お前ら、最近読んだ本は何ですか?in生活板 5冊目
1 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:
2 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/23 09:36 ID:7+YGkyWc
2(σ´∀`)σゲッツ!!
パーフェクト宅建 H14年版
楊家将 北方謙三
ハードボイルドだね。
5 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/23 10:07 ID:n87qTPa6
霊長類南へ 筒井康孝
危機的状況の中で描かれる、真の人間らしさ(人の醜さ)は必読物・・・だと思う
恐怖の博物誌 イーフー・トゥアン
数年ぶりに読み返した。
恐怖があるからこそ、人間は幸せを感じる。
川原亜矢子が好きなのでハマッた「100年の恋」
と
トム・クランシーの「レッドオクトーバーを追え」上下巻
「ちゃれんじ?」 東野圭吾
スノボにかける情熱がすごい!
9 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/23 19:23 ID:S9vV3Fot
「はじめての構造主義」(橋爪大三郎)
平易な解説。構造主義思想の取っ掛かり。ブックガイド(P215〜)も有用。
「マスードの戦い」(長倉洋海)
写真豊富。83年のマスード同行取材記が主だが、暗殺後に加筆された分も収録。
「風水先生」(荒俣宏)
沖縄や香港などを巡る、荒俣による充実の風水ルポ。
「ユキポンのお仕事8」(東和広)
漫画。ユキポン(猫)とあけみのおもしろ貧乏生活第8巻。不思議な世界だ。
「楽しいハーブ入門」(槇島みどり)
人気50種の育て方と利用法、園芸基礎がさらっと載ってる。途中までカラー。
10 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/23 19:46 ID:cLauYowU
「星を継ぐもの」 J・P・ホーガン
「不味い!」(小泉武夫)
まずいものを取り上げたエッセイは珍しいかもしれん。
>>9 「ユキポンのお仕事」って、まだ連載してるんですかね?
もう8巻まで出てるんだ…。
ユキポンがすごく働き者で、「こんな猫ほしいな」って思った。
3巻までしか持ってないので、明日本屋さんに行ってこよう。
13 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/23 21:48 ID:0nB7g2Cn
キャッチャー・イン・ザ・ライ
村上春樹訳
でも春樹じゃないライ麦畑を読んだことないからどこが春樹流なのかはわからんかったが
勝手に春樹エッセンスを加えまくってるもしくは春樹は相当ライ麦に影響受けてるなと
思われる箇所が多々あった。
ジョジョの奇妙な冒険。
神々自身 アシモフ
2章は面白かった。
「旧約聖書物語」
話としてはそこそこ面白いが、何でこんな神様についていこうと思うのか。
人をゴミの様に扱うこと、ムスカの如し。神様、素敵すぎ。
ヨブ記が笑えた。
ヨブって人の信仰心について、神と悪魔が口論して、結局、
神様「そんなに言うなら好きなだけヨブを苦しめて試してみ?」
悪魔「よっしゃ、好きにさせてもらうで」
で、ヨブさん、何にも悪い事してないのに、自分の信じた神の気まぐれで
財産ぶち壊しの死病に取り憑かれの目に遭わされる。
もうどっちが悪魔か解ったもんじゃない。
17 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/24 00:25 ID:MmkM8gHN
セーラーメイトDX
エミール ルソー
やっぱルソーはすごいわ。
波動干渉と波動共鳴
>>16 ジェリコの戦いもスゴイよなあ。
神様、ユダヤ人に対して曰く
「ジェリコ(街)あげる。現在の住民は皆殺しでOK」
最近読んだのは「パイドパイパー」。
軍事板では有名な「バンジャンドラム」という馬鹿兵器があって(要はでっかいネズミ花火みたいなの)、
その開発者がネヴィル・シュートなる著名な作家であるというトリヴィアが紹介されてて興味持った。
内容は戦時下のフランスから老人が子供たちを引き連れてイギリスを目指すというもの。
子供たちの無邪気で破天荒な行動に振りまわされる爺さんが大変そうで、読んでるこっちも心配になった。
>>20 それ、読んでて胃が痛くなった、「頼むからちょっとじっとしててくれ」みたいな。
それに、いくら戦時中でも、もう何人も子ども連れてる弱った爺さんに
「うちもお願い、××まで送って」とどんどん子ども預けていく人たちが・・・。
人に預ける図々しさがあるなら、他に頼めよ!爺さんが死ぬぞ!耐え抜く爺さんにしみじみ。
送り届けたあとの後日譚の部分を読むと、相当身体が弱ってるみたいなのが泣けた。
児童小説だったら、ちびっこも知恵を出しあって快進撃、一回くらいは爺ちゃんの
危機を救って感謝されるみたいな話になるんだろうけど、当然ながら、
この子どもたちはひたすら普通に子どもらしい(=お荷物)
「魔女の宅急便」 角野栄子
ジブリのやつとはかなり筋が違う。トンボや絵描きの女の子はほんと脇役。
でもなかなか良かった。
個人的にバターパンを「バタパン」て書いてあるのがお気に入り。
4巻まで出てるみたいだから読んでみたい
23 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/24 19:19 ID:FBsbsAYD
・図解雑学 日本の名字
・保健室は今日も大にぎわい
・『ろう文化』案内
・障害者に迷惑な社会
・正伝 野口英世
・住所と地名の大研究
・はい!こちら、痴呆電話相談です
・横浜市営交通八十年史
・あなたは人に鼻毛が出てますよと言えますか
・知的障害者の生活寮
・だれにとっても使いやすいバリアフリー生活用品100選
・もっと知ろう朝鮮
・現代神奈川の被差別部落
・わたしたちのまち いちば
・ついていったらこうなった! キャッチセールス潜入レポ
・宗教トラブル110番!
・世界人権ハンドブック
以上、ここ1ヶ月で読んだ本。全部図書館で借りた。
賃労働と資本
賃銀・価格および利潤
空想より科学へ
共産党宣言
アカじゃないけど急にマルクスが読みたくなった。
あと社会契約論
25 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/25 19:30 ID:dg7lWXq6
26 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/25 19:31 ID:C/pQi1SY
味の助4巻
ひつまぶしに今夏自殺で亡くなった野沢尚の本を読んでみた。
結構はまった。「リミット」「眠れぬ夜を抱いて」
結局自殺の理由はなんだったのか?
資本論は巷間言われるほど難しくはないよ、というかマルクスの毒舌ぶりが面白いw
ただ滅茶苦茶分厚いけどw
29 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/25 20:36 ID:zv2AXy8m
マルクスはロンドンで
浮浪者そのものの生活してた。
自分の不満を理屈化しただけ。
鋼鉄はいかにして鍛えられたか
びっくりするほど、面白くない。
>>25 >>28 資本論は1巻(岩波)だけ持ってる。
翻訳家が失神したという話があるらしいね。
俺も失神しそう。
あんなのをあと8冊も買わなきゃいけない。
途中でやめられない性分だから
東野圭吾のトキオ
途中が長ったらしい。ヤクザは出てこなくていいと思う。
13階段/高野和明
文庫になったので読んでみた。展開が気になり、あっという間に読んでしまった。
選考委員が満場一致で乱歩賞に推したのも納得できる気がする。
>>29 読み(め?)もしないで渡辺昇一たぐいの雑本で仕入れた俄か知識を披露しないほうがいいよ
35 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/25 22:36 ID:zv2AXy8m
一応読んだよ。
渡辺昇一だけじゃなく
どこにでも出てくるエピソードだ。
36 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/25 22:52 ID:0ajm8VQp
沈黙の艦隊
行け!!南国アイスホッケー部
『イン・ザ・プール』と
『空中ブランコ』
普通におもしろかった。
エミール・ゾラ「ジェルミナール」
寝取られ青春小説ハァハァ
あとはフツーの時事社会ネタだった
「博士の愛した数式」小川洋子
話題の本にはもう騙されるもんか!と思いながら読み始めたんだけど、
ラストでいつのまにか泣いてた。良い本でした。
森村誠一の「初恋物語」
博士の愛した数式
読んでる途中、何度も泣きそうになった。
穂村弘「世界音痴」「もうおうちにかえりましょう」
はまった。
穂村弘は好きだなあ
風間一輝/男たちは北へ
東京から青森へ自転車で向かうアル中の中年が
偶然に自衛隊の機密書類を手に入れ、
ジエイカンに追い掛けられたり男の友情を交わしたりする話。
私の実家が盛岡なので、南大橋の辺りで
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
と思いながら読んだ。
ナイス国道四号線。
いいぞ国道四号線。
貴志祐介「黒い家」 まぁ今更だけどめちゃ怖かった。
平山夢明「鳥肌口碑」 霊現象パートよりキティ参上パートが好き。
なにわ小吉「王様はロバ」 すごい好き。一冊手に取ったらつい全巻行ってしまう。
佐々木倫子「動物のお医者さん」 動物カワエエ。淡々とした雰囲気が好き。
>>46 佐々木倫子の漫画オモロいよね〜。菱沼さんが可愛い。
奥浩哉『変[HEN]』『HEN』とぼけた会話や独特の間がいい。佐藤君が可愛すぎる。大好きな漫画。
渡辺京二『日本コミューン主義の系譜』『北一輝』文句なしに面白い。他の著作も読みたい。
浅羽通明『ナショナリズム』『アナーキズム』言われるほど面白くない。入門書としてはいいのかな。
48 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/27 20:05 ID:GEo1KXQX
「ヒートアイランド」垣根涼介
「ワイルド・ソウル」以上によかった。
渡辺淳一 シャトウルージュ
覚えたての高校生が大学ノートに書き溜めたって感じ
リ ア ル 鬼 ご っ こ
はいないのか?
古すぎ
人間の証明
を読みおわった。
感想はナシ。ただ今ドラマやってるから読んでみたッス
次はガダラの豚よみます
ところでグロ描写が激しい小説ないかなぁ〜
「黒い家」みたいなサイコちっくな犯人が
主人公追い詰め→ハラハラ→グログロみたいな話
江戸川乱歩の「芋虫」や「盲獣」のような・・・
内容がアレな感じだし、リファレンスで聞けないしなぁ〜
質問スレじゃないんだけど、オススメあったら教えてくださいナ
>>52 綾辻行人の『殺人鬼』なんて如何ざんしょ。
かなりグログロだと思う。
うーん、思い出しちゃった。(´・ω・`)
最近、昔の本が懐かしくって読み返す事が多くなった。
今日は吉本ばななの『白川夜船』と『哀しい予感』。
なんつーか、こう言う不安定な気候に合うね。
夏の終わりを惜しみつつ、マターリ読書するのも良いものですね。
54 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/28 00:08 ID:dwzZOEL+
>>52 岡嶋二人の「クリスマス・イヴ」は怖いという噂を聞いた事があるよ。
>53
思い出させるなよっヽ(`Д´)ノウワァン
『殺人鬼』は激しくトラウマ…orz
山崎豊子「不毛地帯」文庫版の1巻目。
これは…激しく読み進みにくい。頭に入ってこない。
この人の「二つの祖国」がとても好きで、小学生の時に初めて
読んで以来、何年かたっては再読しまた何年かたって再読、と
いうのをしている。
「不毛地帯」はしばらくおいといて「沈まぬ太陽」へ行こうか
ゴッドファーザー
どういうわけか第一章を読むのに物凄く時間がかかったが、
それ以降はさくさく読めた。
映画ではあまり描かれなかった部分、
特にジョニーの話が読んでいて面白かった。
映画みたいにヘタレじゃないんだな。
ラストは美しかった。
「赤毛のアン」
「アンの青春」
「アンの愛情」
子供の頃に児童向けのアンを読んだときは、アンがうっとおしくて
マリラは意地悪だと思っていたんだけど、アンは可愛いしマリラは
愛情深くてユーモアがある。どこをどうよんで勘違いしていたんだろう。
作中に出てくるお菓子がおいしそうで食べたくなった。
わかるわかる、アンのお茶菓子や晩御飯は美味しそうでたまらんね
毎日あんなにがっつりティータイムのお菓子食べて太らないなんて・・・
>>58 自分も、最近アンシリーズを購入し直した。
こっぱずかしい位の性善説が、大人になった今では逆に心地良い。
アン本のお菓子も良いけど、『大草原の小さな家』の料理も美味しそうだよ。
もっと地味で素朴なんだけど、現実感のある料理やお菓子で。
両方とも料理本が出てたと思うけど、買い逃がした事が悔やまれる。
ブクオフにて『チョコレート・アンダー・グラウンド』を、半額で購入。
美本でステッカーも付いていたので、ラッキー。
感想は、可もなく不可もなくと言った処。
子供向けだし、読み易くて宜しいのではないかと。
少なくとも、ハリポタよりお薦め。(子供に)
表装が格好いいし。
ただ、定価通りだったら買わなかったな。
この本の価値の半分は、表装(&ステッカー)にあるかもね。
しかし、この本、今の生活板の騒動とだぶるなぁ。
61 :
52:04/08/29 12:01 ID:Kv7nD3Bt
「ガダラの豚」読み終わった
結構面白かったな〜一気に読んじゃいますた
アフリカ行ってみたいな〜。
呪われるのは嫌だけど
53タンのオススメ、55タンのトラウマ本「殺人鬼」と
岡島二人の「クリスマスイヴ」
借りに行ってきます。
>>58 俺も今アンシリーズ読んでる。まだ二冊目の途中だけど・・・。
自分は男なんだけど、どうにもアンに感情移入してしまってだめだ。
アンの喜んでるとこでにやけてしまうし、一巻の最後ら辺ではボロボロ泣いた。
お菓子が美味しそうだってのは同意。ティーパーティとかって馴染みないから余計に。
あと、1ページにも渡る長台詞を話させても違和感を感じさせないのはすごいと思った。
誰か岩波文庫の「国家と革命」持ってない?
今日も探し回ってきたんだけどどこにも売ってないだよね…
ハーラン エリスン
「世界の中心で愛を叫んだけもの」
本屋で平積みされていて、「泣けません!」ってPOPが
付いていた(笑)のを見て思わず買ってしまった…。
読み終わってから思い出した…。十数年前に買ったのが
家に有ったじゃね〜か…orz
まあ、何度読んでも面白いが。
65 :
64:04/08/29 15:16 ID:/bta076H
もういっちょ。今度はコミックス
中山昌亮
「不安の種」 (1)と(2)
ホラー短編集。綺麗な絵を書く人なんで、ホラーには合うか
と思ったけど。
綺麗な絵柄が恐怖を倍増させるって効果も有る、ってこと、
身に滲みて実感しましたorz
縫いぐるみのネタなんかは恐くない(ってか、感動)んです
が、他はちょっと…。独りで風呂に入るのが嫌になる(笑)。
>>63 ちくま学芸文庫で新訳が出てるけどそっちじゃまずいの?
>>66 チクマ版は見つけたんだけどあまり欲しくない…
でも今まで探す為に費やした労力や交通費を考えると素直にチクマを買ったほうが
良かったのかもしれない。
で、最近読んだ本は「アルジャーノンに花束を」
鳥肌立ったよ。
>>68 サンクス
ネットオークションやった事ないんだけど、買おうかな…
70 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/29 23:24 ID:xJw51ffK
「今夜すべてのバーで」中島らも
一貫してふわふわした感じ、読み終わった時なんかいい気持ちになった。
>70
細部は覚えてないけど、ラストの場面と、
磨りガラスみたいできれいだと思った記憶はある。
中島らもの文章好きだったなぁ・゚・(ノД`)・゚・…今度読み直そう。
貴志祐介「天使の囀り」 面白かった。この人の本もっと読みたい。
ゲッツ板谷「情熱チャンジャリータ」 いつもどおりのキティのオリンピック話。好きだけど。
「茶趣の和菓子」 和菓子かわいいなぁ…。もっと写真のある本が見たい。
「薬指の標本」小川洋子
なんかゾクゾクした。露骨な性描写がないのにどことなくエロい。
上田次郎「どんと来い超常現象」
京極夏彦「百器徒然袋-風」
ここ見て図書館で「殺人鬼」立ち読みしてきた
自分には全部読めない、無理だ・・・
>>55 トラウマつついちゃってゴメンなさい。
お詫びに、今から殺人鬼を再読してみます。
実は、殺人鬼2まで持っていたりするんですよね。
昨日は、ゆるゆると『猫めしの丸かじり』(東海林さだお)を読む。
殆どが既読もしくは何度も扱った様なネタなんだけど、癒されるなぁ。
猫まんま、食べたいヨー
しかし、この本の後に殺人鬼を読むのも中々キツイもんがある。w
>75
だから思い出させるなよヽ(`Д´)ノウワァン
>74
自分も途中で止めたくなったんだけど、
最後まで読んで一応の解決を見ないと
もっと酷いトラウマになりそうだった…orz
ダン・ブラウンの「天使と悪魔」読み終わった。
「ダ・ヴィンチ・コード」も面白かったけど、
自分としてはこっちの方が(・∀・)イイ!!と思った。
コミック。
道原かつみ・麻城ゆう
「ジョーカーシリーズ8 Final Mission」(最終巻)
毎度のことだけど前巻が出てから開きすぎなのに加え
自分の熱もかなり冷めていたこともあってイマイチかな。
シリーズをまとめるためのお話、無難にまとめましたという感じ。
初回が18年前、自分が買い始めてからでも10年以上の付き合いで、
惰性もあった。
もっと読みたかった気もするし終わってホッとしたような気もする。
我孫子武丸の『殺戮にいたる病』もグロいよ!
最後にミステリ的仕掛けもあるしオススメ!
>77
ジョーカーシリーズまだやってたんだ!!
昔ハマったんだよな〜
女性バージョンのジョーカーが好きだったよ。
当方女だけど。。。
80 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/31 11:42 ID:zN7Wq3JA
あげ
最近やっと読書の時間が持てるようになりました。
お薦めの推理小説教えてください。
82 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/31 12:48 ID:pkDTyefY
四日間の奇跡→軽く読めるけどイマイチ
東電OL殺人事件→謎が深まった・・・人間って分からない
理由→無難な宮部ワールド
>>56 沈まぬ太陽、また読みたいよ〜!
5巻揃ってたんだけど、元彼に貸して
そのまんまケンカ別れしちゃったんで
返してって言えない・・・。
>81
綾辻行人「どんどん橋、落ちた」
>>81 松本清張 / 点と線
中学のころ読んで以来で内容もあんまり覚えていないが、
おもしろかったような気がする。
「あしたのロボット」 瀬名秀明
ちょっと先の未来、人間とロボットが共存する話しをまとめた中編集
どの話も切ない中に希望が垣間見えて良かったんだけど、「亜希への扉」て話がある
なつかしくて昨日台風でお客さん来ないから仕事場で「夏への扉」を再読しちゃったよ
87 :
86:04/08/31 14:34 ID:JmZXwZad
あ、ごめん。推理小説じゃないかこれ。でも面白いよ!
日本がアメリカを赦す日 文庫版
89 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/08/31 16:32 ID:ooeo/X6L
九鬼周造 「いき」の構造。
日本にもこんないきな哲学者がいたのかって思わせてくれる。
鷲は舞い降りた THE EAGLE HAS LANDED 早川書房
舞台は第二次世界大戦中期、チャーチル首相誘拐の為
に翻弄するドイツ軍情報部、イギリス東部の一寒村に降り立った
シュタイナー中佐率いる精鋭ドイツ軍降下猟兵を描く。
映画にもなった傑作冒険小説。
91 :
52:04/08/31 20:16 ID:dSkeEVxt
やっと図書館から「殺人鬼」かりますた
これから読みます。
図書館で予約待ってる間に、
乙一 「天帝妖狐」読んだ
結構期待してたから肩透かしって感じ
お便所の落書きの話もう少し話広がってれば面白かったのにという感じ
>>81さん
「家族狩り」面白かったよ
海外の古典のミステリでオススメはありませんか?
最近読んだのはフォーサイスの「売国奴の持参金」普通に陰謀小説
今はフォーサイス「戦争の犬」読み中
資本主義社会や国際政治、アフリカ情勢に関心ある人なら面白く読めそう
政治の本質を知りたいなら、
マックス・ウェーバー「職業としての政治」(岩波文庫)が激しくお勧め
割と簡単ですらすら読めます。
小説なら漏れは奥泉光マンセー。
フォーサイスの「騙し屋」シリーズは面白いですよね。
私も4作品、全部読んでます(何度も)。
最近読み直しているのは「第四の核」です。
騙し屋シリーズを読んでいると尚、面白いっす。
ただ。
SASを「空軍特殊部隊」と和訳しているのはいかがなものか>訳者
鈴木博之;東京の[地霊]ゲニウス・ロキ 文春文庫
古本屋でタイトル買い
怪談物かと思ったら、東京各地の土地変遷と地理学的考察。
なんだか意外な面白さを発見、普段身近な土地に関する
トリビア的な知識満載で楽しめた。
>>92 今、NHKでポワロのアニメが放送中らしく、クリスティー物がたくさん本屋に並んでた。
新刊も出るらしいので、未読のものを探してみるのも面白いかと
図書館でフューチャーイズワイルドを予約してます。
早く読みたい。
小泉武夫の「不味い!」はおもしろかった。
「くさいはうまい」はいまいちでしたが。
愛してるぜベイベ1〜5
おもしろい。ゆずゆがかわいい。
りぼんコミックなんて久しぶりに読んだよ。
さて、ハリポタを読んだ人が来るのはいつかな?
>>86 私も『白夜行』かなーり好き。
分厚いけど、無駄な描写とか茄子。一気に読み終えた。
「螢川」宮本輝
風景が浮かんできて、とても後に残る小説だった。
地味だけど。
倉知 淳
「過ぎ行く風はみどり色」
猫丸先輩マンセー
ハリポタ読了
凹んだ
103 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/02 01:31 ID:D6z/tgK5
泣ける2ちゃんねる
Good luck
>>103 泣ける2ちゃんねる ってまだ売ってる?
105 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/02 01:34 ID:D6z/tgK5
>>104 わかんないけど売ってるんじゃない?
初版発行が今年だし
今泣いてみる?
ってスレ違い
107 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/02 02:14 ID:5oQTcxqx
武士道
英語版のとなりにニホンゴ訳がついてるヤツ
108 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/02 02:27 ID:5IwMIXua
鷲は舞い降りた/ジャック・ヒギンズ
>>102 やっぱりハーマイオニーはロンと付き合うことになったの?
ネタバレはやめてくれよ。
112 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/02 21:18 ID:ktEwj0En
「消えゆく同潤会アパート」内田 青蔵
「からくり民主主義」
おもしろい。この板の住人は好きそう。
金色のガッシュベルと言って何が悪い。
115 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/02 21:56 ID:eybEE9mU
今更ながら「二十四の瞳」読みました。
なんつ〜〜か、ジワジワ感動しましたよ。
116 :
なわけで:04/09/02 21:57 ID:mloIm/DB
『北の国から 2002 遺言』
泣けます、本当に泣けます
どうしてなんだろう?
117 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/02 22:03 ID:oQX83F+k
「司馬遼太郎全講演」(1)〜(5)
司馬遼の本音が解り、興味深い。
「草の花」福永武彦
サトエリ絶賛だったので読んでみた。名作と呼ぶに値する名著。
118 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/02 22:06 ID:rKKCJieR
「やわらかな遺伝子」
「つくられる命」
生命誌が大好きな公務員です。
119 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/02 22:08 ID:U8IGGdVy
「ナインストーリーズ」
「ロビンソン・クルーソー」
>>118 DNAお勧め
DNA発見者のひとり、ワトソン博士が書いた本
存在の耐えられない軽さ読みますた。
122 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/02 23:00 ID:ktEwj0En
読み始めたばかりだけど東海道中膝栗毛。
面白い。
リアル鬼ごっこ
読んでる途中で結末が容易に想像できた。
喜びは悲しみの後に 上原隆
ちょっと辛い事があった時に読むといいかも。
同じ作者で「友が自分より偉く見える日は」(うろ覚え)も良い。
「十一月の扉」 高楼方子
ジャンルは児童文学だけど、読むのはある程度大人になってからのが良いと思える内容だった
そうゆう意味ではジブリの「思ひ出ぽろぽろ」っぽい。
「ダヴィンチコード」下巻。
終わったら「天使と悪魔」読みますっ。
「どうせ死んでしまう・・・私は哲学病。」中島義道
相変わらずだけど、生きていくのに勇気付けられる不思議
「8.1(ハチテンイチ)」(山田悠介)
今までのがつまんなすぎたから正直期待してなかったけど
この短編集は意外と良かったわヽ(´ー`)ノ
乙一の短編集「ZOO」みたいだったわ
『吸血鬼幻想』 種村季弘
追悼読書。澁澤龍彦の影に隠れた感もあるけど、種村氏も好きだった。
澁澤の洒脱さに比べて、独文学者の堅実さが持ち味で。
特にこの本は、吸血鬼関係の入門書であり、全てを網羅している本だと思う。
十年以上読んでなかったけど、あらためて読み返しても面白かった。
奇しくも『バイオハザード』を放映していたが、バケモノも色気のない時代になったなぁ。
「ぽっぺん先生とどろの王子」 舟崎克彦
ぽっぺん先生シリーズはおもしろいなぁ
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(上・下)」(セット価4200円)
4200円は高いよね。
4200円もあれば、
お寿司がいっぱい食べれるのにね( ´∀`)ナニカンガエテンダヨ
「終戦のローレライ」 福井晴敏
下巻でボロボロ泣けた。
>>134 それ気になってんだけど「亡国のイージス」っての読んでないと
内容わかりづらい??
