1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
子供の成長を丹念に追う「モモちゃんシリーズ」、
民話を基にした「龍の子太郎」、戦争について深く考えさせられる
「二人のイーダ」など、多岐に渡る文学活動について話し合いましょう。
依頼を見かけたので、立てました。
私も、松谷みよ子大好きなんで、スレ立て出来てうれしい。
民話の方の話や、実生活の話等も織り交ぜつつ、松谷ワールドを
深く語り合えるスレになったらいいですね。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/01 23:56 ID:XIIghoqY
おばけちゃんが縞模様のジュースを飲むと体も縞模様になる、そんな話が好きでした。
おとうさんの靴だけ帰ってくる描写、子供心に怖かったです。
大人になってから読んだら、リコンを上手く表してるなーと
感心しました。
>4
禿同。
そして後の方で離婚した訳をお話に書くのははずかしい?と
ママにきいたアカネちゃんのエピソードも。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/02 16:37 ID:AQMjWpCt
今時、お父さんがいないという理由でいじめられたりはしないんだろうけど
「パン配っちゃだめー」といわれたあかねちゃんはかわいそうだったなー。
あと、お祭りにお父さんが連れてってくれたエピソードの中で、
「364日ママが面倒を見てるのに、お祭りでべっこうあめを(指輪だったか?)
買ってくれるだけで『パパ大好き!』といわれるのです」ってのが
子蟻になってからすごくわかるなーと思う。
たまにしか会わない人はいいよねー。自分は離婚してるわけではないが。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/02 21:29 ID:+zvw/LhH
>>6 モモちゃん(と、松谷本)は、「思わず大人心にズキッと来る人生の真実」を、
さらりと書き流したエピソード満載だよね。モモちゃんを読んでると、
「大人にとっても、子供にとっても、猫にとっても(w)、日々の生活という
ものはズシリと重く時には苦しいものだが、それでも、人生は一生懸命
生きるに値するほど素晴らしいものだ」と、つくづく思います(←大袈裟)。
ところで、「龍の子太郎」の後書きから推測するに、松谷さんの長女は
現在45歳前後。モモちゃんとアカネちゃんは、今どんな大人に
なってるのか気になるなぁ。
(小説向けにデフォルメされた所も多いんだろうけど)、モモちゃんの方は
けっこうどんな環境にもすぐ順応できるタフな子な反面、アカネちゃんは、
すごく繊細で感じやすい子って印象があるんで、その後が気になる。
死神の話が怖かったです
あぼーん
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/03 12:45 ID:3jnxrv9n
>7
どちらかというとモモちゃんよりアカネちゃんの方が神経が太い、
と思ってた。
繊細かつタフというか。
あぼーん
12 :
よんよん:03/05/04 14:43 ID:RiK6Z156
おかあさんが小さいおにぎり作ってたエピソード頭に残ってる
空色の切符で雲まで行っちゃう話が好きだったな
雲がソフトクリーム味の綿飴でウマソ〜と思った記憶があるw
扉絵の人形が可愛いと思った
熊とあかねちゃんとモモちゃんが卵粥食う話も好きだった
ってみんな食い物がらみやw
15 :
リッチモンド:03/05/05 01:05 ID:WRtn3MAh
13>同感でした。「小さいモモちゃん」ですね。
なつかしー。小さい頃うちにあったんです。
そしてなぜかその本の表紙には隣の家の子の名が・・・
いっぱい読みすぎてしょうゆに漬けこんだような色になってますが
まだ「モモちゃんとあかねちゃん」「小さいモモちゃん」は健在です
いまだに読んでたりしますよ
プーとジャムの結婚する話が乙でした
パパとママが離婚して引っ越す描写は寂しすぎて号泣してますた
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 21:09 ID:JJyZZ50g
ちいさいモモちゃんの両親が離婚したことがわかったのは成人してから。
二人のイーダのテーマの重さに気付いたのも成人してから。
龍の子太郎のお母さんの哀しさがわかったのも成人してから。
小学生の頃から愛読してたにもかかわらず、成人してから泣きながら読んだ。
みなさまは子供の頃に読んでわかりましたか?
離婚したってのは分かってたかな小学校
4年ごろ読んだから 私のかかあもバツ一ですたい
あぼーん
うちのばぁちゃんが、靴下のこと「タァタ」と言うんだよ。
昔の幼児語なのかな?
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/08 01:11 ID:l2S+S6Im
松谷みよ子のむかしむかし・・・はいかが?
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/08 03:47 ID:7RDJ6yKK
おいしいもののすきなくまさんが好きだった小学生時代。
自分でお粥をたいてみた(+д+)マズー
今はおいしい中華粥を炊くことができます。
お粥の話好きだったな〜
「ちいさいモモちゃん」のラストはすごく印象に残ってます。
モモちゃんは風の中をどこまでもどこまでもかけてゆきました、みたいな文章。
なんかきゅーっとくるというか、切なげなシーンでした。好きだったなー。
今思うとあれは今後を微妙に暗示してた、ような気さえします・・・。
今はどんな大人になってるんでしょうね 大人になったモモちゃん
やあかねちゃんも興味あります
今頃はもういいお母さんかな〜と時々考えたりw
あぼーん
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/09 21:20 ID:4Oj5ReUx
確か松谷さんだったと思うのですが、女の子が小人と暮らしている話、
どなたか覚えていませんか?
設定は戦時中。小人のために小さなコップいっぱいに
ミルクを用意しておくと、小人がそれでチーズを作ったりするのです。
また読みたいのに見つからないのです…。
いぬいとみこ「木かげの家の小人たち」多分絶版。
福音館文庫で出たかも。
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/09 21:30 ID:4Oj5ReUx
>>28 そうでした、いぬいさんでした!
どうもありがとうございました。感激。
スレ違いなので下げます。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/10 21:36 ID:cpU+CX2m
アカネちゃんがタッタちゃんタァタちゃんとお別れするとき泣いた……
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 01:14 ID:MaW9rjqX
「学校のざしきわらし」かな。
6年生の途中で死んでしまった児童のために
卒業証書を発行してやろうと先生が運動するけどかなわず
卒業式の最中に誰かが入ってくる気配だけがするという話。
本屋で立ち読みしてボロ泣きしてしまいました。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 13:23 ID:dz+U8Aq7
遥か昔,中学生だった頃,「ふたりのイーダ」読んで衝撃を受けました。
夢中で夏休みの読書感想文を書いたけど,言いたいことがあり過ぎて
困った。
最近,文庫で入手しましたよ。
この本を読むとリア小坊の時を思い出す 戻りたいなあ
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 22:43 ID:toLlBFlN
>>29 下げたのにごめんね。
うちの娘の名は、ゆり。
はっきり言ってこの本の影響。
あぼーん
松谷みよこさん大好きだった、今も好き
『そらいろのタクシー』ってありましたよね
「これはレモンの香りですか」 「いいえ夏みかんです」でしたっけ?
もう一度買いなおしてみようかなー、モモちゃんシリーズは揃ってるんだけど・・・
あまんきみこ「車のいろは空のいろ」だよ>36
39 :
名無しさん@お腹いっぱい:03/05/15 10:49 ID:1/vHGDUp
車のいろは空の色・・・。
イイ!
40 :
なまえ_____かえす日:03/05/15 19:41 ID:JIlTbuyS
みんな、松谷の話しよーよ。「死の国からのバトン」とか。
う〜ん モモちゃん以外知らないの・・・スマソ
42 :
なまえ_____かえす日:03/05/16 20:45 ID:SF7Qy72F
「きつねの子のひろったていきけん」は?国語の教科書にのってたよ。
>>40 「死の国からのバトン」って、イーダの続編(確か3部作?)なんだよね。
私も気になりつつ、まだ読んでない。
44 :
なまえ_____かえす日:03/05/16 21:31 ID:tJLYa6/I
「ふたりのイーダ」
「死の国からのバトン」
「わたしのアンネ・フランク」
「屋根裏部屋の秘密」
直樹とゆうこの物語シリーズですね。
二人ともどんどん大きくなってます。
心に響く物語りです。
45 :
なまえ_____かえす日:03/05/16 21:40 ID:ZgB7oidy
五冊目
「あの世からの火」
でラスト(たぶん)
46 :
なまえ_____かえす日:03/05/16 21:56 ID:tJLYa6/I
早速ぐぐったよ、出てたんだあ、ありがとう。
でもラスト?
ど、どうしよう・・・読みたいような読みたくないような。
47 :
なまえ_____かえす日:03/05/16 23:19 ID:ZgB7oidy
ラストって書いてあるわけじゃないんだけど、
出版されてからかなり経つのでそうじゃないかなと…。
五冊BOXセットみたいなのも出てるようですし。
私のアンネ・フランク結構好き
49 :
山崎渉:03/05/22 02:17 ID:bJRUcivp
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
50 :
山崎渉:03/05/28 17:09 ID:QBu1S6cB
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
51 :
なまえ_____かえす日:03/05/30 00:32 ID:zMxsJqyc
直樹、結子ってどっちもすごくイイ名前だと思う。
自分に子どもができたらつけたいかも。
「モモちゃんシリーズ」
リア消時代、普通に好きでした。
「おねえちゃんだもん♪泣かないんだもん♪」
モモちゃんがそう歌ってがんばってる話が家にあった事を記憶しています。
オトナ的に都合の悪いことがあると「お姉ちゃんだもん♪」と
ママがごまかしてたりして子供心にムカつきつつも楽しく読んでいました。
大人になり「アカネちゃんシリーズ」に出会い懐かしく手に取りました。
パパが逝った後のエピソード
「アカネちゃんは今までいっぱい泣いてきたけど
モモちゃんは『おねえちゃんだもん♪』と涙をこらえてがんばってきたんだよ
だから今思いっきり泣いているんだよ」(うろ覚えですスマソ)
号泣しました。
あのかわいいお話からこんなにせつない、でもしっかりとした成長へとつながる
話へと続いているなんて思いもよりませんでした。
53 :
なまえ_____かえす日:03/06/03 20:47 ID:8uTLKBxb
このスレで「ふたりのイーダ」にその後の話があると知って
図書館で借りて読んでみたが、
やはり「ふたりのイーダ」が一番傑作ですな。
あの”椅子”を越えるキャラは出てこないし。
逆に一番ひどかったのが「わたしのアンネ・フランク」。
母親が痛すぎる。鬼の目玉って何だよ・・・。
しかも朝鮮をむりやりこじつけてるし。
20年以上前に書かれた作品だということを考えても
こりゃ、だめポ。
54 :
なまえ_____かえす日:03/06/04 21:15 ID:vZtUXdDW
昔、「モモちゃんとアカネちゃん」読んだの思い出してカキコ。
お父さんが靴しか帰ってこなくなって、熊(?)と一緒に引っ越すって話(うろ覚え
だけど合ってるかな)子供だった当時は意味が分からず「??」で、まるで
ミステリーのような恐さを覚えたけど、随分経ってからあれは離婚を表現して
いたのかなと思い至った。このスレ見てそうだったんだと納得・・・。
いや、しかし当時は本当意味分からんかった・・・。
「ヘンなはなし〜!」とか思ってたな(^^;
あぼーん
あぼーん
57 :
なまえ_____かえす日:03/06/04 22:03 ID:MIsB6+wP
あぼーん
59 :
なまえ_____かえす日:03/06/11 00:34 ID:P3EPIO+T
誰か「まえがみ太郎」知りません?
竜の子太郎に似てるんだけど違うの。
ウシオニ(なんだろう…)の子におもちゃ作ってあげて、お礼にウシオニが怪力をくれる。
表紙は馬が空を飛んでるんだかがけを飛び越えてるんだかの絵。
この本ではじめて「お正月にゆずりはを飾る」意味を知った。
私の叔母の本としてうちにあったんだけど、さすがに誰も知らないし図書館にもないんだよ…ぐぐるか。
60 :
なまえ_____かえす日:03/06/12 01:58 ID:OxlWHRSy
イーダガカエッテキター!
イーダは、お姉さんの手紙が…。
「私は女の子を産むでしょう」だったかな?
当時小4だったけど、切なくってワンワン泣いたよ…・゚・(ノД`)・゚・。
モモちゃんシリーズは、最終話のラストの歌うシーンでじんわり(つД`)
63 :
なまえ_____かえす日:03/06/13 01:54 ID:WxkD/9NI
おいらの宝物。
松谷先生のサイン入り『あかねちゃんのなみだの海』
1994年頃「黒姫童話館」で、先生の講演があった時に、サインしてもらった。
なぜか、ご自分の名前を間違えてしまって、
あとで、新本をおいらの自宅までわざわざ郵送してくださり、
おわびを書いた『いないいないばあ』のカートも同封されていた。
その講演で、先生の読んでくださった『まちんと』は、感動的だった。
思想的にね、という人もいるが、あまりに圧倒的な朗読だったな。
64 :
なまえ_____かえす日:03/06/13 23:54 ID:jB4O0O3R
まえがみ太郎 偕成社のAシリーズ 1
松谷 みよ子 (Author)
価格:¥1,200
発送可能時期:通常4〜6週間以内に発送します。
普通に売ってますが?>59
65 :
なまえ_____かえす日:03/06/14 00:31 ID:VEsRk5Dj
おばけちゃんもっかい読みたいよ〜
こうもりのチータだったっけ?かわいかったな。
私が読んだのは森でおばけやしきごっこをして
人間をおいだすやつだった。
あ、なんんかおばけちゃんってムーミンぽい。
66 :
なまえ_____かえす日:03/06/14 01:20 ID:vtucQlEs
まちんと=トマト??
