★小泉首相を「レイプ疑惑」と「イラク派兵」で提訴!
キタ――――――!!!!
つぶしても、また次スレを立てるだけ。
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精神科相談 引きこもりになった兄
○相談者:
26歳の兄は、学校での再三のいじめがきっかけで人が恐くなり、引きこもるるようになりました。
もう12年程になります。家では、昼夜逆転の生活で、マンガ、アニメ、ゲーム、パソコンに夢中で、
家事も全くせず、文句だけは言い、一番いばっています。今は、一日中自分の部屋に引きこもって
パソコンに向かって、インターネットの掲示板に何か書き込んでいることが多いようです。兄が
パソコンから離れたすきにのぞいて見たら、「非国民!」、「売国奴!」、「ブサヨク死ね!」、
「チョン死ね!」とか、兄はネット上の見ず知らぬ人に対して罵倒ばかりの文章を掲示板に沢山
書き込んでいました。兄が戻ってきて、私がのぞき見していたのがばれると、「お前はブサヨクの
スパイか?」、「売国奴は出てけ!」とか、兄は意味不明の言葉を叫んびながら、私を責めつづけ
ました。ある日、兄が右翼団体に入会したと家族に告げました。兄は無職なので、右翼の会費を
支払えと家族に命令しますが、断ると、激怒して、「国賊め!お前らがブサヨだから、日本が
駄目になるんだ!日本再生こそが日本人としての義務だ!協力しろ!」とか、おかしなことを
口に出して、両親や私を責めつづけ、食器などの物を家族に向けて投げたり、「殺される!」かと
恐怖を感じ、結局、毎月、払うはめになってしまいました。「これじゃいけない」と何度も家族で
話し合ったりもしましたが、両親は、「もし動いてみて、これ以上悪くなったらいやだから」と、
どこにも相談にいこうともしません。兄は、音に病的に敏感な面など、ちょっとしたものは多々
あり、ささいなことで激怒し、怒りだすと何時間も家族を責めつづけ、暴力も有ります。
兄は、ただの対人恐怖のある引きこもりでしょうか? それとも精神病でしょうか?
○精神科医:
12年間も引き籠もっている事と、ネット中毒の事と、些細なことで暴力をふるう事を合わせると、
あなたのお兄様は精神分裂病(統合失調症)と診断致します。
放置している御両親の姿勢は、問題を先延ばしにしているに過ぎず、最悪の結果に繋がるでしょう。
一日も早く受診して治療を始める必要があります。
つぶしても、また次スレを立てるだけ。
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これを見た自民党議員は確実に【落選】です。これをコピペでどこかに1回貼れば
回避できます。 これは本当です。やらないと一生当選出来なくなります.
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年金改革法成立で内閣支持率急落 自民に動揺広がる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040610-00000005-san-pol -----------------------------------------------------------------------
徹夜国会を経て年金制度改革関連法が成立した直後の一部世論調査で、小泉内閣の
支持率が“急落”したとして、七月の参院選を前に自民党内に動揺が出ている。「こんなに
下がっちゃいましたよ」 自民党の中川秀直国対委員長は八日、定例の打ち合わせのため
国会内の部屋を訪ねてきた公明党の東順治国対委員長に、こう語った。中川氏の手元に
あったのは、一部民放などの世論調査結果。年金制度改革法成立直後の内閣支持率調査
が、5−10ポイント下がっていた。先月、小泉首相が再訪朝した際、内閣支持率は軒並み
上昇傾向を見せていただけに、同法成立がこれを“帳消し”にしかねない情勢だというのだ。
さらに、六日の沖縄県議選で、自民党は推薦を含めて選挙前の十九議席から十三議席に
減らしたことも不安材料だ。落選した現職議員はいずれも公明党の推薦を受けていない
候補で、自公協力で公明推薦を受けた八人は全員が当選した。自民党は「保守系無所属
の乱立といった地域事情があり、国会の状況と直接関係はない」としているが、懸念は隠せ
ない。小泉純一郎首相は支持率低下に「上がるときもあれば下がるときもある」と平静を装って
いたが、青木幹雄参院幹事長は「重く受け止め、今後の対応をきっちりやっていかないといけ
ない」と危機感を隠さない。自民党としては、ダメージを最小限に抑えるため、選挙戦を通じて
年金改革の必要性を国民に訴える一方、公明党との選挙協力を一層強めていく方針だ。
(産経新聞)[2004年6月10日3時30分更新]
なぜ、ウヨ(右翼)は理性も良心も分別もない産業廃棄物以下のクズなのか。
以下、「AERA」(04.4.26)より抜粋
(前略)解放された高遠菜穂子さんの実家には、拘束中、父睦雄さんあてにこんな匿名の葉書が届いた。
「日本人3人は銃殺でしょう。覚悟の出国なのだから、自業自得と考えるべきです」
今回の人質事件で目立ったのは、被害者やその家族に対する陰湿ないやがらせの多さだ。(後略)
以下、「サンデー毎日」(04.5.2)より抜粋
(前略)「2ちゃんねる」などの掲示板には、
3人(高遠さん、郡山さん、今井さん)を「三馬鹿」と呼んだり、
その家族の身体的特徴を嘲笑したり、
さらにとてもここに書けないような醜い誹謗中傷が続けられている。(中略)
人質だった3人や家族に対する醜い誹謗中傷の背景には何があるのだろうか。
前出のジャーナリストの江川紹子氏は「寒々とした気持ちになる」と言う。
「あまりにも寛容さがなくなっている。
記者会見での家族を『感情的だ』などと非難する人もいましたが、
3日以内に生きたまま焼き殺す、などと言われて冷静でいられる家族がいるでしょうか」(中略)
「『2ちゃんねる』用語で言う『サヨ』(左翼)嫌いが蔓延している」
そう分析するのは、社会学者の宮台真司氏である。
「サヨ嫌いの発生は、『9条を守れ』と唱えるだけの、思考停止の護憲左翼に大いに責任がある。
他方、『弱い犬ほど吠えたがる』面もある。
不安や劣等感を抱える輩が、強いものや大いなるものに一体化し、
弱いもの叩きをしたがるのは、周知の法則です。
豊かなのに不全感を抱え、先行き不透明な日本人にとって、
サヨ叩きは絶好のネタなのです」
ちなみに欧米は、再分配政策に賛成するのを左(リベラル)、
反対するのを右と呼ぶ。
日本は、赤色旗に一体化する輩を左、日の丸に一体化する輩を右と呼ぶ。
共同体的小児性において日本の左右は目糞鼻糞です」(後略)
し! _ -── ‐- 、 , -─-、 -‐─_ノ
小 認 そ // ̄> ´  ̄  ̄ `ヽ Y , ´ ) 認 そ え
学 識 う L_ / / ヽ 識 う |
生 が い / ,' ' i !? い マ
ま 許 う /. / く う ジ
で さ l ,ィ/! / /l/!,l /厶,
だ れ i ,.lrH‐|'| /‐!-Lハ_ l /-!'|/l /`'メ、_iヽ
よ る l | |_|_|_|/| / /__!__ |/!トi i/ レ / レ、⌒Y⌒ヽ
ね の _ゝ|/' ⌒ 、,ヽト、|/i,ノ´⌒、 ヽト、N' ⌒ 、,ノi,ノ´⌒ ノ!
l は 「 l 《,;・;》, ) ( '《,;・;》 | | | 《;・,;》, ) ( '《;・,;》 リ
ヽ | 丿 ヽ. ノ! ! | 丿 ヽ _ノ
-┐ ,√ ! ノ(( .).)`ヽ リ l ! ノ(( .).)`ヽ 7/
レ'⌒ヽ/ ! | /::::::::::U:::::::::::::\ _人__人ノ_ i/::::::::::U:::::::::::::::\ //!
人_,、ノL_,iノ! /! ヽヽ:::-┬┬┬--:::「 L_ヽヽ:::-┬┬┬--:::/ u ノ/
/ / lト、 \`┴┴┴‐.´ ノ キ 了\ `┴┴┴‐.´/ //
ハ キ { / ヽ,ト'iilll/!`hlllllii ) モ |/! 「'iilllllllllll/) _ ‐'
ハ ャ ヽ/ r-、‐' // / |llllll く | > / /lllll//‐、 /
ハ ハ > /\\// / /ヽ_ ! イ ( / / // / `ァ-‐ '
ハ ハ / /! ヽ レ'/ ノ > ' ∠ -‐  ̄ノヽ /
{ i l ! / フ / -‐ / ̄/〉 〈 \ /!
740 :
国連な成しさん:04/06/12 23:02 ID:NU3SpHcQ
〜732
分かりやすい妨害だな。
/^~"´ ̄-‐‐‐'''"´/:/;ノ;;;;ノ:// _、-、_
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;/;;'`"~、-''''''~^'''''ー-、_,,i:i、 ヽ`ヽ、;ヽ、,,,ノ. /"´ ̄~''/ ::::ヽ
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;;;ヽ、ー、;;ー-、,,,,,,,、-‐''" .;´ ̄`, ',::::,,,,、- /"'::;,:ヽ 、 ヽ.::::::: ''ー
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、::ヽ;;ヽ、:ー-、,,,,,、.ヽ ';'' ノノノ/;/ i:::::::::: υ " :::
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ノ- ' `'''<_,-''" ヽ /| || / ,ヘ/ / ,/ !
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ヽ /´ `‐-<ニ―=/ノ / / /
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\ _ノ / l ,-〈.//,,-、l / /'/ '
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\ / / / ノ | _,..-| ./
ヽ / ,,〃 .// |_,,,-'''"" / /
V // // / \ / /
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,-v' / / / /、 \ / /
/ ノ,-、 / / / / \ `ヽ /
/、/`'i |へ-、 / / / \ ` /
( / / | | / / / \ /
ー/ ,イ /<_ / / / \ /
/Y<´_ ,, ヽ / /| "
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/ノ ノ_,二l///" ,-''"-''"ヽ\ ,,-'" |
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,,-''~ /-‐''/ /‐"~ヽ,,メ=ニ二 ̄ 、 Y ,, |
,,-'~ メ‐''"~| ,,l,,-‐'''"~--──-、,,_゙"''ヽ-、,,_゙''‐-、| / |
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これを見た人は確実に【不合格】です。これをコピペでどこかに1回貼れば回避できます。
これは本当です。やらないと一年無駄になります.
私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それでセンター私大に合格出来ました。
けどコピペしなかった友達がA判定とっていたのに、おちたんです。(慶応合格h.sさん)
俺はもうE判定で記念受験だったんだけど、コピペを10回くらいした途端に過去問が
スラスラ解けるようになって、なんと念願の早稲田に受かりました。(早稲田3学部合格r.kくん)
これを今年のセンター前に見てシカトしたら、センターミスって最悪です。(夜神月さん)
すいません。自信ないので。
, -、 / ̄ヽ
/ ! / r 、 l
/ l | { l !
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/ // ゝ _,ノ , '´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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二二ニヽ__,.へ、_____ /::::::::/:,.ィT「 \ ( )ゝ ノ /i::::::::i::::::::l:| }:::}
二二二ニヽ二 ─`二二「丁丁||| |フイ\ ゚ O。 ,.ィく::::::l:::::::|:::::i:::l:| j:::l
二二二二 \二二二二|||| ヽヽヽ ` -- '"!// /|ト、::::::l:::::::!::l:| ノノ
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ト、 / `ヾ、=;r‐<´ヽ. ヽ.l、
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. , ' ,} |!! ';;;,ヾ` ー=二-‐''='´/ / i ヽヽ!!
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ソ _,rシ:`;'-'=,‐,='r''i~!:::::::::::::|
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l. ト,.iハ l 、! i
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`T-二!/ス,!tイ ,::l:.,r '´.イー、
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,/´ i r'r_ュ'‐iヽi ヽr,-' ノ/ ヽ
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,ノ /::::::::::::::i, i i::ヽ、 ヽ-ー--、{ー-.、_
,rf''Y^)‐,._ ..::/´!`ゝ:-:、:::;:`:;!;';、:;;::::ヽ、 ヽ 'ーュ.'‐tぅiヘ,リ
経歴詐称・レイプ・SMプレイ・レイプ・経歴詐称・レイプ・SMプレイ・レイプ
,.-''´_ - ヾ=-、
,./ 三= `' \
//,-'〃、-‐,=二 ヾ ヽ
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\ />、.. / (、 ) ヽ.--/ /〃/
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/、/`'i |へ-、 / / / \ ` /
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ー/ ,イ /<_ / / / \ /
/Y<´_ ,, ヽ / /| "
ここはキモいインターネットですね
,-‐'´ / 入 \
,, -'' / i / \ \
/ l ゚::ノ l / \ ヽ
l ノ | / / \ ゙、
.i ', / / \ ヽ
', ヽ / / \_,, '、
ヽ \ ,;‐'" / / ヽ
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ヽ iiiiiiiiiiiiiii /
ヽ iiiiii,、,iiiii /
ヽ iiii/丶ii /
! /人ji /
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ヽ | //(jlソjヾ /
ヽ | llk人うソ/ /
ヽ ヽ ヾし⌒ツ /
ヽ ヽ_ し j" ノ
ヽ i ,J'´ _ -  ̄
ヽ f,ノイJ、 _ - '
ヽ rノイ j' _ -  ̄
ー- _ ノ '' ヽっ_ _ --ー  ̄
 ̄ ̄´ ´ー〜--ノ´'ー---------ー'
小泉氏は、サドの趣味があり、よく相手の首をしめてプレイするという。それで一度 死にそうに相手
がなり、半死の状態になってしまった。驚いた 飯島秘書官が500万円を支払い、示談にしたことが
あるという。
新橋の芸者の小はんという女性が、小泉とつきあっていたが、そのときに、なぞの死をとげている。こ
れは自殺として処理されているのだが、別に悩みもなく、人気もあり、死ぬ理由も動機などなかったと
いう。
自殺であるという処理であるから「首吊り」として処理されているのかは知らないが、後で浜田幸一元
代議士が、小泉に対して「 この芸者殺し野郎!」と代議士仲間の前で、ののしったことがある。
3人子供を生ませて、離婚をしているが、その離婚の動機も、妻が、小泉の殴る蹴る のドメステイック
バイオレンス・家庭内暴力に耐えられずに離婚をした。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku771.html
小泉のクズめ
小泉純一郎の破廉恥事件にまつわる日本のメディアの腰抜け
藤原肇(フリーランス・ジャーナリスト/在米)
「小泉首相ロンドン留学ゼロ単位週刊誌記事の背後に潜む婦女暴行逮捕歴はメディア周知の唖然」
木村愛二(本誌編集発行人)
「た、隊長……」
「俺がシホを愛することにかけては抜かりはない」
シホの秘所を、円を描く様に振動が愛撫する。
「ん……んぁあ……はぁあ……い、いい……あくぅ……ぅん……」
「シホ、こんな時はなんていう?」
意地悪。ただひたすら意地悪だ。
「…あ……隊長……んぁぁ……わた…しの…はぁぁ……アソコに……ぐちょぐちょになってるアソコに……ぁふぅ……ローターを……下さい……」
「イイ子だ。シホ……」
耳を噛みながら、ローターをシホの秘所にあてがう。
びしょびしょとは言ったが、その入り口は何もしない分には綺麗に閉じられている。
尤も、溢れ出る愛液は隠しようもなく、シホの茂みや内股をベッタリと濡らしている。
「う……ぁ……あぁぁぁ……」
イザークの操るローターが、その閉じた秘境を、その円状の形通りに開き、侵入していく。
「あっ…あっ……あぁぁ……隊長……あぁぁぁ……」
完全にローターをくわえ込んだシホの秘部は、ローターの導線を残して再びピッタリと閉じている。
「まだ……終わりじゃないんだな……」
「…はぁ……え?……っ!?んあっ!…んあぁあぁぁぁぁぁっ!」
二つ目のローターがシホを踊らせ始める。
「目隠ししてたんじゃ、二連ローターだって気づきません」
「あ、あぁ……んあぁ……あくぅ……ぅ…ん……あぁ……」
胸板に感じる、シホの背中が小刻みに震える感触が堪らない。
「ほぉら……二つ入った」
「…は…ぁあ……ふぁぁ……わ、私……んあぁぁ……」
「指、喰わえてくれ」
シホの口内に、イザークの固い指が差し込まれる。
「んは……んっ……ちゅっ……じゅるっ……はっ……あむぅ……」
乳房を縛り、弄ぶ二対のローター。
肉壁を剔り、愛液にまとわりつく二つのローター。
口膣をまさぐり、唾液と舌を混ぜ回す二本の指。
視覚が閉ざされ、他の感覚が敏感になっていく中で、シホはかってないほどの熱の奔流にうなされていた。
「もう一カ所あるよなぁ……」
「……んあぁぁ……はふ……ぁ…んんっ……ちゅるっ……あむあむ……」
聞こえてるのか聞こえてないのか……まぁ、イザークにはどうでもよいことだ。
切なく、淫らに、喘ぐシホを愛でていれば、イザークは満足なのだから。
――ブウヴヴゥゥゥゥゥ...
「シホは後ろの穴でも喘いでくれるから好きだぞ」
「…んあ゛っ!……あっ…くぁあぁぁ……あんん……はぁ……ふぉ、ふぉんな……」
アナルバイブを差し込まれ、体中、全てを刺激されるシホ。
「口がお留守になりました。お仕置きです」
芝居がかった物言いをするときのイザークはひどく機嫌がいい。
――ジャラ
金属音に、快楽で霞みゆくシホの頭のどこかで恐怖が生まれる。
「……隊…んぁん……長…はぁ……何を……きゃっ!?」
――ガッシャン
「ん…ぁ……こ……これ……ぁぁ……ふぁぁ……」
「手錠だな」
そう言うイザークは、するりとシホの身体の下から抜けていった。
「いや!隊長……んあ……い、行かないで……」
そんなシホの懇願を嘲笑うかのように
――バタンッ!
エレカのドアの開閉音が車内を揺らした。
「…ぁ……いや……隊長……んあぁ…ひ、一人に……はぁん……しないで……」
シホの声がだんだん小さくなっていった。
――ウヴヴゥゥゥゥゥ...
シホを陵辱する機械音だけが車内に響く。
「……隊長……うう……んあぁ……ひっ…ひっく……」
喘ぎながら泣く……変な声が一層寂しさを呼ぶ。
「シホ、愛してるぞ」
「っ!!?」
形容するならビクッ!といった感じの擬音がピッタリの動きをシホがする。
文字通り跳ね上がるシホの華奢な柳腰を、イザークの腕が強引に引き寄せる。
「……少し、やりすぎたな。すまん」
「うっうぅ……隊長……」
クリップローターを外したイザークは、潰された突起を丹念にしゃぶり、舐め上げる。
「…んはぁ……あっあっ……隊長……んんっ……いいよぉ……」
しがみつくようにイザークに身体を寄せるシホは、素直な嬌声を奏でる。
「んあんっ!……隊長っ!……はぁん……大好きっ!!…んあっ……愛してる!……」
シホの乳房は掬い上げられ、じゅるじゅると音を立てて吸われていく。
イザークの歯が当たっただけで、延々とローターで刺激され、敏感になっていたシホの躰は歓喜をあげる。
「シホッ!判るだろう?俺も我慢できん!前と後ろ……どっちがいいっ?」
シホはイザークを求めている。激しく、熱く、獣のように純然に。理性などは無い。ただ、イザークへの愛だけが本能に直結し、シホの四肢を動かすのだ。
その真っ直ぐな熱情が、イザークをも高ぶらせる。
「……私…私っ!隊長のを……んぁっ……一番…んっ……一番奥で愛してあげたい!……」
「ああ!!」
ローターの導線を握り、シホの密壺から乱暴に引き抜くと、自らの猛り立ったモノを挿入する。
「う!……こいつは……」
「んあぁぁっ!!…いいっ!……はくぅっ!!……よすぎて……あくぅう……おかしくなっちゃうよぉっ!……」
シホのふくよかな肉壁の向こう側に、冷徹に荒れ狂う機械がいる。
それがシホの膣圧を強くし、イザークのモノを狂おしいほどに締め上げる。
「ああ…シホ、おかしくなる……今日だけじゃない、シホと愛し合うたびに……」
そこまで言って、その続きの言葉は言葉にして語れるものでないことに気づいた。
「……シホ!明日一日中歩けなくなるぞっ!」
イザークは、軽口をたたいた。それがこの夜の最後の記憶で後は覚えていない。
ただ焼き付くのは、シホの波打つ肢体と、自分を呼ぶ艶やかな嬌声だった。
「……ん…」
早起きの小鳥達と、日々繰り返す朝焼けにイザークは目を覚ました。
視覚の次ぎに、車内に広がる汗のにおいを感じ、そして自らの体にかかる体温と重さに心地よさを覚える。
(何回ヤったか……?)
前、後、胸、口、手……それぞの回数を数えていて、あまりに馬鹿馬鹿しいことに失笑する。
(人間、満たされてると馬鹿になるらしい……)
目隠しがずり下がってるシホのあどけない寝顔が、ますますイザークの思考を奪っていく。
その代わり、感覚が研ぎ澄まされていくのが分かった。
自分の吐息とシホの吐息が重なる瞬間が少し嬉しい。シホの芳香が、イザークを安らかにしていく。
「……ふぁ……」
「……ん?」
半目を開ける無防備なシホに、穏やかな微笑みで待つ。
「……ぁ……隊長……」
「眠いか?まだ寝てていいぞ?」
そう言いながら、未だシホの自由を奪っていた手錠を外す。
「型がついていまったな。悪かった」
「……ん……」
ボーっとしたシホの顔が愛らしく、得難い大切なものであることを改めて思う。
「……寝る前に、一つ聞いていいか?」
「……なぁに?…」
イザークの胸板で、ちょいっと首を傾けるシホは、自らが下にしている男の感触が楽しい様だ。
「シホは……幸せか?」
「……そですよ…」
寝起きのシホは、ひどく甘えんぼで、それがイザークは大好きだった。
「…とぉ〜〜っても、幸せぇ〜」
シホはじゃれる様に頬をイザークの胸板に擦り寄せながら答えた。
「そうか……だとすれば、俺はシホ一人は間違いなく幸せにしていることになるな……」
それで満足だ。
人間なんて、一生かかって人一人幸せに出来るか出来ないか位ものだ。
ちっぽけだけど、ぬくもりがあって、力強い存在。
そんなのが沢山いて、この地球圏を支えている。
「最近よく思うんだよ……」
「……ん?何か言いましたぁ?」
「いや……」
栗色の瞳に覗かれて、イザークはシホの頭をそっと撫でる。
シホはそれを気持ちよさそうに受けながら、
「…隊長は…迷わずに、恐れずに進んでね。……失敗しても、後悔しても…私が慰めてあげるから……」
愛おしそうに、イザークに囁く。
「…その代わり…なんて変だけど……私を必ず一緒に連れてって……隊長の側に、隊長の道に……」
答えを聞かないまま、シホは微睡みの中に戻っていった。
頬がほんのりと赤らんだシホの寝顔を見ながら、イザークはそっとシホを抱きしめ続けた。
「じぃん生ぃぐぉ十年、化天のうぅぅちをくぅらぶれぇば、ゆぅぅめ、幻ぃのごとくなぁぁり」
「敦盛ですか?隊長」
「あぁ、この宇宙の先の友に向かってね」
男はそう笑うと、扇をたたみ部下の少女達の顔を見た。
「旧世紀、中世ニホン国にこの舞を好んだ男がいたんでね、有名になった。覇道を切り開いた男なんだな」
「イザーク様に?」
「あぁ」
プラントで新調された新しい軍服を羽織りながら、虚空の先を見つめる。
「彼がその道を歩くとて、君はどうする?」
部屋の隅にいた男が、鋭い眼光で見つめる。
「手伝うだけさ。俺は後ろからアイツを支えるんでね」
「明日は国際平和会議だな」
「いざという時は頼んだぜ?俺はまだ舞台に立つわけにはいかないからな。……頼んだぜ?マーチン=ダコスタ」
「……隊長」
「あんだよ?」
「……あのダコスタとかいう人、信用できるんですか?」
男はラスティによく似たアメジストの瞳を見下ろしながら、唇を上げた。
「プラントの中にいる人間の中じゃ、一番まともな奴に見えない?」
誉めたような、くさしたような評価だ。
「やはり、ラクス=クライン、アイリーン=カナーバと主を変えて、次ぎにイザーク様と動く人間は信用なりませんか?」
ミゲルと同じ整った眉宇を曲げて、もう一人の部下は男の意中を探る。
「信用してるけど?アイツはアイツの信念を貫いてるだけなんじゃない?それにさ……」
「「それに?」」
「……いい声してると思わない?アイツ」
そんな訳の分からない答えに、二人は同じように首を傾げるだけだった。
バスルームに入りボトルの裏に書かれている注意書きを読むと其処には
『当製品はバスタブのお湯に溶かし入浴していただくという新しい形のボディソープです。
使用量を厳守し、お体に異常を感じたときは速やかに医師の診断を受けてください。』とある。
「なになに・・大さじ1杯の原液を浴槽にたらしてよく掻き混ぜる、と・・・」
もともと大雑把・・・もといおおらかな性格のカガリはドボドボと大さじ1杯どころかジョッキ1杯分の原液を注ぎいれ、
ぐるぐる桶で掻き混ぜると何の躊躇もなくバスタブに身を沈めた。
バスタブのお湯の色もはじめは無色だったのだがカガリが身を沈めたとたんきらきらと七色に変化し、
なにやら怪しげな化学反応を起こしだした。
「これで本当に悩殺フェロモンボディになるのかなァ・・」
たっぷりのお湯に浸かりながらカガリはじっと水面を見つめている。
5分も経った頃だろうか。
カガリの体にじわじわと汗が滲み出てきた。
そしてカガリの顔もお湯にのぼせたのではなく全く別の意味での赤みがさし、
とろんと潤んだ瞳には男を誘うような淫らな光が宿っていた。
それはそうだろう。規定量の何倍もの薬品を溶かしたお湯に体中を漬け込んでいるのだ。
毛穴という毛穴から濃厚な薬品を吸収していたカガリは既に指一本触れるだけで喘ぎ声を響かせることが出来るくらい
感覚が敏感になっている。
しかも嗅覚から性欲を刺激する成分が含まれているため、浴室という密室で嗅がされていたカガリは
自分自身に激しく欲情してしまったのだった。
「ああん・・・」
カガリはバスタブの中で既にピンクに染まっている自分の乳房を両手で寄せ上げてみる。
体の線は細いが年相応に実った二つの膨らみは下から掬い上げられるように持ち上げると、
七色のお湯の珠をその表面で弾き返し瑞々しい姿を現した。
その先端にあるピンクの突起をお互いに擦り合わせるように押し付けると
そこからカガリの全身に火花のような快感が弾け飛んだ。
「んっ・・・はあっ・・・・」
暫らくそうして先端の感触を楽しんでから、今度は両方の指でつまみ上げ、
こりこりと捻るように硬く起立した敏感な乳首に刺激を与える。
恍惚の表情で両方の乳首に愛撫を送るカガリは、次第に乳房全体を撫で回し、熱くなるほど柔らかな感触を味わった。
七色に光るお湯はカガリが喘ぎ声を漏らすたびにぴちゃぴちゃと水面を波立たせ、
それからカガリの体に纏わり付くように静かにその身を包み込む。
「アッ・・・・アスラン・・・もっとぉ・・・・」
カガリはアスランに抱かれている自分を想像しながら、知り尽くしている自分自身の体をひとつづつ丁寧に開発していく。
乳房を撫で回していた片手は自分の口元に持っていき、2本の指を口に咥え、舌と唇を使って全体を丁寧に舐めはじめる。
もう片方の手は乳房から普段鍛えられていて多少筋肉質ではあるものの、それでも女らしくしっとりと脂の乗った腹を伝い、
可愛らしい窪みの臍を越えて下腹に辿りつくとさわさわとお湯に漂う金色の茂みの中に迷わず滑り込んだ。
「・・・・ああん・・・・そこ・・・・」
カガリの指は茂みの中ほどにある一本のすじに沿うように降りていき、侵入者を拒むように立ちはだかる柔らかな結界は
あっさりと突破されて其処にひっそりと息づく真珠の花芽に到達してしまった。
指の腹を使って優しく真珠を転がすと、カガリの全身に震えるような快感がこみ上げる。
我慢できずに何度も指先で弾くように愛撫を加えていくとカガリの中から疼くようなもどかしい感覚が大きく膨れ上がり、
口に咥えていたほうの手も下の襞を掻き分けて一緒になって秘所の花芽を刺激し剥きだしにした。
ぷくりと充血し全体を露出したカガリの小さな蕾は絶え間ない愛撫に悲鳴を上げ、
加えられる刺激を何倍もの快感に変えてカガリの神経を掻き回す。
「・・・あん・・っ・・・あ・・・はああ・・・っ・・!!」
刺激の強さにカガリは目も開けられないほど翻弄され、とうとう体を強張らせるとそのままバスタブの中で絶頂を迎えてしまった。
「・・・・ひぃん・・・このボディソープ・・・効き過ぎ・・・・」
はぁはぁと肩で荒い息をつき、カガリはバスタブの縁に置いてあったボトルを恨めしげに手に取った。
「・・・・・・・・・」
自分自身の指でイッてしまったものの、通常の自慰とは違い薬の効き目はまだカガリの体に粘ついた欲情を残している。
ざばり、とバスタブから上がると、いつもするように膝を抱えてバスタブの横に引いてあるマットの上に腰を下した。
カガリは暫らくボディソープのボトルを持ち、何事か考えるような眼をしていたが
やがて恐る恐るボトルの先端を自分の秘所に押し当ててみた。
「これって・・・最初見たときは気が付かなかったけど・・・・男の人の・・アレみたいだよな・・・?」
先程の愛撫と絶頂でカガリの秘所は十ニ分に愛液で潤っており、今ならどんなものでも挿れられそうな気がする。
カガリはバスタブの縁に片足を掛け大きく足を開くと人差し指と中指を添えて入り口を指し示し、
ゆっくりとボトルの先端を柔肉の間に挿し込んでいった。
「・・・ん・・・・うっ・・・」
はじめは固く異物の進入を拒んでいた入り口も、息を吐き体の力を抜いてやると
思っていたよりも簡単にするりと先端の括れた部分を招きいれる事が出来た。
「・・・・あ・・・案外・・・・簡単に入るものだな・・・」
カガリはほっと安堵の息をつき、先端が見えなくなったボトルの胴体を見下ろした。
もちろんカガリはまだ男性経験はない。
それでも学習の一環として男女の違いや体の発育など学ぶ機会は何度かあり、
生物学上の交尾の仕方や性器の形状、発情時の変化など、図解入りでみっちりと予習してある。
しかしそれらは机上の学習であり、自分の体を使っての実地訓練など、これが初めてなのであった。
カガリはボトルの底部を持ち、ゆっくり前後に動かしてみる。
ほんの少しの摩擦でカガリの中に快楽の種火が立ち上り、それは一気に燃え盛る炎となって全身をくまなく嘗め尽くした。
