1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
無いと寂しいので立てました〜
ドリトル先生とその家族たちのお話をしましょう
2 :
1:03/05/09 00:11 ID:wQCHBVYK
今日、用があって小学校の図書室に行きました。
懐かしいドリトル先生シリーズの背表紙が並んでいて嬉しかった☆
うちにもあるんだけど(w
>1
スレタイのキーワードとなる部分に空白入れるのは
やめたほうがいいよ…。検索にひっかからなくなって
重複スレが立つ原因となっちゃうから。
ま、今後気を付けてくれたまえということで。
ネコ肉屋という職業があると思ってた。
マシュー・マグってリウマチなんだよな、確か。
いなせなチープサイドが好きですた。
韋駄天のスキマーも、かっこよかった。
↑
いだいてん、て間違えて覚えてたよ。
月に行くから読みはじめた漏れはいまや立派なSF・・・
リノリウム、もこれで初めて知った。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 15:53 ID:KbO31/JK
あの映画化は許せなかった・・・・
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 20:29 ID:RFUUc0PF
>8
エディ・マーフィ?
黒人を主演にすることによって、過去の差別議論をかわそうという
策略だったのでしょうね>エディマーヒー版ドリトル
11 :
なまえ_____かえす日:03/05/13 05:38 ID:HhN4N+Sp
エディ版、内容も雰囲気も違うし。
12 :
なまえ_____かえす日:03/05/13 07:06 ID:kQGA0UBy
別物、と言うことでよろしいか>マーフィー
1巻に出てくる先生の妹の顔は悪夢のようだ
「ガブガブの本」ってこないだ出たの読んだよ。
面白かった。さすがに訳は井伏さんじゃないが
井伏ドリトルファンの訳者だけあって雰囲気は
うまくつかんでるとオモタ。
一般的に「ドリトル先生航海記」が一番人気があるようだけど、
おいどんは「ドリトル先生のサーカス」がいっちゃん好きでごわす。
蛇のラインダンス…
俺はダブダブのバレエが!
あの堅物の彼女がおじぎを何度もするシーンでちょっと胸が熱くなった
16 :
なまえ_____かえす日:03/05/15 00:03 ID:mrMdaJtO
今、白装束で話題のキャラバン!
「キャラバン」という言葉はドリトル先生で知りました
17 :
なまえ_____かえす日:03/05/15 02:35 ID:2xS9Itvj
>>6 実は「秘密の湖」が一番好きで、二番目が「月へ行く」でした。
私も立派なSF者に(ry
19 :
4:03/05/16 16:35 ID:xDlQ6et7
>>6 >>17 いやー かくゆー私も <ブルー・マーズ>の翻訳を待つような
男になりますた。
月旅行といえば、グランドフェンウェック大公国が思い浮かんだけど
スレ違いによりサゲ。
映画だとレックス・ハリソンがでてる奴割と好きだな。
総天然色で(笑)
20 :
山崎渉:03/05/22 02:17 ID:bJRUcivp
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
21 :
山崎渉:03/05/28 17:09 ID:YkWi4FIA
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
挿絵画家という意味でのロフティングの力量には
結構年がいってから気付いた。
オシツオサレツの顔が死ぬほどすきなんですが。
うけくち…
>22
うけくち… そういえば。(w
挿絵でいえば、ガブガブがやっぱり好きかな。
キャラも好きだけど。
>>23 あれだけキャラが立ってても描き方がリアルなのがすごく好きだ>ガブガブ
オシツオサレツが本来「Push pull」であることを近年幻獣辞典で知った。
井伏鱒二氏の名訳に乾杯
>>24 pushme pullyou
じゃなかったけか?
パフィンどっかやっちゃた・・・
内に最初からあったのは「航海記」(大ガラス海カタツムリ…ラブ…)
はじめて自分で選んで読んだのは「緑のカナリア」
でも好きなのは「サーカス」と「秘密の湖」
あとでアフリカにタンガニーカという湖があるのを知って
「ジュンガニーカもどっかにあるんじゃないか」と思っていた。
カルドセプトとかいうテレビゲーム(カードゲーム+ボードゲーム。だからモンスターでも悪役ではない)で
オシツオサレツらしき動物(名前はプッシュプルだったと思う)がモンスター扱いで出てたYO
井伏訳のあの何か不思議な雰囲気が良かったなぁ
世間一般の価値観から言うとダメ人間wなんだよなドリトル先生たちて
先生はあんまりお金にこだわらないけど
やりたいことにはお金が必要でしょうがないからいろいろとやるのが好きだなァ
動物達は結構楽しんでるし
航海記のソーセージがうまそうだった。
30 :
なまえ_____かえす日:03/06/11 23:07 ID:ZMJ7ije2
あれだ、「郵便局」でアフリカの王様が(アアン国の名前が出てこないよママン)
片眼鏡にして向こうを覗いている透きとおったうすいうすい砂糖菓子。
たしかドリトル先生を透かし見たのは緑色。あれおいしそうだったなあ。
あとチープサイドがパンくずやケーキのこぼれを食べてるシーンとか、
(よく奥さんと一緒に先生のお茶のお相伴にいたような気が)
ダブダブがバタつきパンを作ってくれるところとかも好きだ。
あぼーん
32 :
ママン:03/06/11 23:31 ID:f8jDOvjC
>30
ファンティポのココ王だよ。
33 :
なまえ_____かえす日:03/06/12 10:11 ID:Xn7zC9iW
>世間一般の価値観から言うとダメ人間wなんだよなドリトル先生たちて
んー、でもそれはどういう世間かによる。
ドリトル先生は基本的にジェントリー以上の人だし
英国はもともと碕人の独身者を許す国で、小説や児童文学でも
こういうタイプで肯定的なキャラクターが居ると思うけどな。
でも慕うのは子供たちだけで、
大人達には疎まれているという描写が無かった?
35 :
30:03/06/13 00:15 ID:VjWX71vL
けっこうえらい人の知り合いが多いと思った。
牢屋から出してもらったりさ(出してもらっといて狐狩りに文句言うんだよな…)。
あと悪人を改心させるのがうまい。
>32
ありがとうママン!!
37 :
ぴよ:03/06/15 10:19 ID:klBL58dy
井伏鱒二の訳がすごい。まあ、あの時代だからフツウだったのかもしれないけど、サベツ語の嵐!嵐!
スバラシイです。
今あんなもん書いたって出版できませんがな。
いいなあ。いいじゃん。なくそーよ。あの、妙な自主規制めいた規制を。
今の規制はひどすぎる。
しかし未だにアレをあのまま出版してる出版社には一応拍手。
38 :
なまえ_____かえす日:03/06/15 23:40 ID:rTDIYumS
同じ出版社からちびくろサンボが絶版になったとき、ヤヴァイと思って
全巻買い揃えました。今でもちゃんと出てるじゃん!
でもあのとき頑張って買ってよかった。
ほんと言葉狩りはかんべんだよね。ただ、米国では同じ理由で絶版になった巻はあるんだけどね。
>>37 > 井伏鱒二の訳がすごい。
あの訳のいいところは、ほとんど下訳の石井桃子に負うところが大きい。
くまのプーさんの石井訳をみれば分かるように
もとの英語のおもしろさを工夫して、
日本語でも味わえるようにする手腕は、石井のもの。
ついでにいうと、
井伏鱒二のユーモア小説は、たしかに面白いが、
このひと、詩集の盗作とか発覚したし、
太宰治が指摘してるように、かなり胡散臭い人でもあったようだ。
今20代半ばですが、小さいころ母が夜寝る前に読み聞かせしてくれて、これで
本を読み始めました。祖父が、誕生日とか節目に少しずつ買ってくれてて、その
お陰でドリトル先生は全部読んでた・・・。そんなわけでドリトル先生は特別
な子供時代の本です。もうストーリーほとんど忘れたけどw
>>40 > 太宰治が指摘してるように、かなり胡散臭い人でもあったようだ。
太宰治、井伏鱒二には色々世話になったんじゃなかったっけ?
>>40 ドリトル先生の話のあるところどこにでも、
石井桃子の下訳の話をする人が出てくるが、
石井桃子の下訳って最初の1巻か、せいぜい2巻
くらいまでじゃないか?
全12巻すべての下訳を石井桃子がやったとはあまり思えず。
というか、「アフリカゆき」(戦前の版は「アフリカ行」)の下訳の
話は石井桃子自体がわりとあちこちでしてるけど、「月から帰る」
とか「秘密の湖」の話は聞いたことがない。
43 :
なまえ_____かえす日:03/07/11 20:56 ID:+mbGa4fU
井伏の詩ってどんなん?