無印良品の文庫本カバーがいい感じ。
137 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/06 00:51 ID:lJ36F97d
>>135 134ではないがほぼ関係なし、最後のほうに2行ぐらいで他作品との関連を
ほのめかす程度なので、安心して買え。来年映画化するらしいが
明らかに二時間で収まるボリュームではないので設定だけ同じの違う話になるらしい
その点でも安心
「スウェーデン館の謎」 有栖川アリス
登場人物は好き、でもストーリーは普通、でも登場人物は好き
138 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/06 00:53 ID:JPLcFA0T
わ〜〜〜〜い。ほっぺん先生だ
139 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/06 00:54 ID:tiDomJZy
「バーボン・ストリート」 沢木耕太郎
この人の文章ってさわやかでかっこいいんだよねぇ
140 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/06 01:08 ID:ftfoMTQP
「チョコチップクッキーは見ていた」 ジョアンフルーク
本の表紙と名前に反して、とても真面目な推理小説。男が買うときはきっと恥ずかしい。
「不思議の国のアリス」
2時間で読んだ。それこそおかしな夢見たみたいだった。
「一人の男が飛行機から飛び降りる」バリーユアグロー
一冊に150もの短編物語。不思議な気分になる。
「大冒険はおべんと持って」 火浦功
おふざけジュヴナイルSF?あんま面白くなかったけど、暇潰しにはなった
>>ユアグロー
何年か前読んだな…お父さんがラクダになる話しか覚えてねーや
142 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/06 01:55 ID:QX+/dFWT
武道のコツでスポーツに勝つ! 吉田始史
ボッコちゃん 星新一
当方大学生
「ダーリンは外国人」「同2」小栗 左多里
このダーリンがあまり好きじゃなくてあまり楽しめなかった。
作者もダーリンほどではないけど、お知り合いになりたくないタイプ。
なんかイヤだなと思ったのはダーリンの
「ワタクシの考え方が正しいです」っぽさ。
上手な値切り交渉とか物は少ない方がいいとか、
正しいんだろうけど断定的な感じがした。
いくつかあるダーリンのコラムは途中で読むのをやめた。
自分で買ったのでなく家族に勧められたんだけど・・・好みの違いを再認識した。
145 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/06 02:39 ID:VxMIawHy
星新一 なり損ない王子
朝倉卓弥 四日間の奇蹟
貫井徳郎 誘拐症候群
四日間の奇蹟以外は作者が好きなので読んだ。
四日間の奇蹟は、なんとなく。
「九マイルは遠すぎる」 ハリィ・ケメルマン
ミステリ短編集。読みやすいし頭使わなくていいから楽しかった。
>144
外国人夫との生活ならこっちの方が面白いかも。
だけど、結婚生活よりも独身時代のインド旅行記がメイン。
なんかインドも、インド好きの人もすげえよ…w
「インドな日々」流水りんこ/朝日ソノラマ
昨日はずっと
「悪魔の花嫁」あしべゆうほ
を読んでた。
たまに悪魔がむちゃくちゃ優しいんだよね。
虐げられている人の味方なのか。たまに、更なる不幸に陥れる場合もあるが…
だけど、やっぱり天使最凶w
>>146 こないだ読んだ恩田陸の「象と耳鳴り」にその本出てきた。
149 :
135:04/09/06 11:02 ID:pXNvnWQp
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(上・下)」
そろそろ読み終わった人もいらっしゃる頃かと・・・
で、生活板的にはどうよ?
ハリーポッターシリーズは一冊も読んでないので内容については何も言えないけど
あの2冊、高過ぎないか
全部買ってるけど高ぇよ。
数年後後悔しそう。
ハードカバー1冊2,100円、というのはまあ妥当なお値段ではないでしょうか。
上下巻セット売りはどうかと思いますが。
自分は来年あたり図書館で借りて読みます。
自分は6巻原書にチャレンジする。訳遅すぎ。
155 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/06 21:50 ID:rzUR6pX4
「どちらかが彼女を殺した」
淡々としていて面白い。
キャラや設定や派手な演出に頼らない姿勢に好感。
「私がかれを殺した」も同じ系統の作品らしく見てみようかな」
「愛と死」 武者小路実篤
武者小路、名字がカコイイ。
内容は、赤面しそうなくらいに恥ずかしいが
死についての考察は卓見。生きている人間にこそ
死は意味がある。
「レ・ミゼラブル」
まだ3部までしか読んでないけど何度も泣いてる
158 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/06 23:02 ID:MIg63ofd
「ローマ人の歴史」T、U読んだ。
まだまだ先は長いが全巻制覇してやる。
「歴史」じゃなくて「物語」だった
160 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/06 23:11 ID:q6o2GVJd
>>158 あ、いいないいな。先が長い連続モノを読んでく楽しみ。
面白いものならばその楽しみも倍増。うらやましい。
でも、もし文庫で読んでるなら、どうぞちびちび楽しんでくださいな。
漏れも1年前に読み始めたけど、文庫化のペースに我慢できずに
「ユリウス・カエサル」上下ハードカバーで買っちゃった。
この…商売上手>>新潮社
161 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/06 23:15 ID:tthmMjGA
『2001年宇宙の旅』を読んだ。
実は映画を見たことがないのだが、見たくなった。週末にでも借りようと思う。
何ていうか、デカい気分になるね。
「ものがたりゆんぼくん」 西原理恵子
・・・せつねぇ。
ここは魔法少年育成センター1〜3巻 久美沙織
なんか微妙な本だ。
ミッキーが懐かしい
「嫌われ松子の一生」
解説にもあったけど、「真珠婦人」や「牡丹と薔薇」に はまったひとなら面白いかと。
主人公の転落人生がなかなか凄い。
「カラマーゾフの兄弟(上)」ドストエフスキー
以前読んだ「罪と罰」が大当たりだったので、2chで評判の宜しかった
本作も読んでみたけど…ぬるい展開だなーと。正直イマイチ。
中・下巻が控えてるけど、面白くなるのか不安。
>>165 上巻読んで面白いと思わなかったのならやめたほうがいいかも
大審問官とか共感できる人じゃないと読めないか
>>166 そうなのか…(´・ω・`)ショボーン
でも買っちゃったから、一応最後まで読んでみるよ。
今度から巻の別れてる奴は上巻だけ先に買おう。
>>167 覚えとくよ。サラマポ
俺もカラマーゾフは期待外れだった。
長老なんかどうでもいいからさぁ、みたいな。
>>167 いいねええ
俺のことかと思ったよあの本は
171 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/08 10:18 ID:5K/9mZTx
くたばれPTA/筒井康隆
ゴールデンボーイ/キング
亡国のイージス/福井晴敏
黒い雨/井伏鱒二
燃えよ剣/司馬遼太郎
全て大当たりでした。
172 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/08 13:28 ID:jz0J7mKr
173 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/08 13:50 ID:0O5Wi4Up
白い巨塔/山崎豊子
文庫版全5巻、一週間かかって夢中で読んだ。
脳病院へまゐります/若合春侑
狂気と化した男への愛情と、SMシーンの残酷さが美しい。
岩井志麻子/ぼっけえ、きょうてえ
心の奥の深いところに冷水を一滴、ぽとりと落とされるような
静かな怖さがありました。もうすぐ水あげされる女郎が、ラストで初めて語る
すこしだけ未来の話。谷底へ向かってゆっくりと走る汽車のような
深い絶望感の描写がすごい。
174 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/08 16:42 ID:42UP6566
水上勉氏死去
175 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/08 17:52 ID:7xMSsaEo
>>150 個人的にはマクゴナガルvsアンブリッジとスネイプvsアンブリッジの問答が好き。
ダンブルドア強杉。
ゴブレットよりは良かった。
これ以上は読んでいない人に悪いから。
>>135 バシャ あーやったやった。
の話ですね。
176 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/08 17:57 ID:/LyZBscW
スティーヴ・エリクソン「黒い時計の旅」
10年ぶりに読み返したが
やっぱり面白いな〜早く新作が読みたい。
S・キング「ザ・スタンド」一気読みしたので疲れた・・・。
「三丁目が戦争です」 筒井康隆
なんちゅー終わり方だ
百器徒然袋ー風 京極夏彦
なんかくどくなってる気が…
>>101 亜愛一郎はご存知ですか?
猫丸先輩好きならぜひどうぞ。謎解きのタイプが似てます。
もし読むなら版によっては解説にネタバレがあるので注意が必要です。
181 :
101:04/09/09 23:14 ID:3Hit61Hr
>180
亜愛一郎氏は知らなかったです。明日にでも書店を覗いてみます。
御指南、感謝感激。
このスレを見ていると、読みたい本が増えて困るです(笑)。
そして書店で亜愛一郎の著作を探し回る101
「カタコンベ」 神山裕右
タイトルと江戸川乱歩賞受賞作に惹かれて読んでみた。
この本で「ケイビング」(洞窟探検)や「ケイブダイバー」(洞窟潜水)
の事をはじめて知ったのだけど、洞窟内からの脱出シーンには
ぐいぐい引き込まれてしまいました。
イメージしてたのとちょっと違ったけど、なかなか面白かったです。
前スレ>885さん
図書館で借りてシリーズを読みはじめました。
しばらくファンタジーものから遠ざかってたのだけど面白いですね〜。
分厚くてなかなか読みすすめてないのだけど、また楽しみが増えました。
紹介してくれてありがとうございます。
嫌われ松子の一生
中島らも「今夜、すべてのバーで」
7年ぶりくらいに再読。すっかり内容忘れてた。のでとても面白かった。
人生は体が動くうちが華だなとつくづく思った。
漏れも2ch中毒から脱却しよう、したい、できればいいな、でもだめかも
>164を見てタイトルで興味惹かれてた「嫌われ松子の一生」の
上巻を今日読んだ。自分としては初期の松子は嫌われるべきだと
思った・・・。
187 :
101:04/09/10 22:52:46 ID:Lr6LZNEN
出勤前に「亜愛一郎」氏の著作を(かなり)必死に探していた101でし。
寝る前にぐぐっておくべきでした(笑)。
泡坂妻夫氏だったのね…orz
「ICO霧の城」宮部みゆき
ゲームは未プレイですが
ゲーマーやなぁこの人、としみじみ
「美人画報ワンダー」 安野モヨコ
この人のマンガはあんま読んだことないけど、文章が好き
これを読むとモチが上がる
「ゲームの名は誘拐」東野圭吾
読んでく内に野沢尚思い出した。
脚本家特有の小道具に頼りまくり&気障なキャラ達。
何かドラマ化想定して書かれてる感じで読んでく内醒めていった。
女キャラのワンパターンはドーに貸してほしい。
ベルセルク1〜3
今更だけど読み始めた。
3巻の産み落とされたガッツの様が切なすぎ。
大人買いして一気に読みたくなった。
これから仲間が増えていくらしいけど、個人的にはエルフとガッツだけでも楽しい。
「時計坂の家」 高楼方子
いやーおもしろかった
192 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/13 12:23:00 ID:VBRYQTF/
「風と拳・修行篇」大下英治
『うまい犯罪、しゃれた殺人』ヘンリイ・スレッサー
ヒッチコック劇場で数多くドラマ化された作者の短編集。
結構面白かった。しかし、題名はどうなんだろ?売れなさそう。
ヒッチコックのお気に入りって書いてあるからいいのかもしれんけど。
194 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/13 21:23:44 ID:cc6j9NQM
「高速爆撃機『銀河』」(木俣滋郎)
旧海軍空技廠開発の爆撃機「銀河」の戦歴。貴重だと思うが、癖のある文章がやや難。
「ユダヤ人」(上田和夫)
86年刊。古代からシオニズムまでの歴史、迫害、文化の説明をざっと。
「松本坊主」(松本人志)
どこまで本気かわからない観念を丸出しにしているが、2割くらいは本音という感想。
「おとぎのまちのれな6」(はっとりみつる)
漫画。「となりのトトロ」と「もののけ姫」と青春エロを混合したような世界。買いづらい('A`)
・乙一 「GOTH リストカット事件」
んー…。好きな人と作者さんには悪いけどちょっと駄目だった。
乙一の本、半分くらい読んでどれも外れ無しだったから余計に。
快楽殺人系の話は基本的に嫌だし、主人公の性格がよく分からないけど苦手なタイプ。
・平山夢明 「怖い本」シリーズ
全く霊感がないので実感はなく、普通に怖い話として読む。
同じ作者の「つきあってはいけない」のほうが嫌感が高くて怖かった。
・酒井順子 「負け犬の遠吠え」
面白いけど、作者の想定する負け犬ですらない自分って一体…。
と低学歴低収入一生独りほぼ確定の自分は微妙にへこんだ。
「覚悟のススメ」
熱い、壮大なギャグマンガ。すごいおもしろかった。
「グミ・チョコレート・パイン パイン編」
感動してしまった。主人公たちの物語が終わってしまったと思うと、泣ける。
>>197 完結したんだ!
グミ編がすごく良くて、チョコ編がイマイチだった気がするんだけど、
最初から読み直そうかな。
>197
自分も好きだよ。
完結巻は本当に心底「良かったね・・・」と言う気持ちになった。
あの本読んでる時は、なんか気持ちが中学生に逆行してる。
200 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/15 02:27:55 ID:JCk4onkF
「20世紀」 橋本治
「白夜行」
ああいう終わり方だとわかっていたなら読まなかったかも。
事の顛末をちゃんと書いてほしいと思った。
「レディ・ジョーカー」
「エミリーへの手紙」
いかにもアメリカ人が好きそうな話だな
「手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)」
「求愛瞳孔反射」
穂村弘ね。
ある種の文学少女に受けるって誰かがレビューしてたけどその通りかも。
「まみ」は全体的に好きで、なんだか切ない気分になれるが、
「求愛」は最初の一つだけ良かった。チョコくっキ。
205 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/16 20:49:16 ID:LGA9pMI0
「みんな元気」「drillhole in my brain」舞城王太郎
206 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/16 21:09:32 ID:UxSkBrXw
シャーロックホームズシリーズ「四つの署名」
なかなか面白い。やっぱりホームズはいいキャラだよなあ。
明日、春樹の「アフターダーク」買ってくる。
楽しみ。
てか、春樹のカフカはいつになったら文庫になるんだ。
ハードカバーは邪魔になるから買う気にならんし。
208 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/16 23:03:32 ID:UxSkBrXw
海辺のカフカ文庫化はまだ先じゃないかなあ。
自分も文庫しか読まない性質だけれど、アフターダークはなかなかテレビ宣伝されてて
面白そうなので少々きついが買ってみようかなと思う。
梨木 香歩「西の魔女が死んだ」
〃 「裏庭」
カミュ 「異邦人」
昨日、西魔女と裏庭を読んだけど、感動した。
どうもこういう話に私は弱い。次は「エンジェル×3」を読むぞ。
カミュの異邦人、ニヒル感漂う雰囲気がたまらない。
何故か知らんが、宅間守が連想されてしまった。
虚無的なものが通じてたのかな。ヨクワカランガ
>>171 ゴールデンボーイ、最高ですよね。
久々に読みたくなった。
「子どもを救え !」by島田雅彦
読んでるうちに色んな意味で「もうだめぽ」って気分になってしまった。
なんとも言えない読後感。
211 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/17 23:45:07 ID:qQtfYXt1
嫌われ松子の一生
このスレ見て買ってしまった。
読んだよ。ものすごく面白いとは思わなかったけど、
TVの真珠婦人好きだったので、ちょっとよかった。
これから「センセイの鞄」を読む。
一度目は図書館で借りて読んだ。
「嫌われ松子」を買う時、文庫新刊コーナーに
一緒に並んでたのでもう一度読もうと買ってみた。
これ最後の最後にちょびっと泣いたっけ。
ゴールデンボーイの中の刑務所のリタヘイワースだけ読んで、
ゴールデンボーイは読んでないや。
三島由紀夫 「豊饒の海」
宮本輝 「錦繍」
村上春樹 「ねじまき鳥クロニクル」
最近、趣向が偏ってきたぽ・・・
四国を自転車で、走りながら、自問自答の旅に出たいなあと思ってしまいました。
でも、仕事もあるし、年末まで我慢。
今、僕は、孤独の真っ只中にいます。
気がついたら、周りにはいい年して、彼女も友達もいなくなっていました。
人付き合いが苦手なのもあるんだけど、指の障害で大好きな音楽ができなくなってから、閉鎖的になって、誰にもこころを開けなくなって・・・。
彼女ができても、唯一、音楽が自分のアピールポイントだと思ってたのに、音楽ができなくなったことで、自分に自信がもてなくなり、毎日何か不安で、うまく誰ともつきあえなくなってしまいました。
そんな僕を、変えてくれたのが、四国遍路でした。
ホームページを今作り中です。
急ピッチで作っていくので、同じような気持ちのかた遊びに来てください
http://www.geocities.jp/b_dash22/index.htm。
うわーマジでウザイ
215 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/18 00:15:53 ID:xWcDx4Sj
川上弘美「センセイの鞄」
文庫をなんとなく買ってみたけど、読んだら想像以上によかった。
大槻ケンヂ 「新興宗教オモイデ教」
面白かった。
真面目な人のために真面目じゃない人を解説したかんじで。
「誤殺」リンダ・フェアスタイン 平井イサク訳 ハヤカワ文庫
スカーペッタものとか、女性主人公のシリーズものが結構好きなので期待していたが、
翻訳の妙なたどたどしさに引っかかって、どうも全体的にバカっぽく思えてしまう。
専門職の魅力的な女性が主人公ということらしいけれど、
公私混同して始終むくれてるようにしか見えず、好きになれなかった。
「度胸」 ディック・フランシス
ジョッキーっていつでも一位になればいいってもんでもないんだな
芦原すなお「青春デンデケデケデケ」
ヤー、面白かった、面白かった。
映画も見たけど、やっぱり映画は原作を超え得ないね。
・・・ま、比較するべきものでもないと思うけど。
220 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/18 22:24:55 ID:mmrTOY6Z
「幽霊人命救助隊」高野和明
一気に読めたし設定も面白い。
精神病院の回し者にも思えるくらいの
鬱と感じたら病院行けの一点張りはどうかと。
100人設定が、無理あったかも。
要所要所、グッと来る所はあった。
「理由」
文庫になるのを待ってた
邪魔
物語の伏線であるはずの個々の属する社会や環境の歪みが、
普通のあらすじとして書かれている。
これって結構凄いと思う。
読んでて気持ち良かった。
人物の心象風景を、ふとした状況描写に投影するのも巧い。
嫌われ松子の一生
そら嫌われるわな、と思った。
物語の都合上、ありえない展開に身を投じる主人公。
「邪魔」の恭子のように、転落する必然性が無いのが不気味。
慟哭
これだけ引っ張っておいて何?この展開は。
どんでん反し好きな人にはお勧め。
性的唯言論序説
岸田節変わらず、最高に面白い。暇つぶしに最適。
「ぼくセザール10歳半1m39cm」
ほのぼのとした話で良かった。
綾辻行人「暗黒館の殺人」
館シリーズは、こういう傾向でない部分が好きだったのにorz
このオチなら1冊で良かったのにorz
一ヶ月ほど入院したので、体調いい時は本読み放題だった。
…二週間で飽きたが。
『最悪』
タイトル通り、三人の主人公がそれぞれ最悪な状況になっていく話。
面白かったが、入院中に読む本じゃない……軽く鬱った。
『東京異聞』
一つ一つ積み上げてったトランプタワーを、積み上げたと同時に扇風機で吹き飛ばすような展開が微妙。
ラストのアレはどんでん返しと言うか何と言うか……。
『青の炎』
主人公がいろんな意味で共感不可能。
仕掛けとかは面白いけど、いまいちリアル感が無いような気が……。
どうでもいいけど、家近くのブックオフにこの本が二十冊近く棚に並んでて驚いた。そんなに人気ないのか、この本。
「ブーンドックス」アーロン・マッグルーダー
アメリカの新聞に掲載されてるコミック。
黒人の小学生が、人種問題から政治経済映画音楽まで
幅広くつっこみまくっている。
しかし、こういうネタを新聞に載せられるなんて
自由って素晴らしいw
>>224 やっぱりそう言うオチっすか。
上巻読み終えて、次に手が出ず放置プレー中なんですが。
合い間に読んだ、柄刀一の「火の神《アグニ》の熱い夏」も今ひとつ。
柄刀は潜在能力の大きさを感じさせるものの、もう一つ何かが足りない。
この本も、長編の序章部分だけ読んだような気分だった。
さて、明日は暗黒館の続き読もう。
文句をたれつつ、久々の館なので期待してまっせ。
「春になったら苺を摘みに」 梨木香歩
「世界御地」 穂村弘
世界音痴
230 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/20 19:55:08 ID:02NtltfB
「七回死んだ男」 西澤保彦
amazonのレビュー見て、面白そうだと思って読んでみたら
期待通り面白かった。
「ターン」も好きだったし、リプレイものは自分の好みなのかもしれない。
座布団投げのシーンはかなり笑った。
231 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/20 20:47:26 ID:eMlc32wU
ア・ルース・ボーイ/佐伯一麦
家を作る童貞に人生を重ねる若者に共感。
字の下手な男への見方が変わった。
232 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/20 21:05:21 ID:bYESwCo0
「解夏(げげ)」/さだまさし
泣ける。
さだは詩人じゃのう…。
233 :
名無しさん@自治スレ参加募集中:04/09/20 21:15:08 ID:bYESwCo0
>>232に補足。
自分が病気で家族に迷惑かけてる人、もしくは、家族に病気持ちがいる人へオススメ。
いろいろ考えさせられる。
最近、映画にもなったのでDVDも出てる。
まあ、興味があればどうぞ。
読む気はなかったけど
>>233のレスを見て
読んでみようかと思った
牢屋でやせるダイエット/中島らも
らもさん・・・(´Д⊂
ちょっと構成としてこなれてない感じもするけど
本人がもうこの世にいないという事実を思うと感慨深いです。
236 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/09/21 12:16:30 ID:V4nO4whb
「フォー・ディア・ライフ」柴田よしき
面白かった。この作者のは読みやすいけどそこそこ内容があるので好き
「リミット」野沢尚
以前「破線のマリス」を読んで主人公のDQNっぷりが腹立たしかったので
それよりは楽しく読めた。私も子持ち母なので結末はまあよかったかな。
連続で誘拐された子供たちが。。・゚・(ノД`)・゚・。
「ネヌウェンラーの密室」小森健太朗
最初のエジプトファラオに関する講釈は嫌いじゃないけど理解できるようにゆっくり読んだので
少々マンドクセな部分も。一転して後半は速い展開。全体として楽しめた。
237 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/09/21 12:55:49 ID:LDIA7hpF
五木寛之「他力」「大河の一滴」「百の旅・千の旅」等 はっきりいって、この爺さんはニュアンスは違うが、同じ内容の事ばかり言ってる!ボケてんじゃないの?
238 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/09/21 13:00:08 ID:LDIA7hpF
五木寛之のエッセイは人はいつか氏ぬ→暗いからこそ明さは素晴らしい→電波(右脳方人間)最高→だから仏教最高のお決まりのパターン
宮部みゆきの「ICO−霧の中の城」を読んだ。
ゲーム版と違った萌えを見出した。
謎の少女ヨルダと中年戦士オズマのやりとりとか良い。エロスを感じた。
ともかくオズマ様、素敵すぎ。
ランズデールの「モンスタードライヴィン」
なんつーか、死霊のはらわた2だよね
キャプテンスーパーマーケット見たくなった
241 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/09/21 18:56:25 ID:WFqrTb4J
西の魔女が死んだ/梨木香歩。
学校になじめない少女が、魔女である祖母の家で暮らすという話。
女の子、というか乙女心を持ってる人にはたまらないんだろうなあ……
悪魔のいる天国 星新一
いま読むと結構よくわからん話も多い
243 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/09/22 22:39:13 ID:3kBpIKZC
ヴォル・ゲーム L・M・ビジョルド
SFをだしに書いた娯楽小説、って感じ。しかし深みもある。
244 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/09/22 23:17:26 ID:Xq736ja8
介護入門 モブノリオ
期待してたのとは違ったなぁ。
245 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/09/23 00:04:57 ID:bj8HSqBF
『世界の中心で愛をさけぶ』
恋人が死んで悲しいってだけの話。
薄い本だと思う。
246 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/09/23 00:10:57 ID:t+CK8Q8p
>>245 くだらないと思った本は、途中で投げ出す勇気も必要かと。
「安心のファシズム」
飛ばし読みしていたが、あまりにデンパなので途中で読むのやめた。
アマゾンのレビュアーが
この本のタイトルから、人々が権力やテクノロジーに支配されていく心理過程の分析を期待していたのだが、
そのような記述はあまり見られず、代わりに出てくるのは「国家(政府)の策略」「国家(政府)の陰謀」という内容
ばかりである。
って書いてたのに激しく同意した。参考になりましたってポチッとしてきた。
「嫌われ松子の一生」(下)
あららー、面白くなかったわ・・・。現代部分の登場人物がペラッペラで
いてもいなくてもいいような。むしろいないほうがいい。
松子はまあしようがないからいいや・・・。
「ドリームキャッチャー」(1)S・キング
はわわ・・・面白くてすごいっす。多分いまから寝ないで2,3と読んで
しまいそう。
>>244 私もちょうど読み終わったところです。文体はアレだけど内容はえらいふつーだったなと。
山田詠美の選評「朋輩に『ニガー』とルビを振るのはお止めなさい、田舎臭いから」
この人が言うとなんか説得力があるw
浅田寅ヲ「すべてがFになる(森博嗣原作のコミック版)」
原作を先に読んで主人公二人のナルっぷりに辟易したんだが、こちらはうまくまとまってて
楽だった。犀川かっこよすぎだけど。
筒井康隆「恐怖」
最近加齢臭の漂う話ばかり書いてるなあ。思春期を「SF作家」の筒井ヲタで過ごした身としては
ちと寂しい。もう昔を懐かしがってはいけないのかも知れないが。
今は自分が演じるための話を書いてるのかという気がしないでもない。
村上龍「共生虫」
結構面白かったです。
今月はファンタジ−月間
上橋菜穂子「狐笛のかなた」
すごい良かった。子供の頃に読んでれば今より性格良くなってた気がする。
佐藤亜紀「鏡の影」
主人公がとことんヘタレで面白かった。
小山歩「戒」
これも面白い。この人の次回作出ますように。日本ファンタジーノベル大賞
出身者は消えてることが多いんで。
いまは十二国記を読んでますが、これはあんまり嵌りません。
251 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/09/23 10:36:52 ID:b5Xr4R2h
読み終えるのにどのくらいかかる?
