1 :
名乗る程の者ではござらん :
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず ただ春の世の夢のごとし
とにかく見所満載でした、ドラマの隅々まで語っていきましょう
平家物語絵巻をバックに流れてるテーマ曲(・∀・)イイ!!
子役がすごい。
郷ひろみは有名だが、内田喜郎、岡浩也、中村まなぶ
岡村清太郎、山添三千代、長谷川諭、五藤義秀
4 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/08 15:09 ID:Qp3kOE7T
佐久間良子の門院は年とり過ぎ。仲代の清盛と玉緒の時子と
年がほとんど違わなかった。
清盛と14歳頼朝のやりとりが好きだ
6 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/08 15:14 ID:f+n4kYUW
漏れは「大河ドラマテーマ音楽全集」のDVD持ってるので、オープ
ニングだけなら、毎日みれる。が、もちろん毎日見るわけないけどね。
当時はかなりこれに力入れてたらしいね。制作費が最高額だし子役から重要人物
あのキャスト・・・たしかに中身もそれなりのものになってた。
8 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/08 15:22 ID:I5aaR285
これは制作費がオーバーしちゃたらしい。牛車を借りるだけでも、
相当かかったとか。でも、昔はちゃんとしたもの作ろうとしてたんだね。
9 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/08 15:28 ID:0CJ+Ntuz
もし、ご年配の方でこれ見た人いたら、「平時忠の娘」誰やったか教えて
いただけないでしょうか。さしもの配役宝典もわからないようだ。が、
「台本により判明した人物」に夕花(吉川版ではこの名前)があるので、
出たらしいのです。
10 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/08 15:31 ID:BS40foWr
木村功の義朝がよかった。
高橋幸治ファンは彼の頼朝をどう見てたのかな?
総集編あまり出番なかったけどさすがは高橋さんと思って自分は見てました
>>11 高橋幸治よく知らないけどあの顔つきは戦国時代向きなんじゃないかな
清盛の「オレはな・・」てのがしっくりこなかった
時代劇じゃないドラマの仲代を見てるようだった
それまでの大河の主役全員にオファーしたという話があったな。
今の大河ではとてもできないことだ。
15 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/08 16:19 ID:cDdg2FVr
時忠やったの山崎努だったね。これを境に大河に出なくなった。
スタッフと激突した為、って説があるけど本当かな?
中尾彬出てたのに驚いた、平の誰だったかな
17 :
1:04/08/08 16:45 ID:???
当時のテレビガイドでは清盛役は仲代の他に
勝新も最終候補に残ってたそうだ。
影武者のときもそうだけど、このふたりは入れ替わると
作品はだいぶ違う印象になるとおもうんだけどねえ。
19 :
名乗る程の者ではござらん :04/08/08 18:13 ID:vr3v4vxN
みんなスルーだけど、玉緒の時子もよろしくな
20 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/08 18:15 ID:wegtbnDa
田村正和の崇徳天皇が気になってしょうがない。
>>20 禿同、でも見てる時はそんなに違和感なかったよ
また総集編借りてこようかな
新・平家スレ立ってたのか
>>1乙
前スレは春先までは見かけてたのに忽然と姿を消したからな
緒方拳の麻鳥、総集編だと出番少なすぎヽ(`Д´)ノウワーン
西田敏行の大河デビュー作だっけ
何処に出てくるかサッパリだが
義朝が出てくるドラマは貴重だ
俺も高橋幸治の頼朝はイマイチだった
やはり彼は信長役に尽きる!
26 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/08 18:56 ID:/+OLw5gn
どこかで再放送してるんですか?
見たかったんです。
志垣太郎の源義経がきれいだった。
>>26 どこもやってないはずだよ、当時子供で見てたかビデオで見たかのどっちか
じゃないかな。
ちなみに当方は20代でこの前ビデオで初めて見ました。70年初頭にしては
物凄く煌びやかで濃密な内容でした。
俺も当時を知らない若造だけど後白河やってる人ってもう死んだの?
>>11、
>>25 総集編ではカットされてる政子(栗原小巻)をかっさらって逃げる場面
あたりが入ってれば評価は変わったかもしれん。美貌はこの時がピークか。
ま、どっちがハマリ役かといえば漏れも「織田信長!」と言っちゃう(w。
>>28 うん。10年位前に亡くなった。
何気に来年の正月に総集編が放送されたりして
30 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/08 20:36 ID:1qcGdgQj
緒形拳(麻鳥)、林与一(木曾義仲)、山崎努(時忠)、藤田まこと(朱鼻)、近藤
洋介(文覚)そして中村玉緒(時子)と、初期『必殺シリーズ』で活躍する人が沢山
出演してるね。拳さん、玉緒さんは『必殺仕掛人』と掛け持ちの時期もあったんだろ
うね。
> 何気に来年の正月に総集編が放送されたりして
ウーン、どうだろう?
30年以上前の作品だし、いかんせん古すぎる。
豪華絢爛なムードが最大のウリなのに、色褪せていては萎え萎えだし。
再放送するならリマスターしなきゃね。
でもこれ、総集編以外の映像残っているの?
32 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 00:25 ID:v8BoFNUx
>>31 個人蔵の最終回(ただしモノクロ)がアーカイブスに寄贈されているが
未公開のまま。
33 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 01:50 ID:U8p6vGUF
このスレ案外伸びいいんだな。一の谷の戦いの折、中尾彬の平忠度が腕を
敵武将に落とされてしまう。みるみる顔色が悪くなっていき、うなるように
「殺せ」で、念願どうり?殺される。最近のドラマは病人の役でも顔色がよかったり
するが、この時の中尾は本当に顔色が悪く苦しそうだった。リアリズムがあったよ。
34 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 02:05 ID:pW/xt5Or
源頼朝というと、あの教科書によく出てる画像を思い浮かべる人多いわな。
が、あれは最近の研究では足利直義説も有力だ。じゃ、彼の風貌を知るすべ
はないか、というと一つある。山梨善光寺蔵の木造。細面でかぎ鼻、高橋幸治
系だ。が、もっと言えば夏木陽介あたりが近いかも。どっちにせよ、しぶーい
感じだ。
35 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 02:19 ID:i4afQJ+O
義朝は清盛に負け、関東に落ち延びる途中今の愛知県知多半島の豪族の
屋敷で休む。が、裏切られて風呂場で殺される。「せめて木刀でもあれば」
と最期に叫んだとか。そのせいで、墓をおまえりする人は木刀をおそなえする
とか。義経も供養にいった形跡があるので、行けば義経の立った所にあなたも
立てる可能性大。
36 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 02:37 ID:B0X/IUFW
原作では義経を念入りに書いているので、静御前も出るしそのエピソードもふんだんに出てくる。
が、ドラマではタイトル通り平家の滅亡まで描かれるので、静御前は登場しない。もし登場させれば
吉永小百合あたりで見てみたかった男は多かったろう………とかってに決めつけてみる。
37 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 04:24 ID:jCwPKHj0
池の禅尼の息子、頼盛だっけ。
清盛の系列からは源氏寄りと見られて疎んじられて
鎌倉に下りながらも平家一門の行く末を案じる山本学が
よかったな。
38 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 07:48 ID:fasExXW5
池の禅尼は宗子というのが実の名。六波羅の池殿に住んだのでそう言われたようだ。
39 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 07:52 ID:mQ4d69n7
巴御前やったのは古城都という女優。顔が米倉涼子になんとなく似てる
人だった。
サブタイのない最後の大河、今の大河はサブタイと次回予告が当たり前だが
何の情報もなく先を読めず、先入観なく、期待しながら見るのも悪くないと思う
>>14 花の生涯 尾上松緑 竜馬がゆく 北大路欣也
赤穂浪士 長谷川一夫 天と地と 石坂浩二
太閤記 緒方拳 樅の木は残った 平幹二朗
源義経 尾上菊五郎 春の坂道 萬屋錦之介
三姉妹 岡田茉莉子
これ全部?スケール大きいな
でも実際出てたのは緒方拳と北大路欣也だけか
43 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 12:07 ID:HbcDyR55
義経の清盛は渡哲也か。秀吉の信長で見てたけどあのまましかめっ面の激情で
走られると嫌だな。仲代みたいに冷徹でいて情のあるとこも見せてほしいな
>>42 三姉妹は群像劇なので実際には、藤村志保、栗原小巻、山崎努も主役扱い。
んで、栗原と山崎は出たわけだ。
西田敏行、佐久間良子、中村勘九郎は
これに出た後大河の主役になったんだな
>>42 トメ、二番手三番手まで食指を伸ばして考える。ちょっと表記を変えると・・・
<新平家出演者で前9作までの大河に出演していた俳優>
滝沢修(後白河法皇)…「赤穂浪士」「天と地と」
中村玉緒(平時子)…「天と地と」
田村正和(崇徳上皇)…「花の生涯」「赤穂浪士」「樅ノ木は残った」
芦田伸介(源頼政)…「花の生涯」
林与一(木曽義仲)…「赤穂浪士」
山崎努(平時忠)…「三姉妹」
北大路欣也(以仁王)…「竜馬がゆく」
緒形拳(麻鳥)…「太閤記」「源義経」
高橋幸治(源頼朝)…「太閤記」「天と地と」
栗原小巻(北条政子)…「三姉妹」
片岡孝夫(高倉帝)…「太閤記」「春の坂道」
加東大介(北条時政)…「源義経」「竜馬がゆく」
中尾彬(平忠度)…「竜馬がゆく」
岡田英次(熊谷次郎直実)…「樅ノ木は残った」
新珠三千代(清盛の母)…「天と地と」
森雅之(役名忘れた)…「樅ノ木は残った」
などなど。
48 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 21:36 ID:FFebTYGE
46 追加
伊吹吾郎(源為朝)・・・「樅ノ木は残った」
大塚道子(紀伊ノ局)・・・「源義経」
小沢栄太郎(信西入道)・・・「花の生涯」
加藤嘉(藤原秀衡) ・・・「春の坂道」
日下武史(吉次)・・・「樅ノ木は残った」
佐々木孝丸(源為義)・・・「竜馬がゆく」
波乃久里子(妓王)・・・「源義経」
松山省二(現政路)(平知盛)・・・「天と地と」
宮口精二(藤原俊成)・・・「樅ノ木は残った」
49 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 21:48 ID:uJkqqgYb
巴御前は源平盛衰記だと、義仲が死んだ後に頼朝方に捕らえられ、和田
の女になる。このドラマでも義仲死後に行方不明になるよくあるパターン
を廃し、頼朝方に捕らわれる、という設定だ。
50 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 21:54 ID:xMdF4kxo
滝沢修は名優の中の名優だったなあ。ここの後白河院の風格は実に
素晴らしかった。出てくるだけで、画面がしまる感じだ。
51 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 22:02 ID:a4GmHjRH
悪源太義平と平重盛が渡り合う場面は照明がきれいだった、と記憶
している。きれいさは、セット撮影ならでは。フェリーニの映画や
小林正樹監督の「怪談」にも近いものを感じた。
52 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 22:09 ID:FFebTYGE
滝沢修(後白河法皇)と北大路欣也(以仁王)は父子の役だけど、この時期に
映画『戦争と人間』第二部・三部(1971-73)でも、伍代由介・俊介親子を演
じてるね。源頼政役の芦田伸介もこの映画で由介の弟喬介役で出演している。
NHKスタッフも意識したのかな?
仲代清盛が坊主頭で熱い熱いと苦しむ場面、
子供心に怖かったなあ。
あの頃の仲代さんの実年齢は何才くらいだったのでしょうか?
54 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 22:27 ID:AeiCV6g5
仲代さんは40すぎでしょ。
55 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 22:30 ID:iiRivNl3
滝沢修は,1966年の源義経で藤原秀衡にキャスティングされてるよ。
これこそはまり役だった。
56 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 22:32 ID:kazYzssP
来年の義経、じつは清盛は北大路かなと漏れは思っていた。
「樅の木は〜」で権力の権化のような、そして彼にしては珍しく
ヒールな酒井忠清ってやったんだけど、結構よかった。清盛も
できるはずだ。
57 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 22:40 ID:QZulV4Bn
滝沢の秀衡もおいらは見てるよ。これも良かったが、出番が少なかった。
やはり、後白河は風格の素晴らしさ、清盛と渡り合う時の激しつつ気品が
残るところ、名演だったね。
58 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/09 23:07 ID:hdFriOO9
>>1さん、乙。
たしか自分、就職した年だっけ、懐かしいなぁ・・・・・
どのあたりか忘れたが(う〜ん保元平治の乱あたり?)仲代さんの科白、
「しかも思え、時しも年号は平治、所は平安の都、我等は平氏、奮えや人々〜!」
あそこ好きで当時よくマネてましたw
>>55 >>57 滝沢修は藤原秀衡以外にも赤穂浪士でも吉良上野介、天と地とで
謙信の父長尾為景でも出てますね
自分は若いので滝沢修をよく知りませんがこれだけ大河の常連だと
さぞかし名優だったんだろうと思ってます
>>52 「戦争と人間」出演者で「新・平家物語」出演者はほかに、高橋幸治、山本学、栗原小巻も。
>>59 倍賞千恵子が主演した松竹映画「霧の旗」の弁護士でもおなじみ。
61 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/10 12:37 ID:BWT1jJTt
清盛の病床に悪霊が現れるシーンってちゃんとあったんでしょ?
有名だから見たかったけどビデオ版じゃカットされてるし・・・
平忠盛へこへこしてるが世渡り上手なんだよね
昭和7年生まれなので39〜40才ですね
65 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/10 21:41 ID:BCVuEVd4
信西入道役の小沢栄太郎も名優だね。憎たらしい悪役が本当に上手かった。この番組
の3年後の『元禄太平記』の吉良役の、ネチネチとした粘り強さも強烈だった。
1988年に小沢さんが亡くなった時、お葬式で仲代さんが「先生は『俳優にも道が
ある』と教えて下さいました」と語っていたのが印象的だった。
66 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/10 21:55 ID:GuX9RPjs
65の書き込みで、小澤の信西思い出したよ。ネチネチ陰謀をたくらむ
のだが、敵に追われ逃げ切れなくなって、土を掘って中に隠れるのだけど、
見つけられちゃうんだよなあ。フセインも同じ事してみつかったなw
67 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/10 22:04 ID:TsygZ3Cs
小澤に関しては、私事で恐縮だが、珍しい「悪党」という映画のDVDを
中古で見つけてこの間見たばかりだ。ここでは、高師直を魅力ある悪党
に演じいい味を出していた。低予算ながら、映画自体もいい出来で、昔
の時代劇は良かったな、と改めて実感。
68 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/10 22:10 ID:NrK2vJGx
〉61
草燃えるでは、実朝が暗殺された直後死神を見るシーンが、あるんだってね。でも、
総集編ではやはりカットされている。
総集編しか見られないのが悔しい作品第一位に認定
70 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/10 22:42 ID:BCVuEVd4
1993−95年に放映された、吉川英治原作、小川英・杉昌英脚本、川本喜
八郎人形美術担当の『人形歴史スペクタクル 平家物語』(人形劇)も素晴ら
しい作品だった。2004年現在でNHKが大河ドラマで取り上げた作品の中で、
リメークしたのは、この『新・平家物語』一本のみだと思う。そういう意味で
も、NHKにも愛着があるんじゃないかな。
ちなみに『新・平家物語』『平家物語』の両方に出演しているのは、松山政路
さん。
>>65.
