1 :
:
大好評の前作、「ウサマビン・ラディンの土瓶」から早1年
スタジオ・イジリがお送りする、愛と、感動の、年またぎ超巨編が待望のスレッド化
迷宮を彷徨う、名前を忘れた男達。 あまりにも近く、あまりにも遠い幻想世界
主演 : ◆mooN.KttY. (金融屋/☆/アイヒマン) ◆http//AAXQ (洋梨)
俺┃ の┃ 板┃
STUDIO IJIRI Presents ━┛ ━┛ ━┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この物語は、人生相談板を舞台に繰り広げられる人間物語だわさ。
人生を考察する指針にしてもらえれば幸いだわさ。
監督 セルジオ悦子
【 友情出演 : 死のう? ◆GRWdHYG.r6 くまちゃん ◆zWOsGrTHno 】
2 :
:02/12/15 18:01 ID:9xfJo2GQ
<< 連続小説 【 俺の板 】 第一話 >> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
「ふっ・・今日も有意義な自治議論交わせたな、そろそ仕事でも探すかな」
いつものように朝から公園と図書館巡りををして、大好きな人生相談板の自治活動を終えた
金融屋こと◆mooN.KttY.は、パソコンの電源を落とそうとした。
「ビゴーン♪ ビゴーン♪」
「ん?、なんだ洋梨か、なんで今頃メッセなんか・・・・? 何? 伝えたい事があるだと・・? はて?
《 ア イ タ イ 》か? なんだ?」 一瞬困惑したが、気心の知れた仲間だ。すぐに気乗りした。
「うむ。 俺も一度自治の詳細を煮詰めたいと考えていた所だ。明日にでも二人で新宿オフと洒落込もうかね」
《 ウ レ シ イ オ ヤ ス ミ 》
「どうしたんだ洋梨は?。 いつもの2ちゃんキャラと全然違うじゃないか?」
あれからまさか、俺達二人がこんなにも求め合うなんて考えてもいなかった。
俺が洋梨の首筋に舌を這わせると、洋梨は苦悶の表情で唇をせがんでくる。
洋梨は幼少の頃から遊びを知らずに育ったようだ。
なるほど、奴の啓蒙スレを冷静に見れば一目瞭然。 ありゃ基地外だ。
だから俺はいつも、俺の舌の動きに感じ入ってる洋梨にこういうんだ。
「立派な社会不適合者ですね」って。。。
つづく
3 :
:02/12/15 18:02 ID:9xfJo2GQ
<< 連続小説 【 俺の板 】 第二話 >> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
都会育ちの俺の繊細な手が、洋梨の股間をまさぐる。
田舎育ちの洋梨は、目を堅く閉じ、俺の手の感触を味わっているようだ。
時々顔を俺の頬に摺り寄せてくる。まるで子猫のように。
「つうか臭いな、フケだらけやん・・・・」
「ごめんでつ。。金ちゃん。 私達のスレの纏めに夢中だったでつ。。。
私ね、いっつも金融屋ちゃんの顔を想像しながら、作業してるんだぴょん!」
「うむ。 俺はお前の事を、『 筑 紫 哲 也 』と想像してたのだが・・・・」
「な〜に? 私はかわいくない?」
「うむ。正直、不適合者だ。」
この時俺は、洋梨にはまだまだ教育が必要と感じた。
俺好みの、板にしたい。
・・・・いや、男にしたい。
つづく
4 :
:02/12/15 18:02 ID:9xfJo2GQ
<< 連続小説 【 俺の板 】 第三話 >> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
俺は立ったまま洋梨の全身を愛撫し続けた、洋梨の足はガクガク震え、今にも崩れ落ちそうになる。
「気持ちいいよ、金融屋ちゃん・・・・・・・・」
「気持ちいいと言う事を俺に納得させたかったら、オマエはそれを論証してみたまへ。」
「 イ ジ ワ ル ・・・・・・・ハァハァ(´Д`;)」
このセリフはまさに俺の真骨頂とも言える決めゼリフだ。
逆に言えば、俺の弱点でもある訳だが。
しかしご主人様として、もっとも大切なのは、うぬぼれ、優越感だ。
そして、愛奴洋梨にとって一番萌えるのは、劣等感だろう。奴が喜ばない筈は無い。
俺はチーャンス!とばかりに、すかさず洋梨の股間に攻撃を開始した。
するとどうだろう、、洋梨の股間から紐が出てるではないか。
「ん? お前、なんでタンポン入れてるんだ!?」
「金融屋に入れてもらう日の為に、穴っぽこを大きくしてただぴょん!」
俺はその言葉に満足した。 そして、じらすように、ゆーっくり、ゆーっくり
洋梨の反応を楽しみながら、そのタンポンを引き抜いてみた。 スポン!
はぁ? ・・・一瞬我が目を疑った。
なんじゃ? こりゃ!?? 『 021202-1)夜用 』〜〜
つづく
5 :
:02/12/15 18:03 ID:9xfJo2GQ
<< 連続小説 【 俺の板 】 第四話 >> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
さすがの俺も、我が目を疑った。。。。『 021202-1)夜用 』
洋梨はタンポンにまで、意味不明の番号を振っていた。
「あはは、見られちゃったね クシュン」
「・・・・・・・・・・・」
「ソリは生理番号ならぬ、整理番号なんだぴょん!
2番タンス、12番引き出し、2ブロック目の1の列って意味なんだ・・・・。」
「うむ?。。。。」
洋梨の性格は、奴のスレを見ればおおよその予想は出来ていたのだが、まさかここまでとは・・。
正直、俺も困惑の色を隠せない。
「なんでこんな事をするんだ?」
「・・・・・・・・・・・」
「おい、答えろよ」
俺は、さっきまで洋梨の肛門に格納されていた
まだ、ウンコの匂い冷め遣らぬタンポンを、洋梨の顔に近づけ問い詰めた。
つづく
6 :
◆Z1OQSGwL5A :02/12/15 18:33 ID:ISocHjUF
文は綺麗だけど小説の才能は無いですね。
7 :
:02/12/15 18:39 ID:WvXwUFmX
>6
かまってやったら駄目だって
自覚なき厨は完全無視しる
8 :
:02/12/15 18:53 ID:9xfJo2GQ
<< 連続小説 【 俺の板 】 第五話 >> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
「知らない!、馬鹿!」 洋梨は裸のまま部屋を飛び出した。
俺は、臭気漂うタンポンの紐をつまんだまま、呆然とその後姿を見送った。
「いったい奴は・・・・」
ふと、この言葉が浮かんだが、鏡に写る自分の姿を見たら一気に興ざめだ。
ウンコが付着した洋梨のタンポンと一緒に、ティッシュに丸めて、ゴミ箱に放り込んだ。
「人の心配より、自分の心配だよな」
一人になった部屋で、俺はいつもの憎悪、孤独に苛まれ出した。
こんな精神状態に耐えられず辿り着いた人生相談板。もう3年。完全に中毒化している。
俺は一人安いホテルの部屋を、ある筈も無いパソコンを探しだした。マジ中毒だ。
しかしすぐに我に返り、携帯を取り出し、板に同化、◆mooN.KttY.金融屋に変身した。
「チッ! また「死のう? 」の馬鹿親父だ!。 ageんなヤァ! 」
ほどなくすると、裸のまま飛び出した洋梨が、眼鏡を曇らせて、ゼイゼイ言いながら戻って来た。
ぶよぶよの肉体、汗疹を爪で掻いた後がアザになってる、股間の皮膚は異常に黒ずんでただれている。
「・・明るい所で見ると、きたねーな、こいつ。。 俺の好みは筑紫哲也だったのだが・・・」
つづく
9 :
:02/12/15 18:54 ID:9xfJo2GQ
<< 連続小説 【 俺の板 】 第六話 >> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
俺は洋梨を仰向けに寝かせ、上に乗っかり、デロデロに汗ばんだ全身を愛撫し始めた。
洋梨は俺の禿かかった髪を掴み、もだえ苦しんでる。。。
「ごめんね、金融屋ちゃん。 私かわいくないでしょ?
以前、金融屋ちゃんが私の事を『 筑 紫 哲 也 』と想像してる。って言ってくれたぴょんね?
あの時、本当はパソコンの前で、泣きそうだったんだ。。。
だって、だって・・・・・・。 洋梨は『 筑 紫 哲 也 』みたく、かわいくないもん!。
実際会って、がっかりしたでしょ?」
「ああ、あれか、気にするなよ。 そう。 そうだよ。
確かに、俺は今朝まで、洋梨を 『 筑 紫 哲 也 』とイメージしてた。
活字だけのやりとりって怖いな。 完全にイメージが出来上がってた。
ところでオマエは俺を誰だと想像してた?」
「そうだなぁー、『 上 岡 龍 太 郎 』かな?」
「なーんだよ! 『 上 岡 龍 太 郎 』って! わっはっはっはっはっはっは♪♪。 こりゃ傑作だあー!」
俺は洋梨を強く抱きしめ、禿しく舌を絡ませた、
しかしこんな時でも、右手に携帯を持ち、板の状況チェックは怠らない。
なぜならば、俺は『 上 岡 龍 太 郎 』ではなく、金融屋のもう一つの顔は
約600万人の、ユダヤ人虐殺の責任者とされる、アドルフ・アイヒマン元SS中佐である。
そう。 俺は削除依頼を出し続けたスレ処刑人、元アイヒマンであるのだ。
つづく
10 :
:02/12/15 18:55 ID:9xfJo2GQ
<<連続小説 【 俺の板 】 第七話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
俺は人知れずナチスに憧れ、狂気に酔いしれる少年時代を過ごした。
俺の欲しい物は「ちから」だ。 圧倒的、かつ神秘的な「ちから」だ。
俺は過去に「アイヒマン」のHNで、気に入らないスレを次々と葬り去った。
我がナチスが、ユダヤの民にそうしたように、
俺は元SS中佐アドルフ・アイヒマンと一体化し、削除以来を出し続けた。
あの、子猫殺しの松潤は、三万人以上の人々を惨殺したとされた、
元SS将官オスカール・ディルレヴァンガーからHNを用いた。 我が同志だ。
そして俺が以前から好んでトリップに用いる『 mooN=月 』こそは、まさに狂気のシンボル。
『 KttY 』は言うまでも無いだろう。 このトリップ《◆mooN.KttY.》を見つけた時、俺は狂喜乱舞した。
これも以前使っていた『☆』は
強さの証、権力の象徴、そう、キャップへの憧れだ。 あの入力は実は『★』だったんだ。。。
そこへいくと、洋梨のトリップ《◆http//AAXQ》は、まるで幼稚な見せびらかしの厨房だ。
奴の挙動は常に稚拙な顕示欲に駆られている。
「僕を見て」「僕を見て」と言わんばかりに、余計な世話も買って出る。
自己顕示欲をいじくってやる事が、この男の快感になるのならば、満足させてやろう。
オマエの全てを見せてもらおうじゃないか。
俺はバッグからナチスの軍帽と、皮の鞭を取り出し、
素っ裸に軍帽という、マニアないでたちで、洋梨の愚体を見下ろした。
つづく
11 :
:02/12/15 18:56 ID:9xfJo2GQ
<<連続小説 【 俺の板 】 第八話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
鞭を入れるたびに、洋梨は「ぶひぶひ、ぶっひぃーん!」と喚起の雄叫びを上げる。
まるで、「千と千尋の神隠し」の、お父さんお母さんとのようだ。
そういえば、あのお母さんの声は、沢口靖子だったんだよな。 どうりでかわいいと思ったぜ。
釜ジイが菅原文太って解った時、映画館でどよめきが起ったな。 さすが文太兄ぃだ。顔文字(兄)とは訳が違う。
そんな事を考えながら、気を紛らわし
いきり立つ極小ペニスの暴発を抑止して、俺の鞭はさらにうなりを上げる。
びしっ ! びしっ !
ぶっひ! ぶっひ!
ベッドの上をキシキシと音を立てながら、白い脂肪の肉塊が転げまわる。
「ほらほら、ご主人様に見てほしいんだろ? まだまだ夜はこれからだぞ。 ビシッ!」
こんな行為で、洋梨は稚拙な自己顕示欲を、俺は征服者としての喜びを得る事が出来るのだ。
まさにベストパートナー。 しかし奴は時に鞭の洗礼をかわし、ご主人様に反抗的な態度を示す。
奴の反抗的な態度を見て、俺の脳裏には、かつて洋梨が掲げたこの言葉が想い浮かんだ。
「荒らしに対しては寡黙な1である事と、煽りに対してはつまらない1である事を、
そして議事進行に関しては少々強引な1であることをあらかじめお断りします。」
まさに俺好みだ。。。。
「おお、その姿勢はまるでニーチェのようだな、さて? 俺の鞭に勝てるかな!」
びしっ ! びしっ !
つづく
この長いクソ文の要点だけを切り出してやろう。
金融屋のもう一つの顔は
約600万人の、ユダヤ人虐殺の責任者とされる、アドルフ・アイヒマン元SS中佐である。
そう。俺は削除依頼を出し続けたスレ処刑人、元アイヒマンであるのだ。
俺は人知れずナチスに憧れ、狂気に酔いしれる少年時代を過ごした。
俺の欲しい物は「ちから」だ。 圧倒的、かつ神秘的な「ちから」だ。
俺は過去に「アイヒマン」のHNで、気に入らないスレを次々と葬り去った。
我がナチスが、ユダヤの民にそうしたように、
俺は元SS中佐アドルフ・アイヒマンと一体化し、削除以来を出し続けた。
あの、子猫殺しの松潤は、三万人以上の人々を惨殺したとされた、
元SS将官オスカール・ディルレヴァンガーからHNを用いた。 我が同志だ。
そして俺が以前から好んでトリップに用いる『 mooN=月 』こそは、まさに狂気のシンボル。
『 KttY 』は言うまでも無いだろう。 このトリップ《◆mooN.KttY.》を見つけた時、俺は狂喜乱舞した。
これも以前使っていた『☆』は
強さの証、権力の象徴、そう、キャップへの憧れだ。 あの入力は実は『★』だったんだ。。。
13 :
:02/12/15 19:35 ID:WvXwUFmX
◆月・基地=ルナティックの意 か・・・
14 :
:02/12/15 21:12 ID:9xfJo2GQ
<<連続小説 【 俺の板 】 第九話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
俺はこの鞭打ちにも、平静を保とうとする洋梨にニーチェの言葉を思いだしたのだ。
【 南風よ起れ、北風よ来い、暴風よ渦巻け、私は敢然として、その中を歩いて行こう 】
この、一見して勇猛果敢な姿勢は、時として鬱病に掛かり易い、悲しい姿勢でもある。
「耐えられない時は、無理せずいるのが一番いいのだよ。洋梨ブタくん!
