女の子ニアが苦手な人は回れ右でお戻りください 住み分けましょう
スレの趣旨
・sage推奨、age厳禁、ほのぼのマターリで
・微エロ、多エロ、精神的エロ、肉体的エロ…"ニアのみ女の子"ならなんでもOK
スレの注意
・萌えスタイルは人それぞれ、スレの趣旨&空気から外れない限りは口出ししないこと
・萌え作品投下時はカプ名や内容を書いて、住民の好みでスルーできるように配慮
・空気嫁スキルの無いカキコや自演やアラシは徹底スルー、ニアリストらしく冷静に対処
・次スレは
>>980を踏んだ人が立てること
スレ名は「デスノートのニアが女の子だと思い込み続けるスレ」+スレ数
(前スレ)デスノートのニアが女の子だと思い込み続けるスレ3
http://sakura01.bbspink.com/test/read.cgi/hneta/1158663966/
. -ヘヘ、
<〃 wノゞ
'w´゚ -゚) <みなさん、明けましておめでとうございます。
/´、Y ノ
と⌒)(,,つ
今年もこのスレが賑わいますように。
乙!
あけおめことよろ1さん乙です
>>1さん乙です!
住人の皆様、あけおめ&今年もよろしく
今日が正月休み最後、いそいそとメロ×ニア投下します
途中少しだけL×ニア
エチ有りです
では投下
メロは目覚めると、すぐに身体の異変に気付いた
「な・・・何やってるんだお前!!」
あまりの出来事にメロは思わず叫んだ 熱くなったそれは彼女の口内でさらに
刺激を受けむくむくと大きくなっていた
「やめっ・・・」 言葉とは裏腹に身体は快感を求め抵抗出来ない
頂点へと辿り着こうとしているそれを尻目にメロは思った
“どこでこんな事覚えたんだ・・・” 答えは一つであった
感情を表に出さず常に人と距離を置くその頑なな彼女の心を溶かす事の出来る人物
“L”
その名を思い浮かべ、同時に思い描く彼と彼女との行為を想像し何ともいえない嫌な気分でメロは昇りつめた
「・・・っ!」 “それ”が終わると彼女はゆっくりとメロに顔を向けた
少し開いた赤い唇にはメロから放たれた白い液がてらてらと光っていた
「少し苦い・・・これがメロの味・・・」
頬を桃色に染め潤んだ瞳で見つめるその表情(かお)は、メロを再度熱くさせるには十分すぎるほど
エロティックであった
それは、昨日の出来事だった
これほど言い合うのは何時以来であろうか?と思う程二人はお互いを罵った
やはり、その時もある人物を思い浮かべていた
いや、昨日でなくともその人物の話になると雲行きは怪しくなっていた
それが昨日、爆発したというわけだ
「あなたはLの何を知っているというんです」
これは彼女の放った言葉だ 彼女・・・メロの最大のライバル、ニア
どうして彼・・・Lの話になったか、という過程は覚えていない
ただ、彼はいつも二人の心に在り、記憶を喪失しない限り忘却し得ない人物だというのは確かであった
「わかんねーよ」
続けてメロが言葉を放つ それはとても投げやりな言葉であった
「お前なんかを抱いた奴の気持ちなんか到底わかんねーよ」
その言葉にニアは一瞬身体を強張らせた かと思うとギロッとメロを睨み、唇を噛みしめた
みるみるうちに白い顔が赤く染まっていく
「このワイミーズハウスに性教育の延長でセックスすなんていう授業があるとは初耳だったぜ」
メロの言葉はニアを追い詰める
「そんな・・・どうして」
聞こえるか聞こえないかのとても小さな声だった
「何で知ってるかって??さあ、何でだろうね」
それは、ニアの中の最高機密事項であった
誰にも言った事はないし、まさか彼がメロにわざわざ語る必要もない
「・・・見てたんですか?」
「・・・さあ」
ニアの言う通りであった そう、メロは見ていた あの日・・・
降り止まない雨を見つめつまらなそうにしているメロの気持ちを高ぶらせたのはその知らせであった
Lが来ている、と
Lはメロにとってもワイミーズハウスの者達にとっても尊敬する唯一の人物で、この時まで
メロはLの来訪の知らせを無邪気に喜んでいた
Lと話がしたい 自分の成果を見てもらいたい
そんな思いでLの姿を探した 部屋という部屋を回り、漆黒の髪と瞳の持ち主を探した
だけど、Lはどこにもいなかった しかし、帰った気配もない
諦めて部屋に戻ろうとしたメロは、偏屈な彼女でしか近寄らない薄暗い倉庫から漏れる彼と彼女の声を聞いた
「ニア、いいです・・・」
「あ、ああ、L、Lぅ・・」
彼の声に混じって彼女の甘い声が聞こえた 彼女は“ニア”だった
扉を少し開けると、それがニアだという事がはっきりわかった
銀の髪を乱して白い肌を惜しげもなくさらしている・・・Lに
薄暗い中、彼女の白さは異様に際立って見えた とてもとても美しかった
そこでLはニアを抱いていた
Lは前後に身体を動かし、ニアはそれに応える様に声を漏らす
「っあ・・・」
小さな悲鳴をあげるとニアはぐったりと首を横に置いた
うつろに空(くう)を見つめるその瞳と目が合うとメロは慌ててその場を離れた
実際にニアはメロを捉えた訳ではなく、ただ遠くを見つめていただけであった
だが、メロはその目が忘れられなかった 安堵に満ちたその目が・・・
部屋に戻るとメロは何度もニアを思い出した
ニアの乱れた髪、白い肌、甘い声、そしてあの目・・・
何度も白い精を吐き、おさまらない衝動を必死に抑えていた
メロはそれ以来Lの話題を避けた
Lとも極力会わない様にしていた
Lに裏切られた、と感じたのではない
ただ、Lを思うと同時にと思い出してしまうからだ・・・あの時のニアを
だけど昨日、メロはLを語るニアに切れた
ニアからLの話なんて聞きたくなかった
ニアの口からLとい名前を聞きたくなかった
気付いてしまった
ニアとLの両者に嫉妬している自分に
尊敬する唯一の存在を奪ったニア
頑なな彼女の身体・・・心をも奪ったL
どうしようもなく嫉妬していた
「軽蔑するね 女を利用してLを独り占めって訳か?」
自身の意思とは裏腹に汚い言葉をニアに浴びせる
そんなメロの言葉を黙って聞くニアはとても悲しそうな目をしていた
あの時見せた目とは正反対の・・・
wktk
ウホwたまらん
朝、目覚めると異変を感じた
違う、異変に気付いて目を覚ました
そこにはメロ自身を銜え必死に舌を絡めるニアが居た
「メロ・・・」
せつなそうにメロの名を呼び行為を続ける
先端から溶かされている様だった まるで好物のチョコレートの様に
「っく・・・」
快感の波に逆らう事が出来ず、メロは間もなく達した
余韻を残す身体から逃れるようにメロはニアの襟首をつかみ怒鳴った
ずり上がった服からニアの白い肌が覗いた
「・・・の馬鹿!何考えてんだ!!」
「・・・やっぱり思った通り、メロは苦かったです」
赤い唇からメロの放った白い精が垂れる それを見てさらにメロの感情は高ぶる
「何のつもりだ!!人の部屋に忍びこんでまで何を企んでる!」
言葉はニアを責めつづける
「あっ・・・」 ニアはせつない悲鳴をあげた
メロはニアの襟首から手を離し、中途半端にめくり上がった服をグイッと捲くった
同時にニアの白さがあらわになり小さな膨らみがメロの目の前に現れた
「どんな風にLを誘ったんだ?」
そう言い、舌で桃色の先端を弾く ピクンッとニアの身体が反応する
その反応を見ると、今度はニアがメロ自身を銜えていたように口内に含み舌を絡める
「んっ・・あん・・」
ニアは抵抗しない まるでその行為を望んでいるかの様に
「Lと何回したんだ? おい、答えろよ、淫乱」
「あ・・ぅ・・答えられません・・んっ・・」
「答えられない程したのか?このっ・・」
ズボンの上からニアの女性器をぐっと強く掴む
「ひっ!」
中指をぐりぐりと食い込ませるとニアのそこはすでに濡れているのであろう、湿っていた
ニアはおもしろいほど反応する 少しの刺激でビクビクと身体を振るわせる
もしかしたら案外メロの言葉も効いているのかも知れない
「オレの何を知りたい・・・?」
「私っ・・わ・・・私は・・」
両手でニアのズボンを強引に下ろす
M字型になったニアの両足の真ん中にメロは腰を降ろし、ヒップから女性器に掛かる割れ目をメロ自身でなぞった
「あんっ・・」
ニアのヒップを抱えメロの腰に乗せる メロとニアの性器がクチュッと卑猥な音をたてた
メロはそのまま腰を前後に動かしメロ自身でニアの性器を愛撫した
「あっぁ、んっんっ、はぁっ、あっ、メロ・・・ッ」
ニアの身体を起こした事により、捲り上げた服は下がり二つの膨らみは姿を消していた
メロは腰の動きはそのままで、ひとつずつ丁寧にボタンを外していった
ボタンを全て外すとはらっとニアの身体から落ちた ニアは全裸になった
改めてメロはその白い体に口付けをした 首、肩・・・
体勢の関係で膨らみにまで顔を埋める事が出来ないと判るとニアを回転させ後ろからその膨らみを
両手で堪能する
「L・・・は」
突然ニアが言った メロはその名を聞き、腰の動きを止めた
「Lはっ・・・私に言ったんです・・っ」
呼吸の乱れを整えるように肩で息をし、ニアは続けた
「私はLの心が理解出来ませんでした・・・
いつでも私に優しい言葉を掛けてくれる でも」
後ろを向いているニアからその表情は読み取れない
「その真意がどこにあるのか、私にはわからなかった・・・」
「私はLを尊敬いています それは今でも同じです
でも、彼が私にくれる言葉はまるで砂糖の様に甘く、私はその言葉を聞くたびに安心しました
しかし、それは安心と同時に不安でもあったのです
Lは私をニアとして見ているのか?ワイミーズハウスのナンバー1として見ているのか?
そのおこがましい考えを拭い去る事が何時までたっても出来ませんでした
・・・それ程彼の言葉は優しかったのです」
「・・・つまり、Lが自分を女として見ているのか知りたかったって訳か」
こくり、と後姿でニアは頷いた
「Lがワイミーズハウスに来ているという知らせを聞いて、私は倉庫に隠れました
Lに会って、また甘い言葉を聞いたらきっとLに問いただしてしまう、そう思ったからです
それよりも何よりも、私は気付きたくなかったのかもしれません
Lの気持ち、私自身の気持ちに
Lは何故か私を探し当てました そしていつもと同じように優しく言ったんです
ニアに会いに来ましたよ、と・・・
私はたまらずLに言いました 思わせぶりな事を言わないで欲しい、と
するとLは私の気持ちを知りたいですか?、と言い、私を優しく抱き締めたんです」
「・・・やめろ」
たまらないのはメロだった これではニアのLへの想いを、Lのニアの想いを聞いている様である
ニアが抱くそんな想い、決して自分には抱いてくれないであろう想い、
そんなものを聞くなんて、あまりに自分が惨めすぎる
「お互いを分かり合うには肌を合わせる事が有効だと教えられました」
メロはその言葉を聞くと止めていた腰を後ろにずらし、ニアのヒップを軽く上げると
強引にメロ自身をニアに埋め込んだ
「うぁっ・・・」
想像以上にそこは狭く、しかしメロ自身を包むそれはとても暖かかった
「で、わかったのかよ?Lはお前を好きで、お前もまたLを好きで・・」
ずん、ずん、と腰を動かすと、ニアの柔らかい銀色の髪がその動きに合わせて揺れた
「はぁっ・・はぃ、わか・・りました」
決して初めてではない行為であったが、ニアは苦しそうに悶える
しかし、胸に溜めた何かを吐き出すように必死に言葉を繋いでいく
「Lは、私を、好き・・ではありませ・・んでした そして私も・・Lが好きではありませんでした」
意外な言葉にメロは戸惑った
「・・・?何言って・・・」
「はぁ、や、やっぱり私にとってLは尊敬に値する人・・それ以上でもそれ以下でもありません
ん、んぁ、そして、Lにとっても私はワイミーズハウスのナンバー1、それだけでした」
狭いと感じていたニアの入り口は次第にメロの大きさに慣れ、暖かかったそこは炎の様に熱くなっていく
「私を抱いたLはとても優しく、そしてとても冷たかった・・・
熱くなる身体とは反対にその心はとても冷たかったんです
私にくれた優しく甘い言葉は決して嘘ではないけれど・・・そこに心はありませんでした
・・・そして私は・・その心のない言葉で安心するほど追い詰められていたのかもしれません・・
尊敬するLへの焦燥感に、そして、弱い自分自身に それを、肌を合わせてようやく理解できたのです」
ニアは寂しそうに言った
いや、きっと寂しかったのだ ニアが予想していた答えとは全く違う答えに辿り着いた
それは知りたくもあり、知りたくなかった事実
「あ、メロ、メロ・・・あっ、あっ、あっ・・・・んっ」
全てを吐き出したニアの身体には何も残っていなかった
だからであろうか?
その身体を、その心を探るかのように自らも腰を振りメロを求めた
そんなニアを見て、メロは激しく突き上げた
さっきまで苛立っていた ・・・ニアに、Lに
しかし、今、胸に抱く少女がたまらなく可愛そうに思えた
「メロ、メロ・・私、私はぁ・・・」
「ニア・・・っ」
ニアの中でメロは弾けた 弾けてもなお、ニアを貫いた
奥へ、奥へ自身の精を流しこんだ
まるで、自分自身をニアの身体に刻む様に・・・
ずるり、と男性器を抜くとニアを振り向かせそっと抱き締めた
「メロ・・・キスしてください・・」
甘く、せつなく囁くニアにメロはとても優しいキスをした
ニアはさらに言葉を繋げた
「私はLと一緒にいるととても安心します でも、それは本当に安心だけなんです Lはとても優しい でも」
「私は優しさだけでは満足できません 甘いだけでは飽きてしまいます だから・・・」
「あなたの苦さが必要だったのです」
ニアが寂しさを紛らわす為にメロに抱かれたのか、それとも本当にメロを知りたいと思い、メロを求めて
抱かれたのはわからない メロにはわからない
この先どんなに身体を重ねても、メロにはニアの気持ちはわからないだろう
本当は、ニアもわかっていないのではないだろうか
「・・・それは好きって言ってるのか、嫌いって言ってるのかどっちなんだ?」
メロの問いに暫く黙ってニアは考える そして珍しくメロに笑顔を見せ言った
「両方です」
おわり
投下終了です 長々と申し訳ございませんでした
・・・そしてさらに申し訳ないことに
>>15と
>>16の間の文章が抜けてました
話的にうまく繋がってみえてラッキーなのですが一応補足させてください
改めて見ると脱字が多くて泣きそう・・・では
>>15と
>>16の間の文章です
だが・・・
身体は熱くなり、達したばかりのそれも熱を帯びている
それは怒りからなのか、それとも本能が“彼女”を求めているからなのか
「私はメロの全てを知りません・・・だからメロを知りたかったのです」
「うるさい!」
バシッとニアの顔を叩(はた)いた ニアの頬が先程の桃色よりも濃い赤に染まった
「この・・売女・・・誰でもいいのかよ」
使った事もない台詞がメロの口から漏れる
「今、言った通りです 私はメロを知りたかったのです」
その言葉を聞くと、メロは襟首を掴んだままニアをベッドへ押し付けた
「うっ・・・」苦しそうにニアが唸る ニアの首にメロの体重がのし掛かる
「オレの何を知りたいって??」
「うぅ・・」ニアは思うように話ができない
「Lが居なくて身体が寂しくなったのか?我慢できなくなったのか?」
メロは都合の良い方へと会話を持っていく 我慢できないのはメロ自身であった
ずり上がった服の隙間に見える白い肌をベロッと舐め上げた
以上です
顔洗って出直してきます・・・orz
ごちそうさまでしたw
28 :
えっちな18禁さん:2007/01/04(木) 18:34:19 ID:NdGyXKDF0
ごちです。
神乙ですwメロニアハアハアwwwごちです。
身体神乙〜!
自分的にかなりつぼでした。
身体だけでなく精神的に繋がろうとするニアたん萌〜
またおいしいメロニア投下して下さい!!
神!!しょっぱなからエロをdクスでした!ハァハァ
:;。l
33 :
前スレ980:2007/01/05(金) 00:22:59 ID:KOvCGsie0
>>1さん乙です! 代わりに立てていただきありがとうございました
神、超萌えました!
途中まで「え〜! メロカワイソス」と思ってました………が、素敵などんでん返しですね!
投下します
エロ度・12禁
カップリング・子メロニア
ジャンル・少年探偵物?
場所・ワイミーズ
時期・キラが現れる少し前(クリスマス)
長さ・すみません、長いので日をまたいで投下します
「それにしても、おかしな話です」
翌朝。喧嘩する間もなく広間に呼び出されたニア達。
ふたりはソファに並んで腰掛ける。広間には10歳から15歳まで
くらいの子供達が集められていた。珍しい光景にさっきから視線を感じるが、
動じた様子はない。
「お前の昨夜からの行動と格好と性格が微妙に変わってること以外に
おかしいことあるのか?」
ニアはパジャマ姿ではない。何かというと、制服姿である。
紺のワンピースに白のブラウス、赤いリボンが胸元をかざっている。
「ネット通販で、ホームウェアっぽいパジャマを注文したいと思います。
今は私服がこれしかありませんし………そんなことより」
ニアは広間の上座に置かれたノートパソコンを見る。
画面には大きく「L」の字。
「薬まで盛っておいて何ですが、あの話、どこまで信用しますか」
メロは涼しい顔のニアを横目で睨むと
「本当だろう。嘘ならもっとLらしい薬を出してくる。
しかし、恐ろしくワタリやLらしくない発想だ、惚れ薬なんて。
ワイミーズの俺達に、未発表かつそんな怪しい薬を出すという時点でありえない。
普通の学校ならくだらない騒ぎで済むだろうが………ま、薬自体はにせ物だな」
ニアは超合金のマスコットを振りながら
「たぶん。そしてこれがLの個人的な実験なのか、後継者候補へのテストなのかというと、明らかに後者です」
「じゃ、個人戦よりペア戦のほうが複雑なテストが出来るだろうな。
ふたりで勝っても、薬はひとつしかないから」
「やはりメロもそう思いますか………困りました。もし不気味な薬が本物なら
………誰が勝っても一騒動ありそうな………。全くLがなぜこんな」
「面白いじゃないか」
「言っておきますが、男は安全圏と思ったら大きな間違いですよ?
メロは結構もてるんですから。男にも女にも………ね」
密やかな声に、メロはぞおっと身震いする。
「先に言っておくが、………俺はマットと組む。お前とは組まない」
「マットは、頭脳ではあなたより劣りますが。
行動力+行動力がイコール知力になるとでも?」
「屁理屈で俺を丸め込もうとしても無駄だ。俺はお前とは組まない。
この勝負でお前を打ち負かしてやる!」
メロはぶすっとした顔で足を組んでいた。
非常に簡単なことだった。ロジャー報告の「仲の良くない者同士」が
組まされる羽目になったのだ。ニアを嫌っている者、疎んじている者は
わりといたが、ニアが取り合うのはメロだけだった。そしてメロがあからさまに
嫌っているのはニアだけだった。
パソコン画面のL曰く「調査では合わない人と組まざるを得ないこともあります。
個人的感情を問わないで、冷静に調査する。これ、重要です」
―――もっともな理由である。
「なぜ俺とニアなんだ、上位2人だぞ? 不平等この上ない」
「いえ。却って平等なのではないですか。磁力が強ければ強いほど、
同じ極同士は反発するもの………それを知力でカバーするのですから」
冷めた目でニアを見返すメロ。
「俺を誘いかけたのはフェイクか」
「はい。メロは断固断ると踏みましたが、最初にこの可能性を消しておかないと
あとの推理に影響が出ます」
ニアは不機嫌そうに胸元のリボンをいじくる。自分の身を飾るきれいな赤が、
ニアの目にはおもちゃのように映る。
「が、大誤算です。Lにしてやられました」
その様子に、いささか溜飲が下がったらしいメロは前を見た。
「ふん。決まったことをぐじぐじ言っても仕方がない。
………あとはLがどう出るかだが」
集まった子供達は既に全員班を組んでいる。
この中でLの顔を知っているのはニアとメロだけだったが、敬愛するLの
決めたことに嫌な顔をする子供など(若干一名を除き)いるはずもなく、
場内はしんと静まりかえっている。
「Lです」
パソコン画面から、加工した声がする。
「みなさんペアを組めたと思います。ここの交友関係はロジャーから聞きました。
嫌っていない相手と組まされて、ショックを受けている子もいるかと思います。
が、あまり気にしないで下さい。人間関係は流動的ですし、誤解もある。
自分自身が成長すると解決することもあるんです。
若いあなた達に、対処かつ処理できない感情がたくさんあるのは、まだ仕方のない
ことです。そんなあなたたちに、課題を与えます」
まだ………か。Lにもそんな時代があったんだろうか。
「その相手を「魅了」してください。どんな手段を使っても構いません。
優勝賞品は惚れ薬です。この薬の効用を地道に構築するとどれほど苦労するか、
身をもって体験してこそこの薬の有用性が分かるはずです」
ニアとメロは顔を見合わせた。
「これが私の課題です。期間は3日。浴室とトイレ以外のすべての部屋に
監視カメラを付けました。誰が優勝者かは、私が決めます」
今日はここで落ちます。三分の一終わりました
長い上にこのシーン微エロすらないOTLスミマセンモウホントスミマセン
乙です!
続きwktk
前スレのもふくめて乙!!
続き待ってます!
44 :
えっちな18禁さん:2007/01/05(金) 09:04:52 ID:LAGnKDIK0
乙です!激しく萌えた
乙!すごい楽しみです!!
46 :
前スレ971:2007/01/05(金) 15:42:57 ID:KOvCGsie0
読んで下さってありがとうございます
訂正です
>>981 「お前が惚れたら、どうなるのか見てみたいんだ」→
「顔を覗き込む」の間に追加
「言ったじゃないですか」
「もしかしたら効くかも知れないだろ」
>>38 上二行、2単語
×調査
○捜査
>>40 ×監視カメラを付けました
○監視カメラ、盗聴器、マイクを取り付けました
スレ汚し失礼しました。ケアレスミスばかりで申し訳ありません。以後気を付けます。
エロ度・12禁
カップリング・子メロニア
ジャンル・少年探偵物?
場所・ワイミーズ
時期・キラが現れる少し前(クリスマス)
長さ・すみません、長いので日をまたいで投下します
メロは図書館で本を繰っている。
ニアは床にちょこんと座ったままメロを見上げていた。さすがにスカートでは
寝っ転がらないようだ。足がむずむず動いているのは気のせいだと思う。たぶん。
「どっかいけ、うっとおしい」
「勝負しないんですか」
「やってられっか。お前を魅了したいなんて思ってない。課題も漠然とし過ぎてる」
「そうですね、漠然とし過ぎている………表向きの理由はフェイクでしょうね」
沈黙が降りる。
「なんだと?」
「相手を魅了しろと言われ、その相手が隣にいるにもかかわらず
相手を必死に喜ばせようとするのはただのアホです。………
が、Lのことです。その名が持つ権力を利用し、間抜けな行動を
取らせることにより生徒の弱点を読み取ろうとしているのかも知れません」
「いつも思うが、お前、いい加減自分の読みの深さががうざく
なったりしないか?」
「余計なお世話です」
ニアはつめをかむ。
「困りました。メロが協力してくれません。このままでは確実に負けます」
二人一組が原則。これはトーナメント制ではない。メロが脱落すれば一蓮托生だった。
「お前のパズルを解くための道具にされるのはまっぴらごめんだ」
「はい。メロは道具ではありません。同胞です。いけませんか?」
「………」
「なぜメロがそこまで私を嫌うのかは分かります」
メロはかっとなってニアの襟首を掴んだ。リボンがぐしゃっと潰れる。
「何でもかんでも「分かってます」か? お前のそう言うところが
嫌なんだよ!」
「わ………私だってLという越せない壁があるんですから」
ニアの言葉がメロの怒りに火を注ぐ。
「それだけで分かったと? 誰もが目標とするLと子供のお前相手じゃ、
違いすぎるんだよ!」
「だったら殴って下さい。気が済むまで」
「なんだと?」
「そうすればいいじゃないですか。私はメロと一緒なら互いを補い合えると
思っています。それを何ですか、能力を越えられないから私が嫌い?
その清々しいまでの単純明快な理由っぷりにはいい加減頭に来ました。
私の性別など気にせず殴って下さい。私も殴り返しますから」
「お前からは殴らないのか?」
ニアの手が怯む。メロはその表情の、裏を読んだ。
「なら、無理だな。一発殴らせて、それで終わりにするつもりだろう。
今はLが見ている。ストップが入る。証拠も残る。お前の考えそうなことだよ、ニア」
「女に暴力振るったくらいで動じる方とも思えませんが。なら」
ニアは思いっきり平手でメロの頬を叩いた。
「これで良いでしょう、このひねくれ者………っ」
メロはニアを床に叩きつけた。襟首をつかんで馬乗りになる。
「貴様」
「あなたは………っ。いっつもそうやって裏の意味に取って、私の気持ちを
踏みにじって。だから昨夜は意地悪してやったんです。さあ殴って下さい。
それでかたがつくのなら! 」
手をあげかけて………メロははっとなった。おそるおそる、ニアの額に触れる。
………熱い。
「昨日から様子がおかしかったが………熱か」
「メロ、どうしたんですか? 手が冷たいです………」
「? 熱があるぞ。気付かなかったか」
「えっ?」
ニアはきょとんとメロを見返す。優しく置かれた手におそるおそる触れた。
「あ、冷たくて気持ちいい………熱ですね………」
「………っなれなれしく触るな。お前の判断の仕方、おっそろしく可愛くないな」
やわらかい指を厳しくはねのける。ニアは傷付いたまなざしを向けた。
メロは顔をそらす。
「殴らないのならどいて下さい……この体勢、重いです」
メロは慌てて離れる。なんだか微妙な空気が流れた。
「とにかく部屋で寝てろ」
「ストーブが修理から戻ってきていないんです」
「貴様、それで俺のベッドを借りるためだけに一服盛ったのか!」
「既に風邪を引いていたとは………。私の方が体温が高い。この熱は、
ベッドであなたに体熱を奪われ、軽い風邪が一夜にして悪化したと考えるのが筋です」
「自業自得だろ。いやむしろ天罰? 」
「よく言いますよね。あなたが薬を飲んだ理由、覚えてて言ってます? ともかく、療養を取るのはあとです。今は課題の途中ですから」
「お前………」
「チャンスかも知れませんよ? 私は熱があって正常ではない状態です。
Lの前で盛大に勝てば、あの時熱があったなどというのはみんなの耳に
言い訳にしか聞こえないでしょう。違いますか?」
「寝てろ。病人と争う気はない」
「Lが直々に見てくれるなんて滅多にないことですよ。
私だってここは勝っておきたい。それともなんですか」
にたりと笑う。
「病気状態の私にまで負けたら、立つ瀬がないですか」
―――ニア&メロチームが発足した。
今日はここで落ちますノシ
ネ申!乙でした!!
ニア&メロチームの活躍、ハァハァして待ってます!!!
56 :
えっちな18禁さん:2007/01/05(金) 17:49:03 ID:LAGnKDIK0
ネ申だ…受験ストレスが癒された
マジで乙です!続き楽しみにしてます!!
前スレのアレが余りにも寒いので書き逃げするつもりでした。が
もしかして、スレの残りに可愛いAAを貼る予定の方がいらっしゃったのかもしれない
と、ふと思った…
・・・・・・悪気はなかった。今は反省している・・・・・・とにかくゴメン!!
>>57 初笑神ですか??
乙です!大爆笑でしたよー!
むしろ前スレの終わりはこれで良いと思ってます!!
月嫌いな自分なのに何故か月好きになりましたよ!
これもあのお笑いトリオのおかげ!
>>惚れ薬神
乙です!
続き超楽しみです!ニアメロチーム、萌えが止まりません〜!!
明日まで待てるかな、自分ww
ニアたんはおにゃにょこだったら巨乳な気がする
それとニアたんに大きく胸元が開いたメイド服着せたり、
原作でミサミサが着ていたベビードールを着せたい
取り敢えずイヤらしい格好をしたニアが見たい
(;´Д`)ハァハァ
自分もキョヌー派
ロリ巨乳ハァハァ
可愛い顔してあのふてぶてしい性格
男達にプライド傷つけて犯されろ、孕ませられろ
男達に×
男達の○
あるかないかのビヌー派
歩かないか、って変換しちゃった
自分もあるかないかの微乳派
そして美乳派
20歳近くでもまだ成長途中(人より成長遅い)
今は微乳だけどこれから大きくなる可能性ありってのがいい
揉めば大きくなります!
ニアたんは巨乳で
シャツのボタンがはじけ飛んだことが過去に数回あり
うち2回はジェバンニが偶然目撃した
派
あからさまな巨乳よりも、隠れ巨乳派
(;´Д`)ハァハァ
まだ小さいけど揉まれて大きくなるよ派かな
そしてちょっと小さいの気にしてたら萌える
パジャマがぶかぶかなのはなんとなく幼児体型隠したいからだったり
>>60って男?
なんとなくこいつの最後の意見だけは拒絶反応起こした。
ワイミーズの頃は〜13歳なんだから巨乳は不自然な気がするし
これから成長するって感じで微乳がいいな。
今までのSSもほぼ微乳だったしそれがニアらしくて個人的にはそれがいい。
巨乳意見は否定しないけど、それはもっと大人になってからで・・。
びにゅーニア好き。だけど
きょぬーニアってなんとなく淫らなイメージなんでちょっと見てみたい肝する
前々スレの白雪似悪子さんは巨乳でしたね
ああいう小悪魔的なニアたんもいい……
白雪似悪子は他スレのオリキャラ ニアじゃねーよ
なんか攻撃的レスのヤツがいるけど…
スルーすべきか注意すべきか嵐か…
>>68>>71 >>1と前スレ見たらわかるだろうけど、
そういう発言もSSもこの板、このスレとしては別にスレ違いではないし
この板に男性がいても関係ない
気に入らないレスもスルーできないようならロムって下さい
自分は貧乳に(*´Д`)ハァハァ
あばらも数えられる位のガリガリさんで
13歳でも10歳くらいにみえるニアに変態萌えー!
>>73も言葉気をつけたほうがいいよね
えらそーだし自分がスルーできてないw
>>75 釣りだとしてもこれ以上は無駄なスレ消費になるからROMれ
>>74 ぷにぷにもいいがそれも萌えすwww
終了
>>72-73 注意するのは勝手だが、一度で収めろよw
なんで連投してるのさ意味がないよ
>>72のレスなんか。
お前さんもROMっとけ。
まあまあ、自分はどんなニアたんでも愛せるし、大歓迎だ!
意見は人それぞれでいいと思うよ。このスレはいろんな可愛いニアたんが見れるから面白い。
たくさんの神に期待と感謝!!ところで続きまだかな〜。早く見たい!!!
>>78 お前も引きずり杉
ロムれ
反応した自分もロムるか…
うわ・・ウザw
反応した自分て・・あんた
>>72-73じゃんw
だからROMれってばw
---終了---
発展途上のニアたんにハァハァ(;´Д`)
19歳でもまだまた未熟みたいな
でも敏感なエロい体がいいw
cgGWPal30は厨の仲間
厨は自分の趣向があわないものをスレ違いでもないのに叩き
その趣向のモノを投下させにくくさせているのです
>>84 嵐ですか?ID変わってもバレバレなんだけど。
cgGWPa130はスルーできない厨
'w´゚ -゚)<もういいじゃないですか
>>86 スルーだのROMれだのくどい割りに一番あんたが出来てないよね。
って書くとまた噛み付いて来るんだろうなw
caGWPa130は自分の事は棚にあげる厨
いい加減にしろよ
ここは女子ニアについて語るスレだ
喧嘩がしたいならスレ違いだから出て行け
ああ分かったお前
>>60=ID:SAyqHoYDOか。
きもw
証拠もない認定厨乙、お前何しに来てるの?
こんな書き込み増えてたらSS来たかと思うじゃないか
お疲れ様です。こんばんわ。
エロ度・12禁
カップリング・子メロニア
ジャンル・少年探偵物?
