>>283 >一次大戦の時
>ギザギザを刻むのが、欧州戦線で流行った
>前線で勝手に改造してた模様
>刺すと必ず殺せるからってことらしい
銃剣に興味のある人にさえ意外に知られてない?
残念ながら全部外れ。
ドイツに限って言えば、19世紀半ば過ぎには既に使われてた。
流行で勝手に改造したのでも無く、工場を出たままの制式仕様。
目的は2説あるものの、いずれも殺傷力を高める為では無い。
鋸の代用として使える様にとの説が一つ。
(初期の工兵銃剣に鋸目の付いた物が有る事から言われるが、
歩兵銃剣にも鋸目は有るので疑問視する人も多い。)
刺突をいなされた際や近間の組打ちにもつれ込んだ際、
敵の衣服に引っ掛けて倒したり体勢を崩す為、とする説が一つ。
「西部戦線異状なし」の「捕虜になると」のくだりは、
当時兵士の間に流布した噂話だとか。
参考資料
Deutsche seitengewehre und Bajonette 1740-1945
Kraus Lubbe 著