夢中になって一晩で読み終わることもあれば、1ヶ月かかってもまだ読みきれないものもある。
本好きなのだけど、マイナーな本も読みたいと思いつつ手が出ず。
こういうスレ待ってました♪
>>250 十二国記は章によってテンポが違うから、
あまり面白くも無い章の本を読んでしまうとはまれないとオモワレ・・・
253 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/09/23 12:06:40 ID:BlkLnTcl
人間の証明
忌まわしい過去を持つ刑事が密室殺人事件を解決していく。
空中ブランコ
変な精神科医の話。
【日本式サッカー革命】著:モフェット 訳:玉木正之
サッカーに興味がある方は、是非読んでみてください。
イギリス人から見た、日本のスポーツ文化、日本のサッカー事情を語ってます。
現在もめているプロ野球の問題点も、よーく見えてきます。
【草原の椅子】宮本輝
人生の目的や使命、空虚な心を満たしてくれる人間ドラマ。
小さい頃に母親から虐待を受けて心を開けなくなった子供を通じて、
生きることの楽しさやすばらしさを教えていくつもりが、逆に
自分が気付かされる、そういう深い小説です。
【BAND OF THE NIGHT】中島らも
高校時代に1回読んだけど、また買って読んでしまった。
相変わらずおもしろい!
ちょっとラリってる間の幻想世界のキャッチコピーみたいなものが長すぎるけど。
茅田砂子
デルフィニア戦記全19巻
スカーレットウイザード外伝
暁の天使たち
1週間ほどかけて読んだ。
デルフィニアは図書館で何回も借りて読んだ。
けど、とうとう揃えてしまった。
スカーレットウイザードは買わないつもりだったが
外伝読んで、シリーズ即買いしてしまった。
もちろんその後の暁の天使たちも
買い揃えた。
持ってる本の中で一番よく読み返してる本。
>>255 日本式サッカー革命気になってた。
読んでみます。
「ジーコイズム」
ラストの章のジーコが語る南米選手評が面白い。
ガリンシャ、ペレ、マラドーナ、ドゥンガなどなど。
●夢野久作「ドグラ・マグラ」
まぁまぁ面白かった。
途中は引き込まれたけど、それだけ遠回りしてそんなオチかと。
●金原ひとみ「蛇にピアス」
あんまり。
●加納朋子「コッペリア」
この人の本はどれも大当たりだったんで、
面白かったけど大当たりとは言えないなぁって感じ。
デビュー作とかのほのぼのしてるところが好きだったのに(´・ω・`)
これから「罪と罰」を再読します。これが最近では一番好きだ。
「地下室の手記」も買ってきた(・∀・)
>249
私はあんまり楽しめなかったなぁ。
イメージしてた村上龍と違ったんだけど、あれが村上ワールドなんでしょうか?
259 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/09/23 22:27:13 ID:2uLw8p0P
探し物ですが、
女性がホステスや風俗上になってその華やかな生活の裏に隠れた
暗い過去、、とか女性の波瀾万丈の人生を書いた小説を探しています。
オススメのものがあったら教えて下さい。
作家でもいいので。
山村美紗さんとかはどうですか?
松本清張「黒革の手帳」とか、古すぎか
こんどドラマやるみたいだし
石田衣良 「1ポンドの悲しみ」
IWGPを読んで同じようノリを期待して読むとつまらない
恋愛物の短編をさくさく読むのが好きな人にはいいかも
262 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/09/23 23:57:42 ID:wiHK94ql
>.245 朝起きたら寝小便 いつものことだ (冒頭文より)
尾崎 行也 「信州被差別部落の史的研究」
「すべての雲は銀の・・・」 村山由佳
女性作家の現代文学モノは食わず嫌いだったんだけど(どれも恋愛至上主義なイメージで)
図書館でこれを見かけて、何かピンときた
厚さも気にならないくらい読みやすくかった
「壊れた心にやさしく降り積もる物語」ってコピーがついてたけど
変に「癒し」や「人の心の暖かさ」を狙ってなくてよかった。
八つ墓村
おもしろかった
ライオンハート 恩田陸
おもしろかったけど、途中ちょっと壮大になりすぎて困った。
恩田陸と長野まゆみと北村薫って何か読む気しない。
「ネバーランド」とか気になってはいるけど
>>267 ネバーランドはわかりやすい青春物でよかったよ。
じゃあ一回、挑戦してみる。
サンクス
41歳からの哲学・池田晶子
オサーン雑誌の連載だったからこういうタイトルなのか
もうほとんど仙人のつぶやきだなあ
読んでると世界を超越しそうだ
『天と地と』海音寺潮五郎
面白かった。合戦の描写に迫力があってわくわくした。
ただ、もう少し後の年代まで描いて欲しかった。足利義輝が弑逆された時、また、信長が天下布武を唱えた時、
謙信は何を考えていたのか、読んでみたかった。
272 :
247:04/09/25 20:31:40 ID:kDnOupgH
>259
「嫌われ松子の一生」(上下巻)
なんてどうだろう?松子の人生とそれを追っかける甥っ子の2視点からの
ものだけど、松子部分だけ見れば典型的な女性の転落人生がいかにもって
感じかもしれない。甥っ子の部分はクソだけど。
「老人と海」
たまたま家にあったから読んでるけど
すごいつまんない。翻訳も悪いような気がする。
>>273 誰の翻訳だろ?
つーか、ヘミングウェイは「ヘミングウェイ的世界」に憧れて
ノリノリで読むから面白いのかも。
「老人と海」、高校の時に読んだらすごく面白かったけど、
今読んだらどうかな?
私も「老人と海」、つまんないと思いました。
「日はまた昇る」は感動。
共に中学のとき。今読んだらどうかは分かりませんが。
今日図書館で梶井基次郎を借りてきました。お目当ては「檸檬」
ヘミングウェイの老人と海、中学の時かな。面白かった。あの長さだからか。
梶井基次郎は丸善の本にいたずらして営業妨害したり、
桜の木の下に死体埋めて完全犯罪したりした悪いやつです。
ゲバラ日記。
映画が楽しみだ
278 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/09/27 09:05:24 ID:Lb/vMeOo
浅倉拓弥 四日間の奇蹟
最後の別れの曲弾くシーンで15分ほど号泣
自分、ショパン大好きなもんで・・・
「ダーリンは外国人」
普通に面白くない
身内だけでやっててな感じ
稲葉浩志 僕
う〜むという感じ。
角川の「ビギナーズ・クラシックス 今昔物語集」
子供の古典入門書に手軽かなぁと購入してみた。
先に読んでみてビックリ。
立ち読みした時には気が付かなかったけど、エチーな話が多いよ。
いや、大した事は書いてないのだけれど、何となく切り口が嫌な感じ。
あまり面白くない話を取り上げてるし、入門書には不向きかと。
いつも行く市立図書館がなぜか10日間休館…
ヽ(`Д´)ノウワァァァァァン あと3日の我慢だ!!
「溺れる魚」
映画はおもしろいのかな?
フライング窪塚がでてるんだよね。
>282
原作も読んだし、映画も観た。
内容は別物ですね。
映画は監督がIWGPの堤さん?なのでやや、コメディタッチ。
「沙門空海 唐の国にて 鬼と宴す」 夢枕 漠
まだ全然初めの方(栗くれオバケの手)だけど、かなり面白い予感。
「こらっ」中島らも
ポールマッカートニー逮捕にからめて大麻解禁を訴えて
"言っとくが俺は酒は飲むが違法なものはやらない"、なんて言っちゃだめじゃん
「分隊長の手記」棟田博 昭和14年発行
戦時中のノンフィクションだから、ところどころに混じるウヨな部分は仕方ないとして
著者自身の体験だけあって非常に内容が深い
戦地での兵隊の心の動きや人間愛を秀逸に表現し、情景描写も逸品
理屈抜きでジンとくる
287 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/09/30 00:27:02 ID:2hCxucPR
大人力検定
ロッキンホースバレリーナ/大槻ケンヂ
著者が大人になったという印象が強いけど、やはり根の主張は変わらないんだなぁと思った。
「長いお別れ」 レイモンド・チャンドラー
291 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/09/30 18:02:02 ID:oNrK8wXW
「山猫の夏」船戸与一
かなり面白かった。その流れで現在は「神話の果て」を読んでるところ。
『心が変われば』
松井秀喜を育てた山下監督(星稜高校監督)についての本。
「三国志」吉川英治
文庫で2巻まで読んだんですが、いつごろから面白くなってきますか…?
いまいちハマれてなくて…。
そ言えば、「山猫の夏」も漫画があったな。
ヤングジャンプで連載していたっけか。作画は柳澤なんとかって人。
「神曲」 ダンテ・アリギエリ
地獄・煉獄・天国と進むに連れて理解不能な世界観になっていく・・・。
とりあえず、著者の政敵全て地獄にぶち込んでる辺り、恨み骨髄なんだろうなぁと。
(ダンテは政争に負けてフィレンツェ追放になったので・・・)
神曲はいつか読みたいなあ・・・
とりあえず読んだのは
乙女なげやり・三浦しをん
アナーキズム・浅羽通明
おいらはアナキストかもしれん・・・
「ノルウェイの森」村上春樹
物語がおもしろいかどうかは別にして主人公の考え方に
共感し、勇気をもらった。
それにしても19歳とは思えない思想を持ったやつだな・・・。
「夢野久作全集」夢野久作
殺人リレー良かった。だけどキチガイ話が多すぎて途中で寝てしまった。
「水は答えを知っている2」
本文は説教くさくてちょっとしか読まなかった。
どうもネイチャー思考というか、こういうのは好かん。
ベストセラーになった1は読んでないんだけど
大麻を新しい資源として支持してる人なのかな?
そういえば窪塚のブログにこの本が紹介されてたような。
少し気になるけどどうでもいいので放っておく。
水上勉「金閣炎上」
三島由紀夫の「金閣寺」より面白かった。
作品の優劣じゃなく書き方が好きな感じ。
漏れ、ハリポタ読んだことないや。
値段が1/10になったら読んであげても良い。
「女検死官ジェシカ・コラン」
「第六級暴力殺人」
強烈なデジャビュを感じる類の、可もなく不可もないストーリー。
残虐な火曜サスペンス劇場ってとこかなあ。
男の作者が女主人公を描いたせいか、ときどき「?」なときがある。
ハリポタは読んだことないなあ
ゲド戦記ならあるけど・・
>297
神曲はデビルマンの作者が「ダンテ神曲」というタイトルで
漫画化してるから、とりあえずそっちからどうですか。
「犬は勘定に入れません」 コニー・ウィリス
一人称で書かれるタイムトラヴェルもの。登場人物がやたらうるさい。
読みにくいのは訳者のせいだけではないような、、
ロマンスとSFと猫萌えの融合が好きな人向け
307 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/10/02 18:50:54 ID:gcAvWf89
「空手道ビジネスマンクラス練馬支部」
俺も空手習いたくなった
308 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/10/02 22:29:26 ID:XQCIjbxf
銀行篭城/新堂冬樹
「加害者の事ばっかりなんですね・・・」
新堂節20パーセントってアマゾンレビューに書いてたけどマジですか。
最初の100ページでお腹一杯。
ふとリアル鬼ごっこを思い出したよ
矢野誠一:大正百話、文春文庫
大正時代の芸能スキャンダル集
かなりツボ、今のくだならい芸能ネタも90、100年後の人たちに
再発見され、読まれてるのかな・・と想像してワラタ
>>305 ありがと。チェックしてみます。
神曲くらい知っとかないととも思うので・・・
今日は「何でも見てやろう」小田実、読みました
題名通りに臆せず自由にあれこれ見て回ってるので、あの時代(1960年前くらいかな)にしてはと思うとびっくり。
ちょっと気負ってるのは仕方ないとしても、明治時代に海外に留学していろいろ吸収してきた日本人もこんなふうに堂々としてたのかなあ、
と関係ないことを想像しました。
「プリンセス・ブライド」ウィリアム・ゴールドマン
すごく面白くていっきに読んだ
>>311 私もつい数日前にそれ読んだよ!!
登場するキャラクターにみんな個性あるところが(゚∀゚)イイ!
王道から少しずれたストーリーもファンタジーにしては目新しくて面白かった。
313 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/10/04 14:13:29 ID:1BcbRmeZ
「日本の公安警察」(青木理)
公安警察や公安調査官の実力、機能について、オウム事件などを通して解説。おもしろい。
「北朝鮮データブック」<初版(97年刊)>(重村智計)
専門家による北本だが、やはり古い。小泉訪朝後に発刊された最新版を読むべきだった。
「しゅ儒の言葉・西方の人」(芥川龍之介)
大正語彙、古今文人とその作品については注解だけが頼りだが、それもまた面白い所。
「魔法使いTai<1〜3巻>」(紗夢猫)
漫画。原案はOVAと同じ人物。動機は惰性だったが、楽しかった。設定はアレな感じだが。
314 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/10/04 16:19:35 ID:d8NHZrfz
「永遠の途中」 唯川恵
家庭を選んだ女と、仕事を選んだ女。正反対の2人の人生。
「ドラキュラ紀元」 キム・ニューマン
何度めかの再読だが、面白い。
吸血鬼関係知識の博覧強記に脱帽。
全3巻なので、続いて「ドラキュラ戦記」を読もうとしたが見つからぬ。
3巻目の「ドラキュラ崩御」は見つかったので、諦めてこっちから読もう。
でも、すっごい悔しいよ〜
「羅生門他」芥川龍之介 角川文庫
「父」は、父ちゃん…ortって思った。でも何が正しいのかいまいちわからなかった。
あの少年が正しいのか?
「仙人」は、仙人も大変だな〜、見世物師、棚から牡丹餅だな〜と思った。
面白かったけど、自分の考察力の無さに辟易。
317 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/10/04 18:55:12 ID:sjo9bWoY
つめたいよるに/江国香織
個人的には物足りない
でも「ねぎを刻む」は好き。
>>316 「ねぎを刻む」かなり好き。
勧められて初期短編1、2冊読んで、
健康食家庭の子供がジャンク食べまくる話とか
桜の下を心のおばあさんと散歩する話とか、
年寄りと子供の出てくる話がいいと思ったんだけど、
実はドロドロ不倫話たくさん書く人だと知って驚いたな。
短編集にも不倫話あったけど少なかった気がする。
319 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/10/04 20:13:08 ID:GBXvbnN+
斬られ役専門の【福本清三】との聞き語りを
小田豊二がまとめた「どこかで誰かが見ていてくれる」
けっこういいもんだす。
まだ読みかけなんだけど・・・
景山民夫の「普通の生活」
話のオチが最高w
イラク関係二冊読みました(・∀・)
イラク生残記 勝谷誠彦
砂漠の戦争 イラクを駆け抜けた友、奥克彦へ 岡本行夫
生残記のほうは行かなきゃ分からないことがいろいろあって興味深い。裏があるんだなあ。
砂漠の戦争は時々テレビで見かける偉そうな態度の人の本で(といって別に嫌いじゃないけど)、
亡くなった人はもちろん、企業でもアメリカ軍でも無私の人が善意のみで結構頑張ってるのが意外だった。現状があれでは空しいけど。
どっちにしても「いい人から死んでいく」という月並みな言葉って正しいのか知れない。
たまたま両方に書いてあったけど、イラクで日本人の評価が高いのは歴史のせいというより
80年代ここで頑張っていた日本人ビジネスマンの面倒見が良かったかららしい。そういう無名の人たちにも感謝・・・・。
〇姉飼い うーぬ(´・ω・`) ちっとグロちっくで辛かった
〇ぐりとぐらシリーズ 小さい頃大好きだったので、かって読み直し。ほのぼの。
〇センセイの鞄 今読んでます。ドラマ先行だったので 頭の中ではキョンキョンの声で読んでます。
漫画ですみませんが「自虐の詩」。
普段、小説しか読まないので新鮮味があった。小泉キョンキョンが
読んで「良かった」みたいなこと言ってたので興味本意に
購入。下巻の途中から予想外の展開になり、「へぇ〜〜」。
帯の「日本一泣ける」云々に(・∀・)ナルホドネー
「悪霊島」 横溝正史
ドロドロした怨念渦巻いている感じがしてよかった。雰囲気楽しめました。
とりあえず、横溝先生ほどの大家でも、子供が満10ヶ月で生まれてくると
思っていたところにビックリ。約9ヶ月だよ。
325 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/10/05 20:05:47 ID:+fAP0hGk
>>323 あの隣りの家のおばちゃんといい仲になるおっさんが
リアルでエロく感じた。
「空気人形」も良かった。
恋文日和 1巻/ジョージ朝倉
ちょっとした描写に思い当たるフシがあったりして感心。
326 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/10/05 20:13:31 ID:rSx8q5Dg
燃えよ剣、項羽と劉邦と、司馬遼太郎にハマったひと月だった。
時代小説しか興味が湧かないけど、他のジャンルも読んでみたいなあ。
>>323 いいねー(・∀・)b下巻しか読まなかたけど。
あれあれって間に話がああいうふうに展開していくという・・・
328 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/10/06 23:51:34 ID:Rt5fqXnQ
リンダ・ハワード「悲しみにさようなら」
2ヶ月ほど前、面白い本が出しているオーラに惹かれて買ってみたら、
本当に面白かった。
ベッドシーンにはちょっと唖然ですが・・・
それ含めて既刊12冊読破、1冊進行中、2冊待機。はまってしまいました。
強い女性、しっかり芯のある女性の話ばかりです。
浅倉卓弥「4日間の奇跡」ストーリーの奇抜さではなく、文章力であそこまで
惹きこまれてしまうとは・・・2作目「君の名残を」は本屋に注文しました。
楽しみ♪
僕がテレビ屋サトーです - 名物ディレクター奮戦記・「ビートルズ」から「はじめてのおつかい」まで
なんか題名から内容が想像できるからつまんない・・・と思ったらめちゃくちゃ面白い。
ウルトラクイズとかはじめてのおつかいの製作側の裏側を見れるということだけじゃなくて、
日本人がギラギラしてた戦後の歴史を振り返る形になってしまうのでその躍動感に引き込まれる。
山本五十六は実は機上で亡くなったのではないとか、意外な事実とかもいいです・・・
レベッカ・ブラウン 「体の贈り物」 新潮文庫
良かった。
331 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/10/07 18:25:22 ID:OaSBVJQb
松田優作物語 ふりかえればアイツがいた
松田優作の映画1本も見た事ないけど面白い。
「ロング・グッドバイ」に関するエピソードが痺れる
「夜のピクニック」恩田陸
少女漫画趣味とは思うがなんか好き
「19分25秒」引間 徹
ちょっとマイナーな「競歩」の話。
主人公が徐々にダークになっていくのがドキドキする。
334 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/10/08 20:12:28 ID:f8JmPqBS
>>332 恩田陸、1年位前に固め読みしました。「少女マンガ趣味」は同感。
面白かったのは「ネバーランド」「光の帝国」(←長編シリーズ化しないかな・・・)
最近読んだのは、小説では
「バッテリー」「バッテリーU」あさのあつこ(角川文庫)
叙情と叙景の描写、行動の主体がコロコロ入れ替わるのでチト読みにくかったけど、
続きが気になる。早く続編出せ>>角川書店。
ただ、あとがきでの著者の入れ込みぶりにはちょいと引く。
漫画では、
「団地ともお」小田窓(ヤングスピリッツコミックス)
あー、子供の頃ってまさにこうだったー、と懐かしい。
この人、前はアフタヌーンとかで少しデムパ入った漫画を書いてたのだが、
その想像力がいい方に生かされた良作。お勧め。
はだしのゲン
BLACK JACK
七色いんこ
どろろ
DEATH NOTE
漫画ばっかや…orz
「無痛文明論」 盛岡正博
繰り返しが多くて、おじいさんの話聞いてるみたいな気がしてきた。
基本的に書いてあることは新しい概念というか、
いい視点だと思うけど、もっとみじかく簡潔に書いて欲しかった。
337 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/10/08 23:20:27 ID:KJExjc33
「鉄の棺」斎藤寛
伊号第56潜水艦に軍医として乗り込んだ軍医さんの体験記
・・・潜航中の物凄い息苦しさと、その後の超爽快感を味わえる
ローマ人の物語文庫 ルビコン川以降 上・中・下
ガダラの豚
図解コンパクトディスク
ああ、河が川に!
黄昏の百合の骨/恩田陸
やっぱこのシリーズ好きだー。早く続きを・・・読みたいような待っていたいような。
装丁もきれいで好き。
不東庵日常/細川護煕
なんかテレビで元総理の余生の特集してたので読んだけど・・・余裕ある人は優雅でいいね(’A`)
本自体は特に意味ない内容です・・・
忍者飛翔
設定はベタなんだがつい読んでしまう。いいなぁこういうの。
火の粉/雫井脩介
ドラマ化、映画化決定らしいが配役でイメージが固定される前にとおもって。
日常の中の狂気ってこわい。
『毒を食らわば』ドロシー・L・セイヤーズ
セイヤーズの小説を初めて読んだ。思ったよりウィムジイ卿が格好良くない。
部下の女性たちの活躍の方が面白かった。
345 :
名無しさん@生活サロン板できました:04/10/10 15:04:42 ID:+TglSbHl
「はじめての中国語」(相原茂)
当然、発音はそれなりの講師に頼らねば成らないが、中国語を履修するための準備に良い。
「フリーメイソン」(吉村正和)
数々の起源説、独特の儀式、歴史などを通してフリーメイソンという組織について考察。
「ソシュール」(加賀野井秀一)
生い立ち、活動、影響、そして彼の"一般言語学講義"を入門者用に解説。ブックガイドも充実。
「黒蝿」P・コーンウェル
やっと読んだ。
もうだめかな。。
「妻たちの二・二六事件」澤地久枝
まだ半分しか読んでないけど、妻へ宛てた手紙とか、
メモ程度の短い文なんだけど、愛情が篭もってて
なんか泣いてしまった(´Д⊂
しかし、いつも思うんだけど、当時の人って本当に
あんな難しい文体で手紙を書いてたんだなぁ…。
読む側にも教養が求められる凄い時代だ。
「夏への扉(ルビ訳)」ハインライン
日本語では何度か読んでたけど、講談社ルビーブックスで読んでみた。
本文は英語で、難しい単語には日本語でルビがふってあるってやつ。
もともと話知ってたのもあるけど、思った以上にすいすい読めた。
原文はこうなのかーってのも分かって面白かった。
「大阪人の思惑 東京人の都合」
この手の本の中で秀逸な作。
東京生まれ大阪住まいの著者が書く大阪・東京論。
どっちにも偏らず、東京一極集中の報道体制批判や
大阪固定概念を崩そうとしない東京メディアや大阪人そのものなどの批判。
今まで、この手の本で書かれてこなかった「大阪の本当の姿」を余す所なく書いてる。
大阪批判や東京自慢をする人を「千葉県人」「東京以外の地方人」と
括るのは東京人っぽく引いた。
谷崎潤一郎「細雪」
週末に20ページくらい、そんなペースで読んでたから、
読み終えるのに半年もかかった。
お腹一杯なので、しばらく小説は休もう。
>>346 私も買ったけど読めなかった。もう駄目ぽ。
嶽本野ばら「下妻物語」
あまり期待せずに買っちゃったんですが、予想以上に面白かったです。読んでると無性に
刺繍してみたくなるw
桃子(ロリの方)のツッ込みが特に面白かった。ヤンキーって今も昔も漢字に弱いんだなぁ。
映画はどうだったのかな。11月にビデオが出るらしいから見てみよう。
萩尾望都の「銀の三角」
何度読んでも凄い。
この頃の絵が一番好きだなぁ。
現在進行中のバルバラも面白いけれど、画力が荒れているような。
「若さでムンムン」山田参介
マンガ。ショッピングで歩き疲れたのでカフェでマンガでも読みながら
一服しようと思ったら、ほんの数ページで断念するハメに。。。
すいかの匂い 江国香織
ボランティアでやってきた学生と少女の話が
何か妙に印象に残った
こういうスタンスの小学生ってもっといても面白そう
日本リベラルと石橋湛山/田中秀征
感想忘れてた。。。。いまいち湛山のすごさが伝わらなかったです
酒見賢一 「陋巷に在り」妨の巻
五度目のチャレンジ
説明長いよーヽ('∀`)ノ
まひるの月を追いかけて・恩田陸
あー奈良行きてー
360 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/14 21:12:31 ID:nW7ff5kB
ジョン・クラカワー「空へ」
海抜8000メートルの世界の凄さというか恐ろしさを知った
現代の詩人
「田村隆一」
「大岡信」
「黒田三郎」
これで借りたの4回目!?
買ったほうがいいのかな。
「我輩は猫である」
今読んでる。恥ずかしながら今まで読んだ事が無かった。
24人のビリー・ミリガン
基本人格の「ビリー」も分裂した人格のうちのひとつって事なのかな…
最終的には統合されて「教師」として一人の人間になっちゃうし
364 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/15 00:38:30 ID:BenHRPG9
あえて言おう、
「レタスクラブ」だと
今読んでるのは漱石のこころ。
最近読み終わったのが田口ランディのコンセント
366 :
加奈ン:04/10/15 00:49:18 ID:Ms1JH8tp
石田伊良にハマってまふ♪
367 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/15 01:44:43 ID:glgyEsjz
嵌ってるなら、名前くらい正しく覚えろ
「エースをねらえ」「生徒諸君」を図書館で借りた
暑苦しいと思いつつも面白い
冷たい校舎の時は止まる
面白かったよ
「神教組織物語」常世 長胤
アイリス・ジョハンセンの
「嘘はよみがえる」
この作者の本で、復顔彫刻家の苦悩を知った。
図書館に予約してやっと順番がまわってきた「ダヴィンチコード 上巻」
もうすぐ上巻読み終わるんだけど・・・
これって下巻からおもしろくなってくるの?
