「民明書房刊」を作ろう!!!!

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1名無しの愉しみ:04/03/06 16:16 ID:???
こんな形で作って!!!!


『煮解賭 ( にげと ) 』

明朝末期、中國北東部の男達の間で、素麗建(すれたて)なる遊びが流行っていた。
先端に旗をくくりつけた棒を地面に立て、合図と共に棒に駆け寄りに旗を奪い合
うという、己の機敏さを誇示する遊びであった。
やがてこの遊びに飽きた者達が、毒草を煮込んだ煮汁を飲み、その解毒剤を旗代
わりにして奪い合うという遊びに発展させた。
命を落とす者が続出したが、戦いに勝利したものは英雄として賞賛され、朝廷に
仕える者を輩出するほどであった。
この毒草の煮汁の解毒剤を賭けた闘いは「煮解賭」と呼ばれ、時代を左右する勝
負の場でも競われてきた。
己の肉体を誇示する機会の少なくなった現代社会においては、インターネットで
の「2ゲット」と形を変えて、現代人が機敏さを争っているのである。

( 民明書房刊 「DNAに刻まれた中國 現代人の行動のルーツを探る」 より )
2名無しの愉しみ:04/03/06 16:55 ID:A4M+XVmy
2

3名無しの愉しみ:04/03/06 17:28 ID:???
『酸下吐(さんげと)』

「煮解賭(にげと)」により、毒にやられて命を落とす者が続出したのは前述の通りだが、
全国的に流行するにつれて、これは深刻な問題となっていった。
そこで、時の皇帝である崇禎帝は、新しい規範を作り出した。
煮解賭に失敗した人間でも、その毒素を完全に吐き出すことができれば
煮解賭の勝利者に準ずる豪傑という評価を与えるというものである。
肉体を酷使して、大量の胃酸とともに吐き出すことから
庶民の間で、酸下吐(さんげと)と呼ばれるようになった。
酸下吐の登場により、煮解賭に参加できない文民の中には、
これを専門とする者も現れ始めた。
彼らの策謀能力を、朝廷が重宝したことは言うまでもない。
己の戦略を進言する機会の少なくなった現代社会においては、インターネットで
の「3ゲット」と形を変えて、現代人が狡猾さを競っているのである。

( 民明書房刊 「DNAに刻まれた中國 現代人の行動のルーツを探る」 より )
4名無しの愉しみ:04/03/06 17:37 ID:3k2iAqy1
『チョコレート』

現代ではカカオを原料とした菓子の事を言うが
元々は古代中国で使われていた薬草『茅是意図』(ちこれいと)を起源としたもの
この薬草は大変美味であったが、猛毒を含み食すと
三日三晩高熱と吐血を繰り返し苦痛にのた打ち回りながら死に至る
主に菓子等に混ぜて暗殺する為に用いられたりしていた
この『茅是意図』を混ぜた菓子は薬草の成分により、黒い色をしていたという
時の皇帝の側近であった『馬齢安泰』(ばれいあんたい)将軍がこの『茅是意図』
を含んだ菓子を食し、暗殺された事件が元で
1500年前の中国では憎むべき存在に黒い色をした菓子を贈りつけるという
嫌がらせが流行し、社会問題にもなっていたという
このことが歪曲されて日本に伝わり現代の日本では好意を持つ男性に女性がチョコレートを渡す
バレンタインデーという行事が広まっているが
過去の中国で繰り広げられた血生臭い陰湿な争いが元であることを知る者は少ない

民明書房『混沌の世代 冥界編』より一部抜粋
5名無しの愉しみ:04/03/06 17:38 ID:???
『阿某穏(あぼーん)』

密教で使われる言葉。正確には 「あぼーむ:A Boh Om」 と発音する。
「Om(オーム)」 という発音は密教やサンスクリットでは極めて重要視される言葉で、
これは、神に対する、或いは神自身の言葉である、という意味である。
「阿某穏」 とは 「神よ彼を攫え」 という意味を持つ言葉で、
汚らわしき存在を呪殺する際に使われ、
使われた対象は神の御手により存在すら忘れ去られるという。
 "Om"を使う例文
  Jai Guru Deva Om(神に感謝致します)
  A Boh Om     (神よ、彼を攫え)
当然これは神聖視される言葉であり、
必然的に 神聖なる場 で 然るべき段階 を経なければ、
決してその言葉は届かないとされる。

