この前、ザイ・マジェスティの新譜を買おうと思ってCD屋に行った。
実はCDの現物を見るまで新譜のタイトルを知らなかったが、
新譜のタイトルは「ヘイスティングス1066」となっていた。
これはもう間違いなく1066年のヘイスティングスの戦いのことを
歌ってるんだろうなと思って聞いてみたら、やっぱりそうだった。
これは一つの例だが、ヨーロッパ人によるメタルは
歴史とか宗教とかクラシックとか伝統文化に根ざした歌詞やジャケットが多い。
そういうのを語っていこうと。
ヘイスティングスの戦い
11世紀までのイギリスというのは、当時のヨーロッパ世界では
事実上、辺境国家で、取るに足らない国だった。
しかし、現在は国連の常任理事国に名を連ねるような一級国家だ。
で、イギリスが現在のような繁栄を築くきっかけは何だったのかと
さかのぼっていくと、1066年のヘイスティングスの戦いにぶち当たる。
イギリスは、ローマ帝国時代にはハドリアヌスの城壁が築かれたり、
民族大移動のときにはアングル人やサクソン人が移動したりして
歴史の舞台に出てこなかったわけではなかった。しかし、お世辞にも世界史の
「表舞台」には出てこなかった。
9世紀になって、いわゆる北欧のバイキングが南進して中欧をかき回すんだが
その中のデーン人は当時のイギリス諸侯を駆逐してイギリスを支配する。
また、セーヌ川あたりに住み着いたデーン人の脅威に絶えずさらされていた
西フランク王国は彼らに領地を与えた。これがノルマンディー公国だ。
デーン人はスカンジナビア半島南部とユトランド半島も支配し、
これが世界史におけるデンマークの最大の栄光になった。
でも栄光の時代は長く続かない。デーン人によるイギリス支配はすぐ終わって
再びアングロ・サクソンのエドワード懺悔王が即位した。
こいつはノルマンディー(仏)育ちで、イギリスの王なのにノルマンディーの
人間を重用していろいろ反感を買った。このエドワードが1066年に世継ぎを
指名せずに死んだため、これに乗じて英ウェセックス伯が王と称してイギリスを支配
しようとした。このとき、嘘か本当か知らないが、ノルマンディーのウィリアムが
「俺はエドワードの遠縁で王の後継指名を受けた」と言って
イギリスに大軍を送って乗り込み、ウェセックス伯をたたきのめした。
これがヘイスティングスの戦い。
3 :
('〜`;)ノもんもん ◆QTz1/AAwwQ :02/11/14 06:23 ID:B5eXwgWj
他に何がある?
このヘイスティングスの戦いは世界史の上でなぜ重要になったかというと、
その後のウィリアムの統治の仕方がイギリス繁栄の基礎を作ったからだ。
ウィリアムはノルマンディーの人間なので、ノルマンディーの政治文化を
イギリスに持ち込んだ。イギリスは古代ゲルマンの未熟な法秩序が残っていて
個人の身分も明確ではなかった。そこで、ウィリアムは豊臣秀吉の太閤検地
みたいなことをやって個人の地位を固定化させるとともに、全国の臣下に
国王に対する忠誠を誓わせた。これを「ソールズベリーの誓い」という。
ユーライア・ヒープのあの「ソールズベリー」だね。
要するにウィリアムはイギリスを大陸並みの封建社会にしたということだ。
これでイギリスは国王を中心とする中央集権国家となって
(当時のヨーロッパの)先進文明国の仲間入りをする。
俺は雑誌や公式サイトを見てないから、ザイ・マジェスティが
どういう意図でこの戦いを取り上げたのかは知らないが、
数ある歴史的戦いのうちでは重要な部類に入るのは間違いない。
あと、日本盤の解説に書いてある「史実」は何をもとに書いたのか
分からないが、ハロルドを後継に指名した、というのは断言できるほど
明らかになっていないのではないかと思う。
レスしたいが、自分も忙しい。
時間を見つけた時にじっくりと。
但し完璧な理系なので、歴史には詳しくない。ではいずれまた。
アイアン・メイデンの「インヴェイジョン」「トルーパー」
ランニング・ワイルドの「ウォータールーの戦い」
等々・・・、諸に歴史学を題材にした物もあるが、
キリスト教文化圏直結の現在のポップ/ロック、当然メタルは
所謂クラシック=(キリスト教)宗教音楽の子孫であって
その文化、歴史観の影響が計り知れないのは当然と言えば当然。
因みに現代の歴史だけ見た場合、80年代のアメリカ産メタルで
冷戦をテーマにしたものは多い。
SDI、IMF等々もはや歴史用語。
勿論、欧米問わず第二次大戦を扱ったものも多い。
Grave DiggerのKnights of the crossはけっこう有名だよな。
アイアン・メイデンはネタがありすぎるので省略するが、
ランニング・ワイルドの「ウォータールーの戦い」はそのうち出るだろうと思ったら
すぐ出てしまった。破廉恥氏どうも。
世界史では通常「ワーテルローの戦い」と呼ばれるが、これは
ヘースティングスの戦いよりもっと有名だろう。
エルバ島に流されていたナポレオンが脱出して再びヨーロッパで
天下を取ろうとするが、1815年にベルギーのワーテルローで
英ウェリントンの軍に破れる。ナポレオンはこの敗戦でアフリカの
セントヘレナに流され、熱狂的に支持された史上稀代の英雄は
歴史から完全に抹殺される。
この戦いはいろんな意味で非常に有名で、たとえば
・兵力の劣るウェリントンが大軍率いるナポレオンに勝った
・ナポレオンの悪あがき(日本的に言えば盛者必衰の理)
・ヨーロッパ最大の英雄の無様な最後
など、意味づけしようと思えば何でもできる。
少数の兵力で勝った英のウェリントンは全ヨーロッパ的にも有名で、
ベートーベンは「ウェリントンの勝利」(戦争交響曲)という曲を書いている。
これはワーテルローの戦いの曲ではないけどね。
イギリスはワーテルローで負ければイギリス国債の価値が暴落するので
何としても勝ちたい戦争だった。イギリス経済に頼っている他の国も同じ。
だからこの戦争はどっちが勝とうと歴史が大きく動くのは間違いない戦争だった。
建国間もないアメリカも当初はイギリス経済に頼っていたからね。
というわけで「運命を決する戦い(挑戦)」などという意味で
