているのかな?
長野県は清麿ばかり指定しているけど他の県は古刀が多いね。
68 :
(・〇・):2010/11/06(土) 22:30:48 ID:cg3R3j64
でしょうね、解除されます。
長野県は古墳から直刀が出土するくせに古刀が無い。
平成の刀は昔の刀と比べ、比較にならない程綺麗です。
自分の為にのみある刀で家宝にする刀です。
出所不明の事件現場に残る安売刃物を考えてみて下さい。家宝にはなりません。
子供の守り刀として、短刀など昔の刀を買ってはいけないのも納得の行く事です。
古物商が扱う刀と現代刀を比べれば、同価格の現代刀ははるかに良い刀です。
昔の刀が600万とすれば、同じ質の現代刀は、100万前後で買えます。
昔の刀を騙されて買い続け、マニアをやめた人を何人も知っています。
100万前後の刀は、
ほとんどが疑問です。由来も鑑定書も無意味です。
本物は研ぎだけで40万はしますから、どんな刀なのか考えてみて下さい。
昔の通人の多くは、古物商をやり負かして買うのが 粋でした。落語等にこうした
話 はいくらでもあります。
従って騙されるのは当たり前、
やられる方がヘボでした。
有望視されている刀匠の、比較的求めやすい刀を買い、刀匠の成長を共に楽しむとい
う方も いらっしゃいます。
なかなか粋な方だと思います。
国宝刀を扱う研ぎ師によれば、現代刀の最高ランクの刀匠は、
刀が最も隆盛を極めた 新刀時代の最高峰に匹敵すると言います。
.昔の鋼が良いと言う話をよく聞きます。それは国宝級の刀の写しを研究する時に、
刀匠が気 にするレベルのもので、
今の日刀保玉鋼は昔の玉鋼に優るとも劣らない質の良いものが作られてい ます。
つまり刀商から買う古い刀を買う事は現代刀匠の妨害で技術の衰退をいみし ます。
70 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/11/09(火) 09:42:38 ID:YZdj4Hi5
↑定期的にコピペご苦労さんw
71 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/11/09(火) 19:59:23 ID:bocU0iYe
>>69 お前さんの事を忘れて、新作刀を1本製作依頼をしようと思ったけど
お前さんが叉出てきたから 依頼するのを辞めたよ。○○刀匠ごめんね。
>>69、お前さんのにせいだよ。
72 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/11/09(火) 20:01:54 ID:bocU0iYe
>>69 追伸 俺だけじゃなくて、友達にも作刀依頼をするのを辞めるように薦めるよ。
73 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/11/10(水) 14:13:06 ID:oArrtS+H
↑
>>69が責任感じて自殺生放送やったらどうするんだよw
現代刀使って切腹すんのけ?
75 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/11/10(水) 19:39:27 ID:xSsGbI1F
>>69の代わりに書き込みます。
平成の刀は昔の刀と比べ、比較にならない程綺麗ですが新作物です。
自分の為にのみある刀で家宝にする刀ですが 転売する時は二束三文です。
出所不明の事件現場に残る安売刃物は考えてみて下さい そんな刀は警察の証拠品で市場に出てきません。家宝にしようにも手に入りません。
子供の守り刀として、短刀など価値の有る物を遺産として残すと子供も転売しやすく喜ばれるでしょう。
古物商が扱う刀と現代刀を比べれば、同価格の現代刀ははるかに良い刀です。昔の刀が600万とすれば、同じ質の現代刀は、100万前後で買えます。
が 財産価値はありません。昔の刀を騙されて買い続け、マニアをやめた人を何人も知っています。
100万前後の刀は、ほとんどが疑問と言うのは疑問です。由来は無意味ですが 特別保存の証書が正真であれば大丈夫です。
本物は研ぎだけで40万はしますから、錆びてない刀はそれだけで価値があります。
昔の通人の多くは、古物商をやり負かして買うのが 粋でした。落語等にこうした 話 はいくらでもあります。
従って騙されるのは当たり前、やられる方がヘボでした。
有望視されている刀匠の、比較的求めやすい刀を買い、刀匠の成長を共に楽しむとい
う方も いらっしゃいますがなかなか成長しません。なかなか粋な方だと思います。
国宝刀を扱う研ぎ師によれば、現代刀の最高ランクの刀匠は、刀が最も隆盛を極めた
新刀時代の最高峰に匹敵すると言います。
昔の鋼が良いと言う話をよく聞きます。それは国宝級の刀の写しを研究する時に、
刀匠が気にするレベルのもので、
今の日刀保玉鋼は昔の玉鋼に優るとも劣らない質の良いものが作られています。
つまり刀商から買う古い刀を買う事は歴史有る物を保存する為に大事な事です。
私のように 卑しくも歴史有る日本刀を侮辱する事は現代刀匠の妨害でも有り技術の衰退をいみします。
76 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/11/11(木) 03:05:15 ID:BE1ixU5h
77 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/11/11(木) 19:32:07 ID:eySSqBmX
ttp://www.gibutsu.com/gibutsu_sabigiwa.html 此方の刀剣販売店のサイトにある真贋の見極め方なのですが
尤もだと感じる反面、
随分 「錬金術」と表現して日刀保アンチなんだな。と初心者なのですが思いました。
日刀保の体質に問題がある部分は噂で聞いたことはあるのですが
新々刀の特別保存刀剣認定くらいでは詐欺認定?が横行しているものなのでしょうか?
それともよく分からないグレーゾーン刀剣をオマケして白に入れる雰囲気なのでしょうか?
初心者質問であり恐縮ですが、ご存知の方がいらっしゃいましたらお教えねがえませんか?
平成の刀は昔の刀と比べ、比較にならない程綺麗です。自分の為にのみある刀で神話も伝承も無い刀です。
出所不明の事件現場に残る安売刃物を考えてみて下さい。なんと最近は枝切りバサミです。
子供の守り刀として、短刀など昔の刀を買ってみるのは納得の行く事です。
古物商が扱う刀と現代刀を比べれば、同価格の現代刀ははるかに安っぽいです。
昔の良刀が100万とすれば、同じ質の現代刀は、300万前後で買えます。
昔の刀を愛して買い続け、資産家をやめた人を何人も知っています。
100万円以上の新々刀は、 ほとんどが男の浪漫です。由来も鑑定書も本物の浪漫には無意味です。
昔の本物は研ぎ師が特に喜んで仕事をしますから、どんな刀なのか考えてみて下さい。
昔の通人の多くは、古物商をやり負かして買うのが粋でした。落語等にこうした話はいくらでもあります。さしあたって落語のネタはフィクションで、信じる人はわりと莫迦でした。
有望視されている刀匠の、比較的求めやすい刀を買い、刀匠の成長を共に楽しむという方もいらっしゃいます。
なかなか粋な方だと思います。でも人間の寿命は数百年もありませんから平成からの伝説は最後まで鑑賞できません。平成には武士もいません。
国宝刀を扱う研ぎ師によれば、現代刀の最高ランクの刀匠は、刀が最も隆盛を極めた新刀時代の最高峰に匹敵すると言います。じゃあ古刀の立場はなんなんでしょうか?
昔の鋼が良いと言う話をよく聞きます。それは国宝級の刀の写しを研究する時に、刀匠が気にするレベルのもので、だから日刀保玉鋼は昔の玉鋼に優るとも劣らない質の良いものが未だに作られていません。
つまり刀商からマニアが古い刀を買う事は現代刀匠関係者の力不足で、技術の衰退を意味します。
81 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/12/10(金) 20:23:43 ID:g010dozy
清麿大鑑と真改大鑑が新しくなって9500円で売られてるね。
清麿の一期一振(最高傑作という意味かな?)の押し型とかが
初めて見られた。
82 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/12/13(月) 02:26:27 ID:w8XKYXr6
清麿大鑑は分かるがなぜ真改大鑑なんだ?虎徹大鑑の方が売れるだろ。
83 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/12/13(月) 11:06:17 ID:JO6kTmTE
虎徹大鑑は数が多すぎて古書でも品余り状態。
真改大鑑は発行部数少ないので古書価格も高い。なので復刻版はありがたい。
84 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/12/13(月) 18:49:19 ID:gVXT6ncj
平成の刀は昔の呪われた血刀と比べ、比較にならない程綺麗です。
自分の為にのみある刀で家宝にする刀です。
出所不明の事件現場に残る安売刃物を考えてみて下さい。家宝にはなりません。
子供の守り刀として、短刀など昔の刀を買ってはいけないのも納得の行く事です。
パワースポットで得たパワーも無くなります
古物商が扱う刀と現代刀を比べれば、同価格の現代刀ははるかに良い刀です。
昔の刀が600万とすれば、同じ質の現代刀は、100万前後で買えます。
昔の刀を騙されて買い続け、マニアをやめた人を何人も知っています。
100万前後の刀は、 ほとんどが疑問です。由来も鑑定書も無意味です。
本物は研ぎだけで40万はしますから、どんな刀なのか考えてみて下さい。
昔の通人の多くは、古物商をやり負かして買うのが 粋でした。落語等にこうした
話 はいくらでもあります。 仕入れ3割当たり前、1割も多いのです。
従って騙されるのは当たり前、やられる方がヘボでした。
有望視されている刀匠の、比較的求めやすい刀を買い、刀匠の成長を共に楽しむとい
う方も いらっしゃいます。
なかなか粋な方だと思います。
国宝刀を扱う研ぎ師によれば、現代刀の最高ランクの刀匠は、
刀が最も隆盛を極めた 新刀時代の最高峰に匹敵すると言います。
.昔の鋼が良いと言う話をよく聞きます。それは国宝級の刀の写しを研究する時に、
刀匠が気 にするレベルのもので、
今の日刀保玉鋼は昔の玉鋼に優るとも劣らない質の良いものが作られてい ます。
つまり刀商から買う古い刀を買う事は現代刀匠の妨害で技術の衰退をいみし ます。
85 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/12/15(水) 01:19:55 ID:5iXZpb/0
清麿大鑑読んだら戦前の神津伯とか古刀の名品しか
持っていないような愛刀家も清麿を所持していたようだね。
宮入昭平の唯一の愛刀も清麿だと書いてあった。
名工なのか平凡な刀工だったのかいまいち分からない刀工だ。
86 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/12/15(水) 02:45:39 ID:5iXZpb/0
>>79 >随分 「錬金術」と表現して日刀保アンチなんだな。と初心者なのですが思いました。
「有名刀剣店はダメ、小さい店だけどうちは安心」と宣伝しないと
刀が売れないんじゃないの?目利きを自称しながら刀が
見れないと評判の杉田をリンクに貼っているというのも怪しい。
長く刀の収集をやり業者でもないのに無鑑定→重要まで何本も
昇格させている目利きの人によると他店の中傷ばかりやっている
店はダメだといっていたよ。
いい刀を買いたいのなら高く思えても信玄、柴田とかで買った方が
言いといっていた。
87 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/12/15(水) 15:16:54 ID:7+U/hXUl
今時の偽物師は中心の錆付けはもっと工夫してるよ。
それに電解鉄の例に肌物を出してるのも理解に苦しむ。普通は地刃の冴えを狙って電解鉄使う事が多い。
全体としてかなり意図的なミスリードだと思う。
「安く楽しみたい方には当店の偽物がお奨めです」という卑しい商売根性丸出しだね。
88 :
79:2010/12/15(水) 21:13:02 ID:KwUDHU9r
>他店の中傷ばかりやっている店はダメだといっていたよ。
>全体としてかなり意図的なミスリードだと思う。
>>86様
>>87様
お返事有難うございます。
やはり胡散臭い部分が玄人の方からみてあるサイトだったようですね。
自分は最近、ようやく地元有名老舗店から特別保存の新々刀を縁あって購入しました。
そのお店も他店の叩きなど一切しないお店です。
在庫刀剣でも駄目なものは
「これは駄目でお勧めできない」とハッキリ言ってくださいました。
とにもかくにも、刀剣趣味で大切なことは
目利きになる以前にお店や仲間との信頼関係ということですね。
お話、有難うございました。
>「これは駄目でお勧めできない」とハッキリ言ってくださいました
なれてきましたら、こういうのも半信半疑で。
自分の眼しか信用できるものはないのでありましゅ。
90 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/12/20(月) 03:43:36 ID:dFvWQVie
俺の目が間違っているのかもしれないけど古名刀よりも
新刀の名品の方が明るく見える。
冴えについては古名刀の方が冴えていると思う。
特重の在銘古刀と新刀の重美を並べて見比べたときにそう感じた。
91 :
名前なカッター(ノ∀`):2010/12/24(金) 09:16:14 ID:dVydb2ES
平成の刀は昔の刀と比べ、比較にならないほど汚いです。
ネット写真で見れば綺麗ですが鉄が白く濁っており、角度を変えて見ると地刃に力がありません。初心者の自己満足の為にのみある刀で家宝にすれば代々恥を晒します。
出所不明のネットオークションに出る安物現代刀を考えてみて下さい。家宝にはなりません。
子供の守り刀として、現代刀の短刀など買ってはいけないのも納得の行く事です。
古物商が扱う刀と現代刀を比べれば、現代刀の価値ははるかに劣ります。
新作刀が300万とすれば、古物商では30万でも買い取ってくれません。
新作刀を買い続け、マニアをやめた人を何人も知っています。 60万前後の新作刀はほとんどが疑問です。居合いや試し斬り愛好家の評判など無意味です。 本物は研ぎだけで40万はしますから、どんな刀なのか考えてみて下さい。
昔の武士の多くは、刀を魂と見ていました。刀を使った軽々しい演舞など恥でした。講談にはこうした話はいくらでもあります。 人前で抜くのは名誉を賭けて斬るため。演舞などをするのは大道香具師でした。
現代刀匠を有望視して比較的求めやすい刀を買い、刀匠の成長を共に楽しむという方もいらっしゃいます。
愚かな方だと思います。刀の価値は何百年もの歴史の中で決められるものであり、大きく変わる事はありません。
冶金学の博士号を持っている刀鍛冶によれば、現代刀の最高ランクの刀匠でも新刀時代に持って行けば三流位と言います。平安・鎌倉時代なら刀鍛冶として認められないと言います。
昔の鋼が良さは科学的な成分分析でも証明されており、今の日刀保玉鋼とは全くの別物です。今の日刀保玉鋼は新新刀期の玉鋼にも劣る質の低いものが作られています。
作刀技術の保存は国が税金を使って行っています。現代刀匠が国宝級の刀の写しても似ても似つかない物になるのは、玉鋼だけでなく技術不足も原因なのです。
つまり愛刀家が新作刀を買う事は刀匠を甘やかし更なる技術の衰退を意味します。一方、愛刀家が刀商から買う古い刀を買う事は文化財の保護を意味します。
92 :
名前なカッター:2011/01/14(金) 12:18:17 ID:6EY8Qjii
銀座腸臭屋の新進党は要注意かな。
94 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/01/20(木) 00:37:39 ID:6ZFqoLQ7
>>90 銀座徴囚屋の目暗ナマズに聞きなよ。
能書きだけは一流だよ
95 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/01/24(月) 10:37:12 ID:ba2YD64I
刀剣商が偽物を見抜けないで、本物だと信じて売る(知っていたら論外)。
後日買主が偽物だとわかって交渉しても、鑑定書があるからと取り合わない。
売った業者の基本である買い取りをしてくれと言っても応じない。
結局素人の買主が大損をする。
これが銀座腸臭屋の現実。
96 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/01/24(月) 14:00:16 ID:FDEpsVuR
97 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/01/27(木) 13:24:32 ID:o7+CORsX
刀剣勝 第二十二回偽物講座、2011/02/12受付中
みんな受講して賢くなりましょう。
危ない刀は買うのは止めましょう。
悪徳刀剣商を破産に追い込みましょう。
刀剣社会の膿を出しましょう。
柳田福津久と言う現役の刀匠を知ってる人いますか?
ちょっとググったけど刀鍛冶のくせにずいぶん金持ってるみたいだな
柳田福津久さんテレビに出てたね
柳田福津久氏、申し訳ないけど胡散臭いキャラ爆発という印象。
隕石を砕いて刀を作るとか、奇妙にデカイ刀剣でブロック砕いて見せたり
なんというか…バラエティ向きなんだろうけど。
最近やった番組は見ていないけど、彼の主催する刀剣の博物館は最近見たよ。
外車が沢山でお金持ちなのは確か。
でも博物館にある刀剣、よく見ると古い油で赤錆がポツポツ出ていたりするんだよね。
あと値段なんだけど研磨や刀身の歪みの直しが5000円だった。
一寸5000円じゃなくて、一振り5000円で研磨。当然修行中のお弟子さんがするんだろうけど、居合、試し斬り愛好家にはお手軽なんだろう。
満鉄刀は50万円くらいで売っていたよ。
一般的な刀鍛冶よりは商売が巧いのかもしれない。
102 :
名前なカッター:2011/02/23(水) 08:01:41.02 ID:FXrkMQeM
昆夷こん い 道 遠ければ 復また通ぜず,
世に傳ふ 切玉せつぎょく 誰たれか能よく 窮きはめん。
寶刀 近く 日本國に 出いで,
越賈ゑつ こ 之これを 滄海さうかいの東に 得う。
魚皮 裝よそほひ貼る 香木の鞘さや,
黄白 韋カかんざつす 鍮ちうと銅。
百金にて 傳へ入いる 好事かう ず の手に,
佩服はいふくせば 以って 妖凶を 禳はらふ 可べし。
傳へ聞く 其その國は 大いなる島に居り,
土壤 沃饒よくぜうにして 風俗 好しと。
其の先せん 徐福じょふく 秦の民たみを詐たばかり,
藥を採とると 淹留えんりうして 丱童くゎんどう 老いたり。
百工 五種 之これと與ともに 居り,
今に至るまで 器玩 き ぐゎんは 皆 精巧せいかう。
前朝ぜんてうに 貢獻こうけんして ?しばしば 往來し,
士人 し じん 往往わうわう 詞藻 し さうに工たくみなり。
徐福 行ゆく時 書しょ 未だ焚やかざれば,
逸書いつしょ 百篇 今 尚なほ存そんす。
令れい 嚴きびしくして 中國に傳ふるを 許さざれば,
世を舉こぞりて 人の 古文を識しるもの無し。
先王せんなうの大典たいてんは 夷貊 い はくに藏かくれ,
蒼波 浩蕩かうたうとして 津しんを通ずる無し。
人をして 感激せしめて 坐そぞろに 流涕りうていせしむるは,
?澀しうじふたる 短刀も 何ぞ云いふに足たらん。
>>101 馬と武将を一緒に切るデッカイ刀があったけどあんなの作る意味がわかんない
新刀の評価基準に切れ味や丈夫さはあるのでしょうか
105 :
名前なカッター:2011/03/17(木) 06:34:56.31 ID:sT86amFB
>>103 実用よりも敵に与える威圧感や見方に与える力強さは有ったのでは?
>>104 以前から斬れ味の善し悪しは伝説としてあったが、それを実証してみようという方向になった。
107 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/03/17(木) 20:43:46.90 ID:w9MbacFJ
噂だと清麿は水心子正秀の刀を試し切りしたら折れた、一番弱い刀と苦情を言った
実際重ねは多いが弱いらしい
平成の刀は昔の呪われた血刀と比べ、比較にならない程綺麗です。
自分の為にのみある刀で家宝にする刀です。
出所不明の事件現場に残る安売刃物を考えてみて下さい。家宝にはなりません。
子供の守り刀として、短刀など昔の刀を買ってはいけないのも納得の行く事です。
パワースポットで得たパワーも無くなります
古物商が扱う刀と現代刀を比べれば、同価格の現代刀ははるかに良い刀です。
昔の刀が600万とすれば、同じ質の現代刀は、100万前後で買えます。
昔の刀を騙されて買い続け、マニアをやめた人を何人も知っています。
100万前後の刀は、 ほとんどが疑問です。由来も鑑定書も無意味です。
本物は研ぎだけで40万はしますから、どんな刀なのか考えてみて下さい。
昔の通人の多くは、古物商をやり負かして買うのが 粋でした。落語等にこうした
話 はいくらでもあります。 仕入れ3割当たり前、1割も多いのです。
従って騙されるのは当たり前、やられる方がヘボでした。
有望視されている刀匠の、比較的求めやすい刀を買い、刀匠の成長を共に楽しむとい
う方も いらっしゃいます。
なかなか粋な方だと思います。
そして人間国宝になれる刀匠は現代の人のみ です
国宝刀を扱う研ぎ師によれば、現代刀の最高ランクの刀匠は、
刀が最も隆盛を極めた 新刀時代の最高峰に匹敵すると言います。
.昔の鋼が良いと言う話をよく聞きます。それは国宝級の刀の写しを研究する時に、
刀匠が気 にするレベルのもので、
今の日刀保玉鋼は昔の玉鋼に優るとも劣らない質の良いものが作られてい ます。
つまり刀商から買う古い刀を買う事は現代刀匠の妨害で技術の衰退をいみし ます。
WIKIより本を読みましょう。
その全長はちょっとおかしいな。
常寸の刀でも余裕で90cmオーバーしてしまう
法隆寺に奉納されているやつはナカゴがすごく短いのがあるよ。
打刀って書いてあんだろボケが
>>110 刀剣関係の本ってなかなか本屋で見つからないんだぜorz
>>111 やっぱりそうですよね
ハバキから柄頭まで25cmくらいだとすると常寸のでも90cmは超えるし
短いのでも85cmくらいになる
>>112 そういうのは片手打ち用のなんだろうか。柄も10cmとかしかないのかな
肥後拵えだと刃長二尺〜二尺二寸、柄七寸程度なのでなんとか収まるかな
>>112 私も写真見た事あります。
片手打ちの物は片櫃丸鐺で後の脇差に近い体裁ですよね。寸法は二尺前後くらいの物も有るようですが。
117 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/04/19(火) 17:08:36.88 ID:CcUwbivl
虎徹の良い刀って全く値下がりしてないね。
清麿の方は値崩れが酷いって言うのを見たんだけど本当かな?
刀の重要で2000万台とか並の出来の短刀だと600万くらいだとか。
もしこれが本当なら少し前の半分以下だね。
118 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/04/20(水) 00:18:06.93 ID:yWLy+Ul+
銀座で18000ウォンの清麿は高杉新作だな
119 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/04/21(木) 20:46:29.32 ID:gdoiSCA8
反りが少ない新刀はありゃーすか?
ありゃーすよ
名古屋刀買ってちょう
122 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/04/25(月) 07:37:42.67 ID:IZ4TTBWA
新刀は新刀で古刀と違った綺麗さやハイカラ?さがあるような
初代東京タワーに対してのスカイツリーみたいな
でもスカイツリー周辺の下町、江戸っ子風情みたいなのが新刀のような
初代東京タワーは軍刀
スカイツリーはもはや、現代刀どころか
FFのファルシオンやBLEACHの斬魄刀
日本史板の該当スレでどうぞ
124 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/04/25(月) 14:38:01.14 ID:7IwgHPxO
125 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/04/27(水) 05:58:31.73 ID:eSaLqlRi
互の目の刃文のところを蛍光灯で反射させると凹凸があるけど
これってあり?
ふくれかふくれ破れとか埋金の跡? それとも石気? ありえるけど。
埋金や石気は気にならないなら問題ない。ふくれも同様(鑑賞上は欠点だけど)、破れはあんまり良くない。
反射させると・・・か。ならふくれか埋金跡では?
つぶつぶは硬いから浮き上がる。
虫メガネで見ると刃側が凹で、そのうえを半透明の皮を被った風に刃文全部凸凹
念のため帽子のところも光を反射させると金属表面は凹凸してないのに
模様の境い目が反射率のせいか歪んで見える
もしかして、これで正常なのでしょうか
安い研ぎなら正常です
>>129 それなら普通に見る。研ぎの高い安いは知らないけどヽ(´ー`)ノ
正常でしたか。ありがとうです。
なんか全然、よく見る写真の刀とは違うように見えるので
でも今度、砥ぎに出してみます。
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/04(月) 05:56:49.09 ID:84pcMsRD
村正、虎徹、清麿は値が下がらないね。
134 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/07/04(月) 21:29:35.26 ID:wr4z55SC
>>133 虎徹に関してはまったく下がっていないな。
135 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/07/06(水) 09:52:24.85 ID:0EdMHbGl
十一代兼定も値段がうなぎ登りらしいよ
136 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/07/31(日) 19:51:25.21 ID:Npd88Os3
137 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/07/31(日) 20:33:51.34 ID:Tk68qXJa
1 脇差だから
2 店舗を持ってないHPの専門店だから
3 代作だから
4 為銘が入ってるから
5 それほど人気刀匠じゃないから
6 現代刀だから
>>136 面倒くせーな、いくらなの?
値段が出ない画面なら値段貼れよ、あ
大出世小守刀ってシャレがわかる人が少なくなった
140 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/07/31(日) 21:12:08.98 ID:Npd88Os3
>>137 ありがとうございます。
>>138 27マンて出てるよ。本当に初心者だから聞いてますが、ここじゃ煽られて終わりですか?
