【共産主義】戦争をなくす唯一の方法【しかない!!】
1 :
国連な成しさん:
このスレは戦争をなくす唯一の方法について語るスレです。
共産主義は疫病神です
内戦勃発の危険性はらんでるでしょ
よみがえれ!!マルクス、レーニン
くたばれ、呪われろ、スターリン、金日成、江沢民
共産主義者同盟 万歳
この板で反米書き込みをしているのは
過激派の残党だったのか...
マルクスは古いというけれど、世の中、資本論どうりに展開しているじゃ
ないか!!
公安のニオイがするな
<●>_____<●>ギョロ
公安のニオイは苺の香
左翼のニオイはイカの香
日本共産党が標榜するのは『科学的社会主義』
戦争を無くすのは難しいが、イラクの復興に共産主義は有効と思うね。
アメリカの資本主義導入は馬鹿げている。
イカスイカスイカスイカ
科学的社会主義≠共産主義ですか
戦争を無くす唯一の方法が共産主義と言っている時点で痛過ぎ。
日本のイラク派兵への道を作ったのこそ、共産主義者達だろうが……。
>>12 ん? どうゆう意味?
分かり易く説明して下さい。
15 :
国連な成しさん:04/02/09 17:29 ID:6AT.t/AA
どんな経済政策をとるか
どれだけ民主的かは
プロレタリアートの
都合次第という
プロレタリア独裁を!
(゚Д゚)
あぁぽむぽむ
資本主義→帝国主義(特に米国の)の流れが戦争をイヤってほど起こしてきたのは
たしかに事実だからな。
折れは
>>1に全面的に賛成!!
17 :
国連な成しさん:04/02/09 17:34 ID:6AT.t/AA
行き詰まるたびに
逆ギレガラガラポンをやる
壮大なネズミ講
それが資本主義
(゚Д゚)
あぁぽむぽむ
リリーナ・ピースクラフトをアメリカ大統領にする。そうすれば戦争はなくなる。
↑一瞬で滅ぼされて今より劣悪な国が覇権を握る
マルクス、レーニンでなく、バクーニンに学ぼう。
無政府共産主義は、不滅である。
21 :
国連な成しさん:04/02/10 04:42 ID:5Ykkb9TY
-------------------------------------------------------------
昔の左翼は、馬鹿な扇動に乗せられて労働組合や全学連で、
反日活動を繰り返す、国際共産主義を信じた、似非インテリが多かった。
最近の馬鹿サヨは、低脳が多くなり、主にヒキコモリ秋葉原系アニメヲタで
それでも、マジに国際共産主義をを信じてるとは恥ずかしくて言えないので、
2chねる用語を使いながら、隠れ共産主義者として、オナニーばかり。
反日マスコミを擁護するのが生き甲斐で、世論には低脳で立ち向かえないので、
2chで捏造低脳コピペを繰り返すだけ。
2chでしか鬱憤を晴らせない本当の馬鹿サヨに落ちぶれたけど、
反日カルトのオナニーを繰り返すのが特徴。
ゲラゲラ
-------------------------------------------------------------
バカウヨというのが、なぜ発生したかを鑑みれば、
ニッポン国という国家が、いままさに、
国際資本主義の競争に敗れて、滅びようとしているからだ。
負けを認めたくない、脳内では、真の敵、アメリカを忘れるためだけに、
反中国、反韓国、反北朝鮮の、シュプレヒコールだけが渦を巻き、
アメリカの侵略戦争の片棒を担ぎながら、「国益国益」と、
意味の無い呪文を繰り返している、バカウヨ。
客観的に見て、ああミットもね。
23 :
国連な成しさん:04/02/10 04:59 ID:OriDsJHA
>>20 バクーニンかあ。興味あるけどまだ読んでないな。
「普遍的な平和は、現在の中央集権国家が存する限り不可能であろう
権威と略奪の権利によって上から組織されたこれら力づくの同盟の廃墟の上に
コミューンの自由な連合が州へ、州の自由な連合が国へ、
国の自由な連合がヨーロッパ合衆国へと、下から組織された自由の同盟が生まれるために
われわれはそれら国家の破滅を願わなくてはならない」
こんな感じですか? 悪くないかも。
24 :
国連な成しさん:04/02/10 05:05 ID:79bf9fNM
バクーニンは、マルクス一派のロンドン会議引き回しなどを批判している。
マルクス主義は、「ゲルマン国家資本主義」であるとまで、言っている。
バクーニンと、エスエル左派は、ほんらいの共産主義の主流だと思う。
時代遅れの馬鹿サヨの隔離板は、ここですか?
天然記念物の団塊ジジーとか、団塊ばばーとか、知恵遅れの馬鹿サヨを
見学しに来ました。(超藁
27 :
国連な成しさん:04/02/10 05:07 ID:CS8pb7ew
>>25 ( ´,_ゝ`)プッ
> バクーニンと、エスエル左派は、ほんらいの共産主義の主流だと思う。
>>27 ロンドン会議では、主流派。
ロシア革命当初の制憲議会でも多数。
30 :
国連な成しさん:04/02/10 05:18 ID:OriDsJHA
バクーニンは知っているが、エスエル左派って初耳。不勉強だな(w
バクーニンとか、クロポキトンとかって、「左翼」なのか疑問だが。
マルクス・レーニンよりは面白そう。どちらも時代遅れには違いないが、
彼らは古すぎて、かえって現代に通用しそうな気がする。
時代錯誤の職業サヨクの皆さま、ついでに所属カルトを書いて下さい。
下から選んでもいいですよ!!その場合は、番号で答えてね。
1 日教組
2 全教連
3 自治労
4 出版労連
5 その他の労働組合
6 中核
7 革マル
8 革労協
9 赤軍
10 社民党
11 共産党
12 民主党
13 その他の政治団体
14 その他のプロ市民グループ
15 キリスト教関係組織
16 仏教系関係組織
17 その他の宗教組織
18 民団
19 総連
20 以上に該当しない秘密のカルト団体、組織
>>31 -------------------------------------------------------------
昔の左翼は、馬鹿な扇動に乗せられて労働組合や全学連で、
反日活動を繰り返す、国際共産主義を信じた、似非インテリが多かった。
最近の馬鹿サヨは、低脳が多くなり、主にヒキコモリ秋葉原系アニメヲタで
それでも、マジに国際共産主義をを信じてるとは恥ずかしくて言えないので、
2chねる用語を使いながら、隠れ共産主義者として、オナニーばかり。
反日マスコミを擁護するのが生き甲斐で、世論には低脳で立ち向かえないので、
2chで捏造低脳コピペを繰り返すだけ。
2chでしか鬱憤を晴らせない本当の馬鹿サヨに落ちぶれたけど、
反日カルトのオナニーを繰り返すのが特徴。
ゲラゲラ
-------------------------------------------------------------
>>31 民主党はともかく、
宗教組織までサヨクにするのか?
ウヨ坊の発想は斬新だな。
バカウヨというのが、なぜ発生したかを鑑みれば、
ニッポン国という国家が、いままさに、
国際資本主義の競争に敗れて、滅びようとしているからだ。
負けを認めたくない、脳内では、真の敵、アメリカを忘れるためだけに、
反中国、反韓国、反北朝鮮の、シュプレヒコールだけが渦を巻き、
アメリカの侵略戦争の片棒を担ぎながら、「国益国益」と、
意味の無い呪文を繰り返している、バカウヨ。
客観的に見て、ああミットもね。
35 :
国連な成しさん:04/02/10 06:03 ID:KcX5AKeQ
>>34 バカサヨというのが、なぜ発生したかを鑑みれば、
ニッポン国という国家が、いままさに、
国際共産主義の妄想に勝って、復活しようとしているからだ。
負けを認めたくない、脳内では、真の敵、日本を忘れるためだけに、
反米、反ヨーロッパ、反資本主義の、シュプレヒコールだけが渦を巻き、
支那と北朝鮮の侵略戦争の片棒を担ぎながら、「反戦平和」と、
意味の無い呪文を繰り返している、バカサヨ。
客観的に見て、ああミットもね。
ゲラゲラ
>>34-35 吉野屋コピペというのが、なぜ発生したかを鑑みれば、
ニッポンコクというコックが、いままさに、
国際ハンバーガ主義のマクドナルドに勝って、復活しようとしているからだ。
マックを認めたくない、脳内では、真の敵、松屋を忘れるためだけに、
ハンバーガー、反バーガー、半バカの、シュプレヒコールだけが渦を巻き、
150円引きと59円バーガーの価格戦争の一翼を担いながら、「小一時間問いつめたい」と、
意味の無い呪文を繰り返している、吉野屋。
客観的に見て、ああ今日で牛丼終わり。
>>36 なかなか力作だったな。
バカサヨというのが、なぜ発生したかを鑑みれば、
ニッポン国という国家が、いままさに、
国際共産主義の妄想に勝って、復活しようとしているからだ。
負けを認めたくない、脳内では、真の敵、日本を忘れるためだけに、
反米、反ヨーロッパ、反資本主義の、シュプレヒコールだけが渦を巻き、
支那と北朝鮮の侵略戦争の片棒を担ぎながら、「反戦平和」と、
意味の無い呪文を繰り返している、バカサヨ。
客観的に見て、ああミットもね。
>>31 カルト、カルトって折れの所属してる組織のどこがカルトなんだよ!
40 :
国連な成しさん:04/02/11 06:38 ID:1DqaHu3Y
だいたいサヨにはまる人は自己顕示欲と自意識が異常に
強い醜い人間です。
十代ではまるのは若くてほほえましいですが、
二十歳すぎてやっているのは哀れ。
>>40 そりゃ、左翼でなくて、右翼珍米のことでしょうが。
42 :
国連な成しさん:04/02/11 07:18 ID:1DqaHu3Y
>>40 あなたは何にも分かってないですね。
よく考えてみて下さい。それでも分からなかったら
もう一回よく考えてみて下さい。
それでダメならあきらめろよ。
>>42 頭悪いな。自分にレスしてどうする。
まあ、41へのレスのつもりなんだろうけど。
で、まともに考えれば左翼、右翼両方ともそういう面があるだろうな。
この板に左翼はそんなに多くないと思うが。
まあ、右翼も実際はそんなにいないかもな。
親米は反米を左翼と思い、反米は親米を右翼と思うだけだろ。
44 :
国連な成しさん:04/02/12 17:55 ID:649x2o1M
>>1 こういうスレを待っていた!
ありがとう。。。
共産主義っつーより、イラクの場合は油田を政府管理にしなきゃ駄目だろ
油売って金儲けて、それを振り分けて経済活動するしかないべ。
石油をアメリカに握られたままの資本主義経済なんて不可能。
産油国でアメリカ型の資本主義は無理だよなー。
富の一極集中 → クーデター → 軍事政権樹立 → アメリカ軍事介入
を永遠に繰り返しそう。
真の民主主義を実現するため
資本主義を打倒しよう!!
48 :
国連な成しさん:04/02/13 22:57 ID:AYMeopYI
>>47 じゃあ、まずお前の私有財産を全て貧しい人に与えよう。
>>48 経済学上の概念である私有財産と
個人財産の区別もつかないDQN
何を熱くなっているのだ。何事も極端は良くないと思うよ。
人がついてこない。
なんての?原理主義つーの?中庸が感心。
そんな私は共産党支持です。すいません。
だってぬるくていいじゃん。
一応共産党の前に日本がつきます。(ああ言っちゃった。)
だってぬるくて良いんだもん。企業と癒着してないし(
向こうからお断りとも言うが)
自衛隊も天皇も、まぁボチボチ様子見で〜とか言ってるし、
こうもり社会党よりは好き。
やはり、日本も人民民主主義を採るべきだと思うのだがな…
そうすれば、今回の自衛隊派遣のような愚挙もとらなかっただろうにな。
中国やロシアみたいな「共産主義」は絶対にいやだ。
建前と本音が乖離しまくりほうだい。
ていうか中央集権が許容量を超えている。
>>54 しかし、このあいだNHKで見たのだが、
中国、ロシアは驚異的な経済成長を見せているぞ。
両国に学ぶべき点は少なからずあると言えるのでは?
衛星第一で米軍の特集やってんだけどさー徴兵というか召集があるんだけど
これってつらいねー。
仕事やってる人も招集されちゃうから軍務完遂して帰ってきても仕事の保障は無いんだ・・・
57 :
国連な成しさん:04/02/14 16:00 ID:WdBK.Yt2
>>57 最悪だよなー。
その兵役を導入するのって団塊世代とかなんだろ?
自分らは戦争に行かない奴ら。やだねぇ。
農場やってるやつ、神父・・・保険の外交員・・・
市民の生活ぶち壊してまで国って守るべきなのか?
いや、守るべきだけど戦争にかりだすべきなんだろうか?
自衛隊の派兵に賛成するということは、仕事のサイクルが早くなることであって
人員に欠員が出れば兵役制度は導入されるでしょうな。派兵賛成の奴は、そこんとこ理解してんのかな。
だったらせめて今のうちから自衛隊に入っとけや!って感じなんだけど。
中国ロシアはようやく共産主義を捨てたお蔭で経済成長しだした
まぁ、あれは共産主義じゃなくてスターリン、レーニン主義
それにそもそも奴らは軍隊バリバリの国じゃん。
>>58 徴兵制が怖いから派兵反対とは・・・
なんというか日教組的ですね
62 :
国連な成しさん:04/02/14 16:13 ID:WdBK.Yt2
>>58 「自分がやるのは嫌だが、他人の事なら嬉々として賛成する」
という理論の元動いている。
国民のほとんどが自らの未来と政治はまったく関係ないと、
信じきっている以上、マトモな判断は期待できないよ
63 :
国連な成しさん:04/02/14 16:14 ID:eFQ5k0jY
>>61 なんでも日教組にしたがるなんて、頭悪そうですね。
64 :
国連な成しさん:04/02/14 16:15 ID:eFQ5k0jY
>>62 ああ、あるある。そんな気する。
他人がやってくれればいや、っていう。
徴兵制は嫌だけど自衛隊は必要だって言う発想は
まさに「他人がやってくれればいいや」ってことだな。
66 :
国連な成しさん:04/02/14 16:25 ID:WdBK.Yt2
>>64 選挙権あれば選挙に行けよ、無ければ得るまで色々考えておくべきだ、
過半数近くの国民が自らの権利を拒否している状態だからな。
「自ら得ようとしない者には何も得る事はできない」
>>62 徴兵制が導入されれば少なくとも自衛隊の派遣に関してはもっと慎重になる
自分や自分の息子が戦地に送られる可能性が出来るわけだからな
軍事的には錬度の低い新兵なんてハイテク兵器全盛の現代の自衛隊では
全く役に立たないから徴兵制なんて不要だけどな
>>66 一票差で当落が決まることなんてほぼありえないのだから
個人の効用としては選挙なんて行っても無意味
選挙へ行くのは権利ではなくて義務に過ぎない
68 :
国連な成しさん:04/02/14 16:35 ID:eFQ5k0jY
>>67 韓国では政治家の息子は兵役を逃れられるそうです。
徴兵を決めるのは政治家です。
国民は危機にたたされなければ、派兵については考えないと思います。
国民が考え出した頃には国が決定してしまします。
69 :
国連な成しさん:04/02/14 16:36 ID:WdBK.Yt2
>>67 選挙は義務であり権利だ、権利とは義務があってこそ成り立つ
選挙によって発生する「義務」とは国民が国家の行く先を選択せねば
ならないという義務が生じ、「権利」とはどう行った行き先にすべきか
選択する権利だ。
権利なくば義務は発生せず、義務なくば権利は発生しない
左右関わらずの
○○主義と銘打つ普遍主義が
いかに20世紀を暗く彩ったか
わからぬか?
>>68 何言ってんの?
その決定に異を唱えることが出来るのが民主主義でしょ
72 :
国連な成しさん:04/02/14 16:41 ID:eFQ5k0jY
>>71 民主主義は即効性を持たないでしょ。
今の日本じゃせいぜい「選挙する」くらいの意味しか持たない。
国民投票のやりかたってわかります?
だれがどうやってやるんでしょうか?
だな。
今の日本には国民投票のやり方を定義する法律すらない。
これでは憲法改正は絶望的だな…
74 :
国連な成しさん:04/02/14 16:45 ID:WdBK.Yt2
「決定された事にのみ従うのみ」コレが「自称民主主義」だ
正直、他国の制度を笑うなど、片腹痛い。
>>72 あなたは代表制民主主義制度ってものが解っておられないようですね
76 :
国連な成しさん:04/02/14 16:48 ID:eFQ5k0jY
民主主義なんて名前だけに踊らされてるだけさ。
選挙主義だよ。おまけに選挙の結果当選した政治家が、当初の意志どおりにうごくわけでもない。
77 :
国連な成しさん:04/02/14 16:50 ID:eFQ5k0jY
>>75 あのね、余計な横槍はやめてちょうだい。
代表制民主主義だろうとなんだろうと、即効性を持たないのには代わりが無いんですよ。
問題は選挙やイデオロギーというより、経済なんだと思われ。
イラクは、アメリカによって、半強制的に計画経済から市場経済に転換を迫られる。
この結果が、凶と出るか吉と出るかは、一つの実験なのかと思う。
ただ、隣国イランでは、パーレビが市場経済で失敗したのではないかと。
まあ、アメリカでもイランの轍は踏まないように、いろいろ考えるだろうけど、
いかに優秀な学者さんが政策立案しても、石油メジャーと癒着したブッシュ政権じゃあ、
米国企業に都合の良いような政策しか実行しないような気がする。
資本主義でも、中南米やフィリピンのように、いつまでたっても貧乏な国もあるし。
一概に、アメリカ流資本主義が民衆を豊かにするとは思えんのだ。
俺も経済学を専門に学んだ訳じゃないので、素人意見スマソ。詳しい人に教えて欲しい。
79 :
国連な成しさん:04/02/14 16:50 ID:WdBK.Yt2
>>75 貴殿には代表制民主主義(民主主義でなくても、結局代表制なのだが)
が絶対で、その決定には全て従うという、「自称民主主義者」だろ?
民主主義とは国民が国のあり方を選択し、自らの権利と国家の権利と
を試行錯誤していくシステム。貴殿の言うや、「自称民主主義の
他人まかせの共産主義」でしかない。
80 :
国連な成しさん:04/02/14 16:52 ID:WdBK.Yt2
>>76 その為に何度と無く、選挙があるのであろう。
投票するだけで政治家が国民の意図として動くと思うか?
投票し、その結果は国政にて表される。その結果をみて
また、投票する。基本的なシステムだ、投票すれば、民主主義
が成り立つ訳ではない。
マスゴミの影響力のほうが
今は大きいなぁ。
82 :
国連な成しさん:04/02/14 16:58 ID:eFQ5k0jY
>>80 だから、それは即効性を持たないから、結局派兵を止める手段にはならないといっている。
消費税に国民がいくら反対したところで、法律は通るのだ。
次の選挙の前に可決しちまうのだ。もちろんこの場合は実施されるまでに時間がかかるから
廃止もできるが、イラク特措法のように急に可決され実施される例もある。
そして、政党は選挙のとき、充分にそれを説明をするわけでは無い。
たとえば自民党は、結局道路は作る方向だった。選挙の時はコレをうまく隠してやりぬけた。
選挙は必ずしも公平な手段とは言いがたい。そして政治家の判断のほうが選挙の意志反映よりも速い。
国民は危機に直面して初めて考えるということを前提にすれば、知らないうちに徴兵制が
可決されていた場合、反対しようにも次の選挙を待つ以外にない。
やはり、自民党に騙されないように我々が国民を啓蒙していく必要があるな。
>>79 俺は国民には国のあり方を選択したりする能力なんて無いと思ってる。
共和制でも民主制でも大して変わりはない。
ただ選挙があるから暴走する危険が比較的少ない。
他の方法と比べてコストが少ないから導入されてるだけなのに過大な期待を抱きすぎ。
そもそも民主主義って多数決だろ?
たとえば国民投票をしたとして49対51で決定した事項が
全国民の意思とされることに疑問を抱かないなんて正気の沙汰とも思えない。
>>80 次の選挙で反対すればいいじゃん。
自衛隊は引き上げさせればいいし消費税は廃止すればいいし徴兵制は撤廃すればいい。
即効性即効性って何をそんなに焦ってんだ?
86 :
国連な成しさん:04/02/14 17:09 ID:eFQ5k0jY
>>84 だ、か、ら、いざ徴兵になったときに反対しても遅いってことだよ。
徴兵はされるんだ、ってこと。いくら家族が”慎重に”なっても
それは次の機会にしか生かされないんだよ。
韓国では、政治家の息子が兵役を逃れていることや
今回の大規模派兵で反対の波も高まっているがいくら文句を言ったところで
最近新たに3000人の派兵を、国が決定してしまった。
国民全員が今、どんな法律が可決されて実施の方向に向かっているか
認識するわけではない。急に気づいても遅いんだ。
87 :
国連な成しさん:04/02/14 17:10 ID:WdBK.Yt2
>>82 正論だ、貴殿の文章から「代表制」であるからその決定には従うしかないと
読めたので、反論した。誤解した事に謝罪しよう。
だが、私の意見は事なる、即効性、代表制うんぬんの問題ではなく
「現在の結果は過去の過程によってのみなりたつ」現在に問題が
あるとすれば、結果のみを嘆いても「どの様にしようもない」
と言う事だ、一度法が可決してしまえば、方向修正する為には
並大抵ではない、であるがゆえに、その行き着くまでの過程を
問題にするべきだ。その過程とはソノと途中経過の選挙であり、
その選挙によって成された国民の選択である。
その結果と経過を意図しないものにする為には、一つ一つの選挙が
大切であると言う事だ、事が起きてからでは遅い。だから国民の
選挙、政治に対する考えを寄りいっそう改めるべきだと私は考える。
一つ一つの経過なくして、結果はありえない
88 :
国連な成しさん:04/02/14 17:17 ID:WdBK.Yt2
>>84 能力があろうが、無かろうが、国民が国家のあり方を定めねばならない。
これは、民主主義のみに限った事ではない。「後悔したくなければ、
何をするべきか選択しろ」というのは全ての主義の国家の国民に課せられ
たモノだ、民主主意はシステムとしてソレを一部分を取り込んでいるに
すぎない(ソレが空気ヌキとなって道を誤らすのかもしれないが)
ソコからは誰も逃げられないだろう
日本人民軍でも作るつもりか
自衛隊の復興活動は侵略行為
日本人民軍の武力進行は開放行為ってか?
結局、あなたがたは何を語りたいのかね?
粛清の嵐が吹き荒れますね
93 :
国連な成しさん:04/02/28 01:10 ID:svi8qcdA
やはり、「無政府共産主義」を、復興するしかあるまい。
マルクス主義、レーニン主義、スターリン主義、トロツキー主義、
毛沢東主義、とはわかれて。
1000万人イラク反戦デモは、世界同時革命を予感させた。
条件は、すでに整っている。
94 :
国連な成しさん:04/02/28 01:18 ID:SkzLI.J2
プロ独権力の樹立だよ。
世界の大半は農民だから、
労農独裁。
97 :
95:04/02/28 11:42 ID:???
ま、人民権力樹立でいいけど、農民などへの配慮は非常に大切なことで、スターリン
の決定的間違いを反面教師とすべきだけど、ですが、やっぱ、権力の基本的性格は、
ブルジョワジーの独裁に変わるプロレタリアートの独裁ということになるのではなか
ろうか。国家、民族の自立権の保障。−−世界革命万歳 万国の労働者団結せよ!!
98 :
95:04/02/28 11:48 ID:???
インチキ政党 日本共産党 逝ってよし。
99 :
95:04/02/28 12:00 ID:???
日本においては です。 GOOD LUCK
100 :
国連な成しさん:04/02/28 12:43 ID:5gWUnWus
悪の枢軸というのはアメリカの「ためにする」政治宣伝だ。
イラクに大量破壊兵器がなかったように、北朝鮮にも核は存在しない。
北朝鮮があたかも核を保持しているように振る舞うのは、
朝鮮人民に対して暴力的威嚇を繰り返すアメリカ帝国主義に対抗するための戦術に過ぎない。
資本主義に毒されたマスコミはこうした真実を意図的に公表しない。
真実を知るには、市民集会に顔を出すことだ。
正確な情報を把握した市民こそが、アメリカとその追従勢力のどす黒い陰謀を阻止できるのだ。
若者よ反戦市民集会に足を運ぼう!
もっと聞かせてください。
age
世界同時革命って実現するんですか?
資本主義市場、資本主義生産のグローバル化、巨大資本による世界の独占
支配、そのことによって、古い生産・流通様式から放逐された人々、そして
その今日的資本主義を推し進める側において、資本主義の必然、利潤拡大
のためにより低賃金化したり、職を追われたりする人々。資本は、外在的
内在的、双方において、労働者・人民(農民などの自営業者など)との対立
を激化させていく。だろう。そしたら、この帰結は、生産・流通手段の労働者
人民による奪還と支配・運営しかなく、それを実現・保障するためのプロレタ
リアートを中心とした、人民権力の樹立しかない。だろう。ここまでがマルクス
レーニン主義。マルクスもレーニンもおっちんだ。時代はかわった。ま、ここ
からは、スターリンやキム将軍を生み出した「共産主義」を検証しつつ
新しい「共産主義」を育てあげていくしかない。だろう。「日本共産党」は、マ
ルクスの時代にも、レーニンの時代にも存在した、古めかしい「共産主義」改良
主義のひとつにすぎない。日本共産党のやりかたでは、結局労働者人民の根本問題
を解決することはできない。すでに実証済み。
104 :
国連な成しさん:04/02/28 16:20 ID:RwrPaDSM
アント○オ猪木に平和の祭典を開催してもらえば戦争なんて馬鹿なことはやめるよ
共産主義国家は、他国の資源や富を収奪し続けないと成り立たない国のこと
そんなのソ連や中国や北朝鮮見れば分るでしょ?
収奪するか収奪する国の衛星国になるしかない
他国に侵略ばっかりするのは共産国だよ
>>105 資本主義国家では、企業を用いて他国の富を収奪できるが、
共産主義国家では、他国の富を収奪するのも国営で行う。
それだけの違い。
スターリニスト、その裏返しのトロッキストには、主要生産手段の人民支配≠国有化
が、レーニンいうところの「死滅しつつある国家」が理解できない。たしかに毛沢東
は実践的にレーニンからもう一歩進もうとしたが、皆様ご存知のように大失敗でした。
どこの国の人間でもかまわないが、日本も一億二千万の人間がおり、教育水準も高い
マルクスやレーニン並みの天才はいっぱい居よう。これまでの共産主義の実践をふまえ
ここからあとの共産主義をつくりあげてくれ。机上の空論はダメよ。
>>107 生産手段を資本家でなく、国家の庇護の元に置き、
個人崇拝ではなく、組織への忠誠心によって規律を維持する。
利益は労働者には還元されず、会社が保有して再生産に回す。
共産主義に不正は無い
みんなで共産国になろう
110 :
国連な成しさん:04/02/29 05:39 ID:xAnbSrG.
世界同時革命により、国境をなくすこと。
現存するあらゆる政府を、解体すること。
これらの点で、無政府共産主義の革命のビジョンは、
マルクス主義よりラディカルだ。
マルクス主義だと、どうしても革命が一国内に留まり、腐朽して、
持続的階級闘争が、他国との対立にすりかえられてしまう。
やはり、一気に、アメリカも、日本も、反革命的なるものはなにもかも、
滅ぼさねばならない。
これを現実に即して、戦略化していかねばならない。
地球上から人が居なくなれば平和になるよ
俺はチュチェ思想の初歩を学んだが、あれは、サルトルやメルロポンティ、
ルカーチなんかのいう「実存」とか「主体」と、大差ないね。
むしろ、実存主義を輸入したものと言っていいように思う。
(だから、否定することのほうが、難しい。)
マルクス主義のほうには、その必然がある。
マルクスには「人間」が欠落している、というのは、19世紀の当時から
よく言われていて、バクーニンも「経済決定論」だと批判している。
経哲草稿のあと、たしかに資本論のメカニズムに、マルクスはとらわれて
いって、思想が硬直する。
硬直した思想に、正しいと固着するところに、マルクス主義者のていたらく
の原因がある。
数人の特権階級とその他大多数の奴隷
奴隷が自己を主張し始めたら成り立たないので、定期的に見せしめの粛清が行われる
公 安
<●>_____<●>ギョロ
<●>_____<●>
いまの資本主義経済のグローバル化と、それにともなう世界の現状は、マルクス
が資本論で述べているとうりじゃないか。資本論が古いなどという香具師は、そ
もそも、物理学のイロハも分かっていないのにニュートンの物理学は古いと言って
る香具師じゃないか。レーニンの「帝国主義論」にしても同じ。そして、その上で、
やはり、「資本論」は古いし、「帝国主義論」も古い。「国家と革命」も古い。
出でよ今日のマルクス、レーニン。願わくば日本に。
マルクスに、あるいはレーニンに「人間」が欠落しているだって?こんなに
自由に本が読める時代に、マルクスやレーニンの著書のひとつも手にしたこ
とのない電波野郎のたわ言だろう。おれたち勤労人民のために必死で書いた
というのが伝わってくる本が他にあるか。
みんな、なりきってるな。
資本論の話、もっともっと聞かせてください…
119 :
国連な成しさん:04/02/29 16:57 ID:x9J6Z48U
共産主義って言うのみんなで怠けてみんなで貧乏になろうって事らしいですよ。
マルクスやレーニンはそもそも社会科学の基礎すら分かってないからな。
>>120 だから、バクーニンやクロポキトンですよ。
でも、フーリエは偉大だよな。
123 :
国連な成しさん:04/02/29 18:33 ID:6AT.t/AA
貞操独占は
人権侵害
(゚Д゚)
あぁぽむぽむ
124 :
国連な成しさん:04/02/29 18:38 ID:ra4zqo.I
共産主義をフーリエ変換すると・・・
資本主義になりました
>>120ほう、じゃあ「社会科学の基礎」なんて知る必要ないんじゃない。
>>102いま、世界同時反革命が進行しているから、世界同時革命もあるんじゃない。
しかし、たとえば、日本でプロ独権力の樹立ということは具体化することはありえても
遊牧と農業と石油の国、イラクではどうなのかなあ?ま、イラクのことは、イラクの
共産主義者と人民がきめることだろうけど。
人民軍と徴兵制とは、
どこが違うのですか?
そんなに共産主義がお好きなら ヤマ○シにでも行けば
, -.―――--.、
,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
.i;}' "ミ;;;;:}
|} ,,..、_、 , _,,,..、 |;;;:|
|} ,_tュ,〈 ヒ''tュ_ i;;;;|
| ー' | ` - ト'{
.「| イ_i _ >、 }〉} 俺が復活してやるよ。
`{| _;;iill|||;|||llii;;,>、 .!-' 米帝死すべし
| ='" |
i゙ 、_ ゙,,, ,, ' {
丿\  ̄ ̄ _,,-"ヽ
''"~ヽ \、_;;,..-" _ ,i`ー-
ヽ、oヽ/ \ /o/ |
徴兵制は嫌嫌ながら、
人民軍は自らの理想信念で・・
131 :
国連な成しさん:04/02/29 21:03 ID:B/XvUl3I
>>105 ソ連は文句なしの世界一の資源大国だと思うが?
ロシアになって少し領土が減ったが、それでも世界有数の資源大国
132 :
国連な成しさん:04/02/29 21:07 ID:B/XvUl3I
マルクスやエンゲルスは、共産主義自体を考えたが、
共産主義社会ではどうやって資源や商品や労働の分配をするか、どうやって価格や生産量を決めるかまでは
理論を作らなかった
だれか、共産主義に抜けている物の理論を考えてくれ
133 :
国連な成しさん:04/02/29 21:14 ID:RsyHLwBA
向上心
俺にあってお前にないもの、それは欲望、執念だ!
雨型の資本主義でも人の心はぽっかり抜けると思うけどねえ。
人に向上心と欲があり続ける限り、なりたたない。
人の向上心と欲を押さえつけるため、延々と見せしめ粛清を行わなければならない
138 :
国連な成しさん:04/02/29 22:18 ID:gRsk4mX.
労働階級は、富の増加のなかで貧しいままにおかれ、奢侈の増加の中で
窮乏のままにおかれるのです。その物質的な欠乏は、道徳的な地位や
肉体的な地位をも貶めるのです。それに対して他の者たちに頼ることも
できません。このようにして、かれら自身が自分たちに関わる事象を
自ら掌握することが、避けがたい必須事項となったのです。
労働者は、自分たちの内部における相互の関係や、資本家たちや地主との
関係を改めなくてはなりません。ということはつまり、社会を変えなくては
ならないと言うことです。これが現存するあらゆる労働者組織の最終目標です。
土地組合や労働組合、交易組織や友愛組織、生協店舗や共同生産は、
そこに到達するための手段にすぎません。これらの組織の間に完全な結束を
作り出すのがインターナショナルの仕事です。
139 :
112:04/02/29 23:55 ID:8zW0EZvU
>>116 マルクスには「人間」が欠落している…
と言う意味は、人間が生産活動なり、とくに革命活動にかかわるときの
人間主体側の理論が、マルクスの文献には備わっていない、ということだ。
スターリンの時代にあってもなお、人間主体は、唯物論によって定義され、
意識は環境の反映であるとされていた。
このため、毛沢東の実践論や、金さんのチュチェ思想が、補完的に出てきた、
その必然性があった、ということを言っている。
認識論的にも、近代社会においては、人間の意識はヘーゲルの精神現象学の
状態のように、あらかじめ「倒立」したものとして、存在するが、
革命の実践活動のなかで、「倒立」しなおして、現実がようやく把握できる
状態になっていく、というのが、常識的に考えれば正しいはずだ。
簡単に言えば、プロレタリアートの意識というのは、国家主義とか、ツァーリズム
などの濁った形態で誕生してくるが、革命運動の実践の中で、しだいにそれらの虚偽を
殺ぎ落として、現実に近づいていく。
これは革命党の場合もそうであって、実践と正しい総括を怠れば、革命党もつねに
現実から離れて倒立状態に転落する危険を孕んでいる、ということだ。
人間主体(革命党もだが)は、このように、資本主義社会の中では、無謬ではありえない。
しかし、こうした人間主体側の理論的基礎付けなしに、「自分たちは労働者階級
の利益を代弁する前衛党である」として「無謬性」を主張し続けるところに、
現在までの共産主義政権、党の、決定的な誤謬が存在していると、私は考える。
>>139ご意見基本的に同意します。マルクスもエンゲルスもレーニンも前衛党の
「無謬性」などと全く無縁というより、前衛党の謬とたたかって来た人たちなの
にね。で、論理のすれ違いのように思われるかもしれませんが、わたしは、共産
主義運動にあっては、政治的、経済的課題を一義的にすべきで、思想的課題は副次的なも
のとしたほうがいいと思うのです。ま、経験からなんとなく。と、毛沢東などが
強調した人の要素はとても大切なことだと思います。「ブリューメル18日」などにみられる
ようにマルクス、エンゲルスがそれを軽視したとは思えませんがね。
間違いました、どっちかと言うと、「ブリューメル18日」ではなく「フランス
の内乱」でした。
142 :
国連な成しさん:04/03/01 02:30 ID:uJ9CqFPM
スマップの世界にひとつだけの花の歌詞って
左よりなんすかね〜?こうゆうのあんまりく
わしくないので、どうおもいました?聴いたかんじ
左って言うか チョナンカンだからな
144 :
国連な成しさん:04/03/01 03:46 ID:eYodfxMQ
作詞した槇原は「No.1」とかいう曲を別にリリースしてる(笑)
要するに偽善。スマップが歌うとイヤミ(笑)
「個性」は現実逃避。自己欺瞞。ルサンチマン(奴隷道徳)。
「戦争をなくす方法」は非建設的な聞き心地のよい
美辞麗句をただ羅列することでは決してない。
あれがいい歌に聞こえたなら先はまだ遠そうだな…。
皆さんは労農派、講座派、どちらに影響を受けられましたか?
おれは思想性という言葉が嫌いだな。政治を語り権力を語る限り、規律
性は大切で、女性関係をはじめ生活上の乱れは厳しく戒められなければ
ならないが、決して共産主義者は特殊な人間ではない。どんな革命的、
人民的組織にもスパイは入り込んでいるし、そこから生み出される。裏
切り者、脱落者もおなじ。もし、絶対に裏切り者、脱落者をゆるさない
というのなら、その時点で、その組織は終わってる。レーニンの時をみよ。
蜂起前夜に蜂起すべきか否かの大論争をしているじゃないか。人民の運動
なんてそんなものよ。どことは言わないが、共産主義に革命的をさらにくっ
つけた組織など、先進的人たちを後ろから襲うのをこととする「マルクス」
主義的カルト集団に純化してるじゃないか。なにがあろうと、プロレタリア
ートは、全人類の解放に通じる共産主義社会の実現をめざすし、そうするしか
ないのさ。
147 :
国連な成しさん:04/03/01 23:30 ID:gJF5Hto6
□理想
共産主義>資本主義
□現実
資本主義>>>>>>共産主義
>>146 >レーニンの時をみよ。
>蜂起前夜に蜂起すべきか否かの大論争をしているじゃないか。
この論争は、エスエル(社会革命党)左派が、ボリシェヴィキより先に
労働者とともに蜂起したために起こったもの。
ボリシェヴィキは、事態に後追いすることを決定した。
ロシア革命は、エスエル左派、すなわちアンチマルクス派の主導で
起こった革命である。
そういうなら、フランス革命(パリコミューン)だって、マルクスは後追いさ。
中国革命だって、解放区ー農村から都市へなど、毛沢東が作りだしたわけじゃ
ないさ。しかし、マルクスや、レーニンや、毛沢東の偉大さは、それらの人民
の運動の歴史的意義を正しく評価し、人民の運動から学び、その発展に寄与した
ことさ。
いまのイラクだって同じだろ。フセイン残党だろうがなんだろうが、厚顔無恥
の侵略者、米英軍への攻撃は、全く当然だろ。あれで、国民こぞって米英軍に
花をなげるようなら、イラクはしまえてるさ。しかし、ここからは、イラクの
もののふの力のみせどころさ。日本の幕末のように、薩長連合ならぬ、スンニ
シーア連合をつくり・・・とやれるかどうかさ。
自衛隊はさむらいを強調。新撰組もまたさむらいを強調。ま、双方ラスト
さむらいということで。
152 :
:04/03/02 12:05 ID:AXYZgQOA
計画経済ってやつが原理的に機能しないんだよ。生産は管理できるが
需要が管理できないから、生産と需要のミスマッチを起こす。これを
調整できるのは市場の見えざる手だけなんだ。
153 :
国連な成しさん:04/03/02 12:14 ID:mlGjx/hI
腐れ赤ども!!地獄に落ちろ!!!!!!!
ここーは、地獄の何丁目、空にゃまっかなおほしさま。♪ ♪
資本主義ってやつが原理的に欠陥品なんだよ。生産は急上昇するが
需要はそれほどでないから、生産と需要のミスマッチを起こす。おかげで
不況だ失業だ戦争だ。これを 調整できるのは市場への社会的規制だけなんだ。
現にそうなってるだろ。
156 :
:04/03/02 14:20 ID:???
庶民の欲望が推進力だから良い面も多いけどね。
ストイシズムが要求される共産主義とここが根本的に異なる。
しかし結局需要と供給(生産と消費って事)が本質だから軍縮には全然向かない。
なんかイラクでも革命ができそうな気がしてきました。。。
>>157 おい、おい、イラクの革命は、イラクのもののふに任せて、日本の革命
考えようぜ。どっちみち資本主義社会は行き詰って次の社会に転化する
しかないんだから、いかに犠牲をすくなく、はやく、より良い社会に転化
させるか考えようぜ。つぎの社会が近くのなんとか将軍さまのような社会
なんてのは、まるきりごめんだぜ。
まずは、世界同時革命。
これでないと、必ず、失敗する。
160 :
112:04/03/02 18:17 ID:???
俺はバクーニン派で、マルクス主義者ではないのだが、まずやはり、
現在の世界が、どういう状態にあるのかの、『新帝国主義論』が必要だろうね。
このかんの「ニッポンの株高現象」だが、今回株価の上がっている企業の
ほとんどは、ニッポン国内の工場を閉鎖したり、労働者の一部を解雇したり、
残った労働者の労働を強化したりしつつ、設備投資資本をもっぱらアジアに
投入している大企業である。
つまりこれら大企業の収益改善は、国内労働者の解雇と合理化によるものだ。
こうした企業は、アメリカの多国籍企業のマネをして、資本をニッポン国内で
運用せず、東アジアを中心に、あくなき回転を続けさせようとしている。資本は、
収益の上がらないニッポン国の外へと逃れ、そこで回転を続けて生き延びようと
している。
こうした大企業は、ニッポン国民の大半が飢え死にしたあとでも、どこか外国に
販路さえあれば、アジアの工場から自動車やテレビやパソコンをそこへ送り出して、
しばらくは生き延びることだろう。
いっぽう、ニッポンの労働者の大半が属する中小企業は、東証一部には上場して
いない。つまり、中小企業の景況は、平均株価には反映されない仕組みである。
ニッポン国内の部品工業中心の中小企業は、現在、次々と滅んでいっている。
この過程を「貧富の差の拡大」だの「勝ち組負け組」だの「産業の空洞化」
だのの形容で論評することじたいが、事柄の本質を覆い隠すものである。
161 :
112:04/03/02 18:17 ID:???
続き
この過程は、多国籍大企業の設備投資が「最貧国の労働条件の地域」に向かう
ことからして、原理的に、「貧国の最貧困化」「富国の最貧困化」を同時に引き起こす。
たとえば、「労働運動によって賃上げ闘争」するような台湾などから、資本は逃げ、
ベトナムやカンボジアに向かう。台湾は、ベトナムやカンボジア並みに労働者賃金
を引き下げない限り、工場が閉鎖されるという恒常的圧力を受ける。
むろん、ニッポンの中小企業がふたたび、工場を稼動できるようにするためには、
ベトナムやカンボジアの労働水準まで、賃金を切り下げねばならない、という
ことになる。
このような過程を、「総貧困極限化=グローバリズム」と定義できると思う。
ここに、愚かなる、他民族差別主義のウヨ厨房の発生してくる原因があるし、
アメリカのまねをして助かろうという、愚かな珍米の発生してくる原因がある。
むろん、島国一国労働運動が、にっちもさっちもいかなくなっている主要因も
ここにある。
打開策は唯一、労働運動の世界連帯である。
お、バクーニン主義者、いいこと言うね。
万国の労働者・被抑圧人民団結せよ!!!
>>161 工場が出来たところは経済的に潤わんのか?
164 :
112:04/03/02 19:29 ID:???
>>163 一時的には潤う。
しかし、労働者賃金が向上すると、工場はさらに最貧の国に、
ある日とつぜん、移転してしまう。
残るのは、動かない工場と、破壊された環境である。
工場が再び動き出すとしたら、その地の労働者賃金が、
元の低レベルに戻ったときである…。
このようなことが、現に、アジアでは繰り返されている。
要するに、
「資本はやすやすと国境を越えるが、労働力は国境を越えられない」
という現状の上に、このグローバリズム搾取のシステムが成立している。
(逆に、なんだかんだ言いながらも、日本が安価な不法滞在外国人労働力を
一定、受け入れているのは、国内の産業をまったく殺してしまうわけにも
いかないと為政者が考えているからだろう。)
日本の為政者と資本家たちはまるで偽善者のような気がしてきました。
考えすぎでしょうか?
この板には日本の株価が高くなると困る人でもいるのでつか?
>>166ま、そんな人もいるかもしれないが、ほとんどは日本の株価などどっち
でもいい人じゃない。株価あがって賃金さがるはたいていの人が困るだろうけど。
168 :
国連な成しさん:04/03/03 18:48 ID:fvXoZVOY
国家を廃絶しないと戦争はなくならない
国家を廃絶すればすぐなくなるってものでもないと思うけど
169 :
国連な成しさん:04/03/03 18:59 ID:Ba0AoQCQ
戦争は政治の延長
われわれの目の前の社会が、ほんの一握りの「勝ち組」と圧倒的多数の
「負け組」に二極分解していきつつあるのは、だれも否定しないだろう。
とことん「勝ち組」での生き残りをめざして戦い抜くのも、たしかに一つ
の生きる道さ。しかし、これにかわる社会を作り出そうとする運動の拡大
もまた、必然さ。
ほんの一握りの「特権階級」と圧倒的多数の「奴隷」
>>170 いま、「勝ち組」にいるのならね。そうでもないのに、勝ち組の厚遇を
喜ぶなんざ、お人よしを通り越して、まぬけ以外のなにものでもないさ。
ここらのチンコメなんざ、まままぬけさ。
173 :
112:04/03/03 21:43 ID:.NPP3kEU
「国の借金」というまやかしについて。
多国籍企業が肥え太り、中小企業が最貧困化していく結果、日本政府の
本来の財源=税収は、今後も一向に増えていかない。
このため、年金や保険制度の維持を理由に、増税が図られることになるが、
同時に「国の借金」も増えていく。じっさいには、人民への増税分は、「国の
借金」の弁済に充てられることになる。
しかもこの増税は、所得に対する税としてでなく、人頭税として徴収される
反階級的な税である。
ところでこの「国としての借金」というのは、「新しい搾取のシステム」である。
というのは、国債・地方債を購入して債券を持つのは、都市銀行、多国籍
企業、大手ゼネコン、アメリカ人投資家、金持ちの老人そのほか、日本の
ブルジョワジーとアメリカのブルジョワジーである。
いっぽう、金を返さなければならない立場にあるのは、日本政府ということ
になっているが、じっさいには、日本政府の懐がいささかも痛むわけではない。
増税と、国家サービスの切り下げいう形で、すべてを日本人民が背負わされ
るのである。
したがって、1000兆円を超える「国の借金」とは、日本人民に対する、
ブルジョワジーの、「新しい永続的な搾取のメカニズム」に、すでに質的に
転化しているのだ。
ある意味では、これは、封建制度の要素の復活である。未来永劫、人民の
労働報酬が、人頭税によって、これら債権者ブルジョワジーに、自動的に
所得転移していくシステムが、現在、日本国において構築されつつあるのだ。
(革命政権が樹立された暁には、これら旧日本国の債務に関して、すべてを
放棄せねばならない。債券を持つ者は、余分な金を持つ者たちだから、
生活には困らないはずだ。)
バクーニン主義者よ、おめえ、マルクスも読まずに、そんなことがしゃべれるのか!!
おれも、「資本論」読むより、バクーニン読むべきだったかな。ははは。ところで、
日本の支配階級は、日本の「庶民」の細々たる貯蓄の郵貯も、年金資金もすべて、
使い込んで、土建屋どもに垂れ流しして、そのケツ拭きを低所得労働者・人民にやらせ
ようとしているようだが、そこんとこを、おめえの明晰な頭で語ってくれ。
175 :
国連な成しさん:04/03/03 22:32 ID:N5KiOehQ
唯一の方法なんて人類の滅亡以外にあるわけない。
なんてつまらん事を書いちゃいかんよなぁ
176 :
国連な成しさん:04/03/03 22:53 ID:7.J319/s
ったく
バクーニン、バクーニンって
あっちこっちで騒いで
あげくにこんなクソスレ立てて。
恥を知れ。
共産主義国もいろいろあるからU、難しいねやはり日本の共産党の進む道が
一番戦争をなくす一番の有効な行動だな。
178 :
国連な成しさん:04/03/03 23:16 ID:oFzBzavA
kimoi
>>176ま、ここは、2ちゃん、恥は互いに書き捨てということで。で、どうしたら、
戦争がなくなるのか、どうしたら、いまの世界同時不況を克服できるのかを一筆。
日本共産党ってまだ共産党を名乗ってるの?いつやめるの?はやくやめな!!
共産党の党名の何処がおかしいのですか?、ともにみんなが豊かに成ろうという
意味が含まれていると思いますが。
枯れ木も山の賑わい、ま、いいか。
183 :
112:04/03/04 00:02 ID:???
>>174 バクーニン主義者というか、バクーニンには共感しているだけだよ。
ボルシェヴィキ前衛党が(日本では、共産党、革共同など)嫌いなので、
バクーニン派とは言えるだろうが。
サミール・アミンとかの毛沢東派や、トロツキー派の本は、僕も読んでる。
>日本の支配階級は、日本の「庶民」の細々たる貯蓄の郵貯も、年金資金もすべて、
>使い込んで、土建屋どもに垂れ流しして、そのケツ拭きを低所得労働者・人民にやらせ
>ようとしている
その通りだが、郵貯の民営化は、いわゆるビッグバンの一環として、アメリカの銀行資本
の要求に屈服したもので、虎の子の郵貯をアメリカ資本に持っていかせる、という
側面がある。
もっとも郵貯の半分くらいは、すでに日本国債、アメリカ国債に化けているので、
たぶん、民営化したらすぐさま危機に瀕するだろう。
それで危機をあおり、またぞろ税金で穴埋め、ということを考えているのではないか。
ともかく、「国債の利払い」という形で、日本人民が債権者に搾取される永続的構造
を、早期に爆砕する必要がある。
長野県で行われている、「四年間で公共事業の5割削減」という政策は、応急処置
としては効果があると思う。
184 :
174:04/03/04 00:21 ID:???
112さん サンクス
と、いうことはだ。
資本主義市場、資本主義生産のグローバル化 @アメリカ資本を中心とした先進国
資本によるソ連、東欧、中国などの旧「共産主義国」の生産、流通機構の解体、再編
包摂、A中東、アフリカ、南米、アジアなど、いわゆる第三世界への暴力をもともな
った(イラク戦争など)浸透、深化B先進資本主義国内部での巨大資本どうしの食い
合いとして進行しているわけだ。AとBはこれまでどうりの進行で@が新しい要素で
最終コーナーに来ている資本主義生産に一抹の活気を与えているということだ。
@が行き着いたところが、資本主義の現段階の終焉ということだ。いまこれらに
抗しているのがBのイスラムなどの旧世界の人士で、@とAのプロレタリアート・人民
は、へたれているようにみえるということだ。ま、いつ、どのように世界の、@とAと
Bのプロレタリアート・人民が、反攻に転じるかだ。ま、たのしみだな。そのためには、
当然、スターリン主義などのクソとも決着をつけなきゃいかんだろ。
赤旗を近所に配ったこっぱ役人が逮捕されたらしいなw
なんでもこっぱ役人のクセに政治運動なんかをしたからというらしいなww
|┃三 人
|┃ (_ )
|┃ ≡ (__)
|┃三 ,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
|┃ .i;}' "ミ;;;;:}
|┃ |} ,,..、_、 , _,,,..、 |;;;:|
|┃ ≡ |} ,_tュ,〈 ヒ''tュ_ i;;;;|
|┃ | ー' | ` - ト'{
|┃ .「| イ_i _ >、 }〉} _________
|┃三 `{| _;;iill|||;|||llii;;,>、 .!-' /
|┃ | ='" | < オヤジ!冷やしうんこ一丁!!!
|┃ i゙ 、_ ゙,,, ,, ' { \
|┃ 丿\  ̄ ̄ _,,-"ヽ \
|┃ ≡'"~ヽ \、_;;,..-" _ ,i`ー-  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ヽ、oヽ/ \ /o/ | ガラッ
188 :
112:04/03/04 23:12 ID:???