読み進めるか止めるか迷い中。
KAWADE夢ムック 内田百 - 文藝別冊
イヤです。なぜイヤなのかというと気が進まないからです。
なぜ気が進まないかというとイヤだからです。
いいねえ・・・('A‘)
>>372 面白かったのは上巻の前半までだったと思う。
読み終えることにこだわりを持たないなら読むの止めちゃっていい。
375 :
372:04/10/16 07:42:26 ID:iHyiZxCN
>>374 (´・ω・`)上巻の前半がおもしろかったのか…。
じゃあ読むの止めちゃおうっと。
「家ができました」銀色夏生
家が出来るまで〜じゃなくて家が出来てからの
部屋紹介本。意外に面白い。
隅々までオサレ趣味が行き届いていて一々関心。
この本自体は面白いけど、これからのつれづれの先行きが心配。
泥棒国家の完成/ベンジャミン・フルフォード
肝心のことは隠して報道しないマスコミ、世界にスルーされる日本、跋扈するヤクザ・・・日本もうだめぽ(´Д⊂ 腐りすぎ。
こういう人によってしか暴露されないのが痛い。
日本のアニメは世界一、なんてはしゃいでる場合じゃないな
378 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/18 10:27:23 ID:L54OFu2H
あげ
『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』/夢枕獏
1巻から4巻まで1週間かけてイッキ読み。
読後は大唐帝国に纏わる、長い長い夢から醒めたかの如しでした。
いやはや、この物語は絶対にオモチロイ。
バースディ/鈴木光司
面白かった。読み手に恐怖感を味わわせるのが上手いねぇ。
「脳はいかにして神を見るか」
世界と一体となったり、神を感じたりなどの
神秘体験の神経科学的解明を試みる一冊。
神は神経を通ってやってくる。
>>380 奇遇だ、私は鈴木光司の「仄暗い水の底から」を読みました。
水にまつわる短編集。
どれもなかなか怖くてよかった。
実際は何も出てこないのもよかった。
ジョゼト虎と魚たち/田辺聖子
帰れ帰れ・・本当は寂しかったって
ワンワン泣かれたら男はたまらんよね
映画の主演の2人がどうしてもイメージに入ってきたけど
違和感なし。映画も見たくなった
384 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/19 12:44:47 ID:ZGQxqduq
西村京太郎の『愛と死の伝説』上下巻。
十津川警部シリーズには珍しい歴史ミステリーっぽさが加味されていて新鮮でした。
今は内田康夫の『エスケープ 消えた美食家』を読みはじめたところです。
385 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/19 12:59:27 ID:+TzT03/L
市原悦子「ひとりごと」
386 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/19 13:25:52 ID:N6tWGot3
(* ゚∀) /
/⌒ ) /
< く\ \
\( ヨ 、 ★
/ // ─
/ / ./ \
(  ̄)  ̄)
<遊び方>
★をダブルクリックすると勃起するぞ!
387 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/19 13:31:14 ID:b5mdFkZy
白川道の「天国への階段」
復讐心を胸に立ち上がった男の物語。
最初だれてたけど、終盤は一気に読めました。
ロード=ダンセイニ「世界の涯の物語」「夢見る人の物語」読了。
ハリポタブームに唯一感謝したいのがダンセイニの新刊が出たこと。
ずっと読みたいと思ってた「サクノスを除いては破るあたわざる堅砦」も入ってて,
まさに感涙もの。
売れればもっと出るとのことなので周りのやつにプッシュしてみた。
正直売れないような気もするが。
資本論 FOR BEGINNERS (現代書館)
本当に入門書という感じ。
挿絵(漫画)が多くて読み易い。
筒井康隆「朝のガスパール」
筒井康隆のはっちゃけぶりがよく出た凄い作品だった……。
さらにすごいのは、この作品が天下の朝日新聞様で連載してたという事実。
是非、リアルタイムで見たかった。
みんなさーもっとサブカルとかマンガとか
馬鹿っぽいの読んでないわけ??
小難しい本読んだらとりあえずここ書き込んどくカって感じ?
キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか /北尾トロ
勇気を出せなかった人々(著者含む)のルポルタージュ。
52%調子のいい旅 宮田珠己
サクッと楽しく読めた。
仕事とは言え いろんなところ行けてイイなぁ。
次は「ウはウミウシのウ」読みたい。
>>391 じゃあご要望にお答えして。
「マリア様がみてる 特別でないただの一日」
タイトルと180度違う内容と内容の薄さにびっくり。
っていうかさんざんイベント引っぱっておいて、結果がこの薄さかよ。
しかも、本筋と平行して進むサイドストーリーがゴチャゴチャとせせこましく進むうえ、あんまり面白くない。
とりあえず出しておいた先代薔薇様が放置プレイくらってたりと、キャラの動かし方も上手くない。
>>391 そういやマンガは読まんな・・・('A‘)
最近読んだのは「ねこぢる食堂」。
スペース/加納朋子
このシリーズってこんなのだっけ…
表題作は特に退屈だ
「げんしけん1〜3」
アニメ化なんで読んでみた。
大学時代の友人に何人かこんなの居たなーって懐かしく思えました。
これ読んでると、作中のヲタに比べれば
0時売りもコミケも行ったことない俺なんか可愛いもんだと
変な安堵感を覚えました。
ねこぢる懐かしいな。
「蹴りたい田中」
小説としてはもう、最悪といえるけど、
駄洒落も最悪。バカ小説。
おもしろかったが、元ネタがあまりわからない。
SF好き/詳しい人ならもっと楽しめたと思う。
りさちゃんにも。
FBI心理分析官
サムの息子が実は正気だったというのはよかった。
>>392 私も図書館で借りて読んだ。
まあまあおもしろかった。
>391
マンガはマンガ板でいーやって感じ。マンガのほうがあきらかに
たくさん読むので書ききれないし・・・。
ちなみに今日は「エースをねらえ!」山本鈴美香(コンビニ廉価版6・7巻)
初めて通して読んだけどあまりの熱さに泣いた。
あと水上勉「寺泊・わが風車」わが風車の中で堕胎した子の骸を見るシーンが
妙に淡々としててびびッタ。
水上氏は先月亡くなってたんだな。まったく知らなかった。
漫画だったら
「MMR ザ・ラストリサーチ」
リアルタイムで読みたかったw
「エマ」
雰囲気がよかった。
そうだ、水上勉、亡くなったんだな。生きてるうちにもっと読めばよかった。
「カラスなぜ遊ぶ」杉田昭栄 集英社新書
・・・著者のカラスへの愛情が炸裂していて、ちょっと笑える。カラス大好き!
しかし集英社新書はこれ以外は興味が全く湧かない。
404 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/21 14:18:20 ID:LqHx/JNj
>>403 近代的都市が発達すると、大勢の人が地方や外国から流入
してきて、匿名性が浸透し、生活は流動的になる。都市生活に
適応するために大切なのは、最新情報である。
そこで、次第にマスメディアが発展し、人々の秘密をニュースとして
発掘する、新しい情報環境が創造された。都市に生活する人間
は、他人の秘密をニュースとして消費する、メディア探偵とも呼ぶべ
き人間に変身していくのである。本書は、東西の探偵小説、推理
小説を素材として取り上げながら、われわれの陥っている、他人の
秘密を知って安心し楽しむ、一億総探偵現象の社会心理を解き
明かそうとするものである。都市的人間はあまりにも知ることに追わ
れている。
人はなぜ逃げおくれるのか─災害の心理学
405 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/21 14:25:41 ID:mMxjqqMI
靖国の声に耳を澄ませて
゚・(ノД`)・゚・。
東欧旅の雑学ノート
つまらん。
英語リーディングの秘密
「ダンテ・クラブ」マシュー・パール
多分、アメリカ文学に詳しい人なら最初から最後まで
すごく面白いんだろうと思う。
さっぱりな自分は、途中からはわりと面白かったです。
とりあえず「ダ・ヴィンチ・コード」が駄目だった人には、
全くお勧めできないとオモわれ
窓際OL トホホな朝ウフフな夜
前半はオヤジ雑誌の連載だったのかな、なんかそれらしいワンパターンなオチと展開ですぐ飽きる。
後半は父・北杜夫の家庭の日常なんかがいろいろ書いてあって面白いです。
北杜夫ファンのための本だなあ。
アシモフのファウンデーションシリーズを
図書館で借りて詠み始めたのだが・・・
間違えて「ファウンデーションの彼方へ」の
上巻2冊借りてきちゃったよー
続きが気になる。
佐藤雅彦・竹中平蔵
「経済ってそういうことだったのか会議」
しみじみとしたなぁ・・・
経済が分からなくて佐藤さんが好きだったから読んでみたのだけど
経済ってパズルな部分もあるんだって思った
あっちがでっぱりゃこっち引っ込む ってかんじ
後政府のなぞーな動きとかも理屈が通ったって感じでうなずいたり
412 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/22 18:46:09 ID:m9S8VPgU
新田次郎「雪の炎」
最近山岳小説にはまってて、これは図書館で借りて読んだ。
所謂ミステリーなんだが、凝った仕掛けやヒネリは無く、カタルシスを
感じる事もなくただ最初から最後まで淡々と読了してしまった。
エベレット・マットリン 眠りを減らせ!
藤本憲幸 短く深く寝る法
藤本憲幸 超「熟睡短眠」法
・・・ねむい
414 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/22 19:20:03 ID:Huk0w6nQ
日垣隆「そして殺人者は野に放たれる」
筆者の情報収集能力の高さ(根気強さ)に敬服させられつつも、
論理力の欠如に唖然とさせられた。
ここまで本にツッコミを入れながら読んだのはひさびさ。
学生時代のゼミの予習を思い出してしみじみしてしまったよ。
415 :
1:04/10/22 19:22:51 ID:SZ4u7oKs
本を読んでどう思ったか?何を得たか?得たものを今後どういかしていくかも
書いてもらえるとありがたいです
416 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/22 20:31:30 ID:BMBnN7qB
乙一「暗黒童話」
彼の作品で総体的な作品であり秀作だと思う。
主人公の内面が顕著に伝わりぐいぐい引き込まれた。
ちなみにミステリ部分には見事にやられた(笑)
どこがだよw
S・キング「幸福の25セント硬貨」短編集です。
このなかの「例のあの感覚、フランス語でしか言えないあの感覚」
というのが、繰り返しの悪夢といった話なんだけど、ちょっと本気で
車酔いして吐きそうな感じを味わいました。。。
最近キングにはまってるので他の人にも読んで欲しい。
VOWでもお馴染みだった川崎洋さんがなくなったらしい
えー。川崎さんまだ若いよね??
422 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/23 19:48:06 ID:adMhgrgM
★トリイ・へイデン→機械仕掛けの猫
★ダ・ヴィンチコード
★パパラギ
★ルイス・キャロル→鏡の国のアリス
★吉本ばなな→アルゼンチンババア
423 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/23 20:16:05 ID:adMhgrgM
↑コメント入れるの忘れてました
ダ・ヴィンチコード、上巻しか読んでないんですが
モナ・リザとか岩窟の聖母とかレオナルド・ダ・ヴィンチについて
色々書かれてて、とても興味深かったです。。。
どこからが創作なのかがよくわかりませんでしたが・・・
浅暮三文「10センチの空」
空に浮かぶ雲をじっと眺めて、忘れていたものを思い出して、
遠い目をして、静かにため息をつきたくなったときに読む本、みたいな感じ。
1冊くらい、こういう本が本棚に置いてあってもいいかなぁ、と。
浅田次郎の蒼穹の昴
高校のとき図書館で借りて読んだけど、文庫が出たので買って再読。
やっぱり面白い。ぽっぽやじゃなくこっちに直木賞やりゃ良かったのに。
木曜日のボール/近藤篤
写真がいい。
最後の方で出てきたスラムの少年が無表情で
サッカーの練習風景を見てる姿が何か残った
428 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/26 09:51:00 ID:vSiLDDfx
山野井泰史「垂直の記憶」
岩壁を、山を「登る」という行為に取り憑かれた作者の半生記。
かのジョージ・マロリーは「そこに山があるから」山に登るのだと云ったが、
作者は「山に登るのに特別な理由なんてない。ただ、登りたいから登る。
それだけ。自分の持てる全てをぶつけて、生か死かという極限の登攀を
している時、そこには確かに自分が生きているという実感がある」という。
まさしくこの男は修羅である。そして男が惚れる男である。
「ヒグマ」
430 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/26 20:58:42 ID:3QzxpxSo
431 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/26 21:07:38 ID:V9neL1v4
熾火/東 直己
432 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/26 21:34:59 ID:AikbH6RM
先週本棚の整理をしたら
『たのもしき日本語』(吉田戦車 ・ 川崎ぶら)が出てきた。
10年以上前のものだけど(買った当時は小学生だったな)
やっぱり笑ってしまったよ。
知ってる人、居ませんかー?
「手ぶらのアンケート」「地面に書くアンケート」
433 :
432:04/10/26 21:48:02 ID:AikbH6RM
>10年以上前のものだけど(買った当時は小学生だったな)
今確認してみたら、1994年1月初版だった
(「10年以上前」でも間違いじゃないけど)。
ということは、他人様にはどーでもいいことだけど
当方、当時「小学生」じゃなく「中学生」だったよ。
とりあえず、確認と訂正でした。失礼。
穂村弘のエッセイ集『もうおうちへかえりましょう』。
前のエッセイ集『世界音痴』ですっかり
この作者が好きになってしまったが、
この2冊目はちょっと・・
なんかちょっと恋愛ゾンビ&世界音痴ぶりが鼻についてきた。
「百鬼園随筆集」内田百間
現在のエッセイ集の先駆け 自身をモデルにした短編小説もあり
頑固かついい加減な借金魔の内田先生の周りで起きる出来事が
軽妙洒脱な文章で綴られる 微妙に間の抜けた会話表現も良い
全体的に肩の力の抜けるようなアホくささが漂う
436 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/27 00:41:51 ID:MEg8xmT7
966 :名無しさん@毎日が日曜日 :04/10/23 15:01:17 ID:7BQiK7V8
先物外務員。 この職は人間のクズの集まりだな 法で認められたオレオレ詐欺みたいなもの。
パチンコや消費者金融、風俗のほうが立場はずーっと上
>>435 ありゃ奇遇だね。
私も丁度読んでるよ。
今週末に長い時間電車に乗るので、
そん時は「阿呆列車」を持っていきます。
419さんの書き込みを見て、
久しぶりに読み返してみた
「たんぽぽ」 (川崎洋)
たんぽぽが
たくさん飛んでいく
ひとつひとつ
みんな名前があるんだ
おーい たぽんぽ
おーい ぽぽんた
おーい ぽんたぽ
おーい ぽたぽん
川に落ちるな
ご冥福を御祈り申し上げます
みんな元気。/舞城 王太郎
陰摩羅鬼の瑕 京極夏彦
久しぶりに京極夏彦を読んだら疲れたorz
>>439 その人一度読んでみたいと思ってるんだけど機会がないな( 'A`)
敗北からの創作・・・・要するに著者はドリアン助川なのかな?NY在住で9.11以来の平和への思索だけど最後の結論にこける。やはりアーチストは浮世離れしてるという感じ。
かけがえのないもの・・・養老猛司のいつも言ってることのまとめで便利。本人もそう言ってるけど。
思ひ出の記・・・ラフカディオ・ハーンの奥さんの回想。武士道ブームって当時もあったんだな・・・
442 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/29 09:44:19 ID:Mcrmkupl
ハルモニア/篠田節子
443 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/29 11:01:11 ID:FNKUqTTx
ダンスダンスダンス/村上春樹
いや、公言するのもなんだけど、初期春樹はいいなぁ。風からダンスまでは本当にいい。
アフターダークは正直買って損した。
名探偵コナン47巻
445 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/29 11:20:15 ID:1gHnjE80
夏と花火と私の死体/乙一
これ16歳が書いたの…?すごすぎ…
小池真理子の棺の中の猫
椰子・椰子 / 川上弘美・山口マオ
シュールで笑えた。オパーイの数が2倍になるとは・・・w
「シーラと呼ばれた子」 トリィ・ヘイデン著
読んでて目頭が熱くなりました。
妖怪アパートの幽雅な日常 1.2巻
妖怪好きなので図書館で見かけて何気に借りたが泣けた…
3巻は買って読もう。
誘拐の果実/真保裕一
娘・恵美の親への態度がむかつく。最後まで。
いつまでもスネてんじゃねぇー!!
高野和明/13階段
文庫を発見したので読んでみた。
圧倒的な描写力はデビュー作とは思えない。
重いテーマだが構成もテンポも良く、一気に読める良作。
他の作品も読みたいが、文庫出るまで我慢我慢。
スワロウテイル/岩井俊二
イェンタウンの設定は良かったけれど、その設定を生かしきれてない気がする。
最初から最後まで先の読める話の展開で淡々と終わる。
人類の月面着陸は無かったろう論 /副島隆彦
デムパ(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)キタキタキタ ―!!
内容より書きぶりが痛すぎる・・・・2ちゃんねる用語に注釈入れてるのも笑うし
「パパの脳が壊れちゃった」
災難っつーのは、自分が一番したいことができなくなる作用で
バベルの塔みたいに 驕ったところに雷は落ちるものかも
この夫婦は知性が誇りだったわけで、事故で全ての認識がひっくりかえる
怠惰な自分には、さて今後なにが起きるのか。怖い。
>>451 13階段と幽霊人命救助隊とグレイグディッガー読んだけど
守備範囲広い人だと思った。
3作の中で13階段が飛びぬけてると思う。
「火の粉」雫井裕介
おもろい。
普通のおばさんを描ける時点で才能あると思う。
DQNでもない普通のお人よし目のおばさん書くのって意外に難しそう
457 :
おさかなくわえた名無しさん:04/10/30 23:24:47 ID:EnbfZKQr
横山秀夫「クライマーズ・ハイ」
久々に良い読後感を味わった。
ファウンデーションシリーズ読破
次はロボットシリーズに突入
おもしろい。
久しぶりに本を読んでワクワクする。
理科年表〈平成16年〉
家族狩り 全五部 天童荒太
面白かった。美術教師絡みの話が好き。
恩田陸「クレオパトラの夢」
年末年始が恋しくなった。
斉藤隆介「モチモチの木」
モチモチの木ってとちの木だったのか。すっかり内容忘れてた。
野中広務 差別と権力
部落問題まで結構遠慮なく書くものだなあ。
4本指のアニメが糾弾されるという噂とか聞くといくらなんでもこじつけかと思っていたら
もともとこういう揶揄の仕方があったのか
本の後半になってくると政治の駆け引きは記憶にあるので生々しい。金丸氏ちょっとマヌケ・・・・
>460
家族狩り、単行本のが良かったですよ。
文庫版は説教臭くて、もうこの人ダメだなと思った。
可能なら単行本のを捜して読み比べてみて欲しい。
スポーツは良い子を育てるか 永井洋一
小学生の時、入っていた少年団を思い出した。
レギュラーを親子共々贔屓するコーチがいて
理不尽を感じていたが、どこでも同じ世界なのだと思った。
一部飛んでる論を展開してはいるけど、
スポーツが子供への人格教育になると思っている
なら一度読んでみるといいかも。
>>463 単行本の方が容赦なくてよかった。
ミステリーに社会派な(直接的な)メッセージは必要ないと思う。
貫井徳郎もそう言う店で苦手
466 :
460:04/11/02 19:46:24 ID:YcyQ02C7
>>463>>465 単行本もあるんですか?探してきます。
どういうふうに違うのか楽しみだ〜
貫井徳郎の「慟哭」を買ったら乱丁っていうのかな、
いきなり400ページあたりから始まっていて
びっくりしました。
467 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/02 21:27:47 ID:2hiKfPjv
保守
468 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/02 21:47:11 ID:Ji+ACVXo
生にゅー
NY生活を送る著者のコラム。
海外住まいに多い日本批判も少なくスイスイ読める。
武闘の大地/高橋義夫
うーん…可も無く不可も無く
タイトルだけで買っちまった。
へんないきもの /早川 いくを
面白かった。ぜひ映像で見たいものだ。
「デイジー・ミラー」
アメリカから来た娘は、ヨーロッパの保守的な価値観から「奔放」「下級」と見なされる。
アメリカ生まれヨーロッパ育ちの主人公は2つの価値観に葛藤しつつ彼女に恋をする。
・・・てのがスジだけど、古い作品なのか、奔放な設定のアメリカ娘は現代では普通未満。
(婚約もしていない男と2人で頻繁に出歩くなんて!・・・てのが作中のヨーロッパ社交界)
そのため、肝心の主人公の葛藤にイマイチ共感を持てなかった。
あと、主人公が終始冷静で淡泊なのも影響してるかも。たまには感情燃やせよ、みたいな。
それでも娘の天真爛漫な魅力が生き残っていたのが救いかな。
「ハーツ 死に抜けゲーム」 久綱さざれ
つまらなくは無かったけれど・・・みんないい人すぎ。
もっと殺伐としてるのかと思ったのでちょっと残念。
「レフトハンド」 中井拓志
面白かった。こういう話大好き。
寄生獣のミギーみたいなのかな・・・と思いながら読みました。
「パズラー」西澤保彦
普通の推理物としては面白かった。
中にはこじつけと感じるものもあったけど。
最初の「蓮華の花」という作品が一番よかった。
海外の小説もいろいろ読んでみたいんだけど
登場人物の名前が覚えれないのと、考え方の違い(?)でいまいち感情移入できない・・・。
ジョークとかも理解できないし。
こんな私でも面白いと思える海外小説ないですかね?
>>474 どんなジャンルが好きなのか解らないけど、
アガサ・クリスティとかどうですか。
登場人物はそんなに多くないし、わりと楽に読めるんじゃないかな。
>>470 虫類図鑑/辻まことみたいなのかな・・・ちょっと気になる
「死の壁を超えるSUPERLOVE」坂本政道
幽体離脱して死の向こうの世界を探索するというやつだけど(幽体離脱のため左右の音の位相をずらして脳をコントロールするCDの紹介とかもあったけど高すぎ)、
作者が理系なためかどうも文章が本としての面白みに欠ける。
これならオリジナルのロバート・モンローの本を読んでいたほうがいいような・・・あ、でもかなり絶版だっけ。
信じる信じないは別として興味深い本ではある。
冷たい校舎の時は止まる
割と面白かった。
ジパング(漫画)
自衛隊(・∀・)イイ!なんかタイムスリップもの。
途中からパラレルになっちゃったけど。
>>471 「ねじの回転」なら時代を超えるだろうけどね。
「ノラや」 内田百
・゚・(つД`)・゚・。
久しぶりに大泣きした
猫好きの人はぜひ読んだほうがいい
こんな悲しくて切ないのに、読後とても暖かい気分になれる
ナンシー関「なにがどうして」
独特の価値観がねらー、特に喪男っぽくておもしろかった。
>474
大御所過ぎるけどスティーブン・キングは面白いですよ。
手に取りやすい海外モノはハードボイルドとかサスペンスとかで、私も
登場人物の思考や行動が理解できないことが多いですが、キングは
読み出したら止まらない感じです。名前はカバーに一覧みたいのが出てるし。
このスレでどなたかが読んでいた「グリーンマイル」とかどうですか。
私も先日読み終わりましたが面白かったです。
読み終わったあとなにかに祈りたい気持ちになりました。
>>474 同じく海外の小説は全くだめな方。苦手な方向が違うかも抱けど。
海外の生活風景など馴染むが薄く、スラスラと読めないのが原因だけど
映画のノベライゼーションなどは
背景や設定や人物がある程度定まってるせいか読みやすかった。
「E・T」は、母親とETの触れ合いが意外な方向で描かれて面白かった。
483 :
474:04/11/04 00:10:41 ID:UeVCAtlv
>>475 ありがdです。
ミステリは登場人物表があるから私でも大丈夫かも・・・チャレンジしてみます。
>>481 キングも何回かチャレンジしてみたのですが、登場人物と風景を追うのに必死になって
内容忘れてしまいました。単に私がアホなだけかもしれないウワワン
>>482さんの映画→小説っていうのはいい手ですね。グリーンマイルかぁ、まず映画観てみます!
登場人物が例えばイギリス人で「物置に隠れた」とあったとしても、
私は一般的なイギリスの物置の大きさや色、素材なんかを知らないし、
物置に持っているイギリス人のイメージもわからないし
(自分の住んでいる日本だったら「蔵」という言葉から暗いとか座敷牢とか古い書物とか連想できますよね)
普段こんな理屈っぽく考えてるわけじゃないんですけど、ぱっと頭に浮かんでこないんです。
名前に関しても「麗斗」だったら、おいおい大げさな名前だなーとか
「一志」だったら、一般的な名前で松っちゃんとおなじ読みかぁ、とか考えるから覚えやすいんですけど。
食わず嫌いのなかに名作がたくさんあるかと思うと悔しくて・・・
ちょっとずつ慣らしていくしかないのかなぁ。そのうち想像できるようになるのかな。
皆さんの意見参考にして読んでみます。長文スマソ
>>479 思い出しただけで・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
家族に泣き顔見られるのが恥ずかしくて夜中にこっそり読んでたよ。
485 :
470:04/11/04 09:33:05 ID:UK/P8NhJ
>>476さん
「虫類図鑑」というのは読んだことがないので分からないけど
「へんないきもの」は
絶対零度でも真空でも高熱でも生きられる虫とか
足しかないクモ(内臓は足の中に格納されてる)とか
オスがメスの20万分の1のサイズしかない動物とか
とにかく実在する変な生き物を絵と文で淡々と紹介してる本です。
文が読みやすくて面白いです。
本屋さんで平積みしてたからけっこう売れ筋なのかも。
松本清張「点と線」、「張込み」、「Dの複合」、「黒革の手帖」
横溝正史「本陣殺人事件」、「スペードの女王」、「女王蜂」
塩野七生「男たちへ」、「神の代理人」
山崎豊子「華麗なる一族」
綾辻行人「殺人鬼」
宮部みゆき「ICO霧の城」、「ブレイブストーリー」
ダン・ブラウン「ダヴィンチ・コード」
バロネス・オルツィ「隅の老人」
リリアン・J・ブラウン「猫は14の謎を持つ」
ディスクン・カー「火刑法廷」
フランソワーズ・サガン「ボルジア家の毒薬」
ここ二週間で全部読んだ。一度読み始めると睡眠時間を削ってもクライマックスまで
いきたくなるので、かなり眼精疲労。
宮部みゆき、あんまり面白くないなぁ。「魔術はささやく」、「理由」、「火車」に
あった面白さはどこへ?
