1 :
なまえ_____かえす日 :
2008/08/03(日) 21:55:02 ID:0WgHA7kz
>>1 スレ立てお疲れ様です
赤毛のアン展が地元に来るのはいつの日のことか…
テンプレ補足
【ここは赤毛のアンシリーズ及び
モンゴメリのその他の作品について語るスレです。】
赤毛のアン限定ではありません。
>>1 乙!
スレたて乙です!
7 :
なまえ_____かえす日 :2008/08/05(火) 12:07:32 ID:noUiZspC
>>1 乙
カナダ土産におなじみのメイプルクッキーもらった。
下が痺れて、溶けそうなほど甘いよ。
食べた後は猛烈な喉の渇きに襲われる。
8 :
なまえ_____かえす日 :2008/08/05(火) 15:03:58 ID:6uw9BcCq
>>1 乙です。
>>7 カナダには「どうしてここまで!」と思うほど甘い菓子があると
書いてあるのを読んだことがあるけど、本当なんだね。
10 :
なまえ_____かえす日 :2008/08/05(火) 20:48:34 ID:uZZzzOt+
「丘の家のジェーン」が書店で見つからないのですが、もしや絶版でしょうか・・・。
書店においてない本なんていっぱいあるよ。 とりあえず、新潮社のホームページでは絶版になっていない。 密林では中古しかないけど、新潮社からならそれなりの新品で買えるのではないかと。 しかし、密林で探してみたらビデオがヒットしたよ。あったんだねぇ。
>>10 前スレだったかな?
絶版になっている、との書込みがありました。
ここ、次スレはどうするのかな? 「アンの友達」?
14 :
なまえ_____かえす日 :2008/08/06(水) 01:13:22 ID:4emP+py/
>>10 JBOOKで、まだ「販売中」となってましたよ。
最近虹の谷読み直したけどメアリー面白いキャラだな 昔はアン一族が主役じゃなかったからあんまり好きじゃなかったけど
ブライス家の子ども達が恵まれてて良い子すぎるので 牧師館の子ども達やメアリーのがたくましく面白く感じるよね。
17 :
なまえ_____かえす日 :2008/08/06(水) 10:41:11 ID:0/CF82JB
小学校の図書室においてあった「赤毛のアン」の訳者名とできれば出版社名も教えてください。 AmazonでもYahooオークションでも検索してみましたが分からなかったのです。 その本は ・ハードカバーで、表紙の色はクリーム色。縦が20cmくらい。 ・表紙に銀色の線で、本を手にとって読むアンの横顔が描いてある。 ・文は、二段になっている。 ・完訳かほぼそれに近い形。 ・「十五少年漂流記」、「トムソーヤーの冒険」、「小公女」、「小公子」、「秘密の花園」等、これくらいの年代の少年少女が好きそうな本を集めたシリーズの中の一冊。 知っている人がいたら教えてください。
19 :
17 :2008/08/06(水) 16:57:29 ID:0/CF82JB
レスありがとうございました。 でも表紙が私が思ってたのと違うんですが…。 村岡花子訳である可能性も否定できないですが。
>>17 小学校の、と書いてありますがどのくらい前に読んだのでしょうか
今さらですが1乙! 子供のときに最初の巻だけ読んだだけで ずうっと読んだことなく、タイトルだけ見て長年 虹の谷のアン⇒紆余曲折の末アボンリーにいられなくなったアンが やっとのことで逃れていった虹の谷で、隠遁者の暮らしを送る アンの娘リラ⇒未婚の母としてひとりだけ娘を産み、 味方も無い中たくましく子育てしていく 話だと思い込んでいました。 二十年後に本物を読んだ今、穴があったら入ります。
>>22 ちょwww
でも、そんなアンシリーズあったら読んでみたいな
ちょww
>>22 の想像力凄いw
幸福とか夢の家は、一時の幸せなのか
でも私もタイトルだけ見て
>>22 に近い予想をしたことがあるw
「虹の谷のアン」ならアンが虹の谷に住む話だと思うよ。
読んでみて虹の谷にアンがいるシーンがなかったので(ないよね?)びっくりした。
27 :
なまえ_____かえす日 :2008/08/07(木) 07:44:33 ID:nVYCxaV0
「虹の谷のアン」はつまらなかった
28 :
17 :2008/08/07(木) 09:46:51 ID:9YnLKZJL
>>20 25年位前です。
それで、昨日ふと思い出したのですが、冒頭でリンド夫人のことを「たいした人だった」と描写していたと思います。
「自分のことは等閑にして、他人のことに首をつっこむお節介な連中は、ここアヴォンリーに限らず、どこにでもいるが、レイチェル・リンド夫人は、自分の用事はもちろん、人の世話まで立派に手がまわるたいした人だった。」と。
よって、村岡花子訳と松本侑子訳ではないと思います。
>>17 もしかして、本文の横に紫ブローチの綺麗な絵とか解説とかが
差し挟んで書いてある本かな?
学校の図書室で借りた記憶が…。
本のサイズからポプラ社のジュニア名作文学選かなと思ったけど、あれ村岡さんの訳だしなあ 訳がちょっと古風だから、出版はかなり前の可能性があるね
31 :
17 :2008/08/07(木) 18:59:02 ID:9YnLKZJL
>>29 いえ、ブローチの解説とかはありませんでした。
挿絵はモノクロで、章の始めに、ページの上半分に入っているだけでした。
それでまた思い出したのですが、アンがダイアナと一緒に都会にいるおばさんの家に泊まりにいって戻ってきたときに、マリラが鶏の丸焼きを用意してたのを見て、アンが驚くシーンで
「まあ!〜」となるべきところが誤植で「あま!〜」となっていました。(少なくとも図書館にあった版ではそうでした。)
>「あま!〜」 ウケタw そののどかな感じから言ってかなり昔の本だね。
私、神山訳もってますけど
>>28 の部分は、
>自分のことは棚にあげて、近隣の世話焼きに熱中する人は数多いが
レィチェル・リンド夫人ときたら、自分のことはちゃんと始末した上に、
他人のことにまで手をのばすことができるような遣り手だった。
となっていました。
36 :
なまえ_____かえす日 :2008/08/08(金) 21:28:14 ID:AaSK1h4u
中村訳は 自分のことをそっちのけにして 隣近所の人々のすることに熱心になるという人は 、エヴォンリーにも、またほかにも大ぜいいる。 ところがレイチェル・リンド夫人は、自分のこともした上で他人の世話も焼けるという、 そんな腕を持った人であった。 となっています。
いがらしの描いた赤毛のアンって 原作に忠実なんだろうか
色々な言い回しでレイチェル・リンドの凄腕ぶりが称えられててワロスw
モンゴメリってリンド夫人を愛してるよね
40 :
ふしぎ発見ファン :2008/08/11(月) 11:30:23 ID:UOKAb+i6
次回、赤毛のアン誕生100年 カナダ夏物語。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2008.08.23 21:00−21:55 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ミステリーハンターは、石橋奈美ちゃん。4回目 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今回の解答者: いつものレギュラー3人と、今回のゲストは・・・ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 土屋 礼央 土田 晃之 友近 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 赤毛のアンにちなんで、3択問題。
>>40 うお!ぜひ観なくちゃ!
情報トンクス
>>39 長い長いアンシリーズの物語冒頭、一番最初の登場人物だからね。
赤毛のアンにちなんで3択ってどういう意味? 赤毛のアンに ちなんだ の間違いかな
>>41 そういやそうだ。
リンド夫人の人となりや家の位置とかを詳細に語ってね。
アンの下宿探し(塔の部屋の時)にも何故か同行するリンド夫人。 なにげに活躍してたなw
ああいうおばちゃん系キャラがやけにリアリティがあって笑える。 母親の郷里(ド田舎の漁村)に行くとモンゴメリ作品のおばちゃんだらけだ。
英語の勉強にと思って ちょっとまだ難しいけどと思って『赤毛のアン』に手を出したら 日本語のほう読んだこと無いのにさくさく読めるよ! いや、リンド婦人の回りくどいひととなりの表現とかは?な感じも多いのだけど アンのおしゃべりとか マリラの性格とかマシューとか、 英語大して読めないのに、なぜかひしひしと人物が目に見えて伝わってくる! 日本語の翻訳のもあわせてがんばって読んでみる この本なら何度読み返しても楽しそうだ。 しかし『チャーリーとチョコレート工場』は簡単なはずなのに途中で飽きちゃったけど あっという間に赤毛のアンが読めてるのが不思議。 こっちのほうが難しいはずなのになー
>>44 あげくグリンゲイブルズに一緒に住んじゃうんだもんね。
台所にいつもたくさん置いてあるクッキー、貧乏なカトンにバターを盗られても黙ってる、
たばこ王にキルト、お小言や忠告もひっくるめて与える事に喜びを感じる人なんだな。
うざいシーンとかはあまり直接描かれてないから、アンやデイビーやハリソンさんが悪口言ってるシーンから類推する感じ
48 :
なまえ_____かえす日 :2008/08/12(火) 21:53:21 ID:rNJPBGOU
>>46 興奮して報告したくなった気持ちはわかるが
そういう書き込みは英語板のほうがいいな。
でもアンの原書は難しいのにさくさく読めるのはたいしたもんだ。
ごめん自慢とかいやな思いさせるつもりなかった。 読めないけど表現が綺麗で人間が伝わってくる物語ってなかなかないから 嬉しかったんだすまない。 自然描写は難しいので会話とかやりとりばっか読んでる さすが名作だなー
>>47 うざいシーンといえば、デイビー日曜学校サボり事件のリンド夫人は
確かに小うるさくてデイビーが反抗したくなるのもわかる。
マリラも「あんまり小言を言うな」という戒めがあってもいい、とまで
言ってるからやっぱり口うるさいのだろう。
そらいけ、クロや
↑何いきなり
リンド夫人も好きだが同じくらいスーザン・ベイカーも好きだ。
レベッカ・デューもすき。 老姉妹にさりげなく操縦されてるところが可愛げがあってイイ。 私もどうしてもレベッカとデューが分けられないです。
みんな好きだがミス・コーネリアがすごく好きだ〜。
ミス・コーネリアが賞を取ったがゆえに作らなくなった レモンパイというのを食べてみたいものだ。 きっと美味しいよ〜。
上記のおばさんキャラはみんな大好きだけど 憧れるのはミス・コーネリアの人生。 悠々と独身を謳歌して、男をこきおろし、その気になったら即いい男と結婚。 なんというしたい放題。
うーん、自分は子供は欲しいから 中年以降に収まる話はいまいち憧れないんだよなぁ すごく大きなものを失った感がある
私はミス・ラベンダーの人生もいいな でも一番いいのは、ジェーン・アンドリュースかも 玉の輿…
ジェーンの場合金持ちとは言っても40がらみの小男でしょ。 アンがロイと結婚していたら、美男で金持ちで善良な男と三拍子揃った。 ユーモアを解さない真面目が取り得の男でも、ろくでなしというわけじゃないし。
トイは身分違いの上、性悪そうな姑と小姑付きだからなー。 夫は全然頼りになさそうだから針の筵のような毎日が予想される。
トイ?
ロイだねw
赤毛のアン・青春版、アニメ化決定!! という夢を見た。
なぜかロイのイメージはタニショーだw
タニショーがわからなくて谷啓が浮かんでしまった。 いい人そうだ。
ガチョーーン
>>62 ギルも性悪なおばさん付きだったよ
誕生日パーティの件がなければメアリー・マライア叔母さんは死ぬまで居座る気だったろうし
ギルもロイも姑問題の件に関しては全く頼りにならない
70 :
なまえ_____かえす日 :2008/08/20(水) 06:19:19 ID:NV8wbA/K
渡鬼ってどこの国でもいつの時代でも普遍的なんだね
仮にジェーンの兄と結婚したとしても、あの鬼姑だもんね。 アンは親がいないけど、親のいない(主力な)求婚者はいなかったね。 なんとかバレーのサミュエルって野良男は親がいたのだろうか。
ジェーンの兄ってビリーだっけジミーだっけ? ドラの彼氏はジェーンの末の弟だよね。 その子もビリーだっけジミーだっけw
親のいない同士で結婚したら、万一のことがあると アンの両親の二の舞に… あ、でも相手からしたらマリラとリンド夫人が擬似姑になるのか。 ジェーン母は教師としてのアンにもやや批判的だったけど アンにことさらきつくなったのは、スローン家と同じく息子が振られたからでは?
>>17 ポプラ社のでは?
クリーム色というか淡黄色のハードカバー本だよ
アンの横顔の表紙で水森亜土みたいな感じw
但し表紙に銀線は入っていない
表紙カバーをよけると、薄茶色に紺色で「ANNE OF 〜」と英語表記
文は縦書きで1段のみ、2段組ではない
1978年12月初版
縦横のサイズは、20×13.5センチ
ISBN4−591-00424-4
訳 村岡花子
カバー 田村セツコ
表 紙 福原幸男
口 絵 西村保史郎
さし絵 岡野謙二
>>28 レイチェルの凄さは最初の2P半にも渡って書かれている
庭でお針仕事をしている夫人のさし絵入り
ロイは姑に悩むアンを なんか知らんが元気ないなーと ポエム送ったり花園作ったりして 現実に何一つ解決せずにモヤっとさせた上に 余計に目の前の問題が目に入らなさそう
だけどアンはマライア叔母さんに泣かされはしたけど、実際の姑である ギルの母親とは疎遠だよね。アヴォンリーとグレン村がかなり遠いせいも あるだろうけど、ギルは一人っ子なのにね(多分)。
ギルの母親って、明るくていい人だけどちょっと空気読めない、みたいな 書かれかたしてたよね。姑にするには意外と手ごわい相手だと思う
78 :
17 :2008/08/20(水) 19:23:59 ID:97VPs8pB
>>74 わざわざ、レスありがとうございます。だだ、やはり村岡訳ではないと思います。
第1章、マリラがリンド夫人に、養子をもらうつもりだ、と話しているシーン。
マリラのせりふで「最初マシュウは、自分の生まれ故郷からもらおうといったんです。でもこれには、はっきり嫌だと言ったんです。そりゃ、その子達はいい子かもしれませんよ。悪いとは言いませんよ。〜」となっていました。
最初の部分は違っているかもしれませんが、「そりゃ、その子達はいい子かもしれませんよ。悪いとは言いませんよ。」の言い回しは絶対にありました。書店で立ち読みしてみて、この部分が違っていたので、森岡訳と掛川訳は違うと思います。
>>33 さんの紹介してくれたサイトでもわからないみたいです。
>>34 さんのアドバイスどおり、今度、中央図書館に行ったとき調べてみようと思います。
レスをくださった皆さんありがとうございました。
>>76 ナンとダイが生まれたときにはギルママが炉辺荘に来てたんじゃなかったっけ?
疎遠とまでは……確かに余り登場しないけれどね。
モンゴメリの伝記を読んだら、ジョン・ノックス・"夢想兵衛"・メレディス牧師のキャラには
精神を病んだ夫ユーアンの姿が投影されてると書いてあってびっくり。
全然気づかなかったよ。
>>78 アンの生き字引みたいなましうさんが回答していらっしゃいませんね。
お忙しくて見てらっしゃらないのかもしれませんので、
また時々回答されてないか見てみてくださいね。
早くわかると良いですね。
>>79 ユーアン牧師がモデルなのか…。
メレディス牧師は妻を亡くしてメソメソウジウジ、子どもたちよりも自分の
悲しみを優先するダメ人間としか思えないけど、ユーアンもそんな人
だったのだろうか。
躁鬱病だって書いてあったけど、モンゴメリ研究の本見ると言動がボダっぽい。 現代だったら離婚してるんじゃないかな。
メレディス牧師、「妻がいなくなって、家事全般がめちゃめちゃに なってる」と感じているくせに、どうしたら改善できるかを考えずに 「そのうち長女が大きくなったらしてくれるだろう」と思ってるところが もうダメポ。その長女に家事を教える人間がいないというのに。 現実をまったく無視してるんだよね。 ユーアンは自分の苦悩のことばかりで、家族や妻のことを考えて ないように思える。(その状態が病気とも言えるけど)
夫はうつ病で支えにならず、牧師の妻としての仕事もあって育児もある。 そんな状態でアンの明るい物語世界を構築したなんてすごいなぁ。 アンシリーズ以外の物語がどこか陰鬱なのも納得できる。 モンゴメリがアンを嫌いだというのも理解できる。 炉辺荘、虹の谷はどうしても好きになれないけど、やっぱり夢の家までの アンの物語が好きだな。
広島2日目だけど、けっこう人多かった。
メレディス大嫌い。いい加減なヘタレのくせに、絶対に譲らない美人好き。 スケベ根性だけは人並み以上にあるところがものすごく気持ち悪い。
>>86 うはww一刀両断w
だけど同意。虹の谷は1回読んだきりで、もう読みたいとも思わない。
それくらい登場人物に魅力が感じられない。
ローズマリーは優しくて魅力ある女かもしれないが、根性曲がりの姉、
偏屈なその夫、キモいメレディスと野放図な子どもたち。
細かいことはわすれたけどこれらのことは覚えてる。
私は「虹の谷」は好きだけどな。 牧師館の子共達やメアリーはユニークだし牧師もいいキャラだと思う。 牧師というか芸術家体質だと思ったけどw 「赤毛」「虹の谷」とか子供のドジ日記みたいの好きなんだけど、 ここの人達には受けが悪いんだね。
虹の谷、好きだよ。虹の谷と名付けた、自分達だけの場所があるのが羨ましかった 子供を持ってもおかしくない歳になると、牧師館の子供達の放置ぶりは色々言いたくなるけど 自分が子供の頃は、むしろ自由に見えて楽しかった 出来た人達ばかりじゃないというリアルさが、アンシリーズの面白さの一つだと思う
私も虹の谷は好きだ。子供達も大好きだ。でもメレディスは大嫌い。 アンの娘リラで、相変わらずキモくうっとりと理想を語って 「自分の息子が死んでもそんないい気持ちになってられるかね?」 とノーマンに突っ込まれた所は、ノーマンGJ!と思った。
私も「虹の谷」大好き。 メレディス氏のこともああいう人なんだと思うだけ。 弁護する気もさらさらないがw 彼がああじゃなければ、メアリも納まるとこに納まれなかったし…。 エレンとローズマリーの結婚問題についてのすれ違い、そしてとうとう ローズマリーが結婚を決めたときのエレンの涙にじんとしてしまう。 エレンが意地悪だったとは思うけど。 「継母は継子いじめをするもの」とメアリに吹き込まれていながら 父親との結婚を受けてくれるよう頼みに行くユナがいじらしい。 ユナの気持ちを察して受けとめてくれたローズマリー…というなりゆきが すごくよかったと思う。
エレンは今まで約束に縛り付けてたのもどうかと思うけど、 自分が結婚したくなった時のやり方がどうにもいやらしい。 私がローズマリーなら「とりあえず一発殴らせて」くらいは言うw
>>92 そもそも何故あんな約束させたのか
自分だけオールドミスになりそうだったからか?
なんか理由書いてあったっけ??
一人で生きて行くのが怖いのかな、と私は思っていた。 てか、ふしぎ発見、アン関係ねぇwww
ローズマリーの方からした約束(今確認)。 たしか母親が亡くなって気落ちしているエレンを力づけるために 約束したのではなかったかな…(ここは記憶だより) ローズマリーは若くして相愛の恋人を亡くして、もう結婚することは ないと考えていたから。
そうそう、妹の方から 「私はお嫁になんかいかないから安心して」と言って、約束したんだよね。 だからこそエレンは「あーら、言い出したのはあんたのくせに」と言って 約束の取り消しをしてくれなかった。 意地悪姉さんだけど、気持ちはわからないでもない。
あの牧師のやってることは虐待レベル
虹の谷で子ども達が魚を焼いて料理してる場面が好きだ。 ああいう場所があるのって楽しいだろうな。
虹の谷、私はアンにもにょった。 スーザンとミス・コーネリア相手にメレディス家の子供たちを擁護する演説をぶつシーンで フェイスのことは「美人で、元気で独創的で……」と6行も使って褒めてるのに ユナのことは 「やさしさを絵に描いたようです。みんなから愛される女性になるでしょう」 そんだけかいっっ!!
>>98 あのフライ、すっごく食べたい。
次点はエミリーの「豚のじゃがいも」
次の巻でこの子ども達が戦争に巻き込まれていくんだなあと思うとしみじみする 虹の谷。 腕白なフェイス、優しく幸薄げなユナの方がアンの娘のナンやダイより好きだ。
103 :
なまえ_____かえす日 :2008/08/25(月) 13:09:24 ID:LDBfZUEr
メレディス、最初はああいう一つのこと以外はボケッとしてる人好きなので 割と好きだったけど 大人になり、子供を持ったりするたびに嫌いになってった。 補完版よんでますます嫌いに。 子供の衣食住の不足は目に入らなくても、ローズマリーの美しさは目に入る 子供の世話をすることは忘れても、エレンと激論を交わすときは目を覚ます。 二人に会いに行く道は忘れない…。 気が進まなくてもしっかりした人と再婚しておくとか マーサおばさんを抑えてでも誰か手伝いを雇うとかでもいいだろうし。 立派な説教だけできて、実践が伴わないっていうのは切ないな。 でものびのびとしてる子供たちとかメアリのことがあるから 最初は読んでいてもそれはそれでいいや、って思ってた。
メアリの浅薄かつしたたかなキャラ、昔は嫌いだったけど子供が出来るとすごく好きになった 「炉辺荘」のウォルター、ナン・ダイとかあまりにもピュアすぎて眩しい感じだったけど、 虹の谷に出てくる子達はみんななんか愛しい あ、でもやっぱ私もメレディス氏は嫌いだw
そのうちフェイスが大きくなって母のかわりをしてくれるだろう、って そんなセンパクな思考で人々の心に届くお説教とかほんとにできてたんかな
信仰に深く入っちゃって、世俗のことはおろそかっていうタイプじゃない? お説教は良かったっていってたし。しかし村の牧師さんって結構人付き合い大事だと思うけどね 子供達を愛してることは間違いないと思う。だから、子供達も放っておかれても慕っていたんだろう 今だったらネグレクト言われるレベルだけどなー
107 :
なまえ_____かえす日 :2008/08/28(木) 15:41:41 ID:+HxinAGt
世俗的な事には縁のない程浮世離れした、信仰厚く高貴な牧師様が 「美人の尻を追いかけ回す時だけは、目がカッと開くのね」という そういう浅ましさと嫌らしさが露骨すぎるのが、彼のダメなところ。
メアリーが一番おもろいキャラだ
研究や仕事もそうだけど、没頭して他が見えない人は 結局自分の気の向くことしかしないから 共同生活や他人に責任負うのに向かないんだよね 自分の世界
>>110 のどを「あぶる」んだっけ「いぶる」んだっけ?
リラが手元にないのでわかんないのです。
いぶす じゃないかな
メアリはなまくら骨が一本だって入っていないと言われた時点で ははーっとひれ伏した気分だったわ 全身なまくらですんません
115 :
112 :2008/08/31(日) 00:43:08 ID:jhpqfwM2
>>113 そうだ「いぶす」だ
ありがと、スッキリしました
戦争に行って不具になった恋人を心から誇りに思うメアリ。
メアリ親が死んだ理由を「酒だよ」とか一言で 言っちゃうとこかっこいい
村岡訳は「酒さ。」で、さらにカッコイイ
booze
「これは僕のリラかい?」 「そうでつ」 だったら、ちょっと台無しだな
ちょw リラ 2ちゃんねらw しかもちょっと前のVIPPER?
舌たらず萌え
「これは僕のリラかい?」 「そうだお (^ω^)」
「これは僕のリラかい?」 「いいえケフィアです」
ちょ、一連の2ちゃんねらネタにコーヒー吹いたw 面白すぎ。
「これは僕のリラかい?」 「あなたとは違うんです」
127 :
なまえ_____かえす日 :2008/09/02(火) 21:14:25 ID:4f1m8zTQ
これは僕のリラかい? いいえ韓国人です。韓国は日本の植民地でした。
メアリーは最後までキャラがあのままで良かった(虹とリラしか出てないが) どうもアンの世界のキャラって成長につれて面白みが消えるからな〜 主人公アンもね〜 若草のジョーみたいに最後は夢を実現して欲しかったな 炉辺荘の最後のエピソードは面白かったけどw メアリーは個性的な人生を歩んでくれそうな気はする
メアリーはリンド夫人みたいになりそう。
「これは僕のリラなので?」 「そうかもだ」
>>129 というよりコーネリアさん?
家事もびっしびし仕込まれてるだろうし、歯に衣着せぬキャラ。
でも夫を大事にして、お店のおかみさんとしてよく働くだろうな。
メアリはむしろスーザンに似てるかも。 でもあんな荒っぽい性格や育ちでも一目置かれてるのはすごい。 だらしないとこがなくて一本筋が通ってるからだろうな。
スーザンの月に頬ヒゲ撃退シーンは最高
>>134 染料の鍋もっておいかけて、頬髭に追いつきそうってどんだけ俊足なんだ、スーザンww
鍋もってなかったら確実にとっちめてるよねww
スーザンみたいな住み込みの家政婦て 家事とかできなくなった後てどうなるの?