「ああっ・・・?!・・こんな・・すご・・・いっ・・!」
自然とボトルを前後に動かす速さが増し、より深く奥まで突っ込み掻き混ぜるように手を動かす。
ボトルが動く度にぐちゃくちゃと愛液が絡まり卑猥な粘つく音を立てた。
「・・・当たる・・・奥ま・・・で・・・固いものが・・当た・・・ってるぅ・・・」
身をよじり快感に喘ぐカガリは激しく腰を振り、秘所に突き刺さったボトルを締め上げた。
「もっと・・もっと・・・ああっ・・・んっ・・」
もはや本能のままに肉体の絶頂を追い求め、カガリは激しく悶え艶声を上げる。
震える太腿には秘所から溢れ出た淫猥な蜜が伝い、そのままぽたぽたとマットの上に滴り落ちる。
バスルームの中にじゅぷじゅぷ、ぴちゃぴちゃとおよそ普段は耳にしないような湿ったイヤらしい音を響かせ
カガリは一心不乱に自分自身を犯し、角度を変え深さを変えて挿入と愛撫を繰りかえす。
バスルームに入りボトルの裏に書かれている注意書きを読むと其処には
『当製品はバスタブのお湯に溶かし入浴していただくという新しい形のボディソープです。
使用量を厳守し、お体に異常を感じたときは速やかに医師の診断を受けてください。』とある。
「なになに・・大さじ1杯の原液を浴槽にたらしてよく掻き混ぜる、と・・・」
もともと大雑把・・・もといおおらかな性格のカガリはドボドボと大さじ1杯どころかジョッキ1杯分の原液を注ぎいれ、
ぐるぐる桶で掻き混ぜると何の躊躇もなくバスタブに身を沈めた。
バスタブのお湯の色もはじめは無色だったのだがカガリが身を沈めたとたんきらきらと七色に変化し、
なにやら怪しげな化学反応を起こしだした。
「これで本当に悩殺フェロモンボディになるのかなァ・・」
たっぷりのお湯に浸かりながらカガリはじっと水面を見つめている。
5分も経った頃だろうか。
カガリの体にじわじわと汗が滲み出てきた。
そしてカガリの顔もお湯にのぼせたのではなく全く別の意味での赤みがさし、
とろんと潤んだ瞳には男を誘うような淫らな光が宿っていた。
それはそうだろう。規定量の何倍もの薬品を溶かしたお湯に体中を漬け込んでいるのだ。
毛穴という毛穴から濃厚な薬品を吸収していたカガリは既に指一本触れるだけで喘ぎ声を響かせることが出来るくらい
感覚が敏感になっている。
しかも嗅覚から性欲を刺激する成分が含まれているため、浴室という密室で嗅がされていたカガリは
自分自身に激しく欲情してしまったのだった。
「ああん・・・」
カガリはバスタブの中で既にピンクに染まっている自分の乳房を両手で寄せ上げてみる。
体の線は細いが年相応に実った二つの膨らみは下から掬い上げられるように持ち上げると、
七色のお湯の珠をその表面で弾き返し瑞々しい姿を現した。
その先端にあるピンクの突起をお互いに擦り合わせるように押し付けると
そこからカガリの全身に火花のような快感が弾け飛んだ。
「んっ・・・はあっ・・・・」
暫らくそうして先端の感触を楽しんでから、今度は両方の指でつまみ上げ、
こりこりと捻るように硬く起立した敏感な乳首に刺激を与える。
恍惚の表情で両方の乳首に愛撫を送るカガリは、次第に乳房全体を撫で回し、熱くなるほど柔らかな感触を味わった。
七色に光るお湯はカガリが喘ぎ声を漏らすたびにぴちゃぴちゃと水面を波立たせ、
それからカガリの体に纏わり付くように静かにその身を包み込む。
「アッ・・・・アスラン・・・もっとぉ・・・・」
カガリはアスランに抱かれている自分を想像しながら、知り尽くしている自分自身の体をひとつづつ丁寧に開発していく。
乳房を撫で回していた片手は自分の口元に持っていき、2本の指を口に咥え、舌と唇を使って全体を丁寧に舐めはじめる。
もう片方の手は乳房から普段鍛えられていて多少筋肉質ではあるものの、それでも女らしくしっとりと脂の乗った腹を伝い、
可愛らしい窪みの臍を越えて下腹に辿りつくとさわさわとお湯に漂う金色の茂みの中に迷わず滑り込んだ。
「・・・・ああん・・・・そこ・・・・」
カガリの指は茂みの中ほどにある一本のすじに沿うように降りていき、侵入者を拒むように立ちはだかる柔らかな結界は
あっさりと突破されて其処にひっそりと息づく真珠の花芽に到達してしまった。
指の腹を使って優しく真珠を転がすと、カガリの全身に震えるような快感がこみ上げる。
我慢できずに何度も指先で弾くように愛撫を加えていくとカガリの中から疼くようなもどかしい感覚が大きく膨れ上がり、
口に咥えていたほうの手も下の襞を掻き分けて一緒になって秘所の花芽を刺激し剥きだしにした。
ぷくりと充血し全体を露出したカガリの小さな蕾は絶え間ない愛撫に悲鳴を上げ、
加えられる刺激を何倍もの快感に変えてカガリの神経を掻き回す。
「・・・あん・・っ・・・あ・・・はああ・・・っ・・!!」
刺激の強さにカガリは目も開けられないほど翻弄され、とうとう体を強張らせるとそのままバスタブの中で絶頂を迎えてしまった。
「・・・・ひぃん・・・このボディソープ・・・効き過ぎ・・・・」
はぁはぁと肩で荒い息をつき、カガリはバスタブの縁に置いてあったボトルを恨めしげに手に取った。
あまりにも激しすぎる自慰にカガリの股間はじんじんと痺れ、よたよたと壁を伝うように進んだカガリは
やっとの事で玄関扉の鍵を開けた。
表はまだ薄暗く夜明けの凛とした空気の中、すらりと長身の男が立っていた。
「カガリ、久しぶり。元気だったか?」
そこには優しく微笑む、会いたくて会いたくて・・・ずっと会いたくてたまらなかったアスランの姿がある。
藍色の髪、翡翠のような緑瞳、多少趣味は悪いが精一杯アスランなりにお洒落したであろうコートの姿を見て
カガリの胸はずきんと痛んだ。
「あまりに恋しすぎると喜びよりも痛みのほうが強い」というのは本当なんだ、とカガリは思った。
見る見るカガリの瞳は涙で潤み、いくつもの雫が宝石のようにきらきらとこぼれ落ちる。
「アスラン・・・会いたかったよぅ・・・!」
思わず泣きながらアスランに抱きつき、勢いカガリはそのまま玄関先でアスランを押し倒してしまった。
「カ・・・カガリ・・・っ!ちょっと待てっ・・・」
慌ててアスランがカガリを押しとどめるが、興奮状態のカガリはそのままアスランの言葉を打ち切るように無理矢理唇を重ね、
強く舌を絡めて激しい口付けをアスランに強要した。
「・・んっ!・・・・んぅ・・・」
驚いて目を見張るアスランに構わずカガリは馬乗りになったままアスランの襟首を押さえ、
執拗に舌を絡め唾液を流し込み、その見返りとばかりにアスランの舌を強く吸い上げる。
カガリの舌は休み無くアスランの口腔を嬲り、歯茎を順番に確かめるようになぞると、
再びアスランの柔らかい舌を求めて深く差し込まれ、息が苦しくなると一瞬だけ離れるものの
軽く角度を変えて何度も唇を重ね合わせ、長い時間そのままの体勢で激しいキスを続けていた。
二人の口元は唾液で鈍くひかり、それ自体が淫らな体液の証のように時折糸のように繋がり、消えていった。
「・・・は・・・あぁ・・・・」
やっと激情から冷めたカガリはうっすらと目を開けて満足したように大きなため息をついた。
「ずいぶん熱烈な歓迎だな、カガリ。」
アスランが苦笑しながら体を起こそうとするが、カガリは馬乗りになったまま押さえつけるようにアスランの上から動こうとしない。
「・・・・カガリ・・・どいてくれないか・・・?」
アスランは困ったようにカガリを促すが、カガリは全く聞こえないような顔をして再びアスランに顔を寄せ
舌を出すとぺろりとアスランの唇を舐めた。
「カーガーリー。」
少し怒ったような声でアスランが名を呼ぶと、カガリは初めて気が付いたようにアスランの目を見てにっこり笑う。
「なんだ?アスラン」
カガリはアスランに跨ったままじりじりと腰を擦り付けるように蠢かし、
アスランの呼吸に合わせるように秘所の入り口を収縮させる。
もちろんアスランはそんなカガリの淫らな挑発に全く気が付かず、
カガリがいつもの悪ふざけをして自分をからかっているのだと思っていた。
「いや・・なんだ、じゃなくてどいて欲しいんだけど。」
「やだ。」
即答されてアスランは目を丸くする。
「は?」
カガリはにやりと笑いアスランの両手を掴むと、そのまま自分の胸に押し付ける。
「!!」
自分の意思でないにしろ、バスローブ越しにカガリの乳房を鷲掴みしてしまったアスランは激しく動揺し、
かといって無理にカガリの手を外そうとすると余計にカガリの乳房の感触を感じてしまうのを恐れて
赤面したままおとなしくカガリのやる事を見ているしかない。
「アスラン、どう?気持いい?」
カガリはそう言いながらアスランの手に自分の手を重ね、
ゆっくりと押しつぶすように乳房を愛撫しだした。
弾力と柔らかさを持つカガリの乳房はアスランの掌の下で自由自在に形を変え、
硬く尖った乳首は押しつぶされまいと下から突き上げるようにアスランを刺激する。
「ああん・・・アスランの手・・・暖かくて・・・気持いい・・」
カガリはアスランの手を使い執拗に二つの膨らみを転がしていたが、
とうとう我慢できずに再びアスランの手を掴むとそのまま下腹部へ下し、
馬乗りになっているため大きく開かれている蜜に溢れた股間へと導いていく。
「アスラン触って・・。アスランのこと・・・考えるといつも・・・こんなになるの。」
カガリは少し腰を浮かせると、わずかに開いた隙間にアスランの指を引き入れて
愛液の溢れ出た熱く柔らかい肉襞の間に包み込むように差し込んだ。
アスランの長くしなやかな指はわずかに躊躇するが、湿った壁はアスランの指を求めて絡みつき、
くちゆくちゅと音を立ててその欲望を取り込もうとしている。
ここまでされて、いくら普段は自己鍛錬の出来ているアスランも平静を保つのは難しく、
ごくりと喉を鳴らし、自分からカガリの秘所を指で押し開き興奮気味に周囲の花弁を一枚づつ丁寧になぞり上げた。
「・・・んんっ・・やぁっ・・・ん・・ア・・スラン・・あ・・・んっ」
喘ぎ声を漏らし背を反らすカガリを下から見上げる形のアスランは、
クリトリスを指で愛撫しながら素早くカガリのバスローブの紐を解くと
全開になったなだらかな腹と張りのある乳房をいとおしげに眺め、目を細めた。
カガリの痴態を存分に目で楽しんだアスランは次は舌で楽しもうと勢いをつけて上半身を起こすと
そっとカガリを床に横たえ、大きく開かれた脚の間の裂け目に顔を埋め、音を立てて舐め始めた。
完全に攻守が入れ替わり、カガリは甘えた声で啜り泣き、アスランの舌をねだるように腰を押し付ける。
「すごい・・カガリのここ・・・溢れて・・・溺れそうだよ・・・」
アスランは夢中でカガリの秘所を舌でなぞり、肉の蕾に甘く歯を立てた。
「・・ひぃっ・・・っ!」
痺れるような快感にカガリの体は大きく震え、ひときわ大きく悲鳴のような声をあげて
アスランの頭を抱え込むように背を丸める。
「だめっ・・!・・もう・・・死んじゃ・・うっ・・・」
体中を強張らせカガリがアスランに向かってそう叫ぶと、
アスランはカガリを横向きにしその片方の足を自分の肩に担ぎ上げ、
もう片方の手で忙しくズボンのジッパーを引き下ろし怒張し筋をいくつも浮かび上げている自分自身をカガリの裂け目に宛がった。
いきなり外気に晒されたカガリの肉色の孔はきゅっと窄まり、羞恥と期待に甘い蜜を滲ませる。
アスランの行為を察したカガリは困惑したような表情でアスランを見た。
「あ・・・アスラン、ここで・・・?・・やっぱりベットに・・行った方が・・・」
「何を今更・・・」
アスランは苦笑し、もはや誰にも止める事の出来ない勢いでカガリの秘所に男の性器を捻り込んだ。
生身の欲望はまがい物とは比べ様もないほど熱くそして太く、カガリの内壁を引き裂くように突き上げる。
「あああっ!」
カガリは自分の内臓が全て裏返るような錯覚に声を上げ、アスランは目を閉じ全ての感覚を一点に集中させ
遮二無二激しく腰を打ち込み続ける。
カガリの肉とアスランの肉が激しくぶつかり合い打ち付ける音が響き渡り、
その結合部分からはどちらが流しているのかも判らない澱んだ粘液と濃厚な匂いが更に二人の行為に拍車をかける。
「・・・やあっ・・んっ・・」
カガリの体に沿うようにアスランも体を倒し、アスランはカガリの脇腹から腋の下まで滑るように舌を這わせる。
念入りに腋の窪みに舌を差込み舐め上げるアスランは、ふと顔を上げていつものカガリの体臭とは違う何かに気が付いた。
「カガリ、何か・・香水とか付けているのか?」
「ううん・・・何も付けてない・・あ・・ん・・でも・・・さっきお風呂に入った・・から・・・」
「風呂・・・?」
何かがアスランの頭を過ぎったが、きゅん、とカガリの秘所がアスランのモノを締め付けたので
アスランは思考を中断し再び全神経を結合部分に集中させる。
もはやカガリが気を失うほどの勢いで攻め続けるアスランは、自分の我慢も限界が近い事を感じ
カガリの脚を肩から外すと自分の膝の上に跨ぐように座らせて下から深く突き上げた。
カガリは自分の体重も加わり最奥までアスランのモノで貫かれ、アスランの首に回した腕にも力が入らず
アスランのされるがままに翻弄されていた。
アスランが眉を顰めて強くカガリの白い尻に指を食い込ませ、激しく揺すり上げていたがとうとう堪えきれずにうめき声を上げた。
「カガリ・・・もう・・・!」
「ああっ・・わたしも・・わたしも・・・・んっっっ!」
それに応えるようにカガリもがくがくと震え、強くアスランの肩に頭を押し付けた瞬間噴出すように潮を迸らせて絶頂を迎え、
「カガリッ・・!」
同時にアスランもカガリの中で最後の瞬間を迎えて白い汚液を吐き出していた。
二人は繋がったまま荒い呼吸を繰り返し、それでも満足げに何度も軽く唇を触れ合わせた。
照れたように上目遣いでアスランを見るカガリは、小さく笑いながら呟いた。
「噂通りの効果があったな。マーナの本もまんざら捨てたものではないなぁ。」
「なんだよ、噂通りの効果って?」
不思議そうなアスランの様子にカガリはくすくす笑ってするりとアスランの腕から離れ、
立ち上がってバスルームに行き例のボトルを持って戻ってきた。
「これこれ。これはだな・・・」
カガリがボディソープの説明をし、(もちろん風呂場で自慰をしたのは内緒である)
どうしてもアスランと体の関係を持ちたかったことを話すとアスランは呆れた様にカガリの手からボトルを奪い
その裏に書かれている成分と使用方法をじっくりと読み、それからおもむろに栓を抜くと、どぼどぼと床に溢しきった。
「あーっ!」
驚いたカガリが声を上げると、アスランは苦笑しながらカガリを抱き寄せる。
「すまなかった。カガリがそんなに寂しがっていたなんて、おれは夢にも思っていなかった。
おれなりにいろいろ考えて、カガリを傷つけない方法を選んだつもりだったのだが、
かえってそれがカガリを傷つけていたんだな。
これからはいつでも愛し合いたいときは自然の感情に任せて・・・その・・・しような。」
アスランが優しくカガリの髪を撫でながらそう言うと、カガリは頬を染めてアスランにしがみ付いた。
「本当?」
「こんなこと嘘で言うわけないだろう?」アスランはカガリの額に軽くキスをする。
「それじゃ・・・それじゃ・・・」カガリがアスランの耳に小さく囁いた。
「・・・もう一度、今度はちゃんとベットにいって・・・しよう。」
アスランは笑いながらカガリを抱き上げ、そのまま寝室へ向かって歩いていった。
玄関の床には中身の空になったボディソープのボトルが転がっていた。
しかしそれは捨てられることもなく、以前と同じようにカガリの下着の引き出しの奥にこっそりと仕舞い込まれている。
もちろんそれはアスランには内緒だし、アスランと離れていてもカガリは以前ほど寂しさを感じないらしい。
さすが奇跡のボディソープである。
◆週刊現代(6月19日号)P34〜
★小泉純一郎「精力絶倫」自慢の巻
(略)
イラクでの日本人人質問題が一段落した4月中旬某夜のこと。小泉首相は、自民党幹部を慰労する
ため、都内の高級レストランで食事をしていた。その場で、突然、首相が何の前触れもなくこう言
い出した。「オレ、最近夢精しちゃうんだよね。」
ムセイ?言葉の意味を理解しかねた出席者たちが、あいまいな笑みを浮かべていると、さらに畳み
かけるように、こう続けてニヤリとした。「しかも、それが相当濃いんだよ」
(略)
こう言うのは高齢者の性生活の実態に詳しい『岡本記念クリニック』院長、岡本丈氏。「古来、権
力者は色を好みますから、小泉首相も基本的にそういう欲望は旺盛なんでしょう。それにもかかわ
らず、独身で禁欲生活をしていることが不自然です。小泉首相は、普通の人が言えないような無神
経な言葉を平気で吐くでしょう。小泉首相の性格は独善的で排他的で唯我独尊です。何でも自分が
正しいという態度は、十分な性の排泄をしていない反動なのかもしれません。男のヒステリーだと
思います。」(岡本院長)
(略)
『日刊ゲンダイ』2004年6月12日(11日発行)
「ネットには“小泉レイプ裁判”の字が躍っている」
国会でも問題になった
首相の「過去」を取り上げた損害賠償訴訟の中身
官邸は「私人の問題」で逃げているが…
まさに前代未聞ではないか。きのう(10日)の参院有事法制特別委で、質問に立った民主党の斎藤勁(つよし)氏が
「インターネットでは、“小泉レイプ裁判”という文字が躍っている」と切り出した。
小泉首相が過去にレイプ事件を犯したとする疑惑を取り上げた損害賠償裁判について言及したのだ。
斎藤氏は「一国のリーダーが損害賠償請求されたら、ただちに国民に事情を説明するのが官邸のありようではないか」と迫ったが、
山崎正昭官房副長官は「訴訟については、総理が個人で対応している。
私人同士の訴訟について官邸はコメントする立場にない」と答弁。
「名誉棄損で訴えるつもりはないのか」とたたみかけられたが、
「何度お聞きになっても私人同士の問題」で逃げてしまった。
問題の裁判は今年3月、都内の男性が東京地裁に起こしたもの。訴状は、マスコミ報道を論拠に首相の“レイプ疑惑”を指摘。
「首相の地位にありながら(中略)日本国民である原告に、計りがたい屈辱と苦悩を与えた」(訴状)とし、
精神的損害への慰謝料に100万円を請求している。
裁判は5月に初口頭弁論が開かれ、来週15日には第2回弁論が行われる予定だ。
批判理由が妥当かどうかは別にしても、一国の首相のレイプ疑惑を理由とした損害賠償請求は異例中の異例だ。
質問した斎藤氏が言う。
「裁判で事実に反する疑惑を指摘されたら、速やかに対応すべきですよ。
それなのに国会で指摘するまで、提訴の事実すら明かさないのは、国民に疑念を与えるだけです。
首相は靖国参拝問題では『公人も私人もない』と言い切ってきた。
今回の訴訟で、公私を使い分ければ、“都合が悪いから”と国民の疑念を深めかねない。
探られてマズいハラがないのなら、首相は自ら進んで“火の粉”を払うべきです」
折から、小泉首相はサミット出張中。民主党は週明けに行われる有事関連7法案の総括審議で首相本人に直接問いただすとしている。
会期末の国会の火種となるか。
『さらば小泉純一郎!』
国民の生命を無視する冷血、傲慢、厚顔宰相を許さない
著者: 天木直人 (元外務省レバノン大使)
イラクで拘束された5人に対する小泉純一郎首相の態度を見て、私の彼に対する嫌悪感は極限に達した。
もっとも強い立場の国家権力を握った人間が、
もっとも弱い立場の名もない若者を率先して非難するのを見て、絶対に許せないと感じた。
さらに呆れたのは、権力に追従する連中がいっせいにその小泉発言に荷担したことである。
日本はなんと卑しい国になってしまったのか。
言葉は荒く無責任で、刃向かう者に容赦ない攻撃を加え、異なる意見に耳を傾けず、
知識に対する謙虚さを忘れている小泉首相がこの国の指導者を続ける限り、日本中のあらゆるものが劣化していく。
小泉首相を「わかりやすい」「おもしろい」と支え続けて、
大きなものを失いつつあることに気づいていないのが、今の日本の姿ではないのか。――<まえがきより>
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2124440&x=B
今日はフレイの日。
キラは仕事の疲れを癒すために風呂に入っていた。
「ふぅっ……」
息をつくと、湯気が自分の息と混ざり合い、辺りを包んでいく。
やはり一日の疲れをとるのは、何と言っても風呂だろう。
キラは浴槽から上がって、洗面器を手に取ると背中にお湯をかけた。
そんな時だった。
「キ〜ラ〜」
ドアの前に人影が現れる。
声の質から、キラはその影がフレイであると判断した。
「何? フレイ……」
「私も入っていい?」
「いいっ!?」
「何よ…それ。 ラクスとは入れて、私とは入れないって言うの!?」
「い、いや…そんなことは……いいよ、入って…」
フレイの語気が上がったので、キラは恐れからかフレイの入室を許す。
(な、何で…ラクスと入ったの知ってるんだろう…)
キラはそんな事を思いながら、ドアの開く音を聞いて恐る恐る振り返る…
すると、フレイがタオルを体に巻いてキラのもとに近づいて来た。
「あ、背中洗ってたんだ。ねえ、私が洗ってあげようか?」
「あ……うん」
(断れない……)
フレイはキラの手からタオルを取って、ボディーソープをまぶしてタオルに泡を立たせ始めた。
「ねえ、キラは私のどこが好きなの?」
「な、何でそんな事聞くの?」
「聞きたいからよ。正直、私…キラに嫌われてもおかしくないような事してきたし、
いつもワガママばかり言って…」
「え…」
フレイが目を伏せながら、キラに語りかける。
キラはゆっくりとフレイの方を振り向くと、フレイの不安そうな瞳が目に入った。
彼女のこんな顔を見るのはいつ以来だろうか。
「私はラクスみたいに純粋でもないし、カガリみたいにまっすぐでもない…」
「何だ…自覚してたんだ」
その言葉に、フレイがキッとキラを睨みつけた。
「ゴ…ゴメン…」
「それでも、どうしてキラは私と一緒にいてくれるのか…時々本当に不安になるの。
眠れない夜だって…」
フレイの突然の告白に、キラは過去を振り返った。
戦時中、僕と体を重ねていたときも。
僕と関係を絶ったあのときも。
本当に寂しそうな瞳をしていた。
誰よりも寂しがりで、本当は…
「フレイは…」
「え?」
「フレイは…本当はすごく優しい子だと思うから」
「私…が?」
キラの言葉に納得できず、フレイはただ目を見開いた。
「…うん。寂しさと、憎しみが君を苦しめた事もあったけど…今はさ、フレイが寂し
そうな瞳をせずに笑ったりしてる事が多くなって、本当に嬉しいんだ」
「どうして…」
「僕が傷付けたってこともあるけれど…フレイの笑った顔、うまく言えないけど…何
て言うか、すごく優しいんだ。それが、本当の君の姿だって信じてるからかもしれな
い。だからさ、その…ラクスやカガリに引け目を感じる事なんてないよ。それに、フ
レイが自分を嫌いになったとしても…僕はきっと、フレイを好きでいると思うから」
キラは優しくフレイに微笑んだ。
「キ…ラ…」
「だから、フレイはフレイのままでいれば…いいよ。そりゃあ、まあ…正直たまに怖
かったりするけど、今のフレイがたぶん一番好きだから。もう…君は悲しい思いをすることなんてないよ…」
キラの言葉を聞いて、フレイは知らぬ間に目から涙を流していた。
頬を伝う暖かい感触に、彼女自身も戸惑う。
「や、やだ! 私……そんな事言われたの…初めてでっ…」
キラがそっとフレイの涙を拭って、再び微笑んだ。
フレイはやっと不安の色をたたえた瞳から、泣き笑いの表情を見せた。
キラもようやく安堵して、フレイに背中を向ける。
「キラ…ありがとう…好き、大好き…」
「ん…じゃあ、背中洗ってくれるかな」
「うん…あ、ねえ。キラ」
「何?」
「私…本当に嬉しかった。ありがとう……」
「いや、僕は…ただ」
「だから…サービスしてあげる」
「え…?」
フレイはタオルを床に置いて、自分の体に巻いたタオルを取り払うと、自分の胸にボ
ディーソープを大量に塗ってキラの背中に抱きついた。
キラの背中にフレイの豊乳がグニャリと潰され、ヌルッとしたボディーソープの感触を背中に伝えた。
「フ…フレイ?」
「…背中、洗ってあげる」
フレイはキラの耳元でそう囁くと、キラの肩に手を置いて、体を円を描くように動か
していく。
その動きと共に、柔らかいフレイの胸がキラの背中をニュルニュルと這いずり回る。
「うわ……」
キラは思わずその感触に声をあげる。
背中に神経が集中し、柔らかな胸の感触と少し固い乳首の感触を十二分に堪能する。
そしてボディソープがフレイの動きを促して、滑らかにキラの背中に胸を這わせる。
「んっ……」
フレイは自分の胸を左右から手で寄せ上げると、キラの背中に固くなった乳首を中心
にして這わせていく。つぅっと肩の辺りから腰の辺りまで、フレイの乳房がキラの背中を這い、乳首が背中に潰されて天井側に向いた。
「はぁぁっ…」
(うわ…だめだ…ニュルニュルして気持ちいい…)
キラの口から喜びの吐息が漏れる。
もう既に肉棒ははちきれんばかりに天井を向いていた。
「ン…ねぇ、キラ…仰向けになって寝て…」
「う、うん……」
キラはフレイに言われるがまま、広い洗い場に仰向けになる。
するとキラの上にフレイが寝そべり、囁いた。
「全身…洗ってあげるね」
そう言って右腕の方へフレイが移動し、キラの右腕の上に寝るようにして、腕に乳房を這わせる。
肉棒からは遠い腕だが、フレイの乳房の感触を伝えるには十分であり、肉棒がヒクヒ
クとさらに大きくなっていく。どこか焦らされている様な感触…
乳房が腕を挟み込んでは、腕にヌルッとした感触を伝えさせ、何度も何度も二の腕か
ら手首の辺りまでフレイの体が往復した。
「くぅぅ……」
腕を洗い終えると、今度はキラの胸板を胸襟から、へその辺りまで淫らな柔らかい感
触が移動していく。
キラの胸を洗うフレイの眼前に広がるのは、大きく天を突いた肉棒だった。
もうすでに、今にも達してしまいそうなほどに大きくヒクヒク震え、先走り液を放出
している。
「ん…最後に洗ってあげるから…ね…んんっ…」
フレイがそう言って肉棒の先端部に軽く口付けると、キラの胸に再び乳房を這わせていった。
「ま…待って…フレイ」
「…?」
「今…すぐっ…洗って…」
「わかったわ…仕方ないわね…」
キラはもう既に今までにフレイに施された乳戯により、焦らされて我慢の限界を迎えていた。
フレイもそれを察知して立ち上がり、寝そべるキラの足側から、彼の股間の前に寝そ
べると、重たい乳房を持ち上げてキラの股関節に両乳房をタプンと置いた。
キラの股間の両脇に、柔らかくも重たい感触が伝わる。
「じゃあ…いくよ…」
フレイの言葉と共に、股間の脇に置いた乳房を両手でぎゅうっと寄せて、キラの肉棒を挟み込んだ。
自分のものが乳房に挟まれる淫靡な瞬間を、先程とはフレイの体勢が逆になったために、キラの瞳はしっかりと見つめていた。
「うぁ……」
キラの口から情けない声が漏れるのを聞いたフレイは喜び、キラの肉棒の形に乳房が変形するほどまでに、力強く肉棒を挟み込む。
そのまま体を上下に移動させていくと、ボディソープと先走り液が混ざり、とても滑らかにキラの肉棒を刺激する動きを円滑にする。
フレイが体を上下させると、胸の谷間からクチュクチュと音を立てながら亀頭が出たり入ったりした。
むに……にゅる……くにゅぅ……
生々しいぬるぬるした感触に、キラの肉棒がビクビクと胸の中で蠢いていく。
フレイが胸を上下させる動きから、自分の胸を円を描くように揉み回す動きに変えると、キラの肉棒に伝わる刺激が代わる代わる変化していった。
時には弱く…時には強く…
タプ、タプと胸を揺すっていくと、キラの肉棒が泡立っていく。
「あは…ねぇ…キラ、どう?」
上目遣いでチラッとキラを見つめると、キラは苦しそうに呼吸をしながら答えた。
「すごく…気持ちいいよ、もう…僕…」
その言葉にフレイは喜ぶと恍惚として、左右の乳房を再び強く押し付けると、交互に上下させた。
ニュルッ…と滑らかに片方の乳房が亀頭まで這い上がると、もう片方の乳房は根元を刺激した。
何度もその行為を続けていくと、胸の中でとうとうキラの肉棒が弾けた。
ドプ…ドプッと谷間の中で力強く精液を放出し、フレイの乳房を犯していくと、射精の勢いで亀頭が谷間から飛び出して、フレイの顔をまだ勢いのある精液がビシャビシャと汚していった。
「きゃふぅぅぅ…! キラぁぁっ…」
ドロリと精液が胸の谷間を流れ落ち、顔に直撃したものも糸を引いて床に垂れた。
「はぁっ……はぁ……フレ…イ…」
「んあぁ…こん、なに……」
フレイが虚ろな瞳で、白濁液の熱の余韻に浸り終えると立ち上がった。
「ねぇ……今度は、キラが私をキレイにして…」
キラはその言葉の意味を理解してすぐさま起き上がると、フレイの秘裂に舌を這わせていった。
「ん……ぴちゃ…れろ……」
「はぁ……ぁ…やっ……気持ち、いい……」
秘裂の線になぞってねっとりと舌を這わせていき、そこから舌を丸めて秘所の内部を舌で弄っていく。
ぐりぐりと舌を挿入して、ざらざらした感触を楽しむかのように、膣内を掻き回していく。
その行為を悦ぶかのように、フレイの秘所は愛液をキラの口腔に止め処なく流し込んでいった。
少し甘味のあるその蜜を、キラは流し込まれる度にコクリ…と飲み込んでいった。
「フレイ…んっ……すごいよ、どんどん溢れてきて…全然キレイにならない…はぁ……」
ぴちゃっ……ぴちゃ…!ちゅる……
「あっ! あぁ……! だ…めぇ、そんなにしたら……もう…」
キラはフレイの言葉とヒクヒクと震え始める秘所の動きから、フレイの限界を感じ取って舌を秘所から離した。粘りのある糸が自分の舌と彼女の秘所を繋ぎ、室内の光に反射していた。
「ねぇ……もう……してっ…私……」
「わかったよ…フレイ。じゃあ、お尻…こっちに出して」
「う…ん…」
フレイはキラの言う通りに四つん這いになって、その豊満な尻をキラに向けた。
こうも彼女が従順なのも珍しい。
そこで、キラはさらにフレイに注文をつけた。
「ねぇ…フレイ、立ってそこのハンガーに手を…」
「え……わかった、から…早くぅ…」
フレイがすぐさま立ち上がって壁に取り付けてある、肩の高さくらいのタオルを掛けるためのハンガーを掴み、キラに向かって再び尻を向けた。まさかタオル掛けがこんな事に役に立つなんて。
せっかくこんないいものがあるのだから、フレイが立ってられなくなるくらい激しく突くことも出来る。キラはそんな事を思いつつ再び、フレイの秘所にはちきれんばかりに大きくなったものをあてがった。
「フレイ…いくよっ…」
「あ……あぁぁんっ………」
キラがずぷっとフレイの濡れに濡れた膣内に肉棒を挿し入れた。
フレイの口から歓喜の甘い声が響いたのを聞くと、キラはフレイの細い腰を掴み、激しく腰を動かしていった。あまりの勢いに結合部の隙間から、愛液が音を立てて染み出していった。
ずるっ…ずぷ…じゅぷっ……ずぷんっ…
「!? いやぁぁぁ! キ、ラっ…そんなっ……は、や……だめぇ…」
「はぁっ……はぁっ……」
キラとしてもフレイをこんな風に責め立てるのは、ずいぶんと久しぶりであって興奮を抑えられずに、フレイを激しいストロークで突いていった。
腰を肉棒が抜け落ちる寸前まで引き抜いては、先端部で一気に子宮口を責め立てていく。
「はぁぁ…あっ! あっ、あぁっ! そんな…奥ばっか……り…したらっ……」
「フレイの奥…すっごく気持ちいいから…」
ぬるぬるしてぴったりとキラのものに快楽の度に吸い付くそこは、キラをすぐに虜にした。
キラは何かに取り付かれたかのように、今度は短いストロークでフレイの最奥部を突き込んでいく。するとフレイの白い背中が突然、ビクンと反り上がった。
「んぁぁぁ…もう、だめっ……壊れちゃう……あっ、あああぁぁぁ!!」
「う、くっ…フレイ…イっちゃった…? でも、僕……まだ、だから…」
「はぁ…はぁっ…ま、待っ……て…だめっ…だめぇぇっ…」
フレイのそれまで張っていた肩ががくりと落ちて、フレイは完全にハンガーを掴む両手で体重を支える形となった。それはフレイが既に登りつめてしまった事を意味していた。
絶頂による膣内、子宮口の蠢きにキラの絶頂間も増幅されていったが、達するには至らなかったため、キラは肩の力がへたりと落ちたフレイを構わず犯し続けた。
あのフレイをこうも責めていると思うと、さらに肉棒が膨張した。
「ふぁ……あぁっ…ん、んんっ……」
力の抜けた肢体から、再び悦びの声が漏れる。
フレイが必死に快楽に力の抜けていく体を支えようと、ハンガーを掴む手に力を加えては、ふるふると肢体を小刻みに揺らせ始めた。
キラはそんなフレイを弄ぶかのように彼女を突きこみながら、さっきまで彼女の両腰に添えていた手で、豊満な乳房を抱えて揉みしだきはじめた。
「はぁっ…」
両胸からも全身に刺激が伝わっていく。
「これでフレイを支えてあげるから」
キラは人差し指の腹で乳首を刺激しながら、余った掌では乳房全体を捏ね上げる。
もちろん、腰の速度は全く落とさずに。
「あっ! ふぁ、あんっ! あうんっ! ふやあっ…!」
だらしなく口を半開きにして、涙目でフレイは今までよりも激しく喘ぎ始める。
フレイの膣内も負けじと未だかつてないほどの締め付けをキラに与えていく。
ぬるっ! ぬじゅるっ…! ずぷんっ、ずぷん…!!
