朝起きたら小6の子がノーパンで
横向きに寝てました、後ろからのワレメと
お尻の穴は刺激が強すぎました。
お疲れ
7 :
えっちな18禁さん:2008/04/18(金) 07:43:47 ID:vPuyA55wO
僕が小学4年の時に学校で尿検査がありました。
僕は女の子のアソコはどんな風になってるのかな?一度でいいから性器を見てみたいと思いました。
そこで思いついたのは小学5年になるお姉ちゃんがいると思いついたのです!
初めての精通が従姉妹の前だった。
オレは小学生高学年で、従姉妹は幼稚園か小学生低学年ぐらいかな。
お風呂上がりの従姉妹をタオルで拭いてあげるように言われ、
内心喜んで拭いてあげた。
女の子の身体って、小さくても女の子なんだよね。
丸っこくて柔らかくて弾力があって。
男兄弟だったから、女の子の大事なところは珍しかった。
じっくり見ながら拭きたい衝動をかろうじてこらえて、普通に
お兄ちゃんらしく振る舞ったわけだ。
従姉妹(以降すみれちゃん)は当時からめちゃかわいくて、
嫌われたくなかったし変態のお兄ちゃんと思われたくなかったんだな。
9 :
8:2008/04/19(土) 02:01:20 ID:jKZ9aV9I0
その後、自分の部屋で二人で遊んだわけだが、簡単なゲームは
こっちが飽きてしまう。
すみれちゃんは遊びたい盛りなのでやたら動き回る。
相撲ごっこをしてみたが、体格差があってなんだか変。
わざと負けてあげると喜ぶんだけど、なんだかなぁ。
でも、生身の女の子と抱き合っているのはちょっとうれしかった。
そのうち、すみれちゃんが言うんだ。
「お馬さんして」
はいはい、お馬さんね。抱き合っている方がうれしかったな。
四つん這いになってあげると、すみれちゃんが上に跨った。
10 :
8:2008/04/19(土) 02:02:00 ID:jKZ9aV9I0
少しずつ歩き出すと、ちゃんとバランスよく乗っている。
動きを大きくすると、すみれちゃんはキャッキャと喜ぶんだ。
だんだん激しく動かすと、振り落とされまいとがんばっている。
喜びようも半端じゃなくなってきて、それが面白くてこっちも
これでもかっと、がんばってロデオの馬のように激しく動く。
とうとう、すみれちゃんは上からしがみついてきた。
二人とも大笑いしながら、はぁはぁしながら。
何となく、すみれちゃんの足がオレのおちんちんに触れている。
全身の意識が、いっぺんにそこに集中した。
すみれちゃんの足が触れるたびに変化していくオレのちんちん。
11 :
8:2008/04/19(土) 02:02:28 ID:jKZ9aV9I0
「もっと歩いて!」
とすみれちゃんがしがみつきながら女王様のように命令する。
あいよっ、と歩き出すとすみれちゃんの足はなぜかオレの
おちんちんを刺激するかのようにこねくりだす。
はぁはぁ、息がきれたのとは違う吐息だったかもしれない。
すみれちゃんもわかってたはずだ。
オレのちんちんが最高に大きく固くなっていたことを。
わかっていながら、足で刺激し続けてくる。
12 :
8:2008/04/19(土) 02:02:54 ID:jKZ9aV9I0
新たな展開が欲しかった。
「もう、お馬はおしまい」
不満そうなすみれちゃんを下ろして、呪文を唱えるように言った。
「お医者さんごっこしようか」
すみれちゃんはうれしそうにうなずく。
「じゃぁ、患者さんは服を脱いでください」
「はーい」
すみれちゃんのおっぱいは点だったけど、どきどきした。
「ここも見てみましょうね」
すみれちゃんのスカートをまくって、パンツを下ろしてあげた。
13 :
8:2008/04/19(土) 02:03:19 ID:jKZ9aV9I0
すみれちゃんのちっちゃなまんまんはぷくっとしていた。
あそこのたてスジには、男の子なら誰でも特別な想いがある。
小学生の頃だったと思うが、男湯にいた同年齢ぐらいの女の子が
お湯につかっているオレの頭をまたぐように行ったことがあった。
衝撃だった。同世代のたてスジを間近で見たのは初めてだった。
その光景を思い出しながら何度おちんちんを立たせてきたことか。
でも気持ちはよかったが精液が出たことはなかった。
セクロスの知識もその頃は皆無に近い。
そうそう、すみれちゃんは大きく又を開いて見せてくれた。
同世代の女の子ではないけど、夢にまで見たたてスジ。
この中はどうなっているんだろう?
ずっと抱いていた疑問が、その時初めて紐解かれた。
14 :
8:2008/04/19(土) 02:03:42 ID:jKZ9aV9I0
とはいっても幼稚園ぐらいの女の子。中を開いてみてもきれいな
ピンクのまま。ちょっとヒダヒダがあったかも。
「もういいよー、はずかしいよー」
はっと我に返った。
泣き出しそうなすみれちゃんを見て、胸が苦しくなった。
「ごめんごめん。じゃぁ、お兄ちゃんのも見せてあげるね」
「うん」
すみれちゃんの機嫌が直って、うれしかった。
いや、大きくなったおちんちんを見せるのがうれしかったのかも。
15 :
8:2008/04/19(土) 02:04:18 ID:jKZ9aV9I0
「すごーい、大きいね」
すみれちゃんは目を大きくしてじっと見ている。
「そうだね、こうすると気持ちいいんだよ」
いつもしているように、親指と人差し指でつまんでしごいてみせた。
はぁはぁ。
ただならぬ様子に、すみれちゃんが心配しだした。
「苦しいの?もうやめな」
「ううん、気持ちいいんだよ、はぁはぁ」
「だって、苦しそうだよ、もうやめな」
16 :
8:2008/04/19(土) 02:04:43 ID:jKZ9aV9I0
その時だった。白濁した液が、ちんちんから勢いよく飛び散った。
「あっ」
何が起こったのかよくわからなかった。びっくりした。
後日それが精通だったということを知るのだが、その時はパニック
だったんだ。
びっくりしたのはオレだけじゃなくて、すみれちゃんもだった。
すみれちゃんは、オレがオシッコをちびったと思っただろうし、
オレもオシッコじゃないとは思いながら何かバツの悪さを感じた。
今にも泣き出しそうなすみれちゃんを見ながら、
「大丈夫だよ、痛くないんだ、気持ちよかったんだよ」
と言って小さくなったおちんちんを仕舞った。(おしまい)
17 :
祐:2008/04/19(土) 03:53:06 ID:jr/rYcdDO
gdgdなんて気にしない、ぞ(・∀・)ww
----
莉真ちゃんは、近いようでいつも少し遠い。
「あっ、りーちゃん先輩!」
教室(2F)の窓から外を見てそう叫ぶのは、俺の友達。
後輩から莉真ちゃんは、〇〇(名字)先輩orりーちゃん先輩と呼ばれていた。
(ちなみに、りーちゃん先輩と呼ぶのは大概俺の敵にあたる奴らだ。
つまりコイツ(友達)も敵w)
つられて、俺も外を見る。
自販機の前に木製のテーブルとイスがいくつかあるのだが、そこで莉真ちゃんと三年の先輩達がたむろっていた。
18 :
祐:2008/04/19(土) 03:55:12 ID:jr/rYcdDO
「なあなぁ、祐。こっから話し掛けてよ」
「は?ヤダ」
「…ちっ」
「舌打ちしてんじゃねーよ(笑)」
二つ差。
近いと言えば近いけれど、こうゆう時どうしても距離を感じてしまう。
一瞬寂しくなるのは、仕方のない事だろうか。
制服が冬服から夏服へと変わる頃
俺は平日は家に帰り、金曜の夜から月曜の朝までは莉真ちゃんちで過ごすようになっていた。
莉真ちゃんちは居心地が良かったし、親父と顔を合わせたくなかったのもある。
そんな俺の気持ちを分かっていたのかは知らないが、
「迷惑が掛かるからダメ」と言っていた母親も、次第に言わなくなり、
おばあさんも「孫が増えたみたい」と言ってくれた。
19 :
祐:2008/04/19(土) 03:56:46 ID:jr/rYcdDO
莉真ちゃんと過ごす時間は、
今までと比べるまでもなく増えたが、進展は特にない。
ただ、あの夜以来俺と莉真ちゃんは同じベッドで寝るようになった。
と言っても、結衣がいない日だけだが。
普段は、いつも三人でごろ寝をしている。(in莉真ちゃんの部屋)
--
「祐、もう寝よ?」
そう、ベッドの中から話し掛けてきたのは莉真ちゃんだった。
その言葉で、どうして俺が床ではなくベッドの中に入ったのか。
よく分からないが、雰囲気、だったんだと思う。
理由は特になかった。
と言うか、理由を探してはいけない気がしたんだ。
そしてそのまま、二人一緒に寝た。
20 :
祐:2008/04/19(土) 03:58:04 ID:jr/rYcdDO
その事は、誰にも話してないし、莉真ちゃんも誰にも話してないと思う。
お互いに、その事について何も口には出さないし、出しちゃいけないような。
出せば何かが途切れてしまう。
暗黙の了解の「秘密」だった。
-----
夏休みに入っても、その関係は変わらないままだった。
相変わらず莉真ちゃんは、毎日ベビードールやキャミ+ショーパンなどの格好で寝る。
目の保養なのか目に毒なのか分からんww
自慢ではないが、俺は我慢を覚えた。
(本当に自慢にならないww)
触れたい、触れたい。
セックスがしたいとか言う性的な欲情とは、また違う。
21 :
祐:2008/04/19(土) 03:59:37 ID:jr/rYcdDO
ただ単に純粋に触れたいと思った。
だけど、嫌がられたら 泣かれたらどうしよう。
それだけは絶対嫌だ。
と言うか、俺達イトコじゃないか。
なんて、そんな事をgdgd毎日考えた。
俺は、2学期始めにある体育祭で援団をやる事になった。
夏休みはその練習で忙しく、毎日を莉真ちゃんちで過ごし
家には、一週間に一度帰る程度。
ちなみに、莉真ちゃんはチアをやった。
(まぁ俺はチア姿を見れなかったorzが、それはまた別の話)
結衣は結衣で、夏休みになると今まで以上に遊び回っていた。
3日帰らない事なんてざらで、
当然、莉真ちゃんと一緒に寝る回数も増える。
支援
23 :
祐:2008/04/19(土) 04:00:18 ID:jr/rYcdDO
昼間は
「あんな純粋な莉真ちゃん相手に何考えてんだ、俺。最低だorz」なんてヘコむのに、
夜、薄暗いオレンジ色の光の下。
隣で眠っている莉真ちゃんをずっと見ていると、
むしろ汚したい。
そう思う自分がいた。
-----
「結衣、お前また今日もどっか出掛けんの?」
玄関でサンダルを履いてる結衣に、話し掛ける。
「うん。りーにも言っといて」
「お前夜遊びばっかしすぎw」
「はぁ?祐に言われたくないし」
24 :
祐:2008/04/19(土) 04:00:57 ID:jr/rYcdDO
「俺は、夜遊びは夜遊びでも健全な夜遊びだっつの」
「あたしだって健全ですー」
お前のどこが健全なんだw
とツッコミたかったが、殴られそうなので止めておいた。
「てか、祐はあたしに感謝するべきじゃない?」
なんて、不敵な笑みを浮かべる結衣。
何の事だ、と思いつつも
「つーか、結衣に感謝した事なんて、今まで一度もないけどな」
「うわ、ムカつくー」
「事実じゃね?」
「誰がりーと二人っきりにしてやってると思ってんの?」
25 :
祐:2008/04/19(土) 04:03:45 ID:jr/rYcdDO
「‥‥‥‥‥」
固まる俺w
「はぁ?いやいやいや。何がだよ」
焦る俺に結衣は、
「大丈夫大丈夫。
りーは祐の事「大好き!マジかわいいvV」つってたよvV」
そして、最後
「まあ、頑張りたまえ♪」と一言残して奴は出掛けた。
俺は少し混乱して、三日間位色々考え続けた。
そして辿り着いた結論は「なかった事にしよう」だったw
寝るまで支援
27 :
祐:2008/04/19(土) 04:08:51 ID:jr/rYcdDO
終わりorz
gdgd上等!!……な訳なかったorzorz
とりあえず今からの50氏の投下にwktkする
50氏の前スレ
>>1000の締めに感動しました。
と言うか、50氏にこそ幸せになって頂きたい。
幸福を祈っております。
50氏も祐氏ももうちょっと早い時間に投下して欲すぃw
今日も仕事なのに寝れねぇ〜w
29 :
祐:2008/04/19(土) 04:14:41 ID:jr/rYcdDO
>>22>>29 こんな時間に付き合って下さってありがとうございます。
gdgdでごめんなさい…
前スレ
>>998のあなたを何故か50氏と勘違いしてましたw
申し訳ない
30 :
祐:2008/04/19(土) 04:16:33 ID:jr/rYcdDO
31 :
8:2008/04/19(土) 04:17:39 ID:jKZ9aV9I0
>>祐
おつかれ
投下しようとしたところにじゃましたようで
タイミング悪くてすまんかった
で、マジで続きはないの?
>>50氏
オレも前スレ
>>1000の締めには感動した!
リアルに幸せになって欲しいと祈ってます。
>祐氏
全然gdgdじゃないですよ。読んでいて楽しいです。
あと先日も言ったけど、そんなに個別でレス付けなくっていいですよ。
でも、そんな祐氏と50氏に萌えw
おふたりともハッピーエンドであって欲しい・・・
33 :
祐:2008/04/19(土) 04:24:45 ID:jr/rYcdDO
>>31 いや、そんな邪魔なんて全然してないですよ?
>>8氏と時間被ってないです。
前スレでの会話なら、たまたま50氏がいてwktkでテンション上がっただけなのです(・∀・)
続きはまだ全く文章にしてないww
多分そろそろやっとエロが出て来るとオモ
34 :
祐:2008/04/19(土) 04:31:44 ID:jr/rYcdDO
>>32 嘘でもそう言って頂けると救われるorz
ありがとう。
レスはこれでも自重しているつもりなんだ。
前スレで言ったけれど、俺はハッピーエンドではないです。
35 :
8:2008/04/19(土) 04:32:04 ID:jKZ9aV9I0
>>祐
そうか、じゃ楽しみにしておく
気長に待ってるぜ−
36 :
えっちな18禁さん:2008/04/19(土) 04:33:59 ID:LWlDR9EI0
>>8 短編乙。
大人編があれば読みたい。
>>28 すまない。オレはさっきまで寝てたんだw
土曜に仕事乙。
>>祐氏
乙。全然酷くないじゃないか…!
普通にwktkした。続きマダー(AA略
37 :
50:2008/04/19(土) 04:39:43 ID:LWlDR9EI0
話がよく分からない人や新しい人用。
もう互いに連絡を取らないと決めたオレと紀子姉。
しかし、紀子姉がバレンタインデーに
オレの家までプレゼントを持ってきた。
それがキッカケで再びオレは電話をし、紀子姉に会いに行くことになる。
紀子姉は彼氏との別れを決意し、
カラオケ屋で席を外している間に彼氏にその旨の電話をしていた。
その後、図ったかのように紀子母も父と別れを決めたことを知る。
エロくない癖にカオスな従姉話が新スレに突入してしまいました…。
流石に三行は無理だったw
>>34 ぶっちゃけ、今はアレかもだけどきっと将来ハッピーエンドになると信じていたいんだよね
あきらめたら試合終了(AA ry ってのはアピールしておきたいよね(みんな幸せになれワイパー
39 :
祐:2008/04/19(土) 04:41:32 ID:jr/rYcdDO
>>35 気長にwwお待ち下さいwww
>>36 いやー…うん。
次は50氏の番ですな。
投下マダー(・∀・)ノ⌒□
静かに支援
41 :
50:2008/04/19(土) 04:48:25 ID:LWlDR9EI0
「ありがとう」
自然に口にしていた。
「ん、どうかした?」
紀子姉が不思議そうに顔を覗いてくる。
「何でもありんせん」
ちょっとそっぽを向いてみた。オレ演技派w
「けい、もしかして喉痛くない?」
なんだこいつサイコメトラーか。
「どうして?」
「少し声がおかしいよ。もしかして、歌い過ぎた?」
「あ、それはあるかも。やけに一人で歌わされた気がするな」
「はいはいwここはご馳走させてもらいます」
「ご馳走したいなら、させてあげてもいいよ」
42 :
50:2008/04/19(土) 04:49:50 ID:LWlDR9EI0
「えー。この人けいじゃない」
「オレだよ」
「最近のオレオレ詐欺って進んでるよね」
「そうだね」
話が止まったwwwシュールw
「明日は結局休みでいいの?」
「うん、紀子姉は?」
「休みですよー」
そんなに都合よく休みが重なるかよ。
本当は仕事じゃないのか、紀子姉。
しばらく互いの仕事の話をする。
「私、結構愚痴ってるね」
「いつも良い子でいるのはしんどいからね。
愚痴くらいいつでも聞くよ」
43 :
50:2008/04/19(土) 04:50:47 ID:LWlDR9EI0
「ありがと。けいの愚痴も聞くから」
「オレ別にないよ」
「なに世捨て人みたいなこと言ってるの。べー」
どうやらオレが愚痴を言わないことにご不満な様子。
ふと、香織さんの笑顔が頭をよぎる。
帰ったら香織さんの話を聞いてあげよう。
「どしたの?ぼーっとして」
「いや、何でも」
「この後は何か予定ある?」
「あるように見える?」
「なさそうだねw」
「お察しのとおりです」
「外出ようか」
44 :
50:2008/04/19(土) 04:52:08 ID:LWlDR9EI0
「寒いな〜」
「ね」
あてもなく歩く。
「けい。今日帰るよね?」
隣の紀子姉が俯きながら弱々しく訊ねる。
質問の意味を理解する。
泊まると言いたい。
しかし、オレは一定の意思を以って答えた。
「帰るよ」
紀子姉に気付かれないようにしなければ
いけないこともあった。
「ですよね。はは」
自嘲的に笑う紀子姉の表情を見たくなくて視線を外した。
45 :
50:2008/04/19(土) 04:53:50 ID:LWlDR9EI0
カッ。
ブーツの高い音が鳴る。
「ごめんなさい。少しだけ」
囁くように言われて鳥肌が立つ。
正面から両腕を首に回されれていた。
少し遅れて
紀子姉の背中に手を添えた。
顎のあたりに紀子姉の額がある。
(まずい。どうか、ばれませんように)
ktkr
47 :
8:2008/04/19(土) 04:56:32 ID:jKZ9aV9I0
こんな時間だがまだ起きているぜ支援(^ ^
支援支援支援支援支援支援支援
49 :
50:2008/04/19(土) 04:59:09 ID:LWlDR9EI0
少しなんて言うな。
そう言う代わりに、オレは両腕に力を入れた。
ずっとこうしていても良いくらいだ。
「けい…」
さらに力を強める紀子姉。
しかし、その時間は長く続かなかった。
埋めていた顔を離してオレの目を見る紀子姉。
「あなた。もしかして熱あるでしょ」
はいはい、瞬獄殺、瞬獄殺。
カラオケ終わったあとくらいから
何かしんどいな、って思ってたんだ。
50 :
50:2008/04/19(土) 05:00:01 ID:LWlDR9EI0
「風邪?」
「ちょっと喉が痛いかな」
看護師に嘘を突き通す自信はない。
「取り敢えず、うちに来て」
愛情半分、仕事半分ってとこか。
凛とした紀子姉も素敵だ。
オレの頬を優しく両手で包む。
「気付かなかった。ごめん」
今日は色々あって疲れているのに謝らないで。
ばれる前に帰ろうと思ったのに。
客待ちのタクシーに積み込まれる。
一言も発する間もなく駅は遠ざかって行った。
51 :
8:2008/04/19(土) 05:01:42 ID:jKZ9aV9I0
そりゃ職業柄わかるわな
52 :
50:2008/04/19(土) 05:02:20 ID:LWlDR9EI0
紀子姉のマンションにつく。
どうやって部屋にたどり着いたかあまり憶えていない。
ゆっくりできるという安心感が、逆に精神を弛緩させ、
風邪の症状が表面に出始めるきっかけを作った。
だるくなってくる。
「ちょっとここで寝ておいて
はい、水飲んでからね」
言われるとおりにする。
コップを置く。薄着になって布団を被る。
記憶が途切れる―
目を開けたら誰もいなかった。
物音一つ聞こえない。
53 :
50:2008/04/19(土) 05:05:59 ID:LWlDR9EI0
Tシャツはかなり汗を吸っていた。
寝返りを打つと本棚が目に入る。
へー。結構本読んでるんだな。
あ、あれが彼か。
今時写真なんて飾るか、普通。
やっぱり、当たり前だけど
彼のこと好きだったんだろうな。
暗い感情が湧き始めたが、良い香りのする温かい布団が
心強い盾のようにオレの心を守ってくれた。
上を向いてみる。
何か天井の模様に意味を探してみる。
「紀子姉…」
返事がないことがこんなに悲しいこともある。
支援
55 :
8:2008/04/19(土) 05:08:18 ID:jKZ9aV9I0
あぶなっ、ここの50とってしまうところだった
56 :
50:2008/04/19(土) 05:10:00 ID:LWlDR9EI0
喉が渇いたけど、立ち上がる体力もないので
大人しく目を閉じる。
出来れば、元気なときにこの布団で眠りたかった。
そんなことを考えながら、また浅い眠りについた。
夢の輪郭がはっきりしだす頃
額に心地よい冷たさが触れた。
「…紀子姉」当てられたタオルを手で押さえる。
「はーい」
オレは片目を開けて力なく微笑んだ。良かった。居た。
「もう、いつから無理してたの」
「無理してないよ」
「じゃあ、馬鹿だね」
「そうだな」
「はぁ。おかゆなら食べられそう?」
57 :
50:2008/04/19(土) 05:13:18 ID:LWlDR9EI0
「それよりも喉が渇いた」
「分かってるよ。こんだけ汗かいてるんだもん
アクエリアスでいい?」
すぐに手にグラスを持たせてくれる。準備がいい。流石。
「上等」
一気に飲み干した。
紀子姉がゆっくりオレの額に手を当てる。
「もう、私が一緒にいながら風邪引かせちゃうなんて…」
横目で紀子姉の表情を確認する。髪くくってるんだな。
真剣な顔と相まって、いつもより格好よく見える。
「どこに行ってたの?」
「買い物。重かったよー」
気付けばベッド脇にゼリーやら飲み物やらが沢山おいてある。
「www」
支援
59 :
50:2008/04/19(土) 05:14:18 ID:LWlDR9EI0
「今何時?」
「教えない」
「何でだよwww」
「聞かない方がいいよw」
「教えてくれ」
「教えたら、一つお願い聞いてくれる?」
部屋を見回す。
時計が目に入った瞬間目隠しをされた。
「分かった分かった」
「じゃあ、教えてあげる。9時半」
覚悟はしていたが実際に聞くとびびる。
頭で幾つかのルートが組み立てられる。
60 :
50:2008/04/19(土) 05:15:13 ID:LWlDR9EI0
今から帰れば間に合う。
だが、身体が言うことを聞いてくれそうにない。
新幹線に乗るのは重労働だな…。
紀子姉が少し心配そうに見ている。
「お願い言ってもいい?」
ヤバイ。このままだと後手に回る。
泊まって行ってとか言ってくれるなよ。
「待っ」
「折角作ったんだし、おかゆだけは食べて帰って」
長年紀子姉と接している人間。
そういうものだけに働く勘がある。
その勘が言ってる。
オレはここで泊まる。
61 :
50:2008/04/19(土) 05:22:05 ID:LWlDR9EI0
今日はここまでです。
こんな時間に起きていてくれた人達ありがとう。
支援していただき、感謝です。
オレもなるべくこんな時間にならないよう努力します。
ではまたノシ
62 :
8:2008/04/19(土) 05:22:25 ID:jKZ9aV9I0
個室病棟ナースステーション付き
63 :
8:2008/04/19(土) 05:24:57 ID:jKZ9aV9I0
>>50氏
乙でした!
意外な展開でwktkした!
やっと追いついたな
果てしなく遠かった気がするけど時計見るのも忘れてた
>>61 乙です。こんなイイ所でスンドメ…!!
wktkが止まらない所か、なんかもう愛してる(・∀・)w
>>38 そうですね。
とりあえず今は、何に対しても頑張りたいと思う
祐も50もGJ!
wktkC
68 :
えっちな18禁さん:2008/04/19(土) 16:17:00 ID:Kju8U0DGO
二人とも乙。
従姉妹じゃぁないが、恋が叶った。
なんとなく50氏にありがとう。
お礼は牛乳でいいよな?
70 :
50:2008/04/20(日) 00:07:04 ID:LWlDR9EI0
果たしてスクワラを知ってる人がいるのか。
>>62 sneg。しまった。風邪さえ引かなければ…。
いや、風邪引いてなかったら帰ってるしな…。
>>64 5時までお疲れ様。また良かったら来て下さい。
>>65 祐氏ですね。おまいには愛すべき人がいるだろうとマジレスしてみる。
続き楽しみです。エロパートは頼んだ。
>>67 ありがと。ここは皆優しいな。
>>68 オメ。このスレでこんな報告が聞けるなんて。
オレに礼を言うのは違うよ。おまいさんの力に拠るものだ。
また少し続きを。先に謝るが、エロくないです。
71 :
50:2008/04/20(日) 00:08:22 ID:LWlDR9EI0
諦めると、まだ10時か、と思える。
心に余裕ができると少しは楽しめるようになってきた。
「はい、おかゆ。ゆっくり食べてね」
鮮やかにとじられた卵の色が食欲を喚起する。
その上でなめたけが光っていて、自然にスプーンに手が伸びた。
今日は色々あったな。
朧になっている頭で思い出そうと努力する。
紀子姉が別れる決心をして、紀子母も別れる決心をして。
「紀子姉、伯母さんは紀子姉のこと知ってるの?」
「言いたかったけど、今日は言えなかった」
「彼氏が居ることは知ってるの?」
「うん。何回か話した」
「じゃあ、びっくりするだろうね」
「どうだろ?」
72 :
50:2008/04/20(日) 00:09:22 ID:LWlDR9EI0
「ごちそうさま」
「いいえ。キレイに食べてくれてありがとう」
「やっぱり伯母さんの子供だな。すげえ美味しかった」
「お世辞は良いよ。簡単なものだから」
と言いながらも紀子姉は
軽い動作で茶碗を持っていった。
機嫌はすこぶる良さそうだ。
紀子姉が透明の器に盛られた苺を持ってくる。
「けいさん、何ニヤニヤしてるんですか」
「何か嬉しいなと」
「嬉しいですか…風邪引いてるのに…ふふっ変な子」
「ちょっと紀子姉こっち来て」
73 :
50:2008/04/20(日) 00:10:25 ID:3uMlSoQr0
「んー」
オレが半身を起こして
紀子姉がベッドの端に座る。
苺をサイドテーブルに置いたのを確認してから。
えい。
「え、ちょwwwwwwっとwwwwwなwwにwwwすんの!!www」
紀子姉vipperになれるぜ。
「くすwwwぐらwwwwwないで」
病身に鞭打ってくすぐり続けるオレ。アホだな。
しばらくして解放する。
涙目になりながら、うーうーうなって睨んでいる紀子姉が可愛い。
気を抜いた刹那紀子姉の目が光る。
「待たれよ、オレは病人だぜ」
「問答無用!」
74 :
50:2008/04/20(日) 00:10:54 ID:3uMlSoQr0
あなたには武士の情けとかないのですか。
笑いすぎて涙で視界がぼやける。
笑いながら思う。
本当に辛かったんだな。
部屋着になっている紀子姉が
目の前で楽しそうに揺れる。
しばらく笑ってあげよう。
…
……
………
どうやらお前は調子に乗りすぎたようだ。
75 :
50:2008/04/20(日) 00:11:35 ID:3uMlSoQr0
二人では手狭な布団に引きずり込む。
額を寄せ合って笑う。
「そういうとこ変わらないね」
「何がだよ」
「そうやって相手に悟られないように気を遣うとこ」
「悟られてるwww」
「風邪なんだから無理しないでね」
「しないしない」
「私のせいで引いた風邪なんだし
絶対に、私が看病するからね」
「もう帰りたくなくなったし、お手柔らかにお願い」
「ご一泊でよろしいですか?」
76 :
50:2008/04/20(日) 00:12:14 ID:3uMlSoQr0
「タダ?」
「どうしようかな」
頭を撫でてみる。
「ん…まあ風邪だし、それで許すか///」
こういうやり取りは楽しくて仕方がない。
空気の読める相手がいてこそ。
「ふぅ。笑いすぎたら涙一杯出てきた。けいのせいだよ」
恐らく笑ったことだけにる拠る涙ではないだろう。
いいんだ。誤魔化しであっても涙を流せばスッキリする。
「彼氏と別れて、お父さんが家を出て
でも、思ったほど寂しくない」
「良かった」
77 :
50:2008/04/20(日) 00:13:04 ID:3uMlSoQr0
「本当にありがとう」
「いいよ。オレも下心があったのかも知れないぜ?」
失言だった。
「あっても…いいよ」
自然な流れで抱き合う。
でも、オレにはこれ以上できなかった。
「ダメだよ、紀子姉」
少し腕に力を入れて紀子姉を真っ直ぐ座らせる。
「オレはそんなことをしに来たんじゃない
最初は軽く考えてたけど、今は違う。
紀子姉、今は逃げないで。全力で応援するから」
「ごめん、そうだね。私、お風呂入ってくる」
寂しそうに紀子姉が言った。放っておかれた苺が濡れている。
78 :
50:2008/04/20(日) 00:14:04 ID:3uMlSoQr0
間違ってなかったと思いたい。
風邪が多少酷くなろうが、抱こうと思えば抱けた。
でも、そんなに軽い存在であって欲しくなかった。
オレは一度紀子姉と別れを決めたときから
今に至るまでに強くなれたと思っている。
だから、紀子姉にも今を乗り越えて欲しかった。
オレから離れて、他の男と結婚しようとしたけど
やはりその男とも別れると決めた。
その手段がオレだったら滑稽だろう。
きっとオレの役目は背中を押すところまで。
紀子姉は今、お風呂で泣いているだろう。
ただ解ってくれることを祈った。
79 :
50:2008/04/20(日) 00:14:46 ID:3uMlSoQr0
オレは、うつらうつらしながら苺をくわえていた。
美味しいなあ。
温くなっていたが、それが逆に甘味を感じさせた。
僅かに聞こえていたドライヤーの音が止んだ。
「何自分だけ苺食べてんの」
「ああ、紀子姉の分も残してあるよ」
「私は、また明日にする。
けい、今日何回謝ったか分かんないけど、ごめんね」
「気にすんな。自分を大切にして欲しかっただけだよ」
「私、今日は看護師だもんね」
微笑む紀子姉の目に闘志が秘められているのを感じた。
大丈夫だろう。
心配するようなことじゃなかったな。
80 :
50:2008/04/20(日) 00:15:22 ID:3uMlSoQr0
「取り敢えず、水分は沢山摂って」
「はい」
「あと、今更だけど、ロキ○○○服む?」
「よく分からないけど貰うわ」
「よし、これで、今日はおやすみなさいしよっか」
紀子姉がベッドの横に布団を引いた。
「おやすみ」
「紀子姉………手、貸して」
「うん」
紀子姉の右手を両手で包む。
この後二言三言交わしたが、すぐにオレは寝てしまった。
そして、予期せぬ決戦の日が始まる。
81 :
50:2008/04/20(日) 00:16:25 ID:3uMlSoQr0
今日は誰もいないうちに投下できたかな。
ここまでです。
50さん、お疲れ様です。
4円。乙。
真にいい展開
乙です
またいいとこで寸止めって
50氏は連載向いてるよね
ロキソニン?まあいいか。乙です。
一応、解熱鎮痛薬だからイインジャネ?
89 :
50:2008/04/20(日) 11:46:39 ID:3uMlSoQr0
>>82 お疲れ様です。
今日は出かけるので投下できないと思います。
>>83 いつも読んでくれてありがとう。
>>84 良い展開?ですかね…。
>>85 区切りまで書くとこうなります。嫌がらせじゃないんだぜ。
>>86 連載かあ。でも書くことが習慣になるっていうのは良いとオモ。
>>87 ばれた('A`)医療関係者の方ですか?それとも常識…?
>>88 本当は勝手に人にあげたらいけない薬らしいので伏せたが
意味無かった('A`)皆詳しいんですね。
>>89 最近 気絶の毎日なんで さっきまとめて拝見しました
もう 寸止め上手!!www
紫煙 ノシ
前スレのお尻10レスほど見逃したorz
だれかそこだけでもうpしてくれよオネガイシマス
93 :
91:2008/04/20(日) 20:38:29 ID:J7Cdkdcn0
94 :
えっちな18禁さん:2008/04/20(日) 22:15:09 ID:wwle98QOO
あ
95 :
えっちな18禁さん:2008/04/20(日) 22:25:29 ID:wwle98QOO
僕が小学4年の時だった。ある日小学校の全クラスで尿検査があった。
僕はフッと!あれ、女の子の性器がどうやってオシッコして!縦スジの中はどんな風にして想像が一杯になった。
96 :
えっちな18禁さん:2008/04/20(日) 22:38:54 ID:wwle98QOO
当時、僕には小学5年になる姉がいました。
ある日の夜にお風呂上がりの姉が子供部屋に戻ってかた時に、僕は姉に布団に寝て欲しいと頼みました。
姉は「なんで?」
僕は「お願いちょっとだけ布団に寝て。」
姉「えっ〜今、忙しいからな。」
僕「すぐ終わるからね。ねっ!」
97 :
えっちな18禁さん:2008/04/20(日) 22:44:40 ID:0X3nWyfC0
それでどうしたの?
98 :
えっちな18禁さん:2008/04/20(日) 22:53:20 ID:wwle98QOO
姉は「もう!しょうがないなあ。」
と言いつつ布団に寝てくれた姉。
僕は「じゃ〜今からいろいろ検査するからね」
姉「そんなの聞いてないよ」
パジャマをめくりあげて
ナースプレイですね わかります
100 :
えっちな18禁さん:2008/04/21(月) 00:00:57 ID:wwle98QOO
僕「お腹の検査」
う〜んどれどれ…異常は無いな。
姉「まだ?早くて。」
僕は心の中で次の段取りズボンを脱がすことを考えた。
僕「次は足の検査で足のつま先から太ももまで触る検査でパジャマのスボンが診察の邪魔になるから、ちょっとの間だけ脱ごうねぇ〜」
心優しく声をかけた。
姉「えっ!脱ぐの?脱がないとダメなの!」
僕は「う〜ん!足の太ももまで触る検査だからね。ちゃんと検査しないと終わるにも終わらないよ」
姉「………すぐ終わる?」
101 :
えっちな18禁さん:2008/04/21(月) 00:01:56 ID:cqapUGz2O
わっふるわっふる
だがスレ違いだ
ちょwwwwwwスレ違いwwwww
103 :
えっちな18禁さん:2008/04/22(火) 00:08:45 ID:x4XQPYbNO
あげとく
104 :
えっちな18禁さん:2008/04/22(火) 15:47:50 ID:TE0QdHzy0
従姉妹を「いとこ」って読めないんだろうね
俺はガチ近親ウェルカムだ
むしろwktk
>>104 やっと謎が解けた。
従う姉妹とか勘違いしているのかな。
そういえば、中一の時、他県の親戚の家に行った時、高一の従姉妹が、俺の太ももに尻を密着させたまま、ずっと一緒にテレビをみたことがあったな。
初めて女性のからだが密着したんで、かなり刺激的だった。
当然、その夜は抜いた。。
109 :
えっちな18禁さん:2008/04/23(水) 01:55:53 ID:pGIQLHE3O
従姉妹との思い出なんて
小さい時に一緒に風呂入ったくらいだなぁ
小学高学年くらいから疎遠になって、今じゃ完全に他人行儀だし。
ってことで50氏と佑氏はまだか!
110 :
えっちな18禁さん:2008/04/23(水) 02:54:19 ID:6KsmPpum0
当時俺中2 従妹中1
一人で俺んちにお泊り
ウマーでした
111 :
えっちな18禁さん:2008/04/23(水) 23:25:01 ID:/42fjCEiO
あげ
112 :
50:2008/04/23(水) 23:50:21 ID:gRdUfjzS0
しばらく来られてなくてスマソ。
少しだけですが投下しますね。
113 :
50:2008/04/23(水) 23:50:55 ID:gRdUfjzS0
夢を見ていた。
しかし、それは目を開けた瞬間に消えた。
何の夢だったかも思い出せない。
どこだここは。
隣にはきちんとたたまれた布団があった。
そうか、紀子姉のマンションだ。
微かに紀子姉の声が聞こえる。
電話で話しているのだろう。
オレを起こすまいと気を遣ってか
隣のダイニングキッチンで話していた。
…違う。
もう一つ聞いたことのない声が混ざっている。
オレは耳を澄ました。
114 :
50:2008/04/23(水) 23:51:37 ID:gRdUfjzS0
「玄関の靴は誰の?明らかに男物だよね」
「今従弟が泊まってるんだ」
「へえ、そんなバレバレの嘘つくんだ」
「本当だよ」
「…まあいい。会わせろよ」
「今風邪で寝てるの、寝室には行かないで」
「嘘は良いって」
「嘘じゃない」
一瞬の間。
「馬鹿にするな!昨日振っといて、もう新しい男か!
昨日言ったよな。新しい男じゃないって」
一気に心臓が高鳴る。このプレッシャーは半端じゃない。
115 :
50:2008/04/23(水) 23:52:50 ID:gRdUfjzS0
「違うって言ってるじゃない!どうして信じてくれないの」
「事実じゃないか」
何だこれ。何でこんな展開になってるんだ。
ガラッ。寝室のドアが開く。
「よく寝てられるな」
紀子姉が必死に入らないように男を止める。
出来れば一生対面したくなかった男がオレを見据えている。
「紀子姉」
「けい、ごめん。彼なの」
「僕を無視するな!お前、説明しろよ!」
オレと紀子姉のやり取りのどこが気に食わなかったのか
男は必死に声を荒げた。何というbeautiful Sunday
116 :
50:2008/04/23(水) 23:53:29 ID:gRdUfjzS0
凍りつく部屋。
「オレは、けいと言います。紀子姉の従弟です」
「よく出来た口裏合わせだな」
「本当ですが」
きつく睨みそうになるが、熱くなってはいけない。
「僕は暴力は嫌いだが、お前は殴ってもいいか」
恐らく人を殴るのには適さない細い腕が震えている。
そんなに殴りたいのか。少し覚悟する。
「○○!」
紀子姉が一歩こちらに近づいた男の腕を引っ張る。
「じゃあ、この布団はなんだ。
隣で紀子が寝ていたんじゃないのか」
「だから、風邪引いてるって言ってるでしょ。
従弟だし何もないよ」
117 :
50:2008/04/23(水) 23:54:47 ID:gRdUfjzS0
「卑怯だな、お前。黙ってないで何か言えよ」
何だこの高圧的な口調は。
「オレは紀子姉の従弟です。
熱があったので一晩休ませてもらいました」
「今日はな、オレと紀子は出かける約束をしてたんだ。
どう責任とってくれるんだ」
「オレとは関係なくないですか」
ダメだコイツ早く(ry。スイーツ(笑)かよ。
紀子姉が涙目になっている。今日休みって本当だったんだな。
「お前が従弟だっていう証拠を見せろよ」
「名乗るだけじゃダメですか」
「免許証を見せろ」
見てどうにかなるもんじゃないだろと思ったが、
面倒なので財布から抜いて渡す。
118 :
50:2008/04/23(水) 23:55:12 ID:gRdUfjzS0
「住所は、紀子の実家の近くなのか?」
「そんなに遠くありません」
「適当に答えるな!お前が紀子の従弟であるという
証拠を見せろと言ってるんだよ、僕は!」
何この取調べ。放られた免許証を拾う。
「分かったよ。私が実家に電話をかけるから」
紀子姉が諦めたように男に言う。
「紀子姉、その前に」
オレは男を見た。
「もしオレが従弟だって証明されれば紀子姉から手を引いてください」
男は『お前にそんなこと言われる筋合いはない』
とでも言いたげに凄い勢いでオレを睨んだ。
今思えばその通りなんだがな。
119 :
50:2008/04/23(水) 23:56:07 ID:gRdUfjzS0
はい、ここまで。
最近、多忙なのです。許せ……。
赦せねえぇぇぇぇぇ
その紀子旦那うざいな
俺だったらマジキレるわ
>>118 お久しぶりでつ
本当に 寸止め上手でつなwww
また 期待してまつ
紫煙
寸止めwww
そして、久しぶり殺意が湧いたぞw>旦那
>>117 スイ−ツ(笑)
急展開と寸止めで.さらに
(0゚・∀・)wktkせずには
いられなぃwww
>>117 うぉぉぉ!!!!白襖どころの緊迫感じゃねーぞ!!!
支援
おまいら,旦那じゃなくて(ry
逆の立場でこの展開くらったら、頭に血が上るのはわからないでもないがな。
冷静でいられるなら、口裏合わせかどうかわかるだろうけど。
128 :
えっちな18禁さん:2008/04/24(木) 09:37:33 ID:bIJ6buhVO
50氏きてたのかw乙だぜ
なんという急展開、なんという寸止め。
期待せずにはいられないw
修羅場キテタ━━(゚∀゚)━━!!
婚約者から別れの電話来たら、そりゃ問い詰めに行くわな。
お互い休みで出掛ける約束してたんなら尚更。
まず疑うのは男の存在だろうし、しかもこのシチュエーションなら逆上するのも無理はないwww(笑)
従姉妹ではなく
従兄弟でなんですけどいいですか?
あー!!って何ですか?
