【展望】第82回選抜高等学校野球大会6【予想】

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942名無しさん@実況は実況板で:2010/02/07(日) 05:49:45 ID:xQh8uZer0
輝け甲子園の星(2010早春号)より
選抜高校野球選手権大会出場選手「好きなタレント」アンケート

1位 北川景子 49票
2位 上戸 彩 24票
3位 香里奈  23票
4位 佐々木希 22票
5位 松本人志 18票
6位 新垣結衣 17票
7位 南 明奈 黒木メイサ 15票
9位 木下優樹奈 12票
10位 市川由衣 11票
11位 EXILE 10票
12位 ダウンタウン 相武紗季 9票
14位 宮崎あおい 8票
15位 柴咲コウ 戸田恵梨香 井上真央 7票
18位 深田恭子 加藤あい 吉高由里子 絢香 6票
23位 堀北真希 上地雄輔 夏帆 島田紳助 5票
27位 長澤まさみ 鈴木えみ 前田敦子 ベッキー 安室奈美恵 浜崎あゆみ 
    北乃きい 宮川大輔 榮倉奈々 4票
36位 明石家さんま 片岡亜祐美 大島優子 水嶋ヒロ 竹内結子
    篠田麻里子 西野カナ 山崎弘也 西山茉希 スザンヌ
    矢口真里 藤真美穂 阿部サダヲ 3票
943名無しさん@実況は実況板で:2010/02/07(日) 06:53:14 ID:cAFgG2pO0
興南高校
所詮敗退
944名無しさん@実況は実況板で:2010/02/07(日) 07:18:14 ID:CemRHl4K0
優勝候補筆頭 天理高校


投は沼田、西浦、西口、今井と他校に行けば200%エースと言われる逸材が4人抱える。

なかでもエース沼田は昨年から主戦投手として活躍、某在京球団スカウトからは高校時代の杉内(鹿児島実)にそっくりだという。

緩急をつけた投球術及び落差の大きすぎるカーブは高校生では打てないだろうと言われてる。

又、速球派の西浦、再来年のドラフト上位候補の西口、今井と万全の投手陣を形成しそうだ。

投も圧巻だが他校が最も恐れるのは打の方である。

なんと言っても大駒の岩崎、中村、安田、内野の存在だろう。

彼らは長打力もさることながら高い確実性も備え、岩崎、安田、中村は守備においても超高校級でありチームの支柱となっている。


下級生にも長谷川、柳本、伊達といった逸材が揃い前人未到の4期連続全国制覇も夢でなくかなりの高い確率で成し遂げてしまうのではないか。

繰り返すが某在京球団スカウトからはこの2年間は天理密着マークしろといった指令も出されているようである。

つまりそれだけのチームなのである。
945名無しさん@実況は実況板で:2010/02/07(日) 07:19:52 ID:g371KwEL0
156 :名無しさん@実況は実況板で:2009/11/20(金) 22:19:37 ID:9Yrj5PYZ0
俺も実力で選ぶなら三重は考えられん、運が良いだけで静岡商や橘より弱い
三枠目が勝たなきゃ枠の増加に繋がらんし、三重なら静岡選べよ
大垣日大に1点差で敗れたのは岐阜中京含めて4校、内3校は選抜決めてる
同県というだけで選ばれないなら、より以下な育英でも神港でも選んじゃダメだろ
同県から2校は普通にあること
それに三重県は神宮枠を得すぎ+すぐ負けすぎ
隣県を地域性というなら選抜っていうタイトルの意味も無し
151が三重以外考えられないのはバカだからです
946名無しさん@実況は実況板で:2010/02/07(日) 08:10:57 ID:bpXkHPF0Q
実力なら中京だろ
何でベスト4にも入れない学校が出てくるんだ?
947名無しさん@実況は実況板で:2010/02/07(日) 08:16:02 ID:ISCDZ/Jc0
一二三、伊藤、島袋
目指せBig3、150km越えだと・・・
某雑誌より
948名無しさん@実況は実況板で:2010/02/07(日) 08:17:58 ID:rJO1iPe/0
コーチ部長時代 6期で5度甲子園。異動後その学校は低迷
地方の無名校監督就任(自身高校野球初監督)3年目で甲子園(力を入れ始めた私立なら1年目もあるだろうが)

ミラクル1勝あるで
949名無しさん@実況は実況板で:2010/02/07(日) 08:58:56 ID:9yhy0T+s0
残念だけど
前橋工業が
優勝かね^^
950名無しさん@実況は実況板で:2010/02/07(日) 09:16:56 ID:z1JH92ED0
第82回選抜高校野球 優勝候補筆頭 天理高校 予想登録選手

1.沼田3年 左左 172a73`(大阪・生駒ボーイズ)
2.亀澤3年 右右 170a68`(兵庫・兵庫三木シニア)
3.伊達2年 右右 180a78`(大阪・オール枚方ボーイズ)
4.坂倉3年 右左 171a66`(奈良・橿原コンドルボーイズ)
5.安田3年 右右 177a78`(大阪・ジュニアホークスボーイズ)
6.岩崎3年 右左 178a76`(奈良・オール高田ボーイズ)
7.内野3年 右左 180a83`(京都・京都東シニア)
8.中村3年 右右 178a73`(兵庫・三田ヤング)
9.柳本2年 右左 177a70`(大阪・オール枚方ボーイズ)
10西浦(健)3年 右左 183a83`(奈良・五条西中) 投手
11西口2年 右右 176a83`(奈良・都跡中) 投手
12今井2年 右右 181a81`(奈良・天理シニア) 投手
13吉田2年 右右 173a68`(奈良・天理シニア) 捕手
14西浦(丈)2年 右右 165a65`(奈良・橿原コンドルボーイズ) 内野手
15岡部2年 右右 175a73`(兵庫・姫路西シニア) 内野手
16井上3年 右左 172a65`(兵庫・兵庫三木シニア) 外野手
17森口2年 右左 176a72`(兵庫・鳥取クラウンボーイズ) 外野手
18長谷川2年 左左 178a75`(大阪・オール枚方ボーイズ) 外野手
951名無しさん@実況は実況板で:2010/02/07(日) 09:55:32 ID:/RoPY9250
>>3
阪口さんがまた舞うのか
952名無しさん@実況は実況板で:2010/02/07(日) 11:14:21 ID:WMMtziF90
優勝  広陵
準優勝 関西
ベスト4 帝京、大阪桐蔭
ベスト8 東海大相模、開星、興南、神戸国際大付、
ベスト16 日大三、中京大中京、大垣日大、天理、
      智弁和歌山、花咲徳栄、東海大望洋、神港学園
953球譜の旅人:2010/02/07(日) 11:16:14 ID:RKUj+xgh0
残りのスレは全て俺が頂戴するので
次スレを使用されたし。
954球譜の旅人:2010/02/07(日) 11:44:54 ID:RKUj+xgh0
熊本 200 000 300-5 H7
鎮西 000 000 000-0 H4