141 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/08/01(月) 01:32:58.10 ID:kJmt49tQ
>140
安いのは脇指で細身、木はばきだから、しかも為銘があり飯野様しか持てないよ。
脇指の価格は刀に比べて下がっているから、お安い。宮本包則監修の注文打ち代作だよ。
刃の中は見えないけど肌はイイネ。27マンなら手ごろだよ。
為銘の名前で検索したら、興味深い人物がw
経歴的にちょっと敬遠するのも分かるかもw
逆に面白い来歴と言えるかもね。
>>142 来歴は自分の脳内で楽しめ。まずは刀そのものを見ろよ。その刀が楽しめる出来かどうかが問題だ。
一般的には現代刀の為銘は邪魔なんだよ。持ち主からすぐ離れたって分かるから縁起が悪いと敬遠する人が多い。
まだ生きてる刀工の作なら、その刀工に銘消しを頼むんだよ。上手く消せればいいけど、やはり価値はそれなり。
お守り刀と言って買ったり刀工に注文する親父いるけど、完全に親父のオナニー。
刀をプレゼントに使う時は要注意。刀はやめとけ。悪いこと言わないから。
刀をプレゼントに使う奴は大抵痛い。貰った相手は取り合えず大切に云々言うけど、困って最後は処分。
相手が刀好きでも同様。ガタナが増えて困惑する場合が多い。
いずれも一方的な趣味の押し付けなんだよ。しかも中途半端な刀しかプレゼント出来ないだろ。
それだけ金かけるなら、現生を祝儀するかギフト券にしろ。ずっと喜ばれる。
144 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/08/01(月) 18:30:45.77 ID:iAB5ybPH
>>139様
すいません。センス不足で本当に洒落の意味わかりません。職場の教養人のジーチャンに聞いても分かりませんでした。どんな意味?ヒントだけでも…。
>>142様
そうそう。注文主のお方は毀誉褒貶あって面白いですよね(褒貶の方が圧倒的に多いですが)。だから興味を持ったというのもあります。
英雄豪傑の帯刀歴がある刀なんて、どうせ自分のことを“俺はサムライだ”とか妄想してる中小企業の金持ち経営者とかが買ってるんだろうしなぁ〜
>>143様
あああ…。そうなんですか。そうなるんですよね!きっと。 俺も大身出世してゆくゆくは刀を贈答とか、そんなことしようとか妄想してました。でも先の先まで考えると自己満足に終わるんだろうなぁ〜
145 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/08/01(月) 18:40:18.16 ID:iAB5ybPH
>>141様
ありがとうございます。そうなんですね。92歳作ってあるだけに、やはり代作で、宮本さんは監修的な役回りなのかなぁ。
家にあるのは伝来の大阪新刀の槍と、錆身の軍刀の振武刀だけなので、自分専用の刀を一本欲しいとずっと思ってました。
復活呪文
ふるいけやかわづとびこむみずのおとばしあ
148 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/08/02(火) 16:29:06.42 ID:uR1pmv/M
>>145 大坂新刀の槍とは、珍しい物持ってるね。在銘で河内守国助かな?
槍は錆回ると研ぎ代は高いし、下手したら断られるから、手入れは気をつけたほうが良いよ。
自分の刀が欲しいなら、良い刀屋さんで、実際に手にして選んだほうが良い。
分からない事や疑問は刀屋さんに教えてもらうと良いよ。
そして購入は焦らないほうが良いんだけど、ある程度悩んだら、思い切って買う。
高い買い物になるから最後まで不安はつきまとうもの。度胸も大切。
最初は脇差辺りを狙うと良いよ。
家で鑑賞するのも苦にならないし、古研ぎなら研ぎ直す楽しみもある。
短い脇差なら、研ぎ代も10万程度だからそんなに負担にならないよ。
149 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/08/02(火) 23:56:08.72 ID:tn4XQkYz
脇指はオススメだよ。
良いものが安くなってる、デメは下取りも安いよ。
150 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/08/03(水) 10:02:36.69 ID:zdQDkwMq
>>146 剣さんどうもです。サイトの方、観させてもらってますよー
>>148 はい。槍は上野守菅原助包(大身槍?)です。直刃で板目肌?ですが、錆も浮いていますし、相当研ぎ減ってますよー。
あと、助光と銘のある錆身の脇差もあるんです。吉岡一文字の訳はないし、せめて島田の助光だったらなぁ〜って思ってます。
10万から研げるというなら、まずはこれを研ぎに出してみようかな。
刀は何本も要らないけど、定寸のしっかりした一振りは欲しいです。ということで貯金に励んでます。
でもやっぱり最後は度胸かなぁ〜!
ケコンもする予定なのでどうなるかわかりませんが〜
151 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/08/03(水) 16:37:24.93 ID:SMkvRtu3
152 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/08/04(木) 01:49:17.66 ID:3ZrdJ2jg
>>150 助光か〜 いろんな時代に結構いるから、特定難しいけど、島田なら、茎の形見れば見当つくよ。
俗に言う「村正のたなご腹」。刃側が大抵ぷっくりしてるよ。
研ぎは多少高くなっても一流の刀屋さんに頼んだほうが良いよ。
同じ値段でも、使う研師のレベルが全然違うから。
つ
http://www.tokensibata.co.jp/ 柴田なら、研ぎをお願いする時、見立てをお願いすればやってくれるよ。
錆回ってるなら、割鞘か新調が必要になる。
茎がどうも良くないようなら、購入予算に回しちゃえ。柴田はそれ位で嫌な顔しないから。
むしろ、助包の研ぎをお願いしたら、嫌そうな顔すると思うよ。
定寸の刀が欲しいようだけど、予算が厳しそうだね。
更に結婚予定なら、後々文句言われないように、あまり場所取らない脇差のほうが良いかも。
今、定寸の予算で脇差狙えば、一流刀工在銘の名刀が買えるよ。
上手く出てきたら、彫り無しでも一竿子忠綱や、近江大擾忠広、出羽大擾国路が買えちゃう。
今はそれ位、脇差がお買い得。短刀も良いけど、短刀のほうが割高かもしれない。
まずは刀屋さんで実際に見てみ。
154 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/08/04(木) 21:55:20.31 ID:LF8GUlfm
>>152 丁寧にありがとうございます!
助包は曽祖父の時代に研ぎに出して、思いっきり研減ってしまったそうです。
研ぎの体験談を読んでも、刀剣商を通して依頼したほうが良いと書いてありましたし、
柴田さんにお願いしてみることも検討します!
島田助光のたなご腹ですが、そういえばずっと昔に家の助光の中心と図表のそれを見比べて、
(素人目には)全然異なっていたことを思い出しました。中心が良くなくても、
伝来のものなので下取りに出すことは出来ませんが(^-^;)
どうせ安月給だし、5年〜10年じっくり刀の勉強しながらお金を貯めて、
定寸の一振りを買おうと考えていましたが、近江大掾や出羽大掾の脇差が
そこまで値下がりしているのなら(脇差でも200万〜のイメージがありましたが)
まずは勉強の為に一本買うのもいいかもしれないですね。あの宮本包則の脇差も、
名前は著名なのに今はこんなに安いのか〜と驚いて書き込んだわけですから。
涼しくなったころにはいちど上京しますので、東博やら刀剣博物館やら柴田さんやら
飯田高遠堂さんやら覗いて参ります(^-^)
錆びてしまった。
錆止めスプレーはなんで刀に使ったら駄目なの?
刀用の油より効果ありそう
156 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/08/08(月) 17:17:08.03 ID:4lMqw0TF
>155
色が変わるからだよ。
おれはミシン油使ってる。
157 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/08/10(水) 16:30:30.03 ID:v1rR61DV
>>155 べらぼうに高い訳じゃないから、普通に鉱物性の刀剣油使いなよ。
ただ、丁字の香りつけてる奴は注意。拭う時粘るし、妙な皮膜が出来やすいよ。
藤代の油か、柴田の油が使いやすいと思う。
よそでも聞いたことなんだが…
逸見義隆の作品ってよく流通しているの?どこかで相場は200万くらいであると読んだけど、そんなくらい?
容易に硬鉄を斬って、ガラスを削っても刃こぼれをしない作刀をするであるとか、
(158の続き)
新々刀のくせに地鉄は強いだとか、天才だったけど奇人変人だったとか内田疎天が書いているのを読んで以来、興味しんしんなんですけど。
>>158 逸見義隆は作刀数がとても少ないから流通してない。慶應から廃刀令までが基本的に活躍時期。大正9年没。
斬れ味云々、内田疎天が書いてるけど、不明と考えたほうが良いんじゃないかな?刀身彫刻の名手には間違いない。
明治4年以降は多芸多彩を持ち味に、大阪に出て刀屋や、絵を描いたり詩吟やったり、遊び人のような生活を送ってた。
例外的に頼まれて奉納刀や御守刀を鍛えてる(岡山縣銘あり)けど、廃刀令後は下手したら10本ないんじゃないかな?
遺作は少ないけど上手い刀工だから、斬れ味云々、話に尾ひれがついたんだと思う。第一、試す機会がない。
似た話だと、大阪の延寿国俊の刀を試し斬りしたら、兜が真っ二つになって、斬れた証拠に玄関に兜が飾ってあったそうな。
ただ岡山に鍛冶場は持っていた様子。また大阪の延寿国俊や月山貞一、貞勝とは交流があった模様。
これまた遺作が皆無に等しい国俊の作刀に、義隆の写しと見られる寸法も焼刃も瓜二つな皆焼の刀がある。彫刻がないけどね。
また、愛媛の高橋兄弟(義宗、貞次)に鍛刀を教えていて、高橋兄弟は国俊、月山貞勝にも弟子入りしている。
義宗は大阪に残り(早死)、貞次は愛媛に帰って刀工として最初の人間国宝になった。
こんな経緯を見ると、刀工としての生命は死ぬ迄維持していて、大阪との交流は深かったと考えられる。
高橋貞次は月山から刀身彫刻を学んだ、とばかり書かれているけど、義隆の影響も強いと個人的には見てる。
廃刀令後に義隆が出来た事と言えば刀身彫刻がメインだったんじゃないかな?月山貞一がやった贋作には彫物が目立つよね。
刀だけじゃ食えない時代を送ってきたから、作刀技術と並行して刀身彫刻を教えても不思議じゃない。
義隆も商売道具の付加価値上げるのに、大坂新刀辺りに刀身彫刻をやっていたと思うよ。当たり前だけど証拠はない。
また、彫刻が上手かったからか、義隆彫りの堅木拵えは数点見た事がある。
長々書いたけど、ネタはこの程度。明治大正の大阪近辺の刀工を調べた際、幾ら調べてもこれが限界だった。
内田疎天ももっと書き残してくれたら助かったのに、とつくづく思う。あとは福永酔剣先生が少し知ってるよ。
義隆を調べるきっかけは、高橋兄弟について月山からのアピールばかりだから、実際はどうだったのか知りたくて調べた。
実際、高橋兄弟が修行したのは、新々刀期の生き残りから基本は勿論、昔の鍛刀を知りたくて巡っていた節がある。
関係者はとっくに死んでるし、逸見義隆や延寿国俊の末裔の消息も不明。断言出来るのは、明治期は刀工不遇の時代だという事。
逸見義隆の作刀のうち、重要刀剣になってるものがあるよ。これは刀身彫刻が評価されてだと思う。図譜調べてみ。
>>160 すばらしいです。
逸見東洋は木彫家としても名高いですね。正阿弥勝義との交流も
162 :
158:2011/09/08(木) 06:49:12.23 ID:p/pbMwTO
>>160 ありがとうございます!(先日もアドバイスもらいましたよね?)
内田疎天の本だと、義隆のことを「あの竹貫斎親父かよw」みたいな書き方をしているように感じられたから、
刀の出来については客観的に書いているのかと思いきや、そんなものなんですねー。廃刀令後には10本というのも頷かせます。
古い刀剣美術のバックナンバーで義隆の子孫について触れている号がありました。末裔はまだ健在みたいです。
163 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/10/15(土) 00:36:49.74 ID:GBcLm81h
剣さんが明壽の火炎不動について感想書いてたから、義隆の火炎不動含む彫りを紹介します。もう知ってるかな?
昭和43年光芸出版 飯田一雄著「百剣百話」P188 開花しない天才への同情と遺憾
↑逸見義隆の平造脇差が掲載されてます。所有者は義隆の仕事場を中学時代に度々のぞいたそうな。
全く闇の中の明治、大正期の刀工を誰か調べる際の参考になると思うので平造脇差含め解説します。長文失礼。
銘 表、備州岡山住竹貫斎義隆 裏、二十五歳穿リ物同作(明治4年)
飯田一雄の文から抜粋編集「刃長37.8、身幅4センチ。重ね厚く豪快。互の目に乱れ砂流ししきりで皆焼風。表に三体仏(※)、裏に(真の)倶利伽羅の濃厚な彫りが見事で、これをめぐる刃文はあたかも燃える焔のごとしである。」
※三体仏とありますが、座り火焔不動、セイタカ童子、コンガラ童子の変形櫃内鋤出肉彫「火焔不動と二童子図」です。
彫物の師伝は信秀同様、一乗門下に基礎を学び、記内彫を参考にアレンジしたと感じる作行きです。
逸見義隆の末裔がいらっしゃるとの由、勉強になりました。時間見つけて調べます。
延寿国俊は全く不明です。面白いのは向こう鎚が実の娘さん。厳しい時代背景が窺える生々しい話です。
白鞘と研磨は国俊本人がやってます。垢抜けない白鞘です。今の厳しい刀工、刀職事情に通じるものを感じてます。
165 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/10/16(日) 09:20:31.35 ID:UpFAMll5
http://blog.goo.ne.jp/ice-k_2011/e/c43a3c49c2a86d96d5352ef015ae9c91 行秀は江戸時代に発刊された『新刀銘集録』の題四巻で自ら筆を採り、「自分の作品は相州伝の本三枚を旨としています」と言っている(『左行秀と固山宗次』片山銀作)。
行秀の時代は幕末騒乱期なので実用刀が求められた。そこで、「刃鉄は鋼を卸し、地鉄は銑を卸し、心鉄も含めて全て卸し鉄の剛毅な所だけを使っています」という(同)。
更に、「世間では新身を研いで研返りするものは鈍刀と言われていますが、これは間違いです。そういう刀は最初は良くても、使い込んで刃先が一分余り研ぎ減って来ると、憂うべき事態となります。
故に私は、常見寺(砥石の種類)で刃付けをする時、研返りすることをもって刃味の妙と心得ております。」と細心の心配りをしている(同)。
「地鉄が広く焼刃が狭ければ、折れ難く、曲がり難い。だが私は焼刃の光景、氷雪の如く、散雪の如く、しかも折れも曲がりもしない刀を作る。火加減中庸を得て、沸・匂が自然に現れたものなら全く心配ないからだ。
これを私は水月と言う。確かに、美観で人を驚かすだけで武用には向いていない刀もある。
だからと言って武用専一で刀を作ると─その事自体は悪くはないが─、そんなものは古の名刀と少しも似ていない仕儀となり、下作賤刀と貶されることになる。」
行秀の言うとおり「水月」こそ日本刀
166 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/10/16(日) 16:01:19.84 ID:tzWTfhxW
>>164様
遅レスで申し訳ありません。
延寿国俊の向こう槌が実の娘さん…萌えです(笑)
僕自身ですが、お金を貯めて義隆を買うつもりでしたが、今秋上京して
新発田さんや徴収屋さんやらを覗いた末、人生初の一振りを買ってしまいました。古刀です。ローンでです(苦笑)
ではありますが義隆のなにやら奇天烈なところには相変わらず惹かれますので、
今後新々刀に手を出す時には…!と考えております。清麿もそうですけど、時代が新しい刀は、作った人の生き様までもがわかるからいいですよねー。
義隆の墓誌や末裔については刀剣美術の170号で触れられていました。
>>167 上京お疲れ様でした。古刀ということは、柴田かな?自分に合ういい刀屋はご縁ですよ。空気が違うよね。
最初の一本はとにかく穴が開いて見倒す位鑑賞しましょう。次に他の刀を見る時のものさしになります。
古刀ならきっと見るたびに新しい発見が必ずあります。気持ちや灯りで表情を変えるものです。
新しい刀には身近な生活臭を感じます。殊に地元の刀、郷土刀は面白いです。幕末に急に刀工が増えますから、
大抵近所に誰かがいたりします。ただ明治の廃刀令で一気に萎みます。そして書き残した例は稀です。
葬式の日付まで名鑑に書かれてるのに、その四年後の作刀がある城慶子正明のような笑える話まであります。
たった150年前の世界ですが、世代が三代変わると追いかけるのが大変です。一番痛烈なのは戦後の刀狩りです。
遺作はおろか、刀鍛冶の歴史まで途切れるところでした。
今はまた受難の時代です。日本刀への興味が失われてきています。ごくごく狭い範囲で盛り上がっていても、
社会全体ではマイノリティです。しかも幕末から大正の話となると皆無なんです。
逸見義隆や延寿国俊、高橋兄弟、月山一門を追いかけまわすと、たまにサプライズを見せてくれます。
さっき、高橋貞次の延寿国俊写しの刀が売りに出てるのを見つけてしまいました。
この新々刀相州伝写しの鍛えは、まさに延寿国俊。大板目の鍛えで刃寄り、棟寄りの柾目は間違いありません。
そして延寿国俊のオリジナルは逸見義隆を写したものです。愛刀百話に掲載されている刀がそれなんです。
実に面白い人間関係が目に浮かびます。3人が写した刀でならびました。
https://www.aoi-art.com/auction/auction.cgi?acc=disp&no=1321090552&t=1213703271 ↑アドレスが更新されたら後学のために貼り直します。
義隆の刀美は読んで見ます。
出会えるかどうかは本当にご縁物です。気長に見ていれば回ってくるかもしれませんよ。
171 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/11/21(月) 06:59:40.42 ID:xK1fLSF7
>>170 武器講一百之一が初めて見れた。ありがとう。
清麿ってよく下手だという人が多いけど研師の人に聞いたら
「そう言う人はいい清麿を見ていないだけ。出来のいい清麿は別格」
と言っていた。
本当にいい清麿は清麿会の人や刀屋が秘蔵していて普通の愛刀家の目には
触れないのかな。
>>171 よくわからないけど、研ぎ師や学芸員は出来のいい清麿を見る機会もあると思うんだけど
清麿を評価する人としない人に分かれるのが不思議だね。
どうしても最終的には好みかどうかが入ってくるんじゃないかな
清麿はすごいとは思うけど、(新々刀スレからズレるが)刀としては當麻、青江、来、尻懸あたりが好きだなあ
俺も当麻は大好きだよ。京伝思わせる細かく詰んだ古い当麻で、物打ちから先の焼き高い大乱れだったら完璧。
古刀と新刀で明らかに違うと感じる要素は「冴え」だと思う。古い当麻や粟田口の鉄色、鍛えは確かに美しい。
でも新刀、新々刀で見られる「冴え」は独特の力強さを持った強い輝きで、古刀と同列に語れないんじゃないかな?
実際に手元で見た清麿は4振しかないけど、評価が分かれるポイントは、冴えだと感じてる。
画像や押し形だと、地刃に見られる大模様の働きが目に飛びこむ。これを凄いと言う人が沢山いる。
だけど子細に見ていけば、刃に目立つムラ沸や、地刃の鍛え割れが引っかかる人もいる。固山宗次のまさに対極。
一歩誤ったら品がある刀とは言えない。だけど地刃は冴えてるんだよ。評価の分かれ目はここじゃないかな?
刃の構成や働きなら栗原信秀に近い作はあるけど、冴えが及ばない。左行秀が評価高いのは冴えた地刃だからだと思う。
教科書的には、匂い口が深く、ムラ沸のつかない刃で、地の鍛えは細かく詰んだ無傷の肌が良い刀かもしれない。
刀身に光を当てた際の刀の冴えは、地沸が細かく明るく輝き、刃中の沸匂いが明るい状態と注釈しても舌足らずだと思う。
鍛え肌は荒いけど冴えた刀と言えば虎徹だと思う。大坂新刀と比べたら肌立って綺麗な肌とは言えない。だけど地刃は明るい。
虎徹は作も多いし、ムラ沸もさほど目立たないから、冴えの評価をしやすいと思う。良い虎徹は冴えが違う。傷云々じゃない。
冴えの表現は難しいね。注釈見ても「明るく冴える」とは極めて明るい、という表現なのか?いつも引っかかる。
個人的感覚でよく用いられる冴えについて問題提起。数値化出来ないし描写も出来ないけど重要な表現だと思う。
175 :
名前なカッター(ノ∀`):2011/12/01(木) 21:58:12.72 ID:eugwTMKq
>>174 例えば同じ刀工の特保でも明らかに出来の差があるよね。これだけは現物見て、持ってみないと分からない。冴えは良い切り口だ。
冴えについて言いたい事は良くわかる。研ぎによるところもあるだろうけど、並べて見てると輝きが違う刀がある。
清麿の同時比較は機会がまずないけど、虎徹ならあり得る。同時期の大坂新刀とも比べてみたい。
>>175 よく古い書籍持ってますね。新々刀後期で流行った柾鍛えのルーツは徳勝刀だと言っても良いと思う。
ほぼ全国一斉に柾鍛えが現れて、刀に出来たのだから、同時の刀工は腕が良かったんだろうな。柾割れはご愛敬で。
勝村徳勝は面白い鍛え方で刀を作るんだね
皮鉄は柾目肌で心鉄は板目肌で刃鉄は斬れ味を良くするために板目肌
特別な刀には心鉄を入れずに逆甲伏せとな
あとは現代と同じ作り方だよね
179 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/01/11(水) 17:27:13.89 ID:5uLSR469
一関臣久保田源充正という銘が切ってある刀を持っていますが 同じ銘のある刀が 某刀剣商にありました さし裏の裁断名も同じようでした どちらかが偽物でしょう。
なんで?断言できるの?
どちらも真作、またはどちらも偽銘かもしれないはずだが根拠は?
181 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/01/13(金) 19:09:53.02 ID:1BnujCO3
>>180 そーですね その刀がある所へ持って行って見てもらいます。
>>168様
またまた遅レス恐縮です。
先秋に購入した刀は、毎日、本当に毎日穴があくまで鑑賞しています。研ぎ減りがある古刀なので、
文字通り炭篭りの穴が開いておりますが(^-^;)
古刀は灯りや気分で表情を変えるとのこと、まったくその通りだと実感です!
隆慶一郎の鬼麿斬人剣を今更ながら知り、年末に読破しました。
刀のこと、もっともっと知りたいです。古刀でも、新刀でも、新々刀でも現代刀でも。
>>182 楽しまれていらっしゃって何よりです。
日本刀を楽しむのに難しい事なんて無いんですよ。興味がわいたら覗いて見ればいい世界なんです。
マシンメイドじゃないですし、時代を経てますから、大なり小なり傷や研ぎ減り等の欠点を持ってます。
無傷無欠点だと誇る方もいますが、気がついてないだけだったりします。本気でつつけば色々出るものです。
ですが、そんな無粋な事をやってると楽しくありません。あばたもえくぼ。自分なりの見所を見つけたら勝ちですよ。
楽しむ切り口は沢山あります。時代小説も然り、刀工の逸話、入手までの経緯等々。見る度に気持ちも見え方も変わります。
マイナーなジャンルですが、美術工芸品で新古の次元が数百年単位になるのは、日本刀位じゃないか?と思います。
文字通り悠久の歴史を経てますから、今自分の手元にあるのは奇跡的な確率だなぁ、といつも感じます。
貴重な物ではありますが、しまいっぱなしが一番保管に良くないので、気楽に抜いて楽しんでみて下さい。
ゆきだるま切ってみたいが細かい砂利混ざらずに作れるほどの降雪がなかったわ
185 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/02/10(金) 23:25:59.36 ID:8B5BdpfP
ジガネ、じがね、地鉄。全てはそれですよね。
俺は初めて刀剣専門の一流店に行った時には、ジガネではなくジテツじてつと連呼していましたが(笑)
すいません、昔の人が書いた本で『古刀は玉を絹で包んだかのような美しさ。新刀はムキ出しの美しさ、』と読みましたが、
玄人の方から見て、それは本当ですか?
また、そうだとしたなら、新々刀のジガネはどんな美しさと形容されるものなのでしょうか?
玄人じゃないけど参考になれば。突っ込み補足よろしくです。
世上多く見る新々刀は、地鉄は綺麗だが無地鉄に近く、ベッタリとして鍛えが弱い。鍛えが弱々しい地鉄だけど綺麗には見える。
古刀、新刀の地鉄の表現自体に違和感を覚える。総じて、という表現なんだろうけど、古刀にはかなり違和感がある。
地鉄の歴史変遷をザックリ簡単に書く。本阿弥光遜著「日本刀の掟と特徴」を買って読んでみ。
時代区分だけでなく、原料と鍛刀技術の差違で評価すべきだと思う。
古刀期は、物流と情報伝播が未発達で、主に街道沿いに地鉄や鍛錬の特色が見られる。
一言でまとめれば多種多様。柔らかく澄んだ色合いで細かな鍛えもあれば、ガサついて汚く見える粗っぽい鍛えもある。
新刀期に入ると、物流だけでなく製鉄技術も広く伝播し、地方の主要都市毎に個性が見られるようになった。
江戸新刀と大坂新刀はその代表。地鉄は均一になってきたが、需要や住人の性格によって個性が現れる。
江戸新刀は武用を求め、大坂新刀は華麗さを求めた。
新々刀期は、水心子正秀の門下が全国に散り、地鉄だけでなく作風も均一化された。
情報の伝達はかなり早く、柾目鍛えが強い、と水戸の斉昭公が言い出したら、全国で一斉に柾目鍛えの刀が現れた。
実際に色々な刀を見ないと地鉄は勉強出来ないよ。刃文や姿はある程度まで座学で勉強出来るけど、地鉄は難しい。
188 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/02/16(木) 01:34:36.54 ID:DzOFXWDN
>>187 地鉄で一番分からないことは「1700年以降の新刀でも古刀としか見えない
ものや、古刀でも新々刀としか見えないものがある」と言われるのはなぜなの
でしょう。
一方「新刀以降どうやっても古刀の地鉄は再現できていない」とも言いますし。
>>188 鉄の製法、古刀の再現を聞きたいなら、こっちのスレで。
日本刀の材料
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/knife/1215452737/l50 刀工の作風やその時代の特徴については書く事は出来ても、個別の鍛刀技術については書けない。
新々刀は総じて無地鉄が多い中、特に清麿の地鉄は異風。清麿の地鉄も未だ再現出来ていない。
清麿だけじゃない。虎徹や助広といった新刀期の冴えた地鉄も同様。
どこでも古刀を連呼してるけど、一流刀工の名刀の再現そのものがどの時代でも出来ていない。
新刀以降どうやっても古刀の地鉄がないのか?と言えば違うと思うよ、個人的には。
そもそも古刀の地鉄の定義は何だろう?括りが大雑把過ぎるんじゃないかな?