ほーれぇ! 声を上げたければ上げるがいいさぁあ! おりゃ、おりゃ、おりゃーぁぁぁあああ!!!!!!!!!!!!!!!」
びしっ ! びしっ !
ぶっひ! ぶっひ!
「ほーれ、ほーれ、カスがっ! 俺はなーぁ! 俺はなーぁ!
俺は! コテハン叩きの、タタッキーだぁぁぁああああ!!!!!!!!!!!!!!!
ハイール・ヒトッラーァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 ビシッ! ビシッ!
最高の瞬間だ。
殺戮のDNAが目覚め、全身に電流が流れる。
俺は夢中で鞭を走らせた。
と、その時だ。
ガチャン! ドカドカドカ。。。
「いい加減にしろ! 今、何時だと思ってるんだ! ここはビジネスホテルだぞ!」
管理人らしきおやじと、客が数人、怪訝な表情で室内に押し入って来た。
「・・・・・しまった。 age でやってしまった!」
つづく
15 :
:02/12/15 21:12 ID:9xfJo2GQ
<<連続小説 【 俺の板 】 第十話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
俺と洋梨は、屈辱と、敗北感に苛まれ、逃げるように車に乗り込んだ。
洋梨の見解によるとこうだ。
1)TPOをわきまえなぬ行為
・・・深夜3時であった事。 (Time:時)
・・・ビジネスホテルでの、鞭打ち禁止 (Place:場所)
・・・周囲は就寝中であり迷惑をかけた (Occasion:場合)
以上の点が考えられるそうだ。
素っ裸にナチスの軍帽という、マニアないでたちに関しては、罪に問われる事はないそうで安心した。
血だらけのシーツも、免責事項という事だ。
俺はハンドルを握りながら、洋梨に語りかけた。
「結局、俺達は、【age進行】を注意されたんだよな?」
「うむ。 そうよ。やっぱ【sage進行】でなきゃ駄目って事ね、2ちゃんでも、リアルでも」
「『死のう?』や、『くまちゃん』の気持ちが少し解ったよ。 あっはっはっはっはっは!」
「そうね、心臓が止まりそうだったぴょん!」
「うむ。 では場所を変えて自治議論と行きますか。あはは。」
俺達の車は朝焼けの空の下、第二ラウンドを開始すべく俺の部屋へと向かった。
つづく
16 :
:02/12/15 21:14 ID:daGJHnUR
早く、くまvs金融屋の決闘始まらないかな(わくわく)
17 :
:02/12/15 21:15 ID:WvXwUFmX
休日のカプルもサゲ進行にしてほしいもんですな、、、
18 :
:02/12/15 21:20 ID:9xfJo2GQ
<<連続小説 【 俺の板 】 第十一話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
私は、今日初めて金融屋ちゃんに会った筈なのに、古くからの恋人みたいでうれしいぴょんでぇーす!
こんなに気が合うのなら、もっと早く知り合っていれば良かったでぇーす!
コンビニで食料買って、今から金融屋ちゃんの部屋にいくんだぴょん! うれしいぴょん! ピョンピョン!
私はスパ王と、こんぶと、マヨのおにぢぃりぃー♪ 海苔はパリパリだあ♪
でも金融屋ちゃんはチョコフレークのキャラメル味だけ・・・・・。
こんなんでお腹一杯になるのかなーぁ? ちょっと心配でぇーす!
『 上 岡 龍 太 郎 』って思ってたのは間違い。クシュン・・。
そうねーぇ、どっちかっていうと、『 ご機嫌斜めの 田 原 総 一 郎 』って所かしら・・?
背が低くって、いっつも眉間に皺を寄せて、運転中もずーっと他の車の文句の言いっ放し。。。
でもね! 面白いんだよ!
隣の車の運転手さんが気が付いて、こっちをジロって見ると、すぐに前向いて知らん顔するんだよ!
「あったまいいなーー」って想いました♪
あっ! 到着! こりが金融屋ちゃん御殿かぁ!
お父さんもお母さんも一緒に住んでるんだね! 私も緊張しました!
でも「挨拶はしなくていいから」って、言われてたから、そのまま2階へGOー!
金融屋ちゃんの部屋の扉には、大きな【卍】こんなマークのバスタオルが貼ってありましたですぴょん!
金融屋ちゃんのお部屋は、真っ暗で窓も無いの。
ベニヤ板を打ち付けてるんだって! 「素敵だなー」って想いました♪
お部屋の中にはブラックライトに照らされたワニさん、ヘビさん、カメレオンさん、タランチュラさん・・・
ワシントン条約違反? って感じの爬虫類が、いーっぱいだぁ!
「チョーかっこいいー!」って、想いました! (^∀^)キャッキャ☆キャ♪
つづく
19 :
:02/12/15 21:21 ID:9xfJo2GQ
<<連続小説 【 俺の板 】 第十二話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ああ! こりが金融屋ちゃん愛用のパソコンかぁ!
入り口と同じ【卍】こんなマークのシールがいーっぱい貼ってあるぴょん! とっても斬新だーぁ♪
さあ、早速電源入れて、金融屋ちゃんの生ライブが見られるじょー、かなりワクワクでぇーす♪♪
私は当然、すぐに人生板に繋ぐと想っていたのだけど、
金融屋ちゃんはパソコンのHPに「クリック募金」を指定してて、まずは募金だあ! ワクワク・・
クリックするだけで1円募金が出来るんだぴょん!
ビコーン♪って音が鳴って、「クリックありがとうございました」ってお礼のメッセージが出るんだよ!
その下に「本日までのあなたのクリック数」って出るんだけど、
金融屋ちゃんは、19823回もクリックしてるんだぴょん! 「この人で良かったなー」って想いました♪
そしたらね、まだ人生板に繋がないで、金融屋ちゃんは隣のお部屋に行くんだよ?
洋梨も着いていったら、ここも真っ暗な部屋に爬虫類と、パソコンがいーっぱいあったよ。
何するのかなーって想っていたら、イリアが完了で、リジュームがなんたらかんたらで、結合だって言ってました!!
そうしてようやく、人生板に繋ぎました。
でも今は朝の6時。。。 人がいなくて当然だよね。 同じIDの名無しが2〜3人、マターリとしてるだけ。
でも、金融屋ちゃんは「板の過疎化を懸念する」だって。。。
「そうなのかなー・・・・?」って、想いましたけど、
「そうだ」って言われれば、そうのような気もして来ました♪
反論すると「論証してみたまえ」って言われるしね!
とりあえず、ご飯食べて一休みでぇーす!
もう、かなりおねむちゃんだよ〜ん・・・・スヤスヤ♪( ● ´ ー ` ● )
つづく
ろる
21 :
:02/12/15 22:07 ID:pGT3i2jI
洋梨ファンになりました
22 :
:02/12/17 14:11 ID:zJqiNjRD
* =∴∴=@*. 【主演】 ☆
☆ ∵∴∴☆※☆∴∵∴ ./
\ ※∵☆☆★☆★☆★☆☆∵※
*∵☆★☆☆*☆*☆☆★☆∴* ◆mooN.KttY.(金融屋/☆/アイヒマン)
※∴★☆☆*°°|°°*☆☆★∴※
*.∴☆ STUDIO IJIRI Presents ☆∴ * .ζ
*∴☆★☆°\°☆☆★☆☆°/°☆★☆∴ ★
.. ※☆☆*°°★°°|°°★°°*☆☆※ *
∴☆★☆°°☆°\°○°/°☆°°☆★☆∴ 洋梨 ◆http//AAXQ
∴☆☆*°° ° *☆☆∴
※☆★☆―― Merry Christmas ―☆★☆※ ⌒★
∵☆☆*°° °*☆☆∵ *
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1039942781/l50 kira
※☆☆☆*° °*☆☆☆※ *
*∵☆★☆° 俺┃ の┃ 板┃ °☆★☆∵ kira
∵☆☆☆° ━┛ ━┛ ━┛ ☆☆☆∵
※∵★☆☆*°°|°°*☆☆★∵※ サンタさんは必ずやってくる
*...☆∵☆★☆☆*☆*☆☆★☆∵☆ .ζ
※∴∵☆★☆★☆★☆∵∴※ ☆
∴∵∴☆※☆∴∴∵
.ζ .∵§∵ 待望のスレッド化!!
★=@
23 :
:02/12/17 14:21 ID:RWOxhE8V
>二人で新宿オフと洒落込もうかね
(T∀T)ワラタ!!!
24 :
リアル厨房:02/12/17 15:21 ID:qNqrBq0y
早く続きがみたい
25 :
:02/12/17 17:33 ID:Ir34+1cu
24自演
面白いとおもうがな。。本人以外は・・・
まあまあ面白れーが、洋梨なんて立たないキャラ使われるのが不本意だあな。
28 :
:02/12/18 17:44 ID:U/LmSLv/
<<連続小説 【 俺の板 】 第十三話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
私達が目覚めたのは、夕方の4時。
なんか外国に着たみたいで時差ボケしてるぴょん。。。。ムニャムニャムニャ
でも、金融屋ちゃんは全然ヘッチャラでチョコフレークのキャラメル味を食べながら
生きたネズミやハエ、ゴキブリなんかを素手で掴み、爬虫類にあげてたよ。 やさしい人大好き!
爬虫類の餌代が月10万円もかかるんだって!? 驚きだよねー?
早くお母さんとお父さんに楽させてあげなきゃね! お仕事見つかるといいね。 洋梨も応援するぴょん!
そういえば、まだ金融屋ちゃんの本名聞いてなかった・・・・・。 金融屋ちゃんとしか知らない。
でも私も本名は聞かれて無いから聞かない事にしよう。うん!
金融屋ちゃんは夢中で真っ暗い部屋の中、◆mooN.KttY.に変身して頑張ってる。
私は横に座って、金融屋ちゃんの目を見てるの。。。。
金融屋ちゃんの瞳には、ディスプレイの光だけが映ってる。
・・・・・・・・・そういえばマバタキをしてないような。 ううん。きっと気のせいね。
「どうしたの? 急に不機嫌な顔して?」
「ちっくっしょー。。。 ちっくっしょー!。。。ちっくっしょーおおお!。。。」
「どうしたの金融屋ちゃん?」
「この野郎、この前もageてた野郎だろ。 またDAT落ち寸前のスレを上げてるよ!!」
「いいじゃないの。ほっとこうよ。」
「なにー? ふざけんな。 こんなふざけた野郎がいるから板が荒れるんだよ
こいつのID、他に使ってないかな。。。。 あ! あった。 こいつが犯人だ。」
60 名前:◆mooN.KttY. XX/XX/XX 16:27 ID:SllQSfzE
>>59 おい、ヒキ小僧!
糞スレあげてんじゃねーよ!!
29 :
:02/12/18 17:46 ID:U/LmSLv/
<<連続小説 【 俺の板 】 第十四話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
出た! これだ! いつもの金融屋ちゃん。◆mooN.KttY.だ!
私も最初は大笑いした。 だって生の金融屋ちゃんのタタッキーが見れたんだもん!
でもね、何か違うの。。。
2ちゃんの時の印象と何かが違う。。。
実際、横にいると、まるで想像してた金融屋ちゃんじゃ無い。
ましてや『田原総一郎』でも無い。
私、ちょっと怖くなって、「部屋の明かりをつけてもいいか?」 って聞いたの。
だってね、この部屋に来てから、一度も明かりをつけてないし、ブラックライトだと気分も悪い。
「ああ、いいよ」 こんな時も金融屋ちゃんはパソコンから目を離さない・・・。
蛍光灯から長ーく伸びてる紐を引っ張ったんだ。
そしたらびっくり。。。。
部屋の中は、神経質なほど整理されていて、チリ一つ落ちていない。
本も高さ別にきちんと置かれているし、インテリアも凝ってる。
部屋の天井には【卍】こんな巨大なマークがあるし、軍服、ライフル、ナイフ、壁にはヒットラーの写真。
今まで気が付かなかったけど、部屋中、ドイツって感じのインテリアでした。。 「おっしゃれー」って想いました!
「あんま見るなよ」
「ごめんだぴょん! でも綺麗な部屋だぴょん。 洋梨はゴミの間に寝てるぴょん!」
「ちっ! くまが出やがった。」
金融屋ちゃんは私の存在を忘れてるみたいだぴょん。。。。。。
つづく
30 :
き:02/12/18 18:01 ID:/lEFFpIr
(;´∀`) 古参コテがこんな事してる様じゃ 人生相談版が駄目になる訳れすね・・
31 :
:02/12/18 18:56 ID:U/LmSLv/
<<連続小説 【 俺の板 】 第十五話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
┃50 : くまちゃま ◆zWOsGrTHno :21:00
┃ うー。卒論、めんどいよー。
┃
┃51 : くまちゃま ◆zWOsGrTHno :21:01
┃ 手袋、ほしーな。。可愛いやつ。 それで、大人っぽいの。
┃
┃52 : くまちゃま ◆zWOsGrTHno :21:02
┃ お目目、かゆいー。うー
┃
┃53 : くまちゃま ◆zWOsGrTHno :21:03
┃ 痒い!!痒いーーー!! ぐしゃあー ぐしゃあー。
┃
┃54 : くまちゃま ◆zWOsGrTHno :21:04
┃ うー。くまちんは、お目目が痒いのに。。
┃
┃55 : くまちゃま ◆zWOsGrTHno :21:05
┃ ♪コンタクトしてるのら♪
┃ 外せば、治るのらー♪
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なんだ?ぴょん! また取り巻きが現われるのを待ってるだぴょん! 許せないですぴょん!
