お前ら、最近読んだ本は何ですか?in生活板 3冊目
1 :
おさかなくわえた名無しさん:
2 :
おさかなくわえた名無しさん:03/09/26 23:25 ID:4vZDd/vF
2ぃぃいいい!
豚カレー
>>1 乙!
浅田次郎『プリズンホテル1夏』
今さっき読み終えた。意外と爽やか。
6 :
おさかなくわえた名無しさん:03/09/27 23:47 ID:dyh+gIlW
今回は漫画。 笑えて汚くて切ない話だった。一気に全巻読んだら…め、目が…。
● ●
ω 松本零士 『男おいどん』
7 :
おさかなくわえた名無しさん:03/09/28 00:05 ID:hQBm7FMx
デビルマンと戦争論3.
おもしろかった。
「ドナウよ、静かに流れよ」
ウィーンで心中した若い日本人男女についてのノンフィクションもの。
なんかいろいろ考えた。彼女は幸せだったのかな。
今読んでるのは、梨木香歩の「春になったら苺を摘みに」
作者がイギリスに留学してた時の話。マターリしててすごくいい。
登場人物やイギリスの田舎町が魅力的に描かれている。
残りのページが少なくなっていくのが悲しい(´・ω・`)
老人と海
淋しい冬の海とそこに暮らす老人の話・・・と勝手に想像してたが全然違った
ただひたすら老人と魚が格闘してる話なのに引き込まれた
名作と言われるのがわかった。そして最後はなんだか泣けた。
>>6 あれは松本作品で一番愛しい作品かも。切ないね
楡周平「ガリバー・パニック」
作者からいって謀略サスペンスだと思ったのに
思いのほかハートウォーミングな作品で
思わず涙してしまった。
菊と刀
なんか昔授業で聞いたことあったので。
納得しながら読んだが、書かれた時代と作者が日本に来たこと
ないということを考えるとすごい。
宮脇檀『住まいとほどよくつきあう』
自分の生活のあり方を考えさせられました。
今読んでいるのは
『イブの七人の娘たち』
読み始めたばかりですが、ワクワクします。
13 :
おさかなくわえた名無しさん:03/09/29 21:44 ID:tQGNhohK
「酔っぱらい研究所」二ノ宮知子
作者が酔った勢いでさらした数々の痴態を
おもしろおかしく披露する漫画。
何回読んでも笑える。お酒呑みたくなります。
スティーブン・キング「死のロングウォーク」
「バトルロワイヤル」よりこっちのほうが面白い。
川端康成「山の音」
面白かったし、凄いと思った部分もあったけど、
これが最高峰とか言われるほどの傑作なのかどうかは‥?
16 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/01 13:35 ID:wTnGGWmR
「霧生殺生祭」「妖気切断譜」/貫井徳郎
すっごくよかった
久々に自分の好みど真ん中の本だった
そして最後の「次巻二続ク」には愕然とさせられた
次巻でるの? ていうか、だす気あるの?
続きが読みたい〜!!!!
おもしろかったけど… 不完全燃焼だ…
17 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/01 14:19 ID:L0uzUSAb
「ノーザンライツ」
デナリを走破したくなる
18 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/01 15:19 ID:N7rMK7bJ
24000回の肘鉄 内田春菊
昨日古本屋で買ってきたコミック文庫。
いろんな女と不倫するサラリーマンの話なんだけど、
一話一話が短くてあっさりしていて、それでいて的を射ていて
よかった。
内田春菊の描く女の子ってかわいいー。
19 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/01 15:22 ID:7uUMZfvh
波のうえの魔術師/石田衣良
最初の1回だけ見て
続きが気になっていたドラマ「ビッグマネー」の
原作本だと聞いたから図書館で借りてきた。
手軽に読めて普通におもしろかった。短いし。
ああ自分も株の達人に見込まれて仕込んでもらいたい。
警察にはつかまりたくないけど。
20 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/02 16:43 ID:RvZBTQAw
あおむしドロップ/有村竜太朗
なんか楽しそうで、羨ましくなった。
21 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/02 16:48 ID:tQDF9iS0
反常識講座 渡辺淳一
わりにおもろいです
22 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/02 20:45 ID:lbWk5d2q
別冊宝島 あさきゆめみしパーフェクトブック
を買おうと思って本屋に行っても置いてなかったので
桐野夏生「グロテスク」購入。
ミステリーあんまり好きじゃないけど面白い。
久しぶりに物語に溺れてます。
23 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/02 21:44 ID:P0Bi4rzz
「愛のモンダイ」素木文生(モトギフミオ)
恋愛論だけではなく、バイクや音楽などへの愛も
24 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/05 01:29 ID:0aNJovhC
失われた時を求めて / M.プルースト
スワン家のほうへ
花咲く乙女たちの影に
ゲルマントの方
1ヶ月で読んだ
25 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/05 01:31 ID:mGAZOkrN
日本語の作文技術/本多勝一
作文が上手くなった…と思う。
26 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/05 01:48 ID:0aNJovhC
「著作の盗作技術」にでも変更すればいいのにね <ホンカツ
27 :
ハロー警報ノルマン電子記号五段:03/10/05 02:16 ID:vF1x6Mjn
「戦ひの時代」
古本屋で見つけた茶ばんだ(黄ばんだ、よりもっと色が濃い)本。
発売が昭和16年となっている。
まじでナチスを賞賛していた時代が日本にはあったことを
知った。こうやって国民は煽られていったんだな・・・。
28 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/05 06:41 ID:XPb8dYh3
29 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/05 06:49 ID:XpdiqEEK
遠藤周作
深い河
良かったです。
30 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/05 17:26 ID:mGAZOkrN
>>27 なんかお宝っぽい本だね
おいくらだった?
「テイク・ラブ」野村史子/角川スニーカー文庫、10年以上前の本。
スニーカーって……なんでルビーじゃないんだよこれ!!
母親の書棚から勝手に本を持ち出すものではなかった。
うげげげげ
32 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/05 18:39 ID:Q1rc9DL9
寺山修司の少女詩集
風呂で読んだ
>>30 3千円ちょっと。ハードカバーじゃないので意外と安かったよ。
ちなみに「定価78銭、外地定価85銭」だそうだ。超安いw
34 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/05 20:20 ID:KEzdXOzQ
森博嗣「迷宮百年の睡魔」
この著者の本はすべて読んでいるけどこのシリーズが
一番好き。
35 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/06 23:06 ID:Uu7+wzdc
>>33 すごい!
1円未満やんけ!
外地定価って言うのは日本国外で買うってこと?
36 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/06 23:12 ID:Jx54Qgoz
会田雄次「アーロン収容所」
37 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/06 23:19 ID:ojqHZzjB
武士道
39 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/06 23:43 ID:0FZMCx5B
青の炎ってやつ、今読んでる最中
40 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/07 00:12 ID:dQPlGxNB
乙一
「きみにしか聞こえない」(角川スニーカー)
「失踪HOLIDAY」(同じく)
この人の切ない系は結構好きかも。
でもなぜかいつも表題作以外の方が自分好み。
一個目の中の「華歌」は自分的にかなり萌えです。
「戦後 歴史の真実」前野 徹
大東亜戦争は日本は悪くない、って本。
42 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/07 01:05 ID:vPuVUi3g
まれにみるバカ女 別冊宝島Real 043
2chみてるほうが面白い。
43 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/07 01:07 ID:Rk8Bbfvb
44 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/07 01:10 ID:2qoYiINr
溺れる魚、凶気の桜
溺れる魚は原作のほうが絶対おもしろい。
45 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/07 01:15 ID:x2mjG/q4
>>36 イギリス人の統治はスマートでしたな。
日本もアジアで上手くやってれば…
柳田邦男「犠牲 わが息子・脳死の11日」
柳田國男とは別人だったのか
>>46 鬱がひどくなるとでっかい音でクリムゾンとかケイト・ブッシュを聴く息子
なんだよね
やっぱりそれ系の音なのかな・・・
トーマス・マン「魔の山」
散々読ませておいてこんな終わり方かい!
大体は面白かったし、あの終わり方も教養小説の宿命と言われればそうかもしれないけど。
太宰治「グッド・バイ」
やっぱり太宰がおもしろい。
武田龍夫「福祉国家の闘い スウェーデンからの教訓」
なかなか面白い本。
知らなかったことも多い。
アメリカではビーグルが
シロアリ探知犬として活躍している。
M.ウェイズボード「働く犬たち」
三島由紀夫「文豪ミステリ傑作選 三島由紀夫集」
面白かった。「サーカス」が(・∀・)イイ!!
54 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/12 18:43 ID:FlVNIhMQ
塚本邦雄 / 日本人霊歌
日本脱出したし皇帝ペンギンも皇帝ペンギン飼育係も
前衛短歌・・・らしい?
55 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/12 18:47 ID:Vjg2Nehh
うつくしい子ども/石田衣良
同じ少年犯罪を題材にした「青の炎」よりは後味が悪くなかった。
少し引っかかる部分は残ったけど。
56 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/12 19:27 ID:P9FZf1kU
ジュンパ・ラヒリ「停電の夜に」
短編集なんだけど、最後の話がほんとにいい。
>55
石田衣良は子供を神聖視しすぎるきらいがあると思う。
でも面白い。
じゃがの未来に幸いあれ。
57 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/12 19:32 ID:+qjfi4F/
姉が「バカの壁」を買ってきたので、試しに読んでる。
しかしどうにもつまらんので、なかなか読み進めない。
これ、なんで売れてるの
>>57 全市の図書館で貸し出し中
きっとみんな不安なんだよ
もしかして自分はバカなんじゃないかと
中井拓志 / アリス-Alice in the hemisphere (角川ホラー文庫)
ヒマつぶしに買ったんだけど、面白かった。
どうせ死ぬなら「9.5次元を無限に舞い続ける蝶」にまみれて死んでみたい。
>>57 私も買ったけど、なかなか進まない。
「聞き書き」っつーのが悪いんじゃないのかなあ。文章が
敬体と常体入り乱れてて読みにくい。
60 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/12 22:49 ID:mAZv9Z0P
古本屋で「塩狩峠」買ってきて読みました。
泣けました。涙腺ゆるすぎ。
定金伸治「ジハード1」集英社文庫版
面白い。キャラ魅力的。
試しにジャンプノベル版立ち読みしてみたけど
集英社文庫版の方が性に合ってるようなので
これからこっちで買い続ける事にする。
あー続刊が楽しみだ。
>>60 むかーし読んでぼろ泣きして
最近ふと本屋で最後だけ見直したら
おもいっきり涙腺緩みました。
自分も緩すぎるんだろうか・・・
>>60 私もちょっと前に読んでぼろぼろ泣いた。
最近読んだのは同じ三浦綾子の『泥流地帯』『続 泥流地帯』。
これもまた。・゚・(ノД`)・゚・。 涙線弱すぎ。
こんなまじめな人には幸せになってほしいと願いつつも、
物語としては不幸なほうが面白いよなぁ、などと
泣ける話であることを期待して読んでしまいました。
三浦綾子つながりで「氷点」
なんつーか、一応まとまったんだが、口や態度では私が悪かったと示しつつも
結局誰が改心するでもないところに人間の姿が見えてきて、なんともハァ・・・
65 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/13 21:50 ID:UPcGbX8S
西遊記
>>63 あー、ギトギトってつけたの私だw
いま読んでるのは村上春樹「スプートニクの恋人」
相変わらずワケわかんないようなわかるようなドライで残酷なような。
ねじまき鳥を読んだあとだから軽く感じる。
Missing9 座敷童の物語 (電撃文庫)
ちゃんと新刊買わなきゃと思いました。
68 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/13 22:08 ID:IaajjD3+
小公女。
スゲ久しぶりに読みたくなって引っ張り出してきた。ラムダス万歳。面白かった。
不安な演奏 松本清張
この人のって、オチはともかく、途中経過が面白い。通勤の友。
>>63 マジで鬱陶しいぞw
「嫌われ松子の一生」
装丁がいい。
71 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/13 23:15 ID:I7sisge7
蹴りたい背中 綿谷 りさ
悪くはなかったです。
「あなたには帰る家がある」
山本文緒
山本文緒って読みやすいから好きw
いつもとは気分を変えて児童書。
『塾七転び八起きの12歳』
高山栄子
等身大にたって語りかけるように書かれている文章が気に入った。良作。
シェイクスピア「オセロー」
これで4大悲劇、全て読了。
個人的には、このオセロウが一番面白く、
他の3つ、とくにリア王とマクベスは
スケールばかりやたら大きい割に、物足りなさしか感じられなかった。
石原慎太郎「太陽の季節」
とりあえず一冊だけ読んでおこう、ってことで。
島田荘司の新刊「ネジ式ザゼツキー」
また、妙な知識が身に付いたような気がする………
谷崎潤一郎「文章読本」
面白かった。
久々に志賀直哉が読みたくなった。
藤堂志津子 「夫の彼女」
白石一文 「一瞬の光」
昨日本屋で、衝動買いして半分読み中
ジューン・ゴールディング 「マグダレンの祈り」
明日は、文庫でやと購入した
京極夏彦 「塗仏の宴」支度・始末を読み終えたい
79 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/18 18:51 ID:9MWjJF3c
きんぎょ注意報
買って良かったものか・・・・。
80 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/18 19:03 ID:Lly/gs9p
原田宗典「はたらく青年」
電車やバスのなかでは読まないほうがイイ。
笑いがこらえきれないとおもわれ。
祇園の教訓 岩崎峰子
ためになるから、読んでごらん!と上司にむりやり渡された。。
自慢話を聞いているようで、ちっとも面白くなかった。
82 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/19 16:35 ID:aeTzAjDr
乙一『暗いところで待ち合わせ』
やっと読み終えた。
この人の文章の持っていき方にうまさを感じた。
もうちょっとこの人の文章を追ってみようと思う。
乙一『暗いところで待ち合わせ』
裏表紙のあらすじを読んで、
シュールな話かなあと思っていたら、さにあらず。
胸キュン路線で、ぐいぐい引き込まれてしまった。
ほんと、この人の文章は読み出すと止まらなくなる。
>>82さんと同じ本なのは偶然。
ベルンハルト・シュリンク『朗読者』
ナチスとユダヤ人という重そうなテーマにもかかわらず、
すーっと読めたのは良かった。
帯に「大感動!」とか書いてあったので、変に期待してしまった分、
逆に感動できなかった。でもまあ、ほろりときたことは確か。
>>66 あー、その節はどうもw
>>83 「朗読者」
はだいぶ前に読んだけど、感動!というよりは
ただただ切なかったよ。
読後ちょっとドヨーンとしてた。
85 :
82:03/10/20 04:53 ID:69WWy6/Q
>>83 こっちもびっくりですわ^^;
何も先入観持たなくて読み進めたけどいいねぇ、この人。
という事で現在『天帝妖狐』を読み始めてます。
>>85 乙一の文章は秀逸だよね。一度読むと結構はまる。
これで16歳でデビューってのはある意味すごいな。
プーシキン「スペードの女王・ベールキン物語」
これは実に良かった。面白かった。
88 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/20 20:42 ID:YKvkLa4z
いまさら指輪物語にハマってます
89 :
82:03/10/22 01:23 ID:F0hrKoMv
>>86 結構どころじゃなく文庫本買い漁る位嵌った。
『天帝妖狐』『死にぞこないの青』読み終わり。
私的には青の方がぐっと来た。
クライヴ・バーカー「イマジカ」
エルモア・レナード「ラム・パンチ」
恩田陸「黒と茶の幻想」
血の本シリーズ、再読したくなったなぁ。
高見順「敗戦日記」
昭和20年の日記。おもしろかった。
ドストエフスキー「地下室の手記」
ヒキコモリのバイブル・・理解できても嬉しく無い(つД`)
「今昔物語集」
女のくどき文句を教えてもらいますた。
他にもいろいろと怪しい話を仕入れますた。
>90
恩田陸「黒と茶の幻想」
読んだよ〜。
最初友人に借りて読んだのだが、再読したくなって買ったよ。
95 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/24 18:48 ID:UtnGp6P9
星新一。
最高。
播磨灘物語・司馬遼太郎
黒田官兵衛がマジメな知識人として描かれている
2ちゃんねるにみたく心の中で上司や同僚に毒づいているのにちょっと笑った
97 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/24 18:59 ID:ngMejPOU
「男と女の悲しい死体」めちゃくちゃ面白い!最高っ!!
山際淳司のイエローサブマリン
やっぱ、これ読むと山際さんのすごさがわかる。
亡くなってしまったのがすごく残念。
岩波文庫の「平家物語」にハマってしまった。
まさか全巻最後まで読めるとは我ながら思わなんだ。
でも読んでみると、面白い、かっこいい、美しい。
次は太平記でも読んでみる。
>>100 うらやましい。
私は
>>93だが、今昔物語集で古典にハマリ、
源氏物語、各日記、各物語と読み、平家物語も読んで、
岩波の平家物語を読みたいと思ったのだが、
図書館の岩波の平家物語は、第一巻目がない…。
平家物語は面白い、かっこいい、美しい、に、激しく同感。
河原敏明「昭和天皇の妹君」
真実がどうであれ、小説として楽しめたらいいと思って読んだがダメだった。
どんな事も自分の都合よく解釈している作者の書き方がキモイ。
有吉佐和子「和宮様御留」
3時間ほどで一気に読んだ。おもしろかった。
次は大奥(ドラマ)つながりで「天璋院篤姫(上・下)」を読むつもり。
103 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/25 12:01 ID:Y2FgjM0t
菊池寛の「真珠夫人」
ドラマの再放送をやっているのに気付き、
途中から見てもきっと内容わからないだろうし、
どうせなら原作の単行本読んだあとドラマを見よう・・・と。
時代設定から登場人物、年齢設定・・・などなど
かなり違うので、本を読んだら余計ドラマが混乱するだけでした ○| ̄|_
まあ、底辺に流れるものは同じなのだろうけどさ・・・。
と、いうわけで、結局ドラマは一回見たっきりです。
>103
それは、ノベライズのほうがオススメだったかもな〜。
105 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/25 14:00 ID:40vbf+Cd
篠田節子 「コンタクトゾーン」
飽きずに最後まで読めました
>>105 最近読んだけど、最後の方の、
「私達は日本という国の難民なのよ!」みたいなのに萎えた。
スチーブンキング「ゴールデンボーイ」途中でやめられなくて徹夜してしまった
108 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/26 22:13 ID:rJtOdfFn
集英社文庫の「ドキュメント 女子割礼」
なんだか、だんだん読んでるうちに、股間が痛いような寒いような・・
日本に産まれてよかった・・と本心から思いました。
(クリいじられ大好きなんで、切り取られるなんて考えただけで( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
109 :
サマヨエルサボテン:03/10/26 22:17 ID:TIxQt57l
「ブギーポップは笑わない」
…最高!!でした(´∀`)
110 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/26 22:21 ID:tlXLxY3H
中島らもの牢屋でやせるダイエット
らもさん好きなんだけど、この作品はたかが3週間の留置なのに
えらい大げさに書いてて萎えた
小説書いてくれないかなぁ・・・
111 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/26 23:51 ID:RcR6q7hL
180時間で中小企業診断士に合格する本
頑張るぜ!!
小さな町の風景
遥か昔、小学生だった頃の国語の教科書にあった「あの坂をのぼれば」
今でもよく憶えている。挿絵も無かったがそのときの情景が脳裏にうかぶ
どうしても読んでみたくて本屋へ(立ち読み)
司馬遼太郎「覇王の家」
徳川家康の半生を描いたノンフィクション風の物語
プロジェクトX「小牧・長久手の戦」って感じ
家康があんまり好きでない人にこそ勧める
(『覇王の家』という題名は、一種のアイロニー)
家康は全く独創性の欠けた模倣癖あるの小心者として描かれ、
三河衆は異常な忠誠心をもった不気味な田舎者として描かれている。
そういう否定的な視線の向こうに家康の人格が浮かび上がっていくる所
が非常に読ませる。
「青春の卵」
やたら主人公が優等生臭くて苛々した。
文章自体は読みやすく綺麗なのに、とにかく説教臭い。
こんな癪に障る主人公久し振り。
「ロダンのココロ」内田かずひろ
犬好きではないので面白いのか?と半信半疑だったけど
ロダン(犬)のおっさん臭い喋りがツボ。
正月にお年玉貰って喜んでる子供見て
「子供は紙なんかで喜んで無邪気よのぉー」と目を細めるロダン。笑える。
115 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/28 22:08 ID:3Msoe+Cm
遠藤周作の深い河
最後がぶつ切れだったのでちょっとポカーン
おもしろかったけど
漫画だけど
ルードウィヒ・B
手塚治虫が死んじゃってうちきりになっていたことを最後のあとがきで知った
続きが読みたい・・・・
117 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/28 22:14 ID:Xx9EwRqM
118 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/28 22:20 ID:zO4OC3UX
>>116 ネオ・ファウストも悲惨だぞ。
勿論未完だし、最後のほうは鉛筆で書いた下書きが本になってる
>>115 私もこの前読んだよ
でも、ぶつ切りなのは( ゚д゚)ポカーンじゃ無かったなあ。
言いたいことは言い尽くした感・・・というか、あとは想像の余地、というか。
「深い河」の後日談?対談?のようなものがブクオフで100円だったので買ったが
まだ読んでないや。
119 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/28 22:20 ID:IlWjvMro
夏目漱石「吾輩は猫である」
中学の時に読んだことあるけど、そのときは文章が難しくてよく分からなかった。
今読んでみたら、こんなに面白い作品だったのか!と感動した。
120 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/28 22:23 ID:muQT7GDM
>>114 内田は犬飼ったことないそうだ。才能あふれる人なのかなあ
121 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/28 22:24 ID:QyaU2MCB
122 :
盗人月見うどん:03/10/28 22:27 ID:/yw/rDVZ
向田邦子 「阿修羅のごとく」
イッセー尾形 「イッセー尾形の人生カタログ」
123 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/29 00:27 ID:+fVlZ6+r
ブライトン 「おちゃめなふたご」シリーズ
子供の頃、夢中で読んでた懐かしい記憶が蘇ってきた。
恩田 陸「青が散る」
大学生活、ずっと悩んでるけどこれも青春になるのかな。
この話に出てくるような関係の友達が欲しい。
青が散る、って宮本輝しか知らなかったな。漫画になってるの見つけて立ち読みしたけど
絵がうけつけなくてダメだった。
いま読んでるのは、なんかスキーのジャンプ関連で殺人事件がおきるミステリーです。
作者と作品名が咄嗟に思い出せない自分が愛しい。
126 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/30 11:12 ID:eGfjrUQN
127 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/30 18:50 ID:/zZj2g/D
東野圭吾の「鳥人計画」と思われ。面白いよね。
128 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/30 18:52 ID:jsM10I9e
「十二番目の天使」
泣けるよーって言われすぎてるから
やっぱり泣けずに終わってしまった。
ついでに自分が読んでるもの。
森博嗣「有限と微小のパン」、半分ほど読んだとこ。
S&Mシリーズの最後らしいけど、それにしても萌絵ちゃん服の趣味ワルー。
ラヴちゃん(ラヴって…)、1人称俺はイヤです。
アレクサンドル・デュマ・フィス「椿姫」
ていうかマノンレスコーって面白いんですか?
今読んでる
東野圭吾「殺人の門」
いらいらする…
こんなヤツ!ダメダメじゃん!
132 :
124:03/10/30 19:48 ID:plIjn/+2
宮本輝ですた・・・(;´Д`)
125さんありがとう。
恩田陸「クレオパトラの夢」
この人はキャラ作りが上手いんだよね。
ストーリーはまあまあなんだけど
主人公のテンポに乗せられてグイグイ読んでしまう
>>129 その後、短編集でS&Mシリーズは続きます。
というか、ついこないだ出た講談社ノベルズの最新刊って
あの人メインだし。
135 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/31 02:07 ID:pbi9Fiu8
136 :
129:03/10/31 13:27 ID:TR+opYIK
>134-135
短編集のどれにS&Mが出てくるんだかわかんなかったんで
ぐぐってきました。「虚空の〜」と「〜パラシュート博物館」で良いのかな。
S&Mシリーズ通していちばんお気に入りキャラが四季なので、メインの
シリーズがあるのは嬉しい限り。
137 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/31 17:41 ID:6WFnSCHH
森永卓郎 『「B」で生きる経済学』
もっと実直に生きようと思った。
「白の闇」ジョゼ・サラマーゴ
静かに怖くてたまらない本だと思った
全ての人が、原因不明の感染で失明してしまった世界
名前もいらなくなる、所有権も、トイレも、公衆道徳も
その中でただ一人「見える」人は別の地獄を「見る」・・・
139 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/31 18:07 ID:Q0IPPFBQ
エ・アロール 渡辺淳一
それがどうしたの?という感想しか持てない
140 :
プレミアムMk-U:03/10/31 19:16 ID:zZZBYcRq
お金の女神に好かれる15の条件
お金持ちになるためのアドバイスがストーリー風に書かれている。
141 :
おさかなくわえた名無しさん:03/10/31 19:21 ID:ZovBtwme
クーンツの「ベストセラー小説の書き方」
作家になりたいと思うなら売れる本を書け、
多数の人に読まれる本を書かなければ意味がない、となかなか手厳しい。
>>129 もう文庫化されているものでいうなら
『まどろみ消去』と『地球儀のスライス』の中の
短編にもS&Mは出てきますよ。
このままだとスレ違いなので。
高田崇史『Q.E.D. ベイカー街の問題』
相変わらず薀蓄に溢れているというかなんというか...
>>142 「ベイカー街〜」はもともと虚構のものがネタだからなあ。
島田荘司の「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」とかアシモフの「黒後家蜘蛛の会」の
なかの一遍(惑星の衝突だっけ?)とは違って「ホームズ物に対しての愛」
が薄いので、単なるツッコミというか、重箱の隅をつつくだけに終わった感が。
でも次の「東照宮の怨」は本領発揮というか、百人一首、六歌仙の
面白さが満載していておすすめです。
信濃安曇族の謎を追う
〜どこから来て、どこへ消えたか
坂本 博/著
近畿王朝の征夷代将軍が九州王朝出身の一族をエミシ扱いして討ったという話が面白かった
征夷の「夷」ってアイヌのことじゃないのね。
145 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/02 00:44 ID:+sdhLgE7
恩田陸のメイズ(?)
