2 :
Socket774:03/12/18 01:12 ID:q9zFWI6M
まさか本当に立つとわ・・・w
乙
Q-01 ヒートパイプってなぁに?
予備知識-01
サーモサイフォンなるものが世の中に存在する。これは金属の円筒内に
少量の作動液体を封入したもので、動作させるときは垂直に立てる。
下端を熱し、上端を冷却すると内部の液体は下端で沸騰、蒸発し、蒸気が
上昇し、上端で凝縮、再び下端に戻る。
液体の相変化を用いて、下端(加熱部)で蒸発潜熱を奪い、上端(冷却部)で
凝縮潜熱として吐き出す。
蒸発温度次第で動作しなくなると思われるかもしれないが、作動液体が
液体と気体の相で存在するのみなので、温度が変化すりゃ同時に圧力も
変化して作動温度域が適合するので心配御無用。
むしろ円筒に使用してる金属が膨張しちゃうような温度になることのほうが
心配だが一般PCではそこまでの温度にはならんだろう。
A-01 ヒートパイプは、サーモサイフォンに一工夫したもので、例えば
管の内面に細い溝を管の長さ方向に設けておき、凝縮した液体が溝で
毛細管現象起こして蒸発部に戻るようにしたもの。理屈上立てなくてよくなる。
予備知識-02
沸騰でもって熱を伝えるというのは非常に効率の良い熱の伝え方です。
固体から気体に伝えるほうが効率が悪いです。
良い例が蒸気ボイラ内部の現象で、水を蒸発させるときに単位面積当りで
伝わる熱量と、既に蒸発した水=蒸気を過熱(スーパーヒート)させるときに
単位面積当りで伝わる熱量は伝熱に関するフーリエの原則
[移動する熱量]=[温度差(温度勾配)]*[材質の熱伝導率]
※単位がうんたら係数がうんたらなんかは省略
を考慮しても小さかったりします。
>>7 >[移動する熱量]=[温度差(温度勾配)]*[材質の熱伝導率]
> ※単位がうんたら係数がうんたらなんかは省略
の考慮なんですが、過熱させるときのほうが温度差が小さくなるということです。
まぁボイラに関しては例えば燃焼ガスでもって水を熱するわけで、
沸騰を用いる限り、金属壁を通して接してる液体が沸点以上の温度に
ならないために、燃焼ガスの温度を上げることで移動する熱量を
増大させることが出来る…というのが伝熱効率が良好になる原因でしょう。
ヒートパイプの場合、熱源の温度が上昇すると、一緒に沸点までもが
上昇するのでこの利は小さくなるでしょう。が、単に空気に伝えるよりは
効率は良いわけで、でなかったらあんな面積で熱なんか移動させられません。
空気に伝えようと思ったらフィン効率云々の問題もありますし。
Q-02 構成を水冷と比べるとどうなの?
A-02 水枕がCPUダイ接触部(=入熱部)、水回路がヒートパイプ、
ラジエーター部が放熱部に相当するでしょう。
>>8は自信無い。
熱を伝達する能力の低下について考察。
※ケース内に放熱部があるという前提です。
ヒートパイプで熱を伝達する能力が低下する事態っていうのは
入熱部と放熱部の温度が近づくということと同じ意味なんだけれども、
近づく事態ってものを考えると、放熱部がマトモな設計の場合は
○放熱部の温度と周囲の気温が近づいてる、つまりCPUダイ温度と
周囲の気温が近づいてる場合
でしょう。んで、熱を伝達する能力が低下するとまずい場合ってのは
「"室温"よりもCPU温度がかなり高い場合」だけでしょう。
組み合わせて考えると
"室温"<<<<<放熱部周囲の気温
の時に危険なわけで、こういうことになるのはケース内からケース外への
放熱がうまくいってない、つまり空気が通ってないってことなわけで、
そんなのヒートパイプの責任じゃありません。普通のクーラーでも
同じことにしかなりません。
やっぱヒートパイプ型のだと普通のファンに比べて、オーバークロックには不利なのかな?
>>11 概念図
CPUクーラー = シンク + ファン
ヒートパイプは ↑ の問題でつ
>>11 クーラーにとってはオーバークロックしてるかどうか、ということは
関係なくて、クーラーの放熱能力に対して「どれだけ発熱してるか」が
問題となります。シンクの方式に関わり無く放熱能力が不足すれば
そのクーラーは使用できないこととなります。
ヒートパイプってその場しのぎって感じ。
>>1の予備知識で、ヒートパイプでフィンを作ったヒートシンクってのは効率がいいのかね?
ただ単に「熱を運ぶ」役割でしかないと思ってたんだが。
たとえば、放熱に十分な空間が作れないときに別の場所に熱を運びますよ、って具合の代物だったと考えていたんだが。
その辺どうなのエロい人
手元のShuttleX SN45G のクーラーの性能を考えてみました。
ヒートパイプは直径6mmのが四本ついてます。
http://www.sengoku.co.jp/HEAT%20SINK%20etc.htm の下のほうを参考に、設置角度は入熱部で水平、放熱部で
垂直なので最悪水平と同じと仮定すると悪くても一本30Wは
ありそうです。となると輸送能力は120Wってことになるかと。
なので問題は放熱部でどれだけ放熱できるか、がネックに
なるかと。
入熱部での熱的接合はあんだけ接してる面積が大きいので
あれば多少ダメでも十分補えます。単位面積当り、てな話に
なるんですから。
※角度の単位degは度(度数法)
>>15 >たとえば、放熱に十分な空間が作れないときに別の場所に熱を運びますよ、って具合の代物だったと考えていたんだが。
複数のヒートパイプを使用した時は、通常タイプと比して、ダイから
離れた位置の、例えば断面積80mm*80mmの範囲にかなり均等に
熱をばらまけるので大きなファンを使用する仕様にしたり低回転数でも
効率よく放熱できたりと色々と静音化の工夫し放題なところ…
がCPUクーラー的利点でしょう。
ヒートパイプ単体でいったら単なる熱を輸送するための道具です。
パイプ自体の冷却性はどんなものでしょうか?
温まるが冷えにくい、というイメージがあるんだが。
資料求む
>>19 どういう意味だかわかんないんですが…
放熱側にフィンも何もつけないまんまでってことですか?
そんな感じ。
同じ寸法の銅棒とヒートパイプを同じ時間熱して、放って置いて、どちらが早く冷えるか、でいいのかな。
書いてるうちにパイプの方が冷えそうだと感じたからいいや、ごめん。
>>1 ヒートパイプでケース外に熱持って行って、それを水冷とかどうよ?
>>21 ヒートパイプは細すぎると作用しません。なので単純には比べられません。
熱の輸送媒体としてはある程度の太さ以上なら銅より上ってことです。
また、ヒートパイプが動作するような太さの銅の棒を使用したシンクは
無いと思います。PAL8045でも剣山の針は2mmの円が内接する
六角形ですが、ヒートパイプは下記リンクでも最低で3mmですし。
なので比較すること自体間違いのような。
http://www.sengoku.co.jp/HEAT%20SINK%20etc.htm >同じ寸法の銅棒とヒートパイプを同じ時間熱して、放って置いて、どちらが早く冷えるか、でいいのかな。
どう熱するのか分からないのですが。
>>22 ラジエーターとの間に水を介するか介さないかの違いしか無いので、
外に出してしまうよりも、そこに大きな放熱部を設置して
大径低回転数ファンで風を当ててやったら手間やコストがかからずに
同じだけ低騒音化できると思われます。
>>21 ヒートパイプそのものには冷やす機能はナイ
弱い風でも良く冷えるようにするには放熱器を大きく(放熱面積を広く)
しないといけないわけだが
そうすると全体が大きくなって放熱器の先っちょの方には熱が余り伝わらなくなり
放熱器の性能が大きさ程には上がらなくなってしまうワケダ
それを補うのにはヒートパイプが非常に有効ってことなんだYO
ヒートレーンの個人販売まだー?
ああ、1つ。
効率の話。
ヒートパイプを冷却する位置は熱源に近ければ近いほどいいのか、
ある程度距離を取った方がいいのか。
28 :
>>1 ◆tCofFExwUo :03/12/20 01:37 ID:MZzvfnrj
ヒートパイプって一応水冷ってことになるのかな
熱伝導率の非常に高い熱媒体と考えるのが正しいと思う。
つまりアルミです、銅です、ヒートパイプですと言った感じ。
ボールはサッカーではなく、ボールはボールです、のようなもの。
わかりにくいけど、こんな感じだとおもう。
ageちった
>>1 をっ、待ってたぞお前を!
ガンガレ!
ヒートパイプッ!
高いよねっ!
もっと普及しれ!
33 :
Socket774:03/12/20 21:14 ID:LNAmz1p3
またその一スレか
銅の筒に水入れてポンプで圧力抜いてやれば自作もできそうなんだけどな。
36 :
>>1 ◆tCofFExwUo :03/12/20 22:06 ID:DGI2j12C
>>29 水冷では蒸発という相変化は使わないので別個のものと
考えるのが正解だと思います。
>>30 熱輸送デバイスと言ったほうが正解かと。断熱部云々のことを
考えると銅やアルミと一緒にはできにくいと思います。
>>32 微力ながら…
Q.ヒートパイプって動作音するらしいけど、静音スパイラルに嵌ればそれすら五月蝿く聞こえそうで怖いんですけど
38 :
>>1 ◆tCofFExwUo :03/12/21 22:20 ID:XRIU3njT
>>37 動作音はしないこともないでしょうが、いったいどこの情報でしょうか?
ザルマンのファンレスケースを使用してる人じゃないと分からない
世界のような……
>>37 液体の動作液が沸騰する音がします
ちょうど、てんぷらを揚げてるような音
もちろん、音はずごく小さくて、完全ファンレスでもかすかに聞こえる程度
メモリーとか、マザボ上のチップからする音と同じぐらいの音です
泡立つ程、動作液は入ってないとおもうが。
もし、泡立っても、真空だし密閉されてるから、外には伝わりにくいと思うぞ。
42 :
>>1 ◆tCofFExwUo :03/12/21 23:38 ID:XRIU3njT
>>39 たまに小さく音がするということは、熱源にもよりますが
発熱量が一定ではないか、放熱能が足りてない可能性が
あるんじゃないでしょうか。定常状態に入って連続蒸発してるなら
そのような音はしないと思われるので。
>>40 それだとちゃんと動作してる音なので納得です。
>>41 >もし、泡立っても、真空だし密閉されてるから、外には伝わりにくいと思うぞ。
真空ではなく、動作液の気体と液体で満たされています。
気体に変化することで熱を奪い、放熱部に輸熱する仕掛けなので。
また、少量の液体でも蒸発するときは音が出ます。
ヒートパイプはスグレモノだけど魔法の杖じゃないってことの証左ですね。
>>40 その程度なら蓋閉めれば無音になりますね。
そうなると動作音は逆にカコイイ…
>>41 作用原理が遮音のための真空とは別だから、真空による云々は関係ないYO!
と思うけど。
ひまだったんでツッコミ。
>>1 >技術情報(ただし動作流体が水。普通はフロン134a)
一般的な常温用ヒートパイプの作動流体の多くは純水。
HFC134aの利点は沸点が低いので自作の際に真空引きをしなくてもよいこと。
低温用ヒートパイプではネオンや窒素などの沸点の低い流体が、高温用では
ナトリウムやカリウムのような金属が使われる。
>>7 >沸騰でもって熱を伝えるというのは非常に効率の良い熱の伝え方です。
>固体から気体に伝えるほうが効率が悪いです。
潜熱を利用するヒートパイプは高い熱伝導率を誇るが、それと
固体表面からの熱伝達とはまた別の問題だよ。
>良い例が蒸気ボイラ内部の現象で、〜〜
正直なところ、何も書きたかったのか理解できないが、
潜熱は顕熱より大きいと言いたかったのかな?
>熱を伝達する能力の低下について考察。
どうも誤解があるようなので説明させてね。
動作範囲温度内ではヒートパイプの熱伝導率は常に高く、
ヒートシンクやCPUの温度によってヒートパイプの熱伝導率は
変化しない。
ヒートパイプの性能が低下するのはその限界以上の高い熱流量のとき。
ある熱流量を超えるとヒートパイプの熱伝導率は極端に低下し、さらに
熱負荷が続くとただの金属棒と変わらなくなってしまう。
この限界を熱輸送限界と呼び、そのときの熱流量が最大熱輸送量である。
45 :
44続き:03/12/21 23:48 ID:j6MsNTBT
・毛細管限界
ウィックと作動流体の組み合わせにおいて発生する毛細管圧力には限界があり、
部分的にもウィックの乾き上がりを起こすことなく連続的に動作するために
必要な毛細管圧力は、ヒートパイプ中のどこにおいてもこの最大毛細管圧力を
超えてはならない。
これを超えるとウィックの一部が蒸気中に露出し、ドライアウトが起こる。
ドライアウトとは蒸発部が乾きあがることでヒートパイプは動作しなくなる。
・音速限界
蒸気には圧縮性があるので熱入力が増加すると、蒸気流が加熱部出口点で
次第に音速に達し、蒸気流量の閉塞現象が起こる。
これによって熱輸送量は限界を生じる。
・飛散限界
凝縮部から還流したウィック中の液体が、蒸発部からの蒸気流によって
飛散して、ウィックの一部がドライアウトするために起こる限界。
・沸騰限界
熱入力の増大によってウィック中に気泡が発生することがある。
この気泡は温度のとても高い点を形成したり、液の循環流を妨げたりするので
蒸発部における熱流束密度にある限界値を与えることになる。
・その他 粘性限界など
かいつまんで言えば、
「熱流量が最大熱輸送量以下ならヒートパイプ自体が何度でも
熱伝導率≒∞。最大熱輸送量を超えるのは問題。」
>>27 >ヒートパイプを冷却する位置は熱源に近ければ近いほどいいのか、
全長や断熱部の長さが短いほうが最大熱輸送量は大きい。
>>37 >Q.ヒートパイプって動作音するらしいけど、静音スパイラルに嵌ればそれすら五月蝿く聞こえそうで怖いんですけど
俺の知る限り、ヒートパイプから(大きな)音がすることはない。
また、ヒートパイプは常に連続的に動作しているので断続的な
音が発生するとは考えにくい。
ちなみに千石で売っているヒートパイプは完全に無音だった。(完全ファンレス時)
46 :
>>1 ◆tCofFExwUo :03/12/21 23:59 ID:XRIU3njT
>>44 >>技術情報(ただし動作流体が水。普通はフロン134a)
>一般的な常温用ヒートパイプの作動流体の多くは純水。
うげ、元スレにフロンフロン言う人いたんでてっきりフロンが多いかと
思っちゃったですよ。道理で水使用のしか情報が出てこなかったわけだ…
>正直なところ、何も書きたかったのか理解できないが、
>潜熱は顕熱より大きいと言いたかったのかな?