私は、ついカッっとなり、名無しで攻撃を始めたんだぴょん!
┃56 : : :21:06
┃ このくまちゃんって人を見ると、本当に気分が悪くなる。
┃ 早く逮捕されればいいんだ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「反応したら思う壺だぞ、洋梨。 そんな事いくら書き込んだって、糠に釘だ。まあ、見てろ。」
私は金融屋ちゃんに咎められて、金融屋ちゃんとバトンタッチしました。
32 :
:02/12/18 18:57 ID:U/LmSLv/
<<連続小説 【 俺の板 】 第十六話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
┃58 : ◆mooN.KttY. :21:08
┃ >>21 俺が一番偉いに決まってるがな。。
┃
┃59 : くまちゃま ◆zWOsGrTHno :21:09
┃ 遊ぼうー♪
┃
┃60 : ◆mooN.KttY .:21:10
┃ >>44 俺、結構背伸びして見せんのは得意なんだけどねえ。。
┃
┃62 : くまちゃま ◆zWOsGrTHno :21:12
┃ だんだん、腹が立ってきた。。セックスでもして、潰してやりたい、こんなスレ。
┃ みんな、くまりんが子どもだと思って馬鹿にしてるんでしょ?
┃
┃63 : ◆mooN.KttY. :21:13
┃ >>32 俺は昔は、結構偉かったが、今じゃどうでもいいキャラに成り下がった。
┃
┃64 : くま様 ◆zWOsGrTHno :21:14
┃ くまりんは、神様。
┃
┃66 : くま様 ◆zWOsGrTHno :21:16
┃ くま様は神だから、何でもやれる。
┃
┃67 : くま様 ◆zWOsGrTHno :21:17
┃ みんなが、○ぬのが楽しみだ。 もう、落ち☆
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さすが金融屋ちゃんだぁ♪ 完全放置だぴょん! くまも、打つ手無しで退散だぴょん! うれしいぴょ〜ん♪
肉棒 ・・じゃなくって、ラウボウ〈oДo) ◆l2FO65pHC2 がいなくて良かったですぴょん♪
33 :
:02/12/18 19:00 ID:U/LmSLv/
<<連続小説 【 俺の板 】 第十七話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ところが、安心したのもつかの間。。 今度は酔っ払いが絡んで来ました!!
この馬鹿は、レスアンカー打つから、くまちゃんより性質が悪いって金融屋ちゃんが言ってました!
┃80 :死のう? ◆GRWdHYG.r6 :21:25
┃ >>78
┃ ちーす!w
┃
┃81 :死のう? ◆GRWdHYG.r6 :21:26
┃ >>78
┃ 俺のスレ荒らしたのお前か?
┃
┃82 :死のう? ◆GRWdHYG.r6 :21:27
┃ >>78
┃ まだ、でっか?w
┃
┃83 : ◆mooN.KttY. :21:34
┃ いや、俺は知らんが。
┃
┃84 :死のう? ◆GRWdHYG.r6 :21:35
┃ >>83
┃ 了解!今日はスキヤキなんだろ!?
┃
┃85 : ◆mooN.KttY. :23:44
┃ は? 何食おうが俺の勝手だ。
┃
┃86 :死のう? ◆GRWdHYG.r6 :21:45
┃ >85
┃ はいよ! よく噛んで食べなはれw
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このやり取りの後、金融屋ちゃんの様子が一変しました。
34 :
:02/12/18 19:02 ID:U/LmSLv/
<<連続小説 【 俺の板 】 第十八話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
キーボードに乗せた指が震ええだし、唇を一文字にして、きつね目に変わって来ました。。。
頭を深くうなだれ、ゆーっくり、深く長いため息をついています。 ちょっと怖いです。。
「いけないんだ、いけないんだ、いけないんだぞ。。
ルールを、ルールを守らなくっちゃいけないんだぞ。。くっそー・・・・」
「どうしたの? ダーリン?」
「俺の板が、俺の板が。。。。
どいつもこいつも好き勝手やりやがってええええ!
なんなんだあああああ、こいつらあああああああ!
俺の板で何してくれるんだああああああああああ!
まったく、最近の奴らはどいつもこいつもカスばっかだー!
ちっくしょー、ちっくしょー、ちっくしょー、ちっくしょーおお!
ハーイル・ヒットラー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「え?!」
マイダーリンの様子が、確実におかしいです。。。
ナチスの軍服に着替えて、室内行進しておます。
ワニさんもヘビさんも、みなさん怖がって暴れておます。カメレオンさんも目を回しておます。。。
ダーリンは瞬き一つせず、右手を斜め45°に掲げ、行進してます。
ドタドタドタ・・・。 あ! お母様がこの騒ぎを聞きつけて二階へ上がって来ました。
35 :
Φ ◆jUMAO.2zEQ :02/12/18 19:15 ID:zr6SZBgp
さあ、どうなる?ドキドキだぁ・・・
36 :
:02/12/18 19:20 ID:rZnDK6oG
ドキドキ ワクワク
37 :
き:02/12/18 19:48 ID:/lEFFpIr
(;´∀`) 古参コテがこんな事してる様じゃ 人生相談版が駄目になる訳れすね・・
39 :
:02/12/18 20:02 ID:ZSCg9/9W
HAHAHAHAHA
40 :
:02/12/18 20:21 ID:U/LmSLv/
待望のスレッド化! 絶好調連載中!
||==========|| 相談だぴょん!
|| || 匿名希望の、洋梨 ◆http//AAXQだけど
|| || 彼の様子が・・・・・・
|| || 彼の様子が・・・・・・
||==========||
||┃( つ ⊂)|| STUDIO IJIRI Presents
||┣┓( ) )|| 俺┃ の┃ 板┃
━┛ ━┛ ━┛
主演 : ◆mooN.KttY.(金融屋/☆/アイヒマン) 洋梨 ◆http//AAXQ
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1039942781/l50
41 :
き:02/12/18 20:29 ID:/lEFFpIr
(*´∀`)>38 知ってるよ あは
すげw 相当なマニヤじゃないと書けんぞ。
お 俺も登場したのか
微妙に嬉しいな
44 :
:02/12/19 19:52 ID:Y6XRokpn
★━━━━━━━ STUDIO IJIRIより緊急のお知らせ ━━━━━━━★
大絶賛、連載中の「俺の板」プロジェクトの中核作家、「びぶろ京介」氏が、先日凶弾に倒れました。
心より御冥福を申し上げます。
犯人は未だ検挙されていませんが、現場には【 卍 】のワッペンが残されており、また、
「俺の板事務局」にも嫌がらせの電話、ポートスキャン、メールボム等の圧力が掛けられております。
おそらく「俺の板」連載中止を目論む者の仕業かと推測されます。
しかし、これを上回る激励FAX、応援メッセージ、お歳暮も多数寄せられており
監督セルジオ悦子以下、スタッフ一同、連載続行の意を決しております。
今後とも温かいご声援宜しくお願い致します。 監督セルジオ悦子
主演 : ◆mooN.KttY. (金融屋/☆/アイヒマン) ◆http//AAXQ (洋梨)
俺┃ の┃ 板┃
STUDIO IJIRI Presents ━┛ ━┛ ━┛
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1039942781/l50
45 :
:02/12/19 20:27 ID:hFWC6Y7v
勝手に終わるなよ!楽しみにしてたんだからな!
下に自作自演と書かれる罠
46 :
:02/12/19 20:59 ID:Y6XRokpn
<<連続小説 【 俺の板 】 第十九話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
「またかい、ゆっ君。。。。」
ゆっ君って。ゆっ君って。金融屋ちゃんは『ゆっ君』って言うんだ。 なんか素敵。。。。 ユックン。。キャ!
とても挨拶できる状態でなく、私は心の中で、お母様にご挨拶しました。
「始めめしてー、お母様! 恋人の洋梨でぇ〜すぴょん!」
やだ! 私ったら、裸に金融屋ちゃんのYシャツを着てるだけ! イヤン! これって既成事実ってヤシね!
「うるさい! 出て行け! 糞ババア!」
「なんだい、親に向かって糞ババアとは! お友達も来てるでしょ!
すいませんねー、この子は子供の頃から家ではこうなんですよ」
「うるさーい! 出て行けつってんだろ! オマエなんかの顔もみたくねーんだよ! 糞ババア!」
「いい加減にしなさい! もう40歳も近いって言うのに! 今日と言う今日はお父さんに言いますからね!」
お母様は怒って下へ行ってしまいました。
お母様ったらヒドイ!。 洋梨は友達じゃなくて、《 こ い び と 》なのに。。。。クシュン
ダーリンはお父様って聞いたら、トタンに行進をやめ、落ち着かない様子です。
指を口に咥えて、オロオロしてるみたい。 ちょっとカワイイ! ますます好きになりましたぴょん!
ダーリンは軍服を着替え、一階のお母様の所に行ったようです。
ちょっとドキドキでぇ〜す!
47 :
:02/12/19 21:00 ID:Y6XRokpn
<<連続小説 【 俺の板 】 第二十話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ダーリンのいない間に私は「お気に入り」を覗いちゃいました。。。ウヒウヒ!
そうしたらロッテンとかネクロ、モーターサイクル・・・・・・外国のサイトが一杯!
やっぱダーリンは語学力堪能なんだなー、素敵だなーって想いました♪
5分位してダーリンが戻って来ました! (ウェ〜ン寂しかったよう。シクシク
「洋梨、悪かったな。 さあ気を取り直して、自治議論始めるか。」
えー!? そんなー!? 私はダーリンと鞭打ちの刑したかったのに。。。。ショボショボ
「はーい、解りました!(プンプン では今夜の進行予定でぇ〜す」
021130-7) 相談室の是非についての意見
021201-1) 種類別相談スレの是非について
021130-8) ローカルルールについての意見
021130-9) 板の設定に関する意見
「よし、解った、それじゃー、えーっと。。えーっと。。。まずオマエの意見を聞かせてくれ」
「私? うーん、そうね。。。。 金融屋ちゃんからどうぞ!」
「俺? うーん、そうだなぁぁぁ。。。」
私達の間には、昨日の出会いから感じたことの無い、大きな違和感が芽生えていました。
私も進行予定は作ってあったんですけど、何でこんな物作ったのか、今は解らないぴょんです。
金融屋ちゃんもお母様が来てから、『ゆっ君』に戻っちゃったみたいで、
あの、タタッキーの面影は今はありません。
「どうしたの? ダーリン。」
「・・・・・・・・・・・」
48 :
:02/12/19 21:01 ID:Y6XRokpn
<<連続小説 【 俺の板 】 第二一話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
どれくらい沈黙が続いたでしょうか。リアルで会ってまだ2日と経っていないのに・・。
「そうだ!、人生板を見ようですぴょん! あれー? また荒れてるですぴょん。
またよしあきスレが立ってるぴょん! ブロックスレもだ! ルール違反のスレが一杯だあ!!」
「あ、ああ・・・・」
あれー? 元気なくなっちゃったみたいだぴょん。私も場を取り繕うのに必死だぴょん!
「もうやめましょうね、自治の話は。 それより金融屋ちゃんの事知りたいですぴょん!」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「そうだよね、ごめんだぴょん。 プライバシーに深く関わっちゃ駄目だぴょんね」
そしたら金融屋ちゃんが重い口を開きましたぴょん。
「洋梨。 オマエの話を聞かせてくれよ」
「私? 私の本名はね 『 遠 藤 和 夫 』って言うんだぴょん!。 あはは♪・・・・・・」
「洋梨の本名が・・・・・・『 遠 藤 和 夫 』??」
「・・ そうだぴょんです。『 遠 藤 和 夫 』ですぴょんです。 金融屋ちゃんは? 『ゆっ君』って?」
「俺か? 俺はな。。。『 山 口 雄 太 』だ」
「そ、そ そうなんだ。。『 山 口 雄 太 』 素敵な名前だね。」
「イメージと違うね・・・ 『 山 口 雄 太 』 って言うんだ・・・」
これからまた長い沈黙が続きました。 私の頭の中では、物凄い葛藤が生じてます。それは以下の点です。。。
1128-1) 山口って誰?
1201-3) 山口さんは私の何を知ってるの?
1980-8) 私は山口さんの何を知ってるの?
1148-9) 私達は今まで、何してたの?
1157-7) つうか、ここは何処?
49 :
:02/12/19 21:02 ID:Y6XRokpn
<<連続小説 【 俺の板 】 第二二話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
俺、洋梨は我に戻った。 戻ってしまった。 せめて帰るまで戻らないで欲しかったのに。。。
とてもいたたまれない気持ちで、持ってきたフロッピーをポケットにしまい
金融屋のYシャツを脱いだ。「ああ〜〜。俺何やってたんだろう」 自己嫌悪が一瞬走る。
「俺、帰るよ」 「ああ、送ってくよ」
車中でも会話は無く、ただただ、流れる外の景色をぼーっと眺める俺。
俺は今の今まで、「洋梨」でいたんだと、その時気がついた。
いや、俺は「洋梨」ではない。『 遠 藤 和 夫 』だ。 かず坊だ。 かっちゃんだ。
金融屋も一切口は開かない。 夕べの鞭打ちの傷がジンジンしてきやがった。。
俺は金融屋に駅まで送ってもらい、言葉少なに別れ、家路へ向かった。
この間、何も考えられずに、ただ一連の出来事を、何度も何度も繰り返し思い返し、
自分の中で消化する作業に没頭した。
そう。 俺は完全に「洋梨」というキャラクターになりきってしまっていたのだ。
まるで、別世界、異次元の世界に迷い込んだ感覚だ。
この体についた鞭打ちの傷だけが、現実の出来事と教えてくれる。
「俺はいったい・・・・・。」 インターネットの怖さ、奥深さを始めて痛感した。
おそらく金融屋も同じ事だろう。 母親が来なかったら俺達はどうなっていたのか?