>>43 サヨナラだけが人生だ
とかいうやつだろ
あれ、モロ盗作だよな
あぼーん
46 :
山崎 渉:03/07/15 11:21 ID:OHnl0NrN
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
47 :
なまえ_____かえす日:03/07/15 20:51 ID:XdTFjpHI
>>44あれは名訳だと思っていたのですが。元ネタあったんですね?
あぼーん
49 :
なまえ_____かえす日:03/07/23 17:01 ID:INetXg+S
「秘密の湖」で、生き残った男女が
言葉を作っていく、というシーンが心に残っています。
リンゴを手にして、
男「ブーブー」
女「バーバー」
じゃ、リンゴの呼び名は「ブーバー」となる、って場面。
あぼーん
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
52 :
なまえ_____かえす日:03/08/13 01:02 ID:nashTw67
保守あげ。
今夜は月がキレイでつよ。
>>44 盗作って、根拠はどこに?
まさか漢詩の和訳だってことを知らないとか。
54 :
山崎 渉:03/08/15 21:33 ID:oenxnvWe
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
55 :
山崎 渉:03/08/15 22:44 ID:oenxnvWe
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
>>53 > まさか漢詩の和訳だってことを知らないとか。
だから、その和訳をしたヤツが先にいたのさ。
その和訳の口調とか文章そのまま自分のもんとして
発表したわけ。
そんなに根拠が必要なら、
毎日新聞の記事検索、有料だがしてみなよ。
だいぶ前の記事だがヒットするぞ。
つーか、井伏のことくわしいんなら、
それくらい知らんでどうすんのよ。
教えてくれてアリガト。そういう話があるのは知らんかった。
疑って悪かったが、2chでソースなしのアンチカキコだったからな。
「井伏鱒二 盗作 厄除け詩集」でググったら
こういうのが出てきたよ。ああ、例の猪瀬さんか。
ttp://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/study/inosenaoki.html 「盗作」とはちょっと違うような気が……。
ドリトルの下訳者石井さんも、黒い雨の重松さんも
井伏さんに喜んで材料提供したみたいだけど、表には出て
きてない(出されてない)からな。それを井伏の愛すべき
大らかさと取るか、卑怯と取るかは読者次第かも。
58 :
なまえ_____かえす日:03/09/02 21:32 ID:BT+vE0N/
「ドリトル先生」の表紙は秀逸だよね
59 :
なまえ_____かえす日:03/10/31 02:57 ID:CYD40dSL
クリングとドロンコが好き。
あと、最終巻の「楽しい家」って名前がいいね。
大団円って感じ。内容わすれたが
60 :
なまえ_____かえす日:03/11/07 17:11 ID:3SL1G/HP
>59
「楽しい家」は、ロフティングの遺稿(ばらばらのエピソード原稿・多分一つの話
にまとめる予定だったと思われる)を遺族が短編集として出版したもの。
内容はサイドストーリー中心だったと思う。
61 :
名無し:03/11/09 00:42 ID:6H4sHWMC
山崎うぜー。氏ねよ
63 :
なまえ_____かえす日:03/11/19 21:22 ID:x3UnVQ81
ドリトル先生シリーズには13冊目があるって、知ってた?
「ガブガブの物語」。あのガブガブがメインになってる一冊だ。
国書刊行会。井伏鱒二の訳ではない。
ごく最近まで知らなかった。
井伏はこの本が存在することを、知らなかったのだろうか。
64 :
なまえ_____かえす日:03/11/19 23:33 ID:QWXl0IAV
こないだ初めて映画(エディマーフィ)をテレビで見て泣きそうになった。
あれはあれで楽しい映画だったけど、
原作がドリトル先生である必要はまったくない・・・。
よく原作の著作権を持つ人物が承知したなぁ。
20歳にしてドリトル先生にはまった。
小学校の時読まなかった事をちょっと後悔。
内容も良いが絵も良い。
郵便局にでてくる、ボールを飲み込んだダチョウを
追いかける黒人の絵をみて小一時間笑った。
>>64 小説とか漫画が実写化すると
「別物として考えよう……」
とよく言うけれど、あの映画は本当、別物だよなぁ。
共通点って動物と話すって事とドリトルって名前だけなような。
せいぜい「原案」の位置づけだよね。あの映画
昔の映画は、ちゃんと見たことはないけど
ドリトル先生がかなりそれらしい格好をしていた記憶が。
面白かったのかしら。
古い映画だから動物の吹き替えとかぎこちなさそうだな
先生が足の長いダンディな紳士になっているアニメなら知ってる。
68 :
人生で大切なことはすべてドリトル先生に教えられた:03/11/22 17:00 ID:dho+ZVZq
小四の春から一年間、ほとんどこの本しか読まなかった。
冒険への憧れ、家族愛、人類愛(動物も含む?)などなど。
齢を重ねるにつれても、人生で出会った最高の本になりつつある。
あぼーん
イギリス人に好感を持つようになった。
ドリトル先生の昔の映画って、ミュージカル仕立てに
なっているものでしょうか?
私の記憶では(小学生の頃、テレビで見た)、台詞が
あったのはポリネシアだけで、他の動物たちのボディランゲージを
彼女が翻訳→ドリトル先生が真似→話せるように、と
いう流れになっていました。
先生と美人のおねーさんのラブロマンスがあったり、
「月へ行く」の巨大蛾が出てきたりもしてました。
先生がすっごいスタイルのいいハンサムさんで、ちょっと変ー、
とか思っていたけど、エディ・マーフィのに比べたら……
>>63 「ガブガブの物語」翻訳者の南條竹則氏には
「ドリトル先生の英国」という著作があります(文春新書)。
著者の、井伏訳ドリトル先生への愛情が感じられる本です。
73 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :03/11/24 21:32 ID:ro8oK3eu
海外アニメであったような…。
ビートルズのようなコオロギのバンドがあった記憶が。
74 :
なまえ_____かえす日:03/11/25 01:56 ID:TlRTEqDc
>>66 >>71 確か、先生がレックス・ハリソンだったかと。
幼稚園児のときに、親に連れてかれた映画館で見た覚えがある。
あとは、NHKで2回ほど流してたな。
レックス・ハリソンのもエディ・マーフィのも、女が絡むのが受け付けなかったなー。
ドリトル先生に出てくる女性はサラ・ドリトルとテオドシア・マグだけで十分!
76 :
なまえ_____かえす日:03/11/26 21:23 ID:PnJ9NGVu
古本屋で学研版の「ドリトル先生航海記」を発見。
前田三恵子訳、で、挿絵が村上勉!思わず購入
岩波版とはまた違うものの挿絵はいい感じ。
この本読むの十何年ぶりかでした。
しかし「火無し人種」。こんなエピソードあったの忘れてました。
火を与えた白人を拝む未開人て構図はなんかヤな感じだな・・・
77 :
なまえ_____かえす日:04/01/29 20:58 ID:s/TbdweE
>>76 超みたい、村上勉。
昔小学校に3バージョンくらい「ドリトル先生」があったが
…
78 :
なまえ_____かえす日:04/02/04 01:32 ID:+UeW+SAS
79 :
77:04/02/08 14:37 ID:2ENEKm0G
>>78 うおー、超ゴメン!仕事で出てて、見てなかったよう。
404になっちゃってた…(;´Д`)
⌒
ノ
ノノノノノ
ノノ \ /
(9 (・) (・) |
| ( U) /
ノノヽく⊂⊃ / (
.\__ノ
81 :
なまえ_____かえす日:04/03/11 18:27 ID:MOD1MXsg
久々に「キャラバン」を読んだ。やっぱりピピネラはかっこいい。
パガニーニは当時存命だったんだろうな。笑える。
やっぱりヒュー・ロフティングの絵はすばらしい。
ロフティングは従軍経験があるらしいけど
アフリカにも行ってたんだろうか?