比喩的に使われることがある。
それがABBAの「恋のウォータールー」だ。ABBAの初の世界的ヒット。
グレイブ・ディガーの最新作「ザ・グレイブ・ディガー」の中に「レイブン」という曲がある。
この曲の歌詞の中にLeonoreという名前が突然出てくる。
日本盤で訳詞をしている金子みちるという人はこれを「レオノール」と訳しているが、
この方はクラシックに関する知識がないようだ。
多少音楽に興味のある人なら、Leonoreが「レオノーレ」であることくらい
すぐ分かるはずだ。仮に金子氏がレオノーレを知らなかったにせよ、
歌詞の中に突然現れる固有名詞について、ちょっと調べてみようという気は
起きなかったのだろうか。
レオノーレとはベートーベンが作曲した唯一の歌劇「フィデリオ」に出てくる
登場人物の名前で、レオノーレ序曲というのもある。もちろん有名曲だ。
グレイブ・ディガーがなぜこのレオノーレを歌詞の中に用いたかというと、
歌劇「フィデリオ」の中でレオノーレという人物が取った行動にヒントがある。
詳しいあらすじは省略するが、妻レオノーレが不当に刑務所に囚われている夫の
フロレスタンを救出し、不当な弾圧をしていた刑務所長を告発するという内容だ。
妻が夫を助け、悪代官をやっつけるという庶民ウケする話だが、
この話の中でレオノーレは、刑務所長の命令で夫の墓穴を掘ることを命令される。
で、実際に墓穴を掘る。つまり、レオノーレは墓堀人、グレイブ・ディガーだ。
「レイブン」という曲の主人公は、助けに来てくれるはずだったレオノーレを
失って絶望の中にいる。レオノーレがグレイブ・ディガーというバンドを意味するなら
主人公はメタル・ファンという解釈もできる。メタル・ファンを絶望から解放するのは
グレイブ・ディガーであるという自信の現れかも知れない。
もちろん違う意味かも知れないしダブル・ミーニングかも知れない。
解釈の仕方は聞き手の自由に任せているのかも。
凄いな
凄いオナスレだな。
Grave DiggerのTunes of Warあたりをやってほすい。
サヴァタージがボスニア紛争を扱っていた事があるな。
あとドリアン・グレイの名を出していた歌もあったな。
興味深いが今長文が書けない。誰か代わりに解説してくれたらありがたい。
日本では昔から、黒猫やカラスなどがやがて来るべき不幸の象徴として
忌み嫌われているように、ヨーロッパやアメリカでもいろいろな動植物や物が
さまざまな象徴として共通のイメージを醸成している。
たとえば、ジミ・ヘンドリクスの「フォクシー・レディー」は
「キツネっぽい顔をした女」などと解釈する西洋人はいないだろう。
それは西洋人の中に、キツネ=狡猾で好色という、キツネにとっては
あまりよろしくない共通認識があるからで、フォクシーという言葉から、
西洋人はどういう人柄のレディーなのかを想像することができる。
どんな事象にどんなイメージや象徴があるか、というのは
そのイメージを共有する集団の文化によって大きく変わる。
逆に言えば、ある物に対してどういうイメージを持つかが分かれば
その人の文化的背景が分かってしまう。
ストームウィンドのアルバムには2回続けてセイウチが登場するが、
バイキング時代の北欧ではセイウチの牙が高貴な物として扱われていた。
ジャケットにセイウチを使うのは、自分たちがやっている音楽に対する
自信の表れと思われる。北欧人はあのセイウチを見て「なんか良さそう」
と思うのかもしれない。
で、ヘビーメタル、ハードロックで、やたらとりあげられる動物のひとつに
イーグル=鷲がある。実在しない動物を含めるとドラゴンが多く使われているかも
しれないがそれはさておき、イーグルのイメージを追っていくと面白いことが分かる。
イーグルが出てくる曲を適当に挙げてみると
Where Eagles Dare/IRON MAIDEN
Flight Of Icarus/IRON MAIDEN
Eagle Fly Free/HELLOWEEN
Bird Of Pray/URIAH HEEP
Metal Soldiers/RIOT
Wings Of Serenity/FALCONER
Eagle/GAMMA RAY
ジューダス・プリーストの「復讐の叫び」、ヨーロッパの「明日への翼」
プライマル・フィアのジャケットはイーグルだ。
あまり関係ないがロブ・ロックはアバの「イーグル」をカバーしている。
ストラトバリウスの新曲は「イーグルハート」らしい。
ヨーロッパ社会で、イーグル=鷲はどういうイメージで描かれるか。
これはキリスト教におけるイメージと、古代北欧(ゲルマン)のイメージ、
それに加えて表象としての鷲の歴史的変遷を考える必要がある。
キリスト教に限らず、鷲のイメージはどの地域や文化でも
おおむね肯定的だ。ライオンが「百獣の王」と呼ばれるのと同じように
鷲は「百鳥の王」とされる。したがって「王者の風格」という
イメージができる。なぜ鷲が王者かというと、他の鳥に比べて圧倒的に高く
飛翔することができるのと、物理的に大きいのと、見た目が勇ましいということ
のようだ。天高く飛べるというのはキリストの昇天に例えられるらしく、
ここから「正義」のイメージができる。俺はよく知らないが鷲は定期的に羽毛が
生えかわるようで、そこから「新生」とか「復活」というイメージも出てくるようだ。
不死鳥(フェニックス)のモデルは鷲。「火の鳥」(ファイアバード)も鷲。
イエスのライブはいつもイントロがストラビンスキーの「火の鳥」ですね。
ヨーロッパでは、キリスト教がゲルマン民族に伝えられる以前からこうした
イメージはあったようで、西ゴート族が特に鷲を好んで用いていたらしい。
興味を引くのは、中世から近代にかけて、こうしたイメージとは
別のイメージができあがるというところ。
鷲やライオンは貴族が紋章の中に入れる図象として人気があった。
当然のことながら、「王者の風格」とか「正義」などという
イメージがある鷲は多くの貴族に用いられたが、その中にハプスブルグ家があった。
ハプスブルグ家は、ドイツの母体である神聖ローマ帝国を統治していた。