「はぁっ…! はぁっ…! フレイっ…!!」
「キラッ! キ…ラッ! ま、また…私…!!」
「僕もっ…もう…」
フレイの膣内で勃ちっぱなしの肉棒が、先走り液を潤滑油として、さらに早い動きを要求する。
それに応える様にキラも動きを早めていき、フレイもキラの動きに合わせて腰を無意識のうちに動かしていた。フレイの柔らかな尻肉がいやらしく、キラの動きに合わせて波打っていく。
そして、キラの先端部が大きく子宮口を突いた時だった。
「…出すよっ…!!」
「ひ…あぁっ! あはっ…あぁ……あん……」
ビクビクと子宮口が震えては、肉棒の出した精液を飲み込んでいく。
がくりと落ちたフレイの肩が上下して、荒れた呼吸を整えていくのがわかる。
そうして、キラが再びフレイの双乳を鷲掴みにして、肉棒を奥に突き入れた。
ぐちゅぅ……
「ひぅっ! キ、キラ!」
「フレイ…僕、もっと……したい」
キラが耳元でそっと囁いて、再び腰を激しく前後させた。
まだ肉棒は引き抜かれておらず、二人の快楽は続く。
「だ、だめっ! あぁん! はぁん! ふあぁぁぁっ…」
ちゅぶっちゅぶっ……!!
激しい水音が結合部から響く。
先程胎内に射精された精液と愛液が、肉棒によって膣内で混ぜられる音だ。
「フレイ……感じすぎ…だよっ! すごく暖かくて…染み出してくる…!!」
「いやぁっ! キラ…私…感じすぎて、変になっちゃ…う……」
フレイがビクビクと体を痙攣させて、キラの方を向きながら口を半開きにして恍惚の表情を浮かべる。
「気持ち、いいんでしょ? フレイのそういう顔…僕は好きだよ」
キラが嬉しそうにそう言い放つと、フレイの双乳を力強く握って腰の動きを早めた。
肉棒を膣内で暴れさせ、彼女の快楽を増幅させていく。
尻肉が挿入を繰り返すたびに扇情的に波打ち、後ろから突き続けることがキラに征服感を与えていく。
ぐっちゅ…ぬるっ…ずちゅ…!
「ひ…んん! あっ、ふあぁ…! 気持ちいいっ…気持ちいいのっ…!!」
「フレイっ…! フレイっ…!…っ…」
フレイがキラに合わせて腰を動かし始めた。
そのまま、キラがフレイに合わせて力強く最奥部を突いた瞬間だった。
「またっ…! 出るっ…!」
「ああぁぁぁっ!! またっ…イっちゃ…う…!! イ…くぅ…」
長い時間も律動をしてもなお、フレイの中はキラの白濁液をすべて飲み込んでしまった事がわかる。
ゆっくりと肉棒を引き抜くと、ドロッと白濁液が染み出して、フレイはそのまま床に倒れ臥してしまった。
こうして黙って眠っていると、本当に可愛らしい少女だなと思う。
乱れた髪をそっと指で整えてやり、キラはフレイを見つめていた。
「ん…キ…ラ…」
「……?」
フレイが自分の名を呼ぶので起きたかと思うと、瞳は閉じたままだ。
(寝言…かな?)
「これから…も…ずっと、一緒……」
お互い傷ついてると喚いていたあの頃とは違う。だから…
「そうだね……」
キラはにこりと微笑んで、フレイの手を取りギュッと手を繋いだ。
すると、フレイの瞳がパチッと開き…
「ふふっ…ずっと一緒ね…」
「ええっ……起きてたの?」
「当ったり前じゃない! じゃあ、さっそく明日二人で何処か行きましょ」
「え…」
(確か、明日はラクスと…)
「何よその顔…まさかイヤだって言うの!? ずっと一緒にいるって言ったくせに!」
「あ、いや…でも…」
「まさか、あのピンク女と…」
「……うぅ」
結局、やはりフレイに勝てないキラであった。
しかしこの日は、フレイの本音を聞けたり少し弱い部分も見れて、少し嬉しそうにキラは微笑んでいた。
これからも、ずっと一緒……
また小泉支持者の連続投稿・マルチコピペ荒らしか・・・
なんと卑劣で姑息な
今日と明日働けば、待ちに待った週末である。
木曜日は勤勉なオーブの働き蟻にとっても気怠い中日だ。
ここ数ヶ月市場は軟調な地合いが続き、後場は小幅な値動きのみで別段変わった
様子はない。
午後二時、バーレーン市場が開き、為替市場では宇宙基軸通貨といってよい
アースダラーが、短期市場で小幅に売られるのみである。
オーブ国内といえば、ホムラが順調な成長率に、数週間前、政策金利を+25bp
引上げ、引き締め政策を敢行したのみで、別段の材料もない。
「きょうももみ合い、草々に店じまいだな」
モニターの動かない数字に見飽きたディーラー達が、雑談をかわす。
クローズ30分前、奇妙な噂が市場に流れる。
『女神が動いたらしい』
「なんだ、それ」
「なんでも月の裕福層向けファンドらしいんだが、どうせ軍人年金じゃないのか」
至って平和な会話が続く。
憶測が流れた後、徐々にボードが緑のランプで埋め尽くされていく。
大引け5分前、小さな呟きが囁かれる。
「おいおい、銀行弱いじゃないか。
ま、宵越し玉は寝かしておくか。どうせ明日戻すって」
穏やかな序曲は突如波を高める。
均衡に並んでいた信用買い、売り残の数字はすっかり消え、もはや軒並み売り
注文がずらりと並ぶ
『女神が全面ベアをし掛けた』
小国のGDPに匹敵する資金が、香港で蓄えた含み益をアムルテルダム、
パリへと、肥大した巨体を引き摺り、まるで経度を西へ西へ、移動湖のように
市場を移動する毎に勢いを増し、マーケットを飲みこんでいく。
投資家はパニックに陥り、損失を埋めるため資金を引き上げ始める。
スワップ、金融先物、連邦債権市場が急落していく。
「売りだ、空売れ!銀行株、証券株は全部売れ!」
「こんな大胆なヘッジ、見た事ないぞ。
…政府筋はなんていってるんだ、いったい何があったんだ、
…大災害、テロどっちだ!?」
「レバレッジ何倍?こんな巨額ファンドが証券市場に仕掛けるなんて。
証券取引監視委員会は、動いているのか?」
ロイター、AP通信の速報は何も表示されていない。
「プットだ!ポジションをしきり直せ!ああ、いったいどういうことだ?」
ロンドン・シティでは、絶叫に近い悲鳴が漏れる。
母店をウォール街におく、ノーベル賞受賞者が在籍していたファンドでは、
金融工学に基づいた売買プログラムが対応できず、逆ヘッジを取り大量の買いを
いれようとする。
フロアマネージャーが、モニターを確認しあせり始める。
「何考えてやがる、この馬鹿機械め、マニュアルに戻せ!」
「でも、マザーコンピュータはコールって、いってますよ。
絶好の底値買いの機会なのでは」
前回の暴落時、まだ赤子であったろう若手の、のんびりとした質問にいらいら
しながら答える。
「ばかか?月の女神はな、なんであんなに清純で美麗なのか。
それはな、容赦なく冷酷で残虐だからだよ!
こんなもので許してくれるはずがない。全力でストップ・ロスだ!」
システム担当者にプログラムの停止を求め、連絡を入れているが、その間も
マザーコンピュータは、止まることなく、買い注文をいれ続け、数秒毎に莫大な
資金が失われていく。
目立つ事もなく顧客に言われるままに売買するだけで、若手から「塩漬け古株」と
揶揄されていたディーラーが、おもむろに椅子から立ち上がり、無言で
端末機の電源を引き抜く。
この瞬間に、破産した資産家がどれだけ存在するのだろう。
いや、悪夢は始まったばかりだ。
これから徐々に市場は冷えていき、人々が気付いた時には恐慌の嵐は吹き渦巻き、
リヴァイアサンが漆黒の世界を更に暗黒へ誘うのだ。
マネージャーが、場が引けた後、莫大な資金を預ける資産家達からの
引っ切り無しの問い合わせに追われることを覚悟し、寝袋を用意するよう指示する。
幾つもの死線を乗り越えてきたベテランが、額にじっとりと油汗を光らせ、独白する。
「ニューヨークが持ち堪えてくれなければ、オーブ発ブラック・サーズデイ再来か。
―これは、経済テロだ!」
山荘風のクライン邸の早朝、小鳥の囀りと共に、ラクスが目を覚ます。
深夜、自動再起動した端末機が、ようやくプログラムを終了させ画面を切り替える。
「まあ、ハロ。
昨晩あんなに弾んで、ゼロをたくさん入れてしまいましたから、端末機械さん、
壊れちゃったのかしら。
よくわかりませんけど、くまったー、くまったー、ですわね」
プラントでのほほんとお茶を入れるピンクの天使が、宇宙を覆うCE時代二度目の
大恐慌の引きがねを引いたとは露知らず、百戦練磨のディーラー達は数年にわたり
肝臓を患い、血尿を流す日々を送ることになるのである。
プラント首都にも人工の朝が始まる。
白々とした光りがブラインドから漏れ、アスランが目を覚ます。
ベッドの横で椅子に座り、首を少し横に傾け、毛布に包まれながらカガリが寝ている。
ナチュラルならショック死する量の麻酔弾を撃ち込まれ、よほど顔色が
悪かったのだろう。
気道確保させ、上体をゆるやかな上向きにして、枕を抱えさせ、膝屈位を取らせて
寝かせられていたことに気付く。
あどけない寝顔に、ふと手を伸ばす。
欲した時に触れ合える距離にカガリがいること、只それだけの事がこんなに安心
することなのか。
幸せな気分に包まれた時、悪寒が走る。
「―グハッ…!!」
喉元まで胃酸が逆流し、独特の酸っぱい味が口の中に広がる。
嗚咽し悪寒に震え、呑酸しようとするが侭ならず、胃液をシーツに吐酸する。
神経切断されたように、下腹部に力がはいらない。
恐る恐る下を見ると、自身が膨張したまま紫色に鬱血し、どす黒くなっている。
尿管が詰まっているのか、口がパクパクと痙攣し、陰袋は縮み切っている。
首のやや下の部分に一際大きな水瘤が出来ているのが目視でもわかる。
バキバキに勃起したままの状態で数時間経過していたのであろう。硬直した茎の
部分に反して頭はふにゃふにゃである。
「…カガリ、…こういう時はちゃんと処置してから、安静位をとらせないと!」
ナイトテーブルの上のティッシュの箱に手を伸ばすが、嘔吐に襲われ、取れない。
せめてバスルームまで行きたいが、全身に脱力感が漂い、手足に力が入らない。
ちらりと横目でカガリの様子を伺う。
ベッドで寝かせないと、風邪を引かせてしまう。
ぐっすりと熟睡する寝顔を確認すると、目を覚まさぬよう祈りつつ、
緊急処置をベッドの上で敢行することを決する。
限界まで膨張したまま痺れ切った自身を両手で挟み首を支えると、根元から頭へ、
また上下へと手を移動させる。
感覚を取り戻しつつある自身にほっと一息吐くと、エラの部分を優しく
擦り上げ始める。
しこりをぐったりと口を開けた出口へ押し出す。
「…はぅっ…うっ…うぉあ!」
激痛が襲い、痙攣し開けっぱなしだった口からどろりと茶褐色に変色し
もろみがかった体液が流れ出る。
詰った蓋栓が取れ、あるべきところで放出される機会を与えられなかった白い
欲望達がだらだらと垂れ落ちる。
「はぁ…はぁ」
力を篭め、残りを出しきると、呼吸がようやくできるようになる。
カガリと出会ってから、躍動感溢れる戦闘の時とは別類の、生命の危機を
感じる事が多い。
バスルームで己を呪い落ち込みながら手を洗い、自身の体液でべとべとの
バスローブを脱ぎ新しい布を羽織ると、ようやくカガリを抱え主寝室のベッドに
運んでやるのだった。
小泉の強姦のもようを描写した小説キボンヌ
早朝、隣から人が去る気配がし、カガリが目を擦りながらベッドから起き上がる。
「…キラ?」
夢か。
返事はなく、広いベッドの上でシーツに包まっているのは、自分一人であることを、
寝ぼけた眼で確認する。
涎を垂らして寝ていたのか、口の周りがべとべとである。
服を着替えようとし、自室と家財の配置が違う事に気がつく。
―そうだった、今はプラントにいるんだった。
カガリがシャワーを浴び髪を乾かし身支度を整えてキッチンに入ると、トーストの
香ばしい匂いが充満している。
シャツを着た人物が、オートミールをかき混ぜながら、振り向く。
「…アスランおはよう」
「カガリ、もう起きたのか。寝てろよ」
「いや、目が覚めたから。…おまえ、いつも立って食事するのか?」
「…」
深い溜息をつく。
昨日の事はアスラン自身も悪夢を見たことにしておきたい。
だが、尻の痛みが現実であったことを、数分ごとに自覚させる。
今日一日は立ったまま仕事をする羽目になるのだろう。
食事を終えると、制服の上着を羽織り、玄関に向かう。
「今日は俺、仕事行くけど、明日は休みとるから。
とにかく今日は大人しく、家から一歩も外に出ないこと。
何かあったら、必ずすぐ連絡するように。
連絡先は登録してあるから、いいね」
「わかった。…って、おまえの連絡先?」
アスランが玄関の扉を締め、階下の玄関ホールを出るのを画面で確認し終えると、
オーブから持参した通信機を起動させる。
パスワードを入力し、オーブ内偵の連絡回線へ繋ぐ暗号ファイルを画面に出す。
画面のディレクトリには、登録されているはずの数件の回線番号が消失している。
「…空?」
通商条約が締結後すぐに開設されたオーブ大使館、要人用連絡回線を開くが、
繋がらない。
カガリはさすがに慌て出し、のオーブ大使館への公衆回線を呼び出すが、
それも全く反応しない。
「…まさか」
恐る恐る一番に登録されている見慣れないA・Zという登録回線を呼び出す。
待機音が鳴るや否や瞬時に、焦った様子の疑惑の人物の声が、通信機越しに答える。
「どうした!?、カガリ」
「…いや、何でもない、テストだって」
カガリは乾いた笑いを出すが、アスランは気付いていないようだった。
「…そうか、ならいい。
いいか、小さな事でもいい、変わった事があればすぐに連絡するように、わかったね」
「ああ、わかっている。…仕事、がんばれよ」
「…ああ」
通信機越しの声が心なしか嬉しそうである。
回線が切れるのを確認した後、カガリががっくりと頭をうなだれる。
「…人の通信機を、…人の通信機を
――勝手に自分専用回線の糸電話に改造する奴があるかーっ!!」
床に投げつけた通信機を拾い、瞳を潤ませる。
「キラと連絡とれない…。どうしよう」
ヘリオポリスの犠牲者達の墓地は小高い丘にある。
死人に墓地などいらない、学生の頃キラはそう思っていた。
まして事故などで遺体がない場合は、集団墓地で良いのではないかなどと
不謹慎な考えをしていた。
―どこかに心の拠り所の場所が必要なのだ、遺された者のために。
最近になって、世の中の効率の悪い矛盾を受け入れるようになってきた。
所謂人が丸くなるというのはこういう事なのだろうか。
そう、死んだ人間が天国で舌を出そうと、生きている者のエゴの為に死者は
生き続けなければならない。
小道を挟んで、日当たりのよい一等地に連邦軍の軍人墓地区があり、キラは
そちらに足の向きを変える。
墓石が静粛に並ぶ中、花に埋め尽くされた一角で立ち止まる。
―また勝手な事を。彼女はこんな花、好きじゃないのに。
一見して高価そうな蘭の豪奢な花束の数々を乱暴に避け、墓石を露わにさせる。
―じゃあ好みの花の名は―そんな事さえ知らなかった事に改めて気付く。
『上級准尉フレイ・アルスター』
白い墓石に刻まれた名。
曹長から二階級特進の階級が刻まれているのを視野に入れてしまい、目を伏せる。
連邦軍は月での惨敗を帰した後、草々に若く美しいまま殉職した少女を
英雄としてプロパガンダに利用した。
微笑むフレイのプロマイド写真はアイドルスターを凌駕するように飛ぶように売れ、
幼少の頃の写真まで流通する騒ぎが今も続く。
熱狂的なファンが置いていったものだろう、満蘭の笑みを称え、見るものを
虜にする深青色の瞳をこちらに向けた写真に、想いを綴った文章が供えられている。
( 小鼠DQN信者の粘着、キモすぎ。 )
「フレイ・アルスター、僕の永遠の恋人!」
「貴方の想いを無駄にしません、俺も入隊します。天国から俺を守ってください」
「あなたは連邦の誇り、授業で取り上げさせていただきます」
丘へ来るたび、キラは墓地管理人のように、さまざまな想いの詰った供え物を
勝手に片付ける。
キラが想い人の名前が刻まれた墓石に添えた花束は、脇に寄せられた花束達と
比べると見栄えがせず、小さくみすぼらしく見えた。
良く手入れをされた芝生になにも敷かずに座り込み、プレートに語り掛ける。
「フレイ、オーブにまた春がきたよ」
君はきっと、新しいシーズンに備えて、流行りのオートクチュールドレスを仕立て、
服に合うアクセサリーを僕に強請るのだろう。
半場うんざりしながら、
またなの、この間買ってあげたばかりだろ、と小言を漏らすと
『違うの、あれはあのドレスにしか合わないの!』
と説得力のない反論でもするのだろうか。
「欲しがっていた化粧水買ってきたんだけど、店員さんに笑われたよ。
これで合っている?」
一回の使用適量が分らず、ぼとぼとと墓石にかけ、残りの入ったボトルを
墓石に側におく。
「学園では君はいつも人に囲まれて、大輪の花のように笑っていた。
今も君は人気者。
なのに、僕といる時はいつも何か考え込んでいて、寂しそうだった…」
―なんだか隣にフレイも座っていて、うんざりした顔で聞いてくれているようだ。
君の笑顔が思い出せないんだ…。
キラは実在も不明な霊体に語り掛ける。
自分を戦場に駆り出す為に、その肢体を人身御供としてコーディネイタに差出した。
そんな魂胆はとっくに薄々気付いていた。
―君の復習心を利用し、弄んでいたのは僕。
「ねぇ、キラぁ」
あどけなく二人、ベッドに腰掛け、制服の襟を肌蹴けさせたキラの胸板に、
フレイの柔らかな指が差し込み、撫でる。
「…う…フレイ、駄目だよ、こんな事…」
「いいじゃない、キラだってしたいんでしょ」
フレイが上着とキャミソールを脱ぎ、フロントフォックをカチリと自ら外す。
年歳に釣り合わない豊かで白い乳房が、小刻みに震えながらふるりと左右に分れる。
キラは吸い込まれるようにベッドから降り、フレイの前で跪くと股を開かせて
スカートの間に空間をつくる。
すかさず、ニーソックスを着けた太腿の間に身体を割り込ませる。
乳房を揉みしだき、乳首を吸うと、フレイが背を仰け反らせながら、濃茶の髪に
指を入れ、撫で始める。
乳房に夢中になるキラの顎を両手で包み込み、上を向かせる。
氷のような意思を秘める深青色の瞳に、キラの顔が映し出される。
時折瞳のなかの映像が歪むのは、これからの行為に瞳を潤わせているから、
それとも誰かを哀れんで?
自らに十字架を科すように目をぎゅっと瞑り、フレイがキラの唇を貪り始める。
キラの舌が戸惑い奥へ引っ込むと、絡みつかせ自分の咥内へ誘う。
フレイの口元から銀糸が零れ落ちる。
キラは口唇を愛撫し続けながら、フレイの太腿を持ち上げ、乱暴にシーツに押し倒す。
フレイがキラの体重に押し潰さながら、震え声で言い放つ。
「…わたし、バージンじゃないわよ。
…あんたなんかが初めてなんかじゃないわ。経験豊富なんだから」
フレイの言葉が胸に突き刺さり、キラの躊躇する欲望に、火をつける。
マシュマロのような白く、たっぷりとした乳房を痛いほど強く鷲掴みし、
指の間から肉がはみ出すほどに、揉み上げる。
硬くなる淡い桜色の乳首を、親指と人差し指でぎゅっと摘む。
「…ぁ…ぁん…」
フレイの喘ぎ声が熱を帯びていく。
脚をほどよい肉がつき丸みを帯びた太腿にからませ、上半身をべったりと合わせ、
スカートの中を弄る。
指はウェストのくびれた部分で細い布糸を見つけると、湿気たフレイの小さな
下着を剥がすように、摺り下ろしていく。
熱く荒くなる息を宥めながら、フレイの細い腰に回されているベルトを緩ませ、
スカートを脱がせる。。
身につけているものはニーソックスだけのフレイが避けるかのように、
身を捩り圧し掛かるキラを落とそうとする。
「…重い!何考えているの、退きなさいよ!」
君が誘ったくせに。
引こうとする細い腰を押さえつけ、脚を肩に担ぎあげ、摩りながら脚を纏う
ブーツを脱がしていく。
股の間に膝を押しこみ無防備に開けさせると、ルージュに濡れた唇のように
震える花弁が誘う。
フレイが息を飲みこむ音が、頭上で聞こえる。
指を数回滑らした後、荒い息を少し整わせ、迷わず体液とともに花弁とその周りを
貪り吸う。
「…ぁあああ…!!」
シーツを握り締め、フレイが堪えきれず、第一の嬌声を響かす。
キラは構わず卑猥な音を立てて吸い付き、時に舌を尖らせ、谷間に沿わせ舐めていく。
花弁を甘噛みすると、どろりと熱い体液が溢れ出し、内股を濡らす。
舐めきれない、そう判断したキラは頭を上げ、自身に手をかけた。
「…?」
悦楽を中断されたフレイが、何が起こったのか分らずシーツから手を離す。
秘部に生暖かいものが、擦りつけられたと気がついた時だった。
「―や!!」
異物がぬるりと膣内に入っていく感触。
「…ぁっ…ぅっ」
細目を開けると、フレイの上でキラが眉を顰め、背を反らせ苦悶しながら喘いでいる。
―ばかみたい。一人でやっていればいいのよ。
ちょっと気持ちが悪いのを我慢しているだけでいい。…こんなの楽勝。
じっとしていればすぐ済むこと、そうフレイが現実を甘受した時だった。
―ズンッ!
ビクッとフレイの肢体が痙攣し、キラの下で背を仰け反らせ切ると蹲るように
肢体を丸めようとする。
鈍器で何度も殴られるよう鈍痛が、フレイの下腹部を抉り襲う。
シーツを握り締め、身体を捩り、目を潤ませる。
―気持ち悪い。吐きそう。なに、こいつ。…さっさと済ませなさいよ。
フレイがこれが性交のクライマックスで、すぐにも異物が体内から取り除かれると
勘違いした時、キラがキラが苦悶しながら、耳元に息を吹きかける。
「…フレイ…もう少し力を抜いて…でないと、入れない…」
キラの懇願は、フレイの自尊心を傷つけるに値した。
ピシリと鋭い音が飛ぶ。
脱力する掌で叩かれた為、突然の事に驚いただけであまり痛みはないのであろう。
フレイの上で、まだ半分のみしか挿入できていないキラが呆けた顔をし、
打たれた頬に手をやる。
埋めてもまた新スレ立てるだけだってのに、
頭悪いなコイツ。
「…痛い!なにすんのよっ、この下手糞!―あ」
「…うん」
僕だって痛い、千切れそうだ。
キラが反論しようとした時、キラとフレイが互いに視線を合す。
硬く閉ざされていた膜壁が開き、キラを招いた事に気がついたのだ。
―これでたどり着ける。
キラはフレイの髪を優しく撫でると、腰に手を回して上半身を起こし再度
腰を打ち付け始める。
―ひりひりと痺れていた結合部分の感覚がなくなっていく。
靄がかかったような頭の中、打ち付けられる鈍器の音は、ドクンドクンと
心臓の血液を送り出す生命力に溢れた音に変化する。
異物は更に膨らみ、膣襞を愛撫し、こつこつとフレイの膣奥を突き始める。
―全身、肢体の底から熱い。
「ぃやっ…ぃやっ…ぃやぁっ」
リズミカルに漏らされる嬌声と白い乳房の揺れは、キラの上下の突き上げと共に、
徐々に荒く激しくなる。
膨張する自身が、湿り気に締め付けられ緩められ、キラは全身汗だくになりながら
一際高く突き上げる。
「……ぃやあああっ!!」
通路まで聞こえそうな嬌声を上げ、肢体を跳ね上げると、白い喉を仰け反らせ
フレイがぐったりと四肢を投げ出す。
「…フレイ?」
―酷いよ、僕はまだ昇りつめていないのに。
気を失い紅の髪を散らせ、口元から唾液を垂ら続けるフレイの腰を引き寄せると、
ピストン運動を更に加速させる。
「…う…フレイ、フレイ!」
全身の血が集中し熱く血流が逆流する。腰を打ち付け、膣奥まで何度も突く。
膣内は主とは別に意識を保っているかのようにひくひくと痙攣し、キラを包み込む。
キラは自身の白い欲望を膣奥で一気に放出する。
「…うっ……!!」
宇宙で機体に乗り、急降下していくような放出の開放感が、キラを包み込む。
ぐったりと気怠い疲れが全身に広がる。
繋がったまま、気を失ったままの少女の上にぐったりと身体を投げ出す。
まだ、熱い。
膣奥へ放出された白い欲望が押し戻され、キラ自身を包みこむと再び自身は
膣内で硬度を取り戻す。
フレイの上で背を仰け反らせながら、硬く膨張し戦慄く自身を結合部分から
ずるりと無理やり引き抜く。
秘部は急な抽出に、紅くぽっかりと口をあける。
口から交じり合った白い体液に、幾筋かの鮮血が交じる。
とろとろと分岐していき、一筋はシーツに零れ落ち、数筋はフレイの太腿へ
伝い流れる。
−経験済みなんだから。
やっぱり嘘だったんだね。
「…うっ」
キラ自身が硬度が増し、主を悶えさせるほど上へ勃ち上がり、膨張していく。
ぐったりと意識を飛ばした少女をうつ伏せにし、腰を引き上げる。
気怠そうな横顔が、紅い髪の合間から見える。
腕、脚はだらりとシーツに投げ出され、肢体を支えるのは枕の上の涎が垂らされた
小さな顎とキラの腕のみとなる。
脚を折らせ、腰を支えながら、後ろから双丘にぴったりと腰を擦り付け始める。
紅い茂みを弄り、先ほどまで自身を咥えこんでいた秘部の場所を再度確認すると、
片手で自身に手をかけ、先を挿入し始める。
一度開いた扉は、易々とキラを受け入れる。
数センチ確実な挿入を終えると、腰を振り、フレイの双丘に激しく打ち始める。
キラが腰を打ちつける度、フレイの背と垂れる乳房が人形のようにぐらりと揺れる。
腰は目に見えぬ早さで、振動する。
「…くっ…あっ…あっ…!」
二度目の放出。
「…ね、フレイ、何かいってよ…」
別に感じている声でなくていいから。
二度目の性交で放たれた体液が秘部から零れ滴り、太腿を再度濡らしていく。
分岐した一筋は紅い茂みへ吸い込まれ、茂みの先からぽたりぽたりとシーツに露垂れる。
応えぬ裸体に、音がでるほど腰を双丘にうちつけ、自身を突き上げ膣の中を掻き回し、
三度目を続けて放出する。
―ピシッ。
自身の根元が、悲鳴のような破裂の音を察知する。
薄い鮮血が数本、裂傷した秘部の入り口から太腿へ流れ、キラの根元を薄紅く色づける。
キラには、秘部から漏れる体液もフレイの背に光る汗も、何もかもが鮮血に見える。
「…はぁ…はぁ……!」
フレイの細い腰を手から解放し、突きだされた双丘を押してやると、遺体のように
シーツにうつ伏せに横たわる。
密着させていた腰を離し、膣内で朽ち果てた自身を、ずるりと引き抜き外気にさらす。
汗と体液でべとべとする。
ふらふらとベッドから降り、バスルームへ這うように向かうと、交わした体液で
いがいがする咥内に何度もうがいをする。
ふと、鏡に自分の火照り、気怠そうな顔が映る。
相変わらず頼りなさそうで、甘ったれた表情。何も変わらない。
キラは鏡から視線をはずす。もう誰がなんと言おうと、かまわない。
フレイが僕を受け入れてくれたのだから。
彼女の為に、闘い、命を落すことなら本望だ。
ベッドで横たわるフレイを仰向けにすると、豊満な胸と双丘に比べてくびれた
ウェストが引き立つ。
『日刊ゲンダイ』2004年6月12日(11日発行)
「ネットには“小泉レイプ裁判”の字が躍っている」
国会でも問題になった
首相の「過去」を取り上げた損害賠償訴訟の中身
官邸は「私人の問題」で逃げているが…
まさに前代未聞ではないか。きのう(10日)の参院有事法制特別委で、質問に立った民主党の斎藤勁(つよし)氏が
「インターネットでは、“小泉レイプ裁判”という文字が躍っている」と切り出した。
小泉首相が過去にレイプ事件を犯したとする疑惑を取り上げた損害賠償裁判について言及したのだ。
斎藤氏は「一国のリーダーが損害賠償請求されたら、ただちに国民に事情を説明するのが官邸のありようではないか」と迫ったが、
山崎正昭官房副長官は「訴訟については、総理が個人で対応している。
私人同士の訴訟について官邸はコメントする立場にない」と答弁。
「名誉棄損で訴えるつもりはないのか」とたたみかけられたが、
「何度お聞きになっても私人同士の問題」で逃げてしまった。
問題の裁判は今年3月、都内の男性が東京地裁に起こしたもの。訴状は、マスコミ報道を論拠に首相の“レイプ疑惑”を指摘。
「首相の地位にありながら(中略)日本国民である原告に、計りがたい屈辱と苦悩を与えた」(訴状)とし、
精神的損害への慰謝料に100万円を請求している。
裁判は5月に初口頭弁論が開かれ、来週15日には第2回弁論が行われる予定だ。
批判理由が妥当かどうかは別にしても、一国の首相のレイプ疑惑を理由とした損害賠償請求は異例中の異例だ。
質問した斎藤氏が言う。
「裁判で事実に反する疑惑を指摘されたら、速やかに対応すべきですよ。
それなのに国会で指摘するまで、提訴の事実すら明かさないのは、国民に疑念を与えるだけです。
首相は靖国参拝問題では『公人も私人もない』と言い切ってきた。
今回の訴訟で、公私を使い分ければ、“都合が悪いから”と国民の疑念を深めかねない。
探られてマズいハラがないのなら、首相は自ら進んで“火の粉”を払うべきです」
折から、小泉首相はサミット出張中。民主党は週明けに行われる有事関連7法案の総括審議で首相本人に直接問いただすとしている。
会期末の国会の火種となるか。
濡らしたバスタオルをフレイの身体に滑らし、性交の跡を消すように体液を拭き上げる。
紅い痕跡のある乳房、臍、そして茂み。
股を開けさせて太腿と、既に止血した秘部をガラスを扱うように優しく、拭いていく。
フレイの寝顔は、妖艶な肢体と反対に年齢相応にあどけない。
「…ね…フレイ……」
キラが震える。
萎えきった自身が、再び上へと、張り詰めていく。
さっきまで君のなかで、君を感じていた僕の分身。
硬くなる自身を指で支えると、一瞬躊躇した後、フレイの下腹部に上体重が
かからないよう、尻を浮かせながら馬乗りになる。
―ビュッ。
先ほどまでキラの愛撫に戦慄いていた白い豊満な乳房に、欲望を注ぐ。
―僕を咥えてくれる?
