1 :
なまえ_____かえす日:
>>1 乙です。このスレからは獣の新作ネタバレOKだよね。
いちおうネタバレ対策のため少し改行します。
といっても、色々語り合いたいけど、何から書けばいいかわからないw
えーと、ラストは鬱展開だとは自分も思わないです。
エリンは王獣も自分達家族も解き放つことができて、悔いはないと思う。
王獣編の最後で死にかけた時に感じたようなむなしさは、今回は感じなかったのでは。
そうそう、今回の2冊を読みながら、そういえば王獣編を読んでいて
「初代真王は闘蛇のことまでよく知ってたなぁ」
「王獣vs闘蛇の戦いが国を滅ぼすほどの惨事に発展するのが理解できん…」
とちらっと疑問に感じていたことを思い出しました。
闘蛇衆の祖先が緑ノ目ノ民とか、ちょっと後付け設定ぽい気がするな。
とりとめのない感想でスミマセン
3 :
なまえ_____かえす日:2009/08/13(木) 00:15:47 ID:pK7WduY3
読了して2日経つけど、自分の魂はまだアマスルの戦場を彷徨ってる。。
感情移入をしてしまうので現実に戻るのに時間がかかる。。
>>2 未読だけど、
まず王獣と闘蛇は両方管理しないと意味がない。
その意味では緑ノ目ノ民が両方に関わってるのは必然だけど、
作者の「本業」からの趣味で半族を4つにしたかったのかも。
奏者は完結したけど、獣シリーズはかなり長く続くかもしれない。
5 :
なまえ_____かえす日:2009/08/13(木) 03:37:41 ID:/Nt0wV7k
獣の奏者、新刊読了して涙がでた。
王獣編で終わってたら綺麗だけど閉じた物語だったんだろうけど、すごい結末だったね。
上橋さんの戦場の描写はイメージ喚起力が強いわ。
6 :
なまえ_____かえす日:2009/08/13(木) 03:47:47 ID:2famSB5Z
最後の大惨事って何がおこるの?
悲しい?泣ける?
泣けるなら休みの間に読んでおかないと‥
7 :
なまえ_____かえす日:2009/08/13(木) 03:57:28 ID:/Nt0wV7k
大惨事に至るまで王獣と闘蛇の体の仕組みが伏線にあって、なるほど〜と膝を打つw
エリンやリランに思い入れが強いと泣けると思う。
そして結末にスッキリする。
>>1 乙
>>3 自分ものめり込むタイプだから苦しかった。
作者の意図とかこの物語のスタンスとか知れば納得は出来るけど、やはり苦しい。
それだけ、エリンやイアルを身近に感じられるってことなんだろうけど。
ところで、文庫版の「王獣編」の後書きにアニメのラストは全4巻を読んだ人の胸に迫るものが
ある、と書いてあった。
アニメ後半は原作とは違う解釈で進むらしい。
あと、作者本人は獣の奏者を児童文学とは思っていないとのこと。
すごく納得した。
バレスレでも描いたけど、
食い物の描写が秀逸すぎて困る。
何読んでもおいしそうで食べたくなる。
グルメ本としても天才
いま読み終わった。。
思った以上の鬱展開で呆然。
児童文学というか
普通に、メッセージ性の強い文学作品だよね。
スッキリなのか鬱なのかどっちなのよ?
人生を中途で絶たれる とか 外圧で意志(人生)を歪められる とか、死屍累々、血まみれw
という点で言えば、鬱展開といえなくも無いかとw
まだ続編のぞの字もなかった頃、あのラストのあとも自分の想像では、真王の陣に集まった
イアル・エリン・シュナンがダミヤ側に取り込まれたセザンまたは構図維持派の刺客に消される
可能性だってあるから、ちっともハッピーエンドじゃないぞまだ油断できないと思ってたww
セィミヤ・シュナンが混乱を掌握した後だって、エリンとイアルが恋も自由も掴むにはリラン一家と
山に逃げるしかない、けど社会と隔絶して一生過ごすなんて虚しいよなと思ってて、続編でこの
あたりちゃんと言及があって納得した。
どうでもいいけど料理が(゚д゚)ウマーそう。ウマイ昼飯探索に逝って来る。
ダミヤの最後があっさりだったね。
料理は闘蛇衆の村に行くと米メインなので、余計おいしそう。
天然生活とかほっこり系の本で出てくるような素朴だけど素材のうまみを生かした系だよね。
ソヨンとの思い出の猪肉をエリンがジェシに伝えたり、エリンが母親になってソヨンの思いをかみ締めるあたりがよかった。
ソヨンってなくなったときまだ20代だったんだといまさらながらにぐっと来た。
個人的にエリンの恋愛がもっと良く見たかったけど
全体からみたら省かなきゃいけない所なのかな
でも幸せそうな描写があまりないから
エリンは苦労の連続な印象
そうかな。
イアルと茶菓子食べながらお茶したり、所々で若い頃を思い出してて
積み上げた生活みたいなのが伝わってきた。
恋愛は、男女の割り切れなさというか説明できない、何となくな感じを出したいのかと思った。
どっちかというとイアルはあんまり感情を出さない分、最後の4日間のシーンが際立った。
エリンは苦労の連続というか、好奇心を探求していったらなんかとんでもないところに来てしまったという印象。
ソヨンとの別れのあたりは悲劇だけど、リランと思いを通じるようになった以降はやりきった感がある。
政治的な力に強制されて、親子3人の穏やかな生活はできなかったけど。
ただ最後に音なし笛を吹いたのはエリンはどんな気持ちだったんだろう。
リランや子供たち、闘蛇の群れがどうなるか分かってて吹いた時、ソヨンが指笛を吹いたのを連想した。
>>1乙
しかしテンプレが修正されていない
7 なまえ_____かえす日 sage 2008/10/09(木) 22:31:14 ID:ScNcN9nb
>>6 「流れ行く者」短編集付け足し。
929 なまえ_____かえす日 sage 2009/08/09(日) 22:57:43 ID:tesVhvbd
>>922 発行順で言えば「神の守人」より前に「虚空の旅人」が出ていて
こちらから先に読む方がいいと思う
それと気が付いたが、テンプレ
>>1の
×7)「虚空の旅人」
↓
○7)「蒼路の旅人」 じゃないか?
>>4と併せて、次スレから修正をよろしく
ジェシが言い付け破って危ないことばかりするので読んでてハラハラ、少しイライラした
けど、獣1,2巻読んだ時にエリンに対して同じ気持ちを感じてたのを思い出したw
エリンもジェシを見て自分の子供の頃を思い出したり、母になってソヨンの気持ちが分かったり
親となったからこそのエリンが選んだ道、最期だったなと思う
ソヨンと霧の民のの事情に触れてくれるかと思ったが、
流れ的にあんまなかったな
エリンが、おかあさんは霧の民のままだったら闘蛇のおかれた矛盾に
苦しめられることなく、穏やかにくらせただろうかとか思ってたが、
そうかな?
ソヨンが指笛使ったとき、娘の事情を心配するでなく、孫を気遣うでなく
「あのような娘を育ててしまって申し訳ありません」と母親が土下座。
いちおう他の人のほうが気遣ってくれたくらい
ナソンもそうだけど、情があるんだかないんだかワカラン
アニメのナソンは未練だけは感じるんだけど、原作では曖昧
愛情があっても、ソヨンやエリンみたいな愛とは別種な気がする
霧の民の連中、終盤ではむしろエリンには早く死んでほしい、
犠牲も数千くらいならまあいいや、くらいのイキオイだ
エリン目線だと、ナソンお前最初から言っとけよって感じだけど
ナソンとか霧の民からしたら危険で極悪人なエリンは信用ならなかったんだろうね
本当の真相は伏せてたけど、災いが起きるからと言っても自分を曲げなかったエリンは
自分勝手にしか見えなかっただろうし
エリンの「そういやって滅びるなら滅びればいい」って気持ちと同じだったんだろう
戒律に縛られてるからこそ秘密主義で真相を隠していたんだろうし
だいたい不殺生の戒律がなければ口封じでさっさとエリンを殺してるだろうし
流れ行くものみたいに獣も外伝でないかな
タハイ・アゼからの11年間の話〆は老後のイアルでw
>>21 霧の民に合流した祖先には例の女好きの誰かさんがいるんじゃない?
それで、推測すると、
何代かに一人位は闘蛇村に出向き「掟」の遵守を「災い」の回避をはかる使命
があたえられてたのかも、「出向くもの」と「観察者」は許嫁同士が原則とか。
さて、
本筋とは違うが、
モスキート音がウェブで話題になった時期と執筆時期は重なってるのだろうか?
加齢とそれで表してたところがあった。
あら探しいくつか。
そもそも、数百年離れていて言葉が通じるのだろうか。
「残った者」も「霧の民」もいまは飼育していない動物相手の技術の劣化をどう防げたのだろう。
完結編ラストの戦闘での闘蛇の毒は、量の変化だろうか、質の変化だろうか、
質なら、長く荒地になったのもうまく説明できるが、
量なら、闘蛇村で幼い子供が平気だったのは何故。
つい10分前に読破したよ
カルたちが暴走を始めたあたりから最後まで、涙が止まらなかった
エリンたちの死が信じられなくてとても悲しい…
けど、何故か胸の中がスッとした感じだ
エリンはこれでもう全てを「やり切った」ね
外伝も出してほしい!
主人公は老いたイアルか青年のジェシで
>>25 エリンの場合、進む方向は結果大災厄を招いてしまったけど、常に考えて前へ進んでいたもんね。
霧の民は知っていながら秘密を隠して何もしなかったのと対照的。
王獣と分かり合えるのか?という王獣篇よりファンタジー性はないけど、エリンを支える人々の心が伝わって最後の4日間では自分も泣いてしまった。
しかし王獣一直線がジェシにも遺伝していて笑えたw
ジェシ目線で3巻と4巻をアニメ化したら、子供にも見れる内容になるのかな。
>>25 確かに全てをやり切ったね。
しかも4日間のおかげで、自分がやり切ったことを確認してから死ねた。
リランを死なせて自分が無事生き残ったら辛かったと思うし
これがエリンにとっては一番幸せな最期だったのかもしれない。
ジェシを残すのは辛いだろうけどイアルがいてくれるし…
イアルはどうなんだろう。
どんな気持ちで残りの人生を送ったんだろう。
>>27 エリンも幸せに浸るよりまた不幸が襲う日がいつか来るのではないかと生きてきた。
イアルも堅き盾のときは普通の生活を諦めていたけど、ジェシとエリンと暮らした10年間があってよかったと。
元々普通の生活を送ることはできないと諦めていた二人の10年は大きかったんだろうね。
最後に二人が埋められている場所にエリンの木が植えてあるのが自分には救いに思えた。
蒼鎧として過ごした8年と、指物師として過ごし、ジェシや孫との生活しているイアルを外伝で見てみたい。
悲しみはきえないからこっそり楽しい思い出に混ぜよう
22年もあればエリンがいないのが普通の日常になる
エリンと見るはずだった息子の成長、結婚、孫の顔を見てから
天寿を全うしたんだろうからエリンにも自分にも世界にも誠実に生きたってことだろう
享年67歳か。それ考えるとエサル師の長寿もすごかったな
獣の奏者、完結編まで読了。
レオナルド・ダ・ヴィンチが何気に参考にされてる鏡面文字、
こういうの好きでしてねw
いま、3・4巻のカバー絵を感慨深く見つめています、
少年と女性、そして2本の樹。
上橋先生、お疲れ様でした。
エリンをはじめとするキャラクター達、ありがとう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
月の欠片を集めて 夢を飾り 眠る
時の砂散りばめても あの頃へ還れない
<中略>
今はもう 君はいないよ
引用:月光花_Janne Da Arc より、抜粋。
歌詞を貼るの止めた方がいいと思うよ
読了した
語りたいことはいろいろあるんだが、とりあえず完結編のラストシーンを読んで
上橋先生がアニメの脚本を担当した回が判った気がした
「ヒカラに落ちて」だよね?
王獣の墓標の場所にリランたち、そしてエリンやイアルも眠っていると思うと泣けてきた
生き残った王獣は野生に帰ったが、闘蛇に関しては…
イアルがエリンの死後数年、闘蛇乗りだったってことが引っかかる
職そのものがなくなった失業ならいいが、高齢による退職だったら…
王獣と違って闘蛇は数も多いし、野生に帰れない数の闘蛇の飼育や
闘蛇衆の身の振り方の斡旋も大変だ
そうでなくても不作や戦争で財政が逼迫しているのに
戦争はやっぱり無くならないってことなんじゃない?
王獣を育てないで戦争に使わず、今まで通り特需水を使って闘獣を育てれば
大災害は起こらないと身にしみて分かったのだし
現実でも戦争も核も無くならないのと同じように
35 :
30:2009/08/14(金) 20:51:27 ID:Hssdgvlf
>>31 まあ、ご心配に及ばず。と、コメントしておきます。
映像や音声の類ではないという事と、はなから営利目的でもありません。
あまり厳格に著作権法適用されると
小説のキャラクター名の記述までも法律の対象となりかねませんのでねw
著作権法第32条@[引用]
公表された著作物は、引用して利用することができる。
この場合に於いて、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、
かつ、報道、批評、研究その他の目的上
正当な範囲内で行われるものでなければならない。
(※他に、同法48条により、出所の明示も実施済みです。)
36 :
なまえ_____かえす日:2009/08/14(金) 21:45:19 ID:l/PP6qUq
養殖闘蛇×王獣じゃなければ問題ないのかな?
エリン亡きあとセィミヤかジェシが王獣を操れば…なんて思惑もありそうだけど。
現状は養殖闘蛇×養殖闘蛇が戦いにならなかったから、ラーザとは戦力が拮抗してるのかも。
エリンがアフォン・ノアの向こうにいけたら、またはナソンが大災厄の原因をエリンに伝えておけば…と悔やまれる。
感想に歌詞を貼るなんて、厨二臭さ溢れる行為
見てるこっちが恥かしくなるからやめてって事ですよ
確かに、35は何か勘違いをしている。
歌詞をのせるのは、ちょっとサム過ぎだろ。
>>33 ラーザ以外の国の侵略を防ぐ為にも
これからも闘蛇軍は必要なのではないかと
そのかわり、今度は「人の手で繁殖させてはいけない」理由をちゃんと知った上で
従来のやり方で闘蛇衆も闘蛇軍も続いていく。
あの惨劇に自ら飛び込んで生還したイアルとジェシだからこそ
できることだと思うのだが
しかし、おやぢになったイアルの相変わらずの不死身っぷりには参ったw
四十ちかくになっても二十代とほとんど変わらないって不死身に加え
不老まであんのか。エリンやセィミヤですら老けた描写があるのに
>>40 若い兵士に比べて、
高い音は聞こえにくくなっているようだ。
ちょっと疑問なんだが、完結編359ページのナソンの台詞の、
戒律を破った二人が災いを起こす道へとまっすぐ進んでいくのを見てきたとか
言ってるけど、その二人ってエリンとジェシのことか?ソヨンとエリン?
43 :
なまえ_____かえす日:2009/08/15(土) 16:29:14 ID:NU/UysHL
ソヨンとエリンでしょ
なるほど、エリンとセィミヤって解釈もあったか
でもこの台詞の前半が「私は君の祖母をよく知ってる、母も見てきた」って
あったからその流れだとソヨンとエリンかと思ったんだけど、
ソヨンは戒律破ったけど、災いを起こす道をまっすぐ進んできた、って言われると
そうか・・・?って思うんだよなぁ
リランは最後耳栓して突っ込めばよかったんじゃないの?
>>37,38
スルーすれば済むことじゃないのかい?
了見の狭さがむしろ恥ずかしいよ
スルーを感動と勘違いして、また貼られたら困るんだろw
歌詞貼り付けなんて、只でさえ痛々しいのにその後の対応も香ばしいとは真性すぎる
ソヨンとエリンに一票
セィミヤだと「戒律を破る」って表現がそぐわない
霧の民としては、エリンは霧の民に近い存在だから
「戒律を破る」って表現になるのでは
災いを起こす道へとまっすぐに歩いたのはエリンだが、
常に母の言葉というヒントがあった(→霧の民的には、
この道は母と子の二人で歩んだ)
あと、多分超人的な絶対音感も母から受け継いだもの
母のを見て指笛も吹いちゃったし
獣文庫版の表紙が期待はずれだった
なんかショボイCGみたい
51 :
なまえ_____かえす日:2009/08/16(日) 00:14:23 ID:RQG7tuHm
戒律を破るがどういう意味かなんだけど
ソヨン:音なし笛以外で闘蛇を操ることを明らかにする。
エリン:王獣・闘蛇を繁殖させる。ほぼ全ての戒律の隠れた意味を暴く
セイミヤ:ジェの定めた戒律を破ることをエリンに認める。
ジェシ:直接餌を手渡しする
エリンの母親であるというのはともかく、ソヨンってあんまり重大な
戒律やぶりをしたとは思えない。
本日読了。しばし放心状態だった…
エリンや周りの人々が、最後どうなるかを予感していながらも
自分の信じるものに従って進んでいく姿が胸に刺さった。
最後は自分も戦場に立って目の前で状況を見ている感覚だったよ。
人間は親から受け継いだものを心の根本に持って生きていくんだな、
としみじみ感じた。
エリンは母と反対に闘蛇と王獣の秘密を明かすことを選んだけど、
生き方としては同じ方向を向いていたんだなと思う。
そして彼女の思いもジェシに受け継がれて実を結んだ。
息子を置いていかなければならないのは辛かっただろうけど、
自分がやるべきことをやりとげたという点でたぶん後悔はないんだろうな。
>>51 指笛で闘蛇を操ることについては、ソヨン自身が「大罪」って言ってるよね。
そういうことができるという事実が知れたら、いずれ詳しい方法を突き止められて
闘蛇を自由に操れるようになる可能性があるからだと思う。
闘蛇を思い通りにできるような知識はなんとしても隠し通すというのが戒律だから、
これは決して明かしてはいけない禁忌中の禁忌のひとつなんじゃないかな。
その後の会話とかを見ても、霧の民的には
あの場でエリンを犠牲にしてでも隠し通さなければならないことだったんだと思う。
霧の民的には、ソヨンの最大の罪は
「エリンを助けたこと」くらいになってそうな気がする
霧の民は、エリンが王獣を訓練してた間は、エリンが惨事を
起こして死んでくれるのを待ってたとして、
8年前(当時)に闘蛇衆が拉致されて、国外で闘蛇が人の手で繁殖してるのも
ノーマークだったってどうよ
軍備なんて他国との関係性において必要量が決まるもんだし、
敵国が闘蛇を手に入れてしまったら、もうリョザは王獣使うしかない
こんな重大な拉致事件を祖霊がスルーしてたとか、軍事目的だし
言葉も通じないし、脅しが効かなかったとかヘタレたこと言うなら
エリンが惨事を起こして数千の犠牲と共に死ぬことを「僥倖」とか
言う資格なし
ラーザに行った闘蛇衆、あちら側の技術者に自分達で手を下せないなら、
いつもの調子で大公軍にチクるとか、最大限の努力をすべきだった
気づかなかったか、「なすすべもなく見ていた」だけなら、エリンと
その関係者に土下座して謝れ!
・・・と思うのは私だけか?
結局は戒律を破った者や一族以外の「人」が何人死のうとどうでも一番伝えなきゃいけなかったことを隠しいいんだよ
奴らが最重要視してるのは「戒律」と「災い」なんだから
エサル先生じゃないけど「何故?」と考えさせる機会も与えず
一番伝えなきゃいけなかったことを伝えずただ強要して偉ぶってる
自分達と異なる意見を持つ者はどうなろうと知ったことじゃないのさ
・・・とりあえず自分がイアルだったらナソン半殺しだね
56 :
なまえ_____かえす日:2009/08/16(日) 09:51:56 ID:YUF6+sZR
結局、アマゾンで天と地の守人と蒼路の旅人注文した。
文庫化まで待てないわ。
>>54 ソヨンは一応、死刑になりそうだと知りつつ戒律を守ったもんね。
指笛を使ってしまったが、見た人達の口から広まらないことは確認できた。
霧の民の「戒律」や「大罪」に関する考え方は、宗教みたいなものだと思う。
初めは大惨事を防ぐという目的で作られた戒律も、
数百年という時を経て、目的を達成するための手段ではなく
とにかく守るべきものとして一種の宗教化してしまったのでは。
ラーザの闘蛇をスルーしたのは謎だね。
卵を盗ること、闘蛇衆を拉致ること自体は戒律違反じゃないからなぁ。
そういえば、大公領で規範に従わずに闘蛇を育てても無視だったね。
よくわからん。
霧の民の人達って他部族が禁忌を犯したら、粛清してまで
戒律を強制するって程暴力的な人たちではないのでは。
自分たちの知識が悪用さえされなければ、他が結果滅びようと
知ったこっちゃないって不干渉を貫くのが普通の態度なんじゃないのかな
エリンはソヨンの娘だって事で、ある意味特別扱いで
止められるものなら止めようとしたってだけなんじゃないかなあ
59 :
(@_@):2009/08/16(日) 21:18:12 ID:8RlBZfaW
よっ
なるほどー
ってか、ソヨンは霧の民出身だが、エリンに至っては母親が霧の民だというだけで
なんで霧の民の戒律破りだと言われなきゃならないんだ?
しかもエリンは霧の民の方法ではなく、独自で王獣との意思疎通の方法を見つけたんだぞ
エリンを見つけて、王獣との関わりを知りながらも引き取ろうともせず
警告も発せず何年も監視するだけ…
その挙句に霧の民の戒律だけ押し付けるのはおかしいぞ
全部資料が焼けてさらにバックアップの伝承も途絶えたからわからないけど、
真王に霧の民は間接的に支配されているんじゃないかな。
今完結編読み終わった。…感想はボーナストラック、かな。やたら苦いけれど。
エリンもイアルも、それにリランたちも全力で生をまっとうしたんだろうなって思うけど…
1巻から読み続けてるとエリンに肩入れしてしまって、可哀想でならないと言うか。
まあジェシが立派に育って、エリンの遺志を継いだのは良かったね(ある意味ジョウンの系譜を受け継いでも居るし)
>>60 母親が一族=身内って考えなんじゃないかな。
まあ完結編読んで、血筋と掟に拘り過ぎた余り、重要な事(災厄を防ぐ現実的手段を取る事)を忘れてしまった哀れな一族としか思えなくなった>霧の民
でも、ジェシが十字架にかけられたらいやだな。
そうでなくても、王と対立しかねない立場だけに。
64 :
なまえ_____かえす日:2009/08/17(月) 05:17:55 ID:XkJkIECY
ネタバレスレをみて最後は泣けると思ったけど
ジェシの反抗期のとこと
最後のエリンとの飯のとこのほうが泣けた
まぁ最後は少しくらいハッピーエンドにしないとな。
>>57 そもそも、霧の民がラーザの闘獣の件をスルーせずに粛清するなりする人たちだったなら
とっくの昔に危険人物エリンを口封じで殺してると思うよ
霧の民は戒律で自分達を縛ってそもそもあまり身動きとれない人たちだからな
少なくとも自分らからは災いの種になるような秘密が漏れないようにするくらいで
それが悪い方向に働いて、エリンを止められず重要なな秘密は知られないまま
結局そのままエリンが大罪を犯しまくって、災いも起きた
霧の民がもっと過激だったら、ソヨンから秘密が漏れないよう嫁ぐ前に何かしそうだし
エリンは拉致られるか殺されて話が終わってしまう
上の流れ見てふと思ったんだが・・・
もしかして霧の民って、徹底的な自虐思想?
もううちの民族全員、生まれてきてごめんなさい、世界が終わるまで
謝り続けます、くらいの。
その割りに一族以外には性善説で、秘密さえ漏らさなければうまくいく
とか思ってる?
ソヨンが大罪犯したとか言ってたけど、そんなもん甘くて、一族全員が
生まれてきたこと自体巨大な原罪。だから戒律でぎっちぎちに縛るし、
一族以外に警告を発するときはまず自分たちの身を削ってストーカー。
その間も罪を犯したり(一族の秘密を漏らしたり)しないよう、生まれてきて
ごめんなさいを唱え続けるくらいな感じで。
ソヨンが夫の死後、一族に戻らなかったのもそのせい? まっさらに生まれた
エリンに原罪を背負わせたくなかった?
長い間エリンを一族に迎えようとしなかったのも、ソヨンの遺志を尊重した?
(長いので続くよ!)
エサル師なんかには奏者ノ技が関係ないくらい初期(野生の王獣を見るために
山登りしてたとき)にストーカー&警告してたから、けっこう祖霊がくまなく
監視してるんだなー、と思ったが、彼らが監視してるのはまず彼ら自身かも
しれないな。
読み直したら、祖霊は奏者ノ技を使うものが現れたとき警告する、ってなってるから、
養殖闘蛇はスルーで、奏者ノ技さえストップさせればよし!っていうおめでたい思想
だったのかもな。
その割りに自虐思想で自身も自尊心もズタズタだから(多分)、タハイ・アゼの前に
エリンを迎えにいったときも、キッパリ断られて力なく退散してしまう。
ナソンがエリンに大昔の大惨事について語ったときも、怖くてつい核心の部分を
伏せてしまう。
いままで、ときどき急に現れてヤなこと言う奴等だなー、と思っていたが、
そう考えると辻褄合うな。
完結編の最終章で、かなりの覚悟をして闘蛇と王獣を使う決断をした真王、大公、
ヨハルもやけに深く悔いているようだったから、それだけ被害が陰惨だったのかもな。
ただの解釈なのに興奮して長文書いてしまった。スマソ。
闘蛇衆の若者チムル(名前合ってる?)が長い間イケに浸かった後
「俺なんてもうタ…」って言いかけて恥ずかしがるシーン
あそこの意味が良く分からないよ
タ…の後に何て言おうとしたんだろう?
タマが千切れそうとかなんとかなんじゃ
>>66 そんな殊勝な連中じゃないと思うよ・・・
「大罪」がどうのとか「災い」がどうのとか散々言ってきたくせに
最終的には防ごうともせずエリンと兵士達を見殺しにしようとした奴らだ
本当に「災い」を防ごうと思ってるなら
闘蛇衆誘拐もラーザの闘蛇繁殖も感知して
密に大公に進言するくらいできたはず
何が起こるか知らずに突き進んでしまったのと
知っていたうえで何もせず傍観したのとでは罪の重さも大きさも違う
奴らが自分達は関係ないと「傍観者」として動き続けた結果があれさ
>>68 「(寒さで)タマが縮みあがった」と推測。ご婦人に不躾で失礼w
玉金縮れあがってますがなとかかな
王獣の集団と人為的に強化された養殖闘蛇の大群が遭遇すると
バイオハザード発生て話だけど
今後も生殖能力を与えないかたちでの闘蛇は運用してくってことだよね
真王よりも、霧の民のほうが「神」的地位にいるからね。
全てを知っている事は強い事。
上から眺めて冷静に判断していただけ。
現実社会でもよくあることだな…と思って読んでいた。
そういう事に対する揶揄も含まれているんだろうな。
知識格差の惨さとか。
講談社文庫で買っちゃったけどこれVとW文庫になるの相当先だよな…
戒律って大戦の惨劇を繰り返さないためにできたものだと思うけど、
長い間下界と離れて暮らしてるうちに重要度がひっくり返って
とにかく秘密を知られないということが第一になってしまったんだろうな。
本当に戦いを止めたいのであればもうちょっと手は打てたはずだし。
地上の他部族がどうなろうと直接関わりないという、文字どおり天上人の考え方。
母の一族とは言えそういう人たちに関わりたくない、
と思ったエリンの直感は正しかったのかもしれないけど
そのことが辛い運命につながってしまったんだな…
全編を通して「知る」ということの意味の大きさを痛感させられる。
これって暗に日本社会を風刺してるよね?
天皇制と幕府・政府の権力の二重構造とか、自虐史観とか。
バイオハザードの発生も最終兵器の核保有による軍事抑止力とか
暗に問いていそう。
さすがに探求編完結編は青い鳥文庫で出せないだろうな
挿絵見たい気もするけど
もし出たら講談社勇者すぎw
「続あしながおじさん」みたいにヤバい部分だけ
カットするってわけにもいかないだろうし。
個人的には昔戦争文学から受けたのと同じ重みを感じたから、
読める子なら読んで考えてほしい気はするけど。
>>79 続あしながおじさんにヤバいとこあるの?
子供の頃あしながおじさんは読んだ覚えがあるんだが
そもそもエリンが何年も掛けて王獣を訓練している間に
ソヨンの残した手掛かりを許に、誰かを派遣して災厄の真実を探れよと思った
その探求に出かけるのはエリンじゃないと駄目ってわけでもないんだから
エリンも自分が行けないなら、真王にそう進言すればいいのにと思った
災厄の真実を知ることは、真王の聖性の嘘を暴くことになるから他人を関与させられないんじゃないか?
>>82 自分も矛盾は無いと思う。ヨジュの聖性の秘密に係る謎に関与できる
人間はヨジュの側にも限られているからだと思う。
それにしても闘蛇と闘蛇が闘いあう事が出来ないとなると、リョザ真王国の
軍事的優位ってかなり危ういようになる気がする。
ラーザが闘蛇を保有した以上、騎馬を主力とするラーザに軍配が上がるだろう。
もっとも生物兵器に代わる武器を開発するのが人間のサガなのだけれど。
でもさ、そんなことを言っていられる情勢だろうか?
派遣するに足る本当に信頼できる人がいないのか?
それだってエリンが訴えていた「知る」ことの重要性や秘密に拘る危険性だと思う
カレンタ・ロウの居場所も「アフォン・ノアのどこか」「花が咲く谷」
って以外、全く不明なわけだしねえ・・・
そもそも彼らは今も時々人前に姿を見せる霧の民と違って
ソヨンの闘蛇観察日誌とヨハルの祖先の古文書で
やっとその存在が確認された太古の民族だったんだし
真王達はそんな遭えるかどうかむしろ現在も存在するかすらわからない人達を探すよりも
現在差し迫る侵略の危機をより速やかに簡潔に防ぐ方法を選んだのではないかと
・・・そして結果として多くの闘蛇、兵士達、王獣一家の命を
優秀な研究者であり、一人の妻で母親でもある人の命をその家族から永遠に奪ってしまった。・゚・(ノД`)・゚・。
ネタばれアリです。
休み前に買ってきて、ゆっくり読もうかなー と思っていたけど、一気に読了してしまった。
この、ひきこまれるような読みやすさは、素晴らしい。
エリンの結末は、これでよかったのかもしれないと思えた。
あまりにも葛藤が大きすぎて、苦しみ続けたのかもしれないから。
そういった苦難を乗り越えた彼女を見てみたいと思ったのも事実だけど。
著者の上橋菜穂子さんも、結末近くでは本当に苦しみながら筆を走らせたんでしょうね。
お疲れ様でした。
サイガムルの元総帥のおっさんが面白かった
>>85 エリンの選択としてはそれしかなかったのは分かる
ただ真王としては、藁をも掴むような手掛かりでも、
そんな手掛かりが存在するのならもっと積極的に手を広げておくべきだったと思う
それを行えるだけの権力もあるんだから
エリンも自分が探しに行けないなら…とそっちの選択肢をすっぱり諦めるのではなく
王獣の訓練を引き受けた時点で自分以外の誰かによってそちらの調査も行うことを
進言すべきだったと思う
鳥飛ばして手紙送ったじゃん
その時に手紙に何らかの返事があれば、真王やエリンの考えも違ったかもね
>>87 いい味のあるキャラだったけど、ギャグするシーンあったっけ?
読んでて何となくガンダムのランバラルをイメージしちゃったよ。
「新生闘蛇は旧闘蛇とは違うのだよ、旧闘蛇とは!」
「このヨハル、闘いの中で闘いを忘れた。」
>>89 それはもっと後で、真王が王獣に乗る訓練を始めた後で
雑談で知った話題を元に行ったこと
だから時間切れになったんだよね…
逆に言えば、エリンが出頭して王獣の訓練を始めた何年も前なら
情報が間に合った可能性が高い
>>85の情報を打ち明ける際に、鳥の行事との関わりを指摘されたら
情報の刷り合わせだってできたわけだから
エリンが嫌だった王獣の訓練や、闘蛇の養殖そのものもストップできたかもしれない
まあその場合の戦争対策はどうなったか、ちょっと想像できないが
最終兵器としての王獣は核兵器を連想してしまったな
既に出てるけどナソンは氏ねよ思った
言い訳がましく警告したとか何とか言って具体的な行動は何一つ取ってないし
ナソンはソヨンが死ぬまでストーカーしまくった挙句、
未練たらたらでソヨンの娘であるエリンまでストーカー。
っていう解釈でおk?
