安房直子セレクション
11月下旬予定
『まほうをかけられた舌』 定価1260円(本体1200円)
『ライラック通りのぼうし屋』 定価1155円(本体1100円)
『花のにおう町』 定価1260円(本体1200円)
『うさぎ屋のひみつ』 定価1260円(本体1200円)
12月上旬予定
ファア文庫「日暮れの海のものがたり」 定価588円(本体560円)
セレクション欲しいけど冊数が多いよなあ。
安房直子の本、いつのまにか記憶の片隅にあるような物語だね。
やさしげで美しい。だけどラストは悲しげだったりする。
2ゲット
4 :
なまえ_____かえす日:04/11/01 16:12:10 ID:yLOA9vzP
懐かしいなぁ
5 :
なまえ_____かえす日:04/11/02 21:27:44 ID:t85odn92
すごい好き。
エッセイがとてもよかった。
山への想いとか。
エッセイがあるのか。読んでみたいな。
この人の文章は飾らなくて、ストレートなのに
とても美しいし、あたたかいなと思う。
あまりその作家独特のにおいを感じないから気付かなかったけど
心に残る物語にこの作家さんの話がたくさんあったことに最近気付いた。
7 :
なまえ_____かえす日:04/11/03 10:52:28 ID:HiDkVD/2
エッセイは安房直子コレクションの最後に載ってるよ。
長くないから、立ち読みだけでもお薦め。
あまり安房直子読んだことないので
お勧めあったら教えて欲しいんだけれども
1はどこに行ったん
9 :
なまえ_____かえす日:04/11/10 21:27:41 ID:fNZzdF0n
『風と木の歌』(絶版なので図書館で)に載ってる短編は全部いいよ。
「きつねの窓」「さんしょっこ」「空色のゆりいす」「鳥」等。名作ぞろい。
安房直子コレクションの1巻にだいたい入ってる。
「ハンカチの上の花畑」好きだー。
でも一番すきなのはジャム屋のおじさんの話…。
「そばにいてくれるだけで、よかったんだよ…」みたいな台詞のところ、泣ける。
ラストもいい!
このお話でロシアンティーを覚えました。
11 :
なまえ_____かえす日:04/11/12 19:32:30 ID:BQ0E3o7T
ジャム屋、いい!
あの不器用な主人公にはけっこう共感。
また読み返してくなってきた
12 :
なまえ_____かえす日:04/11/12 23:15:48 ID:IbC1VXZl
「きつねの窓」とか好きだな。
安房さんの話は基本的に好きなものばかり。
色の使い方がきれいですよね。
一番初めに読んだ安房さんの作品が「天の鹿」だった。いまでもすごく好き。
オリジナル版復刻してくれないかな。
14 :
1:04/11/13 07:15:30 ID:XX6wABg6
自分のお奨めは、ライラック通りかな。
15 :
なまえ_____かえす日:04/11/13 08:51:52 ID:Zp0GjYL9
>>13 天の鹿、絵もよかった。スズキコージの派手派手な色彩が
意外といい感じで合っていた。
三人の娘の鹿の市へ行くエピソードがどれもお気に入り。
梨がうまそうだった。
私は講談社文庫とちくま文庫から出てる分しか読んだことがないので
結構知らない話が多そうだということに今気づいたw
なんかシアワセ
天の鹿、良いね。
挿絵のスズキコージを目当てに読んだんだけれど、とても良かった。
まるで本物の民話のような。作者の姿が透けて見えないというか、
物語がそのままそこにあるような純度の高い感じがした。
夜空を駆ける鹿、散り落ちてゆく白菊の花。
かぐわしいお酒。とても薫り高い話を書く人なんだね。
他の話も読んでみたくなりました。
18 :
なまえ_____かえす日:04/11/15 15:28:59 ID:G2qGWWNj
「花豆の煮えるまで」もお気に入り。
主人公の小夜ちゃんのかわいいことといったら!!
小夜が木に登る場面の挿画、挿画の味戸さんの下書き段階では、
スカートを履いてたらしいんだけど、「小夜が寒そうだからズボ
ンにしてください」って安房さんが頼んでズボンになったそうです。
もし全集が出たらすごく欲しいと思ってたんだけど、
安房直子コレクションにも全作品は収録されてないんだ…
家に「銀のくじゃく」があって繰り返し読んだなあ。
この人の書く文章は、静謐でやさしくて少し怖い。
>>18 小夜は良かったなあ。挿絵もきれいだった。
小夜がズボン、というのはなんだか良いエピソードだな。
21 :
なまえ_____かえす日:04/11/25 22:01:08 ID:6V6tTpoA
ここにも安房直子さんのスレたった。
オメデト。
神秘的で綺麗な話が多いけど、主人公が異界にいき、行方不明(こちら側)
て話が多い
22 :
なまえ_____かえす日:04/11/26 20:11:05 ID:Q5v6jcnp
寝る前に読むといい感じ。
23 :
なまえ_____かえす日:04/11/27 13:12:07 ID:Yay33F8A
さんしょっ子がフェイバリットです。
きつねの窓って安房さんでしたっけ・・・。
24 :
なまえ_____かえす日:04/11/29 06:37:55 ID:T6gjbPph
>>23 そうだよ。
さんしょっ子、おれは七歳のころに読んで号泣した覚えがある。
安房直子さんは「花のにおう町」が一番好きだなあ。
何となく安房直子さんの作品には味戸さんの絵が似合う希ガス。
26 :
なまえ_____かえす日:04/11/30 07:06:13 ID:6gES5knn
花のにおう町、金木犀の匂いを「胸の中でバイオリンが鳴る」
みたいに例えたような。うまいなあ、と感心した。
27 :
なまえ_____かえす日:04/11/30 11:32:11 ID:d8uF+eQn
「日暮れの海のものがたり」
海がめも、娘さんもかわいそすぎる。
正太郎め、、
28 :
なまえ_____かえす日:04/12/03 20:58:19 ID:VyDYRXAN
「日暮れの・・・」後味良くないよなあ。
かなしすぎる。
亀の出てくる話なら、「誰も知らない時間」は大好きなんだが。
29 :
なまえ_____かえす日:04/12/05 19:45:18 ID:rzh/aVUo
>>28 そうですよね。
何とか幸福な終わりがあれば良かったのに。
「海の口笛」は少し怖いけど、後味は悪くなかった。
そういうのもありかな、と思いました
30 :
なまえ_____かえす日:04/12/06 18:18:27 ID:IW/1pn+n
「海の口笛」ってどんな話だったっけ?
安房さんの童話、ほとんど読んでると思うのだが、思いだせん。
あらすじ教えてください。
31 :
なまえ_____かえす日:04/12/06 18:20:52 ID:IW/1pn+n
「海の口笛」ってどんな話だったっけ?