7-8は思いついたことを書いてねたになればなぁ、と思ったもので…
>>熱を伝達する能力の低下について考察。
>どうも誤解があるようなので説明させてね。
ヒートパイプ以外のことを余計に考えて間違ったこと書いたみたいです。
へっぽこ学部生には勉強になります。
んで、弁解がましく言うと10を書いたときに念頭にあったのがこのレスです。
http://pc3.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1069581992/499-501 499 名前:Socket774[sage] 投稿日:03/12/16 12:51 ID:APLgdamh
>>498 値段の差とヒートパイプは外に出さない限り無意味
という根本的な問題からパスだね
ヒートレーンだろうとヒートパイプだろうとケース内でやってる
限り飽和点を超えたらかえって伝達効率があちるんよ
そんな当たり前のこともわからずに「新し物好き、ユニーク性」
を好んで買うのは自作ゆえのファンキーな発想なんだろうね・・・
物欲を刺激し、所有悦になれるならソラ幸せに違いないw
501 名前:Socket774[sage] 投稿日:03/12/16 13:31 ID:APLgdamh
>>500 工学出ですよこれでも・・・
水冷ってしってますよね? このスレの住人なんだし・・・
あれを例に考えて見てください、昔はケースの中に水槽を入れる
タイプが結構ありましたが、今はまずありません
なぜだか判りますか?
それと同じことです、何で判らないのか不思議です・・・
トンデモと思い込むのは構いませんがね・・・(個人の自由ですし)
マイナスイオンやトルマリンを信じている人もまだいますし日本は
こういうインチキオカルトを好きな人が多いですね・・・
なんかこのレス熱の伝達を図にしてみるとどう考えてもおかしなことを
言ってるわけですよ。これで工学でてるとか抜かすから頭に来て
このスレ立てたはずなのにお恥ずかしい話です。
なんだ、あの隔離スレでボコボコにされたヤツが、また隔離スレ作ったのか?
>>49 このスレの宣伝以外わたしゃ書き込んでないですよ。
>>48 つか頭に来て、は言い過ぎだったです。
自分の使用してるケースがヒートパイプ使用のもので
こりゃいいなと思ったからこそ誤解が広まらずに
ヒートパイプの知識が広まったらいいな、と思ったわけです。
余計な話を延々としてすみませんでした。
>>51 技術的な話はおいといて、
>>1さんの使用しているケースは
何ですか。
ヒートパイプと各部の接合の仕方などを教えてください。
>>52 ShuttleXのSN45Gです。
ヒートパイプはノギスで測ってないのであやふやですが直径約6mmのものが四本。
入熱部は銅にメッキしたものだと思うんですが、半円状の溝が四つ切ってある
ブロックの間に挟んであります。ねじ止めしてるわけじゃなく、どうやら
銀蝋付けしてあるみたいです。
放熱部は薄いフィンが。フィンの大きさは、ヒートパイプに接してる地点から
せいぜい一cm程度までって感じです。
>>53 ありがとうございます。
よく見たら上のほうにも書いてあったようで失礼しました。
半円状の溝ですか。
自分でヒートシンクを作る場合、ボールエンドミルでもないと
作るのは難しそうですね。
受熱部の接合はやはり適した径のドリルによる穴あけが簡単なのかな。
>>54 二つのブロックをハンダで貼り合わせて、その状態で合わせた面を
中心にドリルで穴を空けてやり、その後バーナーであぶって外せば
ボールエンドミルが無くてもなんとかなるんじゃないでしょうか。
ブロックなのでバーナーであぶってもあんまり歪みを心配しなくて
良さそうですし。
その上でヒートパイプごと銀蝋付けしたらいいんじゃないでしょうか。
…ヒートパイプ、銀蝋付けして大丈夫なんでしたっけ?
工作例見ると大丈夫そうではあるんですが日立のは…
>>55 私も以前ヒートパイプを使った簡単なクーラーを作ったときに
2つのブロックを締結してその境目を穴あけすることを考えました。
しかし自己求心性に乏しいドリルでは真直ぐな穴をあけるのは困難だと
判断して、結局一つのブロックにロングドリルで穴を開けました。
何かもっと楽な方法があるといいんですけどね。
銀ロウですが、沸騰限界を迎えるとヒートパイプがバーンアウト(溶損)
してしまうので気をつける必要がありますが、実際問題として
ヒートパイプに銀ロウを使うことは珍しくないようですね。
>>56 締結だと難しいでしょうね。ハンダでくっつけてしまうのが
やはり一番良いと思います。段付きの板の段のところに
穴を開けるときに同じようにしますし。
銀ロウ…熱をよく伝えてくれますからね…
ヒートパイプ自作するために真空ポンプ買った。
4万した。
今は邪魔なだけ。
ヒートパイプで風呂までもってって湯を沸かすってどうよ? レーンの方がいいかな。
実際には沸かなくても、ぬるま湯程度にならなるんじゃないかな。
>>60 PCの発熱は給湯器より2桁ぐらい小さいからお湯はほとんど温まらない
と思う。
でも、それってCPU温度の観点からすれば利点だよね。
自分が風呂に入りたいときにはPCをスリープさせる必要があるんじゃないのか?
>>45 cubeスレで見かけたが、あっちで質問するのは邪魔になりそうだったんで、同じ発言の
あるこっちで質問。
>かいつまんで言えば、
>「熱流量が最大熱輸送量以下ならヒートパイプ自体が何度でも
>熱伝導率≒∞。最大熱輸送量を超えるのは問題。」
これの意味がわからん。
熱伝導率の定義から考えて、熱輸送量に限界がある以上、熱伝導率にも限界が
あるんじゃないのか?
※ 熱伝導率定義
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E4%BC%9D%E5%B0%8E%E7%8E%87 >熱伝導率(ねつでんどうりつ、Thermal conductivity)は、熱伝導度ともいい、
>熱伝導において、熱流束(単位時間に単位面積を通過する熱流)を温度勾配で割った
>物理量。その逆数を熱抵抗という。
熱輸送量が少ない時は熱流束も少ないし、いくらヒートパイプでも温度差ゼロじゃ
熱輸送できないし。ってことは、熱伝導率は無限大にはならんだろう。
ざっと調べた感じじゃ、大体銅の100倍程度って話が多そう(これも随分ばらつきが
あるが)だが、これを無限大というのはいくら何でも誇大表現じゃないかな。
ヒートパイプの熱輸送は
吸熱部で気化した動作液が放熱部に移動することで起こり、
放熱部で液化した動作液が重力や毛細管現象で吸熱部に戻ることで
半永久的に動作します
>熱伝導率≒∞
これは、気体の動作液の移動速度に依存して
動作液の種類により大きく変化しますが、音速程度は出るらしいです
実際に測定した、という話は聞きませんが。
>最大熱輸送量
これは、液体の動作液の移動速度と気体の動作液の動作のパイプ内部抵抗に依存します
液体の移動速度を超えて熱輸送してしまうと、ドライアウトを起こします
パイプの内部抵抗が大きいと吸熱部では高圧、放熱部では低圧となり
この圧力差が気化、液化の際の温度差となります
>大体銅の100倍程度
これはおそらく、φ6・300o程度のヒートパイプと
同サイズの銅棒を比べた際の熱輸送量の比較とかだともいます
>>63 抵抗が理論的には≒ゼロ、動作上も≒ゼロって意味かと。
そこからひっくりかえして熱伝導率≒∞なんだと思います。
66 :
63:03/12/28 23:00 ID:VweoLD6M
>>64-65 う〜ん、ヒートパイプの構造とかは、一応私も知っているのだ。マシン選定時に
いろいろ調べたから...調べた結果、こりゃ良いってんでSN41G買ったわけ
だし。(w
極論になるが、こういう例でどうだろう。
電気の伝導で、電位差が≒0でも大量の電流が流れる。(抵抗≒0)→超伝導
この時、電気伝導度は無限大。これOK。
熱伝導で、同じように両端の温度差が≒0でも熱が伝わるのなら、熱抵抗は≒0で
熱伝導率は無限大。
でも、実際には温度差≒0で大量の熱は流れない。
とすれば、>63に書いた通り、熱伝導率は、“熱流束”を“温度勾配”で割ったもの
だから、結局、熱伝導率は無限大にはならず、何らかの数値を取る。(≒無限大でも
ない)
そもそも、最大熱輸送量があること自体、熱伝導率が無限大ではないことを証明して
いる。熱伝導率≒無限大,つまり熱抵抗≒0なら、なぜ、最大熱輸送量などという
数値が出てくる? 抵抗≒0なら、発生した分だけどんどん熱が流れるんじゃないかな?
別に私はヒートパイプやヒートレーンがダメとは言わない。と言うより、かなり優れた
デバイスだと思う。なんせ、メンテフリーでお手軽に熱輸送できるし、水冷よりも
はるかに使いやすいわな。
ただ、そうであっても、>45の様な話はどうかと思う、と言うこと。
67 :
63:03/12/28 23:03 ID:VweoLD6M
>66
SN41Gじゃなくて、S41G2でした。
ちなみに快調に動いてます。まあ、冬で気温も低いしな。(w
68 :
63:03/12/28 23:10 ID:VweoLD6M
ぐはっ。今度はNが抜けた。_| ̄|○ SN41G2ダロ...
> つまり熱抵抗≒0なら、なぜ、最大熱輸送量などという
> 数値が出てくる?
最大熱輸送量を超える熱量を輸送しようとすると途端に抵抗が大きくなるからです。
70 :
63:03/12/29 00:16 ID:gMOS89Ch
>>69 と言うことは、最大熱輸送量以下の条件であれば、ヒートパイプは
温度勾配がほぼゼロで熱輸送が可能?
71 :
44:03/12/29 00:37 ID:lPv14yXI
>>63 >と言うことは、最大熱輸送量以下の条件であれば、〜〜
その通り。
正常動作中のヒートパイプは金属のような固体熱伝導体と
同様に扱うことができる。
ただし、熱伝導率が極めて高くつねに温度勾配≒0である。
ヒートパイプを使った放熱機や熱交換器の性能の簡単な
理論解析でも温度勾配=0として扱われるぐらいだよ。
放熱器で重要なのは熱伝導率よりもそれに反比例する熱抵抗なので
熱伝導率の極めて高いヒートパイプはみんな熱伝導率≒∞と大雑把に
捉えてしまって大丈夫。
それとPCに使われているような単一媒体の常温用ヒートパイプの
起動特性は一様起動と呼ばれ、熱入力があった瞬間からスムーズに
熱伝導を開始し、機動に失敗することはまずないから、PCに
ヒートパイプを使うときに熱的に気をつけることは
熱輸送限界ぐらいだね。
72 :
63:03/12/29 01:13 ID:gMOS89Ch
>>71 と言うことは、
ttp://www.ht.iis.u-tokyo.ac.jp/jpn/labo.html に書いてある、
> 『工学とは理学と異なり人工システムや人工環境を創造することである』と考えて
>おり、この点で技術者・技術系研究者は夢を抱くことが肝要である。例えば、研究室
>での夢の一つは、熱伝導を可能な限り電気伝導に近づけることである。熱伝導の基本
>法則であるフーリエの法則は、電気伝導におけるオームの法則と相似である。オーム
>の法則の電気伝導度(あるいは電気抵抗)は熱伝導率(あるいは熱抵抗)に、電位
>勾配は温度勾配に、電流密度は熱流束に相当する。しかし、電気伝導と熱伝導とは、
>現実には大きく異なる。電気伝導度が無限大である超電導に相当する熱超伝導は
>存在しない。
の、「電気伝導度が無限大である超電導に相当する熱超伝導は存在しない。」
は間違い? マジですか?
正直、俺の常識は上記の引用の範囲にしかないので、温度勾配0での熱輸送(熱の
超伝導)が存在するのだとしたら、大発明どころの騒ぎじゃないと思えるが。
っつーか、そういう発明があったって話すら聞いたこと無い...
73 :
44:03/12/29 01:36 ID:lPv14yXI
>>72 >>72にあるように金属や非金属物質などの固体熱伝導体では
熱伝導率は扱う上で不満の出る程度でしかないけど、ヒートパイプという
"構造体"は実用上温度勾配=0を実現することができるわけだからね。
これはヒートパイプが熱伝導ではなく、相変化と物質移動によって
熱輸送する構造体だからでフーリエの法則に反しているわけではない。
>大発明どころの騒ぎじゃないと思えるが。
ヒートパイプは1944年にその特許がとられ、60年代に宇宙開発用として
注目を浴びて色々な応用が期待されたんだけどいまいちパッとしないよね。
俺もすごい発明だと思うんだけどな。
74 :
63:03/12/29 02:55 ID:gMOS89Ch
>>73 うーむ、サンクスです。おかげで何となくイメージがつかめました。
ヒートパイプの熱伝導率≒無限大って意味は、温度勾配≒0という所からきているの
ですね。
とどのつまり、ヒートパイプの一端を高温部に,もう一端を低温部に入れると、
ヒートパイプの低温部側表面も、高温部とほぼ同じ温度になる。(この時の熱輸送量
は、ヒートパイプの低温部側の、ヒートパイプ表面→低温雰囲気の放熱量によって決
まる。)
たとえば、20℃の水槽と15℃の水槽を準備して、両方にヒートパイプの末端を
入れると、ヒートパイプ自体(15℃の水槽に入っている部分も含めて)は全部20℃
になる。
で、ヒートパイプの熱移動量は、ヒートパイプの15℃水槽の水没部表面→水槽の水
の熱移動量で決まる。
※ CPUの冷却で言えば、ヒートパイプを利用した場合でも、冷却能力はあくまで
冷却部分の排熱量で決まるってことね。
この状態は、高温側を加熱しても、移動する熱量がヒートパイプの最大熱輸送量を
超えない限り維持される。
これで認識OKかな?