スーザンなら、銀の森のおばちゃんみたいに、家族として看取ってもらえるんじゃないかな。
「坊ちゃん」ちのおキヨさんも思い出した。
家政婦じゃないけどアトッサおばさんが年取った未亡人になったとき 親類の誰が彼女を引き取るかという話になったというところで、 ダイアナの母はバーリー家で引き取るべきだと考えたけど結局 ライト家に引き取られた。 ダイアナとフレッドが結婚する前からバーリー家とライト家は 遠い親類らしいし、パイ家ともつながってる。 アヴォンリー中親類だらけなんだね。
またまたいとこにあたる、なんて表現がよくでてくるしね。
日本の田舎でも良くあるよね>遠縁がいっぱい
>>141 だんなの実家の地域がそうだ
近所中おんなじ苗字だらけ
結婚した当初はお礼の電話なんかで
「◎町の○田ですけど・・・」
「うちも◎町の○田ですよw」
「○田△雄(舅の名前)の長男の嫁の■子ですが」
「あー^^」
というしょうもない会話が気恥ずかしかった
プリングル一族のようにセレブじゃないとこが悲しいw
あるあるw
そういうとこって屋号あるよね。苗字(みな同じ)と別に○○さんって呼び合うの。 ダイアナの「オーチャードスロープ」とか結婚した後の「一本柳農場」っていうのも 屋号みたいな感覚なのかも。
>主人公アンもね〜 若草のジョーみたいに最後は夢を実現して欲しかったな アンの夢って、自分が受け入れられる幸せな家庭を持つことじゃない? (口では自立について色々言っていたけど、本心では) 結婚前も結婚後も、それは叶ったんだから本望だと思う。
あー、角の吉田さんとか、下の佐藤さんとか 動物園の鈴木さんとか、平屋の斎藤さんとか そんなんはあるわ。 特にいっぱいじゃないけど同じ地区で同姓があると。
143だけど、やっぱ屋号っぽいものがついてます。 大抵土地の特徴がついてる。 「丘の○田」 「池脇の○田」 変わったところじゃ「みかん山の○田」w 気持ちオーチャードスロープ? ちなみにトメ宅は「地蔵横の○田」・・・
>>148 みかん山、地蔵横…なんかいいねw
風流でのどかな感じがする。
ややこしくて大変なこともありそうだけど、
都会育ちの身としてはちょっと憧れる。
うちも母の実家にいくと栗畑隣の☆野とか寺隣の☆野とか竹藪の☆野とかややこしいことになってるな
151 :
なまえ_____かえす日 :2008/09/10(水) 00:36:59 ID:j0xnnDUW
名字の場合はかえられないし仕方ないけど、欧米人がよく親子や親戚、 場合によっては先祖代々で同じファーストネームやミドルネーム共有してるのが不思議。 ややこしくないんだろうか。 アンの子どもの名前もアンの実父母養父母本人親友と同名だし。 てかアン、あまり気に入ってなかった自分の名前娘に名づけたのかw
>>151 アメリカ人とかイギリス人に聞いたことあるけど、
愛称を変えたりして区別するみたいよ。
ジム船長、ジェム、ジムス、ジミーはエミリーの方か。
>>151 あの頃はもう、子供の時ほど嫌ではなかったと思う。家族や恋人に自分の名を呼ばれるうちに愛着が出てくるよ
自分は、ギルがつけたんじゃと思ってる
「シャーリー」はミドルネームなんだろうか シャーリー・ウィリス・ブライスとかだったらなんか苗字だらけだ
ギルバート側の親族や友人の名前はひとりもつけなかったんだよな。 アン側は産みの親から育ての親に親友の名前まで使ったのに、ギルバートの両親の名をミドルネームにすら入れようとしなかったのは本当に不思議だわ。
>>156 普通に考えたらそのとおりなんだけど、物語的にはやっぱりアンに関係した名前を
持った子供の方により親しみを持ちやすいから仕方ないかなと。
リラなんて、マリラから名前をもらったというだけで私にとっては贔屓対象です。
ギルの両親なんてどうでもいい以前にそもそも名前が思い出せない。
お父さんはジョンだったねえ アンの結婚式でマリラと味わい深い会話をかわしたりしたろうか。 と考えたが、マリラの性格からすると、さばさばと実際的なやりとりだったろって思い直した。
>>151 アンは別に自分の名前が嫌ってわけではなかったと思う。
子供のころジュラルディンとかコーデリアに憧れただけで。
両親がつけてくれたんだし、おしまいにeさえついていればw
ダイアナも娘にアン・コーデリアとつけてくれたし。
親戚や親友から名前もらうってのがあちらの習慣なんだね。
日本人なら一字もらうとか、そういう感覚に近いんだろう。
160 :
なまえ_____かえす日 :2008/09/10(水) 22:07:20 ID:V3CIWHmF
コーデリアって日本の名前に例えると桜子くらいの感覚かな
麗子とかじゃない?
「麗子だって?それがあんたの名前かい?」と仰天するには少し足りない。 数スレ前にもいくつか候補がでてたなあ。 「千姫」くらいしか思い出せないが。
「リア王」の三女がコーデリアだから、王家の姫君にふさわしい名前なんじゃ。 あ、でも、アン女王ってのもいましたね……。
麗子と書いて「うららこ」と読むでどうだろう
コーデリアって温情って意味だったよね。 意味からしても支配者階級専用の名前って感じなんだろうな。
というか、当時は実際に名づける人はあまりいなかった名前なんじゃないかな。 今で言う漫画やアニメでならかわいいけど、実際には使えないみたいな。
コーデリア姫は、無口な為に父王に誤解されて追放された悲劇の姫。 それを初対面でもべらべらと饒舌なアンが「コーデリアと呼んでください」と言うのだから、 ここは笑うところ。
ついにジェーンが新潮社で品切れ。 新装版にしてでないかなぁ。ついでに書きかけでいいから続編も。
うん。アンばっかりじゃなく、エミリーやジェーンも新装版で出して欲しいねえ。 特に後半グダグダだった(ご病気で仕方ないけど)エミリーをきちんと読みたい。
毒米騒動で、鬼女板のスレにいるんだけど、 ちょくちょく「男は行動力がない。役に立たない」と言われてるのを見て思い出した。 コーネリアさんだっけ?教会の転移?の件で、同じような事言ってた箇所があったよね? いつの時代も変らないもんなんだな〜 あのスレにはコーネリアさんタイプの人がたくさんいるな。
古今東西変わらないのかwでもコーデリアさんは、本当に筋金入りだよね。 貧乏人の子沢山で夫がロクデナシの家の妻子達を、自分だけ気にかけて手助けしつづけて メアリがこの人に引き取られたのは、本当に良かったと思う
174 :
なまえ_____かえす日 :2008/09/12(金) 08:55:49 ID:aEtmQfcy
いや、だから、コーネリアさん。
>>172 リンド夫人も「女にも参政権があれば、こんな世の中じゃない」と言ってた。
口八丁手八丁のリンド夫人と同タイプだと思う。
>>175 リンド夫人とコーネリアさんて、仲悪くなかったっけ?w
夢の家だかで、コーネリアさんがリンド夫人の事を悪く言ってたような。
同属嫌悪ってヤツかなぁ? しかし家事のプロが多い。ダラスレ常駐の自分にはほんとうらやましい。
今みたいに便利なものがいっぱいあるわけじゃないからね。 家事ができるようにならないとあっという間に牧師館のような有様に…
「男のやりそうなことだよ」だっけ
便利なモノに囲まれつつ牧師館な我が家…
うちも牧師館だw
うちも牧師館。 メレディス牧師のこと言えないかもw
家の雑事をこなすより、思索にふける(現代なら2ちゃんw)するほうが好きな人は 今も昔もいるけど、昔は女には許されなかった。 許されていたとしても、その場に男が現れれば思索の権利は男に優先権が与えられ 雑事の義務はいやおうなく女に課せられた。 女性の開放と男性化の表れでもあるのかな>牧師館の増加
安く雇えるメイドさんがいなくなったからだと>牧師館の増加www
女も仕事場に夜遅くまで拘束されるようになったからでしょ また一軒家ならいいけどマンションやアパート住まいだと夜間に掃除機かけるわけいかないし
専業主婦で、一戸建てですが、牧師館な我が家哀れorz
はっ!牧師館急増の原因は、 リンド夫人やミス・コーネリアの絶滅のせいかも 連投スマソ
リンド夫人は「主婦を鑑定するのに屑箱とパン箱を見る」って いってるが、現代なら冷蔵庫とゴミ箱(分別)だろうね。 賞味期限の切れたドレッシングとか萎びたニンジンとか見られたら 即ダメ主婦認定。
このスレッドの
>>17 です。
探していた本が見つかりました。
学研世界名作シリーズ
前田三恵子訳
でした。
1974年に発行されたみたいです。図書館ってありがたいよなー。こうして昔の本もとっといてくれるんだもの。
レス下さった皆さんありがとうございました。
>>34 の村岡パクリ訳ってこの人のことなんですか?
>>188 うちにリンド夫人きたら一発でダメ認定だw
マリラに1から仕込みなおしてもらいたい
今よりやることが確実に多かったはずで、時間の使い方が
上手なんだろうと思う
192 :
なまえ_____かえす日 :2008/09/13(土) 21:49:17 ID:OopYe3nb
>>188 冷蔵庫みられるのはイヤだな…
整理できてなくて恥ずかしいのもあるけど、それ以上にマナーとして。
パン箱って、客が勝手に見ていいもんだったんだろうか。
ふつうは見ちゃいけないと思うけど、そこはほら、リンド夫人だしw 「娘のように思っているアンのパン箱をみて、何がいけませんかね?」と。
カナダはどうだか知らないけど、アメリカの人って冷蔵庫の覗き見とか平気じゃなかったっけ。 そういうお国柄なんじゃない。
リンド夫人は 「主婦を鑑定するのに い つ も そうするんですよ」 とはっきり言っているので、コイツの主婦の腕を知りたいと 思ったら迷わずパン箱とゴミ箱を覗き込んでいるんだろうと思われ。 捨ててはならないものとカチカチのパンはなかった、とリンド夫人が 折り紙をつけていたけど、確かにこれみただけで主婦の腕って 自然にわかるね。
196 :
なまえ_____かえす日 :2008/09/14(日) 13:43:14 ID:N1XfGBC1
屑箱パン箱チェック、リンド夫人の息子の嫁たちはもれなくやられてるんだろうな。 夫人が姑だと大変だ
197 :
可愛い奥様 :2008/09/15(月) 14:35:48 ID:qXXN7l6C
>>196 婦人の情報網なら、嫁になる前にさりげなくチェック済みでしょう。
で、合格者だけが嫁になる。
あの世界、人間関係が濃そうだもの。
でも子供多いわりにトマスが亡くなった時、子供世帯がアヴォンリーに 越してくるといった話がなかったよね。遠いせいもあるんだろうけど、 近いとこにいる娘とも娘婿と折り合い悪いみたいなこと言ってたし。 リンド夫人、よそのおばちゃんなら「おせっかいだけどイイひとだな」と 思えるけど、親や義親だったらちょっと距離を置きたいかもしれないw こっちの都合おかまいなしでぐんぐん距離を縮めてきそうで。
農家は簡単に引っ越せないし、子ども達も大変だったんじゃないの? あとリンドの家は抵当に入ってたんだよね。 だから子供としたらせいぜい呼んでやるのが精一杯でしょう。 でもレイチェルはアヴォンリーに住みたかった。 その前に子供世帯がアヴォンリーに一件くらいあってもよかったと思うけど その辺はグリーンゲイブルズに越してくるための都合だから仕方ないか。
リンド夫人は双子の世話も家事も出来て、マリラが一緒に暮らすことの 出来る人間で、アンが安心して家を離れることが出来るという条件の全てを 兼ね備えている。 「赤毛のアン」の時点でリンド夫人はマリラの自分の家で下宿するよう 勧めていたわけで、その伏線がうまくいかされてると思う。 「アンがいなくなってリンドさんが来る。とんだ代用品だw」 というハリソンさんのセリフにワロタ。
話は突然変わるが、トムギャロン邸に泊まったときの寝巻きがすごい ナフタリン臭。リンドさんがパティの家に貸した毛布が外に何週間も干して おかねばならぬほどのナフタリン臭。 ナフタリン臭をかぐと吐き気がするほど嫌いなので、この描写を読むだけで アンの世界が色あせて見える。 虫食い防止だから仕方ないんだけどね。
しかも、人が死んだときに着てた寝間着w 私には無理〜!
>>201 アンの時代のナフタリンって、今の日本のナフタリンと同じ匂いなのかなあ
まあ、快適な匂いでないことは確かか
ナフタリンの臭いはおばあちゃんの着物タンスの思い出・・・ ノスタルジックであまり嫌いじゃない ところで村岡訳に出てくる、「キモノ」はどんなもの? ガウンのこと?
ガウンであってると思う 当時の欧米ではキモノという名前の日本風ガウンが大流行していた またキモノ・コートとかそういうのもあったらしい。
今でも欧米人はキモノというとガウン感覚で着てるね。 外人向けのお土産カタログとか見るとすごいよ。 前に見た映画で、登場人物が何か漢字を刺繍したガウンを着てて爆笑したけど たぶんあれも「キモノ」なんだと思う。
昔英語の教科書にのってたモンゴメリ原作の ファティマという猫がプロポーズ成功させるキューピットになった話 だれか知らないか? 詳しくあらすじが知りたいんだが
新潮文庫アンの友達の 確か一番最初の話じゃなかったっけ ペルシャ猫。 シンシアおばさんのペルシャ猫?
短編のタイトルは合ってるけど、入ってるのは「アンをめぐる人々」の方だよ ごく短いからすぐ読めると思う
スレの進行が止まったところで聞きたいのですが…。 レドモンドに入学してすぐに行われた「芸能大会」って 一体どういう大会なんでしょうか? ご存知の方いらっしゃいますか? ギルの統御が勝利に導いたってありますから、男性主体の大会?
(´・ω・`)
まあ、自殺がFAじゃないかとはずっと言われてきたけどね。 モンゴメリは旦那の病気とかいろいろあって鬱だったみたいだね。 ケイトさんは、メンタルな病気への関心を深めるためと 秘密主義を貫いても遺族の癒しにならないという思いから 今回本当のことを言うことにしたらしい。 昔は自殺なんて一家の汚点でとても公表はできず、残された家族は すごく複雑な思いで生きてきたんだろうな。
特に西洋圏、キリスト文化は自殺に厳しいよね
自殺だと葬式あげられないからね 今は自殺だと病気(欝)により死んだみたいな理由にして 教会で神父によってはあげてられるけど
アンのイメージが強いから、その作者がまさか自殺なんて……と遺族も言えなかったんだろうね。 村岡さんは知ってたのかなあ。
自殺説については、モンゴメリがあまりに精神的に追い詰められた状況の中で、
ある時薬を手にし「これをいつもより余計に飲めば楽になれる(=人生を終え
られる)だろうか」とふと思って薬を飲みすぎてしまったという可能性もあって、
事故だったのか本当に自殺だったかは本人のみぞ知るという感じかと思っていたが。
>>216 これまで遺族がモンゴメリの死因を公表できなかったのは、彼女が長老派
教会の牧師夫人だったのも大きいかもしれない。
自殺に厳しいキリスト教の世界で、まして牧師夫人が自殺というのは、後々
まで悪評が付きまとう事だったろうし、決して公表できない事だったのでは。
村岡さんが生きていた頃には秘密は堅く守られていただろうし、村岡さんは
知る由もなかったかも。
やはり牧師夫人だったナンシー・スプリンガーの作品 (「炎の天使」)を見て、どれだけ苦しかったんだろうかと考えた。 あの時代、しかも牧師夫人という立場で輪廻転生を信じていたらしい。 周囲の人にはまず理解されないだろうな… 今度は自由に思いを表現できる環境に生まれてきますように。
作中、ミスコーネリアが、何度か自殺に言及してるよね。 レスリーの父の自殺(結婚記念日に自殺とは風流な日を選んだものですよ) あと、井戸に飛び込んで自殺した男の人(海にはあんなにたくさん水があるのに!) ミスコーネリアの崇拝者で自殺しようとしてやめた人(途中でやめる人は嫌いですよ) どれも、現代に置き換えたとしても、かなりずけずけとしたコメントしてるし、 けっこうおおっぴらに語られているけど、 これは、実務的なミスコーネリアの人柄のせいなのかな? だってコーネリアスさんは、熱心な長老派の信者だから、 自殺と聞いたら、もっと厳しい、倫理的なことを言いそうな気がして。
いやぁ辛辣だなぁw スカッとするわそのセリフの数々
>>219 「あんなにたくさん」のとこを「ふんだんに」の言葉を選ぶ村岡先生はすごい。
井戸に飛び込んだ話、 最近使わないけど、つるっと禿げあがるほど同意だw
ケイトさんのお父さんが「母は自殺した」と信じてたみたいだね。 遺書らしきメモがあったというのでそれは無理もないと思ったけど 結局それも曖昧なのかな。 もしかすると疑問を呈する人が行間で言いたいのは 「客観的に判断できる資料があるならだしてね」ってことかもしれないな。
225 :
なまえ_____かえす日 :2008/09/25(木) 03:56:41 ID:+cmWvrH5
217の人と同じように私も思っていた。 「飲みすぎ」が覚悟の上のものなのか、 明確な死の覚悟ではなく「効かない…楽になれない」と大量に飲んでしまった のか、やっぱりよくわからない。 メモというのも、果たしてちゃんとした遺書のつもりだったのかどうか。 内面を吐露する相手が身近にいないから、そういうものを書いては破棄し、 普通に暮らして、また落ち込んでは書いて破棄し、ということをやりそうな人かも、と思うんだけど。 それと、あのぉ、冠状動脈血栓というのは、薬の飲みすぎと関係のあることなの?
>>223 の記事に、日記の編者の一人であるルビオ博士の主張が展開されており
モンゴメリの枕元にあったメモはケイトさんは読んでないらしいが遺書ではないそうな。
日記の記述に酷似してるので、オフィシャル日記の下書きじゃないかってこと。
他のページは不祥の息子が処分したんじゃないかとまで言っているような・・
とにかくそのメモが今度出る伝記本、Lucy Maud Montgomery: The Gift of Wings に
載るそうな。(上の新聞にも掲載されたらしく画像が載っているが判読は困難)
もちろん自殺の可能性も否定しきれないけど、モンゴメリは弱っていたので
わずかな薬でも命取りになるおそれがあり、結局決めつけるのは難しいみたい。
とにかく新しい伝記が出るならすごくいい宣伝になったことはたしかだね。
227 :
なまえ_____かえす日 :2008/09/26(金) 22:37:00 ID:HSaIcHZ/
不肖の息子は、当時、同居していたんだよね。 ケイトさんのお父さんのスチュアートは、家を離れていたのかな。 もう医師か、医学生かには、なっていた?
>>227 スチュアートは医者で家におり、遺書?らしきメモを取っておいて
死ぬ前にルビオ博士に伝記を提案し、他の資料と一緒に渡したらしい。
229 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/01(水) 14:45:02 ID:jRuPEguS
確かトロント大学の医学部だから、自宅から通ってたと思う。 上の息子は無職で家にいたらしい。
230 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/01(水) 17:09:32 ID:+y7uHOU4
もう高齢なんだしさ、牧師館を出るのを機に、とりあえず転地療養ってことで、 家庭を離れてみたら、良い変化があったかもしれないね。名目なんか どうにでもなるもんだし。 経済的にはどうだったんだろう。
>>230 経済的には問題なかったと思う。
モンゴメリ自身がもう疲れちゃって、そういう判断(療養)が出来なくなってたんだと思う。
家族がそれを判断してやると良かったんだけど、それまできっと、
モンゴメリ自身が家を切り回していたので、家族がそれにずっと甘えて
彼女に判断を委ねていて、また、鬱病で身勝手になってる夫への気兼ねもあって、
息子へ主権の切り替えが出来なかったんだと思う。
家族がいるのに、誰も助けて上げられる人がいなくて、そういう重荷に潰れたんだと思う。
まあ、高齢で実際そうとう身体が弱ってたみたいだからね。 ちょっとした薬のさじ加減でも死んだかもしれなかったらしいし。 いまさら死因をいってもねえ・・・ でもアン100周年というこの機会にこういう話題も出尽くせば、 関係者や研究者も気が済むかなって感じだね。
233 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/02(木) 11:32:39 ID:skdIxC7u
モンゴメリの孫のケイトさんというのもなんか不審だな。 モンゴメリの商標登録とかでガッポリもうけてるのに、 なんでその価値にダメージを与えるようなことをするんだろう? 彼女もメンタルになんか問題があるとか? モンゴメリの夫の精神病は遺伝性?
234 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/02(木) 11:35:39 ID:skdIxC7u
モンゴメリの遺族ってサリヴァンフィルムともめてたり、 けっこう金銭的なトラブルがあるよね。 祖母の偉功で子孫もずいぶん良い思いもしてきたろうに。
もう正直にいってしまおうという気持ちなんじゃない? 年数経ちすぎると真実味は薄れるし 早すぎると、自分達身内だけでなく診断書とか口つぐんでくれた人たちにも迷惑かかかるし
しかしアレだな。
>>223 の記事。むしろ行間に臭わせてるのは
オフィシャル日記にろくなことを書かれてないと見たワルな息子が
日記の微妙な下書きを一枚残して後を処分、
その一枚を母の枕元に置き、一服(ry ・・・みたいな
ミステリの可能性を示唆しているようにも・・って深読みしすぎかなw
237 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/02(木) 18:18:02 ID:skdIxC7u
女にだらしがない、親がつけてやった仕事も長続きしない、平気で嘘付く、 とか、20歳くらいからの長男は日記にはさんざんだったけどね。 あと、モンゴメリが自分の作品の公式管理者に次男を選んだからなのか、 長男にも二人の妻に産ませた子供が3-4人(まだ生存)いるのに、 そっちはぜんぜん作品管理には関わってないのね。 長男の家族は遺産をもらったのかな??
モンゴメリの長男てそんな人だったんだ。 ジェムとは大違いだ。
239 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/03(金) 01:55:40 ID:wLxOfK+F
孫娘のケイトが勝手な爆走をしているとは、思えないのですが。 生前は医師であり、母親と良好な関係を築いていたスチュアートと、何 度も話し合った上での行動では。 そしてスチュアートが「自殺」と考えていたなら、それはたいへん信憑性 の高いことだし、当時の常識からすれば公表できなくて当然かもしれない けど、隠蔽することは彼にとって、葛藤が大きかったでしょう。 モンゴメリのメモは、とてもおおざっぱに言えば、「死を選ぶ私を許して ください。私は精一杯がんばったのです」ということでしょう。 母を愛する息子なら、「あなたを許します、あなたの死を恥じていませ ん。力になれなかったことだけが辛いのです」と叫びたかったと思います。 息子として医師として、心を病む家族や、その死を隠蔽しなければならな い世の中ではいけないという思いが、やはり強かったのでは。 孤独な少女時代を送った女性が成長して、孤児が幸福な家庭を築く物語を 書いて作家となり、現実の家庭生活は円満とは言えないけれど、それでも 逃げ出さず格闘し続けたことは称賛に値することで、「自殺だなんて、 そんなの興ざめよ、がっかりしちゃう」というのは、むしろモンゴメリ の人生や彼女が書き続けた物語を踏みにじっているような気がします。
240 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/03(金) 02:31:01 ID:aIHrAFwm
>「自殺だなんて、そんなの興ざめよ、がっかりしちゃう」というのは、むしろモンゴメリ の人生や彼女が書き続けた物語を踏みにじっているような気がします。 大人の読者は理解や同情ができるけど、小中学生にはどうかな。 物語の世界が明日への希望に溢れてるのに。 興ざめというより、どちらかというと子供の読者にはショッキングで 不必要な情報かも。ルンルン気分でPEI旅行に来る観光客にも。 スチュアートは80年代に亡くなってるから、ケイトさんの独断かと思う。 ケイトさんは末っ子なんだけど、上の二人は関わってないのだろうか?
241 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/03(金) 02:36:06 ID:aIHrAFwm
スチュアートは日記をルビオさんに託すときに、家族の内情とか 個人的な悪口とか生きている人に差し障りになる部分をずいぶん 省いたらしい。スチュアートが生きてたら死因も含めて 何もかも公開するという事はなかったと思うが。
初めはショックだったな、自殺説知ったとき。 んでがっかりもした。 でも書簡で「キリストの神性を信じられない」とか「輪廻転生はあると思う」とか書いてるのを呼んで、 もはや信仰を失ってしまい、生まれ変わりという思想に心惹かれていたら、 すべてをリセットする死への誘惑には抵抗できなかったのかな、と思う。 その意味では、自殺だったとしても一人の弱い人間としてはありうることだと、今なら理解できる。
>>239 >モンゴメリのメモは、とてもおおざっぱに言えば、「死を選ぶ私を許してください。
私は精一杯がんばったのです」ということでしょう。
それ、読めるような形ででたの? 出たならソース示すかコピーして。
>>223 の新聞記事の画像は小さくて読めませんでしたけど。
>「あなたを許します、あなたの死を恥じていません。力になれなかったことだけが辛いのです」
そんなコメントがスチュアートからでてたの?
人の遺言、遺族の思いとか妄想でクサい言葉書くのはどうかと思うけど?
>むしろモンゴメリの人生や彼女が書き続けた物語を踏みにじっているような気がします。
ここのスレの人はモンゴメリに同情的。
ただ有名な研究者が資料に基づいた反論をしているという情報もあるということで
冷静な話をしてるんだよ。
ちょっと思い込みが強すぎるのでは?
ケイトさんはモンゴメリ日記も読み終えてなくて (辛くて読めないというのも あるのだろうけど) グルーブアンドメール紙の一連の鬱を患った人の家族に対 する啓蒙記事を読み、家族の恥だという考えは除かれるべきだという考えに賛 同してインタビューで自殺だったと答えているけれど、父から聞いていた祖母 の辛い晩年の様子などから自殺だと思い込んていた節がある。またモンゴメリ も晩年は、自分もあとそう長くは無いと悟って弱気の発言をしたり、自分がも し死んだ時に備えて死を迎える準備をしたり、(著名になったため死後に公表 されたら迷惑かかる個人的な手紙を処分、とか) はしていただろうけど、それ を父から聞いて、あれは自殺の準備だった、と思ってしまったのかも。
>>230 >>231 著作権収入で購入した株が大恐慌で暴落し資産の大半を失い晩年はタイピスト
も雇えず推敲した原稿を2週間かけてタイプ清書しているほど貧乏だった。ま、
今の米国のサブプライム問題で吹っ飛んだ金額程ではないと思うが。
>>232 祖母は本当は凄い辛い人生を送っていたのに赤毛のアンのイメージでしか見ら
れていないというギャップに苦しみ、うつ病の恐ろしさ・家族や周囲の理解と
サポートの大切さを百周年を機会に伝えたかったのかな。
>>233 >>234 著作権は失効しているのでガッポリかどうかは知らない。商標登録にしたのは
アンを悪いイメージで商業利用されたくないという思惑でしょう。放置すれば
守れない。映画会社が別の女流作家の脚本で映画を作って勝手にアンの名前を
使い、人気を利用した紛い物作品だと裁判に。あの会社は日本で「赤毛のアン」
の登録商標を取ろうとして却下されている。でもパチスロにアニメのアンが使
われたりしてるけどね。
それから、うつ病を引き起こす遺伝子というのは発見されていない。ただし、
親がうつ病なら家庭が破壊され子供も落ち込んじゃう状況になるだろうけど。
>>246 >モンゴメリが本当に心労の多い晩年だった事を知っていると「自殺するような
>人ならもっと早く命を絶っているだろう」と思う。
書簡なども見てみると、モンゴメリは鬱病の夫は自分しか看病出来る者はいない
と思っていたようだから、夫を後に残して命を絶つ事も出来なかったのではないか
とも思うが。
それでギリギリまで耐え続けて、ついに耐えられなくなって故意に薬を多めに
飲んだ(≒自殺)という事もありえなくはないと思う。
ただ服用していた睡眠薬が依存性の高いものであった事も考えると、飲まないと
眠れなくなってしまう→だんだん耐性が付いてきて飲む量を増やさないといけなく
なる、という経過を辿って、ある時薬を余計に飲みすぎてしまった+主な死因の
冠状動脈血栓で命を落とした可能性は高いが。
単なる「心不全」でなく「冠状動脈血栓」と死亡診断書に具体的に病名が述べ
られているのがやはり気になる。
>>241 以下のモンゴメリ日記「公式ページ」だけど、
ttp://www2.gol.com/users/mats/mtnikki01.html 以下の二点はガセネタと思われます。 (これが広く流布してるんですけど)
・日記は遺言により公開が禁じられ
・周囲の人たちについての赤裸々な記述も多いらしく
事実は以下。
・モンゴメリの手書きの日記は現在は全文、カナダで公開されている。
・省略された部分というのは、出版元が「面白くない」と感じた日常のあり
ふれた出来事を綴った箇所。
他にも「50年封印遺言説」もあるけど、50年経たずに第一巻が出版されている
ので明らかな間違い。それから『可愛いエミリー』の最後の部分にある通り、
モンゴメリは日記が死後に出版される事を意図して書いていた。「こんな事を
書いちゃったら出版できないので削除する以外にない」ような内容をわざわざ
自分の「作品」として遺すほどバカで経験の浅い作家かどうか、ですね。
>>249 今の日本でもうつの家族がいた場合、サポートすべき家族が無理解で、そっと
しておいて自然に任せればいい、薬なんか飲んじゃダメだとか逆効果な対応を
される事も多いけど。当時の事だし、「うつ病の牧師」じゃぁねぇ。隠す以外
に無い状況だったのでしょう。今なら、「無理しないで早めに休養していれば
あそこまで悪化しなかっただろうに」と思うけど。 (職場にもそういう人が…)
> 故意に薬を多めに飲んだ
「どうしても眠れない…疲労が取れず辛い…薬を飲んでぐっすり眠って楽にな
りたい」とバルビタールの恐ろしさを知らずに錠剤をあおる光景を想像すると、
これで67歳のモンゴメリがある日、家族に死んでいたのを発見されたとして、
これでは死因は何だったのかって、事故とも自殺とも病死とも言い難いような。
マシューが死んだ時みたいですね。「わたしにとってマシュウはやさしくて
いい兄さんだったよ。だけど、これも神様の思し召しだよ」 (村岡改訂訳)
> 死亡診断書に具体的に病名が述べられているのがやはり気になる。
述べられています。
The primary cause of death on her certificate was "Coronary Thrombosis."