熊本工 000 010 000-1 H6
文 徳 200 005 00*-7 H10

九州大会出場の可能性が高いチームを九州大会前に観るため
新幹線で博多へ前泊して朝一の特急で熊本市へ向かった。
確か、北熊本駅で下車してタクシーで藤崎台球場へ向かったと思う
熊本勢では国府、九州学院、城北、秀学館、専大玉名、玉名工あたりも
事前に観戦しておきたかったが、日程の都合で
熊本市長杯で熊本工、鎮西、文徳を押さえることにした。

目当ては以下の通り
鎮西の柿原、林、民本ら一年生軍団
熊本工の新チームでの編成
文徳の大型右腕・高野

結果として文武両道を旗印にしていた熊本がこの大会を制したが
熊本の右腕二本柱とミートに徹した打線のしつこさが一番印象に残った。
文徳の高野についてはこの日の出来はまずまずで
むしろ二番手で投げた木下の緩急をつけた投球が目を引いた。

秋の県大会前の全国的にはマイナーな大会なので客席は父兄関係者がほとんどだったが
喫煙をする奥様方がかなり多かった印象が残った
(肥後女はタバコが好きなのか?)
熊本場内をタクシーで一周し、熊本駅で冷やしラーメンを食べて帰った。
955球譜の旅人:2010/02/07(日) 12:08:20 ID:RKUj+xgh0
明徳義塾 000 130 102-7 H10 E2
高 知 商 100 010 011-4 H12 E0

小  津 000 00 -0 H3 E3
高  知 301 33*-10 H9 E0

熊本遠征の翌週、次は四国大会出場の高いチームを観るために高知へ
高知勢は明徳義塾、高知、高知商を押さえておけばまず問題ないだろうと
県選抜大会(所謂新人戦)準決勝を観戦するために高知市営球場へ日帰りした。

確認事項は以下の通り
過去10年で最も戦力が弱いといわれる明徳義塾の地力と石垣の去就
高知の投手力
お家騒動のあった高知商の雰囲気と打線の力

球場でさり気に石垣の去就を部員に確認したが
この時点でまだ退部はしてなかったようだ。
それ以上は突っ込むのも差し障りがあるので、俺の中で石垣はもういないものとした。
代わりに明徳義塾のマウンドに立つのは山田、前田、尾松といった面々だが
確かに近年稀に見るほど台所事情、希望を持つとすれば山田が湯浅の様になることかな
高知の投手陣は左腕・筒井がどっかりといて、1年生の西川ら控えも能力が高い
打線も池知、竹村、梅原と例年と遜色ない資質の選手が揃っていた
高知商は野球が粗かったが、投手も野手も力強かった
武内、森木、宮本、岡本など、目を引く選手は3チームの中で一番多かった。

球場で売っていたぶっかけソーメンが美味しそうで
高知商OBの爺様がやかましく、新人戦の割には客が多く活気がある試合だった
この日のMVPは猛打を見せた明徳義塾の主砲・シング
956球譜の旅人:2010/02/07(日) 12:44:01 ID:RKUj+xgh0
岡山東商 502 104-12 H15
岡山芳泉 000 000-0 H1

岡山学芸館 450 000 0-9 H13
東岡山工業 000 001 0-1 H3

高知の翌日は中国大会出場の高いチームを観るために岡山へ
最寄り駅から車で20分程の高台にある瀬戸球場(中堅120両翼91)に到着
岡山から中国大会への出場枠は3
新チームの岡山勢の下馬評は左腕・堅田がいる関西が筆頭とされ
その関西は県大会、中国大会いずれかの段階で観戦するとして
それ以外で上へ進んできそうなチームをチェックしておこうと思い
岡山東商と岡山学芸館が同時に登場する東部地区リーグ戦を視察

春に両校を観戦した際に目に付く選手が幾人かいた
岡山東商の星野は捕手から投手へコンバートされ、この日は登板しなかったが
ブルペンで気合の入った投球をしていた、兄同様気性の荒さは血統だろうか
岡山芳泉の先発・亀池は180p近い右腕で球速は130`前半でカーブがまずまず
悪くない投手だが岡山東商打線が甘い球を見逃さずよく振れていた
1番の藤原、2番の今宮などよく自分の仕事をわきまえている様子だった
主戦の右腕・人見も常時セットから135`級の直球を無難に纏めて完封
選抜で清峰に大敗して以降は低迷していた岡山東商だが戦力的には他県に見劣りはしてなかった

岡山学芸館には奥村という好投手がいたが、どうやら内野手にコンバート
代わりに投げたのはやや小柄な右腕・海野、スライダーを主体としたなかなかの投手
他にも丹波、井上という投手がいるが、この日のエース番号は井上
右のアンダースローとしては全国的にみてかなり稀有な存在で、長崎の創成館・野口とハル
奥村、浅井、岡本で形成した打線の力は充分中国大会で戦える水準だった
いい試合をしたら明日は休みだと山崎監督に言われて頑張ったみたい

岡山駅で吉備団子を買って帰った
957球譜の旅人:2010/02/07(日) 13:38:14 ID:RKUj+xgh0
鶴崎工 000 001 001-2 H7
明 豊 011 010 10*-4 H11

佐伯豊南 000 001 000-1 H4
大分工業 000 101 02*-4 H8

岡山の翌日は九州大会出場の可能性の高いチームを観るために大分へ
新幹線で小倉駅へ、小倉から特急で中津市へ
大分選手県準々決勝in中津球場(中堅120両翼90)
まだまだ元気な太陽の日差しに明豊の大応援団旗が一塁側に大きく黒くはためいていた

監督交代のあった明豊の新チームの戦いぶりを確認するのが目当て
で、大分勢は明豊の一点買い、加えて奪三振王の大分工・田中を観たかった

明豊の相手鶴崎工もそこそこ名のあるチームで点差は開かなかったが
チーム力の差は歴然としていた
山野は登板しなかったが4人の投手が継投した明豊投手陣の中で
松原、岡本の1年生コンビが将来性豊かな投球を見せた
松原は腕の振りと角度が光り、岡本は松原より球威が優りリリースの角度がいい
明豊の打線はバントが多く、迫力のある攻撃ではなかったが
万能型の砂川は健在で、大砲タイプの冨高が経験を積めば
旧チームに及ばないまでも全国でも充分戦える打線になる陣容だった

大分工の右腕・田中は140`近い速球にワンバンドするスライダーで
この日は奪三振14の快投
正統派のオーバースローよりやや横から腕を振ってくるが
スライダーの曲がるポイントが絶妙
大分工の捕手の肩のよさ、セカンドとサードの守備も軽快で佐伯豊南を寄せ付けなかった
この時点でも好投手だが、左打者に対するスラの高さに安定感か出れば
正真正銘の全国クラスの投手だと思う。

厚さでクラクラしながら駅弁を買って帰った
958球譜の旅人:2010/02/07(日) 14:09:17 ID:RKUj+xgh0
田川 101 000 000-2 H4
東筑 130 003 00*-7 H7