って読んで見た。
ドキドキしちゃたよ。
146 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/02 00:52 ID:YBiJRIDC
火車 宮部みゆき
2ch他ネット上では評価高かったみたいだけど、
「土曜ワイド劇場」みたいな感じだった
養老センセの「バカの壁」
ベストセラーってことで思わず買っちまいました
148 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/02 01:11 ID:xmvmSOpz
>>146 今となっては使い古されたテーマだけれど、
「火車」は、
出版当時(10年位前)としてはとても斬新なテーマを扱ったものだったのよ。
● ●
ω
室井滋 「心ひだひだ」
スチーブンキング「ペット・セマタリー」
映画は見たことあるけど、原作はなんだか深い話だったのだなあ
>145
入院してるときに、読んだ〜。
なんだかドキドキするよね、
のっぺりとした箱の中に手を繋いで入るのに、
出てくるといなくなる...
それだけで、読み惹き付けられる
MAZEはもうすぐ文庫本になるのでそれを待っている。
黒川博行「国境」
史上最強ミステリーズの中から買ってみた。
分厚いけどイッキに読めた。
>>131 殺人の門買ってきた。
さーパパイライラしちゃうぞー。
H.G.ウェルズ「タイム・マシン」
面白かった。
◎ ●
ω 藤原宜永『キッドナップ』
図書館で借りてきた「リアル鬼ごっこ」
文章が馬鹿過ぎで面白かった
「三四郎」 夏目漱石
美禰子の気があるようでないような素振りに翻弄される
三四郎タンが良い。男ってホントに馬鹿だよな…。ウワァァァァァン。
「クローディアの秘密」 …著者は忘れた。
「弟3人の世話もする成績オール5のクローディア」である自分が嫌になって
弟の中でも一番金持ちの一人と一緒に家出する話。
なんというか…推理物とばかり思っていたので拍子抜け。でも面白かった。
>>158 それ、わたしの大好きな児童小説だわ!
● ●
ω゛ 向田邦子 『夜中の薔薇』
160 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/04 21:28 ID:OsCKFTC9
馳 星周 「生誕祭」上
いいねーいいねー人間不信に拍車がかかるねー
多分下巻も買ってしまうんだろうな
なんだかんだいってこの人の著書は読んでしまうな。。
161 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/05 00:30 ID:YIPVtENU
>156
リアル鬼ごっこ私も読んだ。
なんか、微妙じゃない?
発想は面白かったけど
文章が。。。
● ●
ω しらかたみお『あかちゃんおばけまちにいく』
163 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/05 01:24 ID:BRhx+RLy
「大崩壊」の時代 フランシス・フクヤマ
うーん、うーん、うーん、
164 :
osaka:03/11/05 01:33 ID:o70sM1e8
麻生幾 宣戦布告
自衛隊と警官が結構死ぬ
165 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/05 04:43 ID:u59MUlJr
今、ベビーシッター・ギンの3巻がここにある。
そんな手もあるのかと、感動
宮部みゆき 「人質カノン」
エリック・シュローサー 「ファーストフードが世界を食いつくす」
・・・どっちも読みかけだ・・・・・・。読破せねば・・・。
『地下経済』宮崎学
『黒い家』貴志祐介
おもしろかったっす。
殺人の門、読んだ。
>131
ダメダメじゃん!つーかオマエお人好しにも程があるんだよバーヤバーヤ
あーもうダメだって、そいつもどう考えてもアレじゃないか、ほれやっぱしマズーだ
さっさとやることやれよ、だからオマエはいつもいつも
…と、主人公を罵倒しまくる小説として一級かと思いました。
感情移入して一緒にハッピー、とか感情移入して一緒にどきどき、には
決して向かないけど。
人間のバカな行為を上で見ている神ってのはこんな気持ちかなーと
感じましたね。あーもうホントにあいつはバカ!!
「亡国のイージス」
面白かったんで最後まで一気に読み通してしまった。最後の展開が
ちょっとご都合主義だが、それでも面白いと思う。
「働かないって、ワクワクしない?」
このところ毎日読み返してます。金があったら即辞め...っていう
のもこの本的には問題があるらしい。
170 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/06 01:04 ID:iZ6mGRw9
171 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/06 03:24 ID:g75+Ew4x
『みかん・絵日記 特別編』3
やっぱかわいいなー
「そして粛清の扉を」
漢字表記が見づらい。「乍ら」っていっぱい書きたかっただけちゃうんかと。
未だ未だ→まだまだ 一寸→ちょっと・・など、使いまくりすぎ。
内容は、よく言われてるように「女教師の1人バトル・ロワイアル」
学生に暴力団・犯罪者予備軍多すぎ。てか殆ど全員。
先生強すぎ・無敵すぎ。
ただ、飽きさせない展開ではあるし一気に読めた。
生徒側の心情が殆ど無しなのは不公平。
スチーブンキソグ「スタンドバイミー」
今日は短編3つ。
「サーカスの馬」そういや中学校の時読んだな。
「愛玩」終始グロかった。
(タイトル忘れた)親子3人で空港の食堂で息子の退院祝いの食事をする話。
よしもとよしともの漫画みたいだった。
175 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/07 00:50 ID:XcrXpnsF
Θ Θ
ω 岩井志麻子『悦びの流刑地』を。
まだ読み始めたところですが、内容も文体も湿度の高い雰囲気。
176 :
175:03/11/07 02:17 ID:XcrXpnsF
↑
一気に読了。むせかえる程のしっとり(ジットリ?)した内容でした。
少し久世光彦さんの小説の雰囲気に似ているなあ…と個人的な印象。
「わが家の動物・完全マニュアル」の
「文鳥」と「インコ」。
飼育法、病気、接し方などが詳しく書かれてました。
写真が多いので、目の保養にもなります。
古本市で買った「停電の夜に」(短編集)
ウヒョー 新刊を買おうか迷ってたんだよー
淡々としてるのにどこか暖かい人物描写が見事
「ハムスターのひみつ」ポプラ社
ハムスター飼育本はいくつか買ったが、この本は判型小さめで地味なくせに
写真がすごく充実しておる。ハム好きにはたまらんハァハァ
180 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/07 19:30 ID:++GzffjE
黒蜘蛛島
綿矢りさ「蹴りたい背中」
リアルな描写だった。
182 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/07 21:09 ID:+DSY0v8L
「ファミ・コンプリート」
資料的価値はあると思う。
本に5千円近い金出したの初めてかも。
草柳大蔵の「礼儀覚え書」
背筋が伸びた。
"it”と呼ばれた子
文庫の最初のやつ。うわぁって感じ。他に兄弟がいて、その子だけってのが壮絶。
何がキッカケでそうなったのかがまだ分からない。
文庫にしては高かったけど、続巻買ってしまうなあ。
田山花袋「蒲団・一兵卒」
ツルゲーネフ、ツルゲーネフ、ツルゲーネフ、ツルゲーネフ、ツルゲーネフ・・
次はモーパッサン、モーパッサン、
終わったと思ったら、再び、ツルゲーネフ
あぁもう、しつこいぞ(〃゚Д゚)ゴルァー!!!
今更ながら「ノルウェイの森」
まあよかったけど、そこまでないと思った。世間の評価高すぎちゃう?
「片想い」東野圭吾
性同一性障害関連のミステリだけど最後の結末に唖然。
本末転倒じゃん。
後、端々に感じるマッチョ思想が腹立った。
他の作品見ても感じたけど、この作者って女の趣味悪そう。
漫画ですけど
「陽だまりの樹」手塚治虫
手塚治虫の作品は好きなの多いけど、その中でも特におもしろいって思った
山崎豊子「白い巨塔 第一巻」
この人の本、1番好きなのは「二つの祖国」なんだけど、毎回毎回取材量がハンパじゃ
ないだろうなと思う。
>>187 彼の女の趣味わかりやすいよね
>187
趣味悪いというか、女を憎んでる気配さえあるよね。
映画にもなった「秘密」がどうにもダメだったのはひとえにそこかなーと思う。
「地球儀のスライス」森博嗣
うーんん…微妙でした。長編のほうがいいかもな。
というわけで次は「四季」いってみます。もう2冊目出たんかな。
>>190 東野の作品に出てくる女って
「色白・髪長く黒い・性格悪い美女・細身」の確立が高くて
単純に、そういう女が好きなんだなと思ってた。
「女を憎悪している」という視点で他のも読んでみるよ。
女が出てこない「名探偵の掟」とか「快笑小説」など短編ものは好き。
「犬の日本史」という本を読んだ。
額に「犬」と書くのはなんかのマンガのギャグだと思っていたが、
平安時代、子供の額に「犬」と書いてお守りにするという風習があったんだそうだ。へー
● ●
ω 安東きみえ『天のシーソー』
「動物たちの最近事情」
上野動物園の園長さんのエッセイ。ほのぼの&考えさせられる内容
『世界の中心で、愛を叫ぶ』 片山恭一
う〜ん・・・。純愛モノの本道だけど、なんか好きになれなかった。
他人の評判を見て期待しすぎてしまったのかも。
『黒い家』 貴志祐介
怖かった・・・。でもこれで貴志さんにはまってしまって
図書館で他4作品借りました。今は『天使の囀り』を読んでます。
196 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/13 12:49 ID:zD36klTz
マルセルプルースト作
ソドムとゴモラ
囚われの女
逃げさる女
見出された時
1ヶ月で読んだ。フゥ。
人形〜ギニョル〜 佐藤ラギ
虐めたい気持ちってこんななの?
てかこれホラー??
198 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/13 16:31 ID:Cy4fsfVb
項羽と劉邦再読中。三国志も再読中。
かなり面白い。
昨日たまたま見た、歴史は動いたでも項羽と劉邦やっていたので、ちょっと嬉しかった。
「博士の愛した数式」
事故で80分しか記憶がもたない数学の博士と、博士の家に派遣された家政婦とその息子の話し。
ずっと読もうと思っててやっと読んだ。
久々に、『出会えて良かった』と思えた作品だった。
じわじわと入りこんで行き、読後の心地よさもじわじわと続く感じ。
200 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/14 23:40 ID:Zk8R6l2D
● ●
ω
>>199 それ面白そうですね。読んでみます。
「相談しよう そうしよう」 原田宗典
おもしろいし、これから生きてくのにいいアドヴァイスもらった。
グズの人にはわけがある:文庫版
勉強嫌い、集中力のなさは目が原因だった
「次郎物語」
次郎カコイイ
エミリ・ブロンテ「嵐が丘」。再読なんだけど、1回目は「ジェイン・エア」と続けて
読んだもんだからストーリーを激しくシャッフルして覚えちゃってるみたい。混乱。
>>199 Amazonでレビュー見た。読んでみようこれは。
遠藤周作「スキャンダル」
カレル・チャペック「チャペックのいぬとねこのはなし」
チャペックは「ロボット」の作者だけど、犬猫エッセイも書いてたんだな。
昔の人(1900年代初期)だけに、増えすぎた子犬を豪快に間引いたり
しつけもとくにしないで混沌のまま暮らしていた様子にワラタ
>>199 ノンフィクションかと思ったら小説なの?ちょっとガカーリ
でも面白そうだね。
トマス・ハリス「ブラック・サンデー」
最初ちょっとダルかったが、ハマって一気に読んだ。
>>199 文庫化するまで待つわ。
京極夏彦『塗仏の宴 〜宴の支度〜』
文庫化してまた読み始めたんだけど....長いよなぁ....
本文950ページ以上だし。
これから『宴の始末』に入りまする.....
高部正樹 『傭兵の誇り』
「SAPIO」っていう経済誌に連載されていた、日本人傭兵の実録体験記。
単行本化されていたことを最近知り、さっそく読んだ。
生々しい戦争の体験を記している一方、
意外にユーモア溢れる兵隊さんたちの姿に、ちょっと頬が緩んだよ。
212 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/16 19:02 ID:dDNszMky
カール・アルブレヒト
「なぜ、賢い人が集まるとおろかな組織が出来上がるのか:The power of minds at work」
踊る大捜査線に出てくるような組織論も
こういう本から出してきたのかな、と思った。
213 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/16 20:00 ID:9JN2s4rQ
『世界の中心で、愛を叫ぶ』 片山恭一
ちっとも泣けないし相当つまらなかった
女子高生に売れてるベストセラーはもう買わないと決めた
自分も一応女子高生だけど・・・
『水に描かれた館』 佐々木丸美
暗示して殺人は凄い
最後まで不思議だと思わせる殺人方法だった
よく調べて書いてあると思う
214 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/16 20:08 ID:iXVCE71X
「世界の中心で・・・」、私も読んだ。
どこかで見たような話って感じだけど、逆にそれが新鮮だったり・・・。
215 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/16 20:27 ID:iXVCE71X
「世界の・・・」私も読んだ。古いストーリって感じだけど、逆に新鮮。
216 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/16 20:34 ID:QDJVAup1
>>213 「崖の館」は読みましたか?
「水に・・」の方が続編なのですが、
内容は1冊ずつ完結しているので一度どうぞ。
2年半かかって「指輪物語」読み終えました。
余裕があればいつかまた読み返してみたいです。
今は「理由」を読んでます。
217 :
世界:03/11/16 20:36 ID:L9nSKq1n
不夜城を読んだが、中国人の名前が一人覚え切る前から
次々と新しい登場人物がでてきて、名前を覚えるだけでも
精一杯で、内容はほとんど理解できず。
結局、濡れ場とクライマックスだけ読んだ。
218 :
・・・:03/11/16 20:37 ID:fpmScDRM
海水魚
なんてこたーない、魚の図鑑みたいな本です。
スキューバーダイビングをやってるモンで。。。
自殺死体の叫び/上野正彦
この法医学の先生の本は何冊か読んだけど、自分もヘンな死に方したら
こういう人にちゃんと見てもらいたいなぁと思う。
>>213 リア高で佐々木丸美はめずらしいな。
あの人のはよく調べてある上、文体に独特のリズムがあるからはまる人は嵌るね。
ただちょっとリリカルな部分は女性向けかな。
>>217 自分は最初は勢いだけで読んで
次は名前とプロフィールをメモしながら読んだw
コインロッカー・ベイビーズの次に衝撃的だった、気がする。
連投スマソ
221 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/17 00:41 ID:O7cgTcar
うちだひゃっけん
ノラや
いつまでたってもノラの捜索
いいかげん飽きた
ノラや、帰っておいでよ〜
222 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/17 00:47 ID:zOPQxods
● ●
ω
>>221 『ノラや』は、決して涙もろくない筈の自分が、前半から泣き通しでした。
以前同居していた猫が行方不明になった時(結局一週間ほどで戻ってきましたが)
の自分の心境にあまりに似ていて心がヒリヒリした。
>>216 崖の館は読んだことないです
いまだにブックオフで探してます
夢館は親の蔵書で読めたのですが…
224 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/17 02:35 ID:C/Q8l5Cj
「長いお別れ」 レイモンド・チャンドラー
あんまり・・・だった。
男の友情物は好きなんだけどな。主人公に感情移入できなかったせいかなー。
225 :
しみず:03/11/17 02:39 ID:Yb+W+lFu
家族を容れるハコ 家族を超えるハコ
226 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/17 07:38 ID:jbuw5Doq
「野球人」落合博満
監督になったらやってみたい事とかが色々書いてあった。
中日監督になって、それが実行できるのか見物。
227 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/17 11:54 ID:M0ZwIYS1
「マンガ法律の抜け道@」
ブクオフで\100だったから買って読んだ。
でも、古いから現行の法律とは解釈が違うから、ためにならなかった。
マンガでスマソ。
228 :
・・・:03/11/17 20:12 ID:tDObKrJ0
胸懐
229 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/17 20:15 ID:SjLsKoth
昼ドラの影響で山本有三の真実一路。3ページ目。
230 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/17 20:26 ID:EasAFR4N
「だって買っちゃうんだもん」 中村うさぎ
実にくだらないながらも、おもしろかったよ。
231 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/17 20:56 ID:bUIqHMVj
寄生虫館物語
これ読むと寄生虫がなかなか可愛く思えてくる。
>>223 ブコフよりネット古書店の方がいいかも。ブコフは古い本あまり置かないからね。。
文庫化してるのは安く買えるよ。(送料掛かるけど)
「崖の館」読むと、この頃のKさんの存在ってなんだったのかしらと思うよ(涙)
233 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/17 22:22 ID:8bxSGltF
乙一氏の「GOTH」。
どんでん返しが結構あって面白かった。
ちょっと悔しいけど。
234 :
8mol:03/11/17 23:27 ID:qW2+Bxgf
一番最近読んだのは、石田衣良の「Last」。
…うーん、面白いようなあれなような…。
石田氏ので一番好きなのは「娼年」だな。
>>233 「GOTH」、土が一番好きだな。
あなたはどれが一番面白かった?
乙一の「ZOO」はあんま面白くなかった。
2個くらい面白い話があっただけで、図書室で借りれば良かったと後悔。
235 :
盗人月見うどん:03/11/18 00:25 ID:pmLSFPih
● ● 米原万里『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』
ω
面白かった。
激動の東欧を生きた3人の同級生の物語(本の帯より)。
フィクションと思って読み始めたら、ノンフィクションでした。
いらっしゃいませ 夏石鈴子
この人の文章が好きだ。
単純な話なんだけど、でも、きちんとおもしろかった。
「繋がれた明日」真保裕一
正直、意思を持って人殺した奴は皆死ね!位に思ってたので
読んでる間は、反感も覚えたけど飽きずに読み通せた。
同じ著者の「奪取」と言う本が、やたら評判がいいけど
偽札関連の話らしく、専門的そうなので敬遠してたけど読もうかな。
ところで、表紙見てて気づいた。
この著者は「しんぼ(う)」と思ってたけど
表紙には「SIMPO」とあった。「しんぽ」が正しいの?それか、
山田詠美が「EIMI」ではなく「EMY(えいみー」と呼ばれたがるのと同じ?
「テレビジョン」 ジャン・フィリップ・トゥーサン
大人の夏休み。
スチーブソキング「ハイスクールパニック」
なかなかおもしろかったです
>>238 新作でたね。漏れはまだ読んでないけど
「愛し合う」って邦題はどうなのか…(原題faire l'amour)
241 :
盗人月見うどん:03/11/19 21:27 ID:4xVvurjW
● ●
ω 高楼方子『十一月の扉』
ここ数年、毎年11月になるとこの本を読み返します。
242 :
233:03/11/19 22:38 ID:a88v0aw+
>>234 激しく遅レスでごめんなさい。
えっと犬とリストカット事件が好きかもです。
土も最後に「えっ?」とさせられて小気味がよかったです。
(後味が悪い話でも私はよかった。)
「ZOO」もテストが終わったら買いに行こうと
思ってます。買って後悔するもまぁいいかなと。
243 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/19 23:51 ID:WHR7RyGh
>>237 「奪取」は面白いよ、ただ途中に印刷技術に関する記述がこれでもか
ってくらい出てくるんだけど、それを理由に読まないのはもったいない
もともとこの人の魅力の一つに徹底した取材ってのがある人だし
苗字は「しんぽ」でしょ
で、俺は同じく真保裕一で「盗聴」読みますた、短編集で4編の内2編はおもしろかった
全体としてはそこそこかな、やっぱこの人は長編にかぎる
244 :
盗人月見うどん:03/11/20 00:22 ID:TLAAJ2Uj
Θ Θ
ω 貫井得郎 『慟哭』 切なくやりきれない結末にもかかわらず
なぜか後味は悪くなかった。
同じく 貫井得郎 『プリズム』 読み終えてこの題名の意味が分った。
「永遠の野原」
少女マンガだけど面白い。
ハラハラドキドキ。
登場人物たちの心理描写が一々リアルで結構胸にきた。
>>243 「盗聴」私もつい最近読んだよ。
話を膨らませて長編に仕立てたほうがいいのでは?と思っちゃった。
真保氏のは「奇跡の人」も面白かった。
ドラマも良かったけど、私は原作のほうがずっと好きだなあ。
247 :
盗人月見うどん:03/11/21 01:28 ID:6750DtOi
>>199に書いてあった
小川洋子『博士の愛した数式』、
今日購入して一気に読み終えました。
淡々とした静けさがあり、なんだか懐かしいような不思議な読後感です。
「ミステリ・オペラ」山田正紀 読了
多層的な物語が集約していく終盤はまさに「探偵小説」の醍醐味。
エピローグがまた泣ける。読み応えのある一冊でした。
…この世には探偵小説でしか語れない真実というものがあるのも、
また事実であるんだぜ…
249 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/21 05:24 ID:8Iv2acyo
ドグラマグラ/夢野Q作
難しい。ストーリーに入っていけず奮闘中。
精神に異常をきたすらしいんでみんなは読まないでね。
禁煙セラピー/アレン・カー
おいおい煙草やめれねーぞアレンよ!
戸梶圭太「トカジャクソン」
いやぁますます壊れてる。
ぶっとんだ感じは娯楽にはもってこいだぁね。
重い目の本読んだあとは、
こんなしょーもなってな話を読みたくなる。
251 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/21 13:24 ID:nulgVCqA
中場利一「話はわっしょれ〜」
電車の中で笑いをこらえるのたいへんでした(^^)
252 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/21 13:41 ID:0SKv1BaE
柴田よしきの「蛇」上・下
題名怖いけどなかなかファンタジーっぽかった。
253 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/21 13:56 ID:ApSeUPH0
川上弘美「センセイの鞄」。初めて川上さん読んだけど、
凄くよかった。今、「いとしい」が図書館から借りてきて手元にあるので、
これからも楽しみ。
存在を教えてくれたネット・イラストレーターさんに感謝感謝だー。
254 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/21 15:35 ID:5Vfm7Ksg
大槻けんぢ 「のほほんだけじゃダメかしら?」
基本的にタレント本だったり、タレントが書いた小説を
借りることが多いんだけど、このスレを参考に
幅広く読みたいっす
スチーブソキング「死のロングウォーク」
こんなに歩くのいやだよう
256 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/21 19:28 ID:cvgHzUP2
江戸川乱歩「黒蜥蜴」
最近読んだ本?
んなもん「ジャンプ」「サンデー」「マガジン」に決まっているだろーが!
258 :
盗人月見うどん:03/11/21 21:13 ID:+o7mL9kM
宮部みゆきの新刊『誰かsomebody』
夕方から読み始め、一気に読み終えてしまった…
259 :
盗人月見うどん:03/11/21 21:21 ID:+o7mL9kM
くらもちふさこ『天然コケッコー』文庫6〜7巻
漫画です。この人の作品は昔から大好き。
小川洋子 「刺繍する少女」 「寡黙な死骸 みだらな弔い」
この人の本を読んでいると、脳が甘い毒薬に痺れた様になる。
はらぺこあおむし
いやぁ、またひとつ教養が増えた。
>261
(*´ー`)
森博嗣『すべてがFになる』『冷たい密室と博士たち』『詩的私的ジャック』
徐々に面白くなくなってる気がする。Fが一番面白かった。
今は『封印再度』を読み中。
さ〜んれ〜んきゅ〜♪
とりあえず
>>199の本を探しに行ってみようっと。
ジャン・ジュネの泥棒日記を今読んでるけど、文章が難解すぎて
先に進まない&話が理解できない。25ページ目にして既に挫折しそうだ・・・
>>243にあった「奪取」真保裕一。いま文庫下巻に入ったところ。
印刷をちょっとかじったことあるので、印刷技術のとこも含めて面白い!
ATMまででもじゅうぶん楽しめたけど、これからもっと本格的に
アレするんだと思うと楽しみです。今日中に読んでしまうと思う。
>>259 名作だよね。もう何度読み返したか分からないくらい読んでます。
>>249 チャカポコチャカポコの所つらかった
「ドリアン・グレイの肖像」
刺したらどうなるか予想せんかったんかいおまいは!
「ハンニバル」
そんなもん食うな!
「超・殺人事件」東野圭吾
『超・高齢化殺人事件』と『超・読書殺人事件』が面白かった。
『超・理数系殺人事件』読んでて「名探偵の掟」思い出した。
この人の読者感って、的を得てて笑えるけど
ある種、読者不信(諦め?)みたいな所あるのかなと思った。
久々に本屋に行ったらアナザへヴン2が売ってて驚いた
買おうかと思ったけど、金無いし続編は微妙の法則があるので悩む。
「納棺夫日記」青木新門
この一週間、通勤時に車の中で読んでた。とても面白かった。
80日間世界1周
おもしろかった。
上の方で見かけてちと気になっていた「博士の愛した数式」を読む。
うん、面白かった。
良い本読むと、目玉洗濯したみたいに
世の中が全然違って見える気がするときがあるけど、
この本で久しぶりにこの感覚味わった。
茅田砂胡 「天使の舞踏会」
なし崩しに完結。でもまだ続くって。
275 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/24 17:27 ID:yRr/JPtM
村上春樹 ねじまき鳥〜
山本が皮かがれるところ怖い怖い怖い〜〜〜〜!!!
いたいいたい〜〜
2と3もよみたいけど貸し出し中だったのぅ・・・
276 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/24 17:52 ID:znURsAAt
「口のきき方」梶原しげる
梶原しげるってただのレポーターぐらいにしか思ってなかったんだけど、結構すごい人だった。
11月23日
お前ら、最近読んだ本は何ですか?in生活板 3冊目@生活全般スレの皆様
『あしながおじさん』を読みました。
今は亡きハウス食品のアニメみたいだと思いました。
貴方に忠実な名無しさん
PS そういえばアニメになってましたね。
今 市子の「百鬼夜行抄」
秋月りすの「どーでもいいけど」
>273
それって明日発売の本!!!
うらやましすぎ!
私は明日買ってきます。
そうか、まだ続くんですね。ちょっと安心。
>>278 >>274の茅田砂胡 「天使の舞踏会」のことですよね?
暁の天使たちは完結ですが、次の作品は続くそうです。
次こそはちゃんとシェラが目立ちまくりますように。
山田正紀「宝石泥棒」 読書中
エーコ「前日島」 購入
そういや今日大槻ケンジの「グミ・チョコレート・パイン パイン編」発売日だ。
買わなくちゃ。
281 :
35歳 主婦:03/11/25 23:13 ID:lcTXS7k8
スタンダール 「赤と黒」
ゲーテ 「親和力」
282 :
278:03/11/25 23:21 ID:uNNiJOzr
暁の天使たち6「天使達の舞闘会」
続きが気になる〜!!!