獣の奏者の完結編読了したけど、なんか精霊の守人と似た構成に思えたな
古代に隠された究極の答えが既にあって、主人公たちがそれを解き明かしていく
というあたりだけれど
守人シリーズは他読んでないから守人シリーズ全体がそうなのかは分からんけど
「残った者」の人たちってなんで小鳥の返事で
「深刻な災厄が起こるので今からそれを説明しに行きます」って言ってから
来なかったんだろうね
<<90
自分も、激しい闘いの後、闘いの悲惨さから壓戦感が拡がって
停戦に繋がるって流れがまるでガン○ムとか思ったのは内緒
>>93 混同しちゃいけない、それはアニメの話だよ!
原作では、祖霊ってチクリ屋がいるから、べったりストーカーしてないよ!
ソヨンもノーマークで、祖霊がチクッてからあわてて調べに行った。
闘蛇に乗せられたエリンを追いかけたのがナソンってことになってるけど、
どうやら見失ったようだ。
アニメでは見失ってなくてゾッとしたな。
その後、エリンがリランと仲良くなってきたら、また祖霊が「奏者ノ技」を
使った奴が居るとチクッて再度ストーカーし始めた。
一応ストーカーしてるのは「君がソヨンの娘だからではない」とか言ってるけど、
どう見ても未練がある。
でも続編ではアニメと同じ変態っぽくなってるな
仕方ないさ
目覚めるまで僕を嫌ってもいいよ
って感じか
探求編でイアルが刺客にリバーブロウ叩き込むシーンカッコヨカッタ
闘蛇衆になって喧嘩の仲裁した時も相手のアゴかち割ってたしw
読んでて「はじめの一歩」の宮田君を思い出したw
あの作品の中でビジュアル的にイメージ近いのは猫田さんの若い頃だろうか
(今はあんなだけどw)
弓が使えて剣も使え、ボクサー並みのパンチ持ってて、SPとして最高の
資質を持ち、箪笥も作れて闘蛇も馬も乗りこなすなんて凄すぐるw
これだけ技能があれば潰しはいくらでもききそう。
完璧超人だからな・・・
しかも旦那をほっといて赤ん坊背負ったまま1ヶ月も山で野宿する嫁を
怒りもしないって理解ありすぎだろ
赤ん坊を背負って行かなければいけなかったということは
少なくともまだ乳離れしてなかったということで・・・
って、ジェシどんだけ小さい頃やねんw
旦那がイアルでよかったな本当
>>99 ちょ、これから読み返す時にエリンはじめ皆のビジュアルがあの絵柄でしか再生されなくなるだろw
>>102 正直すまなかったw
でもそうするとヨハルが鴨川会長だったりカイルが鷹宮さんだったり
トムラが木村先輩だったり…うわぁあ誰か止めてくれw
…で、ダミヤは誰にする?
鷹宮って誰だよw
鷹村の間違いねw失礼。
しかし乳離れしない赤ん坊連れの山篭りは、いくら何でもなぁ…
赤ん坊の安全を考えると、問題ありすぎ
バルサ並の戦闘力があるなら野獣や野盗に襲われても撃退できるだろうけれど
エリンはその方面は期待できないだろう
しかも赤ん坊は抵抗力が弱い
飲み水を確実に確保できる当てはあるのか、おむつだってこまめに取り替えて洗濯しなければいけないし
離乳食はどうするんだ?
大人は多少の不自由を我慢できても、赤ん坊は命に関わるぞ
やっぱり無謀すぎる
せめて1人で行ってくれ
しかしそうすると、赤ん坊のジェシをイアルが背負って箪笥作ったり洗濯したり
飯炊きしたり買い物したりしてご近所さんに女房に逃げられたなどと噂されるのは
必至だろうな
どこの子連れ狼だよっ
あ、イアルなら仕込みだらけの乳母車作れるかw
ジェシ妻子いるんだな
獣の奏者は文学的評価は別として、裏「守人」なんだと思う。
獣を操るバルサが大義のために「死にました」が王獣編まで、
その行為が「伝説」として語り継がれましたが完結編まで、
それぞれ守人シリーズでは決して描かれないもの。
>>105 意外と大丈夫な血統なのかもしれないな。
>>100 そんなイアルだからこそ、エリンがアフォン・ノアに行くと行った時に
「ジェシを母無し子にする気か」と怒ったのにはぐっときたわけで
闘蛇同士は争わない、で広告の守護者を思い出した
戦闘中なのに虎同士では争わずに敵味方構わず日向ぼっこ始めちゃったてやつ
>広告の守護者
ちょっと考え込んでしまったw
皇国の守護者だよね?
千早カワユスw
>>105 防水テントみたいな便利なものか世界でもないしね
そういう文明の利器がある現代日本の夏山でも、トムラウシ遭難みたいな事件が起こる
山や赤ん坊のひ弱さを嘗めて見てはいけない
115 :
114:2009/08/19(水) 03:47:22 ID:fNq4YKq9
すまん
×便利なものか世界
○便利なものがある世界
>>114 乳児死亡率は知らんが、高地山岳民族や極寒の北方民族も
子育てしている以上は有り得ない話でも無いだろう。
まあそりゃそうだな
現代人がひ弱なだけで
>>116 集落で暮らして助け合っているし、当然そこで暮らすノウハウも蓄積されている
たとえばアラスカで暮らして子育てしている人もいるんだからと言って
そこで暮らしたことのない母親が赤ん坊連れでアラスカに行って
1ヶ月以上孤立して野宿したと聞いて、どう思う?
ジェシが赤ん坊の頃山篭もり・・・って原作エピにあるの?見付からない。
みんな普通に議論してるみたいだけど。
>>119 新刊にあるよ
王獣狩の老人とその頃に出会ったとある
エリンは三顧の礼で教えを請おうとしたが追い返され、
それでもめげずに山に篭って王獣を探すこと1ヶ月、
あっちが折れた…という過去語りと
原作のリアルタイムで再会した際に
「あの時の赤ん坊か」とジェシを見て懐かしがっていた
イアルが付いていくという選択肢はなかったのか
お金だって困ってた訳ではなかろうに
よく考えたらジェシ師とか<神速のイアル>とか呼ばれてるけど
苗字とかどうなってんだろ
リョザの人たちは苗字はないんじゃない?
少なくともジョウンには苗字があったよね?
身の上をエリンに打ち明けた時に名乗っていたような
120のお陰で該当箇所がわかったので読んでみた
ジェシを軽々と連れて行ってるし、季節は夏じゃあるまいか
夏山だったらジョウンのとこでかなり経験あるよね
バルサみたいに道なき道じゃなく登山道レベルだし、
臭いの強い実を擦りつけて獣よけとかいうテクもあった
身軽そうなので、途上国みたいにおむつはなし、下半身は裸で垂れ流し
だと思った。母の背中側に防水布が必要かな
乳児ならかなりの年齢まで母乳だけで事足りるので、逆に身軽な
こともある。昔は○ヶ月で離乳食とかうるさくないし
あと、ひと月ずっと野宿とは書いてない(そうでないとも書いてないが)
オラムが4日目に天幕を訪れて、その後は山小屋か自宅に泊まらせて
くれたから1ヶ月いられたのかも
>>30>>35 ここはお前の日記帳じゃねぇ チラシの裏にでも書いてろ
と言わないと分かんないか?だから学生の夏休みは嫌いだ
レシピ本、うまそうでよだれがでるwww
>>121-123 たぶん名字があるのは貴族だけなんじゃないか
大公の姓はハサルなんだろうしな
そういや、エリンはジェシをおんぶして先生やってたんだよな
「大半をカザルムで過ごしてきた」とか「王獣の鳴き声が子守唄」とか
ジェシはそれこそずっと母親と一緒にいたわけで・・・
道理でややマザコンになるわけだw
>>125 なんつーか…乙
トムラウシの犠牲者の中には夏山バッチグー!!の経験者もいたそうだが
こんな感じで出かけていったのかな…
とりあえず死んでいても不思議でなかったジェシが無事でヨカタ
新刊買って1週間。
やっと探求編読み終えたぞ。
お盆前から忙しくてようやく今日完結編を買いに行ったんだけど、
ど田舎の書店なのに南極料理人シリーズの特設コーナーができてた。
映画の上映に合わせて西村さんの料理教室が各地で開催されるとか@北海道
都合がつけば行ってみたい!
「バルサの食卓」教室も開いてくれないかなー。
需要は絶対あるはず。
>>131 とりあえず作ってみること!!じゃね?
ノギ屋の鶏飯とか簡単だったよ
>>127 確かに。
教導師を名前で呼ぶってどーなのかなーって思ったのよ
ジョウンはタム・ユアンで教えてた位だから上流階級か
トーサナ家の養女なら嫁の貰い手に不自由しないってくらいだからな
エサルだって下級貴族タムユアンは貴族階級の学舎だしな
エサルはカザルムに骨を埋めるつもりで(実際に埋まって)家を出たから
姓を名乗らないのかもな
>>110 意外とイアルも若い兵士達の間で伝説の人になってるかもな・・・
「エリンの夫」ってだけでなく堅き盾から闘蛇乗りに転身する数奇な人生を歩み
王側と大公側の兵士の架け橋となった「神速のイアル」本人として。
ケガしたイアルが王獣舎にいるエリンの元へ行くってシチュエーション、王獣編と完結編とで二回あるよね。
王獣編の時は隣に眠るエリンを見てセ・ザンの掟に泣いたけど、完結編ではむらっときてそのまま行動…ってのぐっとくる。
二つのシーンを比較すると、二人が失ったもの、得たもの両方の大きさにやりきれない気分。
お言葉借りると本当に穏やかに暮らせた十年があって良かったね。
>>136 自分もそこの違いにグッときた。両方の場面でイアルは怪我をしてる
わけだけど、その怪我のレベルの差がセ・ザンの掟の柵からの解放とか
その他諸々の比喩にも思えたし。
でもあれ、戦地に向かう前の最後の逢瀬なんだよね。そう思うと
切なすぎる…(/_;),
>>132 ファコ作って食べながら、探求編・完結編読んだよ。
発酵時間はかかるけど、簡単だった。
次は猪肉の葉包み焼きに挑戦したい。
>>135 タハイ・アゼの時ですでに歴史に名は残ってるだろう
国家最重要人物の夫ってことで「これが例の男か」・・・って目で見られてるのも
本人はそれほど嫌がってはいない気がする
ジョウンも蜂飼いのうちはただのジョウンだった
ジョウン息子がやたらと姓を連発するので、江戸時代までの日本の如く
苗字は特権と思われ
ついでに真王には姓はないとみた(天皇家の如く)
あと真王領ではトーサナ・ジョウンのように姓+名だけど
大公領ではヤマン・ハサル、オシク・ハサル、ヨハル・アマスルみたいに
名+姓になってるな
元になった民族の差か
真王領と大公領では他にも主食の違いとか、東洋と西洋みたいに違う
まあ狭い国みたいだから、関東と関西みたいなもんか
142 :
なまえ_____かえす日:2009/08/20(木) 01:40:24 ID:XezXOeDg
王獣舎でかくまわれたイアルがエリンの寝顔見て泣いたのは
セ・ザンゆえにエリンと結ばれることができない哀しさから?
そんなとこ
144 :
138:2009/08/20(木) 01:52:18 ID:2Nzmk1of
>>140 ざっくりしてて香ばしいよ。
ハムチーズをはさんで食べてもウマーだった。
>>128 >そういや、エリンはジェシをおんぶして先生やってたんだよな
え、そうなの?
だったら、教導師としてのエリンの評価が変わるかも…
受験生の時、我が子が骨折して保育園に預かってもらえないからと
教室に子供を連れてきて遊ばせながら授業していた教師にもにょった自分が言ってみるテスト
>>135>>139 自分がセ・ザンに居たら、タハイアゼの時点で伝説のカリスマ扱いしてるわ
「神速のイアル」として若くして高い地位に着き(隊長とか、責任者とか、地位高かったよな?)
ダミヤ様の陰謀を暴いたせいで一時濡れ衣着せられるものの、タハイアゼでは
セ・ザンの約半数がダミヤ側に寝返るという大失態の中、疾風の如く現れてダミヤ様を抑え、
真王と大公とセ・ザンの窮地を救った・・・ってどんだけww
しかもその後ダミヤ様はさくっと自分の判断で処刑、真王の微妙な不況を買ったと見るや
地位も名誉も褒賞も捨てて市井に沈んだ・・・とか、児童文学でもなければ
このくらい無双なキャラは作りづらいな。普通にやったら嫌味だろ(笑)。
・・・と思っていたら国家の窮地には「最重要人物」の夫として再び現れ、闘蛇乗りとして
異例の取立てを受け、大公領の兵士とセ・ザンの仲立ちをする・・・
そりゃ有名人にもなるわw 経歴は誰が見たって凄すぎw
そこが萌えるんだけどな
>>128 当然マザコンになるな
ジェシの嫁はカザルムの後輩か教え子、どこかしらエリン似にとりあえず1000点
>>145 カザルムはおろか、リョザ全体にも保育園は多分ないからエリンのことは
大目に見てやって
子供の面倒見てくれる親族も居ないしな
多分おんぶできるころはエリンと一心同体、それ以降は用務のおっちゃんや
初等の子の周りをウロウロしてたのかな
エリンは王獣の世話があるから担当授業数も限られるだろうし、
主に初等学年とかで、子供が居ても差し支えない授業を担当してたんだろうか
むしろエリンは専任の子守りを配置してもらえる権利があるはずなのに
それがなかったってことは、学舎全体で、子連れを容認する空気があったと解釈しておこう
受験生相手の先生はちょっと難しいなあ
連れてくれば確実に集中力落ちるし
保育園は確実に預ってくれない じじばばが居ないときついな
だからと言って母親(先生)が休むと、穴埋め授業を誰がやるのか
受験生だと骨折が直るまで自習ってわけにもいかないし、
代休?の先生も短期間の代休ですぐには手配できないよな
うちの近くに病児保育室がある
保育園で1ヶ月数万の出費はまったく減らないまま1日数千円の出費もきついが
当日朝9時からの診察(3日間有効)か
前日の診察で付属小児科の指示書がないと預ってもらえないので、
フルタイムでの利用は時間的にすでに苦しい
145がもにょるのは当然過ぎるほど当然だが、その先生も他に選択肢なかったかもな
でも原作の中じゃジェシは王獣舎や放牧場では母に背負われて云々って
書かれてたけど、授業中に関しては特に記述は無かったから、
ジェシに手がかかる頃はエリンの授業数を減らし、更に授業中は
寮母さんあたりにジェシを預かってもらってたんじゃないのかな?
ジェシがマザコンてのは全く同感だけど。
149 :
なまえ_____かえす日:2009/08/20(木) 05:08:03 ID:eQTfepFd
しかし、イアルは何をしていたんだ?
さすがにセザンを続けながら子供の面倒を見ろとは言わないが
職人なら少しは融通が利いて子育てを引き受けられそうなものだが
片親の子供も珍しくないような社会では
ご近所ネットワークの中で親の仕事で手が離せない時は
ご近所さんに子育てに協力してもらう感じの所が多い
イアルのご近所もそんな印象を受けたが
エリンはあくまで手許に置いて学舎で育てることに拘ったんだろうか
王獣探索にも赤ん坊を連れていくぐらいだからなぁ
そりゃジェシもマザコンになるよ
151 :
なまえ_____かえす日:2009/08/20(木) 06:08:20 ID:b2da6WDs
>>150 いやイアルは乳が出ないしw いつ子供を人質に捕られてまずい事に
なるかわからないし。やっぱりエリンの手元で育てるのが一番
安全だと思ったんでない?カザルムなら警護の兵もいるし。
152 :
なまえ_____かえす日:2009/08/20(木) 06:13:21 ID:b2da6WDs
あ、
>>151はそこら辺のご近所のオバサンとかに預けた場合の話ね。
もちろんイアル本人がつきっきりで世話できるなら、下手な守護兵の
何十倍も頼りになるわけで。
ジェシが生まれる前、エリン達は1年くらい王都に住んでたみたいだけど、ずっとリラン達と
離れてたのかな?
つか、さすがにジェシ背負って授業はないだろうw
授業中は同僚かカリサとか誰かに見て貰ってたと推測。
イアルは仕事に没頭し始めたら、子どもの存在すら忘れてそうだw
王都にいたときはカザルムじゃなくて名前忘れたけどもう一個の方の保護場にいたって書いてあったよ
リランたちもそこでしょ
豚切り&長文スマソ
以前の前編の完璧さはこの後編二冊によってやはり損なわれてしまったと思う。
エリンが、闘蛇や王獣に対する畏敬の念を失って私物化しているように見える。
自分一人が責任を取れば良いのだと言って禁忌に踏み込んだのであれば、そもそも結婚したり、子供を持つべきではない。
例え家庭を持ったにしても、いざとなったら愛児を見捨て、憎まれてでも惨禍を防ぐ探求を優先するのが、責任を取るってことだと思う。
それができないのなら、闘蛇や王獣なんかからすっぱり手を切るべきなのに、半端な研究は続けてるし。
その理由も、権力者に圧されて本当に断腸の思いで仕方なく、というよりは、
禁忌や古臭い因習なんかで押さえつける先祖たちの鼻をあかしてやるわ!私にはそれだけの実力があるのよ!的な傲慢さを持って自分から積極的に携わって行ってるように見える。
その結論が、やっぱり伝承通りに大惨事が起きました。私がちゃんと確かめたから、後世の人たちはやらないようによく教育しましょう。とか。
なんだかなとしか思えない。
特に最後、リランを巻き添えにしたのが許せない。
一人で上空から飛び降りつつ地表近くで音無し笛を吹けば、事足りる話でしょうが。
156 :
なまえ_____かえす日:2009/08/20(木) 11:20:20 ID:XeAqcFQC
うぬぬ、確かに同意する。
だけど反面エリンの自分勝手さは「現代の女性」を反映しているのかな、
とも思う。(べつにあおりじゃないよ。私も子育てしている母だから)
子どももほしい、家庭もほしい、仕事もほしい、なんでも欲しい。
(もちろん男性にも同じことがいえるけど)
で、自分の欲に突き動かされた結果がラストなんじゃないかと。
子ども育てるって、やっぱりいろんなことをがまんしにゃきゃいかん。
だけど、エリンみたいになんでも器用にこなしちゃう人には
「あきらめる」能力ってのが弱いから
結構な試練になるのかな、なんて。思ってみましたがどうでしょうか。
>>126 こいつ、自演じゃないだろうな? つか もう触るな。
途中、切れてしまいました。
とにかく、前半では、禁じられても孤高の獣と心を通わせずにはいられなかった少女に共感できたのに、
後半では、知識欲にかられた狂科学者、盲愛に溺れた愚かな母親が、幾千の民人と獣たちを地獄絵図に引きずり込んでおいて
悲劇の主人公を気取って恥じないように見え、
エリンに嫌悪すら感じてしまいました。
スレ的には高評価みたいなのに、申し訳ありません。
>>155 一人で上空から飛び降りつつ地表近くで音無し笛を吹けば、事足りる話でしょうが。
ちょっと待ってくれ、落下時の加速度と風圧で
笛の効果が期待できなかったのが理由だと思われ。
それに、エリンの代わりにジェシが飛び込むという
切迫感も有ったかもしれないから。
160 :
なまえ_____かえす日:2009/08/20(木) 12:08:56 ID:dy/UmgJA
レスありがとうございます。
>>156 そうですね。能力のある人がこうした行動しがちなのは、その通りだと思います。ただ共感はできないな、と。
>>159 風圧云々はちらっとそうかなとも考えたのですが、
笛の効果の範囲は大人の足十歩よりは多い、とあったので、笛を吹けないほどの高所ではないように思いました。
そもそもリランはともかく、地表の闘蛇たちには墜落するリランの背から吹いても、効果がありましたし。
ジェシを見ての焦りも、リランのことも同じくらいに大事というか本当に「使う」ことに嫌悪していれば、とっさに逃がす道を探したのでは?考えた形跡もないのは、リランを自分が育てた私の王獣、という意識が強かったからでは?と勘ぐってしまいます。
ageてしまいました。すみません。
162 :
なまえ_____かえす日:2009/08/20(木) 12:22:02 ID:XeAqcFQC
>>156です
私も共感できませんでしたよ。
スレ的には高評価なので、いままで黙っていましたけど。
長文の人気持ち悪い
>>145です
>>148さんや
>>153さんの言うように、とりあえず授業におぶって来なければ、周囲の理解と協力ってことで許容範囲なのですが
だって、ものすごい競争率を突破して入学して勉強している国立の学校で
しかも進級試験に落ちた子供は親に1年分の授業料を払ってもらって勉強しているのに
授業中に赤ちゃんが泣いて落ちいて勉強できずに落第しましたなんてことになったら
さすがに目も当てられないでしょう
>>151 貰い乳や代用母乳もありますよ
人質云々は少なくとも街で普通の子供として暮らしていたジェシの描写がある以上
問題になったのは新刊以降でそれまではことさらエリンの家族として警護されていなかったと思われ
いろいろレスを読んで、ID:dy/UmgJAさんやID:XeAqcFQCさんの言うことも分かるなと思いました
↑の先生の場合、生徒の立場から言ったら学校に連れてくるのはいいけれど
授業の時には職員室で他の先生に見てもらったらいいのにということですが
その先生にしたら、同僚の先生方の負担になるのは悪いということなのですよね
それじゃ生徒の負担は?
母親としては我が子が大切で、キャリアウーマンとしては同僚に気を遣わなければいけないことは分かるけれど
教師として大切なのは教え子じゃないの?
何だか弱い立場、文句を言いにくい立場にしわ寄せを持ってきているようでモニョモニョでした
エリンも、その辺りのことをちゃんと自覚していたのか、ちょっと疑問です
>>152さんが言った「そこら辺のご近所のオバサンとか」みたいな意識があったんじゃないかと
はっきり言って、エリンにとっての優先順位と言うか大切なものはがダントツで王獣、
次がジェシ、更に下がイアル、かなり下がってその他もろもろという感じかな
ジェシに王獣に対する警戒感が薄いと怒っていましたが
赤ん坊の頃から王獣舎や放牧場では母に背負われて連れて行かれていたなら当たり前
まして乳飲み子だったのに王獣の生態観察の山篭りにさえ連れて行かれているのですから
あの山篭りの時にこそ、誰かに預けて単身でという決断が必要だったと思うのですが
エリンにとっては子育てのために王獣の研究をストップさせるのは嫌、
でも母親として子供と一時離れるのも嫌なんですよね
あれもこれも望み、周囲もそれを許してくれていたことが、エリンを暴走させてしまったという印象も受けました
リラン自身がどう思っていたか、自分も気になったわ。
何もわからないまま墜落死だったなら、泣けてくる。
>>164 エリンについての意見はうなずけるものがあるけど、
先生の件はやむをえない結果だったのでは?
本当に誰も見てくれる人がいなくて、授業の代役も立てられなかったんでしょう。
他の先生に見てもらえばって簡単にいう所にびっくりした。
病気の子の世話なんて、専門知識か子育て経験がある人じゃなければまず無理。
そうじゃない人だったら怖くて引き受けられないと思う。
しわ寄せとかそんなのじゃなくて、八方ふさがりの状況の中で
なんとか都合をつけようとした結果じゃないの?
確かに生徒には授業を受ける権利があるけど、
病気の赤ちゃんにもまた世話をされる権利がある。どっちが上ってことはない。
授業を優先した結果、赤ちゃんが亡くなったり
取り返しのつかない障害を負ったとしてもあなたは同じことを言うの?
正論だけじゃどうしようもない状況ってのは人生の中でままあることだよ。
当時腹が立ったのはわかるけど、もうちょっと寛大に見てあげてほしいなと思う。
>>167 いや、
>>145で書いた通り病気ではなくて骨折、怪我だから
専門知識も子育て経験も関係ないよ
それでも自分の場合は1〜2ヶ月のことだから、まあ良かった
ただエリンの場合は何年もなんだよね
その間、赤ん坊連れで授業をするのも当然だったら、どうかなと思っただけ
「確かに生徒には授業を受ける権利があるけど、
赤ちゃんにもまた世話をされる権利がある。どっちが上ってことはない。
授業を優先した結果、赤ちゃんが亡くなったり取り返しのつかない障害を負ったらどうするの?」
なんて理屈を振りかざしていたら、さすがにエリンに感情移入できないな
ちなみに世間には、赤ん坊、それこそ怪我ではなく病気を持っている子供を頑張って育てているお母さんもたくさんいるよ
ただ職場に連れてきて、仕事をしながら子供の世話をして、↑の主張をしている人はいない
エリンの擁護をしたい気持ちも分かるのが、あんまりとんでもない理屈を振りかざしていると
エリンまでDQNに見えるからほどほどにね
エリンは小さい頃から、ダメだと言われるような事ほど
興味や好奇心を押さえずに夢中でやってしまうような性格で描かれていて
それだからこそ規範で禁じられていた方法で王獣と心を通わすようになったし
それがそのまま育ったらああなったって感じで続編にも違和感は感じなかった
未知なことへの知りたい欲求を抑えられない、王獣を知りたい、分かりあいたい
しかし自分も好きな人と結ばれて子を持ちたいという自然な欲求は抑えたくない
掟を守るために死を選んだ母と同じ道は辿りたくない、罪だ掟だと縛られたくない
あれもこれも欲求は抑えられないままエリンは八方塞になって、災いは起きてしまった
エリン自身は身勝手だと思うし共感できない部分は多いけど、
読んでる方も災いの真実をエリンと同じように気になって読み続けて
最後行くところまでいって謎も解決してスッキリはしたよ
>>160 思い出して下さい、ラザルから王獣保護の男達が来て、
リランが怒りに我を忘れ、結果としてエリンが左手を喰われ、
笛を吹いてしまったことを。
少なくとも、落ち着いて有効な策を導く余裕など無かったと思うのです。
糜爛(びらん)性の毒ガスがそこら中に巻き上がり、エリンも全身に刺されるような痛み
を感覚しておりました。新生闘蛇と王獣による相乗効果を直ちに止めるためには
何をおいても風圧と毒ガスをリランで盾にできる状況で吹く他はなかったのです。
またこれは、かつて多数の牙を死なせてしまった母ソヨンの行為と
時を超えて回帰した演出ではないかと思っております。
ソヨンとエリンの心の痛み・・・それでも、愚か者だと笑いますか?
このスレではエリン擁護のためにdでも理屈を捏ねたり
どっぷり浸って妄想を繰り広げるのがデフォなの?
あのなあ。エリン批判してる奴らはエリンのこと神様かなんかと勘違いしてないか?
エリンがどんなに優れた天才生物学者だろうと
彼女だって一人の人間で、一人の女の子なんだぞ
王獣と心を通わせたい、彼らを野生に返したいと思うの気持ちは本当
でも恋もするし好きな人とHしたいし結婚したい
好きな男との子どもを産んで育てたいと思う気持ちだってあるんだ
何もかも恋する女として当然のことじゃないか
確かに彼女は身勝手かもしれないけれど
それを周囲が許してくれたなら自分の好きな様に生きて何が悪い
エリンの思い込んだら一直線な性格は長所であり短所だけれど
彼女の好奇心、探究心を「罪」だというのなら
真実を隠して多くの人々を見殺しにした霧の民と同じだろうが
エリンも周囲の人々も「災い」について詳細を何も知らされておらず
霧の民は傍観とだんまりを決め込み
唯一の希望のカレンタ・ロゥの居場所は見当がつかず。
上の連中も軍を強くして国を守ることで頭が一杯だった
エリンは「災い」の正体を見極める為に自ら破滅への道を歩むしかなくなり
全ての要素が悪い方向に行ってしまって状況が状況で仕方が無かったんだ
>>170の言うとおり、最後のシーンはアケ村でのソヨン処刑のシーンと重なったね
そして今回は夫が即座に助け出してくれたから
みんなで今までの出来事と気持ちを整理する時間ができた
ジェシにトラウマを残すこともなくエリンは安心して逝くことができたんだ
王女として救世主として人々を導く本能と責任がある
どこぞの谷のナ●シカと一緒にしちゃいかんよ
>>170 ソヨンはそれこそ、我が身一つの責任において娘を救ったし、逃げ出す道もあったのに、
後で権力者に詰問されて漏らしたら惨禍の原因足り得る技術もろとも自らを闘蛇に喰わせましたよ。
エリンはすでにその知識欲のために何千人も虐殺した後で、自分自身の尻拭いをしただけ、しないよりはましだと言う程度だと思います。
最後の行動も、冷静な判断は無理、と言われますが、それなら逆に
とっさに一人で飛び降りてしまってもいいはずです。
少なくとも、リランを道連れにする事を避けようとあがいてみても良かったのでは?
窮地においてこそ、人の本音が表れると言いますし。
心の痛みはともかく、そのあたりの逡巡がこの時のエリンから感じ取れなかったので、
私物化してるなぁ、と思ってしまう訳です。
前もって惨禍が起きる可能性は知っていたのだから、長い訓練期間中にリラン達を守る方法を探しておくこともできるのにそうした試行錯誤の描写があまり無いので。
私が育てたのだから、惨禍が起きた時には私と共に死ぬのが当然、という感覚だったのかな、と。
後知恵で言えば、誰かも書いていたように、耳塞ぎしてやれば?とも思います。
ラザロでのことは、リランの生命に別状があるような状況では無いので、ラストとの比較にはならないと思います。
また長文になってしまい、すみません。
気にスンナ全部飛ばしたから
むしろ
>>172の方がエリンを信仰しているように見えるが、気のせい?
エリン批判が我慢できないという点で、エリン信者的
エリンの行動に対する賛否はいろいろあっていい
「当然のことじゃないか」といった決め付けや、反対意見に対するファビョリがなければね
楽しく意見を交していこうよ
>>173 色々割り切れない気持ちはわかるけどちょっとエリンに厳しすぎると思うなぁ
まあ霧の民についても厳しく見る人多いけど
この物語って皆がそれぞれ最善だと思った道を選んでそれでも悲劇が避けられない辛さや
それでもより善き道を探していこうって決意を描いてると思うんだ
だからあんまり誰かを責める読み方はしない方が…と
どうにかしてカレンタ・ロゥを見つけれなかったものかとか
兵器として王獣を使うんなら王獣の耳栓くらい
常備してなかったんかとか…
ハッピーED好きの自分は複雑だったな
内容が内容だからああいうEDにならざるを得なかった
のかもしれないけど
エリンのしてきた事は別に「子供も家庭も仕事も全部欲しい」とか、そういう
現代ママ的な価値観から来てるんでなく、もっと根源的な「生き物と
して柵に囚われず、あるがままに生きたい」って所から来てるんでないの?