他のヨーロッパ諸国は政変などで次々と王朝が変わっていくのに対して、
神聖ローマ帝国は500年以上の長期にわたってハプスブルグ家が皇帝を出していた。
大空位時代後の1273年から1806年まで、ハンガリーでは1918年までハプスブルグ家が
支配するが、この間にフランスはカペー朝、ヴァロワ朝、ブルボン朝と変わる。
イギリスではプランタジネット朝、ランカスター朝、ヨーク朝、テューダー朝、
スチュアート朝、ハノーバー(ウィンザー)朝と変わる。
長く支配が続くと次第に、ドイツ=ハプスブルグ家=鷲の紋章、という図式ができて
鷲=ドイツというイメージができる。サッカーのドイツ・ナショナル・チームの
胸には今でも鷲のマークがついている。
ここでハロウィンの「イーグル・フライ・フリー」だ。それまでアクセプトとか
ジャーマン・スラッシュを聞いていたヘビーメタル・ファンのドイツ人が、
神秘的でミステリアスなジャケットに包まれた「守護神伝1」を聞いて
新しいサウンドの息吹を感じ取り、「守護神伝2」のオープニングで
「イーグル・フライ・フリー」を聞かされると、ドイツ人としての
心の琴線を揺さぶったことは想像に難くない。
ワーグナーみたいに、やたらコンセプト盤とかロック・オペラを作って
音楽と詩とジャケットの融合を試みたがるドイツ人だから、「守護神伝」は
その作品形態だけでもかなり好感を持たれたはずだ。したがって2枚目にあたる
「守護神伝2」は聞かれる前から相当の期待をもたれている。
そのうえで、オープニングであの曲なのだ。
マイナー・コードで入り、サビになるとメジャーに変わり、すぐに
分かりやすいタイトルが歌われる。旋律の最も高い点がサビにある。
詩はとても前向きだ。イーグルとは俺たちのことだ、と感じた若者が
自分もこういうロックをやりたいと思ってバンドを組んで、
デビューしてきたのがエドガイとかハンマーフォールといった連中だろうな。
ハンマーフォールはドイツ人ではないが、文化的背景は同じだ。
現在のヨーロッパのメロディック・メタルのルーツがハロウィンの「守護神伝」にあり
「イーグル・フライ・フリー」が特に人気が高いというのは文化的な必然性がある。
もちろん他の曲も含めた「守護神伝」の質が優れていたというのが一番大きいが。
>>12 基地外氏
後日ということで。
>>13 名無し氏
「デッド・ウィンター・デッド」と思います。
そのものずばり「ドリアン・グレイ」というバンドもいた。ドイツだった。
オスカー・ワイルドなのは間違いないでしょう。
ザイ・マジェスティーのジャケット(の右側)は「バイユーのタペストリー」で、
ヘイスティングスの戦いが描かれた国宝級の文化遺産。
斧を持っているのがイギリス側、楯と槍を持っているのがノルマンディー側。
きっと読んだら面白いんだろうが長くて嫌
時間が出来たらヴァイキングや北欧神話について語りたい
ヴァイキングメタル好きなんで
22 :
名無しさんのみボーナストラック収録:02/11/29 00:26 ID:4I3BboMh
落とすにゃ惜しいからあげとくわ。
>>21 俺も好きなので書いてくだされ。
俺は宗教対立に非常に興味があるが、宗教板へ逝けって結論になってしまおうな。
むしろスレタイの「文化」にちなんで、メタルが内包する差別意識に
ついて皆で語りあいたいところだが、このスレ食いつき悪いからなあ・・・
非常に面白いテーマなんだが確かに読むのは大変ですね。
続き読みたいんで、ぜひ個人HPを作っていただいて、
そこで連載するってのはいかがでしょうか?
>>1
24 :
名無しさんのみボーナストラック収録:02/11/29 06:30 ID:K3rwOMKY
メタルファンの”病理”について分析したい。
例えば2ちゃんねるで”女”を売りにする固定が
何故突然”暴力”を売りにする男固定を自演せずにはいられないか、
そして両者とも継続できないのは何故か、とか。
スレタイには「〜ヘヴィメタル」と入れてほしかった…
利家とまつもハゲ堂だそうでつ。
316 : ◆BKSTYXumw6 :02/11/27 02:31 ID:???
この板ではつい最近、あまりにも馴れ合いの度合いがひどいということで、
馴れ合いをしているコテハンを非難するスレが立った。
そこでやり玉に挙げられたコテハンは結局、別の場所で馴れ合いをすることになって、やり玉に挙げた側としては
メタル板から特定のコテハンを追い出すことができた、ということになった。追い出した側の論理は、
「ここはメタル板だからメタル以外のことを話したければ他でやれ」とか、
「レスしている当事者だけにしか楽しめないような私的なことをわざわざ多数の人が見る場所でやるな」とかいうものだった。
しかし、ひるがえって人生相談スレを見てみると、話している内容はメタルとはおよそ関係ないことがほとんどで、
さらに内容は超個人的なことになっている。馴れ合いスレと人生相談スレは基本的に板違いで、
他にふさわしい板が存在するという点でも同じだ。ではなぜ馴れ合いスレはボロクソに叩かれて、人生相談スレの方は
「良識あるレスの多いスレ」などと言われてしまうのかというと、人生相談スレには「一般的に見て」良識ある心優しい親身のレスが
たくさんあるように見える。だから「良識ある人」はそれらのレスに感動してしまい、人生相談スレと馴れ合いスレが基本的に同じ性質である
つまり、同一の基準に照らしてメタル板から排除されるべきスレである)
ことを忘れる(あるいは無意識に無視しようとする)。
他人に適用した論理は自分にも適用しなければ公平でないということだ。人生相談スレにレスするようなヤツに良識があるのか、というレスに対して
「それは君が小難しいレスを理解できない厨だからだろ?」
というレスを返すのは相手を甘く見過ぎだいわんや「いいスレだ」などと反応してしまうのは
「あなた何か根本的なことを間違っていませんか」と。
>294とか
>>305はそういうことが言いたかったんじゃないか。相手から厨扱いされればまともに議論する気も起きないだろう。
320 :名無しさんのみボーナストラック収録 :02/11/29 06:49 ID:???
