「小公子」「小公女」「秘密の花園」など、複数の代表作を残した
フランシス・エリザ・バーネット女史の作品について語りましょう!
最近「白い人たち」ってのが出ますた。
おお!こんなスレが立ってたとは感激です・・・
現在ではおそらく「秘密の花園」が作品の出来としても評価されてるだろうけど、
私はやっぱり「小公女」が好きですね。主人公セーラのキャラクターが大好きで。
美しく聡明で誇り高いってところが、自分が好きなヒロインのルーツ的存在ですね。
4 :
3:03/09/27 13:45 ID:ik7DNmH6
>>2 「白い人たち」の話は初耳。新訳なんでしょうか・・・。まだ需要があるんですね。
ところでここの方で廉川糸子著「大胆不敵な女・子ども〜小公女・秘密の花園への
道」(燃焼社)を読まれた方っているんでしょうか。作品論なら読んでみたいけど
買う価値あるほど面白いのかどうか(図書館には置いてないし)。
秘密の花園、抄訳版しか読んで無いってことに長いこと気づかなかったよ。
完訳版はかなり長くて読み応えがあった。
秘密の花園は、ヨークシャーのムーアの自然のおかげで子供たちが健康になっていく話だったが。
その直後に読んだ「嵐が丘」では、ヨークシャーのムーアの自然の中の話なのに
作中人物が弱ってバタバタ死んでいくんだよ…。
かなり寒いと思われるヒース生い茂るムーアの自然、体に良いのか悪いのか?
7 :
なまえ_____かえす日:03/09/29 10:47 ID:tYGSVrWe
「甘パン」ってレーズンパンズのことなんだよね。パン屋に行くたびに求めるようになった。
フラつくほどのすきっ腹の時に食べるそれはどんなにか美味しいだろう。
8 :
7:03/09/29 10:49 ID:tYGSVrWe
あ、言わずもがなだと思いますが、甘パンは「小公女」のやつね。
「秘密の花園」では周囲を騙してこっそりありついていた
ブドウパンとミルクが美味しそうだったなー。
「嵐が丘」の時代って不健康がかっこよかったんじゃないかな。
「秘密の花園」は20世紀で健康志向なのよ。
小公女と小公子、秘密の花園って同じ作家だったのか・・・
しかもだ。自分のこれらの物語の知識ってハ○スと●HKのアニメのみだ。
なんか恥ずかしくなってきた・・・今度読もう。今さらだけど。
11 :
なまえ_____かえす日:03/09/30 00:28 ID:wOg8I0cZ
セ―ラとセドリックがあまりに出来の良い子ども過ぎて逆に怖かった。 もう少し子供らしくわがままだったりいたずらだったりする方が自然だと思ったけど昔の貴族の子供の話だからなあ。
即死防止のためにカキコしておこう。
とりあえず>6にワロタ。
13 :
なまえ_____かえす日:03/09/30 13:39 ID:840vPQRc
「嵐が丘」と「秘密の花園」では時代が違うのだが、
死亡率だとかも激変していたなんてことはないかしら。
実際、ブロンテ姉妹は、早死にしてしまうし、不健康な学校で
死んだりするし。
社会史でそういうことを調べてみると面白そう。
でも、「秘密の花園」は、基本的にお金持ちの人の話だからかも。
食べ物とストーブ代に事欠かない。
>13
「嵐が丘」の登場人物も基本的にお金持ちですよ。
再放送の小公女セーラを母親が必死になってみてた。
とても面白かったらしい。
最終回を見たあと、興奮気味に母、語る。
「お母さんね、セーラを見て発見したことがあるのよ!
人間って、ご飯を食べなきゃ元気がでないの!
セーラたちはご飯を食べるたびに元気になるのよ!」
(´д`)ママ…
「小公女」と「秘密の花園」って同じ作者だったんですね。
>5さんのレス読んで初めて完訳版の存在を知り、読みたくなった次第です。
各作品で好きな訳なんてありますか?
自分は「小公女」は断然、ポプラ社の名作全集にあった(わかってくれる方
いるんだろうか・・・)川端康成の訳!こういうこと言うとまるでバカだが
川端は自分にとって「雪国」の作者ではなく「小公女」の訳者という認識。
「秘密の花園」は福音館書店の猪熊葉子訳で読んだ。これもいい訳でおすすめです。
>>11 セーラは厳密には貴族じゃないですよ。軍人の娘でどちらかといえば成金(笑)。
大人から見るとこましゃくれてて扱いにくい子供だと思う。私はそこが好きだけど。
17 :
16:03/10/01 22:27 ID:9S4/P1Og
ついでにすみませんけど、「嵐が丘」もどの訳が読みやすいか教えていただけない
でしょうか?いつも挫折してしまうので・・・。
おお!漏れも川端訳の「小公女」で育ったぞ>16は心の友だ。
「気位が高い」「肉まんじゅう」という訳語が印象的だあね。
19 :
なまえ_____かえす日:03/10/03 23:08 ID:QMePfkQn
偕成社の「小公女」と「秘密の花園」は挿絵が良い。(小公子はどうかなあ)
特に「小公女」のはセーラが清楚で可愛いんだけど、
魔法がかかった屋根裏部屋の描写がちょっとイメージ違うかな。
やっぱりアラビアン・ナイトしてなきゃ駄目っしょ?
>9
もっと昔の人かと思ってた。ググってみました。
>1849 マンチェスターに生まれる。
>1886:36才 小公子
>1888:38才 セーラ・クルー
>1903:54才 セーラ・クルーを演劇として書き直し。好評をはくす。
>1905:56才 小公女
>1911:62才 秘密の花園
>1917:68才 White People
>1924:74才 10月死去
>1887年:出版:SARA CREWE OR WHAT HAPPENED AT MISS MINCHIN'S
>1905年:出版:A Little Princess (注:1887年に大幅加筆だって)
ttp://www.geocities.co.jp/Berkeley/1400/burnett.htm
1898年バーネット氏と離婚
1900年頃再婚するも2年で離婚
晩年は奇矯な行動で知られたという…
22 :
なまえ_____かえす日:03/10/06 21:35 ID:novdFiSi
バーネットは成功してからは派手に暮らしたそうですが、
奇矯な行動って…?
>>16 あの時代の英国軍人将校って、貴族の次男・三男が
多かったんじゃないのかなあ。
男爵や子爵レベルの貴族だと爵位を継ぐ長男以外は
軍人になるか弁護士になるかがオーソドックスな進路。
24 :
16:03/10/06 23:24 ID:CYi79WJX
>>23 そうですね、考えてみればそうか・・・そのへんあまり詳しくないので
すみませんでした。でも、少なくとも作品中でそういう発言や描写がまったく
なかったものですから(と食い下がってみたりする)。
でも貴族の血筋なら、父親が死んだときなんで救いにくる親戚がいなかったのか・・・
貴族で天涯孤独で身寄りがないなんてありえるんだろうか。
まあ作者もそのへんあまり考えてなかったのかもしれないですね(笑)
>>18 「心の友」には照れました(笑)ありがとうございます。
25 :
23:03/10/07 02:09 ID:taxcz5YP
>>24 うん、作中では何も言及されてないですね。
だから私のも勝手な推測です。
イギリスは階級社会だし、あれほど俗物なミンチン女史が
お金があるっていうことだけでセーラをちやほやするというよりは
もともとそれなりの階級でもあったから、っていうほうが
自然かな、と。
天涯孤独っていうのは確かにヘンだけど、小公子もセドリックの
父親は三男で、本来ならセドリックは跡継ぎになり得なかったし
セーラの父親もセドリックくらい爵位から遠い貴族の生まれだった
というのはありかも。
26 :
なまえ・・・・かえす日:03/10/09 20:22 ID:1lgypoea
>>21 自分も気になるんですが、晩年の奇矯な行動って?
伝記でも出てるんですかね?
27 :
なまえ・・・・かえす日:03/10/09 20:35 ID:1lgypoea
>>19 偕成者版の「小公女」は挿絵はかわいいし、完訳なのも良心的なんだけど
訳者があとがきで結構キツイこと書いてるんですよね。主人公が結果的に得た幸福は
自分で手に入れたものじゃないとか、当時のインドを搾取してた立場の人間だとか。
たしかにそうなんだけど、そんなとこで正論出されても興ざめ。
この人「小公女」という作品そのものがキライなのかなあ、と思った。
講談社青い鳥文庫版のあとがきは、そういう意味でセーラを擁護(?)してくれてて
うれしかった。
28 :
21:03/10/10 00:21 ID:Z5Ny9Am8
>22、>26
ソース探してきました。
PUFFIN CLASSICS版 "LITTLE LORD FAUNTLEROY"巻頭の著者紹介より
In her later life, she became mildly eccentric:
she turned to spiritualism and mystic cults
( perhaps in an attempt to alleviate the bouts
of depression she had suffered from all her life )
and her habit of wearing frilly clothing and
titian-coloured wigs earned her the nickname
'Fluffy' from her friends.
「奇矯な行動で知られた」っていうのは言い過ぎだったかも。反省。
>27
いわば、ドラえもんのノビ太が、なんの不自由もなく暮らしているの
は、過去現在日本が他国を搾取しているからで、ドラえもんだって、
ノビ太の努力とは関係なく、と言うようなものだな。
というか、その訳者、お客である読者に対して、誠実じゃないんだと
思う。というか不誠実である自覚もないんじゃないかなあ。
それを許した出版社も、かな?
偕成社版の解説といえば、
セーラは貧しい人に対して、自分は優位にたってものを考えているとかもあったね。
まんま現代日本の価値観を当てはめても仕方ないと思うけどね。
階級社会には階級社会の美徳があるわけで、
セーラの行動や考え方は当時としてはあれで十分立派だよ。
31 :
27:03/10/10 19:48 ID:edTUOWHW
>>28 ありがとうございます。要するに晩年はスピリチュアリズムに傾倒した、みたいな
ことですかね?コナン・ドイルのように(自信ないのであとで辞書引いてみます)
そういえばドイルもバーネットも、息子を亡くしたんでしたっけ。
そのへんも関係してるのかなあ(ホームズってセーラと同時代人ですね)。
>>29>>30 ですよね。たしかに今から見るとビクトリア朝の道徳観がやや鼻につくところも
ある作品だけど、ひどいというほどではない。それより訳者の「政治的に正しい」
ポーズの方がよほど鼻につく。何を思いながらすごい労力かけて翻訳なんて
したんだろうと思った(ちょっと言い過ぎかな)。
「秘密の花園」で、メアリーが花園への鍵を手に入れた(ほぼ)直後に、
強風のおかげで花園に入れる入り口を見つけますよね。
「小公女」も含めてバーネットの作品は偶然が多くて(笑)批判の対象になるところ
かもしれないけど、読者をドキドキさせてくれるというかサプライズの仕掛け方
というのはやっぱりうまいと思う。立原えりか氏も、ストーリーテラーだと称えてた。
33 :
なまえ_____かえす日:03/10/19 21:24 ID:JR3x4gpr
「子供には簡単な服をきせるべき」というラビニアのママに半分賛成。
小公女では「魔法がやってきた」後の屋根裏部屋。
秘密の花園では、タイトルどおり。
主人公が親しい友人と素晴らしい秘密の空間を共有するというのが
子供心にストライクといった感じですね。
35 :
なまえ_____かえす日:03/10/25 20:59 ID:qjeP5xke
セーラみたいな娘はいないこともないと思うが、
セドリックのような少年の方が非現実的かも。
36 :
なまえ_____かえす日:03/10/25 21:38 ID:M6Jb1+Em
セドリックは読んでてなんか気持ち悪い子だなと思ったよ。
37 :
なまえ_____かえす日:03/10/26 00:50 ID:XwxeuThG
セ―ラが拾ったお金でパンを買って飢えた浮浪児に分けてあげたところに感動したよ。自分もお腹が空いてたのにその子供にほとんどあげちゃったんだよね。
38 :
なまえ・・・・かえす日:03/10/26 11:42 ID:gYS9RScA
>>37 そう。ほんとは自分も気が遠くなりそうにおなかすいてるのにね。
パンを与えるとき、さすがに手が震えるんだよ。でも「私は別に、飢えてはいない」と
自分に言い聞かせる。無力な子供の力で、自分にできる精一杯のことをしていると思う。
誰が書いたか忘れたけど「バケツにあふれるほど水を持ってる人、豪勢な花束を
持っている人がコップ一杯の水、花一輪与えることは容易だけれど
コップ一杯しか持ってないその水を他人に与えることができる人がいたら、
その人は神様だ。人間の神様だ。」という趣旨の文章を読んだ覚えがある。
(セーラはパンを全部与えたんではないけど、それに近いことをしたと思う)
大都市のなかで見捨てられた子供にしてみれば、セーラはそれに近い存在に
見えたんではないかと思う。
マザーテレサがそんな風なこと言ってたな。
セーラの慈悲は、金持ちの余裕から生まれているだけじゃない
真実のものってことだよ。
41 :
なまえ_____かえす日:03/10/27 20:11 ID:m2UNN6BH
秘密の花園のメアリーは好きだけど、セーラはむかつく。
苦楽をともにしたベッキーを自分と同格のお嬢様にせず、侍女にする
そんなセーラに階級社会の限界を感じまする。
>>42 あれはセーラの限界というより、当時の社会の限界だと思う。
同格のお嬢様にせず侍女にしたのは保護者なんだし。
44 :
なまえ_____かえす日:03/10/27 23:42 ID:0zwzTxSO
>>43 だから階級社会の限界つってんじゃないの?
