山鹿流の陣太鼓で清水一学が起きるのはいつものことではないかなあ
939 :
風来のシレソ:2008/12/29(月) 00:47:53 ID:eMRLTcgQ
今の時代で一人で時代劇の中、
あれだけの存在感を出せるのは田村正和ぐらいだろう。
NHKの大河は、セットが豪華なだけで
わざとらしいんだよな。
テレ朝がもっと制作費あったらNHK超えられるよ。
940 :
名乗る程の者ではござらん:2008/12/29(月) 02:29:09 ID:5W1FWhb8
>>930 レス見て引くくらい恐ろしく忠臣蔵オタクというかマニアな方ですね…
941 :
名乗る程の者ではござらん:2008/12/29(月) 02:31:43 ID:5W1FWhb8
忠臣蔵で萱野三平の話しが沢山出てる作品て何ですか?
四十七士には入れなかったけれど、好きな赤穂浪士なので…
>>941 大河の『元禄繚乱』でしょうね
それと最近(というか今日まで) CSで再放送した
松本幸四郎版の『大忠臣蔵』は
四十七士よりも不参加組の方が沢山出てくる
という偏向がありますがその中で萱野三平も
それなりに詳しく描かれています
但しお軽と恋仲だったりして
半分以上「早野勘平」が混じってますけど
少し前におすすめ忠臣蔵聞いたものです
取りあえず里見浩太朗の忠臣蔵借りてきてみました
すごく楽しかったです!
>>930さんや他の方のレスのおかげで事前に見どころチェックできたので
楽しさ三倍でした!鰹武士道のところでは思わず笑ってしまいました(笑)
ほんとにみなさんありがとうございました(^O^)
次また違うの借りてみます
あ、ひとつ生意気ながら残念に思ったのは切腹のときに
雰囲気に合わない変な歌が流れたことでした(^^;)
944 :
名乗る程の者ではござらん:2008/12/30(火) 02:54:16 ID:c5XA0Vkm
3大ラキ珍 ビワ オペ ディープ
>>941 旗本大島伊勢守への仕官話で浪士たちと板挟みになって切腹するはなしではなくて
お軽と恋仲になって悪者の大野定九郎やら登場するはなしなら
三船敏郎の大忠臣蔵かな?
なにしろ前後編2話もさいているし
萱野三平のことはよく知らないのでウィキペディアで忠臣蔵を見たらこんな風に書かれていた。
早籠の萱野三平は老婆を蹴散らし死なす、詫び証文を書く
矢頭右衛門七 死ぬといって連判状に名を連ね、母は足手まといにならぬよう自害する
岡野金衛門 絵図面を入手するために大工の娘を騙す
酷い人たちだな。(w
>>929が書いているみたいに、自分も『赤穂城断絶』には満足できないのだけど、
同じく萬屋錦之介主演、テレビ『赤穂浪士』(1979年)って、誰か見たことありますか?
深作欣二のヤクザ風討ち入りが不満だった錦之介が、仕返しするかのように
翌年に取り組んだ、スタンダードな忠臣蔵と聞いているのですが、出来はどうでしょう。
キャストもいいし、錦之介の大石を連続ドラマでじっくり見てみたいのだけれど、
なかなか放送されないので……。
リアルで見ました
もう30年前になるのか……
大仏次郎の『赤穂浪士』を原作にしているので
堀田隼人や蜘蛛の陣十郎が大活躍
お仙(中島ゆたか)はサービスシーンあり
といったあたりは正統派好みの人には邪魔かも
あとは大体スタンダードだったと思います
錦之介は個人的にはちょっと重厚すぎる感じ
堀部安兵衛(伊吹吾郎)と小野寺十内(西村晃)が好演
それと主税を演じた湯沢紀保という人がよかったので注目していたが
その後ほとんど見かけない
といったあたりが記憶に残っています
(当時はまだガキでした 今見たら全然違う感想になるかも)
赤穂城断絶。
わたしも子供の頃にテレビで一度見ただけど、いやに力んだ作品だなあーという印象しか
ありませんね。錦ちゃん演技濃いからな。
大忠臣蔵は、いまから思うと赤穂藩がやけに大藩のように描かれていて不自然。
深作監督の忠臣蔵2本目となった忠臣蔵外伝四谷怪談は、
脱落組みの平左衛門と遊女お初が心中する話があって
大石内蔵助が平左衛門に金を貸さなかったことを息子の力に問い詰められて
遊興のための金なら貸したが、暮らしのための金だというので断ったという話は
鮮明に覚えている。
遊興ための金は、貸した方も借りた方もさして意に留めないが、,暮らしのための金は、
人を縛り卑屈にするという蘊蓄で妙に得心したものだ。
「赤穂城断絶」酷評ばっかだな。
テレビでとはいえ初めて観た忠臣蔵映画だったので印象は強い。
開幕早々いきなり松の廊下で斬りつけて、棺が並んだラストまで一気呵成。
リアルタイムでは池波センセイがこのスレの1万倍の激しさで酷評していたが、いつの世も、「昔はよかった」なのよ。
高田宏治の台本は台詞廻しがちゃんと時代劇してるし、豪華キャストもなかなか。
芦田の色部が、吉良邸に行こうとする綱憲を「父上とお家、どちらが大切なのか?」「お家でござる。当然でござる」と一喝して、馬から引き摺り下ろしたり、楽しいけどな。
深作だけあって討ち入りの迫力も充分だった。
あそこだけキャメラワークが宮島天皇じゃなくて実録風になるのな。
>お家でござる。当然でござる
柳生一族の陰謀では、柳生宗矩が家光の生首をもって
「夢じゃ、夢じゃ、夢でござ〜る」とか言ってなかった?