(Selected Journals of L.M. Montgomery Volume V: 1935-1942 p. 399)
だから、ケイトさんの自殺という説が正しければ、死亡診断書は嘘だったとい
う事になるのですが…ケイトさんはモンゴメリが死んでから誕生した人だし、
ベッド脇にあったメモの事も勘違いしているようなので「どうかな」と思ったり。
とってなげたい。
253 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/04(土) 02:38:07 ID:N03gpeqP
当時、現場にいた人はスチュアートを含めて全員亡くなってるわけだから、 孫のケイトさんの告白は、あくまでも聞き覚えに憶測が混じったものでしょう。 日本の著名なフェミニスト心理学者の先生も、噂を聞いたのが憶測となり、 自著でほぼ断定してますね。まあ、あれはかなり趣味の悪い書き方だったけど。
私の祖父は小学生の上がる前に亡くなったな。死因は…何だろう。祖母は中学
の時。死因は…何だろう。覚えてないよ。子供は「死」という物を知り精神的
なショックを受ける場合があるから、今でもデリケートな話題なんだよね。
ケイトさんは、晩婚だったモンゴメリが死んだ後に生まれた孫だから、実際に
葬式の場面も見てないし、家族から何て説明されてたのかな。いや、もちろん
苦労の多い晩年だった事、バルビタールの依存症だった事は周知の事だけど。
# バルビタールならぬ酒の飲みすぎで50代で死んだ知り合いが2人、いますが
# バルビタールと酒ってどっちが長期に摂取した場合、体に悪いのかな。
小倉千加子の『「赤毛のアン」の秘密』の第2章「モンゴメリの最期」では1
ぺージに1つは間違いがあるような本で、4章「マシュウ殺害」などは読んでい
て眩暈がしそうなトンデモ本だったが『アンをめぐる人々』の原稿を出版社に
渡した直後にモンゴメリは自殺とか、『めぐる人』は1920年の出版なのも知ら
ないド素人全開の自説を展開。
http://www.amazon.co.jp/dp/4000220217 例えば同窓生が若いのに急に死んじゃって親族が死因を語ろうとしない場合、
勝手に訊ね回って「あいつは自殺!」と憶測を得意げに言いふらすような物。
ジョン・マネーの「性別は後天性」という説を証明するための悲惨な人体実験
は1978年に既にBBCで捏造が指摘されていたのに『セックス神話解体新書』で
論拠に用いていたが、『ブレンダと呼ばれた少年』の出版で打撃を受ける。
なんでフェミニズムの分野って、小倉千加子に限らず理屈も事実もどうでもい
いかのような感情丸出しの滅茶苦茶な主張が多いのだろう。よくこれで教授が
務まると思う。小倉千加子についてはDV被害者の支援に集中して欲しい。
http://blogs.yahoo.co.jp/dvsn_homepage
もう自殺の話はいいです
分かった、とってなげよう。
生憎私は「死なんて考えるのイヤ〜」というタイプではない。若い頃は死なん て考えないが、私の親も高齢になり、先日、公正役場で遺言書書いて来たって。 モンゴメリも晩年は死と向き合っていた。作品を見ても判る。『赤毛のアン』 の頃は、祖母を看取るまで世話したので晩婚になったが、婚約期間中だった。 まるで少女のような生き生きとした若さ溢れる文体だが、モンゴメリ作品全体 を『赤毛のアン』だけで捉えるのはどうかと思う。『パットお嬢さん』の10年 目にジュディのセリフがある。村岡訳が家の中で紛失してるので適当に訳すと 「私は銀の森で死にたいと思っていたんだよ。ここはずっと私の家でね、ここ で幸せに過ごしたものさ。パッツィー、そして今は死が本当に友達に思えるん だよ」(村岡訳は年配の婦人を表現するために方言を用いているが) とある。 若い頃は死なんて考えないが、晩年になると自分が死んだ場合の事を考えざる を得ない。これの現実は目を背けても変わらない。この児童板は男性が中心の ためか、日本のモンゴメリ関係の掲示板で自殺報道とそれに伴う議論が成立す る唯一の場所じゃないかな。いや、海外ではこの件でもちきり、なようなんだ けど (正確には知らないが) 日本ではこの話題は「辛すぎる」ようだ。日本の アン人気の高さを考えるとこの現象は極めて興味深い。
ところでアンシリーズに出て来た食物で何が一番食べてみたい? 金銀のチョコレートケーキかな、自分は 昔赤毛のアンのお料理ブック見て作ったこともあるが イメージと違う物が出来たし
ミス・コーネリアのレモンパイとスーザンのお猿の顔のクッキー! 今巡回してる赤毛のアン展でスーザンのショートケーキが かなりイメージと違ってたのでびっくりしたな お料理ブックを参考にしていくつか食品サンプル置いてあったわ
料理提供は『赤毛のアンのお料理book』のテリー神川さんではなかった でしたっけ? 奥田実紀さん訳の『赤毛のアン レシピ・ノート』の 方がイメージに合うとか?
すもものジャムかな〜。 それと「バタつきパン」、語感に惹かれるw
>>258 金銀ケーキとチョコレートケーキは別物じゃないの?
私はマリラが作ってくれた「焼き鶏」が食べてみたい。地鶏だし
きっと美味しかっただろうなぁ。
やっぱいちご水(ラズベリーコーディアル)、 子供がコップに三杯も飲めるほど飲みやすいマリラのぶどう酒 (ホントはスグリのワインだっけ?)も飲みたい。 あと、レイヤーケーキ、野生リンゴの砂糖漬けなどささやかなおやつが 素朴な味わいでおいしそうな気がする。
いちご水ははずせないねー スーザンとレベッカが食べようとしてた鶏の冷肉食べたい
何もかも美味しそう。 アンに出てくる食べ物がいつでも食べられるカフェとか定食屋さんがあればいいのに。
いや、自分で作ってこそでしょう。 失敗してもそれはそれで子供の頃のアンの気持ちで楽しめそうだ。
スーザンがレシピを貰った、大量に卵を使うケーキ あと、料理じゃないけどリンゴが美味しそうだなあ。今の日本で流通してるのより酸味があるかな
>>266 やっぱり自分で作るしかないかw
マリラがアラン牧師夫妻を招いた時の料理とか、アンがモーガン夫人のために用意した料理をフルコースで食べてみたいなあ。
フルコースいいなあw すごい美味しそう。 あとはエンゼルケーキが食べてみたい。
>>267 鶏卵を36個だっけ?w
プリングル一族秘伝のケーキ。どんなんだろう。
たぶんほとんど卵焼きw
ケーキだから、きっとホイップして 角が立つまで泡立てるんだと思うけど、 確実に腕が攣るよね
話戻して・・・。 モンゴメリが自殺なんて絶対フカシだと思う。 孫のルエラさんの口からそのような発言が出たことは一度もない。
戻さなくてよかです
>>272 スーザンの腕が太いのも納得だよね
「マリゴールドの魔法」の揚げ卵! 描写を読むと、何のことはない、目玉焼きのようなんだけど。 この話を読むたび、たっぷりバターで焼いた(揚げた)卵とカリッとしたロールパンが 食べたくなる。 おいしそうというより、謎なのが、フルーツケーキに乗せたという「中国漬け」 これの正体ご存知の方いませんか〜?
>>274 ウィンディ・ウィローズを去るアンのためにレベッカ・デューが
2回も焼いてくれたエンゼルケーキは卵白を12個思いっきりメレンゲに
しないとフワフワに出来ないし、電動ミキサーのない時代だと
腕が太くないと女中なんてやってられなさそうだよね。
277 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/07(火) 05:06:53 ID:0jTUGKhw
>電動ミキサーのない時代だと 電気洗濯機も脱水機も乾燥機も電気掃除機も水道もない、 自分で薪割って、井戸で水くんで、たらいに洗濯物と一緒に入れて 煮沸して棒で何度もかき回して。当時の女性はエクササイズなどする必要もないね。
パティの家でおなかすかせたフィルが 「食べていいわよ」と言われてとんでった戸棚のパイかなー
牛のことを詫びに行くときに、ハリソンさんに急遽持っていったお菓子。
>>277 カロリー高そうなクリームや卵を沢山使ったもの食べても、結構カロリー消費してそうだね
労働も重労働だからこれだけ食べても釣り合いがとれるんだね。
しかしダイアナは…
なんとかしてモンゴメリの自死から目を背けたい人で一杯だ。
そりゃそうでしょう 私はアンシリーズもエミリーも大好きだけど、モンゴメリさんの最後が自殺だったかも?なんてどうでもいいもん
作者の書いた本は好きだけど作者本人は割合とどうでもいいって人の方が大半だしな
自分もそれだ。病気でも自殺でも交通事故でも別になんでもいい。
“赤毛のアン”って良い訳題ね そうさな、お前さんが言うからには良いに決まっとる
どうでもいいが最近憑かれたように読んでます 「『赤毛のアン』を書きたくなかったモンゴメリ」 『「赤毛のアン」の秘密』 「わたしの赤毛のアン―モンゴメリの生涯 (心にのこる文学)」 「険しい道」とか「運命の紡ぎ車」は中学生の頃に読んで??だったので、そろそろ読み返してみるか。 ここのところの再読のきっかけは吉村和敏の写真集にはまったことなんだけどね。 「赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎」 「赤毛のアン・夢紀行 新装版―魅惑のプリンス・エドワード島」 「誰も知らない「赤毛のアン」―背景を探る」 「赤毛のアンの世界―作者モンゴメリの生きた日々」 ここらへんはどうだろう。 松本侑子の「私の青春文学紀行」 図書館にあったら読んでもいいな。
>>283 別に目を背けたいわけじゃないけど(じつはけっこう興味あるけど)
その話題続きすぎたし、渾身の長レス連投がでてきたりすると
白ける人が多くなるのは無理もない。
自分実は上にでてる遺書??メモ訳したんだけど、また機会見て
書き込むことにするわ。
うん、作者の話も面白いけど、そればっかりじゃね。 マリラのフルーツケーキ食べたいなあ… おなかすいてたまらんorz
>>289 まるっと同意
アンの部屋は、グリーンゲイブルズのより、幽霊通りの下宿の、
階段つきベッドの「塔の部屋」が一番惹かれる
パティの家で仲良し4人+猫+おばさんで暮らすのも理想の生活
>>294 いいけど町中に建てたい家じゃないかな。
別荘として持ちたい。
>>294 素敵なんだけど日本の気候風土には合わないのではという気もする
どちらかといえば別荘向けだね
中に和室も作ってもらえるかな? 実際のグリーンゲイブルスは思っていたより天井が低かった。 客間はアンが言っていたとおり暗いし、あのままじゃ住みにくそう。
>>294 みたいな外観で中は思いっきり和風とかだったら面白そう
299 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/09(木) 11:43:36 ID:rL/q0qe7
まったく知らない人が呼び鈴鳴らしそう。「え、お店じゃないんですか」 とかって。
間違えた人はもれなく、煮えたぎった鍋で追われます。
スーザンwwwwwwww
アンの世界好きだけど、日本でそれっぽいカントリーハウス建てるのは違うような・・・ 日本では和風カントリーを基本にして、手作りを大事にするとか そういう精神だけ見習いたいという気がする。
森に囲まれた別荘地なんかだと似合うのかもしれないけど、普通の住宅街だとメルヘンチック過ぎて浮きそうだな。 グリーンゲイブルスみたいなカントリーな家やビクトリア調のインテリアを眺めるのは好きだけど、自分や家族が毎日そこで暮らすのはちょっと違和感ある。 ああいう家やインテリアって日本人の顔に似合わないんだよなw
そうそう。カントリー雑誌見るの好きだけど 日本人の住人が写ってると似合わねーと思ってしまったり。 洋風カントリーで暮らしてる方、ごめんなさいw
軽井沢とかなら違和感無いんだけどねー
ペンションとかでありそうだよね。アンの家ふうの建物。 あの建物が住宅街にあって、住人が普通の通勤着とか着て出入りするところとか想像すると 何か色々微妙な気持ちになってくる。
非日常の建物なんだよね。 しかし別荘ならほんともちたい。浸りまくりたい。 庭にリンゴとか植えたい。 もちろんそんな金ないけどさw
ウィンディウィローズの部屋は学生時代あこがれたな 家全体が洋館じゃなくても、あんな部屋を一部屋作りたいものだ
塔の部屋憧れるよね〜! でも塔の部屋から見えるのがゴタゴタした汚い町並みやハリボテ的な新興住宅地では 台無しなんだよなぁ。 ストームキングの名にふさわしい丘やちらちら瞬く町の灯などの美しい景色じゃ ないと。そうなるとやっぱり別荘地とか人の少ないところになるね。
それこそアンのように空想で補うのは? 「窓から見えているのは汚い町並みや新興住宅地じゃなくて、 ストームキングなのよ〜☆」とwww
312 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/12(日) 09:25:30 ID:TIcpaELK
塔の部屋って「クイーン・アン様式」なのかな。やっぱり。 そういえば日本でも最近は リビングの一角とかが八角形とか半円形な塔みたいな形になってる家を 住宅地や広告で見かける気がする。 自分も洋館とか憧れるけど宿泊ぐらいでいいな。 やっぱり裸足で生活したいもん。
そいで、「ウィ〜」と畳に寝転がりながら扇風機にあたって 蝉の声聞きながらビール飲みたいよ、と思う人には無理だなw 真面目な話、カラッとした気候でないと合わない気がする。 その土地の気候風土に合わせて発達してきた家屋のデザインを ぽんと違う国に持ってきても無理があるよね。 高温多湿に合わせて改善もしてるのだろうけど、そうなるとどんどん本末転倒だし。
特に夏は蒸し暑くて大変だろうな カナダって真夏でも25℃いかない土地だから 35℃越えとかも珍しくない日本の夏に対応できる 建築とは到底考えられない
ちょっと建築から話がずれるんだけど。 炉辺荘とかで 夏の「夕方」、よくベランダで過ごしてる描写があって、 あれも日本の夏の夕方とは気温が違うんだろうなあと思うけど、 時間的にも、高緯度だから「夕方」とはいえ 明るくても結構遅い時間なのかな? 何時くらいまで明るいんだろう。 夕食後、小さい子はもう寝かしたけど、 大きい子は虹の谷であそんでる、なんて場面が時々あるよね。
「カナダ 夏 日暮れ」でぐぐってみたけど、夏の日暮れは遅くて9時〜10時ごろみたい
>>314 この夏行ったけど30度超えて暑かったよ。
日本でもフェーン現象で40度くらいに気温が上がるけど、
海風と気圧配置で気温がぐんと上がると土地の人に聞いたよ。
318 :
315 :2008/10/13(月) 00:58:51 ID:PFk06z7f
>>316 即答ありがとう!
うん、イギリスでもそのくらいだから、多分とは思ったけど
プリンスエドワード島でも、やっぱりそれくらいなんだね。
日本でも、夏は7時近くまでこどもが家に入らなくって
夜9時に寝かせるのにとても苦労したりするけれど、
布団に押し込まねばならない時間でも、まだこうこうと明るいってのは、
どんな感じがするのだろう。
あと、マリラに「お茶」の支度をしておくように、といわれたり、
夕方の時間に「お茶」がよく出てくるけど、
時間的によく考えると、もしかしてそれが夕食なの?と思ってしまう場面が
いくつかあったような(今、うろ覚えで、ここがって指摘できないけど)
それともイギリス的な豪華な軽食付き「ハイティー」で
夕食はもっと遅い時間に、またしっかり食べるのかしら?
夏なんて、そんな遅い時間まで戸外活動してるなら。
夏と冬でも違うかしら?
夏がそれだけ日の入り遅いなら、
冬は相当早く暗くなるだろうから、
4時頃お茶とパイ食べたら、もう寝ちゃうとか?
なんか疑問がうまくまとめられないわ、ごめんなさい。
こどもの頃読んだ時は、日照時間や生活習慣の差など考えなかったから。
夜10時にみる夕焼けって、子供の心にどんなものを想像させるのかな…
ちなみにほとんど村岡訳で読んでいます。
>>317 トロントやバンクーバー辺りは30℃超えする日もあるが
月間の平均気温でみると26℃程度。やっぱ涼しいよ
ちなみにプリンスエドワード島は8月の平均気温23℃
321 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/13(月) 06:10:51 ID:Ocfs5nGN
スェーデンハウスとか、流行じゃない? 住んでいる人に聞くと、窓が大きいので開けておけば風はよく通るし、 閉めたら閉めたで冷房の効きがすごくいいらしいけど。 どうなんだろうね〜
>>318 「赤毛のアンの生活事典」という本を見ると、
ティーと呼んでいても夕方に食べる食事は夕食のことを意味する
そうだ。肉や野菜のたっぷりした食事は、昼食にとるんだって
豚肉と野菜の煮込みなんてボリュームのありそうなものが、典型的な昼食と紹介されてる
殆どの人が農業や牧畜のお仕事だろうから、
そうなると昼や朝にしっかり食べて結果として夕食は質素(お茶とパンとあと軽く一品くらい)になるんじゃないかな
現代のサラリーマン家庭と、基準が違うと思う
昼と夕食の間に、日本人が連想するティータイムはとってたような…私もうろ覚えだが
小さい子どもは、寝る少し前に甘パンやココアをもらえることもあったらしい(どこで読んだか忘れた)
今の日本だと虫歯にならない?って思ってしまうけど
>>322 ああ、あるよね>子どもが寝る前にバタつきパン
スーザンが確か「すきっ腹で子どもを寝かせるなんて!」というシーンがあったような
確かに寝る前にパンだのココアだのというと、 虫歯や肥満が気になった。
アンも虫歯の治療を受けてたみたいだしね。 ポールが日曜日だけはバタつきパンじゃなくてジャムをつけたパンを 寝る前にもらえるから楽しみなんだ、なんて話をしていたから 日常の楽しみだったのかもね。
アンが来て、マリラが初めに用意したうちの一つが歯ブラシだったけど あれって朝だけ磨く習慣だったのかもねー
そういやビクトリア時代の生活を一家がやる番組で ごっつい歯ブラシが出てきたな。
328 :
318です :2008/10/18(土) 01:04:21 ID:zJWKF17a
>322 ありがとう、やはりティーといっても夕食なのね。 生活事典か。その手の本は何となく敬遠してきたけれど、 読んでみようかな、という気になりました。 さがしてみます。どうもありがとう! 虫歯話、 ウォルターの虫歯痛そうだった。 歯医者に早く行って抜いてもらいなさいよって、 抜くのが唯一の治療手段かい!?って思った。 でも、なんとなく一番虫歯の本数が多そうなのは シャーリーじゃないかって思うけどw
>>328 >抜くのが唯一の治療手段かい!?って思った。
リンド夫人がデイビーのぐらぐらする歯(乳歯だっけ?)を糸の一方に結んで
もう一方をドアノブにくくりつけて「バタン!」とやって抜くシーンがあったよね。
どうしてもブロッサムの話だけは苦手だ
331 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/20(月) 10:42:40 ID:g0Es5tl8
番外編のってどうにも読後感が重苦しいのが多いね。 読後感いいのもいっぱいあるけどね。 自分もブロッサムは苦手です。 よくレスに出てくる没我、とかタニスとかもはるか昔になんどか読んで、 もうたぶん二度と読み返さないな、と。
332 :
331 :2008/10/20(月) 10:43:22 ID:g0Es5tl8
ageた、失礼
没我はどうにも苦しい話だけど、たまについ読んでしまうな 読んでて楽しいのは「隔離された家」 あの結末、村の住人一同、エエエエェェェェ(゜Д゜)ェェェェエエエエだったろうなあw
>>333 あの界隈で有名な、個性の強い異性嫌い同士がくっついたとあっては、
大騒ぎだろうね。しかも娯楽の少ない地域だから話題騒然だっただろうなw
ブロッサムは一般的には「いい話」なのかと思ってたから、
苦手なのが自分だけじゃなくてちょっとほっとした。
あの爺さんの娘に対する依存が半端なくて、どうも怖いというか。
いいなと思ったのは「隔離された家」「ロイド老淑女」辺り。
ブロッサム苦手なのは私だけじゃなかったのか…良かった
>>334 あの二つは大好きだー
ブロッサム、老いた父はともかく
まだ未来ある娘が過去の気儘な暮らしぶりから
社会に適応できなくなってるとしか思えない。
過去に生きるというか。
親を大切にするのと巣立たないのは違うのに。
その痛さと他人だからこそいい話なんだろうか
前にも書いたけど、ブロッサムは父親(しかもジジイ)と 頬ぺたじゃなくて唇にキスするシーンでうげーと思いました。
親を大切に話じゃなくて、単に都会生活が性に合わないのがわかって 帰ってくる話だと思ってた。
自分は普通にいい話として読んでしまった>ブロッソム でも父親が亡くなった後、彼女がどうなるかと考えると辛いね。 競売フリークの話が好き。 オクで赤ちゃんを買うっていうのが、読んだ当時はよくわからなかったけど 今になってえらいことだと実感w でもラストはこれで良かったんだねとしみじみ思える。
ブロッサムの話だっけ?あのミセス・ブリュエットが本編そのままの 小意地の悪さ丸出しで登場してるの。 小技が効いてる!と感心した記憶がある。 私は崇拝者を持ったことがない女性が見栄を張って作り話をしたら 該当する実在の人物が登場してしまったっていう話が好きだ。
>>340 シャーロット・ホームズさんだね。
私もあの話好き。
喪女の夢と言うか、憧れみたいな感じかも。
青い城も同じカラーだと思う。
ちょっと立場は変わるけど、「丘の家のジェーン」も想像の憧れの父が本当に出てくるという
「理想の想像上の人間が不意に現実となって登場」ってパターンだね。
342 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/21(火) 18:15:54 ID:gmqc5F2P
>>341 > シャーロット・ホームズさんだね。
そんなヒトいません。pgr
>>342 バカなの?死ぬの?
今ローカル局でアンやってるので見てるんだけど。
先週マシュウからふくらんだ袖のドレスもらってた。
ふと思ったんだけど、アンにとってこれはGBでの2回目の
クリスマスだよね。
去年はプレゼント無かったのかな。
アンもマシュウやマリラにあげてる様子ないし。
ローラ一家のクリスマスのテンションの高さは何なんだろう?
