1 :
空神:
リレー小説やってくれる人いてないかなー…なぁんて…?
小説書くの好きな人居てへん(゜Д ゜)?
2 :
なまえ_____かえす日:04/08/12 13:09 ID:aJU6sRZs
2なら阿部がFK決めて日本快勝!
3 :
なまえ_____かえす日:04/08/12 17:45 ID:8YS5OBNv
↑どういう意味??
4 :
なまえ_____かえす日:04/08/12 18:01 ID:8YS5OBNv
リレー小説。小学校でやったなぁ。おもろかった。
5 :
なまえ_____かえす日:04/08/12 18:10 ID:8YS5OBNv
やれる状況ならやりたかった・・。
あぼーん
8 :
空神:04/08/13 13:13 ID:LqLWptPS
>>4 どんな感じでやったんですか??
詳しく教えてくれると嬉しいです(*^∀^*)
>>5 え?!やりましょうよっっ!!
何故出来ないんだー―――――――(´Д`;)!!!!
>>6 消えろ★
>>7 書き出しのことは任せてよ★
ルールは…そうですね、決めておかないと問題起こりますもんね(-。-;)
参加してくれるんですか?
参加してくれるんだったら一緒に決めましょ★
★は鬱陶しいのでヤメテクレ
感想や本編に無関係なレスを区別するために
リレーする人はどこのレス番から引き継ぐか冒頭に明記する、とか。
それくらいしか思いつかないけど
やったことないけど面白そうだね。リレー小説。
10 :
空神:04/08/14 10:13 ID:1W+9XfjJ
>>9 名前はちゃんと書いてもらって 文章の一行目に必ず>>(レス番号) として頂くとか…?
それに1人につき1話としたいので『何話目 …(題名) >>(番号)』としてもいいかもしれませんね(^∀^)
もしかして参加してくれちゃったりします??
数行でもOKとかなら、参加出来そうだ。
大量には書けないので傍観していた人も多いはず。
同時書き込みによる分岐が発生してしまう可能性があるので、
その場合は、次の人が選択&なるべく両方拾ってあげる。というのでどうか。
12 :
空神:04/08/14 12:23 ID:1W+9XfjJ
数行は少しきついが…まぁ最低15行ぐらいならまだ許せるかもしれない。
まぁ 両方ひらってくれると一番嬉しいのだが…。
話題が分かれて話が2パターンが出来てしまうだろ?
そうなると話を続けにくくなってしまうんだよね…↓
そこで提案なんだが、あらかじめメンバーを決めておいて 1番の人が第1話目を書いて2番目の人が2話目というのはどうだろうか?
これをするには、ネームを決めておかないと少しきついのだが…。
どうだろうか?
>あらかじめメンバーを決めておいて
それって「コテハン占有」に該当しません?
個人的には、誰でも気軽にふらっと…ぐらいで続けられた方が、
間口も広がるし、色々な展開が楽しめるかと思うのですが…。
最初は様子見の人も多いでしょうし、
そんなにきっちりした形をとらなくてもいいんじゃないですか?
削除ガイドライン
ttp://info.2ch.net/guide/adv.html#saku_guide >固定ハンドルが題名に入っている・固定ハンドルが占用している・閉鎖的な使用法を目的としている・等は、
>自己紹介板・最悪板・夢・独り言板・おいらロビー・なんでもあり板以外では、原則として全て削除または移動対象にします。
コテハンは必須じゃない方が多分利用しやすいなあ。
・・・ここ過疎板だし・・・あまり分岐の心配ないと思う。
新規の人が入りにくいのと、固定だと次の人にプレッシャーが。
いや、自分にはプレッシャーってだけか。
一度に数行、最低1行でも、イイと思う。最低15行はハードル高い。
何処から引き継ぐかも書き手に一任しちゃったほうが気楽でいい。
「明らかな荒らし」への対策にもな。
ここはもともと書き手の集まる板、というわけじゃないから、
そのへんは必要事項は極力ユルめて、誰でも参加しやすいスレにして欲しいな・・・
>>1
15 :
空神:04/08/14 15:03 ID:1W+9XfjJ
それもそうだなぁ…。
イロA面倒なのも嫌だし続けやすいテーマは、誰でも続けるし。
一行か…。
じゃぁ 1人につき1話ってのは辞めておこうかな?
1行だけの1話ってのは、書いて読むこっちとしても面白くはないしサ。
まぁ 最後尾の話を引き継ぐってのは当然ですよね?
最後尾が確信犯の荒らしてこともあると思うので
基本てとこで良いと思う。
正直、絵本板にいくつかあるような「リレー○○」
みたいなもの想像してたんだ。
あっち今マトモな状態のもの皆無だけど
まあとにかく始めてみたらいいんでないかね。
書き出したら追々形式も出来上がっていくだろ。
自分も思いついたらなんか書くよ。
話を書く人は、何スレ目の続きかを書く。
話が複数上がってしまった場合は、続きを書く人が好きな方を選ぶ。
3行以上15行前後まで。
こうしとけばあらし対策にもなるし、偶然複数上がってしまった場合の対策にもなるし。
18 :
空神:04/08/15 20:05 ID:rI9DDA7e
そうですね…。
3行〜15行前後までという案はかなりイイ考えだと思います。
選べるというのもミソですね(^v^*)
空神の独断と偏見によって この案を通したいと思います(´∀`)
この案を例にしてみるとこうなりますでしょうか?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
4:亀@のろ:0*/0*/1* 09:54
>>3の続き…
「なんでだよっ!」
…12行省略。
そんなこんなで ○○の1日は終わった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
こんな感じで宜しいでしょうか?
そだね。コテハンも任意で。
なんか楽しみになってきたよ。
いいスレになるといいね。
で、どこからスタート?
>>1さんに、テーマとか決めて貰った方がいいのかな?
あとは、同じ話を延々というわけにもいかないだろうから、
どこか適当な切り番で、まとめに入るような形で。
まあ、この辺りはやってみないとわからないか。
書き出しは1さんにまかせて良さそうだよ。(
>>8)
そこそこの長さでオチつけられたらいいね。
「夢十夜」みたいに同じテーマで連作するのも面白いかも
>同じテーマで連作
デカメロン?(児童書じゃぁないが)
24 :
空神:04/08/17 22:17 ID:hZTFDsID
>>19 コテハン…?
いいスレにしたいディス(^□^*)
>>20 どこら辺にスレ立てましょうかねぇ…?
あんまり荒らしが入らない処ってのはほとんど有りませんよねぇ。
かといって 文化の創作文芸もかなり危ないところですし…
>>21 えぇ ここでテーマ決めたいと思っていたのですが 良いでしょうか?
自分の独断と偏見で決めてしまうと 皆様の反感を買ってしまうかと思いまして…。
テーマが決まればこっちでうまい事冒頭書けますんで(´∀`;)
>>22 夢十夜っていうのは読んだ事無いんですけどそういうのも面白そうですねw
テーマを始めに書いて 冒頭にうまい事繋げて3レスぐらいで終了とか…ですかね?
詳しく教えてくれると嬉しいですm(_ _)m
えええ!スレまた別に立てるの?「創作」が板違いだから?
荒らしが入らないと言えば
ここほど荒らしの少ない板を他に知らないんだけど
児童書板でやらないんならこのスレ板違いでしょう。
そして児童書板でするなら
内容は基本的に「児童書」じゃなきゃダメだ
テーマ候補「夏」挙げときます。
>>24 「夢十夜」は漱石の幻想小説。『こんな夢を見た。』で始まる
奇妙な十夜の夢が描かれる。短いから図書館ででも借りてみれ。
コテハンは固定ハンドル。
名前欄に入れる特定のハンドル名を持つ人のこと。
1大丈夫かな?
初心者板逝け、とか半年ROMれとか言われなくても平気か?
一応貼っとく。
http://school4.2ch.net/qa/
27 :
なまえ_____かえす日:04/08/21 11:32 ID:AsyQgkNX
えっと…
>>1さん引っ込んじゃった?
このスレ使って、適当なところから始めません?
(どうせこの板では、一回スレ立てしたら、
季節が変わるくらいまでは、同じ人が次を立てることは出来ませんし)
たまにしか来ない駄コテが言うのもなんですが、
とりあえず始めてみる、というのもよいのでは。
「様子見」も含めて、
>>30-40でやってみるのはどうでしょう。
あ、なるほど 10レスでオチ付ける訳ですね。
わかりやすいかも
30 :
なまえ_____かえす日:04/08/24 00:39 ID:8KNDiE4s
書いてみました。
・・・・・・・
#1 だれもいない町
夏休みもあと一週間で終わり。
僕はそろそろあせり出した。ほとんど宿題に手をつけてない。
日記はどうにかなる。感想文と自由研究はあとで適当にやっつけるとして、とにかく学習帳だ。
一分ばかり、書き取りや計算の並ぶ帳面をぱらぱらとめくって、ウンザリした僕は決めた。
宿題写させてもらおう。
学習帳をカバンにしまい、サンダルをひっかけて表に出ると、珍しく、空は曇っていた。
うっすらと寒くて、セミも黙り込んでしまったようだった。
僕はドアに鍵をかけて自転車に乗り込むと、ともだちの山中の家に向かってこぎ出した。
すぐに、駅前通りに入る。山中の家は商店街の中華料理店なのだ。
僕は人通りのない商店街を滑りぬけ、自転車を停めて店を覗き込んだ。
「こんにちは――。」 そろそろ昼時なのに、店内に客の姿はなかった。
「聡くん居ますか――?」 いつもなら元気に顔を出してくれるおばさんも・・・居ない?
