1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
買ってもよし、借りてもよし、
押入れの奥から発掘して読んでもよし!
できればタイトルだけじゃなくて一言感想をヨロスク。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/03 23:52 ID:cFtOHJfd
「神の守り人 帰還編」
早くも次が待ち遠しい。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/04 09:52 ID:x0CaY+sQ
山脇恭「大どろぼうはアイスクリームはかせ」
87年の本なのに一人称が「本官」の巡査って,,,
味のある絵とよくマッチした楽しい本でした。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/04 10:17 ID:6KOmXwYA
エルマーとりゅう→エルマーと16ぴきのりゅう
私は、1作目をピークに、しりすぼみで面白くなくなっていったような
気がした。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/04 22:12 ID:zSL2TgOx
「アバラット」
やばい。つまんない。
つ、つまんないの?>アバラット
書店では鳴り物入りですが。
7 :
5:03/05/04 23:01 ID:zSL2TgOx
>6
あくまでも俺個人の意見だけどね…
2004年ディズニー映画化、なんでしょ?
よくも悪くも、ディズニー的…というかアニメ的。
児童文学としての深みナシ。
魔女の友達になりませんか? 村山早紀
ルルーシリーズの1巻目 良いです。
4巻をもらって先に読んじゃっていて、ようやく1巻ゲット。
9 :
とてた:03/05/09 23:06 ID:vC9F7K6R
「算盤王」(長谷川光太)
新作ですが、掘り出し物でした(内容は軽いけど…)。
ありそうでなかった、「珠算バトル物」(スポーツだろうがカードデュエルだろうが超能力だろうが、やることは同じ…)です。
「九官鳥の読み上げ算」はムリがあるような。
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/05/10 07:51 ID:mTQe2uj0
デルトラ・クエスト(エミリー・ロッダだったけ?)
展開速すぎ奥行きなさすぎ。
買って損した。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/10 10:28 ID:P0V/qmYj
魔女がいっぱい ロナウド・ダール
ダール初体験。なんとなく、もっと明るいドタバタコメディを予想してたら、
けっこうダークなストーリー展開だったんでびっくり。でも、おもしろかった。
チョコレート工場も近日中に読みたい。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/10 12:17 ID:rjcM+HuD
>>10 ひとむかし前のやっすいゲームブックみたいでしょ(藁
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/10 23:45 ID:MrQ3T27n
魔女がいっぱい、こないだ再読したよ。
やっぱり面白かった。
安い大団円で終わらないところがカッコいい。
児童書と言えるかどうか微妙ですが(しかも絶版)
社会思想社の凍結都市
通算何回読み返したかな、雪に閉ざされた街の情景が良い
ルドルフといくねこくるねこ。
普通に面白いんだが、皆が言うように最後が終わってないな。
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 18:26 ID:MaW9rjqX
エリナー・エスティス「はじめてのクリスマスツリー」
クリスマスツリーが嫌いなお母さんと、
クリスマスツリーを立てたい女の子の
ちょっと納得がいかないお話。
あぼーん
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 23:42 ID:RlBGCOZT
秘密の花園。
完訳版は読みごたえあって、筋知っててもわくわくした!
なんだかガーデニングに燃えたくなってきた。
あと、葡萄パンが食べたい。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/12 00:10 ID:LXb/ZFFj
今まで読んだのと今回読んだのレーベルを教えてほしい。
>>18
>>19 子供向けの抄訳版はずいぶん昔に読んだと思うけど、出版社は忘れた。
新潮文庫のを読んだんだけど、後書きによるとあれって
日本で一番最初に訳された「秘密の花園」なのかもしれない。
21 :
20:03/05/12 00:32 ID:/+K7k2o0
あ、新潮文庫の完訳版が読み終えたばかりのやつね。って分かるか。
竜口 直太郎訳だね、サンクス。
23 :
20:03/05/12 17:34 ID:/+K7k2o0
あ、どうもあれは初めての邦訳ではなかったようです。
フランセス・ステリット「王さまのアイスクリーム」
グルメでわがままな王様のためにアイスクリームを考案した少女ストロベリー。
挿絵も翻訳も古臭い、素朴な本でした。
25 :
なまえ_____かえす日:03/05/13 17:42 ID:/Zcf5LDV
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「魔法使いハウルと火の悪魔」&「アブダラと空飛ぶ絨毯」
やっと図書館で借りられたぞ……
したらば時代にあれだけ盛り上がってたスレがこっちで立ってないのはナゼだ!?
あぼーん
27 :
透明人間:03/05/13 20:15 ID:7BjZL7Ug
星王子さま!見たよ!
28 :
なまえ_____かえす日:03/05/15 22:50 ID:JTOQk4NX
ロフティングの「ささやき貝の秘密」
ロフティングはやっぱりドリトル先生が面白いや
デブラ・ドイル&ジェイムズ・D・マクドナルド
「サークル・オブ・マジック 魔法の学校」
普通に面白かった。ランドル最高だね!
児童書というか絵本だけど
「パパの彼女」
前立ち読みしたんだけど、近所の本屋で衝動買いした
一昨日買ったのが西田ひかる訳の「マザーグース」
訳は谷崎で読みなれてるせいかもしれないけどへ(ry
イラストは雰囲気出ててよかったな
31 :
なまえ_____かえす日:03/05/16 22:59 ID:SF7Qy72F
ジュール・ベルヌ「海底二万海里」
博物学や地理や歴史の啓蒙的な部分がやや退屈ですが、
その予見性には感服しました。挿絵がカコイイ!!
これで次は「神秘の島」が読めます。
それと、、、もしかしてアロナックス総受けなのかと、、、
32 :
山崎渉:03/05/20 03:54 ID:Cp2nm9mq
リンドグレーン「カッレくんの冒険」
光をはこぶ娘 O・R・メリング
も、もののけ姫・・?
34 :
なまえ_____かえす日:03/05/21 15:32 ID:n3wXXGBx
スティーブン・キング 「ドラゴンの眼」上・下
出だしは良かったが、下巻に入ったらなんだか単調な気がしてきた。
あとがきを読んだら、どうやら身近な子供のために作った話だったみたい。
ベッドのそばでしてくれるような、続き物の話だったらおもしろいのかもしれない。
35 :
なまえ_____かえす日:03/05/21 17:04 ID:n3wXXGBx
>>32 うちの母親、「カツレツくん」だと勘違いしていたよ。。。
36 :
にょろみす:03/05/21 20:53 ID:a/MhMLdD
空色勾玉読んだ。
あのシリーズは個人的に結構好きなんだが。。。
つかちょっと児童書ってカンジがしない児童書・・・
37 :
なまえ_____かえす日:03/05/22 01:05 ID:F0I7DFbs
スピリ作 稗田宰子文「アルプスの少女」かなり低学年向。
昭和38年に出た本の昭和60年47刷。
本文にハイジの髪は黒いと書かれているくせに表紙では思いっきりパツキン。
ペーター車椅子破壊事件はなかったことになってる。
38 :
山崎渉:03/05/22 02:11 ID:bJRUcivp
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
39 :
なまえ_____かえす日:03/05/24 23:19 ID:pgILMMRX
V.カヴェーリン「地図にない町で」
ソ連の児童文学なのにすごく愉快でビクーリ。
チャペックとか好きな人にはおすすめです。
40 :
なまえ_____かえす日:03/05/25 17:05 ID:3HMotfIS
ダレンシャンよみますた。
プーさんがすきでつ。
41 :
なまえ_____かえす日:03/05/25 17:59 ID:qeLrF87u
木かげの家の小人たち。
初めて読んだけど、結局ようわからん。
いくらなんでも無理がありすぎな設定。
それは学校行事に小人連れで参加できるなんてありえないということでつか?(w
43 :
なまえ_____かえす日:03/05/28 00:09 ID:4yq/ss7K
森山京「こうさぎのジャムつくり」
子どもの頃好きだった、なんてことない本なのだが、
今でも普通に流通しているのに驚き。
そういえば自分は、この本のきつね萌えであったのだ。
44 :
なまえ_____かえす日:03/05/28 07:40 ID:4yq/ss7K
マイケル・モーパーゴ「シャングリラをあとにして」
うーん、いきなり舅があらわれて
同居することになった嫁の目線から読んでしまうと、
いい話だけど、ちょっと出来すぎかなあ。
あぼーん
46 :
なまえ_____かえす日:03/05/28 22:30 ID:2rvEQcVL
「竜太と青い薔薇」青い鳥文庫で復刊!
福音館の土曜日文庫で読んだんだこれ。
大幅に加筆という文句につられて買った。
挿絵がますむらひろしじゃなくなってた。
さわりを読んだとこですが
麻子のキャラが大分変わったようだなぁ
47 :
とてた:03/05/28 22:32 ID:b77NybnT
>>46 おお、「加筆」ですか…図書館待ちしてみます。
けど、絵が変わったのはちょと残念ですね。
48 :
なまえ_____かえす日:03/05/30 20:23 ID:9cUEFzKH
ジュール・ベルヌ「神秘の島」
小島の要塞に集う好漢たちの物語。
ケミストリの勉強はしておくものだと思いました。
挿絵は「海底二万海里」に負けてる。
49 :
なまえ_____かえす日:03/05/30 23:12 ID:vZackhCp
「竜太と青い薔薇」読了です。
前身からの加筆修正ですが
カモフラージュのために(!)ボディラインくっきりな
特殊スーツに変身してますた。ココが一番の修正どころ。
竜太が麻子に悩殺されかかけてますた
挿絵が・・・濃い。
初めて読んだときは何もかも「資格」や「運命」で片付けられてて
釈然としないものを感じたのですが
現代風にアレンジされたこともあってか、もう少し能動的な印象になったかな
これには続編があるらしいです。新しく書き下ろすんでしょうか。
「竜太と灰の女王」だそうな。青い鳥文庫fシリーズ、結構楽しみかも
50 :
なまえ_____かえす日:03/06/02 19:19 ID:GIy1Ag0n
マイケル・モーパーゴ「ケンスケの王国」
ややぬる目のサバイバル。
日本人ケンスケは日本人らしいのかどうか…
51 :
なまえ_____かえす日:03/06/03 15:07 ID:FU2AXf0i
読んだ本
「ジーク 2」
感想・ひどい出来。どこかで聞いたような話をつぎはぎしたな?
あぼーん
53 :
なまえ_____かえす日:03/06/03 22:21 ID:Jfnwl/Es
K・ポラーチェク「魔女のむすこたち」
ナンセンス冒険活劇。チャペックをどぎつくした感じ。
挿し絵はヨゼフ・チャペックでした。
マロの「家なき娘(上・下)」
世界名作劇場・ペリーヌ物語の原作。
ラストは贔屓目に見ても「そんなことあるわけないだろっ」
という感じなんだが、
ロビンソン・クルーソーみたいな島での生活は
今読んでも面白かった。
55 :
なまえ_____かえす日:03/06/04 01:10 ID:7vFTQxMr
若松旺『魔術師ドンコ』(明治図書)
何の取り得もない中学生のドンコ(男)は、心の声に誘われるままに家を出る。
待っていたのは三人の魔法使いだった。
ドンコは彼らの仲間になったが、魔法は心優しい他人のためにしか使えないのだった。
連作で3,4編入ってるのだが、いまいち何がしたいのかよくわからない作品。
中学生向けとは思えない切り口で時にはっとさせられる。
登場人物がドンコ、ウェスト、アーリーなど全員片仮名で、日本人らしい名前は何も設定されてないところが面白い。
ちょっとだけ現実離れした世界を表現したかったのかな、作者は。
あぼーん
57 :
なまえ_____かえす日:03/06/05 19:35 ID:RLQQwrnh
宇宙からきたかんづめ 佐藤さとる
さすがに文章が古い。
子供の頃に読むべき本だなぁ。
58 :
なまえ_____かえす日:03/06/08 23:57 ID:zqXc55kT
フランソワ・ブラス「蒼穹のアトラスU」
Y9だけど大人向けの地図帳風の短編集という感じ、憂鬱。
「マガーク少年探偵団」E.W.ヒルディック
小学生の時にハマった少年探偵団シリーズ。
最近、1巻の原書版を手に入れたので英語で読んでみてます。
奇想天外な犯人探しが今読んでも面白い。
60 :
hyo:03/06/09 09:14 ID:J1+ZiOSj
寺村輝夫「消えた2ページ」
もう絶版なので、見かけたら即ゲット!!!
興奮します〜挿し絵もヨイ!!
あぼーん
松本裕子作「リューンノールの庭」
面白かった〜。でも、最初の方の未散と未散ママの性格があんまり好きじゃなかった。
挿し絵は佐竹美保なんだね。読んでみようかな。
>>62
「リューンノールの庭」気になってたんだよねー。
私も読んでみようかな。他にも読んだ人いるかな?
65 :
なまえ_____かえす日:03/06/11 09:09 ID:xXQPNaXQ
ジェラルド・タレル「小包が運んできた冒険」
25年近く前に出版された本。今読むと、話の進行がRPGそのもの。。
フランスなまりの機関車のセリフが「そーれ」「こーんな」などと訳されて
いて、ハリポタに登場するフラーの言葉使いを思い出してしまったよ。
訳者さんは違いますけれどね。
懐かしい!
>>65 ヘン・ハンとかコッカトリスという言葉の響きが好きだ。図書館で借りた?
67 :
なまえ_____かえす日:03/06/11 22:42 ID:82bL3gO/
>>66 ええ。図書館にひっそりと置いてありましたよ。登場人物すべてが
描かれているあの極彩色の表紙には時代を感じますねぇ。
人魚のデスデモーナは強烈。マカロニみたいな
まつげでまばたきをばっさばっさする様子を想像すると・・・。
二重スパイのカエルは、最初かなりおっちょこちょいな役柄のはずが、
いつのまにか賢くて頼れる存在に変わっていたのにはちょっとびっくり。
ずいぶん古い本だと思っていたので、この本の事を知っている人がいたこと
にさらにびっくり。
68 :
なまえ_____かえす日:03/06/14 00:17 ID:bVaNZ6qx
佐々木邦『いたずら小僧日記』
昭和初期(戦前)のいたずら小学生・太郎の一人称で、彼の日常を描く。
作者のユーモア小説家としての力量は認めるが、正直酷い作品だ。
というのは、小僧のいたずらが、最初のうちは偉ぶっている大人などを対象にしていて、風刺がきいているのだが、だんだんムチャクチャになってくる。
正直な人も洒落にならない迷惑をこうむってしまうのだ。
特に近所の猫や、飼っている犬に対するしうちが笑えん。
トラウマになりそうなくらい酷い。
そういう意味で酷い。
これじゃ太郎はただの馬鹿だ。
フィリス・マッギンリー『みにくいおひめさま』
一人っ子のお姫さまは、両親にたいそう甘やかされて7歳まで育ちました。
彼女は「鼻が上を向き」「口がへの字に曲がり」「輝きのない目」をしており、
まわりの人々は、なんてみにくいんだろう!とお姫さまを嘆きます。
これではいけないと思った王さまは、国中におふれをだして
みにくいものを美しくする魔法を知っているものには、褒美を与えると
言いますが…。
さりげに隣国の王子の正直さがイイ。
これ、子供の時に読みたかったなぁ。
好きだ〜>みにくいおひめさま
いま絶版だよね。図書館で借りた?
3ヶ月の3つの魔法で鼻・口・目が一つずつ美しくなる。
ドリュオン「みどりのゆび」
軍需産業で潤う町の、その社長夫婦に生まれた男の子「チト」。
彼は世にも珍しい「みどりのおやゆび」を持っていました。
この指のことを知ったチトは、ひそかに町の刑務所に、貧民街に、
少女の病室を、花でうずめ、人々に笑顔を与えていきます。
そんなとき、ある砂漠で戦争が起き・・・
タイトルは知っていたけれどようやく読みました。
読み易かった。挿絵がなんとも魅力的。
ムスターシュ(ひげさん)がなんとも良い感じ。おとうさんの潔さが素敵だ。
ラストはなんだかせつない。
神に愛された子どもは、早く取り戻されてしまうんだろうか・・・
>70
はい、図書館で借りました。復刊ドットコムで知って、どうしても気になったので。
というわけで報告もしていきます。ファージョンの『ムギと王様』
ファージョンスレを見ていたら、読みたくなったのでチャレンジ。
おとぎ話のような短編を、ぎゅっと濃縮して集めた作品集です。
「月がほしいと王女さまが泣いた」とかが好き。
考えてみるとヒドイ話のような気がするんですが(w
「小さな仕立屋さん」の最後の言葉なんて皮肉が利いてて面白いです。
子供の頃の自分に、手に取ったくせに何で本棚に戻してしまったのか問い詰めたい。
芝田勝茂「ふるさとは、夏」
サラシナにくらべてずっと出来がいい。
ラストがちょっと性急だが。
忘れていた草や川のにおいを思い出させるような。
この板見てて懐かしくなって読んだ本
プロイスラー作『小さい魔女』
ばあさんなんだか子どもなんだか謎な魔女が魔法で善行。
でもラストはかなり悪どい。
子どものときはそれが痛快だったのかな?
ジョハナ・ハーウィッツ「ジェリコの夏」
ニューヨークの貧しい子を田舎に招待する団体があって
マライア・キャリーも多額の寄付をしてるらしい。
それではじめて農場の生活を体験した女の子の、うるっときそうないい話。
76 :
とてた:03/06/20 23:34 ID:4LxB3Iek
「夜の子どもたち」(芝田勝茂)
今更ながら。
「名作」といわれるのがよくわかります…。
八塚にはコンビニも吉野家もないのでしょうか(現在が宵っ張りになってるからでしょうが)。
「マジカルミステリーシャドウ」も読んだんですが…こっちはいまいちでした。
「並」という感じです。
77 :
なまえ_____かえす日:03/06/21 00:04 ID:yHiaFSQa
>>73 サラシナはな。どうしちゃったの芝田さん、
という出来だったと自分は思ってるけども。
「ふるさとは、夏」読みたくなってきた。
図書館行って探そうかな
夜の子どもたちは、
最近になって話題になっていたパロル舎版を読んだけれど。
こっちも「どうしちゃったの」だったな・・・
ドーム郡が晴れて復刊されるそうですが
内容的な改稿がないことを祈るばかりでつ。
挿絵が変わってしまいそうなのは残念。
78 :
とてた:03/06/21 09:33 ID:6qQXOxw+
あ、
>>76のは福音館書店のです…バロル舎も探してみよ。
「魔女ファミリー」
旧版の翻訳とあまり変化していないように思った。
訳語に「ベランダ」と「ポーチ」、「薬草」と「ハーブ」が混在しているのは
統一してほしかった。
翻訳のことではなく残念だったのは、
子供の頃ほどにはもう楽しめなかったこと。
懐かしいし、おもしろいんだけど、どこかが物足りない。
「プリティ・パールのふしぎな冒険」
アフリカ系アメリカ人が伝える神話に基づくお話。
翻訳があまり良くないのか、テンポが悪い。
千年の夢とひきかえに―チュキリャントウの伝説 武井 直紀 (著), 桶 あきら
??なんだかよくわからない本でつた。
82 :
なまえ_____かえす日:03/06/26 12:29 ID:c1aFHXig
キース・グレイ作『ジェイミーが消えた庭』
大人には入り込めない子供の世界をこんな風に描くとは。
新鮮!おもしろい!