安房さんの童話、ほとんど読んでると思うのだが、思いだせん。
あらすじ教えてください。
32 :
1/2:04/12/08 22:13:25 ID:mK+OYv46
「安房直子セレクション」(階成社?)の「見知らぬ町、不思議な村」シリ−ズ
に収録されています。(もともとは「鳥にさらわれた娘」に収録されてた様)
もしかしたら、題名は、自分が勘違いしてしまってるかも。
話の内容は、無口な仕立て屋(主にかけはぎをしてる)彼には、知能が少し(RY
な若い娘がいる。
ある日、仕立て屋の元に穴の開いた青いドレスを直す仕事を頼みにきた若者がくる
若者は、仕事の報酬に指輪を提示する。そして口笛ふきながらどっか行く
33 :
2/2 続き:04/12/08 22:23:44 ID:mK+OYv46
仕立て屋が青ドレスの穴をのぞくと、青い海が見え、彼は驚く。そして娘は
若者をしたっているようで「指輪」と繰り返しいう。仕立て屋がその事に危機感
もち、ドレスを返そうとしたら、ドレスの穴からお魚が出てくる。その魚のうまさに
仕立て屋は網をつくり、そのドレスの穴に網を投げ魚をとろう、とするけど
ドレスの穴が大きくなり、海水が部屋にあふれだす。娘はその穴の底に(海水)
仕事を頼んだ若者(その時、彼は指輪を持っていた)を見つけ、穴の中の海に
入り、父である、仕立て屋も後を追う、
というのがおおまかな内容だと思う。娘をお嫁さんにするつもりで若者(海底に
いるから異界の人か?)は父に近づき、父も最後にそれに気づくのです。
でも別世界へいってしまったよ。 長文すみません。
34 :
2/2 続き:04/12/08 22:24:23 ID:mK+OYv46
仕立て屋が青ドレスの穴をのぞくと、青い海が見え、彼は驚く。そして娘は
若者をしたっているようで「指輪」と繰り返しいう。仕立て屋がその事に危機感
もち、ドレスを返そうとしたら、ドレスの穴からお魚が出てくる。その魚のうまさに
仕立て屋は網をつくり、そのドレスの穴に網を投げ魚をとろう、とするけど
ドレスの穴が大きくなり、海水が部屋にあふれだす。娘はその穴の底に(海水)
仕事を頼んだ若者(その時、彼は指輪を持っていた)を見つけ、穴の中の海に
入り、父である、仕立て屋も後を追う、
というのがおおまかな内容だと思う。娘をお嫁さんにするつもりで若者(海底に
いるから異界の人か?)は父に近づき、父も最後にそれに気づくのです。
。 長文すみません。
35 :
34:04/12/08 22:25:24 ID:mK+OYv46
二重カキコすみません
36 :
なまえ_____かえす日:04/12/11 09:07:12 ID:eLWJ+aoj
30です。あらすじありがと。
「鳥にさらわれた娘」の文庫はずいぶん前に読んだことあるんだけど、
この話は覚えているようないないような・・・・
コレクション読んでみます。おもしろそうだ。
37 :
なまえ_____かえす日:04/12/21 17:41:04 ID:JNeUa2Yp
「鳥にさらわれた娘」、最近読んだが面白くてよかった。
神秘的で、しぎという鳥のスラリとした姿態と夕焼けの色が
目に浮かぶ様だった。周囲の人の悪意もしっかり、書いてあった。
だから、異界の美しさが際立つのかしら。
38 :
なまえ_____かえす日:05/01/11 19:20:01 ID:ESpx16pF
まだ在ったのか。
よかった。
保守
39 :
なまえ_____かえす日:05/01/14 21:07:33 ID:E61SSU4e
保守
安房直子はその生涯において、前期と後期で
作風が異なる。前期は神秘性漂うマニアックな
メルヘンという感じだが、徐々にシンプルでわか
りやすい、児童向けの読者を意識した創りに変
化している。
インタビューによると、ある時期から、童話とは
子供に向けたものでなければならない、という
ことを強く意識し始めたそうだ。
とはいっても、初期の香りがまったく消えたわ
けではない。風味を残しつつ、より洗練されてい
ったという感じだ。
『白いオウムの森』をずっと前から読みたくて読みたくて
探してるンですが、もう絶版になっちゃってるみたいなんです。
どなたかご存知ありませんかー?
42 :
なまえ_____かえす日:05/01/16 20:22:38 ID:V2/3oEJg
>>41 安房さんの作品は近くの図書館とかで探すと絶版物でも結構みつかりますよ(^^)
>>42 あ、図書館は盲点でした。古本とかばっかり探してました。
で、市内の図書館検索してみたら1冊だけお蔵にありました!
さっそく予約出してみます。ありがとうございました〜!
44 :
なまえ_____かえす日:05/01/17 23:46:21 ID:6BDkBUL5
うちの近所の図書館では一冊だけ弱視の方用の大型本で置いてありましたよ。
あの、予約して「鳥」の入った本を買うなら文庫にもあるらしいですがスレに書いてある本ではどれにあたりますか?どの会社の本でしょうか?文庫でもいいけど童話はやはり中型以上の本で読みたいんですよね。
そのシリーズ、装幀も挿絵も控えめかつ上品で
文章のしっとりした雰囲気を壊さず、さりとて味気ないわけでもなく
よく合っていていいなと思う。
安房直子コレクションほすぃー!7冊全部だと14700円もするのか・・・どうしよう。
48 :
なまえ_____かえす日:05/01/23 11:27:01 ID:JZ0V7QG/
安房直子コレクション一巻買いました!落ち着いて読める本に仕上がってますね。ゆっくり一編一編読んでいきたいと思います。
安房直子さん懐かしい…
消防の頃、初めて読んだのが「花のにおう町」だったよ。
あんまり素敵な本だったんで欲しくて本屋巡り歩いたけど無かったから
図書館からこっそりパクッてしまった15年前…orz
こっそり返しにも行けなくなってしまった。
この場を借りてお詫びします。本当にごめんなさい。
50 :
なまえ_____かえす日:05/02/15 23:18:05 ID:vv64mZCa
50ゲット!!
ブクオフで、ちくまの銀の孔雀が売ってたから
買った。熊の火、、、、娘の熊さんかわいそう。
クマー(AAは略)
そんな貴方は、1セット大人買いして、図書館に匿名で寄贈しましょう。
お詫びの手紙なんかつけたりすると、それっぽくていいですよね。
小さい頃、好きだった絵本を
振り返ったら、ほとんどが安房直子さんの本だった。
「やさしいたんぽぽ」「うさぎのバレエシューズ」は
毎日読んで、枕元に置いて寝るくらい好きだったよ。
安房直子を買い与えてくれた母に感謝。
もうすぐ、親戚の子が4歳になるので
どれかプレゼントする予定です。
53 :
なまえ_____かえす日:05/02/19 00:17:36 ID:6dJvduWh
このひと、知ったときにはもうなくなっていてショックだったな。
えっ、亡くなっていたの?今知った・・・。
>>51 ちょっと素敵でいいかも。
でもいきなり送っても爆弾とかに勘違いされそう。
56 :
ボーン・スプレマリー:05/02/20 03:39:39 ID:GWhqAGtf
安房直子さん亡くなっていたの知らなくって二年前にファンレターだしたら、教授をしていらっしゃるだんなさんから丁重な返事が来ました。その返事で初めて亡くなったことを知ってショックでした。
小さい時は「べにばらホテルのお客」が好きでした。
自分も、書名も著者名もわからないまま1シーンだけよく覚えてた物語があって
「タイトル教えてスレ」で教えてもらって初めてこの人の名を知ったんだけど、
既に故人だという事を同時に知って切なかったよ。
安房さんの物語は「タイトル教えてスレ」でも割とよく言及されてるね。
なんとなく記憶の底に残り続けるような類の魅力があるんだと思う。
58 :
ニート:2005/03/31(木) 04:16:50 ID:HWY9dEfN
そんなおれは近い親戚
銀のくじゃくに載ってる「青い糸」ってヤツがなんかすごく切なかった。
終わったときポカーンって感じだった。
60 :
なまえ_____かえす日:2005/05/06(金) 18:26:58 ID:2dAT7FjP
>>59 ナカ-マ。あれはハピ-エンドだったのだらうか?