京   都 000 000 001-1 H6
自由ヶ丘 000 120 21*-6 H9

八幡南 001 106 1-9 H9
八 幡 010 010 0-2 H5

大分観戦の翌週、九州大会出場の可能性が高いチームを事前に観るために福岡へ
北部は自由ヶ丘、九州国際大付、戸畑、小倉、飯塚
南部は東福岡、東海大五、福岡工大城東
このあたりを観たかったが、日程の都合で自由ヶ丘に絞り
新幹線で福岡入りして北九州市民球場へ

北部大会の一回戦ということもあって球場は閑散としていたが
東筑応援団は数に関係なく熱かった
というより九州地区によく見られる元祖的応援団は時代錯誤の風味があって後味が残る
東築の先発は背番号11のハタケヤマ、見た目は本格派の大型右腕だが
球速は目測で125〜130`あたりで、カーブはドロン系
迫力は無いが球を押し込む強さは感じられる
本来は左腕の投手がエースらしいが故障で出番なし
180p級の大型選手が並ぶ東築打線はパンチ力だけなら優良打線
いかんせん打ち込み不足が伺えるフォームに、上位進出の厳しさを感じた

本命の自由ヶ丘は左腕・小野が背番号9で先発
8回から背番号1の本格派右腕・行成が継投
小野のカーブと行成の落差のある変化球が印象に残った
投手力は充分なだけに野手の人材はどうかというのが重点項目だったが
パワー、テクニックとも全国で戦える最低限のラインはクリアーしていた
試合経験不足のチームにありがちな打席内での遠慮がチラチラしていたが
場数をこなせば旧チームの九国大附打線の一つ前位には上がれる人材が揃っていた
また、9番の藤井の攻守は非常に好感が持てた

一応見た第三試合はコールド試合だったが、力的には五分
同点で迎えた6回二死走者無しで、9番打者の打球をサードが失策して
ここから一気に6点を奪った八幡南に球運があったと感じで
1球でこうも試合の流れが変わるのかという典型のような試合だった

インフルエンザが各地で影響を与えている最中
新大阪へ向けて小倉駅を発った
959球譜の旅人:2010/02/07(日) 14:41:44 ID:RKUj+xgh0
新潟江南 030 000 000-3 H7
日本文理 001 100 20*-4 H6

新潟工業 000 010 0-1 H2
新潟明訓 012 122 *-8 H10

北信越大会出場の可能性の高いチームを事前に観戦するために新潟へ
北九州市民球場で三試合フル観戦した翌日、新潟地区代表決定戦がある
鳥屋野球場(中堅120両翼97)へ新幹線と寝台特急を乗り継いで間に合わせた。
新潟の下馬評は夏の余勢が充満している日本文理と、全国クラスの人材が揃う新潟明訓
天地人の宣伝魂が蔓延していた新潟駅からタクシーで球場へ着くと
甲子園を湧かせた日本文理見たかさか、普段球場で見ないタイプの人も多く
地区代表決定戦なのに発券窓口に結構な列ができていた

肝心の試合は日本文理が大苦戦で新潟江南が大健闘
新潟江南バッテリーの繊細にして大胆な配球が準備不足の日本文理打線に決定打を許さない
3―2のままズルズル終わる予感も漂い始めた7回
新潟文理は二死走者無しから新潟江南ショート山田の失策で走者を出すと
売り出し中の2番打者山之内が安打でつないで、逆転打を決めたのは高橋
なんとか勝ったという印象が残った試合だった

新潟明訓は宿敵の新潟工を相手にして好試合を期待していたが
試合前のシートノックを観てると明らかに人数が少ない、スタンドも少ない
インフルで部員の半分がダウンし、ベンチ入り12名で戦う格好で
肝心の田村、柄沢が不在で投手の神田がサードに入る苦心の編成
しかし、この逆境が好転のきっかけになるのか
ミスは仕方ないというノープレッシャーか、神田の守備は溌剌としていた(失策1)
エース左腕・池田は初回からエンジン全開
140`に迫る速球を主体に躍動感に溢れた投球で新潟工をねじ伏せ
打線も漆原、間藤の残された逸材打者の集中力がハンパなく
猛攻を浴びせて新潟工を飲みこみコールドで締めた。

日本文理と新潟明訓が北信越大会へ出場することを期待しつつ
一旦東京駅まで移動して岐路についた
960球譜の旅人:2010/02/07(日) 15:14:42 ID:RKUj+xgh0
徳島商 11315 420-53 H36 E0
城 西 000 00-0 H1 E1

城 北 000 303 000-6 H12 E1
小松島 014 000 03*-8 H14 E3

富 岡 西 000 000 0-0 H7 E5
生光学園 004 300 *-7 H5 E1

福岡、新潟遠征の翌週、四国大会出場チームを探りに徳島へ
なんだか耳慣れない沿線を乗り継いで阿南市にあるアグリ阿南球場(中堅122両翼100)へ
雨で他の地区では試合中止が相次いでいたが、僻地であるせいか小雨ながら試合に支障なし
観戦の神様に感謝した。
徳島遠征で見たチームの他では阿南工を是非観てみたかったのだが
それ以外では概ね見たかったチームを観ることが出来た

高知商と同じくお家騒動があったばかりの名門・徳島商だが
スタメンに名を連ねた5名の一年生を中心に戦力的には四国大会レベルに達していた
1年生右腕・龍田の球威は素晴らしく、竹内の攻守も光った
ただ、相手が失策1で53失点という、ある意味別格のチームだったので何とも言い切れない
(失策1というのは「ボールにすら触れていない打球が多かった」の意)
20点差位までは
「それくらいにしてあげなよ」的な気分なのだが
30点差を超えてくると
「もっといけ、いっそのこと100点いってまえ」とタガが外れてしまう
試合終了後にはネット裏の徳島商OBから盛大な拍手が「城西」へ送られていた
これだけ一方的な虐殺試合を生で観たのは始めてだったが、やはり気分がまいる

敦賀気比の山田と投げ合って好投したという小松島の左腕・西口だったが
肩の開きを抑えた130`前後の直球にカーブをリズムよく投げてるうちはいいが
打たれ始めると決め球が少ないせいか修正が難しい様子だった
球に横から投げてみたり苦心の投球
城北の村野、鈴木、重川の中軸右打者にすべからく捉えられていた
小松島打線では奥田が、かの鳴門工・佐々を彷彿させるスイングで目立っていた

勝ちきれない徳島の私立・生光学園
冨岡西に対して1年生右腕・木下が7回完封で打線も効率よく点を重ねた
・・・といえば聞こえはいいが
守備のフットワークや采配の声を聞いてると、なかなか道は厳しそうだった

第三試合の途中からナイターが点灯
ライトアップされたスコアーボードが美しかった
ただ、球場はネット、金網が高く、個人的には観戦しにくかった
961球譜の旅人:2010/02/07(日) 15:36:17 ID:RKUj+xgh0
鳴門工 130 000 010-5 H9 E1
池  田 000 000 000-0 H6 E1