浜たかや訳の「南総里見八犬伝」
古典を子供向けに翻訳してあるんだけど
なんていうか、これは大人のほうが食いつきがよさそうだ。表現的に(w
馬琴の薀蓄まで(中国の悪女の話とか)ちゃんと翻訳してあってうれしい。
四冊組だから、ボリュームもあって好きだ。
ぶっちゃけ、挿絵が萌(ry
アーサー・ランサム『ツバメ号とアマゾン号』を初読。
さりげない日常のディテイルに想像をふくらませ、萌える脳内ルールを遵守する子供の姿がいきいきと描かれている。
荒唐無稽じゃないので大人の視点から見ても大丈夫だなぁ。
フリント船長のおっちゃんが意外にいい奴で泣ける。
この手の冒険ものにしては女の子の比率が高いのは珍しい(6人中3人が女)
無人島にキャンプして、宣戦布告したあと、闇夜に敵の船を分捕りあうわけだぜ。
これは燃えるでしょ。
あぼーん
ツバメ号とアマゾン号スレもよろしく>84
87 :
なまえ_____かえす日:03/07/07 10:04 ID:H8SEmFdi
ベバリィ・クリアリー『ヘンショーさんへの手紙』
小学生のリーが悩みを抱えながらも少しづつ成長していく。
全編通してヘンショーさんへの手紙、もしくは自身の日記、というスタイル。
リーの身の上に起きる出来事には当人には理解できないことや
いくら悩んでも最後まで決着のつかないこともあったりする。
生きていくうちはそういったことから決して逃げられないのだろうと思う。
そんな現実感を突きつけられる物語なのに、
読了後さわやかな気分になれるのはなぜだか分からない。
あぼーん
89 :
なまえ_____かえす日:03/07/07 14:11 ID:7+c+qnr6
>83
山本タカト画伯のイラスト、激萌えっす〜!
90 :
なまえ_____かえす日:03/07/10 12:29 ID:dCKyToA/
ジャンニ・ロダーリ「青矢号のぼうけん」
おもちゃの特急列車が雪の夜に町をさまよう。
超かわいいじゃねーか。
なんで子供の頃に読まなかったのか激しく後悔。
91 :
なまえ_____かえす日:03/07/10 15:25 ID:NxiNH2w3
ジュニア版 十二番目の天使
ぼくもがんばろっと!
絵が素敵
92 :
なまえ_____かえす日:03/07/11 23:21 ID:+mbGa4fU
ペーター・ヘルトリング「風に向かっての旅」
敗戦の夏のうだるような暑さが伝わってきました。
あの、宮崎アニメとかに出てくる、線路を走る乗り物で、
二人が向かい合ってシーソーみたいなハンドルを漕いで進むやつ。
あれが出てきます。
ドゥライジーネという名称をはじめて知りました。
アリスン・アトリー「チム・ラビットのぼうけん」
近所の図書館で読み聞かせボランティアをしてるんですが、
この中の「チム・ラビットとはさみ」を素話でやってみたくて
今一生懸命読み込んでます。
でもなかなか覚えられないよ〜 ・゚・(ノД`)・゚・
あさのあつこ 「バッテリー」
野球をしたくなった。
バッテリーセンター逝ってきます。
>87の続編が読みたいが、日本語訳はまだみたい。
96 :
山崎 渉:03/07/15 11:21 ID:oau48mjj
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
>77
「ふるさとは、夏」が芝田勝茂の最高傑作だと思ってるのは児童文学オタクだけだよ、
そのあとの「進化論」とか「サラシナ」最高におもしろいのに、わかんないんだろ
うなあ。作者が進化してるのがわからない読者はいつまでも「ふるさとは、夏」
を読んでろってこった。『ドーム郡ものがたり』大幅に変わってることを祈る。
「トムは真夜中の庭で」
読んだ。なかなか面白くならなかったけど
160pくらいからひきこまれた。そこからは一気。
庭園の美しさが心にのこる。
やりすぎぐらいの予定調和に安心感があってよいかんじ。
99 :
なまえ_____かえす日:03/07/22 06:43 ID:Sv8cJ9Dg
「ハリーポッターと秘密の部屋」
前作とあんまり変わらない感じだけど、
伏線の引き方は上手になったかな?
近所の本屋で「鳴りひびく鐘の時代に」を発見。
即購入。嬉しかったのでついでに報告。
あぼーん
>>97 児童書板に児童文学御宅が居て何が悪いのかと小一時間。
メール欄には何もないものの
97のココロは裏腹なんだよと言ってみるテスツ
103 :
なまえ_____かえす日:03/07/23 23:05 ID:U+9zpcgu
あさのあつこ「ねらわれた街」
面白かった!
蘭も翠も良い感じだなぁ。
続編が読みたくなりました。
ルイーゼ・リンゼー「噴水のひみつ」
ちょっと「どろぼうの神様」を連想した。あんなに洒落てないけど。
人間の凡庸さ、醜悪さの表現がいかにもドイツらしい。
「ローワンと魔法の地図」
を読みました。話としては結構面白かったです。
一つ試練を超えると次が出てくるってのは、
ハリーの一巻もそうですけど、流行ですかね。
ただ、訳者後書きの「ジェンダーフリーが実践されている理想郷」
というのはちょっと違うんじゃないの?と思うことしきり。
普通に部外者差別(選民思想)や弱者差別はあるのにね。
テーマも作者の意図もそんなんじゃないでしょ。
参考:産経新聞2003/7/1
>ジェンダーフリー 安易な使用戒め 政府、自治体に自主修正促す
>地方自治体が策定する男女共同参画推進条例の中には、性差自体を否定したり
>「ジェンダーフリー」という造語を公用語のように使用したりするケースが目立つため、
>自主的な軌道修正を促すものだ。
>「基本的な考え方」では、男女差について個人差や社会的・文化的な影響が大きいとしながらも
>「脳の構造と機能の相違があることは動物実験からも認められている」と強調。
>男女共同参画は「生物学的には男女に違いがあることは当然として認めた上で、
>性別にかかわりなく、個人の能力を十分に発揮できる社会の実現を目指す」との立場を明確にした。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
108 :
とてた:03/08/02 19:56 ID:zA4JmVFu
>>97 今更ですが、
>>76。
時事ネタ(?)で、「カブトエビの寒い夏」を再読…(舞台は10年前)。
これ、去年の課題図書にもなってたハズですが、小学生には正直難しいのでは?
109 :
202:03/08/02 23:51 ID:T6ypHHJf
「謎の娘キャロライン」
カニグズバーグのプロットの立て方は素晴らしい。
でも、翻訳者の日本語が下手糞すぎ。
110 :
なまえ_____かえす日:03/08/03 05:18 ID:CPTPdjIb
ジャック、ケッチャム著 『隣の家の少女』 はとても泣けます。 悲しい話が好きな人はぜひ読んでください。
んもう、意地悪さんなんだからぁ。
112 :
なまえ_____かえす日:03/08/03 22:35 ID:RRRnr6/d
今日、「冒険者たち」を読み終わった。
泣き疲れました。今日はもう寝ます。
ヨシヨシ ( ・ω・)ノ゙(,,;д;)
>>113
スーザン・クーパー『影の王』
生れて初めてシェイクスピアを身近に感じた。
「ネシャンサーガ」 2巻まで
とても面白くて久しぶりに大当たりだと思ってたら
最後の50ページくらいで一気に萎え展開(´・ω・`)
人それぞれだと思うけど。
メアリー・ノートンの小人シリーズの最終巻、「小人たちの新しい家」
小人たちの登場する場面が続くと彼らに感情移入してしまうが、
出番が少ないにも関わらず、敵役のプラター夫妻に肩入れしまくり。
小人たちからみればプラター夫妻は悪だろうけど、
人間としてはむしろメンチスのような人が例外なのであって
何としてでも小人たちを捕らえようとした彼らの気持ちも痛いほど分かるし、
その執着心と涙ぐましい努力を、報われることは物語的に有り得ないと知りながら見てるのは辛かった。
あまりに人間らしく、ただの悪役として描かれていなかった彼らにも
ほっとできるようなフォローが欲しかったよ…。あれじゃ後味が悪い。
M・W・ターナー「盗神伝T〜ハミアテスの約束〜」
久々に面白いな〜と思った作品。この話の中のオリジナルの神話も良かったと思いもふ。
続きが楽しみ。
>>116 自分も最後の展開には萎えた。前半は面白かったのに・・・。
119 :
なまえ_____かえす日:03/08/11 12:42 ID:iNCu+t7y
芝田勝茂「ふるさとは、夏」
面白かった・・・濃いぃ夏の空気満喫。
ブンガブンガキャーのわけのわからんビジュアルも大好き。
芝田作品ときどき生まれ変わりネタありますが
このくらいさらりと流してくれると抵抗ないんだけども。
あぼーん
エンデ「魔法の学校」
呪文も薬草も覚えない魔法の学校の話など、短編集。
ちょっと厭世的な感じがする…
あぼーん
小野不由美「くらのかみ」
淡白。
ううぬ
あさのあつこ テレパシー少女蘭シリーズ
「私の中に何かがいる」「骸骨は知っていた」
このシリーズ楽しいっす。
ヒロインの相棒の無口で表現下手な秀才、な少年が
なんだか当たり前じゃなくていいな。他の子たちも好きだ。
バーネットの「秘密の花園」
子供の頃読んで、若草物語よりも足長おじさんよりも好きだったの
で読み返してみたらやはり面白い。
上流階級の親達のネグレクトは今時の中流の親御さんと本質的には
変わっていないような。
他の大人たちも子供に殆ど関心を払わない。
ディコンのお母さんがいてくれて本当によかった。
126 :
山崎 渉:03/08/15 21:32 ID:HoKq+LLn
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
127 :
山崎 渉:03/08/15 22:46 ID:oenxnvWe
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
>>125 私も今日図書館に行って「秘密の花園」借りてきたよ〜♪
未だに読んだことないので楽しみです。
私はA.A.ミルンの「くまのプーさん」
子どもの頃は蜂蜜大好きな食いしん坊プーさんとしか思ってなかったけど、
友情愛が隠されている本だったんだ〜と何十年ぶりかに読んで感動でした。
プーさんってかなりドジってたのね〜。
ブルックナー「黄金のファラオ」
ツタンカーメンの墓の発掘の話。
考古学少年だった頃に読んどけばよかった。今となっては結構難しい。
訳者解説の締めが「まじめな努力は必ず報われるということを味わってください」
角野栄子の『魔女の宅急便』を読んでいます。宮崎の映画作品とは、もちろん
ちょっと違う。
魔女や魔法使いって、児童書ではよく題材になりますが、これもこれで個性的な
魔女です。
ヨースタイン・ゴルデルとクラウス・ハーゲルップ共著
『ビッビ・ボッケンのふしぎ図書館』
リンドグレーンとか登場しておもしろい。
リチャード・ペック「シカゴよりこわい町」を読了。
銃はぶっぱなす、大ぼらをふく、法は無視する、とんでもない
おばあちゃんだけど、ラストにはジーンとさせられた。
今月、続巻が出るらしいl。楽しみ。
>132
おばあちゃん、いいよねえ。
図書館で何となく借りたけど、とてもラッキーでした。
ジリアン・クロス「幽霊があらわれた」
校長が渋くていい。
135 :
なまえ_____かえす日:03/08/25 12:16 ID:Q59IB/tR
ロバーツ「ねじれた夏」
薄荷味のミステリー。赤川次郎読んでた頃を思い出した。
>>36 ワラタ
ところで話は変わるけど、携帯ゲーム機"プレイステーションポータブル(PSP)
久夛良木氏は,“PSPはゲーム業界が待ち望んだ究極の携帯機”として説明。「ここまでやるかと言われるスペックを投入した」という。
発表によれば「PSP」は,曲面描画エンジン機能を有し,3Dグラフィックでゲームが楽しめる。
7.1chによるサラウンド,E3での発表以来,クリエイターたちにリクエストが高かった無線LANも搭載(802.11)。
MPEG-4(ACV)による美しい動画も楽しめるという。これによりゲーム以外の映画などでのニーズも期待する。
外部端子で将来,GPSやデジタルチューナーにも接続したいとする。
また,久夛良木氏は,繰り返し「コピープロテクトがしっかりしていること」と力説。会場に集まった開発者たちにアピールしていた。
さらに,ボタン設定なども明らかにされ,PS同様「○△□×」ボタン,R1・L1,アナログスティックが採用される。
この際、スク・エニもGBAからPSPに乗り換えたらどうでしょう。スク・エニの場合、PSPの方が実力を出しやすいような気がするんですが。
任天堂が携帯ゲーム機で圧倒的なシェアをもってるなら、スク・エニがそれを崩してみるのもおもしろいですし。かつて、PS人気の引き金となったFF7のように。
いきなりへんな事言い出してスマソ…
GBAと比べてみてどうなんですかね?シェアの事は抜きで。
電車の中でネズビットの「若草の祈り」を読んで涙と鼻水の処理に困惑。
この手のけなげな子供物には弱い。
まあ現実には有り得ない子供像なんだけど、、、
クリス・ダレーシー「龍のすむ家」
帯の文字に惹かれて購入してしまった。
号泣は出来なかったけど、個人的には好きな話。
ただ、語り手である大学生の恋人がちょっと意外(メール欄)だった。
私も龍が一匹欲しいなあ。
O.A.メリング「妖精王の月」
知らずに読み始めたが、ロマンスのあるファンタジーは初めてで、
年甲斐もなく照れてしまった・・
妖精たちの気まぐれさや残酷さに興味を引かれて一気読み。
最後まで読んで、いとこどうしの二人の設定は結構意図的だったんだな・・
と穿ってしまいました。
「ドルイドの歌」「歌う石」(タイトル名記憶薄)も読了。
こちらは時代設定や内容がなじみのないものだったので、少々読みづらく感じま
した。
しまった、O.A.でなくO.R.メリングの間違いでした・・・
141 :
なまえ_____かえす日:03/09/13 11:51 ID:WS4K2zp/
マーガレット・マーヒー「ヒーローのふたつの世界」
自らしゃべることをやめた12歳の女の子の話。
「ふたつの世界」が何なのかは、章立てを見て納得。
家族のリアルな人間描写に虚を突かれてしまった。
複雑な話の進め方のような気がするのに、
不思議とどんどん読んでいってしまう。
(家族の場面では)たとえが変だが、海外のTVドラマの雰囲気にも似ている
気がした。
あぼーん
143 :
なまえ_____かえす日:03/09/13 22:51 ID:Gff49Jma
「ぼくがぼくであること」 山中恒
家出をした少年の一夏の話、って感じか。
トラックの荷台に忍び込みてぇ。
144 :
なまえ_____かえす日:03/09/17 20:15 ID:4Mk6KBUP
「サマーランドの冒険」マイケル・シェイボン
インディアン神話+北欧神話な世界を、野球をしながら世界とお父さんを救うファンタジー。
基本的な異世界冒険物なんだけど、素材の目新しさと独創的なアイディアで読ませます。
主人公のイーサンとか、適役のコヨーテとかキャラもたってるし。
とりあえずジェニファー・Tがツボでした。
エミリー・ロッダ「ローワンとゼバックの黒い影」を読了。
他のに比べるとアッサリしてたような気がする。
でも映画にしたら面白そうだなぁ。
あ、きびすをくびすとも言うのをはじめて知りました。
「ザ・ギバー」ロイス・ローリー
社会・生活環境・文化・精神までもが統一され、徹底的に管理された
世界に暮らす主人公の話。
表紙が老人のモノクロ肖像写真だったので、ドキュメンタリーなのか?
と勘違いしてしまった。この写真を使ったのには訳があるそうな。(と
後書きで訳者が解説してた)
ずっと前読んだG・オーウェルの「1984」(だったかな?)
の雰囲気を思い出した。
エリカ・リレッグ「ベーバとベーバ」
色々な意味で切れたドイツの童話。ミュンヒハウゼンを踏襲?
挿し絵はテニエルのアリスを「ボウボウアタマ」の画家が真似した感じ。
そして矢川澄子訳。満腹。
148 :
なまえ_____かえす日:03/09/25 07:17 ID:bxs518Dh
「アンブラと4人の王子」楽しく読めました。
アン・ローレンスは昔「五月の鷹」を読んでおもしろかった。
こちらはもうちょっと対象年齢が下かな?
例によって佐竹美保の挿絵なんだけど、えらく派手な感じがする。
149 :
なまえ_____かえす日:03/09/26 09:24 ID:U2Q9t9H7
ウエルズ作「魔法を売る店」旺文社
タイム・マシン、モロー博士の島、透明人間などが有名な作者による
児童書。不思議な話が短編で読みやすかった。
子どもに媚びてないしSFの導入書として良い本。
「転校生レンカ」ウラジミール・カルポヴィチ ジェレーズニコフ
リア消同士のパワーバランスがすごくリアルだ。
ハブにすることを「ボイコット」と呼ぶのがソ連らしくてワラタ。
カイ・マイヤー「鏡のなかの迷宮 (1)水の女王」読了。
「ほとんど同じなんだけど、この世界と微妙に違う世界」が大好きなのですんなり読めた。
早く続きが読みたい。
13ヶ月と13週と13日と満月の夜、読了
タイトルから面白そうと思ってたんだけど、
「青空」のような雰囲気を期待していた私にとっては期待はずれ
前半に鬱になるような、老人をいたぶるような描写があったんで遅読だったけど
中盤からは結構テンポよく読めますた。
あと作者あとがきを読んだ後に見る写真はワラタ
「old codger!」
153 :
なまえ_____かえす日:03/10/13 11:04 ID:RE4EG9IW
ときありえ「海の銀河 : 幻想海洋小学校発」
・転校生がぼくのとなりの席にすわって
・ほとんど話したことのないクラスメートが病気で亡くなって
・理科の得意な親友が覗かせてくれた望遠鏡
ほとんど様式美ともいえそうな「小学校モノ」。
でも舞台が海の中というところが新鮮でおもしろい。
オーエン・コルファー「アルテミス・ファウル−妖精の身代金−」
犯罪一家に育った12歳の天才少年が、お家再興のために
妖精を誘拐して、身代金として黄金を奪おうとする話。
天才少年とそのボディーガード萌え。
妖精ホリーもいい子でちょっとホロリとさせられた。
「宝さがしの子供たち」
小学生の頃読んだけど、かなり忘れていたので再読。
母が亡くなって以来、傾き始めた家の経済状況を心配した6人の子供たちが、
強盗とか穴掘りとかかぜ薬の特許とか新聞発行とか、ありとあらゆる手段で
お金を手に入れようとする話です。
昔読んだときには気づかなかった、オズワルドのさりげない自己アピールっぷりに藁。
156 :
なまえ_____かえす日:03/10/31 20:35 ID:m4EE1/33
「探偵キムと仲間達」
中学生の時に読んで、題名がわからず、ずっと探していて、
最近わかって、図書館で10巻かりたのですが、今読んでも、結構楽しめました。
事件や、犯人がとても身近な感じがいいです。
日本では続きがでなかったのが、残念!