豊後高田の刀工の作に、末備前や金房の数打ち物のような肌目の刀がたまにある。
田舎の野鍛冶が鍛えた粗製刃物の地鉄には、黒くて粕ばった北国物のような肌目の物がある。
匂い口の雰囲気は時代なりの傾向があるけど、見る人によって意見が別れる。
こういう粗製の古刀の地鉄に見える、見えない、を言ってるのではなく、鎌倉期の名刀の地鉄。
古刀に見える、と言う場合は、間違いなく前者の末古刀。鎌倉期に見えるとは聞かない。
そして現代刀匠が再現を目指しているのも、鎌倉期の名刀の地鉄。新々刀期も同様。
本職の刀匠も分からないないから、自家製鉄試したり、古い鉄で鍛えてみたりしてるんだよ。
故・宮入昭平は古墳出土の鉄を原料に鍛えてみたが、出来上がりは現代刀だったと悩んでいた。
松田次泰師は色々トライしてるから、つてを探して聞きにいけば?
勉強会開いたり、自分の作刀現場を絵本にまとめて昨年発刊してるから読んでみ。面白いよ。
勉強会の参考
http://wood099.blog87.fc2.com/blog-entry-307.html 絵本の書名 雄山閣「日本刀・松田次泰の世界―和鉄が生んだ文化 」
絵本発刊時のインタビュー
http://nabana.net/jinbutukan/nihontou/ 現代刀匠の作でも仰天する刀を一昨年見た。吉原義人師も驚いてた。他の刀匠も記憶にあるはず。
古刀の再現と言うと鍛えと映りが話題になる。それは鎌倉期の来物の上々出来の沸映りに見えた。
日刀保の平成22年新作刀発表会出展、江沢利宗師の短刀。努力賞だったのが腑に落ちない。
当時の鉄使っても出来ないんだから作り方そのものが全く違う、
というのが論理的な帰結だろう。
191 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/02/17(金) 00:21:36.27 ID:oZhF2Vqo
>>189 脱帽、詳しいですね。
今まであいまいだった地鉄の知識がすっきりしてきました。
鎌倉の名刀の地鉄はガラス戸越しではわからないでしょうか?
今度機会があったら松田次泰師の刀を手にとって観賞してみたいです。
>>191 ガラス越しに分かるか?刀剣観賞のど真ん中を射抜く素晴らしい疑問だよ。
これは新古問わず、刀を見る目が養われればガラス越しでも写真でもある程度わかる。ある程度ね。推察出来るんだよ。
博物館で拝む時、色んな角度から覗きこんでる人がいたら、その人は刀を見る目があるんだ、って分かる。
見る角度を調整して、匂い口、映り、帽子、鍛え肌の具合を見ようとしてるんだよ。
照明を工夫する美術館が最近増えてきたのがありがたい。また、この照明じゃダメだと突っ込む人も出てきた。
前置きはこれ位にして、刀を見る目の養い方について。
手元に一本刀があったら徹底的に見る。ある日突然気がつかなかった景色が見えてくる。
穴があく位見倒せば、刀を見る角度にどういう角度があるか習得出来る。
ベテランがいたら色々角度を教われるけど、自分なりの視点というのがあるから、やはり自力で見倒す位の経験は必要。
刀を見る目の成長限界はないと思う。年々目が変わっていくのに気がつければ上出来。一方で努力しないと一向に育たない。
ちょい前に、古刀を購入して見倒している人のレスがあるから参考にしてみ。色んな要素で見え方が変わるんだよ。
手元で名刀を見る経験も大切だけど、まずは基礎。見る目がないと微妙な変化に気がつかない。
面白いのは、他の美術品観賞の目が肥えてる人は、いきなり鋭い視点で見て感想を述べたりするんだよ。
微妙な違いを見抜く目は、ある程度ジャンル問わず共通なんだと思う。お互い楽しみながら頑張ろう。
>>192 マジレス乙。
医者に刀剣刀装具の愛好家が結構いるのは、可処分所得の多寡だけではなく、目が利くからだと思う。
194 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/02/26(日) 13:29:06.82 ID:/n2YS+7g
井上真改や津田助広や虎徹にも弟子がいて、当然作り方も解っていて同じ材料を使ってたと思うけど、
弟子たちは綜合的に見た場合師匠と同じような作品を作れてないから、作り方も解っていて同じ材料を使ったとしても作れる人と作れない人がいると思うけど
みなさんはどう思います
>>194 何故「総合的に見た場合師匠と同じような作品を作れてないのか?」まずは自分の考えを示そうな。
俺の考えは
作り方も解っていて同じ材料を使ったとしても作れる人と作れない人がいると思うけど
みなさんはどう思います。だよ
質問の前提
>弟子たちは綜合的に見た場合師匠と同じような作品を作れてない
>>196の意見
>作り方も解っていて同じ材料を使ったとしても作れる人と作れない人がいると思う
弟子は師匠と同じ様なものを作れていないと現状を説明しながら、作れる人がいると思う理由はなんですか?
198 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/02/28(火) 01:22:55.90 ID:OGvBpEbX
>>194 日本軍の刀鍛冶養成所での経験では、朝から晩まで養成一本の教育システム
でやれば一人前にするのに1年くらいだったと言うことなので、技術はそん
なに難しいものではないそうだ。
だから師匠に追いつけないのは弟子の美的センスが劣っている場合だろう。
水心子だかが南蛮鉄の輸入が止まったので
助広みたいな刃紋が焼けなくなったとか書いてなかったっけ?
200 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/03/01(木) 13:00:47.64 ID:ragPiHUn
>>199 南蛮鉄は日本刀の材料には向かないのは今や誰もが認めている話だが?
江戸時代当時は流行の鋼材だったかもしらんし。「南蛮じゃねえと気分が乗らねえなあ」みたいな感想かもしらんし。
202 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/03/10(土) 04:09:50.35 ID:EekuLjwK
新々刀の茎に変形しかけた汚い付け錆びがしてあって
「山岡氏所持 そでの雪」って後銘がある刀を見たんだけど
こういうのも偽銘として扱われるのかな?
由来をつけて高く売ろうとしたものかもしれないけど
1、無銘で所持銘のみなら所持者が有名人かどうか(来歴)で価値が変わる可能性があるけど、山岡氏がどこのどなたさんかわからなけりゃ単なる無銘刀。
銘消しとかをするなら費用が掛かる分それ以下かも知れないけど。
2、偽銘+所持銘ならきっぱりはっきり偽銘刀。
3、刀銘は正真で所持銘が怪しいってなら1と同様来歴にによる値段上下があるけど基本正真。
てなものでは?
試斬やる奴にならちょっと高く売りつけられるな
205 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/03/11(日) 05:51:32.42 ID:7MVVu6Ai
>>203 答えていただきありがとうございます。
やはり偽銘の可能性が大きいですね。
206 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/03/11(日) 05:56:47.55 ID:7MVVu6Ai
>>204 登録書の裏に前所有者と思われる名前が書いてあったので
その人が高く買ってしまったのかもしれません。
208 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/03/17(土) 16:06:32.47 ID:AteOrOXi
スミマセンが教えて下さい。
宇多国宗が鍛刀してたのは延宝年間くらい迄で終わっているらしいのですが、
一方、備前長船派の刀工は幕末まで鍛刀していたらしいのです。
そこでお聞きしたいのですが江戸時代になってから成立した富山藩の武士たちは
正徳年間辺りには越中宇多派の刀と備前長船派の刀のどちらを多く帯刀していたのでしょうか?
少しマニアックな質問ですが、どなたか教えて下さい。宜しくお願いします。
日本刀のナノ組織を手本にした新超鉄鋼の開発 北田正弘 pdf
http://kaken.nii.ac.jp/pdf/2009/seika/jsps-1/12606/18360349seika.pdf 日本刀に関する現代の材料科学水準での研究は全く行われておらず、その評価内容は伝承と鑑賞面だけのものであった。そこで、日本刀の材料科学的評価に着手し、
鋼の微細構造、非金属介在物の微細構造、機械的性質、化学的性質などを総合的に検討してきたが、その結果の中に工業的に得られる平均結晶粒径(25~30μm)より小さいものが見出された。
これが日本刀における標準的なものなのか
、あるいは見出された刀だけのものなのかを判断するには、ある程度の数の日本刀を調べなければならない。
そこで、鎌倉時代から江戸時代末期までに造られた日本刀の微細組織を調べ、日本刀における微細結晶粒の状況と、これらの結果から導かれる微細結晶粒の生成機構について追及した。その結果
、鎌倉時代から室町時代末までに製作された日本刀には、平均結晶粒径が10~20μmのものが多く観察され、最も小さいものでは数μmの結晶粒径をもつ日本刀が観察された。しかし、
江戸時代の刀では結晶粒径の小さいものは少なく、時代によって変遷のあることが明らかになった。最も結晶粒径の小さい日本刀は室町中期頃に製造されたものである。ただし、
統計的に時代の変遷あるいは特徴を把握するだけの数の試料は分析していないので、上述の時代依存性は実験の範囲内に限った傾向である。
>>202 備前刀で袖ノ雪とゆうのがあるけど
重刀で古雅な古刀だよ
個人的に
新刀 綺麗で少しハイカラな江戸後期の将軍さま
新新刀 幕末動乱や軍刀につながる実用本位の武骨な刀
なんてイメージがあるので写しでも古刀の袖ノ雪はどうなんでしょう
昔のを復古さそうとしてたとか
>>202 所持銘は今から貴方が茎に切れば出来上がり。
あと異名。あだ名と思えば良いよ。袖の雪やら笹滴やら刀に名付ければ出来上がり。
>>210 復古とは言い難いんじゃないかな?篭釣瓶やら火車斬やらお家名物含めれば新古刀問わず色々ある。
あだ名をつけられるだけ愛された刀には間違いない。享保名物は別。
袖の雪は結構あるね。最右翼は庄内藩家老の菅実秀が酒井家に献上した太刀。鶴岡の致道博物館にある。
銘は「一 備前国??住人左兵衛尉助次 延慶三年三月日」金象嵌銘「袖の雪」??は吉岡と推察。
長篠合戦で奥平信光が武田信実を討った時、その所持する太刀を得た旨、休め鞘に書いてある。
生茎でほっそりした太刀。金象嵌銘は錆と馴染んでいて江戸初期は下らないものだった。
試し銘には要注意。所持、異名とは性格が違う。ただ、それなりに丁寧な金象嵌試し銘ならうるさくない様子。
一昨年、重要刀剣に認定された和泉守兼重の茎には金象嵌試し銘が表裏にある。良い刀には間違いない。
この刀を幕末に山田朝右衛門が見ていて、大脇毛二ツ重という銘が目にとまり、添え状に書き添えた。
江戸初期の試刀で今時分(幕末)の表現はないだろう、と。暗に偽試し銘を示唆している。
>>211 /⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒\
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ミ ∧_∧
ミ ⊂ ヽ(・∀・ ) ヘェーヘェーヘェー
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最近の読売新聞にのってたんたんだけど『国立科学博物館が所蔵する約8000体に及ぶ江戸時代の人骨の中から
刀の「試し斬り」を行ったとみられる人骨が始めて見つかった』見たいだね
しかし「試し斬り」なんて意味あるのかな
213 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/04/15(日) 01:09:31.75 ID:FBRZJDEi
たまたま気が付いたんですけど、固山宗次の中茎の鑢目がキリになってるのと、化粧鑢で筋違になってるのがあるのですが、どういう理由で二種類の中茎仕立てを使い分けているのか知ってる方、教えてください。
>>213 ググったら見つかる。
http://www.seiyudo.com/ta-08062.htm 使い分けているのではなく、安政7年以降切りヤスリに変わったと覚えておけばOK。
現段階で分かっている事を参考に書いておく。
安政7年2月以降、化粧付き筋違ヤスリと勝手下がり、切りヤスリが併用されている。
そして文久元年以降は全て切りヤスリに変わる。ヤスリ目を変えた動機は不明。
固山宗次は多作だからヤスリ目の端境期の刀を見る機会があるかもね。
>>212 試し斬りは発祥から諸説紛々。戦国末期に谷出羽守が始めて、中川左平太が体系化したのが定説。
戦国時代のように実用に供する機会が減ったため、刀の利鈍を知る手段と様々な書籍で書かれている。
でも、太平の世だからこそ、実用だけでは意味合いは片手落ちなんじゃないかな?
室町期の「奉公覚悟之事」等に書かれた進物、下賜に然るべき刀の選別と同じ意味合いもあるのではないか?
大名家の刀剣台帳を見てると、帯用に然るべきかどうか?本阿弥家以外に山田家が利鈍のアドバイスをしてる。
刀だからこそ、位列と同様に実用も勘案して総合価値を決めたのが江戸時代なのではないだろうか。
名物の大典太も研ぎの前に試刀している。具体的に試刀で利鈍の証拠を作った時代だったんだろうね。
特に新刀は当時の現代刀状態。位列が低かったのは間違いない。だからこそ試刀で価値を高めたのではないか?
康継には切りつけ銘や中川左平太の金象嵌試し銘がある。
http://www.tsuruginoya.com/mn1_3/f00053.html 康継に倣って、和泉守兼重と山野加右衛門永久が金象嵌試し銘を入れていった。
兼重の弟子と見られる虎徹も、山野永久、久英とタイアップして売り込んでいったんじゃないだろうか。
そんな試刀結果が、十数年前まで戦があった戦争を知らない侍にウケた。
試刀に意味があるとしたら新刀の価値上げが最初にくると思う。鑑定書みたいな物。
特に金象嵌試し銘は、細工の手間をかけても付加価値を分かり易く説明する手段だったのだと思う。
その感覚は、大磨上の刀に金象嵌極め銘を入れたり、無銘に朱銘を書くのと同じだったんだろうね。
金象嵌試し銘は、本阿弥鑑定と同様、埋忠家と吉岡因幡介家が細工したと思われる。
正真と思われる金象嵌試し銘は、色々比較すると細工に共通点が見えてくる。金の色、書体や太さなど。
で、細工で価値が上がるならと、今の偽鞘書きや偽折り紙のように偽試し銘も出てくる訳だ。
かなり怪しい金象嵌試し銘
http://www.bidders.co.jp/item/171058449 試し銘紹介サイト
http://sakanazanmai.web.infoseek.co.jp/aitou_shashinkan_tameshimei.htm
黒川古文化研究所名品展
http://www.kurokawa-institute.or.jp/ 日本刀は、重要文化財の堀川国広作の刀をはじめとする桃山から江戸時代に製作された新刀
を展示
個人的には堀川国広と井上真改をまじかで見られたので大満足
井上真改 出来が良く美麗で重厚でパーフェクト
堀川国広 一見地味であっさりとしていてそれでいて古い趣きがかもし出されている
他に栗田口忠綱や越前康継の刃文の激しいのや仙台国包の古刀風直刃と並べてあるので
とても比較しやすかった
216 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/04/30(月) 12:07:13.00 ID:6dgeJ82W
217 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/04/30(月) 13:01:57.04 ID:c9j5Z5+M
レポ乙です
太刀:西南戦争で略奪、134年ぶりに照国神社へ戻る/鹿児島
http://mainichi.jp/select/news/20120428mog00m040011000c.html 1877年の西南戦争で鹿児島市の照国神社から官兵に略奪され、その後行方不明になっていた太刀が134年ぶりに返還された。09年に日本美術刀剣保存協会(東京都)が無登録で所持していたのが分かり、
警視庁が同神社に照会していた。田原成一郎権宮司は「数奇な運命を経たが、返還され大変ありがたい」と喜んでいる。27日から同神社で一般公開されている。6月27日まで。
太刀銘は「六十三代波平行安(なみのひらゆきやす)」。第十一代薩摩藩主、島津斉彬を祭る同神社の創建を祝い、島津家と関係が深かった近衛家が1865年に奉納した。
幕末の勤皇刀とか薩摩示現流の刀は普通のより大きいのですがそれより先の時代
ルーツは平安時代の野太刀としても、神社の奉納刀の大きい刀以外あまり見ませんね。
江戸時代に2尺5寸とか決まりごとが出来たとかで刷り上げたのでしょうか。
全剣連所属居合道五段で刀剣入札にも熱心で、12,3振りくらい持っている先生から
「これ、あててみな」と渡された刀の勉強始めたばかりの当方超初心者。
最近この先生が水心子その他現ナマと引き換えにすんごいのを手に入れたと聞いたがこいつが噂の逸品だなー、としげしげ眺めて
いいもんはやっぱりいいもんだなー、とよくわからないことひとりごちてたっぷり見させていただきました。
で、どう思う?と聞かれ、え?まさか一竿子?ブブー、でも国は当たってるよ。
あ、でももうわかりませんと白旗揚げたら
照包だよと教えてくれた。
先生の知り合いの刀匠は二回で当たりを出した。
刀匠ってやっぱ凄いなー、なんて感心して帰ったら、良いもの見すぎたのか、瞼が二週間くらいピクついて大変難儀致しました。
220 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/06/06(水) 17:09:37.83 ID:KePYLBmH
上がキブいかな
デジタル大辞泉の解説
きぶ・い
[形][文]きぶ・し[ク]《中世・近世上方語》
1 厳格である。「―・い人でよく清規を行はれたぞ」〈百丈清規抄・四〉
2 苛酷で容赦がない。「法が―・ければ」〈史記抄・李斯伝〉
3 がまんできないほど、ひどい。「こがらしの寒い寒い風が―・う吹くほどに」〈中興禅林風月集抄〉
4 刺激の強い味である。「大人なぶりの骨膾(なます)ちと酢がすぎて―・からう」〈浄・本領曽我〉
5 険しい。「坂の―・き事、屏風を立てたるが如し」〈伽・大仏の縁起〉
◆シク活用の「きびし」と同語源の語であるが、ク活用の例が多い。
???
銀座長州屋 刀剣用語解説集
No.162 きぶい(きぶい)
刃文の状態を形容する用語。刃文にうるんだ様子がなく、ぎらりとした硬い感じに見えることをいう。
一般に古刀より新々刀に多く、沸出来、匂い出来にかかわらず用いられる。
元幅27mm、元重6mm、先幅18mm、先重4mm
虎鉄は(個人的に)ごついイメージがあるので
砥のせいか少し細身になったのかなとか
長さにもよるんだろうけど新撰組のせいか
元幅30mm、元重7mm、先幅24mm、先重5mm くらいの
重そうな刀のイメージがあるんだけどどうかな
↑だと來国のすり上げ風サイズ
寛文新刀でそんなに先幅あったら変だろ。
>>225 前にも來国とか書いてる人いたけど、
>>225も意味がわからん略し方してるな。
細太刀はモーメントがどうこう言ってた変な人?
近藤勇の虎鉄は偽物説もあり
こちらも勉強不足でスマソ
>>228 刃長57、反り0.5、元幅3.8、元重0.6(いずれもセンチ)。銘は虎徹奥里作、寛文丑年三月吉日。先幅の寸法記載がないが、図録を見てると、3センチ以上ある。
出典は尾張徳川家伝来名刀百選。同書表記には寛文五年と書かれているが誤り。奥里銘で寛文丑年(元年)と分かる。
また文政頃の御腰物元帳には丑年とあるから読み違えで間違いない。ただ追記されてる寛文七未年為御打、の意味がよく分からない。
元先で幅差つかず、特に身幅広く大鋒の中脇差は虎徹の若打ちに幾つかある。これはそのひとつ。刀身彫刻が目立つのが特徴。
虎徹の刀身彫刻で著名な物(特に櫃内大黒)はだいたい寛文四年までで、このような中脇差にある。彫りが映える作刀を意識したのか?
ちなみに尾張家の脇差には、表に刀樋、裏に二筋樋があるが、彫同作の銘がないからウブ彫りか分からない。
ちょっと虎徹から脱線。
尾張家の場合、尾張柳生の影響が濃厚なのだと思う。特に一尺三〜四寸の短めの中脇差で元幅が広い作り込みを見る。
尾張潘士のものと推測出来る脇差で、信高、氏房にもあるし、古刀の磨上物にもある。尾張ハバキが大抵ついてる。
連也斎が秦光代に作らせた脇差が尾張徳川美術館にある。これは刃長41.5、反り0.9、元幅3.7、先幅3.5、元重0.7(センチ)。大鋒でフクラ枯れた鋭い姿。
尾張柳生の流儀なのか、屋敷内での不測の事態を想定してなのかは尾張柳生の研究者に聞くしかない。ただ連也斎は小太刀の名手で、夜襲撃退の逸話を小説で読んだ。
>>230 虎徹からすこしはなれるけど
剣道の小太刀の型見ると長さが短いので
相手の攻撃を受け流したり、受け止めて入りこんだりするから
受けの衝撃や押し負けないために身幅が太く
接近してから鎧ごとズブリのため先も太いのかも
屋敷内戦用特注品、床の間に飾ってよし、実用的でもあるし
(実際、寝室とか天井の低い部屋だと常寸74センチあると
天井、柱、鴨居、に引っかかりそうで短めの方が動きいいのかも)
232 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/06/19(火) 20:16:50.32 ID:pyg+cXBI
>>232 >柄がいい
鋭い!
趣味のかたな第弐号所載に違和感があったので調べた。画像もないし所載という程のものじゃないよ。
柄巻きの柄平こと、山口修吉師の仕事紹介で、P206でこの拵えの柄を引き合いに取り上げてるだけ。原文はこんな感じ。
「粗末な打刀拵えであったが、その柄こそ気にいる迄何度も何度も巻き換えたものと思われ、
簡単な藍皮でガンギ巻きにしてあったが、握って見て調子の良い事、素振りして見てその手の内の軽さ、
具合の良さ、之以上のものを現在までに見たことがない。」
光遜先生の子供の光博先生(ペンネーム大慶庵)の文章なんだけど、刻み鞘を粗末と言うだろうか?また中身は生ぶ茎と記している。
ひょっとしたら柄だけオリジナルですり替えがあったのかも知れない。
片手だと真ん中細くてものすごく握りやすそうだけど
両手だと少し柄が短かくない?
最初の片手での抜き打ちが柄が中へこみで指のひっかかりが良いのかな。
>>234 >刀にしろ外装についても詳細に書いてないから分からないけど
すり替えは信じたくない。現状でも文句なし。
ただ、几帳面な光博さんが、広賀の最高傑作で生ぶ茎、と書いてる事が引っ掛かったんだ。
柳生家の売立目録を探してみる。家光から拝領の長光(付拵)の写真が掲載されてたから、往時の写真が見つかる可能性がある。
237 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/06/20(水) 08:32:27.09 ID:SfQaWy6I
>>236 横一文字抜き打ちから踏み込んで片手で突くにはすごくいいかも
でも素振りは普通両手だぉ
238 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/06/20(水) 18:54:22.72 ID:SfQaWy6I
ほんと外見は渋いからあまり詮索しないんでいいんジャマイカ
(握りはよさそうだけど片手だと45センチ脇差は先細でないと片手じゃ重いw)
>>235 脇差は基本的に片手打ちのものだし、
そもそも脇差の柄が長かったら大刀を使うときに邪魔でしょうがないよ。
>>238 調査しても大して益があるわけでなし、充分格好いい拵えだから野暮ですね。
調査はやめます。
>>239 ふと思い出しました。剣豪が差した刀と伝わる物には、比較的多く茎尻を摘んであります。
今から思えば注文打ちで勿体無いと考えてしまいますが、実用の時代だからこそ
茎、柄の長さと刀身の重量バランスを考えて細工していたのでしょう。脇差は特に。
短く詰めた最右翼は柳生連也斎。信高に打たせた刀を年とる度に体力考えて磨上げてます。
常寸から始まって、確か最後は1尺9寸。
趣味の刀に1尺7寸ほどの生中心在銘って書いてあるぞw
1尺5寸でもほどの範囲かwww
錆が大きくなってしまった。
ペーパーで軽く錆を擦る位なら大丈夫だよね?
場所にもよるけど荒いやすりだと白い細かい傷が何本もつき
煙みたく見えるからお勧め出来ないよ。
245 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/06/24(日) 17:26:24.31 ID:RIjBYX1y
>>243 砥屋さんで部分的に錆び取りしてもらえるところにお願いした方がいいと思う。
白い引けが平面的に付いてかえって修理に高くつくかもね。
246 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/06/29(金) 00:39:49.86 ID:Uc3QMwIH
幕末頃のおおきい刀は破壊力ありそうよ
すえもの切りで仮に大根でも袈裟切りする場合
きれいに切るというより、切れなくてもふっとばす感じ
大根切るなら菜切り包丁使ったがええ
月にかかる細い雲か
川に映る月でも表現したのか
静かななかにどこかさえている
むかしの自然の景色対する日本人の感性はいいっしょ
250 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/07/20(金) 03:13:04.31 ID:t0cd/4aw
清麿は値段は一番高いが技量は大したことがないとかいう人がいますが
実際のところはどうなんでしょうか?
