1 :
1:
プリズンホテル全巻完読しました。
久しぶりに本を読んで、なんか清々しい気分になりました。
みなさんの最近読んだ本は何ですか?
2 :
名無し:02/08/27 14:19 ID:miOi7V/f
>>1 ねぇねぇ、今ヒマ?
よかったらお茶しない?
今「レ・ミゼラブル」を半分読み終えた。
長ぇ!!通勤時間がこれで取られてしまう。
4 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/27 14:20 ID:nGETd3ke
・日本の名随筆 猫
・トラちゃん 群ようこ
・リミット 野沢 尚
・固いおとうふ 中島らも
まとまりないですね。長編はご無沙汰気味です。
>>4 いえ、まとまりあります。わたしと同じ猫オタですね?
らもも猫好きだし
6 :
名無し:02/08/27 14:22 ID:miOi7V/f
>>1 ちなみにぼくは
「ほの暗い水の底から」がおもしろかったなぁ。
きみは怖い系は好きなの?
7 :
1:02/08/27 14:23 ID:Kz074aG2
実は今仕事中で、ちょっとした中休み?なんですが
このごろ浅田次郎に嵌ってしまって。
いや、小説ってこんなに面白いものなんでねぇ。
8 :
>6:02/08/27 14:27 ID:Kz074aG2
かえって怖い系は、そんなに面白く感じません。
それ系だったら、ノンフィクションで読みますね。
例えば『墜落遺体』なんかはかなり恐ろしいですよ。
『焼け焦げた遺体を最初はサルと思った。
後で検死したところ胎児だった・・・』
ひえぇ〜。
その本を読んで以後、日航機墜落事故の犠牲者に対しては
ほんとに心から冥福を祈りました。
9 :
1:02/08/27 14:28 ID:Kz074aG2
今は、浅田さんの蒼穹の昴を読んでます。
読んだ人いるかな?
10 :
4:02/08/27 14:32 ID:nGETd3ke
浅田さんのは新聞連載小説は読んでましたよ。
椿山課長の…なんだっけ、ど忘れ。
なんかすごく中途半端な掲載されたんだよね。
新聞の紙面一新のせいで。
11 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/27 14:33 ID:K0IBgV64
吉川英治の三国志。全8巻。
読み終えた瞬間涙が流れた。
最近の「泣ける!」「感動の超大作!」なんて宣伝の映画が糞に思えた。
12 :
1:02/08/27 14:40 ID:Kz074aG2
連載ものと言えば、まだ司馬遼太郎の『坂の上の雲』を読んでないんですよぉ〜
早く読みたいと思いつつ、面白いものは最後までという欲求もありですねぇ・・・
読んだ方います?
かなり泣けると言う人がいますが。
13 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/27 14:40 ID:T1VcsdZg
吉川さんの三国志いいよねー。
あれで三国志にはまって三好さんとか北方さんとか読みまくった。
生き様が格好いい。
久々に読み直そうかなー。
昔、国語の教科書に出ていた「六月の蠅取紙」が
無性に気になって「高円寺純情商店街 ねじめ正一」を
読んでみた。
あの頃はぜんっぜんつまらなかったのに、
改めて読んでみると新鮮で面白かった。
月日がたったんだな〜シミジミ
15 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/27 14:53 ID:UGKjcF6y
京極夏彦の鉄鼠の檻を文庫版で再読中!
宗教好きな私としては文句なしに面白いでつ。
でもコレ文庫のクセに持ち歩けない・・・(´д`;)<アツー
16 :
1:02/08/27 15:02 ID:Kz074aG2
ねじめ正一も一回読んでみたい作家ではありますよねぇ。
柳美里とか辻仁成とかって世間じゃ売れてるらしいが、
実際に読んでるという人に会ったためしがない。
本当に売れてるのか?読まれてるのか?謎。
帰りに図書館行こ〜。
19 :
1:02/08/27 15:33 ID:Kz074aG2
なんか暇だなぁ(苦笑
一時期、高村薫を呼んでたのですが、『照柿』と『マークスの山』がそれ程
面白くなかったので、読んでない。
『リヴィエラ』と『神の火』は面白かったんだけどね。
今度の新作『晴子情歌』は面白いっていうから読んでみようかと思ってる。
20 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/27 15:38 ID:JC1J7HSn
これから図書館行ってきます。
読書の神降臨なんで
21 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/28 00:24 ID:ORnHCblm
プリズンホテルダメだ、読み難い
異邦人(カミュ)ダメだ、もっと読み難い
ということで原田宗典のエッセイを読みage
22 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/28 00:30 ID:AWnFJYMc
亡国のイージスが文庫で出てたので買ってみたい。
16歳だった!だっけ。あれ面白かったな
17だっけ?
24 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/28 00:33 ID:RZqlb+YD
原田宗典が物書きをやっていられるという事実が信じられない。
何冊か本を図書館で読んだが本当につまらない。
『笑えます』『抱腹絶倒間違いなし』って帯が寒い。
本屋で平積みされてても一向に減った様子無いけど買う奴いるんだ・・・
ちなみに本屋でバイトしてる。
25 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/28 00:35 ID:g6ZSfuWr
>24
すまん。
「海の短編集」って奴買ったことある。
帯はフカキョンだった。
26 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/28 00:38 ID:fnUMiLjA
>>23 原田宗徳関係で、そういうのがあったような。
>>17-20 図書館9月1日までメチャ混みなハズ。またちょっと暑いし
27 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/28 00:39 ID:BQDTTicG
「十九、二十」はイイ作品だとおもうけど
28 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/28 00:48 ID:jDS17s/k
レ・ミゼラブル読めよ
29 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/28 00:52 ID:g6ZSfuWr
>28
読みますた。岩波文庫の奴。ちなみに挿し絵がきれい。
途中ナポレオンの所で挫折しかかるも、2ヶ月程かかって読み終えました。
30 :
3:02/08/28 00:56 ID:cDtoFz+9
>>29 漏れが今読んでるのと同じだ。
帝劇も見に行ったことあるんで、コゼットの挿絵に感動したよ
ハリーポッターの第4巻翻訳版、上下巻セットで3800円ってなんだありゃ。
10/23発売だっけ。
32 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/28 14:10 ID:5ToM91g4
こないだ古本屋で買った文春文庫の「巻頭随筆」「巻頭随筆U」を昨日から読んでいる。
文芸春秋の巻頭エッセイをまとめたやつ(ってそのまんまじゃん)
これがすこぶる面白くて、昨日一晩で一巻目を読みきってしまった。
で、今は二巻目読んでるとこ。三巻以降は出てないのかなぁ。
NHKで、「君を見上げて」というドラマをやっていたのを見て、原作を読んだ。
登場人物の年齢や性格など、多少違う部分もあったが、それなりに面白かった。
34 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/30 16:19 ID:XV92F4Ls
最近文庫で、細雪を読み直してみた。
なんか描写が美しくて、感動しますた。
オイラも図書館行ってこようっと。
35 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/30 16:55 ID:RWCPsGb4
36 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/30 16:58 ID:KcroRKQf
『理由』文庫版。
2chのスレでは評価低かったけど、漏れは楽しめた。
38 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/30 21:00 ID:3TPoOqnw
貴志祐介を読んでいる。
『黒い家』『クリムゾンの迷宮』を読み、今は『天使の囀り』を読んでいる最中。
39 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/30 21:05 ID:8fA002Aa
今秋はウタダの影響で
谷崎潤一郎を読む奴が増えそうだ。
40 :
おさかなくわえた名無しさん:02/08/30 21:07 ID:2X6+xlrV
>>38 俺も読んだよ。
この前、垣根涼介の『ヒートアイランド』が面白かったから、
今度は『午前3時のルースター』を読んでみようかと思ってるけど、
読んだ人いる?
志賀直哉の暗夜行路を久しぶりに読みました。
ところで、夏目漱石とか森鴎外とかの有名どころってみんな読みました?
俺、夏目なんて我輩は猫である、しか読んだことない・・・
日本人失格?
42 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/01 16:00 ID:bG5uonkk
>>41 読む人は減ってるだろうな。読書感想文の課題でもこなさない限り…。
森鴎外は苦手だけど夏目は好きだよ。
短編とか結構面白い
43 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/01 21:50 ID:zRuJ5xne
ズコッケ三人組を読み返して見ますた。
俺19歳、レポート、バイトやってねぇ
44 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/01 22:09 ID:SgXuSl+X
保阪和志がマジでマジで面白い。
ありゃあ何百万部突破っていう作家にはならないけど本当に稀代の作家だ。
少なくともこの偶然的な書き込みを見たPCの前のあんたは読め。
中公文庫から5冊くらい小説出てる。
ちなみに『プレーンソング』の一番初めの文章。
一緒に住もうと思っていた女の子がいたから、仕事でふらりと出掛けて行った西武池袋線の中村橋という駅前にあった不動産屋で見つけた2LDKの部屋を借りることにしたのだけれど、引越しするより先にふられてしまったので、その部屋に一人で住むことになった。
45 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/01 22:11 ID:fneSwScq
>>41 漱石、直哉はほとんど読んだ。
森鴎外は課題で読まされたアンデルセンの訳話だけ(なんて言ったかな?)
基本的に明治〜昭和の小説が好きで、平成の人ってほとんど読んでないよ。
一番新しいので「火車」かなあ。。。今年30女です。
昨年の秋は
学生時代からの懸案事項だった
「剣客商売」全巻読破を達成したので
この秋は読む本がない
仕方ないので、学生時代に読んだスペオペでも読み返そう。
お勧めのスペースオペラあるいはサイエンスフィクションの新刊を教えてくれ。
47 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/01 22:27 ID:SgXuSl+X
星界の紋章・・・
いや、気にするな。
御手洗パロディサイト事件 上下
パロサイ・ホテル 上下
結構(・∀・)ヨカッター
49 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/01 22:33 ID:QZgx7yJM
漱石は結構読んだ。全部じゃないけど。
虞美人草と、道草が好きだな。
今日二階堂黎人を借りてきた。面白いのかな。
純文学が挙げられている中で、こういうのはちょと恥ずかしいですが、
「砂の王」古川日出男
諸事情により未完の作品になったのが、あまりにも惜しい。
51 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/01 22:42 ID:tBydZGMc
>>46 懐かしのダーティペア…。
ああ、本気で気にせんでくれ。
52 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/01 22:48 ID:PYzExEG2
星新一のショーとショートをチョコチョコ読んでみる。
ホントは眉村卓が読みたいけど、古本屋に行くのが面倒。
>>52 眉村・・・一時期はまった。既に全冊古本屋へ嫁に行ったが。
とらわれたスクールバス(後に改題)あたりまで・・・歳がばれそう。
個人的には司政官のシリーズが好き。「長い暁」や「扉が開くとき」「遺跡の風」あたりが
54 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/02 00:55 ID:YiiyGQuh
>>53 眉村卓は中学高校の頃はまってました。
私は「不定期エスパー」が好きです。
56 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/02 17:12 ID:+nFAFXH3
壬生義士伝が文庫になってたage
57 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/02 21:33 ID:7a9+jJnn
彼の絶大な魅力のごく重要な部分をなしていたのは、
彼がよく口の中でひとまとめにして片頬から片頬へと
移動させ、ときどき、幕を張るように半ばあけた口の前
いっぱいに引きのばして見せた、その唾にあったのだ。
わたしはよく心の中で、「彼はいったいどこからあんなに
白い、ねっとりしたのを引き出してくるのだろう?
おれのはいくらやっても、あの色とあの粘っこさには
なりはしない。透明で、薄っぺらで、吹きガラスみたいな
ものだ」と思うのだった。
ジャン・ジュネとか人気あるかな?
58 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/02 22:05 ID:5YBqDTVv
はじめてのIllustrator9.0
小六法
仕事で使うんだが、風雅なことよの。
あと飛び飛び「奥の細道」。
59 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/02 22:36 ID:iFqPvC7h
最近、乃南アサから小池真理子に移りますた。
60 :
おさかなくわえた名無しさん :02/09/02 23:20 ID:oq9Sp+ub
>39
ウタダの影響で谷崎潤一郎って・・・なに??
今日は森茉莉の「甘い蜜の部屋」を読みますた。
小悪魔ってものになってみたい・・・
でも鴎外は読んだことないな・・・
62 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 01:44 ID:1gxhscYu
>55
ハイペリオン名前に惹かれて頑張って読んだけどイマイチのめり込めなかった。
55ははまった? そうだとウラヤマシイ。
63 :
39:02/09/03 01:46 ID:yd3BnW2W
>>60 ウタダヒカルが谷崎の「文章読本」を読んで
散文詩に挑戦とかいうニュースを芸能ニュースで散々やってたので。
>>62 「エンディミオン」から「エンディミオンの覚醒」までの
中盤から終盤が、凄まじくおもしろいから
もう少し読み進めることをお勧めしたい。
65 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 01:52 ID:tYB8+TlN
橋本治・著「ああでもなくこうでもなく3」
「三島由紀夫とはなにものだったのか」
この人の真面目な文章は好きだ。
66 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 01:59 ID:iTC9ZNxT
余計なお世話と思いつつ、しかも趣味の問題だとは重々承知ながら、
薄っぺらい耽美派気取りの奴見ると、
「せめて谷崎潤一郎と泉鏡花と夢野久作くらい読んどいてくれ」
と思ってしまう。口には出さないけど。
67 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 02:03 ID:NSxT8VvY
ジョージ・オーウェルのカタロニア戦記。
今は絶版なのか?
68 :
62:02/09/03 02:06 ID:1gxhscYu
>64
‥エンディミオンシリーズ3冊くらいなかったっけ、全部読んだ‥悲しい‥。
69 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 02:08 ID:OpTTJ3zk
太宰が未だにスキ
谷崎潤一郎の『卍』おもしろかった。
71 :
64:02/09/03 02:19 ID:f2St8xwZ
>>68 「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」「エンディミオン」「エンディミオンの覚醒」
の4冊だったかな。 そっか、全部読んだんだね ゴメン・・(´・ω・`)ショボーン
72 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 02:59 ID:58HREhvW
グレッグ・イーガンの短編集「祈りの海」ハヤカワSF文庫は
最新の科学知識を生かした話ばかりなのに
アイデンティティを揺さ振られる文学的要素が強まりまくりでスゴいよ。
73 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 03:13 ID:V+WdsRuK
夏目漱石のこころを今更読んでみた。
救われてる内容だと思った。現実はもっと冷たいもんだぞ…
74 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 03:17 ID:DEodB/h1
昔、平井和正の「幻魔大戦」シリーズを読んだなあ。
世界で1番か2番目に長い小説だったっけ?全巻で40数巻。
75 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 03:21 ID:OpTTJ3zk
今さらながら舞姫は良いなあ。
これが教科書からなくなるなんて淋しい。習ってみたかったな。
76 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 03:23 ID:JU/E97m4
>74
ペリーローダンにチャレンジしたことがある
すぐ挫折したけど(だめじゃん)
77 :
76:02/09/03 03:24 ID:JU/E97m4
あっグインサーガはまだがんばってる。
78 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 03:24 ID:e00jaNFk
>>74 たしか、一番は徳川家康じゃなかった?
家康の話だけで、全50巻くらい
そんなに、家康について興味ねえよ!
79 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 03:26 ID:JU/E97m4
そんなW
80 :
74:02/09/03 03:33 ID:DEodB/h1
81 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 03:34 ID:YddAZaRf
サン=デグジュペリ
「人間の土地」
82 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 08:39 ID:zfOCCnnT
武田百合子 「犬が星見た」〜ロシア紀行〜
1967年に夫の故武田泰淳らとロシアに旅行に行った時の記録。
子供の頃読んでも面白くなかったけど、
今読み返すと、なんて天真爛漫な人だったのだろうと驚く。
こんな人だったからこそ、武田泰淳と暮らせたのかなと思ってみたり。
83 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 08:45 ID:L0uIrCFA
井上靖の「しろばんば」を読んだ。
大人になりかけの少年の話。
郷愁感たっぷり。
>>83 「夏草冬濤」「北の海」は読んだ?
洪作のその後のお話で面白いッす。
85 :
83:02/09/03 11:16 ID:V0myepCj
86 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 12:13 ID:EQYLHOHt
「ドグラ・マグラ」を再読予定。
数年前の初読時は脳髄がでんぐり返った。
♪ Å
♪ / \ スカラカ
ヽ(´Д`;)ノ チャカポコ
( へ) チャカポコ
く チャカポコ
87 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 15:25 ID:ZVkV5gHH
男女関係や、不義不倫関係で有名な作家や著作ってなんですかね?
このごろ身につまされる事があったので、人生の教訓を学びたいと思いまして。
既出の谷崎潤一郎だったら、『痴人の愛』ですかね。
これは、現代版源氏物語と言えなくもないですが。
88 :
>59:02/09/03 15:27 ID:ZVkV5gHH
>最近、乃南アサから小池真理子に移りますた。
『凍える牙』って読みました?
あれって乃南の代表作みたいですが、面白いんでしょうか?
なんか文庫本が分厚いので、読んで駄作だったら悔しいので参考までに
聞いてみました。
89 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 15:29 ID:mmY6fFUY
ミステリー好きだから二階堂零人とか島田荘司とか読んでるかなぁ。
一日5幸くらい読んでる。本たまりまくり。
90 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 15:31 ID:mH1bP5BB
>87
火宅の人
91 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 15:43 ID:lJCyoTzK
92 :
87:02/09/03 15:57 ID:ZVkV5gHH
例えば、母親の不倫現場を息子(娘)が目撃、家族崩壊とか
そういうドロドロした内容がいいっすねぇ。
プリズンホテルもそれに近いかな。
でも、浅田次郎は泣きが絶対入るからハッピーエンドっぽいんですよね(苦笑
93 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 16:06 ID:XJc66iMr
>>91 カナーリ懐かしい.
確か厨房の時読んで妙に萌えたよーな.
ちなみに本は姉貴が持っててそれをコソーリ読んだ.
94 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 16:09 ID:aGSH7a+2
95 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 16:12 ID:Emh9xoVD
司馬遼の話のくずかご。
96 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 16:15 ID:AKKMslA2
読書の秋っていうけど、読む奴は年中読むし読まない奴は秋だからって読まないよな。
97 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 16:17 ID:mmY6fFUY
五木の本は読まないなぁ。大河も読んでない。
98 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 16:18 ID:XJc66iMr
>>96 確かに.秋だ〜って逝って読む奴はいない.
99 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 16:19 ID:Dind+RGI
なんとなーく読んではまったのが
オーケン(大槻ケンジ)氏の本。
疲れたときなんかに力を抜いてまたーりと読むのが良い。
心に残るキーワード「ホテホテ」
もう一個、最近お気に入りは妻に薦められて読み始めた阿刀田高氏。
短編が多いので時間がない時にでもちょっと読めます。
今では私のほうが気に入ってしまいました。
心に残るキーワード「サクリと割れた」(w
100 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 16:22 ID:mmY6fFUY
阿刀田さんのは読み易いよ。ギリシャ神話を語りだしてからマターリし過ぎてるけど。
短編は好き。
101 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 16:41 ID:ZVkV5gHH
今、『不倫の恋で苦しむ男たち』を見てる。
マジで世の中こんな事ってあるんだねぇ〜。
既婚者のみなさんは経験あるんかなぁ?
でも、結婚って怖いね。
102 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 21:13 ID:Q8h1GfTK
>87
ツルゲーネフの『初恋』
初恋の相手の正体は、父親の愛人でしたっつー、理不尽でせつない話。
103 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 21:30 ID:zC93kzcV
井上ひさしの『不忠臣蔵』。泣けまつ。
104 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 21:44 ID:cnX+M9wk
>88 59じゃないけど、「凍える牙」前に読んだことあります。
細かい内容は忘れたけど、割と面白かったよ。
読んでみて損はしないと思うな。
105 :
59:02/09/03 23:16 ID:WdXVq3wb
>>88 うちは結構想像力はたらいて面白かったよ♪
(小説として一般的なことだけど・・・。)
「鍵」や「ライン」も面白い。
106 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 23:37 ID:VE/pBQ7n
灰谷健次郎「天の瞳」
うちの息子も倫太郎のように味のある人に育ってってホスイ。
…無理か…種が種田氏(ウチュ
107 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/03 23:49 ID:3Fl8Xok+
「羅臼 知床の人々」って本読んでる。
いや、こないだ知床に旅行に行ったんで
気になって図書館で借りてみた。
108 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/09 20:51 ID:q6O8WZpT
ageますか。
109 :
累々:02/09/09 20:53 ID:YBvFsFlp
>>80 ペリーローダン
世界最長の小説です。翻訳は未だ200冊ちょいですので
秋の夜長に読み始めれば春には最新刊まで読めますよ。
オズのシリーズを久々に読んでみようかと思ったが・・・店頭に無い。
取り寄せするか。
111 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/09 20:59 ID:FHacATEg
藤沢周平を制覇しようと思ってる。
この人の時代小説は淡々としてるから読みやすい。
ただ暗ーい話もあるからものによってはへこむこともあり。
112 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/09 21:18 ID:HwuZzyXc
戦争論(クラウゼヴィッツ著)読んでます。
なかなか難しくてあまり進まない。
113 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 01:09 ID:xtsV0Rot
日本文学でも読もうと本屋に行ったが、品揃え悪すぎ。
漱石「我輩〜」「坊ちゃん」「こころ」のみ。猫は読む気なし、他は既読。
安吾、芥川も少なかった。
大先生の、こう、ちょっとだけ王道を外した作品が読みたかったのさ。
ずいぶん悩んで、結局買ったのがヘッセ「メルヒェン」。
全然違うじゃん、自分。ま、文学だし以前から興味あったし、いいんだけどさ。
114 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 01:15 ID:UX1n8O+g
古本屋で買った「名将言行録」。
メジャー武将の知られざる側面や、
マイナー系武将の活躍を格調たかい文章で読める。
ただし、ちょい古文の知識が必要。
115 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 01:34 ID:L7KMFjt5
大江健三郎が最近じゃぁ
まるっきり置いてないね
みずから我が涙をぬぐいたもう日
とか、久々に読みたいけど
116 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 07:10 ID:tCIYOhiQ
117 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 07:20 ID:4xg/XZ5v
「都立水商!」保積 光さん
大変面白かったです。
118 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 07:46 ID:g5Iem2+l
ミヒャエルエンデの「鏡の中の鏡」って読んだことある人います?
これかなりの美文でオススメ。
内容は、有名な「モモ」なんかを想像してるとかなり驚くような気がします。
先入観なしだとおもしろく読めるかも。
ちなみに短編集
119 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 07:56 ID:M+0EU8Ic
>118 私も好き。
寧ろ「モモ」よりもこっちがエンデの本質じゃないのかな?
「満悦の夜の伝説」も復刊して欲しい。
120 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 08:04 ID:jyhAH7n0
頭がイイ
121 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 14:50 ID:QLD2OfO2
いわゆる明治文学って今の人はほとんど読んでないのでは?
図書館いっても汚い手垢のついた名作がいつも置いてあるのですが。
そんな自分も、芥川は『蜘蛛の糸』、夏目漱石hじゃ『ぼっちゃん』、太宰治はなし。
そんな感じですね。
武者小路実篤とか田山花袋の作品なんて日本史の文学史で出てきたなぁってくらいの印象
しかない(苦笑
でも、谷崎潤一郎は面白いんだよね。
『痴人の愛』読みました?あれは現代でも充分通用するストーリーだと思う。
122 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 15:04 ID:QLD2OfO2
あと今はまってるのは、浅田次郎。
既出かもしれんが、この作家はおもろい。
123 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 15:10 ID:WcwaFMAn
谷崎は面白いね。私は彼の文章も好き。
痴人の愛も面白いけど、異端者の悲しみが一番好きかな。
昔の作品って気に入った幼女を自分好みの女に育てる
っていうのよくない?もう1個位そんなのが合ったけど
三島由紀夫の『女神』だったかな。
124 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 15:15 ID:QLD2OfO2
三島ですか。
遥か記憶の彼方から蘇った名前だなぁ(苦笑
彼の最高傑作はやはり『金閣寺』かなぁ。オイラの中では。
でも三島の経歴って凄いよね(^_^;
125 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 15:20 ID:WcwaFMAn
割腹自殺した時どっかの新聞の一面に(朝日だったかなぁ・
彼の頭がゴロンと転がってる写真が出たと
高校の時の先生に聞いたんですが・・・ホント?
126 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 16:06 ID:bYOt+J3D
>>123 谷崎ファンがいてちょと嬉しい。
周りに好きだと言う人がなかなかいなくて…
ところで…
「瘋癲老人日記」と川端の「眠れる美女」における老人の性愛と死生観
について…というわけのわからん卒論を書いた私って
やっぱ変なのかしらん??(w
127 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 16:08 ID:b9uexc97
全然!普通です。
128 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 16:14 ID:GNPxL7Ve
三島の女神って、奥さんが空襲で顔に火傷したんで、今度は娘を一流の淑女に
仕込む話だったっけ?
なんとも複雑に屈折しまくった話だよなあ。登場人物が全員屈折してるというか。
まあ三島らしいわな。
>>126 エロスとタナトスの交錯するその瞬間に、真の悦楽が得られるのでございます。
(黒木香 風)古い。
129 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 16:14 ID:HEEZDgaa
小野不由美の「十二国記」を読んでます
130 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 16:19 ID:HVFJVQR2
>129
それ、BSのアニメ見てました。
遠藤周作の深い河を読んでおります。
三島は最近仮面の告白と禁色を読みました。
131 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 16:20 ID:B8XnLqRC
面白いよね十二国記。
60過ぎの母もはまってます。
カフカの変身を解説してくれませんか
133 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 16:22 ID:EcJbbU60
高校の時の方が本読んでた。谷崎も三島も太宰も、生きてるのでは
大江健三郎もみーんな高校の時読んだ。
今思うと嫌な高校生だな(w
その反動かな、今はライトノベルとか、ミステリーとかホラーとか
軽めのばっかり読んでる。
今さらだけどスティーブン・キングにハマってる今日この頃です。
133様 カフカの変身を解説してくれませんか
135 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 16:23 ID:B8XnLqRC
三島なら「豊饒の海・四部作」。
「女神」もいいけど「音楽」の方が好き。
そして短編の「剣」あの刹那的なまでの潔さに未だにどこかで憧れてる。
136 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 16:23 ID:to4R6fME
逢坂剛・大沢在昌あたりのインチキくさいハードボイルドが最近イイ!!
