>>579 捕球できなかったとき、走者が塁にいてプレー続行中の場合は
選手が自分で拾わなければならないが、プレー停止状態のときや
すぐそこに球が落ちてる場合は審判に新しいボールを頼むより、
自分で拾ったほうがいい場合もあるだろう。
雨で球が濡れた場合は、泥みたいになった土が付着するとプレーに
支障を来たすから、審判が新しいボールを渡すことが増えるけどね。
それと、捕手がここまで考慮しているかは不明だが……
審判がストックしている球が、それまで試合で使っていないボールだと
投げるときに結構ツルッと滑り、投手の指に馴染まないことがある。
この結果、投手が球を投げるときにすっぽ抜けたり、あるいは変化球に
きっちりと回転がかけられなかったりすることがあるという。
もしそんな中途半端な球が、大事な場面でど真ん中に行ってしまったら…?
それを嫌がる捕手が、審判の渡すボールより、既に試合に出た球を
使い続けたい――なんて思惑から拾いにいくこともあるかもしれない。
それを知ってる審判員は、新しいボールより既に使ったボールを
ストックから渡す場合もあるみたいだけどね。