現代刀の偽銘が清麿で重刀に指定されているとか現代刀の清麿写しを
鑑定会に出したら大半が清麿に入れたという話を聞きます。
ですが今ほど清麿が有名ではなかった戦前から愛刀家が所持していたことを考えると
ただ値段がつり上げられただけの刀工だとは思えません。
>>250 清麿は値段は一番高いが技量は大したことがないとかいう人がいますが
同じ時代の刀匠の作品の傑作を見比べたことがないからわからない
現在値段が高いのは、愛刀家に人気があるオリジナル製がある美しさもあるのは勿論だけど、結局は刀の数が少ないこと原因の一つだと思うよ
現代刀の偽銘が清麿で重刀に指定されているとか現代刀の清麿写しを
鑑定会に出したら大半が清麿に入れたという話を聞きます。
逆もありますよ鑑定家の竹中公鑒が細身で地鉄の良い清麿作のの短刀を左文字の鑑定を鑑定会したこともある
ですが今ほど清麿が有名ではなかった戦前から愛刀家が所持していたことを考えると
ただ値段がつり上げられただけの刀工だとは思えません。
清麿は江戸時代の時でも人気刀匠というか評価はされていたと思いますよ
清麿の死後の後に30本の刀の注文が残ったように
また堀井胤吉が直胤に弟子入りを願い出た時に直胤は「自分は時代遅れの老人だし人に教える技術はない、目下江戸には清麿か宗次と言う有名な大家がいるから
そちらで修行したほうがよかろう」といってますよ
252 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/07/21(土) 01:10:35.91 ID:fiyouip+
>>251 清麿が左の鑑定とは初耳です。
清麿でも古刀に見える刀が存在するという話は何度か聞きましたが私自身は見たことがありません。
253 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/07/23(月) 00:06:19.36 ID:t1ORYJqO
清麿の短刀で七千万、刀で一億五千万の値が付いたって話を聞くけど本当なのかね。重文二本、重美なら数本買えるよ。
254 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/07/29(日) 03:18:49.11 ID:cl3YlWni
清麿もそうだけど虎徹も一部の特別な傑作が全体の価格を押し上げているような気がする。
兼定もそう思える。岐阜県出身だけど特別に良い兼定は見たことがないよ…
どこかのお金持ちの方が秘蔵していて鑑定会には出てこないのかな…
値札や指定が全くない状態で気に入った刀があれば、それが自分にとって良い刀だと思うよ。
突き詰めると最後は自分の主観が判断規準だもの。好きか嫌いか?のね。
誰がああ言った、著名人の愛刀だった、幾らの刀だ、日刀保が特重指定して絶賛の論評を書いた。
いつまでも他人任せじゃ、格別に気に入った刀との出会いの機会を損なうんじゃないかな?
相場の話が続いてるから敢えて書く。ご縁があればきっと出会える。磨上在銘と無銘に自分は出会った。
欠点あるけどこの一部分がたまらんって刀を見つけられれば、理屈抜きの好みに近づけるよ。
256 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/07/29(日) 06:48:02.91 ID:cl3YlWni
>>255 過去に鑑定書無しの在銘で好みに合う刀に出会ったことがあるけど買えなかった。
同席していた目利きの先輩に後から言われたがあの刀は同工の傑作で鑑定に出せば大半が別のある最上作に
入れるだろうと言われたよ。
自分の度胸のなさにはがっかりする…
本当にいいものに出会えたのに度胸がなくて二の足踏んだばっかりに逃してしまう
そういうことってありますよね
自分はこれが気に入った、だけなのか、
自分はこれが気に入ったけど他の人はどう思うのだろう?
この違いでしょうね
259 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/09/09(日) 02:29:21.32 ID:79HRZU+k
本当に良いものは見所を知っている愛刀家なら気に入る。
だから買うかどうか迷っていると売れてしまう。
そしてすぐに売れるからネットに出てこずに店頭で売れてしまう。
>>260 259が指摘している真意が分かってないだろ。
実際に手に取ってみて、自分なりの見方をしてみて良い物かどうか判断するんだよ。
自分なりの見方は人それぞれ。健全さであったり、手にした時のバランスであったり、
匂い口の雰囲気であったり。見方は違っても結論はだいたい似てくる。
だからネットの画像で買おうとは思わないんだよ。質問自体がナンセンス。
家にこもってないで刀屋を見て歩いてみな。もし画像掲載の刀があったら比較して見ろ。
実物と画像で得られる感覚と情報量の違いに気がつくから。
もし何も違いに気がつかないなら、何を買おうが関係ないだろ。
質問から察するに、刀を実際に手元で見る経験をほとんどしてないだろ。勿体無い。
本当に詳しい店員に質問して説明受けたりすれば、買わなくとも良い勉強になる。
だまされたと思って柴田に行ってきな。柴田なら麗と比較が出来るし、店員は刀に詳しいから。
http://www.tokensibata.co.jp/ お問い合わせはメールでもかまいませんが、電話をいただければ、より詳しくご説明いたします。
(商品についてのお問い合わせは、品物の性質上、電話が一番よろしいとおもいます)
何故こんな但し書きをしているか分かるか?
同じ言葉でも、活字と口述では伝わるニュアンスが違うんだよ。
262 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/09/09(日) 09:42:15.02 ID:79HRZU+k
柴田では縁がなくて買ったことはないけど麗に出てくる時点で
滅多に出てこないような傑作ではないと思うよ。
本当に良い刀が出たときはまず常連に電話だと思う。
特に一般愛刀家の手の届かない重美、特重の中でも最右翼に位置する
名品は確実に麗には出してないだろうね。
263 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/09/09(日) 15:47:50.08 ID:UXRi7quB
新々刀は信秀、清人、行秀、貞一が
本当に均等に上手。
本当の名人。
264 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/09/09(日) 15:51:27.98 ID:UXRi7quB
価格帯は貞一は一番安く、200万円前後。
信秀、清人が300万円前後。
行秀が一番高価で350万円以上
無傷・無欠点・生中心・かなりの出来で。
でも少し前の6割から7割ぐらい。考えられない。
265 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/09/11(火) 00:46:41.97 ID:IT1X49Zm
清麿は均等じゃないな。一部が特別に良いだけ。平均点だと上に書いてある刀工に劣る。
266 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/09/21(金) 14:07:54.26 ID:ROalrooL
何故最近は古刀より生中心の新々刀の方が高いんじゃい。
267 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/09/28(金) 22:47:37.37 ID:iLuAczsw
>>266 ものによるだろ。
古備前、粟田口、一文字あたりの健全な刀なら無銘であっても
新々刀の傑作より遥かに高い。しかし新々刀でも清麿の傑作だと
古刀最上作の重文や正宗よりも遥かに高い。
ただここ10年くらいの値段の下がり方は新々刀よりも無銘等の欠点のある古刀のほうが大きいと思う。
268 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/09/29(土) 00:50:41.90 ID:yxfiGSr3
鎌倉期の古刀はそう。ただ南北朝後期、室町初期で
同じ重要でも新々刀の方が高い。
慶長新刀国広系は高いが。
269 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/09/29(土) 02:44:04.11 ID:yxfiGSr3
というのも応永備前太刀重要と新々刀上上作重要の
下取りに丁度100万円の差。。。
新々刀の方、拵もないのにこっちの方が高い。変
270 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/09/29(土) 10:11:52.18 ID:kPWkVrc1
虎徹だけは全く値段が下がらないな。
271 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/10/01(月) 00:24:52.19 ID:DJ0aSmyi
価値落ち幅大 肥前物、固山一門
価値落ち幅小 堀川物、清麿一門
272 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/10/01(月) 00:35:26.60 ID:kuqreAKy
清麿自体の値段はどうなのかな?
未だに傷のある短刀が1800万とか『お問い合わせ』になっているけど。
羽山円心の脇差がある。
古代刀模して熱田で打ったとある。
許可とりにいったら
現代刀といってたけど幕末明治って現代刀なん?
人によってあいまい。新々刀最末期とする人もいれば現代刀に入れる人も。
円心だと現代刀の印象が強いかも
275 :
あきらくん:2012/10/11(木) 18:38:20.44 ID:jChSjYmA
聡明な日本刀板の皆さんに質問です。
映画「武士の家計簿」で
短刀を商人に売る場面が有り、さやに収めたまま「カネワカ」と瞬時に鑑定しました。
それは普通なのですか?
276 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/10/11(木) 22:36:45.21 ID:t+wL8Nc8
>>275 知るかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
クソが!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドラえもんにでも訊けや!!!!!!!!!!!!!!!
あの映画は加賀の御武家の台所事情でしたね。
カネワカは兼若と書き加賀で人気の名工でした。
兼若を持つ者なら地位や家格が低い若侍でも縁談には困らなかったというくらいの人気でした。
あの場面で「兼若じゃ」と出した親父さん、結構辛かったろうと思いますw
あとあの場面、商人が目利きしたのではなくで持ち主である親父さんが「兼若じゃ」
と言いながら商人に腰の脇差を渡したんじゃありませんでしたっけ?
廃刀令が出された直後の刀の価格が二束三文に暴落した頃には
兼若といえども買い手がつかず、加賀では車夫が荷車の板バネ代わりに買っていくほど安かったそうだ
特に兼若や清光は適度な粘りと弾力があって好評だったとか。
江戸時代の高評価を考えるとやるせないね
廃刀令が出て自殺した刀匠もいるんだから
刀匠や刀に携わる人は辛かっただろうに
新刀も新々刀も玉鋼で刀を作っていない、卸鉄で作刀してたんだよ。
皆知ってたかい?
へえ、そうなのか。
じゃあ現代刀なんかもそうなのかな?
283 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/10/19(金) 10:48:44.97 ID:FMf31gg7
現代刀匠だと自家製鉄で鉄を作って作刀する人もいれば、日刀保玉鋼だけで作刀する人もいれば、古釘、古い鉄瓶などを卸鉄して玉鋼と混ぜて作刀してる人がいるね
新刀や新々刀刀匠の場合も古釘、古い鉄瓶などを卸鉄して作刀する人もいれば、包丁鉄(割鉄)や
>>164銑や鋼を卸鉄して作刀してる刀匠もいますね
新刀や新々刀刀匠の場合も古釘、古い鉄瓶などを卸鉄して作刀する人もいれば、包丁鉄(割鉄)や
>>165銑や鋼を卸鉄して作刀してる刀匠もいますね
>>281 卸鉄は全員じゃないよ。
古来のような卸鉄で手間をかけて作っていては今の手間賃ではまったく
立ち行かなく刀工に死ねと言うようなものだと水心子に直胤が訴えている。
よく調べると刀鍛冶は今も昔も困窮の極みだったようだ。
ちなみに千種出羽あたりの量産鋼は安かったし、包丁鉄の方が高かった時代もある。
286 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/10/21(日) 22:34:15.78 ID:WZhnQySe
>>264 外国人が即決で購入することが結構ある。
287 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/10/23(火) 23:06:16.60 ID:VVObv7QC
そういう外人はシンゲン・タケダとかでなくタケダ・シンゲンとかきちんと名前を言うよ
288 :
あきらくん:2012/10/25(木) 21:04:28.37 ID:b29rndRq
289 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/01(木) 04:12:55.97 ID:1g2kjmk5
290 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/09(金) 11:30:43.47 ID:2L+b6jfd
美しいね。
沸出来互ノ目丁子じゃない?
291 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/10(土) 23:02:54.08 ID:6L8NXd/l
292 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/12(月) 00:42:19.19 ID:ZCEo97BY
小疵だらけ
虎徹に限らないけど、肌目が立つ地鉄を鍛える刀工の作には、大抵何ヵ所か鍛え割れがあるよ。ただし、鍛え目に沿った小さな割れ。縦割れが多い。
南紀重国、兼重、虎徹一派、国包、初代長道辺りにはよくある。地刃が明るいから許されているところはあるかもね。
294 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/12(月) 11:54:28.54 ID:5GeWrEvp
本当の名品は綺麗な地鉄部分が破綻無く鍛えられてるものですよね。
研磨で相当抑えても鍛え割れや杢目状の鍛着不十分な部分が出るのは
よい刀であっても名品ではないかな。
これで銘が無名刀工だったらって考えるね。
文部省 重要美術品 日本刀大鑑 井上真改大鑑 刀影摘録
井上真改が気になる
296 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/12(月) 20:53:19.92 ID:/MXoGahm
どの重美の真改?
真改の重美は手に取ってみたことはないけど
親国貞の重美は凄かった。
298 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/13(火) 00:25:30.55 ID:Iv6PyVIC
あの真改は本当に美しい。
地鉄完璧、刃紋の沸から小沸、匂いにかすんでいって
ゆるみ無し。
唯一の欠点?はもう戦さの無いと思われた時代に造られたことかなぁ。
嘉永以降にこんな刀工いたら最高。
299 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/13(火) 01:03:42.47 ID:Q1eLePUB
真改と助広って同国、同時代の最上作だけど昔から真改の方が下に見られている気がする。
合作の時も助広が指表に名を切っているから年下の助広主導で製作したなんて書かれていたこともあるし。
真改も助広も重美クラスの名品は一度も手に取ってみたことがないけど
どちらが上手なんだろうね。
2014年2月26日[水]〜4月6日[日] 特別展 清麿展−幕末の志士を魅了した名工−
また清麿か、真改と助広展を開催しろ
>>299 甲乙かと思うけど、助広には濤瀾刃と言う独自の刃紋を創り出したから、助広ちゃんが上と言っとく
301 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/19(月) 09:17:03.43 ID:IAjlXZH0
刃紋の好みにもよるけどこの時代の一番は助広ですよね。
実戦で折れやすといわれつつ桜田門外の永田は助広で
大奮戦してるし。
302 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/19(月) 22:49:08.56 ID:NnNa/9k5
真改は国貞銘の時代は刀に粘りがあり、真改銘の時には悪くなると聞いたような
助広ちゃんは直刃の刀は粘りがあると聞いた。濤瀾刃はどうなんだろう
ヤバイのは初代康継や水心子や直胤と薩摩刀らしい
以上、聞きかじりでした
303 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/20(火) 00:24:51.86 ID:DXhKf724
助広は江戸時代から直刃の方が上手だと言われてるね。
まあ好みもあるんだろうけど。
>>302 黒田清隆が折るつもりで大出来の真改を青銅製の水鉢に叩きつけたけど
何ともなかったそうな
>ヤバイのは初代康継や水心子や直胤と薩摩刀らしい
示現流剣士が相手の受けた刀ごとへし折って額をかち割ったとか聞いたことあるけど薩摩刀は欠損しやすいの?
薩摩刀は刃が堅くて毀れやすいとは聞いたことがある
309 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/23(金) 03:59:22.83 ID:R3Jmyi/9
撰刀録では清麿を差し置いて真雄、信秀、清人が最優良みたいに
書かれているのはなぜ?
撰刀録って何かの本ですか?
312 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/23(金) 11:14:34.90 ID:R3Jmyi/9
幕末(見廻り組か何か)の書簡
戦前の日本刀講座かに出てたんだけど
何巻だとかは忘れた。
>>312 ありがとうございます。
仙台藩士腰物携や撰刀録はどう言う試しをしたのか気になりますね
あと仙台藩士腰物携だと山浦真雄が評価低いですよね
314 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/27(火) 00:12:54.68 ID:uAXWv31v
奥元平以上の刀工はいないよ。
傑作は見ててほれぼれする。
315 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/28(水) 08:47:13.54 ID:UvIpDaxI
>>314 以前、私も奥元平の傑作(重刀)を見て驚きました。
薩摩相州伝と言いましょうか、すばらしい刀でした。
しかし、刀には伝法が有りますので「奥元平以上の刀工はいない」とは言い切れない
と思います。
名工名刀は数あれど好みの問題だからいいではないの。
俺はご先祖が使ってたから国秀が好きだし。
317 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/28(水) 09:28:02.55 ID:wsBj6YKs
確かに僻地だからこそ残った伝法でもあるね。
318 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/28(水) 09:29:59.76 ID:wsBj6YKs
江戸時代末期の研ぎはどんな研ぎだったんでしょうね。
地艶でおわりだったのか。
ヒケとかもある程度気にせず、拵に入れっぱなしで錆びもこなかったのか。
休め鞘を使うような宝刀は別にして。
下級藩士なんかのは地艶で終わりとかじゃないのかな。
うちにあるのは拵えと別に古白鞘に入ってるけど江戸期のじゃないだろうし、研ぎも入ってるから江戸期まんまの姿ではないねえ。
320 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/11/30(金) 01:11:42.39 ID:x+/h6bV5
下級じゃなかったらどんな研ぎか知りたい。
差し込みも細かく言えば明治研ぎだし。
あと固山と清麿は本当に仲が悪かったって話は信ぴょう性が高いね。
山田試し銘が固山一門には異常に多いのに清麿一門にはほとんど無い。
322 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/20(木) 20:56:43.59 ID:jo2/hGfk
大鑑所載の刀ってたまに売りに出てるけどどうなの?
偽物も相当に載っているという話だが…
>>322 最近ならよく売りに出てます。偽銘の問題が新刀以降つきまといます。銘が珍しいからと掲載した刀でなければ、刀としての出来が極端に悪い刀はないと感じますが。
助廣の「山ナラバ富士」の添え銘の刀を見たことがありますが、上はともかく茎はどうも良くない。福永先生の指摘通り偽銘だと思います。
>>323 最近多いんですかね?
刀を加工して大鑑掲載の刀に偽造させるという手法があるような気がしてならないんですよね、
怪しい出所で値段のお店にあると。
先日、銘鑑所載で特保の「健全な」虎徹の脇差が500万代で売ってる店があったがこれがどうも臭い。
重要でなく特保というのが更に臭い
325 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/21(金) 15:57:45.82 ID:6TXZ5WgT
>銘が珍しいからと掲載した刀
これって悪徳業者の謳い文句じゃね?重要に出世しますよとかと同レベルの。
当時の所有者が賄賂を出して掲載してもらったとか普通にやってそうな気がする
>>325 そして釣られる人がいる。だから今なら「(○○指定の)紙買うの?」って言われるんだよ。
江戸時代に流行った一例だと、赤穂浪士の所持銘入りの刀。大石蔵之助が一竿子に注文したという刀の年期銘が切腹後で、幽霊の注文か?と微笑ましいものもあるけどね。
327 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/22(土) 23:22:26.67 ID:FH5Hloeb
>>326 その話は明治時代にもあったね。業者からその一竿子を見せられた愛刀家が笑いながら切腹の後だと言ったとか。
328 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/23(日) 04:07:33.02 ID:M7JkdEgY
慶応前後まで打っていた新々刀最末期で一番上手な刀工は誰ですか?
329 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/23(日) 09:56:18.62 ID:yMm0wA/2
>>328 左行秀といいたいとこですね
ついでに質問ですが左行秀のトップは重美ですか?特重ですか?
ご存知のかたいれば教えてください
330 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/23(日) 10:20:32.89 ID:kchNGrip
最近の鑑定・審査ってどうなの?割といい加減という噂が…
331 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/23(日) 13:28:26.71 ID:NmK/H4mj
>>329 行秀は二本重美に指定されているよ。
あと新々刀の特重は清麿しか無かったはず。
332 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/24(月) 07:19:47.00 ID:/uz2er/4
清麿って名人なんだろうけど過大評価されすぎじゃね?
半分以上の価値は腕というよりも彼の奔放な人生に由来してると思うんだが…
333 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/24(月) 08:56:38.07 ID:tZNztl2O
>>331 レスさんきゅーです、重美二本かあ
見てみたいなあ、個人蔵、美術館など所在まではわかりませんよね?
334 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/24(月) 09:51:36.04 ID:FpFu3jM6
>>332 過大評価かどうかを決めるには清麿の最高傑作クラスの刀を手にとって見ないとね。
実際に見たことがある人の中には清麿が最高だと言う人もいたから本当に凄い清麿も存在するんだと思うよ。
自分は平均点以下だと思われる清麿しか見たことがないのでなんとも言えないけど。
>>333 たぶん個人蔵だよ。何かの本で見たときに美術館の名前とかは書いてなかった。
その後に美術館とかが買った可能性もあるけどそういう話は聞いたことがない。
何本も清麿を手にとって見れるだけでも凄い
地元が清麿の出身地だから、清麿展とか数年に一回程度やってるのを見たことあるわ
今使ってる刀が、バランスが悪くて扱いにくいので研ぎに出そうと思うのですが、研ぎで手元に重心を持ってくる事はできますか?
できるけど相当押さないといかんのじゃない?もったいなくね?
武用刀剣か?
持ったときのバランスが悪いから刀を改造しようとするなんて未熟も甚だしい。
真の武芸者なら購入する時に自分の身の丈にあった得物を見極めるもの
単に手元重心にしたいだけなら鍔交換するか、もしくは刀そのものを変えた方が早いと思う。
刀に手を入れるのは
>>338にも書いたけどもったいなさすぎる。
バランスを変えるには砥で先の鎬地の肉を落とすとか、切っ先に手を入れるとか、
もっとするなら刃区あげて茎を長くする(その分刀身が短くなるし反りも変わるから登録証の再交付が必要)とか、色々方法はある。
方法はあるのだけど、それであなた自身にあったバランスになるかはわからないから、職人との打ち合わせがすごく面倒だと思うし時間と費用も馬鹿にならないだろう。
現代刀か?
現代刀で磨り上げたりするなら、製作した刀鍛冶に依頼して、ついでに登録証の修正をお願いすれば、話がややこしくならなくて済む。
登録証の修正再交付は面倒。登録した都道府県も関係する。刀屋ならちょくちょくやってるから、相談してみ。
下取りに出して新しいの探したほうが早いと思うけどな
343 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/27(木) 12:44:33.07 ID:5HBVTaFq
水心子正秀は実用刀剣を研究した理論家なのに、実用無視で折れやすいといわれる焼き刃である
濤爛刃を好き好んで焼いていたのか今だに疑問。
水心子ちゃんの初期の作刀目標は武器としの刀より美しい刀を作ることが目標だったと思うよ、だから初期の時代は大坂新刀を理想としてたと思う。
中期頃から晩年は実用刀剣と言うか復古論の思想になった後は濤爛刃の刀を作ってないよ
愛刀家からすればずっと濤爛刃作り続けてくれてたほうが良かったんだけどね。
水心子の晩年作は見てもつまんない・・・・・・。
346 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/28(金) 14:01:53.11 ID:HhfOsvfL
347 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/28(金) 16:24:37.46 ID:yacmVTxH
>>346 本物のハネ虎のこてつだけど脇指なら倍出してでも重刀選んだほうがいいな
重要刀剣ってそんなに重要かね
349 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/28(金) 17:36:44.64 ID:3J5G67ty
新刀の脇差しだとやっぱり出来の良いものが多いよ。
350 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/28(金) 19:28:17.00 ID:yacmVTxH
>>348 真面目に回答した相手に礼くらい言えないのに質問すんなよゴミ
簡単に言うと重要の脇指虎徹は出来のいいのがごろごろある
特保はほとんど量産型の疲れた雑魚な虎徹
長物でも量産虎徹じゃない注文打ちは棒反りではなくしっかり反りがある、テコガネも出ないものが多い
確か、特重もワッキーのほうが多い記憶
351 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/29(土) 00:59:38.73 ID:fCoZ8pS9
確か虎徹は短刀の特重もあるね。
新刀の脇差し、短刀の特重って極端に数が少ないから相当良い刀ばかりなんだろうね。
現物を見てみたい。
新古問わず、短刀と大刀はそれなりの値段がするのに脇差になると安くなるから面白い。
南紀が打った寛永頃の中脇指が好きだな。肌は古刀然としていながら、姿が良くなってきていて、匂口が冴えてる。
353 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/30(日) 21:20:49.57 ID:hm6T/PyC
どちらかならつるぎのやのが好み。拵えもいい。
大鑑に載ってるほうがいいんじゃね?プレミアつくし
紙を買うのと変わらん行為だな
でも鑑定書付いても偽物が蔓延ってる現状、同じ鑑定書付きなら大鑑所載のほうが
例え偽物でも資産価値としては高くないか?処分する時だって高く売れるだろう
358 :
名前なカッター(ノ∀`):2012/12/31(月) 11:34:10.17 ID:sjI/4pO/
店としてはつるぎの屋のほうが信用できそうではありますね。
いろんな考慮が働いてどれを買うかの選択は本当に難しいものですね。
刀剣店なんてみんな詐欺師みたいなもんさ、重要なのは自らのセンスと眼
水戸光圀は若い頃に鬼塚吉国の刀で雑人を手討ちにしたことがあるようだが
御三家の当主が当時今出来で知名度もあまりなかった鬼塚吉国を何で使ったかが凄く謎。
今の人が現代刀で試斬するようなもんじゃね?
362 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/01(火) 17:50:45.66 ID:xEwjvGPh
著名な刀工には1〜3口くらい最高傑作と呼ばれる刀が存在しますが
虎徹の場合はどれが最高傑作と言われているのですか?
>>360 確か、寺院の綱紀粛正を行って悪僧を成敗した際の斬れ味が良くて、弊衣の異名をつけられた刀だろ。
後年この吉国を光圀から貰った家臣が、火事で焼いてしまい焼直して試斬したら刃こぼれしたとか。
>>363 そんな後談があったんだ…。何かに掲載されてたのかな?