この作者さんの作品て、少女、乙女が登場人物に多いなぁ。
また、鳥になって行方不明になる娘さん、(この作品、鳥にさらわれた娘)
があるなぁ。
青いアイシャドウをつけていたら夢を見るようになって、
夢の中の花畑を探しに行ってがけから落ちて死んじゃう話もあるよね。
大人になって、青いアイシャドウっていまいち苦手なんだけど、
もしかしてこの作品のせいだろうか(w
62 :
フロプシー:2005/05/10(火) 02:02:39 ID:M3wIzH3a
魔法の薬をつけたなわとびで跳びながら、
夕焼けの砂漠の国に行く話がすきだな。
強い憧れのようなものが、呼びおこされるんだよね。
私も、そんな永遠の国に行きたいよ。
向こうの国に、行ったきりになる話が多い気がする。
63 :
なまえ_____かえす日:2005/05/16(月) 16:09:05 ID:giLMzrk2
>>61 ガタガタブルブル。そういう怖い話もあったのか。
題名は何でしょうか?安房さんの、セレクションに載ってるのでせうか?
>>62 うん、最後の一行は禿げしく同意。
怖くもあり、羨ましくもあるなぁ。
64 :
なまえ_____かえす日:2005/05/22(日) 13:30:05 ID:88SikCeg
戻ってくる話も戻ってこない話も両方好きだ。
戻ってくる系ですきなのは「ライラック通りの帽子屋」
年取ると涙腺が緩くなるなあ。
そろそろ三十路だけど、コレクションに入ってる
「だれも知らない時間」を読んでちょっと泣いてしまった。
どういう結末になるのか途中で察しがつくだけに、泣ける。
海亀が悪い人じゃないのが、しみじみと哀しくも愛おしい。
66 :
なまえ_____かえす日:2005/05/31(火) 19:32:57 ID:HdtmP4sx
せつなくて、透明感ある作品が多い。
食べ物がでてる話も多いが実においしそう。
「ゆきひらの話」のゆきひら鍋で煮たリンゴが実にうまそうで、この話
小さい頃読んだから、頭に今だ残ってる。ほのぼのした話だし。
67 :
なまえ_____かえす日:2005/06/09(木) 23:51:04 ID:YuefXVBi
ゆきひらの話、いいねえ。
りんごの砂糖煮。ゆきひらが雪の中に飛び出していって
冷やしてくれるの。
鍋がしゃべってりんご煮て、雪で冷やして食べさせてくれる。
この上なくベタな「童話」なんだけれど。
不思議だね。この人の話は、本物のにおいがする。
呼吸をするように自然に、やわらかな幻燈がつむぎだされてくる。
68 :
なまえ_____かえす日:2005/07/06(水) 23:13:35 ID:hFCgYhhK
無くなると悲しいので保守
69 :
なまえ_____かえす日:2005/07/14(木) 15:36:37 ID:kTFQ+A2w
耳の中にセミを入れるっていう話ありましたよね?
羽化したての透明感あるセミをイメージした記憶があります。
夏の耳鳴りみたいな静かさが印象的だったな。
70 :
なまえ_____かえす日:2005/07/15(金) 21:58:18 ID:37l/3HP9
わぁ こんなスレあったのね☆
わたしも青いアイシャドウのおはなしすき。
少女、ちゅうか、乙女が、その時間を止めて島唄ぽい
(別世界に逝く、とか人外のものになる)のが多い。
色は透明、青ってイメ−ジ。
72 :
なまえ_____かえす日:2005/08/20(土) 21:20:50 ID:lZ10HXpa
キクザケヅクリノコビトサン保守
動物ものも良い。
『きつねの窓』とか『鳥』とか。『白いおうむの森』は怖すぎだけど…
花の匂う街って金木犀の話だよね。
あれ単行本に収録された時は、一番最初に読んだ話と最後が変わっていて
ちょっと残念だった。
初期の学研、5年生か6年生用の読み物特集に掲載されていたの知っている人
いますか?
75 :
なまえ_____かえす日:2005/09/10(土) 06:13:00 ID:XzgWonZl
ききょうのむすめ、がすき
76 :
なまえ_____かえす日:2005/09/10(土) 16:18:56 ID:uO0/VXiz
郵便局員が、菊酒のできる不思議なハンカチをもらう話、
子供の時に読んですっごく好きだったんですけど、なんて題名でしたっけ?
77 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:11:25 ID:L8YqZSdz
>76
ハンカチの上の花畑ですよね。
私も何回も何回も読みました。
78 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 09:13:23 ID:mNubUQjW
>>77 ありがとうございます!!
今日あたり本屋に行って探してみます☆
忘れかけていたけど、思いかえすとやっぱり彼女の作品はすてきですね。
子供の頃「小鳥とばら」を読んで、お肉の塊が入ったパイ
食べたい〜!とダダこねたことを思い出しました(^^ゞ
今度鶏肉と食用花入れてと作ってみようかと思ふ(゚∀゚)
80 :
なまえ_____かえす日:2005/10/13(木) 22:51:57 ID:/YtCH/rB
うさぎのくれたバレーシューズ小さい頃に読んで
バレエ習ってみたいな〜て思ってましたー!
イラストの人の絵が安房さんの文章と合っていて
ほんわかさせられます。
81 :
なまえ_____かえす日:2005/10/27(木) 23:06:47 ID:SFdJFy74
この人の作品は心が和む。
あと、食べ物がうまそうで。ロ−ルキャベツ、大根を煮たもの、桜のアイス、
桜ゼリ−、花豆のにもの、揚げ出し豆腐、林檎を煮て冷やしたもの、みそおでん
魚のス−プ、ジャム・・・・。
82 :
なまえ_____かえす日:2005/11/23(水) 22:43:49 ID:DtU6gnmZ
保守
さんしょっ子が好き。最後がものすごい切なくて…
この人の話はどれも読んだ後さわやかな哀しさが残る。
一番好きな児童作家だな〜。
なにげに忘れられないのが灰色のスカート…子供心に怖かった。
うん、あれは怖かった。
87 :
なまえ_____かえす日:2005/12/21(水) 17:38:34 ID:W1PDl+uE
88 :
なまえ_____かえす日:2005/12/21(水) 19:03:33 ID:tY48CfUV
魚の骨がコック見習いに料理のみならず
女の子の口説き方まで教える話が好き
色々なパイを作るとこが、夢があって凄くイイ!