フレディvsジェイソンのノベライズ。面白かった。もう5回ぐらい読み返した。
メルヴィル 「白鯨」
最後の最後に辿り着くまでにうんざりした。
「門」 夏目漱石
これで三部作を読み終えた。ちょっとだけ寺にこもって
禅を組みたくなったが、主人公と同じで問題解決にはならないだろうな。
静かに考えたいことは山盛りなのに、答えがまるで見えぬ…。
286 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/27 13:22 ID:r85OhaiJ
「緊急提言 国が死ぬ」 落合信彦
ノビーはもう、スパイネタとかギャングネタとか石油メジャーネタとか書かないんだろうか
ただの説教親父になってる
287 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/27 13:24 ID:KPvbViU8
肩ごしの恋人 と
黒田三郎詩集 と
星の王子さま
これから吉原幸子読む
288 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/27 13:37 ID:YEJqlLpf
「蹴りたい背中」 綿谷りさ
表現の描写が好き。
289 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/27 15:47 ID:69srmPKr
漫画は駄目なの?
いいじゃんいいじゃん
「世界の終わり、あるいは始まり」
途中、おい!今までの何だったんだよ。と想う。
それが×3回程続く。
小学生誘拐事件の話なんだけど
もし子供がいたら、色んな意味で読んでるの耐えられないかも、と思った。
面白いは面白いけど、むかつく人はむかつくと思う。
>>288 お、読んだそれ。
さっぱりした文体が好きだな。
>>288 連続で乗ると自作とか言われそうだが‥
綿谷りさは面白い文章かくから自分も好き。スキルはあんましないんだけどね。
「世界悪女物語」澁澤龍彦
自分的には則天武后が最悪だと思った。
綿矢りさ評判いいですね。図書館で借りてみよう。
おおっ そろそろ12月ではないか
年末年始用の本にあたりをつけなくては・・・
図書館だと今から予約しても人気のある本は年明けだな
296 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/30 00:49 ID:09un4luK
今更ながら「ファウンデーション」シリーズにハマっております
297 :
おさかなくわえた名無しさん:03/11/30 02:23 ID:0apNO+AG
「ライオンハート」恩田陸
うーむ。
この人の作品ってラストが気に食わないことが
たまにあるんだが、これは良かったです。
「Itと呼ばれた子」
かなり考えさせられた。
自分の生活とはかけ離れすぎててショッキングですた。
「風と共に去りぬ」
母からかりた。長い。
一日で読み終わった自分、すごい!
鬼平犯科長 かっこいい。人情的なのがジンとくる。
おすすめ。
姜尚中+西部邁+田原総一郎「愛国心」(講談社 2003-6)
著者名を見るとすさまじい組み合わせだが、内容は別にケンカをしている
わけではない。むしろ現状の日本(2chなんかも含むか)に危惧を抱いて、
見解一致している部分がずっと多い。
しあわせの書(σ・∀・)σゲッツ!
「ヴィーナスという子」トリイ・ヘイデン
ひさびさの新作で発売されてんの気付かなかった・・・。
相変わらず面白かった。
っていうか最近本屋行かないからお気に入りの作者の新刊出てても
気付かない事が多い・・・。明日は宮部みゆきの新刊買ってこよ〜っと。
>303
トリイ・ヘイデン懐かしい…。
中学の頃真剣に読んでたなぁ。
一時期本気でそっち方面に進もうかと思ってたくらい。
これだけではスレ違いなので、今読んでる本。
森茉莉 「甘い蜜の部屋」
…酔います。
真保裕一「震源」
一応活火山の麓の温泉町で育ったので、地震には慣れているのだが
ちょくちょくあるあの地震が起こるたびにあんな大変なことしてたんだー。
絶対の正義なんかないよなー。みんなそれなりにある程度正義だと思って
行動してんだもんなー。ヤリキレナーイ。
「Fの悲劇 横浜フリューゲルスは何故消滅したのか」
元横浜Fの選手への批判がやたらきつい。当時のサポが読んだらむかつくかも。
「ゆらゆら」南Q太
面白い。あの店長のリアルな感じが恐すぎ。
最初の「猫」も良かった。
[椿姫」デュマ・フィス
なんとも言えない。最後の方は、あぁぁーとなりながら読んだ。
「わたしが・棄てた・女」遠藤周作を借りてきました。
コンラート・ローレンツ「ソロモンの指輪」
動物学者ってスゲーな
新潮クレストブックスの「シェル・コレクター」
自然と共に在る人間、反発する人、依存する人、自然そのものに還る人色々。
ちょっと幻想的だけど、翻訳も素晴らしく作者が31歳と知って
その感性と言葉の紡ぎ方に脱帽しました
森 博嗣『魔剣天翔』
筆者の趣味丸出しだなぁと思った。
まぁそれも味といえば味なんだろうけど。
「おい、ブッシュ、世界を返せ!」マイケル・ムーア
アホでマヌケなアメリカ白人に続く書。
主に911テロ直後から書かれたもの。
前著「アホで〜」が911テロ前日に刷り上がったのに数ヶ月倉庫に足止めくらったそうだ。
あの方の狼少年っぷりに、かなりのページ数を裂いている。
引用などのソースは日本版公式サイトでも読めるそうなんで、読み終わったら
そっちに行ってみるつもり。
「博士の愛した数式」読んでみた。
すごくよかった。
紹介してくれた人ありがとう。
313 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/03 12:12 ID:oAIFCLfp
「深い河」
・・・。後味ワルー。
これってちゃんと完結してんの?
いまひとつ納得いかない。
「なぜ彼らは天才的能力を示すのか サヴァン症候群」
音楽・芸術・電光石火計算力やカレンダー計算などの
能力をしめすサヴァンの症状を持つ天才たちの記録記。
人智を越えた天才話は、失礼ながら面白い。
山下清や山村昭一郎などもサヴァンとして紹介されていた。
これ読んでるときTBSの「人間とは何だ」の放送があって
同時並行で見れたみたいで良かった。
>>313 すっごく前に読んでストーリ展開もあまり覚えてないぐらいだけど、後味わるかったのは
覚えてる。説教くさい話だったという感想も。カモメのジョナサン読んだ後もそんな気持
になったっけかな。
「博士が愛した云々」をまだ読めずにいてちょっぴりアレです。
>313 深い河って映画になったやつかなあ?映画は見たけどそれなりに納得できた
>>314 じゃ、おなじようにサヴァン症をはじめ脳に関係がある話満載。
オリバー・サックス「妻を帽子と間違えた男」
未読だったらオススメします。
「エスキモーの民族誌」
エスキモーの知っているようで知らないその生活は
凍える大地の上で長い年月をかけて研ぎ澄まされ
洗練されたものだった。
すごいなあ。
318 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/06 22:07 ID:ULJAPrXw
● ●
ω 別役実『電信柱のある風景』
319 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/06 22:10 ID:yFoM7PZU
中村俊輔イタリアの軌跡
「迷宮百年の睡魔」 森博嗣
今出てる四季がつまらんので買わずに友人から借りた。
なかなか面白かったので満足。どっかで見たことのある
オチではあったがちりばめられた相変わらずの森哲学に
思わずうなる。ミステリというよりはSFに近い気がした。
321 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/07 03:06 ID:MuVnFzqL
[文明の衝突] サミュエル・ハンチントン
今、石田衣良にハマリ中。
この間読み終えたのは「エンジェル」。
この人の本で最初に読んだのは「IWGP」なんだけど
雰囲気が違った。
…あの子供は今後どういう人生を歩むのだろう…
今読んでる途中なのは「波のうえの魔術師」。
「ビッグマネー」の原作だってことを、本を借りてきてから知った。
経済の話はさっぱりだけど、こういうスピード感のある文体が好き。
うつくしい子どもは見ました?
「むかし僕が死んだ家」 東野圭吾
おもしろかった。
伏線の張り方がうまいね。
元彼女の話のなのに「僕が」ってタイトルはなぜだろう?って思ったけど、オチで納得。
325 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/07 13:56 ID:+AYcR0xW
>323
322さんじゃないが、昨日読みました。
自分も この人の本で最初に読んだのは「IWGP」なので、
ちょっとビックリしたけど、読み返したい1冊だと思う。
なんだか、こどもの幸せってなんだろうな。と子梨の自分が考えてしまう本でした。
326 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/07 22:00 ID:P6sGw8RI
「白山神社と被差別部落」 本田豊
327 :
盗人月見うどん:03/12/07 22:05 ID:7xy1cReb
Θ Θ つげ義春『無能の人・日の戯れ』
ω
再読。
この人の作品は、読む度に少し気が滅入るけれど、
でも読み返さずにはいられない。
宮部みゆき『誰か・・・』
相変わらず面白いんだけどなんとなく後味が悪かった・・・。
329 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/07 22:26 ID:Cbgpbyln
「悪魔の辞典」 A・ビアス
これヤバイ。ひねくれすぎ。
>329 ナツカスイー
「龍は眠る」 宮部みゆき
読み応えがあった。
私の中にも龍が眠ってるのだろうか・・・。
332 :
322:03/12/08 18:28 ID:yPdjF9IG
>>323 それ読みたいんだけど、まだ読んでません。
図書館にあったんだけど、まだ貸し出し中で…
あと、「4TEEN」を早く読みたい。
「機上の奇人達」エリオット・へスター
おいおい、本当に飛行機の中ってこんなに変人ばかりなのかよと。
「ディープ・ブルー」ケン・グリムウッド
お馬鹿な戦争を21世紀におっぱじめる欧米人が、なぜイルカと鯨
を偏愛するのかが解らん。
永井荷風「夢の女」
こういう本を3週間もかけて読むしあわせ
村上春樹「国境の南、太陽の西」
私も一人っ子なのでなんだか気になって読んだ。
共感できる部分が多かった。
「白い巨塔 2巻」。いま丁度、TVドラマでやってる辺りと同じ場面を読んでるみたい
「エホバの証人の子供たち」
Σ(´Д` )エ、エホバ・・・
(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
339 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/12 22:45 ID:DhkT+Vat
「覇王の家」司馬遼太郎
「デスゾーン8848m」アナトリ・ブクレーエフ
340 :
35歳 主婦 ◆baeGuFHffI :03/12/12 23:03 ID:Rj3R12tz
ジョイス「若い芸術家の肖像」
サマセット・モーム「魔術師」
341 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/12 23:06 ID:kdVRNUez
・ヤクザリセッション
・やくざに学ぶ指導力
「神、人を喰う」
人は人も神も食って幸せになろうとする
横山光輝の「項羽と劉邦」5巻まで読んだ。
張良が諸葛亮に似てる。
『エニグマ』読んでから、流れで『暗号攻防史』読んだ。
簡単な暗号文を自分で書き写して、読みながら解読してみたり
おもしろかった。
345 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/13 14:25 ID:aCiS7XW2
舞城王太郎 『阿修羅ガール』
この人すごい。
第二部「森」が秀逸。
346 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/13 14:48 ID:eHeR+/jz
ここ十日間で、セイヤーズのピーター卿シリーズと西尾維新の戯言使いシリーズと
文庫版やじきた学園道中記を一気読みしたら、世界観のあまりのギャップに眩暈が(w
「ホット・ゾーン」恐怖!致死性ウイルスを追え! リチャード・プレストン
ホラー映画の百倍怖いノンフィクションでした。こ、こわいよー…
内田百ケン『第一阿房列車』
この本の持つ笑いは、ニヤリである。ゲラゲラでもクスクスでもない。
百鬼園先生の時間に乗っかってゆっくり読んでいると、自然に口元が緩む。
流れるように美しい文章を読んでいると、耳元で江守徹のナレーションが聞こえてくる。
『第二阿房列車』も買ったので、近いうちに読もうと思う。
三島由起夫『金閣寺』
私と「私」に、かなり似ている点があって怖かった。
美しいものに限らず、この世の全てのものは、
私が見ている前でだけ存在しているのではないかという感覚に囚われることがある。
実際の事件を調べてみると、小説とは若干背後関係が異なっているようで、少し萎え。
東野圭吾『パラレルワールド・ラブストーリー』
期待に違わぬ謎解き感。序盤は、読んでいてまるっきり???なのだが、
中盤以降、おぼろげながらトリックが見えてくる。ラストはちょっぴり切ない。
主要登場人物が、ヤな奴ばかりで少々萎えるが、それも悪くはない。
個人的には、もっと夏江に活躍してほしかった。
9月に応募した、応募者全員サービスの「Yonda君キーチェーン」が
今になって届いた。すっかり忘れていたよ。
微妙に大きくて、使いづらそう…_| ̄|○
内藤 誼人『みるみる説得力が上がる本』PHP研究所
とあるHPで紹介されていて読みたくなって最寄の本屋で探したが、
PHPでも在庫が無いとかで注文を断られた。
その後別系統の本屋で探し当てた。
以上、少し苦労して買った本であったが、面白く読めた。
少しづつ自分を変えていこうと思った。
内田百閨uノラや」 ノラやノラや・゚・(ノД`)・゚・
あぼーん
↑コピペなんだけど、いつも「のっぺらぼう」のところで笑ってしまう
353 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/15 19:59 ID:NDvq17Qm
「北海道警察の冷たい夏」
知人に薦められて読んだ。結構読み応えあったさ。
神々の指紋(上)
面白かった。ほんとに地球は滅ぶのか?
「パラサイト・イヴ」
ついさっき読み終えた。
同ゲームに影響されて読み始めた。
専門用語が多数出てくるため少々「?」な部分もあったが、好きな作品の1つ。
亡き妻の細胞(ミトコンドリャー)に襲われる主人公ドッキドキ。
「けんかはよせ 腹がへるぞ 水木しげるの妖怪名言集」
最初図書館で借りたんだけど、手元に置いておきたくて2冊買った。
1冊は友人にプレゼントする予定。それほど素晴らしい…
ねずみ男に目からうろこだった。
筒井康隆 「家族八景」
テレパスがいそうなリアルを感じた。
でも主人公の七瀬が勤める家は
破滅してばっかだなー
テレパスで思い出した。
映画のサトラレって小説じゃないんだね。
何かの漫画が元だ、って聞いたけど。
・・・小説では出てないよね?読みたいんだが。
>357
宮部みゆきの「龍は眠る」も是非。
「七瀬ふたたび」はどっかでマンガ化されてたな
>>359 ドラマ化もされましたな。かなり昔だけど。
主演は多岐川由美、ちょっと冷ための感じがよかった。
>>360 ● ●
ω 七瀬シリーズを読んだ後にそのビデオを借りて見た事があります。
多岐川由美さん、私が想像する七瀬のイメージにピッタリでした。
362 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/16 23:33 ID:Zg6diuk5
Θ Θ
ω くらもちふさこ『天然コケッコー』文庫8・9巻 ←漫画
龍 一京 『刑<犯殺>』
「七瀬」といえば世にも奇妙な〜でもドラマ化されていたような。
「密告」真保裕一
はードキドキした。思った通りこいつが密告者か!と思ったら
まだどんでん返しありました。
>>358 講談社のイブニング(隔週発刊)で連載中。
佐藤マコト『サトラレ』が原作です。
今のとこ5巻まで出ています。
>>360 ドラマはNHK系、フジ系、テレ東系でされています。
多岐川さんのはNHKでしたっけ?
365 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/17 02:31 ID:iKM3hZKt
「青の炎」貴志佑介
作家の顔と書く内容が一致してる。
文庫の表紙が二宮だったので読んでる間中ニノが脳内で走り回ってました。
ここ1ヶ月程で読んだ本。
魔夜峰央 「パタリロ西遊記」7巻 (1〜6巻も読み返し
ロード・ダンセイニ 「ヤン川の舟唄」「エルフランドの王女」
W・デ・ラ・メア 「恋のお守り」
ガストン・ルルー 「黄色い部屋の謎」
現在はルルーの「黒衣婦人の香り」を読書中。
外国人作家は読み難い印象があったけど、作家によるのだということがわかりますた。
翻訳者にもよるな。
海外の翻訳小説って、どうも受け付けない。
最後まで読み終えたことが無いよー。
>>368 ええ。翻訳者はとても大事だと思います。
371 :
360:03/12/17 21:50 ID:KkzdgKUD
>>364 そうでつ。>NHK
確か他にも日本のSF作品をドラマ化してたような。
他局のは見たことないですが、誰が主演だったのでしょうか?
スレ違いなので、今読んでる本。
「ギャンブル依存症」…私はギャンブルほとんどやらない(たまーに
パチンコをやるくらい)んですがなんつーのか、何事も程々にすると
いうのは意外と難しいもんなのだなあ、と。
373 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/18 11:06 ID:FtIWYD7F
「燃えよ剣」司馬遼太郎
竜馬が逝くが一番好きだったけど、これの方が面白く感じた。
374 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/18 13:18 ID:/UybmYoq
「蹴りたい背中」綿矢りさ
煮え切らない展開がこの人っぽい。
「深海のパイロット 六五〇〇mの海底に何を見たか」/ 藤崎慎吾 / 田代省三 / 藤岡換太郎
「プロジェクトX」では「しんかい6500」を作った人達の話だったけど、コレはその
パイロット達の話。深海調査の舞台裏を知れて面白い。
「おい、ブッシュ、世界を返せ!」 / マイケル・ムーア
前作「アホでマヌケなアメリカ白人」を読んだ人は是非。
この内容を鵜呑みにするのはどうかと思うけど、メディアが出さない事を出しているとは
思う。相変わらず面白かった。
>>373 『燃えよ剣』面白いよな。『峠』は読んだ?これも同じくらい良かったよ。
中津文彦『政宗の天下』
伊達政宗が天下盗りを目指す歴史シミュレーション小説。
面白かった。突っ込みどころ満載で、「オイオイ、そりゃねーだろ。」て箇所も多いけどね。
肩の力を抜いて読める小説でした。
377 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/20 16:22 ID:tJi7WbDM
天使の自立
千一夜物語(アラビアンアイト)ってどうなの?
呼んでみたいけどなかなか手が出ない
>>377 友達が読んでいた。
王様と寵姫のピロートークなだけあって
なかなか官能的(エロではない)なムードがあるそうな。
アリババと何十人かの盗賊の舞台が実は中国
が舞台だったりと、新しい発見も多く
華麗で幻想的なアラブ世界をたんのうしたそうだ。
また、この物語が欧州へと紹介されることに係るエピソードも興味深い。
379 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/20 20:14 ID:G9RbGAV2
クライブ・カッスラーのダークピットシリーズは大好きだけど、
あの手の冒険小説って他を知らなかった。
で、ジェイムズ・バイロン・ハギンズの極北のハンターを読んだ。
ダークピット程キャラクターに魅力は感じなかったけど、
ハラハラドキドキの間違いない冒険小説で面白かった。
作者が同キャラでシリーズ化しようとしてないし。メンバーが死んじゃう…
活字がないとダメだから、ロマンス以外は常に何かを読んでるけど、
最近ではベストワンのヒット作。
誰か他に冒険小説で面白いの知らないですか?教えてちょ〜
「ぼくの稲荷山戦記」たつみや章
それなりに面白かった
一番最初に投稿された版が見てみたい(w
381 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/20 21:57 ID:tJi7WbDM
>>378なんか面白そう
明日、本屋に行ったら立ち読みして良かったら買ってみます
382 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/20 22:12 ID:eZ5sehBl
「兵士に聞け」 杉山隆男(著)
戦闘機パイロットのことを中心に、航空自衛隊のことを書いてる。
すごいカッコイイです。けど、ものすごい危険な仕事なんだなあ、と思いました。
383 :
373:03/12/20 23:18 ID:49i2fN88
「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン
(*´∀`)
ファイナルファンタジーXIプレイ日記
FFXIやってみたくなった・・・。
でも時間無いんでオンラインゲームはしんどいなぁ。
キング「ミザリー」
こわかったー
387 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/22 22:47 ID:92R/aIJx
五百年前の東京
菊池山哉 著
「ナイフ」重松清
良くも悪くもおじさんの涙腺に訴えかける小説。
女の子視点の描写がわざとらしくて素敵。
世の中のおじさんはこうゆうのが好きなのか、とおじさんヲチャとして勉強になる。
「変身のためのオピウム」多和田葉子
各章のタイトル及び主人公が神話の女神の名前で、
それだけで「(・∀・)イイネイイネ」って感じ。
第三者についての妄想の繰り広げ方に、親近感。
「金閣寺」三島由紀夫
中学生の時は読みづらいと思ったけど
全然そんなことなかった。むしろ読みやすい。
いちいち象徴的で、「解釈」には事欠かないけど
解釈するということで考えることを止めてしまうのは
つまらないから気をつけようと思わせる小説。
どちらも最近出た本。
天木直人「さらば外務省!」(講談社)
イラク自衛隊派遣反対を訴えたら「和を乱すな」とばかりに外務省(大使)
を実質解雇になった人の内部告発的な本。昔もこの手の本を読んだことあり。
組織の硬直化、事なかれ主義はどこの世界にも共通する課題だと思う。
野中弘務「老兵は死なず」(文芸春秋)
政界引退に当たっての回顧録。地方政治に携わってたとき、同和行政のムダ
をなくすなど、合理化を進めたことが書いてあるが、それなら今まさに公共
事業のムダを減らせといわれてるのに、それに関しては「公共事業不要は都
会人の勝手な思い」などと書いてあって、「抵抗勢力」呼ばわりを跳ね返す
だけの説得力にやや欠ける。弱者への配慮や平和主義にはおおむね賛同できる。
太宰治「きりぎりす」
面白かった。
「悪意」東野圭吾
読んでるときに感じた疑問や矛盾に
ちゃんと答えが用意されていたので満足。
読んでいくと、ある登場人物への感想が劇的に変わってしまった。
先入観って恐い。
真保裕一『震源』
国家の陰謀の部分はともかく、この自然現象については現実に起こりそうな気がする。
実際あのあたりの地質はどうなんだろう。
貫井徳郎『転生』
さわやか 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
ちょっとしたいたずら心から、ドナーカードを持ち歩いてみてもいいなと思った。
「クリスマスキャロル」 面白いし何かこの話好き
国道21号線 イマイチ
東京情景 普通
キッチン 普通より少し上
森茉莉 「薔薇くい姫 枯葉の寝床」
いや、基本を押さえておこうと思って。
>>394 次は「贅沢貧乏」というエッセイをお薦めするです。
私はずいぶん前に読んだのだけど、古びたアパートの小さな一室で
ベッドにかけるタオルの順番にまでこだわる姿がなんつーのか、
哀れを通り越して微笑ましい。
坊ちゃん
スローワルツの川
「後巷説百物語」
「豆腐小僧双六道中」
京極夏彦
hoshu
もえたん・・・。
>399
キター
401 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/31 19:16 ID:u6wVLgqM
金田武明「近代ゴルフの心と技術」
日経のスポーツ欄の連載記事を書いてた人らしい。
プロ野球・広島衣笠祥雄の現役時代の愛読書という。
主にメンタル的な内容で、英国流、アメリカ流など技術の系譜みたいなのや
各選手の性格や生い立ちみたいなのもからめてある。
衣笠いわく、どうやって考えながら練習するかという事がゴルフの世界の
言葉で書いてある本で、不調の時によく手にとった云々。
当方ゴルフはやらないし、何も知らないがやはり面白く読める。
402 :
おさかなくわえた名無しさん:03/12/31 19:28 ID:IiWwQZWV
クレイジーケンの夜のエアポケット
サリンジャー「ナインストーリース」
戸梶圭太「燃えよ!刑務所」
おもっきり娯楽。
気をぬいて読んだ。
何度目かの「人生解毒波止場」
いいのか?新年早々こんなんで
よいではないか、よいではないか。
この休みの機会に今まで読んでなかった
筒井康隆の「七瀬シリーズ」
(「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」)
を読んでみた。
「エディプスの恋人」の最後で萎えた。
このスレの初期にもあったけど
乙一/暗いところで待ち合わせ
最初にマンガ版を読んで気に入ったので買ってみました。
クライマックスよりも少し前のあたりで泣きそうになった。
乙一氏はデビュー作のタイトルが凄かったのと苦手ジャンルぽかったので
今回はじめて読んでみたのですが、他のも読んでみようかと思います。良いです。
409 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/03 16:05 ID:LyPVuYUf
電撃文庫 リバーズエンド、半分の月がのぼる空
を最近読んだ。
今日Alex Shearerの13ヵ月と13週と13日と満月の夜を買ってきた。
俺の年齢を容易に予想できそうだな.......
スチーブンキソグ「図書館警察」
>>409 家庭それぞれで色々問題を抱えていて、
それを浮き彫りにしてしまう七瀬の能力に乾杯。
というか、日曜画家の生々しさが逆に良かったかな。
八景とふたたびは良かったのに、
あのエディプスのあの終わりはなぁ....
というのが私の感想です。
俺はエディプスのよくない評判を事前に聞いてたから、未だにこいつだけ読んでないや。
そのうち読んでしまうと思うけど。
宮部みゆき「誰か」
「発火点」真保裕一
グイグイ読めたし、主人公の微妙な心情の描写など
上手いなーと思った。
ただ読んでいくうちにつれ、この主人公思い込み激しすぎ!と思えてきて。
こいつの(心の)暴走で訳判らん事になっていく。ストーカー状態。
年末年始は時代小説三昧。
今年は泡坂妻夫宝引の辰シリーズ。
417 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/05 22:06 ID:5nufOaKd
前駐レバノン特命大使・天木直人
「アメリカの不正義」 レバノンから見たアラブの苦悩
例のベストセラーの外務省告発本を書いた人。
すげーいい本。時事本なんてツテとコネで出来上がるような日本の出版業界で
あまりまともなのなんてないけど、これは淡々とした記述で信頼に足りる内容。
それにしても外務省ってのはつくづく国内的な省益拡大以外何やってるのかと思われ
sキング 「バトルランナー」
ラストはアメリカのテロを想い出した。
「風の歌を聴け」
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
村上春樹
やはり雰囲気を作るのがうまいなぁ、と感心した。
星新一「妖精配給会社」
正月に実家に帰った時に持ってきた。厨房の頃に買った本だ…なんたって値段が280円(w
若干古い表現かな、と思うところはあるものの、やっぱり面白い。
ショートショートは電車で読むにはいいね。
421 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/07 01:06 ID:Cu1qp2zS
東野圭吾「秘密」
すっごくよかったです。まさか、ここまで泣けるとは思いませんでした。
こんな素晴らしい小説を書いてくださった東野さんにお礼を言いたいくらいです。
とにかくよかった。兎に角泣いた。絶対お奨め。
>>350 知り合いのおじいさんは
ノラを探しているというチラシを渡されたそうだよ。
大事に取っておけば良かったと言っていたそうだw
最近読んだ本
マイケル・スレイド「髑髏島の惨劇」
最近読んだ本
三家本 礼「ゾンビ屋れい子」
橋本 治 「ひらがな日本美術史2」
先は長いぜ。。
「アルジャノーンに花束を」 ダニエルキース
最初の方はひらがなで読みずらかったが最後の方は感動しました。
パン屋に戻ってきた時、周りの人が何もなかったように前よりも親密に接してくれるとこにやられました。
残された時間がないっていう描写がすごい印象に残った。
ドラマ化されてたけど評価(実写)はどうだったのだろう?