137 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 16:32 ID:EcJbbU60
>134
一応あれも読みましたが、なんせ読んだのは10年前(w
分かったようなフリをしてましたが、今になってみると「分かってなかった」んだなーと。
評論家ではないし、感性で読む物なのではないでしょうか。
哲学的思想がどうこうはこの際なしにして。
分からなきゃ「分かんねーよ!」でいいんですよ、きっと。
説明になってませんね、スマソ。
勉強のため以外に無理して分からない本を読む必要はないんだよね。
何年かして突然「そうか!」って分かる事もあるし。
ああ、本っておもしろいなあ。
やさしい・・・
139 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 16:35 ID:/wB1KuPQ
沢木耕太郎の「深夜特急」読んで、ありがちだけど
こんな旅がしたくなった。
でも女だし実際無理か・・・あ〜あ、男がうらやますぃ。
140 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 16:37 ID:Mg83KTI5
>139
自分も高校生のときに読んでこんな旅がしたくなった。
でも結局やらないまま、今年で26歳…。
141 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 17:29 ID:HRzUauDc
カルヴィーノの『見えない都市』を気が向くとぱらぱら読んでる。
まあこんなヘンテコな本はそうないかも。
架空の都市の数々をマルコ・ポーロがフビライに説明するだけ。
途中で飽きるんだけど、間をおいてまたこの空気に頭を突っ込みたくなる。
安部公房読む人といないのかな?
143 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 17:32 ID:8fR0TNBW
お勧め教え下さいな
短編から入るのがお薦め。
新潮文庫から短編集がいくつか出てるのでお試しあれ。
ありがと
147 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 18:03 ID:38Z0jhHC
論説が面白い。ひょっとして小説より面白いかも。
ダムの検証をやった奴とか、あと榎本武揚が面白かったな
>>140 沢木氏は26か27であの旅に出たのでは?
ちょうど今のあなたと同じくらいだね。
149 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 18:09 ID:/wB1KuPQ
>>140 仲間ハケーン(・∀・)
私も高校生の時に読んで絶対こんな出る旅に出る!と
思って今年で二十歳・・・無為な人生が嫌になる。
関係ないけど「美徳のよろめき」って面白かった。
女から見ると感心することが多い。タイトルも響きがイイ!
150 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 18:33 ID:4xg/XZ5v
時代小説で江戸が舞台のものでお薦めを
教えて下さい。
151 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 18:59 ID:fCIUc7Ml
>>150 池波正太郎がおもしろいし読みやすいよ。
有名どころで「鬼平犯科長」と「剣客商売」あたりから入るといい。
152 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 19:19 ID:4xg/XZ5v
>151さま
ありがとうございました。
153 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/10 19:32 ID:3pOKTrM3
遠藤周作好き!
「沈黙」がいい。キチジローがたまらん。
あと、「私が・棄てた・女」や「彼の生き方」が最高。
ぐっとくる。エッセイは笑える。ちょっと家でしか読めない。
今は野矢茂樹の「論理トレーニング」を読んでますw
154 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/11 18:38 ID:KAOph432
せっかく谷崎が出てきたので質問。
『卍』読んだ人います?
感想、聞かせてください。
155 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/11 18:43 ID:XEQGJfv/
>153
同じく!遠藤周作大好き。
「沈黙」は生涯の共です。
弧狸庵先生面白いよね。
156 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/11 18:46 ID:KAOph432
遠藤周作ってサヨぽいとこありますか?
大江が嫌いなので、同世代の遠藤もちょっと敬遠しがちでして。
157 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/11 18:52 ID:XEQGJfv/
>>156 731部隊の話などもあったりしますがサヨウヨというよりキリスト教ですよ。
根っこがキリスト教のものが多い。
エッセイはひねくれたおじいちゃん。
158 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/11 18:55 ID:INnxwJkS
「凍える牙」は寂しい独身女の描写がうまいなぁ・・と思った。乃南のお得意。
私は女なので、女流作家の作品を好んで読むが、志賀直哉の短編、
「小僧の神様」は何かすごかった。さらっと読ませるのに、心に
じわーっと暖かい。今は小説でなく、講談社現代新書の「文明のあけぼの」を
読んでいる。
159 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/11 20:55 ID:9UTjMxKB
「無関心な人々」
隠れた名作です。ぜひ読んでみてください。
なにげにエロイ。
160 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/11 21:06 ID:gFtDpA0M
阿部一族/舞姫 by 森 鴎外
いくつか作品が入っているが、半分くらい読んだとこです。
舞姫の舞台はベルリンだけど、ちょっと似た話でミュンヘンものもある。
161 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/11 21:10 ID:FtUnQlz9
村上春樹の「海辺のカフカ」買ってきた。
今読書中
162 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/11 21:14 ID:cjdts1hM
>160
うたかたの記だっけ
163 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/11 21:15 ID:bxrkSkGw
アジアパー伝の3冊目読んだ。
相変わらずでそこそこ楽しめた。
164 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/11 21:16 ID:xhSX8yBO
家畜人ヤプー。イイ。
165 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/11 21:20 ID:gFtDpA0M
>>162 そうです。舞姫のエリスと違ってマリイは結構たくましい感じ。
166 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/11 21:20 ID:/kPM72Xc
「龍は眠る」
「魔術はささやく」
両方とも宮部みゆきが書いた奴、有名かな?
個人的に(・∀・)イイ!!と思う・・・
「蘇える金狼」
ドラマで存在知って読んだが、何かと飯食う描写がワイルドで(゚д゚)ウマーそう
大藪春彦の文章はカッコイイ。
んで山下洋輔がゲロネタのエッセイでそれをパロディにしてた。こっちは抱腹絶倒。
エグゾゼ化。
168 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/11 23:36 ID:dfVVHM4S
大藪春彦は「汚れた英雄」が好き。
映画はクソだが。
バイクが好きな人にもお薦めだよ。
戦後の二輪レースの事が詳しく書いてある。
大藪は「野獣死すべし」とか「傭兵達の挽歌」とかタイトルがカコイイ。
タイトルセンスってのも作家には重要だと思うな。
169 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/11 23:42 ID:lKB9k4Ax
>>154 卍は読んだこと無いなあー。
レズの話しだっけ?
170 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/13 15:18 ID:BJPYNUbj
三本の矢。
これは政官財はもちろんだけど、国会とは?という問いに答えくれる
小説だと思います。
あと最近では、亡国のイージスとZERO。
諜報戦や海上戦の詳しい描写が描かれて、ほんと秀逸。
俺らの祖父もこんな戦いを強いられたと思うと、なんか複雑な気持ちになりますが。
171 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/13 16:21 ID:BJPYNUbj
>>169 卍ってレズ関係だったんですか。
やっぱり当時の同性愛って社会的に難しかったんだろうなぁ。
読んでみよう。
172 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/13 16:42 ID:FK8Kc1At
>>166 「魔術はささやく」 ネタ的には陳腐の域に入るかも知れないけど、
私も良かったと思う。ちょと切ないけどね。
ミステリー板にも書いたけど、貴志祐介の「天使の囀り」、怖いというか
ちょっとひんやりとしたい人にはオススメです。
173 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/13 16:56 ID:75Qm/KYh
乃南アサと言えば「風紋」が読み応えあるかな。
なんかテレビドラマ化されたことがあるらしいですね。
ちなみに「幸福な朝食」を読んで赤出汁を作ったら
家族に不評でした。ドラマ化するとしたら主人公に
鈴木京香を考えます。読み終えたあとについドラマ化、映画化した場合の
配役を妄想しちゃうんですよね。
宮部みゆきの「クロスファイア」
後の映画化で矢田亜希子になりましたがあれは意外でした。
ミステリーと言えば金田一耕介
映画化されたものは全部読んでるのでそうじゃないもので
面白いのがあったら読みたいです。
174 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/13 17:09 ID:AxHBLnHA
「天使の囀り」は好きな人には
藤木稟の「イツロベ」もお薦め。
過去の藤木作品とは趣は違うが読み応え十分。
175 :
マイスタージンガー:02/09/13 18:17 ID:DiOvX5kU
大概既出だけど、浅田次郎は(・∀・)イイ!!
「メトロに乗って」と「天国までの100マイル」で漏れはおもわずないてしまった。
思い出しても結構切ない。後メジャーどころでは司馬遼太郎の「竜馬が行く」とかおもしろい。
最近は「理由」を読み始めている
176 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/13 18:23 ID:H3Ffwa7B
おまいら、海辺のカフカ読みましたか?
177 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/13 18:52 ID:5WcSi/x3
178 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/13 18:58 ID:g06BL18E
セインカミュの大叔父さんが「異邦人」のカミュだってさ。
179 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/13 21:04 ID:X/tvwwBc
宮部みゆきの「理由」文庫で出てたから買いました。
「特殊部落一千年史」を読み終わったら読みまつ。
>>164 おお!つい最近「家畜人ヤプー」(劇画の方)全巻揃えて読んだとこだ。
あのぶっとんだ内容、イイ。原作もこれから買う予定。
絡新婦の理が文庫で出てたので買ってきたんだけど、もってかえるだけで
重かった。ウウウ
181 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/13 21:44 ID:wDp+QLgc
高橋和明の「13階段」はおもしろかった。死刑囚が執行されるシーンが
凄くリアルで背筋ゾクゾク・・・。
映画化されるみたいだけど、配役の反町はどうなんだろう?
182 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/13 21:45 ID:TdhJ85jx
海辺のカフカの感想キボンヌ。ちなみに春樹ではねじまきが好きなんですが
違う感じですか?
海辺のカフカの上巻だけ読んだ。話の内容は置いといて。
最初はちょっととっつきにくい感じ。一章ごとに二つの物語が同時進行していく構成。
読みやすさは相変わらずだなー。
主人公が15歳のせいか、いつもよりも湿度が低い感じがした。抽象的な表現でスマソ。
いまのところ、「ねじまき鳥」で感じたほどの
頭の中を引っ掻き回されるような衝撃はないかな。
続きが気になるけど、下巻まだ買ってない・・(;´Д`)
184 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/13 23:15 ID:78XnYPk/
185 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/13 23:37 ID:/HrmFix7
「今まで自分が読んだ本を順番に並べた図書館があったら面白いのに」
って小説があった。
相当面白いだろうねー。
中学のときは赤川次郎とかコバルトとか並んでて、
やたら漱石をはじめ日本文学のメジャーどころが続くと思えば、
椎名誠や星真一。宮尾登美子、三浦綾子があれば
宮部みゆき、村上春樹、吉本ばなな、宮本輝・・
最近だと江国香かなー。
186 :
( ´∀`) ◆lP7NDNIo :02/09/14 00:08 ID:4njoS3ch
中島らもの「今夜すべてのバーで」を読んだけどなかなかおもしろかった。
この人の本は全部読んでみようかな。
今はいとうせいこうの「ノーライフキング」を読んでます。
ダ・ヴィンチ買って、面白い本がないか選ぶのが楽しい。
最高の季節到来です ビシッ ∠(`・ω・´)
>>186 らもさんはね、基本的にネタの使い回しが多いから。
特にエッセイ系。1-2冊読めばそれで十分かも・・・。
ガダラの豚はおすすめだけども。厚いが。
189 :
( ´∀`) ◆lP7NDNIo :02/09/14 00:25 ID:4njoS3ch
>>188 それありますね。「あ、また書いてる」みたいなの。
保阪和志を読め、おまいら。
191 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/14 02:11 ID:gu3+7e4C
いまは安部公房「砂の女」読んでる。
不思議な話。ちょっと小難しい。
192 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/14 02:18 ID:tKvutjCP
安部公房いいねぇ。
漏れは今「徳川家康」全26巻の2巻を読んでいます。
193 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/14 02:22 ID:CyJMa5fi
伊藤整「典子の生き方」
テキスト校正のバイトやってて作品を知り、今日図書館で借りてきた。
結核で寝たきりになってしまう(w 速雄さんとのくだりに
思わずうるうるきちゃいました。
195 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/14 20:04 ID:QCYxnDZc
清水馨八郎「白人(グローバル)スタンダードという新たなる侵略」
これは目から鱗。日本人なら読め!と言いたい。
196 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/14 20:26 ID:TTgGAWZT
佐藤賢一の女王の離婚。
最初とっつきにくいかな?と思ったが、ハマルハマル。
構成といい、流れとか迫力が最高でした。
197 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/15 02:20 ID:mlPvpWVi
なんか、ドキドキワクワクするような冒険小説が読みたい。
できればファンタジー以外でオススメがあったら、教えてください。
198 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/15 03:07 ID:ovbfK/Yt
久しぶりにマルケスの「百年の孤独」読み返したらすっごく面白かった!
夏の蒸し暑さによくはまってた。
これから夏の暑い夜は、ふと「百年の孤独」の世界を思い出したりしそう。
199 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/15 04:08 ID:K0OGn7pb
>198
マルケス、気になってたんで
それ読んでみます。
礼を言われる覚えはないだろうけど、
ありがd。
200 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/15 05:20 ID:TtFAlZE/
>>197 景山民夫の「虎口からの脱出」は読んだ?
これは文句なしに面白いよ。
「タルコフスキー日記」
日を追って少しずつ読む楽しみ。
「百年の孤独」で別のものを想像してしまう私は、酒飲みです…
先日「新八犬伝」のテーマ曲の作詞が石山透だとわかって以来、
続・時をかける少女を読み直したくなった 年寄りでスマソ
203 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/15 07:51 ID:D4OCo5Cy
>>197 早川文庫の「魔法の王国売ります」は?
あのシリーズはすごく好き。
204 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/15 13:31 ID:Ut2dzRW/
ここ見て「あー、絡新婦の理の文庫版出たんだ」と思って買ってきたよ。
…重い。と、言うかここまで厚いと手に持ちづらい。
通勤に読むには向かない本だよなー。
205 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/15 14:24 ID:QwIAVkGy
>>204 あぁ見た、文庫本で1200円で
阿呆みたいな、あの厚さ
ルービックキューブみたいな形
してたよ、文庫本なのに
206 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/15 14:30 ID:E0Ip0mHU
最近ぶ厚い文庫が増えているけど、
なんで巻を分けないのかな?
巻を分けると、巻によって購入しづらい地域などが出たり、
本屋に揃って置いていなかったりする→じゃ買うのやめよう
っていうのを防いだりするのもあるかと。
まとめて読めるのが売りなんだろうと。
208 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/15 14:40 ID:ccf1qIOZ
製本技術が京極の登場で格段に上がったらしい。
それまであそこまで厚い本は新書、文庫ではまず無理だと言われてたそうだ。
なんで「一冊にする」のにこだわるか?
分冊にしちゃうとかえって全冊あわせると一冊よりも値段が高くなるからとか。
でも持ち歩いて読むのつらいよんだよ。
個人的には分けてほしい。
京極の本は左ページの最後の行で必ず文が終わる。
めくった次のページにひとつの文が続くことはない。
新書が文庫になっても、ない。
これ知ってた?
( ´・∀・`)ヘー
今から井上雅彦監修の異形コレクション読みます。
今回は「玩具館」。
213 :
197:02/09/15 20:32 ID:mlPvpWVi
「絡新婦の理」読み終わったです。持ち歩けないので家で読んでた。
ここまで文庫で全部読んでるはずなんだけど、あの事件のときのあの人、
みたいに書いてあっても、あんまり思い出せない自分がウツだ。
215 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/15 21:38 ID:AwB290GZ
>>187 ダ・ヴィンチで本を選ぶ?
ププ
216 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/16 03:26 ID:CBfxEaEF
このスレ見てるとやっぱり大抵の人は「読書」って言うと「小説」なんだな。
↓私が昨日bk1で注文した本4冊
地図読解入門 2000年増補版
一般気象学 第2版
和船 2(ものと人間の文化史 76−2)
人間科学(養老孟司著)
うーん、激しく場違いなラインナップだ(w
>>216 やっぱり必要以上に文学(特に近代日本文学)を重んじる学校教育のせいかと。
俺も新書もの中心で、小説っていったら横溝正史くらいしか読まないし。
うーん、小説以外読まないわけじゃないけど、話をしても盛り上がらないよなー
と思ってあまり話しません。
ホントは実用書も大好き。
220 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/16 14:33 ID:kZhybUB9
実用書どころか辞書だって読みます、自分。
要は活字が見たいんでしょう。
ところで、将来的にPCで読書する時代は来ると思う?
私は「本」って物が好きだから
「ページをめくる」が「スクロールする」になったら
悲しいのう。
>221
本が全くなくなっちゃうことはないと思う。
例えば、辞書をパラパラめくってパッと開くような操作をPCで実現するのは
難しいしなー、とか思うと。
223 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 07:42 ID:gI4Z5Tah
電話帳見るのもけっこう楽しいよ
224 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 07:50 ID:mg8TWdTk
時刻表は楽しい♪
225 :
:02/09/17 07:51 ID:b5UWbFJL
植物図鑑も楽しぃ
226 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 08:01 ID:vvDuxdko
布団の上で読むからPCじゃ無理
227 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 08:14 ID:J7ugy+ak
俺は地図見るの好きだな。
228 :
名無しさん:02/09/17 09:31 ID:LEhdFo82
私は本屋さんそのものが好き♪
どんなジャンルのところへ行っても「私を買って♪」と本が私に訴えてる
気がするの・・・。
図書館へ行くと幸せに包まれて・・・眠くなるので困ります。
229 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 09:45 ID:hEBxScpl
>>221-222 本や辞書って書き込んだりしたいからね。
辞書なんかでそのとき限り使うならPCのでも
いいけど辞書で引いた方が周りの言葉が目に入って
参考になることもあるしね。
もし本が無くなったら立ち読みが出来なくなるのかな?
それは悲しい。
230 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 10:01 ID:JQ1+x330
>215
なんで? ダヴィンチとか本の雑誌とか図書とか楽しいよ。
家にいて本屋にいる気分を味わえる。
今度は何を読もうかとか いつもとジャンルの違うのも楽しそうとか。
231 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 11:06 ID:QVfw3Blj
愛読書がシドニィ・シェルダンや赤川次郎って言ってる人を見ると
「ああ、この人は普段本を読まないんだろうな」って思ってしまう。
>>231さん
貴方の言う本とは?シェルダン、次朗は本ではないと?
233 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 11:17 ID:QVfw3Blj
>>232 作者自体は否定しないけど。
夏休みの宿題の読書感想文用に1冊読んだだけという人間がよく挙げる作家だと思う。
自分はハヤカワSFとか読んでる。
>>233さん
そうなんですか?どちらもあまり読まないんですが感想文のネタには
どっち適切では無さそうですね?
ちなみにおいら歴史や科学関係の本が好きですね。
っても獏とかも好きですが(w
235 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 11:30 ID:/r83kDpV
日本人ならやっぱ漱石だろ。
翻訳物も読むけど、少なくとも言葉のリズムっていう重要な要素が
欠落してるわけだから、作品の本当の良さを分かることは難しい。
同じ意味で日本の旧仮名使いで書かれたものや言文一致体以前のもの
もマニアックすぎて楽しめない。
内容的にも文章のクオリティーからも漱石が一番おもしろいですわ。
愛読書、というものがわからない。
常に何か読んでないと気がすまない本好きだけど、同じ本は2度と読むことないからなぁ。
1度読んだ本読む時間があるなら、新しい本読みたい。
237 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 12:01 ID:zSIgrdp8
>236
それはなんか気の毒な気がする、愛する人を見つけられなくて放浪してるような。
238 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 12:01 ID:tI5BfjvV
既出だけど遠藤周作の歴史小説は、
ころび切支丹や伴天連宣教師など、
歴史的に敗者になった人が中心になってることが多いよね。
すると人の弱さとか妬みとか内面を抉ることになるから
戦国時代を描かせると戦略あり謀略あり葛藤ありで、贅沢に面白い。
司馬遼太郎の戦国時代もすごく面白いんだけど、
遠藤を読んだあとでは「ココもっと掘り下げて!」と感じてしまう。
>>185 ワラタ。途中までほぼ一致してるんで、もしかしたら同年代かなー。
宮尾登美子、いいよね。
最近Jエルロイにハマっている。
100円均一コーナーでみつけて、適当に選んで読んだら
面白すぎ!次の日古本屋であるだけ買ってしまった・・・。
因みに好きな作家(随筆?)は内田百閧セ。
240 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 12:53 ID:JfeA8Vli
241 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 13:02 ID:tI5BfjvV
>>239 ちくま文庫の『わたしの「漱石」と『龍之介』」は
長年のお気に入りです。何度読んでもいい。
242 :
:02/09/17 13:08 ID:IXE7MaBH
村上春樹の「ノルウェーの森」上巻
を途中まで読んで(女の子の隣りの家が燃えてるのに酒を飲みながらキスしてるとこ)
「ぜんぜん面白くないや」
って図書館に返したんだけど、
このあと面白くなるんですか?
243 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 14:46 ID:vvDuxdko
244 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 15:23 ID:r+5Xe835
宮本輝の「睡蓮の長いまどろみ」
人間嫌いな人も(w自分の周囲にいる人達との出会いに
感謝したくなる一冊です。
245 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 15:31 ID:RcY8G6zo
>>190 読んでみるから、文庫になってるのでお薦め教えてくれ
246 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 15:32 ID:2ewQOi7/
京極夏彦の『嗤う伊右衛門』を再読。四谷物語はこれが一番好き。
どろどろとした愛憎劇を読みたい人にもお勧めかも。
あと、オススメのどろどろ物を言えば、宮本輝の『避暑地の猫』、
川西蘭の『ルルの館』。エロい。
247 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 15:35 ID:RcY8G6zo
最近は、K・グリムウッド の「リプレイ」を読んだが、
とても面白かった。
248 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 15:39 ID:SBb8Iu2v
>247
リプレイ 私も面白かったよ。
249 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 15:55 ID:nZlvY93k
>>190 >>245 保坂和志。前に1冊読んで辟易したよ。
だれがわざわざ金だしてこんなもの読むんだろうとマジで思った。
フィクションの中でさえも事件とか日常をかき乱す出来事とかがおきるのがイヤ、
という人が最近は結構いて、そういう人が好んで読むんだそうだ。ふーん。一応納得。
250 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 16:05 ID:gOXybZgp
>242
ううん。私には面白さがわからなかった。初村上春樹は、最後の春樹になった。
251 :
245:02/09/17 16:09 ID:RcY8G6zo
>>249 ( ゚Д゚)なんや読むきがうせてもうたがな。マイッカ
>>242 村上春樹は好きな作家だけど、
ノルウェイはそこまで気に入らなかったな、私は。
他の本の方が面白かったし、何度も読んでる。
253 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 16:30 ID:JZUoY1u8
ノルウェイでなんだこりゃと思ってそれ以来敬遠してたけど、
ねじまき鳥のタイトルに惹かれて読んだら一気に見直したよ。
今は「海辺のカフカ」読んでまつ。
ノルウェイしか知らない人はもう一冊くらい読んでみてから見限っても
遅くはないと思う。
254 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 16:32 ID:RcY8G6zo
あー今ちょうど
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
読んでる。
>240
えっ!
俺、ボブ・グリーンの本集めてんだよ!!
書店や出版社が過剰反応して、店頭から撤去なんてことに
ならねーだろうな!
256 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 16:51 ID:LwVKiLiW
グリーンマイルとか、ハンニバルとか
大々的に映画化された作品ってやっぱり面白いもんですか?
自分、殆ど国内の作家しか読まないので
海外の作品には全然疎いんです。
何か海外物は、翻訳してしまうと日本語のニュアンスやリズムとは
ずれが生じてしまうような…
257 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 16:57 ID:SpmaVlOF
グリーンマイルは1巻で挫折。
そんな自分はいま「天使の囀り」読んでます。
258 :
:02/09/17 17:03 ID:IXE7MaBH
>>250 >>252 >>253 サンクス。
なるほど、ノルウェイはダメなんですね。
結構有名だから「これが代表作だ」と思って読んでしまった。
「ねじまき鳥」借りてきま〜す。
259 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 17:11 ID:egY9PH/v
「海辺のカフカ」読み終わりました。
春樹氏の小説は、読み出すと止まらないのね。
ただ読後の感想は・・・ぐっと来る感じがなかったですね。
次回作(何年後?)に期待します。
本好き。本屋さんも大好き。いつまでも居たいんだけど、本屋に行くと必ず、
すぐにウンコしたくなる・・・。トイレのない本屋さんだと長居できません。
このあいだ、3日くらいウンコしてなくて本屋に行ったら即効で催して
トイレに駆け込んだ。30センチくらいのリッパなのが出て、それはもう
流すのが惜しいくらい。そのまましばらく眺めてしまった。いや、マジで・・
スレ違いなのでsage
>239
遅レスだけど
>因みに好きな作家(随筆?)は内田百閧セ。
私も!意外と若い人にも百闕Dき多いんだよねえ。
へんくつじじいの戯言随筆もおもしろいし、
幻想短編モノも好き。
春樹氏のは、「羊をめぐる冒険」が好きだ。
「海辺のカフカ」まだ買ってない!
読みたい!!
「天使の囀り」途中で挫折した。虫の描写がリアル過ぎて本に触るのも
イヤになってしまった。
虫嫌い。
私もねじまき鳥が好き、というわりに内容覚えてない。
ボブグリーンは10代後半の少女と適切でない関係がうんぬんで、コラムを降りるらしい。
(10年くらい前のこととか)
どんな不適切があったのかと気になった。
265 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 22:27 ID:MEjlNh2r
ロリ体験でも今度は書いてほしい>ボブグリーン
コラムより興味ある
266 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 22:50 ID:uugaUVpw
>263
虫の描写のあたり(まんなかへん?)で読むのを止めたのなら、
本当〜に怖い(&おぞましい)部分は読んでいないと思われ。
後半の「あの」シーンは本当〜に怖かった・・・
267 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 22:51 ID:LwVKiLiW
>>260 同じだ。漏れも本屋行くとンコしたくなることが多い。
トイレなんかないから仕方なくすかしっ屁をして気分を紛らわすのだが
ンコがたまった状態での屁だから臭いのなんのって。
出し終わった後はすぐにその場から退却しなければいかん。
269 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/17 23:59 ID:GdV4bnr9
東野圭吾ではなにがおもしろいですか?