保守。
出てくる食べ物がおいしそうで羨ましかった。
うさぎの夕ご飯配達の話とか。
92 :
なな:2006/01/31(火) 20:39:49 ID:f1PtPOTZ
このスレ発見して嬉しい。読んでない話もたくさんあるから、読みたいなー
93 :
なまえ_____かえす日:2006/02/07(火) 22:19:22 ID:G2Nr+fE+
結構ちゃっかりしてるキャラクター達がなんか好きだったな。
94 :
なまえ_____かえす日:2006/02/14(火) 21:35:32 ID:Z/KZxxCT
星のおはじきが、NHKのお話の国で放送されてた。(熊谷真美さん?が語り)
結構せつないお話ね。
95 :
なまえ_____かえす日:2006/02/17(金) 15:26:53 ID:0U06FiCc
星のおはじき、なんとなく納得いかなかった。
おはじき3つでも泥棒は泥棒なのに、「気にしなくていいよ 私の下に埋めなさい」ってどういうこと・・・
ちゃんと謝るとかしたほうがいいんじゃないのかなぁ・・・
そこから花が咲くってのはキレイだけども。
>>95 95さんはまじめだね。まだ若い方?かしら。
何か主人公の女の子は貧乏であんま恵まれた環境のこでないが性格は
いいこっぽいっていうか健気で、むしろ、おはじきとったあと、すげ-悩んで
悩みまくっているようにみえた。まぁ、最後の最後で謝った話しにした方がすっきりした、とワシも思う
で、おはじき盗られたこは、わがままそうで、主人公のこが、ちゃんと、謝っても
許してくれなくて、むしろ、話しを大きくして、それこそ追い出しそうな雰囲気が
ありそうな気もした(おはじき3個よりひどい報復しそう)。多分主人公もそういうのが怖かったんではないの?
盗みはいくない事だし、やっぱ謝って返した方がいいけど、相手のこがなんか
怒って、謝りにくい相手だったのかなぁ(かなり、優しさが足りない女子ぽい描き方に見えた)
もしかしたら、彼女達が大きくなって同窓会かなんか開いた時に、
主人公が同窓会に参加して、大人になって少し円くなったおはじきの持ち主の子に
打ち明けて、謝った、という後日談とかあればよかったのに、と考えた。
97 :
95:2006/02/21(火) 15:00:05 ID:bRTQ/o3s
>>96 なるほど。確かにおはじきの持ち主の女の子、許してくれなさそう。
もし自分が出来心でおはじきを盗んでしまったら、やっぱり怖くて返せないかもしれないけど
子どもを対象にした本なので「いいのかな…これ読んだ子が変に勘違いしちゃわないかな…」ともやもやしてしまいました。
ところで、私はこのお話を読んだとき「すうっと心が青くなりました」という表現が印象に残りました。
確かにそんな風に心が冷えていったことってあったなぁと。
この方の作品のほとんどは大人になってから読んだのですが、充分楽しめますね。
この先作品が増えることがないなんて、残念でなりません。
98 :
96:2006/02/24(金) 17:48:05 ID:37XwpO3d
>>97 確かに、子供が対象だと、(子供が)また違った事考えてしまうかもと
少し不安になりますね。変な誤解をしてしまうというか。盗みはよくない。
主人公の女の子の悩んでいる様子を見て「やっぱ盗みはよくないなぁ。」と
思ってくれればいいけれど。
あと、この作品見て少女のこわさ?(女の怖さみたいなの)を感じてしまいました。
柳の木は女の子のお母さん代わりなんだなぁ、とふと思い、寂しさも感じました。
あと、おはじきの持ち主の子、そんなに大切なもんなら、学校に持ってくるな、せめて
大切だと思ってるなら、机の上に置きっぱなしにせんでしまっておいて!と心の中で
つっこんでしまいました。(←私はおばさんですので・・ついすみません.
>>この方の作品のほとんどは大人になってから読んだのですが、充分楽しめますね。
同意します。むしろ、大人になってから読んだり、読み返したりした方が色々な
発見があったり、楽しめます。あと、個人的に、いかにも、少女の頃、年若かった頃が
凝縮してなんか結晶になった雰囲気の作品がすごく心に残ります。
もっと色々、安房さん独特の作品が増えその作品を読んでみたかった・。
安房さんの作品はどれも好きだけど、さんしょっこは特別。
暖かくて切なくて、心の中を春風が吹き抜けていったような読後感がありますね。
100 :
なまえ_____かえす日:2006/03/03(金) 19:28:45 ID:4OCyQ0q2
私みたいに見逃した方に朗報です。
『おはなしのくに』で『星のおはじき』3月29日(水)に再放送です。
101 :
なまえ_____かえす日:2006/04/02(日) 17:54:27 ID:ynZgmLxK
保守
102 :
なまえ_____かえす日:2006/04/03(月) 06:34:56 ID:Nj4Ih0Lg
滅多に本は読まない私だけれど安房直子さんの作品はどれも好き。
「白いおうむの森]と「火影の夢」が特にお気に入りです。
103 :
なまえ_____かえす日:2006/04/18(火) 01:35:00 ID:nR47neGW
小学生の頃、本を読んで絵を描く課題があったので、青いシャドウの話に出てくる花畑を描きました。
大人になってから、ドリーム化粧品(お話に出てくる幻の化粧品)というお店を見つけてドキドキしたなぁ。
すごく読み返したくなったんだけどタイトルも作者も思い出せなくて、“ドリーム化粧品”で検索したら見つかったものの、本はすでに絶版…古本屋を探し漁ってもなくて、小学生の時に行った図書館に行ったら倉庫にあって嬉しかったぁ。
大人になってから読んでもすごく面白かったです。
その時に想像した絵がいっきに溢れかえって涙が出ました。
さっそくベストセレクションを予約しましたよ。どのお話も魅力的なので楽しみです。
便利な時代で良かった…。
104 :
なまえ_____かえす日:2006/04/20(木) 23:39:47 ID:LifinO0G
もっと知りたいので保守
久々カキコ。
最近やっとコレクション買った漏れ。
小さい頃から、安房直子の本は全部家にあったので大好き。
なぜか全ての中で、『夕日の国』が一番好きだ。
あの寂しげで美しい世界に憧れたな。
107 :
なまえ_____かえす日:2006/06/16(金) 17:13:29 ID:m+r7E/7o
安房作品、最近になって偕成社のコレクションで読み始めました。
小さい頃からそれとは知らず読んできたお話がいくつもあって、
それがまたよく記憶していたり、気に入りの話だったりして
何だか懐かしいような泣きたいような、温かい気持ちになりました。
108 :
サイフリート:2006/08/03(木) 22:18:54 ID:LnuN/rnN
偕成社文庫から「風と木の歌」「白いおうむの森」が復刊されてました。