よくアフリカの話が出てくるから。
闘牛の話が良かったな。
テニスボールをくわえたダチョウを
必死でおいかける黒人の絵は
何回みても笑ってしまった。
シンプルなのに特徴をとらえてる。
もうドリトリシリーズはあの挿絵以外考えられない。
>>83 ドウイ。
ダチョウもダチョウっぽくないのにダチョウ味だしてる。
なんでもかんでも激しく受け口なのがたまらんのです
85 :
なまえ_____かえす日:04/04/02 21:33 ID:P8HxyDO9
あげ
やっと秘密の湖まで読み終わったんですが。
未だに、ガブガブとダブダブがごっちゃになる。
どっちがブタで、どっちがアヒルか……
87 :
スタビンズ:04/05/15 22:10 ID:iHiRmiGt
月へ密航したんで先生から呼び捨てにされますた
アスタルエゴ!月の猫ハアハア
月の植物に感覚があるかも知れないと、それを切る事に良心の咎めを覚える先生だけど、
豚肉とかは平気で食べてるんだよね。好物だという描写もあった。
その他にも殺生を禁ずる描写が結構あるから、先生が平気で肉を食べている描写には
子供の頃、結構違和感があった。
でも、それは日本人故の仏教的感覚であって、動物等は神から与えられた恵み
であるみたいなキリスト教的感覚からすると、特に矛盾しない描写なのかな。
猫派としては、ドリトル先生は辛い。
作者は猫嫌い?それともイメージかな。
月の猫以外、徹底的に悪者なんだもん。
月の猫は登場話には結構な分量がさかれているのに、それ以降影が薄いよね。
作者がもっと長生きしていたら、活躍する話もあったんだろうか。
>>90 一応、ダブダブの語ったエピソードにも一匹の猫との友情話みたいなのがあったと思った。
>89
先生が肉や卵を食べるのは、先生本人はともかく、
周りの動物たちはどう思うのかな?と思いました。
先生、朝食にハムエッグとか食べてるよね…
93 :
なまえ_____かえす日:04/05/23 19:07 ID:9s+lbPIg
>89,>92
私もそうです。小さな頃は気にも留めなかったけれど、大きくなると、
「自分の仲間が料理されている光景を見て何も思わないのだろうか」と。
94 :
なまえ_____かえす日:04/05/25 10:58 ID:a2r7caF1
仏教思想が精神観念の根底をなすこの国で、
長年支持されてきたこの作品に、
そういった殺生に対する矛盾が生じていることはなかなか興味深いですね。
私はエコロジーイメージのドリトル先生とゆう認識です。
95 :
92:04/05/27 13:03 ID:2if/dFIM
>93
自分も子供の頃は気がつかなかったんだけどね。(鈍い)
ナルニアでも、みんな肉とか食べてるよなぁ。
でも、ナルニアは、一応、話せない獣は別物という位置づけだから
いいんだろう。
こういうのは露骨にキリスト教的ですね。
ドリトル先生の場合は、その辺の境界線が曖昧だから、
納得しにくいんだよね…
仏教的に命を譲り渡してくれた動物に感謝し、ありがたく頂いている と考えようか。
ガブガブだけ特別扱いかと思ってた>先生の肉食
マシューも猫肉屋とかやっているし、ジップもへいきで骨とかしゃぶっているので
じょじょに気にならなくなっていたなあ。
そう考えるとガブガブがパンタルーン役(ドリトル先生のサーカス)で、
ソーセージで縄跳びするシーンが一番シュールだった。
98 :
93:04/05/28 00:43 ID:RJ8amvrL
>97
そういえば「ソーセージ縄跳び」ありましたね。今考えるとぞぞっ!
チベット仏教の道具に人間の足の骨をで作った笛がありますが、
人間の場合だと、それで音楽を奏でるのが該当しそうです。
マシューの場合は言葉が出来ないので差し支えないといえますが、
ジップは先生と同じ立場ですね。
この辺りを気にしない作者の考え方はキリスト教のものでしょう。
先生が、食ったり食われたりの関係をあるがままに受け入れているなら
別に気にならないんだよね。実際、ライオンなどが草食獣を食うのは
肉を食う生き物だから仕方が無いみたいな事を言う場面もある。
でも、時々、犬などに殺生を禁じる場面があったりするから、
先生の信条がイマイチ分かりにくいんだよねえ。
肉を食わずとも生きていける動物だからって事なら人間だって同じだし。
>>97-98 ガブガブ、その事を気にもとめていないのかと思いきや、
肉屋のショーウイントでソーセージ縄跳びをして広告するという仕事は
不愉快に思って断ってるんだよね。
嫌な事だと認識しつつも芝居では縄跳びをしていたとは。
100get・・・
小六の時に「卒業までに全巻読む!」という目標を打ち立てたのに
結局半分くらい残ったまま卒業。
それ以来読んでない。
このスレ見たらまた読みたくなっちゃたよ。
明日図書館行ってこよう。
これは、したり!
おらんだぼうふう
104 :
なまえ_____かえす日:04/06/09 23:46 ID:5mF0QNDu
103さんへ、食べたいので、売ってるお店を教えてください。
106 :
なまえ_____かえす日:04/06/11 09:59 ID:aVFTQb50
>101
全部読んでたけど、よく読んだ巻以外はよく覚えてないな。
短編の印象が薄い。
好きだったのは、「ドリトル先生(以下略)と緑のカナリア」
「〜秘密の湖」〜「サーカス」
ピピネラがマスコットになっていた、フュージリア連隊だかは、
本当に名門で、映画「哀愁」でヴィヴィアン・リーの婚約者(超ボンボン)が
所属してたのを、大人になって発見した時には驚いた。
やっぱり時代的に初期の話が好きかな。
先生、トミー、バンポが先生の家に勢揃いしているあたりまで。
その時期とかぶるけど、「月へ行く」あたりからの、
先生が多忙に苦しむ時期とか、月からの帰還後、
ヒトの寿命の事であれこれ悩む時期とかは何か重くて辛い。
108 :
全:04/06/11 17:12 ID:py2txsSY
>>107 同感です。トミーが、まだ初々しかった(?)頃の方が、何か
良かったですね〜。ダブダブとの掛け合いが面白かったり、ポリネシアの
皮肉が辛辣だったり(笑)
シャーロック・ホームズのワトソンも
フュージリア連隊だったような気がして
ぐぐってみたところトールキンもそのようですな
というより普通名詞なのかもしれません>>106
10年近く読んでないけど、小骨の多い魚を食べるたび、
「妖精の小骨刺し」を思い出します。
でも、ドリトル先生を見て、動物の夢を描いた子供は多いはず。何はともあれ、
ロフティング殿に拍手。
ドリトル先生の家族が皆で話すシーンがよくでてきますが、
その時は何語で話してるんでしょうか?
>>112 う〜ん、やっぱり人間語? 他の動物の懐古話とか聞いていると、
ペットショップや、一緒に旅をした人の言うことは分かるみたいだし。
動物同士も共存している以上、貝語とかマイナーな言葉じゃなければ
大丈夫だと思うけど。
動物同士では普通に会話してるし、汎動物語というような言葉があるんじゃないか?
いつだったかトミーが習ってた「上級動物語」とかいうのが、アヒル語とかブタ語とか
各種族の固有言語だったようだし。
あと、ポリネシアが大抵のオウムは人間の言葉を話しても、
意味は分かっていないでただ真似をしているだけとか言ってた。
人間の言葉を分からない動物も多そうだね。
ポリネシアとかが、片っ端から教えたのかなあ
117 :
なまえ_____かえす日:04/06/24 04:26 ID:xOTKa68x
スレを読んでて、エスペラントを思い出したよ。
世界共通の言語って理想だな。
私は『動物園』が一番好きかな。
ネズミたちの「ツキヅキ記念日」(でしたっけ?)がなんだか妙に好きでした。
でも、『ジャングル大帝』でもそうでしたが、こうした動物たちの理想郷ってすぐ
壊れてしまうんですよね。さすがに作者たちも無理な設定だと思うんでしょうか。
119 :
全215:04/06/26 12:30 ID:aEbTq481
>>116 もしそれが本当だとしたら、末端の動物にも教えたポリネシアさん、
寿命縮まったでしょうね…。 ご苦労様ですw
>>117 エスペラントってあんまり普及してないですよね?
ポリネシア、トミーが老人になった時にもまだ健在なんだよね。
その頃には先生の動物たちも皆、既に鬼籍に入ってると思うと切ないなあ。
何かの広告でドリトル先生は肉を食べませんでしたみたいな事が書いてあって
ウッソだぁ〜と思ったなぁ。
エディ・マーフィーのじゃない方の映画では菜食主義らしい。
昔のレックス・ハリソンのやつなら、「私は菜食主義者」とか言う歌が入ってた。
ミュージカル仕立てだったからね。題名はうろ覚え。
124 :
なまえ_____かえす日:04/07/10 21:21 ID:qybegcVX
何故か夏休みが近づくとドリトル先生のことを思い出す。
大きなかたつむりが出てくるシーンを連想する。
大ガラスカタツムリは挿絵がないのが残念。
レックス・ハリソンのやつには出てきたかな?