>>185 共産主義国中国には、「外資」導入を「利用」して、遅れている根源的資本蓄積を
行ってしまおうという強力な「国家戦略」がある。
現在の高収益性を原因とした外資のバブル的流入によっても、国内のインフラは
整えられ、先端技術も移転する。つまり、毛沢東の「自力更生」路線は、一見否定され
たかのようにみえるが、じつは形を変えて、受け継がれている。
旧社会主義国ロシアにおいても、プーチンが中国同様に親アメリカ派政治勢力を一掃
していることから明らかなように、「包摂」されない「外資利用」の高度成長をもくろんで
おり、ほぼ成功している。
総じて、「敵の飽くなき経済的欲望を、根源的資本蓄積に利用するが、政治権力には
関わらせない」という戦略である。これは、生産力至上主義のまちがいを犯しているが、
今までの生産様式守旧主義の失敗を取り戻すためのものだ。
東欧の旧共産主義国はロシアに比べればノーガード、しかもソ連のかわりに欧米資本が
やって来たというだけで、「従属的」な生産様式は依然として引き続いている。
東南アジアの共産主義国は中国を見習って外資を導入はするが、多国籍企業および
中国の工業のための部品工業に特化していく現状にあり、「従属的」な生産様式が構成
されつつある。
ただしいずれの国においても、プロレタリアートの階級意識は、スターリニズム官僚や
資本主義への転向官僚のために、後退させられているのは事実である。これは、
資本の蓄積が最優先されているためである。
東欧や東南アジアのように、外資の投入に対してノーガードの国に対しては、暴力的な
侵略や国家的陰謀機関による政府転覆活動などは、なされない。その必要がないからだ。
多国籍企業の利益に便宜をはかる政権であれば、どのような政権であれ、帝国主義
反革命同盟によって、「同盟政府」と見なされる。
189 :
112:04/03/04 23:13 ID:???
続き
侵略がなされるのはイラクやイランのように、外資をシャットアウトして、「自国の資本」
によって「従属的でない生産様式」を育てようとしている国に対してである。これらの国は、
毛沢東の「自力更生」路線をそのまま実行して「鎖国」しているようなもので、多国籍企業
にとっては、倒すべき獲物と映る。
イラク侵略については、国際石油資本の分捕り戦争の側面ばかりが強調されるが、
石油資本のあとには、化学工業の原料部門の工場とか、薬品会社の工場とか、ウォル
マートなどの流通業が、資本の回転を始めるのを待ち構えている。
この侵略に対して戦う、「イスラム原理主義」の要素をもつ保守勢力は、反グローバリズム
の戦線に連なる。この勢力は、イスラム教を媒介として、広く中東一円に反グローバリズ
ムの気風を広げていく。
いっぽう、ベネズエラやブラジル、ボリビアのように、「自力更生」路線のほうに舵を
切る国が、南米に出現しはじめた。これはアメリカに従属する歪められた生産様式を
精算して、「従属的でない生産様式」、つまり生産財の生産部門や、部品から組み立て
までの一貫した工業を樹立しようとする、いわば「第二の民族独立革命」的な動きである。
多国籍企業にとって、これは非常に困った事態であるが、帝国主義反革命同盟は、
ハイチていどの小国でなければ、こうした政権をまとめて倒すだけの軍事力と経済力を
もはや持っていない。
これらの国のプロレタリアートは階級意識が高まっており、「国民政権」はたいてい
反米左翼政権のかたちをとる。この国民革命の波は、こうした国々での実験が成功
すれば、中南米の全域、さらには東南アジアの全域に、広がらざるをえない。
190 :
112:04/03/04 23:18 ID:???
で、帝国主義諸国はというと、
今後の10年は、アメリカ帝国主義にとって、辛い時代となる。中東の新しい獲物を
狙って泥沼の侵略戦争にはまっているうちに、中南米への支配が脅かされるからだ。
いっぽう、豊富な投資資金を活用して、中国とロシアは引き続き隆盛を続ける。
ヨーロッパ諸国は、中国とロシアで儲けさせてもらいながら、アメリカへの包囲網の
一翼を消極的にになっていくだろう。
米英日帝国主義枢軸は、互いに争い貪りあいながら、今後10年は、守勢の戦いを
強いられる。日本帝国主義は、そのうえ、東アジアでの中国との覇権争いに、いずれ
敗北せざるをえない。
これら悪の枢軸国では、現在のままでは、プロレタリアートは右翼勢力と穏健左翼
勢力に分解していかざるをえない。「国境の外」にいたる運動と理論がないかぎり、
これらの地域のプロレタリアートが歴史の主役になることはもはやないだろう。
112 パチ パチ パチ 拍手
>「国境の外」にいたる運動と理論
イギリスだけにはかろうじてあるようだね。
ま、資本主義を始めた責任を取ってもらうかね。
ロンドンのプロレタリアートには。
193 :
国連な成しさん:04/03/05 01:43 ID:5mIE3efs
日本共産党にも、社民党にも、期待できない。
既製の新左翼諸派にも。
やっぱり重信房子の新党待ちかな。
もまいらまとめて半島に逝け
欧州と米国は同じ穴の狢って気がするな。
経済発展を成し遂げた中国にしても、結局は帝国主義に進む気がする。
中国はイスラム諸国と比べて、文化的に資本主義が発展しやすい。
転向共産党が、一部企業と癒着して、アジアのプロレタリアート
から搾取を始める日も遠くないと思われ。
中南米の実験がどうなるかが問題なんだろうけど。
チャベスも独裁者風になってきて、危うい感じだし。
まあ「国家」は、どこの国も期待できないのだな
>>193 やはり、重信房子さんには是が非でも早く世に復帰してもらいたいものだね!!
やはり、日本はもう欧米なんかには見切りを付けて
中国、ロシアと同盟を結ぶべきなんでしょうか?
日米安保もうさん臭くなってきたし…
どうなんでしょう?
ところで、何の罪状で拘束されているんだっけ? 重信房子。
別に政治活動や革命をしなくても、せめて何か書き残してもらいたいなあ。
下手なこと書くと、迷惑をかける人が多いので遠慮しているのだろうが、
時事評論やフィクションでも良いから、何か語って欲しい。
199 :
:04/03/05 19:09 ID:???
>>198 唯一可能性のあった『噂の真相』誌も今月でいよいよ休刊だ。
マルコポーロもとっくに廃刊だし週間金曜日は『噂の真相』と
似ているようで全然違う。
本人よりも娘(美人♪)の文章の方が目に出来るから間接的に
情報が出てくるのでは無いかな?
200 :
左翼論外:04/03/05 21:26 ID:bDwoFLG2
日本のどこが帝国主義?ただのバカの集まりじゃん
>>200 現代の帝国主義は、多国籍企業を介して遂行されるんだな。
そして、その米帝の戦略に、日本は積極的に関与している。
イラクの現実を見れば、一目瞭然だろうに。
>>197 君がどんなに願っても、そんなことにはなりません。
安心なさい。
203 :
X:04/03/06 02:00 ID:???
俺のほぼ完成した小説の一節より。(出版するので誰だかばれちゃうね)
2000年11月8日、今度は大阪高槻市で日本赤軍最高幹部の重信房子が逮捕された。重信
房子は「人民革命党」の綱領を携えていたという。
古来、まっとうな革命運動には、公安当局に捕まり監獄で暮らすことくらいはつきものであ
る。優れた革命家は、法廷闘争を宣伝の場に変えるものだ。重信房子は、明らかに捕まるつも
りで捕まったのであろう。
刑期を果たしたのち、関西ブント残党のじいさんばあさんを集めて合法活動に移り、参院選
などに打って出る重信房子をイメージすると、ともかくも、低迷する日本の左翼運動にも、こ
れでようやく希望の火が灯ったと言えるのではなかろうか。重信房子は《日本》を見捨てては
いなかったのである。
本人はさすがに容色衰えたりといえども、なにしろ娘のメイちゃんがめちゃ可愛いのがいい。
メイちゃんに、「ね、だからね、お母さんの言うように、革命はしなくちゃいけないのよ」
などと言われて抵抗できる男がいたら、お目にかかりたいものだ。
いっぽう同じ月、軍部の黒幕との関係で窮地に陥ったフジモリ大統領は、滞在先の日本で
辞意を表明、隣国チリのピノチェット将軍の末路が思い浮かぶのだろう、日本国籍があるの
をそれまで隠していたとまで主張、そのまま亡命をしたのである。
しかし、重信房子がハーグで犯した罪を、《日本国籍》を持つことを理由に日本の法廷で
問われるのなら、《日本国籍》を持つフジモリが、リマで犯した人類に対する罪を、日本
政府が問わないのは、どう考えても理不尽なことである。
まさか本日あることを予想しての大使館大虐殺事件だったかと思うと、そのさもしさには
泣けてきてしまうほどである。セルパ氏のほうが、よほど「サムライ」の名に値するとは
言えまいか。
いずれにせよこのように、悪しき権力は、必ず滅ぶものである。
重信ちゃんも、Xちゃんも「世界」は広いが、浅いな。お釈迦さまの手のひらを
飛び回っている孫悟空のようだな。日本の人民、とりわけ、下層労働者の能力
を理解できてない。ま、これも枯れ木も山の賑わいで、「日本共産党」ともども
がんばってくれ。今の時点では、いずれも主要な弊害じゃなかろう。「日本共産
党」は、プロ独をすて、マルクス・レーニン主義をすて、そして、近々「共産主
義」もすてるだろう。中味とレッテルの一致、わかりやすくて、よいことさ。
205 :
112:04/03/06 20:29 ID:???
日本共産党の宗旨替えは、「共産主義を選挙で実現する」という、宮本理論(「平和
革命論」)にもとづいて運動する以上、そうなるほかはない。
投票を増やそうとするあまり、端的に言って、かつての第二インターの日和見主義、
カウツキー主義そのものに陥っているのは明らかだ。
だが、マルクス、レーニンに固執して完全な教条主義に陥っている新左翼の諸派よりは、
マルクスもレーニンも事実上捨てていることで、日共の政策には、「現実味」はある。
日共が単独で政権を取っても、自民党政治よりいくぶんかはましなくらいに落ち着く
のは、明らかだ。
いっぽう革マル、もしくは中核や革労協に政権を取らせると、ちょっと想像してみる。
誰だって、そんな国には住みたくない!
206 :
112:04/03/06 20:31 ID:???
重信に期待するのは、日本赤軍を解消して、新党名を「人民革命党」としていることだ。
重信の『十年目の眼差しから』を読んで、 「現代社会における運動には、たくさんの
前線があり、互いに前に出たり、後ろに下がったりする。それらの間に、有機的な連関
をつくっていくのが、前衛党の仕事だ」という主旨のことを言っていて、こりゃバクーニンだな、
もしくはエスエル(社会革命党)の組織論だな、と思ったことがある。
マルクス主義者は、ひとつの理論を同心円的組織の一人一人の労働者に植え付け、
同じ考え方をする人間を増やしていこうとする。
しかし現実の世界においては、同一の事象を見ても、立場の違いから、「違う解釈」
をすることは当然にして起こる。(夫婦のあいだにだって起こる。)
たとえば、労対をやっていればしぜん、経済闘争の中でどう労働者を組織していくか、
学対をやっていれば、政治闘争をいかに盛り上げていくか、というのが主要な関心事
となり、運動の退潮期には、その総括を巡って組織が分裂する。たとえば、革共同の
革マル派と中核の分裂、革労協のハザマ派の分裂などが、このパターンだ。
日共のようなスターリニズム組織では、分裂は回避されるものの、「つねに上の判断」
が正しいということになってしまい、しかも日和見綱領が申し渡される結果、運動の
ベクトルは完全にそがれてしまう。
207 :
112:04/03/06 20:32 ID:???
ところが、現実の世界は、さらに複雑怪奇なもので、多国籍企業の文化侵略をともなう
侵略に抵抗するイスラム教徒、とか、多国籍企業の経済活動による環境破壊を糾弾する
エコロジストとか、多国籍企業の不正な貿易システムに抗議する反グローバリストなど、
「戦い」は、とうてい、ひとつの立場、ひとつの理論、ひとつの解釈、ひとつの方針、ひとつの
ものの考え方では行われていないし、また統一のしようもないのだ。
ここに、「ひとつの理論を同心円的組織で、一人一人の労働者に植付け、同じ考え方を
する人間を増やしていこう」とするマルクス主義・前衛党運動の失敗の原因がある。
私たちは、右から左まで、農本主義者から街頭ブランキストまで、選挙主義者から生粋の
テロリストまでが、参画し、共同戦線を作っていた「エスエル(社会革命党)」の、「雑駁さ」を、
その多様性に対して寛容であった組織論を、見直すべき地点にいる。
208 :
112:04/03/06 20:33 ID:???
いつも書き始めると、長くなってしまって、スマソです。
112さん、人民の運動は、雑駁なものですよ。ロシア革命も中国革命も人民の
運動であったから、総体として雑駁なものであったことは当然です。また、真
の社会変革は、その雑駁性なくしありえません。その社会変革はなにも社会主義
革命にかぎったものではありません。日本の幕末ー維新の変革もそうです。しかし、
しかしですよ、この総体としての雑駁たる人民の運動のなかに、プロレタリアート
の利益を掲げ、計画性と系統性と組織性をもった運動体が存在することは、絶対に
必要なことです。無論その運動体といえども、当然のこととして、雑駁性を有しては
いるのですが。人民の運動を殲滅すべく登場した組織性と系統性を有した組織体を
前にして、雑駁性一般を煽ることは、そこで生じる人民の犠牲を考えれば、犯罪的
ですらあるといえませんか?エスエル左派の軍事部門が、ツアーリのスパイに牛耳ら
れていたという歴史的事実はご存知でしょう。大衆性を、エスエルーボルシェビキと
対峙させて語るのは、歴史の歪曲ではありませんか?
210 :
209:04/03/06 21:54 ID:???
さらに、エスエルの行ったテロリズムなど、私にはどうしても人民的雑駁
性とは思えません。どうしても、レーニンの方を支持します。
211 :
国連な成しさん:04/03/06 23:54 ID:T4f90gZU
ぶっちゃけテロリストやならず者国家がテロを起こそうが。
その報復にアメリカやイスラエルが暴走しようが。
日本の自衛隊や一般人が死のうが生きようが。
俺自身や俺の身内、仲間に火の粉さえ飛んでこなければ
俺の知った事ではない。
みんな好きに暴れ、いくらでも殺し合うがよい。
212 :
112:04/03/07 01:05 ID:???
>>209 エスエル左派の軍事部門に、ツァーリ権力のスパイが潜入していたのは事実です。
エスエル左派は、これらツァーリの潜入スパイを摘発次第、処刑しています。
しかし、それを言うなら、レーニンはドイツ帝国主義の資金援助を受けていました。
エスエル左派が主導してつくったロシア革命情勢に乗り遅れまいと、レーニン一行が
急遽、列車でロシアに戻った時も、ロシアと戦争中のドイツが援助していました。
この当時のボルシェヴィキは、規模としては、「陰謀団」くらいのものです。
ところで、サヴィンコフの軍団は、宗教指導者ガポンを暗殺しているでしょう。
相当にいかがわしい奴で、日本でいうなら、池田大作か麻原みたいな奴だったが、
大衆に人気があったので、レーニンはこいつと連携しようとしていた。彼の暗殺は、
歴史を大きく前進させるものだったと私は思います。
というより、大公や警察幹部の暗殺などのエスエル左派の暗殺テロは、ロシア革命危機
を醸成していくのに、あの当時、大いに有効だったと思います。
今と違って、テロをやって革命支持者ががんがん増えていったのだから、正しい戦術
だったと思います。
213 :
112:04/03/07 01:05 ID:???
>>209 エスエル左派の軍事部門に、ツァーリ権力のスパイが潜入していたのは事実です。
エスエル左派は、これらツァーリの潜入スパイを摘発次第、処刑しています。
しかし、それを言うなら、レーニンはドイツ帝国主義の資金援助を受けていました。
エスエル左派が主導してつくったロシア革命情勢に乗り遅れまいと、レーニン一行が
急遽、列車でロシアに戻った時も、ロシアと戦争中のドイツが援助していました。
この当時のボルシェヴィキは、規模としては、「陰謀団」くらいのものです。
ところで、サヴィンコフの軍団は、宗教指導者ガポンを暗殺しているでしょう。
相当にいかがわしい奴で、日本でいうなら、池田大作か麻原みたいな奴だったが、
大衆に人気があったので、レーニンはこいつと連携しようとしていた。彼の暗殺は、
歴史を大きく前進させるものだったと私は思います。
というより、大公や警察幹部の暗殺などのエスエル左派の暗殺テロは、ロシア革命危機
を醸成していくのに、あの当時、大いに有効だったと思います。
今と違って、テロをやって革命支持者ががんがん増えていったのだから、正しい戦術
だったと思います。
214 :
112:04/03/07 01:10 ID:???
あ、二重投稿になっちゃってますね。消せないところが2ちゃんねるの
困るところですね。
続き
私は、ロシア革命が失敗(スターリニズムへ転落)したのは、「労働者の独裁」を
教条とするマルクス主義者が、人口の9割5分くらいを占める農民の利害を、革命に
生かせなかったからだと分析しています。
そもそもロシア革命の当初には、農業部門の政策は、チェルノーフなどエスエル左派
の独壇場でした。
しかし、ボルシェヴィキが多数派を握ると、まず、強制徴用政策で、餓死者が出るなど、
多くの農民がえらい目に遭ったというだけでなく、革命の求心力を低下させました。
(エスエルは反対しました。)
スターリンの時代には、「農民をプロレタリアート化する」といった「類推思考に基づく
幼稚な政策」で、数百万人の餓死者を出していますが、左派エスエルの農業理論で
やっていれば、これは起こりようもありませんでした。
つまり、ロシア革命に必要だった「多様性」を、エスエルは持っていたが、ボルシェヴィキ
は持たなかったという、なによりの証しです。
215 :
112:04/03/07 01:10 ID:???
もうひとつ、対独戦の講和問題があります。エスエル左派は、たしかトロツキー派
とともに対独戦を「革命戦争」として、貫徹しようとしていたのですが、レーニン派は、
「講和」を決定し、ドイツの党を犠牲にしました。この問題で、エスエル左派との革命
連立政権が崩壊するわけですが、のちの歴史の展開を見るとき、この時のレーニン派
の決断は、まちがっていたと思います。
レーニン派が、ドイツ帝国主義の資金提供を受けていなかったら、革命の歴史は、
ちがったものになっていたかもしれないと、私は思います。
「多様性」のある革命なんて、実現したこと無い罠
百花斉放→あぼーん となるのが落ち。
217 :
112:04/03/07 02:58 ID:???
>>216 現代は、多様でしかありえないからな、「運動」自体が。
俺は、ネグリとか、かえって現実をアイマイにする理論のように思えて好きではないが、
敵もそれとは見えないし、味方もそれとは見えない、というのは、ある程度正しい。
エコロジスト、反グローバリスト、侵略に怒るイスラム教徒、国民経済をめざす
中南米人、反戦勢力、といったあたりを、ひとつの統一行動にまとめていける
革命党でないと、逆に革命なんて、夢のまた夢に終わってしまう、
ということではないかと思う。
112さん 人民のテロはたいてい権力・支配階級、侵略者側のテロ、あるいはそれ
に類似する行為を前提にしているものです。だから、人民側に被害を与える無差別
テロは当然否定されるべきとしても、一般に否定できないと思います。しかし、宣伝
あるいは、代行としてのテロは、無意味な場合が多いと思います。最近の日本(70年
安保闘争末期)のテロ的闘争でも、実践者が感動的に語っていましたが、「闘争」後、
全国から支援物資が殺到したそうです。しかし、わたしは、あの時期の武装闘争は間
違いであったと思います。人民の組織は、その戦術を人民の覚醒と団結の促進を一義
的に置くべきで、多様性が必要だと思います。それは、武装闘争一般を否定するの
ではなく、宣伝扇動などの政治活動を武装闘争に置き換えてはいけないということです。
その点で、レーニンのエスエルのテロ批判は全く正しかったと思います。この点を
112さんのように聡明なかたには特に考慮してもらいたいと思うのです。
219 :
112:04/03/07 14:43 ID:???
>>218 エスエル左派のテロは、さかんにロシア国内で革命運動を遂行していた同士たちへの、
弾圧の責任者に対する個人テロであり、味方を逮捕、監禁、拷問、殺害された報復戦
の意味がありました。
また、弾圧側トップ、政権トップ(ストルイピン)の排除で、革命運動をやりやすくする、
という戦略的意義もありました。
当時のロシアの情勢は、中核派ふうに言えば、「前段階武装蜂起」の状態に、すでに
突入していたと、考えられます。
また、こうした軍事部門の経験の蓄積があってこそ、ロシア革命最初期の、敵官憲
との武力対決に、プロレタリアートを防衛しながら、勝利できたのです。
しかし、レーニンにとっては、「他党の党員の報復戦」とか、「他党の革命運動の推進」
とかは、どうでもいいことだったのではないでしょうか。
もし自党を宣伝するために、エスエルのテロ戦術をあえて過小評価しているのだとしたら、
亡命してドイツにいて彼個人としては弾圧の危険が少なかったこととあいまって、また、
ロシア革命までの「革命情勢」を作っていったのは、農村でも都市でも「ナロードニキ」
いらいの左派エスエルの運動であったことを考えあわせても、やはり「傍観者の批判」
のように思えてなりません。
サヴィンコフの本などを読むと、あれらの「前段階武装蜂起としてのテロ」は、時代の
空気として、必当然だったのではないかと、僕には思われます。
220 :
112:04/03/07 14:44 ID:???
70年安保闘争の衰退期における、日本の新左翼の武装闘争については、ゲバ棒
での自衛まではよかったとしても、銃砲店襲撃とか、弾圧責任者への爆弾送付とか、
アジア侵略大企業へのテロ(従業員や通行人にとっては、ある意味、無差別テロ)など、
個々の作戦を検証していくと、「学生が、観念だけで盛り上がってしまい、現実から離れ
倒立状態に転落している状態で、現実の社会総体と革命情勢の遠さを、全く認識できて
いなかった」、と今から見ればどうしたって、考えざるをえませんね。
(革マルと同じ見解だと思われるのは嫌ですが。)
朝鮮戦争当時、反米の戦いの中で、日本共産党の軍事組織中核・自衛隊が「白鳥
警部殺害」を行っていますが、(日共は否定していますが、事件関係者のじいさんたち
が事件の真相を告白する本を、今現在編集中です)、これもまったく同じです。
ただし、「勝つか負けるか分からない情況」の渦中にいる者にとっては、「やりすぎ
であるか」「そうでないか」の状況判断は、もともときわめて難しいものだということは、
考慮しておかねばなりません。
(したがって、学生の運動をただ「トロツキストの策動」とだけ決め付けて、事実上
何もしなかった日本共産党宮本派が正しかった、ということにはならないのです。)
より正しい情況分析のためにも、立場の違う、したがってものの考え方の違う、
さまざまな前線が参画する、統一戦線としての党、というものが必要なわけです。
221 :
112:04/03/07 14:48 ID:???
僕はレーニンは、それほど嫌いではありませんが、メンシェヴィキやエスエルを罵倒
する彼の言説には、ヘキエキします。
これはスターリンがトロツキー派を罵倒するのに、引き継がれていきます。
スターリンはトロツキー、ブハーリン、ルイコフ、ジノヴィーエフ、カーメネフといった、
おそらく彼よりも優秀だった同志たちを、次々と追放もしくは粛清していきます。その結果、
現実の情勢分析も、それに対する政策立案も、どんどんやせ細る結果となった。
同様のことが日本の共産党でも、党派闘争による失脚という形で繰り返されています。
これを、僕は、ボルシェヴィズムに内在する「正しさの病い」だと、考えています。
「自分らの理論が一番正しい」と主張することで、他派のよって立つ立場や、他派の
考え方からくる情勢へのちがう分析、ときには正しい専門的な知識までもを、切り捨てて
いく、そうした病いです。
これは、レーニンに、すでにその原型を見ることができますが、後期のマルクス自身
の行動にも、見られます。(ロンドン会議など)
ある意味、マルクスが天才的すぎたから、こういうことが起こっているといえるのですが、
アルチュセールの指摘する、後期マルクスのスピノザ主義への傾注、という要素が、
関連しているようにも思えます。
マルクス主義者は、いちどマルクスとレーニンのテーゼを離れてみて、自分の経験から
だけ、世界を見てみる、ということをしたほうがいいように、僕は思います。
マルクスの原典を根拠にスピノザ的世界観に飛び込む前に、自分たちの主体的条件は、
前期マルクスと同じように、「ヘーゲルの精神現象学」に書かれた認識力の段階にしか、
アプリオリには置かれていないのだ、ということを、もっと考えるべきです。
そうでないと、立場のちがう人間は、べつの情況分析とべつの運動方針で行動する、
ということが、永遠に理解できないで終わりかねません。
222 :
112:04/03/07 14:49 ID:ngHVb/p2
いずれにせよ、【共産主義…しかない!!】というスレで、【アナ・ボル論争】が展開
されているのは、ひじょうによいことです。
「アナキズムとマルキシズム」という、最初の分裂以前の情況にまで遡及していくことが
共産主義運動の復活にとって、必要なことだと、僕は思っています。
エコロジストにしても、反グローバリストにしても、1000万人の反イラク戦争デモ
にしても、戦闘的な先端部分は、「アナキストの末裔」である、(でなければトロツキスト
かマオ派である)という事実から見ても、第三インターの後継者たちのお堅い頭を、
いいかげん、どうにかすべき時だと、僕は思います。
ついでにひとつ追加しておくと、あの時期「日本共産党」は決してなにも
しなかったわけではありません。「一般学生」の組織者として、東大を守れ
として、小ブル的ではあったものの、人民の運動の敵対者として、日本資本
主義の擁護者として登場しています。あの時期東大が解体されることなどあり
えないことだったとしても、人民にとって、高級官僚、支配階級養成機関の
東大など、決して守るべきものではないはずです。
アナだろうが、ボルだろうが、基幹産業を外国に握られてしまったら、
革命も何も無いと思うけどね。実質植民地化される訳でしょ。
イラクについて言えば、フセインに変わってアメリカが来ただけの話。
一部の者だけが得をする構造は変わらない。追い出すのは至難の業だろうね。
もはや、一国で革命をして、共産党政権を打ち立てれば良いという世界じゃ無いんだ。
革命の方法とか、革命政権の性格とか、それ以前の話。
まあ、アメリカで革命でも起これば話は別だけど、難しいだろうね。
あの国は下層労働者も含めて、全国民でAmwayやっているような感じ。
頑張れば、必ず報われると信じているんだな。
しかも、彼等も第三世界に対して搾取をしているのだが、それに気付かず、
第三世界の努力や民主化が足りないせいだと信じているんだ。どうしようもない。
日本にも同じ考え方をする人間は多いみたいだけどね。
225 :
国連な成しさん:04/03/07 23:47 ID:kmmk4ARc
今夜のNHKの「フリーター417万人の衝撃」だかの特集番組はよかった。
ゲストの日本IBM会長だかと、連合の役員が、フリーターの映像を見て
「ブルジョワジー」と、「旧来の正規社員労働組合」の立場から、勝手なことを
言い合っていて、それにはほんとうに腹が立ったが、映像に出てくる
「派遣社員、請負業、パートタイマー、アルバイト」というフリーターの
労働関係こそ、まさに「『資本論』の典型的プロレタリアートの出現」という
感じなことが、よく伝わる制作のしかたをしていた。
アメリカでは、黒人と移民労働者と若者が担当する低賃金労働を、日本では
若者だけが構造的に担わされている、ということくらいは、分かっていたが、
アルバイトの間にも格差を設けていることや、地方の工場に出稼ぎに行ったりから、
・日本の工業分野の「東南アジア化」が図られているようす、
・細かな格差によって、封建主義の差別要素を復活しつつ、労働強化が図られている
さまが、映像から伝わってきた。
あの人材派遣業をやっている人たち(女性が多い)は、いかんね。
人材派遣業こそ、現代資本主義の尖兵だと言えよう。
こうした問題にも、たぶん、どの「前衛党」もなんの分析もできないのだろうな。
そんなことでは、困るんだがね。
226 :
国連な成しさん:04/03/07 23:56 ID:kmmk4ARc
>>224 >彼等も第三世界に対して搾取をしているのだが、それに気付かず
搾取しているのは、多国籍企業にお勤めのみなさんであって、一般国民は
回りまわっておこぼれにあずかるだけなので、気が付かないのだろうな。
「不正貿易糾弾派」(反グローバリストのなかの)なんて、よくあんな
過激なデモを組織できてるよと、俺はむしろ感心する。
227 :
国連な成しさん:04/03/08 00:01 ID:6AT.t/AA
行き詰まるたびに
逆ギレガラガラポンをやる
壮大なネズミ講
それが資本主義
(゚Д゚)
あぁぽむぽむ
228 :
112:04/03/08 00:16 ID:???
>>224 基幹産業を外資に握られても、革命の暁に、工場を接収してしまえばすむ。
問題は、支配された地域には、基幹産業の工場でなく、部品の工場が作ら
れること。
たとえばテレビのブラウン管だけとか、液晶のパネルだけとか、ネジだけとか、
全体のバランスのまったくとれない個々の工場だけが作られていることだ。
世界同時革命でいかないと、どうしようもないことには賛成。
社民主義的諸政策により、比較的裕福だったアメリカと日本の「中産階級」が、
国家をも食い荒らす、多国籍企業と銀行、ゼネコンによって、社民的サービスを
受けられなくなり、また国内の「アジア化・中南米化」によって階級分化していく
傾向は、今後も続くだろうから、おめでたい人々に「階級意識」が戻ってくる日も
近い。
問題は、革命党が思想的に、壊滅状態なことだと思う。
でもさ、この期におよんで、
ついつい重信房子の出所に期待してしまう
っつうのは、やはり、政治には
カリスマ持った人間が必要なんだな、と、
つくづく思ってしまった。
230 :
国連な成しさん:04/03/08 10:50 ID:/w1DH60k
共産主義になった翌日、私は妻とともに散歩に出かけた。
もう冬だというのに木は青々としている。
人々の表情は希望と活気に満ち、額から流れる労働者の汗が太陽光を反射していた。
「人間が憎しみあう時代は終わったのだな」
昨日までとある一流企業に勤めていた斎藤さんが、ほっとしたように私たち夫婦に言った。
「ええ、これからは人が人を支え合う時代なんですよ」
普段は滅多に話に加わらない妻の靖子が、斎藤さんの肩に手を置いて優しく言った。
「人という字を御覧なさい。二本の線がお互いを支え合っているじゃないですか」
通りがかりの髪の長い中年男がそう言って微笑んだ。
ロックンローラーは長年使ってきたギターを質に入れ、黒光りする鍬を購入した。
「ロックはもう不要だ。これからは日本中に鍬の音を響かせよう」
一仕事終えた農夫の表情で男は言った。
青空のなかををツバメが横切っていった。
231 :
国連な成しさん:04/03/08 10:52 ID:/w1DH60k
共産主義になった翌日、私は妻とともに散歩に出かけた。
もう冬だというのに木は青々としている。
人々の表情は希望と活気に満ち、額から流れる労働者の汗が太陽光を反射していた。
「人間が憎しみあう時代は終わったのだな」
昨日まで自衛隊に勤めていた斎藤さんが、ほっとしたように私たち夫婦に言った。
「ええ、これからは人が人を支え合う時代なんですよ」
普段は滅多に話に加わらない妻の靖子が、斎藤さんの肩に手を置いて優しく言った。
「人という字を御覧なさい。二本の線がお互いを支え合っているじゃないですか」
通りがかりの髪の長い中年男がそう言って微笑んだ。
自衛官は長年使ってきた銃を返納し、黒光りする鍬を支給された。
「武器はもう不要だ。これからは日本中に鍬の音を響かせよう」
一仕事終えた農夫の表情で男は言った。
青空のなかををツバメが横切っていった。
なんか、トルストイの世界だな。エスエル支持者もいることだし。
ようやく赤コピペが来たか
この手のスレでこれまで来てなかったのは珍しい
自衛隊は、みずから赤軍となるか、解散しなければ、
やはり、革命軍と戦うことになるのだろうな。
日本の場合、革命軍はどうやって銃を調達するか、
というのが最大の問題だな。
秀吉に刀狩りされちまってる国だからなぁ。
とりあえず、鍬を使うしかないのかな。
武器の前に人数の心配しろ
どうせ集まんないんだからよ
自衛隊といえど軍隊、国軍を丸ごと敵にまわしちゃ革命は勝ち目ないさ。貧乏
人出身者の集まり、自衛隊のかなりが革命側につくのが革命勝利の前提さ。だから、
たんなる反戦のビラまきでもタイーホするのさ。
>>236 ああ、それで、ああいう、どう見ても「共産主義」など、
アナでもボルでもとうてい理解できそうにない、
○○な奴ばっかりいるわけだ、自衛隊には。
反抗的な部分でも、タクマみたいになっちゃうからな。
オウムに入ったり。(オウムの奴が自衛隊に入ったのかしらんけど)
もう少し知能程度の高いのを雇えよ、自衛隊。
やっぱり、共産主義者って知能程度が高いんですね!
自衛隊よりはな、たぶん。
知能無用の共産主義があるといいんだがな。しかし、レーニンは、労働者
はマルクス主義を理解できる、と言って、目前の些事しか語ろうとしなかった
経済主義者を徹底的に批判している。俺もそう思う。俺は、決して奇麗事は言
わないが、心底、労働者を信じ、評価している、そういったレーニンが好きな
んだよな。
知能の問題じゃなかろうに。
つーか、日本の革命が敗北したのは、共産主義が理解されないのを、知的な問題で片づけたからじゃないか?
戦後の山村工作隊の失敗もそうだし、戦前だって共産主義と労働者は乖離していなかったか?
中国やキューバでの革命のは、知的な共産主義者の力だけによるものでは無かったはず。
結局は、共産主義者が人間的に信用されるか、革命家が地元の旧勢力と連携できるか、
それが問題になるんだろう。全てを壊して0から始める訳にもいくまい。
イラクでは、共産党がかなりの勢力を持つと聞くが、パレスチナがそうであったように、
共産主義で帝国主義と対抗するのは限度があるし、敗北していくだろう。
イスラムの方が強い。イランで、レバノンで、米帝に勝利した実力は本物。
それは、宗教指導者だけの力ではない、最底辺からの支持に支えられた強さだ。
帝国主義との戦いは、共産主義ではなくイスラムが担っていくと思う。
242 :
112:04/03/10 03:07 ID:pkvQXwoo
中東で、共産主義よりイスラムが強いのは、帝国主義の侵略が、オリジナルの
生産関係と政治関係を破壊するほか、文化や風習をも破壊するからだろう。
サマワのような部族社会に、ポルノショップや、ハリウッド映画のCDショップ、
スタバやコンビニが、突如出現し、なけなしの銭を奪いにくれば、とうぜん、
それらはアレルギーを起こしたモスレムによって、襲撃される。
共産主義の側は、いまだに「生産力至上主義」と「近代主義(進歩主義)」を
解消した運動ができていないので、こうした侵略に対して、経済搾取の側面から
しか反撃できない。
そして、帝国主義の経済活動は、こうした地域では、一時的な所得の向上を
もたらすだろうから、結局、共産主義運動は、しぼんでいかざるを得ない。
日本の新左翼運動も、「高度経済成長政策」によって伝統的な社会関係が
壊される際に起こったが、中国の天安門事件とか、韓国の光州蜂起とか、
掲げる旗はちがっても、社会が大きく変えられてしまうことへのアレルギー
であったと言える。これをうまく運動側は、組織できていない。
要は、共産主義の側に、既存の生産関係の尊重、既存の宗教文化への寛容、
自然環境と文化環境を破壊する現代資本主義(含む国独資)の活動への批判、
といったものが、いつまで経っても欠落しているのがいけない。
たぶん、マルクス主義者が、石頭なのがいけないのだ。
アルチュセールが、マルクスをスピノザ的徴候的読解をしたのは、「近代」=
「神の業を人間が真似たもの」=「人間が至らないので不完全」というところから
「反近代主義」を引き出すためだったように、今は思うが、ほとんど誰も、
それが分かっていないのではないか。
もっとも俺も、このあいだ読み返すまで、アルチュセールはスターリニスト
教条主義者だと思っていたんだが。
マルチ投稿
しかしマジな話、あちこちで野鳥の住処に消毒液をぶちまけたり、
カモやカラスの大虐殺が行われないか、心配だ。狂った人間たちによって。
もとはといえば、多国籍大企業の経済活動によって、渡り鳥のルートが
変わったことが原因だ、という仮説がでている。
利潤率を上げるために、超大量のニワトリを狭いところに押し込めたり、
牛に牛の骨を食わせたり、養殖鯉に抗生物質を食わせたりする資本主義
の農業が、悲惨な結果を招いている。
動物も鳥も魚も、人間に復讐を開始したのだ。
資本主義の没落のスピードを、速めよう。
このままでは、人類は遅かれ早かれ、飢え死にして死に絶える。
244 :
112:04/03/10 06:51 ID:???
>>242に関連して
「徴候的読解」(テクストを書いた奴が、時代を超えた真理を捉えた天才的な
人間の場合でも、そのテクストの言葉は、そいつの生きた時代の言葉で書かれて
いるため、後世の者がテクストを現在の情況に適応するために、行間を読んだり、
言わなかったことをも読み取って補うこと) といえば、私が気になっているのは、
バクーニンの『国家と革命』にある、マルクス主義を「ゲルマン国家社会主義」とし
自分の共産主義を「スラブ共産主義」で「ほんとうの共産主義」としている下りだ。
バクーニンは、「ゲルマン」と「スラブ」という対比で、「近代化志向の生産力
至上主義」と「反近代の人間重視主義」とを、対比させていたのではないか、
ということである。
つまり、バクーニンの共産主義は、現在の「イスラム抵抗運動」を、包摂する
可能性を持ったものだったのではなかったか、ということだ。
じじつ、バクーニン系統といえるエスエル党では、ロシアの産業革命で解体
されつつあったミュール共同体に対して、マルクス主義者たちよりはるかに深く
理解し、共感を持っていた。
つまりマルクス主義者の社会主義農業では、
>>243の「超大量のニワトリを
狭い所に押し込め生産力を上げる」というのが、資本主義社会同様に行われる
可能性があるが、バクーニンふうの共産主義では、その可能性はより少なかった
のではないか、ということだ。
共産主義からの、資本主義への批判は、おおむね妥当なんだと思う。
イラクの石油事業や復興事業を、アメリカ資本が独占して搾取する。
その構図に対しては、共産主義のテキストに沿って批判できよう。
しかし現実では、誰かがイラクの石油事業復興をしなきゃいけない。
石油産業無しで、ナツメヤシ農業の前時代的ユートピア社会で暮らす訳にもいくまい。
そして、事業を進めるには資本が必要だし、利益をどのように分配するかって問題もある。
アナキズム的な発想で、それらを扱うことができるのだろうか?
きれい事だけでは、上手くいかないのかも。そこらへんが、ジレンマなんだな。
>>242 >なけなしの銭を奪いにくれば って…
自分の意思で金を出してるじゃないか!
247 :
国連な成しさん:04/03/11 00:23 ID:VsA6jpjQ
>>246 資本主義は、「欲望」そのものをも創造する。
小学生の女がパンティ売ってる日本のコモンセンスから考えてはいけない。
248 :
国連な成しさん:04/03/11 00:38 ID:6AT.t/AA
革命とは共産主義をおっぱじめることではなく
「ブルジョアジーの都合次第」の体制から
「プロレタリアートの都合次第」の体制へと
切りかえること
(゚Д゚)
あぁぽむぽむ
249 :
112:04/03/11 00:52 ID:???
>>245 イラクの人々がムカついているのは、石油の収奪もさることながら、
消費の形態がたとえばウォルマートに握られていったり、
アメリカの映画や音楽を娯楽として提供されたり、あるいは
比喩として言うが、「野球」をやらせられたり、女がナマイキになったり、
といった、下部構造、上部構造を問わない総体的な変化に対してだと思う。
たとえば、経済的に絶対に妻を一人しかもてない男でも、アメリカから
一夫一妻制を強制されれば反感をもつ、というような意味合いで、
人々は不安なのだが、さりとて、労働者権力による石油開発なんてことを
言われても、(フセイン政権というのもいちおうは民族社会主義政権
だったわけだし)余計、不安になるのが関の山のような気がする。
都市部の近代化された労働者こそ、共産党を支持するだろうが。
また、生産力が、まるっきり前近代のままでいいというわけではないが、
現在の中国のように、広大な農地に突如、公権力が介入して
工場やゴルフ場を作ったりして、農民を追い出しているような事例
(一週間くらい前の朝日新聞に載っていた)などはたとえ例外的なもの
だとしても、共産主義政権下では、あってはならないことだ。
250 :
112:04/03/11 01:12 ID:???
このスレは、珍米もあんまりこないし、
一行レスも少なくて、知性と品性を感じるね。
おれには、イスラムがわからん。ここには、知性豊かな人士が集ってるようだ。
いろいろとためになる意見を拝聴させてもらっている。ぜひ、イスラムについて
のウンチクを述べてくれ。と、ことわったうえで、おれはたったふたつのことから、
イスラムを判断している。そのひとつは、マルコムXがイスラム教徒になっていく
経過だ。ま、おそらくそれは、カシアス・クレイについてもおなじだろう。そこで
詳しくイスラムの教義について述べられているわけじゃないが、彼らがイスラムにふれ
実感したものから、イスラムの教義に人種や階級への平等性があるのかもしれんと
思った。しかし、また「イスラム」内に人種的、階級的抑圧が現存しているのも事実
だろう。もうひとつは、ずっとまえにNHKのドキュメントでやってた、たぶんサウジ
だったと思うが、ある遊牧民の娘の婚姻などの風景だ。まず、婚姻にあたって、嫁と
なる娘と婿となる青年の属する部族の部族長が、「イスラム」の掟にのっとり、
実にこまごまとしたことまで交渉し決めていっていた。婚姻成立にあたり婿側がどれ
だけの家畜を嫁側に支払うかは当然として、面白いことに、離婚時、嫁側が、どれだけ
の家畜をもってかえれるかという取り決めもあった。ここらの明確性、合理性が、イスラム
というか、遊牧民の掟というか、そういうものの特徴なんだろう。
社会の変革は必要・必然だが、社会の破壊は、その社会に住む多くのもの、とりわけ
弱い立場の人を悲惨な状況に追い込む。社会主義、共産主義運動の前進は、人民自身の
変革運動であり、外部からの移植はできない。
おまえら、NHKとか朝日新聞とか新聞やテレビの情報でしかものを判断しないのか?
呆れたな…
>>253 アカハタも解放も前進も戦旗も、なんも伝えない以上、
あるていどブル新の情報を、プロレタリア的に読解するしか
しかたあるまい。
イスラムの地に行きたいが金も暇もない。
むかーし、コーランを読もうかと岩波文庫のコーランを2,3ページめくった
がやめた。知的根性もない。
257 :
国連な成しさん:04/03/11 23:13 ID:6AT.t/AA
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
||経済封鎖という「ゆるやかな ||
||ヒロシマ・ナガサキ」の ||
||犠牲者はその周縁部ほど∧_∧ いいですね。
||悲惨である \ (゚ー゚*)
||__________⊂⊂ |
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ∧ ∧ ( ∧ ∧ ( ∧ ∧ | |
〜(_( ∧ ∧ __( ∧ ∧__( ∧ ∧ ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_( ∧ ∧_( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
258 :
112:04/03/11 23:24 ID:???
>>252 イスラム教については、私もよく分からない。
コーランを読んでいて圧倒されるのが、たとえば、第四章の「女」などで、
孤児の引きとりとか、離婚法とか、密通の裁きとか、相続法を述べていたかと思うと、
いきなり、キリスト教徒、ユダヤ教徒を信用するな、見つけ次第殺してかまわぬ、とか、
偶像を崇拝するな、利子を取るな、とかの記述が混ざってくる、そのあまりな混雑ぶりだ。
これはほぼ全編に貫かれていると言って過言でなく、マホメットの言葉を、弟子たちが
うまく編集できなかったのでなく、むしろ、「神から受けた啓示」をそのまま書き取った
ものが、すんなり「聖典」になって、生の形で残っている、という感じだ。
これらの法は、おそらく、ベドウィン遊牧民のいさかいをうまく調停するのに役立った
だろうが、「宗教的でもあり世俗的でもある法」として、ベドウィン部族法(掟)を抽象し
一般化したもののようにも思える。
この「抽象したようにも思える」、という要素により、ベドウィン部族をひとつにまとめ、
農村部の富裕な多神教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒に対して団結して戦う原理として
機能したのだろう。
そしてその勢いのまま、当時の文明社会の中心部を制圧する征服戦争が貫徹される。
ベドウィン遊牧民というのは、いうまでもなく底辺的な存在で、人の生存権とかに
ついて、コーランがきわめて社民主義的なのは、そのせいなのではないか。
また、征服地の多数の他民族をどうするかの問題で、民族間の平等原理も否応無く
もたらされたのだろう。つまりは「モンゴル帝国」の平等主義と同じ、ということだ。
259 :
112:04/03/11 23:27 ID:???
続き
8世紀から15世紀くらいまでのあいだ、世界の文明の中心地はバグダッドにあった。
ヨーロッパ人が、輸入したイスラム文化から、「近代」を発見するまでは、法学にしても
芸術にしても、科学技術にしても、イスラム世界が圧倒的に優位に立っていた。
16世紀以降、「神」を捨て、「コギト」が独立したと思い上がり、「対象的自然」に対し
「生産力至上」の「資本主義」を立ち上げ、「君主」に対しては「民主主義」をもって革命
していったヨーロッパに対し、イスラム世界では、「神」はまだあらゆる所に遍在し、
「神の創造物としての人間」が、「神の創造物としての自然」からの「恵み」を受けて
生活する、といった、比較的敬虔な世界観が、大多数の人々に引き継がれている、
と言っていいだろう。
(コーランの神の存在証明は、端的に「汎神論」によって行われている。)
そういう意味でなら、中東とアメリカの「文明の衝突」ということも、たしかに言える。
そして、マルクス主義が本来持っていたであろう、「生産力至上」への批判であるとか
「生産関係における自然と人間の乖離・対立」への批判などの、20世紀社会主義者
(ボルシェヴィキ、国家独占資本主義者)たちの完全に置き忘れてきてしまった
問題意識も、この「衝突」のなかに、本来ならば、復活してこなければならないはずだ。
260 :
国連な成しさん:04/03/11 23:47 ID:6AT.t/AA
核は国土に次ぐ
南北朝鮮人民の
共有財産
(゚Д゚)
あぁぽむぽむ
↑だったら日本の核武装にも賛成なんだな!
死ねよき治外
イスラムは異端者がキリスト教を混乱させるために作った偽宗教だったのが
いつの間にか本物と信じ込んでしまって、世界に災いをもたらした。
街頭演説のサヨを眺めながら、積年の疑問を考えていた。
それは「なぜサヨは赤いのだろうか」という問いである。
簡単に見えて、奥の深い問題だ。
「赤いから赤いのだ」などとトートロジーを並べて悦に入る浅薄な人間もいるが、
それは思考停止に他ならず、知性の敗北以外なにものでもない。
「赤方偏移」という現象がある。
宇宙空間において、地球から高速に遠ざかる天体ほどドップラー効果により、
そのスペクトル線が赤色の方に遷移するという現象である。
つまり、本来のサヨが何色であろうとも、サヨが我々から
高速で遠ざかっているとすれば、毒々しく赤く見えるはずなのだ。
目の前のサヨは高速で動いているか否か?
それはサヨの反対側に回ってみることでわかる。
運動の逆方向から観察することで、スペクトルは青方遷移し、
青く見えるはずなのだ。
逆に回ってみたところ、サヨは赤かった。
よってこのサヨは高速移動をしていないと言える。
264 :
112:04/03/12 00:30 ID:???
>>259の続き
だから、イスラム教(典型的汎神論の一神教)じたいには、なんの不思議も
ないし、不分明なこともない。スピノザがそのまましっくりくるくらいの
理知的な世界観を感ずる。
むしろ、処女懐胎とか、三位一体とかの非合理なクレドをもつキリスト教
のような偏奇な宗教が、なぜヨーロッパで信じられ続けたか、いったい
どういうメカニズムで、神を捨てて、コギトを発明したのか、といったことの
ほうが、私には理解しがたい。
265 :
112:04/03/12 00:38 ID:???
>>264の疑問の後半については、
フーコーの『言葉と物』が、解明している、といえばいえるが。
ところで、フーコーの『言葉と物』は、シュペングラーの『西洋の没落』の
記述法によく似ているよね。
たぶん、影響を受けていると感ずる。
そう、まさに、問われているのは、『西洋の没落』なのだと思う。
ここのスレに接して、日本の革命運動は、日本の妖怪、もののけとの連帯
共闘なくして勝利しないことを悟った。日本の妖怪、もののけの中でも、
もっとも、人民的、先進的であるのは、全国の天狗だ。したがって、まず
天狗共闘会議をたちあげる。
267 :
122:04/03/12 00:56 ID:???
あと、もろもろの国津神な。
268 :
267:04/03/12 01:17 ID:???
267の122は、他スレの122。すまんです。
じゃあ、日本プロレタリアート・人民、日本天狗同盟、日本国津神協会の共闘による、宇宙
革命の一環としての地球革命の一環としての日本革命に勝利するぞー!!!ということで。
270 :
112:04/03/12 01:36 ID:???
まあもともと、「革命」という言葉じたい、「天の意に背く現在の為政者を
葬り、天の意を受けた為政者が政道に就く」くらいの意味であろうから、
「お天道様に申し訳ない」という意識だけで参加して来る爺婆どもにも、
革命党は広く開かれていなければならない。
毛沢東とホーチミンは、それが分かっていた。
271 :
国連な成しさん:04/03/12 01:41 ID:6AT.t/AA
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
||極東諸民族に ||
||くさびを打ち込む ||
||鬼畜米英の脳天に || ∧_∧ いいですね。
||渾身の革命的一撃を!\ (゚ー゚*)
||__________||⊂⊂ |
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ∧ ∧ ( ∧ ∧ ( ∧ ∧ | |
〜(_( ∧ ∧ __( ∧ ∧__( ∧ ∧ ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_( ∧ ∧_( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
>>225 俺も再放送で見たよ。
「ヒキヲタ」ってこんなんかぁ、って奴(「仕事が欲しいんです、だから
ここに来てんですヨ」と取材カメラに向かって泣きそうになって、やけを
起こして訴える痩せこけた奴)とか
「チンコメ」ってこんなんかぁ、って奴(ソフト気味のパンチパーマっぽい
パーマかけて、ほんとうに鼻水とか垂らしてそうなバカっぽい奴)とか、
いろんな奴がいた。
たしかに、ほんまもののプロレタリアートの登場って感じだけど、
それ以前に、日本はこの先、無いわ、と思わせられた。
こいつら革命党に組織していく自信、俺は無い。
>>272そうさ、あの騒乱罪の適用された10月21日、丸太抱えて、防衛庁につっこん
いたのは、ここでウンチク述べてるインテリアフォで、新宿で学生さんが消えた
あとも機動隊に石を投げ続け、騒乱罪をもろ食らったのは、どうみても「左翼的」
でない、「ヒキオタ」「チンコメ」連中さ。
1970年10月21日、わが部隊はすでにちりぢりであった。首都多方面にて、
人民と国家権力・機動隊との火炎瓶、路石などでの戦闘が展開されていた。
22時、人民側には、ちらほらとヘルメットをかぶったデモ隊の残存らしき
人間も見られたが、多くはヘルメットはかぶっていなかった。しかし、あ
きらかにその先頭にあったのは、デモ参加の学生風の人間であった。23時
わたしは、いつのまにか、新宿駅にいた。駅、駅周辺は人民によって占拠
されていた。そのときわたしが見たのは、投石を繰り返す、コック、鳶など
の服装そのままの人々だった。おそらく、万をこえていただろう。もはや
学生風の人間はめだたなくなっていた。そして、警備の雰囲気はあきらかに
ことなっていた。わたしは退散することにした。たぶん、0時ころ、騒乱罪
が適用された。人数も時間も正確ではない。
275 :
112:04/03/12 17:44 ID:???
俺は小学生だからなぁ、まだ。
10.21に石投げたかったなぁ。
276 :
112:04/03/12 20:46 ID:???