「ある閉ざされた山荘で」「眠りの森」各100円だったので買おうかと思って
悩んでやめちゃった。
ついでに、綾辻行人の「十角館」は読んだんだけど、
次は何がお勧め?
270 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/18 00:04 ID:QUjJnvwt
>>269 「白夜行」!!!
東野圭吾ならこれ読まないと。
271 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/18 01:16 ID:jcFlnqfb
272 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/18 01:19 ID:jcFlnqfb
273 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/18 03:50 ID:cmrBCNU0
「絡新婦の理」文庫化記念に新書版で再読。
やっぱ物語の構成は、シリーズ中でコレが一番凄いね。
何度読んでも、最後のページから最初のページに
躊躇無く戻っちまう、あの瞬間が(・∀・)イイ!
メルヴィルの「白鯨」が遅々として進まない(w
下巻の中程で止まったまま放置プレイ中。
275 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/18 12:00 ID:Q0Qv0KH1
>>273 『絡新婦の理』はいいっすね。文庫版買ってきたけど、手に取るのは
やっぱ新書版だ。
でもストーリーでいうなら『魍魎の匣』が一番好き。
現在モナー板の某スレの影響で『夏への扉』再読中。
表紙のピートの後ろ頭がなんとも言えず可愛い。
>275
自分もちょっと前に「夏への扉」再読したよ。
暑いから冷凍睡眠したいなあと思いつつ。
でも大人になってから読み直すと、
よけいに主人公のロリコンオヤジっぷりがイタタタタだった。いや、好きなんだが。
椿山課長の7日間よんだ。
278 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/18 13:00 ID:QUjJnvwt
「海辺のカフカ」読み始めた。
「世界の終わりと〜」系なのですね。
知人に乃南アサの『花盗人』貸したあとで、あれって
後味悪い短編ばっかだった…と思い出した。悪いことしたかも。
『夏への扉』興味わきました。読んでみよ〜。
280 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/18 14:13 ID:Q0Qv0KH1
>>279 『夏への扉』読了。やっぱ(・∀・)イイ!!
まあ、古典的SFなんだけど、SF読まない人にもお勧め。猫も登場するの
で、猫好きさんにも是非。
でもハインラインこれしか読んだこと無い…。タイムトラベラー物が好きなん
だけど、面白い物が無いか物色中。
クーンツの新刊を買ってきた。
クーンツって、もうアカデミー出版からしか出ないのかと思ってたよ。
282 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/18 21:25 ID:UfuNY+bE
文庫になっていたので『バトルロワイヤル』読んでみました。
厨房が喜んでるだけだろうと思ってたけど
やっぱ読んでみるとオモロいね。
283 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/18 21:28 ID:TWkrcePr
おお、「夏への扉」が話題になってる!
昔厨房くらいの時に読んだけど、SFなのに最後は胸がじーんと
したのを覚えている。
そして私もハインラインはこれしか読んだことない・・・。
284 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/18 22:13 ID:GiO9VnTV
懐かしい系といえば、黒龍とお茶を。
久々に読んだら、すごくすごくときめいた。
ああいうのって、いいなあ。
285 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 00:39 ID:5V6t3kzN
>>282 ああいうのはああいうので有りだよな。
フルコースのディナーも良いが、
駄菓子屋で買い食いするのだって良いもんだ。
そういや、昨日青空文庫で「モルグ街」落として読んだが、ありゃ酷いな!
でも、あれはあれで味があって(・∀・)イイ!
286 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 00:40 ID:BfNdaX0N
暇つぶしに群ようこ読みました。
のめりこまなくていいな。
村上龍の共生虫が面白かった
287 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 00:48 ID:5+na7iYh
288 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 00:52 ID:gGk06+IB
「ノルウェーの森」は最初のシーンで
ププと吹き出してしまい、以来ハルキが嫌いになってしまった。
赤面せず読めるハルキの小説ありますか
>288
嫌いなら無理して読まなくってもいいんじゃないの?
感性が違えば赤面するシーンも違うしなぁ。
290 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 01:27 ID:f0+zo/7o
おお!ハインラインが話題に
「人形つかい」「異星の客」「銀河市民」「月は無慈悲な夜の女王」‥書ききれない。
工房の頃好きで
でもその頃は近くに図書館もちゃんとしたのが無くて全部買いました。
今も時々読み返してます。文体のあの軽さ明るさが好き。
291 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 01:34 ID:LeMAJEiI
今、「なぜ、人は宗教にすがりたくなるのか」
と言う本を読んでます...
「なぜ人は2chにすがりたくなるのか」
自分で自分の拠って立つ価値観決めるのは結構辛いからです。
293 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 08:16 ID:UTNI9m6B
>>281 クーンツ新刊でたんだ。
私は「ストレンジャーズ」が面白かった。
でもこれって映画「未知との遭遇」クリソツだね。
294 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 08:50 ID:qaQdvytV
昔さ、先生や親に「マンガよりも小説も読みなさい」と言われたもんだが、
結局はマンガも小説もただの娯楽だよな。
いろんな知識が身につくという点では両方ともそうだし、雑学という点だけで見れば、
ビジュアルがあるマンガのほうがいいかもしれない。身にならんマンガもいっぱいあるけど。
学校や親は勉強に近い意味合いで小説を読ませようとしてたみたいだけど、
それなら小説より実用書や論説文のほうがよっぽどタメになる。
中学以降小説なんて一切読まなかった俺でも、模試の現代文で全国トップとったことがある。
小説なんて他人に言われて読むもんじゃないよな。
某漫画家が
「マンガとは、駄菓子またはジェットコースターのようなものである。
目的地に着かない、栄養にもならない、だけど乗ってる間、食べてる間は純粋に楽しませる
マンガはそれでいい。」
と言っていた。
小説も十分これにあてはまると思う。
295 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 11:41 ID:G/QgJsbb
小説は想像力つかうんで全然ちがうよ。
296 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 11:44 ID:WA0vo+PD
司馬遼太郎おもろいよ
ラブクラフト読んだ人いない?
色々噂は聞いていて、すんごい期待して読んだのに
私には面白くなかった。
アメリカ的恐ろしさは、日本人の私には分からないと思った。
同様に三島の「鏡子の家」も駄目だった。
女のフトモモを見て“まるで燻した鶏肉の様だ”(うろ覚え)
っつー表現があるのだが、農耕民族の子孫である私と致しましては
その表現について行けませんでした。
298 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 13:42 ID:DMadh5Cw
「アルジャーノンに花束を」
ストーリー自体も好きだったが、ストーリーが進むにつれて
文章体が変わってくるのが面白かった。
クソ重いハードカバーを通学用のカバンにつっこんで持ち歩いてたっけ。
頼むからドラマ化はカンベンしてくれ。
ラブクラフトの作家としての才能が大したもんじゃないのは
多くのファンにとってよく分かってることなんですな。
文章は重いし人物は描けてないしストーリーに切れ込みがあるわけじゃない。
そんな退屈な小説がなぜ読まれるのかといえば
この陰気なおっさんが暗い顔でひねくり出したアイディアに
ある種の人はどうしようもなく惹かれるからです。
「南太平洋の海底深く、石の都ルルイエに太古の邪神が眠ってる。復活を夢見ながら」
もうこれだけで僕なんか脳みそから汁が出ます。
>>297 無宗教の日本人には、H.P.ラヴクラフトの書く「神の恐怖」ってのはピンと
こないんだよねぇ‥‥。
>夏への扉
最近2ちゃんでブームになってるのを見て、久々に読み返して見た。
ピートくんはやっぱイイ(w
>>299 成る程ね。想像力で補えば一大スペクタクルになりますね。
クトゥルー系図やらクトゥルー教やらあるみたいですし。
小説そのものより、作者の肖像画が一番オカルトだ。
イラストは雰囲気があって好きです。
ノンフィクションで何か良いのありますか?
自分のお勧めは、『墜落遺体』。
ほんと事故の悲惨さと遺族の悲鳴が身に染みて解る一冊だと思います。
是非ご一読を。
303 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 19:03 ID:Zvr8lc9C
タイムスリップするようなのでいいのないですか?
北村薫の「スキップ」で、時空間ものが読みたくなった。
小説でもマンガでも映画でもいいです。
またはそういうことを書いてるスレってありますか?
>>302 「墜落遺体」はほんとに読みでがあった。朴訥な文章があの事故の悲惨さを
逆に際立たせてるんだよね。遺体をできるだけきれいにしてあげようという
看護婦さんの心遣いが泣ける。
ノンフィクションものか…「死なう団事件」(保坂正康・角川文庫)はどうでしょ。
戦前のカルト集団の話。
>>303 タイムスリップものと言えばとりあえず…半村良の「戦国自衛隊」は読んだ?
あと、宮部みゆきの「蒲生荘事件」とか。
305 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 20:56 ID:xwgG1HMG
>>303 このスレで大人気(w ロバート・A・ハインラインの『夏への扉』
後は大御所、筒井康隆『時をかける少女』。
ミステリーがお好きなら西澤保彦『7回死んだ男』。
『スキップ』は良いよね。3部作と呼ばれてる他の『ターン』『リセット』
もタイムスリップでは無いけれど、良いっすよ。
>>303 タイムスリップじゃないけど「夏への扉」は?
過去や未来を行き来してるよ。猫好きにもお勧め。
うげ、すでにアガテタ。打つ
308 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 21:03 ID:Wjwx03xv
>>302 「洗脳の楽園-ヤマギシ会という名の悲劇-」(米本和宏・宝島社文庫)はどうかな。
ルポライターの米本氏が実際にヤマギシ会の「特講」に参加して人はどう洗脳されていくのかを
ルポと「ヤマギシの子供達」の現状を訴えた一冊。
「特講」(要するにセミナー)のくだりはマジで具合が悪くなった…。
309 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 21:05 ID:5J6rF2v0
310 :
306:02/09/19 21:08 ID:znntxvNo
いや、漏れ女だし。しかもロリコンだし。
あのクライマックスの会話がたまらないんだよなあ。
311 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 21:11 ID:Pr9j2nS5
女性で漏れって使うとたまに誤解されるよね。
今日は食人全書と死刑全書読みました。
明日は呪術全書と奇形全書読もうかなっと。
ツタヤですわり読み
312 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 21:20 ID:5J6rF2v0
いや、むしろ個人的に「漏れ」を使うのは女とヲタだけという印象が。
タイムトラベルもので記憶をサーチしていて、素晴らしい一冊を思い出しました。
マイケル・ムアコック「この人を見よ」(早川文庫SF)
ヒッキーでいじめられっこの主人公が、ホモの科学者の作ったタイムマシーンに乗って過去のエルサレムへ行き、
そこでイエス・キリストになってしまうと言う内容です。
ホモ科学者が主人公を見ながらオナニーしたり、本物のイエスが精薄児でヨダレを垂らしていたり、
マリアが主人公のパンツに手を突っ込んできたり、
主人公が聖者とあがめられる場面と、虐められてフェンスに縛り付けられる場面が交錯するなど、
素晴らしい場面がてんこ盛りです。
作者のキリスト嫌いが腹一杯楽しめる傑作です。
313 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/19 21:50 ID:5+na7iYh
だから女で漏れっつーのはキモイっての
たまに読み直したくなる本てない?
私は武田百合子の「富士日記」
富士山の別荘で暮らしてる時だけつけた日記なんだけど、
百合子さんの生活ぶりがなんともいえず良い。
娘相手に賭けしてみたり、気にいらないヤツに啖呵きったり。
最後、夫の泰淳が亡くなる前の文章も、なんだかしんみりしてしまう。
娘の武田花さんの写真集もよい。(ぶさいく)ネコ好きは見るべし。
315 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/20 00:50 ID:/tx1wIXN
>312
それ面白そう!!
今読んでる本を読み終わったら、読んでみようかな。
しかし、その作者は狂信的なキリスト教徒から脅迫文とか届いてないのかね?
316 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/20 00:51 ID:pC6Hv2O/
ハマコーの本
塩狩峠良かったなぁ。
コンビニ・ララバイってのもオススメ。
敬虔なキリスト教徒たる者、
右の頬をぶたれたら、左の頬も差し出さねばならんのです。
もっとも、最近はビル2本壊されたら、
無差別爆撃を差し出してますが。
319 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/20 14:43 ID:RrQae/0s
みんな意外と左翼系の本って読んでないんだね。
俺はこいうの読んで一人でゲラゲラ笑ったり、怒ったりした記憶がある。
とくに南京に関しては本当に納得いかなかったなぁ。
そんなオイラからの推薦書。
『悪の論理』。
倉前盛通という人が書いたのだが、かなり秀逸。
ちょっと陰謀めいたところがアブナイ気もするが、最初だけ。
今の国際情勢は的確に分析してるあたりは凄いの一言。
ブックオフで100円か、図書館に行けばありますので是非読んでみてください。
320 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/20 15:07 ID:+1aMFBWA
中西輝政の本が良かった
321 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/20 15:30 ID:lRpLlVBt
サヨではなく元新サヨで現新ウヨの見沢知廉の「囚人狂時代」(新潮文庫)がおもしろかった。
23歳の時に「スパイ粛清事件」で殺人を犯し監獄入りして35歳で出獄するまでの体験記。
彼が「塀の中」で出会ったいろんな人々の観察と「塀の中」の非人道的な扱いに対する不満と
反抗が軽妙に書かれている。
多少思想の臭いがして香ばしいなーって思ったけど、「笑わせようと思って書いた」らしく
割と気軽に読めるし、確かに笑える話が多いよ。
322 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/20 15:40 ID:RrQae/0s
スパイではないけれど、警察関係の本は中々いいよ。
『警視庁捜査一課特殊班』は、かな〜り綿密に取材をしたことがわかる
秀作。
知らない警察用語とかも出てきて、実際の事件を振り返りながら進む構成
は読者を魅了するよ。
ノンフィクションとしてお勧めの一冊。
323 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/20 15:48 ID:5/e1JQQV
余談だが、若い女性はファッション雑誌はもちろん読むだろうが
文庫や単行本は、どういうのを読んでるんだろうねー
324 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/20 15:53 ID:kALGvrFS
私はファッション誌を読まないなあ。
単行本が多いかな。後はハードカバー。
ちょっと前まで講談の新書にはまってて、今は早川文庫にはまってる。
人間革命ププ
326 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/20 16:01 ID:LhRSfSsj
群ようこ好き。
327 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/20 16:10 ID:MQolOxjE
ハードカバー高いっすよ(泣き)。
お陰で10年待ったキングの『スタンド』まだ読めてない。ウヒー。
赤川次郎は小学生で卒業
群ようこ・椎名誠は中学生で卒業
329 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/20 23:08 ID:t8NM+IMu
>>327 図書館で借りればいいよ。
新刊も発売と同時に入ってるし、よく利用してるよ。
私は、月に15冊前後読むので助かってます。
330 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/21 01:50 ID:BPco/mIa
蒼穹の昴、文庫出てないですよね?
頻繁に図書館で借りるもんだから
いっそ買おうと思ったんだけどハードカバーは
電車で読めないし嫌なんだよな…
なぜに作らんのだ!?
331 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/21 02:27 ID:lVArseJi
池田大(略)先生の本を推薦する勇者はいないのか?
こないだ「百億の昼と千億の夜」読んだ。
色々考えてしまった。面白かったけど難しかったよ…。
イエスのヘタレっぷりにワロタ
334 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/21 11:22 ID:7vSp7JIh
ヤマ母おもろかった
335 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/21 11:34 ID:1yGKX2Zt
「夜と霧」読んで鬱になってます
人間の尊厳ってなんなんでしょうねぇ、はぁ
336 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/21 11:48 ID:lb5b+kQj
本屋で立ち聞き。
「おれ、わりと本読む方でさ、文庫とかじゃなくて、
ハードルカバーの本がスゲエあんのよ」
>333
君はこの本読むと泣いちゃうんだね。
可愛い。プ
338 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/21 21:29 ID:d+JTyS/X
宮部みゆきの「理由」中盤くらいまで読んだ。
だんだん面白くなってきた。
昨日、電車に乗りながら「理由」読んでたんだが、
隣の席に座ってた人が「模倣犯」読んでたよ。うはは。
亀山っていう人が書いてる『不倫シリーズ』
不倫の現場と生々しい実態が書かれて、一部はほんとかな?とも思うけど
結構面白い。
いちぶどころかほとんど実話な不倫の実体が読める所が、
ここのものすごく近くにあると思うんだが…。
341 :
切磋琢磨:02/09/25 19:59 ID:t9TitWis
毎週5冊が平均ペースかなあ〜。
司馬遼太郎の坂の上の雲読んだ。
やべぇ。面白すぎ。好古萌え〜
343 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/25 20:34 ID:A3qZxYB5
嶽本野ばらの「下妻物語」読んだ
人間関係について共感しまくり。
いっぱい笑えたしおもしろかった〜
フォーサイスにはまってます。
「ジャッカルの日」「ネゴシエーター」などおもしろかった…。
定番のドストエフスキーなんですが、読んでも全然面白さが解らんのですが・・・
自分の知性が無いのか、感性が合わないのか・・・
>>345 まぁそんなことも有るさ。
好みなんて人それぞれ。
「名作」と呼ばれる作品が駄目とか
「駄作」と呼ばれる作品がツボだったりすることも有るさ。
「○○の良さが判らないなんて」とか
「この歳になってもまだ○○なんか読んでるの?」
なんて外野の声に惑わされない事が読書を楽しく
するコツだと思うよ。
347 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/26 19:36 ID:jRKLfu0t
「晴れた日には鏡を忘れて」
一気に読みました。タイトル変わってていいね。
348 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/26 19:37 ID:jYNmYesm
たくさん読んだけど、ほとんどアレ系の小説なので、それは窓から投げ捨てます。
普通の本は、赤毛のアンの外伝みたいな「アンをめぐる人々」
「茶色の手帳」が泣けると、この板の泣ける本とかっていう主旨のスレで見ましたが、
私的には「偶然の一致」が一押しでした。微笑ましい偶然でした。
あとは映画は見てないけど、「アバウト・ア・ボーイ」
映画のほう見たくなった。
349 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/26 20:13 ID:1A7OICjV
俺も最近『模倣犯』『理由』読んだよ。
『模倣犯』は、女の子を1人で歩かせるのが怖くなる。
やりきれなさを感じる本。
『理由』は、『模倣犯』に通じる所がありますね。
読み進む毎にどんどん面白くなる本。
『クロスファイア』の駄作ぶりに、
読むのやめよかな・・・と思ってたんですが、
どちらも凄く良かったです。
350 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/26 20:29 ID:D5S/tt+t
宮部の「あかんべぇ」図書館で予約したけど結構まったわ。宮部は
時代物がきにいってるんだ。
今は高野和明のう〜〜んとなんだっけ、新作を予約した。8週間待ち。
351 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/26 20:37 ID:VWycOxb3
>350
私も時代物の方が好き〜 ハードカバーは図書館で借りて
文庫になったら買ってます。
今日は京極の「覗き子平次」を読んだ。
「巷説百物語」シリーズが大好きなのでとっても楽しめたよ。
352 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/26 20:46 ID:oKqnyltl
>>349 「理由」面白かったから、「クロスファイア」買おうと
思ってたんだよー。そっか、駄作なのか・・・。
今は、「火車」読んでる。まだぜんぜん読み始めだけど、
けっこう面白そうだ。
353 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/26 20:48 ID:1A7OICjV
>352
あ、いや、俺の読みが浅くてそう思ってるだけなのかも知れないんで、
逆に読んで感想聞かせて欲しいな。
354 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/26 20:48 ID:CnALpTd7
クロスファイア良かったよ。
私は好き。主観によって人それぞれなんだから、
気にするな。
>>352 私は「クロスファイア」おもしろかったよ〜。
宮部みゆきでは「火車」が一番好きだけどね。
これを最初に読んではまって、、作品全部読んだ。
あと「スナーク狩り」が(・∀・)イイ
356 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/27 18:01 ID:7RRMvACt
>>353 >>354 >>355 そっか。「火車」読み終わったら「クロスファイア」行きますか。
上下巻あって読み応えありそうだし、秋の夜長には良いよね。
一冊読んで気に入ると、しばらく同じ著者の本ばかり読んでしまう。
沢山出てるとその分バカ買いしちゃうから、経済的事情により、
ハードカバーには手が出せなくて。
いつも文庫になるまで待って買ってます。
357 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/27 18:02 ID:7RRMvACt
>>353 ところで、なんかこのレスいいなぁ。
いい人っぽい。好感もっちゃった。うはは〜。
358 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/27 18:03 ID:OzDo2haR
J・アーヴィングの「サイダーハウスルール」と
岩井志麻子の「ぼっけえきょうてえ」を同時進行で読んでて
かなり気が滅入ってます...。両方とも堕胎シーンがエグイ。
359 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/27 18:09 ID:A9HUc1k2
アーヴィングは「ガープの世界」で車の中でのフェラ中に
横から他の車が突っ込んできてチンコ食いちぎりシーンも白眉です。
もうこんなんばっかですこの作家。
((;゚Д゚)ガクガクブルブル
360 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/27 18:25 ID:jCkLuzCO
私は「理由」をなんじゃこりゃ?と思った方です。
摸倣犯読んだあとだったから、ストーリーの盛り上がりが
寂しいと思っただけなのかも。
前に読んだものによって意見が変るかも知れないですね。
次はがらりと?趣向を変えて、貴志祐介いこうかと・・・
とりあえず黒い家、ですかね?
361 :
aaa:02/09/27 18:34 ID:byh6JGty
陳寿作の三国志1〜8をやっと読み終わりました。
個人的にはやっぱり曹操伝が一番かな?
次はまた人間失格を読むぞ。
俺はおもしろくもなく女にもモテないけどね。
篠田節子の『女達のジハード』。
女ってやはり感情と打算の生き物なのだろうか?と思ってしまった一冊でした。
山本文緒の「あなたには帰る家がある」
読み終わった後30分くらい鬱な気持ちでした。
いまは松本清張の高校殺人事件を読んでいます。
この人の文章って淡々としててなんとなく面白い(気がする)
364 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/27 20:24 ID:6+pxepcw
「黒い家」、私は面白く読みました。怖かったっす。
一気に読んだ。あの女の人のイメージってなんとなく
「ミザリー」に出てくるアニー。なので映画で大竹しのぶ
が演じてたのはちょとミスキャストに感じてしまった。
(でもさすが演技は上手だったけどねん)
911のチョムスキー本を読んでいるところです。
2週間でようやく半分読んだ。
貴志祐介なら「青の炎」が(・∀・)イイ!
「13番目のペルソナ」も(・∀・)イイ!
367 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/27 22:22 ID:IS0Y8M1d
プルーストの「失われた時を求めて」をこの週末に読破してみようとおもいます。
大著なので2日間どこも出かけられません。
でもきっと為になるハズ。
>>367 勇敢ですな。登頂の成功をお祈りしてます。
僕は本屋で最初の1ページを目撃しとことがありますが、己の身の程を知りますた。
369 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/29 19:57 ID:x/ta1z+L
貴志祐介は、小道具の使い方が上手いよね。
私の一押しは「天使の囀り」です。
最初に出てくる、アマゾン流域原住民の口伝がほそろしかったなぁ。
今は北方謙三のブラディ・ドールを読んでます。
登場人物がみんな、男なら〜男なら〜とうるさい。
370 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/29 20:09 ID:3hVJbcMT
昨日の模試に出てきた吉本ばななの
「バブーシュカ」がよかった。
続き読もうと思う
>>367さんに触発されて、もうずっと挫折している本を読んでみようと思ったり。
・ミルトン「失楽園」
・レーニン「国家と革命」
外国の古典がどうにも苦手(SF除く)な自分。年内に読破できたらいいなあ(ニガワラ
372 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/30 02:39 ID:XKmtBNvw
島荘の『火刑都市』読んだ。
昔の島田は良かったなと思いながら、
「東亰」や「地の水」など、読んでるこっちは意味に気付いてるのに
主人公が気付かない所為で、リズムが崩れて嫌だった。
梅棹忠夫「文明の生態史観」読んでます。コウコウセイ
『国債暴落』
日本の状況はこうなってるのか!ってのが解る本。
幸田マインよりもいいかも、
375 :
おさかなくわえた名無しさん:02/09/30 17:22 ID:JDIyp6Y2
サンドラブラウンが好きなので新しいの買ってみた。
「いたずらが死を招く」(上・下巻)
相変わらず軽く読めるので暇つぶしに(・∀・)イイ!
浅田次郎「壬生義士伝」
本文に南部訛が多くて
理解できそうにないので敬遠していたが
激しく(・∀・)イイ!!
377 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/02 14:54 ID:UNhK/PeV
浅田はいいよね。
「壬生」は、斎藤あたりの語りから面白くなる。
自分は今、篠田節子の『女たちのジハード』読んでる最中だけど、
これって経験に基づいて書いたとすれば、女の人も大変なんだなぁと思いますよ。
特に、一般職の人間は年をとる事は死刑判決を受けるに等しいなんて思いは、
今の男性でもちょっとはわかるんじゃないのかな?リストラとか倒産で。
色々考えさせられる作品です。
378 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/02 15:15 ID:pL1vqTkM
「真珠夫人」
これのどこが昼ドラ?と思いながら読んだ。
が、この前の完結編見て、あまりのぶっとび方に爆笑。
379 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/02 15:24 ID:14dj5T6Z
昔読んだABC殺人事件をNHKのビデオでみた
家具がりっぱで 庭園もきれい
外国版は自分の想像より映像のがずっといい
380 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/02 16:33 ID:OocYAm5b
昨日、図書館で『マークスの山』をみかけ、
そういえば小学生のとき、世間で流行ってたなあと
しみじみしたので、借りてきた。
とてもドシンとくる小説ですね。
381 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/02 16:40 ID:FMBtbKVE
>379
そうそう!ポアロが好きで、ビデオ借りてきては見てたけど
イギリスのお屋敷とか、庭園とかいいよねw
食べ物とかもおいしそうだしさ。
読んでからビデオ、ビデオの後読書
ポアロものはどっちもお薦めw
382 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/02 17:11 ID:C+QdeU5t
辻仁成「太陽待ち」
交錯する世界が統合されていく瞬間がよかったです。
それに映画人の苦労がわかった。
読書とは色の違う本だけど「空想科学読本」
テレビや漫画の内容を科学的に検証していて、
爆笑間違いなし(w
383 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/02 17:12 ID:Cl0XuNnv
>>374 ところがこの間国債の札割れが実際に発生したのに
別に何も起きなかった・・
まあ東証1万割れした段階ですでに相当ヤバい事になっとるが>日本の金融
384 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/02 17:19 ID:9sTqRn1q
>>382 >読書とは色の違う本だけど「空想科学読本」
と学会会長が書いてる
「こんなにヘンだぞ!「空想科学読本」」もあわせてどうぞ。
385 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/03 18:57 ID:CUid7bBu
山本文緒の『絶対泣かない』。
女性に共感できる一冊では。
386 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/04 19:08 ID:+SPdibN+
みんな、山本 文緒って読んでる?