オシツオサレツが出てたのは覚えてるんですが。
レックス・ハリソン版のラストはオオカタツムリに乗って海に消えるところです。
なんかモスラみたくもあります(笑)。
昔NHKでやっていたアニメ版でも、映画の曲を使ってましたね。
♪サイとお話しできる?と聞かれたら
もちろんできるサイ そう言うさ
とかアテられてた気が。
127 :
なまえ_____かえす日:04/07/27 17:16 ID:T72Oux9P
土人
肉食動物に肉食を禁じたりはできないし、
不必要に遊びで殺すな、ということだと読んでた。<犬に注意とか
栄養バランス的には肉や卵も食べるのが必要だし、
それが人間本来の姿だ ということで先生は
折り合いつけてるのかなあと思ってたよ。<肉食べたりとか
129 :
なまえ_____かえす日:04/08/05 09:59 ID:7zdZsS3l
「ああ!このスレはチーズの臭いがします!」
130 :
なまえ_____かえす日:04/08/07 01:51 ID:N9OBc7Pz
ここは中々伸びませんね。ドリトル先生のファンは多いはずなのに。
板自体が過疎だからなー。
スレタイもドリトルじゃ検索に引っかからないし。
132 :
二番煎じ:04/08/11 20:49 ID:fS9MFOF0
これはしたり!
好きなネーミングはオシツオサレツとガブガブだな。
134 :
なまえ_____かえす日:04/08/21 21:39 ID:xIcl30o4
文春新書の「ドリトル先生の英国」という本なかなかいいよ。
猫肉屋についてもかなり詳しく載っている。
欧米人は鯨肉を食べませんでした。
殺しまくって脂を取っただけで。ビックリマンチョコですね。
この間初めて「ガブガブの本」を読みました。
自分が小学生だったら夏休みにこれで感想文書いたかも知れない。
ガブガブ、いいキャラしてるよなぁ。
初めてロンドンのリージェントパークに行った時、二羽のスズメが寄って来ました。
日本のより一回り大型で、まだ手にもっているポップコーンまでねだるんです。
ああ、これはチープサイドと奥さんのベッキーかもしれないと思い、感激で涙出そうでした・・・
ドリトル先生シリーズは鳥たちのキャラがたまらない。
チープサイドもスキマーもダブダブも大好き!
挿絵のダブダブの可愛らしさ(泣いてる絵があった!)なんてもう・・・
ポリネシアもミランダもピピネラも(ry
英語の勉強にと英語文庫を買って読んでいた。(←航海記しか出てない)
やけに薄っぺらいな〜と思ったら、端々が省略されていた。
最初の方だと、トミーがドリトル先生の家に行く前に、お父さんのお使いで
怖いおじさんちに靴を届けに行ったら奥さんがアンパンと牛乳をくれた話とかがなかった。
トミーはいきなりドリトル先生の家に向かっていた。
それについての断り書きも特になく、ちょっと腹が立った。
講談社英語文庫の航海記は俺も読んだが、なんか違和感あるなーと
思って考えたらバンポ王子が抹消されてた。3人しかいない人間の
乗組員のうち一人がいなくなると相当無理がある。
一般的に英語文庫のリライトはあまり質が良くないと思う。
文の構造自体が短くて味わいのないものになってる。
俺はYOHANのラダーシリーズが結構気に入ってる。単語は
制限されてるけど英文のあじわいがあるような気がする。
ちょっとスレ違いでした。
航海記じゃパンポはかなり出番が多いからなあ。
そりゃ、削れば違和感ありまくりだろうね。
確か、白人になりたがっている黒人王子が登場した様な記憶が……
その名はバンポ
144 :
142:04/10/13 00:26:54 ID:06SzQBHF
>>143 サンクス。そうそう思い出した、再登場するんだよな。
家にはなぜか「郵便局」「サーカス」「キャラバン」系列だけあって
トミー登場シリーズは図書館頼りだったんで記憶が薄いんですよ。
英米で現在売られている"The voayage of Dr.Dolittle"にも
バンポは出てこないらしいね。オリジナル版はもう読めない
かもな。
バンポ、存在自体が抹消されたのかあ。
アフリカ行きでの、バンポが白い肌になりたがる描写周りは
あまりにも直球過ぎるだけに文句もつけられやすいんだろうけど、
航海記でのバンポは、そんなにヤバかったのかな。
コミカルなシーンではあるが、バンポが人の肉を食おうと
提案をしている場面があったけど、あれがマズかったのかな。
未開人への蔑視・偏見というだけなら、クモサル島のインディアンの
描写も十分アウトな気がするけど、そっちはOKでバンポだけは駄目ってのは
何か釈然としない。
久々に読み返したらミランダが実に儚げで美しくて
かなり本気でハァハァしてしまった。俺は変ですか
>145
まじですかー
存在自体あぼーんされるなんて・・・
岩波の新版からは抹殺されなくてよかった。
お話としては面白いけど、
イデオロギーを考えると「?」と思ってしまう所があるんだよな。
例えば闘牛反対のシーンは、もしスペイン版があれば抹殺かもしれない。
そういうのをかたっぱしからあぼーんするってのもなあ。
昔の価値観で書かれた物語なんだからしょうがないじゃん?
151 :
なまえ_____かえす日:04/10/20 11:52:11 ID:gsF7gS0C
文春新書のドリトル本でも指摘されてたが、インディアンの生活=非衛生って
決め付けてる方も「イデオロギー的に」問題だ。まあ、構造主義のギリギリ前
だから仕方ないか。
個人的には「郵便局」が好きなのだが、あれも「黒人差別」になるんだろーなー。
152 :
なまえ_____かえす日:04/10/25 09:03:33 ID:Kafn0y70
ドリトル先生って何歳の時に読みましたか。
僕は小学校4年生のとき。
同じクラスの女の子が全巻持っていて、
1冊ずつ借りては夢中で読みました。
もう30年近く昔のことなのに、
そのときの興奮はリアルに覚えてるんですね。
おさな心に好きだった彼女、どうしてるかな。
小学校の高学年から。
人物の描写とかがえらいリアルで、今までに知らなかった世界を
垣間見た気分だったな。
>>147 ミランダもいいけど、ピピネラだろやっぱ。
まあ、フェミニズムを先取りしすぎてるのはご愛嬌だけど。
4年生ぐらいのとき、引越し先の図書館で遭遇して読みました
初めて読んだのは小学校4年の時です。
それ以来長いこと、(今の)イギリスのお金の単位はシリング・ペンスなんだと
思い込んでいました。
(当時もポンドはあったけどほとんど出てこなかったので)
157 :
なまえ_____かえす日:04/11/02 15:16:05 ID:24qSx0X4
奇しくも小学校4年生という答えが重なりましたね。
児童文学って出会う年齢のタイミングというか、
読むべき旬みたいなのがありますよね。
うちの息子(小1)は映画のビデオを喜んでみてますが、
原作が持つストーリーテラーとしての面白さはまだわからないでしょう。
2、3年したらちょうど適齢期なんでしょうが、
そのころには読み聞かせは卒業してるかな。
恥ずかしながら、ドリトル先生が「Do little」の意味だということを
最近初めて知った。
シンカロットが「Think a lot」というのも。
オシツオサレツの英語名は知ってたけど、こういうのを知るとなんだか
今までとちょっと見方も変わってきそう。
勉強になった…。
動物大好き少年だった俺は、トミーに感情移入しまくってた。
ドリトル先生級は無理でも、トミーなら、とか思って。
そんなわけで、月シリーズの3作目(題忘れた)がお気に入りだった。
先生とか動物たちから、俺が認められたような気がして。
キャラバンも良かった記憶が。もう20年も前の出来事だけど。
ズッコケ最終刊でこの板来て、見つけました。記念かきこです。
スレ汚しスマソ
160 :
なまえ_____かえす日:04/12/27 20:32:42 ID:OFDEuFPp
あんまりナルニアスレでドリトル先生の話が上がってたので
ためしに浮上してみる。
……でも多分、また何事もなく沈んでいくんだろうな……(´ー`)
161 :
なまえ_____かえす日:04/12/28 02:13:46 ID:myhCeGcG
さて、まともなドリトル先生実写化計画を
話し合おうじゃないか。
エディーマーフィー版なんて、
ワクワクもドキドキありやしない。
あれは、「はてしない物語」の映画版を越える衝撃だった。
163 :
なまえ_____かえす日:04/12/28 23:25:03 ID:myhCeGcG
個人的には、キャラバンを見たい。
サーカスと話をくっつけても良い。
カナリアオペラとか、ガブガブの演技とかみたいなぁ。
郵便局とか、航海記も好きだけど
人権団体が騒いで、
とんでもない作りになりそうだから
諦めてる。
私はドリトル先生は映画化して欲しくないな。
ドリトル役にはまる役者も思い浮かばないし、
本で読むのが一番いいよ。
タンタンみたいな感じでアニメーションにするのが
良いんじゃないだろうか
ロビン・ウィリアムズどうよ>ドリトル先生
やっぱり作中の時代でやってほしい
クレイアニメなら見たい鴨。
クレイアニメか〜、いいかもしれないけど、手間がすごそう。
でも見られるものなら見てみたいなぁ。
サウスパークのような猛毒アニメにしてしまうのも手。
ガブガブ、あの響き大好き〜〜
瀬田さんって、どーしてああ絶妙なネーミングするんだろ。
ペット飼ったらつけてみたいくらい。
>>171 なんで瀬田さんなの?