すると理論的には、上記の条件だと熱伝導率=熱流束/温度勾配が定義だから、
分母≒0なので熱伝導率≒無限大ってことになる。これが銅棒によるの伝熱だと、
温度勾配がある(っつーか、普通に15℃の水槽内の銅は15℃だろう(w)から
熱伝導率が計算できるわけだ。
とここまで書いて、間違っていたら大恥だな。>俺(w
75 :
63:03/12/30 00:14 ID:OmhrE3Ga
>>74 よく考えたら、高温側も通常の伝熱(水→ヒートパイプ)があるから、ヒートパイプの
温度は20℃じゃないね。15℃〜20℃のどこかの温度で一定になる。
熱の伝わり方を考えると、
1) 高温雰囲気からヒートパイプへ
例えば、水槽の水→ヒートパイプ,CPU上のヒートシンク→ヒートパイプ等
2) ヒートパイプでの伝熱
高温側→低温側,ヒートパイプ自体の温度勾配は“ほぼ”ゼロ
3) ヒートパイプから低温雰囲気へ
ヒートパイプ→水槽の水,ヒートパイプ→空気等
の3段階がある。
ヒートパイプが何℃になるかは、1)の高温側の熱移動(通常の伝熱だから、高温部の
温度とヒートパイプの間の温度差が必要)と、3)の低温側の熱移動(こちらもやはり
通常の伝熱だから、温度差が必要)によって決まる。
低温側の排熱性能が高ければ、低温側の温度差が小さくても十分排熱できるからヒート
パイプの温度は低い方で安定するし、逆に排熱性能が悪ければ温度差が必要になるから
ヒートパイプの温度は高くなる。
高温側の発熱体→ヒートパイプの伝熱性能が悪ければ、やっぱり伝熱に温度差が必要に
なるから、今度はCPUの温度が高くなる。(ヒートパイプ側の温度は一定だから)
図で書くとこんな感じかな。(CPUの冷却の場合)
|_ CPUの温度
|\
温| \
| \_____________________________________
度| \
| \
| \_ 空気の温度
|←1→← 2:ヒートパイプ →←3→
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1がCPU→ヒートパイプの伝熱(熱抵抗が小さいと温度差は小さくて良い)
3がヒートパイプ→空気の伝熱 (熱抵抗が小さいと温度差は小さくな良い)
※ 多分図はくずれると思うので、テキストエディタ等にコピーして見て欲しい。
(プロポーショナルフォントだと、うまく見えない)
暇つぶしにヒートパイプ作ってたら
・・・万力が折れたw
>>77 パイプかしめるのに万力使ったの?
フロンを使ったときは、パイプをよく冷やしとけば内圧が下がって簡単ですよ。
かしめ位置に差し込むビニールパイプは、虫ゴムのほうが使いやすいし
>>75 パーフェクト!!
>>76 前から疑問だったけど、その図は実際のヒートパイプの
熱分布を表しているわけではないと思う。
確かにヒートパイプでも、蒸発部と凝縮部における液に
浸されたウィックの熱抵抗を主な原因とする温度勾配が
存在する。(管壁の熱抵抗は一般に小さく、蒸気流の熱抵抗は極小)
しかし常温用ヒートパイプで30〜40℃もの温度差が生じるとは
考えにくい。(それでは使い物にならないw)
たぶん温度分布を解りやすくするために誇張して書いているのだと思う。
実際の温度差はその10分の1程度だろう。(各種条件で変わるけど)
>>1のサイトにはヒートパイプの熱抵抗値が一応書いてあるけど、
ヒートパイプは構造体なので同じヒートーパイプを使っても
熱流量・蒸発部などの位置・形状・パイプ自体の温度などによって
熱抵抗値は変化し一定の値を持たない。
もっとも温度均一化素子というぐらいで温度勾配は小さいものだけどね。
80 :
44:04/01/01 20:49 ID:l49l2/FL
79=44
>>79 暮れから正月にかけて三日考えたらやっぱ疑問だったんですが
そういうことですか。やっぱちゃんとした専門書読まないとダメですね。
精進します。
つか、アレですね、やっぱちゃんと勉強してないと
ロクなことないですね、わが身振り返って恥かしいです。
で、思ったんですが、確かにザルマンのHDDヒートシンク、
ちゃんと冷やすことは冷やしてんでしょうが、フィンもなしに
どんだけ放熱できてんでしょうか?
他にもザルマンのは途中に変に熱抵抗が出来るようなモン
噛ませてて、そのせいでファンレスケースもある一定以上の
CPUの発熱には全然対応できなかったりしてるような。
>>79 あのリンクのサーモグラフィその他にしてもどんな実験なんだか
いまいち分からんのであんま参考なんないですね。
他にいいとこ無いもんですかね…探してみます。
笊HDDヒートシンクはあれ、冷えそうにないけど、
ヒートパイプにフィンつけたら良さげじゃないかな?
ドリームキャスト・・・・ヒートパイプといえば・・・・
86 :
Socket774:04/01/09 18:52 ID:bVexvhVz
age
>>84 HDDの実装とか考えたらアレだけじゃ全然ダメな気が…
あれヒートパイプ単体で買うよりメッチャ安くないか?>笊HDDヒ〜トパイプ
流用するには良さげな気もするんだが、偽物でタダのパイプだったらヤなので見かけても買う気がしない。
ここはヒートレーンはスレ違い?寂のシンク好きなんだけどなぁ
ZALMANのHDDクーラーはヒートパイプの無意味な使い方の極致だね。
放熱器をつけないなんていったい何を考えているんでしょう?
>>88 同意
あの使い方だとより安価なサーモサイフォンかもしれないし、
最大熱輸送量などの特性がわからないものは使いたくないよね。
>>89 ヒートレーンは自励振動を利用したヒートパイプの"商標"の一つに
過ぎないよ。
>ZALMANのHDDクーラーはヒートパイプの無意味な使い方の極致だね。
>放熱器をつけないなんていったい何を考えているんでしょう?
熱が左から右へと移動することにより左側が冷えます。
この時左側を0、右側を1とします。
右側が熱くなり、この時を右入力1とします。すると今度は右から左に熱が移動し、
左1右0となります。
また、次の入力があるまでこの熱は保持されます。両方を同時に熱することは禁止です。
表にすると以下のようです。
左入 右入 左出 右出
0 0 不変
0 1 0 1
1 0 1 0
1 1 禁止
92 :
90:04/01/15 01:48 ID:GxIF3/UK
>>91 なにかのネタで書いたのならごめんなさい。
とりあえずマジレスさせてもらうね。
温度差のあるもの同士を放っておくとやがて両者は同じ温度で平衡する。
このことを熱力学の第0法則と呼ぶ。
エネルギーが保存され、不滅であることを熱力学の第2法則と呼ぶ。
そして、なんら変化を残さずに低温の物体から高温の物体へと熱は流れない。
これが熱力学の第2法則である。
第2法則より
>熱が左から右へと移動することにより左側が冷えます。
ということが実際には起きないことが解る。
以上を踏まえるとヒートパイプをHDDの両側面につけても、側面同士の
温度差が小さくなるだけで、冷却することはできないわけだ。
ヒートパイプ表面からの外部への熱伝達による放熱によって若干
冷却されることはあるだろうが、それなら普通のヒートシンクを
置いたほうがよっぽど効果的だよ。
そもそもヒートパイプは高い熱流束のもとで初めて進化を発揮するわけで
HDDのような熱流束の小さいものに使っても意味がない。
実は、パイプ型ヒートシンク…
笊のHDDクーラーを二つに割って並べて(or重ねて)、
ShuttleキューブのCPUクーラーもどきが作れないかと思ってみたり。
おひさしぶりです。注文した専門書が届かなくてやきもきしてます。
>>88 つか、あんなもん、表面積が同じヒートシンクと何が違うのか
意味不明すぎです。
マジな話、ザルマンケースユーザーにゃ悪いですが、ほんとに
分かってるメーカーがヒートパイプを使ってキッチリ設計したら
性能が全然違ってくるかと。
HDDクーラー見てるとほんとにこう思います。
>>92 「両方を同時に熱することは禁止です」とか言ってる時点でネタかと。
>>94 千石で日立のφ6を四本買ってきたほうが早くて良質になるかと…
フリップ・フロップかと。
97 :
92:04/01/15 16:14 ID:fZWT2Bup
究極の排熱システム
ペルチェ発電でファンを回してペルチェ自身を冷やす。
ところで、ZM80はヒートパイプを使って放熱面積を広げようってやつですよね。
太いのをカード、細いのを笊と見立てて
┴┴┼┴┴-┐
━━┿━━ .│
┬┬┼┬┬-┘
だと、広げる効果はないんじゃないでしょうか。
付くか付かないかは別として、
┴┴┴┴┴-┐
.│
┴┴┼┴┴-┘
━━┷━━
の方が笊本来の効果を出すと思うんですけど、どうでしょう。
付くか付かないかは別として、
┴┴┼┴┴-┴┴┴┴┴┴-
━━┷━━
このほうがイイと思うぞw
というか、こうか。
━━┿━━
┬┬┼┬┬-┴┴┴┴┴┴-
102 :
99:04/01/16 20:35 ID:9UT43/1S
嗚呼、チップは下側でしたね・・・_| ̄| "○
>>99-101 「それじゃ入らないからやらない」ってのが本当のところだと思われ。
一般的なミニタワーに入るサイズならOK?
こんな感じで。
│││
━━┿━━...│││
┬┬┼┬┬-┼┼┼
>>100 それを折り曲げた構造ですよ。
ただいま稼動中。
>>106 海外サイトのレビューを読むと解るけど、ただのヒートパイプみたいだね。
>>106 直訳すると「超伝導管」となります。なのでヒートパイプですね。
109 :
106:04/01/22 00:13 ID:2tPubCpc
ありがとう
なんかすっきりしました。
水冷と比べてヒートパイプの利点ってなぁに?
結局あんまり冷えなさそう。
水冷もヒートパイプも結局は熱輸送方法の一つだよね。
水冷は顕熱(目に見えて分かる熱)を使うのに対してヒートパイプは
潜熱(蒸発、凝縮など相変化の際の熱)を使う。
潜熱の方が顕熱よりはるかに大きいので熱を効果的に
輸送するにはヒートパイプの方が優れている。
ためしに水の比熱と蒸発熱を比べてみると面白いよ。
それにヒートパイプは外部からの駆動が必要なく
メンテナンスフリーなのもおいしいね。
その割に冷えないね
>>112 ヒートパイプが冷やすんじゃなくて、熱源の反対側についてる
シンクで冷やすんですよ。
シンクの放熱性能が低いと冷えないですね。
水冷がラジエター次第なのと一緒かと。
↑これであってます?
なんとなく気になってきたが、ヒートパイプは熱を運ぶってことだよな。
パイプの受熱部は冷えるわけではなく、だよな。
で、たとえばパイプ3本くらいCPUに貼り付けて、先をどっかで放熱させるとCPUを冷やすことはできるのか?
勿論ただ貼り付けるのではなく、受熱板にU凹させたみたいなやつを使うんだが。
ヒートパイプの熱伝導速度は理論的には音速に等しい。
つまりどこを暖めても冷やしても、瞬時に全体が同じ温度になるパイプと考えてよい。
片方の端に熱いもの(CPU)を、他方に冷たいもの(放熱板)を接合すると、熱い側では
吸熱が、冷たい側では放熱が起きる。ヒートパイプの温度は中間の温度になる。
沸騰させたお湯にヒートパイプの先っちょを入れると
一瞬で「アチッ」となる…と聞いたことがあるが。
>>115 パイプの真ん中を熱しても吸熱するの?気化、液化と相変化するのは末端だと思うのだが…
>>116 熱くなるのはおかしくないです。一瞬かどうかは自信ないですが。
>>117 末端じゃなくてもします。
>>115 >ヒートパイプの熱伝導速度は理論的には音速に等しい。
熱伝導速度というのが蒸気流の速度のことを指すならその速度は
条件で変わるよ。
蒸発部に注目すると、蒸発する液体(気体)の量は入ってくる熱量を
その液体の蒸発熱で割ったものに等しいでしょ。
で、単位時間当たりに蒸発する気体の量をパイプの有効断面積で
割ったものが蒸気の速度になる。
(速度)=(熱流量) / (蒸発熱)・(断面積)
だから、蒸気の速度は熱流量に比例して速くなる。
その速さは限界があって原理上音速より速くはならない <音速限界
>>116 その実験ではヒートパイプの熱伝導率はあまり関係なく、実はパイプ外壁と
お湯との間での熱伝達率とヒートパイプ自体の熱容量の方が重要だったりするw
実際にやってみたことがあるけど、お湯→ヒートパイプがネックになって
結構時間がかかったよ。
>>116 千石で買ってきたヒートパイプで試してみた。
熱湯につけてみると、
一秒ほどで温かみを感じて、
二、三秒で本当にアチッとなった。
ヒートパイプは高温部が下にないと機能しないのも実感できた。
温まったヒートパイプを氷水につけていてもちっとも冷えない。
>>120 > ヒートパイプは高温部が下にないと機能しないのも実感できた。
> 温まったヒートパイプを氷水につけていてもちっとも冷えない。
単にやり方悪いだけのような…
下でも半分くらいの性能はあるはずですよ、ヒートパイプなら。
サーミックサイフォンなら…
>>121 >単にやり方悪いだけのような…
俺もはじめそう思ったけど計算してみたらそうとも言い切れないことが
分かった。
φ5のヒートパイプの先端50mmを70℃の温度差のある水の中につけるとする。
ヒートパイプ表面の熱伝達率は1.5kW/M^2・Kとする。(強制対流)
以上の仮定で求まる熱流量は実に84Wにもなる。
ただし熱伝達率の仮定がとてもいい加減なので実際は4倍ぐらい
かけ離れているかもしれない。
というわけで熱輸送限界に達する可能性は十分だと思う。
千石で扱われているヒートパイプはウィックがグルーブタイプなので
トップヒートには向いてないのかもね。(正確な数値は不明)
>>122 んー、なるほど…
お金に余裕があれば専門書+現物で検証するんですが…
>75
.__
ヽ|・∀・|ノ
|__|
| |
│ CPUの温度
│\
温│ \
度│ \___________
│ \
│ \
│ \ 空気の温度
│←1→U← 2:ヒートパイプ →U←3→
└───────────────────────
1が CPU → ヒートパイプ の伝熱(熱抵抗が小さいと温度差は小さくて良い)
3が ヒートパイプ → 空気 の伝熱 (熱抵抗が小さいと温度差は小さくな良い)
現品.comの組み立てキットのところに
妙に安いヒートパイプつきシンクが売ってました
ちなみに、私は社員ではないようです
ヒートパイプ使うのに適したヒートシンクってどういう形かな
今までのは熱が1点だけだから縦長だけど
やっぱひらべったいやつかな
なんかいかにも就職活動中って感じの女子大生が真昼間の
ファーストキッチンで胸とかバンバン揉ませてるわけ。同じ年くらいの
男子大学生ぽい奴に。しかもスーツの内側に手入れて直で揉んだり
してるわけ。なんか女のほうも廻りを気にしながらも小声で
笑ったりしてるわけ。「ヤダァ♪」とか言いながら。
俺は思ったね。お前ら独身中年なめんな、と。お前らのすぐ隣に座ってる
俺はお前らの様子見ながら正直、勃起してんだよ。ていうか信じられないよ。
素人同士で金のやり取りもなく胸揉むなんてよ。俺はヘルスで平均40回ぐらい
揉むわけ。12,000円で40モミ。1モミ300円。俺はそいつら見ながら「あ、300円」
とか「また300円」とかカウントしてたわけ。で、そのカウントが6,000円ぐらいに
達した時、突然こみ上げてきたわけ、嗚咽が。押さえ切れないほどの憤怒が。
で、声に出して泣き出しちゃったわけ。真昼間のファーストキッチンで。独身中年が。
急に声をあげて泣き出した俺を珍獣でも見るように一瞥した挙句、クスクス笑いながら
店を出ていくそいつらの後ろ姿を見ながら俺は思ったわけ。これはもう階級闘争だ、と。
謂なき触穢の鉄鎖に蹂躙された日陰者の人権は闘争によってしか解放されないのだ、と。
>突然こみ上げてきたわけ、嗚咽が。押さえ切れないほどの憤怒が。
この辺がヒートパイプっぽいよね。
>>129 下のサイトのトップからいける、流血事故ってやつを見たら
ドリルに手袋を巻きつけてた
これやると、最悪腕を持ってかれたりするので
十分注意しましょう
ドリルの回転する力は他の電動工具に比べてとても強いですから
131 :
Socket774:04/02/17 04:57 ID:duwpTadX
パイプとヒートシンクとかコアに接着させる銅板はふつうのハンダでくっつけてもいいの?