綾辻行人はおまいらの書き込みを見て、興味本位で見て、グロ…。夢に見ちゃったよ。
面白い!と思ったのは「隅の老人」。これはまじでお勧め。
「猫は14の謎を持つ」は、ぬこ好きにはたまらない。行動が猫の範疇を出ない
(人間の言葉でしゃべったりしない)ので、お気に入り。
喋ったり人の役に立つぬこが好きな人には、宮部みゆきの「天狗風」がおすすめ。
江戸時代が舞台の小説だけど、面白い。
>>486 乙。
しかし、なかなか疲れそうな布陣ですな。
実は当方、殺人鬼を紹介した者です。お気に召し…ませんよな、フツー。
でも、もっとグロイのもあるんだけどねぇ。
クライヴ・バーガーの『血の本』とか。
じめじめした怖さじゃないので、お薦め。グロイけどね。w
最近読んだ本は、澁澤龍彦 『サド侯爵 あるいは城と牢獄』『ねむり姫』
十数年ぶりで澁澤の本を買った。(サド侯爵の方)
昔は澁澤を読み漁っていたんだけど、若気の至りだったかと。
『サド侯爵』は半ばギブアップしてしまい、『ねむり姫』に鞍替えしてみた。
こちらは、まだ違和感なしに読めた。
小説以前と言うべきか、極限まで研ぎ澄ましたと言うべきか、この素っ気無さが堪らん。
『高丘親王航海記』が読みたいんだが、何処に仕舞ったか見つからない。
いい加減、本棚の整理をせねば orz
小野不由美「黄昏の岸 暁の天」
十二国記面白いと思うんだけどいつも途中で国の名前とかが
ごっちゃになってくるorzアタマワリー
魔性の子を先に読んだけど逆だったらどうだったかな。
>>479 私もこの前読んだよー。同じく泣けた。
ぬこたちの描写がかわいい。
「バッテリー」「バッテリーU」あさのあつこ
心理描写の上手さに引き込まれました。
「快適なHライフ 彼のペニスが私をグサリ!」 草麗漫子躇 主婦と性欲社刊
「続、中出し活用法 安全な中出しHを見直そう」 どっぴゅん社刊
>>486 宮部みゆき、好きだったけど受け付けなくなった。
少年への妙な期待感たっぷりの文体が気になる
少年と年上女(男)との微妙な絡み
この人、ショタ?
493 :
あげ:04/11/04 21:49:25 ID:ikrS5KDe
>>488 「魔性の子」は外伝的挿入話なので、もし私がヒトに薦めるときは後回しにしたいな。
>>489 あさのあつこさん、面白いよね。文庫化待ちきれないで「バッテリー」V〜Xまで
ハードカバー買って読みましたよ。Yマダー?
最近読んだのは「未来のうてな」日渡早紀(白泉社文庫、1〜5巻完結)。「僕タマ」の再来には
なりきれなかったか・・・というのが率直な感想。
>>492 フィクションじゃん。
プロの嘘つきなんだから、そんな真に受けなくても…
495 :
あげ:04/11/04 22:06:58 ID:ikrS5KDe
いや、彼女は結構ゲーマー属性入ってるからそっち方面の嗜好もあっておかしくない。
でもまぁ、それを他人に読ませることが出来るレベルにまで昇華できるというのは
やっぱり才能であって、そんなとこで偏見持ってしまうと読書の愉悦を愉しむ幅が
狭くなって、損なのではないでしょうか?
>>494氏の指摘している通りですね。
496 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/04 22:33:08 ID:im6yaYyX
電車男
自分キモ…_| ̄|〇
>>485 なるほど面白そうですね
虫類図鑑は皮肉みたいな毒気が入ってるので似てるけど微妙に違う感じなのかも・・・・・
そういえば書評などで見かけたことがあります。機会があったら読んでみます。
>496
テロ朝で紹介されてたけど、引いた。
「リアル鬼ごっこ」
単行本読んでみた
突っ込み所満載だったり、文章表現が弱かったりと欠点は多いですが、
デビュー作としては素晴らしいと思います。
人減らしに鬼ごっこを正当化させる王様というアイデアは凄いと思った。
>>495 宮部は元々好きだった(龍は眠るとか)
宮部ばっかり読んでた時は気にならなかったけど
逆に色んな本を読むようになって目に付くようになってきた。
ショタ性を愉悦として楽しむ事は生理的に出来ない。
水上勉「五番町夕霧楼」
この人の書く娼妓の渋さがなんとなくいい。。
503 :
あげ:04/11/06 01:22:01 ID:h7rq8niy
>>501 むぅ。生理的に不能というならば何を言うべくもないのだが、あえて一言。
あらゆる嫌悪というものは須く自己の内に原因を持っているべきものであって、
それを偏見として所持するか、自己の内なる規範として所持するかでは
見識の幅に雲泥の差が生じると思うのですよ。ショタ性もロリ性も、彼ら作家の
表現手段、もしくは作品の商品価値を高めるための方便、あるいは本音であったところで、
それを受け取る読者たる私たちの姿勢如何で嫌悪にも愉楽にもなり得るとおもいますが。
・・・でもこれじゃあ反論にはならないよなぁ。
ま、私の望みはこれ。「本読んでるときくらい自由になりたい。」
スレ違いスマソ
504 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/06 01:55:45 ID:zpS5Ti8o
「車輪の下」 ヘルマン・ヘッセ著
欝
505 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/06 02:06:57 ID:Mddyq+Wm
「ジェニィ」 ポール・ギャリコ
猫好きの人にはマジおすすめ。
トムは真夜中の庭で
「経済ってそういうことだったのか会議」 佐藤雅彦・竹中平蔵
面白い。数字に弱い自分にも良くわかる。
「天使の梯子」 村山由佳
普通。
続編なんて出さなくても良かったんじゃないかと思った。
島田荘司/ロシア幽霊軍艦事件
久々に御手洗潔ものを読んだが、もはや推理小説というよりは歴史ミステリ。
期待とまったく外れたところで相当面白かった。
「ハサミ男」 殊能将之
511 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/06 23:31:27 ID:U6xnvM+g
海と毒薬 / 遠藤周作
512 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/06 23:49:24 ID:2k+XNP5i
CUT/6月号(90年前半の)
ブックレビューでオウムマンセー本をマンセーしてた。
さすがサブカル雑誌。恥ずかしい過去だな
ダヴィンチ コード
博士の愛した数式/小川洋子:ふだんは海外文学ばかりなのだけれど、ゼミの都合で読んだ。
面白かったです。切ないけど美しい世界観。数式の使い方がイイ!
中東戦争全史/山崎雅弘:ああ、こりゃ世界平和は訪れませんねそうですね。
無宗教の自分を恥ずかしく思うやら誇らしく思うやら。内容は分かりやすかった。
515 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/07 02:21:52 ID:MPezduBq
・イラストでみる猫学
・フォックス先生の猫マッサージ
今度実家に帰ったらためしてみよう
「残虐記」桐野夏生
すげえタイトルだなあと思って読んだ。
でも読後感はなんかせつない。
517 :
◆LC8Fe55AU. :04/11/07 23:04:57 ID:BlZw22MQ
物を捨てたい病スレで紹介されていた2冊
@ 「挫折しない整理の極意」 松岡英輔
A 「ガラクタ捨てれば自分が見える」 カレン・キングストン
@は読んでいるだけでワクワクしてくる。
家にある物を、今までとは違った視点でも見られるように。
Aは…うなずける部分もあるけれど、精神論の部分が好き嫌いが分かれるかも。
「銭型平次捕物控(三)」野村胡堂
ガラッ八と平次の掛け合いが面白い。半七捕物帳と似た雰囲気になるのは、やっぱり
時代と岡引モノの宿命かと感じてしまう。あと、何で出てくるのは若い娘ばっかり
で、とびきりの美人ばかりなんだろうか。
「坂の上の雲(二)」司馬遼太郎
好きで好きで堪らない作品。全集を読んでいたけれど、とうとう文庫版を購入。
血沸き肉踊るというか、昨今の小説ではこの骨太さは真似できまいと思う。
戦争モノで、殆ど戦勝国側の立場から書かれているというのに、決して戦争賛歌
にはなっていない。好きすぎて褒め言葉しか思いつきません。いかんなぁ・・・。
「タヌキの丸かじり」東海林さだお
定番シリーズだけあって安定している。作者の挿絵の効果も十二分。
いつも思うけれど、この本は空腹時や腹いっぱい食べた後に読むと辛い。
519 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/08 15:23:58 ID:8VxbTaf/
上大岡トメの「キッパリ」
さっきジャストでも放映していたが、最近セカチュ―のようなものすごいペースで
売上を伸ばしているらしい。初めて知ったよ・・・。
たまたま、本屋で山積みされてたので思わず全部立ち読みしてしまった。
(著者さんスマソ)なんとなくですが生活していくうえでの餅があがりました(笑)
エロ本7冊
>>519 さっきテレビに本人出てたけど、ガリガリで怖い顔した38歳主婦だった。
あのイラストみたいな人を想像してたのでびっくりした。
「世紀の誤審」
W杯でのポルトガルと韓国の選手のやりとりは省いて欲しい。
その噂のポルトガルの選手が好きなので。
又は噂程度であの話を蒸し返すくらいなら、きちんと検証してくれ。
モレノ審判のその後&それ以前のエピソードはモレノモレノしてて笑えた。
流転の海(流転の海、地の星、血脈の火、天の夜曲) 宮本輝
主人公はえげつないオサーンで、他に感情移入できる登場人物もいないし
さして面白い話でもない・・と思ってるのに何故か、途中で読むのをやめることができない。
ぐいぐいとひきずりこまれるみたいにページをめくってしまう。
今は第4部の天の夜曲を読み始めたところ。第3部血脈の火のラストのポンポン船のエピソードに、
「泥の河」とはまた違った女の怖さ哀しさみたいなものを感じた。
524 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/10 18:28:40 ID:bSAY9LWf
「人類の月面着陸は無かったろう論」
あの副島センセイの本と知りつつつい読んでしまったw
評論家の人がふたりでベストセラーをこき下ろしてる
「百年の誤読」が面白い。寛一お宮から、セカチューまで
突っ込みまくってくれてて、文芸VOWみたいな感じ。
たとえば、金色夜叉の金持ちの描写に、11行使って
「金剛石(ダイヤモンド)」という言葉が延々と
出てくるとか(その場にいる人がみんなその金持ちを見て
ダイヤダイヤと言い合うだけで11行って…)、
失楽園の性描写とかツッコミが笑える。まあ、さくらももこへの
評価が高いあたりはもにょるけど。
>>524 「老人税」読みましたよ
こういう方面だと結構面白くて楽しめるんですけどねー・・・・
福井晴敏 「∀(ターンエー)ガンダム 上・下」
ガンダムのアニメ見た事無いんだけど読んでみた。
なんかまだるっこしい・・上までは読んだけど、下を読み進めるうちに不快感が大きくなった。
キエル結構読んでて気に入ってたのにー(´д`)
千葉暁 「聖刻1092 聖都編」
これまたロボットものだけど、こっちはヤバイ。宇宙ヤバイ。
読んだら止まらなくなった。だめだ、俺の少ない語嚢じゃ言い表せない。
燃 え る
528 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/11 20:33:16 ID:98lvAy56
松田優作物語2巻
かなり面白かった。
特に、向田邦子の回と「野獣死すべし」の脚本が誕生した回。ジーンと来た。
それに比べて岸谷吾郎の回の散漫さは何だ。
岩井志麻子が好きなので今は岡山女読んでます。
志麻子ワールドにどっぷり浸かってしまいそう・・・。
小川洋子「シュガータイム」
腹減ってる時に絶対読んではいけない本Sクラス。
綺麗な文章で、なかなか趣きがあって良い。
だが、恋愛してない独身男性の俺的にはぬる過ぎた……。
東野圭吾「放課後」
この人の伏線の張り方にはいつも感心する。
でも犯行の動機が・・・。
同じ女だけど、そこまで思いつめるかなあと疑問。
まあそれ自体やったことないし、ましてや人に見られることもないだろうからなんとも言えないけども。
「カンタン刑」/式貴士
物置小屋に片付けてあった高校時代の文庫類を引っ張り出して見つけた80年代の短編SF小説。
当時やたらとエロ・グロが鼻につき、面白いんだけど如何してもハマり切れない自分が居た。
10数年ぶりに読み返してその面白さを再認識し、
今この作者って何をやっているのだろう?と興味を覚え、ネットで調べてみるうちにビックリ。
すでに故人だった(1991年没)事にも驚いたが、
この作者、SMポルノ小説界の重鎮「蘭光生」と同一人物であった事を知り、
驚愕すると同時に何故あのような作風になったのか、その凝り固まった長年の疑問が一気に氷解した。
どっちもお世話になってたんだなぁ、オレって・・。
他に「イースター菌」「怪奇日蝕」が見つかったので
折り見て読み込むつもり。
>>531 >まあそれ自体やったことないし
(・∀・)ニヤニヤ
マンガでわかる微分積分 / ナツメ社
雫井脩介の「虚貌(上・下)」
山田悠介 「あそこの席」
山田悠介 「親指かくし」
読みやすくて、おもろかった
536 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/12 17:32:18 ID:Iox7S1WJ
新田次郎「孤高の人」
加藤文太郎カコイイ
これに尽きる
宮部みゆき 「RPG」
はっきり言って、ちっともおもしろくなかった。文章力もないような気すらする。
宮部は最近おもろないな。
RPGは宮部作品の中ではかなり評判悪いほうだから、
別の作品読んで見たら印象変わるかも、模倣犯以前の作品がおすすめ。
あー宮部、はやくゲーマー卒業してくれ。
「破戒」 島崎藤村
何であるにせよ、告白というのは重いものだな。
>>536 懐かしい。この人の山岳小説は昔はまったなあ
ちなみにこの人の息子さんが数学者兼エッセイストの藤原正彦さんなんだよね
宮部は龍は眠るは超良かった。
レベル7、クロスファイアって面白い?
クロスファイアはいつも上巻の始めで挫折してしまって。
やたら重々しくて肩がこる。
>541
レベル7はおもしろかった。
クロスファイアは……好みによるかなぁ。それなりに面白いけど。
山田悠介「パズル」
5点満点で0.3
あの伝説の駄作「リアル鬼ごっこ」で超有名な山田悠介先生作の、
初めてSF,ホラー要素を含まない今の現代の事件を描いた作品。
業界最大手の角川書店から出版されている本なので「頭痛が痛い」といった山田悠介先生
特有の言い回しが文芸社から出版されているほかの本と比べて比較的少なく、面白みにかけるのが個人的には残念な所存である。
しかし、ペタペタで面白みのないプロットと、拳銃で脅されあっさり撤退する機動隊や、
48時間以内に隠されたパズルを探し出し完成させなければいけないのに、
みんなで一斉に寝て一斉におきるという頭の悪さを見せる人質、共犯なのに従犯の扱いをされる犯人など
突っ込みどころは海の如く山の如し。でそれなりに満足。
よって、私的には期待通りの駄作であったため個人的にはスコアは4.7点なのだが、
一般的な基準に合せてみると5−4.7で0.3となった。
>>543 なんか
ブスを見に行って、期待通りのブスだった
そんな感じですね
本にもブス専があるのか
>543
山田●介、ホントにつまんないですよね。
難しい単語なんて全くないのに、
視点ぼやけまくりの文章だからメチャクチャ読みづらい。マジ、オススメしない。
546 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/13 21:08:33 ID:27G0oLj7
リアル鬼ごっこ、結局途中挫折した。
鉄腕ダッシュのリアルかくれんぼのピーコンがヒントなんだなぁって思った。
「リアル鬼ごっこ」が下手に売れてしまって災難なのは他ならぬ山田悠介本人なのかもよ。
10年後あたりにあれで勘違いしなければ……という人生になってる悪寒。
別にどーでもいいんだけどさ。
高杉良 「いのちの風」
549 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/13 22:06:19 ID:CSxbCKPW
ローマ人の物語、ルビコン以前まで読了。
BGMはローマの松/レスピーギ。
アッピア街道の松のフィナーレで思わずガッツポーズする34の秋
550 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/13 22:14:50 ID:SjBt4ICr
絲山秋子著 オンリー・トーク。
最近読んだ本の中で1番面白かった。
551 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/13 22:16:19 ID:SjBt4ICr
訂正 イッツ・オンリー・トークだった。
552 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/13 22:19:18 ID:AGXn6l+v
追憶のかけら
貫井徳郎
553 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/13 22:20:06 ID:bjK0YZ/w
ウィッシュ・リスト
楽しい本なんだけどね。
「ミッドナイト・ミート・トレイン」/クライブ・バーカー
久々に再読。20年近く前に流行ったスプラティックホラー
収録作の「丘に、町が」がビジュアル的に絶品。
・203号室/加門七海
ホラー物。作者の苦労は伺えるが、読み手に伝わってこない。
心理描写も背景も中途半端でピンと来ない。ラストも消化不良。
・擬態/北方謙三
前半は北方ファンには面白いと思う。
後半はなんか中弛みのままズルズルって感じかな。
でも全体的には好きな部類。
リアル鬼ごっこ評判悪いね、でもまあわかるw
映像にしたら面白いかなあと思ったけどどうだろう。
山本貴光・吉川浩満『心脳問題―「脳の世紀」を生き抜く』朝日出版社。
地図を読めない女、ゲーム脳などなどの巷にはびこる人間の振る舞いを
脳の働きに還元して説明するたぐいの素朴な科学万能主義の誤りを、
哲学的素養のない人にも理解できるように懇切丁寧に解説した良書。
巻末のブックガイドも充実している。おすすめです。
梨木香歩 / 「西の魔女が死んだ」
乙一 / 「夏と花火と私の死体」「暗いところで待ち合わせ」「さみしさの周波数」
この中でどれがオススメですか?
>>557 梨木さんは読んだことがないからわからないけど、乙一なら断然「暗いところで〜」がいいと思う。
>557
私も「暗いところ〜」に一票。
>>557 4作全て読んだけど、もう一度読み返したいと思うのは
「暗いところ〜」。
だいたいみんな同じ時期に読んだ気がするけど
「西の魔女〜」だけあんまり記憶に残ってないです・・・
「西の魔女〜」は短いからすぐ読めると言う点ではおすすめかも
イワン・デニーソヴィチの一日/ソルジェニーツィン
「・・・スターリン暗黒時代の悲惨きわまる強制収容所の一日を初めてリアルに、
しかも時には温もりを込めて描き・・・(裏表紙の紹介文より)」という小説。
とにかく囚人シューホフの心情がリアルで面白かった。
場面として面白かったところは、酷寒の中、ブロック積みの仕事を割り当てられるのだが、
いつの間にか真剣に職人の誇りを持って取り組んでしまう下り。
刃物の欠片を手にして、「これを磨けば靴修理(囚人相手の小遣い稼ぎ)のナイフに使える」
とほくそ笑む下りとか。もちろん、悲惨な収容所生活の描写も。
>>558-
>>561 レスありがとうございます。
早速本屋にいってきたんですが「暗い〜」「夏と〜」はありませんでした…
仕方ないので西魔女、周波数、君にしかきこえないを買ってきました。
今から読んできます。
564 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/16 16:29:46 ID:8r2+3Zm5
読書の秋あげ
ダ・ヴィンチ・コード
期待した割に内容が薄々だったので図書館で借りて正解。
ラストがもう離さないよ、、で終わってなんじゃこりゃー
乙一が好きだって言ってる人に聞きたいんだが
あなたがたにとって、デビュー作の「夏と花火と私の死体」はどうなの?
評価高いの?
高校生が選ぶ『大学に入ったら 読みたい本100選
1 483 ハリー・ポッター J.K.ローリング
2 351 世界の中心で、愛をさけぶ 片山恭一
3 187 バカの壁 養老孟司
4 126 Deep Love Yoshi
5 114 “It”(それ)と呼ばれた子 デイブ・ペルザー
6 109 Good Luck アレックス・ロビラ/フェルナンド・トリアス・デ・ベス
7 104 蹴りたい背中 綿矢りさ
8 79 蛇にピアス 金原ひとみ
9 76 ダレン・シャン ダレン・シャン
10 64 解夏 さだまさし
http://www.lib.saga-u.ac.jp/100home.html
そんなもんだ
>>567 大学に入ったら読みたい、って質問もよくわからんが、
そんなん今すぐ読めよ!
つか、大学に入ったら読みたい本っていうテーマがよく解らないな。
18禁本とか?
11位はガッツ伝説か?
その十冊、全部読んだことないな。
話題に上る本は読みたくなくなるという
天の邪鬼的傾向のせいかもしれない。
まあ、どれもこれも人気の本だし、高校生では買うお金もそうそうないのでは?
自分はハリポタどうも合わなかった。あとは読んだことナシ。
今月下旬、原りょう(寮という字に似てるけど出ない)というハードボイルド作家の、
探偵・沢崎シリーズの第四作目が十年ぶりに出る! すっごく楽しみなんだけど、
ミステリ板の原スレで、ネタバレっぽいことが・・・orz ネタであることを祈ろう。
でないと、最初から犯人知ってるなんてイヤすぎ!
「ロング・グッドバイ」矢作俊彦は、だらだら読んでる最中。原りょうスレで
紹介されてたから読んでるんだけど、いまいち。やっぱり沢崎最高すぎ。
ていうか、女でハードボイルドを真に理解しよう、という方が間違っているのだろうか・・
ミステリ読んでると、男に生まれたかった、と、思う。
ミスティックリバー
登場人物の名前が、同じようなやつばっかり。
ディヴ、ディヴァイン、ヴァルとかわけわからんw
他の海外ものの翻訳と違って、違和感ある日本語だった。
途中で何度も読むのをあきらめ、別な本を買いに走ったが、
半年くらいかけて、やっと読破。途中に読破した本15冊w
1000円の価値が感じられない一冊でした。
ぐるぐるなまいにち
正直、愚痴が多すぎに感じた。
この2人の失敗談の方は笑える。
貧乏貧乏行って旅行費あるじゃん
蚤のサーカス 藤田雅矢
60年代の終わりごろ、少年二人が田舎町にやってきた謎めいた蚤のサーカスに魅せられて・・
というノスタルジックな話だと思ってたら、途中から地下室で魚醤ならぬ虫醤(原料はバッタや芋虫)を作るとか
サルと魚で作った偽物の人魚のミイラを食うとか、気色の悪い話ばかりに・・。
しまいには少年のご先祖の即身仏の両腕をシチューに入れて煮込んで食うと言う展開。
気持ち悪いわッ。
>>567 その中の半分は読んだ。飽き飽き。
いまさら、三島由紀夫がすごいツボにはいった。
はじめて文学というものを読んだ気がしたよ。
>>578 インスタント食品から
三星シェフの料理へ
ようこそ我が「美食倶楽部」へ
580 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/17 16:55:08 ID:RprHrVhg
三島の金閣寺は本がボロボロになるまで繰り返し読み返したなあ
大学生なのに純文学系ほとんど読んだことないな。
川端康成ぐらいか。
三島読んでみようかな。
583 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/17 22:20:51 ID:8fbQHslz
「2ちゃんねる住人はばかじゃない」
584 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/17 22:54:54 ID:KjgumRMV
ダヴィンチコード
適当に買ったらおもしろかった。
雑学と謎を仕入れられるところがなお良し。
ただ、急いで下巻を買ったら前半謎部分で謎がほとんどわかったので
それから読む気がうせた。まだラストどうなったのか知らん。
585 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/18 01:41:16 ID:Ko/wb3hx
「黒皮の手帖」松本清張
ドラマ見てやけに原作が読みたくなってたところ母親が買って来た。
面白い。登場人物それぞれの野望や生き様が丁寧にテンポよく書かれてて全然飽きない。
後は、ちょっと前に読んだ
「続・自閉症だった私へ」
ドナ・ウィリアムズ
をまた読んでる。前巻の方は何度も読んでるので続編を。きらきら光るドナの星みたいな素敵な感性が
何故社会では異常だと言われるのか切ない。
あんまり恋愛物は読まないなあ。流行りのセカチューはどうなんだろ。
あれだけヒットするってことはやっぱり面白いんだろうか。
586 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/18 01:55:30 ID:Kon/ieqY
鬼平犯科帳
将来は料理屋兼密偵になりたいです
587 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/18 01:56:56 ID:WrVSlqNR
電車男デスガナニカ?
>>587 最初読んだときは感動したけど、
実際のところ自分の行動を逐一ネットで報告されるなんて
激しく傷つく
まあ当事者がいいっていうんだからいいけど
589 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/18 02:18:11 ID:WrVSlqNR
>>588 あぁ、エルメスのことね。確かに嫌だよなぁ。でも、そんな電車男の行動を受け入れられるエルメスに萌えww
福井 晴敏
亡国のイージス:防衛庁様ダイスを設立してください。先任伍長燃え。行萌え。
終戦のローレライ:亡国〜のが良かった。
どうでもいいけどこの人の書く話ってキャラ設定とか割と漫画っぽい。
映画は楽しみなような不安なような・・・行役の子が大根じゃありませんように。
勝地涼くん。…大根だった気がするなぁ。
592 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/18 08:25:03 ID:u+a07ZY1
>>457 「クライマーズ・ハイ」読んだ。良かったよ
天道荒太「永遠の仔」
文庫化されたのを機に(?)ブクオフでハードカバーの方を
上下巻各100円で購入w
下巻、泣きすぎて目が腫れぼったくなりました。
魔法使いとリリス/シャロン・シン
雰囲気が良かった。
「永遠の仔」良かった・・・良かったんだけど
作者の悪い意味でのターニングポイントになってしまった気がする
タノム、ソッチヘハイカンデクレ
と思った方に逝きおったorz
綾辻行人「殺人鬼」
被害者の殺されてゆく過程の心理描写がリアル。
藤沢周平
「暗殺の年輪」 かなりよかった。バザーで10円で買った。
乃南アサ「しゃぼん玉」
夫に音道貴子シリーズの新作を頼んだら間違えて買ってきた。
ありがちな田舎神話か?と思いながら読んだけど最後は・゚・(ノД`)・゚・。
いつもは読後モヤモヤする作者だけど今回はよかった。
恩田陸「Q&A」
ラストでファンタジ―になるのはやめてください。
貫井徳郎「慟哭」
いつか読もうと思ってたのをやっと読んだ。
こういうオチだったのね。
問題児だという噂を聞いて蘇部健一「六枚のトンカツ」を読んだ。
ミステリーとしてはアレだが、コメディーとしては良いと思う。結構笑えた。
601 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/23 13:57:44 ID:lvDmmIRe
アウトドア道具考
佐藤 賢一「黒い悪魔」
「三銃士」で有名なアレクサンドル・デュマの父親
トマ・アレクサンドル将軍のお話です。
デュマが黒人の血をひいてたって初めて知りましたよ。
個人的には面白かったけど、周りの評判は今ひとつ。
「弟」 石原慎太郎 著
ええ〜そうです、ドラマに影響されました。
ブックオフで100円だったんだもん・・・
都知事が結構宗教的なものや霊的なものを信じていたことが以外だった。
今もそういうの信じてるんだろうか?