不快でしたら言ってくださいね
夏休みや冬休みになったら私の家に
泊まりにくる同級生の従兄弟がいまして
私の家は田舎w
笑っちゃうほど田舎で
彼の家は都会なのです
>>130は女かな
意味は「アッー!」でぐぐれ(ッの位置に注意)
彼のお父さんと私のお母さんが兄妹で
一週間くらい一人でお泊りしにきます
初めて、異性と意識したのはお風呂
私と私の弟と私の妹と彼とお風呂入ってて
彼のちんちんが上向いてたのを見たのが最初だったと思います
夏休みのある夜
2段ベッドの下のベッドに私と妹、上の段に弟
ベッドの横に布団を敷いて彼が眠る事になってて
夜遅くまでお話してました
弟も妹も、もう寝てしまい
二人で話ししてました
夏の夜です
暑かったのです
でも彼はそんなに暑くないと言います
もしかして床に布団敷いて寝てる彼の所は涼しいのかと思い
彼の布団へGoです
確かにベッドで寝るより涼しい感じです
そこで、なんでだったか忘れたのですが
私のクラスのHな奴の話とかしてて
そのHな奴が抱きつくとか話してて
どうやってって聞かれたから彼に抱きついたのです
そしたら、彼のちんちんが硬くなってるのがわかって
やめろと彼は言うのですが面白くて触ってたら
彼も胸とか触ってきて、ふざけて触りっこ状態に
服の上から胸とアソコとお尻と触られて
私はちょっとしかちんちんしか触ってないのにw
そこで騒いでたせいか妹が起きちゃって
トイレつれて行って私は元のベッドに
彼にもおやすみって言って寝ました
・・・でも、寝つけない。。。
さっきの彼のが気になって寝れないw(暑いしw)
安心した支援
寝れないけどウトウトしてきたかなぁ〜ぐらいの時に
私の胸になんか当たってる・・・
タオルケットも捲られてる・・・
そうっと薄目開けたら
彼が膝立ちで私の方を見てる
胸に当たってたのは彼の指
なんか寝たフリしてたほうがいいかなとか思って
寝たふり・・・
胸、指で突かれたり
そうっと揉まれたり
なんかくすぐったくて
でも、寝たふり続けてました
そしたら、彼
私のTシャツ捲りはじめました
なんか、すっごい恥ずかしくなって
たぶん、顔真っ赤だったと思います
もう、胸膨らんできててお母さんとブラ買に行かなきゃね
と、話して頃です
・・・捲られちゃいました
たぶん、彼はじーっと見てたんだと思います
恥ずかしくて薄目も開けられなかったです
しばらくして、また胸に感触が・・・
さっきと違って、今度は直です
直です
くすぐったくて、ちょっと反応してしまい
彼がびっくりして自分の布団に入った気配がわかりました。
なんかまずいなぁとか思ってたら
・・・
こんどはアソコになんか・・・
試演
彼がまた起き上がって
私のアソコをムニムニ触ってる・・・
短パンの上からですけど
ムニムニされてました
で、なんかゴソゴソしてるから薄目で見たら
彼は自分のパンツの中に手を入れて・・・
なんか、尚更起きられない状況になっちゃって
すみません。夕飯のしたくしてきます
不快じゃなかったらまた書きにきます
すみませんでした
149 :
えっちな18禁さん:2008/04/24(木) 18:39:57 ID:Lr00Y+dn0
4enn
なんという寸止めスパイラル
>>130氏
正坐して目を閉じて待つので続きヨロ。またスペックも教えてけろ。
153 :
えっちな18禁さん:2008/04/24(木) 23:03:38 ID:bIJ6buhVO
最初のアッー!!のやり取りに笑ったw
続き期待
携帯から四円
放置プレイの快感に目覚めつつある今日この頃…
これほど、生殺しを味わわせられたのは
ジャンプの富樫 以来だぜ…
続き、まだ−?
禁断症状で.ガク(((;゚Д゚))ブル
1日5回はチェックしてるんだが、wktkしながら待ってます。
祐氏は、もう光臨しないのかなぁ...
158 :
50:2008/04/26(土) 19:31:32 ID:NlrxS+yE0
祐氏と130氏はいずこへ。女性の文章も柔らかくてイイネ。
今日投下しても大丈夫ですか?カオスにならなければ良いのですが。
>>120 許してくりゃれとホロが言ってもだめか。
>>121 オレは相手の立場を考えればまだ冷静なほうだとオモタ。
>>122-124,128
寸止めイウナーヽ(`Д´)ノ ←こいつかわいいよな。
>>125 目を閉じて止めても狙って止めてもsin揃うよね。何だろねアレ。
>>126 ですよねー。
>>127 冷静な意見ktkr。オレもそう思う。
>>129 彼的にはその日元々来る予定だったみたい。
159 :
えっちな18禁さん:2008/04/26(土) 19:42:39 ID:G8dF34whO
おぉ☆
50氏がageてキタ――(゚∀゚)━━!!
是非お願い致しますm(__)m
161 :
50:2008/04/26(土) 23:53:13 ID:NlrxS+yE0
オレは男から目を逸らし、トイレに立った。
「紀子姉、かけといて」
「お前、絶対逃げるなよ」
男が釘を刺してくる。本当に釘が刺さったように反応するオレの身体。
こんな臆病で紀子姉を守れるか。まだ喉が痛むことに今更気付く。
洗面所の鏡に映る自分を睨む。冷水で顔を叩く。
よし、戻ろう。
「もしもし、お母さん、忙しいときにごめんね。
今けいが来てるんだけど、少し話してくれない?……けい、早くしろって」
携帯電話を受け取る。
「もしもし、伯母さん、お久しぶりです。
忙しいところ悪いんですが、一つお願いしたいことがあります」
「なに、言ってみ」
後ろで厨房特有の古臭い金属音が聞こえる。一人だし、忙しいんだろうな。
「今、オレが紀子姉の従弟だって証明して欲しいんです」
162 :
50:2008/04/26(土) 23:55:45 ID:NlrxS+yE0
「紀子姉の彼 だ っ た 人に換わります」
頼む、これで解ってくれ、伯母さん。
男の顔から血の気が引いていく。
無言で電話を男に渡す。
男の手からは最初の勢いが削がれていた。
「もしもし」
仕方なく電話に出る男。
ここからは、後に伯母さんから聞いた話で補完。
「けいに頼まれたから言うけど、
けいは紀子の従弟だよ。それ聞いてどうすんの?」
「いえ。紀子さんの家に一人男がいるので、
不審に思いまして」
男は明らかに不機嫌な様子でボソボソ返している。
163 :
50:2008/04/26(土) 23:56:37 ID:NlrxS+yE0
「あんたは、うちの娘が信用できないの」
「そういう訳ではありませんが、
同じ部屋で寝るのはおかしくないですか」
「昔からよくあったけど。結局何が聞きたいの」
「いやでも、もう大人ですよ」
「とにかく、けいは紀子の従弟だよ
いつも世話になってんだから、声聞き間違えたりしないよ」
「そうですか」
コイツ。一方的に電話を切って紀子姉に投げて返しやがった。
男は立ち上がった。
「じゃあ、紀子。なんで別れるって決めたんだ」
今度は標的が紀子姉に向く。
紀子姉から聞いていた人物像とかなりかけ離れている。
人は余裕を失ったときに本性が現れるって本当だな。
久々にリアルタイム支援
165 :
50:2008/04/26(土) 23:57:39 ID:NlrxS+yE0
「昨日も言ったとおり」
紀子姉が説明を始めようとすると、
それを遮るように紀子姉の携帯が鳴る。
「ちょっと、ごめんね」
「電話出てる場合じゃないだろ」
男の声を半ば無視して紀子姉が通話ボタンを押した。
「はい。うん。うん」
「○○。お母さんが話したいって」
電話を男に差し出す紀子姉。もう投げつけていいよ。
「なんだよ…」
とブツブツ言いながら受け取る男。
何か知らんが、不愉快だ。
166 :
50:2008/04/26(土) 23:59:11 ID:NlrxS+yE0
「あんた、紀子と結婚も考えていたんでしょ」
「はい」急に男がかしこまった。
「さっきのは、嫁の母に対する電話対応ではないね」
「どこがですか」
「解らないならいいよ。
そこに紀子がいるなら言っときな」
「何をですか」
「結婚は許さないって」
「ご両親の許可がいるとは思えませんが」
「それは誘拐じゃないの
と に か く、あんたはうちには相応しくないから」
「あ」プツッ。
一方的に切られやがった。ざまあwww
伯母さん、旦那さんのこともあってよっぽど頭にきたんだろうな。
167 :
50:2008/04/27(日) 00:00:57 ID:UsQ/wEDr0
電話の内容が大体どういうものかを察したのか、
紀子姉は淡々と自分が別れる決心をした理由を語る。
男は戦意を喪失したらしく聞いているのかいないのか
分からない表情でじっとしていた。
「紀子は絶対に不幸になるよ」
「そうかもね」
紀子姉が真っ直ぐに瞳を見て答える。
「でも、それは誰にも分からない」
「僕には分かる」テラ電波w
「いいえ、分からない」
「強情だな。もういい。紀子は自分で幸せを放棄したんだ。
後悔してからでは遅いからな」
悲しそうに男を見た紀子姉が痛かった。
50氏キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
久々にリアルタイム支援2
169 :
50:2008/04/27(日) 00:03:05 ID:UsQ/wEDr0
「帰る、ここの部屋にいるだけで気分が悪い」
「分かった」
「止めてくれないんだな」
「もう、○○とは違う道を歩き始めてるから」
男は、玄関に向かう途中で一度こっちを見た。
睨んでいるのか、悲しんでいるのか判らなかった。
デジタル時計が無常に流れる時を無機質に刻んでいる。
オレも立ち上がろうとしたが、
思い直し、見送りは紀子姉に任せた。
「ふう……」風船に穴を開けたように力が抜ける。
男が紀子姉に暴力を振るわなかったことに安心した。
全力で止めるつもりではいたが。
元祖寸止め大王
50氏 キターwww
パソ 寄生虫なんで
携帯から 紫煙
171 :
50:2008/04/27(日) 00:03:58 ID:UsQ/wEDr0
「けい、巻き込んでごめんね」
「紀子姉が無事で良かった」
紀子姉からの情報で状況を補完していく。
紀子姉は、彼がどうしてもと言うので
距離を置いてはいたが、今日の約束は守ろうと思っていた。
(紀子姉に何を仕込む気だったのか
宗教の集会だか会合だかに行く予定だったらしい)
しかし、昨日別れを切り出したことで
行く必要が無くなったと紀子姉は思っていた。
結果的にそれは紀子姉の思い込みで
彼は集会に何としても行くつもりだったらしく、紀子姉を迎えに来た。
すると玄関に男物のスニーカーがあった。
172 :
えっちな18禁さん:2008/04/27(日) 00:05:47 ID:aVZNjyE00
支援!支援!
173 :
50:2008/04/27(日) 00:06:09 ID:UsQ/wEDr0
「でも、けいのことは隠す必要はないと思ったの」
疚しいことがない、と言えるギリギリのラインだったと思う。
昨夜に限っての話だが。
彼の立場で言えば、惨めな終わり方だっただろう。
胸にちくりと罪悪感を感じる。
「オレがいなかったら、すんなり別れられたかも知れないのに」
オレがいたために話が余計にこじれた。
知らない男が泊まっていたら浮気だと思うに決まっている。
決め付けてかかるのも無理はない。
実際オレはグレーゾーンなのだから。
「私は、けいが居て良かった」
「そうかも知れない。でもオレが居なかったら」
「居てくれたし、心強かった。自分を責めないで」
174 :
50:2008/04/27(日) 00:06:50 ID:UsQ/wEDr0
「もともと私が蒔いた種だもん」
「…」
否定はできない。
どうあれ、別れたのだ。
オレはもう偽善者でいるのは止めようと思った。
別れて欲しいと願ったし、口にも出した。
その口で彼に対する情を吐くのは間違っている。
体調が悪かったとは言え、ここに泊まったのも事実。
同じ部屋で寝たのも事実だ。
「紀子姉、指輪、彼に貰ったんだよね」
「え?」
「前つけてたやつ」
今回は一度も見ていないが、
恐らくどこかにしまっているだろう。
175 :
50:2008/04/27(日) 00:09:03 ID:UsQ/wEDr0
「よく見てたね。そうだよ、彼から貰ったの」
「良かったら、オレに預けてくれない?」
「なんで?」
躊躇っている内心がありありと分かる。
オレの目から何かを探ろうとしている。
紀子姉を無言で見つめ返す。
「けい、先にお母さんに電話していい?」
「もう忙しい時間帯過ぎてるの?」
「日曜はずっと忙しいからね…迷惑ついでに」
いいよ。と笑って、オレは飲み物を貰うことにした。
ずっと喉がカラカラだ。
「お母さん、さっきはごめんね」
「何でそっちにけいがいるの」
176 :
50:2008/04/27(日) 00:17:12 ID:UsQ/wEDr0
今日はここまでだぜ。
なかなか進まねー。
>>159 sageにチェック入れるのが面倒なだけなんだ。
>>160 修羅場を匂わせながらあっさり終わってしまった。
あまり書きたくなかったので端折ったのもあるけど。
>>164,168
これぞリアルタイムですね。ありがとう。
>>170 寸止めイウナーヽ(`Д´)ノ 寄生虫って何ですか?
>>172 d。やっぱり人居るんだな。
177 :
えっちな18禁さん:2008/04/27(日) 00:22:00 ID:3lmhZ01RO
>>176 明日もお願いしまーす。
寄生虫>ウイルスでは?
>>176 やっぱり 寸止めなのねorz
寄生虫=規制中
>>176 寸止め結構。
次まで待つのも楽しくなってきた。
M化してきたのか俺?
180 :
50:2008/04/27(日) 00:51:51 ID:UsQ/wEDr0
>>177 冷蔵庫でも買うかのようにー!(ガビーン)
…ちょっと使うとこ間違ったな。
>>178 だから寸止め(ry
しかし、規制って何したんだw
>>179 だから(ry
新属性付与までもう一歩ですね。
明日は祐氏か130氏が書いてくれると密かに信じている。
紀子姉の母、GJ!!
182 :
えっちな18禁さん:2008/04/27(日) 01:13:35 ID:0pbWXWX5O
また寸止めかw
今、軽く修羅場なのにここにきちゃう俺…でも頑張る
何だこの寸止めRUSHは!!しかし50氏も130氏もGJだ!!
紀子姉の返事を推察してみる
1.どぎまぎして答えに詰まる(怪しまれるよなぁ)
2.「あっ、彼が戻ってきたみたい、一旦切るね」と電話を切って相談
3.「それは本人から答えてもらうね」と保留音にして相談
4.たまたま近くにいたので、彼のことを相談していた(苦しい)
5.彼のことを相談したくて朝から来てもらった(苦しい)
6.夕べ電話で相談していたら朝早く駆けつけてくれた
7.実は私たちつきあっているの、と爆弾投下
聡明な紀子姉なら6だろうと推察。だが7ならwktk
「朝から」と言わなくても,普通に来てもらったら風邪引いてしまったから泊まらせたと言えばおk
186 :
祐:2008/04/27(日) 20:30:01 ID:qf6cgvRUO
お久しぶりです。
一週間ぶり位ですかね?
いつの間にか、50氏が沢山投下してらっしゃる…ww
いつも通りwktkさせて頂きましたw
新しい方もwktkでした。続き気になるんだがw
実は、前回投下した後ある事がありまして
ちょっと毎日ぼーっと考えて過ごしてました
従姉妹関係の事なので、もしここに書いても大丈夫そうだったら書きたい…かも?と言う感じです
ちなみに、前回の続きはまだ文章にしてないので投下はもう少し待って下さい(-ω-)w
「祐氏はいずこ」とあったので、とりあえずレスだけさせて頂きました。
すみませんorz
187 :
祐:2008/04/27(日) 20:35:56 ID:qf6cgvRUO
あ、あと前に50氏と俺が終わったら俺も…と言ってた方
すみません
俺、多分今まで以上に凄く遅筆になると思うので気にせず投下した方がいいかもしれない
全部文章にするのに数ヶ月掛かる気がするんだww
………………すみませんorz
祐さんはいま学生?
189 :
183:2008/04/27(日) 21:27:37 ID:L0isdfGh0
>>187 お、祐氏生きてましたか!元気そうでなによりです!
それと、終わったら俺もって言ってたのは俺です。覚えていただいててびっくりw
祐氏がそう仰られるならスレチ気味のエピですがまとめあげていこうと思います
あ。前スレで牛乳の人と言われてましたが50氏に白襖白襖とスロの話題振ってるヤツです
勘違いさせて申し訳ありませんでしたorz
190 :
祐:2008/04/27(日) 23:28:18 ID:qf6cgvRUO
>>188 はい、学生です
>>189 あれ、こっちこそ勝手に勘違いしてたみたいで申し訳ないですorz
今からwktk(・∀・)楽しみにしてるノシ
191 :
183:2008/04/27(日) 23:45:56 ID:L0isdfGh0
>>190 wktkするほどエロ要素ないっスwwwwサーセンwwwww
今書き始めたけど、うまーくまとめられない…ダラダラ長くなりそう…。
ある程度エピソード切っていかなきゃいかない。文章書くのって難しいなぁ
192 :
183:2008/04/28(月) 00:16:02 ID:J6BBLo6T0
エロ部分ないけど取りあえず触りだけまとめました。投下した方がいいですか?
それともスレ的にエロ部分まで書き貯めてからの方がいいですか?
193 :
50:2008/04/28(月) 00:32:35 ID:6Y7vCt3w0
今日一日本を読んでいて書いていません。スミマセン。
>>181 あの人は昔ながらのお母さんって感じだ。偉い人です。
>>182 だから寸止めイウナーヽ(`Д´)ノ
修羅場ならここ来てる場合じゃないだろwww
>>183改め白襖氏
だから(ry つ戦国ラギューン
オレも憶えていたから褒めて。そして投下してくだしあ。
>>184 日曜の夕方に何してんすかwもっと普通の答えでした。
>>185 あ、近い。
>>祐氏
青春だなあ。当然私生活優先でよいのです。
また書けたら投下してください。待ってます。
>>193 覚えてくれてて感激です!オラ股が濡れてきた!!
最近ラッギューンが嫌になってやかまシーサーばっか打ってます。ギュイーン最高。
それと名前頂きます。陳謝。
それじゃボチボチ投下していきます。
ただしエロまでかなり遠いです…ホントすみません><
195 :
祐:2008/04/28(月) 00:48:53 ID:H+kVN5iaO
ごめん、[白襖]を何と読むのか分からない馬鹿な俺に誰か教えてはくれまいかorzorzorz
ちなみに、スイーツ(笑 もsnegも分からんww
>>192 wktkー(・∀・)
>>50氏
有り難きお言葉‥(-人-)
いや、なんか今回のは青春とは呼べない…
なんかもう……うん、て感じです
(伝わらないww)
盆になると実家に沢山の親族が集まるのは恒例のことで俺もそれをとても楽しみにしていた。
毎年お祭りのような賑わいをみせるこのイベント。
なぜなら物凄く集まる人数が多い。
じいさんが頑張ったお陰で親父には沢山の兄弟がいて、それぞれがまた結構な数の子を産んでる。
普段は広い座敷も叔父さんや叔母さん従兄姉で一杯になって当時消防低学年の俺が座るところすらないくらいうじゃうじゃと人がいた。
座ったところで近況報告や金の話なんか当然分かるわけがないが。
俺の親父は親族で一番遅く結婚したために従兄姉達と俺には年齢差ができてて、一番下の俺と一番上の従兄とじゃ10以上も違う。
そのせいもあってか皆から可愛がられる存在だったように思う。
特に三つ年上の遥子は俺のことを何かと構ってくれた。
正確に言えば年齢が近いから俺が一番懐いていた訳だが。
197 :
白襖:2008/04/28(月) 00:51:29 ID:J6BBLo6T0
「遥ちゃん遊ぼー!」
「うん、かーくん」
親父や叔父さんたちが談笑する座敷から逃げるように俺と遥子は二階へと駆けていく。
毎年やることは決まっている。二人だけのごっこ遊び。
押し入れから布団を引っぱり出してきて部屋一面に投げ出すとその大海原へ二人して潜る。
≪正義のヒーローが囚われの姫を助け出す≫
何回もやりつくしたシナリオだが俺も遥子もこの演目が大好きだ。
配管工のおっさんよろしく敷布団地獄や毛布地帯をくぐりぬけ、見えない敵と戦い、助けを求める姫の声に応える。
「やっと辿り着きましたよ姫」
「待ってたわ、ありがと」
やっとの思いでたどり着くと、俺の頬にキスする真似をしてくれる遥子。
ストーリー的に死に物狂いで助けにきた報酬がそれじゃ浮かばれない気もするが、小学生の俺はそれだけでドキドキしていた。
198 :
白襖:2008/04/28(月) 00:52:18 ID:J6BBLo6T0
布団の配置を変えもう一度…とその時、お袋が大目玉で飛んできた。
「こら!また布団ぐしゃぐしゃにして!!何度言ったら(ry」
「遥ちゃん!」
「あ、うん!!」
お袋の言うことなんか聞かずに遥子と一緒に家を飛び出た。これも毎年恒例のことだ。
追いかけてくる気配はないが徒歩一分の公園へ全力で避難する俺達。
「はぁっ…はぁ…おかんウルサイね……はぁ…」
「…はぁ…はぁ……っ…はぁっ…」
「…遥ちゃん…大丈夫…?」
「ふぅ…はぁ……つ、つかれた……」
199 :
白襖:2008/04/28(月) 00:52:44 ID:J6BBLo6T0
ブランコに座って息を整える遥子を見ると白い肌が夏の陽ざしに照らされていた。
いつまでも呼吸が荒れたままの遥子にオロオロする俺。
しばらくすると遥子は大丈夫と笑って答えた。
「もう大丈夫??」
「うん、大丈夫!」
「よかったー」
「でも疲れたよぉ」
「おかんが邪魔するから悪い」
「あははは。何回めだろうね」
「毎回こんなだよね」
「うん!でも楽しいよ」
「俺も!!遥ちゃんと遊ぶの楽しいもん!」
「私もかーくんと遊ぶの楽しいよ」
200 :
白襖:2008/04/28(月) 00:53:05 ID:J6BBLo6T0
まだ従姉とかをよく分かっていない俺は遥子のことを仲の良い友達と思っていた。
年に一度しか会えない、珍しい友達。
「俺、遥ちゃん大好き!」
遥子は頭の切れる子だし、今までのやりとりじゃ上手く伝わらないかもしれないけれど、少し大人びていた。
だからそういう言葉に憧れていただけなんだろう。
「私もかーくんのこと好きだよ」
今となってはこの言葉の真意を聞くことはできない。
けれど屈託のないこの笑顔を俺はハッキリと覚えている。
201 :
白襖:2008/04/28(月) 00:56:32 ID:J6BBLo6T0
以上です。とりあえず幼少期まとめました。
>>195 wktkできるようなもんであればいいんですが…。
白襖は「しろふすま」です。まっ白いフスマです。
snegは「それ」「なんて」「エロ」「ゲー」の略で、エロゲのシチュエーションかよって時に使います。
スイーツ(笑)はググった方が早いですww
202 :
祐:2008/04/28(月) 01:04:40 ID:H+kVN5iaO
>>201 乙!
ヤバイwktkしましたww
早く続き書いてくれwww
つーか、その表現力はどこからw
ちょうど今ググッてた所でしたww
教えてくれてありがとうございます
白襖は、スロから来てる?んですかね??
ググッたらスロ関係が出て来たんで。
最近全くスロ打たなくなったから分からんorz
203 :
えっちな18禁さん:2008/04/28(月) 01:13:31 ID:6Y7vCt3w0
おお、支援!!
名前白襖でいいのかwwwテラ縁起悪いwww
情景が浮かんで良いですね。文章上手いし続き楽しみ。
因みにシーサーも面白いよね。当たり軽いし。
>>祐氏
オレがスイーツ(笑)と使ったのは話がよく解らない飛び方をしたからです。
頭のおめでたい人って感じで使ってます(正確ではないと思う)。
白襖は戦国無双というスロに出てくる不幸の象徴ですw
>>50氏
不幸の象徴ww
戦国無双打った事ない
スイーツ(笑)ググりました。
色んな方が、投下されていて楽しいwktk
205 :
白襖:2008/04/28(月) 01:26:03 ID:J6BBLo6T0
>>202 あざーす!!手が震えてます!!
頭悪いのに文章なんか書くもんじゃないっす!!粗目立ちすぎでもう黒歴史にしたいくらいだww
白襖は旧北斗の剛掌波みたいなもんです。
>>203 ここは俺が白襖をひきつけておく!!なーに俺も後から(ry という意味を込めてみた。たった今。
50氏に文章上手いと言われたら立つ瀬がないっすwwwやめてくださいwwww震えるぜチキンハートwwwwww
>>205 貴方が、50氏に認められた
一騎当千の強者かw
いつ、白襖氏の国崩し砲が炸裂するのか
楽しみに(0゚・∀・)wktk
してますw
50氏・祐氏・130氏にも
(0゚・∀・)wktkしてます。
いろいろwktk
お、新連載はじまったwktk
209 :
祐:2008/04/28(月) 19:36:43 ID:H+kVN5iaO
>>白襖氏
手が震える…。分かります。
俺も投稿する時は、心臓がドキドキするww
と言うか、名前ホント縁起悪いのなwwウケるww
そういえば、白襖氏は現在おいくつですか?
差し支えなければの話ですが、知りたいです(・∀・)
これだけwktkがいっぱいだと、俺はもう書かなくてもいい気がしてくるww
今更だが、本当このスレはいいスレだなあ…
訊かれていないが答えてみるww
40代でつorz
オヤジ紫煙
ぶっちゃけ古いが50氏用にこんなの貼ってみるよね♪
忘れたくて 楽しんで
忘れたくて 偽りの恋をしてた今まで
静か過ぎた 毎日が
騒ぎだした
突然のめぐり逢いがツラくて
胸に閉じた君はヴィーナス
きっと二人 あの日まで帰れるなら
前より愛し合える
212 :
白襖:2008/04/28(月) 22:06:02 ID:J6BBLo6T0
今日も一日終わりました。皆様お疲れ様でした!!
さてこれから続き書いていきます。ある程度でき次第投下しまする。
>>206 高確幸村のような安定感の50氏、無限慶次のように楽しい祐氏、信長戦の如く駆け抜けるwktkの130氏
俺は彼らのような英傑じゃありませんが、せめて凡将らしく低確半蔵くらいの無難さでやっていきたいと思います
国崩し砲はまだまだ見えません。しばしの御時間をッ!!
>>207 俺も皆の続きが見たいぜwktk!
>>208 新連載が即打ち切りになるなんてザラっス。そうならない為にがんばります><
213 :
白襖:2008/04/28(月) 22:15:11 ID:J6BBLo6T0
>>209 巨匠達のような楽しませる文章が思いつかない俺は本当にガクブルしてます
でもこの怖さと緊張を超えた先にあった皆のレスに励まされました。そういった意味でも本当にいいスレですよ…頑張って最後まで書いていきたいです
だから止めるなんて言わな(ry。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
年齢について投下続けていくうちに同世代なら分かるようなシチュが含まれていきますので各々推測していただきたい
明かせない理由は無事最後まで投下できたら改めて説明します。ずびばぜん
違反はしてない年齢なのでそこんところは大丈夫っすww
>>210 青春に期限なんてない。探究心に歳は関係ない。自家製ファミリーもそんなふうに歌ってましたし何歳だっていいじゃないw
俺もみんなに支援!
>>211 50氏用なのにごめん。気になったんでkwsk
215 :
白襖:2008/04/28(月) 23:40:59 ID:J6BBLo6T0
>>214 いきなり年代推測されてるおwwwwwww
駄菓子菓子、名曲に年代は関係ないんだぜ?
エピまとめながらBGMとして聴きます。あざーす!!
216 :
えっちな18禁さん:2008/04/29(火) 00:10:51 ID:KDrCYg5u0
>>184 うーん
聡明な紀子姉に限って7はないとおもふ
何故ならば、(少なくとも彼氏がいたのに)
けいと付き合ってるという状況は自分と
何より大切なけいの人格を疑われてしまう
(ひょんな事から)彼の事で悩んでた事を打ち明けたら
体調が悪いのも押して昨日けいがdで来てくれた
熱があるので(帰るというのを半ば無理矢理)私が引き留めたと
正直に話すんでないすか
でも、正直心が揺れている事を仄めかす稀ガス
217 :
白襖:2008/04/29(火) 01:44:31 ID:TgZgA+720
二度、季節は廻る。
俺はイトコという言葉を理解し、同時にあの日の言葉を忘れていた。
だけど想いは変わらない。俺と遥子は仲の良い友達。
「また来年!」
「うん!またね!」
まるで明日教室で会うかのような口約束をした。
あの日から数えて三回目の夏を迎えるために。
満面の笑みで控え目に手を振る遥子…それが子供のころに見た最後の姿だった。
本人の与り知らぬ所で事態は進んでいくもので
この小さく大きな約束は親族同士の金銭トラブルによって簡単に崩れ去ることとなる。
218 :
白襖:2008/04/29(火) 01:45:23 ID:TgZgA+720
「ねぇ、今年は遥ちゃんこないの?」
「知らん」
親父が素っ気なく答える。いくら食いついてみても親父の口からはそれ以上何も聞けなかった。
待ちに待った三度目の盆は、いつものように親戚が沢山集まっているけれど遥子の親族だけがいなかった。
いないのに、今年も祭りが始まる。
なんてつまらないんだろう。
座敷の喧騒がいつもより一際大きく感じた。
二階に上がり、ひとりで大航海を始めるがちっとも楽しくない。
走って公園へ行っても息を切らしながらついてくる遥子はいない。
子供心ながら何か来れない理由があったんだろうと考えるも、大人たちの事情なんか知る由もない。
約束を守れなかった遥子を責める気持ちは微塵もなかった。
ただ、会って遊びたかった。
まだ蒸し暑い盆の夜、俺は寂しくて泣いた。
219 :
白襖:2008/04/29(火) 01:46:18 ID:TgZgA+720
それから一度も再会することなく数年経ち、俺は中学にあがった。
部活に精を出し、友達とゲームで盛り上がり、クラスの女の子を気にする、思春期真っただ中。
漫画やゲームをみれば主人公とヒロインが恋愛をし、色気付いたクラスメートが我先にと恋人を作っていく。
羨ましいと思いながらも行動を起こすようなことはしない典型的な中学生。
それでも俺は毎日が楽しかった。
盆に感じる孤独感も成長するとともに薄れていき、いつしか遥子の事を考えることもなくなった。
そんなある日、我が家に一本の電話がかかってくる。
220 :
白襖:2008/04/29(火) 01:47:22 ID:TgZgA+720
「はい○○です」
「あ、かーくん?久し振りー!!元気にしてたかね?」
「…はい?」
大分歳をとった女性の声。
聞き覚えはない。誰だ。
「ばぁちゃんよ!」
実家に住む祖母だった。
普段から電話なんてしないし年に一度しか会わない祖母。
盆に帰ってもロクに話もしないから声を覚えてないのも無理はない。
221 :
白襖:2008/04/29(火) 01:48:10 ID:TgZgA+720
「ごめん、ちょっと誰か分からなかった」
「久し振りだもんねぇ」
「オトンに何か用?」
「いやー、あんたに用事があってね。今△△叔母ちゃんがばぁちゃん家に来てるんだ」
「え?」
耳を疑う。実家にいたのは遥子のお母さんだ。
何年も連絡をよこさなかったのにどうして?何があった?
突然懐かしい名前を出され少し戸惑っていると祖母がこう続けた。
222 :
白襖:2008/04/29(火) 01:48:40 ID:TgZgA+720
「叔母ちゃんから聞いたんだけど、遥ちゃんが会いたがってるんだってさ」
ガツンと後頭部を鈍器で殴られたような衝撃がした。
眩暈にも似た感覚に囚われながらも「は?」と答えるのが精いっぱいだった。
遥子の名前を聞くのは随分と久し振りだった。
特別甘い感情を抱いていたわけでもないのに彼女の名前を聞くと胸がざわつく。
何故か背筋に緊張感が走った。
「かーくんと何年も会ってないでしょ?また会いたいねって言ってたらしいよ」
ざわつきが一層大きくなった。
今更会おうなんて一体何の冗談だ?あまりにも脈絡がなさすぎる。
「え、何で?」
突然の申し出に上手く言葉が出ず、思ったままを祖母に返す。
223 :
白襖:2008/04/29(火) 01:49:28 ID:TgZgA+720
「昨日、叔母ちゃんがばぁちゃん家に行くって話をしたからみたいだよ」
「え、は、あ?意味わかんない」
「懐かしいねって思い出……あ、ちょっと待って、叔母ちゃんと代わる」
「はぁっ!?ちょっ…!!」
「かーーーくん!!!久し振りぃー!!」
俺の戸惑いが示す数年の空白は一瞬にして叔母ちゃんの素っ頓狂な声でかき消されてしまった。
「お、叔母ちゃん?」
「久し振りねかーくんw元気にしてた?」
「あ…あ、あああ、はい…」
まるで何もなかったかのような声のトーンに驚く。
小さい頃から遥子に懐いていたので叔母さんも俺のことをよく可愛がってくれていたのは確かだ。
それがまさか、久し振りの再会でも有効だとは思ってもみなかった。
というか普通はお互い探り合いから始まるもんじゃないのか?
224 :
白襖:2008/04/29(火) 01:50:11 ID:TgZgA+720
「叔母ちゃんかーくんに会いたいわww」
「あ、はい俺も会いたいです」
「お父さんは?」
「あ、休日出勤なんでいません」
「ふーん。ねぇ、今度家にいらっしゃいよ?」
「あ、はい」
…え?
225 :
白襖:2008/04/29(火) 01:51:05 ID:TgZgA+720
「遥子も会いたがってたし、ご飯食べにきなさいよw」
「あ、え、いや」
「冬休みとかなら来やすいわよね?そうしましょうw」
「ちょちょっ、ちょっと待って下さい!!部活とかあります!」
「一日二日休めるでしょ?」
それはそうだけど!
俺の事を可愛がってくれてのことだと思うが、あんまりにも話が飛躍しすぎてる!!
ていうか、会話についていけてない!!
226 :
白襖:2008/04/29(火) 01:51:34 ID:TgZgA+720
「それじゃ、お父さんには内緒ねww ………」
「いやいや待って待って!ちょっと待って!!」
「はい、ばーちゃんよ!!」
流れが速すぎてついていけませんでした……。
俺は混乱する頭を整理する意味も含め、改めて祖母に問いつめる。
叔母さんが突然やってきた理由と、何故俺が泊まりに行く流れになったのか。
叔母さんは以前から実家を個人的に何度も訪問していて、その度に思い出話に花を咲かせていたそうだ。
盆には帰れない≪大人の事情≫とやらがあって祖母もそれをとても楽しみにしていたとか。
そして毎年遥子も連れて遊びに来ていたのだが、今年は事情があってこれなかったらしい。
無防備にその事情をつついた俺は再び後頭部を殴打されることになる。
227 :
白襖:2008/04/29(火) 01:52:32 ID:TgZgA+720
「遥ちゃんね、去年いじめにあって学校辞めたんだって」
「……え」
「今、あんまり家から出ないみたいだから寂しいんじゃないかね?」
『いじめ』
幸か不幸か俺は縁がなかったが流石に辛さを全く知らない訳じゃない。
だが何かを言おうとするも聞き慣れない異常事態に驚いてしまい上手く言葉が紡げない。
受話器から聴こえるノイズが惨めさを演出していた。
たった数年連絡しなかっただけでこんなにも世界は変わってしまうのか。
いつかの盆の時に見た最高の笑顔が、今はもうない。
遥子は一体どんな顔で部屋にいるんだろうか。
228 :
白襖:2008/04/29(火) 01:54:22 ID:TgZgA+720
足もとが一気に崩れ去った。
電話を握る手が物凄く汗ばんでいく。
喉の渇きと眩暈ににたドロドロが治まらない。
「だから元気出してもらいたいんだって。ね?」
「………」
沈黙を守る俺を心配してか祖母が先ほどとは違う不安げな口調で言う。
「叔母ちゃんも色々考えてのことみたいだし、遊びに行ってみない?」
再びノイズが世界を支配した。
229 :
白襖:2008/04/29(火) 01:56:05 ID:TgZgA+720
以上、再会直前までまとめました。
駆け足で進めてるんで分かりにくい点もあるかと思います。申し訳ありませんでした。
エロは……まだ先になりますorz
リアル支援
変な時間に眠ってしまって眠れなくなった的支援
…いい話しや。
233 :
白襖:2008/04/29(火) 02:00:52 ID:TgZgA+720
>>214 あの日から数えて三回目の夏を迎えるために。
四 回 目 で す た
ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!死にたい!!!!!!
234 :
白襖:2008/04/29(火) 02:16:59 ID:TgZgA+720
>>230 支援ありがとう…こんな穴だらけの文章に支援なんて本当にありがとう…!
>>231 支援ありがとうございます…!
間違い多すぎて泣きたくなって俺も寝れなくなったw
>>232 いい話なのか?w
当時本当に世界が終る瞬間を垣間見た気がします。
>>210 答えてくれてありがとうww
>>211 初めて聞いた。いい歌つーか声がいいですね。
>>233 どんまいww
続きが楽しみだー。
というか本当文章が綺麗にまとまってて読みやすい。非常に裏山だ…
>でもこの怖さと緊張を超えた先にあった皆のレスに励まされました。そういった意味でも本当にいいスレですよ…頑張って最後まで書いていきたいです
凄い分かる。俺も書かせて頂けるなら、最後まで書きたいと思ってます。
年齢明かせない理由気になるw最後までのお楽しみwktk
これから白襖氏の年齢当てゲーム開始だwww
236 :
白襖:2008/04/29(火) 02:53:24 ID:TgZgA+720
>>235 もうね、いっそ殺して……orz
綺麗にまとめるも何も祐氏の書くような口語調の文章の方が俺はずっっと魅力的に思えます。
親しみのある文章が書けないなら、せめて読み物として少しは読めるようなものを…と思って書いてますが実力が全く追いつきません。いっそ殺し(ry
祐氏も落ち着いたら執筆再開してください!wktkしてます!
あ。もし、ある程度年齢が分かっても出来れば表記しないでいてください。
バレバレなんですが、どーしても明かせないんですorz
>>236 wwwwww
オマイもなかなかじゃのう?
寸止め具合がwww
紫煙
wktkしながら、みんなの話を待ってるぜ!
本当にいいスレだなあ。
240 :
50:2008/04/29(火) 23:37:45 ID:qbaOECIz0
長々と居座ってスミマセン。
カオスになる前にさっさと書いて一支援者に回れたら良いのですが。
>>211 歌上手すぎワロタwオレは存じ上げませんでしたが親父が知ってました。
これは良いメロディー&歌詞がぐっときますね。
聡もしかしてオレのためにこの曲を…。オレは一応20代の若輩者ですよ。
>>216 紀子姉のイメージ悪くなりませんように。また続き投下します。
>>祐氏
いつでも続き待ってますよ。もちろん、最後まで聞かせてもらうつもりです。
>>白襖氏
結構な人生歩んでるんだな……。年齢が明かせない理由を言えないとはw
色々想像してしまうな。ともかく再会後が楽しみです。支援。
241 :
50:2008/04/29(火) 23:38:40 ID:qbaOECIz0
「けいが、こっちに出張で来てるから一緒に食事をしたの。
そしたらけいが熱出しちゃって、それでね
急に泊まるとこないから家に泊まってもらったの」
紀子姉が平静を装って喋っている様子を
笑いを堪えながら見ていた。オレ出張じゃ無いんですけどwww
ときどきオレの膝をたたく素振りを見せる紀子姉が可愛い。
「ふうん。でさっきの男は、前聞いた彼?」
「そう、でも別れるって決めて」
「けいが浮気相手だと思われたんだね」
「そうなの」
「あんたもいい歳なんだから、
ふらふらしてないで、しっかりしなさい」
「ごめんなさい」
「ちゃんと彼と別れたんでしょうね。あの男はダメだわ。
いざとなったら身内にも冷たくなるタイプ」
242 :
50:2008/04/29(火) 23:39:16 ID:qbaOECIz0
「そう、かもね」少し表情が翳る。
「あんたは危なっかしいんだから
変な男にだけは捕まらないでよ」
「はーい」
どうも、紀子姉も伯母さんには頭が上がらない様子。
「あと、けいに換わって」
何か説教されそうでドキドキする。
「けい、ごめんねえ。変なことに巻き込んで」
「泊まったオレが悪いんですよ」
「まあそれもある」
否定してくれないwww流石。
「紀子は大丈夫そう?」
声のトーンを落として聞く意味ないぜ。電話だし。
「見た限りでは」横目で紀子姉を見る。
243 :
50:2008/04/29(火) 23:40:06 ID:qbaOECIz0
「あんたがそう言うなら大丈夫なんだろうね」
「だと良いんですが」
「男なら自分の勘に自信を持ちなさいよw」
「サーセンwww」
「もう昼の準備するから切るよ」
「はい」
「紀子に、男なんかいくらでもいるんだから
あんまり気にするなって言っといて」
「おk」
一本の電話で空気が軽くなった。
紀子姉も少しテンションが上がったようだ。
「伯母さんが ↑ みたいなことしみじみ言ってたよ」
「お母さん、自分に言い聞かせてるのかなw」
244 :
50:2008/04/29(火) 23:41:01 ID:qbaOECIz0
「あるあ……あるあるwww」
「私に似て負けず嫌いだからね」
「紀子姉が似たんだろうw」
笑いながらも、
これで、本当に結婚が破棄になるのかな
なんて少し不安になった。
そして、彼はもう現れないと仮定して
オレはどうしたいんだ。
不安の枝はどんどん伸びて
さらに枝分かれし、いつの間にか
心にどんどん絡んでいった。
顔が引き攣っていくのが分かる。
この考え方はやばい。
一人歩きする不安がこちらを振り返って嘲う。
245 :
50:2008/04/29(火) 23:42:16 ID:qbaOECIz0
『付き合おう』と言うのか。
紀子姉が何と答えるかは分からない。
このタイミングで言えるのか。
タイミングの問題だろうか。
もし、付き合っても良いと言われたら。
頭を振ってみる。考えられない。
……一度仕切りなおそう。
「紀子姉、今日は体調もマシだし帰るわ」
「今から?」
「うん」
紀子姉は引き止めなかった。
満ちかけていた潮が引いていく。
246 :
50:2008/04/29(火) 23:43:08 ID:qbaOECIz0
「熱は下がった?」
「ああ、大丈夫。紀子姉のおかげだよ」
「そう、良かった」
このとき額に手を当てられた後は、
しばらく身体に触れられなかったし、触れなかった。
お互い何かを意識しながら
近づくことができない。
紀子姉は昨日オレが諌めたことを
まだ引きずっているのかも知れない。
今日はそれでいい、と思った。
彼と別れてまだ時間も経っていない。
二人とも冷静になる必要があった。
このまま一緒に居たら……。
まだ昼にもなっていないけど、オレは帰る準備をした。
247 :
50:2008/04/29(火) 23:44:40 ID:qbaOECIz0
「家に着いたら連絡してね。ご飯もしっかり食べるんだよ」
「分かった」
「寄り道しないで帰るんだよ」
「子供かオレはw」
「違うの?」
紀子姉の頭に触れそうになって、手を引く。
駅の中で人目が気になったからではない。
「けい、来てくれてホントに嬉しかった。
私は来てくれただけでも十分過ぎるから、好きな人がいるなら遠慮しないでね」
返しづらいこと言うな。
何て言っていいか分からなくて
「大丈夫だよ」
とだけ呟いた。
「ん?どう大丈夫なのかなー?」
「好きな人なんていないよ」
248 :
50:2008/04/29(火) 23:45:46 ID:qbaOECIz0
既に2回電車を逃している。
紀子姉はまだ話をしたそうだったけど
きりがないから、3回目の電車に乗ることにした。
今生の別れのようにこちらを見られると辛いものがある。
「また来るから」
右手を差し出す。
女性らしい細い指がしっかり絡みつく。
久しぶりに紀子姉の体温を感じた気がした。
「次は私が行く番だよ」
「何それ」
「久しぶりにお母さんのお料理が食べたいし」
「ついでか」
「どうでしょう」
はにかむ紀子姉を見ているとつい言いそうになる。
『付き合ってください』と。
249 :
50:2008/04/29(火) 23:46:53 ID:qbaOECIz0
指輪、結局うやむやになったな。
そうした悔いも
駅から遠ざかっていくにつれ
清清しいような気分に変わっていった。
紀子姉に大きく一歩近づいた。
まだ引き返せるところにいるのが自分でも
『卑怯だな』と思うが、今日はもう考えないようにしよう。
明日はまた労働だ。
ほんの一日と少し家から離れただけなのに
明日から仕事ということが信じられない。
密度の濃い旅だった。
そうだ。深呼吸も束の間、思い出す。
香織さんにお詫びのメールを送ろう。
250 :
50:2008/04/29(火) 23:48:04 ID:qbaOECIz0
「昨日はごめん。ひと段落ついたから、
また香織さんに合わせて時間作ります」
「大丈夫ですか?