場所・ワイミーズ
時期・キラが現れる少し前(クリスマス)
長さ・すみません、長いので日をまたいで投下します
翌日
「うまく行きそうか? もう4組しか残ってないぜ。
ワイミーズともあろう者が、感情が絡むとこれだもんな。参るよ」
マットに話しかけられ、メロは渋い顔をした。
「お前は」
「オレはまあ、そこそこ。あー今広場行くなよ。失格になった
奴らがくだまいてるから。いつもはLを英雄視してるくせいに、
能力が認められないからって、醜いもんだ」
「失格?」
「あるらしいぜ。「失格」が。何やったか知らねぇけどよ。
オレはこんなテストよりLの真意と、お前等の勝敗の方が気になるな。
お前が一抜けしないのはニアが上手くのせたからだろうが………
どうやって魅了するつもりだ? ああいうタイプは手強いぞぉ」
「知るか!」
きびすを返す。
「あっ、ちょっと待てよメロ………」
昨夜ニアはメロの部屋で寝た。周囲に気づかれ、
強制リタイアさせられないように。
男子と女子では階が違うが、見つかるほど愚鈍なふたりではない。
Lが深夜まで見張っているとは考えがたい。
メロはベッドを追い出された。昨夜のニア曰く「この固く冷たい床に
毛布一枚で寝ます。もしかしたら風邪が悪化して急性肺炎になり、
亡くなるかも知れません。ニアが一番になれます良かったですね」以下略。
「ニア!」
自室のドアをばたんと開ける。パジャマ姿のニアが座り込んでいた。
何を血迷ったのか、ピンクのアヒル柄だ。
「ホームウェアが届きました。通販会社が一晩で届けてくれました。
似合いますか」
「というか、お前の安全の基準が分からない」
マイク達がニアをゲスな噂の対象にしているのは確かだ。
素直なやり方ではないにせよ、それとなく忠告もしてやった。だが。
無地のパジャマがアヒル柄のパジャマに変わったところで、
何の違いがあるというのだ!
「分かりませんか? アヒルさんの可愛さに、邪念も失せるはずです」
「お前実はバカだろ」
「心外ですね。じゃあなたが決めて下さい。私が何の服を着たほうがいいか」
「普通の服着ろ。パジャマは論外だ」
「一年中パジャマの人間に、「普通」の服の基準が分かるとでも?」
「………分かった。決めてやるよ」
思いっきり変な格好にして恥をかかせてやる。
思いながらニアの開いたノートパソコンの通販ページを見た。
可愛らしい羊のマークが書かれている、良心的価格な、
ナイトスリープ専門のHPだった。
「パジャマに固執すんな! ここはダメだ、普通の服だな。
ティーンエイジャー向けの」
検索すると可愛らしい服が次々出てくる。
どうも目の前の服とニアが結びつかない。いや、それはパジャマのイメージが
定着しているからだ。悔しいが顔立ちは良いしたいていの服は似合うだろう。
けどこんな可愛らしい服を着てごろごろされたら………
男どもが色めき立つのは目に見えている。
メロはページを閉じる
「あっ」
「良いか男物だ。なんの飾り気もないクソ色気もない服を着るんだ」
「………メロ、なんか怒ってます?」
「怒ってない」
はぁ、と息を吐く
「じゃそうします。男児向けのページは確か」
「いや待て。ちょっと待て」
マウスを握りかけた手を制す。
「………? 何ですか一体」
「お前は俺を魅了しなくちゃならないはずだ。
ということはだ、俺の趣味の服を着ることは勝負の一環だよな」
「そういうことになりますね………」
ニアは髪の毛をいじる。仔猫が顔を洗うような、愛らしい仕草だった。
細身ながら、フォルムがかすかに丸みを帯びている。
マイク達の言葉も、あながち………
「な、なんですかメロ」
思いの外じっとみられていたのであせったらしい。
ニアは視線を逸らし、下を向く。その頭にそっと触れた。
「ちょっと顔を見せてみろ」
ぐいっと顎を乱暴につかみ、柔らかな前髪をかきあげる。
手に触れる額がまだかすかに熱い。
きれいな顔立ちだった。熱のせいで頬が上気し、いつもはやや青白い顔に
生気が宿っている。可愛いというよりも、美人になりそうな、という表現が
しっくりくる。
ニアは困ったように顔を逸らす。
「………そうだな、普通の服より………」
メロは立ち上がった。
今日はここまでです
拙い作品ですが、読んで下さる方がいると励みになります。
もったいないお言葉までいただき、感無量です。本当にありがとうございます。
>>初笑い神
Lって会社員になるの無理そうですねw
ネ申!乙です!
続きwktkしながらお待ちしております(*´д`*)
神乙です!メロニア萌えました!ニアたんどをな服を着せられるのか気になる…w
神乙!
いいとこで終わった〜続き気になる!!
ニアたんの口から「アヒルさん」
超カワイスww
むっちりボイン
超短いニアたんへのセクハラSS投下します
登場人物
ニア、メロ、マット、L
よく2ちゃんで見かけるサーセンww(すみませんの意)ネタです
嫌いな方はスルーしてください・・・
108 :
サーセンww:2007/01/07(日) 01:06:33 ID:ffqX1gAL0
「ちょっ・・マット、どこ触ってるんですか!?」
「サーセンwwwww」
マットはニアのかわいいお尻をぺろん、と撫でいつもの調子でふざけていた
その様子を羨ましそうに覗く一人の少年が居た
くそ、マットの奴
いくら女たらしとはいえニアにばっか触りやがって・・・
「もう、次やったら許しませんからね」
109 :
サーセンww:2007/01/07(日) 01:08:27 ID:ffqX1gAL0
「ちょっ・・・L、何のつもりですか」
「サーセンwwwww いえ、マットの真似をしてみました」
Lはニアの小さな胸をぽん、と軽くタッチした
その様子を羨ましそうに覗く一人の少年がいた
くそ、Lの奴
いくら世界屈指の名探偵とはいえニアにばっか触りやがって・・・
「もう、次やったら許しませんからね」
110 :
サーセンww:2007/01/07(日) 01:10:54 ID:ffqX1gAL0
「ちょっ!・・・・・・メロ・・・・」
「さ、サーセンwwwwハァ、ハァ・・」
メロは後ろからニアを抱き締め、右手で胸を左手で太ももを弄った
くそ、マットもLもこんないい思いしてたのかよ
柔らかくて気持ちいいぜ ははっ
こんなことならオレももっと早く・・・
「・・・メロ」
「さ、サーセ・・」
「死ね」
翌日からワイミーズハウスでメロの姿を見たものはいなかったという・・・
おわり
くだらないSSでサーセンww、いえ、すみませんでした
メロwwwwww
店員ネタ好きだw
笑った〜
ニア、メロへの態度だけ他と違うwww
しかし、何かマットってサーセンww似合うな〜
コンビニで働いてそう
面白っwwwwwww
マットの軽〜〜いカンジに対して
メロがマジメそーなのが笑えましたwww
メロのあほ〜〜wwwww
メロというかメリの姿が頭に… wwwwww
こんばんわ。寒いですね。
>>サーセン神
サーセンって初めて聞きました。が、雰囲気は分かりますw
メロ………殺さry
エロ度・15禁
カップリング・子メロニア
ジャンル・少年探偵物?
場所・ワイミーズ
時期・キラが現れる少し前(クリスマス)
長さ・すみません、長いので日をまたいで投下します
「あったかいです」
パンダの着ぐるみパジャマを着たニアがそういうと、メロは笑いを堪えながら
頷いた。
「それは良かったな」
「防寒を考えてくれたんですね。ありがとうございます。
貸してくれたリンダにもお礼を言わなくては」
フリーサイズなのでぶかぶかだ。気に入ったらしく、本物のパンダよろしく
丸まる。こ、こいつ恥ずかしくないのか? もしかして神経の図太さも
ワイミーズ一なのかっ?
額をべちっと叩く。
「痛っ」
「部屋の中でくらい冷えピタ貼っておけ。薬は飲んだだろうな?
安静はお前の得意分野として………そろそろ、今の考えを聞かせてもらう」
冷えピタの端っこをつまんで治し、ニアはぴっとこちらを指さす。
「はい。メロの優しさにちょっと魅了されました。さすがはメロ」
「だ・れ・が・そんなことを聞いた!」
「と、いうのは置いといて、Lの真意ですね」
置いとくのかよ
いささかむっとした自分にひっかかりを覚えたが、考えないことにした。
「ちょっとこちらへいらしてください」
ぱたぱたと、余った袖を振る。自分で動けよと思いつつ行くと、
ニアは手を伸ばしてきた。ニアの体は想像以上に柔らかかった。
石けんの淡い香りが鼻孔をくすぐる。こいつ、熱があるのに風呂入ったな。
「なっ………」
「まあ、こういうことです」
こういうこと? ……Lが魅了せよというのは真実だということか?
いや、違う。
ニアは胸に顔を埋める。メロはとっさに腕を回した。
盗聴器があくまで部屋についている以上、こうしていればLに声は聞こえない。
「いいですか、Lも無茶苦茶を言っていることは分かっています。
つまり無理難題を言うことで、私たちがどれだけ自分に従うか、
いえ、意に添うよう努力するかも見ているんです」
声がするたびに、胸元がくすぐったい。
「んなことする必要ないだろ。俺たちはLの跡を継ぐために育てられた。
今更Lを拒絶するはずもない」
「私以外の人には素直ですよね、メロは」
拗ねた口調に、メロの心がずきりと痛む。
「………」
もしかしたら、こいつは本当に俺を気に入ってるのか?
「私がLなら、ワイミーズの子供達を何のテストもせず信じたり
することはありません。これは信心や尊敬の念の問題ではないのです。
仮にLが事件の途中で死に、子供達の誰かが継いだ時、信念ややり方の
違いを気付かれるのは危険です。優秀な敵はワイミーズまでなら
たどり着けてしまう。もしかしたらその先まで………」
「………つまり、動揺を誘い、どんなボロを出すか見ていると」
「3日。期間は長くはない。しかし短過ぎもしない。焦らせるには
十分な時間です。まったく、趣味の悪い」
するりと手をほどき、離れようとする。次の瞬間、ニアは焦ったような声で
「メロ? 離して下さい」
「………お前、良い匂いがする」
「もういいです。今はこれだけです。離して下さい」
「マットに聞いたんだが。このゲームには「失格」があるらしい」
迷惑そうにしていたニアは、その言葉にはっと顔をあげる。
背中の触れ方を変える。なで回すように、優しく愛撫し、腰のほうに
にじり寄せていく。。
メロは口角を上げる。
ニアは怯えたように顔をこわばらせた。
マットが言っていた、【失格】の意味―――
ニアの推理が正しいとすれば、Lはこれに乗ってこない。止めない。
外れなら、Lにとって今、目の前にいるのはただの「子供達」。
必ず止めに入る。
脱落者達の失格理由の多くは「喧嘩や猥雑な何か」ではない。
むろんただ魅了するだけの奴など論外だ。Lにとって「候補生として
失格」と思わせる、人格的な欠陥があったのだ。
監視カメラの前で女を襲う。そんなバカなことをする奴はいない。
考えられるのは挑発、あるいは罠。
「L」はきれい事で成り立つ立場ではない。ニアが知力策略体力を駆使し
ここから逃げられなければ、Lはメロではなくニアを候補から外すだろう。
理由はひとつ。
―――弱いから―――だ。
「お前も腹が立ってるクチだろ? 」
「私は………Lの行動は正しいと思います………ちょっと待って下さい、
メロ、くすぐったいです………それに、なんだか………」
ぶるっと震えてしがみついてくる。言葉とは逆に、誘っているような
仕草だった。首筋に口づける。甘い肌をなめ回すと、ニアは怯えたようすで
ぎゅっと目をつぶる。本当に免疫がないな。思いながら舌を
うなじのあたりまでつぅーっと滑らせる。
「〜〜〜っ」
口を噛みしめて声を堪えている。顔が真っ赤に染まった。
「おい、息はしろ」
優しく頬を叩く。
「う………けほっ。けほけほ。駄目です。その作戦は変更して下さい」
「聞こえない」
「メロ………変更を。私、そういうのは嫌………いや………」
襟首から指を忍ばせる。瑞々しい、上気した肌をまさぐると、言葉とは
裏腹にニアはほっとしたような顔をした。しかしそれも一瞬のこと、
体をこわばらせ、自分を守るように腕を寄せる。小さな谷間が
前あわせの隙間から覗く。メロは意に介せず舌をすべらせる。
「ひゃんっ」
くすぐったいのか、ニアがぴくんと震えて可愛い声をあげた。
小さな拳でメロの顔を押しのける、その手に力がない。
ニアの弱々しい抵抗の意味。罪悪感がメロの背に重くのしかかっていた。
熱い。
ニアの体力はおそらく限界に近い。フェアな勝負など無理だ。
この状態でニアに出来るのは、泣き言で良心に訴えかける
くらいのものだ。
しかしニアはそれ以上何も言わず、ぐっとメロの襟首を掴んで
遠ざけようとするばかり。
メロはぐいと襟首をつかむと、外れた第二ボタンをはめてやる。
「もういい。決まりだ」
体を離した。ニアの上体が揺らぐ。思わず支えようとした手をはねのけた。
ニアは涙が滲んだ目でじっとこちらを見る。
なじってくれた方がマシだった。
何だよその顔。
「ニア」
「………いえ、あなたはLの候補生として行動しただけ………。
これで推理がひとつ確実になりました」
感情を押し殺した声。
ニアが言外に制した、プライドをさらに傷つけるだけの言葉、
自己満足の謝罪を、メロは苦く呑み込む。
沈黙が降りる。それを破ったのはニアだった。
「L」
ニアはブラインドに目をやる。メロがはっと顔をあげる。
天井から低い男の声がした。
「よく気付きましたね、ニア。隠しカメラの位置を」
「この部屋で死角が出来にくく、最もカメラを仕掛けやすいのはそこです。
L、見ていたんなら止めて下さい。危うくメロが犯罪者になるところでした」
「そうなんですか? 」
意外そうな声。ニアはぐっと拳を握りこむ。しかし怒ることなく、淡々と、
いつも持ち歩いているミルクパズルを組み立て始めた。
「………Lのこの白々しい態度。4組しかいないのに見てなかった
はずはない。推理はさっきので合っています。が、あと2ピース足りない」
完成したミルクパズルの「L」の字を最後にぺちっと指で弾く。
やはり腹にすえかねるらしい。
「向いていない人を消していって、最後に残った者が優勝?
いえ、消去法ではない。トップに立つ人を選ぶのに、マイナス面からの
評価のみでは不自然です。必ずプラス面からのアプローチを考える。
今のところヒントになりそうなのは」
メロの方に白いピースをふたつ、向ける。
「あなたの存在、そして惚れ薬の意味です」
今日はここまでです。
三分の二終わりました。
寒さが本格化してきたので、お風邪を召されませんようお気をつけ下さい。
それでは失礼します
頭のよさそうな人のSSは面白いね。
>>惚れ薬神
乙です〜残りの1/3、楽しみにしてますよ〜
>>128 ここの神のSSは全部面白いですよ
自分は文章苦手で詳しくないけどここの神のSSはレベル高い気がする
どれも最高のニアが拝めます!
書きもしないで遠回しにいちゃもんつける
>>128みたいなが一番頭悪そう
>>129 そだね。倉庫の全部読んだけど面白かった。
>>130 勘違いさせてごめん。
普通にマジレスなんだよ。
まじめにID:CHTZxFbv0さん頭よさそうだなと思ったの。
遠まわしな皮肉なんかじゃないよ。
この板って18禁になってる いつから?
マニアックな21禁ねたはダメになったね
男の子ニアスレは大丈夫みたいだが
21禁ねたが「だめ」ってことはないのでは?
「SMもの」とか「スカトロもの」とかあらかじめ断り書きがあれば
苦手な人はスルーは出来るんじゃないのかな?
でもほんとにだめなら、別の板の女体化総合スレに投下するしかないけど・・・
>でもほんとにだめなら、別の板の女体化総合スレに投下するしかないけど・・・
なんか投下するみたいな書き方ですね。ごめんなさい間違えました。
正しくは
ほんとにだめなら、別の板の女体化総合スレに投下してもらうしかないのか…
でした。
でもやっぱり自分はこの板でニアたん読みたいよ…
>>131勘違い申し訳ない。自分こそ頭の悪いガキだった。
>>135自分的にはそれでおKなのだが…板のルールとしてはダメなんだろうか???詳しくない。
18禁だとネタが限られてしまうし…
総合はニア専門じゃないし
だめなら21禁の板に引っ越すのは?
137 :
136:2007/01/08(月) 18:09:19 ID:exCx9ysSO
板のルールが18禁なんだから、それに反すると削除対象になってしまうんじゃ?
だからといって立てたばかりなのにもったいなくね?
板を変える話は前スレでも出ていたけど、
アラシやあぼーん対策できるID表示&スレ重複しない板って難しいみたいだ
オレはこの板で十分だけど
変えたいっていうなら、候補地を具体的に調べてから言ってもらえないかな?人まかせヨクナイ
18禁と21禁てそんなに違うの?
板のルール読んだけど、マニアックは駄目なんて書いてない気がするんだけど
>>138今携帯しか使えないので隅々までとは言えないが無いっぽい…
ID非表示じゃあやっぱりダメなんかな?メロ女の子スレやニア男の子スレは旨くやってるように感じるが…
>>139自分も正直よく違いがわからんかったので軽く調べたら
簡単に言うと18禁……オナニー用オカズ画像くらい
21禁……セックスにマンネリだから色んなプレイやって燃える
みたいなのが出てきた……正直どこまでがマニアックなのか、性的描写がどこまで許されるのか分からない…
レイープ物っぽいのは21なんだろうか
明確に基準がないよね
この板のオシッコとかSMとか強姦輪姦とかの長寿スレ普通に続いてるようだし
多分皆そこまで詳しく考えて見てるわけじゃないと思うし、
やっぱ自分はこの板でまったり見たいなぁ。
やっぱり、カプと21禁と○○ものきっちり入れれば良いような気ガス
これはダメ!って趣旨や描写一つ一つ正確に分かる人はいないような曖昧な違い…
神がSS投下しにくい雰囲気になってきたね…
自分もこのスレでまったりと神のSS見たいな
ん?なんだなんだ?
18歳以上指定というのは、もちろん21歳以上も含むんであって
その中でさらに自主規制を設けるのは自由だし、
別に21禁ねたは駄目でも削除対象でもないよ。
今まで通りカプとか前置きしてまったりやってこう。
遅レスだが神乙!
ニアの反応テラカワユスw
続きも楽しみです!
>>145 じゃあ何にも問題ないな
こんばんわ。
エロ度・12禁
カップリング・子メロニア
ジャンル・少年探偵物?
場所・ワイミーズ
時期・キラが現れる少し前(クリスマス)
長さ・すみません、長いので日をまたいで投下します
ニアはふたつのピースを置くと、開いた部分を指でいじくった。
「ここに」
あっさりと言う。
「絵がありません」
「そんなことは見れば分かる」
「はい。つまりこのミルクパズルは私自身。欠けているのはあなた」
ぱちんとピースをはめる
「惚れ薬、すなわち魅力の増強」
ぱちん。
絵が完成した。
最後に、ニアはパズル全体をひっくり返す。
「これがLの真意です」
ばらばら。ピースが落ちる。
「見ているだけじゃない。Lは私たちに欠けた資質がなんであるか、
思い知らせようとしているんです。私なら、おそらく行動力や協調性。
メロは感情に流されない冷静さ」
Lの声。
「その通りです。やはりあなたは賢い………」
沈黙が降りる。
「しかし優勝ではありません」
「なぜですか」
本気でむっとした顔でブラインドを見上げる。
「大事なことを忘れています。あなたは、普通の状態ではない自分の体を
粗末に扱った。私はそういう媚びた態度が嫌いです」
ニアは身を縮める。不安そうに丸まった。
「捜査の時は、ある程度は仕方がないじゃないですか」
「では、捜査の最中にあなたが倒れたらどうなります?
あなたは本気になりすぎた。もう寝なさい。ストーブも戻ってきましたよ」
ストーブ。このぶんだと、ニアがメロの部屋にいたことに気付いていたか。
それより。
「でも………」
「L。それは酷いだろ。こいつはあんた直々の課題に張り切ってただけだ。
知ってるか? こいつはお前にもらったこのパズルをいっつも
御所大事に抱えて………」
「メロ。良いです。私が軽率でした。L、メロも………心配をおかけして
申し訳ありませんでした」
淡々とした口調に、よけいに腹が立ってきた。
「違うだろ! 媚びじゃないだろそれは! 何とか言えよ!」
沈黙が降りる。先に口を開いたのはLだった。
「はい………少しきつく言い過ぎました。しかしメロ………」
「なんだ?」
「あなた騙されてますよ………」
後ろを向くと、ニアが思わず見とれるような、満面の笑みを浮かべていた。
「はいニアゲームクリア」
ニアは右手を少し挙げてガッツポーズを取る。ニアらしくないはしゃぎように、
反射的にブラインドを見る。Lの不服そうな声がした。
「私、「相手を魅了しろ」ってちゃんと言ったじゃないですか。
ニアの言葉に振り回されてはいけませんよ、メロ………あなたは感情的に
なりすぎる。見てる分には面白いですが、私は心配です」
かさかさと、袋を開けるような音がする。
「最初から不安があったんです。ニアの、私の発言がフェイクであるという
言葉をあなたは気にしていた。私の思惑探しではなく、課題をこなすべきだ
とは思いませんでしたか?」
Lの発言にメロは思い出す「フェイクでしょう」それは事実だ。
ニアは何もおかしな発言をしていない。
しかし、その言葉でLの真意探しのほうに関心が転がったのもまた事実………
「私のために本気で怒って下さって、ありがとうございます、メロ」
すごい?
こいつらが?
いや、これではただの
数秒後、メロは心の奥底から絶叫した。
「こ………この大嘘つきどもがあぁああ!!!」
「私を試すために女の子を襲うような人には言われたくはないですよ。
まあ、パンダパジャマを着せる時点で、たいした結果にならないのは
分かり切ってますが」
「はい。可愛いですよね」
「………」
熱い
病気は嫌だ。妙に心細くなる。普段忘れていた痛みが、気にしないで
いられるはずのささいな悲しみが、ここぞとばかりに怨嗟の声を上げる。
ゆるして。ゆるして。無視したくてやったわけじゃない。―――ゆるして。
走り続けなければならなかったから。だから。
ノックの音。どうぞ、の声にドアが開いた。メロだ。
「どうしたんですか?………パーティはまだ終わってないでしょう。
楽しんできて下さい」
クリスマスは明日だが、優勝記念のささやかなパーティは行われていた。
主役抜きの。
布団をかけなおす。服はまたパジャマに戻っている。
「苦情を言いに来た」
「おや」
「みんなにははやし立てられるわ、マットは「ツンデレと綾波系………
そう来たか………」とか訳分からんことぬかすわ、さんざんだったんだぞ。
そのくせお前はそこで寝てやがるし。俺だけ集中砲火かよ」
「まあ男と女ですからね………しかし課題には男同士、女同士もいたはずです。
「魅了」はそういう意味じゃない。はやし立てるのは分かっててふざけてる
だけでしょう」
「それだけじゃない。Lにまで」
「L?」
「「ああいう、冷静に見えるタイプは意外と嫉妬深いんですよ。
気をつけて下さい」だと………!」
持っていた何かを取り落とそうになる。甘い匂いが鼻孔をくすぐった。
「ケーキ、持ってきて下さったんですか」
「あ? ああ、冷蔵庫入れてたら悪ガキどもに取られそうだからな。
そうなったらお前またうるさいだろ。迷惑するのは俺だ」
「迷惑………ですか」
いつになく言葉がストレートに突き刺さる。「すみません………」
暗闇に狼狽した空気が漂った。
今日はここまでです
明日で投下終了です
長々と申し訳ありませんが、最後までおつきあいいただけると幸いです
説明不足の部分があればご指摘くださると嬉しいです。
乙!
ニアたん狡猾カワイスw
明日で最後か
ちょっとさみしい
でもwktk
こんにちは
エロ度・15禁
カップリング・子メロニア
ジャンル・少年探偵物?
場所・ワイミーズ
時期・キラが現れる少し前(クリスマス)
「お前の尻ぬぐいは、俺が勝手にやってることだ」
「………メロ」
「俺はいつかお前を負かす。それまでにLに興味が無くなってたり、
他のバカ女みたいに男にうつつをぬかすようじゃ困る。だから
俺が見張っておく。覚悟しろよ。―――逃げることは許さない」
聞きようによっては告白のような言葉に、ニアは目だけ布団から出した。
「じゃあメロにうつつをぬかすことにします」
「なっ………」
「赤の他人に、そんな不自由な人生を強いるんです。当然の代償でしょう。
言っておきますが他の女を好きになったら許しません。誓ってくれるなら
………私はメロしか見ません」
艶っぽい声だった。少女というより、それは女の声だった。
無機質ではなく、情動を露わにした、切ない声。
「私にはメロしか見えません」
「………」
「………だんまりですか。あの態度の大きさはどこへ行きました」
責める声に、メロは我に返る。
「俺は」
「メロ?」
メロは備え付けの洗面台に歩み寄ると、小瓶を取り出し、中身を捨てた。
「今の………もしかして………」
「あんなものいらない。贅沢だ。恥ずかしげもなくパジャマ着ておもちゃで
遊んでるくせに、男の目を引くなんて」
「だからって優勝賞品捨てますか普通? 優勝者の目の前で。あなたミザリーですか」
「ケーキがあるから良いだろ」
「良くないです」
「あのな」
ベッドがぎし………とたわむ。
メロはニアの顔を見下ろした。「来週は並木道だ」
「はい?」
「お前は外に出なさすぎる。来週は並木道、再来週は中央公園、
再々来週は………」
「待って下さい。私はあなたほど活動的ではありません」
「監視の一環だ」
「酷いこじつけです………頭痛がしてきました」
「うるさい、物事は段階を踏むんだよ! 」
「あなたの今までの行動、どこをどう取ったら「段階を踏む」なんて言葉が
出てくるんですか! 」
その声に、メロは低い声で
「お前だから、踏むべきかと思ったんだよ」
「………」
「不器用に見えるか? 仕方がないだろ、俺はまだLほど大人になれない。
けどお前の不器用さは俺の非じゃない。段階って俺たちみたいな奴らが
踏むもんだろ? つまらなくても我慢しろ。いつかLより大人になってみせるから」
「私はLを、男として好きな訳じゃありません」
「………」
もどかしい。不器用な言葉。相手を図るような、ためすような台詞。
自分はメロの言うとおり………本当に不器用だ。
本当の感情をぶつけなきゃいけない時もある。
あの時、答えが出るまで―――自分は後継者候補テストだとばかり思っていた。
傲慢にも。
けれど実際には、彼は子供達の成長に手を貸してやっただけだ。
ニアはそっと目を閉じた。
………やはりLには敵わない
「メロ、私はあなたのことが」
言いかけた口が、なにか柔らかい物にふさがれた。呆然とメロを見上げる。
「い、今、段階を踏むといった癖に………っ」
「うるさい。お前が悪い」
「何ですかそれ。酷くないですか」
「酷くない」
「酷いです」
いきなり抱き起こすと、メロの唇が自分の唇を吸った。さっきより
激しいキスだった。
「………んっっ」
「………いいか、俺の方がお前が好きだ。何でも一番になろうなんて、
むかつく」
「いえ、私の方が」
胸にすがりついて、ようやく声を絞り出す。どこを向いてもメロの激しい視線。
幼児のころから拒否し続けていた人のぬくもりに包まれて、逃げ場がない。
大人はみんなこういう経験をするのだろうか。途端に大人が偉大に見え、
自分が小さくなったように感じる。だからよけいに、いたたまれなかった。
「あなたはこんなことが出来るだけ余裕です」
「余裕なんかあるか、お前相手に」
「それはそうですが」
「あっさり肯定するなよ。本当にむかつく………」
唇と唇が軽く触れあう。
「これって勝ち負けがあるんでしょうか………」
「言っておくが、わざと負けたら許さないからな」
「本当、ツンデレ野郎ですよね、あなた」
「何か言ったか?」
「好きだと言ったんです」
潤んだ目で見上げる。「あなたが好きです」
「ニア………」
真剣なまなざし。
「俺………」
ニアは少し考え込んだ末、メロを制し、淡い水色のカーテンに目を向けた。
「L。まだ見るつもりですか」
メロは驚いた表情でニアの視線の先を見る。
カーテンの結び目から小さく小型カメラが覗いていた。
「………ばれましたか………いえ、私はあなたの様子が気になって………」
「ふふ、Lでもひっかかるんですね。今の言葉でやっと100%覗き確定しました」
「………」
凍り付いたメロにニアは普段通りの声で
「ここの監視カメラはまだ外されていないはずです。私はクリア後すぐに
寝ましたから。
Lなら私の病状を心配して、という言い訳を用意し付けたままにしていると
踏みました」
「信じて頂けませんか? 子供のあなたが病気であることを私とワタリだけは
知っていた。知っていて無視しました。ワタリにも手を貸すなと言いました。
Lとしてはともかく、それは大人としてやってはいけないことだった。
だから治るまであなたを診ていたいだけです」
淡々とした声に、沈黙が降りた。
「L」
「何ですかメロ」
「30分だけ、カメラと盗聴器を切ってくれ」
「………分かりました………」
音が途切れる。ふたりはどこか迷うような顔をした。まだ幼い子供の表情
だった。走っていた子供が急に立ち止まり、不安げなまなざしで、
親を捜すような。
しかしそれも一瞬だった。ふたりは自分を取り繕うことに慣れていた。
そういう点では、悲しいくらい器用だったから。ワイミーズの誰もが。
「それより、私は明日から何を着ればいいんでしょう? 」
「体型を隠す下着とかないのか? パジャマの下に着込むとか」
ニアは目を見開く。
「それです。思いつきませんでした」
「………マジかよ………」
「問題は解決しました。ケーキ頂きます」
ぱくりと生クリームから食べる。
「おいしい………ってメロ、右側にくっつかないでください。
食べにくいです」
「お前本当にマイペースだな」
「左も開いてます」
その言葉には応じず、メロは左肩をひきよせるとニアの頬にキスした。
「くすぐったいです………ふふ、こういう時って気分がふわふわするん
ですね」
「それは………なんというか、お前の髪の毛みたいな状態か」
不器用な言葉に、ニアはかすかに笑う。
「はい。まとまりがない感じです。けど触れていると落ち着きます………」
つぶやき、常より和らいだ表情で宙を見据える。
隣にメロがいて、目の前にケーキがある。ストーブも戻ってきた。
今日は怖いくらい幸せで、甘いクリスマス・イブだった。
〈了〉
以上です
長々と板違いSSでスレ汚し申し訳ありませんでした
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。感激です。
受験生の方、ストレス貯めすぎないようにしてくださいね。応援してます。
私は微乳派ですかね………華奢ですし、Bくらい………?
私は普段SS読まないのですが、倉庫のSS、本当に皆さん上手ですね。
恋愛書くのが特に苦手なので、神の書く恋心の機微とか、ため息がでます。
ため込んだレス返しでした。
>>124にLの台詞で「「私が変態」を「私我変態」に誤変換。
ATOKが一瞬でやってくれました」と適当に入れると陵辱盗撮物になります。
また書くことがあったらよろしくお願いします。
私信です
>>倉庫神さま
またケアレスミスが………溜まりました………OTL
1週間以内に
>>48以降のケアレスミスを直した物をメールさせていただきます
失礼しました
>>惚れ薬神
乙です〜
もう、最高な気分です!メロニア萌え死しそうです〜
毎日楽しみにしてたので、終わりは淋しいですが次、待ってます
有難う、惚れ薬神!
神、お疲れ様です!
文章が繊細で暖かくて思わず溜め息が出てしまいました
また貴方様のSSが読みたいです('∀')
173 :
TERCET:2007/01/09(火) 23:12:21 ID:rqxQr7bJ0
遅れましたが、マットニアメロの三角関係投下します。
マットニアで、メロが割り込んでくる感じの話です。
今回も長くなると思います。どうぞ
「なっ・・・何ソレ!?」
メロはニアを指差し、声を上げた。
正確に言うと、ニアではなくニアが持っているものだった。
「人を指で指さないでください」
「わ、わかったよ・・・。だから、なんだよソレ・・」
メロは落ち着かず、普段ならニアの言葉に突っかかるものの、
今日は、ニアが抱えるものに驚きそれどころではなかった。
174 :
TERCET:2007/01/09(火) 23:13:42 ID:rqxQr7bJ0
「赤ちゃんです。可愛いでしょう?」
「あ・・・赤ちゃん・・・だ、だれの!!?」
赤ん坊だなんて、見て分かるけど思わず聞いてしまう。
まさか、ニアの子ではないだろう・・。でも、どうしてニアが・・・・?