二冊ともオリジナル版はイラストが子供向けではなくて(児童書を意識してなかったからでしょう)、
少し読んだだけで引いてしまいましたが(イラストの皆さん、安房さん、申し訳ありません)
これなら放り出さずに読めそうです。
>>108 >>偕成社文庫から「風と木の歌」「白いおうむの森」が復刊されてました
おお、そうなら、本屋に行って探してこよう
110 :
なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 00:18:25 ID:8EbfCrP1
>>74 私の記憶が間違っていなければ、5年の読み物特集に載っていた「花のにおう日」ですよね。
兄から借りて読みました。
読み物特集では、女の子たちが「あたしたちのお墓、作っておいてちょうだいね。」
と主人公・信に言い、信は花の香りのお墓はどうやって作ろうか考えて帰ります。
111 :
なまえ_____かえす日:2006/08/25(金) 16:47:36 ID:DD7cmKr9
「雪窓」や「声の森」の絵本版も楽しいです。
112 :
なまえ_____かえす日:2006/09/07(木) 20:40:16 ID:WiG+x58b
「山のタンタラばあさん」売ってました。
出来根育さんの絵もきれいです。
113 :
なまえ_____かえす日:2006/10/04(水) 13:15:42 ID:GFSUSKBd
食べ物だけでなく、花や小物類の描写も安房さんならでは。
野ばらの香りのする石鹸、香料を使わない花の香りの鉛筆、
黄色いばら、金木犀、ばらの刺繍がしてあって、すべすべしたリボン、
悲しみを消す消しゴム、鬼の子がたたくとシロホンのような音がするお皿、
色とりどりの貝殻、指輪、首飾り、だんだら模様のろうそく、コスモス、
青い傘、たんぽぽ模様のやかんなど。
長くなりすぎてすみません。
114 :
なまえ_____かえす日:2006/10/13(金) 01:53:41 ID:RgvZfDmz
>>113 わかる!私のお気に入りは、
『ライラック通りの帽子屋』が違う世界に行ってから作る花の帽子や、
『風のローラースケート』の中の、
『花びらづくし』に出てくる桜の花の品々…特に桜の枕にうっとり。
また、『天の鹿』のきらきらした市の様子や、黄金色の梨…
そして『丘の上の小さな家』のレース編み。
安房さんの心は、優しく、伸びやかで繊細で美しく、根底に力強さがあるね。
いつも励まされ&癒されています。
昔岸田今日子の語りでアニメになってたのが
今でも忘れられない。
「誰も知らない時間」「きつねの窓」
ぽ
117 :
なまえ_____かえす日:2006/12/09(土) 22:29:03 ID:CIrlRvG5
小学生の時、学校の推薦図書(?)で何冊か買ってもらった本のうち一冊が
『北風のわすれたハンカチ』でした。
表題の他は『小さいやさしい右手』と『赤いばらの橋』だったと思います。
子供の頃はあまり本は好きでなく、一緒に買ったはずの他の本は記憶にないのに、
この本だけは何度も読み返し、今でもよく覚えてます。
>113
あああ、懐かしい。
安房さんの小間物は、子供時代さんざんねだって買ってもらえなかった
駄菓子屋や文房具屋のちょっとしたぜいたく品を思い出させる。
香りつきの消しゴムとか、千代紙とか。
おでんやのおっちゃんとその助手のたぬき、
おっちゃんの娘ぽい若い娘さん(娘は幼い頃になくなった・・・)
がでる絵本(題名は忘れた)があったが面白かった。
雪と月光の冴え冴えとした雰囲気、森のあやかしがでるとこ、おでん
娘さんがしている赤い肩掛け?と手袋が印象的でした
120 :
なまえ_____かえす日:2006/12/20(水) 19:26:53 ID:3YAT567s
そのお話の題名、「雪窓」です。
絵本ではありませんが、偕成社の「白いおうむの森」に収録されていました。
最近入手したので、覚えていました。
今からおよそ30年前、小学生だったころ
学研の夏休み別冊付録に掲載されていた「秋の風鈴」が忘れられず
最近になって図書館の司書をしている友達に探してもらい
童話集「銀のくじゃく」に出会うことができました。
私もベストセレクション欲しいです。
123 :
なまえ_____かえす日:2007/02/02(金) 10:39:39 ID:qZ5+F3yF
線香花火の話がすき
124 :
なまえ_____かえす日:2007/03/18(日) 23:20:13 ID:ml7+4B3V
『うさぎ屋のひみつ』
『三日月村の黒猫』
中学生の時に本屋さんで偶然見つけてお小遣で買いました。
それから大人になった今も大好きでいつも手元に置いています。
三日月村のおばあさんが薪ストーヴの上で作る薬草スープやうさぎが作る美味しそうな夕食の数々…。
『きつねの夕食会』も美味しいそうな料理が登場するので外せません。
安房さんの作品には、仕立てやさんや料理人やお店屋さんなど職人系が多いですね。
自宅で仕立てやさんして夕食はとびきり美味しいのを家族揃って食べる生活に憧れます。
偕成社セレクションをスルメ肴にコップ酒やりながら読み返してる三十路男
子供のころはこんな大人になるとは思ってなかったんだが・・・・
126 :
なまえ_____かえす日:2007/04/01(日) 14:15:28 ID:DQH91/2V
>>125 お前は俺かwww
こないだ『きつねの窓』読んで、最後の所で妙にしんみりしてしまったぞw
ああやったさ。
俺も窓作ってみたさ。
何も見えないさっ
127 :
なまえ_____かえす日:2007/04/01(日) 15:00:05 ID:vgqnBv1N
『きつねの窓』泣いたね。
やっぱり作っちゃうよね、窓。
窓のむこうに何が見たい?
128 :
なまえ_____かえす日:2007/04/02(月) 20:58:08 ID:bcnPBqw1
>>127 窓を作っている、あなたに逢いたい。。。。
なんてな
やっぱり、おっぱいが見たいな
129 :
なまえ_____かえす日:2007/04/08(日) 10:41:42 ID:JZS+ATAo
安房直子の童話って味戸ケイコの絵と、これ以上ないほどマッチしているね。
YESとロジャーディーンみたいだよ。
>>127 窓の手は、太刀掛秀子の漫画(りぼん)にも小エピソードとして効果的に使われたよね。
132 :
なまえ_____かえす日:2007/04/12(木) 04:19:46 ID:fO+K+/f5
安房直子さんは、創価学会と何か関係あるんですか?
安房さんは、韓国系なんですか?
誰か知ってる人がいたら教えて下さい。
9条は改憲してはならない。日本の為にならない。
日本人ではない朝鮮総連や民団でさえ、日本を心配して改憲への反対運動を行ってくれている。
私は日本人だが、「改憲すべき」などという者は、日本人として彼らに恥ずかしいと思います。
Q.中国から身を守る為、戦争に対する抑止力が必要では?