157 :
なまえ_____かえす日:03/11/02 11:06 ID:psKjsX4W
「コロッケ天使」
岡本順さんの挿絵が気になったのでチョイス。厩舎に住む男の子と、総理大臣になりたい転校生の女の子の話でした。
なかなかこういう友情って男の子と女の子の間に芽生えないものかな?という感じでした。
158 :
なまえ_____かえす日:03/11/04 22:23 ID:Yh4lK1ca
「魔法つかいのリイキーさん」
質問スレで教えて頂いた翌日に近所の図書館に取り寄せ頼んで
置いたのがようやく届いたので、さっそく読んでみました。
とにかく食欲をそそる内容にため息の連発。こりゃ、印象に残ってる訳だ。
次から次へと出てくる旨そうな料理とその給仕の仕方が良い。
そして、作者が学者ホールデンだと知ってびっくり。まさか遺伝地図とか
組み替え価の人だったとは。小学生の頃は解説なんて読まなかったよ。
氏の童話はこの短編集の三作品しか邦訳されてないらしく、それが
勿体なくてたまらないほど面白いお話ばかりでした。
159 :
なまえ_____かえす日:03/11/05 18:30 ID:VNnmwg2X
ジブリが来年夏出す新作「ハウルの動く城」の原作、
「魔法使いハウルと火の悪魔」
魔法系は良い。子供だましでも読んでやらぁ。
観客動員数超えるだろうか。
千と千尋とかもののけとか。
ベンノー・プルードラ「ぼくたちの船タンバリ」
説明をとことん切り詰めているので物語の筋がわかりにくい。
やけに変わり身の早い登場人物たちが嫌な感じにリアルだ。
「ふつうの学校―稲妻先生颯爽登場!!の巻」蘇部 健一
ごく平凡な(むしろヘタレでスケベな)小学生の男の子視点の小学校物
小学生の価値観や考え方(浅知恵ぶり)がリアルに出てて昔を思い出して悶絶できました
けど、これってリアル小学生が読んで面白いんだろうか?
筆者の人はパロディ推理小説書いてる人っぽい?
メフィスト学園スレでカルト的人気の人だよね。読んだこと無いけど。
デブラ・ドイル&ジェイムズ・D・マクドナルド
「サークル・オブ・マジック」
1.魔法の学校 2.邪悪の彫像/王様の劇場 3.ブレスランドの平和
騎士見習の少年ランドルが魔法使いマードックの魔法に魅せられ、
魔法使いになることを目指す話。
ランドルと従兄の騎士ウォルターと、歌手の少女リースの3人が微笑ましくて良かった。
特にウォルターが暴走すると、ランドルは止めることを諦めることや、
リースがランドルの行く所には何かと理由を付けてついてきたりするところが良い。
アニカ・トール作「ノーラ、12歳の秋」
小学生のDQNっぷりはさすが北欧、すすんでる。
日本もあと10年もしたらこんなんかなぁ。嫌だなあ。
165 :
なまえ_____かえす日:03/11/11 07:50 ID:2pOhRULy
『シェフィールドを発つ日』バーリー・ドハーティー著
1988年度カーネギー賞受賞
祖父母が語ってくれた若き日のロマンス。
子供のうちに死んでしまった兄の思い出。
そして主人公は旅立つ。
普通に良い。
エリノア・ファージョン「町かどのジム」
町かどの老人ジムと、少年デリーのふれあいが
心をあたたかくしてくれる優しい物語。
船乗りだったジムが語る、奇想天外の冒険談が楽しい。
「ペンギンのフリップ」に一番ドキドキさせられたw
ジムってホームレス?
エピローグでジムへのプレゼントが心に沁みますよね。
なんか思い出して思わずBIG ISSUE買ってしまいましたわ。
>167
正直、ホームレスだと思った…。
ファージョン「ガラスのくつ」
タイトルから分かるように、シンデレラを題材にした話。
主人公が明るく前向きで、そこはイイと思うんだけど、
始終気弱な父親に、苛立ちを感じてしまった。
冒頭のやかましいシーンが好きだ。
169 :
なまえ_____かえす日:03/11/16 09:32 ID:k35/FO4Y
ポール・ベルナ「尾行された少年たち」
暫定板時代に激賞されていたので読んでみた。
前半が悪夢的に怖…
後半は能天気で安心した。
リチャード・ペックの「シカゴより好きな町」
15歳になったメアリは、町中から恐れられている
凄腕のおばあちゃんと一緒に暮らすことに。
前作「シカゴよりこわい町」では、しょっぱなから
銃をぶっ放していたおばあちゃん、今回も色々とやらかしてくれます。
メアリが徐々に「おばあちゃん流」に適応していくのが何とも素敵w
クリスマスの話とラストにはジーンときてしまった。
M.W.ターナー「盗神伝」
最初の方が設定を飲み込むのに時間がかかる上に、
何だかよく解らず少ししんどかった。(作中人物だけで勝手に納得している感じ)
だんだんと、最初の何だかよく解らないのが複線であることが解って来て、
後半は結構楽しんで読める…が、
飽きっぽい子供が読んだ場合、前半で挫折しそうな不安がある…かな、と。
本格ファンタジーっぽい作りで、少なくともハリポタなんかよりは格段にいい。
172 :
なまえ_____かえす日:03/11/20 20:10 ID:dFG3WCXT
シェーラ姫シリーズを、古本屋で入手。
一冊百円。
しかも新品。
さらに帰宅してから、内側に200円の表示を発見。
俺のせいじゃないもんね。
173 :
なまえ_____かえす日:03/11/22 11:02 ID:FJHtisRN
ニーナ・ボーデン「砦の町の秘密の反乱」
60年代?ギリシャの政変をモデルにした物語。
ヤングアダルト向け?あまり見かけないタイプの作品。
あぼーん
藤沢呼宇「ぼくらは月夜に鬼と舞う」
小学生と鬼の戦う現代物。
なんかすっごくラノベっぽいです。。。
続編につなぎやすそうな終わり方だなァ。
でも、前半でヒツキに角が生えていないのを「まだ生えてきていないだけさ。若いから」と説明していたが
終章のビジョンじゃ、えらい昔から生きてるみたいじゃねぇか
176 :
なまえ_____かえす日:03/11/29 10:57 ID:IjL6Jckl
マリア・グリーペ「鳴り響く鐘の時代に」を読んだ。
ダウナー系の16歳の王とそのご学友の交流。
暗闇の中に小さな光が灯るようなイメージが美しい。
挿絵の効果絶大。中高生向けかな。
タモラ・ピアス「女騎士アランナT・冒険の始まりしとき」
魔法使いになりたい兄と入れ替わって騎士学校に始まる少女の物語?(世界観に魔法あり)
全米で少女たちの圧倒的人気を受けている作家の初翻訳(人気を受けているのは作家で本作品だとはいってない辺りが微妙)
中途半端にリアル(10歳で性別を偽って騎士育成学校に入るため、胸が大きくなる・生理が始まるなどのイベントを乗り越える)
なだけにご都合主義な展開が目立つ
・偉い人が父に送った手紙の返事で名前を間違っているのを兄と自分と見分けが付いていないからとごまかすのは良いが
修道院で魔法の修行をしている兄(男女の双子を、男の双子と偽ったため女装せず。ちぇっ)の方は何もなかったのか?
・なんで、先生の屋敷の近くの遺跡にマジックアイテム落ちてるんだよ
・悪役の幽霊みたいな存在が、主人公の親友でる王子に主人公の正体を教えるために主人公の服をはぐ
残ったのはベルトと剣と鞘のみに。ハァハァ。じゃなくて、そんな器用なことができるんだったらさっさと殺せよ
しかも肝心の魔法の剣持たせたままでどうするよ。それで全滅してりゃ世話ないよ
でもそれ以外では、騎士学校でしごかれるけど男以上に男らしいところ
見せようとする所とかなかなか読み応えのあるものでした
個人的に、ゲアリー萌えw
178 :
なまえ_____かえす日:03/11/30 06:36 ID:iVhD+6ZI
「エリアドルの王国」 フラヴィア・ビジョール作
13歳のフランス人少女が書いた(サガンの再来と言われてると
書いてあった)ファンタジー小説。
表紙買いして読みました。
三人の14歳の女の子が予言に従い旅をする話。割と面白かった。
今更ながら「エルマーのぼうけん」……。
これが(恥ずかしながら)初読み。
イラストがすごく本にあってるね。
トラをだまくらかす方法に笑った。
>177
だんだん読みたくなってきたw
でも図書館には入ってないんだよなぁ。
180 :
なまえ_____かえす日:03/12/07 01:09 ID:V6ZDrcpH
181 :
なまえ_____かえす日:03/12/12 12:58 ID:hkM5lhux
「シャーロットのおくりもの」E・Bホワイト あすなろ書房
とってもよかった!すごくよかった!
ブタのお話で、映画のベイブはこの本に影響されてるのかな、
と思った。
182 :
なまえ_____かえす日:03/12/13 03:24 ID:HgIyF54/
エルマーのぼうけん
実は私も31才にして初読み。
こーゆーとんちのきいた話はいいね。子供が夢中になって読みそう。
大人の私も楽しく読めた。
はじめてゾロリを手に入れ、子供に読んでやる。
ゾロリが刑務所から脱獄する話。
作者によるゾロリへの否定的意見へのシャレた返答と見た。
子供らはふつーに喜んでたけど、ゾロリがいたずらもの、ということ
を知らない時点で読み聞かせたのは、ちょいと面白さが減ってしまっ
たかも。
近所の書店にゾロリが来るらしい。
おてんばエリザベス
話はベタベタだし、ご都合主義もあるけど、ありあまっておもしろいじゃんこれ
185 :
なまえ_____かえす日:04/01/11 23:57 ID:VU4Be1bB
「スイスのロビンソン」
不思議な島のフローネとは全然違うんだべし
186 :
なまえ_____かえす日:04/02/17 00:46 ID:nT+esaMY
「夜中に犬に起こった奇妙な事件」
世界を認識する方法が多数派と違うということ。
SOW。イーガンみたい。
187 :
なまえ_____かえす日:04/02/17 03:45 ID:aTT0m7zP
「竜の騎士」コルネーリア・フンケ
人間から逃れるために竜や妖精やみなしごの子供や人造小人達で
ユートピアを探しにいく物語。
スラスラ読めました。
この人の物語と訳者さんのおかげかも。
「いきている首」
やっと就職できたかと思ったら、仕事は生きた生首の世話であった。
怖いのは生首ではなく、生首を作る人だった。
「カサンドラの城」 ドディー・スミス
イギリスのボロいお城に住む女の子と家族にまつわる話。
地味だけど、主人公の心情が真剣に書かれていてしみじみ。
ラストはちょっと切ない。
ソ連のエジプト学者M.マチエが書いて古い岩波少年文庫に入っていた
「エジプトの少年」
古代エジプトに暮らすセティ少年の一日を描く。
・学校に行って読み方とか書き方を習う。
・貧しい職人の子と知り合って、階級社会の現実を知る。
・老学者に社会を良くする方法を問い、真摯な回答を得る。
楽しくてためになる、まさにピオネール向けの小説。
『うさぎ屋のひみつ』 安房 直子
他のスレであらすじを見て、読んでみました。
うさぎ、かわいそうだよ。。。・゚・(ノД`)・゚・。
「なんにもしないときの島(うろ覚え)」 著者忘れた・・
帰り道が分からなくなったとき、人生に迷ったとき、
ものを無くしたとき・・、なくなったものが集まる島に、女の子が2人
迷い込んで繰り広げられるお話。
部分的にイイ!のに、全体は散漫で読後の印象が薄かったのが残念。
著者の文章力?それとも翻訳者の・・?
193 :
なまえ_____かえす日:04/03/18 23:26 ID:YitsPQYf
リジヤ・ネクラーソワ「少女マーカ」
素直な社会主義革命賛美本で、今となっては苦笑い物なのだが。
作品中でマーカが詠んだ、レーニンを悼む詩に、不覚にも涙が…
『大きなたまご』オリバー・バターワース作
アメリカがアメリカだった頃のアメリカが。
ある、この本にある。
風野潮「森へようこそ」。
カラフル文庫はまだ創刊されたばかりなのでちょっと気になってる。
豊かな自然に癒されました。
196 :
なまえ_____かえす日:04/03/24 00:22 ID:QFejLOOf
ベラ・クリーバーとビル・クリーバー「ゆりの花咲く谷間」
アパラチア山脈に住む貧乏白人の少女の物語。
母はすでになく、病気の父・美しいが池沼らしい姉・幼い弟妹を抱えて
必死で働く主人公。
タイトルとのギャップがすごい。
ダンウィッチとはこのようなところなのだろうか、と思う。
197 :
なまえ_____かえす日:04/03/24 03:25 ID:soollmoE
「アルテミス ファウル〜妖精の身代金〜」著オーエン・コルファー
ちょっとサイバーな香のする妖精モノ
その妖精の財産を狙う若いってか子供の天才犯罪者
まだ全部読んでないけど、妖精文字の解読が面白い。
伊藤遊 「ユウキ」
転校生である「四人目のユウキ」を巡る、少年少女の青春物語。
カードゲームやおまじないといった、いかにも小学生的なアイテムを自然に使いつつ、
普遍的な子供の心理を描いている良作だと思う。
随所にユーモアがあるし、お話自体面白い。
小学生ものが好きな人(いるのか?)には間違いなくオススメ。
199 :
なまえ_____かえす日:04/03/24 23:59 ID:Pv77YVYY
ヴィクトリア・ハンリー「ヒーラーズ・キープ」
いかにも今流行のファンタジーですな。
展開が早くて一気に読めました。割におもしろかったです。
完結してないのでまだはっきりとオススメとはいえませんが。
6月に2巻目がでるらしいので楽しみかも。
てか、これも金原瑞人翻訳だよ・・・。
この人共同翻訳って多いけど、どのくらい関わってるんだろ。
物理的に無理そうな出版量だよね。
上橋菜穂子の「虚空の旅人」
シリーズの4作目。
女用心棒バルサが登場しなくてちょっとガッカリしたけど、
やっぱりこの作者の書く物は面白い!
ファンタジーの世界観がしっかりしてるし、読みやすい文章。
私自身はあまりファンタジーが好きではないのだけれど、これはお薦めです。
201 :
なまえ_____かえす日:04/03/31 01:35 ID:1Bi8Th+3
リンドグレーン「わたしたちの島で」
夏休みを「ウミガラス島」で過ごす父親と4人の子供たちの物語。
(クリスマスと春も少し過ごすけど)
外国の休暇は優雅だなぁ・・・
6月は日本のように梅雨じゃなくてさわやかな初夏らしい。
読んでるだけで、自分もそこにいるような気になった。
初版、1970年らしいけど、古さは感じません。
P.ライトソン「いにしえの少女バルイェット」
「ミセス・タッカーと小人ニムビン」でもそうだけど
アボリジニのおばぁが欲しくなる。
203 :
なまえ_____かえす日:04/04/13 00:36 ID:rqCHzi8o
ローズマリー・ハリス「ノアの方舟に乗ったのは?」
コミカルな歴史小説。
なぜかうまい具合に展開するストーリーといい、
誇張されたエジプト趣味といい、「ハムナプトラ」っぽい。
K.M.ブリッグズ「魔女とふたりのケイト」
親の再婚によって姉妹になったふたりの少女が、勇気と献身で魔女の呪いを打ち破る話。
能動的な姉と受動的な妹が対照的。ラストは綺麗にハッピーエンド。
作者は妖精研究の大家だそうで、ありがちな可愛らしい妖精は一切出てきません。
スコットランドの歴史的背景も盛り込まれていて、読み応えがあります。
ジェイムズ・フェニモア・クーパー『モヒカン族の最後』(福音館書店)
こういうめんどくさそうな小説を、児童書で読むというのはアリだと思う。
>205
ル・グゥインのご母堂の「イシ」も良かった
ネイティブアメリカン滅亡モノは感動的だけど悲しいよね…
大人向けのやつだと希望が無さ過ぎて最後まで読めない
207 :
なまえ_____かえす日:04/04/18 01:50 ID:a1iHG0IU
斉藤洋「黄色いポストの郵便配達」
なんかピンぼけなお話。けっこうつまらん。
「石の花」パーヴェル・バジョーフ作。
今回読んだのは童心社刊で全4巻のもの。
他からも出てるけど、2巻以降が訳されてるのはこれだけ。
復刊ドットコムで復刊希望がだされているのは岩波少年文庫の
ものだけで、しかも挿絵のスズキコージさんの特集内。
ベリューキン挿絵の今回のものすてきなので、ちょっと寂しい。
20年ぶりくらいに読んだけど、あねさまはやっぱりおそろしいお人だった。
鉱山にいる色々な不思議な生き物たちの描写がいいな。
知らなかった。「石の花」ってそんな長いのか。読んでみよう。
210 :
205:04/04/18 14:42 ID:dJ8sXItk
>>206 ル・グィン自身の『オールウェイズ・カミングホーム』もありますな。
児童書じゃないけど。
>209
ほんとは全何巻ってものじゃなくて、50何篇だかある作品のうち、
20数篇をまとめたものが童心社刊の「石の花」らしい。
図書館でもなかなかお目にかかれなかったので、みつけたらぜひ読んで見て欲しいな。
タイトルは、
「石の花」
「小さな鏡」
「火の踊り子」
「銀のひづめ」
実は岩波から出てるのは読んだことがないから、表題作以外に
どういう作品が入ってるかちょっと気になるよ。
212 :
なまえ_____かえす日:04/05/03 10:30 ID:Lhczapx9
「魔女の血をひく娘」
ひたすら重苦しい方向に進む。物語として、中途半端な感じ。
遅ればせながら
午前「ザ・ギバー」
午後「童話物語」
重かったです。
メル欄では久々の号泣でした。
214 :
なまえ_____かえす日:04/05/04 01:10 ID:nwMIcHNM
>212
同意。
ノンフィクション仕立てにしているけれど、
ノンフィクションとしてはもちろん、物語としても
中途半端ですよね。
215 :
なまえ_____かえす日:04/05/04 07:36 ID:atWcR+qz
>>213ヘヴィな一日だな…
「大平原にかける夢」
納屋が欲しい。コンクリートの床の奴。
そんな大望を抱いた男の子が3年もこつこつ働いて夢をかなえるという、
さわやかなんだけど、微妙にいじましいような気がする物語。
あぼーん
217 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/05/06 23:18 ID:aVgOnjUp
「ねこまた妖怪伝」
児童書板「妖魔夜行」…ネコ耳にゃ語尾は児童書にまで進出しますた。
218 :
なまえ_____かえす日:04/05/14 22:23 ID:RFpKiYWI
ニコルの塔
小森 香折 (著), こみね ゆら
シュールレアリズムの絵からインスパイアされたという、
上手にまとめられたファンタジー。綺麗。
「ヤギになっちゃうぞ」
日本の普通の田舎の子どもらしくて、いい感じ。
稲田を風が渡る情景描写とか、目に浮かぶようでした。
220 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/05/19 22:21 ID:WUh4BYMv
「満月を忘れるな!」(風野潮)
子ネコに変身する体質の少年の三角関係話。
221 :
なまえ_____かえす日:04/05/21 21:10 ID:TE2zvx6I
222 :
なまえ_____かえす日:04/05/21 21:45 ID:qw9ahw5N
「きいろいバケツ」
つまらん…と思ったらやっぱり課題図書だった。
223 :
なまえ_____かえす日:04/05/23 22:47 ID:wp9mXfVu
博士の愛した数式
KHじゃん。
はなはなみんみ物語。
シリーズになってて、久しぶりに読んだけどやっぱり好きだった。
二分間物語も読んだよ。
226 :
なまえ_____かえす日:04/05/25 16:02 ID:nYd9542V
「ダークエルフ物語 3」
ようやく読み終わり・・・。おもしろかったけど。
227 :
なまえ_____かえす日:04/05/27 11:50 ID:6XFO4kZT
「クレストマンシー」
まだ二冊目・・・・
228 :
なまえ_____かえす日:04/05/27 20:12 ID:whjKBsg6
岡田淳 「竜退治の騎士になる方法」
この人の本大好き。薄くて楽に読めた。
229 :
なまえ_____かえす日:04/05/28 23:20 ID:1aFd4xlb
パトリシア・ライリー・ギブ「ホリス・ウッズの絵」
里親と問題を起こして家出し、愛想をつかされて別の里親のもとへ。
アメリカにはこんな子供がたくさんいるのだろう。
才能のあるホリスは救われたが…
230 :
なまえ_____かえす日:04/05/31 22:42 ID:xTBGkgcI
「へっぽこ変人きてれつ奇人」
たまに読み返すとおもしろいというか、泣く。
>>229最近読んだけどこれは才能は関係ないよーな希ガス
むしろ、才能を認めてくれる人間に会えた事とか
松原秀行「竜太と灰の女王」
やっぱ韮澤絵が似合ってないと思うんだが。
つーかこのシリーズ(古い作品の収録直し)内容と挿絵があってないのが多いような
あと、やはりどうにも古臭い感があるなー
RPG(テレビゲームのRPGね)ブームのころな世界観とか
麻子はともかく、不思議ちゃん系のハコの口調とか寒い寒い
年行ってるから懐かしいけど、若い子からするとどうなんだろ
魔女の宅急便
アニメのイメージで敬遠してたけど、敬遠するこたなかったな。
233 :
なまえ_____かえす日:04/06/03 00:04 ID:22kBrmog
「トムは真夜中の庭で」
普通に面白かった。はじめは訳が硬いかなと思ったんだけど、
物語にちゃんと入っていけた。
おもしろかったー。
「おちゃめなパッティ」
寄宿ものです。もうレモンパイが美味しそうでこまる。
おちゃめな双子ほど知られていないけど名作です。
本がほしいけどもう売ってないのよね。
最近復刊されたよ?