>>364 「斬れ味日本刀―業物のすべて」にその話が載ってるよ
366 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/02(水) 18:53:57.53 ID:I0GTZDeC
367 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/05(土) 18:26:04.91 ID:4xmSmnZS
宗次を忘れてる
鑑定書抜きに純真に銘の真贋を見極める確実な手段というのは存在しないのかな?
機械で作ってるわけじゃないから同じ刀匠でも出来にはバラつきがあるからなぁ…。
最新のテクノロジーを駆使しても確実に同人作ということを証明する手段というのはないだろうか。
時代なら放射性炭素年代測定機で分かるが、作者の特定まではやっぱ無理か。
369 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/05(土) 23:58:02.89 ID:o+4AIwGj
>>368 まぁしかし銘の真偽はどうでもいいのでは。
やっぱり刀の出来でしょう。
とは言っても、正月の芸能人格付け番組でいつも明らかにされるように、10億
円と10万円のバイオリンの差もベテラン音楽人でさえわからないことも多いわ
けで。
結局予算内で自分の気に入った刀を買うのが1番なのでしょう。
370 :
369:2013/01/06(日) 00:10:52.92 ID:870mPdtj
>>368 最近私は大銘の偽銘刀に関心があります。
真正なら1千万を下らない偽銘刀の場合、できるだけそれらしく見える
ように同時代で上出来の刀を使う場合もあり、また上砥ぎで高級拵え
の場合が多い。
けれど偽銘だけに砥ぎと拵えの代金にも届かない数10万で買えるか
らです。
371 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/06(日) 00:54:51.68 ID:eFB6Jiic
>>370 業者のところでオークションに出品される偽銘とかを見てきたけど
最上作の銘が入っていても酷いのばかりだよ。研ぎだって古いものが多い。
上出来の刀を使って上手く加工された偽銘なら昔の日刀保の
鑑定書が付いているだろうからそれなりの値段になるだろうね。
373 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/06(日) 02:41:45.94 ID:870mPdtj
>>371 うん確かに一般的にはね。
その数10本に1本くらいにある上砥ぎで上拵えの偽銘刀を見つけるのが
楽しいわけで。
>>371 出来が悪いのに、刀工の貴重な資料と称して鑑定書が付く場合もあるよね。
ああいうのは力のある業者が持ち込んだ品なのだろうか?素人が持っていっても偽物認定されるだけな気がする…
375 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/06(日) 12:45:12.66 ID:eFB6Jiic
>>375 いんや、重刀のお話。特に著名工に多い気がする…
虎徹の○○期の貴重な一振りとか
377 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/07(月) 00:43:42.35 ID:vRK4RDIk
>>376 重刀は鑑定書ではなく指定だよ。
見てきた限りでは新刀以降の重刀は出来重視が多いかな。
現物は見てないけど長年錆身のまま放置され酷い状態になっていた
真改、助広合作の刀が特重に指定されたことを考えるとやはり資料的価値も
重視されているんだと思う。
まあでも古刀ほどではないね。古刀で貴重な刀は再刃でも重刀以上の指定がつく。
言ってみれば銘の価値。昭和28年頃に論争になった虎徹が重要刀剣に指定されていないのは何故だろうね。
379 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/07(月) 16:46:31.23 ID:UzvldLED
虎徹は飽きる
380 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/07(月) 19:55:37.52 ID:RCp9rGNZ
大銘の偽銘刀でねらいは最近多い清麿だろう。
偽銘を削った所で元々が新々刀か現代刀だから高い刀になりようがない
から、偽銘のままが多い。
かくて大段平で働きの多い相伝の傑作(でなければ偽清麿になりようが
ない)が無慮3,40万で買える。
同じような出来の有銘現代刀(宮入清宗とか赤松太郎)の半値以下だ。
2尺6寸以上の長尺もあって、見て良し、居合刀なんかに使って良しの
愛刀とするのは実に粋なものだと思う。
381 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/09(水) 07:13:32.72 ID:6P8lnO5S
粋のはき違え・・・・・
382 :
380:2013/01/09(水) 12:06:50.42 ID:GMkicCUI
383 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/09(水) 14:10:09.88 ID:6P8lnO5S
粋とはお金がかかるもの・・・・・
384 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/09(水) 15:05:49.75 ID:8KevHfpb
オク厨は相変わらずバカだな。
385 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/09(水) 19:16:34.52 ID:pz7dnshe
教えてください
銘が『加藤長寿斎綱俊六十五翁』となっている
刀を持っているのですが
この人はこう言う銘を切ったのでしょうか
本とかで探しても、このような銘は載っていない
んでが
386 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/10(木) 00:09:53.13 ID:WNZ1bZgf
387 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/10(木) 01:41:19.80 ID:ZpI1OpwI
オークション厨さんお疲れさまです。
388 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/12(土) 15:06:51.60 ID:n+ygIk77
左行秀と現代の大野義光さん技量高いのどっち
389 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/14(月) 22:04:12.14 ID:sqe+rIUT
当然左行秀。
大野さんの刀は綺麗だけど
すでに実用の時代が去った刃紋芸術。ただ焼き入れ技術は素晴らしい。
新々刀に迫る現代の刀は天田さんぐらいかな。
390 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/14(月) 22:39:39.90 ID:Blu4KLGM
>>383 粋については、江戸小紋のようなさり気無いお洒落というのが江戸の粋だよ。
気風(きっぷ)という領域になると「いなせ」に入ってくる。
金かける商人趣味みたいなのは江戸の粋とはかなり違うけどね。
ムラサキ醤油のようにサラリとした何気なさこそが粋の大切なポイント
であって、ちょっとした着こなしや、ワンポイントやしぐさが
粋ってもんであって、金かけるのは粋じゃないよ。
あなた、東京人じゃないでしょ?
新刀・新新刀でいえば、たとえば力士造のような拵えや奴風のは
粋とはいわないよ。
商人(あきんど)たちの豪華絢爛なのも、あるいは大名みたいな
キンキラキンも「粋」とは江戸者は認めない。
「粋」は刀装具にも通じる江戸の文化だから、もう少し勉強した
ほうがいいよ。
391 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/15(火) 02:46:32.41 ID:RE6PXXy6
>>390 自分は粋とはお金がかかるものと思いますね。
そう感づかれないように。
話は変わりますが左行秀が入っていないのは何故?
栗原信秀彫代(切物工手間代)10両 = 約80万円
合計:38両3分 = 約310万円
石堂是一は 31両 = 約248万円
団山宗次は 27両 = 約216万円
彫代抜けばほぼ横並び。ある程度合わせてるんでしょうが。
刀鍛冶が生涯に作る作品って平均で何本ぐらいだろう?
月に2-3本として500本くらいかな?
「明暦の大火と刀剣需要」の全文PDFファイル
ttp://www.mane-ana.co.jp/katana/meirekitaika.pdf 靖国神社で造られた靖国刀には島崎靖興の作刀記録が残されている。これによると繁忙期の昭和十六年二月に十一振(代作分五振)、同三月には十四振(代作分六振)も生産されている。
(「日本刀鍛錬会について」藤代興里著より『刀剣美術』昭和五十六年一、二月号)
また『刀鍛冶の生活』(福永酔剣著)に次のような事例が紹介されている。
@ 四十六歳で亡くなった津田越前守助広は『古今鍛冶備考』によると生涯に一千六百七十余刀の刀を作ったと伝承されている。助広には十七歳のときの作品があるが、本格的に作刀したのは二十を過ぎてからの約二十五年間と考えると、
一年間に約六十六本、月に六本半という計算になる。
A 幕末の同田貫宗広は『同田貫文書』によると文政元年(一八一八)から天保十五年までの二十七年間に一千五百五十本を納めたが、キズなどのために廃棄した分を合計すれば、二千三百ないし二千四百本にのぼった。すると完成品でも月五本、
キズものまで含めると月七本ぐらいになる。
B 薩摩の伯耆守正幸は『正良問答』に十一年間に六百から七百刀を打ち上げたとあり、月に換算すると四.五本から五.三本となる。
また同書には、刀製作日数は鍛法によっても異なるとの資料も掲載されている。
@ 肥前の宗次の『伊予掾宗次文書』には、刀の場合普通五日、木葉鍛えでは六日、甲割り鍛えでは十日、七両鎖鍛えでは十一日、無垢木葉鍛えでは十六日かかると記されている。
A 酒井刀匠の「お客さんには十日かかる、と申しております」との言も引用されている。
以上の資料から、通常時は一刀工で一カ月五振程度と考えられるが、緊急時には一刀工で一カ月十振程度は製作可能であったと考えられる。
395 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/20(日) 14:15:48.13 ID:zktCHrr4
清人文書では清麿は例外で月に一振り。
清人、信秀等の高弟で月に2振り前後。
一門の某は数打ちを藩に納めて評判を落とすとある。
戦前は新々刀は刀剣収集の対象にもなってなかったんだってね。
清麿が二束三文で買えた時代。
いいなぁ…
397 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/20(日) 19:18:29.16 ID:U7RDpTvv
教えてください
新刀や新々刀期に盛高作と銘を
切った人はいたのでしょうか
家にある刀がそうなっていて
反りがほとんど無いのです
398 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/20(日) 20:06:02.90 ID:OvVQy5qf
>>396 清麿はそれなりに高かったよ。昭和一桁の時代でも出来の良い清麿には1000円以上の値段がついていた。
>>397 >>399も書いていますが金剛兵衛盛高ではないかと。うぶのもの(擦り上がっていないもの)は茎尻が卒塔婆形に鋭い三角形をしています。
九州の刀匠で金剛兵衛一派の長が代々名乗っています。現在は子孫の方が熊本にいますが刀匠ではなく、
「盛高刃物」というブランドで生活刃物を作っていらっしゃいます。なんでも何代か前の主が「刀匠を生業にするべからず」との言葉を遺されたそうです。
軍刀にも盛高はあるみたいですから二〜三代前の方なんでしょうかね。
402 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/21(月) 00:48:33.03 ID:g6yvMW7z
やっぱりわりと最近の
ひとですかね?
調べる方法はないですか?
情報すくなくて
真贋が知りたいなら日刀保に保存鑑定に出す。
時代が知りたいなら柴田に持っていって鑑定してもらう。
金剛兵衛自体は古刀期から連綿と続くので文章だけではこれ以上の推論は無理。
福永酔剣先生ってまだ存命なの?
新刀には為銘が殆どないのに、新々刀になるとかなりの数の為銘が増えてくるよね。
いったい何が原因なんだろ?刀鍛冶が作り置きしても売れないから注文時だけ仕事をしていた証拠かな?
407 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/25(金) 00:21:54.10 ID:t9TQHE4Q
>>403保存鑑定は、時間がかかりませんか?
柴田はとおいし、郵送でもみてくれるかきいて
みようとおもうます。
どこかに、歴代の盛高の銘が
みれる資料とかないでしょうか
因みに反りがほとんど無くて
刃長76センチあります
中子は、卒塔婆の形をしています
408 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/01/25(金) 00:55:56.81 ID:dxex40cO
>>405 重美の清麿って出来はどうなんだろう。
清麿大鑑を読むと無指定の斎藤清麿と言う刀が清麿の一期一振と
書かれていて最高の評価をされてるね。
409 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/02/20(水) 02:08:21.69 ID:uAsBXosg
購入する人間にとってはよい時代になりましたね。
信秀、清人の健全なものが300万円代なんて
ほんの少し前では考えられない事でした。
安くても400万以上していましたからね。
清麿は今も昔も別格価格ですが。
ある程度まとまった小金があるんだが今のうちに刀買っておこうかすげー迷う。
世間はアベノミクスで沸き立ってるから、株の景気が巡り巡って刀に来るのはいつ頃だろう?
買い時は逃したくないからな
刀の相場はもう底を打ったと思うね
だよなぁ。高騰しそうで怖いわ。
安いうちに無銘重刀買っとくか
413 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/02/21(木) 02:07:40.60 ID:WKHlxj21
健全な在銘中上作以上新々刀はすでに上がり始めている。
窪田清音君銘の清麿って今誰が持ってるの?
415 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/02/21(木) 15:35:13.25 ID:tHERXxik
>>414 長野の方が持っているという話と某刀剣店の社長が持っていると言う話をきいたことがある。
バブルの頃に1億6千万の値段がついたけどその頃の持ち主は売らなかったらしい。
清麿では窪田清音の刀が一番有名だけど出来や保存状態ではもっと上の刀があるみたい。
手にとって見た方の話だと窪田清音の清麿は少し研ぎ減っていて茎の状態も悪いらしい。
大鑑でも特別に良い評価はされていない。
>>415 そうなんだ。
どこかでITバブルの頃に刀に興味ない馬鹿な若造が興味本位で買っていったという噂を聞いたもんで
気になってたんだ。出来は知らないけど、一番有名だからね…
417 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/02/21(木) 22:12:39.53 ID:tHERXxik
>>416 それが本当だとしても馬鹿とか言うものではないよ。
その人は若くして大金を稼ぐ能力があったわけだから。
刀に興味がない人が買っていたのなら残念だとは思うけどね…
さらに上出来の清麿があったとしても清麿を代表作の名刀な訳だから。
どこで読んだと思ったらこのスレの
>>41だし、窪田為銘じゃなくて武器講百之一のほうだった…。
しかしこの話本当なんだろうか、悲しいね
419 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/02/22(金) 00:37:07.69 ID:ktG6i9Rd
ご安心を。
長野市内にあります。
420 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/02/24(日) 23:50:35.30 ID:Xg5iB7bT
実際のところ、皆さんは何口くらい所有されてるんでしょうか?
16
422 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/02/26(火) 00:15:16.33 ID:B3BaIhlV
一口のみ。ただしいいもの!
423 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/02/26(火) 02:07:24.21 ID:5IQhdOgs
4
424 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/02/26(火) 03:15:52.51 ID:B3BaIhlV
200万のものを五口より800万までの名刀とあと一口、作風の違う
現代刀で見比べるのがベストかな。
425 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/02/26(火) 04:11:40.15 ID:H3aOgIbH
いろいろな蒐集の形がありますね。勉強になります。
しかし16口とはすごい!
426 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/02/26(火) 08:03:09.07 ID:j+/zdbK8
最後は短刀一口に落ち着いた、楽
427 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/02/26(火) 08:43:43.36 ID:B3BaIhlV
短刀一口時代もありましたが、
やはり大刀が欲しくなりますね。
地鉄や刃紋だけを楽しむのであれば
平造りの短刀がいいですが、あの反りのある
姿はやはり大刀の特権です。
大刀一口、短刀を現代刀のその時に興味のある作風で回すが
一番自分にはあっています。
428 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/02/26(火) 09:07:33.20 ID:j+/zdbK8
>>427 そうですね、気持ちわかります
たま〜に長いの購入しようか迷いますしね、人それぞれでこれはいい質問だね
平均的に考えると大刀、脇指を計3口所持くらいが多そうだけどどうなんかね
429 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/02/27(水) 01:12:19.42 ID:GX14jsa4
所蔵する刀剣の数が少ない方が将来的に名刀を所蔵できる確率がかなり
高くなります。
数本売買でかなり支払金額合計が大きくなるので。
現在所蔵している刀剣の合計金額で一口購入となるとかなりの名刀が
買える方がかなりいると思います。
430 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/02/27(水) 14:37:07.88 ID:jLUHUEL6
>>420 大刀、脇差し、短刀併せて3口です。
価格的に良いものは無く、全てオク購入ですが気に入っております。
431 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/02(土) 11:56:13.46 ID:dt+TNEsX
432 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/02(土) 12:12:32.11 ID:Uq5A9T3Q
いや、理由はいらないですよ。
その刀工の事跡やその刀工が生きた時代背景
見たまま感じたこと等。
ある人が赤松太郎の刀と時代背景に感動できればそれでいいと思います。
ポルシェより性能がよくて安い国産もあるような感じです。
好きとか満足度でいいと思います。
433 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/02(土) 12:38:35.26 ID:dt+TNEsX
>>432 ははぁ、な〜るほど、かくも明快なご意見は初めて聞きます。
所でもう一歩つっこませてください。
故柴田光男氏がどうしても所持したい1本はと問われれば私は「楠公景光」
と言ってました。
この国宝をためすすがめつ眺めても、彼ほどの目利きがぞっこん惚れこむ
ほどの圧倒的魅力は感じられませんでした。
やっぱり刀の背景も大きいのでしょうね、なにせ楠正成、山田浅右衛門、明治
天皇ですから。
434 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/02(土) 14:59:51.62 ID:fgwd2CQX
またオク厨か。
435 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/02(土) 16:13:11.33 ID:Uq5A9T3Q
>>433 はい。歴史的背景やもしかすれば思想もあるかもしれません。
あの景光よりも確実に純然たるよい出来の刀もいっぱいありますから。
436 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/02(土) 16:17:47.66 ID:Uq5A9T3Q
自分も以前に元平と清人どちらにするか悩んだとき
(自分の中での出来や美しさ・すすどしいと感じたものは互角)
、結局歴史的にあまり藩としては薩摩によいイメージが
なかったので清人を選んだ事もあります。
437 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/02(土) 22:54:28.52 ID:H50wp6WK
肥前忠廣二代(特保)を持ってるけど、直刃はあまり刃取りしないのでしょうか。
刃も白くて、刃取りする必要がないのか、又匂口が深いのと関係ありますかね。
もう一口の粟田口忠綱二代も丁子刃だけど、これも差し込みです。
もしかして、刃取りするのは匂口の出来が悪いのを隠すための手段なのかとも思います。
438 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/03(日) 00:03:41.45 ID:0M8iTvPG
>>435,436
いやはややはり訊いてみるもんですね、ここ3年どうしてもすっきりし
なかったもやもやが胡散霧消しました。
>あの景光よりも確実に純然たるよい出来の刀もいっぱいありますから。
私にはこの1行に後光がさして見えます。
439 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/03(日) 00:18:32.00 ID:dPaVwR56
>>435 小龍景光より出来の良い刀って例えば何?
少なくとも景光の太刀、刀ではないよね。
刀剣類の国宝の中でも上位だと思われるからさらい良い刀は
あっても数えるほどしかなく国宝、重文(短刀)以外では皆無だろう。
>>438 良かったなオク厨。もう同じことばかり書き込むんじゃないぞ。
440 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/03(日) 02:33:51.84 ID:Xsc0ADwF
>>439 個人の好みもあるでしょうが、
代表的なものは大包平。
あの時代であの地鉄、まさに完璧だと思います。
>>437 刃取りが下手な研師が結構いるんだよ。紛い物の差し込み研ぎで、地に拭いをきつめに入れて終わりにした手抜きを見るね。
粟田口は刃取りの構成を考えられなかったんじゃないかな?単調な足長丁子の乱れにどうリズムをつけて拾うか?
ただし焼きが鎬筋付近までかかるなら別。刃取りしたら地がほとんど見えなくなるから敢えてしていない。
一方で近江大掾は匂い口付近を刃縁にして、巧みに拾っている可能性がある。
442 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/03(日) 12:23:35.88 ID:dPaVwR56
>>440 小龍景光以上の刀なんて大包平とか国宝でも最上位にくる名刀だけでしょ?
>>435ではいっぱいあるとか書いているけどどう考えても数えるくらいしかない。
443 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/03(日) 22:44:53.19 ID:7t2BkLJP
>>もちろん最上位にくるものです。
いっぱいといっても数口あればあのクラスではいっぱいといっても
いいのではないでしょうか。
>どうしても所持したい一口に対する感想ですから。
刀の重要な出来の一つに姿がありますが小竜は姿の点ではかなり
落ちると思います。
444 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/04(月) 12:20:03.00 ID:WJOStrkc
自分の好みじゃ無かったでえ〜やん。
445 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/04(月) 12:37:17.59 ID:eFBupVES
俺もセベンザかグリーンベレーが欲しい。
446 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/04(月) 12:39:04.99 ID:eFBupVES
ゴメン。ミスった。
447 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/04(月) 22:57:15.79 ID:Ghgpwbqp
448 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/05(火) 00:08:51.41 ID:Tf4r9QnS
至誠堂カタログ安いな。
孫六、之定が200万円代。
信秀重要480万。
山浦一門系や信濃系は普通の刀剣店と変わらんな。
元平重要460万は安すぎ。
他店どんだけぼってるねん。。。。。
449 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/05(火) 00:59:53.93 ID:fH+CewjB
>>448 確かに至◯堂は安いね。買ったことはないけど問い合わせたときの対応も凄く丁寧だった。
でも地方の店で安いと言うとことは某刀剣店がブログで名前を出さずに批判していた店に該当するね。
まあ何も証拠を出さずにブログに書いているだけだから嘘かもしれないけど。
450 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/05(火) 06:22:47.88 ID:Tf4r9QnS
でも今回の信秀や前の元平、他店で出ていたもの
だけどね。
451 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/05(火) 10:16:32.53 ID:GbrwGfHG
ノサダとか孫六とか本物なのかね。
452 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/05(火) 11:41:08.06 ID:F1+AaVrF
>>451 えっ?初心者しかひっかからないような1流刀の偽物なんて置きますか?
それにカミがついているんでしょ、もともと。
453 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/05(火) 12:33:19.90 ID:Tf4r9QnS
バリバリの本物ですよ。
市の値段知ればこの価格で十分。
454 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/05(火) 18:30:10.58 ID:jIJ46yIH
藤原長次はどこで購入できるのだろうか。
検索汁
456 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/06(水) 12:20:25.83 ID:bynk97mJ
457 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/07(木) 06:40:35.96 ID:jurYg1zI
>>443 >刀の重要な出来の一つに姿がありますが小竜は姿の点ではかなり
>落ちると思います。
それもそうですね、大摺り上げで目貫穴3っつ。
新刀や新々刀なら大幅に安くなってしまうほどの傷物なわけで。
もっと健全な景光も何本も現存していますし、地鉄は来国光の方が上とも言いますし。
やっぱり背景が大きくものを言っているのでしょう、出来なんかではなく。
458 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/07(木) 07:00:55.14 ID:jurYg1zI
>>435 >はい。歴史的背景やもしかすれば思想もあるかもしれません。
なぜ明治天皇が小龍景光を愛刀としたか、誰も言ったことがないことを思いつ
きました。
南朝忠臣楠正成の佩刀だったからでしょう。
明治天皇の南朝重視は異常なほどで、明治2年には南朝護良親王を祀る鎌倉宮
を作りますし、明治10年には正当な皇統は南朝だと宣言しますし、かって南
朝に功績のあった家へ、数10年に渡って顕彰し続けたのです。
私の本家にも、たかが百石程度の旗本の末なのに、私の先祖が五百年前には南
朝によく尽くしてくれたと、正四位(十万石の大名格で、子弟は学習院に通え
る)がなんと大正時代になって贈られてきたくらいです。
459 :
458:2013/03/07(木) 07:08:52.91 ID:jurYg1zI
訂正
(誤)私の本家にも、たかが百石程度の旗本の末なのに、私の先祖
↓
(正)私の母方の本家にも、たかが地方の士族に、その先祖
>>448 いくらなんでも正雄は安すぎないか?
茎の錆の付き方もちょっと気になる
461 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/07(木) 08:34:46.74 ID:R8RJeXLO
>>458 十津川郷の住民はすべて!
士分になりましたしね。
462 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/07(木) 10:29:10.84 ID:3rD2jbIL
至○堂を持ち上げているが俺は問い合わせメール送ったら返事なかったことあるよ
商人としていかがなものか。。
463 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/07(木) 11:07:13.94 ID:R8RJeXLO
電話
某所で某氏がよく叩いてる信濃の刀屋ってここ?
465 :
458:2013/03/07(木) 16:29:46.10 ID:jurYg1zI
>>461 ひえええ、そんなことを知ってる人がいるんだ、たまげたな。
ご推察通り母方の本家は十津川でした。
466 :
笠地蔵:2013/03/07(木) 19:23:05.97 ID:Rz92dcI7
467 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/07(木) 21:43:54.23 ID:3rD2jbIL
やっぱ刀屋って一般常識ないよね
468 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/08(金) 02:53:37.18 ID:VF1m+Xc7
>>462 俺が問い合わせたときは店に行ったこともないのに詳しい説明と押型をおくってくれた。
そのあとに電話したけど対応も良かったよ。
ただ刃物板のスレではたまに他店より高くなっている刀があるという書き込みがあった覚えが
>>464 刀剣店がやってるブログの話かな?
前は刀匠に確認をとったりして偽銘だと指摘していたはずだけど今回のは
一方的に書いているだけだよね。どの店を指しているにせよ好感は持てない。
469 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/08(金) 17:46:40.21 ID:niQe9UTo
470 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/09(土) 12:32:01.36 ID:y42DfP68
元平重要探しています。
今までの最安値が至誠堂の460万とタイセイ堂の480万円。
471 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/09(土) 12:37:40.46 ID:y42DfP68
新々刀の純然たる沸出来って元平・正幸だけですよね。
山浦一門は意外や過半数は実戦を考えて小沸ですし、
左行秀も。
古今実戦の本真っ最中の時代の刀に沸出来はないですね。
>>471 左行秀一門とか清麿一門や御勝山永貞は沸出来ですよ
手にとって鑑賞してないけどタイセイの元平はすごく良さそうな感じでしたね
>>463 そういうことじゃなくて問い合わせフォームで問い合わせろってウェブに書いてあるのに送っても無視ってあり得ないだろ、って話だろ
紛れたり設定で届いてないとかはありそう。
前に長○屋にメールしたら、うちのPCの設定かなんかで返事弾かれたらしくて電話が来た事があった。
ほしい品があって、メールで返事がなかったのなら再度連絡してみるとか電話とかしてみてもいいんじゃない?