フレイの顔の上へ尻を移動させ、紅いぷるりとした口唇に暴走し制止が
聞かなくなった自身を擦りつける。
「…ぁ…くっ!!」
欲望を、紅い髪に引き立たてられた白い少女の顔へ向けて射精する。
さすがに5度目の放出で勢いと粘性を失ったキラの薄く白い欲望が、
ピシャピシャと寝顔にまばらにかかる。
―なにすんのよ―
そんな罵倒さえ聞けない。
『―キラ、あのね、あたし…』
怖くて遮ってしまった言葉。
僕が汚した堕天使は、その後なんと言葉を続けたかったのだろう。
―僕はね。
君が身体を僕に委ねなくも、僕は君の為に戦って死ぬつもりだったんだよ。
『あんたね、そういう事は先に言いなさいよ』
―ごめん。だって、自信なかったから。
首を傾げて、くすりと心なしか寂しそうに微笑する炎の天使。
『しかたないわね、もう。―わたしの想いが貴方を護るから』
呆れた声が徐々に遠ざかる。
「…フレイ?待って、いかないで…!」
君が僕の事を好きじゃなくてもいい。
僕が好きで堪らないのは、つんと澄まして、僕なんか眼中にない君だから。
だから、もう一度だけでいいから、君に会いたい。
触れて、温もりを確め、抱いてほしい。
でもきっと君は開口一言目からまた僕を罵倒するのだろう。
僕が護りたかった人。
君がいなければ、僕が生きている意味はないというのに。これが贖罪?
丘へのじゃりが轢かれた小路を抜け人工的な道が現れると、何の意味を持たない
世界が再びキラを手招きする。
黒塗りのリムジンが小路への入り口を塞ぐように、停められている。
いつもなら車に寄りかかり、そよ風で金髪をなびかせている半身が待っている。
「カガリ、いたの」
「諜報部の連中、血なまこになって、おまえを探していたぞ。
おまえがいないと、コードが分らないって。
どうせここだと思っていたから」
「来てたなら、一緒にお参りすればいいのに」
「―いや、このあいだ来た時、散々愚痴聞いてもらったから、今日はいい。
あんまり愚痴ばかり言いに来てると、いい加減、炎の女神に怒られそうだからな。」
夕焼けが空を覆う。後数十分もすれば日が暮れるだろう。
鳥たちが群れを作り、墓地の丘向こうの温かいねぐらの待つ森にへ帰る。
―帰ろう、―僕達の家へ―
金髪の半身の手をとり、指を絡めあいリムジンに乗ると、双子は唇を貪り合う。
その日、夕日に照らされ、リムジンに凭れかかる人物の陰は長く、今キラが
触れたいと想う半身のものでない。
「何も言わずに外出されると困るわ、キラお兄さん。
余計な詮索をする者に説明するの、面倒なのよ。
カガリさんの居場所が確認できて余裕ができたのかしら。
それとも、プラントのご親友のところに保護されている事がご不安?」
エリカ・シモンズが夕日に照らされた橙茶色の髪を気怠く、掻き揚げる。
「…手は打ってますから、数日の間は大丈夫ですよ。
後はホムラさんの裁量に委ねるしかないですね」
世話のやける兄弟だこと、そう手を仰ぐ女史に苦笑し、永遠の囚人のように
リムジンに乗る。
車窓から空を仰ぐと、宵の明星が、冥府から慈悲深く見守るように薄白く朧にたゆたう。
―今度は失わない。僕の最後の宝物だから。
たとえ親友であっても汚すことは許さない、キラは宇宙に向かって呟いた。
837 :
国連な成しさん:04/06/13 00:05 ID:2EG3bQvM
ここはひどいインターネットですね
>>808 小泉支持者の質がずいぶん下がってきているようだ。
おそらくかつての支持者のうち相当な数が小泉支持を離れ、低級な支持者のみが依然として
支持を続けているか、又は低質部分がなだれ込んでいると思われる。
――プラント
コーディネーター達が作った、先進なる国家。
前大戦で傷つき、生産力と人口が大幅に激減した地球連合の本拠・地球とは異なり、プラントは戦後ほぼ無傷で迎えることができた。
もっとも、国力で劣ることは覆しようのない事実であり、あいも変わらずプラントは技術国家であった。
「……帰ってきたな」
「……はい」
「……」
イザークとシホ、それにSPのイライジャは年中春の陽光と緑林が広がる故郷の大地に感無量だ。
「イザークっ!」
その声は、イザークを現実に戻す声であったが、同時に懐かしいものであった。
「久しぶりだな、アスラン」
「あぁ!」
オーブの高級政官の服に身を包みながら、アスランは彼らしくもない、大きな声をあげた。
「久しぶりにあったなら、もっと気の利いた挨拶すればいいのにさ」
「隊長にそんな器用なこと出来ると思う?」
シホとクロトがヒソヒソと話してるのを見て、イライジャは静かに笑った。
「アスラン、私を置いていくなっ!!」
その怒声にアスランの肩がビクッと一瞬動いたのを、イザークは見逃さなかった。
「……ほぉぉ、ずいぶん尻に敷かれてるんだな?」
「なっ……」
「ふははははは……情けない奴めぇ!」
天の邪鬼とは今のイザークの顔の事をいうに違いあるまい。
「…………イザークって“ていしゅかんぱく”だっけ?」
「隊長がそう言うなら、それでいいですけど……」
「……幸せな奴なんだな。いろんな意味で」
流石にイザークも一国の姫君には慇懃な態度をとっている。
「この度はご懐妊おめでとうございます、カガリ譲」
「え……あ、ありがとう。えっと……」
「イザークで結構ですよ」
ここが公式な席であればアスハ首相なり、アスハ代表なりといった筈である。そんな意味をイザークは込めた。
「あっちにいるのは右からシホ=ハーネンフース 、クロト=ブエル、イライジャ=キールだ」
「イライジャ先輩か……それにクロト=ブエルというのは…」
アスランはイザークは無言で見た。
「……また、敵をつくるぞ?」
「では聞くが、傷つき、疲れ果てている奴が目の前にいる。しかし、そいつは自国以外のMSのパイロットだ。どうする?」
口を曲げてアスランをのぞき込むイザークに、
「ふはは…アスラン、お前の負けだな」
カガリは、自分がオーブでキラと引き分けたアスランを助けた本人であるというのに、彼を笑った。
「……分かった。しかし気をつけろイザーク、カナーバ議員は一筋縄ではいかない人間だ」
「お前で3人目だ。ジェレミーと、イライジャに続いてな。分かってる……しかし、皆をここに帰さなくてはならない」
来る前にジェレミーから聞いた各評議会委員の評を思い出していた。
(ザフト評議会議員の中で突出した才能を持っていたのは5人……)
(シーゲル=クライン。穏和にして篤実。人事の調整に卓抜な才能を持つ。平時の啓蒙家)
(パドリック=ザラ。組織作りに非凡な才を持つ。その為には冷徹になれる果断な革命家)
(タッド=エルスマン。清濁併せのむ度量と機知に富む。人物鑑定眼は当代一の政治家)
(ジェレミー=マクスウェル。機略縦横にして明敏、先見の明冴える、奔放な軍略家)
(アイリーン=カナーバ。弱冠20代にして権謀策術、機敏さと忍耐力を併せ持つ策謀家)
「……策謀家か……」
プラントの正確に区画整理された街並みの灯りが、イザークの藍色の瞳を彩っている。
故郷の夜景を国賓として、一等地のホテルで過ごすのは複雑であった。
「……綺麗は綺麗だが……こう……な……」
整いすぎている。
一言で言えばそうであろう。街も、場所も。
――ヒュゥゥゥゥ...
銀色の髪を、夜風が梳かす。
「…………地球の風はもっと匂いがあった」
そんな風に思える。街は変わっていない。プラントに住む人たちも。イザークが変わったに過ぎない。
「ヨシエはどうしてるかな……」
婚約の話は無くなったろう。好きか嫌いかと言えば好きな女であった。親が(プラントの法が)決めたとは言え、彼女となら悪くないと思っていた。
「……くっしゅん!……ぅ……ん?……寒い……」
「……シホ」
寝ていても女の感というのは働くものなのか……ぎこちなく窓を閉めながら、イザークは顔を必死に落ち着かせた。
よく考えたら、それほどやましいことを考えていた訳ではないのに……アスランのことを自分は笑えないのでは?とイザークは苦笑した。
「…何を考えていたんですか?」
目を擦りながら、ベットから抜け出そうとしているシホの白い四肢に、再びシホを抱きたくなってくる。
「……今はHな事ですね。もう駄目ですよ、明日は大切な会議でしょう?」
「……見透かされてるな。……街を見ていると色々思うところがある。そんな所から良い政策が浮かぶこともある」
ガウンを羽織って、イザークの隣に並んで夜景を見下ろすシホの腰に腕をまわす。
「……それだけですか?」
イザークの胸板に心地よさそうに身を預けながら、悪戯っぽくシホは訪ね続ける。
「……アイリーン=カナーバとはどんな女か……と思ってな」
一寸、間をおいた後、イザークは少し焦ったように続けた。
「…いや、女と言うのは女性という意味でなくてな、その、政治家の…一人の人間としてだな……」
そんなイザークに、クスクスと可愛く笑うシホは、上目遣いにイザークを見据えて、
「もう一つくらいありそう……かな?」
「………忘れた。今のシホが可愛いすぎるせいだ」
そう言いながら、自然と腕に力が入っていく。シホの顎を上げて、柔らかな感触に酔いながら、今、今、という瞬間を何よりも大切にしていこうとイザークは思った。
そんな二人を、じっと捉え続ける眼があった。
「……いい趣味じゃないよなぁ……」
「……そう思うなら立ち去ればいいだろう」
「……まぁ…ね。でもやっぱ、一国の代表が諜報部の仕事をするもんじゃないさ」
そう言って、男がモニターを見つめる肩ごしの先のイザークとシホの第二ラウンドに、少し腰を引きはじめる。
「……これが……最後の夜になるのだから……シホ=ハーネンフース……せいぜい……」
「カナーバ議長?」
そう、男がカナーバを伺ったのと同時だった。
「アイリーンッ!?何をやっているっ!!」
ユウキが、指を噛んでいるカナーバの腕を強引に掴み上げる。
「指を噛み千切るつもりかっ!?
「はっ!?………御免なさい、ユウキ……」
カナーバの細い親指から、ドクドクと血が流れている。
「……まったくっ!……そのまま動かすなよ」
ユウキはカナーバの指を喰わえ、ペッと血を吸い出すと、内ポケットから簡単なドラックケースを取り出し包帯を巻き始めた。
「……ふふっ」
「……?何です?カナーバ議長」
ユウキもいくらか落ち着いたのだろう。言葉遣いが戻っている。いや、さっきの態度が本来のカナーバに対する態度なのかも知れないが。
「……変わらないなぁ……って思って」
「……一人の男として、その言われようは少し悲しいですが」
答えながらもユウキは慣れた手つきで、カナーバの指に包帯を巻く。
「……そうかしら?変わらないで同じ場所に留まるのは難しい事よ?」
ユウキはそれに答えず、
「……これで良し。……きつくないですか?」
「……うぅん。ホント、変わらない。昔からそそっかしい私が傷作る度、こうして手当してくれたよね、ユウキは」
親指に巻かれた包帯を見つめながら、カナーバは懐かしそうに長い眉毛をひそめた。
「…いや……」
そう言って、ユウキは言葉を隠した。
(自分は、アイリーンの心の傷を気づくことも、治すことも出来なかったよ……)
ユウキの隠した言葉の先は、こうだった。が、彼女は言わずとも察してしまうに違いない。
ふと気づくと、いつも皮肉を言うあの男の気配が無かった。
「気を遣ってくれたのよ。彼は」
「……奴は…毒だぞ」
開いたドアの先を見ながら、ユウキは強い口調で言った。いや、確認した。
「……量を間違えなければ薬になるわ」
自信たっぷりにいうカナーバに、「策士、策に溺れる」と言う言葉をユウキは頭から消すことが出来なかった。
シーゲル=クラインは、その寛容さ故に人を信じすぎる。
パドリック=ザラの冷徹さはそのまま心の弱さの裏返しだ。
タッド=エルスマンは、英昧であるが故に、無気力に過ぎる
ジェレミー=マクスウェルには愛民慈悲の心が足りず。
アイリーン=カナーバの策略は、抑止する者がいなければ奸計、詭計に成り下がる。
「……なんなんだ?それは?」
夕暮れの朱焼けは、墓地というこの場所を一層哀感増す光景へとさせる。
「……ここに来る前にジェレミーに教えて貰った、プラントの五賢人の弱点だ」
イザークの銀色の髪は、朱に染まるには丁度良い色をしている。
彼と同じく朱に染まった白百合の花を、ただ土を盛り、お情け程度に小さく粗末な十字架が立てられている墓に添える。
「俺は親不孝者だな。父の墓も、母の墓も、こんなに埃かぶれになるまでほったからしにしてしまった」
「まぁ……淘汰されたA級戦犯の前議長の墓など、誰も整理しないだろうからな」
――パドリック=ザラ
――レノア=ザラ
アスランが手で擦った後には、その二人の名が刻まれていた。
「…ちなみに……ジェレミーが言ったのは請け下りだそうだ」
「……誰の?」
「レノア=ザラ」
花の香りに誘われたか、一匹の紋白蝶が白百合の花に向かってヒラヒラと飛んでいった。
「……心が…弱い……か……」
アスランは噛みしめるように一つずつ、母の父評を反芻していた。
「……親子喧嘩……仲直り出来ないまま終わったんだな?」
「あぁ……遺言…だったそうだ。“自分とレノアの墓は別々に”って……」
血に濡れた自分を、亡き妻とは同じ墓に入るに値しないと思ったのだろうか……。
「…もっと……話をすれば…よかった……。俺は……父さんと…母さんの馴れ初めすら知らない……」
長い髪を掻きむしりながら、吐き出すようにアスランは言った。
「……聞きたいか?」
「…え?」
「……ジェセック議員から…少し聞いた事がある」
「……はは……笑いぐさだ……実の息子より、その友人の方が親のことをよく知ってるなんて……」
渇いた笑いが、イザークには痛々しい。
「……いいよ。今は……いい……」
「そうか。アスラン、一つだけは言っておくぞ?ザラ議長は…お前のことを愛していたさ」
そう言いながら視線を逸らした先に、イザークは思ってもいなかった人物を見とめる。
「母…上……」
「イザーク!?……それにザラの息子…か……」
(少し、お痩せになった……)
無理もない。強硬派であったエザリア=ジュールは、カナーバによるクーデターの後、軟禁状態だった。
それでも、強硬派……それもザラ派のbQであったエザリアが軟禁で済んだのは、ひとえにイザークがザフトの残党を纏めあげてたからに他ならない。
「何故、このよ……」
「友の墓参りだ。……監視付きのな」
問うよりも早く、答えが返ってきた。母上らしい……それがとても懐かしかった。
「……そうですか」
確かに、後ろに如何にもらしい黒ずくめの男が二人、隠れてはいるが3人……いた。
「……お互い、立場も変わった。話さない方がよいだろう」
「……はい」
イザークは真一文字に口を引き締めて、スっと背を伸ばした。
そうすることが、今唯一母に出来る恩返しだった。
「立場が変わっても……イザークとジュール議員が親子であることに変わりはない」
ポツリと…それでいて強く、アスランは言った。
「イザーク、行こう。つき合わせて悪かった」
“今度は二人…いや、3人で来るよ”そう小さく言って、アスランは身を翻した。
振り返らず、毅然と進むアスランに並びながら、イザークは一度だけ振り返った。
「母上、私には……今、愛している人がおります。死が二人を分かつまで…いや、永遠に、将来を共に歩もうと思っております」
「そうか」
賛成も、反対もしなかった。ただ、目元が少し優しくなっていた気がした。
帰り道、イザークはアスランに向けて話した。
「五人の賢人を擁しながら、ザフトは勝てなかった。ジェレミーは言っていた。“優れていても、それを用いる器たる人間がいなかった”とな」
空が、薄紫に染まっていた。
「お前か…カガリ譲かは知らんが……器になろう。お前や、俺の子が悲しい思いをしなくていいように……」
昼か、夕か、夜か……まどろみ、分からぬ空でを見据えながら、アスランも答えた。
「あぁ……この空は、俺達が引き受ける」
「男の帰りを待っているって言うのは退屈な気がしません?」
ミルクティーをかき混ぜながら、シホは朱に染まっていく街並みを眺めている。
「そうか?私はアスランが安心して帰ってこれるようにしていたいけどな」
カガリもそれに倣いながら、シホの問いに答えた。
「……意外か?でも、シホこそ“私はあなたの帰りをお待ちしています〜”みたいな感じかと思ったぞ?こう……三つ指立ててな……」
ジェスチャー付きでコロコロ顔を変えて話すカガリに、自然と笑みがこぼれてしまう。
「ふふっ……でも、ホラ、隊長ってあんなだから、しっかり手綱握ってないと……アスランさんなら安心かも知れませんが」
「いやいや、アスランはボケーっとしてる時多いから、コッチこそちゃんと手綱握っておかないと……な?」
図らずとも結論が一致した所で、二人は再び顔を見合わせて笑い合う。
「……今回の会議は、シホ達の…ザフトとプラントの問題には何の進展もなくて済まなかったな」
一旦レモンティーを口に含んでから、顔を正してカガリはそう言った。
「いえ……とても有意義な会議でした。………カガリさんとアスランさんには驚かされましたが」
シホが言った“驚かされたこと”とは、カガリの会議の様子だった。
会議でシホはアスランの隣に座っていた。アスランの反隣は当然、同じオーブ代表のカガリである。
アスランは会議で一言も発言しなかった。彼はあくまで“副使”であり、オーブの代表はカガリなのだ……と言うことだろう。
しかし、カガリの発言は隣のアスランが小声で言った事をそのままなぞっただけのものであった。
(これじゃあ……まるで傀儡じゃない!)
シホの中で、アスラン=ザラという人間に不信感が募っていった。この男はオーブを乗っ取る為に亡国の少女に近づいたのか?と。
ある時、やや感情的な意見がアスランから出た。カガリはちらりと彼を見ると、その意見は採らずに座った。
その事について、アスランも特に不快そうな顔は見せなかった。
「ああ、アレか?ウチはいつもそうなんだ。アスランの事は信用してるし、私なんかよりずっと難しい事を知ってるからな。任せてる」
カップの中で揺れる自分の像を見ながら、カガリは続けた。
「ただ、アスランは時々感傷的になる……私はそんな所に惚れたんだけどな……だから、最終的な判断は私が決める。アスランも私の判断力は認めてくれてるらしい」
「そうだったんですか」
ミルクティーの温かさが、シホの四肢に広がっていくのを感じていく。
「シホとイザークはどうなんだ?」
「そうですね……逆…かな?隊長が“こうしたい”って事を、私が“なら、こうしたらどうですか?”って言って、後は隊長が“良い”って言えば実行するし、“駄目”って言えばまた別の方法を考えますよ」
「ほぇ〜大変だなぁ」
とてもお姫様とは思えないような顔をする。それが彼女のよい所だ。
そう感じながら、シホはしっかりとした笑顔をカガリに返した。
「次来るときは何時になるか……」
そう呟いて、イザークはかぶりをふる。
(今は郷愁に立ち止まっている時ではない)
そんなイザークに、アスランは深く頷く。
「イザークの創った国、見るのが楽しみだな」
オーブの代表としてカガリとアスランは、プラントとオーブの間にある、月のザフトに寄る事になっていた。
「ふん……」
自信ありげに笑い、シャトルへのタラップに足をかけようとした時だった。
「イザーク殿っ!」
「ユウキ先輩!?」
アスランのあげた声の通り、そこにいたのは彼らの先輩士官であったユウキだった。
「お久しぶりですね!ユウキ先輩!」
「そうでございますね、アスハ大臣」
彼と最も親しかったアスランは声を弾ませて挨拶したのだが、折り目正しい挨拶が返ってきたことに少々困惑した。
確かにユウキは公私をはっきりと区別できる清廉な正確の持ち主ではあった。しかし、ここまでそうではなかった筈だ。
(俺が…そこまで変わってしまったのかも知れない……)
そんな事も頭を過ぎるが、何か、それ以上に厭な感覚がユウキから感じられた。
「……何の用か?ユウキ…防衛局長?」
ただ懐かしいアスランとは違い、イザークは名前を呼ばれた時から静かな目で、今はプラントで高官にあるユウキを見ていた。
アスランに失礼にならない程度の挨拶をしたユウキは、イザークの視線を敢えて受けて立つように見ながら、
「カナーバ最高評議会議長が、非公式で会見をしたいと」
「……わかった。シホっ!」
副使であるシホも当然会見の場にいるべきである。そう思っていたイザークに
「失礼。言葉が足りませんでした。カナーバ最高評議会議長はイザーク殿と一対一の会見をお望みです」
「……つまり密会ということか」
目の前に差し出された手のひらを睨みながら、押し殺した声でイザークは言った。
アスランやシホの無言の視線に答えながら、
「……いいだろう」
イザークは虎穴に入る決意をした。
先の会議ではアイリーン=カナーバという人物がはっきりと判らなかった。
彼女を見定めることが、イザークの目的でもあったのだ。
「……それでは、皆さんはお先にお帰りになられては?最高評議会議長は会見は長引くと申しておりましたので」
ヌケヌケというユウキに、アスランも、もはや昔のままでいられないことを悟っていた。
「……いや、待つ。空港や街に出られないというなら、シャトルの中でも十分だ」
反論を許さない、ゆるぎない強さを含んだ声でアスランは答えた。
「わかりました。君、イザーク殿を案内しろ」
「はっ!」
若い将兵に案内されるイザークを心配そうに見るシホの横顔を見ながら
(命は無駄にするなよ。帰ってくる場所があるんだからな)
そう、イザークを見送った。そして……
(頼んだぞ)
さりげなく移した管制室の先の人物に、そう視線を送った。
気品のある部屋……言い表すならばこうなるだろう。
ゴテゴテとした装飾こそされてないが、一目で高価な物ばかりで固められた部屋だ。
(このような部屋が最高評議会議長殿の執務室では、来る将兵達は萎縮してしまうだろうな……)
若い女性であるカナーバには畏怖されるくらいが丁度良いのかもしれない。
「紅茶はストレートでいいかしら?」
この部屋の主が、どこか楽しそうな声でイザークに問いかけた。
「……ああ」
何がそんなに楽しいのか…イザークにはただ不気味だった。
「あ、いや、一国の代表に茶を汲ませるわけにはいくまい」
と、一寸遅れて自らの礼がなってないことに気づいた。
しかし、カナーバはその言葉に更に目を細めて微笑んでいた。
「?」
「いいのです。ここには私達二人しかいません。となれば、客人はもてなさなくてはならないでしょう?」
そう言って、カナーバはこれまた高価そうなティーポットとティーカップをテキパキと用意している。
「……おや?これは……」
差し出されたティーカップに、イザークの肥えた目が光った。
「見かけは西洋風だが…これは白磁だな。それもかなりの年代物……北宋…だな。…(チーン)…いい音色だ」
「さすがお目が高い……そういえばジュール議員もよい趣味を持っていましたね」
根が単純で、誉められれば嬉しいイザークであったが、この時ばかりは真意をはかりかねた。
(俺の好みまで調べていたのか……それとも、ただの偶然か……)
そこまで思いを巡らせて、イザークはこの部屋に入ったときからの違和感の理由に気づいた。
「どうかいたしましたか?もしかして、白磁はお嫌いで?」
「いや、嫌いならば鑑定など出来まい」
そう答えながら、イザークは空恐ろしいものを目の前の策謀家を見ていた。
(この部屋の配置……見たことがあると思ったら……)
イザークのティーカップに紅茶を注ごうとしたカナーバを制す。
「失礼…」
そう言って、自らのカップをハンカチで丹念に拭く。
「その様な姑息なことなど気にされなくてよろしいですが?」
「“失礼”と先に言った」
にべもなく突き放すイザークは、その後小さく
「………アドルフ=ヒトラー……」
(そう、この部屋の配置……旧世紀の怪物、アドルフ=ヒトラーの用いた部屋の配置と全く同じだ)
過去、おそらく彼ほど人間の心理を知り尽くした統率者はいなかった筈だ。
イザークも、その精密にして狂気の産物ともいえるナチスドイツの資料を見て舌を巻いたものだ。
(ヒトラーという男は、旧世紀の世界大戦で荒廃したドイツを僅か4年で立て直した驚異の政治家でもある)
だが、紅茶のたてる湯気の先の女性は、おそらく政治家としての彼の部分を真似た訳ではあるまい。
「お砂糖は?」
「む?そうだな、い…」
“いる”と言いかけて、イザークは眉を八の字に顰める。
「……随分…多く入れるんだな?」
ティースプーンに大盛りに盛った砂糖を、一杯、二杯、三杯…と紅茶に溶かしていくカナーバに、イザークは胸焼けがしてきた。
そんなイザークに、カナーバは意味ありげに語った。
「苦いでしょう?だから……甘く、甘くして……苦みを消すの」
カナーバは、カップの中に映った脅えた少女の目と、狂気を併せ持った自身の虚像を、ゆっくりとかき混ぜていった。
「ところで、お砂糖は?」
「い、いや、いい……」
流石にそれを見せれれたあとでは、砂糖を入れる気はおきなかった。
「…………」
「?」
カナーバの口元に運ばれていく紅茶を、イザークは確認してから、口をつけた。
「ああ……」
どうやらまだ疑われてたらしいことに、カナーバは苦笑する。
「その慎重さ……お父上によく似ていらっしゃいますね」
「……父上を知っているのか?」
「知っているも何も……覚えていないのかしら?私は小さい頃のあなたも良く知っているのですよ?」
カナーバはひどく女性的な顔をして、笑い声をたてた。
「あなたのお父様は、私にとっては実の兄の様な方なのですよ。あの方のご両親……つまりあなたのお爺様、お婆様に、私の両親はよくしていただきましてね」
「知らなかったな」
「尤も、私の両親に不幸があって、私は叔父に引き取られたのですが……その後もずっと、あの方にはお世話になりました」
意外な事実に驚きながら、しかし、イザークは、カナーバが父を呼ぶ言葉に妙な熱があるのを、何かドロドロとしたものに感じていた。
「……そんなあの人も…あなたのお母様とご結婚されて……仕方ないこと……20も年下の私など、やはり妹のようにしか思っていなかったに違いないないわ……」
イザークは、アイリーン=カナーバという人間の本性が現れていくのを、確かに垣間見た。
そして、それが非道く歪みきっているものであることを本能的に感じて、ここから去ろうとして、自らの体の異変に気づいた。
「私の汚れた身体は相応しくない……そう、諦めていたのに……生き写しが現れた……」
「くっ……」
立ち上がろうとして、体が動かない。優しくカナーバに肩を押され、ペタリとソファに腰を下ろされる。
「……苦痛だった……あなたがあの人に似ていくほどに……だから会わなくした。それでいい……そう、思っていた……」
「くっ……何故だ!?カップにも、紅茶にも……何も入っていなかった筈だ!」
今では、鼻と鼻が触れ合うような距離にあるカナーバを睨み付ける。
「……私が、このプラントの長になり……シホと言う女が貴方に愛されたと知ったとき……私の心の臓に小さく、深く刺さっていたソレが、どうしようもいられなくなった…」
「………」
不覚にも、首に巻き付くしなやかな腕と、滲み出る芳香に、イザークは高鳴りを覚えてしまっていた。
「イザーク……私自身の持てうる限りを貴方に尽くし、差し上げましょう……地位、権力、金……だから、私の愛も受け取ってはくれないかしら……」
カナーバの体温と、吐息に惑わされそうになる、気持ち悪い感覚……イザークはかぶりを振って、カナーバに叫んだ。
「答えろっ!これは……」
「紅茶の中に、四肢の動きを奪う薬を入れたわ……」
イザークの鍛えられた胸板を露わにし、細い指で愉しみながら、カナーバは耳元で囁いた。
「馬鹿な……貴様も紅茶は飲んでいた!」
カナーバの柔らかな内股に気を奪われないように、イザークは必死に声を荒げ、理性を保とうとしている。
「ふふ……お砂糖……あれ、お砂糖じゃないわ。紅茶の中に入れた薬を中和する薬……」
「っ!?!」
艶やかなカナーバの唇が、イザークの唇を熱くする。
「……さっき、“汚れた身体”と言ったな?」
イザークとしては、只時間を稼ぎたかった。この危機を脱する妙案がある訳ではない。
しかし時間さえ稼げれば何か浮かぶかも知れないし、希望的観測ではあるが、毒の効果が薄れるかも知れないと思った。
カナーバが自分にたいして害意がある様には思えない。しかし、カナーバと身体を交わしたいとも思わない。
カナーバは相当の美人だ。イザークを初め、美しい女性が嫌いな男はいないだろう。
(だが俺は、常にシホの前で胸を張っていられるような俺でいたい)
何か後ろめたいことがあって彼女の前にいるのは苦痛である。イザークとはそういう男だ。
プライドが彼を形成している。虚栄……そう言ってしまえばそうに違いないが、その虚栄がイザークと言う人間の純度を保っている。
その美しさが、彼の魅力であり、カナーバが、シホが、彼を愛している要因なのであろう。
「話してもいいわ。でも、貴方は逃げづらくなるわ……悲しいお話だもの。貴方はそういう人……」
「………」
イザークの眉を親指でなぞりるカナーバの瞳の色が沈んでいった。
「そうね……私の双子である憎悪と狂気の話は祖父の事から話さなくてはならないでしょうね……」
カナーバの透き通るような白い指が、イザークのモノをズボンの上からまさぐる。
「……う……くっ……」
「カナーバコーポレーション……旧世紀の大企業よ。祖父は230の歴史を誇るその企業の社長。とても英明と評判だったそうよ」
固さを増してきたイザークの怒張に“きついでしょ?”と解放する。
接続の設定を確認するには、[ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
[接続] タブで [ダイヤルアップの設定] グループの [設定] ボタン、または [LAN の設定] グループの
[LAN の設定] ボタンをクリックしてください。設定情報は、LAN (ローカル エリアネット ワーク) の
管理者か、ISP (インターネット サービス プロバイダ) が提供する情報と一致する必要があります。
ネットワーク管理者がネットワークの接続の設定を使用可能にしていれば、Microsoft Windows を使用し
て、ネットワークの接続試験を行ったり、自動的にネットワークの接続の設定を見つけることができます。
Windows でネットワークの接続試験を行ったり、ネットワークの接続の設定を見つけたりするには [ネットワークの
設定の検出] をクリックしてください。サイトによっては 128 ビットの接続セキュリティを要求するものがあ
ります。[ヘルプ] メニューの [バージョン情報] をクリックして、インストールした暗号強度を確認してください。
セキュリティで保護されたサイトを表示するには、セキュリティの設定でそのサポートがされているかどうかを確認
してください。[ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。[詳細設定] タブで、[セキ
リティ] までスクロールし、[SSL 2.0 を使用する]、[SSL 3.0 を使用する]、[TLS 1.0 を使用する]、および [PCT
1.0 を使用する] チェック ボックスをオンにしてください。 別のリンク先を表示するには、[戻る] ボタンをクリックしてください。
接続の設定を確認するには、[ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。
[接続] タブで [ダイヤルアップの設定] グループの [設定] ボタン、または [LAN の設定] グループの
[LAN の設定] ボタンをクリックしてください。設定情報は、LAN (ローカル エリアネット ワーク) の
管理者か、ISP (インターネット サービス プロバイダ) が提供する情報と一致する必要があります。
ネットワーク管理者がネットワークの接続の設定を使用可能にしていれば、Microsoft Windows を使用し
て、ネットワークの接続試験を行ったり、自動的にネットワークの接続の設定を見つけることができます。
「企業人としてだけでなく、世界を動かすだけの大器だったのよ……」
「……クァナーバァ……」
低く呻くイザークを尻目に、カナーバは淡々と静かに語り続ける。
「“コーディネイトをして生まれた人間は確かに優秀だろう……しかし、その言葉が示す通り調整を行うことは多くの可能性の芽を潰すことになる。
彼らは決して進化したわけではない。そしてジョージ=グレン自身もそれを分かっている。だからコーディネーター……調整者と名付けた筈だ”」
「…………」
「祖父は、支配階級の人間達が遺伝子のコーディネートに躍起になる中、息子達をはじめ、皆にそう言ったそうよ。そして禁断の領域に手を出した。世界の器という自負を込めて」
「禁断の領域?」
額に汗をかきながら、カナーバの過去に引き込まれていくのをイザークは感じた。
「気にならない?ジョージ=グレンは何処から生まれたのか?誰が彼をコーディネートしたの?」
「…………」
「当時何人もの人がそれを調べた……けれど、皆躓いた……遺伝子…ヒトゲノム…そのパンドラの筺を開けたのは誰?」
そこまで話して、カナーバは一息ついた。人を引き込む話し方を心得ている。
「……そんな事を気にしてるから、足下をすくわれる。大器というのは困ったモノね」
これから核心に迫っていくだろうと思っていたイザークは首を傾げた。
「モルゲンレーテ……新興の企業…コーディネーターの企業。あっという間に大きくなって、
手遅れだった……カナーバコーポレーションが世界の舞台から消えるのを防ぐには」
「…………」
「失望から生まれた祖父の狂気は、次に生まれた自分の息子に注がれた。
コーディネーターを倒すのはコーディネーター……カナーバの一族に初めて生まれたコーディネーターは、復讐の為だけに調整された」
「……それが…お前の父か?」
哀れむような目で訪ねるイザークを、カナーバは嘲るように続ける。
「残念ね。彼は私の伯父。尤も、私の狂気には欠かせない人ではあるけどね……」
「……伯父?」
「そう。彼のすぐ下の弟。カナーバの末弟。……ナチュラルのね」
「ナチュラルだとっ!?」
「伯父はコーディネーターであることに、自らの生まれに、苦しめられていたのね。弟には同じ思いはさせたくなかった。
必死になって祖父を説得したのでしょう。尤も、何故かそうして生まれた父が選んだ伴侶はコーディネーターだったけど」
「!?すると貴様はハーフコーディネーター……」
「いいえ。歴としたコーディネーターよ」
「再コーディネートか……」
コーディネーターを親に持つ子を、更にコーディネートする。人の業はどこまでも深い。
「兄弟二人でカナーバの家を盛り上げようとしたのだけれど、自らの限界に苦しんだのかしらね……でも馬鹿な話…妻がコーディネーターでは、その苦しみから決して解放されないでしょうに……」
「けれども愛してしまったのだろう?」
「……そんな姿、私は知らないわ。憎悪がそうならば、たしかに愛していたのでしょうけど」
「親の愛情を知らないで生きてきたのか」
「そうね。だからでしょう。あの…伯父の視線が、態度が…厭なものと感じていても、逃れられなかったのは」
「な…に?」
「いくつの頃からだったかしらね。伯父に胸や性器を触られたり、触らされたり……“触りっこ”とかなんとか言って……厭だった……でも反面、人の温もりから……離れられなかった」
イザークは呼吸をするのが精一杯だった。言葉が見つからず、ただ重い。
「10になったとき、自分が6つか7つのときに犯されていたことを認知したわ。その頃には、伯父に抱かれる度に、私は物をねだっていた。10才には立派な娼婦……」
「もう……やめろ……」
「嫌よ。ここからが最高の喜劇なのだから……。伯父はね、私の掃き溜め。私が人間らしくつき合えるのは、あなたのお父様と、幼馴染みのユウキだけ。でも、私の身体に貯まっていくの憎悪を吐き出せるのは伯父の腹の上だけ」
服を脱ぎ捨てたカナーバの躰は、均整のとれた美しい躰だったが、イザークには傷だらけに見えた。
「ある日のおねだり。両親が憎いと。伯父は珍しく私の顔を、姪を、一人の哀れな少女を見るように見つめた……」
「カナーバ……貴様……」
「両親は事故で死んだ……事故で…ね」
イザークの瞳に映るカナーバの唇は……歪んだ三日月の形をしている。
「コーディネーター?人の英知?笑わせてくれる……知ってるかしら?
