下手だった奴が上手くなるためにした練習 12

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944シベニア
>>910
喉(声帯)周りの筋肉群は、仰る様な右手と左手の様に離れていない密接な中で隣り合う様な状態の筋肉群と云う事を忘れては成りません。
ですから軽く拳を作った状態では腕や上腕に力みが生じませんが、強く握り締めると其れ等及び首筋迄力み・緊張が連鎖反応的に走って
しまう事に例えるべきでしょう。元々発声(特に音階発声)自体が、此れ等複雑な筋肉群の連鎖作用に因って行える物ですから、一部分の
筋肉の過剰な緊張が連鎖的に周りの筋肉の緊張を招く事は、容易い密接状態と云う事です。又此れ等筋肉群の連鎖反応的動きを、出来る
だけ個別に上手に(発声法等に合わせ適度に)働ける様にする為に、ボイトレが有るのですが、幾ら此の訓練を積んでも過剰な力みからの
連鎖的緊張波及に対しては効力を失ってしまいますので、「過ぎたるは及ばざるが如し」と云う事で、其の行為を避ける様に述べている
のです。 もう一つ、引き下げ筋が働く時は舌骨と共に舌根が下がりますが、有る程度の舌根の下がりは咽頭気道を広くする事に効力を
発揮しますが、引き下げ筋を思いっ切り働かせ舌根が下がり過ぎると、舌自体が喉の気道を塞ぐ程喉奥へと入ってしまいますので
此れも喉絞めと同様に咽頭気道に抵抗を作る事に成り逆効果に繋がります。
945シベニア:2008/11/26(水) 23:24:10 ID:hT11Qb9v
>>912
声帯の呼気通過だけを考えても、呼気流の抵抗が少ない声帯解放状態の裏声の方が声帯を塞いだ実声より呼気の流れが良い事で流速が
上げ易い事と、声帯を通過した後の喉頭・咽頭気道(広くなる)で、適度な量の通過呼気に抵抗を与えず減速も実声時より少ない事から
も安定した流速の呼気を得られ、高音発声に適します。其の他輪状甲状筋の働きを素直に応用出来て声帯を薄く貼り易い事や、声帯の
上昇時に喉頭が開く為に喉絞めに遭い難い等、色々と高音発声の為の利点を備えた発声と云う事です。此れに対し実声は、声帯の開閉
振動で流速や呼気量が減りますので、高音発声時には主に声帯の張りが頼りと成ります。ミドルは裏声の輪状甲状筋の働きを実声時の
引き下げ筋引き上げ筋の働きに+で更に声帯を薄く引き延ばす事に応用し、閉鎖筋の働きも其の(声帯伸ばし)方向と閉鎖からの響きの
アップに応用する事で太い高音を確保し、柔らかな声帯閉鎖と裏声状態の喉頭・咽頭の開きで呼気の流れを良くし、実声より高音発声
に適した状態と成りますが、此れも高音裏声で息漏れを少なくした状態には敵いません。他の皆様が仰るヘッドでは、訓練に因り声帯
閉鎖や張りの状態がミドル時より格段に上がる事から、有る程度呼気圧力を上げる事も可能で、其処からミドル時よりも呼気流速を
上げる事が可能と成り更なる高音が可能と云う事で、最強高音は、此れ等全ての良い所取りをしたホイッスルと云う事に成ります。

>>913
着実に頑張って下さい。
946シベニア:2008/11/26(水) 23:25:09 ID:hT11Qb9v
>>914
先ず発声に呼気の支えが無いと云う事で、テンプレ3−4で確りした呼気の送りや安定を作り発声に支えを付けましょう。此れだけでも
発声が深く成り、声帯からの響きがアップします。鼻だけに抜けるハミング状態の発声は、テンプレ9の高音発声の的やテンプレ24の
中段の舌を若干奥に引き舌根を下げる状態と、飴玉を転がらない様にホールドする様な舌形を作り、口からも鼻からも発声が響かせられ
る様に発声練習を行う事です。声量は慣れと良い発声状態から呼気を増やして行く事や響きが増す事で徐々に上げて行く事が可能ですが
先ずは掠れを防止し確りしたミドル発声を優先する事が大事ですから、呼気を抑えてでも掠れを防止する事と、各エッジで閉鎖筋を鍛え
る事や、発声し易い音階から確り発声出来る様にして行く事です。頑張って下さい。