ぎんろうとどうちがうんだろ
電動工具を使う時に軍手をつかう奴は知障。
>>130で既に指摘されているのに同内容で煽り口調な駄レスをわざわざ書く基地外も知障。
ま、普通は素手としたものだがな
135 :
Socket774:04/03/01 13:05 ID:zUr0mjJt
aga
ヒートパイプってすげえんだな!
ヒートパイプで引っ張っていって一ヶ所で冷却、か。
安く売ってるところあるかい?
138 :
Socket774:04/03/05 14:17 ID:Fye4gOAg
無いです
>137
一箇所の熱源から数箇所に引っ張っていって複数箇所で冷却、のほうが
効率いいんでないかね。ケースの大きさにもよるけど。
>>119 115じゃないけど、一様に音速で伝わるものじゃないの?
ヒートパイプの原理ってこの理解でいいの?
まず、作動液の飽和蒸気で満たされたパイプのなかの吸熱部分から作動液が蒸発。
で、パイプ内の圧力上昇。パイプ内の沸点下がる。
吸熱部分以外の場所(吸熱部に比べて圧力の低い所)で作動液が凝結する。
潜熱を放出(熱の移動)
毛管現象&重力で作動液が吸熱部に移動。
以下繰り返し。
>>139 いいね。なにも金属パイプでなくても耐圧ホースとか使って
ケース外に放熱部を持ってくる・・・・って行き着くところはポンプのない水冷?
141 :
119:04/03/06 00:46 ID:YZlKD0g7
>>140 蒸気流の流速については
>>115に書いたとおりだよ。
蒸発する作動流体の単位時間当たりの質量(流量)は、熱輸送量を蒸発熱で
割った値になる。
そして一般的に流速は流量を断面積で割ったものだね。
だから蒸気流の流速は熱輸送量に比例して変化する。
熱輸送量が小さいとき蒸気流はゆっくり流れ、熱輸送量が大きくなるにつれて
速くなっていく。
ただし
>>45にあるように音速限界といって音速以上の流速は
望めないので、蒸気流が音速になるときの熱輸送量は熱輸送量の
一つの限界になる。
>ヒートパイプの原理ってこの理解でいいの?
だいたいOK。以下のようにするとモアベター。
まず、作動流体の飽和蒸気で満たされたパイプの吸熱部分から作動流体が蒸発。
で、パイプ内に圧力勾配が発生。(沸点は下がらない。)
放熱部(吸熱部に比べて温度の低い所)で作動流体が凝縮する。
潜熱を放出(熱の移動)
毛管現象&重力で作動流体が吸熱部に移動。
以下繰り返し。
>いいね。なにも金属パイプでなくても耐圧ホースとか使って
ガラスなどの透明管で出来たヒートパイプなんて見ていて楽しいかもね。
ガラス製ヒートパイプを実際に見たことのある方います?
142 :
119:04/03/06 00:47 ID:YZlKD0g7
ガラスみたいにもろくて熱伝導度の低いものを使ったヒートパイプなんて…
ダイヤモンド製をキボン
144 :
119:04/03/06 16:59 ID:YZlKD0g7
>>143 ガラス製のヒートパイプは絶縁が求められるところに使われているよ。
一度実物を見てみたいけどなかなかお目にかかれない。
こうなりゃ試験管に水を入れて沸騰させ(rya
小学校の理科室にはガラス製ヒートシンクの実験の
材料や工具が眠ってそうだな。
ふと思ったんだけど、平和鳥っておもちゃしらない?
ガラス製で、水の入ったコップに頭突っ込んでふらふらと揺れる奴。
あれって、ヒートパイプだよな?
>>146 水飲み鳥はヒートパイプの動作原理を説明するのによく使われるよ。
しかし水飲み鳥のヒートパイプとしての起動特性はよろしくないね。
非凝縮性ガス(空気)を抜いて、連続的に熱輸送するように
改造したい。
それだと水は飲まなくなるけどね(w
ウィックあったほうがいいのでは無いかと。
ウィックがあると中が見えないかと
実用するのには当然入れるだろうけど
チューブでヒートパイプが実用化できれば
応用がかなり利くようになりそうですね
耐久性さえよければ、自分も挑戦してみたい
中が見えるから、ポットみたいに液量が減ったら補充とかでも良いかも?
補充ってのは難しそう・・・
おそらくチューブを使うとだんだん減ってくると
それが見えるのがいいのか悪いのか
そのうち爆発しそうだな
154 :
148:04/03/17 00:08 ID:fif3Z+Ti
155 :
153:04/03/17 00:19 ID:uWM0eg93
w
だろうね。 圧力がかなり高くなるはずだから。
タコ糸一本通せばウィック代わりにならんかな…
と書き込もうと思ったら破裂しちゃったのか。
くそう、書き込み規制め。
誰も言わないけど、チューブの部分がなんかヤラシイ。
158 :
148:04/03/17 14:04 ID:4Qn2sumN
破裂の原因はバーナーであぶったから
この程度で破裂するということは実用にはむかなそう
継ぎ目が吹き飛んだから、強度を増せば100℃以下なら
使えるかもしれない
意外と簡単に作れるからテストは何度でもできるだろうけど破裂が怖い
作動液の物質だけで特許って取れんのかよっ
表面にエポキシつけて耐久性をあげるだけで特許!?
もれらも特許とれるんジャネーノ?
今度、製作にチャレンジしてみたいのですが・・・
ヒートパイプってI型(棒状)ばっかり見かけますが
O型(循環型)って駄目?
質問age
162 :
Socket774:04/03/22 22:30 ID:RtBoo1h8
(・A・) ageッテネェヨ
>>1のトリップ、もしやと思ったが…
#heatpipe
じゃないか?…
つられてみる
>>161 O型だと循環するのか、それはすごいヒートパイプだね(゜∀゜)
>>164 反応サンクスコw
←作動液の流れ
.冷┏━━━━━━┓┃
却.┃ ... ┃┃熱源
.側┗━━━━━━┛┃
→
作動液は管の1/2位
こうならんかのぅ (´・ω・`)
167 :
Socket774:04/03/22 23:56 ID:3BfimYCK
吸収式空調の「しぜんマルチ」というものに近い構成にしてはどうか。
冷媒が循環するように。
放熱部 ┏━━━━┓
→ ■ ┃
┃ ┃
↓┃ ┃↑
┃ ┃
┃ ┃
┗━━━━■←受熱部(CPU)
168 :
Socket774:04/03/22 23:58 ID:3BfimYCK
↑激しくズレた・・・
要するにコンプレッサ使わなくても循環できるヒートポンプがあるよってこと
169 :
161:04/03/23 00:07 ID:/Ts06sYV
>>167 サンクス
なる〜
激しくズレが必要とw ...〆(..)カキカキ
170 :
Socket774:04/03/23 00:07 ID:pf7ovrIc
>166 高木なID
171 :
Socket774:04/03/23 00:29 ID:lASUGu3R
俺、空調屋。
ヒートパイプ作れる道具は一式ある。
無いのはやる気だけ。
そんな俺はSP94買った。
172 :
Socket774:04/03/23 20:32 ID:35myEm0j
ヒートパイプの中身って何が入ってるの?
自作するつもりなんだが、HFC-134aだけでいいのかな・・・と思って。
水とかも入れるのかな?
混ぜたらダメだよ
循環式は、ループ・サーモ・サイフォンとか言います
>>172 高圧ならHFC-134a 低圧なら水。初心者にはHFC-134aがおすすめ
と、初心者からアドバイスしてみる
<ループヒートパイプ
まぁ循環しても大して効率上がらないと思うよ
ヒートパイプの気相と液相の動きを考えれば
176 :
Socket774:04/03/24 20:20 ID:75fYJCPM
HFC-134a でループ・サーモ・サイフォン作るなら内圧0.4MPaくらい必要かな
内圧0.4MPaってことは通常より高圧?低圧?
というか、気液平衡によって一定温度なら内圧ならHFC-134aの蒸気圧
になると思うんだが
大気圧は1MPaじゃよ。
180 :
Socket774:04/03/25 13:20 ID:ve6JwsxJ
ヒートパイプといえばシャープのモバ機MJ2は上手につかってますたね。
CPUの上につけたヒートパイプから、液晶裏ケースに回して上手に廃熱
してて、当時としてはめずらしい無音マシンつくってた。
あとはPS2とかドリカスとかか。
自作ではあまりみないけど、オールインワンにならざるをえないシステム
では普通につかわれてたね。
182 :
◆YDxMDV1ev. :04/03/25 13:29 ID:K5xC49/V
0.1MPa=地球上海面の大気圧
┐(´ー`)┌ ヤレヤレ
183 :
177:04/03/25 13:44 ID:rCyiPcW6
>>182 1気圧=1013hPa=1.013*10^5Pa=0.1013MPaってことか
こんな単純なことにも気づかなかった_| ̄|○
で、HFC-134aの飽和蒸気圧は0.57MPaで臨界圧力は4.07MPaだそうだ
蒸発潜熱が216kJ/kg(@-26.2℃)のようでつ
水の蒸発潜熱2254kJ/kg(@100℃)
単純に比較することはできないが、水のほうが潜熱はずっと多いね
水素結合があるからだろうか・・・
潜熱の大小って効率に関係してくる?
184 :
Socket774:04/03/25 15:09 ID:VvsV10wj
最近のヒートパイプ式クーラーって性能いいの?
某ガリレオ、ダヴィンチにやられてしまったものでw
のうのう、ヒートパイプって熱の伝達が早いんだろう?
でよう、ずーーっと気になってたんだけどよぉう?
ヒートパイプって冷めやすいんけぇ?
加熱やめたら速やかに常温に戻るんかぃのう?
186 :
Socket774:04/03/25 20:13 ID:BxTb7ZeQ
ヒートパイプが付いているクーラーを買おうかと思っています。
どのくらいの温度で動いているか知りたいのですがどなたか報告してもらえませんでしょうか。
メーカー名 型番
CPUの種類 & クロック
ケース温度
CPU温度 アイドル
CPU温度 シバキ
のような感じでお願いします。
187 :
◆YDxMDV1ev. :04/03/25 20:17 ID:K5xC49/V
>>186 専用スレ行けば?
SP94あたりググるもよし。
188 :
Socket774:04/03/25 20:41 ID:BxTb7ZeQ
187様
<専用スレ行けば?
どこにありますか。教えてください。
<SP94あたりググるもよし。
ググるとはどういう意味ですか。
すいません。初心者なもので
わかりやすく説明していただけませんか。
189 :
◆YDxMDV1ev. :04/03/25 20:48 ID:K5xC49/V
190 :
Socket774:04/03/25 20:53 ID:BxTb7ZeQ
187様
ありがとうございました。
早速、ググって見ます。
CPUはP4 3.0GHzです。
191 :
◆YDxMDV1ev. :04/03/25 21:01 ID:K5xC49/V
>>190 SP94、S-PAL8952、鎌風。
↑好きなのにしな。
因みに私は、PAL、室温23℃、アイドル30℃、エンコ1時間52℃
CPU P4 3.0CGHZ
通常圧力って言ったらゲージ圧なんじゃないの?
内圧0.4MPaって言ったら、言葉どおりだろ。
なんか絶対圧とゲージ圧をごっちゃにしてるやつが多いな。
193 :
Socket774:04/03/26 11:00 ID:0pqgCa1H
つう事は 0.1MPa=地球上海面の大気圧と
内圧0MPaは同じと言う事ですな?
メーカー名AERO COOL 型番HT-101 8cmファン2500rpm
CPUの種類 PV & クロック 1GB 1.10G
ケース温度MB 34℃
CPU温度 アイドル 38℃
CPU温度 シバキprime95 30分 45℃
室温 27℃
cool jagの時はシバキ48℃でした。
195 :
Socket774:04/03/29 19:54 ID:2QRZgVer
よし、俺ループ・サーモ・サイフォン作るよ!マジ
>>195 ガンガレ!けどあんまり張り切りすぎても失敗したときにorzになる
漏れはケースを自作するに当たって、CPUや電源の熱を一箇所にヒートパイプで
集めて放熱しようと考えている。その際、問題になるのがヒートパイプの固定方法。
金具で留めると熱抵抗が大きくなりそうだし、じかにはんだ付けすると
取り回しが効かなくてCPUが取り付けれなくなる罠
やっぱり、水冷のように可撓性のあるパイプ(ビニールホース)が必要になってくる
だから分厚いホースを使ってみようと思っている次第である
197 :
Socket774:04/03/30 20:30 ID:e0yETCHU
【銅管マメ知識】
ヒートパイプの管を自由に曲げたいが硬さが問題となる。
内部の圧力が一定の場合、破裂に至る限界圧力は、
管の内径が細いと銅管肉厚は薄く、
>>197 言いたいことがいまいちよく分からない・・・
sagaってなんだろorz
>>196 ホースを金属リングで補強するとかどうよ。
そんな感じでダメか?
>>196 ゴムやビニールは少しづつではあるが分子の間からガスが抜ける
だから冷蔵庫と違って自動車用のエアコンは補充が必要になる
補充用のバルブを付けるとかなら良いかもしれんが・・・
エアコン用の配管なら少しは曲がるがそれくらいじゃだめかな?