戦闘用に哀や怒の感情を欠落し、肉体まで調整されたコーディネーターがいることを!容姿のみ追求し、知能指数を低く抑えた慰み者として生まれたコーディネーターがいることを!」
「……そ、そんな……」
「あなたは知らないでしょう……それでいい。イザーク=ジュールの美しさには知るべきでないこと……けれども、あの男は、パドリック=ザラは知っていた」
権力者を嘲笑するカナーバの顔を、イザークはどこかで見たような気がした。
「父上と母上が恋人同士になって…結婚して……それをお前は、ただ見ていたのか?好きだったんだろう?」
「……好きだったからこそ……あの人の幸せをどうして私が奪える?あの人の幸せは私の幸せより重いわ」
世界に対する憎しみ、権力に対する嫌悪、自己に対する被虐……カナーバのその顔を他で見た場所をイザークは思い出していた。
それはラウ=ル=クルーゼと最終決戦前に会ったときの……その顔だった。
イザークは知らない。戦後明らかになったNJCの流出や、戦争拡大に暗躍していたクルーゼの罪状……何が彼をそうさせたのかを。
だが、今のカナーバを見ていると、その一片が分かりかけてくるような気がした。
「ん……ぐ……くちゅ……ちゅるる……んぁ……ん…ん……」
イザークは、カナーバの唇を、艶めく舌を、黙って受け止めた。
(俺は……どうしたらいい……)
首筋にかかる、カナーバの熱がじんわりと広がっていく。
思うに……カナーバは、まだ人と関わっていたいと願っている。人の温もりを求めている。哀しいほどに……それを捨てたくても決して捨てれないことを誰よりも一番知っている。
それは、クルーゼにもあった。カナーバの求めるものがユウキやイザーク父子であるならば、クルーゼにとってはムウ=ラ=フラガがそうであった。
ただ、二人の相違と言えば、その憎しみの刃を収める鞘を求めたのと、それを否定し打ち壊す剣を求めたことだった。
自らと同じような……家族の愛を知らず、失い、一人で生きてきた男は、それでも愛する人と守る場所を手にした半身に、クルーゼは心のどこかで……討たれたかった。否定されることを望んだ。
カナーバが、自らが持たない満たされた人物を求めたのに対し、クルーゼが自身の生か死か…白か黒かしか選べなかったのは、人に寄りかかるという事を思い至らなかったかも知れない。
「イザーク……」
まだ痺れが残るイザークの手に、カナーバの柔らかな手が重なる。
その手に導かれるままに、カナーバのふくよかな乳房とイザークは対面する。
「…大きいな……シホより……」
思わず口にしてしまってから、イザークは激しく後悔した。
「あっ……いや……」
「ふふっ……大きいのは好きかしら?イザーク……」
「す、好きとか、嫌いとか……お、俺は……」
心なしかより凶暴に猛っている様にも見える自らのモノが忌々しい。
……と、それが柔らかな感触に包まれた。
「なっ……?!」
豊満なカナーバの胸の間に、イザークの怒張が挟まれている。
カナーバは自ら胸をグッと寄せ、谷間から覗くイザークに熱い息を吹きかける。
「こういうの……嫌いかしら?」
「い…いや……」
「……熱い……」
その、艶っぽい声にイザークはクラクラする。
「……んっ……あっ……」
円を描くようにカナーバの乳房が動き、挟まれたイザークを優しく刺激する。
「うぅ……」
初めての感触に、イザークは呻く。
心地よい感触に、手が自然とカナーバの髪を撫でていた。
「あ……イザーク……」
イザークは内心後悔した。自分からカナーバを求めてしまったからだ。
しかし、イザークに求められたカナーバの声が、顔が、恥じらう少女のごとく純真で、無垢であることが、イザークの心を掻き乱しつつあった。
「嬉しい…イザーク……。こんな女の部分、私は嫌いだったけど……イザークが喜んでくれて……すごく嬉しい……」
傷を持った言葉も、イザークの男の部分をくすぐる要因だった。
本当なら、この傷だらけの少女を抱きしめてあげたい。支えになってあげたい。
(しかし……それは哀れみにすぎない……。そして俺はシホを裏切れない。自分を裏切れない……)
「……イザーク」
透き通るように白い肌を紅葉させているカナーバは、拗ねた瞳でイザークをなじる。
「こっちを向いてイザーク……」
ギュギュと胸に当てた手を押し出して、イザークのモノを締め上げる。
「あ…ぁ……」
「ね?」
そうだ。純真で、無垢で、傷だらけで……それでいて非道く妖艶なのだ。
「……ん……あんっ!」
高く高く隆起しているカナーバの乳首を指先で弄ぶ。
「…イ、イザーク……」
“もっとして”とも見えるように身を捩るカナーバに誘われて、イザークは更に指先に力を込めた。
「……んぁ……はぁ……んんく……」
その指の動きに合わせてカナーバは敏感に反応し、艶やかな唇から漏れる吐息がイザークを惑わせる。
「……あぁ……やっ……ひ、引っ張っちゃ……やぁ……んんっ!……」
「胸が留守になってる」
イザークが腰を突き出すと、従順にカナーバは胸での奉仕を再開する。
(何を言ってるんだ!俺はっ!)
頭を押さえたイザークだったが、“ごめんなさい”と慌てたように言って、胸の形が変わるほど力強く自身のモノを挟み込むカナーバに欲情していないとは言い難い。
「うっ……」
柔らかな感触……今更あがらえそうにもなく、自分の軟弱さが恨めしい。
「ふっ……んっ……はぁ…はぁ……んくっ……ぅ……」
薄く開いた唇から、熱い吐息がもれる。
それがイザークの先端をくすぐり、快楽を運んでくる。
「んっ……ふぅ…ふぅ……はんっ……はぁぁ……」
腰のあたりがむずむずしてきて、身を捩る。
その動きにカナーバは上目づかいにイザークを見るのだが、子猫のようなブラウンの瞳にゾクリとくる。
「気持ち……いい?」
確かめるように、綺麗に手入れされたブロンドの髪が揺れる。
「ああ……気持ち……いい。気持ちいいさ、カナーバ……」
諦めたように言うイザークに気づきもせず、
「アイリーンって呼んで」
目を文字通り綺羅綺羅させて、カナーバは満面の笑みで微笑むと、今まで以上に真剣に胸で挟み込んだイザークの起立に奉仕し始めた。
「んっんっ……はぁ……あふっ……ふぅ、んくっ……」
カナーバの吐息が零れるたび、柔らかな胸がぐにょぐにょと形を変え絡みつく。
「あ……ぅん……イザークのも、気持ちいいって……言ってくれてるわ……」
谷間に浮かんだ珠のような汗が潤滑油のようになって、ぐいぐいとイザークのいきり立ったモノを迎え入れている。
「んぁ……素敵……ん……ふぅ……はぁ、はぁ……」
敏感な先端、重鈍な竿、全てがカナーバの胸に包まれて、ゾクゾクと快楽の毒蛇がイザークを巡っていく。
「うう……」
怒張の先端から溢れ出た先走りが、カナーバの谷間に擦れる。
「あ……」
――しゅっしゅっ
先端から根本まで…丁寧にしごきながら、嬉しそうにカナーバの胸が舞う。
「んくぅ……ん……はぁぁ〜」
「疲れたか?」
桜色の唇から落ちた、細く長い吐息に擽られながら、イザークは聞く。
「ん……でももっとする……こんなに気持ちいいって言ってくれてくれてるもの……」
白い柔肌を桜色に上気させながら、柔らかな絹に挟まれて顔を出すイザークのモノに口づけをする。
「あふ……んちゅ……はぁ……」
まるでマシュマロのような乳房が、根本をやわやわと刺激し、射精を促すように、先走りを搾り取っていく。
手や口、足でしごかれるのとは違った快感。自然、腰が動き、求める。
「……あむ」
「っ?!」
「あら?こうして欲しくて突き出したんじゃないの?……れろ」
先走りに汚れた先端を、吸い付くようにキスを繰り返し、舐める。
「ぅ…く……」
そのイザークの呻き声を聞いて、
「んっ……ちゅっ……ちゅっ……」
カナーバは行為に熱中するように、繰り返し、繰り返し、鈴口に吸い付き、先走りを吸い取っていく。
「んちゅ……んく……あっ!……んんっ……ちゅる……はぁ……」
途中、胸が留守になっていたことに気づき、胸で強くしごきたてる。
――しゅっしゅっ
鈴口にキスを、胸で根本から、先走りを求めてカナーバの躰が動く。
「んんっ……ちゅ……はぁ、はぁ……く……ちゅう…ちゅぷ……んんんっ……」
額に汗でくっついた髪を払おうともせず、ただ一心不乱に行為に集中している。
「はぁ、はぁ……ん、ちゅっ……んぁ……はぁぁ……ちゅる……はぁ、はぁ……」
怒張が突き出されるタイミングに合わせるように、カナーバの唇が鈴口に触れる。
イザークは快楽という鎖に縛られ、身悶え、虚空を虚ろに見ながら、限界が迫ってきているのを感じた。
「うくぅ……」
堪えようとするイザークに、
「沢山……いっぱいちょうだいね……イザーク……」
カナーバは柔らかな乳房をさらに密着させるように寄せ、いきり立つイザークのモノをしっかりと挟み込んだ。
「んっ、んっ、……はぁ……んんっ」
カナーバが両手を動かす程、柔らかいはずの乳房が痛いほど窮屈に締め付ける。
その締め付けは、身体の芯から溶けてしまいそうな快感をイザークの身体に染みつけていく。
「あふ……んっんっ……ちゅっ、ちゅるる……んぁ……ん、んっ……」
破裂しそうな程膨れあがったイザークのモノを、目の前に突き出される度、レロレロと舌を突き出し、蠢かし、先走りを舐め取っていく。
「あむ……ちゅるっ……はっ……んんぁ……はぁふ……ちゅる…じゅるるる……」
次々と溢れてくる先走り液を、一滴ものがすまいと健気に首を振り、口をうごかす。
カナーバが搾りたてる度、鈴口から亀頭の裏、カリ首と、柔らかな唇にしごかれて、イザークを甘美の境地へと誘っていった。
「うっ……ぐぅ……」
イザークも快楽の美酒に酔い、自ずから腰を動かしカナーバの胸を犯していった。
「ぅ…く……」
そのイザークの呻き声を聞いて、
「んっ……ちゅっ……ちゅっ……」
カナーバは行為に熱中するように、繰り返し、繰り返し、鈴口に吸い付き、先走りを吸い取っていく。
「んちゅ……んく……あっ!……んんっ……ちゅる……はぁ……」
途中、胸が留守になっていたことに気づき、胸で強くしごきたてる。
――しゅっしゅっ
鈴口にキスを、胸で根本から、先走りを求めてカナーバの躰が動く。
「んんっ……ちゅ……はぁ、はぁ……く……ちゅう…ちゅぷ……んんんっ……」
額に汗でくっついた髪を払おうともせず、ただ一心不乱に行為に集中している。
「はぁ、はぁ……ん、ちゅっ……んぁ……はぁぁ……ちゅる……はぁ、はぁ……」
怒張が突き出されるタイミングに合わせるように、カナーバの唇が鈴口に触れる。
イザークは快楽という鎖に縛られ、身悶え、虚空を虚ろに見ながら、限界が迫ってきているのを感じた。
「うくぅ……」
堪えようとするイザークに、
「沢山……いっぱいちょうだいね……イザーク……」
カナーバは柔らかな乳房をさらに密着させるように寄せ、いきり立つイザークのモノをしっかりと挟み込んだ。
「んっ、んっ、……はぁ……んんっ」
カナーバが両手を動かす程、柔らかいはずの乳房が痛いほど窮屈に締め付ける。
その締め付けは、身体の芯から溶けてしまいそうな快感をイザークの身体に染みつけていく。
「あふ……んっんっ……ちゅっ、ちゅるる……んぁ……ん、んっ……」
破裂しそうな程膨れあがったイザークのモノを、目の前に突き出される度、レロレロと舌を突き出し、蠢かし、先走りを舐め取っていく。
「あむ……ちゅるっ……はっ……んんぁ……はぁふ……ちゅる…じゅるるる……」
次々と溢れてくる先走り液を、一滴ものがすまいと健気に首を振り、口をうごかす。
カナーバが搾りたてる度、鈴口から亀頭の裏、カリ首と、柔らかな唇にしごかれて、イザークを甘美の境地へと誘っていった。
「うっ……ぐぅ……」
イザークも快楽の美酒に酔い、自ずから腰を動かしカナーバの胸を犯していった。
「あっ……あんんっ……あふ……あぁっ!」
カナーバは自身を犯す暴虐の性を必死に押さえつけようとする。
が、それはイザークのモノとの密着感を増し、彼の猛りをより強くするに過ぎなかった。
「あくぅ……犯される……あぁ!……イザークぅ……」
そう言いながら、取り憑かれたかのように、ひたすら…ただひたすら自らの乳房を懸命に使い、イザークに奉仕する。
「イザーク……感じて……あぁ……私は……んぁあっ」
ビリビリと勃起したカナーバの乳首が、カリ首を擦り、イザークの性を吸い上げる。
「くぁっ……く、いくぞ」
低くイザークが呻き、突き出された性器をカナーバは唾液にまみれた唇で受け止める。
「はくっ……んんっ……ちゅるっ、ちゅっ……じゅるるる……」
断続的にイザークの先端に貪りつき、乳房は強く、強く揉み上げる。
「あんっ、んっ……んぷっ!……んぁ……んぶぅっ……」
ふっと……口を離した瞬間だった。
小さく閉じた唇が、尤も敏感な先端を刺激し、イザークの欲望の堰を切った。
「うっ…くぁぁっ!」
目眩を感じるほどの快楽の堰流。
「あっ……ん…んんんんっっ!」
カナーバの胸の中で、激しく痙攣した欲望が暴れ、白濁をカナーバの躰に撒き散らしていく……
「う…あ……あくぅ……んんんっ……はぁぁぁっ」
暴れ回るイザークの怒張を押さえようと胸を支え続けるカナーバも、イザークの熱にうなされて、トロンとした目つきでそれを見ていた。
「あっ……ん……いっぱい…出る……すごい…匂い……」
ビクビクと震え、その欲望を全て出し切ったイザークの半身を眺めながら、カナーバはうっとりと吐息をついた。
「男の……匂い……」
顔……そして、谷間に流れていく精液にむせ返りそうになりながら、眉宇を震わせている。
「あむ……ちゅる……」
ゆっくりとした緩慢な動作で、鈴口に残った残滓を啜っていく。
「あく……じゅるっ……じゅっ…じゅっ……」
美味しそうに、幸せそうに、舌を突き動かし、口を窄め、尿道まですっきりと飲み干していく。
「あくっ……も、もう……いい……」
あまりの刺激に、イザークは腰が砕けそうだった。
「あ……」
陶然としていたカナーバが、モノを引き抜こうとしたイザークを寂しそうに見る。
「ふん……」
イザークのモノに釣られて前乗りになったカナーバの胸を支える。
「そんなに精液が好きなら、たっぷりとまみれるといい……」
そう笑って、胸元に精液が溜まっているカナーバの豊満な胸をグリグリと掻き回す。
「あっ……やぁ……あんっ……くぅ……ん……はぁぁ……」
自然、カナーバの胸はイザークの精液で塗りたくられ、テラテラと淫靡な輝きを持つようになった。
「どうだ?」
グイっと乱暴に乳房を持ち上げられ、きつい精液の匂いがカナーバの鼻を擽る。
「あ……あぁ……」
ふるふると身体を震わせるカナーバが跪いていた床には、彼女の茂みから漏れた愛液が湖を作っていた。
「喰わえろ」
「え?……わ、私のを?」
同じ事を二度言うのは嫌いだ……そう言うかのようにイザークは頷く。
「…………あ……む……」
今やイザークの精液まみれとなった自身の乳房に、カナーバは吸い付く。
「吸え」
「……む……ちゅるっ……じゅるるる……あんっ!」
言われた通りにしていたのに、イザークはカナーバの髪を持ち上げ、身体をテーブルに押しつける。
イザークの誉めた白磁のティーカップも、気品のある音を立てて割れ、高級そうな絨毯に紅茶の染みを作る。
押し倒されながら、それでも幸福に満ちていたカナーバは、自分を見下ろすイザークの視線だけで狂ってしまいそうな程身悶えていた。
だが……
「ちくしょう……俺は…シホを裏切ってしまった……」
その後、想像を絶するほど、荒々しく、乱暴にイザークに愛され、嬌声をあげながら、カナーバの心の一点は光を映さないほど黒い炎が、静かに燃えていた。
どこの妄想ですかね
「なるほどね……あんたとカナーバの関係、そしてカナーバの偏執性の原因はソレ…か」
レイプの様にすら見えるイザークとカナーバの交わりを映すモニターを背に、ユウキはその男を睨んだ。
「あ〜あ、アイツ、ヤケになっちゃてまぁ……うぉ!すげぇことやりやがる」
「キサマっ!?」
小さな部屋目一杯に響く、ユウキの怒り。
「何怒ってやがる……逃げ出した奴が」
「何っ!」
「それが、てめぇの愛の形だってか?汚ねぇな、そんな理屈よぉ」
男の紫の瞳が、肩を震わせるユウキの姿を映す。
「何がっ!何がっ!!」
激しく首を振るユウキに、男も声を振り上げて叫ぶ。
「人間ってのはあがらうもんだっ!」
一瞬の静寂。
「俺にだって惚れた女がいる。けどそいつにゃ、好きな男がいるんだ。俺はそいつから彼女を奪ってやりてぇ!…けど、そいつは宇宙より高いところ……天国にいやがる。勝負のつけようがねぇ……」
「…………」
「けどっ!けどなっ!!……」
(ココを出たときは只のお坊ちゃんだったが……変わるものだな)
後方任務だった自分と、最前線で戦ってきた目の前の男と…少し嫉妬すら感じた。
「?どうした?ご高説は終わりか?」
「……いや、どうやら修羅場になってるみたいだぜ?」
「何!?」
その男の視線の先、ユウキは振り返ってモニターを見た。
情事を交わした後の時間こそ、その二人の距離が判る時間かも知れない。
「…………」
イザークは黙々と、身繕いをしている。
「……帰るのね」
「……あぁ」
安い三流ドラマ(花王の提供)の様だ……イザークは思った。
「……シホ=ハーネンフースの所に」
「……あぁ」
別段、カナーバの口からその名が出ても驚きはしなかった。
「非道い男……」
「……お前が酷い女だからな」
「……あなたの母親の命は私が握ってるわ」
「だったら安全だ」
ドアを背に、乱れたままのカナーバを感情のない目でイザークは見る。
「父上を悲しませるようなことは出来ないんだろう?」
「私はっ!あの人の変わりにあなたを求めたんじゃないっ!!」
「俺はシホじゃなきゃ駄目だ。シホも俺でなきゃ駄目だ」
「イザークゥッ!!」
カナーバは俊敏な動きでテーブルの裏に隠してあった拳銃を引き抜き、イザークに構えようとして……
……落とした。
「っ!?」
――バン!
イザークがドアを開け、駆けていくの見ながら、カナーバは激しくせき込んだ。
「…ゲハッ!ゴホッ!ゴホッ!……うぅ……ユ、ユウキ……」
備え付けの通信機に、カナーバは震える手を差し出した。
「アイリーンッ!!」
「……ありゃ最近流行ったコロニー風邪だな」
狼狽えるユウキを尻目に、男は冷静に分析する。
「ああ!!そうだよっ!」
「……カナーバクラスのコーディネーターが罹る病気じゃないけど……!!。……ガキの時にぶち込まれて……身体のホルモンバランスが崩れて……」
「そうだ……昔から病弱だった……それが!先天性のものだと……俺は!!」
そう言って、彼を押しのけてユウキは走っていった。
「……んじゃ、俺はイザークの追撃隊でも……あ〜もしもし、軍司令部?もしもし?……繋がんねぇや……」
小さくなっていくユウキを見ながら、男は不敵に笑う。
「……もしかして、“誰か”に管制室を制圧されちゃたのかも?……俺の職務怠慢じゃないよ〜っと」
(追っ手がこない?)
警備の兵士を超級覇王電影弾で倒して以降、イザークはプラントの兵にあっていない。
(シホは無事か……無事だな。イライジャやアスランがいる)
かといって、シャトルの周りは敵だらけ。まともなルートではたどり着けまい。
「ここから右を行ったところに、MSの格納庫があります。壁をぶち抜けばすぐシャトルですよ」
「っ!?誰だ!!……貴様は…マーチン=ダコスタ!!」
友とよく似た声を持つ男が、隣を走っていた。
「ただし、狙撃兵が配置してあります。ドアを開けっ放しにしていて下さい」
そうすれば赤外線スコープは役に立たない。
「……アスランか?」
「はい」
「敵の中に駒を入れておくのは奴の癖だ」
チェスで負けた時の悔しさが蘇る。
「いや、勝ったときもむかついたがな」
「は?」
「なんでもない」
手にイザークを乗せたジンが、シャトルの前に現れた時のアスラン達の対応は早かった。
クロトは手早くシャトルのパイロットを沈め、アスランとイライジャは外の敵を迎撃しつつ、イザークを迎えた。
「ジンを取ってくる!」
そう言ったイライジャとすれ違いにシャトルに入ったイザークに、シホが抱きついてきた。
「隊長!」
「………」
イザークは一旦包容を受け入れた後、静かにシホを突き放し、状況確認を求めた。
(?イザーク……何かおかしい)
シャトルの運転経験を聞かれながら、クロトはその冷たい態度を怪訝に思っていた。
「……と、すると、私達オーブは関係なさそうだな」
「カガリ!!」
「……が、アスランがもうアイツらと敵対した以上、仕方ない事態だな」
そんな会話の間も、クロトにはずっとそれが気にかかっていたのだった。
イライジャとダコスタのジンに護衛されて、シャトルはプラントを後にする。
ダコスタの工作のお陰で、敵の警備は手薄……の筈だった。
「流石に自分の元部下が、二度も祖国を裏切るのは見ておけんねぇ……」
「隊長だって、一度目は一緒に裏切ったでしょ〜がぁ!!」
“砂漠の虎”アンドリュー=バルトフェルドは、この事態を察知……と言うよりも、連絡を受けてココに至るまでの軍隊の運用時間の短さが、非常識的だった。
「ふはははは!ダコスタ君!あの時は許したが、実は結構怒っていたんだよ!」
「何のことですかぁ!!」
「ラゴウの事だ!コーヒーの似合う虎を、よくもミルクが大好きな子猫ちゃんにしてくれたねぇ!!ミサイル発射ぁ!!」
「いつ虎の好物がコーヒーになったんですかぁ!!ミサイル迎撃っ!!」
――ボンッ!!
「ヨーグルトソースが切れたのに、買い出しのリストにいれてくれなかった!ビーム砲、てぇぇぇ!!」
「目玉焼きにヨーグルトソースなんてかけられた日には、隊の志気に関わるんですよぉ!!回避!回避!回避ぃ!!」
「やるな!にせダコスタ!」
「本物ですっ!!」
マーチン=ダコスタ……バルトフェルドの副官となる前は、戦艦15隻を沈めた湿布キラーと呼ばれた男であった。
「変換を間違えるなぁ!」
「いや、ダコスタ君の貼る湿布は的確だ!!」
「……なんて醜い戦いだ……」
シャトルを運転するイザークが、ポツリと言った。
『この私が、エンガレントでないと言うのかね!!』
「…………」
『……なんと言うことだ、イザーク君。君と僕とは運命(とき)を越えた友情で結ばれてるのではなかったのかね?っていうか、アナゴさん以下?』
「それは某ゲームでの中の人のネタだろうがぁぁぁ!!俺は2を認めん!!」
「イザーク!操縦桿壊さないでぇ!!」
サブパイロットのクロトが必死にイザークの癇癪を止める。
――ビィィィィ!
「「!!」」
シャトルの窓ごしに、ジンのモノアイが光る。
「しまった!!」
ミスミッション……シャトルを守っていたイライジャの頭にその文字がよぎる。
――キラッ
――ボンッ!!
