試験は、「知ってること全部書け」っていうわけじゃないからな。
ていうか誤解をしてるかもしれないけど、
分かってないのは学生より先生だったりする
結果無価値論&構成要件的故意を肯定するという学説のうち、
前田と曽根はくせが有りすぎるから却下。
のこるは、
西田、佐伯。吉川経夫。
総論各論がそろっているのは、
西田と吉川。
文章が上手いのは、
吉川。
吉川経夫って、反体制主義者じゃないか。
西田佐伯と似た学説の吉川を反体制主義者と呼ぶなら、
東大系刑法学者もみな反体制主義者になる。
主観主義刑法じゃないか、ってのなら批判にもなろうが(ごめん斎藤宰先生)
>>559 氏の「刑事法廷証言録」見ればわかるよ。
天皇をクソミソにけなしてる。
まあ、ご自身の体験があるからしょうがないけれども
あれじゃあ自分の反体制運動のために刑法学をやっていたといわれてもしょうがない。
ああいう政治的立場で何を論じても、彼の政治的心情を理解しない者に対しては説得力皆無だね。
構成要件的故意を結果無価値論から認めることとどう関係するのだ??
吉川の解釈と西田佐伯の解釈が同じなんだから、解釈論として先駆的な
吉川の「解釈論」を採用してどこが悪いの??
解釈論の裏側にある、政治的心情なんか無関係。
562 :
法の下の名無し:2009/08/09(日) 09:16:53 ID:VlJhkeXY
とにかく結果無価値論の中で、
構成要件を責任類型としてみとめ故意過失を責任要素とし、
構成要件的故意過失を認める学者と認めない学者とが存在している
ことこそ、理論の不徹底。行為無価値論を批判する以前に、
結果無価値論内部で意思統一しろよな。
齊藤信宰教授の講義は面白いよ。
質問です…
最近、うちの近所の道に画鋲や針が10本くらい
不定期に撒かれている事があり、警察に電話して
聞いた所、撒いてあるだけじゃ捕まえられるか
現場を見ないと分からないとの事、
これって何か罪に触れる行為なの?
第三版の刑法の争点の西田先生の構成要件論の項目。
故意は責任構成要件要素だが、自説では構成要件的故意をみとめなくて済む。
って読める。
佐伯先生は、故意は責任構成要件要素だから、構成要件的故意を認めると
して、西田説を引用している。
結論が異なるのか?????
鄭聖愛
569 :
法の下の名無し:2009/10/23(金) 21:34:09 ID:B9oLxZju
このスレスレタイが良くないよ。
BESTを探すより、それぞれのWORSTを並べてもらって、消去法で残ったやつで勉強した方が絶対いいよ。
刑法の場合。
条文と最高裁判例解説(法曹会)がthe best of set
リバタリアンの立場に整合的な刑法の教科書を教えていただけませんでしょうか。
一見結果無価値の方が個人の自由を最大限に尊重するように思えますが
他方で社会の個人の自由への介入を安易に認めすぎるような気もします
行為無価値は余りよく判らない
>>571 なんのために「リバタリアンの立場に整合的な刑法の教科書」を必要としているのでしょうか。
各種の試験のためであれば、法律家共同体の共通了解の枠を超えた「リバタリアニズムの刑法理論」を答案に表すべきでないことはご理解いただけると思います。
「リバタリアニズムの刑法理論」の研究のためであれば、おそらく我が国の刑法の教科書・体系書レベルでそのような立場に立った本は存在しないのではないかと思います。
大二病でリバタリアニズムかぶれなだけなら、どうしようとあなたの自由ですが。
>>571 リバタリアンだから行為(ないし結果)無価値論とか、
そう簡単に単純化できるなんてことはあり得ないよ。
リバタリアンについてなら、まずは既存の刑法の教科書を読む前に、
ノージックの「アナーキー・国家・ユートピア」を読むべきだ。
中に様々な処罰や規制の正当化根拠について書かれているから。
辛口なコメントありがとうございます
門外漢の立場から刑法学を眺めたかっただけです
あまり参考になりそうなものはなさそうですね
(少なくともここでは答えられる人がいなさそうですね。)
ありがとうございます
さらさらと眺めてみましたが難しいですね
578 :
法の下の名無し:2009/11/25(水) 03:23:27 ID:jtNG3DjI
佐久間先生の総論はどうですか?
穏当な通説を要領よく身につけるのに良い本。
これで大要を身につけて判例や演習問題に当たって書きまくるのが合格への近道。
580 :
法の下の名無し:2009/11/25(水) 21:15:37 ID:rbXO6oGy
深町
刑法総論 LEGAL QUESTはどうですか?講義で指定されてるんですがまだ買ってません。
曽根前田西田先生以外で、結果無価値で、構成要件的故意を
認める先生が良いです。
佐伯先生と吉川(経)先生以外、誰かいますかねえ??
木村で決まりだな
木村亀二先生ねえ。古いなあ。
佐伯説で危険の引き受け、治療行為の違法性阻却理由が有用性にあるとこが納得できない。
他は納得できるんだが。行為無価値的な発想だよね。
587 :
法の下の名無し:2009/11/28(土) 22:29:59 ID:70NpZH+Z
中大の立石二六教授が1月に定年退職するそうだが、先生の刑法総論は隠れた名著だった。
「平野シューレ」(町野朔・西田典之・林幹人・山口厚)
前田
590 :
法の下の名無し:2010/01/20(水) 14:04:55 ID:ywthzXZq
現行法の解釈についての本を議論するときに
リバタリアニズムみたいなその周辺の無用の長物をなんとかしろといわれてもなあ
(一斉に爆笑わはははははははははははははははははははははのは(キムタクの玉ホ〜ムのリズムで)
刑法だと木村亀二が法哲学もやっていたしいまでも法哲学学会では誰かがしこしこやってるんじゃあ
井田の師匠である福田平(たいらと読むふくだヘーじゃないんだが)の師匠であるハンス・ヴェルツエルの
「目的的行為論」(その帰結のひとつが故意における責任説)にはハイデガーの影響がある
民事訴訟法の兼子一はフッサールの現象学を間接的に取り入れた(と主張している)解釈で有名
オツム転転はリバタリアニズムかぶれで人生終了せよ おれたち法律家は実務でバンバン稼いで
金髪女とふぁっくだっ(キリッ)
春の陽気か・・・・
592 :
法の下の名無し:2010/01/21(木) 11:52:25 ID:a27aWkeL
でもさ、現行法の解釈をできるだけリバタリアリズムっぽくなるように試みる
というスタンスもあるんじゃね?
少なくとも「社会倫理の押しつけ」にはリバタリアンは拒絶するだろ
中山ってソビエト刑法の専門家で左派的な人じゃないの?
他の京都の人よりもリバタリアニズムに親和的というのが良く分らん
誤想防衛に対する態度で決めればいいと思います・・・
自分はそうしました。
法政大学の学部で中山先生の教科書で教えてると知って
驚いた。堀内先生が中央大に移るからさあ。
596 :
法の下の名無し:2010/04/20(火) 09:36:09 ID:5hzUWW5G
へぇー
山口
立石二六の総論は至上
600 :
法の下の名無し:2010/06/18(金) 11:30:58 ID:JNgdpvCX
西田
山中
602 :
法の下の名無し:2010/06/19(土) 09:48:50 ID:39gAFj61
設楽裕文
ロースクール演習刑事訴訟法分かりやすかったから、亀井先生に書いて欲しい。