流石に、今日はダメですよね?」
相変わらず返事早いな。
「そうだなあ。夕方には家に着くけど
少し風邪気味だし、今日は休めた方が嬉しい」
「じゃあ、看病しに行きましょうか?なんて嘘です(笑)
また風邪が治ったら食事に行きましょう」
香織さんのメールって何かこなれてる気がする。
自分の中で無意識に好感度が上がっていくのが分かる。
「分かった。また連絡する」
251 :
50:2008/04/29(火) 23:48:49 ID:qbaOECIz0
家についたらもう晩飯の準備をする時間に近かった。
しかし、疲れていたオレはとにかく眠りたかった。
嗽をして、楽な格好に着替える。
香織さんからメールと不在着信があった。
「無事に家に着きましたか?
何か食べるもの持って行きましょうか?」
とても頼りたい。
近くにコンビニがあるから、と油断していたが
晩飯を作る気力も再び外に出る体力もない。
だが、相手の好意を逆手に取るなんてできない。
夜道を一人で帰すわけにも行かないし、断ろう。
「大丈夫、食べてるよ。ありがとう。
今から寝るから返事できないかも」
252 :
50:2008/04/29(火) 23:49:46 ID:qbaOECIz0
寝ようとして、飛び起きた。
紀子姉に電話しないと。
「紀子姉、家着いたよ」
「元気になった?」
「まあまあ、かな」
「昨日からありがとうね」
「こっちこそ」
「あ、けい。カバンに既製品だけど
おかゆとか入れといたから温めて食べなよ」
「mjdk!ありがとう」
「ぬかりはないよ」
「流石だなあ」
「そんなもので感謝の足しになればいいんだけどね」
「嬉しいよ」
女神すぐるw本当に有難い。
253 :
50:2008/04/29(火) 23:50:35 ID:qbaOECIz0
おかゆを食べながら思う。
紀子姉、香織さん、紀子姉。
こんなに思ってもらえるなんて
オレ、恵まれすぎているよな。
だからこそ、オレは結論を出さなくてはいけない。
幸せへ向かっていくアキからの
結婚式招待状が眩く見えた。
アキ。
お前はどうやって結婚を決めたんだ。
今まで想像したことすらなかった
紀子姉のウェディングドレス姿。
誰もいない、何もされていないのに
心臓が一拍止まり、その反動で強い脈が流れる。
その隣に立つのは誰だ。
254 :
50:2008/04/29(火) 23:51:15 ID:qbaOECIz0
「けいさん、明日はどうですか」
オレの風邪が治ったことを報告した日に
香織さんがくれたメール。
オレも明日が都合良いので二つ返事でおkする。
「こないだは、急に行けなくなってごめん」
「いえ、いいんです」
香織さんは、プライベートな話には立ち入ってこなかった。
今日は、オレが話を聞かなくてはいけない。
セクハラなんてよくある話だ。
だが、受けている本人の話を聞けば
よくある話で片付けられるものでないことが判る。
辞めるという判断も止む無しか。
困ったように話す香織さんを見てそう思ったが。
255 :
50:2008/04/29(火) 23:52:21 ID:qbaOECIz0
「オレが上司に掛け合おうか」
出た言葉はどこかで変換されていた。
人事もかじっているし、人事を司っている上司とも仲は良い。
配置転換できる可能性もある。
できればオレはこの手は使いたくなかった。
幾分かの私情を含むこと。
上司への話し方が難しいこと。
他部署の仕事上あまり関係ない女性のことなので、
変に勘繰られる可能性が高いこと。
だが、香織さんが今の会社自体を嫌になったわけではないことと、
事務処理能力に秀でていることがオレにそう言わせた。
加えて、以前香織さんから頼まれていた
オレが彼氏を演じるということがどうも良い案に思えないのもあった。
256 :
50:2008/04/29(火) 23:54:04 ID:qbaOECIz0
「いえ、それは、けいさんに迷惑がかかります」
「そんなこと考えなくていいよ」
「私、今の会社好きなんですよね」
告白でもするかのように照れて言う。
「オレもだよ」
「だから、出来れば辞めたくないんです」
少し暑くなってきたらしく、
香織さんは上着を脱いで椅子にかけた。
案外ボリュームのある胸が
シャツの内側から主張している。
目を逸らそうとする途中香織さんと目が合った。
しまった、胸見たの気付かれたorz
257 :
50:2008/04/29(火) 23:54:52 ID:qbaOECIz0
居酒屋のカウンター席は誰かがどけば
新しい客が来るといった感じで、適度に空き始めた頃には
明日の仕事に影響が出ないか考える時間帯になっていた。
「もう一軒行きませんか?」
香織さん、お酒を控えめにしているとは言え
そろそろ帰った方が良くないか。
そう言おうか考えていると
カウンター席の下でオレの左手に柔らかいものが触れた。
「左手が寂しそうにしてました」
香織さんに手を握られていた。
その後香織さんは口数少なくなった。
オレも香織さんもまだ酔いが足りない。
紀子姉、ごめん。
258 :
50:2008/04/29(火) 23:56:12 ID:qbaOECIz0
今日はここまでです。
もうスレの1/4を消費してしまいました。
書く人が多いと早いなあ。
259 :
えっちな18禁さん:2008/04/30(水) 00:26:57 ID:BGk6dnOa0
はあー、君って男は…
はやく続き書いてね☆
260 :
白襖:2008/04/30(水) 00:39:49 ID:/ibUQDmp0
>>50氏
〜⌒ヽ.
_.〜⌒ヽ. (゚∀゚)〜´ `ヽ._.′ ヽ._.〜!!!!
キタ〜´ `ヽ._.′ ヽ._ノ
あ゛あ゛ーーーーーーーーっっ!言葉にならないこの甘酸っぱさはなんだろう!!!
>オレも香織さんもまだ酔いが足りない。
リアル過ぎて漏れました。
色々とフラグが立ってきてるのでwktkがとまらんです!!支援ッッ!!!
俺ぐらいの経験なんか見渡せば意外と転がってるもんですよw
端折ってるんで事態が急展開すぎるからそう見えてるだけかもしれないです。はい。
年齢はもうスルーしてくだしあ><ww
261 :
えっちな18禁さん:2008/04/30(水) 00:56:48 ID:1fLeKE8IO
だからなんで寸止めなんだぁぁぁああああ!!!
香織さんを僕に牛乳1gでください。
262 :
白襖:2008/04/30(水) 02:06:29 ID:/ibUQDmp0
その時、俺はどう対応したかハッキリと覚えていない。
後日改めて祖母から詳しい日を決める電話を受けたので、多分OKしたんだろう。
だが、遊びに行くことになる冬を前にしてじいさんが他界した。
盆の時に見たじいさんは確かに痩せてはいたものの元気そのもので
まさか会って数か月で逝ってしまうとは思ってもみなかった。
腸捻転だったか、詳しい病名は覚えていないが手術に耐えるだけの体力が無く
夏の暮れには既に死を待つ状態だったらしい。
親父からその報を受けた時は、不謹慎にも遥子たちが葬儀に出られるのかが心配だった。
263 :
白襖:2008/04/30(水) 02:06:55 ID:/ibUQDmp0
葬儀は厳かに…という雰囲気ではなかった。
親族から大きな信頼を受けていたじいさんの死に号泣する者も多く、俺も遊んでもらった記憶を思い出して涙していた。
二階で従兄姉たちに励まされる俺。だがその従兄姉たちの中に遥子の姿はなかった。
やっぱり来れなかったか。
≪大人の事情≫というものはこういう時にも枷になるんだな。
みんなが慕ってたじいさんが死んだんだぞ?棺桶から焼酎持って出てくるわけでもないんだぞ?
俺達親族が遥子たちを突き放したのか、遥子たちが自分から逃げたのかは分からない。
理由はどうあれ、彼女たちが居ない事を前提に進んでいく葬儀に理不尽を感じた。
悲しみに占拠された頭の隅で、肉体的にも精神的にも子供であることにやりきれない思いが生まれてきた。
早く大人になりたい。
そうすれば従兄たちのように泣くこともなく、妙な事情に振り回されず遥子に会える。
止まらない涙でぐしゃぐしゃになった顔はきっと悲惨だったのだろう。
従兄の一人が俺をずっと肩を抱いていてくれた。
264 :
白襖:2008/04/30(水) 02:07:23 ID:/ibUQDmp0
泣き疲れて従兄に寄りかかってウトウトしていた俺は、場に似つかわしくない怒声で意識へと引き戻された。
親父たちが一階で何か騒いでいる。
年が上の従兄姉数人が血相を変えて階段を駆け下りていった。
「大丈夫、兄ちゃん達に任せとこう」
俺を励まそうと肩を抱いていた従兄が声をかけてくれるが表情は笑っていない。
ひとつ、ふたつ、と怒声は波紋のように広がり、降りた従兄姉たちの声まで混ざり、緊張が二階まで届くようになった。
最近嫌な事が立て続けに起こる…。
俺は予想を超えた事態に物凄く弱く、異様なプレッシャーに押しつぶされそうになっていた。
(いい加減にしてくれッ!!!)
パンクしそうになる胸に苦しめられながら宙に訴えた。
265 :
白襖:2008/04/30(水) 02:07:54 ID:/ibUQDmp0
「何でダメなの!?おかしいでしょう!?」
束になった怒声の中から明瞭な声が聴こえた。
凛としたこの声は間違いない。
遥子の叔母さんだ。
毛穴という毛穴が開いたのが分かる。意識が研ぎ澄まされ、再び声の主を確認する。
「あんたたちとは関係ないじゃない!!」
やっぱり叔母さんだ。
叔母さんを容赦なく攻め立てる声が続く。
俺は居ても立ってもいられず、制止する従兄を振り切り罵詈雑言飛び交う部屋に走り出した。
声が近くなると共に心拍数もあがってくる。
見に行ってどうする?子供の俺に何ができる?庇うのか?責めるのか?
訳の分からぬまま親父たちが佇む部屋に着いた。
266 :
白襖:2008/04/30(水) 02:08:14 ID:/ibUQDmp0
ドアを開くと耳を塞ぎたくなるような怒鳴り合いが行われていた。
生の感情のぶつかり合いに吐きそうになるも足を前に進める。
部屋の入口に父たちが壁のように立ち、奥にいるはずの叔母さんが見えない。
何とかして見ようと後ろでうろちょろしていると、一番年上の従兄に見つかった。
「翔、来ちゃだめだ」
「叔母ちゃんいるんでしょ!?」
「うん。だけどだめだ。出てろ」
優しく突き放されるも食い下がって留まろうとする俺。
従兄からしてみれば変に場を掻き乱したくなかったんだろう。俺は腕を掴まれ部屋から無理やり摘まみだされた。
267 :
白襖:2008/04/30(水) 02:09:00 ID:/ibUQDmp0
「何で叔母さんが?!」
「大人の事情だ」
ああ、やっぱりそれだ。
またそうやって俺には何も知らせないで話を進めていく。
やり場のない怒りに唇をきつく噛み締める俺。
「……お前も何となく分かってるんだろ?」
従兄が落ち着いた声で俺に語りかけてくる。
俺は何も言えず、頷く。
ハッキリとした理由は分からないが、叔母さん達は俺達親族から嫌われている。
嫌われているって言葉が優しいと感じるくらいだ。
268 :
白襖:2008/04/30(水) 02:09:26 ID:/ibUQDmp0
「翔だけじゃない。俺にも関係ない話なんだ」
「………」
「俺の母さんや翔のお父さんたちの問題だから、俺たちがどうこうしたって解決できないんだよ」
そんな事は分かってる。詳しい事情すら知らされないことが凄く悔しいんだ。
俺と叔母さん…いや、俺と遥子の間にある溝が埋められない事が歯痒い。
だんまりを決め込む俺にいつまでも構っていられないのか
従兄は公園まで散歩してこいと言葉を残し、家に戻って行った。
269 :
白襖:2008/04/30(水) 02:10:29 ID:/ibUQDmp0
どうせしばらくは戻れないんだ、一人でこの気持ちに整理をつけてこよう。
俺は徒歩40秒の公園に向かい足を進めた。
薬局の角を曲り、電話ボックスを越えた先に公園はある。
小さい頃はよくブランコに乗って遊んでいたっけ。
そんな事を思い出した頃には到着してしまう距離。
公園に入り思い出の特等席に目を配るとそこに一人の女の子がいた。
何か考え事をしているようでブランコに座っている。
女子高生か?年上なのは分かるが平日の昼間に何で??
先客がいるならと公園から出ようと足を止めたその時、その子と目が合った。
270 :
白襖:2008/04/30(水) 02:10:50 ID:/ibUQDmp0
─────遥子!?
ドクンと胸が鳴った。
一瞬にして世界から音も外気も匂いも消え去り、「俺」と「彼女」しか存在しなくなる。
長く延びた髪と纏う雰囲気は記憶の中の彼女と違う。だけど顔を見間違えるはずはない。
あの子は、遥子だ。
271 :
白襖:2008/04/30(水) 02:14:11 ID:/ibUQDmp0
再会までまとめました。
記憶が整理されてない部分なんで分かりにくいかもしれません。ごめんなさい。
関係ないんですが専ブラって携帯で見る時のように、普通にメ欄見れますか?
ずっとIEなんで仕組みよく分ってません。教えてエロい人。
274 :
えっちな18禁さん:2008/04/30(水) 13:15:25 ID:E+64SkwD0
50氏、踏ん張れぇ!
香織さんはいい子なのかも知れない
だけど、だけどだよ長年夢見て来た「最終目的地」とは違うよな
276 :
えっちな18禁さん:2008/04/30(水) 15:31:10 ID:E+64SkwD0
リアルタイムではない稀ガス
TELエッチの時が数年前で大学生の頃携帯を持ち始めた頃というところからして
物語が実体験だったとしても少なくとも5年くらい前じゃないかな
2007年という描写がある
この辺は身元が特定されないための揺動なのか
小説的手法なのかはわからない
>>276 確か、今回の書き込みは今年の2月位からの事じゃなかったかな?
50氏も白襖氏も
寸止め上手なんだから〜ww
正座で紫煙
香織さんの「左手が寂しそうにしてました」で死んだ
>>276 単に「2008年」を「2007年」と誤記しただけなのじゃないかな。
281 :
祐:2008/05/01(木) 02:01:35 ID:cIgeyHDkO
>>白襖氏
いや、口語調もなにも俺は白襖氏のように情景が浮かぶような文章が書けないからああゆう書き方になってるだけなんだww
ごめんorz年齢は最後までの楽しみにとっておきますww
これからの話の展開wktkー!
読んでたら被る所とかあって、色々思い出してしんみりしてしまった。
遥子ktkr(゚∀゚)!!
>>50氏
…………………………………っっっっ!!!!!!
アンタ…アンタって人は…!!本当に………!!!
そう言って頂けて嬉しいです。GW休みに入ったらまた書き始めようかと。
282 :
祐:2008/05/01(木) 02:04:37 ID:cIgeyHDkO
あと、レス見てて思ったので横レス&生意気かもですがごめんなさい
>>277 >>276氏は、50氏は今年の2月の出来事として書き込んでいるが
実はそれは身元がばれないようにするためのカモフラージュで、5年位前の実体験をリアルタイム風に書き込んでいるんじゃないか?と推測してるんだとオモ。
違ったらごめん、そして「それは分かってるよ」な、的外れのレスだったりしたらごめんなさいorz
>>276 俺はリアルタイムだとオモ(・∀・)
50氏は今20代との事だし、携帯持ったのが7年前と仮定してみたとして有り得ると思う。
まあ、携帯が普及しだしたのがいつなのかは知らないからよく分からないんだがww
283 :
祐:2008/05/01(木) 02:10:56 ID:cIgeyHDkO
>>280 2007の表記は間違ってないと思いますよ。
2007初秋〜が紀子姉との再会で、今投下してくれてるのが2008のバレンタイン時の話だとオモ(゚∀゚)
あとあまり詮索しすぎると、もし万が一周りにバレたりしたら50氏が大変な事になるので……うん。
アレだとオモ。
(白襖氏に「何歳ですか?」とか聞いた俺が言えた事じゃないのだが…w)
50氏を応援してるのは皆同じだし仲良くwktkーですな(`ω`)ww
…生意気&出しゃばってすみませんorz
284 :
えっちな18禁さん:2008/05/01(木) 08:23:18 ID:9+6rNhbqO
50です。ワロタw
特に深読みしてもらわなくて大丈夫です。
本人ですら時系列怪しいから、当然の流れですね。
あやふやな所は無視しています。
携帯からなので個別にレスできませんが、今回のは2008年2月の出来ごとです。
因みに前回は2007年の夏〜のことでした。
一応保守さげ
286 :
50:2008/05/03(土) 02:42:36 ID:dCQmg4r70
何という過疎。
>>274 現時点のオレへのメッセージだと受け取ります。ありがとう。
>>議論してくれた人
284みたいな感じです。
>>278 まる二日以上も正座乙。
>>279 オレもキツかったー。
>>祐氏
ありがとう。そろそろGWです。時間があれば書いてくださいね。
>>白襖氏
何とももどかしいな。遥子さんの反応と、
もめた原因が気になるオレは下世話な人です。続きヨロ。
以下本文。
287 :
50:2008/05/03(土) 02:47:46 ID:dCQmg4r70
街の光の所為か星は見えなかった。
「オススメの場所があります」
左手はつながれたままだ。
握り返すような勇気も無く、香織さんに預けている。
違う。
オレはこんな展開を望んだ訳じゃない……。
星を探しながら
無言で香織さんについて行く。
意地悪な夜風が背中を押す。
左手の温もりは魅力的で
酔いを回すには効果があると思えたが
何故かオレは、次第に冷静になっていった。
288 :
50:2008/05/03(土) 02:48:42 ID:dCQmg4r70
香織さんの部屋は思ったほど遠くも無く
通勤的にも便利な位置にあった。
オススメの場所と言いながら
喧騒を離れていった時点で予想はしていた。
「さっきの言葉がけいさんへの告白でも
同じ答えをくれましたか」
『私、今の会社好きなんですよね』
『オレもだよ』
今更思う。
香織さんは、オレへの思いをぶつけてくれている。
直接言葉に表さずとも好きだと示してくれている。
オレも何かを伝えないと。
今の気持ちを素直に。
289 :
50:2008/05/03(土) 02:49:30 ID:dCQmg4r70
バレンタイン以来このスレのことがちらついていた。
また書く日が来るのだろうか。
そうなったとき、オレは胸を張って
自分に嘘を吐かなかったと言い切れるだろうか。
香織さんの覚悟に見合う返答をしなければいけない。
「オレ、今好きな人がいる」
「知ってますよ。だから元気なかったんでしょう」
「流石……」思わず苦笑してしまう。
「私ではダメですか」
「本当にその人が好きなんだ。何十年も」
「ストーカーw」
腹を括る。この人には正直に話そう。
「いや、従姉なんだ」
「従姉!ですか」
290 :
50:2008/05/03(土) 02:50:16 ID:dCQmg4r70
かいつまんで話していく。
香織さんは恋敵にとても興味があるようで
飽きた様子も無くずっと聞いてくれた。
「ほう!」とか
「それで!」とか。
大体話し終えて一息つく。
「香織さんだけにしか話してないから
絶対に誰にも言わないように」
「あれ……?聞き間違いかな。
さっき友達に助言貰ったって言ってませんでした?」
「うっ」
しまった。だから話すのは苦手だ。
「いや、香織さんだけだよ」
291 :
50:2008/05/03(土) 02:51:22 ID:dCQmg4r70
「もしかして、
私を振るための作り話じゃないですよね?」
そういう疑い方ですかw
「作り話でここまでしないよ」
「本気なんですね」
香織さんに言われてハッとする。
そう、本気なんだ、オレ。
「そこまで想ってもらえて羨ましいなぁ」
「でもその従姉には、好きな人がいるなら
遠慮するなって言われたよ」
「で、他に好きな人はいませんでした、と」
香織さんは笑いながら言った。彼女なりの気遣いだった。
「もうさ、答え出てますよね」
292 :
50:2008/05/03(土) 02:52:32 ID:dCQmg4r70
次々と心を抉ってくるコイツは何者だ。
「答え?」
「分かってるんでしょう?」
いつの間にかオレが相談しているみたいに見える件
以下香織さんの台詞を抜粋
「私、二人を応援したいです」
「その従姉さん、素敵な人ですね」
「さっきは、手をつないでスミマセンでした。
けいさん、優しいから拒否しないだろうなって思って
本当にごめんなさい」
「けいさん、一度思いを伝えてスッキリした方が良いですよ。
諦めたら私のとこに戻ってきて良いですからw」
293 :
50:2008/05/03(土) 02:55:08 ID:dCQmg4r70
香織さんが引き止めるのも聞かず
タクシーに乗って帰った。
紀子姉と話したい。
女性にあそこまで言わせないと
行動に移せないなんて、ダメすぎる。
しかし、その反省とは裏腹に心が熱いもので満たされていた。
ありがとう、香織さん。
その気持ちを大切に保存するかのように
携帯のボタンを押す。
「もしもし、夜分にごめんね。オレだけど」
「起きてるよ、けい」
電話から届く紀子姉の息遣いは
子守唄のように穏やかだった。
294 :
50:2008/05/03(土) 02:56:35 ID:dCQmg4r70
「こっちに帰ってくる予定はある?」
「そうだね。そろそろ一回帰ろうかな」
「もしさ、帰ってくるならうちに寄ってくれない?」
「……どうしたの?」
「伝えたいことがある」
「大事な、こと?」
「大事」
言い切る。今を逃せば、もうない。
二つの星の軌道が一つになれる瞬間は。
「そっかあ」
「そうです」
「そっか。楽しみ」
しーえーんー!!
296 :
50:2008/05/03(土) 02:57:39 ID:dCQmg4r70
「楽しみにするほどじゃないかも知れないけどね」
「私は、けいに期待してます」
「ハードル上げるなww」
「上がったの?」
「じゃあ、紀子姉もオシャレしてきて」
「それは任せて。前の日からバッチリメイクするよ」
「アホの子w」
「アホって言うなー。でもけいの好きそうな服選ぶよ
これで大事なことじゃなかったらガッカリですよね」
「だから、緊張させるなwww」
「じゃ、緊張解いてあげようか」
「どうやって?」
「ふふ、私が持っていったCDをパソコンに入れてみて」
297 :
50:2008/05/03(土) 02:58:40 ID:dCQmg4r70
あーあ。ヤラレタ。
煙草を吸うなんて久しぶりだ。
少しでも心を落ち着かせようと火をつけた
ジタンの味はずっと忘れないだろう。
結局、紫煙のように落ち着くことがなかった
心の昂揚も記憶に残るに違いない。
これで逃げ道はなくなった。
もとより逃げることは考えてなかったけれども。
約束の日が近づくことにドキドキしながら
時間の流れのもどかしさにヤキモキする。
そうだ。
ずっと聴こうと思っていた曲があったんだ。
298 :
50:2008/05/03(土) 02:59:36 ID:dCQmg4r70
聴きながら思う。
紀子姉が何故こんなに近い存在なのか
恨んだこともあった。
また、それと同じくらい、
近い存在であることに感謝もしていた。
しかし、もうそのジレンマも解消されつつあった。
ここに書ききったあと
気持ちが軽くなった反面、
紀子姉との初めての交わりを
文章にしてしまった自分に嫌悪感を持った。
身を切る思いをして書いたところで
紀子姉が戻ってくるわけもない。
大切な思い出を晒してしまったんだ。
299 :
50:2008/05/03(土) 03:01:16 ID:dCQmg4r70
そうすることでオレにはもう紀子姉を
想う資格が無くなれば良いとも思っていた。
しかし、時間を追うにつれ、
このスレを開くことが出来なくなっていった。
このスレで勇気や暖かい気持ちを貰った。
少なくとも日常生活に支障がないくらいに
立ち直ることができた。感謝してもしきれない。
でも、いくらスレを開いても
文章化された紀子姉の時間は止まったままだった。
痛いほど気付かされた。
やっぱり、紀子姉が好きだったんだ。
S t i l l l o v e h e r
300 :
50:2008/05/03(土) 03:02:52 ID:dCQmg4r70
3月に入ったものの、まだ寒い日が続く。
昨晩は考えすぎてあまり眠れなかった。
紀子姉が帰ってきたのはアキの結婚式が間近に迫った頃だった。
今日の夜はアキと二人で思いっきり飲むとか言っていた。
これからは姉妹二人っきりであまり話せなくなるから、と。
「さて、約束どおり、わざわざ遠回りして
けいに会いに来ましたよっと」
「長旅お疲れ。ありがと」
紀子姉の笑顔が光る。一度部屋を見渡す。
ここでオレは紀子姉を抱いた。
そして、紀子姉は去っていった。もうあんな思いはしたくない。
涙が止まらない(´;ω;`)
302 :
50:2008/05/03(土) 03:03:31 ID:dCQmg4r70
長い道のりだったようで
でも今日という日は何か小さい偶然達によって作られた
必然だったような気もする。
このスレに来たことも
香織さんに会えたことも
そして、再び紀子姉が姿を現したことも。
これだけの要素が後押ししてくれているんだ。
流石に鈍感なオレでも解る。自然と背筋が伸びる。
ここで背くようなことはできない。
早すぎる鼓動をなだめるように
ゆっくりと口を開く。
今までの人生を賭けた言葉は
あまりにも単純なものだった。
303 :
50:2008/05/03(土) 03:04:47 ID:dCQmg4r70
「ずっと、好きでした。オレと付き合ってください」
50氏ーーーー!!
305 :
50:2008/05/03(土) 03:06:04 ID:dCQmg4r70
今日はここまでです。
そろそろ終わりに近づいてきました。
支援してくれた人ありがと。
またすんどめ…ww
50氏、本当に本当に本気で応援してます、マジで泣けてきた…ww
ちなみに、祐ですが今少し書き溜め中です。
もう少ししたら投下予定です(゚∀゚)
50氏の話に出て来る女性は皆魅力的だ
307 :
50:2008/05/03(土) 03:24:46 ID:dCQmg4r70
>>306 祐氏だったのか。もう深夜だぜ。
さっきまで寝ていたから眠れないんだ。
女性が魅力的に見えるのはオレ補正ですw
人の少なさも書き始めた頃を
思い出して良いものだ。
こうやってゆっくりレスも返せるし。
投下楽しみにしています。
308 :
祐:2008/05/03(土) 03:41:22 ID:fdKXFDhxO
>>307 同じく俺もさっきまで寝てて寝れなくなりましたww
早く続きが読みたいwww
そういえば、50氏に少しお聞きしたい事があるのですが…
309 :
50:2008/05/03(土) 03:46:16 ID:dCQmg4r70
リアルにこんばんは
50氏》とうとう言いましたね。
ラストまで陰ながら支援しますw
50さんこんばんは。
あまりの寸止めっぷりになんか大笑いしてしまいましたよ。
だんだん現在に近づいてくるね。
312 :
祐:2008/05/03(土) 04:00:32 ID:fdKXFDhxO
>>309 どうしよう50氏…
馬鹿な俺の頭じゃあ聞きたい事がうまく文に出来ないのですがwwww
なんだwどんな重大なことなんですかww
314 :
50:2008/05/03(土) 04:07:12 ID:dCQmg4r70
>>310 こんばんは。もうすぐおはようの時間ですね。
支援ありがとう。
>>311 だから寸止め(ry
こんばんは50です。
>>312 何に関することでしょう?怖い質問はよしとくれよ。
315 :
祐:2008/05/03(土) 04:14:26 ID:fdKXFDhxO
>>313 いや、重大って言うかwwただ俺が個人的に気になっただけなんだwww
文を何度も作り直してたら何が聞きたいのか、自分でも分からなくなってきた位ww
>>50氏
馬鹿でサーセンww
なんだろう。投下に関しての質問??ですかね。
と言うか俺50氏に聞いて、それでそのあとどうすしたいんだろうw
と、文章考えながら思ってるww
316 :
祐:2008/05/03(土) 04:19:33 ID:fdKXFDhxO
>>315 どうすしたい、って何だwww
○どうしたい、です
ニコニコで聞いたカオスな歌が、頭の中を延々リピートしてて回らないorz
ベタだが50氏と紀子さんの前でget along together歌いたい気持ちだw
祐氏と白襖氏もがんがってくれ♪
319 :
50:2008/05/03(土) 09:06:24 ID:78wvkKK40
スレバレする夢を見て冷や汗かいた。
>>祐氏
すまない。
昨日は連投規制がかかってしまって
書き込めませんでした。
どうぞ、聞いてください。
>>317 また懐かしい歌をw
動画サイトに投稿してくれたら観にいきます。
けいの告白キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ガンガレ50氏
ちなみに、目的地が違うと言った者です
うぉぉぉぉぉ! 気になるぅぅぅ!50氏、俺をスッキリさせてくれぇ
出勤しようと、起きてチェックしたら、丁度、
>>50氏の書き込みが始まった所でしたよ。
やっと休憩です。毎日、2、3回ROMって楽しみにしてますよ〜
wwwwww
寸止め大王 50氏 けいちゃんww
また 正座させるのか?orz
涙 浮かべて読んで来たのに…
でも 楽しみに待ってまつwww
紫煙
325 :
白襖:2008/05/03(土) 20:52:03 ID:lBYVoX950
いずれ来るエロシーンを乗り切るために官能小説読んでました。
睦月●朗を四冊。どうやら作家選択間違えたみたいだ。
>>272>>273 専ブラ情報ありがとうございました!
>>273の専ブラ導入してみたけど頭が足りない俺にはチンプンカンプンです。
>>278 長い間正座して足腰悪くするなよぅ><
寸止めは意図してたりしてなかったり。
>>281 もう少しユーモアさのある文章が書きたいです。です。
ある程度イトコと似た体験をしてると自然と被ってくるもんなんでしょうかね?
適当なこと言っちゃっマズいですね。
投下wktk!!
326 :
白襖:2008/05/03(土) 20:57:39 ID:lBYVoX950
>>50氏
あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーーー!!!!!!!!
溢れんばかりのこの胸☆キュンを誰かに分けてあげたい!!!!
断言できる。このスレの住人は
歴 史 的 瞬 間 に 立 ち 会 っ て い る
締め、期待しています!!!支援ッッ!!!
ちなみに葬儀バトルの真相は未だに教えてもらえません。
誘われていなかった、或いは断られたのに無理やり来たのか…よくわかりません。
葬儀やら葬式やらの経験と知識が少ないので細かい部分で粗があるかもしれませんが、そこは可哀想なヤツと思って襖に投げてやってください。
327 :
50:2008/05/04(日) 00:51:23 ID:z3rDu4SL0
>>320 説明が要るのは駄文の証拠ですね。分かりにくくてスマン。
その時に聴いていた曲もstill love herですよ。しかし何故ガチムチw
>>321 これで次回最終回とならないのがオレのクォリティ。
>>322 大丈夫。しばらくスッキリしないと思う。
>>323 お疲れ様。大変な仕事してるんだな。
>>324 文章のストックがないのでしばらく正座ヨロ。ついでに寸止めイウナー(AA略
>>白襖氏
キレイに締められるかどうか。まだあるんでな・・・。
歴史的瞬間とか大袈裟です><
お葬式の経験が少ないということは恵まれているということだよ。
ちょいとリア支援
329 :
えっちな18禁さん:2008/05/04(日) 01:35:44 ID:EtERU95C0
支援
330 :
祐:2008/05/04(日) 03:26:47 ID:vlPU5I6GO
>>318 がんがる(・∀・)
>>50氏
50氏…やっぱ質問はなかった事に…wwww
すみませんorz
いや、…はい…お前ホント何だよ、て感じですよねごめんなさいorz
>>白襖氏
どうなんですかね。
ただうちも親族仲が悪いので、葬儀での話を見て思い出したりしました。
50氏と紀子姉のスマートな掛け合いが好きです
たまたまこのスレに流れついて以来、長いこと楽しんでますが、いよいよという展開にwktkです
C:\
所謂、波長が合うってヤツだろうね
だからお互い惹かれ合うワケで
そのくせお互い相手の事を人一倍気遣って
良く効く強力なブレーキを持っているって感じ
香織さん、あとでひとりで泣いてそう。
でも、すごいひとだな。
>>333 同意 器量のある女性だな。50氏ウラヤマシス
支援しておく
336 :
50:2008/05/06(火) 01:56:08 ID:tjuR0R920
投下は明日にでもさせてもらいます。
>>328 スマソ。ちょっと書きに来ただけだったんだ。
>>329 オレ向けのものか分からないけど、ありがと。
>>祐氏
質問気になるけど、まあいいや。そろそろGW終わるので準備よろしくね。
>>331 スマートなんて、結構な褒め言葉ですね。ありがと。
>>332 ああ、そういうのはあると思います。ブレーキは壊れたようですがw
>>333 だからこそ、その気持ちを無駄にはできないのです。
>>334 器量のある、か。喜ぶと思うし、機会があればそれとなく伝えておきます。
337 :
50:2008/05/06(火) 01:59:54 ID:tjuR0R920
>>335 入れ違いになったようで。いつもありがとう。
白襖氏は旅行にでも行ってるんだろうか。
ウラヤマシス。
338 :
祐:2008/05/06(火) 05:12:21 ID:lOBopb6wO
>>50 俺のGWは今日が最終日ですw
少しずつ文に纏めてってますが、中々…
投下wktk(・∀・)俺も正座して待ってるwww
実は今日莉真ちゃんと会うのだが、変な時間に目が覚めてしまってorz
339 :
祐:2008/05/06(火) 05:15:34 ID:lOBopb6wO
……
>>338は50氏へのレスです
>>50って何だ俺!生意気に呼び捨てか!
ソンナツモリジャナインダorz
昔から従姉妹が好きだったがあっちは恋愛自体に興味がなさそうな感じ
どうにか付き合うまでもってきてええええええええええああああああああああああ
従姉妹の妹も親も彼氏いないってんだからもう…
341 :
えっちな18禁さん:2008/05/06(火) 16:12:44 ID:kvK2ZqOgO
落ち着け
>>340 俺なんか、昔好きだった従姉が×1で独身で、今は、ぽっちゃり系(あえて言葉を濁す)だぞ!
まぁ、俺は普通に結婚して子供2人いるからいいけど。
343 :
130:2008/05/06(火) 20:24:55 ID:52yAwHkB0
小学5年生の夏休みです
私はTシャツに短パン
彼はTシャツにパンツでした
つづきです
彼は息を殺して触ってるのです
・・・両方
あそこムニムニ触られて、ちょっと変な感じになって・・・
・・・すみません。小5でもうオナしてました。。。ごめんなさい。
彼も、もうしてたんですよね
ってしてるのです。私の触りながらw
344 :
130:2008/05/06(火) 20:33:00 ID:52yAwHkB0
でも、彼もまだ小5
クリの位置もアソコの位置もわからず触ってるので
なんかくすぐったいが強い・・・
でも、我慢してました(くすぐったいのをですよ)
そしたら彼、私の短パンの裾から手を入れてきて
あ!ちょっとまって!と頭の中で叫んだはずw
パンツの上からアソコをなんて言ったらいいんでしょう・・・
アソコ全体を揉むって感じで触られて
また、ムニムニ。。。
今度は布一枚なんでさっきよりなんか
なんかねw手が熱い感じでw
私もなんかボーっとしてきて
ちょっとだけ薄目開けて彼見たら
パンツからアレ出ててびっくりw
345 :
130:2008/05/06(火) 20:45:51 ID:52yAwHkB0
弟のおっきくなったアレは見たことあったんですけど
彼のおっきくなったアレは初めてでw
なんか別の生き物って印象でしたw
少しの間(たぶん長く感じたけど2分くらいだと思います)
彼は自分の触りながら私のアソコ触ってました
彼の息が荒くなってるなぁと思ったら
私のアソコにあった手がスーっと離れていって
終わりかなぁ?と思ったら
私の手を自分のアソコに・・・
触らされちゃいました
彼のアレです
なんか変な感触で硬くて熱くてって感想でしたw
アレを握らされて、私の手の上から彼の手で握って・・・わかりますかね?;
紫煙
347 :
130:2008/05/06(火) 20:57:43 ID:52yAwHkB0
それで、彼は私の手をつかって動かしだしたんです
しかも、また私のアソコ触りながら・・・パンツの上からですけど
彼の両手に力が入って、私の方も少し強めに触られて・・・
そうしたら彼、うっって声が・・・
あれ?って思ったら私のおっぱいに熱いなんかがビシャビシャってかかったんです
そう、彼イッチャッタんです
もうびっくりで、でも起きたらまずいなぁと思ってまだ寝たフリ中w
彼、ハァハァ言いながら部屋にあるティッシュ持ってきて
私のおっぱいと手を拭いて自分のも拭いてと後始末をしてます
Tシャツも元に戻されました。戻される時少しまたおっぱい触られましたがw
彼はすっきりしたのか直ぐ寝ちゃって・・・
こっちは寝れません!wパンツの中に手を入れてみたら・・・
348 :
130:2008/05/06(火) 21:05:47 ID:52yAwHkB0
やっぱり少し濡れてます。
そりゃそうです。小5でも濡れるんです。
今ほどじゃないけどw
彼のアレの感触が手になんか残ってて
しかもパンツの上からですけど触られて(くすぐったいが大きかったですけど)
なんか、もう!って意味もなく思ったのを覚えてますw
で、私も少しいじってから寝ました。w
まだ何日か彼は私の家に泊まります。
349 :
130:2008/05/06(火) 21:09:12 ID:52yAwHkB0
また、暇見てきますね
なんか昔思い出しながら書くのって楽しいですw
紫煙ありがとうですw
であ
また
>>349 GJです。
何つ〜かイヤラシ、もとい羨ましいぞ従兄弟のの人。
何かフラグ処理間違ったかよそよそしいメールしかかえらねええええええええええええええええええええええええあああ
>>349 GJ羨ましい
冷静に考えたらフラグ建ってなかった
353 :
祐:2008/05/06(火) 23:30:51 ID:lOBopb6wO
>>130氏
wktkした。
女性ver.もいいですね。
>>352 すまん、笑ってしまった。
とりあえず落ち着けww
俺のイトコも恋愛は興味ない、って感じだった。
340氏がアピールするしかないとオモ。
ガンガレ(・∀・)
354 :
50:2008/05/06(火) 23:55:50 ID:tjuR0R920
久しぶりにここが何のスレか思い出したwww
>>130氏GJ
みんな楽しそうでいいなあ。
>>祐氏
別に呼び捨てでも何でもいいよ。気にし過ぎですよ。
少しだけ投下させてください。
355 :
50:2008/05/06(火) 23:56:44 ID:tjuR0R920
「けい、私」
紀子姉の声を聞いて、自分が言ってしまったことを認識する。
「紀子姉、今は返事は要らない」
「……?」
「それよりも、一緒に行きたいところがある」
「う、うん」
「今から時間は空いてる?」
「まだ、しばらくは」
紀子姉が微妙な表情をしている。そりゃそうだw
外を出る準備をしている間に紀子姉に訊く。
「紀子姉、今日はもともと休みだったの?」
「今日は病気で休んだんだよ」
「病気!?」
「恋の病かな」
本気で心配した自分がアホらしくなる。
356 :
50:2008/05/06(火) 23:58:30 ID:tjuR0R920
突き抜けるような青空が心を奮い立たせた。
並んで歩く道は、もう少しすれば
桜が一杯に咲き、道行く人を喜ばせるに違いない。
紀子姉は俯きながら歩いていたが
口許がほころんでいるのは判った。
それだけで幸せな気持ちになって、
今すぐ紀子姉を抱きしめたい衝動が湧き上がる。
しかし、まだ冷静でいなければ。
もう少し待て、と自分に言い聞かせる。
ずっと無言で歩いていた紀子姉が
とうとう話しかけてきた。
「手、つないでもいい?」
50氏続きキターーーーーーーーーー
支援!!
358 :
50:2008/05/06(火) 23:59:25 ID:tjuR0R920
「どうしたの?」
「つないでないと……けいが急に逃げていったら困りますから」
「困りますか?w」
少し意地悪く聞いてみる。
口を尖らせる紀子姉もまた可愛い。
「私、本気で走ったら速いからね」
「知ってますw」
「大体、勝手なんだよね、けい」
「重々承知してるよ」
「気持ち伝えるだけ伝えて、逃げないでよ」
「断じて誓う。逃げない。後でちゃんと聞かせて」
「最近、私、涙もろいんだから
あまり不安にさせないでよ……」
359 :
50:2008/05/07(水) 00:00:13 ID:tjuR0R920
目的地にたどり着いたときに紀子姉の
目が腫れていても良くないだろう……
と自分に言い訳しながら手を差し出した。
互いに温もりを求める二つの手は
パズルのピースの様にしっくりと収まった。
「紀子姉も十分勝手だよw」
本当にこの従姉には振り回されたなあ。
自ら望んで振り回された結果
こうなっているので何とも言えないが。
「私は女の子だよ」
「アキみたいなこと言うなwww」
「ここんとこアキを見習わなきゃなって思う」
「そういうところは見習わなくていいw」
360 :
50:2008/05/07(水) 00:00:49 ID:tjuR0R920
「もうアキの結婚式だね。我が妹ながら天晴れだよ」
「幸せへの最短ルートを行った感じだな」
紀子姉がオレの言葉の真意を質すべく、
顔を覗き込んできた。
『私達は遠回り?』
紀子姉の顔にそう書いてある。
答えを返す代わりに手を心持ち強く握る。
それに呼応するように紀子姉も力を入れた。
改札を通るときも、電車に乗るときも
その手が解かれることはなかった。
横でずっと微笑んでいる紀子姉を見て
幸せだな、と思った。
でも、オレはまだこの幸せに浸ってはいけない。
361 :
50:2008/05/07(水) 00:01:33 ID:ScepaU+00
紀子姉は、そこに着くまで行き先を聞きはしなかった。
途中からは分かっていただろう。
ここに来たのは
アキにプレゼントを持ってきて以来か。
思っていた以上に、緊張する。
何から話そうかずっと考えていたのに
いざ、建物が見えてくると頭が白んでいく。
ただ一つ決めていたことは憶えている。
言うべきことを、真摯に伝える。
「けい」
さっき以上に紀子姉が手の力を強めた。
「あはは、入ろうか」
オレは緊張を悟られたくなくて、汗で濡れた手を解いた。
支援〜
363 :
50:2008/05/07(水) 00:03:27 ID:tjuR0R920
丁度、昼の忙しい一時が過ぎて
従業員も休憩を取り始めている時間。
未来へ続くのれんをくぐる。
「あら、これは珍しいお客さん」
オレと紀子姉の普通ではない様子を察した伯母さんは、
「取り敢えずお茶淹れるから待ってて」
と客席にオレと紀子姉を座らせた。
ほどなくして伯母さんがお盆を持って現れた。
「あたしもいただいて良いかしら。喉が渇いて渇いて」
「伯母さん、お久しぶりです」
「どうしたのよ、そんなに畏まって」
伯母さんは、怪談を恐れる少女のように見えた。
364 :
50:2008/05/07(水) 00:04:12 ID:tjuR0R920
恐れているとすれば、それは
恐らくオレが今から伝えようとすること。
伯母さんを見ていると、言えなくなってしまいそうで
オレは目を閉じて口を開いた。
「伯母さん」
「はいよ」
重い話は聞かせてくれるな、と
わざと軽い調子の返事が返ってくる。
それでも、言わなければ前に進めない。
伯母さんを見て口を開く。
「紀子姉と付き合わせてください」
横で紀子姉がオレのシャツの裾を
ギュッと掴んだのがわかる。
「……それは、本気で言っているの?」
うおーーーdkdk
366 :
50:2008/05/07(水) 00:07:16 ID:tjuR0R920
乙!両方俺です
続き楽しみにしてます
なんかID変だな
しえーん
371 :
50:2008/05/07(水) 00:13:53 ID:ScepaU+00
>>368 日付またぐときは辺になることもあるんじゃなかったっけ?