>>420 フジでTV化されたやつの事でしたら、
SF板住人とドラマ板住人の激しい争い(「何だこの糞ドラマ!原作なめてんのか!?」
、「原作ヲタうぜえ、SF板引きこもってろ」等)を巻き起こしましたが、
放映が進むにつれ、ドラマ板住人も「こりゃだめだ」となってめでたく終戦、
そして最低の最終回を迎えた、そんなドラマだったようです。詳しくは
「アルジャーノンに花束を」は・・・
http://book.2ch.net/test/read.cgi/sf/988035456/ を見てください。特に828あたりを。(注、最終回ネタバレ)
「ヤクザ・リセッション さらに失われる10年」 ベンジャミン・フルフォード
耳が痛い話ばかり。
日本もうダメだ、、、_| ̄|○
いや、ガンバレ日本!_ト ̄|○
ハリー・ポッターシリーズ1巻〜4巻。
正月休み中に一気に読んだ。一巻はイマイチだったが、2巻以降はとても面白かった。次巻以降も楽しみ。
読むまでは「女子供が読むもんだろ」と思ってたんだが、児童書だからといって舐めてちゃイカンね。
前の俺と同じように思って未読の人は、一読してみるといいよ。(1巻はまだるっこしいのでそれが嫌な人は2巻から読んでもいいと思う。)
428 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/08 23:41 ID:JlqtoNki
「It(それ)とよばれた子」
痛かったです…。いろいろと。
>>423 僕も読んだ。ノンフィクションだから余計痛いと感じるよね。
430 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/11 00:01 ID:/Res6+RE
稲葉真弓「ミーのいない朝」
431 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/11 02:42 ID:+/NJD2Pg
黒冷水
現役高校生の書いた本
兄弟の下の子に与える影響がよくわかる
上によって下の子の人生ってすごく影響受けるよね。その逆はあまり無いけど
432 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/11 03:33 ID:ZDa1SGOn
上が(´・ω・`)ショボーンとしてると下は(`・ω・´)シャキーンとしてて
上が(`・ω・´)シャキーンとしてると下は(´・ω・`)ショボーンとしてないか????
433 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/11 03:56 ID:ArITNpm8
馬鹿の壁
今ごろ読んだよw
貴志祐介 『天使の囀り』
なんていうか気持ち悪くなった。
だが、この作者、文章書くのがうまい。自分的に大ヒット。
他の作品も全部読もうっと。
馬鹿の壁、まだ読んでないんだけど
周り、皆馬鹿ばっかりって思ってしまう感覚を批評してるの?
それとも、馬鹿は一生馬鹿的な内容?そういう馬鹿が多いことを嘆く本?
前者なら読んでみたい
436 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/12 03:19 ID:GBHqxnOU
「反抗的人間」 アルベール・カミュ
ダンボールボートでどっか なんとかひなたさん
酔っ払ってるんで詳しい名前は忘れてスマソ
食べ物の描写がよかったのですよ。
438 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/12 03:55 ID:fbnVdx0y
>>265 鬼のような亀レスだけど、
是非最後まで読むことをおすすめします。
回想という形をとってるので話が飛びまくりだし
あと内容がアレなのでとっつきづらいけど、
崇高な気持ちを味わえます。
最近読んだ本
龍胆寺 雄「放浪時代 / アパアトの女たちと僕と」
時代が変わっても若者(自分もですが)の姿というのは
変わらないのだなあと思ってしまった。
ただ、本当に全てがモダンだった昭和初期に比べて、
今の時代はなんとつまらないことか!
439 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/12 08:39 ID:oQdvDIlm
今頃、「パラサイト・イヴ」
日本ホラー小説大賞受賞作だっていうから期待してたのに、
面白くも怖くもなかった。
440 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/12 09:03 ID:sUSibj04
山田花子自殺直前日記
読んでてすげー気分悪くなった。マジで。
死んでよかったな、と思う。
挿絵がもうカンベン。なんだありゃ。
>>434 貴志氏のでは最近映画にもなりましたが『青い炎』をお薦めします。
北村 薫『冬のオペラ』
自称『名探偵』とその性格に惹かれて記録係を買ってでる主人公の話。
北村氏の探偵の中では一番色が薄いなぁと感じた。
年末に購入して積読になってた、『豆腐小僧双六道中』をやっと読了。
なかなか面白かったけど、あの形、読んでて疲れるぞっ。
寝しなに1章づつ読んでたんだけど、毎晩、手が痺れやした。
さて、この後は、何を読もう。
大掃除で発掘した本が、何冊もありやす。w
一番古い『クレシェンド(著・竹本健治)』を片付けようかな。
うっ、丸一年前の本だ…ズボラ杉。
酒井順子「負け犬の遠吠え」
もちろん私は正真正銘の負け犬です _| ̄|○
やーでも「負け犬と思われてること」を受け入れれば
自分も楽だし、人間関係うまくいくよね〜。
…という本でしたっけ。
>>444 「子持ち既婚女に勝とうなどと思わず、とりあえず『負けました〜』と、自らの弱さを認めた犬のようにお腹を見せておいた方が、生きやすいのではなかろうか?」という意識から来る、一種の処世術と見ていただいてもいいでしょう。
と、前書きに書いてあります。これを前提に話が進んでいくので、全体的にゆるゆる。
「くたばれ専業主婦」は激しすぎてついて行けなかった私にとって、このゆるゆる感が
読んでて心地よかったです。
あ、だから負け犬なんだな…
このスレで名前があがっていた「博士の愛した数式」やっと読みました。寂しい結末を
予測させる進み方にハラハラしながら、思ってたのとは違う終わり方を読めて良かった。
「e」の意味など理解できたらもっとクルものが大きいんだろうなあ。
この本を教えてくれたあなた有難う。
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟(上)」
正月で全部読むつもりだったのに、やっと中巻・・
>>443 制服フェチの人だよね
昔、よく読んでた
自分語りを殆どしない人だから、好感もてる
斎藤美奈子「趣味は読書」
書評なんだけど、やたらおかしい。
固い文章で理屈捏ね回して、何とか着地させる手法が好き。
特に自己啓発系の書評は面白かった。
宮部みゆき「誰か」
やたら軽く読めた。面白かったけど読んだ後の達成感というか、そんなのが無かった。
宮部みゆきを読むのも「模倣犯」以来だからなぁ・・・。
今はジョージ・オーウェルの「1984年」を読んでいる。
面白いのだけど、ブクオフでやたら昔(昭和59年第二十六刷と書いてある・・・)のヤツ
を買ってしまったので、最近の文庫と比べて文字が小さくて読みづらい。読んでいて
ちょっと疲れる。
「グレートギャッツビー」
フィッツジェラルド
最後の一文がなかなかに良い。
文章は何となく村上春樹を彷彿とさせた。
春樹の小説にもフィッツジェラルドの名前が
出てくるからきっと影響を受けたのだろう、
と勝手に思っておく。
452 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/17 00:45 ID:smJd4z4R
「アンタレスの夜明け」
「アンタレス突破」
いずれもマイクル・マッコーラム
図書館で借りた。
最初は期待してなかったけど、読んでいくうちに引きこまれ
あっという間に読了。
453 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/17 02:33 ID:jNhtufnX
司馬遼太郎「覇王の家」「燃えよ剣」
宮部みゆき「魔術はささやく」
友人に薦められて読んだんだが、どの作品からも凄い衝撃を受けた。
読んでなかった自分を殴りたいと思ったほど。
454 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/17 02:38 ID:XpfNo+sL
>>434 ずいぶん前に読みました 線虫がでてくるやつですね
私も途中で気分が悪くなりました
そう麺とか塩からとか細長い食べ物がしばらく食べれませんでした。(´・ ・`)
古本屋で松本人志
ああまっちゃんだなあと思った
456 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/17 06:49 ID:PHwKgv3r
みんな、暇なんだなぁ〜。本なんてゆっくり読める時間があるなんて・・・。
ちょっと、」うらやましいよ。マジで・・・。
1日20分でもだいぶ読み進みますよ。
中島らも「今夜すべてのバーで」
昨日までリアルで入院してたので余計におもしろかったよ。病院内の描写とか。
ビンのコーヒー牛乳を飲むシーンがあったけど
影響されて売店で買いました。うまかったw
中勘助「鳥の物語」
美しい連作。
460 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/17 21:23 ID:MzRkTzwH
沢木耕太郎のバーボンストリート
なかなかおもろかった
中坊公平「私の事件簿」
伺い知るコトの出来ない司法界の裏側や
歴史的な事件の詳細が知れて面白かった。
>>459 (・∀・)イイ!!よね!
「銀の匙」はいかが?
>462 それも読んだよー
「犬」とか「菩提樹の陰」とか、物悲しいのもあるけど、中勘助スキー
>>463 ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ナカマー!
なんともいえない感じがいいよね>中勘助
引っ張り出して、また読もうw
ドゥーガル・ディクソン&ジョン・アダムス「フューチャー・イズ・ワイルド」
未来の地球の生物を実際の生物学のデータをもとに考察した本。
好みは分かれそうだが個人的に大ヒット。
466 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/18 02:08 ID:WJQ3enwP
「異端の数 ゼロ」
「新撰組顛末記」
「世界の中心で愛を叫んだけもの」
467 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/18 02:53 ID:cCINx4qy
ウィリアム・ゴールディング
「蝿の王」
世界に入り込んで読めます。ちょっとショック受けたかな。
でも納得。人間はこんな生き物だなぁ…。と思いました。
468 :
ねこ:04/01/18 03:03 ID:GfSAGY+6
猫でもわかるWindowsプログラミング
猫でもわかるネットワークプログラミング
ほんとに漏れでも分かるのか!?
471 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/18 18:45 ID:D8mMRpfh
野尻抱介「太陽の簒奪者」
当時新刊で買ったのだが、何故か読まずにそのまま本棚にしまって
あったのを引っぱりだしてきて今更読み終わった。
現在は「笑う未亡人」を読んでる。
バチェラー1月号。
473 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/18 18:54 ID:Z8w5eWZ3
>>434ですが、貴志祐介さんの作品全部読みました。
『13番目の人格 〜ISOLA〜』・・・デビュー作らしいけど・・・うーん。正直いって面白く無かったです。
『黒い家』・・・これは怖い!現実にありそうでドキドキ。とても面白かった。お勧め
『クリムゾンの迷宮』・・・ゲームを体験しているような感じ。面白いです。
『青い炎』・・・前4作とまったく違うテイスト。感動というか切なくなりました。泣いた
貴志さん、面白いです。次回作まだかな
『夢判断』阿刀田高
阿刀田高の小説読むの久しぶりだったんだけど、やっぱ面白いなあと実感。
結末であっと驚かせてくれる、その技に感心した。
この人の短編集は古いやつのほうが好きだ。
症例A
終わったら(´・ω・`)・・・重くないけど、「・・・・・」ってなった。
いまさら「葉桜の季節に君を想うということ」
老人を食い物にする業者の言う屁理屈が面白かった
しかし書き方というか人称の使い方というか、、これが最近のミステリーの主流なのか?
「はつ恋」 ツルゲーネフ
分からんではない。うん、分からんではないよ。
478 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/19 22:15 ID:NolR7rG3
>>458 ラストが小気味良い感じで私も好き。
>>474 「恐怖同盟」とか「過去を運ぶ足」あたり、好きです。
中学時代にはまって読み漁ってました。
私は最近、稲垣足穂の「一千一秒物語」を読み返しました。
何回読んでも面白い。月と星と人が同じところにいて、
と書くとメルヘンちっくだけど全然無機質でクール。
あんな昔の日本でよくこんな物語が書けたなあと。
479 :
:04/01/20 15:48 ID:6FXw29GP
デビルマン1巻
古典?だけどラストが凄いらしいと言う事で見たくなった。アニメも見た事ない。
熱い。結構ベタなギャグも多い。
飛鳥了がおかしくなってから不動が「電話ー」としつこく言ってたの笑った。
480 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/20 17:05 ID:U6dIL0Wo
古本屋で見つけたギネスブック2001年度版
すごいやつからくだらない物までとても面白い。
例えば、「最も多くの視聴者に発作を起こさせた番組」
というタイトルでポケモンの名前が載っていた。
481 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/20 17:22 ID:u9Vfp1AC
牧原修の「マウス」を読んだ
俺こうゆう一話一話それぞれの主人公達が最終話で一つになるってお話大好き
ネバーランドの住民になりたいと思った
ここだとマジで魔法が使えるし
俺のベスト5に入りました
482 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/20 22:34 ID:xB4jKARd
恩田陸「麦の海に沈む果実」
奇妙な学園物でおもしろかった
ラストがちょっとすべってた気がするけど
私の中でベスト1、2ぐらい
483 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/20 22:39 ID:1WPKadaC
ドストエフスキー「賭博者」
主人公の壊れ方が身につまされて((;゚Д゚)ガクガクブルブル
484 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/20 22:40 ID:ouAnyxZt
最近読んだ本、
安岡正篤・・・
「蹴りたい背中」
…買うんじゃなかった…。
486 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/21 14:49 ID:nAhQwx7k
487 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/21 15:10 ID:0SKv1BaE
>>485 「へびにピアス」よりは良かったんでない?
「シェリ」 コレット
自分とは住む世界が違いすぎたりで、結局最後まで入り込めなかった。
でも面白かった。
私にはああいう生き方は無理だなぁと思う。
リング
なかなか面白かったが、最後の展開が窮屈だった。☆☆☆★★
>489 リングがなかなか面白かったので、らせん、ループと読んでいって大後悔したなあ
491 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/22 03:49 ID:O62YJCC8
「リクエストは星の話」
小学校の時読んで、すごく印象に残った話。
今読み返しても、不思議な世界感で、大好きです。3話目の鳥の話がお気に入り。
492 :
酷とー:04/01/22 04:56 ID:7nRXssZI
開高健の前に開高健なし。
開高健の後に開高健なし。
「記憶スケッチ2」
ナンシーの前にナンシーなし。
ナンシーの後にナンシーなし。
494 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/22 08:44 ID:YWFCIbh5
「見番」
495 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/22 09:16 ID:CvBLiMby
>>490 ちょうど俺も100円でリング、らせん、と見つけたから買ってみて読んだんだけど、
すでにらせんでちょっと???な感じになってます。
ループはオススメできませんか?
100円コーナーにはなかったから定価で買おうかとおも思ってたんですけど。
>>495 ある意味オススメ(話の種に、冥土の土産に)
でもがんばって探して100円で買ったほうがいいとおもいます。
図書館のほうがいいかな
497 :
:04/01/22 20:19 ID:fHj09Fdo
誘拐症候群/貫井徳郎
韓国人の妻を毛嫌いする父=普段から横暴な奴
と言う図式に閉口。韓国どうのは置いといて
差別の根深い所は、そんな簡単な事じゃないと思うんだけど。
この著者は、社会派なテーマが多いけど、どこか底が浅い感じがして。
『五年の梅』乙川優三郎
いいなあ、この著者の短編。今一番好きな作家だ。
499 :
おさかなくわえた名無しさん :04/01/22 21:25 ID:Oqe4RkAL
最近本読んでないなー。
男でも女でも「かっこいい」人が出てくる本で何かおすすめが
あったら教えて下さい。
500 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/22 21:55 ID:mspTXM+w
「日蝕」平野啓一郎
最近読んだ本
『狂骨の夢』京極夏彦
『鉄鼠の檻』京極夏彦
『勝負の極意』浅田次郎
『春琴抄』谷崎潤一郎
『TRIGUN MAXIMUM 9』内藤泰弘 漫画
『魁!!クロマティ高校 1〜3』野中英次 漫画
京極は流石面白いなあと思ってついに揃え始めたよ。
次は『千夜一夜』に挑戦したいんだが、
図書館で通しの冊数が多すぎてビビった記憶がある。
502 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/22 22:28 ID:H/7Tx7Bv
信長
503 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/22 22:37 ID:Grhy+Z8u
呻吟語
易経
働くことがイヤな人のための本 中島義道
ブルーヘヴン 漫画
スカイハイ 漫画
20世紀少年 漫画15巻
ブルーヘヴンはグロくてドロドロしてて個人的にツボだった
506 :
:04/01/23 15:55 ID:RJro5PuE
20世紀少年、連載してるのは見てないので、今どうなってるかは知らないけど
どんどんスケールでかくなってるな。
ローマ法王出てきたよ!って感じ。
「沈まぬ太陽」/山崎豊子
→「白い巨塔」と同じ作者だ。「白い巨塔」が面白かったらこれも読んでみれ。
508 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/23 17:02 ID:wCP9p0gR
インストール、、、
509 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/23 17:04 ID:EXDowL6H
>498
自分も最近、この著者の本読んでみました。
(・∀・)イイ!!ですよね。
「手掘り 司馬遼太郎」北山章之助
後巷説百物語:京極夏彦
黒冷水:なんか若い男の子
姉飼:よくしらん人
きみとぼくの壊れた世界:西尾維新
クビキリサイクル-青色サヴァンと戯言遣い-:西尾維新
エディプスの恋人:筒井康隆
蛇にピアス:金原ヒトミ
blue:ナナナソキリコ(漫画)
グレーテルの記憶:白倉由美(漫画)
だめんず・うぉ〜か〜1-6:倉田真由美(漫画)
手近にあるものからわしわし読んでしまう。
生涯何度目かの「ガラスの仮面」再読中。
もうスジも完璧にわかってるし、次はこのシーン!とかわかってるのに
やっぱりとまらない〜。今夜は徹夜しそうです。
514 :
:04/01/24 18:20 ID:B97Zcvqf
ガラスの仮面って1巻の発行が76年なんだね。
5年位、新刊出てないけど
>>512 西尾維新、今度読んでみようと思ってるんだけど、
クビキリサイクルってどんな感じなの?
これだけじゃなんなんで。
貫井徳郎『天使の屍』
子供が裏で嵌められて相談も無く自殺されたら
どんなに苦しいだろうか。
話が進むにつれ少しづつ救われた気がした。
司馬遼太郎 『俄 - 浪華遊侠伝』
司馬さんなんて一生涯読まないだろうと思ってたんだけど、好きな作家が愛読してること
知って買ってしまった。安易だな自分。
でも読んで良かったー! 最初はリズムが掴めなくてしんどかったけど、ぐいぐいずんずん
引っ張り込まれた。で、最後の方で主人公が辛くなってってまたしんどかったけど。
午後10時ね。
名前:☆キキ+キ゚Д゚ ◆qpmo.OOqAo [] 投稿日:04/01/25 19:29
哲板最強のカリスマ・☆キキ+キ゚Д゚♪が満を持して再登場!
物事に表面上の美しさを求めるな、
深く掘り下げれば真実が見えてくる、、、
そんな☆キキ+キ゚Д゚♪の哲学HPはココ↓
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/8862/ 僕の哲学は、学問ではない。
人間が生きていく中、背負うべき道徳なのだ。(HPより抜粋)
孤独を越え、闇から光を見出した☆キキ+キ゚Д゚♪だからこそ言える!
もう何も迷う事は無い、、、
☆キキ+キ゚Д゚♪に触れ、明日への一歩を踏み出すのだ!
>>481タン
牧原修ではなく牧野修だぞ
もー探しちゃったじゃないかー
ぷんすか
少年愛の美学 稲垣足穂
少年愛関連で。
無垢の力 〈少年〉表象文学論
序文で指輪物語についても触れられていた。
川端の「少年」や乱歩打ち明け話や三島の仮面の告白についての考察。
乱歩が意外にナル。
「忌中」
524 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/30 22:21 ID:gE3ltYWJ
「脳男」
「事故係 生稲昇太の多感」 首藤瓜於
525 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/30 22:54 ID:5xeLIENO
黒肉
526 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/30 23:01 ID:FtwEJXSp
リリー・フランキー「マムシのanan」
527 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/30 23:06 ID:0Xv4s+r7
「死国」
「狗神」
友達に坂東眞砂子を勧められて読んだんだけど、どうもこの人の話にはついていけない。
雰囲気は好きなんだけどね。
瀬名秀明「ブレイン・ヴァレー」 (゚Д゚)ハァ?
529 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/30 23:29 ID:W/jZOiov
綿矢りさ「蹴りたい背中」
普通におもしろかったって思う。
さすが芥川賞を受賞するだけのことはある。
「孤狼の剣 非の王@」柳蒼ニ郎
>527
坂東眞砂子の『桜雨』は読んだことがある。
なんか寂しいような、懐かしいような空気だった。
高校の時に買って、
あまりの長さに放ったらかしにしてあった『永遠の仔』を、
今年の正月から読み始めてようやく読了。
テーマが重厚でパワーのある小説だったが、
台詞の描写が下手過ぎ。
出て来る人出て来る人が、まるで演説の原稿を読み上げる様に話す。
こんな喋り方する奴おるか!って思った。
恩田陸にはまった。
もともと割と好きな作家だったんだけど、ドップリと浸かってしまった。
この2週間で『麦の海に沈む果実』『ドミノ!』『ライオンハート』『黒と茶の幻想』
の4冊をを読んだ。
それぞれ違った趣で愉しめたけど、殊に『黒と茶の幻想』が秀逸。
今日は『図書館の海』を読もう。
あと4・5冊で、全作品読破なんだけど、読み終わっちゃったらちと寂しいかも。
534 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/31 14:43 ID:kqLujJd+
>533
恩田陸、ジブンも好きだ。
『ライオンハート』『黒と茶の幻想』『MAZE』『クレオパトラの夢』
あたりが好み。
『ドミノ!』面白かったですか?
近所の本屋で見つからないので、探しにいこうと思いつつ
別の本を買ってしまう(w
>>533 私も好きです
『麦の海に沈む果実』『MAZE』『不安な童話』『光の帝国―常野物語―』がお気に入り
読んでいるといつのまにか雰囲気に浸っている自分がいますw
536 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/31 15:26 ID:qIpZNhvn
『骨の袋』スティーブン・キング
面白い。描写力とか物語の運び方とか、キングって凄いよなーと改めて思った。
クライマックスは物足りなさがあったけど。
>536 私も今キングにはまってるところだす。骨の袋はまだ未読。
いま「ニードフル・シングス」読んでるとこで、もうすぐクライマックスなのでムハムハしている
538 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/31 17:36 ID:G4L0yIB0
「重力と恩寵」シモーヌ・ヴェイユ著
「魍魎のはこ」 京極夏彦
「はこ」が変換できない。
匣
541 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/31 18:00 ID:LEB97XNW
「道草を喰う〜素朴で美味しい野草の話」 岡本信人
日本医家伝/吉村昭
幕末の医者が人体解剖ひとつで世間から叩かれてた。
ところが今では解剖は当たり前、
将来的には遺伝子診断や補助生殖も当たり前になるのかなと思った。
逆説の日本史
おもしろい。
544 :
おさかなくわえた名無しさん:04/01/31 20:49 ID:WxG3njQG
>>536 「骨の袋」
ちょうど読んでる。もうすぐ上巻が終わるとこ。
はじめはちょっとタルかったけど、これから面白くなるのかなー
夢枕獏『神々の山嶺(上・下)』
登山なんかやったことないんだけど、
冬のエベレストに憧れてしまった。
とはいえ、寒いの嫌いだから、
たとえ六甲山といえども冬には行かないだろうけど。
「乙女軍曹ピュセル・アン・フラジャーイル」
「リアルヘヴンへようこそ」
どっちも牧野修
雰囲気違うな〜。
「タイム・リープ」 高畑京一郎
良かったので他の作品も読んでみよう。
「夏の砦」 辻邦生
外国文学で育った俺には、哲学をこね回す戦後の大家より
この手のほうがおもしろい。
ちくそう、俺にも文才をよこしやがれ!
549 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/01 05:22 ID:/uLfWPvh
「2ちゃんねる宣言」っていう文庫本。ひろゆき氏の顔を初めて見た。………ちょっと驚いた。
>>549 俺もその本読んだけど、あんまり面白くなかったな。
551 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/01 08:13 ID:qUyx60hT
>>544 下巻に入ると、どんどん話が進んで面白いよ。
『深川恋物語』宇江佐真理
面白かった。「がたくり橋は渡らない」が一番良かった。
「ちみどろ砂絵 なめくじ長屋捕物騒ぎ」 都筑道夫
「くらやみ砂絵 〃 」
「からくり砂絵 〃 」
主人公たちが必ずしも正義の味方じゃないってのがいいねえ。
犯人見つけても口止め料たかって終わりとか。金がもうかりゃどうでもいい。
詳細な江戸風俗の描写とちゃんとしたトリックもよろしいです。
553 :
549だが:04/02/01 12:31 ID:/uLfWPvh
550>>同意。ひろゆき氏と宮台氏の対談読んで、宮台氏は自分とは性格あわ無さそうだなってのと、自分には、ひろゆき氏みたいな面倒な事できないなぁって思った。
「ファウージャの叫び」 ファウージャ・カシンジャ著
アフリカ、トーゴ共和国の風習である一夫多妻制、女性器切除から逃れるため
アメリカに亡命した少女の話。
アフリカの風習には驚いた・・・。
キング「ニードフル・シングス」やっと読み終わった。おもしろかったけど、
最後はちょっと笑っちゃった…やっぱり日本人には「悪魔」ってリアルじゃないな。
次は「IT」を読む
556 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/02 16:12 ID:+sdhLgE7
ITは映画すごい怖かったよ〜〜
557 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/02 16:58 ID:cst+uro+
高畑さんはお勧めだよ!私も大好き。
クリス・クロスがいい!!