原作のまんまだけど
>>171 訳は井伏鱒二(下訳が石井桃子)
今でも井伏さんの名前を聞くと、反射的にこのシリーズが浮かんでしまう。
動物や幻獣のネーミングは難しいよね。
「オシツオサレツ」(原文ではPush me, pull you)は名訳だ。
ガブガブ、ダブダブは原文そのままじゃなかったっけ。
Gabgab、Dubdub
175 :
なまえ_____かえす日:2005/04/17(日) 02:16:04 ID:YFNhM9VK
しかしこのスレタイはどうにかならんものか
176 :
なまえ_____かえす日:2005/04/27(水) 21:02:07 ID:UktiN2Fi
この間、ebayでオシツオサレツのぬいぐるみ(1968年マテル製)を
落札しました。すげえ可愛いです。
まだ届いてないですが。
177 :
なまえ_____かえす日:2005/04/28(木) 11:11:30 ID:EFCSFIcZ
子供の時、世界名作図書館というサイズかなり大きい本のシリーズを持ってたました。その中の”ドリトル先生航海記”では、オシツオサレツが、”ソレオセソレヒケ”という名前になってたの覚えてます。(笑)
>177
それ、私も見たことあるかも。
内容がかなり短くされてる?
あれはかなりの抄訳だよ。
訳者が違うとか?
絵も、色の鮮やかなアニメっぽい絵だったような。
ロフティングの絵じゃないよね。
国際子ども図書館で検索してみたら、十人以上の人が訳してるね。
岩波の井伏訳になじみきっていたので、
こんなに多くの人が手がけているとは気づかなかった。
( ゜Д゜)ハッ と ( ゜Д゜)カッ の区別がつけば動物学者になれるかな?
>>177 私が読んだ訳は「オセヤイヒケヤイ」だった。
犬のジップが仲間の犬に「Rの付かない月はネズミを食べちゃいけないんだよ」と
教える場面があったんだけど、ドリトル先生の一家にネズミもいることを思うと
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
出かけようとする先生にダブダブが豚肉のパイを渡す場面もあるのだが、
これもガブガブがいる家の中で作られたものだと考えると
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
・・・でもまぁ、子供の頃読んだときには疑問を感じなかったんだよな。
深く考えてはいけない部分なのかもしれない。
まあ、食ったり食われたりが日常茶飯事の動物の世界の
生命観は人間とは結構違うんだろうね。
その辺は先生も割り切ってるんだろうし、
ミュージカル映画版のように菜食主義を標榜されても困る。
>>184 うちにある本では『オシタリヒイタリ』でした。
色々な訳があっておもしろいなあ。
>187
やっぱり、オシツオサレツって一番だよな〜と思う。
・オシツオサレツって「大」はどこからするの?
・バンポって途中からどこ行っちゃったの?
バンポは「オックスフォード大学に戻ったのでは」ってトミーが言ってたと思う。
確か「月から帰る」
「新しい研究もしたくなったのではないでしょうか」って言ってたから、
学者(修士か博士号を持ってる?)なんだと驚いた覚えがある。
オシツオサレツは…体の真ん中あたり?と思ってみる。
>>166 ドリトル先生は中産階級だから、庶民臭いロビンじゃちょっと問題がある。
192 :
なまえ_____かえす日:2005/10/05(水) 17:03:51 ID:nV2yv7Yd
>>185 「キャラバン」でガブガブがソーセージの宣伝をするってのもあったな。
193 :
なまえ_____かえす日:2005/10/05(水) 17:06:17 ID:nV2yv7Yd
パガニーニ(クラシックの名作曲家でもある)が「キャラバン」で登場したり、
ドリトル先生がダーウィンについて言及したり、児童文学とは思えない文明批評的な
ところもあるのが今考えるとすごい。
松岡正剛は月シリーズを愛読していた(全部かもしれんが)、あんがい
インテリ層が親しんでいたのかもな。
>>191 とは言っても所詮、町医者である。人間の患者も貧乏な庶民が
多かったようだけど・・・
ロビン・ウィリアムズ、いいと思うが?
医者ってだけで庶民とは越えられない壁があるぞ。
あと、患者も地主とか牧師とかじゃなかった?
動物の患者連れてくるのは庶民っぽかったが。
195
ドリトル先生はたしか猫肉屋のマシュー(私の読んだ本ではそう訳されていたが
ようするに、ペットフード屋なんだろう)のリューマチかなんかを診ていた
はずだが、彼は字が読めない男で、字が読める自分のカミさんのことを
「うちの女房は学者で・・・」と形容するような人物だった。
>医者ってだけで庶民とは越えられない壁があるぞ。
ってそれ、当時のイギリスではっていう意味?
(まさか、今の日本でさえも・・・ということ?)
よくわからんが、上流階級専門に診ているような医者ならともかく
ドリトル先生がそんなに貴族的な人物とは思えない。
197 :
なまえ_____かえす日:2005/10/08(土) 06:47:03 ID:cR5b4jOO
ドリトル先生はジェントリ階級(郷紳って訳すらしい)だぞ。
だからあんな立派な庭が家にあるんだ。
>>193 マキャベリの名前を初めて知ったのは
そういえばこのシリーズだった。
ドリトル先生月に行くは映画化されてたよね。最後はでっかい蛾に乗っているシーンでスタッフロールみたいな。ソフィーを逃がしたことも映画の中でやってたような
201 :
なまえ_____かえす日:2005/10/10(月) 20:30:43 ID:FQxpGkoc
ドゥ・リトル・リトル
>>200 うわ、よく一作にこれだけ押し込められたな。
観たいような観たくないような。
幼稚園児のころ映画館で見た。>レックス・ハリソン映画
カタツムリの殻の中がピンク色だったのと、蛾に乗って空を飛ぶ所だけ覚えてた。
後年、NHKで放送したのも見た。
ミュージカル仕立てで、それなりに面白いけど
(メル欄)なのが、なんとも……。
ドリトル先生って確かアニメもあったよね?
205 :
なまえ_____かえす日:2005/10/12(水) 01:52:38 ID:cGmLrrOX
あった。
NHKで放送してた。
なんと先生、細身で長身。声はバリトン歌手の立川清登。(番組CMやってたんで、それだけ覚えてる)
物自体はたぶんアメリカ製。
>>197 ジェントリっていうのは日本で言えば庄屋・名主みたいなもんか。
日本だと、江戸時代に侍が城下町に移り住んでしまった。
ジェントリはそのまま村に住んで年貢を取りつづけていた身分じゃないか?
208 :
なまえ_____かえす日:2005/10/13(木) 18:39:49 ID:Y+xsYFN9
「郷士」にも近いかも知れんが、あっちは無俸給だしなー。
209 :
なまえ_____かえす日:2005/10/15(土) 00:25:39 ID:OmmD3dg/
ジェントリ階層は農作業に従事しないから、裏の田畑で農作業して俸禄の足しにする下級武士とはイメージが違うなぁ.
210 :
209の続き:2005/10/15(土) 00:33:44 ID:OmmD3dg/
だからと言って、絶対農作業をしない階層じゃ、身分が高すぎるし。
上司がいない「お代官様」って感じなのかなぁ……。
211 :
なまえ_____かえす日:2005/10/22(土) 18:06:27 ID:zwd/zLCx
で、ドリトル先生ってアメリカ文学だっけ?
…新聞に連載してたんだよね?挿絵も作者が描いて…?
ロフティングはイギリス生まれだが、ドリトル先生書いた時はアメリカにいたのかな?
しかし、「ドリトル先生」シリーズ自体はイギリス文学なんじゃないかと思うけど。
戦地から子供に送った手紙に書いてあった物語が元だと聞いたような気がする。
未確認情報スマソだ。
26歳でアメリカ女性と結婚して、アメリカに移住。
しかし、生涯イギリス市民権を手放さなかったという話。
214 :
なまえ_____かえす日:2005/11/01(火) 13:25:42 ID:tmHqyHmB
ドリトル先生を書いたのは何歳くらいなのかな?