その中に愛する人との触れ合いや出産があるわけで。
できれば王獣達もそうしてやりたかったけど、それは最終的には
叶わなかった ように思える。
確かにその中に多少なりとも知識探求者としての業のようなものは
感じたけど、それを責めるには十分過ぎる程の代償をエリンも
払った気がするし。
>>172 どう考えてもエリンの方が霧の民なんかより極悪人なんだが
霧の民こそ神様でも何でもないし、リョザ王国の人々を導く責任なんてない
災いが起きると注意しても無視したエリンを殺すこともできないし、見放してもしょうがないかと
普通の女の子としてのエリンの心情も分かるけど、
自分が王獣と過ごしたり家族と幸せになることの方が災いの危険より大事って考えが
結局何千もの人や闘獣や王獣を死なせてしまう災いを起こしてしまったんだと思うよ
>>173 私物化も何も、リランたちを戦争の道具にしてる時点で、かれらを失う危険も承知だったと思うけど
最後の場面は、戦争の最中だし切迫した中でリランだけ逃がして状況を止められるかなんて微妙だから
しょうがないんじゃないかと
>>168 そんなに長く連れてきてたのか。
預け先が見つかるまでのせいぜい数日のことだと思ったから
ああいう書き方をしたけど、それなら状況が違うな。ごめん。
(もしも本当に預け先が見つからなかったのなら気の毒だと思うけど)
エリンを擁護するつもりはまったくなかったよ。
ジェシを人に預けようと思えばできたのにしなかったんだから、
確かに身勝手と言われてもしょうがない部分はある。
いくら自分が医術師とはいえ、山奥にまで連れて行くのはどうかと思ったし。
>>179 戦争を止めるためにと原爆製造を進言したアインシュタインを思い出した。
「こうすればよかった」ってことは後から見ればいくらでも言えるけど、
エリンがその時点で最善と思うことをやったのは事実なんじゃないかな。
霧の民も、エリンの性格がわかっていて本当に彼女を止めようとするなら
真の理由を明かしてもよかったはず。
お互い悪いとは言い切れないけど判断ミスを犯したんだと思う。
実際の歴史もやはり「あの時こうしていれば…」って事柄で成り立ってるわけで。
読者としてはハッピーエンドを望んでしまうけど、
抗えない運命の流れに主人公たちが飲まれていくのは本当にリアルだと思った。
あんまり誰それが悪いとか考えずに読んでたから、いろんなことがわかって
自分はスッキリしたな
善意から出た行動でも結果的に最悪になることもあるのが歴史なんだよなーとか
エリンの好奇心や彼女なりの正義感を貫いたら他が犠牲になっちゃうんだよなーとか
いろいろ考えさせられたし
人と獣だけで完結していた話が、人と人、親と子、夫と妻、人と国…という広がりを
持ったところも良かった
>>181 そんな感じするね。
エリンは前編でも天涯孤独なりに親友やら人質にとられかけたけど、後編じゃ色々な繋がりが増えたしね。
ただ最後はリラン連れていかない方法もあったんじゃ…と思いつつもそれ以外にジェシとアル+αが助かる方法思いつかん
>>176 確かに、思い入れがあった分、後半のエリンの行動は厳しくみてしまいました。
ただ、彼女の選択にも一理あるなんて見方は殺された獣たち、兵士や遺族たちには関係無いし、もしそうした考え方があの世界で一般化してしまったら、
近い将来にまた、エリンと同じように、自分なら、今の技術なら王獣を扱える、と考えるはねっかえりが出てきそうな。
だから、単にエリンは誤って罪を犯したとしておいた方が、惨事を繰り返しづらくはなると思います。
>>179 確かに、最終的にはああするしか仕方なかったとは思います。が
くどいようですが、少しは悩めよと。王獣を解き放ちたいと、人が「使う」のは許せないと、そういう信念なのに、一方的な無理心中に疑問は持たないのかなと思います。
エリンがジュシ背負いながら授業してる描写ってありましたっけ?
産休とか一時休業などの制度はあの世界観ではありえないのかな?
他人に任せられないリラン達の世話だけはジュシ背負っても継続して授業はジュシを周囲の人に
任せられるようになるまで休業していたのかと思ってました
>>185 ご指摘ありがとうございます
素で間違ってましたorz
>>170と
>>173の方にお願いがあります。
完結編第9章「7.狂乱」「8.音無し笛」だけでも今一度読み返して貰えませんか?
先に音無し笛を咥えて飛び込もうとしたのは、ジェシとアルです
これをエリンは手の合図でアルを急上昇させ、ジェシの行動の意味を悟って
リランと共に狂乱を止めたのです、大きすぎる代償を払って。
ソヨンはかつて大罪を犯してまでエリンを脱出させた。
ならば母としてエリンはジェシを、リランはアルとお腹の子を救うべく非常手段を執ったとして、
責めるのはいかがなものか と思うのは私だけだろうか。
長々と自己主張してても結局自分の気に入らない結末だから
つまらないと言ってるようにしか見えんな
パンチラがないから駄作決定とかほざくキモヲタと変わらん
なんかそれをいったら、国の支配者に「やれ」って言われてやるしかなかった平民の立場は・・・
と思うのです。
エリンが何でも決めていいんだったら、とっくに王獣を野に放した思うし
あの場合、歴史の渦に巻き込まれて、最善を尽くそうとした結果、ではないかな。
ただの平民の女性ですから、いたしかたないと・・・
そういうもんだろ
マンセーだけのレスなら逆にキモい
ここみてバルサの食卓買いました。
いくつか挑戦してみたい。
>>189 いまさら王獣を野に放しても生きていけないそうだけど。
エリンの主観で見れば王獣やたくさん人を死なせた苦しみも、ジェシのおかげで報われた気持ちもあって、きれいにまとまったように思うけど、
その一連の行動通して善か悪かなんてその人の考え方によって違うんだから言い負かせようとしてる人はやめとけよ。
だいたいこの作者の話は守り人にしろ、善悪はっきり割らない、割れないところが魅力だと思うから、議論は楽しいけど言い争いは無駄じゃない?
私も、エリンとリランは母親として、次の世代の幸福を願って行動したの
だと読んでいたけど。
獣であれ、人間であれ…本能的に遺伝子を残したいと思うものですから。
まあ,リランの気持ちは最後までエリンにもわかる事はなかったことでしょうけど
それも、「獣と人間の一線」という問題でしょうしね。
エリンの死とソヨンの死は…双方ともに未来を見据えての事。
しかし、一人胸のうちに押し込んだままのソヨンに対して、文章にし
歴史に悲惨さと正しい情報を打ち込んだエリン。
一人の母親が子を思いながら死んだという重さは変わらないのかもしれないけど
国の未来を変えたのは、戒律にしばられなかったエリン。
そして、ジェシ は過ちを繰り返さないように、正しい知識を
国中に公開する事になる。
確かに、エリンの利己的な部分はあったと思うが、大きなうねりの中で
これだけでの事を成し遂げた人を責める読み方をするのは…
まあ、自由なのでしょうけどね。
>>191 何から作る?
今日、マッサル作るつもりだったのに間違って鶏ミンチ買ってしまったorz
うーん、上にもあったけど正解や絶対的な正しさなんてないわけだから
意見を言いあうんじゃなくて押し付けるのはどうかなあと。
>>194 ビールに合いそうだねぇ
あくまで再現のレシピなんだから気にしすぎなくていいんじゃないか?
ロタには鶏だけでやってる店もあるんじゃない
夏はサンガル料理がうまそうだ
>>194 そうですね。ジョコムのような菓子も美味しそう。
自分もレシピにこだわらず代替品ですむものはそれに替えようかと
思ってます。
戦争は個人が起こすものじゃないし、災いもいずれまた起きていたかもしれない
ならそれを今度こそきちんと伝えようと身をもって示したのがエリンだと思うから
極悪人までいわれるのはちょっと「うーん…?」とは思う
エリンがいなければ、戒律を破らなければ、という考えは霧の民と同じ
誰かが犠牲になればいい、というのではなく
個人の幸せを追求することが、全体の不幸にならないように
みんなが行動してたのが、今回の話だと思った
>>195 トン。明日トライしてみるよ。
サンガル料理もいいね。
本当は汁かけ飯が食べたいんだが、いかんせん暑すぎる。
>>196 ジョコムか〜。美味しそうだw
>>198 もしよければ作ったの見てみたいぜ
ちょっと違うけど汁かけ飯のとこで上橋さんが言ってた
味噌汁に生卵が新境地の旨さだった
200 :
なまえ_____かえす日:2009/08/20(木) 23:26:53 ID:c/Aqvxlb
「アグネス論争」は板違いと思われ。
賛否両論あるし、どんなに議論を重ねても結論はでないよ。
なんか主婦が多そうなスレだなぁ。
児童書板だし昔から多いよ。20代以上。
児童書が好きで大人になっても読んでる人や
子供ができてもう一度読み始めた人とか。
「主婦」と「働きながら子育てしてる人」は違うと思うぞ。
獣の奏者アニメのトークショーを見に行った時
客の大半は原作ファンだったんだけど、
意外と年配の男性が多いなと感じた
まあ、このスレの住人もそうだとは限らないけどな。
既婚者ならハイクレーロマンスやレディコミで満足してればいいのに。
なんで児童書?
ハーレクインなw
なんで児童書なんだろうなw
これじゃ仮面ライダーに群がる主婦や、
朝の幼女アニメに子供そっちのけでかぶりつく親とかと
たいして変わらないじゃないかw
>>204-205 岩波書店、偕成社、評論社、講談社、ポプラ社etc.
日本に限ったことではないけれど、
読む人は大人になっても読むし、読まない人は読まない。
それが児童書。
子供がいるなら、親子一緒に読んで話し合ったり楽しむだろう。
まだ子供がいなくても、いずれ生まれてくる子供と一緒に読みたいと児童書にも手を伸ばしたり。
>>204-205みたいな発想に驚いた。
児童書を馬鹿にしてるのか既婚者を馬鹿に
してるのかわからないが面白い本は年齢関係なく
愛されると思う
自分は児童書を愛する いい大人だが、昨日の流れの感想をヒトコト
「鬼女怖ぇw」
鬼女って何?って方は既婚女性板へw
エリンは常にそのとき最善と思える道を選んできたとは思うけど、探索編の最後、
川の濁流から生還した後、割とあっさりカレンタ・ロゥへの道を諦めたよね?
そこに引っかかってる人多いような気がするけど、自分もあそこはよく分からないんだ。
ジェシを置いて行くのに、お父さんと一緒ならいいけど他人に預けるのはだめ、
って意味じゃないよな?
イアルと一緒なら危ない奴らからも守ってもらえるけど、その他の人ではたちまち
やられちゃう、って意味だよな?
ヨジェもエリンがカレンタ・ロゥを探しに行くことを許したのに、エリンを
こっそり逃がすだけで、その決断を大公とすり合わせることはしなかった。
やっぱり、アフォン・ノアの彼方で起きたことは大公と共有してないのかな。
ともかくヨジェが大公まで説得できていたら、エリンは検問やら包囲網やらは
気にすることなく、むしろ大公側の護衛もつけてアフォン・ノアに探索に
いけたんじゃないかな。
まあ、人間が超えられないほど険しい山の向こうに行くなら、リランの背に
乗っていくという予想はなんか外れたけど
>>210 自分もあっさり諦めたのは引っかかってた
もうちょっと粘ればとか国を挙げて探索したら
見つかったんじゃないかとか
エリンにしては諦めが早かった気がして
あのEDにするために都合つけたように感じられた
その段階では、まだ存在の確かさも確証できていなかったのだと思うけど。
その危うい部分に、子どもと夫を巻き込む事ができる
段階ではなかったのではないかな?
国を挙げての探索も、真王自体がその存在を疑っていたから出来ないと思うし、
エリンを逃したのは、空想の国を探すのをやめさせ
現実的な決断を下させる切っ掛け作りなのかもしれない。
もしも、見つかればそれはそれで良かったのかもしれないけど
真王的にはほぼ「ない」とその段階では思っていたでしょうし。
>>210 確かに。諸々の事情で実行が難しいのは理屈ではわかるんだけど
あそこの箇所が唯一「ストーリー展開の為の展開」に思えた。
作者さんの作った仕掛けの継ぎ目が見えちゃったような…。
作品全体のレベルが高いだけにこっちもつい要求が高くなってしまう
んだけど、あそこをすんなり読ませてくれたら自分的には完璧だった。
なんで鬼女が児童書読んじゃいかんのかわからんが
誰が何読もうとかまわんだろ
ここ住人だって本来の読者層じゃないでしょ
カレンタロゥヨジェがただの人間ってことになるから
大掛かりにに探すわけにはいかなっかたんじゃない?
エリン自身はあっさり引きすぎで拍子抜けしたけど
>>214 ×カレンタロゥヨジェが
○カレンタロゥのことを説明したらヨジェが
スマン
>>214 児童書のキャラに対してまで鬼女板の叩きのごとくアテクシ持論を
展開する鬼女が怖いって事。
読む人間に垣根は無いけど、押し付けがましい持論を展開する
ご婦人は退場願いたい。
客観的に話し合うと面白いけど、主観的になりすぎると怖い。
>あそこをすんなり読ませてくれたら自分的には完璧だった。
自分的には、あそこよりも気になる流れはありました。
ひと、それぞれだね。
イマイチ、その大胆な行動に結びつけるのには動機が弱いと
思う場面はある。
全体的には楽しめたけど、続編の方はその傾向が強かったように思う。
カレンタロウの探索を諦めたのは、直前に河で死にかけて、死が意外に身近なものだと
実感したのも大きいかも。
カレンタ・ロウが見つかった時には国は侵略されて滅びて
夫も息子も死んでました、なんてことになったら
それこそ目も当てられないしな・・・
エリンは今そこにある危機と家族の未来の自由を同時に何とかすることを選んだんだね
人それぞれの感想に押し付けるも何も無い。
同意できなきゃスルーすればいいのに。
キャラクター批判は出てけとか、
主人公マンセー強要の方が怖い。
極端な意見が出れば出るほどクリアに見えてくるものもある
バルサの食卓から作ってみた結果。
・マッサル
最初は味噌を入れすぎてしょっぱめになってしまった。分量注意。
豚と鳥は片方だけでもいいけど、混ぜると味に深みが出る。
焦げやすいので揚げる温度には気をつけて。
ビールが進んでヤバかったですw
・魚と果物の和え物
グレープフルーツで試したけど、甘すぎてちょっとボケた味。
塩昆布をもう少し増やしてレモンを絞るとよかったかも。
次はチャアムか鳥飯を試してみる予定。
オーブンがあればファコやジョコムも作りたいんだけどなあ。
>>204-205 いい年しててもハーレクイン系にはまったく興味のない人間もいるんですが…
自分の読みたいタイプの話が児童書に多いってだけ。
そして選ぶ時は物語そのものがおもしろいかどうかが第一。
キャラ萌えを基準にしたりはしないよ。
やばい!おなかが鳴る……すっごく美味しそう
迷ってたけど「食卓」買ってくる!!
「バルサの食卓」のような本が公式で出るというのは珍しいよね。同人誌ならあるけど。
私の記憶だと池波正太郎氏の「剣客商売味ごよみ(タイトルあいまい)」ぐらいかなあ。
ああーーーあれもウマーそうとか食べ歩きしたいとか思いながら見た覚えがあるなぁ。
つか上橋さんの小説と料理って池波小説思い出させるものがあるな。
>>225 絵本に出てくるお菓子のレシピ本がブームになったから、その延長かな。
剣客商売を読んで納豆汁を作ったのを思い出した。
ジェシはラザルから鳩便飛ばせば間に合ってたよな・・・
とりあえず重要なことだけ簡潔に書いてれば。
ユーヤンかわいそうだ
ずっと手紙なくてやっときたかと思えばエリン死亡の知らせになるのか。
きっとイアルが淡々とこと細かく長文をしたためて知らせたんだろうな
>>229 小説のように長々と経緯を書くイアル。
何も知らずのんきにお茶菓子食べながら3日かけてそれを読むユーヤン。
やっと最後に「…こうして妻は四日後に亡くなりました。」
という文章にひっくり返るユーヤン。
今日上橋先生の講演を聴いてきました
アニメ制作会社の株主総会絡みだったんでアニメの話が多かったけど
自著については「児童書というこだわりはなく、読んで面白い物語を書いている」
本を買っている年齢層は「30〜40歳の女性が一番多い」と話されてました
新刊については一週間に4回も重版がかかって大変なことになっているらしい
初版が手に入れられなかった、と嘆く出席者に対して
担当編集者(女性:リアルエリン、と先生に言われていた)が平謝り
明日のTBSブランチでも取り上げられる?みたいです
>>231 自分もそんなに売れていると知らず、新刊予約もしてなかったので
本屋はしごして探しました。
>>231 レポトン。ブランチ録画しとく。
良かったら、もっとkwsk。
ブランチ放送圏外だったorz
取り上げられるっていっても売上ランキングの2位3位です!くらいだと思うよ。
詳しくやるのは大人の事情でダメになったって言ってたから。
>>222-223 マサッサルは豪快な料理っぽいけどけっこう繊細なんだな
そして食と酒が進んで和え物と並んでこの時期にはかなり合いそうだww
猪肉…ゴクリ…
果実の甘味と酸味が想像しただけでヤヴァイ
あと、ファコはフライパンで作れるはず
俺も秋になったら胡桃餅作ってみよー
>>231 レポ乙予約で買えたのは幸運だったんだな…
もともと株主だったの?
237 :
なまえ_____かえす日:2009/08/21(金) 21:56:01 ID:3PCswOrW
>>226,227
良い物語は五感を刺激すると言うけど、上橋氏の物語は嗅覚に来る。
料理はもちろん精霊の時の水の匂いとか呪術で使うお香とか。
戦場あたりの血と泥の混じった生臭さまで感じてキツい時もあるけどね。
完結編まで読了
エリンの背筋が凍った的描写がワンパターンで何度も繰り返されるのが
ちょっと推敲不足に感じたが、他には読んでて違和感感じる文章は無い
展開的にはセィミヤが簡単に約束を反故にしすぎじゃないのかと思った
エリンが王獣軍使ってクーデター起こしてリョザ神王国王座を乗っ取る
話のがしっくりくるような〜
239 :
なまえ_____かえす日:2009/08/21(金) 22:49:01 ID:l2+3MHKM
そりゃちょっと都合よすぎ。
そんなサージ・タルハマヤみたいなエリンは嫌だ
新王国の王祖になって欲しかったかな?
簡単にじゃないだろう
10年もたてばそら事情も変わるしやむを得ない理由も語ってるじゃん
>>231>>232 マジかよ・・・( ;゚д゚)
一件目のTUTAYAで両方(どっちも初版!)手に入った自分はかなり幸運だったんだな
>>238 原稿が印刷所に届かないと本を発売できないっていう締切時間(日じゃなくて時間)の2時間前まで
手直しをしていたそうだから作者は推敲不足とは思ってないと思う。
>>231 自分は一般向けの講演会に行ったんだけど
231は株主向けの講演会にいったの?
う〜ん、作者スレだし、作者贔屓になるのは分かるんだが
入稿ぎりぎりまで手直ししていた、だから推敲不足じゃないという理屈はどうかな?
その手直しをどういう配分で行っていたのか、それだけでは判らない
実はそれまであまり推敲できず、そのせいで直前に慌てて…という可能性もあるわけだから
>>236 フライパンで焼くイングリッシュマフィンのレシピを参考にすればいいだろうね
>ファコ
同じような場面で全く同じ表現が繰り返し使われるのは
闘蛇編、王獣編もちょっとそうだし気にしなかった
確かに上橋作品の中でも気にならない作品もあるな
推敲不足かどうかは個人の判断でいいんじゃないの
>>246 発売日が決まる→締切が決まる
その締切ギリギリまで手直ししてたってことを言いたかった。
わかりにくくてスマン。
>>247 別に作者贔屓なわけではないよ。
自分もカレンタロゥのあたりはやけにあっさりしてると思ったし。
ただ講演を聞くと作者はやるだけやったと思ってるように感じた。
3・4巻は書き上げるのに1年以上かかったみたい。アニメの監修やってて書く意欲がわいてきたっぽいことを話してた。
>>250 うん
>ただ講演を聞くと作者はやるだけやったと思ってるように感じた。
こういう書き方なら別に作者贔屓うんぬん言わない
>原稿が印刷所に届かないと本を発売できないっていう締切時間(日じゃなくて時間)の2時間前まで
>手直しをしていたそうだから作者は推敲不足とは思ってないと思う。
この書き方の場合、入稿ぎりぎりまで手直ししていたから推敲不足じゃないという理屈はどうよになる
bk1から届いた探求〜完結編読了。
闘蛇編、王獣編は展開早くて淡々と進みすぎるのが非常に残念だったけど
こっちはじっくり丁寧に描いてる感じで実に読み応えがあった。
最後は悲しかったけど面白かったよ。
カレンタロウを諦めるくだりとナソンにはちょっと引っかかるものがあったけど
先の事なんか分からない当事者達の気持ちを考えればまあそんなもんかなあとも思った。
あと災いの正体は闘蛇の出す臭いで人や王獣が暴れ出すんじゃないかな?と
予想したんだけど違ったw惜しかった
読んでた人はみんな答え分かったのかな?音無し笛って大きなヒントがあったから
とても面白かったから次は守人シリーズいってみようと思う
253 :
なまえ_____かえす日:2009/08/22(土) 15:13:58 ID:QNWiRbiJ
臭いというか毒霧だよね?
バイオハザードでOK
守り人シリーズには「●●は長い間見つめていた。」みたいな表現いっぱいあるよねw
気になる表現が細かいとこでいっぱいあるけど、話自体が面白いからいいかなって私は思うよ。
王獣や闘蛇が発するのが超音波?のようなモノで
(音無し笛も。度合いで興奮〜硬直までの作用が出る)
パニクった闘蛇のそれによって王獣が興奮して
特慈水を与えられて生まれ育った闘蛇の毒性の強い体液が
そんな王獣へのストレスでさらに強まって放出され
パニクった闘蛇たちの動きによって拡散し
毒霧と化して王獣を痛めつけてコントロールが利かなくなった。
毒霧と、闘蛇と王獣の暴走によって生き物が大量死。
ってことだよね。
なるほど、そうやってまとめられると分かりやすいね。
声がきっかけでパニックになって毒霧が出て、それでさらに混乱して暴走と。
ヒントはちゃんとあちこちにあったんだけど
それらが複合されてどんな結果になるかを予想するのは難しいね。
新しい育てられ方した闘蛇のウロコで手を切って毒にやられた症状が
普通より激烈だった、っていうのが出てきたので
伏線だと思ったけど、霧になって周囲に漂うなんてことは浮かばなかったよ。
興奮して収拾着かなくなる程度かと思ってた。
この作家だからこういう展開になるのは分かる気がしたけど。
長い時を経て変わってしまっり大事なところが抜けてしまった言い伝え、とか
その言い伝えに重大な意味が隠されてたとか、精霊の木を思い出した。
マキャフリの竜騎士とかロッダのローワンのシリーズとか。
ファンタジーの王道の一つなのかもしれないけど、こういうテイスト好きなんだわ。
読了。カレンタロウまでリランで飛んでいけばいいんじゃね?と思ったのは俺だけだろうか?
>>252 俺もイアルの喧嘩シーンから怒りが収まらなくなる事だと思った
それに伴い王獣や闘蛇が暴れまわってオロファン消滅かと
>>258 訓練で短距離や決まった場所には行けるけど、長距離で見知らぬ場所は
無理でしょ。
餌も自力で取れないし。
ちなみにバイオハザードは旧闘蛇には発生しない訳だ。
しかも王獣は生物兵器としての欠点は無いし。
ようするに人に飼われ訓練された多数の王獣と
人工的に繁殖させた闘蛇がぶつかり合った時だけ
あの「災い」が起きる、ってことだよな
・・・やっぱり「人間」の最大の敵は「人間」、か。
ジェの一族ってどこから来たんだろう?
山間部に住む貧しい部族にしては王獣規範を書けたりと意外に文化レベル高そうでよく分からない
>>260 餌の問題があったか! 気づかなかった・・・。
確かに、自力では取れんな。
ところで、最後の「災厄」について、考えられる最悪の展開ってのは
これを、人間に制御可能な、軍事的に利用価値のある現象だと捉えられてしまうこと
だと思うんだ・・・。
幸い、シュナン、セィミヤ、ヨハルは善人で名君だったので深く悔いてくれたけど、
これがダミヤ様並に腹黒で冷酷で賢い人だったら、アマスル並の惨事ではまだ
「これは使える」と思うんじゃないかって思ったよ・・・。
大量に無差別に死ぬ、としても発動場所や規模が選べるとしたら、軍事利用は
可能、って発想する人は必ず居るよな?
意外と、探求編の最後の段階でカレンタ・ロゥを見つけてしまったら、同じ理由で
危なかったと思ってるんだ。
「闘蛇の大群と接触すれば、王獣はくるう」とか、「人の手で繁殖を繰り返した闘蛇は、
強毒性の体液を分泌する」とか、災厄の理由が分かってたら、次はどうにかして、
「それを起こさずに敵だけを倒す方法」ってのを考える必要に迫られたと思うんだ。
敵の闘蛇部隊を孤立させるとか、王獣には耳ふさぎいれて単独で飛ばすとか、
メカニズムが分かっちゃうと対策もありうる気がする。
なにしろ、敵が闘蛇軍を編成して攻めて来るという状況だけは変えようがないんだから、
指をくわえて国土が蹂躙されるのを誰も待つわけないよね?
エリンも「リョザ軍が攻め落とされ、国民がどれだけ死のうとも、なんか災厄が起こる
そうなので王獣と闘蛇を闘わせるわけにはいきません。」とは、言わないよね。
もし「災厄」が人間に制御可能な現象になってしまえば、王獣の利用価値ってのは
さらに爆発的にあがってしまうし、エリンもジェシも王獣も解き放たれることはなかった
ような気がするんだが
>>262 ジェはオファロンの王族と交流あったから、そいつらから
いろいろ習ったのでは
元々頭は良かったと思うけど
山あいの小数民族がやたら高い教養レベルだった可能性もあるが
>>263 なるほど、興味深い考え方だ。
作者の考えがどこにあるのかは分からないわけだけど、
作品のテーマからいって、かなり近いのでは?
266 :
なまえ_____かえす日:2009/08/22(土) 22:34:47 ID:qT+/4aIn
>>263 激しく同意。
エリンが乗っていなくても
「あっちの方へ飛んで」ぐらいは王獣も言うこと聞いてくれるみたいだし
砂漠とか草原とかを進行中の敵闘蛇軍に向けて単独で王獣を飛ばせば
その軍団は壊滅させられるんだよね。王獣も使い捨てになるけど。
シュナンやセイミヤが善人で良かったというのも本当だけど
この世界にとって一番の幸運は
隠された秘密に気付いた天才が、何よりも王獣を愛するエリンだったこと。
例えばエリン並みの才能と知識を備えた女がダミヤを愛して共闘したら
改造闘蛇と王獣の特攻で世界征服するのも夢じゃないもんね。
人為選択された闘蛇には指笛効かないのかな?
>>263 アマスルで起こった事を知ってなお発動場所や規模が選べる、と考えるかどうか
あれは新生闘蛇の部隊が存在する限りどこでも起こりうる、選べないからこそ怖いのでは
敵に王獣がいた場合全てが崩れるし、新生闘蛇の部隊を保有するのは危険すぎるかと
詳しい条件がわかってれば対策立てようとしただろう、ってのは同意かなー
269 :
なまえ_____かえす日:2009/08/22(土) 23:17:44 ID:QNWiRbiJ
核兵器を抑止力としようとするのと原理は同じ。
実際、東西冷戦時には宇宙空間に於ける核兵器開発が行われていたし、(無人空間ならOKという理屈)
為政者にとっては、どうすれば王獣や闘蛇を(味方を殺さず敵だけ殺す)最強兵器に開発できるかが最重要課題。
>>255 あれ、特慈水で育てられた闘蛇
(従来の闘蛇衆のやり方)の方が、毒性は弱いんじゃなかったけ。
改良型の闘蛇がだろ
272 :
なまえ_____かえす日:2009/08/22(土) 23:43:40 ID:QNWiRbiJ
従来の特滋水なら無問題。
それでも真王ハルミアを襲った時、
闘蛇の群れにリランが興奮してたよね。
特滋水を改良して育てた新生闘蛇が毒霧噴射。
バイオハザードの元凶。
核をイメージしてるよね、現実でも二度しか使用されていないし
だからとりあえず封印した、けど未来はわからない、なのかなと妄想
使って欲しくないけど多分使うんだよね…
274 :
なまえ_____かえす日:2009/08/23(日) 00:02:37 ID:d1LhzKhI
本屋で獣の奏者のコーナーができていたが、
新刊は一冊1,680円って…高けえーーヽ(`Д´)ノウワァァァァン
でも読みたいから買おうかと思ってるけどか…なんだか悔しいぜ!
毒性の強さは
野生の闘蛇 > 新生闘蛇 > 従来型闘蛇
だと思うんだけど、どうだろう。
それとも過去に起きた大虐殺、あの時に使われた闘蛇は
新生闘蛇と同じ改良特滋水を与えて育てられたものだった?
276 :
なまえ_____かえす日:2009/08/23(日) 00:27:18 ID:kDs6FdHn
>毒性の強さ
新生闘蛇 > 従来型闘蛇 > 野生の闘蛇
・・・だったはず。人為的に繁殖させて体質が変わるのは闘蛇だけで
王獣が人為的に繁殖するとどう変わるかはとうとう明かされなかった。
続編が描かれる事は無いだろうけど、バイオハザードの最大の発生要因は
改良闘蛇。「王獣」のみの軍隊の場合、どんな危険があるかは明かされていない。
王獣のみの軍隊を作ったらたぶんあの世界では最強。
その事に気付く人がいたら怖いね。
ただし対王獣兵器は改良闘蛇だから一緒か。
277 :
なまえ_____かえす日:2009/08/23(日) 00:30:59 ID:CQliH+RO
突然夜がはじけた 光が空に飛び散った・・・
まんま、核爆発じゃん。
野生の闘蛇+特滋水=牙
野生の闘蛇+薄滋水=胴・尾
野生の闘蛇+薄滋水(投与時期・量を考慮)=禁忌闘蛇
禁忌闘蛇×禁忌闘蛇=新生闘蛇
って認識だったけど、
特滋水も改良したんだっけ?
毒性についてはエリンが作中で言った通り、
人の手で配合を繰り返す度に強くなる。
人の手というか、特滋水が蓄積された結果なんだろうな。
改良闘蛇対王獣だと周囲の生物ごと双方全滅だから兵器として成り立たないしな。
続編読むまで、アフォンノアの向こうの戦いで、王獣部隊に襲われただけで
王国一つ焦土に変えるおふぁ論の闘蛇軍は、火を吐く能力でもあったのかと思ってた。
280 :
なまえ_____かえす日:2009/08/23(日) 00:39:38 ID:+nyaeP6e
「蒼路の旅人」読了。
新潮文庫で出てなかったから、アマゾンで1500円のハードカバーの方買った。
これから「天と地の旅人」一部読むつもり。今夜は長くなりそうだ。
281 :
なまえ_____かえす日:2009/08/23(日) 00:42:37 ID:CQliH+RO
>ただし対王獣兵器は改良闘蛇だから一緒か。
王獣に耳栓して拡声器で音なし笛を使えば改良闘蛇軍に勝てる。
<笛あたり>を起こさせて、闘蛇軍全滅。
>>281 闘蛇も耳栓はめるから音無し笛は無意味なはず。
王獣か指笛使わないと。
283 :
なまえ_____かえす日:2009/08/23(日) 01:11:50 ID:CQliH+RO
王獣は意思の疎通ができれば飛んでくれるが、(とはいえいまのとこ3人)
闘蛇に耳栓したら危なくて乗り物にはならんだろ。
だから、軍隊として闘蛇軍を組織する以上、耳栓ははめないと思う。
やはり最強は王獣軍で、いかに王獣を操るかだな。。
もしくは、指笛を習得するってことで。
王獣は奏者一人を毒殺すれば使い物にならなくなる
そいういえば緑の目の民自体海の向こうの異国からオファロンに逃れてきた難民かなんかって設定だった気がするが
遥か海の向こうの世界にも獣の操者がいるのかね
闘蛇軍の闘蛇は、ウロコを加工した開閉式耳蓋ついてて、戦闘中は敵の音なし笛に
反応しないように全員閉めてる(←闘蛇編・・・かな)
角を掴むという事聞いちゃう、野生でもなんかそういう習性らしい
続編でヨハルがやってたけど、掴み方でかなり操れる
アマスル戦のあと、闘蛇vs闘蛇が相手を足止めすることすらできないと分かったら、
ともかく、ラーザとは即時完全停戦しないとやばいことになるな
もしラーザが騎馬で来れば、闘蛇を出せばいい。
しかし、ラーザが闘蛇で来たら、闘蛇同士は相打ちしないし、騎馬では
太刀打ちできないし、王獣は実際には出せない・出さないので闘蛇→市街地戦になる。
リョザも戦力としての闘蛇はあるので報復として闘蛇で敵の陣地か、敵の支配下の都市を
攻撃するしかなくなる。
それこそ核戦争のように、報復が報復を呼ぶ泥沼の消耗戦に・・・。
王獣を実際には使わなくても、即時停戦のための強力なカードになったかも
「こちらには王獣がある!」と言っただけでラーザは新生闘蛇をリョザ方面から
完全撤退せざるをえない
スパイには十分注意でね!