小沢栄太郎は俳優座だっけ。
仲代も元俳優座だよね
出演者の名前に勘九郎の名を見つけ、当時まだ子供ではと驚いて総集編見た。
17歳ばかりの公達の敦盛役いいね。
息子の七之助に顔が似てる。
73 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/11 00:02 ID:ULrj5ew2
71
そうです。小沢栄太郎(小沢栄)は、1944年に俳優座を東野英治郎、千田是也ら
と結成している。仲代達矢は高校生の時、千田の俳優座の舞台『女房学校』を見て、
感激し、俳優を志し、1952年3月に俳優座養成所に四期生として入った。
仲代達矢と小沢栄太郎の共演は数多いけど、特に印象的なのは、『人間の条件』。
この作品でも、仲代の主人公梶をいじめぬく小沢の憎たらしい演技が素晴らしかった。
清盛出家にあわせて実際に仲代も髪剃って意気込みをあらわにしたんだよね
素晴らしい姿勢だよ今の主役なんかこういうことあると絶対逃げそうだもんな
いつとは言わないけど視聴率初回から驚異的な数字を出した作品の青春スター
の主人公はそれをいいことに出家シーンになったら髪を剃るのはおろか、カツラ
をかぶることすら拒否してるんだもん
それに合わすかのようにライバル役も白頭巾を被るところを拒否してるんだから
もう話にならないって感じw
最近の大河の傾向はスタッフもキャストも視聴率よければ後はどうでもいい、自分
たちの都合のいいようにしてもいいと勘違いしてるように思えてならない
まったく、意欲のあるおもしろい大河は70年代までだよ
75 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/11 00:46 ID:ULrj5ew2
74
同感。来年の『義経』は豪華キャストだし、時代劇のベテラン名優も沢山出るから、
重厚な「大型時代劇」の原点に回帰して欲しいな。この『新・平家物語』の出演者
では、中尾彬が梶原景時役で出るね。
スレ違いだけど中尾彬といえば「炎立つ」の時の後白河法皇役はすごかった。
それまで後白河といえば滝沢修とか尾上松録(「草燃える」)の品格のあるイメージだったので、
中尾後白河はただの悪僧っぽくてびっくらこいたw
もひとつスレ違いだけど
手塚治虫の「火の鳥・乱世扁」の義経の顔って
志垣太郎がモデルなんだろうか。
78 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/11 06:49 ID:6B3DsI26
今日のスポニチに面白い記事出てたよ。菊川怜が出演する「DVDビデオ版
平家物語」(ハゴロモ)が来年四月から、中高生向けの教材になるのだって。
朗読中心だが、再現シーンもあるので好きな人買ってみれば。
79 :
おぼろ月夜:04/08/11 07:10 ID:bjXD5aJd
平家物語は壇ノ浦の40年後にはできあがっていた、らしい。
題名から、平家そのものが主役と思っている人いるが、研究者によると
3部にわかれ、
一部 平清盛
二部 木曽義仲
三部 源義経 が、主役だとか。
新・平家のテーマ曲は自分ん中じゃ大河ベスト3に入ってます
琴の響きが平家物語に見事合致してる
新平家のスレがあったとは。亀だが1さんありがとう。
この原作がすごい好きでよくよんでた。ビデオが総集編しかなくて
残念なのだけど、カットなしの完全版でDVDないかなァ。
あと先日六波羅蜜寺にいって清盛象見てきた。仲代に似てるねw
>>76 秀胴。あれは凄かった。
でも実際の後白河って、なんだかんだ言っても性悪だけどねw
太政大臣になった清盛は何か後白河にイジメられてるようでかわいそうだった
84 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/11 16:14 ID:O/f4sNH4
義経がムササビのように舞った
あのOPテーマはほんとはNGテイクらしい。
>>81よ、「花神」までの大河は全話存在しないのは有名な話だ。時代劇板では既出。
86 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/11 17:12 ID:K5+G60Ov
この作品は話術にもいいところあったな。冒頭平家一門が厳島神社で
儀式をしている。厳島とくれば、水のイメージだな。そこから、回想して
清盛の若い時分から物語がえんえんと語られていく。最期は壇ノ浦で平家一門
は海の藻屑と消えてゆく。つまり、水に始まり水に終わる。これが、時代の流れ、
権力のはかなさ、だろう。
87 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/11 17:19 ID:lgXCJCsu
火の鳥乱世編は1978〜1980までマンガ誌に連載されたようだ。
美化された義経を直情タイプのアホに描いたところは、同時期の大河
草燃えるに似てたな。
88 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/11 17:23 ID:h4Qmx+gd
テーマ曲は作曲家が同じせいか、天と地とにも似たところがあった。
89 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/11 20:11 ID:3vMdqzDO
書いている人もいるが、
小沢さんの信西役は、自分の中では大河ベスト3に入る名演だったなあ。
>>85 そうそう。琴の演奏家が録音中に演奏に使う爪を落っことしたんだよね。
ところがその爪、楽器の上を転がる際にいい感じにジャラジャラした音を
鳴らしてしまい、このまんま使っちゃいましょうということになった。
しかもその琴奏者が天ぷら屋でもらってきた鉄の菜箸で琴をジャラジャラ鳴らしてたという
エピソードに爆笑!
92 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/12 12:31 ID:nmI9W6Q3
義朝ってもっと荒々しいイメージだったんだけど凄く良い人に見えた
93 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/12 15:02 ID:cdWrYOhK
ここで義経をやったのは志垣太郎だが、のち「花神」では久坂玄瑞をやったな。
若いうちに悲運の死を遂げるのが、共通している。「花神」の方は見ていないが
出番はここ同様多かったようだ。今はバラのイメージしかないが、志垣さんも当時
はちゃんと俳優してたんだね。
94 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/12 15:33 ID:Dgcn8ZtE
総集編のトメはモチロン滝沢修
95 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/12 20:54 ID:Ky6Q5Sl0
従弟どうしで宿命のライバルの関係であった頼朝・義仲を演じた高橋幸治・林与一だ
けど、この対決、「西村左内対決」でもあるんだね。池波正太郎原作『仕掛人梅安』
から『必殺仕掛人』が映像化されたけど、仕掛人左内役を与一はこの『新・平家』と
同年の1972に製作されたテレビ版で、幸治は翌73年の映画版で演じてる。
96 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/12 21:02 ID:HYZzRuGv
これ見ると、田村正和の坊主すがたが見れるよ。かつらだけど。
>>95 大河ドラマで人気沸騰したご両人ではなかったかな?
与一:『赤穂浪士』での堀田隼人役で
幸治:『太閤記』での信長殻で。
>>83 そりゃ後白河も院政の権威を損失しないためにも必死だからね
でもあの清盛叩きは酷い、清盛でなくても鳥羽院閉じ込めたくなるよ
俺なら頼朝も後白河も両方斬って捨ててると思うw
100 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/13 08:45 ID:uaFen7Bj
100
出自がいいのにいまいちブレイクし損ねた林与一。何が足りなかったのだろう?
102 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/13 13:30 ID:XDRApc7R
この時期放映された、『長谷川伸シリーズ』でも、クロージング作品の主演は、林
与一だったんだよね。
103 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/13 15:04 ID:FRnzFOJ2
平忠度の歌といえば、
さざ波や志賀の都はあれにしを
昔ながらの山桜かな
こんな名前だから無賃乗車の代名詞になってしまった薩摩守ただのり
105 :
名乗る程の者ではござらん :04/08/14 11:58 ID:89P6eX/I
DVD持ってる人いるかな?
画質良くてそれなりの特典あるなら買おうかと思ってる
106 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/14 13:25 ID:1EkM4wUr
漏れはレンタルで総集編のビデオは見ている。画質は良かったな。
ただ、中身はいっしょだろうが、三時間くらいにまとめてあるので、
説明不足もはなはだしい。高ければやめた方がいいよ。
九時間編集ならきっといいものになったかも。
>>106 あの時代の大河の総集編はみな3時間だよ。
30日に前編、大晦日(紅白の直前、レコ大の裏)に後編という
スタイルの放映だったので、それしか時間がとれなかったのだろう。
スタイルが変更され、もう少し長めになったのは『花神』からのはず。
108 :
106:04/08/14 13:32 ID:ldNWgmfg
この作品のDVD、秋葉原の某店で中古6,7千円台でみた。
漏れが見た感想では、3千円くらいなら買ってもいいのでは。
うーん、でもそのくらいじゃないな、きっと。
109 :
106と108:04/08/14 13:48 ID:IlVS20gP
107氏、そのくらい漏れも知ってるよ。当時は三時間で仕方なかった
のだろうが、見た感想では三倍くらい欲しかった、といいたいだけ。
ちなみに、漏れが見た中では、「樅の木〜」「源義経」「風と雲と〜」
は、短い編集でも違和感なかった。「国盗り〜」「新平家〜」「炎立つ」
が、物足りなかった。(総集編)
110 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/14 15:10 ID:lsUhke3Y
>>106 源義経ってどうやって見たの?
詳細キボン
111 :
106:04/08/14 15:46 ID:jcoK2nhG
もちろん、レンタルビデオだよ。
あと、東山版の「源義経」もレンタルでみたよ。TBSで大河じゃないよ。
漏れは見てないが、野村の「源義経」もレンタルビデオ店で
見かけた事あったな。これはDVDも出てる。
漏れが見たくて見れないのは、吉右衛門の「武蔵坊弁慶」くらいなもんさ。
義経がでるやつじゃ。
112 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/14 16:17 ID:5OhSriEa
義経っていえば、この作品では五条大橋の決闘は総集編では
出てこないな。
義経は鎧に「南無八幡大菩薩」の札をつけて戦ってたな。源氏の
守り神で、細かいところにまで気をつかってたな。
113 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/14 16:46 ID:V7QtyOZ4
総集編上ノ巻のクレジットは
仲代
勘三郎
新珠
山崎努
山本学
(略)
森雅行
小澤
滝沢
しかし、この他に若尾、佐久間、田村正和、木村功、緒形、中村玉緒
藤田がいて豪華だ。この人たちがトメにも二番手のもなれぬ。名優森すら
トメになれぬ。
114 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/14 18:41 ID:weRCVRCc
頼朝(成人)、北条政子、義経、義仲、巴といったところは、総集編
は、下ノ巻だけの登場。
115 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/15 11:19 ID:heF6+bnB
成田三樹夫の頼長、良かった。誇りが高すぎて為朝(伊吹吾朗=吾郎)の進言を聞けず、
戦に敗れてしまう。敗走し落魄した時の哀れさが、悲しかった。
籠の中で死んで「彼が得たものは間違いなく輿一つだけだった・・・」
ってナレが流れた人だよね?
117 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/15 12:16 ID:dLkejh7P
佐久間と若尾をいっぺんに起用とは豪華だった。スケール違うが
こんな感じか。今なら。
常盤 鈴木京香
門院 松嶋
118 :
名乗る程の者ではござらん :04/08/15 14:50 ID:sxMKQGmd
徳子の救出って実際どんな風にして助けたのかある程度創作でもいいから
いれてほしかったな
119 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/15 16:37 ID:J2PMdGGb
平氏の中で誰が好きったって、そりゃ小松殿(重盛)だけど・・
原田大二郎だったのか・・
志垣と同じくらい萎えだな。
志垣も大二郎も当時はかっこよかったよ。
現在はドボンかもしれないが。
121 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/16 13:04 ID:3sRnPuFb
今リメイクされたら琵琶法師とか出てきそうだ
122 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/16 17:37 ID:wpn0saGk
>117
スケール違いすぎだな、それは。
123 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/16 17:51 ID:D68pw6+z
〉122
映画の衰退と共に、いわゆる大女優というのが消えてしまった。
今なら、鈴木、松嶋で豪華といわねばならない。
松嶋は白髪、シワNGだから所詮はザコ女優
125 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/17 01:08 ID:YSSkg8mJ
「大河ドラマで男優は老けたメークをするけど、女優は老けたメークをしない」と
言われている。女優さんが老けたメークを嫌がる為か、実際そのことはよく見かける
けど、このドラマの中村玉緒は違ったね。清盛臨終の場面や壇ノ浦の合戦の場面では
、老けたメークで現われ、「おばあ様」の風格を見せていた。やっぱり、お若い頃か
ら大女優だったんだなあと改めて実感しました。玉緒さんは偉大やわ。
鈴木京香なんか若いのに「炎立つ」第2部では見事な老け役を演じていたよ
古手川祐子も第1部より老け役となった第2部の方がイイ味を出していた
ダメ松嶋を含め「利まつ」は秀吉以外は誰も老けなかったからなぁ
127 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/17 03:16 ID:HvyZfnBg
平重盛の宮内庁蔵の画像は、三波伸介(故人)に似た感じ。原田とは
似ても似つかない。
>>123 名取裕子とか松坂慶子とかいるじゃんか。まだ女優らしい風格だしてる
40代か50代の女優。
129 :
名乗る程の者ではござらん :04/08/18 17:20 ID:EmCpXKRD
130 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/18 17:28 ID:ZOXHlAEJ
〉128
でも、名取も松坂も常盤や門院はできないだろう。
じゃ、常盤や門院できる人で豪華な印象あたえる人あんたは
誰がいると思う?
>>5 何か演技の枠超えてる部分があるよね
清盛「何をしておる」 頼朝「御覧の通りです」
清盛「言葉に仏の冥門を書いておるのは何のためだ?」
頼朝「父や兄を供養するためです」
清盛「恋しいか、父や兄が」 頼朝「はい」
清盛「口惜しかろう、父や兄を殺されて」 頼朝「いいえ」
清盛「口惜しくないのか」 頼朝「いいえ」
清盛「どっちだ」 頼朝「何も考えていません。こうして仏の御名を書いてると・・・」
清盛「死んで、父や兄の元へ行きたいと思うか?」
頼朝「いいえ、死ぬのは恐ろしいと思います」
清盛「怖いか」 頼朝「はい」
清盛「誰ぞ会いたい者はおるか」
頼朝「いいえ、父も兄も死にました。母も、とうの昔に・・・会いたい者はございません」
清盛「寂しいであろうな」 頼朝「はい・・・」
清盛「親の夢を見るか?」 頼朝「見たいと思います。でも、夢にも会えません」
清盛「それでも生きていたいか」 頼朝「・・・はい!」
清盛「生きてどうする」 頼朝「人の幸せを知りたいと思います」
清盛「幸せ?」 頼朝「どのような野の果てでも、静かに、穏やかに生涯を終えたいと思います」
清盛「恋をして、子を儲けたいか」 頼朝「でも、もはやそれは・・・」
清盛「あきらめておるのか」 頼朝「はい」
清盛「・・・・」
古畑は今の大河にもう出てほしいな、しかしあの糞内容じゃ月9とか出てた
ほうがマシだと思っても仕方ないかな
133 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/18 20:52 ID:vgWiX8QP
131
岡村清太郎(現 七代目清元延寿太夫)の頼朝少年期、凛凛しくて良かった。澄んだ
瞳の中に神秘的なムードを秘めていたように思う。最近は清元に専念してるみたいだ
けど、又、役者としても出て欲しいな。今の延寿太夫氏に壮年期の頼朝を演じて欲し
い。
132
そう言えば、古畑で正和は、緒形拳とも共演してるね。
>>130 わざわざリメイクしたらこの配役とか考える必要あんの?2ちゃんスレに
必ずそういうこと考える人がいるけど、名作はそのまま残しておきたいと思わない
のが不思議。
135 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/19 12:35 ID:uCaB4Nny
これの義経いいね、タッキーの場合まず義経のイメージと全然違うから
そこから頑張ってくれんと
志垣太郎は絵に描いたような義経&牛若丸だったからね。
天一坊を演じた事もあるが、これもはまり役だった。
あの時が最高ピークだな。
137 :
130:04/08/19 17:13 ID:VzOsAtOw
134はなんか勘違いしてんな―。別にリメイクしたら、なんて言ってないよ。
自分はそれだけ、昔に比べ若くとも貫禄のある大女優がいなくなった、きっと
一つの時代劇に鈴木松嶋程度並べても、豪華ってことになるのでは、って言いたかった
だけ。
それにもっと言えば、大河なんてリメイク気味でずっと来てるよ。来年の「義経」なんて
1966のやつに近い設定多いじゃん。
この総集編を見て、15歳の息子が「今の役者と目が違うね」と言った。
仲代達矢だから特に目が凄いんだよと教えておいた。
139 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/20 00:14 ID:K1MiQN5Q
仲代達矢の清盛、情熱的・野性的でカッコいい。
140 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/20 23:17 ID:K1MiQN5Q
芦田伸介の源頼政も重厚で渋い。時子に挨拶する場面の笑顔が清々しい。総集編後編
の哀感にもジーンときました。「これぞ時代劇」の味わいを実感しました。
源平合戦が舞台の大河で清盛・義経・頼朝・後白河を演じてた人たちと来年の
義経キャストを比較してみる
平清盛 源義経 源頼朝 後白河法皇
源義経 辰巳柳太郎 尾上菊之助 芥川比呂志 ※中村勘三郎
新・平家物語 仲代達矢 志垣太郎 高橋幸治 滝沢修
草燃える 金子信雄 国広富之 石坂浩二 尾上松緑
義経 渡哲也 滝沢秀明 中井貴一 平幹二朗
※出演シーンは制作側の判断でなし
そんなに見劣りはないね、義経以外はw
142 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/22 13:18 ID:8beNpk3A
配役比較・追加(大河以外の作品も含む)
平清盛 源義経 源頼朝 後白河法皇
武蔵坊弁慶 芦田伸介 川野太郎 菅原文太
炎立つ 野村宏伸 長塚京三 中尾彬
平家物語(人形劇) 風間杜夫 岡野進一郎 寺泉憲 石橋蓮司
『平家物語』(人形劇)は、声の出演
143 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/22 13:22 ID:yysEeX/c
ずれてる
144 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/22 13:31 ID:DhY5nBAi
スレ違いかも知れぬが、人形劇のDVDって中古でそこそこの値段で
売っている所知ってる。これ、いいのかな、内容。
145 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/22 13:41 ID:6vJcBFCJ
141さんによると、義経以外は見劣りしない、との事だけど、
頼朝も大河ではだんだん親しみやす気な人がくるようになってきたな。
後白河院は漏れのイメージでは、佐藤慶なんだけどな。
146 :
142:04/08/22 13:45 ID:8beNpk3A
ごめん、えらくズレちゃった。
『武蔵坊弁慶』は、清盛=芦田伸介、義経=川野太郎、頼朝=菅原文太
『炎立つ』は、義経=野村宏伸、頼朝=長塚京三、後白河法皇=中尾彬
144
人形劇、内容も、素晴らしいよ。大河版とは又、違った味わいがあってね。
NHK以外だとこういうのも
平清盛 源義経 源頼朝 後白河法皇
源義経(日テレ) 内藤武敏 野村宏伸 榎木孝明 平幹二朗
平清盛(TBS) 松平健 高橋英樹
スレ違いにつきsage
ずれてる
149 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/23 14:29 ID:xWtT6VmC
最終回を前に死んだ大河の主人公て他にいた?