悪魔の飽食
黒い家
そこまで恐ろしくなかった。
>>603 右翼でスピリチュアル系好きって
マンションから飛び降りて何故か生きてる某人を思い出すな。
「トリポッド」ハヤカワ文庫
主人公の家族(特に父親)酷すぎる。続刊の3部作に期待しよう。
「最後の言葉」重松清 他
このNHKの番組も見たけど戦争で個々の死があるというのはいまさらながらやっぱ重いな
ひとりひとりの死の向こうにたくさんの家族の想いがある・・・
条件反射的に戦争反対!という人をつい冷笑したくなるものだけど
やはり大変なことだ戦争というのは。・゚・(ノД`)・゚・。
シニシズム(・A・)イクナイ!
キャプテン翼の勝利学
期待してなかったけど面白い。
キャプ翼の話だけじゃなく、色々なリーグのサッカーエピソードもあり。
ゴール後のパフォーマンスの章がやたら笑える
「震源」真保裕一
真保節炸裂。
やたらと細かい描写、頭をパニックに陥れるほどに詰め込まれた専門用語の数々。
面白いのに読むのがしんどいという凄まじい作品(褒め言葉)。
疲れてる人にはオススメできない。
「百年の誤読」岡野宏文・豊崎由美
さくらももこへの高評価はやはりアレだけど、面白かった。
いいブックガイドだと思う。
でも自分で辛口って言っちゃうのが引っ掛かった。
ガイシュツスマソ
「お見世出し」森山東
京都を舞台にしたホラー。
表題作はぼっけえきょうてえに似てるけど面白かった。
『呪扇』は日露戦争の頃、人体で作った扇子で相手を呪う
という話なんだけど、グロい割にどこか笑える。
「美人画報」
文庫になったら読もうと思ってた。
ヒーリングだの気だのと言われると萎えるが、
もうちっとちゃんと肌の手入れをしようとは思った。
「@ベイビーメール」 山田祐介
一気に読んだけど正直微妙。リングを思い出した。
山田「悠介」でした。失礼
私が彼を殺した
全然わからない
何を考えればいいのかも分からない
でも面白かった
誰が犯人でもいいや
「私が彼を殺した」東野圭吾の本でした。
>>616 タイトル+ネタバレとかでぐぐってみたら、ヒントが載ってるサイトが
いくつか見つかると思うよ。でももう満足しちゃってるのか?
韓国の軍隊(中公新書)
徴兵制があるからといって韓国の若者がしっかりしてるというわけでもないんだね( 'A')
同世代の国民が共通の思い出を持てるというのはいいけど
妙な価値観(何らかの組織のトップにあることの快感、その他)を刷り込まされてしまう弊害とか、
やっぱあの国の状況の分断という異常事態の影響とか独特なものがあるようで・・・。
>>618 そういえば、本のレビューサイトって見た事なかった
色々見てみます、さんくす
621 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/27 11:25:28 ID:oEPuUNmX
「愚か者死すべし」原リョウ
「火の粉」雫井脩介
原リョウの新刊十年ぶりにキター!!! 待ってました。ずっと。そして、
探偵・沢崎はやっぱり沢崎なのでした。面白かったです。
火の粉。まるで、黒い家やOUTのように、イヤーな臨場感タプーリ。
ちょっと人物描写が浅い気がするけれど、面白かったです。オチも一応納得。
さーて、次は何読もう? お天気いいので、図書館逝ってきます。
>>619 元々儒教の国ですからね
上に対する絶対服従が基本
特に軍隊はそれが徹底している
(「命令に」従うだけなんだけど、日本もそこを誤解している)
あと、いじめが多いらしい
愛国心むき出しの割には、兵役逃れが多いのはそのため
障害者になって帰ってくることもしばしば
独特な状況と言えば、国から出たがっているのもその一つかも
なにせ戦争中ですからね
ちなみに在日韓国人には兵役がないらしい?
韓国人でも日本人でもないと
アイデンティティを保つのは神話しかないのかな
英仏百年戦争
フランス人の同士(王と家臣)の権力闘争
ノルマンディー公(仏) VS フランス王(仏)
ノルマンディー公=イングランド王
イギリス人(イングランド人)はそれに巻き込まれただけ
イギリス人が愛する獅子心王もフランス人
ブラックプリンスもフランス人
イギリスの城ではフランス語が話され
英語は下々の者が話す
私論
これからはフランス語を第2科目に入れてください
英語はフランス訛りが多くて大変です
624 :
おさかなくわえた名無しさん:04/11/28 14:02:36 ID:RpPby4hZ
爬虫類人
作者の妄想大爆発!!
関係ないが小泉もトカゲ顔だよなー
>>607 あの飛び下り君はおもっくそ地球市民思想だお
自分の住む市の図書館で「電車男」を検索したら
蔵書されていて、予約が二桁入ってた。
予約したのは2ちゃんねらーなのか、それとも、
新聞広告などに騙されてしまった人なのか・・・・。
予約件数が多くて印象に残ったのは
犯人に告ぐ
セックスボランティア
文学賞めった斬り
葉桜の季節に君を思うということ も未だに予約が多い。
今は「冷たい校舎の時は止まる(上)」
作者が24歳って驚いた。読みやすいし面白い。
文学賞めった斬りはおもろいな
スティーブン・キング
「第四解剖室」
これ短編集なんだけど、それぞれの話の後に
その作品に対してキングがコメントと、
巻頭の前書きが面白かった
>629
それ買ったのに積ん読しといたら行方不明・・・(つдT)
「熊嵐」吉村昭
大正初期に北海道開拓民を襲った史上最悪の獣害事件のドキュメント(?)
うちも爺さんの代が開拓世代だったので、苦労して土地を拓いたのに熊に
ムシャムシャされるのは相当きついと思った。。
隣の家で柿食う熊なんて可愛いものだなぁ。
ごめん、漢字間違えた。正しくは「羆嵐」です。
「おっかあが少しになってる」という台詞が凄まじい>羆嵐
「美濃牛 Minotaur」 殊能将之
>>626 うちの方も2桁になってました。
まぁ便乗して予約したけど…w
スレ違いスマソ
隠された庭
華麗なる復讐
エヘ
636 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/01 17:20:40 ID:rzbUXBVO
「twelve Y.O」 福井晴敏
電車の中で少しずつ読み続けて今日終わり。
なんというか、日本の国防を憂うみたいな感じで
すごく考えさせられた。話は漫画的な展開だけどなかなかよかった。
明日から亡国のイージスに突入('∀`)
ベルセルク7巻か8巻/三浦健太郎
グリフィスらに別れを告げ終わったけど
その後の次号予告?の煽り文句がかっこよかった。
てか、あのショート女が邪魔に感じる。
あいつ出てくるともたれる場が。
スシとニンジャ 清水義範
面白かった!途中まで実話かと思ってたけど、こんな都合のイイ外国人いないわなー。
図書館で立ち読みしてたんだけど、我慢しきれず何度か噴出してしまったよ。
トレインスポッティング / アーヴィンウェルシュ
つい最近映画で見たんだけど、丁度ブックオフで100円だったのでついでに購入。
面白かった。
スパッドガンガレ
桜さがし/柴田よしき
嫌いだ、こういう話。
中学時代の関係と恋愛をずるずるべたべた引きずって。
元担任おせっかいだし。
女共すぐ泣くし。
偶然の出会い多過ぎるし。
弁護士事務所でバイト中の司法浪人は口が軽すぎるし。
仲良しグループってだけで無関係の人間に
バイト先で知った事件やら関係者の実名やら
ホイホイしゃべってんじゃねーぞボケ。
ミステリーをまぶしたあまあまの恋愛連作短編集でした。
胸焼けする。
双瞳(ダブルビジョン) 林 巧
この手の作品は映画と結末が違うのかな?
見てて発想は面白いと思ったが
この手にありがちなトンデモ結末には少々ガッカリしました。
>>637 大した作品も書かない作家に言われてもねぇ
そもそも本なんてものは、フィクション/ノンフィクション問わず
楽しませた/楽しんだもん勝ちと私は思います
腰を痛めてしまい、この数日2chどころでなかった。
横になって、本を読むだけの日々。
本屋に行くことも出来ないので、手持ちの古い本を引っ張り出してみた。
中井英夫 『幻想博物館』『悪夢の骨牌』『人外境通信』『真珠母の匣』
山口雅夫 『日本殺人事件』『続・日本殺人事件』
泡坂妻夫 『亜愛一郎シリーズ』
綾辻行人 『人形館の殺人』
久々に読んだ中井英夫が良かった。
もうこう言う作家って、出てこないんだろうなぁ。
>>642 「ウェルカム・トゥ・ザ・ダークワールド」
『友情は終わりを告げた。仲間とのあたたかな日々も失った。
ほのかな恋ごころもすてさった。新しき何かを求めて旅立ったガッツ。
しかし、その行く末にあるのは輝く未来ーーいや違う、
彼の歩く果てにあるのは一面の暗黒 狂気の豪雨 死の嵐 全ては因果律のインナーワールド」
以下続きます。
勢いつけてガーッと読んでいった先に、この煽り文句でグッと来た。
11巻まで読んだけど、糞面白い。
松本清張「霧の旗」
確かに桐子には同情するけど、最後はモヤモヤ感が残った。
大塚弁護士に肩入れしてしまう。
一番むかつくのは二人も殺しておいて、
しかも他人に罪を着せておいて、のうのうと暮らしている真犯人だけど。
井上靖「幼き日のこと」
昔読んだ「しろばんば」〜「北の海」まで続く小説が
そのまんま自伝だという事がわかって少し驚いた。
登場人物も皆実在の人物の名前を少し変えただけだったとは…。
完結したと思っていた小説の続編までをダイジェストで読んだ気分。
登場人物のその後の生き様がわかってなんだか切ない。
648 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/06 16:45:49 ID:24w7pEN4
ageときます
横溝正史『悪霊島』、『悪魔が来たりて笛を吹く』、『悪魔の寵児』、『真説・金田一耕助』
江戸川乱歩『陰獣』、『黒蜥蜴』
山本周五郎『赤ひげ診療譚』
黒岩重吾『斑鳩宮始末記』
高野和明『13階段』
ディクスン・カー『火刑法廷』、『プレーグ・コートの殺人』
アガサ・クリスティー『カーテン』
ニコロ・マキャベッリ『君主論』
塩野七生『わが友マキャベッリ』、『ルネサンスの女たち』
この中で一番読後感が良かったのは『13階段』。やっぱり設定が現代だからか、感情移入もしやすかった。
ひどかったのは黒岩重吾。もうエロを通り越して、下品。やっと古代日本のよさげな小説を
見つけたと思ったのに…_| ̄|○中身見ずに借りた私が悪いのか…。
でも、本当に図書館に置いていい類の本じゃないと思う。
ディスクン・カーの密室トリックは最初知らずに読んで「こんなトリックその辺にあるじゃん」と思ってたら
この人が密室トリックの元祖だったんですね…。無知でスマソ。
今日図書館へ行って、神曲を借りてきた。しばらく、?マークを点灯させながら読みます。
カラマーゾフの兄弟/ドストエフスキー
1ヶ月で読了
アリョーシャ(´・ω・`)
651 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/08 22:44:50 ID:k5Y+6dow
ロダンのココロ5巻
犬好きでなくても楽しめる犬マンガ。
ロダンの感じる事・思考・納得の仕方がじじいっぽくて好きだ。
ロダンのココロは俺も大好きだ。
浅田次郎「霧笛荘夜話」
どの話も、涙がこぼれる寸前でピタリと止められるって感じ。
読後感が良い。
利用してる区の図書館で「電車男」が予約530人待ち。。
ネットで読めよ〜w
>654
すごいなー 回ってくる頃忘れてそう。
うちの近所の図書館にはフツーに置いてあった。
ここは常連が私しかいないんじゃないかと思うほど利用者が少ない。
伊坂幸太郎「グラスホッパー」
読みやすいですね。この人の小説は
電車男って2ちゃねらーが見てるのか
基本的には2ちゃんユーザーじゃない人が
評判を聞いて読んでるのかが知りたい。
昔、スレッドを文章化した本読んだけど
つまらなかったから電車男も見る記しない
657 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/10 23:26:50 ID:Fze4E3ou
「嫉妬する女たち」なかなか興味深い本だった
「南アルプス」山歩きが趣味なのでその関係で読んだ
658 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/11 00:00:52 ID:5uf3Qn5m
「広辞苑」
座右に据え付けて、連想の赴くままに引くのが実にいい
大概の事は載ってるから、へェ〜の連続
知識がずんずん入ってくるし、下手な雑学本なんかよりよほど面白い
659 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/11 00:33:14 ID:VvEPamK7
町田 康 「猫にかまけて」
久しぶりに面白〜い猫の本でした。猫好き必読。
でも最後の方は涙なしでは読めませんでした。
北村薫 語り女たち
様々な女たちが「彼」に不思議な出来事を語る。短編集。
読み終わったあとも奇妙な世界に浸れた。「夏の日々」が切なかった。
「蛇を踏む」川上弘美
すごく変な話。SFというかファンタジーというか。幻想文学?
こういうのが書けるのってほんとに才能なんだろうな、と思った。
「エピクロスとストア」堀田彰
エピキュリアンとストイシストのイメージが140°くらい変わった。
とくに「感情」に対するストア派の視点が斬新!かっこいい。
当時の時代背景と合わせて読むとおもしろさ倍増。
「丹下健三」 丹下健三
すげーや。
>>661 『蛇を踏む』は変な話だったよね。
はじめの数ページは普通に読んでたのに段々変な世界に落ちていって
なのに読後は妙にスッキリしていて。
不思議な夢を見ているような気分になった。
「トキオ」東野圭吾
たくみに激しくイライラさせられる。
感動のさせ方がちょいあざといけど
最後の言葉はグッと来た。
今更ですが、会社の人が無理やり貸してくれたので「セカチュー」読みました。
・・・・なんですか、これは?
こんなんだったら、その辺の少女漫画のほうがよっぽどいいよ。
普段本なんか読まない人が、読んで感動!とかいってるんだろうか。
時間を無駄にした気分。
「ブーンドックス」
政治ネタもいいけどパフダディネタが冴えてる。
町山は嫌いだが面白い。
ピーナッツと日本アニメとブラックサムライ好きの黒人作家が書いた新聞漫画。
>>665 マルチはやめなよ、読書好きの奥様とこっち両方見てる人って結構多いと思うから、すぐばれるよ。
>>665はマルチではなくて、たんなるコピペではないかな・・?
「ウロボロスの偽書」 竹本健治
風邪で熱があるのに、こう言う本を読みたくなった自分が謎。
670 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/15 22:05:02 ID:4Mmg4Evh
「GOTH」乙一
自意識ムンムンの工房2人にイライラする。
中学・高校の頃読んでたらはまったかも。
>>670 漏れはその本、大好きですよ。
漏れのなかでは乙一のベストかも?と思っています。
672 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/16 00:29:35 ID:HekEJTgA
「超火山[槍・穂高]」
−地質探偵ハラヤマ 北アルプス誕生の謎を解く−
(原山智+山本明 著)
今年の秋ごろにたまたま近所の本屋で見つけた。
これまで北アルプスの槍・穂高連峰は一般に、単に地面が隆起しそして侵食されて
できたと考えられてきたが、じつは、富士山はおろか、阿蘇カルデラをも
はるかにしのぐ超巨大な大カルデラ火山がそこにあって、その名残であるという、
けっこうビックリな内容。
5分くらい立ち読みしたが、立ち読みしきれない内容の豊富さに即購入。
(山登りしない人でもかなり楽しめます)
>671
乙一のベストというか俺は後書きが大好き
しかも作品より好きだ・・・エッセイかかねぇかなって思ってる
674 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/16 00:58:23 ID:dnCPi+aB
きゃー!乙一アタシもスキですょ!全て買いたいくらぃです!最近、暗いところで待ち合わせを読んで泣いてました
675 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/16 02:36:04 ID:kaYgcHCx
>>674 あんたみたいなのも本読むのかって驚いた。衝撃を受けた。
677 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/16 08:51:20 ID:dnCPi+aB
676サン
本好きですから。普段キャーなんて言うキャラじゃないよ?
香納諒一は天才だと思う
679 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/16 09:49:01 ID:fXXhymM2
三島由紀夫「禁色」
読み途中ですが、やっぱり好きな作家だと再認識。
好きというより自分に合う作家という感じか。
次は恐るべき子供たちを再読しようと思う。
リンドグレーン 「カッレくんの冒険」
子供ってなんであんなに楽しそうなんだ
自分もバラ戦争の仲間に入って遊びたい
今更だけど、村上春樹の『ノルウェイの森』。
知り合いが貸してくれたんだけど、読んで良かった。
>>673 >エッセイかかねぇかなって思ってる
「小生物語」というweb日記が今年出ましたよ。
恩田陸「上と外」
長い!
しつこい!
つかれた!
酒見賢一「陋巷に在り」全13巻
やっと読み終わったー
12巻まで一気に読んだけど、読み終わるのもったいなくて
13巻はちまちまと何日もかけて読んだ。面白かった。
>>679 あー…!!あなたと凄く趣味が合いそうだ。
三島とコクトー大好き。アンファンテリブル最高です。他には何を読まれるんですか?
気にしだしたら眠れなくなる「?」の本 日本社
かゆい所に手が届く本でした。
外科室 泉鏡花
構成がいい。
乃南アサ「水の中のふたつの月」 きのう読み終わったけどものすごく
よかった。
ちょっとずつよむつもりだったけど思わず徹夜してしまった
こっそりとおすすめしてみる
文学的商品学/斎藤美奈子
今一だった。
最近の本読んでないのか?と思った。
取り上げるのが村上龍とか春樹とか五木寛之とかお馴染み石原慎太郎とか
なんとなくクリスタルとか。
>>443 アフターダークは、これに続く長編の予告編と心得よ。
(あるある大辞典風に)
>>460 おれは今二巻目終わりにかかってるとこ。
考えちゃうよ。おれに家族作れんのかなあ。
ホワイトアウト 真保裕一
深追い 横山秀夫
マークスの山 高村薫
雪山テロ事件→警察もの→登山用の山で殺人事件、とそこはかとなく内容が
かぶっていたので混乱してきた
よしもとばなな 「デッドエンドの思い出」
現代女性作家ものはどれも
「恋愛至上主義で透明感のある文章、読後にテキトーな余韻を残せばそれでいいでしょ」
って印象があって食わず嫌いしてたけど、挑戦。
思ってた以上に良くて泣けた
食わず嫌いってやっぱ良くないな、楽しみを損してる
他の女性作家も読んでみよう
ミステリーものとかは男以上に
骨太な作品が多いんだけどね
最近読んだ女性作家で、衝撃を受けたのは桐野夏生「グロテスク」かな。
構成力はもちろん文章に迫力があって一気に読めた。
冷たい校舎のときは止まる/辻村深月
解決篇で怒涛のように出てくる真実。
犯人ホストの人物、伏線の回収の仕方。満足。
読み終わって、ちょっとむかついたほど面白かった
(色々な伏線に気づけなかった事=フェアな形で文章として出ていたから)
695 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/24 08:02:18 ID:qYS2gSlK
「BOMBER」
「BUBKA」
>>636 私も最近乃南アサにはまってます。
今乃南アサの「鍵」よんでます。
「北アイルランドケルト紀行」 武部好伸
そこそこ面白いけど、なんかイマイチ。
下調べ殆どしないケルト探求って無理ありすぎ。
「電車男」 中野 独人
リアル知人(男)が私が2ちゃんねらと知らずに大絶賛して貸してくれた。
最近美容院に行き服を買う知人に対して憐れみを感じた。
頑張ってエルメスでも探してくれ。
『大人の国のための戦争学』 日下公人 PHP文庫
「人口における若者比率が大きい国(15%〜)が戦争を始める。」
という件は特に参考になった。日本人は、まだ世界の田舎者かも?
山本弘の「審判の日」を買おうとおもってるんだが
読んだ人の感想が聞きたい教えておくれ
「日暮らし」上・下巻 宮部みゆき
「ぼんくら」の続編。主要登場人物以外の話は
すっかり忘れてしまっていたので、頻繁に出てくる
「鉄瓶長屋の事件」が分らず。探してこよう。
>699
わりとよくある感じのSFテイストのホラー集でした。
結構、面白かった。
でも、自分にとっては『神は沈黙せず』のほうが
圧倒的に面白かったです。
>>700 図書館に予約入れたぞ、このやろー
手元に来るのは3月あたりかな。
「嗤う闇」 乃南アサ
女刑事・音道貴子シリーズ短編集。
バイクをぶっ飛ばすシーンがなかったのが残念。
前作でも活躍した滝沢刑事が出てて嬉しかった。
704 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/28 18:11:16 ID:6jPZSMZG
鎌田さんの「狭山事件」読みました
「白夜行」東野圭吾
疲れた…ただひたすら。
火の粉 雫井脩介
介護はメインじゃないけど介護の辛さがわかったような気がした
>>706 これ読んでるとき、作者はおばさんだと思ってた。
主婦の心理描写の方が印象に残った。
裁判官の妻が普通に良い人で上手く描けてるよね。
「こころ」夏目漱石
我輩猫は途中で止めるほどつまんなかったのに、
なんですかこの面白さは?
千円札になれたわけだ。
709 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/28 22:55:12 ID:Ac6TQ3Y2
今、乙一の『小生物語』読んでいます。楽しいです。乙一ますますスキになりますね。ファンレターでも書こうかしら
オレも好きだぞ、雫井脩介。
といっても 「火の粉」 と 「虚貌」 しか読んでないが。
「虚貌」 は本格的(?)なミステリー好きにはオススメしないが、オレは十分面白かった。
吉川英治「三国志」
正直、4巻くらいまで『何が面白いんだろう』と思ってた。
孔明が出てからは爆発的に面白くなった。
時間をおいて、もう一回読み直そうと思う。
712 :
おさかなくわえた名無しさん:04/12/29 20:48:08 ID:RQCnQs5Z
「電車男」「スラムダンク」
俺はこれがあれば生きていける。
「北欧神話」 k・クロスリィ―ホランド
凄く面白いのは作者の腕前か翻訳者の才能なのか。
他の北欧神話はこれほど面白くないんだよな〜
>>708 「我輩は猫である」は、猫が理屈述べたりする部分が長ーいからね
これはもっと年いってから読み直すといい
同時期の作品だと「坊ちゃん」のほうが親しみやすいね
おれも我輩は猫であるは途中で投げた。
猫には興味あったけど、その主人には全く魅力を感じなかったから。
猫&主人なら「じゃりン子チエ」の方が良い。
アイラ・レヴィン・高橋泰邦訳「ローズマリーの赤ちゃん」
内容のことについて書こうと思ったのに、あまりにも訳が糞過ぎて
そちらの印象のほうが強烈に残ってしまった。
”たて笛”という意味のrecorderを”録音機”と訳したり、
「テレビ番組のパイロットフィルムに出演する」という意味のところを
「テレビでパイロットの役をやる」と訳したりしてワケわからんことに
なってるわ、”make love”をそのまんま「ラブをする」と珍訳したり、
「訳が古いから仕方がない」と言って許容できるレベルを遥か超えている。
翻訳で駄目にされた名作、の典型だな。
717 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/01 08:25:21 ID:n6TlbF76
生物学者か、人文科学者(人の行動などを研究するのか)が書いた
書籍で、本の一部で「一般に、社会でなぜ同性愛が禁忌とされているか」
を生物学的見地から仮説を論じているものがあったと思うんですが、ご存知ないですか。
確か、このスレの過去スレで紹介されていたと思います。amazonでも検索して
ヒットしたんですが、お金がなくてそのときは買えませんでした。タイトルを忘れて
しまったのでどなたか教えてください。
東野圭吾のどちらかが彼女を殺した
陰摩羅鬼の瑕 京極夏彦
変換が面倒だなー
「しゃべれどもしゃべれども」 佐藤多佳子
一度ちゃんと落語を聞いてみようと思う
「下妻物語」 嶽本野ばら
ところどころ本気で吹き出してワラタ
721 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/01 23:12:13 ID:fdhh+2oi
>>712 「男とはなにか」かなフランス人女性が書いた本で男がなぜゲイを嫌うかなどの考察がある。面白かったよ。
携帯で書いてるから読みにくかったらごめん
722 :
717:05/01/02 00:04:35 ID:n6TlbF76
>>721 これに間違いありません。どうもありがとうございます。
著者が学者だとは、はっきり書いていませんね。
つい、そう思い込んでしまったようです。
三砂ちずる「オニババ化する女たち」
タイトルほど過激な内容ではない
思うに、著者はおおらかな性格の持ち主
ほのぼのとしている
暇潰しにいい
724 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/03 20:28:25 ID:8Q599v+p
ど干支F好きー「罪と罰」
どちらかかたっぽにきれいに分かれているのではなく
善と悪がごちゃまぜになった人間が描かれていてリアルだなー、と。
著作を全部読んでみようと思わせる作品
以下ネタばれ
酔っ払いが主人公に自分の駄目人間ぶりを語り
「自分は天上にあげられることを欠片ほども望んでないがゆえに
主は自分を許してくださる」ってとこと
娼婦が主人公に請われ聖書を朗読するシーンが狂気じみていて美しいと思った
726 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/04 01:21:49 ID:Poj13h2F
「レ・ミゼラブル」
子供の頃に見たアニメと、数年前に見た舞台をひきずって読んでみた。
ベタだけど燭台のシーンとジャン・バルジャンの最期で大号泣。
誰かもっと平易な訳で出版してくり。
ズバリと言いながら二択にすんなよ。
ワロタ
反社会学講座/パオロ・マッツァリーノ
千葉在住の著者が日本のパラサイトやら引きこもりやらを論じた作品
どこまで本気か分からないが、下宿復活の提唱だけはなるほどとオモタ
読めばマスコミ等の世論調査に対して「それって嘘っぽーい」視点が得られるかも。
手紙/東野圭吾
犯罪加害者側を描いた小説、幾つか読んでるけど
今までのとは違うアプローチや論理で犯罪加害者&家族のあり方が
描かれてて興味深かった。
732 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/07 11:22:48 ID:OCDtI+rG
ブッシュ妄言録
今更読んだ
733 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/07 11:53:19 ID:ra0auDKc
ジョン・ダニングの新作
「失われし書庫」
3月にまたすぐ新作出るから嬉しい。
ダレン・シャンの最終巻ってもう出てる?