のれんはでているのに、と不審に思い厨房にを覗き込む。ひとけがない。
「山中?」勝手に2階に上がりこんで部屋を覗き込むが、山中は居ない。
机の上には日記帳がひろげられたままになっていた。
窓からはいった風がひらり、とページをめくって僕の脇を吹き抜けた。
なんだか変な感じがした。何だか・・・静かすぎないか?
ドキドキと心臓が打ち始めるのを感じながら僕は窓から外を見渡した。
だれもいない。だれも歩いていない。そして商店街の店先。だれの姿も、ない。
僕は階段を駆け降り、表へ飛び出した。自分の足音がやけに大きく感じられる。
向かいの八百屋。ハス向かいのコンビニ。左隣の雑貨屋。だれも、いない。
人通りの多いはずの駅前通り。今ここにいるのは、僕だけだった。
・・・・・・・
長かったかな?あげときます。
しょっぱなから設定もりこんで、長々と書くなよ。
リレー小説なんだからさー。
>>30より。
#2
本屋の前には、雑誌が乱雑に積まれている。
天輪焼き屋のショーケースには、いつも通りに焼かれた天輪焼きが並んでいた。
まるで、たった今まで人がいたかのようだ。
不安に駆られ、商店街の中を走り出す。
ふと、視界に何かが入ったような気がした。
立ち止まって辺りを見回す。
電気店の赤い机の前に、ピンク色の携帯が落ちていた。
机の傍らで、女の子が泣いていた。
「小森…?」
携帯は、彼女の誕生日に親にプレゼントとして買って貰ったものだ。
買って貰ってしばらくは、学校でも携帯電話の話ばかりだった。
彼女に近づこうとした時、携帯の着信音が鳴った。
========
こんなんでよろしいでしょうか?
>>32より
♯3
小森はびくりと体を縮めて携帯電話を見た。
明るい調子の流行の歌が、静まり返った道に響く。
「出ないのか?」
僕は携帯を拾い上げて小森に差し出した。
小森は怯えた目でこちらを見て、はげしく首を振った。
勝手に応答するわけにもいかず困惑していると、電話は切れた。
「なんで・・・」
僕が問いかけようとしたその時、電気店の奥で電話が鳴り始めた。
小森が店内を振り返る。そして背後からベルの音。公衆電話が鳴り始めた。
あちこちで電話が鳴り始める。小森の携帯も再び鳴り出した。
小森は耳をふさぐと泣き声を上げながら駆け出した。
僕は、鳴り続ける小森の携帯を持って小森のあとを追いかけた。
========
あんまり進んでなくてすんません。
これで15行か。
なんか恐そ
>>33より
#4
いつもは人通りの多い商店街で、僕の他に動いているのは前を走る小森だけだ。
電話のベルが僕と小森を追い立てる。
並んだ店先から、僕の手の中の携帯から。
おかしい。
何かが起こってる。
でも何だって言うんだ?
混乱した頭のままで他にどうするべきなのか分からないまま小森を追いかける。
「小森!待てったら!」
その時、鳴り始めたのと同じ位唐突に電話の音が止んだ。
37 :
なまえ_____かえす日:04/09/14 23:18:00 ID:K/mF1R9J
>>36 5
再び訪れた静寂に驚いたのか、小森は一瞬速度を落とした。
僕は小森の肩をつかんで引きよせた。
ヒッ、と身を縮めた彼女が僕のほうをふりむいた、次の瞬間
小森の姿が消えた。
「チャリーン。」
驚いた僕の足元に、小さな十円玉が足元に落ちて、転がった。
ホラー展開っぽいので、ついていけない。。。
十回とかでは終わらなそうだよね。
なんとか脱ホラーにするか、やり直しとか?
この路線でオチがつくならいいけど、みんな、設定を作るのを避けてる感じがする。
夢落ちでもなんでもとにかくオチをつけて次作に行こう。
じゃ、とりあえずやってみる。
>>37より
#6
無人の商店街に、十円玉が転がって倒れる音がやけに大きく響いた。
なんだこれ、なんなんだよ。
頭がクラクラして、八月の鋭い日差しとは関係無い嫌な汗が流れた。
視線は小森の居た空間と十円玉と静まりかえった店々をふらふらする。
恐い、暑い、気持ち悪い、耳が痛い。
悲鳴も涙も出ない。
「あれ、何してんの?」
突然背後から聴こえた声に僕は勢いよく振り返る。
そこに山中が立っていた。
***
丸投げでごめん・・・
>>42より
#7
「山、中」
あえぎながら、山中の名前を呼んだ。
「何?お前も手に入れたんだ?それ、小森?」
携帯電話と十円玉をあごで示しながら、山中が笑った。
「何、何のこと・・・」
「なんだ、お前初めてなの」
軽い口調で言うと、山中はズボンのポケットを探って
小さなカードを取り出した。
「これ、電話番号だから。
携帯でかけると15秒しか時間がないよ。まあガンバレ」
+++++
今の携帯通話料って1分40円じゃないんだっけ・・・?
何かまた恐いんすけど・・・
山中はどうしちゃったんだ。
>>43より
#8
「な、これ続きどうなんの?」
オレは床に転がって作文用紙を掲げながら訊いた。
「さぁ、まだ考えてない」
「ふーん。これってホラー?」
「作文」
オレがどこがだよーと言うと奴は肩をすくめた。
「ワークは開く気になれなかったから、作文から片付けようと思って」
「つーかこれ作文じゃないってば。オレはワークからやる」
まだ少しもやってないけど。
「だいたい、作文って『夏休みの思い出』だろ。これホラーじゃん」
「夏休みの終わりには山中に宿題写さしてもらう予定なんだ」
「勝手な事言うなよー。オレ絶対お前より先に宿題終わんないもん」
「じゃあ、山中と僕を入れ替えるかなぁ」
いや、お前小森まで引っ張り出してんじゃん。どうすんだよ小森。
十円玉になるのか?とか思ったけど言わないでおく。
続きが読んでみたかったから、余計な事を言って書くのを止めたら困る。
「ま、夏休みもはじまったばっかりだし、ゆっくり考えるよ」
作文なんだから考えとくもんじゃないだろとか、
お前作文書く気無いだろとか思ったけど、「そうだなー」とだけ言った。
***おわり***
・・・とか駄目っすか?
長いうえに8話で終わりにしちゃったんだけど。
良い続きがあったら無視して続けて下さい。
>>45 ある意味ワロタw
小学校の時いたよ、読書感想文なのにいつのまにか
冒険活劇に話が摩り替わっているヤツ。
初書き込みですが。#1を書いてもいいでしょうか。
================
#1
むかし、今から100年くらい前のイギリスには一人の大どろぼうがいました。
名前はジェンドン・ジェンドン。みんなからはJJとして親しまれています。
ピンク色のタキシードに包まれたそのかっこうは、とっても目だつものですから、
すぐにだって警察に捕まってしまったっておかしくありません。
でも、どっこい、彼は一度だってつかまった事はありません。
それにはJJのとくべつな力が関係しているのです。
==================
ヽ(`Д´)ノモウクンナ! でしたら無視してくださいぃ。
失礼。
>45
綺麗に終わらせたなw
でもホラー風味の話の続きもすげー気になるw一体何があったんだって感じ。
が、終わったので>46の続きを待ってみます。
>>46 #2
みなさんにはどんな力かわかりますか?
とってもすてきなのですが、ちょっとどろぼう向きではないかもしれません。
だけどJJはこの力がお気に入りです。
さて、どんな力なのかはJJの仕事ぶりを見てみましょう。
===========
えー、放っておいたら続き無さそうだから・・・。
ここって実際書いてる(書く意志のある)人どのくらい居るのかな?