あれだけの文才があるのに他の作品を書かなかったのも信じられないが。
「アフリカゆき」が35歳か36歳の頃だな。
その後、毎年1冊のペースで「月へゆく」まで出版。
4年開いて「ガブガブの書」。その次の年に「月からかえる」。
「秘密の湖」は相当開いて更に15年後。
ロフティングは同作出版の前年に亡くなっている。
晩年は健康を害して執筆が滞りがちだったというから、
他の作品を書いている時間なんて無かったんじゃないか。
元気な頃は毎年ドリトル先生を出してたんだし。
216 :
なまえ_____かえす日:2005/11/01(火) 18:28:12 ID:uXREzL1x
サンクス。
そうか、最初と最後でやっぱり間があるんだな...
あれだけ豊富な内容が(児童文学なのに)詰まってるんだから、
他の作品なんか書けなくて当然か。
ロフティングには本格ミステリーを書いてほしかったな。
「気絶した男」は「銀星号事件」(ホームズ物)をなぞってると思うけど、
(勘違いだったらすみません)馬からの視点がおもしろかった。
「パーフェクト・ブルー」みたいに、完全に動物の視点の作品を
書いたら名作になったのではないかと。
ちなみに「緑のカナリア」は加藤登紀子の声でイメージしてたりする…
(旦那さんが警察に追われてて、ずっと逃亡生活を送ってたってあたりがぴったりなんだよね)
そこでシャーベット・スコーンズですよ。
219 :
なまえ_____かえす日:2005/11/04(金) 09:08:19 ID:WvrfMmI8
まあ時代が時代だし、ヴィクトリア朝文学のオマージュってところはあるだろうな。
先生やガブガブが詩作がするも「ゴールデントレジャリー」(黄金詞華選)が
一世を風靡した時代らしい気がするし。
220 :
なまえ_____かえす日:2005/11/04(金) 13:55:58 ID:WvrfMmI8
「キャラバン」で裏町のごみごみした有様が出てきたのも、ディケンズの時代にふさわしいし。
子供の頃”オシツオサレツ”を”オササオムレツ”だと思ってた。
今でもつい”オササオムレツ”って言っちゃうんだよね。
井伏先生ごめんなさい。
>221はオシツオサレツ風のオササオムレツを作って
写真をうpするといいと思うよ
223 :
なまえ_____かえす日:2005/12/12(月) 15:19:45 ID:AdcaXZC/
オシツオサレツがオシテオサレテに改訳されているのには
納得がいかん。
え? どこで改訳されてるの??
まさか岩波・井伏の新版が????(;゚Д゚)
225 :
なまえ_____かえす日:2006/01/12(木) 01:55:12 ID:JghwUHhS
消防の頃、ロングアローに萌えました。
ちなみにクモサル島のクモサルが蜘蛛猿だとようやくこの間気づきました。
30年ぶりだよ。
226 :
なまえ_____かえす日:2006/01/14(土) 16:50:37 ID:He8rqlAG
>>クモサルが蜘蛛猿
今初めて知った・・・・
そういえば有頂天ホテル、アヒルの名前がダブダブでしたね。
山ちゃんが声当ててたらしい。
>226
英語でも"Spidermonkey Island"
まさにクモサル島ですな。
>224
ぽぷら社のこども世界名作童話
「ドリトル先生物語」 神鳥統夫・訳 らしい
230 :
なまえ_____かえす日:2006/03/31(金) 08:49:13 ID:x0Qdj1j5
さよう、スタビンズ君。
ダブダブ、ピピネラ、チープサイド、ミランダ、ポリネシア。
みんなだいすきでした。
こう考えると、鳥好きのルーツはドリトル先生だったのか。
実は強力無双の勇士ドリトル先生・・・
ジョング・シンカロットの戦闘能力は
バンポやロングアローをも越えるらしいからなあ。
大きな岩も素手で真っ二つ! っだったっけ
234 :
なまえ_____かえす日:2006/04/09(日) 00:01:23 ID:ir/gCHv1
ドリトル先生がいた時代・・・。
日本では水野忠邦が活躍・・・。うーむ。
実は腕っ節が強いってのは、イギリス紳士の嗜みだからなwホームズとか。
所で、ドリトル先生が亡くなった後、スタビンズ君は何をしたと思う?
先生の遺産と仕事を引き継いで獣医兼学者の道をってとこじゃないか?
ちょっとだけ出てくる、先生の過去話を執筆している時点の
老スタビンズはポリーと住んでるみたいだし、先生のところでの
生活とは離れて市井に戻ったとかいう事は無いような気がする。
私はドリトル先生は最後、月にいったもんだと勝手に思ってました。
>235
やはり基本的には先生の跡を継いで動物のお医者さん
合間を縫って先生の業績を書物に残す
でしょうね
239 :
なまえ_____かえす日:2006/05/18(木) 18:53:01 ID:zzIhrK4E
ドリトル先生全巻買ってきたお。
おお 大人買い。
今日、BS2でレックス・ハリスン版の映画がやるね。
BS2の映画、録画保存しようと思ったら、途中で地震のテロップが…
ちくしょおおおお
大丈夫だよ。
あの映画、すごい駄作で、裏金使ってアカデミー賞獲ったって有名な話だべ。
ドリトル先生、懐かしい。
厨房の頃にはまってて井伏訳を何度も読み返したよ。
全巻読破してもまだ新作を読みたくて、思わず自分で話を作ってしまったのを思い出した。
たしかツインクが主役の話だったようなw
今、イギリス留学中。
朝、そこらじゅうでビルやお店の窓をふいてる。
窓ふき職人、っていう職業が、薄給だけども
つきやすい職業だってのをしみじみ実感。
ただ、猫肉屋ってのはさすがにまだみかけたことがない(笑)
アフラックの宣伝で、アヒルが家事洗濯手伝ってるやつ見ると、
ダブダブだ〜〜w
と楽しくなる。
よく獣医になった人で子供のころドリトル先生にあこがれたという人はいるけど
生物学者でそういう人は少ない気がする
自分は博物学云々の部分がすごく印象に残ったことも影響し
大学受験のときも理系を選んだけど
そういう人は少数かな?
博物学者というよりはやはり「動物と話せるお医者さん」
としての描写が多いからだと思うな。
私は博物学ってところがどうしてもピンと来なくて、
後にジーン・ポーターの「リンバロストの乙女」を読んで
はじめてこういう学問なんだってわかった。
ちなみに作者は19世紀に女性の身で博物学を収め、学者として認められた人。
>>244 先生がホームズと組んで活躍する場面を考えてたヤツがここにw
ワトソンが何らかの事情で捜査に参加できず、
困っていたホームズが先生と出会ってコンビを組むという。
流れ的には「緑のカナリア」の続編っぽい感じで、ピピネラと窓ふき屋が登場。
彼女は動物界のアイリーン・アドラーだと思うので…
うーむ、ホームズとの競演かあ。面白そうだけど
時代が重なりそうで重ならそうな微妙な感じ。
ホームズの名が世に知られるようになった1880年代以降って、
先生はもう老境だし故人になってる可能性も高いよなあ。
250 :
248:2006/12/05(火) 20:47:59 ID:Vum7RFV+
うっ、そうか…なんとなく同時代だと思い込んでた。
だったらヤング・シャーロックってことでワトスンと出会う前の話にするとか?