475 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/11(月) 00:27:13.44 ID:M6uFxaXW
>>472 統計的に見れば小沸出来で正解。
沸出来新々刀は薩摩相州伝のみ。
あの元平、地鉄は荒沸も無くよい地鉄も刃紋の物うち部分がややNG
476 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/11(月) 00:29:50.32 ID:M6uFxaXW
地刃の境目が判然としない部分とその他の部分の違いがある。
所謂刃取り泣かせ。
477 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/11(月) 01:32:00.52 ID:M6uFxaXW
>>474 普通に電子メールするならそういうこともあるが、問い合わせフォームから送信する形式だと届いてないことはない。
>>478 フォームだろうと、返事がなかったわけでしょ?
電話なりメールなりもう一度フォームから問い合わせれば?
そこまでしたくないなら買わなくて正解じゃね?
480 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/12(火) 09:50:58.71 ID:IqbaTiZy
連絡なかったら電話とかで聞いてみるくらいの知恵は俺にもあったが、既に買う気が失せてた。
信頼できる店から買いたいからな。
>>480 通販だと相手の顔が見れないし、自分に合うと思ったお店で買うのが正解かと。
そのときの刀とは縁がなかったということで。
482 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/14(木) 21:48:59.90 ID:Pdfyv+Ni
清麿の鑢目が凄いと言うのをどこかで読んだか聞いた覚えがあるのですがどのあたりが凄いのですか?
484 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/15(金) 00:41:35.82 ID:tfloi/vQ
薩摩刀にあの肌物はいやらしい
485 :
458:2013/03/15(金) 13:02:20.38 ID:wmI3By5T
昨夜なんでも鑑定団で小龍景光よりはるかに健全な景光が出て2500万円
の評価でした。
やっぱり小龍景光が国宝になり、故柴田氏が1番欲しいと言ったのは、その
出来より骨董価値からだと言うことがよくわかりました。
新刀や新々刀ならあんな磨り上げで目釘穴が複数あったら見向きもされない
でしょう。
新刀や新々刀で1番魅力的に思えるのは慶元新刀ですが、勤皇刀も同じに見え
うのですがその違いは何かよくわからないのですよ。
勤皇刀の方が反りが小さい?
486 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/15(金) 16:53:03.56 ID:HU4w4RGI
>>485 健全かどうかは現物を比較しなければ分からないと思いますよ。
もし小龍景光より健全で出来も匹敵するような景光が存在すれば
2500万円の倍はします。
その評価額だったということは出来も健全さも重刀止まりの景光でしょう。
自分も見たし番組でも言ってたけど、景光の典型作からは少し外れた感じ。
刃紋も互の目丁子だったし身幅もやや広そうだった。
来歴があればもっと値段が上がるとも言われていた。
ただ、来歴のある刀はその来歴に由来する相応の骨董価値があって然るべきだし、値段が上がるのは全く不思議ではない。
またそれを以て最高の出来というわけではないことも事実だけど、
それと柴田氏が欲しいのは骨董品である云々という主張は全くリンクしないと思う。
小龍景光が欲しいというのは個人の希望であって、嗜好の問題に過ぎないから。
俺は国宝やら重文やら重美やら、たとえ重刀特重でも所有したいとは思わない。
見る分にはいくらでも見たいけど管理する自信ないよ。
あと新刀新々刀は時代が新しい分、健全さが価格に大きな影響を及ぼすのも当然。摺上よりうぶの品があるわけだから。
古刀だって健全なものがたくさんあれば摺上品は安くなる。
健全さを含めた出来+来歴由来価値=価格
なんの不思議があるのか全くわからない。
489 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/15(金) 19:58:56.38 ID:HU4w4RGI
>>487>>488 刀の場合は茶道具などとは違い伝来があったとしても値段はほとんど変わりませんよ。
来歴や由来や作者の名前で価値が高くなのるのは刀剣にかぎらず他でもそうみたいよ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%8D%E5%A7%AB%E5%90%9B 『美しき姫君』の存在が最初に知られたのは、1998年にニューヨークで開催されたクリスティーズのオークションである。
このときには19世紀初頭ドイツ人画家による『ルネサンス風のドレスを着た少女の横顔』(Young Girl in Profile in Renaissance Dress)として出品され[12][13]、
19,000ドルの価格で落札された。2007年に再度別人に売却されており、その後スウェーデンのヨーテボリで開催された展覧会に出品されたときには[14]、
ダ・ヴィンチの真作であれば16,000万ドル以上という評価額が提示された
何倍とかにはならんけど変わるよ。
需要がない来歴なら別だけどさ。
492 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/15(金) 21:50:19.20 ID:HU4w4RGI
>>491 特重指定の太閤御物でその後も大名家に伝来した刀を見ましたが
同工の伝来無しの特重と値段はほとんど変わりませんでしたよ。
市場に出回ってる太閤御物で特重とは左の短刀かな
494 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/15(金) 22:09:03.58 ID:HU4w4RGI
>>493 どれだったかは答えません。左の短刀以外にも太閤御物の特重は市場に出てます。
495 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/16(土) 00:00:57.66 ID:Br1bulem
>>487 前にも書きましたが骨董的価値というよりも歴史的価値、所持者の有名無名、
思想もあると思います。
496 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/16(土) 01:47:53.55 ID:joJwxIM3
497 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/16(土) 10:15:21.79 ID:EZQMP91O
>>485 もう五年は刀に興味もっているよね
それでその見識
オークション厨(暗殺くん)ひきこもりの日々の結果がそれなの
人生つまらないでしょ・・
498 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/16(土) 12:03:25.13 ID:f/YSywg8
>>497 少し前は何の根拠もなく偽銘を消して無銘にすれば2〜3倍の値段がつくとか騒いでいたね。
新刀は硬いイメージがあったけど、研に出したら刀身が全体的に柔らかいと言われた
501 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/16(土) 21:14:09.83 ID:FwC7zEra
>>495 おかしいなぁ、骨董的価値とはその品物の故事来歴なわけで。
たとえば千利休が作った茶杓はなんでも鑑定団に出たけれど1千万でした。
これが千利休作だと言うお墨付きがなければたかが数10万とかの話だそうです。
焼き物の場合も全く同じでお墨付きがなければ百分の1も珍しくないそうです。
502 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/16(土) 21:36:42.66 ID:f/YSywg8
>>501 オク厨、嘘ばかり書き込むなよ。鑑定団に出た利休の茶杓は2500万だ。
そして鑑定団は盛り上げるために高めの値段をつける。
かなり前に鑑定団に出た評価額5000万の皿だが売りに出たら半額程度。
5000万の評価を受けた東郷平八郎の刀も買い手が出るまで値段を下げたら
1000万を切るだろうね。
503 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/16(土) 23:20:52.17 ID:KajAwvIE
504 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/17(日) 16:51:51.53 ID:y26BY30D
オークション厨の骨董云々はどうでも良いことで
もう何年も刀の趣味を継続してきているのに
>>486 などが指摘したことを思いつけない
人生停滞したままの骨董的なオークション厨(暗殺くん)
が憐れ
すごくかわいそう
505 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/19(火) 10:04:18.05 ID:qb53Guvo
辞書に「骨董とは美的価値のある古美術品や希少価値のある古道具」とある。
刀はもちろん美術品ではないから、希少価値のある古道具と言うことになる。
そこでどうやって希少価値をつけて価格を吊り上げるか。
刀は実用品だから独創性は全く要求されないし出来の良さだけではあまり希少
価値は出ない。
そこで出来の良い刀を作る確率が高い刀工を選んでブランド化することがまず
行われた。
506 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/19(火) 11:22:28.61 ID:I8AWXh00
>>505 >刀はもちろん美術品ではないから
それは刀によると思うが。あなたがそう思うというだけなら、その旨も添えた方がいい。
507 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/19(火) 19:10:07.49 ID:lKvExWTl
>>505 何年もひきこもってそれだけ言っているけど
これから10年先も同じところをグルグル回っているんだろうか
空しい人生だねオークション厨(居合いスレでは暗殺くん)
自称研究職ねえ・・
ピアニストのお嫁さんは元気?
508 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/20(水) 01:08:01.50 ID:x4F0thXh
>>506 美術品と言うのは、美の表現を目的として作るものを言います。
絵画や彫刻がその代表ですね。
そう言う芸術品は独創性が必須で、模倣や写しは無価値になります。
刀も機能美(用の美)はありますが、美が目的ではなく人殺し用の武器です。
また芸術品のような独創性はありませんし、それを要求されたこともないわけです。
占領軍へのごまかしのために刀を美術品と言いくるめただけだと先輩たちが本
の序章にも書いていますね。
509 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/20(水) 01:16:00.22 ID:Sa1wHWwk
>>508 オク厨、君が媚びていたプロの端くれ氏は刀剣は鎌倉時代から美術品としての
面もあっただろうと書いていたぞ。
510 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/20(水) 01:24:49.95 ID:oX6nQl7A
>>508 >そう言う芸術品は独創性が必須で、模倣や写しは無価値になります。
あなたがそう思うというだけなら、その旨を添えた方がいい。
>刀も機能美(用の美)はありますが、美が目的ではなく人殺し用の武器です。
上に同じ。
>また芸術品のような独創性はありませんし、それを要求されたこともないわけです。
上に同じ。
>占領軍へのごまかしのために刀を美術品と言いくるめただけだと先輩たちが本の序章にも書いていますね。
美術品としての面が大いにあるからこそ、為せる口上であると思うが。
どこからどう見ても美術の体を成さないような物に対して使える方便ではない。
511 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/20(水) 01:33:54.26 ID:Sa1wHWwk
毎回のことだけどオク厨は自分が思い込みたい願望を書いているだけなんだよな。
512 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/20(水) 01:43:42.34 ID:oX6nQl7A
美術には独創性が必須という考え方は、いささか身勝手な見方。
例えばその真逆、古来よりの格調高きを踏襲する「様式美」とは、美術には広範にみられる考え方であるし、日本刀の世界においても大きな要素のひとつであろう。
>>508は居合いをされるようだが、それこそ、人殺しの道としては様式美の最たるものではないのか。
少なくとも、銃火器の使用に勝るものとは思えないが。
もし、人殺しのために刀を振るう訳ではないと仰るなら、あなたこそ、あなたのいう日本刀の原理に叛いていることになる。
意見を聞こう。
513 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/20(水) 02:19:55.68 ID:KtIAXcCb
実用時代の侍が持っていた刀に対する思想的価値が欠如しているからおかしな
事になるんじゃないかな。
514 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/20(水) 08:50:09.89 ID:IXMcT38i
>>512も
>>508もどちらも的を射てはいると思うが。
互いに「日本刀は元来武器である」という立脚点に立っている点は
共通してるんじゃね?
ただ、表現の仕方で相手の意見の理解に齟齬が生じているように
傍で見てると感じるが。
515 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/20(水) 09:24:15.42 ID:oX6nQl7A
日本刀が元来武器であるという事は、疑いようが無い。現代においても、武用としても用いられる以上は、そういう面もあろう。
信仰や権威の対象としての属性、そこに求められる美しさが作られてきた歴史を故意に無視している事に異論がある。
516 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/20(水) 10:12:57.40 ID:z2eT+Lrj
オークション厨は居合いスレで暗殺論熱心に語って暗殺くんって呼称を得ているからなあ
ご参考までに
517 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/20(水) 21:20:54.71 ID:oX6nQl7A
私は一切
>>508の素性を知らぬが、何やら曰く付きの人物という事か。
一応、日本刀に係る議論をしているつもりであるが、あまり延々と垂れ流して、
>>508共々、鼻つまみ者と見倣される事は本意ではない。
この話は、いったん置こう。
賢明ですな
519 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/23(土) 06:30:08.51 ID:vEi4ep6P
さあ、気分を変えて。記録に残っているもので現在の価格にして
高かった刀工は誰?
古い本に細川正義は室町時代の管領細川氏の末裔と書いてあったが本当だろうか
521 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/26(火) 00:05:04.56 ID:AbAfFjZ7
刀一振りひっさげて金持ちに面会するのと、完全装備の米兵がM60E3構えて面会するのとでは後者の方が黙りそうだがw
武器論者は大戦中にあれだけ日本刀神話で痛い目を見てもまだ分からんのか。
524 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/26(火) 18:27:01.33 ID:FLbUu+Ed
525 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/29(金) 10:36:21.25 ID:zefx41OJ
靖国刀こそ、戸山流に向いてるね
526 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/30(土) 02:50:58.45 ID:cljDPHvY
警視流になめられていた戸山流。
527 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/03/30(土) 14:34:31.96 ID:CYXiX7YY
なんで?
新刀って刀の出来よりブランド力だよね。
529 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/02(火) 22:40:49.62 ID:THpOnHrY
どんなブランド?
530 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/02(火) 23:16:36.04 ID:w/ujIflg
来るぞ、来るぞw
531 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/03(水) 00:10:34.79 ID:pdDy6TAx
おミソライカー50歳がぼるじょあ低能忍者になって来るぞ来るぞwww
そういえば社会に出られずに50歳にもなった低能中年ホモチキン八王子よ、
おまえの脳内便護士からまだなんの連絡もこないんだがいつ来るの?
www
532 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/03(水) 22:36:12.48 ID:Xa6U9W+z
コテ・個人ネタはもうお腹いっぱいだから
533 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/12(金) 12:29:50.49 ID:mZkLDFuL
新刀の重美はたまに刀剣店やホームページで売りに出ているのを見るけど
新刀の特重は売りに出ているのを殆んど見たことがない。
もしかして新刀は特重の方が良い刀が多いから持ち主が手放さないのかな?
>>533 原宿の某店に陸奥守忠吉が売りに出てるのを見たことがあるけど、あそこはなぁ…。
協会とあれこれという噂があるからあまり信用してない
日本刀スレは消滅したのか
だいぶ前から機能してなかったし消えて良かった
変なコテ用のスレになってたしなw
某店で虎鉄の特別保存見たがあまり面白みがなく全く魅かれなかった。
見る目があればよく見えるんでしょうね。
540 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/20(土) 15:04:55.58 ID:2Btysj/I
虎徹で特保止まりは正直良い刀無いよ。
銘で高額になるけどね。地鉄は荒れ気味が多い。
刃の冴えはそこそこ良いものが多いが地鉄に荒れがあれば
嫌になってくるからね。
541 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/20(土) 15:08:38.01 ID:2Btysj/I
上の方で出ていたけどやっぱり幕末の実戦刀は沸出来は敬遠された
みたいですね。
真雄も実戦刀は匂・小沸出来で沸物は敬遠しているし、
薩摩の大実力者、川路も薩摩刀は敬遠して匂い出来の高橋長信だし。
山浦一門も沸が喧伝されているが残っている多くの刀が小沸出来。
542 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/20(土) 16:51:43.93 ID:QjiqpuTK
登録証の再発行手続きのために教育委員会に電話をかけたら「写しが無いと登録証があったか確認出来ないなら事情を話して発見届けから出して欲しい。」といわれ嫌々ながら警察署に行ってきました。
結果・・・・「何時からない?」「無いのに今まで持っていたのか?」などなどネチネチ言われ職業や家族構成家族の職業も根掘り葉掘り一時間ほど高圧的な態度で聞かれラチが明かないので
県の教育委員会に事情は話してある事を伝え電話連絡してもらうと結局、「教育委員会に直接駆け寄って再発行してもらえ。発見届けは今回は受理しないからな」といわれひとまず終了。
教育委員会に発見届けだせとか言われなければ最初から警察署なんて来ないつーの
非常に不愉快な思いをしました。
知り合いに話したところ年々発見届けが出される刀が減っているので現場の警察事務も不慣れな人が多いみたいです。
どこぞのはラスカルが犯人だったんぢゃろ?
544 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/20(土) 17:58:29.39 ID:2Btysj/I
>>541 山浦一門は相州伝では無い。
あんな長い足の入った相州物なんて無い。
新々刀特伝。
ただし、上手。
>>542 家宅捜索が無かっただけありがたく思えよ。不慣れというより、そんな慣習でやってきた地域はある。特に相手が年配だとやかましい。
一方で年々担当者が若くなってよく分からない場合は、適当に調書まとめて終わり。まぁ、運が悪かったと酒でも飲んでサッパリ忘れてしまえ。
546 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/21(日) 08:06:39.94 ID:0Dhase6I
廃棄しろを連呼されました。
現場検証に来られたら知人もいます。
14cmの短刀なのに美術品なんて建て前で改めて警察では刀は単なる凶器扱いなんだと実感しました。
、
547 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/21(日) 23:38:13.34 ID:EVKOd15E
あ
548 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/22(月) 08:10:40.85 ID:Wwq0VzvB
>>542 >>546 オマワリなんてそんなもん。木端役人が偉そうにw
ただ、法的観点からいくと、発見届を再度出すこと自体がおかしいから
現場のオマワリの横柄さとは別に、オマワリの不受理の言は正しい。
ここはやはり教育委員会に法的根拠を示して、適法に再発行で処理させるしかない。
こちらから働きかけないと何も動かないよ。先公たちの親玉だから。
549 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/25(木) 23:46:42.69 ID:6pG4PbPL
>>514 うむなるほど、ではもう少しはっきりさせよう。
日本刀はもともと武器で実用品である(誰にも異論がない)。
日本刀は平安時代のある天才的刀工が湾刀にしたこと、また砥ぎの技術の驚異
的進歩から、世界にも例のない機能美(用の美)を持つようになり、それゆえ
に刀を好み大事にする層がでてくることになるが、これは武器の世界でそんな
例はない。
しかし刀は美の表現を主目的とした美術品には分類されない(美術品とか芸術
品とかを辞書でひかれたし)、工芸品である。
機能美とか様式美とかは美の世界の話ではあるが、美術品(芸術品)とはその
独創性の有無からして全く異質の分野である(美学論の序章でも読まれたし)。
以上のなかに私の独自の主張はなにもない、ただの常識である。
かって「ぱんつ」は卓見を述べた。
「かって芸術家が美の表現として刀を選んだ例はないことをみただけでも、刀
が芸術品でないことは明白である」と。
550 :
549:2013/04/26(金) 00:00:14.02 ID:LiQbeBD3
刀の愛好家が生じるにつれ、鎌倉時代以降褒美や贈答品に刀が使われる例が
頻出した。
贈ってありがたがられるよう、刀の格付け(つまりブランド化)がまず行われた。
出来の良い刀はいくらでもあり、大差はない、だからブランド化が必要になった
わけだ。
これが時代を経ると骨董価値となって来る。
何百万何千万と言う刀はまず出来が良いことはもちろんだが、その値段はこの
骨董価値によって決まる、出来に大差があるわけではない。
以上も常識論で、私独自の主張はないなぁ。
551 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/26(金) 00:38:10.80 ID:Zr0zLaFm
オク厨もうやめろよ。
名刀というクラスの刀を一度も手に取ったことがない人間が書いても全く説得力がない。
お前が書いているのはただの願望なんだよ。
552 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/26(金) 11:06:29.84 ID:Aqg9rr8w
オークション厨はパンツを引き合いにだしている時点で終っている
同じひきこもり仲間だからって可哀相な子だ
もう三十台のひきこもりだろ・・子供のころのオク厨が今の自分見たらなんていうんだろう
時々無性にむなしくなるでしょ
553 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/26(金) 14:52:27.07 ID:0ZN6VjH4
今さらのこのこ戻って来て
>>512の問いには答えないんだね
554 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/26(金) 17:48:56.90 ID:Aqg9rr8w
>>553 彼は悪党が嫌いな悪党だから
平気で嘘もつくし、
初心者向けに書き込んだ間違った書き込みはとぼけるし、謝らないし
都合の悪いことは忘れるし、
自分の見たいもの、都合のよいものしか聞く耳をもたない
過去からの彼のありのままを見ていると
悪党が嫌いな悪党なんだなとわかる、倫理観欠如した人物
悪党が嫌いな悪党の、ひきこもりとか哀れ
555 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/26(金) 19:32:06.97 ID:Zr0zLaFm
でも刀剣商で最も極悪な連中が集まるネットオークションは大好きなんだよな。
過去に刀剣店で買えば騙されることが多いがオークションで買えば騙されることはないと言ってた。
556 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/27(土) 20:07:20.20 ID:mP1C3zPM
今でも言っている感じ・・
悪党が嫌いなのに悪党に感化される
オク厨は自分がないから本や人の記述に毎回半端なく影響を受ける
自分がなさすぎ感がいかんとも
オク厨の書き込みは超偉そうで独特のクセがある。
居合いスレでも
コテがついていないのに、暗殺くんの名称が定着した有名人だからね。
頭が良かったら、引きこもっていても生活に必要な金を稼ぐこともできるが
周囲にとっては維持費だけがかかる生モノ
本人学生の時には間違っても今のようにはなりたく・・
557 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/27(土) 20:10:02.62 ID:VeYn4B5O
クソホモチキライカー八王子三浦の歌
片山い・か うぉうぉうぉう
それとも犬ですか〜
ラララ〜♪
うーむ
すばらしい名曲だ
558 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/27(土) 20:31:04.51 ID:99DvOadZ
片山以下 ホモチキン
やっぱりドブですね〜♪
ららら〜♪
559 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/28(日) 00:13:23.18 ID:2Sz2ISA0
新々刀 最上作清麿が高いのはわかる。左行秀が上手でも清麿より
価格が大幅に下がるのもわかる。
上々作で信秀・真雄と固山宗次の差はなんだ?同様の作でも50万以上
は宗次は安い。江戸時代では宗次の方が高かったのでは?
無銘の極めって90%は違う刀だよな。
新刀にもよくある○代目や門人による代作…なんて誰が分かるもんか
561 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/04/28(日) 18:51:06.84 ID:6KLToEiR
宗次先生はどうして天保頃の地沸びっしりの匂い口明い作風をやめたんだろうね
てs
564 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/06/05(水) 22:55:25.21 ID:a8dsFM5g
>>562 推測だけど技工的に出す方法だと思う。地金に合わせた温度で焼けば
通常の土置きで写りは出るらしい。新刀、新々刀の写りがあるのは
画像の方法も用いられてると思うよ。
565 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/06/05(水) 23:32:35.95 ID:0rPw9Dtr
現代刀だと土置きで映りが出てる刀もあるけど、どうも冴えてないと言うか明るくないような気がする
>>562の解説図だとズブ焼きじゃないけど、現代刀のズブ焼きで焼入れした刀だと映りも明るく冴えたいい映りの刀があるから
焼場土は塗らないほうがいいと思うけど
566 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/06/06(木) 14:10:13.65 ID:Wb3uRXZ1
>>512 福永酔剣「日本刀物語」のまえがきに
>戦後、美術日本刀ということばをよく耳にする。あれは進駐軍の日本刀に対す
>る、恐怖心と警戒心を封じるため、カムフラージの効果は大きかったが、日本
>刀の本質には即しない言葉である。
福永氏は全くの日本刀初心者に向けて書いたわけだが、日本刀趣味のベテラン
でさえこんな常識もわきまえない人がいるとは驚きだ。
567 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/06/06(木) 15:18:40.07 ID:YwPU2/l0
またオークション厨か。
568 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/06/08(土) 01:36:03.03 ID:pI3B52LH
骨董とは「ごちゃまぜ」という意味の擬態語に漢字を当てただけだってば。
骨董煮と書いてゴッタ煮と読むでしょうが。
569 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/06/08(土) 01:40:38.84 ID:pI3B52LH
ビビンバを漢字で書くと骨董飯
570 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/06/12(水) 11:59:13.87 ID:gG6ewsyh
お前らの中にイケメンいない?
イケメンじゃなくても、
話すの好きならOKみたいなんだよね。
稼げるのかレポ頼むw
URL貼れないから
MENS ガーーデン
って検索して!
※正しいサイト名は英語です。
571 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/06/15(土) 15:19:47.82 ID:C5wKLB8e
みなさんは刀買うとき一括で買うのですか
分割で買うのですか
572 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/02(火) NY:AN:NY.AN ID:klCHFW2R
新々刀でよいものあればURL挙げていってください。
位列も気にします。地鉄に疵や破綻のないもの希望です。
お暇な方よろしくお願いいたします。
刀剣博物館にでも行け、
574 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/03(水) NY:AN:NY.AN ID:IwULmpd7
575 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:LiflPoGf
576 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:LiflPoGf
577 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:LiflPoGf
578 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:LiflPoGf
579 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:LiflPoGf
580 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:LiflPoGf
581 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/07(日) NY:AN:NY.AN ID:LiflPoGf
582 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/08(月) NY:AN:NY.AN ID:xHmDFccp
直胤は幕末の荒試しで印象悪すぎ。
清人・真雄・信秀・宗次かな。
583 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/09(火) NY:AN:NY.AN ID:akepFUef
584 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/09(火) NY:AN:NY.AN ID:HlKINB1+
585 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/12(金) NY:AN:NY.AN ID:lsUdRjYS
白雪清麿という号がついているウブ茎無銘の清麿が売りに出てるね。
出来は良いんだろうけど無銘で3000万は高すぎる。
都内の刀剣店でも無銘の清麿は数百万だよ…
586 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/12(金) NY:AN:NY.AN ID:R0DvbSFt
587 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/13(土) NY:AN:NY.AN ID:6Uqb9x36
やっぱり宗次が名工っていっても新々刀の匂い出来は
飽きるね。
刃紋ばかりで地鉄を楽しむことができないわ。
588 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/13(土) NY:AN:NY.AN ID:6Uqb9x36
>>585 整形同で出ていたね。
山浦一門も本当に買いやすくなったね。
信秀の出来のよいのが300万円弱って20年前なら考えられない。
589 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:Fxf06F93
>>588 確か夏にやる柴田の即売会でも出るよ。保存の脇差だったか刀で300万。
清麿ってそんなに魅力のある刀なのかね。
山浦一門が安くなったといっても清麿だけは全く値下がりしない。
590 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:XwQKZKil
清麿も下がったよ。
というか市場に出るようになった。
591 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/15(月) NY:AN:NY.AN ID:ov0fztqM
青江は高いままだね。実売は下がってる?