A.前提から間違っています。そもそも、中国は日本に派兵しようと思えばいつでもできました。
なぜなら、日本は9条があるため、空母や長距離ミサイル等「他国を攻撃する手段」がない。
つまり、日本に戦争を仕掛けても、命令をだした幹部の命や本国の資産は絶対に安全なのです。
にも関わらず、中国は、今まで攻めずにいてくれたのです。
Q.日米安保も絶対ではないのでは?
A.いえ、絶対です。
知り合いの韓国人の評論家もそう言っていますし、私も同じ考えです。
そして日米安保が絶対なら、日本を攻める国はなく、改憲の必要はありません。
米国と戦争をしたい国はないからです。
Q.9条が本当に平和憲法なら、世界中で(日本以外に)1国も持とうとしないのはなぜか
A.誤解を恐れずに言うなら、日本以外のすべての国が誤っているとも言えます。
「敵国に反撃できる手段を持つ国は攻められづらい」というのは、誤った負の考え方です。
(もっとも韓国や中国の軍に関しては、日本の右傾化阻止の為でもあるので例外ですが)
さらに日本の場合、隣国が韓国・中国・ロシアと、GDP上位の安定した国ばかりです。
「憲法九条を守ろう」「平和主義を安倍首相は憎んでいる」毎月9日に改憲阻止ハンスト
ttp://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1175991624/l50 【調査】NHK調査では9条改憲すべきが25%、必要なしが44%
ttp://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1176167609/l50
134 :
なまえ_____かえす日:2007/04/12(木) 07:22:03 ID:Qob+juFL
なんか変な空気になりましたね。。。。
>>134 133は反動ファシストの手の込んだなりすましなので注意。
相手にしないのが一番。
スレに居つかれたら目も当てられない。
桜さく時期(場所によっては終わったが)
山の茶屋のおかみさんが桜の花びらにつつまれかわいい桜の妖精が
馬車にのって空にまいあがるお話(花びらつくし?か)を思いおこす
うすくれないの桜、桜ゼリ−、桜アイス、うすくれないの色を連想するお話。
>>137 異世界へ入るという話が多いよね。
作者自身若くして異世界へ逝っちゃったし。(´-`)
>>138 もっと長生きして色々なお話し書いて、もらいたかった・・。
141 :
なまえ_____かえす日:2007/05/03(木) 21:44:28 ID:fvxUVM/q
やった〜。こんな素晴らしいページがあるなんて、感激です。安房直子さんの作品ってとてもいいですよね。
大人が読んでも、子供が読んでもそれぞれに深い感動を与える。そう思っています。
142 :
なまえ_____かえす日:2007/05/04(金) 14:47:25 ID:7ndRmMF7
夕焼け空がくらんとまわるんです
太刀掛さんのまんがで安房直子さん知りました。
ここを見て懐かしくなりました。
どちらも再読しようと思います。
144 :
なまえ_____かえす日:2007/05/19(土) 09:41:21 ID:zKBAv4kb
「きつねの窓」の全文が掲載されているホームページご存知ないですか?
>>144 本人か出版社以外でそれをやっちゃまずいんじゃない?
まりの きみの声がで、きつねの窓読んだ人多いんだね。
自分もそうだよ〜
偕成社文庫の「白いおうむの森」は、ちくま文庫版とは内容は重複していますか?
未収録作品があるなら購入したいのですか。
149 :
なまえ_____かえす日:2007/09/01(土) 18:56:47 ID:23EOxObF
>>148さん
ちくま文庫版は持っていないのですが、 偕成社文庫には
「雪窓」「白いおうむの森」「鶴の家」「野ばらの帽子」
「てまり」「ながい灰色のスカート」「野の音」
の七作品が、収録されています。
なんだっけ?行方不明になった妹(ボタンの秘密をおって)
仕立て屋の兄が探しにいって結局その兄も木の妖精の世界にとり
こまれる話がおっかなかった、と記憶する。
猫ちゃんが出てくる話も多いな。猫好きだからいいけど。
151 :
なまえ_____かえす日:2007/09/05(水) 14:28:18 ID:8vwcHhAw
149です。
150さん、それは「野の音」です。
安房さんの作品は、異界にとりこまれる話が多いですよね。
帰ってこられないのはちょっと怖いですよね。
>>151さん
ありがとうございます。なんだか題名忘れてもやもや
してたけど、わかってすっきりしました。
「夕日の国」に出ていた少女も気になります。
なんだか読んでいて、夕焼けの国の娘か、そうじのおばちゃんの娘で経済的に
恵まれず、自分の空想に入り込んでるこか、曖昧になってしまった。
だけど嫌いになれない。寂しがりやのむすめさんだと思う。
彼女も異界にとりこまれてしまったのだろううか。
だけど、現実の方がつらくて、みにくいです。むしろ美しい異界に
とりこまれるのなら、怖いがそれもありなのかなぁ。
153 :
なまえ_____かえす日:2007/09/13(木) 15:27:26 ID:s8uQbG75
違う世界にぽんと行けてしまうのが、子供の特権かも知れません。
私は、娘が出来てから「もう、誘われてもこの子達を置いて行けないなぁ。」
なんて思うようになりました。
立原えりかさんの「アフレシア」という話に、家族を捨てて旅立ってしまった母と
その息子の話があるのですが、その中に
「人間の男らしく、大地をはいずりまわって、悲しみも苦しみも山程なめながら
大人になってみようと少年は決めていました。」
と言うくだりがあって、中学生の時はなんでだろう、と思ったのですが
大人になってみると、人生苦労があっても価値があるのかも、と思えるようになりました。
大人になってから読み返すと、また違う感慨が湧いたりします。
ロングセラーのいい所ですよね。
母は強し、だなぁ。
確かに、大人になったら、違う世界にぽんと、いうわけには
いかないかも。
大人になって、安房さんの作品を読むと、10-20代前半とは違いまた
色々考えたりします。
>>148 内容はちくま文庫と同じです。
解説はもちろん違う人です。
灰色のスカート っていう話が怖かったと記憶している。
ここまでストレートに子供が死ぬ話があるのが意外でした。
大女が灰色のロングスカートを広げて…って怖いけど幻想的で美しい。
フェリーニの映画みたい。
>>153 実は、大人になってから、その美しさ、奥の深さを
再確認したりします。
あんまうまくいえないけど、大人になってから色々経験して安房さんの
作品のよさ、美しさがより際立つように思えてきた。
地に足つく事の大切さ、よさ、大切な人がいるなら、異界には飛んでいけ
ないね。今のところは。お婆さんになったらいけるかしらね。
「やさしいたんぽぽ」読みましたが、女の子のどうしようもない気持ち、
やさしい終わりかたに泣けた。
>>155 めくるめく、色(さくら、露草の青、夕焼け、ほたる)が印象に残っています。
あと、ココアをつくったピエロさんとか。結末が怖くやるせなかった。
159 :
なまえ_____かえす日:2007/10/05(金) 16:10:24 ID:vmwgzRCA
153です。
>>175さん、
そういえば、おばあさんが人生をやり直しに行く「女学校通り」という
お話がありましたね。人生の選択を迷った時に願いをかけておくと
そのときからやり直せる、という…。
「あのときこうしておけば…。」と思いながら数十年を生きた方のことを
考えると、ちょっと切ないような苦しいような気持になります。
やりなおしたいなぁって、大人になると何回かは考えてしまいますよね。
安房さんが書くと、それがまた恐ろしいまでに美しく幻想的で
引き込まれてしまいます。
160 :
なまえ_____かえす日:2007/10/05(金) 16:11:42 ID:vmwgzRCA
骨董やの老人がストーブを預かる話
忘れられないです。
魚のスープおいしそうだし。
>>159 >>161とか『ライラック通りの帽子屋』なんかもそういう物語ですよね。
期せずして「行ったきり」と「帰ってくる」両方の物語ですが…
きつねの窓もだけど、ハンカチの上の花畑によりせつなさを感じた。
ライラック通りは、給食の時間によく校内放送されてたので
活字じゃなくて音声のイメージだなぁ
164 :
かおりゆり:2007/10/28(日) 22:17:36 ID:BOB3KLmB
初めて書き込みさせていただきます。
私は大学生なのですが、卒論で安房直子さんについて取り上げたいと思っています。
小学校・中学校の教科書にどの作品が載ったことがあるのか知りたいのですが、どのように調べたらよいのか分かりません。
よろしければアドバイスをお願いします。
方法論なんかはこんなところで聞かずに国文の助手にでも聞けばいいんじゃ……。
とりあえず2ch的に答えると、「安房直子 教科書」でググる。踏み台にはなる
続きが気になる話が多いよね
結局、夕日の国の少女はラクダだったのだろうか?