>>272-274 まじめに考察すれば、
これらの「ヒキヲタ」「チンコメ」は、1970年には、たぶんジャンキーであったり
ヒッピーであったり、つまり「ルンペンプロレタリアート」であったわけだが、
2004年には、「資本論的な、典型的プロレタリアート」になっている。
つまり「夜盗や売春婦、失業者」といった、「国民経済学から無視される存在=
ルンペンプロレタリアート」は、1970年には、バイト、日雇い労働者であったが、
2004年には、オレオレ詐欺者やパンティ売りの少女たちに遷移し、たとえば
2002年には、417万人の「ヒキヲタ」「チンコメ」含むフリーターが、資本主義労働
の最下層のセクションを構造的に担っている。
財界系の研究所では、2035年くらいには全労働者の半分を、フリーターが
占めると予測している。
そのわりには、これら「ヒキヲタ」「チンコメ」は、正常な(ふつうの)労働者意識
というものを、まったく持たないように見受けられるのは、たしかだ。
労働組合をつくって賃金闘争することすら、考えられないくらいに思えてしまう。
フリーター中に占める、「ヒキヲタ」「チンコメ」の割合は、それぞれ2割ずつ以下
かと推定されるが、これら「ヒキヲタ」「チンコメ」は、労働者の再生産という意味
での、「女性との結婚」についても、かなり縁遠い存在のように見うけられる。
あるいは、「戦争」のかわりに、社会システムじたいが「人口の調節」を図っている
とか、そうした「恐ろしい変化」が、社会に起こっている可能性がある。
たとえ、最下層のプロレタリアートであろうが、
日本社会は第三世界の資源や労働力の搾取の上に成り立っているので、
革命に至る必然性は無いと思われ。
帝国主義の勝ち組であった、英米仏で革命の気配も無かったのと同じ事。
なんだかんだ言っても、相対的には日本は豊かだもん。
ホーチミンは、帝国主義は一方で、植民地人民から、一方で自国人民から血をすう
蛭であるといっている。帝国主義内は、帝国主義資本に買収された、労働運動、今の
日本でいえば、ぴったり、連合、が組織され、その政治組織、社会排外主義や改良
主義が、日本でいえば、民主党や日本共産党、跋扈する。だから、帝国主義内労働運動
は、支配階級とのたたかいとおなじく社会排外主義や、改良主義との闘いが重要なもの
となる。60年代のフランスのラヂカルな運動を先導した、マルクーゼは、帝国主義内の
革命運動の尖端をきるのは、もはや、帝国主義内の「機関労働者」ではなく、移民などの
雑多な労働者だろうといっている。その指摘の正しさは、「動労」カクマルの犯罪的
経過が証明している。しかし、帝国主義内にあって、その労働者、とりわけ帝国主義
内下層労働者への搾取・収奪が過酷なものとなっていくのは、ホーチミンの指摘した
とうりだ。であれば、ぜったいに、第三世界の労働者・人民と連帯した、日本の下層
労働者を主体とした革命的労働運動の創出は可能だ。毛沢東、ホーチミンが、当時
スターリンなどのコミュンテルンが鼻にもかけなかった、植民地での農民を主体とした
共産主義革命運動を前進させ、成功させたように、今度は、帝国主義内の人士がその「
不可能性」に挑み、可能にしていくのだ。
>>278 第三世界の労働者との連帯。
日本赤軍は、それをやろうとして失敗したんじゃ無かったのか?
重信達は、どういう戦略を持っていて、どこまで達成していて、
どこで挫折したのか。今も活動を続ける人に迷惑をかけない程度に、
公表して欲しいよなあ。 メイちゃん経由でいいからさ。
280 :
112:04/03/13 00:14 ID:???
>>279 日本赤軍が失敗した、というより、おそらく、あの地域の反米運動が、
共産主義でなく、イスラム原理主義に収束していったのが、主要な原因だろう。
そこで「共産主義がどう至らないか」の総括を期待したいが、「外部要因」
と言ってすませることもできる問題なだけに、そこまで期待するのもどうかと
俺は思う。
なお、日本赤軍については、この上は、日本に帰って、お勤めを果たしてから、
合法活動に入ろうということだと、俺は理解している。
現在は、日本の情勢について研究している最中なのではないか。
マルチ投稿
それはそうと、やはりスペインのあれはアルカイダだな。
やるこたぁすごい。
俺は、レジスタンスの戦闘と、分離独立主義者のテロは支持するが、
宗教右翼のテロは支持しない。
今回も支持しないが、たぶん、東京もやられるな、新幹線か山手線。
自衛隊のほうが、案外、安全かもしれない。
いずれにしても、全責任は、コイズミ内閣にある。
また、韓国のノムちゃん降ろしは、アメリカが画策したのだろうな。
しかし、選挙でウリ党が、大勝するだろう。逆効果だ。
長野の県議会なみの馬鹿者ぞろいだな、ハンナラと民主党は。
人民に被害を与える無差別テロは絶対にゆるせん。
アルカイダのテロは、違う宗教を信じていて自分たちに敵対的な者なら、
すべて敵、殺して構わない、ということなのだろうな。
もともと、イスラム回帰主義には、そこまでの排他性はなかったと思うが。
無関心に安穏として生活している者に対して、あそこまでの怒りを持てる
というのは、いかれているか、自分が絶対に正しいと信じ込んで膠着したかの
どちらかだ。
「まずは、イスラム教への改宗を促す」という回路を、どうして失っているのか。
スペインなどは、あるていど、昔のイスラム文化を残す(音楽などに)国なだけに
もう少しやりようというものもあるはずだが。
284 :
112:04/03/13 02:41 ID:8DvtVITo
>>272-274 >>276-278 「ヒキヲタ」「チンコメ」を含むフリーターの意識については、マルクスの『経哲草稿』
の疎外論の文脈で言えば、@労働生産物からの疎外、A労働過程における疎外、
B類的存在からの疎外、C人間の人間に対する疎外のうち、とりわけ、
A「労働過程における(からの)疎外」が、著しくなった状態と考えられる。
プロレタリアートが革命を起こして勝利するゆえんであるところの、「労働過程の
ノウハウの掌握」という重要な部分が、彼らにはまったく欠落している。
これは資本側が、意図的にそう仕向けている。
NHKの番組で、日本IBMの会長が、「熟練度の必要な労働は正社員に、需給の
調節の必要な(単純な)労働はフリーターに」と、端的に述べていたようにだ。
また、「ヒキヲタ」は、引きこもり性格そのものによって、「チンコメ」は国家主義・
民族差別主義の悪妄想によって、B「類的存在からの疎外」をみずから強めている。
これは、比喩的には、彼らの性的欲望が、「小学生女児のパンティ」とか「アニメ」に
時に向かうことからも、明らかなように思われる。
要するに、「ヒキヲタ」「チンコメ」は、「人類ではなくなりつつある過程にある人類」
ということを、まじめに考えるべきかもしれない。
むろん、ニーチェの「超人」のようないい意味でなく、自分の都合だけを最優先する、
とか、他者との会話が成立していない、労働に誇りも意欲も感じず能動的にはけして
働きかけない、それゆえ労働過程のノウハウを掌握する力がいつまでたっても身に
つかない、とかの、否定的な意味においてだが。
俺は、きわめてまじめに、憂慮している。
285 :
国連な成しさん:04/03/13 03:27 ID:6AT.t/AA
アルカイダには日本の
ブルジョア政治家
ブルジョア官僚
ブルジョア裁判官
ブルジョアマスコミの
所在を正確に知らせておかないと
巻き込まれちまうやあ
(゚Д゚)
あぁぽむぽむ
フリーターとは、労働組合や労働運動で勝ち取られた権利の埒外に置かれた、
低賃金・無権利状態の使い捨て労働力ではないか。
既存の労働組合より、この人たちこそ最も決起が必要な人たちだ。
全国フリーター労組を作って権利を保護するべきだ。組合費激安にして。
>>286ここでの労働組合運動の前進は、日本の労働者運動のもっとも重要なポイントだ。
戦前からなかったわけではない。渡政の運動など著名だし、70年安保闘争時は、その影響
をうけ、新聞販売員の千をこえる結集をみたこともある。それは、日々ドスを持った
やくざとの闘いでもあった。いまも目立たぬが存在している。いまの女性差別撤回の運動
などもこれに類似しているのではないか。こんな、消耗な闘いに日本共産党は当然でてこない。
これらの闘争を、選挙と裁判にまるめこんでいく。
>>286 実は、企業の中間管理職とか、下請け企業の社長とかこそが、
日本社会を支える、低賃金無権利の使い捨て労働力なのだと思うが。
残業をしてもろくに手当も付かず、過労死寸前の労働を余儀なくされる。
新たな管理職候補や、別の下請け企業は、いくらでも存在するので、
大手の資本家は彼等を極限まで搾取できる。
しかし、彼等には管理職の立場を離れて、企業と交渉できる能力や、
元請け以外の取引先と商売を行う能力を持っていない。
結局、極限まで搾取されるがままになってしまうのだ。
管理職という立場や、企業という小資本を抱えた、労働力は、
自分が「持てる者」であるが故に、最も弱い立場に置かれている。
労働組合でさえ、彼等を助けるどころか、抑圧している。
誰も、彼等を助けてくれない。「プロジェクトX」が、慰めてくれるだけ。
>>288 おおいに同情するが、当面しかたあるまい。
結局、日本のプロレタリアートは、ルンプロフリーターと、プチブル管理職に二極化して、
マルクスレーニンの想定する、絵に描いたようなプロレタリアートは、絶滅してしまったんだな
ま、絵に画いたようなプロレタリアートなど、いつの世にもいなかった
ろうし、これからもいないだろう。「資本論」の社会的平均有効労働と
同じさ。しかしまた、それは、プロレタリアートの属性を有して現存して
いるのさ。
それから、ルンプロと、失業労働者や、短期あるいは不定期雇用労働者
を同一視しないでくれよな。許しがたい間違いだよ。
293 :
国連な成しさん:04/03/14 01:04 ID:zd1l2MZs
>>292 マルクス『経哲草稿』では、「国民経済学の領域外にいる亡霊たち」=ルンプロ
として、「泥棒、詐欺師、こじき、失業者、飢えている労働人間、窮乏的労働人間」
が、挙げられている。
マルクスの時代には、「短期あるいは不定期雇用労働者」は、資本家のスト破りを
手伝ったりする、ルンプロと見なされていた。これは『資本論』でもそうだ。
問題は、現代資本主義が、こうした層を肥大化し、大量に作り出して、正規の
労働過程に取り込んだことだ。旧来のプロレタリアートの下に取り込むことで、
旧来のプロレタリアートの労働者意識をも不活性化(腐朽化)している。
>>284の、
>プロレタリアートが革命を起こして勝利するゆえんであるところの、「労働過程の
>ノウハウの掌握」という重要な部分が、フリーター層にはまったく欠落している。
これが重要だ。「プロレタリアートは、ブルジョアジーなどいないほうが、労働が
楽しいし、しかも上手にできるゆえに、革命を起こす」というのが、マルクスの理論だ。
ところが、フリーター層からは、この契機が奪われている。
この現状から、どうやって、「連帯」を勝ち取っていくか、というふうに
考えねばならない。
フリーター層の場合、組合運動をすれば、端的にクビを切られるだけである。
したがって、産別とか地区別とかの組合運動の外に、なんらかの結集点を
つくらねば、どうしようもない。そうした結集点に、フリーターが正社員を
連れて、参画していく、というスタイルを、なにか構想しようではないか。
俺らで党派つくったほうが、代々木や池袋よりちゃんとやれるかも、
という気がしてきました。
マルクスが経哲草稿でそんなことを言ってましたかね。経哲草稿、ドイデ
は何度も読んでいるのですが、もう読み直すつもりはありませんね。
本当に、マルクスが、泥棒、詐欺師、こじきと、失業者、飢えている労働
人間、窮乏的労働人間を同列に語っていますか?もしそうなら、それは、
そのマルクスが間違っているんじゃないでしょうか。ここで、「資本論」論争
を展開するつもりは毛頭ありませんが、マルクスは、「資本論」の、第7編、
第23章資本主義的蓄積の一般的法則の第4節相対的過剰人口の種々の存在形態。
資本主義的蓄積の一般的法則のなかで、相対的過剰人口を四っつの範疇に分類
して、「最後に相対的過剰人口の最下層の滓がすくうのは、被救護貧民の世界で
ある。浮浪者、犯罪者、売春婦など、簡単に言えば、本来のルンペン・プロレタ
リアートを別にすれば、この社会層は、三つの部類から成っている。第一には労働
不能者・・第二には孤児や貧児・・第三には、朽廃者、零落者、労働不能者・・
と、述べていますがね。つまり、浮浪者、犯罪者、売春婦などの本来のルンペン・
プロレタリアートと労働不能者とすら、区別しています。ましてや、そのマルクス
が、失業労働者や、短期・不定期雇用の労働者とルンペン・プロレタリアートを同一視
するなど考えれないことです。もしそうであれば、マルクスは自ら、「資本論」で述べた、
資本の分析そのものの否定になるとおもうのですが。
実はわたしが言いたいことは別のことなのですが、この「ルンプロ」も重要な問題なので、
とりあえず。
296 :
112:04/03/14 03:45 ID:???
『経哲草稿』該当箇所は岩波文庫の108pです。
失業者は、労働過程に当時点で参画していないゆえに、論理的には、当時点では
労働者ではない、と、私は理解しましたが。
そして「チンコメ」「ヒキヲタ」こそ、まさに「相対的過剰人口」なのではないか。
資本論のマルクスから見れば「朽廃者、零落者、労働不能者」に分類されるのでは
ないか、と思います。
というか、正確には、現在のフリーター層という形態は、資本論には想定されて
いない労働関係だと思います。これほどの広範囲におよぶ不定期労働者の層というのは
当時には無かったので。何しろ、まだどこの国でも、労働者よりは小土地所有の農民が
多かった時代です。
なお、私の懸念は、「チンコメ」「ヒキヲタ」が「相対的過剰人口」として置かれる
のみならず、人間の再生産過程についても、ギリギリのところに置かれているのでは
ないか、というところにあります。
「労働者意識」も古層たる「類的意識」あってのものであり、「類的意識」が朦朧と
しつつある「チンコメ」「ヒキヲタ」というのは、かなりヤバイ存在であるように
思われます。
112さんの関心はじつは別のところにあるのだと思います。簡単にいえば、
プロレタリアートは新たな社会を担いうる能力のゆえに期待すべき存在であり、
しかるに、「ヒキオタ」「チンコメ」、短期・不定期雇用労働者にその能力が
期待できるのか?と。ちがいますか?
それと、蛇足のようですが、フリーターは、マルクスが「資本論」で十分に
想定しているカテゴリーですよ。
299 :
112:04/03/14 04:31 ID:???
>>297 能力という点では、意識に変革が起これば、それは可能でしょう。
しかし、意識に変革が起こる可能性は、見るところ、非常に低いと思います。
「プロレタリアートの革命」が起こるのは、プロレタリアートが労働過程の
ノウハウを完全掌握しているからで、生産過程を私有しているブルジョアが邪魔
になるからですが、「ヒキオタ」「チンコメ」的フリーターは、労働過程の
ノウハウの完全掌握を、資本家によってすでに阻まれるような契約形態に
なっています。とうぜん、労働組合も結成できないような契約関係です。
なお、私が、「ヒキオタ」「チンコメ」と言っているのは、フリーター層のなかの
特殊な部分についてで、フリーター層のすべてが「類的意識が朦朧としつつある」
と思っているわけではありません。女性はわりとまともだと思います。
(ただし、人材派遣業の管理部門の女性は、ろくでもない。)
私も、フリーターといえばいえるし。(自営業ともいえるが。)
マルクスの想定していないと考えるのは、「類的意識」が取り返しのつかない
ほど朦朧としつつある、「ヒキオタ」「チンコメ」についてです。
フリーター層全般に関しては、たしかに「資本論」にあるカテゴリーで説明が
つきますが、問題は、その量です。質的変化を起こすほどの量の増加だと思います。
たぶん、マルクスが生きていたら、5〜6章を、フリーターの分析にあらたに
費やすでしょう。
300 :
112:04/03/14 05:56 ID:???
ひきつづいて、「ヒキヲタ」「チンコメ」論を展開したいのですが、まだ考えが
まとまっていません。
「ヒキヲタ」は、コンピュータとインターネットゆえに発生したのか、それとも、
近代資本主義から脱皮しつつある超近代グローバル資本主義の軋轢に対し、精神を
安全地帯に保つための形態として、コンピュータとインターネットぬきでも発生した
のか、など。
いずれにせよ、「我思うゆえに我あり」の「我思う」の部分だけの存在で、著しく
「個」の意識に深く沈潜しているように思えるのですが、まだ力学的につかめていません。
一方「チンコメ」は、一見1930年代のファシストたちに似ているようですが、
彼らよりだいぶ弱々しく、また愚かにも見えます。帝国主義国内部の人民の腐朽性の
一形態であるのは間違いありませんが、著しく「脳内存在」的である点で、
じつは「ヒキヲタ」とは、瓜二つの精神構造なのではないかと直観しています。
「ヒキヲタ」も「チンコメ」も、当たり前のことですが、女性にもてません。
女性に対する関係というのは、人間が他の人間、および自然に接するさいの
ひな型ともいえるわけで、これについては目も当てられません。
ようするに、「神の創造物としての人類」が「神の創造物としての自然」からの
恵みを受けて生活する、という、人類の古い精神から、これほどかけ離れた存在と
いうのもない。たぶん、現時点では、革命からも遥かに遠いと考えざるをえません。
彼らは、イラクやアフガンや北朝鮮に住む人民を、正確にイメージすることすら
できていないようです。
いったいどのような契機で、彼らは革命化するのか、を引き続き考えていきたいと
思います。
112さん、
>>299、
>>300についての答えは簡明です。一時期、わたしは、もと「ヒキオタ」
もと「チンコメ」連中とやばい組合運動をともに闘ってきました。かれらは、闘いから脱落
することはあっても、まず、ブル転することはありえません。はなから、ブルジョアとは無縁
な存在ですから。それから、あいてがドスを持っている可能性があるときは、週刊誌一冊を
ひろげて腹にまくのが効果的というのも知りました。ま、チャカ(ピストル)にはどうか分かり
ませんがね。なぜ、そのもと「チンコメ」が組合運動をするようになったかって?これが面白いん
ですよ。もと、高校で番を張っていた彼は、あろうことか大学で勉強しようと思い立ち、ボンクラ
高校で一心不乱に受験勉強をし、なんとか東京の三流大学に合格したのでした。しかし、貧乏人の
子倅、家に彼を東京に行かせて私立大学で学ばせる経済的余裕などあろうはずもなく、(つづく)
(つづき)新聞配達員の奨学制度で目的をはたしたのでした。このような
新聞販売店に奨学生として住み込む配達員はたいがい集金、拡張もノルマ
として課せられます。ま、彼なりに、かつ彼流に、それらの勤務に精を出し
そして、勉学にも勤しんでおりましたとさ。そんな彼をマジキレさせる事件
が起きました。なんと、○○新聞販売店の誰かが、彼の配達区域を荒らして
部数を増やしているらしいのです。彼はすぐさまそれが何処の誰かをつきとめ
ました。あとは一本道。彼は空手の有段者なのですが、なぜか、部屋に置いて
ある木刀をつかんで、アラシに殴りこみをかけましたとさ。痩せたブルドック
のごとき形相で殴りこんできた彼に、相手はせい然としてかどうか、ま、まあ、
まあ、ということで話しかけるには、こうやって互いに敵対しているが、本当
は同じ境遇の仲間だろう。真の敵は日本帝国主義じゃないか、と諭したそうです。
それは、のなんとかさんだったそうです。ほんとの話ですよ。
(つづき)それで、彼がになったかって?ここからがの限界なんだよな。
彼は、にならなかったし、すぐには、すんなり組合運動の先頭にもたたなかった。
しかし、かれは、・・さんを尊敬したし、それなりの組合支持者になった。そして、
あとすこし物語があって、厳しい組合運動の積極的担い手となった。美容院の闘い
もまた面白かったよ。またいつか。
304 :
国連な成しさん:04/03/14 17:03 ID:oKqsVXQM
305 :
るーん:04/03/14 17:10 ID:.pWu4zNg
>>1 |┃三 , -.―――--.、
|┃三 ,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
|┃ .i;}' "ミ;;;;:}
|┃ |} ,,..、_、 , _,,,..、 |;;;:|
|┃ ≡ |} ,_tュ,〈 ヒ''tュ_ i;;;;|
|┃ | ー' | ` - ト'{
|┃ .「| イ_i _ >、 }〉} _________
|┃三 `{| _;;iill|||;|||llii;;,>、 .!-' /
|┃ | ='" | < そうか、よく分かった。
|┃ i゙ 、_ ゙,,, ,, ' { \ シベリアで木ぃ数えてこい。
|┃ 丿\  ̄ ̄ _,,-"ヽ \
|┃ ≡'"~ヽ \、_;;,..-" _ ,i`ー-  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ヽ、oヽ/ \ /o/ | ガラッ
306 :
国連な成しさん:04/03/14 17:14 ID:ccvMSZdM
起て飢えたる者よ 今ぞ日は近し
さめよ 我が同胞 暁は来ぬ
暴虐の鎖断つ日 旗は血に燃えて
海をへだてつわれら 腕むすびゆく
※いざ 戦わんいざ
ふるいたていざ
ああインターナショナル
我らがもの
いざ 戦わんいざ
ふるいたていざ
ああインターナショナル
我らがもの
307 :
112:04/03/14 17:32 ID:???
ここで、NHKの番組「フリーター417万の衝撃」(たしか)を見ていない方のために、
記憶に残っているシーンを抜き出しておきます。
▽ 東北地方の職安には、企業からの求人はほとんどないが、「請負業者」からの
求人はやたらとある。この「請負業者」は、A社のA工場、B社のB工場、C社のC工場
などの労働過程をまとめて請け負い、1日〜6ヶ月の期間契約で雇ったフリーターを、
労働力需要のある工場に派遣する。フリーターの勤務は、AAABBCAAなどというように、
ひとつの工場にとどまらない場合も多い。生産点組合には、むろん、加わりようがない。
工場は県外にあることも多く、その場合には請負業社の寮が用意されている。
番組では長野の諏訪のセイコーエプソンの請負業社の寮が紹介されていた。働いて
いる人は、東京など、他県からのフリーターがほとんどである。
(私は、すぐ近くの岡谷の「女工哀史」を思い出した。)
(働く者の側からみれば、日本の工業の「東南アジア化」ともいえる。)
「請負」は、労働力需給のリスクを、企業がとらなくなった例である。(間接雇用)
▽ ノジマだかコジマだかの電器大量販売店では、従業員の7割がフリーターである。
この企業では、正社員とフリーターのあいだの「賃金格差」をなくし、「売り上げによる
能力給」が一律に導入された。このため、正社員の倍の給料をとるフリーターも出てきた。
これは、フリーター層が正社員の労働強化に利用された例と言える。
▽ なんとかいう靴の販売店では、フリーターを大量に雇い、大量に解雇する。
(採用試験では、算数の問題が出される。求められているのは販売要員だからである。)
しかも50項目くらいのチェックリストを作って、正社員がフリーターの労働能力を採点し、
能力に応じた「勤務シフト」を作成する。
フリーターのあいだで、時給にはほとんど格差がないが、能力の高い人は1日8時間、
低い人は1日1〜2時間の労働ができる、という「きめこまかな」仕組みである。
「勤まらないと思う人は、やめてもらってかまいません」と人材部長。
労働需給の崩れを逆手に取った、もっともあくどい競争主義、低賃金主義、正社員
による管理主義が、この企業では徹底されている。
308 :
112:04/03/14 17:33 ID:???
このように、フリーター層の労資契約関係は、まだ模索の段階にあるようだ。
というか、それぞれの業種、それぞれの企業で、もっとも利潤率を上げる仕組みが、
今現在、開発されつつある、といった感じだった。
また、正社員とフリーターのほかに、フリーターの管理部門、という新しい分業が
発生していることも見逃せない。直接雇用の場合は、正社員の一部が、間接雇用
の場合は、請負会社や人材派遣業者が、これに当たる。
総じて、「間接雇用形態」の進展により、労資間の賃金闘争、待遇改善闘争などの
組合運動は、労資間の接点すら、はじめから、まったく奪われているといえる。
また、生産点での労働者の「仲間意識」も、疎外される傾向にある。
309 :
国連な成しさん:04/03/14 18:27 ID:6.mHvGkE
>>160>>161 何も語ってないぞ。「現代社会の理論」(岩波新書)くらいは前提にして欲しいな。
「需要(消費)−供給」がマテリアルな圏内にある限り、自然収奪的・他者収奪的に
なる必然は回避できない。もちろん、グローバル化などの次元以前で連関しているから
どこも幸せになれない。中国の汚染は黄砂のように降ってきているのだし。
欲望のベクトルを非マテリアルなものに向けるべき方策を検討するという見田の見解は
どう考える?
>打開策は唯一、労働運動の世界連帯である。
このような次元を超えて問題が存在していることを隠蔽する陥穽に注意したい。
310 :
国連な成しさん:04/03/14 18:37 ID:6.mHvGkE
>>173 借金はハイパーインフレ一発で解消です。いざとなったら為政者はそうするでしょう。
貸し借りがなくなり更地になったら、引き締め政策で元通り。何でも革命に結びつけるのは
どうかな?通貨を変える手もあります。「円」を「角」にするとか。
もちろん、国債を買ってる人間やしこたま貯金してる金持ちは大慌てだが。
みんな同じスタートラインに立ってから再出発で元気出る人も多くなります。
311 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/14 18:44 ID:6.mHvGkE
>>183 >もっとも郵貯の半分くらいは、すでに日本国債、アメリカ国債に化けているので、
たぶん、民営化したらすぐさま危機に瀕するだろう。
それで危機をあおり、またぞろ税金で穴埋め、ということを考えているのではないか。
円を売りドル買いで米国債のことですね。円安を続けるタメに介入しているんだが、とうとう
アメリカ当局も不快感を露にした。それくらいご存知でしょう?
では、なんで円安?内需拡大なかなかできないから輸出で乗り切ろうとしているんですよね。
大企業だけでなく中小零細を救うためにも。
あなたは介入を止めて円高が良いと言うんであれば、根拠は?
ちなみに
>>309>>310も私です。
312 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/14 18:51 ID:6.mHvGkE
>>190他
マルクスには「人間性」が欠如していると認めるあなたは次のことも
合わせて論じていただきたいんですが
595 :招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :04/03/14 11:40
革命が暴力的である必然、プロ独裁が超法規的に絶対である必然
この二つだけが反民主主義的要素ではないことが重要です。
すなわち、ノーメンクラーツの問題。革命にしろプロ独裁にしろ「指導者」は
その外部の超越論的立場に立たざるをえない。新たなる階級の誕生である。
彼ら(指導者)の絶対性はすべてに優先することになるはずである。新しい神の
誕生と言ってもいい。スターリンの行った粛清は理論的必然(陥穽)なんだ。
このノーメンクラーツの問題、指導者は理論的に労働者の外部に位置づけられる
という「階級誕生」の問題、プロレタリアートではなく指導するべき「階級」にだけ
権力が集中する問題。。これらは真に語られたことがない。
313 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/14 18:53 ID:6.mHvGkE
314 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/14 19:03 ID:6.mHvGkE
>>228他
>世界同時革命でいかないと、どうしようもないことには賛成。
と
>おめでたい人々に「階級意識」が戻ってくる日も近い。
はどのように理解したらいいのかな。世界中の畜群がみんな目覚めるときは
近いんですか?暴力革命ではなしに世界革命は理論的に可能ですか?
前後のカキコも筆が走りすぎた感がしますが。。。
315 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/14 19:07 ID:6.mHvGkE
>>242 基本的に同意。特に次
>要は、共産主義の側に、既存の生産関係の尊重、既存の宗教文化への寛容、
自然環境と文化環境を破壊する現代資本主義(含む国独資)の活動への批判、
といったものが、いつまで経っても欠落しているのがいけない。
たぶん、マルクス主義者が、石頭なのがいけないのだ。
316 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/14 19:11 ID:6.mHvGkE
>>249 基本的には同意だが、共産主義が本質的に均一化を持っているんでは?
経済だけに限ればいいと言うわけではなく、その陥穽はいかに防げるかが
聞きたいです。
317 :
国連な成しさん:04/03/14 19:16 ID:394U7vCo
318 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/14 19:18 ID:6.mHvGkE
>>264 >いったいどういうメカニズムで、神を捨てて、コギトを発明したのか、
といったことのほうが、私には理解しがたい。
デカルトは同時に神の証明も行い、コギトを超越論的に支えていますが。
ただ、彼の神の証明は世論に配慮した結果というのもどこかで読んだ記憶
あります。
一般的に西洋では、コギト(あるいは主体)は神との結びつきでこそ自覚される
ものかもしれません。途中に何も介在しないという点で。
319 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/14 19:23 ID:6.mHvGkE
>>308他
フリーターは主体的に選択した結果という人も多い点はどう考えますか?
彼らは騙されている?目覚めていない?
「それが自由でいいんだ」という人間に関してのあなたの意見は?
人間の心的構造に関して言及が欲しいです。
招き猫さんの発言には、わたしは、実践的意義を感じないのでシカトしましょう。
マルクスに人間を感じない方どうし気がすむまでお話ください。
しかし、このスレにAAを描きいれる方はGOOD SENSEですなあ。
アッパレふたつ。
321 :
国連な成しさん:04/03/14 21:42 ID:6AT.t/AA
呼んだか?
(゚Д゚)
あぁぽむぽむ
322 :
国連な成しさん:04/03/14 21:50 ID:394U7vCo
>>319 私は「自主的フリーター」の心理に立ち入った分析が必要なことに同感。
>>320 こんなちっぽけなスレの中でまで、内ゲバをしてどうする(w
基本的な共通認識として、イラク戦争にアメリカの帝国主義を見て、
日本のアメリカ追従政策では、中東やイスラムの諸問題を解決できないと考え、
さらに、日本の資本主義経済にも行き詰まりを感じているのなら、
マルクスや共産主義の解釈に違いがあろうとも、連帯の道はあるはず。
324 :
国連な成しさん:04/03/14 22:02 ID:6AT.t/AA
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
||プロレタリアートに ||
||犠牲を転嫁する ||
||腐れブルジョア政権に ∧_∧ いいですね。
||怒りの最後的鉄槌を \ (゚ー゚*)
||__________⊂⊂ |
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ∧ ∧ ( ∧ ∧ ( ∧ ∧ | |
〜(_( ∧ ∧ __( ∧ ∧__( ∧ ∧ ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_( ∧ ∧_( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
325 :
国連な成しさん:04/03/14 22:06 ID:HQu26Xzs
共産主義になると、楽になり幸せになると
思っている奴、手を挙げろ!
お前ら、今何にも人の役に立ってないだろ!
326 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/14 22:08 ID:eisG1uU6
>>320 「実践的意義」とは何でしょうか?何でも革命や共産主義に結びつけるのが
実践的?都合悪いことには「シカト」や排除って民主的ですか?
>マルクスに人間を感じない方どうし気がすむまでお話ください。
>>112さんがそのようなことを言ってたので言及しました。マルクス個人は大変
人間味ある人物ですし、彼の文章にもそれは感じられます。ただ、マルクス「主義」に
なると人間性の欠如が感じられます。「主義」にとらわれているあなたも容易に
「シカト=排除」を口にできるのでしょう。違いますか?
327 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/14 22:12 ID:eisG1uU6
>>322 内面(心理)の問題は不問にされること多いですが、重要ですね。
フリーターの中には進んで定職につかない人も多いのを、常に被抑圧者
としてだけ考えて結論だすから困ります。
彼らの求める自由は、熟慮に値する面があります。
328 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/14 22:17 ID:eisG1uU6
>>323 基本的には同意。特にアメリカ隷属は早く止めたいものですね。
欧州でも距離取っている西側先進国はたくさんあります。せめて、
同じ敗戦国であるドイツ程度にはならないもんですかね。。
ただ、それを経済体制とリンクさせてしまうのはいかがでしょうか?
結局、間口を狭くしてしまうだけになるように感じます。
329 :
国連な成しさん:04/03/14 22:25 ID:394U7vCo
>>319 確かに客観的には自ら強度の搾取率を資本に許すとともに、他の労働者の
搾取率を上げるのを助けている面がある。
そうでありながら、脱階級意識の権化なり、「その方が心理的に楽だ」と
いう「社会建設からの自主的疎外(うまく言えないが)」意識を持っている
のは何ゆえなのか分析は必要と思う。
「資本論」より
この転形過程が、旧社会を深さにおいても、広さにおいても十分に分解してしまえば、
すなわち、労働者がプロレタリアに、その労働諸条件が資本に転化されれば、資本主義
的生産様式が自己の足でたつにいたれば、労働のさらにそれ以上の社会化と、土地その
他の生産手段の社会的に利用される、したがって、私有者のさらにそれ以上の収奪は、
一つの新たな形態をとる。いまや収奪されるべきものは、もはや自営的な労働者ではなく、
多くの労働者を搾取しつつある資本家である。
この収奪は、資本主義的生産自体の内在的法則の作用によって、資本の集中によって、
実現される。つねに一人の資本家が多くの資本家を滅ぼす。この集中とならんで、すなはち、
すなわち少数の資本家による、多数の資本家の収奪とならんで、ますます大規模となる労働過
程の協業的形態、科学の意識的技術的応用、土地の計画的利用、共同的にのみ使用されうる労
働手段への労働手段の転化、結合された社会的労働の生産手段として使用されることによるあ
らゆる生産手段の節約、世界市場網への世界各国民の組み入れ、およびそれとともに資本主義
体制の国際的性格が、発展する。この転形過程のあらゆる利益を横領し、独占する大資本家の
数の不断の減少とともに、窮乏、抑圧、隷従、堕落、搾取の度が、増大するのであるが、
また、絶えず膨張しつつ、資本主義的生産過程そのものの機構によって、訓練され、結集され
組織される労働者階級の反抗も、増大する。資本独占は、それとともに、かつそれのもとで
開花した生産様式の桎梏となる。生産手段の集中と労働の社会化とは、それらの資本主義的
外被とは、調和しえなくなる一点に到達する。外被は爆破される。資本主義的私有の最期を
告げる鐘が鳴る。収奪者が収奪される。
332 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/14 22:46 ID:eisG1uU6
>>331 「窮乏、抑圧、隷従、堕落、搾取の度が、増大する」にもかかわらず、あえて
フリーターを選んでいる人
間も多いです。そのようなドキュメントを以前テレビで
見ましたし。彼らは、進んで不安定な道を進んでいるということの分析は?
資本論の示す必然とは反対なんですが。。。
うちゲバと言われるとね。まったく発言を封じる気はありませんよ。
334 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/14 22:53 ID:eisG1uU6
>>329 不安定な身分、安い手取りはよく分かっているんですよね。彼らは資本の抑圧から
逃げているんではなく、社会的存在そのものとしての自己の在り方を否定している
面があると思います。引きこもりや不登校とも連関あると思います。論じれば簡単に
すまない複雑な問題があるようです。
彼らは、連帯して改善する苦労より、死を選ぶかもしれません。ネットで知り合って
集団自殺する若者にも同じ問題が見えます。マルクスの予見の圏内にはなかった現象
が起こりつつあるということにも注意したいものですね。
どうでしょう?
わたしには、フリターと本工労働者の選択になんらの本質的差異を感じられ
ないのですが。
336 :
国連な成しさん:04/03/14 23:12 ID:394U7vCo
>>335 どなたかも言われてるとおり組合への組織ができるかどうかなど、
「社会学的」問題は大きいと思いますが。
さざなみ通信に興味深い投稿があったのでアップします。
「連帯して改善する苦労より、死を選ぶかもしれません」というのは、
フリーターの特徴なのですか?なんか、飛躍がありませんか?
339 :
337:04/03/14 23:16 ID:???
340 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/15 00:24 ID:VUL33mj.
正規採用でも組合の加入率は低下する一方ですよね。これも同じ問題の現前化と見ること
ができます。非社会的存在を選んでいるんですね。(誰とも)連帯しない自由。ネットとかの
結びつきはリアル実社会のような拘束が全くありません。そんなものにだけ逃げる心理が
生まれているのです。昔は逃げ場がなかったが、今は避難場所がたくさんあります。
朝から満喫にこもる若者とかも。
マルクスが必然とできたのは、逃げ場がないという前提があったから。リアル連帯や革命以外
の癒し「系」がこれほど氾濫しているのは予見できなかった。
これからは内面を俎上にあげない議論は無効になると考えています。
フリーターは「資本ー労働者」という二項対立を無意識に止揚(逃避であっても)してしまって
いる。彼らの内面では整合性ある解決なんだろう。「搾取されているんだぞ!」と
言っても「でも自由じゃん」で終わり!!問題は深いです。。
341 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/15 00:34 ID:VUL33mj.
日本では反戦の気運が乏しい理由も同じ側面あります。ゲームは「戦う」もの
ばかりです。どうしたら「戦わないか」というゲームは聞いたことありません。
少年犯罪の増加も同じ延長線上で・・
昔、例えば60年代は「運動・連帯」が一種のゲームの要素も果たしていたのです。
恋愛や運動以外で熱くなるものは政治だったのです。知的ですが、肉体的には
ランナーズ・ハイをもたらしてくれますし。どうでしょう?
342 :
国連な成しさん:04/03/15 00:35 ID:E58gXXgQ
112さんの雇用形態と労働組合の問題。原則論を述べるのは難しくありませんが、
実践問題としては、かなり工夫のいる問題ですね。零細企業はもちろん、千人規模
の中企業でも、独立資本というのはほとんどなく、(独立資本であっても同じこと
ではありますが)突出した(ほんとうは当たり前の)労働組合の存在にたいしても、
企業の倒産、廃棄として対応してきますね。組合運動に過激さなど必要はなく、と
りあえずは、労働者の利益を守る組合(そうでなければ存在の必要はない)がいる
のですが、それとて、下請けにいけばいくほど、やくざがらみの死闘となりますね。
フリターの雇用はその最たるものですね。
好き好んでフリーターやってるやつなんて少ないよ。正社員になれないから、
しょうがなくフリーターやってるやつのほうが圧倒的に多い。
そういう統計も出てる。
役者とかバンドとかを目指してあえてフリーターやってるやつも、20代過ぎて
先が見えてきたらあきらめて正社員を目指すようになる。
一生低賃金のフリーターでいいやつなんているわけない。
345 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/15 01:18 ID:VUL33mj.
346 :
国連な成しさん:04/03/15 01:24 ID:ZQ5tETCo
この事を、事実を、実のところ日本もアメリカも、自分たちへの
報いだということはわかっているのだ。
おまえたち、よくもやりやがったな。
こう思いながらも、その実、心の裏では、なにをしたからこうなった
のか、気がついている。
しかし、だからといって、これからもその怒りの吐き癖を黙って
見ているわけにはいかんのだ。
おまえらどうか、そのことはわかってくれ。
今有る俺たち堂々としていられるのも、それが世の宿命に
勝ったからだ。
おまえらその意味を理解せにゃ
347 :
112:04/03/15 03:23 ID:???
今日は、松本市長選で、左翼勝手連の候補が、自民・民主・連合推薦の現職を
破って初当選した「祭り」で、こちらスレを空けていました。
いきなりスレが展開していて、まずは嬉しいです。一度には答えられませんし、
答える力の無い問題もあります。おいおいにやっていきたいと思います。
>>340 >>334 >>319 の問題が、やはり、いちばんの問題だと思います。
私自身の話で恐縮ですが、20年ほど昔に「正社員」をやめたあと、バイトで
生計を立てていたときに、「正社員にならないか」という誘いを3度ほど断った
ことがあります。「自分にはやりたいこと(音楽と小説)があるから」という理由で。
また、「ネクタイを絞める」というのが、クビを吊っているような感覚で嫌で嫌で
しょうがない、という生理感覚的理由もあってです。
今の若者とは、幾分違うのだと思いますが、自己分析すれば、
・「社会的責任」を負いたくない。(負わされたくない)。時間がくれば、自分の
時間が持てる労働形態のほうが、仕事の都合で残業とかさせられる労働形態より、よい。
・「社会的存在」としてのアイデンティティを持ちたくない。「名刺」を持つのが嫌だ。
「労働過程なぞ」においては、「匿名」でいたほうが、かっこよく感じる。
・「表現という空間においての自分」こそが、「本来の自分」である。
・そこでの「じぶん固有の観念領域」を、労働過程での思考のクセ、会社のカルマの
ようなものによって、侵入されたくない。
などの理由があったと思います。
明確な目標のあるなしにかかわらず、「コギト内部のコギト」のような観念領域
(「繭」のようなもの)を、社会性から保護するための選択として、フリーターという
選択をしたという点では、今の若者と共通しているかもしれません。
「何をやりたいかわからない」というのは、「ひとつに決められたくない」という
対他・対自存在部分の反逆、ということは言えそうです。
348 :
112:04/03/15 03:27 ID:???
続き
なお、この状態はいまだに続いていて、結局、無理なくできる労働が、左翼本の
自宅での編集請負のみ、といったようなところに特化してしまい、存在形態として、
外見上は、ほぼ「ヒキヲタ」同様と、なっております。ほとんど家から出ません。
今後、何歳までこの労働形態が続けられるのか、というところで不安になりつつも、
「食えなくなったら、先祖伝来の土地を売って、キューバに移住すりゃいいな」とか、
けっこう、現在の資本主義社会は、マルクスの時代よりもナマぬるく、いろんな
生き延び方を考えられるように、多数の襞を作って、膨れ上がっています。
このため、もちろん、革命は、容易ではないと思います。
ただ、本日は、長野県(信州)の「市民革命」が、松本市にも波及した、世の中は
変わるときは変わるんではないか、という、若干の希望を持てた一日でした。
349 :
112:04/03/15 05:04 ID:???
なお、「労資闘争」という側面からは、
フリー職になってからは、何もできてませんね、下請けですから、当たり前です。
ギャラのいい出版社の仕事を優先する、というやり方はできますが、
自分の好みで内容を選ぶと、売れない本ばかりで、ギャラも少なく生存ギリギリライン。
アルバイト中の経験では、自民党系の印刷会社にいたときに、「消費税の導入」があって、
昼休みに社長以下いろいろいる昼食時に、バイト仲間たちと、「土井たか子首相なら、
累進課税にするだろうよな。要するにオレラの給料が3%減るってことじゃんなぁ」
と雑談していたら、翌日から「バイト全員」の時給が100円上がりました。
唯一の労資闘争だったかもしれません。
あとの職場では、個別分断されていて、闘争はままならずでした。というか、
よほどこの社長は人間ができていたか、社会党の躍進にビビっていたか、の
どちらかだったのでしょう。
このように、カウツキー政党というのも、一定の勢力を保っていれば、いくぶんは
世の中の些事を変えるくらいの力はもつものです。
こうした勢力を含む、統一戦線を構築できたらいいのですが。
350 :
112:04/03/15 20:21 ID:???
じつに本日のNHKニュースは、トップニュースで、女子マラソンの高橋選手のアテネ
落選を、「福田官房長官の記者会見でのコメント」を含め、12分間も(!)やっていたが、
ここまでやってしまえば、「ブルジョワジーのイデオロギー注入機関」としてのマスメディアの
「現実からの遊離、逆立ちぶり、転倒ぶり」は、もはや誰の目にも、明らかである。
本日のトップニュースは、どう考えても、
@政府による「バスク人民に責任をなすりつけようとする策動」にもかかわらず、列車への
同時爆破テロが、「アルカイダもしくはアメリカCIA」によって引き起こされたと見抜き、
「政府のイラク戦争への加担のせいだ」と見抜き、「人民を侵略戦争に巻き込んだ政府を、
打倒せねばならない」と、賢明な投票行動をしたスペイン人民によって、右派政権が
転覆され、「イラクからの撤退」を公約に掲げる政党が政権を握ったこと。もしくは、
A県下第二の都市、実質上の首都である松本市での、左翼無党派と社共合作の
「人民戦線候補の大勝利」により、長野県政レベルでの「左翼無党派と共産党合作」の
「市民革命」にも、さらにはずみがついたこと、の、どちらかでなければ、本来おかしい。
このAについては、たかだか人口20万の小都市の首長選挙と言って済ますわけには
いかない。長野県(信州)全体の政治状況というのは、日本国にはまったく伝えられて
いない(情報統制)のだが、「税金の使い道はみずから決定する」という「市民革命」
そのものであるのみならず、環境政策、福祉政策、反開発主義など、「アンチ資本主義」
の展望を、少なくともそのたくさんの「芽」をそなえた、「一大変事」「日本の政治の最先端
情況」だからである。
かつてこの小都市から、「男子の普通選挙」を求める、「自由民権運動」が立ち上がり、
たちまち日本全国に燎原の炎として燃え広がったことも、ついでながら日本の人民は
思い出して欲しい。
351 :
112:04/03/15 20:23 ID:???
私たちは、ヘーゲル「精神現象学」のなかのカテゴリーに規定されているものの考え方
しか、アプリオリにはできない形で、この資本主義市民社会に生まれてくる、と、
何度か言及したが、じつは、「国家」「国民」「民族」などという市民社会によって「現実」
とされているものは、同様に、すべて「イデオロギー」にすぎない。つまり、市民社会自体が、
「現実」に対し「転倒」された「倒立状態」にあるもの、ということである。
マスコミというのは、この倒立状態を維持するための、権力のイデオロギー装置である。
ここから考えると、「ヒキヲタ」型の「コギト内コギト」というのは、この「イデオロギー(幻想)」
たる「市民社会」の侵食に対し、人間が自己防御態勢をとって「騙されまい」としている状態
である、ということも言えるのではないかと、ふと思った。
「チンコメ」型の「コギト内コギト」は、「麗しい日本国家」という「イデオロギー(幻想)」
(じっさいには、他者への差別を燃料とするため、じつに醜い)にすっかり取り憑かれて
しまっているが、これもまた、「市民社会に騙されまいとする自己防御体制」であることは、
彼らが「朝日新聞やTBSのようなブルジョアマスメディアや、自民党となんら変わらない
民主党」までをも、「サヨ」=「敵」とみなして、愚かな脳内攻撃を繰り広げていることからも、
明らかなように思われる。
「チンコメ」を革命化するのは、本人たちの経済的窮乏が進むのに期待しておくとして、
「ヒキヲタ」の革命化のほうは、「イデオロギー(幻想)性の暴露」、という地平を推し進めれば、
もしかしたら可能かもしれない。
352 :
112:04/03/15 20:24 ID:???
ただし、そのための絶対条件として、革命側が、自他に対する変革の運動を持続して、
みずから「イデオロギー(幻想)」に取り憑かれたような情況に陥っていないことが必要だ。
つまり、革命側の「教条主義」は、革命にとって有害である。
つまり、「チンコメ」の「麗しい日本国家」という「イデオロギー(幻想)」のかわりに、「麗しい
労働者独裁」もしくは、「選挙による平和な共産主義革命」などとという「イデオロギー(幻想)」
を大事に抱えているだけの状態では、革命は一歩も前進しない。
この市民社会の見せかけの「現実性」の「イデオロギー(幻想)性」を、自らの力で暴露
しつづけ、自らを変革しつつ他者の海の中で「うろつきつづける」ことが、当面の共産主義
運動の方針でなくてはならない。難しいことだが、続行しよう。
353 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/15 23:59 ID:.3NJZEiY
>>112さん
ちょっと話しが難しすぎるよ。平易に語れることは分かりやすくいきましょう。
理論的には精密に考えないといけない。特に内面の問題。上部構造だから後回しとか、
社会的諸関係が変われば主体も変革される・・みたいな議論は論外だと思っています。
物理的諸条件が同じでも人間の内面は均一化されないことは「科学的」常識。
権力は物質的のもではなく、情報など非物質的なもので内面を管理することに注意したい
ものです。例えば「癒し」によって社会構造的問題を内面の閉じた問題に変容させます。
為政者の不正を指弾する動機を封じてしまうのです。国民的アイドル=河合隼雄文化庁長官
の罪深さに気づかないといけない。(後略)
実践的には、「敵の敵は、皆味方」という考えがまず大事。左翼は足の引っ張り合いに
精力使いすぎ。理論は精緻に、実践はアバウトに。どうでしょう?
354 :
112:04/03/16 00:09 ID:???
理論は個々人において精緻に、しかし、完全な思想的一致はあえて
求めず、実践はアバウトに、でいいですよ。
いろんな前線、違うものの考え方のグループ、個人が、ゆるい統一戦線
(というか、連合戦線)をつくって、アバウトに行動していくことが、
スターリニズム官僚主義、指導者への権力集中、内ゲバの問題を一気に
解決できるかも知れないと考えます。
355 :
112:04/03/16 00:22 ID:???
>>352を要約すれば、
「共産主義」というのは、「主義」ではなく、イデオロギー的な
「理論」「理念」でもなく、現実的な「運動」だ、ということですね。
いわゆる「理論物神」という状態は、
>>353の「癒し」と同じように、
「運動」を停滞させてしまう、ということを言いたいのです。
もっとも、「運動」も、めくらめっぽうやっていたら、ダメなのは
当たり前ですが。
356 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/16 00:56 ID:.3NJZEiY
>>354 その通りですね。私もこの問題は他のスレで問いかけていますが、意味あるレスは
返ってきません。
595 :招き猫 ◆yk/JpL/Z9U :04/03/14 11:40
革命が暴力的である必然、プロ独裁が超法規的に絶対である必然
この二つだけが反民主主義的要素ではないことが重要です。
すなわち、ノーメンクラーツの問題。革命にしろプロ独裁にしろ「指導者」は
その外部の超越論的立場に立たざるをえない。新たなる階級の誕生である。
彼ら(指導者)の絶対性はすべてに優先することになるはずである。新しい神の
誕生と言ってもいい。スターリンの行った粛清は理論的必然(陥穽)なんだ。
このノーメンクラーツの問題、指導者は理論的に労働者の外部に位置づけられる
という「階級誕生」の問題、プロレタリアートではなく指導するべき「階級」にだけ
権力が集中する問題。。これらは真に語られたことがない。
☆個人的には柄谷のくじ引きなどの提案は馬鹿にできません。指導(者)に絶対的権力
与えるのではなく、偶然性を理論的に与えることにより、ある種の不安定を必然させます。
暴走の歯止めにはなるかも。アメリカの大統領は再選が一度しか認められてないですよね。
指導者は期限来たら必ず交代。不破みたいな院政も禁止する。などなど・・
357 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/16 01:00 ID:.3NJZEiY
>>355 「ドイデ」の有名な一節でしょうか。
マルクスが実践的には慎重であった理由を察知することが大事ですね。
ツリーではなくリゾーム的連帯。固定的ではなく流動的連帯。
言うのは簡単ですが、これが一番難しいでしょうね。
358 :
112:04/03/16 02:57 ID:???
>>357 連帯も、「運動」の中で、自然につくられるのが本来です。
たとえば、エコロジストが有力な候補を見つけてきて、市長選なり町長選に出馬
させようというときに、反戦無党派、元全共闘、日共、元日共(所感派のじいさんら)、
ときには社民党左派くらいまでがアバウトに連帯して、「勝手連」をやっていくような
運動スタイルが、長野県(信州)では、知事選以来できてきて、定着してきました。
長野の日共は、独自の判断で、無党派への勝手連を始めたようですが、党中央にも
試験的ケースとして認められて、いよいよ本格的にやっています。
日共なんて役に立たないと思いきや、「ポスター貼りならまかせとけ!」みたいな
感じで、選挙戦では大いに役に立つようですw
いちばんの問題であるところの、「党派性」も、今のところそれほど出てきていない
ように見受けられます。日共の候補に、反戦無党派、市民派無党派などが勝手連
して勝った塩尻市長選なんてのもあり、日共も損はしていないですからね。
今回の松本市長選では、隣町の私などは、たまたま知りあったエコロジー派のオヤジに、
「今の候補じゃ勝てん。勝てる候補でなきゃ意味がない」とか、雑談で言っただけの
「運動」でしたが、そうした意見が多かったらしくて、陣営は別の候補を立てて、勝利
しました。
こうした「雑談」も、じつは必要なんですよね、運動には。
長野の運動は、「市民革命」の域を出るものではないですが、現実を変えるという
意味では、革命運動の一つです。こうした勢力(たまに社民党は敵方についたりする!)で、
「自民・公明・民主・連合ブロック」に対し、あらゆるところで、2大政党的がっぷり四つの
「市町村長選挙」をやっているのですから、たいしたものです。
立場や、ものの見方のちがう「諸勢力の束」が、アバウトに連帯すると、大きな力になって
いく、というのが、ほんとうによくわかります。
359 :
112:04/03/16 06:56 ID:???