ガスが抜けてしまうなら、メンテナンスフリーというヒートパイプの
ひとつの強みが無駄になってしまうな・・・
せっかく東急ハンズで銅パイプ買ってきたのに、中に入れる金網が無い・・・
同軸アンテナ線を引っ張って細くしようと考えてたけど甘かった
204 :
203:04/04/01 21:42 ID:mhyTjz/p
ついでに、冷媒に二酸化炭素を使おうかとも考えたんだけど、どうだろ?
205 :
:04/04/01 21:49 ID:/0nFO6WO
>>204 液体窒素を使おうか?ってのと同じじゃ・・・室温キボンヌ
やっぱり、ドライアイスだと砕いて押し込んでもパイプ内に空気が残るしまずいのかな・・・?
HFC-134aだと、液注入が難しそうだからなぁ・・・
>>205 あぁ〜〜ナルヘソ。二酸化炭素じゃ沸点が低すぎるわけですか・・・
残念。
んじゃぁ、ブタンとかは、HFC-134aと比べて性能差はどんな感じなんだろ・・・?
ボンベ用ってことで匂いがついてるから、失敗して漏れていても気づきやすそうだな〜
とか考えたんですが
ガソリンだと液体で簡単に手に入るし揮発しやすいからイイと思うんだが
>>208 ガソリンだと沸点高いから(何度なのかは知りませんがw)あまり効果は期待出来ないのでは・・・?
ガソリン使うくらいなら、まだアルコールの方g(ry
210 :
195:04/04/02 00:07 ID:91XD+mCD
冷媒はフロンR22が良いんじゃにだろーかと思案中。
放熱部が25℃の室温だとする。
冷媒管内部の圧力が0.9MPaだと飽和温度が25℃。
最低でも0.9Mpaあればループ・サーモ・サイフォンとして機能するかな?
液封(配管内を液体で満たすこと。多分加熱すると爆発する。)しない量入れればいけそうだな。
Φ3の銅管を4列ぐらいに並べてプレスで四角形にしたのち銅版にロー付けして授熱部にする。
そして冷媒管をリヤファン穴にくぐらせてコンデンサにフレア接続。
イメージ沸いてきたんで明日から本格着工します。
さて寸歩取りして図面でも書くか・・・
R22と134aってどれくらい性能差あるの?
保守
>>195 R22てまだ手にはいるの?
R134aは車のエアコンのR12の代替だけど
冷蔵庫用とか保冷車用とかってあるのかね??
水を使ったヒートパイプを作る場合
水を沸騰させて封じれば内部の圧力かなり低くできると思うのですが
具体的な水の量(例えばパイプの半分位とか)と温度(100℃近く?)をどの位に
すればいいのかが分かりません
実際にやったデータ等が有れば教えて下さい
>>214 もしデータがあったとして、作れるんかい?
(作れないなら教えてもらっても無駄だろ)
作れるんならデータ無くても、作って試してみそ。
216 :
214:04/04/27 16:58 ID:k1jjeuDh
>>215 作れるかどうかはまだ一度も作った事が無いので全くわかりません
ヒートパイプ自作サイトはいくつか見ましたが水を使ったものは見当たりませんでした
予算と時間があまりとれないのでtry and errorを繰り返すわけにもいかず
そもそも上に書いた方法で作れるのかが不安なので質問した次第です
217 :
216:04/04/27 16:59 ID:k1jjeuDh
あ,上げてしまった.スマソ
>>216 × try and error
↓
○ trial and error
銅パイプの中に水を入れて加熱、沸騰させて
中の空気を追い出して、ハンダ封止しているサイトは見たことあるよ
ずいぶん以前のことなので、まだあるか知らんけど
>>219 それ最近見たな、更新日見たら大分前だったからまだあるよ。
過去ログにあるかも。
おぉ、そうだそれだ。
でも、私は絶対やらない・・・
>>221 有難うございました(_ _)
原理的にはOKのようですが封じるタイミングが難しいようで
おとなしくエアーダスター使った方が良さそうですねぇ,う〜む
千石のメニューにも無くなって住友(だっけ)では4mmと5mmしか売ってないし
どうしたものか...
221には笑った。
オレはフロンでしか作った事ない。
>>244 素人がフロンとは環境に!
っと言いたいけど、PC自体環境に悪いから何も言えないなぁ・・・
消費電力は年々増えていくし、時代に逆らった産業だ。。。
226 :
224:04/04/28 00:34 ID:ykTWtMhx
>225
純水でやってみたいと思っているが
221方式じゃ余りよろしくないな。
ポンプで真空引きが理想だけど
ポンプ自体持ってないし
どれくらいの真空到達度が必要なのかも
よくわからないしw
>>226 そだねぇ、やっぱ専門の工具無いとヒートパイプ自作は難しいね。
業者さんに特注したほうが安上がりだろうなぁ・・・
228 :
224:04/04/28 01:00 ID:ykTWtMhx
>227
ポンプ自体は3万くらいからあるんだけどね。
実際フロンより純水の方が冷えるとは限らないからね。
可能性があるならやってみたいと思っている程度の話。
フロンでも普通に使うなら十分だし。
まだ性能向上の余地もありそうだし
もーちょっとフロンでやってからだな。
真空にするのって、掃除機を使えないかな?
布団圧縮袋とか見てると使えそうだけど。
どっかにヒートパイプ一体型のヒートシンクの記事があったっけ。
最初水でやってたけど大した効果が無かったから、フロン使ったら性能出たとかなんとか。
圧力について触れていたかは記憶に無いが。
ヒートパイプ自作は比較的簡単にできる
>真空ポンプ
いらなくなった冷蔵庫、冷房などから取れる。古いのはフロン入ってるから
放出するとオゾン層に影響が。
代替フロンHFC-134aなどはオゾンへの影響はない。ただし温室効果が
ある。とはいえ、スプレー缶などで多用されているのでさほど気にする
ほどでもないと思われ
>>231 ASCII Akibaじゃない?
冷房のコンプレッサーって加圧ポンプだと思うけど
真空ポンプのように減圧ポンプとして使えるの?
正直20cm程度のヒートパイプ作るのに真空引きはいらんと思うのだが
ぷーって吹いちゃえばいいんじゃない?
エアパージ?
238 :
Socket774:04/05/15 20:23 ID:cFzp0vF7
>>238 効率が悪くなるのは間違いないよ、でも1/2とか1/6とかに落ちても
肝心の熱抵抗値(性能)が1/2や1/6変化するほど単純なわけでは無く
要は、製品として問題ないレベルにあれば、なにも最高の効率で
動作する必要も無いって事。
>市販のほとんどすべてのヒートシンクはトップヒート
そんな事は無い、最低でも水平ヒートになるように設計してるのがほとんどだし
ノートPCの多くも水平ヒートで使えるようにしてある。
パイプが複数本あるモデルの場合だと、最低でも一本は水平ヒートになるように
なってる筈だよ。
たしかに最高の性能を出したいなら、現在の主流である縦筐体で専用設計
すれば良いんだけども、殆どの場合ソケット上部は電源が来る筈。
つまり自作パーツとしてはこんな感じで思い切って設計できない↓
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0510/sony03.htm そんなわけで最低でも水平ヒートでも使えるレベルにまで対処してる
のが現状だったりしてる。
パイプの数を増やしたり、逆に太いパイプを一本にしたり。
240 :
259:04/05/16 00:24 ID:Z0BQdijX
やっと終わったぜーと思ったら、みんなも乙。ほとんど結果同じっぽいね。
詳細は省くけど、俺のところもほとんど変わらず。
XIN2500rpmフル回転でも1000rpmでも、縦置き、横置き、前倒し、
いずれも同じように上昇し、下降した。
強いてあげれば1000rpmでも下降の速度にあまり変化がない=フィンの放熱がよいのでは?という、>313さんとは違う感想を持ちますた。
HT-101に関してはどの向きでもよい(排熱に注意)ってのが結論でよさそうね。
ここで、ほんとに作動液入っているのか?という新たな疑問は忘れよう・・・。
241 :
Socket774:04/05/16 03:14 ID:yEDGDsXg
>>240さんお疲れです。縦置きも横置き(トップヒート、水平)も同じ温度でしたか。
本当に動作液が入っているのか?という新たな問題ですか。
ヒートパイプ研究会の先生方、ヒートパイプ内に動作液はどれくらい入っているのが正常ですか?
242 :
Socket774:04/05/16 08:08 ID:50Rt59pn
マニア好みのゲーム機、ドリームキャスト。
中にはグニグニ曲がるヒートパイプが二本入って居る。(日立かどっかの特許だっけ?)
ジャンクで見かけたら抑えとけ。マザボ冷却にあれほど適した部品は他に無い。
CPUクーラーを自作してるけど 動作液の量は
134aだとパイプ内容積の1/4〜1/3くらいは
試したけど量が多い程性能はいいよ。
ウイックの目の粗さによっても結構性能にバラツキが出る。
パイプ径が2cmとか3cmとかなので
参考にならんかも知れんが。
245 :
Socket774:04/05/18 20:44 ID:tyNMtVW6
末期のDCにはヒートパイプ入ってないから、注意。
>246
細くすると市販品程度の性能しか得られないし
垂直使用なのでレイアウト的にも問題ない。
グラファイトシートは代用になりませんか?(^^;
伝熱率はともかく容量が足りなくてダメかな?
>>248 グラファイトシートをどういう風に設置して使うの?
ヒートシンクの間に入れようっていうなら、入れない方が良い。
>>249 平面方向への熱伝導率が良いので、
フレキシブルなヒートパイプとして帯状に…
とかアホな事考えましたが(^^;
千石でシートで売ってますし。
>>250 ヒートパイプは銅の熱伝導率で伝熱してるわけじゃないよ。
グラファイトシートでフレキシブルなヒートパイプを作れれば、
良いと思うよ。(シート状ならヒートレーン?)
>>251 ヒートパイプの構造は理解しております〜。
ただ、好きな長さに切ったり貼ったり加工が大変そうなので、
グラファイトシートならお手軽かもと…。
実際には幅5cmくらいのを数枚重ねて使用すると思います。
そのうち実験してみます。
グラファイトシートの熱伝導性はアルミと同じぐらいじゃないの?
グラファイトシートの熱伝導性
厚さ:0.254mm(±10%) 熱伝導性:200W/m・k(縦−横方向)・12W/m・k以上(厚さ方向)
熱抵抗:0.03℃・in^2/W 電気抵抗:0.0049Ω 推奨使用温度環境:−50〜200℃
破壊強度:750psi 推奨加圧:0.7〜3.5kgf
あ〜、フライスマシンなんか駆っちゃったよ
おいくらでした?
257 :
Socket774:04/06/03 13:57 ID:1Abdbt1L
1000万円くらいじゃね?
激しく誤解してた。
俺もグラファイトシート気になるな…
15cmの長さで(あれば)熱輸送に使いたいんだがいけると思う?
お前達 グリス程度の能力の物で
何をしたいんだ?
>>261 やっぱそんなもんなの?グラファイトシートの面の熱伝導率は高いからいけると思うのだが…
グリス程度、ってのは厚さのことでは?
CoolerMasterのHyper 6 KHC-V81-U1何ですが
これヒートパイプが真ん中で切れてるタイプです
このタイプってやっぱりタワータイプだと冷えないんでしょうか?
>>261 グリス並の熱抵抗でCPUとケースがくっつけられればかなり面白いと思うが?
CPUからグラファイトシート経由で熱を運んでケース側面に設置した巨大ヒートシンクで放熱したら
ファンレス可能なのかな…
考えがZalmanと似てるがw
問題は熱輸送。グラファイトシートとヒートパイプがどれぐらい違うかだよなあ…
大元のCPUの発熱がゲロ高くなければ、
ファンレスシンクの補助にグラファイシートでケースに熱を逃がす
とかするのはアリアリかなと思います。
ケース側にもぐるっとシート貼って熱分散。
268 :
255:04/06/04 19:55 ID:MZeoxch3
269 :
257:04/06/04 22:28 ID:qBpUrOuT
>>265 >問題は熱輸送。
グラファイトシートに熱輸送量の限界なんてあるの?
ヒートパイプ固有の問題だと思ってたんだけど
271 :
Socket774:04/06/06 16:14 ID:HdxEB17z
どんな物にもあるでそ
あるから溶融するわけで。
ハードオフでヒートパイプを買ってきた。
中古で径も細いんだけど2本で500円。
なんかガワにゲーム機能が付いてて、バカボンのほっぺに似たグルグルマークが付いたゲームが遊べる様です。
ついでなんで三箱買って、オプションのガワコントローラーも買った、計2千円也。
ヒートパイプは耐用年数が有ると聞いたんだけど、何年位なの?
てか、どうゆう事?液が少しずつ気化漏れするんか?
金属疲労&腐食
>>270 ない。
>>271-272 熱と温度の違いについて勉強することをお勧めする。
>>273 寿命というのは製品による差があり、一概には言えないが
一般的な銅-水ヒートパイプの場合、20年は持つといわれる。
寿命がある原因は内部で化学反応が起きて非凝縮性ガスが発生したり
ウィックが劣化するから。
容器(パイプ)外部が侵食されても内部の劣化には直接つながらない。
いい具合に科学的なスレだなぁ。。。
ヒートパイプをPCケースにくっつければ、PCケース自体が放熱部になって、
P4クラスのあっついCPUでもファンレスができるんちゃうかな?
超巨大ヒートシンクみたいなかんじで。
フレシキブルなヒートパイプを売り出せばヒットすると思うんだけどな。
或いは自在角なヒートパイプを繋ぐジョイント。
昔、POSEIDONかどっかでヒートパイプセットみたいなの在った気もするけど、
只のジョイントとヒートパイプのセットでボってた様な。。
リスクの高い水冷でも商売になってるみたいなんだから、もうちょっと安価にどっかで商品化してくれないかねぇ。。。。チラッ
280 :
270:04/06/21 00:18 ID:Byb+eArj
>>275 Thanks
>>279 前スレ辺りで出た話題だったと思う
フレシキブルヒートパイプでググれば幾つかヒットしたはず
両端だけ金属のを作れないかって話も有ったような
うちにも一個PALが余ってるから有効活用するためにもフレキシブルな伝熱ジョイント
みたいなのが欲しい。
フレシキブル
フレキシブル
自動車のエアコンに使われてる、フロン用のホースも
ヒートパイプのジョイントとしては使えるでしょうが
このホースも完全にガス漏れしないように作るのは無理なようで
エアコン用ガスの再充填の話はよく聞くし
技術的には難しいのかも
接続部のOリングが劣化して漏れるんだよ。
劣化つーかゴム分子の間をフロンが抜けるんじゃなかったか?