592 :
名無し:2013/07/17(水) NY:AN:NY.AN ID:TbLNHT6N
河野貞光の出来の悪い刀は、茎に「貞光」としか入れてない。比較的
出来の良い物には河野貞光と年月日が入っている。
出来の悪い物は電解鉄を使用している物が多い。との事です。
刀に関する話題がメインの小説とかない?作り込みとか銘とかの考証も凝ってるやつ。
とりあえず山本兼一のシリーズは持ってるので、それ以外で
594 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/17(水) NY:AN:NY.AN ID:z13JC8/a
剣術だけど、とみ新蔵の漫画。
595 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/17(水) NY:AN:NY.AN ID:Bw/+OS7f
森雅裕
596 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/17(水) NY:AN:NY.AN ID:Bw/+OS7f
>>583 そうです。
ですので地鉄が綺麗で姿・刃紋が山浦一門筆頭の信秀や
清人の刀が欲しいですね。
現実的な値段というか安くなってますし。
逆に小説等の影響で駄作しかない11代兼定の流通価格・・・噴飯ものです。
597 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/17(水) NY:AN:NY.AN ID:m+lRem3x
>>590 確かに最近は刀屋のホームページに掲載されている清麿も増えたね。
値段はお問い合わせばかりで下がったのかどうか分からない。
>>591 古刀だと青江より志津の方が値下がりしてない気がする。
正宗とか貞宗はどうなんだろうね。
598 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/22(月) NY:AN:NY.AN ID:PpiiQsdX
いよいよ清麿展
599 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/22(月) NY:AN:NY.AN ID:mZkLDFuL
佐野美術館のホームページに画像が出ている一期一腰の片方は清麿大鑑で
『清麿の一期一振』と書いてある刀かな?パンフレットの表紙にもなっているね。
600 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/24(水) NY:AN:NY.AN ID:oMKLiK7J
小丸の掃き掛けかな、
地蔵の焼き崩れだろう
603 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/25(木) NY:AN:NY.AN ID:Pnezm0JC
地蔵の失敗ってこと?
604 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/07/25(木) NY:AN:NY.AN ID:PHoJheG1
首斬り地蔵
倒れ心のある小丸で先は焼き崩れる。地蔵というより善定帽子と表現したほうがいいんじゃないかな?
たるみ帽子崩れ
607 :
600:2013/07/26(金) NY:AN:NY.AN ID:/4zn9kYk
>>601-606 ご回答ありがとうございます。感謝に堪えません。かなり意見が割れるものですね。
私も「沸によって地蔵の頭が離れた」というのが一番近いように感じておりました。
そして、表裏ともにそうなっていることから、これが刀工の作意なのだろうと…。
果たして縁起が良いのか悪いのか、と、このような鋩子について詳しく調べてみたく、ご教示を乞うた次第です。
ありがとうございました。
昨日ルロウニ剣心やってたね。
御宅の人が、たまに、漫画の真似をして、峰に刃がついてて、刃が峰になってる逆刃刀を頼むらしいが、
逆反りの刀は作るのがとてもめんどくさいという話を聞いたことがある。
609 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/12(月) NY:AN:NY.AN ID:6N6B15Hf
5時間かけて長船博物館に行ったので倉敷刀剣美術館にも行ってきたが
幕末が好きな俺、しけた服装にもかかわらず新々刀全部出して見せていただいた。
信秀、宗寛の出来の出色具合に感動。動の信秀、静の宗寛。
ホームページの画像少し改善の余地あり。
あれでは刃紋の素晴らしさは分からない。地鉄はかろうじて分かるが。
610 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/12(月) NY:AN:NY.AN ID:VoFOO45x
あそこの店主、オレが出来のいい宗寛を下取りに出したら、
「趣味じゃないんですよね」とかぬかしたくせに。
まさか、そのものズバリ、元オレの刀じゃないだろうな…。
611 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/12(月) NY:AN:NY.AN ID:6N6B15Hf
ホームページ見たら分かる。
次々出してくれてすごく感じのいい人でしたよ。
倉敷高くね?
613 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:/mFXVGVe
高くないと思うし下取りすごいよ。
秀方の短刀を購入するときその短刀より高い刀を
下取りしてもらったんだけど普通下取りは下取り品より
高いものに限りのに短刀+現金を返してくれた。
614 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:Z4rEZ+jD
>>612 少し前はもっと高かったよ。
刀によっては柴田や高遠堂より高いんじゃないかと言う値段が付けられていた。
ただ自分のところが売った刀は8割りだったか9割りの値段で買い戻してくれるみたい。
615 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:+PoAqja/
倉美はズラリと並べてあって間近で見られるのが◎
酷いステマ。
617 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN ID:5HmIBKZ3
清麿って実用性を求めた派手さのない刀を打つことを好んだって
いわれてるけど、刀身に模様を出すために隠し味として竹の粉を入れた
という文書が残ってたり派手な沸出来の刀が多かったりよくわからない
よな。
>>614 この店で買った刀をこの店で売却したら75%だった。
買う時確か80%と聞いてたんだけど、聞き間違いかと思ったが騙されたのか?
619 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/21(水) NY:AN:NY.AN ID:f1B9lHS6
売ったり買ったり忙しい奴らよの
620 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/22(木) NY:AN:NY.AN ID:rcRhYB+K
酷い逆ステマw
621 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/22(木) NY:AN:NY.AN ID:rOl+Z961
例えば
>>610にあるような「出来がいい」「出来が悪い」というのは、
具体的にどういう事なんでしょう。
622 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/23(金) NY:AN:NY.AN ID:43O71ALZ
>>621 傷や欠点がなく明るい、冴える等といった見所の多い刀が出来が良いと言われている。
好みに因るけどね。
俺地金の鍛えが傷っぽいのが好みなんだよね、例えればダマスカスみたいな。
624 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/27(火) NY:AN:NY.AN ID:G2X7vSVx
>>622-623 ありがとうございます。
好みは様々だが一応そういう傾向があるということなんですね。
しかし、鍛え傷は純粋に刀の出来なんでしょうが、明るいとか
冴えるというのは、私は割と研ぎに依存するところが大きいと
思っています。
そういう点で、
>>610のような文を見ますと、いつも多少の疑問
を感じていたのです。
私は、数打ちの美濃物のようなベタっとした浅い肌と、匂いが
眠い刃との組み合わせに魅力を感じます。
625 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/29(木) NY:AN:NY.AN ID:zroBAqzW
>>618 買取で80%なんてありえないし75%だったとしたら神様だね。
下取りと買取は違うから。
下取り90%、買取保証を証書でくれて実際にしてくれるので
この店以外からもう買えなくなった。
300万の刀が下取りで東京某店で200万、310万の刀が
倉敷では280万だった。70万の差はでかいし出世させやすい。
東京の物価とか人件費とかは消費者には関係ないし。
長○屋の諸刃短刀が半額だったのに気づいたときからもう信者。笑
これって逆宣伝効果なんだよね。疑心暗鬼の2chでは
でも俺には関係ない。刀剣佐藤とつるぎの屋以外はやめとけ。
なんでそんなに売ったり買ったりするんだよ。
もっと吟味してから買えば良いだろ。
627 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/29(木) NY:AN:NY.AN ID:zroBAqzW
購入してじっくり家で楽しんで勉強してそれを下取りに出して
その間に貯まったお金を足して出世させていく。
最終的には新々刀最上作の左行秀、清人、信秀を目指す。
その間の所蔵・お楽しみ・勉強代として1割なんて安いものと感じる。
岡山の刀剣商もそれに近いけどまともな刀が少ない。
628 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/29(木) NY:AN:NY.AN ID:qN0jdJBz
新進党ねぇ。。。
629 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/08/30(金) NY:AN:NY.AN ID:KHax9Tmp
売らない人はロマンチストなんだと思う。俺もそうだから分かること。
>>627 最初から左行秀、清人、信秀買えば良いだろ。
631 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/09/07(土) 01:46:35.63 ID:QSLiKBCg
>>627 格下の安い刀でも気に入って買った物は、いくら観ても左行秀、清人、信秀
と大差はないのでは。
つまり貴方は刀そのものが好きなのではなく、銘が好きなのでは?
632 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/09/07(土) 03:03:48.11 ID:vWgELfZ5
格下とか言っちゃう時点で同じ穴の狢。
好きなの買うとよし。最初から大枚はたく勇気がないならそれなりのを買ってみるのもよし。
634 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/09/11(水) 01:20:22.30 ID:Izud0vBZ
>>628 幕末動乱の歴史が好きな人にはよいだろう。
健全さを求めるむきにも良いかもな。現代刀よりかロマンあるし。
人を殺した刀が嫌だという理由で現代刀ばっかり買ってる人も居るよ。
俺は気にしないけど
俺も気にしないな。気にしだしたら注文の新作刀しか買えないんじゃないかいな
638 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/09/17(火) 07:31:35.74 ID:tO8PrExh
やっぱり幕末水戸物が最強でしょ。
なぜ?
徳勝じゃない?
641 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/09/17(火) 17:18:08.66 ID:tO8PrExh
めちゃめちゃ斬れるでしょ?
642 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/09/19(木) 00:36:14.20 ID:P1ZDlsy+
徳勝は確かに良い刀だが田舎侍御用達。悪い意味ではない。
幕臣であれば宗次一門、山浦一門
薩長土肥は持ち物バラバラ。
643 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/09/19(木) 20:18:40.67 ID:0y0iD6Qy
あの個性がいいんだよ(^o^)
しかし一門で徳勝代作が多いから本人作じゃない場合も多いね。
徳勝は身幅広くて長寸でカッコいいね。
645 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/09/22(日) 02:53:02.63 ID:0EUBp6MB
信じてもらえんかもしれんが、清磨を直に見せてもらった。出来は抜群だけど
悪く言うと上出来の現代刀にも見えないこともないと思った。俺の鑑識が浅い
だけだが。
清麿は腕はいいけど、そこまで崇められるほどではない。
評論家が絶賛したから価値が無駄に跳ね上がってるだけ。
647 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/09/22(日) 22:23:00.10 ID:kFoSUQ3G
主観的に言うと、オレもあまり好きではない。
なんとなく、折れそうな感じもする。
清麿は結構派手なのに、実用の美とか言い出したのは誰なの?
いや、よく考えたら幕末当時に実用という意味で人気だったのかもしれんな。
美術鑑賞という意味だと慶長新刀の名工のほうが上手なんだろうけど
650 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/09/23(月) 00:31:09.86 ID:OE9BfZ86
清麿は出来の差が大きいと聞くから特別出来の良い刀はやっぱり凄いんじゃないの?
聞いた話だけど古刀に見えるような清麿も何口かあるとか。
651 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/09/23(月) 01:36:02.70 ID:2XzzPuUF
古刀には見えないが素晴らしい物があるのは確か。
一門の清人・信秀のほうが平均点は上でその平均点が
かなり高い。
徳勝の代作はほぼ100%銘の切り方で判明している。
刀美に連載していた徳勝研究者の方が。名前失念。
652 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/01(火) 00:28:59.28 ID:S9RRTiif
清麿並み出来高すぎ。
一番弟子の信秀刀の迫力のある上出来の10倍。
654 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/01(火) 20:33:52.14 ID:Mj3AbSBk
佐野美術館の清磨展いってきた。
波紋が派手なせいか目が疲れた。一緒に行った人も同じ事言ってたよ。
個人的には常設で展示されてた長光や与三左右衛門尉祐定の方が良かった。
655 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/02(水) 00:45:50.21 ID:+3PWDmRO
信秀や清人の刀って少ないですね。
宗次はよく刀を見ますが。
刀剣市でも清人一口で鎬造りの信秀はないですね。
宗次は沢山あるのにね。
>>654 古刀ももちろん好きですがあの幕末の外圧激動の時代が刃紋に反映されて
いるようで血が騒ぎますね。
656 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/02(水) 01:03:56.09 ID:MEWdwhEF
>>652 並みの出来も高いけど傑作だとさらに高い。
短刀で5000万、刀で1億超える品もあるみたいだよ。
>>655 刀剣市に出入りしてるとこ見ると同業かな?
最近は宗次もないよ。
新々刀は鑑定付きの偽物が相当あるから怖いね
658 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/02(水) 10:24:41.57 ID:+3PWDmRO
>>657 いえ、昨日パンフレットが送付されてきたんです。
宗次は昔からよく見るものが山浦系よりも倍は拝見します。
>>658 あの時代だと一番人気は直胤か宗次だと思うけど清麿一門はどの程度の人気刀匠だったんだろうね
レス番誤爆です
661 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/07(月) 01:05:25.25 ID:qNm+ect2
>>658 当然です。製作期間が違いますから。
山浦系はやはり少ないです。
幕末最末期、明治最初期では是一、信秀、宗次が三大巨頭で
一番の名誉を受けたのは信秀でしょう。
明治帝佩刀、靖国神社の神宝の製作依頼が来ていますから。
講武所御用達→明治帝、大したものです。
泰龍斎宗寛てどうなの?。
663 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/07(月) 15:52:29.16 ID:qNm+ect2
宗次とか信秀が出てるけど宗次の鏡肌風どこがいいのかわかりません。
信秀は地鉄が詰んでも働きが分かるけど。。。
両刀平均的なものというもので。
664 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/07(月) 15:54:43.29 ID:qNm+ect2
宗寛は一段低く見られていますが名工です。
地鉄は師匠よりも肌が見れて面白いですが、
刃紋が単調なきらいがあります。
私見ですが。
確かに、同じ丁字でも何故かちょっとぬるい感じがするよね、
研ぎでカバー出来る範囲だとは思うけど。
667 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/09(水) 22:18:01.95 ID:hKubGZiZ
宗寛はいいよなぁ。人間もちゃんとしている感じ。
清麿とはえらい違いだ。
まあ清麿は副業をしなかったらしいからね、
刀等の武器だけを作ってると、作れば作るほど赤字だったらしい。
幕府の仕事は調達価格が異常に安かったのだとか。
宗寛か宗次で迷ってます。
670 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/10(木) 23:32:01.04 ID:CSyUrVHi
>>668 当時の物価と貨幣の価値で勘定すると損は無いという話もある。
短刀位の物だと今の額で5000円位で造らされたという話もあるようだけどね。
清磨のトンズラは真田家の政権交代で窪田清音が失脚したからだと
今の研究だとなってるね。
671 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/11(金) 12:44:51.78 ID:NSbimIGK
徳勝っていつぐらいから斬れる話出てきた?
672 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/18(金) 22:54:14.90 ID:1dmihYcP
>>670真田家の話は面白いな。
それどこで読める?読んでみたい。
673 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/18(金) 23:59:57.83 ID:5d5Oc2pF
>>672 入手困難な佐野美術館の虎徹と清麿の巻末に清麿の親戚の末裔の研究家
の説で載ってる。
674 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/19(土) 00:11:42.93 ID:Bo97Uv8m
今やっている清麿展の図録に載っていたけど武器講一百之一は所在不明みたいだね。
675 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/19(土) 07:25:38.91 ID:Jbc8CFiI
>武器講一百之一は所在不明
ショック!まじっすか?
676 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/19(土) 09:06:54.09 ID:2e16Ln8x
『おれは清麿』刊行に寄せて
http://www.mugenkan.com/katyo/katyo_058.html 萩藩から招かれたのではないか。
わたしはそんな仮説を立てました。
実際に萩を訪れ、藩の家老格であった村田清風の記念館で調べてみますと、五千点を越える膨大な文書のなかに、清麿自筆の「覚」が三通ありました。花押も黒印も入っています。
村田清風やほかの藩士に当てた炭、鋼代金などの受け取り状ですが、これまで清麿自筆の文書は知られていませでしたので、これはたいへん貴重な発見です。
清麿研究家のある方は「刀剣界前代未聞の大発見」とまで言ってくださいました。 清風記念館の方は、むろんご存じだったのですが、それが刀剣界にとって新発見の貴重な文書だとは認識していらっしゃいませんでした。
677 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/19(土) 12:26:52.05 ID:19tjaZnD
福永酔剣が自筆書状持ってるのにねー。
内田旧蔵の清麿の遺書的な書状、「あとは信秀と清人にまかせた」の
書状は今いづこへ?
678 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/19(土) 15:26:43.56 ID:Q+QMZBL/
佐野美術館の虎徹と清麿の図録の巻末に窪田清音は萩藩の家臣に知り合いが
いて、失脚時にパトロンができないから清麿に紹介状を持たせて行かせたと
いうような文章が載ってた。金を持逃げした罪人が萩で堂々と作刀や弟子の
育成が出来る訳ないだろとも書いてあった。左文字の研究もしてたとも。
清麿の刀には自筆の保証書が付いていたみたいね。
萩って職人招くのが流行ってたのかね?
萩焼も楽家の人を招いて作ったんでしょ?
680 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/19(土) 19:17:45.27 ID:Bo97Uv8m
>>675 本当だよ。清麿展に協力している業者達でも所在が分からないんだろうね。
刃物板の何年か前の書き込みによると昭和50年代までは所在が確認できた資料があるらしい。
300両を持ったまま長州に出奔したのかな?
武器講と言う仕組みが良く分からない。たった3両で刀一本作れるとは思えないし。
仮に2振目を作ったら、武器講一百之二に成ったのだろうか?
682 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/19(土) 20:02:52.74 ID:2e16Ln8x
たった3両といいますが虎徹と清麿の図録に載ってる話だと現在の値段だと105万と載ってるし
真雄だと金2両2分の価格で販売してたみたいだよ
美濃
江戸時代の刀の値段を調べるとき、どうしても当時のレートが問題になるなあ。
最下級の武士が3両1人扶持クラスというけど、あまり当てにならん。
ただ、当時は電動ハンマーもないから相槌も最低二人は雇わなきゃならんし
鋼代に炭代、自分の手間賃含めたら太刀3両は絶対に割に合わないよ。肥前刀みたいに工房化してたら話は別だけど。
清麿一人に一本三両で100振り造らせる窪田さんマジ外道っす
685 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/22(火) 02:48:48.41 ID:bmMxn8xv
人を斬った刀は嫌とか言ってる奴がいるが、自分が斬られたら、その刀に取りつくのか?
刀に取りつく根性があるなら、斬った奴に取りつけって思う。
686 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/25(金) 02:58:30.26 ID:dtEuL21/
槍って良く8割は焼け身とか言うけど、どう言う理由なの?
誰か知ってますか?
折損防止のためかがり火に突っ込んで焼きを戻すという説があるが、本当かどうかわからない。
688 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/10/27(日) 16:32:00.53 ID:IDQi2teB
>>687 そうなのか、
俺のもってる槍は全部再焼き入れされてるのかな?焼け身と言うほど鋼部分が柔らかい様には感じなかったが。
689 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/06(水) 00:35:50.08 ID:/+o59A+C
新々刀で本当に出来(腕前)と値段が釣り合っている刀工とは
みなさん誰だと思われますか?
もちろん傑作は除外して平均的な刀で。
個人的に清麿と会津兼定は×と思っています。
そりゃ無名で気に入った刀だろ。
越前康継は良いと思う。
あと孫六とか、兼房は好き。でも両方とも室町か、、、
何時の時代も位列で言ったら上作クラスじゃないかな?。
最上作は金額的に、上々作はバラツキ、値段のバランスが難しい。
上作クラスならまあまあてな感じ。
692 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/07(木) 01:59:45.79 ID:Q4Ytsn8h
左行秀(やや出来より高いが)
大和守元平(重要以下は出来の悪いものが多い。無地風地鉄に沸をまいただけ地鉄)
栗原信秀(特保でも重要に匹敵するものもある。登録年が新しいものは特に)
月山貞一(保存が良い状態なら欠点の少ないものが多い)
固山宗次(出来に大きなばらつきは無いが出来のわりにはやや高い)
運寿是一(特保でも重要出来のものアリ。最近は新々刀は重要が通りにくいので古い重要と変わらない
出来の物がある。信秀と同様)
肥前忠吉(八代)(よいと思うが数が少なく直刃のみ)
泰龍斎宗寛(宗次より地鉄は面白いが刃紋が単調)
勝村徳勝(初代)(新々刀の名産地江戸では無いが出来のよいものが多い)
横山祐永(刃紋好きなら美しい丁子が綺麗。ただし地鉄は鏡肌)
松軒元興(傑作ならよい。傑作でも現在では重要は不可)
新々刀で筋の通った良いものを求めるのであれば300万は予算がほしいところ。
すべて踏まえておすすめは
信秀・貞一・徳勝(予算は200万強で十分)
693 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/07(木) 02:16:47.39 ID:Q4Ytsn8h
300万円以上の予算400から600万円あるなら
行秀・元平
694 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/07(木) 02:39:37.20 ID:Q4Ytsn8h
695 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/07(木) 02:45:57.15 ID:Q4Ytsn8h
新々刀限定とお聞きになっていらっしゃるので
刀が主役の時代、幕末動乱の時代が好きだと思います。
もしそうでいらっしゃるのであればやはり、江戸・水戸・土佐・会津・薩摩
の新々刀が良いと思いますが、水戸は郷土刀扱、行秀は高価、会津に
は上記の人が書いてある通りあまり見るべき刀は無く、薩摩新々刀は
やや時代が上がり尚且つ高価。
やはり江戸物になるでしょうか。
T文堂の主人て 香川照之に似てるw
虎徹ってなんであんなに人気なの?
虎徹が生きてた時から偽物があったみたいだけど、そういう話って他の刀匠だとあまり聞かないよね。
遅咲きで数が少ないから?全体の出来も悪いとは言わないけど、もっと出来のいい新刀もあるのに。
居合いに向いた打ち刀の刀匠とかありますかね
>>697 井上真改も偽物多いよね、井上真改は国宝にすべきだと思う。
虎徹は、元々甲冑師だった関係で、各藩の大名とつながりがあって、井伊家とか、尾張徳川家をはじめ、
色んな大名や家老クラス御用達の差料を作ってたから、始めの段階から大名道具として大変なブランドがあった。
そういう理由。後、最上大業物に成ってるのと、甲冑師だった関係で彫刻がもの凄くうまいと言う理由もある。
個人的には反りが浅過ぎて不細工だと思うけど。
反りが深すぎても抜き打ちしにくいから、まあ加減っしょ。
反り深い方が見栄えよいのは同意。
虎徹がどうこう論じる前に、江戸新刀が全部嫌い。反りもないし物打が狭いとか形式美は無論
機能美としても評価できない
機能はあるだろ、事実虎徹は最上大業物だし、非常に頑丈だとされてる。
俺も江戸新刀は嫌いだが機能と美しいかどうかとは別。
機能美なんて後付けの下らない評論方法だ。
物の機能美なんて本当に道具として使いこなせる一部の人間にしか分からんもんよ
たいていは「なんか強そう」「なんかかっこいい」を機能美と言い換えとるだけや
704 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/08(金) 23:59:40.10 ID:Xg24k8af
江戸石堂がいい。石堂でも上方のものは、なんか信用できんが。
信用って?
試斬に使う訳じゃないんだから、現代では刀の価値は見た目がほぼ全てでしょ。
706 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/09(土) 17:45:10.46 ID:bSqQy7+S
でも、刀本来の用途では使い物にならないと知ってたら萎えるよ。
直胤とか、タダでもいらんわ。
何かの武道やってるならまあ分からんでもない
やらずに言ってたら滑稽だけど
708 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/10(日) 00:32:03.05 ID:yzt3NU1G
居合やってる。普段は型だけだが、試し切りもしたことはあるよ。
使ってるのは無銘の肥前刀。
709 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/10(日) 12:29:31.15 ID:FBriuK++
いくら無銘でも、現代刀以外で試し斬りはやめてくれよ、
一応将来も受け継がれて行く刀なんだから。
無銘の肥前刀ってなんだよww
悪徳業者に掴まされたね
711 :
708:2013/11/10(日) 21:48:16.57 ID:2AFnNFVX
偽物でもどうでもいいよ。安かったし、よく斬れるし。
無銘はしょせん、無銘だ。
712 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/10(日) 22:34:57.37 ID:FBriuK++
国宝でも無名だらけだぞ。
正宗だって無名ばかり。
713 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/11(月) 09:52:41.22 ID:gsLYsCDn
>>694 栗原信秀名品ですね。地にも刃にも見所があって。
伊庭ってあの伊庭旧蔵品ならすごいですね。
気になったので調べてみたら伊庭に近い人間で
あの書付がされた時期に生前遺品整理しているので
ドキッとします。
714 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/11(月) 12:39:11.05 ID:quFWcyxM
地は現代刀の小糠みたいで、えらくあっさりしてるね。
もうちょっと地にも動きが欲しい。
715 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/13(水) 23:45:18.19 ID:piCpdDmG
>>546 結構前のレスだけど、
15cm未満だと刀剣じゃないから登録証とか必要ないんじゃなかったっけ?