深作監督のは演技が大袈裟なんだよね。
それで、上杉家家老の色部だけど、物語によっては、千坂兵部。
今でこそネットで検索して調べれば、なぜ色部になったかわかるけど
昔はなんでだろうってわからないままだった。
同じように、日野家用人垣見五郎兵衛が九条家の立花左近だったりする。
いや演技がおおげさなのがいいんじゃないかw
>>947>>948 「赤穂浪士」はテレビ東京の再放送で全話見ることができました。
なかなか出来が良かったですが、新藤兼人の脚本回だと台詞が現代語調になったのが妙でした。
>>950-952 芦田色部のその台詞はそんなに大袈裟ではなかったと記憶しています。
静かだが、断固とした口調で田村亮綱憲を諌めていたと。
『柳生一族の陰謀』は、錦之介のあの重厚さによって
成り立ってるんじゃないか。
955 :
950:2008/12/31(水) 20:32:04 ID:???
>>953 DVDでその部分を確認した(いい時代になったな)。
ちょっと修正。
槍を持ち乗馬した綱憲に、両手を広げて立ちふさがる色部。
「その方、余と家とどっちが大事か!」
「家でござる! 家に決まっておりまする!」
綱憲が激昂して槍を突き出す。
その槍を握り、綱憲を馬から振り落とす色部。
台詞も動作も充分大袈裟だが。
主君を馬から落とすなんて、きっと台本にはなくてその場で深作が考えたに違いない。
いつの世も養子は辛いのう。
>>947 テロ朝で初回放送だった赤穂浪士をテレ東で再放送した?最近?
メインテーマ曲が好きでした
公弁法親王について詳しく描いたドラマが見たい。
>萬屋錦之介主演、テレビ『赤穂浪士』(1979年)
宇野重吉のナレーションが重厚で良かった。
連ドラだから、討ち入り後〜切腹までを詳しくやってくれたなー
泉岳寺での大石父子の、眼を見交わすのみのこの世の別れとか。
質問です。
CSの年末のどの忠臣蔵物か忘れたのですが、吉良のやりようを見、
少し浅野に同情的で、勅旨出迎えのときも、吉良と同じくらいの上座にいて、
殿中のあとに、吉良が抱えられてよろよろ退出するときに、血が付きそうになり
「ぶれいもの」と怒る大名って、何者なんでしょうか?
脇坂淡路守か?
>>960 脇坂淡路守
鴈治郎や小林桂樹もやってるが、当り役は3度もやった錦ちゃんかな。
淡路守
垣見五郎兵衛
土屋主税
このへんは大物が特別出演でやることになってるな
美味しいキャラなんでゲスト用の特別枠だよねw
>>963 ナベケン、藤まこ、梅ちゃん (フジの忠臣蔵)
この作品はそれが顕著に現れてるよね。キャストの使い方が上手いからさすがだよ。
どれがどの忠臣蔵だったか忘れたけど、
流行が「男でござる!」とビシッ!っと決めててカッコいいー!と思ったけど
その次に見た忠臣蔵では藤まこがまるで悪商人のような口調で
「男でっさかいなぁ、うえっへっへっへ……」と笑ってて
それもまたカッコ良かったんだなぁ
役者と演出によって全然違って見えるのも面白いね
967 :
960:2009/01/06(火) 21:32:08 ID:???
