USPウルトラスーパーピクチャーズ16[サンジゲン トリガー ライデンOrdet]
グッドスマイルカンパニー、マックスファクトリー、ブシロード、ニトロプラス、ピクシブの5社と
松浦 裕暁氏が出資し設立した持株会社ウルトラスーパーピクチャーズ(USP)及び傘下事業会社の
スレッドです。
USPは11年の設立にあたりサンジゲンとトリガー、オースの各社を買収、さらに松浦氏を社長とし
バーナムスタジオの協力でアニメ制作会社のライデンフィルムを12年に設立。
今後はコンテンツ制作に留まらずプロデュース、人材育成なども行なっていく予定。
■HP等
http://uspi.jp/ http://www.facebook.com/UltraSuperPictures 傘下各社の主な制作作品、公式リンク諸々などは
>>2-3辺り
■説明
http://www.facebook.com/UltraSuperPictures/infoから 今日、日本のアニメーションの制作現場は疲弊しています。現在の日本のアニメーションは
表現力も技術力も世界のどこに見せてもすばらしいモノだと断言できます。アニメ映画、
毎夜放送されるTVシリーズ、そのどれもが宝物のような艶やかさです。しかし何十年もかけて
我々が練り上げたこの力は衰退目前です。
理由の一つはその品質競争の果ての現場の体力不足。そしてその品質を維持するに足る
市場のサイズ不足。
アニメーション表現は明確に「すぐれたもの」です。これを終わらせてはならない!この危機感。
続けていきたい!この渇望感。異口同音にアニメの現場からは「嘆き」が聞こえてきます。
正しくいいモノを作り、正しく市場を拡大し、正しくジャパニーズアニメーションで世界に
胸を張る。正しい方法だと思われる「やり方」には多くのバリエーションがあると考えます。
そして私たちは、株式会社ウルトラスーパーピクチャーズの設立により、私たちの考える
正しい方法で、そこに集ったライトスタッフとともに環境作りから始めようと考えています。
■基本情報
---------役員---------
代表取締役社長 松浦 裕暁 取締役 安藝貴範 取締役 明利尚紀
取締役 山本 寛 取締役 大塚雅彦 監査役 大沢淳子
-----出資参加企業等-----
グッドスマイルカンパニー、ブシロード、ニトロプラス、pixiv、マックスファクトリー、松浦裕暁
■松浦社長インタビュー
http://www.p-tina.net/interview/430 ――ウルトラスーパーピクチャーズ設立の発表には驚きました。いつ頃から動き始めていたんですか?
2011年の春ごろからです。その頃、Ordetは『ブラック★ロックシューター(B★RS)』の制作
を手がけようとしていたのですが、大阪を基盤とするスタジオなので、東京で仕事をすることに
若干の不安があったみたいなんですね。
一方で、グッドスマイルカンパニーの安藝(貴範)社長も、色々なアニメに出資して、製作委員会に
参加する中で色々な思惑があったし、サンジゲンにもこれからの仕事について考えるところがあった。
そういった、アニメを作る側の色々なアイデアが、タイミング的に合致したんですよね。
――設立のアイデアはどなたから提案されたんですか?
最初は安藝社長から、あくまで冗談っぽく「いっそOrdet と合併してみない?」みたいな感じで
話をされました。ただ、そのアイデア自体は僕の中ではそんなにハズレてはいないんじゃないかと
思ったんですよ。サンジゲンが、これからどうやっていくかを考えたときに、前のインタビュー
(「アニメのゆくえ」第2回)でも話した通り、僕達はアニメのCGを作っていくので手描きの作画と
上手く付き合っていく必要があるし、将来的には作画部隊が必要だろうと。
じゃあ、サンジゲンが作画部隊を作るのか、となると東京を拠点にしている作画マンと組むのは
難しいんじゃないかと思ったんですね。フリーランスで仕事をしているアニメーターが、
CG会社の所属スタッフになるのは難しいじゃないですか。
では外の会社と組むのか、というと、自立した会社にはそれぞれの思想がありますから、
CGを使うことのニュアンスが違ってしまうかもしれない。
でも、Ordetならそれはアリなんじゃないかと思ったんです。彼らは関西のスタジオで東京とは
違うスタイルで仕事をしていて、実際にはどんなスタッフなのかまでは知りませんでしたが、
直感的に、そっちの方が合っているんじゃないかなと。
『B★RS』のために東京に来るというタイミングや、安藝社長とヤマカン(山本寛監督)、
Ordetとの関係もあって、上手く繋がるんじゃないかって。
http://www.p-tina.net/interview/431 ――トリガーが合流することになったのは、『B★RS』で今石さんに声をかけたことからの流れですか?