387 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/04 19:09 ID:b3UQz5iA
サティスファクションを読んでいます。どきどき
388 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/04 20:06 ID:etBsJwZf
今読んでるのは
「人が、ついとらわれる心の錯覚」河合隼雄×安野光雅
最近、こんな本ばっかりだわ。
次に読む予定は
「人を動かす」デール=カーネギー
前から気になってるので・・。
389 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/05 00:34 ID:2vffZgp8
上の方で東野圭吾ツマランというカキコがあったけど、この人は短編が素晴らしいと思う。
長編はイマイチ・・・。
>>389 「天空の蜂」はおもしろかったよ。
東野圭吾の”本格推理”っぽいのは苦手だけど。
短編もいいのか…読んでみるかな。
391 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/05 01:34 ID:OrcWEpvq
北野勇作『イカ星人』。
以前読んだ『かめくん』のすっとぼけた叙情性は消えたけど
あのヘンな文体は健在。
面白いかどうかまあ少し微妙なり。
392 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/05 06:45 ID:M4z/3+2x
ゲッツ板谷
凡々たるストーリーに稚拙な文章。
1日に何回オナニーしたとか、そこまで自分を売らないと原稿用紙埋まらねーのかよ。
必死だなおまえ(w
ギャグはちょっと面白いけど。
確かにギャグはちょっとおもろいな、うん、おもろい・・・
・・・・・・んん・・
・・・こいつ・・天才か?
393 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/05 07:53 ID:RArOdCwg
小説がおおいので、評論をひとつ。
「逝きし世の面影」 これ、右、左関係なく日本人必読書のような気がする。
394 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/05 08:09 ID:/6k2ECw+
「バッテリー」
児童書だけどお薦め。
小説って子どものころ読むとなんか別世界って感じで読めるけど、
大人になったら、自分と重ね合わせたりして読むと鬱になったりする。
そんなことってない?
専ら探偵物、ミステリーや昔の古典物やSFやファンタジー
あるいは小説以外のものしか読まなくなった今日この頃。
何だか読後に、爽やかになれるものがあったら教えて下さい。
「ムーン・パレス」と「十九、二十」を借りて読みました。
ロシアにて焚書になったという
ソローキンの「水色の脂身」が読みてぇ。
>>394 俺も「ゲド戦記」に大人になってから出会っちゃったモンで、
ガツーンと来ましたわ。そりゃもうガツーンと。
398 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/06 16:59 ID:p/t87u7l
太田垣晴子の『東京リラックス』。
これは絶対面白い!!
結構読んだ人いるんでない?
東京の生活に疲れやマンネリを感じてる人にお勧めの一冊!!
399 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/06 18:11 ID:ADFJX/6s
>>392 新しい紀行本の方出ないね。韓国に行ったとか言ってたやつ。
ヘタな紀行本とかガイドブックを読むよりゲッツ板谷の本読んでた方がよっぽど
おもしろいしリアルだ。
400 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/07 18:11 ID:JT2Cq5Sn
400ゲット?
新井素子の「はっぴ〜ば〜すで〜」買った。勿体無いから
子供が幼稚園行ったら読む。
いつか読もうと思ってた「レディ・
ジョーカー」を完読しまつた。ふぅ「照柿」の
再読と、「晴子情歌」の読破目指しまつ。
403 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/08 19:09 ID:vNvCrLg3
高村薫の作品で一番好きなのは『リヴィエラを撃て』かな。
『照柿』はとにかくねっちこい・・・読みにくい・・・特に工場の描写とか。
はやく『晴子情歌』読みたい、でも図書館待ちで半年以上だと・・・はぁ。
404 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/08 19:26 ID:4+MhEM6V
今村上春樹のねじまき鳥クライシス読んでます。
うん、おもしろい。
読んでる途中。
塩野七生のチェーザレボルジアあるいは優雅なる冷酷
406 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/08 19:28 ID:f878hVuv
クライシス???
407 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/08 19:29 ID:g+GzzYtw
模倣犯で宮部みゆきに興味持って以来、
火車、レベル7、龍は眠るを読んだ。
今はクロスファイアが最近単行本化されたからそれ読んでる。
408 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/08 19:30 ID:YAfgiz8N
燃えよ剣、読破しました。
定番になるだけあるなあ。
409 :
404:02/10/08 19:54 ID:+pHExCge
ごめんなさい。クロニカルでした。タイムクライシスと混ざったようです。今第三巻です。
410 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/08 19:58 ID:xccCXJee
>409
まだ違うよ
411 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/08 19:59 ID:C37NjK9d
>408
だよね。高校生の頃に持ち歩いてじっくり読んだな。
大げさだけど、あれで新撰組から幕末全般への歴史の興味が湧いたので
今でもいい本に巡り合えたと思ってる。男の生き方とか色々ね。
412 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/08 20:09 ID:f878hVuv
一番のお勧めはシドニーシェルダンの「女医」。
昔、二晩で読みきった。
その後に出たドラマ、あれはものすごくつまらなかった。
原作の方がずっと面白い。
本では重要な役のジェイソンの役がないんだもん・・・。
414 :
404:02/10/08 20:49 ID:FcX91ppP
横文字なんて覚えられないよウワァァァァァァンヽ(`Д´)ノ
どういう意味だよクロニクルって!
いいボケも思いつかなかったよ・・・ごめんね412さん。
415 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/08 20:59 ID:Am+xr2ja
江戸川乱歩やクリスティ、クイーンといったリア厨時代にはまった作者を
読み返しております。
あ、こないだはキングの「呪われた街」読んだよ。
村上春樹かぁ。
『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』
もう一回読んでみようかなぁ。
出版されたばかりの頃、早速買ってきて通勤途中に読もうとしましたが、
これが重い! 二、三頁読むと手首が痛くなってきて。
んなもんで、通勤時間に読む分をコピーにとって束ねて読んでました。
これは軽い! でもその軽さ故か、何だか小説を読んでいる気がしない。
以来、小説はそういう読み方をやめました。
417 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/08 22:10 ID:mtcfCrsJ
ハリーポッターで児童文学にはまってから1年
児童文学ばかり読んでます。
結構数読んでる作者は
福永礼三「クレヨン王国」シリーズ
柏葉幸子
です。
今読んでいるのはゲド戦記。
児童文学は判りやすくてハッピーエンドがほとんどだから
安心して読めるのでいいです。
>>417 ハリーポッターの良さを教えてください
「アルジャーノンに花束を」をこれから読みますさ。
419 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/08 22:14 ID:O2hsOprh
大学生で、通学バックの中に村上春樹の文庫本入れてる奴ァイタイなァ
樋口京輔の「黒の七夕」。
地下鉄工事の裏の世界、談合、贈賄、天下り、手抜き工事、
こんな話大好き!
421 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/08 22:26 ID:y+Tlhn3u
おまいら、もーすこすでハリポタ4巻日本語版発売ですよ!
422 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/08 22:28 ID:O2hsOprh
423 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/08 22:32 ID:xupXMOAp
>>421 すでに予約済みだよん。映画ももうすぐだね。
今はキングの「シャイニング」を読み返してる最中。
BSでドラマ版やってたのとキューブリックの「シャイニング」のDVDを見た所為で
また読みたくなった。
いろいろ比べてみるのも楽しい。
424 :
420:02/10/08 23:08 ID:/GG4dWr8
>>422 デビュー作から全部読んでます。
そのうち「発火点」読むつもり。
あ、発火点読んだ。
最初はどうしてこんな文体なんだろう・・・と思ってたんだけど、最後でようやくわかった。
最後の方ちょっと急展開すぎる気がした。
>>417 うわ、こんな所でクレヨン王国読者に会うとは。
アニメはさておき、大好きだ福永。
私は月のたまごと黒の銀行が好き。マターリする。
427 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/09 18:59 ID:0O1kP6VO
新堂冬樹って読んだことある?
なんかぶっこれ具合がいい!
428 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/09 19:26 ID:EHRTFfS2
アルジャーノンに花束をはいいですね。
今度ドラマでやるけどどんなのになるんだろう。
ユースケ・サンタマリアだしなあ・・・。でも管野美穂も出るし。
漢字や熟語がだんだん増え、また少なくなっていくのに感動した
>>428 昨夜見たよ。地域ごとに放映日が違うのかな?
結果は案の定イタタタでした。
素人役者ばかりなので見ていてハラハラドキドキ恥ずかしいったらもう。
ああ、昨日だったんですね。見る気がないので知りませんでした。やっぱりイタタタでしたか。
原作は最高なのになあ。
431 :
420:02/10/09 20:18 ID:JqT4WDYf
>>427 新堂冬樹、たまに読みますよ。
「カリスマ」、「無間地獄」、「鬼子」、「闇の貴族」。
今度、「溝鼠」読みます。
この手のものは、黒川博行も読みます。
>>429 ドラマにすることで、
日記形式っていう一番の醍醐味が消えて、
第三者的視点で話が進むのが勿体なかったですな。
つっても、上手くやれば面白くなるかも知れないけど。
藤原伊織の「テロリストのパラソル」面白かった!!
高野和明の「13階段」も。ぜひ読んでみて〜〜♪
翻訳モノって・・・どうしても読めない・・・。
読みたい本一杯あるんだけど 文章がストレートに頭に入ってこないのです。
そんな事ない?
>>433 ジーキル博士とハイド氏の翻訳本読んだ時
後半3行くらい形容詞やらなんやらが続いて何を表してんだか、よくわからなかった記憶が・・・
435 :
433:02/10/10 17:11 ID:M6sQqEV1
>434
なんだか 著者と翻訳者の”コトバ”が一致しないっていう
感じかなぁ????
せっかくのごちそうを オブラートで包んで食べてるような
イメージになってしまう。
もちろん すごく上手な翻訳者だとそうじゃないのかもしれ
ないけど まだそういう翻訳モノに出会った事ない。
436 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/10 22:06 ID:Z/JR1X6B
>>417 児童書でハリポタがお好きなら「ダレン・シャン」と「ローワン」シリーズもお薦めです。
「ダレン・シャン」はそのうち、指輪物語やハリポタのように映画化されるだろうと、私はにらんでる。
古いのなら「ナルニア国物語」とかもイイ。
437 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/10 22:26 ID:oKHndAtc
メルビル の「白鯨」
学生の頃から読み続けている。もう10年くらい。
気が向いたときに、適当に開いた頁から読んでる。
普通に読めば、何回も読み終わっている時間読んでいるが、まだ一度も完読してない
。あの話は、永遠に終わらないほうが、何かよさそうなのでそうしている。
知識として、最後の結末は知ってしまったのだけど。
その他、同じように、読み続けたかったのが、「銀河鉄道999」。最後まで
よんでしまったけどね。こんなのわかるかな?
438 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/10 22:35 ID:p3l52yPC
>>436 「ダレン・シャン」って映画化ケテーイしたんじゃなかった?
「ナルニア国」も。違ったかな?
439 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/10 22:47 ID:5c6W5GME
「森の生活」ソーロー
「赤蟻族と黒蟻族の合戦」
黒蟻は二匹の敵の首を胴体から切りはなしてしまっており、
そのまだ生きている二つの首は鞍の前輪につけた恐ろしい
分捕り物のように、彼の両脇にぶらさがっていた。
黒蟻は二つの触角をおとされ一本の脚の一部のみがわずかに残っていた。
(1405-64 法王ピウス二世)
「アルジャーノンに花束を」は、氷室京介?から知りました。恥ずかしい・・・
アイツ、読んでちゃんと理解できてたのかなあ?
なぜが山崎豊子「不毛地帯」読んでる。
無駄に長いけど、サクサク読めて「本を読んでる〜」って感じがイイね。
>>440 俺なんか厨房時代友達に、
「これよー、バカがウンコ漏らして、手術して天才になって、
最後結局バカに戻ってウンコ漏らす話なんだぜ!」
なんて、鬼のような紹介のされ方した上に、
「ぎゃはは、くだらねー! 読みてー!!」
ってな勢いで借りて読んだのに、
今では心の名作だと思ってるから、大丈夫だよ。
443 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/11 07:35 ID:YgZ5OO51
宮部みゆきの「火車」読み終えました。
面白かったけど、読後感は「え?これでラスト?」って感じだった。
「クロスファイア」買ってあるんだけど、S・キングの「ジェラルド
のゲーム」を見つけたので先に読み始めてる。
筒井康隆の短編で
人間の歴史をイタチに置き換えたパロディ、みたいな話
があったと思うんですけど、タイトルが思い出せません。
また読んでみたいので知ってるかた、おながいします。
445 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/11 18:23 ID:LWnBMuqK
山本文緒のシュガーレスラブ。
これ読んだ人結構いるのでは?
新井素子「ハッピー・バースディ」
面白かった前作から3年も空いたから期待してたんだが
・・・。チグリス読み返すか・・・。
っつーかいつも思うが、この人は現実的な話には向かんなぁ。
447 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/11 18:31 ID:wFRwn85a
>>443 結構面白かったよ「ジェラルドのゲーム」
心理描写が良くて読んでいるこっちもゾゾっとする。
448 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/11 18:36 ID:HopOwdQB
>>444 そんなのがあるのですか?是非読んでみたいです。私もタイトル知りたいです。
>>445 読みましたよ。個人的には「眠れるラプンツェル」が好き。
「恋愛中毒」は、タイトルがつまらなそうだけれど、
実際読んだら、とてもとても面白かったです。(ドラマの方は見てないや…)
449 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/11 18:42 ID:I+iYfwFO
>>444 「虚航船団」かな? 短編じゃないけど。
450 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/11 18:43 ID:1ilRyRUe
筒井康隆の話で、
畳に顔つけて寝ちゃって、
畳の跡がついた顔に異変が起きてどうのこうのってのが
好きだった。半分忘れちゃった。
どんなんだったかな。
451 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/11 18:48 ID:HopOwdQB
448です。
>>449 検索してみましたが、「虚構船団」は文房具が主人公(←三角定規ですって)のもの
らしい…。でも、これはこれで読んでみたい気が。
453 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/11 19:25 ID:I+iYfwFO
>>452 そのスレは文房具板だから文房具関係のレスばかりだけど
虚構船団の半分はいたちの話でつ。
454 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/11 19:32 ID:2byjDDK2
今「青春デンデケデケデケ」読みオエターヨ
なんかどきどきして泣きそうにナッターヨ
>450
怪奇畳男ですね!!
ワタシもこの話しだーーーいすき!!!
読んでると だんだんとほっぺたが痒くなってきます。
やっぱり 筒井康隆 よいです。
456 :
茨城陸 ◆WgohBatObk :02/10/11 20:43 ID:f2AO7NsM
花村萬月最強。
初心者には「ゴッド・ブレイス物語」を薦める
457 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/11 20:45 ID:tUPY04AL
興味あったから、真珠婦人。文庫だけど。まだ、瑠璃子は
純潔を守ってるところ。今月はハリポタの新刊が楽しみだ。
458 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/11 21:06 ID:AfQ/7Q6m
群ようこの無印失恋物語を読みました
群ようこってどうなんでつか?
459 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/11 21:11 ID:3aVZ+Ya3
451です。
>450 >455 それも是非読んでみたい。明日にでも手に入れよう。
>>459 それだったら「宇宙衛生博覧会」も読まなきゃ。カニミソほっぺ(゚д゚)ウマー
461 :
444:02/10/12 01:37 ID:XzIK7bDn
>>449 ありがとうございます
そうか短編じゃなかったですね、後半は文房具もでてくるしw
また読んでみよう
459です。 >460うん。それも読んでみます(‘カニミソほっぺ’というのに興味深々)
昨夜、池澤夏樹の「インパラは転ばない」を読み終えたところ。
463 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/12 17:30 ID:Xlb5d0y/
はみ出銀行マンシリーズ読んだ人います?
あれって全部ホンとなんですかね?
464 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/12 23:37 ID:f4mtZk3x
>>454 青春の1頁系では村上ドラゴンの『69』が好きです。
他のドラゴン作品はあまり好きじゃないけど、これは(・∀・)イイ!
465 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/12 23:40 ID:tCPACZSu
>>464 69私も大好きです。10年も前に文庫買って今も思い出したように時々読んでる。
最近読んだのは山田詠美『マグネット』
短編集なんだけど最初の2本が特に好き。
466 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/13 17:36 ID:ycjZT0Q8
age
467 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/13 17:51 ID:gqnpTHar
今日読んだ本
吉村達也「孤独」と、「ミステリー教室殺人事件」
今は、吉岡忍「放熱の行方」を読んでるところ。
吉村達也って好きなんだけど、あんまり知名度は無いような気がする。
468 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/13 17:51 ID:pZ5lZeYu
アゴタ・クリストフ「悪童日記」読了。
淡々とした双子少年(・∀・)カコイイ!
意地悪ばあさん(・∀・)カコイイ!
469 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/13 17:58 ID:DteR0+Gn
司馬遼太郎「燃えよ剣」読み終わった。
面白い。
470 :
548:02/10/13 18:13 ID:nDXjdyvQ
>468
渋いぞ!「悪童日記」。
大学時代、文学史で聞いた名だ。
471 :
sage:02/10/13 19:26 ID:2aR91h+o
宮部みゆきと乃南アサを交互に読んでいたら、
頭の中が混乱した。(雰囲気が似ていると思ったの)
『蒲生邸事件』は読みごたえがあって面白かった。
村上龍はどうも受け付けなかったです。(読んだのはトパーズ)
村上春樹は一時期ハマッていましたが、段々ついていけなくなった。
ノルウェーの森が最後でした。
森瑶子も好きですね。女性の登場人物がカッコイイです。
472 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/13 19:49 ID:LTkNvlGi
重松清 「定年ゴジラ」
......泣いちゃったよ。
私は乃南アサの方がなんとなくベタベタドロドロしてる感じがして
敬遠しちゃうんだけど、そんなことないですかね。
474 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/14 16:17 ID:8WaKDcpH
高橋治の『風の盆恋歌』って知ってます?
これは男女とは何かを考えさせられる一冊だと思います。
475 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/14 16:23 ID:LN8VkCTc
ナンシー関を古本で揃え中。
やっぱり面白い。本当に惜しい人を亡くしたよ。
476 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/14 16:28 ID:oR1APnPq
村上春樹の「国境の南、太陽の西」って本がけっこうよかったなぁ…
ノルウェイなんかよりじわっときてよかったな。
477 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/14 16:36 ID:Y6sK+izo
>476
僕の中ではあれはエロ小説っすワラ
478 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/14 16:53 ID:onaYwfG7
既出だけど、宮部みゆきの「火車」を読みました。
宮部は初めてでしたけど、なかなか面白く、
一気に読み終えました。読んだのは文庫版でしたが
強いて難を言えば、巻末の佐高信の解説がうざいこと
くらいかな。
479 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/14 16:56 ID:y3psRUrJ
ドラマ記念で「アルジャーノンに花束を」を再読。
中学の時初めて読んで以来、ずっと押入れの中で埃まみれだったけど
その頃より自分が大人になってるんだーって思えた。
主人公に対して受けた印象が昔と随分違ったから。
480 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/14 16:59 ID:/uyVUkpK
>>475 私はいまだに「この事、ナンシーだったらどう切ったかな」とか
「ナンシーならどう締めたかな」と考えるよ。
ナンシー…。・゚・(ノД`)・゚・。
481 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/14 20:29 ID:pegMVzxk
若竹七海「スクランブル」。
とある女子高で起きた殺人事件と主人公達の学校生活を絡めた短編集。
自分は共学だったけど「女同士のこういう風景、あるよな〜」と懐かしくなった。
482 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/14 20:35 ID:C8V4u6aA
>>473 乃南アサは、読後感の悪さが抜群でよろしい。
483 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/15 18:07 ID:UfZe0Nap
山本文緒が中々出てきませんね。
恋愛中毒とか結構いいと思うのですが。
あと、乃南アサは音道シリーズで生き長らえてるような感じがする。
484 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/15 20:08 ID:F7w1lvSE
今更ながら小野不由美の「屍鬼」上下巻でうぇっと思ったが、
なにげにつまらんかった。高橋克彦のドールズのほうが
よかっただ。
485 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/15 20:14 ID:hGUW4qhF
>>484 そんな・・・昨日図書館で見つけて、重いの2冊借りてきたのに。
まだ上巻の10ページくらいしか読んでないから分からないけど・・・
>>485 俺は面白いと思ったし、まあ読んでみ。(どうせ無料だしな)
んで、その後京極夏彦の「どすこい」(仮)でも(安)でもいいから
読むことをお勧めする。
井上尚登の「CHE」
旅に出たくなった。
488 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/15 23:33 ID:LXGFNsWx
>483 山本文緒さん、好きですよ。
>>448で「恋愛中毒」その他についても書きこみしておきました!
489 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/15 23:41 ID:LXGFNsWx
若竹七海さんの、「プレゼント」等の女性探偵シリーズも大好きです。
海外では、E.L.カニグズバーグ が昔から(今でも)本当に大好き。
彼女の昔からのスピーチやインタヴューをまとめた「トーク・トーク」(←日本語には、今回初翻訳された)
を今は読んでいます。
あ、このスレで既出の筒井康隆さんの本も買うつもりだったんだ。
>480 ええ。私もナンシー関さんの書いたものはよく読んでいました。
480さんと同じような事、私もよく思います。
490 :
フォローマン:02/10/15 23:48 ID:7AmDSR9g
ジルドゥルーズ著「ニーチェ」
元気の出る本です。
なぜだかとっても。
491 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/15 23:54 ID:3akQJHsX
俺は今、有栖川有栖の「双頭の悪魔」読んでる。
文庫なのにやったら分厚いけど面白いな。
492 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/15 23:58 ID:L1IJ4dpu
乃南アサ「ピリオド」読みました。
電車の中で読んでいて涙が止まらず恥ずかしかった。
意外に泣かされた。
嶽本 野ばら『下妻物語』
乙女って……
いや、おもしろいけどね。
494 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/16 00:07 ID:ayMHXxXu
>492
あなたはひょっとして、S.Mってえ人じゃないですか?
495 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/16 13:33 ID:RLB9KGmI
誰か今話題になってる外務省で、外交官妻や駐在員達の社会について書かれた
面白い本があるって友達から聞いたのですが、知りませんか?
なんでも、役職の低い外交官の妻は上司の妻に絶対服従とか、民間会社の駐在員
社会ではお局様が仕切ってるとか、ちょっと普通の人には考えつかない社会が描かれてる
みたいなんですよねぇ。
興味津々。
496 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/16 13:46 ID:c6FSw7PK
三島由紀夫にはまってます
497 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/16 13:57 ID:oEL1lbWZ
恩田陸おもしろい。
9月に発売予定だった本が延期。早く出ないかな〜。
498 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/16 21:19 ID:P9ALbEjV
499 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/16 21:28 ID:aYiJS9ix
けっこうみんな俗っぽい本読んでるね。
>>498 ぐっじょぶ。
顔も態度もひでーな、こいつ。
>>495 「伏魔殿のなんとか」ってのをこの前ブクオフで見た気が・・
それは確か新書だった。
もしくは小学館だかの最近出した
新聞よりちょっと詳しく旬の話題を解説するようなコンセプトの
文庫新レーベルあたりじゃないか?
503 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/17 00:38 ID:6FZ3ymZ+
>496 三島由紀夫は、「レター教室」 が楽しく読めて好き
「行動学入門」「音楽」「潮騒」など、メジャーでないものの中にも面白いものあると思う。
一見とっつきやすそうに見える作品も、この方の文章は、隙がなくとても美しい日本語で書かれていると思います。
「金閣寺」は…(言うの恥ずかしいのですが…)正直よく分かりませんでした。
504 :
503:02/10/17 00:40 ID:6FZ3ymZ+
↑ 追記
同じく三島由紀夫さんの 「美しい星」 も良かった…
505 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/17 00:43 ID:gIKEFvOk
>499
学生時代は、俗っぽいのを嫌ってたんだけど二十代も半ばになると
くだらないの読みたくなるんだよ。
ブックオフ様様。
506 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/17 15:12 ID:tnEG+r5C
村上春樹が好きなんだけど短いものでは『レキシントンの幽霊』を良く読む。
ピシッとまとまったぐっと来る作品であるように思う。
宮台が酷評してる『海辺のカフカ』は今読んでる最中。さてさてどんなもんかな。
507 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/17 16:59 ID:R87L75K4
金城一紀の本を2冊とも(GO、レボリューションNo3)読んだ
んだけど、凄くツボった。
読んだ後爽やかな気分になれるね。
あーゆー青春小説、もっと読みたいと思った。
508 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/17 17:03 ID:pl2UsXKc
>>468 アゴタクリストフのその「悪童日記」の続編読んだ?
「二人の秘密」(?)と「第三の嘘」
2番目の続編はなんか拍子抜けするんだけど、最後の
第三の嘘でどんでんがえし。
509 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/17 17:25 ID:Sv8h64Rd
トルストイの戦争と平和とか、アンナ・カレーニナとか読んだけど
全然面白くありませんでした。
510 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/17 19:22 ID:tWNX+7lv
「天才の勉強術」「わたしの昭和史」「大人のための偉人伝」
なかなか興味深かった。新潮新書結構好き。
そういや「悪童日記」学生時代に本好きの知り合いから
「アンタならハマる筈だから読め」と勧められてたっけ。
まだ読んでなかったので明日買いに行きます。
512 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/18 14:59 ID:e0lTbgpR
漱石のこころを読んでます。
心理描写が良いですね。
漱石の作品の中でも、これは最高傑作なのでは?