236 :
なまえ_____かえす日:04/06/15 11:10 ID:PTtxMg1E
「バーティミアス サマルカンドの秘宝」
やっと図書館の予約の順番キタ―――――!!!
一晩で読みましたよ、おもしろかった!!
エルフギフト
わ。わからん
238 :
なまえ_____かえす日:04/06/17 20:00 ID:lJwEq+H0
えー、午前中に「指輪物語9」読み終わり。
午後に「ブレイブ・ストーリー」
239 :
なまえ_____かえす日:04/06/18 17:07 ID:kSdqUHjY
最近読んだんじゃないけど、こないだ夜中見た映画の「ナビゲーター」が
白倉由美の「きみを守るためにぼくは夢をみる」と導入の
ちょっと眠る/気絶して起きると7年/8年たっていたって所が被りまくりやんけ!
いやまぁ逆に言うとそれ以外は違うわけですが
17歳なのに10歳の彼を認める彼女とか
男性不信の義妹のために着ぐるみを着て接していて
あまつさえ義妹の死後、立ち直るまで着ぐるみを着たまま生活してた
精神科の先生とか萌え
241 :
なまえ_____かえす日:04/06/23 15:02 ID:i1uxZQuA
ナルニア読了。
最後に不満が残ったなー・・・。全滅オチはないんじゃないの?いくらなんでも。
違う世界に生きているからイイってもんでもないだろ。ちょっと宗教色キツかった。
242 :
なまえ_____かえす日:04/06/23 21:59 ID:j99YN9TQ
夕刻に読了。「この素晴らしき世界に生まれて」(小峰書店)。泣けた。感動した。
「世界の中心で愛を……」のパクリかと最初疑ったが,全く関係なかった。
マルグリット=ティエボー「アルプスにかける虹」
古い本を図書館から借りてきた。
幼い弟と二人でアルプスの小さな村に暮らしているマヌエラたん。
古ぼけたウェアにおんぼろ板、でもスキーの腕前は抜群なの。
都会から来たお金持ちのスキー選手ミッシェルが彼女の滑りを見て、
「あのなめらかな身のこなし、なんという少女だ」とかつぶやくほど。
でもマヌエラはミッシェルの軽薄そうな外見を敬遠するのね。
すごいおもしろかった。美内すずえの少女漫画みたい。
244 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :04/06/26 22:08 ID:KuJgHGRg
「おけちゅう」(E・ミキオ)
都市伝説モノ…と思いきや、ふれあいモノでした。
けっこうよかったです。
>243
その本は知りませんが、
>美内すずえの少女漫画みたい。
っていうのにウケました。
>「あのなめらかな身のこなし、なんという少女だ」とかつぶやくほど。
っていうところ、「ガラスの仮面」の絵で浮かんじゃいましたよ。
(月影先生がマヤを見い出すところ、って感じ?w)
ヒーラーズ・キープ ヴィクトリアン・ハンリー
中々面白かった。でも、超常的魔法パワー持ったサラの方より
普通の人間が恐ろしいモーレン卿から逃げるミーヴ側の方が面白かったなァ
好いた女の為に自分を犠牲にするジャスパーが
「女のためにそんな事する価値はない」と言われて
「俺の女はそれだけする価値があるんだよ」と言うくだりは
こてこてだがカコイイ
しかし、児童書で顔に傷をつけて未分を表す奴隷制(もちろん、“観賞用”のもあり)とか
やばげな魅了能力者ってコードギリギリなかろか?
「バッテリー」5巻 (あさのあつこ)
6巻で完結するらしい青春野球話。いろんな意味でとても児童書とは思えない。
248 :
なまえ_____かえす日:04/07/22 20:32 ID:oawLCF4T
マイルズ・フランクリン「わが青春の輝き」
19世紀末オーストラリア(レディ・ジョージィーの世界?)の娘さんの小説。
この主人公(≒作者)って現代なら境界性人格障害に分類されるんじゃないだろうか。
嫌いな男は衆人環視の前でおもいっきり侮辱して平気な顔。
そして好きな男に対しては愛情を試すことしかしない。
ファーストキスの瞬間、理由もなく相手の顔を鞭で殴りつけ、
彼が「君の妹はかわいい子だね」といえば、彼と妹は愛し合っている!と確信、
ええ、私が身を引けばいいんでしょ、どうせわたしは醜いチビよ!と大騒ぎ。
決しておもしろくないわけではないけど、身近にいたら引くタイプの女。
249 :
なまえ_____かえす日:04/07/25 16:43 ID:+qM6sk81
怪奇サスペンス全集3 世界の残酷怪事件 庄司浅水-
250 :
なまえ_____かえす日:04/07/25 16:48 ID:+qM6sk81
怪奇サスペンス全集3 世界の残酷怪事件 庄司浅水--図書館で発見。懐かしさの余り一気に読了。内容もだけど、挿し絵も怖いんだよ〜。
チョコレートアンダーグラウンド
親切の押し売りする政党が甘いもの禁止したんで倒すぞーって話
著者の前作"13ヶ月と13週と〜"が合わなかったんですが、
装丁が可愛かったんで買ってみたら意外におもしろくて、楽しんで読めました。
どんな人でも最後には皆幸せになっているところが良いよね。
「Tバック戦争・影 小さな5つの話」読了。
確かによい翻訳ではないが、カニスレで言われているほどとは思えなかった。
むしろ鶴見俊輔の解説のはずしっぷりのほうが酷いと思う。
ウィロビー館のオオカミ
悪役があんまり怖くなかった
悪役が怖くないと何故か盛り上がらないものなのね
挿絵も可愛いけどマンガっぽくてイマイチ想像の余地が無い
「ライオンボーイ」読み終わったああああ
面白かったよ。今日学校行かなきゃないのに、
今まで読んでしまった。
これ読む前に古王国記読んでたから猫のキャラはどうしても
そっちの方が強いんだがライオンが良かった。
専用スレ無いのか
255 :
なまえ_____かえす日:04/08/04 21:58 ID:63drgCtt
ヴィリー・フェーアマン「少年ルーカスの遠い旅」
行方不明の父が残した借金を返済するため、
アメリカへ出かせぎに行く少年の話。
行く先々で父の手がかりが見つかるあたりが、ちょっと甘い。
256 :
なまえ_____かえす日:04/08/06 21:15 ID:pe/mfWQY
ものすご低学年むきだが「モンスタークイズ」という読み物?を読んだ。
ちなみに作者は藤本ともひこ。
正直絵がごちゃごちゃしてて読みづらかった。
最近の低学年よみものは漫画みたいでつまらない。
子供の活字ばなれが原因ですかね?
「ローワンと白い魔物」
とりあえずローワンシリーズは完結なのかな。
話練り甘いし感じだし訳もなんかアレだし
主人公いつまでたっても煮え切らないしで
突っ込み始めるとキリがないシリーズだけど、
面白く読めた。十分楽しんだ。
主人公の鬱っぷりもここまで来ると愛着がわいてくるなあ。
ライオンボーイ面白いのか。今度読もうっと。
「魔法使いハウルと火の悪魔」読了〜っ!
宮崎アニメという先入観からか、
ソフィーのイメージがラピュタの空賊のおばあさんでした。
とりあえずキムタコはやめとけと思いました。
259 :
なまえ_____かえす日:04/08/15 21:00 ID:3pKsBplT
「いつか、ふたりは二匹」
面白くないとは言わないが、もっと面白くなったはずだと思える一冊
もっと義姉とのからみとか同級生との絡みで味が出せるような。
主人公がじじくさく落ち着き払ってるのはいいけど
他の子供との対比がないから全体に作品が淡白になっただけの印象。
どうもこのミステリーランドシリーズは
「一般作家が無理して児童書書いてる」感じのぎこちなさがあるような。
今後の配本に期待。
「満月を忘れるな!2」(風野潮)
>>220の続き。
何はともあれ、めでたしめでたし。
IPアドレスなんて単語が児童書に出てくる世の中なんですねえ。
「不思議を売る男」
無茶苦茶面白かった……
なりゆきで古道具屋の娘と知り合い、居候することになった男が、
誇り被っていた古道具に「実はこれはこういういわれがあって……」と
一つ一つ物語をつけて売っていく話。
ありがちな設定だなあと思ったのは最初だけ。
童話や詩を取り入れた話、怖い話や壮大な冒険談、中国の話など
色々出てきて、次は何の話だろうとわくわくしながら読んだ。
後で気づいたけどジョーンズ作品の絵師がイラストしていたっぽい。
この人が絵書いている作品って今のところハズレがないんだよな。
「魔法使いの卵」とかも面白かった。
「グリックの冒険」
ガンバにはハマりましたが、これはそこそこって感じでした。
ガンバにある、最初から絶望的な状況で、ジリジリと仲間が欠けていく緊張感が
この話にはなかったからでしょうか。良い話は良い話でしたけど……
最初から最後まで「希望」を見据えて、それに向かって一直線な話だと思いました。
紆余曲折もそこまでなかったというか、ハラハラするシーンはあっても
すぐ終わってしまうというか……
ただ、この話があって、あの名作「冒険者たち」が産まれたんだなあと思うとしみじみします。
「くまのパディントン」
ほのぼの読めた良作って感じかな。
強烈な印象はないけど、食べて飽きない素朴なビスケットみたいな味わい。
パディントンのおばあさんがどうなっているのか気になるなあ。
264 :
なまえ_____かえす日:04/10/22 20:44:05 ID:2M8pMnPa
「穴」
濃厚でおもしろかった。現代が舞台なのにファンタジック。
>264
映画も面白いよ〜
ってか自分は原作読んでないから読もうかなと。
穴はスレッドもあるよ。検索してみれ
267 :
なまえ_____かえす日:04/10/25 19:51:58 ID:rYVbcje2
「丘の上夢の家族」
床下の古い時計の作者でもある。
よかった
268 :
なまえ_____かえす日:04/10/25 20:09:56 ID:UM0JfZae
「ジョコンダ夫人の肖像」
もう、のたうちまわるほど萌えまくり!
最高!
269 :
なまえ_____かえす日:04/10/26 00:26:40 ID:RKiZ3q72
268について補足
この本は家族と葛藤のある思春期の子供にぜひ読んでほしい。
人によっては説教くさいと思うかもしれないけど
面白かった
でも20代後半にもなってこの本に救われている自分は
ちょっとおさないかも
>>198 この話、この間の首都圏模試(中学入試用の模試)に使われてた。
>>248 私は主人公のシビラってとても魅力的な女の子だな、と思ったよ。
時代が時代だから、彼女も「自分のやりたいこと」と「あるべきレディとしての
鋳型」との間で揺れ動いてるんだよ、だから「レディ」として
うまくいきそうになると、もう一人の自分が無意識にブレーキをかけて
激情的な行動に走る、と。
ちなみにこの作品はジリアン・アームストロングが映画化してるはず。
妹は同じ時代でも穏やかに生きているぞ。
あれは性格の問題だよ。
いや、性格の問題ではあるんだけど、境界性人格障害なんて
言われるほどの事ではない。
妹が穏やかに生きているのは、与えられた環境に何の疑問も
抱いていないから。
シビラはそうではない。で、そこで時代と社会のプレッシャーが
絡んでくる。若草物語のジョー(もっともジョーは作者が適当に
落ち着かせてしまってるけどね)みたいなもので、自分の夢と現実との
板ばさみになって苦悶するからああなるんだよ。
後書きにも書いてあったけど、シビラという名前にしてあるのも
意味あることなんだよね。
現代は、なんでもかんでも人格障害にしたがる時代だからね。
ちなみに「境界性人格障害」でぐぐると
↓なことが。
境界例の特徴としては下記のようなものがあります。
・ 自分の生き方がわからない。
・ 現実を理解する能力が貧弱。
・ いつも場違いな所にいるように感ずる。
・ 自分のすべてを受け入れてもらいたいと望んでいる。
・ 感情の移り変わりが早く人間関係が不安定。
・ 愛し方が不十分であるという理由で相手を責めたてる。
・ 仕事に不満を持ちやすく転職を繰り返す。
・ 一見、周囲にうまく適応して見えることもある。
・ 自分と他人との境界があいまい。
・ 他人への評価が極端から極端へと揺れ動く。
・ 人生の価値観や目標が突然変わったりする。
・ キレやすい。
・ 二者関係にしがみつく。
・ 自殺未遂を繰り返す。
・ アル中、浪費癖、過食、淫乱、ギャンブル狂、暴走行為、薬物中毒
・ などなど
なんていうか・・・最後の数行以外は
生きるのに苦労してるごく普通のひとぽいな。
ほんと、「正常な」人間なんてどこに居るんだか。
>>273 現代は、って言うより、あなたが人格障害にしたがってるのでは?
あ、それはあるかも。ヲチ板住人の悪い癖だわ。
チョコレート戦争 つうしんぼのない学校 レストラン海賊船へようこそ
他12冊をゴミ捨て場から救出。
本日は、ズッコケ探偵団 日本のとんち話を救出。
ズッコケは持っているので、子どもの教室の学級文庫に押し込もう。
279 :
なまえ_____かえす日:04/11/20 23:01:29 ID:vLSzbXOL
子供に勧められて「ネコのタクシー」を読んだ。
すごく面白かった。
ほのぼのしながらも毎回ドキドキする場面があって、読み応えがある。
作者は日本人だけど、英国の香りが(・∀・)イイ!!
280 :
なまえ_____かえす日:04/11/20 23:11:38 ID:mONBOqAJ
たつみや章「月冠の巫王」
シリーズ最終巻をようやく読了。我慢して最後まで読んだけど、文章が下手&
雑のダブルパンチで辛かった。特に独白がひどい。小学生が書いてるのかと
疑うくらい。ストーリーもなんだかなあ‥‥‥話し合いの通じない強大な敵を
より強大な神憑かりの力で叩きのめして終わり。正直この話に4冊もいらないと思う。
最初の「月神の統べる森で」でやめておけばよかったのに。
あれが一番ましだった‥‥‥。外伝もあるけどもうやめる。
クライヴ・バーカー「アバラット2」
主人公の世界に居場所がなく、別世界へと旅立つ女の子の話。実はまだ折り返し地点までしか読んでないが、察するに主人公の正体はアレだろうと。
なんだか、というかかなり12国記みたいだ・・・。
ところで、冒頭で出てきたフリーク・ショーって意味があるんだろうか?この世界の住人すべてがフリークのような気がするんだが・・・・
むしろ、んなもん見に行くより町中歩いてたほうがよっぽどショーの芸人よりスゴい奴にめぐり合えそうな気がする。強くそう思う。
(人口の3分の1が普通の人間(のようだ)って書いてあったけど、そちらの描写ってそれ以降まるでないし・・・・)
ロイス・ダンカン「とざされた時間のかなた」
古い本を図書館から借りてきた。
再婚した父の新家庭で夏休みを過ごすことになった16歳のエレノアたん。
南部の由緒ある大邸宅と優雅な継母、そして彼女の連れ子のハンサムボーイに
ドキドキしたのもつかの間、エレノアはこの一族のふるまいに違和感を覚える。
身の危険を感じて、屋根の修理にきたマッチョな青年に助けを求めるのだが…
おもしろくないわけじゃないんだけど、なんか大味なんだよね。
この手の小説は、美内すずえや萩尾望都の漫画にはかなわないような気がする。
スティーブン・キングぐらいまで描きこめば別だけど。
「正しい魔女のつくりかた」アンナ・デイル
最近出たばかりの本。
自分は魔法モノが好きで、この本もタイトルに「魔女」とつくから読んでみたんだけど
思っていた以上に面白かった。
書店員の作者が在学中に書いたものがデビュー作になった、とあとがきにあった通り
たくさん児童書を読んでいる児童書好きの人が書いたんだろうなと思わせる内容の濃さ。
ていねいな伏線がいくつも貼ってあって、そのオチもすごくいい。
作中に魔法界を揺るがすような設定があって個人的にはそれがすごい衝撃でした。
これってオリジナルだよね・・・?この設定は今後の魔法モノで使われるかも。
映画化されないかなー。挿し絵が可愛いからアニメ化でもいいなあ。
285 :
なまえ_____かえす日:05/01/16 22:28:53 ID:yesPoILZ
岩波少年文庫版 上田真而子訳「クルミわりとネズミの王さま」
自分が子供の頃に読んだ「くるみ割り」は、当時でもすでに古い翻訳だったので、
アーモンドが「扁桃」になっていた思い出がある。
なんだかよくわからないながら、フルーティーでジューシーなお菓子を想像したものだ…
この本は翻訳も装丁も、明るく軽めの雰囲気。子供にもわかりやすそう。
もう一冊、センダックの挿絵の本を手に取ったら無茶苦茶恐かった。
ミヒャエル・エンデ「モモ」
レポート書くために読んだんですが、目的忘れて普通に楽しめました。
さすがエンデ。次は果てしない物語を読みたいと思います。
ロバート・ウェストールの「海辺の王国」
孤児(!?)の話に弱いんです。空襲で家も家族をなくしてさすらう主人公と犬。
つらいラストですが胸にしみます。題名もいい。
お、偶然。同じ作者の『かかし』を読了。
あ〜、なんか女の部分が勝っちゃってる母親は
子供には辛いだろうなあ、と思った。
自分の再婚相手の所に無理矢理つれてきてマジ切れっていうのも
なんだかなあ。再婚相手は悪い人じゃないのに、母親が駄目だ。
しかし『海辺の王国』って途中ショタホモの軍人出てくるよね?