>>48 ノシ
書くの遅いんだけども
旅に出ている間に一つ目がキレイに終わってるなあ。
どうなるかと思ったが恐い方も気になる。
続き書いて落とせる人は書いて欲しいな。読みたい
JJの素敵な力か…
>>48 #3
あたりはすでに人の歩く姿は見られません。そんなおそい時間でした。
あかりが消えたばかりの家の屋根のうえで、JJはひとりで街並みを見下ろしていました。
今日は満月で、月あかりがまるでスポットライトのように、彼を照らしています。
すらりと伸びたからだに、ピンク色のタキシード。
「そろそろ時間だ」
JJは楽しそうな声をあげた。
すると、まるでその声に反応するかのように、一羽のカラスがやってきました。
そのカラスは当たり前のようにJJの肩にとまると、彼の顔をまじまじとみつめています。
「今日はなにをするんだ?」
なんと、おどろくことに、カラスが人間の言葉をしゃべりました。
――――――
すいません。文体引き継げてないし色々おかしい…orz
連続スマソ
>>49 自分もあの続きが気になる。
もし誰かが続けてくれるなら自分も参加したいッス。
よーし、パパ2つ同時投稿に挑戦しちゃうぞー
…ムリポ。orz
53 :
52:04/10/04 02:15:39 ID:sjJ3J8uE
==========
>>43 #8
「なつやすみ子供でんわそうだんしつ……?」
山中から貰ったカードには確かにそう書いてあある。
そういえば、教育放送の夏休み特番にそんな番組があったけ。
僕は震えていた、だけどこの電話番号に電話をかけないと、
それこそ小森のようになってしまうかもしれない。
漠然とした不安だったけど、そんな嫌なことばかり考えてしまう。
僕は携帯の番号を押す。
プルルル、プルルル、プルルル、ガチャ。
「はい。こちら夏休子供電話相談室!
それじゃあ、お兄さんが君に質問するよ、いいかい?」
==========
>>50 #3
「すてきな毛並みだな、マダム・ビーク」
マダム・ビーク[くちばしふじん]と呼ばれたカラスは、
慣れた様子で、JJのかみの毛をついばみます。どうやら照れかくしのようです。
「今日はビックベンの長針が気になる。わがはいより目立つなど、とても許せるものではない」
JJは満月の夜に浮かぶビックベンをきりっとにらみました。
その目は、きょうれつなしっとの炎に包まれています。
目立つピンクと目立たぬ黒のコンビは、鼻息荒くビックベンを目指しました。
==========
両方中途半端ダー。orz
54 :
52:04/10/04 02:22:23 ID:sjJ3J8uE
ギャァー。#3じゃなくて#4だった。
寝ぼけてマス。ごめんなさいoez
電話相談室(・∀・)イイ!
両方ともちょっと展開が難しいね。
58 :
56:04/10/09 21:48:21 ID:uH41MVV5
別に悪くないよ
>>57!
楽しみだけどどうしようかなって思ったんだよ!
こっちこそごめん。
>>53 #8
緊迫した雰囲気の中、電話の向こうの相手の声はとても爽やかだった。
「一体何が…――」
「赤と青、君はどちらの色が好きかな?」
何が起こっているのか、そう聞こうとした僕の言葉を遮るように、その男が言った。
突拍子のない質問に僕の頭は益々混乱した。携帯を握る手に汗がにじむ。
「青、ですけど何故そんなことを?」
相手の質問の意図は分からなかったが僕は取り敢えず正直に答えた。答えなくてはいけないような、そんな気がしたのだ。
電話の向こうからは、小さく笑う声が聞こえた。
「……あの」
返答はない。そして暫くしてからツーツーツーと、電話の切れた音が耳に飛び込んできた。
『携帯でかけると15秒しか時間がないよ』
僕は山中の言葉を思い出した。
そして気が付くと、今まであった筈の10円玉は姿を消していた。
―――――
またホラーっぽくなってスマソ…。時間ないのでJJはまた今度書くッス。
あと同時進行するなら、タイトル付けた方が良さげかな?どうだろう。
うわ、改行忘れてる…マジスマソ!!
しかも#9だ。重ね重ね何やってるんだろ…逝ってくる…
62 :
なまえ_____かえす日:04/10/10 01:24:39 ID:6sPbB9Lu
>>58 ここはいいインターネットですね(´Д⊂グスン
青かー。
>>64 ありがd!ようこそいらっしゃい
はい、向こうも書かさせて頂きます。でも期待しないであげて下さいw
小学生のときに、トイレの中から「赤青白どれがいい?」って声がして、
答えると色によってそれぞれ違った方法で殺されちゃうっていう怪談があったのを思い出した。
みんなどこに居るんだ!
夏休みの話の商店街みたいになってる。
>>59 ♯10
「くそっ、わけが分からないよ!!」
15秒はあまりにも短すぎた。
人も、小森も、10円玉も全部消えてしまった。
なにか、何か鍵があるはずなんだ。
とにかく、山中や小森のように
まだ町に残っている人がいるのかもしれない。
もう少し、探してみよう。
そう決めると、僕は走り出した。
別に走る必要なんてないのだが、ドンヨリと曇った
空とこの奇妙な出来事は、あまりにも合いすぎていて
走り出さなきゃ、この雰囲気に飲み込まれてしまいそうだった。
「誰か!誰かいませんかー!」
声をはりあげながら、僕は走る。
「誰かー、誰かーー」
丁度、牛乳屋の角の手前の所だった。
……リーン、リリーン
プルルル、プルルル……
まただ。町中の電話という電話がなり始めたのだ。
電話のベルというものは、こんなにもうるさかっただろうか?
頭がおかしくなりそうだ。
頭を抱えながら、角を曲がると
見慣れないものが僕の目に飛び込んできた。
真っ青な、公衆電話。
受話器もダイヤルもすべて鮮やかな青だ。
こんな電話、この町にはなかったはずだ。
近づくと、その電話も例外ではなく
「リリリリリリリーン、リリリーーン」
とけたましくなっていた。
「……さっきの電話。
青が好きって僕は答えたっけ。」
恐る恐る、その真っ青な受話器を手にとった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あぁぁぁ。長すぎた。
その上、完結できなかった。
いい感じに繋がってる!おつ!
>>68 #11
「…もしもし?」
僕は、極力震えを押し殺した声で言った。
瞬間、空の雲が羽根をまきちらすようにわっと千切れ飛んでいった。
さっと、青い空が覗く。
「私、天使。」
受話器の向こうからは、僕と同年代ぐらいの女の子の声がした。
「学校の屋上で、あなたを待ってる。」
「おい…。」
クスクス、と、「天使」が笑った気がした。
いいたいことだけ言って、電話はぷつりと切れた。
しかし、僕はこの町で、目的を得た。「天使」にあいにいく。
わた雲を浮かべた空の下、学校へ向かう。
しんと静まり返った町が、何だか空の青にしんしょくされはじめているように
見えた。
空が、落ちてくるような気がした。
**********************
とりあえず進めてみたんですが、これでいいんだろうか…ああ…。
ファンタジーに転向させるつもりじゃないです…。
JJの続きも書きたかったのですが、ビックベンとはどんな建物ですか?
造語ですか?無知ですまそ。100年前のイギリス…心ときめきます。
>>72 ありがとうございます。きれいな建物ですね。うーん、私の頭では難しそうだorz
>>70 いいね、ホラーからちょっとすてきな物語への転向の
きっかけになりそうだヨ。
アイヤ、ホラーが悪いって訳じゃないよ。
#12
早足で学校の階段を上がる僕。
でも、怖さの震えはどこかにいってしまった、
今震えているのは、これから起こる何かへの期待感の震え。
なぜか分からないけど、あの天使の声を聞いてから全身が軽くなったような気がした、
さっきまでの僕にはとても考えられない感情のはずだ。
きっと青を選んで正解なんだと思う、青を選んで天使なら、赤を選んだら血の池の大鬼に違いない。
そして、僕は屋上の非常ドアを開ける、天使が待っているのだろうか
それともそれ以外の何かが?
「おそかったわね」
屋上に天使はいなかった。
そこにいたのは、青いドレスを身にまとった小森だった。
======
サキノバシスマソ。orz
77 :
なまえ_____かえす日:04/11/27 02:24:12 ID:0yI6peJv
>>50 #4
がんじょうに編まれたかごに、くくりつけられた沢山の紐。
これで、準備はばんたんです。
あとは・・・。
ぴゅう、とJJが口笛を吹きました。
舞い降りたのは、一羽のたかです。
「やあ、ライオネル、今夜もいさましい姿をしているね。」
たかのライオネルは答えました。
「まあ、私は女の子っていつも言っているでしょう。美人っていってくれなきゃ。」
「ははは。」
JJはからからと笑いました。
「美人の娘さんにお願いだ。これから、君の友達を集めてきてくれるかな。」
「ええ。私、JJのお願いだったらきいちゃうわ。」
5分も待たないうちに、月がばっといくつもの翼におおいかくされました。
「ビックベンへエスコートしてくれ。」
「OKよ!」
いく羽ものたか達が、かごにくくりつけられているひもをくわえました。
JJは、かごにさっと乗り込みます。
みるみるうちに、かごは星の海の中へとのぼっていきました。
そう、もうお気づきでしょうが、JJのすてきな力とは、動物と話ができること
だったのです。
せまるビッグベンに、またJJは、ピュイっと高い口笛を吹きました。
そして、なんなくビッグベンの長針をとりはずしてみせたのでした。
「国会議事堂の長針が盗まれた、だって!?」
翌朝、クーガー警部は新聞を見てぎょうてんしました。
______________________________
ちょっと長かったかな?