でもそうなるとヤパーリエリン一家は国家の最重要機密になるわけで
監視付き軟禁生活から逃れられないはずだよな
エリンは自分としては常に最善の方法考えて行動してたんだから
最悪の結果を起こしたとしても責められないよ
ほんと何度も泣ける物語だったよ
自己犠牲エンドはなぁ…
でもあの場合は
想像を絶するような状況になってしまって、息子が身を捨てて止めようとしてたから
母親の感情として、息子死なせるくらいなら自分が・・・っていうのは
もともと死のうと思ってなくてもあり得る状況だと思うので、自分はあまり気にならなかった。
エリンが、戦いの前に、やっぱり3人でいつまでも生きていたいって願うシーンもあったしね。
まああのシーン自体が死亡フラグだったわけだけど。
291 :
なまえ_____かえす日:2009/08/23(日) 07:46:09 ID:+nyaeP6e
今から「天と地の守人」一部ロタ王国編を読む。
>>288 自分は同感。
ただし大悪人と罵る意見もあっていい。
せっかくだからいろんな感想を見たいし
表面的に捉えれば、エリンがリランを巻き添えにしてしまったことに関して
違和感を覚えると同時に、改めてしっかり読み返してみて
自分が同じ立場だったら他に何が出来たか?考えが迷走しておりました。
少し前に観たアニメで、あるテーマを打ち出してコミックの原作始めにつなげている話を思い出しました。
そのテーマというのが「愛する者を、愛を信じて殺せるか?」
いくら何でもそんなシチュエーションがあるものかと懐疑的に見続けて、
しかし、しっかり必然性が描かれていて受け入れる他はなかったのです。
姉妹同然の仲良しだった一方がもう一方を誅殺。
死んでいった姉の方は(敵の支配に抵抗していた心か?)受け入れて消えていきました。
物語は異なるとも、このおかげでエリンの判断を肯定することが出来たのです。
(当該アニメについては伏せておきます)
294 :
なまえ_____かえす日:2009/08/23(日) 18:05:50 ID:+nyaeP6e
「天と地の守人」ロタ王国編読了!
ハードカバーの挿絵見るとタルシュは明らかにイスラム風。
民族に関係なく優秀な人材は宰相までなれるとか寝椅子とかまったくオスマン・トルコそのものだな。
この人のファンタジー世界は文化人類学者なだけあって、現実の民族や
国家をモデルにしているからね。
獣の奏者も日本をモチーフにしている。
真王領は天皇と朝廷をモデルにしているし、大公領(ワジャクは混血)はたぶん
北に領土を広げて幕府を開いた征夷大将軍と土着の蝦夷と混血した武士階級。
王宮の雰囲気は伊勢神宮、って感じがするんだが。
297 :
なまえ_____かえす日:2009/08/24(月) 04:42:20 ID:eegcmWky
原作完結編まで読み終えて、胸がいっぱいになって、アニメ見て、ふと唐突に思った。
宮崎駿に手出される前にNHKがんばってくれてありがとう、と。
いや、宮崎別に嫌いでもないんだけど、仕方がないんだろうけれど、宮崎節になるからさ…。息子も困るし。
そもそも宮崎が手出すかなんてわかんないんだけど、なんか痛烈におもったよ。
原作者いわく、原作すべて読んだ人には感慨深い(みたいな言葉を使ってた気が…曖昧でスマソ)最後になってゆくらしいというアニメ、
解釈もちょっと広がるらしいようなので、それもじっくりたのしみたいところ。
そういった意味では、まだ奏者は行間を読む以上の余地があるのかも。完結はしたけれどさ。
アニメ最終話後のここの住人の感想も気になるな。
298 :
なまえ_____かえす日:2009/08/24(月) 05:42:30 ID:JO1d8jSS
正直言って作者が文化人類学者だとしても専門はアボリジニーの研究だし、
その他の国々の深い知識はないと思う。高校レベルの知識でしょ。
俺は文学部史学科で中国史勉強したけど、高校レベルの知識と大学時代に読んだオスマン・トルコの
書物で知識はつくよ。
深い知識はいらないんだと思う。
そういうことに興味を持つ人だから
ネタとか展開の仕方の目の付け所に特徴があるんだと思う。
私は最初に読んだのが弧笛だったけど
人間側に連れてきてしまわずに
向こうに行ってしまうのがハッピーエンドという感性が良くて嵌った。
>>299 確かに。
研究の結果よりも素質って感じだな。
あと、日本をモデルにした国設定で、セ・ザンがイェニチェリ
ってのもなんか痺れた
覚えてはいなかったので、ググってから痺れた
無意識から出てきたいろんなイメージがふとしたきっかけで結びついていくとか面白い人だ
俺は無意識に出てきた白濁液がいろんなものにくっつくけどね
303 :
なまえ_____かえす日:2009/08/24(月) 22:52:55 ID:96lGe1dJ
いろんなところの寄せ集めというのはわかった。
OPのリンゴを食べるシーンもリンゴ=知恵の実なんだろう。
最初は、まさかw・・・と思っていたが、最近きっとそうだと思うようになった。。
原作にはキリスト教の原罪を示す表現は見当たらなかったからエリン=山リンゴから
単純にそう思ってたが、新OPにもリンゴを噛るシーンがさらに強調されてでてきたので。。
闘蛇衆って、実際に戦いに出る時に音なし笛を持たないの?
王獣部隊に襲われたときに音なし笛を持って吹いたら、王獣は簡単に止められたんじゃないの?
305 :
なまえ_____かえす日:2009/08/25(火) 05:53:05 ID:FIwpDfAC
どの本か忘れたけど、たぶん「蒼路の旅人」だったと思うんだけど、新ヨゴでは王子の「夜伽」は17歳にになってからとか
書いてたと思うんだけど、「夜伽」って具体的になにすんの?最終的にはセクロスなの?
だよ、でもその前に具体的な作法やらなにやらの教育がある
>>304 闘蛇衆は戦場に出ない
×闘蛇衆
○闘蛇乗り
なら、「狂乱」の始めに書いてある
一応対策は考えてあるぞ
恐慌がはじまってからは渦の中は全員即死だし、音なし笛は結構近くでないと
きかないので、王獣と飛ばないと有効距離に入れない
エリンが最後にリランを巻き添えに・・・って意見の人居るけど、そうかな?
リランはもともとヨジェに捧げられた獣じゃないの? 人間社会では。
獣社会では・・・王獣捕獲者のオラムが「あいつらには牙がない」と言っても
エリンは静かに肯定していたように、リランたちの居場所はとうにないのだと思う。
ヨジェに捧げられた生き物をヨジェの権限・責任で、戦の道具として訓練するってことは、
兵士化するってこと。それに関する心の痛みや逡巡は、決断したときと5年間の訓練で
いやと言うほど繰り返してきたんじゃないかな。
だからと言って、実際の戦場の土壇場になって迷ったりしてたら、今までの訓練
の意味ないと思うよ。
エリンは、タハイ・アゼのときみたいな非戦闘員の小娘じゃないし、リランもただ昼寝
してればいい存在ではない。必要とあれば、国のために命を捧げることを求められて、
不本意ながらもそのために訓練してきたから、最後は迷わず突っ込めたんじゃないかな。
リランがそれをどう思っていたかは人と獣の壁で分からない・・・と思ってたけど、
決戦前夜にエリンが泣き始めたところを、リランがべろべろ舐めて、タハイ・アゼで
リランに咥えられて飛んだ後も同じように舐められた・・・なシーンがあるよね。
リランもエリンの苦しみや葛藤は、よく分からないなりに感じていて、最後まで
味方でいる、とリランから手を伸ばしてくれたのだと解釈した。
分からないのが大前提だけど、読者はそう思ってもいいってシーンかなと。
なるほど、りんごの解釈も面白いね。
>>308 そうね、巻き添えというよりも、続編ではすでに
軍事の要点として自分が関わっている事を認識してからの
訓練だったでしょう。
また、国の為という側面よりも、家族を守るという意味合いも
そのときには強くなったでしょうしね。
人を愛して、子どもを産み育てているうちに、色々な心の変化が
あったでしょうから。リランが大事ではあることに変わりはなくても
絶対的なものではなくなってきたのは、人であれば当然であると思う。
ただその辺の心理変化が、続編までの空白期間もあり
描写不足の感がある。想像出来て面白い部分でもあるけど。
>>303 自分も最近あの辺りは「知恵の実」連想するようになった
・・・もし探求編までアニメやってたとしたら
エリンがかじったリンゴをイアルに手渡し
それをイアルが受け取ってかじるシーンになるのかな
アダム(男)はイヴ(女)に誘惑されて禁断の果実を口にするw
そのイブは蛇にそそのかされてリンゴを食べます。
そうすると神は口頭で注意したのみで
エデンの園への蛇の侵入や、イブがそそのかされる事を
全くスルーしていたことになり、
初めから二人をエデンから叩き出す仕込みだったという解釈も可能です。
それで行くと、蛇と神は「獣の奏者」という物語では
何が相当してくるんだろう?
(例: 蛇→人の心に棲む悪魔? 、神→原作者?)
蛇というとアニメでのトウジャが蛇っぽい見た目なので連想してしまうが
エリン=りんご=知識欲にとりつかれた人間?
蛇は文字通り闘蛇な感じだろうか
聖書を下地にするようなことを上橋さんは最初から考えてたのかな
エリンは知識を得て結果的に罪を犯す、しかしそれは人間として避けられない業だと
考えると、なるほどなぁ…と思ってしまう
9月からBShiで精霊の再放送やりまーす
>>315 ありがとー
原作既読だけどアニメは見てないので楽しみ
ちなみに自分は
獣アニメ→獣原作→守り人原作(このスレで色々語られてるから興味が出た)
→バルサの食卓→狐笛(料理人で出てきたから…)
という流れで来ましたw
ふと思ったが、この作者って、犬猫の不妊手術とかはどう思ってるのだろう?
生き物は子孫を残すのがあるべき姿ってのが思想の根底にあるみたいだから、
やっぱり反対なのかな?
作中の「子孫を残すのがあるべき姿」ってのがどの辺までさすのかなら
ギリギリセーフ・・・ってことで一応マジレス
「あるべき姿」ってのは他の生物種に捕食されることまで含めて「あるべき姿」
家畜は子供の行き場所がある(売れる)という前提で繁殖可能数に余裕がある
犬猫は野良でもそこそこ生き残れるが、受け入れ先(繁殖可能数)は飽和状態
というより限界を超えてる
繁殖力と生存率のバランスが完全に崩れていて
子供が生まれただけどこかで人為的に殺さねばならない状態
生物種としての犬猫がとっくに「あるべき姿」を失っているので、不妊手術が
犬猫、人間双方に痛みの少ない次善の策
なんかの作品で現代の犬猫が出てくると仮定しても
↑こういうフツーの扱いになるんじゃね
>>319 説明ありがとう。なるほどよく分かった。
そうすると、家畜の繁殖制限は次善の策として認めてるとして、
代々の真王が、特慈水を使って闘蛇や王獣を本来の姿から変えたり、繁殖を抑制しても、
家畜化の一環なんだから、別にエリンからそこまで糾弾される事ではないんじゃ?と思った。
思い入れの違いってことかな?
戦に闘蛇を使うんなら、特慈水を使うのは結局仕方ないんだよね
真実が分かった今となっては特に
犬に去勢手術をするのも飼い主の都合だけど
リランを音なし笛や特慈水を使わずに育てるのもエリンの都合でしかなかった
でもエリンは、保護場の王獣しか見たことがない王獣関係者達と違って
最初に野生の王獣を見てしまっているんだよな
空を飛び、闘蛇を狩る美しく気高い姿を目の当たりにした後じゃ
母親と引き離されたリランと自分を重ねたのを抜きにしても
保護場のぼへーっとした王獣達みたいにしたくないと思っても無理ない気がする
闘蛇に特慈水を使うのは戦闘用として強くするためだけれど
王獣に使うのは戦闘に使えないよう弱くするためだからね
323 :
なまえ_____かえす日:2009/08/26(水) 23:27:36 ID:bHD9hw3I
ついに「天と地の守人」全巻読了!
守人シリーズ全部読んだ。
タンダが最後は片腕を亡くしたのは残念。
チャグムが帝になり、唐の太宗のように父を越える開明的な国主となるんだろうな。
しかし、新ヨゴは国防がほんとにだめだな。
カンバルの騎馬もそんなに数はいないと思うのにロタの軍事力が騎馬9万とはすごいもんだ。
タルシュ帝国のモデルのオスマン・トルコは後継者争いや宮廷陰謀が絶えない国だったが
タルシュのラザール王子は殺されなかったのかな?
ラウルはオスマン朝の征服王と言われたメフメト二世みたいだな。
タルシュ皇帝と征服された国出身の宰相が親友であったというのもオスマン朝みたいだ。
天と地の旅人では一番好人物に思えたのはタルシュの太陽宰相だな。
感想でした。
「流れゆくもの」を読んで「獣の奏者」最初の二巻だけ読もうかな。
闘蛇に関しては、エリンは心の中で納得できない想いを抱えてはいたけど、
糾弾したって印象じゃないな 闘蛇のありかたに納得してなかったのは
むしろソヨンか
エリンは特磁水をやめて闘蛇を繁殖させることにはむしろ
反対してたんじゃないの
心の中で、あるいは独白で糾弾した、その根拠は何か、ってことなら、
個体として、生物種としての苦痛の度合いってことじゃないかな
特磁水を使ってメスの闘蛇を育てると、特磁水による異常な繁殖期が来て、
卵詰まりで一斉に牙が死ぬ
担当の闘蛇衆も、普通なら腕一本切られるんだっけ?
オスの闘蛇なら死なないが、特磁水の意図を隠すためだけに、雌雄を確かめる
ことは禁じて闘蛇を死なせ続けた
これは人間にも、闘蛇の個体にも、生物種としての闘蛇にも意味のない、
無残な死
闘蛇衆への刑も、何かを発展させることのない無益な刑
人が知識を悪用する「可能性」を恐れて、無益で無残な死と苦痛を繰り返す
という構造に怒ってるんじゃないかな
ちなみに、犬猫の去勢・避妊は人間と、飼われてる個体の負担・苦痛を減らす
愛犬猫家の義務だよ! 去勢・避妊で種としての犬猫が衰退/絶滅する心配は
今のところ皆無だし
王獣に関しては
>>322 に同意
犬猫の去勢も飼い主の都合のためで、犬猫自身が望んでる訳でもないけどね
ならば人間の都合で王獣が繁殖しないよう特磁水を使って育てるのも
エリンが言うほど生き物を歪めてるか難しいことではあると思う
家畜であるトッチやノロにも出産させてやりたいと思っていたエリンだから
もしかしたら犬猫にも去勢なんてダメだとか言いそうだけど
>>325 犬猫とは比べるのなら、
避妊ために薬を飲ませた。その結果、避妊以外に重大な副作用がある。
王獣バージョン
・体毛がくすんで変な色になる。
・犬は一生走れなくなる。
・猫は平衡感覚がなくなって高いところから降りられなくなる。
闘蛇バージョン
・メスは発情期が来たら死ぬ。
王獣本来の姿を知っているエリンが疑問を持つのは仕方がないと思う。
エリンの都合というのは同意。
特慈水は生き物を歪めるってエリンは怒ってたけど、
でも繁殖させないのなら歪みはその個体一代で終わるから
生物種としての王獣なり闘蛇なりは逆に守られる事になるんじゃないかな?
兵器に利用せざるを得ないなら、次善の策として特慈水を用いるってのは
結構、考えられたシステムだと思う。
エリンは、リランだとか副作用死した牙とかの個体を憐れんで
彼らを自由にしたい、子を生ませてやりたいとの一念で突っ走ってたけど
エリンの研究で、人間が生殖を自在にコントロールできるようになったことの方が、
生物種そのものの決定的な支配って言えるんじゃないかと思う。
俺はいつも、繁殖を抑えるためにゴムキャップをはめてるぞ!
>>327 そのことをエリンは悔いていたんじゃないか。
最初は母が何を守って死んだのか知りたかっただけで
調べるうちにたどり着いた真実は特慈水が闘蛇の繁殖を妨げていたことだった
そして王獣たちを本来あるべき姿にしてやりたい気持ちが強まった
でも原因を突き止めて繁殖できるようにしたら軍事利用が拡大して
ますます彼らを野生へ帰すことが困難になってしまった
おまけに先祖たちが繁殖を食い止めなければならなかった理由もよくわかってない
でもこのままだと何か恐ろしいことが起きそうな気がする
なのに何が起きるのか確証が得られなくて・・・
そしてとうとう行き着くところまで行き着いてしまったんだ。
突き進んで起こってしまった結果はともかく
セイミヤとシュナンとヨハルが善人な為政者で本当に運がよかったよ
あの惨劇を目の当たりにして、自分達の過ちに気付き
二度とあんなことが起きぬよう後世に伝えてくれたから
特にヨハルはエリンの警告に耳を貸さず戦に巻きこんだ自分を恨むどころか
敬愛し仕えてくれたイアルの最愛の妻を死に追いやってしまったことを一生後悔したと思う・・・
>>329 悔いてたのかな?
「もう一度人生を与えられても、自分は同じ道を行く」って言ってるけど。
その後の獣たちの扱いについては、為政者達の善意に頼るのは楽観的過ぎる気がする。
セィミヤだって、あっさり前回の誓いを破ってるし、国際情勢は相手次第でいくらでも変わる。
国防に責任を負う立場の人間が、強力な兵器をそうそう手放せるとは思えない。
王獣闘蛇以上の強力な兵器でも開発されない限り
彼らが真に解放される事はない気がする。
331 :
なまえ_____かえす日:2009/08/27(木) 21:12:58 ID:FRguy/IY
読了。
ごめん、どうしても安っぽく感じてしまった。
なぜだろ?
人が簡単に死でいくから?
ドラマの難病ものを見たような、いや〜な気持ちしか残らなかった。
自分は1,2の閉じてる感じが好きじゃなかった(と言うか納得行かなかった)から
3,4のが好きだけどな。
エク達はどこいったん?
>>331-332 物語が図式的だからかなあ。
>>333 一直線に連なって飛んで行ったにしても、
笛の硬化は及ばないからどうなったんだろう?
335 :
なまえ_____かえす日:2009/08/27(木) 22:09:09 ID:/4tedLQZ
守人について感想もよろしく。
せっかく全巻読了したのにレスがないのは悲しい。感想が聞きたい。
>>323 タルシュの太陽宰相、自分も好きだ。
ラザール王子は…殺されはしない気がする。小物だけど役には立ちそうだし。
太陽宰相の裁定に納得できずに反乱→返り討ち、というのはありそうだけど。
そういえば、上橋さんはヒュウゴの過去を書きたいと思っている、というのを
どこかで読んだ気がするんだけど、その話は無くなったのかな?
お元気ですか日本列島
14:05〜
ttp://www.nhk.or.jp/ogenki/ 今週はファンタジー作家の上橋菜穂子さんをゲストにお招きします。
現在教育テレビで放送中のアニメ「獣の奏者エリン」の原作者としても活躍中です。
作品に対する思いやアニメ制作のエピソードなどをお話しいただきます。
>>336 ヒュウゴの過去話読みたいなー。
次回作はいつ頃になるんだろうね。
>>337 d!予約した
>>330 善人だったので、人間に制御できない現象を、「制御できない、触れてはいけない」
と正しく認識し、広めてくれた
ラーザのほうも、死んだのは主にラーザ兵のはずだし、王獣と養殖闘蛇をぶつけるのは
まずい、と「骨身にしみて」認識したように書かれている
ラーザとの和平はまだこれからのようだけど、ジェシが王獣を野に放ってたということは
闘蛇関連の不使用条約はできてるんじゃないか(核みたいな感じで)
ちなみに自分の脳内では、アマスルはその後ヒロシマ化して世界に平和を叫んでる(笑)。
ジェシが王獣を野に放った、のくだりではゴ○バチョフ氏が一方的に核実験停止
したようなもんか・・・?と思っていた。
オリが嫁いだ方面の国とは友好関係を結べてるようだし、セィミヤは政治的才能に目覚めた
みたいなので、国防を軍事面の強さに頼る国策は転換期を迎えたんじゃないかとか
まあでも、楽観的ではあるな
核、自分も読んでて浮かんだんだ。
最初に発明した科学者は、大量殺人しようと思ってやってるわけじゃない。
それを支援する(金を出す)側には、別の思惑があるにしても
なぜ?や、どうなってるの?を初めとした『知りたい欲求』の結果なんだよね。
ちょうど広島や長崎を思い出す季節だったし
新刊なかなか見つけられなくてやっと見つけたのが『宇宙へ。』を見た日で
新井素子の『ネプチューン』を思い出したりして(年バレるか)
『知りたい』は人間の人間たる『もと』なのかも、なんてシミジミした。
核兵器もアインシュタインの理論で開発されたんだよな
ユダヤだからと差別せず自分達を大歓迎してくれた日本に核が投下されたと聞いて
アインシュタインは激しく後悔と罪悪感に苛まれたとか・・・
闘蛇軍持ってる同士の不使用条約はあるかもな
それに闘蛇の掟に関する理由が明確になった以上
闘蛇の人工繁殖も全面禁止になってそう
過去の災厄で痛い目見て、規範や掟で禁止だったのを
エリンが破ってこじあけてしまったんだから、
いくら禁止にしても同じようなことはまた起こりそうな気がする
長い時がたってエリンが残した本が焚書にされたり、
逆に発狂の原因が知られてるからこそ
自分なら災厄を起こさずに王獣を使えるはずと思う人物が出てきたり
毒性が強くならないような闘蛇の人工繁殖実験をしてるかもしれない
再び起こしてしまった災厄が抑止力になるのは一時的だとは思う
そういう人間達のの愚かさと、過ちを繰り返しながらも
良くなっていこうともがく人々の希望が感じられるのが、完結編の魅力だと思う
>>342 なるほど、そう見るのか。
前半は同意。だから自分は逆に、やたら子供向けの安直なまとめ方したな と思った。
今はやりの友愛外交とか、憲法九条信者みたいな
裏付けのないナイーブ過ぎる平和論見てるみたいで
冷めてしまった。
まあ、純粋に物語を楽しむには342さんの解釈が正解なんだろうけど。
戦争云々はおいておいて、人はあっけなく死ぬから、それまでどう生きるかっていうのを自分は感じた。
来年も再来年も使うつもりで、と金の刺繍糸を買う件りが切ないな。
あの糸、本当に来年からどうするんだよ・・・
来年からはジェシが自分でやるのか
イアルが現場で仕事の合間にチクチク縫って毎年送って寄こすのか
どっちがやるにしろ毎年どんな思いで刺繍するのか考えるだけで切ないぜ。・゚・(ノД`)・゚・。
>>345 せつないっちゃせつないが、
>イアルが現場で仕事の合間にチクチク縫って毎年送って寄こすのか
のくだりで笑いを抑えきれない
図書館からこんなメールが来た。ショック〜!
> お客様がご予約されているこの青い鳥文庫の「獣の奏者 3、4」ですが、
> こちらの内容は2006年に出版された獣の奏者2王獣編の内容となっています。
> 「獣の奏者3 探求編・4 完結編」のつもりで、ご予約をかけられたのであれば、
> 違うものが届くことになってしまいますので、
> 青い鳥文庫ではない3、4のほうに予約をかけ直してください。
>>345 エリンの縫った刺繍の横にやたら芸術的に凝った仕上がりになってたりしてな
でもジェシにとってはおかあさんとの思い出の品だから自分の子供のために
ずっと使わずとっておくかもな
>>345 自分はカリサさんあたりが縫ってあげるだろうかと思ってた。
でもイアルなら器用だし、エリンを偲びながら毎年縫うかもしれないな(ノ_;)
351 :
なまえ_____かえす日:2009/08/28(金) 22:33:53 ID:4iwxFSO1
天と地の守人の最後でバルサがタンダの家に「ただいま」と帰ってきてることは
結婚か、もしくは結婚に近い形になったのかな。
タンダの片腕がなくなってバルサが支えなくてはと思ったのかな。
「流れゆくもの」も読む予定。「バルサの食卓」は微妙。
「獣」は文庫で出てるはずなのに見つからなかった。
2巻まで読めば十分なの?それ以上読むと鬱になるの?
別に鬱ではない。
むしろ主人公たちはあれだけ大変な状況で、よくぞあそこまで幸せに生きたと思う。
少なくとも1,2巻よりずっと多くのものを得ている。
自分は鬱展開と聞いて、1,2巻で手に入れたものを失いまくってどん底展開かと思ったが、
全然そんなことなくて安心した。
>>350 うん、「獣の奏者 3、4」って、出てたから早々に予約したのに
青い鳥文庫だなんてどこにも書いてなかったのに・・・。
今更、続編の予約かけようと思っても
もう数十人待ちだし
ほとぼりが冷めるまで待つか
いっそ買ってしまうか・・・
>>351 タンダが片腕になったから、というより、タンダを失いかけたからじゃないかな。
年齢的にも今までのような用心棒稼業は無理、みたいなことを仄めかしてたし。
「流れゆくもの」はラフラの話が深くて好きだ。
食卓は料理しない人にはイマイチかもね。
ちなみにうちの今日の夕飯はノギ屋の弁当風鳥飯もどきでしたw
奏者の新刊は、最初読んだ時は圧倒された。
で、何回も読みなおして、自分の中で落とし所を見つけて、読んで良かったと思ったよ。
>>347 親切な図書館だね。
>348
エリンは様々な才能はあっても
芸術センスは無いと思われ。
竪琴のときも、憶える能力作る技術は上達しても
新しい曲を作る能力は無かった。
超人ではなく不得意なものもある人間的な設定がいい。
いやだからイアルが刺繍したらやけに凝ったものになるんじゃないかって意味
>>351 タンダは天と地の最後でハチク鍋?とか作って待ってたし、棒状の簡単な義手とかつければ、
器用だし、日常生活と薬草関係もそこそこできると思われ
バルサとタンダは、精霊でタンダがプロポーズしてバルサが「少し時間がほしい」とカンバルに旅立ち、
闇を経て帰ってきたらタンダが花で大怪我
花→神の間で関係が大進展
天と地で死線をくぐり、死の一歩手前で引き返してきたタンダは、呪術師としてはレベルUP
したに違いない!くらいに考えてる。
バルサ仕事で稼いでお土産もって帰る家で、タンダが鍋作って待ってるということは、
バルサがタンダの世話してあげるというより
やっぱりタンダがバルサの嫁
「流れゆくもの」は、子タンダ萌え!!!!!
言いたいことはそれだけだ。
>>351 戦場で見つけた時に「つれあいです」と言ってるから、
その時点でほぼ気持ちは固まってたのでは。
タンダを失ってしまったかもしれないと思った時に、
自分の心がどこにあるか改めて痛感したんだろうね。
食卓は作ってみるのが前提ではあるけど、
上橋さんの食べ物にまつわる体験や料理の元ネタが書かれていて興味深いよ。
しかし嫁って言う人多いなあ。
気持ちはわかるけど、せめて主夫と言ってあげてw
そういう描写が過剰なところ、作者は独身なんじゃないかなとか思ってしまうw
このひとの描く男女関係は、いかにも妄想をたくましくしましたって感じがして、ムズムズするというか
なんとなくだけれども
360 :
なまえ_____かえす日:2009/08/29(土) 02:15:08 ID:IDQcy5ZN
wikipediaに三巻と四巻のあらすじをのっけたが、過剰にネタバレかも知れん。
公式のあらすじ以上のことは書いていないつもりだけど、協力者のぞむ。
361 :
なまえ_____かえす日:2009/08/29(土) 04:38:46 ID:a8x8xjmr
上橋さんって、独身?
確かにバルサはもまれているわりには
男の扱い方が純なのでw作者が妄想をたくましくしたっていう意見には同意。
362 :
なまえ_____かえす日:2009/08/29(土) 09:00:09 ID:nPSn09Re
バルサとタンダだけど、タンダは片腕がないからセクロスの時に正常位はきついかな?
性格的にもバルサが騎乗位の方が似合ってる気がする。二人の子供がみたいな、
363 :
なまえ_____かえす日:2009/08/29(土) 09:49:14 ID:a8x8xjmr
そこまで文字にしちゃいかんだろw
あくまでも想像するから楽しいのだ。
>>351 >天と地の守人の最後でバルサがタンダの家に「ただいま」と帰ってきてることは
>結婚か、もしくは結婚に近い形になったのかな。
>タンダの片腕がなくなってバルサが支えなくてはと思ったのかな。
タンダがそんな事にでもならなきゃバルサは落ちつかんだろう、とい作者の意図を感じたな。で、あのあたり、タンダ視点の描写不足なんだよね〜。だから、あんまり後味よくなかったなあ。
月刊少年シリウス10月号に、原作者・漫画家の対談が載ってた。
他に興味がないので、4ページのために540円…
上橋さん画の王獣の元デザインが見どころでした。
366 :
なまえ_____かえす日:2009/08/29(土) 15:42:43 ID:nPSn09Re
今日、「獣の奏者」1.2を買ってきた。
青い鳥文庫のやつ。3.4もあったけどこの4冊読めば獣は読了ですか?
仕事が忙しくて普段の日はつかれて寝てしまう。
休日にしか読めないのに今まで寝ていた。疲れすぎた。
368 :
なまえ_____かえす日:2009/08/29(土) 16:42:46 ID:nPSn09Re
なるほど。
獣の青い鳥文庫は4冊で前2冊編になってるんだな。
探求編と完結編は読むつもりないから文庫4冊読もうかな。
>>360 wiki見てきたけど別に何も問題無いと思うよ
>>357 色々あるけど子タンダ萌え
は禿同過ぎる
つーか基本的なとこはほとんど変わってないタンダww
新刊出るとやっぱスレの伸び方が早いな
ふと思ったんだが、リランが飛翔する時に上昇してエリンは気圧の変化で
三半規管がおかしくならないのだろうか。
バルサとタンダは付き合いもながいしもともと半同棲状態だったから
いまさら結婚とか形式は不必要お互い告ったことがあるかどうかさえ
不明だが、イアルとエリンはいつどういった経緯でカザルムをはじめ
真王大公にいたるまで2人が夫婦になったのを認知されたんだろうな
>>368 それだとエリンはリランに食べられますた【完】
で終わってしまうから探求編と完結編まで読むんた゛!
食べられますたってwwwwwww
今日、たまたま文庫本の闘蛇編と王獣編読んではまった。
早く続きを読みたいが、単行本は高すぎる…
探求編と完結編は文庫本にならないのだろうか。
日にちが決まってたら誰か教えてください。
(ネタバレを警戒してレスを読んでいないので
既出だったらすまない
>>372 イアルがセ・ザンを抜けた時じゃない?
理由を聞かれて「いろいろありますが、一緒になりたい相手もできましたので」
というような場面が想像できる。
入籍…はなさそうだけど、親しい人たちには
一緒に暮らしますって宣言しただろうし、ささやかな披露宴もあったかも。
>>375 まだ単行本発売から一ヶ月も経ってないぞ
最低でも3年先くらいかと
>>375 後書きにはっきり文庫化になるって書いてなかったか?
>>377 セ・ザンぬけてしばらくしてからエリンがやっと家に訪ねてきたんだから
それはない。一緒に暮らすようになるまで1〜2年は山あり谷ありな関係
だったと思われ
山あり谷あり、ってww
なんか想像力をそそる響きだな
最初イアルはエリンと子作り行為するのを拒否してたんだよな
好きだったはずなのになんという賢者
イアルが、当然セザンを続けると思ってたカイルかセザンのリーダー辺りを静止して
懐から辞表を取り出し淡々とキッパリ「除隊します。」って言い切る姿が目に浮かぶw
そしてエリンが家を探し出して追いかけてきて・・・あとこんな感じかな?
エリン、イアルの家に何だかんだ理由を付けて通い続ける(イアルは拒否しなかった)→エリン、イアルへの恋を自覚?
→互いに相手の自分への思いに気付き微妙な距離が生まれる→業を煮やしたエリンが猛烈アタック。一線越える→同棲(結婚?)→妊娠
なんだ。よく見たら意外と普通の男女の恋愛手順踏んでるじゃんw
結婚式とか披露宴とかは二人の同棲に感づいたエサル師辺りが手配して
極々一部の限られた教導師や友人達だけ招いて宴会程度にはやってそうな気がw
しかしカイルを待ち伏せて家を聞き出してまで追いかけてくるなんて
他に話せる人間がいなかったとはいえエリンは、いや恋する女は恐い・・・
あとイアルと王都で暮らしてる間、エリン仕事はどうしてたんだろう・・・
王都からカザルムには通えないだろうしラザルでの王獣痙攣の原因究明は
とっくに終わってるだろうしリランたちの世話もあるから退職はできないだろうしなあ
内容見ずにここに到達(まだ読む暇無いからな)
出版不況なんかな、刷絞りすぎじゃね
大型書店以外では店頭在庫なくなったけど
>>383 今まで住んでたカザルム学舎の教導師部屋を引き払い
しばらくは早起きしてイアルの家から学舎に通ったのだろう
・・・・・・駄目だ二人の同棲はすぐバレるw
>しかしカイルを待ち伏せて家を聞き出してまで追いかけてくるなんて
>他に話せる人間がいなかったとはいえエリンは、いや恋する女は恐い・・・
王獣一直線→カイル一直線にシフトしたわけですね
エリンらしいぞw
387 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 10:12:09 ID:HOSB9aP/
青い鳥文庫の「獣の奏者」1,2を簡単に読了。
これが「闘蛇編」になんの?3,4今から宮脇書店で買ってくるけど、
3,4が「王獣編」になんの?