スマソ
557は>547に対するレスです。
好きな作家だったので、興奮してカキコしちゃった…w
>>558 キニスンナ。俺は「Hyper Hybrid Organization」が好きだな。主人公悪役側に付いてるがw
533でふ。
恩田好きが結構居て、嬉しいっす。
あの懐かしいのに切ない感じ、堪らないよね。
ただ、品のよさが仇となって、もう一歩大きく踏み出せない感もあるかも。
(そこが良い所でもなるんだけど)
隔靴掻痒と感じる人も多いかもしれない。
『図書館の海』も、そんな感じ。
私は、このマターリ加減がツボで、お気に入りなんですけどね。
>>534 『ドミノ!』は、そう言った意味では、恩田的本流からチト外れるかも。
読感は“灰汁が抜けた西澤保彦”かな。
文庫なので、取り合えずご一読なさってみれば如何でしょーか。
>>535 『光の帝国』は、一番すきです。(好きな小説十指の中に入るほど )
でも、何度読んでもボロボロ泣きするんで、最近は封印してます。w
561 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/02 17:19 ID:ezTfDtcT
読書趣味の人にはありがちな春樹中毒になってしまって、
ここ1年間ほとんど春樹ばっかり読んでるよ。
最近、という今読んでるのはこれまた春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
面白い。
562 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/02 17:19 ID:cst+uro+
H2Oは続きがなかなか出ないね。
楽しみにしてるんだけどな。
最近読んだのは、
上遠野浩平「ブギーポップ インザミラー パンドラ」
ブギーポップシリーズの中のお気に入り。
東野圭吾「むかし僕が死んだ家」
東野さんも好き。この話は少し毛色が違うかったけど、なかなか読みやすくて楽しかった。
563 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/02 17:21 ID:zx3gAGN1
>>562 東野圭吾さんは僕も好きです。
『幻夜』って面白いのかな?
564 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/02 17:22 ID:ZTTWYJwb
五分後の世界を読み終わりました。
おもしろかった。
今日から、愛と幻想のファシズムを読みます。
最近ドラゴンばっかり。
>>561 質問だが、春樹ってどう読んだらいいんだ?
最後まで読んでも何を伝えたいんだかわからない
糸井重里の「海馬」
「脳は疲れない」をキャッチコピーにしてる。
なんか30代から脳は飛躍的に良くなるらしい。
頭が良いといっても、テストでいつもいい点とっちゃう「頭の良さ」ではなく
また別の頭の良さ。例えば、センスの良さも一種の頭の良さ。
みたいなかんじ。
自分はまだ10代なので(´д`;)そっちかよ!みたいな。受験用に買ったのに。意味ねぇ。
30代に近い人とか30代以上の大人にお奨め。
ちなみに値段は1700円と高い。でもデザインとかキャワイイ(・∀・)
567 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/02 17:27 ID:cst+uro+
>563
おもしろそうなんで、買いましたw
そのため今は「白夜行」読み返してます。
なかなか大変…。
568 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/02 17:30 ID:zx3gAGN1
>>567 それは大変だw
しかし東野圭吾さんもだいぶ作風が変わりましたね。
トリッキーさが薄れたというか。
これはこれで良い感じですが。
569 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/02 17:30 ID:ezTfDtcT
>>565 うーん、なんていうかね、
物語そのものじゃなくて、その雰囲気を楽しむ作品を書いてる人だと思うわけで、
それがいやな人にとっては、このうえないほどムカつく作家ではあるかな。
570 :
565:04/02/02 17:33 ID:DiRh8/HG
571 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/02 17:35 ID:+fFl8wQG
>>565 分かる。読みやす過ぎてスラスラ読んじゃって、読み終わったあとに「アレッ?」てなるよな。
モノ・事象に象徴されているものを読み解かないといけないらしいね。
572 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/02 19:22 ID:ezTfDtcT
バナナフィッシュにうってつけの日
573 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/02 19:37 ID:x2C7SQkY
自分は村上ドラゴンがわからん…
彼氏にすすめられて読んだけど何がいいたいんだか
さっぱりだった。暴力とかセックスの描写が多くて
読んでて気分悪くなった。表現の仕方がなんか嫌だ。
そしてそれをマンセーしてる彼氏の思考回路までもが
理解できなくなってきた。
574 :
純文学教宣教師:04/02/02 19:45 ID:sNIAMp8f
あなたの精神は正常です。
この人の執筆テクは洗脳、中毒要素がユンユンですので、
対電波防御力が弱い人は、洗脳されてムラカミ教信者となります。
その旨彼氏に伝えて、洗脳解除にいそしんでください。
無理の場合、あなたには初めから合わない人だったということで、
お別れすることをお勧めします。
長引かせても、お互いにイタイ思いをするだけでしょう。
では、アデュー
>>573 村上龍の基本精神は”なんでもいいから派手に!”
処女作からドラッグの話や乱交パーティーといった
スキャンダラスさを前面に押しだして・・・その後も
SMやピアスの話、バブルのときには経済をかじったり
女子高生の援助交際が流行ってたら、それを書く
ひきこもりが流行ってたら、それにも手をつけると
いったような無茶苦茶なミーハーぶりと派手さが売り
「失はれる物語」乙一。
読書は1人でするものだけど、これを読むと誰かそばにいてほしくなる。
今までであった中で最高の本ってなんですか?一冊。
俺は春樹の「風の歌を聴け」
そして、そんな村上龍により芥川賞が選ばれる、と。
五分後の世界やヒュウガウィルスは面白いと思うが、
限りなく〜や、イビサはまさに何じゃこりゃ? 状態。
龍、おまいはセックスが出てこない小説を書け。
579 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/02 22:01 ID:ZTTWYJwb
>>578 ドラゴンは構築系の文章が素晴らしいと思う。
ただ露骨な性描写や自伝小説は(面白いけど)
あの人が書いていると思うと、嘘臭くて萎える。
同じ事が山田詠美と林真理子にも言える。
前者は面白くもないけどね。
ドラゴン初心者はコインロッカー・五分後・日向・昭和歌謡
辺りから入って慣れてきたら、味噌汁・強制中・トパーズを読むとよろし。
クリトリスをいきなり読んじゃうと引くかもね。
谷川俊太郎「母の恋文」
すごーくかわいくて、いじらしい…
「変身」 カフカ
芋虫になったことを何一つ疑問に思わないグレーゴルが、
それでも仕事へ出かけようとするところにサラリィマンの
悲哀を感じた。後は、リンゴの爆撃にちょと笑う。
ツインピークス
わけ わか らん(AA略
>>545 うおおおお!都筑道夫氏は私も大好きです
特になめくじシリーズは数年掛かって全巻揃えました
まるで当時の世俗が手に取るかの様な表現が素晴らしいんですよね
もっともっと、都筑通夫氏を世間の人にも読んで貰いたいなぁ〜〜
〜って思ってたら、昨年末亡くなってしまいますた...(´д⊂ヽ ウアアン
『なめくじシリーズ』は、肩凝らない時代物です、是非御勧め
584 :
sage:04/02/04 10:14 ID:S9UJxUHw
「ブレイブストーリー」宮部みゆき
多才な作家さんですけれど唯一ファンタジーは
向いていないみたい。
あんなに長くする必要がどこにあるのか、
わっかんね。
585 :
プレミアムV:04/02/04 10:29 ID:GYUyBibO
なぜか「お金が貯まる人」の習慣 エレン・ジェファーソン
お金をムダにしない方法や、節約の仕方などがある。
くよくよしない考え方 本多時生
くよくよししないためにはどうすればいのか書かれている。要は考えすぎは
よくない、過去のことをいつまでも考えていても時間の無駄になるだけ。プラス
思考でいきましょうですね。
586 :
552:04/02/04 11:04 ID:wCYDBd+W
>>583 >>552ですよね?俺も夢中になりネットで全巻注文しました。
次の日には揃って届くのだから良い時代になったものですなぁ。
で、江戸時代の描写ですが、非常に詳細に書かれているのは
言うまでも無いですが、語りの目線が「現代から江戸を語る」
ではなくまるで当時の人が語るがごとくの書き方が良いですね。
多分都筑氏の落語的教養がこういう臨場感のある文を
書かしめることが出来たのではないか、とか思ったり。
では、これから「あやかし砂絵」読みます。
他の都筑作品でお勧めがあったら御教えくださいまし。
587 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/04 12:48 ID:O4tEDTP8
井伏鱒二
「山椒魚」
こういう人間、いるよなあ。
>>571 私には春樹読みにくかったよ。
ノルウェイの森で春樹デビューの予定だったんだけど
1P目でダルくて読む気しなくて人にあげてしまった。
母に「あんた、春樹の本と相性悪そうだもんね」て言われた( ´・ω・`)
最近読んだ本は乃南アサの花盗人。
短編集でどの話も最後に頭の中がスカーっとする。
最後の花嫁が特に好きでした。
「元気になる!幸せマンション購入術」
鼻息が荒くなってしまふ。マンソン買うどー!
海外本って文章読みにくいのが多くない?
翻訳家が悪いのか知らんが。
いいなと思う男は大抵好きな作家に春樹を挙げる。
でも私は嫌いじゃないけどハマる事が出来なかった。とほほ
東野圭吾「白夜行」
犯罪者とその周りの人たちが成長する過程が
かなり面白かった。他の作品も読んでみよう。
貴志祐介「青の炎」読了。
2ちゃんの一部で絶賛されてたので読んでみたんですが
なんつーか、すっげー煮えきらないって感じでした。
最後の展開とか超ありきたりだったし・・・。
ちょっと期待はずれでした。
春樹の本は、パン屋再襲撃から入ったけどあれはかなり笑った。
まあ、いずれにしてもあの雰囲気を楽しめないとダメだとは思う。
メッセージ性については希薄かもしれないが。
自分は春樹の本は大体好きだけど、「ノルウェイの森」はいまいち。
何であんなに絶賛されてるんだろう…?
>>592 「白夜行」面白いですよね!
細かい所まで良くできていて、かなり楽しめました。
「幻夜」はまだ読んでませんが。
田辺聖子の短編集「ジョゼと虎と魚たち」。これは・・・好きなタイプだ。何度か読みこんで
みたい。
>>592 私も「白夜行」かなり楽しみました。で、東野圭吾を何冊かよんだけど、いまんとこ一番は
やっぱり白夜行だな。自分が今住んでる地名がチラっと出て来たりして、ワクワク&ゾワゾワするし。
「自虐の詩」業田良家
感動しました!自分の人生についてもやもやしているので
余計に泣けたのかな?心が切なく、暖かくなりました。
4コマ漫画です。
「ARIEL (20)」 笹本祐一
完結。感無量。高校生の時から読んでた物が終わりました。
つか16巻辺りから読み返しているので20巻まだ読んでないんだけどな。
「リアルワールド」桐野夏生
ほとんどこの人の読んだけど「OUT]もいいけど
思春期の子には、読み終わったアト熱いもんが残ると思う。。。
「すべてがFになる」 森博嗣
本人がモデルと思われる主人公が苦手…ダメだ、私は本格ミステリ向いてない_| ̄|○
有栖川有栖はそこそこ面白かったのに。
>>584 作者の思い入れが強すぎるのでは?かなりのハードゲーマーのようですし。
宮部好きの私でも、公式ページのゲームに関するところは読み飛ばしてしまう。
東野作品だと、「悪意」が二転三転で面白かった。
>>600 同意。西ノ園萌?のキャラがうざすぎて上手く読み進めなかったよ。
西澤保彦はもっとひどい。
三つ編み天然女に、モデル張りの美形長身タカビー女に囲まれる
やせ細った眼鏡男。外見の描写がやたら多い作家って何か信用できない
つーか森博嗣の文章って気取り過ぎてて、
何が云いたいんだかほとんど解らん。
キャラのネーミングも、小鳥遊 練無とか瀬在丸 紅子とか変なのが多くて、
「この作者アニヲタなんじゃねえのか」
と思った。
603 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/06 04:52 ID:C754MsaK
受験日前日に黒い家を読み始めて、おもしろすぎて気付いたら朝。結局勉強しなかった(´Д`)
しかもトイレに入る時躊躇しちゃったw
本を読んであんなにドキドキしたのは初めてですた
>>602 ヲタだよ。本人漫研出身だし。
頭のいい現実離れした女が彼の萌えポイントみたい。
清涼院流水を先に読めば何も気にならなくなるよ。
御大は…別格でしょう。
遺書 松本人志
松っちゃんが好きになった
>>597 私も何度も読み返して泣いてる。
同じ作者の「詩人ケン」もいいですよ。
>>604 だからあんなに西ノ園クンのファッションがキモイのか…。
貫井徳郎「慟哭」
ウソだろう…騙された…と思ったドンデン返し。
適当に手にとったこういう本でこれやられると無性に悔しくなる。
609 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/07 19:22 ID:zUAj+lgb
司馬遼太郎「韃靼疾風録」
「燃えよ剣」再読中。
夢野久作「ドグラ・マグラ」
疲れました・・・
映画化されてるって話だけど、どんな感じになってるのかしら。
>>593 映画見るともっと煮え切らないです。本読んだあとだと特に。
本読まない人は面白かったっていってたけど・・・。
特に紀子(あやや)の印象が本の印象とまるで違うし、細かい心理描写が欠落してたり。
曽根の役を山本寛斎がやって、助演男優賞かなんか取ってたけど、まじっ?って感じだし。
本多孝好「MISSING」
時間がないだけに短編物を読んj
今5つの短編物の中の3つ目読んどるが 内容は・・・・・いまいちかなぁ
コナン・ドイルの『緋色の研究』を読了。
シャーロック・ホームズシリーズに触れるのはこれが初めてだったが、
正直云って、そんなに世界中が大騒ぎにする程のモンか?と思った。
だがかと云って、特別つまらないという訳でも無い、
実に中途半端な作品だった。
613 :
583:04/02/07 21:44 ID:xW3fzUYa
>>522 マカ用かちゅ使ってたら、番号がオカシナ事に.....ゴメンナサイ(´д⊂ヽ
そうそう、なめくじシリーズはどれ開いても、全作御勧めです
勧善懲悪じゃないトコに、長屋住人の可愛らしさが溢れてますね。ちょっとHだけど(笑)
都筑作品の、なめくじの読み易さに慣れてしまうと、他は少し難かも..ですが
時代物が御好きなら『新顎十郎捕物帳』なんかは、読み易いです。
現代物ならば、『退職刑事シリーズ』や、『雪崩シリーズ』が軽く読めます
614 :
583:04/02/07 22:07 ID:xW3fzUYa
自己レス赦して下さい
↑613は、522じゃなく、
>>552、
>>586さんでした。
もう、ゴメンナサイ。
数字おかしいのは、かちゅのせいじゃない、私の頭のせいだ....(´д⊂ヽ
>>612 まぁ、例えば・・・いまの子供が初代の
ファミコンとか、ドラクエ1とかをやっても
つまらないと言うかわからないけど・・・
驚くようなものではないと思う・・・それでも
昔は、斬新だったんでしょ・・・金田一も
ポワロも、コロンボも、それからコナンも
今だって真似たのがいくらでもあるからね
>>602 もっと言うと、名古屋でのコミケみたいなものの立ち上げに
関わっている人だよ、確か。
博士の愛した数式
はかせーー(つД`)セツナイ・・・
優しくて哀しいお話でした・・・
タイトル度忘れしたけど、しりあがり寿の漫画。
元社長の金持ちじいさんが世直し&妻探しをする話だったと。
途中の「テレビ」に関しての話が身につまされた。
必死な人間を笑う大衆を、哀しい笑顔を浮かべて見つめるじいさんに。
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟(中)」
やっと中巻オワリ。
「人獣細工」小林泰三
短編なのですが、眩暈がするほど救いの無い物語だった。
>>619 オレ読んだことないんだけど、どう?面白い?
『家族八景』筒井康隆
面白い。でも、どうも好きにはなれない。人間の嫌な面ばかり見てたら、人間不信になるぞ。
>>621 というか、最初っから人間不信な人とかに
ウけるみたい・・・金属バットで親を殴り殺した
少年もこの小説が好きだったらしいw・・・
夢の検閲官でも読め
と言おうとしたがあれ何に入ってたっけ?最後の伝令かな?
624 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/09 19:30 ID:GGzaHD9z
「死なないで」井上剛
どっかのスレで評判良かったので、読んだ。
予想よりも良かった。
625 :
619:04/02/09 19:40 ID:LagMFnjy
>>621 正直、面白くないです。「罪と罰」を薄めた感じ。
漫画でゴメソ
「風の谷のナウシカ」
下手な文学より深くて重かった。全部読むと鬱になります。
『グロテスク』 桐野夏生
面白くて一気に読めるが、読後非常に嫌な気分になる。後味ワル〜。
『楽園』 岩井志麻子
官能ホラー。H描写がややリアル。
『紅花』
『あすなろ物語』
『あした来る人』 井上靖
純愛もの。桐野夏生や岩井志麻子の後に読んだら、すげーいい気分になったw
口直し的本。
628 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/10 04:05 ID:HXi9I/sp
井上靖といえば、『しろばんば』読んだ。
果てしなく疲れた…。
629 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/10 04:28 ID:K4qK+qhp
『陽気なギャングが地球を回す』 伊坂幸太郎
4人の強盗たちのキャラがいい。序盤で張られた伏線をキチンと
消化している。
「ロマンはどこだ」って、いい台詞だなぁ。
630 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/10 06:02 ID:2PLGOVRO
>>626 偶然にも自分も昨日読んだ。
アニメでやったのはほんの一部だったんだとわかった。
全部理解できたわけじゃないけど、考えさせられる。
『天帝妖狐』 乙一
夜木の運命を思うといたたまれん。
『死国』 坂東眞砂子
作者と同じ県出身で高校までいっしょだが、どうも好きになれない。
選んだ作品が悪かったのか。
一番痛い目を見たのは結局主人公な気がする。
631 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/10 06:56 ID:HXi9I/sp
>>626 >>630 どんなやつ読みましたか?
ちょっと読んでみたいんですけど、ナウシカの本自体は沢山出てるので…。
おすすめがあったら教えてください。
632 :
626:04/02/10 12:10 ID:8SsObGsS
>>631 ナウシカの漫画は2つしかないよ。
7巻セットで2600円くらいのやつと、上下巻で1万超えのやつ。
7巻セットで十分でしょう。映画しか観てない人はぜひ。
アメリカじゃmangaの域を超えて絶賛されてますた@アマゾソ
633 :
626:04/02/10 12:12 ID:8SsObGsS
補足
2つあるって言っても、内容は同じです。
7冊セットだと箱入りで収納便利。1冊ずつだと360円くらい。
>>631 余談だが、箱入りのは分厚くて重いので
仰向けに寝ながら読めないよ。肋骨が圧迫されて体に悪い。
>>634 え、箱入りのは7巻セットのやつじゃない?
豪華版のこと?
636 :
634:04/02/10 12:42 ID:yZXsb0fU
>>635 あっ!豪華版の間違いです。すいません。
豪華版には梱包用のダンボールカバーが付いてるだけですよね。
へーダンボールカバーいいな。
7巻セットの箱、もうすこし厚い紙ならいいのに。
638 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/10 16:32 ID:VG4pbPHb
キング「骨の袋」下巻に突入。
ストーリーの展開に比例してページをめくる手が進む。
こりゃー今日一日で読み終わってしまうな。
やっぱキングです。
639 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/10 17:54 ID:HXi9I/sp
全ての人は出身地で終わる(タイトルうろ覚え)
えらいトンデモ本。データを元に屁理屈つけて罵倒しまくり。
何故か東京・埼玉・千葉・神奈川にはコメントが優しい。
岡山・鳥取・京都・和歌山などの犯罪は大阪の影響と2ちゃねらー並な著者。
641 :
592:04/02/10 18:03 ID:RHXnbAHi
>>595 レスありがとうございます〜!
幻夜いつか読んで、感想書きます。
山田風太郎
「人間臨終図鑑」
T・U・Vと徳間文庫で出てます。
人の死に様はそれだけで一個の物語になる。
勝海舟の最後の一言が好きだ。
「これでおしまい」
643 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/10 20:23 ID:W3ap9+cl
「鉄槌」いしかわじゅん
仕事柄、民事訴訟と縁があるので不条理さにクラクラした。
>>643 あ、それ俺も読んだ。
ビッグホリデーのバスはけっして利用するまいと思ったよ。
645 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/10 20:32 ID:ZpV7TH5L
「ライ麦畑で捕まえて」
通算3回目
「落下する夕方」江國香織
グイグイ体を揺さぶられて、揺さぶられすぎて心がどこかへ飛ばされてしまった、と
いうのが読後感です。
「老人と海」 ヘミングウェイ
老人、独り言が多すぎ。
とはいえ、力強さにあふれるその文体や雰囲気に
ぐいぐい引っ張られた。老人、カコイイ。
「anego」 林 真理子
ある意味恐怖小説。
絵里子のキャラに似ている身近な人物を、
思い浮かべながら読むともっと怖いかも。
なぜ、いじめっ子は殺されたのか
ブリーと言う映画を見る前の基礎知識として見た。
ボビーはホモかな?
事件ルポと言うより、小説仕立てに話が進んでく。
その構成が今一、読みにくく感じた。
宮本輝『優駿』
その後のオラシオンとかトカイファームとかがどうなったのか、
野暮だとはわかりつつも、激しく気になる。
作中の吉永氏が、故吉田善哉氏にそっくりなところは、
競馬好きな人だとツボに嵌まること受けあい。
宮部みゆき「東京下町殺人暮色」
酒鬼薔薇の事件を思い出した。
初版が94年だからあの事件の前に書かれたやつなんだよね。
なんとも感慨深い。
『ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学』 本川達雄
生物がそのサイズによってどのような影響・制約を受けるのかということを平易に説明した本。
素直に感心した。生物とはよくできたもんだなあと思った。
あと、自分がいかに数学を忘れているかを悟って愕然とした。
ペルソナ探偵/黒田研二
昔読んだ本だと、読んでて気づいたがもう一度読んだ。
中々面白い。
「殺人ごっこ」が特に。オチも利いてる。
最後の章は、もう何が何だかと頭混乱したぞ。
『目から脳に抜ける話』養老孟司、吉田直哉
素直に面白かった。
生物学的な素養がないと、養老氏の蘊蓄というか知識編は
分かりづらいかもしれないけど、それを抜きにしても面白い。
東野圭吾「手紙」
最後でチョロっとホロっときたよ。
なかなかよかった。
656 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/12 23:14 ID:ZINkQMwo
今更「女たちのジハード」読んだんですが、なんだありゃ。
後半の展開がえらく強引な気がするんですが。
宮部みゆき ドリームバスター
マエストロのしゃべり方が
無理矢理キャラつけようとしてるみたいで
ちょい萎えた。
658 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/12 23:39 ID:0i7sQ9we
浅倉卓弥「四日間の奇蹟」
やばい。
電車の中で読んでたらぼろぼろ泣いてしまった。
小説読んでこんなになったの初めてだ・・・
幸田真音「日本国債」
経済サスペンス好き
>>657 キャラつけようとしてるのが見えると萎えるよね。
「じみへん」
久し振りに読んでる。やっぱ面白い。
かえると蛇の話とか、泣けるんだか何なんだか。
「彼岸過迄」 夏目漱石
千代子と須永のその後の関係が激しく気になる。
それと、須永に思い切り共感する自分にちょと凹む。
坂口安吾の「堕落論」(短編集)
「堕落論」もいいけど、やはり「桜の森の満開の下」は
何度読んでも面白い。
「黒蝿」パトリシア・コーンウェル
激しくつまらなかった。シリーズ最悪の展開で最後まで読めなかった・・・。
ぼくんち/西原理恵子
漫画でゴメンネ。
最後のあたりでなんかもう涙腺崩壊して
なんで私はサイバラに泣かされてんのじゃコノヤローとか思いつつ。
分身/東野圭吾
頭がこんがらがるような長編を読み終わったあとだったので
スラスラ読めるものが読みたくて。
>>664 「ぼくんち」いいよねぇ(*´∀`) 疲れるとつい手に取ってしまう。
「あきないは 短く持って こつこつ当てる」は私のモットーになりますた。
そんな私は図書館で借りてきた、
「私は『うつ依存症』の女」 エリザベス・ワーツェル
と言う本を読み終わったところなんですが、読みながら夜中に「今から死ぬ」と
さんざん電話かけてきて、当然今ものうのうと生きている奴らの顔がちらついて
また腹が立ってきた。
これから「ぼくんち」読み返そう…
『失はれる物語』乙一
うーん。期待しすぎたか。
どうも文章が合わない。
今日、文芸春秋を初めて買いました。直木賞2作目当てで。
単行本を買う気にはならなかったけど、800円弱で2作読めるならいいか、と。
捨てやすいし。
667 :
666:04/02/14 19:19 ID:byeL/vhE
きゃー。
直木賞→芥川賞でした(恥)
パッチワーク・プラネット アン・タイラー
西原は「晴れた日は学校を休んで」も泣けた。
エッセイはあのノリに今一ついていけなかった。
きみにしか聞こえない/乙一
絶賛されてる理由が今一判らない。
「切ない」がこの人のキーワードらしいけどジュニア文庫っぽい。
人を信じる事が基本にある作品だから
決して悪い印象ではない。ニヒリスティックな文章読まされるよりはずっとマシ。
夏目漱石「我輩は猫である」
文学小説の礎石って事で今まで敬遠してたんだけど、
実際読んでみたらメチャクチャ面白い事が解りました。
物語ってよりも奇談の集合体って感じなので、
初めての人は一辺に読み切るより、1話完結のマンガみたいに楽しんだ方が良いかも知れません。
個人的には猫が観察する銭湯のエピソード辺りから、どんどんノリが良くなって行きます。
岡本太郎の「今日の芸術」
芸術に関心がなくても、読みやすくて面白くてためになる。
>670
昔読もうとして、あまりの読みづらさにやめた記憶がある。
また読んでみようかな。
『スパイダーマン』池上遼一・平井和正
鬱になれる。
「楽園の知恵〜あるいはヒステリーの歴史〜」
牧野修
インキュバス言語が使えるようになりてー
674 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/16 01:07 ID:l1UDRW0+
>>669 乙一はライトノベル出身の人だから・・・2ちゃんでは評価高いけど。
中高生くらいの時に読むと共感出来ていいかも。
「絵本のつくりかた・1」
タイトルまんま、手作り絵本の技法書。
酒井駒子の絵はいいなぁ・・・
「きんぎょ/P・I・E BOOKS」
ビジュアルブックだから文章は少なめ値段は高め。
でも写真とレイアウトが美しい。
「蹴りたい背中」
う〜ん・・・中高生くらいの時によm(略
「撮ってくるぞと喧しく!」宮嶋茂樹
わざわざ楽天ブックスで取り寄せたのだが(ry
676 :
今更なんですが:04/02/16 10:31 ID:XfgY3BJ4
古本屋で三冊揃って売ってたから買ってみた。
「リング」
それほど怖いとは思わないが、割りと面白い。
「らせん」
ん?なんかちょっと話についていけないな・・・。
「ループ」
よく考えたなー、とは思うけど・・・。
「上司が鬼とならねば部下は動かず」
678 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/16 14:46 ID:nUeGODTA
山形浩生「たかがバロウズ本」
すばらしい!