78 :
51:04/11/27 02:28:15 ID:0yI6peJv
失礼しました。
>>53でした。あとさげわすれすまそorz
79 :
51:04/11/27 02:32:01 ID:0yI6peJv
マダム・ビークをからませればよかった・・・。
80 :
78、79:04/11/27 02:38:31 ID:0yI6peJv
てか、自分のナンバーまちがえてるよー!!名前欄には本当は77がはいります。
51さん、失礼しました!
あああ、スレ汚しごめんなさい・・・。
おつ。
動物と話が出来るのは、子供の頃密かに憧れたなw
>>77 動物と話できる能力イイね。そしてライオネルがなんだか萌え。
>>77 #5
「クーガー警部、速達です」
ふっとうしたやかんのようにカンカンと湯気を立てながら怒っている
クーガー警部のもとに、一通の手紙が届きました。
差出人はふめい。ただ宛名の下に黒いしみのような絵が書いてあります。
からす、でしょうか。
クーガー警部は封を開けて手紙を読み始めました。
“国会議事堂の長針がなくなってふべんだね、短針だけではさびしいね。
だが、わがはいはそうは思わない。こんな小金色にかがやく長針なんて、
いらないし、見たくもない、 テムズ川にポイだ。
だが、愛するロンドン市民が困っているという考えを改める必要があると
考える、わがはいはゆいしょただしき英国紳士なのだから。
ついては、あるものと長針との交換を願いいれる。
そのあるものとは……”
その「あるもの」の名前を見た瞬間、クーガーの脳みそは轟音を立ててすごい量の
水蒸気を吐き出しました。頭にきて、頭にきてどうしようも無かったのです。
「……くぅ、JJめ。スコットランドヤードをなめるなよ」
どうやらクーガーにはこの交換劇に作戦があるようです。
84 :
なまえ_____かえす日:04/12/14 22:34:44 ID:djFJVnrk
>83
#6
クーガー警部が手紙をグシャリと握りつぶしてしまった頃、警察署の窓の外を一羽のカラスが飛んで行きました。
そのカラスはグングン街の上を飛び、ビックベンまでやってきました。
長針が盗まれた時計を一目見ようと思ったのでしょう。地上にはたくさんのひとびとが集まっていました。街頭のかげからは、ネコたちもビックベンを見上げています。
カラスは時計塔を一周すると、また街の上を飛び始めました。
しばらく飛んだカラスがスルリと飛込んだのは、緑色の窓がある部屋でした。
「おかえり、マダム・ビーク」
そういって水色のソファーから立ち上がったのは、今日もピンクのタキシードを着たJJです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
イキナリ長文ごめんなさい(汗
今までの物語を損ねていないとよいのですが…
>>76 #13
その後ろに、赤いシャツの山中が立っていた。
山中は肩をすくめた。
「お前は小森を選んだんだな。独りぼっちの俺じゃなくて…小森をさ。」
「こ…もり。やまなか?」僕は辺りを見回した。
「天使は?」
「私が天使だよ。」
小森は、受話器のむこうでそうしたように、またクスクスと笑う。
ツイン・テールの髪をゆらしながら、近づいてくる。
「天国へ、連れていってあげる。だから…。」
「小森…、あ。」
僕は、ポケットをまさぐった。あった!ピンク色の携帯電話。
「これ。」
僕は、それを差し出した。
「忘れ物。」
携帯は、また、可愛らしい流行りの歌の着信音をたてだした。
それをきくなり、小森は耳をふさいだ。
「い、いや…。」
うめくような声を出して、ゆっくり後ずさる。
「あの家には帰りたくない…帰りたくない!」
「こ、小森?」
「また、私をしばりつけるのね!」
「落ち着けよ!」
「やめてえっ。」
小森は、また泣きだした。
「小森はさ、」
ふと、山中は真剣な顔をした。
「俺にはないものを持ってる。帰りをそんなに心配してくれる親をさ。」************
おおよそ、童話らしくなくてごめんなさい…。
>>84 #7
「キドニーサーカス団の花形スター、ぞうのオークルと針の交換なんて、なんでまたそんなことを思いついたんだ?まったく、回りくどいことである!」
マダム・ビークは言いました。
「そんなことしなくても、自分で盗めばいいのにさ…それくらいもできないのか?まったく、遺憾(いかん)である!」
「さて、マダム・ビーク君、ひとつのラブ・ストーリーをおきかせしよう。」
JJは、ゆうがなしぐさで紅茶をのみおえると、窓のそばまでいきました。
「ぞうのミス・オークルとミスター・アーバスは、アフリカで恋人同士だった。
ところが、だ!突如ふたりはロンドンにつれてこられ、オークルはサーカスに、
アーバスは動物園に、はなればなれになってしまったのだ!」
JJはおおげさなしぐさで両腕を広げてみせました。
「まったく、こっちの方が遺憾だとおもわないかね?アーバス君は、ふたり
でひとつのバナナをわけあいたいとないているよ。
わがはいがオークルを連れ出すのはかんたんだ。だが、つれもどされるのもかんたんだろう。
その点、交換ならわがはいがオークルを動物園に寄贈しようが自由という
わけだよ。」
「オークルとべつのぞうをいれかえるのは?」
「オークルほど芸達者でサーカスに入りたがるようなぞうをみつけてくるのかね?
それなら、交換のほうが話が早い。」
「あのクーガー警部と接触なんて、あぶないぞ!」
マダム・ビークはカアカアわめきましたが、JJはとおい雲をみつめて、
「ふむ…手紙にはあるもの、ではなくてある貴婦人、と書くべきだったな。」
などとつぶやいています。
「ふん!もう知らないぞ!」
マダム・ビークはそっぽをむきました。
************
こちらも進めさせていただきました。まったく、マダムらしくないである(笑)
88 :
なまえ_____かえす日:05/02/14 10:26:19 ID:hU++W+L4
続きが読みたいよーage
89 :
なまえ_____かえす日:05/02/25 20:48:57 ID:/reIEKQx
私も続き激しくキボンヌage
90 :
なまえ_____かえす日:05/02/26 22:53:55 ID:/9fWvdsL
#8
さて、ビックベンの長針と
キドニーサーカスの貴婦人、ミス・オークルの
交換の日が明日へと迫っていました。
クーガー警部はとてもご機嫌でした。
昨日まではお湯が沸かせるくらいに真っ赤な
顔をして怒っていましたのに。
「どうしたんですか、警部。
ドンタンドーナッツのチョコ、いつもより多めだったんですか?」
新人刑事・ケイナーのいつものトンチンカンな発言にも
「あ、あぁ。そんな事じゃないんだよ、ケイナー。ワッハハハ」
と上機嫌。
いつもなら、「ウルサーイっ!そんな戯言言ってる暇があったら
JJの目撃談一つでも聞き出してこーい!」
と怒鳴り散らすのですが。
部下達も気味悪がるほど上機嫌のクーガー。
そうです。昨日、JJの手紙が着てから
発注していた「最新機器」が届いたのです。
それはなんと、「発信機」でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
主人公でてこないし……。
こういう、怪盗に弄ばれる刑事のキャラって
好きなので、クーガー視点からかいてみました。
>90
続きありがトン!
私ももてあそばれる刑事キャラ大好きです。
クーガー警部とJJの対決が楽しみで仕方ない(*´Д`)ノ
>>90 ひっそりこのスレに参加している者です。ドンタンドーナッツ(・∀・)イイ!
ケイナー萌えwニヤリとしますた。いやー、面白いねえ。創作意欲が刺激されたわ。
色んなエピソードが見てみたいねえ。長く続いてほすぃ。
世界観がツボなこともあってはまりそう。ノートにまとめてみようかな、これ。
連投すまそ。発信機もイイ(・∀・)ね!
>>85 #14
ナンだよナンだよ。今まで、二人ともそんな顔なんて見せたこと
無かったじゃないか。
山中、昨日俺が牛乳吹き出したのみて爆笑してたじゃないか。
小森、一昨日だって嬉しそうに携帯みせびらかしてたじゃないか。
ナンだよナンだよ。俺は頭を抱えた。頭が痛い。頭が……
あぁ。ウルサイ歌だ。チャチな電子音が頭に響く。
とにかく、出てみよう。ケイタイ鳴ると言う事は
誰かかけてる人がいるって事だ。俺達3人以外にも。
「……もしもし」
とりあえず、電子音はやんだ。これからどうする。
小森の母ちゃんなんかがでて、「さっさと帰っといで!」
って言ってくれるのかな。それとも、父ちゃん?