>>44 うん、だからその辺はまだ子供のセーラの責任ではないということ。
そんなセーラに、とあるのでセーラを責めてるようにとれて。
遅レスですが、>16 >18
47 :
46:03/10/28 00:50 ID:GaWo8WmD
すみません。途中で送信しちゃった。
私も父に買ってもらった川端訳で育ち、小学校時代の愛読書はバーネットでした。
セーラは高飛車でプライドが高くてけっこうイヤな性格なので大好きでした。
ボロボロになっても「公女さま」でいたところにグっときます。
もしお金持ちに戻れなくても、きっとあの高貴な魂のままで生きていったと思う。
セドリックはいい子すぎて嫌い。
48 :
なまえ_____かえす日:03/10/28 00:55 ID:n0y14b4S
>>45 全然責めてるようには取れない。
単純にあなたの誤読だと思うが。
むしろ「限界」って表現に
今の価値観を基準にして当時の社会を見下げているような傲慢を感じるのだけれど。
セーラがまだ子供だから、ってのも違うでしょ。
彼女自身大人になっても、侍女としてベッキーを扱うことに疑問を感じるとは思えない。
当時の社会っていうより、イギリスの階級意識って
根本的には昔も今も変わらないよ。
昔ほど極端じゃないけどね。
日本みたいに戦争で真っ平らにされたわけじゃないから。
ベッキーがセーラと同じように養女?として迎えられる結末だったら
かえって時代背景的にも不自然だし、ベッキー自身、分不相応と感じて
萎縮してしまったと思うな。
個人がそう感じさせられてしまうところに階級社会の罠があるんだけど。
51 :
なまえ_____かえす日:03/10/28 05:22 ID:zS2imlxM
>>49 見下げてるとは感じないけどなあ。それは言い過ぎっぽい。
>>50 同意。イギリスの階級社会は根深いもんね。
52 :
39:03/10/28 18:59 ID:6TT0F6VC
>>40 あれマザーテレサなんですか・・・お答えレスいただけるとは思わなかった。
ありがとうございます(昔テストか問題集でちょっと読んだ程度の文章だったんで)
>>42 なぜ「苦楽をともにした」ことが「莫大な財産の相続人と同格になる資格」に
直結するとみなされるのかわかりません。隣人がそんな理由でいきなりお嬢様に
なったらそれこそ(シンデレラスト−リーだろうが)おかしな話だと思う。
侍女っていう扱いに身分差別を感じられて不快に思われたのだろうが、
クルー大尉の娘はセーラ一人なのであって、階級社会うんぬん以前の問題だと思うけど。
53 :
42:03/10/28 23:46 ID:SvXE/XN2
不快、ではないです。
ベッキー自身は当然置いていかれるものと覚悟していたところが、
お嬢様の侍女になれて大喜びだし。
あんまり階級社会云々を突っ込むと、「政治的に正しいおとぎ話」みたいに
なってしまうと思う、、、。
55 :
なまえ_____かえす日:03/10/29 04:04 ID:dkeMguRx
下働きから大金持ちの侍女になるなんてすごい出世だよ。 侍女は普通の女中とは別格だったと思うよ。 セ―ラが貧乏になっても恩を忘れなかったベッキィも偉いね。
56 :
なまえ_____かえす日:03/10/29 04:29 ID:rGkky3Pn
侍女っていうとセーラが高貴な生まれみたいで変。
ベッキーは小間使いでしょ。
>セ―ラが貧乏になっても恩を忘れなかったベッキィも偉いね。
うん、ベッキーは偉い子だよね。
アニメでやってたとき、いつもベッキ―を応援してた。
セーラは高貴過ぎて近寄り難かった。
どっちかというとセーラをいじめる人の気持ちの方が理解できる…
いじめないけど。
ラストでアメリア先生がぶち切れたのが爽快だったアニメ版。
セーラの友達のなかでもロッティ、アーメンガードはただセーラに依存している
感じだけれど、ベッキーはセーラを崇拝するにとどまらず随所で助けになってますよね。
特に、クルー大尉が亡くなった直後のベッキーの思いやりの表現が好き。控えめで。
身分の扱いはともかく、セーラに精神的に(性格的にも、友情の深さでも)
いちばん近いところにいるのがベッキーだと思う。
42さんも言われるように、たしかにいちばん苦楽をともにした間柄ですよね。
原作を読んだ限りでは、ラヴィニアよりもアホガキのロッティがむかついた。
セーラに依存するどころか、迷惑かけてばかりやんか!
60 :
なまえ_____かえす日:03/10/30 02:41 ID:8FEeBDRv
アーメンガードも良い子なんだけどとろすぎ。 あの学校ラビニアといいロッティといい、ろくな生徒いないね。 セ―ラの親父、娘愛してるならちゃんと学校選べよ。とつっこみたかったよ。
61 :
なまえ_____かえす日:03/10/30 17:54 ID:/BfUuhJT
セーラ大好きv
でもアニメ版だとセーラが「おしん」になってる…。
>>57 >セーラは高貴過ぎて近寄り難かった
あれが高貴?まじですか?私はあのアニメのヘタレセーラ大嫌いだけどな。
優しさはともかく、誇り高さとか「矜持」といったものがまったく感じられん、
アニメのセーラは。ただのいじめられシンデレラ。
まあテレビ的には、何されても文句言わない、いたいけなキャラのほうが
共感得やすいんだろうね。板ちがいなのでこれ以上言うのはやめとく。
この本でナマステというインドの挨拶を学習しました。
>>62 まあ人それぞれじゃない?
私はアニメ放映時すでに中学生だったし、とびとびでたまにしか
見なかったのでさしてのめり込みもしなかったけど、
小学生以下だったらはまったかも。
セーラって他の名作劇場のヒロインとちょっと違って
親しみやすさはあんまりないキャラだから、高貴と言えないこともない。
65 :
なまえ_____かえす日:03/10/31 00:39 ID:qDKwf89b
アニメの名作劇場はかなり人物のイメージ変わるね。ポリアンナなんかチビすぎて…ピンとこなかった記憶が。幼稚園児サイズなんだもん(´・ω・`)セ―ラもなんだかなあ。
名劇版「あしながおじさん」のジュディが通うのも、カレッジからハイスクールに
設定変えてあったね。おかげでジャービスにロリ疑惑が・・・w
なによりキャラデザがブサイクだったので、ロクに見ていないが。
NHKアニメの「秘密の花園」は、メアリーのワタアメみたいな金髪がイメージ
ちがいすぎでガクゼン。「メアリー、チャチャチャ!」とかいうわけわからん
主題歌にポカーンだった。こちらもロクに見ていない。
数年前の映画版(コッポラが製作にかかわっていたと思うが、監督は女性だった)
は、なかなか健闘していたかな。子役のキャラはたいして立ってなかったけど。
>>63 それは「小公女」のことですか?訳によるのかな?川端訳にはなかったなぁ、
少なくとも「ナマステ」という言葉は。
ラム・ダスの説明も、川端訳では「インド人の水夫」(そのまんまやな)だけど
他の訳本では「ラスカー」となっていたっけ。
>>62 今日CSでダイジェストやってたんだけど、不幸・いじめられ部分が
やたら強調されてたよw
69 :
なまえ_____かえす日:03/11/04 16:14 ID:IPu7hltW
>>66 名劇版あしながおじさんは、キャラデザの抵抗を乗り越えて見て見ると、
なかなかの名作ですよ。
NHKのひみつの花園については禿同!ですが。
ところで文月今日子さんが描かれた漫画版ひみつの花園は、傑作です。
いちど読まれてみては?
ブクオフ等でよくみかけますよ。
71 :
63:03/11/05 04:05 ID:VgOWW17V
>>67 セーラがラム・ダスに「ナマステ」って挨拶してたのは
アニメ版だけだったかも…。自信無いです。
72 :
66:03/11/05 18:37 ID:qjvdkJCx
うわ、レスいっぱいいただけてる!ありがとうございます。長くてスマソだがお返事をば。
>>69 名劇版あしながおじさん・・・どーもあのニンジン娘(ふるっ!)みたいなジュディに
抵抗あるんですが・・・ちょっと見てみたくなりました。
文月今日子版「秘密の花園」は大いに興味あります。こういう名作の漫画化って
画面に力のない作品になりがちだけど、文月さんならうまく料理してくれてそうですね。
>>70 そうでした、ありがとうございます。三人の子供の微妙な三角関係(と言うと
大袈裟か?)がさりげなく描かれてたのを覚えています。
>>71 アニメのラム・ダスは結構色白で、若いお兄さんという感じでしたね。
私は川端訳がお気に入りなんですが、いちばん初めに読んだバージョンは集英社の
吉田比砂子氏の抄訳版(子どものための世界名作文学)なんで、その挿し絵の
イメージも結構強いです。その挿し絵ではセーラの髪はストレートなんですが。
>66
「ぎゃ・く・て・ん・タイフーン」てやつでしたっけ、NHKの主題歌?
あれには目眩がしたなー。
映画は風景やお屋敷の映像が美しかったですね。
三角関係はその後のことを考えるとちょっとおもしろそう。
身分のことを考えれば、ディコンに勝ち目はないのかな?とか。
私はコリンが好きでしたわ。
74 :
なまえ_____かえす日:03/11/08 17:19 ID:9Jcj1p3n
私が消防の頃買い与えられた小公女(消防向け)は
「青い目と金髪」でした。後年完訳版見てビクーリ。
誰かこのインチキ訳本読んだ事ある方いませんか?
75 :
なまえ_____かえす日:03/11/11 20:49 ID:ZVahxqJ9
よくセーラは「つらいときにもやさしさをうしないませんでした」
という「やさしい子」として語られる。でもこれは間違いだ。
勝手にそういう話にしたてるアニメやダイジェスト本の責任は大きい。
小公女はこれ前編「誇り」がテーマなのである。極限状態に
おかれても自尊心を失わないという難業をやりとげた少女のお話なんである。
普通ならおなかがすいたら、もう自尊心なんて捨てちゃって、こじきでも
なんでもしてしまうのに。
セーラは別にやさしくない。セーラが貧しい人に施すのは
ノブレス・オブリージュの精神であって、やさしいからではない。
たとえばセーラはベッキーにやさしいけど、ベッキーを完全に自分より
下の人間としてみている。「かわいそうなベッキーのようになっては
いけない」と考えてこっそり勉強したりする。もし私なら、私を自分より下の
人間と考える人となんか、その人がどんなにやさしい人でも友達に
なんかなれない。でも19世紀イギリスの階級社会ではセーラがベッキーより
上なのは当然とベッキー自身も思っているのでベッキーはセーラを愛してる。
こじきにパンをあげたりするけど、自分がこじきと思われるのは我慢ならない。
弁護士の子供がお金をセーラにめぐむあたりの描写は、セーラがアンヌに
パンをめぐむシーンを対比をなしていて、そのへんすごく面白いよ。
小公女が好きというと、人は私を「夢見がちな大人」みたいに言うけど、
セーラは本当に大人が読んでもセーラに脅威を感じてしまうと思う
>セーラは別にやさしくない。
目下の者に対する心配りも優しさのうちだと思う。
でも、ほぼ同意だよ。
77 :
なまえ_____かえす日:03/11/14 15:45 ID:F9tVlNjK
「不幸な境遇でも誇りを忘れなかった」
バーネットはたぶんマリーアントワネットの話を
よんで小公女の物語を思いついたんじゃないかと思う
物語の中にアントワネットでてくるし。
アントワネットはセーラみたいに立派じゃなかったけど
カーライルの「フランス革命」。
大人になったら読もうと思っていたのだが、まだ果たせずにいる。
小公女に見られる階級意識についての突っ込みを読んで、
自分がこの作品を気に入った一因がそれだということに気付いた。
現代的な価値観で皆対等で平等、でないあたりが良かったんだな。
80 :
なまえ_____かえす日:03/11/17 13:55 ID:Ez8xn7AH
>79
どうして?階級のどこが気に入ったの?
81 :
79:03/11/17 16:08 ID:ibkDUIl9
>80
目下の者に情けをかけるセーラの立場にも、
目上の者を尊敬するベッキーの立場にも、
物語世界の役割分担としてそれぞれ感情移入しやすかったんです。
現実の現代日本には見当たらない関係性だったし。
82 :
なまえ_____かえす日:03/11/22 01:18 ID:BpSUgFJo
若松賤子訳『小公子』(最初の邦訳)では、
悪女ミンナの名前が「おミナ」と訳されている。おミナさん…日本人かい!
あぼーん
84 :
なまえ_____かえす日:03/12/03 23:48 ID:iO0S7ckv
小公女も最初に邦訳したのは若松賤子さんなのかね?
タイトルを直訳しなかったのはセンスがいいな。
■■自宅でパソコン1台で稼げます。■■
■■始まったばかりのビジネスでほとんどの人は知りません。■■
■■詳しく知りたい方は「2ちゃんをみて」とメールをください。■■
86 :
なまえ_____かえす日:03/12/04 12:54 ID:Yedgbgc8
>84
そうですよ。フェリス女学院の前進である私塾
で英語を習い、アメリカ人もかなわないほど
すばらしい英文を書いたとか。
明治の初めの当時、最も英語のできる日本人の
一人だったようです。
>>16 >>18>>47 おもいっきり遅レスですが
私も川端康成訳の小公女で育ちましたよ。
ちなみに
>>16にあるポプラ社の名作全集です。懐かしぃ〜
貧乏な家で、玩具とかは一つも持ってなかった(マジ)んですけど
ポプラ社名作全集だけは何年もかけて全巻揃えてもらいましたよ
小公子も、このシリーズので読みましたです
88 :
なまえ_____かえす日:03/12/12 16:05 ID:SLPo1Tyh
根性悪は乙女の証 by嶽本のばら
89 :
なまえ_____かえす日:03/12/12 17:04 ID:RV0JoAEZ
ポプラ社の小公女買って読んだけど完訳じゃなかった。ウツだ。
昔の思い出のとおりの完訳の本が欲しい。
上を読むと偕成者版が完訳みたいだからアマゾンで注文しようっと。
90 :
なまえ_____かえす日:03/12/14 04:28 ID:Rcr13s4h
昭和2年に小学生文庫で出版された、菊池寛訳の「小公女」気に入ってます!