「私の子です」
「・・・・うそだっ!!だ・・だって・・・ニアは自分のことだって何も出来ないくせに・・・!」
「メロ、落ち着いてくださいよ。それに、私、自分のことくらい自分で出来ますッ!」
いや、ニアは他人の世話より、まず自分を・・・そんなことよりも・・・・。
落ち着いてなんていられない。
ニアが・・・子供を産むなんて・・・。
175 :
TERCET:2007/01/09(火) 23:28:52 ID:rqxQr7bJ0
「あ、あのさ・・相手は・・・・?」
そこが1番気になるところ。抱かれている赤ん坊はニアにちっとも似ていない。
と言う事は父親似??
それに、ニアってそんなにモテるのか?母性本能もなさそうだし、
料理だって・・・。しかも、妊娠してるなんて気づかなかった。
まだ、この状況を飲み込めない。
「マットです」
「なっ・・・マ、マット!!?」
次々とニアが、平然と驚く言葉を放つので、
頭の中が整理できない。
しかも、マット。自分のよく知る相手だと余計に信じられなかった。
176 :
TERCET:2007/01/09(火) 23:31:28 ID:rqxQr7bJ0
「あっ、噂をすれば・・・」
そこへマットがやってくる。ニアのように、平然としていた。
「お、おいマット!!どういうことだよ!説明しろよ!」
「・・・は?」
「マットっ!!」
ニアは赤ん坊を抱きながらマットのところへ駆け寄った。
そして、キスをせがむニアを見てメロもマットも顔を赤くする。
「ニ、ニア・・・メロがいるだろ」
ホントにニアとマットの子なのか・・・なんだか胸が苦しくなった。
「いいじゃないですか。おかえりなさいのチュウですよっ!!」
目を瞑って、ふっくらした唇をマットに口づけする。
短いですが、今日はここまでです。
あと、間違いが・・・・。
最後の行の『唇を』は『唇で』です。
すみません。
TERCET神、乙です!
ニアとマットの子ども可愛いだろうな・・・
神乙!
すっかり母親なニアカワユス
続きワクテカ
かみおつ!
ニアが母親!?
続きwktk
181 :
えっちな18禁さん:2007/01/10(水) 15:20:12 ID:psV9P3W20
>>惚れ薬神
乙です!萌 え 死 ん だ
182 :
えっちな18禁さん:2007/01/10(水) 16:29:19 ID:/zcsjIb00
神乙です!
本当に二人の子なのか?とワクワク……
ニア似ならかっさらいたい!
184 :
TERCET:2007/01/10(水) 23:59:01 ID:mCxr7xI10
「ニア、何やってんだよ!?」
普段、ニアはいつだってパズルに夢中で、
異性のことなんて気にしているようには思えなかった。
異性どころか、自分とL以外は無関心のようだった。
そのニアが自分から、しかも人前でキスをした。
嫌な予感が頭を駆け巡る。
ニアって恋愛とか興味無いと思ってたのに・・・・。
マットを羨ましいと思う反面、何故かイライラしてくる。
どうしてこんなに思いをするのか、自分が1番良く分かっている。
185 :
TERCET:2007/01/10(水) 23:59:42 ID:mCxr7xI10
「お前らいつからだよ・・・」
知りたくないし、聞きたくない。
それなのに、出てくる言葉は真逆のことばかり。
「いつからって・・・・」
ニアが少し顔を赤らめる。
そんな表情を見て、もしかしたら違うかもと言う期待が打ち砕かれる。
「付き合ってんだろ!?何で今まで隠してたんだよ!!」
マットがワザととぼけている様に見えて、ついムキになる。
だが、理由はそれだけじゃない。
マットは知っていた筈だ。自分がニアを好きだってこと・・・。
186 :
TERCET:2007/01/11(木) 00:02:52 ID:mCxr7xI10
「隠すつもりは無かったんですよ!?ただ・・その・・・話すきっかけが・・・・」
メロがマットへ怒りをぶつけている事を察したニアは、
これ以上怒らない様にとなだめるように、説得をする。
「赤ん坊どうするのさ。育てられんのかよ」
今は大人しく寝ているが、泣き出したらあやすことが出来るのか。
そんなことを思っていると、部屋中に泣き声が響き渡る。
「あー、もうメロが怒鳴るから」
「僕のせいにするなよ!母親なんだから泣き止ませろよ」
ニアもマットも呆然としている。
どうすれば泣き止むかなんて、コイツ等全然知らないんだ・・・。
187 :
TERCET:2007/01/11(木) 00:04:07 ID:mCxr7xI10
「おい、マット!お前責任とれよな!!」
2人共、未成年のくせに。なのにいきなり命を授かるなんて、早すぎる。
怒鳴るメロの言葉を、理解出来ないと言わんばかりのマットの表情。
「さっきからメロは何、怒ってんの。しかも、育てるって・・・何??」
「は・・・?だって、お前らの・・・赤ちゃんなんだろ・・・」
マットは顔をしかめて、ニアを見る。
ニアは、つまらなさそうに顔をそっぽ向け赤ん坊を泣き止ませようとする。
188 :
TERCET:2007/01/11(木) 00:06:05 ID:mCxr7xI10
「ちょっと待て・・・・俺の子じゃないんだけど」
言われてみれば、マットにも似ていない。
メロはそんなこと確認している余裕なんてなかったし、
いつもの様に感情的になってしまった。
「えっ・・・・じゃあ・・・」
はぁーとニアはため息をついて、口を開いた。
「この子は今朝、ハウスの前に捨てられていたんですよ」
ホッとした気持ちになる。もしも本当に2人の子なら、
1人だけ置いていかれそうな気がしたから。
189 :
TERCET:2007/01/11(木) 00:08:14 ID:x4FixVeO0
「・・・何でウソついたんだよ」
「ちょっと、からかっただけですよ。メロったら、本気にして・・・」
いつもだったら、怒鳴るのだろう。
でも、冗談でよかったと言う気持ちからか、そんな気力は沸いてこなかった。
「でもこの子どうなるんでしょう。ワイミーズハウスは普通の施設じゃない。
だからこの子が何かにおいて優秀でなければ、他に預けてしまうんでしょうね・・・」
ニアは寂しそうに、赤ん坊を見つめる。
こいつでも悲しんだりするんだ。ニアの新たな面を見つけ嬉しい気もしたが、
隣でニアを優しく撫でるマットの姿を見ると、苛立ちを覚える。
神〜
見てますよ!頑張って〜
191 :
TERCET:2007/01/11(木) 00:27:51 ID:x4FixVeO0
「それにしても、泣き止まないな。お腹空いてるんじゃないのか?」
「・・・・・・私があげるんですか?」
そう言い何をするかと思えば、上着のボタンに手を掛ける。
「ち・・ちょっとまてよ!!此処であげるのかよ!!?」
「メロ・・・・冗談に決まってるじゃないですか。私から母乳はまだ出ませんよ・・・」
そこでガッカリする自分が情けない。余計なことを考えていると、
ニアは立ち上がり、どこかへ行こうとする。
192 :
TERCET:2007/01/11(木) 00:29:23 ID:x4FixVeO0
「何処行くんだよ?」
「もう、私の手に負えません。ちょっと世話してみたくなったのですが・・・やはり無理でした」
ほらやっぱり。ホントにニアの子じゃなくて良かったとつくづく思う。
こんなにニアと話したのは初めてかもしれない。
出来れば傍に居たいけど・・・ニアを追うマットを見て自分はここに居たほうが良いと思った。
だが、1つだけ心残りがある。
自分がニアの事を好きだと、何度もマットに話した。
なのにどうして・・・。
マットはニアのことを何とも思ってなかった筈だ。
マットへ怒りが込み上げてくる。
ニアの子ではなかったんです。
なんだか期待を裏切る様で;;
続きはまた明日。
神乙です!
そっか〜ニアタンの子ではないのか〜
翻弄されるメロカワイソスw
うは〜なんか三人ともかわゆいなー…
続き楽しみにしてます!!神!!
神乙!
メロいじめw
続き楽しみにしてます
197 :
TERCET:2007/01/11(木) 23:32:13 ID:iAwl/46W0
だが、メロは気づいていた。ニアがマットの姿を目で追っていたことを。
今思えば、いつも自分と話している時、ニアは隣にいるマットを見ていた気がする。
今、マットのところへ行ってもニアが居るし、
もうすぐ授業が始まる。
なるべく早く話をしたいが、とりあえず次の授業を終えてからだ。
いつもならマットと一緒にクラスへ行くが、その気にはなれない。
だから無視して、部屋を通り過ぎるつもりでいた。
なのに、マットが部屋へ入っていく姿が目入る。
198 :
TERCET:2007/01/11(木) 23:33:55 ID:iAwl/46W0
どうせ、同じ部屋で授業を受けるのだから、嫌でも顔を見ることになる。
ドアの前を通り過ぎることなく、立ち止まる。
ノックもせずにドアに手をかけた。
ガチャガチャと器具の音がする。
いつもは鍵なんてかけていないくせにと、苛立った。
「マット!僕だ、開けろよ!!」
「メ、メロ!!?ちょっと、待てよ・・・」
少しだけドアを開け、隙間からはマットが見えた。
何故か上半身だけ裸である。
全部、ドアを開けようとするとマットは頑なにそれを抵抗した。
え〜
メロ、カワイソス
ドアの奥にはまさか・・・
神キテタ──ワクテカ
メロォォオ……
続きワクテカ
ドアを全部開けたら中には裸のロジャーベッドに横たわって・・・・
だったらいいのに・・メロ〜・・
203 :
TERCET:2007/01/11(木) 23:50:27 ID:iAwl/46W0
「何だよ・・・話があるんだ。開けろよ!」
「いいだろ、これで。ちょっと今、部屋が凄いことになってて・・・」
「お前の部屋が、ゲームで散らかってるなんていつものことだろ!!!」
メロはドアを蹴飛ばしたりして、開けようとする。
「もう、戻って来たんだ?ニアとイチャついてると思ってたぜ」
「何してるんですか??」
部屋の奥から、聞き覚えのある声質。
間違いなくそれは・・・ニアの声。
「てめぇ・・・」
「メロ、悪いけど後にしてくれ」
そう言うとマットはドアを閉めて、再びカギを掛けてしまった。
メロ…
ご愁傷様なのか!?
神、続き待ってます!
205 :
TERCET:2007/01/11(木) 23:53:26 ID:iAwl/46W0
メロは思い切りドアを蹴飛ばし、授業へと向かった。
怒りや悲しみ、いろいろな思いが混ざり合って気分が悪い。
もちろん授業にマットの姿は無い。
ニアは歳が違うから、クラスが別だけど、
どうせ居ないのだろう。
体力の無いニアのことだし、すぐ終わるだろう。
昼食の時間、マットの部屋へ向かうことにした。
授業の内容が頭に入っていかない。
気にしないつもりでも、つい考えてしまう。
この過ぎて行く時間の中で、マットとニアは何をしているのか。
そんなこと、考えなくとも分かる。
206 :
TERCET:2007/01/11(木) 23:56:52 ID:iAwl/46W0
エロはまだ出てきませんwww
後からです。
メロの場面、ニアとマットの場面で変わるので分かりにくいかもしれないですね;;
では、つづきどうぞ。
「どこに・・行くんですか??」
荒い息を整えて、不安そうにマットを見上げる。
「次の授業は受けるよ。いくらクラスが違うからって、
2人揃って次の授業も休むのはマズイだろ?」
「・・・そうですね」
207 :
TERCET:2007/01/11(木) 23:57:57 ID:iAwl/46W0
ニアは体を起こそうとしたが、全身に痛みがはしり力が入らない。
「・・・・・っ!」
「ニアはまだ寝てろって。ゆっくり休んだ方がいい」
「あ・・・ハイ・・・・・」
寂しそうにするニアの額に、優しくキスをした。
上着を着て、身だしなみを整える。
「それじゃあ、俺行くけど良い?」
「はい・・・それではまた・・・・」
やはり、寂しいのかニアは少し悲しい顔をする。
「仕方無いな。まぁ、1日くらいサボっても大丈夫だろ」
ニアの髪をくしゃっと撫でると、マットの肩に腕を回し抱きついた。
208 :
TERCET:2007/01/12(金) 00:04:57 ID:Pj/XyBtv0
「寝てろよ、ニア。俺も寝るからさ」
そっとマットの腕に頭を乗せる。
優しく包み込むように、片方の手で肩を抱き寄せ、
枕代わりの方の手でニアの髪を梳くように絡めた。
ニアは疲れているのか、すぐに眠りについた。
寝顔を見つめると、軽く触れる程度に口付ける。
「おやすみ、ニア」
静寂の中、2つの寝息だけが部屋から聞こえる。
あぁ…
メロ視点のせいか、いたたまれない気分に…
三角関係気になる〜!
マトニアを受けてメロがどう動くか楽しみ!!
ここのところ毎日のようにSS読めて嬉しい
このスレ大好き
211 :
TERCET:2007/01/12(金) 00:15:56 ID:Pj/XyBtv0
「今日はマットと一緒じゃないのかよ?」
忘れようとしても周りが忘れさせてくれない。
自分でも不意に浮かんでくる2人こと。
「うるさいな、関係ないだろ。僕にかまうなよ」
つい、八つ当たりをしてしまう。
話しかけた子達は、避けるようにメロから離れた。
昼食までの時間が長い。まだ2つも授業がある。
自室へ行こうと思ったが、何かしていないと忘れられそうにも無い。
212 :
TERCET:2007/01/12(金) 00:17:10 ID:Pj/XyBtv0
先程とは違い、授業に集中した。
考えたところで何も変わらない。
周りが自分に気を利かせたのか、遊びに誘ってくる子が何人かいた。
「いいよ、行こう。何して遊ぶ?」
階段を駆け下りていく最中、食堂が目に留まる。
「おい、メロどうしたんだよ」
急に立ち止まったメロを不思議そうに見つめていた。
「なぁ・・・今日のメニュー知ってるか?」
目を見開き、口角を上げて微笑んだ。
ちょっと、ペース遅くなってすいません;;
明日淫らな展開に入れるようにします。
GJです
マットとニアは事後でよろしいんですよね
神乙〜!
続きワクテカしながら待ってます
神乙!
ニアってば悪い女だなw
217 :
えっちな18禁さん:2007/01/12(金) 22:54:25 ID:VA0NeJix0
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( ^ω^) ( ^ω^) ( ^ω^) ( ^ω^)
∧_∧ ) ∧_∧ )∧_∧ )∧_∧ )
( ^ω^) ( ^ω^) ( ^ω^) ( ^ω^)
∧_∧ ) ∧_∧ ) ∧_∧ )∧_∧ )
( ^ω^) ( ^ω^) ( ^ω^) ( ^ω^)みんなで2chを守るお!
(____) (____) (____) (____)
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by 大規模OFF板
http://off4.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1168580932/l50 2ちゃんねる差し押さえ反対off
218 :
TERCET:2007/01/13(土) 00:43:04 ID:ulf4jIZp0
「わかんないけど・・・・何で??」
「別に。早く行かなきゃ、休み時間無くなるぞ」
いつもの口調に、さっきの表情は気のせいだろうと、
再び階段を駆け下りた。
「ん・・・・」
目を覚ますとマットは居ない。
温もりだけが微かに残っている。
だが、自分もずっと此処に居てはマズイ。
もしものことを考え、パジャマのボタンを1つづつ閉めると、
全身に走る痛みを堪えて自室へ向かった。
219 :
TERCET:2007/01/13(土) 00:52:56 ID:ulf4jIZp0
「は、ぁ、・・・っ・・・」
こんなに体を激しく動かしたことが無かったため、
全身の筋肉がジンと痛む。
自室へ向かう廊下にでると、騒がしい声が近づいてくる。
曲がり角から、いくつもの影が重なって見えた。
きっと、その中にメロの姿もあるのだろう。
ニアはマットがメロともめていることを知らず、
だんだん大きくなる喋り声を無視して、自室へと向かうことにした。
メロ達が角を曲がり、ニアの姿が見える状態になるが、
他の子と喋っているメロは、ニアの存在を気づかない。
220 :
TERCET:2007/01/13(土) 00:54:20 ID:ulf4jIZp0
だが、顔を正面に向けた瞬間立ち止まり、
頭の後ろに回していた両腕をゆっくり下ろす。
陽気そうな声は途切れ、ニアの存在を見つけたメロは目を見開き驚いた様子だったが、
口元にうっすら笑みを浮かべ、ニアの方へ歩み寄った。
「ニア・・・どうしたんだよ、こんなところで」
「・・・・いえ・・・部屋に戻ろうと・・・」
「――ふぅん。・・・おい、僕は用事があるから先に戻ってろよ」
遊び仲間にそう告げると、以外にも深入りすることなく、素直に教室へ戻って行った。
ギロっとニアへ視線を戻す。少しだけ恐怖感を抱いた。
神キター
待ってましたよ〜!
眠いけどがんばって読みます!!!
222 :
TERCET:2007/01/13(土) 01:10:22 ID:ulf4jIZp0
「なぁ、ニア。その痕・・・何?」
胸元の襟からチラチラと見える、鎖骨辺りに付けられた痕。
一瞬肩をビクつかせ、肌が見えない様に両襟を引き寄せた。
「わ、わかんないです・・・・・いつの間にかついていたので、虫刺されかもしれないですね」
少し沈黙。だが、メロはそれ以上突っ込むことはなく、話題を切り替えた。
「そっか。あ、ニア昼まだだろ?僕が持って来てやるから、部屋で待ってろよ」
「そんな、悪いです。私が食堂の方へ行きますから」
223 :
TERCET:2007/01/13(土) 01:13:17 ID:ulf4jIZp0
「だってお前、ちっとも食わないじゃん。少しは食えよな」
「・・・・でも」
いいから、とメロは食堂のほうに向かって走って行ってしまった。
追いかけたところで追いつくこともない。
たとえ、体の痛みが無くとも、メロを呼び止めることはきっと出来ない。
仕方なく、自室へと足を運んだ。
少し寒い部屋の床には、パズや玩具が散らばっている。
いつもならそこに座り込み、玩具に没頭するが、今日は直ぐにベットへ倒れこんだ。
224 :
TERCET:2007/01/13(土) 01:21:54 ID:ulf4jIZp0
「はぁ・・・」
シンと静まり返った部屋。
だから、外の音が余計に聞こえる。
バタバタと遠くから走る音が聞こえ、だんだん近づいてくる。
足音は、ニアの部屋の前で止まった。
「ニア、もう居る??開けるぞ」
ガチャと、ドアが開きご飯の乗ったプレートを抱えて
メロはニアの部屋へ入っていく。
ベットに倒れこんでるニアを発見すると、
テーブルの上にご飯を置いて、駆け寄った。
225 :
TERCET:2007/01/13(土) 01:31:50 ID:ulf4jIZp0
「気分悪いのかよ?」
「いえ・・ちょっと眠たいだけです」
なんだ、と肩を下ろしてニアの元へご飯を運ぶ。
「ほら、食えよ。持ってきてやったんだから」
正直、あまり食欲はない。
自分の為に持ってきてくれたことに、感謝するが
どうしても食べる気になれなかった。
226 :
TERCET:2007/01/13(土) 01:35:27 ID:ulf4jIZp0
「すいません、メロ。食事は後でいいです」
「は?何で?」
「食欲無いんです・・・でも、メロが・・・・んぐっ!?」
唇に温かいものを押し付けられる。
「さっさと食えよな」
ホットドックを掴み、グリグリとニアの口へ押し込む。
「はむ・・んん・・・・ゃ・・・」
首を横へ向け抵抗するものの、メロはニアの髪の毛を掴み
再び、口へ押し付ける。
227 :
TERCET:2007/01/13(土) 01:36:35 ID:ulf4jIZp0
「メ、メロっ・・・いら・・・なっ・・・い・んぅ・・・・ですから・・・っ・・・」
「もしかしてホットドッグ嫌い?」
口からホットドックを抜いて、じゃあ何食べる?とプレートに乗ったご飯を見せる。
「そうじゃなくて・・・」
「あっそう。じゃ、上がダメなら下の口」
そう言うとパジャマと下着をズルリと脱がし、
両足首を片手で持つと、グイッと上げる。
「なっ・・ゃ・・・やだ!ちょっと・・・」
「うるせぇな、黙れ。ほら、ちゃんと食えよ??」
訂正です。
×口からホットドック
○口からホットドッグ
>>214 はい、そうです。一発やってますww
本当は今日エロ入れる予定だったのですが、
長引いてしまいました。つづきは明日です。
神乙です!
メロの態度が急変ハァハァ!ニアたんどうなるんだ〜
明日の続き期待してまってます!
神乙!
急展開(;´Д`)ハァハァ
メロ何すんの!
神乙!
ちょ、メロwwwヒドスwww
233 :
TERCET:2007/01/13(土) 23:54:20 ID:1mocuioH0
ニアの口内にあったホットドッグを、
蕾へと押し当てる。
「ぁあ、ゃ、・・・何で・・・ぇ・・・」
「ちゃんと、しゃぶって濡らしただろ?」
何処も構われることなく、いきなり下部へ挿入しようとするが、
ニアの蕾には大きすぎる。
1回イッたからと言っても、解かれてもいない蕾は
キュウッと閉ざしたままだった。
234 :
TERCET:2007/01/13(土) 23:55:56 ID:1mocuioH0
「誰か・・・っ・・・助け・・・」
「ムリだって、今授業中だぜ??昼食はとっくに終わってるよ」
「メロ、何で・・・なんで・・やだ!」
グリグリと入ってくるモノは、普段なら食すものであり、
自分の中に入ってくると、違和感を感じずにはいられない。
「ひぁっ・・!?・・痛いで・・す・・っ・・・ふぁ・・・あ、ぁん・・・」
「ちゃーんと、食べろよ?おいしい??」
235 :
TERCET:2007/01/13(土) 23:56:36 ID:1mocuioH0
少しずつ細くなる形状は、最初が大きすぎて張り裂けそうだった。
「ぁぁあああ!!いやぁあっ!マットっ・・!う、あ、あ、っんぅ」
思わずノニアが叫んだ名前を聞くと、
余計むちゃくちゃにしてやりたい気持ちが高らんだ。
236 :
TERCET:2007/01/13(土) 23:58:54 ID:1mocuioH0
三行目、訂正。
『思わずノニアが』でなく、『思わずニアが』です。
237 :
TERCET:2007/01/14(日) 00:01:24 ID:uL7Ial8d0
ニアを残し、マットは授業へ出ることにした。
自分が休むことはよくあるが、ニアはサボることはない。
周りは何とも思ってないかもしれないが、
もしもメロ以外にニアが自分の部屋へ来たことを知っていたら・・・。
「あれ・・・マット、メロと居るんじゃないの??」
珍しく、ゲームをしていないマットを不思議に思ったのか、
ボーッと考え事をしていたところを話しかけられる。
そういえば、メロの姿が見当たらない。
てっきり、機嫌を悪くしたメロが既に居ると思っていた。
238 :
TERCET:2007/01/14(日) 00:02:22 ID:uL7Ial8d0
「あいつ、今日授業受けてないの?」
「いや・・・さっきまで遊んでたけど・・・」
マットから目を逸らし、
それからは知らないと、この話を無理やり終わらせた。
そういえば、食堂にも居なかったかもしれない。
だが、メロは勉強しているときもあるし、あまり深く考えなかった。
万が一メロが自室へきたとしても、ニアと会うことは無い。
ポケットの中にある鍵を握り締め、確認する。
まさか、ニアが部屋から出るとは思ってもいなかった。
239 :
TERCET:2007/01/14(日) 00:05:49 ID:uL7Ial8d0
「マット?これはマットのじゃないって」
助けを求めて読んだ名前で、そういう意味じゃない。
メロもそのことは分かっていたが、ワザと意地悪い言葉を放った。
「んぁあ・・・抜い・・て・・・ぁ・・・っ・・抜いてぇ・・・!」
言葉と裏腹にヒクヒクと反応する蕾は、まるで欲しがっているようだった。
「本当はもっとほしいんだろ?言ってみろよ、『もっと』って」
「ぃや・・・・です・・・・っ・・・ぅう、ぁ、ぁ、ン、はぁ・・っ・・」
「あっそ。じゃあ、もうあげない」
240 :
TERCET:2007/01/14(日) 00:07:09 ID:uL7Ial8d0
メロは挿入しきったホットドッグを抜こうと、
細い木で出来た棒を強く引っ張った。
「ぃ・・ぁあ・・・!うう・・・う、早くっ・・・してぇ・・・っ・・」
じれったいメロの動きは、余計に体を刺激した。
「今、やってるだろ。急かすなって」
ズズっと抜けていく感じはするが、なかなか外へ出ない。
「メロ・・・っ・・ちゃんと・・ぁ・・・・・ん?」
メロが片手に持っているものは、ホットドッグではなく、
細い木の棒だけであった。
続きは明日です。
読んでくれてる方、ありがとうございます。
神キター
ワクテカw
ホットドッグってパン付きのやつかと思った
「入らないよぅ」とか心配した(あせ
神オツ!ニアたんの膣内でホットドックが・・・
メロたんもほどほどにねw
245 :
えっちな18禁さん:2007/01/14(日) 00:34:58 ID:BNqCqEtPO
アメリカンドッグじゃなくて?
アメリカンドッグはころものついてるやつだっけ?
自分はころもがついてる方のこと考えてるんですが・・。
名前、間違ってます??
アメリカンドッグでしたっけ??
かわいい流れワロスWWWW
ちょっと調べてみたが、ころもをつけたアメリカンドッグ(英語圏ではコーンドッグ)も
ホットドッグに入るみたいね
ホットドッグ=パンにフランクフルトを挟んだもの
アメリカンドッグ=衣が付いてる方
です
調べてくれた方、ありがとうございます。
凄い勘違いしてまた、アメリカンドッグの方です。
なので、今までホットドッグと書いた所は、
全てアメリカンドッグと直して読んでくださいね
自分はてっきりフランクフルトと感じちがいしてた
253 :
えっちな18禁さん:2007/01/14(日) 02:24:55 ID:ws02jAsWO
アメドック万歳
254 :
えっちな18禁さん:2007/01/14(日) 07:56:03 ID:BNqCqEtPO
衣は入らないよなぁ…崩れちゃって
衣が崩れて「お前の下の口、きったねぇ食べ方だなあ。ちゃんときれいにしろよ…上の口で」とかいう展開もそれはそれでハアハア
自分はマスタードがついているかどうかが気になる
まあそれも
>>255と同じく上のお口できれいにって展開でもハアハア('д`*)
257 :
TERCET:2007/01/14(日) 16:15:42 ID:ONiVuQCL0
「ごめん、これだけ抜けちゃった」
「なっ・・・何してるんですか!?ちゃんと、全部・・・」
「だって、お前締め付けすぎだからさー。もっと力抜かないと」
「・・・そんなっ・・早く取ってください!!」
「わかったよ」
ズボッっとメロの指が入ってくる。
探るようにして、動く指が2本に増えると、
声が自然と漏れてしまう。
258 :
TERCET:2007/01/14(日) 16:17:01 ID:ONiVuQCL0
「ぅぁ・・・あっ、っ、・・・んん・・・」
だがメロはすぐに、白い蜜が絡まった指を抜く。
「取れないから、そのままでいろよ」
「だめで・・・っ・・ちゃんと・・・」
「いいじゃん、そのまま食えよ。まだお腹空いてるだろ??」
ニアの蕾はアメリカンドッグを受け入れるかのように
ギュウウと奥へ沈んでいった。
「ひあぁぁ!!・・・あんっ・・・うぅ・・・っ・・・ああ・・・・・・」
「おい、なんか衣がふやけてんだけど」
259 :
TERCET:2007/01/14(日) 16:18:07 ID:ONiVuQCL0
溢れる蜜が衣に染み込んで、余計に大きくなっていく。
「自分で取れよ。俺じゃ取れない」
無責任です。そう言おうと思っても、甘い声が漏れて響くだけ。
自分の中へ指を侵入させるなんて・・・。
嫌悪感を抱くニアへ追い討ちをかけるように、メロは蕾にしゃぶりつく。
「ひっ・・んぁあ!!・・ああん・・・っ・・ぁ・・・ゃんっ・・・」
「濡らしたら取れやすくなるかなーっと思って」
「もうっ・・・取って・・・ぁ・・・うぅ・・・」
溢れる蜜を拭い取る様に、舌で綺麗に舐めあげる。
260 :
TERCET:2007/01/14(日) 16:18:48 ID:ONiVuQCL0
「調味料、つける必要ないな。だって、お前の液がたっぷり染み込んでる」
嘲笑うかのように、ニアの耳元で囁いた。
「マットが見たらどうなるか・・・。お前が取らない限り、ずっとそのまんまだぞ」
「いやっ・・・やで・・・す・・ぅ・・・っ・・・」
「だろ?だったらお前がやるしかないんだよ。変なプライド捨てて、はやく抜けば?」
自分の中にあり続けるよりも、こんな姿をマットに見られたくない。
メロに犯されたなんて知ったら、きっと嫌われてしまう。
嫌々ながらも、自ら蕾へ触れる。
>>256 今のところ付けてません。
メロは、1回で全てのことをしませんからww
神、乙です!
263 :
TERCET:2007/01/14(日) 23:56:58 ID:GXMQ19LF0
「・・・ぅう・・ぃ・・・・んぁ・・・っ・・」
漏れる声を噛み締めながら、なんとか外へ掻き出そうとする。
だが、蜜で湿った衣は、ニアの指によりぐちゃぐちゃに形を崩してしまう。
「ぁ・・・や・・・っ・・メ・・ロッ・・・・取れな・・い・・・」
力を入れれば、崩れてしまう。かと言って弱い力では取り出せそうに無い。
ギュウッと掴むと衣が潰れ、中のソーセージに指が触れる。
「くっ・・・ふ・・・っ・・・んん・・・・ぁあんっ!!」
油なのか、自分の粘液せいなのか、ヌルヌルとした表面。
滑りながらも、少しずつ抜けていく。
264 :
TERCET:2007/01/14(日) 23:58:03 ID:GXMQ19LF0
「・・・はぁ・・・っ・・あん・・・抜け・・・た・・ぁ・・・・っ」
丸々1本、潜り込んでいたソーセージは、
白い液を絡ませ、衣を点々と付けた状態でニアの中からズボッと出てきた。
あとは崩れた衣。手で掴んでも、余計にぐちゃぐちゃと音を立てて、
蕾の中を汚すだけある。だから、掻き出して取り除くしかない。
「んっ・・あ、あ、ああっ、はぁ・・・・っ・・・」
指を挿したり抜いたりを繰り返しながら、
少しずつボロボロの衣を掻き出す。
265 :
TERCET:2007/01/14(日) 23:58:54 ID:GXMQ19LF0
「ぃ・・・っ・・ぁああっ・・・んんぅ・・・・」
自らの指で達してしまいそうになるり、腰がビクつく。
ヌルッとした中は温かく、溢れる蜜がシーツを汚した。
「あっ、ゃ・・・っ・・・ダメ・・ぇ・・・ぁんっ・・・」
「ニア、もしかしてイきそう??食事中なのに??」
何度も何度も繰り返しても、なかなか全て取り除くことが出来ない。
そのうち意識が飛びそうになり、思わず自分の奥を爪で立てる。
ニア、悪いこと言わない。医者で洗浄してもらえwww
267 :
TERCET:2007/01/15(月) 00:10:44 ID:KMiHrRQm0
「ぁあ・・・!!もうっ・・だめ・・・はぁ、んぁ、ぁ、イ・・ッ・・イクぅぅう!!」
メロが見ていると分かっていても、指を掻き回して一点をギュウッと圧す。
快感を得たニアの体は、熱くなり達する寸前である。
「あぅっ・・ひぁ、あっ、ああんっ、んんん・・っ・!!・・・ぁぁあああぁ!!!」
メロはニアが取り出したソーセージを舐めると、フッと笑った。
ハァハァとニアの荒い息遣いだけが聞こえる。
268 :
TERCET:2007/01/15(月) 00:16:04 ID:KMiHrRQm0
「誰が1人でしろって言った?」
「すみませっ・・はぁ・・・っ・・」
何で、自分が謝らなければならないのか。
悪いことなんてしてないのに・・。
だが言葉が出てこず、謝るしか出来なかった。
「まだ、全部出てねぇけどどうせまた1人だけイくんだろ」
「ちが・・・っ・・ちゃんと・・・はぁっ・・・」
269 :
TERCET:2007/01/15(月) 00:18:06 ID:KMiHrRQm0
ニアの体を休ませることなく、上着のボタンを外していった。
桃色の乳首が露となる。
少しだけ触れると強い刺激を受けたかのように、体が反応する。
メロは、ケチャップとマスタードの入った容器を手に取り、
片方のトップにぶちまける。
桃色だった膨らみが、赤色に塗り潰される。
そしてもう片方の膨らみも同じように・・・今度は黄色く塗り潰されていった。
「・・・っ??」
「ソーセージは食べてないだろ??」
wktk
メロ鬼畜すぎ。マット助けてあげて!
