韓国大統領、国家保安法廃止を明言
北朝鮮からのスパイ活動や親北勢力の活動を取り締まる法的根拠
“反共の砦”である同法が実際に廃止されれば、金将軍は非常に
大きなポイントを稼ぐことになりそう。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040905AT2M0500J05092004.html 【ソウル=山口真典】韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は5日、
韓国MBCテレビの番組に出演し、治安維持の法律である国家保安法について
「独裁時代の古い遺物であり、廃棄して博物館に送るのが良い」と述べ、
廃止すべきだとの立場を明言した。
野党ハンナラ党は大統領の発言に関して「(同法の)必要性を確認した最高裁や
憲法裁を否定するもの」(朴槿恵代表)と強く反発。与党「開かれた我が党」
(ウリ党)内にも廃止慎重論があり、論争は激しさを増しそうだ。
大統領は「同法は国家を脅かす人の処罰でなく、政権に反対する人の弾圧に
利用された韓国の恥ずかしい歴史の一部分だ」と強調した。 (20:07)