>>316 貴様自分はそれが判ってると
うぬぼれてるならオナニースレたてんなよ!醜悪すぎ!
http://music.2ch.net/test/read.cgi/hrhm/1037222441/l50
>24
>26
おばちゃん、こっちにメールしてちょ
[email protected] つーか何度もアドレス書かさないでくれ
>STYX
今日も久々のアクセスで、多忙故
プリントアウトして拝読させてもらうわ
アホやから、ネタも振れんで申し訳ないが
これがうわさのおばちゃんですか
(((((((; ゚Д゚)))))))ガクガクブルブル
菫は自分のことさんざん”おばちゃん”って言ってたのにな?
菫って独身?
幸福な人生を愛する男と送っている女を許せないっ
つー怨念は怖い
30 :
名無しさんのみボーナストラック収録:02/11/30 12:53 ID:/LkRzIZb
とりあえずフランス革命はマノウォーを聞きながら勉強しろってことか。
>>1 メール欄凝ってますね
久々に笑わせてもらいました
>29
私もええ歳こいてますからおばちゃんですね(w
しかしですね、自ら既婚者であり私よりも随分年上ってのを暴露したかったんすか?
それに、貴女が幸福な人生送ってるとは思えんけど(合掌
>STYXさん
ここの板でも昔、一度訊ねられた事があるんですが
インペリテリの『スタンド・イン・ライン』に入ってる"ホワイト&パーフェクト"、
あれ、何であんな歌詞なんでしょうか。
もともと人種差別の話してるスレで、話題になったんです。
「曲名からキてるな」とかいうレス貰いました(w
特定の誰かを中傷しているようにも取れるんですが、
レインボーかどっかのバンドの歌詞にもあったとか、そういう話で盛り上がったんです。
曲は悪いと思わないけど、ちょっとこれヤバイんじゃないのと受け取れる内容です。
また、思い出した時にでも、知恵をお貸し下さい。
保守
保守
>すみれっち
ボネットの歌詞は、モナムルもJet to Jetもつっこむとヤバイので、
勘弁して〜。誤解されやすいというか、天然なんだか(笑)。
いや、White and Perfectにしてもその後の英国の衰退を見れば、
逆説的というかアイロニカルに捉えた方が良いと思うんだけど。
>>15 スレイヤーも鷹のデザインつかってましたよね
勉強になります
>>29 人に喧嘩を売るような事は書かないように
>>32 幸せかどうかは本人が決める事
煽られてるようですが、
貴女を幸せとは思えないなんて
自分が言われたらどうですか?
>基地外さん
グラハム、常習犯だったんですか(笑
どうも私には確信犯に思えたり(苦笑
彼なりの、その皮肉と思えば良いのですね!
ああいったダイレクトな表現に慣れてないので、ちょっと気になってたんですよ〜
おおきにです(^^)
>36さん
よく煽られるんですわー
仰せの通りですが、『菫も幸せとは思えない』って云われても
それも、"仰せの通り"としか思えないですし、実際その通りだったりして(苦笑
正直で期待を裏切るようなレス、ごめんなさい。
(*.*)
39 :
36:02/12/04 17:42 ID:???
>>37 何も期待してないので別にいいですが
貴方が言われても平気な事が他の人には不快に感じる場合もあります。
ちょっときつい言い方かもしれませんが、
貴方が不幸だからといっても、他の人に
貴方が幸せだと思えないと言って良い事だとは思えません。
煽ってくる人も人間ですので、無視するか、
レスする場合は言葉に気をつけたほうがよいかもしれません。
レスしてしまうと相手を焚き付けてしまう事がほとんどではないでしょうか。
スレ汚しして申し訳ありません
ヨーロッパ人が特定の鳥に関して特別な意味を感じるのは
イーグル=鷲だけではありません。ハトが平和の象徴であるのは
世界共通になりつつあります。カササギは泥棒という
悪いイメージがありますが、これはロッシーニの
歌劇「どろぼうかささぎ」で有名です。余談ですが
ロッシーニの歌劇はいつも序曲だけがハイライトという
不運な作品が多い。
ヘビーメタルを聞く上で、イーグルとともに覚えておいた方がいい
鳥に、レイブン=大カラスがあります。
レイブンはそのままバンド名にもなっていますが
ヘビーメタル・バンドのアルバム・ジャケットにもよく登場します。
たとえばグレイブ・ディガーの「ザ・グレイブ・ディガー」
ファルコナー「ファルコナー」
ユーライア・ヒープ「フォールン・エンジェル」
成毛滋とつのだひろが組んだ日本のストロベリー・パスも
1971年の唯一のアルバムが「大烏が地球にやってきた日」というタイトルです。
大ガラスのイメージはイーグルと違って非常にネガティブです。
大ガラスは「不幸をもたらす鳥」というイメージが多く、
それゆえに「死を告げる鳥」という意味が出てきます。
このあたりは日本も似たようなイメージがあります。
また、転じて「未来の運命を知る鳥」となります。
北欧神話では大ガラスがオーディンに仕え、地上の出来事を
オーディンに報告します。
カラスは動物や人間の屍を食べることから、キリスト教では
悪魔の象徴でもあります。
したがって、大ガラスは神、あるいはそれに準ずる存在とともに
描かれることが多く、先の例で言うと、グレイブ・ディガーや
ユーライア・ヒープのジャケットではその通りになっています。
つまり、ファルコナーのジャケットで馬に乗っているのは
人間ではなく神です。