神おつ!
鬼畜メロ楽しそうw
変わってくれwww
メロのいじめっ子…!
メロ、恐ろしい子………!
275 :
TERCET:2007/01/15(月) 22:15:13 ID:IKTgj9DV0
授業を終えても、メロはマットの前へ姿を現さない。
マットを見つけたら、一目散にこっちへ怒って来そうなのに。
ニアのことが気に掛かる。
様子を見るため、ポケットの鍵を取り出し自室へ向かった。
マットの部屋は自分が出て行ったときと何も変わっていなかった。
だが、鍵を差込みガチャリと回すと、本来開くはずの扉に鍵が掛かった。
「・・・・?」
まさかと思い、もう一度、鍵を回して部屋の中へ駆け込んだ。
捲れたベットには、寝ていたニアの姿が無い。
温もりも消えていて、随分前にこの部屋から出て行ったのだと悟った。
276 :
TERCET:2007/01/15(月) 22:16:17 ID:IKTgj9DV0
自分と同じく授業へ向かったのか。
それとも自室へ向かったのか。
ニアは体を痛めていたし、とても授業を受けられる状態ではない。
とりあえず自室へ行き、居なかったらニアの受ける授業のクラスへ向かうことにした。
277 :
TERCET:2007/01/15(月) 22:17:43 ID:IKTgj9DV0
「いやぁ・・!ゃ、やぁあ!!」
被さったメロの体へ暴力を振るうが、
ニアの力は弱く、メロは鬱陶しいと思うだけであった。
「大人しくしないと、味付けできないぞ」
「そんなの・・っ・・・いいですから!!大嫌い!!!」
押さえつけられていたニアの手首が軽くなる。
先程まであんなに乱暴にしていたのに、一体何が起こったのだろう・・・。
いきなりスイッチが切れたかの様に、メロは動きを止め固まってしまった。
278 :
TERCET:2007/01/15(月) 22:31:39 ID:IKTgj9DV0
「・・・メロ・・・・・?」
また何かするのかと思い、恐る恐る声を掛けてみる。
もしかしたら、もうやめてくれるのかもしれない。
ニアの問いに少し間があく。そして、メロは静かに口を開いた。
「・・・・・嫌なのかよ」
「え・・・?」
「マットは良くて、俺は嫌なのかよ」
279 :
TERCET:2007/01/15(月) 22:32:15 ID:IKTgj9DV0
なぜ、そのことを・・・?
マットも喋ってはいないはず・・・。
まさか部屋の外に声が漏れていた・・・!?
そう思うと、頬が赤く染まっていく。
「何でだよ。マットより僕と居た時間のほうが長かっただろ」
「それは・・・」
それはマットを愛しているから。
過ごした時間は短くとも、マットに恋をしていたことに嘘はつけなかった。
・・・でもそんなこと言ったら、もっとめちゃくちゃにされてしまうかも。
そう思うと、むやみに返事が出来ない。
280 :
TERCET:2007/01/15(月) 22:33:38 ID:IKTgj9DV0
「本当のこと言えよ、ニア。怒らないからさ」
「・・・・・」
あまり信用できないが、ここで黙っているわけにもいかない。
メロが理解してくれるか分からないけど、ちゃんと自分の口から言わなければ。
「私は・・・・マットが好きだからです」
「知ってる」
「・・・・・」
「僕のことは嫌いなのかよ」
「メロは嫌いじゃ・・・」
あやふやな答えが、このような結果になる。
メロには分かってもらわなければならない。
281 :
えっちな18禁さん:2007/01/15(月) 22:34:57 ID:IKTgj9DV0
「マットは・・・友達や身近な人としてはなく、異性として見ています。
でも、メロは私の友人であり、それ以上でもそれ以下でもありません」
「友達!!?ふざけるな!!僕はそんな風に一度も思ったこと無いね!!
お前なんて・・・女らしくないし、可愛げないし、生意気だし!!!」
「そう思うなら、もう出て行ってくれませんか。今のあなたは大嫌いです。顔も見たくない・・・」
ニアはシーツを引っ張ると、調味料で汚れた乳首を拭い取る。
真っ白なシーツは赤と黄色が混ざり合って、奇妙な色に染められた。
「言っただろ??僕は、友達としては見てないって」
「な・・・まさか、イヤらしい目で私のことをずっと見てたんじゃないですよね。・・・やめて下さいよ」
「お前の・・・ニアが生意気だって、女らしくなくたって・・・好きになれば全部受け入れられるから」
ニア、あんま冷静になると刺激してしまうぞw
283 :
TERCET:2007/01/15(月) 22:41:24 ID:IKTgj9DV0
「何言って・・・」
「僕が好きって言ったらどうする??」
「!?・・・えっ・・・」
「どうする?」
どうするも何も、自分はマットという恋人がいる。
それに、メロを恋愛対象として見ていなかったし、
感情が生まれるなんて考えもしなかった。
ああ〜
メロ、カワイソスww
やっぱり2番、いやそれ以下・・・!?
285 :
TERCET:2007/01/15(月) 22:52:31 ID:IKTgj9DV0
無理です・・・無理ですよ・・・・・」
メロがどうするのだろうと思っていると、大きな声を張り上げた。
「はっ?・・・・バカじゃねぇの!?僕が・・・僕がお前のことなんて・・好きになるわけ・・・・」
「・・・・・メロ・・もう、分かりましたから。どいて下さい」
どかないメロに、仕方なく自分から逃れることにした。
だがメロはニアを押さえつけて、再び体の上に乗りなおす。
「まだ・・こんなこと続けるんですか・・・・」
「食後のデザート欲しくない??ソーセージはつまんないから、もうういいや」
286 :
TERCET:2007/01/15(月) 22:54:09 ID:IKTgj9DV0
メロはズボンの紐を解いて、自分のモノを取り出した。
「なぁ、俺たちの子供ほしくない?きっと、優秀な子が生まれるよ」
「やだぁああ!!!いやっ、や、やだ!もう・・・、メロ!!本気でそんなこと言ってるんですか!?」
「うん、本気。名前とかどうす・・・・・」
ドンドンッ
扉を打ち叩く音が聞こえる。
メロのモノを入れられる寸前で、
2人は扉のほうを向き一瞬体が静止した。
>>285 の最初、「無理です」の所がかぎかっこ外れてるんで、正確には
「無理です・・・無理ですよ・・・・・」となります。
それから、同じ場所の最後が『もうういいや』になってますが『もういいや』です。
今日はこれで終わります。
はわわ!
いいとこで邪魔が…
ってどっちが邪魔者なんだwww
やっぱ邪魔者メロは退散の運命…?
とりあえす、神乙です。明日もwktk!
神乙
あちゃーメロ…
なんだかハードな展開に……!
メリかわいそすwww
でもこんな時にも無邪気なとこがメリっぽいな
はぁはぁニアかわいいよニア
月×ニアも見てみたい
このスレでメリ呼びしていいのかw
>>292 そこで君が書くんだよw
>>292ではありませんが、月×ニアのSSならどちらの方が萌えますかね?
・ニアが実は女だったって設定で逆ギレした月にレイープされるSS
・小悪魔ニアたんが月を振り回すSS
両方よみたい
両方読みたいけど
どっちかっていうとレイープ
>>295 ニアが好みなのは後者
シチュが好みなのは前者
者って言うのもアレだけどw
月ニアと言えば薔薇神のSSも良かった…
こんな感じ?
月「横やりが入りましたが、約束は1月28日で良いんですね?」
ニア「L。申し訳ありませんが最近体調が優れなくて………うっ」
月「どうした!? ………大丈夫ですか」
ニア「実は出来てしまったらしく」
月「ニ、ニアが女………!? (ってかデスノで妊婦殺せないじゃん!)」
YB倉庫
ニア「夜神月。あなたがパパです」
月「!? お前は通信だけで妊娠するのかよ!」
模木「月君、大人しくするんだ。式には呼んでくれ」
松田「月君………そんな、ミサミサの立場は………なんだったんだ………」
ワロスww
ニア、想像妊娠www
>>299 GJ!!
違う意味で追い詰められてる月ワロスwww
続き書いてみた
月「罠だこれは罠だ」
ニア「分かっていたんです。私にはLを越せないこと………(中略)ふたりの子ならLに並べる。ふたりの子ならLを越せる」
月「あっさり自白すんなよ!」
ニア「レスター指揮官、手錠を。夜神月には責任を取ってもらい静かな場所で親子三人死ぬまで幸せに暮らします」
月「そんな馬鹿な………あり得ない………」
(中略)←ここで何かあった。
月「そうだ僕がパパだ」
ニア「(にたり)」
おしまい
>>303 ちょwwwGJ!
コーヒー噴いたジャマイカww
(中略)がとても気になるけど、ネ申笑わせてくれてマリガト!
萌ではないけど笑ったw
306 :
TERCET:2007/01/16(火) 23:18:24 ID:IL9bLwYY0
「んだよ、これからだってのに・・・もう来たのか」
「マットッ!!んぁぁ、助けて・・・ぇ・・!!誰かっ・・・あああう」
蕾にゆっくり熱いモノが侵入してくる。
「ははっ・・鍵掛かってんのにな。あ、ヤバもう、出るかも」
「うぁあっ、メ、メロ・・・ッ・・・お願っ・・・ぁぁう!!」
「聞こえないって」
「もう、やめっ・・・マット・・っ・ぁ・・・・」
喘ぎ声を掻き消すかの様に、扉を叩く激しい音が聞こえる。
「うるせぇな・・・」
ニアの蕾にまだ、半分も入っていないモノを抜き、
逃げようと上半身を起こしたニアの肩を、乱暴にベットへ叩き付けた。
307 :
TERCET:2007/01/16(火) 23:20:29 ID:IL9bLwYY0
「よかったな、ニア。助けが来て」
メロはよく分からない。
先程も今のように、急に動きを止めたりして、一体何がしたいのか。
鍵を開けると同時にすぐにマットが駆け込んできた。
「ニア・・・!!」
「・・・マット、怒ってる??」
クスリ、と笑うメロを睨みつけたと思えば何の躊躇もなく、拳を向けた。
バシッッ
赤くなった頬をひと撫ですると、顔を上げてマットを睨み返す。
308 :
TERCET:2007/01/16(火) 23:21:36 ID:IL9bLwYY0
「ってぇな・・・」
「ニアはこんなもんじゃなかっただろ」
「そう?結構感じてたけど。何度もイッたし」
マットを挑発させて何になるのか。
それともニアのことを嫌いになるよう、ワザと言っているのか・・・。
「マット・・お前は分かってるだろ?俺がこんなことした理由くらい」
「メロ、もういい。話は後だ。とにかく・・・」
「さっきもそうやって後回しにしたんだろ!?ちゃんと説明しろよ!!!僕だってニアのこと、好きなんだからな!!!」
309 :
TERCET:2007/01/16(火) 23:22:48 ID:IL9bLwYY0
今のメロに何を言っても無駄だろう。
なだめても、それはそれでムカつくようだし、本当のことを言ったら余計に怒る。
だが、どうせ何を言っても無駄なら本当のことを話してしまおう。
今、ニアが何かされる心配は無い。
だがメロは服装を整えると、
自分の気持ちだけ一方的に伝え、部屋から抜け出してしまった。
マットが話すことを察したのだろう。
分かっていても聞きたくなかったのか、
それとも、もう用が無いだけなのかもしれない。
310 :
TERCET:2007/01/16(火) 23:23:32 ID:IL9bLwYY0
「ニア・・・とりあえずシャワーを・・・」
差し伸べるマットの優しい手を振り退けてしまう。
「ニア・・・?」
「私に・・・今の私に触らないで下さい・・・」
ニアの目からは雫が次から次へと溢れ出した。
こんな自分を見られてしまって、マットの顔をまともに見れない。
白い液でべっとりと濡れている自分の体が、汚らしい。
311 :
TERCET:2007/01/16(火) 23:27:38 ID:IL9bLwYY0
「すみませっ・・・・・シャワー浴びてきます・・・」
ガクガク震える体を何とか支えて、死に物狂いでシャワー室へ向かう。
シャワーを浴びようとスイッチに手を掛けるが、ペタリとその場に座り込んでしまった。
代わりにマットがスイッチを押して、汚れた体を洗い流す。
「痛くない・・・?」
「ぅう・・・っ・・・大丈夫・・・です・・」
「もう、大丈夫だから・・今日は一緒に寝よう。だから、そんなに泣くなって」
湯船に浸かるとマットも服脱ぎ、ニアと向き合うようにその場に浸かった。
312 :
TERCET:2007/01/16(火) 23:28:47 ID:IL9bLwYY0
「ごめん、ごめんな」
「マットが悪いんじゃ・・」
「ううん、俺のせいだよ。さっき、メロが言ってたろ??ニアのことが好きだって。
でも、俺も好きだったんだ。だけど、話を聞いてくうちになかなかいえなくなっちゃって・・・」
ピチャッと水音をたてて、マットの手が水中からニアの髪へと指し伸ばす。
濡れた髪の毛を撫でて、そっと額にキスをした。
ニアは寄り添う様にマットへ近づき、首へ手を回すとギュッと抱きしめた。
「やっぱり、マットは優しいです」
「ニアにだけだよ・・・・」
その言葉を聞き、顔を赤らめてニアは微笑む。
その仕草がどうし様もなく可愛くて、愛しかった。
思わず、優しい口付けがニアの唇に落ちる。
313 :
TERCET:2007/01/16(火) 23:32:58 ID:IL9bLwYY0
風呂から上がると、のぼせているせいなのか体が熱い。
マットが新しいシーツを敷き、真っ白なベットへ倒れこむ。
窓に日が射し込んでいた空には、綺麗な月が暗い夜を照らしている。
まだ、乾ききっていない髪の毛が、マットの鼻先をくすぐった。
泣いたことで赤くはれたニアの目にキスをする。
「くすぐったいです・・・」
そう言いながらも嫌がることはなく、愛らしい笑顔を見せた。
「おやすみ、ニア。もう、泣き止んだね」
「・・・マットのおかげですよ。おやすみなさい」
優しく包みこまれ、体温を感じながらゆっくりと眠りについた。
〓END〓
やっと、終わりました。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
神乙!
正直感動した!
ああ、
鬼畜メロに後ろ髪引かれつつ、最後はラブラブでよかったねニアたん
TERCET神、この数日間、萌えを有難う
乙でした!
>>303 おもしろすぎ!
自分はこの内容でかなり萌えました
中略が気になって仕方が無い!
乙です!
なんか続きありそうなおわり方に感じたのは自分だけか…
メロにはつ■チョコだよ
こんにちは。惚れ薬争奪戦の続編です。
Milk Pazuruという名の三部作にしました。
全部エロ無し………自分が痛いです………ごめんなさい。
エロは頑張ったんですが、書けませんでした。
月ニアの話好評なようで嬉しいです。
カップリングは子メロ×ニア
1日デート物です。
構成上、ふたりの過去にオリジナル要素があります。
惚れ薬よりちょっと短いです。日を分けて投下します
319 :
にちようび:2007/01/17(水) 00:40:37 ID:x3cWVG4/0
試験も終わった、ある晴れた春の日。
メロは貯金箱をひっくり返すと、並べて数え始める。
「いーち、にぃ、さん」
見れば一瞬で計算できたが、わざとらしく声をあげる。まるで何かを
確認するかのごとく。
「ニアいるか?」
返事を待たずにドアを蹴り開けた。部屋ではニアがパジャマを着替えて
いるところだった。
ズボンがずり落ち、白く細い足が露わになる。パンツは白。
ニアはきょとんと乱入者を見ている。
「お、お前、着替えてるならちゃんとそう言え!」
ばたん! 勢いよくドアが閉められた。
「相変わらず無茶苦茶です………」
320 :
にちようび:2007/01/17(水) 00:41:14 ID:x3cWVG4/0
明らかに事故である。油断して閉めなかった自分もまずかったのだ。
しかしどこか落ち着かない感じでドアを開けた。
「いいかニア、明日は遊園地だ!」
メロはいかにも勝負だ!と言わんばかりにニアに指を突きつけた。
こころなしか顔が赤い。
「それは良かったですね。行ってらっしゃい」
ワイミーズは養護施設だが、親が面談に来ることもある。入所してから一度も
親の来ないニアと違って、メロは数回会っているのを見たことがあった。
おそらく親の、久々に会う子供へのプレゼントなのだろう。
そう思っても、別段嫉妬など起きなかった。
私は愛されなくて当然だったから。
ネガティブな思いが脳裏をかすめたとき、メロは意外なことを口走った。
321 :
にちようび:2007/01/17(水) 00:42:00 ID:x3cWVG4/0
「何言ってんだよ。お前と二人で行くんだからな」
「………はい?」
ニアは一瞬、メロの言っている意味が分からなかった。というか、
分かりたくないというか、分かるとやばいと言うか、分かれば分かるほど
スルーしたくなると言うか、一言で言うと聞かなかったことにしたい。
「………メロ、一応遊園地へ行けるほどの資金はJ社の株をこれほど
売れば何とかなりますが」
「何言ってんだ。俺がおごるよ」
………はい?
ニアは目が点になった。
おごり?
322 :
にちようび:2007/01/17(水) 00:43:17 ID:x3cWVG4/0
「男はたまにはデートでおごるもんなんだって」
「本当ですか? 資産状況を考えれば、株価を把握している私よりメロが不利です。
男女問わず出せる者が出すべきです。まあ何にせよ遊園地は行きたくないですが」
「お前って本当可愛くない」
「可愛い態度、ですか? 」
考え込んでいる。一応、どうすれば可愛いのかと考えたようだが、すぐに諦めたらしく
指で遊び出す。
「申し訳ないのですが、向いていません」
「むかつく」
ひきよせて耳元を吸う。あふ、ともあうとも言わぬ声が漏れた。
「ゃ………やめてください」
メロは楽しかった。反応の良いニアの体が。口では敵わないし、成績でも敵わない。
そんなニアが自分に体をなめられ、あられもなく反応を示すことに興奮していた。
いじめるのはこのくらいにしておこう。耳を離す。ニアはほっとしたような、
それでいて名残惜しそうな顔をした。
323 :
にちようび:2007/01/17(水) 00:43:51 ID:x3cWVG4/0
「貯めたんだよ」
「メロ………?」
ニアが不思議そうに顔を覗き込む。その淡い色の唇にキスする。
今度は嬉しげに受け入れた。
キスに慣れるぶん、キスが深くなる気がした。その感覚が心地よい。
「よく分かりませんが、私のためにそんな無駄に手間がかかることを?」
「無駄って言うな。いいか、これは」
じゃらりと小銭を出す。
「俺がただの子供として貯金した金だから、いいんだよ」
メロの真意が分からなかった。しかし彼はこういった。
「使わせろよ。お前のことで」
何も言えなかった。
言えない事情がありそうで。
324 :
にちようび:2007/01/17(水) 00:44:24 ID:x3cWVG4/0
翌日、待ち合わせ場所に行くと、ニアとマットとリンダがいた。
「何でお前らがいるんだよ」
「じゃーん。コーディネートしてみましたー」
リンダがニアを押し出す。すらりとしたAラインの花柄ワンピースに、
白い編み込みカーディガン姿で、なぜか困ったようにリンダを見るニア。
「リンダ、ダメです。せめてズボンにしてください」
マットがすっとぼけた口調で
「何言ってんの、ニアちゃん。デートでは女の子がスカートを履く。
これ社会常識よ?」
「そーそー。大丈夫、可愛いって! 自信持ちなよ」
「あ、あのメロ………ほら、メロ怒ってるじゃないですか」
珍しくおろおろと周囲を見る。マットがはぁ、と息を吐く。
325 :
にちようび:2007/01/17(水) 00:45:32 ID:x3cWVG4/0
「あれは照れてんの」
「………もうとにかくとっとと行こうぜ!」
ニアの細い手首をひっぱる。こいつらに構ってたらいくら時間があっても
足りない。
後ろからマットの声がした。
「メローお礼におみやげよろしくなー」
「うるさいっ!」
「すみません………」
歩きながら、周囲の人がちらちらと振り返っていく。可愛らしい格好をした
プラチナブランドの女の子。白磁の肌を赤く染めているようすは人目を引くこと
この上無かった。
「何で謝るんだよ」
326 :
にちようび:2007/01/17(水) 00:49:02 ID:x3cWVG4/0
「相談した相手がまずかったのだと思います。いえ、善意でしてくださったこと
なのですが」
「だから何で」
「この髪、目立ちますよね? こんな派手な格好してたら余計に。
メロは恥ずかしく無いですか」
恥ずかしいわけがなかった。むしろ誇らしかった。
可愛らしいニアをみんなに見てもらいたかった。反面、ひとりじめにしたいのも
事実だけど。
「恥ずかしくない」
「でも怒ってます」
「あーもううるさいな。言わすなよ」
「? 何をですか」
眉をひそめる。この天然が。
327 :
にちようび:2007/01/17(水) 00:50:02 ID:x3cWVG4/0
「可愛いよ。………服が」
「はい、その服のことで困ってます。いくらなんでもこの服は私には可愛すぎる。
やはり着替えて来た方が」
やっぱり、分かってない。メロはついと顔を逸らした。逃げられないよう、
腕を握ったまま。
「着替えなくて良いよ。ニアはむかつくから、好奇の視線で見られてれば」
「え………私何かしましたか」
「ニアは何もしてなくても、俺に何かしてるよ。だから仕返し」
「最近のメロは本当に訳が分かりません………」
首を傾げながら付いてくるニア。
可愛いだなんて、死んでも言うもんか。
おやすみなさい
明日また投下させていただきます
GJ!
モエスモエス!!!
ニアがニアらしくて可愛い!
続き期待
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ドキドキ テカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
カップリングは子メロ×ニア
エロ無し。1日デート物です。
構成上、ふたりの過去にオリジナル要素があります。
惚れ薬よりちょっと短いです。日を分けて投下します
332 :
にちようび:2007/01/17(水) 10:46:14 ID:DbtnBQs+0
遊園地。
入り口に入ったニアは、嬉しそうに空を見上げた。
「すごい光景ですね………一日中でも見ていられそうです」
「映画じゃないよ。何乗る?」
入り口でもらったパンフレットを開く。目玉がジェットコースターと
なぜか併設している動物園のふれあいコーナー、という簡素な遊園地だった。
地元民と、遠足の子供達であふれている。
「動かすのは好きですが、乗るんですか………」
渋い顔でジェットコースターを見る。考えるふうに
「メロ………三半規管が退化している者とそうでない者では乗り物に
対する危険度が違います。また、脳によって人は物の見え方が違うという
学説もあり、これで個々の恐怖の感じ方はある程度説明できると」
「分かった分かった、酔うし高いところは苦手なんだな」
ほっとしたようにメロを見る。
333 :
にちようび:2007/01/17(水) 10:47:33 ID:DbtnBQs+0
「ならジェットコースターだ!」
「き、聞いていましたか人の話!?」
「聞いてたよ。でも聞いてやらない」
「酷いです………メロの意地悪………」
泣きそうな声を出し、ひっぱられていくニア。
ベンチでぐったりと寝そべるニア。メロは頭にジュースの缶を乗せた。
「大丈夫か?」
「はい………」
「ごめん。そんなに苦手だとは思わなかったんだ………」
さすがに罪悪感を感じて、優しく抱き起こし、背中をさすってやる。
青い顔をしたまま、ニアはぼそりとつぶやく。
334 :
にちようび:2007/01/17(水) 10:48:31 ID:DbtnBQs+0
「いえ………慣れなければいけませんね。みんな楽しそうにしてるん
ですし」
「無理すんなよ。別に乗れなくても困らないし」
ニアの態度にどこかひっかかりを覚えて、メロはそうささやく。
「ふたりが言ってました………こういう時、女の子はジェットコースターで
はしゃぎ、お化け屋敷で怖がってしがみつく物なのだと。それがデートの
礼儀なのだと」
「………ニアがお化け屋敷で怖がったら、俺、そっちの方が怖い。
何を企んでるんだろうと」
「随分な言いぐさですね」
「とにかくもう、マニュアルはいいよ。遊ぼう?」
「はい」
ほっとした顔で微笑む。
335 :
にちようび:2007/01/17(水) 10:49:35 ID:DbtnBQs+0
「メロが物好きで助かります………」
やはり、何かがおかしい。
自分は何かニアを傷つけるようなことを言ったんだろうか?
熟考したあと………どれかな、と考えて、少し自己嫌悪に陥った。
ニアの要望により、ふれあいコーナーへ行く。ウサギやモルモットがいた。
小さな子供も多い。
「ふわふわですね………」
「ああ、可愛いな」
言いながらニアを見る。感心したような顔で
「アンダーコートにより、己の体表に空気を閉じこめ、体温を保つ。
………自然界の神秘ですね。人は脳が進化しましひゃうっ」
うるさかったので無理矢理ウサギを抱かせる。
「ま、待って下さいメロ! 落ちます、だ、ダメ暴れないで………」
336 :
にちようび:2007/01/17(水) 10:50:41 ID:DbtnBQs+0
もぞもぞ動くウサギを手にとりあえずしゃがむ。
「こ、これはどうしたら良いんですか、どこを持つんですか?」
「さーあ。落としたら足折れちゃうかもなー。そうなったら
殺処分か。可哀想に」
「………あんまりです」
しゃがんだニアの膝の位置から飛んだくらいで、ウサギの足が折れるはずが
ない。思い至ったらしく、ニアはおそるおそるウサギを撫でる。
「わ、ウサギって生暖かいですね」
「そりゃ生きてるからな」
「目を閉じましたね………」
「気持ちいいんじゃない?」
くしゃっとニアの頭を撫でる。くすぐったそうに笑う。
「あ、本当だ。一緒ですね」
337 :
にちようび:2007/01/17(水) 10:51:37 ID:DbtnBQs+0
あちこちを回りながら、スナックコーナーにたどり着く。
ポテトやフランクフルト、ポップコーン。子供には魅惑的な食べ物が並ぶ。
ニアの分もやはりメロが払うと、パラソルの下に腰掛ける。
「………どうした? 食えよ」
ニアはハンバーガーのセットを見下ろしてつぶやく。
「メロ。そろそろ白状しませんか。………何をしました?」
「白状?」
さっぱり意味が分からない。ニアは深刻そうな表情で、淡々と
338 :
にちようび:2007/01/17(水) 10:52:24 ID:DbtnBQs+0
「メロは株向きではないですし、こうなると賭けチェスか、あるいは私には
想像も付かない犯罪行為に手を染めているとしか
………メロ、言って下さい。私に出来ることならむぐ」
両頬をひっぱる。
「ちょ・き・ん」
「ひょひふははははっへはふは」
「ニア、何言ってるか分からない」
「………ぅう。貯金は分かってますが、それにしては使い方が変だと」
メロは真顔になると、目を逸らした。
「関係ないじゃん。ニアには」
「関係……ない………?」
愕然とメロを見る。
339 :
にちようび:2007/01/17(水) 10:53:45 ID:DbtnBQs+0
「良いから食えよ。別に変な金じゃないから。つか金は金だし」
かちゃん。ニアのトレイにフォークが置かれる。ニアは珍しく困惑を
顔いっぱいに浮かべて、首を横に振った。
「欲しくありません」
「………ニア?」
「関係ない人に………おごってなんか欲しくありません………!」
立ち上がる。あ、泣く、と思ったところで背を向けた。
「ニア!」
「帰ります………っ」
ニアを見失った。
すぐに出口に向かったが来ない。たぶん呼び出しにも応じない。
340 :
にちようび:2007/01/17(水) 10:54:53 ID:DbtnBQs+0
左側の壁を伝って、建物の隙間を見ながら歩くのが人捜しとしては
的確だが、出口から離れるわけにもいかない。もしかしたらもう園を出て、
ワイミーズハウスに向かっているのかも………
酷いことを言った。
鞄の中のたくさんの5ペンス硬貨の重みを確かめる。
―――ミハエル
懐かしい男の声がする。
来年にはまた来るから、良い子にしてるんだ。来年は、遊園地に
行こうな。
341 :
にちようび:2007/01/17(水) 10:56:41 ID:DbtnBQs+0
その日から貯め始めたお金
果たされなかった約束
差し込めば、かちりと硬貨と硬貨が触れる音。
とうとう貯金箱から溢れるほどの………歳月
ニアには言えない。
ニアのたったひとりの母親は一度も面会に来ていない。
電話も、小包も、手紙も来ない。
口に出せば溢れてしまいそうな想いを、そんな彼女に
ぶつけられるはずがない。
「ニアには関係ない」
そう、関係ない。無視して欲しい。見られたくない。
どうして自分はこんなガキなのだろう。
今日はここまでです。読んで下さってありがとうございます。
1ドル200円として、5ペンスは10円です。
自分で書いてて思うんですが、ものっそ不審な行動ですよね
ウサギのアンダーコートとは、ふわふわの毛の下に生えた毛のことです
訂正です
やっぱ20ペンス(40円)にしといて下さい
神、乙です〜
相変わらず素敵な文章とお話にドキドキです!
続き楽しみにしております!
ほんのりエッチぽいのがたまらんねw
こういうほのぼのもすごいいいな。
神乙
ウサギ抱くニア……
可愛いな……w
ウサギとニアって似合う(;´Д`)
むしろうさ耳を(ry
神来てた!乙です
ニアたんのデートファッションが激しく見たい(;´∀`)絵師降臨きぼん
続きワクテカしながら待ってます
Milk Pazuru三部作二作目「にちようび」
カップリングは子メロ×ニア
1日デート物です。
構成上、ふたりの過去にオリジナル要素があります。
惚れ薬よりちょっと短いです。明日で二部終了です。
350 :
にちようび:2007/01/18(木) 13:47:29 ID:aD1tGLkA0
ママ、だっこ
自分によく似た薄い金髪の女の子が、うっとり微笑んでしまうような
愛らしい声で、母親に手を伸ばす。
ネイト
女性はそれが儀式のように振り返った。
じゃあママ行くから。ネイトはひとりでも大丈夫よね?
ネイトはひとりでも大丈夫よね?
ニアは象コーナーの前でぼうっと突っ立っていた。
「困りました………」
メロの言いぐさについカッとなってしまったのはいいが、
351 :
にちようび:2007/01/18(木) 13:48:22 ID:aD1tGLkA0
出口をすでに押さえられている以上、ニアにはわざわざ捕まりに行く
以上の策は無かった。
(ちなみにここは入り口と出口が隣接している)。
さっきまで宝箱のように輝いていた遊園地がとたんにしょぼく見える。
メロの発言に他意は無いだろう。だいたい彼は勢いで物を言いすぎる。
そのくせ人一倍感受性が強いので、あとでくよくよ悩んでしまうのだ。
今も落ち込んでいるに違いない。
考えなければ。
………でも、何て言えば良いのだろう。
メロにあんなことを言われないためには、私はどうすれば
良いんだろう?