しかし、IDにもドンキーコングいるなw
dkdkし過ぎじゃね?
この展開はヤヴァイ・・・dkdkしすぎた
373 :
50:2008/05/07(水) 00:20:03 ID:ScepaU+00
もとい、変だな。
>>369 本人だったのか。サイン下さい。
ワイパーって何ですか?ついでに寸止めイウナーヽ(`Д´)ノ
>>370 おぉ。明日からまた仕事頑張るよ…。
374 :
白襖:2008/05/07(水) 00:22:25 ID:USLONyU/0
風邪引いたりフラグ処理してたりしました。
続きは全然まとめてません。明日から頑張ります><
>>祐氏
親族間の喧嘩って他人のそれよりも見たくありませんね。
続きまーだー?w
>>50氏
流石巨匠…あなたの綴る文章に言葉にできない想いが募ります。
心からエールを贈りたいです。
もうね、ボーナス確定の期待が否応なしに高まるってもんですよw
375 :
白襖:2008/05/07(水) 00:25:28 ID:USLONyU/0
>>130女史
女神様キテターーー!!!!!!!!!!!
もうwktkしすぎて愚息がきかん棒ですよ!!!!!
・・・・・・・・・・・・ふう。今なら冷静にパンク外しできるぜ。
376 :
えっちな18禁さん:2008/05/07(水) 00:27:25 ID:S7ox/FNJ0
50氏って27とか8だっけ?
なんか妙に自分とかぶるんだよなー。とか勝手に自己投影して読んでます。寸止めはよくないが、どうぞ自分のペースでがんばってください。いつも楽しみにしてます。
思い出したけど、おれのおじいちゃんとおばあちゃんって従兄弟同士なんだよねー。当時はけっこう大変だった(らしい)んだけど、いまは子孫も幸せにやってます。
377 :
50:2008/05/07(水) 00:53:32 ID:ScepaU+00
>>白襖氏
ありがとう。でも褒めないで><調子に乗れる文章じゃないんです。
それより養生しつつ、フラグ処理についてkwsk
>>376 おまえはオレかというやつですね、わかります。
昔は、イトコ同士の結婚も珍しくもなかったみたいですね。
ウチの周りでも歓迎される風潮ではなかったらしいですけど…。
祐氏!
よく考えたら、今日は大変な日だったんじゃないの?
進展あったら良いのだが、おいおい聞かせてくださいよ。
378 :
白襖:2008/05/07(水) 01:02:17 ID:USLONyU/0
産業で説明してみますが
子供
が
できた
の三つで伝わればうれしい
379 :
白襖:2008/05/07(水) 01:21:33 ID:USLONyU/0
すみません、テンションおかしくて妙な書き込みしてますね
熱にやられたと思って自重します…
>>377 間違いなく称賛に値する文章ですよ
これだけ住人の心を掴むエピソードと文章なんですから
子供ができたので結婚するかどうかって話を連休中に進めてました。
今後ますます忙しくなりそうなんで早く投下を終えないといけませんね。
急ぎで書いて投げやりな投下にはならないよう心がけますw
380 :
祐:2008/05/07(水) 03:07:34 ID:ZBrQ1lKrO
>>50氏
うぉーーーー!!!
wktkdkdkktkrあなたはネ申だ(・∀・)!!
それ故、そんなお方を呼び捨てなど出来ないのです。
>「ここんとこアキを見習わなきゃなって思う」
>「そういうところは見習わなくていいw」
デジャヴ来たw似過ぎワロタw
詳しくは、俺の次の投下までお待ち下さいww
そうなんです、今日会って来たんです。
と言っても、法事(みたいなもの)ですが。
進展と言う程の進展はないですが、また近々会う約束をしました。
とりあえず莉真ちゃんが元気そうで安心した。
381 :
祐:2008/05/07(水) 03:08:12 ID:ZBrQ1lKrO
>>白襖氏
なんと言う爆弾発言(゚д゚)
GWの間にそんな事があったとは。
なんと言えばいいのか、まだ分からないのだが。
「今後ますます忙しくなる」て事は、結婚する方向に向かっているのだろうか?
どちらにせよ応援しています。
投下は無理せず、落ち着いてからでも。
wktkしながらずっと待ってる。
ちなみに俺の投下は、明日か明後日には必ずw
展開が遅いので、話が少し動いた所まで書き溜めて一気に投下しようかと思っとります。
>>白襖氏 オメ!!
>>白襖氏
おめでとう!
>>373 wwwwwwwwwwwwwww
おい〜!!www
又 寸止めかよ〜www
紫煙
>>白襖氏
マジか!おめでとさん!
386 :
130:2008/05/07(水) 12:54:39 ID:YSqw/9S60
>>白襖さん
おめでとうございます
いいなぁと思います
387 :
白襖:2008/05/08(木) 01:29:32 ID:Z3ISo1Oo0
スレ内容から反しまくってる話題なのに乗ってくれる皆に胸が熱くなりました。
みんなにも幸あれ!!
>>祐氏
結婚しようZE★でFAしたら溜め時間無しで正解されたんで、多分その方向にむいてます。
応援ありがとうございます!!投下を楽しみにしています!!
388 :
白襖:2008/05/08(木) 01:31:48 ID:Z3ISo1Oo0
>>382 アリッ!!
>>383 ありがとうございます!でもデキ婚だから自慢できません><
>>385 マジです!!俺がびっくりしてます!!
>>130女史
めめめめ女神様から個別レス貰えるとは思ってもみませんでした!ありがとうございます!
389 :
白襖:2008/05/08(木) 01:33:15 ID:Z3ISo1Oo0
遥子と俺を包む空間は酷く感覚を鋭くさせる。
いや鈍くなっているのかもしれない。
猛スピードで彼女を認識しようとする俺に反して容赦ないプレッシャーが心を潰そうとしている。
さっきの喧騒で砕けた気概を修復する間もなく、もう一つ大きな山場を迎えてしまった。
糞ったれが。結局びびってやがる。
彼女に何か言わなければと思うほど声と気持ちが空間に呑まれていく。
「……こんにちわ」
彼女の消え入りそうな控え目な声が止まった時を切り裂いた。
途端、心臓が跳ねる。
390 :
白襖:2008/05/08(木) 01:33:39 ID:Z3ISo1Oo0
「…こんにちわ」
ほんの一秒にも満たないこの返事を絞り出すのに数分かけたように感じられた。
怪訝な顔をして俺の様子を窺う彼女。
そりゃそうだ、きっと今の俺は酷い顔をしているんだろう。
それ以上、二人に言葉はなかった。
挨拶で開いた隙間から遅いセミの鳴き声が聞こえてきた。
過ぎ去った夏を惜しむように鳴くセミが、俺たちの気まずさを引き立てる。
数年の壁が俺たちの間に立塞がっている。
俺は無力にも彼女の顔を見続けることしかできなかった。
391 :
白襖:2008/05/08(木) 01:39:20 ID:Z3ISo1Oo0
短く揃えられた眉に切れ長の目、すらりと伸びた鼻、きつく結ばれた唇は健康的な桃色をしていた。
陽に照らされた黒い髪は肩甲骨まで届いており白い服とよく似合っていた。
その服からは多少ボリュームのある胸の形が見てとれる。
言葉が出ない分、じっと見ていると彼女の更に眉間に皺が寄った。
警戒された───慌てて俺は目線を地面に向けた。
再び沈黙が訪れる。
目線も足も地に縛り付けられたように動かせずにいた。
支援
393 :
白襖:2008/05/08(木) 01:40:44 ID:Z3ISo1Oo0
「…翔、クン?」
探るように彼女が俺に問いかけてきた。
「え…あ…」
訝しげな声が俺の呪縛を解き放ってくれた。
が、俺は完全に動揺していて上手く喋ることができなくなっていた。
394 :
白襖:2008/05/08(木) 01:41:30 ID:Z3ISo1Oo0
「翔クン?」
声がさっきのものより明るくなっている。
彼女の中で確信したのだろうか、母親譲りの凛とした声ではっきりと俺の名を聞く。
「あ…う、うん」
顔をあげて、たどたどしく返事をする。
続けて彼女の名を聞こうと口を動かす。
「よ…よう、子……さん?」
395 :
白襖:2008/05/08(木) 01:41:52 ID:Z3ISo1Oo0
あだ名で呼ぶことを躊躇い、取って付けたような「子」と「さん」で締める。
なんて不格好なんだろう…開いてしまった心の距離を痛感した。
だが彼女は気にする様子もなく、警戒を和らげて俺の問いかけに微笑んだ。
「久し振りだね」
「う、うん。久し振り…」
ブランコから立ち上がり俺の前まで歩いてくる遥子。
≪壁≫が近寄ってきて無意味にプレッシャーを感じる。
396 :
白襖:2008/05/08(木) 01:42:20 ID:Z3ISo1Oo0
「大きくなったね」
「え、あ、ぇぁ」
「私の方が大きかったのに、今同じくらいだね」
「そ、そ、そりゃ何年も会ってないし…」
「ふっ───」
未だ緊張からどもる俺を遥子が笑った。切れ長の目が綺麗なラインを作る。
それは俺が知らない遥子の≪女≫の部分で、今までとは違う意味でドキリとした。
「そんなに緊張しないで。えーと…」
遥子の目がしばらく宙を泳ぐ。
ほんの少し遊泳したあと、顔をしかめて悪戯っぽく彼女は言った。
「【翔クン】、久し振り」
wktkしつつ挿入歌探索中的支援
398 :
白襖:2008/05/08(木) 01:43:17 ID:Z3ISo1Oo0
本当は遥子があだ名で呼ばなかった所に着目すべきなんだろうが、
俺は一瞬の間に顔がいくつも出てきた事に驚きを隠せなかった。
(やっぱり微笑んだ顔は可愛い)
(さっきの緊張してた時は怖かった)
(俺、微妙にときめかなかった?)
(いじめられてたんじゃないのか?)
(悪戯っぽく笑うと小悪魔みたい)
いくつもの想いが胸を駆け抜けたが、どれも同時に駆け抜けたせいで訳が分からない。
「翔クン、高校生になった??」
「いや、ま、まだ中学」
399 :
白襖:2008/05/08(木) 01:44:08 ID:Z3ISo1Oo0
「そっか、3つ違いだっけ。部活は?」
「は、走ってる」
「陸上?」
「そう、短距離。遅いけど」
「ダメじゃんw」
「サボってるからダメ」
「まともに走ろうよw」
「遊びたいから無理!」
砕けた笑顔が飛び交う雑談。
お互い距離の測り合いをしているだけなのだが、変にしていた緊張も解れてきた。
400 :
白襖:2008/05/08(木) 01:44:48 ID:Z3ISo1Oo0
同時に物凄く感じていた壁が崩れていくのを感じた。
遥子の気遣いなのか、歩み寄ってくる彼女に壁を作っていたのは俺の方だと認識させられる。
親父や従兄姉たちの言うとおり、まだ俺は子供なんだな。
自分の立場をこうやって改めて理解させられると、とても恥ずかしい気持ちになってきた。
「あ゛〜〜〜」
「ん?どうしたの?」
「あ、ごめん変な声出して」
「どうかした?」
「いやいや、俺ってまだガキなんだなぁって思っただけ」
「何で??」
最近の寸止流れを打ち切る大量投下に感謝
402 :
白襖:2008/05/08(木) 01:45:14 ID:Z3ISo1Oo0
何でって──
一瞬にして脳裏に喧噪が蘇る。
親父たちと対峙して言葉を荒げる叔母さんと、それをどうする事もできずに追い出された俺と。
「──○○従兄ちゃんとか、○○従姉ちゃんとかみたいに、うまく喋れないから」
「なにそれw」
俺は叔母さんの話を意図的に避けた。
遥子が一人で公園に居た理由は多分そこと繋がっている。
ソレを聞く度胸がない俺は、そのまま従兄姉の話題にスライドさせて会話を続ける。
そして遥子も、どうしてここに居るのかを自ら語ろうとはしなかった。
403 :
白襖:2008/05/08(木) 01:46:03 ID:Z3ISo1Oo0
「あ、ねえ、冬休みにウチ来るんでしょ?」
と意気揚揚に確認してきた。
正直なところ行くのが億劫なのだが、状況が状況なだけに俺は流されて首を縦に振った。
「そっかー。楽しみだね」
一見すると可愛いよりも綺麗な顔立ちの遥子だが
余程楽しみなのか、いつかの盆を感じさせる笑顔で話をしていた。
一方俺は、幼さと色気が混ざり始める年頃の遥子に友達の面影と女の色気を同時に感じていて戸惑っていた。
一挙一動に感じる確かな友情と湧いてくる罪悪感にも似た劣情。
地震やばいぜ支援
405 :
白襖:2008/05/08(木) 01:46:51 ID:Z3ISo1Oo0
「一晩中話をしようね!」
「うん、しよう」
適当に打った相槌に目を細めて喜ぶ遥子。
そんな遥子を見ていると教科書に乗ってない混合物が次々と胸の中で増えていく。
俺は薄らと感じていた。
これが─恋、なのかなぁ。
406 :
白襖:2008/05/08(木) 01:50:04 ID:Z3ISo1Oo0
キリのいい所までまとめました。
大して読み返ししていないんで誤字脱字あったなら踏んでください。喜びます。
>>404 支援ありがとうございます!
≪挿入≫歌ってエロいことを言うなぁって思ったら至極まともなことを仰られてた事に気づく。しっかり休みます。
地震大丈夫でした?
>>406 改めて
おめでとう m(_ _)m
で ガンガレ お幸せに的 紫煙
他の書き手に影響されているだけなのかもしれないが、下手にブンガクっぽくしすぎて余計にレス消費しているような。
寸止めが流行している昨今、下手な修飾は不要だから、サクサク逝ってもらえるほうが助かる。
的支援
410 :
白襖:2008/05/08(木) 07:07:44 ID:QlT/1tGpO
通勤中なので携帯から失礼します
確かに今の書き方だと終わりが見えないのでテンポ上げる&無駄消費削減の為に表現方法変えてみます
ここがどういう場なのか失念してました…貴重な意見ありがとうございました!
>>410 そんなに気を遣わなくて 良いと思いますが
私生活でも 色々大変だろうし
気を遣うなら 相手の人に…
ガンガレ〜 紫煙
寸止めじゃなかったので
ちょっと残念に思ったのは俺だけじゃないはず
413 :
えっちな18禁さん:2008/05/08(木) 22:36:10 ID:MnjBH4xDO
>>412 連載で寸止めは基本だよな?
ゴルゴは単行本毎で、ちゃんと話が区切られてるけど。
sage忘れたorz
でも>>白襖氏、Cですよ。
ゴールドXで、はさみ打ってしまった次Gでゴッドが揃った衝撃を思い起こさせてください。(私にとって、唯一のGOD揃いでした。兄弟機あわせても。)
415 :
白襖:2008/05/08(木) 23:08:47 ID:Z3ISo1Oo0
まだ本調子じゃないのと、読みやすい文章作りに四苦八苦してます。
投下は後日。個別レスだけですみません。
>>407 関東圏じゃない俺は地震なんて微塵も感じられませんでした。地震怖すぎです。
挿入歌の歌詞に惹かれてリンク飛んだら…
ま た 池 田 か
本気で池田聡が好きになりかけてます。ありがとうございますw
>>408 ありがとうございます!!投下もがんばるぞ!
408も幸せになれるように祈ってます
416 :
白襖:2008/05/08(木) 23:26:51 ID:Z3ISo1Oo0
>>409 改めて、指摘と支援ありがとうございました
読み物としてノンフィクションが書ければと投下してたんですがクオリティが低い上に展開が遅いだけだと自覚しました
少しでも展開が早く面白い文章が書けるように推敲しながら投下していきます
>>410 その気遣いに全米が泣いた
私生活が忙しくなるのはもう少し後なので、今のうちに少し頑張ってペースを作っておきたいのが本音です
417 :
白襖:2008/05/08(木) 23:28:37 ID:Z3ISo1Oo0
>>412 ホントだ、よく見ると尻切れトンボすぎる
寸止めでwktkさせられるようになりたいです
>>413>>414 支援いただきました!ありがとうございます!
さいとう漫画は雲取り斬平とサバイバルしか読んだこと無いですが、やっぱり引きは重要ですね。精進します
スロのゴルゴは地味に好きでした。
つか次ゲームでゴッド揃いとかwwwwwwwwテラウラヤマシスwwwwwww俺ゲーセンですら揃えられないっスwwwwww
超ド級の衝撃を超えられる自信はありませんが、期待に添えられるように少しは頑張ります><
>>416 このお茶目さんwww
自分に安価wwwwww
419 :
白襖:2008/05/08(木) 23:31:55 ID:Z3ISo1Oo0
>>418 ( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
うわぁぁぁぁ,乗り遅れた
とりあえず
白襖氏
おめ
422 :
50:2008/05/09(金) 00:33:39 ID:Ll24gmuD0
sageてみる。
>>白襖氏
聞いておきながら来れなくてスマソ。
件の娘との間の子かは分からないが、おめでとう。
新しい命と未来の奥さんを大切にしてあげてください。
しかし産業の意味ないwww
>>409 すまないな。オレが今の流れの元かも知れん。
多分、オレは書きたいように書いてしまうから不愉快であれば、スルーしてください。
でも密かに白襖氏を支援しているあたり、嫌いじゃないぜ。
そして
>>414に反応したいオレガイル。
投下は恐らく明日です。
423 :
409:2008/05/09(金) 00:55:12 ID:YcNj94quO
>>416 いや正直すまんかったorz
文才は50氏や祐氏と甲乙つけがたいのだが、やはり板やスレの趣旨からして苦言を呈さざるをえなかったというか。
…今は反省している。
俺も1日数回アクセスしているのだが、書き手が複数存在しながら進展の幅が少ないことに物足りなさを感じていたのか、書き手諸氏の才能にシットしていたのか…。
ロムに戻りますm(__)m
424 :
414:2008/05/09(金) 09:55:03 ID:mxhkD8+QO
>>417 残念ながら、中ボタン空振りしてのハサミうちの次Gなので、GOD=15枚役orz
いい意味で衝撃的だったのは、スーパービンゴが777だと思ったら4桁だった事ですね。
これ以上はスレ違いになるので...
とにかく、全ての書き手に期待しております。
俺受験生なのに50氏の小説二、三時間読みこんで
感動して泣いてしまったw叔母さんが離婚して生き別れになってしまった
仲良かった年上の従姉妹思い出すわ
ここにきてからなぜか意識し始めた・・・
426 :
50:2008/05/10(土) 01:14:09 ID:dZLKCdwH0
スマン。疲労ゆえ今日は投下できない。
また起きたら来ます。
>>426 心労とみたがwww
無理しずにで桶でつ
オイラも紀子姉と手を繋ぎたい的
紫煙 ノシ
428 :
えっちな18禁さん:2008/05/10(土) 01:52:43 ID:fDs9jnjx0
おつかれさまでーす
支援
430 :
50:2008/05/11(日) 00:23:06 ID:zXihY1rs0
人生相談をしていたら遅くなってしまいました。
>>425 小説言うなw従姉と連絡は取れるの?
>>426 正解。紀子姉はやらん。
>>427 おつかれ。
>>429 ありがと。
今日は寸止めじゃないはずだ。
431 :
50:2008/05/11(日) 00:24:34 ID:zXihY1rs0
伯母さんの声が震えている。
出来ればそれだけは聞きたくなかった
そんな風に聞こえた。
しかし、オレは告げた。
「本気です」
伯母さんが紀子姉の方を見る。
「私からもお願いします」
一瞬、伯母さんの表情に翳が差す。
「はあ。お父さんがいないときで良かったねえ。
あの人なら先ず、手が出てると思うよ」
「あ、それは私も思う」
「茶化すんじゃないよ」
「……ごめんなさい」
先走り的支援
433 :
50:2008/05/11(日) 00:25:20 ID:zXihY1rs0
こうなるのは分かっていたこととは言え、
いつも明るい伯母さんが苦悶の表情を
浮かべているのを見るのは辛かった。
以前までのオレは、身内の人たちを悩ませてまで
付き合いたいとは思っていなかった。
祝福されないのは家族を大切にしてきた
紀子姉が可哀想だったからだ。
それでもオレがここに来たのは
香織さんに教えられたから。
このスレで勇気をもらったから。
何より、祝福されずとも
オレがそれ以上に紀子姉を幸せにしようと決めたから。
wktjk
435 :
50:2008/05/11(日) 00:26:42 ID:zXihY1rs0
「あたしにはね、お兄ちゃんがいたの」
伯母さんが犯罪者の自白のように話し始める。
「でも、あたしが生まれる前に……」
あまり聞きたくない話だったが
目を背ける訳にはいかない。
そういう土台を踏んでまで、
この道を選ぼうとしているのだから。
「お婆ちゃんは、そりゃ周りから
非難もされたし、一度は自殺を図ろうとしたほど。
この近辺に限らず、血の濃い結婚は望まれないんだよ」
「結婚なんて、まだ……」
紀子姉が呟く。
「じゃあ、付き合ってどうするんだい」
436 :
50:2008/05/11(日) 00:27:40 ID:zXihY1rs0
伯母さんの話は続く。
「お婆ちゃんは、従兄の他に旦那さんを迎えた。
それが、今のお爺さん」
ここまでの話だとは正直思っていなかった。
世間体ではなく、この家自体が拒んでいるんだ。
「紀子、あんたは、もっと周りの見える子だと思ってた」
紀子姉が下唇を噛んでいる。
「それから、けい、何でうちの子なんだい」
頼むから、うちの子を攫ってくれるな。
他に女などいくらでもいるじゃないか。
静かな恨みを帯びた目つきが突き刺さる。
心が折れそうになる。
「オレは、ずっと、好きだったんです」
一語一語やっとの思いで口にする。
支援
438 :
50:2008/05/11(日) 00:28:58 ID:zXihY1rs0
「好きだけで付き合える間柄じゃないことは分かっているだろ?」
「分かっています。だから来ました」
「この間から、そうだったのかい?」
紀子姉の部屋に泊まった夜を思い出す。
あれは、今思えば悪い材料にしかならない。
「いえ違います。今日初めて伝えました」
泊まっていたという事実が、説得力をかなり削った。
「その言葉、信じてもいいの?」
「信じて」紀子姉が間髪入れずに言う。
「紀子も、こないだの彼氏と別れたばかりで
よくこんな話を持ってこられたもんだ。節操がないねえ」
伯母さんの突いて来るポイントは至極まともで
どう足掻いても分が悪かった。
439 :
50:2008/05/11(日) 00:29:55 ID:zXihY1rs0
それでも粘れるだけ、粘る。
双方気分を害したまま終わっても何も生まない。
しかし、オレ達は返す言葉を徐々に失っていき
黙りがちになった。
「あんたたち、何か喋らないと分かんないよ」
ずっと伯母さんの目を見ていたオレは
伯母さんも疲れていることに気付いた。
紀子父のこともあったし、疲れて当たり前だろう。
「伯母さん、もう一度だけお願いします。
紀子姉と付き合わせてください」
「……けい。本気なのは分かった。
今日はあたしが預かっとくから、もう帰りな」
落としどころ、か。
今日の曲はまだ考えていない支援
441 :
50:2008/05/11(日) 00:31:08 ID:zXihY1rs0
一口お茶を飲んで伯母さんは
思い出したように言った。
「……一応お婆ちゃんにも、言ってみ」
元よりそのつもりだった。
「分かりました」
「あーあ、疲れたよ。紀子ちょっと肩揉んで」
「はい」
紀子姉が伯母さんの肩を慣れた手つきで揉んでいる。
紀子姉はオレより伯母さんと過ごした時間の方が
長いんだ、と実感する。
「紀子、あんたを苦労させたくないんだよ」
「分かってる」
442 :
50:2008/05/11(日) 00:32:02 ID:zXihY1rs0
「好き、なんて保証も無いんだから
あてにするんじゃないよ」
「うん」
「これで、お前、けいに振られた日には目も当てられない」
そんなことしない、と反射的に声が出そうになる。
だが、それは結果でしか示せないことだ。
口にしたところで、虚しく響くだけだろう。
「私は、けいを信じたらダメ?」
「あんたは信じてるから、こうやって一緒に
来たんじゃないのかい」
「そう、だけど」
「じゃあ、あんたはその姿勢を貫くんだよ。
女は女で、惚れた男を信じなさい。
裏切られても、恨んだらダメだよ」
支援
wktk
445 :
50:2008/05/11(日) 00:33:33 ID:zXihY1rs0
話の途中から、伯母さんが
認めようとしてくれているのが伝わった。
表向きに言わなくてはいけないことは
全部言ってくれた気がする。
オレは紀子姉と、お婆さんの部屋へ向かった。
接客の現役を退いた今でも
朝早くから農作業をしている元気なお婆さんだ。
温厚なお婆さんが怒ったのは見たことがない。
今日、もしかしたらそのお婆さんの怒り顔を
初めて見ることになるのかも知れない。
そう思うと気が重かったが、お婆さんに話もせずして
隠れて付き合うなどオレが嫌だった。
紀子姉も隠すのは嫌だっただろう。
446 :
50:2008/05/11(日) 00:34:35 ID:zXihY1rs0
「二人して、どうしたん?」
お婆さんは、気の抜けるような笑顔で迎えてくれた。
「お婆ちゃん、話があるんだ」
「ん?何じゃろ?」
人懐っこい独特の表情には、
一筋縄ではいかなかった人生の跡が幾筋も刻まれている。
「オレ紀子姉と付き合いたいんだ」
「なんと……」
「本気なんだ」
随分と間が空く。
中庭に差し込んでいる光が眩しい。
「許さん、と言ってみたいが、さっきから
紀子が鬼の様な形相をしとるからなあ、はっはっ」
支援
448 :
50:2008/05/11(日) 00:35:48 ID:zXihY1rs0
「わしが言いたいのは、覚悟はあるか、の一言」
お婆さんは、その小さい背中に何人分も苦労を背負って
オレの母と、その姉である紀子姉の母を育ててきた。
この人が苦労を耐えて生き抜いてくれたから
今のオレと紀子姉がある。
「あります」
「私も、あります」
お婆ちゃんへの誓いは結婚式での神への誓いよりも重いに違いない。
自然に背筋が伸びる。
「あるんなら、紀子もけいも久しぶりだからゆっくりしてけ。
漬物でも出してやるから」
支援
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
451 :
50:2008/05/11(日) 00:37:34 ID:zXihY1rs0
「ほお、それにしても、あんたら二人がなあ。
わしは難しいことは分からんが
今の時代でも結婚できるじゃろ、従姉弟同士なら。
姉弟に生まれなくて良かったなあ」
お婆さんの一言一言が暖かい雪のように
身に降りては染み込んでいく。
紀子姉が泣いている気がしたが、
オレは何も言わなかった。
お婆さんは、あまり他人に意見をしない。
本人がそうしたいと言うなら、そうしろと言う。
やりたいようにしても、誰も何も言わんから、と。
苦労してきたからこそ至った境地だと思う。
しわがれた手で漬けられた漬物は最高の味がした。
全精力使い果たす程、全力支援
453 :
50:2008/05/11(日) 00:39:06 ID:zXihY1rs0
「ついでだ、陽子(紀子母)も呼んできな」
お婆さんが何を話すかは分からなかったが
オレは、伯母さんを呼びに行った。
「なに、お母さん。もう夜の準備しないと」
「まあ、ゆっくりしていけ」
オレと紀子姉の隣に伯母さんが遠慮がちに座る。
「陽子。お前の兄は確かに弱かった。
それでもな、わしは、好いた人との子だから、
産んだとき、それは嬉しかった」
断っておくが、オレも紀子姉も
そんな話をしてくれとお婆さんに言った訳ではない。
454 :
50:2008/05/11(日) 00:40:04 ID:zXihY1rs0
「死んでしもうたときも、本当に悲しんだ。
でも、従兄との子だから弱くって死んだ
なんていっぺんも思ったことはない」
誰も口を挟めない空気ができあがっていた。
春を予感させる陽射しが窓を貫いて部屋まで降りている。
「そう思うのは、生まれてきてくれた子に失礼な話だわ。
周りの人間が好き勝手言うのは自由だが
わしは、今でもその子を忘れた日はない。
わしの子は、わしの子。陽子も夏子(オレの母)も同じじゃ」
母親というものの片鱗を見た。
ずっと、三人の子供の母親だったんだな。
「兄は他の女を見つけて出ていきおったけどなあ」
455 :
50:2008/05/11(日) 00:41:04 ID:zXihY1rs0
どういうドラマがあったかは知らないが
お婆さんの従兄は、お婆さんを守るために
姿を消したのだと想像した。
自分が悪者になることで、お婆さんが弱い子を
産んでしまったということから周りの目を逸らせたんだ。
「けい。辛いことがあったときこそ
紀子についてやっとくれ」
お婆さんの目は慈愛に満ちていた。
お婆さんの後ろにある仏壇が静かにこの部屋を見ている。
「陽子、呼び立ててすまんかったなあ」
「お母さん。あたし、夜の準備が」
伯母さんは、涙を隠すように立ち上がった。
456 :
50:2008/05/11(日) 00:41:42 ID:zXihY1rs0
帰り際に伯母さんに呼び止められる。
「妹にも、一応伝えておきなよ。
伯母さんは応援するから」
忘れていたわけではないが、
確かに、うちの親にも話をしなければ
紀子姉も落ち着かないだろう。
「けい、もう私の答えは必要ないかも知れないけど言うね」
「うん」
「私で良かったら、一緒にいさせてください」
「ありがとう」
オレと紀子姉は、初めてわだかまりのないキスをした。
嬉しい、嬉しい、と紀子姉は泣いてくれた。
いい話だ的支援
あれ…目から……汗が……
大興奮中だが、またまた支援
460 :
50:2008/05/11(日) 00:47:10 ID:zXihY1rs0
さあてここまでです。寸止めじゃないと思う次第です。
>>432 曲の人か。良い曲はいつになっても色褪せないから歓迎しますよ。
>>443 ありがとうでした。sageても見てる人はいるんだなあ。
>>447 支援ありがとう。
>>452 IDがハンターハンター乙。続き気になる。
続きは気になるとこるだが、一言。心からおめでとう。紀子姉を幸せにしてあげてください
事実は小説より感動させられる
さー、焼けぽっくりに火がついちゃった
最大の障壁も取り払われた
ここからは一気に燃え上がるんだろな
待った甲斐がありましたね
兎に角良かった良かった
464 :
425:2008/05/11(日) 00:55:58 ID:a8ff2gGAO
取ろうと思えば取れるけど会うことはできない・・
今度の夏休みに地元に帰ったら絶対会いにいくぜ
そして今日の展開に涙w
ぶっちゃけ、ちょっとベタ過ぎなんだけどね(ネタ切れ気味ワイパー
めぐり会えた奇跡が
(You Make Me Feel Brand New)
涙の色を変えた
(And I Wanna Love That's Brand New)
息がとまるくらいの 甘いくちづけをしようよ
一言もいらないさ とびきりの今を
勇気をくれた君に 照れてる場合じゃないから
言葉よりも本気な LA・LA……LOVE SONG
ttp://www.youtube.com/watch?v=hG23NPDvcYE
頑張れ、そしておめでとう50氏。
ここは良い所だ…
467 :
50:2008/05/11(日) 01:06:53 ID:zXihY1rs0
>>461 もう少しだけど、次からは締めに入ります。
>>462 正直ちょっといい話に書きすぎた感はある。
>>463 ぽっくりwwwわざとかw
>>464 模試でA判定出たら会いに行くとか決めて勉強すると一石二鳥かもよ。
>>465 ちょっと新しくなったwその曲はピアノ弾けるぜ。
>>466 素直にありがとう。
°・(ノД`)・°・
久し振りのレスだがこのAAでしか表現できない…
おばあさんの言葉に感動した!!
えーっと、従姉妹の結婚式行ってきました。
一人一人にメッセージカードが用意してあったんだけど、そこに小さい頃の思い出は俺のことばかりだと書いてあって嬉しかったな〜。
50氏 おめでとう!
今日は寸止めって言わないからww
こんな夜中に 涙浮かべてるオヤジでしたorz
まだ 規制中なんで
携帯から
紫煙
50氏の話読んだら涙が止まらない(´;ω;`)
TдT
結婚式はいつですかwktk
474 :
50:2008/05/11(日) 11:00:39 ID:zXihY1rs0
>>468 本当は人の死を軽々しく語ってお涙頂戴ってのは
好きじゃないんだが今回は飛ばせなかったんだ。
>>469 その従姉妹さんの幸せを願っています。
>>470 泣けるのは良いことだ。
実は寸止めにしたかったのだがwできなかった。
>>471 連投規制の都合で書きたいことが書ききれなかった気もする。
>>472 そのAA久しぶりに見た。
>>473 そんな話はまだ恥ずかしくてしていない///
ちょっと社長宅に招かれているので行ってくる。なんだろな。
>>474 ハッピーエンドと思いきや、社長が紹介してきた女の子に押し掛けられての三角関係イベントとみたw
エンディングなしの永遠展開ストーリーでw
2chで,しかもこの板で(ごめん),こんな素敵な気分になることがあろうとは。
ありがとう
体じゅうの穴が泣いている
480 :
祐:2008/05/11(日) 23:54:37 ID:INOsRbHtO
何だ何だ何だ何だ50氏も白襖氏もおめでとうございます!!
>>白襖氏
おおおおおおめでとうございます!スゲー!
結婚ですか、おめでとう!!
うわー、これから忙しくなりますね。頑張って下さい!
お幸せに!!
481 :
祐:2008/05/11(日) 23:55:16 ID:INOsRbHtO
>>50氏
涙が……ヤヴァイ。
結婚式には呼んで下さいねwww
「こんな星の夜は全てを投げ出したって〜♪」を歌わせて頂きます!!(スターフィッシュ…でしたっけ??)
お祖母さんの言葉にも叔母さんの言葉にも感動した…
身にしみます。重いですね。
俺も勝手にその言葉受け取りますたww
50氏も紀子姉も素敵すぎる。
と言うか、今日夢に50氏が出てきましたwこれで二回目だww
482 :
祐:2008/05/11(日) 23:56:35 ID:INOsRbHtO
文章ですが、俺もうまく文章にまとめきれず四苦八苦している(;´`)うーん
と言うか「あれ?俺これどこに投下するんだっけ。エチネタ板だよな?エロはどこだ?ハァハァはどこだ?」と。
……エチネタ板なのに皆さんすみませんorzもっと頑張ります
俺もスルーして頂ければ幸いです。
ちょっと今から久々に投下します。dkdk
50氏の感動話のすぐ後に投下するのは、何だか気が引けるのだが…
明日も明後日も投下出来るか微妙なんで今の内に。
今回ちょっと長いんで途中で規制掛かったらすんません
483 :
祐:2008/05/11(日) 23:58:20 ID:INOsRbHtO
夏休みも半分が過ぎようとしている。
今日も今日とて、援団の練習に励む俺だが
こう暑くては練習に身が入らない、と言うのが正直な所。
楽しみと言えば飯休憩(1時間)位なものだ。
友達や先輩なんかと、自販機の前で飯を食いつつ下らない話で盛り上がる。
…ちょ、俺寂し過ぎるwww
「あっ、祐ーー!」
いつものように騒いでいたら、斜め上から声がした。
その方向を振り返ると声の持ち主、莉真ちゃんが階段を駆けて下りてくる。
「祐見つけたー」
「莉真ちゃん、どしたの?」
484 :
祐:2008/05/11(日) 23:58:59 ID:INOsRbHtO
「ねぇ、今日練習の後何か予定ある?」
「いや、別にないよ」
「本当!?
そしたらあのね…、実は莉真カギ忘れちゃって…
だから、一緒に帰ろ?」
「また忘れたの?笑」
「うんw
ちなみに携帯とお財布も忘れたww」
えへへへ〜、と笑いながら答える莉真ちゃん。
まあ莉真ちゃんの忘れ物は、いつもの事なので慣れている。
と言うかこの人、携帯と財布忘れて一体何を持って来たんだろう。
とりあえず一緒に帰る約束をすると、「じゃあまた後でね!」と言ってチアの練習に走って戻って行った。
ああ見えて莉真ちゃんは、運動神経が凄く良かったりする。
…トロイけど。ドジだけど。
485 :
祐:2008/05/11(日) 23:59:38 ID:INOsRbHtO
「マジお前ずるいよなー」
莉真ちゃんの姿が見えなくなった瞬間、その言葉を皮切りに質問責めに合う俺。
『一緒に住んでんの?』とか
『彼氏いた事ないってマジ話?』とか。
「つーか、従姉とはいえヤバクね?」
「何がですかw」
「いや、だってりーちゃん先輩だぜ?
俺ならフロ覗くな(断言)」
「ちょw先輩それ犯罪www」
「『一緒に帰ろvV?』とか言われてーー」
「俺は『一緒に入ろvV?(お風呂に)』って言われたいww」
支援
487 :
祐:2008/05/12(月) 00:01:50 ID:INOsRbHtO
…マジで自重しろお前ら^^
盛り上がる莉真ちゃん話&質問。
いい加減その話題に飽きた(と言うかウザくなった)俺は、
「昔から知ってるし、イトコだから有り得ない」
そう言って話を終わらせた。
と同時に、
『じゃあ、イトコじゃなかったら有り得るのか』
そう、頭の中で誰かが問い掛けて来ては
消えた。
-----
一つ、思い出した事がある。
それは、俺が高校入学してすぐの時の事。
488 :
祐:2008/05/12(月) 00:02:29 ID:INOsRbHtO
莉真ちゃんに「何で彼氏いた事ないの?」と聞いた事があった。
「どしたの、急に?
てゆーか、なんかその質問失礼じゃないww?」
「そんな事はないww
いや、なんか友達とかが気になるみたいでさ」(他人のせいにする俺w)
「えぇえー…(笑)
莉真の性格が悪いから出来ないんじゃない?w」
「何それw性格悪いのw?」
「そりゃあもうw
任せてよwww」
任せてよ、ってあなたww
「好きな人とかいないの?」
「何その甘酸っぱい質問!!」
ID変わらない・・・?支援
490 :
祐:2008/05/12(月) 00:05:40 ID:54lddqs6O
「…え、もしかしていんの?」
「やー、青春ハズイ!」
「話聞いてる?」
「ムリムリムリムリ」
… 会 話 が 出 来 な い orz
そうか、(今思えば)これがスイーツ(笑)か。
てゆーか俺、相手が莉真ちゃんじゃなけりゃ頭一発殴ってるな^^と思った。
どうやら莉真ちゃんは、この手の話が苦手らしい。
俺だって普段そんなにする訳でもないが、頑張って色々聞き出してみる。
「好きな人とかいないよ。
てか、今まで好きな人がいた事すらないもん」
「…マジで?一回も?」
「ないない」
491 :
祐:2008/05/12(月) 00:06:34 ID:54lddqs6O
ビックリする俺。
だって、もう高三だぜ?好きな人の一人や二人wいたって普通だろう。
ましてや、今までいた事がないなんて。
「だって恋愛感情とか分かんないもん」
「…彼氏欲しいとかは?」
「思った事ない」
そう断言する莉真ちゃんは、
「だいたい皆、簡単に好きとか言って付き合いすぎ」と言い放った。
「だって本当に好きな人なんて、そう簡単に出来るものじゃないでしょ?」
「別に皆のその好きって気持ちを否定なんかしないけど
でも、見てると時々『なんだそりゃ?』とか
『軽率すぎ』とか『下んねー…』とか、その他諸々w思っちゃうんだよね。
見ててイラッとしちゃうww」と。
ID変わった・・支援
493 :
祐:2008/05/12(月) 00:10:02 ID:54lddqs6O
その後、
「でも皆、そういうのを繰り返して成長してくんだろうけど」
「それに皆が軽率なら、莉真は考え過ぎてダメになるタイプって事だもんね」
そう俺に話す。
「…何か、莉真ちゃんに彼氏出来ない理由分かった」
「今『変な女』って思ったでしょ」
「莉真ちゃんが変なのは昔からだし、そんな今更ww」
「何それ、そんな事ないよ!
昔は普通だったもん!」
「過去形かよwwww」
494 :
祐:2008/05/12(月) 00:10:52 ID:54lddqs6O
この時の事を思い出し、
『イトコだから有り得ない』とか言ったけど
それ以前の話だよなあ、と。ボーッと思った。
-----
帰り道、
莉真ちゃんが「今日夜何食べたい?」と聞いてきた。
「んー、なんでもいいよ」
そう答えると「それが1番困るって言ってるでしょー」と、口を尖らせた。
普段はいつもばあちゃんが作っているのだが、今日はそのばあちゃんがいない。
と言うのも、今住んでる家は
元々ばあちゃんの家でも、莉真ちゃん達の家でもなかったりする。
wktkだけど寸止めのかほりが・・・的支援
496 :
祐:2008/05/12(月) 00:12:27 ID:54lddqs6O
なので月に一度・一週間位のペースで
ばあちゃんは、旦那さんが待つ自分の家に帰る。(ちなみに隣の県に住んでる)
その間は、莉真ちゃんと結衣(+俺)だけで過ごす生活だ。
隣で、晩飯に頭を悩ませている莉真ちゃん。
「めんどいから素麺にしようかな」
なんて声がボソッと聞こえた。
ちょw手抜き料理www
ツッコミを入れようか迷った瞬間
「てか夏休みも、もう半分もないねー」
と話しかけて来た。
497 :
祐:2008/05/12(月) 00:13:51 ID:54lddqs6O
「あー、早いなー。」
と、俺。
「莉真、高校最後の夏休みなのにこんな普通でいいのかな。
とか急に思って来たんだけど、どう思う?」
「どうしたの、イキナリ(笑)」
「もっとハジケて青春☆みたいな事した方がよくない?」
「ああうん、いんじゃね?」
「そうだよね、莉真だってまだ17歳だもん!