ラプソディーのギタリスト、ルカ・トゥリッリのソロ・アルバムを聞きましたが、
相変わらず大仰で管弦楽も合唱も生音で良かったですね。
アルバムを通して語られる物語のコンセプトはルカ・トゥリッリが
考えたと思われますが、ゼフィアーはおそらくゼファーを意識しているでしょう。
アエニグマは多分エニグマでしょう。
このアルバムの最後の曲の歌詞にラテン語が出てきます。日本盤を買ったので
歌詞対訳もついているのですが、訳者さんはこの部分を
訳していません。意味は調べれば簡単に分かりますが
おそらく他人が訳したラテン語をそのまま載せるのは
したくなかったのだと思われます。
「Requiem 〜」で始まるこの一節は、キリスト教のミサで使われる
典礼音楽、儀式のための音楽、の詩です。
メロディーは同じだとは限りません。というより、
違うことの方が多いでしょう。
モーツァルトやフォーレ、ベルリオーズらが「レクイエム」を作曲
していますが、歌詞は同じで、曲が違うだけです。
キリスト教ではさまざまなイベントごとに儀式(ミサ)があって、
そのときに聖職者が使う言葉(祈祷文)も決まっています。
ルカ・トゥリッリが使ったこの一節もミサで使われる言葉で、
日本で言うと葬式などで坊さんが唱えるお経みたいなものです。
簡単に意味を書くと、「主よ、永遠の休息を彼らに与え給え、
絶えざる光を彼らに照らし給え」となります。
「主」とはDomineです。これはバンド名になっています。
ルカ・トゥリッリはイタリア出身ですが、イタリアはラテン民族の国であり、
ドイツと違って宗教はカトリックが多数を占めます。
キリスト教の国々では、小学校に入ったくらいから
子どもが日曜日に教会へ行って、いろんな儀式を見聞きするわけですが
カトリックでは、司祭(Priest)が言ったラテン語の言葉に対して
参加者がラテン語の定型文を唱えるという次第があります。
俺も小学生のころ似たような経験をしたことがありますが、
俺の場合は行った教会が英国国教会系だったので、多少いい加減なところがあって
牧師さんに応答するときは聖書を見てもいいし(つまりカンニングをしてもいい)、
応える言葉も日本語でした。中学生以降は教会にまったく行かなくなりました。
しかし、ルカ・トゥリッリの住むイタリアはカトリックで、
プロテスタントに比べてやたら正統性や厳格性を重視するので
イタリアの子どもは母国語でもないラテン語の定型文を九九のように
暗記させられます。したがってルカ・トゥリッリはあの一節を
すらすらと言えるはずです。どういうときにこの一節が使われるかも
十分知っているはずです。
ルカ・トゥリッリがイタリア人であることを認識させられる詩ですね。
これに対してブラインド・ガーディアンの最新シングル(アルバムじゃないよ)
は、ブラインド・ガーディアンのドイツ人(ゲルマン民族)としての
アイデンティティーが強く出たシングルです。
あのシングルのジャケットには額縁のような「枠」が描かれています。
このような枠はブラック・サバスの「TYR」やシン・リジーの「サギ師ジョニー」
スカイクラッドの「トラックス・フロム〜」にも出てきますが
これは、ゲルマン民族が北欧あたりから南へ大移動をするまえ、
アルプス山脈以北に広く住んでいたケルト民族の伝統的な文様です。
この、ひもを複雑にからませたような文様は、ケルト民族の思想を
表していると言われています。この「ひも」をずっとたどっていくと
「ひも」の始まりと終わりがないことに気がつきます。
一筆書きのように一本のひもがつながっているということです。
これがケルト民族の「輪廻転生」、すべてのものは死んだらまた何かに
生まれ変わる、という終わりのない世界観を表すと言います。
現在では、ケルト民族と言えばアイルランドやフランスのノルマンディー地方
だけに存在していると思われがちですが、かつて住んでいた
ドイツや北欧にもその文化が残っています。
あまりメジャーではありませんが、セントアーの「ゴッド・コンプレックス」や
ウィザード(ドイツ)の「ヘッド・オブ・ザ・デシーバー」の石柱にも
その文様があります。切断した首のすぐ下にそういう石柱があるのは意味深です。
何度も例に出して申し訳ないがファルコナーのファーストのCDレーベル面もそうです。
ブラインド・ガーディアンのシングルの中面を見てみると、
背景のイラストはギリシャ彫刻です。過去への憧憬が深い
(過去の世界を美化して見たがる)ドイツ・ロマン主義の影響と思われます。
さらに、歌詞を書いてある文字はまぎれもなくルーン文字のフォントを
使っています。ブラック・サバスの「TYR」もルーン文字ですね。
セリオンの「シークレット・オブ・ルーンズ」は北欧神話がテーマです。
ブラインド・ガーディアンに関しては、音を聞く前から
これだけ徹底的にアイデンティティーを示されると俺も笑ってしまいます。
同時に、サウンドに大きな変化はないという推測ができ、
安心して聞けるとも言えます。ハロウィンの「カメレオン」は、
ジャケットにそれまでの作品と大きく異なる路線を選択していたという点が
サウンドにも反映されていたと思います。
ルカ・トゥリッリもブラインド・ガーディアンもサウンドは同じ方向を
指向していると思いますが、文化背景が違うといろんなところに
その影響が出てくるもんですね。
話は前後しますが、ミサの中で重要なのは「復活祭のミサ」と
「死者のためのミサ」で、ルカ・トゥリッリが使った一節は
「死者のためのミサ」で使われます。レクイエムの正式名称は