丸山健二「まだ見ぬ書き手へ」
平野啓一郎「文明の憂鬱」
>>674 乙一って人気あるんだ。
ミステリー板行くと、やたら荒らされてるのしか出てこなくて。
アンチも多いんだろうね。
>>672 漫画版スパイダーマンいいね!
池上遼一の絵とは思えない酷さもある意味ステキ。
どこかのコマで、主人公の顔のバックに
コンパスで描いた丸顔のスパイダーマンが並ぶ様は圧巻。
いや、もちろん素直に面白いというのはあるんだけどさ。
暗い青春漫画みたいな感じかね。
恩田陸「ドミノ」!
最高だった。これぞエンターテインメント!
東京駅という定点でたくさんの人たちがどたばた劇をおっぱじめる。
切り取られた一人一人が活き活きしていて、読んでいて痛快。
684 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/16 23:47 ID:4EOVIR+j
久しぶりに 太宰治の短編集を再読してみました。
「きりぎりす」ッス。
なんか、鬱だ。
やめときゃよかったよ。もう寝よう。
685 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/16 23:56 ID:LSoVri90
>>680 ラノベ板の乙一スレはアンチいなくてまったりしてるよ。
儲しかいないとも言うが。実質あそこが本スレかもしれない。
686 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/17 00:02 ID:7/fOECWH
夏と花火と私の死体を読んで
あまりのクソっぷりに怒りを覚えたよ。
そうか?私は面白かったが・・・人によるんだろうな。
>>686 あれが16歳の時に作られたものかと思うとすごいなーと。
新堂冬樹『鬼子』
ムダな時間を費やしてしまった。
「雲猫ニャージュ」 HATAO
小学生のときに買ってもらった本。
この本のおかげで雲を見るのが好きになった思い出がある。
最近掃除したら押入れから出てきてまた読んでみた。
内容はまぁ、ほのぼのした子供向けの本なんだけど、
死んでいくことや生まれ変わることについて
前向きに考えられるようになる本だと思う。
挿絵もきれいで(゚∀゚)イイ!
レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を
本屋で勧められて買ってみたんだけど、
最初からいきなり農薬の名前とか出てきて読む気がおきない。
本棚に2年くらい入れっぱなし。読むべき?
「翳りゆく夏」赤井三尋
被害者?のヒロコと言う女みたいなのがこの作者の趣味なのね、と。
「天然」な女の描き方が古いし、このヒロコは天然ではない。
ヒロコの人物像の描写は失敗だと思った。共感も応援も反感もない悲劇のヒロイン。
「アマデウス・シンドローム」
映画「アマデウス」を元に描かれた心理学。
映画の章は、映画も大好きなので興味深く読めたが
様々な学校で起こる事件を全て「学校」「社会」に対して押し付け
加害者を「甘えられなかったサリエリの子孫」なる主張で通すのは
ちと強引。
692 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/18 18:10 ID:xqRZV04Q
野沢尚 「深紅」
文庫化されていたので買って読んだ。
一家惨殺事件の被害者の娘と加害者の娘が
出会って・・・というお話。
加害者の娘の心理をもっと掘り下げて書いて欲しい
と思った。被害者の娘が主人公で、彼女が考え、
動くことによってストーリーが進んでいくが、彼女は
結局何をしたかったのかいまいち解りにくかった。
693 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/18 18:17 ID:xqRZV04Q
↑ちなみに、1983年の「練馬一家5人殺人事件」が
モデルになっていると思われる。
694 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/18 18:52 ID:xxshjNcj
「症例A」 続きは?って感じだった。
695 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/18 19:03 ID:xxshjNcj
今 「鬱」花村萬月 の読んでる。ハードボイルドって何?暴力的な事?
696 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/18 19:05 ID:fTSVdhaX
カフカ
「変身」グレゴリーザムザage
697 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/18 19:10 ID:7r7y5g/4
東野圭吾「秘密」
この人の小説は長くても読んでて飽きない。
どんどん読めて楽しい。
698 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/18 19:38 ID:Dl82dqQM
「砂の狩人」大沢在昌
「暴力団組員の子供ばかりを狙った猟奇殺人事件が発生」という
新聞の広告を見て、面白そうだから買ってしまった。
暴力団、中国人、そして警察。裏社会の仕組みがわかって面白い。
今ちょうど容疑者がわかったところを読んでんだけど、
こんな奴が犯人なのか?と拍子抜け。でも今後の展開に期待。
テンポがいいんで読みやすい。
「人生で必要な知恵は すべて幼稚園の砂場で学んだ」/ロバートフルガム。
想像力は知識より強い。
神話は歴史より説得力がある。
夢は現実より心を動かす。
希望は常に経験に勝る。
笑いは悲しみを癒す唯一の薬だ。
愛は死よりも強い。
もう50回以上は確実に読み返してるエッセイ集。
何かにつまずいた時、少しだけ自分の背中を後押ししてくれました。
大好き。
>>699 なんか良さげな本ですね。
今度本屋で探して読んでみます。
ジョカトーレ/小松成美
中田本はマンセーが過ぎて恥ずかしいのが多いな。
私は山田太一の小説が好きで、
時間を置いて結構何度も読み返してるんだけど、
他に好きだという人がいない。
ドラマになるとなぜかあんまり、なんだよな(見るけど)。
ドストエフスキー「貧しき人びと」
誰かと文通してみたいなあ。
「泣ける2ちゃんねる」
買って良かった。
705 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/21 11:18 ID:RvOSyM6O
俺のスレのってた。
見てみたい気がするけど、本棚に置くの嫌だな
友達に見られたら死ぬ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
「こわれた腕輪」 ル=グウィン
最近集中して本が読めない。10分くらいで止めてしまう
>>706 友達も号泣間違いなし・゚・(ノД`)・゚・。
「泣ける2ちゃんねる」
ほとんど2chを知らない知人にも読んでもらった。
普段泣くこと皆無の彼がぽろぽろ涙こぼしてました。
「指輪物語 王の帰還(上下)」
映画は観たいような観たくないような…
710 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/21 14:28 ID:ukixOmoo
>>698俺も読んだよ
大沢在昌いいよね
佐久間公シリーズが好きだな
711 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/21 14:32 ID:ukixOmoo
>>699それイイ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
幼稚園の砂場ってのに親近感がわく(*´Д`)
谷崎潤一郎「細雪」
センスいいなーと思った。
難しいかと思ってたけど、かなり楽しんで読めた。
村上春樹「海辺のカフカ」
レポートのために読んだけど、正直なんであんなに売れたのかよくわからなかった。
>>690 読むべきだとは思うけど
今はその時期じゃないのかもね。
「IT」やっと読み終わった。長かった。映画とはけっこう違うんだね
つか映画では表現しちゃいけないよなあれは。
>671さん、
岡本太郎いいよね。私も好き。
最近読んだおもしろい本は、
中谷彰宏の”自分で考える人が成功する”。
いいこといっぱい書いてある。
何か、おお!って思う。
今日の5の2。
今から丁度昨日読んだ。
718 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/21 19:07 ID:PgomsQlq
「火車」
「功名が辻」
「タクラマカン漂流記」
永井荷風「ふらんす物語」
昔これ発禁くらったそうだが、何でだ?
デイビッド・ベニオフ「25時」新潮文庫
映画化されるらしく、表紙はエドワード・ノートン。
ノベライズならともかく、映画の一場面を表紙に使うのやめてほしいな。
どんな話題の映画であっても、公開期間が終わると安っぽく見えるし。
「金色夜叉」尾崎紅葉
昼メロっぽいね。面白かったけど。
初めて文語体の本を最後まで読んだよ。
723 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/21 23:39 ID:7RRsC+l+
赤川次郎「ひとり暮し」
激しく面白くなかった_| ̄|○
>>703 「貧しき人々」
私もあれ読んで、文通したいなーと思いましたよ。
社会の底辺にいるものの切なさ、悲哀を描いたら、
ドストエフスキーの右に出るものは居ないという
感じがしますね。今は「罪と罰」を読んでます。
725 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/21 23:55 ID:fJJhNYTZ
726 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/22 00:13 ID:8zYbDG7Q
「男どき女どき」
「父の詫び状」
「眠る盃」
727 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/22 00:50 ID:PuYZygLy
非日常研究所(だったかな?)発行の、戦場の歩き方。
真面目に戦場の歩き方を考察して紹介してくれます。すごい無意味な知識で笑える。
クリムゾンリバーは、なかなかだった。オチがいまいちかな。
リアル鬼ごっこは、飛ばし読みして、20分で読み終えた。中学生なら面白いかも。
GOは泣けた。クドカンには映画化しないで欲しかったなあ。
家族善哉 (島村洋子著)は、すごい読みやすくて、ほんのり暖かい話だった。
30過ぎの高校中退のお母さんが、娘の高校に再入学して、同じクラスになる話。可愛らしいです。
『愛妻日記』重松清
729 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/22 01:39 ID:h/Te+hUz
ナイフ 重松清
エビスくんって話がちょっと泣けました。
全体にチンポコとか、オメコとか、どうよ?って
かんじでしたが・・
私の周りの評判は微妙ですが
私は流星ワゴンなど、重松清の書く話好きです。
>>726 向田邦子か。渋いところ突いてくるね。
と思ったけど、阿修羅のごとくで人気再燃してんのかな?
漏れのお勧めは、だいこんの花。
向田さんにしてはエグさがなくて気軽に読める。
731 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/22 02:42 ID:/iWli2sy
いまさら文春かって芥川賞の2作読んだ。
「ピアス」は岡崎京子を読んでいる感じ。
批判されてる「背中」の方が面白かった。
容姿は全く抜きにして。
小野不由美の「十二国記」シリーズ。
もっと読みたい、続きを知りたいけど、読み終えてしまう
のが惜しいという本。夢中になってよんでしまった。
>>702 山田太一の「飛ぶ夢はしばらくみない」と
「異人たちとの夏」は私も好きです。
ずいぶん前に買った本だけど時々読み返してる。
何度読んでも少し怖くて悲しい。
734 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/22 14:10 ID:EkK+9A6v
安部公房「砂の女」
読んだ事ない香具師は読め。この一言に尽きる。
「木曜日のボール」近藤篤
買ってよかった。
「もの思う葦」太宰治
おもしろい。
破線のマリス
つまらなかった
737 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/22 23:02 ID:4L1nlQOf
>>730 向田邦子は昔から好き。自分が生まれるのと同じくらいに死んだんだよね。
だから不思議な縁を感じる。
でもなぜか、小説は面白いと思えないんだなぁ・・・この人のエッセイは
大好きなので、エッセイはすべて読みつくした。
738 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/22 23:12 ID:TXXT4gQ9
「グロテスク」桐野夏生
エリート女子高の陰湿さ、姉と妹の確執、果てしなく落ちていく女・・
どれをとっても女の陰湿さがにじみでてて面白かった。
ただ、個人的には救われないラストは嫌だなあ。
739 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/22 23:28 ID:VLQb6pqT
上野清「易学の研究」ゲッツ!!
PCのパーツ売り払って買いました。
「白い巨塔」
去年の3月から読み出してようやく最終巻まできた。
ドラマに抜かれないように頑張る
>>740 同じく今よんでる。5巻目まで来てマンドクセくなってきてるため飛ばし飛ばし読んでる。
ごめんね豊子タン
『図書館の神様』瀬尾まいこ
ダ・ヴィンチのプラチナ本として推薦されていて、
しかも作家が同じ歳だったから読んでみた。
でも話が抽象的で、いまいち盛り上がりもなく、
ほとんど印象に残らない展開だった。
とはいえ局部的に強く共感できる部分もあった。
母から買ってきてと頼まれた、
『半落ち』横山秀夫
途中、途中が少し泣けた。
最後が気にくわなかったけど。
>>733 あ、うれしい!
レスありがとん。
私も
「飛ぶ夢をしばらく見ない」
「異人たちとの夏」
「遠くの声を捜して」
の山田太一SF(?)三部作好きです。
山田太一の小説は、主人公の気持ちの揺れ動き方がリアルで好きです。
女に舞い上がって、そんな自分を喜んだり苦笑したり。
「岸辺のアルバム」や「沿線地図」みたいに、
シナリオ本を小説化してほしいなあ。
745 :
730:04/02/23 22:04 ID:N0+4wLzh
>>737 向田さんの小説、確かにつまんないよね。
エッセイは漏れも好き。
でも、この人の真骨頂はやっぱり脚本だと思う。
それも、シリアスなものではなく、コメディータッチのもの。
だいこんの花とか、森繁の重役読本とか。
(寺内貫太郎一家はそれほど好きじゃないけど・・・)
向田邦子の短編ダイスキだわ。エッセイよりも。
こないだTVで「(そこを)おどき!」って言ってる人がいて、
それを聞いて「…めどき…」と呟いてみたが彼氏には通じなかった。
寂しいギャグでした。
斎藤美奈子「文学的商品学」
この人の著作はみんな読んでるけど今回なんか散漫だった。
妊娠小説があれだけ面白かったのにーとちょっと残念。
>>745 私は向田邦子の小説(短編ばかりですが)好きです。
脚本家ならではの展開、独特の言い回しが好きで、
(勿論これはエッセイにも言えることですが)
何度も何度も読んだ。
私は逆に脚本を全く読んでいないので、これは
人それぞれなんでしょうね。
748 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/24 02:25 ID:omd3p3eL
ジェフリーアーチャー「ケインとアベル」
対照的で面白い。一度読んでみなさい!
749 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/24 03:40 ID:VhSVxq+g
「半身」という本を読みました
面白いです、是非どうぞ!
>>748 敵対する二人が対面するシーンがとても静かで良かった。
>>746 斎藤美奈子のって新刊?
お堅い書評家か?と思いながら「読者は踊る」読んだら面白かったな。
「趣味は読書」が一番笑えた。
752 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/24 19:34 ID:chcsVVOD
太田光「パラレルな世紀への跳躍」
飾った文章じゃないし、強烈なイデオロギーもなく、読みやすかった。
エッセイとショートショートみたいなのが半々で、バランスも良く、二時間で読み終わった。
中学生とか高校生が読んで、色々と考える契機になるんだろうなぁと思う。
小林よしのりよりも、まともで客観的論点を持ってるから拒絶もないし。
もちろん大学生とか社会人が読んでも面白いと思う。
753 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/24 19:36 ID:wZDOJD2G
>>743 すごく泣けると書いてあったんでラストを楽しみにしてたけど
それ程のもんじゃなかったな。ちょっとガッカリ。
ただ、一気に読めるね。
754 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/24 19:37 ID:wZDOJD2G
著者が国債消化大学・卒というのにも驚いた。
きののたび
>>751 そうです新刊。私も「趣味は読書」好きだな。
>>746のは「妊娠小説」ほどざっくり斬らず、かといって「読者は踊る」ほど
笑えず、そこがちょっと中途半端かなと思いました。
「あほらし屋の鐘が鳴る」って読みました?
これも笑える系書評なのでオススメしときます。
あかん、
「シャーロック・ホームズシリーズ」って全然面白くないや・・・。
今の時代には合ってないのかね。
読もう読もう思って今まで読んでなかった「半落ち」を今更読んだ
不覚にも泣いた
759 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/25 15:24 ID:rFV+Mnkk
「神々の山嶺」 夢枕 獏
危険な高山を登る人間は何が楽しくてやるのかと
常々思っていたが、この本を読んでその気持ちが理解できた。
登山に人生を懸ける登山家のストイック過ぎる生き様に感銘を覚えた。
760 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/25 15:59 ID:VOL4+ECp
夏の庭THE FRIENDS
スタンドバイミー
少年もの好きです
761 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/25 16:08 ID:tygqTCPH
私は大好きだがナー、シャーロックホームズ。
洋モノの古典文学とか好きなので「アンナ・カレーニナ」よんだ。もう何度目かだけど
あと「血液をサラサラにする生活術」とかも。好きじゃないけど梅干食べよう。
過去レスで名前が出ていたので数年ぶりに読み返した
ロバートフルガム「気がついた時には、火のついたベッドに寝ていた」
「幼稚園の砂場…」よりこっちのほうが好き。サクサク読めるのは訳者が違うせいかも。
結婚式がテーマの3遍は何度読み返しても泣ける。
今ごろ、黄泉がえり を読んでいる。
映画と全然内容が違うんだけど、設定が似てて別物のような同じ物のような・・・?
764 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/25 17:19 ID:7760huo5
ホームズのテレビは面白いけどな
本まで読もうとは思わない。
765 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/25 17:22 ID:s9BapNBn
「桜の文学史」。
卒論に桜の文化論を選んだほど桜もの大好きなので
新聞の広告を見てタイトルだけで買った。
まーそれなりだったけど、桜を論じさせたら中西進の右に出る者はいないな。
766 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/25 17:22 ID:HzHCloS2
ホームズはものすごく面白いぞ!!!
江戸川乱歩とセットで中学生のとき全部読んだ。
何で面白くないんだろ〜〜〜〜おかしいな。
しかし、ルパンは何故か読めなかった。正義の味方でなかったので生理的に受け付けなかったらしい。
768 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/25 17:32 ID:tygqTCPH
いや でもホームズってあんまり正義の味方っぽくないじゃない?
推理だって正義のためというより純粋に難問とくのが面白いからって感じだし、
あの時代にあの国で違法だったかどうかは知らないけど覚せい剤打ってるし。
(ワトソンはイヤな顔してたけど無理やりに止めなかったから違法ではなかったのかな)
そんなちょっとひねくれたところがあるからこそ面白いけどね。
アニメになった犬のホームズも好きだけどあれはキャラが違いすぎ。
ハドソン婦人なんて実はオバハンだし。
あ、これはスレと関係ないけど。
怪盗ルパンは…なんか子供じみてておもしろくなかった。
ホームズは国家の謀略とも関わりあっててスケールの大きさを感じる。
英国は偉大な国であったのだなあ。
770 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/25 17:46 ID:1boheigQ
カフカ「変身」
771 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/25 17:52 ID:qHLLsP9s
東野圭吾「どちらかが彼女を殺した」
犯人わかんねーよ!
772 :
おさかなくわえた名無しさん :04/02/25 17:55 ID:s54b6lQ/
シティハンタ 改めて呼んだら感動した
>>771 文庫の袋とじを読んでもわかんなかったらぐぐれ。
>>756 妊娠小説、読んでなくて図書館で探してみたら丁度あったので借りれました。
これがデビュー作だっけ。
あほらし屋も見た事ないので探して見ます。
「文章読本さん江」を
パラパラと見たんだけど、これは書評とは別物なのかな。
「タラチネ」南Q太
元夫の枡野浩一との蜜月時期が描かれてて興味深い。
基本的に、この人の漫画は私小説的なんだろうか。
シャーロック・ホームズ、読んだのは
やっぱり、俺も小中学生のころかな?
面白かったけど・・・大抵の人は子供の
ころ読んでる本だし、あんまり大人に
薦めるような本でも無いのかも?
>>774 !!
結局別れちゃったの?南Q太と枡野浩一。
残念だな、なんだか。
777 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/25 22:11 ID:tygqTCPH
シャーロックホームズを読んだのは自分も中学生のころだが
あれは子供向けの本ではないよ。
>775の読んだのは子供向けリライトものじゃないの?
今日読んだ本としてリタ・エメットの「いまやろうと思ってたのに…」
しみじみとぐずな習慣を直したい気持ちに。
778 :
名無しさん@HOME:04/02/25 22:18 ID:0KDHS3tJ
海月ルイ「プルミン」 一気に読んでしもうた
京極夏彦「巷説百物語」 おもろい!
>>775>>777 ホームズ読んだことある人は、大抵の場合小中学生のころに初めて読むが、
大人になってから読み始めた人ほど深くハマると聞いたことがある。
俺は高校時代に初めて読んで、結構はまった。
局地的筒井康隆祭開催中
「家族八景」「七瀬再び」「エディプスの恋人」
どれも面白かった。能力者の苦悩やら、独特の描写(読心の描写ね)が上手く書かれてたと思う。
エディプスの最後が凄まじく「救われないというか何というか」な感じだったのが残念。
「パプリカ」
DCミニ凄過ぎです先生! 筒井康隆得意のわけわかめ精神世界が生かされてた。
ストーリーも良く創られてたと思う。
宮部みゆき「理由」
冒頭、異様にコワカタヨ。
でも「んなこたどうでもいいんだよ」
という脱線が多かった。
782 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/26 08:35 ID:+3UK49J1
筒井は旅のラゴスが(・∀・)イイ!!
昨日『残像に口紅を』読んだ。やっぱり天才だ。
でも、「自分で作った縛りがなければ自分のことが語れない」
っつーのはちょっとなんか切なくなるし、薄ら寒くなる。
784 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/26 19:03 ID:FGkqHvRl
>>763俺も最近読んで思った
似てるようで似てないと思ったけど似てる
785 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/26 19:04 ID:wJqgwJ99
町田康
『くっすん大黒』『夫婦茶碗』
今更ながら面白い。
あらしのよるに全6巻
2巻の「あるはれたひに」が妙にエロい。
男と女の間に友情は成立するか?とか、ホモ?とか異宗教間友情?とか
違う感じで読んでしまって、チョット興奮。
泣きはしなかったけど、絵本も面白いものだな、と。
「ベロニカは死ぬことにした」
精神病院てのはいったいどういうトコなんだ?
788 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/26 22:18 ID:y4A9iuWg
「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」辺見ジュン著作
涙があふれてきた。
『世界の中心で愛を叫ぶ』
期待して読んだのに、もの凄くつまんなかった。ガッカリ(ノД`)
情景が浮かばないし、登場人物を想像できないし。
あんな高校生いるわけないよ。
『蹴りたい背中』を読んだ。
文章上手いし、構成もしっかりしてるし良く出来た小説だと思う。
この破綻のなさが今後どうなるか。
791 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/27 13:16 ID:AEF/THqs
『アルジャーノンに花束を』
最初はひらがなばっかで読みにくいんだが
むさぼるように読んでしまって、最後まで目が離せんかった。
長いけど。
792 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/27 13:19 ID:UhK1JRUM
泣ける2ちゃんねるで泣いた・・・
793 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/27 13:31 ID:NXfcxnXC
京極夏彦『巷説百物語』
読み始めは話がわかりにくいけど、最後に「なるほど」
と思わせるつくりでおもしろかった。
794 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/27 13:35 ID:aK9mUASh
後巷説百物語はぜひとも続けて読んで欲しい
>>793
795 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/27 13:44 ID:Uys1zPQC
太宰治「水仙」
短編ながら重かった。
静子と似た部分って誰もが持ってる気がする。
796 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/27 14:13 ID:VwA6YxT6
「ティファニーで子育てを」
面白かったけど、なんか読後がキモチ悪かった。
あと、ブランドものの名前がすごく多いから、「ああ、あれね」って
リアリティある部分(=知ってる商品とか)と、全く解らないとこの差が
大きかった。ちぐはぐな印象でした。
江國香織「流しの下の骨」
タイトルにひかれて読んでみたが、感想は「ケッ」だった。
登場人物がみんなカユイ。
筒井は夢の木坂分岐点だろ
皆川博子「総統の子ら」
これ読むとマジでナチスに同情的になる。
めちゃくちゃおもしろかった。
800 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/27 18:07 ID:RfJjgTft
「世界の中心で愛を叫ぶけもの」 ハーラン・エンリス
冒頭、ぐっとくる書き出しだったのに、途中から洋物特有の文面になり
なんとかこらえながら読みあげた。
久しぶりの洋物なので、まぁまぁ面白かった。
「スローカーブを、もう一球」 山際淳司
引っ越しの準備していたら、発見して斜め読みした。
表題作や「江夏の21球」よりも、「たった一人のオリンピック」ってやつが好きだった。
パラパラめくっていたら、高1の時の彼女との写真が挟まっていて、きゅんってしちゃった。
じゅんちゃん、大学受かったのかな?連絡したいよ。
801 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/27 18:19 ID:RfJjgTft
↑愛を叫んだけものだった。
似たようなタイトルの本が出てるから、間違えちゃった。
時間が出来たら、キングの「死のロングウォーク」を読もう。
エリスンスーン(・∀・)
803 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/27 19:27 ID:/eD9phBa
赤毛のアン(・∀・)
804 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/27 20:01 ID:bJKocIdu
『一瞬の光』
まぁまぁおもしろいと思った。
途中主人公の人格に統一性みたいのが崩れてるんじゃ?と思ったけど
モウマンターイ(・∀・)
805 :
35歳主婦 ◆baeGuFHffI :04/02/27 20:17 ID:wLyh9Kx8
遠藤周作
ポー
一週間で平均4冊は読むかな。
本を読まない奴は馬鹿になるからみなさん読書しましょう。
806 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/27 20:35 ID:Xatz+lVE
807 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/27 20:37 ID:Obd+lHUn
カニグズバーグは、やはりいいなあ。好きだなあ。
● ●
ω 英語圏児童文学研究会『英語圏の新しい児童文学』
【再読】カニグズバーグ『エリコの丘から』
【再読】 〃 『ティーパーティーの謎』
【再読】 〃 『ロールパンチームの作戦』
本を読まないやつなんていくらでもいるわけで
それがみんな馬鹿というわけでもあるまい。
まあ、そう信じるのは勝手だけど。
さて、
「行人」 夏目漱石
何となく、漱石の言いたいことが分かるような
気がする。どこかもの悲しさを覚えた。
北方謙三「水滸伝 二 替天の章」。
いいねえいいねえ好漢たちがいよいよ動き出しましたよ。
そんな中一人黙々と内に向かう王進が(・∀・)イイ!カコイイ。
先週一巻から読み始めたんだけど、朝電車の中で4巻を読んでる人を目撃、
「同志よ!」と思った。
「手紙」東野圭吾
一気に読めました。少しほろっときたけど、ラストは筒井康隆っぽい印象です。
(悪い意味ではなく)
「透明人間」浦賀和宏
作者は映画「アンブレイカブル」を意識したに違いない、とだけ。
1週で4冊って少なくない?