あれって子供が読んでわかるのかなあ。
よくわからんけどキモイ大人っていうのしかわからないんじゃあ。
『かかし』もやってるところ子供が聞いてしまうし。
なんかきついよな、と思いながら読んでました。
小学生の娘に読んでやろうかと思ってたのですが
そのシーンが特につらいので、も少し大人になってから読めとつぶやきつつ
図書館に返しました。(ーー)
テリー・ブルックス「シャナラの剣 下」
1988年に上巻のみ出版されて20年近く放置されていた「シャナラの剣」が
ようやく全訳されたのを先日本屋で発見。
上巻が前回出版されたときより多少長くなっていたので、未読だった部分を
立ち読みで済ませて下巻のみ購入しました。
いかにもテリー・ブルックスという感じで登場人物全員に平等に見せ場があり
サクサクと楽しく読むことの出来る物語でした。
読み終わった今は長年のもやもやが晴れてすっきりとした気分です。
角川もこんな感じで「ウィンター・ワールド」の続きを出版してくれないかなあ・・・
「海辺の王国」って確か、NHKの「青春アドベンチャー」でやったはず。
そのシーンはどう処理したんだろう…
292 :
なまえ_____かえす日:05/01/21 21:51:04 ID:ePpnNGuL
「リ・セット」(魚住直子)
非・バランスで魚住さんを知って、他にも本は・・・と思い図書館へ借りに。
最初はビミョー・・・(私的に)だけど、後から後から面白くなっていくんです。
結構楽しく読めます。主人公の三帆にも共感がわいたし。
でも読んだ後「もう終わり?」と思ってしまいますね。(これも私的にですが)
後からじわじわくる作品なので、結構いいんじゃないかと。
女騎士アランナT 冒険のはじまりしとき
騎士になりたいけど修道院に入れられる主人公のアランナと
魔法使いになりたいけど宮殿での騎士の修行に行かされる双子の兄のトムが
入れ替り アランナはトムの双子の弟アランとして騎士の修行につく
こういう設定がすき 小さい体でがんばるアランナはかわいいし
胸がでてきたり 生理がきたりで大あわてするのもいい
途中から能力的に思いっきり恵まれちゃったのが残念
294 :
なまえ_____かえす日:05/01/23 12:03:24 ID:onb8wl13
P.B,カー「ランプの精」
台詞まわしが面白い。すいすい読めた。
もうちょっと描写に深みがあってもいいと
思うが、台詞がそれをカバーしているか。
あさのあつこ「どばぴょん」。この作者の本は初体験だったんだけど、
子供に読み聞かせながら、ビビビと戦慄が走った(ちょっと大げさ?)。
文章が本当に美しい。選ぶ言葉のセンスがいい。子供心のつかみ所を良く
心得ている。
「最近の日本にもこんなスゴい作家がいたんだ」って感じ。
早速バッテリーも読んでみます。
「水の伝説」(横山充男)
サンカをモチーフにした環境系長編ファンタジーにして少年・少女の成長物語。
視点が章毎に変わるので慣れるまでちょと読みにくかったり。
単純な自然マンセーじゃないところが面白かったですが、一般受けはしないと思います。
297 :
なまえ_____かえす日:05/02/09 02:54:52 ID:YnjSWRZ9
「龍の住む家」
とても面白かった。空想の世界とは分かっていても、一匹ほしいなぁと思った。
298 :
なまえ_____かえす日:05/02/09 18:37:30 ID:6VibMyjJ
「サジュエと魔法の本」
どっかで聞いたような小道具がいっぱい&都合良すぎだけど、好きかもw
さらっと読めて児童文学っぽい本だと思った。最終的に悪人がいないw
300 :
なまえ_____かえす日:05/02/13 11:25:41 ID:aUxfkEW1
「封神演義」
子供に薦められて読んだ。挿絵が多くて分かり易い。
漫画版も読んだ事があるが、原作の方が面白い気がする。
聞仲、敵ながら良い奴だった。悲しい最期だ。
「闇の中のオレンジ」天沢退二郎
これはホラー物なんだろうか?
舞台は普通の現代の街なのに、どことなく不気味な話の短編集
子供の頃何度も読んだが意味わからず
働くようになった今では分かるかなーと思い買ってみた
・・・やっぱり意味わかりませんでした
「精霊の守り人」
ここで言うのも何だけど、ぜひ大人向けの装丁でも出してほしいと思ってしまった作品。
ヒロイン(30代の女用心棒)のたたずまいは下手なハードボイルドが裸足で逃げる。
アクション描写は迫力のひとこと。
ファンタジーとしての世界設定も骨太、土や風や水のにおいが立ち昇ってくる。
「メキメキえんぴつ」
作者スレで話題だったので読んでみた。
今年20才の自分には、カンナさんがとても恐ろしかったorz
ナカーマ。自分は「ビビを見た」を読んだ。
カンナさん、マジで怖い。
子どもの頃に読んでたら花壇に近付けなかったと思う。
でも子どもの頃に出会いたかったな。
306 :
sage:05/03/05 16:55:20 ID:/t9AxKCb
スーザン・クーパー「闇の戦い」読了。
以前「よさのわからない」スレかどこかで挙げてた方いましたが、
全体的な密度の高さに感動して熱中して読めました。描写にスキがない。
でもラスト寂しかったなー…。「進むはひとり」ってのが。
確かにああいうところは突き放された感がある。
<古老>ならぬヒトの身としては、微妙な読後感。
…アホなことした…。
308 :
なまえ_____かえす日:05/03/05 23:03:39 ID:HpVqD6DK
「デットフォードのネズミたち」最終巻。
……ある意味すごい。びっくりした。
「トムは真夜中の庭で」
最近知り合った女の人に教えられて読んだ。
トムが、おばあさんに「you are Hatty!」というところで泣きました。
「ジャッコ・グリーンの伝説」ジェラルディン・マコーリアン
訳のせいなのか少々読みにくいが、主人公たちのキャラがたってて楽しい。
特に道化馬オビー・オースはデザインからすごいツボ。
他の伝承をネタにした怪物たちも存在感があっていい。
クライマックスのワーム退治はこのみが別れそうだし、
オチもなんで?と思わなくもないけど、
姉にはマジでむかついていたのでそれなりに爽快。
「不思議を売る男」の作者だね。読んでみよかな。
312 :
310:05/03/09 01:12:55 ID:SVepYG7M
いやー正直オススメはできんです。
設定燃えで民俗好きじゃないと途中で投げそう。
『鬼の橋』 伊藤遊・作 太田大八・画
見た目にびびって夜中に読むのを避けたんだけどばりばりの児童文学、ファンタジーでした。
挿絵もほどよい雰囲気で。些細な部分を深く想像しすぎなければすらすらいけます。
ただ最後にああしてあげたことで、あそこで守ってくれる人はもういないんだなぁ、と。
いなくていいのか?とちょっと思ってしまった。確かにああしてあげないと辛いんだけど。
'98年発行だからちょっと経ってるけど最近2カ所の本屋で見かけた。
児童書の棚にあると題名・デザインとも、目がいきます。
私は子供のぶっくくらぶの案内見て衝動注文した中の1冊だったんだけどね。
あの題字はインパクトあるね。>鬼の橋
ジャクリーン・ウィルソンの「ダストビン・ベイビー」、
終わり方もなんだか好きだった。
娘に赤い目を見られ、花粉症とごまかす・・・。
すぐにも映画化できそうなストーリー。
スコット・スピードマンあたりに主人公を見つけるアルバイト君を
やってもらって・・・。
今ジャクリーン・ウィルソンがマイブーム(って死語?)
316 :
なまえ_____かえす日:05/03/15 11:16:29 ID:puCwaASk
サトクリフの「イルカの家」彼女には珍しく少女が主人公で
読み終わると幸せな気持ちになる物語。
最近シビアなヤングアダルトもの続きだったのでほっとした。
「魔法があるなら」
アレックス・シアラー
タイトル教えて!スレで教えてもらった本。
あの時の人ありがとうございました。
読んでる内に、自分も主人公のリビーと一緒に精神削られてる気分になった。
ホントにやめてよママン!胃が痛い!ハラハラズキズキだよ!
そんな場面では共感できても、他の場面では共感できなかったのがちょと残念だった。
318 :
なまえ_____かえす日:05/03/20 00:53:42 ID:lGvbMspo
319 :
なまえ_____かえす日:05/03/20 20:28:56 ID:DiJnNsJS
「二年間の休暇」
ジュール・ベルヌ
前半はおもしろくなかったけど後半は面白かった。
ただ戦闘が短かったのがな・・・。
あと都合良過ぎって感じのところも気に入らなかったけど。
でもゴードンかっこいいわー。
実際居たらかなり惚れる。
片川 優子の「佐藤さん」
当方40のおばだが泣けた。
こんな友人たちとこんな高校時代送りたかった。
321 :
なまえ_____かえす日:05/03/21 02:58:16 ID:4SWQBq21
「思い出のマーニー」上・下巻
面白かったけど、「トムは真夜中の庭で」のほうが
好きかな
322 :
なまえ_____かえす日:2005/03/27(日) 20:48:59 ID:TXbLF6Pa
北風と太陽リローデッド
歴史に残る北風と太陽の対決から数年後、
再び両者は賭けをすることになりました。
北風「おい太陽君、また勝負しようぜ」
太陽「フフン北風君、また負けに来たのかい。いいよ、受けて立とう」
北風「よし、じゃああの人にしよう」
しかし太陽君は知りませんでした。それは朝鮮人だったのです。
太陽「じゃあ今日はボクの先攻でいいよ。それ!」
太陽は暖かい日差しを朝鮮人に当てました。
朝鮮人「ん?暖かいニダ。ははぁん、きっと太陽がウリの寒さを見かねて
日差しをくれたニダ。もっと寒そうにすればもっと貰えるニダ!」
そういうと、朝鮮人は次々と服を着込み、ますます寒そうにしました
朝鮮人「寒いニダ〜、太陽様もっと日差しを!ウリに暖かさを!もっと!もっと!」
太陽君はいいかげん疲れてきましたが、頑張り続けました。
するとそのうち、わらわらと朝鮮人が集まってきました。
朝鮮人A「なぜそいつばかり暖かくするニダ!おかげでウリ達は寒いニダ!」
朝鮮人B「太陽の差別のせいで風邪をひいたニダ!ウリにも日差しを!」
朝鮮人C「ウリにも謝罪と日差しを!」
朝鮮人D「ウリにも・・・」
太陽君はすっかり疲れ果ててしまいました。
次に北風君が得意顔で現れ、朝鮮人達に強烈な寒風をお見舞いしました。
朝鮮人「アイゴ〜!北風様を怒らせてしまったニダ!」
そういうと、朝鮮人達は皆一斉に服を脱いで地面にひれ伏しました。
北風君は最後にすました顔でこう言いました。
「太陽君、これが事大主義というものだよ。」
--------------------------------------------
このおはなしのきょうくんは、なんだったかな?
・朝鮮人は甘やかすとろくなことがない
・朝鮮人は厳しく躾るとよい
「ブリジンガメンの魔法の宝石」
話はけっこう面白かったけど、訳がひどすぎ
324 :
なまえ_____かえす日:2005/04/12(火) 23:22:41 ID:nKnXvm7A
ポール・ギャリコ作「セシルの魔法の友だち」
小学生の女の子がテンジクネズミを心から愛する。
さすがギャリコ様、ほのぼのしつつ泣かせる展開が素敵。
ちょっと古い作品だけど、いままで翻訳されてなかったのね〜
アンドリュークレメンツの
「こちら『ランドリー新聞』編集部」
主人公のカーラも、やる気をなくしていた先生もよい。
こんなしっかりした5年生いるのかと思いながらも一気に読めました。
「二つの旅の終わりに」 エイダン・チェンバース
アムステルダムに単身やってきた少年と
第二次大戦中に占領と解放を体験した少女の体験を軸に書かれた物語。
児童書だと思って読み始めたら、
いきなりゲイの子と出会うちょっと生々しい出来事など、
戦争の話だけでなく、性や安楽死にもふれていたり、
多くのテーマを絡ませていて思うところの多い本。
作者69歳くらいのころの作品なんだけど、
話中の考え方がとても先進的に思えた。
それにしても、現代オランダの10代若者たちが性について考えていることが
この本の通りだとしたら、日本とはえらいギャップだ・・・
327 :
なまえ_____かえす日:2005/06/05(日) 18:44:11 ID:YgnSj0GF
「子どもだけの町」再読。
子どもたちの組織、えらく統制厳しいなあ。
いかにも戦前のドイツってかんじ。
いや、もっと厳しい軍国主義の隣国がドイツなのかな?
バッテリー
あさのあつこ作
前から気になってたのをようやく借りれたので。
まだUまでしか読んでないですが甘酸っぱいです。
「バーティミアス ゴーレムの眼」
ジョナサン・ストラウド
第一部面白かったから、やっと買って読んでみたがイマイチ。
主人公の影が薄い、薄すぎる・・・
キティとかいう、少女が目立ちすぎて
バーティミアスは変わらずいいキャラしててヨカタ
次で終わりらしいけど、どう纏めるのかちょっと疑問だぁ
アン・ファイン「フラワー・ベイビー」
学校の課題で小麦粉の袋を赤ちゃんに見立てて育てる少年の話で、
個人的にはうう〜ん、という感じだった。
何より装丁が地味すぎるよ〜。評論社、しっかりしてくれ。
331 :
なまえ_____かえす日:2005/06/23(木) 23:59:47 ID:XRcj8Atf
>>310に触発されて「ジャッコ・グリーンの伝説」読んでみた。
あまりにも唐突な展開でついてゆけなかった…
せめて挿絵がもっとおどろおどろしかったら、
後味の悪い話としてそれなりに成功できたかもしれない。
332 :
なまえ_____かえす日:2005/07/02(土) 23:21:50 ID:CjeUsQhj
329
バーティミアスは、第一部の主人公がナサニエルで、ゴーレムの眼の主人公がキティーみたいなものだから、ナサニエルの影が薄くて良かったと思うよ。
最後の第3部早く読みたいなぁー!
333 :
なまえ_____かえす日:2005/07/18(月) 23:13:24 ID:Jo0PN0MA
「サジュエと魔法の本」
一冊にまとめられるのに上下巻
けして沸点にはとどかず、ちんたらちんたら話が続く
邪導師の最終兵器やら悪に染まった味方やらそのほかの登場人物を
まとめきれなかったら殺すor強引でGOGO!は良くねー
無理に終結させようと切羽詰ってる作者が目に浮かぶ
文章は綺麗だけど話が下手
次回作も期待できない
334 :
なまえ_____かえす日:2005/07/20(水) 23:33:29 ID:D2O9u+ky
エルマーとりゅう
大人になって改めて買った(・∀・)
335 :
なまえ_____かえす日:2005/07/23(土) 22:29:10 ID:FM0MrKhx
336 :
なまえ_____かえす日:2005/08/23(火) 23:08:57 ID:Pbxs9ci+
「ム−ミンパパの思い出」
どの本見てもム−ミンママって出来た奥さんだよなぁと思う。
完全にム−ミンパパをコントロールしてる。
337 :
なまえ_____かえす日:2005/08/26(金) 00:33:13 ID:9Uff3GKF
独学魔法ノ−ト / 岡崎祥久
クールで(・∀・)カコイイ!!
338 :
なまえ_____かえす日:2005/08/26(金) 21:27:22 ID:kmr+KNgP
「ゲド戦記・帰還」
1、2、3巻ときて4巻目。
3巻まではフツーに児童書だったのに
4巻は子供の読む本じゃないわ!
小さな女の子が「強姦」されたってワードが出てきて
アウアウ。。。 ( ゚д゚)つ
お母さん驚いちゃったわよ。
「闇の左手」のル・グインだけあって
お話は面白いんだけど小学生〜中学生向けとは言えません。
339 :
なまえ_____かえす日:2005/08/30(火) 01:14:06 ID:eFKlJN/P
ケストナーの「点子ちゃんとアントン」児童書久しぶりだけどイイ!
340 :
なまえ_____かえす日:2005/08/31(水) 12:13:15 ID:toHyFCiu
「魔女のこねこゴブリーノ」アーシュラ・ウィリアムズ(福音館)
本屋でパラ見して、子供(小一♀)が気に入って買った。
341 :
なまえ_____かえす日:2005/09/01(木) 08:52:07 ID:RKQibpta
「反則先生 5年2組のレッドカード白書」
宇田川優子作/佐藤真紀子絵 ポプラ社
佐藤真紀子にはまっているので、図書館で見つけて衝動借り。
話より挿絵ばっかりじっくり見ちゃって…テヘ
342 :
なまえ_____かえす日:2005/09/01(木) 11:57:29 ID:iGAX6OZ4
「点子ちゃんとアントン」イイネ、イイネ〜!
こどもの頃 アントン作豆のスープ真似して作ったよ。
「飛ぶ教室」もいいよね。
池田美代子『妖界ナビ・ルナ』
ブクオフで100円だったから買った
ありがちなファンタジーかとおもったら主人公の決め技が九字呪言でひっくりかえった
もーなんでもありなのね
344 :
343:2005/09/09(金) 09:23:02 ID:HCXqUUop
『ルナ』2巻読んでみた
意外と話が深まりもっててビク-リ
凡百の記号順列エセファンタジーかと思ってたがちょっとだけ見直した
もうちょっと読んでみよう
トールモー・ハウゲン『夜の鳥』
タラ・ダンカン読んだ
347 :
なまえ_____かえす日:2005/10/09(日) 20:34:15 ID:Wwa9P4ou
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「魔女と暮らせば」
はじめて読んだはずなのに、なぜだか、懐かしいの。
子供の頃、
「魔女集会通り26番地」で読んだことがあったのかしら…
それはともかく面白かった。
豪華なお城のつつましい生活がいい。
メイドさんはご奉仕してくれないし。
みんな知ってるかなぁ・・・。
今江祥智の「山の向こうは青い海だった」。
買ってしまいますた・・・。
349 :
なまえ_____かえす日:2005/10/18(火) 23:02:04 ID:qI0e1/Qf
「アンネの日記・完全版」と「アンネのばら」を続けて読んだ。
言いたい放題書きたい放題の日記の方を先に読み、一昔前の美談風「アンネのばら」を読むと
日本人形片手にわが娘を思い返すアンネパパが実にイタイタしくてかなり笑えた。
350 :
なまえ_____かえす日:2005/10/25(火) 22:54:43 ID:CAXJ0hWF
「ジュリエッタ荘の幽霊」
イタリア版アンネ。
小学生向けかな、さらりと終わる。
351 :
なまえ_____かえす日:2005/10/31(月) 22:05:13 ID:iwwoLhfU
マイルズ・フランクリン わが青春の輝き
これが児童書・・深い。 中学生で読んだ時はイマイチ
なんだこの人?としか思わなかったけど
今読むと、この性格って結構大変そうだけど
魅力的だなと思う。
それにしても最後のハロルドが去って行く所がとっても切ない。
今の時代だったら、結婚してたのかな?
今時の男女だったら結婚して即離婚してそうです。
353 :
なまえ_____かえす日:2005/11/03(木) 09:25:50 ID:HMYjzmaG
「ミッドナイト〜真夜中の妖精〜」ジャクリーン・ウィルソン
妖精が大好きな孤独な少女ヴァイオレットとカッコイイ兄のウィル。
家族がバラバラになりかけた時、突然美少女の転校生がやってくる。
ヴァイオレットはその子と友達になるけど…
354 :
なまえ_____かえす日:2005/11/04(金) 16:03:56 ID:bRg9dbu0
図書館でほこりかぶってた「ビルマの竪琴」久々に読んじゃった
お別れの合唱シーンやっぱツボだなぁ・・・
名作シリーズ掘り起こして読んでってみよう。
次は・・・「風立ちぬ」いってみよう!!