が、俺の期待はあっという間に裏切られた。
「あーもう!やっと出たわね!」
そう言ったのは明るい女の子の声。
さっきの天使に似てる。
「お前は誰だ」
「私?天使っていったでしょ?」
すばやく小森をみたが、相変わらず頭を抱えて泣いている。
「天使ってなんだよ!屋上に来ても
天使なんていなかった!天使は小森だった!」
「あーもうっ。よっぽどお家に帰りたくないのねぇ。
困るのよ。勝手にプログラムかえられちゃ。」
「何の事だ!プログラムってなんだよ!!」
「ま、私にはどうしようもないの。
まず、その女の子がその気になってくれないとねっ。じゃ、ま・た・ね!」
天使は言いたいことだけいって、ブツッと電話を切った。
何も知らないのは俺だけなのか。
ーーーーーーーーーーーーーー
むー。付箋を生かしきれてない気がする。
誰か次辺りでオチを頼む。
>>94 おつ。いやー、面白いことになりそうだね。主人公が男らしい…!一人称
が俺になった!ヤケになったのかし。
あぁぁぁ。
気づかなかったよ。なんてミスだ。
97 :
なまえ_____かえす日:2005/04/18(月) 00:09:50 ID:RBSQUrlP
続き期待あげ
98 :
なまえ_____かえす日:2005/05/20(金) 08:02:11 ID:ydGBqU7f
ホシューン
99 :
なまえ_____かえす日:2005/05/25(水) 02:57:33 ID:1LyLTdMw
>>90と
>>94書いたものだけども。
読んだ事無い〜スレは盛り上がってるけど
こっちは盛り上がらないね。
そんなに気張らないで、数行だけでも良いから
もっと気軽に書き込んでおくれ。
それがリレー小説の醍醐味なんだから。
age
101 :
なまえ_____かえす日:2005/06/11(土) 20:27:37 ID:6nOtfOFl
(´・ω・`)
102 :
なまえ_____かえす日:2005/06/16(木) 22:19:29 ID:El8sdJ9e
終わり?
103 :
なまえ_____かえす日:2005/06/22(水) 16:51:34 ID:ep+wk9M5
小説を書きたいんですが今中学生に受けるのは
どんな小説だと思いますか?
こっちのスレはもうちょい条件を絞った方がよいかしら。
>>103 受け狙いは大抵失敗するかと。
105 :
なまえ_____かえす日:2005/06/27(月) 17:07:27 ID:QKiKTPYQ
「転校生は2ちゃんねらー」
僕の名前は島田大作。この春から中学3年生だ。
僕のクラスはこの学校の最南端の9組だった。
新しいクラスに友達はいなかった。まあ友達が多いほうではないけど。
中一のときから2ちゃんばっかりやってた。友達といえばネットしてる
友達もいるけどあまり深い仲でもない。ああ、またこのクラスでも
地味なキャラなんだろうなーって思ってたら教師の田宮博が
「今年からこの学校に転校してきたやつがいる」だって。
別に俺には関係ないけど。俺と仲良くなってくれる奴なんていないしな。
転校生ならなぜか人気があるし。でも一応気にはなっちゃうんだよな。
ガラガラガラガラガラー(戸が開く音)
ッッアァアアア
(つづけ)
106 :
TTK:2005/06/27(月) 21:39:23 ID:Ju7FKS4c
>>94 #15
いやだった。
何もかもがいやだった。
僕は何もわからないし、いったい小森と山中がどうなってしまったのかもわからない。
さっきから、意味のわからない言葉を吐き続ける彼ら。
それなりに仲の良い友達だった彼らは、今となっては、僕にとっては他人のように奇妙な存在に感じられる。
僕は携帯電話を床に置き、しゃがみこんだ身体を起こし、再び小森たちに顔を向ける。小森と山中は二人ともうつむいている。頭に掛かった太陽の光の下、影となったその表情は見えない。
「わけわかんないし」
僕は意識して、そっと声に出して呟く。
どうなっているのだろうか。
疑問が頭を駆け回りもせずにその底に落ち込んで、しるべを失った考えは行き先もないまま停まる。
混乱する頭を夏の日差しが天頂から照らす。熱を持った頭はただひたすらぼんやりとするだけだ。
僕は顔を上げ、空に目を向ける。
そこで僕の視点は凍りつく。
一瞬の戦慄。
広がる青空の、その真ん中の、わずかな雲の割れ目の先に見えるは、空の裂け目。
裂け目としか思えない、空間の切れ目。
「あ」
山中が挙げた声とともに、世界が色を失った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とか。通りすがりで書いてみました。
感想ですが、どうにも主人公の行動理由が適当なのがちょっと気にいりません。
なのでとりあえず心情描写を入れてみましたが、どうでしょうか。
というか、今までの流れはなんとなく主人公が何の疑問も抱かずにチャート進行のような感じで動いているので、
ちょっとゲームぽいと思いました。
小説なので、心象描写をないがしろにしない方が良いと思います。
今の3行ウザくてすみません。
とりあえず書いたので様子を見ていくことにします。
ノシ
107 :
TTK:2005/06/27(月) 21:51:34 ID:Ju7FKS4c
ていうかここ超過疎スレだった…
orz…
誰か書いて
そしてコテハンと職人戻ってきて
108 :
なまえ_____かえす日:2005/06/28(火) 00:35:55 ID:iB6oSi2x
#16
「あ」
山中のその声を待っていたかのように、
みるみる世界は色を失った。
まるで壊れたテレビのように。
あんなに嫌味なほど青かった空も、
やけに目立つ小森のピンクの携帯も
全てモノクロの世界に包まれていった。
とうとう、色があるのは俺達3人だけになった。
あいかわらず、二人は何も喋らない。
こんな、こんな有得ない状況になっているのに、だ。
ふと、空を見上げる。
……?
空に一筋、青い線がみえた。
さっきの裂け目だ。
「あ」
今度は俺が声をあげた、、と同時にその隙間から
白いものがふってきた。一枚。また一枚。
どんどん振ってきて、突然何かの塊がふってきた。
ズ、ズ、、、、、ズボーーン。
現れたのは、白い羽。白い服。輝くわっか。
天使だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
えへへ。久しぶりに続編かけて嬉しいよ。
一気にオチつけようかと思ったけど、長くなりそうなので
次の人に期待。
109 :
なまえ_____かえす日:2005/06/28(火) 01:03:36 ID:iB6oSi2x
>>105 ♯2 「転校生は2ちゃんねらー」
「アアアアアッ」
と、叫ぶほどの美少女なら良かった。
が、現れたのはごく普通の女子だった。
せめて美少女なら2chで自慢できるんだが。
女子なんて、ますます俺となんか友達にならないだろうしなー。
カッカッ
黒板にチョークが走る。
「深澤桜子」
……ふーん。名前は中々可愛らしいな。
そんな事を考えていると、
「島田っ!」
いきなり自分の名前をよばれた。
「ふわぁい」と、空気が抜けたような声がでた。
「なんだ?転校生にでも見とれてたか?
安心しろ、オマエの隣にしてやっからw」
クラスが笑いに包まれた。
チックショー。田宮め。覚えてやがれ。
深澤も、クスクス笑いながら近寄ってくる。
「よろしくね。」
こうして、深澤は俺の隣の席になった。
1時間目、2時間目と時は過ぎて行く。
深澤はまずまず頭も良くて、社交的で
あっという間にクラスに馴染んでいった。
やっぱ俺とは友達になりそうにもない。
そうして向かえた給食の時間。
俺は、聞いてしまったんだ。
給食のプリンが配られた瞬間。
「キターーー」
と小さく短く叫んだ深澤の声を。
(つづけ)
110 :
TTK:2005/06/28(火) 20:31:02 ID:GCXeLxmq
>>109 #3
俺はそこでまじまじと深澤の顔を見つめた。
キターーー?2ちゃん用語?
……え?
長々と自分に向けられた視線に気付いた深澤が、こちらに顔を向ける。
どうしたの?という表情。
自分が今口走った言葉なんてすっかり覚えていないようだった。
俺は顔を深澤から戻し、表情をデフォにしてこっそり深澤を横目で見ながら考える。
深澤がねらー?この学校にやってきたばかりの転校生が?
そう思って深澤の顔を観察する。
顔のつくりは普通。
特に人目を惹く顔立ちというのでもなく、どちらかというと内部から発散する元気さでその表情を魅力的に見せる方だろう。
それがねらーなのか、という、疑問とも感嘆ともつかない俺の感想。
別に友達と喋りあいながら食べる動作も自然だし、髪型もいたって普通で、腐女子というわけではまったくない。
メガネもしてないし。
それがねらー。2ちゃんねらー。
2ちゃんも浸透したもんだ、と俺は心の中で呟く。
それから俺は、もしかしたら爆弾となるかもしれない一言をネットではなく現実に投下する。
漏れがんがれ、と再度、今度は意識して頭で言葉にしてみる。さあ行け俺。
「ソースキボンヌ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
連投です。なんか楽しくなってきた。
ID:iB6oSi2xさんいいッす。
表現次第ですぐに駄目になる話であるのに、
108とか、描写手順がナイスでチープさを上手く回避して続きを読みたいと思わせる表現です。
「転校生は2ちゃんねらー」もタイトル見ただけで絶対つまんないと思ったのに。良かったです。
111 :
なまえ_____かえす日:2005/07/01(金) 18:44:36 ID:PwZlh1VJ
>>110 「ソースキボンヌ」とつぶやいた俺。
しかしその瞬間
「うわっ、きもーいこいつ2ちゃんねらーだよ」
「キャー リアルで2ちゃんねらーとかいたんだー」
深澤の隣の女子達の嘲笑を受ける俺。
しまった。聞こえてただと!?