完訳でないのは残念だけど、文章や文字表記が古臭いのも味があっていい。
特に「プリンセス」が「宮様」という言葉に当て字されていたのには笑ったな。
そして、挿絵がなかなか綺麗なんだよ〜。
当時の絵柄が逆に新鮮で、就寝中のセーラなんて萌えキャラに描かれてるし。
91 :
なまえ_____かえす日:03/12/14 10:07 ID:YUA0NQon
セーラ「本を読んでるときじゃまされると、ほっぺたをぶたれたような気がする、そして私もぶちかえしたくなる。」
この部分でセーラ大好きになりました。
しかし若松さんの翻訳はまだ言文一致体が完成してなかった頃の
ものなので、今読むと笑ってしまう。
「〜です。」って文体がなかったので、若松さんが採用したのは
「〜かった」っていう言葉遣い。
小公女は完訳せず病没したんだけど、小公子の訳なんてかなり
ぶっとんでおられます。以下引用。
セドリツクには誰(たれ)も云ふて聞せる人が有ませんかつたから、
何も知らないでゐたのでした。
おとつさんは、イギリス人だつたと云ふこと丈は、おつかさんに聞ゐて、
知つてゐましたが、おとつさんの没したのは、極く少さいうちでしたから、
よく記臆して居ませんで、たゞ大きな人で、眼が浅黄色で、頬髯が長くつて、
時々肩へ乗せて坐敷中を連れ廻られたことの面白かつたこと丈しか、
ハツキリとは記臆てゐませんかつた。
おとつさんがおなくなりなさつてからは、おつかさんに余りおとつさんのことを云ぬ方が好と云ことは子供ごヽろにも分りました。
トリビアでハイジの名前が昔の訳では楓になってたって
やってたけど、小公女はそういう訳本はなかったのかなぁ・・・
古い本だと「サアラ」になってるのはあるけどね。
95 :
なまえ_____かえす日:03/12/26 14:36 ID:fcMK4bwS
セドリックとセーラは、環境が激変しても性格の良さが変わらなかった。
メアリーは、環境が変わったことが成長のきっかけになった。
テーマは違うけど、変わらないことも、変わることも大切。
96 :
なまえ_____かえす日:04/01/03 23:23 ID:iC/nzszG
バーネットのベストセラーの一つだという
「かわいい聖女エリザベス」ってどっかから出版されてんのかね。
"Editha's Burglar"?
>>96 amazon.comに書評があるのだがよく意味がわからない。
98 :
なまえ_____かえす日:04/01/09 01:59 ID:VpuMgzPU
数年前につくられた、小公女の映画版見たことある人いる〜?
セーラがずいぶんと勝気娘で、ベッキーが黒人なやつ。
見た。背景は第一次世界大戦。舞台はニューヨーク?
ファッションが素敵でしたわ。
主役の娘は、唇のあたりが気品に欠ける顔立ちで萎えたが。
でも少し日焼けしていたあたりが、インド帰りらしいかもしれない。
一般的なセーラのイメージとはずれていても。
>>98-100 主演リーセル・マシューズだっけ?セーラにしては少しポッチャリに見えたけど
キャラの描き方の点では今まで見た「小公女」の映像化作品の中では最も良かったかな。
セーラの性格を必要以上にみじめっぽく描いてないのが好感もてた。
ところどころ設定の改変はあったけど、まあ許容範囲。
でもやっぱり最後にはみんないい人、にしたいものなのかねぇ・・・。
103 :
なまえ_____かえす日:04/01/19 20:38 ID:E3nXtK4I
>>99 舞台は気に入らなかったが、あの制服はかなり(・∀・)イイ!!
子供がいて裁縫が得意だったら作って着せたかった・・・
105 :
なまえ_____かえす日:04/01/23 17:54 ID:MWZehM9/
映画版では、エミリー人形が安っぽかったな。
エミリー人形はすごいあこがれたなぁ・・・
今でもビスクドールの展示会とかあるとついエミリーを探してしまうw
セドリック、セーラ、メアリーと、バーネット作品の主人公は理想から現実に
近づいている感じですね(私は小生意気なセーラが好き)。
メアリーも勿論いいけど、あの作品の主人公は彼女というよりヨークシャーの自然
という感じがするし。ラストシーンに彼女がいないのも昔は納得いかなかったw
107 :
なまえ_____かえす日:04/01/28 08:43 ID:vmxJSaHJ
>>106 あー、そうですね。確かにラストにメアリがいない。何十回も読んだのに今しっかり気づいたよ。
コリンをどなりつける彼女は大好き。ディッコンをすぐ好きになる彼女もよかった。
ストーリーが進むにつれ、影がうすくなって残念だ。
108 :
106:04/01/28 22:45 ID:U+XRSLqn
そうなんですよ!(となぜかリキむ)なんかコリン坊ちゃんにいいとこどりされた
ように思えて・・・いや別にコリンも嫌いじゃないんですが。
既出だったかもしれないけど昔NHKの海外ドラマ版「秘密の花園」が放送されて
そこではラストが改変されてたっけ。ディッコンが第一次大戦に出征、戦死して
生き残って花園で再会したメアリーとコリンが結ばれる、とかいうような。
たしかに演出としてはアリな手なんだろうけど、なんか夢がない気がしたなぁ・・・
109 :
なまえ_____かえす日:04/02/04 12:34 ID:yD5xy29q
日韓併合後、在日朝鮮人は伝統的な身分秩序や貧困から逃れるため、自らの意思で朝鮮半島を
脱出して日本に渡ってきました。
日本がポツダム宣言を受け入れると在日たちは「戦勝国民」であると主張し、「朝鮮進駐軍」
を名乗り、各地で暴れ始めました。日本の男たちは戦場に駆出され、残っていたのは女子供老人
ばかり。不逞鮮人たちはやりたい放題で、駅前の一等地は朝鮮人に占領されました。 もちろん、
そこに住んでいた日本人女性は容赦なく強姦され追放されたのです。
当然、日本人は在日を強く憎むようになりました。そのため、在日朝鮮人たちは日本名を名乗
るようになりました。朝鮮名を名乗ることは自分が犯罪者だと宣言しているようなものだからで
す。
朝鮮人たちは共産主義者と組み、マスコミを使って歴史の捏造を始めました。 「強制連行さ
れて来た」「土地を奪われて仕方なく来た」等々。そして強姦犯罪を謝罪せず、土地を占拠し続
けながら「俺たちは何も悪いことをしていないのに差別される」「不当な差別を受けている」
「謂れなき差別を受けている」等と宣伝しました。
朝鮮進駐軍を知らない世代の日本人は在日に対して罪悪感を持つようになりました。
在日たちは占領した一等地で事業を始めました。 それが「パチンコ」です。今でもパチンコ
業者の8割は在日です。パチンコは30兆円産業。何と自動車産業よりも規模が大きいのです。
パチンコ業界は脱税と、北朝鮮への送金で知られます。「日本のパチンコがある限り、我が国は
安泰だ(金正日)」 日本の政治家にもパチンコの金が流れています。だから「パチンコ、パチ
スロはギャンブルではない」等という馬鹿げた論理がまかり通っているのです。
祖母や曾祖母が朝鮮人に強姦された場所でパチンコやスロットを楽しんだり、朝鮮の民族料理
である焼肉を食べる・・・ これは「日本人」以前に「人間として」恥ずべき行為ではないでしょうか。
さっきNHKで小公子のドラマやってたね。
111 :
なまえ_____かえす日:04/02/06 21:46 ID:8hCtiXGM
>こじきにパンをあげたりするけど、自分がこじきと思われるのは我慢ならない。
弁護士の子供がお金をセーラにめぐむあたりの描写は、セーラがアンヌに
パンをめぐむシーンを対比をなしていて、そのへんすごく面白いよ。
弁護士の子供は別に腹をへらしていたわけでもないし、彼が
セーラにお金をあげたのはまさに「ノブレス・オブリージュの精神」だろう。
だが、セーラの場合はどうだったのか?
彼女は自分がプリンセスだから、そうしたわけではないだろう。
目の前に自分より飢えた人間がいたから助けただけでは。
112 :
なまえ_____かえす日:04/02/07 16:59 ID:n7rfFx39
>>111 その場面でのセーラの心理描写には、
貧しい者に対するプリンセスとしての義務感が表れてると思うよ。
プリンセスとして以前に、人間としての思いやりもあっただろうので
>>75の「セーラは別に優しくない」ってのも違うと思うけど。
>>75さんは、世間一般の「小公女」のイメージに挑戦する意味であえて
「セーラは別に優しくない」と少々過激な表現を使われたのだと思ったけど・・・
私が何より憧れたのは、タカビー(死語?)に見られようとも誇りを保とうとするセーラの姿。
日本社会では「プライドの高い奴」って誉め言葉では使わないことが多い気がする
自分の意志を殺してでも人に尽くすのが美徳とされがちで、それもあるべき姿かも
しれないけど、誇りを持つことの大切さってあまり重用視してないように思う。
「それは違うんだよ、子供でも誇りを持つことは大切なことなんだよ」というのを
セーラは体現していたと思う。大人あいてでも臆せず上品にたちむかうセーラは
子供の頃の私にとってはヒーローだった。今思えば幼稚な誇りかもしれないけれど。
114 :
なまえ_____かえす日:04/02/09 17:49 ID:Jq+OmbmM
「秘密の花園」で、みんなで外で食べるバケツに入ったしぼりたてのミルクやふかしたジャガイモやらがなんともおいしそうで。
ディッコンのおかあさんにお金の負担をかけちゃいけないってちゃんと気づくとこもいい。
115 :
なまえ_____かえす日:04/02/12 01:16 ID:b9QMVQF6
ワーナーの映画版「秘密の花園」観たよ。
映像がとっても綺麗!イングリッシュガーデン憧れる〜。ヒースの原も鮮やかだった。
ストーリーも原作に忠実に、丁寧に作ってるね。
子役もはまってるし、成長の過程も描かれていて満足。
そういや、メドロックやってた人ってハリポタのマクゴナガル先生かな?
116 :
なまえ_____かえす日:04/02/12 12:35 ID:VG78tTaH
>>114 あのページ読むとお腹が空きますw
>>115 あたり>メドロック=マクゴナガル先生
母親どうしが双子だったとか、熱病でなく地震で
親を亡くしたという設定に変わってはいたけど、
許容範囲ではあると思う。
117 :
なまえ_____かえす日:04/02/13 19:11 ID:SBfn4PYG
75です。
>111
あのとき、セーラ自身もアンヌに負けないくらいひもじかったのです。
だからパンをあげるとき「手がぶるっと震えた」りしたのです。
お腹がすいてすいて仕方のない子どもが、今度いつ手に入るとも
わからない食べ物を他の人に譲る、という行為
は私たちが考えている以上に非常に難しいと思います。
バーネットは貧困に苦しんだので、飢えは本人も体験していると思われます。
セーラがそれでもパンをあげたのは自分がプリンセスだという自覚を
持っていたからです。
お金持ちの子どもとの対比は、同じ「めぐまれた」側に立ったセーラと
アンヌの行動の違い、同じ「めぐむ」立場にたった子どもとセーラの
意識の違いが鮮明だったからです。子どもにとってあのお金をあげるのは
なんでもなかったけど、セーラにとってパンを譲ることはそれこそ兵隊として
戦う以上の勇気がいった。それから子どもがお金をあげるシーンは、実は
本当にめぐまれたのは子どもの方だった。セーラは「私はこじきではない」といって
はねのけたい気持ちもあったけど、子どもの気持ちを考えて受け取った。
本当は子どもの方がセーラから与えられたのです、「思いやり」をね。
ところで、子どものころ、セーラが自分をこじきと思われるのを非常に
嫌がった理由がわかりませんでした。これは「こじきは卑しい存在」という
意識があって初めて理解できる感情ですね。
118 :
なまえ_____かえす日:04/02/13 19:14 ID:SBfn4PYG
追加
113さん、代わりに解説してくれてありがとうございました。
自分がセーラの立場だったどうするだろうかと最近考えますね。
@セーラのように、人から見下されるくらいなら飢えて死ぬ方がまし、と
考えるか
Aこじきでも何でもして、絶対生き延びてやる!!と考えるか
119 :
なまえ_____かえす日:04/02/13 19:16 ID:SBfn4PYG
さらに追加
子どもがセーラから与えてもらったのは「思いやり」という
よりは「人と助けた幸せ気分」だと考えるとよりわかりやすいと思います。
セーラは、子どもにそういう気持ちを楽しんでもらいたい、傷つけたくない
と考えてあえて受けとったのですね。
長文失礼しました。
>>118 セーラが実際「人から見下されるくらいなら飢えて死ぬ方がまし」とまで思ってたか
どうかは別として、たしかに考えてしまうとこではありますね・・・
極限状況に追い込まれたとき、どう生きるか。
例えば「風と共に去りぬ」のスカーレットが「家族を決して飢えさせない、その為には
人殺しだってやる」と決意したのに比べたら(児童書じゃないけどw)セーラの
「渇しても盗泉の水は飲まず」みたいな考えは甘い理想に過ぎないんだろうけど
やっぱり「公女さまのつもり」も心の片隅に持ってたいな、なんて思うのですよ。
・・・なんか恥ずかしくなってきた(^_^;私も長文でごめん。
121 :
なまえ_____かえす日:04/02/24 14:35 ID:GvabLsco
>ところで、子どものころ、セーラが自分をこじきと思われるのを非常に
嫌がった理由がわかりませんでした。これは「こじきは卑しい存在」という
意識があって初めて理解できる感情ですね。
他人から、(たとえ善意からであっても)可哀想な人だと同情されるのは
その人にとっては結構つらいものなんですけどね。
セーラは自分が他人から可哀想と思われる自分がみじめで泣いたのでしょう。
こういうのは、実際経験したことのない人にはわからないでしょうけど。
経験しないほうがいいですけどね(笑)。
122 :
なまえ_____かえす日:04/02/24 16:07 ID:rwdo/xZE
私も「こじきをしてでも生き抜いてやる」に
スカーレットを思い浮かべました!
セーラの気高さとスカーレットのたくましさ
ではスカーレットに軍配があがるかな。
セーラはいわばメラニータイプ。
セーラやメラニーのあり方もまた別の強さたくましさでは
ありますが。
児童書スレからずれました。スマソ
123 :
なまえ_____かえす日:04/02/24 19:58 ID:qyvn8Fle
bbb
>>121 >他人から、(たとえ善意からであっても)可哀想な人だと同情されるのは
その人にとっては結構つらいものなんですけどね。
セーラは自分が他人から可哀想と思われる自分がみじめで泣いたのでしょう。
その見方、目からウロコです。誇り高いセーラには、たとえ善意の同情であっても
非常につらいものだった、というのは納得がいきます。
「あしながおじさん」の主人公ジュディも同情されるのを非常に嫌っていましたね。
慈善箱のエピソード(孤児院出身で服にも事欠く彼女のために、同級生がその箱に
服を恵んでくれる。ジュディはその生徒の隣に座らされ、屈辱的な思いをしながら
授業を受けなくてはならなかった)とか、けっこう率直に語られていますよね。
もちろん人助けは大事だし、同情が全て悪いんじゃないけど難しいとこですね・・・
またまたスレ違いで失礼。
125 :
なまえ_____かえす日:04/03/05 17:26 ID:WCkFAeX2
アメリアセンセのブチ切れシーンは何度読んでも小気味いいですね。
自分も一発逆転いいたいことすべてをあれだけ上手に言いたいもんです。
「言いかけたからにはおしまいまで言ってしまいますよ!」←カッコイイ
バーネット作品では「秘密の花園」が一番好き。
今日久しぶりに映画観たけど、わりと階級社会ってのが出てるね。
ディコンとくっつくのはやっぱ無理かなぁ。
どっちとのカップリングも臭わせるような描写があったので、
これからの三人について考えてしまったよ。
映画「小公女」のラストには驚いたね。
ネタバレはしないほうがいいのかな?