阿南高専 000 000 104-5 H9 E2
小松島西 002 000 020-4 H7 E3

那  賀 000 000 0-0 H2 E2
鳴門一 023 020 *-7 H7 E0

徳島遠征2日目、徳島市内へ移動して泊まり、駅前ターミナルからバスで球場へ
歴史と伝統の蔵本球場を前して少し感動してたら「IKEDA」のユニフォームが現れた

現役球児の世代にとってはもはや形骸化しつつある伝説のチーム池田
むしろ現実的な強敵は池田と対する鳴門工
左腕・大橋に三倉の抜群のスイングスピード、濱西の守備力と懐の深い打撃
鳴門工は大型チームではないが攻守に高いレベルを目指した野球を心がけていた。
池田は投打に、持てる力を存分に発揮し、及ばす敗退
四国大会で戦うにはまだ及ばないチーム力だった

第二試合は小松島西が9回まで優勢に試合を進めながら
阿南高専が3点差をひっくり返して逆転勝ち
何気に引き締まった好ゲームだった

鳴門工との合併が決まっている鳴門一は豪腕・緒方なきあと
16名での戦い、対する那賀も12人での戦い
鳴門一はよく練習しているなと思わせるプレーが多かったが
もたつきが目立った内容だった

徳島駅周辺で徳島ラーメンをハシゴして帰った
962球譜の旅人:2010/02/07(日) 16:02:15 ID:RKUj+xgh0
向上 000 010 111-4 H14 E1
武相 000 300 000-3 H5 E3

東海大相模 500 60-11 H9 E1
慶 應 義 塾 010 00-1 H3 E4

関東大会で上位に進みそうなチームを事前に観戦するためと武相を観たくて神奈川へ
東京で前泊し、電車とタクシーで保土ヶ谷球場へ行くと
11時試合開始だが、8時30分から発券売り場に人が並んでいた
神奈川の高校野球熱に驚くと同時に少し引いた。

桑元監督の野球がどんなものか確認したかったが
打線の育成に関しては時間が必要そうな感じだった。
ベンチ前でバットを使って選手に指導していたが
よほど資質のある選手でないと試合での実戦には遠いかなと
向上の中野、川瀬がまずまずの投球だったが
神奈川ベスト8の打線ならもっと打って欲しかった
エース北見の高目の速球、これが秋の武相を支えていた全てだったと思う。
向上については好チームだが、神奈川の上位にしてはやや物足りなさが残った

東海大相模は江川、慶應義塾は明がそれぞれ先発
初回の先頭打者を明が四球で歩かした後
カウントを取りにきた球をことごとく狙われ一気に試合の形勢が決まった。
いきなり5点を追う格好の慶應場塾は江川の外角の出し入れに打線が繋がらない
明をリリーフした瀧本もバックのエラーからズルズルと失点し5回コールド
最終回の5回二死走者無しから一二三が登板し140`前後の速球とカーブで
ストレートの四球を二つ与えたあと4番藤本をショートゴロに討ち取った。
慶應義塾の谷田は少し強引だった

バスで駅までいき、新幹線で三重に向かった
963球譜の旅人:2010/02/07(日) 19:35:16 ID:RKUj+xgh0
久居 100 002 000-3 H9 E1
菰野 410 000 01*-6 H10 E1

    津   000 000 0-0 H5
いなべ総合 350 00 *-8 H11

東海地区から選抜へ出場する可能性のあるチームを事前に観戦するため三重へ
前泊するため夜に四日市市へ入ったが、暴走族が元気に活動していて唖然とした。
ホテルから球場までタクシーで向かった
球場は工業地帯の真ん中にあり、築年数以上に古めかしさがあった霞ヶ浦球場(中堅116両翼91.5)

三重勢では海星は春に観て、三重は夏の甲子園で面が割れているので
評判の高いいなべ総合の近藤と、菰野の関を見たかった

菰野の関は135`超の直球にヘナヘカーブと沈むスライダー
少し下がり気味に振ってくる腕の振りはそこそこ
指に掛かったときのストレートの伸びに、おっとすることはあったが
二番手で投げた背番号8のコタニの方がこの時点では実戦的
1年生の夏に甲子園を経験した外野の奥野だが
甘い球を1球で捉える鋭さに欠けていた
試合は久居が先発に起用した背番号10の田中が誤算で
エースの吉田にスイッチしたときには大勢が決していた。

いなべ総合の守備はノックを繰り返しこなしてきたことを伺わせる軽快さがあった
要である強肩強打の捕手・中園は肩を痛めているようで、強肩ぶりは見れなかった
エース右腕・近藤は「馬力」の文字がよく似合うが
140`近い直球が不安定で、この日は変化球も曲がりが芳しくなかった
打線では1番のデグチの両打ちがどれくらいモノになってくるかと
中園の前後を打つだろうモリヤマの変化球打ちの完成度次第
ややバッテリーに力はあるが、全国で戦うにはやや大雑把な感じが否めなかった

球場を出て携帯で各地の戦況をチェックしていたら新潟大会で新潟がやってくれていた
北信越大会の観戦予定をどう組み直すかに頭を抱えながら帰途についた
964球譜の旅人:2010/02/07(日) 20:05:42 ID:RKUj+xgh0
山  崎 000 001 010-2 H8 E1
明石商 003 000 01*-4 H3 E2

姫路工 030 000 000 000 000-3 H6
育  英 000 101 010 000 000-3 H14

中止になった春季近畿大会で見損ねた育英と明徳義塾中仕込みの明石商が見たくて兵庫へ
姫路駅からタクシーで球場に着くと、二階席のコンクリートが崩れ落ちそうなレトロな球場
三重の松阪球場以来のショッキングな球場だった(観客の数に対する客席のグレードが悪し)

明石商は理論的な守備重視の野球を展開していたが
神奈川の武相と同様打線はまだ監督の思い描く状態には遠い様子
ハザマ監督のシートノックは回転数が早く、この秋に見たノッカーの中で一番上手かった
打てないならと3盗を4回仕掛けて3度成功させ
1点差に迫られた8回裏のチャンスでは代打策をドンピシャで成功させるタイムリー
主戦右腕・石井のオーソドックスながらカーブを効果的に使い
最後はスライダーで仕留めていく投球哲学を含め、なかなか趣のある明石商の試合だった

県大会前にも神戸商戦と神戸国際大附戦の2回
育英の試合を観る機会はあったが見れてなかったので楽しみにしていた
育英の先発・金本は帽子を飛ばしながら135`級の速球を投げ込む好投手だが
2回に与四球3と乱れ、サードの失策も絡んで3失点
3連続四球のときの仲間であるはずの井村の視線は誰よりも怖かったのかもしれない
温存予定だったろうエース堀田を5回から投入して姫路工打線を黙らせると
8回にポテンヒットで追いつく綱渡り
ここから再試合になる延長15回まで堀田は13奪三振で姫路工打線は沈黙
後攻の育英は幾度もサヨナラの場面を演出しながら姫路工・本田の粘りを崩せず
姫路工の内外野が幾度も攻守で凌ぎ15回を一人で投げきった本田を支えた
限界ギリギリの姫路工と、何度対戦しても打てる予感すらしない育英の堀田
再試合の結果はこの時点でハッキリしていたと思う

