●○あしながおじさん○●

このエントリーをはてなブックマークに追加
80なまえ_____かえす日
>>57
昔の児童文学(ことに少女文学)では「独立しようとする女性キャラを
保護者的な男性キャラが庇護の下に置くというスタイルで、その生き方を
巧妙に操作する。」というのが典型だったりする。
作者自身の無意識のブレーキと社会の見えない形での圧力が
あったんでしょうね。

児童文学の研究書読むと書いてあります。ジャービー坊ちゃん以外だったら
若草物語の「お父様」および「ベーア先生」など。
81なまえ_____かえす日:04/01/14 02:48 ID:6OhRltiV
>80
 独立したいジュディがかわいいお嫁さんになってしまうくだりはまさにその典型だと思うのだけど,
フラッターでフラッパーなサリーがバリキャリになってしまうくだりは,その典型の
逆を行くよね。

 ウェブスターの無意識のブレーキが続編ではとれたのかな?
 略奪婚成功で,社会の圧力なんてどうでもよくなったのかな?
 なんか妄想しちゃいました。

 作家になりたくても花嫁さんに落ち着くこともあれば,お嫁さんになりたいのに
仕事に生きることもある,人生イロイロだから思い通りに行かなくてもガンガル!
 って正続あしながおじさん通して読んで思った大学時代の自分。
82なまえ_____かえす日:04/01/14 09:31 ID:7K6HjZdS
時代的な背景がわからないから、浅い読みだと思うけど
正続のヒロインが対照的な幼少時を過ごし、対照的な未来を夢見
しかし対照的な生き方を選択するのがオモロイね。