なんか思い出した。空襲…
67 :
なまえ_____かえす日:03/06/14 12:47 ID:M5QBps3S
「ちいさなアカネちゃん」の中で、アカネちゃんが体が弱く、
ママが仕事をしている間くまさんに預かってもらうことになるって話で
パパと名乗るおおかみが出てきますよね。
記憶が曖昧なんですけど、鳥を飲み込んで鳴いてみせたりとかしてたような。
「おきゃくさんのパパ」でもパパはおおかみの格好で会いにきますが、
この話のおおかみもパパなんでしょうか?
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
72 :
なまえ_____かえす日:03/06/14 19:39 ID:+XgnLAda
>>67 あの辺はわざと暗喩的にぼかしてるよね。
私は、
ちいさいアカネちゃんの方に出てきたオオカミは「ホントのオオカミ」
(つまり幼女を狙うワルイ奴の比喩?)で、お客さんのパパの方は、
「ホントのパパ」(別れた父親だって、ママにとっては
オオカミに変わりがない?)
と解釈したけど…。
73 :
67:03/06/15 04:24 ID:Dowc60v6
>>72 ナルホド・・・ょぅι゙ょを狙う悪い狼か。
そういう解釈もありますねー。
あの話をほんもののパパだと解釈しようとしても
今ひとつパパらしい行動をとらないもんだから、
どうも意味がわからなかったんだけど。
そう考えると納得かも。
くまさんもアカネちゃん見つけて血相変えて連れ帰ってたよね。
ただ、最後森の動物を集めて
「あのこは俺が俺であることを見抜いた・・」とかいう台詞があって、
これの意味が引っかかってこんがらがったんだけど・・・。
74 :
なまえ_____かえす日:03/06/16 00:18 ID:PjRZD765
>>52 禿同!!
「モモちゃんのなみだの海」は、シリーズ中で
いちばん泣いたよ。
妹と歳の離れた長女として、ずっとずっと何も聞かず何も言わずに
3人だけの家族団らんを守り続けてきたんだなあ、と思うと・・・
75 :
なまえ_____かえす日:03/06/18 22:42 ID:6LRpJ+mv
もっかけんかちゅうの「もっか」の意味が
何回聞いてもわからなかったなあ・・・当時。
あと死神がきてお母さんが金縛りに合う話は怖かったなあ。
寝る前に何回も思い出して「うちにも赤ちゃんがいれば・・」と
震えてました。
誰かさんの後ろに蛇がいる〜も怖かった!!!
でもモモちゃんシリーズ大大大好きでした!!
表紙の人形?もかわいかったなあ。
76 :
なまえ_____かえす日:03/06/18 23:34 ID:DOrkhdhD
おばけちゃんの
「ねこによろしく」の意味を教えてください。
怖いこと聞くなよー
>>75 私もあの挿絵がこわかった。
ママの布団の上に死に神が・・
あと、コウちゃん?がだんだんヘビにかわっていく挿絵。
80 :
63:03/06/22 00:04 ID:F1OxIow0
えほん板にも書いたのだが・・・
松谷先生の「現代民話考」(全12巻)が筑摩書房より文庫化。
明治期以降から今もまだ続く、現代の民話を分類し、
作家の観点から考察している、
先生の各作品のタネとも言える、採話の集大成。
第一回配本「河童・天狗・神かくし」 4月
第二回配本「軍隊・徴兵検査・新兵のころ」 5月
第三回配本「偽汽車・船・自動車の笑いと怪談」 6月
以降毎月配本予定。
文庫化に際して、新たに採話されたものを加筆収録とのこと。
各1,200円。
興味のある向きは一読の価値あり。
筑摩書房 新刊のページ
ttp://www.chikumashobo.co.jp/shinkan.html
あ、すごい。
小学生のとき松谷みよこさんの民話集を
熱中して読んでたんだ。読みたい
amazonで取り寄せようか・・・
82 :
72:03/06/23 11:52 ID:uxXGukef
>>79 「捨てていく話」読みました。確かに、パパ狼の謎が、本当にスキーリと解けました。
>>67 詳しく書くとネタバレになっちゃうので控えるけど、
「
>>72は、読み間違えも甚だしい」と言う事だけ書いときます。
しかし、パパ狼の話もそうだけど、1冊丸ごと、「モモちゃんの裏には、
こんな壮絶な愛憎劇があったとは…」ただ絶句。読者としては、
モモちゃんをより深く読み解く、と言う意味ではすごく興味深い私小説では
あったけど、読了感としては、本当にただ絶句。
…10年ほど前に出された本だから、松谷氏が、もう70歳近い時に書かれているん
だよね。元ご主人が亡くなった直後のまだ若い時期ならともかく、70歳の時点で
「捨てていく話」を書いた意図って…。人生の整理の意味か、それとも、
なくなった元ご主人や、舌切りスズメたちへの意地もあったのか…、それとも
成人し独立したであろう娘さんたちに真相を伝える意味もあるのか…。うむむむむ。
長文スマソ。
83 :
なまえ_____かえす日:03/06/24 13:07 ID:d0N3y2Dr
昔うちにあった絵本(だと記憶している)でモモちゃんが海に行くような
話があったよな〜と思い検索してみたら確かにあった「うみとももちゃん」。
海とモモちゃんがじゃんけんして、海がパーの代わりにヒトデを投げて来るの。
でもそのあと海が荒れて嵐になって、さっきまでにこにこ優しかった海が話しか
けても何も答えてくれなくなるという、ちょっと恐い?お話でした。
それから、こっちは記憶がおぼろげなのですが、確か同じ絵本シリーズでモモ
ちゃんが「あま〜いおくすり」を飲むような話があったと思うのですが、どな
たかご存知ないでしょうか?
84 :
なまえ_____かえす日:03/06/25 00:54 ID:Q7Zbd3fn
絵本シリーズのモモちゃんは絵が妙に怖かったような。
>「あま〜いおくすり」を飲むような話があったと思うのですが、
おぼろげに覚えているのですが・・・
というより、あなたのレスを読んで思い出しましたW 懐かしいな。
あぼーん
あぼーん
87 :
なまえ_____かえす日:03/06/25 07:53 ID:/J6VEIim
>>84 そうですか!嬉しいです。ひょっとしたらモモちゃんではなかったの
かなと思っていたので…。
自分は小さい頃あの「あまくておいしいおくすり」が欲しいっと
だだこねたような記憶がw。
>80ボーナス入ったので3冊とも買ってきました。2軒まわったら揃いました。
ゆっくり読みます。
ふたりのイーダの映画はトラウマだな…
どこがそうだって覚えてないんだけど
トラウマだってことは覚えている
90 :
なまえ_____かえす日:03/06/26 08:56 ID:M3FMjKTF
「現代民話考」本屋で2巻(軍隊・徴兵検査・新兵のころ)を見つけたので購入しました。
通勤の電車で読んでいるけど今半分超えたあたり。
他の巻とはもしかしたら毛色が違うのかも知れないとも思うのですが
戦争って。言うべき感想が見つからないですが
人々の日常があって、そこに笑いや信頼があって。
残虐なこと。正気を疑うこと。ヤバイ。恐い。
時間を同じくして、いっしょくたに起こっていたという事実が重い。
自分にも起こりうることだったと思うことが重い。
民話考というか今のところ単純に戦争体験記読んでる風ですが。
考えること多い。夢に出てきた。
1300円はちと高いと思ったけど月一と思って読んでいこうと思いました。
1.3巻も探そう。
あぼーん
92 :
なまえ_____かえす日:03/06/27 11:32 ID:nH2TMcc9
>83,84
それは「ちいさいモモちゃん ぽんぽのいたいくまさん」。
くまがモモちゃんのふとんに入ってきて薬を飲みたがる話です。
中谷千代子の絵のは絶版だけど、武田美穂のはでています。
てのり文庫の「花いっぱいになぁれ」にも収録しています。
現代民話ってそんな話か。
遠野物語の日露戦争のあたりみたい。
2巻が戦争の巻だからじゃないか。
現代の視点で考察する「現代民話考」なのかと思ったが。
95 :
なまえ_____かえす日:03/07/01 00:28 ID:KPf2NT73
あかねちゃん
97 :
なまえ_____かえす日:03/07/06 18:52 ID:mbOnUBxV
現代民話考1巻
河童を見つけた人、なんでみんな追っかけたり
石ぶつけたりするんだろうなぁ。可哀想やんか
松谷さん、お年を召されてここ数年は編集者の中では
「困ったチャン」扱いされていると聞いてちょっとがっくりした。
助言とか批判とか一切聞かなくなってしまって「女帝」っぽく
なってしまったらすぃ。
99 :
兄ちゃん寝る:03/07/07 15:43 ID:52ptEKFq
NHKの人間大学を見て、迫力のある人だと思った。
転校していじめられて亡くなった4年生の女の子の話は心にしみた。
100 :
なまえ_____かえす日:03/07/08 04:34 ID:9YgPtqQV
>98
美内○ずえみたいだ…(ウツ
>>100 あんな超無責任現実逃避神がかりなオバハンと
いっしょにしたらいかん!
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/11 02:44 ID:eYCp6PUq
牛おにと雪女のはなしも怖かったよ
あぼーん
104 :
山崎 渉:03/07/15 11:21 ID:oau48mjj
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
最初に謝っておきます。
ごめんなさい。
「アカネちゃんのなみだの海」の、中学生に成長したモモちゃんに萌えを感じてしまいました。
実に好みのタイプに育ってるんだもの。
数日前の新聞に「モモちゃんシリーズ」の広告が出てて、懐かしくなりamazonで検索。
「アカネちゃんのなみだの海」が10年以上前に出てた事を初めて知った(´・ω・`)
パパが胸の病気で亡くなるのは、以前のお話にあった
「死神がパパの心臓に『シニガミ』とサインを入れた」のが伏線?
107 :
なまえ_____かえす日:03/07/18 15:55 ID:PWSJddPl
この人って、まだ生きてますか?
ウチの母親がしきりに「こないだ死んだ」と言い張っているのですが・・・・
あぼーん
ちいさいももちゃん
ももちゃんとプーのフィギュア付き絵本。買っちゃおっかな・・・・
表紙のあれですよあの人形
あぼーん
111 :
なまえ_____かえす日 :03/07/25 21:18 ID:cSY4MQZi
あぼーん
あぼーん
114 :
なまえ_____かえす日:03/07/25 22:40 ID:ZVoPr50X
当方、男ですが、モモちゃんシリーズにはまった男って
いるのかな?このスレを懐かしく読ませてもらいました。
「もっかけんかちゅう」からの両親の離婚っていう話は
当時は意味が分からなくて、成人してから読み直して
気付いた次第でした。今思い出されるのは、影を食べる
牛の話とか、後ろに蛇がいる話とか、かなあ。あ、また
読みたくなってきた。
あぼーん
116 :
なまえ_____かえす日 :03/07/25 23:05 ID:cSY4MQZi
>>113 当方も男ですが、
もし無人島に6冊本を持っていけるとしたら
モモちゃんとアカネちゃんの本シリーズを持って行きます(笑)。
こんないい本は他にないです。
挿し絵も、最初の4冊の素朴なのもとてもいいし
あとの2冊のさびしげなのも素晴らしい。
ちなみに英語文庫では、後者の伊勢英子さんが、
最初の2冊の絵を描いています。
117 :
なまえ_____かえす日:03/07/26 14:38 ID:nIjKByBQ
8がつごうの「編集会議」に松谷さんのインタビューのってるね。
118 :
なまえ_____かえす日 :03/07/26 23:58 ID:7rnjrqoC
>>117 近所の子供に絵本部屋を開放してるんですね...
行ってみようかな。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
120 :
なまえ_____かえす日:03/08/05 01:56 ID:0b4eOlrP
>>109 情報さんくす!
さっそく注文しちゃいました!
121 :
なまえ_____かえす日:03/08/07 07:00 ID:/e46yPjO
モモちゃんこと松谷たくみさんは、
松谷さんの本に挿絵を入れた事もあるみたいだけど、
やはりイラスト関係のお仕事なのかしらん?