予想外の延長戦で予定が狂いつつも駅でざる蕎麦をすすり、新幹線で岐路についた
965球譜の旅人:2010/02/07(日) 21:13:35 ID:RKUj+xgh0
坂   出 001 100 00-2 H7 E4
尽誠学園 012 001 05*-9 H9 E3

高 松 商 000 120 103-7 H17 E0
善通寺一 200 000 000-2 H5 E0

高松桜井 000 000 000-0 H3 E2
寒   川 002 000 00*-2 H7 E0

四国大会出場チームの青田買いを狙って香川へ
瀬戸大橋を渡って高松駅へ、駅からタクシーでサーパス球場(中堅122両翼96)へ
海老天うどんを食して3試合観戦に備える

香川勢はシルバーエース高松商、それでも尽誠学園、新たなライバル寒川を軸に
超大型投手・松本がいる英明に、小林が残っている香川西あたりが中心と思い
その内の3校が上手いこと県大会の3回戦で同日の同一球場で試合するので喜んで行った

サーパス球場では今季から球速表示をするようになった
尽誠学園の左腕・平井は最速で134`
坂出打線にそれとなくカーブも当てられて打たれてはいたが
地力の差で粘る坂出を振り払った
高松商の右腕・榎内は最速138`位の直球とスラを駆使して15奪三振
打線は安打を量産しつつも手堅すぎたり、力んだりでもたつきつつ7得点
寒川の主戦・高橋は最速135`程度も制球の良さとフォークを武器に19奪三振
打線は部員12人で真っ向勝負してくる高松桜井のエース吉田に
回の先頭打者をキッチリ抑えられて2点止まりだった

返りにも讃岐うどんを食して帰路についた
966名無しさん@実況は実況板で:2010/02/07(日) 21:51:04 ID:cZ3WsUMdP
156 :名無しさん@実況は実況板で:2009/11/20(金) 22:19:37 ID:9Yrj5PYZ0
俺も実力で選ぶなら三重は考えられん、運が良いだけで静岡商や橘より弱い
三枠目が勝たなきゃ枠の増加に繋がらんし、三重なら静岡選べよ
大垣日大に1点差で敗れたのは岐阜中京含めて4校、内3校は選抜決めてる
同県というだけで選ばれないなら、より以下な育英でも神港でも選んじゃダメだろ
同県から2校は普通にあること
それに三重県は神宮枠を得すぎ+すぐ負けすぎ
隣県を地域性というなら選抜っていうタイトルの意味も無し
151が三重以外考えられないのはバカだからです
967球譜の旅人:2010/02/07(日) 21:55:18 ID:RKUj+xgh0
県岐阜商 300 000 000 000 01-4 H11 E2
中    京 300 000 000 000 00-3 H11 E1

岐阜総合 000 000 100-1 H7 E2
大垣日大 010 141 00*-7 H11 E0

東海地区からの選抜出場チームを狙って岐阜へ
新幹線で名古屋駅へ、名古屋から電車とタクシーで長良川球場へ

夏の甲子園大会が開幕した8月8日は
同時に全国のトップを切って岐阜県で秋への戦いがスタートした日でもある。
東海地区の新チームの下馬評を収集するにあたって
岐阜の3強は愛知勢以上に絶対に見ておく必要があったと思う。
期待通りに3強が勝ち進んできた岐阜大会準決勝

まずは県岐阜商と中京の激突
県岐阜商は三輪と松田の継投、中京は外子浦をブルペンに置いてエース加藤の完投
児玉、酒井田、泉田、井貝と甲子園組を並べた県岐阜商の上位打線
一方の中京も好打者鈴木を1番において主砲・広瀬の前後を安江、都築が固める
不利なカウントからでも簡単に直球でストライクをとりにこない県岐阜商バッテリー
130`手前の球速だが球の伸びと滑るスライダーで15の三振を奪った中京・加藤
再試合も見えてきた14回に四球を足がかりに県岐阜商がしぶとく決勝点
双方に一長一短が見え隠れした内容だった

東海大会に3強を送り込みたい岐阜県民からの重いプレッシャーを跳ね除けた大垣日大
左腕・葛西は7安打されながらも無失策のバックに支えられて無難な投球
8人の左打者を並べた打線も力強い打球を放ち、俊足選手も目立った
秋の時点では高い完成度の野球を偵察に来ていた東邦部員の前で見せ付けた試合だった

球場内の自販機が売り切れで、試合後の場外で飲んだ水の味は格別だった
968球譜の旅人:2010/02/07(日) 22:21:49 ID:RKUj+xgh0
日向学院 000 000 001 0-1 H4 E0
宮 崎 商 000 001 000 1*-2 H7 E0

高   原 100 120 001-5 H7 E3
延岡学園 000 001 06*-7 H10 E3

聖心ウルスラ 000 000 001-1
都 城 東 000 000 000-0

九州大会へ出場する可能性のあるチームを観戦すべく宮崎へ
岐阜から新幹線を利用して小倉駅まで行き
小倉駅から夜行列車で宮崎駅まで、駅からタクシーでアイビースタジアムへ
夜中から雨が降っていて、中止になるかと思いきや、観戦の神様の御加護で無問題

宮崎勢は新人戦の段階で日南学園を観に南福球場へ行くチャンスがあったが
相当の気力を必要とする行軍になることから断念していた
少なくとも地元開催で4チーム出る中で宮崎商だけは押さえておきたいと思っていた

新人戦で名を上げた日向学院と大物ルーキー吉田を擁する宮崎商の決戦
投手戦のまま進み、宮崎商が1点リードで迎えた9回も2死走者無し
あと1人の場面で日向学院の3番鈴木が
0-2からカウントを取りにきた吉田の速球を一振りで決める同点ソロホームラン
両校の気迫がぶつかり合った試合は延長へ入り、結局は犠牲フライで宮崎商に軍配
日向学院はエース川崎を筆頭に鍛えられていただけに初戦敗退は惜しかった

ここしばらく県外にその名が出てこない延岡学園
東海大浦安と好試合をして魅せたり、神宮大会で暴れたりしていた頃に比べ
全体的にやや小粒になった印象はあったが
それでも高原相手に劣勢で試合を終わらせるチーム力ではなく
終盤ガッツリと打って試合をひっくり返した
目当てにしていた左腕・坂元は登板せず残念。

聖心ウルスラと都城東は
奥手な男女の純情物語のような0行進の投手戦
双方ともガードが固く攻めきれない内容だった

宮崎駅から九州の東側海岸を北上して帰途についた
969球譜の旅人:2010/02/07(日) 22:41:07 ID:RKUj+xgh0
関   西 000 000 010 000 1-2 H8
興譲館 000 000 010 000 0-1 H8

中国地区からの選抜出場チームを見届けるために岡山へ
岡山駅から徒歩で南で約15分で岡山県営球場(中堅122両翼91)へ

全国各地で府県大会の組合せが決定していく中で
見逃せない試合がこのカードだった、この日はこの球場でこの試合しかなく
行くかどうか悩んだがこの1試合のために出動し、結果として好試合を拝めた