一瞬で思考が停止して背筋が凍りつく。
「ねーねーこいつ2ちゃんねらーだよー」
「うそーほんと?ゲラゲラプッきゃはは〜〜」
なに広めてんだこのクソアマがー。
もうだめだ明日からどんな顔して学校くればいいんだよ。
だいたいお前らも知ってるんだから2ちゃんねらーじゃねーのかー。
くっそーこいつら俺をバカにしやがってー。
「えっでも私、2ちゃんねらーの人好きだよ」
と深澤。
だめだ!藻男の島田に冗談でも好きとかいうと取り返しのつかないことになるぞ。
そして案の定島田は
「今日俺んち来ない?」と言ってしまった。このとき周りは
「うわっきも」と思ったに違いないのだが深澤の答えは意外にも
「ハァ?キモいんだよバーカ。ヲタは氏ねよ」だった。
112 :
なまえ_____かえす日:2005/07/01(金) 19:22:58 ID:HfLyDa8U
♯4 「転校生は2ちゃんねらー」
>>110という可能性もある。
俺は、でかかった「ソースキボンヌ」という
言葉を飲み込み、しばし考え込んだ。
今は電車男で2chもメジャーになっちまったからな。
だが、しかし。
隣の平凡なこの娘がネラーかどうかは
喪男として非常に気になるところだ。
よ、よし。まず、一見普通の言葉だが
ネラーのやつが聞けばドキっとするような言葉でせめてみよう。
そう、「キター」のような。
みると深澤は嬉しそうにカレーシチューにコッペパンをつけ
口に運んでいる。
よ、よし、行くぞ。
「うわー。このカレーシチュー (゚д゚)ウマー」
どうだ?どうだ!?できるだけ、2chっぽく言ったつもりだ。
深澤の反応は……と、ふと横を見ると
深澤がキョトンとした顔でこちらをみていた。
うっわ。目と目があっちまった。
大したことの無い女子だが、喪男にはキツイ。キツイぜ。
目をそらそうとすると、深澤は意外にもニッコリほほえみ
「あ、島田くんもカレーシチュー好きなんだ?」
と聞いてきた。ああ。喪男にはキツイ。この笑顔はキツイゼ。
「あ、ああ。ワリと。」
つい、素気ない返事をしてしまう。だから俺は友達が少ないんだな。
まだ、深澤がこちらをみている。
笑顔に少々やられていたのかもしれない。
「おい、早く食わねーと間に合わないぞ。」
俺は気がつくと深澤に話しかけてた。
次の瞬間。深澤はニッコリ微笑みこう言った。
「フフッ。オマエモナー」
な、なんだって!?
113 :
なまえ_____かえす日:2005/07/01(金) 19:23:43 ID:HfLyDa8U
うっは。間違えた。
♯4 「転校生は2ちゃんねらー」
>>111という可能性もある。
俺は、でかかった「ソースキボンヌ」という
言葉を飲み込み、しばし考え込んだ。
今は電車男で2chもメジャーになっちまったからな。
だが、しかし。
隣の平凡なこの娘がネラーかどうかは
喪男として非常に気になるところだ。
よ、よし。まず、一見普通の言葉だが
ネラーのやつが聞けばドキっとするような言葉でせめてみよう。
そう、「キター」のような。
みると深澤は嬉しそうにカレーシチューにコッペパンをつけ
口に運んでいる。
よ、よし、行くぞ。
「うわー。このカレーシチュー (゚д゚)ウマー」
どうだ?どうだ!?できるだけ、2chっぽく言ったつもりだ。
深澤の反応は……と、ふと横を見ると
深澤がキョトンとした顔でこちらをみていた。
うっわ。目と目があっちまった。
大したことの無い女子だが、喪男にはキツイ。キツイぜ。
目をそらそうとすると、深澤は意外にもニッコリほほえみ
「あ、島田くんもカレーシチュー好きなんだ?」
と聞いてきた。ああ。喪男にはキツイ。この笑顔はキツイゼ。
「あ、ああ。ワリと。」
つい、素気ない返事をしてしまう。だから俺は友達が少ないんだな。
まだ、深澤がこちらをみている。
笑顔に少々やられていたのかもしれない。
「おい、早く食わねーと間に合わないぞ。」
俺は気がつくと深澤に話しかけてた。
次の瞬間。深澤はニッコリ微笑みこう言った。
「フフッ。オマエモナー」
な、なんだって!?
114 :
TTK:2005/07/01(金) 20:25:38 ID:wz1yo15e
115 :
なまえ_____かえす日:2005/07/22(金) 20:17:55 ID:IxihAH9o
>>113の深澤に萌えた。
「フフッ。オマエモナー」
萌え
初期にちょろっと参加してたんだけど、まだ完結してないんだ・・・
「転校生は2ちゃんねらー」おもしろそうだね。
119 :
なまえ_____かえす日:2006/02/04(土) 13:50:27 ID:2UmCbYe/
age
120 :
なまえ_____かえす日:2006/03/21(火) 20:14:23 ID:44S5AHTi
好きスレだからage
121 :
なまえ_____かえす日:2006/03/23(木) 17:47:35 ID:EibUwZ+8
>>111で深澤の最後の台詞が
「いいよ。」的なものの方がいいと思う
age
122 :
なまえ_____かえす日:2006/03/23(木) 22:46:58 ID:GdmGOggS
「いいよ」でいってみる
♯4「いいよ」深澤が言った。
「えっ!!ええ〜〜〜〜〜!!!?」俺以下女子達からも声があがった。
まさか、「いいよ」って返事を期待していた訳じゃない、それに、他の奴らの前
で言うか普通・
123 :
なまえ_____かえす日:2006/03/25(土) 20:47:00 ID:a4yNy+fe
124 :
なまえ_____かえす日:2006/03/27(月) 10:16:08 ID:AYrNuiug
あまりにも過疎スレだな……。
俺は両方面白い展開が出来そうだと思う。
だが俺は文才ねぇし2ちゃん用語あまり知らねぇから書き込まない。
職人さん帰ってきてくれ〜〜!!!
125 :
なまえ_____かえす日:2006/04/03(月) 09:59:42 ID:OzuRTecD
保守
某所から誘導されてきたんだが・・・
電話の話、続き考えてたら18禁で嫌な展開になってしまったorz
>>126 それすごい見たい。児童文学じゃないけどな!
128 :
なまえ_____かえす日:2006/04/30(日) 09:13:56 ID:ZJfwtvmj
あげ
129 :
なまえ_____かえす日:2006/04/30(日) 10:40:23 ID:HhKgmQhL
>>122 どよめくみんなを見て深沢が妖しく笑った時だった。
ふいに窓から見える空がパックリと裂けるのをぼくは見た。
すると同時に激しく教室が揺れ、窓ガラスがすべて割れた。
教室中がパニックになる中、とっさに俺は深沢を抱き寄せかばっていた。
「呼ばれちゃった・・・」
「はぁ?」
俺が聞き返すまもなく俺の腕の中で深沢は姿を変えた。
白い羽、白い服、輝くわっか。
「萌えェーーーーーーー!!」
俺は雄たけびを上げてしまった。
深沢は天使姿となって空の裂け目へ吸い込まれていく。
コノ手ヲ放シテハイケナイ!
俺はなぜかそう思い、深沢の手を強く握り締めた。
天使の深沢と俺は空の裂け目に飲み込まれていった。
強い衝撃を受け、俺ははっとした。
くらくらする頭を振り、目を開けた。
深沢ハドコダ?
次第にはっきりしてくる俺の目に見えてきたのは
すべてモノクロ化した世界と輝くばかりの天使の深沢。
そして見たこともない二人の少年と青い服の少女。
アル意味コチラも萌えダナ・・・。
俺は場違いなことを思いつつことの成り行きを見守った。
「さてと狂ったこのプログラムを立て直さないとね。」
深沢は白黒の携帯を取り上げると目にも留まらぬ早業でボタンを押し始めた。
やがてどこかにつながったのか、プックリとした唇でケータイに語りかけた。
「こちら深沢。聞いてる、JJ?」
飛ばされた電波の先にはふいにつながった新型発信機の前で
ドンタンドーナッツを取り落とし目を見張るクーガーの姿があった・・・。
さぁー、全部の世界がつながりました。
この先をつなげてみてくださいな。
「無事、確保。これからプログラム再生に取りかかる。」
天使は急に大人びた口調で話し始めた。
プログラム…さっきからそればかり。
肝心な事は誰一人として話してくれない。
天使はまた携帯をうちはじめた。
「なぁ、プログラムって…」
それを遮るように、大きな透明なモニターが天使の前にあらわれた。
カチャカチャと、空中に浮かぶ透明なキーボードに指が踊る。
目にも止まらぬ速さで、文字がモニターを流れていく。
タンッ
という音とともに、天使はキーボードを打つのをやめた。
「さて、後はアナタからパスワードを聞くだけ。」
深沢は、なんだかうなだれている青い少女を
みつめるとそういった。
さっきからわけわかんねーな。
プログラムとか天使とかこれなんてエロゲ?