355 :
なまえ_____かえす日:2005/11/05(土) 07:20:35 ID:PznfwOjF
風たちぬ〜いまぁはぁ秋〜♪
357 :
なまえ_____かえす日:2005/11/06(日) 00:55:51 ID:72xkHut1
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「クリストファーの魔法の旅」
本筋じゃないんだけど、生き神様として神殿に暮らしている女の子が登場して、
寄宿学校物の少女小説シリーズにはまってしまうの。
「私も学校に行って、ホッケーしたり、書き取りの罰を受けたり
真夜中に集まってこっそり食べたりしたい!」って叫ぶ場面に
激しく同意でした。
青い鳥文庫の「ステップファザー・ステップ」を読了。
なんか「お父さん」がいちいち面白可愛い人でイイ。
双子も毒があって面白いし挿絵は可愛かったし。
359 :
なまえ_____かえす日:2005/11/22(火) 00:16:27 ID:s0hh+5zJ
クリュス「ザリガニ岩の燈台」
古い本を図書館で借りてきました。
枠物語なんだけど、枠が弱いというか、
枠と物語の関連が薄い気がします。
「風のうしろのしあわせの島」の前段にあたるところが唯一の魅力かな。
360 :
なまえ_____かえす日:2005/11/24(木) 21:54:14 ID:neaYYcqs
仲谷実夏のバッタのイジメはいいよ! 即検索して取り寄せるべし 年齢問わず感動するね
「笑いを売った少年」
おもしれえええええ!
362 :
なまえ_____かえす日:2005/11/25(金) 21:21:21 ID:y62P7APm
クリュス「ロブスター岩礁の燈台」
>>359の新訳。「ザリガニ岩」で省略されていたお話や詩、
そしてもう一つ外側の枠が翻訳されています。
でも、訳文も装丁も大人っぽくしすぎて、
内容の他愛なさとアンバランスです。
美味しいお菓子みたいな本にしてほしかった…
で、
>>361もおなじシリーズなんだよね。
こんど読んでみる。
363 :
ランドル:2005/11/26(土) 22:08:09 ID:EtWlnvGS
「サークル・オブ・マジック」
「砂の妖精」
……あれ? こんなグロイ生物だったっけか、さみあどん……
眼がキモイ。蝸牛のそれを思わせる突起。
366 :
なまえ_____かえす日:2005/11/27(日) 02:31:42 ID:BkfkFd9A
西の善き魔女。かなりおもろい!!
367 :
なまえ_____かえす日:2005/11/28(月) 00:01:21 ID:xWoS3jw5
「ムーミンパパの思い出」
ムーミンママはできた人(妖精?)だとしみじみ思うよ。
ヨクサルはもっと出してほしかったなぁ。
スナフキンとかぶるからダメだったんだろうか。
368 :
なまえ_____かえす日:2005/11/28(月) 18:33:00 ID:rZ/pDVj/
えー「クレヨン王国水色の魔界」
1円玉地獄絵図・・・・ 呼んでみれば分かります。
369 :
なまえ_____かえす日:2005/11/29(火) 14:06:51 ID:uCYDXcUL
日本の歴史シリーズ 1から18巻
子供のころ分からなかった日本の歴史が子供の為に
買ったこの本でやっと理解できましたよ。
まんがといってもあなどれない。
370 :
なまえ_____かえす日:2005/12/06(火) 05:50:59 ID:jBQn5G9G
>>362 すみません、ロブスター岩礁の燈台の最初の数ページをうpしてくれませんか?
ドイツ語の授業でこれをやっているんで日本語訳がほしくて・・・・
おそらく最初の4ページほどでいいので・・・
国会図書館逝けアフォ
>370
厨な大学生?
既存の訳を写してもすぐばれるよ。
>>369 研究が進んでけっこう変わっているところもあったりしますが。
374 :
なまえ_____かえす日:2005/12/07(水) 22:57:59 ID:n35BK6yy
児童書っていっていいかどうか、、、
熊谷達也 「マイ・ホームタウン」
いいわ、これ。40代の人なら思い出にグッとくるものがあるはず。お勧め。
小学校の高学年なら読めると思う。親子で廻し読みしちゃったよw
でもあのオチはないよなorz
375 :
なまえ_____かえす日:2005/12/07(水) 23:23:41 ID:bwAJDEL0
海辺の王国
最後せつない……!!でも面白い!
この人の他の本もよみたいなあ。
>>376 ロバート・ウェストールですね。私も好き。
「かかし」が怖くてお勧め。あと今の時期だったら「クリスマスの猫」も。
378 :
なまえ_____かえす日:2005/12/19(月) 14:10:29 ID:lJc6HpwA
たかどのほうこ『紳士とオバケ氏』
絵が飯野和好さんで表紙がとてもインパクトがあり、図書館で借りてきました。
小4の息子はふ〜んって感じだったけど、夫婦ともに読後感は「なんだかよかった〜」でした。
くすっとさせられるけど、人間ていいな〜と思った。
ジョイ・チャントの「赤い月と黒の山」
再々読。初読は二十年以上前でした。
三人の兄妹が異世界に召還されて…というお話。物語の冒頭で
三人バラバラになって別行動になるんだけど、再会するまでの間に
長兄はすっかり異世界の一員になりきり、末の妹はこどもならでは
順応力で溶け込んで、真ん中の弟だけが馴染めずにいるという構図がおかしい
子供の頃には気づかなかったが、インセリンナ姫とヴァンの殿のカップルは
指輪物語のアラゴルンとアルウェンを彷彿とさせる。
子供の頃、後書きで続編があるのを知り、読みたいなあと思っていたのだが
翻訳される日は来なさそうだ…
380 :
なまえ_____かえす日:2005/12/21(水) 09:51:47 ID:OPtratil
『少女ポリアンナ』『ポリアンナの青春』
こまっしゃくれた子だな、と毛嫌いしていたのですが、
今落ち着いて読み返してみると、ほんと大笑い。
アニメではすごくかわいいよい子のイメージで、
周りの人もすんなりペースに乗せられてしまういい人たちぶりが目に付いたのだけれども、
本のほうではポリアンナはごく当たり前の子で『幸せ探し』の大変さを嘆く時もあるし、
周りもポリアンナのマシンガントークに大人気ない態度を取ったりしているので
逆にこちらの方に親しみを感じました。
読んでるうちにいつの間にかポリアンナのようにゲームをしている自分に苦笑い。
結構面白いので皆さんも読んでみたついでにどうぞ。
・・・ただし何事にもツッコミを入れてしまう方はやめといた方がいいかも。
ほんと子どもならではのポリアンナのトークにはツッコミどころ満載なので。
381 :
なまえ_____かえす日:2005/12/21(水) 17:54:58 ID:aoE7g6m0
382 :
なまえ_____かえす日:2006/03/30(木) 06:00:09 ID:boXKcLtf
ダレンシャンのロードロス夜中1日で読んだお!なんか…『ダレンシャン』と似てたなぁ。まぁ当たり前なんだけど…でも面白かった(´∀`)ノ
383 :
なまえ_____かえす日:2006/03/30(木) 08:13:00 ID:BlpnsQ6E
リンドグレーン作「長くつしたのピッピ」
題名は聞いたことがあるが、内容は全く知らなかったので、
図書館の児童書コーナーに思い切って突撃して借りて読んじゃいました。
ピッピの言葉には「そんな見方や考え方もあったのか!」と
感心させられるところもありました。
何か、哲学書を読んだような感じ。
384 :
なまえ_____かえす日:2006/03/31(金) 07:42:22 ID:38zHpwmQ
シュトルムの童話「小さなヘーヴェルマン」
正直、池内紀氏の翻訳はあまり上手くないと思う。
五木田浩氏のものと比較してですが。
385 :
なまえ_____かえす日:2006/03/31(金) 16:16:39 ID:nBB0S5H9
386 :
なまえ_____かえす日:2006/04/20(木) 02:38:55 ID:dqSKaMaw
『非バランス』
魚住 直子
…いやぁ、奥が深い。良かった。
すごく、自分的にはキタ。中学生の心と日常。非常に細かく表現されていて感動した。
非バランスは映画の方が好きだ。
映画見て「イイ!」って思ってから読んだので、ちょっと拍子抜けした>原作
ので、386さんが逆に映画をご覧になったらどう思うか、ちょっと興味ある。
388 :
386:2006/04/21(金) 02:09:16 ID:uwqiY1cm
>>387 映画があったんですかぁ。知りませんでした…
今度見てみます!!
アルテミス・ファウル妖精の身代金
先に3巻から読んでたんだけど、うんこれは3巻から読んだほうがおもしろいな
ルナールの『にんじん』
子供の頃に可愛いイラストの児童書で読んで、主人公がかわいそう…
とか思った。
図書館で全訳版を見かけたから読み返したら、
児童虐待、同性愛、親子の断絶、と激しい内容でびっくりした。
391 :
なまえ_____かえす日:2006/06/18(日) 22:11:46 ID:1IARM4wa
ルネ・レッジャーニ「犬と五人の子どもたち」
第二次大戦直後のシチリアの貧しさにはびっくり。
その貧しさを糾弾するわけでも、哀れむわけでもなく、ありのままに
すばらしい比喩を用いて描き出したところが独特の魅力だ。
「母牛が生まれたての子牛をねぶるような静けさ」とか、すごくいい。
392 :
なまえ_____かえす日:2006/06/20(火) 22:27:34 ID:goD13Y8/
「アリスの見習い物語」
中世ヨーロッパ、産婆の話と聞いて、
魔女狩りみたいなおどろおどろしい展開になるに違いない!
と勝手に思っていた。
でも、意外にさわやかなお話でした。
汚れを洗うと美少女のアリスに恋の予感。
いまさらながら『走れ!セナ』。
序盤こそ、読むに耐えない稚拙な内容だったが、
俳句とかの発想はいかにも小学生らしいし、
中盤からの盛り上げ方は確かにうなるものがあった。
あと、イインチョのツンデレに萌え。クールで熱い一之瀬さんに萌え。
時代はツンデレだな、と再認識。単に萌えどころがつぼに入っただけかもしレンガ。
あずまきよひこあたりにコミカライズしてほしいと思った。あさりよしとおとか。
バーティミアス1巻
主人公の性格の歪みっぷりとやらかす悪行に唖然
が魔神の方は意外と単純でいいやつだった
395 :
なまえ_____かえす日:2006/06/29(木) 21:08:43 ID:XydAOHjB
闇と光の中 日野多香子著
事故で失明した少女の盲学校での生活をつづったもの。
目が見えない人の感じ方や会話が印象に残った。
蛇について「ただ長いだけで、うろこがあるのは魚と同じだから怖くない」とか、
バドミントンについて
「ラケットをもって飛びまわるって、鳥みたいに飛ぶのと同じこと?」
「鳥と違って人間はいったん地面に落ちないと飛べないのよ」って会話とか、
お月様がでてるときはアンズの匂いがするからわかる、とか、
匂いや風の向きで近所に車が何台、飼い犬のいる家は何件、鳥を飼ってる家は何件、とか
正確に判断できるとか(夜中に目が醒めたらその正確な時刻もわかるそう)
そういうこまごました描写が興味深かった。
石崎洋司著「妖怪塾にごようじん」、原本が有るのに買っちゃったよw
粗筋に主人公は極々普通の少女って記述されてるけど、透視とか出来る
時点で普通じゃ無いよ。主人公が悪霊退治出来るまでにパワーアップ
してる続編も加筆修正して販売希望。
【でんでら竜がでてきたよ】ブクオフで買いました。NHKのにほんごであそぼで聞いて(映画、解夏でも)どんな話かと気になり。ファンタジーなお話だった。以上。
398 :
なまえ_____かえす日:2006/07/06(木) 22:01:35 ID:p/Scj9WG
ラッセル・ホーバン「親子ネズミの冒険」
人間世界の横っちょに、ケモノとゼンマイ仕掛けのおもちゃの世界があって、
暗黒街の抗争だの演劇のシーズンだの信託銀行だの大学設立だの
いかにもアメリカらしい出来事が繰り広げられていく。
そのなかで素朴だった親子ネズミが知恵と力を身につけて成功していくお話。
399 :
なまえ_____かえす日:2006/07/07(金) 00:00:03 ID:Zujt4hrV
???? ??? ????
赤いろうそくと人魚
小川未明最高。
斉藤隆介とともに、地球が滅びるまで読まれていってほしい。
文章の美しさに改めてうっとり。
ダレン・シャン12巻。三日で読み切った。
これいいのかと思う表現やら展開満載で、最近の児童書すごいと思った。
でもおもしろかった。ラーテンファンなので、ラスト数行にいたく感動した。
「つくも神」(伊藤遊)
エレベーターでかえるの人に話しかけられたら
女の子じゃなくても驚くのはしかた無いような。
403 :
なまえ_____かえす日:2006/12/17(日) 11:10:19 ID:niSFdJW8
久々にage
404 :
なまえ_____かえす日:2006/12/18(月) 19:18:38 ID:eBM529O9
「盗神伝」M・W・ターナー T〜X
1997年の ニューベリー賞オナーブック
全米図書館協会優秀図書賞
全米図書館協会ヤングアダルト部門ベストブック
などの数々の賞に輝いただけのことはある!!
面白かった。・・・また出るであろう続編が待ち遠しい・・・。
そか、面白いんだ。>盗神伝
装丁でちょっと腰が引けてたんだけど
読んでみようかな。
406 :
なまえ_____かえす日:2006/12/18(月) 21:43:26 ID:B1YAQ5cl
エンデの魔法のカクテル。読み応えあった。ブェルツェブープ・イルヴィツァーの頭良さそうで悪い児童書の悪役的性格は好きだ
407 :
なまえ_____かえす日:2006/12/21(木) 20:20:06 ID:ZBCGLBKb
映画が始まるので買って読んでみた
「シャーロットのおくりもの」
なかなかの出来。動物たちの描写が実際の生態
をもとにしてるのでリアルだし、豚もクモもネズミも
個性があっていい。ラストも印象的。
小学校高学年に超オヌヌメ
408 :
なまえ_____かえす日:2006/12/25(月) 21:55:54 ID:6mPdL3mX
金の星社「ドラゴンキーパー」
最近の薄っぺらなファンタジーと違って良かった!
翻訳物だということを忘れるくらい訳も素晴らしい。
「ひねり屋」
こえぇぇ…イジメリアリティありすぎ。
未だにハト撃ち大会が行われてるなんて、アメリカは野蛮だなぁ
福音館書店「ふしぎなロシア人形バーバ」
かわいいよ、バーバ。
411 :
ですな:2007/02/12(月) 08:24:44 ID:rhe2AoAG
ポプラ社怪盗ルパン全集「八つの犯罪」「三十棺桶島」
大人ルパンは何か物足りなく感じるので
あえて南洋一郎訳を読んでみました
意外と名文ですな
412 :
なまえ_____かえす日:2007/03/11(日) 01:53:12 ID:ydVC54HD
渡辺わらん「うちの屋根裏部屋(グルニエ)は飛行場(エアポート)」
小人の国ですよー。現代っ子の冒険ですよー。
って、一生懸命少年向けに書いた感じ。
しかし根本的にダンスィ分が不足している。
ボルピィ十回嫁!コロボックルは百回嫁!!と言いたい気持ちになった。
413 :
ポコペン:2007/03/12(月) 19:59:09 ID:Cjxfwx3w
8つの物語 フィリッパ・ピアス
短編集です。小さな心の動きをとらえて憎いほどうまいと思う。
414 :
なまえ_____かえす日:2007/03/14(水) 09:34:04 ID:rhpPKS3o
偕成社「子ネズミチヨロの冒険」
作者はなまえからみると女の人かな。
出たばかりの本みたいですが、表紙がきれいだったので手にとってみた。
おもしろそうだったので買って読みました。
415 :
なまえ_____かえす日:2007/03/23(金) 03:39:02 ID:m5cq0EnV
「レクトロ物語」ライナー・チムニク
いい人が、いい目に遭うわけじゃないと思い知らされる。
416 :
なまえ_____かえす日:2007/03/29(木) 23:25:47 ID:F3n+yG8J
「ランプの精・3」
ほんとにこれで終わりなの?!
2までは幸せに読めたのに3で一気に凹んだ……
417 :
なまえ_____かえす日:2007/04/07(土) 23:29:48 ID:gEzI9Zqk
「算法少女」江戸時代、父と共著で和算の本を出版した少女が実在した。
素直な文体で算数の精神を説く。
「きりしたん算用記」も復刊されないかしら。
418 :
なまえ_____かえす日:2007/04/08(日) 07:58:05 ID:IiVnSjfF
「子ネズミチヨロの冒険」
表紙きれいだった
419 :
なまえ_____かえす日:2007/04/09(月) 02:06:28 ID:Dgh86KvT
「小さい牛追い」
素朴な話でよかった。
お母さんがうっかり櫛を忘れたために、
家族全員が一夏の間、髪を梳かせなくなってしまうんだよね。
素朴にもほどがある…
でも大好き。
421 :
ですな:2007/04/15(日) 00:50:18 ID:cIRyxMVD
長らく気になっていた本が図書館の書庫にありましたので読んでみました
長文申し訳ない
あまんきみこ作 金井塚道栄画「もうひとつの空」福音館
1983年 309p 21cm
<表紙>
濃いピンクの花の咲き乱れる野原
空にまで花が舞っている
中央よりやや下に二人の子(青い服の子と黄色い服の幼女)の
花に腰まで埋もれた後ろ姿
中央に小さく池のほとりの白い家らしきものが描かれていますが
退色してよくわかりません
<見返し>
青空に白い雲
<挿絵>
鉛筆か木炭か
繊細でリアルなイラスト多数
422 :
ですな:2007/04/15(日) 00:50:55 ID:cIRyxMVD
<あらすじ>
病気で寝ている妹のサキコが兄のジンに絵に描かれた子供が増えたという
絵は死んだ祖父が描いたという50号の油絵である
池に青い空白い家など鏡のように風景が写っているという構図
池のほとりには赤い花を手にした子供たちが遊んでいる様子が描かれている
兄妹は死んだ祖母が歌っていた赤い花の歌を思い出す
不安をうちけすようにジョーカーが象のトランプであそぶ
ジンは祖父の故郷に出かけ近くの池で子供が亡くなったと知る
家で寝ていたサキコが絵を眺めているうち描かれた子供たちが動き出し
絵の中で一緒に遊ぶ
ジンは池を眺めているうち池に映った風景に入り込み
サキコと他の子供たちと出会う
ジンはサキコにトランプをあげる約束をする
その世界の池のほとりの白い家には画家が住んで池の絵を描いているが
子供たちの存在を感じることができない
画家の涙をサキコが持っていた白いガーゼでぬぐうと
画家はまずガーゼそしてサキコの存在に気づく
一方ジンは祖母の姿を見かけ森の小道を追いかけてゆく
やがて夜になるが小道は青いあかりのような花の光で示される
<感想>
幻想的で美しい
特に祖母の住む集落は印象的
この世とあの世という単純な二元論ではなく
絵の中であり池に映ってる不思議なところに
画家が居てまさに「その絵」を描いているという
入り組んだつくりになっているのでやや難しい
タイトルと内容のつながりが弱いのではないか
「くふっ」と笑う幼女の描写が多く食傷しました
島根県のみなさん、パチンコをするなら、
優良パチンコ店 エイトワン
に行こう! 遠隔(※1)を絶対やってないのは「エイトワン」だけ!
違法ロム(※2)を絶対使ってないのも「エイトワン」だけ!