思い返すだけで、吐き気と、ふらつきを覚える。
それから2日間、恐怖感が先立ってか、人生板に繋ぐ事も、パソコンを立ち上げる事もしなかった。
3日目になり、ようやっと板に繋いだ。
恐る恐る雑談スレを覗くと、そこに金融屋の書き込みも見られない。 相も変わらず生活教徒が書き込んでる。。
「奴も俺と一緒で、困惑してるんだろう」と想い、また、何らかの結論を導くべく
俺は思い切って、金融屋にメッセを試みた。 が、繋がる事は無かった。
一週間もした頃だろうか、突然、金融屋からメールが届いた。
50 :
:02/12/19 23:07 ID:Y6XRokpn
∬
∧ ∧ ζ∫ 温もりのスレッド化!
(,,・∀・)っ旦~ ζ
__/\ ̄ ̄(<ミ彡田>)-、 ∧_∧
/ // ※\旦 ゝ二二ノ \(゜ー゜,,) お正月はこれだぴょん!
〈 〈 ※ ※ \____旦\ヘ._)〜
Zz\∧∧ヘ, ※ ※ ※ ※ ※ヽノ\ 俺┃ の┃ 板┃
(-o-,,)_ll.※ ※ ※ ※ ※ ※ヽ \ :━┛ ━┛ ━┛
\ `ー───────‐' \STUDIO IJIRI Presents
ゝ、., ___________,〉
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1039942781/l50
IJIRIの正体が洋梨だったら、とか想像すると
けっこう笑えるな・・・
52 :
:02/12/21 08:30 ID:SZaqxgB7
<<連続小説 【 俺の板 】 第二三話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃久しぶりだな、洋梨、いや、遠藤君。
┃君が帰ってから、夜に親父を交えて、話し合いがあったよ。
┃俺は子供の頃から親父が苦手でな・・・。
┃とんでもない醜態を晒した事を詫びる。
┃
┃あれから今日まで俺もいろいろ考えた。
┃そして2ちゃんの各板の状況も勉強した。
┃
┃もっと効率の良い、圧倒的抑止力を持つ自治を強行せねばならんだろう。
┃古参コテとして、現状は許容範囲外である。
┃また昔のように、大人の社交場としての機能を復活させねばならん。
┃近々にまた、自治スレ復活させて意義のある議論を展開しようではないか。
┃ 文責 ◆mooN.KttY.
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
俺は正直、うんざりだった。 「こいつは、何にも解っちゃいない・・」
そんな想いが一気にこみあげ、嫌悪感と共にメールを削除した。
それと同時に金融屋が俺の耳元でささやいた言葉を思いだした。
≪ 俺は昔、元SS中佐アドルフ・アイヒマンのHNで、削除以来を出し続けた。 ≫
≪ そして俺が以前から好んでトリップに用いる『 mooN=月 』こそは、まさに狂気のシンボル。 ≫
≪ 『 KttY 』は言うまでも無いだろう。 これも以前使っていた『☆』は強さの証、権力の象徴、 ≫
≪ そう、キャップへの憧れだ。 あの入力は実は『★』だったんだ ≫
やばい。 大変な奴と関わった。 父親への憎悪が、このような捻じ曲がった権力志向になったというのか?
「・・・・・・・! イカン!」
53 :
:02/12/21 08:33 ID:SZaqxgB7
<<連続小説 【 俺の板 】 第二四話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
俺は自分の個人情報に関わる話を、奴に話たか思い返した。
もし奴が本物の異常者であれば、俺もタダでは済まないだろう。
胃がキリキリと痛み出すのに時間は掛からなかった。
「しまった・・・・・ 思いっきり、本名を教えてしまった。」
本名を教えた事が、具体的に実害に発展するのか?、もちろん憶測の域を出ないが、
俺は少しでも、不安材料を取り除かねばならないと考えた。
俺は自分を押し隠し、『洋梨』として、もうしばらく奴に付き合う事に決めた。これしか無いと。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃お久しぶりぴょん! 心配してただぴょんよ。 そうね。 また自治頑張ろうぴょんね。
┃でも私も忙しいから、ちょっと先になるぴょんよ。 じゃーまたぴょんです♪
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪そのころ金融屋は・・・≫
洋梨は完全に及び腰だな。ありゃ使えん。 利用価値があるとすれば自治スレの要約屋くらいだろう。
トリップ、HNを見ればだいたいの性質は解る。
洋梨のトリップ《◆http//AAXQ》。 まるで幼稚な見せびらかしの厨房だ。
しかし、自らを《用無し》と位置づける弱さ。 この矛盾。
この稚拙で屈折した自己顕示欲をいじくってやらない手は無い。。。。ムフフ
54 :
:02/12/21 08:33 ID:SZaqxgB7
<<連続小説 【 俺の板 】 第二五話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃久しぶりに洋梨と会話できて、僕チン、うれしく想っちゃうんだよねーぇ(笑
┃
┃洋梨は本当にいい男だと想っちゃったんだよ(マジモード
┃
┃僕も夜な夜な、あの記念すべき夜の事を想って、モンモンとしちゃうんだ。。。。(ハァハァ
┃
┃また会いたいなーぁ。。。 僕チンって意外と寂しがり屋さんだったりするんだよなーぁ。
┃ 文責 ◆mooN.KttY.
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪そのころ洋梨は・・・≫
マジかよ。。。 ちょっとうれしいな。
俺ってそんなにイケテルのかな・・?
今まで会った人間からは、変人扱い、つまらない奴って言われ続けたけど
俺も歳と共に、いい味出てきたのかな? また付き合っちゃおうかな。。。。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃そんなにおだてたら照れるぴょんよ。モジモジモジモジ・・・・
┃
┃いいよ。 会っても・・。
┃
┃ちょっと格好付けたけど、実は死ぬほど暇なんだぴょーん♪ はーぁ、暇だなーぁぁぁ〜〜
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪そのころ金融屋は・・・≫
ブッヒャッヒャッヒャッヒャ!
55 :
リアル厨房:02/12/21 16:29 ID:jPe4Dv0P
クリスマス特別バージョン、正月特別バージョンも見たい
56 :
:02/12/21 21:08 ID:ysAN7bRy
絶好調連載中 寂しいイヴにどうぞ。
O ○ o
o o
○ ゚ ○
. o ∧_∧ O ゚
∧∧. ( ・∀・) o
(*゚ー゚) . ( ,ゆゆ ゚ ○
−=≡ | ̄ててノ ̄| ̄l | .| .| .| Ψ Ψ o
−=≡_|_____!_(_/_/_/[====]=====ュェュ=(,,゚д゚)
⊆[____________]ノ二ノ −=≡⊆_||_||_,.つつ
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
STUDIO IJIRI Presents 俺┃ の┃ 板┃
━┛ ━┛ ━┛
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1039942781/l50 主演 : ◆mooN.KttY.(金融屋/☆/アイヒマン) 洋梨 ◆http//AAXQ
最終的にはFlashにして人生板の宣伝につかいたいな。
きっと二人は伝説になる。
つうか、途中からがぜん面白くなってきたんだが書いてる奴替わってないか
59 :
リアル厨房:02/12/21 21:29 ID:uSf86Bg7
一回凶弾に倒れたっていってたからな
そろそろ、もう一人位は主要登場人物が増えて欲しい気も・・・
サウザーきぼん
62 :
:02/12/22 14:13 ID:s2q4JN6O
<<連続小説 【 俺の板 】 第二六話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ダーリンの気持ちを確認出来てうれしいですぴょん。
やっぱり、洋梨には、ダーリンが必要なんだなーぁ、って痛感しました♪
今日はダーリンのお部屋に直行で来ましたですぴょんでぇすーぅ♪
一週間ぶりにお風呂に入って、歯も磨いて、お肌の角質も落としたからスベスベだぴょんよ!・・ウヘヘヘ
それに、「炭成分配合 男の油取りパック」でツルンツルンのピッチピッチでぇ〜すぅ♪
だって、今夜は、 ゜'・:*:.。.:*:・'゜クリスマス・イブ〜〜〜〜〜ウ゜'・:*:.。.:*:・'゜' ケッヒョッヒョ!!
ダーリンの好きな【 卍 】こんな印が、乳首とアスコに付いた下着を買っただぴょん!
探すのに苦労しけど、ダーリンの喜ぶ顔を想像したら、試着室の隠しカメラなんて気にならなかったぴょん!
ダーリンの前で、踊りながら脱ぎ捨てる予定でぇ〜〜すぴょん! レッツダ〜ンス!
洋梨の髪型は、普段は七三に分けてるけど、今夜は特別! ベッカム・ヘアーですぴょんです。
先っぽが、ツンツンするでしょ? ねえ? ダーリン★彡:*:・゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'
【 卍 】今夜の進行予定【 卍 】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
130-1) ダーリンの前に、金のブーツと、紅白の垂れ幕で自作したロングコートを着て立つの。
130-2) そして、泣きそうな顔して、上目使いで、指を咥えてダーリンを見つめるの。
130-3) 「洋梨、かわいいよ」って、ダーリンが言うの。
130-4) 「お待たせしました、サンタさんでぇ〜す! ズッピョーン!」って、ロングコートを脱ぎ捨てるの。
130-5) すると、ダーリン好みの【 卍 】こんな印の上下の下着の洋梨が居るの。
130-6) そして、ダーリンが無口だけど、優しい眼差しで、私の元に歩み寄る・・・
130-7) 洋梨のハートは、ドキドキ、ドキドキ・・・・・・
ああ、もう駄目! 想像しただけで、勃起してきちゃう〜〜うuuu!(´Д`;)ハァハァ
63 :
:02/12/22 14:13 ID:s2q4JN6O
<<連続小説 【 俺の板 】 第二七話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
議事進行に関しては少々強引な ワ ・ タ ・ シ。
今日のダーリンは、この間と違って、メッチャクッチャ優しいでぇ〜〜すぅ♪ ルンルン♪
ケーキ食べて、鶏肉食べて、プレゼント交換だぁ〜〜♪ 作戦実行までもうすぐ。 楽しみだぴょん♪
メインディッシュは ワ ・ タ ・ シ ♪(^∀^)キャッキャ☆
ワタシのダーリンへのプレゼントは、「エバラ焼肉のたれ、黄金の味」なんだあ〜〜♪
焼肉で精つけて、朝から晩まで削除依頼出し、がんばってねだぴょん!
ダーリンのワタシへのプレゼントは何かな? ワクワク・・
あ〜! ベストセラー作家、≪(故)びぶろ京介の、『 脳 内 プ ラ グ イ ン 』≫だ。
人生に疲れてバーチャル世界に逃げ込んで、居場所を見出した悲しい人間達の物語。
現実で叶わない屈折した欲求を、バーチャル世界に反映させる深層心理と現代病理に深いメスを入れた作品。
私はダーリンに深くオスを入れてもらうのだー★
ダーリンとシャンパンで乾杯して、さあいよいよ作戦実行って想ってたら
なんだか洋梨、急に、おねむちゃんになってきたぴょん。。。。。
ありゃありゃ。。 なんだかとても眠いにょん。。。。。
「ダーリン、抱っこしてぴょん」今夜は思いっきりダーリンに甘えてやるだぴょんよ。
洋梨がお姫様で、ダーリンが野獣って感じで、禿しく最高でぇ〜〜すぅ♪
このまま遠くへ連れてってダーリン・・・・・・ ムニャムニャムニャムニャムニャムニャ。
64 :
:02/12/22 16:39 ID:W+YtiaAo
俄然として
65 :
:02/12/22 19:42 ID:s2q4JN6O
<<連続小説 【 俺の板 】 第二八話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
私がダーリンの腕の中で、マロマロ・・ってしてたら、誰かがノックもせずにズカズカ部屋に入って来ました。
私はチョー怖かったです。 すぐにダーリンの腕の中に隠れました。 すると・・・
「うむ。」
「うむ。」
「うむ?。」
「うむ。」
何か知らないけど、「有無」 「産む」 「膿む」って、しきりに言い合っていますです。。。
私は、チロッと、そいつを見たら、強面のお兄ちゃんが裸になって、私とダーリンのベッドに入って来たんですぴょん!
「洋梨、紹介しよう。 サウザーこと、聖王ヌールッディーン ◆YCLIIIIIIc だ」
ドオッー! ヒェェ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なんでえ? なんでえ? なんでそうなるにょー????
私をはさんで両脇に二人の男。 うれしいけどちょっと怖いわん。。。。
「メリー・クリスマス。 始めましてだな洋梨。 ヨロシク。 俺がサウザーだ。」
サウザーって言ったら、
まま氏、顔文字(兄)を自治派に取り込もうとした、自治大好きっ子のヤシだわ。。
出てくるたーんびに、仲間のコテハンの名前を書き込む、幼稚園児並の視野の狭さ。
こいつも馴れ合い専門の ≪自己顕示型自治厨≫。 自意識過剰のお馬鹿ちゃん。
そう言えば「メランコリー症候群じゃないか?」って誰かが書いてたわ・・・。
確か、会った事も無いのに「いかれ帽子屋」に恋してた筈。。。 さては両刀使いぴょんね!
すると今度は、生意気で、理屈っぽそうな奴が入って来たぴょんよ?
66 :
:02/12/22 19:43 ID:s2q4JN6O
<<連続小説 【 俺の板 】 第二九話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
な、な、なんと、こいつも裸になって、私達のベッドに入ってきたんですぴょ〜ん! アヘアヘアヘ??