あの時代のプリンス・エドワード島では クリスマスのお祝いの時に、親戚や友人間でプレゼントを交換しあうのは 一般的じゃなかったらしい。 小さい子供は、菓子・果物や日用品程度のささやかな贈り物を 吊るした靴下に入れてもらえたそうです
345 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/22(水) 09:44:29 ID:ZO1XfaH7
松本侑子さんの本では、長老派は質素のようですね。 マリラがアボンリーの田舎の中でも、特に地味女なのは、熱心な長老派 だから? 若草物語では、姉妹は貧乏だ貧乏だと嘆きつつも、クリスマスは御馳走やら プレゼントやらがあるべき、みたいだけど。 まぁ年ごろの娘たちだというのに、メイドが食後の片づけを始めても、 誰も意に介さず、だらだらとしゃべり続けている感じなので、貧乏 とは言いつつ、お嬢様の貧乏なのかな。 アンが食後も果てしなくしゃべっていて片付けを始めなかったら、マリラ は怒りまくるだろうね。
メイドの仕事に無闇に手を出すのは、当時の常識からすると外れているんでしょう お母様がわざと休暇をとって、家事の大変さを教えているから感謝の念はあると思うよ メイドいるなんて今の私達の感性や習慣からすると、どこが貧乏?だろうけど 家電が何にもない時代だしね。 お金のある無しでいったら、マリラ達のほうが豊かだったんじゃないか 奨学金や貯金使ったとはいえ、アンは大学まで行けたんだから アンの教師の稼ぎを当てにせず 双子を引き取れるくらいの収入は、銀行破産してマシュウが死んだ後も、マリラにはあったわけで
たとえアボンリーでもクリスマスプレゼント贈りあうのが流行ったとしても、マシュウとマリラはやんなかったろうな。 歳とった兄妹だけでプレゼント交換しあってもつまんないだろうし。 アンがきた最初の年のクリスマスは詳しく書かれてないが、翌年マシュウがアンに膨らんだ袖の服をクリスマスに贈ろうって考えたあたりを読むと、なんとなくマシュウは前の年も何かしらアンにプレゼントあげてたんじゃないかなあと思うんだよな。
地味に毎年やってはいたんじゃないかと思ってた>クリスマス 年によって華やかな出来事があった時だけ、作中に出てきたのでは。 マシュウの服のプレゼントとか、キャザリンブルックの訪問時とか。
さすがにクリスマスにまったく何もしないってことはなさそう。 いつもと違うご馳走ぐらいは作ってたと思う。 双子を引き取ってからはアンが主導してお祝いしてたんじゃないかな。
350 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/22(水) 14:55:23 ID:eXsMTz9X
>小さい子供は、菓子・果物や日用品程度のささやかな贈り物を >吊るした靴下に入れてもらえたそうです これ読んで、マシュウはチョコレートキャラメルをあげたんじゃないかと 思っちゃった。 一回あげて喜ばれてるし。
プレゼントやツリーは定着してないけど、ご馳走はあったらしい それこそ鳥まるごとや、クリスマスのプティングとか …鳥をしめるところから、するんだろうな。大変だ これは自分の勝手な推測だけど、 マリラもそのうち、プレゼントあげるようになっていたと思う アンを育てて、たまには楽しいことやご褒美も大事と感じたろうし 髪染め事件で、あまりアンを怒らなかったんで(充分、罰をうけたからだろうけど) マリラも変わったなあ、と思ったよ
352 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/22(水) 21:45:56 ID:EKA+ORCa
マシュウが膨らんだ袖のドレスをアンにプレゼントするところ、やっぱり好きだなあ。 「学生の本分は勉強!」てごまかされて服あまり買ってもらえず、オシャレな 友達をうらやんでた自分の過去思い出してつい胸につまる。
アンはマリラに綺麗な服もらえなくてがっかりしても、ごまかされたなんて思わないだろうね
かわいい服を着てるといい子でいやすい、というところは、激しく納得するよ。 大人だけど今でもそうだわww
マリラは別にごまかしてないしね 清楚・簡潔な服こそ一番という信念のもとに流行に乗っからなかっただけ しかしこのシーン以来最新流行のコートを仕立ててしまうツンデレっぷりにまた萌え ほんとそこの詳細な服の描写はワクワクしてくるね 「つやつやとした、すばらしい茶色のグロリア絹地!優美なひだやふちどめのあるスカート、 最新流行の型で、ピンタックのしてあるブラウスで、首にはうすいレースの飾りがついている。 それよりも袖、すばらしいのはスリーブだった。長いカフスの上には、茶色の絹のリボンを 超結びにしたので仕切ってある、二つの大きなふくらみがついていた。」(村岡訳) P・E島のグリンゲイブルスの部屋にはこの服が飾ってあるらしいけど、この描写に忠実に作ってあるのかなぁ 見てみたい。
私はマリラがアンにイブニングを作ろうとするシーンが好き。 なんてことないシーンなんだけど、マリラの母親としてのほのかな競争心が垣間見えるよ。 うちのアンが他の娘たちに引けを取ることなんてあるものか!みたいな。
>>355 確かかなり描写に忠実に作ってあると思う。
映画の水色ワンピは問題外として、アニメもスリーブが一つなんだよなー。
ふくらみのがリボンでくぎってあって、なんていうか装飾的な所が
この服の醍醐味なのに、その辺はちゃんとしてほしかったなー。
片袖につき2つの膨らみなのかな? 自分は両袖で2つの膨らみって思ってた。 デザイン的にそのほうが自然な気がするし
>>355 先日のアン展でアンの部屋が再現されてたけど、
茶色というよりエンジ色に見えたと覚えてる。
強いて言えば、赤茶色。
展示のアンの部屋は、ダイアナのろうそくの灯りのサインが見えてたね。 未来予想図みたいだなーなんて思いつつ、 そういう演出って、なんだか嬉しい。
>>358 グリンゲイブルズの展示写真では、
大きなふくらみの真ん中をリボンで縛って二つにしていたと思う。
>>361 実物はそうなんだ。
しかし膨らみが二段もあるパフスリーブって絵とかでも着てる人見たことないんだけど、実際に着た場合果たして可愛いんだろうか…
団子みたいに見えないんだろうか
364 :
なまえ_____かえす日 :2008/10/24(金) 08:41:50 ID:f/TCocuw
2段になっていると、ちょっと中世のドレス風味だよね。 シェークスピアのお話の登場人物みたい。
>>363 膨らみが3段以上あるのも、存在したらしい…
流行は醜いゆえに廃れるのが早い、という言葉もある。 是か非かは別として、多少変だったりするのが魅力なのかも。
マリラは流行ってる当時から「風船そっくりだ」と言い捨ててたもんね。 アンがクイーン学院に行ってから教師になったあたりで廃れたのだろうか。 ミス・ラベンダーの結婚式ではすんなりしたドレスを着たみたいだし。
身体をはすにしなけりゃドアを通れなくなるほどの袖のふくらみ というのがピンとこなかったけど、アニメのステイシー先生で 理解できたw
>>368 アレは確かにドア通りづらかったろうなw
>>363 モンゴメリもエミリーシリーズのどっかで書いてた
こんな袖は今となってはプゲラだけど、流行ってた当時は若い子が着ると
オシャレに見えたんです、的なこと
>>365 ミシュランタイヤの人形の腕みたいになりそうだなw
子供のとき、あの袖は取り外しや装着が出来るんだと思ってたな
仕事着と教会やおよばれに着る服は違ってたんじゃないかな。 アンの世界では「晴れ着」とまで言われている場合もあるし。 マリラがアンの茶色いドレスをみて、 「この袖からもたっぷり上着がとれそうだ」 と言ってるから、上着になるほどの袖ってなんだろう?と思った記憶が。
>>373 おお!優雅w
アンが鼻を染めちゃったシーンで着ていたキッチキチのカシミアとか、作業着は作業着としてあったんだろうね
個人的にはミス・コーネリアの初登場シーンの服装を見てみたい
誰よりもふわっとふくらんでるのはスティシー先生だよね? あと、三段のふくらみってのがいなかったっけ?
セント・クレア・ドネールのママンじゃなかったっけ
マリラ亡き後のグリンゲイブルズはデイビーがついだんだっけ? リンド夫人は先に亡くなってたのかなあ
リンド夫人の気性なら「マリラを置いていくわけにはいきませんよ」 って最後まで看取っていそうな気がするな。 デイビーはアンが家を出た後で農場を取りしきるようになったはずだから、 自然に後継ぎって形になったと思う。
マリラがリンド夫人亡き後一人でいるのは辛いので マリラに一歩先に逝っていてほしい
でもリンド夫人がマリラ亡き後一人なのも居心地わるそうでかわいそう
つまりお互い、互いを置いては逝けないと思っているので 長生きしたというわけですね
自分の希望としてはマリラはリンド夫人の介護を最後までして、しっかり看取ってから、自分も家族やアンやアンの子供たちに看取られて安らかにいったんだと思いたい。 マリラはアンや双子を引き取って育てて本当に良かったよね。 家族は増やしていかなきゃ最後ひとりぼっちになっちゃうもんね…
マリラが先に死ぬとレイチェルがグリーンゲイブルズに居づらいからレイチェル先がいいな。 (いいなってのも変だけど) マリラはデイビーの奥さんとか介護してくれる人には不自由なかっただろうね。
アニメでは緑に染めた髪を切った翌週 エレーン姫をやる時には元に伸びている。 ナレーションは「髪も元通りに伸び・・」とか言っている。 触れなきゃそれはそれでいいのに。
>>386 わかるわかる
アニメも大好きだけど、あの時ばかりは融通きかねーなと思ったな
ベリーショートの巻き毛に黒ビロードリボンのヘアバンド姿、見たかったなあ
あの絵ならきっとすごく可愛かったのに
>>387 その姿は髪を切ったあとの初登校時に披露してるでしょ。
ダイアナがリボンと鏡を持参してて、アンの短くなった髪に飾ってあげた。
「こうやるとまるでシャーロットタウンの最新流行の髪形に見えるわ!」
との言葉通り、ステイシー先生も学校のみんなも、さりげなくギルも(笑)
アンの髪型を誉めた…という明るい描写があった。
ジョシー・パイの「最新流行か知らないけど、カカシみたいよ」という
セリフもあった。
エレーンで溺死しそうになった話の回までは髪短いままでも良かったと思うんだよな。 原作でも黒いリボンでまとめた短い髪についての描写があるしさ。 その次のエピソードが確か数ヶ月あと位の話だったから、その回から元の髪型に戻せば自然で良かったのになと思う。
アニメは全くの別物 あんな馬面やだよw
391 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/08(土) 00:29:02 ID:YhdL+u/h
髪がもとの状態に戻るまでは大変だっただろうな。 チャパツにした髪の根元が段々黒くなってくるような感じで 緑の髪の根元が段々赤くなっていくんだもんな。 緑の髪はともかく赤緑二色になってる髪ってすごくヘンw
>>391 根本が赤いままだったから、緑の部分は全部切ったんでしょう。
結果的に赤い髪のベリーショートになって、髪を緑に染めてしまったという
致命的な恥をかくことだけは免れた、と。
一瓶全部使ってそんな染ムラをしているようじゃ、もし緑じゃなくて
黒にちゃんと染まったとしても随分変だっただろうなと思った。
私も染め方が不自然に感じた。 普通、頭頂部から塗らない? 毛先から塗ってるんだよね。
アンも子供だったからとりあえず目につく部分を染めたのかもよ 行商人も多分適当な説明しかしてないだろうし、ブラッシングすれば OKみたいに言われて、頭頂部のあたりはちゃんとブラッシング できてなかった、と考えれば根元は残る でも長いのが当たり前の当時、いきなり同級生がベリーショートに なってたらそりゃ一大センセーショナルな出来事だろうなぁ 「失恋した」とか「イメチェンで」とかいう言い訳使えないしw
「熱病で」
二週間だったか、家にこもって髪洗い続けている間に 多少は伸びてプリン状態になったんでしょ?
>>396 確かに髪伸びるの早めな人は2週間もあればプリン状態になるか
うちの姉がそうだし
>>394 アニメではとりあえず毛先を染めてみたって感じだったね。
>切った言い訳
若草物語のジョーみたいに髪を売ったことにすれば?
と読んだ当時思ってたけど、それだと別な方面で噂になってしまうか。
マシュウが財産を失くしたんじゃないか?とか。
火の事故とか、ペンキが付いたとか…
アンなら、荒唐無稽な言い訳には事欠かなかっただろうけどw でも、空想はよくても嘘はいけないというモラルがあったんじゃないかな。 だから真実を知っていたダイアナも、理由の捏造なんかせずに、ひたすら口を噤んでいたわけだし。 (この誰にも秘密を漏らさなかったという点で、初読当時、ダイアナをすごく見直したよ)
>>398 >切った言い訳
>若草物語のジョーみたいに
これ、原作でも若草のパロとして「笑うとこ」みたいですね。
小説の少女は崇高な理由で切るのに、私ときたら!みたいな。
病気を言い訳にするには狭い村すぎるんだよね〜 医者を呼びに行ったかどうかも、リンド夫人を始めとして 村の誰かが知ってる罠w
ある意味アンは 「今すぐ髪を真っ黒に染めてみなければ死んでしまう病」の 熱に、うかされたさ。 それにしても行商人を 「あら、もちろん家には入れなかったことよ!ちゃんと外で…」みたいなくだり、 マジでウチの娘もやりそうなパターン。 こどもって怖いわ〜
404 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/10(月) 08:26:00 ID:Ld32ovBF
私も初めて読んだ時には、頭頂から染めたんじゃないの…と思ったけど、 それは浴室でじゃぶじゃぶシャンプーするイメージだからかな。 テーブルに洗面器だったら、根本部分は残るかも?
マリラが染めたばかりの髪を確認した時点で もとの赤い髪が一筋ふた筋… ってあるからね。
染めた後のアンの髪ほどグロテスクなものをマリラは今まで見たことが無かった、 とあったけど、傷口に塗った後乾いた赤チンのような、金属じみた感じを想像した。
緑に染まって何度洗っても決して落ちなかった髪染めの成分は一体何だったんだろうな?
「あのとき急に髪を切ったのは、行商人から買ったインチキ毛染めで 黒髪にしようとして失敗したのが真相」 とアンは夫となったギルに話したのだろうか?
和解後ならギルは何言っても可愛いと思ってくれたろう 紅く輝く君の髪は綺麗だとか言ってくれるよ
髪のことを言及するのはタブーだと思ってたんじゃないかな
411 :
ギル :2008/11/11(火) 12:02:07 ID:NZDDdBT0
どんなに愛し合ってる夫婦でもタブーはあるもんな
「リラ」で真相話してたよ ギルは初めて聞いた風だったから、それまで 話してなかったみたい まあ、敢えて自分から話したい話題でもないしね
暖かみのある金色、かもしれない。
村岡花子訳の新版「アンの娘リラ」を読まれた方いらっしゃいませんか? 旧版と比べて、カット部分の追加等はありましたか? 書店で迷っているうちに、店頭在庫が無くなっていてネット購入するか迷っています。
>>415 リラはそもそもカットされた箇所は無かったキガス。
急に髪切って、理由を頑なにいわずにだまっていたら、
たぶん周囲は「…焦がした?」くらいに思うかな。
>>412 リラ、最近読み返したばっかりなのに、記憶にない〜〜!!
どんな風に言ってたっけ??
カナダでは「アン・ブックス」は炉辺荘(愛の家庭)まで、
虹の谷とリラは含まれないと、花岡版の解説にあった通り、
リラでは、「ブライス夫人」としか書かれないことが殆どで
ちょっと寂しいよね。
たまに「アン」と書かれてたけど、その辺かな???
それか漆喰とかべたべたしたもんを何かの拍子で頭から被ったとかね
>>417 「リラ」18章の”戦時結婚”に「髪を染めたときのことを話したかしら?」
「それでいつか髪を短く刈り込んだんだね?」という会話がありました
でも、アン、「マリラとわたしのほかはだれも知らないのよ」って
かたく秘密を守り通したダイアナの友情はどこへ
リラが主人公だから仕方ないけど…
>>420 もう時効でしょう。
すでにアボンリーを離れてるし、ギルがアボンリーに帰って秘密を暴露する
はずもないから、結局ほんの数人だけが知ってる事実というのは変わらない。
一緒に暮らして思わず気が緩んだマリラがリンド夫人に秘密を漏らしていない
ことだけを祈る。
馬に髪を毟られたとか
それなんて動物のお医者さん?
>>421 うっかり話してしまったら
「そんなことだろうと思ってましたよ、まったくのところ。
医者を呼びに行ったわけでもなし、思わぬ事故なら理由を
内緒にすることもないだろうしね。アンのしそうなことさね」と
言われて愕然とするマリラ、まで浮かんだ
>>419 鉢を担いでどうするw
それを言うなら鉢かづき姫ですw
そこでこだわってどうするw
>>426 間違ってそう呼ばれることもあるってだけで、ちゃんと「『鉢かづき』とするのが正しい」
ってそこに書いてあるじゃんw
馬鹿なの?死ぬの?
鉢かづき姫のスレでやってくれ。
>>424 いや、あれこれ推理してとっくに真実を知ってたんじゃないかと思う。
イタリア人の物売りがグリンゲイブルズに向かった→満足げに帰った。何か売れたらしい→
マリラは留守で売れないだろうに→アンが一週間学校を休んだ→でてきたら髪が異常に短い
これは…!
でもリンド夫人は自分で言ってるよりかなり思慮深いし、
気の毒な人々に親切なので黙っていた、と。
>>430 しょっちゅうグリーンゲイブルズに顔を出しているリンド夫人なら
アンが理由のわからぬ欠席を続けているとティリー・ボールターあたりから
聞いたが早いか様子を見にくるのではないかと思ったけど、
リンド夫人は事態を察知して空気を読んでいたのかもね。
バターを盗まれた挙句苦情を入れられたときのリンド夫人の大人な対応を
みると、リンド夫人は信用できる気がする。
初読の時は、赤の染め粉で染め直せば…って思ったけど マリラにもアンにも論外の選択だろうなw
>>432 うーん、でも現代ならともかく、当時は赤毛ってよく思われてなかったんでしょ?
黒に染める染料はあっても赤毛に染める染料なんてあったのかな?
・・・って、ここまで書いて、「風と共に去りぬ」でマミーが
娼婦のベル・ワットリングの赤毛を「あれは染めた髪ですだ」って
言ってたの思い出した・・・
>415-416 リラの養子のジムスだっけ? あの子が老婦人から遺産を相続することになった顛末が追加されている。 リラとふたりで旅行して、ゴタゴタがあった時に知り合いになったとか。 まるまる1章分ぐらいあったと思う。
>434 その部分は旧村岡花子訳でもあったよ。
436 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/15(土) 12:02:52 ID:Zl7sQuTI
>>410 実は、そもそも Anne of Green Gable を 「赤毛のアン」
というタイトルにするのは、いかがなものか? と思った。
アンは気にしているんだしさ。
アブリルのあがないと 一緒で、頭韻踏んでるし いいんじゃない
>>434 >>435 その部分は文庫にはあったが、高校の図書館にあった単行本の全集かなんかのリラには確かなかった。
もしかして、
>>434 の読んだのはそれかも。
その全集も村岡さん訳なの?
>>438 だけど、村岡さん訳だった。
だから、文庫を買ってよんであれ?ってなったよ。
図書館で、児童書のコーナーにある全集かな? 大人向きの書棚には、文庫やハードカバーの村岡役があるけど、 児童書にも、それとは違う全集があるんだよね。 読み比べたことないけど。
442 :
436 :2008/11/16(日) 01:22:27 ID:PgX+0Bud
>>437 今まで自分はとても気になっていたんですが、一般的にはそんなに気にされるものではないって
ことですかね? 人の意見が聞けてちょっとつっかえが取れましたw
ども。
>>436 今まであまり気にも留めなかったけど、
たしかに、アンが聞いたらプンスカかもねw>「赤毛のアン」
でも、「なんだろう」「どんな女の子の話だろう」ってインパクトはあるかと。
長年それで馴れてしまったから、他のタイトルをつけられても
ピンと来ない。
花岡訳以外の訳者の版でも
別タイトルはつけようがないほど、馴染んでしまってる。
436さんみたいに思って、別タイトルを考えた訳者もいたかもね。
でも、私が出版社側だったら、同じ本だと分かってもらえないと困るから
(続編や別の話と思われるかと)
「やはり赤毛のアンで」って言うだろうなあ。
深く考えるとちょっと違う気もするしアンに怒られそうなんだけど
でも邦訳のタイトルとしてはグッジョブだと思う。<「赤毛のアン」
「グリーンゲイブルズのアン」ではたぶん売れていないと思うし
>「窓辺の少女」「窓に寄る少女」「夢見る少女」・・・いろいろと考えましたが、
>当時大学生だった、娘のみどりの「『赤毛のアン』がピッタリだわ」の意見に、
>思い切って若い人の感性にまかせてみようと心に決め、カナダのAnne of Green Gablesは、
>1952年(昭和27年)5月10日に『赤毛のアン』となって誕生したのです。
http://club.pep.ne.jp/~r.miki/origin_j.htm と村岡花子記念館にあるね。
たしかに頭韻踏んでるし、一度みると忘れられないタイトルだと思う。
日本人が心地よいと感じるリズム・5音で、最後に強調の「ん」が付く。 最初の一音が「あ」で、明るく大らかなイメージ。 しかも「ん」の直前も「あ」なので、明るく大らかイメージは増幅。 途中で濁音が入ることにより、右から左に通り抜けることを許さず、ひっかかりを残す。 日本人の耳には、これ以上ない素晴らしいタイトルだと思う。
>444 みどりGJ
「緑の切妻屋根のアン」だと妙にヌカミソ臭いしなあ
448 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/16(日) 21:57:47 ID:lwiZduRb
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1226754336/ 20 :七つの海の名無しさん:2008/11/16(日) 10:12:49 ID:obDpp1/Q
アニメは演出が半端ない。
一見地味な印象ではあるが演出の力でぐいぐい引き込まれていく。
21 :七つの海の名無しさん:2008/11/16(日) 10:19:20 ID:Il4TXf8j
アニメ赤毛のアンは、日本アニメのルネサンス的作品
高畑演出を叩き込まれていたハヤオはアンを少しやって独立した。→ 未来少年コナン カリオストロの城
押井守は、アンのあるシーンを観てから演出開眼した。 → 2年後ビューティフルドリーマー
富野は、アンのコンテをやりながら高畑演出を研究していた。 → 翌年、ガンダム
22 :七つの海の名無しさん:2008/11/16(日) 10:27:23 ID:bjSWTqa/
モンゴメリの孫たちはアニメの「赤毛のアン」を見たのだろうか?
原作者本人は当時映画化された「アン」を観たとき不満だったらしいから。
アニメを観たらあまりに原作に忠実なんできっと喜ぶかも。(と妄想
23 :七つの海の名無しさん:2008/11/16(日) 10:35:21 ID:bjSWTqa/
そういや、新海誠の「雲のむこう、約束の場所」で女の子が 線路の上を綱渡りみたいに渡るシーン↓
http://www.mtime.com/my/christing/photo/598789/ これは「赤毛のアン」からとったって聞いた事があるな。
24 :七つの海の名無しさん:2008/11/16(日) 10:41:33 ID:KmHcK5r5
アニメしか見てない連中は、アンの青春時代の話や
アンの娘が主役の話を全然知らなくて心底笑える。
25 :七つの海の名無しさん:2008/11/16(日) 10:46:24 ID:8zEjtbp4
>24
途中から出版社に無理やり書かされてた続編だぞ、それ。
「あの憎きアンのせいで!」ってモンゴメリ自身が書いてる。
自身はエミリーシリーズとか力を入れたかったらしいからな。
一作目は処女作だけあって愛に溢れてるんだけど
26 :七つの海の名無しさん:2008/11/16(日) 10:55:35 ID:W8tJcSZi
正直、ファンには引く事が多い。
特にNHKの狂信的Pには引いた。
>>447 そもそも切妻屋根っていわれてもなぁ
だよねw
少女をタイトルに入れると続編で成人したアンの時困るし良かったと思う
>「窓辺の少女」「窓に寄る少女」「夢見る少女」 この辺のタイトル案を見ると、本当にみどりGJという感じだなw
452 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/17(月) 19:51:43 ID:G+HUCbik
ごめん、観てないけど アンがいきなり「しんぱいないわ〜」と歌いだす光景を想像したw
ごめん、観てないけど アンがいきなり「グリ〜ンゲイブルズのアン〜」と歌いだす光景を想像したw なんか、赤毛のアンのミュージカルというと、 アニメの挿入歌が頭に浮かんでくる。 サントラもっていないけど、ダイアナの歌とか、窓辺の歌とかいろいろあったから。 あと、学校帰りに歌いながら帰る時のメリーさんの歌とかも 耳に付く歌だった気がする。
>>452 プリンスエドワード島でやってるミュージカルの日本語版
「日本人が洋ものを日本語で」しかも「ミュージカル」、この2点に抵抗を
感じる人も多いだろうけど、偏見を持たずに見てみたら?
上演時間が休憩込で3時間弱なので、ストーリーはかなり省かれてるけど
自分には面白かったよ
映画の「アンの結婚」DVDをようやく、初めて見た。 たまげた。
>>449 そうそう、切妻って言葉、アンで初めて知ったし、
いまでもそれ以外で目にしたことほとんどないよw
「妻」って文字が、なんだかなあ、だよね
アンの気持ちに配慮して、これならどうだ
「金褐色のアン」
じゃあ対抗して 「チチアンのアン」
「赤毛だったけど段々色が濃くなって今では赤褐色の髪のアン」
余計傷つくわw
「金褐色(って言えって言われました)のアン」
>>454 メリーさんじゃあ、羊だよw
はしばみ谷のネリーねw
463 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/18(火) 23:15:02 ID:OfTELv7c
赤毛だったけど段々色が濃くなって今では赤褐色って言われて悩んでいた そばかすも消えて性格も大人しくなり、あんた昔ほどしゃべらなくなったじゃないかと マリラを泣かせたけど2巻ではまた赤毛と言われてブチ切れそばかすも復活したアン
そばかすはきれいに消えたと思ったらまた出来ちゃったから 異常なこだわりを見せて消そうと奮闘してるよね。鼻の皮がむけるまでw だけど年頃の女の子なんてみんなそんなもんだよなぁ。 村一番の美人となったルビーにもコンプレックスはあったのだろうか。
>>464 たしか、おつむがあんまり…じゃなかった?
いや、だから美容上の、だろw ルビーは色白だから、内心アン以上に 眼前15センチに近づかないと見えないようなそばかすでも めちゃくちゃ気にしていたに違いない。 美容上以外なら、どんなに綺麗になったといわれても ギルバートがアン以外に見向きもしないのが最大のコンプレックス。
467 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/19(水) 23:17:46 ID:VhajgTHg
アンは173、4pぐらいでルビーは167cmぐらい?? ルビーは大人になってから最初ぽっちゃり系色白美人で、 遠くに遊びに行ったらたまたま病気を移されてガリ痩せ。 当時の美人の基準はよくわからないけど超美人。
468 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/19(水) 23:57:41 ID:X8dE8jq9
>>466 >ルビーは色白だから、内心アン以上に
眼前15センチに近づかないと見えないようなそばかすでも
めちゃくちゃ気にしていたに違いない。
美人って「えっ、そんなの気にする程のことかぁ!?」て思うような
ホントに些細な自分の外見上の欠点を気にしてたりすることあるしね。
コンプレックスとはいかないまでもルビーなりに気にしてたところは
あったかも知れないね。
美人といえばフィルも学内ピカイチの美人だけど、いずれ バイアン型の鼻(鷲鼻?)になってしまうという悩みを持っていたよね。 レスリーは美貌のせいで不幸な境遇だったから、美人であるという そのものを憎んでいたという…。再婚の時には考え直してるけど。 レスリーにだけは美容上の悩みはなさそうだ。
ルビーはヒステリー起こす癖があったんだっけ? 年頃になってからは異性にもてることを自慢してたんだよな。 ルビーのモテ自慢はカンに触るけどフィルのは許せるってところのアンの説明はいまいち説得力に欠けてる気がする。 多分フィルだけ許せるのはフィルが都会の本物の美人だからだろうと思う。 あとルビーのことあまり好きじゃない件には絶対ギルバートが絡んでる。
フィルは何となく憎めない、って気持ちはわかる。 アンとプリシラじゃないが、モテ自慢も頭がいい自慢も、 フィルの口から出ると、不快な感じがしなかった。 本当に天真爛漫で性格がいいんだろうな。
>>465 なんで?