青い少女とかそれなんて綾波?
ってか、あんなデカクて透明なPCなんかみたことないぞ。
(VIPにスレたてるべきかな…)
そんな誘惑が俺の中に芽生えてくる。
「転校生は2chねらーだと思ったら天使だった」スレタイはこれだな…。
そうなると、また別の疑問が俺の中にわいてきた。
深沢はネラーで確定だろう。さて、VIPPERかどうか。
この釣りっぽい展開はVIPっぽいんだが…
よ、よし。
とりあえず、この重苦しい展開を打破するためにも
ブーンしてみるか。
青い少女も明るくなり、深沢がVIPPERかどうかもわかる。
うはっww俺って頭よくねwwww
いざ、立ち上がれ俺wwwwwwwww
そういいながら、立ち上がり両手を広げ、
「ブッ」
と言いかけた時だった。
「なぁ、その前にプログラムって何か説明してくれないか?」
座り込んでた男が急に声を発した。
俺はむなしく両手を広げたまま、そこに立ち尽くした。
132 :
空気とルールを無視して大量投下1:2006/05/08(月) 12:05:56 ID:MD/+PpMv
「なぁ、その前にプログラムって何か説明してくれないか?」
重苦しい空気の中、僕はやっとでその質問をした。
なにやら、「ブッ」という音が聞こえた気がしたが、気のせいだろう。
「プログラム…そうね。時間がかかりそうだからまず
その話をしましょう。巻き込まれたあなたも知っておきたいわよね。」
そういうと、天使は一冊の本とカードをとりだした。
「全てはこの本と、その携帯と、コレからはじまったのよ。」
本と携帯とカード…
携帯は小森のピンクの携帯、カードは子供相談室、
本はやたらと古めかしいもので、表紙には金色で「JJ」と刻印されていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
JJの世界も書こうと思ったけど、流石に一人で暴走しすぎだと
思ったので誰か続きヨロシク。
133 :
なまえ_____かえす日:2006/05/08(月) 17:43:05 ID:diXVBH41
来てなかった間にすごいな…
全部繋げるとかネ申
134 :
なまえ_____かえす日:2006/05/09(火) 08:12:44 ID:HGoDEOtB
>>132 「ブッ飛んだ・・・こいつはおったまげだ・・・」
クーガーは最新型発信機の前で固唾を呑んだ。
向こうの状況がどうなってるのかはわからないが、声は聞こえてくる。
声は確かにJJの名前を呼んだ。ぷろぐらむ・・・ぱすわーど・・・
なにかの合言葉・暗号?警視としての本能から、クーガーはそれらを自分の手帳に書き込んでいく。
ぴんくのけーたい・・・こどもそーだんしつ・・・かーど・・・
これはなんだ、JJ?オマエは何がしたかったんだ?
「どうやら始まったようだね」
ピンクの回答は鷲たちのかごの中で優雅にピンクの望遠鏡でクーガーを眺めてる。
「かわいそうに。機械オンチのオジサン、心臓発作でも起こしそうな勢いだったわよ。」
不思議なことに今まで警視をからかっていた新米刑事がJJの傍らで肩をすくめてる。
「お役目ご苦労、マダム。戻っていいよ。」
新米刑事は黒い小さな貴婦人・マダム・ビークに姿を変えた。
「そろそろ教えて、JJ。あなたの目的は何?
禁を破ってまで人間になり、あの機械のスイッチを入れたのは私よ。私にも訊く権利があると思うけど。」
「君の羽はすばらしい黒だね。まさに君そのものだ。気品がある。」
JJは言葉どおり口を尖らせるマダム・ビークを指の腹でなでる。
「僕はねマダム、あらゆる色があふれているこの世界が大好きなんだ。一つ一つの色が生き生きと舞い踊るこの世界がね。」
JJはピンクのシルクハットを手に取り軽やかにもてあそぶ。
「しかし、あふれかえるほどの色から自分の色を見出すものもいれば、誤った色を身にまとってしまうものもいる。
色を探し出すことをあきらめてしまうものもいる。哀しいかな、この世界に色が増えれば増えるほどにね。」
JJはシルクハットを目深にかぶり、ピンクの望遠鏡を覗き込んだ。
「さてさて、彼は色をなくしたものにどんな色をつけるだろう・・・どんな色を見出すのだろう・・・」
「見ものね。」マダム・ビークは小さくあくびをすると黒いつややかな羽を大きく広げ、碧い空へと舞い上がった。
135 :
なまえ_____かえす日:2006/05/09(火) 08:23:00 ID:HGoDEOtB
すいません、
>>134訂正です。
ピンクの回答>>>ピンクの怪盗です。
マダム・ビークのしゃべり方がキャラが変わってしまった!すみません、スルーしてください・・・。
136 :
なまえ_____かえす日:2006/05/13(土) 11:28:31 ID:TBKY075P
「・・・最初はね、軽い気持ちだったの。」
あやつり人形の糸が切れたようにぐったりと小森がしゃがみこむ。
「ケータイって不思議よね。ないときにはまったく気にならなかったのに、いざ手に入れると使わないことがすごく不安になるの。
私、なんかすごくあせって、友達にケーtzって私からも必死でかけまくった。」
「・・・」
「そしたらある日言われちゃった『ウザイ』って・・・ね。」
横にいる山中の顔が卑屈にゆがむ。もしかして・・・。
「でもやめられなかった・・・そんな私にカードが届いた。」
小森の声に僕の思考は遮られた。
「『子供相談室』・・・私救われるって思った。仕事で受けてるんだもの。迷惑にはならないだろうって。」
とぎれとぎれの小森の言葉に僕は苛立ちを覚えた。
なんで、なんでだよ、小森・・・。何でオマエは僕のこと・・・。
「電話はつながったわ・・・そしたら・・・」
「もうそれくらいにしたら?センチなヒロインさん?」
清楚な天使は残酷なまでに妖しい笑みを浮かべた。
「私はパスワードが欲しいの。あなたの身の上話に耳を貸すほど暇じゃないのよ。」
「忘れたわ・・・」小森は力なく天使を見上げた。
「私の色・・・私なんてほんとにあったのかどうかも忘れたわ。」
肩をすくめる小森に駆け寄ったのは山中だった。僕は踏み出しそうな一歩をごまかすように靴裏で床をなすった。
「忘れたじゃすまないわよ」天使は愛らしく舌打ちすると、「そこのあんた」僕に向き直った。
「へ?」ボ・僕?「何ぬぼっとしてんのよ。はやいとこ彼女のパスワード見つけてきて。」
「な、なんで?」「猶予は二十四時間。そうでないとアンタの世界、保障はできない」
とんでもない展開だ。ぼくは辺りをぐるりと見渡した。モノクロの世界の中、頼れるのは小森と山中・・・。
でも今はとても二人に関われる胸中ではない。
「こいつを貸してあげる。」天使の声とともにどさっと僕の足元に飛んできたのはなんかしまらない少年だった。
「勝手についてきちゃったんだけど、なんかの役には立つでしょ。」
「よ」挨拶からして頼りない。「・・・ども」僕も人のことは言えない。
天使はキーボードに向き直った。「その子、時折妙なこと口走るけどスルーしていいから。」
よくわからないけどかわいそうなやつだということはわかった。
「じゃ、健闘祈る。」と言うが早いか、僕と少年はモノクロの空に放り上げられた・・・。
137 :
なまえ_____かえす日:2006/05/13(土) 11:30:54 ID:TBKY075P
138 :
なまえ_____かえす日:2006/05/26(金) 12:22:34 ID:mdH1vyuN
おーーーーい、それからどうなった?