そう。記憶の中の彼女の言うとおりだった。親に捨てられた日、
少し頼りなげな気はした物の、私はやはりひとりでも大丈夫だった。
メロに会うまでは。
352 :
にちようび:2007/01/18(木) 13:49:27 ID:aD1tGLkA0
「お前、うざい」
入所後初のテスト結果が発表された当日。テストでぐるりと一周、
すべて満点を取った日、わざわざ部屋に乗り込んできてメロは言った。
確か、ニアより半年前に入所後、ずっと主席だった子だ。
でもまあ、どうでも良かった。それより目の前のパズルを完成
させなければ。
それがニアの処世術だった。放っておけば、周囲は次第に
「あいつは変人だから」と構わなくなる。
ニアは人が好きではなかった。
周囲の大人が言うように見下しているわけではない。
笑っている子供達は楽しそうで、でも歩み寄り方が分からない、
というのに近い。
353 :
にちようび:2007/01/18(木) 13:50:24 ID:aD1tGLkA0
しかし可愛らしく頭の回転の速いニアが黙っていれば、周囲を見下して
いる、思い上がった高慢ちきな子供という印象を濃く残してしまう。
ニアが自分の思索以外に興味が薄いので「まあいいや」とあっさり
引いてしまうのも問題だった。
「おい、返事しろよ!」
「パズルを解いているんです。邪魔しないでください」
この子も一緒だ。すぐに離れて行くだろう。
ところが男の子は、ミルクパズルをひったくって、すぐに完成させた。
「ほら、これで話せるだろ!?」
ニアは久々に人間をまっすぐに見返した。
パズルをひっくり返されたことなら何度もある。高慢ちきで可愛く
ないらしい自分に、そこまでした子は、初めてだったから。
354 :
にちようび:2007/01/18(木) 13:51:06 ID:aD1tGLkA0
それからのメロは、もうとにかくうざかった。
初対面時の台詞は自分に向けられたものでは? と思うくらい
うざかった。
「俺は偏食がないからな。お前の負けだ」
「ピーマンくらい食べられます。あなたこそ、そのニンジンは?」
「俺のほうが背丈が上だ」
「成長期にそんなことを言われても長く決着は付きません。
だいたい男と女で身長を論議されても困ります」
「見ろ、俺の方が金賞だぞ」
「すみません。銀賞は図工だけでした。あなたは? 」
小競り合いが絶えないある日、テニスのプレーで怪我をした。
膝をすりむいたのだ。
355 :
にちようび:2007/01/18(木) 13:52:03 ID:aD1tGLkA0
メロは真剣な顔で包帯を巻いてくれた。
「そんな丁寧にしなくても、擦り傷なのに」
「馬鹿! 女が体に傷作ってどうするんだよ」
メロらしくない、いきなりの差別発言だった。
なのに、なぜ頬が赤くなるんだろう?
「やはりここは私が謝るべきなんでしょうか………」
対人関係はスキルである。メロも高いとは言い難いが、
ニアのそれは絶望的であった。ゆえに頭がうまく回らない。
「いえ、どう考えても隠し事をしたメロが悪いです………
関係ないとか言われましたし………あんまりです………」
356 :
にちようび:2007/01/18(木) 13:52:39 ID:aD1tGLkA0
しかし突っ込みすぎた自分にも問題があるのでは? 首を傾げる。
メロが出していたのは20ペンス硬貨ばかりだった。あれが貯金で
あることは明らかだ。分かっていてカマをかけたのだから。
しかしそれ以上が分からなかった。あれは何のための貯金?
なぜいきなり使おうとする? それも銀行で換金せずに。
いっぱいあって面白いから?
違う。メロならそんな子供じみた使い方はしない。
遊園地という選択も理解不能だ。自分がいては遊びにくい。
女一人に楽しんで欲しいと思う、大金でそんな演出ができるほど
メロは大人の男ではない。
では何が目的で貯めた金なのか?
357 :
にちようび:2007/01/18(木) 13:53:25 ID:aD1tGLkA0
それが分からない。
分からない以上、気になって遊びに集中できない。
せっかくメロが遊び相手に自分を選んでくれたのに。
………あ。
ニアは目を見開く。
「これは俺がただの子供として貯めたお金だから」
彼はそう言った。同じ硬貨。貯めた歳月を確認するかのような、
子供じみた使い方。
ニアではなくメロが遊園地が好き………
「メロ………すみません………!」
自分はいつもこれだ。大切なことに気付かずに、相手を傷つけて
しまうのだ。
ニアは走り出した。
358 :
にちようび:2007/01/18(木) 13:54:06 ID:aD1tGLkA0
立ちつくしていたメロは、いきなり視界を覆った銀色に驚く。
ゲートにしたたかに頭を打ち付けた。
「………てぇ………」
「メロ! すみません、大丈夫ですか?」
ニアだった。柔らかい感触………許してくれるのか? でも、なぜか
まだ泣きそうな顔をしている。
「ニア、ごめん。さっきは」
「私が悪いんです。大丈夫、今日は遊びましょう。そんなお金使って
しまいましょう?」
態度の急変に眉をひそめ………メロはニアが答えをはじき出したことを
知る。
メロは優しくニアを体から離した。
「お前はいつもそうだ」
「メロ?」
「何もかも分かってますってか? んな人間いてたまるかっての………」
359 :
にちようび:2007/01/18(木) 13:54:44 ID:aD1tGLkA0
ニアはメロの髪を撫でる。愛おしそうにキスする。女特有の甘い匂いが胸に
刺さる。
………母さん。
やめてくれ。
「違います。何もかも分かってるわけじゃない。現に今、あなたの
頑固さが理解できません」
「馬鹿にすんなっ………」
「してません。するはずがない。あなたなら」
ニアは歯をくいしばり涙ぐむメロを、真っ正面から見すえる。
泣きそうな目で肩を揺すった。
「私が泣いていたら、馬鹿にしますか? 関係ないって言えますか、
メロ………?」
メロの最後の意地が崩れた。
今日はここまでです
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます
明日で二部終了です
すみません訂正です
>>350の「女性」を「女」にしといてください
神乙です!
続きwktkしながら待ってます
ネ申乙ですww
可愛いニアたん前にしたらメロの意地が崩れるのも無理ないか。。続き気になります!
神乙です!
こういう二人の関係は大好きです
お互いに支え合ってる様な優しい雰囲気
物語も終盤ですっかり引き込まれてます(*´`)
Milk Pazuru三部作二作目「にちようび」
カップリングは子メロ×ニア
1日デート物です。
構成上、ふたりの過去にオリジナル要素があります。
365 :
にちようび:2007/01/19(金) 12:44:03 ID:NT1z4yuH0
夕暮れ時。
子供の泣き方は、やっかいだ。激しく泣いたあと癖がつく。
結局メロは完全に泣きやめないまま、閉園時間も近くなった。
泣いている子供を心配する善意の人たちから逃げ回ったあげく、
人気の少ない小さな人工の森に移動する。
「父は仕事人間で滅多に顔を合わせることはありませんでした。
母は………」
赤く照らされた手を握る。体は未発達ながらも、女とは違う
骨張った手だった。
「母は信じていました。女の子、とくに子供はすべからく、
にこにこ笑って甘えておしゃべりして、大きくなったらいっしょに
おしゃれと男の子の話をするような………そういう期待を一身に背負って、
生まれてきたのが私でしたから、ショックも大きかったのかも知れません」
366 :
にちようび:2007/01/19(金) 12:44:40 ID:NT1z4yuH0
笑わない
目を見ない
恐ろしいほど大人の意図を見抜き、いつも無表情の子供。
「母は優しい人でした。いえ、単に寂しい人だったのかも知れません。
夫が相手にならないから、せめて子供と………と思っても………。
私たちはいつも、程度の差はあれこう思い合っていた。
「こいつでなければ良かったのに、神様」」
「ニア」
ニアは寂しげに手を撫でる。メロは手のひらを返しぎゅっと握り込む。
「可愛らしい服を着せ、絵本を与え、お人形を与える。母はいつか、
妖精の取り替え子のように、可愛い女の子に変わると信じていたのでしょう。
私もまた、対等に話の出来る、少なくとも話に詰まったりしない母が
欲しかった。
私は人形なんかいらない。お姫様のドレスなど夢見ない。それを理解して
くれる母が。
367 :
にちようび:2007/01/19(金) 12:45:24 ID:NT1z4yuH0
神様は彼女の方の願いを叶えました。………妹です。見たら驚きますよ、
メロ。
私そっくりです。髪は金ですが………くるくる表情の変わる、とても
愛らしい子でした。私も彼女が好きだった」
父が死んだ。天才児として注目を浴びているニアを引き取れるチャンスを、
ワイミーズハウスが見逃すはずがない。
母は父がいなければ迷わなかった。
じゃあママ行くから。
母は妹をしっかりと胸に抱き、こう言った。
あなたはひとりでも大丈夫よね?
368 :
にちようび:2007/01/19(金) 12:45:59 ID:NT1z4yuH0
もしかしたらあの時、ママと叫んで、泣きじゃくっていたら………母は
振り向いてくれたのかも知れない。少なくとも、クリスマスにカード
くらいは。
―――存在を抹消されることは。
茜色にとけ込んだ地面を壊すかのように、木の棒で土をいじくる。
「残念です」
「残念? そういう問題じゃ」
ニアは顔を左右に振る。
「Lが言いました。「残念でしたね」って。パズルのピースが
はまった気がした………私と母では、どれほど努力しても、すれ違う絵しか
生まれなかった。だから、ここは残念でいいんです」
寂しい瞳。どこまでも悟った、いや見えてしまうからこそ、
自分の痛みに気付かない。
369 :
にちようび:2007/01/19(金) 12:46:46 ID:NT1z4yuH0
メロはニアの頬にキスする。ニアはくすぐったそうにメロを見る。
「けどニア、言っておくけどお前はか………かわ」
「かわ?」
「可愛くない!」
ニアはじっとりとメロを見る。
「………このタイミングでそれ言いますか」
「可愛くないんだからしょうがないだろ」
「もういいですよ」
ぷいとあさっての方向を向く。
「すみませんね、可愛くなくて」
口を尖らせる。メロは背後からニアの細い背中を抱きすくめる。
「可愛くない」
「離して下さい」
「可愛くない」
370 :
にちようび:2007/01/19(金) 12:47:20 ID:NT1z4yuH0
「分かってます」
「好きだ」
「分かって………え?」
ニアはきょとんとメロを見る。メロの腕が襟元に回される。
唇が触れあった。
「ニアが好きだ」
真っ直ぐなまなざし。ニアは照れたような顔でメロの腕をぎゅっと握った。
「不思議ですね」
「何だ?」
「メロの体温。いつもなら安心するのに、なんだか痛い………」
目を閉じる。その頬にもくちづけられる。やはり痛い。ひりつくように。
痛いはずないよ、と言いながらメロは口づける。
痛いです。言いながらニアは拒否しない。
「どうしてそんな顔をするんだ?」
メロが心配そうにニアの顔を覗き込む。
371 :
にちようび:2007/01/19(金) 12:48:16 ID:NT1z4yuH0
分からない。
ただ痛い。
抱きしめていて欲しい。
救いを求めるかのように、目の前の確かなぬくもりにしがみつく。
甘い痛みが全身を満たしていく。
「………ママぁ………」
―――ネイトはひとりでも大丈夫よね?
372 :
にちようび:2007/01/19(金) 12:49:25 ID:NT1z4yuH0
ワイミーズハウス
「よぉニアちゃん」
服を返しにリンダの部屋へ向かう途中、ニアは呼び止められた。
マットだ。
「デートは成功だったかい? ってあれ、メロは」
「疲れたから寝るそうです」
嘘だ。泣き明かした顔を誰にも見られたくなくて、部屋に
籠もってしまった。
「ほほう………あのメロが疲れた、ねぇ」
「あなたが期待するようなことは何もありませんよ………」
呆れた顔でマットを見る。Lの後継者候補第三位。
その頭脳をもっと他のことに使えないものか。
「あ、そういえばおみやげは?」
「あっ………」
「なんだ忘れてたのか?じゃあこれでいーよ」
373 :
にちようび:2007/01/19(金) 12:54:09 ID:NT1z4yuH0
頬にチュッとキスする。ニアは赤くなった。
「マット!」
「美少女は男全員の宝です。メロに「世界平和のため、丸くなれ」って
言っといて」
「もう、あなたはそうやって冗談ばっかり………!」
機械音しかしない、静かな部屋
フローリングの上に、大学生くらいの青年が座り込んでいる。
「良いのですか、L」
「私が手を貸さずとも、あの子達はああなっていた………
Lがふたり。悪くない案だ」
「守りに入るかも知れません」
「ワタリ」
Lは言葉を切る。
374 :
にちようび:2007/01/19(金) 12:55:16 ID:NT1z4yuH0
「L候補の重責から逃げられないのは分かってるはず。
もしニアが継ぐなら、あのふたりは必ず別れる。ニアは女としての幸せより
理性を優先する人間だ。メロはそういうニアをおそらくは許せない。
道を違える。強情なニアなら、女をも同時に捨てるだろう。
ふたりに継がせれば、互いを守ろうと必死になる。
―――どういう不都合がある?」
Lは目を細める。パソコンの内部にある資料。―――キラに関する。
「キラ。もし私を殺せる相手なら、今のあの子達には勝てない。
今ならふたりで継ぐほか無い。どちらかが死ぬ。おそらくは行動的なメロが。
彼の死がニアの知略にとって、プラスに働かないはずはない」
資料を指で弾く。
「復讐という動機は、やっかいだからな」
375 :
にちようび:2007/01/19(金) 12:56:13 ID:NT1z4yuH0
つぶやいて、Lは顔を伏せた。下唇を噛みしめる。
「ニア、メロ………だが」
「L」
越えて見せろ、私の思惑を。
人に限っては、1+1が2とは限らない。
三部作二部終了です。大人キャラの性格が酷ぇ………。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
なんと返せば良いのか分からない………感激です。
第三部明日から三日間投下させていただきます。
連投になってしまい申し訳ないです。
すみません訂正です
>>365 ×女の子、とくに子供はすべからく
○子供、とくに女の子はすべからく
神、乙です!
なんか・・・切ないのと暖かいのと冷静なのと熱いのと・・・色々ですごく良かったです!
ニアの呟き(?)に、自分がネイトママになってやりなおしたいよ!!と真剣に思ってしまったw
続きwktkして待ってます。
すごいよかったよ〜。
やっぱ貴方頭よさそう。
赤く照らされた手とか、夕焼けに染まってるんだね上手い言い回しだなぁ。
素晴らしいww読んでて引き込まれます。ニアの過去もいい感じです!
神乙!
幸せに……なってくれー
メイン2人以外のキャラも立ってて凄い読みやすい!
寂しがりなネイトママも計算高いlLもすべてがいいよ〜
アカン、ニアたんクリソツ金髪妹にまで萌えてしまいそうだw
+ +
∧_∧ + 最終章
(0゚・∀・) ワクワク テカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
完全にオリジナルな過去だね。ちょっとキャラが違う気がするけど・・・
ニアたんが可愛いから無問題。ラスト楽しみです。
取り敢えず次スレからテンプレに……
「思い込みの方向は人によって様々なので口出しするくらいならスルー」
っていれたほうがいいかもね
メロ女の子スレからちょっと引用しちゃったけど
私はこういうのは好きだから何も感じないけど、
気になる人もいるかもしれないから
>>385の案には賛成
あと、ここで他のスレの名前を出されるのは
気持良い物ではないと思うから気を付けて欲しい
前スレから何度も名前出ちゃってるよ
先輩スレだから気になる人もいるのかも
キャラが違うなんて言いだしたら原作じゃない時点ですべてのSSがニアじゃなくなるし
神も書けやしないジャマイカ
Milk Pazuru三部作三作目です。
エロ無し萌えSSですらない上に作風暗め
本編改変系です苦手な方は要スルー。
カップリングはL×N
出演はワイミーズ(マット除く)&捜査本部です。
3日で投下します。
「あのガキども………」
Lはらしくない乱暴な口調で爪を噛んだ。
ワタリから連絡が入ったばかりであった。メロとニアがワイミーズハウスを
抜け出し、日本に向かったらしいと。
目的は明らかであった。
「私は頭に来ているんです、L」
やっと捕まえた(というより、わざと捕まったんだろう)ニアは、
Lの目を見て言い放った。
「キラはなかなか捕まらず、世間ではLは無能扱い。
頭に来ないはずがありません。ちなみに私を強制送還しようと
しても無駄です。
私とメロにとってワイミーズのセキュリティシステムなど、
闇夜の蚊レベル以下ですから」
「あなたたち、本当に組むと無敵というかやっかいですね………
大切なことを忘れていませんか? あなた方が死んだら、私の跡継ぎが
いなくなるんです」
「おかしなことを言わないで下さい。あなたが死んでキラが神になったら
Lは廃業、世界の切り札とはキラのことです」
このクソガキ。
じっとりとニアを見る。ニアも負けじと見返した。ふと、その目が曇る。
「いやな予感がするんです」
「ニア?」
「たかがアメリカの諜報機関の一つが手を引いただけで、実質あなたが
動かせる手足は日本国内にほとんどいない。自信を無くしたスパイの
自信回復の場、天国とまで言われている日本で世界の切り札がなぜ
そんなことになるのか、私には皆目見当もつきません………
すなわち、そこまで追いつめられる何かがあったとしか思えません。
今あなたに倒れられるよりは、ふたり力を合わせた方が良いと判断しました」
はあ、とLは息を吐く。
「………分かりました。そこまで言うのなら手伝ってもらいましょう。
実際人手は足りてませんし、あなたならキラに操られている心配も
ないでしょう。
ただし、条件があります」
日本の捜査本部。
「竜崎、その子は? 」
Lにひっついている、13歳くらいの中性的な子供を見て、
相沢は言った。
仔猫のように可愛らしい子だった。無言でこちらを見つめている。
午後1時だというのになぜかパジャマ姿だ。サイズが合わない、ぶかぶかの。
「ニアです。私が以前、担当した事件の生き残りです。両親を殺され(略)
ショックで口が(略)とにかく私がいないと食事も取らない憔悴っぷりで、
仕方なく連れてきました」
捜査本部全員はたいそうニアに同情した。
夜神局長は自分の子のような温かい目で見たし、松田はニアにお菓子や
おもちゃを持ってきた。
二人きりの時、ニアはLにこう言った。
「どうしてあんな無能どもと組むんですか?」
「………ニア、あなたは黙っていればあれだけ愛される。
その理由を考えて下さい」
弥海砂が捕まった
ニアは同時に、部屋に押し込められた。
これまで捜査を一緒に(といっても隠れてだが)にやってきたはずだ。
ドアを叩くニアに、慰めに来た松田が言う。
「女の子には辛いよ………」
絶対違う。Lの真意を測りかねて部屋でふてくされていたが、そのまま
眠ってしまった。
頭に温かい物が触れる。Lの手だった。遙か昔、こんな大きな手で頭を
撫でられたことがあったような気がする。
気持ちいい。
「全く無茶をします………この子達は………ん、起きましたか」
Lはベッドに腰掛けて自分を見下ろしている。
優しいまなざしに、ニアはどう対応していいか分からず困った顔をした。
「L、どうして私は捜査本部に入れてもらえないんですか?」
「ああ、あそこには見られたくない物があるんですよ」
寂しげな顔で口に手をやる。
「私です」
「L………」
ニアはじっとりと尊敬する人物の横顔を見た。
「なわけないでしょう。おおかた夜神さんあたりが「子供の前で」と
言い出すのを防いだだけでは?」
「はい………あなた見た目は弱そうですから。精神的には私より
タフですよ?」
「私、絶対に子供は持ちたくありません………」
憔悴したようすで尋問を続けるL。理由は日夜続けるニアの
情操教育だった。
ああ言えばこう言う。だがニアは子供らしい反抗心だけでやっているわけ
ではない。真実を追求する姿勢が、時に人を追いつめてしまうのだということ
にも気付いているし、理屈さえ通ればちゃんと言うことを聞いてくれる。
答えは単純だ。Lなら何でも答えられる。そう、無邪気に信じているのである。
ニアは捜査本部の床で遊んでいる。たまにとてとて歩いてきて、抱きついて
にぱっと笑う。恐ろしく可愛らしい。この悪魔め。
「こらこら、子供はあっち行ってなさい」
「いえ、相沢さん、放っておいてあげてください………邪魔にはなりません
………(何で重要事項見つけた時に気付くんだろうこの子………顔に出ている
………のか………?)」
「しかし警察情報を」
「構いません。この子は文字も読めませんからっていたっ」
ぽかりと頭を叩き、逃げていく。どうやらプライドが傷付いたらしい。
夜神月に会わせた。さすがに緊張した面持ちをしてしがみついてくる。
やっぱりまだ子供か、と背中に回したら、裏で即席のゴム鉄砲を作り
始めた。
「どうした竜崎、その子は」
「気にしないで下さい。両親を殺(略)少し精神的に不安定なところ
があ、って痛っ。どうして私に当てますか」
こつんと叩く。ニアは泣きそうな顔をした。ま、まずい。
このままだと………。
「竜崎、大人げないぞ」
「そうですよ。ニアちゃんは竜崎しか頼れる人がいないんです
から、優しくしてあげなきゃ。ねーニアちゃん。わざとじゃないよね」
こくこくと頷く。このクソガキ。
「こんな小さな子を捜査に巻き込んで良いのか?」
「………巻き込む訳がありません。この子はただの子供です」
月に向かってはっきりと念を押したLを、ニアは少し眩しそうに
見上げた。
夜のLの部屋。
「L。どうして私を庇うんですか? 私に………その、利用価値が
あるからですか」
ニアは心細そうな顔をしていた。強気な彼女でも、
ワイミーズハウスから離れもの寂しいのだろう。
Lはぽんぽんと頭をはたいた。
「あなたは良い子ですから」
「嘘………」
大きな目にいっぱい涙をためている。Lはこの子供を知っていた。
苦しいほどに。
―――あなたは私に似ている。
「誰かに何か言われましたね?」
「………でもそれは、本当のことです」
「勘違いをしてはいけません。可愛いなどというのはただの
個人的主観です。
そんなことより、私がここまで付き合ってきたのは「可愛い誰か」でなく、
ニアです。
ニア。これからも、よろしく………」
自分より小さな体がぎゅっとしがみついてきた。
「やはり、あなたは甘くないですね………」
「甘い方が良いですか?」
「いえ。………落ち着きます………」
もたれかかって目を閉じるニアの背中を、Lは優しく撫でてやる。
窓から見上げた夜空がきれいだった。
今日はここまでです
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
キャラは自分で書いてても違うと思うので、個人的には言われても
全然おKです。
(個人サイトなら言われた方がありがたいぐらい)。
でもその、言論弾圧みたいでアレなんですが
キャラらしさにこだわると、SSって書ける人が激減してしまうので
そうなるといろんな作品が読めなくなってスレ的には面白くないし、
>>385のテンプレ化には賛成です。
深い意味があって書き込んだわけでもないと思うのに、
突っ込んでごめんなさい
それではまた明日ノシ
うはっv朝からよいもの見させてもらいました!
色々なニアが見られるのもここだけですし、
神たちには自分の思う通りのニアを表現して頂きたいものです!
Lニア萌えですわ〜
すみません訂正です
>>398 ×個人的主観
○個人的見解
個人的主観ってなんだOTL
モエ〜(´∀`)
ニアがかわいすぎてどうしよう。
神乙です。ニアが可愛いくて堪らないです(*´Д`)
私も決まり事が多すぎるのは良くないと思います
職人さんも読者も規約に囚われずに
延び延びとやれてるのならそれで良いんじゃないかと
Milk Pazuru三部作三です。
エロ無し萌えSSですらない上に作風暗め
本編改変系です苦手な方は要スルー。
カップリングはL×N
ワイミーズ(マット除く)&捜査本部です。
明日で投下終了です
間違えた二です。
弥海砂を解放した。
Lが見続けたモニターを相沢が切る。
「竜崎、もう二人の監視はしないはずだ」
「そうですね………」
しかし表では想定外の事態が起きていた。
海砂が拉致されたのだ。
「………ひとりしかいないでしょうね」
「行動力があるけどいつも大事なことをおろそかにし続ける
二番さんあたりですか」
「あなたが苛めるからメロがムキになるんですよ………全く………。
無駄に反感を買うことは、あなたの為にもなりませんよ?」
「心配していただきありがとうございます。が、上位の者が愛想良く
するだけで、劣等感を慰められるような単純馬鹿のことなど知りません。
反発する人の方がまだ好感が持てます」
ニアは髪の毛をくるくる丸めながら無視した。
ダメだこいつ………
ニアの携帯に非通知で電話がかかってきた。渡された電話に、Lは
憔悴しきった顔で出る。
「Lです。メロ………弥海砂を解放しなさい」
「よくないな。こいつは埋めたデスノートを掘り起こしていた。
死神もいる」
「………!?」
珍しく焦ったLの様子に、ニアは真顔でこちらを見た。
「そっちの捜査状況はニアから聞いている。L、ニア、
ゲームしようぜ。
ノートは互いに一冊同士だ」
「………メロ。やめなさい。それは犯罪行為です」
「聞けないな」
電話を一方的に切られた。
「メロ………」
「グレましたね」
「………ニアの馬鹿………」
「なぜ私が」
「どう考えたって、キラに狙われる危険を分散させようとして
るんです
………あなたが捜査本部に乗り込むような策を取ったせいです」
「Lの側が一番安全ですよ? すべての危険が私を安全にして
くれるんです。
だって、私はLを信用していますから」
しれっとした顔でLを見上げる。くそ、この小悪魔。
レムは焦っていた。
死神界の穴から覗けば、海砂の居場所は分かる。犯人を殺せば
解放できるだろう。
しかし海砂が第二のキラで間違いないことは、捜査本部全員が
もう知っていた。ここで犯人を殺せば容疑が確実になるだけだ。
所有権を放棄させても、証拠は残る。月を殺しても手遅れ。
おまけに海砂は月がいなければ生きていけない。それはよく分かった。
月と海砂以外全員殺すか? いや、いかに警察が無能でも、
捜査本部全員が死に、月だけが生き残れば、キラが月であると推測を
立てるのはたやすい………
こうなるとレムに出来るのは、たったひとつ。
「竜崎、お前の推理は合っている。しかしもし月や海砂を殺せば、お前たち
全員を殺す」
Lは了承し、同時にひとつ条件を出した。
海砂を殺しはしない、必ず助け出すから、犯人は殺すなと。
メロはすぐに見つかった。というか、Lとニアが組んで見つからない
はずもなかった。
Lは即座にメロを拘置所に放り込んだ。
「しばらくそこでじっとしてて下さい。あなたがいると、話がグローバル
かつややこしくなります」
叫ぶメロの言葉を聞かず音声を切るL。映像を切り替える。
「さて。夜神月。いい加減自供してもらえませんか」
「何度も言っている。これは罠だ!」
「証拠は揃っています。レムの証言もあります。この状況で言い逃れが
出来るとでも?
………あなたらしくもない………」
Lの凄みのある声に、松田はニアの手を引こうとする。
「ニア、こっちに………」
「松田さん、やめてください。ニアなら大丈夫です」
でも、という松田の手をふりほどき、ニアはLの隣にしゃがみこむ。
強い意志を持って。
「こんな子供に………いやそれより月くん………!?」
相沢の声と同時に、井出が叫ぶ。
「夜神局長は!?」
牢に人影が現れた。まぎれもなく、夜神総一郎だった。
「夜神さん、やめてください!」
映像の中、夜神総一郎は拳銃を息子に向けていた。
「あなたが月君を私情で殺したら、私たちはキラと何も変わらない………」
「竜崎。言ったはずだ。私には親として、刑事局長としての責任がある」
「竜崎さん………それは通らない。親が子を裁いて良い法律などないん
です」
「しかし月は未成年だ」
「私情に走らないで下さいとお願いしてるんです。
刑事局長だろうと未成年だろうと、私情で殺せばただの殺人です。
悪い子を良い親だから殺して良いのなら、善人が悪人を殺しても
いいはずです」
「君には分からない。まだ親になったこともない君には」
Lは唇に手をやる。親になったことがない。親すらいない。
それはそうだが、見えている事実、揃っている材料で客観的に
判断していく他無いのだ。
とにかく、止めなければ。
「分かりませんよ。どっちも幼稚な全能感に支配されているとしか
思えない………キラと同じ轍を踏むつもりですか?」
相沢と井出が走る。松田だけがニアの手をひっぱった。さっきより強い。
ニアが叫ぶ。
「ふざけるな!!」
子供だから見なくていい? ふざけるな。捜査は自分も手伝った。
―――私もこの結果を招いた張本人だ。
逃げることは許されない。いや、逃げたくはない。
驚いて手を離した松田から離れ、ニアはLの肩をつかむ。
「L。そばにいます」
Lは少し笑う。
「言っても聞かないんでしょうね」
「はい」
まっすぐで、眩しい瞳だった。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます
一部個人的な思想が入っているのですが、話の都合として
入れただけなのでスルーして下さるとありがたいです。
明日で投下終了です。
知らない内にデスノ創作スレに…
女の子ニアたん萌えSSマダー?
まあ、そう言わず。
暖かい目でラストを見守りましょう。
自分は神のSS大好きだぞ〜!
エロなしでも十分ハァハァしてます!! 神乙!
えっちネタということを忘れて普通に楽しんでたw
Lニアのコラボ良い!
今後の展開wktk
神乙、続きまっとります
エロ無しでも全然萌えるけど
一応エチネタ板だと言う事を忘れずに…入ればいいと思います…
Lニア投下したいんですが、閉鎖までに間に合うかなと。
なのでTERCETのオマケみたいなものを投下しようと思ってるんですが、
自分が書くと長たらしくなってしまいそうなので、やっぱりLニア頑張って
今日から投下しようと思います。
423 :
PAGING:2007/01/21(日) 20:48:06 ID:GiBqCCUG0
では、どうぞ。
「大事な話があります。1人で誰にも知れず来て下さい」
唯一自分が目標としている人物、L。
みんなの憧れるLから呼び出し。
そして、大好きなLからの大事な話。
一体なんの話だろう・・・?