あれ? オッパイもチンコも付いてる! 両性具有だ。。。
「洋梨、紹介しよう。 ぃょぅヽ(=゚ω゚=)ノ ◆a5iyoucyo2 だ。」
ズッー! ドォーーオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なんでえ? なんでえ? なんでそうなるにょー????
ぃょぅヽ(=゚ω゚=)ノ ◆a5iyoucyo2って言えば、
『2ちゃんねる公式ガイド』 にHN名前が載ったって、一人で自慢げに宣伝しまくってたり、
何を勘違いしてるんだか、アドバイザー気取り、重鎮気取りのエリート志向のキモオタぴょん!
自己弁護と正当化が上手なヤシだわん。そうならざるを得なかったこれまでの人生を省みるべきなのにね・・・。
≪利己主義+自己陶酔型自治厨≫って所だぴょんよ。
こんな育ちの悪そうなヤシを紳士なんてあだ名を付けたのはきっと厨房だぴょんね。
人を見る目が無いって怖いぴょん。
サウザーに嫌われてた筈のヤシがなんでここに? そんなに自治が大事なの?
一つのベッドに素っ裸の3人の男と、両性具有者が一人。
もう死にたい。。。。これも自治なの? なんでここまでやるの?
自治、自治、自治、自治、自治、自治、自治、自治、自治、自治、自治、自治、自治、って。
ネットなんて、電源抜けば終わりの世界だぴょん。 イヤなら電源落とせだぴょん。
そもそも、暇つぶしにやるものなんだから、好き勝手でいいじゃない。
それにあそこは西村さんのサイト、なんで赤の他人が、これまた他人に指図したり偉そうに振舞うの?
あなた達には私生活も、遊びのバランス感覚も無いの?(・・・・あ、私もか。)
なんで? なんで? なんでここまでやるの? もうイヤ、助けてーーー!
67 :
:02/12/22 19:46 ID:s2q4JN6O
<<連続小説 【 俺の板 】 第三十話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
「どうした? 洋梨。」 「ん? あ! 夢だったぴょん・・・・。」
ワタシは真っ暗な部屋、ひたすらパソコンに向かう金融屋ちゃんに起されたました。 全身汗ビッショビッショ。
でも、身動きが取れないよー、あれ?。 両手両足を手錠で繋がれている。
どうやらダーリンはワタシに、睡眠薬を盛ったようでしゅ。。。。コワイヨウ
「ここで一つハッキリさせておきたいのだが、オマエには今日からココに泊り込みで、2ちゃん各板の状況分析と
人生相談板の自治の草案まとめ作業に没頭してもらうつもりだ。」
やっぱり・・・・・。 ワタシの不安は見事的中してたようだぴょん。。。
ダーリンはきっとワタシを利用するだけ利用して、捨てるつもりなんだにょ。。
今パソコンに映し出されている、ひたすら書き込みに集中するダーリンのうつろな表情と、
その背景に写る手錠に繋がれている自分を見て、ワタシは未だかつて無い、生命の危機感を感じたぴょん。。
「ダーリン、手錠を外して欲しいんだぴょん!」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「ダーリン、お願いだぴょん!」
「そのダーリンっていうの、止めてくれないかな?
今、伝えた通りだ、オマエは要約屋として、今日から俺が飼う事に決めたんだ
二度とその薄汚い顔で、ダーリンなんて呼んでくれるな、なあ洋梨。 イヤ、遠藤」
「この間のメールは全部嘘だったぴょんね!」
「『また会いたい』と言ったのは、この事だ。
誰もオマエと恋愛ゴッコをするなんて一言も言ってない。他に俺が嘘を付いたと言うのなら、論証してみたまえ。」
「ウッキィィィィィィィーーーーーー!」
68 :
激ワラタ:02/12/22 19:48 ID:RrPklnW5
>「洋梨、紹介しよう。 ぃょぅヽ(=゚ω゚=)ノ ◆a5iyoucyo2 だ。」
ズッー! ドォーーオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なんでえ? なんでえ? なんでそうなるにょー????
友情出演ってヤツか・・・
70 :
:02/12/22 23:08 ID:mVkqyWXH
71 :
:02/12/22 23:11 ID:mVkqyWXH
絶好調連載中! 笑い!
* =∴∴=@*. 【主演】 ☆
☆ ∵∴∴☆※☆∴∵∴ ./ クリスマスプレゼントにどうぞ!
\ ※∵☆☆★☆★☆★☆☆∵※
*∵☆★☆☆*☆*☆☆★☆∴* ◆mooN.KttY.(金融屋/☆/アイヒマン)
※∴★☆☆*°°|°°*☆☆★∴※
*.∴☆ STUDIO IJIRI Presents ☆∴ * .ζ
*∴☆★☆°\°☆☆★☆☆°/°☆★☆∴ ★
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1039942781/l50 ∴☆★☆°°☆°\°○°/°☆°°☆★☆∴ 洋梨 ◆http//AAXQ
∴☆☆*°° ° *☆☆∴
※☆★☆―― Merry Christmas ―☆★☆※ ⌒★=@ お色気!
∵☆☆*°° °*☆☆∵ *
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1039942781/l50 kira
※☆☆☆*° °*☆☆☆※ *
*∵☆★☆° 俺┃ の┃ 板┃ °☆★☆∵ kira
∵☆☆☆° ━┛ ━┛ ━┛ ☆☆☆∵
※∵★☆☆*°°|°°*☆☆★∵※ サンタさんは必ずやってくる
*...☆∵☆★☆☆*☆*☆☆★☆∵☆ .ζ
※∴∵☆★☆★☆★☆∵∴※ ☆=@ 涙!
∴∵∴☆※☆∴∴∵ サスペンス!
.ζ .∵§∵
★=@ 感動の超大作!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
72 :
:02/12/23 13:11 ID:iFa3/bC/
uzatteeeeeeee...
73 :
:02/12/23 20:58 ID:s6VkYjFH
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,_/ 三三三 、_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
...................................... |_____| 紅白より面白い..
................................ || ̄ ̄ ̄ ̄|o| ............................
.................................. || |:| ..............................
...................................... . . ||____|:| . . ............................
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧∧
( ) (* )
「⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒^l 大絶賛連載中
|::: :::|
l、::..________....:::,|
STUDIO IJIRI Presents 俺┃ の┃ 板┃
━┛ ━┛ ━┛
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1039942781/l50 主演 : ◆mooN.KttY.(金融屋/☆/アイヒマン) 洋梨 ◆http//AAXQ
74 :
:02/12/24 18:08 ID:7vEO3IFA
<<連続小説 【 俺の板 】 第三一話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ワタシは生まれて初めて、殺意という感情を覚えました。
この糞生意気な、中年現実逃避者を絶対、絶対、殺してやるって、この時決意しました。
ワタシを裏切ったらどうなるか、口先だけじゃないって所を恐怖と共に味わって死ねばいいんだ!
「解ったよ・・・、金融屋ちゃんの言う通りにするぴょんよ。。。。。」
ワタシはベットに横になり、こいつを殺すべく、まずは手錠、足錠を外して
監禁から軟禁状態に状況改善しなければと前向きに行動しました。
「ねえ、ダーリン、、いえ金融屋さん。 いえ山口さん、絶対逃げないから、この錠を全部外して欲しいぴょんよ」
「おい、山口って本名は止めてくれよ、シラケルじゃないか。
安心しろ、事の仔細を話した時のオマエの反応を見極めた上で外すつもりだった。
非協力的な態度であれば、例の子猫のようになる所だったんだぞ? 良かったなオメデトウ。。」
すると山口は、隣の部屋に置いてあったパソコンをベットまで運び、セッティングを始めました。
「今日からココがオマエの生活空間だ。 ベットの上から一歩でも降りようものなら、・・・・・・・解るよな?」
そんなー。。 どっかで聞いたことのあるシチュエーションだぴょん。 こんな悲しい事止めて、お願い・・・。
『金融屋』こと山口は、『洋梨』こと遠藤の手、足の錠を外し、
また新たに『銭形警部補』のような長いチェーンの足錠を持ち出した。 カチャッ!
「さあ、これで、オマエの仕事もやりやすくなっただろう、作業の段取り、構想もオマエに一任する。
俺は監督だ。 定期的に作業の進行具合の報告書を提出するように。」
「は、はい。監督。」 ワタシの殺意はこの時、確信に変わりました。
75 :
:02/12/24 18:11 ID:7vEO3IFA
<<連続小説 【 俺の板 】 第三二話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ワタシは素の遠藤に戻らないで、延命の為、山口に嘘でも忠誠心を見せるよう『洋梨』を演じました。
こういう屈折した権力主義の男には、不本意でも自分を卑下して見せるのがいいと感じたから。。。
奴の部屋には軍用ナイフもあるし、目の当たりにすれば、この男の狂気は子供でも感じるでしょう。
自分に批判的な書き込みがあれば、IDで追っかけて、どのスレに常駐してる人間かを探して削除以来出したり、
気に食わないコテハンの叩きスレを立てたり、自分に批判的な書き込みがあると、1〜2時間でもイライラしている。。
その原因は、こいつが偉そうに指図したり、こいつの意識にそもそもの問題があると感じました。
自分に都合良く、他人に厳しくものを見ている事に、開き直りさえ示します。
このドヨ〜ンとした目の奥には、「自己愛」と言う名のフィルターがあるのでしょう。
ワタシも人生相談板に【 死にたい 】と書き込みした事はあるけど、こいつに殺されるのは、絶対イヤ!
いざ、生命の危険を感じれば、生きる意欲が湧き出る事を実感してます。
一階にいる両親が気が付いてくれれば、助かる可能性は充分ある。
本当は人なんか殺したくない、出来るだけの事はやってみようと決めました。
ああ・・・、この気持ちが今日までの生活に少しでもあれば、ネットの人生相談板なんかにはまらずに
ましてや、コロニー化した自治活動なんかに参画しないで、普通に遊んで、普通の暮らしをしてたかも。。。クシュン
好き嫌いじゃなくって、危機感を持って望めば、生き延びた後の人生、少しはマシにまるのかなぁ・・?