そうだよ
>>386 それじゃカイルをストーカーしてるみたいじゃないか
王都からカザルムまで早馬でも1日かかるんだからいくら早起きしても
通うのは無理だろうジェシができたからわざわざカザルム領に引っ越した
そうだが育児休暇とったのかな
>>390 ジェシをおぶされるようになる位まではエサルが休ませそうだけど
リラン達の最低限の世話くらいはエサルトムラでもでき…ないか?
392 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 16:55:43 ID:HOSB9aP/
青い鳥文庫のやつ4冊全部読了。
たしかにこれじゃ、意味が分からないなぁ。
児童書だからこういう終わり方でもいいのかも知れないが、36大人が読むと尻切れトンボだな。
続編読むか?
その前に「流れゆく者」よまないとな。
おまえら選挙はちゃんといったか?
俺は朝の7時半にいってきたぞ。
十分完結してると思うよ、その後が気になると言えば言えるけど。
大人が読むか子供が読むかの違いではない。
一から十まで説明してほしいタイプかどうかの違いだけの気がする。
394 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 18:02:23 ID:HOSB9aP/
その後は気になるよ。
あのままリランにくわえられてからどこに行ったのか?
真王と大公の関係はどうなったのか?
人質に取られていたエサンはどうなったのか?
物語は「神の守人」みたいに過去の惨劇を繰り返さないという縛りみたいなのがあって
ストーリー的にはこの人の限界をしるしていると思う。
王獣編までだと明らかに守人シリーズの方がおもしろいと思ったよ。
SF好きだけど、アシモフの「ファウンデーション」やクラークの「幼年期の終わり」みたいな
作者の意図を明確にしてるものよりも、ディックのような物語は破綻しているタイプと思うよ。
例えば「高い城の男」とか。王獣編はまさにそれ。
俺は作者が書いたストーリーの意図を読み手に任せるというのは嫌いだからなぁ。
上橋さんの筆力の不足が感じられて仕方がない。
王獣と闘蛇の設定、リランとのやりとりの過程が全部出来すぎで
話が筋書き通りの方向にしか進まないように見える
話の広がりの可能性・選択肢の狭さが筆力不足を感じさせる
作者が獣の奏者・完結編のあとがきで、
TとUは、「獣に思いを伝えようとする人の物語」
VとWは「人々と獣たちの歴史の物語」
というようなことを言っていて、なるほどな〜、と思った。
エリンとリランが心を通わせられるか…という一点においては
王獣編までで完結しているんだけど、
その後、どう世界が変わってゆくのか…が気になる人は
完結編まで読んだ方が良いと思う。
完結編のラスト、自分は凄く好きだ。
>>392 獣の奏者は児童書ではないよ。
作者が言ってる。
398 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 19:58:36 ID:HOSB9aP/
作者が言っても「青い鳥文庫」に入る時点で出版社は児童書と判断したんだろうね。
もし、獣が児童書じゃないのなら、あまりにも構成や後味が悪すぎる。
作者は大学教官だけど、本業でもそんなにたいした研究者ではないと感じるよ。
論文は論理的に書かないと論文じゃないのにこの人には論理的に文章を書く能力の欠如を感じる。
ここの住民はいろんな小説を読んできて筆力のない作者が書いた本を途中で放り投げたこともあるでしょ。
上橋さんの場合は発想が豊かだけど、構成力はないに等しいなぁ。
399 :
なまえ_____かえす日:2009/08/30(日) 20:10:23 ID:ihrLA9nq
みんな言うなあ〜
>>398 自分には王獣編は感動のラストだった。
単なるあなたの好みを、あれこれ理屈つけて偉そうに非難してるだけに見える。
アニメと録りだめしててこの間一気に見た。
なんとも我慢できずに1,2の文庫本を買って一日で読破。
後書き読んでエリンが誰と結婚したのか気になって気になって仕方なかった。
ハードカバーだけど続編買う!と決意して本屋いったら3巻売り切れ・・・orz
ネットで予約してそれが届くまでの間、やきもきやきもき。
「そうだ4巻の登場人物だけ確認したらネタバレないかも!」と立ち読みしたら
「夫」の表記がなくってorzorzorzorz
並びから99%旦那の予想はついていたけど、やっと届いた3巻をまず
「父と子」から読み始めてスッキリ爽快。
そんな人、自分だけじゃないはず・・・だよな?
残りの1%で「実はトムラなのかも・・・」とか「新しいキャラがいるのかも・・・」とか
妄想してた日々がすでに懐かしい。
>>398 青い鳥文庫だけでなく、講談社文庫からも出てるんだけど…
面白くないと言う意見があるのは個人の好みの違いだからしかたないけど、
「児童書だからレベルが低い」と思ういい歳した大人が、なんで青い鳥文庫版を買うの?
守り人シリーズに比較すると、獣の奏者は、前二巻も続編二巻も、
登場人物の感情の動きは想像の余地がないくらい饒舌に説明して
あるかわりに、作者の設定語りが若干読者おいてきぼりな感じはしたな。
同じ話をナソンから聞いてハルミヤに話してセィミヤに話すからなのかも
知れないし、続編では闘蛇の♀に特滋水を、の部分はエリンの論理構築を
追うのがちょっと辛かった。最後の爆弾話も、訪れたカレンタロウに聞いた時点で
は、話のキモの最後まで全部載せるとテンポが悪いと判断したのかも知れないけど・・・
とかいろいろ。何度か読んだら、ああそういう構成にしたかったのね、と分かったけど。
>>401 自分もヤキモキしたw
発売日にゲトしたけど、「誰の子だ?」と人聞きの悪いことを思いながら一気に読み進んだ。
3巻の「父と子」まで“夫”と書いてるだけで名前が出てこないしw
よく考えたらまだ新刊出てから3週間も経ってないんだね。
発売前からのwktkしてた頃も含めて、この一カ月は物凄く濃かったー。
>>404 仲間いた! ほっとした!
2日前に読んだ所なので余韻が抜けなくって・・・。
2巻と3巻の間の11年間が気になって気になってしゃーない。
外伝を熱烈に希望する。
>>400 私も感動したよ。
エリンとリランの物語としてこれ以上ないって高みで終わったと思ったな。
完結編でも、王獣は解放されても闘蛇は解放されないし、
これからも戦争は終わらないし。
みんなが気になる枝葉が完全に決着したら
それこそ嘘っぽい世界になってしまう。
守人シリーズ、神の守人まで読了。
面白いけどバルサ主人公よりチャグム主人公の旅人が一番面白かったかな。
好みなんだろうけど。
多国籍感が出てるのがこれのいい所だね。
獣の奏者の方の他国は結局ほとんど出てこなかったし。
>>405 11年間の話はどうだろう。
曖昧にして想像の余地を残したのはある意味ファンサービスなのかもw
エリンとイアルの日常って、エリンは家事を済ませたらひたすら読書、イアルは黙々と仕事って
感じで淡々と過ぎてそうな気がするw
>>408 夫婦とも無口だから、2人だけの時は会話は少なくて静かな生活だろうね。
ジェシが話せるようになってからは、ひたすら1人でしゃべってそう。
410 :
なまえ_____かえす日:2009/08/30(日) 21:55:58 ID:HOSB9aP/
>>400 まぁ好みの問題だろうね。
>>402 「青い鳥文庫」を買ったのはハードカバーが児童書のコーナーになかったからだよ。
作者がこれは「児童書」じゃないと言ってる割に物語の整合性がとれてないし。
ライトノベルの域を出ない。小説としては「指輪物語」のようなハードな世界観が作られてないよね。
今後の展開も不明だよね。この辺が構成力がないと言ったわけ。発想が豊かだからその発想だけで書いている感じ。
作者自身が書いてるでしょ。この物語は竪琴を持った少女と獣が浮かんで書いたって。
宮崎駿の「風の谷のナウシカ」(原作・漫画7巻)の深い思想性もない。
獣を読んだのは守人がおもしろかったから。
>>410 頼むから、そういう判断は、完結編まで読んでからにしてくれ。
>410
実際ライトノベルだよ。それで満足?
高尚な物語だと思ったの?
偉そうなこと言って、結局話題性で飛びついただけじゃん。
これまではこういう読者はいなかったよ。
今後こういうレスはどんどん増えてくるよ。
415 :
なまえ_____かえす日:2009/08/30(日) 22:20:07 ID:ihrLA9nq
うーん、でも自分は獣を読んで、作品のレベルがさがったなあって思った。
会社が大手になったせいだろう、って思っている。
編集さんの腕のよしあしもあるしね。作品作りって。
>>414 売れ方が半端ないからね。合う人も合わない人もいる。
しかし、何で往年のSFと比較してるのか判らんw
SFなんていうのは編集者が訳の分らんものを突っ込むゴミ溜めにつけた名前、と
ヴォネガットが揶揄してるんだがw
>>410には獣の奏者は合わないんだよ。
まあ不愉快になってまで読む必要ないし、
無理して続編読まなくてもいいんじゃない?
あとsageようよ。
418 :
なまえ_____かえす日:2009/08/30(日) 22:35:49 ID:HOSB9aP/
>>413 別に偉そうなことは言ってない。
ただ俺が感じたことを言ったまでのこと。
話題性て言っても、俺はNHKで「精霊の守人」の再放送を見て原作読んでみようかと思ったまでのこと。
テレビで「精霊の守人」が放送されてなかったら獣まで読んでなかったよ。
ここの住民は上橋さんの作品が好きだから集まってるんだから基本、ネガティブなことは言わないよね。
俺みたいに先入観なく読んで感想言ったら信者からたたかれることになった。
「話題性」って獣の続編に話題性なんて一般人にはないでしょ。信者が待ちに待ったって言うレベルでしょ。
作品を褒めるだけではおもしろくないよ、厳しい意見も言わないと。
>>416 往年のSFと比べたのは物語の作者の意図が分かりやすい代表としてあげたまでのこと。
往年の作品だけどこの二つは今でも一級品の作品ですよ。
ファンタジーで言えば指輪物語なんてここの住民は読んでないでしょ。
大人でも途中で投げ出すとも言われているファンタジーだよ。
守人シリーズはおもしろかった。旅人の方がおもしろかったのは俺も同意。
天と地の守人ではチャグムの動向に感情移入できた。
獣は唯一感情移入できそうな人物であったジョウンがあっさり舞台から消え去ったことで
物語の深みが消えたと思う。エリンにはとても感情移入はできないよ。
獣と守り人は書きたいものが違うんだから、書き方が違って当然。
「指輪物語読んでおもしろかったからホビット読んだけど、つまらなかったぜ!」
と言っているような感じがする。
守り人が好きなら守り人のことだけ語っていればいい
何も妙な薀蓄持ち出して獣を叩くことないと思うけど
本は読んだ人の数だけ感想があるから、一人の人の感想だけでそんな荒れなくても。
ただ、話題になってるからって理由で読み始めるとナッカリする人は多いんじゃね?この作品に限らず。
興味持った時点で、内容を自分の中であれこれ想像膨らますからさ。最終的に肩透かし食らった感じになる人もいると。
どっちも「真実を隠すな」と「多様性を軽んじるな」ってことを書いてると思うが
>>418 「指輪物語」はリア中の頃に読みましたが何か?
えーと、SFはサンリオSF文庫と早川のを大半、ファンタジーはマクドナルド初め有名どころ、
ラノベは富士見ファンタジア創刊期知ってますが。
ここの住民は〜なんて決めつけてるけど、読書歴で読み手の質が問えるものでもないでしょw
過去に読んでたものがどうとかではなく、自分は作品そのものとして奏者1〜4巻が好きだな。
特に3、4巻は人間を描いてるところが。
作者はシリウスの対談でもエリンを完璧な人間として描いてるつもりはないと語っていて、不器用な
ところもあるエリンがその時その時で迷いながらも生きてる感じがいい。
でも、完結編読まずに叩かれる、というのは納得できないな…
ちなみに、守り人は好きだけど獣の1,2巻は合わない、と言っていた知り合いが
3,4巻は一気に読んで、面白かったと言っていた。
だから獣を読んで合わないと思っている人にも、できれば3,4巻も読んで欲しい。
それでも面白くなかったのなら、ごめんなさいだけど…
>>418 偉そうというか、あなたちょっと異常な感じ…
王獣編のラストがスッキリしないという批判は
これまでこのスレでさんざん繰り返されている。
自分はあれで綺麗に纏まってるから別に続編イラネ派だったけど、
その後の人間関係や政治情勢がハッキリしないと気が済まないから
続編希望派もいて、定期的に議論が蒸し返されていた。
でも、あなたのように、ラストが好みじゃないからといって
作者は研究者として大したことはないだろうとか、
ちょっと反論されたくらいで住人を馬鹿にするような発言とか、
そんな異常な反応する人はいなかったよ。
しかも指輪物語を「大人でも途中で投げ出す」とかw
あれのどこに投げ出す要素があるのかわからんw
あ!そんなこと言ってたのか!
>「大人でも途中で投げ出す」
あんなに面白い本、なんで途中で投げ出すんだよ!
指輪物語を侮辱してるのか?
…シルマリルは、ちょっと挫折しかけたけど。
427 :
なまえ_____かえす日:2009/08/30(日) 23:12:30 ID:HOSB9aP/
>>425 作者は幸運にも大学教官の地位を得たが、大学教授の本分って何か知ってる?
研究なんだぜ。しかもアボリジニーの研究が専門になってるがオーストラリアにどんだけ
滞在して観察してるんだ、と言う話になるんだよ。
外国の研究者がした仕事を日本に紹介してアボリジニーの研究者なんて言ってるのと違うのかと思っただけ。
吉村作治だってエジプト学が専門だから何度もエジプトに滞在してるでしょ。
上橋さんは年にどのくらいオーストラリアに滞在して研究してるんだよ、と言う話。
俺は歴史で大学の博士課程中退したから研究に関してはよく分かるよ。
王獣編のラストがすっきりしないものだってことはここで何度も蒸し返されたって言ってるが、
そんなこと俺が知るわけないだろ。俺は俺の感想を言ってるだけなのに過去ログ全部読んでなければ書いちゃだめなのか?
自分語りうざいからそろそろやめてくれるか?
429 :
なまえ_____かえす日:2009/08/30(日) 23:18:43 ID:HOSB9aP/
信者はやっぱりネガティブなこと言われるときれるんだな。
多様な意見が反映されない。
はいはいスルースルー
守り人が気に入ったのなら、それについてだけ語ってればいいのに…
守り人の感想聞かれた時、乗った自分がバカだったよ。
そうやって責任転嫁する人間は自分の何処に非があるか永遠に分からないのだろうなあ
本スレで意見を聞いてもらいたいなら少なくとも丁寧に話すべき
>>429 このスレはたまたまこの作品が好きな人が集まっている所だから、それは仕方ないんでない?
あんたと同様、読後釈然としなかった人は大勢いると思うが。
>>427 まあ好き嫌いはどうしようもないけどさ…
作品の好き嫌いから研究者としての良し悪しまで語られちゃたまらんわ。
ミステリー界での話なんだけど、
日本推理協会?で行われた推理ゲームでは、
優れた書き手ほど自分で答えを作ってしまうゆえ正解を出せなかったらしい。
逆に英文学の研究者として大成した人はゲームでは正解を出せたが、
創作はあくまで余技レベルだったとか。
物語の質と大学の教官であるという事実は必ずしもイコールじゃなかろ。
434 :
なまえ_____かえす日:2009/08/30(日) 23:41:05 ID:ihrLA9nq
本職を批判するのはおかど違いだと思うよ。
>>408 長年連れ添って話すことがほとんど無くなった老夫婦かよwww
せめて、互いを「あなた」「エリン」って呼び合ってみたり
イアルが細工に集中している姿を見つめてるだけで幸せを感じたり
目が合うだけで頬を赤らめて微笑みあったりとか
もっとうぶな新婚夫婦の妄想はできんのかいw
>>435 目が合って頬を染めるのは正直想像つかんww
無理やり想像したらフイタw
エリンが初めてイアルを訪ねた夜〜一緒に暮らすまでの間とか
子供が出来た時のイアルの反応とか
カザルムでの生活がなじむ間とか。
イアルがすんなりご近所つきあいできるようになるまでには
色々あったんじゃないかとか考え始めたら止まらないw
>>435 >>436と同じく吹いたw
イアルは、無口という印象が抜けないんだが、実は結構長台詞喋ってることに気付いた。
意外に近所付合いは如才なく過ごしてそうだ。
ついでに、イアルは堅き楯抜けた後、どん底の抜け殻状態で、エリンの最初の仕事はリラン同様
餌付けと掃除だったと妄想。
襲われて死んでもいいやと思ってたわりにしっかり刺客を
返り討ちにしてたしなあ。抜け殻というより自暴自棄?けど
おとなしく死んでやるには反発もあったんだよな
こんな複雑な男をエリンはよく懐柔できたものだw
439 :
奏:2009/08/31(月) 00:34:18 ID:aZ/pQVNF
初投稿です。
刺客を返り討ちにしたのは・・やっぱりジェシがいるから
じゃないですか?
いやエリンが訪ねてくる前に一回襲われてる
ダミヤ派の貴族に逆恨みされてるから気をつけろとカイルに
忠告されてた
441 :
奏:2009/08/31(月) 00:39:11 ID:aZ/pQVNF
ああ・・そうですね。
でも、あの場面だとジェシを残して死ぬ・・
っていうことになるから倒さなければならなかった・・
とはなりませんか?
>>439 初めまして。
でもとりあえずまずはsageろ(メルアド欄にsageと打ち込む)。
名前入れるな。話はそれからだ
443 :
sage:2009/08/31(月) 00:44:32 ID:aZ/pQVNF
すみません((汗
知りませんでした!
ありがとうございます!!
444 :
奏:2009/08/31(月) 00:45:34 ID:aZ/pQVNF
あっ。まちがえました・・・
あっ。まちがえました・・・
sageメールんとこにだよ
ジェシ生まれる前、そしてエリンと結婚するまえに襲われてる
すみません・・((汗
ありがとうございました。
う・・んでもそのときとは理由がちがうじゃないですか・・?
いま話してるのはそのシーンのことじゃないから
ジェシと一緒なら返り討ちして倒すのは父親として当たり前
すみません。
でも、イアルはその刺客に殺されたくはなかったのではないでしょうか?
なんというか・・技量が。
それに、どこかでエリンを求めていたから、死んでもいいと思う
反面死にたくないって気持ちもあったのだと思います。
あくまでも私の考えです。
>>449 はじめからそういう話してるよ
悪気はなさそうだから、もうちょっと丁寧にレス読んでから
書き込むといいと思う
意見は違ってもかみ合った議論のほうが楽しいしね
>>437 ジェシの口達者が「誰に似たのか判らない」って父母双方から
言われていたけど、実は父似だったもかもしれない。
イアルが淡々と現在製作中の箪笥とか小物の話をし続け
エリンがそれを聞き流しつつ黙々と本を読み続け、
外でジェシが「子犬発見!」「おなかすいた」「転んだー!」と騒ぎ続け
そんな家族を見てエサルが呆れる・・・
探求編前はそういう生活だったんじゃないかと想像した。
そうですね。
ご指摘ありがとうございました。
丁寧にレスを読むことにします(><)
>>451 エリンもイアルも自分達の得意分野に関しては、雄弁な気もしてきた。
それぞれ勝手に話して、ふんふん相槌を打つという意外に聞き上手同志かも。
ただ、会話の中身は細工の話と生物学という色気のなさw
ですね。
両方専門的な分野だもんね・・。
イアルさんは無駄口は叩かないが、必要なときは一応喋る
ただし妙に気になるところで切って沈黙したりして、それがなんかエロいw
イアルが長生きしてくれて良かった。
ヌンチャクみたいなやつで頭叩かれたとき、また死亡フラグ立ったかと思った。
同感!!
そう簡単に死なれちゃ困りますよ。
でも、大丈夫か!?と思いました。
やっぱり、堅き盾をやめてからは体は鍛えてなかった
のかな・・?
アニメだけ見てたときはキャラや物の名前をちゃんとわかってなかった。
イアル初登場〜セザンのイアルの回まで、「イアン? イア・・?」と覚えられんかった。
闘蛇の牙のことを 「騎馬」だと思い込んでいたなぁ。
音無し笛のことは「おとなし笛=おとなしくさせる笛」だとorz
目で文字を追うのも大事だと実感しつつまだ余韻から抜け出れない。
タッケテー。
エリンが読んだイアルの手記=3巻冒頭の手記なのはわかるんだけど、
そうすると手記の中でエリンをお前呼ばわりしてるのが気になる・・・。
とするとあれはエリンとそんな仲になってから書いたものなのかなぁと。
もしかしたらエリンへの思いの変化を綴った手記も、書いてたんじゃないかと
考え出したら、妄想な思考が止まらなくなって困る。
エリンに最初に国の情勢やら政治問題やら理解させたのってイアルだもんなw
もの静かではあったも口下手じゃないんだ
ジェシみたいに理屈を言わないだけで、大切なことはたんたんと語るタイプだよね、二人とも。
>>457 自分も「職人は体動かさないよな・・・?」と思っていたが、
いつどんな襲撃があるかも知れず、即逃げられるように資金を準備したり、
隠し場所に古い家をそのままにしといたり、逃走経路を二人で綿密に打ち合わせたり・・・
「鈍っているのかもしれない」は自分に厳しいイアルさんならではの言葉
あの変な棍棒は達人のイアルさんの隙を突くために外国から持ってきた武器と思われ
それでも超絶反射神経で急所だけは避けてる(笑)
精霊の「狩人」みたいに、夜の間に鍛錬して翌日何食わぬ顔で仕事、とかもイアルさんなら
やってそう
>>459 学生さんだね。
社会に出ればわかるけど冤罪も罪のうち、疑わしきは罰するってのは法治国家の不文律だよ。
ID:eeaUNnnX、小学校の夏休みはもう終わりだよ
>>461 セザンの時にしてた戦闘訓練ほどではなくとも
早朝ジョギング(王都を五周)や筋トレとかは日課にしてそう
若いころならあんな連中もっと簡単に倒せたのに
今回は思わぬ不意打ちを食らってしまって元セザンとしては屈辱だったのかもな
博士行ってたなら、論文くらい読んでから批判しよーねw
>>464 早朝ジョギング王都5周に何故か笑いが…w
剣や武術、型の稽古をしてたにしても、10年ぶりの実戦で2人相手に勝つんだからパネェっすw
俺にもやっと妻と子供ができた
こんな嬉しい事はない、なのにある日帰宅したら知らない人間が
子供を連れ去ろうとしていたから必死になって守ろうと抵抗した
だけど気がついたら子供はいなくなってて俺も捕まってた
その後連れて行かれたところで新たな妻も迎え、子供もたくさんできた
また幸せな日々が始まると思っていたら、再び見知らぬ土地へ連れて行かれ、
そこで天敵の大群を見つけ、食いちぎっていたらアイタタタ・・・!
何だか自分でも訳がわからないままにほうほうの体で逃げ出すことができたが、
俺はここで息子と妻を失った
俺が一体何をしたというんだ?なぜ妻と子を2度も失わなければならないんだ
そしてなぜ妻の名前は光なのに俺はオスなんだ・・・!?
―――エクの手記より
エク乙
強く生きろ
よく利用する本屋で、新刊発売以降「奏者」置いてないなあと思ったら、
その後「闘蛇編」「王獣編」だけが入荷、あれれ〜新刊二冊は〜?と思ってたら
今日「探求編」「完結編」が棚に平置きされてた。
奥付見たら3刷だって。
そっかー売り切れて在庫無くて重版待ちだったのね〜。
471 :
なまえ_____かえす日:2009/09/02(水) 05:33:10 ID:a6FsIKiB
>>467の発想と文才に嫉妬
そして最後の一行がナイスすぎる
「エク」は仮の名前だったはずなんだから
なにかこうもう少し考えてやれよとw
>>467 生きてりゃ良い事あるさwww
イアルってよく脱ぐね。
あと個人的に狐笛の野火とイメージかぶる。
小さい頃にそれまでの環境から引き離されて、仕事人にされて、仕事人から解放されたあと妻子を得る。っていう流れからかな?
475 :
なまえ_____かえす日:2009/09/02(水) 20:25:20 ID:08S9BmA9
上橋さんの作品って、キャラクターの人生のパターンが似るよね。
肉をそぎ落として骨にしたらなんでも似てる。
似てないところもいっぱいあるじゃない?
守人は「神話」の鋳型を観察する、奏者は「神話」の鋳型に鋳込まれていく。
やっと獣の奏者、文庫分まで読んだ
きっとスレじゃはるか昔に通り過ぎたろうけど
天皇制ネタにファンタジーで踏み込むとはやるなあと思った
モンってかませ犬だよね
2を意味する名前を持つジンが狩人の頭である限り、モン(1)という名前を継ぐ狩人が出てくる事はない…とかあんのかな。
それとも名前は世襲制なのか。
イアルが出てくるまでは、上橋作品でジンが一番好きだった。
守り人と奏者を読み比べて・・・。
やっぱり守人に流れている空気のほうが清清しいと思った。奏者は重い。。
世界観、構成やテーマが似ている分、読了後の後味に清涼感が漂うほうが好みだ。
理屈抜きに「蒼路の旅人」は好いと思った。
登場人物に聡明というか達観視してる人が多いのも守り人のほうで、読んでいても安定感を感じる。
奏者は自己に囚われ迷いの中に身を置く人が多くて、読んでて辛い。
霧の民の守ってきた秘密って、エリンが暴露しちゃったのに
これからも戒律を守って生きていくんだろうか
民族としての存在意義がなくなっちゃった気がするんだが
多少は変化するだろうねえ。
エリンが暴露したにしろ、
何らかの原因でまた伝承に欠損が起きたとき保管する伝承を伝えることや、
平和を望む存在意義とか役割とか誇りとかはなくならないだろう。
エリンだって女の子。
一人でオナニーしたりしてたんだろうな。
イアルのちんこが欲しくて欲しくてたまらなかったんだろうと思う。
>>474 俺は何かイアルとヒュウゴとナガタチのイメージが被るんだ
ついでにビジュアルも近い感じがする。
その辺りのビジュアルって、どんなキャラ似かな?
人それぞれだろうけど。
アニメから入った人は別として、
アニメのビジュアルそのまま、ってことはないよね?
完結編まで読んで良かった
家族になったエリンとイアルが見れて良かった
488 :
なまえ_____かえす日:2009/09/05(土) 06:03:26 ID:rGFX/sDT
最初は読んでたけど
どんどんひどりよがりに女くさくなって読めなくなった
触るな危険 という立て札を「自分の目で確かめなければ分からない!」
って言って蹴飛ばしてるようなもんだしなー
正直あの感覚は引く
触るな危険、にもちゃんと意味があるのにね〜。
その危険の意味が伝承されていないから仕方ないよ
質問です
名前の最後に【ン】がつくひとが多いのはなんで?
例…アッソン、ソヨン、エリン、リラン、ワダン
493 :
なまえ_____かえす日:2009/09/05(土) 12:59:16 ID:LB6ZiRCE
なんとなく。
>>486 何処となく影がある感じなんだよね
ついでに黒髪を後ろで束ねてそう。思いっきり主観だけど
アニメは別物のつもりで見てるんだけど
ユーヤンとジョウンだけはキャラが濃すぎて元の顔が思いだせないww
>>486 読者アンケートではイアル=オダギリジョーって声が多かったね。
キャラ的に「新選組!」の斉藤とかぶる感じがあるからすごく納得した。
(無口で凄腕、暇があると木を彫ってる)
ヒュウゴは謎めいていながらも、
どこかやんちゃな雰囲気があってガタイもわりといい感じがする。
演じるならそういう役者さんにやってほしいと思う。
ジョウンはアニメを見ちゃうと
強烈だよね・・。
いや、韓国人じゃないから。
>>495 あとエリン=蒼井優と
特にチャグム=神木隆之介くん
がものすごくしっくりきた
原形にがオダギリ斉藤一あるみたいだ。
言われて気づいた
実写化は人気度優先で上橋さんの意向無視になりそうだな…
探求編と完結編が青い鳥文庫に移植されるのはいつ頃になるのでしょうか?
青い鳥文庫で揃えちゃったから続編だけ単行本で買うのはちょっと躊躇う
青い鳥は抜かして、先に単行本化して欲しい。
大人向きなので青い鳥に向かんでしょ
エリンが成長してしまったからねー。ジェシがいるけど。
サイン会で十代が多いのに感動した。当たり前なんだけど…。
上橋さんと話してるの聞くとみんな小さい頃から読んでる、羨ましい。
探求編と完結編を読み終えた。
別に鬱展開でもなかったな。ごく普通の展開。
作者のご都合主義がたくさんあったけど、気にしなければ気にならない程度だな。
リランが墜落死したのは残念だが。
そもそもラーザはどうやて投打の人工養殖に成功したのかの説明がないし、エリンだけ
特別な才能を持っていたわけでもないようだ。
ラーザにも天才はいたと言うことだろうな。
>>503 ラーザが闘蛇の人口養殖に成功したのは「タブーが無かったから」。
それだけで説明にはなってると思う。
雌雄を確かめることを禁じたり、解剖を禁じたり、その他もろもろのタブーや規則で
縛り上げないと、ちょっと勘が良い人にはすぐに気づかれてしまうような
ものだった。チムルもすぐ改良に成功したしな
直接は書かれてないけど、エサル先生の若い頃のくだりを見ると
闘蛇関連も、気づきそうな奴のとこには霧の民がきて脅してたんじゃないか
そうだとすると闘蛇の技術が外国にもれるのを祖霊が見てなかったのか
とか気になるがな
>>486 昨日のイアルを見て思ったんだが、ヒュンケル?というキャラに似てると思った。
昔の少年漫画のキャラなんだが、昔からクールで強い系は人気が高い。
オダギリジョーなら、早くて強そうだ。
志田未来は、小さなエリンができそうだ。
実際いたら、王獣は綺麗だろうな。
おいおい、ヒュンケルってジャンプにのっていた「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のやつか?
イアルはイェニチェリなんだから関係ないだろ。
ラーザではどうして投打の人工養殖にしたのか?これは投打がラーザの支配地域にはいなかったからと説明できても
特滋水のことはどうするんだ?なぜ、特滋水を与えなかったのか説明がないし、人工養殖した投打が王獣に襲われると
毒霧をだすなんてこれはほんとに作者のご都合主義だと思ったよ。
ジェシが身重のアルを飛ばしてアマスルに行ったが、そこで、エリンに真実を打ち明けてもなんの解決にもならないのな。
エリンが死ぬのはキルヒアイスが死ぬのと同じように予定されていたことだから驚かないがリランは
残念だ。
あとさ、守人でもそうだけどこの作者は傷を縫うことをさらりと書いてるな。
違和感があるんだが。
文章の表現では「眉をしかめる」「眉を曇らせる」というのが異常に多い気がした。
>>505 じゃあ、トムラはポップってことに?
・・・いや違うか。トムラはあそこまで大化けしてない
俳優はともかく、漫画のキャラはカンベン
俳優も勘弁
510 :
なまえ_____かえす日:2009/09/07(月) 00:01:15 ID:pMhgDOd0
獣の奏者の設定の欠陥に気づいてしまった...
すごく気に入っている物語だから、気づきたくはなかったんだけど...
ラスト、エリンの王獣部隊が出動したのは、
闘蛇同士は戦おうせず、回避運動したからだよね。
でも・・・タハイ・アゼでは、大公の闘蛇軍と大公次男の闘蛇軍とが激突して、
「闘蛇同士が相食む、すさまじい戦が始まった」んだよね・・・。
511 :
なまえ_____かえす日:2009/09/07(月) 00:04:07 ID:pMhgDOd0
>>510 自己レス。
新生闘蛇だから性質が変わった、って考えればいいんだろうか・・・
あら探しといえば特滋水の濃度を薄く与えた時に猛毒を発生するってのも変な話で
物凄い濃いのを与えたら猛毒性になりましたってなら直感的に納得いくんだが
>>499 どっちも声優としての演技力が…
いや何でもない
しかし新生闘蛇だからコレもありアレもあり、というのがちょっと多い気がした
516 :
なまえ_____かえす日:2009/09/07(月) 03:43:35 ID:pMhgDOd0
>>512 人為的に交配を繰り返したから、毒性が強くなったのでは?