あかねちゃんこと松谷あけみさんは、パパが生前から作家仲間と起こした裁判を引き継いで闘っておられるみたい。
まあ裁判に出席したというだけで詳しい事は分からないけど。
あぼーん
123 :
なまえ_____かえす日:03/08/07 12:38 ID:Wi7ok7D3
124 :
なまえ_____かえす日:03/08/08 11:26 ID:xlcvPxxo
サイン会明日ですね。
とても楽しみ!
あぼーん
126 :
なまえ_____かえす日 :03/08/09 14:20 ID:V+SuR9i0
サインして握手してもらたー!
やさしいオーラに触れてきたよ。
「がんばんなきゃ!」と思ったよ。
ぼくは現在プー...モモちゃんとプー...
さあ投稿用の童話を書こう。
あぼーん
夕べ台風で眠れなくて、久々に読んでみた
「モモちゃんとアカネちゃん」
歩く木の「金色のやどり木」が、昔は何だかよくわからなかったけど
今回読み直して、初めて分かったような気がした。
(昔はモモちゃんとアカネちゃんの事かな?と思っていた。
それにしては後の展開と合わないなー、って)
129 :
山崎 渉:03/08/15 21:37 ID:oenxnvWe
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
130 :
山崎 渉:03/08/15 22:40 ID:oenxnvWe
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
131 :
なまえ_____かえす日:03/08/17 04:13 ID:yLlIbK3G
漏れは「おばけちゃん」大好きだった。松谷みよ子といえば、おばけちゃんだった。
ストーリー全然おぼえてないけど、いくつかストーリーがあったと思う。
ねこによろしく。<っておばけちゃんがよく言う。
あぼーん
133 :
なまえ_____かえす日:03/08/17 16:56 ID:dbHyKmsb
>>131 わたしも、子供の頃、大好きでした。ママが作る七色のジュースは憧れの飲み物でした。
前進座オール出演で映画にもなってるらしいけど、まだ見る機会がありません。
おばけちゃんが、なぜじぶんは「ねこによろしく」と挨拶するのかの理由を探しに旅する続編の「ねこによろしく」もいいお話です。
その理由の分かる結末は泣けました。
あぼーん
135 :
なまえ_____かえす日:03/08/17 17:43 ID:F58Qctw9
あぼーん
あぼーん
実家に行ったので、ちいさいモモちゃんの初版本を持って帰ってきた。
母が、姉が赤ん坊の時買ったそうだ。
私も姉もよく読んだので、背表紙が芯だけになってしまっている。
娘の保育園にあるのと、確かに挿絵が違う。
最後に、ご主人のエッセイが載っていた。
139 :
なまえ_____かえす日:03/08/29 00:40 ID:PMf7MT/L
ちょっとマイナーかもしれませんが
「ふうちゃんの大りょこう」という作品を
小1のとき夢中で読みました。
細部は忘れましたが、主人公のふうちゃんが
いなくなった飼い猫を探して、ついにはアメリカまで
行ってしまう話。
もう一度読んでみたいけど、どこかにないかな。
140 :
なまえ_____かえす日:03/08/29 00:51 ID:AEiZoPxp
>>139馬場のぼるの絵本だと思っていたが
松谷作だったのですね。
142 :
139:03/08/29 13:22 ID:PMf7MT/L
>141
馬場のぼるの絵ではなかったような…と思って調べたら
山中冬児の絵の版もありました。
多分私が読んだのは山中の方だったようです。
飛行機に乗るとスチュワーデスさんが飴をくれるというところに
激しく憧れた貧乏性な子供時代。
144 :
139:03/08/31 01:51 ID:4fsxlNzh
おまわりさんが、つうやくさんをつれてきました。
つうやくさんというのは、アメリカじんでも
にほんごもはなせるひとのことです。(ふうちゃんの大りょこうより)
↑ちょっと違ってるかもしれませんが。
私はこれで「通訳」という言葉・意味を覚えました。
145 :
なまえ_____かえす日:03/09/07 15:56 ID:WhIuG45b
ふうちゃんの大旅行、図書館で探してみます。
松谷さんの本に出会ったのは、二十歳をこえてからだったけど、夢みたいなことだけでなく、
大人の世界のつらいことなんかもすごくリアルにかかれていて、おおっと思いましたよ。
私はおいしいもののすきなくまさんが大好きです。
本を読んでて、こっちまでつらーくなったときに必ず出てきていい気分にさせてくれる。
彼は天使です。
146 :
なまえ_____かえす日:03/09/08 11:06 ID:XeKvfeHx
「ふうちゃんの大りょこう」
……それだわー!!
実はここ数日
「昔持っていた本で、ねこを探す女の子の話があったよな…
なんていう題名で作者は誰だったかなぁ?」
と丁度思っていたところにこのレス発見。
一気に記憶が戻ってきました。懐かしい!
Amazonで調べてみましたが、今は手に入りにくいようです。
147 :
なまえ_____かえす日:03/09/08 16:37 ID:pnzCZ4gD
今本屋さんでフィギュア入り(モモちゃんとプーがついてる)で出てるミニ絵本。
娘に読んで聞かせたらすっかり気に入ってお昼寝前に3回づつ読まされてます。
♪あめこんこんえふってるも〜ん
が大のお気に入り。私も幼い頃この歌(勝手に音程つけて歌ってた)大好きだったから
なんだか嬉しい。
しかし直樹の口からオスカルさまという言葉が出るとは思わんかった。
149 :
なまえ_____かえす日:03/09/09 21:57 ID:3kmkk6Gc
児童書じゃないけど、『捨てていく話』読みました。
夫婦ってなんなんでしょうね・・という気持ちになったが、
パパはかなり身勝手なだんなだなという印象。
何かを生み出す人って、こういうもんなのかもしれんが。芸術家とか。
150 :
なまえ_____かえす日:03/09/10 19:51 ID:TBfWLcge
それをこやしにして、「モモちゃんシリーズ」に昇華させてしまう、松谷さんも創作者としてやっぱりすごいとあれを読んで改めて実感しましたよ。
151 :
なまえ_____かえす日:03/09/17 00:19 ID:Q6j6fFF7
「おときときつねと栗の花」って怖いですか?
152 :
なまえ_____かえす日:03/09/17 00:19 ID:Q6j6fFF7
「おときときつねと栗の花」って怖いですか?
153 :
なまえ_____かえす日:03/10/01 13:12 ID:ZhLWt1gL
なんと言っても印象に残ってるのはパパとママの離婚
わからなくて何度も読んだ。パパが「歩く木」って??
こういう重いテーマを取り扱った児童文学はあんまりないそうだけど
その通り当時こういう話は読んだことなくて、読後に不安・不条理感が残ったのを
覚えてます。仲良く暮らせばいいのに!って。
モモちゃんシリーズを青い鳥文庫で揃えていたので
何となくハードカバーは手に取りづらく・・・
先日やっと「あかねちゃんとお客さんのパパ」と「あかねちゃんのなみだの海」を買いました。
もう、涙涙です。
児童書なのに、こんな重いテーマを優しく淋しく表現してしまう
松谷さんにもう一生ついていきたいです。
哀しいのに暖かいってすごいことだと思う。
おおお、NHKのニュースで特集やってる。松谷みよ子さんも出てる
156 :
なまえ_____かえす日:03/10/13 17:27 ID:07SuxUzh
おばけちゃん好きで、また買いたいと思ったら
子供の頃のと絵が違う〜
古本屋で探すしかないのか
157 :
紅子:03/10/14 09:46 ID:l7QxPpqr
さし絵って、なに気に超重要だよね。
最初に感動して読んだ本のさし絵じゃなきゃ当時の感動に戻れない。
私はモモちゃんは菊池さんじゃなくて
西巻さんなんだよなぁ!
158 :
なまえ_____かえす日:03/10/14 13:21 ID:0y1SHYG+
159 :
なまえ_____かえす日:03/10/14 19:26 ID:sFAvsUsz
モモちゃんシリーズに限っていえば、私は後のさし絵の方が好きだったりする。
もともと描いてる人の絵が好きだったからかもしれないけど
「ちいさいモモちゃん」。
生まれたのがモモちゃんと同じ時間だったせいか、
ものすごく気に入っていて「100回くらい読まされた」と、
母親は言っています。
なりきり具合もたいしたもので、
「○○はモモちゃんなんでしょ?」と言われると、歯医者
でも病院でも、泣き泣き行ったので、扱いが楽だったとか。
三才くらいの時に、原稿用紙の裏にファンレターを書いて、
返事を頂いたことも。まだ大事にとってあります。
(雨傘をさしたお人形モモちゃんの絵葉書でした<返事)
161 :
なまえ_____かえす日:03/10/25 02:35 ID:zrvm8NSa
最近モモちゃんとプーを買いなおしました。
どれも結構覚えてるエピソードだったんですが
「くらいのはらで」でぼろぼろ泣いてしまいました。
大人になってからでないと、あのママの気持ちは
よくわかりませんもんね・・・
162 :
なまえ_____かえす日:03/11/13 20:24 ID:oXYJGZ7g
捨てていく話を読みました。
ブルーです。
163 :
なまえ_____かえす日:03/11/14 23:17 ID:m3yuWu+y
松谷さんの初期の短編で、タイトル忘れたけど、マリー・ローラン・サンの絵がどちらかというと否定的に語られてる話があった。
その作品で、初めてローラン・サンの名前知ったもんで、否定的なイメージがすりこまれて、未だに、あんまり、いい印象を彼女の絵に持てなくなってしまった。
ローランさんなのか。
165 :
なまえ_____かえす日:03/11/16 00:35 ID:BlwiEHB3
>>156 「おばけちゃん」!
おとなになってなつかしの本を取り寄せようと思ったら、挿絵ちがっててがっかりだった…
「おばけちゃんとむわむわむう」の、あのなないろのジュースの挿絵の頁が好きですごく印象に残ってる。
お母さんは昔の本はすててないっていうけど…絶対家のどこにもないよ…
166 :
なまえ_____かえす日:03/11/16 22:24 ID:bzyxP0Le
「歩く木」の金色のやどり木って一体何を表しているのでしょうか?
私は「お父さんの仕事への情熱」とか「夢」のようなもの
もしくは「お父さんが付き合ってた女の人・・」
かなあと思いました。
皆さんはどんな風に思いましたか?
167 :
なまえ_____かえす日:03/11/16 23:11 ID:HtJP4fgC
>>166 初めて読んだときは楽屋裏の話知らなかったから、単純に「仕事への夢・理想」かと思ってたけど、「捨てていく話」を読んでからは「愛人」のことかも、とも思うようになりました。
あるいはそのすべてひっくるめてかも。
168 :
なまえ_____かえす日:03/11/19 11:24 ID:UtgFLcM/
今日の徹子の部屋に松谷さんが出演されるよ。
169 :
なまえ_____かえす日:03/11/19 13:38 ID:4P2LTw/w
>>168 今見てます。実物を拝見するのは初めてですが、
しっとりした、でもしっかりした女性だなあという印象を受けます。
>>166 徹子さんとの会話から察するに、「やどり木」は愛人、もしくは
>167さんの解釈であってるっぽいなあ。
「捨てていく話」の話題も出ています。
明日さっそくさがしてこようっと。
170 :
166:03/11/20 18:22 ID:SSCYWpcR
私も「徹子の部屋」見たかったです。
木の歩く様子が「仕事に燃える男」っていう風に私には見えたので
やどり木は「仕事への夢」みたいなものかなあと思っていたんですけど、
やっぱり「別の女性」という感じもしますよね。
そうだとすると「木が歩く」とか「植木鉢」とかも
自分が思っているのではなく何か別の意味があるのかな?
とか思っちゃいました。
考えすぎかな?
まずは「捨てていく話」を読んでみます!
あぼーん
173 :
なまえ_____かえす日:04/01/01 23:01 ID:Nk6lRbGQ
保守あげ。
この間アタック25で見てから急に懐かしくなって、
実家からモモちゃんシリーズ引っ張りだしてきました。
やっぱし良いなぁ。
174 :
なまえ_____かえす日:04/01/02 00:02 ID:hd9xrscc
おばけちゃんは昔のでっぱでぎょろ目のキャラクターの方が好きでした。
今の挿し絵はイメージ違いすぎ。
175 :
なまえ_____かえす日:04/01/02 20:10 ID:pUw52b66
号外祭り!!! 2004年は千葉総帥の年!
チバック第3代皇帝の千葉総帥の新スレができたよ!!
この神々しさ!この癒しのお姿!!たまんないね〜
みんなも遊びにいこうよ!!フォウ!
┌────────┐
│J 謹賀新年 │
│O 臣民たちよ . │
|K %%%%%%%% |
|E 6|-○-○ | . |
|R | > | │
| \ ∇/ ..|
| / \ |
│ | | │
│あけまして .│
│ おめでとう!! │
└────────┘
明けましておめでとう!チバック帝国千葉です
http://tmp2.2ch.net/test/read.cgi/kitchen/1072942920/l50
176 :
なまえ_____かえす日:04/01/10 17:05 ID:J2w7mG5G
age
178 :
なまえ_____かえす日:04/01/12 00:39 ID:FXLT1K1C
『おじさんの話』 しってるひといる?
