英国のトップジョッキー、キーレン・ファロン騎手(39)が
八百長行為で永久追放処分を受ける可能性が出てきた。
8日付の英サン紙などによると、同騎手は2日のリングフィールドでの
レース前に「わざと負ける」と発言し、故意に馬を追わずに負けたという。
英国ではベッティング・エクスチェンジ(個人対個人の賭け)を
利用し、馬がレースに負ける方に賭けることが可能。
近年、不自然な賭け率の変動に伴い、疑わしい負け方をする馬が
目立ち、英国ジョッキークラブでは問題視する声が高まっていた。
さらに同レースで不自然な馬券購入があったことなどから
同クラブが調査に着手。担当者は「彼はしばらく英国で
騎乗するつもりがないことを示唆した。さらに調査を続ける」と語った。
同騎手は日本で短期免許を3度取得し、計12勝を挙げている。
01年の阪神JFではアローキャリーに騎乗、タムロチェリーの2着に食い込んでいる。
http://www.sponichi.co.jp/horseracing/kiji/2004/03/09/03.html