薄滋水を与えたのは、性的成熟を妨げないため=交尾をさせるため で、
直接これが猛毒を発生させる原因ではないでしょう。
>>506 闘蛇の飼育方法については、他国から拉致ってきた闘蛇衆ひとりの言うこと、
しかも「掟だからこれ以外の方法は無い」みたいなことは鵜呑みにしないと思う
特磁水ってそもそも何か、濃度はどれくらいが最適か、与える時期は、とかは
はじめに独自に試験するのが普通かと(←タブーが無いことの有利)
特磁水は強い成分を持つって書いてあるし、投与して検体を調査すれば
生殖系の影響とか一発でわかりそう。
闘蛇が生息してても、卵採取では急に数が増やせないので、
戦争に使うためには、人工繁殖は至上命題だったと思う
ジェシが飛んでアマスルに行った時は、もう狂乱が始まっていたが
狂乱の止め方を伝えたことで、犠牲者は敵軍主力+αですんだと思われ
ジェシがこなかったら、敵軍千+自軍千+周壁内部の市民で
霧の民の試算通り数千〜一万の犠牲だったかと
でも強風が吹いていたので目や喉の痛みを訴えた人はものすごく増えたろうな
毒霧設定がご都合主義なのはそりゃそうだ
要は、王獣が着たらもう闘蛇は動けないので
伝承のような両軍が壊滅というのは有り得ないと後から気づいて理由付けをしたのが
探求編と完結編なんだよね。
人工繁殖すると毒が強まるのは
卵子、精子にすでにの成分が蓄積されているためと考えれば不自然ではない気がした。
野生の卵の親は特滋水成分に汚染されていないから。
つか、特滋水って、スポーツ選手のドーピングみたいなものなのかな?
1行目 着たら → 来たら
3行目 なんだよね。 → なんだよね?
まだ寝ぼけてるorz
>>512 自分もそう思った。
新生闘蛇軍はお互いの毒が濃度を増してることに気付いて
食い合うどころか近づくのも嫌がったのかも
それにタハイ・アゼの時も戦場は平地じゃなかったし
特滋水は、ドーピング+重金属みたいな感じじゃないのかな
人工繁殖すると毒が強まるのは、
飼育密度が極端に高くなると何かのスイッチが入って闘争型になるため、
くらいのほうが自然でいい。
品種改良には時間がかかるだろうし、イナゴでも色が茶色になって羽が変わるなど、
あることだから。
特磁水には、明らかに植物由来の性ホルモンが入ってるよな
スポーツ選手のドーピングも性ホルモンとか多いけど
一昔前に話題になった環境ホルモンの天然由来部門のやつ
現実では主にマメ科で、羊がクローバー食べて不妊症になったり、
飼料に大豆成分が入ってて、養殖魚がオス/メスばかりに
偏ったりしてる
ただし現実では、ドーピングは主に男性ホルモン、植物由来の
性ホルモンは女性ホルモン系ばっかしという点はあるが、
特にトカゲの仲間なら設定しだいでなんとでも(笑)
性ホルモンの過剰摂取で体つきが変わる、というのはありそうではある。
輸卵管の変形は貝とかが環境ホルモンでなってた(←ただしそのときの
原因ホルモン系物質は重金属)
ホルモン系物質は卵/胎児のとき最もよく働くし、卵/胎児のときに次世代の
もとになる生殖細胞が完成するので、世代を重ねたときに
変化が大きくなるのも、設定としては通る説明だと思った
他の成分との複合作用でいろんな効果があるよ!って説明も出来るけど
獣の続編はおもしろかった、とか、良かった、とかいう感想あまりないのかな。
すっきりした、て感想はあったみたいだが。要は続きが気になる人は読むのもよし的な出来と思ってればよいのか?
そりゃおもしろいよ。 しばらく余韻が抜けずに思い出しただけで目尻に涙が浮かんでたなぁ。
新生闘蛇は生物の在るがままに手を加えると、とんでもない結果を生むってことだと解釈して
特に違和感もなく読めたけどなぁ。
牛に牛骨粉与えて狂牛病が発生したように、そこには明快な原因と理由はないというか。
毒霧はミツバチがスズメバチ退治する時の襲いっぷりのイメージ。
>>524 悪くはないんだが、もうちょっと文学的な価値のある推敲を極めた文章
書ける作家に成長して欲しいね、期待はしてる
2chでど素人にえらそうにいわれてもな
時に野暮ったい、泥臭いような、奇をてらわない文章と表現だからこそ
息が詰まるような迫力がある作品を生み出せる作者だと思う。
文学的な価値のある美しい文章を生み出すことにとらわれて
物語の勢いと迫力を失ってほしくないや。
王獣のいる前でセックスするなよエリン
上橋さんの表現はとても好きだな
特に生活描写は本当に丁寧に描かれてていい
けど、国とか戦争とかの描写はやや大雑把という印象
守り人も奏者も国家の陰謀とかが絡まないときの話の方が楽しかった
それでも最後まで読むと、いい話だったなぁと思えるものがあるのが凄い
ジェシはマザコンというより、
すごい幼いガキのように書かれてない?
変化はつけてるんだろうけれど、
なんだか8歳くらいで止まってる感じだった。
佐藤多佳子の「一瞬の風になれ」でも
兄弟の関係がなんだか不自然だったので、
女性作家にとって思春期の男の子を書くのって難しいのかもしんない。
女性特有の思春期の男性に変な美化がある。
それはあまりリアルじゃない。
リアルな14〜5の男のガキなんか読んでも面白くないだろ
お話なんだから美化してなんぼだ
エリンが8歳のジェシの手足の細さに幼さを感じたところが大人の女性目線でリアルだな、と思った。
細かいところなんだけど、ハッとさせる描写が多くて好きだ。
大人の女性なら、手足の細さに初めて幼さを感じる前に、子供として自然に受け容れるんじゃない?
子供が未成熟なのは当たり前のことだから、なんかみょうに妄想くさいというか
まあ、なんだ
作者未婚独身小梨説に一票
>>524 文句をつけたい人もここに多数出入りしてるので
素直に褒めるとかえって荒れた感じになる
その辺踏まえて控えめ表現
自分は大好きだが、肯定・否定に限らず
押し付けがましいのはどうかと思うし
>>535 >作者未婚独身小梨説
言ってはならんことを…
毒のつよい新生闘蛇ってリョザが王獣でつっこんだときにも存在してたの?
独身論争さすがにうぜえw
ここには作者が勤務する大学の学生も見てるだろうし
なにより作者はねらーだそうだし
事実はすぐ明らかになるだろ
隠すものでもないし、さっくり決着をつけてくれ
一度でいいからセクロス描写を読んでみてえなあ〜
と思ったけど
戦争描写や流血の描写が甘いところを見ると
多分書けないタイプの人なんだろうな、って思う。
(性と死はつながっている出来事だからね。心理学的にも実際の行動でも)
そう考えると、独身こなし未婚は濃厚……ってどうでもいいかっ!!
佐藤たかこの思春期の少年の書き方が甘い、っていう人がいたけど
子持ちのあさのあつこだって、どうかと思う。
子持ち、こなし、関係ないんじゃないの。
セクロスシーン無いのにそれを匂わせる描写自体がエロいw
>>540 子持ちかどうかが理由とは言ってないよ〜
あさのあつこも、
男x男ネタに思えるのが多くて徐々にしんどくなってくるんですよね。
女性が読むと気にならないらしい。
いやいや女性だってしんどいですよ。
荻原規子とかもね。
そういえばアニメを全く見ていないので、
銀座のナルニア国にあった作者サインと王獣の絵にびっくらした。
あんな犬なんだ…
王獣って十二国記のアニメのひえんに似てるよな
作者は独身小梨だけでなく処女でしょ。
未通の女だろうな。
処女だから何?キモヲタが鬼の首取ったように勝ち誇りたいわけ?
未通でもいいじゃんかよww
>>531 分かる
たとえばエリンは、初登場の10歳→14歳→…と、精神的な成長ぶりが読ませてくれたが
ジェシは初登場の8歳から精神的な成長面であまり変化がない気がした
8歳にしてはこまっしゃくれて大人びた子供だったのが、そのまま14歳になっても変わらないので
今度は幼いガキみたいな
まあ脇キャラである以上、息子とは言え精神的な成長面での描写にあまり費やせなかったんだろうね
エリンが死んだことよりもリランが死んだことの方が悲しい。
>>538 オファロンで養殖されてたのは、もとから新生闘蛇と同等だったと思う
災厄の後、これはヤバイってことで、特磁水つかって一世代のみにしたのでは
>>535 既婚子蟻だけど、ずっと子供育ててると、その子がどのくらい大人になったか
たまに判らなくなって、ふとしたパーツやしぐさにはっとするもんだ
あと、「初めて」というより「あらためて」感じたんだろ
物書きなんだから自分の経験だけじゃなくて、取材とかも含めて書くもんだろ
感じ方がリアルに感じるかは、読者の経験と合致するかによる
合致しなかった→合致してる人居るのに妄想 とかは飛躍じゃないかな
取材力とか咀嚼能力じゃなくて
本人の経験を云々する、しかも自分は匿名、とかのここんとこの流れは
ちょっと引く
>王獣リランの交合のシーンはきちんと描いてほしいということでしょうか。
>言ったとたん、部屋が静まり返りましたが(笑)。
>いや、笑い事ではなくて、あれは「生をゆがめない」「野にあるものは野にあるように」ということに関わる大切な場面でもあるので。
ワロタ
たしかに頭でっかちのおぼこっぽいw
こりゃ、アニメスタッフも大変だ
作者を妄想して、さらに自分の妄想を嘲笑するって、どれだけ下卑た人間なのか。
恥を知れよ。
幼獣で捕らえられ人間に飼育された王獣がすんなりと交尾するのだろうか。
>>540 描写については、児童書に何を期待している(笑)
未成年でなければ(念のため)、PINK板に行ったらどうだ
作者名の入った該当板あるぞ
>>553 あーこのインタビューなぁ…
自分も違和感を感じた。
性をゆがめないというのと、アニメでそれを描くくってのはまた別だもん。
虫取りとか、外で遊んでいくうちに子供も驚くほど早くから性について理解し始めていて
それを見ていて思うんだけど、自然の中で経験と驚きを自分でつかみ取って欲しい。
親としてはその体験をアニメで先回りなんかして欲しくないよ。
それがどんないいアニメでもそう思う。なんか違うんじゃないかと。
わかっているけどやらない、そういうのが作り手側の矜持なんじゃないかな?
>>558 ×性をゆがめない
○生をゆがめない
ごめん、間違えた。
>>560 そんな作り手ルールはない
自然に知る時のためにアニメや本で全部排除しようとする、というのも不自然では?
いろんな考えがあっていいから、
「自然に子供に知って欲しいから敢えて描きません」という製作陣はありだが、
アニメだから、創作物だからという理由で、
自然の描写をなくせ、と主張するのはそれこそ不自然だ。
自分アンカorz
>>558な
確かに創作物は疑似体験にすぎず、
経験から学ぶことはとても大事だけれど、
だからといって疑似体験を制限することには違う。
この話は今週の放送を待ってからでもよいのでは?
見せ方によって、印象も違うだろうし。
実は、アニメには余り期待していなかったんだけど、かなり積極的に関わってるのを
知ってから俄然興味が湧いてきた。
自然の描写をなくせ、とはいってません。
アニメに限らず子供に向けた物を作くろうとした場合、
ある表現を選択した結果、子供が変わるかもしれないということに無自覚というか。
作者は積極的ですよね?そこが凄く変(失礼!)に思えます。
受け手をゆさぶるための方便なんじゃないかと。
疑似体験を制限することについてですが、子供のために制限すべきラインはあるし、
また現実的には必要だ、と親としては思います。
まあ、子持ち親のつぶやきですので気になさらず。
ではー。
そうだねぇ、かなり可愛い感じで、どっちかというとギャグっぽくなると思うよ。
んー、じゃ親としては街中でイヌが交尾してたら目をふさぐわけじゃないのにってのは説得力ないな
エロアニメを見せないとか、男女の色恋を行為付きでみせよとかってのとは線引きしないと
いま流行りの表現規制の悪法を無邪気に支持しちゃうダメPTAになりかねないと思う
児童書板とはいえ2chだから変な人が大量にいて
匿名のまま好き放題言い合ってるのは仕方ないんだろうな
獣の完結編出る前はそんなことなかった気がするんだが
アニメ化とかも含めて急に流入があったんだろうか
やっぱりアニメは絶対見ない、って人はいる訳で?
動物の交尾に何を制限しろっていうんだよ馬鹿馬鹿しい
猿とか鳥とか虫とか水中生物の交尾は普通に放送してるじゃないか
そんなこと言い出したら全ての生き物番組は消滅するぞ
何をみなさん、完璧さを求めているんじゃ。
作者だって人間なのだから、不完全な部分があってもいいじゃないかと。
>>570 同意。
不完全な部分を想像で補う楽しみもあるし
同じ本を読んだ友人や見知らぬ人と議論する楽しみもある。
作者に完璧さなんて求めていない。獣が児童書でないという人は探求編と完結編をよめという
読んでみても曖昧な世界観にご都合主義の養殖投打の毒霧に唖然としてしまったんだが。
さらにラーザには今まで騎馬部隊が主力で大公の投打部隊が防戦に当たっていたわけで、それで
国防をになっていたが、大公もラーザも養殖投打を手に入れた今では戦いでは使えないようになってしまった。
戦いは騎馬部隊を持っているラーザの圧勝に終わると思うんだが。
他にも不満な点はあるぞ。
守人シリーズではロタは9万の騎馬隊がいると言うし、貧しいカンバルには3万もいるのに新ヨゴやサンガルには皆無でしょ。
これでタルシュを防ぎきれるとは思えないし。
サンガルに騎馬兵なんて居る訳がないよ
あそこは海軍(というか海賊)が主力だし
あと、タルシュが引く理由は、タルシュ国内にあることが明記されてなかったっけ?
あそこで必要だったのは「完全勝利」ではなく、相手を引かせる「契機」だったと思う
タルシュが北の大陸から撤退する理由は、枝国の戦費に対する不満だと書いてはいて、
太陽宰相も今後のタルシュの行く末を帝国を維持するような拡大路線を放棄することにあるように思うのだが。
それでこそ、ラザール王子もヒュウゴの意見を聞いたのだからその辺は分かってる。
サンガルだって海賊上がりの王室だから騎馬隊がないのは分かってるよ。
俺が言いたかったのはサンガルにしろ新ヨゴにしろ国防をになう国軍が皆無に近いことなんだな。
歴史上でもペルシア帝国はしきりにギリシアのポリスを征服しようとしたし、元だって日本をはじめ東南アジアへの制服計画を
いつまでも持っていたし、タルシュのモデルになったオスマン朝もハプスブルク家の本拠のウィーンに何度も迫っているし、
契機だとしてもいつでも北の大陸に進出できるようにサンガルだけはタルシュの枝国だったしなぁ。
もちつけ
ID:wpGcJaD2はこの前から児童書とラノベ板で
「こういうところがご都合主義で納得できないからこれ駄作」って
暴れてる人?
>>576 違うよ。
ラノベ板なんて行ったことがないしな。
>>574 カンバルの騎馬兵とかヨゴの軍の少なさはわかる。
今までもなんども話題になっている。
でも、サンガルの場合は国防を担う兵はいるでしょ。
あなたのいう意味での国軍ではないけれど
だからカリーナ王女(長女)は、昔ながらのやり方では古い。
王家に忠誠を誓う兵(あなたのいう国軍)が必要だ、と考えて
島守りの反逆のときに、弟個人に忠誠を誓う兵を排除しようと考えたんだし。
獣でラーザがあっさり引いたのは、
宗教の国だからだと思った。
神からの判定を競うものだから、おぞましく度を越した災害になった今回は
流石にどうよという意見が出たのかと。
でも向こうが闘蛇+騎馬でこっちが闘蛇だけならやっぱ向こう有利だよなあ
前に誰かロタとカンバル合わせて15万(だっけ?)の騎馬って
とんでもない数だって言ってたような
どっかの軍もアドリア海にお漏らししながら逃げ出しちゃう位の
581 :
なまえ_____かえす日:2009/09/10(木) 03:01:41 ID:7uMPFyjV
>>572 獣の完結編では、リョザ側目的はの「和平交渉を有利に進めるため、リョザとしても
そこそこの戦績を上げる」のが目的だったはずなので、そもそもアマスル戦は、
その目的はかなり果たしてる、大成功といってもいいくらい
大公、真王、ヨハルは、かなりの覚悟を持って望んだはずなので、終章ではむしろ
反省しすぎなんだが、今後の国内政策を端的に示すためには仕方ない
ジェシ目線では国内政策だけが重要だしな
闘蛇軍は、もしリョザ⇔ラーザ間で使われることがあれば、闘蛇×闘蛇が成立
しない以上、騎馬だけでは止められないし、アマスルでやりかけたように
闘蛇→都市(一般市民) になる
やられたら報復しないわけにはいかないし、互いの都市を潰しあう泥沼の
報復戦に・・・なることは目に見えてるので、両国とも急いで停戦条約を結ぶとは思う
その際、リョザはアマスルでラーザをほぼ全滅?くらいの戦績を上げてるし
ラーザは騎馬で攻め込めて、リョザは闘蛇を使えない なんて不平等条約にはならん
最悪でも闘蛇軍は互いの国境線以内までしか持ってこれない、位になるんでは
ただし停戦=和平 ではないので、「戦は果てることなく」になってるのでは
あと、ファンタジーの設定がご都合主義で何が悪いのか素でワカラン
個人の感想だろ そこそこの説得力さえあれば作品の価値には響かん
すまんうっかりsage忘れた
>>581 同意
歴史的史実を持ち出して、それに設定が劣るからといって
作品全体の完成度が低いとする考えがさっぱりわからん
構図が単純化されているからこそ分かりやすく話にはいれるんだぜ
ご都合主義でもいいけど、人物が死んだり不幸になったりしたときに、運命よりも作者の采配を感じてしまうようだと物語としてはつまらない。
まあ確かにな。
読者に気づかれないように物語を引っ張っていくのは
作者の力量にかかっている。
だからと言って万人の作者がそういうことができるとは限らんし。
作者の采配が見え隠れするけれども
力強さがあるからいいじゃないか?と
編集者は判断したんじゃないだろうか。
とういうかだねえ。
色々と文句を言っている、読者の気持ちを考えてみたのだけども、
多分「みんながイイ!と言って読んでみたら、穴だらけだった。
そんな穴にみんな気がついていないのか?愚かだなあ〜」
という意思が透けて見えるわけ。
多分批判をしている人は
・作者に嫉妬
・ファンよりも、自分のほうが文学を知っている
・その他
万人の評価が高いと言われている物語でも
その流れについていかれない人もいる。
だったら、その「少数派」に属する自分に誇りを持てばいいじゃないか。
どうしてそんな風に思うかっていうと
「しつこい」
批判をするな、とは言っていないけど
自分の意見を認めてもらうまで粘る姿勢が
「うざい」
人に認めてもらう方法は他にいくらでもあるよ。
>>586 不満を述べてるのは同じ人ということ?
違うと思うが。
不満あり、賞讃あり、色んな感想があっていいじゃないか。
人それぞれ求めるモノも違うしね。
>>587 一方的に批判はするけど、自分の書き込みへの批判は受け付けない、
って人たちが増えたってことじゃない?
意気揚々と批判しに来たところ住人に反論された、
反論は認めない、自分の意見を認めるまで繰り返す、認められないので最後は捨て台詞、
そんな人たちが続いてこりゃ「うざい」と。
>>586みたいに、
批判してるやつはこんな性格、かわいそうw
みたいな書き込みはファンから見ても信者脳乙って感じ
期待度・注目度が高いからこそ不満や批判も出るわけだし
あまりに的外れならスルーすればいいのに
ごめんねー
まあもっと文章練る余地が大いにある作家だってことは万人の認めるとこだろ
ラノベじゃないんだから、もっと後世に残す価値のある本をめざしましょうよって事
充分面白かったからべつにいいよそんなもん目指さなくても
練りに練ったら綺麗になりすぎて勢いとか味とかそういうものがなくなったりするのも
創作物にはよくある事だからね
やっぱり批判している人物は同一だよー
>>596 わかってるから触るなw
まあ、不満や希望のある人は、アンケート葉書に思いをぶつけろということだ。
何かの雑誌で答えてくれるかも知れない。
獣で不満のあった人は、狐笛でもどうですか?
>>596 ぶっちゃけ自分以外の書き込みで
自分の気にいらない書き込みすべてが同一人物じゃないかと思えてきたら要注意だよ。
しばらくネットを禁止して離れた方がいいよ。
ジェシの性格が祖父(エリンの父)ゆずりだと、今気づいた。
アッソンの性格なんて描写あったか?どっちかっていうと
物静かなタイプじゃなかったっけ口が達者なジェシとどこが似てるんだ?
ちょっと前には『ここの住民は指輪物語を読んでないだろうけど、自分は読んでる。
大人でも途中で投げ出すと言われる難しい話だけどね(フフン)』みたいな人まで出たしね〜
話を否定しないのは知識がないからだ、思慮がないからだ、みたいな物言いは衝撃だった。
書き込み手の価値観から外れたものは鼻で笑うんかい?
指輪って、夢中で読んだ話だったんで、人を見下す御旗みたいに扱われたのが悲しい。
子ども時代に指輪を読んだ人間、ここには割と多い気がするんだけどね。
指輪が投げ出される原因は難解じゃなくって訳に難があるってのが通説だと思ってた。
でもここでは関係のない話ではないかと。
自分の価値観を押し付けてくるようなレスはNG放り込んでおけばおk
タンダの中の人が明後日、麻雀仲間にタンダの山菜鍋を振る舞うそうだ
606 :
なまえ_____かえす日:2009/09/11(金) 11:53:46 ID:IAki/cz8
ごめーん、私は指輪を投げ出した。
はせおさん登場までがんばったけど
指輪は手をつけてないなぁ…
ゲドと共に時間ができたら読みたい候補なんだけどな
上橋さんはどんどん注目されてるから
新規さんや批判的な人もそれだけ増てくだろうね
話を聞かないヤツは論外だけどそうじゃない批判的な意見を頭ごなしに否定しないように
ファン側も気をつけたほうがいいんじゃない
偉そうなこと言ってスマソ
文章に「処女結婚歴無しの独身小梨、つきあったこともない、そう言う雰囲気になったこともない」って
感じが凄く出てるんだが。
↑お前は性愛描写たっぷりの恋愛小説でも読みあさってオナニーしてろ
610 :
なまえ_____かえす日:2009/09/11(金) 21:14:02 ID:IAki/cz8
いーじゃん、出てもー!
611 :
なまえ_____かえす日:2009/09/11(金) 21:17:29 ID:3DR5ykPp
今金スマで養蜂のことがやってる
著者が独身だからと好きに煽ってる人は、児童書というのを忘れちゃいませんかw
たとえ男の影がないにしても、正直どうでもいい。作家に問われるのは話の質だわな。
……いるよなぁ、相手がおとなしそうだと、>608みたいなこと言う天然セクハラ馬鹿が。
大概言われた女の子は、影で彼氏と一緒に苦笑してるよ。
>>605 字面だけで訳もなく旨そうに見えてしまう
よし、バルサの食卓買ってくるか
アニメから入って青い鳥文庫4巻まで読んだんだけど、これ以降って何か展開あるの?
今さらですが「獣の奏者」完結編まで読み終わりました。
……が、なんだか腑に落ちないです。
突っ込みたいところはたくさんあるんですけど、あの、特に最後エリンが音なし笛吹くシーン。
戦闘中の闘蛇はたしか耳にふたをされてる設定でしたよね?
敵に音なし笛を吹かれた場合に硬直しないように。
だったらなぜエリンの音なし笛で闘蛇たちは硬直したんでしょうか?
繁殖させられた闘蛇は超音波的なものやら何やらで、前のとは違うんだー!というのかもしれませんが、4巻通してその設定で読んできたのに、ちょっと納得いきません。
心理的描写の矛盾とかは、まぁ人それぞれだと思うし、ある程度受け入れるんですけど、そういう設定の矛盾はどうしても気になります。
発想的には好きな作品なので、矛盾というかうまく理解できない部分をすっきりさせて、素直に楽しんで読みたいんですけど…
闘蛇に対抗する王獣部隊の訓練をするエリン。
王獣部隊と言うからには少なくとも30頭くらいいると思っていたが、リランとエクと
その子供たちなんだな。しょぼすぎると思ったわ。
結局、王獣が保護場で繁殖しないのは特滋水のせいなのか?
野生の王獣を捕まえてきたときも繁殖しないのはなぜ?
王獣捕獲者はどういうふうに捕まえてくるのは描写が全くないので真実みがないと思った。
疑問ばっかり。
>>616 > だったらなぜエリンの音なし笛で闘蛇たちは硬直したんでしょうか?
いや止めたのは王獣の方でしょ
>>617 特滋水のせいでしょ。
リランの子供たちがなかなか繁殖しなかったのは
テリトリーの狭さのせい…ってことだと思うけれど、違った?
合ってるよ
特滋水与えられて育てられた王獣は発情しない
与えられずに育ってもテリトリーが狭いと親離れできず発情しない
闘蛇の「牙」の同時死亡っておかしいよな。
あんな適当なことはご都合主義だと思うし、作者も後書きでこれは児童書を書いたつもりではないって言ってるんなら
その辺の説明が欲しかったな。
卵つまりが死亡原因だとしても一夜で全牙が死亡って不自然すぎるよな。
短期間に死亡が続くってのなら分かるが同時死亡なんて不自然すぎる。
原因は輸卵管の異常による卵つまりだとしてなんで牙みんなが同時に死亡しなければいけないんだ?
作者の意図を感じる。話をわかりやすくするための。
誰か説明プリーズ。
/)
///)
/,.=゙''"/
/ i f ,.r='"-‐'つ____ こまけぇこたぁいいんだよ!!
/ / _,.-‐'~/⌒ ⌒\
/ ,i ,二ニ⊃( ●). (●)\
/ ノ il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
,イ「ト、 ,!,!| |r┬-| |
/ iトヾヽ_/ィ"\ `ー'´ /
蟹みたいに、すべての個体が同時に産卵する種族なんじゃないの?
>>616 王獣の超音波(?)によって闘蛇が狂い、
更に王獣を狂わせる超音波+毒霧を出している悪循環だったので、
音なし笛を吹いて元凶の元の王獣を硬直させた。
闘蛇には何もしてない。
>>617 繁殖しないのは特滋水のせいと、
野生の王獣を連れてきても繁殖しないのはテリトリーが狭すぎて親離れできないから。
王獣捕獲者が捕まえる描写は、直接ではないけれど王獣編に説明されてあった。
親が居ない隙に近付いて幼獣を盗む。
疑問ばかりと言う前に、読み直してみたらどうなんだい(´・ω・`)
>>621 そもそもいっせいに繁殖期に入ったらしいから一斉産卵なんじゃ?
そこら辺りは12と34に跨ってるから割と理由付け不十分だと思うけど。
>>624 >親が居ない隙に近付いて幼獣を盗む
書いてるのは承知の上で謎だらけなんだよ。
王獣の子供と言ってもリランくらいだとしたら巨大なものだし、それをどうやって捕まえて運ぶのかの描写がないじゃないか。
王獣の巣は崖にあるから引き上げるのは無理。子供の王獣と言えども危険な生き物には変わりない。
音無し笛で硬直させたとしてもほんのわずかの間。連続して拭くと闘蛇の場合は死ぬこともあると書いてあったな。
王獣だって同じだろ。
あんたこそ、もっと、よく考えてみたらどうだい?、はげ。
>>625 >王獣の巣は崖にある
闘蛇が這っていけるような場所にあるはずだけど
アニメだと川辺の洞穴、原作も似たような描写
何でもかんでもこじつけ言いがかりつけるのは良くないな
ハゲとか捨て台詞も余計だし
議論を喧嘩と勘違いしてるタイプだな
>>625 ハミミミミ
喧嘩なら他所で売ってくれ。このスレではノーサンクス(`・ω・´)
とかって生やせば良いのだろうかこの場合
>>627 おぼうしかわええw
王獣の子供を捕まえるシーンは、確かアニメにあったよな
ああいうイメージだったんだなーと思った
>>627 俺が悪かった。最後の「はげ」と言う言葉はよけいだった正直すまん。
でも俺後頭部が特に髪の毛すけてんだよね。俺自身がはげになるかもしれん。
この前1万5千円でドライヤー買ったばかりなのに。
髪の毛マジふさふさはえねーかな?
>>628 アニメはあまりにもオリジナルの話が多いので見なくなったから知らなかった。
最近見だすようになったけど。
>>616 そこ、ずっと気になってました。
本が手元に無いのでうろ覚えですけど
音無し笛を吹いた瞬間に辺りの音が消えて
笛が届く範囲の獣がすべて硬直した
っていうような文章でしたよね。
闘蛇が硬直してるから、イアルも救出しに行けた?
王獣だけが硬直したにしても、闘蛇も一瞬で静かになるのは
なんかちょっとすっきりしないです。
耳の蓋は戦闘中はしていないよ。
>>631 戦闘中は敵の音なし笛に操られないよう耳蓋は閉める、って
闘蛇編?の始めのあたりに書いてある
鱗で作った覆いをはめるけど、はめっぱなしではないらしいよ。
聞いたところ。
ここは原作者スレとわかっていつつ、今日のアニメでリランとエクの交合やらを見ていたときに
>427の秀逸な手記を思い出しニヤニヤした後にエクの将来を思ってちょっと悲しくなった
>621 牙は数年おきに「同じイケ」に産み付けられた卵ををそのままそっくり特滋水を与えて牙にする
つまり牙は同じ母親から同時期に生まれた卵から生まれ、冷水温のイケに浸かっていた卵はメスになるため
気温が低い年&牙の卵採集年が重なった場合、1つの闘蛇村でその年の卵で育てられた牙は性別的には全てメス。
特滋養水の影響で生殖器に異常のある状態である一定の年齢に達すると無精卵を排出し始めるため牙の
大量同時死が発生する と本編から理解してたけど。
あ、>467の間違いでした
>>634 あなたは俺の書き込んだことの意味が読み取れてないようだね。
牙が死亡するのはみんな雌だからで雌になるのは水温の差でなる。
でもなんで、牙全体が「同時」に死亡しないといけないのか理由がない。
不自然すぎると言ってるんだよ。
輸卵管の卵つまりで牙が死ぬのなら、死ぬ時期はずれるのが普通じゃないのか?
産卵期に集中して牙が死ぬが、同時死亡じゃなくて時期がずれるんじゃないかってこと。
>>636 同じ生まれ同時に日に採卵された姉妹であって環境ホルモンくさい特滋水を同じ様に
与えられ同じ育てられ方しても全く同じ日に排卵するのは不自然だってこと?
そこまでいくとそれは闘蛇がそういう生き物だからって理解するしかないというかその理由の描写が必要とも思わないけど
人間でも女子が集団生活する女子寮やらで生理サイクルが一緒になるとかと同じ仕組みとかなんじゃないの
そう言うことじゃないよ。
牙の死亡原因は卵つまりによる「壊死」だったはず。
それなら壊死の状態が同一とはとても思えないし不自然になる。
牙が一晩で大量死したんだからどう考えてもおかしいでしょ。
フィクションに何を求めてるんだ
どう考えても正しいことしか楽しめないのか
白髪三千丈だよ
牙の死亡原因は特滋水の中毒死だと思われるってアニメではソヨンさんいってたモン。
卵つまりで死ななかったとしても特滋水で中毒になって全部あぼんでもういいじゃん。
命の不思議をフィクションの中では全部説明しなきゃいかんという理屈のほうが意味ワカラン。
おもしろかったが、後付け設定があまりに目立つのはどうも。
>>642 作者が後書きか何かで、後付け告白してなかったけ?