セーラ役の女の子は割と好きだったが、
ラムダスさんは怖かった・・・
>126
コリンしだいって感じがする。
コリンがあのままわがまま放題だったらメアリはディコンにいきそう。
ドロドロの三角関係になったらヤだなw
なんかそんなふうな続編がすでにアメリカで出版されているらしいぞ。
コリン→メアリー→ディコン って気がするなあ。
メアリーにとって、コリンはただの従兄弟であり遊び相手で、
ディコンはまだ何もわかってない。
131 :
なまえ_____かえす日:04/04/02 04:20 ID:xdND6xDo
確かにこの三人の設定,大人だったらまんま
チ ャ タ レ イ 夫 人 の 恋 人
だからなあ。
ひよわな夫(館の主人)
不満に満ちているが何が不満なのか自分で判らない妻(館で一番位の高い女人)
自然に親しみ生命力にあふれる野性的な森番(これはそのままか)
まあ18世紀フランス貴族あたりだと健全な夫婦関係は四人で営むものだしなあ。
(とりわけ妻の愛人と夫とは友情で結ばれるのが粋だとされてるし)
「小公女」及び「秘密の花園」は、
どの訳を読めば一番いいのかな。
私は小公女は子供用のを、花園は新潮文庫を
読んだっきり。
でも映画では確か、ディコンは戦争で…
135 :
なまえ_____かえす日:04/04/29 23:18 ID:ivfhLviH
>>134 すごい昔のモノクロ映画でしょ? 三人が大人になってからの物語が描かれているの。
あれ、あの映画だけのオリジナルでは?
ワーナー作品のは綺麗だね。リンダ・ロンシュタットのエンディング曲もいいね。
チョト自慢なんだけど、数年前にイギリスで、『秘密の花園』の飛び出す絵本をゲトした。
絵本…つーか、360°広げると、家と庭になる。で、付属の紙の人形で遊べる。
136 :
なまえ_____かえす日:04/05/04 08:38 ID:atWcR+qz
紙人形とかぬりえとかシールとか、意外と関連商品出てますね。
138 :
なまえ_____かえす日:04/05/12 01:07 ID:EnqK2m7O
>>135 モノクロ映画じゃなくて、リメイクされた?新しい奴も
映画版のラストで大人になったコリンとメアリーが出てきて
ディコンが戦争で死んだ話をしてたような気がしたけど、違うかな?
139 :
なまえ_____かえす日:04/06/05 01:49 ID:JVAP+O1q
「秘密の花園」で検索すると、エロサイトがイパーイ出てくるよ
>139
「美女と野獣」も同じく。
>>138 NHKで見た覚えあります。れっきとしたカラー作品だった。
あまり覚えてないけど、けっこう好きだった、オリジナル部分。
142 :
なまえ_____かえす日:04/06/29 21:35 ID:NHT8GPPx
カラーカラーカラー
こないだカートゥーンで秘密の花園のアニメやってました。
ちょっとだけ見たけど、メドロックさんが妖怪のような顔でした。
144 :
なまえ_____かえす日:04/07/27 23:44 ID:7bm/QwhE
「フランバーズ屋敷の人々」シリーズを読むと
やはり階級を超えた結婚は難しそう。
本人の意思とは関係ないところでもう染みついちゃってるものがあるし。
145 :
なまえ_____かえす日:04/08/01 22:28 ID:sGV3N2NN
最近名作劇場「赤毛のアン」見てるんですが結構原作に忠実ですよね。
(リアルタイムで見ていたがあまり記憶がないので)
クセのある主人公っていうのでは共通項あるように思うけど、やっぱ
世間にうけようとすると「セーラ」はああいう作品になっちゃうのかな。
両親が好きで(うちには本があるのに)私は1人で抗議していた。
特に父がはまっていて、「ああお父さんあんな娘が欲しいのね・・・」と思った。
セーラは、番組の起死回生を狙ったものだったらしいからな
147 :
なまえ_____かえす日:04/08/05 16:54 ID:wfC3/eZF
誰か『漂泊の王子』というバーネット作品をご存知ありませんか。
舞台はサマビア国、主人公はマルコ王子、昭和三十年代に偕成社が発行したと記憶しているのですが。
148 :
なまえ_____かえす日:04/08/06 07:53 ID:NaKhW4Ao
>>147 どんな感じのストーリーですか?漂泊ってなんだかドラマチックだぞ
The Lost Princeゆう話しやろか。
絶版やけどアマゾンから有料でダウンロードできるみたいやよ。
150 :
なまえ_____かえす日:04/08/20 13:40 ID:bEFjLqsP
小公女、がんばって原書で読んでたら、「お父様」が「Papa」なんだけど、パパってそんな感じの呼び名なの?
"Pa"より上品な呼び方なんじゃないか。
152 :
なまえ_____かえす日:04/09/17 12:37:06 ID:8JRgncnv
遅れましたが、たしかに149さんの言う通りでした。ありがとうございます。
153 :
なまえ_____かえす日:04/12/07 18:07:43 ID:bj/QuYZt
ほしゅ
154 :
1:04/12/24 16:02:18 ID:pApj/9yi
凄く今さらながら、バーネットのフルネームは
「フランシス・エリザ・ホジソン・バーネット」 ですね。
155 :
なまえ_____かえす日:05/02/04 17:38:18 ID:3Z+uQPnd
あげとく
セドリックは良い子なんだが、
こいつ自身はセーラとは違って何も痛い目にあってないんだよなあ。
有り余るほどのお金から、無造作に貧民に恵んで感謝されているだけ。
階級社会ではそれでいいんだろうが、こいつの立場が羨ましいだけである。
セーラはフランス語はなせるからパパなんじゃない?
以前海外ドラマでやってた「小公子」、好きだった。
セディのママンは感じのいい美人だったし、
「あの子をお渡しするのはあの子を愛しているからです」て言ったり
我が子のためにならないからと
伯爵が自分を嫌っていることをセディには秘密にしたり、
すばらしいレディであり母親だった。
セディより母親のほうが目当てで見てたな。
見てて癒された。
「小公女」の映画版でセーラを演じた子は、一万人ともいわれる
候補者の中からオーディションで選ばれたそうだけど
叔父がハイアット・ホテル・チェーンの創設者で、元々本人も
本物のお嬢さまでしょうから、役柄にあっていたのかも。
ところで、Sara (= Sarah)の語源はヘブライ語の「王女」なんですね。
知らなかった。
>>159 それは最新版の主演のリーセル・マシューズのことですか?
セーラのクールな美しさとはちょっと違う気もしたけど、可愛い女の子だったな
もうかなり大人になってるんだろうな。
関係ないけど川端訳の角川文庫版「小公女」本屋で見かけなくなって久しい。
やっぱり絶版になったんだろうか・・・(一応手元には持ってるけど)
伊藤整訳の新潮文庫版はよく見るけど、川端訳で馴染んでる自分はなんだか寂しいなあ。
161 :
なまえ_____かえす日:2005/04/29(金) 15:32:56 ID:9da8VnnC
>>160 そうです、リーセル・マシューズ。
児童書って、結構絶版になってるもの多いですね。
名著でも、古かったりするとなかなか手に入らない。
このスレを読んでいて、セーラの誇り高いキャラクターの話から
「そばかすの少年」のエンゼルを思い出したんですけど
この作品は漫画化したものしか読んでいなくて、原作を探したら
絶版になっていました。残念。
で、原作未読ですから確かなことは言えませんけど、
エンゼルも弱音を口にしない誇り高さがあって、暑さの中で飢え乾いてる時も
自分からは何も言わず、水と食べ物を持ってきてくれたそばかすに
「まあ―― 親切なんて言葉では言いたりないわ!
あたし こんなにのどがかわいて おなかがすいていることってなかったのよ。
でも 言うまいと思っていたの」って。
セーラよりタフで気が強くってお転婆というイメージですけど、
お金持ちの令嬢なのに家事みたいなこともこなすし、男顔負けな程勇気があって
分け隔てや偏見をせず、「レディ」と呼ばれるのに相応しい子でした。
ちょっとスレ違い、ごめんなさい。
162 :
160:2005/05/03(火) 16:00:54 ID:y+3ZVkLd
>>161 遅くなりましたけどレスありがとう。そばかすの少年は竹宮恵子の漫画が
有名ですよね。私は未読だけどちょっと読んでみたくなりました。
何年か前に角川文庫から出てた家庭小説のシリーズ(赤のギンガムチェックの表紙)
の中に「そばかす〜」もたしか入っていたけど、いつの間にか見かけなくなったな
あれも絶版になったのかなあ…嘆かわしい。図書館か古本屋をあたるか…
163 :
160:2005/05/03(火) 16:08:11 ID:y+3ZVkLd
書き込んだ後で気になって検索してみたら、まだ絶版ではないようでした。
たびたび失礼しました。
164 :
なまえ_____かえす日:2005/05/15(日) 18:39:20 ID:Xlnj2MnW
宮迫千鶴「母という経験」(学陽女性文庫)読んだ人いますか?
著者が大人になってから児童文学を再読するというスタンスで書いたもので
バーネット作品では小公女、小公子、秘密の花園をちょっとずつ取り上げてます
「だが、子どものころ、『小公女』を読んだことのある女の子なら、「誇り高さ」とは
どういうことかわかっているだろう。そう、『小公女』とは、少女の「誇り高さ」と
「やさしさ」をめぐる物語なのである。」
↑この一文がすごく好き。
165 :
なまえ_____かえす日:2005/05/31(火) 03:55:14 ID:f/sjeKh0
リトルプリンセスって映画、
面白かったです。セーラが美人系でなく可愛い系だったり
ベッキーが黒人だったり気になるところはあったけど
映像がすごくファンタジックで可愛かった。
ラヴィニアが漫画的悪者ではなく子供にいそうなやな子のところもよかったです。
小公女は誇り高いだけじゃなく負の感情や餓えとの葛藤も書かれているから、
子供ながらに共感できたんだと思います。
ああ、でもシーンによってはベッキーやアーミーの立場で読んでもいたかも。
アーミーが屋根裏に食べ物を持って来るところなんかアーミーの思いつきに
自分もうれしくなってました
>>42,50 苦楽をともにしたベッキーを自分と同格のお嬢様にせず、侍女にする そんなセーラに階級社会の限界を感じまする。
私も子供の頃は不満に感じたんですが大人になってからはちょっと
変わってきました。階級云々がなく現代的な考え方をしてもベッキー
をお嬢様にするのはどうかな?と。何の条件もなくセーラと同じものを
与えたら、あくまでセーラは与えてあげる「上」の立場、ベッキーは
ただ与えてもらう「下」の立場。保護者と被保護者という関係の友人
というか。メイドなら与えられる分ベッキーは働いてる訳だし、
友達、人間としてはその方が同格になるのでは。実際は階級社会だから
友達として同格ってのもないでしょうが…
167 :
なまえ_____かえす日:2005/06/18(土) 06:36:04 ID:HNQreewf
映画のシークレットガーデンを観ますた
今度原作も買ってみようかと思ってます
映画リトルプリンセス、制服が可愛かった。
自分に娘がいたら&作る技術があったら着せたい…
けど作れても似合わないだろうな、日本人じゃw
169 :
なまえ_____かえす日:2005/06/21(火) 01:50:59 ID:VDMpTs6s
飢え死にしかけているような人にいきなりパンを与えるのは危険らしい
いや、もちろんあの時のセーラにはあれ以上のことはできなかったんだけど
大金持ちになってからは、小さなパン屋に任せるような適当な方法じゃなくて
貧民の為にきちんとした慈善にいそしんで欲しいのですよ
170 :
なまえ_____かえす日:2005/06/21(火) 22:27:12 ID:6ZqQWfif
>>169 アンヌは飢えてはいたけど別に死にかけてはいなかったと思うが。っていうか
この物語はあんまりリアリズムで突き詰めて読んでもつまらないんじゃない?
ベッキーをお嬢様にしなかった云々の問題にしても、赤の他人の(心の絆は別に
して、法的にね)ベッキーが、クルー大尉の娘で遺産の相続人のセーラと同格に
扱われるべきと考える人がいるのが不思議。ミンチン学院と飢えと重労働から
ベッキーを救出したのはあくまでセーラの好意であって、義務じゃない。
171 :
169:2005/06/22(水) 00:53:35 ID:oD2nVkbu
>>170 死にかけっつうか、極度の栄養不良が続いた状態というか・・・。
セーラの財産の莫大さを思うと、あれだけではちょっとみみっちいかなと感じただけで
深く突っ込んだり突き詰めたいわけではない
以前の自分と同じような立場の子供から助けたく思ったのだろうし、物語の締めとしてはあれでよい
その後セーラが他の慈善に取り組むかは、脳内補完すれば良いし
ベッキーの件については私は全く同感で、何も言う事はない
アンヌに関しては、あれがベストだったと思うよ。
たとえ世界中の飢えてる子供に食べ物を配れるようにしたところで、根本的な解決にはならない。
ちゃんと働いて、その報酬で生活が出来るようにしないとダメなわけで
恵んでもらうだけの立場だったら乞食は一生乞食なんだから。
その点、セーラの「飢えた子供がいたらパンをあげて」というだけの願いよりも
パン屋のおばさんの「ただあげるだけじゃなくて、仕事もしてもらう」ほうが現実的だよね。
>>170 「死にかけ」てのは作中でもおかみさんに言われてたから、表現の問題。
あのパン屋は、あの後「ただでパンをくれる」という評判が広まって
乞食や下働きの子供がぞろぞろ寄り集まるところになるのかなーと思うと
無条件で良いことには思えないんだよなあ。
セーラは過去の自分のような苦しみを癒すというアイデアに夢中になっているんだろうけど、
もっと実際的に貧民の為になるやり方はあると思う。セーラだってまだ子供だし仕方ないかな。
174 :
なまえ_____かえす日:2005/07/02(土) 22:24:14 ID:kar3FUkX
どーも政治的に正しい見方をする人が多いんですね・・・
やっぱり社会との関わりを描こうとすると時代が出てしまうのは否めないということか。
外界との接点を遮断した「秘密の花園」の手法はその意味では賢いね
「小公女」はセーラが慈善事業に目覚める過程を描いた作品というわけじゃないから
あの後セーラが慈善事業にそれほど力を入れなかったとしても自分は構わないがな
(セーラがカネ持ってるだけのざあます夫人になるとも思わないから、おそらくは
大々的にでなく自然なスタンスで続けていっただろうと想像してるが)
指輪物語のフロドとサムもそうだけど、
セーラとベッキーのような主従関係かつ、苦楽を共にした親友同士ってのは好きだ。
パンとか物を与えるだけの慈善って、キリスト教的な考え方なんだと思うよ。
外国小説とか読んでると結構そういう話が出てくるし。
どの話でも何かあげるだけで、根本的な解決はしないんだなーと。
あしながおじさんで、神父さんが「神は人々を常に慈悲深くするために、貧しい者を作った」という話をして、
主人公が「それじゃあ貧乏人は有益な家畜みたいじゃないか」と怒るエピソードがあったけど
まさしく、そういう話での慈善って 貧しい人を自活できるようにするんじゃなくて、
食べ物や着る者を与えてやるだけのものなんだよね。
だからセーラのやりかたは あの世界では正しいことなんだと思うし、
むしろ仕事をさせてから食べ物をあたえたパン屋のおかみさんのほうが珍しい存在なのかも知れない。
ただ、根本的に乞食の子を救済できるのはパン屋のおかみさんのやりかたなので、
あの界隈に関しては パン屋のおかみさんに任せている限り
単に乞食の子がぞろぞろ集まるだけの場所になることはないんじゃないかな。
多分他の店の人なんかも説き伏せて 乞食の子に仕事を覚えさせるようにしたと思う。
ただ、セーラ自体は「与えるだけ」の慈善をするタイプだから
たとえ大々的に慈善事業を始めても、それほど良い結果にはならなかったんじゃないかな・・・。
177 :
なまえ_____かえす日:2005/07/03(日) 16:36:55 ID:Jn1okETu
しかしセーラに「根本的な解決」とやらを求めるのは酷ではないの?