普段は滅多に入ることの無いこの部屋。
いつも、来客が来るとワタリがお茶をだして、
私たちは何もすることなく、誰が何のためどんな話をしているのか、
気になるばかりだった。
424 :
PAGING:2007/01/21(日) 20:48:50 ID:GiBqCCUG0
Lに聞いたって教えてもらえる訳が無い。
逆に聞いてしまうと、Lから鬱陶しく思われそうで
気にしていないフリをした。
口実を作ることは簡単だったが、Lの部屋には入れない。
だが今日はLの部屋への入室許可が出されている。
この休み時間の間だけだから、少しでも早く行って少しでもLと
短い時間を共に過ごしたかった。
ノックをすると、扉の向こうから声が聞こえた。
「誰ですか?」
Lだろうと思われる声。
少し緊張してきたのか、声が咄嗟にでない。
425 :
PAGING:2007/01/21(日) 20:49:31 ID:GiBqCCUG0
「・・・・・ニアです」
「どうぞ、入ってください」
ギィ・・と音を立てて、開いた扉。
そこには、ティーカップを手にしたLがいつものスタイルで座っている。
「ニア、こちらへ」
いきなり、Lの元へ来るように言われ、
もしかしたら自分はいけないことをしてしまったのかと思わされた。
「あ・・あの・・・」
「どうしました?」
「話って・・・なんですか?」
426 :
PAGING:2007/01/21(日) 20:50:09 ID:GiBqCCUG0
Lはティーカップを置くと、角砂糖を2、3個口に含んだ。
「大事な話ですからね。誰にも知られず此処へ来ましたか?」
「ハイっ・・・大丈夫です」
「そうですか、おりこうですね」
Lに褒められ、頬を染める。
嬉しくて、くすぐったい気持ちになった。
「可愛いですね、照れてるんですか?」
「えっ・・・??」
可愛いなんて言われたこともなかったし、
Lの口からそんな言葉が出るなんて、思わなかった。
427 :
PAGING:2007/01/21(日) 20:50:55 ID:GiBqCCUG0
「次の授業が始まる前に、済ませちゃいましょう。
あなたの戻りが遅いと、他の子に怪しまれるかもしれません」
「あ、はい。分かりました」
Lは立ち上がり、ニアをソファへ押し付けた。
「なっ・・・何ですか!?」
「そこへ座って下さい。服を脱いで。あ、下着もちゃんと脱ぐんですよ」
意味が分からない・・・
大事な話ってこのことなのか。
もしかしたら、身体検査・・・・そんなわけない。
「あの、何でそんなこと・・」
「いいからはやくしなさい。もう、遅いです」
時間が無いからといって、Lはパジャマのズボンをズリズリと下ろした。
下着の上から、ニアの蕾を少しだけギュウっと圧す。
428 :
PAGING:2007/01/21(日) 20:52:09 ID:GiBqCCUG0
「ひぁっ・・・・!!?」
「こういうのって・・・初めてですか?」
下着越しに蕾を刺激する。
声が漏れるのを我慢し、下唇を噛む。
「んっ、んん・・・んぁ・・・」
「まだ、直接触っていないのにこんなに感じて・・・」
下着を剥ぎ取られると、ニアの蕾が露となる。
「ニア、わたしの様に座りなさい」
「・・・・ぇっ・・・でも・・・っ・・・」
そんな格好したら・・・・。
429 :
PAGING:2007/01/21(日) 20:52:40 ID:GiBqCCUG0
「あなたは、行動が遅いですねぇ」
Lはニアの足を持ち上げ、膝を曲げる。
そして、両足首を固定させ動かないようにした。
「やだっ・・・取ってください・・・・」
「よ〜く、見えますね。ピンク色できれいですよ?」
「ゃっ・・・見ないで・・・ください・・・・」
手で、固定された両足首の紐を解こうとするが、
両腕を後ろに回され、自分の下着で固定される。
「ぁ・・・何して・・っ・・・嫌ですっ!!」
「ニア、少し我慢してください。あなたが愚図愚図しているせいで、
時間がなくなってしまいました。あなたのせいですよ?」
ツルリとした卵形のモノがニアの蕾に挿入される。
430 :
PAGING:2007/01/21(日) 20:53:27 ID:GiBqCCUG0
「ニアは玩具が気に入ってるみたいなので」
ちっとも解かされていない蕾に、張り裂けるような痛みが走る。
「いっ・・・やだっ・・・いたああぁあいぃ!!!」
「さすがに、よくないですよね・・・・ただでさえ狭いのに」
そういうと、ローションを塗りたくり指を少しずつ挿入していく。
「ぃぁああ・・・やっ・・・あ、あ、んん・・・ぁっ」
「ニア、もっと感じてください。我慢しずに、いっぱい濡らしなさい」
「ひぁああ・・・んぐぅ・・・っぁあ・・・・っ・・・」
蕾の中を1本の指に掻き回される。
431 :
PAGING:2007/01/21(日) 20:54:39 ID:GiBqCCUG0
「ニア、本当にすみません。時間が無いので・・・もう入れます。
ですが、先程塗ったローション・・・普通の物ではないので通常より感じやすいと思います」
「・・一体・・・何を・・ぁんっ・・んんんっっ!!!」
「媚薬入りローションです。でも、ニアは感じやすく濡れやすいことが分かりました。
今度からは、必要ないですね。まぁ、遊びには使えますが・・・」
先程Lが挿入しようとした玩具が、再び侵入しようとしている。
力任せにギュウウと押し込み、張り裂けるよな痛みがはしった。
「ああぁあああ!!!いたいっ!いたいですっっ!!やっ・・やだ!」
「痛いのは分かります。我慢しなさい」
「我・・まんできなっ・・・・んあああ!!!」
「もう少しです・・・・・ほらっ・・・入りましたよ。凄いですね」
両足首と両腕が自由になり、Lが下着とズボンを履かせる。
432 :
PAGING:2007/01/21(日) 20:55:23 ID:GiBqCCUG0
「では、頑張ってくださいね」
そういうと、また下着の中に手を突っ込んで、カチッとスイッチを入れる音がした。
「何っ・・・??」
その瞬間、自分の中に潜り込んだモノが動き出す。
「ぃっ・・・ぁあ・・・だめぇ・・・抜い・・て・・・」
「ダメですよ、授業が始まります。勉強熱心なニアは大好きです」
そんなこと言われても、もう嬉しくない。
Lは好きだけど、こんなことするなんて。
その場に、倒れこみ動けないと訴えるがLはニアの体を
抱きかかえると、部屋の外へ出してしまった。
「それでは、耐えてくださいね。我慢することも大切です」
扉を閉められ、どうすることもできない。
自分で抜きたいが、そんな時間はもうない。
433 :
PAGING:2007/01/21(日) 21:00:44 ID:GiBqCCUG0
授業をサボッてしまおうか。
ニアは自室へ向かうが、その途中メロに会ってしまった。
はっきり言って一番会いたくない相手。
誰にも会いたくないが、メロは賢いから少しでもいつもと違う態度をとると、
何かおかしいと感づかれてしまうかも。
だが、今でも動き続ける玩具相手に、普段通りに振舞えそうにない。
媚薬のせいなのか分からないが、自然と声が漏れてしまう。
「・・・っ・・・ん・・・」
「あれ?ニアこんなとこにいたんだ。早く行こうよ、次の授業始まるぜ」
メロはニアの腕を取り引っ張った。
「ひっ・・・ぁあ・・・」
「・・・・ニア?」
「何でも・・・っ・・・無いです・・・・・・」
434 :
PAGING:2007/01/21(日) 21:07:35 ID:GiBqCCUG0
メロに気づかれることなく、腕を引っ張られ教室へ入る。
自分の席に着こうとイスを引くが、座るときは最悪だった。
イスに圧されているようで、余計に奥へモノが挿入される。
「ぁっ、んんっ・・・ダメっ・・・・・・」
授業どころではない。座ったせいで敏感なところを突くようになる。
「ぃっ、・・・・・ふっ、あっ、あぁ、・・・・・」
意識が飛びそうになるのを必死で堪えた。
授業が終わったらすぐに、自室へ向かい、取り出せば大丈夫だ。
Lのところへ行っても、取り除いてはくれないだろう。
授業中、大きな声は出せないと思っていたが運が良いことに今日は自習。
みんなが騒いでくれるおかげで、少しの声なら掻き消すことができた。
今日は此処までにします。続きは明日。
L の 変 態 変態 ヘンタイ… ←エコー
キタ―(゚∀゚)―!神乙です!
エロイのに飢えてたんで堪らないです(*><)
探偵の後継者候補ではなく
変態の後継者候補という意味だったのかw
L、教育熱心だなww
439 :
PAGING:2007/01/21(日) 23:04:08 ID:vhHd7AeS0
「んぁあ・・・・んっ・・・あんん・・・っ・・・・」
「ニアは勉強か」
メロが肩を不意に叩いたせいで、堪えていた声が上がってしまう。
「ひぁあっ・・・!やっ・・・だ・・めぇ・・・・」
「ご、ごめん・・・ビックリさせるつもりじゃなかったんだけど」
「あっ、んあっ、違・・・っ・・ゃ・・・んくっ・・・」
声が止まらない。それどころか、余計に反応してしまう。
ニアの喘ぎにメロは顔を赤く染めた。
机に顔をうつ伏せにし、声が出来るだけ漏れないようにする。
「んっ・・・っ・・・ゃあっ・・・・・っ・・・」
「具合悪いのか・・・?」
「あ、ゃ、うぅ・・・っ・・・・」
「おい、どうしたんだよ」
440 :
PAGING:2007/01/21(日) 23:05:04 ID:vhHd7AeS0
うつ伏せていたニアの片腕を持ち上げ、様子を伺う。
顔は赤くなっていて、ギュッと目を瞑っていた。
「んぁあっ・・メ・・ロ・・・・あんっ・・・助け・・・っ・・・・・」
おかしいと思ったメロは、周りになるべく気づかれぬようニアを抱えると
教室から飛び出した。
「どうしたんだよ・・・なんでそんな・・・」
「ぁあんっ・・ゃあっ・・・く・・・うう・・・・・っ・・・・」
「ニア・・・保健室に行く?」
「ぁっ・・だめでっ・・んあぁ・・・・ああ・・・」
441 :
PAGING:2007/01/21(日) 23:07:05 ID:vhHd7AeS0
メロはニアを抱えて、その場に座り込んだ。
熱くなるニアの体。
熱があるのなら、はやく保健室へつれてって様子を診てもらわないと。
だが、ニアはそれを嫌がって、メロの胸に顔を押し付け声を押し殺した。
ギュウっと、両方の手がメロの服を強く握りしめる。
「おい、服が伸びるだろ・・・」
「すみま・・・っせ・・・・・んっ・・・ひぁああ・・・・」
メロの腰をギュウっと何かに耐えるように挟んみこむ。
ビクビクと腰を浮かせ、胸に顔を埋めた。
「んぐっ・・・ふ、ぁ、ゃぁ・・・・」
「ちょっと・・・・おい・・・・・・」
442 :
PAGING:2007/01/21(日) 23:08:30 ID:vhHd7AeS0
「あああっ・・・・ダメですっ・・・ひぁああっ・・・イ・・イくうう・・・んああぁあ!!!」
「は!?な、何言ってんだよ、お前・・・」
ぐったりとしたニア。
メロはどうしようもなく、ニアの体を揺すり、起こそうとする。
「ニア・・・どうしたんだよ!!」
「やはりダメか・・・・」
声のする方を見ると、そこにはLがいた。
「L・・・!!?何で!?」
「メロ、このことは誰にも言ってはいけませんよ」
「わ・・・わかったよ・・・」
ニアはLに抱えられると、メロを残してその場を立ち去った。
443 :
PAGING:2007/01/21(日) 23:13:48 ID:vhHd7AeS0
何でLがニアを・・・・?
不思議に思ったが、Lから口止めされている。
誰かに聞くことは出来ないし、ニアもLも、教えてくれそうにない。
仕方なくニアによって伸ばされた服のシワを、手の平で撫で教室へ戻った。
「ニア・・・・、我慢しなさいと言ったのに・・・・」
「ぃぁあっ・・・んっ・・・・取っ・・・て・・・・ぇ・・・・」
「自分で取りなさい」
「んんっ・・・・そ・・・ん・・・っ・・・ひど・・・い・・ぁあ・・・・」
Lはズボンと下着を一緒に脱がせると、蕾を指でなぞった。
444 :
PAGING:2007/01/21(日) 23:22:36 ID:vhHd7AeS0
「ひゃああっ・・・んぐっ・・・ぁ、ぁっ・・・・んん・・・」
「人に頼っていてはいけません。さっきだってメロがいなかったら、
あなたはみんなの前でイッてるんですよ?」
「ふぁっ・・・ぁっ・・・あぁ・・・あ、あ、あ、んああ!!」
「ホラ、またイッてしまいますよ?」
自分で取り除くしかないようだ。
自分の中に手を入れることに嫌悪感を抱くが、
早く取りのぞいてしまえばいい。
指をそっと、蕾に挿入する。
濡れていることが、すぐに分かり嫌になった。
445 :
PAGING:2007/01/21(日) 23:25:41 ID:vhHd7AeS0
「いやぁ・・・っ・・・あぁん、あっ・・・・やっ・・」
「1人でですか??・・・・それにしても、イヤらしい体ですね」
「そっ・・・そんなっ・・・・あぁあっっ!!」
そんなつもりじゃないのに。
やりたくてやってるわけじゃないのに。
どうしてそんなこと言うの?
いろいろ言いたいことはあるのに、何か言おうと思っても
喘ぎ声に変わるだけだった。
だが実際、他所から見れば自慰をしているように見えるだろう。
そんなこと言われても、どうせLは取ってくれないのだから、
自分でやるしかない。
446 :
PAGING:2007/01/21(日) 23:27:03 ID:vhHd7AeS0
「んっ・・・取れ・・っ・・なぁ・・い・・・」
「もっと、奥ですって。1本で取れるんですか?」
そういわれて、指を挿入させる。
痛みはなくて済んだが、それは自分が感じてること表している様だった。
「あぁぅう・・・んん・・・・ぁ・・・ぁったぁ・・・・・ひぁああ・・・」
「ありましたか?」
「ゃ・・・ん・・・っ・・・ふっ、ぁ、・・・できなっ・・・ぃ・・」
「出来ない・・・ならば、手伝いましょうか?」
Lが手伝うにしても、ちゃんと取ってくれるのだろうか。
こうしている間にも、中のものは蠢いてニアを刺激する。
なんでLは変態キャラがこんなにはまるんだろう
腐女子には「可愛い」と言われ男には「変態」………この現象は………
ヨン様?
448 :
PAGING:2007/01/21(日) 23:33:30 ID:vhHd7AeS0
「ぅう・・・・ぁ・・・・おねがっ・・・ぃ・・・んっっ・・・・」
「お願いしますでしょう?人に物を頼むときは礼儀正しくしなさい」
「ああんっ・・お・・ねが・・ぁっ、ゃああ・・・っ・・・」
「ダメな子ですねぇ・・・。お願いしますも言えないんですか??
いつまでたっても、そのままですよ。ほら、早く言え、ニア」
そんなこと言われても、刺激が強くて言葉にならない。
あまりの快感に呂律が上手く回らなかった。
「ひぁぁっ・・・おねが・・ぁい・・・しま・・・す・・ぁうっ・・・」
「わかりました。ですが、手伝う代わりにニアも何かしなくてはいけませんよね?」
「何っ・・・・・すれ・・ばっ・・・あんっ・・・あ、ふっ、・・・っ・・・」
449 :
PAGING:2007/01/21(日) 23:36:32 ID:vhHd7AeS0
「もう一つ、あなたにプレゼントです。こんなに貰って嬉しいですか??」
Lが差し出したのは、とてもニアの蕾に入りそうにない、成人男性の形をしたモノ。
まだ、入れるのか・・・しかもこれでは、新たに中へ侵入するだけ。
「ぃ・・ぃゃっ・・・そんなっっ・・・ぁああ・・・」
「大きい?」
「はぁっ・・・イっちゃ・・ぁっ・・・ぅう!!・・やっ、ぁ、も、うっ・・・ぁあああん!!!」
「ニア、イきやすくなってますね。ここもこんなに濡れてるし、案外入るかもしれないですよ?」
蜜が滴る蕾に、ズボズボと玩具を潜り込ませる。
奥へ挿入していくと、コツンと既に振動しているモノに当たった。
450 :
PAGING:2007/01/21(日) 23:37:36 ID:vhHd7AeS0
「これなら、まだ、取り出しやすいでしょう?引っ張るだけです」
「もぉ・・・っ・・・無理・・・・です・・・」
床に粘液が滴り、その部分だけ色が濃くなった。
「そうですか。では、このまま授業を受けてきなさい」
「そんなこと・・・んんっ・・・・出来る・・わけ・・・なっ・・・・」
四つん這いになり、腰だけ浮かした格好。
玩具に触れ、少し動かすだけで激痛がニアを襲った。
「ぃたぁっ・・!」
「痛い??こんなに濡れているのに・・・」
そう言い、左右に玩具を揺らす。
ビクッとニアは反応しLを睨んだ。
「何ですか、その反抗的な目は。おしおきです」
続きは明日と言いましたが、結局書いてしまいました。
でも、次は本当に明日です。
神乙です!
Lヒドスwww
続き楽しみです!
神乙!
鬼畜変態LひどいよL
でもニアって可愛いからいじめたくなる、性的な意味で
神乙!
(*´Д`)ハァハァ
Milk Pazuru三部作三作目です。
エロ無し萌えSSですらない上に作風暗め
本編改変系です苦手な方は要スルー。
カップリングはL×N
ワイミーズ(マット除く)&捜査本部です。
今日で終わりです。
月に向かって発砲したが、銃弾はそれた。相沢達に取り押さえられる前に、
総一郎は自害した。
「分かってくれ、月」
冷たくなっていく父親を牢屋越しに胸に抱き、月は彼の声を聞いた。
「生きてくれ。罪を償って、最後の日まで………」
愕然と膝をつく月。
Lは言った。
「夜神さん………すみませんでした………」
静かに目を閉じる。
「それが………親ですか………」
ワイミーズの誰もが知らない、その存在に、静かに黙祷を捧げる。
「と、いうわけで月君には捜査協力をしてもらいます」
「え!?」
ニアとメロは同時に言った。
「何を意外そうに。捜査協力の代わりに罪を軽減して行くんです。
月君の捜査能力ならばっちりです。見張りにもなりますし」
「まあそれはそうですが、あなた警察ではなく探偵では」
ニアの言葉に
「月君は警察庁所属です。もちろん罪状自体は伏せますが」
メロの言葉に
「再びデスノートを手にした夜神月が、反逆する危険性は」
「デスノートは燃やしました………燃やすと云々のルールは嘘ですし。
あのノートに憑く死神、リュークはつまらなさそうでしたが、
「捜査を見ていれば面白いことも見られる」という理由で納得
してくれました。
レムも、ふたりとも殺さないという条件で飲んでくれました。
所有権を放棄させたため、月君とミサさんはノートの記憶を無くしています」
ふたりは言った
「でも………あれほどの罪を犯した夜神月を裁かないなんて!」
「いま月君を殺せば、私たちは皆殺しです。そうなればキラの天下です。
命を賭けるのと、命を無駄遣いすることは逆の意味です。
キラがいなくなった以上、今まで以上に世の中は荒れるでしょう。
私と月君にはその責任を取る義務がある」
「………でも」
納得いかない表情のニア達。
「そうですね………キラが現れたのも、あなた方の今の感情と近い理由です。
私たちは、大義によってではなく、自らが信じる正義によって動いている
………だからこそ」
Lはしゃがむ。ニアとメロの頭をくしゃくしゃっと撫でた。
「私たちはいつも迷っていなくてはならない。いくら賢くても、誰も神には
なれない………。正義である確証なんてどこにもない。
そう、常に心に留めておくべきです。
正直な話、現時点ではここしか落としどころがない。良い子だから
聞き分けて下さい。
ところでニア、そしてメロ」
じっとりとふたりを見る。
「ワイミーズハウスを抜け出し、私をたばかった罪、まだ精算してませんよね?」
ふたりは目線を交わし合う。
「え、L、それは」
「キラ事件解決につながったんだから」
「良くありません。一回は一回、罪は罪。あなたがた、おしおきです」
「L、さっきの台詞と矛盾点が」
「構いません。私は嘘つきですから」
―――ふたりの悲鳴が響き渡った。
「まったく」
またワタリとふたりきりになった。ニアにちょっかいを出すメロと、相手に
していないニアをモニターで見ながら、Lはずぞぞと珈琲をすする。
「ふたりとも、あなたが好きなんですよ。私と同じです」
Lは目元を和ませる。
「………可愛い子達だ」
メロが監視カメラを見て叫ぶ。
「L! ちょっとニアに言ってやってくれよ」
「あっメロ、Lにちくるなんて反則ですよ?」
「しょうがないだろ、お前俺の言うことは聞かないんだから!」
何やらもめている。Lはやれやれという風に肩をすくめ、椅子を降りる。
「ワタリ、仲裁してくる………」
パソコンからかすかな忍び笑いが聞こえる。
神になどなれなくてもいい。
神はひとり
それが、ティータイムが出来る我々より、幸せなはずはないから。
後にはWと書かれたパソコンの文字だけが残された。
書いてる内に愛着が沸いてしまい、殺せなくなったので
これを書き、次に「にちようび」を書きました
本当に長々と書きました。
板違いである以上、ブログ作ってそこでやれと言われると思ったんですが、
皆様優しいですね。ありがとうございます。
ご好意に甘えっぱなしでは心苦しいので、Milk Pazuruとは関係のない単体SSで
21禁も書きました。
(難しいですね、エロって………書ける人尊敬します)
明日から三日間投下します(今日はさわりだけ)。
二投下時から準備してたんですが、PAGING神とちょうど重なって良かったです。
PAGING神はLN非合意で、私のはLN合意。
非合意と合意………なんかネット上親子どんぶりみたいで素敵だ………
「サプライズ」
21禁和姦
カップリング・LN
464 :
サプライズ:2007/01/22(月) 10:10:29 ID:EvxzX99J0
すっすっという音がする
月明かりの下、Lはソファで書類を繰っていた。人の気配に顔をあげる。
ここは昔、Lが使っていた部屋だった。客用寝室から抜けだし
忍び込んだのだ。だからここに来ると言うことは、自分がLだと知っている者。
足音は子供のそれ。
「………ニア?」
きい。
音がしてドアが開く。月のようなプラチナブロンドが覗く。
「L………」
「眠れませんか?」
ニアのパジャマにはかすかな寝跡。仔猫のような柔らかい仕草で部屋に
忍び込む。後ろ手に木製のドアを閉めた。
潤んだ黒い瞳が、Lを映し出す。
465 :
サプライズ:2007/01/22(月) 10:11:23 ID:EvxzX99J0
「女性が男性の部屋に来る物ではありませんよ? それも夜中に」
「………そんなことはどうでも良いことです」
かすれた声。緊張している………?
「良くはありません。あなたはもう体は大人なんですから、
自覚を持つべきです」
ニアはふるふると首を横にふった。
「L。あなたに紳士であって欲しいなどとは、思ってません………」
「………どういうことです?」
声の質が少し変わる。教育者から、男を含んだそれに。
「L。おそらく名を継ぐのは私です。現時点であなたはそう考えて
いる」
466 :
サプライズ:2007/01/22(月) 10:11:57 ID:EvxzX99J0
「はい」
隠してもしょうがあるまい。No,1は彼女だ。
ニアは無言のまま、あろうことか上着のボタンを外し出す。
「ニア、待ちなさい。何をするつもりですか」
「分からないはずもないでしょう」
震える指で、一気に下まで外すと脱ぎ捨てる。黒いノースリーブが、
白く柔らかそうな肌の大切な部分を覆っていた。ぶかぶかしたパジャマでは
分かりづらいが、かすかなふくらみと、華奢な腰のくびれは紛れもなく
女のそれだ。
ニアは少し気恥ずかしそうに目を逸らしながら、視線から体を庇わずに
言う。
「………怖いんです」
「ニア?」
467 :
サプライズ:2007/01/22(月) 10:12:48 ID:EvxzX99J0
「女を捨てるのは構いません。色恋沙汰には、元々興味無いですから。
けれどLの敵は、この事実をどう思うでしょう?」
「殺害だけではなく、レイプの可能性もある、と言うことですか?」
しんと沈黙が落ちる。梟の声が響いた。どうなだめようかと考えても、
こういう行動に出ている以上、結論はひとつしか無い。
教育者としてのためらいから、さらに言葉をつむぐ。
「それがどういう物か分からないから余計に怖い………と?」
「違います。ただ、怖いだけです………」
目を閉じる。月明かりに、長いまつげが影を落とした。
やはり言っても無駄………か。
Lはニアに近づく。かすかに震える手。見上げても上目遣いになって
しまう小さなニア。恥じらいに染めた頬が、どうしようもなく扇情的だ。
Lはニアのあごを掴む。怯えから逃れようとする体を押さえ、柔らかく
唇を重ねる。
468 :
サプライズ:2007/01/22(月) 10:13:24 ID:EvxzX99J0
「………っん」
「ニア、逃げなさい。今なら、すべて聞かなかったことにしましょう」
ニアは震える手でドアノブに手を伸ばし………
かちり。
鍵の閉まる音。
Lはもう何も言わなかった。薄いくちびるに舌を差し入れる。
力強く自分を押しのけようとする手を、無視した。
「くぅ………ん。あふぁ………」
ニアの表情が少女から女に変わっていく。かすかな変化がLを
興奮させる。
ぺちゃぺちゃと、普段なら不快なはずの音が、なぜいやらしく
感じるのだろうと、ふと疑問に思った。
今日はここまでです
読んで下さった方、レス下さった方、本当にありがとうございました。
PAGING神、続き楽しみに待っとります。Lの変態!w
んではノシ
21禁wktk
神乙です!ニアたんついにLに襲われちゃう〜
ハァハァ萌えた!神乙!!
>>455 死にネタアリの注意くらい書いてくれ・・・
スルーしようと思ったが
>>462を読んで
スルー出来なくなったスマソ・・・
>>473 無理です。
本編で死ななかった人が死ぬのならともかく
彼は本編でも死んでますし。
四スレ目に入ってなんか
揉めるようになったのは
賑わってるからかな?
>>473 死にネタってLのことでしょ?
パラレル創作SSだけど原作の流れにも沿ってる訳だし
注意って必要?
あ、L以外が死ぬと思ったから?
総一郎では?
前スレからそんな注意はしてなかったがな。
死んでないキャラも死なせるのならともかく
メロ×ニア投下します。
メイド姿ニアで前半多少テンション高いです。
読んで嫌悪感を抱いた方はスルーして下さい。
長いので何日かにわけて投下しますが、他の神の邪魔に
ならないようレスの少ない日に来ようと思います。
では
2スレのネ申とかは「本編と絡めているところもあるので…苦手な方はスルー推奨します。」とか
気を使って書いてくれてるよ(Lの死にネタがある部分)
>>474みたいな言い方もまずくないか?
最初はそこまで気が回らなかったのはしかたないとしても、
なんで「無理です」と一刀両断?「じゃあ次からは注意しますね」とか言えないの?
>>1にも「住民の好みでスルーできるように配慮」って書いてあるのに
住民も平気で「エロ無しでも平気です〜」とか簡単に言わないでほしい
>>1ではエロの形はいろいろ(微エロ、多エロ、精神的エロ、肉体的エロ)とは書いてるけど、
ピンク板でまったくエロ無しじゃ、読んでるその人自身がさすがに板違いじゃね?
本末転倒過ぎる
「メロ、ようこそ」
ニアはそう言うと、銃を手に持つメロをSPK本部に迎え入れた。
「ここまではお前の思いどおりか?」
「はい」
緊張が走る SPKメンバーは息を呑んだ。
「ここまで来るとは考えていませんでしたが・・・」
ゴクリ・・・
「ちゃんと、準備して待ってましたよ!!!」
「?」
くるっと振り向いたニアにメロは仰天した。
そこにはピンクのメイド服を着たニアが居た。
「どうですか、メロ 私、可愛いですか!?」
「なっ・・・、ニア!??」
メロはニアの変わり様に声が出なかった。
たじろぐメロにSPKメンバーが口々に言った。
「この幸せ者が!!」と興奮気味のレスター。
「正直、羨ましい・・いえ、何でもありません、しかし・・・」といじけるジェバン二。
「私が見繕ったのよ!これ、すっごく高いんだから!!!」とテンション高すぎのハル。
「な、何だ!?お前等・・・」
「ニアはね、あなたに会う事を今か今かと待ち続けてたのよ!
メロに再会する時は思いっきり可愛い格好でいたいって・・・
ああ、何ていじらしいの!!!」
メロは軽いめまいがした。
こいつ等・・・本当にSPK?
そのSPKの中心にはメイド服姿のニア・・しかもピンク!
オレは悪い夢でも見てるのだろうか?
気が遠くなりそうなメロの肩をポンッと力強く叩き、レスターが言った。
「(娘を持つ父親風に)ニアを泣かせたら私が承知しないぞ!」
続けてジェバンニ。
「(死闘後芽生えた奇妙な友情風に)私はニアの為に身を引くんだ・・・あとは任せたぞ・・・」
そして最後にハル。
「(近所のおばちゃん風に)さ、後は若い二人に任せるとして・・・」
言いたい事を言ってSPKメンバーはメロとニアの二人を残しそそくさと去っていった。
しかし、ハルのみ隠しカメラで二人(特にニア)を凝視。
「・・・おい、一体何のつもりだ?」
あまりのふざけた出来事にメロは困惑した。
いや、もしかしたらこれはメロを油断させるSPKの作戦かもしれない。
メロは気を取り直し身構える。
「随分な変わり様じゃないかニア。そんな格好までして・・何を考えている??」
メロの言葉を聞き、
「これ・・可愛くないですか??」とニアが上目使いで言った。
「何が可愛いだ この引きこもりが! ふざけてんじゃねー!!」
メロは持っている銃をニアに向け、思い出したかのようにチョコをくわえた。
「・・・ひどいです・・・」
ニアは唇を尖らせる。
「私は大真面目です。メロが喜んでくれると思ってハルに用意してもらったのに・・・」
小さく握った拳を口元に置き目をうるうるさせている。
今だ警戒しているメロは黙ってニアを見つめた。
こいつがよりによってピンクなんて、いや、スカート姿を見るのも初めてだけど・・・
ニアがまるで女の子の様に見えた。
いや、実際女なのだが・・
格好はまともではないけれど、そこに立っているのは可愛い小柄な少女だ。
・・・似合わなくは、ない・・かも。
顔を少し赤らめたメロをニアは見逃さなかった。
「今、ちょっと可愛いって思いましたね!?」
「なっ!」
はっとメロは我に返りパキッとチョコを噛み砕いた。
何考えてるんだオレは!やっぱりこれはオレを混乱させる為の作戦か!?
「お、お前なんか何着たって変わんねーんだよ
いつものパジャマでも着てろ!調子が狂う!」
動揺したメロが言い返す。すると
「パジャマ・・・ですか・・・パジャマ、ですね」
とニアは何かを納得したかのようにうん、と頷くとメロに一歩近づいた
「なっ・・・」
メロは慌てて銃の引き金に指を掛けた。
・・かと思うと次の瞬間手から銃が落ちそうになった。慌てて銃を握り締める。
目の前のニアは、短いスカートを下着が見えるぎりぎりまで捲り上げ言った。
「パジャマに着替えます。・・手伝って下さい」
「は・・・」
ポカーン、とメロは口を開けた。全身の力が抜けていた。
「この服、一人で脱ぐのは難しいのです。お願いします、メロ」
ニアの白い太ももがあらわになる。
着痩せして見えるのか、伸びる足は細くも女性らしくふっくらとしていた。
ゴクリ・・・メロは思わず唾を飲んだ。
だ、駄目だ、これじゃすっかりニアのペースじゃないか!
メロは必死で自分に言い聞かせた。
流されるな・・・!
「さっきからお前等おかしいぞ・・・
お前はアホみたいな格好で武器の装備もしてねーし、
仲間はオレを置いて平然と立ち去るし・・・」
そうだ、こんな風にニアと再会するはずではなかったのだ。
最後にちょっと格好つけて
“どちらが先にキラに辿り着けるか競争だ!”とか言いたかったのに・・・
「じゃあ、どちらが先に欲情するのか競争してみます?」
ニアから放たれた言葉にメロはくらくらした。
こいつ、今何て言った???
ニアは捲し上げたスカートをぱっと離した。
混乱しつつも残念そうにそれを見つめるメロを尻目に
「はぁ・・・」と溜息をついた。そしてしばらく黙った後、
「・・・はいはい、もうね、・・・可愛い子ぶるのは辞めです。まったく・・
こんなに可愛く誘ってるのにあなたときたらほんとチキンです、いえ、
チキンどころかうじ虫以下です。」
突然、人が変わったかの様にニアが淡々と話し始めた。
いや、人が変わっていたのはさっきの方だ。ニアは本来のニアに戻っていた。
「この姿を見て、何とも思わないなんて、あなた、それでも男ですか?
そんなだからいつまでたっても2番なんですよ。」
「な、なんだと!?」
「悔しかったら私に欲情してみせて下さい。
普通の男性は欲情します。(ものすごい自信)
もしも欲情しないのであれば、あなたをホモと見なし
その事実を全世界の薔薇な男性に通達します。
そうなればかなり危険ですよ?あなたは男女問わずモテますからね。
さて、どうなる事やら・・・」
「このっ・・・言わせておけば・・・」
メロはここに辿り着くまでの過程を思い出した。
一度はマフィアを味方に付けた。
しかし、味方だと思ったのは大きな間違いで、
ある日奴らは息遣いを荒くしオレを拘束しようとした。
奴らの狙いはオレの尻だった。
日本捜査本部がアジトに潜入してこなければ危うく尻を掘られ・・・(ガクブル)
言っておくがオレにはそんな趣味はない!
メイドニアキターーー(*゚∀゚*)ーーー!
wktkwktk
ニアはメロの様子をちらっと見て、何か思うところがあったのか二ヤッと笑い言った
「比べられるのも甚だしいですが、
今あなたの目の前にはいるのはメイド服の可愛い女の子・・
素直に欲情しといた方が身の為だと思いますが?」
「ニア・・貴様・・」
「どうなんですか?」
「だれが、欲情なんてするか!ましてやお前なんかに!!」
「メロ、あなた、私を超えたいんでしたよね?
なら、チャンスじゃないですか。仮にも私は今メイドの格好をしています。
あなたが私に欲情さえしてくれれば私は身を呈して尽くしますよ?
あなたの言いなりです。一時ではありますが私の上の立場・・
そう、ご主人様になれるんです」
今日はここまでです。
すみません、言い忘れましたが
エチありですので・・
そこに辿り着くまでが無駄に長いですorz
また素敵神達のSSの合間を見て投下しに来ます・・
神乙です!
超うけたwww
本当、メロそこで欲情しないとダメだよ!永久二番だよ
>>480 確かにエッチねたは入れて欲しい。そういう板のスレだし。
死にネタは、原作で死んでる人はまぁ個人的に構わない派だけど
嫌な人もいるだろうね。
でも
>>474だって、今までエッチネタなしで住人の優しさに甘えてるのは悪いと思って
いま21禁書いてくれてるんだからもういいじゃん。
新しい神もきたことだし。
メイドニアキタ!