「死者のためのミサ曲」です。そのミサにもミサ参加者の合唱がありますが、
最も有名なのが「怒りの日」(ディーズ・イレ)です。
特にグレゴリオ聖歌が有名です。
モーツァルトの遺作は「レクイエム」ですが、これは未完成です。
どのあたりで絶筆になっているかというと「ディーズ・イレ」の途中です。
「ディーズ・イレ」は19編あって、モーツァルトは18番目までで
終わっていますが、その18番目は「涙の日」と呼ばれます。
このへんはモーツァルトの死に関する神秘性を増幅させています。
ミサ曲ではありませんが、葬儀のときによく歌われる曲に
モテト「深き淵より」(デ・プロフンディス)というのがあります。
デスメタル・バンドのヴェーダーは「デ・プロフンディス」という
アルバムを出していますが、解説ではその言葉の意味については
書かれていません。歌詞対訳は注釈がとても多く、
あのアルバムの日本語訳を担当した人は大変だったと思います。
ああいう歌詞を読んで、ある程度イメージがつかめるヨーロッパ人と
あまり分からない日本人とでは、解釈の度合いに差が出るのは
避けがたいですね。それはおそらく、他の多くのバンドにも
言えることだと思います。
>>22ネタがかなり広範囲で収拾がつかなくなるような気がします。
>>23それもいいですね。でも2chの方が気楽です。
>>25「ヘビー・メタル」とするのにはちゃんと理由がありますが後日書きます。
>>30マノウォーも後日書きます。
>>32、
>>35これも後日書こうと思いますが長文レス必至です。疲れるので先延ばし。
誠にお疲れさまです、ご無理なさらぬよう(祈
くだらんレスを失礼、でも楽しいので。(流して下さい)
>42 ゼファーってのは、西風の神様のことだったかな?タバコの銘柄にもあった(w
>44 輪廻転生ということは、カルマ(バンド名にもある)とかソウルメイトとか、、、
(これまた話逸れて申し訳ないけど)西洋占星術における、カルマを司るポイント(月の軌道に基いてる)の事を
ドラゴンヘッドって言うんですよね。否定的な面が出る正反対の点をはドラゴンテイルと言う。
そのドラゴンもよく出てると上記にありますが、神話か何かと関係ありそうですね。調べてみよう。
この辺、インドのサンスクリットやら仏教にも通じるもんがあるし、そそられます
>46 あの『レクイエム』は弟子のジュスマイヤが仕上げたとか何とか、未だにモメてますね
...話逸れてごめんなさい
けど、こういった視点からメタルを考えると没頭して学ぼうと思える
学校の授業で教科書片手に歴史の勉強させられても全然面白くないのに!
めっちゃ期待しちゃうスレですが、くれぐれもお身体大切に、ご自身のペースで。
実は私も個人サイトでってお願いしたく思てました(汗
あえて言おう!
プラザ合意後の固定レート制が崩れた後の急激な円高で
輸入盤の価格が暴落した事は
一般消費者だけではなく、メタラーにとっても、
ましてやB級C級の輸入盤を漁っていた者にとっては
重大な歴史的事項であった事を!
これを「米レーガノミックス、英サッチャーリズム・メタルの遺産」という。
試験に出るぞっ!
どーでもいいよこんなの。
ちゃんと見てみなさいよ
勉強になるスレだ。
>>37 不幸ぶっててむかつく
これじゃ粘着もされるわな
その後、どうなったの?
55 :
ヲクムラ ◆dU24Ivo3TU :02/12/09 07:43 ID:UI9gK5is
ありがたく拝聴。
>>50=破廉恥氏
リア工にはすげぇありがたい話だ。
◆BKSTYXumw6 ってメロスピ王だか雷]とかいう香具師に似てるな
保守
誰か西部劇の決闘の場面とかでカラカラカラって転がってる木の名前教えてください。
ageときます
>>55 ヲクムラを見るとミシェル・フーコーを思い出す。
61 :
ヲクムラ ◆dU24Ivo3TU :02/12/17 06:50 ID:ThlnMBbl
>>60 デコンストラクスィオン?
言ってることに既存の論理性とか一貫性とゆーか絶対性がナイゆーことか(笑
>>40 カササギで思いだしたが、「おしゃべり野郎」って意味もあるよね。
>>13 ドリアン・グレイって名前だと、耽美なのかねー。
耽美背徳ゴスデス(クサ希望)な音を想像する。
あげとくか。
62 :
13:02/12/17 07:03 ID:???
>>61 俺はおまえに輪をかけたような糞名無しだから、
このスレにいるのはふさわしくない。
おまえとはルードヴィヒ・ヴィトゲンシュタインについて語りたいね。
サー・バートラント・ラッセルとの師弟関係を超えた感情や、
英国のお耽美ゲイ映像家デレク・ジャーマンによる
ヴィトゲンシュタインの生涯の映画化等を考えるとゲイスレがいいのだろうが、
どちらにしても板違いだわな。
63 :
名無しさんのみボーナストラック収録:02/12/17 07:15 ID:ZiqVwdjS
>>ヲクムラ
脱構築はデリダだよ。
64 :
ヲクムラ ◆dU24Ivo3TU :02/12/17 07:22 ID:ThlnMBbl
>>62 ヴィトゲンシュタインは一度読んで発狂した。
なんだっけ、言葉とゆーものを突き詰めてどーのこーのだと思ったが、
記号論とは違う独自のアプローチだったと思うが
2ページ読んで発狂したので覚えてねー。
2ページ読んで発狂したのは、ヴィトゲンシュタインとあと存在と時間のヤツ。
不倫しててナチについたヤツ(もう覚えてねー)
なんか格調高いですな ?