今からでも結衣を見習おうかなー」
「いや、お願い。
…それだけはやめて(切実)」
「祐。
それ結衣に失礼w」
「これは俺の正直な気持ちだ」
498 :
祐:2008/05/12(月) 00:17:44 ID:54lddqs6O
ジリジリ照りつける太陽の下、二人して笑った。
----
莉真ちゃんと一緒に過ごしだして四〜五ヶ月経つ。
未だに、俺と莉真ちゃんの関係は不思議で曖昧だ。
と言うか、敢えて曖昧のままにしているんだと思う。
いつだって、まだ戻れるように。
だけど俺は確実に、今まで知らなかった莉真ちゃんを知り始めていた。
少し前に気付いた事だが、夜寝ていると
隣で泣いてる莉真ちゃんがいた。
そして俺に気付かれないよう、静かに部屋を出る。
そんな姿を何度か目にした。
悪い夢を見ているのか、唸されているのも見た事がある。
499 :
祐:2008/05/12(月) 00:19:15 ID:54lddqs6O
だけど、次の日起きると
いつも通り笑う莉真ちゃんがそこにはいて、俺はいつも何も聞けなかった。
イメージだけだった莉真ちゃんが、少しずつリアルになっていく。
「ヒマー!青春したい青春!!」
夜、莉真ちゃんの部屋でボーッとしていたら、莉真ちゃんがイキナリ叫び出した。
「(また言ってる…)
莉真ちゃん最近そればっか」
「だって高校最後の夏休みなのにー。
セブンティーンなのにー。
……はぁ。歳とりたくないー」
支援
501 :
祐:2008/05/12(月) 00:21:10 ID:54lddqs6O
溜め息をつく莉真ちゃん。
「…遊び行く?」
「…今から??どこに??」
「学校。プールに忍び込まねぇw?」
「超行くーーー!」
と言う訳で、早速準備をする俺達二人。
莉真ちゃんは張り切って「浮輪持ってく!」なんて言い出した。
一生懸命空気入れで空気を入れている姿が、なんか可愛くて思わず笑ってしまった。
家を出て、二人並んで歩いた。
莉真ちゃんは、黒いミニのワンピース姿に、白のキラキラしたヘアクリップ(?)で髪をあげている。
学校への道中、話しながら空を見上げる。
502 :
祐:2008/05/12(月) 00:22:58 ID:54lddqs6O
「今日雲ないねー。星が超きれい」
「○○(俺の住んでる地域)はもっと綺麗に見れるよ」
「田舎だからww?」
「田舎だからwww」
「あー、早く夏終わんないかなぁ〜」
と、莉真ちゃん。
「え、俺はもっと続いて欲しいけど」
「えー、絶対イヤ。
莉真暑いの超嫌いなんだよね。
夏ってプールの授業あるし、汗かいたら化粧くずれるし、焼けちゃうし。
莉真、夏ってあんま好きじゃない。冬の方が好き」
「俺は夏の方が好きだけど。お祭りあるじゃん?」
503 :
祐:2008/05/12(月) 00:24:30 ID:54lddqs6O
「冬にだってあるもん」
「でもかき氷はなくね?」
「別に冬はいらないし><
それに莉真の誕生日は冬だもん♪」
「でも俺の誕生日は夏なんだけど」
「…マジで!?え、……いつ?」
恐る恐る聞いて来る莉真ちゃん。
多分、俺の誕生日が過ぎていないかが心配なんだろう。
「8月2×日」
「すぐじゃん!
うわー、知らなかった。じゃあお祝いしようね」
「いや、祝わなくていいよ(笑)」
「ダメだよ、記念すべき16歳なのに!」
504 :
祐:2008/05/12(月) 00:25:49 ID:54lddqs6O
「祐はケーキ何が好き?莉真はね、チョコ!」
なんてはしゃいで聞いてくる莉真ちゃんを見て
『あ〜、やっぱ可愛いなあ』なんて、改めてしみじみ思った。
つられて、笑顔になるのが自分でも分かる。
俺、莉真ちゃんといる時は結構素直だ。
『手、繋ぎたいな』
そう思った俺は、意を決して莉真ちゃんの手を握った。
顔には出さないが、内心バクバクな俺ww
すると、前を向いて話していた莉真ちゃんが
こっちを向いてにっこり笑う。
優しく握り返された掌の形と、温度を、俺は今も覚えてる。
初のリアル支援
>>504 連投規制?
wktk 寸止め 乙
紫煙 ノシ
508 :
祐:2008/05/12(月) 11:18:31 ID:54lddqs6O
>>505 おおおお俺にもついに挿入歌が…!!!
嬉しいです、ありがとう。いい歌だ…
「浅い夢だから胸から離れない」てフレーズがいい…
>>506 すんません、規制かかりましたw
>>507 正解です。
俺が一応用意してたのは寸止めじゃないですよww
509 :
50:2008/05/12(月) 23:44:27 ID:mlsJB/xq0
>>祐氏
連投規制かかるほどの長文乙。
因みに、20回投下すると次からは引っかかるんだぜ。
本文は15〜17回で抑えておくと他の人にレスも返せる。
本名ではないと思うが、莉真さん可愛らしい子だな。
こうやって読み始めるとハッピーエンドを期待してしまう。
あと、オレが夢に出てくるのは
病んでいると思うので早めに受診を。
510 :
50:2008/05/13(火) 00:11:25 ID:uw++RcHT0
祐氏と白襖氏の降臨を期待しつつageてみる。
>>475 貴様の所為だっ!なんてことはなかったw
機会があれば書くよ。
>>476 もう密度の濃い日々は疲れたwww
贅沢と言われるかも知れんが、しばらく要らん。
>>477 人の心を動かせる文章、というのが一つの目標でした。
おまいの言葉だけでも、オレは書く意味があったわけだ。
>>479 単刀直入に言おう。
病気ですwww
投下期待支援
今日は無しかorz
513 :
祐:2008/05/13(火) 01:13:45 ID:+GAkDwkxO
>>50氏
15〜17回ですか、なるほど。さすが巨匠(・∀・)
可愛らしいけど、その分腹黒かったりしますwww
いや、なんか50氏が投下してる夢を見るんですよね。願望が夢に現れたものだとw
今から昨日投下出来なかった分投下していきます。
514 :
祐:2008/05/13(火) 01:16:16 ID:+GAkDwkxO
「…莉真ちゃんてさあ、いっつも笑ってるよな」
なんか、ずるいよなぁ。
手を繋いだまま話し掛ける。
「ああ、よく言われる。
アホっぽいね、とか幸せそうでいいよね、とかww」
「ふーん…幸せなの?」
「えー、うんまあ」
「…ふーん」
「何でそんな不満そうなのw幸せじゃダメですかww」
「え、いや、別にんな事ないよ」
「そう?」
「うん」
515 :
祐:2008/05/13(火) 01:17:58 ID:+GAkDwkxO
夜泣いている莉真ちゃんが、頭にちらつく。
何も言えずに、手を少し強く握った。
--
うちの学校のプールは、道路のすぐ隣にあって、柵さえ登れれば簡単に忍び込める。
(だから夏になると、結構皆夜に忍び込んで遊んでいたりする)
繋いでいた手をそっと離し、先に俺が
後から莉真ちゃんが柵を登って忍び込む。
「わー!青春っぽい!」
とはしゃぐ莉真ちゃん。
中に水着を着てるとはいえ、俺が横にいると脱ぎにくいだろうから
俺が先に脱いで、プールに飛び込む。
516 :
祐:2008/05/13(火) 01:20:18 ID:+GAkDwkxO
水が冷たくて気持ちいい。
つーか、なんか無駄に楽しいww
「水冷たくない?」
「冷たいけど気持ちいいw
莉真ちゃんも早くおいでよ」
なんて言って軽く泳いでみせた。
一番端までたどり着いて振り返ってみると
莉真ちゃんが、ちょうどワンピースを脱いでいた。
正直言って、50メートル以上先にいる莉真ちゃんは小さくしか見えないが
それでもその様に、雰囲気に見惚れてしまった。
リアルタイム
(0゚・∀・)wktk支援。
518 :
えっちな18禁さん:2008/05/13(火) 01:21:49 ID:ajjyh26i0
しえん
519 :
祐:2008/05/13(火) 01:25:37 ID:+GAkDwkxO
月が、星が照らす。
白い肌に白い水着。
暗い静かな空間に浮かび上がるシルエット。
黒と白の、そのコントラストに目が奪われて
呼吸をするのも忘れた。
ぱっ、と莉真ちゃんがこっちを見る。
ドキッ、と跳ね上がる心臓。
目が合ってしまった(ような気がする)
俺は思わず目を逸らした。
………って、目ぇ逸らしたら怪しいだろ俺!
あー、やべ。
焦ってると、空回りしかしない俺の頭が憎いw
520 :
祐:2008/05/13(火) 01:26:28 ID:+GAkDwkxO
どうしよう、なんて思ってたら
「ゆうーー」
と言う莉真ちゃんの声と、バシャバシャと水を蹴る音がした。
見ると、浮輪をした莉真ちゃんがこっちに向かって泳いでくる。
「(バシャバシャ)」
「………」
「(バシャバシャ)」
「………」
「(バシャバシャ)」
「………」
か わ い い www
そしてなんかシュールwwww
521 :
祐:2008/05/13(火) 01:28:17 ID:+GAkDwkxO
「ちょっとー!笑
見てないで、祐も泳いでこっち来てよ!」
なんて言いながら、尚もバシャバシャwwする莉真ちゃん。
ふっ、と笑って「大丈夫、おいでw」って言って腕を広げた。
(何が大丈夫なんだww)
俺のその言葉にムカついたのか、莉真ちゃんは高速で足をばたつかせ
無駄に水しぶきをあげて俺の所まで来た。
「お疲れw」
「『お疲れw』じゃないっつの!」
「いや、なんかシュールで面白かったw」
「面白くないから!…もー」
そんな会話の後、二人で泳いで遊んだ。
つーか、白のビキニ姿(下はスカート)は今の俺にはヤバイww
522 :
祐:2008/05/13(火) 01:29:33 ID:+GAkDwkxO
次第に泳ぎ疲れて、買って来たジュースを飲みながら休憩をする。
隣に座る莉真ちゃんを見て、ドキドキ意識する俺。
露らになっている胸、女性らしいくびれたウエストに細い脚。
濡れた髪と素肌が俺を誘う。
「…俺、ちょっと泳ご」
そう言ってプールに軽く飛び込んだ。
このまんまじゃ、ちょっとホントにヤバイ。
「あ、待って。莉真も一緒に‥」
そう言って一緒にプールに入って来るもんだから、何となく両手を差し出した。
莉真ちゃんは、何の躊躇もなしに俺の手を取って立つ。
523 :
祐:2008/05/13(火) 01:32:06 ID:+GAkDwkxO
触れ合っているそこに全神経が集中する。
「ありがと」
莉真ちゃんが、俺の顔を見てそう言った。
二人の視線が絡み合う。
一瞬の沈黙の後、触れるだけのキスをした。
「……初めて」
唇を離すと、恥ずかしそうに俯いて
小さく呟く姿がたまらなく可愛かった。
(0゚・∀・)wktk支援。
525 :
祐:2008/05/13(火) 01:36:18 ID:+GAkDwkxO
「…もっかい、してい?」
聞きながら、肩を引き寄せる。
チャプン‥と、水の音だけが響いた。
そっと顔を上げた莉真ちゃんに
今度は深く、長いキスをする。
「…ん」
526 :
祐:2008/05/13(火) 01:37:58 ID:+GAkDwkxO
夏が終わる。
この日、俺の中で莉真ちゃんは現実となった。
存在を確かめるように、何度も何度も唇を重ねた。
「夏、好きになったかも‥」
527 :
祐:2008/05/13(火) 01:44:00 ID:+GAkDwkxO
wktk
>>527 オマイもなかなかでつなぁ
寸止めwww
紫煙
>>527 ちょw
寸止め、らめぇぇぇええッ!なのw
>>祐氏
携帯からだと辛いかもだけど、
いつも全力で支援するぜ!w
531 :
祐:2008/05/13(火) 02:03:37 ID:+GAkDwkxO
>>529 一応を寸止めじゃないつもりだったんだが…あれ?
>>530 俺は携帯のがやりやすいんでダイジョブです(・∀・)ノシ
ありがとうです
そこからセックルの部分が抜けてるじゃないかw
533 :
えっちな18禁さん:2008/05/13(火) 05:55:06 ID:TMJRR/9eO
漏れ48、18の時から2つ年下の従妹とセフレ状態!
ここですか?ウワサの寸止め祭りの開催地は?
だが、それがいい。
AA略。
祐氏
プールのシーンは『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』を
彷彿とさせます。
胸がきゅんきゅんなっちまいます。
続き楽しみにしてます。
誰か、人に勧めても恥ずかしくない「まとめサイト」作ってくれまいか
お願いだから「えっちな18禁さん」とか近親相姦とか「ハァハァ」とかナシで
>>537 このスレと言うか、この板の存在にチャレンジしてるね?
目を覚ませ、コンニャロ(w
540 :
50:2008/05/14(水) 01:04:52 ID:eTKWld3x0
>>祐氏
青春だなあ。水着ウラヤマシス。
なるほど、皆はこの後の祐氏の踏み込みに
期待してるわけか。wktk
>>511 ごめんなさい><
>>512 本当にごめんなさい><お詫びに最終回へのつなぎ部分を書きました。
>>537 このスレの中だけで終わらせてくだしあ><
最近、オレが書いてることってプライバシー踏み込み杉で
訴えられても仕方ないような気がしてきた。
541 :
えっちな18禁さん:2008/05/14(水) 01:07:05 ID:GcUJzMz30
このままプールで…?的期待を込めて支援
…と思ったら50氏が!
542 :
50:2008/05/14(水) 01:07:56 ID:eTKWld3x0
「……というお話だったのサ(AA略」
「素敵!良かったですね!」
「香織さんのおかげだよ。ありがとう」
「そんな。私こそ、けいさんにお礼言わないと」
「それこそいいよ」
結局、その後セクハラオヤジは異動が決定し、
香織さんは仕事を続けてくれることになった。
「でも、どんな技を使ったんですか」
「一番丸く収まりそうな方法を提案しただけだよ」
「もうちょっとkwsk」
「仕事はできる人だから、適当に役職与えて配置換え」
「けいさん偉そうwww」
「頭も使いようだよ。オレはあの人別に嫌いじゃないしね」
「私も嫌いじゃなかったんですけどねw」
>>540 とくにお気になさらず、マイペースで投下してください。
ようつべやニコ動見ながら曲探しておきますw
544 :
えっちな18禁さん:2008/05/14(水) 01:09:16 ID:GcUJzMz30
投下ktkr
546 :
50:2008/05/14(水) 01:10:11 ID:eTKWld3x0
社長の前で「あのオヤジと一緒に仕事がしたい」
と駄々をこねてみたら案外上手く行っただけのことなんだが。
あのオッサン本当に仕事はできるし、人望もそこそこある……はず。
「何ニヨニヨしてるんですか」
「春だなあと思って」
「今度、絶対彼女さんに会わせてくださいね」
「何にでも積極的だなw」
「うっ……けいさん、それは!」
「いや、これはちが」
女性というものは恐ろしい。
香織さんは鮮やかな手つきでポケットから携帯電話を盗んでいった。
「へー、けいさん、プリクラなんか撮るんだ」
「これは、出来心で///」
「何照れてるんですかwww」
547 :
50:2008/05/14(水) 01:11:29 ID:eTKWld3x0
「嬉しいよ」
「普通の感想www」
「箸が転げたらおかしい年齢でもあるまいに
何にでも笑うなw」
「いや、そうですけど、笑えるときに笑っておくんですよ」
「昼から真面目に仕事しなよw」
「私はいつも真面目ですよw」
「香織さん、本当にありがとう」
「いいえ、どういたしましてwww」
「笑いすぎだろう」
「いいんですよw今は、好きなだけ笑わせてください」
「分かったよ。笑え笑え」
「ねえ、けいさん、もし……」
「ん?」
「やっぱり何でもないwwwあはは」
548 :
50:2008/05/14(水) 01:12:35 ID:eTKWld3x0
「……というお話だったのサ(AA略」
「えらく、仲良さそうですねえ」
紀子姉の目が怖い。
「そ、そんなことないよ」
「その人、何を言おうとしたか分かる?」
「分かるような分からないような」
「分からないことにしてあげてください」
「はーい」
これ以上の追及は特になかった。
「けいのご両親、案外アッサリだったねw」
「ああ、何となく分かってたけど。
あんだけアッサリだとメールで
済ませても良かった気がするなw」
549 :
50:2008/05/14(水) 01:13:37 ID:eTKWld3x0
「アキには言ったの?」
「うん、迷ったけど言った」
「なんて」
「おめでとうございますって」
「ほお、普通だ。ヤツも大人になったのか」
「けいには、時間かけすぎって言っとけって」
「前言撤回w余計なお世話だ」
「そうそう、『私達にはこれだけの時間が必要だったの』
って言ったら鼻で笑われた」
「ムカつくwww」
「でしょーwww
この世に姉より優れた妹などいないって言っといたわ」
さてさて、明日はそんな妹様の生涯一度の晴れ姿。
どうなることやら――
支援
おーリアル支援w
552 :
50:2008/05/14(水) 01:16:41 ID:eTKWld3x0
終わりです。
>>543 曲の人wマメだなあ。音楽に関しては雑食だから大概いけます。
>>544 ありがと。早くこのスレ流れないかなあとか思ってる自分ガイルw
>>545 今日の部分はおまけ程度で。
553 :
えっちな18禁さん:2008/05/14(水) 01:17:56 ID:GcUJzMz30
こういうこと言うのもアレなんですけど、話が終わるのが寂しいですな…
554 :
50:2008/05/14(水) 01:22:55 ID:eTKWld3x0
>>550 ありがとな。こんな時間帯でも人いるんだな。
>>551 ごめん。投下オワタ\(^o^)/
>>553 このまま続き書かなければ、話が終わらない!オレ天才じゃね?
度重なる寸止めに引き続き、今度は打ち切りですか!
訴えたい…
557 :
50:2008/05/14(水) 01:33:09 ID:eTKWld3x0
>>555 そこで訴えるのかよw
打ち切りと言えばシャーマンキングの最終巻が出るらしいぞ。
途中までしか話知らんけど。
>>556 ……っ!
気づいてたんだからねっ><
まだ話はあるだろ?
アキの結婚式中に酔っ払ったアキから告白とかw
そもそも付き合った後の濃厚なセックルが、、、ww
559 :
祐:2008/05/14(水) 10:56:03 ID:5C3e9nGYO
ちょw皆先走りすぎだwwレス見て思わず吹いてしまったじゃないかww
先に謝っておく。
プールでキスした後は、それ以上何もなく普通に帰ったww
あの後は、莉真ちゃんが照れて「帰る!」ってなって手繋いで帰った位です。
なので、プールの時の話はあれで終わりwww
すんませんw
>>532 セックルしてないww
>>536 きゅんきゅんして頂けたとは嬉しいです。
ハァハァじゃなくてごめんなさいww
『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』を知らなくてググってみたけど、なんだか名作な映画っぽいですね。今度見てみようかな。
560 :
祐:2008/05/14(水) 10:56:43 ID:5C3e9nGYO
>>50氏
俺それ以上は、全く踏み込んでないww
水着ウラヤマシスなんて、これから紀子姉のがいくらでも見れるじゃないですかw
俺も永遠展開ストーリー希望ですw
>>541 残念ながら期待には応えられずですw
>>50氏
眠りに着いた後で 投下なんてorz
幸せいっぱい 夢いっぱい
オイラがワクワクして来たwww
紫煙
すげぇ良スレだぜこりゃ。
保守
何となく過疎ってますね…
(´・ω・`)ショボ-ン
毎日.更新(0゚・∀・)wktkしてんのにw
皆さん忙しい時は仕方なぃッすね。
50氏、乙!
いや、ほんと感動したよ。
ハッピーエンドで良かったし、何より二人が周りの人たちに愛されていると思った。
印象的なエピソードは、メッセージの中の暗号部分。
そこに運命をゆだねた紀子姉に惚れた。
50氏、紀子姉二人に惚れました。
あれ、50氏の話終わってたのかw
俺普通にいつものように続きwktk待ってたぞw
終わりだと思うとなんか泣けてきた(;ω;)
569 :
50:2008/05/17(土) 01:14:00 ID:G5FDxFGk0
>>558 アキの結婚式は平和?に終わったぜ。
>>祐氏
オレが泳ぎに行くのが面倒なだけだよ。
生の水着の女性は全くと言って良いほど見た覚えがない。
>>561 それもまた、です。いつも紫煙ありがと。
>>566 本当、度胸あるからなあ。結果オーライってレベルじゃねーぞ。
>>567 ありがとな。でもオレは相当格好悪いと思うけど。
>>568 終わってないwwwwwあと1回だけどなー。
なるほど、前回「(書けている部分は)終わりです」と書いたからか。
あんな中途半端で終わったらオレが気持ち悪いwww
570 :
50:2008/05/17(土) 01:19:02 ID:G5FDxFGk0
変なとこに改行入ってスマン。気にすんな。
続きはもう少し待ってください。
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
>>569 なんだ終わってないのかw
なんか上の方のレスで終わってるような流れになってたので・・・
でもあと1回で終わりなんて・・・(;ω;)
終わりがあるから面白いんだ…
だが最後に紀子姉との超濃厚セックル書かないと俺は発狂して俺が紀子姉になり変わる
575 :
えっちな18禁さん:2008/05/17(土) 18:12:27 ID:SNSsSH/UO
週末投下期待
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
577 :
50:2008/05/18(日) 01:48:27 ID:MMfKQiWL0
投下はできれば明日に。
>>571,576
終日テカリっぱなしだなw有名な歌を。
つ久方の光のどけき春の日にしづ心なくあぶらとり紙
>>572 そんなことで泣くなw
オレが終わっても頼もしい書き手がいるじゃないか。
>>573 前半は同意だが、後半はどうかしてる。
>>574.575
お前らwww
578 :
白襖:2008/05/18(日) 03:35:45 ID:0jmWKsF10
ご無沙汰してます皆さん。白襖です。
こじらせてた風邪がかなり悪化して仕事に支障が出てきました。
なので完治するまで再び潜伏することにします…。
個別レスは復帰の時にします。すみません。
携帯でベッドの中から覗いてはいるので>>祐氏と
>>50氏の投下はwktkしてます!
特に
>>50氏、グランドフィナーレ期待してます!!
それとアキたんは俺の嫁!!!
579 :
50:2008/05/18(日) 21:25:56 ID:MMfKQiWL0
ageてみるか。
>>白襖氏
子供できたりで色々疲れているんだろう。
栄養とって、ゆっくりなされ。
ちゃんと医者に診てもらってください。
>それとアキたんは俺の嫁!!!
いきなり浮気すんなよw
ついでに今日はグランドフィナーレなんてレベルじゃねーぞ。
一応今日が最後だと思っています。
納得のいかない終わり方だと思うが、
どこかで区切りをつけないとなwくくく。
580 :
50:2008/05/18(日) 21:29:12 ID:MMfKQiWL0
――三月吉日。
まだ一度も着ていなかった白いシャツに袖を通す。
目を細めてしまうくらいの眩い白だ。
今日という日に相応しい。
「あらあら、馬子にも何とやら」
「けい、お前いいシャツ持ってるな」
「おろしたばっかりだしな」
お祭り前に目を輝かす子供のように
うちの父母がはしゃいでいる。
「けい、いつまでも髪の毛いじってないで」
「はいよ」
「とろとろしてたら、おいて行くわよ」
勝手にうちに来たくせになんて言い草だ。
581 :
50:2008/05/18(日) 21:30:13 ID:MMfKQiWL0
「おい、けい、何か食い物ないのか」
「勝手に冷蔵庫開けんな」
「お前、披露宴までは何も食えないんだからな」
「そうなのか?」
「このゼリー美味そうだな」
お前が持っているのは、紀子姉がくれたゼリーだ。
何故か大切に残してある。
「食ったら縁を切る」
「お父さん、この食パン焼きましょうか」
「頼む、母さん」
お前ら何しに来た。
「だから、おいて行くって言ったでしょ」
「いや、あんたらがのんびりパン食ってたからだろ」
「食パンなんて時間かかるものしかないのが悪いんだ」
「そんなこと言ってる間に外出とけよ、遅刻すんぞ」
582 :
50:2008/05/18(日) 21:31:12 ID:MMfKQiWL0
紀子姉はこんなカオス一家を楽しい家族だと言う。
幼少期、両親と十分な時間を過ごせなかった
紀子姉からしたら羨ましいのかも知れない。
(うちの家においで)
なんてプロポーズの言葉としてはセンス無いよな。
そもそも、まだプロポーズは早いだろ。
……なんという幸せな悩み。
電車の荒っぽい揺れさえ心地良い。
結婚式会場に向かうというだけで
否応無く結婚を意識させられる。
今日一日もつのか、オレw
心の準備もほどほどに、どんどん時間は迫っていく。
583 :
50:2008/05/18(日) 21:32:21 ID:MMfKQiWL0
これがあのアキか。
会場に来る誰もが、ハッと息を飲んだ。
間違いなくアキがこの日の主役だった。
隣の新郎は、自慢げに新婦を鑑賞している。
この絵画の様な瞬間を永遠に残そうと
幾つものフラッシュが二人をかたどる。
少し街から離れた場所にある洋館風の会場。
そこで二人は永遠の誓いを交わした。
淡い水色のドレスを着た紀子姉も十分に美しかったが、
やはりウェディングドレスは女性の最高装備だろう。
キスのあとに、大人びた微笑を浮かべる姿は
そこに大輪の花が咲いたと錯覚させる。
584 :
50:2008/05/18(日) 21:33:37 ID:MMfKQiWL0
紀子姉と目が合った。
そのとき、互いに何を考えていたかは分からないが、
考えた末に至った点が同じだったことに喜ぶ。
式はそれぞれの心に厳かな気持ちを残した。
誰もが引き締まった微笑で披露宴の会場に移動する。
親族のみがその場に残り、互いの親族を紹介した。
そして記念撮影。
一通り済んでオレらもそろそろ披露宴の会場に移動か、
というとき、会場のスタッフに声をかけられる。
「少しお時間よろしいですか」
オレと紀子姉のみが小声で呼ばれ、
皆とは別のところに連れて行かれる。
585 :
50:2008/05/18(日) 21:34:26 ID:MMfKQiWL0
通されたのは、新婦の控え室。
スタッフは、時間が押していることを
アキに伝えて部屋を出て行った。
「アキ、どうした?」
何を問いかけて良いかも分からない。
「いやいや、けいくん。水臭いんじゃない」
紀子姉を見ると、首をかしげている。
「ん、紀子姉のこと?」
「そうそう……ちょっと待ってね。
もうすぐ旦那様も来るから」
ますます何がしたいかよく分からん。
しかし、いつものアキの声だったので緊張が解かれた。
微妙な沈黙を破って新郎が入ってきた。
「無理言って、すみません」
586 :
50:2008/05/18(日) 21:35:29 ID:MMfKQiWL0
「時間が無いから、言うね。
けいくん。ここでオネエとキスして」
「ばっ「何?」」
オレと紀子姉が同時に口を開く。
「私ね、ずっとオネエとけいくんが付き合ったら
良いなあって思ってたんだ。
旦那様、この二人はね、長い間好き同士だったくせに
つい最近から付き合い始めたんだよ」
「そうなんですか」
と驚きながらも、次の句は
図々しいを通り越して清清しいものだった。
「ごめんなさい、お義姉さん、けいさん。
オレ今日だけはアキの願いは全て叶えてやりたいんです。
お願いできませんか」
587 :
50:2008/05/18(日) 21:38:09 ID:MMfKQiWL0
なんてこと。
再びアキが新郎に向かって口を開く。
「この二人のキスを見せてもらったら
私達もずっと好き同士でいられる気がするの」
人前でキスなんて罰ゲームだろw
紀子姉にテレパシーを送る。
「それに、今日を逃したら、私がこんな我が儘
言えるときないから」
「オレらが結婚したらそのときに見られるじゃないか」
我ながら苦しい。
「だ か ら 私達のためだけに見せて欲しいの」
588 :
50:2008/05/18(日) 21:39:23 ID:MMfKQiWL0
「もう時間無いんだから、二人とも向かい合って」
オレと紀子姉は半ば強制的に
向かい合わせに立たされる。
「けい、汝はこの女を妻とし」
待て。そのパターンはずるいだろwww
紀子姉が吹き出している。オレもつられて吹き出す。
「ほらほら、新婦が神父役なんて滅多にないんだから」
わかったよ。
そこまで言うならやってやろうじゃないか。
照れ笑いを隠せないまま、アキの文言が終わるのを待つ。
「誓います」
589 :
50:2008/05/18(日) 21:41:07 ID:MMfKQiWL0
紀子姉が顔を赤らめながら
オレに小声で「ありがと」と言った。
アキは満足そうに頷き、次の言葉を発した。
そして、一呼吸置いてから紀子姉が言った。
「誓います」
「では、誓いのキスを」
やられたな、紀子姉
やられたね、けい
品のあるグロスの乗った唇にかかっている髪を
少し除けてやり、オレは目を閉じた――
C円
アキたん面白いわ
591 :
50:2008/05/18(日) 21:42:41 ID:MMfKQiWL0
「私、仕事辞めることにしたの」
「なんで?」
オリーブグリーンのワンピースが風に踊っている。
「もっとけいと一緒にいたいから」
確かに、今の距離では一週間に一度どころか、一ヶ月に一度会えるかどうかだ。
「いいの、気は遣わないで。もう退職願も出したから。
それに、親孝行もできてないしね」
気丈に仕事を今まで以上にこなす伯母さんを、
少しでも支えてあげたいのだろう。
本当はこれが一番の理由かも知れない。
オレには反対をする理由がなかった。
「オレ年収400ちょいだよ」
「なーに、遠まわしにプロポーズ?
いいじゃない、私も働けば。看護師は売手市場だよ」
ktkr、つーか不意打ち過ぎるw
593 :
50:2008/05/18(日) 21:44:49 ID:MMfKQiWL0
7月からはこっちで暮らすんだ。
また紀子姉が戻ってくる。そう思うだけで胸が熱くなる。
駅まで見送った日が懐かしい。
戻ってくるの遅すぎるよ。
「けい」
手を握られた。と思ったが硬いモノが手のひらに触れる。
前の彼が紀子姉に送った指輪だった。
憶えていてくれたんだな。
「ありがとう」
しばらく並んで歩いたが、オレは思い立ったように
助走をつけて、できるだけ遠くの土手に指輪を放り投げた。
「あらあら」
紀子姉が他人事のように笑う。
リアル支援
595 :
50:2008/05/18(日) 21:45:46 ID:MMfKQiWL0
「掃除する人に謝っておきなよ、けい」
「ごめんなさい」
マジで、ごめんなさい。
「私もね、ずっとけいのことが好きだった」
「急にどうした」
「伝えたくなったの」
自然に身体を寄せ合う。
「言いたくても言えなかったのに、
今は、言っても誰からも何も言われないんだよ」
「すごいことだよな」
「本当にすごい。もっとけいのこと知りたい」
「オレも紀子姉のこと知りたい」
「そうやって、お互いが知ろうとすれば
自然とお互いのことが分かっていくんだろうね」
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
597 :
50:2008/05/18(日) 21:47:42 ID:MMfKQiWL0
「ずっとそんな関係で在れたら良いな」
「けいがそう思ってくれていれば、そうなるよ」
影が一つに見えるほど重なって歩く。
この道が、どうか途切れませんように。
ふと、後ろを振り向くと
曲がりくねった道がどこまでも続いていた。
そうだ、これからは二人で行ける。
オレと紀子姉だったら大丈夫。
そう思わせてくれる温かい道だった。
オレの部屋が遠くに見える。またここに戻ってきた。
オレと紀子姉が一度は離れることを決めた場所。
あの日をやり直せるなら、と何度思ったことか。
今日のような日がまた来るなんて。
598 :
50:2008/05/18(日) 21:49:17 ID:MMfKQiWL0
「ただいま」
紀子姉の第一声が嬉しかった。
オレは溢れ出そうな感情を押し留めるように
紀子姉を後ろから抱きしめた。
「けい……」
オレの両腕を華奢な両手で優しく包んでくれる。
「今までできなかったこと、いっぱいしようね」
「大切にするからな」
「ありがとう。先ずは、ご飯作りましょうか」
そう言えばお腹空いたな。
出来上がるまでキッチンに来るな、と言われ
仕方なく隣室に引き返す。
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
花の散るらむ
600 :
50:2008/05/18(日) 21:51:49 ID:MMfKQiWL0
紀子姉がくれたCDをパソコンに入れる。
1 ZUTTO
2 TSUNAMI
3 Top of the world
4 ありがとう
5 イージューライダー
6 少年時代
7 天体観測
8 Marie
9 スターフィッシュ
窓越しに伝えてもらった言葉の正体。
――ずっとあいしてます、か。
本当に思い切ったことをしたもんだ。
ちらとキッチンで卵と格闘している紀子姉を見る。
そろそろセックルかなwktk
602 :
50:2008/05/18(日) 21:52:53 ID:MMfKQiWL0
アイシテルとケチャップで書かれた
美味しそうなオムライスを泣く泣く食べた。
「また作ってあげるから」
と半ば呆れた顔で紀子姉がオレの頭を撫でる。
「またここに戻ってきたな、おかえり紀子姉」
「ホント、二人して約束破ったね」
「こんな未来が待っているとは」
「そうだね、ふふ」
「結果的に従姉弟で良かったよな」
「これから、いっぱい愛してくださいね」
「それは、今日も…ってこと?」
「……チュッ、もちろん♪」
今年の春は、人生で最高の春となりそうです。
603 :
50:2008/05/18(日) 21:56:15 ID:MMfKQiWL0
これで終わりだ。
最後に寸止めとかどうですか。
>>590 あれは上手く乗せられたなあ。
>>592 不意打ちは得意です。
>>593 リアルですね。ありがとう。
>>596、599
だから油をとれとw
>>601 そう思うのも無理はない。あなたは悪くないw
リアル支援
605 :
えっちな18禁さん:2008/05/18(日) 22:00:01 ID:ekYT5cXV0
>>603 激乙
どうもありがとうございました。
そしてこれからいよいよマジでお幸せに,幸せにならなかったら許さん
50氏お疲れ様です。
リアルで一杯奢りたい。
50氏編、最後はコレで・・・♪
Together forever and never to part
Together forever we two
And don't you know
I would move heaven and earth
To be together forever with you
ttp://www.youtube.com/watch?v=B62p-dEfUZM
とりあえず永久保存させて頂きますわ,うpしたりしないから安心なさってちょーだい
初リアル支援失敗し、また失敗orz
50氏、乙でした。これからお幸せに(^^)
後日談が有った時は、投下ヨロです。
俺もヨロと言いたいが,むしろ投下するほどの後日談もないくらい普通に幸せになってくれ。
610 :
えっちな18禁さん:2008/05/18(日) 22:24:01 ID:xXbNojRdO
50氏乙です!
やっとパズルが出来上がりましたね。
もっとも、これからお二人で絵を描いて色を塗っていく白紙のパズルですけどw
二人でいれば幸せでしょうから、お幸せにとは言いません。
寄り添って歩くお二人をいつまでも応援してます。
素敵なお話をありがとうございました。
できれば結婚が決まったら投下してほしいなぁ…
ともかく、お幸せに〜(^^)ノ
612 :
えっちな18禁さん:2008/05/18(日) 22:35:50 ID:nZwe4jYn0
あー、終わっちゃったぜ…
幸せになー。
こちらまで幸せな気持になりました。
ありがとう。こんな終わりで良かった。
50氏ありがとう
とってもいい話だったあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ
紀子姉と末永く幸せにな!
50氏の今後の予定
元カレ逆襲編
香織さんとの浮気疑惑編
スレバレ編
映画化編
>>50氏。紀子姉とのことを綴ってくれてありがとう。おかげで嫁をいままで以上に大切にしようとおもったよ。色々あるだろうが幸せになってくれよ!結婚の報告まってるよ!
>>50氏乙!
マジで感動しました(;ω;)
本当に幸せになってください
あ〜本当に終わってしまった・・・
でも作品としてはここで終わりが一番いいんだろうなぁ
後日談を書いて駄作になった小説や漫画が世にどれだけあることか・・・
でも結婚報告くらいはして欲しいですね〜^^
619 :
50:2008/05/18(日) 23:41:59 ID:MMfKQiWL0
返せるだけ返します。途中でオレのレスが止まったら連投規制だと思ってください。
>>604、608
オレはいつも書き溜めて投下だったからなあ。
後日談…何か忘れてる気がするが…。
>>605 最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。
今も十分幸せだよ。
>>606 テラナツカシスwww
いつも彩を添えてもらって、ありがとうでした。
>>607 物好きだなw好きにすると良いが、
ある日HDが壊れてたらオレの仕業です。
>>609 ああ、もうこんな騒がしくて忙しない日々は沢山だ。
どたばたしてるのも今思うと楽しかったけどな。
50氏おめでとう
でも連載が終わって少し寂しい気もする
今度は週間「紀子姉との事」の連載開始してくださいよw
621 :
50:2008/05/18(日) 23:53:12 ID:MMfKQiWL0
どんだけ人いるんだw
>>610 絵を描くのは好きだぜ。ボールペンと白紙だけでかなり時間潰せる。
オレには勿体無いありがたいお言葉ですね。
>>611 それはどうかな。
結婚以前に、突然別れたり……ねーなw
>>612 何故に無気力。明日月曜日だからかw
何にせよありがとな。
>>613 紀子姉からCDを受け取ったときに、もし上手く行ったら
絶対にここに報告しに来ようと思っていました。
>>614 今回は泣くようなことはないと思うぜ。
こちらこそ、最後まで読んでくれてありがとう。
>>620 日刊「紀子姉とのセックル」でもいいぜ!
623 :
50:2008/05/19(月) 00:06:25 ID:5LQ4E/Ap0
ここまで寸止め批判なしwwwオレ涙目w
>>615 ありそう← →なさそう
スレバレ>>>元彼>>>>鉄のかべ>>>>>香織さん>>>ぬりかべ>>映画
>>616 奥方大切になー。こんなことで他人の役に立てるとは。
人に優しくなれるのは良いことです。
>>618 作品言うなw有難がられるのがどうも苦手で、
わざとあっけない終わりにしたふしがあります。
>>620 連載ってなんですかw確かに、週一回は投下しようと思っていたけどな。
一緒に祐氏の報告と白襖氏の回復を待ちましょう。
>>622 昨日の変態キタw
セックル?何それ美味しいの?
>>623 50さん,マジでスレバレしたらどうする予定?
625 :
えっちな18禁さん:2008/05/19(月) 00:10:29 ID:2C1fVx8S0
スレバレしても大丈夫だ、このクオリティならw
そうだなw
ご意向次第では数日してみんな最終回まで読んだと思われるあたりで
全力埋めにかかるのもよいかとおもた。
ところで細かいですが,
紀子姉からもらったゼリーをなんとなくずっと冷蔵庫に置いておく気持,よく分かります
まあ俺の場合は食われてしまったんですが
性描写の部分と投稿場所には正直最初は引かれるでしょうな
でもそういう事もひっくるめて理解し合えて
最後は二人で楽しんじゃうに1000ドラクマ
629 :
えっちな18禁さん:2008/05/19(月) 00:19:19 ID:2C1fVx8S0
つうか、おれ、第一部の投下が終わった後、絶句して食事が喉を通らなくなったんだがw 続きがあってよかったぜ…(おれもお前らふたりも)
俺は
やはりそこのところに引かれる→けっこう本気で叱られる→しばらくしてテラナツカシスと思われる→気づいたら結局二人の大切な記録になる
に100万カナダドル
631 :
616:2008/05/19(月) 00:25:56 ID:M+ohQKvaO
50氏、投下終了してしまったが、また顔だしてくれよー!
>>623 50氏
本当におめでとう
そして ありがとう
紀子姉とのほのぼのとした やり取り
読んでるだけで嬉しくなりました
これから結婚に向けて 今まで育んできた思いを
もっともっと膨らませ 幸せになって下さい
陰ながら応援しています
50氏と紀子姉を
永遠に
紫煙します
ノシ
633 :
50:2008/05/19(月) 00:32:28 ID:5LQ4E/Ap0
ネムス。IDは見ずにレスします。
>>624 最近こんなことがあった。
「紀子ね…」
しまった!(今更だが紀子は仮名)
「ん?誰と間違えてるのかなー」
「ご、ごめん、今書いてる小説の主人公!あなたがモデルです」
「え、そうなの?恥ずかしいけど、書けたら見せてね」
嘘じゃないよね。
>>625 なんという根拠のない自信w
紀子姉には昔のアキとの絡みだけは見せたくない。
>>626 オレの意向でそこまでしてもらうのは申し訳ないよ。
他の書き手もいるし自然に伸びていくでしょう。
>>633 まあ嘘ではないですね,はいw
やっぱりさすがに仮名でしたかw もしかして実名?……と思いつつ読んでいましたが。
635 :
50:2008/05/19(月) 00:49:10 ID:5LQ4E/Ap0
>>627 紀子姉には、いつでも買って持っていくよって笑われた。
たらみ?のゼリーは美味しい。
>>628 ちゃんと話したら分かってもらえると思うけど、
「私、こんなにエロくない!」とか見当違いのところで怒られそうな気もする。
>>629 絶句して食事が喉を通らないとか、感情移入しすぎです><
オレもこんな報告ができて嬉しいぜ。
>>630 オレはバレないの一点に賭けるぜ。
期間はこのスレが「埋め」抜きで900に行くまで。
オレが賭けに勝ったらエロシーンを投下する。
>>631 ああ。もちろんだ。
もうこのスレに常駐しても問題ないしな。
636 :
50:2008/05/19(月) 00:56:45 ID:5LQ4E/Ap0
>>632 人が多いときも、少ないときも
いつも紫煙のメッセージありがとうございました。
他の板で会うこともあるかも知れませんね。
一期一会。
今、顔も見ぬネットの住人に一番この言葉を感じています。
>>634 オレの中で紀子姉がかなり定着していて困っている。
どっちが正しいっけ?みたいなw
少し落ち着きましたかね。
最後に言わせてください。
このスレの皆がいなければ、今のオレと紀子姉はありませんでした。
本当に返しても返しきれない感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
637 :
628:2008/05/19(月) 00:59:54 ID:8ePNrPww0
>>635 粘着スマソ。俺にはそろそろレスつけんでいいですからね。(ってID見てないか)
そうですね,そもそもこれを50氏が書き始められた原動力が,当時のあの状況ですものね。
いかに想っていたかの証しだ。
638 :
628:2008/05/19(月) 01:07:34 ID:8ePNrPww0
わあ
>>637は無視してくだしあwwwタイミング悪す。
>>636 一読者より,改めてどうもありがとうございました。こんな恋愛というかなんというか絆があるんだということを知ることができてよかった。
それから,時が来たときそれを逃さず逃げず,最後の一歩を踏み出す決断をなさったのはおまいさんご自身だぜ。GJ!!
639 :
50:2008/05/19(月) 01:16:58 ID:5LQ4E/Ap0
>>637、638
IDは見てないけど、名前に書いてあるから流石に分かりますw
書き始めた頃の原動力は結構カオスだった覚えが・・・。
思い出をなぞりながら、記憶を呼び起こすのは正直大変だったなあ。
行動の結果で会話を推測して書いている部分も多かった。
今回のは比較的楽だったけどね。
オレが決断したのも事実だが、
その決断もここで貰った勇気に後押しされたものですよ。
では、おまいさんの幸せを祈りつつ、おやすみノシ
640 :
628:2008/05/19(月) 01:21:03 ID:8ePNrPww0
ThxVrMc
おやすみなさいノシ
俺落ち着けwww
濃厚なセックルはどこいったwwwwwwww
発狂しそうwww
せめてお互いわだかまりが取れて貪り合った初回の濃厚セックルだけはお願いしますorz
畜生…寝てたぜorz
何はともあれ50氏おめでとう。
思えば仕事の休憩中に見たのが最初でしたw
これからも、まだまだ大変な事がいっぱいあると思うけど、お幸せに。
2chの伝説ですなこれは
50氏その幸せ大切に守るんだぞ!
他人まで幸せにするそのパワーはすばらしい!