しかもピンクだよピンク!!激しく萌〜
続きwktk!!
神乙!
積極的どころじゃ済まないな勢いなニア萌w
でもメロはこれくらい引いてる感じがいいw
>>480 エロ無しでスイマセン!な感じでSS投下の神は別にいいと思う
むしろエロ無しマンセー、それがクオリティタカスな流れは嫌だ
一時期なりかけたし
496 :
473:2007/01/22(月) 23:01:56 ID:H8NT+zmY0
空気悪くしてスマソ
パパの死に方が(月がキラだとわかって自殺)あんまりだったので・・・
まぁ・・・無理言われたら仕方ないや┐(´д`)┌
>>496 最初からそういう言い方だったのなら
>>474も分かってくれたと思う。
やっぱり文章だと上手く伝わらない部分があるし
最初にきちんとその心情を言うべきじゃなかったかな。
単純に死にネタがイヤだとしか受け取れなかったもん。
498 :
474:2007/01/22(月) 23:08:22 ID:EvxzX99J0
そうですね………元はと言えば私が悪いんです。私が元凶ですごめんなさい。
ただ死にネタ有り表記は無理としか言いようがありません
結構重要なネタバレですし。
>>496 ごめん。ほのぼのやってきていきなりアレは確かにやりすぎだった(汗
まあ、今はメイドニアたんに萌ましょうや
ホラ496の言い方だと474も解ってくれた。
色々好みはあるけど、住人同士楽しくやりたいね。
そして続きが楽しみです>二人神
501 :
474:2007/01/22(月) 23:11:59 ID:EvxzX99J0
では、空気を悪くしてしまった責任を取って続き投下します
21禁和姦
カップリング・LN
502 :
サプライズ:2007/01/22(月) 23:12:33 ID:EvxzX99J0
こういうことをするのはかなり久々だったので、理性が持つか
どうか自信がない。
相手は自分より幼い小柄な少女。しかも初めて。
暴走すれば心身共に傷付けるのは目に見えている。
(………頑張っては、みますけどね………)
かたかた震え、なおしがみついてくるニアが愛おしかった。
舌をひきぬくと、唾液が糸をを引く。慌てた様子で唇をぬぐうニアに、
意地悪でまた舌を入れる。
「んっ………」
「ニア。これは礼儀の授業ではありません。乱れても
構わないのですよ?」
503 :
サプライズ:2007/01/22(月) 23:13:22 ID:EvxzX99J0
小さな舌をなめまわしLは言う。膝が崩れ、落ちそうになった体を
抱きかかえ、ベッドに運ぶ。
優しく横たえ、その上にのしかかった。
ノースリーブからふたつの突起がはっきりと分かった。
Lは手を掛けると一気に脱がした。
「〜〜〜う」
シーツを握りこみ、羞恥に耐えるニア。白く透き通った裸体は、月の光に
青っぽく眩しいが、かすかに上気して、たとえようもなく妖しい。
まだ幼いふくらみが、ピンク色のいじらしい自己主張をしている。
「きれいですね、あなたは。とても可愛らしい………」
504 :
サプライズ:2007/01/22(月) 23:14:07 ID:EvxzX99J0
「L。評価は良いですから、早く済ませて下さい」
「………あなた、注射か何かと混同してませんか?」
「違うんですか?」
おそるおそるLを見る。Lは指をくわえ込んだ。
「初めてならよほど濡らさないと入りませんよ。こうするんです」
いきなり胸にキスした。
「ひゃうっ………や、L、くすぐったい」
「やはり緊張してますか………」
Lはシャツを脱いだ。上半身裸のニアを抱きすくめる。
深く口づけた。
「んんっ………」
「まあ、ゆっくりしましょうか。夜は長いんです」
505 :
サプライズ:2007/01/22(月) 23:14:53 ID:EvxzX99J0
「………っこんな恥ずかしいことをゆっくりやるんですか!?」
「そうです」
Lの言葉にニアは再び身を固くする。しょうがない子だ。思いながら
背中に手を這わせる。深く深く口づける。
「あ………んっ。え、L………」
「緊張が取れてきましたか」
首筋をなめながら、ちらちらと、ニアの表情を盗み見る。少女の
持つ甘い匂いがさらに強くなっていた。静かな声に、甘やかな
鳴き声がときおり混ざる。
「ま、待って下さい。何か変………」
506 :
サプライズ:2007/01/22(月) 23:15:28 ID:EvxzX99J0
「おかしなことはありません。可愛いです」
下に滑らせた。柔らかな乳房をなめまわし、上向きの突起をつまむ。
「痛っ………」
小さくあげた悲鳴も、慣れるに従い、甘い息に変わる。
「あ………ふぁ………ん、える………やぁ………」
普段は冷静そのもののニアがあげる声に興奮しながら、パジャマの
ズボンの上からはりのある尻をなで回した。上はいとけないが、
下は女らしい丸みを完成させつつあるようだ。
「だめ………L、そこは」
恥じらう顔に何度目かのキスをする。意地悪してやりたかった。
可愛くて。
「知識はあるんでしょう。重要なのは下ですが」
「それは………そうですが………うわっ」
「はい、きまりです」
507 :
サプライズ:2007/01/22(月) 23:16:04 ID:EvxzX99J0
ひざを抱え上げ、ズボンを脱がす。ニアはカエルのような格好で、
なんとかショーツの前を隠す。色気も素っ気もない白いショーツが
ニアらしかった。
「早くしてくれと言ったじゃないですか」
「Lが………ゆっくりしましょうって………」
泣き言になっている。Lは苦笑して
「そうですね。すみません」
頭を下げる。
「ではゆっくりと味わわせていただきます」
「!………は、はめましたね!?………っ。あ………ん」
508 :
サプライズ:2007/01/22(月) 23:16:39 ID:EvxzX99J0
左足をなで回しながら、白いお腹にキスする。
ニアはくるんと起きあがると、Lを制すように首筋に手を回した。
「怖いですか? ニア………」
手を止め、優しく首筋を撫でる。ニアはLの手の動きを追った。
不意打ちで頬にキスする。
「ちょ、ちょっとびっくりしただけです………L」
「なんですか」
「あなた男なんですね………」
「今更何を」
顔をしかめる。「怖いならやめますよ? 無理矢理にはしたくない」
ニアは首を振る。まだ疑わしげなLに首を傾げ、頬にキスした。
かすかに笑う。しっとりと吸い付くような肌。確かに………
もう震えてはいない。
509 :
サプライズ:2007/01/22(月) 23:17:21 ID:EvxzX99J0
「んっ………」
唇を強く吸いながら、互いの背中に手を回す。からみあいながら
ベッドに倒れこむ。
「L………すき………」
かすれた声。Lは小さな唇を塞いだ。
体から、重ねた肌から、心は伝わってしまう。
ニアは嬉しそうな微笑みを浮かべる。
「L」
「仕方のない子です………内緒ですよ?」
くすぐったそうな笑い声が響いた。
今夜はここまでです
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます
あと2日間お付き合い下さい。
私も二人神楽しみにしています
んではノシ
ハァハァ神GJGJ!!!!!
続き楽しみにしてます(;´Д`)
ニアたーーん
ハァハァハァハァ/\ァ/\ァ(;´д`)
いいぞL!ニアたんにもっともっと意地悪してーー!!
サプライズ神ありがとう!!
PAGING神といいメイド神といい
スレの盛況ぶりにホクホクw
513 :
PAGING:2007/01/22(月) 23:55:57 ID:M9wJFWZk0
「やだっ・・・ごめんさっ・・・ぃっ、うぅ、ぁん・・・・」
動いていなかった2つ目の玩具が動き始める。
「ぃゃぁああああ!!!ダメっ・・・ん、ンンっっ・・・・!!」
ニアは達する前に、玩具を引き抜こうとする。
「頑張ってください。もう少し・・・。そんなに深く突っ込んでません。つっかえてしまったので」
ぐっと、握り締め痛みを我慢し引き抜く。
一気に取ってしまいたいのに、なかなか抜けない。
「っ・・・はぁっ・・取れ・・っ・・・・ぁと・・・ちょっと・・・・っ・・・・」
蕾から、振動が薄れていき、ゴロッと床に転がった。
「ふぁあ・・・・抜けたっ・・・・ぁ・・・」
「頑張りましたね。では手伝いましょう」
514 :
PAGING:2007/01/22(月) 23:56:30 ID:M9wJFWZk0
ニアを抱いてソファへ座らせる。
腰を支えていないとずるずると、
落ちていくので体を背もたれと結び付けられ固定された。
「エッ・・・L・・・」
「何ですか?」
「はやくぅ・・・・ぁああっ・・・ふっ・・ぁ・・・・」
「まさか、イきそう?」
「ちがっ・・・取って・・・くださっっ・・・・・」
515 :
PAGING:2007/01/22(月) 23:57:06 ID:M9wJFWZk0
Lはズルリと3本指を挿入し、掻き回す。
分かっているくせにワザと何処にあるか知らないフリをし、探り続けた。
「ひあぁっ・・・Lっ・・・!!」
「私が抜くとでも?」
「ひどっ・・・い・・・・んっ・・・」
その時トントンと扉を叩く音が聞こえた。
ちょっと待ってください、と言って固定されたニアを開放する。
ソファから転げ落ち、床に倒れそうになるがこんな姿を誰かに見られるなんて嫌。
ズボンと下着を取ろうとするが、Lはクローゼットへしまい込んでしまった。
516 :
PAGING:2007/01/22(月) 23:57:47 ID:M9wJFWZk0
「なっ・・・誰かが・・・っ・・・来て・・・」
「私が呼んだんです」
「・・・!?何でっ・・・」
「彼がお手伝いしてくれます」
ニアは上着しか着ておらず、ギリギリ下部が見えるか見えない程度である。
パジャマの裾を掴み、正座をしてできるだけ隠れるようにした。
ギィ・・・扉が開き、ゆっくり部屋へ入ってくる。
ニアは少し目を開け誰なのか確認した瞬間、血の気が引く。
「・・・・メ・・・ロ・・・」
ニアの姿を見てメロは目を見開いた。
Lは少し笑って、ニアを見下ろす。
「自分で説明しなさい」
517 :
PAGING:2007/01/23(火) 00:03:33 ID:Jid/hTrl0
ニアの目から涙が零れた。
ボロボロと自分の膝へ雫が落ちていく。
「ニ・・・ニア・・・何して・・・」
メロはニアの方へ近づく。
自分の口から説明しなければ。
こんなことならあの時、自分で意地でも取り出せば良かった。
「メロっ・・・っ・・・・ん・・・・・・」
メロはニヤリと笑ってニアの髪を撫でる。
「説明する必要なんて無い。お前を教室から出してイッた時、
あのまま僕の部屋に連れてってヤろうと思ってたんだ」
518 :
PAGING:2007/01/23(火) 00:04:24 ID:Jid/hTrl0
「ぇっ・・メロ・・・や・・・違っ・・・抜っ・・・」
「うるせぇな。とりあえず、コレ出せば好きにしていいんだろ、L??」
「ええ、お好きにどうぞ。私はおやつの時間ですから」
ショートケーキを頬張り、もう興味は無いのかニアを見ようともしない。
ニアは少し腰を浮かせると、ダラッと床に蜜が零れた。
「うわっ・・・予想以上に凄いな」
ずっと動いていたせいか、玩具は熱くなっている。
メロはすぐに指を侵入させ、中のスイッチを切った。
「ふっ・・・はぁ・・・早くっ・・・ぅ・・」
「分かってるって」
玩具を上手に掴んでズリズリと引っ張っていく。
ニアはそれにも反応し、メロで喘ぎながら服を強く握り締めた。
酷いよメロ!
お前だけはそんな子じゃないと信じてたのに………!w
520 :
PAGING:2007/01/23(火) 00:06:43 ID:M9wJFWZk0
「おい、また服が伸びるだろ。もうすぐ抜けるから・・・」
「ひっ・・・ぁあ・・・・っ・・・メロ・・・めろ・・!!」
「何だよ、うるせぇな」
ズボッと蜜まみれの玩具が抜ける。
呼吸を整えようとして、メロの胸に顔を埋めた。
だが、メロはニアを支えながら自分のモノを取り出す。
「や・・やだ・・っ・・・L!!・・助けて・・・っ・・・」
涙目で必死にLへ訴える。
知らん振りしたと思えば、何を思ったのか
ソファから下りると、メロの腕を掴んだ。
521 :
PAGING:2007/01/23(火) 00:07:29 ID:Jid/hTrl0
「メロ、確かに何でもとはいいましたが・・・。限度ってものがあるでしょう?」
「なんだよ、話が違うだろ。・・・僕は、Lが好きにして良いって言うからやったのに」
それでもLは、メロの腕を放そうとしなかった。
「わかったよ。・・・なんかやる気なくなっちゃったな。悪いけど、僕もう行くから」
中途半端のままニアを置いていってしまう。
「L・・・ありがとうございます・・・」
「いいえ、あなたが助けを求めたからではありません」
「・・・・どういうことですか??」
「そうですね・・・何故かとっても胸が苦しくなったんです」
「胸が??」
「はいそうです。きっと私はニアのことが好きなんでしょうね」
522 :
PAGING:2007/01/23(火) 00:10:43 ID:Jid/hTrl0
また、よからぬ事を考えているのか・・・。
信用していないことをLは悟ったのか、ニア濡れた唇に、深いキスをする。
「・・んっ・・むぅ・・・っ・・・」
「ニア・・・あなたは私をどう思っていますか?」
酷いことをされても、やはりLへの気持ちは変わらない。
「私も・・・Lが好きです・・・・」
「そうですか。ならば良いですよね?」
「Lなら・・・いいです・・・っ・・・・・・」
乱暴にしないで。意地悪しないで。
少しくらいの痛みは、我慢するから・・・・
だから、もっと優しく愛して。
523 :
PAGING:2007/01/23(火) 00:11:36 ID:Jid/hTrl0
何度もイッたニアの中は熱くて、蜜がジュポッっと流れ出る。
そこにLのモノが入り込み、跳ねる体を必死で堪えた。
「今更、我慢してどうにかなるんですか??
力を向いたほうが気持ちいいと、あなたは良く知っているはずでしょう?」
「ふっ・・くうぅ・・・・あぁああ・・」
「ほら・・・もっと欲しいですか?」
「あああぁ・・!!エ・・・エルぅ・・・!」
Lの全てを受け入れる前に達してしまいそう。
力加減が出来ないくらいに喘いだ体。
「ニア・・・イッてもいいですよ・・・」
「あんんっ・・・大丈夫・・っです・・からぁ・・・!もっと・・・っん・・」
「いいですよ」
524 :
PAGING:2007/01/23(火) 00:12:42 ID:Jid/hTrl0
ゆくっりと挿入されていくモノをニアの蕾が受け入れる。
ギチギチと隙間も無いくらいで痛い筈なのに、快楽さえあった。
「はぁあっ・・好き・・っ・・・です・・・エル・・・・」
「私もです・・・・・っ・・愛しています・・・」
「あ、あっ、あぁあ!!もう・・っ・・ダメ・・ェ・・・!ぁ、ゃああっ、ンン――っ!!」
全身の力が抜けて、フワッと一瞬浮いた気がした。
ニアを抱き上げソファへと下す。
小さな体へ毛布を被せると、
Lはニアと同じ目線になるようにその場へしゃがみこんだ。
525 :
PAGING:2007/01/23(火) 00:15:51 ID:Jid/hTrl0
「大丈夫ですか・・・」
「はぁ・・・っ・・疲れました」
「頑張りましたね。何かして欲しいことがあったら、何でも言って下さい」
そうですねぇ、と考えるとニアは思いついたのか、小さな子のように嬉しそうな顔をした。
「では・・・今月発売される、50個限定テディベアを買ってください」
「ぬいぐるみですか・・・」
「はい、そうです。予約は出来ないそうなので、数日前から並ぶ覚悟でお願いします」
「本当にぬいぐるみでいいんですか?あなた、いっぱい持ってるでしょう?片付けもしないで・・・」
しゃがんだLが、ニアよりも低い目線で問いかける。
何か期待しているのか、口角が上がって微笑んでいた。
526 :
PAGING:2007/01/23(火) 00:16:38 ID:Jid/hTrl0
「はい、いいです。何でもと言ったのはLでしょう?」
「そうですけど・・・『優しくキスをして下さい』とか言えないんですか」
「・・・・・・・」
「いいんですか、ぬいぐるみで?此処に居るうちは滅多に出来ませんよ」
Lの意地悪。
本当はそう言いたいけど、そんなこと恥ずかしくて言えない。
「それではワタリに手配しといてもらいますね」
「エ・・エル・・・」
「何ですか?」
「や・・やっぱり・・・・」
「変更しますか?遠慮せずに何でも言って下さいね」
527 :
PAGING:2007/01/23(火) 00:18:32 ID:Jid/hTrl0
ニアは赤くした顔を、Lの顔へ近づける。
「何にします・・・・?」
Lは膝立ちになると、ニアの肩を抱いて体を支えた。
「キス・・・して・・・・」
「いいですよ」
先程ならば、礼儀正しくと言っていたのに、
待ち望んでいたかのように、そっとニアへ近づいていく。
触れ合う唇。優しいLの口づけ。
ニアは強くLを抱きしめた。
528 :
PAGING:2007/01/23(火) 00:19:15 ID:Jid/hTrl0
「ニアって意外と力あるんですね。驚きました」
「・・・Lが遠くへ行かないように・・・です」
「ならば私も、ニアが離れないように抱きしめないといけません」
片手で腰を抱き、もう片方の手でニア頭を引き寄せた。
「L・・・」
もう一度、と言わんばかりにニアはLを見つめて目を瞑る。
「欲張りですね・・・・」
そう言うとニアのふっくらした唇へキスをした。
529 :
PAGING:2007/01/23(火) 00:19:50 ID:Jid/hTrl0
メロが誰かに言っていないか、心配だった。
けれど、Lから口止めされいるので守らなければならないと、
メロは強く思ったのだろう。
普段と変わらない教室を見ると、機能の出来事が嘘のように思えた。
メロと目が合って、心臓が高鳴ったがニアをムシして、
仲間と騒がしく話を続けた。
授業が終わると、急ぎ足であの人の元へ向かった。
今日もLから呼び出しがある。
授業の間の昼休みでは、急がなくちゃいけないから、
放課後、誰にも知られずLの部屋へ来るように・・・・と。
〓END〓
何とか終わりました。
読んでくださった方、レスくれた方ありがとうございました。
神GJ!!!!!!!
私が頭に思い描く妄想をほぼ忠実に文章で再現してくれた(;´Д`)
感謝です(;´д`)=3
ハァハァが止まらない・・・今夜は興奮して寝れないな・・・どうしよ。
>>PAGING神
超乙でした!
秘密の関係って感じが激萌えス
L、職権乱用の個人授業www
次はニアたんに何教える木だwwwwww
神乙でした!ハァハァしながら読ませてもらいましたよー!!
一番最後、間違いがありました。
×機能の出来事が嘘のように思えた。
○昨日の出来事が嘘のように思えた。
です。
535 :
ニア妊娠:2007/01/23(火) 12:07:48 ID:99WjGzpA0
中略補完してみました
月「横やりが入りましたが、約束は1月28日で良いんですね?」
ニア「L。申し訳ありませんが最近体調が優れなくて………うっ」
月「どうした!? ………大丈夫ですか」
ニア「実は出来てしまったらしく」
月「ニ、ニアが女………!? (ってかデスノで妊婦殺せないじゃん!)」
YB倉庫
ニア「夜神月。あなたがパパです」
月「!? お前は通信だけで妊娠するのかよ!」
模木「月君、大人しくするんだ。式には呼んでくれ」
松田「月君………そんな、ミサミサの立場は………なんだったんだ………」
536 :
ニア妊娠:2007/01/23(火) 12:08:46 ID:99WjGzpA0
月「罠だこれは罠だ」
ニア「分かっていたんです。私にはLを越せないこと………(中略)
ふたりの子ならLに並べる。ふたりの子ならLを越せる」
月「あっさり自白すんなよ!」
ニア「レスター指揮官、手錠を。夜神月には責任を取ってもらい
静かな場所で親子三人死ぬまで幸せに暮らします」
月「そんな馬鹿な………あり得ない………」
ニア「これが本物の結婚証明書です」
ニア「いろいろ偽造できるかどうかが鍵でした。が、ジェバンニは
「間に合う訳ないだろ」と断言してくれました。
仕方がないので別の方法を取りました。
537 :
ニア妊娠:2007/01/23(火) 12:09:32 ID:99WjGzpA0
この日本国憲法、面白いですね。日本国籍はいったん手放すと再度
所得することは難しい。
超法規的措置(はなしのつごう)により、あなたはもう日本人では
ありません。あなたはビザ無し不法入国者の上もう公務員では
いられない。ちなみに私は就労ビザ有り。
―――逃れられるものなら逃れてみてください」
月「罠だこれは罠だニアはメロの子だと言ったそれが何よりの証拠」
538 :
ニア妊娠:2007/01/23(火) 12:10:10 ID:99WjGzpA0
ニア「3人で仲良く暮らしますと言ったじゃないですか」
相沢「夜神月を不法入国で逮捕」
摸木「月君、大人しくするんだ。奥さんとお腹の子に触るぞ」
魅上「あんたなんか神じゃない! パパだ」
月「(言っても分からぬ馬鹿ばかり………)」
月「そうだ僕がパパだ」
ニア「(にたり)」
<おしまい>
神々乙!
汁濁とかも触手とか
孕ませられるニアたんとかも
リンカーンとかも萌
今日は夜から仕事なので
今から投下します
21禁和姦
カップリング・LN
541 :
サプライズ:2007/01/23(火) 15:28:33 ID:99WjGzpA0
初めて会ったとき、周りの空気の質が変わったような気がした。
似ている。
互いを素通りしているようで、その実相手の動きを見逃がさない、人間。
人から見れば、可愛らしい少女と奇妙な青年でしかなかったろう。しかし
ニアもまた、私との共通点にすぐに気付いていた。
互いに決して振り返らない背中がそう告げていた。
打てば響くような反応
こちらの意図を読んだ駆け引き
面白い少女だ。最初は好奇心だった。けれど頭角を現して来るにしたがい、
ニアは体の線が出る服をやめ、髪型をいじることをやめ、少年のように
なっていった。
542 :
サプライズ:2007/01/23(火) 15:29:22 ID:99WjGzpA0
女として見て欲しくない。見られることがうっとおしい。そういうこと
だろう。
あくまで「周囲に対して」だ。Lがそんな甘い人間で無いことは分かって
いるはず。
雑音がうるさいから?
それとも。
―――Lを悪く言われたくない?
うぬぼれなのかも知れない
確率は7%
93%など、気になり始めたらすぐに埋まってしまう。
欲で。
543 :
サプライズ:2007/01/23(火) 15:30:07 ID:99WjGzpA0
自分にそんな熱情があるとは思わなかった。
少ない女性経験もただの好奇心、ゆきずりに慰め。いくらでも優しく
することができた、
たった一夜なら。
背中を合わせてパズルを解くような女とは出会わなかった。
しかし、ニアは後継者候補、それもまだ幼い少女だ。
Lは自分の気持ちに鍵をかけた。
ニアがノックをするまでは。
Lの手がショーツの中に入る。みずみずしい尻をなで回しながら、じらす
ように内股へ移動する。
「ふぅっ………あ、あん」
544 :
サプライズ:2007/01/23(火) 15:30:42 ID:99WjGzpA0
震える体を抱きすくめ、ニアの柔らかな花を少しづつ撫でる。強くはない、
くすぐるかのような優しい動きだったが、敏感になっているニアには
十分な刺激だった。
「やぁ………っ」
「嫌がってるようではないんですが………やめてもいいんですよ」
言いながらも手を止めない。ニアはぎゅっとしがみついてくる。
「い、意地悪………ぅ。あんっ、あはあんっ」
「意地悪はあなたです、ニア。嫌だなんて言われたら傷付きますよ?」
「あ………ごめんなさい………」
うるんだ目で見上げる。Lは含みのある笑みを浮かべる。
「許しません。おしおきです」
指をくいと押し込む。ニアの体がびくんと跳ねた。
「あん、やああ………んっ………はぁ、はぁ………」
「入るかどうかテストしてみましょうか………」
545 :
サプライズ:2007/01/23(火) 15:31:17 ID:99WjGzpA0
ゆっくりと指を差し入れていく。ニアの中は柔らかく温かだった。
引こうとする腰を抱き寄せ、ゆで卵を押しつぶすかのような力で。
「痛いですか?」
ニアはぎゅうっと歯をかみしめている。狭い。一度も異物が入ったことの
ない場所だ、痛みを感じないはずもない。
「大丈夫………です………」
気丈な言葉。すぐに分かる嘘をつく彼女が愛おしくて、キスをする。
「これは………やはりもうちょっと激しくすべきですね」
指を抜くなりニアの膝を抱き起こし、ショーツを脱がす。とっさに前を
押さえた手をはがし、ふわふわの飾り花にキスすると、
下の花に吸い付いた。
546 :
サプライズ:2007/01/23(火) 15:32:18 ID:99WjGzpA0
「!やああん………あ、あんっ、あはん、うんっ………」
「やっぱりこうした方が………気持ちいいですか………素直ですね」
ぺちゃぺちゃといやらしい音が静かな部屋に響く。
「正直な話、あんまりなめとってもどうかと思うんです。ニアは?」
「あんっ、L、あふぅっ」
「ニア? 我を忘れちゃいましたか」
愛おしげにくすりと笑う。
「わかりませ………っ。あん、やあ………ん」
Lの頭を押さえて言う。「えるぅ………」
「どうしましたか?」
「ダメ………もうっこっちに………きて………」
顔を真っ赤にして、せつなげなにLに手を伸ばす。
「こっちに………Lが遠いのはいや……ぁ…うんっ」
Lの理性のタガが外れた。
547 :
サプライズ:2007/01/23(火) 15:33:05 ID:99WjGzpA0
抱き寄せると、ニアはしがみついてきた。唇を寄せる。
「これがニアの味ですよ………」
「うんっ………あはあ………」
愛液がもっとも出るのはイク直前だ。中をほぐすためにも………Lは
指を這わせた。
「あん、L………もう」
「構いません。一度イッてしまったほうがやりやすい」
「やんっ、あはあ、はあん、っっ―――あ………ああっ―――んっ」
びくびくんと跳ねる。Lは手を抜くと、腰に手をやる。
「やんっ、くすぐったい………」
「………あ、だいぶほぐれましたね。これなら………」
指一本がするりと入る。指二本はきつそうだが、入り口がひっかかるのは
やむを得なかった。処女膜はほとんど伸びない。
548 :
サプライズ:2007/01/23(火) 15:34:01 ID:99WjGzpA0
ぐったりした体を優しくベッドに横たえる。
「ニア、ここから先は、人にもよりますが痛いです。構いませんね?」
不安げに頷くニアにキスする。
「あなただけじゃない。これほど狭ければおそらく私も痛いです。
頑張りましょう」
「一緒………ですか?」
ぴくんと反応する。
「程度の差はあると思いますが」
「Lと一緒なら構いません………」
素直に体を開く。Lは抱き寄せ………あ、と止まった。
「どうしました?」
「避妊具を持っていません」
「それならここに」
549 :
サプライズ:2007/01/23(火) 15:34:46 ID:99WjGzpA0
ニアはパジャマのズボンをひきよせる。ポケットからコンドームを取り出す。
ワイミーズハウスで配られているものだ。レイプの被害にあったとき、
エイズや妊娠などの二次悲劇をさけるために女子全員に渡されていた。
「付けてもらえます?」
「どうやって?」
「………性教育で習ったはずです。あなたが授業内容を忘れたとでも?」
ニアはぐっと黙り込んだ。
「実践は大切です」
Lの物はやや立ち上がった状態で、ニアは少し考え込むそぶりを見せた。
何かを思い出しているふうだった。
550 :
サプライズ:2007/01/23(火) 15:35:23 ID:99WjGzpA0
「大人になると、違うんですね、ずいぶん………」
「恥ずかしいからやめてくれませんか」
「ふふ、Lも恥ずかしいんですか」
「………あなたは私を誤解してますよ?」
頭を撫でる。ニアはおかしそうに笑う。コンドームの袋を破った。
「このままでは付けられません。L。頑張って下さい」
「………ニア。こういう場合、あなたが頑張るんです」
ニアは裸で寝転がる。無防備な姿で、L自身におそるおそる触れる。
困惑したような顔でじっと見つめながら指示通りにいじっている。
どうも恥じらいより、今は知的好奇心が勝っているようだった。
それも圧勝。
「お腹冷えますよ………」
Lは苦笑し、背中にブランケットをかけてやる。
おまけにこの熱心さ。さっきの仕返しをされているような気が
しなくもない。
551 :
サプライズ:2007/01/23(火) 15:36:21 ID:99WjGzpA0
「…ぅ……なかなか上手です」
「はい。私、粘土細工は得意ですから」
「それはまた、全然関係ないですね………そろそろ良いですよ」
ベッドから降りて、コンドームをぷうっとふくらませると、
空気を抜く。
「じっとしてて下さいね………」
おそるおそる亀頭にかぶせる。もたもたと、器用なニアにしては
不器用な手つきでおっかなびっくり被せていく。その指の感触が
心地よかった。
552 :
サプライズ:2007/01/23(火) 15:36:59 ID:99WjGzpA0
「………これ、入るんですか?」
額を軽く小突く。
「こら。人体の一部を「これ」呼ばわりしてはいけません」
「じゃあ「この子」」
「それもやめてください」
ようやく根本まで入れ終わったニアの髪にキスしてやる。
「はい正解。「あなたの」とか、「あなたの物」ですね、たいていは。
………別に私は、固有名詞で呼んでもらっても構いませんよ?」
ニアは真っ赤になって、ぶんぶんと首を横に振った。
今日はここまでです。
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます。
明日で投下終了です。
神乙!Lとニアの掛け合いが可愛い
そしてエロス(;´∀`)ハァハァ
神乙!!!!
(;´Д`)ハァハァ
サプライズ神乙〜
明日が楽しみ!!期待して待ってます!!!
最近、神が次々と投下してくれるから本当に嬉しいです
時間があればスレ覗いてるww
メイド神も待ってるよ〜
メイドニアハァハァ!
557 :
sage:2007/01/23(火) 22:52:31 ID:UMlVwU7c0
昨日の続き、メロ×ニア投下します。
メイドネタでエチありです。
読んで嫌悪感を抱いた方はスルーして下さい。
長いので何日かにわけて投下しますが、他の神の邪魔に
ならないようレスの少ない時間に来ようと思います。
では
すみません、名前欄にsageが・・・orz
逝きたいのを我慢して投下します
では
メイドネ申キター!!
(;;*´д`)ハァハァハァハァ
「はっ!だから誰がお前に!
それに、一時なんて意味ないんだよ。しかもお前が自分で屈するなんて
もっての他だ!!」
「だって、このままだとメロは永遠に私を超える事なんて出来ませんよ?
私はあなたの上を行きます。
あなたは私に追いつけない。一生・・いえ、例え生まれ変わっても」
「ニアっ・・・」
メロはニアの襟元を掴むとそのまま壁に押し付けた。
これはニアの挑発だ・・・それは十分わかっている。
「殺すぞ。」
「・・殺す?いいですよ、私は勝ち逃げということですね。」
ニアの挑発は続く。
「ああ、どうせ殺すのでしたらあなたの希望通りパジャマに着替えた方が良いですよね。
メロ、離して下さい。それとも何ですか?あなたが着替えさせてくれるんですか?」
「黙れ!」
「黙りません。手を離して下さい。着替えます」
ニアはメロの腕をほどこうと手を重ねた。
「折角メロの為に用意したメイド服が無駄になりました。
ハルに謝りたくてもあなたに殺されれば無理ですね」
「・・・何でオレの為なんだ。は・・、オレをからかう為にわざわざ用意させたってか。」
メロが苦笑して言うとニアは
「メロに喜んでもらう為に決まってるじゃないですか。
それ以外何があるっていうんですか。」
とあっけらかんと言った。
「だから・・何でオレに・・」
「・・ホントにあなたって人は・・女性にここまでさせておいて何を今更・・」
本日二度目の溜息をつくとニアはメロの手を握ったまま言った。
「あなたが好きだからに決まってるじゃないですか。」
「は・・・?」
「は、じゃありません 今言った通りです。」
突然の告白を前にメロは時が止まったかの様に固まった。
そんなメロにニアは淡々と言葉を放つ。
「私はあなたに会いたかった。そして、どうせ会うのならば可愛い格好で会いたいと
思うのが乙女心です。だからハルに聞きました。どんな格好が良いか、と
するとハルはこのメイド服を用意してくれました。
メイド服を着ると、ハル、レスター、ジェバンニは可愛い、と褒めてくれました。
だからきっとあなたも喜んでくれると思いました。」
「・・・」
「それなのにあなたときたら・・・似合わないとか、パジャマでも着てろとか・・」
ニアはメロから視線を外した。
「だからちょっとカチンときました。さっきあなたに言った言葉は半分八つ当たりです」
そう言うと、今度は拗ねたようにそっぽを向いた
メロは黙ってニアを見ていた。まだメロの体は固まっていた。
体は固まったままのメロであるが、
脳内ではニアに関する情報がバタバタと忙しく動き回っている。
・・・こいつ、こんな奴だったけ?