今思いつくのは炎立つ、葵徳川三代。
まあこの2つは親子何代で主人公をやってるから、途中で死ぬという展開になるのは仕方ない。
「花の生涯」「国盗り物語」もだね。
草燃えるも頼朝途中で死ぬからそうかも
一代の話で途中に死んだのは清盛だけか
153 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/24 11:13 ID:okTnp0kf
源平大河の脇役だと
武蔵坊弁慶 建礼門院徳子 北条政子 常盤御前
源義経 緒方拳 鳳八千代 大塚道子 山田五十鈴
新・平家物語 佐藤充 佐久間良子 栗原小巻 若尾文子
草燃える なし 生田悦子 岩下志麻 佐藤友美
義経 松平建 中越典子 財前直見 稲森いずみ
154 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/24 12:39 ID:7j3fV8+7
「独眼龍父輝宗」でも
主人公の輝宗が全体の半ばくらいで死んでしまったね。
以後は「独眼龍政宗」で突っ走ってごまかしたらしいけど。
>>153 「義経」の弁慶はまあいいが、それ以外は既に先輩に名前負けしているな。
156 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/24 17:15 ID:jKE0zKEi
実は草燃えるには、弁慶らしい人って出てるんだよなあ。一の谷の合戦の後、
義経の側にいる男にそれらしいのが、いる。が、弁慶は史実ではその他大勢の
存在なので、このドラマでも名無しのごんべいさんを使っている。
157 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/24 17:19 ID:OTSl4div
配役宝典みたところ、戦前の映画に森光子が平時忠の娘の役で
出てたんだね。もう、60年以上前の話。
158 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/24 17:22 ID:3F4+v5+O
>>156 そう、総集編ビデオにも映ってるよね。
「あれ?」と思ってオープニングのクレジットを確認しても、俳優名は
なかった。
159 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/24 17:45 ID:Vk29DNMa
スレ違いだが、配役宝典のキャスト表に早くも題未定だが、07年と
08年の大河ドラマが入ったね。が、
07がナベケン
08がキムタク
が出るという噂がある、と書いているだけ。
これ書くほどの事ないんじゃない。だから、この板の人達の一部に
笑われるんだよね。
160 :
おぼろ月夜:04/08/24 17:54 ID:K22QfN9k
ある大物の映画プロデューサーがいた。彼の夢は黒澤明に「平家物語」
を撮らせる事だったらしい。で、死ぬまでずっとその夢を抱き続けたが
結局果たせなかった。やはり、制作費面で難しかったようだ。
161 :
おぼろ月夜:04/08/24 18:07 ID:3QZZPgis
また、アニメで平家物語の映画を作ろうとした、プロデューサー
もいたが実現しなかった。平家物語は中国の三国志と同じく話が長い
上、その中の一部の映像化では本当の真髄が伝わらないきらいがある。
が、映画では上映時間が限られる、やはり連続ドラマ向きだろう。
162 :
名乗る程の者ではござらん:04/08/24 18:35 ID:I55qMxwS
>>159 しかしあそこは過去の大河の台本全部チェックしてるそうだからなあ。
この板でもそこまでやってる人はいないだろう。
163 :
名乗る程の者ではござらん :04/08/25 17:53 ID:zMtJReAl
>>90-91 そんなのを聞いてると琴を適当にやってる演奏者を思い浮かべてしまう・・・
まじめにやってたんだよね?
164 :
X:04/08/27 23:20 ID:NOKbF/IZ
現存する清盛の木像は顔が仲代達矢に似ているらしい。
だから仲代が選ばれたのかな。
俺が大河で仲代見たのは秀吉の千利休が初めてだった
この時の堺の商人として見事な役者ぶりを発揮してた
つうかこの人の坊主姿絵になるよ
>>163 さすがに爪を落としたのはNGでしょうが、菜箸を使ってじゃらじゃらというのは、
より効果的な音響を引き出すしたいと考える作曲家と演奏家が協議を重ねた上で、
こういうのを取り入れましょう、という感じになったらしいです。
お琴奏者の人は当時の第一人者だけど、スタジオにテンガロハット被って
やってきた。中々ヒッピーなお方だったらしい。残念ながら故人のようだ。
168 :
名乗る程の者ではござらん :04/08/28 16:20 ID:dCMJhrRd
クレジットで清盛が消えるくらいのジャラジャラって音、何か匂うな
もしかしてここが落として上手くいった場面か
169 :
名乗る程の者ではござらん:04/09/04 00:58 ID:Tm2gH0Sc
上の方で森雅之の役が?になっていたが
藤原忠実役。成田三樹夫が演じていた藤原頼長の父親だった。
藤原一門の氏長者の風格と公卿の気品があって、本当に素晴らしかった。
あとは、池禅尼の初代水谷八重子もよかった。
ただ、時折「ひ」が「し」になるのはどうかなと思った。
祇園女御の新珠美千代はずばぬけて美人だった。華がありました。
170 :
名乗る程の者ではござらん:04/09/04 01:09 ID:XaxUrCBf
映画『人間の条件』6部作(1959-61)では、夫婦役を熱演した新珠三千
代と仲代達矢。11年後のこのドラマでは、二人は母子の役柄。それも違
和感を感じさせないから、見事。
171 :
名乗る程の者ではござらん:04/09/18 23:59:35 ID:orm2jTyR
忠度=中尾彬、経盛=古谷一行。
金田一耕助対決の共演が実現していたんだね。
あー思い出した信西最高だよw
隠れてて見つかる場面はトラウマ
173 :
名乗る程の者ではござらん:04/09/21 20:25:16 ID:EHpbzlFC
サダム・フセインはアレを見ていたので
ああいう隠れ方をしたらしい。でも、見つかっちゃ
うんだよね。
174 :
名乗る程の者ではござらん:04/09/24 08:16:08 ID:spwbe8h+
少し前にやっていた武蔵(高橋幸治)・城太郎(志垣太郎)の師弟コンビが
頼朝・義経でそのまま出ていたのが印象に残っている。
175 :
名乗る程の者ではござらん:04/09/24 21:15:18 ID:BwCYCW9p
>>174 あの頃、志垣太郎って「おれは男だ!」と掛け持ち
していたのかね?
1972年の高橋幸治と志垣太郎と言えば
木下恵介アワー「愛よいそげ!」だな。
↑だぁーれも知らんだろ・・・・
志垣太郎はレポーター。
高橋幸治は行方不明・・・・
178 :
名乗る程の者ではござらん:04/11/27 19:15:43 ID:NgykSupM
みてえええええええええええええ
正月にやんないかな?
180 :
名乗る程の者ではござらん:04/12/17 04:31:42 ID:asFoKIS/
渡哲也の清盛ってのも見てみたい気もする
新しい清盛像が開拓できそう
平家一門が石原軍団みたいに見えてくるかな
清盛は武家でもあり貴族でもある人だと思うが、
渡さんは貴族より武士ってイメージが強いのが難点かな
この前スタジオパークに仲代達也出てるのに見逃してしまった・・orz
暗い・・・暗いのぉ・・・・時子・・・・
龍の爪を研がしむなかれ・・・かまえて爪は切れ・・・!
184 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/12 17:21:45 ID:SCwoIMSZ
中村玉緒、山崎努、緒形拳
近藤洋介、藤田まこと
(保元・平治の頃)木村功、伊吹吾郎、小山明子
(後半の2,3回程度)林与一
(その他)芦田伸介、高橋幸治
(ヤラレタ奴)山本学、中尾彬、浜田寅彦、蜷川幸雄、松山省ニ・・・
185 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/12 17:23:28 ID:SCwoIMSZ
ヤラレタ奴に加東大介も追加だ。
186 :
お楽しみ弁当屋:05/01/15 16:50:13 ID:LuGipo9t
清盛や信西のために出世を阻まれて平治の乱を起こす藤原信頼を亀石征一郎
がやった。大義のために平家を倒すというよりも嫉妬と怨念のために
行動する、ひねくれた人物をうまく演じていた。それから清盛の叔父の
嫌味な人物を浜田寅彦、これも良かった。このころの大河って脇役に至るまで
充実していた。
187 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/15 17:37:57 ID:4SIAgKQk
>183
>かまえて爪は切れ
ブチキレたあとの崇徳上皇への忠告ですか?
188 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/16 00:39:54 ID:k277A/RW
>184,185
>ヤラレタ奴
岡田英次と加藤よし(字が出ない)が抜けてる。追加だ。
189 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/16 06:39:26 ID:TDK8cUKi
総集編を観ると懐かしい気分で一杯になるが、なぜ、ここがカットじゃ!という場面もある。
最終回に麻鳥と蓬子が吉野で桜の花見をする。これ、清盛が時子に
「吉野に桜を見にいく約束を果たせなんだ・・・」と対になってるんだが・・・・
麻鳥が、ふとみるとそこに懐かしい騎馬武者の姿が。そう、平清盛である。だが、それも幻と
知り、麻鳥はつぶやく。「みんな行ってしもうた。みんな行ってしもうたのう・・・・」
栄耀栄華を誇った平家一門も、荒々しく立ち向かった源氏一門も名だたる人々は、
あらかた消えて・・・・という場面が無いとは。編者のセンスを疑うぞ。
おそらく、総集編以外の映像が残ってないだろうに・・・
モノクロでよければ最終回はあるぞ。
191 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/16 08:25:22 ID:JPDH8oSz
>>190 ほう、最終回がモノクロで・・・
「春の坂道」では、その話は聞いたけど。
すると、どこかの大金持ちが、毎年、最終回を記録に残しといてくれたんかな。
「必殺最終回シリーズ」というのがあったけど、「大河最終回シリーズ」とかを
発売してくれたら、オレは買うぞ!
>>189 そうそうアーカイブで総集編見てがっかりした。
建礼門院のところを後白河院が訪ねて
話しているところで終わるんだよね。
桜の中の若き日の清盛と「祇園精舎」が流れる余韻が
好きだったのに
193 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/16 12:59:40 ID:qSpF2/ad
>>192 おお、わが一門!
総集編しか観てない人は、きっと、
「大原御幸で終わりか。なるほど、古典の平家物語と同じ終わり方とは、なかなか渋い構成だな」
と思ったかも知れんが、とんでもないぞ!
最終回の本当のラスト(しかも、あの名場面)をカラーで観せぬかぎりは、NHKへの
料金など、払おうとは思わん!
194 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/21 16:34:23 ID:CbegByAy
どなたか、72年発行の「小説週刊朝日・新平家物語」を持ってるかた、いませんかね?
わしの実家には、昔あって、子供なもんで、専らグラビアページ(大河のハイライト場面)
しか見てなかったんだけど。これ、今12冊揃ってたら、すごいとおもうなあ。
表紙は1月号が新珠三千代(祇園女御泰子)2月号が仲代(青年期の清盛)と続いていくんだが・・
このスレで、リアルタイムでこの名作をご覧になっていた先輩方のご感想を拝
見出来たことは嬉しかったです。教えて頂いた、名場面の数々、原作を読みつ
つ、脳内で想像しています。
1993→95年の人形劇『平家物語』(原作は吉川英治の『新・平家物語』)は、
この1972年の大河の完全版を消してしまったことに対する、NHKの反省もこめ
られているのかな、とも思いました。
1990年代は、放送内容を記録していた視聴者のノートや、残存台本を基に『ひょ
っこりひょうたん島』もリメークされているので、名作の再確認がブームだった
ようです。それにしても、放送された内容では、最終回の白黒版のみしか残って
いないのは本当に残念です。
196 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/24 00:17:25 ID:prXPiROp
おお、良スレ!
私は小6の時に新平家を見て歴史好きになりました
194さんの言われる本はないけれど父が吉川英治の本を集めていたので
夢中になって読んでいました
197 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/24 00:24:43 ID:prXPiROp
祇王をされていた波野久里子さんは忠盛の中村勘三郎さんのお嬢さんで
敦盛の勘九郎さん(もうすぐ勘三郎襲名だけど)のお姉さま。
なにげに一家総出演・・・
「春の坂道」と「新平家物語」の最終回を持ってる個人は別の人だよ。
194氏が言われている本は、図書館で1971年の新聞年鑑を調べていた時、
広告のコーナーで、新珠さんの祇園女御の表紙の写真のみですが見た事
があります。
古本屋で『NHK大河ドラマに見る日本歴史ハイライト』(1977 主婦の
友社)という本を見つけ購入しました。白黒で放映された『花の生涯』
や『赤穂浪士』『太閤記』の貴重なカラー写真もありました。このドラ
マからは、原田大二郎さんの重盛、仲代達矢さんの清盛、山崎努さんの
時忠の三人が勇み立つ写真が載っています。
>>197 ついでに頼朝の子役をやった岡村清太郎は
勘九郎の従兄弟
201 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/24 11:30:11 ID:prXPiROp
へえ、そうだったんだ
子供心にきれいにせりふを言う子だなとおもっていました。
「・・はい」(・・の部分は"ため"とでもいったらいいのかな)という言葉
が印象的。姿勢がとてもよくて水谷八重子さんや仲代さんとも
堂々とわたりあっておられましたのを覚えてる
202 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/24 11:49:22 ID:91qJv3kC
>201
「死ぬのは・・・恐ろしゅうございます」
あの、清盛と少年頼朝との対話は名場面。今回の「義経」にも
似たような場面があったけれど、ここに限っては緊迫感で
「新平家」に軍配をあげたい。
203 :
194:05/01/24 18:19:38 ID:grnFvYh2
>>199 >新珠さんの祇園女御の表紙の写真
歴史好きの祖母が買ってきた、この本をみて、当時の私は、
「あ、山水館の加代さん!」小学生の私にとって、新珠三千代といえば、
イメージは、「細うで繁盛記」の、ど根性で頑張るおかみさんw
当時の泰子の悪妻ぶりは、信じられなかったw 刷り込みはこわい。
今の「義経」も面白く観てますが、どうしても、清盛は、あの鋭い眼光の仲代、
後白河院には、風格満点の滝沢修の刷り込みが・・・・
あ、でも、常盤御前は、今の稲森いずみがいいな。
私も古本屋めぐりをしよう。199さんの購入した本も、ぜひ見つけたい。
岡村清太郎は今、清元延寿太夫という名で家元を継いでます。
>>201>>202 そんな頼朝少年が成長して
織田信長に大変身したのはまことにサプライズであった。
206 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/25 12:13:28 ID:XbeXlenw
>199
それ、実家に揃ってました。俺の記憶だと、1号が新玉さん。
2号が青年清盛、12号が巴御前の人。以下、順不同で、佐久間良子、
栗原小巻、和泉雅子、若尾文子、少年時代の頼朝、志垣太郎、剃髪後の
清盛といったところが表紙だったと思う。
207 :
194:05/01/25 18:42:05 ID:Xifd2kC3
>>206 懐かしいですね!表紙のメンバーは、だいたい憶えてたんですが、忘れてた部分が
あったのを、206さんの書き込みで、だいたいわかりました!
1月号 新珠三千代(祇園女御泰子) 2月号 仲代達矢(青年期の清盛)
3月号 中村玉緒(平ノ時子。尼になる前)4月号 和泉雅子(蓬子)
5月号 五十嵐じゅん(清盛の初恋の人。遊里で再会した。名前は?)
6月号 岡村清太郎(少年期の頼朝) 7月号 若尾文子(常盤御前)
8月号 志垣太郎(牛若) 9月号 仲代達矢(入道清盛)
10月号 佐久間良子(建礼門院徳子) 11月号 栗原小巻(北条政子)
12月号 古城都(巴御前) 7・8・10・11号は206さんの証言でわかった!
208 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/26 12:44:21 ID:jQP0/01Y
207さん
5月号の五十嵐じゅんさん(現中村雅俊夫人)の役名は
瑠璃子じゃなかったかな
209 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/27 09:45:07 ID:0FPL/ja0
その本、昔うちにもあった。懐かしいな。
覚えてるのは、入道後の清盛を演じるためスキンヘッドになった仲代が、
同じく坊主頭の後白河役・滝沢修と顔を見合わせて苦笑してる写真が載ってたこと。
もっとも、滝沢修は地でハゲ頭なのだが(笑)
210 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/27 11:14:43 ID:8JOBjuGh
仲代は、「最初はカツラで済まそうと思ってたけど、大先輩の滝沢さんが
見事な坊主頭にされてるので・・・・」と苦笑しながらインタビューに
答える記事を読んだ記憶がありますが、滝沢氏は、すでに天然坊主だったんですか?
211 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/27 11:40:31 ID:OVcFTWPq
>>164さん
六波羅蜜寺の清盛像だね。新平家ブームでゆかりのお寺めぐりを
してたんだが『似てる!』とおもったよ。(剃髪後で髪の毛はないんだが)
ここは南無阿弥陀仏をあらわした六体の仏を口から出している?空也上人像
(よく歴史の教科書に載ってるやつね)なんかもあった
あと、大原にある建礼門院はかわいいと思ったけど祇王寺の祇王や仏御前はチト
びっくり・・・
212 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/27 16:29:43 ID:OKM4McPQ
つまり、現在の美人の基準からは、かけ離れてたということですか?
清盛像と仲代が似てる、というのはいいねえ。
スレ違いだけど信長の肖像画も高橋幸治に似てるのが出てきてるし。
でも、似てるだけなら、去年の近藤勇は、トミーズ雅が適役で、
今年の義経は、「出っ歯の女好き」ということで、さんまになってしまう。
やっぱり、実力を備えた俳優が演じてこそ、だね。
213 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/28 14:21:13 ID:0r/m0hgI
>207,208さん。
はじめ、皆さんさすが!素晴らしい記憶力。
家にあったのを、やっと今、全巻見つけました。
でもこれだけの人が、当時この本をご家庭で購入されて
いたんですね。
5月号の五十嵐じゅんさんは、
「朱鼻伴トの連れてきた、江口の有里の白拍子妙の君
(五十嵐じゅん)は、義朝(木村功)の前
で歌と舞を披露する。」
と紹介されています。
清盛の初恋の瑠璃子の放送分は1月に終わり、
4月には妙の君に変身して再登場。
江口の遊里で清盛は、遊女宿の女主人澪ノ禅尼が
母泰子であることを知らされ、母に会う)
しかし清盛と目があったとたん、妙の君は
その場を逃げ出してしまう・・
六波羅蜜寺の清盛像は、仲代達矢と見事に
シンクロしていましたね。(剃髪した甲斐がありました)
今回の義経、金売り吉次を一瞬「仲代さんだっ」
と思ったら、「左團次さんだったんだ。」と思ったのは
私だけ?
214 :
悪左府:05/01/28 17:52:43 ID:???
左大臣頼長(成田三樹夫)が実に公家っぽくてよかった。あと平治の乱の時の清盛
の演説、これも最高だったなあ。今の大河ドラマが安っぽく見えるよね。「先の遣い
をもって達し置かれし通り、宗盛迎えに参って候。とうとう出御あらせたまえ」これに
後白河法皇(滝沢治)「宗盛、そもなんの迎えぞ。この身をいずこへ移そうとや」
やっぱりこういう言葉遣いでなければ。NHKは絶対再放送すべき。はっきりいって
このドラマは私の人生を変えました!!