513 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/18 15:13 ID:D4neB2WD
夏目漱石なら、夢十夜が好きです。
いっとき、毎日のように読んでたな〜。
倫敦消息とかもいいですよ。エッセイですが。
514 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/18 15:28 ID:31klPtKR
『ロードオブザリング』のDVD買って、特典映像見てみたら、原作読みたくなってきた。
とりあえずネットで注文かけたが、『指輪物語』文庫で全9冊。
大学教授で言語学者のオヤジが描いたファンタジー世界って・・・楽しみだー。
515 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/18 23:30 ID:Wvyv3cI3
>511
悪童日記は8割方ブックオフにあるよ。
516 :
名無しさん@HOME:02/10/18 23:39 ID:97ib3zQb
ロシアものよんでます。(今は「父と子」)
なんで本名と通称と混ざって出演しるんだよ!誰だかわからなくなるよ!
517 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/18 23:45 ID:u1Rg1UJQ
隆 慶一郎の「影武者 徳川家康」読んでます
長ぇ(;´Д`)・・・・面白いけど。
この前ブクオフでジャージヤングが指輪原作買おうとして、
その長さと、文字の小ささにビビリまくってた。
素直にビデオ化待つか、
岩波児童新書の『ホビットの冒険』で我慢することをを勧めたかった。
今読んでいる本の、巻末に紹介されているものの中から、
次に読む本を選ぶ、という事をしばらくしていたんですが、
今日買った本の巻末にはロクなのが載ってないよ(´・ω・`)
520 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/19 02:28 ID:y8/OBXSz
ここ見て、バトルロワイヤルを読んでみた。
ものすごくおもしろい。
はまる。
映画は見てないけど、たぶん原作の方がおもしろいんじゃないかな。
川田君がカコイイ。
まだ途中だけど。
オススメ。
521 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/19 02:48 ID:bdk91zcj
映画はつまらんかったよ。>バトルロワイヤル
本じゃないけどこれwww.story-magic.com/aaaaaa/
久しぶりに読み返してハマった。岩本センセカコイイ!萌え(;´Д`)ハァハァ
524 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/19 08:58 ID:n/SxbnSe
小池真理子「恋」「冬のなんとか」を読みましたが
・・・・・つまんねー。
525 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/19 10:43 ID:e1DVpXaJ
>>514 文庫にはなってないんだけど「指輪物語・追補編」も読んでくれー。
彼らの先祖と彼らがその後どうなったかが分かるよ。
あと「ホビットの冒険」もね!
原作ファンとしても映画ファンとしてもヴィゴファンとしても(w「TTT」は楽しみです。
アメリカと同じ12月公開にしろー!!
オアシス ブラザーズ(著ポール ギャラガー)
結構面白く読めた。
527 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/19 17:02 ID:y8/OBXSz
>>521 騙されたと思って、原作読んでみ。
おもしろいから。
但し、殺されるシーンの描写がリアルだから、
そういうの苦手な人はやめといた方がいいかも。
528 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/19 17:13 ID:8Roi0cKO
>>526 ほほー、そんな本出てるんだ。読みたい。
ミュージシャ繋がりでカート・コバーンの日記、
日本でも早く出版されないかな。
529 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/19 17:22 ID:afeC2Tx/
乃南アサで、音道貴子シリーズって凍える牙以外にあるんでしょうか?
結構、このキャラのファンになってしまいました。
530 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/19 17:37 ID:ftgMaEFP
>>508 二巻目は「ふたりの証拠」ですね。
昨日入手しました。これから読みます。
何で本を読まなくちゃいけないの?
あと「読んだ」ってどういう状態なのか分からない。
全ての字を見れば「読んだ」になるの?
>531
むずかしいよね。
何年も前に読んだ本が今でも自分に深い影響残してるときもあれば
みんながいいっていうから読んだけど「だから何?」としか思えないのもあるし
理系の読み方で文系の本読んでも、その逆でもうまく理解できないし。
533 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/19 18:01 ID:lcwQ0l7o
北朝鮮を知り過ぎた医者ってのを今よんでます。(現在半分くらい)
面白いんだけど、訳がへたくそすぎ!
読むのに必要以上の努力と忍耐を要求されるー。
もちっとまともな訳者はいなかったんか草思社!原作者に失礼すぎ。
534 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/19 18:36 ID:mPxsfxar
村上春樹の 国境の南・太陽の西 は、読み終わって激しくむかついた。
春樹にじゃなく、主人公の男に対して。あまりにもむかついたので
読むんじゃなかったと後悔。
ねじまき鳥は大好き。
あと世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドもヨカッタ
ノルウェイの森は何回読んでも頭の中に残るものがない気が・・
友達は スプートニクの恋人 がすきだってーー
535 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/19 18:57 ID:y8/OBXSz
>>531 本を読むのがむちゃくちゃ速くて、読書量もハンパじゃないけど、
ある時期から本を読んでいたのではなく、目で追うだけになっていたような気がする。
仕事をやめて、時間的余裕ができてきた半年程前から、本当の意味での読書を楽しめている、と思う。
536 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/19 19:09 ID:ml8VtkB5
小野不由美「十二国記」だんだん面白くなる。
女が主人公のジュブナイル小説で一番(・∀・) イイ!
欲を言うと十年前に読みたかった、ちょうどライトノベル卒業した後だなんて。
次は「図南の翼」。しかし、タイトル覚えずらいなぁ。
537 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/19 23:23 ID:vZPvpnSh
あ、あと村上龍の 69 いちおエッセイなんだけど
こんなのも書けるんだーと感心。笑えるし。
538 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/19 23:31 ID:fOkSRoNK
>534
分かるー!!言葉は悪いけど、繊細ぶってふらついてんじゃねーよ!
って思った・・・。ノルウェイの森もそんな感じだったなぁ。女をなめるな。
感動する人が多いから、心の秘密箱にしまっておきます。
村上朝日堂シリーズは素直に好きです・・・。
539 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/19 23:38 ID:F/GMR8jK
積み重ねた本の高さと知能の高さは
何ら因果関係はありません。
模倣犯 下巻
爺さんの周りでドロドロした思いが交錯していたり
ヤシの登場などが非常に歯がゆくて疲れました。
読むの一旦中止。
本を読めばいくらでも知識は養えるが、
本当に大事なのは、自分の持ってる知識をいかに使うか。
知識の量じゃない・・・なんて、ここの人に言うまでもないか。
ルー・ガルー 京極夏彦
最近めっきり図書館派。もうハードカバーは買わない。
>541
寺山修二もそんなことを言ってたような。
本に埋もれて、知識の中で死んでいく人…だったかな?
>524
「恋」読みましたよ〜。
そんなにつまらないとは思わなかったな。印象に残る訳でもなかったけど。
544 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/20 05:35 ID:4ssz3xhP
>544
同意。別に誰に自慢するわけでもなし。好きだから読むだけ。
546 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/20 05:54 ID:4ssz3xhP
というか、勉強の疲れをとるのには電車での読書が最高みたい
ボーっとするよりストレスが緩和される・・・
547 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/20 08:24 ID:9yjb3UJm
キレない脳になるには読書がいいって新聞に書いてあったような・・・
ゲーム脳と読書脳だって。
ところで今は、あ〜〜図書館の返却期限すぎてた、いってこよ。
海月ルイをよんでみたいです。
548 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/20 08:44 ID:eizch0ZN
子供の頃から読書三昧だったけどたまにプチキレするけどな・・・
人格がいっぱいあるかんじ
549 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/20 10:08 ID:XPi+QnFk
529さん。
乃南アサの音道貴子シリーズものでしたら
『花散る頃の殺人』があります。
550 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/20 10:09 ID:XQjN6wop
>>542 「書を捨てよ!街に出よう」だっけ?
キングの「ニードフル・シングス」を読み始めた。
こんな言い方するとキングに怒られそうだけど俗悪でいいなあ。
551 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/20 10:19 ID:XvYRQGP2
>>525 ラジャー! 近所の図書館で借りて読みまっす。
552 :
1:02/10/20 17:41 ID:spWTzreT
山本文緒、ここでも何回か出てきたけど、
恋愛中毒は最高に良いよ。
まだ、初めだけど、読みやすいし、構成もいいし。
お勧めです。
553 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/20 17:44 ID:LIwKUP1E
夢野久作「ドグラ・マグラ」
アタマん中がくちゃくちゃになる感じ…
関係ないけど、本屋でタダで貰える新潮文庫のパンダのしおりが可愛いです。
新潮文庫の応募マーク集めてるんだけどたまらない・・・
マグカップが欲しいのです。
>>555 わたしもマグカップ欲しい。
まだ8点だけど…
最近新潮の本読んでないなぁ
ここのところ活字より映画派になりました
558 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/21 21:15 ID:NeYxhcGU
桐野夏生さんがまだ出てないので。
映画にもなってる[OUT]や、
題名忘れちゃったが(天使の・・ってやつ)ミロシリーズ。
めっちゃおもしろいよ!
宮部さんの本を少し大人向けにした感じ。
「柔らかな頬」は、読後感が悪いけどね。
559 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/21 21:18 ID:mkYOZZXH
ADSL開通してから本を殆ど読まなくなった。
調べ物はネットですんでしまう。
560 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/21 21:45 ID:Xao92uL5
北林優の「警視庁鑑識課 アブラムスの夜」読みました。
初めて読む作家だったので、どうだろうと思っていたのですが、
文句無く面白かったですよ。
主人公の女性鑑識課員が活躍する話です。
そのうち、他に2作品も読むつもりです。
561 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/22 08:26 ID:UFSy5TWl
浅田次郎の「鉄道屋」文庫で読みました。
これに収録されてる「うらぼんえ」で、ぐひんぐひんに泣いてしまった。
「鉄道屋」はなんてことなく読み流したんだけどな。
うちのパパは「鉄道屋」なんか三流SFだ!と暴言を吐いていたけど
私はまだ読んでません。
563 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/22 20:01 ID:w2YY8ogU
>>529 私もこのシリーズ好き。
主人公の日常生活の描写に、独り暮しの女性の生活感がとっても良く出てると思う。
私個人の感想としては「凍える牙」より、短編集の「花散る頃の殺人」の方がおもしろかったです。
564 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/23 14:06 ID:8tfSFjrx
音道シリーズでは、あと単行本で『鎖』があります。
今、何かの文芸誌での連載の中では、なぜか下町の会社に転職してしままった
話も載ってます(苦笑
これがいつ本ででるのかは判りませんが、乃南さんは、彼女と一生を共にする
つもりでは?(苦笑
565 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/23 14:12 ID:q+Tue0C3
>>564 えっ 刑事辞めちゃうの。
彼女が男社会の中で感じる矛盾もいちいち納得できて好きだったんだけどなあ。
566 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/23 19:57 ID:PLhK4nb1
英国冒険小説が好きでつ。
ギャビン・ライアル「もっとも危険なゲーム」再読中。
抑えに抑えた描写が緊張感を紡いでいく・・・。サイコー
567 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/23 22:01 ID:FsS+OmlV
ハリーポッターの四巻上・下を買ってきた。
今からこれだと最終巻は何冊組になるのかしらね。
さあ、気合入れて読むか…。
568 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/23 22:05 ID:p6qtaROv
今は宮沢賢治読んでる。
あのヘンなリズムの可愛らしい文体に
なんとなく癒されている気がする。
569 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/23 22:08 ID:Axybqi/e
本は買わないで毎日本屋で読んでます
570 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/23 23:00 ID:MBdN7+iw
571 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/23 23:07 ID:k/S1QQcg
>>569 本屋に長時間いると、うんこしたくなんない?
572 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/23 23:31 ID:IeGGBQlg
もしも家の隣がジュンク堂なら(ありえないが)
たしかに買う必要ないよなぁ〜座って読めるんだもん
あーあー家の周りにジュンクとケンタッキーとモスとコンビニと
ヨドバシカメラとダイソーがあったらいいのに!
明日あたり、ジュンク堂に行ってこようかな。
朝一に行けば、座れるだろうか。
574 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/23 23:46 ID:vxbNAJyt
私の彼氏、本はよく読むんだけど、その割には漢字が読めない。
普通一般常識として読めなくてはマズーな漢字さえも読めない。
私なんか全然本を読んでいなくても普通に読めるのに・・・。不思議だ。
でもね〜、よく読むっつったって、ジャンルがね・・・。
ファンタジーとかSFものとかだもんなぁ。それだからかしら。
575 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/23 23:48 ID:8gcvY+Hj
今、読んでるのは、関容子の「芸づくし忠臣蔵」
歌舞伎の芸談の裏話がイッパイでてきて面白い。
576 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/24 00:21 ID:CAYIrXca
京極堂の鉄鼠の檻読んでます。
ああこの厚さがたまらない・・・
577 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/24 00:23 ID:GlGEltqQ
>>576 「鉄鼠」って、すっごく面白いけど、
本を持つ手が痛くならない?(w
578 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/24 00:44 ID:CAYIrXca
>>577 疲れるから電車の中じゃ読めないよね。
カバーしてても厚さで誰の本かわかるからある意味便利。
579 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/24 00:56 ID:B4WQRHzr
馳星周「雪月夜」
後味悪い
>>579 馳星周の作品はどれもダークな感じで後味悪い気がする
あと、ホモが多い
581 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/25 14:51 ID:/9FsMMIn
馳もそろそろねた切れなんじゃないの?
内容がどれも一緒で、不夜城の遺産でなんとか食い扶持稼いでるかんじだね。
図書館を利用してる人多いのかな。
俺なんか幾らかでも作者の人に還元したいというのがあって
極力新刊買うようにしてたりして。
ベストセラー本なんかだと図書館とかブックオフでも良いかな〜
とか考えるんだけど
馳曰く日本に現存するベストセラー作家は
宮部みゆきだけらしいからなあ。
ハリポタは誰かに借りるかな。
>>582 図書館の本だと目がショボショボするから、俺は普通に買ってるよ
あと、図書館閉まるのが早すぎて期日に返せないってのもあるな。
小学生の息子のためにと言いつつハリポタいそいそ買ってきて、自分で読んでいるのは
この私です。
585 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/25 19:14 ID:MOI0GI64
ムネノリよんでるー
586 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/25 21:26 ID:rwryC+rz
>>583 なんでショボショボするの?
図書館の開館時間外だと、返却ポストに入れればいいのでは?
587 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/25 22:04 ID:JWFuNSsV
図書館の本で目がしょぼしょぼするのはほこりのせいかなぁ?
カビっぽいっていうかなんか顔痒くなったりする。
私は気に入った本は手元に持っておきたいから図書館で
読んでから買う場合もある。
村上春樹だけは無条件に買うけど、カフカってどうなんだろう・・・。
1回読んだだけじゃ理解できてないよ。・・・バカなのか?
>>587 わかる。<しょぼしょぼする
古いハードカバーなんかだと特に思う。
カビなのか埃なのかは分からないけど…。
589 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/25 22:11 ID:+5Ki4VuF
>>587 私なんて、2度読んでも理解できませんでした、カフカ。
なので、私よりはましだと思いまつ。(w
590 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/25 22:57 ID:vTyfOlOb
アントニオ・タブッキ「インド夜想曲」
インドの猥雑で貧しい描写も多い割に
幻想的で美しいイメージしか後に残らない。
不思議な読後感があってつい何度も読み返してしまう。
>141
カルヴィーノは「不在の騎士」しか読んだことないけど
やっぱヘンな人なんだな。結構好きだけど。
吉村 昭の記録小説は面白いYO。
「高熱隧道」「熊嵐」「破獄」「破船」「光る壁」
どれも一気に読んでしまいました。
「光る壁」はプロジェクトXでも採り上げられました。
>>586 家に帰るのが遅かったりするとかったるくて、図書館自体に行く気がしないYO
最近読んだホワイトアウト(今更かよ)の作者が幼馴染みの友人の
母ちゃんと元同級生って事を知って世の中狭いなぁ、と感じた今日この頃。
>>591 羆嵐は怖さが伝わってくるね。
北海道に住めそうに無いよ
594 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/27 17:03 ID:7PqQwGsv
乃南アサの音道さんが、刑事を辞めて、下町の会社に転職したらしい。
595 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/27 17:18 ID:P+GUlzGX
俺的にはブックオフの存在が活字離れを防いでくれてるな
100円天国マンセー
T・H・クックのきめ細かな描写とダウナーさ加減が気に入った
でもこの人寡作なんだよな、残念
596 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/27 18:06 ID:Lfzl+oEZ
恋愛中毒読みました。
山本文さんは、短編でこそ輝くと思ってたのですが、長編でも良かったです。
しかし、相手の男、イツジってほんとに現実世界にいるんですかねぇ?
597 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/27 18:14 ID:HqHSPVrP
貴志裕介の「青の炎」が映画化されるんだけど、キャスト嫌なんだよね。
好きな本が映画化されたんだけど、キャストが嫌な場合どうする?
598 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/27 23:32 ID:k9CblSSX
>597 思い入れのある原作の、ドラマ化や映画化したものは…
観たいような観たくないような複雑な気分ですよね。
>596 の「恋愛中毒」も、ドラマは観てないんですよ…
>>597 なかったことにする。
私は宮部の「クロスファイア」見てません。
600 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/28 08:07 ID:zJj0R18h
>>597 みない。
「黒い家」の大竹しのぶも、演技はうまいけど自分の中のイメージが全然
違ってて、楽しめなかった。
キャストで満足したのは「羊たちの沈黙」のジョディ・フォスター
とアンソニー・ホプキンス。クラリスとレクター博士は二人以外に
適役はいないと思った。
映画じゃないけど、「アルジャーノンに花束を」は絶対みない。
601 :
フォローマン:02/10/28 08:14 ID:tgj723Xk
時代遅れかもしれないけど、
ロラン=バルトの『明るい部屋』という本は面白かった。
写真についての本なんだけど、
写真以外のところにいろいろと脱線しながら進んでいく。
そのふらふらした感じがとても楽しい。
602 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/28 16:41 ID:yB51unhP
みんな、時代ものって読まないの?
司馬とか池波とか。
603 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/28 16:57 ID:UxhRsE/p
鬼平犯科帖大好き! はたちのころ、ちょっと長く入院したんだけど、
父が図書館勤めだったため、一巻から借りてきてくれた。
それで一気に全部読んだ。
藤沢周平も大好きだー
でもコバルト文庫もスニーカー文庫もいまだに好き。
604 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/28 17:00 ID:/NWU+KJ2
司馬遼太郎、池波正太郎は大好きです。
司馬遼太郎を読むとしばらくのあいだ頭の中で
「司馬語」で考えてることがある。
「いや、違うよな」を、
「否」
みたいに。
605 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/28 20:45 ID:XdvYbd+G
>604
そうそう。
「おい、行くぞ!」なんて言われたら
「応!」と答えたくなるんだよねw
606 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/29 00:41 ID:EbsjhD5a
>604−>605
それって、作家が聞いたら喜ぶんじゃないかなー。
607 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/29 17:39 ID:PqVjh8yh
山本文緒のファーストプライオリティ読みました。
やっぱいいですね。
608 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/30 14:58 ID:C/sUrcFc
幸田マインさんの著作を何冊が読みましたが…
正直言って、カネを返して欲しい。
そう思ってる人他にいます?
最近小説読んでないなあ…ノンフィクション系が多くて。
みなさんのレスを見てたら参考にして何か読んでみよう
今読んでるのはスー・シェパード著「保存食品開発物語」
610 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/30 19:18 ID:YOAG0H9b
>>607 熱燗の章で、蕎麦屋で天ぷら食べながら義父さんと飲むところ、好きです。
これからの季節、あんなのいいですね。
でも、おいしい蕎麦屋を知らない・・・。
611 :
茨城陸 ◆WgohBatObk :02/10/30 19:32 ID:wmwXhvRO
、、、、、、、、、、、、、、
(
>>604の言うとおりかもしれぬ。)
612 :
茨城陸 ◆WgohBatObk :02/10/30 19:33 ID:wmwXhvRO
ずれちゃった。
「龍馬がゆく」は絶対お勧め。
巻数多くて躊躇するかもしれないけど、読み出すと面白いから苦にならない。
男なら時間のある学生時代に絶対読んでおくべき。
人生観が変わるかも?
614 :
おさかなくわえた名無しさん:02/10/31 23:05 ID:vM1pgnNH
幸田さんのって御都合主義ぽくないですか?図書館なんで
金かえせはないけど、正直ガカーリした。
615 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/01 17:13 ID:R4tiF2VF
今、13階段読んでます。
いまいちのらない・・・
616 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/01 17:32 ID:2lv7Z/In
リチャード・レイモン「逆襲の野獣館」
DRクーンツ「ウォッチャーズ」
面白かったよ
617 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/03 17:25 ID:PZqSAuRO
乃南アサの鎖読んでるけど、凍える牙の方が面白いかな・・・
でもまだ最初だから後半から面白くなるかも。
花散る頃の殺人ってどうですかね?
牙→花散る→鎖が読む順序だって友達に言われました(苦笑
618 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/03 22:26 ID:rTYI3YRl
今読んでるのはアドルフ・ヒトラーの「わが闘争」。
決してネタではありません。
かなり重いが、ヒトラーが政権を握った当時の社会・政治背景が
垣間見え、そこにヒトラー自信の思想がミックスされてナチズムというものの
一端を知ることができます。
ヒトラーの半生記として読むのもよし、哲学書としても政治思想書として
読むこともできます。
じつは邦訳版には原書にある日本人についての批評の部分がカットされて
いるらしいんです。
ドイツ語を勉強していつか原書を読んでみたい・・・
>>618 ヒトラーにそんな深い思想なんて
あるの?ジリノフスキーがドイツ人は
ビールとソーセジのことしか頭に無い
って言うようなもんで
日本人は猿真似しかできない
劣等人種だ、ってありきたりのこと
言ってるだけじゃないの?
620 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/03 22:49 ID:XxCO/w2u
>>619 ヒトラーマンセーではないけど、それはちょっと違うと思う。
621 :
:02/11/03 22:54 ID:osWgzcP9
「花と火の帝」「しぬこととみつけたり」
を繰り返し繰り返し読んでその結末が絶対に読めない事に対し身悶えする。
もう年中行事みたいなもんだな…。
619は当然読んでから言ってるんだろうな?
623 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/03 22:56 ID:2Y8EVw9X
右傾化思想では
自民族>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>他民族
なわけで
624 :
619:02/11/03 22:58 ID:eP2nrAy4
>>622 当然、読んではいないけど
ヒトラーが、これを書いた時点で
それほど日本に詳しかったの?
625 :
619:02/11/03 23:14 ID:eP2nrAy4
626 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/04 17:21 ID:cK9hvAWh
「バトル・ロワイヤル」コンビニで売ってた。けっこう面白いじゃん!上下巻一気に読んだよ。
出だしはまさに「死のロングウォーク」って感じだけど、
キャラクターそれぞれの15年間とか、あの年頃では何より大切な
「友達」とか「好きな人」とか、ちゃんと書かれてて、感情移入できた。
映画ではそういうとこ大幅に端折ってるだろうから、観る気にはならないな。
627 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/04 21:42 ID:6kG7GuVt
「バトロワ」、作者が自分と同世代。
なんか共感できていい。
俺も金八嫌いだったし、そこも共感。
一言言うなら、今時、貴子とか典子とかいう名前の女の子なんて、
ほとんどいねーよw
山川の世界史リブレットの「ナチズムの時代」
前にブクオフで100円だったから、買って読んだけど結構面白かったな。
ちょっと考えれば当たり前なんだけど、
当時のドイツ国民はヒトラーの労働者党を支持してたんだよね。
そんな当たり前のことに、改めて驚いてみたり。
629 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 07:49 ID:mbm6Oao/
>>627 >一言言うなら、今時、貴子とか典子とかいう名前の女の子なんて、
>ほとんどいねーよw
確かにねー。
でも、小説に出てくる登場人物って地味な名前多くない?
630 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 09:21 ID:c6Ay21tl
今朝ハリー・ポッターと炎のゴブレット上下巻買って来た
さーぁ、今年も読みますかぁ!
オンライン小説読んだ。スレチガイね。
632 :
627:02/11/05 11:49 ID:j9jplTh4
>>629 レスどうもです。
バトロワは、クラスメイトの描写に、作者自身の高校時代を感じるんですよ。
自分も同年代なのでそれがよく分かるんです。
クラスメイトの名前も、その時代に流行ったアイドルの名前をもじってたりしてるし。
女子の名前にはほとんど「子」がついてるし。
今の中学生にはほとんどいない名前のオンパレードなんです。
そこがいいんですけどね。
ちびまる子チャンを見てるような感覚とでもいいましょうか。
633 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 12:25 ID:Ylo3ZTSy
小説のバトロワは、帝国主義のニッポンが舞台になってるから
今時〜などと言う言葉は通用せぬ<司馬語
角川「ホラー」文庫って名前が俗っぽくてヤなんだけど
手に取る本はソレ系が多かったりする。アウトロー文庫とか…
最近読んだ「ぼっけぇきょうてえ」が面白かった。
634 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 12:29 ID:NaLg6X5w
妹尾河童の「少年H」を読みました。
字がおおきく文章も簡単なのに内容が面白かったです。
昔の日本の情報規制って現代の某国とそっくり。
お薦め本を一つ。
作者名を忘れてしまったので申し訳ないんだけど溝鼠という本はかなり面白いよ。
現実の裏社会ってこんなんだろうなーていう感じがするから。
別にいらねぇってかな?
スマソ・・・
636 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 12:31 ID:NZXfKFVY
貴子とか典子
近所の小学生姉妹の名前だ…
637 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 12:33 ID:WfQ4MTxw
>>627 も、もしかして作者は元のりピーファン…?
638 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 12:40 ID:bNO1Qvc1
>角川「ホラー」文庫って名前が俗っぽくてヤなんだけど
あ〜わかる。でも読んでみると面白かったりするしね。
「バトルロワイヤル」の坂持のキャラ、いいよな。
あの作品全体、作者がノリノリで書いてる感じがした。
>>635 新堂冬樹だね。出版物初のR指定とかいう…。
640 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 12:44 ID:3QrPXBGA
レイブラッドベリの「歌おう!感電するほどの喜びを」
を読んだ。感服。久々に満足したなあ。あの短さで。
長編は作者名忘れたけど、アナンが良かった。
ちょっとラストが引っかかったけど、最初辺りの雰囲気が良い。
<<< 阪神大震災は大笑いだぜ! >>>>>
あそこらへんって部落が多いからそのまま全滅させたかったんだよね。
坂東孝信は朝鮮人の部落民だよな。
手足をもぎ取ってなぶり殺そうぜ。
登山ナイフで坂東孝信のハラワタ抉リまくろうぜ!