ちなみに、私の町の町長選では、70票差(50.5%対49.5%)で敗れましたが、
「市民革命」陣営には、PTA、婦人会が丸ごと加わり、青年会は敵陣営、といった
ようなすさまじさでした。両方に在籍する人などは、大変ですw
どうして、本来は保守的であるはずの、こうした組織までが「運動化」するのかと言うと、
PTAは、教育問題(日の丸君が代の強制絶対反対)(30人学級実現=共産党の政策)など、
婦人会は、石鹸運動(合成界面活性剤=中性洗剤の追放運動)などで、
勝手に「リンク」してくるわけです。
おそらく、中核には、昔からの環境活動家(ゴルフ場建設反対運動)(高速道反対運動)
(国定公園反対運動)(オリンピック反対運動)がいて、いろんな政策を束ねて、
陣営の公約にまとめていくようです。
市町村の7〜8割で、このような候補が立っています。勝ったり負けたりです。
市町村選挙のことなど、全国メディアには乗りませんが、総体として見れば、長野県
(信州)で起こっていることは、むろん、共産主義運動というわけではないですが、
それにしても、かなりどえらいことだと思います。
かなり有効な運動ですから、ぜひ、日本全国に波及してもらいたいものだと思います。
「フリーター417万人の衝撃」この番組、わたしもたまたまですが、見ました。
感想を述べます。(1)この番組をみて、「衝撃」を受けた人もいるかもしれま
せんが、数的には、そんなものよ、という人と、ほう、そこまで、という人のほう
が圧倒的に多いとおもいます。そこで紹介されていたのは、「フリターの雇用」
という形での、整備され緻密化された、労働者の搾取体制です。わたしは、そんな
ものよのくちです。それに、罰金制度や、セクハラ、昼食さえもの規制、暴力など
を加ればればわたしが生き見て来た世界です。そして、それが、日本の労働者の数的
多数がおかれている現状です。そうじゃありませんか、みなさん。とくにばかウヨ諸
君。(2)この番組は、よくいえば、マスコミ的勘違いが、悪くいえば、ブルジョア
マスコミ的すりかえがあります。
たとえば、この番組に出てくる高校生の男の子の話です。高校の就職斡旋
の女の先生は、彼女の職業的良心性から、その子に、生涯獲得賃金の違い
や、労働者としての能力獲得機会の違いから、正社員雇用をすすめます。
けれど、なかなかその男の子は、先生たちのもってくる就職先に納得しま
せん。いろいろと悩みながら、この男の子が決めたのは、服装関係の仕事
に就こうということです。ですよ。であって、この男のこは、決して、「
フリーター」になることをまず選択したのではありません。この男の子、
決して特殊な子でなく、ありふれた、(昔から)、子どもが、自分を考え
自分の生涯を考えて、道を選ぶとき、「フリター」しかないというのが、
現状ではないでしょうか。このスレでも何番さんだったか、すかさず、
すきこのんで「フリター」になるのではないという声がありましたが、
わたしもそう思います。わたしは、「フリター」などの労働者と、ルン
ペン・プロレタリアートの同一視や、「フリター」の特殊視はヒジョーに
いかん事だと思います。
(3)もちろん、今日、日本の労働者階級がおかれている状況が、マルクス
や、レーニンの時代と同じだ、などと言うつもりは毛頭ありません。わたしが
このスレに「資本論」のもっとも資本論的内容を記したのは、「資本論」、マ
ルクス、エンゲルスと言い換えてもいいのですが、の全くの正しさと同時に、
当然のこととしての、その限界を知ってもらいたかったからです。あれに、レ
ーニンの「帝国主義論」を加えれば、もっと日本の現状把握に近づくと思います
が、それとて、質的不十分さがあるのは明確でしょう。112さんが、世界の現状
についてかなり的確に分析されておりましたが、有難く参照していますが、
もっと、全領域の分析の努力が引き続き必要であり、また、どこを出発点とすべき
か、いずれにしてもレーニンーースターリンーーフルシチョフの「労働者国家」の
変遷や、中国共産党、毛沢東の実践を課題に据えた、共産主義運動のとらえかえし
の努力が必要だと思います。それらの努力がないなどという気はありません。すでに
多くの人士が真剣にとりくんでおられます。世界ー日本の労働者階級の運動の前進は、
いまその努力とともにあると思います。
労働者でもない奴が何を偉そうに。失せろ、と言いたい。共産党板から出てくるな。
共産主義思想なんて捨てろ。北朝鮮中国ソ連の軍国主義を支える思想だと心得よ。
おれは、もろ労働者だよ。
365 :
国連な成しさん:04/03/16 21:34 ID:394U7vCo
366 :
国連な成しさん:04/03/16 22:43 ID:394U7vCo
367 :
国連な成しさん:04/03/16 22:55 ID:NDJhNQ26
たぶん戦争ってのはなくならないよね。
漏れが今戦争に反対するのは別にこの世界から
未来永劫戦争がなくなることを目指してってわけじゃ
ないよ。もちろんあってほしいとも思わないけど。
なくす方法はまぁ間違いなく共産主義じゃないよね。
どんな主義でも1個1個戦争とその萌芽に反対してい
くことじゃない?そのためならやっぱ民主主義が大事
じゃない?
アメリカと日本が武装解除すれば世界が平和になると思う。
日本がアジアにゴメンナサイって謝ればアジアが平和になる。
アメリカと日本が米英のような関係になれば世界が平和になると思う。
中国共産党が消滅すればアジアが平和になる。(確定)
371 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/16 23:10 ID:G9K2y9zk
誰も積極的にフリーターに賛成していない。
フリーターがいいとは思ってない。
誰も積極的に戦争に賛成していない。
戦争なんていいとは思ってない。
では、なぜ「反対!!」と叫ばないのか。叫ぶ声が大きくならないのか。
甘んじて受け入れている状況 〜 大した抵抗せずに 〜 をどのように考えるのか。
や・は・り、彼らはフリーターを、戦争を選んでいるんだよ。甘い認識では問題の
核心は見えません。彼らの抵抗力を奪っているのは何?抵抗しないことへと向かわせて
いるのは何?
内面の問題、内面の管理及び都合いい内面の育成のプロセスに敏感でありたい。
為政者は狡猾であるのに、あまりにも幼稚すぎるぞ。いやいやフリーターになってる、
なんて思ってるようじゃ完敗。。積極的にフリーターを受け入れる人間が精密に育成
されている。教育とは、そのような人間を作り出すために存在しているんです、日本では。
至急、
>>345であげた本くらいは読んでください。
372 :
112:04/03/16 23:18 ID:???
フリーターの規定問題は、今日は、とりあえず措いて、
>>358-359の補足をしておきます。
「市民革命」というのが、何に対してなされているかを抽出するのは、けして
今後の共産主義運動に無益ではありますまい。
>>358-359 ところで、最大の問題は、せっかくこうして選ばれた市民革命派の首長が、少数与党
しか持てず、反革命派の多い県議会なり市町村議会で、孤立してしまい、政策の一部しか
実行できないことです。
これは、県議選とか市町村議員選挙では、いまだに「地盤選挙」が行われているためです。
「地盤選挙」とは、「土地の有力者」なるものが、選挙に勝ってしまう仕組みです。
供託金を用意する必要のほかに、そもそも分業の一形態である政治業においては、
勤めをもつ、つまり労働過程に場をもつまっとうな市民労働者は、そもそも立候補ができず、
もともと会社の労働課程にとって不必要な「建築会社の社長」であるとか、地代収入のある
「地主」とか、あるいは政党関係の「職業政治家」が、もっぱら立候補しやすいシステム
になっているからです。むろん、選挙運動資金も必要となります。
このように、「代議制による民主主義」というのは、じつは「富裕有閑者による代行政治」
に、必然的にならざるをえない。
こうして、人民の代表が、傾向的に、権力からは疎外される仕組みこそが、「ブルジョア
代議制民主主義」の実態です。
373 :
112:04/03/16 23:17 ID:???
続き
信州の市民革命政権の面白いところは、「それなら議会を土日と、夜間にのみ開く
ことにしよう」、とかの発想がなされることです。
むろん、県議会によって、そうした提案はかならず葬り去られ、せっかくの発想も、
歴史のゴミ箱にもったいなくも消えていきますが、少なくともそうした「発想」が出てくる
ことによって、人民は自らの「民主主義制度」における疎外状態に気づくことができます。
そして、市町村合併などの重要な問題については、「居住外国人をも含めた住民投票」
によって決めようという、「住民投票条例」制定運動へと、当面はつながっていくわけです。
(管理強化をもくろんだ日本政府の市町村合併策動は、かえって信州では、反発を
引き起こし、運動を活性化しています。)
「労働者(と農民の)権力」と言う場合、この「ブルジョア代議制民主主義」のギマン、
幻想性を、完全に打ち破ったものでなければならない。
ロシアのボルシェヴィキは、この点を自分たちに都合よく考え、維持してしまったのでは
ないか、日本共産党の「選挙による革命」路線の千年王国的間違いも、「代議制民主主義」
という仕組みをそのまま認めてしまっているところから、発生していると思います。
来るべき「ソヴィエト議会」では、まず第一に、「職業政治家」という分業形態を、注意深く
抑圧する政治権力のシステムが、何より必要と考えます。
右翼であれ左翼であれ、「職業政治家」になりたいと思う人間に、ろくな者はいない
はずだ、くらいの警戒心を、人民は持たねばなりません。
374 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/17 00:18 ID:G9K2y9zk
>>372 既出の指導(者)の問題の延長線上にあるでしょう。
権力は腐敗するという定理は普遍ですね。
>日本共産党の「選挙による革命」路線の千年王国的間違いも、「代議制民主主義」
という仕組みをそのまま認めてしまっているところから、発生していると思います。
共産党が政権取る可能性は極めて少ないでしょうが、仮に取ったとしても体制が違い
すぎるために次の政権交代を理論的に可能にすること自体が不可能。
革命と再転覆では、連続性がなく社会・国家が疲弊してしまいます。実質、共産党が
政権取った瞬間、永久に続くようなシステム(プロレタリアート独裁?)に変えられる
でしょう。でないと、コロコロ変わる可能性を残すことは国を滅ぼすほどの無駄がでます。
いづれにしても、日本共産党がどこまで真剣か、疑問に思います。政権党になるタメには
より一層の譲歩と軟化路線が必要。しかし、そのとき共産党ではなくなりますが。
ジレンマ?アポリア?
どうでしょうか?
375 :
112:04/03/17 00:19 ID:???
フリーター問題について、またふと思ったのですが、彼らは「毎日を、そこそこ
暮らせれば、そんなにお金要らないや。税金取られるのも馬鹿馬鹿しいし。
必要以上、働きたくないし」、という考え方をしていると思います。
つまり、資本主義社会が営々と再生産してきた、「他人よりたくさん働いて裕福になり、
豊かな暮らしがしたい」という「経済的欲望」というイデオロギー的(幻想的)現実を、
あっさり否定して、生存しているように思います。
ある意味でこれは、「脱・資本主義」の考え方をしているという側面があるのでは。
現代資本主義の生産力マシーンにおける最大協業により、自然環境が悲鳴をあげている
今日、そのマシーンへの全面的参画でなく、きわめて消極的な参画をえらぶ、
彼らフリーターの選択は、ある意味、「類的存在」としての人間としては、自然な行動とも
考えられます。
これは、「社会主義国の労働者は、資本主義国の労働者より怠惰になる」という一般の
評価を、「資本主義国の労働者は、社会主義国の労働者より欲深で、環境も自らも破壊して
驀進する」というような評価に、試しに変えてみた場合に、理解できるかと思います。
なお、これは、あくまで、「一側面としては」という話で、招き猫氏の危惧されている
資本主義社会のシステムとしての戦略は、綿密に分析する必要があります。
少なくとも、「革命」への回路を、回復せねばならないのは、明らかです。
(なお、フリーター全般の問題と、「ヒキヲタ」「チンコメ」型フリーターの問題は
分けて考えるべきですね。このレスは、全般についてのコメントです。)
112さんの信州でのできごと、興味深く拝聴しております。ひとつひとつの民主
主義的体験の積み重ねなくして、人民の運動の前進はありえませんからね。
377 :
112:04/03/17 00:34 ID:???
>>374 いくら軟化しても、「地盤選挙」の「代議制議会民主主義」の議会で革命派が
多数を掌握するのは、至難です。政治ゴロだけが、勝ち上がりやすい仕組みですから。
このため、共産党が選挙で政権をとることは、あり得ません。実現できない目標
に向かって、消耗的な戦いをするから、千年王国なのです。
選挙制度を、より人民の意志を代表する仕組みに変えることが必要です。
たとえば、産業別労働組合(企業でもいい)の一単位ごとに何人の定数、とかに
してしまえば、ブルジョアジー候補の当選は、おそらく、永遠にまったく排除
できます。
だけど、112さんや、招き猫さんが、「フリター」は・・として語る
内容はなにも「フリター」特有のものでないか、「フリター」のものでない
ものじゃないかと思います。わたしの周りは、わたしを含めて「毎日を、そ
こそこくらせれば・・必要以上、働きたくない」と言うものがほとんどですよ。
379 :
112:04/03/17 00:51 ID:???
>>378 それは、ある意味、そのとおりです。
10年くらい前には、正社員は、がつがつと残業をして、残業手当をもらって
という働き方をしていましたが、今は少し、違うようですね。
むしろ、リストラされないためだけに、がつがつと働いているようですね。
380 :
112:04/03/17 02:03 ID:???
>>377をよくよく見なおしてみれば、
やはり、「暴力革命」か少なくとも「超法規的な勢いをもって政権を奪取する」
ということが、必要なのかもしれないね。
あるいは、人民的な選挙法に変えてしまおうという勢力が、国会の過半数を
今の選挙制度でも取れる方法を、なんとかして考えるしかない。
381 :
112:04/03/17 16:36 ID:???
なお、「超法規的な勢いをもって政権を奪取する」ってのは、
全土のゼネラルストライキ+1000万人デモのようなこと。
直接国民投票で、選挙制度を変えてしまう、のようなことです。
382 :
国連な成しさん:04/03/19 02:19 ID:Xg3YuAfg
>全土のゼネラルストライキ+1000万人デモのようなこと。
>直接国民投票で、選挙制度を変えてしまう。
それだったら、革命戦争でも内乱でもなく、平和革命だわな。
選挙で革命というのは不可能だが、
それなら、いちばん現実的かもしれない。
383 :
112:04/03/19 19:30 ID:9MoVcm.s
プロレタリアート規定問題に関して。
やはり、現代の社会は、細かく分類して実態を分析していかないと、いけない。
たとえば、
1 多国籍大企業、都市銀行、ゼネコン、マスコミなどの正社員労働者
2 多国籍大企業、都市銀行、ゼネコン、マスコミなどは、アルバイトでなく、
派遣社員として社外労働者を雇うことが多い。その社外労働者
3 多国籍大企業、都市銀行、ゼネコンなどの子会社の労働者
4 その社外労働者 派遣社員やフリーター
5 独立した中企業の正社員労働者
6 独立した中企業の社外労働者 派遣社員やフリーター
7 小企業の労働者、
8 その社外労働者 派遣社員やフリーター、また自営業者(個人)
9 多国籍企業が諸外国に設立する会社・工場の正社員労働者
10 その社外工、もしくは不定期労働者(都市ルンプロ的な層と、農閑期の農民)
11 オレオレ詐欺をやっているような層、すなわちルンペンプロレタリアート
12 公務員
など。このうち、1は、腐朽した労働貴族、9は、買弁的労働貴族だが、それ以外は
11のルンプロを除いて、腐朽度や戦闘性、意識の深さに違いはあっても、「連帯」の
可能性のある「プロレタリアート」と、いちおう規定していいのではないだろうか。
384 :
112:04/03/19 19:30 ID:9MoVcm.s
「連合」などは、信州の市民革命にすら敵対してくる勢力である。現在、残念ながら
「春闘での賃上げ」、つまり「大企業正規雇用の労働者経済的要求」だけを押し立てた
組合活動は、おおむね、労働貴族階層によって、牛耳られている。
(ただし、全く反革命的存在かというとそうでもなく、たとえば「消費税率大幅アップ」
などという時には、ともに戦わねばならない戦力になる。)
共産主義運動は、一方では、「組合」の「資本主義の存続」を前提とした「経済主義」、
一方では、「前衛政党」の「ブルジョワ代議制制度の存続」を前提とした「選挙運動主義」に、
分裂しており、それぞれが資本主義社会=市民社会のしくみに、絡めとられていっている。
共産主義は、ほんらい、このようなものでなく、労働者の生産点自治にもとづき、
その連合によって、政治権力が完全に掌握されている、直接的な民主主義
(プロレタリアの民主主義)を実現する運動のはずだ。
385 :
112:04/03/19 19:31 ID:9MoVcm.s
「ヒキオタ」「チンコメ」の問題は、階級規定とはまた別の、重要な問題だと思う。
・例の幼馴染の大学生と女子高生が、愛し合った結果、「互いの両親を殺害して、
自分たちも死のう」とし、殺害までしてのけた事件の扱いで、大学生は脅威的他者への
被害妄想、女子高生には自死衝動が見られるとして、医療プロセスの適用が決まった。
二人とも、現実世界と、自分の中の観念世界の分離が著しく、観念世界においては
かなり特殊だったが、現実世界においてはふつうの「よい子」だった。
・ネットでのチャットとか、オンラインゲーム、PC美少女ゲームにはまる連中は、
現実世界に住んでいる時間を、自分の観念世界に住んでいる時間が、量的に
上回っている場合も多い。
そのゲームは自分の時給の何時間分にあたる価格か、という考えより、そのゲームが
発売日に買えるかどうか、ということのほうに、彼らの欲望的思考は向かうように思う。
この場合、脳内では、観念世界のリアリティが、現実世界のそれを上回っていると
言える。彼らはりっぱな「ヒキオタ」である。
386 :
国連な成しさん:04/03/19 19:31 ID:9MoVcm.s
・「ナンチャッテ右翼」すなわち2ちゃんねるに顕著な「ネット右翼」=「チンコメ」も、
ルイ・ボナパルトの「憲兵隊」や、ファシストの「黒シャツ隊」になるような、現実世界での
根性はいっさい無いから、「ヒキオタ」の変種であると、規定できる。
この人たちは、天狗同盟が直面してきたヤクザ連中とは、違う人種である。
(もっとも、「情報社会」といわれる今日、こうしたチンコメ反革命電波も、けして軽視
してはいけない。プロレタリアートの情報伝送にとって有害なノイズだからである。)
・こうした「ヒキオタ」より症状のひどい、学校にも労働にもまったく出て行かず、
親が食べさせざるをえない本格的「引きこもり」が、日本に十数万人いると見られている。
この人たちの場合は、ほぼすべて、自分の観念世界の中にいるといっていいかも
しれない。
こうした精神過程と、資本主義との関係を、分析せねばならない。
387 :
国連な成しさん:04/03/19 19:46 ID:Al9zTQeI
>>384 共産主義と社会主義の違いもよくわからない素人だが、
ヨーロッパの、とりわけ、東ヨーロッパの‘社会主義革命’は、
‘下層階級’の政治参加を可能にし、近代キリスト教階級社会を
民主化した、と言える。
参照
『ポスト現代思想の解読・増補版−近代の<原ロゴス>批判に向けて』、
石塚省二著、白順社刊。
日本にはヨーロッパ社会のような‘階級’は存在しないでしょうに?
日本ではいかなる‘革命’が必要なの?
388 :
祝、スペイン、イラク撤兵。:04/03/19 20:02 ID:Al9zTQeI
スペイン社会労働党の勝利により、
スペイン政府はアメリカ、イギリスのいんちきで始まった
イラク戦争を批判し、撤兵を考えていることを明らかにした。
すかす、国連ってのも怪しい組織だねえ。
まずもって、アメリカ・ブッシュのイラク人絶滅戦争に
反対すべきでしょうに。
国連なんて生い立ちからして、うさんくさい組織だね。わたしは、アルカイダ
の無差別テロを支持する気は全くないが、スペイン次期首相の演説は、白を黒
と言って平然と略奪を行うアメリカとそれに追随するものに、それはおかしい
でしょうと、はっきりといったという意味で、溜飲の下がる思いがしたね。ブ
ッシュ、ブレア、コイズミの強盗トリオも思い上がっちゃいけない。
390 :
国連な成しさん:04/03/19 20:23 ID:AhX0K.Ac
共産主義になったらこれまで労働者を搾取してきた中小企業経営者を死刑にできるのが
メリットだ
391 :
国連な成しさん:04/03/19 20:23 ID:U0D9TDog
というか、珍米が次に言うのは「テロを肯定するのか?」に
まちがいない。
>>387ユーゴなんて、「共産主義」の解体と同時に、民族間のすざまじい
殺し合いが始まったもんな。
わたしの子も「不登校」でした。「不登校」児って、ほんといい子が多い
んだよね。正直、いい子過ぎた罪といった不条理を感じたことがあります。
「共産主義」社会ではこの子たちが自由に羽ばたけれるといいですね。
394 :
国連な成しさん:04/03/19 21:06 ID:XCpavy8s
東欧は、ソ連帝国に支配されたと言う方が正しい気がするけど。
米帝が中南米を支配していたのと変わらない。
396 :
国連な成しさん:04/03/20 00:29 ID:svi8qcdA
ちゃんと実現された「共産主義」は、ロシアの労農政府(アナボルの連立政府)
毛沢東の共産中国の初期、ニカラグアのサンディニスタ政権の初期など、
ごく一時期にしかない、と俺は思う。
共産主義は、支配体制でなくて、「人間の解放に向けて現実を変革し続ける運動
そのもの」であるという意味で、今までの歴史では、革命初期にしかみられていない。
毛沢東の「持続革命論」は、論としては正しかったけれど、もたらしたのは
共産党の一党独裁だった。
成功した革命も、しばらくすると一党独裁による国家独占資本主義へと転化
していってしまった。
前衛党抜きの革命、しかも国境を越えた世界同時革命、というイメージを、
私たちはもつべきだ。グローバル資本主義と、インターネットの世界的普及によって、
ようやく、世界にはそうした革命の成功の可能性がでてきた、と思う。
共産主義とは、すべての人類が解放されるまで持続される、変革の運動である。
私たちは、革命の初期に、戦車に乗って凱旋する人々の笑顔を、政権転覆のあとも
ずっと、保ち続けねばならない。そうでない革命は、失敗した革命である。
登校拒否症とか、ひきこもり症、フリーター的社会への半参加、というのは、
もろに、現代の資本主義の造り出している社会への、「拒絶反応」だと思う。
僕の知り合いの女性に、30歳くらいになって、ある日、パレスチナの難民の
子供のポスターを駅で見かけて、自分と引き据えて、その夜リストカットしてしまった
人がいた。幸い、危ないところで命は助かって、今も生きている。
まともな感性を生まれつき持った人間には、とうてい生きて行きがたい世の中が
今の世の中であり、人々はなんとかそれを忘れて生きていくようにしていると思う。
革命のエネルギーは、そうした形で溜まっているのではないだろうか。
398 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/20 01:12 ID:5s6rRzYc
>>393 >>397 神経逆なでするようですが、全く、逆です。
>登校拒否症とか、ひきこもり症、フリーター的社会への半参加
成熟社会の安定感が生み出す自我の危機という逆説に注意。北欧では自殺者が
多いのはなぜ?
>僕の知り合いの女性に、30歳くらいになって、ある日、パレスチナの難民の
子供のポスターを駅で見かけて、自分と引き据えて、その夜リストカットしてしまった
人がいた。幸い、危ないところで命は助かって、今も生きている。
単に恵まれた環境で生活しているからです。北朝鮮の人は絶望的な毎日送って
いますが、なんとか生きようとします。我が子を食べてまで。温室栽培のひ弱さ
ではないですか?
あなたの子供の頃は、「登校拒否・ひきこもり」なんて言葉なかったでしょう?
今よりずっと『資本主義的』な社会だったにもかかわらず。
不愉快な思いさせて申しわけありません。事実はもっと複雑だということが言いたかった
だけなのです。
>>398 「経済的に恵まれた環境」が、「恵まれた環境」というわけではないでしょう。
僕は、北朝鮮にしたって、アフガンにしたって、我々の失ったなんらかの
「豊かさ」を、(とくにアフガンは)持っているように思います。
「経済的には恵まれているけれど」「人間としてのたぶん重大な部分」が
空疎化されるからこそ、こうした問題が起こるのではないでしょうか。
もっとも、アメリカの黒人の子供たちのギャング団化、アフリカの
恒常的内戦化など、一緒に考え合わせねばならないことは、たくさん
ありますね。
>>398 >>399 この問題を考えていくには、統計か、その社会で長く暮らした経験が
必要ですね。
たとえば、フランスやドイツなど、日本とそれほど変わらない生活の
レベルで、政策としては「社民主義的」政策が取られている地域にも、
ひきこもりとか、登校拒否問題が発生しているか否か。など。
「チンコメ」は、どこの帝国主義国にもいるようですが。
初めて見ましたが、このスレ面白いですね。
招き猫さんの
>>371のレスは琴線に触れました。
よく分からないで書きますが、抵抗力を奪っているのは
圧倒的な現実ではなかろうかと思います。これは恵まれているとか
貧しいとかいうのとはちょっと違う話で、とにかく答えが一つしか用意されていない。
現実そのものがそうなのか、意識に映る世界がそう見えるのか分からないが、
結論が一つで、それだけ支持すれば良くなっているようになってる気がします。
日本人は上手に飼いならされているのかもしれません。
たとえば、圧倒的な現実というのは、貧しい国は貧しく、富んでいる国は富んでいる。
どうも富んでいる国が原因で、貧しい国が出来ているらしい。しかし
自分自身は、すでに富んでいる国の人間なのです。
日本というのは意外とボロを隠すのが上手な国かもしれない。
アメリカのように時の政権が勝手な判断で戦争して、自国民を戦場で被害に
晒していれば、嫌でもそのうち反対運動はおきる。しかし、日本は
支持はしたが、石油のためです、日米同盟のためです、国益のためです、
でも戦費負担はしません。文句あるか。自衛隊を派遣します。
ぎりぎりの装備は持ってきます、でもやることは復興支援ですよ、
イラク人も歓迎してます。文句あるか。
これじゃあ、どこをどう反対していいか分からないじゃないですか。
日本と言う国がおいしく生きるためにおりこうさんに振舞っている分だけ
それを感じ取る人間は誰とも連帯できず、自分の世界にだけ閉じこもるのだと思います。
でも、それで生き延びている日本人という姿を知っているから、反対を唱えないのです。
>答えが一つしか用意されていない。
なるほど。まあ、資本の力の構造の容赦のない貫徹が、経済を、たぶんそこから
派生したりした力とかが、政治、意識を、一つの方向にもっていくので、
抵抗するすべのない個人の意識は、自分だけの観念領域(バーチャル現実)を
もつと。
そしてそれすら、システムのたった一つの方向の変化は、あらかじめ、計算して
いたように取り込んでいく、という感じでしょうか。
「別の現実もありうるのだ」という個人の意識が、ゲーム産業に吸い取られていっ
たり、自殺他殺に走らせたり、と迷走しながら、結局ひとつに収斂していく。
チンコメなんかは、「この現実でいいのだ」みたいに、最初から安心したがる
だけだけれど、意外と居心地良かったりする個的空間、みたいな。
また、「万人の万人に対する闘争」状態のなかで、「人類」という意識が希薄
になりつつあるのは、確かかもしれません。
経済的に貧しいところには、「助け合い」とか「奪い合い」という露骨な人間関係
が残っているけれど、経済的に豊かなところでは、貨幣の幻想空間と同じ幻想空間に、
人々が飲み込まれていって、露骨さを失っていっている、という感じですかね。
このままいくと、疑問を感じる人間はすべて日本の均質性によって
淘汰されてしまう気もします。反対を唱える、唱えない、は別に問題じゃない。
均質性の方を危機と感じるべきで、一つの結論に収斂しない方法が、日本には
必要なのだと思いますが。
405 :
112:04/03/20 03:12 ID:???
>疑問を感じる人間はすべて日本の均質性によって淘汰されてしまう
僕は20年くらい、とことん「反対派」で、それなりにあがいて表現活動だけは
してきたけれど、(政治活動はしていない)この2年ほどは、ほんとにきつかった
ですね。
笑われるかもしれませんが、2ちゃんねるのイラク板に、かなり救われているw
このスレッドに接して考えたのだけれど、たぶん、ここにおいて話されるような
しかたの延長に、「革命」はほんとにあるのかもしれないという気がしてきた。
少なくとも、今ある労組や、政党というものよりは、しがらみなく、理論とか
活動方針とかが、斬新に生まれてくる気がする。
個人的な経験を、うまく抽象して、他人に伝えられるような、そういう形式が
誕生してくるというのかな。
苦労したぶん、僕は今は少し、楽観的ですけどね。
こんな世の中、誰だって、嫌だと思っているはずだと、考えますよ。
406 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/20 03:20 ID:5s6rRzYc
>>399 それでは何も語ってはいませんよ。
経済的に恵まれているということと精神的に充実していることは別問題。当然です。
経済的に満足していても、精神的には空虚である原因を語らないことには建設的に
なりません。「何か」を結論としていてはダメです。
精神的な問題は個人の内面(心理)の問題です。だから、為政者は「癒し」の問題に
すり替えます。確かに、癒されないとどうにもならないことはあります。
重要なのは、内面が教育などの社会制度によって外部から育成・管理されるのです。
その結果、社会構造的問題でさえ、個人の内面の問題=気持ちの持ちよう、とか、
ストレス解消みたいに変容させられるのです。
内面を侵犯する外部は、為政者の政治的問題だけでなく、資本が欲望を喚起し続ける
ことにも起因します。欲望が満たされないのではなく、無限に欲望を捏造するシステム
が高度情報化資本主義社会なのです。マルクスの分析では不十分です。
江戸時代の人は、携帯電話がない不便さを感じませんでした。テレビない不自由は存在
しなかったのです。不満は「満足の捏造」に起因します。CMの商品なんて買わなくても
いいのに、いつのまにか満たされないと思ってしまいます。情報は内面を犯し続けている
のです。従って、個人のアイデンティは外部の物質的なものに依存してしまいます。
情報に姿を変えれば物質(商品)はたやすく内面化されるのです。ブランド物買うことで
内面が満たされる女性は典型です。とりあえず「ゆとり教育・・・」(ちくま新書)を
お読み下さい。
経済的に貧しい国では商品がない。従って、手に入らないで満たされないと思う機会がない
のです。彼らの内面は、スグに一杯になります。満たされるのですね。身近な自然や家族の
笑顔で満たされる器=内面を持っているということです。人間の内面は無限大に広げることが
できる容器です。高度資本主義はその内面という容器拡大の技術を競い合っています。
なかなか、一杯にならない器に我々は毎日不満を抱いてしまうのです。
407 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/20 03:28 ID:5s6rRzYc
>>401 満たされているのに、「満たされていない」と思わせて買わせるのです。
子供の頃は「自分探し」など強制されませんでしたね。個性はもはや、消費
することでしか求められない人間に育成されています。「個性的」という言葉
は我々から「個性」を奪っているということに気づくのは容易ではありません。
408 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/20 03:31 ID:5s6rRzYc
>>401 ちょっとピンボケなレスしたかもしれません。ご容赦を。。
あなたの言われていることには、同意ということです。
409 :
国連な成しさん:04/03/20 03:44 ID:5pXg4rzs
こういう馬鹿ばっかりだと世界は平和なのになぁ・・・・
http://pc2.2ch.net/test/read.cgi/gamedev/1074975096/580-584 580 名前:純白なミー ◆AHENxxXXXA :04/03/19 19:39 ID:W8xt7EfV
ゲーム造ってます。
プレイ時間45時間ぐらいの超大作。
みんなが感動するものを作って涙とか流れると喜ぶ。
容量・20M以内には抑える。
ジャンル・感動大作
音楽・オリジナル
立絵・オリジナル
そういうわけで絵師と作曲担当募集中!!!
581 名前:名前は開発中のものです。 :04/03/19 19:41 ID:b2BUq9F7
うわ、凄い期待!!!
おれは絵も音楽も出来ないけど期待してるよ!! シェアでも買うかも!?
582 名前:純白なミー ◆AHENxxXXXA :04/03/19 19:43 ID:b2BUq9F7
>>581 ありがとう。
でもシェアじゃなくてフリーだから安心してね!!
583 名前:581 :04/03/19 19:44 ID:b2BUq9F7
ええ!! それだけ凄いもの作っているのにフリーなんですか!?
か、神だ・・・・・
584 名前:名前は開発中のものです。 :04/03/19 19:45 ID:b2BUq9F7
神 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
410 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/20 03:47 ID:5s6rRzYc
その他の方へ
バーチャルな空間は、視覚と聴覚だけで構成されていますよね。
古典文学の理解は匂いや気配みたいなのが大変重要です。
目を閉じて、耳をふさいで、それでも横溢な空間が長い間続いていたのです。
桜の季節ですね。満開の花の下ではいい香りで満たされます。このような
満足で心が一杯になる人間は現代の資本主義では反社会的存在となります。
なぜなら、内需拡大にはブレーキにしかならないからです。
いつか、桜の香りも「商品」になってしまう時がくるかもしれません。。鬱
人間らしくありたいと願うのは不景気を招く最大の要因である、この不条理。
そして、あくなき欲望が戦争の原因でもあるのですよね。。自己防衛は別として。
411 :
399:04/03/20 03:49 ID:???
>>406 そういうことで、いいと思いますよ。異論はありません。
僕はこの5年ほど、ひとつの実験として、年収幾らくらいまで下げて生活できるか、
ということを、やってみました。(家賃は払わなくていい環境。すなわち持ち家)
年収50万を切ると、さすがに借金作ってだめですが、年収80万円までは、持って
いけましたね。すると、欲望というのは、だんだんと消えていきます。
携帯電話は必要ない。暇つぶしのために、インターネットはできたほうがいい。
ふとある時、それこそ江戸時代の先祖が、今の私たちを見たらどう思うか、と思った。
パソコンの前で、ゲームやネットをしている私は、たぶん、一人で部屋の中で
「あやとり」をしているようにだけ見えるだろう。携帯を持ち歩いて町で話している人は
旅の安全無事を願う「お札」のようなものを在り難がっているように見えるに違いない。
それが、偽らざる、われわれ現代日本人の、「真実の姿」なのではないか、とね。
資本が次々と無駄な商品を開発するのは、耐久財の生産が一巡してしまっているからです。
日本では。だから国家が「デジタルテレビ規格」などというものをやるわけですが。
むしろ、実質のある経済は、(規模の問題ではなく、実質的な必要のある、というニュアンス)
中国と、東南アジアに、移って行ってしまったのではないか、と思います。
彼らは30年前の日本人のように実体的に見え、私たち日本人は「本来
幻想でしかない欲望」にうんざりしていて、精気を失っているように見える。
ちょっと話がそれてしまいましたが、私は、この日本的なあり方も、東アジアの
あり方も、人類としてよくないあり方だと思います。
経済規模の縮小、というのは、地球と人類を維持するための、必然のプロセスのように
私は思います。資本主義は、たんに、やめるべき時だと思います。
べつに、年収1/5になっても、困らないですから。
412 :
112:04/03/20 04:13 ID:???
>>410 それは、かつて考えたことありますね。男子用のエロゲーにはまっているという
女の子のサイトを見ていたときでした。
視覚、聴覚、それからマウス操作の触覚(ローターでも入れてればなお最高……)
で、経験するエロゲーというのは、これはかなり実体験に近いだろうと。
唯一無いのは、臭覚だな。これをやりはじめたら、バーチャルの完全勝利だな…と。
田舎住まいでも、庭の鶏舎の鶏糞を、落ち葉と混ぜて発酵している匂いなんて、最近、
めったに嗅ぎませんが、このあいだ自転車に乗っていて、そういうことをしている
農家があり、遠い記憶を呼び覚まされました。
たぶん、北朝鮮では、そういう匂いが、まだしていると思います。
私は、それは、「豊かさ」と呼んでいい気がします。まだ自然と人間が、空々しく
分離していない、という意味で。
疎外の少ない、という意味で。
413 :
112:04/03/20 04:38 ID:???
つまり、言いたかったことは、
嗅覚は、最後の砦、最後の出撃拠点、ということです。
よみがえらすべき多様性のための戦いの。
せっかくだから、「不登校」について不登校児の親の意見を聞いてみたいな。
2チャンにもそういった子どもたちの板があるので、ときどき覗いているのですが。
ま、わたしは、きたるべき「共産主義社会」は「不登校」児ものびのびと生きれる
社会じゃないと無意味だとおもいます。いまは、「不登校」児への社会的偏見を
できるだけなくして、「不登校」児の動ける範囲をひろげることが必要だとおもい
ますが。
417 :
:04/03/20 15:12 ID:Riu7eN.U
落ちてきた風船でケガをするようなアフォは、豆腐の角に頭ぶつけて、
死んでくれ。
419 :
国連な成しさん:04/03/20 15:45 ID:Hu8JJdRM
420 :
112:04/03/20 16:06 ID:f2W5h0Ps
>>410 >>412-413 あと、味覚ね。これを忘れていた。
吉野家、松屋などの牛丼チェーン店、マクドナルドは、廉価戦略により、市場を
独占しようとしていた。このせいで潰れた外食店、自殺した店長や社員も、
3万人の自殺者の中にはいたはずだ。
牛丼屋は、アメリカのBSE問題で、マクドナルドはたぶん単一の味が飽きられて、
再起不能のようだが、これは「天罰」とか「神罰」のたぐいと言える。
実体経済的にも、アメリカに移転する富の流れを、幾分は食い止めたに違いない。
この意味では、ヨーロッパに起こった、かなり過激なファーストフード追放の運動
(マクドナルドやケンタッキーの焼き討ちなど)から発展してきた、「スローフード運動」
というのも、連帯し、その思想と戦略を学ぶべき戦線だと、僕は思っている。
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20040320/20040320a3310.html 2004年03月20日(土)
世界各地で反戦デモ集会 イラク開戦から1年
【ロンドン20日共同】イラク戦争開戦から1年の20日、世界各地で反戦や反テロの
統一行動が催され、ロンドンでは、集会参加者らが「占領をやめろ」などと書かれたプラ
カードを掲げ、中心部のハイドパークから集会場のトラファルガー広場までデモ行進した。
イラクでは戦後の混乱が続き、爆弾テロが頻発。米英両国が戦争の理由とした大量破壊
兵器の発見の可能性はほぼ消え、参加者らは戦争の不当性をあらためて訴えた。
日本でも東京や大阪をはじめ全都道府県で集会などがあり、主催者発表で延べ約13万人
が反戦行動に参加。ローマでも40万人規模(主催者発表)の反テロを訴えるデモがあった。
米平和団体「平和と正義のための連合」によると、抗議行動は世界50カ国以上で、日本、
オーストラリアなどアジア太平洋地域から欧州、米国など地球を1周する形で展開した。
423 :
国連な成しさん:04/03/22 01:26 ID:8DvtVITo
>>415 俺は子供いないからなぁ。
事実婚も解消してしまっているし。
田舎の村のフリースクールに半年くらい行かせたら、治ったとかいう話は
聞いたことあるけど。
ただ、共産主義が運動として進み続けた場合、ひきこもりとか、
あるいは子供を親が、親が子供を殺すような殺人事件だとか、
酒鬼薔薇事件や大学生高校生カップル家族殺人事件のような
事件の元になっている精神疾患は、解決していかなければならない。
環境ホルモンなどの化学物質の影響とか、どんな社会にも犯罪者はいる
といったレベルでは、すぐには解決しようもないが、
自然との関係、社会(他の人間)との関係、文化の環境を、よりまともにする
というのが、「革命」であるのだから当然だ。
あらゆる人間が(ブルジョワや地主も含めて)解放されるまで、運動として
続けられるのが、共産主義であるわけで。
425 :
国連な成しさん:04/03/22 23:33 ID:BO107.ik
426 :
国連な成しさん:04/03/23 00:14 ID:BO107.ik
都立高卒業式、君が代で「不起立」の教員150人以上
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20040323/K0022201911063.html 東京都立の高校の卒業式で、「君が代」斉唱時などに起立しなかった教職員が
150人以上に上ることが22日、現職教職員のネットワークの調査でわかった。
都教育委員会は昨秋、「日の丸・君が代」の実施要領を細かに規定し、違反者を
処分する方針を示している。起立しなかった教員の事情聴取はすでに始まっており、
前例のない大量処分になるのは必至だ。
都教委は都立校に対し、教職員の座席表を事前に作成させるなどした上で、式
当日は「監視役」の職員を派遣。起立しなかった教職員をチェックできる態勢を
取った。違反者には戒告などの重い処分が考えられており、何回か続けば免職に
なる可能性もある。
怒れ! 東京市民!
立ち上がって、あの薄ら馬鹿のチンコメのうんこ臭いボケ爺ぃを、
都庁の屋上から、突き落とせ!
怒れ! 東京都民!
立ち上がって、150人以上の薄ら馬鹿のキムチ臭い垢教師を、
校舎の屋上から、突き落とせ!
入 れ 知 恵 し て や ろ う。
次 の 都 知 事 選 挙 で は、
村 上 龍 か、
大 江 健 三 郎 を 立 て ろ。
あの薄ら馬鹿のチンコメのうんこ臭いボケ爺ぃを、
都庁の屋上から、突き落とせ。
432 :
国連な成しさん:04/03/23 10:01 ID:tS6OF1NU
ガンジーの話をしていいか?
一般的には非暴力主義といわれとるが、非組織主義という面が非常に重要なだ。
共産主義も、法治主義も、人道主義も、組織防衛を考えるとスターリニズム、警察組織、悪徳NGOに成り下がるわけだから、ガンジーの非組織という考え方は検討に値する。
また、テロリストが強力であるのは、最低限の情報と金のネットワーク以外には組織を持たないからだということにも思い至るべきだろう。
433 :
国連な成しさん:04/03/23 10:05 ID:lqj3dawk
>>431 いよいよ石原を圧倒的大差で勝たせるつもりか
>>427いよいよ、糞アメは、大日本帝国の末期に似てきたな。行き詰って、撤退
ではなく、戦線の拡大を選択するのか。イラク一国で泣きが入ってるのに、なんで
「大中東構想」がうまくいこう。ほれ、J隊員、お前らの出番だ。赤い夕陽のイス
ラムの地で、鬼畜米英の手先として、散ってこい。しかし、バカをくりかえす、お
前らを、お国のために散ったご先祖さまは、なんと思われるかな。
「例えそれがどんなことであろうとも最終的に人民の幸せに繋がるのであれば許される」
〜レーニン
「一人の人間の死は悲劇だが、大量の死は統計に過ぎない」
〜スターリン
「私は始皇帝よりも偉大だ。何故なら私は彼よりも多くの人間を殺した」
〜毛沢東
「アメリカの核は悪の核。ソ連の核は正義の核」
〜進歩的文化人の方々
「日本は平和国家であるから、憲法第九条は絶対に守られなければならない。
しかしもし日本が社会主義国家になったら、つまり中国やソ連の衛星国になったなら、
大いに軍備を進めるべきである」
〜向坂逸郎(日本社会党の理論的指導者)
おい、バカウヨ、その、出典を記せよ。おめえの、脳内じゃねえのかい。
ばかウヨのくせに、論争しようなどとは、100年はやい。ソースを記せない
のなら、たがいに傷をなめあう、堕ちこぼれやろうの隔離板にすっこんでな。
438 :
435:04/03/23 16:38 ID:???
向坂の発言はマイナーだが、
それ以外の発言は結構知られてるぞ。
この程度の知識も無いとはね。
君こそ隔離版へどうぞ。
どこで、知られてるのですかね?ソースくらい貼ったら。
バカウヨ君は、まず、事実にもとずいて判断し、発言するという訓練が
必要ですな。
441 :
国連な成しさん:04/03/23 17:04 ID:mutu7djk
アイヒマンだろ。
統計上の数額に過ぎないってのは。
○
○
○◎○
○○◎◎◎○○
○◎○
○
○
444 :
435:04/03/23 18:27 ID:???
445 :
435:04/03/23 19:44 ID:???
444ありがとさん、おれは、スターリンはどっちでもいいんだが。
446 :
435:04/03/23 19:50 ID:???
レーニンと、毛沢東の出典こそたのむ。
447 :
112:04/03/23 20:44 ID:???
ここいらの発言は、すべて実際に言われたものだ。
毛沢東のも聞いたことがある。何のときの言葉かは忘れたが、自分を皮肉って
言った発言だったような気がする。政治的な文脈も、忘れてしまっている。
言えるのは、共産主義者の政治家は、たとえ国家独占資本主義者に転落していようと
資本主義の政治家たちよりは、「正直だ」、というだけのことだ。
問題は、「政策の失敗による大量死」「粛清」「内ゲバ」「個人崇拝」の
いっさい起こりえない「運動」を、どうやって、今後、行いつづけるか、だ。
「中央集権」と「多数派形成」の手法を解体し、「さまざまな違う思想の戦線」の
「連合」としての革命政権を、いかにして樹立していくか、ということである。
犠牲は、最小限でなければならない。一人も出ないのがいいのは、当たり前のことだ。
448 :
国連な成しさん:04/03/23 20:49 ID:Al9zTQeI
ジェルジ・ルカーチ:「最高の資本主義より、最低の社会主義のほうがまだましである。」
>>447 犠牲が少ない運動を行っていくことは夢ではないと思う。
しかし
「犠牲の少ない運動」は、「犠牲を多く求める運動」に、勝つことができるのだろうか?
>>447 「政策の失敗」などではなく、共産主義が根元的に内包している制度的欠陥に起因するのではないか?
スターリンは知らんが、レーニンや毛沢東の基本的主張は、ここで述べられて
いることの逆である。しかし、毛沢東なら言いかねない。毛沢東選集など読ん
でると相手を驚かすつもりかなんか、まずとんでもないことを言い出すとこが
ある。発言の一言一句を捉えて揚げ足をとろうと思うと、なんぼでもできる。
毛沢東は、そんなことを言ったあとで、結構緻密なことを展開する。ま、豪傑
なんだろうね。レーニンは間違ってもウヨ房がここで述べてるようなことは言
わない。
452 :
451:04/03/23 21:11 ID:???
ごめん、「毛沢東選集」じゃなくて、「毛沢東思想万歳」だ。「選集」
では、そんなところカットされてるはず。
453 :
451:04/03/23 21:44 ID:???
革命時のロシア、中国は、帝国主義戦争、植民地支配で、日々何千、何万が戦争
と飢えで死んでいた時代だ。レーニンや、毛沢東の革命が失敗していたら、ロシア、
中国の人民はさらに悲惨な状況になったろう。しかし、そのことをもって、革命党
がやった誤りが正当化されるものではない。レーニンや、毛沢東に誤りがあったと
いうのなら、もっと犠牲の少ない革命があったというのなら、状況をふまえつつ解明
していかなければならない。
454 :
112:04/03/23 23:34 ID:???
>>453 だから、何度も言うように、ボルシェヴィキとエスエル左派との
まったく対等な「連合」による革命初期の「労農政府」を、ロシア革命は、
ずっと維持すべきだった。
しかし、「対独戦をどこでやめるか」、の問題というのは、決定的に
革命の将来を、またプロレタリアートと農民の多数の生命を左右する、
これ以上無い「歴史的決断」だった。
多数決できめればよいというものではない。
しかし、ここでの意見の対立を、平和的に一つの決定にしぼっていく
意思決定システムを革命政権が持たなかったことこそ、「労農政府の崩壊」
「ボルの一党独裁」につながった主要因である。
これは、そうした決定のできる意思決定システムを、われわれが構想し、
実現できない限り、永遠に繰り返されるアポリアとなる。
>>450 ただし、共産主義に、「制度的欠陥」があるというわけではない。
共産主義というのは、押し付けられるべき「制度」ではなく、現実をより
まともな方向に変革する「運動」だからだ。
制度的欠陥があるのは、ボルシェヴィズムの「中央集権」と「多数派形成」
の手法である。これは日本共産党にも、革共同両派にも、そのままの形で
継承されている。
457 :
国連な成しさん:04/03/24 04:10 ID:ZQ5tETCo
イラクとイスラエルに大量の童話を送れ いいな
>>457 俺は、パレスチナとアフガンとイラクの、燃えるような目をした
女の子たちのために、童話を書こうと思っている。
ただ、現状、あの子達が欲しいのは、アメリカと戦うための銃だろう。
ヤシン師殺害で4者協議、声明出ず終了 過激派報復開始
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20040323/K0023200708012.html カイロで、四者(国連、米国、ロシア、EU)協議、というので、
ナットクした。
この「国家テロ(ヤシン師殺害)」における、アメリカの狙いは、
イスラエルパレスチナ紛争激化により、中東をさらに不安定化し、
「中東全体へのグローバリズム貫徹」のための
「中東民主化計画」を、国連とロシアとEUに認めさせる、
少なくとも話し合いのテーブルに引っ張り出して来ることだと。
アメリカの思惑通りには進まなかったが、今後、日本とイギリスが
「中東全体への国連の介入」というスローガンで、主人のために
ワンワン吠えることになるだろう。
民主集中のありかただなあ・・・
461 :
国連な成しさん:04/03/24 22:43 ID:jVm5IEgo
世界中、ダメリカにしちゃえば。
独裁国家になったりして・・・
462 :
112:04/03/25 01:55 ID:???
ひきこもりについて
今日BSニュースで、韓国のフリースクールに行っていた日本人のひきこもりの
子が、治ったので、恩返しのため、韓国で、ひきこもりについて一般人の理解を
求める演劇を上演する(韓国語で)というのをやっていた。
韓国にも、ぼちぼちと、ひきこもりの子が現れはじめているようで、まだ一般の
人には現象が理解されていないらしい。
たまたま地方放送でも、長野県八坂村の、農家のホームステイから通学するスタイルの
フリースクール(山村留学)の、えらく活発な卒業式を報道していた。子供たちを
預かった農家の人たちが、みんな嬉し泣きしていたのが印象的だった。
「異文化と接触すると、ひきこもりが治ってしまう」、というので、共通している。
日本、とくに東京の都市空間では、人間と人間の関係のありかたが、行き詰まって
いると感じる。(俺は、東京生活四半世紀 〜拉致被害者と同じ〜 を切り上げて、
田舎に戻って来たのでよく分かる)
街の風景の同一性、というのもいやになる。遊べる山も川も野原も無い。
鳥も動物も昆虫も魚も種類が限られている。田んぼも畑も無い。
子供がコンピュータに走るのもよくわかる。遊ぶところがないからだ。
空間が、すべて私的所有によって区切られ、しかも、マップ化されてしまっている
とても窮屈な感じ。閉塞そのもの。
463 :
112:04/03/25 01:56 ID:???