215 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/28 18:40:17 ID:YRQttjkj
>>214 >やっぱりこういう言葉遣いでなければ。
同意! やよ、NHK、疾く、再放送を検討し候らえ。何ぞ躊躇う事や、ある!
(デタラメな古文なので、失礼は、ひらにご容赦を)
>>214 「葵三代」で 〜候 とかやってたじゃん。
似合ってたのは津川だけかもしれないけど。
217 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/28 21:40:37 ID:5uroP2Z0
>214
「しかも思え。時は平治、所は平安の都、我らは平氏……、
奮えやぁ、ひとびと!」
こんな台詞、朗々と言える役者っていまや少ないよね・・・・。
それじゃあ戦前の戯曲なんて上演できなくなりますよ。
俺は劇作家や脚本家って、一国の言語文化の指標となる知識人だと思って
敬意を持っていたが、最近は様子が違うみたいだね。
219 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/28 23:11:30 ID:puuHdk8+
>>217 その台詞、ありましたなあ。これは吉川氏の創作なのか、もともと古典として、
『平家物語』か『平治物語』にあるのか、気になるけど、名台詞だわ。
「しかも思え。時は平成、ドラマは平家、主役は平氏・・・震えやぁ、ひとびと!」
220 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/28 23:47:56 ID:/m9xrtFa
>>212さん
祇王や仏の像が決して不細工というのではないんですが・・・
波野久里子さんの祇王のイメージがあったもんで・・・
まるでお月さんをみているようでした。
でも、祇王の逸話は大好きだったので白黒の絵葉書をおみやげに
かってかえりました。何十年も前の懐かしい思い出。。。
221 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/28 23:58:39 ID:/m9xrtFa
>217さん
”奮えや、ひとびと!”
ありがとう 思い出したよ、その言葉!
その時の感動!
222 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/29 00:26:24 ID:Kji+vvAt
>>189 年とった麻鳥と蓬子の場面だね。
常盤の雑司女で麻鳥の押しかけ女房の蓬子を演じていたのは当時
青春スターだった和泉雅子。近年は南極行きで有名になって,すっかり
おばさんぽく(失礼!)なった彼女も始めは可愛かった。
でも,最終回は(少し前の大河とは違って)老けメークをしていたよ
223 :
217:05/01/29 00:44:52 ID:XEqDxyh/
>219
平治物語にあります。清盛じゃなくて重盛が言ったことに
なってますけどね^^。
224 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/29 00:47:06 ID:Kji+vvAt
>>214 おぉわが一門
新平家を見ていた時はほんの子どもだったけれど
この作品が私に与えた影響ははかりしれない
ただ惜しむらくは子供心に時代劇は血なまぐさい斬り合いの
怖いイメージがあって途中から見始めたこと・・・
だから皆様どんどん語り合ってください。
よろしくお願いいたします!
219
話題の
「しかも思え、時しも年号は平治、所は平安の都、われらは平氏。
・・・・・・振るえや人びと」の台詞ですが、原作では二巻所収の
「六波羅行幸の巻」(吉川英治文庫版『新・平家物語(二)』(1976、
講談社)三六六頁)に出てきますね。
吉川英治文庫は現在刊行されている吉川英治歴史時代文庫の前身です。
仲代さんの台詞回し、素晴らしかったですね。
226 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/29 00:53:55 ID:Kji+vvAt
>225
"振るえや人びと"だったんですね!
実家に吉川英治全集があったのを思い出した
見にかえろうかな・・
227 :
207:05/01/29 01:33:29 ID:ufZgExwJ
>>213さん
そうですか、ありましたか!
しかも、貴重な記事紹介ありがとうございます!
もし、よろしければ、気が向いたときにでも、
また、内容など少しずつ、お聞かせ願えませんでしょうか?
原作の小説だけでなく、放送各回の貴重なあらすじ等も収められていたように記憶
しております。あつかましいお願いですが、よろしければ・・・
また、ほかにも、皆様がた、懐かしい話題が続々と登場し、まさに良スレ!ですね。
224さんのおっしゃるごとく、おお、わが一門と叫びたくなります。
228 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/30 06:34:21 ID:v4DYaUCj
前の年に終わった宮本武蔵の武蔵(高橋幸治)と城太郎(志垣太郎)の
師弟コンビが頼朝・義経で登場してたな。
ちなみに小次郎の山崎努も時忠だった。
よく考えりゃ、作者も同じだったんだ。
1955年の溝口健二監督『新・平家物語』では中村玉緒は滋子(建春門院
)役。17年後のこのドラマでは、姉の時子役。
二位尼(時子)の貫禄と風格が忘れられない。吉川文学の香りを伝えて
くれる名演だったと思う。
230 :
悪左府:05/01/31 10:56:26 ID:???
去年厳島神社に行ってがっかり。対岸のしかも鳥居越しに見える山の
中腹に怪しげな美術館、岸辺には高層マンション。もう冒頭のような
ロケはできない。日本人の美的感覚も近代文明の前では風の前の塵に同じ。
話は変わって、「煩悩絶ちがたきは人の姿、ときには恨みもおわそう。過ぎ
し日のあれこれ、思い返す日も多かろうに。」大原御幸は本当によかった。
「世の恨み、人の恨み、みなこの身が背負うていく。あの世とやらでそなた
の父、浄海清盛にあいまみゆる日まで、しっかと。」ると近習の者、「お上、
はや日も西に傾きましたれば」いやあ、西日差す寂光院は荘厳な雰囲気だった。
滝沢修は本当に名優だった。平治の乱で亀石演じる信頼に幽閉されていたところ
に時忠が救出にきた。直衣姿の上皇がすっくと立ち上がる、その姿が脳裡について
離れない。冨田勲の音楽もよかった。一番今聞きたいのが、頼朝と北条政子の
婚儀?のときに流れたコーラス。覚えている人いるかなあ。
231 :
悪左府:05/01/31 11:28:11 ID:???
新平家物語は御簾の使い方がうまかったね。天皇のお姿をなかなか見せない。
基本的に御簾ごし。高倉天皇(片岡孝夫)と安徳天皇は出てきたけど。
「父の胸に抱かれたり、父の肩を借りて木登りをする?そのようなことが
父と子の間で許されるのか」高倉帝が徳子とはじめて交わした会話。吉川
英治の皇室への想いはいたるところに出ているね。崇徳院(田村正和)と
待賢門院も気高かったなあ。「ただいま、御産平安に。御産平安のうちに。
皇子ご誕生、男皇子ご誕生に候ぞ」時忠がふれ回るシーンもあった。
いやあ、よかったなあ。それにしてもなんでこんなに覚えているんだろう。
232 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/31 14:01:08 ID:sT+l4o4l
>>213さん
左団次さんと仲代さんが似てるっていうはなしをきいて
よくよくみたら・・・ほんとだ似てる!
やっぱり目かな。印象的だよね。
ちなみに骨格的(?)には渡さんと仲代さんは
似てると思います
233 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/31 16:35:00 ID:LFPU8y9M
>>230 直衣の上皇が立ち上がる姿、たしかに何とも言えぬカッコよさですね。
脚本の平岩弓枝は、この映像を観て思わず声をあげてしまったそうです。
のちに、「まさに、あれこそ上皇の立ち方である」とエッセイで書いてます。
>>231 原作の中で、安徳帝のかわいらしさを描く場面として、肩車をしてもらいながら、
「やあい、てんぐるまよ。てんぐるまよ。」とはしゃいだり、尿(いばり)を出す
場面がありますよね。もっとも吉川氏によると、「何も天皇にオシッコさせなくても
いいでしょう」と、ある人に言われたらしい。でも、その人も笑いながらのことで、
おおむね、その描写は好評だったようです。
234 :
悪左府:05/01/31 18:47:06 ID:???
233さん。やっぱりねえ。背筋を伸ばしたままあぐらから立ち上がるのは
至難の業です。まさに見事な所作ではありました。よく紙袋をかぶって
真似したものです(笑)。死ぬまでに一度でいいから衣冠束帯を着たい!!
235 :
名乗る程の者ではござらん:05/01/31 22:49:46 ID:sT+l4o4l
>>233さん 悪左府さん
す、すごい、そんなところまでみていたなんて・・・
凄過ぎる。
滝沢修さんは腹にいちもつ有りの後白河院にぴったりのかたでしたね。
その後、劇団民芸の有名な俳優さんということがわかりました。
ご存命ならばきっと近頃の大河を引き締めて下さっただろうと
ざんねんです・・・
総集編見て触発されて「平家物語」を引っ張り出してきて読み直している。
今ちょうど別の筋でも有名な「頼豪」のくだり。
でもあれですわ、時節柄人前で読むのがかっこ悪いんだよなあ、平家。
237 :
悪左府:05/02/01 15:55:01 ID:???
高橋幸治(頼朝)さんや松山省二さん(知盛)今も健在なのですね。高橋さんは75歳。
舞台を中心に活躍されておられるようです。大河ドラマの言葉遣いといえば、その後の
「風と雲と虹」とや「草燃ゆる」は全然軽かったですね。218さんの言う通り、脚本家で
がらっと雰囲気が変わってしまいますね。参らす、おわす、おわします、奉る、給う、今のところ
義経ではつかっていませんね。何よりも後白河の京言葉がしっくりきません(笑)し、
二人称のときは上皇様ではなく、院の君とかお上といってほしい。滝沢さんといえば、
平治の乱の立ち姿もそうでしたが、侍臣がひれ伏す中出御し、右足を少し下げ、袖を振り上げてすとんと
座る様も最高でした。本当に高貴だった。院が法体になる前、まさに建春門院滋子(村松英子)と仲むつまじき折、
清盛夫妻が院の御所を訪ねるシーンがあったが平安王朝さながらだった。
238 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/01 19:52:34 ID:SwoMPdlT
>>236さん
頼豪って、ちょっとコワーなお話ですね。
でも、別の筋で有名とはどういうおはなしですか?
116
頼長が保元の乱で亡くなる時の言葉、無常感がありますね。
「左大臣藤原頼長が、最期に、克ちとった物は、まちがいなく、この板輿の柩
一個であった」
この言葉は原作では「ほげんの巻」「般若野一露」(吉川英治歴史文庫版『新
・平家物語(二)』120頁 1976講談社)において語られますが、平岩脚本は、
原作を尊重しているところが素晴らしいですね。
成田さんの頼長、名演でしたね。公家の気品、野心家の傲慢さ、敗軍の将の
哀しみ、忘れられない印象を与えて下さいました。
242 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/02 14:55:32 ID:NJQJRROB
鉄鼠の檻だね。
新院・崇徳のあたりは井沢元彦。
243 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/03 17:57:28 ID:HIRfHVZb
241さん、242さん
レスありがとうございました。妖怪物だったんですね。
平家物語は色々な作家の創作意欲を刺激しているようですね。
私は高木彬光作で神津恭介がでてくる「成吉思汗(ジンギスカン)の謎」が
面白いと思いました。
スレちがいすみませんでした。
244 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/03 18:40:39 ID:4ky9wYuh
この番組に五十嵐淳子がでてなかったっけ?すごくきれいだった
245 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/03 19:25:07 ID:pESDIbFT
>>243 >「成吉思汗の謎」
これも、面白かったですよね。まさか静御前との・・・・
大河では、義経と静の話とか、義仲をめぐる人間模様とか、大幅にカットされてるのが
惜しいですね。
>>244 当時の名は、五十嵐じゅん。ブロマイド人気抜群の「定期入れのアイドル」。
役柄については、
>>213さんが紹介されてます。
246 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/05 00:16:13 ID:dgJpJLFM
236さん
>でも、あれですわ、時節柄人前で読むの恥ずかしいんだよな平家
確かに。滝ファンのにわかオタとおもわれそうだしね。
247 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/06 18:38:58 ID:xpyhWcJF
今夜はタッキーとマツケンで「五条の大橋」なんですね。
『新平家』での、志垣太郎vs佐藤充は、総集編に収録されてないため、
いまや幻。
なぜか吉川氏の作品では、弁慶に出会う前に元服してしまい、五条大橋では
牛若vs弁慶ではなく、義経vs弁慶になってますね。
というか総集編源氏側のエピソード削りすぎ
249 :
名乗る程の者ではござらん :05/02/06 21:56:40 ID:oQJXBa0H
今は、見る影もなくなったけれど?
志垣太郎の遮那王が、すごく好きでした。
私は小学生でしたが
常盤に会いに行くところの特集号(これは遮那王)と、
佐藤充弁慶と志垣義経のTV予告の新聞の切り抜き
今も持っています。
さすがにワイヤーアクションは、タッキーのように
回転できず、上に上がっただけでしたが。
女性用の被衣は被っていました。
ところで!
当時、清盛の太政大臣を本当は「だいじょうだいじん」
なのだと、NHKが何度も繰り返して言っていたのを
子供心に覚えているのですが、
今回は、もとの「だじょうだいじん」
と呼ばれていて、あれ?と思ったのですが。
どなたかお分かりになる方、教えてください。
250 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/06 22:05:18 ID:xpyhWcJF
仲代清盛氏の臨終は、原作では全体の真ん中あたりなのに、大河では11月後半ですからね。
清盛の死後はジェットコースター大河だった。
ただ、最終回の後白河と徳子の会見、ラストの麻鳥夫婦の吉野の花見の場面は、
しっとりとして良かった。
251 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/06 22:35:16 ID:O9F0fsq7
249
『人形劇 平家物語』では「だいじょうだいじん」と読んでましたね。
252 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/07 15:14:32 ID:NC7WuBS1
250さん
そうだね。でも、ジェットコース大河というよりは
青年清盛から「だいじょうだいじん」清盛の一代記みたいなところが
結構すきでした。清盛は悪者というイメージが他の本ではあったので
いつ清盛が「いやなヤツ」になるのかハラハラ心配してたけれど
最期までイメージをあまり壊すことなく逝ってくれたので悲しかったけれど
少しほっとしたものでした。
原作の清盛の死以降ですきなのは義仲と公家のかわいいお姫様との
ロマンスかな(主人公は次々滅びていくのでほっとできるひと時でした)
253 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/07 17:45:16 ID:3wU8niwv
>>252 冬姫(だったかな?)ですね。都では悪評さんざんの木曾冠者と深窓の姫の関係、よかった
ですね。放送できるなら、当然、当時の新人女優かアイドル系の人が演じてたのでしょう。
このころの大河は、「悪者イメージだけど実はそうではない」という主人公が多いですね。
流行かな。原田甲斐に清盛、斉藤道三、平将門というふうに。
「徳川家康」は「国盗り物語」と時代がややかぶるので、企画が先送りになったのかもね。
「安心せよ。わしはまだ死なん。老いもせぬ死にもせぬ。案ずるな皆々。」
「義兄上、あまり長くはなりませぬぞ。姉上も案じておりますれば。」
「時忠。おことは残れ。時子、水を。」
時子への花見が出来なかった詫び、時忠への遺言から
はじまる清盛の最期の様はすさまじかった。「どこやらで
父上のお声がしたような...平太が、まだ平太が子が生まれぬかと...」
「死にとうない。死んでも死にきれぬのう...時子...」
身じろぎせず、平相国最期の様に見入ったものぞ。
北条時宗の最期とはえらいちがいではあった。
255 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/10 12:58:13 ID:4yDJtOUQ
熱病にあえぐ清盛の顔をじっと覗きこんで「ぎゃく」と診断する麻鳥の表情がカッコよかった。
当時の映像が残ってないらしいので、記憶だけでかいてるけど。
麻鳥は「隠れ主役」みたいな感じもありましたよね。
ぎゃく、今で言うマラリアとのナレが入っていました。そもそも麻鳥さんは崇徳上皇の
館の水守でしたね。一度上皇が庭を散歩しておられるときにぱったり出会って、一服の水を
献上しました。そのときの上皇の優しさが忘れられず、讃岐まで追っかけていったんですね。
蓬子さんとともにいわゆる庶民の象徴的存在でした。
257 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/10 14:14:49 ID:AE4AkwL3
当時、そのころ「必殺仕掛人」が始まってて、麻鳥と仕掛人梅安が、共に医者とはいえ、
すごく(いい意味での)ギャップがあって、よかったです。
でも、あの診断のときの表情のアップは、針をくわえ、隙をうかがう梅安のイメージがダブったw
必殺がらみで言えば、次の年に平大納言時忠が、坊主頭でニヤッと笑いながら、悪人の骨をはずして
しまうのは、ショッキングだったなあ・・・
話がそれてきて失礼しました。
258 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/16 00:15:01 ID:yRfi5N+P
わが一門!の方々。
2月22日(火)の生活ホットモーニング
義経の面影を訪ねて 早春の鎌倉
今回の「体感!こだわりの旅」は、大河ドラマ
<義経>の舞台となる鎌倉。
かつて義経を演じた俳優の志垣太郎とともに、
鎌倉の魅力を再発見する。
と、ありまする。
何か当時の話など、お聞かせ下さらぬかと。
悪左府殿の御言葉を聞き及び、無性に滝沢法王
のご尊顔を拝し奉りたく候。
258殿
以前、悪左府と申した者にて候。滝沢法皇は、仲代相国とともに
最高の役者でしたね。いや、高橋頼朝、山崎時忠も今の「義経」の
役者とは比較にならない。「相国には院政は害あって益なし、天に
ニ日なしと申したそうじゃが、まつりごとを私した覚えはない(超怒)。
さぬを...。フッフッフッ。今は何をかいわん。成親、俊寛らのように
遠き島へやろうとか。」宗盛「あ、いや、安らかに思し召し候え。
世の静まるまで鳥羽の北殿に御幸あれかし、と父清盛の旨にて候。」
「宗盛、車を寄せよ、いざたたん」このとき、暗闇のなかから、院が
出御し、ひれ伏す宗盛以下、平家武者の前で怒号を発した時の問答。
その怒号のものすごさと「さぬを..」以下の低い穏やかな声との
ギャップがとにかく圧巻だった。
話はかわりますが、ひょっとして北条義時って松平健でしたか。
260 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/17 16:25:56 ID:W9OhTPtm
マツケンの義時は「草燃える」ですね。
「新平家」では、無名時代の西田敏行では?