セーラはマザーテレサじゃないよ。「与えるだけ」でも何もしないでいるより数段まし
このへん「小公女」作中でもカリスフォードさんの弁護士がちらっと触れていたけどね
(この町の屋根裏部屋をぜんぶきれいにしても他の町のは変わらないから仕方ない云々)
>>176 あしながおじさんのそのエピソードは印象的だった。でも続編ではジュディも結局
よくある慈善家になってるんじゃなかったっけ・・・続編読んでないけど。
続編ではジュディの親友のサリーがジュディに代わって
グリーア孤児院改革に大奮闘。(正直、このサリーはウェブスターの
分身ぽいなあとオモタ)
ジュディは孤児院の理事になって陰に日向に支援て立場だった。
(つまり出てこない)
二人の進路は、斎藤美奈子言うところの「社長になるか、社長夫人になるか」
だったわけですね。
>178
まあ、あれでジュディがばりばり活躍したら、サリーが活躍できなくなるし、
孤児院出のジュディではなく、何不自由なく育ったサリーが奮闘するからこ
そ、あれはあれでいいんだと思う。
あと精神病に関する解釈は、つまりあの当時の流行最新科学だったわけで。
・・・だよね?
今秘密の花園読みおわったけどラストじゃもうメアリーとディコンについては全く書かれてなくて(´・ω・`)ショボーンだった
182 :
なまえ_____かえす日:2005/07/19(火) 21:34:52 ID:ZClHLAFR
コリン嫌いじゃないけど、ラストシーンに関しては「何オマエ出張ってんだよ」と
言いたくなっちゃうなー。テ−マが巧妙にすりかえられたような違和感を覚えてしまう
>182
それに関してはひこ田中の分析が鋭かったと思う。
今原著で「秘密の花園」を読んでるんですが
マーサのヨークシャー訛りに頭抱えてます。
まさにポカーン(AA略)なメアリー状態。
だれの翻訳ですか?猪熊?
ポカーン...
187 :
AA:2005/07/25(月) 20:11:35 ID:mXbRQ4OY
( ゚д゚)
188 :
なまえ_____かえす日:2005/07/26(火) 22:00:35 ID:otcz6WvX
>>183 どんな内容でした?できればサワリだけでも(出典も)プリーズ
>188
「大人のための児童文学講座」っていう徳間書店から出版された本です。
人に聞かずに自分で読むのが一番かと。
190 :
なまえ_____かえす日:2005/07/30(土) 12:42:56 ID:BJ3JwZux
>>189 ありがとう。本屋か図書館でさがしてみます。
191 :
なまえ_____かえす日:2005/08/10(水) 02:40:46 ID:aW+zBita
話もどしてごめん
セーラがベッキーを侍女にした件だけど、ベッキーは家族にお金を
送ってあげなくてはならないので、セーラが高給で雇ってあげた・・と
理解してたです。侍女というのも、お金をあげるための名目だけで
仕事でこきつかったりしなかったんじゃないかと、想像してます。
192 :
なまえ_____かえす日:2005/08/10(水) 02:44:30 ID:aW+zBita
あとね、飢えた女の子にパンをあげたのも、ただ単純にそうしたい
という衝動が、自分の飢えに勝ったからだと思った。
(親の教育で植えつけられた脊髄反射みたいなもん?)
頭で論理的に思考した結果の行動じゃなかったとオモウ。子供だし。
193 :
なまえ_____かえす日:2005/08/10(水) 13:17:09 ID:i+UxxTYQ
あ,ベッキーを侍女にした件で私も質問。
この場合の「侍女」って、身の回りの世話をしたりする「小間使い」なのか
住み込みの女友達役・お話相手の「コンパニオン」なのか、どっちなんだろう。
原文だとどうなってるの? 教えて偉い人。
個人的にはコンパニオンだとおもってるんだけど…
ベッキーは屋根裏生活中も、セーラの簡単な世話とかしてたっぽいかて描写があったから
それの延長で 要するに「今の関係のまま一緒に居ようよ」って感じなんだと思う。
屋根裏生活中も、友達ではありつつも完全な対等ではなかったぽいし。
多分コンパニオン扱いでベッキーを連れてっても、
結局セーラの身の回りの世話とかしちゃいそうだし・・・。
屋根裏部屋「ひとりぼっち」シンデレラ「門限・・・夕方の友達との別れ」
寄宿学校「あこがれ」などのキーワードから
仲の良いベッキーとずっと一緒にいたい・・・と思っただけなんじゃないかなぁ
侍女というのはあまり関係ないはず
幼いころ同級生と交わした「けっこん」の約束や
友達が家に泊まって行くときの喜び。そんな子供らしい気持ちなんじゃないの(笑
197 :
なまえ_____かえす日:2005/08/15(月) 18:48:22 ID:NOWE6lJk
映画の秘密の花園見たけど、あれの原作はそんなにいいの?
割といい映画だったけど、見た後で原作読みたくはならなかった・・・。
でも名著だって聞いているので興味持ってます。
アドバイスおねがい。
アドバイスお願いも何も、自分で読んでみなよとしか言いようがないし。
199 :
なまえ_____かえす日 :2005/08/16(火) 02:41:58 ID:HpsnRRa2
どなたか、アメリカ版のreturn to the secret garden っていう
秘密の花園の続編(バーネット作ではありません)を読んだ方は
いらっしゃますか?あまり評判はよくないって聞いたのですが・・・
どんなんだろなぁって思って。なんでも、最近この本絶版になってしまったらしく
値段がいま恐ろしくはねあがってて(697円が4,829円ってどうよ?(涙)
買おうか、買わないかちょっと悩んでて(っていいながら買っちゃいそうですけど)
情報お願いします(>人<)
200 :
199:2005/08/16(火) 02:56:10 ID:HpsnRRa2
↑結局我慢できなくって買っちゃった(笑)
15分しか経ってないじゃねーか!
読んだら感想きぼんぬ。
ハイジの続編やパレアナの続編も作者が書いたやつじゃないが出回ってるって言うし、
外国ってそういうの多いのかなぁ?(ハイジは日本にも翻訳版があるが…)
もともとの作者が書いたんでなかったら同人誌みたいなもんだよな、と思うんだが。
202 :
199:2005/08/16(火) 15:21:18 ID:HpsnRRa2
>201さん
あはは 勢いのいいレスありがとー!
もぉ、ダメだ。気になっちゃって、気になっちゃって
ディッコン死ぬなよぅーー(涙)
あい、感想は本を手に入れて読み終わったらお知らせします
約束!(手に入るまで、1カ月かかるそうな・・・)
203 :
なまえ_____かえす日:2005/08/30(火) 02:02:47 ID:uiZJ0zL/
萩本欽一さんは昔、住んでたアパートに出るゴ〇ブ〇と仲良くしてて、
エサやったりしてたのに、ある日来訪した欽ちゃんの友人が見つけて殺してしまったらしい、
という話を聞いて、セーラが屋根裏部屋でネズミ飼ってたことを思い出した母。
でも子供の頃の素直な気持ちとして、ねずみを飼ってみたいと思ったことないか?
おれは親が嫌がるのが不思議だった。
それから、人の好き嫌いの無い子供って少なからずいるよな。毎日遊びに来てくれて親を喜ばせる。
目に映るものすべてが目新しく友達に見えるのだろうか。
そんな姿をみると大人は感動するよね
オレ「家にねずみがいたんだ二匹捕まえたら一匹あげるよ。」
友達「本当?」
ハムスターだと思ってた。
206 :
なまえ_____かえす日:2005/09/17(土) 22:24:01 ID:ljih7Rn/
>>189の「大人のための児童文学講座」読みました。批評としては面白いんだが
なにぶん1作品1ページ半しか割かれてないのは正直物足りない…(ガイド本という
本の性格上しょうがないんですが)著者が個人的に思い入れのある作品があるならば
そういうのも語ってほしかったかな。
「小公子」の主人公について、世の中の影や闇の部分を知ることを許されない
世界一不幸な子供だ、と評してるのは目からウロコ。たしかに一生あの調子で
生きていくのは本人も周りもキツそう。っていうかセドリック長生きしなさそう。
セドリックは「みどりの指」のチトと同じで、「天使だったのです」的に昇天するのでしょう。
年頃になってチソコ立ったりお母様に反抗するセディはありえないのでw
清らかな心の持ち主は、みな病気などで昇天するのがあの頃の少女小説のデフォ。
例:若草物語のベス
セドリックの異様なまでの清らかさ、汚れなさはあの当時のショタコン文学だったんだな、と。
208 :
なまえ_____かえす日:2005/09/19(月) 13:49:20 ID:cqG11dLW
あー…みどりの指、なるほどね。星の王子様とかもそういう系譜っぽいですね
アニメ「小公子セディ」を偶然チラ見した時、どういう流れかわからんけど
セドリックがおばさんに向かって「帰れ!」と怒っている場面があってすごく
違和感あったな。セドリックはそういうキャラじゃないだろー、と。
逆に「小公女セーラ」は、原作のセーラの毒気が抜かれすぎててイヤ。
209 :
なまえ_____かえす日:2005/09/20(火) 15:40:37 ID:wIflXQiJ
溺愛していた息子がモデルだから、ショタコン文学というのもうなずけるかもw
ところで改めて「小公子」を読み直してみたいんですが、
現在どこの出版社が訳本を発行しているんでしょうか??
「小公子」「小公女」は小学生の頃にしか読んでいないのだけど、
中2の時に読んだ「秘密の花園」と同じ作者だったとは・・・・
あれから20ン年、今の今まで気づきませんでした。
バーネットさん、ごめんなさい。<(_ _)>
211 :
なまえ_____かえす日:2005/10/14(金) 17:50:02 ID:lULfgy+z
バーネットをインターネットで調べたら、子供の頃から貧乏に苦しみ
這い上がって来たとありました。
その点、同じ作家でも、ウェブスター、モンゴメリのように、生活の不安の
ない上流・中流家庭の令嬢が自己表現のために書いた作家というよりも、
生活のため書き続けたという感じがします。人物像としては、同時代の
女性作家よりも、ディケンズのような男性作家に近いと思われます。
そんな経歴の作家は、読者の受けを狙った設定の作品を書くような
イメージがしますが、バーネットの作品も、そんな批判をうけたことが
ありますか?
212 :
なまえ_____かえす日:2005/10/16(日) 12:18:57 ID:l+bt9cCI
バーネットさんの人となりを象徴するようなエピソードはありますか?
作品のどんな所にバーネットさんの特徴があって、不純な所があるとすればどんな所?
どうした?レポートでも書くのか?
レポートって宿題のことですか。
意地悪しないで教えてよ。他の作品をよんでいる人だったら比較も出来るかな、、と思って質問しただけだよ
>>215さん教えてちゃん!
("MISTRESS MARY QUITE CONTRARY"の節で嫁)
>>212にも書いてあるように、
このスレの
>>1-30ぐらいに情報がありますよ。
角川文庫「小公女」のあとがきにバーネットさんのことが書いてあるよ。
それから「メイの天使」ってイギリスの小説には、現在も影響力のある「小公女」を暗に批判する記述があった。
218 :
なまえ_____かえす日:2005/11/05(土) 17:17:03 ID:qQ67v+rX
貧しかった自分の少女時代をモデルに「小公女」を書き、
自分の息子をモデルに「小公子」を書いた、とどこかで読んだときは
「いや、この人ずいぶんいい性格してるなあ」と思った。
219 :
なまえ_____かえす日:2005/11/15(火) 02:18:01 ID:4ifkyjgS
いない いない バァネット
220 :
なまえ_____かえす日:2005/11/18(金) 09:42:51 ID:0h+HjTaR
221 :
なまえ_____かえす日:2005/11/18(金) 20:31:58 ID:QYsFS/eS
>>217 メイの天使ってはじめてきいた。検索してみたらタイムスリップものかな?
小公女、批判されてるのかショボーン…
でも影響力あるってのはまだ作品として力を持ってると評価されてるってことだよね
関係ないけど吉田秋生のマンガ「カリフォルニア物語」だっけか、主人公が唐突に
小公女批判したので妙に凹んだ思い出がある(そのマンガのアンチではないですが)
ショボーンとする人に聞かせるのはどうかと思うけど
実は「セーラ」という名前の豚が出て来たりするw読んだ時、怒ってしまった。
メイの天使は、深い人間理解と愛情が感じられる作品。小公女に本当に似ているw
豚発言は「愛情」の面でバーネットさんに敵わない作家さんの嫉妬なのではないかと思いましたw
到底、男性作家に真似するのは無理というものw
イギリス人は、人を誉めるのがきらいで、
おかしな言い回しの冗談を口走るそうだからセーラファンの人は心配しないで下さい
年をとった(昔の作品)貪欲なぶたw(自分の仕事を奪うほど人気が有る)セーラの話は痛快!!