「シャーロック・ホームズの愛弟子」では、
ドイルがハクをつけるためにホームズの年齢を詐称してたって設定で
原作より若返らせているけど、そういう手もありかな。
ピピネラを出したいから…って、何真剣に考えてるんだ自分orz
>>250 老境のどっしり構えた先生と、血気盛んなホームズっていい組み合わせだと思う。
ホームズだってワトスンと出会った大学時代は、若さ溢れる、かなりやんちゃな感じ。
すぐに行動したがるホームズを引き留めて、まずは動物の意見を聞いたりして
ふむふむ言う先生も、想像すると、これはいいかも。
航海記で先生がスタビンズ家で笛を演奏したのが1839年。
当時から既に先生は中年紳士といった佇まいだったから、
1880年代には若くても80歳以上だろうなあ。
まあ先生の場合は、月から持ち帰った植物の秘密をある程度解明し、
その効果で通常より若さを保っていたと解釈すれば何とかなるかなw
ただ、航海記以前の話であり、パカガーニが見物に来た
との記述がある以上、カナリアオペラは1830年代前半以外に配置できないし、
カナリアの寿命的にも流石にピピネラばっかりはどうにもならないのう。
253 :
なまえ_____かえす日:2006/12/11(月) 13:19:32 ID:s1t7oU6F
ホームズ&ドリトル先生の組み合わせは面白い。
どっちも好きだけど全然思いつかなかった。
同時期に読んでたのに。
254 :
248:2006/12/12(火) 22:05:17 ID:KxU7If33
見れなかった間にレスがついてる。みなさんどうもです。
>>252 そうか、年代的に無理か…
実在の人物が出ちゃってるのが痛いな。
最初読んだ時は架空のキャラだと思ってたよw>パガニーニ
>>253 「気絶した男」は最初に読んだ時から
「シルヴァー・ブレイズ号事件」の別解釈だと思ったんだよね。
クリングが推理する時に靴をかじるっていう設定も、
ホームズのパイプからのイメージだろうし。
でもホームズは犬嫌いなんだよな
そうだっけ? 犯人追跡に犬を使ったりしてたと思ったけど。
嫌ってるって描写がある訳じゃないが
学生時代に噛まれた、毒薬で安楽死、射殺されたのが複数存在と
犬にやさしい話じゃないよね>ホームズ
映画「有頂天ホテル」に出てくる
アヒルのダブダブの名前の発音が気になるんですよねー。
私が思ってる発音は、最後に飼い主のおじいさんがする
発音と同じなんですけど(ダにアクセントで語尾さがる)、
他の俳優さんたちは「服がだぶだぶ」のだぶだぶと同じアクセント
(ブにアクセント、語尾あがる)。
むむむ。自分が小数派なのかな。
259 :
なまえ_____かえす日:2007/03/09(金) 21:57:28 ID:ZSYv5GqV
260 :
なまえ_____かえす日:2007/03/10(土) 13:46:54 ID:FSogwnRI
もっと前に出会っとくべきだった
アフリカと航海記しか読んでないけど、相当面白いな
物語が作られた背景とかと重ねて読むのも良いし
大人、子供両方楽しめる作品だと思った。
ネット書店で大人買いしようかな
>>260 「月へ行く」「秘密の湖」「緑のカナリア」あたりは
大人になって読み返してはじめて真価がわかる作品かも。
自分も久々に読んでみるかな。
262 :
なまえ_____かえす日:2007/04/01(日) 10:26:40 ID:zjvyNQhx
>>258 あ、僕もあなたと同じ発音で読んでたよ〜
263 :
258:2007/05/02(水) 19:16:16 ID:dr9PiXMZ
>>262 久しぶりに来て見たらレスがあってうれしいです。
ありがとうございます。
同じ発音の人がいてうれしいです。
三谷幸喜さんもきっとドリトル先生の愛読者なんだろうなあと思うんですけど、
わざわざ発音を2通り出したのは何か意味があるんでしょうねえ。
テーブルの上のパンくずを掃いて集めた後、
いつも「私にもこれを食べてくれるすずめがいたらなあ」
と思います。
まあ読書好きの小学生なら誰でも行き着くんだろうな。
小沢健二がアーサー・ランサムを読んでた(と思われる)のと同じ。
「サーカス」で団長が金を持ち逃げしたとき、芸人の誰かが
「やつはダイリクに言っちまったにちげえねえ」って言ってて、
子供の時は???だったけど、「大陸」なのね。
他にもバンポの「げんちょう」(現象か)とか。
最初に読んだのが「航海記」だったので
ガブガブやトートーを知るのが少し遅れた。
何で出てこなかったんだろう?
(初めて家の中に入ったところの動物の群れの中にそれらしきフクロウや子ブタは出ているんだけど)
トミーの視点ってかなり異質な要素が加わった分、
ドリトルファミリーを全員出すと混乱してしまう、と作者が判断したんじゃないの?
トミーに限らず、誰かが「語る」場面の多い物語ではあるけど。
269 :
なまえ_____かえす日:2007/10/01(月) 11:42:56 ID:kPGxSQPZ
石井女史本人ではなく、井伏氏が最終的に訳文を仕上げたのも、
井伏氏ならあの「語り」を自然な日本語に出来ると判断した上のことなのかも。
270 :
なまえ_____かえす日:2007/11/11(日) 13:16:40 ID:u4wGvXTj
あげとくか。
次に立てるときは検索しやすいスレタイにしてほしいもんだ...
ドリトル先生って今思い返すとなんだか好ましくない話が一部あった気がする。
気のせいかな・・。
そりゃあ、一時代前のキリスト教圏の白人が書いた話なんだし、
現代的な観点から見れば色々問題があるように感じられる部分もあるだろう。
そこまで行かずに単に話の好悪だけの事を言ってるのかも知れないけど。
そうですね。そう考えれば納得です。^^
第一、時代設定が「大英帝国万歳」のヴィクトリア朝期なんだから...
あの時代に人種差別から完全に無縁な英国人なんて、元禄期の日本人が
民主主義を意識してるのと同じくらいありえないわけで...
奴隷として売られた黒人を助けたドリトル先生は、
当時の価値観からすれば信じられない存在だったと思うよ。
バンポも心優しくて頭も切れる人(オックスフォードで研究をしている)
として書かれてるし。
276 :
なまえ_____かえす日:2007/12/11(火) 11:17:39 ID:2VDI0xcG
でもバンポは「アフリカ行き」では喜劇的人物として描かれてた...
黒人はカスだみたいな敵意を持っては描かれてはいないよね。
まあ留学後のバンポでさえ密航者を食べようとか言い出すあたり、
やっぱり時代的な偏見はあったんだろうが。
バンポはオックスフォードをあれだけ休んでよく復学できたな...
279 :
なまえ_____かえす日:2007/12/14(金) 00:20:32 ID:hdIAMDYy
>>270 それっていつかな?>次に立てるとき
4年半でレスが250ちょいということは、1000行くのに15年以上かかる計算だよね。w
>>258 自分は「服がだぶだぶ」と同じアクセントで発音してる。
>>279 服がだぶだぶ派ノシ
有頂天ホテルでダブダブの名前を使われたのはショックだった
ダブダブはただのあひるじゃない!
有能な家政婦さんなんだからー
「秘密の湖」 読んだ当時、ドロンコの大洪水以前のハナシを
『実話』だと信じ込んでいた漏れが来ますたよ。
「作品世界の中では」のカッコつきでいいんじゃないの?
「月共和国」と同じで...
283 :
なまえ_____かえす日:2007/12/23(日) 16:37:11 ID:k9j5nq8e
まあ元ネタは英米文化圏なら誰でも知ってるわけだから、
それをドリトル風にアレンジしたんでしょう。
284 :
なまえ_____かえす日:2008/01/03(木) 00:25:10 ID:duwAppPD
1つだけ、日本人としてどうにも解せないのが、
『サーカス』で“ものいう馬”初お披露目の場面。
お客さんに、
「先生は、日本語を除いて、世界中のどんな言語も分かります」
と紹介された場面。
なんで日本語だけ駄目なんだ〜!?
作者は何か、日本に恨みでもあったんだろうか??
世紀末のジャポニズム以前だし、やっぱり「神秘の国」だったんじゃないの?
日本語って難しい言語だと思うよ〜。
何種類の文字を使うのか俺も知らないし
中国語も難しいけど、中国人は早くから貿易やなんかで
いろんな国に出かけたり住んでたりしたから、
中国語を理解できる人も多かったんじゃないかな。
それはあるね。お茶やアヘンの貿易が多かったんだし、
ロンドンあたりは早くから中国系の人たちが住んでたと思う。
シャーロック・ホームズでも、テムズ川あたりで働く人夫は
中国人が多いって書かれてた気がする。
対して日本人には会う機会がなくて覚えられなかったと。
ドリトル先生の時代は鎖国してたのも大きいだろうね。
あれがオランダの話だったらまた違ったかも。
>>284 >日本語を除いて
日本とか中国というのは、大昔の西洋においては
月とか火星みたいなもの。
遠くて理解できない所の代名詞。
>>1 ってか、スレタイにスペース入れたらサーチできないでしょうが...