>>915
歌いたい歌の原曲が可也揃っている事からも、可也便利ですね。
947シベニア:2008/11/26(水) 23:25:53 ID:hT11Qb9v
>>920
先ずテンプレ2−4でリラックス発声と呼気の支えを付けた発声を練習し、同時にテンプレ16の通常エッジを日々の練習に取り入れ
先ず抑え気味の発声で発声の響きをアップして行きましょう。其れに慣れたら通常か通常より少し強めに声量をアップして、同時に響き
がアップする様に発声を心掛ける事と、テンプレ24を参考に共鳴を心掛け練習して行きましょう。そして発声の声量や響きがアップし
安定して来たら、テンプレ2のワンフレーズでの呼気の使いきりの歌い上げ練習を行えば、確りとした声量を得る事が可能と成ります。
基本を踏まず呼気の勢いだけに頼っては、確りとした発声は望めませんので、手順を追って徐々にと声量アップを図って下さい。

>>922
ウィスパーボイスで声量を上げる事は声帯に負担が掛かりますし、発声が割れ(掠れ)易く良い響きも望めなく成りますので、声量アップ
は其れが起こらない範囲に止める事が大事な事で、仰る通りマイクボリュームに頼った方が懸命でしょう。又無理に声量を上げようと
するとガナリ声の様に成り易く、折角のウィスパーボイスの雰囲気を台無しにしてしまいます。
948シベニア:2008/11/26(水) 23:26:45 ID:hT11Qb9v
>>925
@鼻腔共鳴は自分ではハッキリ分からない事が有りますので、ハミングをしてから舌根を軽く下げて、仰る様に発声し易い音階(中高音
位)の発声を上前歯の裏に当てる様に発声し、指3本で鼻の中程の骨の部分を軽く触ってみると、恐らく指に響きが伝わって来る筈です。
又其れが無い場合は、同様にハミング後に指を当てながらの発声を繰り返し、舌根の下げ加減や発声の的を少し変えてみる等工夫を
凝らし、指に振動が伝わる発声を見つけましょう。伝わる振動は、ハミング時の様な強い振動で無くて結構です。
A此れも上記と同様に、指で振動を確認しながら発声を行うと良いです。正しい発声からは、自然と鼻腔の共鳴(振動)も得られます。
B鼻腔共鳴が無くともミドル状態の発声は可能ですが篭り声に陥り易く、良いミドルは得られません。又Aで述べた様に、発声の的を
音階に合わせ適度に動かしても、確りした発声が得られていれば鼻腔は響いている筈ですから、指当て確認をしながら練習しましょう。
皆様からも、良いアドバイスが沢山挙がっていますので、是非参考にして頑張って下さい。

>>932
仰る通り成長過程でしょう。発声状態が良く成る事から音程の誤魔化しも効き難く成る(確り音階の的を突かねば成らない)事や、ビブ
習得初期の音程制御も難しい物です。日々の音階含めた発声練習や歌い上げ練習で、良く成った発声を自分の制御下に置ける様にして
行く事が課題となりますので頑張って下さい。其れと共鳴の事ですが、初期時は確りした響きを通す為、局所局所を意識した発声の的
や響きの的を作り、其処を確りさせ良い発声を求める物ですが、其れが安定し更に発声が良く成って来ると、響き共鳴が体全体に波及
して色んな場所が響く様に成ります。此れは低音発声でも確りして来ると、鼻腔や頭部に響きが伝わる事と一緒です。ですから恐らく
現状の発声の共鳴状態は、とても良い状態に達しているのでしょう。
949シベニア:2008/11/26(水) 23:27:57 ID:hT11Qb9v
>>933
仰る通り良い傾向で、とても良い共鳴が得られた事で響きと共に声量が上がる、発声にとって一番好ましい状態と言える事です。
ミドルにも勿論此の感覚を応用して、声量と共に響き共鳴のアップを図られる事が好ましい事です。

>>934
発声の現状を知る為にはUPが良い事ですが、恐らく腹式からのリラックスを得た状態の発声と成り、力みからの声量アップから離れた
一時的症状だと思います。之から呼気の安定(支え)や声帯の上手な使い方での響きアップや共鳴等を経て、声量をアップして行く段階
と云う事でしょう。テンプレや他レスを参考に練習され、徐々に声量を上げて行きましょう。又練習で解らない事等が有りましたら
質問をして下さい。