『B★RS』は単純に今石さんが入るだけで、CGの見え方や期待感が全然違うと思ったんですね。
現場のモチベーションや成果が全然違ってくる。
ガイナックスの頃から今石さんとサンジゲンの関係は上手い連鎖反応が続いていて、これから先も
一緒にやりましょうと。
「CGを使いたいわけではなく、サンジゲンとやりたいんだ」と言ってくれるので、すごく有り難いなと
思っています。今石さんの持ち味があって、凄く楽しいですし、達成感もある。だからお願いして。
――『天元突破グレンラガン』や『Panty&Stocking with Garterbelt』からの熱い信頼関係が
続いているわけですね。
トリガーの参加に関しては、彼らが会社を設立する時から、一緒にやりましょうという話をしていたんです。
既にブランディングが出来ているようなものなので、色々な所から声がかかっていたみたいですが、
サンジゲンとOrdetが同じビルに入るけど、一緒にどうですか? といった話から、もっと具体的に、
密にやれる体制を考えませんかということになって。
諸々の条件も絡めて、最終的に代表の大塚(雅彦)さんが、僕と一緒にやることのメリットが
大きいと感じてくれて、合流することになりました。
ガイナックスを辞めた理由。新作「キルラキル」トリガー大塚雅彦代表に聞く1
http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20131003/E1380729604652.html?_p=2 ───トリガーはウルトラスーパーピクチャーズのグループ会社ですよね。
大塚 我々はアニメを作ることはできるけど、会社の経営については未知数で、
単独でやるよりは横に同じような会社がいてお互いに助けあえる関係の中で
やった方が安全かなって思いました。グループと言っても、各社のスタジオの
独自性を保ったままでやれるということで参加しました。
グループ会社になったことでかかわった「ブラック★ロックシューター」
───設立した頃、最初は何をしようってことになりました?今石さんの作品も
すぐに始められないですよね。
大塚 いきなりテレビシリーズとかは当然無理なんですが、準備はできますから、
中島さんら文芸チームはシナリオの打ち合わせを始めたんです。ちょうどその頃、
ウルトラスーパーピクチャーズのサンジゲンとオースで「ブラック★ロックシューター」を
作るという話があって、サンジゲンから「異次元パートを全部CGでやろうと思って
いるから、今石さんに演出してもらえないか」って依頼がきたんです。ちょうど
グループ会社にもなるし、我々としても準備をしながら体力をつけたいと思って。
CGパートだけだからそんなに負担じゃないかなって思って、今石監督に相談したら
「そのぐらいだったらやれるでしょ」って言ってくれてやることになったんです。
でも、やりはじめたらやっぱり今石監督は他の作業ができなくなって(笑)。
その頃、中島さんも「仮面ライダーフォーゼ」の仕事が入っていたので、まずは
それぞれの仕事を終わらせましょうとなって、いったんお休みになりました。
続編はこちら
クラウドファンディング6000万円の9割が北米。新作「キルラキル」トリガー大塚雅彦代表に聞く2
http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20131004/E1380817285205.html
>サンジゲンから「異次元パートを全部CGでやろうと思って
ヤマカンに権限なんてなかったんだなw
USPウルトラスーパーピクチャーズ16[サンジゲン トリガー ライデン]