エイトワンでは、遠隔等が可能な設備は入れていません。 ロムも、警察がチェックしやすいようにしています。
詳しい方はご存知の通り、どんなにパチンコの遊戯人口が変動しても、その市場規模は変わりません(※3)。
要するに、客が減っても、残った客から絞り盗る量を増やして調整しているのです。
しかし、何故それが可能なのか?…ご理解頂けると思いますが、9割以上の店が確実に遠隔等を行ってます。
1万店以上の中でも、遠隔も違法ロムも確実にやってないのは「エイトワン」1店だけです!
※1…遠隔とは
「お、あの客は新顔だな。勝たせて味を占めさせるか。遠隔操作で設定変更しよ」
「客が減ってきたな。ま、設定を絞めて(違法)、1人あたりから搾る量を増やせばいいか」
「あのオヤジ負け続けてるからそろそろ辞めるかもな。今日は勝たせてやるか」
※2…違法ロムとは
「うちのアタリ確率は、もちろん他と同じ『○○○分の1』ですよ!(ロムいじってるからウソだけど)」
※3 市場規模 遊戯人口
平成06年 30兆4,780億円 2,930万人
平成08年 30兆0,630億円 2,760万人
平成10年 28兆0,570億円 1,980万人
平成12年 28兆6,970億円 2,020万人
平成14年 29兆2,250億円 2,170万人
平成16年 29兆4,860億円 1,790万人
麦踏みクーツェ/いしいしんじだかなんだか
ただ冗長なだけ
文学賞って相変わらず信用ならん
「サジュエと魔法の本」伊藤英彦
ですます調の文章がちょっと気になったが、内容はなかなか良かった。
魔導師の家系に生まれながら、魔法が苦手な主人公が、他の人には見つけられない魔法の本を見つける。
そして仲間と出会い、共に敵の邪導師を倒しに行く。
主人公が、冒険を経て成長していく。
RPGっぽい王道だけど、だからこそ面白い本。
426 :
なまえ_____かえす日:2007/04/22(日) 09:57:58 ID:Ll1cqRsQ
「プラネット・キッドで待ってて」
貧乏白人は子供を殴ったり宗教にのめりこんだりするんだなあ、
というのを外から垣間見ちゃうというお話。
不幸に対して、子供にできることを全力でやりつくしているから、
一見感動的な話なんだけど、すっきりしない。
児童文学名作全集5/井上ひさし編・福武文庫
こんなにツラい修行のような読書は久しぶりでした。
せめて、泣かせて欲しかった…
428 :
なまえ_____かえす日:2007/04/28(土) 17:19:42 ID:o0u4AArC
>>410にひかれて読んでみた。
ほっこり系ですね。
「ぼくらのミステリークラブ」(さとうまきこ)再読。
久しぶりに読みかえすと新鮮。
哲也の必死さがなんとも…というかリアリティがある。
授業が無い(ゆとり教育以前の作品)とはいえ、
家庭科室の調理器具を滅茶苦茶にしてそのまま卒業とは…。
430 :
なまえ_____かえす日:2007/05/03(木) 01:33:38 ID:aX3ucpxH
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「九年目の魔法」
クレストマンシーに比べると、ダークで大人っぽい。
登場人物の感じる「違和感」の描写が上手いなあ。
もう一度六年生
なんだか自分自身を見ているみたいで辛かった。
俺もこの本の主人公みたいに明るくなれたら・・・・・
432 :
なまえ_____かえす日:2007/05/20(日) 21:16:27 ID:QBnDo/w0
ダレン・シャンさんの「デモナータ」@読んだっ!!
グロかったぁ・・・血血血・・・
やっぱダレン・シャンに似てた。
でも、ちょっと違っててそこが面白かった。
Aも早く買って読みたい!
「おれたちはステップブラザー」
なんかストレスたまった。
434 :
なまえ_____かえす日:2007/05/25(金) 23:22:11 ID:h1YsR8Le
>>361-362「笑いを売った少年」面白かった。
こちらは「ザリガニ岩」と違って、
生き馬の目を抜く実業界が舞台だから、
もっと大人っぽい文体にしてもいいくらい。
でも表紙は地味すぎだ。印象を弱めてしまう。
435 :
なまえ_____かえす日:2007/05/26(土) 21:31:54 ID:megHf7Oz
「クリストファーの魔法の旅」
初めて読んだんですが、直球ど真ん中な感じで自分好みでした。
パラレルワールドって子供の頃から大好きでつ。
436 :
なまえ_____かえす日:2007/05/31(木) 21:49:46 ID:2yPspKKG
ゴムあたまぽんたろう
437 :
なまえ_____かえす日:2007/06/01(金) 00:23:52 ID:If/JkiX7
第四若草物語
作者が元気だったらもっと運命も違ってたのかなあ。
第三で登場人物たちが輝いていただけにあのラストは寂しい。
「がちょう通りの三日月亭」
主人公は中学生男子で、自宅のマンションのドアを開けたとたん
中世ヨーロッパ風の世界に紛れ込むというありがちな展開。
小学生が読むんだよね?主人公にちょっと憧れたりしながら。
439 :
なまえ_____かえす日:2007/06/10(日) 11:14:28 ID:SNO4E5BB
「ふしぎをのせたアリエル号」
文体の簡単さと内容の重さにギャップがある。
子供の時に読んでいたらうちのめされていただろう。
帆船の描写も細かくて、難しい。
アーサー・ランサム並みじゃん。
440 :
なまえ_____かえす日:2007/07/17(火) 23:30:37 ID:g2V4AwRZ
寮三千子「小惑星美術館」
…きれい。
宮沢賢治を凛々しい美少女にしたような感じです。
新人さんの妖怪ものを二つ。
「ぼくらの妖怪封じ」(香西美保)
単純に妖怪「退治」にしなかったところが肝。
…というかそれだけのような気もしますが、サクサク読めます。
「なぞのパスワード1098」(白金ゆみこ)
小学生女子がネットゲームにはまっている…のはまだしも、
他人の名義でネットショップで300万円も買い物するのはいかがなものかと。
(まあ、そこから話が展開するんですが)
岡本画伯の絵が良い味を出しているのはいつものことです。
442 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 09:17:16 ID:FOjP5rRb
ボーフミル・ジーハ「ぼくらは船長」
兄妹と幼馴染の少女の3人がピオネールキャンプをめざして
ボートで出かける話。
ソ連のピオネール物も大概わざとらしいが、
これはチェコの作品なので、さらに体制におもねる感が強い気がする。
カメラとか飛行機とかトンカツとか、
子供の好きなもの出しとけという作者の計算もうかがえる。
それでいて、そこそこ面白いのが不思議だ。
「7月31日のゆうれい」/立原えりか
ちょうど今日なせいか久しぶりに読みたくなって十数年ぶりに本棚から引っ張り出してきた
子供の頃は裏表紙と挿絵の顔の無い人が怖かったけど今でもやっぱり怖い
初めて読んだとき、覚え書きの謎が解けて「その子だ!」となるシーンで鳥肌が立ったのを覚えている
読んだ後鬱になるしホラーじゃないのにじわじわ怖いのは祖母が主人公に見せたあの映像の生々しい描写のせいだな
でも戦争について考えるいいきっかけになった
444 :
こどものように感動した:2007/08/01(水) 02:38:43 ID:A3sfwQOZ
445 :
なまえ_____かえす日:2007/08/01(水) 18:08:10 ID:w8PNNeBB
「水の精霊」横山充男
これは読み応えあったよー。
すごく濃い。これは確かに読み手を選ぶ本だわ。
しかし面白かった。
話的には、日本には代々セゴシと呼ばれる、清めの一族がいて
そこから、世界を浄化する能力を持った少年と少女が生まれでて、
大人たちの様々な思惑の中、自分たちなりの生き方・あり方を追求
していく・・という感じかな。
・・これは大人じゃないと難しすぎて読めない児童書だw
446 :
なまえ_____かえす日:2007/08/01(水) 18:58:37 ID:GBUrhUFR
「オズの魔法使い」L・F・バウム
福音館書店のやつで挿絵がきれい
ハヤカワのは読んでない、14冊もでてるらしい
>>445 おお、あのハードカバー3冊を読みましたか。
続きをマターリと待っている本の一つです。
448 :
なまえ_____かえす日:2007/08/02(木) 17:09:21 ID:OUrn5l2g
>>447 最終巻の4冊目、出ましたよ。
もっとも「第一部」ということのようですが。
しかし第二部と続いていくのかは不明。
449 :
なまえ_____かえす日:2007/08/09(木) 00:38:43 ID:XRu/N0Hi
図書館にあった「王さまのアイスクリーム」
アイスクリームはこうやって生まれた!という内容の創作童話
あまりにもうまそうなので、読んだ後のアイスクリームは必須なのだ
でももう絶版でどこにも売ってないので、本自体がほしい場合は復刊ドットコムで
復刊させてもらうしかないよーだね
>>448 おお。図書館入荷を心待ちにしておきます。
「カッパのクゥと夏休み」(木暮正夫)
…というよりは「カッパ大さわぎ・カッパびっくり旅」
といった方がいいような。
映画には化石堀りの達夫は出ないし、
原作にはオッサンは二人とも出ません。
ラストは全然違います。
河童つながりで、
「ミズモ ひみつの剣をとりかえせ!」(廣田衣世)
古き神の呪いを受けた少年が
薬物を用いて国宝を略取する話…、
と書くとクトルフ風。
ほのぼのとした面白い話です。
「祈祷師の娘」(中脇初枝)
ファンタジー風のモノではなく、リアルな拝み屋さんの家の話。
通常見えない・聞こえないものが、
見える・聞こえるのをなんとかするのは大変だと感じます。
「妄想乙」で全て片付けられたら苦労はないんでしょうけど。
452 :
445:2007/08/30(木) 16:34:35 ID:4iHp7EqK
453 :
なまえ_____かえす日:2007/09/03(月) 13:32:35 ID:IQVR3Y9w
サトクリフのたいようのせんし。
比喩がぴんとこないものが多くて、世界に入り込めなかった。
454 :
なまえ_____かえす日:2007/09/07(金) 00:13:05 ID:NoBrKP6V
同じく サトクリフ。
「夜明けの風」
訳が上手く、すらすら読めた。主人公の「創造できることは自由につながる」という思いが
芸術家挫折症に打ちのめされていた自分をさらにおとしめることに…
いやいや、少年の憧れはよくわかるぜと首を垂れてしまったわし。
ま、まだ途中なんで。
455 :
なまえ_____かえす日:2007/09/07(金) 15:10:26 ID:P+ynlv4p
456 :
なまえ_____かえす日:2007/09/07(金) 16:43:26 ID:DrRto3mz
大草原の小さな家シリーズを今更ながらに初読している。
あれはローラが書いた実話だったんだね。
古い古い岩波少年文庫の「シチリアの少年」。
純朴な田舎の人々のなかで、みなしごの少年が素直に育つ。
やがて兵隊にあこがれた少年が、みんなに見送られて入営するラストは
19世紀らしいさわやかさ。
物語の雰囲気は全然違うけど、「銀の匙」のラストみたい。
日本人がつけた挿絵が、なんとなく色気があってよい。
いっぱい読んだ……。
・ライオンボーイ全三巻
面白かったけど、あまりにもコトがすんなり終わりすぎて「えっ、もう終わったの?」みたいな感じだった。
ベニスとか最後とか、あっさり終わりすぎて物足りなさを感じました。
・バーティミアス
頑張って身につけた速読で頑張りました。
結局バーティミアスはジョナサンことナサニエルをどう思ってるのか知りたい。
というかナサニエルはバーティミアスをどう思ってるのか知りたいです。
キティはちょっと気にくわないなぁ。
・ネシャン・サーガ
理解するのにこんなに疲れた本はないorz
結局これで徹夜だよ。まだ読みますが(笑)
難しかったけど理解した時脳が鍛えられたなぁと。
今はアルテミス・ファウルを読んでますが変だなぁと思ったのですが永遠の暗号から読んでしまってます。
一とか二とか巻数書いてほしいです;
459 :
なまえ_____かえす日:2007/09/18(火) 17:19:35 ID:HOgHAREn
>>458 うっはー、全部自分が図書館で借りて読んだ本だ。
どこの図書館に置かれている本もみんな同じようなものになるのかね。
ライオンボーイもバーティミアスもアルテミスファウルも面白かった・・
けど・・ネシャンサーガがちょっと内容が思い出せない。
読んだはずなのに・・・。普通、読んだ本の内容は忘れないんだけど・・
あの本はなぜか。。
クレヨン王国シルバー王妃花の旅
アニメの一部原作。
まだ読みかけ。
461 :
なまえ_____かえす日:2007/09/21(金) 17:59:51 ID:es3d00OS
「アリーの物語T」
アランナの冒険シリーズの最新作!!アランナの娘が主人公!
待っていただけにウハウハ・・^^。しかも続くし。
462 :
なまえ_____かえす日:2007/09/23(日) 00:39:49 ID:gCjhJ+9U
ハンナングループ浅田会長の逮捕に北朝鮮・旧朝銀信用組合と関係の深い杞●岳史!!
杞●岳史は家やマンションビルの中の様子を建物の外から盗撮しています!!
建物の中の様子を外から盗撮するプライバシー丸裸のとんでもない盗撮機械を自宅に所持!!
名前は杞● 岳史(キヤマ タケシ)ユ タケシ
経歴は北朝鮮とつながりの深い旧朝銀信用組合と関わりが深く旧朝銀信用組合の青年会に所属。
東大阪市柏●東10の9から転居後の自宅に所持!!
※杞●岳史の自宅からすごいものがでてきます!!
家やビル、建物の中の様子を外から盗撮するプライバシー丸裸の盗撮機械は杞●岳史の自宅にあります!!
あと一歩で杞●岳史逮捕なのでみんなで公安に連絡しましょう!!
公安の強制捜査で必ずマスコミ関係者様・関係者様・2ちゃんねら〜の皆様の御期待にそえます!
※法務省 公安調査庁 0335925711 東京都千代田区霞が関1丁目1の1
※近畿公安調査室局(代) 0669437771 大阪市中央区谷町2丁目1の17
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>>458 説明が難しいです…;
部分的な単語とかは言えるんですけど。
ネシャン(涙の地)、杖、ヨナタン、ジョナサン、夢、車いす、笛、フェリン、ギンバール、ヨミ、第七代裁き司……。
これで思い出せますか?
無理ですね。お役に立てなくてすみません;
今日はサークル・オブ・マジック読みました。
最初ランドルが自意識過剰な気がして、過去の自分を見ているようで恥ずかしかった;
ちょっとあれば「もしかしたら私才能が!?」とか思ってたからなぁ。
だからか、ランドルの言動には説得力があった。でもなんか過去の自分みたいでやっぱり好きにはなれないです;
人間ってああやって才能見つけるのか。恥ずかしいorz
464 :
なまえ_____かえす日:2007/09/30(日) 22:19:18 ID:Mx8xoqXH
一角獣の秘密 / ルネ・ギヨ
騎士で海賊の冒険譚。
でもな、
「実の妹の美しい体に太くて固い角を突き立てる罪深い獣」
って何の暗喩よ、とか邪推のできる年頃になってから読むと
面白さ倍増じゃないかと思った。
465 :
459:2007/10/01(月) 10:43:28 ID:bOOdP224
>>463 ありがとうございます。「ネシャン・サーガ」思い出しましたよ。
車椅子のキーワードで^^。
『予言の子ラノッホ』
ファンタジー好きになったきっかけの本を読み返してみた。
やっぱいいなー。これ読んだ後美術の時間鹿ばっか描いてた。
468 :
なまえ_____かえす日:2007/10/09(火) 00:01:12 ID:Vw/s6vj7
ジャクリン・ウィルソン「飛行術入門」
魔法使いになる14の方法というアンソロジーに収録されてた一作で、
ウィルソンのこの作品が一番おもしろかった。
469 :
なまえ_____かえす日:2007/10/12(金) 17:54:53 ID:7Jl0PnCu
古市卓也
「黒猫が海賊船に乗るまでの話」
ぐいぐい引っ張り込まれていくという感じじゃないから、読むのに時間がかかった
けど・・最後まで読んで良かったな。後味の良いお話だった。
470 :
なまえ_____かえす日:2007/10/13(土) 23:22:21 ID:Wa3nrdBX
『おんぼろオートバイP.105』ボウドイ作
ジュール・ヴェルヌの系譜だわ。
471 :
なまえ_____かえす日:2007/10/15(月) 03:45:27 ID:NpSU6kne
結婚というのは、男性にとってきわめて不幸な制度である。結婚するのが
当然のように言われてきたのは、「男子たるもの家庭がって一人前」という
男に結婚を強制する規範があったからだ。
だが、そんな規範がなぜ必要だったのだろう?答えは簡単である。
女性が働くことが困難だった時代、成人した女性は男性に生活を保障して
もらうしかなかった。もし男性が「結婚なんて馬鹿らしい」という態度でいては、
身寄りがないまま老いていく女性を大量生産し、社会は混乱してしまっただろう。
そこで人々は「女を養うのは男の義務。それも女の誇りが失われないよう、
男のほうから申し出るべし」という暗黙のルールを作り、男性の犠牲の上に
女性を保護し、家族及びその集積たる社会の安定を保っていたのである。
ところが現在、こうしたことは全く必要ない。女性が社会進出できるからだ。
多くの女性が高等教育を受け、稼げるようになれば、もう男性がわざわざ
結婚などという出血サービスをしなくても、社会は崩壊しない。
本来結婚などというのは男性には愚かな選択であり、「結婚しろ」というのは
「愚かであれ」というのと同じだ。そんな規範に従う必要など、もうない。
しかも、「結婚しない自由」は、むしろ女性のほうが堂々と語っている。
こんな状況下で、いつまでも我々が因習に固執していて何になろう。
おそらくこれからは、冷静な判断力を持たない男と、仕事ができない女だけが
結婚してせっせと子作りに励む、そんな時代になるのだろう。
ここにいる賢い男子諸君、自立できる女子諸君は、好き勝手に独身生活を楽しもう!
472 :
なまえ_____かえす日:2007/10/15(月) 09:59:31 ID:gK9NSUwB
「アークエンジェル 女王陛下の少年スパイ!アレックス」
このシリーズの最新作。
ちなみにジョジョの作者が挿絵を書いている。
1巻の「ストームブレイカー」が映画化されてこの秋公開なので見に行くのが
楽しみ!^^
473 :
なまえ_____かえす日:2007/10/16(火) 16:11:02 ID:lx/L5jey
>>467を見て、読まず嫌いしえ避けていた「預言の子ラノッホ」を読んだ。
うん。面白かった。昨夜は鹿の夢をみた。自分が牡鹿で雌鹿と・・ゴニョゴニョ。
474 :
なまえ_____かえす日:2007/11/05(月) 23:34:38 ID:f2GuJbKn
ウィリアム・スタイグ「アベルの島」
ディレッタントねずみのアベルの漂流譚。
さわやかね。
475 :
なまえ_____かえす日:2007/11/21(水) 22:00:42 ID:gwETv6xu
「DIVE!」1巻
今日読みました^^
明日2巻借りるつもりですが、
内容は、面白いんじゃないですかね、
すいません、曖昧で;;
まだ1巻なので面白くなるのはこれからだと思いますが、
1巻の時点ではそれほど面白いんですが、
それほど引き付けられたり早く次巻が読みたい
とゆう気持ちがわきません。
476 :
なまえ_____かえす日:2007/11/21(水) 22:01:05 ID:gwETv6xu
「DIVE!」1巻
今日読みました^^
明日2巻借りるつもりですが、
内容は、面白いんじゃないですかね、
すいません、曖昧で;;
まだ1巻なので面白くなるのはこれからだと思いますが、
1巻の時点ではそれほど面白いんですが、
それほど引き付けられたり早く次巻が読みたい
とゆう気持ちがわきません。
477 :
なまえ_____かえす日:2007/11/24(土) 21:39:09 ID:ttnopXUN
天沢退二郎「水族譚」
どれも尻切れトンボで不気味っぽい短編集。
「ザッコの春」はどう見ても宮沢賢治です。
本当にありがとうございました。
コルネーリア・フンケ
『竜の騎士』
連休中にお盗神伝の第3巻、マーリンWといっしょに読
んだんだけど、一番いいと思う、なんていうか子供心をくすぐるというか・・・
479 :
なまえ_____かえす日:2007/11/30(金) 23:14:49 ID:x+b+n7Jf
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
「バウンダーズ」
偏見かもしれませんがこの人の本には
独特の雰囲気がただよってると思う 色にすると灰色っぽい
著者がすごいからなんでしょうか・・
480 :
なまえ_____かえす日:2007/12/01(土) 18:25:44 ID:8YOA9gQW
兎の眼 灰谷健次朗 映画二十四の瞳に近いです。
とても良い話しで感動しました。他の作品も読んでみたいです。
481 :
なまえ_____かえす日:2007/12/01(土) 19:59:13 ID:Esc+YpIZ
ハリーポッターやサークルオブマジックのような魔法使いの話はありませんか?