民明書房刊 『これで貴方もインド通! カーマ スートラ四十八手』 より抜粋
6名無しの愉しみ:04/03/06 17:40 ID:???
『宣唐吏(せんとぅり)』

 8世紀前半、唐は第六代皇帝李玄宗(AD712-756)の統治下にあり
最盛期を迎えていた。後に「開元の治」と呼ばれる時代である。
 この時、玄宗皇帝は広く臣民の意見を集めるための掲示板を設
置し治世の助けとした。この掲示板では活発な議論が行われたが、
時に議論が収束せずいつまでも結論が出ないということがあった。
 このような時、皇帝自らが確認し結論を預かることの意として
「宣唐李」と署名したが、後年専門の官吏を設け「宣唐吏」と変
化した。この役職は事実上皇帝の意見の代弁者であり、これに選
ばれることは非常に名誉であるとされた。

 現代掲示板にて競って行われる「1000取り」は、「宣唐吏
(せんとぅり)」の音のみが残り表記が変化したものであるのは
言うまでもない。

  民明書房「珍説・電脳用語事典(2003)」より
7深夜ですが:04/03/08 03:58 ID:GZR2/THv
ちょっと面白いぞ。
もっと見てみたいぞage
8名無しの愉しみ:04/03/09 00:10 ID:dZd4OXCD
だれか作ってください。いろいろ見てみたいです。
9名無しの愉しみ:04/03/09 22:04 ID:v1aZYcD7
誰か文才を持った奴はいないのかっ!
10名無しの愉しみ:04/03/09 23:15 ID:???
『埜李万型コンピュータ(のいまんがたこんぴゅーた)』

世界初のコンピュータが1925年に韓国で発明されたことは有名な話だが、
現在のコンピュータの主流となっているノイマン型コンピュータの起源
についてはあまり知られてはいないのではないだろうか。誕生当時のコ
ンピュータには今で言うところのソフトウェアと言う概念はなく、特定
の計算ごとにコンピュータ内部の配線回路を設計しなくてはならないと
いう、なんとも汎用性に乏しいものであったのだ。しかし、この欠点は
韓国人科学者の「ノ・イムソン」によって克服される。彼は、プログラ
ムをハードウェアから独立させてデータとして外部から与え、汎用のハ
ードウェアでこれを実行させる方式を1930年に発表した。「ノイマ
ン型コンピュータ」誕生の瞬間・・・世界中の人々が簡単にコンピュー
タを使えるようにしたいという彼の執念が実った瞬間でもあった。かく
して「ノ・イムソン」が発明した「ノイマン型コンピュータ」の恩恵を
我々は享受しているわけだが、普段そのことを意識する人は殆どいない
だろうし、ましてやコンピュータ黎明期の韓国人技術者たちの苦労をし
のぶ者などいやしないだろう。しかしそのことは、「世界中のすべての
人々が自由に、そして簡単にコンピュータを使えるようになることが私
の夢なのです」と言い、ユビキタス時代の実現を夢見た彼の意にかなっ
ているのかもしれない。我々の日常を支えるノ・イムソンの画期的なコ
ンピュータ。たまには彼のことを思い出して、ありがとうと呟いて見た
らどうだろうか。

民明書房「科学技術の歴史 コンピュータ時代の幕開け編(2003)」より
11名無しの愉しみ:04/03/10 00:36 ID:M2w4vDxS
誰か民明書房設立汁!!!!!
12名無しの愉しみ:04/03/10 00:43 ID:???
民明書房刊 DNAに刻まれた中國のガイドライン
http://that.2ch.net/test/read.cgi/gline/1063185617/l50
13名無しの愉しみ:04/03/10 01:23 ID:Tu/vTXYo
テーマを決めて、作ってみよう。
14いなむらきよし
削除依頼出されてるキケー!