644 :
なまえ_____かえす日:2009/09/13(日) 02:06:22 ID:Y8Vej5Mm
バルサとイアルだったらどっちが強いんだろうとしょうもない妄想が止まらん。
やっぱバルサかな〜。
>>644 バルサに一票w
不殺は、より技術が要りそうだし、踏んでる場数が全然違う気がする。
>>644 自分も紙一重でバルサに一票!
でもあの二人が相対するなら練習試合でもない限り
相手を殺すつもりでやらないと勝敗がつかない気がする
・・・まあ、バルサが殺したつもりで勝利しても
イアルなら持ち前の悪運と生命力で生き残ってそうだけどな
で、エリンに手当てされるイアルを見てバルサはしばらく唖然として
それからふっと「あんたは不死身の化け物か!?(^^)」って豪快に大笑いし始めるんだw
>>644 イアルはジンとイメージが重なるなー。
だから俺も紙一重でバルサかな。
>>644 俺もバルサで。
同じ年齢で考えたらバルサは30後半でも大立ち回りをこなしてるけど
イアルは鈍りを感じてるし。セ・ザン抜けたせいもあるかもだけど
牙の大量死は不自然さを感じた
数日のズレがあってもいいのに一晩で一匹残らず死んだのがね
俺は好きだから気にしないようにしたけど普通に読んだら気になるかもね
訂正
>>648 は一度に死んだことそのものより産卵が全く同時だったことね
>>648 バルサだって鈍り感じてるだろ若い頃のように動けなくなったって
イアルは39から闘蛇乗りに転職までしてるぞ
牙の一斉死は、上橋先生本人に聞いても多分理屈はつかなさそう。
「何故なら、それがカッコいいからだ」くらいでw
NHKで言ってたみたいに、頭に浮かんだ情景をそのまま書いただけだと思う。
そんな
↑間違って途中送信した。ごめん。
そんな豊かなイメージを作品と言う形で楽しめるのは読者として幸せなことだなー、と思うよ。
獣の根幹のテーマは「精霊の木」でストレートに描いていたものをより膨らませたんだと感じた。
それは登場人物たちがまだたどり着いてない謎だから、って感じじゃないかな。
はてしない物語でも何度もあったけど、それはまた別の物語なのかもと読んだ。
1から10まで全部書いてもらうと、ゲームの解説書みたいになる、
書かれていない裏を空想させてくれるのも物語の魅力であると思う。
書かれてないことが全て矛盾だと切り捨ててしまうのは惜しい。
エリンはヤリマンでしょ。
堅きちんこのイアルが欲しかったんでイアルの家に来ただけじゃね?
はいはいキモヲタ処女厨はもう来んな
野郎の僻みはうっとうしい
>>210 最近やっと読めたのでものすごく亀だけど、
そこ自分もひっかかった。
「ここまでだな」かなんかイアルが言ったときは、
2人と離れて、誰か頼りになるくっついてきてくれる人を見つけて
エリンだけ行くのか…と思ってしまって涙まで流したというのに!w
私はアニメは今のところ目にしてないのだけど、
闘蛇とか王獣がどんな姿になってるのかが気になってる。
脳内イメージと違うんだろうな〜。
闘蛇とか王獣、アニメではかっこいいよ。
でも、王獣があの体格で空を飛ぶのは物理的に不可能なんだな。
アニメには物理的に不可能なものなんて盛りだくさんだろw
フィクションにリアリティ求めるのはすれた大人だけ
かめはめ波は練習するとできるらしいよ。
うちのじっちゃんは50年練習してできる様になったって言ってた。
>>616 >>630 自分もその点がずっと気になってました、同じ様な意見の人がいて
少しほっとします。
>>633 よろしければどこで聞いたか教えて頂きたいです。
本4冊を大雑把に目を通したけど、そんな記述は無いので
お願いします。
>>660 633じゃないけど、アニメでは、闘蛇に乗った兵士の操作によって
闘蛇の耳塞ぎが開いたり閉じたりしている描写があった。
そして、軍事演習中、闘蛇に乗った兵士が落ちて闘蛇が暴走、
シュナンとヌガンが協力して耳塞ぎを開けて音無し笛で止める…
というエピソードまであった。
だとしても、例の恐慌が発生した時は上に乗った兵士が落ちているので
耳塞ぎは閉じたままなのでは…という疑問が残るが。
ぐるぐる渦を巻いて走っているうちに、耳塞ぎが取れたのかなぁ。
連投スマン。
闘蛇から落ちた兵士の安全性を考えれば、闘蛇の耳塞ぎは
兵士が落ちた瞬間、開くように設計するのがベストのような気がしてきた。
兵士が闘蛇に乗っている間は耳を塞ぎ、角を持って闘蛇を制御。
兵士が闘蛇から落ちたら、音無し笛で硬直させて闘蛇の暴走を防ぐ…という感じ。
>>662 結構説得力あるな
乗り手が殺された闘蛇をどうするのか不思議だった
>>660 闘蛇編の一番最初にある。
あのシーンでエリンが吹いたのが音無し笛じゃなくて、
指笛なら納得だったけどな。
王獣の声は超音波だかなんかでトウダの耳栓じゃ防げない
んでノーマルトウダは倒れて食われ放題になるが新型は道連れに毒ガスをだせる
王獣を笛で落としたことで超音波も止めてトウダの暴走を止めたんだと単純に考えてたんだが
バイオテクノロジーで生物兵器作ると、たいてい思いもよらない暴走でまずは作った博士を殺すよな
行け、私の最高傑作よ!ってのは死亡フラグだ
特攻覚悟なら、混合型毒ガス兵器として使えることが実証されたのだな。
>>667 王獣を操る方法をどうにかして覚えることができれば、
相手の闘蛇隊に特攻させれば大ダメージってことな
>>668 リーサルウェポンとしてはかなり優秀かも試練ww
文庫本獣の奏者を今日読み終わり、続編買うべきかどうか迷い初めてここに来たけど、
怒涛のネタバレで既に涙目。
ダヴィンチのインタビューと新刊の表紙からなんとなく予想はしていたんだけどね。
迷う〜。守り人シリーズのんびり読んで、完結編の文庫化を待とうかな。
守り人シリーズ、獣と比べてどうですか?読み応えある?教えて。
守り人シリーズ、未文庫は4冊だっけ。
悪いことは言わない。文庫で買うと決めているのだったら、守り人は全部文庫化になってから
手を出したほうがいい。特に後半4冊。
おかげで家の本棚には守り人文庫版6冊、軽装版4冊並んでるんだぜ。
外伝のハードカバー版を買いたい気持ちを必死に押さえ込んでるんだぜ。
ちなみに獣は文庫2冊、ハードカバー2冊並んでる。
奏者好きならどうぞ
例えて言うなら、小学生の時好きだった同級生の子が
30歳になってどうしてるかなと人づてに聞いてみたら・・
みたいな感覚だろうか
>>671 うちは文庫2軽装版5ハードカバー4なんだぜ
文庫版が店頭に揃う日にはなんか腹立つ気分になるだろーなー
>>673 確かに文庫版の発売日には苦虫を噛み潰しそうだ。
だが、読みたい気持ちを抑えられんかったんだよなー。
おそるべし上橋菜穂子作品・・・・・。
>>671 うちの本棚かw
さらに外伝のハードカバーもあるよ…
>>670 守り人は、精霊と闇だけ読んでおけばいいよ。
あとはまあ蛇足だ。
ドラゴンボールでいったら、フリーザ倒したあとみたいな感じ。
読み出せば続きは読みたくなるけど、まあ、それだけだな。
こんなこと書くとまた信者がうるさくなりそうだが、俺の感想はそんな感じデス。
せめて夢は読もうぜ。
精霊と闇と来たら夢を読まないとモヤっとする
夢で終わるのはあり。
そうだね。
虚空まで読んじゃったら最後まで行かざるを得ないな
個人的には全部勧めるぜww
ええ、信者ですとも
個人的には、サンガルのよくわからん気風が好きなので
虚空の旅人は外せないな!
そして最後まで一気に読んでしまうんだ
文庫化されてるのだったら、虚空を読まなければ神までならいけるかも。
「バルサの食卓」には手を出してはいけない。
「チャングムの誓い」と聞くとチャグムを思い出してしまう。
守り人シリーズ、読むだけなら図書館で読んでおいて
文庫化を待つって手もあるな
うちの近くの図書館は、予約すれば割とすぐに借りられた
ただし獣の続編は予約だけで長蛇の列になってそうだから、
それを待てる人だけな
684 :
670:2009/09/15(火) 08:22:26 ID:fICIUGK5
皆さんありがとう
まずは精霊の守り人読んでみるよ。単行本派の私ですが、夢で一時中断できるかな〜
獣の続編はやっぱり図書館予約してみようかな。何年も待てないもんね。
じつは精霊も獣もアニメ録画してあるんだけど、もうHDDの容量が一杯で・・・
獣は途中まで見たけど、本読んで改めて先に本を読むべきだと痛感しました。
獣の後書き読んだので続編読んでからアニメも見たいと思ったが、先は長いなあ。
自分も奏者から守り人に入ったクチだけど面白くて止まらなかったなー
精霊読んだ次の日に文庫全買いして一気に読んで、図書館行ったら蒼路しかなくて…
あれで止まるわけないだろおおお!結局天と地は軽装版で揃えて短編集も買いました。
686 :
なまえ_____かえす日:2009/09/15(火) 14:19:36 ID:QuVN773t
>>671うちの本棚だW
文庫化への長さは出版社の策略としか思えんorz
687 :
なまえ_____かえす日:2009/09/15(火) 14:59:51 ID:zTUc1pHe
HDD一杯ならメディアに移さないと大変だよ。
本体壊れるとデータ移そうにも移せなくなる場合あるよ。
あのアニメに保存しておく価値なんかない
>>686 実際それが出版社の儲け方だからね。
俺は二木さんと佐竹さんの挿絵が馴染みすぎてるからハードカバー一択だww
軽装版が一番いいと思う。最後まで出てるし。
自分は漫画版の絵が好みじゃないのでハードカバーのみ。
ハードカバーと軽装版、イラストは同じだよね?
表紙のレイアウトは変えてあるけど。
漢字の量は軽装版の方が増やしてあるみたいだけど、
イラストの変更や追加は無かったのかな。
基本は同じだね。
虚空の軽装版では追加されたイラストが一枚あったけど。
>>692 マジで?知らなんだ…
虚空ってことは佐竹さん?
地元で上橋さんのサイン会あるんだが
知らなくて満員御礼だった…
タンダの腕をもぎ取った上橋は許せん!!!
処女のくせに!!
最近「獣〜」読了したので来てみた!
色々語りたかったけど(良い面も悪い面も)、
此処でどっちも出尽くしていて一安心。
「だよねー」とか「いや、でもそれはさ…」とか思いながらログ一通り読んだよ。
美味しそうな感想が多かったから、うっかり「食卓」買ってまいましたorz
守人シリーズアニメしか見とらんのに。
ところで、ジェシが良く喋るのが誰にも似てない、って話だけど、
アレってイアルに似たんじゃないのかな。
イアルは育ちがアレだから、喋りたい事を喋る相手がいなかったため、
(その上、調子の良い事言ったりや、変な口答え出来る相手もいない)
手記に独り言をぶちまけてたんだと思ってニヤニヤしながら読んでた。
イアルの場合余計なことはしゃべらないけど
必要があれば相手に合わせて饒舌になれるタイプなんじゃないかな。
ジェシは子供のころのエリンに似てるんだと思う。
多分エリンも「霧の民の子」として周囲から敬遠されてなければ
あんな感じだったに違いない。
好奇心旺盛な性格が外に出るか内に籠るかの違いだと思う
そう考えたらジェシはエリンの子供の頃そっくりかと
699 :
なまえ_____かえす日:2009/09/17(木) 16:45:11 ID:d163rngA
ようやく、獣読み終えた。
読後はすごい脱力感だった。
体から『獣』の世界が抜けないというか、そんな感じ…。
ちょっと残念だったのは、二人の馴れ初めがあまり詳しくかかれていなかった点。
でも、イアルの「生まれてから死ぬまでの…」というとこのセリフ、素敵だったねぇ。
涙出てきたよ。
あそこまで言わせた、二人のラブラブ夫婦生活、読みたかったなぁ。
全体的に暗かったから余計にそう思った。
自分もアンケに外伝リクしたよ・・・
ごめん。ageてたみたい…
もし外伝出るなら、やっぱりエリンとイアルが
どうやって紆余曲折の末結ばれたのかを読みたいなぁ。
闘蛇編・王獣編まで読んだ後は続きが読みたいなんて思わなかったけど、
完結編まで読んで余計に読んでみたい部分が増えるなんて不思議だねぇ。
そうですね
私的には、どんな風に恋愛関係がすすんでいったのかとか
エサルに、どうやってイアルと住む許可を得たのか気になります。
どういう風にって決まってるでしょ。
作者が処女なんだからその辺はレディコミで妄想だよ。
イアルの家を訪ねたエリンをイアルが神速の押し倒しでいきなり中だし。
セックスから始まった恋なんだよ。ぎゃは。
エサルの許可はいらんでしょ。大人なんだから。
「イアルさん掃除もしてないじゃないですか。
掃かせてください。リランの獣舎に比べればたいした事ありません。
ちゃんとご飯食べてます?
簡単なもの作りますから、台所を貸してくださいね。」
>>706 エロだけど原作愛好者の集いだから秀逸な作品多いw
たしかにエロパロスレは愛を感じる
ところで一二巻のエリンが真実に近づいていく過程の考えかたの変遷はいいかんじに教育的なんだよな
児童書ってのは何か制約がかかったものじゃなくて、栄養が豊富で子供の心を満たすものだって感じるよ
栄養の種は多少負があるほうがむしろいい
藻舞ら、ここはいちおう児童書板。
連休でおこさまたちが見にきてるかも試練のだから少しは配慮しろ。
「神」でタンダの愛の深さに心をうたれた漏れ。
連休はシリーズ再読するかな〜
話変わるが今までで一番感動した書籍は分からないが候補としては、
浅田次郎「壬生義士伝」ディケンズ「デイビッド・コパフィールド」がある。
獣でも守人でも重厚な感動とはちょっと違うかな。おもしろいけど、感動はしなかった。
浅田次郎は「壬生義士伝」ももちろん良かったんだけど、クライマックス
で大泣きしながら読んだのは「蒼弓の昴」の方だったなあ。
てスレチスマソ。
「蒼弓の昴」は俺も読んだのだが、記憶にはあまりない。清朝末期の宦官の話だったかな。
「壬生義士伝」は何度も読み返した。回想シーンと切腹のシーンの交代交代でとまどったが。
吉村寛一郎は実際にはああいう人物じゃなかったみたいだ。あれのもとになったのは子母沢の小説だな。
俺は今は定食屋をやりながら話しているオヤジのシーンが好きだな。
新撰組入隊の試験であの永倉新八を圧倒した腕は吉村には実際にはなかったのだろうが。
自分が泣いたのは「憑神」だったな
ファンタジー的な設定と歴史ものの融合という点では、守人シリーズに近いかも
板間違えたかと思ったぜよ…エロパロも含めて自重してくれ。
アニメ見てたら、横にいた母親が
「これってどこの国の話?」「なんて言葉なの?」とうるさい。
まったくの架空の世界の話だって説明したんだけどよくわかってないらしい。
普段ファンタジーどころか小説というものを読まない人間だからしょうがないが、
それだけ世界設定に重みがあるってことにもなるかな。
スレチだからこまけぇ話はやめとくが、次郎さん好き多すぎww
俺も結構読む
>>715 家族に質問されると説明が複雑になるから困る。
何で闘蛇を見殺しにしたの?とか
NHKの何周年記念かでエリンのアニメ化が54話で作られることになったが、
雑用見習いのコンビみたいなコミカルなやつは他のアニメでもオリジナルで出るな。
例えばアンデルセン生誕100周年の時に「雪の女王」をNHK総合で日曜の7時半からしていたが
あのときは赤トロルと青トロルだったな。
それにしてもアニメオリジナルが多すぎておもしろくないわ。回数が多すぎるんだな。
エリンの声も典型的な正確ブスの声だ。
エサルは一体何年、教導師長をしてるんだ?
718 :
なまえ_____かえす日:2009/09/20(日) 00:02:09 ID:gVO/Nq0L
エリンの声最高じゃん
エリンの声であえぎ声出されても射精しないだろ。
わかってないな
ああいう世の中の楽しさ忘れたような硬い声の子だから
幸福にしたいんだろう
世界名作劇場も不幸でも天真爛漫と不幸で憂い顔なら後者がいい
>>717 一応夕方のちびっ子向けに作られてんだから、ある程度はしょうがないと思われ
反応したほうも悪いがアニメスレのほうがいいのでは?
今NHKでバルサの花が出ているwww
自分もバルサに反応してしまったw
可憐な花じゃないのはバルサらしい
アニメ公式サイト内のブログに上橋さんのコーナーができてたらしい
ttp://www.nhk.or.jp/anime-blog/0040/ …エッセー出さないかなー
インタビューとかで作品が出来るまでを語ることはあるけど
私生活とか想(妄)像とか今まで見てきたこととか守り人なんかに絡めつつ書いたら面白そうだし売れるような。
アニメ化やら原作のヒットやらで今注目されてるし。
>>722-723 ダーウィンが来た?
点けたら間に合ったぜw
皆を助けるバルサ
美しくはない
>>724 バルサの食卓はレシピ部分だけでなく、エッセーも面白いよね
真王セシリアってかなりのヤリマンじゃないの?
ダミヤから求婚されるとあっさり承諾してダミヤのちんぽこを受け入れる覚悟をして
ダミヤが殺されたあとはシュナンのちんぽこを入れる覚悟して子供も産んでるんだからね。
誰やねん、セシリアて。
下品なキモヲタは名前すらろくに覚えられないのか
キエロ
エロ厨はスルーで
図書館でハードカバーを全巻読んでから軽装版で全巻そろえた私は勝ち組。
と思ってたら外伝がハードカバーで出てました。一冊だけ出っ張った私の守り人シリーズw
バルサの食卓、買わないでよかった^^
「流れゆくもの」はハードカバーだけだけど、買うかも。
おいらの場合は守人は新潮文庫からでてるものは文庫で買って一気読み。
あとの分はハードカバーです。
獣は青い鳥文庫とハードカバー(探求・完結)です。
全く統一がとれてません
>>726 だよね。
食べ物の背景というか、原形のようなものが伺えて楽しい。
山菜鍋がバルサとチャグムのためにこってり系だったのが意外だった
山菜とカンクイのコクはあるけど、塩味であっさりのイメージだったなぁ
そろそろいい季節だ。
これがファンタジーの限界なのか?それとも作者の能力の限界なのか?
浅田次郎が初めて書いた歴史小説が「壬生義士伝」凄くよく調べているし
文章も流れるがごとき。会話も生き生きとしてる。
この作者にはない能力だ。
さいで
>>735 文章うんぬんを語る前に、句読点の使い方を覚えましょう。
あと、細かいけど、助詞「が」に接辞するのは「ごとし」が適切だよ。
>>735 書くスレが間違っとる。
上橋さんをけなしたいだけなら浅田スレでやってくれ。
みんなマンセーしてくれるだろう。
スルーしような。でかい釣針なんだからさ。
最近話題がないから喰いついちゃったんでしょ
むかしのこのスレでも上橋さんを褒めるのに、小野なんとかさんとか萩原なんとかさんとかの女性作家をけなしながらってレスを見た気がする
そんな表現で褒めてもよさは伝わらないのになあ
小野さんのほうがストーリーしっかりしてるし読み応えがある。
萩原さんのほうがファンタジーしてる・・・と、密かに思っている。
浅田さんはしらない。
上橋さんは安定感があると思う。
それぞれ好きだけど、一番堅実な感じがする?
ちゃんと始まってちゃんと盛り上がってちゃんと終わってちゃんと余韻がある。
それで作品全てにその「ちゃんと」が徹底されていて、
「中盤になるまで読むのが辛い…」とか「中だるみ…」とか「これで終わりってくぁqwせdrftgyふじこ」がない。
物凄く面白い作品を書く代わりにたまに読者を発狂させる、というタイプじゃない所が好きだから全巻買ってる。
>>743 全文同意
変に引っ張ったり「これ完結すんのかよ?('A`)」とか思わせないとこが良い
「安心して楽しめる」から有り難いよなあと思う
その「楽しめる」には勿論、登場人物が苦境に立たされたりって展開も含まれる
前ユリイカで萩原さんと対談していたから空色勾玉に手をだそうとしたんだけど
何冊かあってどこから読めばいいのか分からんかった覚えが…
結局読んでない
>>743 狐笛だけは展開遅いなーって最初思ってた
今日のブランチで松田さんが爆笑太田に獣をお勧めしていたよ。
クライマックスでは涙が止まらない、今年前期のベストワンですと。
松田さん、ホントに好きなんだね。
私も松田さんのお勧めで購入決意した一人だから、今週で降板はさびしいな。
しかし、ハードカバーが全巻揃うと表紙がきれいだね。
>>743 王獣の詳細設定を考えた時、
翼と前足の両方を持ってるというのは現実の動物ではありえないから
前足が翼に変化してることにした…というのを読んで、
つくづく律義に現実を踏まえる人だなあと思った。
ファンタジーだからそこはいくらでも飛躍していいはずなんだけどね。
でもそこから生まれる安定感と骨太さが好き。
>>745 空色勾玉→白鳥異伝→薄紅天女
スピンオフというか後の年代の話が梁塵秘抄。
やっぱ、獣の奏者読んだあとは風の谷のナウシカの原作読んでみて比較すんのがおもしろいな。
>>747 thx受験終わったら読んでみる。
そういや今月のダ・ヴィンチのインタビューに続編関連で出てるよ
空色勾玉なんて20年近く前のラノベじゃね?
それを受験生が見るってなぁ
>>750 どの作品をいつ読もうと個人の勝手じゃないか
あと空色勾玉はラノベじゃない
系統で言えば守り人シリーズに近いだろ
勾玉三部作の後にもう一冊でてるよ。
個人的には時空を超えて歴史が連綿と続いていくさまに圧倒された。
空色勾玉→白鳥異伝→薄紅天女→風神秘抄
>>752 既に書いてくれてる人がいるじゃないかと読み返したら…
>>747、梁塵秘抄は平安時代だぞw
>>743 ちゃんと余韻があるのは全巻ではないとおもうが。
まあ、人それぞれか。
756 :
747:2009/09/27(日) 12:31:23 ID:QojruAJM
>>753 そのつもりで書いたんだけどまぎらわしかった? ごめん。
後の年代っていう言葉で誤解されたのかな。
梁塵秘抄ってもともと平安時代の歌集の名前だよね。
757 :
753:2009/09/27(日) 13:05:25 ID:KSbb7vqd
>>756 いやいやいやいや、そうではなくてw
あなたが勾玉三部作のスピンオフと書いてる本の題名が間違ってるよって意味w
「梁塵秘抄」ではなく、
>>752の書いてる「風神秘抄」が正解
「風神秘抄」の舞台が平安末期で、「梁塵秘抄」が平安時代に編纂された本だから
なんかややこしい事になってるけどw
自分の書き方も悪かったね、ゴメンよ
空色勾玉は小学校の国語の教科書の読書案内に載ってたな
そのうち守り人も載るだろうか
えっ、あんなラノベなのに教科書にかぁ…
守人は教科書に載ってもおかしくないが。
煽りはよくない
勾玉シリーズは正直小学生には難易度高いと思うんだが・・・
でも本来、古事記は児童文学として小学生が読むもんだと思うし、それに比べれば勾玉シリーズは面白さはあると思うよ。
ちなみに葦舟に乗った小さな神様スクナヒコナと大国主の国つくりの話は教科書に乗ってた気がする。
幼稚園児向けではイザナミ・イザナギ、天の岩戸、イナバの白兎、佐保彦の乱、草薙の剣とかは絵本ででてる。
まあ教科書の読書案内でも恋愛ロマンを中心に紹介した文章で当時の自分は引いたけど
女子生徒なら精神年齢が男子より高いしそちら向けならいいんじゃなかろうか
ラノベの定義は向こうの板で
上橋作品に話を戻すと、奏者一巻のハチの生態を学ぶシーンなんかは国語なら内容把握問題を出して同じ論理展開で考えられるかをテストに出したいな
>>757 うがあああ…これだけ本が手元になかったもんで、
タイトル間違いました。すいませんorz
闘蛇のイケに潜ってきます…
ラジオドラマで聞いたときはラノベだと思ってたけど
落ち着いた装丁や年月の積み重ねで名作になってたんだなぁ
767 :
なまえ_____かえす日:2009/09/29(火) 01:12:27 ID:gj4gMLq2
リランが死ぬのか・・・
なんか、複雑な気持ちだな。
空想の世界の中での話しなのに、自分の目の前で起こったことのように感じる。
>>765 闘蛇衆に見つかるなよ
板違いかもだけど守り人の再放送見てた。
戦闘シーンの動きがすごいね。エリンと製作会社一緒なんだよな…?
>>769 あとこっそりキャラデザの人も一緒
エリンが始まる前は、エリンにも守り人テイスト期待する人多かった
特にあの背景
守り人には届かないけど、エリンの戦闘シーンも地味に気合い入ってる
>>770 エリン作ってるの守人の人達だったのか
道理でやたらと戦闘シーンに気合入ってるはずだ
>>748 自分もついさっき完結編まで読み終わったとこで、ナウシカ思い出した
まぁそれはともかく、この胸にぽっかりと穴が開いたような感覚は
なんなんだろうな…寂しさ、虚しさ、あとちょっと温かさも残ってるけど
絶望と希望とを同時に味わうと、こんな気分になるのかねぇ…
守人のリアル過ぎる背景は現代物やSFなら合ってるが
ファンタジーとしてはキツかった反省から
エリンの絵本みたいな絵柄になったのだと思ってたが。
守人の絵柄やタッチで獣の奏者は見たかったかも。
>>769 同じIGが制作してるっていってもエリンはトランスアーツとの共同制作
っていうかむしろほとんどトランスアーツが作ってる感じじゃないかね
精霊〜はIGの中でも主戦力の第9スタジオ(攻殻とか作ってた所)が
メインで動いてたから同等のクオリティを求めるのは酷かと
まぁエリンの方は精霊より低年齢層向けを狙ってるようだから
あえてのあのタッチっていうのもあるんだろうけど
獣の奏者3巻4巻なら精霊の作画でやっても問題ないんだけどな
>>770 キャラデザ一緒なのか
エリンのデザインとセクシーバルサを同じ人が考えたとはww
絵柄以前のテイストも子供向けとはいえちょっと…
って思わなくもない
777 :
なまえ_____かえす日:2009/09/30(水) 19:49:13 ID:WNWcr5py
いま王獣編(ハードカバー)読み終わった
終章がめちゃくちゃ良かった。戦闘シーンもさることながら、その前の駆け引きの場面とか。まだアニメは見たことないが、このあたりは絶対見よう
むしろ実写でもいい
この展開だと続きが気になる。早く買おう
なんというチラウラ
ヨゴ皇国やタルシュ帝国のある南の大陸と新ヨゴやカンバル、サンガル、ロタのある北の
大陸とはどっちがでかいのかな?南の大陸から案外北の大陸は船での日数みると近いな。
北の大陸はロタとカンバル以外はまともな戦力もないし、新ヨゴは戦力外だし北の国がまとまってもタルシュには敵わない気がするな。
北の大陸には他にも小国があるみたいだけど、ものの数にもはいらんしな。
精霊の守り人をアニメで見て興味を持ち、原作の続きを読みたいと思うのですが、
アニメ版と原作では話が大きく異なったりしますか? 違和感なく読み進められるでしょうか?
アニメはオリジナルが多すぎるからな。
最後のラルンガとの戦いも原作と違うしな。
俺もアニメ見て原作読んだけど、新潮文庫から神の守人までは出てるから一気に読め。
そういえば自分もアニメが入り口で原作読んだけど、すっごい面白くて感動した。
最初はアニメと違う細かい点がちょこちょこ気になるかもしれないけど、
原作の勢いに飲み込まれるよ。
そのうち、アニメが違うことのほうが気になってくるw
>>781-782 レスありがとうございます。細かい点さえ気にしなければ闇の守り人から読んでも大丈夫ということでいいですか?
面白かったら精霊の守り人も読み返すと思いますが、アニメ見た直後ですので同じ話なら途中で飽きてしまいそうなので;
エリン続編を深夜枠で守人タッチで放送して欲しいな〜。
>>783 原作を読むなら、精霊から読んだ方がいいよ。
「不殺の剣」はアニメオリジナルで、小説ではチャグムは8人目じゃないから。
アニメでは8人の命を助けて誓いを達成してカンバルに向かう。
けれど原作は違う。バルサが得たのは別の答え。
アニメでもチャグムが本当に八人目かどうかははっきりしてなかったような?
単純にあの場面での、何というかTPOに合わせた答えとしての「八人目」だったはず。
アニメはジグロにスポットがあたったのがよかったな
アニメオリジナルの部分では、サグム関連が好きだった。
だけど、ガカイをあんなに良い人にしてしまったら、続きがやりづらいだろうな…
>>786 場の雰囲気ということか。
「8人目でございます」とかいうから、大事なとこ根幹から覆しやがった!
って思っちゃったじゃないか
場の雰囲気というか、二ノ后もバルサも一問一答の言外に含むものがあるってことだろ。
個人的には悪くない、かっこいい演出だと思う。
二ノ后はバルサの事を超人扱い(チャグム助けた、目を見て話せる)してたから
バルサはそれに乗っかって、あの場で自分の命を助ける為にもハッタリ咬ましたのでは
>>791 おおう、そんな解釈もあるのか!それいいな!
>>783 「精霊」から読んだほうがいいよ
アニメとは展開が違うし、すぐ読めるから飽きることはないと思う。
原作との構成の違いにアルェ〜?ってなるんだけど、
アニメも原作者が結構入ってるので、なぜか違和感は少ない。
アニメから入ったら、「精霊」はあれ、すぐ終わった!ってなると思うが
>>792 ID変わってるけど
>>791です
何となくそう思っただけだから話半分に聞いといてw
>>783 精霊から読む事を強くオススメする
きっとその方が、闇でのバルサの心情に沿って読み進める事が出来ると思う
アニメにオリジナル部分が有ったように、原作には原作にしかない描写もある
アニメでは省略された部分、と言ってもいいけどね
バルサとジグロに興味を持ったのなら、原作の精霊の後に闇を読んで欲しいよ
794 :
なまえ_____かえす日:2009/10/02(金) 18:37:04 ID:VOk1UAQK
アニメで獣の奏者を見てて、先日書店で原作を見かけたから全巻買って一気に読んじまったぜ。
アニメは全50話らしいし、王獣編の最後までなんかな。
個人的に探求編・完結編の方がメッセージ性高いと思うし、残念だな
アニメは当初から王獸編までの原作ストックで作られているしな。
とはいえ、アニメ化に際しての解体作業から続刊のアイディアが出たみたいなコメントが本当なら
アニメ新キャラのシロンとかは原作のジェシ的な役回りをさせるために出したような気がする。
796 :
なまえ_____かえす日:2009/10/02(金) 22:10:32 ID:BFKc6CUM
>>792-793 闇だけ買って読もうと思ってましたが、どうやら精霊からのが良いみたいなんで
精霊から読みます。 ありがとうございました
797 :
なまえ_____かえす日:2009/10/03(土) 11:27:23 ID:3JfMTTgz
あと、闇の守人 読了後に次への欲求を極力抑えることです
(無意味と分かってても書いてしまふw)
>>797 夢までは読んでも大丈夫だと思う
新潮文庫で読むなら、その後はペースを落として
来年夏までもたせた方が幸せだと思うけどw
保管スペースが少し増えても気にしないなら、自分は軽装版を勧めるな。
ハードカバー版より漢字が多めで、挿絵も収録されてる。
最後まで出ているから、続きが気になっても一気に読めるし。
ただし外伝だけは、今のところハードカバー版一択だけど…
>>779 同じく。今のとこ軽装版がベストチョイスだと思う。
流れ行く者も文庫よりは早く出るんじゃないかな
802 :
なまえ_____かえす日:2009/10/03(土) 20:33:54 ID:wPd+zwX3
俺も夢は意味が分からなかった。
作者の思いつきだけで書いた感じで別に守人シリーズになくてもいい作品だと思う。
神の守人もあまりおもしろくなかった。
天と地の守人はおもしろかった。
>>802 天と地、読めるのは2までだな、おれは。
この作者は長編は描かない方がよさそうだ。
>>802 人生は思い通りになるわけじゃなく、生きていくのは時にものすごくしんどいよ。
チャグムも一の妃も、精霊が終わった時点でそれだけのモノを抱えていたわけで、
それでも何とか抑えていたのに、花が誘った。
この花は残酷だね、とチャグムが言うのも当然。
最後はほとんどの人が現実を生きることを選ぶ。でも、夢に逃げる弱さを
断罪しているわけでもない。
わが子を失ってノイローゼになったトロガイ。
同じように、なぜ自分がこんなめに、と嘆いた一の妃。
自分の先が見えて虚しさをおぼえたカヤ(あるいはかつてのトロガイ)
歌のために自分の幸せや他人まで犠牲にしてしまえるユグノ。
夢の守り人は初期の3作のなかでは、一番リアルだった。
>>803 国と国との政治や戦争とかは書かないほうがいいと思う。
805 :
なまえ_____かえす日:2009/10/04(日) 00:23:55 ID:abjRmkIr
アニメ27話、「ヒカラにおちて」の再放送を今はじめて見たけど、
原作とアニメで一番変更されているのは、「大罪」のとらえ方だと思った。
アケ村のハッソン(闘蛇衆の頭領。エリンの祖父)は原作では息子の嫁と
実の孫を見殺しにしても、顔色を変えないような人物だったけど、アニメ版では
かなり人間味を増した人物になっていた。
「大罪」はアッソンも大声でソヨンに放った言葉で、してはいけないことをおまえはしたんだ!
