『東大家庭教師が教える頭が良くなる勉強法』

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15吉永賢一
>>5
>おいしいおでんの作り方を教えてください。

残念なことに、今のぼくは、おいしいおでんを作ることができません。

おでんを食べたいときは、近所のセブンイレブンで、おでんを購入しています。

ですから、ここでは、「ぼくがおいしいおでんを作りたくなったら、どう学ぶか」について書きたいと思います。

たとえば、ぼくが好きな女の子が「吉永くんのつくった、おいしいおでんを食べたい」と強く望んだような場合です。

まず、グルメ誌や、インターネットで、世間的に「おいしい」と評判の高いおでん屋さんに通います。

そして、「ふつうのおでん」と「おいしいおでん」の差を感じられるようになろうとします。

あちこち通っているうちに、味の差がわかるようになったら、その味を実現している要素を考えます。

ここまで自分の状態が進んだら、おでん屋でバイトをしたり、あるいは、弟子入りをします。

(弟子入りは、よっぽどのことでないとしないと思いますが・・・)

また、おでんの本を探して読んだりもします。

自宅でも、繰り返しおでんを作り、彼女に感想を聞いてみます。

知り合いで、「あのひとのおでんはおいしい」と評判のひとを探して、教えを請うこともあると思います。

おでん通の友人に頼んで、意見を聞くこともあると思います。

こうしているうちに、自分なりの「おいしいおでん」に辿り着くと思います。

この種のことを学ぶには、「守・破・離」のステップが大切です。

もちろん、これは、学び始める前の段階の設計ですので、実際に歩み始めたら、新しい情報をもとに、修正してゆきます。

【絶対合格のために3】学び方の計画を立てよう