一日1冊ペースだなぁ。
昨日読んでたのは亜愛一郎の狼狽/泡坂妻夫
一昨日はブリューゲルの家族/曽野綾子
蛇行する川のほとり/恩田陸
今日読む予定は冥王と獣のダンス他いろいろ
今日明日は休みなので読みまくる予定。
812 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/28 02:28 ID:CHhQ2OYC
カニグズバーグを一気に再読中
● ●
ω 【再読】カニグズバーグ『800番への旅』
「ソクラテスの口説き方」土屋賢二
やっと読み終わった。
土屋賢二は一気に読むとくどいので少しずつ読む。好きだけど。
東野 圭吾の「幻夜」と「白夜行」を読んだ
二作品とも、最後が腑に落ちない
正義は勝つ!って感じじゃないから、かな。
816 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/28 11:11 ID:5QD6Co4f
カニグズバーグ再読が止まりません
● ●
ω 【再読】カニグズバーグ『13歳の沈黙』
817 :
◆ccqXAQxUxI :04/02/28 11:20 ID:Xxk4N3sS
バカの壁読んでみた。
ちょっと分かりにくかったけど、面白かったよ。
818 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/28 11:22 ID:9FNunNmU
蛇にピアス
もう読む気は起こりません。
>>818 処女作ですから大目に見てやりましょうや。
「笑犬樓よりの眺望」筒井康隆
筒井さんの本領は、SFよりもこういう毒混じりのエッセイで発揮されると思ってたり。
海辺のカフカ下 いまいち
レベル7 宮部初めて読んだけど面白かった。
822 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/28 14:17 ID:/Unm+b7A
「すべてがFになる」 森博嗣
>>600-602に激しく同意。
主役二人が一番好きになれないキャラだった。
あと、文章が読みにくくてしょうがない。
たぶん自分が文系人間なせいだろう。
そういうくくり方は間違ってるかもしれんが。
ちょびっツ
824 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/28 14:32 ID:6ANgO6gU
● ● 【再読】カニグズバーグ『なぞの娘キャロライン』
ω
「おもろ放談」
石川喬志・大伴昌司・小松左京・筒井康隆・豊田有恒・平井和正・星新一・矢野徹
以上の方々の座談会。
アホだこの人たち。特に星&小松。
>822
自分も同意。「すべてが〜」どうしても読みきれなかった。
同じ著者の「スカイクロラ」も表紙買いしたんだが無理だった。
宮沢章夫「よくわからないねじ」再読。好きだ。
「世界の中心で愛を叫ぶ」 片山恭一
友達数人に強く勧められたので読んでみた。
あまりおもしろくないし、泣けない。
とくに最後の方、ないほうがいいと思った。
期待しすぎたのかも。。。。
受験終わりのヒマな中学生の感想でした。
キング「デッドゾーン」泣けた
829 :
:04/02/28 19:32 ID:AH1g9LSY
エドワードバンカー自伝
レザボアドッグスのブルー役&アニマルファクトリーの原作者
同時期に2つの映画を見て気になって読んだ。
やたら言い訳臭い気がしてならない。
もう少し骨のある人だと思ってた。
こうなったのも誰かのせい、だけど過去の悪事は自画自賛。
表紙の若い頃の写真は説得力ある顔してて良いんだけどな。
830 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/28 20:30 ID:6ANgO6gU
● ●
ω カニグズバーグ『誇り高き王妃』
片山恭一
「満月の夜、モビィ・ディックが」
猫好きなのでサム萌え しかし肝心の内容は「・・・」でした
春樹の文章に似てないか? 登場人物やら内容もノルウェイの森とかぶった
>
>>777 同感。お子ちゃまの年齢では判りにくい設定が結構多い。
それと「バスカービル家の魔の犬」を読んだ時、
怖くて夜眠れなかった覚えがあるよ。
833 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/29 21:25 ID:xrf9DNeK
『晴れた日は図書館へいこう』/緑川聖司
久々に図書館へ本を物色しに行ったら、新刊書籍の項で見つけました。
小学校高学年向けの児童文学だと思うのですが、
件の施設が好きな人なら例え大人でも充分面白く読めるかと思います。
「図書館って、本を読むだけの場所じゃあないんだよ」
・・・と言う司書サンのセリフが自分としては印象的。
軽いミステリータッチです。いえ、別に人が死んだりはしませんがw
834 :
おさかなくわえた名無しさん:04/02/29 21:37 ID:3he0vo2U
「ことばのたくらみ」
ちょっとずつ読んだけど面白かった。
方言で恋愛関係を綴ったものとか。
原稿をタイプできないので出版社にはじめ断られたものらしい。
意味はわからないけど音楽感覚で読んでしまった。
『武家用心集』乙川優三郎
8つの時代小説から成る短編集。静かなトーンの文章にしみじみとした情感があって、マターリできる。
「しずれの音」が特に良かった。人生思い通りにはいかないけど、その中でどういう覚悟、心掛けで暮らしていくかが大切なんだと思った。
そして、家族のつながりがその支えになるんだね。
『重耳』上巻 宮城谷昌光
いいトコで終わったから続きを買ってみたい。
柔らかな頬 桐野夏生
なーんだかなぁ すっきりしない・・・
帚木蓬生 『閉鎖病棟』
淡々と読んでいたんですが、ラストで泣きました・・・。
他の著書も読んでみようかと言う気になった。
>837
『柔らかな頬』は自分もスッキリしなかった・・・。
そして『グロテスク』を読んでから、桐野夏生はもう止めました。
『天使に見捨てられた夜』の頃は好きだったんだけどなぁ。
「ツィス」 広瀬正
こういう発想もありだなぁ…、と素直に感心。1971年発行と、古い本なのに読み易かった。
元来パニック物好きなんではまった。
「猫の地球儀」 秋山瑞人
ラノベで失礼。
世界観が掴めない序盤は描写が解り辛かったが、慣れると純粋にストーリーが楽しめた。
ただ、「イリヤの空 UFOの夏」でも思ったが、この人話を落とすの下手すぎ。
なんか釈然としない終わり方が評価を下げてる。
「絹の変容」 篠田節子
ストーリーは面白い。発想もいいし、前記の通り自分はパニック物好き何でハマった。
だが、正直読んでて鳥肌が立った。大の虫嫌いの人、是非読みましょう。
確実に腕の皮膚が破けるぐらい、鳥肌の立った腕を掻き毟る事になります。
紀伊国屋の英語勧誘は、ほんとにイヤだわ。
前を通るたびに「ど〜ぞ、ごらんくださ〜い」ってイチイチ言われるのが激しくうざいわ。
なんか落ち着いて、英語の辞書とか探せないわ。
841 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/01 10:15 ID:S5hJF/+t
>>840 丸善などにもいますね…。
● ●
ω
>>833 それ面白そうですね。
近いうちに読もう。
842 :
:04/03/01 18:08 ID:YooTcWxy
脳男/首藤うりす
思ったより良かった。
乱歩賞受賞作は肌に合わないのも多かったので。
ただこの著者、外国コンプレクス強そう。
ハーバード卒だとかフランス留学だとか。話に特別関わってこないし。
そういう肩書きでのキャラクター付けは引く。
恋愛が一切絡んでこないのは好感
843 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/01 18:56 ID:gDB5mGCk
佐藤賢一 双頭の鷲 傭兵ピエール
フランス中世史というとラブレーの翻訳などの渡辺一夫大先生が空前絶後の存在と思っていたが、
こんな人が育っていたとは・・
血沸き肉踊る英仏100年戦争史です。
ちょっとしたエピソードも大半が史実に基づいて肉付けしたものなんだそうで。
そうでない、まったくの創作の部分はすこし力が落ちるのですが、、
そういう部分はそういう部分で、いろんな伝奇伝説とかのウラがあるんでしょう。
高校・中学のときにこの人がいたら・・歴史嫌いにはならなかった
「消えた少年たち 上・下」オースン・スコット・カード
敬虔なモルモン教の家族の物語。長い割に、いっこうにサスペンスに入らず、不安になる。
時代設定が中途半端に古い(80年代前半?)日常生活を淡々と描写し続け、
最初はナンダコリャ?と辛かった、が、最後の最後にものすごく泣いてしまった。
日常生活の積み重ねの描写を通して、この夫婦の考え方(抑えた中にもリアル)を
ごく近い隣人として知り、そばに寄り添う気持ちになってきていたのだろうか。
845 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/01 19:13 ID:CIce74w2
炭坑節物語
主に福岡県内の炭坑で作られた炭坑節や当時の様子についてまとめた本。
遠賀川流域に住んでいた人達の、川筋気質というものが反映された歌や
炭坑労働歌の発生から、さまざまに歌い継がれる様子などが詳しく書いてあり
そこそこ勉強になりました。
残念だったのは楽譜が少なかったことと、バレ歌という春歌の収録を
多少削っていることでした。
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟(下巻)」
読了キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
2ヵ月かかりました。
「姉飼」
表題作のみ。
まあ、「ぼっけぇきょうてぇ」に比べると小粒、かな、と。
個人的には。
848 :
35歳主婦 ◆baeGuFHffI :04/03/01 20:47 ID:nldZXSnN
カラマーゾフで2ヶ月はかかりすぎ。
2週間で読めるよ。
ハーディ「帰郷」読んでる。
なかなか終わらない。 微妙につまらない
2ヶ月と2週間。そんなのは1日何時間読むかで変わってくると思うよ。
もちろん、忙しくてなかなか本を読む時間が取れないことだってあるだろうし。
久々に式貴士。
あの判決を見て、カンタン刑を読みたくなった。
もっともっと色々な作品書いてほしかったなぁ。
今生きてたら異形には参加してたと思う。
「葉っぱ」銀色夏生
>>805 さんや
>>811 さんみたいに
あっと言う間に読んでしまうと、もったいない気がする。
私が貧乏くさいだけかもしれないけど。(笑)
詩とか読むようになってから、小説もいっきに読まなくなった。
次はどうなるんだろうってドキドキしながら
何日もかけて読むってのもいいと思うんだけど。
『プラネテス』の4巻を読んだ。
ハチマキがあんま出てこなかったのう。
>>850 式貴士なつかし過ぎ!
面白かったですよね〜。高校の頃貪るように読んでました。
自分は「Uターン病」が好きでした。
死んじゃったんですか?知らなかった。。。
川原泉「メイプル戦記」全3巻。漫画だけど。
本編も面白いが、3巻の終わりについてる短編がものすごく好きだ。
この人の漫画はいつ読んでもほのぼのしてていいなぁ。
あぼーん
>>854 私もカーラ教授の漫画好きっす。
絵は…だけど、特異な着眼点とすっとぼけたキャラが素敵。
何度読み返しても、じんわりとくるものがあるよね。
昨日読んだ本 『劫尽童女』(恩田陸)
期待して読んだのだが、んー、あまり肌に合わなかった。
それなりに面白かったっちゃ、面白かったんだけれど。
ラストが、今ひとつしっくりせず。
さっき読んだコミック 『天使ですよ』(遠藤淑子)
川原泉と同じく、癒し系漫画。んで、同じ以上に、絵が下手。
よくこれでデビュー出来たもんだって位、下手。w
が、それを補って余るほど、ストーリーや科白が良い。
面白い上に、切ない。不覚にもウルウルする。
これから読む本 『闇のなかの赤い馬』(竹本健治)
“かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリランド”
と銘打った企画の中の1冊。
にしては、ちと偏った布陣かも。
このシリーズ読破しちゃった、少年少女の将来って…w
そんな
>>854や
>>856に、出たばかりの遠藤淑子の「空のむこう」を強引に薦めよう!!
相変わらず絵が下手だが装丁は非常に綺麗だ!愛すら感じるぜ!
そして相変わらず、癒し系。
どうにもならないことに、流されたとしても、毎日をがんばろうって気になる。
この人の書く台詞は非常にシンプルだけど、ぐっとくるんだよな、これが・・・。
この人の作品はほかに「ヘヴン(2巻)」がストーリーものでとても泣ける。
コナン・ドイルの『四つの署名』を読了。
『名探偵コナン』の作者が薦めていたもので、
どんなんかと期待して読んだが・・・・・・。
思ったんだけど、
「シャーロック・ホームズシリーズ」って推理小説じゃないよね。
むしろ冒険小説だと思った。
ホームズが事件を推理する事そのものより、
犯人を如何にして捕まえてやろうかという、
その過程により重点を置かれて書かれている様に感じられた。
けどそれにしたってこの作品は、
推理小説としても冒険小説としても中途半端で、
どこに見せ場を置きたいのかが判らない。
シャーロキアンには悪いけど、俺には合わんと思った。
推理小説の定義を述べよ
川原泉、漏れも好きだけど、嫌いでもある。
フロイト1/2とか、中国の壷とか、主人公が健気な香具師だと、
「自分は恵まれてるのに、なんてわがままなんだろう」とマジで凹む。
笑うミカエルなんかも、爆笑するんだけど、気づいたら鬱入ってる。
>>858 ホームズは探偵小説。
騎士道精神およびスポーツマンシップに則った、
イギリス版時代劇だと思って読むのが入りやすいかもな。
パズラー小説とは違う。
とはいえあらゆる意味で推理小説の基本にして聖典。
862 :
861:04/03/03 06:16 ID:2A3jOAAf
>>858 逆に言えば古今東西の推理小説を読破して
昨今の推理小説の状況を鑑みたうえで
シャーロック・ホームズを批判してくれ。
川原泉にはまった中学生の頃、むぎゅむぎゅ、と食べる練習をしていた。
なんのためにかよくわからない・・・。
菊田まりこ「いつでも会える」
絵本だけど、早くに亡くした家族とかぶって、泣けてしょうがなかった。
864 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/03 16:40 ID:n7flWR3K
『東海道中膝栗毛』/十返舎一九/福田清人(編)
江戸時代の古典文学をジュニア向けに解り易く改編した滑稽本。
弥次郎兵衛と喜多八の二人が伊勢詣でをするまでの旅行記で、
船渡りが常識だった当時では、洪水時の川越えを3日も4日も待ったなど、
今では想像もつかないようなマターリした旅だったのだのだなぁ〜と、少し羨ましく思いました。
これを機に5月の連休は、江戸東京博物館にでも行って来ようかな
などと考えてます。
865 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/03 17:42 ID:gznsV9h1
● ●
ω アントニオ・タブッキ『インド夜想曲』
昨日新宿の紀伊国屋本店カウンターで書籍の問い合わせをしたら
店内在庫がないとのことで、では他の本でも、と思い
該当の書棚に行ったら、しっかり問い合わせた本が置いてあった。
忙しいのはわかるがもう少し丁寧な対応をして欲しい。
>>866 つーか、普通該当書棚がわかってるなら先に見てから聞けばいいのに。
店員も棚に無いなら在庫が無いってつもりだったんじゃないの?
>>866 紀伊国屋本店 とかって混んでるんじゃないの?
客があまりいなくて店員が暇そうにしてるんなら、
そこまでやってくれるかもしれないけど。
忙しい店なら、どのへんの書棚にあるかを訊いて自分で探して、
なかったら在庫確認してもらう くらいはしたほうがいいと思う。
それすら面倒なら、通販で買ったり、注文したりしておけばいいわけだし。
869 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/05 14:57 ID:8sCD/WYL
皆さん、明日は押井守監督の大作「イノセンス」が公開されます!是非観に行ってください!
2冊同時進行中。
荒俣宏「決戦下のユートピア」
面白いんだけど読んでるとなぜか眠くなる。
京極夏彦「姑獲鳥の夏」
あまり進まない。「どすこい(仮)」→「巷説百物語」→うぶめと読んだ私は邪道を突っ走ってますかね?
871 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/06 00:41 ID:7rkFg+YA
>>857 856だが、君の気合に押されて『空のむこう』買ってきたyo!
確かに、これは相当愛のこもった表紙だ。w
勿体無いので、最後に後回しして読む。
で、会計しようとしたら『刑務所の中(KPC版)』(花輪和一)ハケーン、一緒に購入。
既読だが、廉価になってたので再読しようかと。
若い頃、この人の漫画好きだったなぁ。護法童子とか。
弾みがついて、ブクオフにて『事象の地平』(川原泉)も\100でゲトッ。
入浴しながら、さくさく読む。
エッセイも、やっぱりカーラ節で良し。
でも、半分近くが編集者(?)の解説だったみたいなのは、戴けなかった。
あぁ、誤送信してageてしまった。スマソ。
>>870 うん、相当、邪道をつっぱしってると思うよ。w
でも、どすこい読んだ上で、京極にはまるとは天晴れな御仁だ。
このまま精進して、是非、伊右衛門&小平次まで辿りついて欲しい。
個人的には、このどちらかで直木賞にして欲しかった。
873 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/06 02:55 ID:0AfEvrFk
中原昌也/マリ&フィフィの虐殺ソングブック
874 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/06 09:57 ID:ieal+o5C
阿刀田高「怪談」
篠田節子「妖櫻忌」
リチャード・バックマン「レギュレイターズ」
面白かったけど、後味が悪い…。
「デスペレーシヨン」の方が好きだな。
「デスペレーション」だよ・・・_| ̄|○
たつみや章「ぼくの・稲荷山戦記」
別PNを知らなければもっと楽しめただろう。
878 :
:04/03/07 15:18 ID:uPYi1Nw3
「火の粉」雫井ゆうすけ
面白い。
「黒い家」などの一番怖いのは人間的なジワジワ来る感じの話。
個人的に、登場人物に当てはまる苦手人物がいるので
尚、不快感が倍増しながら読めた。
こういう犯人が身近にいたとして
自分は回避できるんだろうか、と思った。
雪穂の夫がむかつく。バカ。
幸田文「おとうと」
本でここまでボロ泣きしたのは初めて。
何より悲しいのが、これが本当に幸田文の体験したことだってこと。
もっと早くに家族が分り合えていたなら、と思うと…(つд`)
880 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/07 18:50 ID:CSJHg1/s
『バカの壁』/養老武
あと10Pで読了。
物知りな近所のご隠居サマが、世間と若者に物申す。・・みたいな印象を受けました。
けっこう読みやすいです。今度別の本も探ってこよう。
『古事記』/稗田阿礼/福田清人(編)
大昔の古典文学をジュニア向けに解り易く改編した歴史本(?)。
日本の神様ってホントに殺し合いが好きだよなぁ〜と、訳も解らず感心してしまいました。
未読の中篇後編が楽しみ。楽しみ。
若きウェルテルの悩み
882 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/07 19:28 ID:Az8lYb+P
ジョンアービング『ホテルニューハンプシャー』
やっぱりおもしろい。
このヒトの本の面白さって、未読のヒトには分からないだろーなー。
筋書きだけ言うとえぐいし。
883 :
35歳主婦 ◆baeGuFHffI :04/03/07 19:31 ID:K839Dj5e
サリンジャー→ポール・オースター→アービング
これが最悪の流れです。
村上春樹『村上朝日堂』『ランゲルハンス島の午後』
安西水丸と組んだコラム集はどれもオモロイ
実は小説の方はひとつも読んだことがないんだけど
何回も読み直すコラムは村上春樹と星新一くらいだのう
1さんのカラフルも元彼がちょうど去年の今ごろいきなりくれた
フェリーの中で全部読んだ。ふられちゃったけど今も持ってる
プラプラがイイよね。主人公はいけ好かないやつだけど
>>882 『サイダーハウス・ルール』も面白いよな。
映画はかなり端折ってあるのが分かる。
私もジョン・アーヴィング好き。ガープの世界でハマって、英語勉強して原書でも
読んだ(原書のほうは、雰囲気つかんだ程度の理解ですが・・w)
また読みたくなっちったよ。
今は「白夜行」、東野圭吾です。
サイダーハウス・ルール、映画みてちょうど原作も読もうかと迷ってたとこなんだよ
評判いいみたいだから読んだみようかな
888 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/07 22:38 ID:nS237Cdt
「博士の愛した数式」読みました。よかったですよ。
ただ、博士と義姉の関係がどうも・・・。義姉ではない設定にしてほしかったなぁ。
結婚の条件(小倉千加子)
結婚で成功してる、といえるのは働かなくても好きなことができたり
消費できる女性だ。と書いてあった気がする
上野千鶴子との共著とダブってる部分が多くて読みやすかった
他には無痛文明論
890 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/08 00:21 ID:dZznUhaj
>>843 佐藤賢一 双頭の鷲 傭兵ピエール ですが、
どっちを先に読むのですか?
図書館で双頭のほうだけあって、ピエールが先か?とおもって
迷って借りなかったんですけども。
891 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/08 14:03 ID:gQ5ni/N6
>>890 鷲 の登場人物=ベルトラン・デュ・ゲクラン大元帥 シャルル5世etc
ピエール =ジャンヌダルク 架空の傭兵隊長ピエール ランスで戴冠を果した王太子シャルル7世etc
ホントはジャンヌダルクはナポレオンが自分が皇帝になった時に政治的意図で
世に流行らせたモノでそれまではさほど歴史上の有名人ではなかったとか、、
それよりは英仏100年戦争では前半戦の大立者デュ・ゲクランの方がずっと
重要な存在だったとか云々
「死体は語る」の著者:上野正彦の最新作「監察医は見た 男と女の悲しい死体」
文章ヘタすぎ!重複してる文章多すぎ!その解説はさっき見たっちゅうねん!
書き直せば半分ぐらいの厚さになるだろうな…(´・ω・`)
1300円したのに…ちゃんと立ち読みしてから買えばよかった・゜・(ノД`)・゜・
>>893 私もブクオフで「死体は語る」買って今読んでる。
確かに文章ヘタよね。
知らない世界だから興味深い内容なんだけど、
上野さんの人生観みたいなのと相性が悪いのか「浅い事いうなよ」などと思ってしまう・・・。
現代ピストル図鑑最新版
似たような銃ばっかりで(´・ω・`)
「異常快楽殺人」/平山夢明
犯罪心理学モノって大体がノンフィクションだから大好き〜(*´∀`*)
この本に載ってる「ロシア史上最悪の殺人者:アンドレイ・チカチロ」を追った
「子供達は森に消えた」ロバート・カレン著もかなり(・∀・)イイ!
>>894 「死体は語る」も持ってるけど「男と女の〜」と共に売ります(´・ω・`)
職場の人に借りたサスペンス小説『黒い家』
一気に読めた
久々のヒットだったー
>895 愛が足りないんだ。
899 :
:04/03/08 22:55 ID:R0fGDuC5
>>897 昔読んだけど
一人で深夜読むのは控えたほど恐ろしかった。
もうあいつが恐ろしくて恐ろしくて。
忘れたけど、誰かが書いた絵を分析した精神科医の言葉に震えた。
「黒い家」読んでしばらく、エレベーターが怖くて怖くてしかたなかったっす
901 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/09 11:36 ID:CZ1Xu4zx
小松左京「SFへの遺言」
「椿姫」デュマ・フィス
「三人寄れば虫の知恵」養老猛他
今読んでいるのは岩波文庫のファーブル昆虫記
毎年この時期になると何故か読み返したくなる。
>827
正しい感性である気がします。
瀬川ことび「お葬式」
この人の本はホラーって分類になってるけど怖さよりむしろ作品全体の
ほのぼの感がいい!!怖さを求める人には向いてないかも・・・
905 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/09 19:30 ID:C65h0gGp
>>897>>899 ● ● 早速
ω 『黒い家』買ってきた。
冒頭部分だけ読んだ。続き読もうっと。
>>897 まんま、林真須美なんだよね。
「小説の方が先なんて」とびっくりした。
黒い家、先に映画見ちゃった・・・。
でも小説も読んでみたいな、映画見ちゃってても楽しめるかしら。
ちなみに映画は「ザ・しのぶ」というタイトルでもいい感じでした。
908 :
905:04/03/10 01:37 ID:5WAgbmcg
● ◎
ω 『黒い家』読了。 ふー。
909 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/10 01:52 ID:5WAgbmcg
Θ Θ
ω 皆さんのスレを読み心の準備ができていたせいか、
あまり怖がらずにすんだ。
ただ、もし自分がああいう“邪悪な人”に出会ってしまったら…と思うと
ただただ恐ろしい。
気を紛らわす為に、
タブッキ『インド夜想曲』の続きでも読みながら寝ようっと。
幸福な王子
随分久し振りに読んだ、
前、読んだ時は若すぎた
今、読むには遅すぎた。
タイミングが合わないなあ
最近読み終わったのは「仮面の告白」三島由紀夫。
その流れで「禁色」読んでる最中です。
禁色はやたらと文章が小難しいうえ、分厚いし言ってること理解するのに結構時間かかる。
仮面の告白は読みやすい。
912 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/10 02:14 ID:JYH+aoEl
>>907 個人的には
小説>>>>>映画>>漫画
でした。
多分楽しめるよ。
普通、悪女っていうか悪いことする女って美人で
必ずトラウマがあるっていうのが小説のお約束でしょ。
でも「黒い家」ってそういう部分を一切
はしょってるのが凄いと思った。
全く理由の見えない狂気があるんだと感じた。
その点が映画は弱いかも。大竹しのぶと西村雅彦じゃ
あのドス黒い感じは出せないよ。あと、
「あたしだって親に...」とかいうセリフがあったのも
興醒め。
というわけで私も
小説>>>>映画
さっき、ブクオフにて神林長平の『言壷』を購入。
この数年、神林作品から離れていたので“久しぶり〜♪”と、
ウキウキしながら袋から出していたら…
目の前の本棚に、同じ本ハケーン。
ブクオフで重複買いしてまったのって、これで5冊目だ。_| ̄|○
えらいこと遅レスだけど
>>618の言ってるのは
「徘徊老人ドン・キホーテ」。許しの場面がスケールの大きさを出せてて良い作品ね。
しりあがり寿では他に「真夜中の弥次さん喜多さん」「弥次喜多in Deep」が
凄い。頭の中が真空になりそう。
(楳図かずおの「わたしは真悟」「14歳」の読後感にも似ている)
短編では「他所へ…」。ロボットの彼女と一心同体になる彼。しかし2人一緒に
意識を持つ事が出来ない。片方が起きてると片方は寝ている状態。
たまらなく切ない。(短編集「夜明ケ」所収)。
再読した映画周辺考察本、「ハリウッド・ロリータ」。
映画創世記のメアリー・ピックフォードからジョディ・フォスターまで
子役出身の女優、突然スターダムに上り詰めた女優の厳しい運命と試練。
破滅させられた人と生き残った人の違いがクッキリ。
映画におけるロリータ的要素の扱い、観客や監督のハンバート的視線の考察が面白い。
宮本輝『螢川』
宮本輝の世界がすごく好きな事に気が付いた。
地味な話だけど、すごく引き込まれた。
917 :
:04/03/10 19:41 ID:UoGkyp+e
>>915 やじさんきたさん面白いんだ。
ホモの話だっけ。読んでみよう。
同じくしりあがり寿の髭生えた女の人の話も気になる。
「XY男とは何か」
読みやすく面白い。
同性愛も取り上げてるけど、その中でも同性愛嫌悪に関しての
考察が面白い。
海外のゲイ関連の本にはよく三島の名前があがるな。
918 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/10 19:49 ID:40ojpKrZ
野沢尚「恋人よ」
こんなの絶対ありえない!と思いつつも,最後は切なくなった。
実際はセックスなしの恋愛関係は成り立たないだろうと思いますが。
ヒゲのOLは今月号で完結してたな
ジョゼ・サラマーゴ「白の闇」
原因不明の伝染病ですべての人間が失明した世界。
その中で、ただ一人失明せず、すべてを見なければならなかった女性。
すべてを受け止め涙を流しながら、見たものを語らず、皆を世話し、統率し・・・
淡々とした筆致にも関わらず、破綻した世界を想像させ、ぐいぐいのめり込ませる。
怖い、美しい、嫌悪、穏やかさ、いろいろなものを「見た」気分になる。
この人の本が他にも読みたくなって、「あらゆる名前」を借りてきたが、
こちらは冒頭で留まったまま、なかなか読書が進まない。
>>871 遅レススミマセン、857ですが!空のむこう、買ったのですね
おぉー、ウレシ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━イぞ!!!!!