以前、ニュースで水素ガス自動車のスタンドを放送してたが
あれに使ってるホースならガス漏れしないかも
何しろ水素分子は小さいし、もれてたら大変だからね。
少しずつ漏れるんじゃないかな
車用エアコンのフロンが漏れるつっても多くても年間50グラム程度だし(故障車除く)
ヒートパイプってどこで買えるんだろう?
2,3本買いたいんだけど、どこで売っているのかわからない。(´・ω・`)
車は車軸でコンプレッサ回してるから車軸がコンプレッサに入る部分
から漏れる。完璧にふさいだら軸が回らないから構造上しかたない。
家庭用のコンプレッサはモーターが内蔵されてるので大丈夫。
フロンの分子が漏れるくらいなら酸素分子はだだ漏れな気がするけど。
ヒートパイプを使う場合にケース内のとり回しがポイントになると思うのですが
銅パイプの曲げ加工は素人ではできないものでしょうか?
また、予め曲げてガス封入したほうが楽かと思うのですが
封入してから曲げようとして中身が漏れた場合どういった害が見込まれますか?
いま考えたのですがホームセンター等で扱ってる銅のパイプ・ジョイントを
ロウ付け・半田付けして使えないですかねぇ
毛細管現象はヒートパイプの本質には関係ない
>>294 もちろんメッシュ入れますよ
調べたら曲げる機械とかあったけど管潰れてるし
砂詰めれば曲げられるらしいけど、やってみないとわからないし
難しい!
>毛細管現象はヒートパイプの本質には関係ない
効果の程に影響しないかって聞きたかったんだけどな
ただのパイプ使うと角度による影響が顕著に出るけどケース内で垂直に立ち上げるのは困難だし
材質が鉄でもヒートシンクの本質には関係ないけど今時CPU用には使わないでしょ
ヒートパイプで直接CPUの熱を机のほうに持ってきて、
その熱でスターリングエンジンで扇風機(゚д゚)ウマー
>>292 銅パイプは赤熱するまでコンロやバーナーなどであぶって焼きなましを
入れてやるとクネクネ曲がりすぎて困るぐらいになるよ。
リーク(漏れ)があるとヒートパイプ内部がドライアウト(乾きあがり)を
起こしてしまう。
完全に漏れきるのは論外として、気づかないうちにスローリークするだけでも
いずれ使えなくなる。
リークしているかどうかはお湯の中に沈めたり、石鹸で泡だらけにすれば
チェックできるよ。
>>298 スターリングエンジン駆動扇風機とは通ですな。
冷熱源にクーラーの風を利用すればさらに(゚д゚)ウマー
300 :
Socket774:04/06/29 15:17 ID:mF0X0Mkg
スターリングエンジンの放熱能力は低すぎなので本末転倒だよ。
おまいらAIP潜水PCが作りたいんですか?
別に水冷でいいよな
水冷はポンプが必要だから
>>304 水冷にポンプが必要なんて固定観念だよ。
工夫すれば、なんとかなるよ。
>>302 スターリングサイクル冷凍機を使えば液体窒素冷却を超えた極低温を
実現できるんでないw
>>ProjectX氏
水みたいに動粘度係数が高くて熱拡散係数や体膨張率の低い液体が
自然対流による熱移動に向いていないのは自明じゃないかな。
伝熱工学に明るい方のようなのでグラスホフ数とかプラントル数とか
野暮なことは言わなくても解っていると思う。
もしやったとしても相変化を利用したヒートパイプと比べて明らかに不利だしね。
まぁ。
>>303のAIP潜水艦じゃないけど、超伝導電磁推進でもできればボンプなしに
流れを生み出せるけどねw
ところで水冷ポンプレス・ファンレスマシンの具合はどうですか。
密かに期待しています。
>>306 某マシンは、現在、長期ランニングテスト10ヶ月目です。
残念ながら、当初の目的のメンテナンスフリーとは行かず、
3ヶ月毎に冷却水の補給が必要な状態です。
パイプの接続箇所が30ヶ所位有るので、そこから蒸発してるのかな。。
>>307 水冷の自然対流を実践してるですか?
HPとかあれば見せてホスィ
>>308 HPは、持って無いです。
マシン自体は、ケース自作スレで晒してたのですが、アップローダが
飛んじゃって今は、見られなくなっちゃいました。
まあ、見てもそんなマシンに見えない様に作ってますが。w
自然対流でOKなら素直にヒートシンクでファンレスでもできそう
Project×氏の場合作る事自体が目的なんだから野暮言っちゃいかんぜよ
>>311 確かに。何でそんな事するのと問われると、答えに窮する。(w
>>310 ファンレス出来るかどうかは、ヒートシンクの大きさだけなんですよね。
熱を運ぶ手段が、水冷か、ヒートパイプかと言うだけで。
直にヒートシンクでも全体に熱が回れば問題無いわけで。
私の場合、ケースの両側をヒートシンクとして利用する事を想定して
MBの裏側に熱を運ぶ方法として水冷を用いたんですよ。
MBの部品側のケース側面ならヒートパイプで可能だと思う。
ざるケース買った瞬間に全てが終わる悪寒
>>313 笊ケースは、でかいよね。あんなにでかくするなら、ヒートパイプだけで出来るよね。
ファンレスで出来る限り小型を目指してるからね。何故と言われると困るけど。(w
>>314 >笊ケースは、でかいよね。あんなにでかくするなら、ヒートパイプだけで出来るよね。
CPUからヒートシンクへの熱輸送に水冷を用いたほうがヒートパイプより
小型化できるという意味だったら疑問だね。
例えば、同じ配管で水冷とヒートパイプを比較すれば、潜熱を
利用したヒートパイプのほうが圧倒的に熱抵抗が小さく、ゆるやかな
温度勾配になることだろう。
熱輸送限界にさえ気をつければトップヒートなど多少無理をしても
平気だしね。
マザー裏面に伝熱させたいのであれば、CPUからU字型のヒートパイプを
伸ばしてやればすむことだよ。
>>315 >熱輸送限界にさえ気をつければトップヒートなど多少無理をしても
>平気だしね。
熱抵抗が幾ら小さくても、熱輸送限界が小さければダメなんだよね。
トップヒートで多少無理するとどれくらいになるの?
水平前後のデータはあるんだけど、-90度のデータを見た事が無いのよ。
はんだごてを使ってトップヒートの実験してみたけど、水平時と比べて
手で持っただけでも分かるほど少ないので、計測するのも止めたんだよね。
>マザー裏面に伝熱させたいのであれば、CPUからU字型のヒートパイプを
>伸ばしてやればすむことだよ。
具体的に80WのCPUの熱をマザー裏面に運ぶのにどれくらい(量・金額)の
ヒートパイプが必要だと思う?
-40度くらいまでのデーターだけど、-90度はさすがに計測する意味すら無いな。
http://www.furukawa.co.jp/jiho/fj110/fj110_17.pdf たとえウィックを大きく改良してるタイプでも-90度じゃ話にならんわな。
ヒートパイプ作ってるメーカーがトップヒートで使うなと言ってるのに
積極的に使う理由など何処にも無いとオモワレ。
自作のヒートパイプなら、わずかなトップヒートになっても使い物にならないでしょうな。
それと、向きの変化があるような物へ使用する場合は
熱交換部位からの放熱とヒートパイプの熱移送量の関係は常に
ヒートパイプの方が大きくなるように設計しておかないと
資料のように水平とボトムヒートで大きな性能差が出るみたいね。
318 :
315:04/07/08 22:21 ID:QPsE2iQp
>>316 >トップヒートで多少無理するとどれくらいになるの?
たとえば、
>>1にあるサイトだけど参考になるかな。
http://www.heatpipe.jp/techinfo/tech_heatpipe4.html >>具体的に80WのCPUの熱をマザー裏面に運ぶのにどれくらい(量・金額)の〜
CPUから水平に熱輸送するか、あるいはCPUソケットが下になるようにマザーボードを
配置すれば少ない本数で裏面へ熱輸送可能だよ。
ものにもよるけど自作用としてポピュラーな(だった?)千石扱いの日立電線の
φ5、200mmのものだと水平モードで最大熱輸送量23W。
パイプ長が長くなれば最大熱輸送量は減るし、正の傾斜角が大きくなれば増えるので
必要な本数は場合によって変わるけど、1本1800円ぐらいなので実現は容易だね。
ただし、このヒートパイプはウィックがグルーブタイプなので最大熱輸送量が
小さい上にトップヒートも苦手なので、毛細管圧力がもっと大きいウィックの
ヒートパイプを使えばより少ない本数でOKだよ。
>>317 >ヒートパイプ作ってるメーカーがトップヒートで使うなと言ってるのに
そんな話は聞いたことないな。
もともと宇宙航空用として無重量空間で扱うことを前提にして発達したヒートパイプが
トップヒートで使えないわけないでしょ。
ただ最大熱輸送量が小さくなるというだけだよ。
ヒートシンク内の温度均一化を図るためにヒートパイプを用いる場合、
PCのCPUのように熱流量が小さければトップヒートでも十分働くよ。
>それと、向きの変化があるような物へ使用する場合は〜
凝縮部からの放熱量と熱輸送量がつり合ってないと熱力学第一法則に
反するのではないかな。
>>318 そのページのデータは、どの角度か書いてないから何とも言えないね。
まあ、トップヒートで引き出した場合、どう転んでも10W以下だってことだね。
80Wだと、8本のU字型のヒートパイプで下に引き出しても、全面に伝えるのにあと4本で、計12本。
横に引き出すなら、4本で済むけど、結局全体に伝える為の4本、の計8本ってところですかね。
>もともと宇宙航空用として無重量空間で扱うことを前提にして発達したヒートパイプが
>トップヒートで使えないわけないでしょ。
無重力空間で使う場合は、トップヒートもボトムヒートも無いんじゃないか?
>もともと宇宙航空用として無重量空間で扱うことを前提にして発達したヒートパイプが
>トップヒートで使えないわけないでしょ。
それを地球上で使用するから、トップヒート・ボトムヒートに左右されるんじゃないか?
321 :
315:04/07/09 00:50 ID:WKRlwUc/
>>319 >まあ、トップヒートで引き出した場合、どう転んでも10W以下だってことだね。
ん?φ6のヒートパイプのトップヒートでの最大熱輸送量は22Wと表示されているよ。
あと、俺が例に挙げた日立電線のヒートパイプは特に最大熱輸送量が小さいことに注意したほうがいいね。
ウィックの種類によってはこれの数倍の最大熱輸送量のものもざらだよ。
>無重力空間で使う場合は、トップヒートもボトムヒートも無いんじゃないか?
うまく伝わらなかったかな。
まず前提として、ヒートパイプは無重量場で動作することからも解るようにウィックによって
毛細管圧力が発生しているわけだよね。
トップヒートで最大熱輸送量が小さくなるのは毛細管限界にぶつかる、つまり
毛細管圧力は有限だから摩擦抵抗と重力によって液流方向に液圧力降下が起きて
その結果ドライアウトが起こるからだね。
重力による液圧力降下はdP/dx=±ρg・sinφと表すことが出来るから無重量場における動作は
水平モードと同じように考えることも出来るね。
>>321 >ウィックの種類によってはこれの数倍の最大熱輸送量のものもざらだよ。
例えば?
324 :
315:04/07/09 01:29 ID:WKRlwUc/
>>322 >こちらには、水平25W能力の場合の角度についての落ち方が出てるので、45度で引き出しても10W以下と推測した。
トップヒートで熱輸送をしたいのであればもっと最大熱輸送量の大きなヒートパイプを
選ばないとダメだよ。
>>318で日立電線のヒートパイプを例に挙げたのはマザーボード裏面へ熱輸送するための
話ね。
たしかにウィックがグルーブじゃ、使い物にならないよね。
>だから、トップヒートもボトムヒートも無いと言ったのだが?
俺は説明下手なので説明すると
>もともと宇宙航空用として無重量空間で扱うことを前提にして発達したヒートパイプが
>トップヒートで使えないわけないでしょ。
無重量場で使えるということは多かれ少なかれ毛細管圧力による吸い上げが
存在するので重力場でトップヒートでも使えるはずである。と言いたかっただけだよ。
325 :
315:04/07/09 01:37 ID:WKRlwUc/
>>323 最も一般的といえるメッシュタイプのウィックはグルーブタイプより
最大熱輸送量がだいぶ大きいのが普通。
ヒートパイプは蒸発部と凝縮部の作動液に覆われた部分での半径方向の
熱輸送が最大の熱抵抗となる。
これは液体の対流による熱移動が金属内の熱伝導に比べて格段に
熱抵抗が大きいからだね。
そこでフィン上の金属グルーブを内側にはやしたタイプのウィックが
存在するわけだけど、グルーブは毛細管圧力が小さいのでその他の
タイプのウィックよりも最大熱輸送量が小さくなる。
他にも焼結金属とか円管形、アーテリーとかいろいろあるけど、
たいていはグルーブよりは最大熱輸送量は大きいものだよ。
>>324 いやいや、トップヒートで使いたいワケじゃ無いよ。キミがトップヒートでも使えると言ってたから
どの程度使えるのかなと思っただけで。
水冷なら2000円も有れば作れるし、ヒートパイプを使うにしてもトップヒートにならない方式に出来るし。
>>325 でも、それは、水平ないしトップヒートで使う場合でしょ?
重力が効いてくるボトムヒートは、差がなくなってくる様な気がするが。
328 :
315:04/07/09 01:57 ID:WKRlwUc/
>>328 そりゃまだ毛細管限界が問題になっている領域でしょ?
程度問題で、重量が効いてくる領域の話ですよ。
本を読んだだけだけど、重力が効いてくる垂直では、計算出来ない程の現象になるらしい。(w
330 :
315:04/07/09 02:21 ID:WKRlwUc/
>>329 確かに飛散限界など他の熱輸送限界がネックになるのであれば、毛細管圧力は
重要ではないけど、ウィックが変わればその他の限界も変わるわけで
それを言い出すと比較できないんじゃないかな。
>本を読んだだけだけど、重力が効いてくる垂直では、計算出来ない程の現象になるらしい。(w
重力による影響が大きくなっても毛細管圧力の影響が無視できるレベルになることは
ないと思うよ。
まぁ、俺も本で読んだ話だけどね(w
331 :
:04/07/09 02:41 ID:zsn66zuG
男同士の議論だと特にだけど、些細な点まで突っ込みあって・・・
ばっかじゃない?相手の言わんとしてる事を察しようとしないの?って女の子が静観しています。
>>331 それが、ちと違うんだなあ。
何かを完成しなくてはいけないとかの、ベクトルが同一の者の議論ならそうなるけど、
実際に作ろうと考えてるヤツと、論理的に出来るはずだと考えてるヤツとは、
判断の基準が違うんですよ。だからその間の解は無いのですよ。
今回の話は、実際の応用では直ぐに解が出たので、議論の為の議論をやってるだけですよ。
最初に「メーカーがトップヒートで使うなと言ってる」って電波出したのが悪い。
動作原理がいまいち分かってないのに実際の応用なんてどうやってやるんだろうか?