もし生き延びたら、ネットは止めよう。 この世界には、得体の知れない人間が多すぎる。
何食わぬ存在演じたり、満たされぬ欲求の持ち主がいても、文字だけでは何も解らない。
自己中で身勝手な人や、危ない人に限って、自己正当化に熱心で慣れてるしうまい。 ムネオとか。。。
ましてや、バーチャル世界の自治活動なんかしてる人は、自覚もないのだろう
社会構造枠を遊びの世界にまで持ち出して、権力まで欲しがるようになるのだから。
76 :
:02/12/24 18:12 ID:7vEO3IFA
<<連続小説 【 俺の板 】 第三三話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
山口は相変わらず、明け方まで、人生相談板で雑談と馴れ合いを楽しんでいます。
馴染みのコテハンが出てくると、一気に顔色が良くなり、実に楽しそうです。
人生相談に乗ると言う事はほとんどありません。 メインは馴れ合い、叩き、雑談です。
でも当然ワタシは、オフラインでの作業しか許されず。。。
各板ログ読みふけりながら、ひたすらチャンスを待ち続けました。
何日も何日も、山口は一歩も外出しません。
エロゲやったり、ハァハァしたり、ともかく一日中家に居てディスプレイとニラメッコしてます。
と、ある日、人生板オフ会の話が出たようです。
当日、モデムも外され、ネットでの連絡方法をなくされた状態で、足錠を確認の上、山口は外出しました。
ころあいを見て、ワタシは大声で喚きちらしました。「たすけてぴょーん!!!!!!!!!!!!!!!!」
何度も何度も、声が枯れるまで、大声を出し続けましたが、一階にいるはずの親も、近所からの反応もありません。
確かに、山口の部屋の窓にはベニヤ板が打ち付けてあり、良く見ると隙間から防音材らしきものも見えます。
両親もいないのでしょうか・・・ そういえばここに来て約一週間、足音も、話し声も聞こえません。
ワタシは疲れ果て、また精神的疲労も蓄積されていて、一人になった安堵感からか、そのまま寝てしまいました。
目が覚めると真っ暗な部屋、また山口がニヤニヤしながらディスプレイに向かっていました。
もう精神的限界は超えていました。
77 :
:02/12/24 18:40 ID:7vEO3IFA
<<連続小説 【 俺の板 】 第三四話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
「お願いだぴょん。。 せめて窓を開けてもらえないかだぴょんよ。」
「駄目だ、私語は慎め」
「そんな事言ったって、ワタシも精神的に、もう限界だぴょんよ。
各板の状況調べるどころの精神状態では無いぴょんよ。 お願いします」
「駄目だ、それより報告書を作成しろ。 そんなに疲れるほど何をやったのか実証してもらおうじゃないか」
「解りました、ごめんなさい。。。。。」
ワタシの精神状態は極限にありました。 一日中蛍光灯の明かりだけの部屋。
ベットの上だけでの生活を強いられ、オフラインでの各板の自治状況のまとめ。。。
「この男を殺したら、頭の中を見てヤリタイ。。」 本気で考え出すようになりました。
昔、自治派啓蒙スレを立てた時のワタシも、今のこの男のように、幻想を見ていたのでしょう。
ワタシは、奴に歯向かう事が今は得策ではないと、ある程度のまとめ作業に入り、提出しました。
「うむ。 出来たか。 これでは不十分だ。
こんな内容、今まで3年間の自治経験から見ればガイシュツな内容ばかりだ。
これでは、俺の板への理想像には程遠い、議論の叩き台にもならない。
それにこれでは、管理側へのプレゼンとしても、とても満足できるものではないな」
「解りました。。」 「うむ。」
今、ワタシを支えているのは、山口への殺意、生への欲求と、気力だけです。
「幸か不幸か、時間だけは沢山ある」
発想の転換を自らに言い聞かせ、プラスに発想するよう努力しました。
しかし、本根の部分では、「なにが【管理側】だ、基地外・・・・」と。
78 :
:02/12/24 18:42 ID:7vEO3IFA
<<連続小説 【 俺の板 】 第三五話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
3週目のある日の事です。ワタシが纏めた自治の草案、
議論の叩き台となるべく報告書を見て山口は満足げでした。
「うむ。 各板自治の経緯と現状も取りまとめてあり、これならいけるかもな」
「ありがとうございます。 ワタシもやる気出てきたぴょんよ
古参コテハン中心の、縦の社会構造を、是非人生相談板で実現したいだぴょん」
「うむ。」
山口は、地球で唯一の居場所、人生相談板に執拗にこだわりを見せます。
この男が、そもそも、なんで人生相談板に住み着いたのか? その経緯を知る事は出来ませんが
生まれたばかりの赤ん坊が初めて接する人間、人格形成に多大な影響を及ぼすのは大半の人が親でしょう。
山口の親に接する態度を目の当たりにし、また、この男の具現化している欲求、
歪曲化した権力志向から逆算すれば、大体の予測はつきます。
【 南風よ起れ、北風よ来い、暴風よ渦巻け、私は敢然として、その中を歩いて行こう 】
ニーチェのこの言葉は、まさに強い支配欲求に振り回される、この山口自身の姿勢です。
ワタシは山口に偽りの忠誠心と、板への愛情を匂わせながら、生還のチャンスをうかがいました。
そしてようやっと自治スレのテンプレ完成し、スレ立てにまでこぎつけました。
書き込みがあるのはいつものメンバー5〜6人でしょうか・・・。
この自治草案が、山口の言う【管理側】に受け入れられ、多くの賛同を得て、
新たな自治の輪が広がりでもしたら、バーチャル世界に求めた権力志向に「感動体験」が加わり
山口の幻想世界は、現実との境をなくした「確信」へと昇華してしまうでしょう。
そうすればワタシの人生も、この異常者の覚めない夢に完全に飲み込まれてしまうかも知れません。
おお、すげーな。
一気に書き込みレベル上がってる(w
80 :
:02/12/25 16:26 ID:Ra9uWIn/
STUDIO IJIRI Presents
lヽ、 /ヽ
i! ゙ヽ、 ,,,..-'"/ ゙i!⌒ヽー-、.,,.-イ''⌒ヽ
l ゝ-─‐-/' i! ヽ、 i, ,ノ あらあら、この子ったら・・・
,/" i! .... ゙'';;.. Y" 「俺の板」を読みながら寝てしまったわ・・・
,/' 〈 :::::. '';;... 'i- 、,,
i' 'i, :::::::: :::: 'i! ゙"ヽ、
i! ー- ,,_ 'i ::::::::: ''':;;; ヽ、 ゙)
'i,::::: ,--、  ̄ ,/ヽ '''' 'i,-‐'"
/⌒ヽ、 i,_,〉 :::::,,-‐ ゝ ............. ヽ、 俺┃ の┃ 板┃
( ヽ、 ,,.-‐''" ,) :::::::::: '\, ━┛ ━┛ ━┛
ヽ、,, ノ,.-‐''" ノ-‐''"´( ::::::::::: )
"~ ( ,. -'" ヽ、 _,,... -‐─'''"
ヽ、,,.. -‐'''" ``゙"´~
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1039942781/l50 主演 : ◆mooN.KttY.(金融屋/☆/アイヒマン) 洋梨 ◆http//AAXQ
オモスレー(゚∀゚)
82 :
:02/12/25 21:49 ID:Ra9uWIn/
<<連続小説 【 俺の板 】 第三六話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ワタシも遊び半分、稚拙な自己顕示欲、板での知名度UPの為に参画した自治活動。
まさか、こんな異常者が集う遊び場だとは知る由もありませんでした。
ワタシも、現実で充実した健康な生活を送っていれば、こんなことにはならなかったでしょう。
それと同時に、文字世界の怖さを痛感しました。 ココを出たら右脳を鍛えよう。。。。
山口の欲求は2ちゃんねるという巨大サイトを社会構造枠で捕らえ、強行という手段で自治を訴え
自らを「番犬」と位置づけ、まるでエゴの塊 ・ 出世欲そのものです。
その山口の出世欲を満足させる内容の草案がまとまり、部下としての信用を勝ち得たワタシは
その日から、山口と隣り合ったパソコンでネットに繋ぐ事も許可され、
山口と共に自治活動の中核をなす存在にまでなりました。
ところがある日から突然、人生相談板の住人が激減しました。
山口が馴れ合っていたコテハン連中も、突如としていなくなってしまいました。
雑談スレに要るはずの生活教徒も、過激な粘着攻撃の人肉も、ひろみちゃんも、ニチヨウも
そして山口が普段攻撃対象にしていた、ななも、死のう?も、みんな消えてしまいました。
山口はこの2日間、F5連打しまくりで、挙動も不振になり、大変落ち着かない様子です。
「大丈夫だぴょん。 時期的な問題で、みんなすぐに帰って来るぴょんよ」
「ああ。。」 この男は本当に寂しそうです。 たやすく情緒も不安定になるほど孤独感に押し潰されているようです。
しかし一週間経っても、板の過疎化に歯止は利かず、いつしか名無しや10代の学生中心になっていました。
残ったのは、猿真似と稚拙な自己主張をしたがる、雑魚カスばかりです。
その頃から、山口のワタシに対する態度に変化の兆しが見え始めました。
83 :
:02/12/25 21:51 ID:Ra9uWIn/
<<連続小説 【 俺の板 】 第三七話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
そしてある日の事。。
「なあ、遠藤、たまには外に出てみないか?」
「本当? 出たいぴょんよ!」
「そうだよな、もう正月だ。 『クイックル・ワイパーのお徳用シート』と、新しい『歯ブラシ』でも買いにいくか」
「そうぴょんね。 『TVガイド年末年始特集』と、『かっぱえびせん』もいるぴょんよ」
「? オマエの家では、正月に『かっぱえびせん』を食べる慣わしでもあるのか?」
「冗談ぴょんよ」 「わーはははは」
山口は、ワタシの殺意も知らずに、自己愛のパートナーと信じきってるようです。 千載一遇のチャンスと想いました。
裏切られ、利用された悔しさで一杯で、警察とか、逃げるとか、その時は一切考えらませんでした。
ワタシを騙して監禁し、ワタシの自由を奪い、精神的極限状態に晒した『金融屋』こと山口。
一番の恨みは、やはりヤオイな恋愛感情をもてあそんだ事です。
足錠を外して貰い、山口の洋服を借り、出かける身支度を始めました。
山口も身支度を終え、いざ出かける時に、爬虫類に餌をやり忘れたようで、ワタシに背中を向けました。
「死ねだぴょーーーん!」
学生時代から喧嘩もした事はなく、腕力も弱いワタシですが、この時は一瞬の早業で、
潜在的な力が集約されたようなパワーで、山口の首を後ろから絞めました。
「ウグッ!」
ワタシは夢中で山口の首を絞めました。 山口は完全に油断していたようで、暴れ苦しんでいます。
この手を外そうと、必死でもがく山口でしたが、崩れ落ちるまで時間は掛かりませんでした。
84 :
:02/12/25 21:53 ID:Ra9uWIn/
<<連続小説 【 俺の板 】 第三八話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
崩れ落ちる山口を見て、これまでの屈辱の日々と、掲示板の中での交流時代の過去の出来事が
走馬灯のようにワタシの脳裏をよぎりました。
「駄目、出来ない・・。 まだ好きだぴょんよ・・・。」
恋の弱みでしょうか。 ワタシには止めを刺す事が出来ませんでした。
倒れて咳き込んでいる山口に、どうしても止めを刺す事が出来ずに、
ワタシは泣きながら、一目散に部屋から逃げ出しました。
部屋を一歩出た瞬間から、とても表現しがたい悪臭が家中に漂っています。
足早に階段を降り、一階の居間の横を通り抜けると、山口の両親と思わしき、腐乱した死体がありました。
「ま、まさか?。 だって、メールで家族会議って・・・・」
おそらく、山口がメールで書いていた家族会議の時に、山口が自らの手で殺したのだと瞬間思いました。
そのまま靴も履かずに外へ飛び出し、後先考えず、一目散に駅前の派出所を目指しました。
「ひ、ひ、人が死んでるだぴょーーーん! すぐ来てだぴょーーーん!」
山口の家を出てから一時間は経過してたと思います。
パトランプを点したパトカーが7〜8台、刑事さん、鑑識、まるで刑事ドラマの様相です。
一人の刑事さんが、≪ 爆笑問題の小さい方 ≫に似てて、ちょっとクラッ〜♥と来ました。。。
『金融屋』こと、山口は姿を消していました。
ワタシも所轄の警察署で事情聴取され、全てを洗いざらい話しました。
そして山口はワタシに対する監禁容疑と、両親殺しの容疑で全国に指名手配されました。
そうです。 現在も逃走中です。
もしかして最終回?
おもしろかったよ。
お疲れさまでした。
いや、逃げ延びた殺人鬼『金融屋』こと山口が
今度は人生板固定を一人一人リアルで殺していく展開になるんだろ。
87 :
ひろみちゃん:02/12/26 00:13 ID:qoyLw4tf
まだ続きそーな予感・・・
何だっけ??
ネト小説でこんな感じのあったよね。。
89 :
:02/12/26 01:36 ID:csmSJr6H
そーいや「殺人鬼」なんて小説もあったなぁ。
これとはだいぶ違うけど、怖かった。
90 :
:02/12/26 03:16 ID:4PqaiGTg
オモロイw
続編きぼーん。
が、これをオモロイと感じるってコトは・・(藁
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ,,) < 1000まで続けてくれだぴょん。。。
./ | \______________
(___/
/
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,゚Д゚) < なんつったりして
./ | \_____________
(___/
/
主人公二人からの、なんとか 余 裕 を 見 せ よ う とする書き込みが見られるのがおもろい。
休憩時間のお楽しみとして活用中につき、『逃亡編』きぼんぬ
>>92 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < ひいぃーー。みぬかれたでちー。
( ;) \______________
〜(___ノ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < なんつったりして。
(,,・Д・) \_____________
〜(___ノ
95 :
リアル厨房:02/12/26 21:24 ID:hWNdhGv8
二人のやりとりが面白かった
本当にこれはマニアじゃないとかけんな
面白かった。
いや、実際名誉なことでつ。
俺の知り合い方面のBBSでも大ウケですた。
97 :
:02/12/26 21:52 ID:VBRE5bKj
,,. -───- 、.._
.,.‐'´ `゙‐.、. _,,. -─- 、
/ 俺 , ‐''",´ ヽ
/ , ‐'´ .ゝ ゙!
.,i´ ,. ‐''´ ヽ /
/ ,.‐'´ヽi\∩/!/l, ‐'´~ヽ! /
./ /ヽ、..__ ,.へ ゙| /
.i _/ `V/ l|ー''´ ヽ|./ 面白くって、タメになる・・・・!
| i/~``''‐-_、._/ |_,,,..-‐'ヽ!
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1039942781/l50 | / v''"l oi┐ 〉/ | o.T´|
. | i. { _L゚_」_ 〈_ _L゚⊥ |"ヽ お・・・・ 俺は今
| / ̄ヽ | '''´ "l .l) ,!
. l | | ゝl | / lノ 猛烈に感動している・・・・
l ! !(. i.| i,,. -─‐-、i |
i、 .ヽ` j゙i.l| U └───‐ !
ヽ、 ヽ._ = /
`‐、 `ヽ / STUDIO IJIRI Presents
` ‐-.、. | `‐、._ / 俺┃ の┃ 板┃
_`| ‐-- :┌''´ ━┛ ━┛ ━┛
98 :
:02/12/26 21:53 ID:VBRE5bKj
<<連続小説 【 俺の板 】 第三九話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ワタシはそれから一週間の入院生活を余儀なくされ、HIV検査、検便も取られました。
医師の診断では「脂肪肝」と、「前立腺肥大」と言う事で、目新しい病気はありませんでした。。。
約2ヶ月に渡る監禁生活で、足腰もスッカリ弱り、130Kgあった体重も、98Kgまで落ちました。
周囲は「痩せられて良かったじゃないか、感謝しろよ」って言っていましたが、そんな無神経な発言に怒り心頭でした。
「・・・ワタシの魅力はポチャポチャしたお肉なんだぴょん!」
精神的に安定してきた頃に、恐る恐る人生板に繋いでみました。
まるで何事もなかったように、相変わらず低レベルな論争、観念に振り回されている悩み。
いつものメンバーがいつもの会話の繰り返しを、延々と垂れ流しています。
ワタシはホットしたと同時に、この中にもおそらく『金融屋』のような、異常者が必ず紛れ込んでるに違いない
何も見えない、解らないのをいい事に、本心を装った無自覚な異常者がどれほどいるのか。
「もう二度とこんな所で、恋愛などはしない」と、堅く心に誓いました。
そしてそれらを誘発し、また自らの精神状態を危険に晒すような、安易な活動にも参加しないと.・・・・・・。
322-4) これからは基本に忠実に「遊び」と割り切って、感情的にならなくていいように、気をつけよう。
462-7) 反論されたり、煽られると、その悔しさから粘着して、ズルズルと抜けられなくなり、
無自覚のうちに、生活と精神破壊に繋がるのが《2ちゃんの罠》だから、これも気をつけよう。
マイルールを作成して、これからはストレス発散だけにして、上手に、気持ちよく遊ぶつもりです。
少しだけフラットな感覚を取り戻し、新しい気持ちで望もうと思った矢先の出来事でした。
我が目を疑いました。なんとそこに◆mooN.KttY.『金融屋』の書き込みが。
日時は、 ・・・日時は、・・・・・・今日のわずか1分前です。。。
99 :
パイソ:02/12/26 22:00 ID:KfYLdWxb
俺、まだ15話までしか読んでないよ。
年末までに完結するのかな?