261 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/22 16:06:01 ID:qxpXlKbG
ああ〜〜!
258さんのおっしゃってた番組、ビデオに録画させるつもりだったのに、
放送してること自体、忘れておったーーー! (涙)
262 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/22 23:44:15 ID:onrddcMw
>261
冒頭にちょこっと、志垣義経が映ってたよ。鞍馬山で
天狗かぶった源氏残党と修行するところと、頼朝に対面
するところ。
あとはただの名所めぐり
あれー義時は西田さんだったんだあ。それにしても義経は
今いちおもしろくないですねえ。そういえば成田さんと
同様公家が似合う金内吉男さんも出ていませんでしたかね。
とてもいいお声をしておられました。誰役だったかしら。
265 :
名乗る程の者ではござらん:05/02/23 23:19:05 ID:D/Zd4guY
>264
今日、時代劇チャンネルの「黄金の日々」で増田長盛役
でした。他に、総集編ビデオでしか見てないけれど、「樅
の木は残った」で宇乃のお父さん役、「にっぽん岩窟王」
の松平伊豆守、「峠の群像」の無能な江戸家老役、色々
と印象に残ってます。
266 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/01 18:25:47 ID:YkVzrs7k
age
267 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/01 19:06:25 ID:agzGDt17
>>259 俊寛の名が出てるので・・・
俊寛は最後は一人で鬼界ヶ島に残りますが、
一般的イメージでは「ワシも連れていってくれ〜〜〜」と岩場から舟を呼んで泣き叫ぶのですが・・・
『新平家』の原作小説での俊寛は、島の娘と肩をくみ、舟に向かって
「阿呆よ!お主ら、都の生活のどこがいいのじゃ!」と嘲笑し、島の生活を満喫していました。
小説ならではの新解釈、お見事でした。
現代のわれわれも、都会での生活と仕事を捨てて、ふっと・・・・(以下略)
268 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/02 03:41:16 ID:8rQiorsB
ずっと気になってることがあります。
吉川英治の原作で「蓬」がでてきますよね。
最初は常磐に仕え、その後麻鳥の妻になる人。
で、義経が鞍馬脱出後和歌山の田辺で知り合う老女がいて
実はこれが弁慶の母親で、義経はその後二人を再会させるわけですが、
その老女はほかに「蓬という娘がいる」と義経に語る場面がありますよね。
これ読んだとき「あー常磐に仕えていた蓬は弁慶の姉という設定なんだな
と、そしておそらく後に弁慶と蓬の対面のドラマが用意されているんだ」
と、楽しみに思ったわけです。
ところが読み進んでいっても、いっこうにそんな場面が出てくる気配は
なく、結局最後まで蓬と弁慶の対面はおろか、二人の関係に言及した件は
出てきませんでした。(よね?)
じゃ、あの老女が義経に「蓬にいつか会うことがあったら・・(みたい
なこと言ってた場面あったよね?)」と語った、さもその後のドラマの
伏線にもなるかと思わせるような、あの場面はなんだったのでしょうか?
吉川英治の意図は何だったのでしょう?今も気になっています。
ほかに気になった方はおられませんか?
269 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/02 04:34:34 ID:4vqWsRno
>>268 その話、最近どっかのサイトの書き込みで見たような。
吉川英治はだれとかれとが兄弟姉妹という設定作るくせに
物語の流れで忘れてしまう・・・
という代表的な例としてあげていた。
270 :
268:05/03/02 17:52:14 ID:NgadjWDk
他のサイトでも話題になったんですか。へ〜。やっぱり
気になってたの自分だけじゃなかったんですね。
どっかで自分が読み落としてたのかなと思ったりもしていたもんで。
では結論は、吉川英治が長い連載の中で、ただ単に完結し忘れた
エピソードってことですかね。なんとも残念だなぁ。完結せずとも
「あとは読者のご想像にお任せ・・」というような余韻を残した件が
せめてあってほしかった・・。
>吉川英治はだれとかれとが兄弟姉妹という設定作る
ちなみにこの「蓬、弁慶」のほかに例えばどんなのがあったっけ?
271 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/02 20:19:44 ID:sB9XXn92
武蔵は源次郎を殺したことへの後悔、
比叡山を追われた悔しさ、小次郎に売名行為と
面罵されたことへの憤激で心の冷静さを
失っていたから、お通に思いがけなく出会ったとき
あのような行為に出たことはわかる
とはいうものの、愛情表現の不器用なことでは
武蔵もお通もいずれ劣らずだと思う。
272 :
271:05/03/02 20:30:18 ID:sB9XXn92
スマン。271は誤爆です。
271
同じ吉川作品ですけどね。
274 :
273:05/03/02 20:54:38 ID:???
失礼しました。「同じ吉川作品ですけどね」→「同じ吉川作品ですね」
そう言えば、この大河版『新・平家』で信西入道を粘り強く演じた、小
沢栄太郎は、『宮本武蔵』(1984)では日観師の役でしたね。信西入道
のような憎たらしい役も、日観のような厳しく温かみのある師の役も、
共に渋かったですね。
かまわぬ、わしを生き埋めにせよ、といって家来に埋めさせ、ひたひたと忍び
寄る足音を聞きながら竹筒で息をしていたときの顔が忘れられませんね。
276 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/10 19:30:33 ID:O/IMkBUm
崇徳伝説殺人事件という、2時間サスペンスが放送されるらしい
浅見光彦か
渡清盛は迫力ないなあ、一方の主役を張らせるべきだと
思うけど。脚本で本当に役者の評価もかわってしまう。
もし、来年の大河が新平家物語だったら...論争しません?
清盛は渡辺謙、崇徳院はもっくんか東山くん、後白河は伊武雅刀、
麻鳥はくさなぎくん、頼長は的場浩司、頼朝は西村雅彦、
祗園女御=高木美保、忠盛は中尾彬、時忠は....
以下、異論反論オブジェクション!!
279 :
なんてったって名無しさん:05/03/16 12:10:31 ID:w5AScxMI
来年の大河は、とっくに決定ずみ。
大河で全く同じ作品を取り上げた例は無し。
(部分的にはあるけど)
>>267 吉川の元ネタはたしか芥川の小説だったような記憶がある。
間違ってたらスマン。
279さん、だったらと仮定して今の役者さんでだれが適任かを...
と思っただけなのですが。
番組のナレーションはNHKのアナウンサーのほかに「渡辺美佐子」のクレジットがあるけど
「祇園精舎の〜」って所の声を担当されてたんですか?
283 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/17 22:20:11 ID:5d2wjiSF
>278
仲代達矢→渡辺謙(ま、しょうがないか、他にいないもんな)
田村正和→本木雅弘、あるいは東山紀之(ん〜、ま、いいか)
滝沢修→伊武雅刀(滝沢さんを馬鹿にしてんの?)
緒形拳→草なぎ剛(正気ですか?)
成田三樹夫→的場浩司(的場のどこが公卿に見えるのよ?)
高橋幸治→西村雅彦(なに考えてんの?)
新珠三千代→高木美保(美保さん、いまや百姓くさすぎて、似合わない)
中村勘三郎→中尾彬(…………)
結論。リメイクは無理。
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/kin/1091943919/282 そうです。「祇園精舎の鐘の声〜」の語りを担当されたのが、渡辺氏です。
278・283
これまでの『新・平家物語』の配役比較を書いておきます。
『新・平家物語』(1955)・・・『新・平家物語』(1972)・・『平家物語』(人形劇)(1993→95)
平清盛・・・市川雷蔵・・・・・・・・・・・・仲代達矢 ・・・・・・・・・風間杜夫
平徳子・・・久我美子・・・・・・・・・・・・中村玉緒・・・・・・・・・・紺野美沙子
平時忠・・・林成年・・・・・・・・・・・・・山崎努・・・・・・・・・・・石橋蓮司
泰子・・・・小暮実千代・・・・・・・・・・・新珠三千代・・・・・・・・・?
伴卜・・・・進藤英太郎・・・・・・・・・・・藤田まこと・・・・・・・・・?
藤原頼長・・千田是也・・・・・・・・・・・・成田三樹夫・・・・・・・・・?
源義朝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木村功・・・・・・・・・・・森本レオ
源頼朝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高橋幸治・・・・・・・・・・寺泉憲
源義経・・・・・・・・・・・・・・・・・・・志垣太郎・・・・・・・・・・岡野進一郎
平滋子・・・中村玉緒・・・・・・・・・・・・村松英子・・・・・・・・・・?
白河法皇・・柳永二郎・・・・・・・・・・・・滝沢修・・・・・・・・・・・
崇徳上皇・・大久保善雄・・・・・・・・・・・田村正和・・・・・・・・・・?
鳥羽法皇・・夏目俊二・・・・・・・・・・・・野村万之丞・・・・・・・・・三谷昇
麻鳥・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・緒形拳・・・・・・・・・・・森本レオ
後白河法皇・・・・・・・・・・・・・・・・・滝沢修・・・・・・・・・・・石橋蓮司
平忠盛・・・大矢市次郎・・・・・・・・・・・中村勘三郎・・・・・・・・・三谷昇
>>283 しかし、消化不良の糞総集編しか残っていない以上リメイクも必要かもな。
どんな予想配役をしたって、名作・新平家を汚す・・・なんてリアルで見ていた高齢者がギャアギャアわめいたって
それ以降に生まれた人たちは総集編以外は1度も見ることが出来ないんだから(人形劇は別だけど)。
でも
>>278のはセンス無さ杉
286 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/18 00:56:05 ID:r/i5vNJL
>285
そりゃあ、放送時に小1だった俺も、断片的な記憶と二時間強の
総集編じゃ不満だよ。
でもさあ、仲代が主役で、中村玉緒、佐久間良子、栗原小巻、
の女優陣、当時の若手の緒形拳、高橋幸治、山崎努、北大路欣也、
田村正和、林与一、大御所の中村勘三郎(&その息子)、滝沢修、
森雅之、小沢栄太郎、加東大介、他にベテランの木村功、芦田伸介、
成田三樹夫らが脇を固めた奇跡のようなドラマを、どうやってリメイク
するんだろうね? むしろ、平家を題材に、斬新なドラマを作って
ほしいというのが私の願い(今の義経はせっかくの素材と、それなり
のキャスティングを無駄に浪費してる気味なので)
287 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/18 02:59:16 ID:4asOM4Tt
成田三樹夫、高橋幸治、山崎努・・・
この新平家、激しく見たいよ。しびれる役者揃いだな。
悪いが
>>278の配役は萎える。
ちなみに新たに新平家やるとすれば、ナレーションは長谷川勝彦
がいいな。(国宝探訪とかのナレを時々してた。)
288 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/18 03:54:54 ID:Zo15yQUR
289 :
名乗る程の者ではござらん:05/03/21 00:24:53 ID:6BTDe1vJ
19日の放送80周年記念番組に富田勲氏が出演し、『新・平家物語』のテーマ
音楽もかかりました。1972年の大河音楽を、じっと聞いていた2006年大河ヒ
ロイン、仲間由紀恵さんの表情が印象的でした。
>>289 第1回の「花の生涯」を皮切りに大河のテーマ曲を多数手がけてきた富田氏も
最近は大河とはすっかりご無沙汰。いまや大御所だけど、久々に担当して欲しいね。
ひょっとしてこの番組がその伏線だったりして。
このところ沈滞ぎみでござるな。されば今一度一石を投じん。昨今の大河と新平家の
最大の相違点は、教科書然としていたこと。茶化した場面など微塵もなかった。私の
ようにもうすぐ50に届こうとする年代の者にとって、義経など大河ではない。阿部麻鳥は
とても腰の低い庶民の代表的位置付けだった。その腰の低さをかって草薙くんとしたので
あるが。滝沢法皇にかなう人物は確かにいない。平幹法皇は、吉川の描く法皇とは全く
違うので論外。品はないが、天狗といわれた後白河を演じるのはやはり伊武しかいない。
的場の公家面も結構いけるかもよ。成田さんはもともとやくざ専門だったのだから。
さあ、異論反論オブジェクションアゲイン!!
>>270 ものすごい亀でスマソだが、
「宮本武蔵」でお通と、武蔵が法典ヶ原で出会う少年伊織が姉弟だったというのが一番有名かな。
スレ違いsage
278(=291かな?)
自分も阿部麻鳥:草g剛は、崇徳院に笛をお聞かせするあたりまでの時期は似
合うかな、とも思うが、中年以降は厳しい感じ。的場浩司が成田三樹夫を尊敬
しているという事も聞いたことがあるが、「悪左府」の気品・野望とは違うム
ード。成田氏は、天才的な演技力の持ち主だったからね。伊武雅刀の法皇は柔
らか味が足りない。
「じゃあ誰が良いと思うの?」と問われたら、答えに窮する。大河版は奇跡的
名作だからね。それでも敢えてリメーク版を考えるなら、↓かな?私案です。
平清盛=勝地涼(少年期)→伊原剛志(青年期以降)
平忠盛=中村吉右衛門
祇園女御=黒木瞳
平時子=沢口靖子
常盤御前=国分佐智子
源義経=妻夫木聡
源頼朝=野村萬斎
藤原頼長=佐野史郎
阿部麻鳥=上川隆也
蓬子=小西美帆
朱鼻=火野正平
藤原定実=高橋昌也
信西=金田龍之介
平家貞=中村梅之助
後白河法皇=中村嘉葎雄
294 :
293:2005/04/16(土) 13:25:30 ID:???
長文の連投お許し下され。リメーク私案追加
平時忠=中村橋之助/平敦盛=浅利陽介/平経盛=片岡孝太郎/平重盛=堺雅人
平頼盛=佐々木蔵之介/平忠正=蟹江敬三/池禅尼=二代目水谷八重子
北条政子=中谷美紀/源義仲=山口馬木也/巴御前=佐藤藍子/葵=菅野美穂
武蔵坊弁慶=照英/熊谷直実=滝田栄/源義朝=阿部寛/源為朝=山本太郎
源為義=北村和夫/源頼政=田村高廣/さめ=中村玉緒/北条時政=西田敏行
美福門院=高島礼子/崇徳上皇=片岡愛之助/鳥羽法皇=嵐圭史/
待賢門院=梶芽衣子/以仁王=茂山宗彦/高倉天皇=尾上菊之助/
建礼門院徳子=京野ことみ
295 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/22(金) 15:01:41 ID:+i47X/4a
293さん
想い入れのある『新平家』なので清盛役以下
どうしても違和感があります
仲代達矢さんはまだご活躍なのだから配役の中に・・・
無理かな・・・
295様
293です。レスありがとう。大河版は本当に素晴らしい名作ですね。昨日も総
集編を見ていたのですが、仲代さんの気迫の漲った名演に改めて感動しました。
青春期から最晩年までの歩みのそれぞれの時期の清盛の輝きが熱く表現されて
いました。高橋幸治氏の佐殿の品格も凄い。出てきただけで頼朝ですね。
>ご活躍なのだから配役の中に
「リメーク無理は承知」と思っていても、もし、仲代氏が出演されるとしたら、
ムードは変わると思います。認証されたような空気が撮影現場に出るかもしれ
ませんね。清盛役の素晴らしさが今も強烈な仲代氏がリメーク版に出て頂ける
としたら、役はやはり忠盛か家貞でしょうか?
297 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/24(日) 21:54:18 ID:4RxyJ4JT
オリジナルを見てしまうと、
リメイクするのは相当難しいと思われ。
それでもあえて、やるとすれば・・・。
平清盛 本木雅弘
平忠盛 堺 正章
祇園女御 黒木瞳
二位尼時子 藤山直美
平時忠 中尾 彬
常盤御前 鈴木京香
阿部麻鳥 上川隆也
朱鼻の伴ト 北野 武
建礼門院 仲間由紀恵
信西入道 岡本信人
池禅尼 野際陽子
源頼朝 松本幸四郎
源義経 岡田准一
崇徳上皇 稲垣吾郎
後白河法皇 仲代達矢
いや〜、難しい。異論反論きぼんぬ。
298 :
名乗る程の者ではござらん:2005/04/28(木) 00:07:09 ID:goY1MtBx
>>297 本木の清盛はちょっと見てみたいけれど、彼、声が幼いから、
仲代のあの迫力は出ないかも……なんて言ったら議論になら
ないよね。
忠盛は、ああいう情けない役だけに、逆に重みのある役者に
演じてほしい。堺は、もうちょっと若かったら、伴トか金売り
吉次じゃないかな。
頼朝の幸四郎は年齢的にちょっと無理ありすぎじゃない?
仲代の後白河は見てみたいけれど、平治の乱でも出番あるから
なあ……。
やっぱちょっと思いつかないね。
中学生の頃、源平物にはまって色々読んだ中に「新・平家物語」があって、
昔の大河のことは知らなかったけれど、どういうわけか清盛=仲代達矢のイメージで読んでました。
実際そのキャストでドラマ化されたって知った時には嬉しかったなぁ・・・。
BSで放送された総集編だけは見ることができました。
「新・平家」の時忠が大好きだったので、山崎努が時忠だったのも嬉しかった。
>「安心せよ。わしはまだ死なん。老いもせぬ死にもせぬ。案ずるな皆々。」
>「義兄上、あまり長くはなりませぬぞ。姉上も案じておりますれば。」
一度見たきりなのに、時忠のこの台詞よく覚えてる。口調がすごい好きだったんだよなぁ。
一番残念だったのは原作でも好きな下りだった、悪左府・頼長まわりが総集編では殆ど削られていたこと。
成田三樹夫の頼長、イメージぴったりだ。出番全部見たかったよ〜!