夢の果ても何だか怖いラストだし・・・
167 :
なまえ_____かえす日:2007/11/09(金) 15:51:34 ID:fhqhkI6c
>>166 いや〜、ラクダと一緒にいただけで、ラクダじゃないんじゃないかと。
夕日の国のひとだったのかも...ていうラストじゃなかったっけ?
もしかしたら、メルヘンの国のひとも時々こっちを覗きに
きているのかもしれませんね。
私的には安房さんがそうなのかも、と思ったりもします。
168 :
なまえ_____かえす日:2007/11/09(金) 16:51:54 ID:/vMuzmAU
青いスカートっという作品、あとひまわりと少年が話す話(題名
忘れた)が怖く思えた。綺麗なんだけど、、、運命のどうしょうもなさ
残酷さが、藍色に浮かび上がりそうに思えた。
170 :
なまえ_____かえす日:2007/11/20(火) 05:52:41 ID:wcBVszRI
>>164 教科書には「きつねの窓」や「鳥」が有名ですね。私も安房直子さんの作品論を卒論で書きました。何か情報があれば書き込みます。
>>159 女学校通りは柏葉幸子さんですよ。
私も好きなお話です。
172 :
なまえ_____かえす日:2007/11/28(水) 16:11:53 ID:ME2jOTL9
>>171さん
ご指摘ありがとうございます!
柏葉さんも大好きで、安房さんの本といっしょに置いていたので
(本棚のなかの宝物スペースに)混同していたようです。
本好きを自認しているのに、お恥ずかしい...orz
横浜、鎌倉の旅行観光のガイド本
読んでいたら「あざみ野」っていう地名が!
つい作品の「あざみの」を連想した。
読んでいて結構怖かった。死んだ動物の魂?が
「(毛皮)を売ってくれ〜」って硬貨くわえて追っかけてくる
のだもの。井戸の精の女の子も神秘的
>117さん。
うちの本棚にありますよ。未だに大好きで何度も読み直しています。
北風のお父さんとお母さんが冷淡な所と、くまの純粋さに惹かれます。
古本屋で見つけて大分前に買ったのですが、背表紙とかもうぼろぼろ。
でも愛着があって捨てられません。
175 :
なまえ_____かえす日:2008/05/07(水) 22:55:44 ID:2KBojAd6
176 :
なまえ_____かえす日:2008/07/14(月) 13:56:42 ID:sDHaaw2p
177 :
なまえ_____かえす日:2008/07/26(土) 22:11:41 ID:l2TsKxLH
安房直子すごくいいよね。
教科書で習ったので本当に面白かったのは、
安房直子のきつねの窓と鳥と中島敦の山月記だけ。
授業が途中で終わって昼休みになっても、
夢中になって読み続けた記憶がある。
178 :
なまえ_____かえす日:2008/07/27(日) 14:21:09 ID:l5J+nURI
20年ほど前に、この人の「ほたる」という作品が名門・麻布中学の国語の入試問題に
使われたことがあったらしいんだけど、どういう問題にされたんだろう?
179 :
なまえ_____かえす日:2008/09/13(土) 12:16:00 ID:X2MxdTrA
180 :
なまえ_____かえす日:2008/09/21(日) 20:53:41 ID:cOcMb7Or
最初に読んだのが確か「北風のわすれたハンカチ」で、その後
「ハンカチの上の花畑」「白いおうむの森」「銀のくじゃく」
「遠い野ばらの村」etc.と読んで滅法惚れた、今でも一番
大好きな童話作家さんです。訃報を知った時は悲しかった…
食べ物がおいしそうだったりささやかな描写がほんわりと
あたたかで美しかったり涙が出るくらい切なかったり、そして
時々ホラー顔負けに怖かったり(特に帰ってこない話が…)
するのも大好きでした。
特に「銀のくじゃく」収録の「火影の夢」は忘れられないお話で、
他にも「野の音」「青い糸」「天の鹿」等々、今思い出しても
ちょっと怖い…ぶるる。(でも好き)
181 :
なまえ_____かえす日:2008/11/04(火) 23:39:26 ID:hLZZGfSr
作品集でましたよー
今月発売されたのですが殆どの方には予想外のレーベルから
なので気づいてない方も多いと思うのでageますね
「春の窓 安房直子ファンタジア」講談社X文庫ホワイトハート
「春の窓」発売日に購入しました。
13日は「すずをならすのはだれ」が発売です!
X文庫ホワイトハート!!!
ホントに予想外だな。
ここ数年本当に安房さん刊行ラッシュだな。
ファンとしてはうれしい限りだが、
その理由がわからないから、ちょっと気になる。
映画化とか、刊行ラッシュになる動機づけはないのに。
不思議だ・・・・。
185 :
なまえ_____かえす日:2008/12/13(土) 20:11:09 ID:9h4Mj0iB
>>184 20004年の「安房直子コレクション」(偕成社)
がきっかけになってるみたいに思うけど
186 :
なまえ_____かえす日:2009/01/15(木) 10:29:12 ID:DnIGdjBZ
恐かったり切なかったりする話の中に安房さんの死生観が垣間見られるのがいい
あと、味戸ケイコさんの挿し絵がぴったりだと思う
187 :
なまえ_____かえす日:2009/01/20(火) 20:50:56 ID:Vl/EuJip
唐揚げ
188 :
なまえ_____かえす日:2009/01/31(土) 18:52:38 ID:x5Qh8yBg
いそべあげ
X文庫ホワイトハート
聞いたことなかったからぐぐったら・・・
なんでこんなとこから出るの?