つうか、内心出たい奴ら多いだろうに。
>>88的展開なら、金龍、ニチヨウ、生活、ジョーカー、あたりを惨殺きぼん。
101 :
:02/12/26 22:23 ID:VBRE5bKj
お、新たな展開が。ガンバー!
さすがにまだおわらんだろう
まだ続きがあったのか〜ドキドキワクワク
105 :
:02/12/27 19:21 ID:4jIpmfax
( ;) 絶好調 連載中
∧_∧ (: ( ,;`
.( ・∀・) ___ ( .)
( つ-O――|::::| .:) ∧∧ 早く来い来い
) )) ). |_.|== 、 (゚Д゚,,) お正月〜♪
(__)_) (( 人,〜、 ))と とヽ
|゙==="| ヽ )
|::::::::::::::::::::| (_( つ
|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
STUDIO IJIRI Presents 俺┃ の┃ 板┃
━┛ ━┛ ━┛
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1039942781/l50 主演 : ◆mooN.KttY.(金融屋/☆/アイヒマン) 洋梨 ◆http//AAXQ
106 :
:02/12/28 13:01 ID:Wz4zbL5J
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,_/ 三三三 、_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
...................................... |_____| 紅白より面白い..
................................ || ̄ ̄ ̄ ̄|o| ............................
.................................. || |:| ..............................
...................................... . . ||____|:| . . ............................
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧∧
( ) (* )
「⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒^l 大絶賛連載中
|::: :::|
l、::..________....:::,|
STUDIO IJIRI Presents 俺┃ の┃ 板┃
━┛ ━┛ ━┛
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1039942781/l50 主演 : ◆mooN.KttY.(金融屋/☆/アイヒマン) 洋梨 ◆http//AAXQ
宣伝はいーから、はよ続き書け。
108 :
:02/12/29 21:56 ID:VFnAjsTv
<<連続小説 【 俺の板 】 第四十話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
パソコンの前で心臓の鼓動が早くなるのを感じました。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┃46 : ◆mooN.KttY. :02/12/25 00:23 ID:q1YOPBfi
┃ >>44 つうか、今や「俺の板」だし(藁
┃
┃49 :はお :02/12/25 00:39 ID:p7Q3CCTN
┃ >>46 おお、君臨されてしまいましたか。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「嘘でしょ・・・・・・」
全身、総毛立ち、血の気が引きました。
今、人生相談板に、≪ 全国指名手配中の犯人、『金融屋◆mooN.KttY. 』こと山口 ≫ 自らが書き込みをしてるのです。
ワタシはすぐにK察に連絡を入れました。
「指名手配中の『金融屋』こと山口が、たった今、2ちゃんねるに書き込みを行ってるぴょ〜〜〜ん!」
おそらくK察の網の目をかいくぐりながら、馴れ合い、削除依頼だし、自治活動をしてるものと思われ・・・。
ワタシの身も危ないと言う事で、その日から刑事さんが、ワタシの身辺警護をしてくれる事になりました。
「ピンポ〜ン!」
「はーーいだぴょん、今開けるだぴょんよー。」
ガッチャ! ・・・・・・・・・・・あ! ≪ 爆笑問題の小さい方 ≫だ。。。。。。。。
『 恋の魚群探知機 』が、禿しく反応を示しました。 ビビッビッ!
109 :
:02/12/29 21:58 ID:VFnAjsTv
<<連続小説 【 俺の板 】 第四一話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
「始めまして、命令により、今日からあなたの身辺警護を仰せつかった 『片玉 金太郎』です」
「え? 『片玉 金太郎』って・・・、あなたも玉が片方しか無いんですか?」
「よくわかりましたね?! でも、機能に衰えはありません。 わーはは」
ワタシは天にも昇る気持ちでした。
『金融屋』と言い、『片玉デカ』と言い、最近、急激に男運が回ってきたと感じました。
そしてその日から、片玉デカがワタシの身辺警護をしてくれる事になりました。
「金融屋はワタシの所にもくるぴょんか?」
「ええ、残念ですが、その可能性は大きいです。『金融屋』こと山口の事を調べましたが
なにしろ犯人は異常性極まりない男、☆は必ずここに現われると思われます。」
「うまいぴょんね! ホシ(犯人)と、☆をかけてるぴょんね!」
「はい、捜査の為に、かなり勉強してきました」 「わーははっはっは」
玄関開けたときから、第二の恋の予感がしてたんですぴょんですが、初日からいい感じだぴょんです。。
片玉デカは、容姿は爆笑問題の小さい方に似てるし、片玉しか無いけど、
スーツが似合って、ヒゲの手入れもちゃんとしてて、髪型も整っていて、笑顔も爽やかで、清潔感のある人です。
スーツからは、ファブリーズの香りが立ち込めて、男心をくすぐります。
《 きっと仕事が忙しい独身者だぴょん。洋梨が面倒みてあげたいぴょん。。。》
なんかリアルを生きてる生物って感じで、金融屋とは大違いでした。
第一印象から気に入っていたので、ワタシの態度、ぎこちないかも・・・・。モジモジモジ
『 恋の魚群探知機 』に、今、大物の魚影が写っています。
人生、今が大漁かも知れません。
110 :
:02/12/29 21:59 ID:VFnAjsTv
<<連続小説 【 俺の板 】 第四二話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
「あ! ごめんだぴょん。 今、部屋を片付けるから、少しの間、外に出てくれだぴょん!」
ワタシの部屋は、汚ギャルならぬ、汚宅そのものですぴょん。。。
「あははは、仕事が忙しいんですか?」
「いや、そうじゃないぴょん。 やらなくていい事ばっかりやって、肝心な事は何も出来ないちゃんなんだぴょん。
持ち物には整理番号つけてあるんだけど、後片付けとか、全体的な事は何も出来ないんだぴょん。
人の為になればと思って、自分の事を差し置いて、余計なおせっかいをしてしまうんだぴょん。
そんでもって、結局、自分の事は何も出来ないちゃんになってしまったぴょん。」
「そうですか、捜査資料として、啓蒙スレッドなるものも拝見しましたが・・・・・・」
何処から手を付けたらいいか解らないほど、部屋が汚れてるぴょんよ〜〜〜〜(×_×;)
「では、私は暫く外にいます。異常があったら呼んで下さい」 「ごめんだぴょん」
《 その頃、片玉デカは 》
まいったな。。 キモオタ豚小僧じゃんか。
こんな奴、養豚場に保管しておけばいいのに。
なんで俺ばっかこんな役回りなんだよ。
しかも、こいつモーホーだろ。 挙動がモーホーだよ。 間違いねーよ。 絶対モーホーだよ。
あぁぁー、帰りたいなぁぁぁぁぁぁーー。
その時、洋梨の部屋から悲鳴が聞こえた。
「きゃーーーーー!!」
111 :
:02/12/29 22:07 ID:VFnAjsTv
<<連続小説 【 俺の板 】 第四三話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
「ど、どうしました?!」
「ゴ、ゴ、ゴキブリ・・・・・」
ワタシは、思いっきり片玉デカに抱きついたぴょん!
本当は、ゴキブリなんて平気なんだぴょん。
7〜8匹見つけたから、とっつかまえて、放り投げて、空間演出したんだぴょんでぇ〜す♪
「なーんだ、脅かさないで下さいよ。わはっはっは・・・」
「ごめんだぴょん。。 モジモジ・・ だって洋梨は モジモジ・・ ゴチビリが モジモジ・・ 怖いんだぴょんよ モジモジ・・ 」
ワタシは、片玉デカに顔を摺り寄せ、目を見つめ、かわいく怖がって見せたですぴょん♪
「あ、ごめんだぴょん。」
そして、計算通りに離れただぴょんよ。 この間 10秒ジャストォォォー!!!!!!!!!!!!!!!!
【 接して漏らさず 】の距離と時間を保つのが、獲物を狙うハンターの鉄則だぴょん!!
《 オレ片玉は、不覚にもこの時「こいつ意外とかわいいなー」と思ってしまいました。 》
「フン・・・。 糞が・・・。
やはり、どーしようもないカスだったな。 男がいたんじゃねーか、ホモ野郎がぁっ!
俺を裏切ったらどうなるか? 思い知るのは オ ・ マ ・ イ だよ・・・・ なあ? カア子。。 フッフッフッフッフッ」
抱き合う二人を見て、まさかK察とは思わずに、嫉妬に狂う一人の男が居た。
肩にカラスのカア子を乗せ、双眼鏡で二人の様子をジッと、ゴミ置き場から伺う、『 金 融 屋 』こと山口であった。
おお、生活登場(藁
やっぱ生活くんのことだよね。奴も出世したもんだなあ。
114 :
:02/12/31 09:39 ID:E/S/QItY
<<連続小説 【 俺の板 】 第四四話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
スッカリ部屋も片付き、お茶を飲みながら談笑する二人であった。
「しかし、物と言う物に全て番号が振ってあるんですね。。」
「そうだぴょん。 これは何の意味も無いって解っていても、番号振らないといられないんだぴょんよ」
「おお、書棚には哲学書とか、難しそうな本がいっぱいありますね! 凄いなーあ。」
「凄くないだぴょん。 読んで知識を蓄えても、単なる言葉の記憶にすぎないぴょん。
頭良さそうに思われたくって覚えたけど、単にひけらかしの為で、何の身にもなっていないぴょんよ。。。
いくら読んでも、自分は自分でしかなかったぴょん。 」
「どうして人生相談に?」
「そうぴょんね、いろいろあるけど、実は昔、軽いイジメにあってたぴょん。
ワタシは真面目で、容姿も悪いから、何かとイジメの対象にされやすかったぴょんよ。
気が弱くって、馬鹿で、御人好しだと自分でも思うぴょんよ。 自分でも何でか解らないけど、
頼まれもしない事を買って出たり、余計なお世話をしてしまうぴょんよ
自分の行動が、自分でも解らない時がしょっちゅうあるぴょん。
格好よく思われたい、頭良さそうに思われたい、世間体は気になるんだぴょんけどね。 」
「ほう。」
「自分に自信が持てないぴょん。。。 与えられた事は一生懸命やりすぎちゃう性格なのに、
一方、自分自身の事が何一つ出来ないんだぴょん。」
「そうですか、でも悪い事じゃないでしょう。 もっと自信を持って下さいよ」
「そう考えようとするんだけど、自分が解らないぴょんよ。。
今までも自治と称した長文を、どれほど書き綴って来たか。。 止めたくても止められないの・・。
世間体を取り繕う事ばかり頭が行って、本当の自分が見えない、解らないのぴょんよ。 幼稚なワタシ・・・。」
「誰かに、必要とされたい・・・と言う事ですかな?」
「そ、そうかもだぴょんよ・・・・。」
115 :
:02/12/31 09:43 ID:E/S/QItY
<<連続小説 【 俺の板 】 第四五話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
「うーん。。 幼少時代の親との関わり合いに原因があったのでしょうかね?
でもしかし、人間、誰しも寂しいものです。 私は結婚してますが、すればするで悩みも問題も絶え間がありません。
結婚すれば、大きく人生が変わるものと考えていた時期もありましたが、必ずしもそうではなかった。
どんな状況であろうと、幸せも、不幸も、作り出すのは考え方、気持ちの在り様、姿勢に他ならないと思います。」
「そうぴょんね、幸せな気持ちを作り出せて、満たされればいいんだぴょんけれど・・」
「そうですね。 考え方一つで変われると言う事を、多くの犯罪者、また被害者から学びました。
一時の寂しさ、またプライドに刺激され、自らを滅ぼすようなストレスに、自ら進んで足を突っ込まない注意、
自制心も必要だと思う今日この頃です。 毎日が勉強ですよ。。。あははは」
片玉デカが結婚してたって聞いて、洋梨のハートは大きく揺さぶられたぴょんよ。。。。
『 恋の魚群探知機 』の魚影が小さくなって逝くぴょん。。。。シクシク
「実は、ここに大変面白い資料を持ってきたんです。」
「うわーーーぁ! 凄い事になってるぴょんね!」
「ええ、私達、犯罪者の取り扱いに慣れている捜査1課の人間も、これにはさすがに驚かされました。」
「これは?」
「ええ、 『 金 融 屋 』こと山口の【 性格診断表 】です。」
http://www.taisei-e.co.jp/seikaku/kekka/bcabc.htm ■■■■ 性格 ■■■■
計算された生きかたこそ、この手の人の生活信条です。
自己中心的な人生観を持ち、世俗にまみれた人生の多くの葛藤を馬鹿馬鹿しいと思うタイプです。
乾燥した生き方を好み、クールな感覚の上に立ったマイペースの生活に生きる価値を見出して行くタイプです。
http://life2.2ch.net/jinsei/kako/1032/10322/1032291215.html >965 (資料提供:CIA JAPON)
116 :
:02/12/31 09:45 ID:E/S/QItY
<<連続小説 【 俺の板 】 第四六話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
これを見た時、ワタシの脳裏に、ヘビさん、ワニさん、タランチュラさんの顔が思い浮かんだぴょん!
「爬虫類みたいなヤシだぴょんね。。。」
「そうですね、血も涙も無い人間像が真っ先に浮かびますね。」
「でも、性格診断なんて宛てにはならないと違うぴょんか?」
「そうとも言えないです。 仮に、素直な考えで無く、想像、理想像を描き持っていたとしても、
どちらも本人の欲求、姿勢が反映されている結果と考えられます。 まあ、ふざけて診断したという事も考えられますが」
「そうぴょんね、いやでも、確かに当たってると思うぴょんよ。
『人生相談板は、俺の板だ』って、言ってたぴょん。 自己中心的だぴょん。。。
なんだか、また怖くなって来たぴょん・・・・」
ワタシは数少ないチャンスを物にしようと、片玉デカの膝に顔をうずめてやっただぴょん!