おじさんの話はおもしろい。うそかほんとかわからないけどおもしろい。
くちびるを縫う、若葉のころ、ゆうれいの話など、どきどきしながら
読んだ。今でも頭の中に、『おじさん』の語りや声がちゃんと残っている。
正月に帰省して「ちいさいももちゃん」よみなおしたら
スゲー本だった。
あのフィギア写真に抵抗があって、子供の頃から
ほとんど読んでなかった。
今文庫で集めてるところです。
自分としては挿絵もないほうがありがたいな
イメージが固定されちゃう
自分的感想として、世界のリアル感って言うか
何が起こるかわからない感じ
読んでて背筋が寒くなるほどスリリング
小さなモモちゃん40周年記念!!
現代民話考の戦争の巻を読んでたら、宿題ができないまま死んだ
女の子が学校にミシン踏みに来る話が出てたよ。
取材に基づいた話だったんだね。
どこから入ったの?と聞かれた女の子が「あそこ」と小さな穴を指さすシーン、
モモちゃんと一緒に私もゾッとしたっけ。
182 :
けんちゃん:04/03/07 17:08 ID:70UAkXON
20年ぶりくらいに「二人のイーダ」を読みました。
終盤を喫茶店で読んでて、人目もはばからず号泣しました。
いつか僕に子供ができたら、その子のために小さい椅子を作ってあげようと思いました。
実は、わが家には松谷みよ子氏の直筆(?)のハガキがあります。
某駅の本貸し出しコーナーにおいてあった文庫本の間に挟まってたんですよねー。
20年前のハガキだから、差出人、受取人ともにハガキの住所に
住んでいるとも限らんし、かといって処分するのもなんだかなーだし。
184 :
なまえ_____かえす日:04/03/10 20:29 ID:21q63LGH
>終盤を喫茶店で読んでて、人目もはばからず号泣しました。
うっわー・・・
185 :
なまえ_____かえす日:04/03/11 00:09 ID:a/D30P5U
>絵本シリーズのモモちゃんは絵が妙に怖かったような。
私は、愛子さまにそっくりだと思うのですが。。
もっさりとした黒髪が。
186 :
なまえ_____かえす日:04/03/15 14:36 ID:2r/2xn5P
昔の子供なんてみんなあんなもんだろ
187 :
なまえ_____かえす日:04/03/17 02:28 ID:3j88aLXA
>179
同意。あの表紙が私もなんかいやで…
こんな↓ニュースが。
><絵本酷似>学研と作家を東京地裁に提訴 松谷さん
>ロングセラー絵本「いない いない ばあ」(童心社)の作者で、
>児童文学作家の松谷みよ子さん(78)と絵本画家の瀬川康男さん(71)が
>25日、「酷似した絵本で著作権を侵害された」として、発行元の
>「学習研究社」と作家に販売などの差し止めや、約2100万円の賠償などを求め、
>東京地裁に提訴した。(毎日新聞)
いないいないばあ、この学研のは見たこと無いなあ。
そんなに似てるんだろうか。どうなることやら。
189 :
なまえ_____かえす日:04/03/30 13:50 ID:mhWDxdRA
age
絵本板向けの話題かな。
学研のは、ネットで比較画像で見てみた。
確かに構造がそっくりだった。
いないいないばあ、ってだけなら提訴は行きすぎだと思うけど、
確かに似てた。絵が違うだけで。
191 :
なまえ_____かえす日:04/04/14 21:54 ID:vw5vrapB
最近モモちゃんを文庫で読んだ。
死に神とかお父さんとのお別れのくだりなんかは、子供はどう解釈するんだろう?
挿し絵の死に神が思いきり西洋風の悪魔だったのが難だけど、友達のコウちゃんが
だんだんヘビにみえてくる…というシーンはものすごく怖い。男の子なのにヘビに見える。
だれかさんのうしろにヘビがいる
ぼく?
ちがう!
というのは元になった唄があるんですか?
192 :
なまえ_____かえす日:04/04/14 23:55 ID:ZBTbha0U
>>191 元になった唄、というか、カゴメカゴメやはないちもんめ見たいなわらべうたというか遊び唄の一種です。
子供の頃、遊んだ記憶があります。
ちがう!を何度か繰り返した後、最後にそう!でみんな、いっせいにわーっと逃げだし、つかまったものが鬼になったような。
遊びながらもなにか不気味さを感じさせる遊びでした。
193 :
192:04/04/15 19:23 ID:QCbb7chv
付け足しですが、私が遊んだやり方では
今年の牡丹はよい牡丹
お耳をからげてすっぽんぽん
もひとつおまけにすつぽんぽん
と歌った後、
入れて、だめ、というようなやりとりがあり、
今日のご飯は?みみずに○○に××(なんと言ってたか失念しました)
のあと、誰かサンの後ろに〜となったように記憶しています。
194 :
なまえ_____かえす日:04/04/24 19:16 ID:esNKFot/
今日の朝日新聞夕刊に、写真入りでインタビューが載ってる。
195 :
なまえ_____かえす日:04/05/01 01:12 ID:juOPEyAE
>193 わぁやってました。その遊び。ただ2行目の歌詞が忘れたけど違うのと、
「すっとんとん」でした。
入れて、だめ〜のやりとりはその場で適当に決めて楽しかった。
最近図書館でももちゃんシリーズ読んで泣きました。
特にたったちゃんとたぁたちゃんのけなげなところに
ジャムねこさんが好き。
リアル幼稚園児のとき、「トーストにはちみつ+つぶつぶいちごジャム」
がマイブームでした。
197 :
なまえ_____かえす日:04/05/01 19:15 ID:L2oNtczF
松谷さんのジャム猫の描写は本当に美味しそうでしたよね。
私の記憶では、オレンジ色の杏ジャムに見立てられてた気がするんですが、イチゴジャムでしたっけ?
198 :
なまえ_____かえす日:04/05/17 20:21 ID:q+beDYbz
息子の誕生日に、ちいさいモモちゃんと、モモちゃんとプーを贈って
読んでやっているのですが
この頃のお話では、パパのことをほめている描写がとっても多くて
なんだか切ない。
息子は、ウシオニのお話が大好きで、キャベツに塩を振りかけて
食べています。
モモちゃんのパパとママ、離婚したの?
200 :
なまえ_____かえす日:04/05/18 19:13 ID:pjOPF7xE
>>199 しました。
完結編ではパパは死にます。
全部、作者の実体験通りです。
>>193 当方35歳の女です。モモちゃんシリーズは3巻目までリアルタイムで読みました。
『ことしのぼたん』は、当時放送されていた『ロンパールーム』でよくやっていたのを覚えています。
202 :
なまえ_____かえす日:04/05/29 23:29 ID:qsFaRNuz
子供のころ、モモちゃんとプーくらいまでが好きで
あかねちゃんが生まれてからのお話はあんまり覚えていなくって
ただ、苦手なイメージだけが残っていたんだけど
大人になって読んで、理由がわかった気がする・・・。
モモちゃんとアカネちゃんは、パパの出番が引っ越しの話だけ(しかも最後の方)だったからね。
読んでて子供心に切なくなった。
204 :
なまえ_____かえす日:04/05/31 21:44 ID:rqVt12ns
>198
褒めてるけどパパの存在感ないなぁと思ったよ。
なんか昔の家庭というか、パパは権威だけど実生活はほとんどママが
取り仕切ってる感じ。
モモちゃんのお話世界は、おいしいものの好きなくまさんとか、
タッタちゃんタアタちゃんとか、子供らしい道具立てはいっぱいあるのに、
土台がちゃんと、どーんとしていないっていうか、コドモながらに、
足元が崩れそうで不安な感じがした。
歩く木の話とか、パパの影が薄くなっていって靴だけ帰ってくるとか。
大人の話のシーンは、暗い雰囲気のまま突き放すパターンが多いからかな。
コドモにとっての家って大事だよねえ・・・
そういえば、カバコフ・モシモーノ って、大人の発想そのものだね。
ママがいないとき、何かあったら、これを持って、って。
その話の頃のモモちゃんに年が近かったから、ちょっとあれが怖かった。
206 :
なまえ_____かえす日:04/06/01 12:40 ID:qC/G9zvA
モモちゃんシリーズは、その時の気分によって
ニンジンさんを追いかけるモモちゃんに会うこともできれば、
よそ行きを着て、ウキウキしたり落ち込んだりするモモちゃんにも会える。
お団子の涙をふりとばしてたアカネちゃんに会うこともできれば
地球さんを心配するアカネちゃんに会うこともできる。
ってとこも魅力だな、と今更ながらに思いました。
207 :
なまえ_____かえす日:04/06/01 15:46 ID:xzVHGL6a
おいしいものの好きなくまさん→作者の、男女の関係でない男友達 ?
208 :
なまえ_____かえす日:04/06/01 20:38 ID:CHTgOXv0
男友達なの?
私は、女友達のことをああいう風に登場させたのかとずっと思ってたんだけど。
アカネちゃんに「マアマ?」と呼ばれてとろけそうになってる辺り
独身の女友達と思ってた。
お仕事の時コドモ預けるくらいだから、男友達より女友達が自然だし。。
逆に、なんで男友達と思ったのか知りたい。
210 :
なまえ_____かえす日:04/06/05 19:08 ID:mn+Ezg8s
あのクマさんの印象が雄っぽいイメージだからでは。
私もモデルの友だちは女性だけど、クマさん自体は雄だと想像してた。
211 :
なまえ_____かえす日:04/06/05 19:33 ID:QSWXUL/H
モモちゃんとアカネちゃんは幼稚園頃に買った貰ったけど
(おねだりしたわけではない)
文字がおおすぎて結局読破してないです。
引越しのとき便利だったり、トラック持ち上げたりしてるもんね>くまさん
213 :
なまえ_____かえす日:04/06/08 15:04 ID:v6qukhLM
これを忘れてる、「ふうちゃんの大りょこう」
いなくなった猫を追っかけて、1人でアメリカに行っちゃう話。
214 :
なまえ_____かえす日:04/06/14 19:04 ID:AUitza10
「ふうちゃんの大りょこう」読んだことある!
小学校の学級文庫で。題名は忘れていたけど、猫を追っかけて、
飛行機に乗っちゃうんだよね。これも松谷先生のものだったのかぁ。
モモちゃんシリーズ大好き。
おいしいもののくまさんは、モモちゃんのおばあちゃんだと
勝手に解釈しています。
小学生のころは、離婚したことがわからなかったし、くまさんのこと、
本当に熊が料理してくれてるって思っていた。
大人になって読み返してみて、気付きました。
215 :
なまえ_____かえす日:04/07/01 12:30 ID:NY4dG0lO
今日、久々に買ってしまいました。モモちゃんとプー!
この表紙にこのイラスト・・・。
これから読むぞー。
216 :
なまえ_____かえす日:04/07/03 02:57 ID:0Aa2eKq2
このスレ見て、全巻アマゾンで買ってしまいました。
最終巻(なみだの海)だけはじめて読みましたが、
大人になり背景の色々なことが理解できたうえで
読んだらなんだか切なくなりぼろぼろ泣いてしまいました・・・
月並みだけど、こどもができたら読んでやりたいと思います。
「貝になった子供」が好き。悲哀と微かな希望みたいな雰囲気
があり好き。きつい現実と母の願いせつなさがにじみでてる。民話とか
伝説ものも大好き。
218 :
なまえ_____かえす日:04/07/24 17:20 ID:ABWhL/yp
「はないっぱいになあれ」も松谷さんの作品ですよね?小学校の教科書で習いました。ダイスキです!
219 :
なまえ_____かえす日:04/07/24 23:43 ID:mLhZLgmo
220 :
なまえ_____かえす日:04/07/26 21:04 ID:Vd8Z2b/4
いいよね!!
いいよぉ!
222 :
なまえ_____かえす日:04/08/02 19:28 ID:5Pynnqdx
いいっすよ!!
223 :
なまえ_____かえす日:04/08/03 13:12 ID:FrRh1z0Q
あ…イィッ!!!
224 :
なまえ_____かえす日:04/08/04 09:39 ID:XURcE/Pb
教科書の「はないっぱいになあれ」の挿し絵がかわいくてかわいくて!!
しぼんだ風船を持って泣いてる姿に本気で同情してしまい、最後お花がいっぱい咲いたシーンでは、ほんとによかったあー!って思ったもんです。
あー当時の教科書読み返したいなあ。
225 :
なまえ_____かえす日:04/08/04 23:56 ID:+k+UZSqb
おいしいものの好きなくまさんは別れた旦那さんの姉かと思う
離婚してからも義姉とは良好な付き合いが続いていて
なにかあるたびに子供を預かってもらっていたと聞いた
あとモモちゃんの人形は別れた旦那さんの劇団が作ったもので
今も大事にケースに入れて部屋に飾ってあるとかなんとか
>>225 義姉さんだけに限定はできないと思うよ。
引越し手伝ってくれた女友達とか、
色々な人たちの象徴だと思う。
『捨てていく話』を読むとよくわかる。
結構衝撃だった。
親にも読ませたけど衝撃受けてたよ。
227 :
なまえ_____かえす日:04/08/05 19:24 ID:Xjuuloaw
今日図書館の児童書コーナーのぞいてみたんだけど、松谷さんの作品いっぱいあった!人気なんだね!
