おすすめのエアコン Vol.68

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299目のつけ所が名無しさん
>>297
キャピラリーチューブは、冷凍サイクルの膨張行程において、固定絞りなので、冷媒流量の調整が出来ず、蒸発器出口冷媒の過熱度の制御が出来ないから。

エアコンをはじめとする冷凍サイクルは、過熱度が一定になるように制御を行う。
電子膨張弁を使っていれば、冷暖房負荷が変わっても、絞りを変えられるから、冷媒流量を調整することで、過熱度を一定にすることが出来る。
電子膨張弁で、冷媒流量を調整し、冷暖房能力の低下を抑える。

一方の、キャピラリーチューブだと、最初に書いたように、固定絞りなので、冷暖房負荷の変動に弱い。
特に暖房時の低外気温時は、以下の理由で明らかに暖房能力が不足する。
外気温度が下がる→蒸発温度が下がる→冷媒流量が減る→蒸発機で完全に気化する→過熱度が上がる→吐出温度が上がる→高圧保護がかかり、コンプの回転数が上げられない。