300 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/08(日) 21:26:55 ID:/RTGGqTo
>>300 清盛臨終直前の、人払いした時の仲代と山崎の会話、凄味が
あったね。
「かの院に抗しえるは、おこと一人ぞ」
「この時忠にも、抗しえるかどうか……」
「竜の爪を研がしむるなかれ……かまえて、爪は切れ!」(ぴきーん!)
(うろ覚えですけど)
原作では吉川氏が竜爪として後白河院の性格を語りにおいて述べてたと
思う。それを清盛の遺言の台詞に持ってくる平岩脚本の見事さ。行家・
義仲の歩行に現る権力欲も後白河院が看破するというのも見事な脚本。
滝沢法皇は原作の後白河院の「竜爪」の強さを見事に表現してる。
仲代・山崎・与一・織本・圭史、そして滝沢先生。名優達の至芸極まれ
り、だね。
302 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/16(月) 23:46:00 ID:3kwv6HHZ
滝沢修=後白川法王 森雅之=藤原忠実 信西=小沢栄太郎 すごいなあ、
日本名優事典みたいだったなあ。森雅之って有島武郎の息子だよね。インテリ
役が似合う人だったなあ。
303 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/17(火) 02:20:29 ID:fU6JGiiL
先代の水谷八重子(池禅尼)、先代の中村勘三郎(忠盛)、
新劇左翼のドン佐々木孝丸(為義)。まるで日本演劇史。
304 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/20(金) 17:23:52 ID:Bd/IEewp
最終回、滝沢法皇の大原御幸のシーンで生き残った平頼盛(池殿)=山本学が、
ボロをまとったまま、法皇の前でひれ伏すシーンがあった(総集編にはない)。
このときの表情がまた、卓越!!驚きと反省とさげすみとを一緒にしたような
顔、こんな演技を今の誰が出来ようか。
305 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/20(金) 17:35:44 ID:Bd/IEewp
それと憐れみと....。それ以外、本編のシーンで思い出すとすれば、清盛夫婦が、
仙洞御所に後白河上皇と建春門院(滋子=村松英子=時子の妹)を訪ねるシーン。
時の上皇は35歳くらい。まだ何の確執もなかった時代。まるで王朝絵巻のよう
な1シーンではあった。
306 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/20(金) 22:49:03 ID:lvKyiY/7
先月、一ヶ月間入院していたんだけど、病室には「新・平家物語」の文庫本全巻(20年くらい前に買ったもの)を持ち込んで、ずっと読みふけっていたよ。
大河のときはまだ小学生で、ずいぶん前にBSで「大河ドラマ総集編特集」があったときに見ただけだったんだ。
いまの「義経」は、見る度にちゃぶ台を何度もひっくり返したくなるよ・・・。
まあ、好きな時代だから毎週見てしまうんだけどねえ・・・(泣)
先輩方、本放送時の貴重な証言、ありがとうございます。溝口健二監督・市川
雷蔵主演『新・平家物語』(1955)のデジタル・リマスター版が公開されてい
ますが、この映画版も当初は三部作製作が予定されていたようですね。
溝口監督は1956年に亡くなられて、残念ながら、一部作になってしまいました
が、「もし三部作が実現していたら、雷蔵氏はどのように、清盛の中年以降を
演じたのであろうか?」という想像を時々しています。
映画版で徳子を演じたの久我美子さんは、17年後の大河版で待賢門院役で出演
されたようですが、総集編には出演シーンが残っていません。リアルタイムで
ご覧になった先輩方、ご感想・印象を教えて頂ければ幸いです。
308 :
名乗る程の者ではござらん:2005/05/24(火) 13:43:48 ID:lR5miDSL
ああ、そうでしたかねえ。元々貴族の出だけあって、気高い上にも
悲劇の王妃を見事に演じておられました。夕日のあたる寝殿の縁で
あったか、新院(崇徳)と並んで座り、歓談しているシーンのみ記憶
にあります。鳥羽院に疎まれていたんですね。崇徳は自分の子ではなく
白河院の子だと。久我さんは今もご健在なのでしょうか。
309 :
307:2005/05/27(金) 21:25:22 ID:???
308様有り難うございます。レスが遅れて申し訳ありません。
教えて頂いたシーン、見たいです。原作を読みながら想像しています。
ところで、清盛の次男「基盛」は途中から何処へ行ってしまったのでせうか?
311 :
名乗る程の者ではござらん:2005/06/02(木) 17:31:31 ID:u1F9bmkq
310さん。平治の乱の後けっこう早く亡くなっていますね。全盛時にはすでに故人でした。
ああ、どうしても全編が見たいですね。小巻政子もきれいだったなあ。昔の大河は、
けっこう年がいっていても、本人が若い時代を演じていた。つまり演じる年齢域が非常に
広かったんですね。
>>311さん
>310さん。平治の乱の後けっこう早く亡くなっていますね。全盛時にはすでに故人でした。
うん、そうなんだよ。保元の乱で華々しくデビューするんだけどね。
ところがさ、「新・平家物語」では、吉川さん、途中から基盛の存在をまるっきり忘れちゃう
んだよ。三男だった宗盛が、いつのまにか『次男』になってるんだ。
上のほうで、弁慶の姉「蓬」のことが出てたけど、吉川さんって突然自分の小説の設定とか
キャラとか忘れちゃうのかね???
ま、それでも小説は面白いんだけどね。
313 :
名乗る程の者ではござらん:2005/06/03(金) 00:22:44 ID:/uhbFCre
私にとって大河ドラマは「新平家物語」以外あり得ない。
それに匹敵するドラマと言えばイタリア映画「レオナルド・ダ・ビンチの生涯」ですね。
「義経」の人気キャラ宗盛は「新平家物語」ではいまいち印象に残ってないですね。
>>313 法皇を幽閉する時に派遣されたんだよね。
「御は何処へでもゆくぞ」
宗盛=勝呂誉、知盛=松山省二(政路)→『怪奇大作戦』を意識したキャステ
ィングかもしれませんね。原保美氏も忠通役で出ておられますね。
313
『レオナルド・ダ・ビンチの生涯』、重厚で良かったですね。時空を越えるナ
レーター役の声優を担当していた滝田裕介氏の声が渋かった。
316 :
名乗る程の者ではござらん:2005/06/10(金) 18:28:26 ID:+LUQZyGk
義経見るたびにこのスレに来たくなる・・
318 :
名乗る程の者ではござらん:2005/06/23(木) 00:32:28 ID:Sraw22oj
総集編ビデオ借りてきて見たよ
藤原頼長の首に矢が刺さるシーンを33年ぶりに見たよ
成田三樹夫もとっくに死んじゃったな・・・
319 :
名乗る程の者ではござらん:2005/06/23(木) 03:27:02 ID:H0qHKuSe
>>318 あのシーンは子供心に忘れられないシーンだった。
誰がなんで射られたのかまでは意識しなかったけれ
ど、記憶に残ってた。
ついでに、背中に矢が刺さって死んだ人がいたのも
記憶していたけれど、総集編ビデオで見たら義仲だった^^。
320 :
名乗る程の者ではござらん:2005/06/23(木) 14:48:07 ID:CqKIaDoK
総集編しか見たことが無いのだが
合戦シーンの物悲しさは「義経」より胸に迫るものがある。
321 :
名乗る程の者ではござらん:2005/06/23(木) 21:55:59 ID:7+9EGDfp
このドラマ、清盛が死んだ後の主人公は誰だったんですか?
322 :
名乗る程の者ではござらん:2005/06/23(木) 23:15:05 ID:5bpVb5LA
この時源範頼って誰が演じていたのですか?
323 :
名乗る程の者ではござらん:2005/06/24(金) 00:24:39 ID:zdfkimZ/
>>320 合戦はロケじゃなきゃやだ! って駄々こねる奴多いけれど、
「新平家」の合戦シーンを見ると、スタジオで、役者の細かな
演技や表情をちゃんと捉えてくれたほうが、名場面になるんじゃ
ないかな、と思いますね。
324 :
名乗る程の者ではござらん:2005/06/26(日) 15:57:53 ID:WUt9ViKM
ビデオで発売されているテーマ音楽集のテロップで見た、驚きの豪華キャスト。
325 :
名乗る程の者ではござらん :2005/07/17(日) 11:00:01 ID:w+IsNcu5
「新平家」が放送されていた頃、私は中学生で、
親が見ているのにつきあっていた。大河はほかにも
国盗り物語、樅の木は残った、花神が印象に残っている。
おかげで高校生の教科で日本史はいつも90点以上だった。
本当の役者さん(無名でもよい)が演じる大河はもう放送されないのか。
326 :
名乗る程の者ではござらん:2005/07/17(日) 14:41:25 ID:0tiIBbr5
>>325 本当の役者さんが減ってますよね。日本の俳優陣全体が劣化
しているのだから、かつての王道大河はもう諦めたほうがいいと
思います。
原作終盤で、義経主従が頼朝に追われ落ち延びる道中で、
静が年老いた瑠璃子と出会うエピソード、いいですね。
「女子の幸せは愛しい人と添い遂げること。私はお慕いして
いた清盛様と添いとげることは出来ませんでした。しかし、
静殿、義経様とご一緒の貴女様はお幸せです」
と瑠璃子は静を慰め励まし、静も「はい」と答える。
読むたびにジーンときます。このエピソードは、大河版では映像化
されたのでしょうか?
328 :
名乗る程の者ではござらん:2005/07/18(月) 22:09:30 ID:lq1POyap
>>327 大河版は壇ノ浦で終わりです。後日談として、大原御幸の
場面と、桜の下で麻鳥夫婦が昔語りをする場面はありました。
ちなみに、原作の麻鳥夫婦は義経を懐かしんでいましたが、
ドラマでは清盛を懐かしんでいて、麻鳥が通りかかった武者を
清盛と間違えて呼びとめ、つづいて、若き清盛が馬に乗って
進んでいく幻影でエンディングでした。
>>328 吉野雛のシーンあったんだァ。
総集編は大原御幸で終わりだったからないのかと思ってた。
総集編を編集したやつはクズだな。
「新・平家」は吉野雛がラストだからいいのに。
330 :
327:2005/07/18(月) 22:55:56 ID:???
>>328様有り難うございます。
やはり吉野雛の場面がラストに来ないと、『新・平家』の終幕という感じが
しないですね。原作の「完結のことば」を読んでみても、吉川氏は麻鳥にご
自身の思いを託して描いていると思われますので、物語の最後の幕を降ろす
エピソードの主役は麻鳥・蓬子夫妻ですよね。
『太閤記』の秀吉役の主演俳優緒形拳氏が麻鳥役だったことも、吉川大河の
系譜という意味で、見事なキャスティングだったと思います。だから、吉野
雛ラストが残っていないのは本当に惜しい。
仲代氏が最終回出られたんですねえ。
教えて頂いた情感のあるラストシーン、
目を閉じて想像しています。
331 :
名乗る程の者ではござらん:2005/08/11(木) 00:36:23 ID:fWT7r29h
仲代達矢さん、リメイクで再登板するなら藤原これ通(字がでない;)
が合うと思うが、どう?
このひと、原作では磊落な性格で清盛とウマが合ってたらしい。
清盛役に渡辺謙さんを持って来て絡ませるとしっくりくると思う。
久しぶりにこのスレにきたのですが、
>>332 >>333のファイルは何だったのでしょうか?
両方とも既に流れてしまっていたもので…
335 :
名乗る程の者ではござらん:2005/10/31(月) 20:23:59 ID:LC+5WmJC
ウィークポイントもある『義経』だけど、梶原景時役の
中尾彬はいいですね。このドラマで平忠度、『炎立つ』で
後白河院を演じたことが大きかった、とムック本でも語っ
ていました。
336 :
名乗る程の者ではござらん:2005/10/31(月) 21:00:23 ID:BCwdiNoM
335さん
中尾彬の平忠度!今の中尾さんからは想像できないくらい素敵でしたよね。
波野久里子さん演じる祇王が心密かに慕う・・・今、義経の梶原景時を
見るたびに年月の流れを感じる・・・
日本経済新聞「私の履歴書」で今日から仲代編がスタート。
新平家の話も出てくるかな?
338 :
名乗る程の者ではござらん:2005/11/21(月) 13:27:22 ID:ycGE8e3g
放映当時出たドラマLPの内容知ってる人いないかな?
中古レコード市でもまったく見たことない。
志垣中心でA面牛若B面「天一坊」のやつは持ってんだが。
復刻してくんないかな。
この手の大河レコードは、他に「天と地と」「樅の木は残っ
た」(上下巻ある)が、探せば今でもよく出くわす。「天と
地と」のは、虎千代時代から川中島出陣までで、あとはDV
Dで出てる川中島の回みれば、全体像がわかったような気に
はなる。
『太平記』のファン諸氏には怒られるかもしれないが、
池端俊策氏の脚本には『私本太平記』の雰囲気が感じ
られなかった。
その点、このドラマの平岩弓枝脚本は、『新・平家物語』
を深く熟読し書かれていると思う。清盛が遺言において、
時忠に、後白河院の政治力に注意せよ、と竜爪の譬えを以
て語る場面に、脚本の凄さを実感した。
原作の気品と風格を生かしつつ、それらをご自身の脚本に
見事に反映させる平岩先生の筆法は素晴らしい。
340 :
名乗る程の者ではござらん:2005/11/21(月) 23:38:39 ID:mMoC4tWF
原作の中で、よく後白河院と清盛を竜虎に喩えてたね
仲代氏の連載「私の履歴書」、どうも新平家はスルーっぽい。
ウーン、残念!
342 :
& ◆UFPbBGCO9U :2005/11/30(水) 16:11:37 ID:kR9ZCOix
これってレンタルでも全部見れないんですかね?
・・・見てぇ!!!!!!!!
スカパーとかでも再放送って無いのか・・・
343 :
名乗る程の者ではござらん:2005/11/30(水) 17:56:45 ID:xP2/7VRv
総集編上・下巻のビデオがレンタルであるはず。
本放送は残ってない。最終話だけ奇特なお金持ちが録画して保存してくれたらしいが。
344 :
名無しシネマ@上映中:2005/11/30(水) 21:24:10 ID:pO8+qXCa
いまの義経、近年の大河のなかではいいほうだし、戦国が多いなかで久しぶりにこの時代を取り上げてくれてくれたのはいいんだが、
忠度・敦盛・教経がでてないのが納得できん。平家の武将が少なすぎた。
345 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/04(日) 08:59:32 ID:1spX5YCR
>>344 それはどうかなあ。私は、平家方の描写が多すぎて、話が散漫に
なってるという印象。草燃えるの時なんか、宗盛と知盛くらいしか
出さなかったのは正解だと思う。
総集編ではカットされてるけど「草燃える」には平家の主な面々は出てるんだな。
端役だけど。
時忠・重衡・清宗・維盛・経盛・教盛・忠度・・・・・・・・
347 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/04(日) 14:17:18 ID:1spX5YCR
>>346 知盛と宗盛以外は、台詞もろくになく、ただ出てるだけって
感じだったよ。
清盛自身、出番は二回だけ。そのうち一回は宴会で酔っ払って
るところを遠くから映しただけ、もう一回は、死ぬ場面。
時忠だの忠度だのは、清盛が死にそうなんで一門が集まって
今後を相談してる短いシーンにしか顔出してないんじゃないかな。
知盛は壇ノ浦にだけ出てきたが、指揮をとってるだけで、有名な
「見るべきものは見つ」も言わないし、死ぬ場面もなかった。
郷ひろみは『新・平家』で経盛、『草燃える』で頼朝。
伊吹吾郎は『新・平家』で為朝、『草燃える』で義盛。
二作品に出た人は他にいたっけ?
349 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/09(金) 11:24:15 ID:K8zYlFDP
>>郷ひろみは『新・平家』で経盛、『草燃える』で頼朝。
オイオイ草燃えるは頼朝じゃねえだろ、石坂浩二だろ
GOは頼家だか何だかのヘタレ役で相変わらず微妙な演技してたはず
作品違えど主役間違えるなんて失礼なやっちゃ
今日夜のNHKに仲代さん出る
だからといって新・平家の映像は期待しないように
>>350 テレビ出演の少ない仲代氏にとって新平家は「大地の子」と並ぶ代表作。
でも「私の履歴書」からしても、やっぱり映画と舞台、それに奥さんの
話題がメインなんだろうな。
352 :
348:2005/12/10(土) 00:14:28 ID:???
>>349 スマン、スマン。誤植をしてしもうた。頼家だったね。
頼家のわがままで哀愁も感じさせる郷の演技、良かった。
経盛の「母上」の呼び声も忘れられない。
仲代NHKに出てたんだ、気づかなかった・・・
人間ドキュメントは次週に再放送あったから
それをつかまえられたら見ようかな
DVD見たいんだけど、どこかレンタルしてるところないかな?
誰か教えて!(大阪市内です)
>>354 ない。DVDは販売専用。総集編しかないから1万円もせずに買える。
お金を貯めて買おう。
>>354 放送博物館には白黒の最終回(不完全版らしいが)
があるらしい。「吉野雛」の場面は収録されていないようだ。
鑑賞などその他詳しいことについては、NHKに尋ねて下され。
357 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/12(月) 13:50:20 ID:FTF4/agI
最終回があるのに吉野雛がないんですか?
つまり、まるまる1回分ではなく、部分的な録画だったということなのか。
吉野雛なんか記憶にないな
大原御幸で終りじゃなかったっけ?
子供だったので憶えてないのかな?