今も「小公女」は人気があって、俺達若い作家はさっぱりだ(TT
とりあえずMjv2Ct2Aは文末にwつけりゃいいってもんじゃないことを
学んだほうがよさそうだね。
225 :
なまえ_____かえす日:2005/11/22(火) 12:01:56 ID:Cbjw95J6
「秘密の花園」の続編買ったって言ってた199さん、
もう読み終わったかしら?
感想書き込んでくれるの待ってるんだけどな。
ごめんアゲちゃった
男性作家が訳した小公女は、作品全体の雰囲気のなかでこまごまとした破綻がみられるような気がする。
原文を読んだ人いますか。
読んだよ。
どうでした。
いや別に。
訳文と比較しながら読んだわけでもないし。
バーネットさんがどんな人か知りたいのだけど、もう話すことは出来ないね。
原文も当時の子供達に書かれたものだから自分が読んでも味気無いものになりそうだなぁ。
小公子はダラダラしたところがあったが、
秘密の花園は名調子で読みやすいよ。
バーネット女史の書く喜びと想像の中の憧れ。
これは何ですか・・・
235 :
なまえ_____かえす日:2006/01/31(火) 13:29:36 ID:EqQDTVV7
最近ここ過疎ってるな。age
コリンってハウルに似てる気がしたyo
たとえばどういうところが?
237 :
なまえ_____かえす日:2006/01/31(火) 21:59:40 ID:44FLbL/6
すみません、質問させてください。
子供の頃家にあった小公女(20年ほど前の引越しの際に紛失したらしい)が、
どこの出版社で誰の訳なのか知りたいのです。
サイズは新書版くらい
ハードカバー
茶色系の装丁
わりと厚みがある……というぐらいしか覚えてないのが情けない。
もしお心当たりがありますようでしたら、どうぞよろしくお願いします。
小公女といい秘密の花園といいなんでインドが頻繁にでてくるんだろうか?
いくらインドが英国の植民地だったからといっても。
誰か身内でインドに行った人でもいたんでしょうかねー
作者がインドが好きだったとかじゃねーの。
頻繁にっても2回でしょ。小公子エロルは違ったし。
つーか小公子の名前のほうが出てこない。
240 :
なまえ_____かえす日:2006/06/23(金) 17:25:16 ID:yJIGHfEY
久々に読んだ。
やっぱ面白いわ。これは映画もいい感じだし。
しかし、ラストでの主人公のスルーっぷりはいかがなものか。
>238
西洋人が都合よく抱く「オリエンタリズム」の顕れかと。
「インド帰りの帰国子女」
ウワ〜、素敵〜、みたいな。
>>238 小公女の場合
→・サアラパパの、たいした家柄の出でもなく長男でもないのにとんでもないお金持ち!
って設定にリアリティが増す。
(本国でたいしたことない人でも植民地では巨万の富をつかみやすかった)
・いい人なのに投機に全財産つぎ込んで失くしちゃう、というくだりを
英国内で実行すると、実は失くなってなかった!って続きが書きづらい。
(株か先物相場につっこんで財産なくしても、返って来そうにない)
秘密の花園の場合
→・ヒロインがあんなにも甘やかされてダメになるシチュが、英国内ではかんがえづらい。
(英国の乳母はインドのアーヤほどには甘やかさない)
・英国で教育をうけていた場合、マーサやディコン、園丁のじいさんと
あんな風な交流を持つことはあまりにも無作法で許されない。
(マーサとの初対面のシーンで地の文にそういう記述があるハズ)
って思ってる。自分は。
>>243 242ですが今確認したところそういう記述はなかったです・・・
小公子とごっちゃになって覚えてたモヨン。
スミマセンスミマセンユルシテクダサイorz
>>244 気にしないで。さっ、暖かいぶどうパンを5つおたべ
( ´∀`)つ●●●●●
私もひとつ食べるから気にしないで
( ´ー`)つ@
246 :
なまえ_____かえす日:2006/07/04(火) 20:06:41 ID:Aau9labq
ちょwwww
それぶどうパンじゃねえwwwww
247 :
なまえ_____かえす日:2006/07/04(火) 23:11:50 ID:3uyQ31xS
>>242 メアリがマーサやディコンや園丁のじいさんと仲良くするのって
あの当時はそんな無作法なことだったの?
ずっと英国で暮らしてたコリンもディコンやじいさんと仲良くなってたけど。
それともああいうのって英国の大人から見ると
「わがままで無作法で親不在の坊ちゃん嬢ちゃんだからできたこと」なの?
仲良くするのが問題なんじゃなくって、
初めてイギリスにきた頃のとてつもなく見下げた態度が無作法だと。
メアリにとっては召使=土人だったのね。
>>247 242じゃないけど、同じ階級ではない&使用人クラスの人間と付き合うってこと自体
ありえないことだったからじゃないかな。
差別意識以前に、ナチュラルに「同じ人間」と思ってないのが当時の使用人への認識だから。
植民地出身にした方が、セーラパパの濡れ手に粟状態の金持ち振りの説明がつくってのには
うなずかされる。
階級にもよるけど、子供の頃に限ってはアリらしいです<使用人の子供と遊ぶ
何故なら、カントリーハウスでは遊び相手の子供が他にいないので。
(都会と違って、近隣とのおつきあいは大人のみなので同じ階級の子供と会う機会がない)
無論、メアリがレディになる頃にはディックと親しく語らうことはできなくなるでしょう。
251 :
なまえ_____かえす日:2006/10/16(月) 20:17:38 ID:62eGvYlu
表紙が真っ白で(きばんでたが)
辞書みたいな外見。
表紙に絵なんかなくって
ほかには足ながおじさん、白ばんば、秘密の花園など
どこの出版社か激しく木になる・・・。
セーラだけ、素敵な贈り物てのも、ちょっと平等じゃないかなと思ったが、
した働きの見るからに下層のベッキィは上流の方の関心を買う存在じゃなかったんだなと。
当時の意識としては当たり前なんだろうと思った。
下層階級なんか人間じゃないから。
こじき一歩手前って感じだもんな、ベッキィ。
お嬢様付きの小間使いなんて、ベッキィ的にはありえない出世なんだろう。
原作ではセーラを敬ってる感じがよかったが、
アニメでは卑屈すぎた。
映画は対等な感じでまた良かったが。
お嬢様付きの小間使いって、侍女とかレディーズメイドとかいうんでしょう。
皿洗いや掃除なんかしないんだよ。
花を活けたり、お嬢様の髪をゆったり着替えを手伝ったり
労働者階級にとっては破格の優雅な仕事。
当時の底辺労働者をいきなり上の階級に引き上げたら(養女にするとかで)
かえって不幸になりそうな気もする。
ベッキーは文盲だべ?セーラちゃん、教えたってぇな。
もしかしたらアーミィさんよりは覚え早いかもよ。無理かな。
いえいえ私なんぞ〜って、超腰が引けて部屋から
逃げてまうかもか。
変な書き言葉ですいません。やめとけばよかった。
ベッキーだけ養女にするってのも、何か違うという感じがします。
ベッキーはセーラの誕生日に
文字を刺繍した針刺しをプレゼントしてなかったか?
あー思い出せん。新しく買おうかな。
昔持ってた文庫は「サアラ」と書いてあった。
260 :
ですな:2007/01/20(土) 22:49:45 ID:TDpk2hFr
針刺しに間違ったつづりのカードが添えてあり
裏返すとアメリア先生の名刺だったのでは
針刺しに「おめでとう」という文字をピンで刺してあって(ピンをそういう形に並べた)
針刺しの下にアメリア先生の名刺が置いてあったんじゃなかったっけ?
It was a square pincushion, made of not quite clean red flannel,
and black pins had been stuck cerefully into it to form the words,
"Menny hapy returns."
"Oh!" cried Sara, with a warm feeling in her heart.
"What pains she has taken! I like it so, it - it makes me feel sorrowful."
263 :
なまえ_____かえす日:2007/01/29(月) 10:01:05 ID:phEux8xC
エキサイト翻訳してみました。
それはかなりきれいな赤いフランネルでないことで作られた正方形の針差しで
した、そして、黒いピンは、単語、「Menny hapyリターン」を形成するために
cerefullyにそれに動きませんでした。
暖かい感じが彼女の心にある状態で、サラは、「おお!」と泣き叫びました。
「彼女はどんな苦心をしましたか?」 「それが好きである、そのように、それ--私がそれで哀愁
を感じる、」
フランソワーズモレシャンさんの日本語みたいです。
ベッキーに取り置きしておいた、「肉まんじゅう」の正体はいったい何でしょうか。
「セーラ」を「サアラ」て訳してる版ですが。
ミートパイじゃないかな。
確か昔読んだ大判の本ではそう訳してあった。
食おうと思ってた肉まんがなかったら
そりゃキレるわな。
侍女ってお嬢様と同等レベルの服も着られるし(お下がりを貰ったりとか)雑用なんかしないけど、
それでもちゃんと仕事をしてるって事で、
ベッキィが恐縮しない範囲でのギリギリ 一番良い待遇って感じだよね。
子供の頃は「あんなに一緒に苦労してたのに 結局使用人なの?」とか思ってたけど
あれで良かったんだなぁ。
うん。ベッキー自身が筋金入りの使用人根性だから最高に幸せだと思う。
イギリスでああいう、いわゆる「女中」が減ってきたのはいつ頃の話かな。
270 :
なまえ_____かえす日:2007/03/05(月) 00:46:12 ID:V0rbY4/7
どなたか10年以上前にNHK(おそらく)でやっていた
実写版の「秘密の花園」について覚えてる方はいませんか?
小学生の頃「やかまし村の子どもたち」と一緒にビデオがあったのですが
「秘密の花園」はテープがだめになり
どのバージョンだったのかわからなくなってしまったんです。
アニエスカ・ホランド監督のDVDは買ってみたんですが
どうも違うような気がして・・・
それともこのバージョンがNHK(おそらく)で流されたものだったんでしょうか?
ぐぐってもわからなかったんで知っている方いましたら教えてください
>>270 実物をみたわけじゃないので、定かじゃないが
NHKでやっていたやつって、ひょっとしてラストでは
出兵していたコリンが帰ってきてメアリにプロポーズ
するとかって?
それならアニエスカ・ホランド監督のとは別物だよ。
ホランド監督のは劇場公開された映画で、>270が言ってるのは
たぶんテレビドラマ版だとオモ
どこかに詳しい説明のサイトがあったと思ったんだが、
今探したらみつからなかった。スマソ
>実物をみたわけじゃないので、定かじゃないが
>NHKでやっていたやつって、ひょっとしてラストでは
>出兵していたコリンが帰ってきてメアリにプロポーズ
>するとかって?
それですそれです
やはり映画版ではないんですね
NHKに問い合わせてみるしかないのかな
小説を読んで浮かべていたイメージをそのまま具現化したような
作品だったと思うので(多少思い出の中で美化されてるとおもいますが)
ぜひもう一度みてみたい・・・
BBC製作のドラマがあったときいたような…
ぐぐれば見つかるかもよ。
余談だけど、「秘密の花園」だけでググると
エロサイトが出てきて嫌だねorz
秘密の花園、ちゃんとしたアニメにしてほしかったなあ。
NHKのは1話で見るの止めた。悪いがイライラした。
小公女と小公子やったんだから、世界名作の枠で
アニメ化してくれればよかったのに。
そしたら外国にも放映してよかったのにな。
>274さんが紹介されているのは、>270さんのおっしゃっている
NHKで放送されたものより以前のものではないでしょうか?
確か、劇場公開される以前に、日本ではテレビ朝日系列で、
日曜の朝にテレビシリーズで放送されたものがあるんです。
(アニメではなく、実写です)
年代的に、>274さんが紹介されているのはそれじゃないかと
思ったんですが……。
メアリとコリンが原作のイメージにぴったしだったのですが、
どなたか覚えておられる方、いらっしゃいませんか?
277 :
なまえ_____かえす日:2007/05/22(火) 15:30:13 ID:/bfLnU7J
光文社から新訳でたね。
新訳文庫、書店で見つけたよ
買うかどうかはかなり迷ってる
パラパラめくってみたんだけど新潮で育った身としては文体に違和感がな・・・・
279 :
なまえ_____かえす日:2007/06/21(木) 20:01:20 ID:fJz8iNzr
伊藤整訳の「小公女」に
「肉まんじゅう」というものが
出てきたんだけど
これ何のこと?
原書読めばわかると思うんですけど
絶版で手に入らなかった。
ミートパイじゃなかったか
281 :
なまえ_____かえす日:2007/07/04(水) 16:20:05 ID:hqw92kHG
ミートパイが肉まんじゅう…。
ハンバーグみたいなのを想像してた
ハンバーグは「ドイツビフテキ」
バーネットじゃありませんが
283 :
なまえ_____かえす日:2007/07/31(火) 02:00:50 ID:CkRFFvao
保守
このスレでも映画のコリンが結婚、ジッコンは戦死への不満がありますが、
子どもの頃に読んだのは、コリンがなおったところ、ハッピーエンドで終わっていました。
映画は、最後に付け加えるようにはいっていたので
アレを見てから、本当はそこまでの話があると思っていました。
あったとしても子ども向き本だと削られていそうです。
あれって、、、映画のみのアレンジなのですか?
原作の最後って?教えてください。
285 :
なまえ_____かえす日:2007/08/08(水) 16:51:40 ID:H4wFNMpR
それは映画のみのアレンジですね。
原作はパパンが帰ってきてコリンの歩行を目にするシーンでおしまいです。
子供の頃の思い出の本どおりのハッピーエンドです。
やっぱりハッピーエンドでよかったのですね!ああ〜よかった....
ありがとうございました。
コリンとメアリーていとこだけど結婚できるの?
イギリスの貴族て厳しそうだけど
メアリーとてインドではマハラジャとまで呼ばれた良家の子女じゃなかったけか?