139 :
なまえ_____かえす日:2006/06/18(日) 18:24:42 ID:MtN3Q4Ms
あげ
140 :
なまえ_____かえす日:2006/07/08(土) 12:44:35 ID:+ZAUgcNz
良スレ
142 :
なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 10:51:18 ID:kMxQJ6Lt
>>136の続き
白と黒の世界を浮遊しながら僕は先ほどの小森の言葉を思い起こしていた。
それと同時に小森とケータイで交わしたやり取りが合いの手のように浮かんでは消える。
テストの話、クラスメートの噂話、同じドラマを見ながらちょっとした議論をしたりもした。
思い返すと笑みがついこぼれる他愛もない話。なのにそう思っていたのは僕だけなのか・・・。
肩を落としていた小森の横顔に胸が痛む。
(僕は小森のことが・・・。)
「ああああああああああ、なんかマジ萎えェ○| ̄|_」
なんともマヌケな声に思わずバランスが崩れた。
そういや、なんかいたっけな。天使が僕に押し付けてきた・・・。
「しっかし、アンタもイタイよなー。惚れてたっしょ。あの青子に。」
「・・・」
「オイシーとこもってかれ状態ってヤツ?イタイよなー・・・それ。」
僕は天使のアドバイスどおりスルーしようとした。
が、ヤツの姿を見た瞬間僕は僕のこの状況よりもさらにイタイヤツに愕然となった。
ヤツの姿は記号と符号でふちどられたネコの姿になっていたのだ・・・。
「ここは2ch空間。そいつについていけば大体の情報は得られると思うわ。
ただしくれぐれもネチケットは守る様に。住人怒らすとすぐ荒らし扱いされ叩かれるから、ね♪」
軽やかに天使の笑う声がした。
「あいつはやっぱツンデレ系か・・・ますます萌えーーーー。」
とりあえず今のところはスルー・・・ってことで。
僕はモノクロからいつの間にか薄いブルーのスクリーンに変わり始めた空間に目を閉じた。
夢うつつの僕の耳元でけたたましい困惑の叫び声が響いたのはそれからまもなくのことだった。
143 :
なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 23:38:16 ID:XZW/h1mt
Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
( ´∀`)<まぁ、おれについてこいよ
( ) |
| | | |
(__)_) \_________/
奇妙な猫の形になったヤツは、先頭をたって歩き始めた。
薄いブルーのスクリーンの中をしばらく歩いていくと、
レンガの壁が立ち並びはじめた。
「ニュース速報」「占い」「サッカー」…
色んなジャンルの標識が、レンガの壁に一定の間隔でかけられていた。
猫になったヤツは先へとどんどん進んでいく。
「なぁ、これ…どこへ向かっているんだ?」
ーーーーーーーーーーーー
なんなんだろうな、今日はまったく。2chのやりすぎってやつ?
転校生が女でネラーで天使でスーパーハカーだった。
ヨクワカンネ。
わからない。わからないが、2ch空間とやらに放り出されてしまった。
うはwwwwwおkwwwww
ここまできたら、現状を楽しんでやるwwwwwww
( ´∀`)<まぁ、おれについてこいよ
なんて言ったはいいけど、どうしろっていうんだろうな。
パスっつっても俺、何のパスだかもよくわかんねーし。
あのおにゃのこ関連なのは確からしいが…
とりあえず、VIPにいってアンカースレでもたてt…(ry
「なぁ、これ…どこへ向かっているんだ?」
あ、やべ。コイツの事忘れてた。
どうすっかなー。
初心者っぽいしな。いきなりVIPはオススメできないな。
うむ。あー。
「なんかさ、興味があるもの、ねーの?」
そう。まずはそうだよな。自分が興味がある板からだよな。
俺、頭よくね?
144 :
なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 23:39:27 ID:XZW/h1mt
ーーーーーーーーーーーーーー
猫…ヤツが急にマトモな事をいったので
俺は少々面くらった。
「興味…?」
「そう。こんだけ板があるんだからさ、どういうとこ行きたいか
教えてもらわねーと俺も案内しようがねーYO!」
板…とはどうやら、レンガにかかっている標識のようなものらしい。
興味……
ふと、思い出した。
さっき、天使がだした…
カード…携帯…一冊の本、、
そこで俺はいった
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
カードに関するところ→ ??
携帯に関するところ →携帯板
本に関するところ → 児童書板
誰か、この3つの中から好きなの選んで続き書いてください。
子供電話相談室のカードは板が思い浮かばない。
145 :
なまえ_____かえす日:2006/10/11(水) 20:04:28 ID:l3p3r393
age
sage
sage
148 :
なまえ_____かえす日:2007/05/10(木) 21:43:56 ID:lIU71Cy7
気がついたら、夢だった。(終わり)
149 :
なまえ_____かえす日:2007/07/18(水) 03:31:52 ID:b8Lzm/KC
「気が付いたら、夢だった(おわり)」
僕はぱたんと本を閉じて立ち上がった。
目が覚めたと思ったら、これも夢だった。
「なんだよ、ビックリさせんなよ」
本当に目の覚めた俺はベッドから起き上がり、一階へ降りる階段で足を踏み外し……。
おわり
途中までは良スレだったのに。
152 :
なまえ_____かえす日:2007/10/20(土) 23:11:17 ID:hVAS2j5L
…と沖田浩之さんが言いました。
154 :
14型:2007/12/08(土) 22:01:53 ID:SZyGkH1N
155 :
パイプイス:2008/05/23(金) 23:26:19 ID:w1J6Hjpv
『窓の外を見ても何も感じない。。』
同じ景色ばかりを、23年も自分の部屋から見続けていたらそうなるのは当たり前だ。
三上亮は、日曜日の午後2時過ぎに外に出掛けもせず、自分の部屋で窓の外を眺めながらぼんやりとそんなことを考えていた。
156 :
なまえ_____かえす日:2008/05/26(月) 10:32:45 ID:S1zRzT0e
もうどのくらい外に出ていないのだろうか?
腹は、たっぷりと贅肉がつき肌は、高校時代とは比べものにならないくらい白くなっている。
157 :
なまえ_____かえす日:2008/05/29(木) 05:02:48 ID:DHV6rd2S
自殺してしまう度胸はないものの、痛みのない形でひと思いに消えてなくなりたいといつも思っている。
158 :
なまえ_____かえす日:2008/05/31(土) 16:44:05 ID:Wj/J6KpN
過去に戻れるなら……そう考えたこともあった。
だが、近頃はそんな事も考えなくなった。
未来も、過去も、そして現実さえもどうでもいい。
何もない。空っぽな人生。
「消えたい……」
亮は口の中でつぶやいた。誰が聞いてるわけでもないのに。
その時、一瞬窓の外で何かが光った。
159 :
なまえ_____かえす日:2008/06/01(日) 15:04:28 ID:DQ5D6+mV
はじめから一気に読んだ
ネラーからすべてが繋がるとは思っても見なかったよ
それぞれの主人公がそれぞれいい味出しててすげーおもしれぇww
ちょ、はやく誰か続きをー
160 :
なまえ_____かえす日:2008/06/08(日) 03:06:52 ID:AkpnI0Wm
>>158 それはいつか見た光だった。
いつのことかは、思い出せないが確かにこの光を見るのは二度目だ。
そう思うと同時に亮の意識は薄れていった…。
161 :
なまえ_____かえす日:2008/06/09(月) 16:04:22 ID:1sI+0yiR
眩しい光がおさまり、目を開けると誰かが僕を抱きしめている感触がある。
言葉を喋ることができず、泣き声のような喚き声のようなものしか口から出てこない、手足の自由もほとんど効かない。
一体、俺はどうしちまったんだろう…。
162 :
なまえ_____かえす日:2008/10/10(金) 19:10:27 ID:XaRj8uUA
視界に入ってきたのは、薄紅色。俺を抱いている腕はとても柔らかく、抱きしめているのは女性だろうか、と推測できた。
163 :
なまえ_____かえす日:2008/10/14(火) 20:28:22 ID:1nYNSBdi
「はいはい、おじいちゃん。お散歩の時間は終り。中に入りましょうね」
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / + 。 + 。 + *
∧_∧ / /
(´∀` / / + ./ 》〉 。 + 。 * 。
,- f | | ∧_∧
/ ュヘ | * ヽ ヽ ´∀`)_ 。 。
〈_} ) | ヽ _ヽ 〉 ぐんぐんタイムだー!
/ ! + 。 .| ({__〉 + ○ノ
./ ,ヘ | | | <ヽ |
ガタン ||| j / | | ||| ||| .| ,ヘ \ || |||ガタン i!i/, |i!ii ガタン
―――――――――――――――――――――――――――
このスレひそかに完成度高いな
JJ気に入ったからまた登場させてくれないかな
166 :
なまえ_____かえす日:2009/09/21(月) 12:31:58 ID:PCFVoNoF
ペニス一郎「JJとは女性自身ではなくジジイ自身の略であり
>>163から物語は始まる」
167 :
なまえ_____かえす日:
「うう……?散歩……?」
酷く頭がぼんやりしている。
薄紅色のエプロンをつけたその人は、自由が利かない俺の手をとると
ゆっくり歩きはじめた。
薄緑色の芝生が広がり、あちらこちらに黄色い花がさいている。
芝生を縫うように、キラキラと小川が流れていた。
「……テムズがわ…」
「どうしたの?おじいちゃん?」
なぜかわからない、テムズ川……。そんな言葉が口をついてでた。
小川のほとりに一羽のカラスが舞い降りてきた。
じっと、こちらを見つめている。
「やぁねぇ。カラス。」
女は顔をしかめ、しっしっと手ではらう動作をした。
それでもカラスは動じず、じっと俺の目をみている。
まるで、俺に何か言いたいことでもあるようにー。
カラスの口がパクパクと動いた気がした。
ごめん、久しぶりにレスがあったからロクに読み返さずに書いた。
色々ズレがあると思う。