335 :
:04/07/09 07:19 ID:jBxbY//C
・・・これあから男ってヤなんだよね
ウザイ
>>317 もしかしてお前
「CPUクーラー統合スレッド」で似たような理論を振りかざして皆から総スカン食ってた奴?
338 :
315:04/07/09 13:04 ID:WKRlwUc/
>>332 実際の応用で解が出たということはヒートパイプを用いたタイプも
製作したってことかな?
なんか長い話になってしまったけど話がそれてばっかりで、
結局どうして水冷のほうが小型化出来るのかは全然語られなかったね。
できればストレートな答えが聞きたいな。
俺自身、ヒートパイプを使ってファンレスにしているけど
小型化には興味がないのでそういった試みをしたことはないな。
ヒートパイプでは小型化に何か不利なのかな?
>>338 ん?水冷かヒートパイプかなんて議論した覚えは無いけど?
トップヒートでも使える、ヒートパイプをU型にして使えば良いと言うので、
どれ位と聞いたら、>317のデータが出てきて、実用的でないと言う解が出たと思うのだが。
後のなんたらかんたらは、大した意味のない会話だけでしょ?
>結局どうして水冷のほうが小型化出来るのかは全然語られなかったね。
>312でも言ってる様に、水冷かヒートパイプかと言う事が、小型化の要件であるとは思っていない。
つまり、どちらが小型化出来るかなんて、大雑把な議論は意味が無いと思ってるのですよ。
なぜなら、水冷・ヒートパイプは、熱を運ぶ手段だからね。
小型化は、放熱する部分をどうするかと、それに適した取り回しの熱輸送手段をどうするかだと思う。
どんなに小さくしてもケースは、マザーボードよりも小さくなる事は無い、
だったら、その面積をヒートシンクと利用する方が、専用のヒートシンクとして体積を取るよりも、
小型化出来るのではと、私は考えたのです。
その考えから、マザーボードの裏に効率的に熱を運ぶ方法がどれかと言う事ですよ。
ヒートパイプでも小型化は出来ると思うよ、むしろ有利だと思う。ただ、トップヒートまでして
使うのはどうかと。適材適所ですよ。
341 :
315:04/07/09 16:36 ID:WKRlwUc/
>>314 んー。なんだか話が全然かみ合っていなかったみたいだねw
俺は
>>314の書き込みが「ヒートパイプでPCケースに熱輸送すると
大型になる」という意味に読み取れたのでチョット待ったと書いただけだよ。
それと、U字型のヒートパイプを使うのにトップヒートである理由はないし、
トップヒートで使う場合を想定するとヒートシンクの温度均一化という
熱流量の少ない役割だけだろうね。
そこから俺は実用に耐えうると考えるね。
それと毛細管限界による最大熱輸送量に直接比例する最大実効ポンプ圧力は、
最大毛細管圧力から軸方向静水圧ρgL・sinφ(重力による軸方向への圧力)と
垂直方向静水圧を引いたものだよね。
そして軸方向性水圧はその角度における長さに比例する。
だからU字型みたいに管内の傾斜が一様ではない場合の性能はΘ=-90度の
場合と同一視できないと思うよ。
>>312でも言ってる様に、水冷かヒートパイプかと言う事が、小型化の要件であるとは思っていない。〜
俺も同意権だね。
>>340 君、頼むから日本語にもうちょっと気をつけてくれ。
>>315 >ヒートパイプは蒸発部と凝縮部の作動液に覆われた部分での半径方向の
熱輸送が最大の熱抵抗となる。
すみません、ここのところがわからないのですが
蒸発部では、金属と液体の境界上で気体が発生するのだから、液体が熱抵抗になるのは解らんです
凝縮部ではそのとおりだと思いますが、一般には蒸発部に比べて熱密度が小さいため問題ないと思ってたんですが
自分も、大型のヒートパイプを使ってCPUのファンレス化をしてますが、
CPU表面温度と、ヒートパイプ蒸発部表面温度の温度差を小さくできずに困ってますので、それに関係あるんでしょうか?
で、結局ヒートパイプはどこで買えるん?
当方、ド田舎在住者なので、秋葉には行けましぇ〜ん
通販で買える店おせーてくださりましm_O_m
ど、ドリキャス?
346 :
315:04/07/09 21:00 ID:WKRlwUc/
>>343 >蒸発部では、金属と液体の境界上で気体が発生するのだから、液体が熱抵抗になるのは解らんです
蒸発部でも凝縮部でも液蒸気界面はウィック表面部分にあるんだよ。
蒸発部では蒸発により液が失われるので液面がウィック面より下にへこんで
毛細管圧力が発生する。
もし、管壁との接触面で蒸発していたら毛細管圧力は発生しないよ。
管壁と蒸気の間での熱移動を図示すると蒸発部では
管壁 → ウィック → (液蒸気界面) → 蒸気
凝縮部では
蒸気 → (液蒸気界面) → ウィック → 管壁
となり、蒸発部、凝縮部ともに液に浸されたウィックを通過することになるよね。
というわけでウィック部分での熱抵抗は蒸発部も凝縮部も等しいと考えられる。
ちなみにグルーブタイプはちょっと特殊で蒸発部では蒸発が液面でのみ起こるのに対して
凝縮は液面とフィン先端の両方で起こるので蒸発部のほうが熱抵抗がかなり大きくなる。
>CPU表面温度と、ヒートパイプ蒸発部表面温度の温度差を小さくできずに困ってますので、それに関係あるんでしょうか?
どういうクーラーかわからないけど、CPU表面温度とヒートパイプ表面温度の差は
ヒートパイプの性能とは関係ないんじゃないかな。
>>344 俺は買ったことがないので保証は出来ないけど、ここで買えるらしい。
http://www4.ocn.ne.jp/~senzai/
>>341 U字型は、厳密に考えると難しいと思うけど、大雑把に下がる部分と上がる部分とに分けて考えたのよ。
それが直列に接続された物と考えると、トップヒート部分の性能がネックで、殆ど支配的ではないかと。
それで、-90度の性能だけで効率的かどうかは判断出来ると考えたわけ。
350 :
343:04/07/09 23:13 ID:dVkPngD7
>>315 詳しく解説してくれてありがとう。
>管壁 → ウィック → (液蒸気界面) → 蒸気
ただ、この点がやはり理解できませんでした。申し訳ないです。
気づかれているかもしれませんが、私はバカなのです。
非常に稚拙なたとえで申し訳ないですが
鍋に、水を入れて加熱した際
水の温度が100度未満のときは、熱は鍋底から水を通り対流によって水面まで運ばれた後、蒸発していきますが
水の温度が100度に達すると、蒸発は鍋底と水の境界上で起こりますよね
熱が、液に浸されたウィックを通過するという状況はおそらく前者を指しているのだと思います
ただ、ヒートパイプ内の動作液は温度によらず沸点に達しているので後者のはずだと思うのですが
また、ウィックを使わず常にボトムヒートで使用するサーもサイフォンの場合(私の製作したのはこれです)
凝縮部は,パイプが液体で満たされ液体とパイプ表面の境界で蒸発が起こりますが、その際には液体が熱抵抗になるのは考えにくいと思うのですがどうでしょうか
この点については、ヒートパイプの動作液の量を増加させた際、ボトムヒートでの熱輸送量に低下が見られないことからも明らかだと思うのですが
>>348 ウホッ!
これまたありがd
夏はヒートパイプで工作だぁ!
352 :
315:04/07/10 01:00 ID:p73W5NiP
>>349 ヒートパイプ内部では作動液の圧力勾配は端から端まで連続的なので
U字型ヒートパイプを2本に分けて考えるのはご法度だよ。
重力によって実効ポンプ圧力をが下がる部分がある反面、上がる部分も
あるからね。
傾斜が一様でないときの最大熱輸送量の求め方は適当な熱負荷を仮定して
それに従いいくつかの点について圧力を求める。
求まった圧力を元に、とりあえずの必要な最大毛細管圧力と
最大有効毛細管圧力を求める。
それらの値に差がある場合、熱負荷の値を変えて計算し収束に至るまで
繰り返す。
こういうことを試算するとU字型のように両端部が上がっている
ヒートパイプの性能はトップヒートの部分がそんなに長くなければ
水平モードより極端に性能が低下することはないみたいだよ。
>>350 するどいね。
俺も昔同じことで悩んだことがあるよ。
蒸発部においてパイプとウィック界面の液の温度は、ウィックと
蒸気の界面における温度より高い。
また、飽和蒸気圧もウィックとパイプの界面のほうが高い。
だから熱流束が大きくなると沸騰限界といってウィックの中で
沸騰が起きて、液の循環を妨げてしまう。
ではなぜ、普段は沸騰限界にならないかというと、ウィック内に液を保持する
表面力があるからなんだね。
この力は表面張力係数とウィック表面の細孔の濡れぶちの積に比例するものだよ。
353 :
315:04/07/10 01:09 ID:p73W5NiP
>>350 >また、ウィックを使わず常にボトムヒートで使用するサーもサイフォンの場合(私の製作したのはこれです)
液蒸気界面における蒸気と駅の温度差は通常無視できるほど小さいけど
蒸発部が作動液でどっぷり浸かっている場合は液の中で温度差が
生まれてしまうかもしれないね。
354 :
343:04/07/10 01:33 ID:kv9HSa8h
なるほど、やっとわかりました。
ウィック内の液は、ヒートパイプ内の気圧からすれば、沸点を超えているのに
表面張力で、圧力が高い状態に保たれることで沸騰せずに、表面でのみ気化しているんですね
つまり、表面張力の高いウィックほど熱輸送力はあるが、温度差が大きくなるってことでしょう。
という事は、トップヒート向けのウィックと,ボトムヒート向けのウィックは別物かもしれません
長々付き合っていただきありがとうございました。
355 :
315:04/07/10 01:51 ID:p73W5NiP
>>354 納得しているところ悪いんだけど、俺が書いたのでおかしいところがあった。
ウィック内に液を保持する表面力というよりは、ウィック内の液の中で
気泡を発生させないための表面力といったほうが正確だね。
で、濡れぶち云々は関係なかったようだ。失礼しました。
>>352 なんと、水平モードと変わらんとな!?
うーん、折り返し回数と性能低下のグラフなんかを何処かで見た覚えがあるので、
180度も折り返すと毛細管としての性能が落ちると思ってたのだけど・・・
難しく考えなくても出来る方法を開発したから、そんなに悩まなくても良いんだけどね。(w
一つ勉強になった。ありがとう。
357 :
315:04/07/10 02:21 ID:p73W5NiP
>>356 さすがに変わらないということはないよ。
曲げによって指摘のようにウィックも変形するし蒸気流の流れの向きも変わるからね。
ただ、毛細管圧力の大きいウィックでトップヒート部分が短ければ
それほど大きな違いにはならないらしいね。
>>357 ロスが有る事は理解してるよ。
毛細管現象を起こすグルーブなりメッシュなりをチューブと考えると、
そのチューブに水を入れてU字型にしても水面は、同じになると。
そう考えると、水平モードと同程度になると言うのは納得出来る話だと思った。
359 :
Socket774:04/07/22 11:13 ID:kdB22e7w
熱伝導シートってホームセンターで売ってる物で代用出来ないかな?
PCショップだと高いよね。
360 :
うさだ萌え:04/07/22 19:31 ID:eaWmFPK4
金属と水分のアンビバレンツ。ヒートパイプ。
名前が、糞だが。
361 :
うさだ萌え:04/07/22 19:32 ID:eaWmFPK4
だいたい、水分、入ってるくせに、どうも、大きさが、小さく、細い、
感じがして、だめだ。もっと、大掛かりな、システム。って、のを、
アピールするために、大きくして欲しい。特に、水が、入っている、径の部分。
ハゲが。
水分も、少なすぎる。もっと、多く。大きく。
ローリングアンビバレンツホールド
ヒートパイプ作ろうとしているんですが、
HFC152aガスはHFC134aガスと比べて冷却能力に違いはありますが?
>>364 冷却能力というよりも熱抵抗と最大熱輸送量がどう変化するかを
知りたいのだよね。
作動液の沸点と臨界点の観点からHFC152aは常温できちんと動作するといえる。
最大熱輸送量については毛細管限界状態にあると仮定すると、
液の特性は表面張力係数σと液の密度ρ、蒸発の潜熱λ、液の動粘度係数μが
重要になり、熱輸送因子QLは以下の関係になる。
QL∝σρλ/μ
熱抵抗は当然、液の熱伝導率が高いほうが有利だね。
で、比較をしたいのだけどHFC152aの物性値が手元にないので
答えることが出来ない。
もし興味があるのなら調べてみるといいかもね。
あと、つまらないことだけどHFC152aの方が蒸気圧が高いから
作りにくいかもね。
366 :
Socket774:04/08/19 17:36 ID:Dc0VFeTD
ネタつきた?
ループサーモサイフォンはどうなった?
>>368現物使ってるけどさ、RADEON9800XTでもファンレスで動いてるから熱伝導性に問題は無いかと思われ。
スレ違いスマンコ
>369
9800XTでファンレスってまじ?
3Dグリグリ動かしても大丈夫?
Intelのリテールクーラーにヒートパイプが組み込まれる日は
そう遠くないだろうと思いつつ、保守。
なんか車のエンジン周りみたいだ
374 :
Socket774:04/10/04 05:25:28 ID:e1ZxBVUr
作動流体に水、ウィックにティッシュを使ったらトップヒートでも伝熱できた。
375 :
343:04/10/04 18:12:29 ID:raEC3BRl
>>374 チャレンジャーですな!
毛管現象さえ起これば、ウィックの素材は何でもいいんだろうけど
銅のメッシュなんかに比べたら、輸送量は多いだろうし
長期使用と沸騰限界さえ問題なければ、
使用条件によっては、自作ヒートパイプでは最適かも?
紙は腐りそうだなとおもた。
377 :
343:04/10/04 21:15:21 ID:raEC3BRl
製作時に、加熱沸騰させて封止すれば大丈夫?