なんか買いづらいじゃん!!!
安房直子さんは人によっては愉快なお話というひともいるけど
自分的には幻想的で醒めない悪夢みたいな怖さがある
久しぶりにここにきたら新刊情報ですか!次の休みに買いにゆこう
194 :
なまえ_____かえす日:2009/03/22(日) 14:41:05 ID:7hHiYI3V
講談社文庫と、ちくま文庫で出てた。雪窓で昔死んだ娘が成長して訪ねて来る話は「ぽっぽや」に影響与えてる?また海亀の夢に綴じ込められた女の子が離島の療養所の母親訪ねて行く話は「となりのトトロ」に。パクりとは言いませんが。
195 :
なまえ_____かえす日:2009/03/22(日) 16:08:58 ID:7hHiYI3V
ある●屋の話「青い花読んで独りでいた少女連れ回したら逮捕されちゃったんですけど?ただ御飯奢っただけなんですけどね…なんで?」
196 :
なまえ_____かえす日:2009/04/02(木) 02:08:22 ID:Ve6SI5I7
雪窓」で狸が冬眠するという記述有りますが間違い。
猫はぶるぶると頭振って水飛ばしたりしません
と言っておこう
勿論アヒルは話せませんが(^^;)
197 :
なまえ_____かえす日:2009/04/06(月) 03:18:37 ID:3H6Di24i
>>191 グラタンおばさんと魔法のあひるとか、明るめの話もあるにはあるけどね。
全体的に、恐い目にあったり日常から非日常みたいなとこに行って
帰れなくなったりするホラーな結末は多いと思う。
死生観を表現したような話もけっこうあるし。
安房さんの世界の恐くて神秘的で、ときに切ないところが好きだ。
198 :
なまえ_____かえす日:2009/04/09(木) 23:20:24 ID:iilAAL7e
白いオウムの森」他、昭和中期の臭いがする…
……それがどうかしたか?
>>191 明るさ可愛らしさと幻想的な恐怖が同居してるのがいいんだよ
201 :
なまえ_____かえす日:2009/04/15(水) 09:20:24 ID:nIhN2YyD
うさぎ屋の秘密、某朗読番組で聞きましたが、窃盗する主婦のひどい話でした(´・ω・`)
202 :
なまえ_____かえす日:2009/04/17(金) 17:37:44 ID:oXPa6bLm
聴きたかったな
めげないウサギ
203 :
なまえ_____かえす日:2009/04/18(土) 14:52:02 ID:6HdQ9rt7
204 :
なまえ_____かえす日:2009/04/22(水) 03:10:01 ID:JSIawqZB
ニワトリさんを殺したんだね?
205 :
なまえ_____かえす日:2009/06/04(木) 22:33:48 ID:ecWusFmp
206 :
なまえ_____かえす日:2009/07/06(月) 15:33:33 ID:6thdVarh
207 :
なまえ_____かえす日:2009/08/09(日) 12:49:19 ID:EvRQUCyP
宮崎監督に安房作品をアニメ化して欲しい
長編じゃなく短編オムニバスでいけると思うけどな。
知らないのかなぁ?
トトロなんか安房作品ととても似た感じするんだが。
味戸ケイコ風タイトル「顔の無い少女」とか
宮崎駿は良くも悪くも原作クラッシャーだからな。
もし決まったら微妙。
209 :
なまえ_____かえす日:2009/09/21(月) 17:37:12 ID:BmqY0Re6
もう20年以上前のことになりますが、
その頃はまだ、本の後付に
作者の「現住所」なるものが
明記されておりました。
私の今までの生涯で送った、
たった一通だけのファンレター。
安房さんは、一筆箋に水茎麗しく、
あたたかいお返事をくださいました。
今でも宝物です。
210 :
なまえ_____かえす日:2009/09/27(日) 13:41:43 ID:Df8QrVME
>>164 藤澤成光著「こころが織りなすファンタジー 安房直子の領域」
http://www.amazon.co.jp/dp/4925108573/ の311ページに次のようにあります
↓
教科書に採用された作品の一覧を示す。
「きつねの窓」、「たぬきのでんわは森の一ばん」、「鳥」、「青い花」、
「秋の風鈴」、「はるかぜのたいこ」、「ひぐれのお客」、「つきよに」
「ねずみの作った朝ごはん」、「やさしいたんぽぽ」、「すずめのおくりもの」。
(以上、引用)
211 :
なまえ_____かえす日:2009/11/05(木) 23:13:54 ID:rBRBMFK+
>>181 「春の窓 安房直子ファンタジア」講談社X文庫ホワイトハート
絵はカバーだけで、中には挿絵なしなんですね・・・
子供の時大好きで、今でも時々思い出す物語が安房直子さんの「鶴の家」だった。
つい先日、「鶴」「皿」「青い」などなど思い当たるキーワード全部突っ込んでぐぐって、
やっとタイトルが判明。
読み返したいのと今小4の娘にも読ませたいのでアマゾンに注文した。
213 :
なまえ_____かえす日:2010/02/05(金) 19:28:29 ID:29rjDWOD
子どもに読ませるのはいいですね。いいお話はいつになっても素晴らしいものです。
小学校で習った「きつねの窓」と「鳥」は、イメージが強烈なんだよね。
特に「鳥」はすごい。
最初からサスペンス風味で、最後も余韻がある終わり方で。
ドキドキしながら読んだ記憶がある。
娘にも是非読んで欲しいな〜
215 :
なまえ_____かえす日:2010/03/22(月) 21:46:33 ID:EmQwn6N/
「鳥」は衝撃的でした。
小4の娘の朝読書用にポプラ社の「きつねの窓」を購入♪
好きになってくれるといいな。
「まほうをかけられた舌」が入ってないのが
ちと残念…
安房直子の世界にハマった人は、大正時代の小説とかも
すんなり受け入れられそう
独特な透明感とレトロ感があるんだよね
この人の話。
219 :
なまえ_____かえす日:2010/08/17(火) 23:14:06 ID:rueozNsU
(´ω`)オイラにも「ききょうの娘」が嫁に来ないかお……
220 :
なまえ_____かえす日:2010/08/19(木) 11:50:25 ID:0Zd7Kjeu
(´ω`)すずなちゃんは幼なじみをアッサリ捨てて顔も知らないお金持ちの嫁になったんだお…
221 :
なまえ_____かえす日:2010/08/19(木) 11:52:45 ID:0Zd7Kjeu
(´ω`)スジャ―タのカレー食べてみたいんだお
白猫さんは生きながら、あの世行きかお?
猫の結婚式、うちのチビデブ猫は嫁にやらないんだお(`ω´)
222 :
なまえ_____かえす日:2010/08/19(木) 17:12:43 ID:0Zd7Kjeu
(´ω`)暑すぎて夕日の国が見えて来たお……
223 :
なまえ_____かえす日:
(´ω`)夕食会に招かれたので山に行って来たお…
まだ鼻丸バス走ってたお