なんかしらんが登録必要ない長さの小刀とか鑓とかにわざわざ登録つける人はいるよ。
自由だしいいんだけどね。
717 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/14(木) 13:00:21.32 ID:LvHr0jai
718 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/21(木) 10:23:10.43 ID:H3+JhFxX
719 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/21(木) 10:24:50.26 ID:H3+JhFxX
720 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/23(土) 11:18:41.11 ID:taa77jG7
新々刀なら三善長道でしょ。
新選組、見廻組、会津藩士御用達。
剣術使いの愛用品。
721 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/24(日) 06:23:39.48 ID:09vyaib3
佐倉藩には五流の剣道場がありましたが居合を剣道と併んで重視しましたのは立身流でありました。刀の様[ため]しは大体ここで行はれました。とりわけ藩士の刀工の細川遠藤の両家が門下でありました関係上鍛刀は一々様[ため]されました。
一。棒様[ぼうだめし] 焼きを入れました黒打ちのままのを中心[なかご]に柔い布を巻きて前に立てて持ちこれを半棒を振って力一杯横から打ちます。 折れるか否かを第一とするのであります。 曲がるのを厭ひません(否、一振りでも曲がらぬものはありません)。
このために生ずるしなへも意としません。
二。鍛冶とぎの上、切柄[きりづか]をかけ米俵の内俵に外俵と青竹を心として捲藁を作り切味を試みます。八分以上斬れば両側に下り口を開け良しとします。基本姿勢は真っ向から両足を八文字に踏み刀を冠って切下します。かくして始めて依頼者に渡されます。
三。外装を終わっての様しは佩用者の意に任せます。依頼に應じて各種の様しを致します。
あるブログに載ってた話だけど
記録に残ってないだけで昔はどの藩でも色々と試してたんだろうな
722 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/11/24(日) 16:24:37.06 ID:zrBBlXk4
でしょうね。
清麿一派の保証書、水戸の荒試し、会津の荒試し、固山一門と山田家の関係はずぶずぶだった
らいいですが。
723 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/12/31(火) 06:34:09.78 ID:pXIzmyf2
新刀沸出来はよく折れるとされてきたが、桜田門外の彦根側奮戦の永田刀は
助広は華々しい活躍だったみたいですね。
細かい刃こぼれは沢山あるのに折れず曲がらず。
沸出来もろい伝説があれば薩摩で沸出来なんて続かないですよね。
切れ味日本刀にも出てたけど。
薩摩の新刀は硬過ぎてヤバイって評判らしいけど
さかんに犬や猪を試し切りするような気風のところで脆い刀なんてすぐ駆逐されそうだよね
意外と薩摩もので実用的に優れたものの話は聞かないですね
窪田清音によると波平も刃が堅くて毀れるものが多いそうですし。
案外示現流みたいな剣術も刀の切れ味に期待できないところから興ったのかもしれませんね
726 :
名前なカッター(ノ∀`):2013/12/31(火) 19:16:48.12 ID:pXIzmyf2
波平でも地味な出来から相州伝に変わった安行から下三代は切れ味は
よかったらしい。
手癖が残っていたからかな。
村田新八の最後の愛刀が安行寛文5?年記。
別府も安行。
元平とかがありそうでないけど上級武士用だったのかな。
すごく難しい刀剣関係ではないのに出てたけどなんの本か忘れた。
727 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/01/02(木) 11:59:38.61 ID:6Cb5Wa+t
辺見は正景
728 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/01/02(木) 16:47:57.96 ID:7/LY/i1l
虎徹は全く値段が下がらないね。つるぎで重刀が出ているけど
重美の則房、忠吉よりも高い値段になっている。
729 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/01/02(木) 21:38:00.90 ID:6Cb5Wa+t
鍛え割れやがさつく肌が目立つのにね。
大銘は強いね
730 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/01/04(土) 05:30:51.59 ID:e7++no3g
薩摩の古写真集見てるんだが所謂薩摩拵って少ないですね。
りゅうごとらずに一貫目貫無なんて少数。
小鍔は多いですね。90%はりゅうごもあり菱も目貫もある。
>>150 >>154 > 定寸のしっかりした一振り
160 宗勉 笹露 限定
「日本刀の掟と特徴」本阿弥光遜
wwwwwwww
今度はこっちかwww
お前、肉でも斬ってろよw
736 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/01/07(火) 10:51:54.29 ID:b8KwheaF
打刀の太刀銘は飾る時は太刀のように刃が下??
打刀の拵ついてるなら刃が上
738 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/01/08(水) 00:43:07.66 ID:gwvXA5ZL
そうなんですか。
では銘が見えるように中心は右側ですか?
739 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/01/15(水) 02:26:26.56 ID:hAjWXU6a
アドバイス求む!
維新期の著名人物の所蔵刀を所蔵しているんですが、拵えが20年前に
入手したときより痛んできています。
金具を利用して新規で拵え写しを作るべきか痛みのひどいまま所蔵するべきか
どちらがよいでしょうか。
特に漆部分がひどいです。
現状の拵えはそのまま保存。その上で
金具を含めた写し物の拵えを新規に作成。
10数万するんしょ?
10数万で本拵えはミリ。せいぜいが居合刀用の廉価な拵えになる。
補修にしても鞘の塗り替えと柄巻きだけでそのくらい簡単に飛ぶ。
上に書いた「金具まで写した拵え」だと一桁あがるかもしれない。物を見ていないからなんともだけど。
つまり、その著名人の拵えとやらを残したいのかどうかで変わる。
とりあえず歴史資料価値を考えない場合
1、綺麗にしたいだけならば鞘塗りと鯉口、鞘尻あたりの割れ補修、柄巻きをし直すくらいの補修を施す。
2、金具だけ抜いてまったく新規に作り直す。
が考えられるんだけど、どちらも最低20諭吉くらいは見た方がいい。もちろん青天井。
たんに鞘塗りだけなら本漆で上塗りすると数万円〜でできることはできる。
昔の職人の腕はなかなか侮れないから、鞘の肉取りとか柄なりを新規で再現できるかはすごく微妙。
予算に糸目をつけないなら最初に書いた「現状は保存、金具まで新規に写す」を薦めたいけども、無理ならば補修をお勧めしたい。
もちろん「ほっとく」というのも選択肢としてはあり。最低限の手入れだけしてそのままさわらずに拵えを残し、
全く別に金具を誂えて自分好みの拵えを作るのも悪くないと思う。
俺の新刀の拵えがボロボロだから適当な拵えに変えようと思ってたんだが、反り0.6とほぼ直刀に近くて合う拵えが見つからないんだよな…
拵え作ろうかと思ってたけど10万でも高く感じてたから無理そうだわ
あと、どうでもいい話なんだが人斬りしてたり使用感の有る刀の見分け方ってあるんだっけ?
739と741の中の人は別の人だったか。それは失礼。
上にも書いてるけど居合い用などの廉価な拵えだと10万台(現代金具、ウレタン塗装またはカシュー漆塗り、栗形などを角ではなく木やプラスチックで代用したものになったりするけど)でできるよ
「人」を斬ったかどうかなんて厳密にはわかんないと思う。研ぎ減りや受け傷やら帽子の直しがあったとしても、
その刀が人を斬ったという確証にはならないし。茎に血腐れがあっても人血によるものかはわかんないし。
使用感、というか経年の具合なら刃区の残り具合とか茎の重ねと棟元の重ねの差を見るとか。
帽子の再形成や受け傷のあるなしや、しなえなんかでも使用感は判るかな。
無銘でうぶか刷り上げかどうかの判断なんかは全体の姿と目釘穴の位置、研ぎ溜まりで大体目星をつけたりするけど
家の刀には明らかに突いた跡と斬った跡があるわ…
硬いものに当たったらしい事は分かるけどまさか骨じゃないよな?
そりゃなんとも言えないよ。可能性は高いだろうけども
清麿展どうですか
その画像だけで時代を当てられる人間はいないよ
そうですか…
画像で判断は難しいのですね
757 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/01/27(月) 00:37:13.27 ID:QpKSRhGx
言おうとすれば、拵は幕末最末期から明治初年。
刀身は寛文新刀。
ハバキは高さが低く美術刀剣的で現代。
なるほどー
日本刀スレでも寛文新刀ではと言われました
拵えと刀身に時代錯誤があるのですね。刀身に適当な拵えを組み合わせた物なのかな?
んにゃんにゃ。確かに合わせといって、刀に既存の拵えを組み合わせることもあるんだけど、大抵は刀ごとに作るんだ。
拵えと刀身の時代がずれているのは不思議ではないよ。なぜなら
刀は研いでずっと使えるんだけど、拵えは基本的に木製だから消耗品的に作り直すことがあるんよ。
ハバキにしても痛めば作り直すから別に悪い訳じゃないよ。
760 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/01/27(月) 11:37:17.63 ID:QpKSRhGx
昔は少々強引でも拵合わせは普通。
いつ頃の昔?
762 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/01/28(火) 07:27:49.62 ID:7kb5Bf1S
江戸期は大抵でしょう。
薩摩新々刀の雄、元平や正幸、一ノ平一門は人気が無くて
お蔵の貸出刀で幕末明治一番人気があって高価だったのが
正房、安行等の正房相州の波平一派。ちょっとびっくり。
763 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/01/28(火) 07:38:28.84 ID:7kb5Bf1S
薬丸自顕流や示現流が反りの少ない刀を
好んだ影響もあるんだろうが、なぜ元平や正幸は
反りの少ない刀を作らなかったんだろう。
寺田屋事件の森山家の文書にも莫大な金策をして
正房や安行を入手したことが書かれている。
村田新八や別府も大和守波平安行
新刀の反りが浅いメリットってなんなの?
江戸は剣豪の時代と聞くけど関係あるのかな
ピッキングだよ
766 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/01/28(火) 16:12:02.61 ID:M6rARXEZ
>>764 江戸期になると素肌剣法に変わる。
鎧着用でなければ、なかなかに振りかぶって飛び込むのは怖い。
そこで突き技が盛んになった。
今の剣道では禁手だが、迎え突きは実用技の最右翼だ。
そこで反りの少ない刀のほうが突き技に都合が良いわけで。
幕末勤皇刀も同じ理由で反りが少なくなる。
同田貫なんかもそんなかんじ?
うちにあるの結構薄いけど。
768 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/02/01(土) 00:14:49.81 ID:Jf4BLS2y
私の持っている同田貫も薄いけど形がめっぽう美しい。
同田貫は田舎くさいものばかりで、鑑賞に向かないと言うけれど。
同田貫は重ねが厚いイメージが定着してるけど
元々重ね薄いのも結構あるよね
お貸し刀の狸は薄いのがおおいとか
771 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/02/02(日) 05:29:10.10 ID:5p3K/U2F
>>763 実用時代の文献では薩摩刀の両巨頭は正房、安行だよ。
大和守安行、(此の安行は、安張の
外孫にて、安張の養子となる。本府刀匠丸田伊豆守正房と、
名声並び振ふ。
新刀辨疑にも、正房同位
の上手なりとあり。元禄八年、年七十六にて歿す。)
且つ夫れ天下剣匠多しといへども、此の波平剣
匠の如き、正國の時天元の頃より、今に至り、凡そ九百年の間、遺殖連綿として、
祖業を襲ぎ、家声を墜さざるもの、蓋し比すべきなし。豈に栄光にあらずや。故に藩人以て吉剣とし、
小児の護身刀に到り、波平の作を得るを以て福とす。獨り藩人のみにあらず、他州の人も亦然りとす。
772 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/02/04(火) 08:51:21.26 ID:APsN2nNI
安行、売り物少ないね。
前に杉田で傑作見たが。
ネットで偽物が一口だけ。
粟田口忠綱(2代)の銘について教えて下さい。
脇: 粟田口一竿子忠綱 宝永五年二月日 彫同
脇: 一竿子忠綱 元禄十一年二月日 彫同作
刀: 粟田口近江守忠綱 元禄十二二年八月吉日
刀: 粟田口近江守忠綱 元禄十三年八月日
脇: 粟田口一竿子忠綱 元禄十七年二月日
銘と年紀についていくつか調べたのですが、近江守 or 一竿子のどちらの銘を切るかは年紀に関係せず、刀の出来映えに関係するのでしょうか
また、近江守 or 一竿子とで(金額的)評価は異なるのでしょうか?
真改や助広ほどには注目を集めないけれど、いぶし銀的な仕事をしているように感じる刀匠なので自分的には注目しています。
よろしくお願いします。
私見ですが、受領の銘は使い分けたと思います。
注文主が豪商なんかだと一竿子でお武家なら近江守みたいに。
尾崎は受領の場合は楷書で丁寧な銘ですが源五右衛門は
崩字風の砕けた感じですが、作に顕著な優劣は感じませんね。
そういえば肥前の忠吉は殿様に献上する場合は受領銘は
避けたらしい。
×近江大掾藤原忠吉
○肥前国忠吉
レスが遅くなって申し訳ないです。
献上相手や注文主で銘が変わるとは知りませんでした。
勉強になりました。
以前から、買うなら"一竿子"銘をと考えていたのですが、"近江守"銘よりも高いだろうなと思いためらっていたのですが
使い分けだけの話なら安心して価格の問い合わせや値下げ交渉ができます。
反りの少ない刀は良くあるのに、それが入る鞘は中々出回ってないのが不思議
オーダーメイドするかー
778 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/02/09(日) 02:39:26.12 ID:G19zrCQc
何故実戦で使用された江戸末期以降の拵が残ってないのも不思議。
沢山の生ぶ拵があるのにみな綺麗。
庄内藩かどこかの遺品拵の柄や鞘が疵だらけで実戦を物語るものを
見た時は震えが来た。
刀で切りあうような身分の連中は
記念に残しておけるほど蔵刀に余裕がないからでは
実戦に使われる拵は消耗品だからね。破損したら廃棄、てパターンが多かったんじゃないかな。
新刀で突き跡や刃こぼれがあるものって幕末に実戦で使われたものなのかな?
江戸初期の刀で実戦の跡があるものって辻斬でもしてたのかと思ってたわ
782 :
無:2014/02/11(火) 22:44:58.56 ID:3AMFN3bf
高く売る為に付けた傷もあるらしいぞ。
783 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/02/13(木) 01:55:37.91 ID:8YGswJfJ
戦国時代は無理として戊辰、西南頃の拵付の刀って無いのかな。
ボロボロなるんだろうけど遺品とかで。
ノシ
うちにある新々刀が痛みはあるけどうぶの肥後拵付。
寛文期ってそこらで人斬りがまだあった頃じゃなかった?
まだ奉公人とか気軽に手打ちにしてた時代だね
俺の刀が人斬ってたら嫌だな
788 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/02/15(土) 00:58:22.73 ID:sMxP/jSZ
>>784 でもそれはよくある実戦未使用の生ぶでしょう?
あの泥にまみれて柄はよごれて鞘なんてぼこぼこなったのが
廃棄や作り直しされて本当に残ってない。
789 :
無:2014/02/15(土) 14:20:33.41 ID:YloCdjD5
俺の薩摩拵えに入ってる美濃刀はグネグネに曲がってて、酷い所は皮鋼が浮いてるぞ。
樋が入ってたら確実に戻せなかったと思う。確実に人を斬ってるよ。
酷く曲がっても使用可能な美濃刀もすごいよな。
791 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/02/15(土) 19:19:34.60 ID:ZmKWi4ku
刀身の場合、素人が興味本位で試し斬りの可能性が
あるからやっぱり拵がこの面では重要かなー。
792 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/02/21(金) 02:41:25.57 ID:fRUvyL3S
薩摩新刀で出来のよい物、どこかにないですかね。
丸田正房、大和守安行がいいですね。
793 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/02/21(金) 02:44:27.01 ID:fRUvyL3S
薩摩新刀で出来のよい物、どこかにないですかね。
丸田正房、大和守安行がいいですね。
794 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/02/23(日) 05:24:54.41 ID:QyxdR2MD
>>793 >>771 の考えがいまだに鹿児島県にはあるので中々でてこないよ。
26年関東登録のものか、近年登録されたものが多い。
元平か正幸にしておけば?
さらに波平行安は海軍関係者に好まれたせいで
多くが艦や飛行機と共に海の底
もったいないね
>>766 逆に奈良時代とかの昔も突き中心だったらしいね。
もう少し幕末期がながければ小鴉丸みたいな作りのものが流行ったかも。
797 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/03/05(水) 12:55:03.85 ID:/Ot7SWl+
>>793 伊豆守正房、五十七代安行の健全なものなんて
ほんとうに出てこないよ。地元のみならずかなりの
愛好者がいるからね。
しかもそれほど高価って訳ではないから手元に置いておいても負担に
なりずらい。
両刀、まとものものが出れば手放す時でもすぐに買値ぐらいで
委託で売れる。
798 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/03/06(木) 07:52:34.09 ID:HXQ0a3n1
村田新八 大 57代安行
小 60代行充
辺見十郎太 正房
中島武彦 57代安行
貴島清 正房(七代正房追名)
一部ですが全刀行方は現在不明です。
現在上位の奥元平や正清は刃が堅く人気が
なかったようです。
そこで沸出来でも独特の粘りがあった寛文新刀が
尊ばれたようです。
799 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/03/06(木) 07:59:59.27 ID:HXQ0a3n1
特に波平伝のやや柔らかすぎる地鉄に
美濃系の相州伝の伊豆守正房の沸伝法が混じって
かなり鉄味は良かったそうです。
現在でも研師さんもいいます。
800 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/03/08(土) 19:46:40.84 ID:ecIPN3k+
元平や正幸なんて数打ちじゃないかってぐらいあるのにねー
801 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/03/11(火) 15:15:40.47 ID:BZNT5kHe
やっぱり硬い刃は欠けやすいんだな
津田越前守 井上和泉守 佐村河内守
違和感ないよなあ〜(笑)
ほぼ直刀の0.7の刀があるんだが、オーダーメイド以外で鞘売ってるところないかな?
量産されてる物でも良いんだが…
806 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/03/19(水) 23:48:49.34 ID:EbE3huTj
俺もさがしてる
俺のは0.6だ
てすと
なんとあるかは読めないが銘字だね
>>809 やっぱり銘だったんですね、ありがとうございます!
無銘と言われていたのは読み取れないからかな…
ただ銘があったという事実だけで嬉しいです。
811 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/03/23(日) 14:03:20.95 ID:F2CukC9v
鑢目があって銘が錆で埋まる浅さだと期待は薄いぞ。
812 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/03/23(日) 19:49:01.72 ID:7G3kBSeP
今日、目についた新刀の中心を見せてもらったのですが、
銘の周りだけが銀色に光っています。
鏨枕だけを削ったかのように見えますが、
周りの鑢目は普通の錆色でした。
特保がついていましたが、これはやばい刀でしょうか?
少々、擦れただけのようには見えませんでした。
不自然と思ったとか、自分の中で納得できない部分があるならやめたが正解
814 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/03/25(火) 22:45:18.30 ID:lpWhTu+3
そうですね…。妖怪アンテナが立ってるので、止めておきます。
刀身はいい出来でしたが、怪しすぎる。
815 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/03/26(水) 22:53:35.44 ID:VAhkq56z
葵の徳勝は本人作?
816 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/03/28(金) 01:59:15.25 ID:7sEy2DlY
正勝の代作代銘。
草書銘で初代自身作はない。
近年の研究で証明されているが、偽物扱いにはならない。
817 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/03/29(土) 18:12:35.05 ID:o+lvMrCh
新々刀だと鍛冶押しの状態の物が今でもあるけど拵え付でもあるのかな?
最近入手した錆身の脇差が研ぎ減りが全く無く荒砥のような跡があって鎬も少し丸くて
初めから波紋は見えない研ぎがしてあった感じなんだ。
虎徹や清麿って五箇伝でいえば何伝なの?
相州伝?
819 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/04/02(水) 21:58:53.34 ID:GEEVNwva
虎徹は美濃の系統じゃないか?清麿は相州備前だな。
どちらも現物は素晴らしいの一言に尽きるが、清麿は現代刀に見えなくもなかったな。
清麿は重美の正真で藤代が研いだ物だよ。
虎徹や清麿って殆どの古刀より値段が高いけど
ぶっちゃけそこまで凄い刀なのかね?
いや確かに新刀、新々刀の中では頭抜けてるだろうけど
虎徹使ってた有名人ってどんな人がいたの?
稲葉正休
823 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/04/05(土) 15:29:12.06 ID:kE1BH/1q
井伊直弼の脇差が虎徹だったな。大の方は忠綱だったと思う。
俺なりに調べたが虎徹を実戦で使った確かな記録がないんだ。
虎徹銘が入れられた兼重あたりの偽名刀を使った記録によると斬れ味は抜群
だったらしいがな。正宗は使われた記録はあるんだよな。正真かは不明だがね。
正宗なんて本当はいなかったから真贋もどうもないよ。
待て待て、そんな説があるのも確かだけどさw
こてっちゃんと言えば近藤さんでしょ。偽銘だったらしいけど。
正確には、”正宗という超一流の指導者が居て相州伝を確立した”のではなく
”正宗刃物製作所のような大規模な工房があって多数の職人が無銘で刀を納めていた”が正しいな。
肥前刀と同じですね
827 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/04/06(日) 22:58:46.16 ID:SdTEZEdj
正宗という刀工も何人もいたから何処の正宗ということにもなる。
いわゆる正宗の前後100年に複数いたらしく時代と国が近かったら
混同してるわな。
828 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/04/07(月) 19:38:34.66 ID:+5OirzDL
それにしても正宗、貞宗、郷の見分け方をいつの時点で確立したのかなぁ?
結構適当に判断してる
830 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/04/08(火) 01:29:03.90 ID:aDGdzT1x
>>829 そんな、日本刀第1等の刀の判定さえ適当だとすれば、他は推して知るべし
と言うことになるなぁ。
まぁしかし最高の権威である本阿弥家も2百年以上にわたって偽正宗の折り
紙を出し続けてきたのだから、刀の鑑定なんてもともと欺瞞そのものか。
勝みたいに科学的手法で時代鑑定をすればいいのにね。時代偽は見抜けないけど。
832 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/04/20(日) 16:26:52.14 ID:cZ3WZkQ5
銘だけでもそこそこ偽物とかって分かるもん?祐包なんだけど
江戸時代には評価が高かったのに、現代じゃ3流刀工の値段になってる新刀鍛冶ってわりといるよね。
特に大阪の刀匠。
今だと虎徹の在銘の相場ってどのくらいなんでしょうか?
あと堀川国広も
835 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/05/06(火) 02:19:42.25 ID:5cU28Coo
>>797 全国の刀剣店に問い合わせたけど。
ほぼ全滅。
薩摩相州伝の新刀欲しいよ。
300万円までなら。
新々刀は見るけど新刀は九州でも見ないですね。
837 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/05/06(火) 12:58:55.03 ID:EOCcH8O7
高田と美濃も廃刀令以前は評価は低くなかったみたいね。
839 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/05/10(土) 18:41:55.66 ID:2urm0I3t
そう。
しかも代銘の法則もわかっているので
偽物にはならない。
ただ二代代作代銘って記載するまで
日刀保が本気を出していない。
田舎鍛冶だからだろうね。
840 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/05/12(月) 16:48:14.84 ID:Co76aKli
>>540 「春過ぎぬ、たけのこがわく、馬鹿ばっか。」みを
一句できた
「竹じゃねえよ!孟宗竹だよ!!大違いだ、バカやろおおお!!!」みを
「普通の孟宗竹は子供の胴体くらいあんだよ!
孟宗竹の竹林に入ると
子供の胴体くらいの孟宗竹だらけで
感覚が狂って
とんでもなく太い孟宗竹すら細く見えるんだよ!
そ、そんで、はあはあ。
斬った。
大人の女性の首くらいの太さの孟宗竹なら
二十数回に分けて日本刀で斬った。
あとで手のひらの幅で測って、
家に帰ってから竹定規で測ったら
太すぎてさすがのおっとりした母も激怒したよ!!!
「安くて頑丈だからっておもちゃにするものではありません!」て。
で、あんた、ほっそい孟宗竹を斬ることできんの?はあはあ
で、できなかったら、ぶっとばああああああああああす!!!」みを
841 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/05/26(月) 05:10:47.83 ID:ifNwAWJT
明倫の徳勝は本人作かな?
草書と行書の区別がイマイチ分からない。
842 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/05/27(火) 15:16:30.38 ID:ctskzPof
当然二代
843 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/05/27(火) 19:53:38.11 ID:oLl6g820
安政初期って代作あるかな?
844 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/05/27(火) 23:35:00.55 ID:ctskzPof
あります。
刀剣美術の勝村徳勝の銘の研究が連載されましたが
その資料で完璧に銘の変換考がなされていますね。
845 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/05/28(水) 17:14:22.73 ID:39RYXXvb
それだと本人作でも安政6年くらいまで草書本人作でない?
初心者なのでちと教えてください
長曽祢興里ってのは虎徹のことですか?
いわゆる虎徹と言われてる以外の刀もあるんですか?
興里だけの姪は違う人ですか?
以上よろしくお願いします
847 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/06/05(木) 09:49:42.37 ID:Qg5ywVJu
全然人いないのねんw
848 :
名前なカッター(ノ∀`):2014/07/12(土) 17:23:30.78 ID:g4mZI1SW
新刀の磨上げで重美に指定されている刀は見たことがあるけど特重では見たことがない。
重国だと重美の半数近くが磨上げだとか。
もしかして重美より特重の方が審査が厳しいのかな?
日刀保では特重は重美上位から重文と同等としているようだし。
重刀で重美相当だしねえ。
850 :
名前なカッター(ノ∀`):
真雄か徳勝の良作が欲しい…