続き
石原都知事の都立高への「君が代のファシスト的強制」に、端的にみられるように、
・基準への適応の強制
・歯向かう者へのいじめ
・基準への適応という見地からみての自己規制、そしてその上での
・「個性教育」
・裏の実体としての「偏差値差別選別教育」、
により、ふつうに居るだけで、とんでもないストレスを知らず溜め込むように、今の
学校はできているのではないか。
しかも、この世界が、日本全国、一様にどこまでも続いているように幻覚させられ、
観念的にも、逃げ場を奪われているのではないか。
「異文化との接触」においては、こうした世界がぜんぶリセットされた、「ナマの人間関係」
が、作られざるをえない。人間、一人では生きられないからだ。つまり、類的存在である
からだ。
簡単には理解できない者と直面したら、理解し、仲良くなろうとする自然な働きが起こる。
山村とか、異言語社会とかは、この「都市の同一性による閉塞」をあっさりぶち壊して
かえって人間に、「類的存在性」を回復してくれるのだろう。
BSの、ひきこもりの治った男の子は、来年の、韓国の大学への留学試験のため
ハングルの参考書をソウルの街で、買っていた。
そろそろ、この糞同一性の世界を、ぶち壊すべき時だ。
464 :
眠い無名人:04/03/25 07:28 ID:y.Zq2bEg
>>454。
‘「正義」や「真理」の判断は‘多数決’という判断に、
もっともなじまない判断なのである。’
と、漏れも思う。
>>464 個人独裁というわけにもいかんしね、かといって、意見の違う派で
永遠にギロンをしていても仕方ないしね。
イラク派遣、有事法などが、代議制で多数決で決められていくのは
主権者国民としては、非常に、疎外されていると感じるわけだし、
難しいよ、これは。
いっそ、まちがってもいいから、人民の直接投票で決めちゃうかね、
重要案件は。
466 :
眠い無名人:04/03/25 08:48 ID:y.Zq2bEg
>>465。「人民の直接投票」
う〜ん。少なくともあきらめはつくが、すかす、決定できるかね?
多数決という決定方法の無意味さは、台湾総統選挙、
アメリカのブッシュが負けていたいんちき大統領選挙で明らかだと思うが?
多数決によっては何事も決定できない、ってとんでもない結論に
なっちまうが。
まじに、難しい。
多数決は「少数派」の意思、存在をないものにする暴力でもあるし。
やはり、個人的には「正義」を求めたい。 独裁だろうがなんだろうが、
悪いことでないなら、その決定を認める。
アメリカ流多数決民主主義はインチキだってことだけは
はっきりしているんだが。
決定せずにケセラセラ、ってわけにもいかんしなあ。
ともかく国家による計画的大量虐殺である戦争には断固反対、
と、意思表示だけはしておこう。
多数決では物が決まらないことはすでにはっきりしている。
政権は投票箱から生まれるのではない。銃口から生まれる。
468 :
杞人:04/03/25 19:09 ID:6B48rMEk
銃は政権を倒すし、現存する政権を守りもするが、
「政治的権力」を生み出すことはできない。
そしてもちろん、投票箱からも生まれない。
投票箱はただ指名するだけだが、
前回のブッシュが実は負けていた大統領選以来、
投票箱の指名の正当性さえ怪しい。
もう、アメリカ大統領はラルフ・ネーダー氏ということにして、
他を無視してはどうかね?選挙があろうとあるまいと、さ。
え?大統領の資格?
本人がやりたいといい、本人以外のアメリカ人がその意思に賛意を表し、
外国人である漏れも認めた。資格は十分だと思うね。
469 :
杞人。書き込めるかな?:04/03/25 21:58 ID:fjXRACI.
我が宿の貧乏神は飛び来るに果報の神はつれなかるらん
470 :
国連な成しさん:04/03/25 22:00 ID:GfnYKIfw
共産は独裁国家、金豚が手本。
471 :
杞人:04/03/25 22:02 ID:fjXRACI.
哲学板と社会板は書き込めなかったのよねん。
ところで気になったんだが、共産主義における政治的意思決定って、
どんなふうになるの?多数決でも独裁でもなく、
合議、ってことになるのかなあ?
まあ、なにしろ、戦争反対、アクセス禁止反対、と。
472 :
杞人:04/03/25 22:13 ID:fjXRACI.
>>470.
貴族政治、独裁政治、民主政治の三つの政治の比較を、
ソフィーちゃんのお友達がやってた。
『ソフィーの世界』参照、ね。うろ覚えですまんが。
北朝鮮は‘主体(チュチェ)主義’。
共産主義とどう違うのか知らんのだが。
民主主義国家においても独裁は起こるんでね。
ヒトラー、ブッシュ、小泉純一郎。
‘独裁’それ自体は何主義の指標にもなりえない。
いい政治なら体制なんてなんだっていいんだけどね、
‘権力は腐敗する’から、時々革命を起こして浄化せんと、
ってわけでヨーロッパじゃしょっちゅう革命が起こっている。
474 :
国連な成しさん:04/03/25 23:50 ID:vHtObRdE
中国人をわざと見逃して、尖閣上陸させた小泉の悪辣。
対外危機を煽り、民心を掌握するために、さらに小泉の信条である
対米隷属、対米売国を説得的にするために、ついにこういうことをしやがった。
本当にやり方の汚い奴です。国民操縦術がずば抜けている。
スピーカーたるマスゴミを、完全に奴に押さえられている上、
領土問題という事の性質上、煽られるのはやむを得ないと思いますが、
国民の皆さん、なるべく冷静に善処をお願いします!
でないと、本当の大悪魔売国奴による操縦の思うつぼです!!
【参考】対米売国奴・小泉によってブチ殺された日本人外交官の死体画像6枚
http://www.rondan.co.jp/html/mail/0312/031204-7.html *この投稿はHDDに保存して、頭に叩き込んでください*
代議制が、必然的に「富裕有閑者による代行政治制度」になる
「民主主義のギマン」については
>>372 >>373を、参照のこと。
476 :
KZUYA:04/03/26 00:55 ID:E0KVqpXQ
国連な成しさん へ!
北朝鮮は共産主義国家ではありません!
もう少し勉強しましょうね!
477 :
112:04/03/26 01:42 ID:???
主体(チュチェ)思想は、マルクスの文献の中では、直接には明らかにされなかった、
社会(および自然)への人間の働きかけの関係、とくに社会を革命するにあたっての
人間主体との関係を、解明したものといえます。
社会・自然(客体)、人間(主体)、という枠で考えれば、ごく当たり前の思想といえる
と思います。
自主性、創造性、意識性ということを言っていますが、人間の社会にはそうした働きが
あるというのは、むしろ、ブルジョア近代科学にとって当たり前の考えです。
ただし、ソ連ふうの教科書では、意識は経済的下部構造により決定されるもの、とい
う、スターリン的な唯物論教育が行われていたのに対する、若干の批判の意もあったの
ではないかという気もします。
当時流行の、(共産主義シンパといえる)実存哲学を、簡易化したようなものという
ことも言えます。
478 :
112:04/03/26 01:43 ID:???
問題なのは、あまりにも当たり前のことを、何回も、何回も言っているうちに、今度は
「首領様の言うことは何でも正しい」となり、結果、「首領様=人民の代表者=人民=
主体」という、とんでもない使われ方を、じっさいにはされていることです。(主体哲学を
作った北脱出者のファンジョンヨブ氏に、取材で会った友人が、本人から聞いた言葉)
革命において、それを遂行する主体が、重要なのは言うまでもありませんが、
「主体、主体」とばかり唱えていると、とんでもない観念論、主観主義に陥る。
それは、スターリンの「経済決定論」と同じように、人民の権力にとって、害を与える
ということを、警戒しなければならないでしょう。
参考
http://www.cnet-ta.ne.jp/juche/ チュチェ思想研究
479 :
杞人:04/03/26 02:08 ID:fjXRACI.
>>474.
小泉純一郎は悪辣じゃないだろう。
悪辣な人間はいるが、小泉純一郎は人間とは言えん。
殺されるのを承知で、命令を拒否できない自衛隊員をイラクへ派兵した男。
人の命を、己のええかっこしい、アメリカへの忠誠の証に利用して恥じない
男が小泉純一郎である。
感情の喪失。刺激に反応して(つまり、心の動きとしてではなく)
笑ったり喚いたりするロボット。
見るだにおぞましい。
480 :
杞人:04/03/26 02:16 ID:fjXRACI.
>>478。
んでさ、その革命主体、なんだが、たとえば、
‘プロレタリアート階級’が主体になった革命が階級革命、
って理解でいいのかね?
いや、つまり、「権力の浄化」するためにも革命は必要である、としてよ、
日本でいかなる革命が可能なのかね?
とりあえず、北朝鮮に民主主義革命を!と北朝鮮の問題は片付けるにしても、さ。
481 :
杞人:04/03/26 02:21 ID:fjXRACI.
>>474.
麻原何がしに堕枕かされる程度の‘国民’だからなあ。
小泉ーアメリカマスコミにだまくらかされるのは、当然、かもよ。
真実をもって虚偽を打ち破り、正義を実現しませう。
482 :
112:04/03/26 02:23 ID:???
>>480 世界的には、農民のほうが多いだろうから、
「プロレタリアート+農民」の革命と俺は思うが、
日本では農民が少ないので、プロレタリアートでよい。
ただし、エコロジスト、消費者団体左派のおばちゃん、反戦派、
地方分権主義者、教育問題糾弾者、など、
さまざまな思想をもった「広範な戦線」が
参画するべきであることは、過去スレにも書いてあります。
「資本家いがいのすべて」くらいでよいと思います。
483 :
杞人:04/03/26 02:39 ID:fjXRACI.
>>482.
うん、その「プロレタリアート」が日本に階級として存在するのかどうか、
ということなのさ。聞きたかったのは、ね。
個人ではなく「階級」という総体としての「主体」があって始めて、
‘革命主体’たりうる、んでしょ?
つまり、逆に倒すべき‘資本家階級’なんてもんがあるのか、
ってことでもあるんだが。
>>483 このスレでは、200番代くらいから、「フリーターはプロレタリアートか」
「チンコメはルンペンプロレタリアートか」「多国籍企業正社員はプロレタリ
アートか」という論争がなされ、主要テーマのひとつとなっています。
各人、意見は違いますが、私の見解は、
>>383に尽きます。
人間の問題としても、システムの問題としても、資本、資本家は、
資本主義社会がなくならない以上、とうぜん、存在しています。
485 :
杞人:04/03/26 03:02 ID:fjXRACI.
>>484.
資本家がいることも‘労働者’がいることも承知しているんよ。
問題は、それが「階級」かどうかってことなんだ。
金があるかないかってだけの違いでしょ?
金があれば資本家になれる、というのであれば、
その資本家も労働者も「階級」とは言えないんじゃないかな。
だから、‘お金持ちになった労働組合幹部’が資本家の代弁をする
ようになっちゃったんでしょ?
いや、いろいろありがと。沈没します
>>485 沈没される方になんですが、
要するに、アントニオ・ネグリの『帝国』のようなこと、
つまり、階級が不可視になってきた、というようなことでしたか。
そりゃたしかに、そうですわね。
会社の社長も雇われだし、経営に参画して歩合給のプロレもいれば
アジア人を「使って……させる」という意識でだけ「働く」プロレもいればで。
すでにブルジョアも、システムの中に埋没してしまい、たとえば不祥事で
すぐクビにされたりと、ひとことで言えば「憎むべき顔をもった人間」としては
プロレタリアートの前には、なかなか現れなくなっている。
しかし、貨幣を媒介に搾取された、労働者の過去の労働の蓄積が、資本となり、
労働者の手元から離れるばかりか労働者を支配する、というシステム自体は、
相変わらず続いています。
生産力マシーンがとことんまで増殖したので、労働の成果としての商品が
つぎつぎと、オモチャ化しつつ、街にあふれ出てくる。
マルクスの時代には、これほどの戯画化は予測されていなかったと思いますが、
資本の自己増殖という、『資本論』そのままの原理が、貫いています。
国際間の不公平貿易による価値移転とか、マネーゲームによる収奪、
「人頭税=消費税」による国債の利子払いという形での封建的収奪、など、
新手の収奪が次々と考え出されていますが、価値の源泉が「労働」である以上、
資本主義国では、どれだけ見えにくくなっても、資本と労働者の対立は
続いている、むしろ、現在はそれが再び鮮明化しつつある時代だと、私は考えます。
488 :
杞人:04/03/26 14:58 ID:3RWXfCM2
>>486.
う〜ん。
アントニオ・ネグり『帝国』の主張は、不可視の『帝国』支配者に対して、
不可視の‘マルチテュード’(大衆、PEOPLEに対応する)を
革命主体として組織して世界革命を、という主張、と、乱暴な言い方ですが、
なんじゃないかしら。
私は、もっと低レベルで、日本の‘革命主体’の存在を問題にしているんですが、ね。
時間のあるときに、また、書き込みます。
>>487氏の資本と労働の対決、ってのは、ヨーロッパ近代キリスト教階級社会での
話で、ちょっと、ねえ、日本に適用できる話じゃないでしょう。
資本主義批判は継承しますが。
階級のない社会では、資本家=資本主義批判の対象、とはならないと思いますよ。
今日の革命主体としての労働者は、生産手段をもたない労働者=プロレタリア
ということでしょう。日本にその労働者の階級は存在するし、生産手段を独占
する資本家も、その階級も存在しているでしょう。日本の資本制生産関係にお
いて資本と労働者の対立は拡大・激化しているでしょう。問題は、日本が、ニ
流とはいえ、帝国主義国であるということと、下部構造におけるプロレタリア
ートは、政治的に自己を表現してのみ、プロレタリアートとして存在しえると
いうことではないでしょうか。資本家は、経団連などの資本家の団体と、その
政治部、自民党(いまではそのスペアとしての民主党)などが存在し、国家機構
が暴力性を含んで、その利害保持機能を遂行しています。それに対し日本には、
メジャーなものとして、労働者階級の利益を代弁する政党は存在していません。
日本共産党は、「日本国民の利益」を口にしますが、賃上げひとつにしても、総
需要云々と、資本家の利益を考慮しつつしか語りえない、中間的政党でしかあり
ません。いま、資本主義生産は、旧ソ連、中国の市場を取り込むことによって、
一抹の活気を呈していますが、ここで、112さんが述べられたように、ロシア、
中国の生産様式が解体されることなく再編包摂されるなら、より短期に、生産能力
と消費の矛盾、抜け道のない不況の深化、として、資本主義生産の矛盾を露呈し、
それは、帝国主義国日本の労働者階級の分解をすすめ、圧倒的多数の下層労働者
を失業、半失業、より低賃金化においこむのは間違いありません。同時に、米・日
などの帝国主義は、外的には、今後、ますますイラク戦争のような暴力てき侵略を
おしすすめ、内的には、国歌、国旗の強要や、反戦運動の規制の強化などを推し進
めるでしょう。いずれ、現在の闘いをふまえつつ、日本の労働者階級(実質日本の
下層労働者)の利益を掲げた党がメジャーなものとして登場するでしょう。
アディオス、バイバイ
490 :
112:04/03/26 19:24 ID:???
>>488 ●「資本と労働者の対立」、というのは、例として、次のように現存します。
日本政府の歳入というのは、労働者が労働の対価として得た貨幣報酬を、税金(貨幣)
としてくすねたものです。
ここにおいては、労働者の過去の労働が、貨幣を通じて搾取され、国家が独占する
「資本」となっているわけです。
政府は、このカネを、人民の意志とはかかわりなく、ダムや高速道やハコモノ、軍隊を
造るのに使う(むろんそれだけではありませんが、たとえば年金として人民のために使わ
れるよりはるかに多くの金が、使われる)。
結局、本来、労働者のものであるべきこの資本は、ゼネコンや軍需産業に、垂れ流さ
れるとともに、ダムや高速道やハコモノ、軍隊となって残ることになる。
つまり、労働者の過去労働の一部である税金が、一部のブルジョアジーに吸い取られる
とともに、「社会資本(インフラ)」=「国家独占資本」を残すことになる。
ところが、ダムや高速道、ハコモノ、軍隊は、おうおうにして、人民に敵対するものになる。
491 :
112:04/03/26 19:25 ID:???
信州の「脱ダム宣言」「高速道建設反対運動」「市民芸術館を争点にした松本市長選挙
の勝利」「盆地ごとに盛り上がる反戦運動」「自然保護運動」「重要な課題に対する住民の
直接投票を要求する運動」「税金の使い道は、自分たちで決めるという運動」は、すべて、
こうした現実に対して、変革を求めた、革命運動だといえます。
なお、現在、日本政府は、歳入が足りないのに、国債地方債を増発して、資金をつくり、
ゼネコンや軍需産業を今まで同様、存続させるとともに、「将来の数世代に返済の義務の
ある」借金をつくって、収奪を強めていますが、このことの階級的本質については
>>173を参照してください。これは、封建制の要素の復活です。
492 :
112:04/03/26 19:25 ID:???
>>490と同じ構図で、アジアや日本に建てられる、工場やビルについて、考察してみて
ください。
その資金は、労働者の搾取された過去の労働の蓄積であるのに、資本として建てら
れる。それは、本来、労働者すべてのものであるべきなのに、会社の株を所有する
資本家たちの所有物として建てられ、あらたに労働者を搾取するために使われる。
そしておうおうにして、本当に必要なモノは造られず、必要でないオモチャのような
ものが、造られ続ける…。
現在、世界においても、日本においても、 「資本」と「労働者」というのは、こうして
対立し続けており、電器洗濯機を日本で作っていた時代、人民にとっても有益な道路や
ハコモノを造っていた時代にくらべて、タマゴッチなどをアジアの工場で作っている今の
時代、まったく必要のないダムやハコモノを造っている今の時代は、「資本」と「労働者」
の対立は、むしろ激化している、ということです。
この事実と、「労働者意識」の不活発化の問題は、また別の問題です。
493 :
国連な成しさん:04/03/26 19:32 ID:KSc0j75I
共産主義者がフェミじゃなくて、
共産主義者はフェミを利用する。
万国共通
んー、共産主義国家ってさ、例外なく人民弾圧に走るじゃない。
一方民主主義国家では、選挙というプロセスにおいて
政府の暴走が出来ないような機構が出来上がってると思うし。
将来の共産主義国家において、私達が今享受している自由
とか人権が守られるって、どうやって担保出来るの?
それが心配で心配で夜も眠れません。
守られません
それどころか、奴隷は、向上心を持つことすら許されません。
497 :
国連な成しさん:04/03/26 20:15 ID:8lT/jx1Q
>>495 アメリカを見ればわかるけど、民主主義でも冷静に現状を分析できない
国民が暴走してる。 それを理由に民主主義の名のもとアメリカ流の正義
とやらが悲劇を産んでる。しかも、民意の代弁者であるマスコミも機能していない。
これが政府の暴走を止める機能の麻痺ではないか?
498 :
国連な成しさん:04/03/26 20:21 ID:8lT/jx1Q
でも俺は共産主義は過去の理想であって現実的じゃないと思う。
んなもん実験結果としてレポートに失敗でしたと書きましょう
499 :
112:04/03/26 20:49 ID:???
>>489 天狗同盟の、「日本の労働者階級(実質日本の下層労働者)の利益を掲げた党」
への切望というのは、あるていど、実現されると思います。
一部上場企業の「組合」は、「自分たちだけの賃上げ経済闘争」に特化し、いっぽう、
昔の「労働者の政党」は、ブルジョア民主主義の「富裕有閑者による代行政治」の
ワナに無自覚に陥った現状をみても、それは歴史の必然です。
私としては、重信房子の求心力に期待したいですが、そういう革命党はあってよい。
なければ困る。
ただし、すべての人民が、その革命党へ結集するようには考えるべきではないし、
他党・他勢力との統一戦線構築、という、イメージを、今から持ち続けていてもらい
たいと思います。
500 :
国連な成しさん:04/03/26 20:49 ID:0uJflj1Q
というのは、マルクスは、あまりに、革命主体としての「農民」「外国人」「植民地の
人民」を軽視していたので、マルクス自身の思想に、「都市の労働者偏重」がみられ、
この影響を受けた共産主義の流派には、地方の農民を労働者の名のもとに弾圧した
ボルシェヴィキのような傾向が、往々にして生まれるからです。
もっとも、マルクスのこの軽視には理由があります。彼の経験した二つの革命で、
これらの人々が、ブルジョアジー、もしくはボナパルティズムの側に立ち、反革命的に
ふるまったという事実があるからです。
しかし、中国共産党の革命以来、共産主義の勝利した革命は、おおむね、
「農民」が主力部隊となって、勝ち取られたものです。
「プロレタリアート革命」でなくて、「植民地の農民革命」なわけです。実態は。
現在でも、中南米、ネパール、東南アジアなど、マルクスレーニン派=毛派の
戦闘的革命党の勢力のあるところは、すべて、「農民」に基盤を置いています。
毛沢東の「根拠地論」にしたって、そうです。
501 :
国連な成しさん:04/03/26 20:50 ID:0uJflj1Q
むろんこれは、帝国主義国の資本主義を伴った侵略に対し、いちばん苦しい目に
遭わされた農民の反発力が強かった、ということで、いわば 「国際資本主義の進行
によって、土地を奪われる前に」「まだプロレタリアートなどろくに存在してもいない
社会で」「土地を奪われプロレタリアートになる前に予防的に」立ち上がった農民が、
資本主義の侵略を、事前に阻止したということです。
マルクスの理論からみれば、どれも「早産の革命」であったわけです。
だからこそ、これらの革命政権は、いまだ、帝国主義国のプロレタリアートが自らの
政府を転覆してくれないゆえに現存する、帝国主義諸国の軍隊と対峙し続けるために、
何より軍事部門を中心とした「生産力至上主義」=国家独占社会主義をとらざるを
えなかったわけです。
そして、「小土地所有の禁止」というボルシェヴィズムの誤った公式によって、
「土地の国有化」が行われ、これに反発する農民と、政治権力のあいだで、「粛清」
「反右派闘争」「文化大革命」などといった、無駄な「内ゲバ」が行われ、結局、
「強権政体」だけが残った、ということです。
502 :
112:04/03/26 20:49 ID:0uJflj1Q
問題は、マルクスの、「生産手段をはじめ、すべてを奪われたプロレタリアート
だからこそ、革命を起こし、勝利する。失うものなど何もないから、プロレタリアート
は強いのだ」という、かなりヘーゲル的な逆説が、やはり逆説ゆえの弱さを
持っていることです。
たとえば、
「自己再生産のできる、小土地所有者の農民のほうが、安心して革命化しやすい。
彼らは、自分の土地で、家族を食べさせることができるので、持久力をもって戦える。
じっさい、この人たちの組織する脱ダム運動のほうが、実質的打撃を、日本政府・
ゼネコンに与えている」
「職場をもち、なかなか動きにくい旦那にくらべて、環境派の専業主婦のほうが
簡単に、反戦デモに出てくる。アメリカ製品ボイコットもするし、化学薬品ボイコット、
遺伝子組み替え食品ボイコット、はてには、アジア・アフリカとの公正貿易派の
自主農場の製品を購入する、など、帝国主義に実質的な打撃を与える運動を
組織しえている」
という、実情を、考えれば、天狗同盟の革命党は、共産主義革命運動の一勢力
であり、その中核を戦闘的にになう勢力ではありえても、けして、そのすべてでは
ありえないことが明らかだと思います。
503 :
112:04/03/26 20:51 ID:0uJflj1Q
俺はマルクス論議には疎いんで偉そうなことは言えないんだが、
俺の読んだ本によるとマルクスの主張を実践した国は皆無ということだったが。
ソ連をはじめとする共産国はマルクスの主張を間違って実践したと言うことだった。
ただし、その本でもマルクスの主張は結局間違っているという結論であったが。
ちなみに俺も共産主義には否定的だ。
いろいろあるが人間は聖人君子ではないから必ず腐敗するし,
仮に腐敗しなくても画一的な人間ができるばかりで、
ロボットのような人間になるだけだと思っている。
とはいっても,現在の資本主義についても大きな矛盾が出つつある現在、
どちらとも違う物が望まれているんだろうな。
505 :
国連な成しさん:04/03/26 22:23 ID:g9lIlwCI
>>488を補足、訂正しておきます。
「ヨーロッパ近代キリスト教階級社会」→「西欧近代キリスト教階級社会」
「階級のない社会では」→「日本のような階級のない社会では」
東欧の社会主義革命は、少なくとも階級支配を緩和し、
階級対立と民族対立を解決した。
何が(倒されるべき)<悪>なのか?
病気の原因が分からなければ病気は直せない。
ヨーロッパの革命の直輸入は、
たとえば、肺癌の患者を盲腸の手術で治すようなもの、
とは言えないだろうか?
天狗同盟氏、ならびに、112氏の書き込みは示唆に富み、ポレミカルだ。
しかしながら、日本社会の分析としては承服できない。
革命は(必ず腐敗する)政権の浄化であるとともに、
正義の実現でもある。ていねいに反論したい。
とりあえず、私の書き込みを補足訂正し、意思を表明しておく。
506 :
杞人:04/03/26 22:27 ID:g9lIlwCI
>>505.杞人です。ついでに、紹介。
「ルカーチの存在論」 2004/03/26 20:50:21
[No.117]第102回、石塚省二社会哲学研究会
カント没後200周年記念公開講演会
イマヌエル・カントの『恒久平和論』
―自衛隊の海外派兵に断固反対する!第2弾―
日時;3月27日(土曜日)13時〜17時
場所:中央大学駿河台記念館350号教室
東京・JRお茶の水駅、すぐそば。
講演:石塚省二東京情報大学哲学指導教授
<知>を追究する者よ、来たれ!
http://www5b.biglobe.ne.jp/~nakasei/bbs6/index.html
507 :
112:04/03/26 23:21 ID:Ze.EF3d2
>>505 問題の根源、倒されるべき悪の根源は、
「資本の自己増殖運動」そのものです。
すべての問題は、そこから生じています。
その点では、マルクスの経済学の分析は、
まったく正しいわけです。
508 :
国連な成しさん:04/03/26 23:26 ID:8lT/jx1Q
マルクスが正しかろうが、ソ連が間違った共産主義を実践したんであろうが、
システムそのものに問題を生み出す元凶があるわけで、20世紀にそれは証明された
この発明は失敗だったと認めよう
ハマスというのは、なかなかりっぱな組織だな。しかし、若い男の子、
女の子の自爆攻撃はやめさせてくれないか。生きて帰るのを戦術の基本
にすべきだよ。どうしてもというのなら、自爆攻撃は、俺のような40
才以上のくたばりそくないにかぎるとか。アッラーも喜ぶまい。
510 :
112:04/03/26 23:32 ID:???
>>509 まったくだ。
ただ、あの捕まった少年については、イスラエルの情報機関のヤラセ
であるという観測がある。
511 :
国連な成しさん:04/03/26 23:34 ID:6AT.t/AA
テレビカメラの
到着が早いのは
イスラエルのやらせだから
(゚Д゚)
あぁぽむぽむ
やらせだとしても、今回のことでテロリストの卑劣な実態を知った人は多いはず。
>>512 卑劣なのは、アメリカとイスラエルであるということを
確認した人のほうが、200倍は、多いであろう。
国に初の賠償命令 強制連行で8800万円
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20040326/20040326a4620.html 第二次大戦中に強制連行され、新潟港で過酷な労働を強いられたとして、
中国人の元労働者ら12人が、国と新潟市の港湾運送業「リンコーコーポ
レーション」(旧新潟港運)に総額2億7500万円の損害賠償などを求
めた訴訟の判決で、新潟地裁の片野悟好裁判長は26日、国と同社に
8800万円の損害賠償を命じた。強制連行訴訟で国の責任を認めたのは
初めて。
原告は中国人の元労働者10人と、死亡した元労働者1人の遺族2人。
判決は国と企業の安全配慮義務違反を認定、元労働者1人当たり800
万円の賠償とした。
国は、国家賠償法施行前は国の行為について個人は賠償請求できないと
する「国家無答責」を主張したが、判決は「適用することは正義・公平の
観点から著しく相当性を欠く」と退けた。
112さん、共同行動、連帯行動の経験は豊富にありますよ。大衆闘争
はいつもそんなものですよ。別になんの違和感もなかったですよ。権力
奪取後もワイワイやるべきですよ。これまでの中国共産党って意外にワ
イワイやってきたんじゃないですか。毛沢東が最後まで、「走資派」ケ
小平の党除籍に反対したって有名な話ですね。ケ小平自身が、よく話して
いたみたいですよ。あの華国鋒さんが実権を失ったあとも、人民代表会議か
なんだったか登場したとき期せずして満場の拍手が起こったとか、党と国家
は最近、元国家主席の華国鋒さんへの特別待遇をいっさい停止したとか、
年齢を理由に党籍を返還した華国鋒さんは、いまの中国共産党は、もはや
国民党とおなじ腐敗の党に変質したとぼろくそに批判したとか、ま、いまの
ところ、ワイワイとやってますな。わたしは112さんなど嫌な顔をされると
思いますが、少々の「弾圧」はかまわないと思うのですよ。しかし、その、
存在の抹殺と発言の封じ込めは絶対によくないと思うのです。自分がいかに
正しいと思っても、またどれだけ人民からの支持があったとしても、それが
本当に唯一ただしいかどうかなど誰にもわからないことですから。しかし、
そんなことは、いかに、文書上の法整備しても大して意味のないことですね。
独裁国家の法と民主国家の法なんておそらくそんなに違いはないんじゃない
ですか。ま、いろんなデマがありますが、デマはデマとして、ボルシェビキ
とかつての中国共産党を冷静に比較するときはるかに中国共産党が人民的進歩
があると思います。日本の革命はもっと前進しうるんじゃないでしょうか。
517 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/27 00:29 ID:hu3ccEGM
>>507 資本の自己増殖?階級を揚棄すれば解決するかな。個人の内面で欲望も無限に増殖すると
思うんですよね。優越への意志は人間の発展の原動力でもあったんです。これらをなくす
ことは、抑圧ではないのかな。
ニーチェはマルクスとは正反対の「理想化」を行ったと考えています。何を捨てるか、
何を本質とするか、これがアポリアであるだけでなく、「捨てる」ことそのものが抑圧形態
であることを隠蔽してはいないのか。では、ある種の「理想化=抽象化」をしない認識は
あるのか?認識は常に抽象化の産物であるんですよね。
ここに、観念ではなく、実践の意味が到来します。行為そのものは常に一つの背理です。
運動において「躓きの石」はそのことに由来するんでしょうね。
518 :
112:04/03/27 00:40 ID:???
>>516 日本の革命は、世界の革命の、手本とならねばなりません。
少なくとも、そのつもりでやらねば、どうしようもありませんわ w)
しかし、いままでにできた、一定の政治勢力、具体的には、
日本共産党、社会民主党、革共同両派、ブント系諸派、解放派諸派
日共系諸派そのほかの、左翼勢力を、「解体的に」巻き込んでいく、
労働者の党を建党していき、共同、連帯をもって、ブルジョア政権を
転覆するまでは、至難の道です。
革命後は、10コくらいは、党があったほうがいいと思いますよ。
エコロジー党も、女性党も、農民党も、あるべきです。
その点を除けば、中国やキューバは、なかなかよくやっていると
僕も思います。
中国は、外交でも、すっかり大人の国になりましたね。日本とは
えらい違いです。
世界革命が達成されるまで、今の水準でいてくれたら、その暁には、
永続革命がすぐにも再開されるくらいの質ではないか、と思います。
519 :
112:04/03/27 01:01 ID:???
>>517 「欲望」を生み出しているのは、資本の自己増殖運動だと思います。
たとえば、アレキサンダー大王の征服欲、というのは、もちろん資本と
無関係にありますがw、その当時の一般庶民は、今の世の中の人ほど、
「あれが欲しい、これが欲しい」ということは無かったと思います。
共同体のなかで、つましく暮らしていたと思います。
この共同体を破壊して生まれでた資本主義の世界になって、はじめて
無際限の欲望というのが、人間に、病気のように広まりだしたと
僕は思います。
なぜなら、資本主義のメカニズムは、「新しい欲望」を創出し、商品を
つくり、売りつけないことには、回転を止め、滅びますから。
「先物取引」で、「株価が下がること」を、「商品」とするシステムが、
誕生したことが、「資本主義の終わり」の一つのメルクマールとなって
いるように、思います。
「実践(プラクシス論)」続き乞う。
共産主義というのは、実践への飛躍である、と僕も若い頃、確信したことが
あります。
521 :
杞人@卒爾ながら:04/03/27 04:36 ID:fjXRACI.
>>519.‘「欲望」を生み出しているのは、資本の自己増殖運動だと思います。’
逆じゃ逆じゃ。
「欲望」が‘資本の自己増殖’を生み出す、よ。
中身の吟味はおくとしても、さ。
「資本」ってのは無機物、単なる数字だから、んなもんが‘自己増殖’するわきゃ…、
ん?利息ってのがあるな。もっとも高度な詐欺、だわさ。
>>517、招き猫氏の予感、
漠然とした違和感に同意し、俺なりに言ってみた。
欲望が<悪>なのではなく、資本主義が<悪>なのだという主張に繋げようという
企図はあるが、資本主義の<悪>とはいかなるものか、ってとこまでいっちゃうもんで。
ちょと、たんま。
とりあえず、その、‘欲望の暴走’をいかに止めるか、ってのもひとつの問題と思われ。
いや、読んでるだけでも面白いにゃんが。
くれぐれも、私はいまここにいるのではなく、眠っている、ということで、よろすく。
522 :
112:04/03/27 04:56 ID:???
>>521 ほらあなたは、このゲームが欲しくなる。
ついでに、この新しいたまごっちと、ゲーム機も欲しくなる。
新しいパソコンも、できたらクルマも欲しいね。
だったら、もっと働こうね。ボーナスもらえるように…。
と、TVが毎日宣伝しているのは、株式会社が、労働者を搾取して得た
じぶんの資本から、かなりの割合を割いて、TVCMを作るからである。
クルマ会社の「資本」は、こうして、クルマが欲しいという「欲望」を創り出す。
TVというのは基本的に、この資本主義的欲望の、増幅マシーンである。
以上は、ほんの一例だが、マルクスの言うとおり、われわれが素直に思うことは、
資本主義社会では、現実に対してつねに倒立しているのだ、ということを忘れては
いけないよ。
資本家の欲望すら、資本が作るのだ。なぜなら、欲望がなければ、資本主義の競争に
敗北するからだ。
523 :
杞人:04/03/27 05:24 ID:fjXRACI.
>>522 かくて、「万人の万人にたいする闘争」という恐るべき野蛮な社会が世界化しつつある。
欲望の創出、ないし、作られた欲望、ですな。
しかして、「情報を操作する主体」が存在する。
それこそが倒すべき相手であろう。
大まか過ぎて、すまんが、とりあえずお休み、レス。
524 :
杞人@メモメモ:04/03/27 05:26 ID:fjXRACI.
おっと、お金という無価値なものによって支配される欲望こそ、
「倒立した欲望」である。と、自戒を込めて、記しておこう。
525 :
112:04/03/27 05:38 ID:???
むろん、商品に対する欲望以外にも、食欲とか、性欲、知識欲、権勢欲とか
いったものは、人類の古層にあるわけですが。
権勢欲いがいは、とても自然なもので、度を越さなきゃいいのではと思います。
こうした欲というのは、猿や猫にもありますからね。
そういえば、マルクスの何だったか忘れたが、
「共産主義では、人間は人間を希求する(欲望する)」
という言葉があったような気がする。
「共産党宣言」かな?
マルクスは天才だということは、バクーニン派の僕も、認めざるをえないです。
これはここで議論する問題か?
しかもなぜいまだに化石化したイデオロギーを奨励するんだろう?
共産主義という発明は失敗に終わったのは明白だろうに
いかにソ連、北朝鮮が誤った共産主義だと主張しても、それは根本的な欠陥が
共産主義にあるからであって機能しないでしょ 理想主義なのはけっこうだが、
現実的に機能するはずはない 俺は共産主義に疎いからそのへんどうなのよ
加えて申せば、
戦争をなくす唯一の方法;こういう現実を受け入れない考えが共産主義の愚かさ
そんでもって浮動票は一向に共産党には流れないではないか
人間みな坊主にならないかぎり共産主義は成功しないぞ だいたい生物の本能に
反する考え方では? なにがすばらしいのかおしえれ
共産党=過去の遺物、もはや宗教
社会党=もはや護憲とフェミニズムにこだわり続けて身を滅ぼしてる
公明党=オウムが選挙に出るのとどう違う
この三つに投票することはありえない
529 :
112:04/03/27 06:12 ID:???
>>526 共産主義というのは、思想でも、これといった制度でもなくて、
資本主義社会という社会を、違う社会に組み替える「運動」のことなんだよ。
だから、「根本的欠陥」というのは、原理的に、ありえない。
「運動」の進め方がまちがっていたか、時期尚早だったかのどちらかだ。
そういう意味で、勝利した革命はあっても、成功を持続した革命はいまだない。
現実として、資本主義社会はいまだに力として、優勢を保っているからだ。
ただし、こうして共産主義世界革命がいつまで経っても実現されないうちに、
資本主義の生産力は、「地球環境」そのものと対立するところまで来てしまった。
早くこれを終わらせなければならない。
生産力の終局的実現、グローバリズムと、インターネットなどの情報網、
という、「世界革命」のための条件は、ようやく、21世紀初頭になって整えられた。
さあ、世界同時革命だ、ということだよ。
だから、過去の実験のどこがいけなかったかを、検証しているわけだよ。
>>529 その違う社会とはどういう社会のことを指すんだね
つまり社会主義的なものをさすのか?
だれも教えてくれないのか
俺は何故、共産主義に固執するのか、コミュニストにとって何が魅力なのか知りたいもんだ
532 :
526:04/03/27 06:54 ID:???
そもそも地球環境と対立するということは、それこそ資本主義の力で克服する
べきで、それは必ず成功するはず。 すでにそれ自体が産業にもなっている。
それと、その共産主義革命が成就されるということは、人間の知りたい、新しい物
を作りたい、成長したい、人よりあらゆる意味で上でありたい、などの根本的な
欲求を満たせなくなるばかりか、阻害し、反社会的な思想となるのは必然。
また、グローバリズムと情報網の確立が著しい21世紀の初頭には、さらに共産主義
が衰退してるではないか 世界同時革命という考え方もおかしな話で、そこにはまる
で民意の入る余地がないような・・ なぜなら同時に革命がおこるとすればそれは押し
付けでしかなしえないだろうし、完全に人間の画一化を意味する。これは意図しなくて
も全体主義にむかってしまい、やっぱり大きな政府のもと民意の反映されない社会が構
築されてしまうでしょ? 俺は素人だからこんなことしか書けないけどやっぱり先が見
えてしまう。
533 :
526:04/03/27 07:14 ID:???
だめだ レス読んでみたが「絵に書いた餅」とはまさしくこのこと
君らの理想を実現したいなら、もっと現実社会に則して小さいことをコツコツ
やりなよ 世界同時革命を唱えるのは過ちだよ 個人の意識改革、道徳的な
ことを実践することがある意味、理想的かつ君達のイデオロギーを具現化できる
方法 資本主義だからできないので共産主義だってのは逃げだね
534 :
112:04/03/27 07:15 ID:???
>>526以下
俺の個人的見解では、「社会主義社会」というのは、「世界革命」を当面あきらめ
「一国革命」を選択した、ロシアのボルシェヴィキが考え出した、方便のようなもの
だと思う。
彼らは(中国共産党も)「社会主義社会」→「共産主義社会」という歴史過程として
これを打ち出したのだが。結局、これは、資本主義列強と対峙関係を続けるなかで
「国家独占の資本主義社会」(富国強兵)を維持するための方便として使われた
と思う。
中国では、さまざまな実験が試みられたと思うが、結局、「国家独占の資本主義
社会」に現状、なっているわけだしね。
「世界同時革命」成功の場合は、敵対国が消失する。労働者と農民の権力が
一党独裁でない、さまざまな連合戦線によって樹立され、「国家」の解体へと直行
するはずだ。たぶん、国境の消失により、多数の民族が入り混じることになるだろう。
資本主義が倒れないために動いている、無駄な生産力マシーンは、止められるだろう。
アメリカなどの軍需産業マシーンも、軍隊も、解体されるだろう。
労働者は搾取がなくなり、あまり働かなくても済むようになるだろう。搾取がなくなる
からというより、欲望の質自体が、変化するはずだ。
おそらく、人間は、「個」の位相のみの存在ではなくなる。近代は終結する。
あとの細部は、はっきり言って、たしかなことは、いまだ想像の域を出ない。
俺の希望としては、自家用のクルマというのは全面禁止にしてもらいたいものだがw
535 :
112:04/03/27 07:16 ID:???
続き
ロシア革命を成功させたとき、ボルシェヴィキも、その後どうしたらいいかは、
ほとんど分かっていなかったし、彼らの政策は、失敗の連続といってよいと思う。
とんでもないことだが、そう言っていいと思う。
○いったい何を実現したらいいのか
○どのようにしたら、それが実現できるか
というのは、「現実」が変革していくのにあわせて考えるしかないのではないかと
すら思う。
というのは、共産主義というのは、現実をなんらかの「型」にはめていくようなもの
ではなくて、現実を変革しつづける運動のことだからだ。そして、その意味では、
成功し続けたためしは一度もないからだ。
ま、もう少し、未来を空想して、ビジョンを見ておかねばならないのは明らかだが、
現状、資本主義社会はどこでどう行き詰まっているか、どのように共産主義革命が
失敗してきたかの分析のほうが、僕にとっては先だ。
むろん、急がねばならないのは分かっているが。
起こそうとしなくても、勝手に起きてしまうのが革命であることは、どの革命を見ても、
言える真実だ。
それが起きてしまうまでに、ビジョンを詰めなければならない
>そもそも地球環境と対立するということは、それこそ資本主義の力で克服する
べきで、それは必ず成功するはず。
環境問題を少しでも知る人間からしてみれば、その考えは楽観的すぎるな。
・環境保全ビジネスが各国経済の内部で占める割合の少なさ。
・中国全土が資本主義化したら地球環境はどうなるか。
そうしたことを考えれば、環境問題に対しては資本主義のロジックでは
まったく十分ではないよ。だからこそ温暖化対策にせよフロンガスにせよ、
地球全体での公共性の観点から無軌道な生産活動に規制をかけようと
しているわけで、そのプロセスは別に強制ではなく協議と合意に基づいて
行われている。ま、従わない大国もあるとはいえw
要するに、とっくに世界全体では資本主義に対して計画的に枠をはめる
動きが始まっているわけだ。市場原理主義者にすればいまいましい話
だろうし、あるいはこれを「社会主義的」と呼ぶかもね。
たとえ「いわゆる共産主義国」がすべて消滅しようとも、
「資本に独占された生産手段の社会化」をめざす社会主義のロジックや
その流れをくむ運動はなくならない。アメリカのような
富の独占・集中による弊害(『石油のための戦争』もそのひとつ)が
明らかな国では特にそうだ。そしてまた環境問題においても、
企業が好き勝手に環境を破壊しないようにさせるには、生産活動の
社会的な管理が不可避なわけで、そういう考えは「資本主義の永久不変」を
信じるところからは生まれてこないのだ。
どうも「資本主義の原理」というものを甘く見てる人間が多いよ。
本来の資本主義は民主主義なんか必要としてない。人権も必要ない。
環境保全もどうでもいい。それらは資本蓄積の障害物でしかないのだから。
「高度経済成長」というものは、たいてい人権や民主主義や環境を
犠牲にしたから成立しえたものだ。
資本主義が自動的に民主主義を用意してくれたと思ってるんなら、
それはちょっと歴史や現実を知らなさすぎるんじゃないか。
538 :
526:04/03/27 07:49 ID:???
まあ俺のたわごとに付き合ってくれるのはありがたいが、国家を無くし、軍隊をなくし、
民族が入り混じる、それは空想でしか実現できないよ 我々は、同じホモサピエンスでも
民族、人種が違い、同一化なんてありえないし、微生物からホモサピエンスまで争いながら
生きている。また、国家の消滅はまさしく人類の画一化であり最も恐れる全体主義を産む。
人類の多様性、個性は尊重されるべき。画一化されれば、一度道を踏み外せば間違いを正す
ことも難しくなってしまう。もう一つ憂慮されることは、人々のあらゆる向上心は奪われ、
軍需産業だけでなくあらゆる競争が排除され向上心がなくなれば、もし劇的な時代の変化が
訪れたときに対処できない。それから、欲望の質が変化するなどというのは幻想にしかすぎず、
貨幣という欲望がなくなったとしても、遺伝子でも組替えなければ本質的変化は起きない。それは
種の絶滅を意味するからだ。仮に理想の共産主義世界が実現したとして、そこからはみだし私腹を
肥やす権力者が現れた時、それに対抗する手段を持ち合わせないことになる。理想は結構だが、共産主義
は宗教家が描くあの世の天国を説いているようなものだ。
>>535 >起こそうとしなくても、勝手に起きてしまうのが革命であることは、
>どの革命を見ても、言える真実だ。
>それが起きてしまうまでに、ビジョンを詰めなければならない
ちょっと、この言葉読んで、ギクっとなったよ。
たしかにそうだよな。革命で起こりうることを、すべて考えておかねばならない。
でないと、ソ連、中国、北朝鮮などのしてきた混乱を、繰り返すことになる。
今の世界の進み方を見ていると、もういつ、最後の革命が起きてしまっても
不思議じゃない。
1000万人デモの時に、そう思ったんだ。
考えよう!
540 :
112:04/03/27 08:01 ID:???
>>538 近代の「民族国家」がヨーロッパに成立したのは、19世紀の後半だ。
「欲望の質が変化する」というのは幻想ではなく、資本主義の誕生に
おいて、実際に起こったことだ。それまでの「欲望」と、資本主義の
欲望は、異なるものだ。
つまり、こうしたことは、過去にも「認識論的切断」「エピステーメー
の変革」「ようするに(産業、市民、エトセトラ)革命」として、
起こった歴史があるのだ。
劇的な時代の変化が訪れたときに、と言うが、今が、その時代だ。
民族と国家の原理を使った戦争や、民族と国家を超えでていく資本による
競争では、社会構成体の矛盾が、何も解決できなくなった、というのが
21世紀初頭のありさまだ。
「革命」というのは、嫌も応もなく、「起こってしまう」ものだ。
これを混乱無く、続けるためだけに、私は考えている。
541 :
526:04/03/27 08:02 ID:???
>>536 環境問題に関して言えば、その取り組みの歴史が浅い
そして危機意識がまだないから本格化していないんだよ
しかも燃料電池という世界を根本から変える可能性を秘めた、実現性のある技術
が今普及しようとしている このような技術も社会主義革命がなされていれば生
まれなかったであろう。ちと人間を過小評価しすぎてないか? 環境問題意識が
芽生え始めた人間が資本主義のもと本格的に取り組めばかならず解決策はみつかるよ。
中国に関しても、日本が歩んできた環境に無関心な経済成長とは違う。 砂漠だって
緑化する現実的な対処法はあと一歩のとこまできている。 これは資本主義によって
破壊されたものを資本主義、しいては科学で取り戻す実力はあるんだよ。ただそれに
関心がよせられるのが遅かっただけで
542 :
526:04/03/27 08:07 ID:???
543 :
526:04/03/27 08:08 ID:???
ごめん
541は共産主義革命
544 :
526:04/03/27 08:11 ID:???
>>540 俺の欲望の変質とは
つまり5大欲、物欲、群れていたい欲、食欲、など
これに変化はないだろう
545 :
526:04/03/27 08:31 ID:???
もう反論してくれないんだ
やっぱ君らコミュニストは、反論でも観念的、非実現的なことしか言ってないじゃないの
現代のここが悪いから社会構造を変えてしまえっってな感じで 社会をマクロの視点から
しか論じない 現実的に諸問題を一つ一つ解決する気がない もはや諸問題を共産主義革命
のために利用している なぜ共産主義が受け入れられないか考えてください 反省なくして
進展なし まさしく共産主義社会における一神教のような排他的考えが見えます。フレキシ
ブルにならないといきのこれませんよ
このスレは、ゆっくり進むのが特徴なの。
それに、俺は、最大欲「睡眠欲」に勝てない。
また明日。
明日までに、
>>540への返答(批判)をよろしく。
燃料電池が世界を変えるとしても
資本主義のロジックのもとでは、その技術が急速に普及することは
あまり期待できない。石油依存型経済のもとで企業の利潤が期待できる限り
燃料電池システムは「異端」のままに留め置かれるだろう。
資本主義のもとでは、新しい技術の開発は急激に行われるが
一方で真に革新的な技術の普及は極力スローに行われることがある。
「在庫整理」が終わるまでは旧モデルを消費者に買わせたりもする。
本当に燃料電池システムが世界を変えられるなら
(俺もそれを望んでいるが)
アメリカにとってイラク戦争は必要なかったろうね。
彼らはまだまだ石油で世界をまわす気だ。
549 :
526:04/03/27 09:01 ID:???
>>546 おれは先にも言ったように共産主義に関しては素人だよ
だけど素人を納得させるイデオロギーでなければ革命なんてできない
>>540 について言えば、君らの言う革命と、この革命はまったく別物でしょ
それに欲望とは見た目は違っても結局は本能、5大欲にすべてが基づいてる
それが変化した歴史などないし、先ほど書いたようにそれは種の絶滅を意味する。
その欲望を抑えて画一化することは、危険極まりない。君が歴史を持ち出すのは
現代にそぐわない共産主義を正当化するためだろうが、あえて歴史をもちだせば、
全体主義の恐ろしさは歴史が証明してるでしょ。時代の流れの中で自然に起きた
革命と、コミュニストが植え付けようとしてる革命を同一線上に語るのはナンセンス。
皆平等にするのも不可能、国境をなくすのもしかり、たとえ実現されても戦争がなくなる
という方程式がどうやって成立するのか?むしろ、人種、民族、性差があって不平等が
ある、しかしそんな中でも憲法で平等を追求しようとする姿勢が大事なのである。環境問題は
>>541を見てくれ 共産主義体制のなかではかえって問題解決は困難になるだろう
550 :
526:04/03/27 09:10 ID:???
>>548 だから現実をみていない
インフラさえ整えば燃料電池車、家庭に1台、すでにその時代がきてるんだよ
イラク戦争も勉強してください、ブッシュは石油関連企業出で共和党は石油企業に
ささえられている だから石油によっていく
しいては資源の少ない日本には緊急課題 他にもそんな国はある
プラスチックも有機物から作る技術は確立されており、あとは普及だけ
特許、技術欲しさに益々エコ産業は加熱する 人間にはそれなりの力があるんだよ
551 :
526:04/03/27 09:19 ID:???
>>548 資本主義が急速に環境を壊す能力に費やしてきたのは事実でも、
そのきになれば、またその逆も可能
画一化されて、視野のせまくなった社会に同じ事ができようもない
ましてや、そんな世の中において環境が優先される保証がどこにあるのか
552 :
112:04/03/27 09:33 ID:???
>>549 540をよく読め。じっくりと。
資本主義というのは、それ以前の歴史から切断されて、生まれてきた。
つまり、人類は、たかだか250年程度を、資本主義とともにやってきただけだ。
資本主義は、
>>519 >>522にあるような新しい、それまでには無かった「欲望」を
作り出した歴史がある。
そして、国民国家というのも、民族というのも、この資本主義のエピステーメー
のなかで創られた、幻想(幻想としての現実)である。
過去にそうしたことがあった以上、「時代の流れの中で自然に起きる」
次の革命はありうる。その時には、べつに、起こそうとしなくても、起きてしまう
だろう。
そもそも、市民革命は、
>>549の否定する、「自由、平等」を求めて起こったが、
資本主義社会はそれを実現していない。それを真に実現する革命は、ふたたび、
起こりうる。
553 :
526:04/03/27 09:33 ID:???
やっぱりわかりました コミュニストがいかに無知で理想ばっかり掲げ、現実に
目を向けず、結局具体的な諸問題の解決策を一つも提示できない。社会の構造を
かえればいいんだと、マクロの視点からしか論じられない。自分達の不満を社会
のせいにしてるんだろうね。だからこそ共産主義革命が成功しても独裁者の三流
国家ができあがる。いいかげんに空想ばかり膨らませてると、今ですら化石のよ
うな存在なのに近いうち歴史の教科書にしか存在しなくなるよ。
554 :
112:04/03/27 09:33 ID:???