378 :
374:04/10/04 22:57:37 ID:9RmCK7am
4mmの銅パイプの片方をペンチで閉じてパイプ内に融点の高い鉛フリー
はんだを数cmに切ったものを入れて、閉じた方を熱してはんだを溶かして内側から塞ぐ。
その後、ティッシュを幅1〜1.5cmくらいに裂いて、これをよじって線状にし、エナメル線の
先にからめて、これを水に濡らしてエナメル線ごとパイプに挿入する。パイプの閉じていない
口から0.6〜1cmの所を軽くかしめ、金属用エポキシパテをこねって、かしめた口の内側に少し
付けておく(このとき、口が完全にパテで塞がらないようにして、蒸気の通り道を確保しておく)。
はんだが溶けないように注意しながらはんだで閉じた側をコンロで熱し、パテを付けた側から
蒸気が出てきたらすぐにそこを強くかしめて出来上がり。
ヒートパイプ完成後にベースプレートや放熱板を取り付ける場合は、共晶はんだを使うと
よい。このときポケトーチがあると便利。
パテって強い?
380 :
374:04/10/05 08:51:51 ID:vh1wqGjb
>>379 何年ももつ。HFC-134aを金属用パテで封入したヒートパイプを85度まで加熱(蒸気圧
数十気圧)しても漏れなかった。
381 :
379:04/10/05 12:29:30 ID:caWrx3jk
おぉ、これからはパテ式が流行りそうだな。流行ってる?
100均のショボっぽいやつでもいけるかな、試してみようか。
パイプ曲げるのって、ベンダーないと無理ですか?
383 :
Socket774:04/10/06 12:49:03 ID:lJf6flv1
なるほど。焼きなましで折れにくくなるんですか。銅もありがとう。
硬さを下げると考えないとポッキリいく。
またはぐちゃり。
>銅もありがとう
これは素晴らしいクーラーですね。
中に砂を詰めるとかってのはガイシュツですよね・・・
砂って砂場から持ってきてもいいんですか?
警察に見つかったらつかまりますか?
公園の砂場は、ノラ猫やらノラ犬の公衆トイレになってるから気をつけろ。
>390
名前が”鎌斬(カマキリ)”って・・・
392 :
343:04/10/16 18:13:06 ID:fZ8+6Hjl
銅管を曲げるなら、普通はスプリングベンダーを使うけど
管径が細いと、使えるスプリングベンダーがないので
こま式ベンダーを自作するのがいいんじゃないかな?
ホームセンターで戸車を買ってくれば簡単ですよ。
800Wのファンレス電源てどんなのだよ
西はなにをやっておるのだ
西の写真はコラみたいだな
>>393 うをおおお
すげえカッチョイイ
いいなぁいいなぁ
スプレー缶を触るとひんやり冷たいのはスプレー缶がヒートパイプ
だからだと気が付いた今日この頃。
どんなヒートパイプ工学の本よりも目から鱗な発見だった。
みんなは気が付いていた?
401 :
399:04/10/24 21:19:36 ID:1TUfBxqr
>>400 うん。
サーモサイフォン(重力利用のダイオード型ヒートパイプ)だね。
しかもスプレー缶の種類によっては複数作動流体(w
スプレー缶をクーラーに利用できないかな。
>>401 能力の割に体積でかすぎ。でかいケースでないと駄目だろ。
403 :
399:04/10/24 21:50:40 ID:1TUfBxqr
>>402 やっぱり、形状の問題があるかな。
性能はともかく、エアダスターとかガスガンに使われるフロン缶が
そのまま付いていたら面白いと思うけど。
>>401 スプレー缶で熱の移動が出来ても、放熱能力は表面積が決め手だから、
ラジエター等に接続しないと無理でしょ。
フロン缶を逆さにして窪みに氷を置いたらすごい勢いで解けるね
>>404 ヒートパイプは熱輸送素子だからもちろん放熱機構は別につける。
あるいは缶に銅板をハンダ付けするなどして直接放熱面積を増やしてやる。
問題はいかに缶の外見を維持するかかなw
爆発しそうで楽しそうですねおまいら
トップヒートでも移動させたい熱量分さえ確保できるんなら問題ないよ。
それにパイプ使ってるヒートシンクなんかは大体水平っぽいしょ。
気にする事はない。
はんだつけようとしたら爆発した
すごい音で耳がまだ詰まってるみたいになってるよ
それはヒートパイプ爆弾だ気をつけろ!
ドライアイス使えば液体で保持できると考えている。
413 :
343:04/11/04 22:22:06 ID:5J9LUI40
氷水に塩振りかけたのに突っ込んで冷やしながらはんだ付けするんですよ
そうしないと、内圧があがりすぎてうまくはんだ付けできたように見えても
リークを引き起こしてしまいます
まあ、銅管は100気圧ぐらいまでは耐えれるから普通は爆発しないが
もし爆発したら、死人が出るので注意だ!
怪我とかしなくて良かったな
416 :
343:04/11/05 18:27:25 ID:F+HMKkuH
もちろん、ヒートパイプ化している部分を加熱することはできませんが
かしめるなどして、動作液の流れを止めてしまえばそこから先はただの銅管ですから
予備はんだしておけば、簡単です。
かしめても効果は変わらないの?
かしめても抜ける。
チューブの方法とやらを試してみたいが気分が乗らない。
419 :
Socket774:04/11/12 22:58:43 ID:BofLNb+g
保守
420 :
503です ◆2rKzobetks :04/11/14 21:45:10 ID:4pTfPNJV
まだ残ってるよ、、個のスレ、、、。
漏れが理論解析してやろう。
>>421はシカトしてやると嬉しいそうな。
ああ釣られたよ
>>503です氏
うーん。なにやら突っ込みどころが多そうな気がする…
例えば1ページ目だと、そもそも対流伝熱(対流熱伝達)というのは「流体内で
起こる伝熱」ではなくて、固体壁とそれに接する流体との間での伝熱を
さす言葉だよ。
実際に形成される速度境界層のなかで層流なのは流体がフィンに
ぶつかった直後の層流域と乱流域においてもわずかに存在する壁面表面の
粘性低層だけだよね。
で、境膜と温度境界層が一致していると考えるのはいいとして、
この部分での伝熱も対流伝熱の一部とみるのが普通だと思うよ。
>>、固体壁とそれに接する流体との間での伝熱を
さす言葉だよ。
大間違い、境膜内では伝導電熱。化学工学関係の本読んでみたら?
基本中の基本だよ?
>>この部分での伝熱も対流伝熱の一部とみるのが普通だと思うよ。
これも上と同じ。基本的な理解が出来てない。
>>対流伝熱(対流熱伝達)というのは「流体内で
起こる伝熱」ではなくて
うちの1年でも知ってる。
対流伝熱(対流熱伝達)というのは「流体内で
起こる伝熱」です。
>>423 放置して、言いたいことを全部言わせてやってください。
基本的に自分の妄想を元に脳内定義を語るので、全部言い終わらせてから突っ込んでやってください。
それがこのバカを扱う基本です。
426 :
423:04/11/16 00:16:05 ID:ar5fjN7i
>>424 面倒だから細かい突っ込みはやめておくが…
君は向学心がある人のようなのでうれしい。
伝熱については「化学工学関係の本」で言及されることもあるかも
しれないけど、そのものズバリ「伝熱工学」という学問があるんだよ。
理系の大学なら必ず図書館に本が置いてあるはずだから探してみるといい。
これだけ伝熱に興味のある君ならきっと楽しめると思う。
煽りとかじゃなくて、本当に面白いからぜひともおまけではない専門書を読んで
HPの完成度も上げてくださいな。
>>425 間違えているのなら指摘して、正しい知識を得る手助けをすればいいんでない?
彼のHPをみると間違えているのはともかくとして、いかにも自分でがんばりましたって
感じで、無次元数を一つも使っていないあたりなど、微笑ましくすら思える。
何れにせよ、だんまりではみんながアンハッピーだよ。
427 :
423:04/11/16 00:19:25 ID:ar5fjN7i
>>424 そうそう、ヒートパイプについてもヒートパイプ工学という
専門分野があるので、こいつも読むと楽しいよ。
>>間違えているのはともかくとして
俺が間違ってるかどうかは、この本読めばわかるよ。
化学工学通論T 疋田 晴夫 著
>>無次元数を一つも使っていないあたりなど、微笑ましくすら思える。
ん?単に基本原理と大学数学を応用しただけ。
そもそもヒートパイプに触れてないじゃん。
>>面倒だから細かい突っ込みはやめておくが…
良ければ細かい突っ込みもしてよ。どこが間違ってるのかわからんから。
>>そもそもヒートパイプに触れてないじゃん。
これから作る。
>>428 化学屋の熱力はけっこういい加減でマトモに論文書けるようなのって殆ど居ない。
博士号持ってても温度が上がったこととカロリーが上がったことの区別が出来んくらいだから。
だから機械工学系の熱力の本で勉強するほうが間違いが無くて近道だよ。
503と423をヒートパイプのそれぞれ両端にするとおとなしくなるよ
>>426 503は荒らしなのですよ。他のスレを見てもらえばわかりますが,忍耐に欠ける精神的未熟さが見て取れます。
もし正しい解答を示唆する場合は、噛んで含めるような対応を取らないと逆切れを起こしてスレを荒らす危険性があります。
このスレも大分宿便じみてきたな。
>>434 ワロスw
是非実験してデータをおね(ry
生きてるスレ?
保守
ヒートパイプだけ通販で売っている所ないかな?
443 :
うさだ萌え ◆HkEgRy0Iso :04/12/03 15:53:40 ID:LBss+/gp
時代は、ゲルっだろ。ハゲ。
444 :
Socket774:04/12/03 17:30:46 ID:M3E7LoSh
>>443 ゲルまみれにしてタミTUを水漬けにしたチビは黙ってろ。
アルミ並の熱伝率もったゲルが現れたら教えてね。
446 :
441:04/12/04 12:31:03 ID:3L4v/Wdo
>>442 すまんテンプレ付近しか読んでなかった、トリトンのH・パイプ30cmもあるんだね
自分で曲げろってことか。
>>421って死んだの?
なんで続き書かないの?
ヒートパイプは?
ねえ、ねえ、まだ?
保守?
449 :
Socket774:04/12/25 20:42:33 ID:wlGDuo36
このスレ、書き込みないのによく消えないな
450 :
Socket774:05/01/02 22:38:17 ID:d12U1ww8
消えられると困るage
町の小さな家電屋の横に捨ててあるエアコンの配管の軟銅パイプって使えんかな。
真空にしないとだめなんじゃなかったっけ?
>>451 ただの焼鈍し銅パイプならもちろん使えるけど、内部が汚れているなら要注意。
内部に酸化層や油、ゴミなどが付いていると、パイプを作っても時間と共に
非凝縮性ガスが発生してしまう。
そうなると最大熱輸送量が小さくなったり、端部に非凝縮性ガスが溜まって
ヒートパイプとして働く有効長が短くなったりで散々だよ。
あと、汚れによって内壁の濡れが悪くなることもある。
まぁ、適当に判断してくださいな。
>>452 真空にするというか、空気などの非凝縮性ガスを追い出して、使いたい
作動流体のみでパイプ内を満たしてやるんだよ。
だから作動流体が沸騰している状態を作ることが出来れば真空引きの
装置は必要ないよ。
科学の火を消してはならない。
科学の火って体に悪いよな
山下達郎のアトムの子を思い出した
ウィグの線形は、太いのと細いでは
どちらが効果的でしょか?
自作するんですけど・・・重くなりそう;-_-)
>>458 細い方がいいでしょ。
毛細管現象で液を移動させるんだろうから。
次は進化して部屋の外、
その次は更に進化して家の外まで伸びるゾ。
最終モデルは隣の家のエアコンまで伸びてそこで熱を放出。
ヒートパイプ自作するとき、
パイプの中に心棒になる角材を入れて万力とかで平たくつぶしてから作ると
熱交換部が平面に出来るので、熱ロスが少ないと思う
>>462 おっ。
馬鹿だなあ特許とっておけばいいのに
465 :
Socket774:05/02/12 22:18:19 ID:Nniqnp5s
もう外まできたなら、マジで外にコ・ジェネレショーンシステムつくって
ISO 14001を家庭で申請。家のNHK受信料マークや犬マークと並べて貼る。
自己満足度120%
一応保守
四角いアルミ棒(中空)でヒートパイプ作れるかなあ?中はスチールウールの細かいので液移動させて。
一片6mmくらいの使おうと思うんだが。
>>467 気体が移動しないのでその方式は駄目。パイプの形状自体は圧力に耐えられれば割とどうでもいい。
>>468 >>467から、
>気体が移動しないのでその方式は駄目。
に至る過程を教えてプリーズ
>>467だと、普通のアルミ製のヒートパイプができるだけに見えるんだけど。
(中空で作動液封入するんだよね?)
>>468 ヒートパイプの容器とウィック、作動流体の組み合わせには
科学的に安定していることが求められる。
アルミも鉄も水との相性は良くないので気をつけたほうがいいよ。
アルミと水を組み合わせると、内部で化学反応が起きて
水素ガスと水酸化アルミニウムが発生する。
水素ガスは非凝縮性ガスだから最大熱輸送量を低下させるし、
パイプ端部に溜まればヒートパイプとして働く有効長が短くなる。
また、熱伝導率の低い水酸化アルミニウムの層がパイプ内壁に
できることでパイプ全体の熱伝導率が悪くなる。
フロンのような科学的に安定した作動流体ならこの問題は
ないだろうけど、アルミパイプとスチールウールの組み合わせでは
中で電飾による反応が起こる可能性があると思う。
さらにいえばスチールウールは表面が酸化したりして汚れていることが
考えられるので、これも非凝縮性ガスを発生させる原因になる。
短期間しか使えない消耗品ととらえるのなら問題ないけどね。
>>469 気体の流れる部分を塞がないようにスチールウールを入れるのが
難しいんじゃないかな。
あと、種類にもよるけどスチールウールはあまり濡れやすくないし
十分な表面張力が発生するか疑問だな。
>>470 >気体の流れる部分を塞がないようにスチールウールを入れるのが
>難しいんじゃないかな。
ああ、ガチガチにスチールウールを詰めるって風に読んだのか。
なるほど。俺は普通に鋼線ウィグみたく加工して詰めるんだと思ってた。
>あと、種類にもよるけどスチールウールはあまり濡れやすくないし
>十分な表面張力が発生するか疑問だな。
そこは同意。
472 :
sage:05/03/14 18:15:52 ID:8hjMyELd
GIGAロケットにもヒートパイプついてるけど、ミドルタワーだから
水平になってしまう・・・
あれは横置き用のデスクトップで真価を発揮するのかな?
うああ! さっきさげミスったままだったorz
ここ読んで思ったけど、
zalmanのビデオカードクーラーは同一面積のシンク2枚をサンドしてるけど、
コアチップ側のシンクのみをカットして面積を小さくすればヒートパイプ効率がよくなる?
>>474 ヒートパイプが裏に回す熱の量は多くなるだろうけど、
それで全体の冷却能力が上がるかといえば、下がるんじゃね?