まあインドくんだりまで出かけて財を築いたりするのは成り上がりっぽい気もするが
それ違う>マハラジャ
植民地政府のお役人様だから。
父親じゃなくて母親の方の姉妹だよね
>>290 コッポラの映画ではメアリの母親とコリンの母親が姉妹、て設定だったけど
原作ではメアリの父親の姉がコリンの母親、て設定だったと思う。
いとこ同士でも結婚できると思うよ。
てかメアリはどう思ってるか知らないけどコリンはマジでメアリのこと大好きだよね。
あのままいけば将来本当にプロポーズしそう。
>288
自分はインドとかに行く軍人や役人って、ある程度の教育が受けれるが
土地相続する長男ではない人達が多かったのかなと勝手に思っている
良スレすぎフイタ
秘密の花園大好き
子供だけの空間ってあこがれるよね
バーネットとはぜんぜん違うけど、岡田淳の話も秘密っぽくて好きだったな
秘密の花園の映画めちゃめちゃいい出来だよね
花園がマジですごい
しかとか普通に歩いてるし
295 :
なまえ_____かえす日:2007/12/22(土) 22:37:07 ID:NJ2BmtTr
夜中に庭で魔法の儀式の場面はいらないんじゃないかな。
私が子供の頃読んだ児童書の「秘密の花園」のラストシーンには
堂々と歩くコリンと、
つむじまがりには見えないくらいの笑顔を浮かべたメアリーが
歩いてきた、という描写が確かにあったけど、
付け足してたのか…orz
小公女を読んでから小公子を読んだ。
なにか、少年のもろさみたいなものが際立つなあ。
2ちゃんねるを縄跳びしながらうろついていたら
コマドリがこのスレに案内してくれました。
おまいら、俺の知らないところで
こんな楽しそうな話してたなんてズルイです。
牛をおいていきますので絞り立てのミルクをどうぞ。
________∩_∩
/ ノ ヽ ( ノ⊂ ̄))) ̄⊃
/|ヽ (_ノ ._ ̄ 0'ヽ 0'
/ |ノ .) (_) ヽ i (
∋ノ | /――、__ ./(∩∩)
/ /| ヽ__ノ | / ./
| ( | ( ’’’ | ( /
|__ヽ.L_ヽ Lヽ_ヽ
開いたらいきなり牛がいてワロタw
スカパーでセーラを観て、彼女の特別待遇ぶりはアニメの誇張が入ってるのかなと原作読み直した
馬車も特別室もフランス人の小間使いも豪奢な衣装の数々も
人形一つ買うのに店をあちこち回るのも、そのまんまだったんだね…パパすごいよ…
>>207 ま〜でも、セドリックって実際は顔もそこそこ良くて
勉強も運動もそこそこ出来て、人に好かれやすいタイプの
(で、大人になって挫折しやすい)子を美化しただけって感じもするけどな。
それに夭折したのはモデルになった次男じゃなくて長男の
方(享年、十六歳)なんだけどね。でも、弟の方も結婚するまでは生きれたけど
事故で子供を助けようとして死ぬみたいだが。
セドリックにこの先挫折することなんてなくない?
就職なんてしなくていいし芸術家になりたいとかいう夢もないし。
あるとしたら結婚できない身分の女を好きになるくらい…?
>>302 >結婚できない身分の女を好きになる
そこはお殿様だからマイルールでなんとでもなるんじゃね?
自分の親父もそうだったんだし。
304 :
なまえ_____かえす日:2008/03/11(火) 22:42:28 ID:2fMl/I0V
>>302 第一次or第二次世界大戦。
世界名作アニメの主人公はだいたい大人になるころ
この時代にひっかかってしまうので、心が痛みます。
映画「秘密の花園」ではラストでディコンが第一次世界大戦に出征して死んじゃうしね・・・・。
貴族は戦争がおきると高貴なる者の義務を果たすために率先して戦場に赴こうとするそうだ。
成長したセディも・・・・。
>貴族は戦争がおきると高貴なる者の義務を果たすために率先して戦場に赴こうとするそうだ。
高貴なる義務はともかくイギリスのジェントルはスポーツマンシップにのっとって戦争をやったため
実際の戦争ではバタバタと倒れていきWW1でイートン校の出身者が半減
さすがに教育方針を見直すことになったとか・・・
小学生の時に図書館で読んだきりの白い人々が新装版で出てるとわ!
>>305 実際に赴いたのはお家を継げない次男以下だから、セディは平気でしょう。
秘密の花園のコリンも大丈夫。
でもイギリスの小説読むと、貴族がWW1で出征してPTSDになったり半身不随になったりなネタ結構見る。
311 :
308:2008/03/14(金) 08:54:57 ID:Wyd3k4to
>310
すまん、入手できたんでつい喜びを書いた。しかし帯と解説が微妙ににょもるな、新装版
「秘密の花園クックブック」というのが出版されたらしいよ。
ディコンの母さんの干しブドウ入りパンのレシピとか載ってるのかな。
秘密の花園クックブック・・・
ろくな料理が出てこなかった覚えがあるのだが・・・
搾りたての牛乳や石でこさえたかまどで焼いた肉とか?
砂糖をちょっぴりいれて食べるおかゆとか
馬車の中で食べた冷たい鶏肉とか(牛肉だったっけ?)
高くて買うのを躊躇してるw
英語版を持っています。
干し葡萄パン、焼いたジャガイモと卵、
おかゆは掲載されています。
コリンとメリーの病人ごっこのときに、
コックが折角つくったのに食べてもらえなかった
「鶏肉のブレッドソース」
あとはマチルダばあやででてきた「ロリポリ」
説明を読んでもよくわからないインド風料理、
なぜか「ココア」が載ってるのが不思議。
焼いたジャガイモと卵w
たしかにおいしそうではあったけれども料理ってほどのもんだろうか、あれ?
干し葡萄パン、
どこかへ持って行ったときにまだ温かいように、
「気をつけたくるみかた」が書いてあったら神
>>317 料理に凝らないお国振りですから。
ちなみにこんなことが書いてあるみたいです。
1 炉かグリルに炭火を熾す。
2 火が燃えている間に、卵をひとつずつホイルで包む。
ホイルの切れに中くらいのジャガイモを置き、
バターを塗りつけ、塩こしょうで味付けする。
ホイルでジャガイモをふんわり包んで、
端をしっかり封じる。
ジャガイモの数だけくりかえし。
3 炭が完全にグレーになって灰がちになったら
長いトングで気をつけてジャガイモを置く。
10分後、卵を、炭に触れるけれど少し温度が低い
側に追加する。
さらに10分後、トングでジャガイモの包み一つと
卵を取りだす。
4 ジャガイモの包みを開ける。フォークがすっとささるように
なっているはずです。しかし炉での調理はオーブンでの
調理よりばらつきがありるものです。もしまだ硬いようなら、
もう5分から10分間、包みを炭へ戻します。
ジャガイモができあがったら、すべての包みを火から
取り出す。
5 手でさわれるようになり次第、卵とジャガイモの包みを開けて、
お楽しみ。
>>318 残念ながらありませんでした。
卵爆発しないの?
うちには炉なんてないです・・・・・。
炉があればハイジのチーズを串にさして火であぶってパンにのせて食べるアレもできそうな気がするんですが
じゃがいもの蒸し焼きとかもできれば炉でやってみたいもんです。
七輪と練炭でトライ
とろけるチーズでガマン汁
魚焼くガスレンジを使えばいい
衛星映画劇場 秘密の花園 1993年・アメリカ THE SECRET GARDEN
BS2 5月2日(金) 午後1:00〜2:43
「小公子」「小公女」で知られる女流作家バーネットの不滅の名作を
フランシス・F・コッポラ製作総指揮で映画化。裕福だが愛を知らずに
育った少女メアリーは、突然の両親の死によって伯父のもとへ引き取ら
れる。伯父が最愛の妻を亡くしたときに封印したという花園を見つけた
メアリーは、荒れ果てた花園をよみがえらせようとするうち温かな人間
らしさを取り戻し、やがて孤独のふちにいた伯父やその息子へも幸福を
もたらしていく。
(原題:THE SECRET GARDEN)
〔製作総指揮〕フランシス・フォード・コッポラ
〔製作〕フレッド・フックス、フレッド・ロース、トム・ラディ
〔監督〕アニエスカ・ホランド
〔原作〕フランシス・ホジソン・バーネット
〔脚本〕キャロライン・トンプソン
〔撮影〕ロジャー・ディーキンズ
〔音楽〕ズビグニエフ・プレイスネル
〔出演〕ケイト・メイバリー、ヘイドン・プラウズ、マギー・スミス ほか
(1993年・アメリカ)〔英語/字幕スーパー/カラー/レターボックス・サイズ〕
ttp://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie_7later.html
秘密の花園の映画、ディコン無口だよね。
すごく可愛らしい子だけど、「オス!おらディコン!」くらい
元気にしゃべって欲しかった。
コリンはそのものだった。
>>325 おお ありがとう
花が育つシーンと館にうっとりしたもんだ。
DVDで、お屋敷内部はいろんな建物からのつぎはぎだって聞いて驚いた。
映画で仲良くぶらんこするメアリとディコンに
ジェラシー丸出しのコリンが可愛かった。
,,.---v―---、_ 日本人はな、お互い様やねん。相手に
,.イ" | / / / /~`'''ー-、 一回、譲ってもろたら今度は自分が譲る
//~`ヾ、;;;;ソ'''''''''ヾ、 ,.ヽ ヽ ねん。そうやって上手い事回ってんけど
/:,:' ,.... ゞ 彡 彡、ノ )
!/ ~`ー'",..- ... 〉 !( 『あの人ら』は違う。
i  ̄~` ! 彡 |ノ 1回譲ったらツケ込んで来て、こっちは
,i ,.- 、 ゝ " '" ~ ~` ヾ ,,--、 | ずっと譲らなあかん羽目になる。
/ _ ヾ"r∂|;! それでも『あの人ら』は平気なんや。
ヾ` '⌒` ;:: "~ ~` 彡 r ノ/
i ノ _,,.:' カドたてんと思うて譲り合うのは
ヽ ノ"( 、_,..:ー'"ヽ、 : : : ,i / 日本人同士だけにしとき。そうせんと
ヽ、 ,. :: :: ヽ ノ:|ラ:)`ヽ、 『あの人ら』 につけこまれて、
ヽ、`''''"""''''" ' ,,..-'" // \
『日差しを貸して母屋を盗られて』 日本がのうなってしまうからな。
:スマ姐さん:2008/04/16(水) 00:12:41 ID:9h4Zn1G2
工藤静香とYOSHIKIのラブラブ対談
http://jp.youtube.com/watch?v=qBrv3wzeRp0 708 :スマ姐さん:2008/04/16(水) 00:51:06 ID:V6v78Pzy
このきもい2人が結婚すればよかったのにな
721 :スマ姐さん:2008/04/19(土) 23:08:05 ID:quQbPaKa
>>707 YOSHIKIと結婚したら引退しかなさそうね
722 :スマ姐さん:2008/04/20(日) 00:58:34 ID:scG30PjT
2人でロスに消えればよかったのに
ほんとに肝い2人だな。ねる前に見て気持ち悪くなった草履とヨシキ
730 :スマ姐さん:2008/04/23(水) 00:46:02 ID:h+3Ak99D
静香かしこいじゃん!妊娠して! ヨシキは静香の家系の問題でケコーンできなかったらしい。ヨシキの家系は昔ながらのこだわりある家柄だから、いろいろとむつかしんでね。
735 :スマ姐さん:2008/04/24(木) 10:46:20 ID:XgEICDB+
>>730 ヨシキってそんなに家柄いいの?
実家が呉服屋だったかな
でも名字が林ってのと顔からしてチョンじゃね?
736 :スマ姐さん:2008/04/25(金) 17:06:39 ID:A/xcw4gZ
チョンだよ
スマ姐さん:2008/04/17(木) 08:14:04 ID:l4Q7wV69
>>5 同じ髪型してて笑えるw
草履はまだこのときまともに敬語使えてたんだなw
このあと2人付き合うとかマヂキメーw
整理番号774:2008/06/22(日) 15:21:29 ID:bjdNKIQuO
前スレ>987へ
一つ問題があるとすれば…今のイギリスにはXの音楽性やスタイルが合わない事
元々メロスピ系とかの人気は低いしメタルが今は人気微妙&見た目派手なタイプは最近は人気出にくいよね
UKロックってアメリカや他のヨーロッパとも違う独自の発展してるからなぁ
実はアメリカよりイギリスの方がXは向いてない気がしてるw
いざとなったら英語圏はオーストラリア→カナダ→アメリカってルートにしてイギリスは捨てるのもありかもよ
整理番号774:2008/06/22(日) 16:40:06 ID:bjdNKIQuO
>>19 そうだったね
YOSHIKIはジョージ・マーティン ロジャー・テイラー ロンドンフィルとは仕事した事があるし
VUKもジャパンのミック・カーンと最初はスタートしたぐらいだから今はアメリカのイメージがYOSHIKIは強いけど本来はイギリスにもコネがあるんだった
この辺りの人に手伝ってもらえると多少はイギリスで楽になるよね
整理番号774:2008/06/22(日) 16:57:10 ID:bjdNKIQuO
前から謎だったんだけど
Xのメンバーのソロって
やたらに海外大物と一緒にやってるよな
YOSHIKI→ジョージ・マーティン ロジャー・テイラー ロンドンフィルオーケストラ VUK関係(ミック・カーン サラ・ブライトマン等)
HIDE→テリー・ボジオ TMスティーヴンス Zilch関係
PATA→ティム・ボガート サイモン・フィリップス トミーアルドリッジ ジェームス・クリスチャン
さらにはウェス・ボーランドにリチャード・フォータスも今回ゲスト参加
…なんでこんなメンバーとやる事が可能なの?