「狙撃!?どこからっ!」
クロトの驚きをよそに、イザークは一瞬の期待を抱いた。
レーダーを目一杯広げても、狙撃をした機影が見あたらない。それほどの距離から狙撃できる性能のMSと、パイロット……
「ディアッカ!?」
だが、その淡い…しかし、確信があった期待を、アスランは打ち消した。
「いや……あれはジャンのM1アストレイ・スナイパーパック装備だ!」
『間に合いましたかな?』
「ジャン!助かった。俺のMSは?」
『もちろん』
アスランの機体は先行試作型M2アストレイイージスカスタム。読んで字のごとく、先行試作型のM2アストレイに、BWS(バックウェポンシステム)による可変機能を追加した物だ。
要するに、リ・ガズィみたいなもんだ。ちなみに種世界にはリ・カズィという幻のMSがあるらしいが割愛する。
「行って来る」
「ああ」
シャトルに隣接されたMA形態の自機に乗り移ろうとするアスランを見送るカガリだったが、一つ腑に落ちないことがあった。
「なぁ……アスラン。スナイパーパック……完成してたのか?」
「え……い、いや……い、言ってなかったか?」
「……そういうことにしといてやる」
“ありがとう”の変わりにキスをしながら、アスランは久々の戦場に血が滾っていた。
「驚いたな。二機のMSをプラントの近くに隠してるなんて……」
煌めく兇星の名に恥じぬ活躍を見せるジャンに、イライジャは対抗心を燃やしながら戦っていた。
「ロレッタの腕がいのだ、イライジャ=キール」
「っ!?」
「私は連合からも信じられてなかった……独自の情報網を持つ必要性があったのだ。時に……風花君は元気か?」
一撃のビームライフルで、二機のジンを沈める……恐ろしい男だ。
「あれは将来、いい器量良しになるぞ」
「………」
「やっぱ一悶着あったみたいだねぇ……」
イライジャからの通信に目を通しながら、ジェレミーは思案するように切れ長の目を細める
「援軍を送りたいが……それをやっちゃ全面戦争になるわな」
“全面戦争”という言葉が、波紋のようにその場にいた兵士の心に広がっていくのが、ジェレミーにはありありと見えた。
前回の様に、敵対する敵がブルーコスモスならば今までも戦ってきた敵だ、躊躇いはない。
しかし、彼らの心にはプラントがある。また、プラントの兵士にも彼らの知己も多いだろう。
「しかし、イザークを今失うわけにもいかない……と」
兵士達の反応を確かめるように、ジェレミーは言う。
彼らの表情に頷いた後、ジェレミーは椅子に備え付けられたナビを作動させる。
「ジップス、動かせるな」
「……ザフトってのは、よっぽど人材難なのだな。敗軍の将に最新の旗艦の副艦長をやらせる位に」
通信したモニターの先から、文字にすれば皮肉に聞こえる軽口が、ジェレミーに答える。
「ま、人材難なのは確かだがね。ウチは能力主義なのさ、ハマダ君」
「んじゃ、あの女の子は私より優秀だってのか?寒い時代だ」
ジェレミーはふっと唇を和らげると、別のボタンを押し、
「整備主任!アルビレオ、積めるな?」
「調整が微妙で、オートじゃ不安が残りますな」
「上々だ。そんくらいはあっちで何とかしてくれるだろうさ」
体中が高揚していく。困難な状況、それを打開する妙手、いずれもジェレミーを高ぶらせていくものだ。
「風花くん……いや、風花艦長、イザーク達を頼むよ?」
「はいっ!」
そう元気良く答える風花は、ワクワク半分、不安半分ってところか……等とジェレミーは見た。
ふっと息をつき、大きすぎる艦長座に背をもたげながら、目の前のカタパルトラインを鋭く見つめた。
「ザフト軍旗艦“Zips”……」
『“エール”装着……3、2、1…』
オペレーターのカウントと同時に、艦内が大きく揺れる。
『エールジップス……オールグリーン……』
待ちこがれたその声に、風花は頷き、挑むような瞳で虚空の宇宙を捉える。
「アルビレオとデュエルは取り付け完了しましたか?」
『はい』
ハマダは、自分の娘ほどの艦長を仰ぐ。
「艦長、号令を!」
「はいっ!……エールジップス…発進ッ!!」
「……さぁ、カナーバ……君の蜘蛛の城を俺の銀の槍が打ち抜くぞ……」
ジェレミーは嬉々とした顔で、一瞬の瞬きの内に消え去りし槍の残光に独自した。
――プラント航宙防衛ライン
「レーダーに反応、高速で接近……っ!!き、来ます!」
「何っ!?」
そんな会話が聞こえてきた次の瞬間、警備に配置されていたジンのパイロットは、シアンの宇宙の先にポッカリと穴が空いているのを見た。
そして、それが段々大きくなり、船の形をなしたのを認識した時だった。
――グオォォォォォォォォッッンッッッ!!
「うあぁっ!!」
先の戦いで東南アジアで体験したタイフーンの様な凶悪な風――彼のジンは為すすべもなく吹き飛ばされた。
「何だアレはっ!?」
「……お、おそらく戦艦かと……」
「馬鹿なっ!あんな速さを出せる戦艦が存在するというのかっ!?」
「し、しかし、形状、大きさ、質量……該当するデータはありませんが、間違いないかと」
本来なら他の部署にも連絡を入れるべき事態なのだが、そこまで気が回らない程動転している管制室の会話がノイズ混じりに聞こえた。
「このエールジップスの機動性は、従来の戦艦の常識を大きく覆す……か」
その機動力の代償として自身にかかるGを堪えながら、ザフトの技術力にハマダは舌を巻いていた。
「そうです。さらに、ジップスを本体にして幾つかの換装用のパーツが存在します」
得意そうに説明する艦長に、“舌を噛むなよ”と念を入れてやった。
「わかってます。攻撃力を重視したランチャージップス、対MS戦を想定した白兵戦用のソードジップス、拠点制圧用のミーティアジップス、対艦戦を想定した砲撃戦用のバスタージップス、強襲型のブリッツジップス、総合強化仕様のデュエルジップス……」
注意された事に、(と言うか、無知な子供扱いされたことだろう)に頬を膨らませながら、“戦艦にアストレイP03と同様の換装システムを搭載する”と最初に言った本人が朗々と喋っている。
尤も、言いだした本人とて、まさか本気でザフトの技術陣が実行するとは思いも寄らなかったが。
「……よし、ジップス、この位置に固定。NJ散布!……アルビレオッ!射出準備ぃっ!」
雑談をしながらも、計器等から目を離していなかった風花に、ハマダは心の中で合格点を与えていた。
「射出せよ!アルビレオっ!!」
その機体は宇宙に煌めき、戦士達の牙を奪う。
「う……うぁぁぁ!!」
――ボンッ!
――ボンッ!
――ボンッ!
――ボンッ!
一瞬にしてジンの四肢を奪ったのは、白きM1アストレイ――ジャン=キャリーその人であった。
「……くっ厳しいな……」
その彼ですら、弱音を吐きたくなるほど厳しい戦いが続いている。
「一瞬でいいんですが……敵MSを一掃できればシャトルが一気に離脱出来るのに……」
ダコスタは、もっと周到に準備できなかった自分を忌々しく思った。
「仕方がない……相手は“砂漠の虎”だ。……切り札は最後まで取っておきたかったが……」
先行試作型M2アストレイイージスカスタムのBWSを外し、敵機にぶつけながらアスランは通信回線を開こうとした。
――ビィィィィ
彼よりも早く、画面に強制的に文字が浮かぶ。
「“A・l・b・i・r・e・o”?」
それはシャトルの中にいたイザークも確認していた。
「これは……っ!!」
慌ててガラスに張り付き、漆黒の宇宙を凝視する。
――それは一条の光。
「あれはアルビレオッ!」
言うが早いか、すぐにシャトルに陣取っているイライジャに回線を繋ぐ。
「イライジャ!確認してるな!?こっちに向かう高速の機体を!」
『あぁ!アルビレオだな!?』
「シャトルを平行に接近させて飛び移る!」
『所要時間は?』
「三十秒」
『余裕だな』
「ウィナーの世界記録に挑戦する訳じゃないんだ。当たり前だ」
啖呵をきると同時に、回線を切断し、操縦桿を握る。
「クロト、カガリ嬢、…シホ、舌を噛むなよ……っ!!」
シャトルは急速回転をし、接近するアルビレオを同じ軌道上に乗る。
運転をクロトに任せ、ハッチを開けた先には、シャトルに追いついたアルビレオの姿があった。
「待っていたぞ……戦友!」
「アイマン、マッケンジー、引き上げるぜ」
『は?』
『し、しかし、未確認のMAが……』
戦闘区域から大きく離れた空域に待機している三機のMSのパイロット達は、最初の一手を除き、じっと戦場を監視していた。
「はぁ?MA?くっくっく……ありゃデュエルだぜ?」
『ええ!?』
『アイマンっ!見てっ!』
その光景は司令室のユウキも確認していた。
「馬鹿なっ!変形しただと!それに……それはデュエルだ!?何だと言うんだ、その装備はっ!!?」
「ふ……」
――ピピピピピピピ...
デュエルのコクピットのディスプレイが、全空域にいる敵MSを捉える。
――FULL OPEN ATTACK...
「いただきっ!」
宇宙を埋め尽くすほどの閃光、弾薬……そして爆発。
「そして、さらばっ!!」
再びアルビレオに包まれたデュエルはシャトル達と共に瞬く間に光の点と化してしまった。
「くっ……追撃隊をだせ!」
「無理です!さっきの攻撃でハッチもやられていますっ!」
「くっ……」
歯噛みするユウキに、
「ジェレミーね。ミーティアの発案は彼だもの。ザラが横取りしたけど……」
「アイリーン!まだ休んでいろ!!」
彼女に駆け寄るユウキを制して、カナーバは続ける。
「結果ミーティアは目的意図がよく分からない、中途半端なものになったけど……」
(アレは完全な支援機ね。どちらかと言えば強襲用のデントロビウムよりGファルコンに近い設計思想か……)
「何にせよ、次は政治戦ね……準備しましょう」
そう言って蹌踉めき、躓きそうになったカナーバをユウキがささえる。
「それは私達に任せて、お休み下さい。最高評議会議長は政権奪取と和平交渉と……身体を壊すのも無理はない……」
弱冠、聞こえるようにユウキはカナーバを諫め、司令室を後にする。
ユウキの肩にもたれながら、カナーバは笑っていた。
(必ず……私のものにしてみせる……そして、シホ……あなたには不幸を届けてあげるわ……)
――プラント航宙防衛ライン
「レーダーに反応、高速で接近……っ!!き、来ます!」
「何っ!?」
そんな会話が聞こえてきた次の瞬間、警備に配置されていたジンのパイロットは、シアンの宇宙の先にポッカリと穴が空いているのを見た。
そして、それが段々大きくなり、船の形をなしたのを認識した時だった。
――グオォォォォォォォォッッンッッッ!!
「うあぁっ!!」
先の戦いで東南アジアで体験したタイフーンの様な凶悪な風――彼のジンは為すすべもなく吹き飛ばされた。
「何だアレはっ!?」
「……お、おそらく戦艦かと……」
「馬鹿なっ!あんな速さを出せる戦艦が存在するというのかっ!?」
「し、しかし、形状、大きさ、質量……該当するデータはありませんが、間違いないかと」
本来なら他の部署にも連絡を入れるべき事態なのだが、そこまで気が回らない程動転している管制室の会話がノイズ混じりに聞こえた。
「このエールジップスの機動性は、従来の戦艦の常識を大きく覆す……か」
その機動力の代償として自身にかかるGを堪えながら、ザフトの技術力にハマダは舌を巻いていた。
「そうです。さらに、ジップスを本体にして幾つかの換装用のパーツが存在します」
得意そうに説明する艦長に、“舌を噛むなよ”と念を入れてやった。
「わかってます。攻撃力を重視したランチャージップス、対MS戦を想定した白兵戦用のソードジップス、拠点制圧用のミーティアジップス、対艦戦を想定した砲撃戦用のバスタージップス、強襲型のブリッツジップス、総合強化仕様のデュエルジップス……」
注意された事に、(と言うか、無知な子供扱いされたことだろう)に頬を膨らませながら、“戦艦にアストレイP03と同様の換装システムを搭載する”と最初に言った本人が朗々と喋っている。
尤も、言いだした本人とて、まさか本気でザフトの技術陣が実行するとは思いも寄らなかったが。
「……よし、ジップス、この位置に固定。NJ散布!……アルビレオッ!射出準備ぃっ!」
雑談をしながらも、計器等から目を離していなかった風花に、ハマダは心の中で合格点を与えていた。
「射出せよ!アルビレオっ!!」
白く生臭い粘液を飲まされ、カガリは思わず咽返った。
はずみで口の端から白い雫が一筋垂れ、桃色に濡れた乳首の先を掠めて床に落ちる。
「・・んぁっ・・・」
ただそれだけの刺激にすら敏感になっているカガリの体は反応し、じゅんと股間から熱い液体が滲み出る。
既にカガリの秘所はニコルがねじり込んだ肉棒に何度も貫かれ
今では痛みは無く、官能と絶頂しか感じられないほどに犯され蹂躙されている。
あれほど抵抗していた体も今は自ら進んでニコルに跨りねっとりといやらしく腰を降る。
その姿はもはや一国の姫君ではなく、盛りのついた牝そのものだった。
ニコルもいくら顔や姿が優しげで時には同僚から男女と揶揄されはしても
その中身は軍で体も鍛えられている若い生身の男で、性欲だって人並みにある。
その上全ての能力においてナチュラルよりも秀でたコーディネーターの彼にとって
カガリ一人を淫乱な娼婦に仕立て上げるなど、赤子の手を捻るより簡単な事だった。
反抗の意思がなくなった時点でカガリの手の戒めは解かれていたが
カガリは逃げ出して助けを呼ぶどころか進んでニコルの性器に口を使って奉仕する事を望んだのだった。
「・・お願い・・もっと・・・気持ちよく・・して・・」
カガリは懇願するようにニコルの目の前で足を開き、指で秘所を押し広げる。
ニコルの精液とカガリの愛液が混じりあい既にどろどろに溶けている花園は肉色の花弁を震わせて妖しくヒクついていた。
いつもは活気と生命力に溢れ琥珀色に輝いているカガリの瞳は欲情に潤み見たこともないほど妖艶な表情を作り上げている。
「カガリさん、今度は自分で弄って見せてください。両方の指を使っておもいきり音を立てて。」
ニコルはカガリの口で果てた自分のモノを軽く刺激すると、
それは再び硬く頭をもたげてまた何度でもカガリを突き上げようと凶暴な姿を誇示している。
「それともぼくが口でしてあげましょうか?どちらでも構いませんよ。」
既に何度目かの口での愛撫でも、カガリの秘所は尽きることなく淫蜜を溢し続ける。
カガリはふらふらと立ち上がるとピアノに両手をつき、二コルに尻を向ける姿勢で浅ましく腰を振る。
「後ろから・・・舐めて・・。それから・・挿れて欲しいの・・。もっと・・愛して・・可愛がって・・」
ニコルは苦笑しながらカガリの後ろに膝まづき、二つの白い球丘を両方の掌を使って撫で回した。
「可愛がる事は出来ますが、愛するっていうのは・・こういう行為も含まれるのかな・・」
小さくカガリに聞こえないように呟くと、ニコルは舌を伸ばしてカガリの深い切れ込みを舐め始めた。
ぴちゃぴちゃとわざと音を立てて舐めていると、カガリは堪えきれないように喘ぎ声を漏らし
崩れ落ちないようにピアノにしがみつき、懸命に震える膝で体を支えている。
「ひ・・・んっ・・・・やだっ・・・感じすぎて・・おかしく・・・なっちゃう・・・・っ」
ピアノに押し付けられていた乳房は柔らかな形をつぶして冷たい天板に張り付き、その周りは上気したように白く曇っている。
秘所を縁取る敏感な襞も、その先端にある硬く尖った花芽も余すところ無く舌で愛撫され
唾液と淫らな分泌液で濡れそぼった入り口は最後の突入を待ちきれないように甘い匂いを放ちピンク色に染まっている。
クリトリスを刺激されるたびにカガリは体を仰け反らせ、悲鳴のような嬌声を上げる。
ニコルはそんな反応を楽しむように何度も何度も繰り返し同じ場所を攻め立てていた。
「・・は・・っ・・焦らさないで・・早く・・」
カガリの声を合図にニコルは再び自分の雄を秘所にあてがい、ゆるゆるとその切っ先をカガリの内部へと挿入した。
先端の括れの引っ掛かりが入り口を刺激し、カガリの肩がびくりと揺れる。
ニコルは腰のラインに沿って手を滑らせ、しっとりとしたカガリの肌を堪能すると
そのまま下腹部へと手を伸ばし無駄毛一本ない楚々とした土手を玩び割れ目に指を突き入れる。
「・・・んあっ!」
陰部はニコルの肉棒で突き上げられ、その先端の豆を指で擦られてカガリは息も絶え絶えになりながら
それでも二コルの動きにあわせるように腰を動かし快感を貪り尽くす。
ニコルも熱く絡みつくカガリの淫靡な蠢きに煽られて、ますます激しく腰を動かし壊れんばかりにカガリの体を打ち据えた。
ぎりぎりと締め付けるカガリの熱はニコルの猛りを激しく欲し、最奥を感じ取れるほど奥へ奥へと引き込み
とうとう引き攣れて絶頂の瞬間を迎えるのだった。
「く・・っ・・すごくキツクて・・ぼくも・・出る・・っ」
ニコルが叫び、叩きつけるように激しくカガリの秘所を突き上げるとカガリも同時に潮を噴き上げ背中を反らして悲鳴を上げた。
「・・・わたしも・・っ・・・イくぅ・・・っ・・ああっっ・!!」
そのままニコルはカガリの中に何度目かの精を吐き出し、カガリはピアノにしがみついたまま気を失っていた。
アスランが下の階に降りてきたとき、ニコルは奥の扉から出てきたところだった。
「ニコル、ずいぶん遅かったな。もう屋敷中を調べたが何処には連邦軍の姿は見えなかった。
此処まで来て収穫が無かったなんて、またイザーク達が不満を言うだろうが・・仕方が無いな。」
アスランは注意深くあたりの様子を伺いニコルに話しかけた。
「そうですか・・ぼくのほうも特に怪しい事はありませんでした。」
ニコルは少し疲れたような顔をしていたが、穏やかにそう答えるとアスランの前を歩き出した。
「・・・・その・・・ニコル・・・此処で誰かに会わなかったか?例えば・・・同じ年くらいの・・女とか・・・」
アスランが幾分口ごもりながらニコルに聞いたが、ニコルはその問いに答えず真っ直ぐ前を向いたままどんどん歩いていく。
「アスラン、急ぎましょう。もうイザークとディアッカも待ち合わせの場所に来ている時間じゃないですか?」
「ああ、そうだな」
アスランは内心、あの島で出会った金髪の少女に再び会えるのではないかと心のどこかで期待していたが、
その希望は叶えられず後ろ髪をひかれる思いでアスハ邸を後にしたのだった。
「・・・・・・・」
カガリが目を覚ましたのは夜も遅くなっからのことだった。
自分の部屋の天井が見える。
いつの間にかカガリはシャツを身に纏い自室のベットで眠っていたのだった。
部屋の中には他に人影も無く、しんと静まり返っている。
「・・・・・夢・・・・?」
カガリはゆっくりと体を起こし、ベットから降りて部屋の外に行こうとしたが、
よろよろと腰が抜けたようにその場にしゃがみ込んでしまい咄嗟にベットの縁に手をかけて体を支えた。
「・・・・力が・・はいらな・・い・・・」
カガリは恐る恐る自分の股間に手を伸ばすと其処は既に乾いて固まった淫液がこびりつき
獣のような激しい情事の後の疲労感は、あれは現実だったと語っている。
カガリは真っ青になって暫らくその場に座り込んでいたが
やがて這い伝いながら衣服がしまってある引き出しを探ると中から護り石のネックレスを取り出しぎゅっと握り締めた。
大丈夫・・何があってもこの石が護ってくれる・・たとえザフトの兵士にこの体を穢されようと・・・
「・・・誰か・・助けて・・・」
カガリはこのとき菫色の瞳の頼りなげな少年を思い浮かべたのと同時に
何故かもう一人、ザフトのパイロットの緑色の真っ直ぐな眼をした少年を思い出していた。
「・・・・たすけてよ・・」
カガリはもう一度、声に出して言ってみた。
それがどちらの少年に向かっていった言葉なのか、カガリにもわからなかった。
早く、埋めろ。毎日、一日中暇な小鼠信者。
いくらでも、スレ立ててやるから。w
以下、訴状の一部を抜粋。
(1)被告は、日本国の首相として、(中略)
自衛隊をイラク南部サマワに派遣した。
その間、被告の公職選挙法にも違反する公式発表の経歴の偽りが、
大手、中小を問わず、あらゆるメディアを通じて、明らかとなり、あまつさえ、
その経歴の偽りの中には、婦女暴行と、その咎による逮捕までが含まれているとの記事、情報が乱れ飛ぶ事態に立ち至った。
第2 原告が損害賠償を求めるに至った経過
原告は、…「イラク派兵違憲訴訟の会・東京」の一員でもあり、
自らも本訴訟と同じ日付の2004年3月30日に、イラク派兵に関しての損害賠償の提訴を行った。
その方の訴訟の被告、国の代表者であり、同時に本訴訟の被告でもある小泉純一郎が、
最もおぞましき犯罪、婦女暴行と、そのための逮捕の経歴を、
大手メディアが報じないために、公式の場では非難されない状況を奇貨として、
首相の座に居座り、イラク派兵の暴挙を継続している状況は、憤激に耐えない。(中略)
『噂の真相』誌は、2004年3月25日に発行した『噂の真相』4月休刊記念別冊『追悼!噂の真相』に、
以下の題名の記事を掲載している。
「小泉総理のツメ切れなかったスキャンダル英国留学・レイプ疑惑とSM嬢との交際説」
この記事では、前記の季刊『真相の深層』創刊号の記念・ワイド特集「小泉純一郎経歴疑惑の核心を突く!」に及ばずも、
少なくとも、「レイプ事件」という言葉を用いて、それが、本件被告のロンドン「留学」の真相であるとの疑惑を、
実情をほとんど報じていない体制御用の大手新聞はもとより、
『週刊ポスト』などの週刊誌よりも、さらに詳しく記している。(中略)
原告は、「個人情報保護法」の上程と成立の経過の裏には、被告自身が、自らのおぞましい経歴を秘匿したまま、
すなわち、その本性を隠して世間を偽り、首相の地位を維持しようとする魂胆ありと判断する。(中略)
原告は、前首相と現首相に関する2代も続くこのような醜聞の不祥この上ない事態を、
一日本人としても、これ以上容認することは、とうていできないので、
弾劾と被告の一刻も早い辞任を求めると同時に、
請求の趣旨記載どおりの判決を求め、提訴する次第である。
「もし、姫様が綺麗な女の子になったらいつか王子様が来てくれるかも知れませんよ?」
それが、召使のマーナに子供の頃から言われつづけてきた言葉だった。そんなことあるわけない、私を馬鹿にしてとカガリはいつも思っていた。けれど本当にそんな事が起こるなん夢にも思わなかった。
「キラ!一緒に食事にいこう」
カガリの元気な声が、AAを収納しているドッグの片隅から聞こえる。カガリは階段の途中からキラを見落ろしている。
いつもの赤のTシャツに作業ズボンだ。階段の下にはキラが一人黙々、周りの様子も気にせずオーブの新兵器『M1アストレイ』のOS開発に当たっていた。
なぜか作業着のまま黒ずんだ壁に背につけ、専用のノートパソコンに何やら入力をしている。だがカガリの声に気づくと顔を上げ笑って返事を返す。
「うん、でももう少しで情報の一時処理が終わるからさ。意外と難しいんだ。でも、それが終わったら一緒にいこう」
夏に近づいているためか、室内なので程度温度調節は出来ているはずなのにむんむんと蒸し暑さが漂う。キラの体と額を遠慮無しに汗が流れてくる。
まわりにいる作業員や整備工たちも設計書をうちわ代わりにして仰いでいるありさまだ。ただカガリが来た後は、胸までボタンを閉め仕事に徹していた。
カガリは残念そうな顔をしたが、キラがまたパソコンに向かい必死にOS開発を行っている姿を見るとなぜか和やかな気分になってしまうのだった。
キラがいくらコーディの中で有能とはいえ、元来OSを作れるほど知識があるわけではない。
その為オーブのエリカ・シモンズを筆頭とした著名な科学者たちから教えを受け、今必死にOS作りに挑んでいるのだ。そんなキラの学習の早さや努力には、皆が舌を巻くほどであった。
やっとキラの仕事が終わったらしい。パソコンをたたみ、思い切り背伸びをしている。退屈そうにしていたカガリだったが仕事が終わった事を知ると、顔中を明るくしてキラの下に走りよる。
「やっと終わったんだな。キラ。じゃあ、早く行こう!」
待ちきれないと言う風にキラの袖を引っ張る。キラは苦笑いをしながらだったが、カガリの笑顔に疲れが取れていくようだった。
キラも頷き、よろよろとカガリの後をついていく。カガリたちがドッグから出て行くと、周りの人間から大きなため息が聞こえた。
「……はぁ〜。疲れたな。まさか、こんな所に姫様が来るなんて」
「そうだな。長らく姿を見なかったのにあんなに元気になられるなんて。何があったんだろうな」
ガヤガヤと、整備班たちが集まり集会のようになる。昼休みに入っているので問題ないのだろう。そこらで弁当を広げる者までいた。今の話題はさっきまで来ていたオーブ省長ウズミの娘、カガリの話題だ。
正式にいえばカガリに『姫様』と言うのはおかしいのではあるが、オーブ王族の末裔であるウズミの娘なのだから正しいのだ。そんなカガリに親近感を持とうと姫様という呼び方を好んでするものもいた。
「うん、うん。姫様が来るなんて思わなかったな。しかも、俺たちよりキラってガキがお目当てらしいぜ」
「似た者同士だから、仲がいいって俺、聞いた」
「でも本当によく似てるよな。姫様と、あのキラって子。………もしかして兄弟だったりして!」
髪の毛を茶色に染めた若者が冗談混じりに笑っていった。その時、その若者の頭が勢いよく下に落ちた、ように見えた。鈍い音も聞こえた。どうも後ろにいた誰かに殴られたらしい。
「いってー!!誰だ!こんちくしょう」
若者が凄い形相で後ろを向くと、そこにはキサカが立っていた。なぜキサカがそこにいたのか、皆にはわからなかった。若者は何か言い返そうとしたが日に焼け睨み返してくる大男に対して大きく開いた口はゆっくりと閉じていった。
お返しとばかりに睨んでいたが、しぶしぶとそこから立ち去っていった。他の者も潮が引いたように立ち去っていく。
「…ふん」
(まったく、カガリ様にも困ったものだ。こんな所に軽々しく来てはいけないと言うのに。やはり、あのレジスタンス生活の影響なのだろうか?)