クイーン学院の入試には上位の方で受かってるじゃん
473 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/20(木) 22:25:56 ID:wXMLLtmm
疑問色々 ・クイーンでアンは免許1年コース、ルビーとジェーンとかは2年なのに 同時期に卒業して教師をしている。もう1年行くはずじゃ… ・フィリパがチートキャラ過ぎ。 ・アニメじゃマシュウからもらった牛のドリーの話が感動的だったけど、 原作じゃ邪魔だからってさっさと処分する為に売った事。 ・3巻で2巻の新キャラのエイブおじさんがさっさと死んだことにされる事。 ・アニメじゃ頼れる存在っぽかった使用人マーチンが原作じゃ 頼りない存在だった事。
474 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/21(金) 08:14:12 ID:AQFvssoF
>>473 他の疑問は、疑問というよりアニメと原作の違いを言ってたり自分の感想を言っているだけじゃあ…とスルーさせていただく
教員免許については、多分こういうことかなーと思う
免状は1級・2級・3級と3種類あったそうです。
2年勉強すれば1級、1年で2級、半年で3級がもらえました。
そして、入学してすぐ2年目の課程に飛び級し、1年で2年分の勉強を終え1級免状を貰うコースがあったそうです。
アン・ギルバードがとったのが多分これ。入学試験を好成績で通過し更に計算の試験に受からないと、このコースには入れない
ジェーン・ルビー達は多分、2級免状で済ませたのでは
教員システム、分かりづらい…間違いがあったら指摘お願いします
なるほど、そういうシステムになってたのか 473さんじゃないけど、自分もそこが腑に落ちなかった クイーンで3年勉強したステラがレドモンド大学の2年に編入してたり、 教育システムはフレキシブルだったのね
477 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/21(金) 21:37:22 ID:urtZDWXV
解決しました!!ありがとうございます。 今の制度とは大分違いますね。 あとアンの愛情で、アン達が懐いた野良猫を殺そうとしたり 猫好きおばさんが子猫は溺死されないといけないとか ハリソンさんが要らなくなった飼い犬を首を絞めて殺したり色々と残酷なんですが 当時はこれがスタンダートなのでしょうか。
478 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/22(土) 00:34:17 ID:pwsGqQjB
七つの子が鶏の首を斧でぶった切る時代ですので
479 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/22(土) 03:26:09 ID:HDnGOHya
人の子でも産めるだけ数産んで。半分ぐらいしか大人にならない時代だから。 肉食人種だし。
今のペットは家族の一員、野生や野良の動物も大事にしなくてはいけないという考えがむしろ新しいと思う それに今だって、捨てたり保健所に持っていく人たちはいっぱいいるじゃない 動物の避妊手術は無かった時代だろうし、食べるために動物を殺すことが身近にあったんだから 自分の手を汚すことにためらいが少ないんでしょう
犬猫をすごく可愛がってた人のエピソードもあるけど、変人扱いされてるね 猫に人間用のお皿とテーブルで食べさせてる人は そのうち神罰が下る、と言われてたり 犬と一緒に埋葬してほしいから、教会の墓地に 入れてくれなくていいって言って、奥さんに愛想つかされてたり
>>481 最後のは、今の時代でも変人扱いだろうなぁ。
アンの時代はペットってか、家畜に近いよね。
昔は日本でも猫の子川に流すとか普通のことだったんだよね。 とはいえアンたちも平然と猫を殺そうとしたわけじゃないし 結局仕留められなかったし、そんなに引かなかったけどな。 一方で犬や猫への愛情に溢れたエピソードも多いし。 当時の農家の人とかにとっては、家畜を絞めるのも仕事のひとつ。 自分では絶対手を汚さずに、ステーキか何か食べながら 「まあ、残酷」とかいってる現在の読者より、ずっと生き物の命に 向かい合って生きていたと思うし。
484 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/23(日) 09:17:14 ID:wFCn6hwh
池に捨てるよりはクロロフォルムのほうが安楽な感じ。
485 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/23(日) 14:38:57 ID:vEjoAXPe
私は、若い女の子なのに、クロロフォルムの入手が簡単なことのほうに 驚いた。
薬物の規制は、ゆるい時代なんだろうなあ
ジムシーナおばさんも「子猫は溺れ氏にさ せ る べ きですが大人になった猫は決して殺してはいけません」とか言ってる品
>子猫は溺れ氏にさ せ る べ き そりゃ変えない子猫を道ばたに捨てたりせず、責任もって始末せよってことでしょう。 かわいそうだけど避妊手術が一般的じゃなかった時代はしかたなかったと思う。
489 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/23(日) 22:04:13 ID:zY+OLg1n
ギルバードはヤリチン
アンは結婚するときも処女だったんですかね? ギルバートは知らんけど
アンは処女で嫁いだに決ってます。 そういう時代だし、アンは他の娘たちと比べても道徳的で プライドも高かったから、結婚前にそういうことをするのは考えられない。 ギルはわっかりませ〜んw が、アンの手前、他の男よりは遊ばなかったでしょうね。
現実のその時代の実情は知らないが、 あの本の中のアンに、いったい、いつ誰とやれとw
普通に考えればロイだろうが。 ロイとはキスくらいしたのかねえ。
ホームズスレより抜粋。
アンたちは上流ではないけど要はこういう時代なんでしょ。婚前交渉とかありえなす。
245 名前:名無しのオプ 投稿日:2008/11/19(水) 16:03:02 ID:nJvBQmJU
別スレでも似たようなレスがあったけど、当時はモラルの非常に厳しかった
時代で、性的なものを匂わせるような言葉、物は徹底的に排除された。
ある貴婦人が、「脚を怪我した」と言おうとして、「脚」という単語が
恥ずかしくて言えず、逡巡した末に、「スカートの下に隠されている部分」
とかなんとか説明した、といったような有様。
そんな時代だから、例えば若い頃にのぼせ上って書いたラブレターでさえ、
つまり「性的なものを匂わせる」には十分なものだった。
だから、脅迫のタネになった、というわけ。
256 名前:名無しのオプ 投稿日:2008/11/20(木) 12:40:56 ID:CAXRP2Hq
>>251 他にも、「バスト」(胸)と言うのは「はしたない」から、
「ブレスト」(胸部)と言わなければならない、とかねw
とにかく、今からみると滑稽なくらい、風紀というものに厳しかった。
で、もし「恥ずかしい手紙」を誰かに見られたら…、
まず、婚約者に見られたら、大方は破談になる。でなくても、気まずい
関係に。
万が一、第三者に公開されてしまったら…、社交界から爪弾きにされる。
上流社会では、仕事や縁談、すべてがその枠内で成り立っているから、
下手をすると地位も財産も失いかねない。だから脅された方は戦々恐々。
もちろん、赤っ恥を掻くことの怖さもあるけど。
ギルは羽目をはずした仲間たちと娼館乗り出したりしてたのかねぇ あとくされのない遊びはしてそう
性的な話題に固執してる人がいるな。 同人誌の板にでもスレ立てればいいのに。 アンのまわりで唯一そういう交渉をしたと思しき描写をされているのが レスリーの元夫だけど、レスリーは事前にそれを知っていたなら母のためでも 結婚はしなかったと言ってたね。 つまり、そういう男と結婚してしまったということもレスリーの悲劇のひとつと 数えられているわけで、ギルに不純異性交遊の事実があったら アンの生涯最大の悲劇になってただろうね。
498 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/24(月) 11:10:28 ID:je6rwXTM
水夫とか兵隊は港ごとに娼婦の館があるから貞操感覚は低かったと思う。 処女の彼女に操をたててる男子もいて当然だけど。 エミリーで、「私は赤ん坊がバーンズ先生のカバンから出て来るのでないことは 承知してます」という台詞があったが。エミリーはどこで知ったのかな? アンは孤児の頃に双子の出産に立ち会ったことがありそうだけど。
農家なら家畜の出産で
500 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/24(月) 12:08:04 ID:je6rwXTM
種付け牛、通称「BULL」もいるしね。淑女は「ブル」と言葉にしては いけなかったらしい。実際、牧場は性教育にいいかも。
「スカートの下に隠されている部分」 却ってエロい
子供の頃は「アンの友情」に出てくる、ナオミの職業がわからなかった エミリーもディーンと婚約中に「プリーストの男は同じ奥さんに飽きる」とかって 浮気するのをほのめかされてたね 浮気しやすい血筋があるのかw
大分昔に読んだだけだから記憶があいまいだけど、 果樹園のセレナーデのヒロインの母親は男に騙されて妊娠したまま 捨てられたんじゃなかったっけ? 男はともかく女の場合はいかに致命的な過ちであるかがわかるね。 ナオミなんかは亭主を誘惑した!って気の強いおかみさんに 刺されないのが不思議だ。
刺したほうも、人生終わったも同然になるぞそれ
>>495 ヨークシャー地方が舞台のジェイムズ・ヘリオットの作品で、
犬の局部のことを口にできずに「あの鉛筆が」なんていうシーンがあった。
第二次大戦前でこれだから、アンの時代はほんとに
「口にしただけで表に出られなくなる」みたいな感じだったかも。
506 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/25(火) 12:10:10 ID:IJinsao5
老母と40代の独身息子が一緒に住んでいる設定で、 母親が「私が生きている間は他の女を家に入れないでくれ」と息子に頼むのも、 同じ屋根の下でセックスして欲しくないという意味もあるのかな?
アンの生活楽しそう。パッチワーク作ったり お菓子作ったりスローライフな感じで。
508 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/25(火) 12:44:35 ID:IJinsao5
アンの生活、井戸水汲んだり運んだり、乳搾りしたり、ほうきで掃除したり 洗濯板で洗濯する体力があれば楽しいと思う。
そーだな、朝夜明けとともに起き、日が沈んだら灯りがもったいないから さっさと寝るんだな 究極のスローライフだ
そんなに禁欲的だったら、いざというときに 現物を見て度肝抜かれるんじゃないだろうか 家畜のを見なれてるからそうでもないのかな?
女性の方は「男には野獣の部分があるから」と教えられていて割りと平気で、 男性の方が女性の服や体の仕組みを知らないので驚いたとか聞いた。 コルセットの仕組みとか脱がせ方とか、今で見ればただの着替えショーみたいなのが人気とか。 娼館へ行くのは性欲のためではなく、結婚前に初夜の練習のために、 プロに手ほどきを受けるとか本で見た。 (↑男なんかスケベだから、やっぱウソだと思うけど…)
>>508 さすがにアンたちのあたりでは台所にポンプがあったね。
ローラは引っ越すそばから井戸掘りから始めてたけど。
>>508 電灯とか電話の話が出てきたのはどの巻あたりだっけか?
初期アメリカの話でヤンキーwだからかもだし 階層にもよるんだろうけど、婚前交渉はご法度だったけど 冬に薪を節約のため止むなく、泊まっていく娘の恋人を 同じベッドでやすませたりとか 教会の懺悔に婚前交渉してしまったって話も割とあったみたいだ。 ピアノの脚が卑猥だとカバーかけたのってビクトリア時代だっけ?
>>514 マリラがいみじくも言っている。
「レイチェルが目を光らせている間はこの村ではたいした悪事はできない」
つまり、リンド夫人の目の黒いうちは若者もハメを外せないと思うw
ルビーが死ぬ間際に言った「子どもが生みたい」だって、アンは理解して
くれるだろうから言うけどっていうくらいだから、きっと勇気ある発言だった
んでしょう。女が子どもを生みたいって言うのは極めて自然な発言だけど、
当時は子どもを生みたい→子作りしたいって捻じ曲げて捉えられちゃうんだね。
516 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/26(水) 15:14:11 ID:U3dy0meu
避妊は御法度だから、やったらできちゃうというわけですね。 てか、19世紀末はコンドームもないし、避妊器具は手に入らないでしょ。 サンガー夫人のバースコントロール、産児制限運動は1920年代になってからだし。
デイビーが言ったとんでもなく悪い言葉ってなんだったんだろうな 普通にクソッタレとかド畜生とかかと思ってたけどじつはチンコーとかだったんだろうか アメリカの婚前の男女の話どっかで読んだことあるな 同じベッドだけど真ん中に板立ててお互い足かせがついてたとか、女性はスカートの下を袋状に縫ってたとかw それでもやっぱり妊娠しちゃうケースが多々あったらしいね
結婚前なのに同じベッドで寝てるってどういう状況かわからん・・・
ドーラが例えに出してる、雄猫(トムキャット)がNGってのも よく分からんなあ…(当然wikiは参考になんなかったw)
520 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/28(金) 21:32:49 ID:S/5H3U37
tom?cat (t?m′kat′) a male cat Slang to be sexually promiscuous: said of a man ==複数のパートナーと節操なくやりまくる男のこと
はあ、なるほど。スラングか。 フェイスのオンドリもやっぱcockには別の意味があるから 笑われたんだろうか・・・
スラングでcockは男性のイチモツだよ 特に勃ったイチモツを指すこともある
523 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/29(土) 07:01:55 ID:x01unuYX
雌猫=プッシーキャットpussycatのpusssyは女性器の隠語
524 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/29(土) 07:05:44 ID:x01unuYX
pusssy → pussy
525 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/29(土) 13:23:21 ID:x01unuYX
トムキャット= 発情期のオス猫から転じて『女の尻を追い回す女たらし』って意味がある
そうだったのか・・・ それは牧師には言えん罠
>>.525 ドーラはそっちの方の意味も知っていたんだろうか((((;゚Д゚))))ガクブル
まじめで大人しいけど面白みに欠けるとか言われまくりで、 影のうっすいキャラっぽかったドーラだのに・・・恐ろしい子!
意味はよくわからないけど、不道徳な男のことだから 口にしちゃいけないとか誰かに言われたんじゃまいか。<ドーラ ローズマリーがフェイスに「『雄鳥』という言葉の響きがおかしいと 感じさせるのではないかしら」と大まじめに言っていたが、 そりゃ女の子が『イチモツ』をかわいがってたらおかしいわな・・・
ローズマリーはよく笑わずに言えたな。
ドーラは「言っちゃいけません」と言われれば、聞かずとも悪い言葉だと 理解しそうだけど、デイビーはそうはいかないだろう。 「どうして雄猫と言っちゃいけないの、ぼく知りたいな。アン姉ちゃん」 とアンをどこまでもどこまでも追いかけそうな気がする。
ドーラって、ああ、ドラのことなのか。 なんか○○やきとか、○○えもんとか、○○息子とか連想させて、 女の子の名前としてはどうなのかと長年思ってきたけど、 ドーラなら、なんか納得だ。
533 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/30(日) 05:15:37 ID:7VyyXvFc
デイビーはまさか「Bitch!」「Fuck!」「Shit!」とか言わなかったよね。 モンゴメリの本には出てこない気がする。
534 :
なまえ_____かえす日 :2008/11/30(日) 05:16:45 ID:7VyyXvFc
「くそっ」とか「こんちくしょう!」とか ハリソンさんはどの言葉を使ったのかな?
隔離された家で、 「地獄」と言おうとしたのを「アボンリーですよ」とさえぎってたけど、 地獄もダメなのか。
それは宗教的なアレもあるんじゃないかな。厳粛な意味で。
地獄(hell)は罵り言葉にもよく使われるし、かなりまずいっぽい。 男同士で飲んだりしたらいろいろ口にしてたと思うけどね。 淑女や子供の前では、気をつけないといけなかったんだろう。
トイレは1巻当時では洗面台に置いた蓋のついた磁器にするらしい。 うんこもしたらこびりつきそう。中身は畑に撒くのかな?超謎。 あとお風呂は1ヶ月に何回かお湯をわかして順番にたらいに入る。 物語の途中で近代的になってくるけど、一番身の回り関係が気になる。
トイレ・・風呂・・定期的にループする話題だな。 新しい住人が来てる証だからいいけど。
>>523 でも、デイビーが牧師さん向けと称して言い直したのは "Thomas pussy" だったよ。
pussy自体は幼児語で、卑猥でない意味の方が一般的ってことでいいのかな?
オンドリ娘!(ちんぽこ娘!)ってことかそれはマズイ
542 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/01(月) 16:32:17 ID:DW63V8EY
女性器の隠語にもなったのは20世紀半ばになってからじゃないの? ネコヤナギもpussy-willowだし、子猫のことをpussyと呼ぶのは 子供によくあるような。
今でも普通にメス猫の意味でpussy catというし、場合によりけりだろうね。
トムとジェリー子供verを英語で見てたらジェリーはトムのことをpussyと呼んでるね
え、トムなのにメスなの?
「子猫ちゃん」と呼んでバカにしたって感じかな。
547 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/02(火) 03:55:56 ID:7ov5u1PO
大の男を「かわい子ちゃん」と呼ぶような感じ
548 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/02(火) 05:56:01 ID:Vi63C06f
日本で子供が使う悪口とかそういうのって、「馬鹿」「お前のかあちゃん、 でべそ」くらいなのに、西洋圏だと性的なものがあって「!?」と思う。 使っちゃいけないもなにも、みなさん子供の時、そういうのありましたか。 ないよね。 「でべそ」はあくまで臍のことで、他に意味なんかないし。
エッチスケッチワンタッチ!
言われてみればあまりセクシャルな悪口はそこそこ年齢がいかないとないかもね ヤリマンヤリチンはちょっと種類が違うし
子供の頃、意味もわからずに なんか悪口だろう的にチカン!とかは言ってたな
子供の言うことに限らず、日本語はお下劣な悪態、罵倒が少ない。 あっちの映画見てると若い女でもすごいこというよね。 日本語では柄の悪い男のケンカでもたいしたこといってない。
ハイカラ野郎の、ペテン師の、イカサマ師の、猫被りの、香具師の、モモンガーの、 岡っ引きの、わんわん鳴けば犬も同然な奴 ↑こうして見ると下ネタより差別っぽい罵倒が多いのかな、日本語は。
>>548 お前の母親のヘソを見たことがある
↓
お前の母親の裸を見たことがある
↓
お前の母親とヤった
という暗喩とも聞いたが、流石に穿ちすぎかな
相手にずばりマザーファカーという英語にはかなわんよ。
>>554 お前の母ちゃんでーべーそー の後に、
やっぱりお前もでーべーそー が続くからなー。
和服で「僕でべそじゃないもん!」を証明するには、
帯を解いて、下履きを晒さなくてはならない。
古今東西共通の、母親を侮辱する一節も含まれているわけで、
巧妙な悪口だと思ったw
「おたんちん!」はどういう意味なんだろう サザエさんが言ってたけど
558 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/02(火) 23:31:44 ID:qtCe7dbZ
普通に「馬鹿者!」てなニュアンスで使うと思うけど、
吉原での俗語が語源との説あり
ttp://zokugo-dict.com/05o/otanchin.htm どうでもいいが、一番下の
楽天、Amazon、Yahooショッピングの広告で吹いた。
記憶の中では「おんたんちん」と言っていた気がするが(@神奈川育ち)
耳での記憶なのか、本の中の「おたんちん」を読み違えて記憶しているのか?
しかし、激しくスレから逸れてる気がするが、
まあいいか。ヒマだからな!
おたんちんといえば珍訳ポッター 10代の聡明キャラの女の子に言わせる言葉じゃないなw
>>553 それ何だっけ?北村薫の覆面作家シリーズだっけ?
アン100周年ももうすぐ終わりだね…。
あと1ヶ月、読み返してみようかな。何冊いけるかな。
561 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/04(木) 14:11:06 ID:osrVMdQ0
アンがグリーンゲイブルスに来る以前にお手伝いの女の子として 住んでた家庭では日常的に4文字が飛び交ってたような気がする。 私の勝手な想像だけど。
>>553 のは昔の悪口のきまり文句じゃない?
なんか聞いてると楽しくて和みそうだねw
アン100周年、あっという間の一年だったなあ。
いろいろあったけど私は村岡訳が補完されたのが一番感慨深かった。
>>560 夏目漱石の坊っちゃんだよ。
坊ちゃんが赤シャツ教頭を指して言った罵倒。
>>561 そうだよね。そんな所に長くいたのに染まらないで、マリラに
「物腰は丁寧で流行り言葉も使わないし、きっと親は
立派な衆だったんだろう」なんて言わしめるに至っては
すごいな、アンは。
>>564 そこで「親が立派だったんだろう」と判断できるものなのかと
最初に読んだ時からすごく疑問…
下品で無教養な家に生まれながら、トンビが鷹状態の
「マチルダはちいさな大天才」みたいな例もあるし、
むしろ本人の資質だって気がする。
本当にそこまで生まれが重要視されるのなら、
パイ家に心根のいい子が生まれたとしても絶対周囲には認めてもらえなさそう。
その子にとっては不幸な話だね。
よく「○○家はこういう家系だから」って言われてるよね 手クセが悪いとか、家事ができないってのも家系のせいに されてた 一番よくわかんないのは、スローン家 何が悪いわけでもないのに、スローンはスローンでしかない、とか スローン臭がプンプンするとかひどい言われようw
子供なんて環境次第とも思うけど、ろくな育ちじゃないのに 荒んだとこのないアンを見て、よほど上品な遺伝子を受け継いだに に違いないとマリラは思ったんだろうね・・・ それにしても当時は「育ちより氏」の考え方が強かったのかな。
568 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/05(金) 04:19:50 ID:ZsZfIWIO
育ちが良くてもヤンキーはヤンキー。 島で生まれたなら、誰でもおk。 凄い排他主義。島国根性w
569 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/05(金) 13:58:07 ID:ZsZfIWIO
村岡花子訳昭和45年新潮文庫持ってるけど。 外国人と異人種、フランス系住人に対する偏見はけっこうきついね。
すみません。ちょっと疑問があるんですが。 アンの愛情の中で、アンが休暇の前半を過ごしたボーリングブロークのフィリパ宅から、アボンリーに帰宅した夜のデイビーとの会話の中で山彦の話になって、 「それなら、ボールターんとこのやぶから生意気なこと言い返してるのなんなの?」 ってデイビーに聞かれてるんだけど、これ何のことなんだろう? アンは 「あなたがもう少し大きくなったら教えてあげる」 って答えてたんだが、その後この件についての説明はあったんだろうか?
>>570 山彦のことじゃないの?
音というのは空気の振動で、それが山などにぶつかって遅れて聞こえてくる
現象が山彦なのよ…というような説明がまだデイビーには理解できないと
アンは思ったのでは。
的外れだったらスンマソ。
藪から山彦というとヘンだけど原語はecho(エコー)で 残響、こだまとも訳せるんだよね。 たぶんボールターの家の近くの藪の方からこだまが返ってくるんだろう。 アンはエコーはニンフだというおとぎ話をしかけたけどデイビーが 現実との区別がつかないみたいだからやめた。 エコーの正体についても今は話せないと言ったということだろうね。
574 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/06(土) 05:49:36 ID:RjPhB2sX
私は家の近くの藪、そんなところでも山彦が返ってくるもんなんだ、 と驚いた記憶が。 でも、立地が私の想像を超えた、すごいとこかもしれない。崖のそば、とか。
藪の原語は bush なんだけど念のためにジーニアス大英和引いてみたら、 ((カナダ)) (農村の一部を占める)森林区域(〜lot, woodlot) 《木材用に樹木を育てている区域》 という説明が・・・。普通だと bush は「藪」「灌木の茂み」なんだけど、 カナダでは農場のそばで植樹してる森林や小山のことも言うんじゃない? それならこだまが返ってきてもおかしくない。
あそこは 「生意気なこと言い返してる」で あんたが先に生意気なこというから、山彦がそのまま言い返すんだろが! って笑うとこだよな?
「やぶから生意気なこと〜」!! 「藪から、生意気なこと〜」なのか!! 数十年来のアンファンなのだが初めてわかった!! ずっと「やぶからぼう」の変形で「やぶからなまいき」っていう 「生意気」に強調の「やぶから」が付いた言葉なんだと思い込んでた!! よく考えたら「藪から棒」ってのはただの藪だと思ってた場所から 棒切れが出てきてビクーリってことだもんなあ、強調語じゃないよなあ・・・orz でもありがとう!! インターネッツ万歳!!
>>577 何を言ってるかよくわからないけど、インターネッツが役に立ってよかったね
>>577 いや、すげーわかるwww
私も数年前までまったく同じことを考えていたから。
ある日ふと「やぶから」じゃない「藪から」だ!と気付いて
びっくりした
『やぶから』を副詞として読んだ訳か 古い翻訳だと知ってて読むから余計に「意味は解らんが戦中派はこういう表現をするんだろう」とか思ってしまうのかも
私は「鹿爪らしい」を、しかめっ面していることだと勝手に思ってた(汗)。
「もうせん」も、アン以外では耳にしたおぼえないな…
「〜じゃなくって?」みたいな乙女な言葉遣いのわりに、友達を「あんた」と 呼ぶことに最初はすごく違和感があった。 小学校6年くらいのときに初めて新潮社村岡訳を読んだとき。
「あんた、ひどくすてきにみえることよ」なんてよく考えると変かもねw でも小学校低学年のときからこういう感じの古い翻訳を読んでたから なんとも思わずに受け入れてた。 実際は使わないから「ものがたりの言葉」みたいな認識かな。
なるほど、お爺さんの村山富市口調や、 田舎者のズーズー訛りと同じ効果か。
そうさのう
すんばらだよ
だんぜんすんばらだよ
>>581 ナカーマ!