続き
資本主義ではないべつの原理の構成体が、ある日突然、現在のシステムを
切断してたちあらわれたとき、たぶん、
>>525のような欲望の古層は、
そのままであるだろう。(スターリンや金正日のような「権勢欲」にはガードを
かけねばならないが。)
しかし、
>>522にあるような「資本主義特有の欲望」すなわち、「商品を所有
したいという欲望(オモチャのような商品だけとなっているが、最近は)」は、
べつの欲望にとってかわられるだろう、おそらく。
また、共産主義体制などというものは、いまだかつて、実現されたことは無い。
(
>>534-535)。だから、予測は(肯定的なものも、否定的なものも)できない。
できないが、しておくしかない、ということを述べているのであって…w
まあ、起きたら、分かるよ、としか、言いようがないのかもな…。君には。
555 :
526:04/03/27 09:41 ID:???
>>552 人類の欲望は言葉、形が変わっただけで本質的に変化しておりません
それに資本主義が、「自由、平等」を実現できてるなんて俺は言及してないし、
>>549 で俺は不平等だと最後に書いてある。それを憲法で追求してることに意義
あるとかいてあるでしょ。少なくとも完全平等は無理だし、画一化のほうがよっぽど
恐ろしい。わかりましたか? だから共産主義はうけいれられないの
556 :
112:04/03/27 09:43 ID:???
まあ、俺や、招き猫みたいな良心派が多数派だったら、学校で勉強せい! で
済むだろうが、天狗同盟みたいなのが多数派だったら、下手すりゃ、
「労働改造所」でみっちりやられるなw
なるべく、「民主的」に革命が進行するように、理論を作っとくよ。
俺の理論で革命するわけじゃないが、そして、革命というのは、起こる
ときには起こってしまって、人間にはなかなか制御できない力で進むものだが
なんとか、安全弁を、作っといてやるよ。
間に合うかどうかは、わからんけど。
557 :
526:04/03/27 09:45 ID:???
>>554 君たちは悪の共産主義と一緒にされるのが嫌だから今だ実現されたことがないというんでしょ
自分達は理想のイデオロギーだからと
でもかわらないよ 自分の心に嘘をついてはいけない それにそのような過ちを人類は二度と
起こしませんから
558 :
112:04/03/27 09:46 ID:???
>>555 資本主義は、
>>519 とくに
>>522にあるような新しい、それまでには無かった
「欲望」を 作り出した。
君は、「人類の欲望は言葉、形が変わっただけで本質的に変化しておりません 」
というが、
それなら、これが、資本主義以前にもあったということを、証明してみなさい。
少なくとも、
>>522は無理だからw
559 :
526:04/03/27 09:53 ID:???
>>558 これがさいごね
極端な話、弥生時代でいいや
豪族が生まれたのはなんで より多くの米をつくって権力を手にした
より多くの米を欲し、権力を欲し、高価な石や首飾りを欲した
別に生きるためだけの米でもよかったわけだ
560 :
112:04/03/27 09:56 ID:???
>>557 だから、共産主義というのは、イデオロギーや理想ではなく、まして
押し付けられる一つの型や、制度ではなく、資本主義という「現実」を変革する
「運動」だって、何度言えば、わかるかに。
ま、しかし、これは、たぶん、共産主義のいちばん難しいところだ。
「実践」への飛躍によってしか、何事も認識できない、というのは。
俺は、メルローポンティを読んでいて、突如、わかったのだが。
彼は共産主義者じゃなくて、実存主義者だから、読んでみたら?
それに革命は、望んでいなくても、起こってしまうものなんだよ。
たとえ、今までに、どんな間違いをしでかしていようと、起こるときは
起こる。
起こってからジタバタしたって、遅いわけだよ。
まだ起こってくれるなと願いつつ、なんとかしとくしかないかな、
という気になった。
561 :
112:04/03/27 09:58 ID:???
いやー、今日は疲れたびー。
562 :
526:04/03/27 09:58 ID:???
>>560 それは所詮、学術的な定義でしょ
コミュニストはこだわっても 一般人はイデオロギーと考える
そんなことだから一般人にうけいれられない
563 :
526:04/03/27 10:05 ID:???
559に例をだしたのに
君はコミュニストの本やなんやらで頭でっかちになりすぎてる
だれだれがこんなこといった、何年に何が起こった、共産主義の定義はこうだ
そんなの意味ないし、よけい敬遠されるだけだよ 冷静に分析したらいかが
ものには絶対はない 共産主義もぜったいでない それでは
564 :
112:04/03/27 10:06 ID:???
人々が、鉄砲もって、悪しき権力を倒しに、走ってくる。
たくさんの人間が、政府の間違った選択を正すためにデモをやる。
勢いがよければ、そのまま政府を打倒してしまう。
ベトナムを占領したアメリカ軍を追い出すために、村人が畑を
耕しつつ、塹壕を掘る。
ビラを配って、結集をよびかける。
そういう運動じたいの総和が、共産主義、ということです。
ちょっと過激な例ばかりですが。
565 :
112:04/03/27 10:13 ID:???
いいかげん、眠いので、寝ます。もう少し、いろいろ勉強しましょう。
>>522のように、実際にはたんなる「イメージ」によって、大量の人々の心に所有欲を
創造するのは、資本主義にしかありません。
弥生の場合は、新しいタマゴッチや携帯電話の型(比喩。実際には鍬とか土器の型)
などというものは、100年くらい経たないと、生まれてきません。
以上。
566 :
526:04/03/27 10:13 ID:???
いや、そもそも、弥生には、新しいタマゴッチなどの無駄なものは
つくられません。ほしがる人もいません。
568 :
国連な成しさん:04/03/27 14:07 ID:IIS64NVg
やっぱ地球を爆破した上で民族ごとに他の星に移住することが一番だろうねぇ。
569 :
:04/03/27 15:15 ID:cRU6k1j2
今だに革命だの共産主義だのマルクス主義の言説信じている方に
質問。
その革命後の世界で、ものの値段はどうやって決める?
今だに資本主義生産の絶対を信じている方にお答えします。当初は、資本主義
生産と同じでしょう。で、資本主義生産では、どうやって、ものの値段が決ま
っているかご存知ですか。
571 :
526:04/03/27 17:38 ID:???
帰ってきたぞ
>>570 需要と供給の交わるところ
572 :
526:04/03/27 17:41 ID:???
今朝、君らコミュニストの考えをちとばかし聞いたが理想論ばっかで
天国でも創るかのようなことしか言ってなかったぞ。目を見開いて文明社会
を見つめなおしてください
殺し合うのが人の定め。
574 :
526:04/03/27 17:51 ID:???
それにコミュニストの発言は、動物愛護団体にそっくり
君達のいう社会構造の革命とやらは、この資本主義のもとで現実に沿いながら一人一人の
モラルや大量消費社会を見直させる運動に考えを変えたら? 社会構造そのもの一気に革命
するのでなく意識改革よ!!まず世界同時革命ありきなんてあほらしくて、絵に書いた餅であって
革命自体が先行して本質を見失ってないか?
575 :
526:04/03/27 17:56 ID:???
>>565 ばかだね 弥生土器もしらないんだ
縄文土器ですらあるのに
はい、経済学のお勉強のやりなおし。じゃあ、その、需要と供給の交わる
とこはどこですか?労働価値説はマルクスの発見事項じゃありませんよ、
国民経済学のアダム・スミスがすでに明らかにしていることですよ。
問題は、市場を前提とした生産は、すでに、資本の本源的蓄積過程であり、
資本主義的矛盾を内包しているので、社会的需要にもとずく生産に転化させ
なければならない、つまり、交換価値にもとずく生産から、使用価値にもとずく
生産に転化させなければならない、ということを、どのような過程をふまえて
実現していくかということで、これがなかなか難しい。ソ連のいまにしてみれば
笑うべき試行、量をのみ考慮して、質の考慮が決定的に不十分であり、そのことに
よって、労働評価に不公平が生じ、それが、支配、被支配の関係を作り出すとか、
社会的生産の混乱と停滞を生じさせたという現実をふまえつつ、新たな試行をおこ
なうしかないだろう。だから、政治ー権力の階級性、政治システムの階級性を一義性
としつつ、市場(資本主義的市場でしかないが)と計画経済の併用と市場の規制、
具体例としていえば、人民の生活必需品は市場原理を逸脱させて対応する、などが
現実的実践課題だろう。社会的分業の廃棄は共産主義の重要な課題だが、毛沢東も
失敗している。だが、いま言えることは、それは、スターリニズム、(この点では、
トロッキズムも全くどうレベルだが)のように、単純に生産力の発展によって解決
する問題ではなく、目的意識をもっての試行が必要ということだ。だが、百回繰り返す
が、その解決は、社会主義、共産主義のなかにのみあるんだよ。資本主義生産は、
一方にありあまる生産能力がありながら、一方に今日の生存に必要な物資に事欠く
という、圧倒的多数の人々が存在するという矛盾、ま、不況、恐慌をかんがえてもよいが
を、解決しえないんだよ。
577 :
526:04/03/27 18:53 ID:???
天狗同盟おまえはコミュニストからも嫌われてるらしいからまともには答えないが、
理論武装して、資本主義の問題点を指摘したところで解決につながらない
そして、この問題点こそが人間らしさ、しいては生物らしさとでも言おう
そんな画一的な世界は誰も望まないし、絵空事はやめてくれ
そもそも諸問題を君らの革命で解決できるはずがないだろ
社会システムによって解決するのでなく、人のモラルや相互理解、道徳的、倫理的な
試行錯誤でその穴を埋めていくんだよ。革命が起きれば解決するなんて誇大妄想は
もはや博物館に展示されてしかるべき ちなみに俺は素人だから、頭でっかちの書物
からの抜粋なんかはやめてくれ だから一般人に受け入れられないんでしょ
人のモラルや相互理解、道徳的、倫理的な試行錯誤で、穴を埋めようと
いうご説は、いっぱい博物館に展示されておりますが、なにか?
579 :
526:04/03/27 19:37 ID:???
>>578 いまも脈々とうけつがれていますがなにか?
やはりお前は人間不信なだけじゃん それを社会のせいにしてる
俺が思ってたようにやはり共産主義は宗教だった オウムも同じような反社会的教義
をスローガンに生きてきたわけだから 人生一度や二度の失敗でめげるな天狗同盟よ
心の暖かい、そして君が再び人を信じるようにさせてくれる立派な人間はどこかに必ず
いるから
526
ありがとさん
581 :
国連な成しさん:04/03/27 20:36 ID:9G.LeRN.
共産主義????
いまの流行は小さな政府であって巨大な政府は流行遅れ
フランス革命は宗教の葬式を出し、ロシア革命は資本主義の葬式を出し、
東欧・ソ連革命は社会主義の葬式を出した(と少なくとも当事者は自負
した。)
しかしながら、どれもまだ死んでもいなければ、博物館にだけあるもの
でもない。
人間の世の中、意外に変わりそうで変わらん部分もあるということ。
583 :
国連な成しさん:04/03/27 20:38 ID:EouU5c12
共産主義だった国がどうなったか見ればわかる。
>>1 はバカ
584 :
526:04/03/27 20:45 ID:???
>>581 こいつらに現実的なこといっても受けいられないよ
宗教だもん **革命が**だ、**年に**がおきた、**の思想は**、**は**と言った
こんなんばっか そんな話に加えて、世界同時共産主義革命がおきれば天国みたいな
平等と苦痛の無い世界が訪れるだって 煽ってるわけじゃなくてほんとにあきれる
ただ、世界同時革命はかっての赤軍派を除いてあまり左翼でも言う人は
いないと思うぞ。 いわゆる「スターリン派」、自称・他称の「トロツキスト」
でも。
念のためだが、世界革命と世界同時革命は別物である。
くだらん話をしてるな。
俺は共産主義には否定的だが現在の資本主義にも否定的だ。
実際にはどっちも問題があるし、大した違いがあるわけではない。
まず資本主義の問題で言うと現在の状態が危険なのは
欲望中心で社会が動いているから結局、力こそ正義となってしまう可能性があると言うことだ。
そして、その結果10年前のバブルの崩壊ということが起こりえることだ。
いまだに景気が回復せずに自殺者が多数出ている。
結局、資本主義においては借りた金を返すのは当然という流れになってしまうから
こういうことになったりするんだな。
ちなみに
>>526に言っとくと君の話は共産主義を語るレベルには無い。
もっと勉強してから批判するが良かろう。
(まあ、俺もそんなにレベルが高い訳ではないが)
対して、共産主義について言うと
今までたくさんの国が失敗してきたと言う歴史がある。
ただし、いろいろ本を読むとマルクス主義を実践できた国は全くといってないという学者もいる。
というよりマルキストは皆、マルクス主義を勘違いしていたという考え方もあるようだ。
だから、正しい共産主義が今まで実践されていないとしたら、
今後、正しい共産主義が成功する可能性もある。(続く)
588 :
587:04/03/27 21:53 ID:???
しかしながら、ここの共産主義者の話を聞いていると
「青い」と思ってしまう。
俺も
>>526と同じように人間の欲望は基本的に制御できないと思う。
あなた方が主張する「商品を所有したいという欲望」は
基本的に変化しないだろう。
共産主義者は人間と言う物は皆、ブッシュのような奴ばかりだと考えた方がいいと思う。
ちょっと極端だがそれぐらい人間は汚い一面を持っている。
あなた方のように正義だとかを元に社会を作ろうなんて人は実は思ったより全然少ない。
また、仮にあなた方が考えているような人間ばかり集めても、
その中での汚い人間と言う物は出てくるものだ。
そして、その汚い人間を許容すれば共産主義は崩壊に進むし、
許容しなければ連合赤軍のようにリンチ事件を起こすようになる。
また、もしそういう汚い人間がいなかったとしてもその結果、
同じような人間ばかりになってしまうだろう。
結局、資本主義でも共産主義でもないもの、もしくはそれぞれのいいところを
あわせたものを考えた方がいいんじゃないかと思う。
589 :
587:04/03/27 22:07 ID:???
ちょっと人間の欲望について補足。
そもそも「商品を所有したい欲望」ってのは、
魅力的な商品が無ければ起こらないわけです。
商品がたくさんあっても、いろんな種類があっても
どれも大した物ではなければ、どれでもいいわけですから。
しかしながらなぜ資本主義が現在浸透しているかと言えば,
それを欲しがるように宣伝したからではなく,
技術革新によって商品が大量生産できるようになり,
また多様化したことによって,その差別化が起こったからです。
かつてのように大したものが無ければ「商品を所有したい」という欲望は起こりません。
したがって,世界が現在の技術を捨て去って原始時代のような生活をするのなら
「商品を所有したい」という欲望は生まれないでしょう。
ただし、食欲については”おいしい”と感じるものはやはり限定的になります。
その場合に自分はおいしい物を食べたいという欲が生まれる訳です。
この辺も何とかしなければなりません。
また、捨て去った技術が世界のどこかに存在していれば元の木阿弥ですから、
全世界が原始時代のような生活をしない限りこれは成功しないでしょう。
どうだろう。 「必要に応じて」と「欲望に応じて」は言うまでも無く
イコールではありません。 「必要なもの」が普通に平等に手に入る世代が
数世代続けば事情は変わるかもしれません。
例えば、喫茶店の砂糖ですが、ほとんどみんな「必要量」しか消費しよう
とせず、無料だからと言って大量にしたり、「もっと良い砂糖を」とか
言う人は皆無だから。
591 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/28 01:24 ID:6dwzcBqs
>>587 商品を知らなければ欲望は喚起されません。高度情報化社会ではすべての商品が
まず「情報」として消費されます。大量生産の時代だからこそ希少価値ある手作り
を求めたり、限定生産だと飛びついたり・・もあります。
「大したもの」が何を意味しているか不明ですが、レトロなものの人気の説明は
どうするんですか?
欲望は常に他者の欲望です。我々に欠落を煽り、模倣を迫るのが宣伝広告の本質。
欲望論の基本を押さえてから・・。「他者の欲望」で検索してみて下さい。
592 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/28 01:39 ID:6dwzcBqs
>>590 そのアナロジーでは何も意味あることを語ってはいませんが。
まずは質と量を峻別するべきです。
欲望は、量的にはどのようなものもスグに限界に達します。
しかし、質的には無限ですね。ここが重要です。大して違いない商品でも
質的な差異を強調することで資本は欲望を喚起してきます。
また、質的な欲望の増殖は量的な限界を消し去ります。すなわち、捨て去る
ことによって量的にも無限に欲望を捏造させます。まだ使えるものが流行遅れ
でゴミになりますよね。
>「もっと良い砂糖を」とか言う人は皆無だから。
そうでしょうか?喫茶店に複数の砂糖が置いてあれば「ブランド物」を
使うでしょう。水でもいろんな種類のものが売られているんですよ。
ところで、あなたにとって、あるいは人間一般にとって
エロ本やパチンコは「必要なもの」ですか?風俗は?タバコ・酒は?
「必要なもの」を不問にせず、そこからの議論が真に人間的ではないですか?
>>591 いや、そういう側面もわかってるつもりだよ。
しかし、例えば食欲なんてうまいものとまずいものは宣伝や何かで
生じた物ではないだろう。
商品のかっこよさとかデザインだって元々は宣伝から来たというよりは,
多様な商品が出来てその中で自然に見た目のいいものがより売れることから
宣伝や広告が始まったと思うが...
もともと美人、不美人という考え方は昔からあるのだから見た目のよさなどの
感覚は宣伝や広告以前からあると思う。
欲望は他者の欲望もあれば、自ら沸き起こるものもある。
594 :
112:04/03/28 01:56 ID:???
>>593 私はフェミニストであるので、こういう言い方は好まないがあえて言えば、
美人、不美人というのは、生まれつきであるといえる。
しかし、商品のかっこよさとかデザインは、「多様な商品が出来てその中で
自然に見た目のいいものがより売れることから宣伝や広告が始まった」のでは
ない。
また「多様な商品ができてから、その中でいいものが選ばれる」わけでもない。
実際には、商品を作る会社が、労働者の搾取を通じて得た資本の一部を割いて
「商品デザイナー」「商品開発者」「パッケージデザイナー」「コピーライター」
を雇い、いろいろなイデアを提出させ、そのなかで、一番売れそうだと判断する
ものを決めてから、ようやく生産ラインを稼働させ、労働者を搾取しながら生産する
のだ。
イデアが先にあり、商品は最後にできる。
広告によって、見込める需要(かきたてた欲望)の分の商品だけを、まずは
生産ラインが生産する。
これこそが、資本主義特有の仕組みである。
>>594 俺が言ってるのは宣伝や広告といった概念が生まれたのは
物の売れ行きにおいて見た目のいいものの方が売れることから、
デザインなどの概念が生まれ,
それを利用することによってさらに売ろうとした考えからだということだ。
現在の話ではない。
そもそも何らかの見た目の良さに関しての感覚が無ければ
デザインや宣伝などという概念は生まれないだろうが。
596 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/28 02:10 ID:6dwzcBqs
食欲は本能。ここでの欲望には含まれません。本当におなか空いているときは
何でも美味しいですよね。
うまいまずいは社会的に獲得された嗜好に拠る部分が大きいです。日本人でもインドに
生まれ育てば香辛料の効いた辛いカレーが普通になります。脳のハードとソフトが完成
するときに「情報」として入力され標準化されるのです。
「見た目がいい」のも同じように入力された情報に基づいています。美しさの基準も学習の
成果なのです。宣伝や広告は、環境から自然と入力される情報の過程を、人工的に強化して
作り上げたものです。
>欲望は他者の欲望もあれば、自ら沸き起こるものもある。
そんなものはないです。残念ながら。人間は社会的に(バイアスのかかった)情報を
入力されて人間となるのです。ラカンやヘーゲルの欲望論や認知科学などの学問的成果
に拠らなくても、テレビの「うるるん・・」を見ても分かると思うのですが。。
>>596 それはレベルの問題でしょ。
確かに生まれてから何の情報も入力されていなければ
嗜好も糞も無いわけだが、あなたが言ってるように
環境から自然と入力される情報の過程によって得られる物もある。
例えば美しい花を見てそれを欲しいと思うのも社会的な入力があるわけだが、
しかしそれは人為的なものではない。(わざとではないという意味)
見解の相違だったかも知れんがこういう場合を俺は自ら沸き起こるものと言った。
確かに厳密には他者からの入力はあるわけだがそこに恣意があるわけではない。
そういう意味においては俺はあなたとほとんど変わらない。
しかしこのわざとではない入力は資本主義特有の物ではなく,
どんな世界でもありうるわけだ。
完全な共産主義からするとこういうものも弊害になりうるんだと思う。
(完全な共産主義ってのも変な言い方だがちょっと他に表現する方法を思いつかない)
598 :
112:04/03/28 02:27 ID:???
「宣伝や広告が始まったと思う」を見落としていたよ。スマソ。
>>593のレス先の
>>591は、起源についてでなく、現在の話だったので。
「起源」ということでは、たしかにそうではなかろうかと思う。
宣伝広告の起源と、「必需品」でなく「豪奢品、玩具、要するに不必要な
もの」へと資本主義生産がシフトした時代は、おそらく重なってくるだろう。
(不必要なものとは、たとえば今でいえば、缶入り飲料などだ。お湯を沸かして
茶やコーヒーを入れれば、こうしたものは無くて済む、という意味で、人間の
生活に、本来必要なものではない。これへの需要は、完全に、つくられた需要
である。)
なお、
>>594において言いたかったのは、起源論としては、これも言えるか分からない
ことだが、資本主義のつぎつぎに市場に送り出してくる「商品」より、その「イデア」が
先行している、ということだ。
「これこれを作ったら売れる」と思い、イデアどおりに商品を作る、という
生産は、資本主義生産様式に特有なものである。
封建的生産様式においては、イデアから商品が生まれるということは、少ない。
王侯の豪奢品など、あることにはあるが、一般的ではない。イデアを伝統風習が
圧倒している。
イデアから商品が生まれる、という資本主義の特徴が、資本の自己増殖運動を
増幅している。
>>598 すまん。俺もちょっと勘違いしていた。
あなたはそもそも必需品以外必要ないという考えなのだな。
しかしそれだったら俺が言ってる原始時代のようになるというのと
同じだと思うが。
ちなみにあなたの言う封建的生産様式で必需品以外必要ないという社会は
一時的なものだろう。
俺の主張は王侯の豪奢品などがある通り,そのような社会では
自動的に資本主義が生まれてしまうから、つまり魅力ある商品が生まれれば、
必ずイデアから商品は生まれるようになってしまうから、
魅力ある商品をそもそも捨て去って、それこそ本当に必需品以外無い社会、
原始時代のようになるしかないというものだ。
600 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/28 02:44 ID:6dwzcBqs
>>594 美人・不美人は時代や場所で異なってます。それこそ「うるるん・・」
あたりでよく分かると思いますが。社会的に学習された結果です。個人の
主観的差異は多少あるでしょうが。以下の本は学術的でかつ、面白いです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022640952/ref%3Dnosim/inktomi-jp-asin-books-22/250-4153541-2549023 宣伝・広告のマルクス主義的な分析は精彩に欠けているようで、残念です。
「一番売れそうだと判断するものを決める」過程がポイント。また、流行こそが
作り上げられるという資本主義のテクニックにも注意。今度の夏は「これ」を
流行らせよう!という情熱の闘いが宣伝・広告です。
イデアをプラトニズムの意味で使っているなら違うような気がします。商品は
反プラトニズムのメカニズムで生み出されるのです。個別の商品の向こうにイデア
を見出すなら、商品はその差異性を失い、個別的な価値が消え失せます。
資本主義における商品はそのイデア性を隠蔽し、消費者に提供されます。どの商品も
大した違いなく本質的には同じなんです。イデアを商品に援用するなら、
その本質的価値(使用価値?)くらいの意味でしょう。
ソニーでもマクセルでもビデオテープの価値(本質)に違いあるでしょうか?
コシヒカリやササニシキは生産量をはるかに上回って売られているそうですね。
テレビの「芸能人格付け・・」では千円のワインと一万円のワインの違いや、
一流のシェフが作る料理と素人のそれ、などなど区別できないのが普通でした。
料理を食べている時でさえ、人は「情報」を消化しているのです。
601 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/28 02:51 ID:6dwzcBqs
>>597 >しかしこのわざとではない入力は資本主義特有の物ではなく,
どんな世界でもありうるわけだ。
完全な共産主義からするとこういうものも弊害になりうるんだと思う。
人間は人間でなくなるのがいいということでしょうか?多様性の否定はトンデモ発言
で残念です。そのような考えが出てくるから危険だと思われるのですよ。
602 :
112:04/03/28 02:56 ID:???
>>600 >>598の「イデア」には、プラトニズムの意味合いはありません。
異なる商品の間の共通本質という意味合いではないです。
実物より、設計図が、商品より、構想が、先にある、という意味です。
あんまり現在の論議を飲み込まず、割り込みレス申し訳ないが、これまでの
日本の農業、とんでもないもんだったようだ。わたしは、農業はほとんど知
らないのだが、10年ほどまえ、いま埋め立てで問題になっている・・に長期
長期の出張でいったことがある。ちょうど、梅雨時で、田植え直後だった。そこ
の小川にフナなどの小魚が多数死んで浮いているんだぜ。地元の人は誰も驚かな
いんだ。あれは間違いなく農薬の影響だ。その小川は、あの宝の海、有明海に通
じているんだ。それから、農業やってるものから直に、市場に出す農産物と自家用
の物は分けてるというのを聞いたこともある。最近近くの朝市に行って農業をやっ
てるおばちゃんとよく話すが、そのおばちゃんたちは、農薬などにかなり気を使っ
ているようだ。良心的なおばちゃんの話だと、無農薬がかならずしもいいとは言い
切れないようだが。いまでも、日本の食糧自給率をほぼ100%にしようと思えば
できる能力はあるようだ。だけど、日本の農業従事者のほとんどが農業をやってても
食っていけないのは事実のようだ。ま、農業、水産業については、いろいろ知るよう
にしているが、しょせん門外漢、なにをどうすればいいのか思いもつかないが、なん
とかしなくてはいけないとこにきていて、さまざまな、農、漁民の新しい動きがある
ようだ。ま、生産者にいわせると、くそうまくもない、形だけ整った、野菜をつくる
のは、それが一番高く売れる、それだけ、消費者の要求があるからだそうだ。
>>600 俺に向けられた話ではないが,ちょっと気になるので。
あなたの話はおっしゃるとおりです。
しかしながら「情報」には恣意的なものと恣意的でないものがあります。
あなたは恣意的なものばかり挙げるが
>>597のように恣意的でないものもあるわけです。
恣意的なものは資本主義特有だと言う考え方もあります。
これに反論できるのかちょっとわかりませんがこれについてそのままでいいです。
問題は恣意的でないものはどんな社会だろうとありえるということです。
そしてあなたの言ってる恣意的なものはこの恣意的でないものから生み出されるということです。
したがってこの恣意的でないものを無くすように動かないと
流行こそが作り上げられるということも生じてしまうのだと思います。
ソニーでもマクセルでも違いはほとんど無いでしょうが,
得体の知れないメーカーの明らかに品質の劣る物とでは違いがあります。
ワインもわかる人が見たら一万円のワインと千円のワインでは全く違います。
そうした差異を元に宣伝・広告は生まれる訳です。
605 :
112:04/03/28 03:06 ID:???
>>599 僕は現在の世界の総生産を1/3〜1/5くらいに落としてよいと
思っています。
自家用車を極力廃止し、バス路線を張り巡らす。
缶コーヒーは極力廃止し、駅などに安価なコーヒーショップでもつくる。
界面活性剤の使用を禁止する。
エアコンは困りますね。任意で、使わない思想を普及する。
そのほかたくさん。
このような経済革命で、地球環境への負荷を最小限にしていく、
ということが必要のように思います。原始時代とか、封建時代よりは
物質的に豊かであってよいと思います。
日本でいえば、昭和40年くらいのレベルかな。
人間なんて、けっこう貧しいなら貧しいで、慣れてしまいますから。
生産力主義者には怒られそうですが、僕は環境派なので。
>>601 だから、私は共産主義に否定的なわけです。
>>550 :526 :04/03/27 09:10 ID:???
>だから現実をみていない
>インフラさえ整えば燃料電池車、家庭に1台、すでにその時代がきてるんだよ
>イラク戦争も勉強してください、ブッシュは石油関連企業出で共和党は石油企業に
>ささえられている だから石油によっていく
>しいては資源の少ない日本には緊急課題 他にもそんな国はある
>プラスチックも有機物から作る技術は確立されており、あとは普及だけ
>特許、技術欲しさに益々エコ産業は加熱する 人間にはそれなりの力があるんだよ
・・・ああ、いい話ですねえ。それでそんな時代はいつ来るのですかねえ・・・
技術が確立されているのに普及しない現実があるのは、まさに経済性の問題。
つまり資本蓄積という資本主義の目的に合致してないから普及しないと・・・
>551 :526 :04/03/27 09:19 ID:???
>資本主義が急速に環境を壊す能力に費やしてきたのは事実でも、
>そのきになれば、またその逆も可能
・・・なるほど、「そのきになれば」できるのですね。
はやく「そのき」になって欲しいですねえ・・・・
もう資本主義でもなんでもないなあ・・・
・・・俺、議論の相手を間違えたかなあ・・・
>画一化されて、視野のせまくなった社会に同じ事ができようもない
>ましてや、そんな世の中において環境が優先される保証がどこにあるのか
・・・この世界には「反グローバリズム運動」というものがありまして、
先進資本主義諸国による世界の画一的な支配に反する運動なのですが・・・
608 :
112:04/03/28 03:14 ID:???
>>603 農業問題、いずれやりましょう。
このスレ、盛り上がってきて、うれしいです。
今朝は、元気のいい厨房に付き合って、まだ疲れています。
>>584 >こいつらに現実的なこといっても受けいられないよ
>宗教だもん **革命が**だ、**年に**がおきた、**の思想は**、**は**と言った
>こんなんばっか そんな話に加えて、世界同時共産主義革命がおきれば天国みたいな
>平等と苦痛の無い世界が訪れるだって 煽ってるわけじゃなくてほんとにあきれる
自分の発言がさもバカっぽく見えるのはわかるよな。
そんな場所に乱入してくるとは、なかなか勇気あるなあ。
読解力と教養がないのはわかったから、もうちょっとだけ静かにしておいてくれないか。
>>605 そうなると、厳しく共産主義を追い求めるというような感じではなく、
かなりルーズな共産主義ということでしょう。
そうであればその考え自体は否定するつもりはありませんが、
私が最初に書いた
>>587-588の通り,
現実にはあなたと同じように正義を唱える人はほとんどいないという点で、
そしてそういう人たちばかりになってもその中で汚いことをする人間が必ず出てくるという点で
実現は難しいと言うしかないでしょう。
あなたの考えるような社会は、例えば昭和40年台にはあったわけです。
それが月日とともに現在のようになっているという事実に注目するべきです。
もちろんこの流れと同じようにならないように何らかの方法があるのかもしれませんが。
>>610 というより、非現実的でそんなこと具現化しようと思ったら、
金将軍サマのような奴じゃないとできない。
612 :
610:04/03/28 03:36 ID:???
>>611 しかし112さんの言ってることも、もっともな面もあるのですよ。
現実に資本主義の弊害がいたるところで出てきています。
バブルの崩壊からイラク戦争まで、このまま行ったら重大な問題を
引き起こしてしまうとも思います。
技術革新で何とかなると考えるのは楽観過ぎるでしょう。
ですから私は資本主義に対しても否定的です。
では、どうしたらいいかということですが、私自身答えが無いです。
ただ、どちらにも問題があるという認識の上に考えていくことが大事だと思います。
613 :
112:04/03/28 03:37 ID:???
>>610 たしかに、実現は困難である。しかし女性しだいかもしれません。
僕は全国各地に必ずいる、「石鹸おばさん」たちに、無限の信頼を
抱いています。
界面活性剤入り洗剤を断固使わず、廃料理油から作った各種石鹸のみ
を、「思想的根性」でもって使い続ける「石鹸おばさん」たち。
子供のために、衣服の洗濯は、環境ホルモンの出ない、「安全な石鹸」で
行いたい、というところから、入ってきます。
彼女たちは、アジアアフリカ諸国に公正貿易派のつくった自主農園、
あるいは契約農家から、無農薬有機栽培カカオを高い値段(正当な値段)
で輸入してつくった、ものすごくおいしい(ただし、三倍ほど高い)チョコ
レートを子供のおやつに購入しています。
このように、資本主義の内部においても、すでに新しい生産と流通と消費
の「萌芽」が、生まれています。
要は、これが「社会的常識」になればいいわけで、そのためには、拡大
再生産をシステム存続の必要条件とする資本主義生産様式は、打倒されねば
なりません。
「消費」の場面における、マルクス主義の分析は、「広告」同様、まだ
かなり弱いように思います。
ガンジーの運動のように、「消費」が社会全体に巨大な影響を及ぼす
ことがあるというのに。
614 :
杞人:04/03/28 04:00 ID:Kkb8dn2g
朝まで生2チャンネルやってたの?
読んでいて、眠くなり、
一時間しか寝ていないことに気付いた。
明日、と、もう今日か。10時から仕事。
うらは、もう適当にクールダウンして寝る。
615 :
杞人@:04/03/28 04:17 ID:Kkb8dn2g
本能=欲望。
欲望と意識を混同しないように。
動物にも欲望はあるが、意識は人間だけにしかない。
>>526“そういえば、マルクスの何だったか忘れたが、
「共産主義では、人間は人間を希求する(欲望する)」
という言葉があったような気がする。
「共産党宣言」かな?”
マルクスが言ったのだとすれば、したがってここは、
「人間は人間を希求する(意識する)」以外の解釈はありえない。
人間が人間を欲望するって、どういう意味よ?
発情したらまぐわい、殺したくなったら殺す、かな?
616 :
杞人@クールダウン:04/03/28 04:24 ID:Kkb8dn2g
>>587「今までたくさんの国が失敗してきたと言う歴史がある。」
んなこといったら、人類のすべての試みが失敗だった、とも言えるでしょ?
どこのどういう成功か、あるいは、失敗か具体的に考えんと、
議論がまえに進まない。
617 :
112:04/03/28 04:26 ID:???
たぶん、資本主義社会で、人間と人間の関係が、モノと人間、もしくは
モノとモノの関係に「疎外」もしくは「物象化」されているのを、
人間と人間の関係に、戻す、という意味合いだと思う。
相手の人間を、手段としてでなく、目的として扱う、ということで、
杞人の関心深いだろうところのカントとリンクしてくる問題では。
(俺は、哲学科のわりに、カント詳しくなくてごめん。)
618 :
112:04/03/28 04:27 ID:???
617は615へのレス
もう少し、マターリしたペースでやってくれ。頼む。
619 :
杞人@クールダウン:04/03/28 04:40 ID:Kkb8dn2g
>>591.ほぼ、同意。
「欲望は常に他者の欲望です。我々に欠落を煽り、模倣を迫るのが宣伝広告の本質。
欲望論の基本を押さえてから・・。「他者の欲望」で検索してみて下さい。」
ちょと不同意。‘情報社会における「欲望」は、情報産業によって喚起された欲望です。’
だな、正確にいえば。欲望は常に己のもの、よ。意識もまた。
己のものであるが、その欲望や意識が‘マニプラツィオン(情報操作)’
(石塚省二東京情報大学大学院哲学指導教授)によって作られたものだ、
ってところに、情報社会の人間疎外の深刻さがあるのよ。
物の欠乏ではなく、人間の主体の喪失だからね、欲望や意識まで
誰かにコントロールされているってことはさ。
620 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/28 04:42 ID:6dwzcBqs
>>615 本能=生理的な欲求と欲望は分けて考えるべき。
マルクスもそのようなことを言ってるようですが。単に空腹を満たすのと牛肉で
おなか一杯になる違いを。
意識??無意識が基底にあるのでは・・。
意識ではなく無意識に働きかける「技」に注視することが肝要ではないですか?
621 :
杞人@クールダウン:04/03/28 04:52 ID:Kkb8dn2g
>>617.またーり、いきませう。
その通り。カントとリンクしてくる。
だけど、カントに関心が深いわけではありませんよ。
カントの『恒久平和論』がなかなかよさそうなんで、読もうと思ったところ。
>>529.「勝利した革命はあっても、成功を持続した革命はいまだない。」
同意。
「生産力の終局的実現、グローバリズムと、インターネットなどの情報網、
という、「世界革命」のための条件は、ようやく、21世紀初頭になって整えられた。
さあ、世界同時革命だ、ということだよ。」
といのは、ハルトとネグりの『帝国』の主張でもあると思う。
んで、御伽噺だと思うぞ。美しいで、嫌いじゃないが、現実的には、
その「世界同時革命」実現しないと思う。
革命は世界革命としてしか起こりえない、のは、グローバリズムの
進展によって、世界が‘グローバル化’している以上、当然のことだが。
いや、乱暴にいえば、ね。
622 :
112:04/03/28 04:58 ID:???
>>620 招き猫さんの思想には、単純化してしまっていいものかしれませんが、
日本人には珍しく、「人間」が「つくられたもの」であるという、バック
ボーンがあるように思います。
人間主体、という(チュチェ思想的)捉え方では、革命はあるところ
までしかいかない、ということは、私も感じます。
それでは人間は何によって、「つくられているのか」。
神? 他の人間のすべてである構成体?
それは意図的なものか、そうでないものか。
おそらく、共産主義というものがほんとうに実現するのだとしたら、
「つくられたもの」から一度脱出したはずの近代コギトの思い上がりが、
たしなめられる思想局面というのを、人類は経験するはずです。
スターリンも、そこそこいいところまでは、考えていたということに
なるかもしれませんね。
「無意識に働きかける「技」」という言葉で、そういうことを連想して
しまいました。
まったくの誤解であっても、まあ、よいか、と考えます。
623 :
杞人@クールダウン:04/03/28 05:03 ID:Kkb8dn2g
>>112氏の書き込みで、もっとも気になったのは、
>>535.「資本主義社会はどこでどう行き詰まっているか、どのように共産主義革命が
失敗してきたかの分析のほうが、僕にとっては先だ。」
とこれは、何が<悪>なのか、という問いとも重なり、賛成なんだが、
「起こそうとしなくても、勝手に起きてしまうのが革命であることは、どの革命を見ても、
言える真実だ。」
であるならば、分析することの意味もないでしょう?
革命は起こそうという意思なしには起こらない。
社会の変化は、いや、社会に限らず、変化はべつに、ね、意思しなくたって、
起きるし、思い通りにはならんが。
624 :
112:04/03/28 05:04 ID:???
>>621と、
>>585-586の焚火派GALゲー戦線
「世界同時革命」が、理想であるのは、「反革命干渉戦争」の被害が
最小限に食い止められるからです。
やるならやるで、一気にやれば、帝国主義の武装装置を使う間もなく、
いちばんすんなり、行くであろうというだけ。
それこそ、理想状態にすぎません。
625 :
杞人@クールダウン:04/03/28 05:12 ID:Kkb8dn2g
>>620 たとえば、ライオンだって腹いっぱいの時にはえさを求めないでしょ?
招き猫さん、欲求と欲望と、まあ、使い分けていらっしゃって、微妙なところ
にゃんが、‘欲望の開放’というスローガンに騙されちゃったんじゃないのかにゃ?
欲望と意識、で、意識を問題にしたときに、無意識が問題になってくる。
話の順序はそういうことれす。欲望から突然無意識にいっちまったんじゃ、
その「無意識」は「欲望」という言葉の単なる言い換えにすぎない。
626 :
112:04/03/28 05:15 ID:???
>>623 フランス革命も、ロシア革命も、その最初の日に、デモをしたのは、
「パンをよこせ」という主婦たちでした。
前衛党のみなさんは、寝ていましたよ。
革命というのは、起こるときに起こり、われわれ人間にできるのは、
その洪水のようなエネルギーを、無駄なく、犠牲少なく、なんとか
整えるくらいのことです。
過去の分析、未来の幻視は、そのためのもの。流路の予想をして、
堤防の切れそうなところに土を盛っておくようなことで、それは
もちろん、したほうがよいでしょう。無駄になるかもしれませんが。
627 :
杞人@ふにゃふにゃ、おやすみ。:04/03/28 05:19 ID:Kkb8dn2g
>>624.
「世界同時革命」は理想というよりは、最も現実的で必然的な(つまり、
それ以外にはありえない)革命だと思うにゃ。
うにゃん、にぇむいじょ。
意思せよ!それで革命は始まる。
628 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/28 05:36 ID:6dwzcBqs
>>619 不在は情報としてしか存在しません。欠落とは欠落「感」ということです。
情報産業だけが欲望を喚起するのではないです。それでは本質を見落とします。
隣人が新しい車を買ったら欲しくなるとか。他の子供の持っているものをスグ
欲しがりますね、子供は。まだ、広告・宣伝を「意識」的に理解できないような
小さい子供でも。欲望は常に他者の欲望です。そして、欲望は無意識から生まれます。
無意識が支配されているために、人は自分の自発的な(意識的な)意志で欲望している
と勘違いするのです。その錯誤のメカニズム(人間の生物学的な閾値下)に最大限
付け込むのが、広告・宣伝の技術です。最後のテロップ見るまで、何の商品か分から
ないテレビCMありますよね。意識ではなく、無意識下に訴えているのです。商品とは
直接関係なくとも「雰囲気」で。
629 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/28 05:37 ID:6dwzcBqs
続き
>情報社会の人間疎外の深刻さがあるのよ。
単純すぎるようです。
広告・宣伝はあまりにも人間的な「本質」に依拠するがゆえに罪深いのです。
子供は母親の模倣によって人となります。(ラカンあたりから・・)
それを手始めとして、「環境から学ぶ」=「情報の入力」によって人となる
生物学的必然の人工的悪用によって成立させているのが広告・宣伝です。
疎外の起源は(あまりにも人間的な)人間性であることが重要です。昔は、
自然環境と小さな共同体くらいが環境だったのですが、今は「情報」そのもの
が環境を作り出しているために、人間への「刺激」は無限に膨れ上がっています。
そして、その「刺激」は無意識に働きかけるので、逃れることは容易ではない
ところが悲劇的です。
>人間の主体の喪失だからね
主体?そんなものあるんでしょうか?想像の産物ではないですか?
構造主義者によれば、構造的に外部から強いられた存在です。
マルクスも社会的諸関係の産物としていますよね。(私は多少、異論ありますが)
自分探し、個性、アイデンティ・・・すべて、消費させるための方便として機能
するのがポイントです。(参照「ゆとり教育から個性浪費社会へ」)
http://ono.cocolog-nifty.com/test/2004/02/__1.html
630 :
112:04/03/28 05:47 ID:???
1848年の2月革命と、1968年の5月革命は、
「部分的」に「世界同時革命」でした。
革命というのは、空気を伝わって、伝播するものです。
まして、インターネットもあるし、1000万人デモの経験もある。
しかし、意思しただけの蜂起では、敗北します。
最終決起と、それまでの運動の積み重ねは、おのずから別のことですが。
これまでに失敗した革命で流された、尊い夥しい血のことを、私たちは
忘れてはなりません。
クールにやらねば。
112さん、いま、この板、最初から読み直してみました。112さん
の「革命は起きるときには、勝手に起きる」という主張、おもわず笑って
しまいました。実は、わたしも、運動が下り坂に入った時、全く同じ主張
をしたことがあるのです。そしたら、一部から、「解党主義者」の批判を
うけました。ま、112さんはバクーニン主義者と自称するくらいですか
ら、へでもないでしょうが、わたしも、とりたてて頭にくるほどでもなか
ったですが、そのような批判は予期してなかったので、ほー、といった感じ
でした。歴史にある程度目を通せば、それが、共産主義革命であれ、なんで
あれ、革命なんて、起きるときに起きているもんですよね。幕末ー維新をみて
も。中国革命なんて、白蓮党ー太平天国ー辛亥革命と起きるときに起きて、
中華人民共和国の成立をみるわけで。逆にいえば、起きないときには起きない
わけで。しかし、共産主義運動は、今日的、現実廃棄の運動であって、かってに
進むともいえないでしょうけどね。 ははは。
632 :
杞人。まだ、起きてたんか。ラスト。:04/03/28 05:52 ID:Kkb8dn2g
>>537.まったく同意。強調さえしたい。
>>538.同意できない。
>>537氏の言うごとく、資本主義こそが、人間の画一化、ロボット化を
極限にまで推し進めているのであり、‘現存した社会主義’の崩壊は、
それぞれ考えられるべき問題である。
‘共産主義’と‘日本共産党’をごちゃ混ぜにしませんよう。
共産主義は日本共産党ではないし、日本共産党は共産主義ではない。
じゃあ、なんだ、と言われても困るが。
嘘が嘘であること、間違いが間違いであることは簡単に分かる。
と、これだけは、今後の議論を進めるうえで、どうしても気になったもんで、ね。
ふう、ちかれた。
633 :
112:04/03/28 05:59 ID:???
>>631 いわゆる「自然発生性への跪拝」という批判ですねw
私なぞは、バクーニン系統の無組織で、
「われわれは危機だから、戦うのではない!
われわれは、飢えているから戦うのでもない!」
なんてアジって、馬鹿にされていましたw
まあでも、運動の火種は持続すべきだ、ということと
革命は客観情勢との兼ね合いもあって起きる、というのは、
明らかに別の問題です。
そうでなきゃ、主観主義ですよ。
大戦争の戦われているときは、人民の犠牲が多すぎますし、
チンコメどもが、外国人労働者と敵対して、外国との連帯が
邪魔されます。
レーニンとは、違う時を、選びたいものです。
634 :
杞人。まだ、起きてたんか。ラスト。:04/03/28 06:02 ID:Kkb8dn2g
>>629 当方、継戦不能。
カントの『恒久平和論』を読んで感想を述べるときに、
意識の問題を扱ってみましょう。
「自然」も「人間」も情報なんかじゃないんです。
それを‘情報’として消費の対象、金儲けの手段としたところに
決定的な資本主義の<悪>がある。
もう、だめ、ぽ。
635 :
杞人。おれって、嘘つきだな。:04/03/28 06:05 ID:Kkb8dn2g
>>633 んだから、いまは、ともかく「国家による計画的大量虐殺」、
イラク戦争をなんとしてでもやめさせんと。
うう、自己嫌悪。
636 :
杞人。おれって、嘘つきだな。:04/03/28 06:11 ID:Kkb8dn2g
>>628 サブリミナルコントロールは、サブリミナルコントロールがある、という
意識に訴えた宣伝方法であって、‘無意識に訴える’ってことはありえないんです。
洗脳ってのは意識や感情を奪って人間を無意識にし、そこに新たな意識を
外部から注入する、という支配の方法なんです。
いつか、頭のはっきりしたときに書き込ませていただきます。
もう、自動書記状態なもんで。
はっきりすることがあるのか、自信はありませんが。
人類が滅びるもしくは、人類が文明を捨てる
一番簡単なのは、世界をひとつの国家、宗教、人種にすれば戦争という観念は消えると思うぞ
中華思想キタ━━━━ヽ(`ハ´ )ノ━━━━!!!!
内乱の方が悲惨
>>640 そもそも内乱を戦争とは言わないし問題なし
最良の場合、
全土ゼネラルストライキ + 200万人デモと、
即時の超法規的な国民投票による、選挙法改正
(単産ごとの定数とか)で、
まったく一人の犠牲者も出さずに、革命政権はできる。
いいね。金曜日と、土曜日に盛り上がる板って。
ほんと、人民的でいい。
645 :
112:04/03/29 00:25 ID:???
>>644 詳しくは、わからないのだが、「民主化」というのは、「グローバル化」と
ほぼ置き換えていいと思う。
「民主化」に反対する勢力=反米反グローバリズム、というわけではないが、
あるていどは、そういうこともあるように思う。
アメリカの「大中東民主化構想」に対して、今後、アラブ諸国政府は
態度決定を迫られていくわけで、民衆の反米思想の高まりとの間で、矛盾は
激化すると考えられる。
イラク南部の発電所修復、三菱重工が受注
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20040328/K0027200708039.html アンマンにある国連開発計画(UNDP)イラク事務所は27日、イラク南部バスラ
近郊にあるハルサ発電所の修復プロジェクトを三菱重工業が受注したことを明らかにした。
イラク復興事業で発電所などの大規模プロジェクトを日本企業が受注したのは初めて。
日本政府がUNDPに拠出した援助(贈与)があてられる。
関係者によると、同発電所はもともと79年に三菱重工が建設し、修復に使える部品など
が限られていることから、同種の施設の国際価格などを参考に随意契約で結ばれた。受注額
は約600万ドル(約6億3000万円)。25日に署名された。
同発電所は200メガワットのタービン4機計800メガワット分の発電量を持つイラク
国内でも有数の大型発電所だったが、湾岸戦争で破壊。経済制裁下でロシア製部品などを
使って一部が修復されたが、発電能力が大幅に低下していた。この修復事業により、自衛隊
が駐留するサマワのあるムサンナ州やバスラなど特に南部4州の電力事情の改善が見込まれ
るという。
647 :
112:04/03/29 00:54 ID:???
脱ダムをはじめとする、公共事業への批判が高まる中、信州のような50%削減
などという思い切ったことは、日本政府にはできないが、それでも数パーセントは
削減をして見せねばならない。
その分は、多国籍企業、ゼネコンに、「戦後復興の活躍の場」を与えて、垂れ流す
ということだ。
ようするに、イラク戦争に加担する「日本の国益」とは、多国籍企業、ゼネコンと
日本政府だけの国益であり、人民の国益とは、まったく相反するものだ。
このスレの方たちには、むろん今さら言うまでもないこととは思うが。
だが、そのいの一番が、やっぱり三菱重工であったことは、記録しておくべき
ことがらだろう。
650 :
112:04/03/30 07:32 ID:???
>>603 天狗同盟の、おっしゃるとおりですよ。日本の農業は、壊滅的です。
そもそも、イデア(商品規格)が先行する資本主義の商品生産様式に、農産物
ほどそぐわないものはない。
茄子は、小さすぎも大きすぎもしないものが美味いのだが、ともすればボケナスの
大きめのほうが、規格化されてしまう。よく熟したトマトは、ビタミンも糖度も高いが、
青なりの状態で収穫されて、遠隔地に運ばれていく。
「おいしいもの」こそが、システマティックに、排除されてしまう。
狭いところに無数の鶏を押し込めて、利潤率を上げる養鶏によって、鳥インフル
エンザが蔓延する。
…などの、無茶苦茶 不合理なことが、資本主義の経済合理性のゆえに、どこ
かしこでも、起こっている。
さらに、日本の場合、アメリカ資本主義農業に、システム全体を隷属させ、「食料自
給率40%」という驚異的な、世界でもまれに見る、「貧国政策」がとられている。
(ドイツ97%、フランス136%)
http://www.bekkoame.ne.jp/~minx/paper53.html (とりあえず、自給率を80%くらいまで上げておかないと、「革命」は、おろか、スペ
インのような左翼政権の樹立すら、不可能かもしれません。)
651 :
112:04/03/30 07:32 ID:???
ところで、
>>613の「セッケンおばさん」たちの間では、
・放し飼いされた、雑食の鶏の卵は少し値段が高いが、殻も厚いし、ぜんぜん美味
しいこと。
・虫食い跡のある、あるいは虫の付いているキャベツは、農薬がかけられなかった
「安全」の証明であること。
・小さい茄子と大きな茄子は味が違うので、別の料理を開発すべきこと。
・なにより、自分(たち)でつくり、自分(たち)で穫り入れた食物ほど、美味しいもの
はないこと。
が、もはや、「常識」となっている。
これは、消費社会内の差別化である、単なる美食ブーム、健康ブームに終わる
危険もあるが、一方で、共産主義において甦るべき、「多様性」の萌芽の一つでも
あるとも言える。
652 :
112:04/03/30 07:34 ID:???