出てる
サンクス
ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
すごい面白かった。
最後の砂漠のシーンが良い。そのオチもすごい好き。
ブレードランナー?の原作らしいんだけど、
あの映画ってこんな話だったっけ?
全然覚えてない。
>>727 私もそれずーっと気になってんだけど、長いから挑戦する気になれず
でも
>>727のレスでやっぱり読もうと決めた
リア鬼を図書館で読んだあと余りにも腹が立ったので
「駄作注意!」と最初のページに鉛筆で書いておいたんですが、
その後弟が図書館からそれを借りてきたときに「消されてるかな?」
と思って見てみたら私の字の横に「解ってる、だから読んでる。」と
だれかがボールペンで書いてました。
>739
気持ちはわかるが、公共物に落書きするのはいただけない。
漫画だけど横山光輝「殷周伝説」
ジャンプでやってた封神演義は途中で飽きてしまったが、こっちは全然飽きない。
黄飛虎って捕まり過ぎと思った。
マンガは哲学する/永井均
どらえもん以外読んだ事がなかった、藤子F不二夫の作品を網羅したくなった。
「伝染るんです」の哲学的考察も笑える。
同じ著者の「子供のための哲学対話」も面白い
この本の挿絵をした漫画家の「ロダンのココロ」も良い
>>739 それ、2chのどこかで同じ様な話を読んだ気がする。
744 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/10 17:58:22 ID:+og0s6tb
烈火の月/野沢尚
司馬遼太郎の【義経】を読んだ。
明らかに司馬が義経に好感いだいてなくて、最後は連載が急遽終わったのか?と問いたくなるくらいのまとめっぷりで、がっかりした
「アンナ・カレーニナ」 トルストイ
上、中まではどうにか頑張ったけどあまりに退屈なので
もう下を読む気がしない。
でも、是非読んだ方が良いという人がいれば読んでも良い。
牛乳アンタッチャブル/戸梶圭太
「雲印牛乳」の食中毒事件をきっかけに、なあなあで済ませようとする旧経営陣と
改革派の社員達とのバトル。
ふざけ過ぎじゃないのか?という気がしないでもない。でも映像化したら面白そう。
渡辺満里奈 「甘露なごほうび」
出てくる食べ物がどれも美味しそうで、読んでるとお腹がすいてくる
平澤まり子 「おでかけ手帖」
手書き文字+イラストの本が好きな自分にドツボ
関西方面をテーマにもこんな本がもっと出してほしい
ダン・ブラウン「ダヴィンチ・コード」
ここでの評判と、貸してくれた人の「あんまり良くない」という言葉で
まったく期待せずに読んだら、まあまあ面白かった。
でも映像で見た方が面白いかも。映画化するらしいし。
734じゃないけどダレン・シャン12巻読んだよ。
そうオチつけたか…なるほど。って感じだった。
>>749 でも、あれ映画化するの大変だよ。
既に舞台になってる教会の一つに駄目出しされてるし。
他の場所も難しいだろうな。
752 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/13 21:09:32 ID:WSEVDIg3
三島由紀夫
レター教室
>>750 子供に ヨメヨメ( ゚Д゚)/ 言われて、ついつい読んでしまったら面白かったんだよ・・
12巻もあるんですね・・・マヂカヨ・・・・。
754 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/14 19:58:50 ID:TKS5BJXz
陽気なギャングが地球を回す/井坂幸太郎
思ってたよりは面白い。
女性キャラが今一。
好き嫌い別れる作風だと思う
「天国の本屋」/松久淳+田中渉
うーん…イマイチ…
平凡な人間が突然天国に、というのはそう珍しくない設定だけど、
本屋というのは今まで無かった(多分)から、まあいいかなとは思ったんだが。
ユイの言葉もラストもどこかで聞いたようなものばかりで、ちっとも感情移入出来ないし。
全ては作者の力量不足というか…
と思いながら作者の名前を見てびっくり。
二人で書いてるのにこの程度?しかも四十近いのに…
なんかショックと(何故か)作者に申し訳ないのとで泣けてきた。
>>755 おまえいいやつだな
俺なんか「クソだな、次」で終わらせる
757 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/14 23:32:42 ID:eci3gbtZ
アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」(岩波)
まだ1巻目。後6巻残ってるけど、面白いからすぐ読み終わってしまいそう。
758 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/14 23:50:50 ID:GvL/KPa4
鬼平犯科帳
「文人悪食」 嵐山 光三郎 新潮社
食を通じて文豪を考察してるの読んでたら腹が減った。
高野和明「13階段」
重いテーマだ。と思って読んだのだが読後感は軽かった。
スッキリするとかじゃなくて、なんかサラッと終わったという感じ。
貴志祐介「天使の囁き」
期待を裏切らない面白さ。この人の作品はリアリティがあって好き。
目に見えない恐怖ってのは凄いね、読んでて鳥肌がたった、リアルに。
余談だが、途中から出てきたヒッキー系オタが終始キモかったのに笑った。ひでぇ扱いw
囁き?
「完訳 千一夜物語」岩波文庫
今46夜目。子供の頃読んだアラビアンナイトと違ってかなりエロい。
「しゃばけ」畠中恵,
舞台は江戸。主人公一太郎は病弱で、薬種問屋の若旦那。
妖の者と仲が良い。ある夜、他殺体を発見、事件に巻き込まれる。
何か暗そうな世界観だと思ったけど、一太郎の人柄と、幼なじみとの友情、
かわいらしい妖怪たち等のおかげで、ほんわか暖かい。
お話も中盤以降ドキドキしっぱなしで一気に読んでしまった。
765 :
761:05/01/15 23:01:41 ID:5t/RcGrk
ごめん、「囀り」…OTL
766 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/16 22:39:52 ID:Got7/SvV
「黄金の羅針盤」フィリップ・プルマン
仮名遣いを見る限り子供向けのファンタジーのはずなんだけど、それにしてはシビアな内容。
後半はかなり展開が早くて、次から次へと主人公にピンチが迫ってきて面白かった。イオレグが好き。
「アキハバラ@DEEP」石田衣良
「ラブコメ」松久淳+田中渉
「その時は彼によろしく」市川拓司
「電車男」
電車男を読んでから恋愛物をよく読むようになった。
「蒼穹の昴」浅田次郎
浅田次郎の「プリズンホテル」と「王妃の館」が大好きで、あのノリを期待して
軽い気持ちで読み始めました。しかし、テーマは予想外に重く漢字も難解wコメディ
要素もほとんどなくて、また違った作風を味わえました。
中国が少し好きになりました。
>768
プリズンホテル系なら「きんぴか」
蒼穹の昴系なら「日輪の遺産」「シェエラザード」「壬生義士伝」が次回おすすめ
世間の評判は蒼穹の昴系がいいようだが自分はプリズンホテル系が好きだ。
と言うわけで「オー・マイ・ガアッ!」を買ってみた
「だからドロシー帰っておいで」牧野修
この人初めて読んだけど
ぶっ飛んだ場面を、短い文章でわかりやすく書いてるのが凄い。
ラストは激ワロタ。悲惨なのになあ。
阿部和重「ニッポニアニッポン」
グランドフィナーレはまだ単行本も出てないし、シンセミアは長すぎなのでとりあえずニッポニアニッポン読んだ。
面白かった。桜とか瀬川とか。いや、ネーミングが。
なんとなく予感はしていたけど解説で元ネタがわかって「ほんとだったのかよ!」と。
インディヴィジュアルプロジェクションも買ってきたから今から読む。
山形県民ばんざーい
>>470にて既出ながら、「へんないきもの」。
>>470の方が「オスがメスの子宮で暮す海洋無脊椎動物」
「蓮乳みたいな背中の蛙」「リアルパックンフラワー(ホヤだけど)」
「ヘビやカニの真似をするタコ(その名もミミックオクトパス!)」
あたりを紹介してくれてればもっと早く読んでたと思う。面白すぎる。
773 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/19 16:56:56 ID:SZuqcmPG
気楽に殺ろうよ藤子F不二夫
初藤子作品。こういう逆説的なシュールな漫画書いてる人だったんだ。
表題作とかめちゃ面白い。
774 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/19 18:22:42 ID:PC6seCqq
銀色夏生「ミタカくんと私」
かわいいイラスト入りの小説でかわいかったです。
内容も思わず笑ってしまうような感じでおもしろいです。
三島由紀夫「命売ります」
おもしろかったですよ、途中までは。
ラストと、糞すぎる巻末解説は勘弁してください。
山口仲美『犬は「びよ」と鳴いていた‐日本語は擬音語・擬態語が面白い』(光文社新書)
英語の三倍、1200種類にも及ぶという擬音語・擬態語
「わんわん」は江戸時代から使い始めたとか。
それまでは野犬の遠吠え「びよ」だったのが、飼い犬になって聞くほうの人間の意識とともに鳴き声が変わってきたらしい。
今は狂言で「びょうびょう」という表現が残るのみ。
吉田豪「人間コク宝」(コアマガジン)
芸能・社会ゴシップをにぎわせた兄ィたちのインタビュー集。
(登場する18人のうち警察の世話になってない人は2〜3人)
いやどの人も何と言うか…。常識を超えてるな。
特にロケンロー内田裕也、銀座松竹本社に車で突っ込む&切腹挨拶の中山一也はスゴすぎ。
PRIDE男祭りを超えた男祭り本ですな。
夏と花火と私の死体/乙一
………期待はずれとしか………
緑さんと健くんの常人離れした性格が非常に納得いかない。
なんでそうなったかとか、理由つけてほしかった。11歳の子供であれはないだろ…
あとオチもなあ。全然すっきりしない。読んでる間中、腹がたって仕方なかった。
でも、「優子」は文章がいいなと感じた。オチは読めたけど…
いっしょに「暗いところで待ち合わせ」も買ってきたので、こっちに期待。
暗いところで待ち合わせ/乙一
二人の奇妙な生活がおもしろかった。
過去とか、気持ちとかも共感できるところがあった。
お葬式のシーンはちょっと泣いた…
そしてまたしても騙された。いつも見抜けない…
流石に、女が……って解ったときには誰だか解ったけど。
ラストの「そこが空いてますよ」がすごく好き。
乙一の作品にしては珍しく、一部分だけで一回しか泣かなかったけど、
ほんといいお話だと思う。
夏と花火と私の死体は残念だったけど、それを覆してくれたよ。
今日か明日には失踪ホリデイでも買いに行くかな…
暗いところで待ち合わせは俺も好き。他の乙一作品はそれほど好きってわけじゃないけど。
あの主人公2人のようなタイプの人間は結構いそう。そういう人が共感できる部分をうまく表現してると思う。
リプレイ / グリムウッド(名前うろ覚え)
なぜかSFだと思って読んでた。
SFっていうかファンタジーっていうか。
SFとしては物足りないし、結末もそう以外なものではないけど
小説としては成功してると思う。面白かった。
「13階段」面白かったので映画も観てみようかなあと思ったら
巻末(文庫)の解説で宮部みゆきが『原作者もわたしも映画のほうはどうも・・』
みたいなこと書いてたんで、迷ってる。
面白い作品の映像化ってガッカリさせられることが多いけど
どうしても見たくなる。で、やっぱりガッカリさせられたりもするんだけど。
>>782 でも、原作者が言っちゃまずくないか。本当に言ったかどうかは解らないけど。
まぁ「模倣犯」に関して言えば、宮部みゆきの気持ちは痛い程よく解るがな。
でもさ、摸倣犯は映画確かに最低だったけど
原作の方も分量だけって感じしたな。飽きずに読めたけど。
宮部の人情路線が自分には合わなくなったからかもだけど。
>>783 原作者が映画化の方をくさすのは珍しくない。
最近の邦画で原作も映画化も成功してるのって下妻とローレライぐらい?
787 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/25 18:20:14 ID:vKpM5JbF
エロトピア
魔界医師メフィスト 第一巻
ブックオフにて100円で発見。
別の魔界都市シリーズでは最新巻で携帯まで出てきてるのに、
この頃はカップルが「アベック」と呼ばれてたのが楽すぃ。
D.E.ウェストレイクの「最高の悪運」。
テンション低い笑いがずっと続く、ドートマンダーシリーズでも一番好きなやつ。
映画って尺決まってっから、原作つきで成功させんのって大変なんじゃねえかな。
まあそういった事情を鑑みても全く擁護できない映画って多いけど。
インザ プール
久我坂羊「廃用身」
ガクブル。後味悪。夜トイレにひとりで行けなくなった。
でも、誰かに勧めて一緒に感想話し合いたくなる。
>>786 ローレライはまだわからんだろ。大期待だけど。
「金持ち父さん 貧乏父さん」 ロバート・キヨサキ
忙しい時期が続いて、これから先もこのままなのかなぁと
思っていたところに読んで、
ラットレースにはまらないように頑張ろうってやる気でた。
ちなみに、お金の話。ちょっと繰り返しが多いかも。
ローレライとイージスはもう諦めてる。残念だが。
795 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/26 12:15:17 ID:6W1pxiDJ
妖怪アパートの幽雅な日常 1〜3巻 香月日輪
高校時代を思い出してちょっと泣いた。
「誰か」宮部みゆき
うーん、「ざっと読める」本。
楽は楽だけど物足りない感じが残った。
でも地味に日常の暖かいフレーズ、シーンが良い。
主人公の杉村さんができた人で、好感を持てる。
オチにちょっとビックリさせられた。
上手いまとめ方で終わっている。
「天国までの百マイル」 浅田次郎
出張移動時の暇つぶし用に買ったのだが、結局読む暇もなく帰宅。
晩酌をしながら読み始めたのだが、止まらなくなった。
泡盛を飲みつつ読み進むうちに、ツボにはまって涙が止まらない。
主人公より、現在の愛人、離婚した妻など脇のキャラクターが泣かせる。
一気に読み終わったあと、気持が昂ぶって眠れなかった。
翌朝起きたら、ありえないくらい瞼が腫れてた。移動中に読まなくて良かったw
ヘッセ「車輪の下」
一文字で表すなら
は?
以上。
>>797 昔読んだな。俺も泣いた。
えっと・・・二文字じゃね?
栄光の23get
我孫子武丸の「0の殺人」「8の殺人」「∞の殺人」
殺戮にいたる病にような衝撃はなかった
>>801 確かに殺戮にいたる病ほど強烈ではないが、結構笑えて好き。0の殺人は特にいい。
古畑任三郎の今泉君のような平刑事のキャラが面白かった。
ローレライ、原作者も「感無量」の仕上がりのようで。
楽しみ。
漫画ですが、佐藤史生の「ワン・ゼロ 0・1」
20年前の作品なのに、古びていないのが凄い。
ラストが駆け足になってしまったのは残念。
カテゴリ的にはSFになるのかな。
こう言う作品を許容した80年代の少女漫画界って、度量が広かったんだなぁ。
805 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/28 21:58:40 ID:pIvnyu+S
せきれい/庄野潤三
つまんない他人の日記かメモみたいだ。
ハーモニカ。
昨日に続いて「久しき昔」を吹く。・・・・・・
メジロ。
朝、ポストまではがき出しに戻ってきたら、脂身にメジロ来て・・・・・・
ハーモニカ。
久しぶりに「故郷の廃屋」を吹く。何にしようか・・・・・・・
こんな文章がずーーーーーと続き、ちっとも面白くない。
途中で投げ出しちゃった。
806 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/28 22:00:30 ID:hummEa9T
「功名が辻」/司馬遼太郎
「義経」の次に、NHKの大河ドラマになるらしい。
なかなか面白いよ。
807 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/28 22:06:20 ID:gnMoyJZA
「日本人の英語」マーク・ピーターセン
英語本読む人にとっては定番だろうけど、この人の本初めて読んだ。
内容自体も目からウロコだけど、日本語で本を書く英語ネイティブってほとんど
いないよね。
日本語の辞書を窓から投げちゃうほど勉強してこんな本書けてる人がいると思うと、
英語勉強する気力が湧いてくる感じ。
漱石「それから」
焦る、焦る、
809 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/28 22:24:56 ID:b7s3Z4/w
「エジプト十字架の謎」エラリー・クイーン
消防の頃に読んだことがあったけど、こんなんだったっけ
810 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/28 22:25:58 ID:aHgDYLzP
サヨナラ学歴。
涙が止まりませんでした・
葉桜の季節に君を思うということ/歌野昌牛
関係ないけど短い文章の受け答えで行数稼ぎすぎ
812 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/29 03:15:25 ID:aV47/lq1
『くらしの便利帳』
引っ越し準備にイイ情報があればいいなと思った
813 :
おさかなくわれた名無しさん:05/01/29 03:35:41 ID:j9I7zVBp
「エラゴン」けっこう厚めの(青い)本でしたが一気に読んでしまいました、
3部作の一作目だったので早く続きが読みたい!!
次が出るまでに「バーティミアス」って本(こっちも3部作)を読もうと
思っているのですが、誰か読んだ人居ませんか?
感想を聞かせてください。
>>813 1作目だけ読んだけど面白かったよ。ただ、出てくる男の子が性格良くもない、
というかこの年の男の子なりにちょっとずるいところとかあるから、そういうのが
ムカツク人はつらいかも。
2作目では精神的に成長してるのかな?
815 :
おさかなくわれた名無しさん:05/01/29 04:02:44 ID:j9I7zVBp
>>814ありがとうございます。
ちなみに、その男の子ってウジウジしたり優柔不断な感じですか?
もしそんなヤツなら我慢できなから買わない・・・
>>815 というよりはプライド高くて自分の力過信してたりして、後でぶるぶる震えるような感じ。
でも主人公の悪魔がちゃんとそういうところに厳しく突っ込んでくれるから、私は
ストレスはたまらなかったよ。
その男の子の成長物語なのかなぁと思ってる。
でも家の母親も読んだんだけど、どうもその男の子が気に入らなかったみたい。
>>816こんな時間まで書き込んで頂ありがとうございます。
どうやら大丈夫そうな感じなので近いうちに(試験が終わって)
買ってみようと思います。
「煙と土と食い物」舞城王太郎
国産モノはほとんど読んでなかったんだけど
これ面白かったから、読んでみようかなと
結構凶暴なこと書いてるのに母親の解釈は善意だなオイ
可愛いぞ
麻耶雄嵩「翼ある闇」
途中まではキャラも展開もお約束のミステリだった。その後はネズミ花火に進み、
ラストの辺りでは( ゚д゚)ポカーンとさせられた。
(文庫版あとがき見て)ああ、ミステリ界ではこういうのが正当に評価されるのか。
少なくとも俺はミステリとしてどうかの評価を下すことすらできない。本としてはつまらなかった。
ハチャメチャでもせめて「六枚のとんかつ」みたいに笑いの要素でもありゃいいんだが・・。
ネシャンサーガ
全3巻
面白かったが、この分厚い新書をどうしようか。
821 :
おさかなくわえた名無しさん:05/01/29 19:01:58 ID:YPMYwIaW
漫画だけど
坂口尚の「VERSION」上・下
うーん・・凄い・・
東野圭吾「宿命」
村上春樹「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
どちらも途中までは読んだんだがつまらなくて最後まで読んでない。
評判もいい本だし、二人とも好きな作家なんだけどなんでだ?
後半からまたおもしろくなるの?
宗田理「僕らの七日間戦争」
俺にもこんな時代があったな。。。
すらすら読めて面白い
>>822 宿命は読んでないけど
「世界の終わり〜」は村上春樹の作品の中で傑出してる名作でしょ。
他の作品より、はるかにとっつきやすいと思うんだけどね。
上巻読んで面白くなかったら、下巻もつまらないと思うよ。
間宮兄弟 江國香織
毒男板や喪男板住人の日常ってこんな風なんだろうなと思った。
不器用で、かっこ悪くて、人一倍用心深くて臆病なくせに自爆する、
こんな人に愛されて、自分も心から愛すことができたら、
しみじみとした幸福な一生が送れるだろうな。
でも、現実に沙織と同じようにアプローチされたら、やっぱり拒否してしまうんだろうな、と思う。
>>825 >>毒男板や喪男板住人の日常ってこんな風なんだろうなと思った。
なんでそんなとこ行くの?(w
どっかのスレで「毒男板や喪男板は女が占拠してる」って書いてて
んなわけねーだろブサオタが(w
と思ってたけどどうやら本当らしいな。すまん毒男板と喪男板住人の皆さん。
キモいよお前。
なんだかよく知らないけど口汚いねえw
>>826 毒男板や喪男板に行ってるなんて書いてなくない?
>>826 本、読めよ。
つまんないこと書いてないでさ。
831 :
826:05/01/30 01:18:08 ID:tsYCeg8j
わざわざID変えて必死ですな(w
833 :
826:05/01/30 02:05:36 ID:tsYCeg8j
大人になって酔いも甘いも噛み分けて
ピュアな心をなくした
>>832はカッコイイ(w
ドクオとか普通に2ちゃんしてたら知らないか?
AA もあるのに・・・
これだけじゃなんなので。
「レオナルドのユダ 」「この闇と光 」服部まゆみ
ネタは単純なのに幻想的な雰囲気で最後まで飽きずに読めた。
「龍の契り」「鷲の驕り 」服部 真澄
鷲を読むために龍のほうも再読。
おもしろいんだけど・・・なんか、漫画っぽい。いい意味でも悪い意味でも。
>>822 東野圭吾「宿命」は面白かったって!最後まで読んだほうがいいよ!
最後の方まで読んで、やっと宿命の意味がわかるんだから!!(私が鈍い?)
予約していた、直木賞とった「対岸の彼女」がやっと届いたので一気に読んだ。
号泣した。
でも男性がこの本読んだらどんな感想持つんだろ?とも思った。
>>823 ぼくらシリーズ中学高校のとき好きだったな〜。
新ぼくらになってからは読むのやめたけど。
成長させなきゃよかったのに
原田宗典の平成トムソーヤ
なんていうかマラドーナな気分
結構おもしろかった。この作者は「十九、二十」しか
読んだことなかったけど他のも読んでみようと思う。
戸梶圭太「アウトオブチャンバラ」
軽く読めるのでほんと息抜きだ
まだ読み途中だけど、小野不由美の「屍鬼」
2/5巻。
登場人物多くて混乱してきた。
>>755 ブクオフにたくさんあって読んだ。感想は薄ーって感じ。
松久淳ってリリー・フランキー編のエッセイ集では、小粋な話書いてたから
期待して読んだけど、なんじゃこら?だった。
>813
古本屋に並んでて、
ネシャンサーガと迷ったので
冒頭の方少しだけ見た。
召還された魔神?の視点で、
語り口調なのがちょっとアレだけど、
ページ下の注釈がおもしろい。
全体的におもしろそうな感じだった。
でも自分はネシャンサーガを買ってしまった。
そっちは3冊揃ってたからw
アイザック・アシモフ「ファウンデーション1」(正式タイトル忘れた)
うーん・・・これからおもしろくなるのかな?
世界観やや未来のシミュレーションといった意味ではよくできてるんだろうけど、
期待していたような冒険活劇的な部分はないな。
浅田次郎さんの「地下鉄に乗って」
とにかく読み易い文章で、テンポよく一日で読み終わっちゃった。
タイムスリップした主人公は30年前の世界で父親に会い、
主人公の知らない父親を段々と知る事になる。
自分には父親がいないからいまいち感情移入しにくかった感があったけど、
主人公の父親に対する気持ちの変化がとても感じれた。
伏線の張り方も上手で、とてもスッキリとした作品ですね。
ところでスレ違いなのですが・・・ガキでも感動できそうな作品を探しているのですが、
中々見つかりません。
同年代に大人気なセカチューでは感動できず、「天国までの百マイル」等は
いまいち設定が大人すぎてやはり感動できませんでした・・・
そんな高校生にオススメの本は無いでしょうか?
遠藤周作の「わたしが・棄てた・女」は泣いた。
アルジャーノンに花束を
ライ麦畑でつかまえて
は読んだのかね
>>845 東野圭吾の「手紙」は?
俺は19だけど感動した。主人公も確か同年代。
サリンジャーといえば「ナインストーリーズ」も20歳までに読めと言われるよね。
自分は21になってからそれ聞いたので読んでない…
>>845 浅田次郎の「姫椿」の一番最初の話に大泣きした。
>>845 感動というかは知らないけど
「亡国のイージス」か「戦場のローレライ」を薦めてみる。
ただ、この二つはこれを読み終わった後に何を考えるかが問題、かな?