>>961>>962 ありがとうございます。脇坂という人なんですね。
ドラマによって出たり出なかったりなので、どういう人なんだろう?と謎でした。
>>963>>965 通行手形?の偽物本物で、出ていた藤田まこととか、そんなイメージが。
>>966 天野屋利兵衛だね。「〜男でござる」は大事なキメ台詞w
藤田まことのはマツケン忠臣蔵だと思う。
流行はなんだっけな。テレ東の12時間ドラマだったかな。
天野屋も特別枠かと思ったが流行が演じてるようなので
ちょっと外れるかな。でもタンバリンもやってたよな、そういえば。
>脇坂淡路守
特に錦ちゃんのだけど、赤穂浅井と同じくらいの小藩主なのに
どうして、あんなに態度がでかいんだろうな。
淡路守が勅使供応役をやれば違った展開になったものを。
ついでに司馬遼の戦国時代の小説では朽木、脇坂の先祖は浅井長政を裏切り
関ヶ原では西軍を裏切って生き残ったって書いてあったな。
忠義もへったくれもない。武士道とは家単位での利益優先なんだよね。
>>970 戦国の世では生存のために主家を転々とするのは当然なんじゃないの
北大路版見てたら天野屋利兵衛が屋敷の倉の中で「男でござる」やってたんだけど、
官吏の拷問の中で「男でござる」とたんか切る作品はありませんか
市川昆のしょうもない忠臣蔵では坂東英二だったな。
こっちは天勝屋儀兵衛(この字で正しいか知らんが)だったけど。
流行が天野屋利兵衛やってたのってテレビ東京系列の忠臣蔵(中村吉右衛門主演)だっけ?違った?
あれ、10時間だったし個人的には見応えあってスゲー面白かった
調べたら、萩原流行が天野屋利兵衛を演じたのは中村吉右衛門の「忠臣蔵〜決断の時」だそうだ
975 :
名乗る程の者ではござらん:2009/01/07(水) 14:28:46 ID:JPsGza4+
書店で980円で売ってる忠臣蔵って見る価値あるでしょうか?
迷ってます。
>>971 記憶が定かではないが、大忠臣蔵でそんなシーンあったような気がする
たしか藤田まことが利兵衛をやった時の奴だと思うけど、
藤山直美が内蔵助の隠れ里の下女のような役をやってなかったっけ
下女なのにタメ口で、「世話になった」と礼を言う内蔵助に対して
「礼なんかいらん、うちらの事は忘れてくれたらそれでえぇのや」
これがまたカッコいいのなんのって
>>970 実際に脇坂淡路は浅野内匠の何年か前に勅使か院使かの饗応役をやった事があったっけ
この淡路のお爺さんに当たるひとは堀田正盛で元々の脇坂の血統は絶えていたかと
朽木もそうだが家名を存続させるのも色々と大変ですな
それも「忠臣蔵〜決断の時」だっけ
いかにもその辺の地元の人って感じで
>>977
>>967 赤穂の近くの播州龍野の殿様で、赤穂城の収城使をしている。
それで、浅野の友人で、城受け取りの時に大石と話す、というパターンが映画なんかだと一般化している。
980 :
名乗る程の者ではござらん:2009/01/08(木) 11:35:34 ID:w9I8K46I
前、時空警察とかいうドラマで
吉良邸へ行く過程で奉行所とか関所が全く騒がない事に気付いた大石が
将軍が身内の都合で即時浅野切腹&取り潰しした事を吉良を悪者にした
敵討ちの美談という事にして誤魔化そうとしている事を見抜き
せめてもの抵抗で吉良を逃がす、ってのがあったな。
ついでに浅野も性癖でキレやすいという事になっており、
刃傷事件後の尋問も何言っているかわからなく全然筋が
通らなかった風に描かれていた。
吉良も浅野をいじめた身の覚えが無いという事になってるし。
>>982 通りすがりの者ですが
乙でござる
>>979 実際の淡路守は龍野に在国中だったのかな
個人的に作品によっては目付の荒木十左衛門も好きだったりする
>>983 いや、当時、脇坂は江戸にいた。公儀から収城使の黒印を受けたのが3月28日で、江戸出立が3月30日。
>>985 そうなんだ
かつて備中松山水谷家改易の際
内匠頭が松山城の収城使を受けた時は赤穂在国中だったんだよね
脇坂家は仮に正式な軍勢は龍野から仕立てたとしても殿様は江戸からだと大変だね
>>986 兵の動員と殿様の合流という点では大変だけど、利点もある。
収城目付は当然、江戸の旗本だから、国元から出立では、前もっての打ち合わせがしにくい。
殿様が江戸にいる場合には、そちらの打ち合わせを実務者だけでなく、目付と収城使との間でもかなり詳細に行える。
一長一短というところかな。