人気というか、定番だよね。
>>229 いいですね、行こうかな。
松谷作品といえば、「龍の子太郎」で
龍の子太郎が笛を吹くあやの後姿を見つめているシーン。
そこにさりげない恋愛心理を読み取れるようになったのは
ちょっと大人になってからでした。
この前たまたま「二人のイーダ」劇で見る機会があって行ってきた。
なんか凄くいい話だったよ。モモちゃんシリーズは小さい頃
読んだ記憶があるんだけど、この話は記憶にない。
読みたいなぁ。
>>231 「二人のイーダ」の劇があるんですね。知りませんでした。
詳細を教えていただけませんか?
直樹とゆうこのシリーズ好きです。
233 :
231:04/08/17 20:56 ID:9wI+hs4G
>>232 池袋の東京芸術劇場で8月1日にやってたのたまたま見たんですが、
2日間だけだったみたいでもう終わってるみたいです。
誘われて行ったのであんまり乗り気じゃなかったんだけど
思いがけずいい劇でした。客席でちょっと涙ぐんでる人も居た。
直樹とゆうこの話ってシリーズなんですね。モモちゃんシリーズと
あわせて、改めて読んでみたいと思いました。
235 :
231:04/08/18 20:09 ID:pIXMSba+
うーん、原作読んだ記憶がないから何とも…。
私の感じ方では、別段そんな苛烈な思想とかは入ってないと思ったけど。
まあ戦争や原爆の話が絡んでたからそのへん斜めに見ちゃうひとはいるかもね。
大好きな作家だけど・・・
松谷先生は赤いよ。
>>236 うん、そうなんだけど、「ふたりのイーダ」はそれほどでもないでしょ。
やっぱり、そこはかとなく漂ってくるけどさ、赤い何かが。
赤さでいったら、直樹とゆうこの物語シリーズの「私のアンネ・フランク」が最凶かしらん?
238 :
236:04/08/29 00:21 ID:vri70uSj
初期の作品はまっかっかだよ。
でも、終戦後すぐだから、真っ赤でも仕方ないかと。
純粋に赤い方がいいと思っていたんだろうね。若かったし。
それ以上に、戦争はもうイヤって気持ちが政治的な意味や
体験談をも超えて昇華して物語として結実していると思うな。
239 :
なまえ_____かえす日:04/08/29 17:05 ID:vEGOY47V
大体何で赤けりゃわるいのかわからんが
なんでもかんでも赤くなきゃいかん、という世間の風潮に押し流され
て、なんとなく赤でなきゃいかん、という思想に染まり、それがそのま
ま作品に滲み出しているというか、染まっちゃってるからだと思う。
染まってるのが問題であって、赤だったのは、そういう時代だったから。
戦時中なら右に染まって、心底それが正しいという人が多かったわけで。
241 :
なまえ_____かえす日:04/09/01 10:47 ID:u9JWLiFr
「私のアンネ・フランク」は「知りもしない歴史上の人物にあてて
日記を書く」という設定からしてハァ?だった。無理矢理すぎというか。
>238
考えてみれば「ふたりのイーダ」なんて
被爆した子が、まだ「お姉さん」と呼ばれてた時代の話なんだよね。
戦争嫌って気持ちは今よりもっと生々しいものだったんだろうなあ。
でも、「赤」って定義が「反戦」だけを指して言うのなら、
モモちゃん最終巻でも、「地球が核でヤケド」の話とか、
デモ隊と警察の衝突が恐くなって、思わず戦争反対のバッチをはずしちゃった
モモちゃんが後で悩む話とか、やっぱり赤い話は、最近になっても時代に沿って、
赤々とかかれている訳で。時代に流されたとかじゃないと思うよ。
(モモちゃんがバッチをはずした事に対して、良心の呵責に悩むあたりなんか、
すごく今の時代を表してるよね。モモちゃんとプーの時に、兵隊さんまで
改心させてしまった事を思い出せば。)
そして、そんな私は、もちろん
>>239に同意。
244 :
236:04/09/15 08:20:08 ID:hhJ/sJty
あの、それって、今なの?
ベトナムとか、安保の時代だと思うんだが。
んで、バッジの逸話なんかはまんまその時代だよ、おいらもスマイルバッジつけたりしてたよw
小学生ぐらいだと、思想とか関係なくカッコイイとか思ってまねしたりさ。
帆船じゃない例としては、ももちゃんのママが北の国の働くママ大会に行く話しとか、もろそのまんまでしょ。
思想の内容にまでは言及してないけどね。
だからといって作品の価値が落ちるとは思わないが。
ああ、くれよんの砲弾のはなし、いいね。
あと、南の国の戦争がおうちのそばまで来るかもしれないってはなし、
これなんか、思想を超越してると思うんだが。
赤いのを悪くゆうのは、赤いのが悪いんじゃないよ、好きじゃないだけw
でも、作品には関係ない。
好きじゃないから、ちょっと過敏になるんだね。
モモちゃんとアカネちゃんだっけ?赤ちゃんのアカネちゃんを
つれて、森のくまさんちにおかゆ食べに行く話と、モモちゃんの
影が食べられてお母さんが取りかえしに行く話が好きだったなー
お母さんが森の魔女に会って宿り木の話をするシーンとか。
もっかけんかちゅう、でバラをはさみでパチンと切る描写とか
タッタちゃんとタアタちゃんにビー玉やら枯葉やらごっそりつまるとか
さりげない描写が好きかもだ
246 :
243:04/09/16 21:09:18 ID:17QJFuYx
>あの、それって、今なの?
>ベトナムとか、安保の時代だと思うんだが。
ごめん、ちょっと言葉足らずだったかも。
バッジの話は「お客さんのパパ」なんだけど、誰でも大声で「戦争反対」が
叫べた70年代がもう終わり、町の空気も徐々に変わってきた事に対する、
作者のもどかしさとかが、暗喩されててたのかなぁ、などと。
そして、「なみだの海」まさしく地球に優しい90年代、と。…深読みしすぎ?
>>245 プーのつぶやく一言とかね。さりげない所にものすごい深さがあるよね、
モモちゃんシリーズって。
247 :
236:04/09/17 00:40:10 ID:exphdRr7
あの、うしおにの話はどんなエピソードがあるんだろうか。
きょう、捨てていく話をまさに読んで、衝撃を受けている。
時代なのかも知れないけれど、昔の女の人はすごい。
全然関係ないのに、まついなつきやダメンズウォーカーを思い出した。
249 :
なまえ_____かえす日:04/09/21 11:27:04 ID:EW0zfpQm
お父さんが死んだ後も魂は歩き続けているという話が怖い。
お母さんは「でもお父さんらしいわね」と言っていたけど、死んだ後も安息
しないで歩き続けるというのが不自然で不気味だと思った。
>全然関係ないのに、まついなつきやダメンズウォーカーを思い出した。
確かにモモちゃんパパはダメンズ系かも。本人の業績をあまり知らないだけに
余計にそう思ってしまう。浪花恋しぐれの世界って言うか。
ところで、松谷女史とよくコンビを組んでいる瀬川康男さんは、パパと何か
関係のある人なのかな?誰か知ってる人いますか?
251 :
なまえ_____かえす日:04/09/24 08:22:16 ID:IYl5FJpW
昨日古本屋で、青い鳥のモモちゃんが1冊百円だったので、思わず買ってしまった。でも5巻までしかなかったんだよね。
昔持ってた時も6巻は持ってなかったから、未だ6巻よんでない・・・明日買おう。
子供の頃「歌のカンキ」が大好きだった。勝手にメロつけて歌ってました。
たまに頭に「〇〇カンキ〜♪」ってフレーズが浮かぶから、なんの歌だろうと思ってたら・・・これか!って思いだしました。
253 :
なまえ_____かえす日:04/10/20 10:58:00 ID:gsF7gS0C
だれも言及してないが、ネズミの結婚式?の話が実は一番怖かった。
もちろん、死神や戦争話は言うまでもないが。
254 :
なまえ_____かえす日:04/10/24 11:49:42 ID:/EjpnCri
>>253 民話系の話だね。
モモちゃんシリーズって、松谷先生の話術の宝庫だよね。
母ちゃんや祖母ちゃんに寝物語聞いてるうち眠っちゃって、夢見てるみたいだよね。
ただの夢おちとはちょっと違う。
娘時代の『作品』と、母になって語る『おはなし』の違いってことも感じ取れるよ。
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第七次辻希美内閣!発足!!
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/sisou/1087647576/l50
モモちゃんシリーズを4歳くらいから就学直前までずっと母に読んでもらっていたけど、
良く考えたら相当暗い内容だ・・・。
うちの母がモモちゃんのお父さんが登場するたびに「うちもいつかこうなるんだからね」と言っていて怖かった。
幾度かうちの父がオオカミの格好をして玄関から入ってくる夢をみたし。
あれから20年ほど経った今、とりあえずうちの両親はまだ離婚していない。
ちなみに、この作品の影響を受けた母は、私の妹に「茜」と名前をつけた。
私にも「桃子」(漢字だったっけ)とつけようとして父に「何かいやらしいからやめろ」と言われて違う名前にしたそうな。
257 :
なまえ____かえす日:04/11/09 17:06:21 ID:BSZoqk5i
>>207 >>225 松谷さん自身が、
「くまさんは、辛い時に支えてくれた友人たちの集合体」
って書いていたのを読んだ記憶があります。
(どこに出てきたんだっけな…)
「捨てていく話」は未読なのですが、
読んでみたいような怖いような気がしています。
「モモちゃん」はほんとうに最初のほう
(小学校に入るあたり)までしか読んでいないので、
全巻通してみようかな。
258 :
なまえ_____かえす日:04/11/09 17:15:08 ID:cl/JXN8M
モモちゃんは最終巻では何歳くらいだったっけ。小6くらい?
259 :
なまえ_____かえす日:04/11/10 16:01:50 ID:cxvQaq1j
「まえがみ太郎」と「ふたりのイーダ」が好きだったよ。
子供の頃両方とも映画を観たけど、「イーダ」は雰囲気が恐ろしくて途中で出てしまった。
その後本で好きになったので心残りだったのだが、大人になってから上映会を見に行って
ようやくすっきりした。広島にいるとこの話はいっそう身近で重い。
「まえがみ太郎」はアニメのつばめとびが子供心にすごく綺麗で、しっぽを振り振り
お正月さんを乗せて歩く姿が忘れられなかった。メーテルの声の人だったんだよね…。
龍の子太郎と共通点のある話だけど、こちらの方が好きだったな。
懐かしいね・・・小学生の低学年の頃に青い鳥文庫読みまくりました。
近所のおじいちゃんだかが飼ってるネコのジャムが
ジャムパンから生まれたという設定には子供心に驚いたものでした。
261 :
なまえ_____かえす日:04/11/16 23:34:52 ID:XltqRijj
ここで見て、「捨てていく話」を読んでみました。離婚されたらしいことは知っていたけど、
まさかこんな事情があったとは…。
そんな背景がありながら、よく「モモちゃん」のあたたかい雰囲気の文章を書いていたものだ。
ああ、でもどこかせつなさが感じられる作品が多いのはそれでなのかなと思ったり。
松谷作品は久しぶりだったけど、激しい内容にも関わらず、もの柔らかな文体は読みやすくて
さすがという気がした。ところであえて「小説」とつけてあるのはどういう意味なんだろう?
フィクションの部分もありますよ、ってこと?
262 :
なまえ_____かえす日:04/11/18 12:51:44 ID:EVz1lvcH
ジャムは僕女
捨てていく話、読んだよ。
壮絶だねえ。離婚して夫が死んでから書いたものなのに
胸の中にはまだ澱のようなよどみがすごく溜まってたんだなあっていうのが
こちらにまで伝わってきて鬱になる(本当にくらーいんで)
夫を支えた人に対する微妙な思いとか、たまにしか会わない夫のことを
慕う茜ちゃんに対する思いとか、もう本当に読んでるほうにまで
ずしーりと重たいものが・・・。
夫の土志さんっていうのはどなたなんですか?ググってみたけど
うまくヒットせず。それにしてもこの土志さんて方は言うなれば「人たらし」
なのだなあと思いました。
264 :
なまえ_____かえす日:04/11/27 22:23:07 ID:7pWg5m2E
こんなスレあったんですね!