整理番号774:2008/06/22(日) 17:14:33 ID:bjdNKIQuO
>>43 いくらお金出したとしても普通の日本人が呼べるもんなんだろうか? ボジオとかボガートとかさ…
世界進出してないのにある程度のアーティストと認知されたメンバーは凄いよな
11 :整理番号774:2008/06/22(日) 15:21:29 ID:bjdNKIQuO
前スレ>987へ
一つ問題があるとすれば…今のイギリスにはXの音楽性やスタイルが合わない事
元々メロスピ系とかの人気は低いしメタルが今は人気微妙&見た目派手なタイプは最近は人気出にくいよね
UKロックってアメリカや他のヨーロッパとも違う独自の発展してるからなぁ
実はアメリカよりイギリスの方がXは向いてない気がしてるw
いざとなったら英語圏はオーストラリア→カナダ→アメリカってルートにしてイギリスは捨てるのもありかもよ
31 :整理番号774:2008/06/22(日) 16:40:06 ID:bjdNKIQuO
>>19 そうだったね
YOSHIKIはジョージ・マーティン ロジャー・テイラー ロンドンフィルとは仕事した事があるし
VUKもジャパンのミック・カーンと最初はスタートしたぐらいだから今はアメリカのイメージがYOSHIKIは強いけど本来はイギリスにもコネがあるんだった
この辺りの人に手伝ってもらえると多少はイギリスで楽になるよね
37 :整理番号774:2008/06/22(日) 16:57:10 ID:bjdNKIQuO
前から謎だったんだけど
Xのメンバーのソロって
やたらに海外大物と一緒にやってるよな
YOSHIKI→ジョージ・マーティン ロジャー・テイラー ロンドンフィルオーケストラ VUK関係(ミック・カーン サラ・ブライトマン等)
HIDE→テリー・ボジオ TMスティーヴンス Zilch関係
PATA→ティム・ボガート サイモン・フィリップス トミーアルドリッジ ジェームス・クリスチャン
さらにはウェス・ボーランドにリチャード・フォータスも今回ゲスト参加
…なんでこんなメンバーとやる事が可能なの?
49 :整理番号774:2008/06/22(日) 17:14:33 ID:bjdNKIQuO
>>43 いくらお金出したとしても普通の日本人が呼べるもんなんだろうか? ボジオとかボガートとかさ…
世界進出してないのにある程度のアーティストと認知されたメンバーは凄いよな
59 :整理番号774:2008/06/22(日) 17:23:41 ID:bjdNKIQuO
>>54 持ってるよ デヴィン・タウンゼントのデビュー作でもあるよな 四人の変態集結で凄い作品だった
そっか SEX&RELIGIONの後だったか…上手く結びついてなかった
YOSHIKIはボジオのレコーディングを見に行ったんだよね
67 :整理番号774:2008/06/22(日) 17:28:54 ID:bjdNKIQuO
>>58 二枚組に曲を絞ったって言ってたね
で一枚ずつ発表する予定らしい
三枚目もあるんだけど二枚の評価を見て曲やアレンジを変えるとかも言ってた
まっ全ては予定なのがVUK
72 :整理番号774:2008/06/22(日) 17:36:36 ID:bjdNKIQuO
>>62 北欧は売れる可能性は1番高いけど市場が狭いのが…そしてアメリカと直結しないからなぁ
もっと大規模なワールドツアーやる時には是非行って欲しいけど
>>63 デヴィン凄かったからねw
hideも好きって言ってた
ヴァイはそれで完全に自分で歌い出した訳ねw
75 :整理番号774:2008/06/22(日) 17:38:31 ID:bjdNKIQuO
>>68 曲は良いって言われてた様な記憶が…
78 :整理番号774:2008/06/22(日) 17:42:56 ID:bjdNKIQuO
>>76 葉加瀬とかね ロック系なら茶々丸とか二井原に曲貰ったりもしてた
サイモン・フィリップスも参加した事あったはず
80 :整理番号774:2008/06/22(日) 17:48:14 ID:bjdNKIQuO
TAIJIもX以降はラウドネスだしね…みんなX以外の活動でも実力派とかやってるよね
あっ…HEATH…
84 :整理番号774:2008/06/22(日) 17:52:23 ID:MxZHV48RO
>>80 ISSAYも知らないアンチ乙
85 :整理番号774:2008/06/22(日) 17:54:19 ID:vPvEjHH80
>>80 まあひろすはビジュアル担当だからなw
90 :整理番号774:2008/06/22(日) 18:02:02 ID:JyUGnRz60
>>80 DER ZIBETのISSAYとheathは組んでる
102 :整理番号774:2008/06/22(日) 18:27:32 ID:bjdNKIQuO
実は一曲ぐらいXもLiveすると見たw
YOSHIKIはあくまで何曲もLive出来るコンディションではないだけみたいな
178 :整理番号774:2008/06/22(日) 20:03:07 ID:bjdNKIQuO
てか天皇の曲作るなんて
凄いバックや人脈がないと不可能っしょ
460 :整理番号774:2008/06/23(月) 04:26:57 ID:Mj+Nxh+8O
広告関係から得た新情報
来年初頭から始まる予定のデビッド・リンチ監督最新作の全米TVドラマシリーズの音楽監督にYOSHIKIがほぼ確定
ドラマ中にはYOSHIKI作曲のインスト曲やVUKの新曲が使われる上に、エンディングテーマ曲はX JAPANによる主題歌
ベスト収録予定の新曲とはまた別の新曲を作る予定
他にもドラマ中に
WHITE POEM
DRAIN
CRUCIFY MY LOVE
等が使われる
また主題歌のPVは14年越しのリンチ監督による作品になる予定
リンチも大ファンの俺からすると嬉しすぎる
464 :整理番号774:2008/06/23(月) 04:49:09 ID:Mj+Nxh+8O
>>461 関係者でも何でもないよ
ただ海外TVのCp日本放送関係の人から聞いた話
なんかアメリカ関係の映画やドラマやCMのタイアップを取りまくろうとしてるらしい
470 :整理番号774:2008/06/23(月) 05:16:42 ID:Mj+Nxh+8O
>>468 9月頃に噂が出だして10〜11月頃に正式公表ってのが
来年初頭スタートのドラマスケジュールの通例(アメリカの話)
で俺達 広告業には9月頃に最初に宣伝発注が入る
多分日本CS放送はもっと遅いだろうけど
ここはあなたのメモ帳じゃないんですが。
なんで、この板のこのスレにこの書き込み?
荒しじゃないの?全く関係ないものをコピペして
荒らしが沸いてるな
久しぶりに小公女読んだんだけど。
ミンチン先生の感情が(是非はともかく)理解できるようになってしまっていた。。。
352 :
なまえ_____かえす日:2008/08/27(水) 11:09:30 ID:nge9CsnQ
光文社の新訳は良いね。
セーラがアレだから小公女は好き
世界名作劇場のセーラは健気なお嬢さんになっててツマラン
ついでに言うとセドリックは嫌い(話自体は別に嫌いじゃないが)
世界名作劇場は全く別のもの。
並べて考える必要は一切ない。
355 :
なまえ_____かえす日:2008/12/15(月) 20:23:41 ID:a4LPVbcw
秘密の花園の映像作品では,BBC による作品が一番好きです.
残念ながら,日本語字幕版はないようですが,英語の字幕は
ついています.その作品はある意味で原作以上にリアルに作られています.
ただし,花園はスタジオのセットでかなり貧相ですが.
コッポラ監修の映画は原作とかなり違うので,少し不満が残ります.
小公子も BBC による作品は好きです.
gyaoでリトルプリンセスがみられますよ。
舞台がアメリカで、インド人のアーヤが
「女はみんなお姫様。女性にはその権利がある」って
言ったりしてびっくりだ。カーストで乳母やってるんじゃ
ないのか。
>>356 酷い台詞だね。
それだけで見る気になれない。
まあ、マカーなので見られないんだけどさ。
質問です。
小公女・アーメンガードの章で、
ラビニア達がアーメンガードを
"le bon pain," "lee bong pang
呼んでいるのですが、これは何ですか?
ハンプディダンプティのような響きですね。
太っておばかな、の意味かな?
>>358のことを「アーメンガード」と呼んでやりたい
360 :
358:2009/01/19(月) 18:50:23 ID:X8WEoca5
>359
すみません。フランス語ならわかりません。
直訳するとthe good bread?
やっぱりわからないけどorz
ふわふわで密度が低いってこと?
Miss St.John called "le bon pain," "lee bong pang."
callは他動詞ですな
>>356 だってあの映画キャッチコピーが
「女の子はみんな、お姫様」だったもん。
あの映画は舞台がアメリカになってるうえに
死んだはずの父親は記憶喪失になって生きてるわ、
セーラがお隣のお屋敷に逃げ込んだらそこで父親と再会するわで
なんだかとってもアメリカンな映画だった。
(さすが「フランダースの犬」のラストでネロとパトラッシュを死なせることなく
ハッピーエンドにもっていった国だけのことはあるわ)
>>362 >死んだはずの父親は記憶喪失になって生きてる
なんじゃそりゃーーーー!
364 :
なまえ_____かえす日:2009/02/07(土) 01:32:52 ID:6wq4dero
>>358 セント・ジョン嬢は「ル・ボン・パン」(と発音すべき文章)を
「リー・ボング・パング」と声に出すのです。
要するにアーメンガードは
フランス語の基本的な発音規則の理解も発声もできてないということです。
>>359 ひどいわラヴィニアさんったら。
>>361 先生横から口をはさんで失礼致しました。
>>360さんはフランス語をご存じないそうなので
leをアーメンガードがちゃんと発音できてないことに
お気づきになれないと思ったものでつい…
358です。
わかりました。みなさん御親切にしてくださってありがとう。
アーメンガードって、よっぽど語学苦手なんですね。
学習障害かなんかだろうか。
“自分のお父様が好きじゃないと答えるのは
女学校の生徒としてふさわしくないと思い、
その言葉を飲み込んだ”
みたいなこと書いてあるから
頭がすごく悪いとも思わないんだけど。
366 :
なまえ_____かえす日:2009/03/23(月) 01:50:58 ID:uRkL1p9r
『秘密の花園』は原作だけじゃなくて映画も良いよね。
コッポラ監修の映画も凄い好きだ。「花園」の草花が綺麗過ぎてたまらん。
最後に流れるウィンターライト?も素晴らしい曲だと思う。月に2回はDVD再生しちゃう。
>>366 私も映画を見ましたよ。
映像が美しい…
小公女を大人になった今、再び読みたくなりました
完訳が新潮社から出ていますが、表紙を見る限りでは挿絵がイマイチで萎えます
もっとクラシカルで重厚な挿絵のやつってありますか?
おすすめなどありましたら教えて下さい
Amazonの和書コーナーで小公女で検索すると、表紙画像が数点でてくるよ
訳の質や完訳かどうかに関しては、説明文では分からない場合が多いけれど
もしくは大きい図書館が近くにある環境でしたら、小公女の本も色んなバージョンのが置いてあるかも
>>369 レスありがとうございます
アマゾンは勿論見ました
海外の絶版のものでイイ感じのがひとつだけありましたね
恐らくソファで眠りこけるベッキイをセアラが発見するシーンですね
図書館にも行きましたが、掃いて捨てる程あれだけの種類があった
小公女…というか世界名作文学系の児童書が全て消え去っていました
処分されたのでしょうね…保存棚が二列分ほど空になってました
切ない…
仕方がないので完訳ということで新潮社文庫を買って来ました
酷い絵があるのはカバーだけなので、はずして棄てます
>>370 >世界名作文学系の児童書が全て消え去っていました
うわ、酷いね。
悲しくなる。
372 :
なまえ_____かえす日:2009/05/24(日) 02:45:50 ID:4hT70JOK
>368
オレはあの表紙好きだけどな。
伊藤整の訳ってのがまたなんとも。ストイックな淫靡さというか、重厚な観念が後ろにほのみえているのがいい。
おれはオススメ。
サアラ・クルウに肉まんじゅうというあまりに古めかしい訳で、かえって新しく感じる
あったwあったw
民珍が夜食に取って置いた(笑)肉まんじゅう、だっけ?
濡れ衣を着せられてぶたれるベッキィがホント可哀相だった…
イギリスの肉まんじゅう=ミートパイのことか??
そうみたい。パイっていうと、
二昔前の日本だと、お菓子という認識だったろうから
肉類を詰めるなんて分かりづらいと思ったのかな
昔の訳は面白いよね
最近はお粥もオートミールって書くし、ぶどう入りパン・しょうがパンもレーズン、ジンジャー
そのほうが分かりやすいけれど、なんか昔の訳のが美味しく思える
しょうがパンはまずそうだと思ったよ。
だってしょうが+パンだもの。
ジンジャーブレッドのほうが響きが良い。
川端康成訳の小公子をブックオフでゲット!
以前持ってたのは岩波のなんだけど、なくして以来
とにかく手元に一冊欲しくて捜しまくって諦めかけてた。
すごく嬉しい。
村岡花子訳の小公子、小公女、秘密の花園で育ったのでそれが一番好きかなあ。
秘密の花園だけは児童書が先だったんだけど、挿絵がすごく綺麗なので完訳じゃなくてもこっちが好き。
小公子と小公女は前者がどちらも挿絵が魅力的だし、きれいな日本語を使っているのでとても上品だった。
セーラの言葉づかいとか本当に綺麗でこっちが委縮するくらい。今は誰もそんな言葉使わないよwと。
他の訳や、完訳に比べれば劣るんだろうけれど、子どもに読ませるにはちょうどいいなと思う。
若松賤子が訳した小公女じゃなくて原盤の方のやつ(タイトル忘れた)を読んだんだけど
贈り物の主に書いた手紙が候文でたまげた
訳文に対する興味とかで読むには面白かった
382 :
なまえ_____かえす日:2009/08/07(金) 02:39:31 ID:5ExHumtY
>>353 小公女の性格はアレだけど、セドリックも女親に都合良い
イメージに美化されてるもんね。
自分も子供の頃、名劇で見たときセディが好きじゃ無かったけど
今思えば大人に媚びた子供だったからかも。
でも、今は小公子は好きな作品になったな〜。
読まず嫌いだった。
>>385 漫画としては面白くなりそうだった
小公女は、モチーフレベルで使われている印象
てすと
388 :
ですな:2010/06/17(木) 20:56:17 ID:+GxmeTnV
「消えた王子」読了
1915年発行ということは大戦中ですな
浮世離れしております
389 :
なまえ_____かえす日:2010/06/27(日) 22:01:39 ID:AJpIiHQB
小公女で屋根裏に運ばれてきたご馳走って、
絵本だと七面鳥や果物とかあってパーティーみたいなことが多いけど
原作だと「スープ、サンドイッチ、トースト、マフィン」と
ちょっと豪華な朝食か昼食といった感じだね。
391 :
ですな:2010/07/07(水) 22:58:48 ID:i9iOlFCu
昔読んだ抄訳では
朝にラムダス夕食の残りを下げていったあと
テーブルの上には
「バナナが一ふさこんもりと置かれていました」
という文がありました
その時代にバナナがあったのかどうか謎ですが
>>390 質素な食生活といわれる国だからなぁ。
当時の現地ではそれなりにガッツリな食事なのかもしれない。
しかし炭水化物ばっかりなんだねw