そしてどちらにするかは、まさに、私たちの力量しだいだと思う。
つまり、彼女たちを、マルクスの嫌った「慈善家=偽善家」や「美食家」にする
のも、革命の最初の日の隊列のいちばん先頭に立っていただくのも。
とりあえず、このセッケンおばさんたちは、「経済原理(安い)」ではなく、「視覚
(見た目がいい)」でもなく、自分の「嗅覚」と「味覚」の経験、そして、「確信犯的
思想性」によって、この消費行動を、毎日、選び取っているのですから。
この最後の、「確信犯的思想性」による「日々の行動選択」、というのは、すごい
ことです。なるべくエアコンを止め、暑さ寒さに体をならし、クルマでなく自転車に
乗って買い物に行く、というところまでやっている方もおられますからね。
資本主義の極大生産力マシーンを止めるとしたら、こうした行動が、かなり
広範囲にわたって、必要になると思います。
653 :
112:04/03/30 07:38 ID:???
ところで、
僕は『資本論』はいい加減にしか読んでいないのですが、マルクスの「消費論」
というのは、あるのでしょうか? 生産された商品が、購入されてから、消費され
る局面のことですが。
たとえば、ガンジーの「不買運動」などは、理論としても想定外のことなので
しょうか。
(1)112さんが、652、653で述べられている意味では、「資本論」にはというか、
マルクスには「消費論」はないと言えるのではないでしょうか。
マルクスは、「資本論一巻」で資本の生産過程について、「資本論二巻」で資本の流通過程に
ついて、「資本論三巻」では、資本主義的生産の総過程について述べています。二巻では、
「生産された商品が、購入されてから、消費される局面」がメインテーマではありますが、
その「商品」とは、主要に資本の一要素である生産材についてであり、消費材については
必要において言及している程度です。むしろ、その言及においては、一巻のいろんなところ
での、労働者、労働者階級を分析しているところでの言及の方が豊富だとおもいます。
商品は価値低下の法則をもちますが、資本主義では一個の労働力商品にすぎない、労働者
もまたおなじです。
たとえば、「資本論」に挙げられている例でいえば、小麦を主食とする労働者と、じゃが
いもを主食とする労働者では、後者のほうがより安価であるので、支配階級は、親切におい
しいじゃがいも料理をすすめてくれるとか。べつに「資本論」には述べられていませんが、
そこから当然のこととして、ファースト・フードは、社会お勧めであり、一日になんども
お祈りのために労働を停止するような宗教は、忌むべき、憎むべき対象である
ということになるでしょう。
(2)マルクスが652、653で述べられているいみでの「消費論」をばっさりと
きりすてているようにみえるのは、一つには、資本主義生産にあっては、交換価値
のための生産(利潤獲得のための生産)が主であり、使用価値のための生産(社会的
需要にもとずく生産)は、労働者階級の権力奪取後のテーマであり、その基本的方向
は明らかにすべきだが、こまごまとした具体的内容はかたりえない、という実際的問
題があったでしょうが、それだけでなく、二つに、当時はまだ、エネルギー問題をは
じめ、資源の有限性が具体的問題になってなかったというのがあると思います。その
二つのいみで、「社会主義社会」が「実現」した今日、それについて語りえる、語ら
なければならない内容があると思います。
共産主義は、コミュニズムなんですが、中国の人民公社はなぜ消えたん
でしょうかね。 これはひとりごとです。
657 :
国連な成しさん:04/03/30 19:21 ID:cYbWB0G.
オリは将来、日本から独立しようと思ってます
そのために、セブンイレブンでバイトに励む毎日です
で、どんくらい金があれば日本から独立できますか?
659 :
112:04/03/30 21:50 ID:???
■いくつか、相互に関係の無い問題が派生してしまいます。とりあえず書いておきます
ので、みなさん、お暇な時に、批判、ないしコメントお願いします。
>>655の、「資源の有限性」の問題については、「資本主義の生産様式」が、対象である
「自然」と、(資本主義において、はじめて「対象」となった。なぜならそれまでの生産様式は
自然の「なか」にある人間によって、自然の「なか」で行われていたから)、敵対するまでに
膨れ上がった、しかも社会主義政権のもとでも、程度の差はあれ、ほぼ同じことが行われ
てきた、という事態が、20世紀の中ごろから、出現していることですね。
レーニンには、有限資源の争奪戦争という問題意識がありました。が、その争奪戦後に、
「資源の有限性」の問題のみならず、「廃棄物の問題」(CO2、SOx、NOx、フロン、放射性
核物質、環境ホルモン、そのほかすべて)としても、「自然」と莫大に蓄積されて回転する
「資本」との敵対が、深まっていっていることへの分析は、正統派共産主義の理論として、
あまり見かけないように思います。
今の中国共産党が、「日本のような極端な高度成長は求めない。バランスが必要だ」
と言い、廃棄物問題にも言及しているのは、解決の努力はしているということですが、
北京郊外の巨大なゴミの山とか、じっさいにはあまり解決はされていないようです。
日本の高度成長期よりは、ずっとましなようですが。
660 :
112:04/03/30 21:51 ID:???
■もうひとつ、セッケンおばさんたちの行動選択においては、交換価値より使用価値が
重視される傾向がみられる、ということです。
不公正貿易(不等価交換による価値の移転)による安いチョコレートではなく、公正な
貿易(労働量の評価にもとづく正当レートでの交換)による高い無農薬のチョコレート
を好んだり、資本主義日本においては、交換価値としては 0 である、虫のついたキャベツ
を、むしろよろこんで購入する(安全で、農薬の味がしないから、おいしいと感じて食す)
というのは、もちろん部分的にですが、「使用価値の優位」が復活している、という事態です。
セッケン運動(界面活性剤=合成洗剤と大手の化粧品の追放運動、不買運動)を始
めた、あるいはその組織中核にあるのは、たぶん、ベ平連とか、68年5月の黒ヘル
または赤ヘルの女性たちでしょうし、この人たちの運動には、学ぶべきものは多いですよ。
ゴミ問題にも、きわめて戦闘的・実践的ですし。
こうした「確信犯的思想性」による「日々の行動選択」、まあいわば、「文化大革命」の
ような、現実の変革運動が、かなり長く続かないと、巨大生産力からくる廃棄物の問題も、
現代の生産力が次々とムダなモノを作る、という問題も、解決しないと思います。
661 :
112:04/03/30 21:52 ID:???
■もうひとつ。支配階級は、親切においしいじゃがいも料理をすすめてくれるという問題
です。
>>654 19世紀のブルジョアより、21世紀のブルジョアは、はるかに巧妙になっており、
「ファースト・フードは、社会お勧め」であったり、「一日になんども お祈りのために労働
を停止するような宗教」を停止させようとしたり、といったことがたしかにあります。
(タバコタイムを弾圧するのもその一つでしょう。許しがたい。)
吉野家やマックやユニクロが、廉価戦略で、たくさんの外食店や服飾店を潰しつつ、
市場の独占を図ったのは、まさに『資本論』の今日的展開です。
しかし一方では、国民経済学で言うところの、いわゆる「高付加価値」「ほかでは真似
できない新技術の開発」によって、招き猫さんの指摘される
>>628>>591のような手法で
新しい欲望を創出しつつ、
>>594>>598のような生産をしてます。
資本主義工業の主力商品である、パソコン、半導体、MD、DVD、そしてクルマなどの
関連商品は、ものによっては半年以下のサイクルで、新商品が出て、「小型化」「高機能
化」などのたいしたことはない差異を売り込み、「時間差」を争って高く売りつける、
「消費者」の持っている金を、あくまでたくさん搾り取る、という新しいシステムを、開発
しました。
これらの総体が、「消費社会」といわれるものですが。
この社会の中にいる労働者は、必然的にすべて困窮化していくとは限らない。
最新の製品を購入する層と、型落ち品を購入する層とが、作られていっている。これは
中国においてすら、そうです。ここは、正確に分析しないといけない。みなさんにやって
ほしいです。
662 :
112:04/03/30 21:53 ID:???
■さらに、「情報社会」というのは、「消費社会」の先を行っていて、もはやいちばん高い
利潤率はマネーゲームの中にある。ペーパーマネー、もしくはデジタルマネーという記号の
やりとりで、上げられている、という問題です。
たとえば最悪の例でいえば、ある株式会社の「株価が下がること」、ある小国の「通貨
価値が下がること」が商品化されている。これは、資本主義にとって、異常事態です。
企業年金資金の運用を、ヘッジファンドに任せる日本の企業というのが、けっこう多い
ですが、この運用によって、インドネシアや中東や中南米やあちこちに、自殺者や餓死者
まで出る。
「他人を殺しておいて、自分の老後を養う金を得る」、ということは、動物の世界で言えば、
たんてきに言って、「共 食 い」です。
これが、日常茶飯事として、記号貨幣を通じて、行われています。
こうしたヘッジファンドが多数入っていた、世界貿易センターのツインビルが攻撃された
のは、偶然ではないわけです。(あのテロに全面賛成するわけではありませんが。)
この問題も、経済に詳しい方にやってもらいたいです。
663 :
112:04/03/30 21:54 ID:???
□ もうひとつ。中国の走資派の問題。人民公社の問題ですが、革命の最初に、地主から
取り上げた土地を、小土地私有を均等に実現した上で、それまでの共同労働をしていれ
ば、機械化にもゆっくり対応できたこととは思います。
でもたぶん、土地国有化+機械化により、農業人口を減らし、都市労働者人口に移す
必要があったのでしょうね。
ただでさえ貧しいのに、日本の侵略のあと、国土は疲弊し、何にもなかったと思いますよ、
中国には。
鉄鋼炉をつくるに足る根源的資本蓄積はなく、「人民高炉」でしたっけ、人海戦術で鉄を
作ろうとしたり。僕は、あの原始的な鍛冶屋の炉をばかでかくしただけの炉の映像を
思い出すと、トラックも無く、ベルトコンベアもなく、あそこに鉄鉱石を運んできた人民の
運動の中には、たしかに共産主義はあったのだと思います。
なんにせよ、よくやったと思いますよ。革命中国は。
ちょっと、問題が広がりすぎましたね。
>>657日本からの独立の前に、親からの独立が必要かとおもわれw
ま、二段階独立論だな、グァンバレよ。
666 :
112:04/03/31 00:57 ID:???
667 :
新参:04/03/31 14:39 ID:gXtFqYA2
この板の人たちは頭よさそうで、書き込みも
すげー興味深いんだけど、具体的にどんなことをしていくの?
書き込むだけなの?
668 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/03/31 18:57 ID:kV9X9zv2
タイムラグある話題ですいません。
農業は @国防の問題、A治山治水の要
@先進国はどことも食料自給率を100%にしようとしている。米仏は100%以上、
ドイツも97%で日本は50%もない。アメリカでももっと農業には保護政策を
取っている。日本を降伏させるには銃弾の一発もいらない。食料の輸入をストップ
させる戦略ですぐにアウト!兵糧攻め。自民党は日本なんか守る気はない。日本の
独占工業資本を重視しすぎ。加工貿易立国は食料自給率100%あってからの話し。
政治家も大衆も馬鹿ばかり。牛丼で大騒ぎ、でも話しが発展しない。玉子は自給率
100%とか・・家畜の飼料は輸入!!
A水田の保水力は大事。大雨降っても穏やかに河川に流れ込む。ゆっくりと地面に
しみ込み伏流水、地下水となる。コンクリートで覆われた都市は濁流が駆け抜け、
一気に河川から海へ。ただし、休耕田では機能は半減。。
しかし、日本の農業は生産性の問題とか複雑な事情があるんですが、とりあえず。。
自給率が100%を越えるのも考え物だね。
補助金をたっぷりもらって強力な競争力を備えた余剰作物が
途上国の農業を圧迫してしまう。
かくして途上国から経済難民が先進国に押し寄せる。
一体何をやってるんだか。
まぁ一番いいのはケースバイケースでさまざまな状況にあわせて切り替えが
できるようにしておく、ってことですかね・・・・・・理想論ですが。
>>668招き猫さんは、農業問題に詳しいようなので質問があるのですが。
いまの日本の農業は自給率が50%を切っているようですが、生産性の問題を
抜きにして考えるとして、自給率を100%に戻すのにどのくらいの時間が掛
かるものなんですかね?ま、単に土地が荒れているというだけでなく、農業用
水がなくなっているとか色々な問題があると思いますが。なんか一度放棄した
農地は素人が考えるようには、おいそれと元に戻らないとも聞いたのですが。
東北は日本の食物庫だそうで、ほとんどの食物の自給率100%超えてるらしい。
米なんかは余りまくって減反させられてる。せっかく作ったのにもったいないな。
673 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/04/01 01:31 ID:vKoiEyLw
>>671 いいえ、それほど詳しくないですよ。実家が農業やってて物心ついた時から
田んぼや畑にいましたけど。泣きながら手伝わされてました。
時間は・・よく分かりません。複雑な問題が多すぎますから。まず、都市圏では
土地の値段が高いから農業するより駐車場やアパートにした方が儲かる。調整区域
とかの問題ありますが。大規模農業できないから特定の商品作物しか金にならない。
特に穀物は米以外絶望的でしょう。100%が無理でもできるだけ高めるように努力
する必要がある。
米余りで減反政策の問題。そもそも国民が米を食べなくなってきているのが主原因。
嗜好が欧米的になっているのは国には好都合。麦は輸入だから、アメリカから買って
貿易黒字減らすことできる。水田はどこに行ってもいたるところにありますね。
山間部の急な傾斜地でも棚田とか残っています。しかし、そもそも、米を作っている
農家はほとんど兼業農家で、米だけで生計立てている人は例外的存在です、日本では。
わずかな耕地面積でもどこの農家も立派な機械たくさん持ってます。ウチの実家も
トラクター、コンバイン、田植え機・・・全部あります。だから米の売り上げは減価償却
どころか、赤字です。機械のローンを何で補填しようか・・。ヤンマーなどのメーカーは
儲かっただけでした。農地解放以前に戻せば、もっと大規模農業できるでしょうが、今の
ようにこま切れの田畑では無理です。物理的に。だから儲かりません。問題多すぎ。。
国も国民も食料の自給を真剣に考えて、まともな政策にして、少々高くても日本のものを
買えば農地も増え自給率も高くなるでしょう。荒れててもその気になれば数年で元に戻るかも。
ただ、政策も国民の嗜好や考えも変わらないと思います。そもそも、工業製品売って、食料買う
のが日本の根本政策なんでしょうから。牛肉の件でもアメリカは怒ってますよね。
とりとめもなく、十分にお答えできなくて申しわけありません。
>>667 具体的行動は、とりあえずは、それぞれの今までの運動を続けて、それにとって
有益になる情報を交換したり、他人のものの考え方を知ったり、というだけで、今は
すごく、意義があることだと思うよ。
「ひとつの運動の中だけでは見えてこないこと」って、いっぱいあるし、マルクス、
レーニンが、その当時、いくら正確に世界を把握していたとしても、その後に起こった
世界の変化には、彼らの理論は、とうぜん対応していないわけで。
にもかかわらず、「マルクス、レーニン(あるいは宮本さん)を引用してさえいりゃ、
自分の党は正しいと証明できる」みたいな、共産主義を唱える党(カゲキ派含む)の
思想的ていたらく、というのをどうにかしようぜ、という意義が、このスレにはあると
思う。
途中から参加した僕も、こんなにレスが伸びていくとは、思ってもいなかったけれどね。
「連帯した運動」というのも、そのうち自然に生まれてくるとは思うけれども、今は
それぞれの運動のなかで、少しでも広がった視野、柔軟な思考、現実認識の力を
取り戻すことができれば、前進だと、僕は思う。 (まあ、みんなで、オフ会で、平和
デモかなんかに行ってもいいけどさ。それはそれぞれがやってればいいことだし。)
「運動」には、「現実を認識するための努力」、というのも、含まれるよ、たぶん。
まだ「運動」の場を持たない人は、よーく考えてから、失敗のないように、
何かやり出してみれば、いいわけだし。
675 :
112:04/04/01 10:46 ID:???
□農業問題解決への小さな「萌芽」
信州の市民革命の中で、政策の変更によって、「萌芽」として、極小の部分とはいえ、
「実体経済」が変革されている例を、ご紹介します。
信州の公共工事50%削減は、おもに東京のゼネコンを標的としたもので、地元の
建設業者への影響は、なるべく抑えられています。
しかし、共産党系の村長さんのいる先進的な栄村などでは、村人がコンクリートを
こねて、1/5〜1/10くらいの予算で道路舗装をしてしまう、などのことが流行りだし
ています。
これは、相当の打撃です。自民党系の有力県議に先導された建設業者300人ほど
が、昨年、長野市内の目抜き通りを、「革命反対!」と大声でシュプレヒコールをして
デモをしたほどです。
(ちゃんとした革命を行えば、「反革命」も、いやでも露骨に顕在化するものですw)
676 :
112:04/04/01 10:46 ID:???
一方、面白い動きも見られます。
公共工事を半分に削減した予算は、環境・福祉・医療・教育予算のおおむね2倍増と
いった形に組み替えられるわけですが、この予算の分捕りを狙い、一部の建設業者たちが、
・日本政府の減反政策によって増やされ続ける「休耕地」を借りて、蕎麦やブルーベリー
などを作る兼業農業を、会社規模で始める。(株式会社の農業経営の構造改革特区)
・森林の整備事業(ずっと行われて来なかった間伐や枝落とし)や木材加工業へと
特化する、もしくは兼業する。
・資材置き場などのスペースに、特養老人ホームなどの施設を作って、福祉業に転身。
などといった方向に、事業内容を組みなおしていることです。
きわめて部分的な動きで、そして補助金頼みという点で、自治体依存体質というのは
変わらないのですがw、コンクリートと鉄で、環境を荒らすだけの仕事をしていた頃に
比べて、彼らの顔は、社長も社員も、とてもまっとうな、人間らしい顔に見えます。
正道に返ったときの顔とでも言うのでしょうか。まっとうです。
677 :
112:04/04/01 10:48 ID:???
こうした「人民的萌芽」のことは、(田中康夫氏のでっかい顔の代わりに)、大いに
記憶されるべきことです。NHKの「クローズアップ現代」などで、放映すべきですが、
情報統制されているのか、県内メディアが扱っただけなのは、残念です。
おそらく、革命後は、日本の全国で、こうした光景が見られるに違いありません。
ここからは空想上の話ですが、農業自給率100%の達成は、やってやれない
ことはないと思います。農薬や化学肥料を用いた稲作は、生産性が高すぎるので
減反を余儀なくされているわけですから。信州では、休耕地は、麦か大豆を作って
います。
ただ、「革命の一年目」は、アメリカの経済封鎖で、食物の量が大きく不足し、
中国からの人民的食糧援助でも、まだ足りないでしょうね、今のままでは。
このため、革命は冬に行わねばならない。そして春にはもう、ありとあらゆる
田んぼと畑を、ゼネコンの社員にでも耕してもらい、なおかつ、肉を大量に食べたがる
人民はぶん殴ってでも思想教育wするだけの人民の揺らぎない権力を樹立しておく
必要があると思いますw。
こういうこともあって、「セッケンおばさん」たちの「断固たる思想的信条にもとづく
消費行動」 というのを、今からよく研究して見習っておかねばならないと、しつこく
主張しているわけです。
冗談のようですが、ボルシェヴィキも、毛沢東も通った、茨の道です。
まして、アメリカ的食生活に慣らされた人民相手ですからね。
678 :
:04/04/01 14:04 ID:???
>>671天狗同盟さん
うちのじいさんがいうには「1年たんぼ(水田)をほっておいたら
元に戻すのに10年かかる」そうです。
だから米を作らない場合でも、耕耘機を入れて耕さないとだめだそうです。
招き猫さん、112さん、678さん ありがとさん
共産主義が戦争を増やしてますねいっぱい。
まずは国境を亡くさなくてはいけないから、他国に侵略→戦争てな感じで、
チベット、ネパールをうまくやってます
バカウヨ君 日本の真の独立を口にするなら、9条の廃棄でも、核の所持
でもなく、食糧の確保でしょうが。万年飢餓のどこかの国と、食糧自給率
50%以下の国は目くそ鼻くそのいい勝負でしょうが。チョン、チョバリ
と罵りあい、いがみあうより、アフォ二国でどうしたら自給100%が可
能か?の朝まで討論でもやったら。
>>681 時間を割いて、馬鹿な君に答えてあげよう。
遺伝子研究、生物・科学研究に力をいれる。
工業技術を発達させて食料の自給率を上げる。
たったこれだけでもちがいますよ。
理解できますか?
>>683 それもやってほうが日本の農業にとって素晴らしいことだね。
海外からの輸入を停止して、国内の生産効率、能率を上げることによって
価格も安定させることができるので、あとは、技術の発展を待つしかない。
>>681 食料自給率を上げるメリットって来るべき戦争のため?
外国との貿易がある以上、お金でけりがつくけど。
だいたい、日本で生産するよりも輸入のがコストが安いよ
687 :
国連な成しさん:04/04/01 18:41 ID:pbQF5N.6
理想の社会のモデルはプルードン型のアナーキズムの進化系じゃない?
>>685わたしは、別に特別「来るべき戦争」のための参考として、農業の自給
率について質問したわけでも、考えてるわけでもありません。これは、日本
の経済を考えるうえで、実際は非常に重要な問題なのですが、いまはうまく
説明できないのでここまでにしときます。
そういやキューバでの都市部における有機栽培実施による自給自足についての本があったな。
690 :
112:04/04/01 21:54 ID:???
>>682 一般常識の無いチンコメに、いちいち対応する暇は、共産主義者にはないので、
遺伝子組み替え作物については、すべてを禁止するべきことだけを言っておきます。
アメリカと日本は、かつてDDTやPCBを、とんでもない量、生産し、世界中にばら撒き
ましたが、これらは現在、環境ホルモンとなって、プランクトンをはじめとする食物連鎖
の過程で徐々に濃度を濃縮し、魚類でのオスのメス化、メスのオス化、これによる
個体数の減少をはじめ、おそるべき結果をもたらしています。アメリカの人口の1/5
が同性愛者ということにも、なんらか、関係があるかもしれません。人間は食物連鎖の
ひとつの頂点にいますからね。環境ホルモンを濃縮して浴び続けるわけです。
これら環境ホルモンは、生体内で、いつまでも分解されず、内臓に留まり続けて
作用します。
とくに、子宮や精巣に溜まり、生まれてくる次世代に、強力な副作用が出るわけです。
DDT、PCBは、薬品会社、化学工業によって、長い間、「完全に安全無害」だと
喧伝されてきましたが、このありさまです。
691 :
112:04/04/01 21:55 ID:???
遺伝子組み替え食品についても、アメリカと日本の食糧大資本がいかに「安全無害」
だと主張しても、どのような人体、動物、魚などへの健康的副作用があるかは、
長い時間が経ってみなければわからないわけです。DDT、PCBの有毒性の証明には
1/2〜1世紀、かかりましたよ。
また、遺伝子組み替えの種子は、自然受粉によって生態系に大きな影響を与えます。
人間の「愚かな新しい発明」によって、たとえばある日、米がすべて全滅する、という
ような非常事態すら考えられる。
ともかく、こうした遺伝子組み替え食物は、種子苗業の世界的独占(特許)をもくろむ
アメリカ農業資本の多国籍企業が、「飢えを救う」というオタメゴカシをもって、実際には
「資本の欲望」だけで開発しており、ほかの諸国はおしなべて、これにNOを突きつけ
ている、しかし日本はなかなか断れないので工業原料としては輸入している、といった
「イラク戦争的情況」にあるのが現状です。
692 :
112:04/04/01 21:55 ID:???
日本では、「セッケンおばさんたち」の勇敢なる闘争によって、安全な食品とこれとを
区別することが、慣行となっています。「遺伝子組み替えでない小麦(大豆、etc)」
という表示がされているのがあるでしょう。実際には、味噌や酒の原料に使われてい
ますから、みなさん、注意なさって下さい。
セッケンおばさんたちは、ことにこの問題には、カゲキに戦っており、業者と契約
して、原料からも、遺伝子組み替え作物を100%排除した、味噌、酒、うどん、その
ほかの安全な加工品、家畜の餌からも遺伝子組み替え食物を100%排除した
牛肉、豚肉、鶏肉、牛乳、卵を生産・消費するという試みに取り組み、ほぼ達成して
います。
セッケンおばさん達がそういうことを出来るのって、経済的に余裕があるからじゃないの?
そういう家計に余裕がある人達って、旦那さん達はどういう仕事をしてるのかね。
思いっきり環境を破壊している企業でばりばり働いていたりして。
たしかに、ひょっとして、693のいうとうりの場合もあろう。だが、遠慮は
いらない。”経済余裕”のある「セッケンおばさん」、ばりばりやってくれ。
おかげで、おれたち、もろ貧乏派も、ちったあ安全なものを口に入れられる。
おれは、朝市に買出しに行きだして、本当は、安いものが美味くて栄養がある
ものだとつくづくおもった。野菜なら旬、魚なら豊漁のもの、それを食うに限る。
695 :
112:04/04/01 23:34 ID:???
>>693 そういう方もいますね。銀行員の妻とか。
なにしろ、どの食品も、「自主流通米」みたいなもので、価格としては高くつきますから、
「かなり貧しい方」(創価学会に入って現世利益を祈っておられるようなかたがた)は、
経済原理(安いのがよい)という尺度で買い物をされますし、いませんね。
でも、私の知るかぎり、たいていは子供のいる若い奥さんなど、やや知的レベルの高い、
ふつうの主婦ですね。経済的には、豊かな人から、貧しい人までいます。
「高いけどおいしいから」という理由だけで加入している方もいますが、
中核部分は、ベ平連、中ピ連、黒ヘル、赤ヘルらしき女性で、ことあるごとに
エコロジー問題(ゴミ、界面活性剤、そのほかの消費社会の批判)、不公正貿易問題、
多国籍企業により食の安全が危機に瀕しているという問題などについて、
「思想教育」をしているので、考え方としては、あきれるほど進歩的な人が多いです。
信州では、これらおばさんは、無党派左翼+共産党の陣営の、ビラまき部隊です。
696 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/04/01 23:43 ID:.PUeJ8y.
>>682 お馬鹿ですか?遺伝子操作した作物はアメリカが先行しているが、消費者は
敬遠しています。日本は後追いしても無意味。イオンの岡田が新聞に論文書いてたけど、
まともな小売は売り上げ落ちても表示してます。だいたい、悪影響ないかどうかは本当の
ところ分からない。過去の科学技術省みれば必ず悪弊があったから間違いなく問題あり。
違うかい??
697 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/04/01 23:46 ID:.PUeJ8y.
>>685 お前も馬鹿か?EU内では関税障壁ないけど、先進国はどこも自給率を上げているんだけど。
コストとかの問題じゃない。戦争のためではない。日本は戦争なくても自立できない国に
なってるということ。よく読んでね!
食料自給率を高めるのは先進国の常識。日本以外ではね。
結局エコロジストとフェミニストは偽装ブサヨ
これ常識
おれ、フリーターだけど3k呼んでいるよ 石原さん」的な発言だな。
無党派左翼エコロジスト派 と 無党派左翼フェミニスト派で、
べつに偽装はしとらんわ。
堂々と、左翼だわ。
へたすりゃ、主流派だわ。
まじめに世界について考えれば、左翼になるのは、当たり前だわ。
701 :
112:04/04/02 00:36 ID:???
「西洋型教育」推進に反対、サマワで市民ら数百人がデモ
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20040401/K0001200708071.html 「陸上自衛隊が人道支援活動をしているイラク南部サマワで1日、市民数百人が米英の
暫定占領当局(CPA)が進める「西洋型教育」の推進に反対し、イスラム文化の尊重
を求めるデモ行進をした。サマワでは3月に治安対策を求めるデモがあったが、CPA
の政策に対するデモは初めてという。
背景には、CPAに近い外国のNGO(非政府組織)が、パソコン教育の機会を提供
する条件として、男女を同じ教室で勉強させようとしたことなどがあるとされる。
サマワの学校では通常、男女は別々の教室や時間帯で授業を受けている。イラク教育省
はCPA指導のもと、欧米の教育システムを一部導入するなど教育改革に取りかかったば
かり。
市民ら数百人は早朝から、「我々の文化と伝統を尊重せよ」などと記したプラカードを
手に集まり、市内約1キロを歩いた。」
こうした「文化侵略」への反感を、イラク共産党が組織できないのは、前に書いた通りだ。
マルクスの場合、「資本の文明化作用」というやつで、イギリスの資本がインドを
文明化(近代化)することを、それほど積極的でないとしても、事実として認めていたと思う。
最近「西欧中心主義」として批判されているところだけれど。
>>703なかなか興味深い記事ですね。イラク人の生活様式をイラク人が守ろうと
する、当然といえば当然のことですが。しかし、その闘いはまた、当のイラク人
の生活様式に変革をもたらす。イラク共産党は、まず、このイラク人の生活様式
を守る側にいなければならない。それが、現在、総体として、イラク人民の利益
だから。そして、同時に、その生活様式のより良い変革の方向をしめすべき。ま
ちがっても、その反対側にいてはいけない。
それが、マルクス・レーニン主義
イラクの女性解放はイラクの女性自身によってしか、かちとられることは
ない。革命は移植できない。
707 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/04/02 02:34 ID:.PUeJ8y.
>>696 >>697 の「馬鹿」は余計でした。ちと反省。。
問題を単純化しすぎていたので・・・つい。軽率でした。
酔った勢いもあったので・・反省
708 :
112:04/04/02 03:02 ID:???
>>707 そうだねえ。チンコメは明らかに馬鹿なんだけども、馬鹿にも誠実に対応して、
馬鹿じゃなくしてやる、というところの「現実変革の運動」も、共産主義の
大原則だからね。
基本的に、全人民どころかチンコメもブルジョアすらも解放する、というのが
たてまえなわけだからw
そういう意識で無理してでも書いていると、自分の考えが整理されてきたり、
書く気もなかったことを書いていることに気づいたりする。というのに、科学技術
信奉のチンコメ(たとえば
>>526)との対話で気づいた。
要するに、共産主義について、まるで無知な人に、そのどうしようもない偏見を
さらっと捨ててもらい、簡単に納得してもらう言語というのを、共産革命の陣営は、
長い間かけて、確実に失ってきている、というか。
理解のできる同士だけで対話してきたツケで、今のような、発展性の無い極端な
セクト集団に陥っているとも思う。
ひと言レス、レッテル貼り厨というのは無視していいけれど、まっとうにくって
かかってくるのは、逆にこちらにとっても有益かもしれないな、と思った。
709 :
112:04/04/02 03:30 ID:???
俺は断言口調でよく書くけれど、自分の考えに、とりあえずあんまり信頼は
置いて無い(なぜなら、自分の思考は、資本主義社会のバイアスを受けているに
違いないから)。
反共主義者との対話の中では、「いったい何が争点なのか」「イデオロギーとして
現在、どういう刷り込みがなされているのか」が明らかになる。
彼らは、科学技術の進歩というのを、まだ信じているんだ、バカだなあ、と知る
こともできるし、だがそれに対して科学技術批判論をちゃんと自分が持っているの
か、という自省にもなる。
世界同時革命論に突っ込まれて、「革命は伝染する。過去にも例はある。1848年
と1968年だ」とか「干渉戦争の被害が少ない」など、とっさに思いついたことを
言って、あとで読んで、自分で「なるほど」と思ったり。
また自分たちの言説の、技術的限界(とくに閉鎖性)のようなものも見えてきて、
改善できる。
だから意外と、喰ってかかってくる人は、重宝するべきかもしれない。
バカと鋏は使いようと言うけれど、革命って、そういうものかもしれないね。
共産主義化したらおまえらみたいな奴が真っ先に粛清されるだけどな( ´,_ゝ`)プッ
妄想オナニーもたいがいににしてなさい
ソ連の崩壊を見て何も見ない振りしてるだけかよ。ww
中国もいずれ崩壊して、分裂しますよ( ´,_ゝ`)プッ
ソ連の崩壊 いいことじゃないですか。
中国が崩壊するかどうか知らんが別にかまわん。
アメリカも、日本も必ず崩壊するよ。 プッ プッ
世界同時革命まぢかし。
チンコメは革命学校に叩き込み、だめなのから順次、労働キャンプ。
世界は中国によって第2の文化革命がおこるだあろう。
>>714 何時起きるんだよ。もう何十年も待ってるんだけど
そろそろだな。
あと10年で、亜米利加とニホンが轟沈するから、それからだ。
社民は崩壊、自民は支持されて、何が革命だ。
命張ってやれ若造ども。
甘い覚悟で革命はできんよ
719 :
国連な成しさん:04/04/02 06:26 ID:Y3Rr2la6
革命などイランとイラつクぴ。
ソれんが革命中ーかさ、ドイツがあいりんちくヨ。
今日は、春休みか?
妙に一行〜三行レス連中が来ているが。
反戦厨のそうくつイラク情勢板
>>718えらそうに なにぬかす てめえもやるんだよ ほら 杖
723 :
国連な成しさん:04/04/02 18:15 ID:Rowy/OPo
共産主義は歴史的に見ても人々を不幸にする結果しか生まなかった。
理想論や革命は共産主義者の頭の中でやるべき!
日本で革命なんて無理だよー。
歴史上革命が起こったためしなしだよ。
一揆や、ええじゃないか運動はあったようだけどね。
流れのままに生きていく、それがヤマトンチュ。
国境をなくせば、いわゆる国と国との戦争から、
奴隷住民による抵抗と特権階級層による大粛清という形に代わるだけです。
老子の思想でいきましょう。川向こうの隣村の人が
見えても一切交流しない。
生まれたところから一生出ない、コレ。
>>723 「歴史的に見ても」という言葉を使う奴が歴史で赤点とって
「叩いても安全な相手」である「共産主義者」を叩いて憂さ晴らしっと
>>724一揆、ええじゃないか よくしってるねえ。ついでに、明治維新までお勉強
してね。 たく、最近のがっこは、なに教えてることやら。
729 :
国連な成しさん:04/04/02 21:41 ID:cUqK6it.
共産主義が悪って考え単純でいいよね、馬鹿○出し
>>728 >明治維新
は革命じゃないよな。
タダの政権交代。
なんせ天皇家は雲上人扱いのままだもんな。
俺の意見では政権交代、近代化、西洋化、民権運動
さまざまなグループにより並列して行われたもの
決して一元的に行われたものではない。
自由民権運動とかなければ、どうなっていたことやら。
明治から、雲上人になったの。それまでは、名目だけ。
幕末ー維新は、社会体制の根本的変化があったの。
自由民権運動=共産主義者の敵
735 :
国連な成しさん:04/04/02 22:33 ID:cUqK6it.
ま、ブッシュを信仰している珍米が「自由民権運動」なんて言ったら
臍で茶が沸くわな、愛国法参照ね!
>>734厨房だろう、自由民権運動の中味も全くしらないんだろう。
自由民主党の運動じゃないんだよ。
>>734おめえ、日本がアメリカと戦争したのしってっか?
738 :
112:04/04/02 23:51 ID:???
739 :
112:04/04/03 00:08 ID:???
740 :
112:04/04/03 00:21 ID:???
維新革命をブルジョア革命と言い切るの無理があるだろう。それは、たぶん
例外的主張だろう。問題は、その絶対主義権力=ボナパルチズム権力が戦前
にブルジョア権力に転化というか、純化というか、変わったのか否か、変わ
ったなら何時かという問題だろう。なにも日本の歴史を西欧の歴史に照応さ
せる必要はないが、展開すべき運動の性格にとっては重要問題であるが、俺
は大東亜戦争敗北までは、日本の権力は、ブルジョア・地主の権力、したが
って絶対主義権力であり、その革命は、ブルジョア革命の性格をあわせもつ
革命じゃなかったかと思う。あんまり突っ込まんでくれ、それ以上はしらん。
742 :
112:04/04/03 01:11 ID:???
>>741 まあ一番の問題は、
封建制要素が強いなら → 民主革命 + 社会主義革命 の二段階革命論
ブルジョア的要素が強いなら → 社会主義革命 の一段階でいい。
となって、まさに「運動の性格にとっての重要問題」となることだよね。
二段階革命というのは、明らかに変だと思うが、日本共産党はずっとこれに
固執している。
新左翼諸派が割れて出たのは、まさにここの違いだ。
これは、
現在の日本とアメリカの関係で、
従属的要素が強いのなら → 民族革命 + 社会主義革命
日本が独自の帝国主義であるなら → 社会主義革命
という図式ともリンクしてくる。
後者のほうがむしろ問題で、日共、日共左派、ML諸派などでも、これを巡って
たくさんの分裂が見られる。
毛沢東教条主義だと「まずはアメリカからの民族民主独立革命だ」となりやすい
傾向があるからだ。
日本共産党は、徳田球一派も宮本派も、ある意味、この図式で考えていると言える。
まあ、脳内硬直なのだが、この板に多い「反米愛国」というのも、この図式と同じ
なわけだ。
赤軍派のように、「世界革命戦争」はすでに始まっている。「世界同時革命に決起
せよ、銃を取れ!」 というあまりな単純化はすべきではないが、米日関係の規定と
天皇制の性格規定は、ちゃんとしておかねばならない。
僕は、米日は、従属でも同盟でもなく、癒着国家だと考えているが、そのうち
UPするので、批判してください。
744 :
112:04/04/03 08:01 ID:???
745 :
112:04/04/03 11:12 ID:???
>>741-742 明治維新を「ブルジョア革命」と規定する人たちの考えでは、
・四民平等によって士農工商の封建的身分差別が解消された。
→フランス大革命の人権宣言から、貴族特権剥奪だけを除外したものであった。
・幕藩体制という、封建制が解体し、国民国家が成立した。
・内閣制度と帝国議会の成立 →国民公会に相当
・その後、引き続いて、自由民権運動により、男子の普選が成立していく。
・米本位制の完全廃止
などをメルクマールに上げ、したがって、明治維新は「市民革命」であり、2.26の
前あたりから、ファシズムになったということになる。これはこれで、一定の説得力が
ある。
いっぽう、「絶対王政(ツァーリズム)の成立」という規定では、
・封建階級武士と、商業資本との階級的妥協。
・国家主導の富国強兵政策。
・地主制の貫徹。
・貴族身分制の存続。
などが上げられ、これもまたかなりの説得力がある。
746 :
112:04/04/03 11:12 ID:???
中核派の「天皇制ボナパ論」の載っていた『前進』が出てこないので、ウロ覚えなのだけ
れど、中核派は、
・封建階級武士と商工業資本が、労働者人民(一揆など)を抑圧するために連合している。
・すでに存在する完成された封建制度を乗っ取り(簒奪した政権)、徐々に解体している。
・戦争と、工業ブルジョアジー育成の富国強兵策。
などのメルクマールから、明治維新はボナパルティズムとしていたと思う。大正デモクラ
シーを市民社会の成立として、昭和の抑圧政治は、ファシズムとしていたのではなかったか。
僕は、この三つの説明の中では、中核派のものがいちばん妥当のように思うが、なんと
もこれで絶対だとも思えない。ほかに、理論的貢献という点ではあまりめぼしいもののない
ように思われる中核派を立てる意味で、主観的に、この理論を支持しているだけだ。
(もしかすると僕の全くの記憶違いで、「明治維新=ツァーリズム、昭和の抑圧政治=
ボナパルティズム」だったかもしれない可能性もある。そうだったら、ゴメン)
747 :
112:04/04/03 11:14 ID:???
要は、現実には、純粋に理念的な「封建制」も「資本制」も存在しないということであり、
封建制の要素が、「封建遺制」として、次の体制に持ち込まれることが、実際の歴史上
では極めて多いということだろう。
しかし、「イギリスは王がいるから、封建制だ」 とは、絶対に言えないはずである。
戦前の日本共産党が、天皇制のイデオロギー的強固さ、その弾圧機関と、真摯に戦っ
たからこそ、戦後の思想に反ツァーリズム、反封建闘争を、過剰に持ち込んでしまったこ
とは、これはしかし、絶対に、誰にも責められないことだろう。
じっさい、一時は米軍を「解放軍」と規定したことすら、獄中に繋がれていた者たちから
すれば当然のことだったのかもしれない。
敗戦によってもたらされた ・女子を含む普通選挙 ・農地改革 によって、それ以降の
日本社会は、一部に封建遺制を見世物的に残存させつつも、完全に資本制に移行した。
この時点から60年をすぎて、まだ、二段階革命論を言っている日本共産党宮本派は、
これはいくらなんでも、時代遅れであろう。たんなる時代遅れではない。
日本共産党の天皇制打倒論はすでに長らく、二段階革命論を正当化するという点で、
共産革命からの日和見の媒介となっていたが、この打倒論すら引っ込めたこのたびの
新綱領は、もはや労働者の政党のものではないと、言わざるをえないだろう。
「現実を、理論のほうに合わせていく手法というのは、かくも危険である」、という教訓を
のみ、このことから得るべきなのかもしれない。
大戦直後のGHQは、日本人民の欲求をうまくついた政策をやったよな。農地改革
、女子を含む普通選挙、平和憲法、当時は、これらはどれも圧倒的日本人民の
希望だっただろう。なんやかやいいながら、今日にいたるまで、農村は、日本
の保守政治の磐石の支持基盤だったもんな。農民自身は、戦前の地主ー
地主権力による収奪から、農協を通じた、三菱、ヤンマーなどの独占ブルジョア
の収奪によって、結局、農村自体の解体か、プロレタリア化というはめに
なるんだけどな。
すこーしだけ、幕末の志士について独自に調べたことがあるんだけど。
バカウヨは、吉田松蔭の歌など持ち出して、敬っている振りするけど、
あの方は、バカウヨごときの手に負える方ではない。尊王攘夷というか、
尊王思想の中枢かといえば、そうでもないんだ。王制そのものを否定
するに至るようなとこもあるんだ。ま、日本の偉大な革命思想家だが、
やはり、日本の偉大なブルジョア革命思想家といえるのではと思うん
です。
750 :
近畿:04/04/03 22:02 ID:oB0Mrlyw
別に日本は植民地なんで戦争の心配も、革命も関係ないんじゃないの
もっつと敗戦の歴史を謙虚に受け止めないとあかんのじゃないかな?
>>750おめえが、ウヨかサヨかしらんが、戦後の日本人って、よくやって
きたよな。おりゃあ、けっこう好きなんだよな。だけど、自殺者年間3万
5千、外交、アメのいいなり、なんか、さみしいな。
旦§ま、いっぱい のめや おれにつきあえ
おりゃあ、112さんや、招き猫さんみたいなのも好きだけど、ほんとは
バカウヨってのも、けっこう好きなんだよな。
九州じゃ、酒は焼酎だな。6;4でぐいだな。
天狗は空をとべるんだけど、空をとぶたって、三つの方法があるんだ、
知ってるか。一つは跳ぶだ。ニつは飛ぶだ。そこまでは誰でもわかろう。
三つは天道を歩くんだ。おめえらには見えまいが、実は、そらには道が
あるんだ。そこを歩くんだ。おれくらいになると、だいたい三つめの方法
だな。
ところで、誰か、天狗同盟の書記長をやろうと言う奴はいないか。うちの
シロに要請したが、ワンとしかゆわん、ありゃ、おれをばかにしてるな。
755 :
112:04/04/03 23:37 ID:???
今、BSの「エリックとエリクソン」という、ハイチの双子のストリート・
チルドレンの12年後、という長時間のドキュメンタリーを見ていたが、
よかったなー。
まちがっても、フランス帝国主義など、支持する気にはなれんわ。
フランスは、2兆円を、ハイチに返せ。
アメリカは、アリスティドをハイチに返せ。
そして、それでも最底辺の人民というのは、たくましく、助け合って
生きてくものなんだな。久しぶりにTVを見て、しんから感動したわ。
偉いぞ、ドキュメンタリージャパン梶B
民族浄化がいいんじゃん 地球市民がみな大和民族
共産主義?ふっw いくら吠えてもしょうがないじゃん、
それに天狗同盟って名前やめたら
>>756 ルンプロ貧民が、何をおっしゃるかね。
ふつうの庶民というのは、「民族浄化」だの「憲法改正」だのの
変化は好まないものだ。
そういうのを望むのは、最下層の人間の、半分ほどだけだよ。
>>757 >ふつうの庶民というのは、「民族浄化」だの「憲法改正」だのの
変化は好まないものだ。
だから変化をのぞんでないのだよ、大和民族は共産主義なんていーらね
「地球市民がみな大和民族」よーそげん 金玉のちいさか発想をするもんたい。
どこんもんかい。
>>759 あえて戦争を無くすとしたらね、そげん金玉の小さな発想しか生まれんたい
>>760気の毒なやっちゃ おめえ、大和民族以外と付き合ったことないだろう。
俺が言ってるのは、接したじゃなくて、付き合っただぞ。男でも、女でもいい。
人間なんて何語しゃべろうが、おんなじもんたい。分かり合えることは分かり
合える。分りあえんこともある。しかし、そりゃあ、民族の違いじゃない。おれ
には、おめえのその糞小さい発想が理解できん。
762 :
112:04/04/04 00:36 ID:???
□脅える民族 について
「民族浄化」とか「わが民族こそ世界に秀で」という発想が生まれてくるのは、
「国家」と「民族」の存続が脅かされている国に、限られている。
つまり、現在の日本では、「国家」と「民族」というイデオロギー的現実
(幻想的現実)が、危機に瀕している、ということである。
これは、アメリカと日本が癒着して、「アマルガム国家」を形成したことの反映である。
アメリカには、「統一民族」というものが無い。いくつかの束となって存在している、
ネイティヴ系、アフロ系、ヒスパニック系、白人系、中国人系、日本人系…というものが、
あるだけだ。
ここでは、それぞれの系のあいだで、「新平民的差別」が行われるわけだが、総じて、
アメリカは「民族」のイデオロギーにはまったく基づかない、政治構造としては「理念的」
な、「市民国家」である。
763 :
112:04/04/04 00:36 ID:???
こうした国家と接合された結果、「アメリカ=日本アマルガム国家」のうちの「日本地方」に
おいては、
・「ヒノマル」「キミガヨ」「歴史教科書」「GHQの押し付け」などという過去の民族的遺物に
すがったりする傾向、
・このアマルガム国家の外にあって、独立を維持する中国朝鮮へのやっかみからくる
ところの逆転した蔑視、また、
・域内に抱え込まざるを得ない外国人移民労働者への差別
が、流行っている。
これは、幻想的現実としての「日本国家」が、この「新しいアマルガム国家」の新原理
によって脅かされていること、溶解しつつあることの、たんてきな表現であるにすぎない。
つまりチンコメはいずれ、アメリカのように移民労働者の束で構成された「市民国家」、
すなわち、アメリカのように在日外国人の選挙権を含む市民権が、認められていく道を、
選ぶ以外にはない。おそらくそれは、この国家の「アメリカ地方」から、政治的に要請
されてくるであろう。
そのときこそ、ミモノであろうw
764 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/04/04 00:38 ID:PoCoXI0w
天狗同盟さんへ
今日は調子乗ってますね。いい焼酎ありますか?名前忘れたんですが、頂き物の
おすそ分けで飲んだ九州の焼酎は美味かったな。「原酒」と銘があって45度くらい
あったんじゃないかな。
また、一杯やりましょうw
765 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/04/04 00:52 ID:PoCoXI0w
日本人は変化を望んでない、など大雑把な結論は困ります。
車・テレビ・PC・アイドルタレントなどなど、ほとんど変わらないものが
その差異性=違いを必死になって主張してます。愚かにも、大衆はその後を
追っかけることに必死です。同じものはダサいから。
日本人は政治的・社会的に変化を求めていないのではなく、変化=差異性を認めない
ような社会体制を望んでないということ。もし、日本が北朝鮮なら変化求めるでしょう?
人間は、瑣末な差異性をアイデンテティとか個性とかだと思って生きる動物。
資本主義ではそれに巧妙に付け込む者が勝利者となります。それにどっぷり漬け込まれた
消費者が内需拡大に貢献し、ゴミや産廃を大量に発生させるというあんばい。。
んでもって、どうすればいいのか?これが問題ですね。。
766 :
112:04/04/04 01:23 ID:???
767 :
timpo1:04/04/04 01:26 ID:ASxNFDWM
fuck!
fuck!
768 :
国連な成しさん:04/04/04 01:27 ID:ASxNFDWM
;ljj
>>770 >3人は「立川自衛隊監視テント村」メンバーで、1月17日にビラをポストに入れたとして
>2月27日逮捕、その後起訴された。現在も拘置されている
おいおい、あいつら、まだ拘留されてんのかよ(w
獄中で転向を説得してるのか? まあ、思想犯抑圧しても逆効果だと思うが。
電車の厳戒態勢も続いているし、軍隊の宣伝報道も多くなったし
日本も、ようやく戦争遂行中の国家らしくなってきたな。
これでこそ、2chの存在意義もあろうというものだ。
772 :
112:04/04/04 02:08 ID:???
■ 日米関係試論
かなりの反発があると予想されるが、あえて書いてみる。
長いが、勘弁してくだされ。
▽中核派の体質
このあいだ、革命的共産主義者同盟中核派のホームページを訪れてみた。
「日米の帝国主義が最終決戦をする」という、20年ほど昔の「日米・決戦論」は、今では
ようやく取り下げられたようだ。
現在の理論では、「日米両帝国主義は経済決戦の時を迎えつつ、アメリカ帝国主義は
世界への、日本帝国主義はこれに対抗し単独での朝鮮と中国への侵略戦争を画策して
いる」ということになっていて、昔の「日米のレーニン帝国主義論的・決戦論」に比べれば、
だいぶ理論的深化のあとがみられるようではあったが、あいかわらずであった。
この党派に、精緻な理論を期待してもしょうがない。
なんとか、マルクス、レーニン、トロツキー、および自派の過去の文献と訓古学的に
整合性を取り、正統性を主張し続けなければならない党体質なので、仕方がないのだ。
「日米・決戦論」が取り下げられただけでも、かなりの前進とせねばならないのだ。
この党派のいいところは、他党派にみられぬ「戦闘性」が保たれているところだから、
これはこれでよしとするしかない。
774 :
112:04/04/04 11:24 ID:???
▽戦旗派の変貌
一方、たしか 「人民史観」 だったかに基づき、「現在は、世界人民が革命の時代を
迎えつつあり、帝国主義各国は反革命同盟を結んで、共同反革命をせざるをえない立場
に追い込まれている」 「帝国主義の反革命干渉戦争を内乱に!」 と、威勢のよかった
共産主義者同盟戦旗派のホームページは、「ブント(bund)は人権と環境をテーマに行動する
NGOです」 という旨のスローガンに変わっていて、いったいどうしちゃったの、という感じで
ある。
この党派の日米関係論は、「世界から孤立するアメリカから離れて、日本は独自の外交
戦略を!」 というブルジョア評論家レベルにまで後退していて、かつて「米帝国主義との
反革命同盟のための、成田空港・粉砕!」を叫んで管制塔突入占拠を戦った面影は、
もはやほとんど無い。
「世界革命などありえない」「マルクス主義、新左翼主義からは脱却した」とすら宣言した、
この80年代には期待の星であった新左翼党派は、しかし、裏切り者になったかというと、
そうではないと私は思う。
拙稿
>>708-709>>560のような問題意識により、エコロジー闘争に関わる中で、さまざまな
NGOとの共闘を通じて、実践的な課題から生まれてきた路線であろうことは、充分に想像
できるのだ。
ただし、労働者階級という階級視点を捨ててしまって、「人類」という類的意識にのみ
運動の基盤を置いたのでは、これは本末転倒であろう。
革命党たるもの、NGOや市民団体と連帯して戦っていくのは当然である。しかし、自分が
NGOになってしまっては、ちとまずかろう。そういう党も、中にはあってもいいとは思うが、
それがBUND(共産主義者同盟)と主張されると、いくらなんでもちょっとな、と思うのだ。
この党派のことは、後日また。
775 :
112:04/04/04 11:25 ID:???