「しかつめらしい」と「しかめっつら」が、別の言葉かもしれないと
気づいたのは、だいぶ大人になってからだった。
たぶん、顔文字(−"ー)を単語登録しようとした時。。。
アンに良く出てくる「崇拝」っていうのは 原書では admire だったかなぁ? 家のどこかにハードカバーの原書(10冊)があるはずなんだが。
beauではなかったか
>>590 そうだと思う。崇拝者は admirer だったはず。
>>591 そりはおフランス語の洒落男だね。
593 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/08(月) 00:58:38 ID:kJcSgji0
>>582 88歳のうちの祖母は「もうせん」って言葉を日常でよく使ってる・・・。
594 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/08(月) 08:06:22 ID:4Bvm8MGM
「あんた〜じゃなくって?」という言葉づかい、私は関西で育ったのでまった くリアルでは聞いたことがないのですが、東京のどのあたり(地域や階層)の 人たちが、いつ頃までつかっていたんでしょうね? 村岡さんのお嬢さんは、こんなふうにしゃべっていたのでしょうか。 (「あなた〜じゃなくって?」「あたくしたち〜ことよ」とは、またニュアンスが 違いますよね。もう少しくだけていて、お転婆?) 古い邦画を見るのが好きなのですが、意外と出会いません。
>>594 いつごろまで、というのは正確にはわからないけど、戦後まもなく
刊行された『ひまわり』や『ジュニアそれいゆ』の読者投稿欄なんかを見ると、
「〜じゃありませんこと?」
「〜なさっていたんですって」
という言葉遣いがデフォ。読者欄の言葉遣いが荒い?(とは思えないけど)
ようだと、次号には
「ジュニアの読者はきれいな言葉遣いをいたしましょうよ」
と書かれていたりする。
ひまわり社の雑誌では村岡さんも活躍しているので、当時の言葉遣いとしては
それほど不思議じゃなかったのでは>村岡訳
話し言葉と書き言葉?には差異があったとは思うけど…
どうなんだろ。「じゃなくって?」「〜ことよ」は昔の山の手言葉といわれてるけど 二人称が「あんた」なのは、田舎の少女の言葉だから少しぞんざいにしてみたのかも。 だから実際にはこの取り合わせでしゃべる人は希だったと思うけど こういう言葉使いが村岡ワールドの独特の魅力を生んでいるのはたしかだ。
597 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/08(月) 16:51:00 ID:u8qhwWPU
芸者の使う言葉が山の手の娘言葉に波及したらしい。 維新の元勲の妻には芸者上がりが多かった。
崇拝者はbeauですね。 「じゃなくって」「〜ことよ」は当時の娘さんたちのナウい(死語) 言葉だったって読んだけどな。 単なる山の手言葉ならマリラやリンド夫人のような年配の人も使ってるはずでは? その頃はこういう言葉遣いをすると先生たちから怒られた、って ・・・誰が書いてたのかなあ。 吉屋信子さんだったか、誰か・・・女性作家だた。
私も何かで読んだな。本当の山の手言葉はもっとちゃきちゃきしてて 勢いがあったって。村岡風味の言葉は、実際は使われてないという話。 でもお上品なイメージがあるので、これが山の手言葉と誤解されたままだとか。
でも村岡さんがアン達に単なる流行語をしゃべらせたとは思えないな。 マリラとかが言わないのは娘言葉だからだと思ってた。 しかしもしかすると当時からちょっと芝居がかった言葉だったのかもね。
601 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/09(火) 04:10:19 ID:tvyrVskD
>595 595さんのお読みになった「ジュニアの読者は〜」のエピソード、 私も読みました。ひょっとすると、同じ本では、と思います(中原淳一的世界 が好きなもので…)。 「〜じゃありませんこと?」などは古い邦画を見ると、原節子さんや高峰三枝子 さん(美しい女学校教師がぴったり)が流れるような優雅な動作とともに口にし ますよね。 >596、そうなんです、でも「あんた」との組み合わせで見かけることは、他では ないので、村岡ワールドは独特な感じがするんです。田舎の背伸びしたい盛りの、 おしゃまな女の子たち、というのを意識して、ミックスしたのでしょうか。 >598 「吾輩は猫である」でも、姪の女学生の雪江さん(?)が、「よくってよ、 知らないわ」と女学生言葉を連発しますよね。流行語ではあるけど、 ホワイトカラーの娘限定、みたいな…
戦前に書かれて昭和9年を舞台にしている「紫苑の園」という少女小説では、 奥様たちは山の手言葉を使ってる。 女の子たちの言葉もおおむねそんな感じだけど、基本的には今の言葉遣いと それほど乖離してはいない感じがしたなぁ。 現代でも小説の登場人物がしゃべる言葉と、実際の話し言葉は違うこと あるし、実際に使われていたかどうかっていうのはどっちでもいいような…
「もうせん」はちいさいモモちゃん(松谷みよ子)で見かけた記憶があるなあ。 「もっか」ケンカ中とかね。
日本が舞台の話だったら現実的じゃないしゃべり方は変かもしれないけど そこは外国だから、日本の一地方や一階層のしゃべり方をそのままもってこられるより ちょっとアレンジされてるところがよかったのかも。 独特だけどそれでいてなんか懐かしさもあるし・・・
目下(もっか)はごく普通の言葉だと思うが・・・
ああ、実は書いた後でそう思いましたw 小さい頃はもうせんと同じで 自分の中では不思議な言葉の位置づけだったのでつい。。^^;
NHK教育の英語の番組でマシューが死んだ時の回を見た。 マリラがアンを慰める場面見て、なんでこの会話がカットされてたんだよと 空しくなった。 ほかを削れば良いじゃん。
608 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/10(水) 05:51:15 ID:ukGbGDbE
「もっか」ケンカ中…キュートな響きですよね。 今度、つかってみよう、と思う。
言葉遣いがあり得なかろうが、省略箇所があろうが、村岡訳のアンこそ 私の究極の癒し。 もう何度読み直したかわからないけど、精神がささくれ立っている時でも 軽やかにそよ風を運んでくれるw とはいえ、炉辺荘以降の作品はほとんど読み直さないんだけども。
そうなんだ 私はやたらとリラ&虹の谷を読み返してしまう スーザンファンだからかなー
村岡訳は削除箇所が不思議だったね。 でも今年ようやくお孫さんの手で補完版が出て完訳になったので 新しい新潮文庫はちょっと字が大きくて表紙が俗っぽいけど 未読の人は読んでみて欲しい。 マシューが死んだときの会話も自然に流れてると思う。
わたしは「アンの愛情」がすきだな〜。 パティの家が気に入っている。 「丘の家のジェーン」も大好き。 続編が途中だったのが残念。
「青春」と「愛情」が好きだった。短編集だと「友達」も。 アンが結婚してからの話は何故かあまり読み返さない。
途中でもいいからジェーンの続編が読みたいな
615 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/10(水) 22:55:11 ID:n9vIGwTm
アンの長女ジョイスは死産ではなくて 生まれたけど何時間かして死んだんだよね ギルバードどうにかできなかったの
そりゃお前ギルバートだって死に物狂いでやったろうよ 生まれたジョイスを見て「十中八九生きられないな」と医者として判断したとしても だからって放置しとくようなギルじゃなかろう
当時の医療技術の限界っつーか、まだ外科的手術さえ普通に 受け入れられてないような感じだもんね
何といっても19世紀のお話なんだから・・・
>>607 その部分、何らかの理由で村岡さんの持ってた原本の中に
無かった、元々省略されていたのでは。
前にここでもそういう意見があったけど、私も恐らくそうではないかと思います。
私は
>>609 と同じく村岡さんの訳にはまりまくっているので、逆に
マリラがアンに向かって「お前のことを愛しているんだよ」と言うところとか、
ダイアナがアンに一緒にいてあげると言って断られて「アンって変・・・」
って思う箇所なんかは違和感あったりするw
619 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/11(木) 19:35:14 ID:gxr6Xcrg
土葬は残酷
>>614 私もすごく読みたい。
でもねぇ、未完成の名作小説って結末が知りたくて知りたくて頭をかきむしりたくなりますよ。
いっそイタコに頼もうかとかw
621 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/12(金) 10:26:07 ID:JYwR76sm
アメリカの通俗小説だと、亡くなってからも遺族がライターを雇って、 続きが出続けたりすることがある。 V・C・アンドリュース(「屋根裏部屋の花たち」が有名な作家、死後も本 が出続けたのは、別のシリーズだけど)とか。 それで読んでみて、やっぱりそういうことはしないほうがいいな、と思った。
アン100周年記念出版の「こんにちは、アン」読まれた方いますか? 生まれてからグリンゲイブルズに来るまでのエピソードが書かれてるんですが、まだ幼稚園児位のアンが朝から晩までこき使われて、 疲れ果てたアンがケティ・モーリスを発見して…という、マリラやマシューに聞かせた幼い頃のエピソードが書かれてるんですが、 あの環境で擦れてしまわないなんて、アンってなんて出来た人間なんだと思ってしまった。
来年アニメになるそうですね<こんにちは、アン 原作はその出来を見てからにしようかな、と…
あんまり読みたくないんだよなあ。 アンが言葉少なに語ってるだけでそのつらさは充分伝わってくるし。 実際にその現場を克明に描写したら安っぽいお涙頂戴みたいでなんだか醒めそう。 あと、アンがその頃のことであまり他人を悪く言わないのが好きなんだよな。 それを地の文で解説しちゃったら結局アンの心根の優しさも台無しな気がする。
モンゴメリ以外の人間が書いたアンには1mgの価値も感じない。自分的には。
>>624 ,
>>625 まったく同意!
アンの簡潔な言葉からマリラが真実を汲み取り、アンはそれ以上語らない。
それが素晴らしいところなのに…と思ってしまうな。
キャサリンには自分のひどい幼少時代を手短に語ったようだけど、
キャサリンだって根掘り葉掘り聞かずに察する人だと思うし。
「こんにちは、アン」 最初は違和感あったけど、結構良かったと思う。 アンがPEI島に行くまでの環境がよく書かれていた。 でも1回読んだらもういいかな。
『こんにちは、アン』読みましたよ。 どちらかというと当時の風俗や風習が好きなので(たとえば漫画の『エマ』みたいなやつ) 現代作家が描くには余程の資料がないと難しいのかな? 内容的に物足りなかった。 あと年齢からして、妙齢のご婦人達の面白さが判るので、 リンド夫人やスーザンやマライア・ブライスのようなキワモノが出てないのがつまらない。 わざわざ新潮文庫=大人向けで出す内容じゃないと思う。 ああいうのはポプラ社や小学館の児童書向けにすればよかったんじゃないか?
「こんにちは、アン」 アンが年齢不相応な言葉をしゃべっているのを先生たちがびっくりしている 描写が気に入ったところ。 「絶対的に正しい」(下巻、P251)っていうのは原書ではなんていう言葉なんだろうか?
amazonで調べたら Before Green Gables Budge Wilson (ペーパーバック - 2009/3/5) 新品: ¥ 1,053 (税込) 近日発売 予約可 これが一番安い感じですね
アンの幼少期の話か。 まあ100周年の企画のひとつとしてはいいけど ちょっと野暮かもね・・・
632 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/13(土) 09:08:13 ID:XzJaK159
633 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/13(土) 09:10:11 ID:XzJaK159
なんでBSなんだ!!??
>>633 エミリー三冊を26話でやったよりはいいだろう
636 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/13(土) 21:45:57 ID:8OUcdY9o
こんにちはアン買ったけど、なんか文章に違和感& 想像してたアンの両親像じゃなくて微妙で全然読んでない
>>636 なんとなくそうなりそうでまだ買ってない。
かなりモンゴメリに傾倒してるから、違和感がない訳ないだろうと思って。
読んだ人に聞くとそんなに酷くはないと言うけど…
638 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/14(日) 12:55:21 ID:QzZtbzxr
>>637 別に読んだから人生損するわけでも無し。
あまり構えずに読めばいいんじゃないの? とおもう。
個人的には読んでよかったとおもう。
文庫本下巻の解説を立ち読みしてから考えてもいいとおもう
こんにちはアンは文庫で出たのを割とすぐ読んだけど、 アンて名前の別の子供の話として読んだほうが楽しめるかも。 モンゴメリの赤毛のアンに続くアンて考えるともにょもにょするけど 別物と考えればあり。ただ、読み返しを何度もするほど面白くもない。
>>638 違う人が書いたハイジの続編を読んで気分が悪くなったことがあって。
ハイジが寄宿舎へ入ってて、おじいさんからチーズが送られてくるんだけど
「酷いニオイだわ。きっとおじいさんはあなたが飢えてると思ったのね」とか部屋友に言われたりする。
言われたハイジはこんなのを送ってくる気が利かない田舎くさいおじいさんを恥ずかしく思う。
あのハイジだったらおじいさんを恥ずかしく思ったりしないよ!コイツはニセモノだ!とムカついた。
なんかああ言うガッカリ感の記憶が手に取るのを引き止めてると思う。
ポイントで本作とイメージが違うと割り切ろうと思ってもむかついちゃうね。 他の作家の書いた番外編なんて余興ととらえておけばいいんだろうけど。
自分はモンゴメリ以外の作者が書いたアンがグリンゲイブルスにくる前の話は全く読みたい気がしない。 作品中でアンが自らの口で語った内容だけでじゅうぶんだわ。 別の作者に書かせた番外編でもアンのファンには売れるって思われたら、次はアンや子供たちのその後なんかも次々に書かれそうで怖い。 だから買わない。
643 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/14(日) 22:27:47 ID:QzZtbzxr
>>642 >次はアンや子供たちのその後なんかも次々に書かれそうで怖い。
むしろ、AGGLAの認証とったものなら読みたいんだが。
マリラの葬式とかさぁ
ジェムとフェイスとか ナンとジェリーとか リラとケンとかのカップルのその後とか いや、カップルでなくても ユナはどうしたんだろうとか パーシス・フォードとか 確かに読みたい…気も…する…
自分はアンのその後の話は天国の本屋で買うから生きてる間はいらないわ。
646 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/15(月) 05:00:55 ID:pXRGcpT8
それを考えると、ドラマ「アボンリーへの道」で、アンだけがついに 登場しなかったのは、賢いやり方のように思う。
647 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/15(月) 06:39:23 ID:v+SYNXa8
リラは子だくさんでぶくぶく太ってダイアナパート2になりそうだ。 ケネスはそんなリラでも「子猫ちゃん」なんて甘い声で呼んでる、 わびしい禿げオヤジ。 ユナは従軍看護修道女になり第二次世界大戦で活躍。 ジェムとフェイスは炉辺荘をB&Bに改築して荒稼ぎw
リラの細身&長身はアン譲りだろうから肥らないのではないかな。 ユナは自分の幸せは諦めて修道院もありそうだけど 生活の中に身を置いて、父を助ける傍ら 戦争未亡人とか戦争孤児を助ける会みたいなのを ひっそりとやってそう。
ユナにはいい出会いがあってほしい 一生ストイックにウォルターを想いつづけるのもロマンチックだけど 「誓いを守る」ことにはならないんじゃないかなー 影はあるけど、幸せで優しいお母さんになったらいいなぁ
シャーリーは? ほとんど出てこない目立たないシャーリーがいつも気にかかっていた。 きっと普通に大学行って普通に恋愛して普通にいいお父さんやってるんだろうが。
独身貴族タイプじゃないのか
>>644 篠崎書林のモンゴメリ全集みたいなやつの中の短編集には
ちょこちょこアンの子孫たちの描写があるけどね
>>647-8 カトリックじゃないんだから修道女にはならないよ>ユナ
>652 え!?そうなの?教えてくれてありがとう!! 図書館で探してみる 他の人の会話文のなかに いきなり出て来たりするんだろうなと予想
7巻読んだ限りじゃウォルターはフェイスを好きだと思ってた なんでジェムとくっつくのん? アンの子供たちはアンの友達の子供とくっついたりとか非常に狭い世界で恋愛してるのね
世間も狭い昔のことだからあまり不思議じゃなかった 私なんてもうすでに牧師館とブライス家で2組もカップル成立してるのに、 ユナはシャーリーと幸せになって欲しいとすら思ってたわw 二人とも静かに情熱を燃やすタイプだから、アラン夫妻のような落ち着いた家庭が出来るんじゃないかと妄想 でもそうなるとさすがに世界が狭すぎるね
ダイアナのような地元密着型の娘さんだったら、結婚相手との出会いはやっぱり 狭い範囲に限られていただろうしそれが自然だったんでしょう。 ダイアナ・フレッド夫婦やアン・ギル夫婦は友達同士が夫婦になってるし 子どもたちだけが狭い世界で恋愛してるとは思わないなぁ。 ジェーンみたいに遠い土地へ婚活に出かければ話は別だけど。
大草原だとローラの父さん側の3兄弟と母さん側の3姉妹がカップルになったんだっけ?
>>655 フェイスは美少女だから美しいものが好きなウォルターは
見た目が好きだったんじゃないかな。恋とはちょっと違う感じ。
フェイスからみてもウォルターは恋愛対象にはならないっぽい。
恋愛相手としてではなく賛美するって結構ありそう
661 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/17(水) 19:49:54 ID:s4j7BR/u
白人の色香は10代半ばから20歳すぎまでが最盛期だからね。 金髪でミルクのような美肌のお嬢さんも40すぎたら・・・
子供いっぱい産んでほっそりしてるアンはそれだけで凄いな ギルバートも「いつもアンは綺麗だなあ」とか思ってるんだろうな …思ってて忙しいと口に出さないようだが
「アン嬢さん」って原文では何なの?
アンガかよ
>>664 d
なんか予想外の答えだ Ladyとかかと思った
アンたん萌え
668 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/18(木) 17:35:16 ID:epewWsjo
アメリカ人が、奥さんに、マイ・ガールと呼びかけるシーンは、時々 映画やテレビで見るね。そんな感じか。
669 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/19(金) 14:02:13 ID:fGrS44co
>フェイスは美少女だから美しいものが好きなウォルターは 見た目が好きだったんじゃないかな。恋とはちょっと違う感じ。 ウォルターはどう考えてもゲイ。またはバイセクシュアルなにほいがする。 美の世界に憧れる耽美派の詩人というのも・・
>>669 ああ実は私もそれを考えていたよ。でも「腐女子乙w」って
言われそうでためらってました。
ウォルターは知られた美男子なのに一向に女に興味がなさそうな上
美を愛する詩人というステータス。
どう考えてもゲイでしょう。モンゴメリがそれを意図したとは思えないけど、
きっと当時からこういうタイプのゲイは存在していたと思われ。
同じハンサムでもケネスは女に興味があるし、つい甘い顔しちゃうもんだから
のぼせ上がる女多数の天然の女ったらし。
671 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/20(土) 06:02:31 ID:EsB+22uh
軍隊で怖い思いしたかもね。美少年狩りとか・・・
レドモンドでの執拗なイジメとか、半分は片思いだったりしてな
673 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/20(土) 18:38:01 ID:XCX3fOjq
アンの子供達は実家を離れると苦労したと思うよ。 虐めとか無縁の世界で優しく清らかに育ってるだけに。
そういや虹の谷にも いや炉辺荘だったか ふたごちゃんがそれぞれ 別の学校友達に ウソつかれたりして さんざんな目にあってた話あったね リラもメアリ・ヴァンスに追っかけまわされたりw
675 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/20(土) 21:08:17 ID:XCX3fOjq
アン自身は11歳まで孤児で世の中の欺瞞を見て育ったのにね。 親が苦労した分、子供達は純粋培養されたのかな。
アンはたしかにグリーンゲイブルズに来るまでは世の中の辛酸を舐めてきてる けど、アヴォンリーに来てからは友達には恵まれてるし、ひどい目には 遭ってないよね。ジョシー・パイの嫌味を食らったくらい。 ナンやダイは騙されて物を取られたり精神的ダメージを受けたり、リラは 大きくなってからもアイリーン・ハワードに振り回されたり。 多分、アンと娘たちじゃ格が違うんだと思うな。
677 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/21(日) 10:24:34 ID:7kboIMj9
漁師や農夫ばかりの小村で、ブライス家は旦那様の稼ぎで一家8人、 家政婦さん付きで裕福小ぎれいに暮らしてるから、地元の子供に 嫉妬されることはあると思う。アンが上から目線で育ちの悪い 子供と自分の子をお付き合いさせないようにしてるのは感じ悪い。
親となった今、たとえ感じが悪かろうと育ちの悪い子には近づけたくないのもこれ人情 しかしジェニーやドヴィーのような子は昔からいたんだなぁ
679 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/21(日) 16:21:33 ID:F9frRSL+
エミリーの学校にも底意地の悪い二重人格少女とかいたね。 エミリーの世界のほうが毒が強いけど。皮肉屋の先生とか。
しかし別作者の「こんにちはアン」はまったく、 幼女のアンと周囲の大人で年齢差が感じられないのはなんなんだ? バッジ・ウィルソンという作家はえらく多くの賞を受けているらしいから 翻訳が問題なのか? モンゴメリの文章に比べて 奥ゆかしさ、ビクトリア調が足りないから原作の問題なのか。 幼女アンの高慢ちきさはグリン・ゲーブルズのアンというより イングルサイドのナンを思い出させる。
681 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/23(火) 20:06:19 ID:bZFX3xPI
読んだ。予想以上におもしろかった。>こんにちはアン 赤毛のアン以降のエピソードとのビミョウなからみもあったし。 これが当たれば、オズの魔法使いみたいに、 赤毛のアンスピンオフが増えるか?
682 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/24(水) 21:44:05 ID:KobldSyn
茂木さんの本が面白かった。
683 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/28(日) 18:30:16 ID:/pX25n+4
寒いなぁ…リンドのおばさんが作った刺し子のふとんが欲しいよ…
684 :
なまえ_____かえす日 :2008/12/28(日) 21:53:15 ID:m7lSPl3X
アンの身長は何センチ?
>>683 パティの家でパッチワークのフトン干していたら金持ちが欲しがったので
もう一つ送ってもらって、その金持ちは奥さんに呆れられた っていう
エピソードあったよね。
>>685 林檎の葉の模様って、どんなだろ?
きっと、あったかな彩りのお布団だろうね…
炉辺荘の客用寝室にもリンドおばさんのキルトが掛かってたよね。
あれ、タバコの葉じゃなかったっけ? どっちにしても、イメージわからんが!
手作りアン本とかに載ってないかな なんか幾何学模様というか、葉っぱを究極にシンプルな 図形にしたようなパターンだったと思う パッチワーク、憧れはあるけど、自分ではできないw
>>689 素敵だね。
勝手にカントリー調の派手な配色のものを想像してたけど、こういうシックな大人っぽいものなら欲しいなあ。
ステキなレース編みのベッドカバーだけど、それじゃ寒いよ…
零時にジム船長のようにドアを開けて、新年を迎えました。 明けましておめでとう
あけおめです。 ちょうどアンの娘リラを読んでいます。
>>598 年越し遅レスで恐縮ですが、漱石の「それから」じゃないでしょうか?
女学校通いの姪の口調に対して大人たちが苦々しく思う
記述があった気がします。
小津映画でも、友達同士の二人称が「あんた」だったりしますよね。
文章に書き直すと全体はかなり丁寧なのに、
「あんた」とか「こんちは」なんて蓮っぱな言葉が混ざっていて、
それが友達同士感を出しているとか?
知り合いの90近いおばあ様も(生粋の常盤会構成員)、
ふだん異常なくらい丁寧な物腰&言葉遣いですが、
合間合間に「やっちまいなさい」みたいな
言葉が挟まって、面白いバランスでした。
長文スマソン。
ポール・アーヴィングの口癖「ねえ先生、わかるでしょう?」は 昔からなんかむかつくw と思っていたんだが、 やっぱヤンキー語の"you know"を訳すのに生意気な含みを持たせたんだろうか。 ちょっと前までは you know を使う米国人は育ちが悪いと言われていたよね。
ポールは全体的にむかつくし、尻のかゆくなるようなことばっかり言うので苦手w。
698 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/02(金) 18:50:44 ID:PpqP2mxL
「赤毛のアン太郎」ジェンダーフリー・バージョン 「そうさのう、女の子より12人のアン太郎がいるほうが良いよ」
アン太郎はあんまりだから、ジェンフリバージョンはアンソニーで。 マリラの家事手伝いに女の子をもらうはずだったのに 手違いでグリーンゲイブルズにきてしまったアンソニー。 でも立派な農夫になって共進会で入賞。 「12人の女の子よりアンソニーがいいよ」とマリラに言わしめる。 ・・・やっぱあんまり感動しないかw
>>697 一刀両断ワロタw
でも実は同意。ポールちょっとウザ…。
アンは「ポールと自分は共通の魂を持っている」と思ってたみたいだが、
ポールが輝く美少年じゃなくて見るも滑稽な醜男だったりしたら、果たして
ポールをあそこまで可愛がっただろうか?
>>697 デイビー、乙www
見た目込みでお気に入りなんだろうね>ポール
ポールにとってはアンのように詩心を理解してくれる先生がいて
超ラッキーだなあ
アンがデイビーに 「ポールは紳士ですよ」とか言うのが嫌だった。 そりゃ便利だろうけど、アンがそんなふうに 子供を比較してあてつけるなんて。 でも、それで拗ねたりせずに、 みごとに乗せられちゃうデイビーが可愛いんだけども。
そこはデイビーのそういう性格を見抜いた上で 使ってるワザなんだと思ってた 同じことでも「ドラはできますよ」って言われるのは ダメなんだよね
>>697 >>700 同じように思う人がいて安心したw
アンが小さい頃の妄想って、ぜいぜい行き過ぎたごっこ遊びみたいなもんなんだけど
ポールの空想は浮世離れ過ぎて付いていけない…
将来は本当に詩人になるんだよな。 詩人だけで飯食っていけたんだろうか?
…ポールに共感しまくってた自分が生きづらいわけがよくわかったよw 詩人で食ってくのは難しかったろうね。 桂冠詩人だったセシル・D・ルイス(「オタバリの少年探偵たち」作者)も 生活の足しにミステリーを書いてたし。
ポールの「海の人たち」の想像力は凄すぎて付いて行けなかったw
>>707 想像の中の女友達が嫉妬したりするんだよなw
ポール内面はキモヲタだよなw
てことはこのスレ的にはウォルターもアウトなんだなw あれ系の失敗作で言えばロイ・ガードナーだっけ あいつほどきもいのはいないと思う ポールやウォルターはなんとなく細身のイメージがあるけど ロイは長身かつガタイのいいイメージがあるんだよね ガタイのいいにーちゃんが頭抱えてうずくまって妹にほとばしる思いの丈をぶちまけるって プ
>>708 スマン、「海の人たち」じゃなくて「岩の人たち」だったorz
「他の人たちと仲良くしてるとノラがやきもち妬くんです」とか言ってたなそういやw
ロイも確かに気持ち悪い。妹がいくつくらいか忘れたけど、
自分の恋愛遍歴をいちいち妹の前で吐露するって相当気持ち悪いw
後で再会したらデブになってたらしいし、アンはあの家に嫁がなくて正解だったね。
ロイに再会したのはフィルだよね? アンが直接会ったわけじゃなくて
ロイ・・・ 朝の連ドラに出てくるキモスカなイメージでした
ロイは大学時代の素敵なボーイフレンドとしては良かった それだけのキャラなんだろうなあ まあ、ギルも学生時代は単にいい男って記号になってた気もするが
714 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/07(水) 03:08:32 ID:FoUXny9b
ポールはフットボールに夢中になってまともな青年になったかと思ったら、 職業詩人ですか!この子も嘆美派ホモセクシュアルのにほいがするな・・ リアルな女は夢物語より稼ぎの良い甲斐性のある男を評価するし。
715 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/07(水) 03:14:02 ID:FoUXny9b
モンゴメリはテディとかディーンとか、生活力より夢に生きる男に 評価が甘いね。実生活ではあまり役にたたない優男。 空中楼閣を生きる妄想ヲタク。
716 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/07(水) 08:33:19 ID:FoUXny9b
モンゴメリの実父もどちらかというとそのタイプだった。 若い後妻の尻に敷かれてるけど、娘からは偶像視されてたみたい。 金儲けの才能はないけど「チャーミング」なお父さん。
717 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/07(水) 09:58:47 ID:xHNhkIi4
モンゴメリって実生活ではアンみたいに 子供を躾けられなかったんだよね。 DQNになったって本に書いてあった。 結構アン性格悪いよね。 あんな子と遊んじゃいけませんとか 容姿で人判断しまくりだ。
いや、リアルでいいと思うけどw
ブロッサムの父ちゃんも生活力がない男だったな でも娘からはすごい愛されてたし
720 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/07(水) 12:31:54 ID:FoUXny9b
アンは自分の容姿に自信がないから、きれいな子に弱いね。 性格がいい子でも不細工には無関心。
どうだろ。ある程度大人になったら、不器量なノラさんと友達に なりたがって接近したり、キャサリンと親しくなりたがったり、 個性が感じられる人物には一定の敬意を持っているように思える。 もちろん、美人への関心度は高いが。
きれいな人に弱いのは事実だけど、 それとは別に相手の人格を見抜く目は持つようになってたよ。 お気に入りの生徒だったルイスも器量は普通レベルだし、 美形でも手に負えない子にはそれなりの対応をしてる。 暴れん坊の双子には「二度と面倒見たくない」って言ってたし。
723 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/07(水) 14:43:54 ID:FoUXny9b
ヘイゼル・マーには見事に裏切られたね。レベッカデューは見抜いてたが。
724 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/07(水) 18:31:48 ID:FoUXny9b
キャサリンはもともと不細工ではなかったと思う。お洒落の仕方を知らなかっただけで。
成長後はそこそこに器量良しの個性派美人扱いだからな 自分に余裕が出たから、周囲にも余裕が出たんだろう 「磨けば光る」タイプ好きとも言えるが
もと美少女のダイアナのこともたまには思い出してやってください
NHKの語学番組で松坂慶子がPEI訪ねたじゃない、 その時着てたワンピース(アンの時代風のデザインの、ピンクハウスっぽい)が あの年齢と体型にも拘わらず似合ってて、中年のダイアナを思い浮かべた
ダイアナは太ってしまったかもしれないけど、愛らしさみたいなのは 失わなかったと信じていたいなぁ。アトッサおばさんに「お前さんの とりえは色艶と髪だけだ」と言われたってことは、アトッサおばさんから みてもダイアナの肌と黒い巻き毛は魅力的なわけで。 結構太った人ってお肌はシワばんでなくてきれいだったりするし。
ダイアナが中年になると松坂慶子になるのか!