「ドリトル先生って知ってる?」
小学高学年まで実在の人物だと思って近所の犬にこう話しかけてた
あの頃の自分は本気で本気だったなあ
人種差別はまだわかるけど、結婚に偏見があるのは何でなんでしょうね。
先生が結婚を嫌うのは独り身の気楽さが好きだからでしょ。
作者がという意味なら、先生以外には既婚者が多数だし、
それらの人が不幸せであるようにも描かれていない訳で
特に結婚に対して偏見があるとも思えないけど。
こないだTVで有頂天ホテルやっててアヒルの名前聞いてめちゃくちゃ懐かしくなった。
最初「ダブダブが逃げた…」の時はアヒルかブタかわかんなかったけどw
読み返したくなって図書館行ったら休館日だった…orz
三谷にドリトル先生に触ってほしくない
迷惑です
298 :
なまえ_____かえす日:2008/06/28(土) 23:43:43 ID:ixwppZ8M
小学校の図書室でハマって、全巻ハードカバーでそろえた。
映画を見てがっかり。
>>298 私は毎月1冊ずつ買ってもらった。全巻揃った時の感激といったらもう!
確かに映画はガッカリだったけど
オシツオサレツやオオカタツムリが映像化されてたのは嬉しかったな。
300 :
!omikuji:2008/07/01(火) 20:33:14 ID:0mQ4kL5Z
たくう
猫肉屋って猫を肉にするのかと思った
め○ら旅行
へえ、別訳出るんだと思って調べてみたら、
既に井伏訳以外にも結構いろいろあるのね。
でも挿し絵が本人で無い時点で価値が相当下がるな。
ムーミンなんかもそうだけど、素晴らしい作者本人のオリジナル画があるのに
なんでわざわざ別の作家に絵を描かせるのか。
この茂田井武という人、昭和31年に亡くなってるじゃない。
まさか戦前の翻訳の挿絵を再録してるんだろうか。
岩波文庫で児童向けじゃないバージョンも出してほしいね。
小1の頃、図書館で図版とかマンガしか借りてなかった私を見て父親が
「もっとまともな本読め!」ってキレていきなり本屋で買ってきたのが
「アフリカ行き」と「航海記」だったなあ。
その時は「こんなむつかしい本読めないよ!」って憤ったものの、読み出したら止まらなかった。
しかし、6、7歳の自分が「ネコ肉屋」とかどう解釈してたものか謎だな。
親に聞いても「さあ〜」って言われたし・・・
「リノリューム」「アリゲーター」とかも母に解説を願った記憶あり。
>>307 井伏鱒二訳文ってだけでも充分その価値はあるな。
同じ理由で安東次男訳ドリュオン『みどりのゆび』も期待したい。
ちなみに佐藤さとるのコロボックルシリーズで昔あった講談社文庫版は
読み仮名がなかったぶんまるで大人の本に近い風格があったもんだ...
311 :
なまえ_____かえす日:2009/01/05(月) 23:49:48 ID:c2ItM7d5
おお、ドリトル先生スレッドなんてあったんだww
さっきまで嫁と「Pushmi-Pullyu」の訳で「オシツオサレツ」でない
言葉についてディスカスしてて、このスレにたどり着いた。
>>177さんと同じ世界名作図書館での「ソレオセソレヒケ」でした。
いやぁ、ほんと、何もかもが懐かしい。
艦長キタ
313 :
なまえ_____かえす日:2009/01/09(金) 00:21:44 ID:iz69kJX1
ドリトル先生を実写化するなら谷啓がいいと思っていた小1の頃。
今から40年も昔の話です。
314 :
なまえ_____かえす日:2009/04/20(月) 08:15:04 ID:P/Fhsun2
ごめん、郵便局とサーカスって時系列順にどっちが先?
郵便局の方が先。
根拠、ソフィーが郵便局のエピソードで自分がした
投稿に関して言及している。
「サーカス」の方が先だよ。「アフリカゆき」の直後の話が「サーカス」で、
その後の別のアフリカ旅行の帰り道での話が「郵便局」だから。
317 :
なまえ_____かえす日:2009/04/20(月) 14:36:41 ID:P/Fhsun2
と、いうわけで悩んでいるんだ……。執筆の順番からして、作者の間違いかな?
>>305-306 いや、それ、茂田井武のための企画だから。
てか、児童書板で茂田井武を知らない人がいて、
さらに的外れなことを偉そうに語っていることに驚いた。
319 :
なまえ_____かえす日:2009/04/21(火) 02:41:34 ID:4r0oRr+v
>>317 物語の時系列に沿って、執筆するとは限らないよ?
>>318 そういうのは、茂田井武スレで言えよ。あるのか知らんけど。
「ドリトル先生」のスレで偉そうに何言ってんだか。
お前が最も的外れなことに気付いてくれ。
321 :
なまえ_____かえす日:2009/04/21(火) 07:27:19 ID:7f8n4uAw
言葉足らずだったな。
要するに、時系列はサーカスのほうが先なのに、郵便局を
先に書いたから作者が間違えたのかな? と、いいたかったんだ。
322 :
なまえ_____かえす日:2009/04/21(火) 15:10:57 ID:Af8iYaNr
まさかドリトル先生のスレが荒んだ空気になっているとは...
え? そうかな。
ところで、ガブガブはなぜ太ったのだろう?
だいたい、太ったから野菜をよすって違うような気がするんだが……
人間と豚はやっぱり違うのかね。
324 :
なまえ_____かえす日:2009/05/19(火) 12:45:47 ID:My64slC6
ちょっとあげとこう
325 :
なまえ_____かえす日:2009/05/21(木) 04:33:01 ID:woAUigWg
「月へいく」「月から帰る」が一番好きだな。
かなり異端な感じもあるが。
月へいくで、巨大蛾に乗って旅立つ時、モフモフの背中に顔を埋めて
成層圏突破するところが好きだ。
327 :
なまえ_____かえす日:2009/05/22(金) 07:36:11 ID:cExTijsN
食べ物がどれも美味しそうな童話。
月シリーズは全体的に不気味な雰囲気が漂っているし、
確かに異端な感じはするな。
329 :
なまえ_____かえす日:2009/05/23(土) 04:25:34 ID:2BYOa1tz
>>323 おやつを食べるのはやめたくなかったんじゃないかな。
となると、食べないのは野菜という選択しかなかった。
肉は元々食べないだろうからさ。
330 :
なまえ_____かえす日:2009/05/27(水) 12:10:30 ID:301Wcdv3
野菜をやめろって言ったのはせんせだぜ?
331 :
なまえ_____かえす日:2009/05/27(水) 16:11:00 ID:0ZUvnopO
太りやすい野菜をやめてカロリーの低い野菜を勧めたんじゃなかったっけ?
332 :
なまえ_____かえす日:2009/05/28(木) 07:54:35 ID:LLDmYBuo
あんまんじゅうは駄目なんだよな。あれって原文でもまんじゅうなのかなあ
あれは原文ではバンだそうだよ。
航海記でスタビンズ君が食べてるアンパンも原文ではバンらしい。
日本ではマイナーだから意訳したんだろう。
あんまんじゅう=ウィンドルミア・ケーキじゃなかった?
子供心にもこの名前には違和感を覚えたw
でも訳した当時はケーキそのものが日本の子供には想像しづらかったのかな。
村岡訳「赤毛のアン」シリーズでも、お菓子の呼び名に苦心してた様子が伺えるね。
原文は「The Wendlemere buns」となっているようだ。
336 :
なまえ_____かえす日:2009/10/21(水) 17:50:13 ID:H+kCypcp
保守あげ
ド リ チ ン 先 生
338 :
なまえ_____かえす日:2009/11/03(火) 23:24:40 ID:MN04JabB
今やっとキャラバンまで読み直し終了
全部読んだらまた来るので保守あげ
339 :
338:2009/11/29(日) 18:03:19 ID:jZOqwA5D
湖まででギブして来てしまった。
残りは本人編集してないと思うとテンションあがらずに手が出なかったよ。
なつかしかったけど、どの話も昔のようには楽しめなかった自分が悲しい。
俺も年取ったんだな・・・
赤毛のアンは今読む方が面白いのに。子供向けかそうでないかの違いだろうか。
340 :
なまえ_____かえす日:2009/12/02(水) 12:43:46 ID:pNmMQg+i
341 :
なまえ_____かえす日:2009/12/04(金) 16:24:33 ID:HMhxYbnO
1巻(アフリカゆき)とその他の巻では、挿絵が全然違うね。同じ作者が描いたとは思えない。
342 :
なまえ_____かえす日:2010/07/18(日) 11:53:32 ID:gmQ/kbFM
緑のカナリアの終わり方に違和感あるなー
ドリトル先生だったらカナリアと窓拭き屋を家に
連れてくのにあんな言い方しないよー
ぜんぜん英国紳士っぽくない
自分はどれ読んでも特に違和感とか感じなかったな
こまけぇこたぁいいんだよ!みたいに思ってるせいもあるだろうけど