360 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/12(月) 21:15:21 ID:+l5mz6zw
361 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/13(火) 21:49:58 ID:ReXu7J4i
それにしても豪華な配役ですね。ただ出演するというのではなく、理想的な配役であったと思われます。
例を挙げればきりがありませんが、やはり滝沢修さんの後白河院は最高ですね。威厳・風格・深慮・苦悩、といった諸要素を完璧に血肉化し、体現しておられるように感じました。
わたしは「元禄繚乱」あたりから生で大河を見始めた者ですが、時代の趣向が変わり行くことを考慮しても、何やら物足りぬ思いがしてなりません。
総集編しかないというのは、やむを得ないことだとは知りつつも、痛恨の極みであります。
362 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/15(木) 00:40:04 ID:PaeIGzuh
>>361 滝沢さんの後白河がすばらしいのは、いまの大河などでありがちな
わざとらしい公卿芝居をまったくせず、それでいて、皇室の血筋を
感じさせるところですね。
あの頃の大河は「芝居はこうしてやるもの」というお手本のような
存在だったと思います。
363 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/19(月) 00:05:18 ID:rDFvBs2P
随分と前の書き込みに、(リメイクをするとして)配役に後白河院に伊武雅刀さんを挙げておられた方がいました。
個人的には、伊武さんにはどちらかというと信西入道のほうが適しているのではないでしょうか?
そういえば、信西を演じておられた小沢栄太郎さんも「白い巨塔」で鵜飼教授を演じておられました。
キャストを考えるのも中々興味深いですが、後白河院がむずかしい。
どなたかいらっしゃいませんかね?
>>363 今年「義経」でやった平幹二朗を別にすれば江守徹あたりか。
将来的には中村勘三郎とかもどうか。
>>364 勘三郎はやはり忠盛でしょ。
先代と勝負して欲しい。
366 :
363です。:2005/12/19(月) 01:08:25 ID:rDFvBs2P
「後白河院といえば滝沢修」、という観念にとらわれているのか、なかなか思い浮かびません。
平幹二朗さんも中々雅やかでしたが、原作の風合か、その存在が矮小化とまではいかなくとも、弱められた感があります。
無論、それが原作者の意図であるのでしょうが、「新・平家物語」における後白河院の圧倒的な存在感に比べると、やや物足りなく感じました。
まあ、所詮脇役ではありますが・・・。
「竜の爪を磨がしむなかれ」と、清盛をして言わしめる存在を待望しております。
367 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/19(月) 17:09:03 ID:+QAMXk1v
>>363 やめてください。伊武の鵜飼と小沢鵜飼は月とスッポンでした。
あのわざとらしい猫なで声、聞きたくありません。
勘三郎の最近は、もう芸が荒れて荒れて・・・
>>363 平幹二朗氏が『新・平家物語』の後白河法皇を演じる時は、
竜爪を持つ剛直な法皇像を見事に表現されると思いますよ。
370 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/19(月) 23:06:29 ID:+QAMXk1v
>>369 新平家物語が放送された当時の平幹だったら見たいです。
今の平幹では見たくない。
>>363>>367 小沢栄太郎氏が鵜飼教授を演じておられた『白い巨塔』
の脚本を書かれた鈴木尚之さん、11月26日に亡くなられ
ましたね。
この方も内田吐夢監督『宮本武蔵』五部作で吉川英治の
小説の脚本を書かれた方ですね。内田・鈴木版『武蔵』
は原作の「武蔵」像とは違いますが、苦悩の表現の深さ
を学びました。
新しい『宮本武蔵』ではありましたが、吉川文学も大事
にされ、敬意を以て書かれた脚色であったと思います。
吉川文学の脚本を書いた大御所が亡くなったことを思うと
さみしいですね。
372 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/22(木) 02:09:11 ID:7UwFCRQv
>>371 鈴木尚之さんが書かれた内田叶夢監督の伝記は出色でしたね。
373 :
名乗る程の者ではござらん:2005/12/24(土) 00:31:23 ID:YKWJkdHb
総集編ビデオで観たが良かった。
でも敦盛と直実の一騎打ち、なんか兜が逆のような...
通常は敦盛の兜の方に鍬形の前立てがあるはずだけど、直実の方にあった...
374 :
名乗る程の者ではござらん:2006/01/21(土) 01:44:32 ID:XDeuumOF
総集編ではカットされちゃったね。
袈裟御前
西行
待賢門院
妓王
清盛が愛宕山の天狗像の目に釘を打ち込むシーン(近衛帝を呪詛奉る)
政子が真鶴岬から落ちのびる頼朝に向かって「殿ーっ!」絶叫するシーン
やがて彼らは再会するのですが、昨年の「義経」の吉野の別れよりもよほど真に迫った別れの場面だったと記憶しています。
平家都落ち。忠度が和歌の師俊成をたずねる。
「さざなみや 志賀の都は荒れにしを 昔ながらの 山桜かな」
その他、総集編には収録されなかった名場面はたくさんあります。
375 :
名乗る程の者ではござらん:2006/01/21(土) 02:53:24 ID:1N+CfXGM
確か仲代も滝沢も実際に剃髪したと聞いたことがある。今と違ってプロ意識が凄いね。新撰組の香取なんかイメージを守る事が第一で大河は二の次と思えたよ。
田村正和が崇徳院かよ
仲代達矢は「先輩の滝沢さんが頭を剃られる。僕が剃らない
訳にはいかないと思いました」と語ってるね。
>>74さんが書いておられるように、剃髪した武将を主演で演じ
ながら剃髪や鬘を拒否したりするような役者とは心意気が違う。
主人公を滅ぼす役を演じながら「悪役嫌だ」と駄々をこねた役
者が『義経』にもいた。
何かが違うね、『新・平家物語』の頃とは。
しかし、この作品は原作のよさをよく生かした作品だったと思う。
最近の大河を見るとつくづく・・・
今日の読売新聞夕刊に、
初代水谷八重子さん(後にこのドラマで池禅尼を演ずる方)と
チャールズ・チャップリンが並んだ写真が載ってた。
仲代は「秀吉」で利休やった時も自ら髪を落としてた記憶がある
仲代氏の演技に対する情熱は素晴らしい
ところで男たちの大和での仲代氏はどうでしたか?
>>382 重厚で良かったですよ。そう言えば、『男たちの大和』も海で
亡くなった人達の物語。
384 :
おぼろ月夜:2006/02/19(日) 09:44:15 ID:vGTtIa0I
今これリメイクするとしたらこれっていいかも。
常盤御前 中井美穂
↑
平安時代なら中井が絶世の美人でも合う気がする。現代だとやさしいそうな
笑っていないのに、笑っているような感じする女性程度で、絶世の美人なんて
誰も思わないけど。
>>377 >主人公を滅ぼす役を演じながら「悪役嫌だ」と駄々をこねた役
者が『義経』にもいた。
だれ?
渡=清盛じゃないの。知らないけど。清盛と義経の擬似親子関係が無理矢理すぎて引いた。
ヒント・本当は途中で剃髪しなきゃいけないのに、カツラすら使わなかった大河ドラマ主人公の中の人
388 :
名乗る程の者ではござらん:2006/02/21(火) 21:05:30 ID:ZVKckopW
清盛が義経をほろぼしてないじゃん。美樹ぷるるんでしょ。
378は大河「武田信玄」のことを言ってるのでは??
信玄も謙信も剃髪しなかったので、当時話題になった。
390 :
おぼろ月夜:2006/02/27(月) 18:05:45 ID:JG58fqBX
そういえば、人形劇の方のDVDが最近発売されたようだな。
しかし、これって全巻買うのは高いよな。屋島の合戦以降を
描いた最終巻だけ買う手もあるよな、義経好きなら。
『人形歴史スペクタクル 平家物語』は原作をコンパクトにまとめた
脚本が見事で、川本喜八郎氏の人形の気品豊かな表情や森本レオ氏・
石橋蓮司氏ら声優陣の熱演が印象的な傑作であった。
敢えて唯一残念だった点を挙げるとすれば、
>>214氏・
>>217氏が言及
して下さった、「時しも年号は平治、所は平安の都、我らは平氏、振
るえや人々」の名台詞がカットされていたこと。
>>391 ところで、そのセリフ「平治物語」では重盛が言ったことになっていますね。
それから頼朝と清盛の会話のシーンも原作では頼朝と重盛の会話でした。
だけど、それがすりかえられてもいいと思わせる脚本と仲代さんでした。
393 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/05(水) 19:27:39 ID:K+U54wcO
葵三代のころやっと厨房になった若輩ですが
こないだ総集編見た、成田三樹夫の藤原頼長がよかった。
最期の時のナレーションもマッチしていた。
あと、法皇や信西もすごかった。同じ時代を扱ったはずなのに、
義経は御堂がドッカーンという始末だからなあ・・・・・
悲しいですな。
394 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/05(水) 19:49:15 ID:2rlSrwfk
成田三樹夫いいですよねえ。
成田さんの公家役はどんなドラマ・映画でも見たくなります。
395 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/05(水) 20:57:29 ID:Z4dCpEyt
>>393 法皇すごかっただろ。若いあなたにも分かってもらえて
なんとなくうれすくなった。
総集編は大原御幸で終わっているが、実は、あれは本当の
オーラスではない。あの後に一番肝心な場面があったんだが、
NHKは残していない。モノクロでたまたま視聴者がVTRで
残してくれたのがあるだけ。
396 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/06(木) 17:18:19 ID:MDgEXQB+
うろ覚えだが、本当のラストシーンの緒形拳、よかったよね
>>393 激しく同意。
実は義経は勧進帳が終わってから脱落したので
どっかーんは見てない。
最近の大河は、何人かは素晴らしい役者も居るんだが、
主役が何か物足りない。新選組!も、あれは
近藤じゃない!って思ったよ。
義経は、あのメンツで「新・平家物語」にすりゃ
もっとマシになったんじゃないかなあ。
阿部ちゃんの知盛や重衝が格好良かったし。
398 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/07(金) 23:49:48 ID:TYsgWLTV
>>397 でも渡が主人公ってわけにはいかんでしょ^^。
仲代達矢さん、来年の映画『犬神家の一族』に出演。
400 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/10(月) 07:07:44 ID:KdKLytd2
401 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/14(金) 21:15:25 ID:RxKH3Hf9
上で書かれていた「後白河遷し」の場面って現存するの?
402 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/15(土) 01:15:51 ID:lemltRVo
>>401 宗盛共々そのシーンがありますよ。法皇の優雅で、且つ底の知れない感じは
まさに大河ドラマの中でも白眉です。
403 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/16(日) 18:05:49 ID:Dl3nk+EG
大河板の平家スレが落ちちゃった…
404 :
名乗る程の者ではござらん:2006/04/23(日) 09:29:38 ID:MeRmQ9g1
清盛の木像は、仲代氏に似ているそうだ
405 :
名乗る程の者ではござらん:2006/05/13(土) 16:54:00 ID:InYmmaGP
406 :
名乗る程の者ではござらん:2006/05/15(月) 19:05:41 ID:7UzA4rMy
>>267 >>280 新解釈の俊寛といえば、菊池寛の短編小説にもありましたね。
都への未練を捨て、島の自然の中で逞しく生きていくのが。
>>374 総集編、かなりカットされてるんですね・・
人形劇のほうで政子が真鶴岬に行くシーンを見て
「なんじゃこりゃーーーうそばっかしーー」などと思ったのですが、
原作のこのシーンは素晴らしく、是非実写でも見たかったのですが・・・残念。
408 :
名乗る程の者ではござらん:2006/05/19(金) 18:53:30 ID:odfFr8d7
407さん
久しぶりに総集編を見たんだけれど、
編集のやりかたで感じがかわるよね・・・
(消防の頃リアルでみているんだけれど)
波乃久里子さんの祇王は確か忠度(中尾彬)が好きだったんだよね。
平治の乱の義平・重盛の対決とかねもなくなってる。
第一部の最後は清盛と若尾文子さんの常盤の別れのシーンで終わっているので
なんか、メロドラマっぽい・・・
皆の衆
緒方=麻鳥 蓬=和泉の狂言回しが総集編で入ってないのはおかしいと思いません?
たしか最終回のラストは満開の白い桜の下を駒に乗って進む高橋の頼朝を緒方の麻鳥
と和泉の蓬が見物するシーンだったような覚えがあるんですが?
410 :
名乗る程の者ではござらん:2006/05/21(日) 17:05:08 ID:tdos527V
ラストは高橋の頼朝ではありません。
仲代の清盛の幻です。
「緒形」麻鳥夫婦の吉野の花見は、もちろん原作ラストにもありますが
TVでは、臨終間際の清盛が時子に「花見につれていけなんだのう」という台詞にも対応してます。
411 :
名乗る程の者ではござらん:2006/05/25(木) 18:17:58 ID:bueL3Vs0
411さん
そうだね。麻鳥と蓬子がすごいお爺さんとお婆さんに
なってたような記憶が・・・
その傍を若い清盛(幻)が颯爽と馬に乗っていた。
清盛もしばらく入道姿を見慣れていたから
若くてキラキラして見えた。
ずっと若かった『利家とまつ』とはどこか違う・・・
412 :
名乗る程の者ではござらん:2006/05/25(木) 21:37:50 ID:bueL3Vs0
↑スマソ
自分にレスしてしもた。
410さんにです。
413 :
名乗る程の者ではござらん:2006/05/30(火) 22:35:28 ID:cL+VnbRL
マカロニほうれん荘の沖田そうじ君のツッコミ。
「新・平家物語ですかっ!」
ワラタ
414 :
名乗る程の者ではござらん:2006/06/01(木) 00:22:50 ID:0hw7SieS
>413
具体的に
どういう場面だったんですか?
415 :
名乗る程の者ではござらん:2006/06/03(土) 23:09:16 ID:Z+UQGgJL
みんな知ってると思うけど、人物紹介を先にちょっと。。。
あと長いけどいいよね。
沖田そうじは高校一年生。
同居人で同級生の先輩?(きんどーちゃん40歳:以下(金)と
ひざかたさんことトシちゃん25歳:以下(ト))
のドタバタにいつもなやまされている。
ある日アパートにそうじのおばさんから電話が。
「たまには私のとこに顔だしなさい」
・・・・・・・・・
そ > 「弱ったなー。。」
金・ト> (柱の影で)「きいたわよ」
つづくw
416 :
名乗る程の者ではござらん:2006/06/03(土) 23:12:39 ID:Z+UQGgJL
そうじ、二人に気づかれないようにそーっと玄関を出ていく。
ト >「そうじ!どこいくの」
そ >「えっ、いや その つまりあのその。。。。」
金 >「おばさんのウチね!」
そ >「えっ どーしてそれをっ!?」
金 >「あたしたちにかくしたってダメよ!」
そ >「ついてくるつもりなんですかっ!?」
金 >「もちろん!」
ト >「先輩としてあいさつに行くのが当然!!それが世の中というものだ」
そ >「こまります!」
つづく
417 :
名乗る程の者ではござらん:2006/06/03(土) 23:24:55 ID:Z+UQGgJL
金 >「あっそう ならいいわよ あたしたちは部屋でおとなしくしてるから・・・」
ト >「そっ おとなしく」
金 >「あーーーーーーーっ おとなしく!!」
「ふっふっふ・・・」玄関へもどっていく二人。青ざめるそうじ。
そ >「はいはいわかりましたっ!!」
金 >「(きゃっきゃっ)さっ トシ あたしたちもきがえましょーーーか」
ト >「(はっはっは)トシちゃんなに着て行こーかなー?」
そ >「変なかっこうしないでくださいよっ!」
金 >「(不機嫌そうに)わかってるわよ」
・・・(身支度する二人)・・・
金 >「トシ〜〜こーゆう場合着物で行くべきかしら、やっぱり・・・」
ト >「当然でしょう!」
そ >二階に向かって「まだですか〜〜はやくしてください」
「はいはいお待ちどーーさん!あーー歩きにくいわねーー」
ドタドタと十二単で降りてくるきんどーさん。(トシちゃんは烏帽子狩衣!)
で、くだんのツッコミ!
文章うまくないから期待したほど面白くなかったかなW。。。
>>374 半年もの遅レスだが
清盛が愛宕山の天狗像の目に釘を打ち込むシーン(近衛帝を呪詛奉る)って・・・
犯人は清盛だったのか !!
>>418 清盛に命じたのは信西でしょ?
つまり信西の自作自演。
スレ違いかもしれない話題ごめん。
人形劇で二位尼を演じた紺野美沙子さんの公式サイトの
プロフィールの出演作品の項目で、『愛・平家物語』になっているが、
紺野さんの『新・平家物語』に対する情熱が伺えて
自分はとてもイイと思う。
421 :
名乗る程の者ではござらん:2006/06/16(金) 21:50:41 ID:1CHV0hyO
413.415.416.417さん
サンクス!
『マカロニほうれん荘』の作者も『新・平家物語』を
見てたんだろうか・・・
422 :
無明:2006/06/17(土) 00:56:56 ID:uNzzucTy
「ベストキャスティング」板でお誘いを頂いたので伺いました(1年以上前の書込みに御反応いただき恐縮です)。
本当に雰囲気豊かな作品ですね。
文語調の格調高い脚本がすばらしく、また、それを自然に演ずる役者も見事でした。
なんというか、揺ぎ無い世界観とでも申しましょうか、そういったものが感じられます。
423 :
名乗る程の者ではござらん:2006/06/26(月) 11:12:05 ID:r0pEzYa+
↑ようこそいらっしゃいました!!
もうひとつの『新・平家物語』のスレは油断しているうちに
落ちてしまったようなので、どなたかが気が向いた時に来られるように
また〜り続けて欲しいなと思っています。(私がスレたてしたんじゃないけれど・・)
どうぞよろしく御願いいたします。
人形劇の方、時専chで全話放送するみたいだね。
スタジオパークに佐久間良子さん出演。
十秒程だけど、徳子が清盛に挨拶する場面が放映されました。
情感があっていいわあ。
同じビデオ映像でも、他のドラマとは画面の気品が違うね、
『新・平家』は。
>>424 えええ〜〜DVD出たばっかりなのに??