ぜんぜんわかりません (゚∀゚)
保守
68 :
名無しさんのみボーナストラック収録:02/12/22 23:42 ID:VSzGvi0J
>>42,43
4歳から真性カト+典礼音楽・オペラ大好き=当然イタリアン大好き
というわけで、そこのレクイエムの歌詞はラテン語で歌える既知外です
ここに参考程度にうぷしときますので、まあ参考にどうぞ
ラテン語原典はこちら
DE PROFUNDIS (デ・プロフンディス=我深き淵より):
DE PROFUNDIS clamavi ad te, Domine:
Domine, exaudi vocem meam:
Fiant aures tuae intendentes,
in vocem deprecationis meae.
Si iniquitates observaveris, Domine:
Domine, quis sustinebit?
Quia apud te propitiatio est:
et propter legem tuam sustinui te, Domine.
Sustinuit anima mea in verbo eius:
speravit anima mea in Domino.
A custodia matutina usque ad noctem:
speret Israel in Domino.
Quia apud Dominum misericordia:
et copiosa apud eum redemptio.
Et ipse redimet Israel,
ex omnibus iniquitatibus eius.
Gloria Patri, et Filio, et Spiritui Sancto.
Sicut erat in principio, et nunc, et semper,
et in saecula saeculorum. Amen.
69 :
名無しさんのみボーナストラック収録:02/12/22 23:51 ID:VSzGvi0J
デ・プロフンディス(詩編129):
主よ、われ深きふちより主に叫び奉れり。主よ、わが声を聴き容れ給え。*願わくは、わが願いの声に御耳を傾け給え。
主よ、もし不義に御目を留め給わば、主よ、たれかよく立つことを得ん。*されど主に御あわれみあるにより、
また主の御戒めのために、主よ、われは主に依り頼めり。
わが魂は主の御言葉に依り頼み、わが魂は主に希望せり。*朝より夜にいたるまで、イスラエルは主に希望すべし。
そは主の御許(おんもと)にあわれみあり、また豊かなるあがないあればなり。*主は御みずからイスラエルを、
そのすべての不義よりあがない給わん。
主よ、永遠の安息をかれらに与え、*絶えざる光をかれらの上に照らし給え。
祈願 すべての信者の創造主、かつあがない主にまします天主、主のしもべ(しもめ)らの霊魂に、
すべての罪の赦しを与え給え。願わくは、かれらが絶えず望み奉りし赦しをばわれらの切なる祈りによりてこうむらしめ給え。
世々に活きかつしろしめし給う主によりて願い奉る。アーメン。
主よ、永遠の安息をかれらに与え、*絶えざる光をかれらの上に照らし給え。
かれらの安らかに憩わんことを。*アーメン。
70 :
名無しさんのみボーナストラック収録:02/12/22 23:53 ID:VSzGvi0J
実は、旧約聖書詩篇の129、ダビデ王の懺悔といわれる部分
死者のためのミサ、つまり葬式用のお経の海苔ですな
個人的には凄く好きな文だけど。では、撤退しまつ
ここは聖書について話すスレですか?
72 :
名無しさんのみボーナストラック収録:02/12/23 01:41 ID:ppjQssWh
いいえ、違います。
もし漏れみたいにラプソ好きの香具師いたらと思って
余計なお世話しただけです。スレ違いスマソm(−−)m
やべ、4つ目直リンしちまった・・・
>>71 キリスト教は向こうの発想に深くしみついているので、
どうしても聖書って外せないんですよ。だからその話題が多くなるのは
ある程度仕方ないと思います。
>>49 Zephyrならギリシャ神話の神様ですが。
ゼピュロス(ゼフィルスって言い方もあったかもしれないです)って名前です。
おっしゃる通りに西風の神で、
北風などとは違って優しく優雅なイメージがあります。
記憶で書いてるんで間違ってたらすいません
To all
このスレには名無しは書き込まない方がいいよ
そういうスレじゃねーだろ!
雰囲気を察しろや
>ゴゴさん
MADONNAの曲にも出てくるので気になってたんです。
ギリシャ神話の方でしたか、ありがとうございます
79 :
名無しさんのみボーナストラック収録:02/12/27 07:09 ID:cakfwSRC
落ちちゃうよ
哲学の具体的人名や術語を使ってレスしているような方は
俺がヲクムラをフーコーに例えた理由なんかすぐ分かることでしょう。
性的趣味が理由のひとつに加わるのはネタ的意味も含めて
ご想像通りなのですが、ヲクムラの過去レスが
フーコーの「性の歴史」を既に読んでいるかのようなレスだったので
気まぐれでフーコーを出してしまいました。
それはそれとして、フーコーとかバルトってよくあんなこと
考えたね。初めてその思想に触れたときは「なるほど」と思わせる
わかりやすさに感動した。
レヴィ・ストロースは「親族の基本構造」と贈与の大まかな内容を
大学の教養課程で受講したと思うんだが、
そこから西欧主義的あるいは進化論的パラダイムを
駆逐する理論を導いたのは素直に尊敬してしまうね。
感動とかいうレベルじゃなかったな。
こういう人たちの思想は、漸近線のように迫ることはできても
完全に「理解する」ということが不可能なんでしょうね。
「音楽の価値に軽重はない」というのはこの板でもよく見るレスで
俺もその通りだと思いますが、「野性の思考」に言うように、
自分の見ている世界もしくは経験した世界が客観的世界であるかのように
語ってしまうことを自ら警戒しなければならない、というのは
今でもよく思い出す教訓的フレーズですね。
age
>>80=STYX氏
ぁあ性的嗜好ちゅーことね>フーコー
全然読んでねー。
フランス系は直感に訴えてきて、思考の次元、
つまり普遍的なるものを基本にして考えるとゆー回路をキレイにぶっ飛ばしてくれて
さらに相対から普遍が導けなくてもえーじゃないかと開きなおってくれる分、
どーも彼らの論理がノーミソに入りづらいので殆ど知らん。
フランスは絵画とメシの話題になったら呼んでくれ。
保守
保守U
85 :
メイプルタウソ物語(,, ・∀・)つ ◆XghKMiZCi6 :03/01/07 00:47 ID:jgAv6DXT
METALLICAのCREEPING DEATHについて語ってもらえたら
うれしいです>STYXさん
86 :
e(OvO)z ◆QTz1/AAwwQ :03/01/07 00:51 ID:E/mD4H8O
CREEPING DEATH語ろうぜ!