横浜の家も燃やしてやろうぜ。 ケケッケ
642 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 13:50 ID:uwZgn2ap
>639
あの本は読みながらムカムカいやな気分になるんだけど、
これでもかこれでもかと飽きさせないから退屈はしない。
「カリスマ」(上・下)も同様。←もっとムカムカするかも。
643 :
514:02/11/05 17:08 ID:NuV/YV0v
『指輪物語』読破いたしました〜。
この世の物とも思えない美しいお話でした。若い時に読んでおくのだった。
次は『ホビットの冒険』にGO!ですだ。
644 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 17:16 ID:CfvyDPT+
何か、旅系でいいのないっすか?
ムショウに旅がしたい・・・
645 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 17:25 ID:NaLg6X5w
>644
吉本ばななのハネムーンとまりかの夏?がお薦め
646 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 17:29 ID:sfFZODhR
P・リンゼイ!
FBIまんせ〜
647 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 17:33 ID:aKz31PdE
花村萬月の「重金属青年団」
キングの「ダーク・タワー」シリーズ
とりあえずオススメ。<旅系
さすらいっつーか、放浪系のいいヤツ、おいらも知りたい。
648 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 17:35 ID:OaU7Rgzl
個人的には開高健の釣り紀行ものがおすすめ
旅もんとしても充分楽しめますぜ
「オーパ」シリーズとか「フィッシュ・オン」あたり
649 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 17:36 ID:aKz31PdE
650 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 23:53 ID:hGNvDf9k
金無くて買えなかった「亡国のイージス」
友達の家に呑みに行ったら、あったんで、
そこで上巻だけ読破してきた。
「12 y.o.」とつながってんのね。
ダイスとかの固有名詞にバトロワ作者と同じ世代を感じるな。
両方とも作品自体は嫌いじゃないけど、
あの辺のアニメ&漫画的感覚にはいいかげん食傷気味。
651 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/05 23:59 ID:jkLXawoF
田中小実昌エッセイ・コレクションがおもすろい
伊丹十三の日本世間話体系とか
もろに生活全般板とか、と
かぶってるんじゃないかな?
653 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/06 00:07 ID:yijSB/cG
山田風太郎「人間臨終図鑑」全三巻
歴史上の有名人などの死に際について、最小十五歳から最長百二十一歳まで、
死んだ年齢順に書かれていて、なんともいえぬ虚無感があって面白い。
枕もとに本が五十冊以上はあるが、まだ半分も読んでないなぁ。
しかもいつ買ったか分からないものまであるし。
いつになったら読破できるやら・・・・
654 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/06 14:57 ID:r2IgESfP
マネーロンダリング。
これは今年一番だったなぁ。
まじで面白かった。
経済や金融の知識を勉強できるという店でもお薦め。
ゴミ投資家シリーズと言えばわかる人がいるかも。
著者の橘氏も会員みたいです。
「人間はどこまで動物か」岩波新書
最近は新書ばかり、つまみ食いするような感覚で読んでます。
656 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/06 15:59 ID:fhwg2MUF
「煮え煮えアジアパー伝」買っちゃったよ。
サイバラの漫画だけ読んだ。鴨の文章は便所ででも読むとする。
657 :
茨城陸 ◆WgohBatObk :02/11/06 19:49 ID:qA0mh9+C
花村萬月の旅モノだったら、「風転」が一番おすすめ。
佐藤勝彦「相対性理論を楽しむ本」PHP文庫
タイトルはあれだけど良書だと思います。
659 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/07 18:12 ID:QebiOX2J
山本文緒の、きっと君は泣くを読みました。
あんな淫乱女いるのかよ?
っていうか、作品自体が93年ってうから、まだバブルの残り香が作者の頭の中に
あったのか?(苦笑
宮脇俊三の鉄道紀行ものは大体読んだ
661 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/08 01:14 ID:+XFCYcDd
>>590 もし機会があったら『木のぼり男爵』をお薦めします。
まさにカルヴィーノにしか書けないような話で、
この人の作品のなかでは個人的に一番面白いと思う。
『見えない都市』はボルヘスへのオマージュっぽいところがあるからね。
662 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/08 02:38 ID:zNfVm+jC
>640 「歌おう!感電するほどの喜びを」わたしも好きです!
ブラッドベリ、まだ読んでいない作品がイパーイ
カレル・チャペックの「絶対子工場」もおもしろいです
663 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/08 02:44 ID:SsOOIJPk
「ディスパッチズ」マイケル・ハー
ヴェトナム戦争モノが好きなんで。
664 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/08 02:47 ID:3+SxnfGG
福井泰晴の∀ガンダム
富野ってほんとに文章が下手くそなんだなあと思った けど好き
665 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/08 03:19 ID:syKsUNu5
「図説、北朝鮮強制収容所」
は衝撃的だったよ。
おそらくここに出てるどの本よりも夜寝れない!
666 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/08 03:58 ID:nOttwuB/
宮部みゆきの「今夜は眠れない」が読み終わった。
のほほんとしてて読みやすかった。
これから赤川次郎の「ひとり暮らし」を読むのだ
668 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/08 15:10 ID:syKsUNu5
>>667 北朝鮮に生まれた一青年が軍役で北朝鮮強制収容所の
看守に配属されて、そこで見た政治犯に対する人間とは思えない
拷問、虐殺、処刑の数々を彼の書いた絵と文章で詳しく解説。
最終的に彼は北朝鮮の政策・非人道行為を世界に訴えなければ
いけないと決意して、死刑を覚悟で任務中に決死の逃亡。
そして現在、韓国でカルチャーショックを受けつつも
北の糾弾活動に励んでいるって感じの内容。
ちゃんとショートストーリー中心の物語になってて、
読み始めたら一気に読めるよ。吐きそうになるけど
669 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/08 16:21 ID:Hs3/n5dR
宮部みゆきサンの作品を読むならどんな順番で手を出したら善いでしょうか?沢山ありすぎて迷ってしまって…。読む順番のお薦めとか教えて下さると嬉しいでつ(まだ一作も読んでないです)
今は「ミスティ」という家庭に問題を抱えた少女の小説を読み中。
670 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/08 16:25 ID:AqHZBT60
若竹七海の『英国ミステリ道中ひざくりげ』おもしろかった。
でも値段が高かったよー! いい本だから目をつむって買った
けどさ…。
671 :
667:02/11/08 21:30 ID:E1f2Sni3
>>668 うわー、わたしはダメかもだ〜。
「悪魔の飽食」も、途中で断念したし…
「社会的ひきこもり」斎藤環
タイトル通り、社会問題化しているひきこもりの増加現象についての本かと思って買ったら、
ひきこもりの治療方法だとか、そっち方面の本でした。
とても良い本なのは分かるんだけど(´・ω・`) ショボーン
673 :
668:02/11/09 13:30 ID:L231X8eb
>>671 凄いよ!女性政治犯を拷問するとき陰部に蛇を入れたり、
火かき棒で陰部から突き刺したり、妊婦の腹を割いて
取り出した胎児を犬に食わせたり・・・。
軍用犬をけしかけられてハラワタを引きずりながら息絶えた
女学生ナドナド・・・。こんなの序の口です。
これが、ついこないだ90年代に行われていたのが驚き。
674 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/09 14:14 ID:C0Wn143V
ジョン・アーヴィング「第四の手」の原書を旅行先で
買ったので読んでる最中。
この作者、最近インドとサーカスに取り付かれすぎだよなw
>661
590です。お勧めありがとう。いつか手にとってみます。
675 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/09 15:05 ID:3Zu1VYJg
>>669 私は「火車」を一番最初に読んで、「この人はなんてすごい作家なんだ!!」
とオモタよ。
直木賞を取った「理由」より「火車」のが数倍おもしろかった。
あと「レベル7」もお薦めです。
676 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/09 17:28 ID:DmIeQotS
ここで何人か山本文緒出してるけど、なんか読んでてむかつく事が多くないですか?
特に、こんな女いねーよ!とか、作品の男は作者の理想を書いてるだけじゃん?
みたいな。
こんなこと感じるのは私だけですかねぇ?
それにしても、90年代初頭の作品は出てくる女性が全て淫乱なのはどういうわけ?
まだ、バブルの残り香があったのか?
677 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/09 17:42 ID:qhZxomoA
>>668
永田の方がよっぽど酷い事してるよ(w
群馬の山奥で同胞の妊婦の子宮にアイスピック突き立てて・・・
子供の時カラー写真本で見て、読んで、
人は真実を追求するとこうなるんだな、と思った。
今好きで読んでる本はハードボイルドです。
グチャグチャしてなくてカッコ良い。
678 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/09 17:48 ID:xjr28WNu
>>675 同意。
宮部みゆきの最高傑作は「火車」だと思う。
「スナーク狩り」もオススメ。短いし。
>>669 宮部みゆきは確かに火車もスナーク狩りもレベル7も面白い。
でもここは敢えて控えめに「ステップファザー・ステップ」を
プッシュしてみたい。
今日実家に帰って本を大量に持ち帰ってきた。
これから筒井康隆まとめ読みします。
ところで2ちゃんで「おまいら」と書いてるのを見かけるけど、
私が初めてこの表現を見たのは火浦功の「シモキタ探偵シリーズ」だったんだが。
おまいらはどうよ?
680 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/10 01:31 ID:dsbmiRnX
宮部おもしろいかなあ?
保険業界の者としては、知識が半端過ぎて全然のめり込めなかった。
業界の体質の世俗受けする部分のみキャッチアップしているというか、
伏線の張り方もミエミエだし、会話も不自然にスムーズ過ぎて・・・
まーフィクションです、娯楽小説ですって言い切られちゃうと
どうしようもないけどね。
でも、もし皆さんの業界について小説の題材になったら、違和感に気付かれると思う。
>>677 いきなり「永田」と書いてもわかりづらいと思われ
それに残虐コンテストというわけでもあるまい
既出だろうけど
やっと図書館での順番が廻ってきて模倣犯を読んだ。圧巻だった。
683 :
667:02/11/10 10:19 ID:P9KZmCe9
>>668 完読したあなたに脱帽。ヘタレのくせにどんな本か気になっちゃうんだよね。
時期が時期だけに、拉致被害者にまでつなげてしまいそうで怖いですな。
>>681 激しく同意。
ハードボイルドはこの際関係ないし。
684 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/10 18:08 ID:YpM6YwbE
浅田次郎の地下鉄に乗ってがよかった。
プリズンも良かったが、これも一押しだなぁ。
蒼穹の昴読もうと思うんだけど、読んだ人いる?
結構分厚いので、読んで損になるようなら後回し。
猫が好きな人に…
「猫語の教科書」 (ポール・ギャリコ) はお勧め。
「ノラや」 (内田百閨j は泣けてしかたなかった〜。
686 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/10 18:55 ID:WkpmYheh
森達也の「スプーン」読んだ人いる?(文庫版タイトルは「職業欄はエスパー」)
超能力のドキュメンタリーだけど、同時にエンターテインメントとして面白い。
誰か読んでみて。
687 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/10 19:58 ID:9fDNle3X
藤原伊織の「蚊トンボ白鬚の冒険」を読み終わっただ。
内容はともかく、この人読みやすくてきにいってる。
高野和明「グレイヴディッガー」??やっと順番がきたので
借りてきた。今日から読む。
688 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/10 20:09 ID:gg8BuUmI
689 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/10 20:26 ID:j2rPZq9O
小川洋子「沈黙博物館」
北がらみで『宣戦布告』読んでみた。
何となくわかっていた事とはいえ、
自衛隊を取り巻く、いびつなシステムを改めて突きつけられて、
まじゲロ吐きそうになった。
こわいこわい。
691 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/11 01:38 ID:I0H1rS6s
>>689 私も小川洋子好きです。
「薬指の標本」がお気に入り。
さっき岩井志麻子の「ぼっけえ、きょうてえ」を読みますた。
怖くて眠れそうにないのでこうして2ちゃんしてます。
692 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/11 02:25 ID:vO4AyiL/
>>684 「地下鉄(メトロ)に乗って」いいよねぇ。
なんか切なくなってくるというかなんと言うか。とにかく感動した。
「天国への100マイル」もよかったけど。「プリズン〜」は今図書館の予約待ち。ドキドキ
あと、「鉄道員」の中の「ラブレター」って短編もいい。俺のツボにクリーンヒット。電車の中でウルウル。
浅田次郎ばっかですまん
>>692 正月映画の「壬生義士伝」は是非見るべし
694 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/11 02:32 ID:/i6Ibi3L
>>685 ギャリコは「ジェニィ」(新潮文庫)も良いですね。
自猫をピーターとジェニィに改名しようかと(笑)。
お気に入りになりますタ。
現在ピーター・S・ビーグル「心地良く秘密めいた所」
(創元推理文庫)を通勤中に読んでます。
著者が若造の時に書いたものなので
やたらと説教臭くてウルサイですが、
エンヤのBGMが似合いそうなほんわりした雰囲気が趣があります。
696 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/11 03:01 ID:ATZ4kdum
>>690 ついでに野田正彰の「させられる教育」(岩波書店)も読んでみ。
教育をとりまくシステムはこれもまたグロテスクだ。
野田正彰は講演のうまいひとで文章がきびきびしていて読みやすいよ。
本が大好きで本の形さえしてれば、何でも読みます。
最近読んだのは、買ったばかりの炊飯器の説明書。
とにかく、本の形さえしてればイイんです。 こうゆう折れは駄目?
今更だけど「燃えよ剣」読んだ。
次は「女神」読みます。
>697
今はドコにでも図書館があって良いよねえ。
子供の頃、本買うほど小遣いは無し、学校の図書館は色々制約があって借りられなかったし
昔の今日の料理や暮らしの手帖じいちゃんの旧仮名遣いの文庫まで何でも読んだ。
今は天国、常に図書館から20冊くらい借りてきて積んである。
701 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/11 19:05 ID:UdGrGSrp
>>700 そこの図書館は、20冊も一度に借りられるのですか?凄い
>701
複数の図書館(隣の市とか)から借りてるんではないかと思われ。
違ったらスマソ
ウチの方の市立図書館は1人五冊までだけど
家族4人分のカード使えば20冊まとめて借りれる。
704 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/12 17:55 ID:LaLoX1Gy
私の所は冊数制限なし。
返却期間内(2週間)に読めるだけ借りられます。
705 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/12 17:56 ID:mQTLhyo0
夢野久作を読んでおります。
706 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/12 17:58 ID:igd90vUy
>>705 呉君の書いた小説ですよ。
下巻の残り3ページから読みなさい。
上巻の出だしと同じだから。ワハハ。
707 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/12 18:04 ID:Cf9ZUE2c
うちの図書館は一人6冊までだ。
20冊は驚異的な貸し出し量だな。
708 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/12 18:07 ID:hWjk5Ywy
シドニー・シェルダンの小説は面白い。よく新聞で過大広告出してるなぁと思って読んだらハマッタ。
やっと虚構船団を手に入れますた。
710 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/12 19:46 ID:3+Z4hIUf
>>669 遅レスですまんが、私も「火車」が彼女の最高傑作だと思う。
「魔術はささやく」も切なくて、私は好きだが。
平岩弓枝の「女のそろばん」ってのは、本で初めて泣いた。
昼ドラのようなどろどろな展開だが、あまりの悲恋に泣いちゃいました。
711 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/12 20:32 ID:3S5JjqVW
>>705 久作、一時すごく好きだったよー。ちくま文庫の全集集めたりして。
「ああ貴方に突然こんなお手紙を出すことをどうかどうかお許しください」
みたいな、女性が奥ゆかしくて、すごくオーバーで、
古き良き時代って感じがイイ!
個人的には『押絵の奇蹟』が好き。
712 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/12 21:21 ID:Gy2YewuJ
とりあえずこれから読む予定のは
赤川次郎の「アンバランスな放課後」
713 :
おさかなくわえた名無しさん。:02/11/12 21:31 ID:sM6PNzaW
秋空の下、だらだらとキングの小説を読みふける。個人的にはこれ最強。
714 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/13 01:14 ID:wALjw3BY
今貴志裕介の「青の炎」読んでるよ。
移動中の電車の中で今日300ページ読んだ。俺の中では相当早いペース。
>>709 あ、いいですね。私はまだです。忘れてましたw
思い出しついでに筒井康隆の「富豪刑事」も買ってこようと思います。
今は、宮沢俊義「憲法講話」を読んでます。
あと、少しづつ有名な小説も読んでいこうかと思って、
まず一冊目に、太宰治「人間失格」を選びました。
ゆくゆくはドストエフスキーとかも読んでみたい。
717 :
すぴらんか:02/11/13 20:41 ID:/7clpeBf
>>684 「蒼穹の昴」面白いよ。壮大な失敗作ってカンジ。(でも浅田次郎のベスト)
青木元ペルー大使が監禁中に読んで面白かったって書いてた。
成程、官僚が好みそうな話ではある。
>>714 奥菜恵が読んで、声を出して泣いた、というやつですね。
貴志裕介はレベルを保って、いろんなモノを書くのがエライ。
今、レモニー・スニケットの「世にも不幸な出来事」の2巻
読んでます。FROM図書館。
718 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/13 20:52 ID:hkt5MnAF
>>714 「青の炎」いいですよね。
いわゆる少年犯罪ですが、動機がなんとも切ない。
私もうるうるしましたよ。
719 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/13 20:59 ID:fQXaOqaT
>>713 いいですねぇ〜。キング、読みふけりたい。新作待ちです。
>>714 >>718 ものすごく緻密な計画を立てていて、少年法が守ってくれる
間に殺っちゃえ、という確信犯なんだけど、
小狡さは感じず、ただただ切ない。ラストが悲しい・・・
714さんが読み終わってなかったらネタバレまずいのでこれ以上は
やめときます。
720 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/13 23:32 ID:PNPODNpF
乙一はどうですか
721 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/13 23:44 ID:55lEY2/9
>720
荒木が褒めてたね
722 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/14 00:16 ID:0peY/LnY
犬好きにお薦めの本はありますか?
私はあまり本に詳しくないので、どんな本を買っていいかもよく
わかりません・・・・・・・。
一時、群ようこさんにハマりましたが、それ以降ご無沙汰です。
犬好きにお薦めの本、ありましたら教えてください。
723 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/14 00:18 ID:uiLRowPH
在日がいろいろ人種工作やってるけど、真相はかなり違う。
大雑把に、
頭示数が、韓国人は短頭〜過短頭、日本人は中頭〜短頭。
鼻示数が、韓国人は中鼻、日本人は広鼻〜中鼻。
二重の出現率が、韓国人は約2割、日本人が約5割。
一般的に韓国人の顔は、ツリ目が多く、鼻は低く目立たず、彫りが浅い。
頭は絶壁傾向が強く、その分頬骨が高い。体毛が薄いのに比例して
眉毛や髭などが薄い。全体的に見て平坦な印象。形態もさる事ながら、
中国人ほどではないが遺伝子の方もかなり違う事から考えれば、
日本人と韓国人は人種的には近いが異人種であるという事が分かる。
http://www3.mahoroba.ne.jp/~npa/narayaku/image/dna_map.jpg
ごめん、おれ今村上健司の「妖怪事典」なんて読んでる……
725 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/14 01:27 ID:Qpdr4peh
>>711 夢野久作、人気あるけどちょっと良さがわからない。
なんか読んでてどっと疲れが出るんだよね。
ところで押し絵ってなんだろう?
何かわからず読むのを止めてしまったヘタレです。
あ、古き良き時代風な感じは好きなんです。
乱歩や横溝なんかは大好きなのです。(ちょっと違うか?)
726 :
714:02/11/14 01:38 ID:VVlkJ+yj
青の炎、読み終わりました。
犯罪物では類をみない感動作品でした。っていうか、犯罪物としては読めないほどでした。
ただただ切なくてジワっときました。お勧め。
貴志裕介さんの本が気に入ってしまったので、まだ読んでない「クリムゾンの迷宮」と「天使の囀り」も明日購入する事に決めました。
夢野は純粋に「良い」っていうより、
まさに「奇書」と言う意味での価値が強いってのはあるでしょ。
世間の評判はよく知らないが『海辺のカフカ』は面白かった。
今度の本は人物をよく描いているような気がする。
だた猫好きにはちっと辛い場面があるなあ。
729 :
700:02/11/14 09:41 ID:Ul9i4HN0
亀レススマソ、
うちの図書館は無制限です。何十冊でもOK。
そしてパソコン管理なので期限内ならいつ何冊返して何冊借りてもOK。
当たり前の人には当たり前だろうけど、以前は一度に借りた本は
全部返さないと新しいのは借りられなかったから… ほんと天国!
730 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/14 11:26 ID:RjgTzq9/
とりあえず
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
村上 龍 「愛と幻想のファシズム」「コインロッカー・ベイビーズ」
神林長平 「ラーゼフォン 時間調律師」
富野由悠季「機動戦士ガンダム ハイ・ストリーマ」
こんな感じで読みました。
OUT読んだらあまりにも面白くなくてびっくりした。
「どうなってもいいや」って感じ。なんの感慨も無し。
↑誰が死のうが殺されようが逃げようが生きようがどこに行こうが
どうでもいい、って感じで・・・。
しかも、文章から、作者の登場人物への愛情の片りんも伝わってこない。
魅力のある人物がひとりも出てこない。
732 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/14 13:41 ID:PnUezqep
コインロッカー・ベイビーズは高校生のときにクラスに出回って、
寝る間も惜しんで読んだよ!
後年、地下鉄サリン事件のときは「まさかダチュラか??」と思った。
733 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/14 17:44 ID:brhNlZfs
山本文緒の群青読んでます。
この人の小説はなんか気分悪くなるけど、読んじゃうんだよな。
>>731 私も同じ、図書館で予約して張切ってよんだけど、途中で
やめた。同じ人がいてよかった。
貴志は殆どよんだかな?天使の囀り、こわかったす。
735 :
すぴらんか:02/11/14 20:29 ID:+EvnPit8
>>720 乙一、注目してますよ。
西尾維新、佐藤友哉、浦賀和宏、町井登志夫、上遠野浩平と共に
一番先端なのでは?
恩田陸は円熟だし、小野不由美は書かないしな。
736 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/14 22:21 ID:6mXZ6uCH
今読み終えた、黒田研二の「今日を忘れた明日の僕へ」、
もう面白くて夕方から一気に読みました。
また借りてこよう。
737 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/14 22:29 ID:TjrfO0Xb
>>734 その気持ちはわかりますが、
とりあえず読破してから感想を言うのが良いと思われ。
738 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/14 23:42 ID:ro4noxbz
「ミスター・ヴァーティゴ」 ポール・オースター(柴田元幸・訳)
すこし前に読んだものですが…良かったですよ。大人のお伽話という感じ。
そして、内容とは直接関係ありませんが、
注釈のが(巻末ではなく)本文と同じページに記載されているのも読みやすかった。
この翻訳者の柴田元幸さんも好き。この方は色々エッセイも出版していて、それもお勧め。
739 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/14 23:45 ID:ro4noxbz
↑
× 注釈のが
○ 注釈が
740 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/14 23:48 ID:FgzawHC7
OUT、評判良くないですねぇ・・
でも私はそういうストーリーの話なんだと思って楽しめたけど。
ちょっと話の終わり方がすっきりしない感はあるものの、
上は面白かったと言える。
741 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/14 23:55 ID:kI45WR1B
話を聞かない男、地図が読めない女 と 白い犬とワルツを を読んでる。
どちらもいまさら・・・だけど
やっぱり面白い。
特に前者の方はもっと早く読んでおけば異性の行動を
少しは理解できたのにと思いまつら。
,ハ ,ハ
/ノ/ノ / ̄ ̄ ̄ ̄
(*゚ー゚) < ピョリュ♪
,ノ vv゙ \____
C(,,η,,η
742 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/15 00:40 ID:2quhDGzr
中島らもの明るい相談室を読んだ。オモロイ(・∀・)
いたずらなキス(7〜11)も読んだ。入江君カッコヨスギ!!(・∀・)
743 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/15 00:59 ID:HRvTXWIP
砂の女と青の炎読んだ。
ドキドキ感は青の炎のが強かった。
しかし、青は高校生の会話がどうも・・・
実際はこんな会話しないだろとオモタ。
しかしラストが切なすぎる。
744 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/15 01:02 ID:/QvKmutV
乙一は最高です。
彼のデビュー作は一度読んでみるべきです。
とても17歳が書いたとは思えません。
745 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/15 01:12 ID:nsCeDzY/
>>680 宮部みゆきは、最初の数冊は面白いし感動するけど、
何冊も読んでいくと飽きるね。
良くも悪くも手堅いという感じ。
746 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/15 01:14 ID:bDYIHY1U
今日から「平気でうそをつく人たち」を読み直すします。
747 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/15 01:16 ID:QXhUZGyO
今更だけど、近所のブクオフで文庫版が安く売ってたもんで京極夏彦
読んだよー。
文庫版の既刊、鉄鼠の檻まで読んだんだけど…文庫版なのに鞄に
入れるとパンパンだよ(w
たまたまこのシリーズの大きい方(ハードカバーじゃないけど何て
言ったら良いのかな)見たんだけど、重っ!デカッ!
京極氏のは家でマターリ読むのが一番だねぇ……。(´ー`)y-~
748 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/15 01:31 ID:HRvTXWIP
>747
大きい方というと、新書かな?
749 :
茨城陸 ◆WgohBatObk :02/11/15 01:38 ID:H+cCVOYx
小説すばる新人賞の受賞作品を、第1回から順に読んでいくことにした。
今日は第2回の受賞作読んだ。
750 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/15 02:16 ID:QXhUZGyO
>748
そうか、新書かあ。注釈サンクス。
今は夜中に再放送されてる、ってことでIWGPの原作を探してるよー。
ドラマとは激しく違うみたいだが見たい。
古本屋とか本屋に全く置いてないんだもんなあ(;´д`)コウナッタラヨヤク?
>>738 僕も読みますた。オモロかった。
オースターは人気があるのか結構文庫化されてて嬉しい。
『ミスターヴァーティゴ』はまだだっけか。
『スモーク』(脚本:オースター)という映画もしんみりしてて良かった。
752 :
738:02/11/15 09:38 ID:tBIpnyKv
>>745 でも、宮部みゆきのそんな手堅い(?)ところも含めて好きだなあ。
>>751 映画「スモーク」は昔ビデオで観ました。良かった。
>>750 原作は石田衣良ですよね。持ってます。原作もドラマも違うなりにそれぞれ面白かった。
続編もありますよね。
753 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/15 14:18 ID:FPNWMxXA
みんなエッセイとか読まないの?