キサカはふと考えてみるようなしぐさをしたが、頭を振り払い足を後ろに向け歩いていった。だが、やはり何か気になるのか、時々立ち止まり長い髪をかき混ぜていた。
長い廊下をキラとカガリの二人が歩いていた。二人とも食事は終わったらしい。キラは口元を気にしているし、カガリは恥ずかしげもなく腹をポンポンと叩いている。キラが注意するほどだ。
「ふう〜。おなか一杯だよ。カガリがあんなに注文するから。あ、あと…お金払わなくていいの?持ってるよ」
「大丈夫だよ。AAのみんなはお客みたいなものなんだし。それにキラはオーブの兵器のOS開発をしてくれているじゃないか。私は不満だけど、キラがオーブの為に力を尽くしてくれている事は助かってる。それに比べれば安いもんさ」
「僕はそんなに凄い事してないよ。元々の基礎はオーブの人たちが作ってたんだし、それに改良を加えてるだけだよ」
キラの謙遜した態度に、フーンと横目で答える。だがすぐに意地の悪い顔になり、キラをいじめだす。
「そっか、キラは流石だなぁ。AAのエースだもんね。何でも出来ていーいなぁ」
「そ、そんな事ないって!カガリ!よせよ。からかうのは」
「へへっ、ごめーん」
焦って反論するキラに対して、歯を見せ笑いながら走り出す。キラも慌てて後を追いかける。廊下を二つの靴の音がカンカンと鳴っている。
ずいぶんと走った後に立ち止まり二人は息をつく。まったく意味のない事だったが、意味のない事だからこそとてもたのしかった。その気持ちいい気分を維持したまま、カガリはキラに顔を向けた。
「キラ、もう何もすることはないんだろ。今日は休めるんだろ?」
「うん、他にもやる事はあるけど今日の分のデータや打ち合わせは終わったし。特にすることないよ。でも、カガリどうして?」
カガリがその美しく光る金色の髪を指で丸めている。キラのほうを見ようとしない。
「いや、別に何てことはないんだけどさ…。ただ」
「ただ?」
カガリが急に顔を真っ赤にして下を向いている。けっして、さっきまでの走りのせいで顔が赤くなっているわけではなかった。他の理由があるのだ。
カガリが何をいいたいのかわからずまだ顔をかしげているキラだった。しかし、思い立ったように手を叩いた。小気味いい音が廊下に響く。カガリはそんなキラのしぐさも目に入っていないようだ。時間が立てばたつほどどんどんと顔を真っ赤にさせていっている。
「もしかしてやりたいの、カガリ?」
キラがカガリの耳元まで頭を寄せつぶやく。声は空気を伝わり耳に届く。耳が小刻みにゆれた。カガリは聞こえないほど小さな声を出した。喘ぎ声のようにも聞こえるし、泣き声のようでもある。
目を必死につぶっていたがなんとか頷く事が出来た。それを確認するとキラが笑う。
「じゃ、いこうか。あ、でも僕の部屋はちょっと…」
AAの中の自分の部屋の事を思い出している。あそこにいっしょにいければ、そう思った。だが、キラの頭の中にフレイの姿が映った。
部屋にカガリどころか、男を入れてしまったときだけでもすぐに疑われるだろうとキラは思った。けっしてフレイを無下に扱っているわけでも邪険にしているわけでもない。
しかし他の男ならわかるだろうと思うが、一人の女性、女だけで満足できる者はそうはいない。キラも同類で、しかもキラの場合は戦いや責任といった深い重責に常に押しつぶされそうになっていた。
フレイでは、その重責を埋める事が出来なかった。しかし、そんな時カガリに出会ったのだった。そのカガリとの関係を今まで気づかれなかったのは不幸中の幸いと言うべきかも知れない。
「そこは大丈夫だ!キラ、こっちに来て」
言葉を聞くと俄然、元気になったカガリはキラを引っ張りオーブ基地内にある部屋の一つに連れ込んだ。なぜか部屋の前に監視カメラが設置してあった。中は意外と豪華なつくりで絨毯の上にソファーや机が置いてあった。
その先にはもう一つ扉がある。その扉を勢いよくカガリが開けると、中には色彩豊かなベッドが設置してあった。
「カガリ。ここは何だい?まさか、こんな所がこの基地にあるなんて。で、ここでやる訳なの」
「ここは、私たちが使う部屋の仮の部屋さ。父が基地の見学に来るからこういう部屋は意外と多く作ってるんだ。ま、良くも悪くも平和の国オーブらしいだろ。とりあえずここしかかんがえられなかったからさ。キラが良かったらだけどね」
「別にかまわないよ」
キラの返事にうんうんと頷くとベッドに走る。一瞬、中に浮いたと思ったが、それはベッドの中に飛び込んだだけだった。真っ白なシーツをまとったベッドが柔らかにカガリの体を受け止める。
ベッドに体中を沈ませて鼻をくんくんとさせていた。心地よい香りが気分を良くさせてくれている。気分を落ち着こうとさせているのだ。
何度もこの行為を繰り返してきたわけではない。やはり緊張するのだ。どんなにキラが優しく、拒まないとしてもこれはカガリ自身の問題なのだから。
「キラ…脱ごっか」
カガリは仰向けのままキラに聞く。キラは少しうろたえたようなしぐさを見せたが、わかったといったように作業着のボタンをはずしていった。
「よし、脱ごう。やるんだったら、早い方がいいしな」
声と一緒にズボンとTシャツをいきおいよく脱ぐと下着姿が出てきた。下着は上下どちらも白でまとめられている。悪趣味なデザインや無駄な装飾はついいない。
カガリらしくずいぶんとシンプルなつくりだ。カガリは下着姿に何の恥ずかしさもないようだった。
誘うまではあんなに恥ずかしがっていたのに。おもしろいな、とキラは思った。どんどんと服を脱いでいくカガリを横目にキラはベッドを整えている。
「キラは脱がないのか?」
キラは、さっきからボタンをはずしただけでそれ以上脱ごうとはしていなかった。声に促され慌てて上着を脱ぎ、ズボンも脱いだ。
カガリが真っ白いスレンダー体に対して、キラはたくましく引き締まった筋肉と日に焼けた肌の色が出てきた。
筋肉の発達した体はとても美しかった。コーディの技術でそうなっているのか、キラだからこそそうなるのかはわからなかったが無駄な脂肪なども見えなかった。
「…いつも綺麗な体だな。女の私が、うらやむぐらいだ。私も男だったら良かったのに。でも、キラに抱かれないから…やっぱ嫌か」
カガリは自分を笑うようだった。だが不思議と嫌味はない。むしろ笑い出しそうなほど明るい声だった。いつの間にだろう。キラのおかげかもしれない。
カガリが女として、自分の身分を離れ一人考える時が出来たのは。レジスタンス生活でも十分明るかったが、キラと一緒にいるときはなおの事明るいしぐさを見せてくれていた。
そんな言葉を交わしている間に二人は裸になってしまっていた。お互いの体をじっと見ている。カガリの目は自動的にキラの下半身を見つめている。
キラのそこはそう大きくはないが強くそそり立っていた。ここは、まるで映画の1シーンのように人の目に映るに違いない。
二人の影がじゅうたんの上に黒く写る。しばし黙っていたがやっと近づき始めた。ヘリオポリスで会い、レジスタンスの組織で会い、そして二人はいまオーブにいる。
その間にこんな間になるとは思わなかっただろう。だが二人とも後悔はしていない。昔も、今も。
まず、キラの力強い腕がカガリを抱きしめる。触れただけなのに汗の匂いが鼻をくすぐる。いい匂いではけしてない。だがなぜか愛しかった。
顎を上げ、キラを見上げるカガリ。キラもそれに従うように頭をさげる。二人の顔は近づきついに重なる。
「うぅん。ん…」
二人はそこから長い長いキスを始めた。始めはちょっとずつ触っては離れ、触れては離れを繰り返していたが次に密着すると口の中を動かし舌を絡みあわせていった。
舌は熱く滑らかに絡む。だ液が喉を回る。数分の長いキスの後、白い粘液を残しつつ二人はやっと唇を離した。
ベッドの上でキスを交わした二人は、寝転ぶ。部屋全体が優しく二人を包む。小さく入る光も体を包むベッドも全てが二人を祝福しているようだ。
キラはベッドやカガリの場所を確かめる。そうして、カガリをベッドの真中まで動かす。といっても大きなベッドだ。
動かすのにも一苦労する。カガリも手助けをしようと寝ながらだが体の位置を動かす。やっと位置がしっかりしたのか、ふぅとため息をつく。そして改めてカガリに体を向けた。
両手を使い、寝ているカガリの足に触れる。真っ白だ。雪のようにも見える。いつまでも触れていたかったが、触れているばかりしていても仕方がない。手を使いカガリの股を開く。
カガリはやっと恥ずかしそうに開けさせまいと力を入れたが、キラが力をいれる。
すると力を抜きとうとう股が両方に開いた。開いた前にはカガリの女が顔を見せた。薄い毛で覆われておりかすかにピンク色に染まっている場所も見える。
とても美しかった。目をそこに取られていると頭の上から声がする。カガリの声だ。
恥ずかしいからやめろと言っている。ごめん、と苦笑いしたその後キラは次の行動に移った。もう二人に体はとうに熱くなっている。
頭をカガリの股の前に置く。ゆっくりと頭を静めていった。キラの頭をカガリの太ももが囲む。カガリは、頭を上げ自分の恥部に顔をうずめている愛しい人を見ていた。
そうしているうちに口を動かしている。下でカガリを優しく愛撫しているようだ。
始めはカガリを守っている毛を舌でなぞっているだけだったが、ずいぶんと塗れてきたことが確認できると行為は内部へとすすめていった。
キラは気づいている。中には何かひっかかるものがある。そこを舌の先で刺激してやる。するとカガリの体が前より一層激しく動くのだった。そしてかなりの蜜も溶け出していくのだ。
「んっ、んんん」
言い様にあらわせない快感と興奮がカガリを襲う。命を掛けた戦いで得ることの出来る興奮とはまた違う興奮だった。
カガリは体中の血が沸騰しそうだった。キラと触れ合う事がこんなに気持ちいいこととは思わなかった。
時として頭の中が真っ白になりそうになる。そんなときは必死に頭を振り意識を取り戻そうとする。
「も…もう少し抑えてくれ。キラ。このままじゃ…つらいし、どうにもならない」
必死になるあまりキラの髪の毛を掴んでしまう。キラが痛みにたえかね悲鳴を上げる。
「いたたたた!痛い、痛いってカガリ。手を離して、離せって!」
その声に驚き、カガリが慌てて両手を離した。目を白黒させるキラを心配するカガリ。
さっきまでの行いが影響して目じりから涙まで出てきていた。痛みをこらえるキラも同じように涙が出てきていた。
「ご、ごめん。つい、気持ちよくて」
いたんだ髪と頭をなでているキラだったが、カガリの泣きそうな顔を見ると満足そうな顔に変わった。
「別にいいよ。でも、逆にうれしいな。そんなに気持ちよかったんだ」
頭をなでるのもそこそこにキラは手をカガリの体に置く。置いた場所は、カガリの胸の上だ。頭はカガリの頭のちょうど上を示していた。
顔を見つめたまま、キラの手はゆっくりと胸を愛撫していく。愛撫しているうちにカガリの口が小刻みに震えている。絶えようとしても耐え切れないらしい。
そのまま、なでつづけているとなにやら突起した何かが見つかった。カガリの乳首のようだ。興味を持ったのか、キラはそれを口に含んでみた。しょっぱい汗の味がした。
美味しいものでも気持ちのいいものでもないが、なぜか懐かしい感じがして口の中でころころと転がしてみる。するとカガリの体が急にびくびくと震えだした。
気持ちよくなっているのだろう。カガリは興奮のあまり手をじたばたと動かす。必死に何か握る場所を探していたが広いベッドの上では掴むものもなかった。
だからキラの背中につめを立て、我慢するよりなかった。だがふとキラの影に隠れたものを見つけた。それはキラが裸になった時、一番にカガリの目にとまったものだった。それをカガリは掴んだ。
「あっ!」
それはキラの陰茎だった。堅くそそり立っていた。色は悪くなく手入れも行き届いており別段汚くもない。
そこに品と言う者があるのかは難しいが、下品なつくりはしていないようだ。速度を増しキラを撫でていく。カガリはずいぶんとうまくなっているようだった。
最初に触れ合った時よりぎこちないしぐさや無駄な動作が減っている。そして何よりキラが歯を食いしばり必死に放出を耐えている。
耐えているのに先から少しずつ液が染み出してきている。キラの手はさっきまで乳首を愛撫していたのにもう止まってしまっていた。
「カガリっ、い、いきそう。だ、だめだ」
快感に耐え切れずに出した言葉のとおり、はちきれそうに大きくなっていた。キラの中から今でも出しそうなほどびくびくと震えていた。
触られていただけ、なでられていただけなのになぜこんなに興奮してしまうのだと、キラは意外に思っていた。
本当の事を言えばキスの時からもう耐え切れなかった。カガリを愛撫していた時、自分から何かをした時より何かをされている時のほうがキラにはとても弱かった。
「カガリ、ご、ごめんっ!」
/ ',
./ ,i i i
/ |l ,イ| |l | i
アストレイのゴミは俺が i l |l_、 / |,.ィ,zニ=T . l
殺しましたが何か? ゙'i .T-r;;゙ゞ / '゙i;;;;ケノl i
_,,_ l 'i, .ゝ‐'゙.イ  ̄ | l
./ 'i l 'i, ,,=''、 i .|
|. i .| l i'、 、-─; ∧ ,| ,!
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,r''"´ ゙'i゙、 l. |/ /゙':;;;、,`゙''"´ |、 レ'
j -─'''''''-く、,,_ ,,,,,,,,,,....=-:::::ヘ:;;;;;;;;;;;;;.、_,r';;;;、
i _,,,,,__ノヽ::::゙''ー'´:::゙ヽ.::::::::::::::::::::iヽ.;;;;;;;;;;/::::ヽ:;;;;;i=;;,,,...._
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\,,__,,ノノ/::::::::::::::::::::::::::ヽl::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::l
\ . ̄/:::::::::::::::::::::_,,,...=、i::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::;!
だって弱すぎるしw
キラの放出したものは、カガリの太ももに飛び散っていく。それはとても濃厚でどろりとした白色に染まっている。それらはいくつもの水溜りのようになったあとベッドの上に垂れ落ちていった。
カガリの中で果てる事は出来なかったが、二人はこれで満足だった。二人は強い虚脱感に襲われた。しかし、カガリの手の中ではキラがまだ堅く震えている。まだまだ続ける事が出来るだろう。
だが、キラはカガリの手を離し、自らの手とあわせた。そしてしっかりと握る。性欲よりお互いのことが大事というように。カガリは、そんなキラの優しさにうれしくなりながら胸に頭を置きいっしょに目を閉じた。
「キラ、たくさん…でたね。でも私の中に入れなくて良かったのか?」
「ああ、カガリは初めてだし。もう俺の身勝手で女の子を、人を泣かせたくないから。今はこれでいいんだ」
「そうか、優しいな。キラは。本当に優しいな」
数分程度立っただろうか、二人は閉じていた目をあけた。かといって先までの行為を続けるわけではなかった。
カガリはキラの体を、キラはカガリを胸におき天井を見つめていた。そしてカガリがふいに一言を漏らした。
「キラ。お前は私を自由に、本当の自由にしてくれる王子なのかな……?」
「え?」
キラが顔を上げる。カガリは何も答えずに手を伸ばしキラの髪をなでている。指の一本一本が髪に絡まって肌と茶の縞模様となっていた。そして一言だけ言うと後ろを向いて目を閉じてしまった。
「好きだよ」
……とても綺麗な顔だった。淡い金色の髪が光り、まるで女神のようにキラの目には映ったのだ。少し前まで真っ赤だったカガリの顔のかわりに、今度はキラの顔が赤くなっていった。
いや、顔だけではない体中が熱く赤くなっていく感じがした。その事を気づかれないようキラもあわてて後ろを向く。そのまま二人は壁を見たまま、目を閉じていく。
キラたちは、自分たちが思いもかけぬほど深いところで繋がっている事に、気づかなかった。愛し合った男女という事以上の…血の繋がった姉弟であるということを。
しかし二人は今、泥のように眠りながら安らかにお互いの夢を見るのだけだった。
――ザフト最高評議会室
「すると、プラントは頑なで、もはや徹底抗戦しかありえないということですな」
「しかし……オーブとの提携をもっと強く結ぶことが出来なかった」
「確かに……宇宙に拠点を持っているのは大西洋、ユーラシア、オーブのみですからな」
「アメノミハシラには相当数のMSが存在すると聞いていますしね……」
評議会のメンバー……つまりザフト軍の中枢にいる軍人達が次々と徹底抗戦の議論をみせる。
いや、軍人だけではない。政官ですら抗戦派がほとんどであった。
(どういう……ことだ)
当のイザークは困惑していた。
「いや、まて。お前達は…いや、君達はプラントと……場合によっては武力衝突を考えて…いるのか?」
そう思う人間など殆どいまい……イザークは当然、そう思っている。プラントは彼を含め、皆の故郷だ。
「イザーク殿は……和平交渉をお考えで?」
ジェレミーの発言に、議会の焦点がイザークに向けられる。
「それが……君達に選ばれた…俺の務めだと…思っている。戦いを忘れられなくて月に集まった訳ではないのだろう?」
銀色の整った眉を顰めながら、イザークは重みを込めて言った。
「ですが…奴らが先に仕掛けてきたのです!」
「それも…我々の総帥を狙うという、卑怯きわまりなく、許し難い方法で!!」
老齢の軍官と、若い政官が次々に叫ぶ。
「しかし、我らがそう慕う総帥が話し合いでの解決を望むなら……我々は従うべきではないのか?」
かってプラントで最高評議会のメンバーであったジェセックの言葉は大きい。
「軍事行動も、外交カードの一枚であることをお忘れなく」
「ジェレミー……」
向かい合うように座るジェセックとジェレミーは無言で互いを制し合う。
「ダコスタ殿は…どうお考えでしょう?オーブ、プラント、ザフトと三国の現状を見てきています」
「どう…と言うのは、戦力差…と言うことか?シホ?」
イザークの、その冷たい言い様に議会はやや騒然とした。
「プラントの市民の生活は戦前と大して変わりません。地上からの搾取が無くなった分は、戦後処理にまわされて……別段、豊かになったとは言えないでしょう」
「……あっちに残されている……我が軍の家族は?」
戦後のゴタゴタで、月に逃れたザフトの家族も多いが、様々な事情でプラントに残された家族も多くいた。
「保護されています。しかし……」
「秘密警察…みたいなものがあるのだろうな。ユウキか?その頭は」
「え?……そう…です」
言い淀むダコスタに懸念を感じたイザークだったが、その追求はジェレミーによって遮られた。
「軍事について聞きたい」
「技術力に関しては大した物です。ほぼ無傷で残りましたから……。資源も、地上で摂取した物がありますので当分はMSの量産には困らないでしょう」
「市民感情は?」
「現政権に概ね満足しているようです。……しかし、一方でテロも多く起こっています」
「ほう……」
ジェレミーが考えるように、頷いた。
「ココの戦力を、君はどう見ている?」
ハマダのが問いた。
「正直に言って……プラントには及ばないと思います。しかし、兵の質は高い様に思えます。さらにガンダムタイプを二機保持し……」
「ソードに乗るパイロットがいない」
イザークは不機嫌そうに言った。
「は?しかし、あのクロト=ブエルという少年が……」
「クロトはパイロットではないっ!!」
「はっ!!」
イザークのあまりの剣幕に、ダコスタは只恐縮するだけだった。
「……し、しかし、それを差し引いても、アルビレオを装着したデュエルは一個大隊に匹敵しますし、C.E.屈指の名将、ジェレミー殿もいます」
「うんうん」
誉められて、満足そうにジェレミーは頷く。
「さらにはハマダ殿が連れてきた旧連合軍の精鋭部隊も……」
「ま、俺も結構人望あってね……」
朗々と話すダコスタの意見を聞きながら、ここにいる全員が同じ事わだかまりを心の隅に持っていた。
「それが、アルビレオっていう機体?」
最終調整が済んでいない状態でイザークが無茶をしたせいで、内部機構が無茶苦茶になって帰ってきたアルビレオを見て、ぶつくさと愚痴を垂らしながら整備をするメカニック達の視線がその男に集まる。
金色の髪に灰色の瞳。初めて見る顔だが、おそらくパイロットであろう。そうゆう目をしている。
「新入りかい?お二人さん?」
開発主任が、声をかけた男と、その隣にいるきつそうな顔立ちをしたプラチナブロンドの美女に声をかけた。
「まぁ……ね。似合うかな?このザフトの服」
「ああ、もちろん似合っているよ」
答えながら、主任は彼らの正体を探っていた。その理由は彼らの制服の色にあった。
(白…だと?大層な色着やがる……)
ある意味、赤よりも貴重な色だ。何せ特殊部隊の色なのだから。
ちなみに“赤”に対するザフト軍内の評価は微妙で、アカデミートップテンの実力に違わない活躍をするものもいれば、実際の戦場では役に立たなく、軽蔑されている人間も居たからだ。
「よかったぁ。ザフトの制服って格好いいから着てみたかったんだぁ。な、君もそう思うだろ?マーキス?」
「……着やすさだったら連合の方が良かったが。デザインは確かに軍服離れしている。行こう、リリアント中尉。ハマダ大佐が待ってる」
ザフトの中でも事情通(ただの地獄耳ともいう)な主任は、その二人の会話でようやく合点がいった。
「おい、お前ら!整備の前にちゃんと注文を俺に言っとけよ!じゃないと他の奴と同じくさせちまうぞ!!」
そう言って手を振る主任に、部下が疑問を投げかける。
「……あの人達、そんなに有名なパイロットなんですか?」
他の機体と整備方を変えなければいけないほどのカスタムをしてるのは、よほどのエースしかいない。
「ゼロ部隊の生き残りだよ」
「まさかハマダ殿が、かの有名な“ゼロ部隊”の指揮官だったとはな」
ゼロ部隊……かの連合のエース、エンデュミオンの鷹ムウ=ラ=フラガが所属していた
メビウス・ゼロだけで構成された部隊。
「しかしエンデュミオンの鷹以外は全滅じゃなかったのか?」
会議の後の閑散とした会議室で、ジェレミーとジェセックは気楽な雰囲気で会話をしている。
「あの時出撃したメンバーはね。リリアント中尉は研究所の要請で出向していたそうだよ」
ローレライのパーソナルマークを持つ青年パイロットの姿がジェセックの脳裏を掠めた。
「たしか、初めての空間認識能力を応用したシステム・ガンバレルを最初に扱ったのが彼だったな」
「意外と……事情通だねぇ、ジェセックも」
そうさせたのはジェレミーだ。目の前にいる男を心のどこかで危険に感じていた。
……そう、それは彼の親友であるパドリックの暴走を目の当たりにしながら、
止めれなかったからこその警戒だった。
「んで、マーキス君は、当時火星探査のメンバーで居なかったと」
「その二人を呼び寄せたのか……ハマダ殿は……」
喜びより先にに不安がジェセックを襲う。
「信用できるのかな……彼は。いや、よしんば信用できる人物だったとしても…
…元連合の人が力を持ち始めるのに不安を持ち始める人も出てくるのではないかな……」
「だからまとめて傭兵待遇で俺の下に入れている訳だろ?」
「それも……私の不安なんだ」
ジェセックは政治家に向かない。表裏が無く、誠実すぎる男だからだ。
だが、それが一つの力となる場合も多々あった。それが今まで彼を政治家として生かしてきた。
「戦争がしたいのかね?ジェレミー=マクスウェル……」
ザフトを開戦へと煽っているのは明らかにジェレミーだ。イザークがいない間に……
「かも知れない。俺は、あの戦場の高揚感が忘れられない。
大群を指揮し、俺の一振りで戦況が変わる……充足感」
巡回中の戦艦が、帰投するのがジェレミーの後ろの窓越しに見える。
ジェレミーもまた、自分が政治家に向いていないことを良く知っていた。
彼の気質は……そう、芸術家とするのが合っているかもしれない。
血と、MSと、弾薬とがジェレミーの芸術の材料として存在し、それだけを目標としてジェレミーは動いている。
「……だが、決して戦争を望んでいるわけじゃないよ。今は殊更そう思うね」
「ジェレミー……」
「……哀しい時代が続いている。思い出すら哀しい」
その言葉に、ジェセックは静かに頷いた。
「俺達は第二世代のコーディネーター。生まれたときから調整されていた。そして生まれた世の中はコーディネーターに対する迫害が始まっていた…」
実は、コーディネーターの中にも、世代によって“コーディネーター”としての自尊心の成り方に差違があった。
第一世代のコーディネーターは、自らを“優れた新人類”であることを実際問題として認め、誇りを持っている。
第二世代のコーディネーターは最も自尊心が強いが、それは確固たるアイデンティティからでたものではない。
“優良種”だと教えれれて生きてきたものの、社会は彼らを望まず、
かといってコーディネーター以外に生まれる運命を持ち得れなかった彼らは、自らの種の優良性にすがるしかなかったのだ。
そしてそんな彼らに育てられた第三世代のコーディネーターは、戦前のイザークのように純粋にコーディネーターの優良性を信じていた。
それは現実レベルや宗教的レベルではなく、常識としてそれが当たり前の価値観だったのだ。
「あぁ、そうだったな。シーゲルやパドリックに手伝って貰って、一生懸命練習したのに報われなかった」
「?何の話だ?」
「小学校の運動会。100メートル走、どうしても勝ちたかった人がいてね、理由は忘れたが。
でも、当日、ナチュラルとコーディネーターは別々に競技させられてね、その人はナチュラルだったから……」
「勝っても……コーディネーターだから…と、そう言われた時代だったさ」
ジェレミーは机に肘をおき、そのまま力を込めずに凭れていった。
「そして戦争……か」
「そう……非道い時代さ。……そんな中で、自分で幸せになろうと、未来に生き抜こうとしてる馬鹿を見てしまったんだよねぇ……」
そう言うジェレミーに、ジェセックはようやく笑みを向けることが出来た。
「なんだ、結局はみんな同じか」
「そうさ。ああもハッキリとした幸福な未来が目の前にあると、頑張りたくなるのさ」
「少年の心は、時として成人男子に伝染する…。よくある例だ。……誰だったかの名言だな」
「最初は、体のいい頭だと皆思っていたのになぁ……」
くっくっく……と何が可笑しいのかジェレミーは肩を震わせて笑う。
その気持ちはジェセックにも分かった。確かに、自分も最初はイザークに実質的な指導者としての器量を望んでいなかった。
赤服で英雄クルーゼ隊出身、母はプラントでNo.2とも言える地位にあり、核攻撃からプラントを守り、
同胞を何機も沈めた連合のGタイプMS三機の内二機を撃破、名実共にエースと呼ばれるに相応しいにも関わらず、プラントで起きたクーデターによってお尋ね者となる……
その上、若く、顔も悪くない。その顔に付いた傷も兵士として戦ってきた証であり、これほど旗印にするに相応しい人物はいなかった。
「そういや、何でプラントから逃げてきたんだ?政治にそこまで執着するタイプには見えなかったけど?」
「……ザラが……ザラのしたこと全てが否定されるのが嫌だった……シゲールも……全てが肯定されたり、都合のいいように使われるのは……」
「ま、過去は俺達の仕事だろうね。その仕事が終わったら、あの二人の背中に少しばかりやっかいになろうかな?」
一区切り、そろそろ退室しようかと背伸びした。
「その二人なんだがな……」
朗らかな顔が、一転、曇っていく。
「様子がおかしいって?」
「このままだと動揺になる。いや、なっている」
どちらかといえばイザークがシホを避けている。それがシホにも分かるからシホもどうしていいのか分からないのだろう。
「精神的なことだけじゃない。体制にも、政治そのものにも支障がでる。……あの二人は、二人で一人なんだ」
「政治家っていうのは哲学者と経営者を併せ持たないと成り立たないからな」
「そうだ。そして…精神的な話に戻すが、日系のシホの中にある東洋的な柔らかさ、ユダヤ系のイザークの中にある西洋的な果敢さ、様々な民族、経歴をもつ人間で溢れている今のザフトを一つに繋ぎ止めているのはそれだ」
「哲学的だねぇ……地球神と太陽神、母性と父性、農耕民族と遊牧民族って……むぅ……こういうのはシーゲルの専門だよ」
「そんな呑気に構えている場合か!!」
ジェセックは珍しく声を荒げ、くるくるとジェレミーの手で回るペンを掴む。
「大丈夫だよ。ウチらの見込んだ大将は、そんなにヤワじゃないって。……例え、俺達に“希望”という最も罪深き災厄を見せたのが彼らだとしても……彼らは信じるから……未来が創れるんだ」
「ジェレミー……」
「恥ずかしいこと言っちゃたよ。まったく、柄じゃないよな」
少年のようにジェレミーが笑う。いつものジェレミーの顔だ。
「だが、今しばらく道化も演じなくては……な」
「俺は素で演じられるぜ?昔から憎まれっ子だからな。長生きする為に」
ジェレミーの冗談に、ジェセックは苦笑いをすることしかできなかった。それもまた、ジェセックらしい。
「…………」
イザークはシホの部屋の前で、ウロウロしていた。
が、いつまでもそうしていられる程、彼の性格が気長には出来ていないことは皆さんもご存じの通りだろう。
――ブー
しかし、いつものように逆ギレ、勢いで誤魔化すパターンでなく、ゆっくりとブザーを押したことはイザークの今の精神状態を表していると言っていいだろう。
『……はい、シホですけど?』
「……俺だ」
『隊長!!』
名前を言わずとも、声だけで判ってくれる……そんなシホがイザークは嬉しい。
――プシュー
「隊長!」
少し息を切らしてイザークの前に現れたシホは、エプロンを付けていた。
イザークの胸はその姿と、そして緊張とで高まる。
「あの……隊長、私に何か至らない所があっ……」
「コレ、シホが欲しがっていた奴だろう?プラントにしかないと」
そんな健気なことを最後まで聞きたくなかった。自分が悪いのだ。イザークは有無言わずに包装された小箱を突き出す。
「え?……あ、ありがとうございます」
やっぱりどこか自分を避けているイザークに、シホは無理矢理に笑った。
「開けて…いいですか?……………あ…ルージュ……」
確かに、前に彼の前で欲しいと言った物だった。普段軍服でいる事が多いから、数少ないおしゃれできるアイテムなのだ。
「覚えていてくれたんですね……。あ、そうだ、今フィナンシェを焼いているんです。隊長、食べていってください」
フィナンシェとは資本家とか財界人、金融といった意味の言葉を持つ洋菓子だ。
小麦粉はごくわずかしか使わず、焦がしバターとアーモンドパウダーをたっぷり使う贅沢さから、かつては高級なお菓子と言われていたと言う。
「いや……まだ残している仕事がある」
そんなに大した仕事ではない。フィナンシェの香ばしい匂いは魅力的だ。それ以上にシホも……
「そ、それならせめて持ち帰って……あっ……隊長……」
シホはドアにもたれかかり、用件を済ませてすぐに帰っていくイザークの後ろ姿を見ていた。
見えなくなるまで……ずっと。
見えなくなっても……ずっと。
鏡の前で、新品のルージュを引いてみる。
思った通りの色がでる。
少し……笑ってみた。
「う……うぅ……うぅぁ……う……うぅ……」
この色も、笑顔も、見せたい人がいたから望んだのに。
ていどの低い文章だな。
「おかしいよね?シホさんとイザークさん」
休憩室の白いイスに腰掛けながら、グレープフルーツのジュース(100%果汁)を呑むイライジャに風花は話しかける。
「でも、人のプライベートに土足で入るのはよくないと思うけどな?」
「そっか……」
風花は持ってきた紅茶をフーフーと冷ましながら、
「……許可を取ればいいんだ」
屈託無く言う。
「プラントに行った時からだろうな。様子がおかしいのは」
半ば風花の意見を肯定とも言える発言をイライジャはした。
「ボクも……そう、思う」
震える手で紙袋を握らせる少年が、そこにはいた。
「クロト……」
(そっか……クロトが……二人以外じゃ一番哀しんでいるんだよね……)
風花は眉を悲しげに寄せた。
「……いい匂いだな」
「……うん。フィナンシェ……焼きたて…なんだ」
「グレープフルーツには合わない……俺も紅茶にしよう」
席を外すイライジャに少し戸惑うものの、風花は取りあえずクロトに席を空ける。
「ほ、ホント、いい匂いだね……」
「………」
「イ、イライジャ、ちゃんと二つ買ってくるかなぁ……」
「………」
この時風花は、○秘ノートにあるイライジャの恥ずかしい過去12選から一つをみんなにばらしてやろうと思ったとか。
「あの時、アルビレオとデュエルのドッキングはオートでは出来なかった。誰かがアルビレオに乗る必要があった」
ようやくやってきたイライジャは、クロトの前に紅茶を置きながら、開いた紙袋からフィナンシェを一つ取り上げ、そのバターの香ばしい匂いを口に運んだ。
「普通に考えてシホだ。俺はジンに乗っていたし、ドッキングには阿吽の呼吸が必要だから」
それなのに、イザークは自分を指名した。
「プラントで何かあったのかな……」
フィナンシェを二つに割りながら、風花は呟いた。
「カナーバって奴と会ってからだ……」
クロトの握っていた紙コップがクシャリとへこむ。熱いはずの紅茶も、クロトには感じない。
「……甘いな。ココアのはないのか?」
「……イザーク、甘いの好きだから……」
それを聞いてもなお、イライジャはフィナンシェを口に運ぶ。
「心配で……シホ姉さんに会いに行ったんだ……でも…ブザー押しても暫く出てこなくて……」
「…………」
「……シホ姉さん、きれいな色の口紅してた。……さっきイザークがくれたんだって……でもね……目、真っ赤だった……」