岡山の瀬戸球場へ観戦に出向いてから約1ヶ月
岡山勢の勢力図が段々と明らかになり
戦力的に上位が固いとみられていた関西と興譲館が一回戦で対戦する定めになった

興譲館はエースで四番で主将の岡田が関西の前に堂々と立ちふさがる
170pを少し超える身長から最速で135`手前の速球を投げてくるが
とにかくリリースするポイントがよく、打者の手元までキッチリ伸びてくる
青森山田の木下投手の球筋を彷彿とさせてくれる。
関西の堅田は130`級の速球にスライダー、カーブ等を交えて連打を許さない
同点のまま延長へ入り、関西・堅田は3度のサヨナラの場面を気力で凌ぐ
特に11回裏の1死満塁の場面
カウント2-2からのスクイズを併殺で切り抜けた場面はかなり熱かった。

最後は力投を続けてきた興譲館・岡田が最後に力尽き
どっちに転んでもおかしくなかった接戦を関西が紙一重で制した。

一試合だけの観戦の割には心地よい疲労感を味わいながら帰路についた
970名無しさん@実況は実況板で:2010/02/08(月) 01:32:05 ID:b2dhLbwW0
このおっさん、偉そうに全部使うと言ってる割に進めるの遅いのな
しかも可能性が高いという割りに地区大会でほとんど活躍しないチーム見てるのもしばしば
スケジュールの都合もあるんだろうけど、こんなんじゃ見る目そんなないのにただ全国津々浦々
無駄に周っては徒労に終わり放蕩にふけってる印象しかない
971名無しさん@実況は実況板で:2010/02/08(月) 07:01:52 ID:x1lxskN+0
>>968
 おぉ…。天福はカープキャンプ地で有名だが、

 雄星の南郷は更に南、フェニックスリーグでは串間球場なんて例が有なので…。

 日南以南は、九州人でも南九州人以外は、アクセスから、かなりの気合が必要かな?
972名無しさん@実況は実況板で:2010/02/08(月) 09:55:44 ID:3YljkfHI0
>>970
何もせずに文句ばかり書きこむほど無駄なものはない
973名無しさん@実況は実況板で:2010/02/08(月) 12:31:07 ID:b2dhLbwW0
文句に文句でしか返せない低脳は引っこんでろ
974名無しさん@実況は実況板で:2010/02/08(月) 14:00:32 ID:3YljkfHI0
大方、無駄な文章を長々書く奴は知識もなければ煽り耐性もゼロだな
文句は悪いとは言ってない。無駄な文句を書くなと言ってるんだ。書いてくれる人に対して失礼

975名無しさん@実況は実況板で:2010/02/08(月) 17:19:40 ID:ozhkt4xR0
ID:b2dhLbwW0
976名無しさん@実況は実況板で:2010/02/08(月) 17:30:07 ID:8P6Ep0vo0
>球譜の旅人

あれ?
四国でまだいってない県があるのでは?(w
977名無しさん@実況は実況板で:2010/02/08(月) 17:57:16 ID:Y/8r33TU0
さっき川島高校の前通ったが7人がキャッチボール、2人が何か隅っこでしてた
以上
978名無しさん@実況は実況板で:2010/02/08(月) 18:59:57 ID:eDLnt1Ja0
ID:b2dhLbwW0
979球譜の旅人:2010/02/08(月) 22:11:06 ID:vCLPOAu20
祇園北 000 000 000-0 H3 E0
崇   徳 402 001 11*-9 H14 E1

広陵 040 001 250-12 H13 E2
新庄 002 000 000-2 H7 E1

関西-興譲館の試合の翌日も観戦予定だったが、仕事の都合で断念
翌週に気を取り直して中国地区からの選抜出場チームを観るために広島へ
新幹線で広島駅へ、広島駅から市内電車で広島市民球場へ
マツダスタジアムが完成して、その歴史に幕を下ろしつつある広島市民球場は
場内に売店は無く、自販機は全て撤去され、フェンス等の企業広告も全て剥されていた

夏休みの時点で中国地区は関西、開星そして広陵の下馬評が高く
特に逸材揃いという広陵の1年生の実力を確認したかった。
欲を言えば広島工の和田という逸材打者を再度観たかったが残念

県大会ベスト四まで勝ち残った祇園北はここが辿り着ける精一杯のライン
本田、浜田と中国地区でも屈指の強打者を擁する崇徳に序盤から痛打を浴び
打っても右の好投手・大下の140`近い直球と鋭いスライダーを攻略できず。
崇徳は下級生にも投の山崎、打の堀川と人材に恵まれており
全国的に見てもバランスのとれた好チームだった

既に中国大会進出を決めている新庄と広陵の試合は共に控え投手が先発
迫田監督就任以降急激に力をつけてきた新庄は部員もこの時期で60名位
六信引退後も一年生大会優勝の2年生を中心に良く鍛えられていた
打線のタイプ的には大垣日大に近いものがあるがやや下位打線は脆い
1年生の4番藤川は身体能力が一目でわかる打撃と守備が目を引いた。
新庄の先発・波多野(1年)も最速135`の速球に
トルネード型のフォームから縦に落ちるカーブ、スラの緩急がよく
右下手の主戦・登田以上に存在感があった
一方の広陵の先発は1年生右腕・川崎
中学時代は帝京・伊藤と並び称された期待のルーキー
制球にやや難があるため常時セットからの直球は目測で140`を少し超た辺り
ホームベースを通過する際の球の勢いは怪腕の名が相応しい風格があった
ただ、変化球を含めたトータルの完成度では全国クラスとは言えない段階
川崎をリリーフした右腕・上野も常時セットで
135`手前の球速ながら川崎よりも安定感のある投球をみせて先輩の貫禄を示した。
故障により県大会では脇役だったエース有原が最終回に登板し
どうも全力感が感じられない独特の投球フォームで試合を締めた。
広陵打線は注目の丸子が波多野の縦カーブに2三振した後
新庄の三番手投手から軽くバットに乗せてホームラン
丸子は広島勢でいえば尾道の中下級、中国地区でいえば好調時の関西・森田級
課題もあるが中途半端な打順で起用する器ではないと思った。
蔵桝、福田、三田、御子柴と
前回上本弟で夏の甲子園に出たチームより人材面では充実していた。

広島駅で駅弁を食して新幹線で帰路についた
980球譜の旅人:2010/02/08(月) 22:38:11 ID:vCLPOAu20
玉 野 光 南 002 000 100-3 H5 E2
岡山理大附 000 002 20*-4 H8 E1

岡山東商 000 000 100-1 H5 E1
関   西 003 020 00*-5 H10 E1

見たい選手を見るために再々度岡山へ
最寄り駅から徒歩で約15分でマスカットスタジアム(中堅122両翼99.5)へ

観たかったのは次の2人
中国地区最高の投手といわれる岡山理大附・薮田(2年)
堅田以上の逸材と噂される玉野光南の大型右腕・石塚(1年)