自分はエッセイかどうかは分からんが、司馬さんの『街道をゆく』が好きです。
特に、オランダとアイルランドの両利紀行ものが好きです。
754 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/15 14:24 ID:eHGt3wz5
モデラート・カンタービレ読んだ。
756 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/15 21:04 ID:hE9Ar+nf
>738
柴田さんが村上春樹と出してる「翻訳夜話」も面白かった。
巻末でオースターの「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」
(これスモークの元になった話)とカーヴァーの小品を
2人でそれぞれ訳したのが載ってて、違いを比べられるのが好き。
757 :
738:02/11/15 22:15 ID:FBcSsqir
>>756 うん、それも読みました。翻訳比べ(?)、興味深かった。
同じ原作でも、翻訳者によってあんなにニュアンスが変わるんですね。
「翻訳夜話」というタイトルも内容にピッタリで、とても良いと思います。
738でも書きましたが、
柴田元幸さんのエッセイは、「生半可な学者」「佐藤君と柴田君」…等、全て好きです。
新しいの出版されないかなあ。
>>754 それ、読みたくなってきた…。
このスレ見てると、読みたい本が増えるばかり。
乙一読んだ。
サイン本があったからそれ買ったけど・・・
よく考えたらサインいらないや(w
花火を読んだんだけど、16歳であれ書いたってすごいね。
スリルや緊張はそれ程しなかったけど。
759 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/15 22:38 ID:Bv6uiCH6
佐藤正午にはまった。
タイムスリップものの「Y]
コンビニに出かけたまま消えた彼女を探す「ジャンプ」
文庫で出てる。小説好きならもうたまらんぞ。はげしくお薦め。
760 :
738:02/11/15 22:55 ID:FBcSsqir
な…何度も書きこみスミマセン
>>759 「ジャンプ」
とりかえしのつかないこと(もの)が世の中にはある…というせつないお話でした
若竹七海さんの女探偵シリーズ (「プレゼント」、 他) お勧め。
はじめは図書館で借りて読みましたが、自分でも購入するつもりです。
761 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/16 17:52 ID:Q4eFl8G9
今宵どこかのbarで、を読んだ人いますか?
題名に惹かれて買おうかどうか迷ってるのですが。
感想お願いします。
762 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/16 17:54 ID:+NF+kihD
763 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/16 18:36 ID:Q4eFl8G9
え?
くさいんですか?
美談ばっかで、内容は無いと?
764 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/17 01:30 ID:Ync4LV1m
>761
「今夜、すべてのバーで」なら読んだんだが。別の本でつか?
アル中についての知識が深まってよかったよ。
面白く読ませてもらった。
人に押し付けない所がいいっすね、ここ
766 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/17 01:53 ID:ZxJkiwj5
プリズンホテル、4冊借りてきた。まだ1冊目の半分しか読んでないけど
軽い感じでどたばた劇みたいな感じで楽しみ。
栗本薫好きな方いませんか?伊集院大介シリーズは読むんですが、
「タナトスゲーム」とかちょっとオタクすぎな感じで読んでて醒めますた・・・
最初の頃のが好きなんだけど・・・
767 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/18 15:09 ID:FMtyAb4K
あげ
768 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/18 17:16 ID:LetJgcIi
バトルロワイアル読んでます。
かな〜り面白いです。
一気に文庫本の下巻へ突入です。
マジでお奨め。
769 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/18 17:30 ID:PbQE15UD
>>768 確かに。
ページをめくる指が止まらなくなるよね。
上下巻、2日で読んじゃったよ〜。
770 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/18 18:06 ID:Iw/GFkCn
みなさんはどんな時に読書してるのかしら?
寝る前とか休日を読者に費やしてますか?それともお風呂?トイレ?
私は家ではほとんど読まず、通学の電車の中(一時間弱乗りっぱなし)がメインです。
771 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/18 18:09 ID:EwRh6CSK
772 :
おさかなくわえた名無しさん :02/11/18 18:18 ID:HaKGziC3
>>766 高校生の頃、大好きでしたよ>栗本薫
伊集院がW大英文卒だったという理由で、東京行った時
わざわざ早稲田大学を見に行ったくらい(w
私も昔の作品の方が好きです。
ゾディアック以降はほとんど読んでない。
773 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/18 18:22 ID:tPmMDpWI
>>764 同じく「頭の中がカユイんだ」も凄いです。
ホントにかゆくなってくる。
774 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/18 23:39 ID:tHraSc6Z
山本文緒のかなえられない恋と群青を
読んだんだけど、やっぱり登場人物に
自分の恋愛感などを語らせているんだな〜と思った。
775 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/19 02:59 ID:iibQERFU
平安寿子「グッドラックららばい」がすごく面白かった!
いきなり家出した母とその家族を取り巻く物語。
出てくる人物みんなもんのっすごいエゴイストでパワフル。
うじうじしてるのがばからしくなります。
776 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/19 12:59 ID:kC90Yhbc
やるべき事をすべてすませて、お風呂に入って、パジャマに着替えて、
ふとんの中に本を持ちこんで読んでる時が一番幸せ。
三島由紀夫「仮面の告白」を半分まで読んだ。
だんだん苦痛になってきますた。
778 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/20 10:50 ID:l6+JX3wO
「虚構船団」を読んでる人、その後いかがですか…?
私は数十ページで
>>777さんのように苦痛になってきて、挫折してしまいました。
「歳月の梯子(はしご)」 アン・タイラー
主人公のボンヤリ具合?が妙にリアルで意外と面白かった。
779 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/20 17:44 ID:6OIDu6lw
金融や経済関係でなんかいいのないですかね。
幸田さんは簡便です(苦笑
780 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/20 22:22 ID:iaZn/E+g
星新一の作品でオススメのものってなんでつか?
781 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 02:18 ID:BZ7PnpXH
今は「リストカットシンドローム」を読んでまつ。考えさせられる…。
あと司馬遼の「燃えよ剣」やっとゲトー!!楽しみだ。
読書の冬、到来!(W
782 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 02:50 ID:aKosJv9f
>>780 ボッコちゃん。
たくさん書いた人だけど、結局この初期作品集が一番おもしろいと思う。
783 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 03:22 ID:zFJXw7IS
江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」お薦めです。
いくつか短編も入ってますがどれも面白いですよ。
ホラー好きな人はいいかも。
ぜひぜひ。
今野敏の「虎の道・龍の門」全三巻。
年を取っても武術を続けていく勇気が出た。
785 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 06:06 ID:b88/lXLq
読んで「ギョイーン!」とか思いそうな本教えて・・・
787 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 07:33 ID:W86jOE+1
今更ながら
続「超」整理法・時間編 野口悠紀雄
を読んでる。なるほど〜とうなずけるもの多し。
789 :
すぴらんか:02/11/21 14:22 ID:fPIBXIuZ
>>717 レモニー・スニケットの「世にも不幸な出来事」の2巻
つまらなかったです。1巻は面白かったけどな。
アメリカでハリーポッターを追撃とか言われてる本です。
790 :
あさみ:02/11/21 14:34 ID:Jb+mzE7O
791 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 14:37 ID:JBkzQ82F
「センセイの鞄」
さびれた感じが良かった。
センセイのシャンとした背中が目に浮かぶようです。
792 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 14:37 ID:ZLSTO7Rz
何回か出てきたけど、バトルロワイアルはかなりおもろい。
指が止まらないとはこのことかもね。
司馬さん以来だよ、こんな感覚。
高見さん、他にも著書があるのかな?
793 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 14:40 ID:Nt82l5pZ
>>785 むかーし読んでギョエーだったのが、西村寿行の「症候群」って本。
文章から設定から背景からメチャクチャなエロ短編集なんだけど、
内容がエグすぎグロすぎて途中で読むのやめた。。
時間の無駄だけど、精神ダメージ受けたい時はお奨めです。
794 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 14:58 ID:676IH7mD
小野不由美「黒祠の島」読んだ。
読みやすかったけど、うーん。。。。「屍鬼」のほうがよかった。
次は京極さんの「覗き小平治」いってきます。
795 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 15:37 ID:beNByQQI
山本なんたらの恋愛中毒を読む。
依存症の本をしっかりと読んでそれをしっかりとなぞっただけって感じ。
小林真理子が解説なのも頷ける。陳腐ですた
つぎは何読もうかな〜アキラ読もうかな。
漫画でスマソ。最近漂流教室読み始めた。結構面白いかも。
でもこれ読んだあとって、食欲なくなるんだよね(w
あとは長野まゆみの夏帽子。割とよかった。
797 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 15:39 ID:hH8IDMl5
くだらない本読むのが最近好きすぎ
美人じゃない人が欠いた美容本とか
>>793 あ、それ読んだ。でもラストも尻切れとんぼだったから
途中で止めても、大差ないです。
799 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 15:50 ID:ZLSTO7Rz
なんにも考えずに読める本って結構貴重な気がしてます。
アルベールカミュ「異邦人」を読みました。とても面白かった。
難解で初心者向けじゃない、なんて書いたページも見たけど、
この主人公は、現代ではそれほどアウトサイダーでもないと思うし
むしろ若者にこそオススメ。
きれいなイラストがたくさん入った、エッセイみたいなのが読みたいんですが、
良いのないでしょうかな。
気分をほぐしたいのです。
802 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 17:36 ID:RB7hzAU+
>>796 小学生の時にも読んだけど、大人になってから文庫で揃えた。
ラストで少しウルウルくる。
>>801 ちょっと大きい本屋に行くと「癒し系コーナー」があるぞ。
803 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 17:44 ID:VTM5psgN
>>793 >時間の無駄だけど、精神ダメージ受けたい時はお奨めです。
この書評にワラタ
連城三紀彦「戻り川心中」
何度読んだか解らんくらい読んだけれども
何故か寒い季節になるとまた読み返したくなる
805 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 17:56 ID:uwV9ln0K
>>793 症候群って幼い兄妹をさらってきて檻の中で動物のように飼育して
ふたりが成長して自然にセクースしはじめるまでの一部始終を観察する、って話だよね?
むしろハァハァして読んだのを覚えてる。
806 :
症候群:02/11/21 18:04 ID:+Uwb2cP7
>>803 ありがとー。
>>805 あ-思い出しちゃった。あのどうしようもない子供みたいな文で、よくあんな内容
書く気になりますよね。。その後の作品は気持ち悪くて読んでいないんです。
男の人的にハァハァなのなら、隣に住んでる毎晩煩くてキモい浪人生ん家のポストに
プレゼントしてきちゃおうかな♪そろそろセンターだし。
>>806 浪人生ん家のポストに プレゼントしてきちゃおうかな♪
そんなことしたら「俺に気があるんか?」とか思われちゃいそうで怖いでつ。。
808 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 20:22 ID:nUwjkIno
池澤夏樹スキーはいないのかな?
夏に海に行く時には必ず「真夏の朝の成層圏」持っていく私(w
今の季節なら「スティル・ライフ」読んで
雪を眺めたいな。
809 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/21 20:35 ID:8Rsp0Qdk
池澤夏樹!
南の島のティオ、だっけ?あれから入って好きになった。
この人と結婚したい♪とか思ったら、結構お歳なのですね。
>ギョイーン
中原昌也の「マリ&フィフィの虐殺ソングブック」なんてどうだい?
>799
寝る前に読みたいですね〜そういうの。
具体的に何か知ってます?
太宰「お伽草紙」は面白かった。
とくに浦島太郎は(・∀・)イイ!!
813 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/22 16:47 ID:qWpJow7x
浅田次郎の勇気凛々って誰か読みました?
あれすっごい面白いですね。
でも、全部ほんとの話なんですかね?
814 :
おさかなくわえた名無しさん :02/11/22 20:53 ID:2bh9ftpo
>>811 799ではないけど、宮沢章夫のエッセイは量も内容も軽くていいよ。
>>811 俺は・・・内田百間のエッセイとかかな
寝る前のアルコールでも飲んで
読むくらいがちょうどいい
>>815 しかーし。
内田百閧フエッセイの中でも、
「ノラや」は、なんだか泣けてきて寝るどころじゃなくなるかも。
817 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/22 23:38 ID:kDDxjbhi
異色なものだけれど…
魚柄仁之助(うおつかじんのすけ)さんの料理エッセイも好きです。
ただの料理本としてだけでなく、読み物としても面白いと思う。
>>808 「夏の朝の成層圏」
タイトルも好きだし、読んでるだけでも南の島に来たような清々しい気持ちになりますよね。
818 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/25 16:37 ID:8GlzYKZk
現在、山本文緒のプラナリアを読んでます。
のっけからなんか読後感が悪い短編集ですね。
でも、読みたい欲求にかられるから不思議なんですよねぇ。
819 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/25 17:00 ID:8GlzYKZk
あとは、浅田次郎の勇気凛々ルリの色。
これも面白い。
820 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/25 20:48 ID:odnbVhLa
やっぱ推理小説さ
>>817 魚柄さんいいっすよね。
『魚柄仁之助のめしのチカラ』には大分参考にさせてもらいました。
簡単な調理法、身体に良い料理。くだけた文章も面白い。
ひじきご飯が美味いんだ。
822 :
すぴらんか:02/11/26 00:52 ID:lRCpFzO6
乙一「GOTH」(サンクス図書館)
光る変態的なモノを持っている、と泉鏡花も言われただろうか。
「渡邉恒雄 メディアと権力」(サンクス図書館)
読売新聞社長一代記。FBIのフーバー長官の伝記を思い出した。
元共産党員は意外。
エピソード。教室に一升瓶とアイドル(高峰秀子)の写真を持ち込み、
一升瓶をまわして皆で一杯にしようとした。変態だなあ。
浮谷東次郎「がむしゃら1500キロ」
「栄光なき天才たち」(漫画)に取り上げられていた浮谷東次郎を
古本屋で見つけたので衝動買い。薄い文庫なのでバッグに常備してた。
子供の冒険というか中三の作文。でも、冒険家って、成人してても
こんな文体書くよな。
823 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/26 17:48 ID:KVAdsWqH
浅田次郎の月のしずく、読んでます。
出だしはまだそんな浅田節がないですね。
今後が楽しみです。
志賀直哉「小僧の神様・城の崎にて」という文庫本を読んでます。
最初は正直、こんなクソ面白くも無い文章のどこが凄いんだ、と思いましたが、
色々調べてみて、ようやく段々と分かってきました。
825 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/27 15:07 ID:EeU9wZlC
>>823 浅田次郎の蒼穹の昴読んだ人いますか?
結構分厚いので、外れたらヤダなと思って手をこまねいています。
誰か簡単な感想をお聞かせください。
826 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/27 15:51 ID:xcWvZ8rD
>>825 アタリかハズレかは読んだ当人しか分からないと思うので、図書館で
借りてきたら?ダメそうと思ったら返せばいいんだし。
>>808 遅レスだけど、池沢夏樹は「楽しい週末」を読んだ事がある。
すげーくらーいエッセイで、そのときいろいろモノを考えてる時期だったので、
かなり沈んだ記憶がある…
828 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/27 17:31 ID:zFkq3GLB
蒼穹の昴は特におもしろいとは思わなかったな。珍妃の井戸も。
浅田の中国歴史モノは俺にはなんだかぴんとこない。
>>822 昔、市川に住んでた時、東次郎の生家に遊びに行った事があるよ。
生家は教会やってるんだけど、
お母ちゃまに「洗礼受けなさい」と勧められまくって困った(w
もちろん、トージスルームに飾ってある
エランとヨタハチにも座らせて貰って大感激でした。
もう10年以上たつけど、お母ちゃま元気かな?
830 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/28 01:19 ID:7TVbQeVb
山本文緒さんの作品の中では、
「眠れるラプンツェル」が(最初に読んだ彼女の本だったこともあり)思い入れがあるかも。
そういえばコレ、
同じ山本さんの 「あなたには帰る家がある」 と話がリンクしているのです。
最初は気が付かなかったのですが、
「あなたには〜」 を2度目に読み返した時、アレ?と気が付いた。
831 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/28 13:26 ID:JrBAYGxl
最近ハードボイルド小説が読みたくて仕方ないです。
洋ものから和物まで、あまりこだわりなどありません
お勧め、教えて下さい、
832 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/28 14:17 ID:peywsbr1
内田百閧フ「阿房列車」。
文庫で平積みになっていたので、買ってきて読んでる。
用事もないのに列車ででかけて酒飲んで帰ってくる。観光もしない。
つまりは宮脇俊三とかの源流だな。
時代は昭和20年代なのでむやみに長距離を走る鈍行なんかがあって
鉄ヲタというわけではないが汽車旅好きの俺としてはなんだかうらやましい。
へそまがりでへんてこな理屈ばかりいうこんな爺さんが身近にいたらたまらないだろうけど
本の中にいるだけなら
用事がなくて出かけても用事がないのは行きだけで、帰りは家に帰るという重要な用事がある
というような屁理屈がむやみに楽しい。
833 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/28 15:13 ID:5GFpCBib
なんかさ、山本や浅田の作品って絶対に不倫や妾の話が出てくるよね。
なんかうんざりする。
834 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/28 21:22 ID:8/vdoVmB
おお、池澤夏樹スキーがいて嬉しいぞ。
楽しい終末、結構楽しんで読んじゃった(w
自分は「真昼のプリニウス」から入って気に入ったんだけど
理系っぽい視点ながらちょっと現実を超えた話を書く人だよね。
南の島のティオは「星が透けて見える大きな身体」の章が
やっぱいい。教科書に載るだけのことはある。
835 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/28 22:23 ID:zkwPA1Zt
このスレ面白いな〜
ところでまだ坂東眞砂子の名前が出てないみたいだけど好きな人いますか?
「死国」「狗神」なんかは映画化されて知ってる人多いかもしれないけど、ホラーよりもむしろ「桃色浄土」とか「山妣(やまはは)」なんかがこの人の真骨頂って感じがするな。
ちょっと異色な感じの「旅果ての地」も結構すきだった。でもこの人エッセイはぜんぜん面白くないです・・・。
>832
私も百鬼園じーさん好きさ。
でも周りの友達は興味ないみたいだから女受け悪いのかしら。
私は旧かなが好きなので中公文庫と旺文社文庫集めてます。
新潮文庫から出てる百鬼園随筆もいーですよー。
あの表紙は芥川龍之介が書いてるのよ。
>>831 古典ですが御容赦。
ハメット『赤い収穫』ハヤカワ文庫……徹底してザラザラしてます。ベスト。
チャンドラー『長いお別れ』ハヤカワ文庫……友情の話。美しく深みのある文章。
マクドナルド『ウィチャリー家の女』ハヤカワ文庫……淡々とした静かな世界。
最近のものもいくつか。
馳周星『不夜城』角川文庫……様々な種類のドロドロと暴力。
ジョナサン・レセム『マザーレス・ブルックリン』ハヤカワ文庫……主人公がちょっと変です。でもそれが肝。
>>837 ありがとうございます。
図書館にあるかなあ。探してきます。
839 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 12:41 ID:Yt8UAEua
中学・高校の頃にはまっていた「安部公房」を全部読み返しています。
一冊一冊についた手垢が(きちゃなくてゴメソ)当時を思いださせてくれます。
特に「砂の女」の哀しさ、やるせなさが昔よりも胸に突き刺さる 涙
歳をとり、経験を積む事で同じ本でも味わいが変わっていくんだなあと思った。
他にも昔読んだ本が沢山あるので納戸からひっぱりだしてこよう。
840 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 12:52 ID:uSrsLFLq
みなさん、明治や大正の頃の作家って読まないのですね。
私は、谷崎潤一郎の痴人の愛や細雪は何回も読み直してます。
ただ、昔の文体や1ページに収まってる字の数などで挫折する事もありましたが。
841 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 13:03 ID:CHKhhyn9
谷崎さんなら源氏物語が好きだった。
美麗で。
842 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 13:05 ID:ZFtaN3RP
箱男
843 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 13:30 ID:POLK3oJs
砂の女読んで、砂丘が怖くなりますた。
箱男読んで、電波少年が嫌いになりますた。
844 :
839:02/11/29 13:44 ID:Yt8UAEua
>>843 その気持ち判ります。付き合っている人とTVを見ている
時に鳥取砂丘かなにかが写った瞬間、二人の口から同時に
彼 「安部公房を思い出すね」
私 「砂の女って小説があってね、」
と同じような発言が 藁
こういう時の一体感というか共有感を味わえる人と一緒にいられる
のは素敵だわと思いますた
関係ないのでsage
ちなみに私は 壁 とR62号の発明、密会が好きです
845 :
839:02/11/29 13:55 ID:Yt8UAEua
連続カキコですが。子供の頃に読んだ本も未だに好きで、眠れない夜に読んだりしてます。
ぽっぺん先生シリーズと小学館のグリム童話全3巻。
両方挿絵も大好きです。
ジム・ギャリソン「JFK」
アメリカ人ってほんとに厚顔無恥ね。
847 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 14:04 ID:LYbzFaGw
>>800 激しくどうでもいいんだが、
そのカミュの孫がタレントのセインカミュだって知ってた?
うん、どうでもいいな。
848 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 14:11 ID:xWNYnvtz
ドリトル先生アフリカ行き
849 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 14:15 ID:MIDCH6oZ
『氷点』上下『続 氷点』上巻と下巻の半分まで読破。
850 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 14:27 ID:VMVlGKs1
綾辻行人万歳なひと〜〜??
「どんどん橋落ちた(る?)」読んで嵌りました。
今は時計台殺人だっけか読んでます。
良い感じ。
851 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 14:32 ID:5Wsoypz7
>>847 本当にどうでもいいことだけど 藁
知らなカターヨ
852 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 14:33 ID:HKZylU41
俺も(w
それ以外と飲みの話題で使えるかも
853 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 14:37 ID:POLK3oJs
ほんとなん? ネタじゃなくて?
854 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 14:39 ID:TPKfABnL
本当だよ。
ちょこちょこテレビとかで自分から言ってる。<セイン
ちなみに子供の頃は知らされてなくて
大きくなってから聞いたんだってさ。
855 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 15:02 ID:5Wsoypz7
ところで私もぽっぺん先生好きでしたよ。10歳のお誕生日に
親におねだりしてハードカバーの全集揃えてもらいました。
856 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 15:39 ID:CXNpqxyD
>>852 んでもカミュ知ってる女の人と飲み行く機会が圧倒的に少ないんでないかと思われ
857 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 18:16 ID:JNavnybn
んじゃあセイン・カミュでも誘って呑みにでもいくか w
私は最近、横溝正史にはまりぎみ。あのおどろおどろしい、昭和初期の雰囲気がたまらん。
858 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 18:27 ID:429lcL9j
>>849 偶然だ、私も昨日「続」の下巻に入った。
859 :
春樹:02/11/29 18:30 ID:hNzHNMMv
僕は今村上龍に再び目覚めたな。
村上龍流料理小説本とか映画小説本など
短編が好きだな
860 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/29 18:35 ID:6CMPb8lq
昨日買った宮部みゆき「レベル7」まだ読みはじめてないけど。
その前にハードカバー2冊で迷ってました。
「東電OL殺人事件」(タイトル違うかも)佐野眞一だっけ?
そのちかくの本棚にあった、1890年くらいにアメリカに研究のために
連れてこられたエスキモーの男の子が、一緒に連れてこられた父親が
死んだ後に、博物館で標本にされていた。遺体(遺骨?)の返却を
求めるルポルタージュ。
迷いに迷って宮部みゆきにしたんだけど、ここのスレ読んでる人なら
どっちが読みたいですか?
>860
エスキモーに一票。
862 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/30 21:36 ID:+yUYXTUU
>850
は〜い。
「殺人鬼」でハマリました。
いろいろ、読んでみて下さいませ〜。
863 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/30 21:55 ID:eUHVYfDk
よしっ。これから
「近代天皇制研究序説」、「日本社会主義思想史」、
「縄地獄セーラー服」、「ルーズな放課後」
でも読むか。
864 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/30 22:01 ID:l4hEWLnn
何かの本を買いに本屋に入ったのだけど
何を買うのかすっかり忘れたので目に付いたのを
とりあえず買ってみました。
それは「肩越しの恋人」というものです。
ナカナカおもしろかったです。
久しぶりに読書らしい読書をしました。
家で何の本を買うか思い出したのですが
「壮快(健康雑誌)」でした。20代なのに情けない・・・・
865 :
おさかなくわえた名無しさん:02/11/30 22:08 ID:JSWXU3p9
尾崎紅葉「金色夜叉」を読んでます。
一人でつっこみながら楽しんでます。
読みにくいのが難点。
最近は森博嗣の本よく読むな
「すべてはFになる」とか「詩的私的ジャック」とか本のタイトルもなんか
かっこ(・∀・)イイ!!ので気に入ってる
他には栗原 亨 監修「廃墟の歩き方」
内容はタイトルそのまんま、廃墟を歩くときの必要事項とか廃墟写真とかが
盛りだくさん。買うと高いので立ち読みするほうがいいかも。
俺は逆にモリのタイトルがダメです。
『夢で会いましょう You may die un my show』とか。
>>867 『夢で会いましょう』ではない。
『夢・出逢い・魔性』だ。
最悪だ。
869 :
867:02/12/01 01:42 ID:bNWzfbOF
そうでした。
さらにいえば
unじゃなくin
村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を読み終わりました。
今は読書後のぼわーんを楽しんでます。
この感覚って癖になりますね。
っていうかこのぼわーんのために本を読むといっても過言ではない気もする。
谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のおんな」は結構面白かった。
筒井康隆の「敵」を読みますた。
一人暮らし系のスレ生息している人には
是非とも読んでもらいたいです。
「敵」とは何かと考えてしまいます。
873 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/01 18:13 ID:MQhpb10z
三島由紀夫 行動学入門 読了
男ではないので所々理解できなかった。
今晩寝る前にもう一度読み直します。
874 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/02 00:20 ID:bctfGhah
理解不能といえばドグラマグラ。未だにわけわからん。
875 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/02 03:38 ID:YA5G5rVT
>>871 リリー萌え〜
いまさらだけど、リング、らせん、ループ読んでみた。
やっぱり原作の方が面白かった。
876 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/02 03:52 ID:OCm6PMbw
三浦綾子の『泥流地帯』
久しぶりに感動した。結末が泣ける。
877 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/02 05:22 ID:BbQK+FQo
本やさんで絵本特集やってた。
この季節絵本もいいよね。
昔は知らないのないくらい読みまくってたけど
今はもう知らないのばかりだ。
知ってる絵本を見つけるとあまずっぱい気分。
878 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/02 06:07 ID:QM8eYd0j
池田大作先生の「人間革命」
何度読んでもすばらしい!!!!