時専の放送が待ちきれず、人形劇の完全版を買ってしまった。藤原頼長が肖像画に
ソックリで思わず唸ってしまう。成田三樹夫の頼長も、もちろん良いけれど。
>>426 むしろDVD販促としての放映かもしんない。
人形劇だと文覚がでばってたが、大河はどうだったんでしょうか。
なんせ登場人物多いからなあ・・・
原作でも文覚は最初から最後のほうまで出てるからね。
原作からのカットが一番少なく、ほぼ最初から最後まで
映像化した人形劇でもカットされた人物や設定は多い。
2007年大河ドラマ『風林火山』に
仲代達矢氏、源氏の子孫武田信虎役で出演
2006年12月公開の映画『犬神家の一族』に中村玉緒さん出演。
仲代氏との絡みの共演シーンは無いと思うけど。
433 :
名乗る程の者ではござらん:2006/08/11(金) 21:28:59 ID:lsDizNKX
>>113 総集編クレジットで、2番手は時子(玉緒)じゃないんですか!?
じゃあ、玉緒は何処ら辺だったんでしょうか?
**祇園女御(新珠三千代)って、どんな役だったんでしょうか?
清盛の母親か乳母辺りかなあ?
滝沢修が、新珠三千代のファンだったというのは本当?
芦田伸介も新珠三千代と共演した時、「こんな美しい方と共演して
いいのだろうか?」と発言したらしいね。新珠さんモテモテ。
滝沢修ってエロ親父にしか見えない
437 :
沢村芳美:2006/08/12(土) 22:30:56 ID:U8gqK5s1
五藤義秀は世田谷区太子堂の出身。地元の小中高を卒業後の消息知っている
人いますか?
438 :
春日部のラクダ:2006/08/14(月) 09:06:26 ID:SFiyTe0h
郷ひろみとケンちゃんの兄弟がもっと見たかった。
佐久間良子さん、今夜の回で『功名が辻』は退場かな?
『新・平家物語』の徳子役は素晴らしかった。
CATVで昨日から人形劇平家はじまた。
全話録画するぞ!VHSだけど・・
平経正は、一回も映像化されたことが無いのだろうか?人形劇には出てきたけど。
>>439 総集編しか見れてない19の小僧だけど、高倉帝に父の話をするシーンが
印象的だったなあ。
>>442 あのシーン、良いよね。平岩先生の脚本も素晴らしいし、
佐久間さんと仁左衛門(当時孝夫)の気品が素敵だった。
昨日教育テレビで沖縄の染織作家上原美智子氏の
ドキュメンタリー『羽衣 島風に舞う』を放映していた。
上原さんの兄は『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』の
名作を書いた脚本家金城哲夫氏(1938−1976)。
番組で金城氏の書斎も公開されたが、
本棚には『新・平家物語』があった。
445 :
名乗る程の者ではござらん:2006/09/16(土) 19:30:53 ID:BDZnaeiF
>>433 祗園女御は清盛の義母、父親の忠盛の後妻。
高位の貴族の家の出で、こんな貧乏武士の
家はいやだといって、最後は実家に帰ってしまう。
そこで、女御の乗った牛車を追いかけるシーンに
チョコッと出てくるのがデビュー前の原武さんってわけだ。
446 :
名乗る程の者ではござらん:2006/09/17(日) 02:38:33 ID:LaJa1SUN
なつかしい。ただただなつかしい。あの頃の大河ドラマは格調に満ち溢れていた。
いまは漫画だ。どうしてこんなことになってしまったんだろうか。
やはり戦前から芸歴のあった世代の俳優たち、かれらの存在感はすごかった。
今の俳優は同じ年齢になっても、いや、もっと年をとっても、ぜんぜん薄い。
ホームビデオが出たのは元禄太平記の頃からだし、もう見られないかと思うと無念だ。
日本放送協会には大河くらい残しておけと激しく恨み言を述べたい。東芝日曜劇場が昭和30年代の分から
けっこう残っていることを考えると、日本放送協会のアーカイヴ的発想のなさはあまりにひどいと言わざるをえない。
それが今になってアーカイヴアーカイヴと、さも番組保存に尽くしてきたような態度をとりおって、本当にわらわせてくれる。
447 :
名乗る程の者ではござらん:2006/09/23(土) 01:31:47 ID:cptWBaim
>>446 同意。キャストをちょっとみても圧巻。格調と風格がある名作だとおもう。
基本的にNHKは役人根性があるからなあ。初期の大河なんか、総集編すら残っていない。
地方局や民間など、手を尽くして探すべきだと思う。
「三姉妹」「天と地と」「太閤記」あたりなど、リアルタイムで見れた人が
羨ましい。
448 :
名乗る程の者ではござらん:2006/09/24(日) 01:25:49 ID:I0C7tyQZ
>>430 そういえば、原作では文覚上人っていつのまにか
フェードアウトしちゃってるね。
>>448 人形劇だと最後がかっちょええww>文覚
450 :
名乗る程の者ではござらん :2006/09/24(日) 19:56:30 ID:vr5qhabi
>>448 フェードアウト、ていうか最後死んだんだよね。文覚。
阿部の麻鳥の息子、麻丸がそれを麻鳥に報せに吉野山へ行く。
そしてあのラストへ、と。
ところで麻丸ってドラマにはでてきたんだろうか。。
「平治の乱」で後白河院を、時忠と一緒に救出したのは誰?平家一門じゃなかったようだけど・・・。
452 :
名乗る程の者ではござらん:2006/09/28(木) 16:17:47 ID:PhpjWdYZ
東芝日曜劇場は「女と味噌汁」とか残っているもんね。同じビデオドラマなのに。
渋谷にあれだけの放送センターたてる金があったんだから
ビデオテープが当時いくら高価とはいえ、金かけたドラマくらいはちゃんと保存しろよ。
453 :
名乗る程の者ではござらん:2006/10/02(月) 01:04:40 ID:bycAB4pQ
20代の若造なんで、ドラマ観たことないんだけど、
人形劇観て、麻鳥にものすごく違和感。
崇徳院、源義経、平経正・・・なんで、そんなに貴人とお友達?
と、思ったら、原作通りなんですね。
ドラマでもこの面々とお友達だったんですか?
清盛が大熱出して、庶民の医者の麻鳥を経正が迎えに行くというのが、
原作、人形劇ともになんだかなあ、と思ってしまったのですが、
ドラマでも、麻鳥は清盛を診察したんですか。
自分は人形劇を10代のころリアルで見ながら、うわーありえねぇぇぇぇぇ!!
を連発してたけど、原作読んではまったよ。
フィクション炸裂してるけど、心理描写が無理がないっていうかスムーズなんだよなあ。
これをリアルで大河で見てた方々がうらやましいです・・・
それにひきかえ、今年はかなりましだが、去年の大河はなんだったんだよw
>>451 原作では右少弁成頼になっているけど、出演のところに名前がない。
おそらく、検非違使別当惟方。
456 :
名乗る程の者ではござらん:2006/12/03(日) 00:08:39 ID:gZWpWdv3
>>453 麻鳥自体が作者の創作人物だからな。
ドラマでも節目節目に風のように現れていたw
もちろん、清盛の最後も看取ったはず。
457 :
名乗る程の者ではござらん:2006/12/03(日) 00:15:18 ID:aPABLR+X
総集編ビデオに清盛最後の場面が残ってますよ。
麻鳥が診察して、清盛に「見事な医者になった」
とか褒められる。
この作品での佐久間良子は日本史上最高の美しさでしたな。
459 :
名乗る程の者ではござらん:2006/12/03(日) 23:42:57 ID:jMY9I8Gb
いや、新珠三千代の方が美しかった。
若尾文子も綺麗で色っぽい
悪源太と小松殿が、共に源平の棟梁になっていたら、どちらが覇権を握っていたのかと、考えるだけでワクワクする。
平岩弓枝先生の『西遊記』、出版されたね
うちのおかんは、新平家見たさの一心で、おとんの
ケツを叩いて、カラーテレビに買い換えたそうだ。
最終回に感動した祖父が興奮して電話してきたとか、
何かと我が家に波紋をもたらした名作なのに、覚えていない。
ただ、仲代達也の清盛の最後だけ、幼心に強烈なインパクトを
焼き付けた。是非にも、時代劇専門チャンネルで再放送して欲しい。
その前に残存するフィルムを発掘するところから始めなければ…
田舎のお大尽の蔵から埃をかぶったテープとか出てこないかなぁ
花神以前の大河は部分部分しか本編は現存しません
風と雲と虹とは大部分が揃っているが
466 :
名乗る程の者ではござらん:2007/05/07(月) 03:02:26 ID:oi4H/BHI
愛ぬすびとも一緒に発掘されたらなぁ
467 :
名乗る程の者ではござらん:2007/05/26(土) 19:12:58 ID:1UclRxjv
このときの佐久間良子は人類史上最強と言っていいほどの美しさ
小さい頃の記憶で、忘れられないワンシーンが。
死の間際の台詞、
「お前の目玉は大きいのぉ」
仲代達矢の清盛が言ったのか、言われたのか。
凄いインパクトがあったのだと思う。
469 :
名乗る程の者ではござらん:2007/07/06(金) 14:08:42 ID:FNiiOHge
常盤御前役の若尾文子が参院選に出馬
471 :
名乗る程の者ではござらん:2007/07/10(火) 14:25:07 ID:W/jlmCsE
今度レンタルで借りるつもりなので念のためお聞きしたいんですが
総集編には五十嵐じゅん(淳子)の出てくるシーンはありますか?
>>447 その通り。俺は特撮も大好きなんだが、その感覚で昔の大河が見れない
のは辛すぎる。
スレ違いになるが、この間CSで忠臣蔵を見たときはマジでおもしろかった。
言っちゃ悪いが、ひいき目なしで今の大河より遙かにおもしろい。
それと同時にどうして全話見れないのか、と憤りを感じた。
>>471の質問に誰か答えてあげてください。
私も気になっています。
後白河院は長谷川一夫さんにオファーして断られたそうです。急遽、滝沢修。
476 :
名乗る程の者ではござらん:2008/02/25(月) 18:50:47 ID:IGFbqGwu
>>453 麻鳥は原作者の吉川氏がご自身を投影
されたキャラクターです。狂言回しで
作者の心がこめられている。
>>471 出てない。残念ながらカットされています。
この傑作こそ全話保存して欲しかったねえ。
>>477 >>この傑作こそ全話保存して欲しかったねえ。
本当にそう思います。
完全版が残っていないなんて、痛恨の極みです。
今たまたま吉川英治の原作読んでるんですが、
大河ドラマがあると聞いてびっくりしました。
まずよくそれをドラマにしようと思ったなと。
原作は清盛の青年時代から始まる、吉川英治の長編では一番長い作品です。
元気あったんですね。
480 :
当時中3:2008/06/21(土) 08:33:51 ID:aOlpfkrm
当時中3だった私は、志垣太郎のファンだったし、親の影響も
あってこの大河はしっかり見てたつもり。で、35年経った昨年
総集編を借りたけどがっかり・・。1年分をたったDVD2本に
纏めてるから仕方ないだろうけど、ナレーションばっかりで話が飛びすぎ。
本当にNHKも罪だよね・・。今の大河は全巻揃ってるから余計残念。
それにジャニタレの下手糞な芝居は観たくない。義経は志垣太郎が
ダントツ美しかった。勿論菊五郎さんも良かったけど・・。
それと清盛の初恋の女性を演じた仲御門瑠璃子役の五十嵐じゅん(当時)は
物凄くに可愛かった。当時実際に志垣太郎と噂になった筈。
本当に観る事出来ないのでしょうか?NHKの関係者で当時録画してた
人とか居ないのかな・・・。あったら高額でも欲しい。それと前年の
「男は度胸」も・・・。
481 :
名乗る程の者ではござらん:2008/06/21(土) 17:19:53 ID:QQhw3pD/
カラーの完全版でも残っていたら、100万円出しても欲しい。
残っていないのは残念。
>>480 当時の大河は総集編は年末2日で纏めてたから、超ダイジェストなのは残念だね
志垣太郎というと、未だに天一坊と牛若の印象が強い
483 :
名乗る程の者ではござらん:2008/06/26(木) 18:37:23 ID:IMZ/h2iZ
大河ドラマ最高傑作と絶賛されるこの作品、
残念ながら全く記憶がない。
小学生になっていた頃だったか、テレ東で総集編を放送したのを
観たのだが、若尾文子の常盤御前のシーンくらいしか覚えていない。
オカンが買ってた「新平家物語」の特集本も今はもう無いし。
でもリメイクされるのは嫌だなあ。
人形劇「平家物語」は良かったけど。
Pleasure 2008 Groly Gays リハーサル参加特集板
1.グローリーデイズ (イントロオーケストラ風)
2.愛のバクダン (風船)
3.Pleasure2008〜人生の快楽〜 (歴代映像)
ようこそ!
4.BURN -フメツノフェイス- (特効)
5.裸足の女神 (パボット)
6.恋心
7.BABY MOON (月演出)
8.アラクレ(03'映像)
9.F・E・R・A
10.ONE
11.新曲 (バラードRING風)
12. センターステージ移動〜紅い陽炎
13. MOVE (アコースティックバージョン)
14. SUPER LOVE SONG(super love song歌いながら)〜メインステージ移動
15.BLOWIN' (96'演出)
16.ultra soul (特効三連発)
17.ZERO (ギター破壊)
18.BAD COMMUNICATION (ステージ半崩壊観客失神)
19.BANZAI(紅白幕)
20.FRICTION (ラスト ステージ大爆発全崩壊B'z打ち上げ大脱出)
21. だからその手を離して (プロモ衣装)
22. RUN (スタッフ全員登場大合唱&崩壊ステージ激走)
485 :
名乗る程の者ではござらん:2008/09/03(水) 23:31:20 ID:fSu7rlqa
当時小学生だった私がこのドラマ関連で憶えているのは、上ノ巻の収録が終り
下ノ巻へ移る時、仲代達也の断髪式がスタジオで行われたのを、番組紹介か何かで
放送されたのを憶えてる。中村玉緒初め共演者達が少しずつ仲代の髪を切り、
それを仲代がおどけながら捨てていた。最後に本職が綺麗に剃り上げて清盛の
衣装を着て写真撮影されていたな
486 :
名乗る程の者ではござらん:2008/10/07(火) 02:50:15 ID:6F0Venr8
ttp://mainichi.jp/select/today/news/20081007k0000m040152000c.html 訃報:緒形拳さん71歳=「楢山節考」「鬼畜」など演じ
「楢山節考」「鬼畜」など数多くの映画やドラマで活躍した俳優の緒形拳(おがた・けん、本名・明伸=あきのぶ)さんが
死去していたことが6日、分かった。71歳だった。関係者によると、最近になって体調を崩したという。死因などは明らかになっていない。
緒形さんは東京都出身。先月30日には、倉本聰さん(73)脚本の
連続ドラマ「風のガーデン」の制作発表に出席し、元気な姿を見せていた。
緒形さんは58年、劇団「新国劇」に入団。60年に「遠い一つの道」で初主演し、映画デビューした。
新国劇退団後は活動の場を広げ、映画やドラマなどで活躍。83年の映画「楢山節考」でブルーリボン賞を受賞した。
長男幹太さん、次男直人さんも俳優。
◇ブログに最近も元気な姿を掲載
緒形さん本人の公式ブログは9月30日までほぼ毎日更新され、
同日付のブログでは今月9日にフジテレビで放映開始予定のドラマについてに触れていた。
「連続ドラマ『風のガーデン』全て撮影が終了しました。本日、記者会見です」とした上で「是非是非ご覧下さい」と結んでいる。
また、ブログでは9月下旬に食事中の写真なども掲載され、最近まで健在な姿を見せていた。
毎日新聞 2008年10月7日 2時30分(最終更新 10月7日 2時30分)
Wikipediaより
>映像の現存状況
>第46回、及び総集編が現存しており、過去に総集編が再放送された事がある。
>また、テレビ探偵団に志垣太郎が出たとき総集編にはない五条大橋のシーンが映っていた。
>当時の新聞記事などから第30話の可能性が高いと思われるが、他の放送回の回想シーンの可能性もありはっきりとしたことは不明。
>総集編のDVDは販売されている。
とにかく現存分だけでも見たい。
総集編を見るたび思う。
>>487 >とにかく現存分だけでも見たい
時専で1月から大河特集があり、
『花の生涯』から『元禄太平記』まで現存回のみ順次放送されるみたい。
489 :
487:2008/11/23(日) 00:48:39 ID:???
>>488 これって、喜んでいいものかどうか微妙ですね。
見られるのはうれしいが、これだけしか現存していないということですから・・・。
490 :
名乗る程の者ではござらん:2008/12/17(水) 14:11:05 ID:b2wtb8JR
全話放送してくれ
最終回って本当に残ってるの?
ソース
>>493 無かったはずです。
そもそもこの二人の出番は、とても少なく、
この二人目当てで見ると当てがはずれます。
冒頭の音楽好き
ageとく
当時民放で「女人平家」ってドラマもあったような。
ブームだったのかな。しかしストーリーを覚えてない。
>>498 それ覚えています。吉永小百合さんが2役やってました。
「新・平家」どこかで新たに発見されないかなぁ・・・
500
501 :
名乗る程の者ではござらん:2010/02/19(金) 00:49:44 ID:eqCNjUBB
朱鼻ノ伴卜がお亡くなりに…。
どんな役だったっけ?まことさん数少ない大河出演作だが
総集編見た時はクレジットに名前あるなって印象しか残ってない