今週の(金)にも遠藤淑子の文庫が出るらしい。買うかどうか、とりあえずチェックしてみようとオモウ
『こころ』夏目漱石
教科書に載っていた部分しか読んでいなかったので、改めてちゃんと読んでみた。
主題からは外れるが、以下の一文が印象に残った。「もう取り返しが付かないという黒い光が、私の未来を貫ぬいて、一瞬間に私の前に横わる全生涯を物凄く照らしました。」
運命が変転した瞬間。そのために一生暗い影を背負うことを予感した瞬間。その刹那の「先生」の眩暈と恐怖が強く感じられて、自分自身眩暈を感じるようだった。
922 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/10 21:00 ID:1CYjHs/I
>920さんのレスを読んで、「白の闇」が面白そうなので図書館で予約しました。
読んでみたいと思わせる文章を書けるのも一種の才能ですね。
感銘を受けた本はたくさんあるけど、
上手く言葉に出来なくて、ここになかなか書き込めずにいます。
923 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/10 22:42 ID:gxs1K30J
「僕が欲しいのパパとママと釣りざおだった」著者忘れたがアメリカの、被虐待児
を里親としてひきとった夫婦の体験談。
2ちゃんでもよく「虐待するならうちがひきとってあげたい」みたいな意見を目に
するけど、現実は想像を絶するなと思った。
エピローグのあとの翻訳者による著者一家の近況、つーか里子のその後がせつない。
天野芳太郎「わが囚われの記 第二次大戦と中南米移民」
思ったより渋い本だった。
表紙に、ペルーにある博物館のスタンプが押してあるけど、
これは元の持ち主が押してきた?
酒井順子「少子」講談社文庫
少子化をぶいぶい担っている世代の独身女性が、実際なんで子どもを
ほしいと思わないのかを懇切丁寧にかつ面白く。
安室のデキ婚などで「これで少子化に歯止めが…」とか言ってるのを
アホじゃねーかと思って見ていた人が読むと共感できると思う。
文庫だから、最初に出てから何年か経ってるけどそのへんはまったく
気にならないどころか言ってるとおりの流れになってるなあと思った。
私は29歳独身♀ですからピンポイントでジャストな読者だ。
926 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/10 23:35 ID:BH3+c8gQ
| | | .i____l| .| ..||;;;;;;;;....
| | |/_____| .| . .||;;;;;;;;....
| |.  ̄ r―- 、 .i .||;;;;;;;;.
| | LI⌒l l | .∧_ ∧ ||:::::::...
| |・・・ .._,,-‐ ;ii; ‐ l l=-┐| 〈 ; :::::::::) ||
| .! [∧二∧ ̄ _!_ -| .! `7 ..:::::::〈 ||...........
| .| (;*´_ゝ`) .i ロ | .| / :::::::::ヽ ||::::::::..
| /⌒ヽ ( 、 \ |.レ.i i | i .:::::::::h ||;;;;;;;;
| .フ ̄ヽ/! ┌───┐ヽ.! | | ! .| ...::::::::::li ||;;;;;;;;
|.( 〇 )l i,,-| FMV .i´ ) | | | .| :::::::::i..|||;;;;;;;;
|.`''ー''´ レ ( .L_._____|ー''<´ ! / Λ ::::::::||||;;;;;;;;;
| l フ 流 丿ノ! .| / /ノ :::::::::| .!ヽ|;;;;;;;;;
| |./ ./石 !/ノ .| / .// ::::::::! .Iノ|;;;;;;;;;;;
| !/ /'''''''| |/| .i [_〉 ノ ::::ノ ||;;;;;;;;;
| l 〈i ̄ ̄| / I,,,,...,,..| / / .i :::::::|..||;;;;;;;;;;
| .| | 〉 ̄ .| ! / | / / ! :::::i ||;;;;;;;;;;;
| i | ー-- i |.ノ | l .i | :::|||;;;;;;;;;,,,
| /_ノ .)) .j _.| 〉 | | ..l | :::::!.||;;;;;;;;;,,,
|..// ヽ/ / ̄ .冫 | | | .i ::::::l.||;;;;;;;;,,,,
| (_,,/ (_,,,ノ | i ! | :::::!.||;;;;;;;;,,,,,,
└ー‐―――― ―――――― '''ー ! l _ l :::::| ||;;;;;;;;;;;;;,,
.ノ .〈 ''ーi ::::!..||::::::::::::::::::
::::::::::...:::::::: ................... 〔__.ノ 〈__)'' ̄''''''''''''''''''
ジェフリー・アーチャー「100万ドルを取り返せ」
読み終わった後に残る物はないのだけど、娯楽小説としては最高。
「ケインとアベル」も面白かった。
キング「ファイアスターター」
930 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/11 17:35 ID:EYs9VlbQ
ジョン・グリシャムの「裏稼業」。
間違いなく面白い。一晩で一気読み。
931 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/11 18:23 ID:JF/OFcLI
司馬遼太郎「坂の上の雲」
前から読もう読もうと思っていて、ようやく読んだ。
「皇国の興廃この一戦にあり」「勝って兜の緒を締めよ」
932 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/11 18:34 ID:xoRzECEN
京野真里菜 アナル拷問。最高です。
933 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/11 18:35 ID:9maU8MfS
最近、本読んでないな〜・・・・・
江國香織の「すいかの匂い」を読んだ。
瀬名秀明「明日のロボット」
近未来のロボットと人間の生活を描いた作品。
でも全然ファンタジーでもSFでもなくて、文学になっていたと思う。
この人の小説にしてはサクサク読めるし
パライブ、ブレバレの理科ホラーなイメージを払拭する出来でした。
題材とか雰囲気は好きだったけど文献詰め込み的な作りについていけず
「六月の博物館」でもう見切りつけてただけに嬉しかった。
ただ合間に挟まれるアトムを巡る冒険はイラン気が。
936 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/11 18:58 ID:Y4JWSuLM
ジェマイマ・J
(あらすじ書いちゃってもいいのかな?)
太った女性が主役。
チャットで親しくなった男性に三ヶ月後に会うことになってしまったんだけど
自分の写真を「痩せたらこうなるバージョン」でコンピュータで
修正するとすごい美人になってるという・・・。
三ヶ月後に向けて大ダイエット。
本命のハンサムとのドラマ?も面白いです。
楽しい話なのでお薦めです。読んでみてください。
937 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/11 19:15 ID:LoK75ffv
「悪童日記」が挙がっていないようで、驚いた。
成人してから読んだ本で、唯一むさぼるように一気に読めた本です。
こんな風に読めたのは小学生のとき以来。ご一読をお勧めします。
アゴタ・クリストフ著、早川書房刊
>>937 流行ったの数年前だから挙がってないだけで、結構読まれてると思うよ。
俺も読んだ。面白かったけど、俺は続編の「ふたりの証拠」の方が好き。
>>937 私も一気に読んじゃいました。10代ですが面白いです。
「人間失格」太宰治
太宰治の作品は難しいんじゃないかと敬遠していたけど、すらりと読めて良かった。
今度から昔の名作をどんどん読もうと思う。
940 :
35歳主婦 ◆baeGuFHffI :04/03/11 20:54 ID:ktWBQx+S
>>937 「悪童日記」は続編書かなきゃ良かったのに・・・
941 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/11 20:59 ID:9xiMZvtF
負け犬の遠吠え......
942 :
716:04/03/11 22:53 ID:7QKanc7+
>722さん、おもしろいスレおしえてくれてありがとう。
中谷さんってなんかうけるね(笑)。ステキだし。
さて、今読んでる本は、
「愛を笑いとばす女たち」 坂東真砂子
です。けっこうおもしろい。
タヒチの女性の性質がのってたりしてる。
三浦俊彦「密林レース」
本の山のどこかに「M色のS景」があるはずなのだが、見当たらない。
しょうがないので近くにあった「密林」をまた読み返す。
テンポよくて好きなんだよなぁ。
しばらく鬼平読んでないから週末読み返してみるつもり。
『吉備真備・陰陽変』学研M文庫
想像してたのと違い、結構漫画ライクな内容だったけど、
なかなか面白い文章描写が多く、どマイナーな作者&作品ながら
値段以上に楽しめた。
>>943 おぉ、自分も三浦俊彦は割と好きだ。
が、『密林レース』は思い出せぬ。
『色のS景』は、すぐ手の届く所にあるんだけどなぁ。
処でこの人、昔、深夜番組(トゥナイトだったかも)に妙な健康薬マニアとして
出演してた事ありませんでした?
その時は、作家だって事は伏せてたみたいだけど。
『この部屋に友だちはいますか?』そのまんまな薬漬けで、ワロタ。
…ここまで書いて、久々に読み返してみる気になったのに、見つからぬ。
如何して、読みたい本に限って、絶対に出てこないのであろう。ウーヌ
ロレンゾ・カルカテラの「ギャングスター」
本屋でぶらついてると、ふと帯の文句が目に入った。
「誰も愛さない。それが掟だ」
やばい。かっこいい。ちょっと立ち読みしてみた。
で、本編に入る前に詩が載ってるよね。洋書なんかだと多いと思うけど。
それがこれ↓
「三人でも秘密は守れるかもしれない。
残り二人が死ねば」
上下巻まとめ買いしました。
『ギャング』とは何なのか。裏世界で生き抜き、のし上るには何が必要か。
常に背中に気をつけるような、そんな厳しい社会の中で、育てられた二人の子供達。
彼らは何を選択し、何を切り捨て、その先に何を見たのか。
愛を取るのか、銃を取るのか。
ハードボイルド好きの人は必見です。
寝不足になっても俺のせいじゃありません。
銀河鉄道999、最近読み出したのだけど
これって余り順番に拘らないで見ても平気?
1巻を買ったんだけど、最寄の本屋では4巻以降しかなくて。
宇宙で戦いを繰り広げてる漫画と思ってたけど違った。
説教臭さは気になるけど、よくこういう発想が思いつくな、と感心。
948 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/13 10:18 ID:aBhznDN2
『覘き小平次』/京極夏彦
読了。
湿度の高い怪談話が、読んでてとても心地良いです。
堕ちて行くことの快感を ゾロリゾロリと教えてくれます。
ずっとずっと何時までも
妾はお前が
大ッ嫌いだ。
ウラメシヤぁ。。。
949 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/13 11:08 ID:2X+GmOZf
図書館で見つけた
「さようならということ」
LES ADIEUX
ダン・フランク
人生はさよならだと生きることを絶望している画家が
つまらない毎日をイキイキと生きているカワイイ売り子を好きになるのだけど…。
幻想的で混沌としててちょっと難し美しかった
でも最後が悲しすぎ
週間少年ジャンプ
いくつもの漫画が入っていて1つ1つが面白く、ロマン溢れる。
中にはうけねらいの、いわゆるギャグ漫画もあって退屈は絶対にしない。
あの厚さで220円だった。毎週買ってみようか、そう思えた。
「天使の囀り」貴志祐介。字が違ってたらスマソ。
面白かった〜。貴志氏のは「黒い家」と「クリムゾンの迷宮」を読んでいたけど、
それらとはまた違った趣だった。上記2作はホラー感が強いけど「天使」はそこまででもない。
952 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/13 19:29 ID:iJj3h1nD
『リプレイ』ケン・グリムウッド
ジェフは43歳で死んだ。しかし、気がつくと彼は18歳に戻っていた。記憶を持ったまま。
彼は人生を「リプレイ」することになる。何度も。
「人生をやり直せたら・・・」というのは、人間がよく夢見ることであり、面白いテーマだ。
そのチャンスを手に入れた主人公は幸せになれるのか?そして、彼はこの時間の環から逃れることができるのか?
わくわくして読めた。面白かった。
953 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/13 19:32 ID:SZD+kM4n
石原慎太郎「太陽の季節」
正直、全然おもしろくなかったです。
この本が出た当初って本当に社会問題化したんですか?
なんか凄い「事件」になったそうで・・・。
凄く期待して読んだのに全然つまんなかった。凄くありきたりって感じ。
この本が発売された当時、世相はどんな感じでしたか?
ご存知の方いらっしゃいましたら教えれ。
>>947 大丈夫。基本的に一話完結方式だから。
最近の新連載はともかく、80年代にいったん終わった連載分の面白さは保障する。
(元の連載の単行本+新連載の単行本は数字がまんま繋がってるので注意)
さしあたって4巻から最終巻まで読んじゃってもまあ、差し支えない。
貴志祐介「青の炎」。
主人公の性格になじめなかったけど、一気に読めました。
あんな自信満々で嫌味な高校生いるんだろうか。
その性格のせいで犯行の動機にも同情しきれなかった。
それこそが若さ故なのかなあ。
トラックの運転手がかわいそうだと思った>青の炎
>>957 禿禿禿堂。
話自体は面白かったんだけどね。
ビデオレンタルしようかどうか迷ってる。
(二宮だし、あややだし)
「負け犬の遠吠え」酒井順子
色んなところで話題になっているので読んでみた。
(負け犬=独身・小梨の30過ぎた女)
結構鋭い分析でおもしろかった。
花村萬月ってどんな作家ですか?
禿げのオッサン
>>954 サンクス
少年画報謝から出てる文庫版読んでます。
他の著者作品も読んでみようかな。ハーロックとか。
蝶々サンの銀座小悪魔日記
初めてAmazon利用したんだけど頼んだ次の日にすぐ
届いて便利だなぁって思った。話自体はおもしろいって聞いてた
けど別に普通だった・・・
>956
同意。
貴志祐介はプロットは上手いけど、文章が下手。
特に女の子が「いねーだろ、こんな奴」って
感じ。イマドキの高校生じゃねえ。
読み終わった後「何だ、人殺したかっただけ?」と
思ってしまう、犯行の動機もイマイチ弱いし。
一昨年一番腹が立った小説。
そんな俺は今ごろ、小野不由実「十二国記」を
読んでます。
>958
試写会で青の炎見たことあるけど、結構良かったよ。
あややは不思議ちゃんって感じだったからそんなに演技に違和感なかったし。
>>962 960じゃないけど、勘違いしたハードボイルド。
適当にセックスと暴力入れて「あの頃は青々しかったぜ…」とか主人公に言わせて
狂気とか宗教とか交えてみたり、なんかSFチックにしてみたり、
自分の愛車に名前つけて「こいつはじゃじゃ馬だからな」とかそんなセリフがあったり
とにかくセンスが果てしなく痛い作家。
あと書く女書く女、全てが異常なほど魅力ない。
花村萬月は『笑う山崎』だけ読んだけど
あんまりハマらんかったな。
もしかして全部893関係のお話し?
13階段/高野和明
死刑ってこうして執行されてるのか、と知れた。
その任務を背負う人間の苦悩も。
殺されても仕方ない的な展開やメロドラマ風な状況など気になる所もあったけど
一気に読めて面白かった。
花村は「イグナシオ」読んだけど、イグナシオのキャラが劇画チック。
14歳で超絶美少年で超強くてセクシーで尼さん襲って尼さんメロメロな話だった。
吉本ばなな「アムリタ(上・下)」
独特の世界観で面白かった。一気に読めた。
小林多喜二「蟹工船」
盛り上がってまいりました・・・(・∀・)クルヨクルヨー・・・ズガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン
みたいな、けっこう笑える。
>>964 知ってると思うけど、一応アドバイス。
「風の海 迷宮の岸」「黄昏の岸 暁の空」の間には、「魔性の子」という話が入る。
「魔性の子」は正確には十二国記シリーズには入ってないが、話としては「黄昏の岸 暁の空」の裏話(というか別視点)になってる。
それも一読の価値ありなんで勧めとく。
ちなみに俺は、魔性の子読了→約二年後、関連性を知らずに十二国記に手をつける→ズガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ンって感じだった…OTL…何か損した気分
定金伸治「ジハード 6」
ラスト近辺の展開はまぁ予想通りっちゃ予想通りなんだけど
そこに至るまでに散々焦らしに焦らされました。
それだけに最後のキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!感が強かった。
おもろかったー、終わるのが惜しい。
>971
サンクス。「月の影、影の海」の上下を読み終えたとこ。
次は「風の海」かな。
本を読んでいる間はこの世界に入りきってしまって
なかなか現実に戻ってこれなかった。
「誰がために鐘は鳴る」 ヘミングウェイ
ラストの橋爆破作戦のところはドキドキしたが
そこに至るまでがやたらに長い。後、「兎さん」は
ないだろうと思った。原文がlabbitなのかな。
そろそろ次スレをたてる時期だが、
スレ名は「お前ら〜」ではなく「おまいら〜」にした方が
良いような気がしている今日このごろ。
975 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/20 19:46 ID:bcGtJCO3
「照柿」高村薫
「ゴサインタン〜神の座」篠田節子
「マルドゥック・スクランブル〜圧縮」沖方丁
976 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/20 20:12 ID:y+rcNMXp
藤沢周平「蝉しぐれ」
はかない武士の世界の盛栄と凋落、厳しさに感動。
977 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/20 20:16 ID:TbFcajvv
藤沢周平「よろずや平四郎活人剣」普通に読みやすい。
文藝春秋編「向田邦子ふたたび」向田邦子美人。
阿部謹也「ハーメルンンの笛吹き男」ドイツ民俗学入門、っつーことで。
「看守眼」: 横山秀夫
刑務所、脱走、脱獄、逃亡モノが好きで、この手の本は好きなんだけど・・。
文章、内容がイマイチ。
「京伝怪異帖<上>」高橋克彦
下巻はどうするかな…もうお腹いっぱいという感じ
980 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/20 20:45 ID:7PJvQw5I
ジハードって一般で出てるのな。
ジャンプの小説(赤い本)でずっとやってたけど、
どこか違うの?
『モンテ・クリスト伯』アレクサンドル・デュマ(岩波)
全6巻もあるが面白すぎて一気に読めた。古めかしい翻訳なんだけど、むしろ妙なリズムがあって心地よいんだよね。
2巻のファラオン号入港の場面は泣ける。
西原理恵子「毎日かあさん」
ゲラゲラ笑った次のページでホロリと泣かせる。
やっぱこういうの描かせたらこの人の右に出る人はいないと思った。
>981
児童版でしか読んでないんだけど、
去年映画(ハリウッド製だけど)を見て
すごく読みたい!と思ってたんだよ。
「岩窟王」ってタイトルだったな。
子どもの頃読んだのって、ルパンにしろ、ホームズにしろ、
大人になって読むと随分違う。
984 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/20 23:00 ID:9166yXah
「続・涼しい脳味噌」/養老猛司
前作「涼しい脳味噌」読了。続編を手掛けて約3/4まで読む。
最近ベストセラーになった「バカの壁」と比べてみると、こちらのほうがはるかに読み易い。
時代は感じるけどね。なんせ9年前に刊行されたエッセイだし。
>>981 >>983 講談社、新庄嘉章の翻訳は名訳だと思います。とても読みやすくておすすめ。全5巻です。
おっしゃるとおり、岩波は日本語が古くてちょっと読みづらいですね。
ところが講談社のは出版時期は古いのですが、読みやすいのです。翻訳センスかな。
ただ、講談社のものは現在絶版のため、図書館か古本屋にしかないと思います。
モンテ・クリスト伯が大好きで何度も読んでいて、思わずレスしました。
名作というか文学と捕らえていて敬遠している人も多いかもしれませんが
読み始めたら止まらない連続徹夜必至の物語です。
986 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/21 00:49 ID:igCwRsZ+
● ● 奥田英郎『イン・ザ・プール』
ω
かなり面白かった! この本に出会えて良かった。
気が滅入っている人にもお勧めしたい。
このヘンテコ伊良部医師シリーズで続編はないのかなあ…
>>983 映画のほうは見てないです。あの壮大な復讐劇を2時間の枠でどう編集したんだろう。
児童書のルパン、ホームズは私も好きでしたが、あれは今でも学校図書室の定番なんでしょうかね。
夜光怪獣とかピラミッドの謎(児童書オリジナル?)とか、繰り返し読んだなぁ。
>>985 ホント読み始めたら止まらなくなりますね。しばらくはテレビもつけず寝不足な毎日でした。
難解なところは全くない純然たる物語なので、敬遠せずにいろんな人に読んでほしいものです。
そのうち講談社のものも探してみよう。
988 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/21 13:17 ID:YX/mx1ET
すぐ前にも出たけど、司馬遼太郎、坂の上の雲。
「坂の上の雲」って言う言葉の意味が解んなかったけど、8巻を読み終えた所でようやく解った。
989 :
35歳主婦 ◆baeGuFHffI :04/03/21 14:17 ID:nqTacX0Y
ジュンパ・ラヒリ「停電の夜に」
なんか賞取ったらしいけど全然面白くない。
やっぱり現代作家はクズばっかり
>>986 同じ著者の「最悪」かなり面白かった。
読んでるとストレスたまりまくりだけど
それがどんどん開放されていく感じがたまらない。
とにかく川崎のおっさんガンバレ!と。
イン・ザ・プール気になってたんで読んでみるかな。
991 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/21 21:19 ID:ThU7m7fo
>>987 その作家のアレクサンドル・デュマのおやじのトマ・アレクサンドル・デュマの話を
佐藤賢一が書いてる。(「黒い悪魔」)
没落名門貴族が植民地で奴隷に生ませた混血の子を気まぐれにパリに呼んで教育し、
成人したところで鬱陶しくなって追い出して軍隊入り、
フランス革命のどさくさでロベスピエールに気に入られて破格の出世をし、
革命フランスのため・またナポレオンの下でも大活躍、
しかし最後はうとまれて未亡人母子やっとこさ年金を貰ってつつましく暮らした・・・
その子がああなるんだからえらいなぁ>作家のデュマ
ナポレオンの描写もとても面白い。
さそうあきら 「神童」全3巻
以前読んだのだが、本を無くし、文庫本で出ていたので改めて買った。
やはりさそう作品は面白い!この独特の世界。
知ってる人ナカナカ居ないのが残念。
ツレに勧められて「王妃の離婚」を読んでみたが挫折した。
「傭兵ピエール」でもそうだったが、佐藤賢一は肌に合わないようだ。
フィリップ・K・ディック 『流れよわが涙、と警官は言った』 ハヤカワ文庫
ある朝目が覚めたら、自分の存在が世界から忘れさられていた男の話。
忘れられるものと、忘れられることなく未来へと伝わるものの対比を
物語のキャラクターにからめてまとめたエピローグが印象深い。
あと、タイトルのインパクト強すぎ。
995 :
986:04/03/21 22:43 ID:KL+nR/WK
>>990 今日、『最悪』買ってきました!
● ● 『イン・ザ・プール』、是非読んで下さい(押し付け…)
ω
996 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/21 23:10 ID:ThU7m7fo
>>993 その前に、
欧州中世史に挫折(@高校世界史とか渡辺一夫レベルで^^;汗)してから
読むと俄然面白いの鴨w > 佐藤賢一
知識的にはホンモノだし、次に似たような守備範囲の本を読む時にも登場人物や
その他逸話やら重なってきてすげ役に立つヨン♪
997 :
おさかなくわえた名無しさん:04/03/21 23:23 ID:mhVyo1RG
「燃えつきるまで」 結川恵
単なる失恋の物語だろ、ふんっ。
時間潰しに読んでやるよ…的な感覚で読み始めたが!!
切なく、悲しく、腹が立ち、泣きじゃくってしまった。
しかし、終り方が納得いかない。
安部公房「第四間氷期」
好きなコに勧められて読み始めたんだけどどうにも進まない。
コレ面白いのか?
もひとつついでに、1000ゲト。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。