モモちゃんアカネちゃんなつかしい!幼稚園時代の愛読書です。
いい子すぎない姉妹とか、離婚とか、なぜか寂しい雰囲気とか、
妙にリアルで読むと疲れちゃうのに好きでした。
この本のおかげで両親の呼び名を「パパ」「ママ」に変えたなぁ〜。
>>263 泥沼の愛憎っていうのは、まさしくこういうものか、と。
実はうちも別居中の母子家庭が長いんだけど、あの本と、モモちゃんに
書かれたママの心理は、どれも、ものすごく共感できる。
ママは、茜ちゃんと同じく、別れてもパパを捨て切れなかったんだね。
別れてもまだ愛していた、というのとはちょっと違うかもしれないけど、
他人になりたくてもなりきれなかった悲しさっていうか。
日々の生活にパパの記憶が払い落としても払い落としても付きまとう
息苦しさ、たまにやって来て美味しい所だけ持っていく元夫への苛立ち、
それなのに、結局死んでまで、思わずパパのお墓の世話をしてしまったママの
気持ち、どれをとっても、ホントに鬼気迫ります。
266 :
なまえ_____かえす日:04/12/18 21:09:55 ID:yaC9rAzj
「おときと狐と栗の花」も
素晴らしかったですよね。
スリリングで、どこかグロテスクで
でも美しいというような。
鬼気迫るという表現はこの人にぴったりと思う。
ちなみに今発売中のクーネルに松谷みよ子出てました。
10年ほど前にうちの小学校に公演に来た。
その時、本にサインももらったなぁ。
それから10年後に自分の研究領域(民俗学系)でこの人の本にまた触れるとは…。
>>261 モモちゃんシリーズの裏話的な読み方をされたくなくて、
モモちゃん最終巻と同じ時期に出来上がったんだけど
筑摩に無理を言って発売時期を半年ずらしてもらったり、
わざわざ小説と銘打ってみたりしたと聞いた
>>249 イタコに夫の口寄せをしてもらおうと思ったら
「その人はまだあの世にたどり着いていない」と言われて、
まだ成仏できずに彷徨っているのかとすごく落ち込んだらしい
でも娘が「あちこちへ寄って民話を集めて回るお父さんらしいね」
と言ったので救われた気分になったと
モモちゃんシリーズ、パパにもふしぎと感情移入してしまう…
おいしいものの好きなクマさんのおかゆが食べたい。
272 :
なまえ_____かえす日:05/03/14 12:05:37 ID:+15MNgMA
モエに特集が載ってた。
劇団太郎座の活動について詳しく知りたいんだけど、なんかいい本はありませんか?
273 :
なまえ_____かえす日:2005/03/24(木) 00:14:06 ID:EVT/cKzh
>272
『戦後人形劇史の証言 太郎座の記録』(松谷みよ子 他・編/一声社)は?
特集はMOEの何月号に載ってたのか、教えてもらえると嬉しい。
MOEのサイト見たけど、見つからなかった。
274 :
なまえ_____かえす日:2005/04/18(月) 19:13:03 ID:xLVCdKZX
小さいモモちゃんで、靴下のタッタちゃんとトットちゃんが印象的です!
靴下・・・
タッタちゃんとタアタちゃんだったかと。
トットちゃんは黒柳徹子や
再会のシーンは泣けた・・・
あー・・・なんかすごい懐かしい・・・
小学生の時、近所の図書館でよく借りてたなぁ・・・
また読みたくなってきました。。。
277 :
なまえ_____かえす日:2005/05/16(月) 01:36:40 ID:ACaTQHLe
age
279 :
なまえ_____かえす日:2005/05/23(月) 20:52:44 ID:/XWAfYgI
一応上げておきますね。
280 :
なまえ_____かえす日:2005/06/29(水) 15:48:48 ID:QT0Ebr/w
子供心に、手塚治虫漫画と松谷文学は重かった。
面白いんだけど、感動もするんだけど...苦手だった。
「異界からのサイン」読んだことある人いますか?
このスレに初めて来たので亀レスではありますが、
>256
うちの母も大好きで、私の名前が桃子です。
外国に行ったときは
「ミヒャエルエンデのモモと名前のルーツは一緒だ!」
と自己紹介してます。
ホストファミリーには英語版の「ちいさいモモちゃん」をあげました。
282 :
なまえ_____かえす日:2005/07/10(日) 03:48:52 ID:fXfSlVW0
モモちゃんシリーズは小学生の時大好きだったから、このスレ見つけられてすごく嬉しいです!学校の図書館にあって何回も読んだなぁ。何気に暗いお話ですよね。裏意味みたいのは今までのスレ読んでわかりました。でも、そんな中にもほのぼの感もあってホント大好き☆姉妹に憧れました。
お月さんももいろとふたりのイーダが
いちばん印象に残ってる。
怖くて美しいお話。
子供の頃読んだので政治的な匂いについては
よくわからなかったな。
日本の民話 全12巻 ハードカバー
かいましたーーーー
すごく探してたから、誰かに聞いて欲しくて・・
しかし、時々行くブックオフで一冊105円で全巻あった・・・
20年ほど文庫で探してた私の苦労は・・・
285 :
なまえ_____かえす日:2005/09/20(火) 19:21:07 ID:w0LYJTb2
死の国のバトン・・・・、山のおんばあ(山姥さん?)と
ネコの絵のとこが、頭に残る。
子供の頃怖くて途中で読むのあきらめたけど、今また読もうかな。
海外で国際結婚でバイリンガル子育てをしているけれど、モモちゃんは
読み聞かせには最高ですね。日本の民話や伝承の歌が昔ながらの言葉で
ちりばめられていて優れた日本語教育の副読本だと思います。
子供の頃には読んでいなかったのですが、乳児、幼児、小学校低学年、
それぞれの年のエピソードがびっくりするくらい我が家とタイムリーに合い、
母親になって日々成長していく子供といっしょに読んだほうが楽しめる
本ではないかと思いました。
結婚生活について深く考えさせられることもあり、、。夫婦の木の例えは
絶妙だと思いました。子供たちの大好きな従姉妹たちの両親が別居した
ことについて、モモちゃんのおかげで少し納得することが出来たようです。
児童文学の中で、死とその後の昇華までを描けている作品は少ないのでは
ないでしょうか。
この前図書館に行ったら、松谷みよ子さんの作品の朗読カセットテープがあったので借りてきました!
なんと朗読しているのはモモちゃん本人!!松谷たくみさんでした!!
「モモちゃんがうまれたとき」「モモちゃんあかちゃんのうちへ」
「モモちゃんのおくりもの」「かぜの中のモモちゃん」
「茂吉の猫」「お月さんももいろ」
が収録されていました。
たぶん30歳になるかならないかくらいの時に録られたものと思うのですが、
モモちゃんすごく声がきれい!!!そしてうまい!!!(劇団に所属しているらしい)
とっても感動してしまいました。
機会があったら聞いてみてください。
小学生の時、国語の教科書に掲載されていた話しなんですが
題名がわかりません。
しかも、著者も松谷みよ子さんかどうかが、うろ覚えでして…。
多分、戦時中〜戦後が舞台で、「一つだけ頂戴」というのが口癖の女の子が
出てくる話です。
ネットでも検索してみたのですが、どうにも見つかりません。
どなたか、知ってらしたら、教えて下さいませ。
よろしくお願いします。
>>289 288です。
教えて下さって、有難うございました。
松谷みよ子さんの作品では、なかったのですね。
何度検索しても、見つからないはずですよね…。
保守する。
死の国のバトン、やりきれなさを覚えた。モモちゃんとか
「まえがみたろう」とかはすごく好きな自分は少し、オタオタした
ものを心に覚えた
怪談レストラン
293 :
なまえ_____かえす日:2005/11/05(土) 15:59:23 ID:cf+ItrvP
294 :
なるすけ:2005/11/05(土) 17:20:49 ID:9X7iInPY
今度二年生への読み聞かせで「きつねのよめいり」をやるつもりです。
ただいま練習中。また結果報告いたします。
295 :
なまえ_____かえす日:2005/11/05(土) 22:28:00 ID:4COfm6ws
スプーンて雑誌に松谷さんのインタビューが載ってた。
とくに目新しいことは言ってなかったが。
296 :
ベリタス:2005/11/05(土) 23:46:25 ID:xlZ08yiI
289さん288さん、『一輪の花』では?
297 :
なまえ_____かえす日:2005/11/06(日) 09:22:04 ID:/EQm1Akj
ちがうよ
光村の教科書に載ってる「一つの花」
固有名詞間違えんな
あと糞コテはやめようね
298 :
ベリタス:2005/11/06(日) 15:16:30 ID:EKPGV93W
そうなんですか、ごめんなさい。
あの、糞コテってなんでしょうか?
固定ハンドルネーム略してコテ
つまり298の場合は「べリタス」という名前のこと。
それに糞がつく意味は推して知るべし
言われていることが大体わかるまでは書き込んで聞き返すより
色々なスレッドを読む方に徹したほうが何かと良い
300 :
狼牙:2005/11/06(日) 23:12:20 ID:aN7SLh0U
ありがとうがざいます。名前変えました。
↑書き込むなと言われたのがわからないの?
あなたのしてることは荒らしのようなものです。
チャットがしたいなら他の場所でやりなさい。六年生にしては読解力が足りないですよ。
匿名で脅迫か卑怯だな
304 :
なまえ_____かえす日:2005/12/23(金) 04:16:27 ID:1AHpGFB4
まえがみ太郎好きだった。
TVで確か2回放映されたけど当事はビデオテープがまだ高級品で
両方とも心のビデオに撮ったはずなんだけどもう今覚えてる
事といえば
海老を食べるのに夢中になって滝の所で身動き出来なくなった
鯨を助けるために「うしおにー、オラに力を貸してクレー!」
飛べなくなった火の鳥の下に手を突っ込んでコインか何かを取り出し、
火の鳥が飛べるようになった
このふたシーンだけだ。
いまさらビデオもなんだし、DVD出ないかな。
305 :
なまえ_____かえす日:2006/01/03(火) 18:51:10 ID:TWBBGvoL
345dayo
>>304 まえがみたろう、懐かしい。
そのアニメ、自分は、小学生の時合宿で、映画?として
見た。
あの白い天馬の美しさと、大蛇が人に変化した時の怪しい姿(お公家さん
みたい)が印象深いな。
【ゴールデンレス】
∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩ このレスを見た人はコピペでもいいので
〉 _ノ 〉 _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
ノ ノ ノ ノ ノ ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
し´(_) し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
ふたりのイーダの話は子どもの頃は怖かったなぁ。
大人になったら感動したけど。
たしかに怖かったね。
大人になって読んだら、違う印象かな?
モモちゃんシリーズもふつうにこええ
311 :
なまえ_____かえす日:2006/05/10(水) 00:06:48 ID:FUhHhQVT
直樹とゆう子シリーズが忘れられない。
死の国からのバトンの、やるせなさ、切なさ
二人のイーダの、ファンタジックな物語の裏に矯められた戦争への恐怖や怒り
あの世からの火の、極限に追い詰められてしまった人たち
そして、松谷先生のサイン入りの屋根裏部屋の秘密を持っています。
母が先生の公演に行ったときのお土産で、このシリーズを手に取ったきっかけでした。
今民俗学を学ぶ一環として現代民話考を読んでいるのだけど、
先生の作品の根底にある、背筋は細々と冷えてくるような土着の恐怖の源流は
全てここにあったのかーって思う。
お話がもつ明確なメッセージも結構重いんだけど、
なんか脇エピソードにみょうなインパクトがあって、怖くて忘れられないんだよね。
屋根裏に出てくる少女の霊とか、階段を上る無数の足音とか、
死の国だとみすずさんの旦那さまの夢、子供を迎えに来た女の人、お母さんの顔をのぞきこんでた遠縁の人とか。
日本人にしかわからない、民俗的な怖さというか。
十代後半から読み始めてたからまだマシだったけど、小さいころ読んだらトラウマになると思う。
314 :
なまえ_____かえす日:2006/07/04(火) 19:41:18 ID:eJGnZvQ2
315 :
なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 21:23:10 ID:MWqHzRmC
316 :
なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 18:14:21 ID:t7X0iErn
>311
アンネフランクはどう?
なんか在日問題とかこじつけすぎな感じがして私は苦手だけど。
「捨てていく話」読みました。
元ご主人は、とても松谷さんを愛されていたように感じました。
(愛の形は問題有りですが…)
愛の形は様々だけど、愛して欲しかったら相手を踏みつけてはいけないよなぁ…。
私には踏みつけられても、お墓の事を考えてあげたりは出来ないです。
318 :
なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 17:45:31 ID:4vsi+0k2
松谷みよ子全集復刊して欲しい!