730 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/09(金) 05:18:36 ID:4h7iXrU9
双子のうち、そばかす赤毛のダイがお父さんの秘蔵ッコで 白い肌に茶色の髪のナンがお母さんのお気に入り? アンは自分そっくりの容姿の子よりキレイな子のほうを好む?
アンは美意識高いところがあったからなあ 昔から綺麗な子が好きだし
ピンクを着れる娘を持ってるのが自慢なんだっけ?<アン なんかダイとリラがぐれそうだけど、それだけアンは赤毛で苦い思いをしたんだろうね。 スマートで鼻の形がよいならピンク着れないくらいどうってことないと思うんだけどw
今の感覚だったら赤毛でもピンクは普通に着るんじゃないかな
当時はありえない組合せだったんだろうね
ドラマなんか見ると赤毛の人はやたら緑を着ているね。
タイタニックのローズは赤毛だったけど ラベンダー色の生地にピンクのサッシュのドレス着てたよね。 別に髪の色と映らないとは思えなかったけどなあ。 何でダメな組み合わせとされてたのか全然ワカラン。
昔は服は誂えるもので、現代みたいに気軽に毎年新しく服屋の吊るしの服買うって感覚じゃないから冒険はし辛かったんじゃないかな? タイタニックのローズみたいな上流階級の金持ちなら毎年何着も新調出来ただろうから色で冒険もありだけど、庶民のアン達はやはり堅実に確実に似合う物しか誂えなかったんじゃないかしら
739 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/10(土) 01:25:54 ID:N3kXouOX
>736 今でも、海外ドラマを見てると、赤毛にダークグリーンの服の取り合わせは 多いよね。そして、すっごく神秘的に見える。 勝負色があっていいなぁって感じだ。
福岡のアン展を見てきた。
平日の夕方だったせいか、若い人がまったくいなくて
私以外はみな上品なおばあさまばかりだった。
バラのつぼみのティーセッとやマゴグが見られて満足だった。
>>727 松坂慶子が着ていたのはカネコイサオさんのの服。
ピンクハウスの元デザイナー。
アンや大草原の小さな家に出てきそうな服が多かった。
小花柄。エプロンやペチコートにレース・リボン。
パフスリーブも。
引退されたのが本当に残念。
727だけど、金子功さん引退してたんだ 就職して初めて自分の稼いだお金で買った服がインゲボルグだったんだよ 可愛い服が多かったなあ
742 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/11(日) 05:33:30 ID:pLVyxMrK
昔のアンアン、ノンノの世界だね。
フィルのカコイイ茶色のスーツってどんな感じだったんだろうな
>>743 生地が上等で仕立ても良くて、とにかくフィルに似合っていたんだろうね。
だけど安物のTシャツとジーンズだけなのにすっごくオシャレに
見える人っているよね。
「こないだ燃えるように美しかったとき、お手製のブラウスを着てたわよ」
と言われたアンなんかはそのタイプかも。
洋裁下手、料理下手だと辛い時代だな まあ、その時代に生きている人にとっては、できて当然だったかもしれないけど
そう生まれついていればよし
アンはパッチワーク大嫌いだったけど、 あの時代のキルトって生活必需品なんだよね。 余り布を無駄なく使うというだけでなく、 寒いカナダでは防寒具として欠かせなかったわけで。 「アンをめぐる人々」でやはりパッチワーク嫌いの女の子が 結婚して西部で暮らすことになった時、 親代わりのおばさんの「あの平原に住むならかけぶとんは山ほど必要。 たとえ指の骨が出ても縫わなきゃならない」って言葉で 文字通り冬の命綱なんだなあと思った。
748 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/11(日) 17:40:14 ID:nX/A1CeC
プリンスエドワード島も樺太並の寒さだよ。 良い季候は5月末−10月半ばだけ。冬は地獄みたいに寒い。 雪に閉じこめられて外に出るのも一苦労。
749 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/12(月) 17:52:26 ID:jldUjbgq
現在でも人口少ない道理です
セーラの行く道か。 このお話でのリンドのおばさんはすごくカコイイよね。 セーラのあまのじゃくなところもかわいげあって好き。 パイ家の人間は相変わらず嫌な感じなんだけど w
そういえば外国の某スポーツ選手は地毛の茶色の髪を黒にしてみたくて、 自分で毛を染めたら青い髪になったそうだよ 1999年ころの話
赤毛のアン展、行けた人うらやましい。 ちょうど入院してて行けなかったよ。
754 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/13(火) 23:32:38 ID:wl/sX3Rt
もともと赤や茶の色の髪に品質の悪い毛染め使ったら そんなことになっちゃうのかな。 髪染めようとしたら緑や青みたいな想定外の色に染まってしまったなんて話 日本人ではあまり聞かないもんね。
日本人の髪を染めるときは脱色してから色を入れるけど、白人の場合は そのまま色だけ入れると聞いたことあるからそのへんが理由かな。 日本人の立場からみて最近羨ましいのは、瞳の色だ。 アンの、灰色に見えたり緑に見えたりする瞳なんてすごく神秘的だし、 青い目はビー玉みたいな水色じゃなくて深い暗青色が素敵。 茶色も琥珀色からほとんど黒まで多彩だし。 色んな個性が現れて羨ましい。
黒髪にすみれ色の瞳のコーデリア・フィッツジェラルド姫が理想だったっけ?
すみれ色・・・青紫? そういう瞳の色がありえるんだろうか? ちょっと海外の俳優とか有名人とか絵画とか思い浮かべてみたけど 見たことないなあ
758 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/14(水) 14:17:53 ID:7/UoyVHX
「赤毛のアン」の作者モンゴメリの故郷であるカナダの
プリンスエドワード島州政府のバレリー・ドカティー観光大臣(45)が
13日、福山市丸之内のふくやま文学館を訪れた。
企画展「モンゴメリの冬物語―アンとエミリーの世界」の
視察が目的。磯貝英夫館長の案内で、州政府の職員ら3人と書籍や
島の写真、愛好家が作った人形やキルトなどを見学した。
大臣は「島のことをよく表現しており、見学者に訪ねたいと思ってもらえるだろう」と感心していた。
物語の舞台プリンスエドワード島は広大な自然が魅力で、毎年100万人前後が訪れる。
一行は観光振興のため、18日まで日本に滞在する。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901140048.html
759 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/14(水) 14:47:19 ID:cKc+sgoh
>>760 紫だってね。
『ジャイアンツ』を観た時に瞳の色を見ようと思って目を皿にしたけど
よくわからんかった。確かにただの青じゃないような気はしたけど、
先入観によるかもしれない。
紫の瞳に白い肌、黒髪で美貌(おまけにグラマー)のリズはコーデリア・フィッツジェラルドの
体現者だったのか。ま、若い頃の話だけど。
エリザベス・テーラーをイメージ検索してきた 目の部分がよくわかる写真が無くて色は確かめられなかったけど、 確かに不思議な色だった
でもそれだけに、瞳や髪の色に関するコンプレックスも激しくなりそうだなーと思う。 アンの中にも、緑の目はあんまり好ましくない、みたいな描写がなかったっけ。
そのわりに緑の目のヒーロー、ヒロインは多い。 アン、セーラ、アンジェリク、ハリー・ポッターetc. 珍しいしきれいなので実は秘かに憧れられていると推察。
実は憧れっていうより、コンプレックス要素だから そういう子が活躍するって話が書かれるんだと思うよ。 ハリーポッターも、「現実世界ではマイナス要素だらけ」みたいな設定だし かなり髪の色・目の色への偏見をそのまま取り入れたキャラ設定の作品だから。
グリーンアイは、野蛮で下品と言う認識らしい。 野性味があると感じる人も居るが、一般的には赤毛と同じく コンプレックスの材料だね。
767 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/15(木) 19:06:12 ID:L0dGGqYO
そういや風とともに去りぬ(原作小説のほう)で、スカーレットが産んだ 女の子の目がだんだん緑になってくるようだ、てレットが言うと、 メラニーが怒って「この子の目は青です!」て主張したシーンがあったなあ。 やっぱり一般の欧米人の感覚はブルーアイ>グリーンアイなのか。 スカーレット本人は自分の緑の目をコンプレックスに思う様子もなく 勝負ドレスも瞳に合わせた緑色が多かったことを考えると、 赤毛よりはビジュアル面でのマイナス要素ではなかったのかなとも思うけど。
嫉妬にたぎっている状態を「緑の目のモンスター」 って表現したりするからね。 あんまりいいイメージにはならないんだろうな。 炉辺荘後半のアンは自分でもそういう感じだなあと思って 自己嫌悪に陥ってたりしたかもしれない。
(´・∀・`)ヘー 吉田秋生のYASHAに出てくるアッシュが緑の目で 裏世界のボスみたいのが瞳の色は茶色より青、青より緑が 珍重される、みたいなこと言ってたから緑の方が 好かれてるのかと思ってた。 ただ個人的には、ブルーの目って綺麗な澄んだ濃い青の目も 多いけど、緑の目となると澄んだエメラルドみたいな色じゃなくて どの人も多かれ少なかれグレーか茶がかかってるような気がする。
>>769 YASHAってマンガの話でしょ?
単にその作者の作り上げた世界観なのでは…?
>>765 ハリポタは魔法使いがいっぱい出てきて赤毛は優遇されてるよ。
(魔女・魔法使いの髪の色らしいね。だから一般的にはダメなんだろうけど)
主人公の親友一家(彼女も含む)、母、学校の寮の創設者が赤毛。
主人公の緑の目の色に関してもネガティブなことは何も書いてない。
作者はむしろ金髪、薄いブルーの瞳を印象悪く書いてる。
一般には緑の目は不幸とかもいうね。
小公女のセーラは「目なんか緑じゃないの」と言われていたけど、
一方でそれが魅力みたいでもあった。
昔から赤毛よりは、わりと魅力(珍しさ?)の方も支持されてきたと思う。
>>773 すごいヴァイオレットだぁ…。
真っ青の瞳に修正してある写真もあるし、実際の彼女の瞳を見て見たい。
アンの世界で緑色の瞳なのは、アン、ダイ、ジェン・プリングルの
3人くらい?アンの6人いる子どもの中で緑を受け継いだのはダイだけ。
珍しくて羨ましい感じだけど、当時のイメージだとそうでもないのね。
>>773 すみれ色の瞳って言葉で聞くと素敵だけど、こうやって実際に見てみるとちょっと人間離れしてて怖いかもw
だけど若い頃のエリザベステイラーってアンの描いた理想そのまんまみたいな顔だよね。
もしモンゴメリーが生きてて彼女を見たら驚いたろうな。
もっと淡い感じだと思ってた<すみれ色の瞳 でも、アンの場合って 実際に見て憧れた、というよりも 物語で読んで憧れただけで実物は見た事なかったというパターンな気がする
777 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/17(土) 09:27:06 ID:a2yF93T8
じゃ、クリスチンだったかのバラの葉色の肌ってどんなのだ? あっちのバラの葉は白っぽいのかな
よくわからないけど白くて静脈がうすく透けてるような、艶のある肌だと 勝手に思ってた>バラの葉色の肌 外国の比喩表現だからわかりにくいのかなと自己解決してたよ。 例えば「小股の切れ上がったいい女」を英語にしにくいように… 違うかw
バラの花びらのことをバラの葉と呼ぶこともあるみたいですよ。 昔ポプリの本で読んだ。
780 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/17(土) 12:17:57 ID:fqyTTWfb
>>776 ダイヤモンドの実物を見てみたら想像していたのと違ってて涙した、
てエピ思い出した。すみれ色の瞳も実際目にすると「…なんか違う」
て感じた可能性はあるかもね。
>>779 じゃ、白バラの花びらみたいな肌色ってことでいいのかな。
たしかクリスチンもすみれ色の瞳で、
名前がコーデリア・フィッツジェラルドじゃないのが不思議なくらい
とアンが思った記述があったような気がする。
クリスチンの瞳は暗青色でしょう。 紫色の瞳っていうのはアンの中では想像の産物だったと思う。 まさか実際にいるとは思ってもない感じ。 それに、紫の瞳はジェラルダイン・セイモアじゃなかった?
紫は本当に宝石の色みたいな綺麗な紫だけど、 緑のほうは灰色がかってるように見える。
うわーキレイ!>紫の瞳 もっと濃い紫を想像してたよ
紫の瞳って神秘的だね 緑は茶や灰が混じってるしあんまし緑って感じじゃないね
ひゃー綺麗だねえ>紫の瞳 憧れるのわかるわ こんなひといたらずっと見つめちゃいそう
アンが紫の瞳に憧れるのも無理はないな アメジストそっくりだ
アンには悪いけど、赤毛にはピンクよりも紫のほうがもっと似合わないと思うんだ…
だからこそ余計に憧れたんじゃないかな
髪の色や目の色で似合う色が大幅に制限されるってのも大変だな。 日本で言うブルベ、イエベとは比べ物にならないくらい明らかな差があるんだもんね。 最近は割と気にしない人が増えたとはいえ、 やっぱり歴然と似合う、似合わないっていう事実はあるもん。
>>789 だからあくまで黒髪とセットでのすみれ色の瞳だと思う。
似合う色が限定される分、登場人物にはそれぞれのイメージカラーがあるね。 ルビーは青、ダイアナはピンク、キャサリンとレスリーはタイプは全く 違うけど、二人とも赤が似合う設定。フィルは黄色。 ステラやプリシラは何色の洋服がにあってたんだろう。 あ、初登場のプリシラは真紅か。
「緑は貴方が決して着てはいけない色だけど」とか、色へのこだわりがなんか好きだ
すみれ色の瞳って、黒髪だと神秘的だけど 北欧的な透けるような金髪でも素敵だね
796 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/19(月) 22:05:26 ID:uGpGEjzL
日本のマンガやアニメではしずかちゃんやウキエさんみたいな 美人キャラが栗色の髪で、ジャイ子や花沢さんとかの不美人キャラは 黒髪なこと多いんで、赤毛のアンを初めて読んだ小学生のときは アンが黒髪に憧れてることにカルチャーショックうけたなあ。
黒髪は金髪の次にポイント高いみたいね。欧米では。 でも日本人は茶っぽい髪がおしゃれと思いがち。 ちょっとしたカルチャーギャップだね。
798 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/20(火) 00:19:09 ID:CSlST1OA
どこの国でも隣の芝生は青いのかね。 しかしずっとアンの目が緑だったり灰色だったり 無茶な設定だと思っていたけど上の写真を見て納得した。
モスグリーンだから光の加減や目の潤い加減によって緑に見えたり灰色に 見えたりするわけなんだね
銀の森のパットの目は黄色いんだったったけ? 茶色のもっと薄いような感じなのかな メアリー・バンスの目は水色の薄いやつでほとんど 白に見えるんだよね こっちはあまりあこがれないwちょっと怖いww
琥珀色っぽい感じだと思うなパットの目の色
ベッキーも緑の瞳だから、照明によって灰色に見えたりする
>>782 村岡版「アンの愛情」の26章の最後にこうあるよ。
「あの人はいつもあたしが願ってきた通りのようすをしているわ」とアンは考えて
みじめな気持ちになった。「ばらの葉色の皮膚――星のようなすみれ色の瞳――
まっくろな髪――そうよ、全部そなわっているわ。
そのうえ、名前がコーデリア・フィッツジェラルドでないのが不思議なくらいよ!」
でも前のページにたしかにクリスチンは大きな暗青色の目をしてるとあるね。
こういうのはR・チャンドラーの翻訳にもあったかもしれない。
女性の青い瞳が次のページですみれ色と書かれたりする場面。
本当にネットの写真のような紫の目もあるのかもしれないけど、もしかすると
ヴァイオレットというのは、深い青系の目の色の修辞的表現だったりするのかも。
実際には「紫にも見える瞳」という表現が正しいのかもしれない、と思ったよ
NHKでアンの特集が!知らなかった。
>>807 「今日の料理プラス」で、どこかの大掛かりなキルト展に設置された
アンコーナーの紹介とレヤーケーキやアンでも失敗しないりんごケーキの
作り方をやってました。
実況になったらまずいと思って詳しく書けなくてすんません。
>>808 ありがとう。今日の「今日の料理プラス」ですね?
再放送を探してみます。
それにしても
>アンでも失敗しないりんごケーキ
アンに失礼でワロタw
>アンでも失敗しないりんごケーキ たぶん香料不要なんだろうw
いつも失敗してたわけじゃないのにね。 リンド夫人も感心するぐらいのビスケットや、 怒り心頭のハリソンさんをなだめられる美味しいケーキも作れるのに 一度の失敗でそこまで言われるのは気の毒w
空想にふけっていて粉を入れ忘れたこともあるから 書かれてないけど何回も失敗してそうな気がする
空想にふけっててこがしたこともあったと思う
そんなぼんやり体質でよく子守りが務まったよねw
お菓子作りは確かに、すぐ意識が浮遊してしまう子には難しいと思う。 機械に頼れる現代だって、一番簡単な生クリーム泡立てる作業ですら ただボーっと泡立て器突っ込んでたらクリームがボソボソになって最後バターになっちゃうw ましてアンの時代は焼き加減自分で管理しなきゃなんないものね。 焼き上がってオーブンは止まってるのにケーキをすぐ外に出さないでしぼませた くらいアホな失敗なんだろう、マリラから見たアンの失敗は。
817 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/24(土) 05:04:20 ID:nofyj6IZ
子守は、放っておくと泣くし、うるさいから。空想に浸っていても呼び戻される。 お菓子は、焦げるまでわかんない。
いつも失敗してはいなくても、 普通の人の失敗率が5%のところで 20%失敗してたりしたんだろうな …と妄想、いや空想。
アンではないが2chを読んでいて、お風呂の湯を出しっぱなしにしたまま 溢れさせたことがありますw
いつの世も主役はドジっ娘ってことだよね。
堅実な娘の堅実な人生を読んで楽しいわけがないw
822 :
なまえ_____かえす日 :2009/01/25(日) 14:38:22 ID:GDMJModq
それなんてドーラw
今 最終巻読んでます。 苦節20年でやっと読み終えそう。。。 そして、一字一句かみしめて読んでます。 早く読みたいのに、読んだら終わっちゃうから。 アンにこめられた作者の人生哲学…この年でしみじみ共感理解できたこと。 ありがとう。
何でそんなに時間かけて読んでるんだ!?
そういや原書では、ちゃんと「anne」って書いてあるのかな
自己レス 書いてあるに決まってるよな タイトルがAnne of Green Gablesなんだからorz
原書とつづりで思い出した。 ジェムが生まれた時に、本名はジェームス・マシュー、 愛称としてはジェムと呼びましょう、宝石のGEMと 綴らなくてはね、とアンが言うけど、別にその後も GEMとは書かれていない、JAMESの縮めたもの なんだから、当然JEMと綴るべきものなのだろうけど、 それなら何のためにアンがあんなこと言ったのか未だにわからない。 単なるジョークってこと?
>>828 いまだ子供の頃の夢想の名残はあるんだけど、
生活上は常識的になってるって事じゃないかな。アンも。
宝石のGEMって、男の子の呼び名としてはやっぱり浮きすぎな気がするし。
>>829 レス、ありがd。
英語を母語とする人なら、すぐに冗談だってわかるのかもしれないが
わたしゃ、ずっとジェムはGEMなんだと思ってたから
初めて原書で読んだときには何でGEMって書いてないんだ!?
と不思議に思ったんだ('A`)
>>828 ジェムが生まれたばかりで有頂天の時に言った言葉だから。
アンにとって赤ん坊のジェムが宝石のような宝物ということを
GEMと言う言葉で表してるんだと
そして少し冷静になったらGEMと綴るのは親バカ丸出しで恥ずかしいと
気がついて止めたというオチだと思う
GEMは子どもの名前としてはいわゆるDQNネームに近いのだろうか。 第一子ジョイスはまともなのに…。略してJOY。これはオーケー? 気になるのはダイアナ・ブライス、ダイアナ・バーリー略してダイ。 どうつづるのかわからないけど、die(死ね)に通じてイヤじゃないかな…と 日本人的発想で疑問なんだけど。
あっちでは子供に親や親類縁者の名前をもらうから 区別をつけるため縮めて呼ぶことはよくある。 Joy、Jemなら別に普通だと思う。Gemはわからないけど、まあアリでは? ダイアナ→ダイもよくあるね。元ダイアナ妃もそう呼ばれてた。 (もしかして縁起悪いのかw) DQNネームならやっぱコーデリアとかの方が(ry
ジェムシーナおばさんはジェームズという親戚が海で死んだから、という 由来だったような。 日本人なら溺死した親戚にちなんだ名前はつけないだろうし(襲名は除く) 縁起の良し悪しっていうのは関係ないんだろうね。
たしかに。 自分の名前が溺死した伯父さんにちなんでつけられたらグレるかも。
レスリーもそうだよね。 不幸にも幼くて事故死した弟の名前付けるなんて 日本ではアリエナス・・・
名前が少ないから「あやかる」みたいなのも普通なのかもしれないね 父親や祖父と同じ名ってのも多いし、名前をもらうということが相手を 尊敬してることの表明なんだろうな
838 :
なまえ_____かえす日 :2009/02/01(日) 12:55:58 ID:2fVIY4zM
家族や親類縁者から名前をもらう習慣がある一方で、 日本ほどではないにしろそれなりに流行があるのが不思議。 アンが今でも王族や女優の名前に使われてたりするのに バーサは廃れてしまったみたいだし。
アンの時代、ダイアナなんかは新しかったんだろうね。 ミドルネームはあやかりでファーストネームは新しいのをつけ(逆もあり) 選択肢を増やしていくとかいうのもあったのでは? 流行もあるらしいけど、アンとかエリザベスとか王族にも使われる名は いつの時代もわりと不動の人気を保っていると思う。
リラはバーサって名前の方が気に入ってたみたいだしね でもマリラとリラは違う名前に感じる…
最近はサンだのスカイだのってドキュ名前も増えてるらしいし これから新しい名前増えていくのかな マリラはすごく落ち着いた印象なのに(キャラからの刷り込みも あるけど)リラはなんだか軽い印象 ラリラリ〜みたいな語感のせいかな
「ライラの冒険」で主役をやった子のダコタ=ブルーって名前はドキュだよね。
イギリスでもこういうのが増えつつあるのはたしか。
>>832 ダイのつづりは、Di.
この場合、お終いに e をつけてはいけないねw
Die(死ぬ)になってしまうから。
日本でも、「いく子」で「逝く」を連想する人はいないから
Diがdieと音が同じでも気にしないんだと思う。
843 :
なまえ_____かえす日 :2009/02/02(月) 05:47:45 ID:7z6Sr21L
リバーだのレインだの…そういう名前はヒッピーたちがとても好んだようだね。 カニグズバーグの小説にも出てくる(困った親を持つ子供の名前として)。 流行遅れになりそうな気がしていたけど、増えているの?
844 :
なまえ_____かえす日 :2009/02/02(月) 15:22:25 ID:78AWlFYk
アップルとか、あとは外国語を名付けたりするのが増えてるんじゃない? トム・クルーズの子も外国語からの名付けだったような
アメコミヲタのニコラス・ケイジは、息子にスーパーマンの本名をつけてたね。 しかも地球の名前じゃなくて、宇宙人としての本名。
カル=エルだっけ?
>>843 そういうヒッピー時代の名付けが80年代後半からニューエイジブームでまた復活。
最近の児童書でもおバカ親がクリスタル、ゼン(禅)なんて名付けてる
バーティ・シェークスピアやアン・コーデリア、 ムーディ・スパージョンあたりも物議をかもした名前だね。 バカネームっていうのとは違うけど。
赤毛のアンを読もうと思って色々調べたけど良訳とそれ以外の訳ってどこで差がつくんだろう? 自分は注釈がはいってるという集英社文庫版を注文した、楽しみ
850 :
なまえ_____かえす日 :2009/02/03(火) 15:47:27 ID:Uy/N/upk
や
神田うのは持統天皇(うののさららのひめみこ)に因んで名づけられた、 というのを思い出した
DQNネームを子供につけるのは大抵の場合は頭が弱いお馬鹿親 だけど、超頭が良い親が頭が良すぎる故につける場合もあるんだよな 森鴎外とか子供の名前がフリッツとかアンヌ(勿論漢字で当て字)とか 今時の子供にもつけないよって名前だし
於菟、茉莉、杏奴、不律、類ね
光宙(ぴかちゅう)もビックリ
大杉栄の子供もすごかった覚えが・・・でも思い出せない
レイチェル・リンドという名前の響きがかわいらしくて好きだ トマシン・フェアもなんとなくロマンチックな響き マイラ・マレーも地味に好きな名前&キャラだった アトッサは日本人でも変な名前だと思ってしまう
名前だとレベッカ・デューとミネルヴァ・トムギャロンが好きだな。 レベッカ・デューは名前だけ聞くと凄くかっこいい都会の美女っぽく感じるw
ステラ=メイナードと パーシス=フォード 私の読んだ訳では 名前と姓の間が・ではなく =になってたのでつい 絵のようにきれいだという パーシス…ギルおじさんのお気に入りなんだっけ
レベッカ・デューは、なんとなく「煉瓦色」を連想する。 何度となく赤くなるという描写があるけど、 「れ」と「か」と「゛」(濁点)のせいだろうか。
キャザリン・ブルックも綺麗な感じがする。 ブルックは日本だと小川さんなんだっけ。 レスリーは絶世の美女なのに、名前が勿体無い気がした。 何となく男みたいな名前に思える。
それはレスラーと似てるからではwww 私はレスリーって名前はキリっと感じて好きだな
レフリーの方が似ている
私もレスリーって名前は最初男性的な感じがしたな。 プレスリーの影響か? でもキャラ的にラベンダーみたいな甘目の名前では似合わないね。 レスリー・ムアという名前は荒涼とした海辺の美女というキャラに 似つかわしい。
レスリーって名前は男女両性に使われるからかもね<男性的イメージ
レスリーという名前はアンで初めて知って、まさに”荒涼とした海辺の美女” というイメージだけど、その次がレスリー・チャンだったなあw
>キャザリン・ブルックも綺麗な感じがする。 自分はどうしてもブルドッグを連想してしまってw 「キャザリン」も、字面だけで何となく刺々しいイメージが…
ブルドックワロスw 個人的にいいなと思った名前は、「幸福」に出てくる、 アンの生徒で女優志望のソフィ・シンクレア。 優美な感じがして、響きも女優っぽいし、 貧乏な家の子の名前っぽくないと思った。
>>867 刺々しいならキャラ通りでいーではないか
セシルって女の名前かと思ってた。
あとロイド老淑女の昔の恋人の名前も女っぽかった記憶がある。
>869 ロイド老淑女の恋人もレスリーじゃなかった? レスリー・グレーだっけ。あの話好きだ…
そうそう、レスリー。 なんか違和感あったんだよねえ
ロイド老淑女の名前がマーガレットなのも違和感あった。 若い頃は、その名が似合う可憐な女性だったんだろうけど。
セシル、レスリーは男女兼用の名前じゃないかな。 ロイド老淑女がかわいい花の名前というのはわざとで それによって彼女の乙女な一面を表わしてると思う。
セシルは後ろに「e」がつくと女名じゃなかったっけな。「e」重要w
名前といえば、今読み直してる「アンの愛情」に出てくる、ビリーの妻 ネティ・ブリュエット。ブリュエット家は良い人たちじゃないというのは アンの世界では常識だけど、彼女の名前は可愛い。 アンはビリーを挟んだネティの恋敵にされて侮辱されたと思ってるらしいけど 実際の彼女はどんなキャラなのか気になる。
昔読んだ児童書で、「ルシンダの日記帳」という話にネティさんという良いキャラがいた 以来なんとなくネティという名前にはマッタリしたいい人イメージがついている でもきっと母?のように錐みたいな性格のほうが、ヌボーっとしたビリーにはちょうどいいのかも
>>874 おしまいの e はいろいろ奥が深いねw
いとしいエンジェリナ 猫にウィリアム・アドルファスとは凝ってるな
あれ?違ってたらごめん>猫の名前
>>879 合ってるよー。
あれも名前とキャラのギャップが面白い作品だね。
ウィリアム・アドルファスはクールな紳士っぽい名前と思ったけど
ラストの描写で和んだ。
自分はシャーロット・ホームズが好き。
知らない人が見たらマジでホームズのパスティーシュと勘違いするかもw
>>880 えー、マジでパロでしょ>シャーロット・ホームズ
あんだけシェイクスピアとかやってるし。
なんで違うと思うの?