中国大会出場最後の枠を掛けた3位井決定戦
岡山理大附の先発は石橋、玉野光南は石塚
石橋は190p級の長身から130`後半から140`手前の直球
石塚は180p級の体格から135`前後の直球にスライダーを散らす
試合は接戦で岡山理大附が逆転勝ちし、試合後に藪田と石橋はガッシリと勝利の握手
薮田し結局投げなかった。
1年春を皮切りに薮田は4回観てきたが、1年秋の投球は全国最高峰のレベルだった
岡山理大附は薮田で最低2回は甲子園へ行く見ていたが、残されたチャンスは1回のみ
下級生の関西・堅田との再戦を前にまずはその勇姿を見せて欲しい。
一方年代として今後関西・堅田と競うことになるだろう玉野光南・石塚も噂通り
この試合は全体的に疲れた感じの投球だったが、体格、フォーム、打撃センスいずれも大器

決勝は岡山東商・石坂、関西・渡邊の先発
関西は6回から水原に継投
岡山東商もエース人見を挟んで140`右腕・星野が最終回を投げた

マスカットスタジアムの売店で焼きソバを2パック食べて帰路についた
981球譜の旅人:2010/02/08(月) 23:05:49 ID:vCLPOAu20
市立川口 100 000 000 000-1 H8 E0
聖望学園 000 010 000 001*-2 H9 E3

春日部東 000 000 0-0 H2 E0
浦和学院 400 011 1*-7 H7 E0

関東大会出場の可能性の高いチームを事前に観ておくために埼玉へ
大宮公園駅から徒歩でも行けたが急いでいたのでタクシーで大宮球場へ

埼玉勢は春の関東大会王者・浦和学院を確実に抑えることを第一条件に
聖望学園も同時に観戦できるこの日に狙いを定めた。

聖望学園は転がして犠打で繋ぎ機動力を使って点をとる野球を秋からしていた
当然、完成度は高くなく、威圧感も怖さも正直感じられなかった
背番号18の右腕・瀧瀬は180pを超える長身でバランスのいいフォーム
将来的にはまだまだ伸びてくることを大きく期待させる球筋はそれでもまだ130`前半
エース番号を背負う小柄な永田のバネを効かした投球のほうが現時点ではまだ上
聖望学園の今後は四番・長友がどこまで成長してくるかに因るのかなという印象だった。
市立川口は背番号8の右横手・平山がリストの効いた速球で味のある投球を魅せた。

浦和学院は捕手の久保を筆頭に歴戦の跡を感じさせるプレーが多かった。
久保の捕手としての基礎能力はここまで見てきたチームで1番だと思った
エース右腕・阿部は綺麗なフォームから、上下の角度が魅力の好投手
カーブのコントロールが比較的安定しているので捕手冥利に尽きる投手という印象だった

大宮公園を満喫しながら大宮駅まで戻り、北に向かって進路をとった
982名無しさん@実況は実況板で:2010/02/09(火) 00:17:38 ID:0EJqQTNs0
球譜の旅人は、ちはやぶれ女王ではないだろうか。
これだけ全国を見て回っていれば、あれくらいの強気なレスができる
のもうなずける。地元しか知らないと思われるマイナーなチーム、
マイナーな選手もよく知っているしね。
それに、球譜の旅人ほどの詳しいレポートを読んで、あの女王が喰いつく
ことなくスルーするはずがないと思うからである。
妄想だったらスマソ。
983名無しさん@実況は実況板で:2010/02/09(火) 00:27:32 ID:BaYHXeDJ0
露骨な自演やめろ
薄ら寒いわ
984名無しさん@実況は実況板で:2010/02/09(火) 00:36:30 ID:oBlDYxsS0
球譜の旅人←こいつのレス全部読んでる奴居るの?
985名無しさん@実況は実況板で:2010/02/09(火) 03:01:28 ID:1JKeiRQC0
一応読んだぞ。どこにも大してネタねーし頭の片隅程度で
986名無しさん@実況は実況板で:2010/02/09(火) 16:02:18 ID:rfxeL5+50
球譜の旅人は嘘つきだろ
酉つけないところとか相変わらず
987名無しさん@実況は実況板で:2010/02/09(火) 20:12:50 ID:F0k3ZM3E0
しかし、ここ数日で急にスレ速度が遅くなったな
988名無しさん@実況は実況板で:2010/02/09(火) 20:14:48 ID:F0k3ZM3E0
と思ったら、新スレ立ってたのな
見逃してた、スマソ
989球譜の旅人:2010/02/09(火) 21:05:29 ID:Vb/ZBILO0
聖愛5-3日大山形
盛岡大附2-1金足農
光星学院9-0日大東北
古川学園4-3東日大昌平
専大北上8-7聖光学院

大宮から新幹線で八戸まで行き前泊、朝一の特急列車とタクシーで東北大会へ
東京大都大会と北海道大会の日程と各大会のトーナメントを睨みつつ悩んだが
春の全道大会で観戦した駒大苫小牧と北照が準決勝に残ったので青森行きを決定。
観たいチームと勝ちあがりの可能性をあれこれ考え、市営→県営→市営と梯子観戦を敢行
○ 市営の第一試合
日大山形は各選手が下半身を中心に逞しく、動きも機敏で鍛え抜かれている印象
主戦の右クォーター冨塚は完成度の高い投球を身につけていて
気迫の篭ったプレーで魅了する1番・長瀬を筆頭に上位打線の力量は東北大会屈指だった
下位打線に入る1年生コンビに変化球を溜めて打てる粘りが出れば申し分ないチーム
中盤まで劣勢だった聖愛は右腕・斉藤の活きのある直曲球が有効で
ショート笹森の好守などで凌ぎつつ、後半に巡ってきたチャンスを
大砲の大坂谷が、2死満塁カウント2-3からで冨塚が投じた直球打ち返し
中堅フェンス直撃の逆転3点適時打、両校とも甲子園で充分戦える力があった
○ 市営の第二試合
凄い1年生が複数入学していると噂になっていた金足農だがインフル禍
先発した6人の一年生の中で抜けていたのが、4番・関谷と右腕・秋山の2人
関谷はスケール感が漂う右のスラッガーで体躯の厚みは大学生に近い
先発した秋山も球の軌道が少々荒れるものの135`前後の直球は力感に溢れていた
選手個々の力は金足農に分があったが勝ったのは盛岡大附
先発した左腕・高藤は「オリャー!!」と絶叫しながら
曲がり方が奇妙なカーブを効果的に使って金足農にタイミングを取らせなかった。
○ 県営の第二試合
満塁ホームランを打ったのは光星学院の3番・金山
強風に押されてフェンスを越えた感じだったが、自分のポイントでしっかり振れていた。
8点差をつけられた日大東北は投手も野手も覇気が消え敗者のオーラ100%
目的の選手の1人である光星学院の大浴投手はベンチで先発は1年生の秋田
コールド試合が見えた最終の7回にやっと大浴が1イニングだけ登板
7割程度の力感で140`近い速球がくる、確かに東北地区有数の右腕だった。
光星学院は守備の連携がやや解れ気味で、打者も状態が無為に突っ込むタイプが多かった。
○ 県営の第三試合
私学2強に食傷気味の県内一派からデカイ期待を背負った古川学園
快速左腕・氏家の角度と切れを兼ね備えた直球は本物。
万全の状態ではないとの状態での最速は135`位だったが風格は充分だった。
東日大昌平は夏の聖光学院との決勝戦を映像で見て是非とも観たかったチーム
主戦のズングリ左腕・引地が緩いカーブを交えたハイテンポな投球
守備力や野手の肩の強さは東日大昌平が一枚上
古川学園の右腕・菅原も観たかったがブルペン姿だけ拝んで市営に移動
○ 市営の第三試合
聖光学院の主戦は血統書付きの大型右腕・芳賀(1年)
豪快に振ってくる右腕から放たれる140`台のストレートは見てて気持ちいい
春の東北大会で投げていた好投手・遠藤を押し退けての背番号1は将来性を期待してか。
専大北上にとって7点差ビハインドも、先の日大東北と違って気合が漲っていた。
6回に7安打を集中して5点を返し、続く7回も芳賀を継投した歳内を攻めたて同点
聖光学院が遠藤をマウンドに送った直後に犠牲フライでとうとう逆転
絵に書いたような逆転劇に球場のざわめきはしばらく止まなかった。
専大北上の日山、佐々木を核にした打線は東北地区でも有数の迫力があった。
聖光学院は緩急を使いきれない芳賀の単調さに漬け込まれ、勢いに呑み込まれたが
遠藤、芳賀、歳内と、出てきた投手陣のスペックの高さはこの日見た中でも一番だった。