という意味。また、ソヨンも死ぬ直前に「大罪を犯す」とエリンに言っている。
なぜ「してはいけない」のか。
アッソンの場合は、アケ村全体に大公からの制裁が与えられる恐れがあるからで、
ソヨンの場合は、大勢の人と獣が大量死する可能性の扉を開けたから。
エリンはそのどちらも、耳で聞いている。
「ヒカラにおちて」でもエリンの迷いが生み出した亡霊が大罪を連呼するのだが、
エリンのことが心配で魂だけでやってきたジョウンに助けられ、やりたいこと
をまっすぐに頑張るエリンを励ました。
原作では、大罪に対し、最後まで孤独に闘うエリンだけど、アニメではジョウンや
イアル(きっとね)が、全力でエリンを支持する。そこに復讐の連鎖が生まれる
余地はない。
ファンタジーかもしれないけれど、アニメ版エリンは、幸福を感じる終わり方に
なると、思う。
たった今、完結編を読み終えた。
アニメの方には、探求、完結編で明かされる内容が入っているね
しかし、ここのスレで結末を知ってから読んだから辛かったけど、思ったよりも親子として悲壮な結末じゃなくてよかったよ
虚空やばいなこれ
俺の中じゃ闇超えてるかもしれん
まじおもすれーー
この後の話ももっと盛り上がるの?
>>807 ああ、闇より面白いというなら続き読んでみれば。
盛り上がるかと言われるとそうでもないけど続きが気になって最後まで読みたくなる出来ではあるよ。なにも残らんけどね。
闇の良さは、戦闘シーンとかじゃなくて、バルサの心の中の変化というか、成長みたいなのが、読み手の心にも響くところだと思っているおれからすると、天と地は、まあ今一つかな。
どうも闇を褒める人の一部が他をけなさずに褒められない人のようで残念な流れだなあ
前にもみたから匿名とは言え常連住人の同じ人かな?
他をけなして褒めても、周囲に穴を掘って高くなった気がするだけ
何が嫌いかじゃなくて何が好きかだけで語ると幸せになるよ
バルサの心理の変化がしっくりきて素晴らしいってのは大いに同意だからさ
闇はもちろんすばらしいと思うけど、自分は夢の方が好きだな。
精霊でバルサ達と別れた後のチャグムが、すぐに元の暮らしに戻れるとは思えなかったから
あのエピソードはあっていいと思う。
>>809 好きにとこはすき、嫌いなところは嫌いでいいじゃない。
叩いているなら問題だが、感想は自由にでてこなきゃ匿名掲示板の意味ないじゃないか。
誰かがここはイマイチといって、違うと思ったのなら、おれは好きだよ、と書き込めばよい。発言を抑制するより、健全だろ。
>>805 話題を割ってすみませんでした。
また、ハッソンをアッソンと書き間違えておりました。
以後、気をつけます。
守り人シリーズで住んでみたい所はカンバルです。
ロッソ食べたい。
俺は住むならロタだなぁ〜ってずっと思ってる。
ある程度豊かで安定した生活ができそうだ。
賑やかな居酒屋よってマッサル肴に呑んで帰ったりしたい。
ロッソ食べたいは同意
自分は
精霊=チャグムの物語
闇=バルサの物語
夢=タンダ&トロガイの物語
と感じたからこの3つで一区切りにしてる
本当に人それぞれ解釈が違って面白いな
>>809 いつも「おれ」って書いてる人だね共通してるの
>>815がいい事言った
専ブラで「おれ」をNGワードに設定すればおK
ほんとだ
まあNGするほどじゃなく、他の人が夢とか神とか天地とかほめるたびに出てこなきゃいいだけなんだけどね
試しに釣ってみようか?
夢の守人・神の守人・天と地の守人 最高じゃないかw
(さあ、どうだ!)
>>819 ミツバチかと思ってびっくりしたww
荒らすな
エサル師は舌打ちし過ぎ
それもまた個性
>>822 何かと思ったらドクター秩父山のネタじゃないかw
飛来するのは王獣くらいにしとけ。
>>825 レス番号間違えてないか?
おええ鳥は
>>820だろ
一瞬エサルがドクター秩父山に友情出演してたのかとビックリしたぞw
827 :
825:2009/10/09(金) 09:22:15 ID:bZ08LFKy
なんかイタイのがわいてますね。
荒らしはスルーして、、、
このスレでは、狐笛の話題すくないね。あれ、結構好きなんだけど。主人公の心の動きがよくかけていて感情移入できたよ。
否定的でも肯定的でも、どちらでも他の人の感想しりたいなあ。
829 :
なまえ_____かえす日:2009/10/09(金) 21:18:28 ID:YPi4TaMb
エリンは「堅きちんぽのイアル」が欲しかっただけ。
女の子だもの、膣にペニスを入れてなんぼ。
ペニスを膣穴から出し入れしてあんあん言わせたイアルが偉い。
おれの人乙
ここ全年齢板
児童書板にいい歳したオバサンが居座り続けるのもちょっと痛いと思うぞ
いい歳したおっさんならいいとでも?
マジレスすると児童書ってのは親が子供に買い与えるものだからオバサンがいるのは当たり前
児童書について語る児童がこんな所にいる方が怖えよw
確かにそうだなw
834 :
なまえ_____かえす日:2009/10/11(日) 16:42:51 ID:9HvO57Iw
いい年したオジサンいるの?
それって真性のアニオタかい?
マジな話すると、原作者が来ていたエリンのアニメトークイベントに来ていたのは
オサーン…というか定年過ぎてそうなおじい様が多かったぞ。
意外と年齢層は高いのではなかろうか。
ageてるし嵐だろ
構うなよ
そもそもアニメの板ではないし
上橋さんの大学の学生に聞いてみたが、授業にはオタ方面から惹かれた感じの女性が多いそうだ
女子大だから学生は二極化してるそうだがその一方の極だそうな
まあ勉強するということにかけてはオタのほうが向いてるよね
エリンが堅きちんぽのイアルが欲しかったのとは異なって、バルサは人のいいタンダのちんぽはほしくなかったのかも。
きっと短槍のの石突きで膣に出し入れして強烈なオナニーしていたに違いない。
>>835 守り人シリーズから入った人が多いのかな?
70代、80代の読者もいるって話だよね。
でもアニメのイベントにそれだけ来てるとはちょっと驚き。
サイン会では中学生から大学生くらいの男女4割
(女子中高学生多し、男子中高生もけっこういる)
20代〜40代女性4割(圧倒的多数)
20代〜40代男性1割(アニメつながり?)、50代以上男女が1割って感じだった。
初回放送時には気付かなかったけど、青い手とのやりとりの中での「アジト」も「maintenance」や
「formation」とかと同じ神山流演出なのかな?
ちょっとお聞きしたい。エリンとイアルの子供に読ませられないとか言われてる行為のシーン、何巻の何ページ?教えてエロい人。
言っとくが直接描写があるわけじゃないぞ
大人なら何があったかわかるという程度のものだ
>>842 俺も見てたw
多分そうだと思われ
つーか普通に面白いね。前見たときは原作レイプだって思ったのに。
アレンジしてあるけどそれはそれで楽しめる
>>843 エリンのうなじに手を伸ばすと抱きついてきたって感じ
そのまま朝になった描写。これで分かる子供はもう知ってるだろww
うん。よろしければページ教えて下さい。ペラペラと立ち読みしてたけど分かんなくて…タイトルでも良いので。
>>845じゃないけど確認してみた。
完結編の225〜226P。
ストーリーうんぬんよりそういうシーンしか興味ないのか
本買うなり図書館で借りるなりして読めよ
単なるエロ目的かよ…
わざわざ説明してしまったのが恥ずかしい
あれは久しぶりに夫婦の幸せを噛み締める温かい所なのに…
あれは夫婦の朝チュンバージョン
直接描写がほぼ皆無だから、想像力の無い今のリアには読んでも意味分からないだろうよw
探求編の「こんなこと」なんか理解不能だろうな
「こんなこと」は王獣の交合シーンの後だから幾らなんでもわか(ry
あと、エリンがイアルとの初めての夜を回想するシーンもあるね。
体の重みだか、香りだか…
自分で探せよ
この流れで質問したら「自分エロ厨でーす☆ミ」って言ってるようなもんだろ
そのくらいわからないのか?
つかちゃんと読めよ…どこじゃねぇよ…
獣の自慰者 エロ厨
意気揚々と会社帰りに有隣堂によって
獣の奏者 探究編 、完結編を買ったつもりになっていた
間違えて闘蛇編と完結編を買ってしまっていた
>>860 おいww
前半は読んでいるのかい?
そういえば近所の書店で続編が大量入荷されてた
帯のあおりが70万部突破!とか90万部突破!とかまちまちで
売れてるだと実感した
×売れてるだと
○売れてるんだと
俺はいつからジョナサンになったんだ…
863 :
なまえ_____かえす日:2009/10/18(日) 19:21:25 ID:0vyfbZwq
「堅きチンポのイアル」うけるぅぅぅぅぅ!!!!
うりぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!
結局エリンとイアルは避妊せずにセックスしていたんだよな。
すねにけが持つ二人だから子供を作らないと言う選択もあったが、妊娠してから
生む覚悟をしたとかどんだけーーー。
なかだしの快感にやみつきになっただけじゃねーのか?
ゲスな書き込みはキモヲタの僻みか?
「おれ」ってちゃんと書いてくれよ
脛に傷だし…
声優オタでは無いんだが、大人になってからのアニメのエリンの声が
へたくそに聞えてしかたない。
なんでアニメスレでいい内容をこのスレに書くの?
獣の奏者読み終わった
ショック過ぎて寝られそうもない
>>869 シリーズ構成の藤咲氏が 凄い感想言ってたなw
871 :
なまえ_____かえす日:2009/10/19(月) 15:26:17 ID:lLYZ/cHC
背中を見て育つてところは分かった
興奮がおさまらないので別の本も読んだ
そして風邪引いた、夜は早く寝ましょう
秋の夜長に読書は暖かい毛布に包まって
獣の奏者4冊読み終わってから、次に読むのが
見つからない…。
何かもう普通のラノベじゃ物足りなくなりそうだし、
守り人シリーズ、狐笛は全部読んだし。
今、獣の奏者(完結編)を読んでる
最終章の手前
さて、読むか
ふう・・・
容赦ないなぁ
これで児童書とは恐れ入る
獣は児童書と思って書いていないと作者本人がいっている。
定期的に「これって児童書?」とか書き込む人がいるけど
そういう人ってあとがきまで読まないのかな
良い作品読んだら、自分は自然に作者に興味持つから必ず読むんだけど
たぶん児童書板だから勘違いしてるだけだろうね
守り人シリーズも獣の奏者も児童書として子供に読ませるものでは
無いね。中学生あたりからなら含意も汲み取って読めるように
なるかな。
背景にある政治的なものは大人になって円熟したものの見方身につけてから
理解した方がいいし。けっこう日本社会を風刺しているからね。
それもまた違うと思う。
子供はわからないところはわからないなりに読んでわかる部分を楽しむもの。
子供は児童書しかよまない存在ではない。
私は子供の時太平記(全訳)が面白かったよ。
877だけど言葉足らずでゴメン
ここに書き込んでるのは大人(児童ではない年齢)という前提でのレスだった
>>878 自分も
>>879に同意
子供の頃読んで分からなかった(でも面白かった)本を
10年20年と時が経ってから読み返したら意味が理解出来て
違う感想や印象を持って更に好きになった…とかの経験はない?
それに子供って背伸びしたがるもんだと思う
自分も父親の本棚から文庫本をこっそり借りて読んだりしてた
漫画の「本屋の森のあかり」で児童書を否定してる女の子
(小学校高学年)が出てくるんだけど、
その理由が「児童書は物足りない」ってことだった。
もともと本好きで何でも読める子だし、精神的にも実年齢より大人なので
周りが年齢を見て勧める本は子供っぽすぎて全然おもしろくなかった、という話。
普段本を読まない子ならともかく、
本好きの子なら年齢のことはあんまり考えすぎなくていいんじゃない?
それこそ親の本を引っ張り出してでも読むわけだから。
と6歳で「暮しの手帖」を読んでた自分は思う。
つけ加えると「精霊の守り人」は
小学生ぐらいで読みたかった!と痛烈に思ったよ。
物語の世界に全身ではまり込んで、バルサたちと一緒に旅をしたかった。
子供の頃って夢中になれる度合いが違うからね。
本当に自分もその世界で生きてる感覚になる。
>>811 あー、それ、自分も経験があるからわかる。
小学校6年生でゲドに出会って、それからファンタジーの世界にはまった。
薦められるまま
「はなはなみんみ物語」
「はてしないものがたり」
「モモ」
「鏡の中のかがみ」
を読み、ナル二アにすすんだけど
「なんか馬鹿にされてる……」と思って、最初の数ページで止めた……
なんてませていたガキなんだろうと、
恥ずかしく思う今日この頃。
俺は30代のおっさんだけど、小学生の時には歴史物が好きだったな。
「太平記」「信長記」「三銃士」「三国志」他にも宇宙の話が好きだったから
「一般相対性理論」とかブルーバックスの本読んだり、ニーチェの「ツァラツストラはこういった」とか読んだ。
小学生でも難しい本読むもんだよ。
チャグムはよく泣いたり笑ったり怒ったりして可愛いな
文庫本立読みしてきた(単行本揃えてるので)、
後書きの新作が読めると思ったんだが
獣の奏者だと王獣編に「単行本あとがき」と「文庫版あとがき」が載ってて
守り人シリーズだと「文庫版あとがき」のみが載ってるけど読めなかったのか?
もしかして
>>887が見たのは「神の守り人 上・来訪編」?
どうやら上下巻ものだと最終巻にしか「文庫版あとがき」は載らないみたいだよ
児童書で出版しといて児童書でないというのが反則と思う。
児童書でないなら最初っから正々堂々と一般文芸でだせばいいのに。
児童書でだしたほうがメリット多いからね。
作者は姑息な手段を使ったと思う。
どこで児童書として出版した、と書いてあるの?
児童書として出すことのメリットってそんなに大きいんかね?
いい本なら大人にも売れる時代にはなってきたけど、
やっぱり市場が限定される部分があるし
ヒットを狙いたいのであれば一般書で出すほうがいいと思うけど。
だから児童書じゃないって
新潮でも出てるでしょ
894 :
なまえ_____かえす日:2009/10/21(水) 18:22:00 ID:HmnAiBfZ
ほとんど単行本の後書きと大差が無かった
895 :
なまえ_____かえす日:2009/10/21(水) 18:38:31 ID:HmnAiBfZ
児童書で出すメリットは特に無いな、あの棚のにぎわいを見れば
一般書なら文庫本でさえ新刊は目立つ取扱いがされる
>>893 少なくとも守り人シリーズは児童書として書かれたんじゃないか?
新潮で出るなんて当初は予想もしてなかったはず。
上で言ったのは獣の奏者のことな。
守り人の方が対象年齢高めの表現だと思うが
守り人→13歳
奏者→11歳
ぐらいか
守り人をみる限り児童書より大人向けの方が売れてるよね
何処の書店にいっても大抵精霊(新潮ver)がそれなりに目立つ所に置いてある
>>897 リアル小学生のころ守り人読み始めた自分としては守り人は10歳くらいでもいいかなと思う。
勿論全ての意味が分かるわけじゃないけど
シュガと一緒にヨゴの歴史が明かされていく過程にwktkしたり、
山菜鍋とかロッソうまそー!って思ったり、戦闘にどきどきしたり楽しめた。
タンダとの微妙な関係とかジグロとバルサの思いとかが分かったのは
やっぱ中学〜高校くらいだけど。
ちなみにラフラの深みはまだ理解できんww
元々本が好きな子じゃないと長い話は途中で飽きるから
やっぱり推奨年齢は高学年以上じゃないかなあ
普通に少子化と
ラノベ以外のファンタジーを求める大人が増えた。
西洋ファンタジーは氾濫してるから
無国籍かアジアっぽい異世界ならなお良しということで。
・作者の最初の作品の頃は推奨年齢通りの読者がいたが
その読者が成長しても読み続けてる。
・ラノベ以外のファンタジーを求める大人が入り込む。
・アニメの影響。
アニメから入るのも大人だったりする。アニメ視聴者からして大人が多い。
児童書出版のメリットは海外向けの展開戦略→数ヶ国語で出版。
例えて言うなら子供向けアニメやコミックと同じ。
どんなに素晴らしくても「一般文芸書」では海外展開はこうはいかない。
だからあえて内容が「一般文芸書」であっても「児童書」で出版する。
日本初で?
聞いたことないw
ムラカミハルキの一般文芸書のほうが何カ国にも売れるでしょw
おれの人で遊んでやるなよw
訂正
http://www.kaiseisha.co.jp/culture/station/station.html#kaigai ●海外ニュース
●"MORIBITO" アメリカ上陸!
以前からお知らせしております「精霊の守り人」アメリカ版の見本が届きました。
カバーがついた上製本で、書名のところには箔押しがされており何とも豪華な仕上
がりになっています。本の最後には、上橋さんからアメリカの読者に向けてのメッ
セージが書かれています。守り人ファンの人はもちろん、わかりやすい言葉で英訳
されているので、英語で本が読んでみたい人にもオススメ。
本の発売は今年の6月を予定しています。来る夏休みの読書にいかがですか?
※この本は偕成社では販売しておりません。現在Amazon.co.jpで予約販売を受け付けています。
守り人アメリカ版は知ってるけど、
一般的に児童書だから海外展開しやすいということは無いでしょ
「おれ」必死過ぎワロタwww
児童書とはいえ内容が政治風刺的だから子供には早いと思ってたけど
考えてみたら自分も知的好奇心では早熟で分からなくても読んでたな。
子供は純粋で清らかだから世の中の「穢れ」を目に触れないように
しなければというダミヤ・新ヨゴ帝病にかかっていたようだ。
大人になると自分が子供のころの事を忘れてしまうと自省したよ。
「児童書のつもりはない」がどういう意味で言われたのかにもよるけど
自分が好きなものが結果的に児童書のジャンルに入ってしまうって対談で言ってたから
ファンタジーを書いたら児童書に分類されましたって意味じゃないの?
この手の人は定期的に現れるから過剰反応はどうかと
図書館から借りてた獣の奏者3〜4巻を読み終わった。
同じ禁忌を破るでも、1〜2巻だと個人的好奇心と因習への反発的な側面が強かったけど、
3〜4巻だと自身のみならず沢山の命を犠牲にしかねない実地検証にあえて踏み切る事で、
人や獣にとってより良い道を探る為の判断材料を後世に残したいっていう骨太の決意が感じられたから、
1〜2巻の頃のエリンの思想や行動にはいまいち共感できなかったのに、3〜4巻では不思議と共感できた。
最初は自分でもなんでこうも感想が異なるのだろうと思ってたけど、
後書きで『1〜2巻は「人と獣」がテーマで、3〜4巻は「人の群れと獣の群れ」がテーマ』
みたいな事が書いてあって、後者のテーマが俺個人の感性に合ってたからだとわかった。
ちなみに俺は2巻のエンドは投げっぱなしだと感じたけど、それも同じ理由からだったんだな。
最後にナソンだけど、作品内視点だと肝心な所を隠しやがってこの野郎だけど、
メタ視点だと3〜4巻の後付設定によって割を食ってカワイソスと思ったw
「堅きチンポのイアル」
ソヨンの死はナソンにとっても辛かったはずだし、
その気持ちが掟至上主義に穴を開けた可能性もあるはずだけど
逆に掟の中にうずくまる道を選んでしまったんだな…と感じた。
そこに至るまでにどういう心の動きがあったんだろう。
経緯はどうあれ、セィミヤを始め為政者とそれぞれの一族の長が負うべき因果を
エリン一人が全部肩代わりして、でもその後みんな一歩一歩努力してまつオシマイ
っつーのがちょっと引っかかったところはある。
偏見と無知とコミュニケーション不足に立脚したヒロイズム物語っつーか。
ケナしてるわけじゃないよ、面白かったんだけど。
まー確かに終わり方としては
エリン「私が全部悪いんです!」
って感じはしたけどね
誰が一番悪いとか順位をつけられるようなものではないし
警告無視して突っ走ったエリンも、知ってて教えなかったナソン達も
自分の存在について疑問を抱かなかった代々の真王達も
それぞれ皆悪かったと思うから
>>915の気持ちはわかるよ
いや、言いたかったのは責任の所在の問題とか、エリンがゴーマンに見えるとかではなくて。
あれほど登場人物が多いのに、情報や事実が隠された、または失われた結果が
神視点で全部エリンに集約されちゃってるところがどうも気に食わなかったんだ。
確かに精霊みたいに謎解き要素があってもよかったかもね
あーすまん
>エリン一人が全部肩代わりして
ってとこ読んで勘違いした
>>916は忘れてくれ
完結編の最後はなんだか「ふーん」て感じで、
王獣編のラストほど胸に迫るものが無かったな。
それよりもエリンとジェシの母子の触れ合いの方がグッときた。
一緒にお弁当を食べるシーンで何故か号泣してしまった
>>917 それだけ、知識封印の仕組みが優秀だったんだろう。
獣の現場にたずさわる村には知識をいれない(学舎に入学できない)。
学舎は規範でしばる。
全般的に国内での移動は不自由、特に獣どおしの関係を知られないように反発させあう。
ほんとうのことを知っている人間は掟を守らせて、箱の中に入れるか賎民あつかい。
まさか全体像の伝承が途絶えてしまうとは思わなかっただろうが。
同士(どうし)
>>920 俺も弁当の所と焼肉の所で泣きそうになった
焼肉のシーンはアニメの絵で想像してしまった。
母親によく似たエリンと、イアル似のジェシと。
完結編のアニメ化はまずありえないだろうけど、
この一家の暮らしぶりだけは見てみたい。
また1年アニメになったら、きっと幸せな時代を10話くらい描いてくれるんだろうな。
続編のアニメ化は無理ろうww
しかも1年は
続編作るなら中の人替えてくれwww
>>925 どうせならタハイ・アゼの直後から押しかけ女房経てジェシの出産まで
1クールかけて作って欲しいな。まあ言うだけなら只だ
じゃあ便乗!!
オリジナルでイアル目線の独り暮らし〜押しかけ
までをやって欲しいw
ハードカバー1冊分が1クールに相当するんだから、
最初から2クール構成にすれば引き伸ばす必要はないんじゃないか?
しかしエロ目的じゃなしに
エリンがあっさり子持ちになったのは残念であった
あまりに重い子供時代を送ったとは言え
学舎でも王獣に夢中だったとは言え
年頃の娘として悩む姿をすっとばして母としての悩みだからなあ
>年頃の娘として悩む姿をすっとばして母としての悩み
イアルにしか異性としての興味を持たなかったから不要な描写だったのでは
トムラにドキドキ、イアルにもドキドキ、○○にもドキドキetc.
あー誰を選べばいいの?なんて思ったこと絶対無いと思うよw
王獣一直線だったように、エリンの心は動物的本能的なものだと感じたから
動物的というより1度熱を上げたら周りが見えなくなるって感じじゃないのかな
学者肌であることは意識して描かれているだろうし。
>>932 >トムラにドキドキ、イアルにもドキドキ、○○にもドキドキetc.
そんな少女漫画の主人公みたいなエリンは嫌だw
いちおうイアルの家訪ねた時には戸惑いも感じてただろ
あくまでイアルの主観だが
若い頃より三十すぎてるエリンのほうが恋する少女してるような印象
>>934 想像したらちょっと笑えたw
ギャグだな
実際には草食系のイアルを肉食系のエリンが襲撃してモノにしたわけだがw
>>935 沸き上がる衝動に従って行動するとその時は大胆でも
特に女の子は後からかなりの羞恥心が襲ってくるからな
結ばれた後から恋する乙女らしくなることも結構あるw
エリンはイアルに出会わなかったら一生独身を通したんじゃないかと思うな。
もともと仕事、研究>>>(越えられない壁)>>恋愛なタイプで、
たまたま運命の人に出会ってしまったから結婚までいけたって感じ。
エリンも子を育てることで、あらためて親と向き合うってことがテーマのつだし
恋愛云々は、重要なようなそうでもないような
自分が国にとってどういう立場が充分承知してるはずなのに
イアルとの恋も子供も諦めるって選択肢がなかったんだな
恋は盲目を素でいってしまったのか、イアルじゃなきゃ絶対
逃げられてただろうw
フィクションに熱く語れる人はうらやましい
>>941 相手が元セ・ザンのイアルだったから、
ある程度安心していられたってのはあるんだろうな。
これがトムラみたいな一般人だったらさすがに躊躇するかも。
イアルのほうもはねつけなかったのは、
自分が守ってやりたいって気持ちもあったと思われ。
例のシーンの
「こんなことしてはいけない…」
というイアルのセリフ、エロいよな〜w
無理やりエリンが押し倒してるイメージしか湧かないw
距離を置こうとしながらそれが苦しくなっていった時が
恋愛ものでメインの過程だからなあwそこをすっとばして
すでに夫婦になっていたのはちょっと物足りないかも
外伝で書いてくれないかな
>無理やりエリンが押し倒してる
事実、エリンはイアルを襲ってモノにしたからな。
>>941 イアルさんも一度は逃げようとしてみたけど
いつの間にかぐるりと一周して逆にエリンに追い付いちゃった感じがw
>>945 それをやったら完全に児童書じゃなくなるってw多分w
獣は一般書籍だからおk。
…あ、でもアニメは作者参加で絵本風か。
まぁ、ラフラの例もあることだし、おkでいいやw
でも実際書かれたら妄想の余地がなくなって寂しい気がしなくもない
950 :
なまえ_____かえす日:2009/10/28(水) 22:13:21 ID:ix3aCKRn
理性が完全になくなってしまったエリンは・・・
恋する乙女に理性など無用の長物
エリンが読まなかったイアルの手記って
探求編の冒頭の部分かな?
むしろそこまで読んでやめたのかと思ってた。
エリンじゃないけど、その先が読みたくてたまらない。
あの手記ではエリンのことを三人称ではなく二人称で「おまえ」って書いてるから
エリンがそこまで読み進めて
(私に読まれるの前提なの!?)
って驚いたんじゃないかと思った
あの続きを読みたいね
原作読んでたらエリンはイアルの事本当に大好きなんだと思った
仕事で相談なしで単身赴任されて泣き喚いたり
届いた手紙にときめいてたり恋する少女のままだな
普通こういうのは10代〜20代の恋愛期間に見られる
ことだが十年以上夫婦やっててこれだからなw
ようやく規制解けたー。
>>956 乙女な感覚ってのは否定しないけど、
>相談なしで単身赴任
これは夫婦間でやられてもショックだって。
下手すれば家族への愛情や責任感を疑うよ。
まして、元軍人が前線復帰してかつての対立陣営に行くって状況。
心配や不安で泣きたくなっても無理ないとは思う。
>>957 情報ありがとう。聞いてみよっと。
>>958 それをするのがエリンだからだろ恋は人を変えるというか
結婚前(恋愛前)のエリンなら感情的に泣き喚いたりするような
娘じゃなかったのにってことだろう
確かに、闘蛇・王獣編ではエリンが男に泣いて縋るなんて有得なかったもんな
ここまで人間変えてしまうなんて恋ってすげえ・・・
>>959 ああ、そういう意味だったらわかる。
というか自分もそれに近いとこあるんでw
私を「姉御」と呼ぶ仲間は、デートの約束が変更になっただけで
泣きたくなると知ったら仰天するだろうな…
>>960 そういうもんですw
惚れた相手のために迷わず人間捨てた娘もいたっしょ?
今詠み終わったー
涙が止まらないよ 良い本に出会えた;;
はじめはエリンがイアルをおそって無理矢理、騎乗位で交合していたのがだんだんイアルの堅きチンポがうずいて
エリンを正常位からマングリ返しでチンポを出し入れしているイアル。
興奮すんなぁ。作者はレディコミ読んで妄想しながら書いてるんだろうか?
だから「おれ」って書いてくれよ
初めて上橋作品を読んだとき、どんな印象を持ちましたか?
自分は「硬派で正統派」な小説だな、と思った。
初見が「精霊の守り人」だったので
児童書の皮をかぶったハードボイルドだと思った。
下手なミステリー作家が泣いてしまいそうだな、って。
970 :
なまえ_____かえす日:2009/11/08(日) 20:38:00 ID:L5MZTWrN
私はアボリジニ本で知ってた「研究者」だったので、
「へ〜、小説も書くんだ〜。しかも児童書?」
でした。
学者さんなのにこの面白さはナニ?
簡潔な文章、無駄の無いエピソードですごく読みやすいわ〜、と思った。
オレの筆力見せてやる的な長々情景描写や
だらだら心理描写にイライラする性質なので・・・
972 :
なまえ_____かえす日:2009/11/09(月) 20:31:29 ID:ju25bC47
リランとエクの交合のところは詳しく書いてほしかった。
読みやすいのは児童書だから。
間隔的にそろそろ守人の文庫版の次がでる時期だろうか
既刊に追いついてしまうとさびしかろうな
>>974 毎年夏に1作ずつ出てるから、まだまだ先だと思う
テス
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
長かったぜwwwww
>>968 児童書を読み漁ってた小学生時代、
これ読んだらダレン・シャンとかハリポタがなんで面白かったんだろうって思った
別に他を落として誉めようって信者じゃないけど
そろそろ次スレの時期なので確認
テンプレは
>>19 でOKだっけ?
980 :
なまえ_____かえす日:2009/11/11(水) 22:10:38 ID:tz3QlcKc
>>972 「こんなことしてはいけない」のところもkwsk書いて欲しい。
次スレテンプレ、
>>19に
>>979追加で良いと思う
1としては長すぎるかもしれないから、途中で切っても良いかもしれない
982 :
なまえ_____かえす日:2009/11/12(木) 14:31:17 ID:mzXEgH6t
全巻読み終えた。
リランはエリンに殺されちゃったのか。
可哀相。
可哀想なのはリランだけかよ
そうせざるをえなかったエリンは可哀想じゃないのか
>>983 ageてるし、いつもの嵐&エロ厨だよ
絡まずスルースルー
別に殺したわけじゃないと思うけど。
あの時、リランは何故エリンが音なし笛を吹いたのか、自分の体に何が起こったのかが分からないまま墜落死したのかと思うと目から汗が・・・
>>985 じゃぁ なんなの?
リランはなぜ死んだの?
リランは、エリンの都合で音なし笛を吹かれ地面に叩きつけられた。被害者と思う。
エリンは、音なし笛を吹けばどうなるかわかっていて吹いたんだから自業自得。
>>987 ここまで読解力ないと悪意にしか見えんな
そもそも、次スレのテンプレの話題を無視してgdgd独り言書いてる時点でおかしい。
規制中なので、どなたかスレ建てお願いします。
それじゃ、スレ立て行ってきますね
おつ
リラン('・ω・)カワイソス
リランよ、永遠なれ
ソヨンは、繁殖期の闘蛇に特需水が毒になることを知っていて見殺しにした。
レスが900越えるとウイルスが活発化するんですねわかります
リラン可愛くない。
顔的にはエクのほうが可愛いと思った。
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999
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。