879 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/02 06:57 ID:Au5iXAeb
「銀河鉄道999」全巻読んだ。
880 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/02 15:32 ID:30BhTQCA
日高義樹 アメリカ内乱白人の論理
1992年発刊なんだけどこれ読んでちょっとだけ自分勝手なアメリカが判ったような気が
する。日本人より見栄っ張りで、真実を見つめられない二重構造の社会。
アメ人って大変だ〜とオモタ
881 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/02 16:49 ID:jxx9/CKw
おいしいコーヒーの入れ方、でしたっけ?
村山由佳さんが書いてる本。
この人の小説は面白いと思うのですが。
天使の翼とかも。
読んだ方、いますか?
882 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/02 17:41 ID:Bn/tUd0z
いま読んでるのは「日本経済入門 2002年度版」 日本経済新聞社
勉強のために読み始めたけど結構面白いよ。
問題は年内に読み終わるかなってこと。
前にアーヴィングの「The Fourth Hand」を読んでると
書いたものです。終盤にさしかかってきたところなんだけど
児童書2冊がよく文中に登場ししかも重要な役割を
果たすので、そちらを読んでからクライマックスを読もうかと
思い、Amazonで注文。E.B.Whiteの「Stuart Little」と
「Charotte's Web」。
>860 エスキモーにもう一票。是非タイトル教えて。
ようやく「宣戦布告」の下巻が読めた。
やっぱりゲロ吐きそうになった。
885 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/03 18:32 ID:9v8X4P5l
>>884 あの人の話ってZEROでもそうだっけど、絶対に不倫が出てきますよね。
作者自身が憧れてるんでしょうか?
887 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/03 22:29 ID:fMM3Jgi7
>881
村山さんの本は大抵読んでまつ。「野生の風」が好きですね。
「天使の卵」や「おいしいコーヒー〜」に比べると大人の恋愛小説という感じ。
今は10数年振りに「指輪物語」を読み返し中。
888 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/03 22:38 ID:RjG1eGg1
指輪物語の文庫本3冊目を終わりました。
4冊目を古本屋で探そうか考え中でつ。
889 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/03 22:39 ID:GZharbQo
>>887 私も「指輪物語」映画になったとき、全巻読み直したよ。
あれ、一気に読もうとするとものすご時間かかるから、注意!
890 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/03 23:17 ID:8wDd5Vng
私も指輪物語を10年ぶりに読み返したよ
一回目読んだときよりたくさん泣いた
891 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/03 23:24 ID:L02bsc5A
私も指輪物語読みたい。
ずっと興味があったのに映画すら見てない。文庫本でも買ってこようかな。
今は遠藤周作の王妃マリーアントワネットを読んでいます。
面白い。続きが気になる。
892 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/04 18:20 ID:mK49imWQ
東京駅の建築家・辰野金吾伝を読みますた。
893 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/04 18:39 ID:FQjL3i98
不肖!宮嶋
おもろいです
>>893 「ああ堂々の自衛隊」を読んでメチャメチャワロタ。
他のはそれほど笑えなかったけど、「自衛隊」は読んで良かったとオモタ。いろんな意味で。
895 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/04 19:03 ID:2o/yD321
モンテスキュー「法の精神」いつも寝る前に少しづつ読んでます。
夫に「いつも何読んでるの?」と聞かれたので「モンテスキュー」と答えたら
「モンテスキューって何か有名な言葉を残した人だよね?」と言われました。
特に思い当たらないので「何ていう言葉?」と尋ねた所、
夫曰く「『吾輩は猫である』だったっけ?」・・・カナーリ違う・・・
「金ではなく 鉄として」
かの中坊公平氏の自叙伝。
これ、13・4歳で、自分に絶望しかかってる中学生とかが読んだら
半日は泣き続ける本だと思う。
海外の現代小説って、あんまり読まれてないのかな…
最近読んだ中では「メール」(角川書店BOOK PLUSシリーズ)が当りだった。
ブリジッドジョーンズ系の、頑張る女性の軽いコメディかと思ったら
母と娘のシビアな関係が鋭く描かれていて共感した。
BOOK PLUSシリーズは値段も手頃だし、ソフトカバーで寝ながら読んでも
手が疲れないので良し。
ぎゃはは。
モンテスキュー読んでる妻萌え。
今更だけど
「超」整理法と続「超」整理法・時間編を
熟読中。
○寝る前に読むのにオススメと言えば、稲垣足穂の「一千一秒物語」
ショートショートよりも短い、物語というより散文詩に近い作品だけど
色んなイメージがかき立てられる。足穂の現代文学を凌ぐCOOLさが好きっ!
○小説じゃないけど、宮崎学「近代の奈落」
あの世界って、怖いけどなんだか惹かれる…西光万吉、戦う美形の青年。萌え〜。
901 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/05 18:11 ID:UunPDmt9
平あずこさんの、グッドラックララバイ読んでます。
こんな家庭あるんかよぉ〜って突っ込みながらも楽しんでます。
結構おすすめ。
個人的キャンペーン「読まず嫌いをなくそう!」第一弾として村上春樹「スプートニ
クの恋人」を読み始める。(ややひねた性格の読書家はメジャーすぎる作家作品を読み
もせずに嫌う傾向がある……俺だけじゃないよね)
…ふむ、なるほど文章はうまい、読み進める気にさせる。メジャーになるにはなるだ
けの理由があるな。
読了、
……えーっと、だからなに?
…上記のような感想しか抱けなかった俺はあきらめて「読まず嫌いをなくそう!」キ
ャンペーン第二段高村薫に移ったほうがいいでしょうか?
>902
スプ恋は駄作だと思う。
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」も
読んでみてくれないかな。
それでダメならいさぎよくあきらめよう。
高村薫も間違っても「李歐」から入らないように。
俺も春樹は読まず嫌いだ。
どうも自意識過剰な性格らしく
「そういう誰もが呼んでるモノ読んで影響受けたらダメだ!」
みたいな意識が働いてしまう。
>902
第三弾は赤川次郎?
906 :
902:02/12/06 02:45 ID:ObgWzHnd
うわー、酔っ払って書いてたから改行が滅茶苦茶だ。
>903
ああ、やっぱ「スプ恋」は春樹のなかでもダメな部類になるのか、
取り敢えず第一弾仕切りなおしとして「世界の終わりと〜」に手を出してみるか、
>高村薫も間違っても「李歐」から入らないように。
……第二弾の手始めとして既に手元に「李歐」が手元にあったりして…(ネタくさい
がマジだったりする(;´Д⊂)ウワーン
>904
俺の場合、言葉にするとすれば、
「へっ、そんなものをありがたがってるなんてモノを知らねーなー、あんまり一般
的じゃないけどこっちの方が面白いのに、」
…うわー、なんて嫌な奴だ(w
>905
第三弾は現時点では未定、
ただし赤川次郎は中学入ってすぐに読み漁った。
そういや大人向けの本で最初に読んだのが赤川だったな。
……滅茶苦茶おもろいと思って読み漁っていた純真なあのころ、若かったなー、……
ところで、若いと苦いという言葉は良く似ている。
907 :
902:02/12/06 02:47 ID:ObgWzHnd
>……第二弾の手始めとして既に手元に「李歐」が手元にあったりして…
手元に手元にってなんだよ、ちゃんと見直せよ俺(;´Д⊂)ウワーン
>>900 おお、稲垣足穂!「一千一秒物語」だいすき。あの無機質な感じがイイ。
あと「チョコレット」もいいよ〜。オススメ。
909 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/06 19:09 ID:7QMOpyAR
>>904 >>906 俺はあんまり本読まないけどわかるなあ・・。
そういうひとにとってドグラマグラって位置付けしにくそうだね。
910 :
903:02/12/06 19:43 ID:/5NlIlYx
>902=906
>既に手元に「李歐」が手元にあったりして
ワロタ!
駄作とは言わないけど、ちょっとキワモノなので
初めての人にはおすすめできない作品なんだ。本当は
マークスの山かレディ・ジョーカーあたりがいいんかな?
911 :
900:02/12/06 19:54 ID:Ux8L2Xi+
チョコレットも好きだよ〜♪
↓ロビン・グッドフェロウってこーゆうイメージだ…
▲
(・ω・)丿 ッパ
. ノ/ /
ノ ̄ゝ ずれたかも…
912 :
900:02/12/06 19:55 ID:Ux8L2Xi+
913 :
908:02/12/06 20:19 ID:S9fdes21
>>911 かわいいじゃねえか・・・
読み返したくなったぞ。本棚漁ってこよう。
ドグラマグラは確かに学生時代買えなかった。
でも、プライド半分。角川版カバーの恥ずかしさ半分で。
結局2年前くらいに創元の全集版の方で買ったけど。
戦記物呼んでます。
現実であったであろう残酷な描写に
思わず人間とは何か考えてしまいます。
>915
× 呼んでます
○ 読んでます
917 :
すぴらんか:02/12/07 16:39 ID:PfNIQoyp
「陋巷にあり 13」酒見賢一
一応シリーズ終了らしい。知る限り最大最良の魔法小説。(図書館)
「サイコロジカル」西尾維新
この人、今一番脂がのってるかもしれない。
ミステリというよりオモシロ人間博覧会。(買い)
「GOTH」乙一
(彼の本を全部読んだ訳ではないが)「暗黒童話」がベスト。
この本は2番目。世界観はどうしようもない灰色なんだけど、割と
読後感が良い。(図書館)
>>847 孫じゃなく、正確にはじいさんの兄弟だよ
大叔父
919 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/07 17:21 ID:1G5FwT2e
「凶気の桜」ヒキタクニオ
映画化されることをよく知らず読み始めた本。
先の展開が気になり一気に読んでしまった。
ヤクザな世界の事もいろいろと興味深かった。
さーて、映画を見てみようかな!楽しみ。
でも三郎役が江口洋介・・・なんかイメージと違う気が・・・。
「パプリカ」筒井康隆
これも一気に読んでしまった本。
あまりに一気に読んでしまった為か、最期重要な役割を果たした
人物の事をよく把握しておらずあれ?っていう感じだった。
これはじっくり再読してみるつもりです。
>>918 それじゃセインはものすごい年齢なんだな
921 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/07 18:02 ID:H1zyKt6c
筒井康隆「にぎやかな未来」…ショートショート。不思議さがいい。
山田太一「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち2」
「異人たちとの夏」「飛ぶ夢をしばらく見ない」
糸井重里「家族解散」
村上龍「ラブ&ポップ」
今は村上春樹の「1973年のピンボール」を読もうとしてるけど、
この人の文章は疲れ気味のときには読みにくく感じてしまう…。
でも色々考えさせられますね。
たいてい古本屋で100円か200円のものを適当に買ってきてます。
>917
乙一はいい!
今後は来る作家だと思う。学年一緒だから感心してる。
幻冬社文庫の「暗いところで待ち合わせ」、「死にぞこないの青」もオススメ。
あとがきのダイエット体験記がオマケ的に面白かった。20キロ以上痩せると
脳が収縮する音が聴こえるらしい…
924 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/07 19:33 ID:uPZ6FbYV
文庫のコーナーに阿刀田高の新刊が並んでいたので
買ってきた。久しぶりや〜。この人の短編て逸脱してるよね。
前提:アルベールカミュ「異邦人」を読みました。
情報その一:そのカミュの孫がタレントのセインカミュだって知ってた?
情報その二:孫じゃなく、正確にはじいさんの兄弟だよ
情報その二を情報その一に代入
→そのカミュのじいさんの兄弟がタレントのセインカミュだって知ってた?
結論:いや、しらない。
927 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/08 14:37 ID:58nrvPNc
桐野夏生「ダーク」読み終わりました。
探偵ミロシリーズが好きだったので。
なんだか切ない読後感だけど、やっぱりこの人の小説は面白いね。
オススメします。
928 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/08 18:09 ID:GjNBALWs
今ちょっとショックな事がって、山本文緒を読んでます。
女の負の部分を勉強中です(w
929 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/08 18:16 ID:0q1BDWrb
930 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/09 10:02 ID:Qe5X6Rwh
「幽霊が多すぎる」ポール・ギャリコ を読んでいます。
同じポール・ギャリコでは、「猫語の教科書」 も好きです。
931 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/09 10:20 ID:CpDBwkj8
>>930 ギャリコ好き! だけどその2冊は読んでない。
私が好きなのは『ザ・ロンリー』と『ジェニー』、子供のときに読んだ、
パリスおばさんシリーズももう一度読みたいな。
今日読んでるのは、村上春樹『パン屋再襲撃事件』。
きのう読んでたのは、江國香織『ぼくの小鳥ちゃん』。
おととい読んでたのは山本文緒『群青の夜の羽毛布』。
ぜんぶ再読です。お金なくて本かえません。
932 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/09 13:55 ID:Yl6iJ+Fy
村山由佳でしたっけ?
なんとかコーヒーシリーズの.
あれ読んでます.
なんかさわやか系なので、30代目前の自分には恥ずかしすぎるきらいがある(W
933 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/09 22:07 ID:UUj9FM4E
読書は好きだけど小説が嫌いなもので・・・
「アスファルト舗装要綱」とか、自分にはワケワカラン本を読むのが好きです。
子供の頃は冠婚葬祭の本とか、家庭の医学の本とか夢中になって読んでました。
ああ、いるねそういう人。
活字中毒で、手元にあるものならなんかの説明書でも読みたい、って人。
ちょっと違うかな?
935 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/09 22:19 ID:WE2MtH+9
今年はじめから瀬戸内寂聴訳 源氏物語全十巻をよんで、今は女人源氏物語全五巻の
五巻目を読み始めたところ。今年中に終わりたいけど、仕事や年末の忙しさで
どうなることやら。丸一日、ひまがあれば読めると思うんだけど、終わるのも
ちょっと寂しい。でも、今年は源氏に目覚めて、趣味が広がりました。
>>935 源氏(・∀・)イイ!
谷崎潤一郎のもイイヨ〜。色々読み比べたら面白かった。
宇治の源氏ミュージアムに行きたい・・・
937 :
933:02/12/10 18:37 ID:qjQnRpht
>934
その通りでつ。全然違いません。
小野不由美の「屍鬼」を全部読んだ方っていますか?
最近読み始めたんですけど、全然進まなくて…。
「烈日サイパン島」
戦記なので抵抗ある人もいるかもしれないが、
読み始めていくうちに人間(というか人生)に対する見方が変るよ。
とにかく凄まじい。
940 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/11 14:24 ID:cOpEPg+8
浅田次郎のきんぴか読んでます。
941 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/11 14:42 ID:YywwhK0y
しまなみ幻想の表紙だけ欲しい。
>938
はい。
あれは登場人物多すぎるので、全部把握しようとすると頭疲れるよ。
寺と病院と武藤家・清水家・結城家・洋館周辺だけ抑えとけばどうにかなる。
話は面白いから頑張れ。医者好きだ。若御院嫌い。
943 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/11 15:33 ID:ifKittPo
本格小説っていう題名の小説が今人気だそうですが
どこにも売ってない・・・
どんな内容なんでしょうか?
ハシリだけ教えてくれませんか?
>938
942さんの意見、ぐっど!
満足度満点なので、読破してねん。
945 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/11 16:02 ID:WCu+6Nvw
「リアル鬼ごっこ」 いつ面白くなるんだろうと
読み進むうちに物語が終わりました。
つまんねかった。
>>938 ハードカバーで読んだ。
正直分冊にまでする必要あったんかという気はするな>屍鬼
登場人物がやたらと多いのが疲れる原因かも。
脂鬼を読めばあらすじ分かっちゃうと言う話も(・∀・)ニヤニヤ
948 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/11 20:08 ID:NgWDiWw1
>>930 『幽霊が多すぎる』『猫語の教科書』読みました!
『猫語の教科書』がめちゃめちゃ気に入りました。
949 :
939です:02/12/12 00:25 ID:e+t3+dhr
>>942,944,947さん、
レスありがとうございます。
そうそう。
登場人物が多いのに電車等で細切れに読むから分かりづらかったんです。
時間がある時にまとめ読みします。
950 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/12 00:27 ID:HnLZN9FH
この十年間で読んだ本って太宰治の短編集(しかも2話のみ・・)
そのため学校のリポートが全然出来なくて苦しんでる・゚・(ノД')・゚・ウワァァン。
951 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/12 00:30 ID:ghaYjfXs
はりーぽったーって子供じゃなくても面白いん?
チラッと見てみたらフリガナだらけに引いてしまった
イギリス的な主人公マンセーも気になる…
映画は観たいから本読んだ方が楽しいんだろうなー
買うかなー
953 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/12 01:49 ID:yRt2vyn7
「寺田寅彦は忘れた頃にやって来る」
寺田寅彦が好きで、どう紹介されてるか気になって買った本。
マニアには「足りなすぎ」と不可だろうが、俺が寺田寅彦に惹かれる面は
きっちり網羅されていたのでよし。
ヘンに分析されてないのが好印象だったのかも。
あ、皆さんは、この本より寺田寅彦随筆集(岩波文庫)4巻あたりをどうぞ。
サガン「悲しみよこんにちは」を読んだ。
なぜなら、なぜなら、なぜなら、なぜなら、なぜなら・・・
前半のこの連続攻撃はかなり辛かった。
>>954 初めて読んだときの第一印象は
「キモい文学少女だな〜」だった・・・
956 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/12 17:31 ID:vQw47eql
みんなロシア文学とか読んでる?
私は、ドストエフスキーは苦手だけど、チェーホフなら好き。
トルストイはくどい。
957 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/12 19:58 ID:YKHJ5QEV
フランス文学もくどいよ〜。大げさな表現と
回りくどい言い回しにうんざりしつつ、でも内容は良かった。
958 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/12 23:29 ID:HR2Mss6u
ロードオブザリソグを話題に乗って読もうと思ったんだけど、
あの独特の翻訳しました〜な感じに断念しますた。
959 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 00:04 ID:e39fe9rc
>>956 「カラマーゾフの兄弟」読んでるけどだめだ・・
ぜんぜん頭に入ってこない
960 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 11:20 ID:Xs4t0y7Y
吉村 昭 「海の史劇」
友人と太平洋戦争とかの話をしてて、自分が余りに無知なのを恥かしく
思い、とりあえず買ってきた。これから読む。
おおまかな流れなどが判るようなお勧めの本はありませんか?
961 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 11:49 ID:UFtH46Xz
>>938 読みました。最初からグイグイ引き込まれてました。
なのにスティーブン・キングのパクリだったなんて・・・。
962 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 12:13 ID:Lh7Kz3km
海外純文学,読んでる人いるんだね(嬉
もれはドストエフスキー好き.カラマーゾフ,人物関係が
ネックかも.でも最初の退屈を辛抱してなんとかやり過ごすと
ぐいぐい引っ張られまつ.
トルストイは極悪人が善性を引き出しから取り出したかのように
急に善人になっちゃうところが面白い(笑)
仏文も大好きでつ.こないだブールジェの「弟子」読みました.
目先を変えて英国はどうでしょう?
昨日ディケンズ『大いなる遺産』寝食忘れて読み終えました.
963 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 12:22 ID:wlIm5a0B
小池真理子。
「恋」「冬のなんちゃら」「墓地を見下ろす家」
読みやすいんだけど、つまらん。
>>961 ちなみに、キングのどの小説のパクリなん?
>>959 名前がめちゃめちゃ辛かった。
悪魔の詩も結局名前が辛くてやめちゃった。
名前重要。
966 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 14:01 ID:S0JC9u3W
ドストの悪霊読んだけど、ほんとにくどいね。
っていうか、翻訳がそうならざるを得ないのか?
殺人を犯すところってこの物語の名場面だと思うんだけど
そういう場面に限って、すぐ終わる(w
兎に角、セリフがくどいってのを除けば、楽しいと思う。
967 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 14:17 ID:DFLoXQkq
本で泣いたり笑ったりってある??
オレはたった1度だけ。
「ライトスタッフ」の身体検査のシーンで、浣腸されてケツに風船の栓されてトイレまで
急ぐところで、その光景を頭に浮かべたら爆笑してしまった。
実話だけに。
968 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 14:23 ID:9uLq68Md
>961
私もよんでみよかな、と思ってる。
キングファンだし。
私の知ってるキングファン数人には好評ですたよ。
969 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 14:24 ID:NJUala0+
武者小路実篤の友情で泣きますた。
ロシア語は世界有数の難解な言語らしいが…訳がくどいのと関係あるのかな
>>967 結構よくある。
「バカの瞬発力」読んだときは死ぬかと思った。
普段は読みながらニヤニヤしてるだけだが、
この時は本を置いて(持ってると破りそう)笑い転げた。
>964
忘れちゃったけど、「屍鬼」の一番最初(最後だったか?)に
“○○に捧ぐ”とかって書いてあるよ。
文庫版の解説文にも。
でもああいうのはパクリというのかなぁ…。
972 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 14:30 ID:UFtH46Xz
呪われた町:吸血鬼もの。(ッテワカルネゴメン)
かなりオーソドックスなもので、キングの筆の力量だけで読ませるような話。
大雑把にいうと、町が吸血鬼に蹂躙されていく、主人公たちがんばるって話。
キングファンにはたまらんものがあるが、キングに思い入れのない人には
「ストーリー超普通ジャン!」となること請け合いかもしんない。
記憶で書いてるだけなのでこんないい方だとキングファンに怒られるかも。
>973
それを書いちゃったらネタばれに…
975 :
973:02/12/13 14:54 ID:yUAf8ynS
ああああああああああああああああああああああ
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ほんとごめんなさいもうしません
スルーしてくださいあぼーんしてください下敷きで隠してください
977 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 17:50 ID:fQ85pa/D
「バトル・ロワイヤル」もキングの「ロングウォーク」に啓発
されて書かれたってことだし。
わたしもキングファンです。「ダークタワー」新作待ち遠しい!
978 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 18:48 ID:zIHIt023
創作文芸板より、「本が好き」って感じが伝わるなあ・・・。
20日締切の現代新人賞に応募したら読書三昧しようっと。
979 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 18:57 ID:ipiGDqK/
>>977 ゼロサム・ゲーム設定の小説だと、貴志祐介の「クリムゾンの迷宮」も
面白いですよ。
980 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 19:20 ID:RFNvlXc8
>>979 クリムゾンの迷宮おもろいですよね。
>>977 おー、ここにもキングファン。
キャッスルロックのテーマパーク作って欲しい!くない?
>>978 頑張って!
キングがモチーフになってるとは知らず
(「呪われた町」は以前に読んでた)
「屍鬼」読んだけど、やっぱ似せすぎ。
982 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 21:52 ID:cy7ltMDq
>>979 貴志祐介「黒い家」と「青の炎」は読んだのに「クリムゾンの迷宮」
読んでなかった。早速読んでみまっす。
>>980 キャッスルロック〜!!この名前が聞けると嬉しい〜。
テーマパーク、デリーも加えて欲しいな。
中間世界もいやじゃないけど、キングファンとしては
やっぱりキャッスルロックという町に愛着を持ってしまうよね。
>>978 入賞したら報告してクレ。
983 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/13 22:00 ID:0Hr9ufRc
984 :
930:02/12/13 23:43 ID:jLnmRO4P
>>954-955 うん。でも、そんな若干鼻につく主人公も、気取った表現も含めて楽しんで読めた記憶があります。
ポール・ギャリコ 「幽霊が多すぎる」、いよいよ佳境に入ってきたところ。
985 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/14 00:02 ID:yTtNbO4o
「指輪物語」
最初は歴史かよ!って突っ込んだけど、面白いですな。
訳が古くさくってそこがまたイイ。
986 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/14 00:16 ID:rnxsfapW
「熊谷突撃商店」ねじめ正一
故松田優作の奥さんのお母さんの生い立ちから始まって、松田優作の死を
看取るところまで。 なんだけど、どれだけ松田優作がドキュソだった
のかが解る小説。ねじめ正一の文章力に騙されそうになるけれど、ドキュソ
に惚れた女の頭の悪さがプンプンで、悪い男にひっかかりがちな女性には
お勧め。
987 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/14 18:17 ID:NA4MdFde
亡国のイージス文庫あげ
988 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/14 18:49 ID:D/SqjAVl
今まさに「クリムゾンの迷宮」読んでます。「黒い家」評判良くて読んだら
「そんなにいいかなあ」で終わってしまったので・・・
あの犯人みたいな人間、数年前に読んだら実際いなそうで「こんな人間が
いるなんて!」てぞぞとしたのかも知れないけど、ここ数年、現実にこういう
人が犯罪犯してますからねえ・・・。コワイ世の中です。
貴志さんなら「天使の囀り」がお勧めです。何度もガイシュツですが。
989 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/14 19:54 ID:xyFvMSiB
「天使の囀り」はどうしても読めない。て前にも書いたけど、
虫が死ぬほど嫌いなんだ。しまいに本に触れることすらできなくなった。
でも、それだけ描写がうまいってことなんだよね。
990 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/15 10:28 ID:MaYlq/5w
天使の囀り読んでたら、なんか自分も感染してそうで
怖かったよ(w
私は黒い家の方が怖かった。
天使の方は絶対に有り得ない物として読めたけど、
黒い家は実際に自分の身にも降りかかりそうな事だから
ガクガクブルブルですた。
991 :
おさかなくわえた名無しさん:02/12/15 10:29 ID:emvzH2yO
佐藤正午、大嫌いだ。
992か。1000狙うかな。
外はポカポカあったかいのに。
僕は黙々と1000ゲットか、おめでてーな。
・・・・悲しくなんかないよ?
1000レス目にはあげてやるんだ。
皆の悔しそうな顔が目に浮かぶ・・・ププ
・・・・いや、だから悲しくないって。
そうだ、1000取ったら好きなあの子に電話でもしよう。
って事で、勇気を出して電話するんだ。ガンガルぞ。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。