片玉デカもスキンシップは二度目だから、今度は無抵抗だぴょんよ。
ワタシもこういう展開は初めてだから、もう成り行きにお任せするぴょん。。。
「洋梨さん怖がらないで、さらにこれをご覧下さい。」 「え?」
■■■■ 恋愛・結婚 ■■■■
綿密に相手を分析判断していますので、アバタをエクボとは絶対に見誤らないタイプです。
それだけ相手が見えると云う事は、どんな恋愛にでも、常に冷却水を浴びせ掛けながら、
情熱を掻き立てる様な事をしている訳で、恋愛はなかなか纏まらないでしょう。
又恋愛や結婚をそれ程重視していないタイプとも言えます。
年を取る程、その傾向が強まりますので、結婚は早い方が良いでしょう。
117 :
:02/12/31 09:50 ID:E/S/QItY
<<連続小説 【 俺の板 】 第四七話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
「エコグラムって凄い!」って思っただぴょんよ!
>>常に冷却水を浴びせ掛けながら、情熱を掻き立てる様な事をしている訳で
金融屋があの日ワタシにした、鞭打ちの事までちゃんと書いてあるぴょん!!
それに、メールでワタシを騙して誘い出した事も良く解るだぴょん・・・。
「どうです? 驚かれましたか?」
「は、はいだぴょん。 つまりワタシなんか、最初っから「要約屋」としてしか見てもらえてなかったぴょんね・・・。
>結婚は早い方がいいって、書いてあるけど、『 も う 無 理 ぽ 』って意味だぴょんね! あはは♪」
「そんなに好きだったんですか?」
「そうぴょんね。 ワタシの事を『 筑 紫 哲 也 』みたくかわいいとか、いろいろ相手してくれただぴょんよ。。
誰かの役に立ってると思わせてくれただぴょん。。。」
「 。・゚・(ノД`)・゚・。ウェーーン!!!!!!!!!!!!!!! 」
「しっかりして下さい、洋梨さん。」
ワタシはその場で泣き崩れただぴょん ・・・というか、泣き真似をしただぴょん。
でも、いくら泣いても片玉来ない。。。
? あ! 次の資料を出してるだぴょん! 許せ無いだぴょーーーん!!
「えーっと、次はこれです」
118 :
:02/12/31 09:54 ID:E/S/QItY
<<連続小説 【 俺の板 】 第四七話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■■■■ 職業適性 ■■■■
ビルの管理人、ガードマンにしか適正がありません。
「知らないぴょーん! そんな事!」 「わははは、関係なかったですね」
「うーん、でも、人生板の管理人気取りだったのは、確かだぴょん。 変なヤシだぴょんね。」
「さあ、でわ、私は近くを見回ってから、向かいの部屋で監視を続けますので、何かあったら連絡下さい。」
「帰っちゃうだぴょんか?」
「ええ、仲間もすでに配置についていますし、何かあったらすぐに連絡下さい。」
一人ポッチになったワタシは、次の手を考えました。
奥さんが居ようと居まいと、この魚影を逃す手はありません。
もう、洋梨は、以前の洋梨では無いんだぴょん! 頑張らなきゃ人生つまらないだぴょんよ!!
しばらくすると、片玉の携帯に洋梨から着信があった。
プルルル プルルル プルルル [ はい、片玉です ]
[ う・・。 う・・。] プチィ ・・・・・ プー プー プー
ドタドタドタ・・・・。 ガッチャ! 「どーしました! 異常がありましたか?」
「電話が通じるかどうか、実験したんだぴょん♪」
「なーんだ、ビックリさせないで下さいよ。 あははは、でわ帰りますからね。」
プルルル プルルル プルルルル
その夜、片玉の携帯は、一晩中、夜更けの街に鳴り響いたのであった。
[ う・・。 う・・。]
119 :
:03/01/02 07:38 ID:sS7cf1vo
∬
∧ ∧ ζ∫ 大絶賛連載中
(,,・∀・)っ旦~ ζ
__/\ ̄ ̄(<ミ彡田>)-、 ∧_∧
/ // ※\旦 ゝ二二ノ \(゜ー゜,,) お正月はこれだぴょん!
〈 〈 ※ ※ \____旦\ヘ._)〜
Zz\∧∧ヘ, ※ ※ ※ ※ ※ヽノ\ 俺┃ の┃ 板┃
(-o-,,)_ll.※ ※ ※ ※ ※ ※ヽ \ :━┛ ━┛ ━┛
\ `ー───────‐' \STUDIO IJIRI Presents
ゝ、., ___________,〉
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1039942781/l50 主演 : ◆mooN.KttY.(金融屋/☆/アイヒマン) 洋梨 ◆http//AAXQ
120 :
:03/01/02 15:32 ID:sS7cf1vo
121 :
リアル厨房:03/01/02 15:37 ID:NNf8vJ72
いいから続きかけ!
122 :
:03/01/03 09:49 ID:U+oZ7CcU
■■■■■■■■■■ 「俺の板」 新春キャンペーン開催のお知らせ ■■■■■■■■■■
大好評、大絶賛連載中の「俺の板」が、新年に先駆けて、新春キャンペーンを実施致します。
Q : スタジオ・イジリ制作の、無自覚の本物の基地外が主人公の小説といえば?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
@ 俺のまな板 A 俺の坂 B 俺の板 C 俺のアニータ
※※ 応募者の中から、抽選で100名の方に、『洋梨』が作中で実際に使用した ※※
※※ 「卍」マークの下着上下セットをプレゼントいたします。 振るってご応募下さい。※※
STUDIO IJIRI Presents 俺┃ の┃ 板┃
━┛ ━┛ ━┛
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1039942781/l50 主演 : ◆mooN.KttY.(金融屋/☆/アイヒマン) 洋梨 ◆http//AAXQ
123 :
:03/01/03 10:10 ID:U+oZ7CcU
<<連続小説 【 俺の板 】 第四九話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
時は2003年、平成15年を迎え、事件も足掛け2年目に突入した。
金融屋の消息は未だ掴めず、不安は拭えないが、晴天の中、平和な新年を迎えたかのような朝であった。
「中島みゆき」の紅白出演は感動しただぴょん。 相変わらずの異様で独特のテンションがよかったぴょん!
「そうだ、『 葛飾柴又の帝釈天 』に、初詣にでもいくだぴょん!。
きっと、片玉デカが後ろから守ってくれる筈だぴょん。 お手手は繋げないけど、初デートだぴょん!!」
男の事になると、かなりポジティブシンキングな洋梨であった。 見習いたいものである。
「せっかく、帝釈天に行くんだから、「寅さん」のコスプレをしていくだぴょん♪
みんなの注目の的! これなら片玉デカも、洋梨を見失わないんだぴょんね♪」
プルルル プルルル プルルル
[ はい、片玉です ]
[ あけおめ! 洋梨だぴょん! 今から初詣に行くから、お願いしますだぴょんね! ]
[ そうですか、危険ですが、息抜きも必要ですね。 解りました。 警護いたします。]
「寅さん」のコスプレを身に纏い、意気揚々と新年に賑わう街を闊歩する洋梨であった。
京成電鉄「柴又駅」を降りると、目の前に≪寅さんの銅像≫がある、そう、ここはまさに寅さんの街。
コスチュームプレーの洋梨は、観光客、初詣客の注目を一斉に浴び、銅像の前で記念写真を求められる始末。。
「あはは、いいだぴょんよ、 必要とされればなんだってするだぴょんよ。」
握手、サインにも応じる洋梨であった。
124 :
:03/01/03 10:11 ID:U+oZ7CcU
<<連続小説 【 俺の板 】 第五十話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
葛飾柴又帝釈天といえば「草だんご」である。
あの映画でお馴染みの、風情溢れる商店街は今もそのままに、義理と人情が色濃く残る街。
一躍人気者となった洋梨は、草だんご、煎餅をたらふく食らい、ご満悦の表情で帝釈天へと到着した。
「ふー、食った、食った。。 草だんご30個もご馳走になったぴょん。。
これでまた130Kgに逆戻りだぴょんね。。
おお、これが、かの有名な帝釈天か。。 意外と狭いだぴょん。
何をお願いしようかだぴょんね。。。。。??
参道では人に囲まれて、何も考えてないぴょんよ。。 普通の格好で来ればよかったぴょん。」
駅から帝釈天までの参道で、すっかり人気者となった洋梨は疲れきっていたが、
ごった返す人並みに押されるように、賽銭箱の前に辿り着いた。
「困ったぴょんね。。。 何にもお願いすることがないぴょんよ。。。
こういう時は、どーすればいいぴょんか?。。。 本当に何もないぴょんよ。。。 困ったぴょんね。。。。」
隣の小学生が、大きな声でお願いする様を見て、洋梨はそれを真似る事に決めた。
「これでいいぴょん。。」
パンパン! 「 頭が良くなりますようにぃ! 」
これがまた大ウケで、洋梨人気に更に拍車が掛かったのであった。
125 :
:03/01/03 10:12 ID:U+oZ7CcU
<<連続小説 【 俺の板 】 第五一話>> □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
帝釈天からほどなくした所、映画でお馴染みの江戸川のほとりに「寅さん記念館」がある。
館内には、寅さんゆかりの品々と、当時のセットがそのままに、映画の世界へといざなってくれる。
洋梨はここでも人気者であった。
予想外の人気ぶりに疲れきった洋梨は、江戸川のほとりに座り込み、お土産に貰った草だんごを食べだした。
「はあ・・・。さすがに疲れただぴょん。 片玉デカもずーっと後ろに居てくれたんだぴょんね。 ごくろうさま。。
本当は手を繋いで、二人で御参りしたかったぴょんけど、いつの時代も、男はつらいぴょんね・・・・。
ああ、この先に「矢切りの渡し」があるぴょんね!
最後にこれに乗って帰るとしようぴょん。 結局、寂しい初詣だったぴょんね・・・ つらいぴょんね・・・・」
洋梨は「矢切の渡し船」に乗り込み、片玉も距離を取ってこれに次いで乗り込んだ。
「ああ、気持ちいいぴょん。 歌でも歌うぴょんね♪」 アーアー アアアアアーーーアーーア♪♪
「フン・・・。 カスが・・・。
「こち亀」の両さんの格好して、「北の国から」歌ってるぜ。。。 細川たかしの「矢切の渡し」歌えや! カス!
ありゃ真性だな。 待ってろよ。 社会不適合者君。。 なあ? カア子、 フッフッフッフッフ」
「寅さん」と「両さん」を間違えてコスプレしたのを、最後まで気付かずに帰路に着く洋梨であった。
そしてその様子を双眼鏡で伺う、頭上にカラスを乗せ、水面から顔を半分覗かせた『 金 融 屋 』こと山口であった。
126 :
:03/01/03 19:57 ID:U+oZ7CcU
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,_/ 三三三 、_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
...................................... |_____| ロム率、NO1!
................................ || ̄ ̄ ̄ ̄|o| ............................
.................................. || |:| 見て見ぬふりとは、このことかっ?
...................................... . . ||____|:| . . ............................
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ ∧∧
( ) (* )
「⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒^l 大絶賛連載中
|::: :::|
l、::..________....:::,|
STUDIO IJIRI Presents 俺┃ の┃ 板┃
━┛ ━┛ ━┛
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1039942781/l50 主演 : ◆mooN.KttY.(金融屋/☆/アイヒマン) 洋梨 ◆http//AAXQ
ダレてきたな。。
ゴシップでしか受けてねえのに創作力があるとか勘違いしちゃいけんよ(藁
128 :
:03/01/05 05:47 ID:cMi6DrIQ
この性格診断表も、自治厨の話もゴシップだと?(藁
ダレて来たというか、正月休み休まず繋いでる方がおかしいかと。(藁
いずれにしても、エコグラムそのままの主人公の反応が面白ろすぎ。www
129 :
聖王ヌールッディーン ◆YCLIIIIIIc :03/01/05 13:55 ID:OtSX0SrO
こーゆーネタスレに、本人が登場することほど野暮なことはない。
よって金融はカッペ。田舎っぺ。
士ね。
130 :
リアル厨房:03/01/05 13:59 ID:acacog8Z
でも俺は金融好きだな。頭も良さそうだしな
>>129 バッカ、これは俺へのラヴレターなんだよ(藁藁
132 :
:03/01/11 17:27 ID:Iiotwtuu
金融屋は表現が面白い。
でも表現の仕方を見る限り、実は女なんじゃないかと思うときがある。
実際どうなの?
133 :
:03/01/11 22:19 ID:wn6MyAGt
★★ 「俺の板」ご愛読者の皆様へ ★★
冬季バケーションの為、長らく休刊しておりますが
連載再開を望む声がおおく届いております。
今しばらくお待ちいただけるようお願い申し上げます。
134 :
山崎渉:03/01/20 09:35 ID:uI3cQr5N
(^^)
135 :
パイソ:03/01/24 12:50 ID:9HUmceLz
まだかいな。
136 :
山崎渉:03/01/24 19:12 ID:LINVSCFM
(^^;
137 :
:03/01/31 21:44 ID:OnEAzcaV
こんな話、誰も信じてくれないだろうな。
・・・ある寒い冬の日の出来事でした・・・・
夜中、ふと目が覚めると、目の前に“パッ”と、まばゆい『光』が飛び込んで来たのです。
「まぶしい!!これは一体何なんだ!?」
突然の出来事に、私は、背筋がこおるような思いがしました。
「こ、これはどういうことなんだ!?」
当時まだ中学生だった私が、この時、自分の身に何が起こったのか、知る由もありませんでした。
138 :
:
その『光』は、その場から離れずに、なぜか、わたしの方をじっと見つめているのです。
「な、何なんだお前は!!ち、近寄るな!!」
そこから逃れようとしたその時、なぜか身動きがどうしても取れませんでした。
「か、かなしばりだ!!!か、体が動かない!!!!」
話には聞いていましたが、こんなことが自分の身にふりかかろうとは思いもよりませんでした。
「そんなばかな!!こ、これはもしかして・・・・・」
「 アッ!!こたつの中で寝てんの忘れてた!! 」