>>50氏、感動を有難うございました。
しかしアキの「旦那様」って呼び方には萌え悶えるわw
(;´Д`)ハァハァ
香織さん、惚れた。
紀子姉の、たまに丁寧口調になるところがいいなぁ。
宗教一家の御曹司と不本意な結婚というバッドエンドを
予想してたので、こういう展開になってほっとしたよ。
お幸せに!!
647 :
えっちな18禁さん:2008/05/20(火) 00:18:28 ID:3gD3+fOu0
一気にここまで全部読んじゃいました。
本当にお幸せに!!
後日談などまたあったら是非続編お願いします
結婚式は親父がどうだったのか気になる
649 :
50:2008/05/20(火) 01:16:56 ID:TXDyPNrp0
昨日変態って言った人ごめん。人違いだったようだ。
>>641 本 物 降 臨。
まあ、そういうスレだしな。
>>635見てください。
>>642 たまたまオレがageて書いたときなんですかね。
職場で2chしかもこの板見るとは、勇気あるなw
>>643 伝説なんて大袈裟な。
2chでどこかの誰かが幸せ報告した程度です。
>>644 一応アキ本人が「旦那様」と決めて
呼んでいたみたいだからそのまま使いました。
650 :
50:2008/05/20(火) 01:26:16 ID:TXDyPNrp0
>>645 香織さん、良い性格してますよ。
ここ数年彼氏いないのが不思議で仕方ない。
>>646 このスレで初めて言われた気がするけど、
本当にたまに敬語使われると萌えるぞ。
>>647 むう、寸止め時代を知らないとはなかなかやるな。
後日談はまだしばらくないかな。
>>648 欠席。というか、元々いないものとして扱われていました。
向こうのご両親には結婚式以前に説明していたみたいなので
オレが見る限りでは円滑に進行していました。
50氏、ktkr
ぶっちゃけ、自分の中での紀子タンイメージは小林麻美なんだよねって言うのはアピールしておきたいよね(嫉妬ワイパー
ところで50氏にひとつ相談なんだが・・・
香 織 タ ン 、 紹 介 し て く れ ♪
>>650 これからはコテを
けい(50氏)に変えてみたら?ww
けいに wktk!
ヤバイわ
50氏の書き込み見ながら人生想像したらdkdkが止まらない
返して!私のdkdk返して!
2人の愛情
プライスレス
もう5回くらい読み返してる・・・何度読んでも涙が滂沱・・・
それに、読み返すたびに気づく伏線(バカなので一度目では気づかない)
>「じゃ、緊張解いてあげようか」
>「どうやって?」
>
>「ふふ、私が持っていったCDをパソコンに入れてみて」
>窓越しに伝えてもらった言葉の正体。
>――ずっとあいしてます、か。
ズキュウゥゥーン!くはあーっ、心停止しそう。
うーん
なんか「未来予想図」が聞こえて来そうな感じだね
いつまでもお幸せに
>>50 お疲れさま
漏れは、大切な大切ないとことは結ばれなかったけど、今は大事なパートナーがおる。うちも大事にしようと、新しい気持ちになったよ
改めて、おめでとうです
659 :
50:2008/05/20(火) 23:46:32 ID:TXDyPNrp0
祐氏、書いてるかー。
>>651 小林麻美。知らないwググッたけどやっぱり知らないw
香織さんに彼氏ができたら嬉しい反面、少し寂しいという勝手な男心。
>>652 コテはそのうち消していこうかと。
レスつけてもらってる間はこのままで。
>>653 50は大変なものを盗んでいきました。
あなたのdkdkです。
>>654 2chで見つけた大切なもの
プライスレス
660 :
50:2008/05/21(水) 00:01:48 ID:TXDyPNrp0
>>655 よく読んでるなあ。伏線なんて良いものじゃないよ。
ただ、一つ言わせてくれ。5回も読まないで><
>>656 「ほら、思ったとおりに叶えられてく」ってやつだよね?
数ヶ月前までは考えられない状況だ。
>>657 波長が合ってるときの紀子姉との
会話レベルの高さは異常です。(自己満足的な意味で)
>>658 ありがとう。大事なパートナーと言える人がいることはそれだけで幸せですよね。
こんな報告で気持ちを新しくしてもらえるなんて光栄の極みです。
最後の方は、中途半端な小ネタを
入れることができなかったのが残念です。
あのスルーされる感じがたまらなく好きだったのだが。
もっとも心に沁みたセリフ
>「もう、泣いてもいいかな。
> 今日来てくれるって聞いて本当に嬉しかった」
人生のどこかでで一度は言われたい・・・。
なんかここはすごく紀子姉に感情移入して泣ける
銭形自重www
50氏にレス貰えると嬉しいな
アキとの描写が一番興奮したなぁ
人形みたいにスラっと伸びた手にdkdk
dkdk返して!
・・・130女史をまってる俺
今日(もう昨日か)全部読み返した俺ガイル
ところで50氏の好きな作家は誰あたりなのかちょっと興味ございます
ふだん実況系の板にいると,ここの過疎っぷりはいいもんだなw
祐さん,書いてるかどうか以前に元気?
こないだ莉真さんと会うと言ったっきり……ですよね?
なんかあったのかねぇ……。
666 :
祐:2008/05/21(水) 19:43:57 ID:qxgnu/87O
…………………完全に乗り遅れたorz
50氏!お疲れ様です。
最後にこんな終わり方で、本当に良かったです。感動をありがとうございます。
50氏と紀子姉の関係がすごく羨ましいです。いつまでもお幸せに!!
あー…、こんな物語を知れて幸せです。本当にありがとうございます。
続き全く書いてないですww
すみませんorz俺も50氏見習わなきゃ
早く900まで埋めなきゃですしねw楽しみにしてますww
>>白襖氏
風邪大丈夫ですか?ゆっくり休んで下さい。
wktkしながら待ってます
おおお祐さんだ
リアルタイムでの遭遇嬉しく思います
五月病かかったりしてないですかw
あと,もう会ってきてそれなりにいい感触だったんですね,勘違い失礼しますた
668 :
祐:2008/05/21(水) 20:00:53 ID:qxgnu/87O
>>667 おおお俺にレスありがとうございます。と言うか心配して頂いて申し訳ないです。
五月病ではなく只の怠け者ですw
…………orz
好感触…と言う訳ではないのですが…(;´д`)また近々会う約束はしてます。
どうすればいいのか分からんが、頑張りますww
┌─┐ ┌─┐
│●│ │●│
└─┤ └─┤
_ ∩ _ ∩ 祐氏!
( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡 ガンガレ!
┌─┬⊂彡┌─┬⊂彡
|●| |●|
└─┘ └─┘
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
671 :
50:2008/05/22(木) 00:15:48 ID:FIQ2oJen0
>>661 今回のことで、オレはいつも安全圏に
いたんだなと思い知らされました。
一歩踏み出したことによって得られた言葉たちが沢山あります。
>>662 オレも同じようにレスが貰えると嬉しいよ。
今回は切なくさせない報告だから特に。
アキは既に人妻だぜ。何て淫靡な響き。
>>664 好きと言ってしまうと失礼にあたる気がしますが。
強引に引用した浅田次郎、宮本輝、福井晴敏。
古い人は宮沢賢治、中島敦、中原中也とかも。わらわら出てきます。
>>祐氏
おかえり。さあ、前座は終わりましたよ。
現在進行形の物語は未知の可能性を秘めているから楽しみだな。
楽しんで書ける時に書くと良いよ。気分が乗らないときは寝るに限る。
>>671 > 現在進行形の物語は未知の可能性を秘めているから楽しみだな。
50氏のも現在進行形でしょう。未知の可能性はなくともw
過去スレ1〜3を昨日あたりに見てきました。
2つくらいいいお話がありましたけれど(最初のスレッドの617氏とかね),やはり4スレめからグッといいなあ。
人間的な温かみがずっと増しているというのかな。
50さんに限らずですよ。素敵です。
……って1〜3の人たちもせっかく投下してくださったのに失礼にあたるか……
なにより自分はつきあいの多い従姉妹もおらず,何も投下できなくてすみませんが。
しかし正直,恋愛とか以前に,年齢近くてお互いよく知り合っていてとても親しい相手を
持っている人たちはうらやましいと思います。
私(20代前半男です)は兄弟姉妹なし,男含めいとこは皆比較的疎遠,引っ越し多かったりして幼なじみといえる人はゼロ。
ふと思ってみれば,なんといいますか「馴染んでいる」相手って誰もいないわ。
どうでもいいけど両親も既に亡かったりする。
過去スレ読みながら「俺にはいない,云々」とかふと口に出したらなんか涙こみあげてきた。
まあずっと恋人も得ずにいるのも大きな一因でしょうけれどwww
すみません。いきなりどうでもいい自分語り的書き込み。なんか少々思いが溢れたようで。
しかし,だからこそこのスレッドに載るお話を読むと幸せな気分になるのです,と言いたかったんだぜ。
ということにして下さい。いや,でもこれはほんとですよ。
投下してくださる皆様,どうもありがとうございます。
675 :
白襖:2008/05/22(木) 22:29:12 ID:5klhdpCo0
携帯で何度も何度も読み返しては何を伝えようか悩んでました
50氏、月並みですがおめでとうございます
あなたも、紀子姉も、アキたんも、皆が笑っていられる結果にたどり着いたことが嬉しくてたまりません
他人事なのにどうしてここまで嬉しくなるのかわかりませんが心の底から拍手したいです
大した自覚も覚悟もないまま父親になる俺に≪幸せ≫って何だろうと考える切欠を頂きました
50氏の文章をいくら読み返しても答えは出てきませんが
このスレで皆が感じ共有した熱い想いを、しっかり追いかけてみようと思います
本当に有難う。勇気をもらいました
いくつもの岩と大木を乗り越えた先には桜並木が待ってるんですよ
無限に続く宴会をしっかり楽しんでください
間違ってもパンクさせるなよww
676 :
50:2008/05/23(金) 03:39:17 ID:YICRPnCb0
変な時間に寝て、変な時間に起きたw
>>672 まあ、そうだなw
一日前とは言え、お主も変な時間に起きてるな。
>>白襖氏
大丈夫なのか?
病気のときは焦って治そうとはせず、深呼吸しなよ。
しんどいのに、心のこもったレスありがとうな。
季節外れの桜並木が見えるぜ。
こうやって皆に祝福されるのもいいものだ。
幸せの定義なんてないから、
自分がそうだと感じられる瞬間を切り取って大切にしてください。
また、スロの話もしような。
677 :
50:2008/05/23(金) 03:57:15 ID:YICRPnCb0
>>673 オレは、自分が恵まれた環境にいるということは理解している積もりです。
人は生まれる環境を選べません。
ですが、自分が変わることによって環境を変えることはできます。
だから面白い。逆に放棄することが重なれば、だんだん退屈な人生になる。
このスレを温かいと言える感受性を持っているあなたは、
人に温もりを与える手段を知っている人間。それを他人にしてあげてください。
人と人との繋がりなんて脆い。
そんなことは百も承知で、疎んじられて、裏切られて、先立たれて
それでも他人に優しく接することができた先に待っているもの。
それを見たら、きっと自分は恵まれていると思える。
だから、両親のことをどうでもいいとか言ってやるな。
あなたに優しさを持たせて生んでくれた両親に感謝できる人間で在れ。
必ず、その優しさを必要とする人間が近くに居る。
>>673 世の中色々あるよな。俺も然り。でも、前向きにいこうや!きっと殻破る時がくるよ
>>673 溢れる気持ち、っていうの凄くわかります。私も50氏の応援を
しながら、自分の過去の人生も重ねてしまって、孤独感、寂寥感
ちょっとした後悔、そして満たされた幸福感など、過去味わった
いろんな感情が交錯し、まさに溢れました。
読む度、人生をもう一度過ごしたかのような疲れが・・・ww
同時に、もっと自分を支えてくれている人に感謝しようって
素直な気持ちになれるんですよね。
あー、50氏ありがとう。
ちなみに5回も読まないで、と言われた者です。
・・・が、性懲りも無く昨日7回目を読みましたwwもう中毒かもしらん
書籍化まだでつか
50氏の何度読んでもフルおっきするなぁ
どう責任取ってくれるのかね?んん?
どんなに綺麗事並べたってなあ…
所詮えちねた板だし…
てか新スレになってセクロスの描写がない件について。
祐!
白襖!
出てこいや!
的支援(>д<)
エロい事してくれた人は居たではないか。
今は待とう。
>>673 俺も、読んでいて幸せな気持ちになると同時に、今の自分とのギャップにむなしさを感じることもある。でも、誰だって一気に状況を変えられるわけじゃない。今いる場所から一歩ずつ進んでいくしかないんだよな。千里の道も一歩から、お互いがんばろうぜ。
685 :
えっちな18禁さん:2008/05/24(土) 07:15:06 ID:DGRshdTE0
50氏のを読み始めて・・・気づいたら朝だ。
いい話をありがとう。お幸せに。
アキちゃん人妻…
ハァハァ…
淫靡すぐる
687 :
673:2008/05/25(日) 22:55:18 ID:D4ZcFWIt0
えー,673の書き込み以来,(書いたこととは必ずしも関係なく)いろいろ思うところがありましたが
いろいろぶったぎって一言でまとめると,要は
自分に既に与えられているよいもの(環境とかいろいろ)を私は大切にすることを怠っていた,という気づきです。
あんなこと書いてしまいましたけれど,私相当恵まれてもいます。ということも
今日とか昨日とかくらいにようやく改めて気づいたんですが……。
既に与えられているものを大切にしてそれを生かさないうちに
文句言ってもっといいものよこせと言ったってそりゃ与えられませんね。たぶん。
>>677 ここで50さんがおっしゃる「自分が変わることによって……」ということは,
ひとつには上記のようなことでもあるといえるのかなと今思います。それに限らないでしょうが。
688 :
673:2008/05/25(日) 22:56:00 ID:D4ZcFWIt0
>>677続き
両親云々について,実は「どうでもいいけど」は「読む人にとって」のつもりの
言葉だったんですがw,しかし正直久々に両親のこと少しながら考えました。
普段は無意識封印状態で感謝どころじゃないので,結局50さんのお言葉は
当たっています。そしてなぜか,(まあ問題いろいろある親だったけれど)
確かによく育ててくれたわ,とけっこうすんなり思いました。不思議ですね。
50さんの言葉が,適当なコメントじゃなくて誠実に考えて出して下さった
言葉だったのではないでしょうか。だって最初読んだとき実際何か感じましたから。
>>678 誠実に生きていれば時が来たときにいつのまにか,あなたのお言葉でいうと
「殻」が「破」れるということがあるものでしょうねと乏しい経験から
何となく思い,またそれを信じたいと思います。
689 :
673:2008/05/25(日) 22:57:06 ID:D4ZcFWIt0
>>679 共感コメントありがとうございます。
なんでしょうね,喚起力のある文章や音楽というのは,何もなければまず
思い出さない(甦ってこない)ようないろいろなものを呼び覚ましてくれますね。
>>684 私は地道な日々の努力に耐えることもせずに一気になにか変化があることを
期待しがちな者です。近ごろは人生に限らず蓄積というものの大切さを
感じつつあります。はい,お互い一歩ずつ頑張りましょう。
それにしてもここいいところですね。皆さんお優しいですね。ここまでとは
思いませんでした。どうもありがとうございました&改めて全く個人的な話スマソ
690 :
祐:2008/05/26(月) 01:56:04 ID:ltBHwm7JO
…俺、2ちゃんのスレでこのスレが1番好きだ!(告白)
>>669 応援ありがとうございます。
マジで頑張る
>>670 がが、学部ですかw何故にw
ま、まさかリアル知り合いですか…?((゚Д゚))ガクブル
>>50氏
前座ってそんなアホなwww
これからどうなるかは、自分次第ですよね。
50氏、改めて尊敬します。
>>682 ツンデレww(…とは違うか?)
支援ありがとうです。そしてすみませんorz
早く文章にまとめますね
691 :
祐:2008/05/26(月) 02:10:59 ID:ltBHwm7JO
>>673 俺も、本当にいいスレだと思います。
えちねた板だが、考えさせられる事が沢山あるし励まされる。
>>673氏のレスを読んでまた色々考えさせられました。
何があろうと、結局最後は自分自身なんだと思います。
嘆くだけじゃなくて、恥じないように生きなきゃと最近強く思いました。
たかだか18の小僧ですが…orz
と言う訳で、今から投下します。
短い&中途半端ですが…
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
693 :
祐:2008/05/26(月) 02:14:29 ID:ltBHwm7JO
夏休みの終わりにあった俺の誕生日は、莉真ちゃん家でケーキを食べて過ごした。
秋には結衣・冬には莉真ちゃんの誕生日があるから「またやろうね」なんて話をした。
莉真ちゃんとは、時々キスをする。
いつも俺からだけど、それでも嫌がる様子はなく
すんなりと俺の舌を受け入れる。
いつもそのまま押し倒したくなるのを、必死に抑えてた。
勿論、従姉だからって言うのがいつも念頭にあったし
それに、従姉とか関係なく莉真ちゃんに手を出すのは何となく気が引けた。
一度引いた引き金は戻らないだろう。
---
季節は秋を迎えようとしていて
今日は、待ちに待った(?)体育祭だ。
694 :
祐:2008/05/26(月) 02:15:55 ID:ltBHwm7JO
俺の所の体育祭は、紅白に分かれて戦うと言う至ってフツーでシンプル。
俺が白で、莉真ちゃんが赤。
少し変わってるなと思うのは、1番最後のプログラムにフォークダンスが織り込まれている事ww
全校生徒で輪になって踊ると言う競技であり、我が校の伝統らしい。
(そんな伝統いらねーww)
今日ひそかな1番の楽しみと言えば、莉真ちゃんのチアww
……なんだけど、プログラムの都合で踊ってる姿は全然見れなかったorz
(一応チアが始まる前に、少しだけ喋って写真撮ったりはしたけど)
つーか、絡み自体があんまない。
(いや、まあ普通なんだけどそれが)
とか。心の中で、ため息をついた。
少しずつテンションと言うか、モチベーションが下がっていく。
そんな感じだった。
ぶっちゃけ久しぶりで嬉しいよねって言うのはアピールしておきたいよね(wktkワイパー
696 :
祐:2008/05/26(月) 02:17:39 ID:ltBHwm7JO
そんな中プログラムはどんどん進んで行って、残す俺の出番はフォークダンスwだけになった。
フォークダンスには、一般生徒は体操服で参加するのに
援団は団服・チアはチアのユニホームで参加する決まり(?)になっていて、
俺は友達数人と、教室に着替えに向かった。
その途中、チア姿の莉真ちゃんを発見する。
「(あ、莉真ちゃん。
…って、どこ行ってんだ??)」
グラウンドとは違う方向に、一人歩いて行く莉真ちゃん。
距離が離れていた為、少し気になったけど
何となく声はかけなかった。
「祐?グラウンド戻んねーの?」
「あー、わりい。先戻っといて」
697 :
祐:2008/05/26(月) 02:19:51 ID:ltBHwm7JO
「…?おー、分かった」
着替えた後友達と別れて、
もう既にグラウンドに戻ったかもしれない莉真ちゃんを探した。
すると、コンピュータールーム(ルームって言うか、小さい校舎)の陰に
莉真ちゃんとその担任が座って話してるのを発見した。
「あれ?祐だ。何してんの?」
俺に気付いた莉真ちゃんが話しかけて来る。
「莉真ちゃんこそ何やってんの?」
「莉真はサボリーw」
…って、担任の目の前でサボリ言うなw
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
699 :
祐:2008/05/26(月) 02:20:57 ID:ltBHwm7JO
「あのね先生、莉真のイトコの〇〇祐だよ。」
担任に俺を紹介する莉真ちゃん。
「知ってるわよ。
どうも。莉真がいつもお世話になってます」
「いや、こちらこそ莉真ちゃんがいつも迷惑かけててすみません」
「なんで祐、保護者みたいになってんのw」
莉真ちゃんの担任は、四十代位の眼鏡をかけた細身の女の先生だ。
確か、三年間同じ担任だって言ってたっけ。
「じゃあ莉真、先生もう戻るから。
気が向いたらフォークダンス来なさいよ」
「はーい」
700 :
祐:2008/05/26(月) 02:22:19 ID:ltBHwm7JO
そう言ってグラウンドの方に、歩いて行くヨッシー(先生のあだ名w)
そんな適当でいいのかww
「祐は行かないの?もう始まるよ?」
「あー…。怠いし俺もいいや」
そう言って隣に腰を下ろした。
陰になっているここは、グラウンドと違って涼しい。
灰色のコンクリートがひんやりしている。
「ねぇね、どっちが勝つかなぁ〜?赤と白」
「白(笑)」
「むっ。赤でしょ」
「白だろ」
「…赤」
「白」
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
702 :
祐:2008/05/26(月) 02:25:29 ID:ltBHwm7JO
「赤ー!」
「白」
「「…………」」
「じゃあ、賭けよーよ!」
「何を?」
「アイスクリームvV」
「自分が食べたいだけじゃんw」
「いいのー(笑)!勝負ね。
負けた方が奢るんだよー」
「いいよ。俺負ける気しないしw」
「莉真だってしないもん!」
莉真ちゃんとのこんなやり取りは、結構楽しい。
グラウンドの方から、暢気なフォークダンスの音楽が小さく聞こえて来る。
703 :
祐:2008/05/26(月) 02:26:44 ID:ltBHwm7JO
「ねぇ、祐」
「ん?」
ちゅ
「……何、どうしたの」
莉真ちゃんからキスしてくるなんて、初めての事で固まってしまった。
「なんとなく…//
…ダメ?」
「‥ダメじゃない。もっとしてよ」
腕を掴んで引き寄せる。
周りは遮断され、一気に二人だけの世界になる。
704 :
祐:2008/05/26(月) 02:27:40 ID:ltBHwm7JO
「もっと?」
「もっと。」
見つめ合って、目を閉じた。
優しくて柔らかいキスが、何度も降る。
莉真ちゃんの腕が首に回されて
口を少し開くと、控えめにだけど舌が侵入してきた。
莉真ちゃんの舌が、俺の舌をぎこちなく絡み取る。
段々激しくなるキス。
「‥んっ
………はぁ…っ」
「……ヤバイ。
んな事されたら止まんなくなる」
「いいよ、止めなくて…」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
706 :
祐:2008/05/26(月) 02:32:29 ID:ltBHwm7JO
終わり。
中途半端ですみません。
最近忙しくて書けてないんだ、頑張ります。
>>705 いつもリアル支援してくれてる気がするww
嬉しいとか言われたらこっちも嬉しいです。
ありがとう。
乙です,そして寸止め(w
そだ |------、`⌒ー--、
れが |ハ{{ }} )))ヽ、l l ハ
が |、{ ハリノノノノノノ)、 l l
い |ヽヽー、彡彡ノノノ} に
い |ヾヾヾヾヾヽ彡彡} や
!! /:.:.:.ヾヾヾヾヽ彡彡} l っ
\__/{ l ii | l|} ハ、ヾ} ミ彡ト
彡シ ,ェ、、、ヾ{{ヽ} l|l ィェ=リ、シ} |l
lミ{ ゙イシモ'テ、ミヽ}シィ=ラ'ァ、 }ミ}} l
ヾミ  ̄~'ィ''': |゙:ー. ̄ lノ/l | |
ヾヾ " : : !、 ` lイノ l| |
>l゙、 ー、,'ソ /.|}、 l| |
:.lヽ ヽ ー_ ‐-‐ァ' /::ノl ト、
:.:.:.:\ヽ 二" /::// /:.:.l:.:.
:.:.:.:.:.::ヽ:\ /::://:.:,':.:..:l:.:.
久々の焦らされる感触ww
癖になりそうwww
709 :
白襖:2008/05/26(月) 10:07:36 ID:WhCEmbrCO
佑氏の投下があるときいて現場から飛んで来ますた!
支援支援!
…て俺も早くまとめなきゃ
710 :
白襖:2008/05/26(月) 10:08:47 ID:WhCEmbrCO
ウホッ、名前間違えてるwもちつけwww
寸止めまで真似しないでいいのに、、、
dkdkが止まらない
714 :
祐:2008/05/29(木) 00:40:59 ID:hQDC1yq0O
>>707 中途半端ですまん
>>708 Mですかww?
>>白襖氏支援ありがとう。風邪は大丈夫ですか?
>>712 寸止めを真似してるつもりはないんだが…
でも確かに、全く影響受けてないとは言いきれない。
俺は、溜めなしでその時書けてる所まで全部一気に投下するからそれが悪いのかも(´ω`)
もし不快にさせたのならすみません。
今度からちゃんとキリのいい所まで書けてから、投下するようにします。
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
716 :
712:2008/05/29(木) 13:14:26 ID:AwVGlSZkO
>>714 そんな真面目に受け取ってもらっても困る
俺が小1、従姉妹が5歳の時から
俺が中3までお互いの家に泊まる事があればHな事してた
初体験は俺が中2の時、初めての中田氏
この間、その従姉妹と酒飲んで
今まで暗黙の了解でその事はお互い口にしてなかったんだが
その日、その話題になった
初クンニで従姉妹がおしっこ漏らした事とか
初フェラで喉の奥に入れすぎてオェってなったとか
昔の事なんであんまり覚えてなかったんだけど
最初は従姉妹が俺のチンチンの触ってたのが始まりだったらしい
で、私にはチンチンついてないよってマンマン見せて言ったら、俺が触ったんだって
そこから、お互い触るのが面白くて触りっこしてた
従姉妹は、初めて触りっこした時からオナニーしてたんだって
小4の時にはもうオナニーでもクンニでもイク事しってたし
マンマンの穴からヌルヌルも出てた
それ舐めるの最初嫌だった
俺は小4の時にフェラしてもらって気持ちいって感じてオナニーし始めた
従姉妹が小5の時におっぱいが膨らんでるのが気になっておっぱい触ったり舐めたり
してた時に従姉妹本人はおっぱいよりマンマン舐めてほしくて俺の顔の上に跨って
顔面騎乗してくるぐらいクンニ好きだった
つか、小学生でそれか…
いやウラヤマ…クなんかないですよ?
で、従姉妹さんとは?
あ、俺も従姉妹も一人っ子ね
で、良く家族で泊まりに行ったり泊まりに来たりしてたんよ
あと、一回だけだったけど俺が小6の時
従姉妹の家に泊まりに行った時
従姉妹の友達が泊まりに着てて
今日はHゴッコなしかと思ったら
その友達も一緒に触りっこしたのが
お互い強烈な思い出で
あの時のテンション凄かったね
後にも先にもマンマン舐めたのと二人でフェラしたのは
あの時だけだって言ってたw
>>720 うん。久々にした
さすが、体の相性いい
でも、従姉妹に彼氏が3人いますw
自分でもなんでこんなにEROいのかって笑ってた
小学校の時は授業中でもオナニーしてたらしいし
どこでもオナニーしてたって
で、俺のチンチン触ってるとドキドキしてマンマンがキュンキュンするんだって
クンニされてからは誰でもいいから舐めてほしかったらしい
自分で舐めれないのが凄く悔しかったって
必死で体柔らかくしようとしてたって
馬鹿だよなw
信じれないかもしれませんが
顔は可愛いですよ
背ちっちゃいし
毛薄いしw
性格は悪くないんですけど
自分の性欲が一番な子
また、飲む約束(する約束)したんで
また書きにきますわ
従姉妹ではなく従妹と表記して欲しい
727 :
50:2008/06/02(月) 22:41:42 ID:r4Fj+iKD0
>>680 ここで読めば良いのです。一人で読んでほくそ笑んでくだしあ。
>>681 責任問題に発展した!通報しないでくだしあ。
>>682 なんていうか、ごめん。
>>685 あなたはここで読んだことを全て忘れて現実世界に戻るのですよ。いいですね。
>>686 ですよねー。
>>687 誤解だったんだね。ごめんなさい。ところで外出してますか?外は緑が奇麗だぜ。
>>祐氏
最後まで付き合ってくれてありがとうな。ただ尊敬はしなくて良いよw
何という亀。 ギリギリエロシーンは抜きで閑話でもどうですか。←スロっぽい。
728 :
50:2008/06/02(月) 22:43:14 ID:r4Fj+iKD0
さっきまで雌だった柔らかい肉体が
穏やかな呼吸を取り戻し始めていた。
「気持ちよかったよぉ」
「オレも」
「ふふ、へんたーい」
するりと腕の中にもぐりこんでくる。
朝のあいさつのように唇を合わせ、意味も無く笑う。
「紀子姉も十分変態だよ」
「私は、だって、けいの好きなように触ってもらったら
頭が真っ白になっちゃって」
胸の谷間を伝っていく雫が艶かしい。
「つまり、変態だと認めたのか」
「けいは?」
「認めるよ」
729 :
50:2008/06/02(月) 22:43:52 ID:r4Fj+iKD0
「そりゃ、けいは男の子だもんね」
「女の子だったら認められないの?」
「もう。イジワル」
背中に優しく爪を立てられる。
「そう?」
「でも、さっきはもっとイジワルだった///」
「ちょっといじめ過ぎた?」
「あんなにされたら、おかしくなるよ」
「確かに、エロかったな。何回も『こんな……ブッ」
「言わないでえ/////////」
「嘘だってw」
「もう絶対けいの前では裸にならない!」
「わかったわかった」
730 :
50:2008/06/02(月) 22:45:56 ID:r4Fj+iKD0
「ふんっだ」
抱きついたまま拗ねても可愛いだけだぞっと。
「ちょっと手を貸して」
「っ!……硬い」
「紀子姉の所為だよ」
「男性の正常な反応ではないのですか?」
「そんなことないよ。紀子姉だから今でもこんなに」
「……//////」
「オレ、今まで二回以上したことないんだ」
「そんなの、私もだよ」
「じゃあ、してみる?」
オレの肩のあたりに手を置いて紀子姉が見つめてくる。
「……本気?」
「半分」
「じゃあ、ダメ」
731 :
50:2008/06/02(月) 22:47:35 ID:r4Fj+iKD0
「今の言葉で本気になった」
「ずるい……んっ」
舌を絡めようとするリズムが徐々にシンクロする。
呼吸も忘れるほど濃密に唾液が紡がれていく。
紀子姉の瞳がうっとりしたように濡れている。
「んんっ、あっ、私も、本気に…なりました///」
「今のキスで?」
「うん……だから、もっとエッチになっても、、、いいよ」
惜しげもなく胸をはだけさせ、足を絡めてくる。
「紀子姉もね」
紀子姉がオレの耳に顔を近づけて囁く。
「じゃあ、私をもっとエッチにして///お願いします///」
732 :
50:2008/06/02(月) 22:49:15 ID:r4Fj+iKD0
今のところスレばれの気配すらない。
じゃあまたノシ
書き手さんの登場を期待してageてみます。
733 :
50:2008/06/02(月) 22:49:53 ID:r4Fj+iKD0
あがってないwwwwwww
ワロスwww
50氏キタ――(゚∀゚)――!!
なんか、読んでて悶えたくなりますね、こっちまでw
続き、またお願いしますね。
もちろん、エロ路線も含めてw
ウヒョホ、50氏の文章がタイムリーに読めるなんて、私は幸せ者です
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
50氏キテター
ふぉぉぉぉぉ
みなぎってきつぁぁぁぁ
寸止め得意すぐる
>>50氏
紀子姉≒紀美子さん?が探してましたよ。
1週間前くらい。
すいません。勘違いでした、スルーして下さい。
_ ∩
( ゚∀゚)彡
( ⊂彡
742 :
50:2008/06/04(水) 01:45:30 ID:JN33qIfl0
>>734 昨日のテーマは、R-15程度のエロさと気恥ずかしさです。
>>735 ウヒョホって新しい表現すぐる。
>>736 まだテカってたのかw
>>737 昨日のは寸止めとは言わない気がするよ。続き書いたらR-18行ったので切った。
>>738,739
おまい……何者だ。びっくりするじゃまいか。変な汗かいた。
>>740 何か言えwww
>>741 外出しワロス。最近そんな選択肢が目の前に現れたぜ。
選択肢kwsk
今までは中出しの一択だったということですね。分かります。
まあ、このカップルなら当然の帰結。>中
中か
いい響きだ
>>50氏、変な汗頂きます、ありがとうございます。一生の宝にします。
>>738です。
上記の件は、某出会い系サイトで、件の名前の女性が“ケイと言う人を、知ってますか? 最近、連絡が取れなくて困っています。”なる投稿を見付け、“おぉ、神の啓示か”と思い、書き込ませていただいた次第です。
しかし、よくよく考えると、当方の県には『電車』なる交通機関が、存在しませんので……。
748 :
えっちな18禁さん:2008/06/04(水) 18:12:29 ID:dpuj2YCfO
テラ沖縄ww
749 :
えっちな18禁さん:2008/06/05(木) 01:37:13 ID:Sr2J4UK+O
>>50氏、祐氏、白襖氏、見てますか。
突撃、支援します〜。
結果だけ書く
告白おkでた
IYATTAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
ようわからんが
おめ!
報告を待つ
>>750 おめ
さあじっくりたっぷりねっとりkwsk
753 :
白襖:2008/06/06(金) 01:36:39 ID:tMpxb+bp0
ほぼ復活です。心配かけました!!
これからはちょこちょこ投下続けていきます
>>423 このスレを初めて開いたときハァハァするような文章目当てだった事を思い出しました
進むペースを少しでも上げるよう装飾を省いて極力会話メインにしたつもりです
期待に添えられる程の変化はないと思いますが、よろしければお付き合いくださいませ
>>424 どうやら1G連と勘違いしたようだ ハッハワロス
にわかスロッターは五号機打って首吊ってきます
754 :
白襖:2008/06/06(金) 01:42:47 ID:tMpxb+bp0
>>717 高速で抜いた。御馳走様でした。
それと
>>750はあなた??
50氏
寸 止 め 神 降 臨
あ゛あ゛あ゛あ゛もどかしい!!愚息がふんもっふ!!早く900までkskせねば!!
それと子供の名前をアキにするって嫁に言ったら理由を聞かれますた。答えていいかね?
>>749 突撃でも支援でもありがたいです!!感謝!!
755 :
白襖:2008/06/06(金) 01:44:37 ID:tMpxb+bp0
投下開始します。
その後の経緯を産業で説明
叔母さんきた
親父もきた
逃げるように帰る遥子たち
内容は想像通りなので割愛
一気に時間を飛ばしていきます
756 :
白襖:2008/06/06(金) 01:45:05 ID:tMpxb+bp0
年も明けて残り少なくなった冬休み。
俺は約束通り遥子の住む街へとやってきた。
慣れない電車と乗り換えでクタクタになった俺を叔母さんが車で迎えてくれた。
「久しぶりー。元気にしてた?」
「あ、はいどうも」
「冬休みあと少しね。宿題は?」
「やってないけどいいですw」
「やらなきゃw」
「遥子、かーくん来るの楽しみにしてるわよ」
「マジですか?俺も楽しみですよ」
世間話の所々で嬉しそうに遥子の事を話す叔母さん。
この時に感じた親馬鹿は今でもずっと叔母さんのイメージとして定着し続けてる。
757 :
白襖:2008/06/06(金) 01:45:41 ID:tMpxb+bp0
ほどなくして叔母さん宅へと送り届けられた。
駅から少し離れた、見た目にも小洒落た雰囲気のマンション。
部屋まで叔母さんの後ろをついて歩く俺。
「お邪魔しまーす…」
「ただいまー。よーこー、かーくん来たよー」
バタンッ!!バタバタバタバタ!!
何やら物凄い音が家の奥から聴こえる。
と同時に肩甲骨まである長い髪を靡かせながら、慌ただしく遥子が向かってきた。
「いっ、いらっしゃい!!」
「ひ、久し振り…」
すごく…髪が乱れてます…。
758 :
白襖:2008/06/06(金) 01:46:15 ID:tMpxb+bp0
「慌てなくてもかーくん帰らないからww」
「えっ!?俺、泊まるんですか!?」
「泊まっていかないの??」
「何も聞いてないですw」
「叔母さんご飯の用意しちゃってるから、今日は泊っていきなさいw」
「でも俺、親に言ってないし着替えとか準備してませんよ」
「あたしが何とかしとくからさw」
玄関先で叔母さんと問答をやっていると
「取りあえず部屋行こう?ね?」
「ちょ、まだ話が…」
痺れを切らせた遥子に腕を掴まれ、そのまま部屋まで引っ張って行かれてしまった。
759 :
白襖:2008/06/06(金) 01:47:42 ID:tMpxb+bp0
「汚い部屋だけどごめんね」
「お、おおおっ!?」
扉を開けるとそこに広がっていたのは縫いぐるみの山々。
…ではなく、むき出しのコード類やら漫画やらがずらり。
「…引いた?」
「いや、別に…つか凄いね」
「女の子っぽくないでしょ。あんまりジロジロ見ないで///」
「いやー…」
むしろ女の子の部屋にすら入ったことありません。
760 :
白襖:2008/06/06(金) 01:48:05 ID:tMpxb+bp0
「オタクっぽいって思った?」
「そ、う、でもない」
「だからあんまり見ないでってばw」
「え、これコード?ゲームの??」
「うん、これがこう繋がってて…」
なんて色気の全くない会話をする俺達。
部屋の雰囲気もあってか友達と話すような感覚に、以前感じたほのかな恋心はどこかへ消えて行ってしまっていた。
「飲み物とお菓子持ってくるね♪」
「うん──」
子供用にしちゃ少々広いこの部屋に三つも四つも並ぶ本棚に俺は圧倒された。
761 :
白襖:2008/06/06(金) 01:48:38 ID:tMpxb+bp0
同級生の奴でもこんなに漫画持ってる奴なんかいない。
その殆どが漫画で、あとハードカバーの小説と見たことない参考書やらアニメ雑誌。
(アニメ雑誌…)
漫画は読むけどアニメはあんまり見ない俺。
アニメージュだかアニメディアだか、その手の類の雑誌が本棚の一角とテレビの横を占拠している。
周りに読む人が居ないせいもあり物珍しくて、つい開いて読み始めた。
「ちょっとドア開けてー」
「あ、うん」
ドアを開けるとトレイにジュースと山盛りのお菓子を乗せた遥子が部屋に入ってきた。
「凄い量…」
「夜遅くまで遊ぶつもりだからw」
762 :
白襖:2008/06/06(金) 01:48:58 ID:tMpxb+bp0
「そうだ!!俺家に連絡しないと!!」
「お母さんがおばあちゃんに連絡してたから、多分大丈夫じゃない?」
「…マジかよ」
「いいでしょ?泊まっていこう??」
「あぁー……つーか泊まるも何もそれしかないよねぇ…」
「よしっ!寝かせないよwww」
ドラマで何度か聞いた言葉だけど、実際に聞くと胸が躍る。
意味は深くない事が分かっていても無意味にwktkする年頃。
「俺、規則正しく生活してるから寝たらごめん」
「そうなったら私も寝るからwwww」
「……………そうだね」
763 :
白襖:2008/06/06(金) 01:49:39 ID:tMpxb+bp0
「あ、それ読んでたんだ」
遥子が机の上に開きっぱなしのアニメ雑誌を指さす。
「え?あ、や、見てない見てない」
「アニメとか見るの?」
「いや、あんまり。ドラゴンボールとかは見てたけど」
「最近のは?」
「ごめん、全然見ない…」
「ふぅん……」
「あっ、でも!でも俺、漫画とかゲームならするよ!」
764 :
白襖:2008/06/06(金) 01:50:22 ID:tMpxb+bp0
「そうなの?」
「ジョジョとか好きだし、ここにあるのなら……これとか?」
「あ、それ楽しいよね!」
「何で終わったんだろうね?」
「打ち切りだよきっとwww」
こんな具合で軽いオタク話に花を咲かせていると、いつの間にか日が暮れていた。
正確には叔母さんが夕食が出来たと呼びに来るまで時間の経過に気がつかなかった訳だが。
いつの間にか帰っていた叔父さんを含め四人で食卓を囲む。
寡黙な叔父さんだったけど、叔母さんがよく喋っていて楽しい夕食だったように覚えている。
細かい経緯は忘れたけど、夕食の片づけが終わった後に四人でカラオケに行ったりレンタルビデオショップに行ったりした。
人生初のカラオケで歌った「踊るポンポコリン」の悲惨さは今でも忘れない。
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
766 :
白襖:2008/06/06(金) 01:51:07 ID:tMpxb+bp0
「楽しかったねー」
「歌上手いじゃん!でも俺は色々疲れた…」
「ポンポコリン?」
「やwwwwめwwwwてwwwwwwwくwwれwwwwwwww」
遥子が借りてきたビデオをデッキにセットする。
部屋の入口付近に避難する俺の視界にドアノブが映った。
「ねぇー…」
「何?始まるよ??」
「この部屋にきた時にも思ったんだけど、何でこの部屋鍵があるんだ?」
「あぁー……親がこの部屋に入ってくるの嫌だから」
楽しそうにしてた遥子のトーンが急に落ちた。
767 :
白襖:2008/06/06(金) 01:52:14 ID:tMpxb+bp0
俺はその真意が汲み取れず、よく分からないまま椅子に腰かけた。
「……翔くん」
「ん?」
「お母さんから私の事、きいてる?」
「…少しだけきいてる」
「……そう」
それ以降俺たちに会話は無く、延々とよく分からないアニメを二人で見ていた。
768 :
白襖:2008/06/06(金) 01:52:40 ID:tMpxb+bp0
無言のままビデオを見終えたあと俺は叔母さんに促されるまま風呂に入った。
部屋に戻ると入れ違いで遥子が風呂へ行き、俺は寝る準備。
冬場ということもあって宛がわれた布団は結構な数があって、支度が出来る頃には遥子が風呂からあがってきた。
「準備できた?」
「え、あ、うん。多分これでいいはず」
布団の横にある机に腰掛けていた遥子にふと目線をやる。
白い肌が風呂上りのせいで桃色に上気していて、その肌と良いコントラストの濡れた黒髪。
カシカシと頭をタオルで掻いたりポンポンと水気を取るように叩いたり…鏡の前で髪を乾かすその遥子は凄く綺麗にも可愛くも見えた。
同級生の○○さんが可愛いとかのレベルじゃなく、遥子は間違いなく異性だった。
(やばい…遥子はイトコ、友達、イトコ…)
不覚にも勃起した股関を隠すように布団の中へ逃げ込む。
意識すればするほど、彼女の方へ目が行ってしまう悪循環。
久々の白襖氏、支援
白襖氏の戦国ラッシュに
(0゚・∀・)wktk支援。
771 :
白襖:2008/06/06(金) 01:53:48 ID:tMpxb+bp0
「ん?もう寝るの?早くない?」
「寒いから入ってるだけ」
「暖房効いてるよw」
「湯冷めしたのかもしんないwww」
「そう?じゃ私もベッドに……跨ぐよー、ごめんねー」
遥子が俺の頭上を跨いだ少しあとにシャンプーの甘い匂いがやってきた。
後にも先にも匂いだけでバッキバキになったのはこの時だけ。
もう遥子を意識するなという方が無理だ。
772 :
白襖:2008/06/06(金) 01:54:42 ID:tMpxb+bp0
「電気消すよー」
遥子がリモコンでスイッチを切り、部屋が真っ暗になる。
だからといって寝られる気分でもないし息子もそうとは言っていない。
平静を取り戻そうと布団の中で深呼吸する俺。
「ねぇ…」
「……(すぅはぁ)」
「ねぇ…?」
「え、あ、はい?」
今日は曲考えてない・・・的支援
774 :
白襖:2008/06/06(金) 01:55:10 ID:tMpxb+bp0
「もう寝たのかと思った」
「ないないwww寒かったからww」
「暖房まだ切れてないよ?」
「湯冷(ry」
「そんなに寒い?」
「や、もう大丈夫っス」
「よかったw」
「ねぇ、今日楽しかったね」
「楽しかったね」
「ポンポコリンwwww」
「バwwwwwwカwwwいwwwうwwwなwwwwwww」
「何で?楽しかったよww」
「カラオケの話はやめてwwwwお願いwwwww」
775 :
白襖:2008/06/06(金) 01:55:42 ID:tMpxb+bp0
「カラオケ以外でも、久し振りに思い切り話ができて楽しかったよ」
「それならよかった」
「私さ、こうやって話す友達あんまりいないからさ」
「あー…」
言葉に詰まってると遥子がそれを察したのか俺に手を振る。
月明かりでぼんやり明るい部屋では表情までは読み取れなかったが、それは好都合だ。
「でも楽しかったからいいの」
「そんなに?」
「うん、そんなに。だってこうやって会って話したかったから」
「…俺も会いたかった。会って話しがしたかった」
776 :
白襖:2008/06/06(金) 01:56:08 ID:tMpxb+bp0
「じゃあさ、色々聞いていい?」
「うん?」
「放課後とか普段どんなことしてるの?」
「普通に部活ですwww」
「そっかww短距離かw」
「授業楽しい?」
「嫌い…いつも赤点」
「やばいよー!」
「諦めた!!」
寸止めじゃない!!!的支援
白襖氏の国崩し砲が炸裂するのを期待しながら
(0゚・∀・)wktk支援。
え…と…寸止め?