ヘタレな日本の国防を憂う高校生に。
ベターなところで「ライ麦畑でつかまえて」
852 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/03 19:05:18 ID:+QlplTbG
ageときます
853 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/03 19:14:47 ID:xSv/foeu
クリムゾンの迷宮
854 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/03 19:15:08 ID:0IjVqr5/
ここ一ヶ月は、桐野夏生・馳星周・梁石日のローテーション。
読みやすいんだけど暗いな。なんかもっと、元気が出るような物を読みたいんだけどな。
阿部和重「グランド・フィナーレ」
モブよりましかと思った。モブも悪くは無いとは思うけど。
856 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/04 13:28:18 ID:IqizDlON
グレゴリ青山「ナマの京都」
学生時代に京都に住んでたから、めちゃ面白い。
ダニエルキイス
アルジャーノンに花束を
これは、生まれてから最後には老いて再び赤子のように無知に還るって
感じの人生の縮図だな。
「西の善き魔女」(文庫本じゃない方)
あらすじも何も知らず普通のファンタジーだと思っていたので、
途中何箇所かクラクラしつつ読んだ。面白かったけど何か恥ずかしかった。
「バッテリー1巻」あさのあつこ
この手の本、久々に見たけど中々。
文庫買ったけど、著者後書きも解説もやたらに熱いのが面白い。
チョコレート・アンダーザグラウンド
読みかけたんだけど・・面白くない・・。
すべてはFになる
密室のアイデアや「すべてがFになる」という暗号は面白いとおもったが、
文体があんまり好みではない。みたい。
>>861 森のデビュー作なので、文章はいまいち。
同シリーズの他の本を読んでみては。
ここ数年の森の本はまったく読んでないから分からないけど。
森ヒロシ、狙ってるのかわからんけどオタク臭いのがイヤ
C. ベニスン「バッキンガム宮殿の殺人」
いろいろとあり得ない感じは満載だけど、エリザベス女王かっけー。
>>862 どんどん酷くなる一方だよ。
でも個人的にはキシマ先生(たしか夏のレプリカ?に載ってる短編)と
水柿助教授の日常はすごい好き。
「なぜフェミニズムは没落したのか」
上野千鶴子の罪は深いなぁとオモタ。
東大で上野チカコにケンカを習うって本は面白かったよ
「S.O.U.P」(川端雄人)
面白かった
868 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/08 21:14:56 ID:dy7d4+dG
反社会学講座/パオロ・マッツァリーノ著
読んでみた。けっこう面白かった。著者についてもっと知りたい。
「変身」東野圭吾
ちょっと泣いた
870 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/08 21:25:52 ID:ecBvXU64
吉川英治の三国志
ぼくたちが大人になれない、12の理由(ラルフ・ブラウン)
さくさく読めた。
遥かなる甲子園第一巻
同タイトルの邦画を見たくて読み始めた。
くそー前半だけで泣く
あー暑苦しい絵だと思いながらも
この人の作品はページをめくる手が止まらん。
宮部みゆき著 『クロスファイア』『火車』
再読。久しぶりに読んだら心理描写?の上手さにびっくりした。
これが引き込まれる要因なんだろうなあ。物凄く主観の小説。
なんでテスト中はついつい本に手が出ちゃうんだろうort
>>873 テストという現実逃避にはちょうど手ごろな宮部作品
『ダ・ヴィンチ・コード』を読む。そこそこ面白いというレベル。
細かい謎がどんどん現れ数ページ後にどんどん解決される、この繰り返し。
ミステリー的「タメ」がないので殆んど興奮しない。
聖杯好き向けのちょっとしたエンターテインメントだねえ。
>>847 アルジャーノン〜は読みましたよ、真面目な体験談風なストーリーかなぁと思っていたので、
実際読んだ時は「あれ、なんかSFチックじゃんか」なんて思いましたが、素で面白かったです。
ライ麦畑〜は・・・手元にあるものの、なんとなく興味が沸かず放置してます。
そんなに人気なのでしょうか?今読んでるのを消化したら見てみます。
>>848 ぐぐってみましたが、中々良さそうですね。
なんだか生々しいストーリーっぽいけど、面白そうなので置いてる本屋を探してみます。
>>849 ライ麦畑〜の人と同じ作者なんですか。短編集のが読みやすそうで良いですね
>>850 おー、僕も今読んでます。
まだあんまり読んでないけど、確かに1話は最高ですね。グッときます
>>851 ベタな戦争モノは苦手ですが・・・あらすじを見る限り、これは良さそうですね。
日本の国防には興味があるので、見かけたら入手しようと思います。
みなさんの情報参考になりました、本屋に行くのが楽しみです
スティーヴン・キング『タリスマン』
日本の少年冒険モノだったらこんな生々しい内容(性に関する事とか)ありえるだろうか。
とかそんな事ばかり気になりながら読んだ。
アメリカの地理がよく分からないから主人公の軌跡を辿った感覚は向こうの読者より薄いんだろうなぁ。
あとファンタジーがリアルになると色々グロいな。
879 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/12 22:48:15 ID:HpW+tkgh
反社会学講座
少年犯罪の項の団塊世代の暴れップリ分析がおもろい
880 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/12 22:52:16 ID:kOSHU5Uc
舞城王太郎『煙か土か食い物』
評判のわりにあんまり……
『蛇にピアス』
糞。日本の文学も質が落ちたな…
C・ブロンテ『ジェイン・エア』
赤毛のアンとかあしながおじさんとかで
時の少女小説として挙げられるからどんなもんかと思ったら
アンやジュディと比べたらハードボイルドだしボディタッチもなんか多い。
あとイケメンが感じ悪い。妹2人はかわいい。
次は『嵐が丘』だ
二銭銅貨
883 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/13 02:28:57 ID:vuvp9P/i
ガルシアマルケスの「100年の孤独」って面白い?
題名が格好イイから今度買おうとオモテます。
教えてエロイ人。
酒かと思ってしまった
パトリシア・コーンウェルの「痕跡」
上巻読み終わったとこだけど、ウーン‥‥
シリーズ進むごとに平仮名増えてる気がする('A`)
村上龍の共生虫を読んだ。
わけわからんかった
>>883 面白いぜー。マルケスは殆んどお薦め。『族長の秋』だけなんつーか変だけど。
二廃人
889 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/16 12:47:14 ID:hxQp+Wl/
慟哭…久しぶりにはまった本だった。
890 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/16 13:00:38 ID:VsQOEYeA
「電車男」と「ヒロシです」
レジで気まずかった・・・店員さん苦笑いorz
おまいら、2ちゃんねる規制法案に反対しれ。 ↓
人権擁護法=2ちゃん書き込み規制
Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<丶`∀´> < 人権擁護法が成立して差別された!と叫べば
( ) │ 2ちゃんねらーを残らず逮捕できる!
| | | \__________
〈_フ__フ
人権擁護法粉砕スレ
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/korea/1108106303/ この法律には「差別的言動禁止規定」が含まれている。
在日や部落を批判する正当な言論は2ちゃんねるにある。
これは、その2ちゃんの書き込みした人を次々に逮捕できる法律だ。
在日外国人がヒステリーを起こして「差別だ」として叫ぶと、
書き込んだ人を好き勝手に逮捕弾圧できるようになる。以下法案の一部。
前項第一号に規定する不当な差別的取扱いをする意思を広告、
掲示その他これらに類する方法で公然と表示する 行為
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↑これ「2ちゃんねるでの差別発言や人種批判書き込み」という意味
太宰治「人間失格」
…タイトルの意味がわかる辺りでよく一部の人から発禁にしろコールがかからないなと思った。
それが文学の力なのか。
読み終わった後なんだか物凄く怖くなった。…人間失格予備軍かもしれないとか思ったか俺?
「となり町戦争」三崎 亜記を読んだ人いない?
試し読みしようにも書店に置いてないし図書館にもないす
「徳川慶喜家にようこそ」徳川慶朝
………大変なんだな、の一言に尽きる。
でも確かに会社の同僚とか取引先とかに
徳川慶喜の子孫なんて人がいたら、
やっぱり色々訊いてみたくなるのも仕方ないかも。
「さまよう刃」東野圭吾
なんか納得いかない。
仕方のないことだけど、納得できない。
>895
気になっていた本だが
やっぱりそういう感じですか
読後感悪そうだな・・・どうしようかな
897 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/17 11:18:53 ID:gaK3Bi2M
上海ベイビー…本当につまらなかった。そして、お洒落ぶってるところがまじでださかった。
898 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/17 11:32:38 ID:/9AIHm3Q
>>893 それ読みたくて探してる。
高橋源一郎が日記で絶賛してたっけ。
>>893 ガルシアマルケスの百年の孤独大好きです。
お勧め!!
重松清の「疾走」
鬱展開の連続で激しく疲れた・・・。面白かったけど。
901 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/17 15:13:43 ID:MFSDHrxm
流行に乗って「もっと、生きたい…」
起承転までは面白かったけど結の下りで面白くなくなった
「フィッツジェラルド短編集」
フィッツジェラルドは海外の作家で一番好きだ。
もっとも訳によるところも大きいかもしれないけれど。
原文でも読んでみるか。
>>902 フィッツジェラルドはNHKスペシャルの「映像の世紀」にでてくるドラマティックな
ナレーションではまったんだけど、本で読んだら結構あっさりしてるなぁと思った。
短いナレーションだからかなり装飾してたんだろな。
フィッツジェラルドの日本語訳って村上春樹だっけ?
>>893 先週買ったんだけどまだ読んでない。これから読んでみる。
読んだら感想書きます。
うp希望!
図書館にあるんじゃない
うちの市の図書館では100人近く予約待ちですた。<となり町戦争
910 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/25 08:59:35 ID:jHInzoIy
ヒマラヤ遠征記
おもろかったよ、「となり町戦争」。
久しぶりにハードカバーで買う価値があった。
912 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/25 10:12:08 ID:DP6ZpIoB
プリズム/貫井徳郎
章ごとに視点が変わる多重推理物。
途中から、まさか・・・ラスト、やっぱり・・・orz
読ませ方は流石だが、読後のモヤモヤ感は否めない。
そんな作品。
913 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/25 10:18:13 ID:Na8SapLS
ヒロシです。
914 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/25 10:28:33 ID:L8/XgYwx
流星ワゴン/重松清
大嫌いだった父を思いながら読んだ。
電車の中で涙ぐんでしまい、困った。
浅倉卓弥「四日間の奇跡」
書評読んで面白そうだったから買った。
話自体はよくできてたけど、この展開だけはイヤだ!って思った展開に
どんどん進んでいったので読後感最悪だった。全然感動しない。
特にヒロインの女がウザすぎる。小説でこんなにムカついたの初めて。
ちなみに映画化するみたいですが、この腐れヒロインは誰がやるんだろ。
いまごろ「クライマーズハイ」横山秀夫
警察小説ならぬ新聞社小説で読後感が素晴らしかった
あたしゃもう遅いからこれから会社人になる人に読んで欲しい
「となり町戦争」は図書館に入ったから10人待ちの予約に入れた
917 :
おさかなくわえた名無しさん:05/02/25 13:49:37 ID:RLYWljD0
八つ墓村
「崇りじゃ〜」がメインのホラーだと甘く見てたらヤケドしますた
普通に面白くてスリルあってそれでいてちょっと萌えた。そして哀しい
グラスホッパー / 伊坂幸太郎
登場人物3人の視点からそれぞれ話を進めてくというスタイルは面白かったけど
そのうちの1人にばかりスポットがあたっていて、残りの二人が
ないがしろにされている感じがした。
あと「槿」をアサガオと読むとは知らなかった。
「ハムレット」 シェークスピア
台本そのものなので今まで敬遠していたが、話は面白い。
四大悲劇くらいは読んでおこう。
>>919 オセロがお勧めです。
なぜかというとイアーゴという永遠のキャラクターが出るからです。
>>918 伊坂ってつまらなくはないけど何か読後微妙な気持ちになる。
アヒルと鴨読んだだけだけど。
犯罪の様が余りに軽妙にスタイリッシュに書かれてるからかな
>921
うんうん、万引きは犯罪ではなく軽いいたずら
と言う認識の人に出会ったときの微妙な気持ち
「となり町戦争」読んだ。
『車をアイドリングストップを心がける』にムズムズする。
査察の章は無気味な感じで面白かった。
せんーさく/永嶋恵美
すいすい読めて面白いけど色々な要素を詰め込みすぎかな。
不妊治療とかいらない気がする。
後、主犯?二人の主張が青臭すぎてむかつく
進化しすぎた脳 / 池谷裕二
ニューヨークで高校生向けに行った、最新の大脳生理学の講義を収録した本。
後半は専門的になってきて、高校生レベルの化学やらの知識が無いとキビしいが、
前半はかなり面白い。視覚はや記憶は、実は凄くいい加減。でも、それ故に高度な処理ができる
という件は目から鱗。
華氏451度 / レイ・ブラッドペリ
マイケル・ムーアが「華氏911」と名付けたのが分かるような、分からないような・・・。
でも、最近世の中がこの世界の住人に近い事になってんじゃねーかな?と漠然と思った。
日中ビジネス摩擦 / 青樹朋子
固いビジネス本かと思ったら、ハン板の「韓国人と仕事をして困った事」のシナ人版。
結構サクサク読める。
監督不行届 / 安野モヨコ
かんとくくん(旦那の庵野秀明)とロンパース(作者)の生活を綴ったエッセイ漫画。
安野モヨコ版「セキララ結婚生活」。テレビとかで見るかんとくくんとのギャップが面白い。
よつばと! / あずまきよひこ
最近読んだ漫画では「PLUTO」の次ぐらいの名作。「『何もない』がある」作品。スゴイオススメ。
ぱじ H/村上たかし
なんか、じんわりと来た。
歩いて行ける最寄の本屋が今日で閉店゚・(ノД`)・゚・
さゆり(上・下) A・ゴールデン
外国人が書いた芸者の生涯・・ということで、所詮キワモノ、でたらめだらけだと思って、
全然期待しないで読んだら意外とちゃんとした小説になっててびっくり。
「京まんだら」とか「女徳」とかの瀬戸内晴美の花柳界を舞台にした小説を思い出させた。
巻末についている謝辞に「京まんだら」の登場人物のモデルでもある岩崎峰子の名前があって、
彼女から祇園の芸妓の日常生活や経済状態、生活環境、化粧やしきたりなどの細かいレクチャーがあったから・・
と知って納得。
大人のための残酷童話 倉橋由美子
童話のパロディと言っていいのかな。
でも、その名の通り救いのない、残酷な話が殆ど。所々エロもありで面白かった。
歴史的仮名遣いが新鮮だった。一番気に入ったのは「人魚の涙」
逆人魚(上半身魚・下半身人間)は想像するとかなり怖いが、オチが良かった。
どうでもいいが、「一寸法師の恋」の「肝心なところが一寸法師のままなんですもの」にはワロス
ドグラ・マグラ 夢野久作
結構有名なのかと思ったが、自分の周りでは知らない人が多かった。
一郎が可愛いと思った。ビジュアル的にも性格でも。
「胎児の夢」の論文に凄くびっくり。なるほどー!と思えるような内容。
ラストは( ゚д゚)ポカーン そんなオチかよ!みたいな。
読み終わった後、こうして自分が居る世界は果たして夢なのか、現実なのか、
よく解らなくなって怖くなった。
鍵 / 筒井康隆
ホラー短編集
見開き2ページもあれば数十ページもあり
角川ホラー文庫なんだけど、ホラーと言うか苦笑を交えた背筋が寒くなる感じ
作品自体は過去に雑誌とかに掲載されたものらしいが古いもので68年
きっと当時の風刺もあったんだろうなぁって思います。
面白かったですよ
痴人の愛 谷崎潤一郎
大正時代、という背景がすごく新鮮に感じられた。
「君子」が墜ちていく様は哀れでもあるが、
あんなに一人の人に入れ込めるというのは、もしかしたら幸せなことなのかも知れないとも思った。
しかし、もしかしたらナオミは自分がしたことが悪いことであると解っていないんじゃないか?
そして、やはり女は恐ろしいと思った。
痴人と思えば狡猾な女よ
書いた谷崎先生は男性なわけだが
933 :
おさかなくわえた名無しさん:05/03/04 21:02:56 ID:LruH38oD
ジョッキー/松樹剛史
いわゆる競馬小説の中でも、レースそのものの臨場感はピカイチ。
実力はあるが騎乗機会に恵まれない貧乏ジョッキーの物語。
結構面白かったけど、もう少し人との絡みが欲しかったかなあ。
やや消化不良な感じがしないでもない。
女性陣や他の人達も、魅力的なだけに勿体無い。
デビュー作なんだけど、読ませ方なんかは実力あると思うよ。
「魔王城殺人事件」 歌野晶午
子ども向けのミステリーランドシリーズの一冊。
このシリーズの「今12歳のあなたへ、かつて12歳だったあなたへ」と
いうキャッチフレーズそのままに年齢に関係なく楽しめる本になっている。
物語中の子どもたちが生き生きとして、生意気で好奇旺盛で魅力的だけど、
しょせん子どもの視点では見えないこともある。そこを指摘する桐島刑事のセリフは
読者である子どもたちへの作家のさりげないメッセージでもあるのかなと思った。
人はなぜ「美しい」がわかるのか 橋本治
冒頭の「美しいとは合理的であると言う事である」に目鱗。
「この本では脳がそうなっているからだと言う主旨の本ではない。
構造がそうなってるんだからそうなんだよと言うのは私は納得できないのだ」
的な本を読みに当たっての注意事項にも納得。
S60チルドレン
人生について的を射過ぎな小学生の話。
まったりするよといわれてよんだが、殺伐としすぎだよ(´・ω・`)
文庫化されたので購入した2冊
「ジョッキー」松樹剛史
競馬マニアには物足りないんじゃないかと思うが、
わしのようなミーハーな競馬ファンは楽しめる。
出てくる騎手、馬主、厩務員などが、モデルはあの人だなと想像できて
ニヤニヤさせられるあたり、さすが優駿(競馬雑誌)の読者コーナーで
元常連だった作者だなあと関心させられた。
「忘れ雪」新堂冬樹
序章: 。・゚・(ノД`)・゚・。
第一章: ヽ(`Д´)ノウワァァン!!
第二章: 。・゚・(ノД`)・゚・。
第三章: ヽ(`Д´)ノウワァァン!!
終章: 。・゚・(ノД`)・゚・。
ちびくろさんぼホスィ
まりもせんせのやつ?
復刊するんだよな
あ、さんぽじゃなくてさんぼの方ね。失礼。
黒冷水 羽田圭祐
面白い。前半は笑い、中盤は手に汗握り、後半ボーッ
中高生の衝動的な暴力性が上手く描かれてる。
あと弟、オナニーしすぎw
弟の思考回路が厨房時代の自分と重なる所もあったり。
犬神家の一族 /横溝正史
面白いの一言
映画版やドラマ版は何度か見た事があったけど
原作の方が数倍ドキドキ感が味わえる
原作とそれ以外の金田一のイメージが随分違うのも楽しめた
これから獄門島読んでみます
シェイクスピアを楽しむために 阿刀田高
シェイクスピアって案外面白いんだなと思った。
特異な言葉回しとか、駄洒落とか。(翻訳は難しいそうだが)
今までシェイクスピア作品は読んだことがなかったんだが、じっくり読んでみたいと思った。
入門にはこれはすごくいい。
因みに漏れの気に入ったのは「リチャード三世」グロスター公カコイイ。
『殺し殺されることの彼方』
ここ数年の間に起こった、子供が関わった事件について
精神科医と評論家が意見を交わしている。
被害者感情が組織化し、被害者が正義を主張し、
正義に則って行動することで、被害者が加害者にもなりうる、
という指摘にちょっと納得。
黄金仮面/江戸川乱歩
いい感じ。トリック(?)はものすごく初歩てき。(まあ小学生主体だしね)
でも文章力はすごいと思った。最近のエンタ系の小説家より綿密な文章を書く
人だなと思った。ごめんうまくいえないorz
筒井康隆/富豪刑事
ドラマと違って周りの刑事が友好的だった。
金持ちっぷりに(・∀・)ニヤニヤしている感じ。
昭和のふんいきが楽しい。
鈴江はちょっとうざい。ドラマの松江さんのほうがいいな。
冷たい校舎の時は止まる/辻村深月
このスレで見かけて読んでみました。
読みやすくて、過程はドキドキしたけどオチは自分好みじゃなかった。
というか途中で誰が自殺したか分かっちゃった。
でも、あーそうきたか!やられた!というところもあって☆3つ半です!
ただ、これを読んでるとき軽く既視感が・・・
漫画3作品くらいを思い出した。
富樫の「LEVEL E」は読んだんだろうな、と内容と少しオタっぽい作者の容姿を見て思ってしまいました。
ごめんなさい。そう思う時点で自分もオタだったんだけど。
>>948 主人公(男にチヤホヤされてる)の名前が
著者と同じだった事がブーイングされてたw
950 :
おさかなくわえた名無しさん:05/03/12 00:44:03 ID:xLgempnj
グリーンマイルを読んだ。映画(テレビで)は見た事あったが本は初めて。さっき読み終えたのだが、いい話しだ。すごい泣いてしまった…鳴咽を漏らしつつ読んでた。
野ブタ。をプロデュース/白岩玄
最後はよく分からないまま終わってしまったが、
普通の高校が舞台となって話が進んでいくので
つい最近まで現役高校生だった自分にとっては、
1つ1つの描写をリアルに想像することができてかなり感情移入してしまった。
球形の季節 / 恩田陸
本の世界にぐんぐん引き込まれていってあっという間に読み終わった。
この人の作品は謎を謎のままにしておくものが多くて、これもそんな感じだった。
ほんの少し怖くて、不思議でおもしろかった。
各章のタイトルがいい。
人形ーギニョルー/佐藤ラギ
何をされても痛がる素振りも見せないロシア系美少年を
エロSM作家とエロSMカメラマンが監禁する話。
この美少年(ギニョル)とエロカメラマンのキャラが秀逸。
途中からギニョルがそこらの汚い生意気なガキにしか思えなくなるのも面白い。
955 :
おさかなくわえた名無しさん:05/03/13 12:41:09 ID:yqUlerK2
スイートリトルベイビー/牧野修
前半は篠田節子作品みたいな感じで
後半はちょっと説明足らずなホラーもどきでした。
この人の本は「ドロシー」が一番面白かった。
>954
それこの前読んだ。
最後の指切るシーンがキモかった。
空中ブランコ/連作短編集だが、前作の方がスキ。ドラマ化で医師→阿部ちゃん、Fカップ
ナース→釈由美子 なんか違うww
残虐記/期待しないで読んだが、やられた。加害者、被害者の境遇とかに共感しすぎて
しまった。
958 :
おさかなくわえた名無しさん:05/03/15 01:47:03 ID:IlFu3xAw
お見世出し/森山 東
あまり期待せずに読んだが、めちゃめちゃ面白かった。久々の一気読み。
藤沢周平 「市塵」 新井白石の半生です
野沢茂樹 論理学トレーニング101題
筆者は大学の教科書とかにするつもりで書いたらしいけれど、おもしろいですよ。
電車の中の暇つぶしに使ってます。
村上春樹他 東京スルメクラブ
村上隊長が名古屋を探検する話。
961 :
おさかなくわえた名無しさん:05/03/15 13:17:31 ID:h9zVBATc
昨日読んだのは
ブラッド/倉坂鬼一郎
爆弾うさぎ/著者名忘れたorz
今日は久々に『ロリータの温度』を読みたいと思います。
…っか題名ヤバいっすねwバスん中とかでは読めない…
モンテ・クリスト伯/アレクサンドル・デュマ
すっごく面白かった!!
全7巻で、言い回しも普段慣れないものが多いし、注釈も多いが、
読み始めたらハマってしまい、あっという間に読み終えた感じでした。
「となり町戦争」
ネットで評判よかったので久々にハードカバー買ったのだが、
ミステリマニアの自分にはさっぱりわからなかった。w
やっぱり起承転結殺人トリック名探偵がないとダメな脳になっちまったようだw
最新アメリカジョーク事情/杉田敏
「クリントンの母は彼が大人になって大統領になることを祈っていた。だがその祈りは半分しか叶えられなかった。」
>>963 その本は読んでないけどラスト1行ちょっとわかるw
電波男/本田透
ん、まぁ、なんだ。
女性に読ませてみたい本だな。
967 :
おさかなくわえた名無しさん:05/03/17 12:58:50 ID:dWUbttiU
ドキュメント 屠場
By 鎌田 彗
『マーシーの道徳読本/田代まさし』
『わたくしの少年時代/田中角栄』
『恋のキャッチボール/石野真子』
…感動しました。
魔性の子 / 小野不由美
十二国記を読んでからその存在を知ったんだけど
もし一番最初に読んでたらサッパリだと思う。
なんでこの本が一番最初に出版されたんだろ。
私は魔性の子から出版順に読んだけど、
普通にホラーとして面白かったよ。
むしろ、わからなかったからとても楽しめた。
今読み返しても、最初に読んだときとは全然印象が違う。
わからないまま読めてラッキーだった。
自分も魔性の子から入った。ホラーとしてもよかったけど、
思春期にありがちな孤独感をひっそり味わっていた自分には、
カナーリやられた本だった。広瀬の叫びが痛くて痛くて・・
十二国記が出版されたときは、この人に(悪霊シリーズとかも読んでいたので)
異世界ファンタジーが書けるのかな? と思いながら読んだけど、
お見事でした。9才のむすめに読ませてみたところ、あっという間にハマり、
新刊マダー?(AA略 になっております。
「オセロー」 シェークスピア
オセローより台詞の多いイアーゴ。
ここまで裏表がはっきりしてると笑えてくる。
イアーゴ。何はなくともイアーゴ。
「涙」乃南アサ
ラストのどんでん返しを期待してたけど
中盤以降で明らかになった事実そのままだった。冗長のような気がする。
上下巻に分けなくてもいい内容だと思う。
「海辺のカフカ」村上春樹
何故か同作者の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を
引き合いに出して批評する人が多かったので、期待してたが期待はずれだった。
一見関わりの無さそうな二つの話が平行して進むというだけだった。
974 :
おさかなくわえた名無しさん:05/03/18 01:43:54 ID:ooaeJ8Wx
>>973 「海辺のカフカ」はオレも今日読み終わった。
文庫化されてたので、上下巻買ってずーっと読みふけってた。
「何匹ものネコの頭がきれいに陳列されてた」
「ネコの腹を引き裂き心臓を取り出し、それを口に含んだ」
とかいう文章を読んでるときオレは「グロイな」と思いながらも
ラーメンすすってた。さらにレバニラ炒めも食ってた。
でもおもしろかったと思う。疑問に残ったことは少しあるけど。
「さくらはカフカ少年の実の姉なのか?」
「カーネルサンダースは結局何者だったんだ?」
とかいろいろ。話のネタを少し持ち出してこれから読もうとする人には申し訳ないけど。
975 :
おさかなくわえた名無しさん:05/03/18 01:49:53 ID:hLGB0FiF
阿川弘之の「雲の墓標」
戦争物なんだけど、普通のとはちょっと違う。
読めばすぐわかる。
凄い胸が熱くなる一冊だった。
祖母の兄が特攻隊だったので、その事も思い出して更に感動した。
>>937 ジョッキー読んだ!
マニアなのでやはりすこし物足りなかったかも。
小説としても平坦かな。
カフカ懐かしい。
「春樹ワールド」それだけだねぇ。好きな人は好きそう。
977 :
おさかなくわえた名無しさん:05/03/18 01:56:57 ID:iS12iicf
>>963 自分もさっぱり面白いと思えなかった。
主人公がいるようでいない感じ、特に自分で考えて悩んで行動してない終始巻き込まれ型な感じが
どうにも感情移入できなくて読んでて何の感想も持てなかった。
「ふーん」で終わった。買わなきゃ良かった。
978 :
おさかなくわえた名無しさん:05/03/18 01:57:59 ID:cvilC9Be
ダヴィンチ・コードの上
病院坂の首(上)/横溝正史
金田一耕助シリーズ最後であり、最長の作品
横溝正史晩年の作品とは思えないパワーを感じた
歯科助手さんにボロッと人生の弱音吐いて
励まされたことがある。ありがたかった。
誤爆スマン