主人公が夢に向かって懸命に魔法を学ぶ、勉強する。
そんな物語を探しています。
スレ違いだとは思いますが、児童書に長けた方々のご意見をお聞きしたいのでどうかよろしくお願いしますm(_ _)m
483 :
なまえ_____かえす日:2007/12/02(日) 11:21:52 ID:GcYarIyb
分かりました。ご丁寧にありがとうございますm(_ _)m
マスクド・ドラゴン
なかなかモロに初代仮面ライダーのオマージュ。
最近のライダーよりは感じることがたくさんあった
485 :
なまえ_____かえす日:2007/12/03(月) 17:04:21 ID:T8KU3fGd
エンデュミオンスプリング
映画化決定!ぜひ一読を。
「うわさのミニ巫女」
久しぶりにヒットだった。
あったかい話。こういうの、好き。
487 :
なまえ_____かえす日:2007/12/06(木) 23:11:22 ID:whckmIDW
自分が読んだわけじゃないけど。
電車の中で初老の眼鏡の男性が"Kira-kira"読んでた。
萌えた。
フンケ『魔法の声』『魔法の文字』
作者がホコリ指萌えだということはひしひしと伝わってきた。嫌というほど。
D・ゲイツ「青いヤナギ」
渡り労働者の貧しい一家の宝物、
たった一枚のブルーウィローの皿。
ハッピーエンドがうれしいお話。
古風で、とても上品な日本語に訳されているので、
アメリカの貧乏白人の殺伐さが薄まっていると思った。
あと訳者、自分でこの翻訳を
「身体障害者の至らぬ仕事」とか言うな。
「ギンコさん、なんで、おじいちゃんとおばあちゃんの居所は書いてないの?」
「それは、個人情報保護法という法律があって、勝手に公開したら問題が起きるからだよ。」
「そういう法律か・・・」
「しんのすけ君、いちいち質問されていたら前に進めないんですけど・・・」
「ん?なんか焦げ臭い・・・ああーっ!!鍋かけっぱなし!!
んもう〜、ギンコさんったら?鍋をかけたらちゃんと責任を持ってよね!」
「ギンコさん!!あんたはいつもやりっぱなしなんだから!!
水も少ないし、火も強すぎ!!」「だって、私はおかゆを作ったことが無いから・・・」
「知らないなら、聞きなさいよ。だいたい作ったことが無い香具師が土鍋を使うな!」
492 :
なまえ_____かえす日:2008/03/06(木) 23:16:57 ID:t8hMnByd
リンドグレーン「サクランボたちの幸せの丘」
アカルクカルイ
493 :
なまえ_____かえす日:2008/03/12(水) 22:01:00 ID:xAc0EvSj
魔女探偵団 夢見るドラキュラ
主人公惚れやす過ぎだろ・・・身近にいたら嫌すぐる
令丈ヒロ子×石崎洋司「おっことチョコの魔界ツアー」
ウリ坊と美陽が実体化したのは面白かった
でも普通にホテル魔宮で過ごす・・って話の方が良かったなぁ
ガース・ニクス「古王国記T」
ダークな雰囲気が最高だった。
主人公のクールさも新鮮だったわ。全シリーズ買おう。
「ペンネームは夏目リュウ!―キミも物語が書ける」(濱野京子)
児童書といえるのか微妙な気もしますが…、
殺人事件に巻き込まれるよりはよほどリアルなお話。
小学生男女がオリジナル同人誌(漫画ナシ)をつくるんですが、
実際には周囲の反応はあんなに甘くは無いでしょう。
何人かの作家さんへの質問なんかもあります。
厳密にいうと児童書ではないかもしれないが、『新美南吉童話集』(岩波文庫)。
作者の代表作『てぶくろを買いに』『ごんぎつね』『花のき村と盗人たち』などをもれなく収録。
ともに並び称される、宮沢賢治のような幻想性や想像力はないが、
生活に密着した、心がほっこり温まる話や、しんみりとした話に良作が多い。
中でも、やはり『花のき村〜』は出色。
以前『DS文学全集』の作品ランキングでも一位になってました。
498 :
なまえ_____かえす日:2008/05/24(土) 23:36:20 ID:5wy3fZO7
エレン・ポッター作
ちいさな霊媒師オリビアシリーズ
「西95丁目のゴースト」
ぶっとんだ展開に疲れた…
アメリカの駄菓子ってこんな感じかな?
ナルニア物語の「最後のたたかい」ご存知シリーズ最終巻
読み返してみたが実は読みこなしていなかった事に愕然。
8人中7人の主人公たちが憧れのナルニアに来れた理由が
記憶から欠如していた・・・いろんな意味でため息だった
黒魔女さんが通る!6巻
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ギュービット様ぁ 。゚(゚´Д`゚)゜。
「うわさのミニ巫女」
ちゃんと神職としての巫女に注目してて驚いた。
何か温かくて清々しい話。大好き。
結実にこれから頑張って欲しいと心から思える
塔子様かわいいよ塔子様
松原秀行「名探偵博物館のひみつ」
探偵団を結成した4人の小学生が本物のホームズ、明智たち名探偵の出題する推理パズルに挑戦!
ほとんど「パスワードシリーズ」のノリ。キャラもかぶる。現代っ子に古今東西のミステリーを布教するのが一番のねらいかも。
本作では事件らしい事件は起きないけどシリーズ化の模様だぞ!
フォア文庫「フルティメット・アームズ」
昨今のフォア文庫の中では唯一の男子向け
すっかりコバルト化しているフォア文庫の中では異端というか貴重だと思う
巨大ロボの操縦器がヘンすぎるが、逆に携帯電話などの平成ライダー風にされていたら萎えただろう
検索してみたらSF板のほうでほんの少しだけ語られていて驚いたw
フルティメット・アームズ良いよなd(゚ω゚)b
SF者で児童書スキーなんだが、どっちとしてもかなり良くできている
操縦機械の名前が「げぼりんこ」とか露骨にふざけてる感があるのが逆に
謎めいていて雰囲気がある
アギオス格好良すぎ。無骨なフォルムで無骨な武装。重量感のあるメカは
今時貴重で嬉しい。アニメ化したら当たりそうだなー、と思ってみる
>SF板
あ、俺だソレ
『第九軍団のワシ』
『銀の枝』
ともにローズマリー・サトクリフ
すごいよ,すごいよ。モノが違う。
重みと豊かさがずっしりくる,青年の成長譚。
2ちゃんにもスレが見当たらないし,余り人気ないのかな。
なんでだろ。題名が地味だから?
明日は氷室冴子さんの本を何か読みたい気分。。。
507 :
505:2008/06/08(日) 19:19:13 ID:YLaW22SX
池田美代子の「摩訶不思議ネコ・ムスビ」の1巻
ナビ・ルナから同作者つながりで買ってみたが、あたり。
ムスビかわいいよムスビ
この作者、情景描写上手いんだよなぁ
509 :
なまえ_____かえす日:2008/06/20(金) 22:38:38 ID:atHMQkW8
あの本のタイトルスレで質問していた人がいたので気になって
「ネコのミヌース」読んでみた。
セクシーなキャットウーマンじゃなくって、
家庭的なネコの娘さんが微笑ましい。
質問者さん・回答者さん、どうもありがとう。
おかげで楽しめたよ。
510 :
なまえ_____かえす日:2008/06/20(金) 23:36:47 ID:7WyzLaWL
>>505 同じく、今さらながらサトクリフを読んだ者です。
その二冊に感動して、「ともしびをかかげて」の文庫版上・下を発売と同時に即購入!
は、いいんだけど、上の50P目まで読んだところで放置のまま・・・
なんでだろ・・・。なんか違うんだよね・・・
フェルジュク「ベルドレーヌ四季の物語 秋のマドモアゼル」
両親を失った姉妹が、お互い支え合いながら過ごす日常と、ちょっとした事件のお話。
5姉妹+古屋敷+フランスという雰囲気だけでも十分楽しめる。
登場人物がどれも生き生きしていて楽しいお話でした。
文学少女な四女オルタンス、おしとやかで実は○○○○な次女ドゥヌビエーブのキャラが良すぎた。
5姉妹が、基本的に仲良い家族ながら、お互い少し隠した一面を持ちつつ
べたべたせずにさっぱりとした距離感で付き合っているのが可愛い。
恋の妬みや嘘といったささくれを描きながらも、物語の中で誰かが明確に救われも罰せられも
しない、突き放した感があるのがかえって好もしい。読者が行間や書かれていないシーンを
想像して、どういう事が伝わってくるのか味わえる様になっているのだと思う。
1巻読了後4巻まで即追加購入した(゚д゚)b
雰囲気が嫌みなく洒落てて良いよなー さすが洋モノ
五姉妹が皆個性的で楽しいんだ
無駄に複雑じゃない割と直球なキャラばかりなのも逆に新鮮。
次女の変化球っぷりも好きだがw
2巻まで読んで確信した
ドゥヌビエーブは変化球じゃねえ
消える魔球だ
キャラ萌えキモイキモイ(´Д`)
と思いつつ「消える魔球」が気になって試しに購入した
あれはむしろ殺人L字ボール。姉君可愛いのだわ
念のためフォローしておくと人間関係の良い面もエグい面も
きちんと書けてる。かなり良作。思春期の子供に読ませたい
そこまでベタ褒めが続くと気にならざるを得ない
516 :
なまえ_____かえす日:2008/09/11(木) 11:27:46 ID:IHPzx2wI
こんのとよこ 「雨ふり横丁はいつも大さわぎ」
どことなくのん気な横丁の人たちが、あたたかくて
なんかいいなと。
ひとの言葉と話せる事が出来るようになった黒ねこのサブと
サブを大切に想う三郎くんの友情が見ていて愛おしい
517 :
?:2008/09/15(月) 01:34:25 ID:H4Jklo4Z
今頃ゆったりとのんびりとハリーポッターと死の秘宝の上・下巻
518 :
なまえ_____かえす日:2008/09/15(月) 03:53:48 ID:xW1XPf7o
(`・ω・´)
519 :
由希 ◆YUKI/DfWf. :2008/10/03(金) 01:13:30 ID:/66fjFQT
IQ探偵タクト密室小学校
なかなか楽しめた。
ムーの方も読んでみようと思った。
520 :
由希 ◆YUKI/DfWf. :2008/10/04(土) 19:51:59 ID:gvwV01bg
IQ探偵タクトダンジョン小学校
こっちの方が楽しめた。
隠し部屋に暗号。面白かった。
ロアルド・ダール『チャーリーとチョコレート工場』を英語で。
"See you later,aliigator!"という男の子のセリフがあって、
「アイムソーリー、ヒゲソーリー」みたいな言葉遊びは
どうやら洋の東西を問わないらしいことを知った。
話自体は嫌いじゃないけど、映画化のせいもあるのか、
過大評価されてやしないだろうか。
勝手にこっちが期待値を上げてただけかもしれないけど。
522 :
なまえ_____かえす日:2008/11/01(土) 03:43:50 ID:i9cRW822
日本では知名度が低いけど、本国でダールは誰もが知っている作家だからね
映画化されたから過大評価というわけではなさそうですよ
自分は「マチルダはちいさな大天才」でこの人すごい!と思ったな。
子供の辛さや切なさをちゃんとわかってる。
>>521さんのツボが違うところだったら難しいかもだけど。
上篠さなえ 「童話を書きたい人のための本」
この中にも、一応何個かおはなしが入ってたので、児童書くくりで。
物語って癒しなのかなってあらためて思いました。
私は、読んでいて癒されたので、いい本でした。
竜退治の騎士になる方法 岡田淳
サクッと読めて面白かった
>>485 > エンデュミオンスプリング
>
> 映画化決定!ぜひ一読を。
読んだけど地味〜で映画化向きかどうか・・ダックかわいいよダック
528 :
児童書担当:2008/12/20(土) 09:27:31 ID:OUJTLmx1
わんつーぱんつくん プレゼントはリボンつきー
どうしよう。買っちゃったから配架しなきゃだめだよね。
529 :
なまえ_____かえす日:2008/12/20(土) 11:19:22 ID:p7YU700l
獣の奏者1読んだよ
解説者が書いてる山場で泣けた。
シャーリー・ヒューズ 「チャーリー・ムーン大かつやく」
最後まで、楽しく読めた。作者がイラストもかいており、表情など、細かくておもしろい。
もっと、彼女の本を読みたくなった。
ハンス・バウマン「ハンニバルの象つかい」岩波書店 361P
象にアルプスを越えさし得た知将のカリスマに感服しました
象がいとおしい
532 :
なまえ_____かえす日:2009/01/21(水) 20:47:18 ID:5IUGjzvf
岩波少年文庫 『白い盾の少年騎士』トンケ・ドラフト
先週読んだ『王への手紙』の続編にあたるがどちらもすごい名作だった
ストレートなテーマ、スリル、あたたかみ、いたみ、メッセージ…
香谷美季「あやかしの鏡」
遠野の山奥で千と千尋のハクと見紛うおかっぱ美少年座敷わらしと、美少女と見紛う主人公の少年が手に手を取って大冒険。BL色濃すぎ
534 :
なまえ_____かえす日:2009/02/28(土) 16:46:35 ID:SDKxtYhj
The lord of the rings 1 fellowship of the rings
読めませんでした。すんまへん。
535 :
なまえ_____かえす日:2009/03/23(月) 00:48:41 ID:a5iL2QJq
ネシャン・サーガ三部作
ナルニアだとか北風のうしろの国だとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしい旧約聖書の片鱗を味わったぜ…
air
獣の操者3読んだ、
やっと盛り上がって来たので続き早く希望
エリンは二部完結だろ
540 :
ですな:2009/05/09(土) 22:17:06 ID:QAbaPL/v
イエンス・K・ホルム「探偵キムと仲間たち」
なんという都合の良い展開
そして探偵でもなんでもありません
542 :
なまえ_____かえす日:2009/05/12(火) 22:06:29 ID:rWgmTcGW
『魔使いの弟子』
ジョゼフ・ディレイニー
面白かった!はまれそうな予感。
「鬼にて候」(横山充男)
少年呪術師ものでここまでヘタレな(印も結べず呪も覚束ない)主人公は新鮮でした。
まあ、決める時は決めるのですが。
しかし、インターネットと図書館で呪術を勉強する女の子…たしかにできますけどね。
544 :
なまえ_____かえす日:2009/05/21(木) 14:48:02 ID:6gKwJ6y3
>>496 中学生限定の小説大賞とか、
高校生が大賞に応募するのは見たことが有るが
小学生が同人誌というのは、気になる。
みんなで一つの本を作るって何か楽しそうだ。
>>508 ムスビは途中までしか読んでないな...
ナビ・ルナの方とセットで講談社が売り出してくれれば、
知名度も上がるかもしれない。
同じくナビ・ルナの影に隠れている気もするが...
個人的には「まひる」シリーズが気になっている。未読だけど。
ネコ・ムスビ、好きな人には悪いがいまいちだよ
情景描写はいいけどそれ以外は手抜きっぷりがすごい。話めちゃくちゃ。
猫と挿絵、あとムスビが好きだからなんとか買い続けてるけど、次で面白くなかったら切ろうと思ってる
池田美代子先生もっとがんがれ。ナビ・ルナだけの一発屋になってほしくない。
そう言えば遅くなったけど
獣の奏者4読んだ、固く無い方で
547 :
なまえ_____かえす日:2009/06/19(金) 23:35:29 ID:QcNjbbwH
新妖界ナビ・ルナ
うーん、これからって感じかな、期待
548 :
なまえ_____かえす日:2009/07/01(水) 00:58:25 ID:BFPvMFnS
緑の模様画 高楼方子作
途中斜め読みした
そのせいかどうか、時系列が分かりにくかった
小学校上級生向けになってるけども、難解な気がする
もう一つ盛り上がりに欠ける感じでした
フォア文庫「石の花」バジョーフ作
今出てるデアゴの鉱物コレクションが孔雀石だったんで、
急に読みたくなって長年放置してた本棚から発掘した
銅山(やま)のあねさまかっこいい…
「時空忍者おとめ組!」
描写しないなー。起こったことを淡々と書いていく。
一巻完結かと思ったら二巻へ続いた。二巻の後も続くらしい。
完結しないなら一巻にpart1とか書いといて欲しいな。間違って買っちゃうことを狙ってんのか?
「わかば学園スーパー委員@ 恋する保健委員アッピー」
「七人の○○」とか「超人紳士同盟」とか「ドラえもんズ」とか
特別な力を持ったキャラが集結するノリが好きなので読んだんだけど(絵もかわいいし)
マンガのノリを文章にしてる感じで楽しめなかった
「火ようびのごちそうはひきがえる」
あーこれ昔読んだことあったわ!懐かしい〜!!と感慨に耽り、
ラストでちょっとじんとした。
「東京キャッツタウン おばけアパートのひみつ」(宗田理)
ネコに変身できる者達の隠れ里が東京の下町に。
流石に手馴れた感じで楽しめました。
「復活の日―人類滅亡の危機との闘い」(小松左京 新井リュウジ)
これが児童書化されるとは…原作+映画×現代化…ですが、内容的には中学生以上向けかと。
子孫存続の面はソフトな描写になってました。
554 :
なまえ_____かえす日:2010/02/08(月) 22:25:02 ID:qk7Fkz5q
ビッビビッビビビッビビ!ビスケットーーーーー!!!!!!!!!
555 :
なまえ_____かえす日:2010/04/12(月) 14:17:34 ID:VMCPDmYu
「ぼくの夏休み革命」読んだ。
登場人物たったの8人。
児童書の体裁だけど、中身は片付け推奨本だった。
掃除板のスレで見かけたんで図書館で借りた。
一気読み、1時間30分で読了。
ほんとに、片付けなくちゃ、という気になったのが不思議。
「かいじゅうになった女の子」
まあ普通に面白かったw
でもリピートはしない。
おばけのおーちゃん
面白くて一気読みした
これは子供に読ませよう
リンドグレーン「ミオよ、わたしのミオ」
久しぶりに児童書で泣いた(´;ω;`)ブワッ