連投規制じゃまいか・・・?
781 :
えっちな18禁さん:2008/06/06(金) 18:48:09 ID:m14XeMg8O
ぬるぽ by IKZO
ガァッ!! by IKZO
783 :
白襖:2008/06/07(土) 03:03:05 ID:q3XF64B/0
規制かかってました><
取り敢えず昨日投下する予定だった部分まで投下します。
考えてみれば部屋に入ってすぐに趣味の話になったから、こうやってお互いの事をじっくり話す時間がなかった。
ベッドに寝転ぶ遥子は頬杖を突きながら俺に質問を次々にしてきた。
大半が他愛もない世間話だったけど遥子は楽しそうに聞いてくれた。
俺も聞きたいことを質問をすると遥子は素直に答えてくれたけど、やっぱり俺への質問攻めは止まらない。
電気を消してから何時間経ったか分からないが俺たちのトークは終わらない。
それどころか深夜のテンションも相まって益々ヒートアップしていった。
784 :
白襖:2008/06/07(土) 03:03:33 ID:q3XF64B/0
「ねねね、翔クン、好きな子っている!?」
「えーwwそれはナシwww」
「いいじゃんww学校で好きな子とかいるでしょww」
「や、まぁ、可愛いなとか思う子はいるけど、好きな子はいないよw」
「どんな子なの?聞きたいwww」
「普通の子!普通の!別に変ってないよww」
「そうじゃなくて、外見とか性格とか」
「えぇー?身長低くて明るい感じの子」
785 :
白襖:2008/06/07(土) 03:04:01 ID:q3XF64B/0
「ふぅーん、そっか。そういう子が好みなのかぁ…告白しないの?」
「いやいやいや、する訳がない」
「あ、しなくても女の子寄ってくるから?」
「ねーよwwwwwwwwwwwwwwww」
「え、モテないの?」
「モテる訳がないwwwwww」
「そんなもんなんだ?ふぅん」
修学旅行の夜のようなテンションに中てられ、俺はここから暴走を始める。
786 :
白襖:2008/06/07(土) 03:04:33 ID:q3XF64B/0
「むしろ、ちゃんと童貞卒業できるか心配ですww」
「え?」
「あ、いや、ちゃんとエッチ(←小声で)できんのかなって…」
「えっ??」
「あーもー無し!今のなかったことに!!」
「えっ?下ネタ??」
「ああはいそうですともwwwwサーセンwwwww」
俺、顔真っ赤。
布団に潜るとバレそうだったしこの明かりだと互いの顔も見えないからそのまま続ける。
787 :
白襖:2008/06/07(土) 03:04:58 ID:q3XF64B/0
「確かに可愛いなって思う子出来ても何もしないけど、やっぱ憧れたりはするよw」
「…そういう…行為に?」
「wwwwまぁwwwwそれもありますけどwwwwwww普通に恋愛とかやってみたいww」
「へ、へぇ……」
「友達にも彼女がいたりしてさ、羨ましいとか正直思うw」
「……」
「俺全然モテないし、このままずっと縁がないんじゃないかなって思うときもあるww」
「………」
「仮に恋愛できても、その──エ…ッチとかは絶対無理wwwww」
「…………」
「だって俺全然モテ………」
788 :
白襖:2008/06/07(土) 03:05:28 ID:q3XF64B/0
気がつけば遥子は、黙ったまま動かなくなっていた。
遥子を見つめてみるがやっぱり表情は読み取れない。
刻々とすぎる時間に恥ずかしさが込み上げてくる。
「ごめん変な話して!俺そろそろ寝るわ!」
「………」
「おやすみー!!」
「………」
「…ごめん…」
俺は布団を顔まで被せ遥子に背を向けるよう体勢を変える。
……寝られる筈がない。
789 :
白襖:2008/06/07(土) 03:06:21 ID:q3XF64B/0
それからどれくらい経ったか分からない。
後悔と申し訳なさで悶える俺の耳に、ふと遥子の声が届いた。
「…ねぇ、かーくん、起きてる?」
「ん?起きてるよ」
「………そっち行っていい?」
「はあっ!?」
慌てて遥子の方に振り向く。
彼女はベッドから起き上がって俺の布団へと潜り込んできた。
しえん
791 :
白襖:2008/06/07(土) 03:12:38 ID:q3XF64B/0
ここまでです。次回投下までもう少しお待ちください。
>>765 相変わらずテカテカしてるよなぁー
支援あざっす!!
>>770 どうやら玉三つのラッギューンだったようだ…規制とは情けない
国崩し砲は……さぁ、どうでしょう?w
792 :
白襖:2008/06/07(土) 03:14:03 ID:q3XF64B/0
>>779 ただの規制です…すみません。
でもあれじゃ寸止めにもなってないですよね
>>790 すまない、ここまでなんだ…。
支援ありがたく頂きます!
793 :
祐:2008/06/07(土) 03:22:42 ID:rPWG1V+sO
おー、ちょうど白襖氏発見!
寸止めすぎるww
wktk(・∀・)早く続き書いてくれww
>>715 ごめwレスだけだったんだww
>>716 何に対しても真面目なのが、僕の売りです(大嘘)
>>50氏
紀子姉萌えw
50氏!900まであと少しなんで、そろそろご準備を(・∀・)w
>>749 見てますよー。
支援して下さるのは、本当にありがたい
>>750 kwsk
794 :
祐:2008/06/07(土) 03:25:26 ID:rPWG1V+sO
こないだの続きをちょろっと投下。
キリいい所までなんで本気で短いけど(´д`)
潤んだ瞳で俺を見ては囁く。
ああもう、これ以上はダメだってせっかく今まで抑えてたのに。
そんな止まらなくなるような事。
「知らねーよ?」
細い体に回した腕に、力を入れた。
少し強引に口付けて、そのまま一気に舌を捩入れる。
「んっ‥」
795 :
祐:2008/06/07(土) 03:28:37 ID:rPWG1V+sO
奥に引っ込んだ舌を絡め取り、上から被せて、撫でる。
莉真ちゃんの方も俺を求め、舌の動きが段々呼応してくる。
舐めて、絡めて、離して、見つめて。
また求め合って。
そのまま濃厚なキスが続いた。
「祐‥」
「ん?」
「なんか…えっちだね///」
「…そうだねw」
「…胸、触ってもいい?」
「‥ぇ、…………うん//」
こくん、と小さく頷く。
そっと胸に手を伸ばすと、莉真ちゃんはキュッと目を瞑った。
796 :
祐:2008/06/07(土) 03:30:39 ID:rPWG1V+sO
手の平に柔らかい感触。
ああ、やっぱり大きい。なんて思った。
手の平に収まりきらないそれに、ゆっくり優しく触れる。
「…ドキドキ、してる」
「…俺も」
「祐も?」
「うん」
「…恥ずかしい//」
「すげーかわいいよ」
キスをして、そのままゆっくり押し倒した。
莉真ちゃんが着ているチアのユニホームはワンショルダーになっていて、右の肩と鎖骨辺りが晒されている。
鎖骨にキスを落として、首筋に舌を這わせると、ビクッと反応があった。
首筋、イイのかな。
そう思ってそのまま首筋を責めた。
797 :
祐:2008/06/07(土) 03:31:31 ID:rPWG1V+sO
「‥ん、…ぁ、祐…」
「何?」
舐めながら聞く。
「ゃ…、も、ダメ…止めて‥」
「ムリ。」
「…んんっ‥。お願い…」
「止めなくていいって言った」
耳を舐めて甘噛みをする。
「…だろ?」
798 :
祐:2008/06/07(土) 03:33:53 ID:rPWG1V+sO
顔と顔を近づけて、笑顔で問い掛ける。
俺のモノは、十分過ぎる程に反応していた。
「‥言っ…た、けど…」
「じゃあ、いいじゃんw」
そう言って、また舐め始めた。
「ぁっ…
‥ホント、に…も、ダメだってばぁ…っ
……んっ…〜〜〜〜っっダメぇっ!!!
ストップ!ストップストップーーー!!!」
バシバシと、俺の肩を叩く莉真ちゃんww
ちょ、ムード台無しwww
799 :
祐:2008/06/07(土) 03:34:48 ID:rPWG1V+sO
「…ダメ?」
わざと、少し甘えるように聞く。
莉真ちゃんは、俺がこういう風にすると弱いw
「……っダメ!!
ここ学校!外!てゆーか、体育祭!!」
…ちっ。さすがにダメだったか。
まあ、俺だって流石にこの状況で最後までするつもりはなかったけど。
「莉真ちゃんから誘ってきたくせに…」
「さ…っ、そってないもん!!
止めてよ、そういう事言うの///!」
どんどん顔が赤くなる莉真ちゃんが可愛くて、少しからかってみた。
800 :
祐:2008/06/07(土) 03:39:00 ID:rPWG1V+sO
「首筋感じた?
外じゃなきゃ、最後までイッていんだよね?」
「〜〜っ祐、何かいっつもと違う!
イジワル!きらい!!」
そう言ってプイッと、横を向かれた。
でも、耳まで真っ赤なの見えてるww
この日、今まで抑えてたものが止まらなくなって溢れた。
でもそれを受け止めて、返してくれた莉真ちゃんがいて
俺はそれが嬉しくて、そして安心した。
(最後寸止め喰らったけどw)
801 :
祐:2008/06/07(土) 03:41:26 ID:rPWG1V+sO
「グラウンド戻ろうぜ。
もう閉会式始まりそうだし」
いつの間にかフォークダンスの音楽は聞こえなくなっていた。
「勝負なんだからね!」
「覚えてるってwほら、行こ」
手を差し延ばして、立ち上がらせて
そして、二人一緒に暑いグラウンドへと戻った。
(因みに、賭けは俺が勝ちましたw)
終わり、です。
抜き場がなくて申し訳ないorz
W寸止めwktk
お二人とも乙です。
テレビの連続ものみたいに以下略(笑)。
804 :
えっちな18禁さん:2008/06/09(月) 19:12:13 ID:Zh4ksQlNO
保守あげ
過去ログに埋まった前スレはどうしたらケータイから読めますか?(>_<)
このスレに感動して最初のスレからと思ったんですが…見方わからなくて;;
806 :
えっちな18禁さん:2008/06/10(火) 17:00:46 ID:cWUCaG3lO
807 :
えっちな18禁さん:2008/06/10(火) 17:06:27 ID:cWUCaG3lO
>>805 やってみたら出来たので、ついでにエロいおらが…。>先ず、
>>1に跳んで任意のURLを踏んだら…あとは、説明が出るから…。
いますぐgoだ。
>>807 できた!!
ありがとうございます(*´∀`*)
>>809 これでまた一人、紀子姉でハァハァwktkウルウルするヤシが(ry…。
811 :
白襖:2008/06/13(金) 00:15:20 ID:VivyH0n80
一気に書き貯めるより900目指して少しでも進んだ方がいいのかと思ったので小分けする程の文じゃありませんがksk支援ということで投下します。
二、三日に一回のペースで投下できればと目論見中…
>>773 すみません前回見落としてました><
いつも曲をありがとうございます!カラオケに行く時のバリエーションが増えてうれしいですw
実は曲に関するエピソードもあることにはあるんですが完全に蛇足なんで省きました。
エピソードの曲だけおいときます→
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2800448 >>祐氏
抜き場は無いが濡れてしまいますた。責任を(ry
凄く幸せな雰囲気にニヤニヤが止まりませんwwwもっとニヤニヤさせてください支援!!
>>809 歴史に残る名投下に涙する者がまた一人…w
812 :
白襖:2008/06/13(金) 00:16:04 ID:VivyH0n80
「え、え、え!?」
条件反射で向いたはいいけれど、どうすることも出来ずに遥子を見つめる。
遥子の方は遥子の方で焦っていたのか掛け布団の下に重ねてあった毛布の上に体を滑り込ませたので
体半分が外にはみ出るという中途半端な布団の入り方になってしまっていた。
そこで「こっちだよ」とか言えたら幾分か格好がついたんだろう。
その時の俺は彼女の予測不能な行動理由を解明するのに頭をフル回転させていた。
(何で?何で??何でこっちに???)
「……」
(ありえないだろ!?意味わかんねぇ!?)
「……」
(つか俺嫌われたんじゃねーの!?何で!?)
813 :
白襖:2008/06/13(金) 00:17:11 ID:VivyH0n80
声が裏返ってしまったがすぐさま毛布を開けてやると、するりと遥子が入り込んできた。
暖房で温められた空気と、遥子自身と、シャンプーだかリンスだかの甘い匂い…全部同時に安全距離へ侵入しくる。
「あー寒かった」
わざとらしく遥子がニヤニヤしている。
薄暗い部屋に慣れてしまったこの目だとハッキリ表情が読み取れてしまう。
…いや、目が慣れただけじゃなく物理的に距離が近いからか。
息がかかるくらい近い位置に遥子の顔があった。
小さい唇、柔らかそうな肌、そして切れ長の目。
笑って細くなった彼女の目が凄く綺麗なラインになって俺を射抜いていた。
遥子から香るあの甘い匂いに混じり、女性特有のあの何ともいえない良い匂いが鼻腔を激しく刺激した。
814 :
白襖:2008/06/13(金) 00:17:58 ID:VivyH0n80
「す、す、隅っこ」
「あっ」
慌てて遥子を背にするようにして布団の端まで逃げる。
とても正視してられなかった。
女性に免疫のない俺には刺激が強すぎる。
全身で感じ取った≪女≫にペニスは異常な反応を見せていた。
先走り液がトランクスをびしょびしょに濡らしていて気持ち悪かった。
そして、さっきから行動理由も分からず余裕に笑っている遥子が怖くなっていた。
やけにニヤニヤしてるし、布団に入ってきたのに身動き一つもしない。
いや、されたらそれどころじゃないから助かってるんだけど。
815 :
白襖:2008/06/13(金) 00:21:05 ID:VivyH0n80
(もしかしたら勃起がバレてるんじゃ…)
だから笑われてるんじゃないのか?
何だかんだで男性に免疫があって俺をからかってるのかも…。
そう結論付いた途端、羞恥心で顔から火が出そうになった。
ありえない!密かに欲情してるのがバレるとか一番最悪!
身悶えすら出来ず心の中で叫び回す俺。
しかし同時に予測とはいえ行動理由に目星がつくと少しだけ気持ちに余裕が出てきた。
全身を襲う女性の感覚に下半身が過剰反応を示しているのとは反対に思考だけが別ベクトルに動き出す。
816 :
白襖:2008/06/13(金) 00:29:14 ID:VivyH0n80
(くそっ…からかっているのなら素直に従ってやるもんか…)
俺は遥子に反撃をすることにした。
「ねぇ、なんで俺の布団に?」
「…あー」
「寒いなら暖房もっと強くしようよ」
「……ダメかな?」
「だ、ダメじゃないけどさ、なんで?」
一瞬猫なで声に胸が高鳴ったが平静を装い聞いてみる。
ここからカウンターの準備はできている。どうきてもバッチリ返してやる。
817 :
白襖:2008/06/13(金) 00:31:34 ID:VivyH0n80
遥子はやや間があって、優しい口調で答えた。
「かーくんの顔見たかったからだよ」
決定打だった。
尋常じゃない鼓動の早さと体温が一気に上昇するのが分かる。
もうダメだ…意識してるってレベルじゃない。
「こっち、向いて?」
遥子の言葉に導かれるように俺は彼女の方へ向き直った。
818 :
白襖:2008/06/13(金) 00:32:24 ID:VivyH0n80
ここまでです。
途中明らかに切りが悪かったので慌てて付け足しました。
また明日に続きを投下します。
明日夜に
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
>>811 ♪君の瞳に恋してる♪はそのうち使おうと思っていたのに・・・orz
個人的には蛇足でも聞いてみたい話です♪
毎日ROMってて良かったよ...
明日もお願いします。
821 :
白襖:2008/06/13(金) 07:55:44 ID:iHuYITJTO
出勤前に気が付いた。
>>813と
>>814の間にあった会話がすっぽ抜けてるww
今夜付け足しますorz
822 :
白襖:2008/06/13(金) 07:57:57 ID:iHuYITJTO
白襖氏、楽しみに待たしていただきます
824 :
白襖:2008/06/13(金) 18:32:08 ID:iHuYITJTO
仕事が片付きそうにないので今日は投下できません…土日に投下します…
待ってくれている方々、本当に申し訳ありません…orz
>>824 どんまい。
まずは仕事を頑張って下さい!
健闘を祈ります!
夜が近づいていてきたぜ
白襖氏、楽しみにして待ってます
土日まで楽しみにしてますぞ
828 :
えっちな18禁さん:2008/06/14(土) 00:54:59 ID:Jx94MyOyO
意味もなくアゲ
楽しみC
50氏の後日談が楽しみ過ぎて過去スレ何度読み返した事か
幸せになってると良いなぁ
ニーピンの電気アンマでおしっこスレのスレ主だった人
833 :
茶々:2008/06/17(火) 22:45:44 ID:s8jMHsBqO
俺が14歳の時の話だ。
母方の親戚が山口に住んでいるんだが、俺は神奈川に住んでて、産まれて一度も会った事がない従姉がいたんだ。
夏休みに家族旅行で山口に行くことになり、何も知らずに山口に到着。カーフェリーによる船酔い覚めやらぬ状態で初めて従姉の茶々に会った。
茶々と言うのは、親戚の間てついたあだ名なんだが、なんでこのあだ名になったのかは知らない。 ただ、皆がそう呼んでたから、俺もそう呼ぶことにした。
茶々はこの時24歳で、Tシャツにジーンズの、かなりラフな服装だったが、ちょうどチビTが流行ってた時期でもあり、ピチピチの胸元に中学生の俺の目は釘付けに。
初対面で同級生には無い、大人の女の色気に引き込まれた。
支援。
寸止めではありませんように。
つC
836 :
茶々(PC):2008/06/17(火) 23:44:42 ID:T2p1Ue6p0
支援ありがとうございます。 ただ今帰宅しました。
茶々は身長が155ぐらい。 体重は恐らく45ぐらいだろう。
体型は痩せ型ではなく、完全な安産型。
顔は美人ではあるが、可愛い系だ。 従妹なのに、いっきに惚れてしまった。
俺の人生初の一目惚れは血が遠いとは言え、従妹だった。
自分達の荷物を広間に置き、両親は数年ぶりに会う親戚(姉妹)と、
台所のテーブルを囲んで雑談をしはじめている。
することが無い俺も、最初は両親と並んでいたが、早々に飽き、茶々の弟に
近所の地理を教えてもらうこととなった。
田舎のため、一番近い店まで歩く事15分。 本当のド田舎だ。
夜になるとカブト虫やクワガタが取れるとの事なので、取りに行くことにした。
家に帰る頃には既に夕方。
家族総出で晩飯作り。 むさ苦しい野郎だらけの中で、茶々ばっかりに目が行ってしまう。
837 :
茶々(PC):2008/06/17(火) 23:59:52 ID:T2p1Ue6p0
晩飯も進むと親達は酒を飲み始め、子供の俺達は暇になり、カブト虫取りへと出かけた。
こうして初日は過ぎて行った。
二日目は天気も良く、太平洋側の海へと泳ぎに行った。 茶々が運転し、茶々の弟、その他親達。
真っ白な砂浜で、透明度の高い海、こんなに綺麗な海を見たのは初めてだった。
興奮して着てきた水着になり、海へと入る。
親に買ってもらった3000円の巨大な浮輪を使うのが楽しくて仕方がなかった。
少し遅れて車の中から茶々が出てきた。
上はTシャツを着ているが、下半身を見るとビキニを着ているのがわかった。
海に入ってきて一緒に遊びたかったが、茶々は砂浜で親と会話をしていて、
海には入ってこなかった。
しかし、入ってこない茶々目掛け、水をかけ始めた。
俺もここぞとばかりに水をかけると、茶々も乗ってきて海へと入ってきた。
Tシャツは水で濡れ、胸元に張り付き、くっきりと形がわかるほどだった。
838 :
茶々(PC):2008/06/18(水) 00:10:41 ID:mbGUIhku0
茶々の弟が俺と同じ歳なのだが、田舎育ちのせいか、異様に力持ちで、茶々にパイルドライバーをかけた。
俺も真似して茶々にパイルドライバーをかけようとするが、重くて持ち上がらない。
しかし茶々の大きな胸を、服越しとはいえ触れられたのに、強い興奮を覚え、海の中で俺は勃起していた。
茶々は弟に好きなようにされたことに頭に来た様子で、砂浜に上がったきり海には入ってこなかった。
そして二日目の夜。
初日と同じように、晩飯を作った後に、親達はマージャンをやり始めた。
弟は友人とカブト虫を取りに行く約束をしているらしく、夜遅くに出かけた。
俺は茶々の胸に触れて以来、悶々とした時間を過ごしていた。
更なる支援。
wktk!
841 :
茶々(PC):2008/06/18(水) 00:18:57 ID:mbGUIhku0
夜9時過ぎだろうか。
茶々は風呂へと向かった。
俺はここぞとばかりに覗いてやろうと思い、親たちがマージャンに夢中になっているのを余所目に、
こっそりと外へと抜け出した。
1階建ての平屋だから、風呂場も1階にある。 夏場の暑い時期だからか、窓は少しだけ開いていた。
窓の方へと砂利を踏む音をたてないように、そろりと忍び寄る。
湯船とは逆側の窓が開いている。 後ろ側の窓だ。 これならば見つからない。
そう自分に言い聞かせるが、心臓の音が自分でもわかるぐらいに心拍数が上がっていた。
ゆっくりと、窓の隙間から中を覗いてみる。
そこには頭からシャワーを浴びる、裸の女の後姿が見えた。
服の上からしか見れなかった胸が、すぐ目の前で揺れていた。
大きな胸とは裏腹に、細く締まったウェスト。
ウェストから臀部にかけて膨らんでゆく曲線。
全てが美しく思えた。 俺は我慢できず周囲を見渡し、誰もいないのを確認した上で
ペ○スをおもむろに外に出した。
842 :
茶々(PC):2008/06/18(水) 00:27:05 ID:mbGUIhku0
茶々は頭を洗い、体を洗い始めていた。
石鹸で真っ白に染まってゆく裸体を覗きながら、周囲の音にも注意を払いながら、
ペ○スをしごく速度が速まってゆく。
と、その時、遠くから弟の声が聞こえはじめ、段々家へと近づいてくるのがわかった。
慌てた俺はすぐさまペ○スをしまい、家の中へと入った。
あと少し・・・ あと1分・・・ 悔しい気持ちで一杯だったが、少しすると弟が帰宅し、
一緒にテレビを見る。
茶々が風呂から上がるのを見て、さりげなく
「俺も入ってくるわ」
と言いながら、風呂へと入り、オナニーの続きをした。
オナニーを覚えて1年ほどだったが、初めて射精した時と同じぐらい気持ちよかった。
843 :
茶々(PC):2008/06/18(水) 00:45:41 ID:mbGUIhku0
そして3日目。 茶々は仕事で早朝から出かけて行った。
両親達は墓参りに、弟は部活。 俺一人留守番をすることになってしまった。
両親が玄関を出て行くのと同時に、俺は茶々の部屋へと足を踏み入れる。
大人の女の部屋が目の前に広がっていた。
床にはCDや雑誌が雑多に落ちており、踏まないようにしてベッドへと入る。
茶々の匂いだ。 通り過ぎた時の残り香ではなく、茶々そのものの匂いだ。
目の前に箪笥と机があるのが見える。
箪笥を上から順に開けて行くと、Tシャツ、キャミソール、スカートにジーンズ。
そしてブラジャー、パンティー・・・
パンティーも色とりどりで、腰の部分が紐になっているもの、過激な物でTバッグもあった。
部屋の中には昨晩洗ったパンティーが干してあり、それを手に取るとマ○コが当たっていたで
あろう部分に鼻をつける。
俺の興奮は絶頂に達し、茶々のベッドの上でパンティーの匂いを嗅ぎながらオナニーに没頭してしまった。
1回のオナニーで解消できるようなものではなく、茶々の部屋に2時間はこもっていただろうか。
茶々の写真やノートを見ては興奮し、オナニーをしてしまった。
844 :
茶々(PC):2008/06/18(水) 00:46:21 ID:mbGUIhku0
すみません、長文になってしまいました。
読んで下さる方がおりました申し訳ございません。
続きは後日書きます。
おやすみなさい。
>>844 乙です、続きに期待します。
期待していいよね?
846 :
茶々:2008/06/18(水) 15:23:56 ID:/3/rzx48O
空いた時間に書いていきます。 時間が開いてしまい、申し訳ないです。
両親達が墓参りから帰ってきてからは、茶々が帰ってくるまで暇な時間に感じた。
夜になると親は昨晩に続いてのばか騒ぎ。 そんな中、茶々の車の音が聞こえた。
部屋に勝手に入り、好き放題やった後だけに、バレやしないか? 茶々の顔をまともに見れない。
宴会に茶々も混じり、酒を飲めない俺は、弟と二人でファミコンをやって遊んでいた。 しばらくすると、茶々が酔っぱらいながらこっちに遊びに、いや、冷やかしにきた。
見ると上はキャミソールで、ブラは肩紐だけでなく、胸の谷間も大きく露出している。
居間からビールを持ってきた茶々は弟に、そして俺にグラスを渡す。
「あんたらも飲みたいんよねぇ?」
関西産まれの祖母の影響なのか、関西弁?山口弁?の方言がたまらなく可愛い。
「ケンイチ飲めるんよね?」
どことなく挑発的な、中学生の俺には冷やかしにも聞こえ、軽く頭に来た俺はビールを一気に飲み干した。
支援。
>>846 気に為さらずにお待ちしておりますので。
女子高生の従妹に手コキで抜いてもらった。
1回逝っても収まらずそのまま2度ヌキ。
正直彼女にしてもらうより気持ちよかった。
849 :
茶々:2008/06/18(水) 22:53:12 ID:/3/rzx48O
ビールの味に慣れていなかったが、茶々がいる手前、平静を装い、飲み込んだ。
と、その時。
「うわー、めっちゃ皮むけとるやん。 痛くないん?」
俺の腕は初日の海水浴で強い日焼けにより、腕全体が水ぶくれになっており、ヒリヒリする。
「痛いんやろけど、きしょいわ(笑)」
酔いも手伝い、茶々の顔に水ぶくれの腕を押し付けると、茶々は笑いながら仰け反った。
三人で笑いながらビールを飲み干した。
茶々は陽気に酔っ払ったまま風呂に入り、茶々の次に風呂に入るべく、準備をしておいた。 数十分後、茶々が出たのを見て、風呂に入った。
洗濯機を覗くと狙い通り、茶々の脱ぎたてパンティが残っている。
リアルタイム(0゚・∀・)wktk支援。
851 :
茶々(PC):2008/06/18(水) 23:27:40 ID:9KYBn0GY0
茶々が着ていたキャミソールに覆われるようにして、黒色のパンティは入っていた。
恐る恐る手にし、顔の前で左右に広げて見る。
ついさっきまで茶々の股間を包んでいたパンティーが目の前にある・・・
そう考えただけで勃起していた。
まだ見たこともないマ○コに、直接触れていたであろう部分を見ると、白濁のゲル状の液体が付いているのが見えた。
「これが女の愛液なのか・・・?」
手で白濁の液体に触れてみると、その液体は指にこびりついた。
粘り気があり、人差し指と親指の間で少し糸を引くのが見えた。
汚らしいとか、そういった意識は薄れ、直接、パンティーの白濁の液体を舌で舐めると、少し酸っぱい感覚が舌に伝わる。
852 :
茶々(PC):2008/06/18(水) 23:40:34 ID:9KYBn0GY0
風呂に入る前で素っ裸だった俺は、ペ○スへと手が伸びた。
しかし風呂の隣のトイレで、誰かが飲みすぎたのか、嘔吐し始める声が聞こえた。
オナニーはやめ、ひとまず風呂に入る事にした。
風呂から上がる頃には次の風呂に入る順番が出来ており、オナニーをする暇もない。
悶々としたまま、茶々と弟がいる部屋へと向かう。
茶々はどこから持ってきたのか焼酎を飲み始め、弟は既にグデングデンの状態に。
風呂に入らず弟は自分の部屋へと帰っていった。
悶々としている俺の視線は、茶々のキャミソールの胸元へと行ってしまう。
見ているのをバレると恥ずかしいので、茶々の顔を見るようにしている。
パンティーの件といい、まともに顔を見れない。 そんな気持ちを知ってか知らずか。
「ケンイチって彼女とかおるん? 中2じゃまだ早いんかなぁ?」
「いないいない。 出来る訳ないじゃん。 茶々は彼氏いる?」
「もうしばらんおらんよ。 神奈川にいい人おらん?」
「中学生に手出すなよ(笑)」
他愛も無い会話だが、彼氏がいないのを聞いて、なぜか少し安心をした。
山口とか地元すぎてリアリティある
支援
854 :
茶々(PC):2008/06/18(水) 23:53:57 ID:9KYBn0GY0
茶々は酔いが廻っているらしく、頬は赤くなっており、少し汗ばんでいる。
肩付近まである髪を後ろで結わえ、ポニーテールになった。
ストライク! 自然と「ポニーテールいいよね〜」と口から出てしまう。
「ん? 好きなん? それじゃずっとこうしてよっか?」
単なるその場で出た言葉なのだろうが、惚れている俺には何よりも嬉しい言葉だ。
酔っ払った親達が、俺達が会話している部屋に床を取りに来た。
中学生で酒を飲んでる俺を見て雷が落ちるかとビクビクしたが、何事も無く過ぎる。
茶々と場を変えて飲もうと言う事になり茶々の部屋へと向かう。
大人の女の部屋で酒を飲む。 中学生の俺にこんなシチュエーションはしばらく来ないだろう。
茶々はベッドに腰かけ、俺は地面に置いてあるソファーへと腰かける。
ビールの味すらわからない俺に、焼酎の味は更にわからない。
しかし茶々が飲んだグラスを渡されると、間接キスが出来る嬉しさから、飲めない酒を飲んでしまう。
855 :
茶々(PC):2008/06/19(木) 00:08:08 ID:A83J8l0h0
普段から笑い上戸の俺は、アルコールも手伝って更に笑い上戸に。
そうしているうちに、急に眠気に襲われ、そのままソファーでダウン。
うっすらとした視界の中で、茶々が俺にタオルケットをかけてくれるのが見えた。
部屋の電気が消え、俺の記憶もここで途切れる。
どれぐらい経っただろうか。 窓明かりがうっすらと見える。 恐らく朝の5時頃だろう。
ゆっくりと上半身を起こした俺の目の前に、両腕を広げ、仰向けに寝る茶々が見える。
腰にはタオルケットがかかっているが、上半身は露出していた。
酔いは覚めていたが、自然とその大きく隆起している胸へと手が伸びる。
茶々が起きてはまずい。 ゆっくりと、指先に神経を集中させ、茶々の胸を触る。
ブラジャーをしている為か、少し堅く感じた。
キャミソールの間から、胸の谷間へと指を伸ばす。
茶々の胸は柔らかく、俺の指は静かに胸に沈み込む。
856 :
茶々(PC):2008/06/19(木) 00:17:55 ID:A83J8l0h0
茶々が熟睡しているのをいいことに、俺はそのまま指を乳首へと向けた。
ブラジャー少しずつ動かし、茶々の乳首が露になる。
乳首を指で転がすようにして撫でる。 乳首は少しずつ堅くなるのがわかった。
少し撫ですぎたのか
「んー・・・」と茶々の手で撥ね退けられる。
茶々の乳首はまだ露になっている。 俺は乳首を舌で舐め、軽く吸う。
「ぁっ・・・」
茶々の口から小さく声が漏れた。
AV以外で女が感じる声を聞いたのは初めてだったが、なんであんなにも興奮するのだろうか?
茶々が目が覚めるかもしれない。 そんな気持ちよりも、もう一度、その気持ち良い声を聞きたくなり、さっきよりも激しく乳首を口に含んだ。
「んっ んっ・・・」
最初は聞こえにくかったその声も、次第に確実に聞こえるようになった。
857 :
茶々(PC):2008/06/19(木) 00:18:26 ID:A83J8l0h0
すんません、寝る時間なので続きは後日です。
長引いてしまいごめんなさい。
支援、ワクワクが止まらない!
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
茶々氏へ初支援
山口と神奈川か
遠距離やね
ネタバレになるからツマンナイ質問かも知れないが
当然どうにかなっちゃったんだよね?w
861 :
祐:2008/06/19(木) 23:53:41 ID:kza8orT5O
新しい方が降臨されている(・∀・)!
>>802 俺は寸止めじゃないですぜ
>>803 ちゃっと書いてちゃっと終わらせたいのですが中々…('Α`)
>>白襖氏
幸せな雰囲気が伝わってくるなんて言われて、俺は更に幸せです。
と言うか続きwwドキドキしてきたwww
仕事お忙しそうですね、頑張って下さい。
>>茶々氏
名前はケンイチ氏ではなく、茶々氏でいいのでしょうかw?
激しく支援します。
今から空気も読まずに投下。
正直エロシーンて、めちゃくちゃ恥ずかしいのだが…文章にしたら色んな意味でヘコんだorz
862 :
祐:2008/06/19(木) 23:55:32 ID:kza8orT5O
それからと言うもの俺はエロい事ばっか考えて、止まらなくなってた。
例えば、結衣が風呂に入ってる間とか。
二人きりになった途端、莉真ちゃんに近付いてキスをしたり。
「祐イキナリすぎw」
「いいじゃん」
そう言って口付ける。
ついこの間までは、こんな事もセリフも考えられなかったのに。
凄いよな、と思う。
ある日、結衣もばあちゃんもいない日があった。
今まで二人きりで過ごした事は何度かあったけど、状況が今とは違う訳で。
どうしても俺は意識してしまっていた。
莉真ちゃんはと言えば、いつもと変わらずでよく分からない。
昼飯を食べた後「眠い…」と言って、莉真ちゃんはベッドに潜り込んだ。
863 :
祐:2008/06/19(木) 23:57:06 ID:kza8orT5O
「莉真ちゃん、俺も入れてw」
そう言うと、ちらっと俺を見て少し笑って
掛け布団を少しよけてくれた。
「おいで」の合図。潜り込む俺。
「…祐さん」
「んw?」
「近くないですか?」
「気のせいじゃないですかww?」
ベッドに潜り込んだ俺は莉真ちゃんに密着していた。
吐く息がかかる距離。
莉真ちゃんのいい匂いがする。
864 :
祐:2008/06/19(木) 23:58:27 ID:kza8orT5O
「…これじゃ寝れないでしょー」
じっと俺の目を見て言う。
正直、俺は今カナリ心臓が鳴っているんだけど、莉真ちゃんはどうなんだろうか。
莉真ちゃんの頬にそっと手を置いて、そのままさらりと髪を梳く。
二人を取り巻く空気が変わって、覆いかぶさるようにキスをした。
吐息が交じり合って熱を帯びていく。
服越しに伝わってくる莉真ちゃんの胸の感触に、俺は完全に勃起してしまった。
「‥莉真ちゃん」
「なに…?」
「脱がない?」
「……ぇ?何を??」
「服を」
865 :
祐:2008/06/19(木) 23:59:45 ID:kza8orT5O
・・・・・・・。
流れる沈黙。
「じゃあ……祐が脱がせて‥?」
ktkr(゚∀゚)!
願ってもない申し出に喜ぶ俺w
電気を消してカーテンを閉めると、一気に部屋は薄暗くなった。
莉真ちゃんの体を起こして、シャツのボタンに手をかける。
昴る気持ちを抑えるように、一つ一つゆっくり丁寧にボタンをはずす。
するとちょうど第三ボタンまではずした所で、パシッと手首を掴まれた。
「や、…やっぱ恥ずかしい‥」
「じゃあ自分で脱ぐ?」
866 :
祐:2008/06/20(金) 00:04:35 ID:Y+YdsNqgO
そう問い掛けると
「…脱がせて欲しい‥です//」
手首を締め付ける力が弱くなる。
素直でかわいいww
途中まで開けた胸元からは、豊満な谷間が覗けて見えた。
細身の黒いシャツがそれを更に強調していて、いやらしさが増す。
先にデニムのスカートを脱がせてから、またシャツのボタンをはずし始めた。
莉真ちゃんが身につけていた下着は、
意外にも黒地に縁取りが濃いピンクのレースと言うエロ下着で、普段とのギャップに興奮する俺。
「祐…そんな見られると…」
恥ずかしさから、手と脚で自身を隠そうとする莉真ちゃん。
867 :
祐:2008/06/20(金) 00:05:49 ID:kza8orT5O
「ダメ。もっと見せて」
そう言って両手首を掴んで広げさせた。
「‥ぇ、やっ…」
目の前の胸は、例えるならマシュマロで
真っ白く柔らかそうだった。
俺は堪らず、吸い込まれるように胸の谷間に舌を這わせた。
舌先を滑らせて、谷間のあの肉厚感を楽しむと同時に
両手でブラの上から胸を揉む。
「…‥ぁ…、…ん…
ぁあ、…や。‥ダメ。祐も…」
868 :
祐:2008/06/20(金) 00:06:57 ID:kza8orT5O
そう言われて莉真ちゃんに服を脱がせて貰った。
キスをしながら、ゆっくり押し倒す。
莉真ちゃんが怖がらない様に、優しく沢山キスをした。
触れ合う肌と肌の感覚に安心を覚えた。
ブラ越しに乳首を舐め始める。
ブラの生地が薄いタイプで、胸の柔らかさも乳首が立っている事も十分感じ取れた。
少し湿って来た所で、ブラの中に手を入れて生で触る。
「柔らけぇ…」
自然とそんな言葉が出てしまう。
そのままブラをずらして、直接乳首を舐めた。
869 :
祐:2008/06/20(金) 00:10:20 ID:Y+YdsNqgO
「莉真ちゃん、スゲェ乳首立ってる」
「…言わないで//」
「エロイね」
「言わないでぇ…っ///」
ブラを外して、乳首を執拗に攻め続けた。
頭上から聞こえる莉真ちゃんの微かな喘ぎ声と息遣いに、頭がクラクラした。
舐めながら莉真ちゃんの方を見ると
莉真ちゃんは顔を横に背けて、口元に手をあてている。
舐めるのを止めて、顔と顔を近付ける。
「莉真ちゃん。こっち向いて」
「いや…」
870 :
祐:2008/06/20(金) 00:11:01 ID:Y+YdsNqgO
何だか恥ずかしがってこっちを向きそうになかったので、手を退けてキスをした。
右手をそっとパンツに持って行って触れると、
莉真ちゃんは軽く後ろにのけ反って拒絶をした。
「ゃ…や…祐、そこはヤダだめ」
「なんで?」
「ゃ…だって…っ」
「こんな濡れてんのに」
既にパンツは濡れて湿っていた。
布越しに、割れ目部分を爪で優しくなぞるように突いた。
莉真ちゃんは顔を横に背けて一向に俺を見ないで目を瞑っている。
871 :
祐:2008/06/20(金) 00:13:14 ID:Y+YdsNqgO
今日の分終わり(・∀・)!
ちなみに今、俺の携帯の予測変換機能は凄い事になっていますw
こんなの絶対誰にも見せれないwwww
>>祐氏
乙!
久々のエロシーンに今隣で寝ている嫁を襲いたくなった
1日最低5回は覗いてた甲斐がありました。
続き待ってま〜す。
ヤンキー女との体験談も盛り上がってて、色んな話を頭の中で整理するのが大変。
@@@@
祐氏乙です & \\\\
876 :
えっちな18禁さん:2008/06/21(土) 12:27:10 ID:s5OTMuEOO
反応薄いぞ、全艦全速転進浮上せよ〜。
878 :
祐:2008/06/22(日) 12:18:07 ID:OgxdHEV7O
>>872 ドキドキ発言wまさかその後……ww
ちなみに俺は、投下した後一人寂しく課題のレポートと格闘してましたw
>>873 1日最低5回ってオマイ…最高だと何回覗いてるんだww?
>>874 ありがとう(・∀・)つC
>>875 \4ありがたく頂戴致します。
もうすぐ900!
50氏は紀子姉の引越しやらで忙しいのだろうか?
879 :
茶々:2008/06/23(月) 18:30:11 ID:Vco8tKxYO
間があいてしまいごめんなさい。 ぼちぼち続けますね。
喘ぎ声が何回か聞こえた後、茶々は俺に背を向けるように横を向いてしまい胸を触ることが出来なくなった。
その代わり、薄手のパジャマで覆われた尻が目の前に来た。
膝を抱えるようにして横になっている為、太ももからマ○コにかけて、衣服の上から撫でてみる。
特に反応は無い。
マ○コの周囲を重点的に指で撫でると、少し感じたのか、今度はうつ伏せになった。
俺は勇気を出して、少しずつ脱がすことにした。
880 :
茶々:2008/06/23(月) 18:40:08 ID:Vco8tKxYO
茶々のウエストあたりにある、パジャマのゴムに手をかける。
ゆっくりと、起きないように下に下げてゆく。 パンティが徐々に顔を出し始めた。
ウエストからヒップに変わったあたりだろうか、パジャマがヒップの頂点を越えたあたりからは下げるのに勢いが付き始める。
パンティが全て露になると、再び茶々がうつ伏せから仰向けに寝返りをうつ。
慌てて俺はソファに戻った。 が、茶々は相変わらず寝たままのようだ。
バレてない。 大丈夫だ。
自分に言い聞かせ、ベッドへと近寄ってゆく。
俺は仰向けに寝ている茶々のパンティへと手をかけた。
パンティを徐々に下ろすが、体重がかかっているため、なかなか下がらない。
しかしヘアが露出し始めると、俺の手にも力が加わり、太ももまで下げるのに成功した。
リアルタイム支援
882 :
茶々:2008/06/23(月) 18:52:47 ID:Vco8tKxYO
丁度、宮沢リエのヘアヌード写真集がブームになった頃だ。
そのヘアヌードが目の前に…
俺はヘアに軽くキスをし、風呂の入浴剤の香りに興奮した。
中学生の性欲は、更に加速する。
パンティとパジャマを同時に下ろし、完全に脱がしてしまった。
もう後には引けない状況だが、そんな事はもはやどうでもよくなっていた。
起きたら無理矢理キスでもして、声を出させないようにしてしまおう… 犯罪者に近い思考になっていたが気付かなかった。
茶々の足をゆっくり広げると、濃いヘアの中に、薄黒い皮膚が見えた。
マ○コだ。
指でヘアをかき分け、マ○コを触ってみる。 温かい感触が指に伝わる。
少し広げてみると、湿り気を感じた。
穴がどこにあるのか知らない俺は、マ○コの割れ目を上下に指を走らせた。 アナルの方へ動かした時、指が小さな穴を見つける。
ここがマ○コの入り口か!