87 :
名無しさんのみボーナストラック収録:03/01/09 11:23 ID:H+gihI5t
なんか村上直樹おもいだした
88 :
名無しさんのみボーナストラック収録:03/01/09 19:51 ID:DBUebYP2
WALTARI並ノクオリティでメタルとクラシック融合してるやつねーですか?
どうしてこれだけメタルに思い入れがありそうな
>>1なのに
ヘビー・メタルなのか。
ガイシュツだがつっこまずにはいられない。
91 :
山崎渉:03/01/13 16:35 ID:???
(^^)
92 :
名無しさんのみボーナストラック収録:03/01/16 09:52 ID:0w6o9YxL
保守
a
g
e
>>85メイプルタウソ物語氏
メタリカの「クリーピング・デス」は、旧約聖書の
出エジプト記をもとに詩を書いていることは明らかです。
地中海東方地域をエジプト王国が支配していた紀元前1500年ころ、
エジプト王ファラオはヘブライ人を奴隷として酷使していました。
ヘブライ人はファラオによる圧政に耐えながら、
いつかは神=主が現れて自分たちを救ってくれると、
そのときを待っていました。エジプトによるヘブライ人の支配は
430年くらいだそうですが、出エジプト記(エクソダス)によると、
主はヘブライ人モーセ(ホーリー・モーゼズ)に対し
「モーセがヘブライ人を率いて約束の地(プロミスト・ランド=パレスチナ)
に連れ帰るようファラオに命令しろ」と託します。
しかし、ファラオは支配者であって、被支配者のヘブライ人である
モーセの言うことを聞くはずがありません。そこでモーセは、
自分が主=神の預言を受けた者であり、
神である自分が、ファラオよりも上の存在であることを
様々な方法によって示し、ファラオを従わせようとします。
たとえば、ナイル川の水をすべて血に変えるとか、
エジプト全土に灰を降らせ、疫病をはやらせるなどです。
つづく
つづき
この中で、モーセがエジプトを3日間暗闇の夜だけにし、
パレスチナだけ太陽の光が差すというのが出てきます。
当時のエジプトは太陽神ラーを信仰しており、
エジプトのみ太陽が昇らないのは
神の力がモーセにあることを示すのに効果的でした。
もうひとつ、「エジプトのすべての生けるものの男の第1子=長子が真夜中に死ぬ」
というのがありました。「すべての生けるもの」の中には
当然ファラオの子も含まれており、モーセの言葉通り、
真夜中にファラオを含むすべてのエジプト人の長子が死にました。
つまり、ファラオは世継ぎの子を失いました。
神がエジプト人の長子を殺すとき、神はヘブライ人とエジプト人を
どうやって区別したかというと、家の扉にヒツジの血が塗られていれば
ヘブライ人、それ以外はエジプト人と見分けました。
ヘブライ人が扉にヒツジの血を塗ることは、唯一絶対の神を信仰していることの
証でした。「忍び寄る死=神」は扉に塗られた血を見て、過ぎ越していきました。
要するに、「クリーピング・デス」は、神とか神の力のことであって、
「信じる者は救われる」というのが詩に込められたメッセージです。
いかにもキリスト教的ですね。
このあとファラオはモーセの要求(ヘブライ人をプロミスト・ランドに帰す)を
受け入れます。そして海が真っ二つに割れて道ができる有名な場面を経て
パレスチナに戻ります。
>>89 いま私たちが使っている日本語は、標準的な書き方というのが決まっています。
根本的な表記の仕方は内閣告示によって決められています。
たとえば、てにをはをカタカナ表記からひらがな表記に変えるというのも
内閣告示。言葉そのものを旧仮名遣いから現代仮名遣いに変えたのも
内閣告示です。HEAVY METALのような外来語(外国語)をどう表記するかを
示したのも内閣告示で、これは91年に出ています。
多くのマスコミはこの告示に従っていますが、91年に出た外来語の表記法は
あくまで標準的な例であって、絶対これに従わなければならない
というものではありません。
これによると、HEAVYのようなVを含む言葉はヘビーと表記することになっています。
これにはヘヴィーと書くこともできる、という但し書きがついています。
つまり原則はヘビーであって、ヘヴィーは限定的な表記法です。
したがってHEAVY METALはヘビー・メタルが標準です。
VAN HALENの場合は標準とか限定的とかの問題ではなく
ヴァン・ヘイレンが「正しい」書き方です。日本のレコード会社が決定した
固有名詞だからです。同じような理由で、アメリカのMR.BIGは「MR.BIG」が
正しい「日本語の」表記で、ミスター・ビッグは間違いです。
「ミスター・ビッグ」と書けば、それはイギリスのMR.BIGのことになるからです。
HEAVY METALをヘヴィーメタルと書くのは、その方がかっこいいと思っている
メディアがそう書いているのでしょう。HEAVYをヘヴィーと書いたからと言って、
読む側がそのつど下唇をかんでヴィと発音しているとは思えないし、
そのように書く意味を感じません。ヴィと書けばその部分はVでつづられると分かっても
そんなことは全体のつづりが分からなければ意味がありません。
エレクトリック・ライト・オーケストラのドラマーを正しく発音している
日本人はほとんどいないと思います。
ここは2chなので俺もたまに適当な書き方をして原則から外れていることがありますが
だいたいHEAVY METALはヘビー・メタルと書いています。
なんと!久々に来て見たら神様が(^^)
ご苦労様です
関係ないお話かもしれないけど
ゴルゴダの丘で発見されたというイエス=キリストさまのDNAか何か(?)を調べたら
本当に女性の遺伝子しか見つからなかったらしい。聖母マリアさまってほんまにおるんか?
という話を年末に聞きました
アホレス失礼しました