全集の
「ちいさいモモちゃん」「モモちゃんとプー」
の挿絵が、とても可愛かったのを覚えてます
西巻茅子さんの絵じゃないと読みたくない・・・
西巻茅子さんの挿絵のもあるのかー。
菊池貞雄さんと伊勢英子さんの挿絵のしか見たことないや。
伊勢英子さんの描くママが好きだ。
「なみだの海」の、鳥を追い払おうとする「わかいおかあさん」のシーン、忘れられないと思う。
320 :
なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 23:32:37 ID:brzE38nj
「ジャムねこさん」は、古本屋で購入した「あおぞら文庫」の
岩淵慶造さんのイラストが、近所にいた野良猫にそっくりで、
嬉しくなったものです。
321 :
なまえ_____かえす日:2006/08/24(木) 19:02:49 ID:IEb14FGv
不思議な世界を考える会ってどうやったら入れるの?
図書館で全集を借りてモモちゃん再読。
押入れからちょうちょが乱舞してモモちゃんにまとわりつくシーンを
読んだときの恐怖を思い出した。ああ、こええ。恐すぎる。
しかし捨てていく話を読み、大人になって再読すると、
パパおおかみの出てくるシーンが胸にせまりますね。
小鳥がだまってパパおおかみの演説に聞き入るところは
子どものころ、まったく意味がわかってなかった・・・・。
323 :
なまえ_____かえす日:2006/09/21(木) 12:53:46 ID:MPDwsmtD
「屋根裏部屋の秘密」と「あの世からの火」読んだ。
これって物語じゃないじゃん・・・。
現代民話考に収録されるような話を、ムリヤリゆうことなおきシリーズに
こじつけなくても…と思った。
直樹とゆう子シリーズは、やはりイーダにつきますね。
その後の話は、確かにちょっとこじつけっぽい感じは否めない。
>>324 「死の国からのバトン」もそうか?
自分は「私のアンネ・フランク」から「なんだかなぁ?」
になったけど……。
326 :
なまえ_____かえす日:2006/10/02(月) 21:12:51 ID:ojzfLYZi
小学生の時ずっと読んでけど
モモちゃんからアカネちゃんに主人公が変わった時
裏切られた気分になった
いまだにアカネちゃんの方読むと胸がちくちくする
私は逆にモモちゃんが普通に大きくなっていく姿に安心を覚えたよ。
アカネちゃん中心になってからは恐さ倍増で少々苦手になったけど。
>>325 バトンはいいのか?
読んだことないから知らない。
アンネは確かになんだかなとは思ったよ。
挿絵の雰囲気を楽しんだくらい。
イーダが凄すぎたっていうかイーダがあるから
後は何書かれても多少は構わんよという感じ。
確か松谷みよこさんだったと思うのですが、
キツネのところに風船が飛んできて、キツネはそれを大事にしてたのに
しぼんでしまって、キツネが残念がってたら、風船には花の種がついていて
きれいな花が咲く、という話があったと思います。
風船を大事にする、かわいいキツネの挿絵が描いてあり印象に残っているのですが
>>329 「花いっぱいになあれ」かな
教科書で読んだなあ
331 :
なまえ_____かえす日:2006/10/17(火) 22:16:12 ID:a6YNtOXO
最近知ってすごくびっくりしたんだけど、
オバケちゃんの絵が変わってしまったのね。
(もしかしてすごく前の出来事?)
小薗江 圭子さんの絵が大好きだったんだよね。
332 :
なまえ_____かえす日:2006/10/19(木) 21:09:27 ID:Dsc167MO
子供の時好きだったのに、
引越しの時にまとめて捨ててしまった。
残して置けばよかったな。
あ
>332
もったいない!!
図書館で小薗江版ねこによろしくがあって、
懐かしかったので借りたんだけど、
私が持っていたのとは違う!
私が持っていたのはもっと大きくて、
カラーページやイラストがたくさんあったのよね。
おばけちゃんが寝台列車の中で、
おじさんの靴下を持っている絵や、
糸のようになって岩の間をすり抜ける絵、
かぼちゃの絵が省かれていてショックだった。
336 :
なまえ_____かえす日:2006/11/24(金) 22:05:33 ID:n/Pv6UZp
age
337 :
なまえ_____かえす日:2006/11/29(水) 00:32:57 ID:thxibbiV
子供(4歳/♂)にちいさいモモちゃんを読み聞かせしてます
意外に内容を理解してるのか、頭のなかでイメージがわきやすいみたいで
とても楽しんでいる様子です。
モモちゃんの世界は日常と子供の想像がちょうど
いい具合に混ざり合っていますね。
だからこそ皆さんの言うところの怖さが身にせまって感じるのだと思います。
子供の頃暗記する程大好きだったモモちゃんシリーズ
落書きだらけだけどいつか自分の子にも読み聞かせをと思いまだ残してる
で、いつ結婚出来るんだろう_| ̄|○
あははは、私もそんなこと思って好きだった本
取ってあるけど、一向に結婚できませんよ。
ま、もう死ぬまでこのままかな。
340 :
なまえ_____かえす日:2006/12/05(火) 13:28:43 ID:EQN5b5T6
松谷の本、小さいときに読んだけど
どれも恐すぎて途中でやめた記憶がある。
ももちゃんは、お父さんが宿り木になっちゃう話で恐くてやめて
イーダは椅子が恐くて辞めた。
>>326 自分もモモちゃんに感情移入してた口だったなあ。
アカネちゃんももちろん好きなんだけど、オカルティックな才能を備えて
少年漫画の主人公ばりに活躍しまくったアカネちゃんに正直嫉妬もしてた。
吉川英治の『宮本武蔵』で
武蔵を慕う城太郎少年に感情移入バリバリしてたのに
いきなり出てきた天才少年ぽい子に武蔵の弟子のポジション奪われちゃた時も
やっぱり裏切られた感じがしたな、子供心に。
342 :
なまえ_____かえす日 :2006/12/06(水) 21:17:34 ID:4ZBe86/I
もっとあたしの小指を噛んで、っていう場面にハァハァしたよ>城太郎
344 :
名無し:2007/01/03(水) 19:17:58 ID:olCdVDzn
age
345 :
なまえ_____かえす日:2007/01/05(金) 19:46:53 ID:8n/zDkHz
「わたしのいもうと」読んだ人いますか?
346 :
なまえ_____かえす日:2007/01/08(月) 15:10:57 ID:OOWUbU+h
小さいモモちゃんって、韓国ドラマの私の名前はキムサムスンに出てくるモモと同一ですか?
買いたいけど分かんなくて
>>346 それはミヒャエル・エンデの「モモ」じゃね?
「小さいモモちゃん」とは全然違うよ
348 :
なまえ_____かえす日:2007/01/08(月) 19:45:59 ID:OOWUbU+h
あ、違うんですか(汗)
ありがとうございます
作者名で探してみます
子供の頃、松谷みよ子さんと言えば日本の昔話とか民話が好きだったな。
あと、赤ちゃん向けの絵本の「おさじさん」が絵もストーリーも可愛いくて大好きだな。
350 :
なまえ_____かえす日:2007/02/03(土) 17:28:03 ID:BhzVLsVY
エレゴン続編のオーディションにこれから行くところだ。
さっき、三匹のイワナを一人で食ったからな。
>>350 エレゴン?
エラゴンじゃなくて?
そうか、また似たような龍の出てくる映画があるんだな。
オーディションがんばってくれwww
352 :
なまえ_____かえす日:2007/02/14(水) 01:55:26 ID:dHW7TP0E
「コッペパンはきつねいろ」をまた読みたい。
>>345 私は保育園の頃からいじめられてばかりいたので、あの描写(ぶたといわれ、
給食を配ると受け取ってもらえない、つねられた痕がたくさんあったなど)
は読むのが辛かったです。
353 :
なまえ_____かえす日:2007/03/10(土) 23:32:05 ID:UIqGrH5f
捏造の話を書く人は信用できない
幼稚園の参観日にいったとき先生が
わたしのいもうとを読み聞かせしていた。
みんな熱心に聞いていたが「妹はしゃべらずごはんも食べずぼんやりと
なにかをみていた〜〜」というようなくだりの部分で「テレビみてたんじゃない??」
と一人の女の子が突っ込んでいた。
ちょwww
昔読んだっきりで手元に本がないのですが、
お母さんがちいさなおにぎりをたくさん作ってくれたのって
モモちゃんかアカネちゃんのシリーズでしょうか?
ごはんを食べない娘のためだったか忘れたのですが
お母さんが一生懸命一口サイズのおにぎりを作っていたシーンってありました?
357 :
なまえ_____かえす日:2007/04/07(土) 14:41:30 ID:+r53mzXh
attayo
358 :
なまえ_____かえす日:2007/04/08(日) 15:13:28 ID:YLwM7TP1
入学式にイーダに感化された女子が赤いランドセルに対して教室中引っ掻き回す大暴れをPTAの面前でしていた
test
360 :
なまえ_____かえす日:2007/04/12(木) 23:51:07 ID:bN1xaBoz
モモちゃんのシリーズで印象深いのは
森の熊さんのシチューやおかゆかな・・。
(卵を落としたやつ)
361 :
なまえ_____かえす日:2007/04/14(土) 14:40:06 ID:uaW+uZOr
糞課長吉野をオメガフルボッコしたら「ぼうやべで、ばぶう」と言ったwwww
糞課長吉野のカス、オメガフルボ時にはオメガ鼻血だしながら「ぼうやべで、ばぶう」とか呻いてたのに
さっき電話あって「警察に行くからそのつもりで」だってさwwwwww
吉野47なのに26の俺にオメガフルボされてフランス眼鏡(7万)オメガバリバリされて
オメガ便器に顔突っ込まれ「ぼうやべで、ばぶう」とか
呻いててオメガ悲惨wwww死ぬしかないよね糞課長吉野wwwww
糞課長吉野って悲惨なオメガゴミ人間なんだねwwwwwwwww
惨めなオメガ汚物課長吉野オメガワロスwwwwwwwwwww
363 :
リュウタロス:2007/07/05(木) 18:05:25 ID:FY7Xaw5B
答えは聞いてない
「ふたりのイーダ」
今度こそ、ちゃんとりつこさんを出すか、もしくはりつこさんを主役にして
作り直してもらえないものだろうか?
無理かな?むりだろうなぁ。
365 :
なまえ_____かえす日:2007/07/10(火) 22:00:16 ID:naVC2kZe
>>345 読んだ。正直、主人公と母親の無力っぷりにむかついた。
私のアンネフランク以降のなおきとゆうこシリーズと同じ系統だな
わたしも「ふたりのイーダ」は作り直してほしい。
直樹母のエピソードはいらなかった。
子どもたちとりつこさん、そして椅子の夏休みを描いて欲しかった。
ラストシーンはもちろん直樹の見た復活していく家と椅子にすわったりつこさんのあかちゃんのイメージでしょう。
367 :
なまえ_____かえす日:2007/07/23(月) 22:02:16 ID:QVIw0KdX
わたし「も」ってどの書き込みに対するレス?
>367
364へのレスじゃないの?
367の環境じゃ、あぼーんされてて読めない?
「夕凪の国 桜の国」を読んだらまた読みたくなって
二人のイーダを読み返した。
律子さんのイメージが、百鬼夜行抄の司ちゃんになった
なんかあの、漫画家さんの絵のイメージで読んでた
久しぶりに(20年ぶり位?)ふたりのイーダ読み返した。
子どもの時は直樹目線で読んでたのに、子持ちになったらなぜか椅子目線に。
最後まで読んで椅子の気持ちを考えたら、涙が出た。
自分も最近読み返した。やっぱ漏れなく目幅の涙が。
「い」つこだった事がわかった時はドキドキするなあ
戦争を全面に出してないのが好きだ。逆に素直に考えさせてくれるし。
映画化して欲しいな。アニメ化もいいな。宮崎アニメとか。。。でなくていいけど、
いかにも子供仕様なのでなく、映像スゴく綺麗で大人もチョイコワで(昔椅子が怖かった。つか今も逃げるかも)謎解きにドキドキしてラスト泣きまくるヤツを見たい〜
おっと長文になってスマソ
>>371 宮崎アニメになったら、原作とは似ても似つかぬ代物になるが
それでもいいのか?
>>372 そんなんイヤ。じゃあ原作を生かして尚且有能な、実は昔すげえイーダ好きでーみたいなクリエイターが現れてくれる事を祈る
読後泣きはらしたけど、悲しいって言うより悔し涙のが多いのかな。
くそう何でなんだよう!って(泣)
「ミサコの被爆ピアノ」
読んだヤツいる?
いすバラバラはくるってわかってても読んだ瞬間ドキつく
りつこさんのお孫さんのおうまさんに椅子がなっていますように。
もう椅子はしゃべらないしうごかない
「昔はおしゃべりだったのにね。」
椅子がしゃべらないのは、もうイーダをよばなくてもいいから、
動かないのはもうだれも探さなくていいから、
ここにいることがとても幸福だから
そんな現在を迎えていることを祈っています。
広島の日に・・・
377 :
なまえ_____かえす日:2007/08/07(火) 21:29:20 ID:kDKuYKOU
「…」あたり酔ってる感ありすぎ
>りつこさんのお孫さんのおうまさんに椅子がなっていますように。
これいいねえ。
りつこももう60才過ぎてるんだよね。
そっか。
りつこさんが生きているとしたら、
孫がいてもおかしくない年齢になってんだね。
ということは、直樹は40代?50代?