▽反米派への違和感
さて、2ちゃんねるに多いチンコメというのは、今までさんざん分析してきたように、
「国家」という幻、「美しい日本」という、もはや死んだ幻覚にとりつかれた脳内存在であり、
勃興する中国人民、韓国人民に対するやっかみを燃料として、自分の経済的困窮化を
「これでいいんだ、これでいいんだ」と、脳内調整している存在だということは明らかだが、
私は、これに真っ向から対立する、この板に多い 「反米」 といわれる意見の束にも、
反発こそ無いものの、しばしばいまひとつ違和感を感ずることがあった。
この違和感というのは、いったい、なんなのだろうか。
一昨年、副島隆彦氏にお会いしたときにも感じた違和感であり、彼は「反米愛国」だが、
私は「反米反日」だからだと、片付けていたのだが、どうもそれだけではないような気が
するのだ。
日本は、言われているほど、「対米追従」をしているのだろうか。
日本は、アメリカに占領されて以来、ずっと「米国に従属」していたのだろうか。
小泉外交は、「米国の言うがまま」 というのは、本当なのだろうか、ということである。
776 :
112:04/04/04 11:26 ID:???
▽アマルガム国家
たしかに、表面上は、それは疑う余地が無い。
しかし、アメリカは軍事的には大国であるが、現在、戦争を同時に二か所で行う
戦闘能力しか持たないという点で、ローマ帝国やイスラム帝国、モンゴル帝国ほど、
他に対して圧倒的に強い軍隊というわけではない。
経済的には、アメリカは純債務国であり、毎年毎年かなりのカネが、日本から吸い
上げられていくにしても、日本の持つ対アメリカ債権は、天文学的数字に膨らんでいる。
どうしてもアメリカが、それほど強いようには、思えないのだ。
ただし、アメリカと日本を、「ひとつのブロック」として考えると、その「経済規模」は、
借金にしても、GNPにしても、廃棄物の量にしても、生産力マシーンの桁外れの量と
しても、とんでもなく大きなものとなる。
思い浮かんだのは、「癒着」という言葉だ。
そして、いよいよ、21世紀に入り、「日本という独立国家」がなくなりつつある状態が、
「チンコメ」、「反米」という二つの相似系のイデオロギーを生んでいるように思えてきたのだ。
じっさいには、かれらの論が守ろうとしている 「独立国家としての日本」 というものは、
すでにだいぶ影が薄くなっていて、「アメリカ×2+日本」という、一つの「アマルガム国家」
が、誕生して久しいのではなかろうか。
777 :
112:04/04/04 11:27 ID:???
▽多国籍企業と国家
現在、米日間の「国家利益の対立」となって、顕著に争われているのは、BSE牛肉の
輸入問題だけである。あとは、ほぼ、まったくの無風状態と言っていい。このこと自体が、
この動乱の時代にあってはおかしなことである。
たとえばトヨタの自動車工場は、アメリカのフォードなどとはシェアを争うが、アメリカの
工場で労働者を雇い、アメリカ国家に税金を払う。アメリカ資本に乗っ取られた日本の
銀行は逆に日本人の銀行とシェアを争いつつ、日本人を雇い入れ日本国に税金を払う…、
というぐあいに、そして、日本でも、アメリカでも、人びとは 「ソニーの新しいDVDでハリ
ウッドの映画を見る」…というぐあいに、「国家対国家の利益の対立」は、「個々の多国籍
企業同士のシェアの争い」に、とってかわられてしまっているのではないか。
国家の権力が、多国籍企業の権力に、内部から相当程度、侵食されて、どちらの国
でも、ほぼ乗っ取られている状態なのではないか。
それが新しい国家というものの形なのではなかろうか。
だからこそ、米日は、これら多国籍企業の「共通の利害」のために、イラクに出兵し、
中国に元の切り上げを一緒になって求めるなど、「何から何まで、共に歩む」ことにした
のではないか。
日本政府がドルを買い支えるのも、アメリカの経済を支えて、アメリカにモノを輸出する
ためである。日本政府が自国の農業を壊滅状態にしながら、アメリカの農産物を大量に
輸入するのも、輸出の黒字幅を解消するためである。
二つの国家のバランスシートをまとめてしまえば、案外、安定した状態なのではないか。
つまり 「昔の大坂と東京の関係のようなもの」 ではないのか、ということだ。
778 :
112:04/04/04 11:28 ID:???
▽米日共同体
このようなありかたの、いい実例がある。EUだ。アメリカと日本は、EUのように、
政治経済において癒着した「ひとつの国家」に編成しなおされたのではなかろうか。
そしてこのブロック国家(米日共栄圏)は、「社民的なべつの資本主義」をめざすEU
ブロックと分岐して、多国籍企業資本の論理のより冷酷に貫徹するマシーン国家へと、
向かっているように思われる。
もしそうだとすると、「日本国を今後どうするか」という地点から、アメリカとの関係を
「同盟、あるいは非同盟」、というように考えていく、それを最重要課題に据えるチンコメ、
あるいは反米の 「国際関係論」は、もはやあまり現実に対して実効性をもたないの
ではないか、と考えられるのである。
「小泉の外交」が、アメリカに追随しているのではなく、今後、誰が首相になっても、
民主党が政権に就いたとしても、この「相互癒着した国家の構造」がシステムとして
根本から変革されないかぎりは、この米日関係は、大同小異であろう。
しかし、日本国は、アメリカ国に「従属」したのでも、対等の「同盟」をまっとうするという
のでもなく、たんに 「相互貫入して癒着」 してしまったのではなかろうか。
これは、アメリカから見ても、同じなのではないか。狂牛病問題では、ジャパニーズ
スタンダードが、アメリカ牧畜農民に突きつけられているのである。
この観察が正しい場合、チンコメというのは現状肯定をし、その空しさを「麗しき日本国家」
という幻想で誤魔化しているだけの存在であるし、反米というのは日本国の主体的役割
(犯罪性)を過小評価し、アメリカに責任のすべてを転嫁していることになる。
779 :
112:04/04/04 11:30 ID:???
▽ 「国境を越えたこの新国家を、解体せよ!」
革命の路線として、「民族民主+社会主義革命」か、それとも「世界同時革命」か、
というのは、1958年と同じく、大変な分岐点である。
非現実に思われるかもしれないが、 「国境を越えたこの新国家を、解体せよ!」
というニュアンスを、グローバル時代の共産主義のスローガンはもつべきなのでは
なかろうか、と思う。
軍隊のような武装装置やテレビ放送局のようなイデオロギー装置といったものは、
具体的実在であり、脳内の作用だけで消し去ることはできない。
しかし、国家や民族といったものは、貨幣と同じく、資本主義のつくりだした「イデオロギー
的現実」にすぎない。
いわば多数の脳内での幻想的現実として、信じさせられている現実である。仏教でいう
ところの「マーヤー(色即是空)」であるにすぎないと言える。
テレビを消し去ることはできないが、そのプロパガンダは、電源のスイッチをひねれば
簡単に消え去る。
貨幣を燃やすのには勇気がいるが、ライターで火をつければ、やはり数分のうちに
灰となる。
「国家」というのも、同様に、火を放てば燃えあがる脳内の存在である。
780 :
112:04/04/04 12:36 ID:???
§
旦 ま、どうぞ
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/psy/1080833342/ 宗教の危険性について2
1 :山陰線沿線住民 ◆CrPkFwngP2 :04/04/02 00:29
前スレより
最近戦争やテロが起こると何かと宗教が絡んでいます。
毒ガス無差別殺人集団オウム(宗教団体アレフだかアーレフだかわけわからん)
真理教による霞ヶ関地下鉄サリン事件以降、宗教に対する危険視が高まっています。
また、それによる宗教差別が拍車をかけています。
果たして宗教は危険なものなのか?それとも違うのか?
皆様からのご意見お待ちしております。
(このスレで関係ない中傷行為や煽り等はご遠慮下さい)
783 :
杞人:04/04/04 21:01 ID:Al9zTQeI
>>779 「 非現実に思われるかもしれないが、 「国境を越えたこの新国家を、解体せよ!」
というニュアンスを、グローバル時代の共産主義のスローガンはもつべきなのでは
なかろうか、と思う。」
今こそ、「連帯を!!!」のほうが、現実的で、積極的だと思うね。
‘国家や民族といったものは、貨幣と同じく、資本主義のつくりだした「イデオロギー
的現実」にすぎない。’
同意するが、なんでもかんでも‘イデオロギー的現実’と括ってしまっていいんかね?
吉本隆明じゃあるまいし。
いや、イデオロギー現実であるからこそ、…、閉店じゃ。
続く。
784 :
杞人:04/04/04 22:36 ID:MoijU4eI
>>783続き。
イデオロギーであるからこそ、それぞれのイデオロギー性を明らかにすること
が大事なんだし、‘知識人’や‘前衛党’の役割もある、ってことやろ?
1968年、ドゴール政権を倒したパリ五月革命は確かに世界に波及した。
んで、その「革命主体」は学生だった。
サルトルはデモの先頭に立っていた。
日本の‘知識人’は無価値の物象化である貨幣、数字に拝跪し、
‘前衛党’は‘民主化’という名のアメリカ流選挙民主主義の宣伝部隊
を喜んで務めている。
真正面から国家というか、今日の国家、日本国家について構えられると、ちょっと
身じろぎしますが、諸社会運動を展開するうえで避けては通れない問題ではありま
すね。自分の見解の展開より、諸兄のご意見の拝聴を楽しみにしております。
まず @わたしとしては、今日の国家は、日本国家であれ、アメリカ国家であれ、
その基本的性格は、レーニンが「国家と革命」で述べた内容、階級支配のための
道具である、でいいのではないかと思います。それは、実体として、官僚機構と
暴力装置(軍、警察)であり、それらが、ブルジョアイデオロギーによって、超
階級的に装われている。
786 :
杞人:04/04/04 22:41 ID:MoijU4eI
>>784続き。
「国家主義」というのは、「一民族一国家主義」のことで、
民族対立の‘解決策’のひとつ、であった、らすぃ。
787 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/04/04 22:45 ID:08w0LjsI
想像の共同体 としての国家
信憑 としての貨幣
意外と現代は「信頼」で成り立っているんだなぁ・・
788 :
杞人:04/04/04 22:49 ID:MoijU4eI
>>785 国家とは何か、という問題ですね。
>>786に接続しますが、その民族対立や宗教対立を解決する
もう一方の方法として‘共産主義’があったと考えられます。
現にチェコスロバキアでは、現存社会主義崩壊以前には、
宗教対立や民族対立は、少なくとも相手を‘敵’として殺しまくる、
という形では、なかった。
日本国家、アメリカ国家、と、同じ「国家」という言葉を使っても、
その中身はまるっきり違う。
789 :
国連な成しさん:04/04/04 22:54 ID:ISV.6R76
>>786 東欧諸国のような「捏造された民族国家」について
はどのようにお考えでしょうか?
言語もほとんど差がなく、無理矢理正書法の差異により
民族を捏造した国家群。これこそ階級支配の道具として
の純粋な形の国家ではないでしょうか。
790 :
杞人:04/04/04 22:57 ID:MoijU4eI
>>787 ええ。信頼、ともいえるし、吉本にならって‘幻想’と言ってもいい。
「国家」や「貨幣」については、そう、幻想です。
んで、「貨幣」は純然たる幻想ですから、
お金を使ったからといって逮捕される、などということはありませんね。
ところが、「国家」には実体がある。
勝手に国境を越えれば処罰され、場合によっては射殺される。
「国家」はまるっきりの無価値とは言い切れない。
791 :
杞人:04/04/04 23:07 ID:MoijU4eI
>>789 「民族」ももちろんイデオロギーなんです。
準備がないので、私の「国家」論の基線、つまりは、
>>790の行き先だけ示しておきますが、
「国家」の価値、と言う方向でカントから日本国憲法前文へ、
と、日本国憲法の再評価を試みよう、というものではあるわけです。
明治近代国家は西欧近代キリスト教階級社会で成立した
‘一民族一国家主義’というイデオロギーに基づいて作られた国家ですが、
なんのことはない、日本には(ヨーロッパ社会にあるような)民族対立なぞは、
最初からなかった。
A日本国家について、日本国家は、日本のブルジョアジーの利益を実現
するための国家であり、日本プロレタリアート・人民のみならず、第三世界
人民からも搾取収奪するための機構であり、日本の経済発展段階は、金融寡頭
独占段階にある、したがって、帝国主義である。B日本帝国主義とアメリカ
帝国主義の関係について アメリカ帝国主義は日本国内に強大な軍事基地を
かまえており、日本の軍隊、自衛隊も人的、物質的にその中に組み込まれて
いる。また、経済的にも巨大な影響力を有している。(アメリカの経済封鎖
を受ければ即経済活動停止に追い込まれる。食糧自給率50%以下などもその
要素)
793 :
杞人:04/04/04 23:22 ID:MoijU4eI
時間がありません。結論だけ、放り出しておきます。
「国家」が‘装置’として作られたものならば、事実、
作られたものですが、そして、その「国家」がより広範で、
大規模な戦争の原因であるならば、
さっさと解体するにこしたことはない。
というのが一点。
ユダヤ教とイスラム教が対立するいわれはない。
直ちに和解し、共通の敵、すなわち、
‘グローバリズム=世界のアメリカ化=無価値なものによる支配という野蛮’と
と戦うべきだ。というのが、もう一点。
Bアメリカ帝国主義の位置について、ソ連崩壊后、アメリカ帝国主義は唯一
の超帝国主義として世界を支配しているが、EU,ロシア、中国、などとの
摩擦も存在する。C世界企業と国家について、世界企業はすでに国家の枠を
超えて存在しているが、国家なくしては存在しない。
ま、ざっとこんなとこですかな。
795 :
杞人:04/04/04 23:30 ID:MoijU4eI
>>792 日本には西ヨーロッパ階級社会の主体である‘ブルジョワジー’なんて、
いないんですよ。金持ちはいるかもしれませんが、金さえ手に入れれば、
だれでも金持ちになれる。アメリカも似たようなもんだ、とは思いますが。
日本の資本主義ないし‘資本家’については、
河村望、『日本資本主義と民間神道―諏訪の製糸業と諏訪大社信仰』
をご参照ください。
796 :
国連な成しさん:04/04/04 23:33 ID:X7Gqr5Kg
>>793 言ってることは正しいな
同じ考え
だけど理想でしかないのだよ
多くの人間は善ではない
797 :
杞人:04/04/04 23:41 ID:MoijU4eI
>>794 「資本主義の<悪>は国家という<悪>とさえ矛盾するとんでもない<悪>だ」
ということなんです。
グローバリズムという主張と‘ローカリズム’という主張が
同時に存在しているからには‘グローバリズム’の破綻は明らかなんですが、
なにしろ、敵は「野蛮」ですからね。文化の力、すなわち、人間の力、
「信頼」という人間のみが持つ<価値>に拠って戦うのは容易じゃ
ありませんね。また、最終バスが…。では。
798 :
杞人:04/04/05 00:04 ID:MoijU4eI
>>796 自分の<悪>を正当化なさいませんように。
「善の不足もまた<悪>なのだ」 アンドレ・ジャコブ
799 :
112:04/04/05 01:30 ID:???
私のつもりとしては、国家論をしようとしたのではなく、
米国国家と日本国国家の、癒着状態=「アマルガム国家の成立」というのが
メインテーマでした。
日本政府が「日米同盟」と言っていること、小泉が「アメリカなしでどうやって
生きていこうというんですか」という内容を、明らかにしたかったのです。
>>792 >アメリカの経済封鎖を受ければ即経済活動停止に追い込まれる。
>食糧自給率50%以下などもその要素
その通りです。しかし、逆も真です。
日本の経済封鎖を受ければ(あるいは日本の革命で)アメリカは即経済活動停止に
追い込まれる。
食料を輸出している多国籍企業の労働貴族、農民が失業し、その打撃は計り知れ
ません。
石油をイラン、中国、ロシアなど、米資以外のルートで調達した場合は、アメリカ経済
は破綻します。
日本における米資企業を、革命政権が接収した場合、その損害は天文学的数字です。
800 :
112:04/04/05 01:31 ID:???
アメリカに革命が起きた場合、あるいは隕石で国の半分が吹っ飛んだような場合、
日本のブルジョアは壊滅。そして、その逆も真。日本が吹っ飛べばアメリカも吹っ飛ぶ。
これほどまでに、アメリカと日本というのは、経済的下部構造で深く結びついており、
上部構造の軍隊、政治と文化など、さまざまな束に、その影響が貫徹されていくのが
この小泉政権3年の動きではないのか、ということです。
農業、工業、債権と金の保有、株式保有、貿易収支、そのほかの指標で、日本、
アメリカの個々のバランスシートを見れば、著しくバランスを欠いていますが、
二つの国のを足してみれば、ものすごくバランスが取れる。
これは、江戸時代の「経済の都大坂」と、「政治と軍事の都江戸」のような関係に、
日本とアメリカが入ったことの証しではないかと思います。
頭の中にある、「アメリカと同盟関係にある日本国」 もしくは、「アメリカの従属国
としての日本国」 という固定概念を、疑ったほうがいいのでは、という意味で、
国家は幻想的現実だと、言ったのです。
>>772-780は、面白いわ。イラク板屈指の論文w
>チンコメというのは現状肯定をし、その空しさを「麗しき日本国家」
>という幻想で誤魔化しているだけの存在であるし、
>反米というのは日本国の主体的役割(犯罪性)を過小評価し、
>アメリカに責任のすべてを転嫁していることになる。
その通りだ。
かつての反米愛国派と同じように、いまの反米も、日本の資本と政府が
アメリカとの「癒着」を、自分たちの利益(国益)のために選択している、
というところを見ていない。
経済が癒着しきったあとで、軍事同盟、政治システム、というところに
癒着現象が遅れてやって出ているのはたしかだ。
こっちのが経済より目立つから、いま反発が高まっているというだけ。
文化は、先行しているかもしれない。野茂の大リーグ入りは、経済の癒着
より少し先だったように思う。米国人相撲取りとかハリウッド映画は、
かなり先立っていたね。
アメリカの幼児や学童向けテレビ番組がNHK教育で毎曜日放送される
ようになったのは、いったい何時からか。
こうした動きは、アメリカ側が押し付けているのではなく、日本側も
喜んでやっている、ということが重要。
802 :
801:04/04/05 02:07 ID:???
野球というのは、もともとアメリカの洗脳装置だったわけで、
ヤンキースの開幕戦が日本で行われた、ということで
米日国家共同体の成立は高らかに謳われた、と、俺は感じた。
米日同盟、米日アマルガム国家、米日共栄圏、米日共同体のうちでは、
最後のが呼称としてはいいと思う。
「日本はアメリカの○番目の州」という言い方は、日本の過小評価だよ。
日本ブルジョアジーは、人口比も考えると、アメリカのよりあくどい
かもしれない。
やっぱ、米、日帝国主義には、主従の関係があるのでは。大坂と江戸といった
水平的分業関係といえないのでは。ま、徳川幕府と加賀藩よりは、だいぶ加賀藩
を大きくしたようなかんけいでは。いま、資料を提示しての反論はできませんので
ひっこみます。
804 :
国連な成しさん:04/04/05 02:56 ID:YVjRTywg
2ch一電波が出てるスレ
805 :
801:04/04/05 03:01 ID:???
>>804 出てるとしたら、良い電波だがな。
朝日新聞が昨日から始めているだろ、「同盟経済」という連載特集記事。
まさに、「米日国家共同体」の「経済構造」にかんする観察だよ。
チンコメも反米も、もはや時代遅れなのさ。ひとことで言えば。
806 :
801:04/04/05 03:12 ID:???
>>803 統計資料など、具体的数値がたぶん、朝日の連載で出てくるよ。
>◇「同盟経済」に迫る 外交、安保で同盟関係を強める日米。経済でも
>絆(きずな)は太くなるばかりです。その実相を4月から長期企画で探ります。
ということなので、必読かも。
共産主義的に言えば、引用文は、順序が逆で、経済の絆が太くなったので、
外交、安保、そして、政治制度、文化のおのおのの審級で、アメリカと日本の
相互同化作用が始まっている。となる。
むろん、ほっとけば、ということだよ。
米が次世代原発を共同開発へ エネルギー協力拡大
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20040404/K0003201126013.html 米ブッシュ政権は原発への関心を強めており、日本の技術的蓄積に期待している。
日本は、世界的なエネルギー戦略を進めるうえで、米国との関係緊密化に役立つと
判断した。
「政策対話」では、石油の安定供給や水素、液化天然ガス(LNG)の技術開発や
有効活用でも協調し、エネルギー戦略の協力関係を強める方策を検討する。
米国と関係が悪いイランでの油田開発について米国は難色を示していたが、イランが
より強制的な核査察を受け入れたことで(△本当は自衛隊のイラク派兵により)
米側は軟化しており、事実上「黙認」する見通しだ。
日米がエネルギー協力を強化する背景には、中国が石油消費量を増やし、世界の
エネルギー消費の構図が変わっていることがある。米国にエネルギー源確保への危機感が
強いのに加え、両政府は中東への依存度が高い石油から、原発やLNG、水素など新エネ
ルギーの比重を高めたいとの思惑がある。
809 :
国連な成しさん:04/04/06 01:00 ID:SrIW2UbQ
そうそう、↓を探しててココにたどり着いたわけだが誰かついでに知ってたら教えて。
アメリカで一躍時の人となった、選挙演説中のブッシュの隣であくびを連発する少年の動画ないの?
もしかして、日本では流れてないか?超面白いんだけど誰か知りません?
>>809 ありゃ、面白かったな。どっち陣営の宣伝になるのかね。
あいう豚のようなガキばかりで、アメリカはいやな国だが、
日本もだんだんそうなっていくんだろう、と考えると憂鬱だ。
811 :
国連な成しさん:04/04/06 01:48 ID:SrIW2UbQ
>>810 やっぱり日本でも流れてましたかw
アメリカではあの後少年はニュース番組やワイドショウ?に出まくりでしたよ。
なんと大統領から、直後に一通、出まっくってからもう一通、手書きの手紙が届いてるそうです。
ブッシュ必死だなw
処でどこの番組で流れてましたか?日本でも結構流れてんのかな?
色々ググってみたんだけど、上手い事引っかからないんですよね。
因みに、英語では、ブッシュのスペルすら定かでないレベルなんでググれないんすよね、俺w
>>810 なんだったかなぁ。シーア派情勢で一日中付けっ放しにしてたから。
もしかすると、アメリカの番組の翻訳ニュースだったかもしれません。
CNNとかの。
813 :
国連な成しさん:04/04/06 02:43 ID:SrIW2UbQ
>>810 そーでしたか、ありがとうございます。
オイラあの映像はじめて見た時は、拙い英語力もあり
ブラックジョークのパロディ合成なのかと思ってましたよw
あそこに、あの少年が立ってるだけでも絵的に笑えるのに
あくびに始まり、首は鳴らすは、最後は座りだしそうな勢いだったしなw
あーノーカットが見てーーー!
こんなに英語がろくすっぽ読み書きできない自分を悔やんだことは無いな。
あーあ英語だったらまとめサイトとか出来てんだろうな・・・。
つーかマジ面白いんで見てない奴らに見せやりてー!!
誰か英語で探せる奴は騙されたと思って探してみ!マジ面白いからさぁ。
んで、貼ってくれです(希望的お願い
814 :
国連な成しさん:04/04/06 06:44 ID:YTBhHllM
中核派のみなさん、必死ですね。
中核派批判は、
>>773-780でしてますが。
ちなみに、戦旗派も、日本共産党も批判してますが。
817 :
112:04/04/06 07:26 ID:???
BSによると、セッケンおばさんたちの提唱で、農水省が「有機農産物」
の規格を来年から導入することを決めたらしい。
1 屋外で自由に飼われたこと。
2 餌に有機農産物かその加工品を用いること。
3 抗生物質を与えていないこと。
が条件のようだ。
セッケンおばさんたちのは、これに、遺伝子組み替え飼料を用いない、が
加えられているから、さらに安全なのだが。
日の丸の白地にアカいペンキをぬるだけ
おい、中、これ見てるか?初期マルクスばっか読んでないで、日本、ロシア、
中国、ベトナムの歴史と今日の世界経済の勉強せえや。おめえらほんといい香具師
が多いが、どうして、そう、アフォなんかな。
中国は部品組みたて工場なんですがねw
■福 岡 地 裁
小 泉 首 相 の 靖 国 神 社 参 拝 は、
憲 法 違 反 の 判 決 。
憲法の禁ずる宗教活動に当たると判断。
ただし損害賠償については退ける。
○当たり前だぴょん。
824 :
112:04/04/07 11:07 ID:???
>>822 このあいだNHKBSの経済ニュースで、いまや中国で部品作るより、
機械化された日本で作るほうが安いんで、中国の組立工場のために、日本
から部品輸出する中小企業の話やっていたよ。
あと、安物は中国で作って日本の貧民のために輸入、高級品は日本で作
って中国の金持ちに輸出するという、長野県の服のメーカーの戦略をやっ
ていた。
もはや中国は、部品工場だけではないよ。中国メーカーの部品工場は、
ベトナムなどで増えているし。
長野県には、日本全国から屑鉄などを集めて、中国に原料として輸出
している会社も成長しているしね。
認識甘いよ。
米、英、日、侵略軍はただちにイラクから撤退せよ!!!!
日本はもう参戦国ではあるが、幸い未だ戦闘をしていない、ただちに自衛隊を
撤退させよ。
829 :
112:04/04/08 23:49 ID:???
やはり、共産主義者としては、なんらかの身体的実践によって、自衛隊の
イラクからの撤退を訴えたいという、本能をおしとどめがたい。
このように思うのは、囚われたのが日本人だからではない。
穴にこもって何もしない、アメリカの国際的メンツを立てるためだけに
イラクにいる自衛隊のかわりに、真摯にイラク人民のための活動をし続けて
いる市民たちが、囚われたからである。
すべての責任は、アメリカ政府との共謀によって、憲法にすら違反して、
自衛隊を戦地に送り出した日本政府にある。
日本政府はただちに、自衛隊を撤退させよ。
830 :
国連な成しさん:04/04/09 06:49 ID:jF2wfSiM
§
旦 ま、どうぞ
アメリカ帝国主義のファルージャでの人民虐殺を糾弾する。
侵略軍、米、英、日はただちにイラクから撤退せよ!!!
英雄的三氏の解放のため、自衛隊はただちに撤退せよ
三氏と自衛隊といずれがイラク人民のために働いた?疑問の余地なく三氏
である。
834 :
国連な成しさん:04/04/09 21:20 ID:1teHu2bk
珍雄的3氏の行動をたたえ、
自衛隊に突撃をかけて貰おう。
そのためには、当然、法律改正・憲法改正が必要だが、
3氏の人命のためには、やむをえない。
即時・9条の改正と、自衛隊を国民軍へと改正せよ!!
世界の国々は遅かれ早かれ統一せざる終えない。
ゆえに各々の独自性(思想やら)を保ったまま協調することが望ましい。
っが歴史的にそんなことできるわけがないのだし、性質の違う国同士が
真に協調し合うなど前提から間違ってる(だいたいジハード思想の中東
連中一つにとってもどう折り合いをつけるか?)。
結局一つの強力な力と、論理性(それが文明人の欺瞞などといって言い合う
ことになろうが)をもった国を基準に平面化させたほうが良いのは道理。
アメリカが悪いの何のと騒いでも、じゃあ社会主義に組した国や、いかれた
原理主義団体と比べれば数倍ましだろう。
836 :
国連な成しさん:04/04/09 21:24 ID:30yOJlx2
みなさん奇説ですな。
シーア、スンニの共闘をおしすすめ、厚顔無恥の侵略、略奪、殺戮、放火、破壊者
米英とその手下をイラクから叩きだせ。
アメリカ帝国主義の手先、日本帝国主義国軍 自衛隊に鉄槌を!!
§
旦 ま、どうぞ
§
旦 ま、どうぞ
842 :
112:04/04/11 02:14 ID:???
デモのためしばらく休みます。
とりあえずageとくか
112さん気をつけてね また新たにスレたてて論じよう。
資本主義の本質は戦争かもしれない
846 :
国連な成しさん:04/04/11 04:29 ID:9aCrdWxs
共 産 主 義 の 本 質 は 人 殺 し。
847 :
国連な成しさん:04/04/11 05:07 ID:1KruHV9.
>>1 ひょっとして、スターリンはなかった事にしてませんか?
848 :
112:04/04/11 05:09 ID:???
>>844 んだね。
テレビで日本人捕虜見てコーフンしてる中坊がそのうちいなくなるから、
それまでは身体活動(ムスケル)しとるよ。
戦争は無くなりません。
イフ ユウ スメル
ワット ザ コイズミ イズ クッキン!
851 :
国連な成しさん:04/04/11 05:54 ID:OQFVc2ZE
共産主義を根絶するしか戦争を減らす方法はない。
>>851 イラク戦争も、アフガン戦争も、共産主義とは
関係ないのだがwwwwwwwwwwwwwwwwww
みんなで戦争すれば疲れて100年くらいはしないんじゃないかな
協賛主義いいね。
もっといろんな事に協賛してくれ。
漏れのスポンサーにもなってくれ。
デモ疲れた。きれいなおねいさんがいた。
856 :
国連な成しさん:04/04/12 00:56 ID:in4HzNj6
ゆりかごから墓場まで
はやく氏ねーーーーーーー
官僚の出来がいいなら共産主義もありかもしれんが
今の日本でやったら国が滅ぶ。
859 :
国連な成しさん:04/04/12 01:01 ID:IbnDVMVc
>>835 折り合いつくかもよ。
キリスト教社会だって十字軍とかやってたんだから。
異宗教間だって共存してる例はあるし
>>1 こんなアホなスレ立てんなよ
共産主義など有り得ない
スラヴォイ・ジジェクが社民、中道ダメ、スターリンも中道だった、
ハート=ネグリのマルチチュードとか民主主義ぽいのはダメ、
レーニンでいい、とか言ってるしね。
まあ、アイロニーだろうけど。
アナキズムからボルシェビキに流行も変化していくのか。
862 :
国連な成しさん:04/04/12 01:06 ID:BZpn1qyo
>>1どこの世界にも反体制派ってのがいてだなー
内戦や紛争、テロなどが絶えないのだよ。
日本だって例外じゃなかっただろ?
反体制派。特に極左は世界中に迷惑をかけるから
日本でも公安がしっかり調査してるんだよ。
共産主義になってもかわらないよ。
共産主義?あれは理想だね 福田恆存
まぁ現実不能な理論だが協贊主義者はマルクスの著書を読んだことあるのかと(ry
よくサヨ団体の主張で「争いの無い世界を実現しよう」とかあるが
これは人間の多様性を無視した戯言である。
争いとは人間の多様性の衝突から生まれる物で、人から争いを奪うと言う事は
人間の否定に値する。
彼らは人間をやめて何になりたいのだろうか?
共産国は働かない輩ばっかりになります。
だって、夢が奪われるんですからw。
867 :
国連な成しさん:04/04/12 03:49 ID:k9x4Cay.
バルカン星人を見習え
おまいら、このスレの品位を落とすなよ。
はじめのほうから読んできてみろよ。
知性と良識のスレ アゲ
粛清は許されるの??????????????????????????
>>870そんなもの許されるわきゃねえだろ。よく読め。
フセインは、共産主義で上手く納めていたよなぁ。
おーい、112さんはじめ、ここの住人さんよ、やられちゃったね。肝心の時に
みごとに、2チャン・イラク板を真性ウヨにのっとられたね。負けは負け。反省
だね。いずれ、じっくりその分析だね。
875 :
112:04/04/14 00:23 ID:???
>>874 この板は、そのうち100%「日本人人質スレ」にのっとられてしまうW
これこそが、チンコメどもの狙っていることではないか。
へたすりゃ、CIAや安倍あたりから指令が出ているかもしれないがW
おそらくはただの「民間反革命」だろう。
ま、イラクでのアメリカの占領体制が終末的情況になっている、という
現実の反映だろう。
キューバ革命の時って、たぶんこんなだったんだろうな。
このイラクの救国革命は、全世界に飛び火するかもしれない。
これからが楽しみだぞ。
おれは、さまざま他スレ工作にでていて、
落ち着いて「論文」かけない情況だ。
天狗同盟も、アゲ工作に参加してくれ。
エンロン追及のスレ、狂牛病のスレ、などが消えてしまっている。
http://sports2.2ch.net/iraq/subback.htmlの下のほうの、
「日本人人質」いがいのスレをアゲるムスケルを、ときどきして欲しい。
毎日アゲても、夜には400番台になっていたりするW
ときどき500番までを残して、板が整理されるときがあるので、
400番台より下はアゲといたほうがいい。
かなり危機的状況だからな。反革命どもが。
いわゆる「必死だなW」という情況なのだがWWWWW
876 :
国連な成しさん:04/04/14 00:30 ID:QxOcPfp.
要は戦争をスルやつを、根絶やしにすればいいことで
そのためには、「私だけ生きたい」いう考えは困るわけで
人類ぼた餅ということしかないでしょう。
おれもそれなりに努力してるよ
878 :
112:04/04/14 01:06 ID:???
sonet食べたい
880 :
:04/04/14 21:40 ID:???
共産主義って、
「ミンナがミンナのために働いて、それをわけあって生きて行こう」
ってことでなんですか?
10人くらいだったらできるかも、と思う。
どうか?
>>880 西暦1200年くらいまでは、世界中が、領主とかを除いて、ほぼ全員、
そうしていたわけでね。
そういうふうに思わされるのは、資本主義のイデオロギーにそまって
しまっているから。
【オーストラリア】TAS原生林伐採、環境団体の抗議続く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040414-00000027-nna-int 「TAS州の原生林は現在20%しか残されておらず、ガンズの主要顧客である日本製紙と
王子製紙、三菱製紙、大王製紙、中越パルプ工場は、問題の存在を認識しているにもかか
わらず、この原生林からの購入を続けている」
「今後は、これら製紙企業の責任をさらに追及するとともに、これら製紙企業から製品を
購入している企業を含め、日本市場でのキャンペーンを展開する」…略…
△ そうとうの悪事を、日系の多国籍企業は外国で行っている。
共産主義でも内乱はあるがな
共産主義は人間の本質を無視した理想論でしかないため
絶対うまくいくわけありません。
このスレは、10行以下のレスとニュース以外のコピペは禁。
●祝う 解放。●
ファルージャ市は、彼女たちが捕虜になったころは、鬼畜米軍の
激しい空爆に晒されて、一日平均100名の女子供老人市民の夥しい死者を
出していたが、彼女たちがそこを立ち去るころには、いちおうは、
【停戦】が実現していた。
捕虜となった韓国人の牧師一行に、同じ道で、100人ほどの武装した
覆面戦士たちに対して、激しく抗議しているのを目撃されている
東洋人の女性とは、バグダッドのストリートチルドレンのために用意した
薬や服を燃やされて、激しく怒った高遠さんであるにちがいない。
チンコメは、こうした熱い人間性の自然な奔流を理解できない可哀想な人たちだ。
ちっぽけな欲望に魂を乗っ取られた小人のような者どもだ。
たった一人の覆面戦士にもびびり上がるような、臆病者だ。
彼女ら3人が解放されたのは、「日本政府の判断が正しかった」からではない。
日本政府には、いっさい、なんの功績も無い。
声明文にもあるとおり、
「3人の日本人たちが、アメリカに毒されておらず、イラクの痛みや悲しみの
理解者であった」 ため、それだけである。
そしてわれわれが生を終えるとき、天国に行けるのも、こうした人たちだけ
であることを、イスラムの民はみな良く、識っている。
892 :
コピペ:04/04/17 20:54 ID:???
「冷血」首相と「無能」外務省は他人事だった
〜 小泉&官邸「許されざる家族への暴言!」
邦人拉致事件の「真相」がいまだ明らかにならないなか、インターネット
を中心に、ある情報が流布されている。
拉致された今井紀明さん、高遠菜穂子さん、郡山総一郎さんの3人は、実は
「被害者」ではない――。これは「自作自演」の騒動である、という常識
はずれの説だ。いったい、なぜこのような情報が氾濫することになったのか。
その背後には、なんと「政府」の影があった。
カタールの衛星テレビ局「アルジャジーラ」の報道に、日本列島が振り回さ
れていた渦中、小泉政権の閣僚や与党幹部、官僚トップの口からは、事件を
解決できない自分たちの責任を棚に上げ、なぜか3人の人質やその家族に対し、
無慈悲としか言いようがない発言が相次いだ。
「親が自分の子供を止めることができないで、戦地に行かせてしまう。どこか
おかしい」(平沼赳夫前経済産業相)
「3人は自ら危ないところに飛び込んだ」(小池百合子環境相)
「イラク(にいる日本人)には退避勧告を出している。邦人保護に限界がある
のは当然だ」(外務省・竹内行夫事務次官)
そして4月14日には小泉首相自身が、「13回も退避勧告を出していた」と会見
で”言い訳”をした。
彼らは「そもそも危ないところに行った3人が悪い」というのである。もっと
もらしい発言だが、これは政府の「責任逃れ」に他ならない。人質の3人は
ボランティアとジャーナリスト。こうした人々の活動があればこそ、戦場の
非道さや残虐行為が世界に報じられ、イラクの市民への支援の手が差し伸べられてきた。
「人道援助」を標榜する日本政府だが、その実績のほとんどは、彼らボラン
ティアやNGO(非政府組織)が担ってきたもの。その事実をまったく無視し、
「行ったヤツが悪い」とは呆れるほかない。
なぜ、こんな耳を疑うような暴言を政府首脳が連発するのか。そこには不可解
極まる、ある政府内の動きがあった。
「事件が発覚した直後のかなり早い段階から、『3人と、その家族の素性を洗え』
という動きが一部のメディアにありました。同時にネット上には、3人があた
かも事件を前もって計画していたかのような情報が氾濫しだした。誰が煽って
いるのかと情報源を辿ってみると、どうやらそれが、官邸周辺なのです。小泉
首相の側近や警察の公安担当部門が、記者たちに『調べてみろ』と圧力をかけて
いたという形跡がある」(全国紙政治部記者)
実はこの頃、ある政府首脳を囲んだオフレコ懇談で、記者たちとこんなやり取り
が交わされていたという。
政府首脳「○○新聞さん、なんか新情報はないの?」
記者「実は、人質の△さんはですね……」
政府首脳「(知っていたという態度で)ふうん。それは××新聞さんに教えて
あげれば。すぐ記事になるんじゃないの」
記者が告げたのは、人質とその家族の中に、共産党の関係者がいるという情報
だった。だがそれが、今回の事件に直結する明らかな証拠など、何も確認されて
いない。しかし、政府首脳はこの情報を、「記事にしろ」と示唆したのだ。
はっきりいおう。これこそ、政府による「情報操作」「世論誘導」だ。
現実に、こうした政府の動きに基づき、一部のメディアは、「今回の事件は3人
の自業自得」との論調を強めた。同時に、ネット上などではあたかも事件に
「日本人」が関与しているというような”証拠”が溢れ始めた。
●声明文の日付がイスラム暦ではなく西暦で、しかも表記の順序が「年・月・日」
という日本独自のもの。
●犯行グループの「自衛隊撤退」という要求は、被害者3人の日ごろからの主張
と一致している。
これらは、見方によってはどうにでも解釈できる程度のもの。断言できる事実
など何ひとつない。ところが、こうした”疑わしい状況証拠”をもとに、世論の
一部では「人質3人が悪い」との説が定着してしまった。
その結果、追い詰められているのが誰かといえば、人質3人の家族である。今井
さんの自宅では、「自業自得だ」などという嫌がらせ電話が鳴り止まず、留守番
電話に「死ね」との暴言や、「チーン」という仏具の音が吹き込まれたりしている
という。心労から、高遠さんの弟の修一さんは病院に担ぎ込まれた。家族には連日
のように、「自業自得で拉致されたのに、態度が大きい」「迷惑をかけた他の国民
に対する謝罪の気持ちがない」などと、罵詈雑言が浴びせられている。
こうした「世論」を、率先して形成した張本人が、まさか政府だとは誰も思うまい。
いま政府は、イラク現地での情報収集能力ゼロ、頼りはアルジャジーラと米軍
のみ、という無能ぶりを曝け出している。外務省も、川口順子外相が「確認した」
と”断言”した人質解放の報がガセだったり、逢沢一郎副相がイラク入りもせず
「情報がない」と嘆いていたり、対応はお寒いの一言だ。
ところがそのウラで、彼らは特定の方向にせっせと世論を誘導していたのである。
いかなる理由であれ、こんな行為は許されるはずがない。これは小泉政権が国民
を完全に舐めており、実は民主主義を根幹から否定しているという、恐るべき事実
を示している。
「私のところにも、”自作自演”を通報してきた人がいますが、事件が起きた状況
を分析する限り、そんなことはあり得ないと思う。3人とその家族の人物像がどう
であれ、国家としては自国民の命の救済を、最優先するのが使命であるはず」
(軍事評論家・神浦元影氏)
政府の対策本部(本部長・福田康夫官房長官)は、4月13日に「今後、人質事件
の取材に応じない」との決定を下した。国民を侮辱し、欺き続ける政権が、存続
できると思ったら大間違いだ。
(FRIDAY 4月30日号)
冬柴の野郎、最も先鋭的に、賠償請求をいってたな。国家予算はてめえ
のものみたいな顔してるが、「宗教団体」とかで、てめえんとこのカルト
は、そもそも税金はらってねえし、さらにソーカはてめえんとこの中小
零細企業の親父どもにいかに税金を逃れるかの指導してるじゃないか。
賠償請求のまえにてめえんとこの非課税を問題にせよ。クソ野郎
いまがイラクの戦士たちの正念場だな。全国的一斉蜂起を成功させるかいなか。
ポイントは、スンニ、シーアの連帯の強化を作れるか否かだな。
897 :
国連な成しさん:04/04/17 21:16 ID:dtbQDXYU
フライデーはホントにどうしちゃったのかな
898 :
国連な成しさん:04/04/17 21:32 ID:9WVewDKY
共産主義で政治やるよりも
戦争や内戦やって共産主義者を根こそぎやったほうが、
人的損失がすくなくてましなんですけどなにか?
すくなくとも、戦争やってたときのほうが死者がすくないという、
ソ連・中国・カンボジアという冗談のような事例があります。
#べとなむはどうだっけ?
1917年から1953年のスターリンの死後までに共産圏が虐殺した数 1億1千万人
毛沢東が虐殺した数 5000万人
第二次世界大戦の総死者数 3000〜4000万人
1937年から1938年までの一年間でスターリンが虐殺した数 2000万人
ソ連の戦死者数 1000〜2000万人
中国の戦死者数 1000万人
ドイツの戦死者数 450万人
ポルポトがカンボジアで虐殺した数 300万人
日本の戦死者数 300万人
共産主義は、戦争を起こした者、起こそうとする者を、
絶滅するものですが、なにか?
901 :
112:04/04/18 06:03 ID:???
天狗同盟か招き猫さん、次スレをお願いします。
私は別スレあるので立てられないのです。
日本って社会主義国家なのにこの上何を望むのかな。
自民党って世界一社会主義を貫いている政党だと思うよ。
完全な共産主義になったら自衛隊はなくなるの?
904 :
112:04/04/18 07:52 ID:???
こっちは、保存用にしときましょ。
905 :
国連な成しさん:04/04/18 07:54 ID:kjqRjPp2
906 :
国連な成しさん:04/04/18 08:00 ID:wrGtbR4M
共産主義国家で軍隊のない国はありません
よって、戦争はなくなりません
907 :
杞人:04/04/18 09:55 ID:Kkb8dn2g
1時間半かけた書き込みを飛ばしてしもうた。
自業自得、誰を恨むじゃないけれど、被害甚大、時間切迫。
>>906.
「共産主義」、「国家」、「国」。それぞれ言葉の中身を
理解してそのうえで「戦争はなくなりません」と結論してくれ。
ん?戦争についても分かってないかも?
あの、いんちき大統領、嘘つきブッシュ曰く「イラクは内戦状態ではない」。
あたりまえだ、バカ野郎。戦争状態なんだってぇの。
戦争しているときに、ストリート・チルドレンを助けるもへったくれもなかろう。
戦争を止めさせるための努力こそがイラク人民を助ける努力であり、
今、もっともなすべきこと、なのである。
次ぎスレ、よろすく。では。
908 :
ちんちんシュッシュ:04/04/18 09:57 ID:LgvCi4KM
三人をいけにえにしてオリベスク召喚。
共産主義って侵略と弾圧ってイメージしかないんだけどな
これって戦前の日本と同じ?w
殺人、自殺が増えると思う。
自分は自殺する。
ま、共産国の殺人や自殺のデータってないんだな。
俺はテロリストになるけどな。
912 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/04/18 11:52 ID:49ULQwfE
問題点の整理と見解
@ アメリカのイラク攻撃の正当性
A 自衛隊派遣の正当性
B 三人の人質の問題。また、三人を同列に扱えるか、という問題。
C 日本政府の対応の是非
D 日本の一般市民の反応(本音)
E イラク国内の根本的問題
Bに関しては、
>>892さん他の方のような議論には賛成できません。三人は自己責任
で行ったのは明らかです。政府がダメなのに、大使館に保護されましたね。聖職者協会
の口利きとは、要は政教一致のおかげですね。現実的には、権力(権威)の庇護の下に
解決されていますよ。その点はどうなんですか?
大衆・国民が政府に世論操作されたという「デマ」を流す意図を疑います。国民の支持が
得られない時の常套句で陳腐。だ・か・ら、国民は左翼を信用しないのです。私は、
明らかな事実だけから考えていますよ。そんな人も多いはずです。
助けられた共産党関係者の方、支援者は「公明党は政教一致でダメ!」などと、また
始めそうですね(
>>895)。話しにならない。
たとえ、アメリカが引きあげてもイラクは宗教的対立から内乱状態になり民主的国家には
ならないでしょう。今は、反米でまとまっているだけ。本当にイラクの一般市民のことを
考えるんだったら、イラクでこそ「宗教はアヘンだ!」と叫べばいいでしょうに。
そのようなことと、日本のアメリカ隷属の姿勢を指弾することとは別の次元です。
何もかも、一緒くたにして政府を非難するから多数の理解がえられないのです。
それほど、日本政府が全部悪いなら尻拭いさせるな、と言いたくなるのが分かりますか?
あなた方のような発言こそが、多数の国民を敵にしているのですよ。。
戦争をなくさんといかんのか?
914 :
国連な成しさん:04/04/18 11:55 ID:U9pm1aQ6
共産主義国って何故か全て虐殺が好きなんだよねぇ。
確かに、イラクを共産主義国家にすれば先ずはイスラム教を禁じるわけだから、
諸悪の元凶であるキリスト・ユダヤ教VSイスラム教という宗教による
対立軸は消滅するかもしれない。
そして共産主義だから、イスラム教徒を粛清するし、そうなるとイラクの
国民は99%以上粛清されていなくなるだろう。
確かにイラクが原因となる戦争は無くなるだろうね。
しかし、イラク人も死滅するだろうね。
インターネットは唯一成功した共産主義社会だな。
ようは外と揉めるか内輪で揉めるかの違いだけだろうがよ。
皆殺しになったらたしかに戦争はなくなりまつね。
917 :
国連な成しさん:04/04/18 12:03 ID:U.mleBSs
>>916 禿同。
共産主義になったら、皆殺しになるので、戦争は無くなります。
これまでの学術的なレスに比べて、
「共産主義になったら皆殺し」とか
共産主義の定義も知らない厨房が占領してきましたな
919 :
112:04/04/18 15:06 ID:???
諸 般 の 状 況 判 断 に よ り
天狗同盟が新スレ立てるまで、当 ス レ は お 休 み です。
どうしてもカキコしたい方は、sage進行で。
できればデモ等のムスケルにいそしんでください。
つうか思想話したいなら哲学板へでも行け。
どんな崇高な内容だろうと板違いは糞スレだ。
定時革命age
定時革命age
スターリンの粛清や文化大革命について左翼の方々はどう思ってるのかな?
924 :
国連な成しさん:04/04/20 01:48 ID:e08JdsGE
みんな自称反スタだからいつも通りのスタ批判展開して終わりだよ
925 :
国連な成しさん:04/04/20 02:42 ID:lQ.eAsN6
現在イラク革命が進行中age
926 :
112:04/04/20 04:14 ID:???
露 民族主義者が“暴走” 外国人襲撃相次ぐ
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20040420/KOKU-0420-04-02-59.html 【モスクワ=佐藤貴生】 外国人排斥を叫ぶスキンヘッド・グループなど民族主義者の
“暴走”がロシア国内で懸念されている。ロシアでは今年、外国人襲撃事件が相次いで
おり、十八日深夜にもベトナム人が多く住む建物で爆発が起きた。民族主義者が記念日
ととらえるナチスドイツの独裁者ヒトラーの誕生日が二十日に迫り、外国人の間で警戒感
が一段と強まっている。
モスクワ北東にある交通技術大学の寮で起きた爆発ではベトナム人ら約二十人が負傷、
八階建ての寮は爆風で二百枚以上の窓ガラスが割れた。インタファクス通信は、寮では
ベトナム人の不法移民も多数暮らしており、何者かが爆発物を仕掛けた疑いがあると伝えた。
今月七日には南部ボルゴグラードの市場に覆面姿の男ら五十人が乱入、中央アジア出身の
売り子らが鉄棒で襲われて男性一人が死亡、約二十人が負傷した。メディアは通常、ユダヤ
人襲撃を意味する「ポグロム」という言葉を使って事件を伝えた。今年に入りアフリカ人
留学生やタジキスタン出身の少女の刺殺事件も起きている。
「寮の外国人学生はみな、危害が加えられないか恐れている」。モスクワの医大で学ぶ
日本人男性(二八)がいう。男性が通う医大は十九、二十の両日、外国人学生は登校しなくて
よいと通達を出した。日本人に対する暴行・強盗事件も起きており、在モスクワ日本大使館は
二十日前後の外出は避けるよう求めている。
現地紙によると、スキンへッド・グループは十九−十三歳と低年齢化が進み、民族主義を掲
げる一部政党は「次世代を担う存在」として注目している。昨年末の下院選ではこうした政党
が躍進、外国人排斥を暗黙のうちに受容する雰囲気が広がっている可能性もある。その一方で、
「思想に基づくものというより少年非行に近い。スキンヘッドは単なるファッションに過ぎず、
うっぷん晴らしでは」(在露外交筋)との見方も出ている。
△ニッポンのチンコメは、ここまでする勇気はないのだが、世界革命にとって、
こうした民族主義は解決すべき深刻な問題である。
定時革命age
人類の敵は共産主義者
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/kak2/1209301.htm ◆「共産主義黒書」
平成9年(1997)にフランスで刊行された「共産主義黒書」
は、共産主義の犯罪を厳しく検証しています。編者ステファン・ク
ルトワによると、共産主義による犠牲者は、8,000万人から
1億人にのぼるとされます。この数字は、ヒトラー・ナチズムによ
る犠牲者数とされる2,500万人を軽く上回ります。本書は、
恵雅堂出版から今年中には翻訳が刊行される予定と聞きます。
クルトワは同書において、共産主義体制により殺害された犠牲者
数の国・地域別の一覧を提示しています。それによると、
ソ連 2,000万人
中国 6,500万人
ベトナム 100万人
北朝鮮 200万人
カンボジア 200万人
東欧 100万人
ラテンアメリカ 15万人
アフリカ 170万人
アフガニスタン 150万人
コミンテルンと権力を握っていない共産党 約1万人
----------------------------------
総計 約1億人
となっています。
929 :
招き猫 ◆/JpL/Z9U :04/04/20 22:29 ID:QzrGCSm2
定時革命age
定時革命age
932 :
杞人:04/04/22 04:29 ID:fjXRACI.
お楽しみ保守あげ。
臨時革命age