人の群れがみんな無口な青森駅を立ち、その日のうちに八重洲へ向かった
990球譜の旅人:2010/02/09(火) 21:37:15 ID:Vb/ZBILO0
二松学舎大付 000 002-2 H4 E4
帝     京 00 180 *-H9 E0

明大中野八王子 001 010 100-3 H4 E0
東 海 大 高 輪 台 000 020 000-2 H3 E1

日大鶴ヶ丘 002 000 002-4 H4 E1
日  大  三 210 000 02*-5 H8 E1

都大会を観戦するため電車を乗り継いで江戸川球場(中堅118両翼90)へ
当初、東京観戦は「準優勝チームを観る」ことが目的だったが
都大会は帝京、日大三、早稲田実が片側に寄って、反対側の決勝進出が掴めなかったため
どうせなら帝京と日大三が同時に拝めるということでこの日この球場を選択

スタメンに1年生が7名並ぶ二松学舎大付は右下手からインステップさせてくる鈴木が先発
帝京打線は悪く言えば中盤まで打ちあぐね
よく言えば球数を投げさせ四球を多く選びゴロ打ちに徹していた
4回にセンター返しの連打に足を絡めて相手投手をKO
リリーフした直球が130`前半位の左腕・村田(179p)から長打4本で一気に突き放した
投手は伊藤、山崎の継投で、山崎の胸の張ったダイナミックな投球が目立った
二松学舎大付は最後に4連打で伊藤を引き摺り下ろした粘りが素晴らしかった

明大中野八王子のエースで4番の古屋が辛抱強く投げて投手戦を制した
3番の松本にはパンチ力があり、5番の上西もよく振れていた
東海大高輪台は初めて観るチームだったが
左腕・神沼、右腕・長谷川の長身コンビの能力が高く、全体的にも大型チームの部類
打線にガンガン振ってくる打者が一人居れば面白いのではないかと思った

日大鶴ヶ丘は全国で戦うにはまだ厳しい戦力だったが
左腕岡崎を盛り立てて日大三を簡単には勝たせなかったのは御見事でした。
日大三は熊坂、吉澤の継投で、吉澤は直球で兎に角押し切った投球内容
打線は初球から確実にミートしてくる高山とこの日4打数4安打の横尾が目立った
テイクバックに無駄なく広角に捉えてくる技術力の高さは全国レベルで上級クラス
逆に平岩、山崎の上級生がタイミングをずらされ、打撃フォームも不安定だった

帝京と日大三人気か、江戸川区野球場は満員状態
女子中学生の団体が帝京に熱を入れていたキャーキャー騒ぎ、提灯爺様も元気だった
東京駅で遂にフカヒレラーメンを食べて帰路についた
991球譜の旅人
智弁和歌山 001 000 6-7 H11 E0
野     洲 000 000 0-0 H2 E1

立命館宇治 000 010 014-6 H15 E0
東海大仰星 000 000 001-1 H5 E1

関西中央 000 000 0-0 H1 E3
大阪桐蔭 060 120 *-9 H10 E0

近畿大会を見るために琵琶湖の西方・皇子山球場(中堅122両翼100)へ
売店が無いのだけが惜しい立派なグレードの球場に和歌山関係者は羨ましそうだった

野洲は右横手の主戦・沢が120`後半の直球にスラを混ぜて粘った
6回終了時点で味方のエラーから失点した1点のみに抑えた
智弁和歌山打線は横手からのスラにタイミングを合わせつつもミートミスが多かった
6回まで4安打だったが、7回に下位打線にエンドランを絡ませて好機を拡げ
城山が貴重な適時打で追加点を奪うと、甲子園で何度となくみた集中打でコールドを決めた
智弁和歌山打線の中で一番高いセンスと技術を見せたのは1番城山
右打席から左の腰を巧く投球に合わせることが出来る稀有な打者だった
西川はまだ左手の押し込みが使えきれない不十分な状態
打ちあぐねたとはいえ、昨秋金光大阪に破れた時と比べればレベル的には一段上で怖さがある

試合途中で大雨に襲われた中で徹底して低い打球を
意識だけでなく技術で打ち続けてきた立命館宇治の意識の高さが印象に残った
バットの軌道の取り方やタイミングの合わせ方など上位下位関係なく鍛えられ
大垣日大や関西あたりと、タイプ的、力量的に近い打線だった
大きなカーブが武器の川部を含め、卯滝監督の手腕でどうにでも伸びてきそうだった
その立命館宇治に8回で13安打を打たれながら
失点2で抑え続けた東海大仰星のバッテリーも見事で、特に捕手・田上の存在感が光った

関西中央は途中から魂が抜けた感じで、近畿大会の出てくるチームとしては去年の桜井級で残念
大阪桐蔭は福本から山中の継投で、福本は球速が130`に届く程度でバランスが微妙
春の福岡遠征で観たときには135`近く出て勢いもあっただけに、やや不完全
それでも長いリーチからうねらせてくる変化球は一定レベ以上の打線でないと厳しい
シートノックはポロポロしていたが、肩、フットワーク、フォーメーションは◎
打線については、パンチ力が歴代チームには及ばないのは確かだが
ボールの捉え方はしっかりしており
相手投手攻略に対するチームでの方針を、打線全体で具体化できる柔軟性がある
智弁和歌山とは違った色の実戦的な打線だったと思う

琵琶湖を北上し、雨雲で一面真っ黒な北の空を見ながら日本海へ向かった