その穴の入り口は湿り気と言うよりも、濡れているような感触で、中指の先端は思ったより小さな力で穴に挿入する事が出来た。
しっ支援ですよ?
884 :
茶々:2008/06/23(月) 19:43:22 ID:Vco8tKxYO
と、その時。
「…なーに?」
茶々は目覚めたが、寝ぼけ半分、酔い半分のようで、いまいち理解をしていないようだった。
しかしマ○コに指が入っているのを理解したのか、
「ちょっと、なにしとるん!」
茶々は起き上がろうとし、慌てた俺は指を抜くのではなく、そのまま奥まで入れてしまった。
その際、俺の指の爪が膣壁に当たり、
「いたっ」
茶々が痛がるのを見て指を抜いた。
「茶々ごめん…」
脱がされたパンティを履きながら、
「なんでこんなことするんょ…」
茶々の目に涙が見えた。
質問の答えを必死に考え、
「…好きなんだ。 数日だったけど、好きなんだ。 離れたくない。」
俺は下にうつむき、答えた。
885 :
茶々:2008/06/23(月) 19:56:33 ID:Vco8tKxYO
改行エラーで消えちゃった…
会社から帰ったら続き書きます(泣)
乙です
続き楽しみにしてます
老婆心ながら、一度メモ帳に書いて
貼った方が安全だと思われます
887 :
茶々(PC):2008/06/23(月) 23:54:59 ID:YmIgEoVv0
>>886さん 助言ありがとうございます。
茶々に俺の言葉が届いていたのかはわからないが、パジャマを着ようとしている所で俺は無言の時間に堪えられず、キスをしようとする。
しかし茶々は顔をそむけて言う。
「順序ってあると思わん?」
(・・・順序? イヤって訳ではないのか・・・?)
そう思い、俺は茶々に質問をする。
「俺のこと嫌い?」
茶々の顔が近い。 しかし突き放されないのをみると、イヤがられている訳ではないようだ。
「あんたイトコやんか。 こんなんあかんやん?」
「でもイトコって結婚できるじゃん!」
この答えに茶々は困ったようで再び無言の時間が訪れ、俺は茶々に覆いかぶさるようにして、キスを強要した。
今度は顔を背けず、唇が重なる。
柔らかい。
こうして、俺は遠いながらも、血の繋がった従姉がファーストキスの相手になった。
888 :
茶々(PC):2008/06/24(火) 00:02:52 ID:3yZ6xRJ40
長い間、キスをしたように思う。
最初は戸惑いながらも少しずつディープキスに移行しはじめる。
俺の手は、茶々背中へと向かっていく。
ただ抱きたかっただけなのだが、背中に向かった手の先に、ブラジャーのホックがあった。
外してしまおうと思い、四苦八苦していると、
「一度内側に寄せるんょ」
茶々のアドバイス通り、ホックの部分を内側に寄せると、プチッっと取れる。
少し窮屈だったのか、豊かな胸のふくらみが左右に広がった。
キャミソール、ブラジャーを首の方へと捲り上げると同時に、俺はおっぱいに顔を沈めた。
少し汗ばんではいるが、そんなことはどうでも良かった。
柔らかい。 とにかく柔らかい。
「柔らかいなー!」
「あんた始めてなん!?」
ヒソヒソと小声で語り合う。
889 :
茶々(PC):2008/06/24(火) 00:13:40 ID:3yZ6xRJ40
茶々の乳首を口に含み、舌でそっと舐める。
舐めるのも始めてで、どうしたら気持ち良くなるかわからなかったが、
強弱を付けるとコツがわかってくる。
優しくではなく、少し強めに乳首を舐め、乳輪を撫でるようにすると感じるのがわかった。
「あっ・・・ うん・・・」
部屋から外に漏れないようにか、こらえているのがわかる。
その様が更に興奮をもたらす。
右側の乳首、左側の乳首、両方を順に愛撫し、俺の手は茶々のウェストへと向かう。
パンティーの内側に手を入れる。
臀部の肉を手で掴み、乳首を執拗に舐め続けた。
パンティを少しずつ下げ、茶々を裸にしてゆく。
つC
891 :
茶々(PC):2008/06/24(火) 00:24:30 ID:3yZ6xRJ40
「あんた本当に始めてなん・・・?」
「うん、エロ本で勉強は欠かさないけど。」
茶々の上に四つんばいになり、最後の衣服のブラジャーを脱がす。
万歳するように両手を上にあげた茶々を上から見ると、あらためて綺麗だと痛感する。
俺も合わせてTシャツを脱ぎ、下のハーフパンツも脱ぎ捨てる。
少し躊躇いながらもトランクスも脱ぐ。
「中に入っておいで。」
茶々はタオルケットの中に俺を招く。
お互いに素っ裸のまま抱きつき、お互いに手を背中に回し、きつく抱き合う。
俺の勃起したペ○スが茶々の太もも辺りに当たっているのがわかる。
キスだけだが、気持ちがいい。
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
寝落ちか?
茶々氏は投稿間隔的にどうも書き溜めせず
鮮度の高い文章をリアルに書いておられる
つまり都度書き下ろしてらっしゃるみたいなので
日々多忙を極めてこの辺が日課的には妥当なセンなのかも
食事をしている家族に擦り寄ってくる
飼い犬のような切ない眼差しで続きを待つ事にするw
茶々氏、私怨
896 :
茶々:2008/06/24(火) 09:45:49 ID:iRI/0v15O
昨晩は申し訳御座いませんでした。
急遽落ちなくてはならなくなりまして… 支援頂きありがとうございます。
>>896 大丈夫ですので続きをノンビリとお待ちしております(笑)。
898 :
白襖:2008/06/26(木) 00:37:53 ID:lcOvqFqK0
土日どころかフェードアウトしてすみませんでした。
正直、結婚するって甘く考えすぎてました…片付けないといけない事が山ほどあって疲労困憊です…。
少しでも時間が空いたら寝るようにしててスレすら見ていないというダメっぷり。
萌えどころのない投下を支援してくれている方々には申し訳ないと心底思っています…。
祐氏や茶々氏の投下に早くwktkできるよう、まとまった時間作ります。
そして早く国崩し砲を撃たねば…!!
>>898 白襖氏、乙ですな
ゆっくり自分のペースで投下してくだされば俺は満足ですぞ
>>898 リアルの方を大事にしてください。
ノンビリとお待ちしておりますので。
901 :
祐:2008/06/27(金) 00:17:49 ID:McnXJXECO
ついに900(゚∀゚)!
>>白襖氏
同上!大丈夫ですか?
睡眠は大事です、睡眠は。
本当に何より体が一番大事ですので、今は少ない休める時間はご自分と奥さん・生まれてくる子供さんの為に使って下さい。
復帰までお待ちしております。
そして、ひっそり投下
902 :
祐:2008/06/27(金) 00:23:08 ID:McnXJXECO
クリ周辺を指の腹で撫で回すと
莉真ちゃんは「‥んぅ…っ」と、声を漏らした。
するりとパンツの中に手を入れて直接クリを触る。
「‥ゃっ、あ…っん‥‥、
んぁぁ…、はぁ……んっ」
莉真ちゃんの反応が良くなる。
そのままクリを触り続けながら、首筋を舐めた。
「あぁぁあ…祐ぅ…っっ」
莉真ちゃんの腕が背中に絡みつく。
耳元での喘ぎ声はヤバイと思う。
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
904 :
祐:2008/06/27(金) 00:24:46 ID:McnXJXECO
「あぁっ、はぁ…はぁはぁ……っ
あ、あ、ぁぁあっ…んん、ぁっ」
「‥気持ちいい?」
聞くと、背中に回した腕をギュッと強くして
「…そんなの聞かないで‥」
と、弱々しい声で呟いた。かわいいなあ。
パンツも脱がせて裸にする。
初めて見る莉真ちゃんのその姿は、エロイとかいやらしいとか以前に綺麗だと思った。
秘部に触れると、愛液が溢れていてネトッと指に絡みつく。
それを周りに広げさせて滑りをよくする。
905 :
祐:2008/06/27(金) 00:26:15 ID:McnXJXECO
「んんっ……はあ…ゃ。
あ、もう‥どうにかなっちゃいそう…」
そう言って莉真ちゃんは、とろんとした瞳をして
俺の首に腕を絡ませ、首筋に吸い付いた。
俺もクリを触る右手を休めない。
「…ん、ぁぁあ…んんっ‥」
ピチャピチャと、莉真ちゃんが首筋を舐める音と
くちゅくちゅと言う粘着質な音が混ざり合って
喘ぎ声と共に、静かな部屋に響き渡る。
「っはぁ…あぁん、祐……」
907 :
祐:2008/06/27(金) 00:29:16 ID:McnXJXECO
切なそうにキスを求めながら脚を絡めてくる莉真ちゃん。
するとそのまま横に転がるように押し倒された。
俺が下で莉真ちゃんが上。
イキナリ&一瞬の事で、軽く戸惑ってしまう俺w
「えへvV」
馬乗りになった莉真ちゃんが満面の笑みで言う。
そしてねっとりと絡み付くようなキスをしてきた。
俺もそれに応える。
キスをしながら、クシャリと俺の髪を優しく掴み
その豊満な胸をわざと押し当てて揺らしてくる。
離された唇からは糸が引き、
見上げると、先程までとは違う挑発的で妖しい笑みを浮かべていた。
今まで見た事のない莉真ちゃんに、期待と興奮が折り重なって加速していく。
908 :
祐:2008/06/27(金) 00:30:25 ID:McnXJXECO
「莉真ちゃんて…もしかしてS?」
「えぇ?分かんないw」
「すっげぇエロいんだけど‥」
「だって祐がすっごいカワイイんだもん」
そう言って今度は俺の首筋にキスを落とす。
そのままチュッ、チュ、と音をさせながらキスが下へと下りていき
へその辺りまで下りると、這わされた舌が一気に首筋まで駆け上る。
「…ぁあ‥食べちゃいたい‥」
カプ、と首筋に吸い付き息を吐くように言う。
そんな台詞どこで覚えてきたんだww
支援
910 :
祐:2008/06/27(金) 00:34:48 ID:McnXJXECO
「ね…、男の人って舐められるのは気持ちいいの??」
「そりゃあもう」
「ココも‥?」
乳首にそっと指を触れ聞いてくる。
「‥モチロン」
「へぇ…そうなんだ。じゃあ…」
ペロ‥と乳首を優しくゆっくり、撫でるように舐め始める莉真ちゃん。
時々漏れる声が色っぽい。
吸い付いたり甘噛みしたり、初めてとは思えないその舌使いにすっかりヤラれてしまった。
「あぁ、ホントは俺Sなのに」なんて思ったが
こんな莉真ちゃんを目の前にしては、どうでもいい事だった。
911 :
祐:2008/06/27(金) 00:35:42 ID:McnXJXECO
そのまま舐められ続けていると、MAXになった俺のモノが
偶然莉真ちゃんの太ももに当たった。
それに反応したのか、舐めるのを止め
莉真ちゃんは自分のアソコを俺のモノに擦りつけてきた。
「んっ…ん……、ぁ…」
目を瞑り気持ち良さそうに声を漏らす。
そんな莉真ちゃんを見て、俺も止まらなくなる。
「莉真ちゃん…。俺も脱ぎたい」
そう言って最後の一枚のパンツを脱いだ。
お互い裸で向かい合ってキスをすると、また押し倒される。
912 :
祐:2008/06/27(金) 00:36:38 ID:McnXJXECO
「俺が下w?」
「うん、下ww」
笑顔で応える莉真ちゃん。
そしてすぐにまた擦りつけてくる。
「ん…温かい‥」
生のアソコは、擦りつけるだけでも気持ち良かった。
莉真ちゃんの愛液がモノに絡みついて滑りやすいからだろう。
喘ぎ声が段々大きくなるに連れ、腰の動きも速くなって行く。
「ぁ…あぁんっ…っ
やぁ…ぁあ、‥んぁ、あ…」
wktk
914 :
祐:2008/06/27(金) 00:40:59 ID:McnXJXECO
莉真ちゃんの腰がいやらしく動く度に、白い胸が激しく揺れる
その様に興奮して腕を伸ばし、胸を鷲掴む。
喘ぎ声がより一層大きくなった。
途端、「イッ……!!」と莉真ちゃんが声を上げ
飛びはねるように俺から離れた。
下を向いてうずくまる莉真ちゃん。
「莉真ちゃん…?大丈夫?」
起き上がって声を掛ける。
支援!
918 :
祐:2008/06/27(金) 01:29:46 ID:McnXJXECO
「………イッターーイィ‥
超痛い‥、何今の…」
「(何って…)今ちょっとだけ入ったから」
「入っ…?何が?」
「え、いや俺のが…」
「????」
「マンコに…」
「マンコって何?」
… マ ジ か wwww
919 :
祐:2008/06/27(金) 01:36:02 ID:McnXJXECO
お!書き込めた!
すみません、なんか規制にかかってレスできませんでしたorz
調べてみたら一定時間内に沢山レスしすぎるとなるやつらしい。
2ちゃんて色んな規制があるんですね…ムズイわ(`д')
と言っても、今日の分は終わりです。
支援して下さった方々ありがとうございます。
また近々ひっそり投下させて頂きます。
>>906 二曲も頂いてしまったw嬉しい
二曲目の「セックスダーンス」て歌ってる部分が、どうしても「セックスしたーい」に聞こえてしまうのですがwww
>>915 リアルですね、ありがとう
>>917 あざっす(・∀・)
>>919 おい!www
チンチン握ったのに
ここで寸止めかい?
('・ω・)ガッ!
⊂彡☆)゜Д゜`)
オマイもなかなか上手くなったなぁ〜
寸止めwww
紫煙 ノシ
寸止め王子
923 :
祐:2008/06/28(土) 02:44:03 ID:l1wSkiDfO
>>920 いや、真っ最中の寸止めはさすがに…と思いここならキリがいいかなと。
つーか、ここまでしか書けてないと言うのが本音ですw
>>921 ('・ω・)ガッ!
⊂彡☆)゜Д゜`)ドゥブォベシッ
(´・ω・`)痛いよママン……
いつも支援ありがとうです
>>922 寸止め王子ww
変なあだ名つけられたwww
ROMってもROMっても、一時期の勢いがない...
書き手のみなさん、頑張って下さい。
C
>>924 まぁ、気長に(0゚・∀・)wktkしよ−ぢゃまいかw
皆さん、忙しいのかもしれないし。
927 :
えっちな18禁さん:2008/07/03(木) 16:17:14 ID:Bt4ZubJAO
まさか、現れなくなった書き手さんたちは揃って地震で………プゲラーッ?!
一応あげます
929 :
祐:2008/07/06(日) 01:00:49 ID:4TeZAE3WO
遅筆ですみません…
待って下さっている方には本当に申し訳ないorz
あと思ったんですけど、900過ぎたけど俺普通に投下し続けてて大丈夫ですか?
多分50氏は今忙しいのだろうと思うし、もし俺一人空気読めてない感じだったらその時は書き溜めに専念するのでどなたか言って下さると有り難い…('д`)
とりあえず今日は今から投下します
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
931 :
50:2008/07/06(日) 01:04:55 ID:/pe8+l410
もう900行ってたのか…。
ごめんなさい。祐氏遠慮してたのか。
変なこと書かなけりゃ良かったなあと後悔してます。
どんどん投下してください。
次スレ行ったらそれはそれで。
また書きに来れずとも見に来ます。
932 :
祐:2008/07/06(日) 01:08:07 ID:4TeZAE3WO
不思議そうに俺を見る莉真ちゃん。
…え、何だこの空気w
もしかしなくとも、俺マンコの意味を説明しなきゃいけないのかww?
マジかよwwww
「…莉真ちゃんさ、どうやったら子供が出来るか知ってる?」
「え、ぇえ?//…知ってるよ///」
・・・・・・・・
「……いや、やっぱいいや」
「え、え?何で?何が?」
「いや、いいよ。気にしないで」
「何それ気になるから!」
気になるなんて言われても、今この状況で俺からは説明出来そうにない…w
933 :
祐:2008/07/06(日) 01:11:27 ID:4TeZAE3WO
この後莉真ちゃんに「なんなの?」と問われたが「寝よう」と言って無理矢理はぐらかした。
「寝れないよー…」
布団に潜って莉真ちゃんが言う。
「さっき眠いって言ってたじゃん」
と言いつつ俺も全く寝れる気がしないのだがw
「もう目ぇ覚めたもん」
「そんなに言うんなら続きしようか」
「え…」
莉真ちゃんが呟いたのと同時に、頭を軽く抱き寄せてキスをした。
wktk
935 :
祐:2008/07/06(日) 01:15:16 ID:4TeZAE3WO
すぐに舌が絡み合う。
口内を舌で犯すように舐め回した。
触れ合う肌と肌が、全身を敏感にさせる。
口を塞いだまま右手で胸を揉み、乳首をつまむとくぐもった声が漏れる。
首筋を舐めると、莉真ちゃんは「んん…っ、ぁ…あ‥」と小さく喘ぎ出した。
「かわいい」
馬乗りになってそう言うと、やっぱり莉真ちゃんは顔を背ける。
乳首にキスを落とし、その輪郭をなぞるようにゆっくりと舌を這わす。
薄いピンクと薄茶色の間位の色だ。
固くなった乳首を舌で弄びながら胸を揉む。
既にモノも固くなっていて、俺は我慢出来ずに莉真ちゃんのアソコに擦りつけた。
「あぁ…っ、あ、あ、んぁ…」
リアルタイム(0゚・∀・)wktk支援。
937 :
祐:2008/07/06(日) 01:21:34 ID:4TeZAE3WO
段々速度を速くして行くにつれ喘ぎ声が大きくなり、莉真ちゃんが乱れ出す。
「はぁ、はぁ‥ぁあぁん…あぁ、
あぁぁあん祐っ、祐…っ」
潤んだ瞳で俺を見つめ、切ない声で俺の名を呼ぶ。
もうそれだけでイッてしまいそうだ。
「何?」
「あ…、んはあぁん、ぁぁあぁ…
キス‥っキスして…」
息も絶え絶えに腕を伸ばして求めて来る。
その姿に身体の奥が反応して全身を巡る。
激しく唇を貪った。
優しくするなんて余裕はなかった。
938 :
祐:2008/07/06(日) 01:23:12 ID:4TeZAE3WO
「んっ…ん………
っはぁ…ぁ、祐……」
キスの合間に漏れる吐息さえも愛おしい。
今この瞬間、莉真ちゃんの全てを感じ取りたい。
そういう風に思ったのは、この時が初めてだった。
そしてまたもう一度キスをした。
「莉真ちゃん。痛かったら言って」
「…うん…‥?」
多分今はあまり頭が働いていないのだろう。
ぼぉっと虚ろな目をして返事をする莉真ちゃん。
940 :
祐:2008/07/06(日) 01:28:00 ID:4TeZAE3WO
アソコに指を持って行き、充分濡れている事を確認する。
そして本当に少しだけ、指の先を穴の中に挿れてみた。
「……っっ」
「痛い?」
「…痛、いって言うか……んぅ
…ゃ、何これ」
「今莉真ちゃんの中に、俺の指が入ってんの。
分かる?ここがマンコ」
大丈夫か?
そう思い、指をもう少し中に挿れてみる。
「‥イッ」
「ごめん、痛かった?」
941 :
祐:2008/07/06(日) 01:32:38 ID:4TeZAE3WO
「…ちょっとだけ…」
「ごめん…」
指を抜く。
挿れたと言っても、爪の部分位までしか挿れてないんだけど…やっぱ処女って凄いな。
と思ったのと同時に、痛くしてしまった事にちょっとヘコんだ。
処女に多少の痛みは付き物だとは思うけど、莉真ちゃん相手だとちょっと…なあ。
「ね、祐」
莉真ちゃんが俺を呼ぶ。
声は出さず顔の表情だけで「何?」と返事をした。
少し微笑んで両手を伸ばし広げる莉真ちゃん。
『抱きしめて』
そう言ってるんだろう。
支援
943 :
祐:2008/07/06(日) 01:35:46 ID:4TeZAE3WO
俺も自然と微笑みながら、倒れ込むようにして抱きしめた。
背中に莉真ちゃんの腕が回される。
「…ふふ」
「何笑ってんの」
「別にw」
「何だそれw」
「人の肌ってこんな温かくて気持ちいいんだなぁ、って」
「安心するね」
そんな会話の後、軽いキスをしたり色々じゃれ合った。
「ね、じゃ今度は莉真が祐にしてあげる」
「え…、俺はいいよ」
944 :
祐:2008/07/06(日) 01:36:59 ID:4TeZAE3WO
「何でー?」
「何ででも」
「でも男の人って、中途半端なのはダメなんでしょ?」
…一体莉真ちゃんの、この妙な知識のつき方は何なんだろう。
「じゃ、さ。これ触ってよ」
起き上がって小さくなったモノを指す。
「………うん///」
莉真ちゃんも起き上がって、そっと俺のモノに触れる。
扱く感じではなく、撫でる感じだ。
寸止め?
規制に掛ったんじゃないかな?
947 :
祐:2008/07/06(日) 04:51:51 ID:4TeZAE3WO
>>945 いつもありがとうです。うおのめワロタww
>>50氏
おおおお久しぶりです!なんと言うリアルタイム
いやいや、謝られる事なんて何一つないです。
最近書き込みが少なかったのは自分の遅筆のせいなだけですw
では50氏久々の光臨にwktkしつつ、ひっそり投下させて頂きます(゚∀゚)
>>936 ありがとうです
>>946 掛かりましたorz
時間かけつつ投下してたつもりなんだけどなあ…
948 :
祐:2008/07/06(日) 04:55:36 ID:4TeZAE3WO
「は…恥ずかしいんですけど‥」
「俺もなんかちょっと恥ずかしいw」
莉真ちゃんは触っているモノを見るでもなく、俺の顔を見るでもなく斜め下に視線を置いている。
そのまま撫でられていると、段々大きくなっていった。
「…莉真ちゃん、握って」
「こ、こう?」
「うん。そんで、もっと強く」
「ん…この位?」
「…もっと強くても大丈夫」
「…この位?」
「うん、…そう。気持ちいいよ」
白くて華奢な手が俺のモノを扱く。
949 :
祐:2008/07/06(日) 05:01:01 ID:4TeZAE3WO
その光景は興奮を呼び起こし、快感へと誘い導く。
あまりの気持ち良さに思わず声が漏れてしまった。
「ねぇ、気持ちいい?…祐気持ちいい?」
首を傾げ体を密着させてくる莉真ちゃん。
胸を掴んで揉むと、「ぁ‥」と声を漏らした。
激しく胸を揉むに連れて、モノを扱くスピードも速くなる。
絶頂はすぐそこだった。
「ぁあぁ…祐っ」
「…莉真ちゃん出るっ」
ヤバイ。
そう思った次の瞬間、莉真ちゃんを抱き寄せキスをした。
950 :
祐:2008/07/06(日) 05:03:04 ID:4TeZAE3WO
ドピュッと勢いよく射精し、莉真ちゃんの体に飛び散る精液。
二人の手の動きが止まり、そしてゆっくりと目を開け唇を離した。
「…や、ぁ…。…なに、これ…」
「ごめん、イッた」
自身の体についた白濁の液を見て驚く莉真ちゃん。
俺はすぐ近くにあったティッシュを取り、莉真ちゃんの腹部についた精液を拭き取った。
「すごい、ね…」
莉真ちゃんが手についた精液を見ながら言った。
「舐めてみてよw」
「…え、コレを!?」
「うんw」
951 :
祐:2008/07/06(日) 05:07:38 ID:4TeZAE3WO
冗談で言ってみると、莉真ちゃんは少し間を置き
そしてペロ‥、と本当に舐めてしまった。
「……なんか変な味する‥」
俺は何だか興奮して、精液のついた手を掴み
それを莉真ちゃんの口元までまた持って行った。
莉真ちゃんが無言で俺を見つめる。
そして先ほどより大きく舌を出し精液を舐めとった。
ベロリと舐め、まるで何かにとり憑かれたかのように舌を動かす。
指に絡み付く唾液。ぴちゃぴちゃと、いやらしい音だけが響く。
時々目が合って、その度に心臓が跳ねた。
「祐…」
囁かれて首筋を舐められる。
952 :
祐:2008/07/06(日) 05:08:53 ID:4TeZAE3WO
「莉真ちゃん、こっちも綺麗にして‥?」
そう言うと莉真ちゃんは抵抗する様子も見せずに、俺のモノを舐めてくれた。
「……ん。よし、綺麗になったww」
笑顔で言う莉真ちゃん。
愛おしさが込み上げてくる。抱きしめて頭を撫でた。
この日は結局最後までイク事はなく、じゃれ合いながら眠った。
953 :
祐:2008/07/06(日) 05:14:27 ID:4TeZAE3WO
終わり。
不完全燃焼な感じでごめんなさい。
つーか何と言う抜けない文章。俺にはムリだわorz
……他のネ申な書き手さんのでwktkして下さいorzorz
祐氏乙です。
従姉妹相手は何だか切なさがにじみ出てきて萌えます
>>953 乙です。
気にしないで、充分、充分(笑)。
958 :
50:2008/07/09(水) 00:41:53 ID:p2wG9YXC0
>>祐氏、白襖氏。
次スレでお会いしましょう。
なかなか来られないのもあるけど
今は口を挟まずにROMっております。
wktkしてなんかいないんだからねっ。
レスを返せていない人、スミマセン。
ほんっとうに忙しかったんだ(紀子姉と仕事的な意味で)。
あと、迷惑かけがてら。
スレの立て方知らないので、どなたか次スレお願いします。
スレバレは今のところないです。
さっさと終わらせようこのスレw
では、近況報告も兼ねて約束の品を。
投下を始めたら誰かが紫煙してくれるに1000ガバス…古いw
959 :
50:2008/07/09(水) 00:43:33 ID:p2wG9YXC0
並んでコーヒーを飲みながら音楽を聴いている。
紀子姉の部屋も随分と殺風景になった。
「紀子姉はさあ、オレでいいの?」
「うーん、そういう言い方は好きじゃないな」
「ん?必要以上に卑下するなってこと?」
「というか、けいが良いの」
「あ、分かった質問変える。オレのどこがいいの?」
「それなら、いっぱいあるよ」
「ほう、じゃあ言ってみよう」
「日が暮れるよ♪」
ちょっと嬉しい。
「けいは、私のどこがいいの?」
顎をオレの肩に乗せて訊く。どうもこの構図が気に入っているご様子。
960 :
50:2008/07/09(水) 00:44:42 ID:p2wG9YXC0
「それを説明するには、人生を振り返る必要があるな」
「ほらほら思い出して」
顔を動かす度に、後ろで結わえた髪が揺れて可愛い。
「日が暮れる」
「真似すんなー」
「……思い出すのに」
「そっちかw」
Tシャツにイージーパンツの休日スタイルもなかなか素敵だ。
スッピンはあまり見せたくないと言っていたが、
オレにとっては申し分ない。
「でも、紀子姉がいたから今のオレがあって」
「私もそうだよ」
961 :
50:2008/07/09(水) 00:47:38 ID:p2wG9YXC0
「何もかもが、けいの所為で、けいのおかげ」
「何かオレ悪いことした?」
「ちょっと、えっちになった」
「そう言われると恥ずかしいな」
「責任取ってください///あ、汗かいたしシャワー浴びてくるね」
>>早送り
「もう、このベッドで寝るのもあと数回だなあ」
持って帰る荷物がダンボールに詰められ積まれている分、
スペースの出来たリビングが寂しさを誘う。
感傷に浸っているのを悟られたくなかったのか、
紀子姉がベッドに飛び乗ってうつ伏せになった。
962 :
50:2008/07/09(水) 00:48:59 ID:p2wG9YXC0
「色々思い出があるんだろうな」
「うん……」
オレは、邪魔しちゃいけないと思って黙った。
静かな時が過ぎた。
「ねえ、けい。こっちに来て」
「いいよ」
寝ている紀子姉の髪を撫でる。
「なんか、、、抱いて欲しいな」
手を伸ばすとすぐに触れられる。
もうそんな距離になっているんだ。
暗い壁も深い溝もない。
枕と腕の隙間からオレを見つめる目が少し濡れていた。
963 :
50:2008/07/09(水) 00:50:08 ID:p2wG9YXC0
「引っ越すのが寂しい?」
「ううん。この部屋での良い思い出を増やしたい」
「分かった。もう訊かない」
ときに甘えたり、拗ねたり、大人だったり。
この人をオレの全力を以って愛したいと思う。
変な話だが、触れるときにはいつも
凪いだように冷静になる。
後ろから抱きしめるようにすると
「優しい腕だね」
と言った。もっと優しくしたいと思った。
「しばらくこうしていたい」
姫がそう言うものだから、そうすることにした。
964 :
50:2008/07/09(水) 00:51:49 ID:p2wG9YXC0
しばらくすると、穏やかな寝息が。
このまま寝かせてあげたいような、悪戯したいような。
後ろから耳を唇で挟んで
「結婚しよ」
と言ってみる。
反応がない。ただの(ry
少し呆れて、Tシャツを脱がせることにした。
捲り上げると、流石に不愉快wだったのか、
下ろそうとする動きが見られた。
楽しいので繰り返すと、ようやく目覚めた。
「もぅ。裸にしたい?」
「それ以上のことがしたいです」
「何それw」
965 :
50:2008/07/09(水) 00:54:31 ID:p2wG9YXC0
別の角度から攻めてみる。
「紀子姉が触られたくないなら止めとく」
「ふふ。可愛いこと言うなあ」
「いいよ、別に」
拗ねた素振り。
「もう、拗ねないで。お姉さんが襲ってあげるから」
何という予定調和。
二人ともシャワーを浴びたはずなのに、
握った手が薄っすらと汗ばんでいる。
「けい君、いつもお姉さん苛められっぱなしだから
今日は抵抗したら駄目だよ」
間髪を入れずに、口が柔らかい唇で塞がれる。
良い香りとともに舌がゆっくりと入ってくるのを感じながら、
こんなのも悪くないな、と思った。
966 :
50:2008/07/09(水) 00:55:32 ID:p2wG9YXC0
毛筆の流麗な動きの如く舌が身体を這っている。
愛という墨で肌が満たされていくのを楽しんだ。
目を閉じて、顔を上気させてまで
一心にオレを悦ばせようとしてくれている。
右の乳首が舌に翻弄されている。
どうされているのかも解らないくらい気持ちが良い。
「何て表情してるの?今日のけい君は嗜虐心をくすぐる……」
せめてもの抵抗を、と紀子姉のTシャツを脱がせようとする。
「なーに?私の身体見たいの?」
頷いて紀子姉を見ると、すぐに脱いでくれた。
「スケベな子」
手が股間に伸びてくる。
「ここも、こんなにして……」
967 :
50:2008/07/09(水) 00:57:14 ID:p2wG9YXC0
大きな瞳が一度伏せられ、妖艶に流れていく。
いつの間にか二人とも何も纏っていなかった。
ぎこちなく咥えられたモノが、更に硬くなる。
一瞬でそれは紀子姉の所有物となった。
「これでいつも私を困らせているのね」
そう言って、悪魔的な微笑でこちらを伺う。
人質をどうして欲しい?と言わんばかりだ。
「今日は私が困らせてあげる」
唇で優しい摩擦を執拗に加えられる。
やばいなあ。
「どうしたい?」
「このままイかせて欲しい……」
「です、は?」
嬉しそうに言う。こんなSっ気のある人だったっけ……。
∧_∧
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
てか、10レスつけているからお約束の
寸 止 め
ですねw
970 :
50:2008/07/09(水) 01:02:28 ID:p2wG9YXC0
連投規制厳しくなりすぎワロタ
また明日ノシ
971 :
50:2008/07/09(水) 01:14:26 ID:p2wG9YXC0
どんなに優しい女性でも、
こういう性質はあるのだろうな。
自分だけに見せてくれるなら、特に問題はないけど。
フェラは得意ではないと思う。
むしろ殆どしたことがないのではないかな。
それでも、歯を当てないように気を遣いながら
奥まで咥えようとしてくれる。
こんなことを紀子姉がしてくれているという思いだけで
もう射精に至りそうで、オレは紀子姉を離そうとした。
「だーめ。お口に出して」
「駄目だよ、紀子姉、っ」
こんな風にリードされるのは初めてだった。
もう限界です。
「んっ……あっ」
972 :
50:2008/07/09(水) 01:15:59 ID:p2wG9YXC0
書けたwwwwwなんでwww
「飲み込んじゃった。気持ちよかったですか?」
「ああ、あ」
腹が激しく上下して、言葉が思うように出ない。
「ん?どうなの、けい君」
「気持ちよかったよ」
「私はまだ何もしてもらってないぞ」
勝手なwwwそれでもまだ萎えていないし、何より抱きたい。
「きゃ」
両手の指を絡ませて紀子姉の自由を奪う。
「ちょっと、待っ」
「待たない」
溜まっていた唾液を舌と一緒に紀子姉の口に垂らしていく。
すぐに粘っこい摩擦音が生じる。
973 :
50:2008/07/09(水) 01:17:14 ID:p2wG9YXC0
もう色々我慢できなくなっていたオレは
全身が触れ合うように愛撫した。
「こういうの……本当に幸せ」
背中に手を回して、オレの鎖骨の辺りに頬を擦り付ける。
この身体は私だけのものと言わんばかりに。
「ね、もっと私に触れて幸せにして」
そんな優しい時間も、すぐに喘ぎ声の中に溶けていった。
「はぁっ、ん」
声まで濡れたように艶っぽい。
少し困ったように紅潮した顔にそそられる。
「さっきの紀子姉も好きだよ」
「バカ。もうしないから」
974 :
50:2008/07/09(水) 01:19:03 ID:p2wG9YXC0
「じゃあ、ここで止める?」
「えっ」
「またしてくれるなら、続きをしてあげようかな」
「んー、して……あげない」
「なんで?」
諭すように言いながら、下腹部に手を伸ばすと
もう溢れそうなくらい濡れていた。ゆっくり指の腹で刺激する。
紀子姉はビクッと身体を波打たせながら、オレの指に委ねた。
「ああ、ずるい。止めて、イきそうなの」
「もう?」
「けいだって、さっきあぁん」
さっきの仕返しもあり、意地悪に攻める。
「あ、やだぁ、本当に許して///」
「じゃあ、止めるよ」
手を引く素振りを見せる。
975 :
50:2008/07/09(水) 01:20:35 ID:p2wG9YXC0
「止めるの?」
泣きそうな顔を見ると、少し可哀想になる。
「じゃあ、またしてくれる?」
今度は少し強く触ってみる。
「あ、だから、ああもう
します。しますから、お願い。もっと私を困らせて」
それは、今までで一番入れたくなった台詞だった。
奥まで入れるにはかなりキツかったが、
いつの時代もこの瞬間は何物にも代えられない。
キツい分刺激も強かったのか、
紀子姉は眉間にシワを寄せ、口を強く結んでいた。
「ダメぇ。もう、苛めないで」
吐息と喘ぎ声がない交ぜになっていた。
「困らせてっていったくせに」
初のリタルタイムC〜
977 :
50:2008/07/09(水) 01:21:40 ID:p2wG9YXC0
「だって///本当に欲しかったの」
互いが感触を楽しめるくらいにゆっくり突いた。
それが琴線に触れたのか、
紀子姉はどんどん淫らになっていった。
「ああん、気持ちいいよお、けい、愛してる」
「オレも愛してる」
「ねえ、もうイきそうなの」
哀願するように濡れた瞳で見つめる。
「いいよ、イって」
「けいも一緒にイって」
必死でオレの身体に絡み付いてくる。
その言葉だけで、また果てそうになる自分がすごいと思った。
気づいたら、何度も何度も打ち付けるように突いていた。
978 :
50:2008/07/09(水) 01:23:09 ID:p2wG9YXC0
「ああ、あぁあ」
「一人でするときも、今日のこと思い出していい?」
「いやぁん、もうこれ以上えっちなこと言わないで」
「紀子姉、オレもイきそう」
紀子姉は首を縦にふった。
「イって、もうイって、おかしくなりそうなの」
「紀子姉」
「ああぁん、中でもう大きくしないでえ」
「イくよ」
「あっ、あああっ、気持ちいいっっあああ」
シンクロ率が400%を(ry
つながったまま雨宿りをするように、
二人で布団にもぐりこむ。
「また、大きい声出しちゃった///」
「隣に聞こえてるよ、多分w」
979 :
50:2008/07/09(水) 01:25:08 ID:p2wG9YXC0
「紀子姉、この部屋ともお別れだね」
「うん、でも寂しくなくなってきた」
「オレも寂しくなくなってきた」
「けいは私と一緒にいたいだけでしょ」
「だめ?」
「そこで可愛くなるのはずるいよ」
「あはは」
「私の方が可愛いんだから」
分かってるよ。
「けい、これから向こうでもっと楽しい思い出いっぱい作ろうね」
「喜んで」
「でも、さっきみたいなプロポーズはやだよ?」
Turn the blinker off we go straight ahead
980 :
50:2008/07/09(水) 01:28:28 ID:p2wG9YXC0
これで終わりです。
ではまたお会いしましょう。
祐氏、遠慮せずに書いてくださいよ。
>>968,969
フェイントかけてすまん。いつもの人。
>>970で書けてる時点で気づけよな、オレもwww
>>976 ね。書き手はいつ現れるか分からないからなあ。
あなたのおかげで1000ガバス失わずにすんだ。
うぉぉぉぉぉぉぉぉ
50氏ぃぃぃぃぃぃ
好きだぁああああ
紀子姉と末永くお幸せに!
結婚の報告超楽しみにしてますよ!!
50氏と紀子姉に心から
( ^_^)/▼Congratulations!▼\(^_^ )
50氏乙
他スレでも書いてる?
埋めついでに駄文投下
『都庁の展望台から夜景見たい!』自分は子供の様に駄々をこねた。
『酔い覚ましに歩いていこうね♪』優しく彼女は微笑んで自分の左腕に寄りかかり歩き出す。
ジャケット越しに左腕に当たるやや固めな胸の感触にドキドキしながら都庁に向かって歩いた。
人気の無い都庁入口に着く、展望台入口は既に閉鎖されていた。
『ちょっと時間が遅かったね、ごめん』バツの悪い顔を少しだけしたと思う・・・。
『寒いでしょ?コートありがと』そう言いながら彼女は自分の右肩から左肩にコートをまわしてくれた
『平気だよ、でもありがとう』と言った刹那、
両肩に彼女の手が固定されて背伸びをした彼女の唇が自分の唇に軽く触れた・・・
『えっ・・・』
『なんかキスしたくなったの、可愛いし』
30後半のオトコに”可愛い”ですか?なんだかな〜w
酔っ払いの眼がさらに怪しく笑っていた。
肩に固定された腕が再び強く自分を引き寄せ、彼女は激しい大人のキスを求めた。
自分は逡巡しながらも彼女の背中腕を回し、それに応える。
そして、唇が離れ、彼女が背伸びを降ろしても彼女の背中に回した腕を放さなかった・・・。
耳元で囁き合う・・・、
『ちょっと苦しいけど暖かいよ』
『知ってた?、防犯カメラにバッチリ写っているってw』
『恥ずかしい・・・』
慌てて肩から手を外し半歩下がった彼女の顔色が
酔っていたさっき以上に赤くなった・・・。
7時起きなのに眠れないので書いてみた
叩かれても後悔はしない・・・w
>>980 この色男がぁぁぁぁぁぁぁwww
幸せになれよ!
紫煙してました
くそー!ねらっていた従姉妹が結婚しちまった!!
しかも腹には子供まで!
残るはあとひとり、あの子は何があろうと絶対俺の嫁にしてみせる!!!
そうか
なにげにプロポーズもしちゃったし
50氏はもう結婚に向けて秒読み体制って事か
お幸せに
50氏よ、
……末永く、お幸せに。
993 :
50:2008/07/10(木) 02:26:09 ID:4r/Gi9zL0
>>981 深夜のハイテンションですね、わかります。
少し生活は落ち着きましたが、紀子姉との同棲は当然のように却下でしたw
>>982-
色々d&乙。
>>986〜は実話ですか?そして従姉妹?
あとワイパーを教えてくだしあ><
>>984 全く書いていません。そうそう2chで自分の文章晒さないよ。
後々黒歴史にする自信がある。
>>989 色男じゃないぜ。影ながらの紫煙ありがとう。
このスレはあっさり1000に達して、なんか嬉しかった。
994 :
50:2008/07/10(木) 02:37:23 ID:4r/Gi9zL0
>>991 あのプロポーズは無効、だと上機嫌で言ってました。
もっとちゃんと考えて、真剣な眼で言わないと聞いてくれないそうです。
しかも「うん」と答えるかどうかは別だそうで。
>>992 ありがとう。
新しい書き手さんたちの展開がどうなるか、気になるところです。
このスレも終わるなあ。
またお会いしましょう。
995 :
祐:2008/07/10(木) 02:41:01 ID:6SaMPXuEO
ネ申が光臨なさっている(´∀`)!!
>>50氏
やはりあなたはネ申です。dkdk
俺もちゃっちゃと投下出来るよう頑張ります。
いつでもお待ちしております。
結婚の報告もお待ちしておりますww
今から楽しみすぎる
>>954 ありがとうございます。萌えですかw
>>955 支援ありがとうです。投下する前と後にはどうしても駄文っぷりにヘコむのです
>>986 新たな書き手が…ww
従姉妹との話ですか?wktk
新スレ乙です。ありがとうございます
>>50 婚約、結婚、ついでに離婚の報告は忘れないようにw
煽ってきた俺達に対する義務みたいなもんなんで宜しく
>>50氏
お疲れさまです!結婚会見も是非ここで!!www
そして、祐氏、白袴氏、茶々氏をはじめとする書き手の方たちに紫煙させていただきやす!
998 :
白襖:2008/07/10(木) 08:03:44 ID:9qgCtHSSO
久々に来てみたらもう1000だ。書き手の皆さんwktkをありがとうございました!支援してくれた方、期待に応えられず申し訳ありません(´Д⊂)
>50氏
ようやく、ここまでたどり着いた感じですね。幸せ一杯の和姦が抜けるってばっちゃが言ってた
ここまで来たら結婚報告楽しみに待っててもいいんですよねw
>祐氏
2chで一番このスレが好きって言ってたのは貴方でしたっけ…気持ちが分かります。
狙ってやってるかはわからないけれど、寸止めされるのがこんなに気持ち良くなるなんてwもっとラブラブなセクロスが見たいです先生!支援!
おまいら1000は任せたぜ!次スレもよろしく!!
999
初の1000?
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。