>>881 パスティーシュとパロディとオマージュは違うよ
こんにちは、アンとかはパスティーシュ
とかげのアンとか題名にしちゃうのがパロディ
赤毛の少女が出てきて河を流れたりするシーンがあったらオマージュ
とかげのアンwww わかりやすい
パスティーシュとは 正確に言うと なんちゃってである 西原
886 :
なまえ_____かえす日 :2009/02/08(日) 17:06:57 ID:xWlDO+9v
アンの最初の娘ジョイスって どうしてその名前にしたかわかりますか?
つけたい名前はたくさんあって決めかねたのでジョイスにした、って話だったっけ ジョイスも男性・女性どちらでも使える名前みたい この子だけアンの登場人物に由来しない名前だね
ダイアナは初めての女の子にアンって付けたし その流れだとアンもダイアナって付けるのが自然なんだけど 死なせるキャラだからそういうわけにも行かなくて 関係ない名前をひねり出したんだろうね。
889 :
886 :2009/02/08(日) 22:11:55 ID:xWlDO+9v
そうですよね。この子だけ由来がなくてあれ〜?って思ってました。 あとは子供たち全員ありますよね。 あ…… もしかしてブライス家にジョイスさんっていたのかな? なわけないか。
レスリーが贈った美しいベビー服を着て埋葬されたジョイス。 「自分がどんなに心を込めて贈り物をしても、結局は経帷子にしかならないのよ」 と言ったレスリーの心情が痛ましい。
夢の家はいい意味でも悪い意味でも辛辣な言葉が多い ミス・コーネリアのセリフはいちいち好きだけど
>>890 レスリーがそう思うに至ったいきさつを考えると切ないね…
幸せはすべて自分の手の中から逃げていくと感じてしまってたんだろうな。
自分の子供ができてその悲しみが払拭されたと思いたい。
>>890 レスリーは好きだけど、そこはさすがにレスリーうぜーと思った。
子ども亡くした人の悲しみの前で
「そんなことないわ」と気を遣わせるような台詞を言うなと。
894 :
なまえ_____かえす日 :2009/02/12(木) 11:51:28 ID:jQV0FgqO
うん、私もここでそれを言うな、と思ったよ。 まぁ美人だからなぁ。
895 :
なまえ_____かえす日 :2009/02/12(木) 19:32:34 ID:NjiQ+oqr
私はレスリーが自分を呪っている気がしました。 自分の悲劇が結局他の人も不幸にしてしまう……っていうような
レスリーとしては初めてアンに本音を打ち明けているうちに激情に 駆られて口走ってしまっただけ…という気がする。 確かに言われてみれば「そういうこと言うかな」と思う人もいるかも しれないが、この発言を悪く取る人もいるんだと驚いた。
レスリーが本当に悲しんでるからこそ出たセリフだと思うけどな アンが「子供が生まれる」って打ち明けた時は、ショックで逃げちゃったんだよね 自分にはこの先決して得られない幸福だとその時は思ってるから 赤ちゃん服にこめた祝福の気持ちに少しでも嘘があったら、こういう言葉はでない気がする
私も895に同感。 所詮私が疫病神…みたいな?
美人だからとかそういう問題じゃないと思うけど… 自分が関わったことは不幸な結果に終わってしまうっていう 諦めがしみついていたからじゃないかな。 アンもそれがわかってたから気づかったんだろうし。 子供を失くした親の悲しみが凄絶なのはわかるけど、 レスリーは大切な人をみんな亡くしてきたわけで どちらがより辛いとは言えないと思う。
引っ越しとか何やかやでモンゴメリの本は「赤毛〜」以外みんな処分して しまったんだけど、いまだに村岡さん訳の文章が目に浮かぶ。 今話題になってるレスリーとアンの会話ももちろん。 それぞれ何十回となく読み返してたからなあ。
アンが一日でも母親になれたことがうらやましい アンが死んでもうらやましかったと言ったレスリー。 あの頃は人を上手に励ます余力なんてなかったんだろうね。 それでも上っ面だけのお悔やみを言う人より 多少気の利かないことを口走っても一緒に悲しんでくれる友達って ありがたいとアンも思ったろう。
903 :
sage :2009/02/15(日) 04:31:06 ID:YLOHv52i
>>887 なんで「決めかねる」と、あえてジョイスにするのかな。
それがずっと分からなかった。
JoyceはJoy(喜び)という言葉からきてる。
とりあえず子供に恵まれた喜びと感謝を込めてつけたって感じ?
実際は
>>888 のいうとおり、すぐ死んじゃう子をダイアナとかマリラに
するわけいかないという、物語の都合もあったと思う。
はかなかった命に明るい名をつけたことで切ない余韻も残した形。
905 :
なまえ_____かえす日 :2009/02/15(日) 13:24:43 ID:uEw4YGFd
村岡さんの訳……嫌いじゃないけど、 30年くらい前に読んだ訳の本を探しています。 炉辺荘のアンで「スーザンのアップル・クランチ・パイ」を 「スーザンのりんごのカリカリパイ」って訳していたんです。 それがすごく美味しそうだったので、あこがれていました。
りんごのカリカリパイ・・・そそる!
>>903 娘だった場合、母の名前をつけたい、マリラの名前もつけたい、
自分の娘にアン・コーデリアとつけたダイアナへの義理もあって
ダイアナとつけるべき?みっつ合体させてもいいけど、結局呼ぶのは
どれかひとつになってしまうし、残りの名前がかすんじゃって淋しいわ
などなど、迷いまくった末、「どれでもない名前にする」という選択に
なったんじゃないかな
>>904 >>907 そーか、ありがとう。
あまり親や友達の名前をもらう習慣のない日本はある意味気楽だね。
アンは子供が多くて、自分の関係者の名前をコンプリートしてるんじゃないか ブライス家除いて 息子の一人くらいミドルネームにギルバートってつけろよなと思うw
>>909 そういえばそうだよね。
ギル側の名前がないじゃんw
アンの家庭での力関係が良く分かりますねwww
ギルバートは村中にあふれてたそうだから、避けたのかも 女の子なんてギルバティーンなんて将来グレそうな無理矢理感 たっぷりの子もいるw どっちにしろギルの家族ってメアリーマライアおばさん除いて 影が薄いなぁ 初のクリスマスにもマリラとリンド夫人しか来てないんだよね
ギルバートの母は若々しい気分の明るい人で、夫が許す限り猫を飼っており、 アンが最初にプロポーズを断わった頃に、冷ややかな態度を示した。 くらいが「アンの愛情」に書かれているけどこれで情報全部かも。
>>912 あと、ナンとダイが生れたときに炉辺荘にいた。
双子が生まれたのでとても喜んでたと思う。
ギルバートのお父さんのジョンについては、若いころマリラの恋人だった時期があり とてもいい子だった、とマリラが語ってたくらいか
ギルは一人っ子でしょ? 親は寂しかったでしょうね。モンゴメリは一作目を書いた時 ギルがアボンリーを離れるという未来は考えてなかったんだろうね。 マリラにはレイチェルや双子をあてがってやったんだから、ブライス家 の事も少しは考えてあげればよかったのに。もっとも書いていなかったけど 実際には近くに甥や姪やその他色々いて少しも寂しくない老後でしたと 勝手に想像していればOKだけど。
お父さんか亡くなった時、 アボンリーにはブライス家がもう残ってない、ってリンド夫人が言ってた。 奥さんに死なれてから気落ちしてたって。
ブライス家の人たちはギルバートを筆頭にみんな影が薄くて華がないよね。 ギルバートの父親なんて台詞一個もないし。 グレンで医者をしてたギルバートの叔父さん叔母さんも、夢の家での初夜にちょろっと出てきただけであとは全然交流ないし。 唯一目立ってたのはメアリーマライア叔母さんくらいか
918 :
なまえ_____かえす日 :2009/02/16(月) 20:22:53 ID:EOJbEIO5
メアリーマライアおばさんは悪目立ちですよね。 誕生パーティーをしてあげて、よかったこと。
一般の読者でさえこんなにブライスさん達のことを考えてるのに 生みの親のモンゴメリが冷淡なのはなぜ?
当時の読者がアンをもっといっぱい書いて!ってファンレター送ったからでは
初夜ってw ギルは「おっさん、早く帰れよ!空気嫁よ!」 とか思ってたんだろうなあ〜
作者の実生活を反映してるのかなぁ。 伝記とか読んでも、旦那さんがうつ病だったことは かかれていても旦那さんの親兄弟については余りかかれてない。
あの後どういう人生を送。ブロッサムはあの親父付きじゃ下手したら いかず後家...
>>921 初夜だっていうのに、親戚やジム船長とテーブルを囲んで
家の由来だとかステーキ肉を犬にやってしまった話とか歓談してるけど
この時のギル(アンも)の心境は本当に邪念がないのか?
といつも疑問だったよ。
>>918 おばさんも帰る口実ができたんだと思う。
世話になったね、と頭さげて去るのは癪にさわるから絶対嫌なのに、妙に丁重にされてしまって、帰れやしない。
そこで、歳をバラしたなんてとこを突っ込んで、傲然と出てゆくきっかけにしたんだと思う。
無意識なんだろうけど。
>>923 なあに、父親を失って傷心のブロッソムの前に
都会で彼女を密かに焦がれていた男とか
近所に引っ越してきた男とかがやってくるさ
927 :
なまえ_____かえす日 :2009/02/18(水) 22:25:15 ID:lgh9rYQh
>>924 当時は性に関するモラルも今よりずっと厳しかったろうし
アンにそういった方面の正しい知識があったかどうか…
あったとしてもかなり断片的でピンとこなくて、邪念なんて抱きようもなかったのかも。
>>927 いや、牛馬もいれば野良犬や猫もそのへんでサカってたろうし
今とは全く違った形で「そういうことを知る機会」はあったろうさ。
スーザンが家にいるようになってから全然ロマンティックな雰囲気じゃなくなったの ギルバートは平気だったんだろうか。
スーザンにいてもらわなきゃ困るみたいなことをいってたし、 当時はそれなりの家には必ず使用人がいたから居るべき人として受け入れてたと思う
スーザンとかレベッカ・デューの老後はどうなったんだろう? 年老いて働けなくなったら兄弟があとを継いでるだろう実家に戻ったのかな
マリラとリンドさんみたいにいっしょに住んでたりして
>>931 当時は「銀の森のパット」のおばちゃんみたいに
身寄りがない場合、雇い主が最後まで看取ってくれるんじゃない?
アンはスーザンが働けなくなったからって追い出さないで
違う若いメイドさんとスーザンを看取ったと思いたい。
アンはもちろん家族だと思ってるだろうけど スーザンはプライドがあるから料理できなくなったら 引っ込みたいと思うかもね。
昔は今と違って長いこと寝込む無く天国に行くことが多かったろうから ちょうどよく余韻を残して逝っちゃったと思いたい。 寝たきりの父を看ている身としては。
昔って点滴がある訳でもないから、寝付いたら早かっただろうね。
>>935 お父上を看病されているとのこと、どうぞご自愛ください。
937 :
なまえ_____かえす日 :2009/02/20(金) 12:35:58 ID:vEqwgnEs
「スーザン、あなたは今まで充分働いたわ。その分お休みをするのは義務ですからね。 それにあなたが出て行ったらシャーリーは寂しがるわ」 で数ヶ月のんびりして、体調の良い日にシャーリーの結婚式を見届けて 独立した子供たちも入れ替わり立ち代り遊びに来たりで 幸せな最後を送ったと思いたい。 人生の終わりにコーネリアさんとどんな会話をするのかは気になるw
>>937 > 人生の終わりにコーネリアさんとどんな会話をするのかは気になるw
夫に向かって
「あなたは男としてはだいぶマシな部類でしたよ」
とか言うかもと妄想w
書いていて思ったけど、やっぱりコーネリアさんは夫より長生きしそうだから ↑のセリフはないかな。
スーザンは、男嫌いの毒舌家で好き放題いいながらもモテ女のコーネリアさんに 複雑な感情を抱いていたっぽいけど、月に頬髭からプロポーズを 受けて心に余裕が生まれたんじゃないかとゲスパー。 誰からであっても、一度は申し込まれたというのは気持ちに変化をもたらすよ。
942 :
なまえ_____かえす日 :2009/02/20(金) 23:18:50 ID:VTPDoiML
>>880 シャーロット・ホームズっていう名前だけど、
スカパーのミステリーチャンネルで、S.ホームズの孫
と設定の女の子の冒険物語があったよ。
最近本棚から発掘した「赤毛のアン」読み返してるけどとても面白い。 何年おきかで読むんだけど、今が一番アンの生き生きとした所に心引かれる。 昔は結構読み流してたんだなあと思う。 小学生の頃からシリーズ読んでたけど、アンが大人になってからの巻ばかり読んでた。
失敗ばかりでイタタだけど少女のころのアンやっぱりいいよね。 あと大人になった今読むと、アンを通して初老になってから成長というか 人として開けていくマリラやマシューの姿にも感動する。
「青春」以降は全巻持ってて愛読してるけど、 第一巻は中学の時以来読んでないな、そういえば。 あそこまでストレートではないけど、内面的にはかなり近いものがあったので 鏡を突きつけられているようで痛すぎてorz 炉辺荘の年齢域になった今ならまた違う観点で読めるかな。 文庫買ってみよう。
もうすぐ炉辺荘時代を過ぎちゃうよ。 おばあちゃん時代のアンがあればいいのに。
モンゴメリがもうちょい健在だったら、ケネスとリラの子供辺りの話を書いたろうか
>>947 カリスマお婆ちゃんキャラならターシャがアンの雰囲気に近いかなと思う
ターシャ・チューダーは基本は内向的な芸術家タイプなので性格はだいぶ違うかな。 アンは作家には向かなかったけど友人や家族に囲まれて賑やかに暮らすタイプだし。 自分の世界を持ってて自然と語らってみたいな生き方は似てると思うけどね。
ところで次のスレタイは、 【赤毛のアン】アンの友達【パート9】 でいいんだっけ?
>>951 それでいいけど、その次は「アンの村の人々」で
その次はどうすんだ?
アンブックスのタイトル全部使ったら、モンゴメリの作品全般おkということが わかるようなスレタイシリーズを考えようということになってたと思う。
エミリーとかに行くのかと思った
【赤毛のアン】と【モンゴメリ】この2つは絶対タイトルに入れて欲しいな。
【赤毛のアン】モンゴメリ作品を語る【エミリー】 【アン・エミリー】モンゴメリについて語ろう【その他】 こんな感じ?下の案だと検索で引っかかりにくいかもね。 「アンをめぐる人々」までは現行のスレタイで行くのかな。
じゃ、次スレは
>>951 の通りで。
このスレのスピードと慣習から、大体980を越えたあたりで
次スレが立ってるみたいだね。
ここまで来て過疎るとdat落ちだよ〜。
さぁ語れ!
原書でアンを読んでみようかと思ってるんだけど、挫折しちゃうかなぁ。
959 :
なまえ_____かえす日 :2009/02/25(水) 11:49:04 ID:eROUMk2s
>>958 原書もってるけど、パラ見しかしてないw
アンの村の日々、続村の日々、図書館で借りてきた。 篠崎書林の黄色い本。わくわく。 「アンが好き」というと、すごいガーリッシュな趣味のロマンチックな人と思われない? ああ、カントリー風とか、パッチワークとか、お菓子作りなどの世界が好きなの?って。 そうじゃなくて、出てくる人たちの誠実な生き方とか、個性とか、ユーモアとか、愛情とか、 そういう、しっかり地に足のついたストーリーが、好きなんだけどな。 ギンガムチェックの世界(それもいいけど)ばかりが、先行してるよね。 こないだのyomyomでの特集も、割とそんな感じで、少しがっかりした。
それamazonのマーケットプレイスで買ったけど、白い……カバーを取っても白。 960さんのお手元にあるの、ひょっとして黄ばんでるとか?
私も篠崎書林の「赤毛のアン」持ってるけど白いね。
てかこれシリーズ構成が変わってる。
1,アンの村の日々
2,続アンの村の日々
16,アンの仲間達
17,続アンの仲間達
18,赤毛のアン
1,2,16,17が村岡訳の何にあたるのか知りたいわw
>>960 少女趣味な印象で敬遠してたけど一度読んだらハマったという男性もいるし
ガーリッシュカントリーの部分もあるけど、それがポイントじゃないよね。
黄色い本わかるよ!!! しっかりした造りの本だよね? 図書館にあったのはこっちだった 白いのはいわゆるソフトカバー(?)で、今のはこっちなのかも 「村の日々」、訳した人のクセなのか、ギルバートが「○○なんじゃないかなあ」と 常に語尾が一緒なのが気になったw
そっか。ハードカバーは黄色いんだね。 これはモンゴメリのシリーズだったようだけど カバー折り返しに載ってるタイトルには聞いたことないのもあるな。 「青い城」「もつれた蜘蛛の巣」「マリーゴールドの魔法」・・ 気になってきたから他のも探してみようかな。
>>963 私もあのギルの喋り方がダメだ。すげームカついてくるw。
でもギル以外の人間もみんな同じ話し方なんだけど。
そういえば、角川から「青い城」が文庫で出たみたいだね。 篠崎書林のものと訳は同じなのかな。
『青い城』好きです〜。 とても現代的で、ものすごく品のいいリンダ・ハワード(やその周辺) と言ったら…言い過ぎかもしれませんが、 でも最初読んだときは結構ドキドキしましたw
未婚の母が出てくるあたり、大人物を目指してたんだろうか。
青い城いいね! 文庫でたならひとっ走り買ってこよう そうなるとマリゴールドも文庫で出る予感♪
970 :
960 :2009/02/26(木) 12:51:24 ID:tecp6PSi
960です。 黄ばんでるにしては、黄土色にまんべんなく黄ばんでいたので、 この本になにが起こったのかと、どきどきしましたww 白と黄色があるのですねー。 そして読み始めると、ギルの話し方、勘にさわるーーwww! スーザンをからかうにしても「向こうは選べたんじゃないのかなぁ」だと、 けっこう真剣に腹が立つ気がします。 っていうか、ギルはスーザンにはけっこう失礼だよね、甘えてるのか? 大事にするのは自分の奥さんだけかーいww
それ黄ばんでるのでは?と申した者です。 ごめんなさい!!確かに自分で持ってるのはソフトカバーの本でした…
>>970 プロポーズを断わるくだり、最初に読んだ中学生の頃は
煮えたぎる鍋を構えた姿がインパクトありすぎてただ爆笑してたけど、
今になってみると彼女が気の毒で…
結婚して炉辺荘を出ちゃうと困るからああいう設定にしたのかとも思うけど、
人生でたった一度のプロポーズが嫌い抜いていた相手から、
しかもとんでもないドタバタ劇になってしまったのは
後では笑い話にできても、その時はすごく悔しかっただろうと思う。
ギルだけじゃなくて作者もなんか冷たいというか、
道化役、狂言回しとしか見てなかったのかと思ってしまうよ。
中年以降のロマンスがふんだんに出てくるシリーズなのに…
いい人なんだからもうちょっと報われてほしかったな。
中年になってから恋人ができる話も結構あったけどね。 結婚しても幸せになるかどうかは分からないし、スーザン は炉辺荘で十分幸せだったからいいんじゃない?
>>972 リラその後を書いた短編で
〈今では、たとえ愚かな男であったとしても、私に結婚を申し込んだ
男がいたと思うと、なんだか楽しい気持ちになってくる〉
とスーザンが独自してるよ
後で笑い話じゃなくて後でいい気分になってるから結果オーライだと思う
スーザンの結婚願望って、結婚する(求婚される)ことで一人前の婦人と思われたいんであって 恋愛願望じゃないのがミソだと思う
>>970 アボンリーにいた子供の頃からよく女の子をからかって
ダイアナなんて「死ぬような目(←うろ覚え)」にあうとか言ってたし、
お笑いで言う「イジリ」みたいなのをよくやる人なんだと思う>ギル
何にせよプロポーズされて良かったなスーザン
>>974 リラのその後を描いた短編なんてあったんですか。
何という本に収録されているのでしょうか?
この反戦論者め!って扱いはなかなか面白い書かれ方をしていると思う>月に頬髯
980 :
なまえ_____かえす日 :2009/02/27(金) 13:58:14 ID:w8PC8AlR
あら、キレイな指輪だねえ 欲しくなったw アクセサリーめったに身につけないけど 若草物語で4人の娘の髪の毛で編んだブローチだったっけ、出てきたね それはイメージしやすいな
>読んでたときは石から透けて見えるなんて考えなかったや 前のスレ話題あったね。 石から透けて見えるんじゃなくて、ガラスの下に編んだ髪を入れて そのまわりを石が取り巻いていたと思う。
>>978 篠崎書林の「アンの村の日々」に収録の「ほら花嫁がやってきた」という短編
そろそろ次スレ立てるか…。 とりあえずやってみる。
髪がグレーになる理由は、もはやグレーな領域ではない。我々が年を取るに従い、髪が自らを染めてしまうのだ。
白髪を洗い落とせ?そうかも知れない。ヨーロッパの研究者グループが、長年人類を当惑させ続けた謎を
ついに解き明かしたのだ。「なぜ我々は白髪になるのか」を。白髪は知恵の印だ、という捉え方があるにも
関わらず、研究者らは、知恵とは全く関係ないことを示した。
白髪は、毛包の損傷によって生じる過酸化水素の蓄積によって引き起こされる。過酸化水素は髪の天然色素
であるメラニンの正常な結合を妨害してしまう。
FASEB Journalの編集長・Gerald Weissmann医学博士は言う。
「過酸化水素で色が変わるのはブロンドだけに限りません。」
「全ての有毛細胞は過酸化水素を極少量だけ作り出すのですが、加齢に伴い、少量が多量に変わってしまい
ます。我々は内部から髪の色素を漂白し、髪は灰色に、そして白くなってしまうのです。しかしながら、この研究
は、いわば問題の根本に迫る重要な第一歩でしかありません。」
研究者たちは、人間の毛包の細胞を培養して、この事実を発見した。過酸化水素の蓄積が、過酸化水素を水と
酸素に分解する酵素(カタラーゼ)の減少によって引き起こされることを見つけ出した。さらに、過酸化水素に
よって受けたダメージを修復する酵素(MSR A、B)の濃度が低いために、毛包がダメージを修復できないことも
見つけた。もっと複雑なことには、高濃度の過酸化水素と低濃度のMSR A、Bが、毛包内でのメラニン産生を
誘導する酵素(チロシナーゼ)の形成を妨げることが分かった。メラニンは、髪の色、肌の色、瞳の色の原因と
なる天然色素である。研究者らは、肌での同様の現象が、白斑の根本的原因ではないかと考えている。
「全ての青い髪の女性が示すように、髪の染料はたまに期待通りの作用をしてくれないものです。」と、
Weissmannは付け足した。「この研究は、生物学の基礎研究が予想もしなかった形で我々に利益をもたらす
素晴らしい例なのです。」
ソース
http://www.sciencedaily.com/releases/2009/02/090223131123.htm Senile hair graying: H2O2-mediated oxidative stress affects human hair color by blunting methionine
sulfoxide repair -- Wood et al., 10.1096/fj.08-125435 -- The FASEB Journal
http://www.fasebj.org/cgi/content/abstract/fj.08-125435v1
「全ての青い髪の女性が示すように、髪の染料はたまに期待通りの作用をしてくれないものです。」 青い髪になる事があるんですねー。 Anneの髪の毛が変色も、あり得る設定だったとは!
次スレたて乙です
>>962 の「アンの村の日々」は10冊のアンブックスには入ってないやつで
「アンの仲間達」はアンと同じような境遇の子ども達の物語なんだね。
ライトなモンゴメリファンなんで知らなかった。さっそく古本を探してみよう。
ほんの存在は知っていたけど、「また今度買おう。」「また今度で良いか。」と繰り返していたら 絶版になってましたよ。
篠崎書林のモンゴメリー関係は絶版になったの? 「アンの仲間たち」「続アンの仲間たち」はアン以前に雑誌、新聞に発表された作品が中心。 ほんと〜に短い作品ばかりだから(一作品 20ページ前後) その後の長編を読みなれた人からみると物足りないかもしれない。 でも話の展開はいかにもモンゴメリー的だがら一連の作品を読んでしまった人にはオススメ!
篠崎書林はいい本いっぱい出してるのに、ほとんど絶版なんだよね…。