子どもの時に読んで、大人になって読み返したら印象が違った。
イメージの持ち方もハッキリして、経験ってこういう風に影響するんだとおもった。
最初に読んだ時は直樹目線で昔の話と思っていたけど、
考えるとりつこさんはうちの父と同年輩だった…
映画が再度作られるなら、ぜひ
>>376のシーンを入れてほしい。
382 :
なまえ_____かえす日:2007/09/05(水) 08:29:54 ID:JB9e9Koe
>>331 物凄く亀で申し訳ないんだけど、私も最近知って驚いた!
実家に子供の頃読んだ「オバケちゃんとむわむわむう」が取ってあって、
懐かしくて小1の娘に見せたら、逆に驚かれて。
試しに図書室で借りてきてもらったら、昔とは似ても似つかぬオバケちゃん・・・。
教育テレビのテレビ絵本でも、最近の絵バージョンだったし、やはりかなり前から違うのかしら。
まあ、子供の頃の記憶では、バーバパパと混同してたのは秘密だ。
何となく絵が似てたからだろうか。
383 :
なまえ_____かえす日:2007/09/05(水) 10:31:55 ID:9/iXsUBt
>>356 松谷さんは分かりませんが、宮川ひろさん「お母さんのつうしんぼ」
に、似たような内容があったような…。
385 :
なまえ_____かえす日:2007/10/13(土) 20:26:46 ID:ZmrTxzBe
「捨てていく話」
小説じゃねーよこんなの。
松谷さんのHPが消えた。
モモちゃんのハードカバーの表紙の人形写真が好きだった。
挿絵の方はあんまり好きじゃなかった。
389 :
なまえ_____かえす日:2007/11/15(木) 00:11:26 ID:iBtnwxGG
松谷さんの自伝がでましたね、どなたか読みましたか?
ちらっとみたら後半部分は捨てて行く話とかぶっていたようです。
ご主人の瀬川さんが写真でのってました。
捨てて行く話のイメージだととても繊細で線のほそい人かと
想像してましたが全然ちがって明るい活発そうなひとでした。
390 :
なまえ_____かえす日:2008/02/15(金) 18:39:26 ID:YpSUaAxM
松谷って死んだんじゃないの
391 :
なまえ_____かえす日:2008/02/16(土) 13:56:06 ID:T61+V3El
今子どもにモモちゃんシリーズ読んであげてるんだけど、
自分の子ども時代をもう一度なぞり返しているような不思議なかんじ。
ちょっと発見だったのは、話の中に「おさじさん」の話がでてくるところ。
モモちゃんのエピソードから独立させておさじさんの本を作ったのか?
392 :
なまえ_____かえす日:2008/02/26(火) 11:27:24 ID:K9+CPZek
ももちゃんの髪型二年生の最初は三つ編みだったけど
ポニーテールに変わったね
393 :
なまえ_____かえす日:2008/04/23(水) 14:45:21 ID:OC2CrDmy
>>36 それは「白いぼうし」あまんきみこ。
子どもの教科書に載ってます。
2ch歴9年(?)のうちで、もっとも遅いレスを見た。↑
395 :
なまえ_____かえす日:2008/05/09(金) 09:12:43 ID:NuNm32KY
今、直樹とゆう子の物語を一気読み中
イーダの再読が終わったところなんですが、
いすの動く擬音があったような記憶があるんだけど・・・?
コトリコトリじゃなくて、ギーとかバッタン系の。ちょっと怖めのカンジの。
朗読や劇のシナリオでプラスされたものなのか、
単に私が、何か他の作品の擬音と勘違いしてるのか、
激しく気になっています。ご存知の方がいたら教えて下さい。
映画見てその印象が残ってるのかもよ
395です。レスありがとう。
今度、映画見てみよう!と思って、
懐かし邦画板のスレのぞいたんだけどDVD化されてないんですね。残念。
398 :
なまえ_____かえす日:2008/05/28(水) 13:14:32 ID:sbgQWVXv
二人のイーダ読むと盛夏の空気感がリアルによみがえる
影ができないほど強い日差しや蝉の声やサマードレスや畳の部屋でのお昼寝等々
昆布巻きと胡麻ふったおにぎりの味とかね。
中学生ぐらいになった時、自分でカバコフモシモーノ作った。
でももう銅貨で電話かけることないよね…
401 :
かまま:2008/07/10(木) 08:04:04 ID:wwx13eyI
すいません!!誰か至急直樹とゆう子シリーズの
「屋根裏部屋からの秘密」と
「あの世からの火」の時の
主人公ふたりの年齢を教えていただけないでしょうか?!
>もう銅貨で電話かけることないよね…
自分はたまにかける。携帯電話持ってないんで。
でも電話は緑か灰色で、赤じゃないんだよね。
テレカオヌヌメ
テレカ内蔵ではモシモーノ氏がすっころんでしまう。
405 :
なまえ_____かえす日:2008/08/29(金) 21:10:13 ID:0MZNuKat
うわー、そりゃそうだ、読んでた自分がもう中年なんだもんな。
たくみさんの名前は「小さいモモちゃん」のあとがきに出てたけど
あかねちゃんのモデルも実在するの?
ありがとうございます。
409 :
なまえ_____かえす日:2008/09/02(火) 18:38:36 ID:ZJyn4dvp
「松谷あけみ」でヤフれば出て来る。
「瀬川拓男(パパ)の相続人である」とあるから
まず間違いないな。
しかしたくみさんもあけみさんも、名字がそのままって事は結婚はしてないのかな。
(あるいは婿取りとか)
コウちゃん(のモデル)とでも結婚してたらなんか嬉しかったんだが・・・
410 :
だれかさん:2008/09/18(木) 23:57:47 ID:rykiJCX2
モモちゃんは正確には50歳です。こうちゃんという息子がいます。以前、何かの雑誌で見ました。
411 :
なまえ_____かえす日:2008/10/02(木) 21:18:04 ID:ZAAtJn/w
松谷みよ子で「あかちゃんのおへや」って話あったよね?
検索してもなかなか引っかからないのだけど、絶版してしまったのかな…
子供の時に読んで、なんだか淋しくてちょっと怖い雰囲気だったのだけど、好きだった記憶がある。
自分に子供が産まれてもう一度読んでみたいのだけど図書館行けばあるかなぁ
412 :
なまえ_____かえす日:2008/10/05(日) 13:11:31 ID:eYwEa2Ag
小学校1年(2年だったか?)の頃、給食の時間に担任のI川先生が「モモちゃん」を
読んで聞かせてくれたことを思い出す。
ところで「ちいさいモモちゃん」「モモちゃんとプー」の表紙が二種類あることに
気づいた方、います? 使われている人形は恐らく同じものだと思われますが、
アングル等が微妙に違っているのです。…どうでもいい話かも知れませんが。
413 :
なまえ_____かえす日:2008/10/05(日) 22:56:51 ID:dHKZEdo/
おしり ぺん
>>411 1976年に刊行されてるので、たぶん絶版でしょう。
国際子ども図書館の検索で調べてみると、都内には所蔵されてるので
一度近くの図書館にたずねてみてはいかがでしょうか。
私は伊勢神宮のある田舎県に住んでますが、県内で2つの図書館が
所蔵してました。
三重県ですね
416 :
411:2008/10/13(月) 01:03:19 ID:7aZzGc5d
>>414 ありがとうございます。やはり絶版ですよね…。
近所の図書館の蔵書検索をしたら所蔵されていました。
赤子が小さく、なかなか行けませんがいつか一緒に読みに行きたいと思います。
モモちゃんがアカネちゃんのおたんじょうびのプレゼントに
カタカタ車を買うためおこづかいをつかうのをガマンする
エピソードがなぜか好きでした。プレゼントをあげる弟妹も
いないのに、しょっちゅう自分のお財布から「銀貨」「銅貨」を
数えてた。…実はイヤな子供だったかも?!ww
418 :
なまえ_____かえす日:2008/12/26(金) 15:47:21 ID:9qtPYub+
松谷先生はまだご健在ですね。
最近Youtubeで、子どもと一緒に日本むかしばなしを見ていたら、松谷みよこ原作のお話がいくつかありました。
芸術性の高い作画が多い番組ですが、原作者に松谷先生がいたのに一層驚きました。
予算などの関係もあり、今後こういったTV番組が作られることはないんでしょうね。
あれは低予算で製作できる番組だと思うけど
スポンサーがもっと違った、キラキラと物欲をそそるアニメを好むのだろう
>>416 学生さんなのかな?
デジタル写真に法的な証拠能力は無いわけだが
>>419 >1975年に開始。作詞家の川内康範が監修に携わり、川内の娘で童話作家である川内彩友美が企画。
>毎回日本各地に伝わる昔話が映像化され、市原悦子と常田富士男の両名が一人で何役もの声を使い分ける
>独特の語りによって紹介する。スタッフに一流のベテランアニメーターやイラストレーターを多数起用するなど、
>映像にこだわりのある作品だった。番組内で使われた音楽にも川内の甥である北原じゅんの純邦楽からロック、
>フォーク、ラテン、クラシックなどを織り込んだ多彩かつ無国籍な音楽が使用され、作品の質の高さに一役買った。
とありますし、著名な日本画家の方や、売れっ子の絵本作家の方が原画を
担当された作品がありましたので、低コストということはないのでは?
あまりアニメ製作のことは詳しくないので、分かりませんけど・・・
モモちゃんがアカネちゃんがアニメになったら
いいのに。でも数字とれないかな。
NHKで今5分ぐらいのミッフィーのアニメやってるけど、
あれぐらいのまったりした地味さでやってくれたら全部録画する!
おばけちゃんのアニメみたよ NHKで
絵本の絵がそのまま動いてた
モモちゃん松谷の金で酒飲んで遊んでる
おばけちゃんすき
久しぶりに、アカネちゃんと涙の海を読んだけど、アカ過ぎて泣けてきた
小学生時代にはじめて読んで、今や中学生の親だ。
何だか辛すぎて読めない。全巻揃えたのに。
靴下兄弟との別れは、隠れて泣いた。(あからさまに泣くと親にからかわれる)
松谷さんの民話考などは図書館で良く借ります。
文章の上手な人だとつくづく思う。
子どもの頃に何回も読み返すくらい好きで、
自分が親になった今も、子どもへ読み聞かせしているけど、
親二人の仕事が忙しくて、子どもをあまり構ってあげられなかった、
ごめんねって懺悔のような話が出てくるのに気付いた
>>429子供が大切にしてるものを捨てちゃったり他の人にあげちゃったりするのはよくある話だよね。
でも、勝手にあげちゃったのに謝らないのがちょっとだよね。
432 :
なまえ_____かえす日:2009/08/13(木) 23:34:56 ID:M54bB5lO
[祝]怪談レストラン アニメ化!
ttp://www.toei-anim.co.jp/tv/kaidan_restaurant/ “レストラン”というタイトルにちなんで、1本目を“前菜”、2本目を“メイン”、3本目を“デザート”に見立て、毎回3本の怪談をお届け。
1、2本目は、主人公・大空アコたち普通の小学生が遭遇する奇妙な出来事や、アコのクラスメート・ショウが収集してきた世界各地の怪談などバラエティー豊かな怪談を紹介。
そして、3本目は、アコたちが短編の怪談を語り継いでいく“百物語”形式のショートアニメをお送りする。
433 :
なまえ_____かえす日:2009/10/14(水) 17:08:42 ID:jE2vkmDI
第一回が放送されたね
子どもがさっそく何何って聞いてきてた
今週あたり、本を買いに行かされそう
松谷みよこ先生は、直接は関係してないみたいだけどね
最近このスレ見つけて、亀でスマソ
>>395 一年くらい前にイーダ再読して、
なんか物足りない気がしたんだが、
図書館に返却してから
「ナイ、イナイ、ナイ…」が足りなかったような気がする。
どうだろう?
もうすぐ四歳の子と私、モモちゃんを初めて読んだ
けなげさいとけなさが切なくて泣きながら読み聞かせています
自分キモスw
とてもいい本だね
モモちゃん!かおがいいとか、わるいとか、いっちゃいけません!
この台詞でなんか笑ったw
437 :
なまえ_____かえす日:2010/05/21(金) 00:01:09 ID:Q7nHwLRO
つ、く、し、た → 靴下
ばんがれえ → がんばれえ
あったたくなった → 暖かくなった
アカネちゃん語録かわいすぐる(///∇///)
てす
どなたか「まえがみ太郎」や「あの世からのことづて」に
触れて語る方はおられませんか?
まえがみ太郎は数年前に読み返し、改めて剣と魔法の英雄譚だったと
感慨を新たにしました。