東京しごとセンター記事 2
●16万人は救われるのか
フリーターの息子を持つ親に朗報だ。
東京都が30歳代の年長フリーターを対象にした就職支援「ネクストジョブ事業」を始める。
11億円の予算を計上し、飯田橋の東京しごとセンターに専門窓口を設置して希望者の相談に乗る。
年内のスタートを目指しているという。
現在、都内の30代のアルバイターや派遣社員は約16万人。
彼らの多くはバブル崩壊後の就職氷河期に正社員になれないまま、すでに30代半ばに達している。
都は彼らが40歳を迎える前に就職させたいという考えだ。
センターではまずキャリアカウンセラーがこれまでの職務経験を聞き、その後、ジョブコーディネーターが
相談者にふさわしい就職先を斡旋する。面接の指導や仕事に関するセミナーも行う。
離職率を抑えるために、就職した人から電話相談を受けるし、センターの職員が受け入れ先企業に出向いて
人事担当者などに事情を聴いたりもします。また、社員が楽に休日を取れるような、働きやすい職場環境の整備も
アドバイスする予定です。都内には30代の労働力を求めている会社が少なくない。職種にこだわらなければ正社員の
道は開かれています」(東京都産業労働局)
では、30代フリーターが晴れて正社員になるには何に注意すればいいのか。
人事コンサルタントの菅野宏三氏が言う。
「学校を出て10年以上もフリーターだと、つい面接で“僕は運が悪かった”
などとネガティブな発言をしがちです。これでは何社受けても合格は無理。
むしろ“これまで積んできたさまざまな経験を生かしたい”と前向きな姿勢を見せてください。
たとえば飲食店アルバイトが多かった人は“接客が好きなので、そのキャリアを生かして営業をやりたい”
などと熱意で自分を売り込む。もちろん笑顔で元気良くしゃべらなければなりません」
まずは鏡を見ながら笑顔の練習だ。
http://news.www.infoseek.co.jp/search/story/13gendainet05018848/%25A4%25B7%25A4%25B4%25A4%25C8%25A5%25BB%25A5%25F3%25A5%25BF%25A1%25BC/ (日刊ゲンダイ2008年9月10日掲載)
【利用者が体験した就労支援の実態 1】
810 名前:名無しさん@引く手あまた[sage] 投稿日:2010/09/22(水) 00:34:33 ID:JScaEtnI0 [1/3]
ネクストジョブは「正社員として雇われると、企業に助成金が支払われる」だけのもの。
特にしごとセンター側が参加者を企業に対しプッシュしたりすることはない。
参加者には、企業に対する推薦書のフォーマット(支離滅裂で非常に杜撰なもの)をくれる。
それ以外は求職者にメリットはない。(それにしたってどれほどの意味があるのかわからんが)
だから、参加する意味は1日コースしかない。
それ以上長期のは、履歴書の書き方みたいな誰でも知ってる話や、幼稚園のお遊戯なのでまったく時間の無駄。
また、各自の活動の報告を求められるが、コンサルはそうやって求職者から得た情報を流用して
当該企業に「いい人がいたら採用すればいい」的に開拓?するだけなので、一切報告する必要ない。
当然ながら、ここへ報告してもそれが採用につながることなどあり得ない。
そもそも、「ネクストジョブ案件」と称するものは、HWに出てるのをそのまま丸写ししてるだけとか、
初めから採る気がないものばかりなので、まともに相手するとこれまた時間の無駄。
実際、合同面接会での就職率は1%にも満たない。
ここは企業に対して働きかける能力などもともと皆無なのだが、それを覆い隠そうとして
求職者に対し「とにかく数多く応募しろ」としか言わない。
数多く応募させて、万が一どっかにひっかかったら、自分は何もしてないにもかかわらず
それを自分の実績として報告。公設貧困ビジネス以外の何者でもない。
以上のようなことをくだらないこと毎日やってる、というか何もやってないに等しいコンサル・職員に、
まともな人間など望むべくもないでしょ。だめだこりゃ。
【利用者が体験した就労支援の実態 2】
824 名前:810[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 18:31:01 ID:qjQOsVWF0 [1/2]
ミドルコーナーの「ご提供サービス」は、一応次のようになっている。
■キャリアカウンセリング
カウンセリングという言葉に期待は禁物(みんなしてないとは思いますが)。
基本的に、カウンセラーというのは求職者の話をただ聞き流すだけ。
来所者の意向・適性などまったく考慮せずに不人気職種・劣悪条件職場へ放り込むことしか考えてない。
■職業紹介
ここの言う「職業紹介」は「個別案件の紹介」という意味ではない。
求人案件、ましてや独自案件など皆無。
例えば、HWの求人票には「職種」欄があるが、それを指して
「ほら!ここに『商品管理営業スタッフ』って書いてありますよね?
こういう仕事もあるんですよ!どうですか?」
と言ってるだけのもの。書いてあるのは字が読めるんだからわかるって。
「ではその『商品管理営業スタッフ』の具体的な内容は?」と訊いても、
情報は何も持ってないから答えられない。
仮に、応募すると言っても当該企業に働きかけたりすることはない。
わざわざ「自分で訊いて」というセリフを聞きに出向くだけなら無意味。
【利用者が体験した就労支援の実態 3】
825 名前:810[sage] 投稿日:2010/09/24(金) 18:32:15 ID:qjQOsVWF0 [2/2]
続き。
■求職活動支援セミナー
既出のとおり、書類の書き方のような意味の薄い話や、
コミュニケーション能力養成と称する幼稚園のお遊戯、
時代離れした自慢話・根拠のない精神論などで構成されている。
■民間就職支援会社による情報提供
ここからの情報に特ダネはない。すべて他でも入手可能なもの。
しかも情報の質は劣悪で、まったく役に立たない。
また、これに限らず、ミドルコーナー業務は民間(パソナキャリア)が都から受託している。
自称就職支援会社というのは、すぐに就職できそうな求職者を探し、
その人が就職したらそれを自分の業績として報告し、委託料を掠め取ることしか頭にない。
そうでない求職者も形だけは受け入れる(「利用されている」と吹聴するため)が、その後は放置。
放置してた求職者がたまたま就職した場合には、即、実績として報告し、委託料を受領。
委託料目当ての詐欺に等しいビジネスモデル?なので、必然的に、
できるだけ自分はなにもせず、金だけ取ろうとする方向に走ることになる。
職業紹介事業者というのは、本来「需給調整機能」を持たなければならないはずだが、
そういったものなど期待すべくもない。
ここの業務(実質何もしてないのだが)が失業率改善などに役立っているはずもない。
求職者の立場としては関係ないけど、特にここは公金で運営されてるので、
言ってみれば税金が自称就職支援会社に捨てられてるのと同じ。
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名無しさん@引く手あまた:2010/11/17(水) 19:03:28 ID:quZQ9QaU0