クロトは瞼を閉じて、唇を震わせながら、吐露する。
「物で女を繋ぎ止める様になったら男としておしまいだな」
「イライジャ……」
「……食べないのか?クロト」
イライジャはひょいひょいとフィナンチェの端を掴み、クロトの前で動かす。
「“作りすぎた”筈ないんだ!シホ姉さん、しっかりした人だから……分量だってちゃんと計ってやってるに決まってる」
「……分量間違えたらお菓子は完成しないけどな」
「イザークは人一倍食べるから……」
人の話を聞いていないクロトに、イライジャは少しムッとしていた。
「誰が人一倍食べるって?」
「っ!!イザーク……」
「……“仕事”は終わったのか?」
イライジャの銀色の瞳が、気のない様な風にイザークを見据える。
「ん……まぁ」
「……フィナンチェ、食わないか?」
「……食う」
そんな二人を、クロトと風花は固唾を呑んで見比べている。
だが、それ以上二人は何も交わさず、イザークは帰っていった。
むなしい努力だなwwww
「坊主!お前はココ、立入禁止だ!!」
MSの格納庫、気のいい主任は嫌いじゃなかった。
「何でさ?そんなの……ボクの自由だろ?」
「自由と我が儘は違うっーの!自由ってのは、行使するのに責任がいるんだよ!」
「何の責任だよっ!!」
何か、無性にイライラして……八つ当たりだ。格納庫中にボクの声が響いた。
「MSに触れるとお前の気分は高まるんだ。悪い方にザラつく」
「イザーク!?……デュエルの調整してたんだ……」
自分を追いつめた……いや、救ってくれたデュエルの猛き赤い輝きが光りを失い、穏やかなブルーに変わる。
Invoke-Moment in Believe a Rralize... 通称I.M.B.R.モード。
その原理を一言で言ってしまえば、人型のビームサーベル。その高熱は、あらゆるものを蒸発させる。
しかし、それには莫大なエネルギーを消費し、半NJC機関を搭載したデュエルといえども制限時間は3分だった。
「アルテミスの傘をオリジナルで作ろうとしたら意外な副産物が生まれたって訳さ。尤も、生半可な金属じゃ持たないけどな」
それも稼働時間に制限をつくった要員だ。
「レアメタルをもっと用意出来たらよかったんだけどなぁ……」
「主任、自慢話してないでクロトを追い出せ」
イザークも……イラついている。
「はいはい……ホラ、坊主、帰りな。別に除け者にしようって訳じゃないんだからさ。大事に思われてるからこそ、だぜ?」
「だったらボクにも……イザークを心配してるって、言う権利があるだろうっ!!」
主任の厚い肩を押しのけて、イザークに叫ぶ。
イザークは無言でボクに向かって、そして本当にすまなそうな顔をして
「シホとの……ことか。心配させている。でも……まだ駄目なんだ」
「何が駄目だとか……言ってくれなきゃわかんないよ……ボクも…シホ姉さんも……」
「俺が駄目なんだよ……」
儚く、消え入るような……そんな言葉が似合う人じゃない。イザークは。
「シホ姉さんのこと……イザークは好きなんだろ?」
「そうだ」
「………シホ姉さんに、そのこと言ってもいい?」
そんなことしか出来ない。
大切な家族が苦しんでいるのに……
でも、出来ることがないよりマシだ。
「ああ……」
イザークは、小さく頷きながらボクの肩に手を置いて“頼む”って言ってくれた。
「ふっ……」
「なんだ?主任」
「いえ……久しぶりに笑いましたねって意味ですわ」
そうだね、久しぶりに笑ったよ、イザーク。
「んっ……くぅ……はぁ……」
シホの部屋は、あっさりとしている。綺麗に片付けられ、ゴタゴタとはしていない。
しかし、可愛らしい小物等が上手に配置されており、ここが少女の部屋だと言うことを感じさせられた。
「…ふぁ……んん……はぁ………ふぅ……」
しかし、そういう雰囲気というのは家具や、それの配置で決まるものではない。
その人が暮らして、それが部屋に染み渡り雰囲気を作り出すのだ。
「ぁあ……んぁ……んっ……いっ……」
ならば、今この部屋に滲むは哀切、虚偽、そして狂おしいほどに愛。
「隊長…隊長……私を……私を……」
枕がシホの吐息でしっとり滲む。くぐもった声が零れてゆく。
――くちゅっ……
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゙''=.__ト,=''j  ̄ i l .i ははははははははは
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みながおまえを
あざわらっているぞ。
「んぁぁっ!……はぅ……ぅん……ぁぁ……隊…長……」
シホのしなやかな指は、彼女自身の愛液にまみれていた。
「あぁ……こんなに……隊長に……」
かざした指を光に反射された愛液が滴っていく。
その指で、汗をかいた顔を拭く。
「あぁ……こんなこと……」
イザークなら、する。愛液が絡みついた指をシホは口に含み、瞼の裏のイザークに見せつける。
真珠のような白さを持つシホの身体が、紅梅に染まっていく。
「ちゅる……んぁっ……」
唇に弾けながら、シホの指は顎、首、鎖骨……となぞっていく。
「私の胸……隊長……好きって言ってくれた……んぁ…赤ちゃんみたいに……ふぁんっ!……しゃぶって……」
イザークの大きな手にすっぽり収まるシホの胸は、シホの手には少し持て余す。
イザークがいつもするように、やんわり押しつけ、掬い上げ、啄む様に弾く。
円を描くように、手を滑らせて官能を刺激する。
「はぁ……ふぁっ……あぁん……くふっ……んん……」
シーツにしなやかな腰が逃げる軌跡が現れた。
もう片方の手は、股下、腰、内股……そんな風に回って、シホを焦らしている。
すらりとした足を折り、程良く肉付いた太股にまで絡みついた愛液が、重力に従い落ちる。
頭の中が霞がかって、身体の奥底から快楽を欲しがる本能が沸き上がる。
「ん…んんっ……はぁぁ……は…やく……ぁ……」
そしてゆっくりと……シホのぐちょぐちょの茂みを掻き分けて、じわりと熱を帯びた密壺の入り口を指の腹で押す。
しどしどに濡れそぼったシホの秘境は、その形を淫靡にかえて、彼女自身の指を受け入れていった。
「くぅ……うぁ……はぁん……あぁ……いっ……」
膣内は慣れたように異物をうねうねと圧迫し、溢れ出る愛液がその侵入を滑らかにした。
シホは内壁をまさぐる指を、少し折り曲げながら引き抜く。
「ひゃあっ!」
身体がエビ反りに跳ね上がり、ベットが軋む。
シーツがくしゃくしゃになり、綺麗に手入れされたシホの髪が扇のように広がった。
ひくつく身体を押さえながら、しがみつく相手がいないことの寂しさに熱が冷める。
「んっ……んっ……はぁ……ん……」
それでも指が動く。少しでもイザークがしたことを真似る様に。
少し荒々しく……無茶なように攻め入れ、優しく愛撫し、また怏々として暴れながら出ていく。
「ぅ……あ……あぁぁぁ……はふ…ん……くぅ……あっあっ……」
わざとなのか、そうでないのかは知らないが、イザークの残した「大人の玩具」をシホは持っていた。
もっとも、イザークに言われない限り自分では使ったりしない。
いや、そもそも自慰行為などしないし(イザークの目の前でやらされた時はあった)、する必要もなかった。
「何でなの……隊長……」
ふくらみの先端の桜を寂しそうに、ぐるぐるとなぞる。
「隊長といたいよ…隊長に寄り掛かっていたい……隊長に抱きしめて貰いたい……隊長に…愛して欲しい」
いくら指を動かしても、爪の先で最も敏感な部分を引っ掻いても、水音が溢れる音が響いても……
「駄目だよ……最後まで………隊長じゃなきゃ……私の身体は……」
スッと蠢く秘部から抜かれた指から愛液が滴り落ちて、シーツに染みを創った。
「私の居場所は隊長の隣だって……言ったじゃない。隊長が泣いていたら、抱きしめて、励まして、一緒に泣くって……」
ギュッと自信の乳房を握って、そして……震える肩を抱きしめた。
「隊長は何も気にしなくていいんだよ……私が全部受け止めてあげるんだから……」
掠れる声で、彷徨う指で、涙がつたう頬で、シホは呟いた。
「どうした?クロト、顔が赤いぞ?」
「確かに。動きも何か、ぎこちないというか……」
ダコスタと打ち合わせをしていたイザークが、俯いて歩くクロトを見とめて声をかけた。
クロトはバツが悪そうに二人を認めると、一転、深刻な顔になって訪ねた。
「……ボクは……何が出来るんだろう」
「それは自分で見つけることだろう。人は、その人のやるべき事をやるべき場所でやればいい」
目の前の少年の姿に過ぎ去りし日の自分を見ながら、ダコスタは言った。
「ボクは……奪ってばっかしだ……戦争で沢山の人を殺した。あの子からは音を奪った……」
「クロト、言った筈だ。過去に捕らわれるのは今のお前がすることじゃない」
「……でもね、イザーク。ボクは奪われてばかりの生き方をしてきたから……だから奪うことしか出来なかったのかも知れない」
「………」
「……卑怯な言い方だよね。でも……今度はイザークから“貰った”。とても大切な……だからボクにも与えることが出来る……」
そんなクロトに、ダコスタは微笑む。
自分も沢山の失敗と後悔をしてきた。それでも、進もうとしている自分が嫌いではない。
「シホ姉さんとイザークの間にはやっぱり入れないみたいだ」
「クロトが心配してくれた……嬉しいことだ」
「イザーク……。ボクは…やってみるよ。イザークに言われたこと……例え少しでも…この世界に微笑みを」
そしてクロトは決心を伝える。自らに繋がれた鎖を握りしめる決意を。
「外資系の企業が撤退を始めている」
「二人でいるときぐらいそういう話はやめろよ。胎教にもならない」
「もう無理だ」
アスランとカガリはお互いを鋭く見据えた。
撤退し始めた外資系の企業とはプラント関係の企業のことだ。
大戦が終わった後、カガリ達はサハク派の吸収に成功、サハク派の持っていた外交ルートを使って本土返還の交渉を開始した。
大西洋連合は、理不尽とも言える開戦理由に負い目を感じていたが、同時に戦争を行う以上、大きな戦果を上げること、その結果の象徴の必要性もあった。
どっちにしても、市民の印象は非道く悪い。
結果、二票差でオーブ返還となり、時の連合代表は「古に聞くアヘン戦争の二の舞にならなくて良かった」と安堵したという。
しかし、本部の意向をオーブ駐留軍は無視、後に言う「南アンダマン海の戦い」である。(オーブでは独立戦争とも言う)
タルタオ島の前線基地に、乱れ桜の異名を持つレナ=イメリアを初めとした大西洋連合の精鋭がカガリ達を迎え撃った。
そしてこの戦いがフリーダム・キラ=ヤマトの最後の戦いだった。(この後の本土決戦において、フリーダムは確認されていない)
しかし、この戦いの後には荒廃したオーブが残っただけだった。サハク派の遺産、モルゲンレーテは残ったものの生活用品等の生産ラインを持っていなかった。
「ザフト関係からは全て手を引く」
「カガリ!」
「プラントの親国は多いが、ザフトに熱心なのはオーブだけだ。捨てるのはザフトだ」
カガリは情熱を込めて、アスランを説得する。
「無茶はしないでくれ、アスラン。私にはお前が必要なんだ」
握った手をお腹に当てて、カガリは続ける。
「この子にも……」
「分かってる。でも……イザークとの約束があるんだ」
「約束?」
「幸せにする、カガリも、この子も……そういう約束なんだ」
キモい妄想ですね
「・・っつ・・いい加減に・・・しろっ・・!」
何度目だろう。朦朧とした意識が激痛に引き戻されるのは。
イザークはきつく縛られた両手を握り締め抵抗するかのように腕を振るが繋がれた鎖はビクともせずに壁に当たり、
鋭い金属音を立てるだけだった。
カナーバ議員がザラ派を抑えて新たにプラントの政権を握って2ヶ月が経とうとしている。
ザフトは解体され、それまで赤服を身に纏いエリートとして小隊を任されていたイザークは一転してA級戦犯となり
身柄を拘束され連日のように取調べと証した拷問を受ける毎日であった。
「オレは・・・何も知らんと・・・言っているだろうがッ・・・ぐっ・・!」
腹にブーツのつま先を打ち込まれ、イザークは悶絶したように体を折り曲げる。
額には脂汗が浮かび、今の一撃が相当な苦痛をもたらした事は傍目にも明らかであった。
と、その時一人の少女がするりと入室したのがイザークの視界に入った。
少女はすぐに部屋の中にいた見張りの男達に退出を命じて完全に人払いをすると、
邪魔の入らぬように内側からかちゃりと鍵をかけた。
年はイザークよりも若い感じだが、たった一言で見張りを退ける事が出来るとはかなりの実力者、
もしくは余程の後ろ盾がある人物なのだろう。
「坊主!お前はココ、立入禁止だ!!」
MSの格納庫、気のいい主任は嫌いじゃなかった。
「何でさ?そんなの……ボクの自由だろ?」
「自由と我が儘は違うっーの!自由ってのは、行使するのに責任がいるんだよ!」
「何の責任だよっ!!」
何か、無性にイライラして……八つ当たりだ。格納庫中にボクの声が響いた。
「MSに触れるとお前の気分は高まるんだ。悪い方にザラつく」
「イザーク!?……デュエルの調整してたんだ……」
自分を追いつめた……いや、救ってくれたデュエルの猛き赤い輝きが光りを失い、穏やかなブルーに変わる。
Invoke-Moment in Believe a Rralize... 通称I.M.B.R.モード。
その原理を一言で言ってしまえば、人型のビームサーベル。その高熱は、あらゆるものを蒸発させる。
しかし、それには莫大なエネルギーを消費し、半NJC機関を搭載したデュエルといえども制限時間は3分だった。
「アルテミスの傘をオリジナルで作ろうとしたら意外な副産物が生まれたって訳さ。尤も、生半可な金属じゃ持たないけどな」
それも稼働時間に制限をつくった要員だ。
「レアメタルをもっと用意出来たらよかったんだけどなぁ……」
「主任、自慢話してないでクロトを追い出せ」
イザークも……イラついている。
「はいはい……ホラ、坊主、帰りな。別に除け者にしようって訳じゃないんだからさ。大事に思われてるからこそ、だぜ?」
「だったらボクにも……イザークを心配してるって、言う権利があるだろうっ!!」
主任の厚い肩を押しのけて、イザークに叫ぶ。
イザークは無言でボクに向かって、そして本当にすまなそうな顔をして
「シホとの……ことか。心配させている。でも……まだ駄目なんだ」
「何が駄目だとか……言ってくれなきゃわかんないよ……ボクも…シホ姉さんも……」
「俺が駄目なんだよ……」
儚く、消え入るような……そんな言葉が似合う人じゃない。イザークは。
「あら・・隊長、お顔の色がすぐれませんわね。」
軽やかに微笑みイザークの目の前に座り込んだ少女・・シホは楽しげにイザークの顎に手を掛けて
苦痛に歪むイザークの端正な顔を持ち上げ、自分の目線に合わせる。
「さすがはクルーゼ隊の生き残り・・・でも、今じゃそれも、なんの価値もない過去の栄光ですわね。」
「シホ・・・き・・・貴様・・・」
イザークは終戦のどさくさで母、エザリアがカナーバ一派に捕らえられ、表向きは拘留中に自殺・・・
しかし実際はボロ布のように多数の市民に陵辱された後、殺されたのを知っている。
しかもそれを指揮したのはかつては自分の部下であったシホだったということも。
シホはもともとプラントの士官学校には所属していない、特務機関からのザフト入りの兵隊だった。
それまでの戦歴や経歴にいくつかの不審な点が無かった訳ではないのだが
カナーバ議員の強い推薦と後ろ盾があったため、特例として認められた一人である。
そしてそのまま、要はカナーバ一派の内偵としてザフトの精鋭といわれるクルーゼ隊に配属され
この機会を虎視眈々と窺っていたのだった。
今にして思えばカナーバ議員はその頃から着々と彼女が言うところの『プラントの平和的制圧』を狙っていたに違いない。
そして、今回イザークがこのような所に拘留されてしまったのもシホの手引きにより
背後から不意打ちのように行われたザフト残留兵士一掃の結果であった。
「ねぇ、隊長、いい加減に教えてくださいませんか?わたしだってこんな事したくないんです。」
シホは本気とも冗談とも付かぬ顔でイザークに話しかけた。
「ラウ・ル・クルーゼが何を求め何を企んでいたか・・・。クルーゼ隊長亡き後、それを知っているのはイザーク隊長だけだ、って
おばさまが頑として聞かないんです。」
イザークは今更どんな話を聞こうと驚かないつもりだった。が、まさかシホが・・・カナーバ議員と縁故のある娘だったとは、
思いもかけない告白にイザークはシホの顔を睨み付けた。
「おばさま、だと・・?」
鋭い視線にも動じずシホは軽くイザークの視線を受け流す。
「ええ、アイリーンおばさま。あら、わたし言っていませんでしたっけ?」
「ふん、白々しい・・・」
何から何まで、計画通りか。オレは今まで雌狐供の手の内で踊らされていただけなのか?
イザークは唇を咬んだ。
「おばさまが言うんです。多少強引にでも口を割らせろ、最悪死んでも構わないって。いくらなんでもそれはわたしが反対しましたけど。」
シホはゆっくりといとおしむようにイザークの頬から顎のラインに沿って指を滑らした。
「だからわたしが来たんです。どうせ聞き出すなら楽しんだほうが良いでしょう?」
つつ・・とシホの指先がイザークの薄い唇をなぞり、すぐにその指を自分の唇に当てて間接的にイザークの唇の感触を確かめると
今度は上目遣いをしながら挑発的にその指先をぺろりと舐めた。
「わたし・・・前から隊長と・・・こんなことしたかったんです。」
にやりと淫靡な笑みを浮かべると、シホはイザークのズボンに手を掛けた。
「ね?」
引き下ろされた下着の中からうなだれたイザーク自身が姿を現すとシホはためらい無くそれに手を添え軽く先端を指先で撫で上げた。
「・・・ッ!貴様、いったい何をする・・・・」
イザークの強い口調にも構わずシホは次第に強く先端の鈴口を擦りだし、
あまつさえ幹の部分にまで空いている指の腹を使って卑猥な刺激を与え始めた。
イザークの心とは裏腹に熱を持ち頭をもたげだした男根は、シホの手の中で硬く太く姿を変えていく。
「くすくす・・・隊長、素直なんですね。もうこんなになってる・・・。」
シホは可笑しそうに囁くと、ゆっくりと自ら身に着けていた衣服を脱ぎ始め、一糸纏わぬ生まれたままの姿になると自分の秘所を指で弄り始めた。
「うふ・・・・隊長のを握っただけで・・・私もこんなに・・濡れてるの・・・ね?聞こえるでしょ・・・?」
シホが僅かに眉を顰めて悩ましげな表情でねっとりと指を動かすと、差し込まれた股間からは粘ついた音が微かに漏れ聞こえてくる。
それはまるで狭い湿った洞窟の中を軟体動物が壁に身体を擦りつけながら這いずり回っているような、
耳にするだけで体中の穴という穴から淫汁が滲むような、そんな音だった。
「汚らわしい。オレに触るな!」
イザークは吐き捨てるように叫ぶが、鎖につながれた両腕は自由が利かず、
唯一自由になっていた脚もシホの手によって引き下ろされたズボンが邪魔をして思うように動かす事が出来ない。
男の自分がこんな辱めを受けるなど、いったい誰が想像していただろう。
シホはイザークの腰を跨ぐような体勢を取るとそのまま自分の秘所にイザークを手を添えて導き、
何度か先端を淫肉の溝に沿わせながら埋め込む位置を確認すると、味わうように徐々に腰を落としていった。
「・・あんっ・・ああ・・・隊長のが・・・いい・・んっ・・」
シホはずぶずぶとイザークの雄を出し入れしながら腰を上下させ
何度も入り口付近の感触を味わった後、そのまま深く腰を沈め、最奥まで硬い肉棒を引き入れた。
狭い肉壁にきつく挟み込まれた欲望はさらに硬さと太さを増し、中からシホを突き上げ甘い蜜を溢れさせる。
ぎしぎしと軋むような音を立てて狭い隙間をこじ開ける、うねるような快感に
イザークは歯を食いしばり意地でも声を漏らさぬようきつく手を握り締めた。
「こんなにイイなんて・・隊長ったら・・結構・・・女泣かせ・・・?」
乱れた髪を後ろに掻き揚げながらシホはイザークの耳元で吐息と供に囁く。
「もし・・・わたしを満足させてくれたらおばさまに頼んで・・隊長を自由にしてあげてもいいわ・・」
シホはゆっくりと腰を動かしながらイザークの上着に手を掛けひとつづつボタンを外した。
「どうしようかしら。隊長の辛そうな顔ってすごく嗜虐的で、そそられちゃうの。」
全てのボタンを外し終えるとシホはイザークの鍛えられた腹筋や、
その顔には不似合いなほど男らしく厚い胸板にうっとりしたように口付けを落とした。
「素敵・・・やっぱり隊長は素敵だわ・・・」
シホはイザークの白い上半身にいくつもの赤い痣を付け、満足したかのように深くため息を付くと
今度はやや緩慢な動きで下半身を動かし始めた。
密着した結合部分からは秘肉と愛液が混じりあい卑猥な音を立て、
その音はシホの思考を甘く溶かし、官能と絶頂を秘所から全身の隅々へと次第に激しく強く刻んでゆく。
「ああんっ・もっと・・っ挿れて・・ッ!壊れるくらいっ」
全ての理性をかなぐり捨ててシホはイザークの上で激しく身体をくねらせる。
シホは片手で既に興奮で硬く尖っている自分の乳首を刺激し、もう片方の手で下の固い肉芽を激しく愛撫する。
「全部っ・・・全部感じちゃうぅ・・!」
「う・・・っ・・ぐ・・・・・・・・」
自分の上で髪を振り乱し激しい痴態を見せるシホの行為につられてイザークも思わず下から突き上げてしまい
一度感じてしまった絶頂への道標はもはやイザークの意思では消す事が出来ず、
渾身の力を込めて貫く仰け反った女体の中で限界を迎えたイザーク自身は不覚にもシホの内部に叩きつけるように青臭い欲汁を吐き出してしまった。
「・・・隊長・・・っ!!」
喘ぎ声とも悲鳴とも付かぬ声を発し、同時にシホも全身を震わせて淫らな潮を噴き上げるとそのままイザークの腹上に倒れ込み
きつくイザークを締め付けながら絶頂の瞬間を迎えた。
二人は荒い息をつきながら暫らく動けずにその場に留まっていたが、
やがて興奮も収まりイザークのモノが力を無くしてぬるりと抜け落ちるとシホは憑き物が落ちたように身体を起こし、イザークの前に立ちはだかった。
交歓の名残で全身を火照らせ、その股間からは今しがた注ぎ込まれたイザークの白濁を伝わせながらシホは再びイザークを懐柔にかかる。
「・・・・どうですか・・・?少しはわたしに協力してくれる気になりませんか・・・?」
_z"⌒` "⌒ヘ、_
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l .l l l
.lノl. ‐=、 ,z=‐ゞ、l
ノ } =・- .i .=・-.{ ゞ
.゙Y! /.| ヽ. iY rr、,、
. ヘl -'‐、 ,レ' ヾ\ヽ
ヘ.〈‐=‐〉/l、 ヤ、 ゙ヽ.
, ,ィ:、 ヽ-- '/,'`::、_ ゞ、 ヤ
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れいぷ大好き!
「断る。」
間髪いれずきっぱりとはねつけるイザークの姿に、シホは嫉妬のような不思議な苛立ちを覚えた。
「何故・・・何が隊長をこんなにも頑なにするの・・・?クルーゼ隊長への忠誠心?それとも男のプライド・・・?
そんなものにわたしは負けているの?だったらその男のプライドをずたずたにしてあげる。
所詮男なんて戦争をするか女を抱く事ぐらいしか能力のない生き物なんだから。」
二人は暫らく無言で見詰め合っていたが、先に動いたのはイザークの方だった。
「シホ・・・貴様、カナーバの犬に成り下がって恥ずかしくはないのか?」
「!!」
体の自由を奪われていても尚、冷静な口調でシホを蔑むイザークの態度に、シホは思わずイザークの腹に渾身の力を込めて蹴りを入れた。
「・・・・・ぐ・・・・どうした・・?痛いところを突かれたか・・・?」
痛みに顔をしかめながらも不適に笑うイザークの姿に、シホは困惑と恐怖を感じずにいられなかった。
しかしわざとその気持ちをねじ伏せるようにシホは強気の姿勢を崩さない。
「隊長がいつまでそんな冗談を口に出来るか・・・お手並み拝見と行きましょうか。
それじゃ手始めに・・・そうね、自分で汚したところは自分で綺麗にしてもらいましょう。
ひとつ拒否するたびに銃弾を一発、というのでいかが?」
シホはそう言うとちらりと床に脱ぎ捨てられた自分の衣服を目で指し示した。
言葉だけの脅しではなく、あそこに本当に銃があるのだという訳だ。
「手が使えないのも困ったものね。・・・・まあいいわ。その分、口でしてもらうから。」
シホはそう言うとイザークの肩を踏みつけるように片足を乗せ、大きく頷いて見せた。
「どうするか・・判るでしょう?」
むせ返るほどの女の分泌液の匂い。
それに混じって己の吐き出した白い濁液があわ立つように秘所の入り口にこびり付いている。
綺麗に手入れされているのであろう、恥毛の一本もない白い土手の部分から伸びている肉色の裂け目と
そこから滴り落ちる肉欲にまみれた淫汁。
イザークはきつく目を閉じシホの股間にむしゃぶりついた。
犬が餌を貪るようにわざと卑猥な音を立てて尖った肉芽と折り重なる肉襞を啜り上げる。
粘ついた湿りがイザークの顔中に塗られるのにも構わず、イザークは一層激しく舌と歯を使ってシホの性器に刺激を与え続けた。
「んんんっ・・隊長がっ・・・舐めてるなんて・・・それだけでイッちゃうっ・・・っ」
激しく頭を振りながらシホはイザークの頭をかき抱き、そのまま強い力でイザークの頭を股間に押し当てる。
片足一本で体を支えているシホは次第に足元がおぼつかないほど震えだし、
荒い呼吸とイザークの舌を受け入れる秘所がきつく締め付け、シホの絶頂が近い事を物語っている。
「・・・だめぇ!・・ああんっっ!!」
あと一歩で、という瞬間、それまで無言で口での奉仕をしていたイザークは突然動きを止め
冷ややかな表情でシホの股間から頭を引き剥がすと今までの興奮が嘘のように大きく深呼吸をしてから真っすぐシホを睨み付けた。
「ふん・・・くだらん」
おさまらないのはシホの体だった。
こんな瀬戸際まで追い込まれたにもかかわらず、最後の最後でお預けを喰らうなんて、
あまりにも酷い仕打ちにシホは思わずその場に座り込んでしまった。
「いやっ・・どうして止めてしまうの?!わたし・・・もう少しなのにっ・・・」
無意識のうちに自分の秘所に指を挿入しながらシホは涙を浮かべてイザークに訴える。
「最後まで・・・最後までっ・・・お願いです、隊長・・っ」
シホはぐちゅぐちゅっと指で己の性器を掻き混ぜるが
つい一瞬前にイザークの舌で与えられた快感には到底及びも付かず、
行き場を失った欲望の炎はシホの体内を駆け巡り、微かに太腿を痙攣させている。
「一度はザフトの名誉ある赤服の一員だったお前が・・・今ではただのさかりの付いた雌犬だな。」
冷たいイザークの言葉がシホの胸に突き刺さる。
いや、何と言われてもいい。この体の疼きを止めてもらえるならば。
シホはイザークの脚にすがり付き、その膝を自分の股間に擦りつけながら必死で哀願した。
「ああ・・・隊長・・・わたしは雌犬です・・隊長に舐めてもらって感じてしまう雌犬なんです。
お願いです、もっと・・・もっと・・・めちゃくちゃにしてください・・・ッ!」
快楽に目が眩んだシホは恥も外聞もなくイザークを欲していた。
いま目の前にいる冷たい美貌の元上司が自分の体を押し開き目の眩むような快感を与えてくれる・・・
策略と戦闘力を兼ね備えた女戦士が・・・それだけを願って必死にイザークに体を摺り寄せる。
「シホ、この手を自由にしろ。」
既に立場は完全に逆転していた。
イザークは有無を言わせぬ口調で命令し、シホもふらふらとごく素直にその命令に従う。
重い音を立てて手首にはまっていた鎖が床に落ちるとイザークはすかさずシホの長い髪を掴み
そのまま乱暴に床に突き倒すと、シホの剥き出しの白い脚にその鎖を絡ませて
大きく脚を開かせ秘所を曝け出した姿のまま壁に繋いでしまった。
「・・・隊長・・・っ!?」
シホはようやく自分が置かれている立場を理解した。
そうだ・・・この人は自分が受けた屈辱は何倍にもして返すのだ・・・
「ご苦労だった、シホ。」
イザークは立ち上がり乱れた衣服を整えるとシホの脱ぎ捨てた衣服を探り、
上着の内ポケットに収められていた銃とナイフを抜き取ると弾薬の数を数えナイフをブーツの中に隠した。
「隊長・・!?何を・・・・!まさか一人で・・・無理です!できっこないわ!」
イザークはシホの言葉に一瞬足を止めたが、そのまま振り向きもせずに部屋を出て行った。
シホを殺さなかったのは数少ない自分の元部下を殺すのが忍びなかったからか、
それともこの後カナーバ一派に発見され、自分を逃がした罪で母と同じような処分を辿るのか。
イザークには全く関心のないことだった。
イザークの頭の中にはただひとつ、この馬鹿げた粛清を進める張本人、
カナーバ議員・・・今はカナーバ新元首と名乗っている・・・を消去することだった。
「懐柔する相手を間違えたな。」
イザークは終戦後地球に降りナチュラルの女と幸せになった同僚を思い出しつつ
たった一人、味方のいない孤独な戦いへの道を歩み始めたのだった。
シホの手がゆっくりとフレイの身体をなぞっていく。
首筋から肉の薄い肩、なだらかな背中のライン、括れたウエストから張り出したヒップへと何度も往復し
シホの手はしっとりと上等の絹のようなその感触を味わい楽しんでいた。
特別な事をしているわけでもない掌の往復がフレイの肌の感覚を鋭敏に研ぎ澄ましていく。
男の手の愛撫とは違い、月並みなたとえだが白魚のような繊細でたおやかな指先に触れられるたびに
フレイの体はぴくぴくと反応し、触れられたその箇所はうっすらと桜色に色付いていく。
フレイはシホの腕の中で体を弛緩させ艶かしい愛撫を受けるたびに甘い吐息を漏らすだけだった。
「あなた、名前は?」
軽く歯を立ててフレイの耳朶をかんでいたシホが囁いた。
恍惚の表情で目を閉じていたフレイがうっすらと目を開ける。
「フレイ・・・フレイ・アルスター・・・」
シホはフレイの投げ出されていた手を掴んだ。
「フレイ・・いい名前ね。こんなにいやらしい娘にはもったいない名前だわ。」
フレイはシホの言葉に驚き思わず目を見開いた。
500KBげっと!
「え・・・?」
振り向くと、冷たい微笑を浮かべたシホと目が合った。妖しいしい光を宿したシホの瞳にフレイの姿が映っている。
ぞくりと背筋に悪寒が走り、フレイはいやいやをするように頭を振った。
いままで優しく愛撫してくれていた少女が何故いきなりこんな酷い言葉を吐くのだろう。
しかしシホはそんなフレイに構わず、掴んだその手をそのままフレイの秘所へと押し付けた。
クルーゼの挿入とシホの愛撫で敏感になっていた其処は太腿まで伝うほど多量に溢れ出た愛液でぐっしょりと湿っており、
押し付けられた掌に生暖かい感触が感じられる。
無理矢理秘所に掌を押し付けられぐりぐりと擦られるとフレイはそれだけで快感に震え声を漏らしてしまう。
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「え・・・?」
振り向くと、冷たい微笑を浮かべたシホと目が合った。妖しいしい光を宿したシホの瞳にフレイの姿が映っている。
ぞくりと背筋に悪寒が走り、フレイはいやいやをするように頭を振った。
いままで優しく愛撫してくれていた少女が何故いきなりこんな酷い言葉を吐くのだろう。
しかしシホはそんなフレイに構わず、掴んだその手をそのままフレイの秘所へと押し付けた。
クルーゼの挿入とシホの愛撫で敏感になっていた其処は太腿まで伝うほど多量に溢れ出た愛液でぐっしょりと湿っており、
押し付けられた掌に生暖かい感触が感じられる。
無理矢理秘所に掌を押し付けられぐりぐりと擦られるとフレイはそれだけで快感に震え声を漏らしてしまう。
以下、訴状の一部を抜粋。
(1)被告は、日本国の首相として、(中略)
自衛隊をイラク南部サマワに派遣した。
その間、被告の公職選挙法にも違反する公式発表の経歴の偽りが、
大手、中小を問わず、あらゆるメディアを通じて、明らかとなり、あまつさえ、
その経歴の偽りの中には、婦女暴行と、その咎による逮捕までが含まれているとの記事、情報が乱れ飛ぶ事態に立ち至った。
第2 原告が損害賠償を求めるに至った経過
原告は、…「イラク派兵違憲訴訟の会・東京」の一員でもあり、
自らも本訴訟と同じ日付の2004年3月30日に、イラク派兵に関しての損害賠償の提訴を行った。
その方の訴訟の被告、国の代表者であり、同時に本訴訟の被告でもある小泉純一郎が、
最もおぞましき犯罪、婦女暴行と、そのための逮捕の経歴を、
大手メディアが報じないために、公式の場では非難されない状況を奇貨として、
首相の座に居座り、イラク派兵の暴挙を継続している状況は、憤激に耐えない。(中略)
『噂の真相』誌は、2004年3月25日に発行した『噂の真相』4月休刊記念別冊『追悼!噂の真相』に、
以下の題名の記事を掲載している。
「小泉総理のツメ切れなかったスキャンダル英国留学・レイプ疑惑とSM嬢との交際説」
この記事では、前記の季刊『真相の深層』創刊号の記念・ワイド特集「小泉純一郎経歴疑惑の核心を突く!」に及ばずも、
少なくとも、「レイプ事件」という言葉を用いて、それが、本件被告のロンドン「留学」の真相であるとの疑惑を、
実情をほとんど報じていない体制御用の大手新聞はもとより、
『週刊ポスト』などの週刊誌よりも、さらに詳しく記している。(中略)
原告は、「個人情報保護法」の上程と成立の経過の裏には、被告自身が、自らのおぞましい経歴を秘匿したまま、
すなわち、その本性を隠して世間を偽り、首相の地位を維持しようとする魂胆ありと判断する。(中略)
原告は、前首相と現首相に関する2代も続くこのような醜聞の不祥この上ない事態を、
一日本人としても、これ以上容認することは、とうていできないので、
弾劾と被告の一刻も早い辞任を求めると同時に、
請求の趣旨記載どおりの判決を求め、提訴する次第である。