いや、さっきのはあからさまに演技だろうけど・・・
いやいや、演技とはいえさっきのは今までのこいつなら出来ない、絶対にしない。
っていうかオレを好き・・?ニアが?
オレを・・・好き・・
ニアの台詞がぐるぐると回る。
メロがニアを目の敵にしていた事は当然ニア本人が一番よく知っている。
嫌われるならともかく好きって・・・
不思議そうな顔をするメロをちらっと見て、
「あなたが犯罪に手を染めたように、
私だってワイミーズハウスに居た頃の私ではありません。
月日はそれなりに人を変えます。
とくに女性ならば・・・色々とあるんです。」と言った。
心なしか、そわそわしている様な、目線も定まっていないように思える。
「その、色々って・・・何だよ??」
「だから・・・何度言わせる気ですか・・・」
メロの問いにニアは戸惑っているようだった。一息分間をおいて、
「・・・離れてみて気付いたんです。あなたが好きだという事に・・」
先程の言葉とはうって変わってその言葉には生気があった。
そして生気があるのは言葉だけではなかった。
ニアの顔は少しづつ赤くなり高潮している。
体をもじもじさせ、さっきの演技なんかより遥かに女の子らしい。
いや、実際女なのだが・・
二度目のつっこみを入れるとはオレも余裕だな、と思いつつ
ニアを見つめる。黙ってただ見つめる。
視線が痛かったのか、ニアは恥ずかしそうに
「そ、そんなに見ないで・・・下さい」
と、初めてその格好を見られたかの様な反応をした。
好きだ、と言ってみたものの、改めてその言葉を噛み締めているかのようだ。
大逆転。
メロは何もしていない。が、やはり女には色々あるのだろう。
ニアはメロを追い詰めながら、自分も追い詰めていた。
何となく、今の状況が飲み込めてきた。
「・・・ふぅん、オレの事が好き、ね・・」
わざと意地悪そうな言葉を選んでニアに聞かせた。
「オレの為にそんな格好したってか・・・」
ニアはメロの言葉に怯えるように背にした壁に体を貼り付ける。
「そう言ったでしょう。何度も言わないでください。」
冷静を装うニアの言葉を無視し、メロは続ける。
「そんな短いスカートはいて・・」
メロは視線を落とし、舐めるようにニアの白い太ももを見た。
今度はじっくりと。
「・・・・・っ」
慌ててニアは短いスカートの端を両手で掴み下へと引っ張った
「何だよ、さっきは自分から捲し上げたくせに。」
「さ、さっきはさっき、今は今です。」
明らかにニアは動揺していた。
このままではまずい、と思ったのか
「もしかしてメロ・・・私に欲情してるんですか?
さっき言ってましたよね。誰がお前なんかに欲情するかって・・・」
この台詞でメロは理解した
どうやらニアは自分が優位な立場の上で、メロに欲情して欲しかったようである。
メロは感情的で、特にニアに対してはいつもの比ではない。
ニアはそんなメロの性格を把握しており、
尚且つ巧みな話術で右にも左にも持っていく事が出来る。
だから、常に冷静でいなければならない。
最低限、メロよりも冷静でいなければならない。
しかし、メロへの想いを口にしてしまった。
それはニアが思っていたよりも重かった。
眠っていた感情が一気に目覚めてしまった。冷静さを欠く程に。
「ニア」
はっとニアが顔を上げるとメロはニアの頬に触れた。
「可愛いな、お前」
かあっとニアの顔が赤くなる。
「なにをとつぜん!あなた、じぶんがなにいってるのかわかってますか??」
「ああ、わかってるとも。お前がかなり動揺してるって事はな・・
台詞、全部ひらがなだぜ?」
「!」 ニアはしまった、と両手を口元に当てた。
「ほら、動揺してる。」
「メロっ・・・私は・・」
「おい、言葉に気をつけろよ」
「えっ・・・」
「ご主人様、だろ?」
今日はここまでです。
長い前振りが大体終わりましたorz
またこっそり投下しに来ます・・
乙
かなりハァハァしてしまったwww
神乙!!
ハァハァしたwww
メイド神乙!
告白に照れてるニアとメロの意地悪言葉に萌えたw
続きwktk!!
ネ申禿しく乙です!
やばい!メロニア形勢逆転なこの展開凄くツボですwww
メロ…いやご主人様wがメイドニアに何をなさるつもりなのか
続きをwktkして待ってます(*´д`)ハァハァ
今日は昼から仕事なんで今から………不規則
21禁和姦
カップリング・LN
(注)原作に添った展開です。嫌な気分になりたくない方は必ず
★マーク部分で読了して下さい。
574 :
サプライズ:2007/01/24(水) 11:02:59 ID:Adtu9MAf0
ニアの膝を抱え上げ、蕾に差し込む。入り口にひっかかった。
「………っ」
「ニア、頑張って下さい」
「………っLう………」
「ある程度強くしないと入っていきませんので」
ニアは歯をくいしばって耐えていた。白い乳房をもみしだき、秘所に
指を入れてかきまわす。それでも、ニアは苦しそうだった。
「気持ちいいんですか?それとも気持ちよくない上に痛い?」
「一番目と二番目の下です………うぅ」
「私はちょっと気持ち良いんですが。あなた、温かいです」
「ずるい………っLの嘘つきい………」
痛みのためか、やや本気で怒っているようだった。
「程度の差があると言ったじゃないですか。
………こうしていても仕方がない。ニア、耐えて下さい」
575 :
サプライズ:2007/01/24(水) 11:03:39 ID:Adtu9MAf0
言って強く腰を押し込んだ。
「!!………やあ、痛い、痛いっ………いやあああぁっ、
いたいようっ………!」
シーツを赤が汚す。
根本まで差し込むと、痛みに慣れるまで、Lは動かないことにした。
ニアの涙に濡れた頬にキスの雨を降らす。
「んっ………ふぅ? あ………」
痛みのためではない。ニアの花壺がLを求め始めていた。
Lはゆっくりと動き出す。
「………っ、きつい………が、良いです、ニア」
「あんっ………あっ、あふぅ………えるぅ」
突き上げるたびに、ニアの奥がきゅっとしまる。その事実が
Lを興奮させた。
576 :
サプライズ:2007/01/24(水) 11:04:38 ID:Adtu9MAf0
「L、えるぅ………」
「ニア」
愛称に過ぎない言葉を呼び合いながら、ふたりは絡み合い、
ただ互いを求め合う。
深く。
ひとときだけ。
背中を向けてパズルをするのではなく。
「L、いぁ………っつ、あふう、うんっ………」
「熱い………ですね、あなたの中は、とても………っ」
こんなに冷たく見えるのに。
白い肌も、銀の髪も。
がむしゃらに互いを引き寄せる。壊してはいけない、こんな
いとけない存在を。
壊してしまいたい、酷い女だ。今は私の手の中にあるくせに、
いつかは離れていく。
577 :
サプライズ:2007/01/24(水) 11:06:01 ID:Adtu9MAf0
ニアはLの焦燥に気付かないようだった。ただ、初めて知った
男という存在に翻弄され、蹂躙されていた。
焦点の合わない目で、天井へ手を伸ばす。
「L………!」
「大丈夫です。ニア、一緒に」
ニアはLの背中に指をくいこませる。ぐいとさらに
深くLは突き上げた。
「あ―――ああっ、あはああんっつ―――………」
ニアの秘所を優しくふいてやり、ティッシュを当てる。コンドームを
捨てようとして少し困った。ティッシュとビニールに包んでゴミ袋に
押し込む。シーツもこっそり捨てるほかないだろう。
ともかく、疲れた。少し眠りたかった。
578 :
サプライズ:2007/01/24(水) 11:06:37 ID:Adtu9MAf0
ニアの秘所を優しくふいてやり、ティッシュを当てる。コンドームを
捨てようとして少し困った。ティッシュとビニールに包んでゴミ袋に
押し込む。シーツもこっそり捨てるほかないだろう。
ともかく、疲れた。少し眠りたかった。
ニアの巻き毛をくるくる巻く。ニアは紅潮した頬のまま、どこかうっとりと
している。おそらく余韻に浸っているのだろう。
「L………?」
自分は今、キラ事件に関わっている。明日にでもここを立たないといけない。
情を排除してきた、寂しい人生の代償のように、運命はニアという
サプライズをくれた。
―――よりによってこのタイミングで。
不審げなまなざしに、Lは優しく肩を引き寄せた。ニアは裸の胸に
顔を埋める。
579 :
サプライズ:2007/01/24(水) 11:07:13 ID:Adtu9MAf0
離れたくない。離したくない。肌を合わせたことで粘度を増した空気が、
ふたりに互いの本心を耳打ちする。
だが………キラを放置する。それは自分ではない。
Lは迷った末に、口を開いた。
「ニア。私は明日ここを立ちます」
「………はい。頑張ってきて下さい」
長い長い沈黙の後、ニアは言った。今はその顔を見たくない。
ずるいと言われても構わない。
惚れた女の泣き顔ほど、後ろ髪引かれる物はないのだ。
ニアは顔を見上げて、泣きそうな顔で笑う。
580 :
サプライズ:2007/01/24(水) 11:07:50 ID:Adtu9MAf0
「なんて顔してるんですか………私は日常に戻るだけです。あなたに
心配されるいわれはありません」
女は強い。つくづくそう思う。Lの脳裏に昔出会った若いFBI検察官の
ことが浮かぶ。あの男も、彼女がいたから必死になれたのだと、
今なら実感を伴って理解できた。
「そうでしたね。………また、会いましょう」
「はい。嘘をついたら、怖いですよ?」
Lはニアの頬を伝う涙をなめとる。ニアは慌てたように
顔をこすった。
「汗です。いきなり運動したから」
細い体を抱きすくめ、Lはとても優しい声で告げた。
手の中の確かなぬくもり。人生のサプライズ。
「必ず帰ってきます。だから………いつも笑っていて下さいね」
★
581 :
サプライズ:2007/01/24(水) 11:08:58 ID:Adtu9MAf0
「Lが死んだ」
キラとの決着後、ニアはLを継いだ。
Lと呼ばれるたび、ちくりと胸が痛む。
「あの人はもう答えられません」
ワイミーズハウスはそのまま残した。自分の後継者候補達が今も
勉学に励んでいる。
今もワイミーズハウスに戻るたび、Lがいた部屋に座り込む。
582 :
サプライズ:2007/01/24(水) 11:09:51 ID:Adtu9MAf0
少しほこりっぽい部屋は、たまに清掃が入るようだが、あの夜の
空気は残ったままだ。
シーツのないベッドに触れることが出来ずに、立ちすくむ。
「ゲームは勝たなければ、パズルは解けなければただの敗者」
あの日自分は、誰言うとなくそうつぶやいた。
しかし本当は、もうひとつだけ言いたいことがある。
「約束を果たせなければ、ただの嘘つきです、L………
私は怒ってるんですよ?」
涙をいっぱいためた目で、ベッドをみやる。あの日は月の光が
きれいだった。とても。
「私は、怒ってますよ、L………?」
あなたの言いそうな、言葉なんていくらでも思いつく。
すみません
泣かないで
………笑ってください
583 :
サプライズ:2007/01/24(水) 11:10:32 ID:Adtu9MAf0
答えは分かる。
けれどそれは、「私」の考えた結論。
「答えて下さい、L」
何でも良い。思いやりのない女だと、なじってくれても構わないから。
「あなたしか答えられません。L。早く………」
乾いた空間に震える声が響く。いつまでたっても、答える声はなかった。
<了>
これで終了です
悲しい話は書いててへこみます。
やっと用意したえっちネタなのに最後で萎えさせて、
結局お前は何がやりたいんだという気もします。
すみませんOTL
次書くとしたらMilk Pazuru番外編として、子メロニアが
じれったいくせにややエッチな付き合い方をする、12〜15禁
くらいの物になると思います。ご寛恕下さい。
キャラの中でマットが一番書きやすかったです。
メロは「あ、私こういうキャラ書けるんだ」とびっくりしました。
長々とスレ汚しした上に荒れさせてすみませんでした。
最後までお付き合い下さり、本当にありがとうございました。
神乙です!!!
ハァハァもしたけど最後の切ない感じの終わり方も良かったです。
また、次も楽しみにしてるのでお願いします!
乙!
すごくよかったです
次回作も期待してまっす
サプライズ神乙!
次回作も楽しみw
ミルクパズルシリーズからサプライズまでレスのつきかた見ると
この神は相当人気高いな!
お仕事大変みたいですが頑張って下さい
神乙です
Lは色んな意味でヒドス……罪だ、純愛Lニア萌
次の投下も楽しみだけど
あんまり自分語りはしないほうがいいかも
>>585 自サイトならともかくね
メイド神もの方も楽しみにしてますよ
メロが目覚めたw
>>588 相当人気高いな!とかは他の神にも感じ悪いし
空気悪くなるからやめてくれ、人気投票してるわけじゃない
昨日の続き、メロ×ニア投下します。
メイドネタでエチあり。
読んで嫌悪感を抱いた方はスルーして下さい。
長いので何日かにわけて投下します。
念を押しますが、エチまでが本当に長いです。
では
「欲情さえすれば身を呈して尽くすって言ったよな?
ああ、いいなそれ。そこまで言われてこのまま帰るのは癪だ・・・」
頬に置いた手を滑らせ親指でニアの唇を触る。
ぷくっと弾力のある小さな唇の感触を確かめると
「オレにキスしろ」と言った。
「出来るだろ?まずはキスでオレを欲情させてみろ。」
「・・・メロ、私は確かに身を呈すと言いました。
しかし、それはあなたが先に欲情するのが条件だったはず。」
体よりも先に、ニアは言葉で抵抗した。
「いいから言う通りにしろ!」
「嫌です。」
「嫌じゃないだろ?」
「嫌です。」
「・・・相変わらず強情な奴だ。」
「はい。」
「オレの事が好きか?」
「・・・はい。」
「キスしたいほどに、か?」
「・・・・メロ・・」
「出来るだろ?」
「・・・・・・・」
さらにニアを追い詰める。
きっとニアは知らなかったんだ。
恋愛において相手に好きだと伝える事。
誰かが言っていた。
“先に好きだと言った方が負けだ”と。
メロがニアをどう想っているのかはこの際関係ない。
とにかく冷静さを欠く程ニアがメロを想っているのは確かの様だ。
メロは言葉では言い表せない位得意な気分になっていた。
「わかりました・・・あなたを先に誘ったのは私ですし。」
観念したニアはすっと顔をあげた。
恥ずかしそうに、そして切なそうな表情にメロはぞくぞくした。
「このままだと届きません・・・少しかがんで下さい。」
ニアと対立しているという建前上、一瞬ニアを警戒したが
すぐにそれを解くと言われた通りに前かがみになる。
「あの・・・目・・・」
目を閉じろ、てか。
キスの礼儀としてそうした方が様にはなる。
だが、メロはニアの顔を見ていたかった。
唇が触れるその瞬間まで。
「いいからこのまましろ。」
「・・・意地悪な人ですね。」
「そういう奴だって知ってるだろ?」
「・・・そうでしたね・・」
ニアはメロの唇にそっと口付けをした。
軽く触れたかと思うとすぐに唇を離そうとする。
「駄目だニア。ちゃんと奉仕しろ。」
メロは離れようとするニアの頭を抑えぐいっと引き寄せた。
「こんな風に。」
「んっ・・・」
再度唇を重ね、軽いキスを何度か交わす。
小さくも柔らかい感触を十分に確かめると、うっすらと開いた唇に舌を忍ばせる。
「んむっ・・・ふ・・」
逃げる舌をメロが捕らえ拘束する。逃げ出せない様、力まかせに絡める。
「あ、ふぅっ・・」
チュクチュクと唾液が混ざり合う音がする。
今は二人しかいない静かな部屋で響くその音はたまらなくいやらしい。
時々ニアの唇を口に含んだり舌で唇をなぞったりと、メロは
いつまで経ってもニアの唇を離さなかった。
「はぁっ・・・」
感じているのか、それとも息苦しいのかニアから艶っぽい声が漏れる。
思った以上にニアの唇は甘かった。
メロはニアの唇を満足のいくまで味わうとやっと解放した。
つうっと透明な橋が掛かる。
唇が離れた二人を唯一繋げる橋が。
「すげ・・・気持ちいい・・・こんなキス初めてだ・・」
ニアの唇の柔らかさ、甘さ、口内の温度、どれもが心地よかった。
好物のチョコレートを忘れてしまいそうな程に。
メロの言葉を聞いて、呼吸を整えていたニアはピクッと反応した。
「ちょ・・何ですか、初めてって・・」
「何って・・褒めてるんじゃないか。オレ達意外と体の相性いいのかもな。」
「それは当然です。私にとってもそうでないと困ります。
そうではなく、あなた、私の他に誰かとキスした経験が??」
「そりゃ、とっくの昔に・・・」
「・・・・・」
ニアの表情が一気に曇った。
「確かに男性のたしなみとしても多くの経験を積んだ方がいいと思います。だけど。
・・・何だかとっても許せません。」
「メロ、教えてください。何をすれば喜んでくれますか?」
「え?」
「残念ながら私にはその経験というものがありません。でも。」
「あなたが教えてくれるのなら何とかなるかも・・・」
「教えてください、ご主人様」
メロは横になり、ニアはその上に乗かっている。
ちょうど数字に例えると69。上手い例えを考えたものだ。
メロは短いスカートから惜しげもなく晒されるニアの白い下着を見上げていた。
未だにそれを始め様としないニアにイラつきメロは両手でヒップを揉みあげた。
「ひんっ!」
「メイドさんよ、感じてる場合じゃないだろ?」
そうである。この状態はニアが望んで作ったもの。
ニアはメロを満足させなければならないのだ。
ジッ・・・
恐る恐るメロの革で出来ているズボンのジップを降ろす。
すでに大きくなっているそれを取り出すのは容易ではない。
何とか取り出すと、ボロン、と熱くなったそれがニアの白い手の中に収まった。
「ん、ああ・・・」
恥ずかしいのか、興奮しているのか、メロのそれを触るだけで声が漏れる。
「そのまま、口でしろ。」
しろ、と言われても。ニアに経験がないのは知っているはずだ。
「いいから口に入れて舌で舐めろ。早く。」
メロはニアを急かした。躊躇する間もなくそれはニアの口へと埋まった。
「っふ・・・」 熱い。とても。
ゆっくりと舌を這わすと今度はメロから声が漏れる。
「う・・・、いいぞ、ニア。」
その声を聞くとニアは夢中でそれをしゃぶった。
知らないはずなのに、知っているかの様に。
ピチャピチャ・・・ふぅ・・
チュルッ・・・はぁっ・・・
唾液の絡む音とニアから漏れる熱い吐息が混ざる。
「歯を立てないように、口から出し入れするんだ・・」
ニアはメロの言う通りにする。顔が見えない体勢からか、その行為は
次第に大胆になっていく。
「く、・・・・っ」
ニアの口内の温度を感じながらメロは思った。
こいつ、本当に初めてか?・・もうコツを掴んだっていうのか??
それとも、オレが?
ニアだから、なのか?
全神経がそこに集中し、徐々に込み上げてくるのがわかる。
オレがイッたらニアが満足する。それだけは阻止しなければ。
「ひゃん!?」
突然の快感に、ニアはメロから口を離した。
反射的に後ろを振り向いてしまうけれど、メロの顔は見れない。
「メ、メロ・・何を。」
メロは下着越しにニアの割れ目をなぞった。
ぷっくりとした割れ目の真ん中にくぼみがあるのがわかる。
「あ、あん、邪魔しないでください・・・」
メロから与えられる快感に怯えながら、ニアはまたメロを口に含んだ。
それがわかるとメロはニアの下着をずらした。
現れたのはメイド服と同じ、ピンクだった。
そこは涎を垂らし、まるでメロを誘っているようである。
「ひあっ・・・」
今日はここまでです。
改行と文章の関係で途中ちまちましてしまって申し訳ないです。
明日もこっそりと投下しに来ます・・。
神乙!
メロご主人様………この鬼畜めwww
神乙です!!!
ニアたんメイド服萌え〜(;´Д`)
メイド神乙です!
メロニアのやり取りが凄くイイ!
萌え杉てヤバスwww
メイド神キター
ニアたん可愛い(;´Д`)ハァハァ
メロの台詞とかも萌
神乙!ニアの羞じらう様はたまらなく可愛い(*´Д`)
昨日の続き、メロ×ニア投下します。
メイドネタでエチあり。
読んで嫌悪感を抱いた方はスルーして下さい。
長いので何日かにわけて投下します。
エチに入っても長いです。
では
「はしたないぞ。奉仕の最中に自分が感じるなんてよ。」
メロはそう言うと、今度は直にピンクをなぞった。
ゆっくりと、焦らす様に。
花びらから蕾まで。
「ふぁぁ・・・ん、ふぅぅっ・・」
ニアは甘い声を漏らしながらも快感から逃げようと腰をねじる。
が、もちろんメロが許さない。
こんないいところで逃がしてたまるか。
「ここ、どうして欲しい?」
「えっ・・・」
「もっと弄って貰いたいんだろ?」
「ちがっ・・・」
メロは中指をピンクの割れ目に当て、激しく擦った。
「はあぁぁっっ!!!」
ジュブブブブブッッ!!!!
端から端まで勢いよく擦ると、ピンクの割れ目は聞いたことも無い卑猥な音を鳴らした。
ボタボタとニアの愛液が零れ落ちる。
「ああああああああああっっ!!!!」
「ははっ、すごいな」
ニアから放たれた愛液は太ももにいくつもの透明の筋を作り
まるで泣いている様だ。
たぶん、ニアも涙を流してる。それは歓喜の涙。
こんなに濡れているという事はつまり感じているからだろう?
「はぁ、メロ、やめてっ・・・」
「メロ?」
「はい、メロ、やめて下さ・・・」
「その口の効き方はなんだ?」
「あぁぁ・・・」
ニアは少し恨めしそうに言った。
「ご主人さまぁ・・・ゆるひてぇ・・・」
「このメイドは我慢が足らないな。こんなに汚して・・」
ニアからは見えないが、ニアの愛液はメロの顔や服に飛び散り
離れた床にまで落ちていた。
「すみませ・・今拭いて・・・」
何となく予想がついて、ニアはメロの汚れを拭おうと体勢を崩そうとした。
「おい、勝手に動くな。そのままでいろ。
・・・オレが先にお前のを舐めとって綺麗にしてやるから。
お前はさっきの続き。」
「えっ・・?」
「今度ちゃんと奉仕するんだぞ。」
メロはニアのヒップが逃げない様に両手で抑え、ぐしょぐしょに濡れた
その場所へと舌を伸ばした。触れなくとも舌先からメロの温度を感じる。
そしてそれがゆっくりと迫ってくる。
「あ、あ、メロ、駄目ですぅっ・・」
指とは違う温かく柔らかい感触に痺れそうになる。
メロの舌での攻撃が始まった。ニアを落とす為の、攻撃。
そこに完全な69の形が出来ていた。
レロレロとメロの舌が上下に動く。
舐めるというよりは舐(ねぶ)るという表現が適しているかもしれない。
舌全体を使いピンクをなぞったりくぼみを突付いたり・・・。
ピチャピチャ・・・
クチュッ・・ジュル・・ジュプッ
「んんっ、くっ・・・」
ニアも負けじとメロを口に含むがうまくいかない。
意識を逸らしたくても快感が邪魔する。感じすぎてどうにもならない。
「はうぅ・・・んっ、メロ・・・」
メロのそれはますます大きくなり口に含むのがやっとである。
感じると口を離し、思い出したかのようにほうばる。それの繰り返し。
メロのそれはニアの唾液まみれになっていた。
「ほら、ニア、どうした?オレを満足させたいんだろ?続きしろよ。」
「で、でも、これじゃ集中できま・・・ひいぃぃぃっ!!!!!!」
メロは蕾を吸い上げ口に含み舌で振動を与えた。
「あ、あ、ああ、はぁぁ・・・・」
するとニアの体に変化が訪れた。
辿り着こうとしている。
そこに行くまで、メロの舌の振動では物足りないのかニアが腰を振った。
メロの鼻先が白いヒップに埋まる。
「はぁん、はぁっ、はぁぁんっっ!!!」
メロは唇の上を行ったり来たりするピンクに軽く歯を立てた。
その瞬間ニアはビクンッとヒップ大きくを揺らし、体全体を痙攣させた。
「ああああああああああああっっっ・・・!!!!!」
真っ白に。全ての記憶が飛んでしまったかのように真っ白になった。
はぁ、はぁ、とニアは涎(よだれ)まみれになったメロのそれの横で荒い息を吐いていた。
メロは深い溜息をついた。
「誰が勝手にイっていいって言った?ニア・・・」
はぁ、はぁ・・・
「おい、答えろよ。」
はぁ、はぁ・・・
「おい!」
メロは先程よりも強くニアのピンクを噛んだ。
「いひぃっっ!!」
ニアのヒップが跳ねた。
痛みからなのか、快感からなのか・・・
しかし、そのおかげでニアは正気を取り戻した。
今度、真っ白になったのは頭ではなかった。
ニアは白い顔をさらに白くさせていた。
こんなはずじゃなかったのに。
「・・・駄目だな、ニア。これじゃオレの方が奉仕してるみたいだ。」
そう言うと、メロはニアのピンクから口を離し自身のそれも奪おうとした。
力が抜けた手でそれを掴むとニアは言った。
「はぁぁ・・いやぁ・・嫌ですぅぅ。もっと上手くやりますから!メロ、嫌あぁっ・・」
しかし、体を持ち上げられあっさりとメロから離されてしまった。
ニアは悲しそうにメロを見上げる。
「・・・も・・もう少しやれば上手く出来たんです・・」
「そうじゃないだろ。」
メロはニアを見ようとせず、ニアの愛液がついた唇を手首で拭った。
「わ、わたしがっ・・・・」
懺悔のつもりか、ニアは力の入らない体を起こすと慌ててメロの頬に付いた
愛液を舐めた。
自分の愛液を舐め取るのは嫌だけど、メロに唇を寄せるのは嫌ではない。
躊躇いはもうない。
「メロ・・・」
自分の味に混じって彼の味がする。
幼なかったあの頃とは違う男の匂い。
端正な顔についた傷跡。
「メロ、メロ、メロ・・・っ」
メロの名前を何度も呟く。
愛液を舐めとっていたはずが、いつの間にかキスへと変わっていた。
メロの頬、耳、首・・・くまなく唇を押し当てる。
ニアはメロの首に腕を回しメロの唇を吸った。
「好き・・・」
今日はここまでです。
続きはまた明日、こっそりと。
このSSは何禁になるんだろうか・・18禁?
クドイ内容でしたらすみません・・orz
あかん
笑って(変な意味ではなく)見てたんだが
最後の「好き」でオチたOTL自分的ツボに
あと、おそらくは21禁じゃないかな〜と思います
いやすげーいいですよw
ハァ━━━━━━*´д`*━━━━━━ン!
神乙です!!!!
でも21禁だったら20歳の自分は・・・
メイドネ申乙です
メロニアエロス感じまくるニアたん可愛いよ(;;*´Д`)ハァハァ
メロになり代わりたいw
続きwktkして待ってます!
確かに21だろうねコレ
神マジ乙です!!
あーあ…ニアたん初負けだ
メロに骨抜きにされちゃったw楽しいw
世紀と世紀の結合なら表現のしかたによっては18禁でもOKかな…
と思いますが
世紀をおくちではむはむれろれろのワザがくるとやっぱり21禁では?
大人でも人によっては嫌悪感あるし→69
もっとも自分は女の子ニアたんならどんなことしてもされても(;´Д`)ハァハァですがw
もうしわけないが個人的に21禁でみたいと思ってしまうのですが
メイド神乙!
自分はやりすぎる位が丁度いい派だからメイド神のSS楽しみに
してるんだけど…
ここは21禁物のSSは駄目なんですかね?
メイド神が気にして話を柔らかくしたら悲しい
自分、このメロニアにかなり萌えてますのでw
627 :
626:2007/01/26(金) 19:41:35 ID:whTbnCv20
>>625間違えた!こっちです
つ
>>145 だから注意書きしておけば構わないと思う
20歳の方にはすまないが
聞かないけど19禁、20禁とかあるんだろか?
>>620と同じ20歳だから20禁だと嬉しい…
ゴメン、ただ思っただけ
聞いたことないねー
ニアたんもメロも21未満だと言うのにけしからん事して
(;´Д`)ハァハァ
>ニアたんもメロも21未満だと言うのにけしからん事して
吹いたw
そいうえばそうだなw
最近の若いもんは実にけしからん
れくた乙www
ニアとメロは1歳違いだからまだいいんではないか
問題はLとかれくたとかジェバンニとかw
昨日の続き、メロ×ニア投下します。
メイドネタでエチあり。
今更遅すぎですが21禁です。
読んで嫌悪感を抱いた方はスルーして下さい。
長いので何日かにわけて投下します。
では
キスの合間に想いを口にする。声はか細く震えていた。
「メロ・・・好きです・・好きぃ・・・」
メロは黙ってニアを見ていた。
ニアは最初に交わしたキスで覚えたのかメロの口内に侵入しようと唇の間
へ舌を当てる。
でもメロは口を開かない。ニアを受け入れない。
仕方なくメロの唇を舌でなぞった。
子猫の様に小さな舌で。
その感触がくすぐったいのか嫌なのか、やはりメロは口を硬く閉じたまま
首を横へやる。
「あぁ、メロ・・・」
悲しい声が漏れる。
メロの唇が逃げる・・それは拒絶なのだろうか?
「私が上手く出来なかったから・・・」
ニアの黒目がちな瞳に小さく光るものが見えた。
タイトルに変な数字が・・orz
粒はある程度の大きさになると白い頬に流れる。
「メロ・・・」
それでもメロの唇を求めて体を寄せる。離れたくない。
「今度はちゃんとやります・・言う通りに・・します・・
何でもしますから・・」
「・・・・」
「メロが好きなんです・・・どうしても・・」
「・・・・」
「・・・お願いです・・・」
ニアの言葉を聞くとメロがようやく口を開いた。
「・・・何でも出来るのか?」
「はい、出来ます。」
「言われた通りにするか?」
「はい、今度はちゃんと・・・」
「オレが欲しいか?ニア。」
「・・・・・はい。」
「・・・じゃあお前、他に何が出来る?」
「え・・・・そ、それは・・・・・」
ニアは真剣にそれを考えていた。どうやらこういう事には頭は回らないらしい。
「脱げよ。」
「えっ・・」
「上、脱げ。」
「・・・は、はい・・」
ニアは言われたままに胸元の赤いリボンを解いた。
白いエプロンの肩を外し、背中にあるファスナーを降ろす。下着は付けていない。
はらっと、メイド服の上部がニアの腰に落ちた。メロの前にニアの透けるような白い肌があらわになった。
「・・・・・」
黙ってメロはその白い体を見つめた。
驚いているような、見とれているような、そんな表情で。
「・・・ニア・・・・」
「・・あまり大きくなくてすみません・・」
胸が、と言いたいのだろう。しかし、大きさなど関係なかった。
穢れの無い体。言葉に表すとそんなところだろうか?
真っ白で雪の様。
きっと誰かに晒したのも初めてのはずだ。
「ニアっ・・・」
「メ・・・」
がばっとメロはニアの上に覆い被さった。
小さなその感触を確かめると、荒々しく揉む。
「い、痛いです、メロっ。」
ニアの言葉は届かない。遮るように白い肌へとキスを落とす。
膨らみの先端にあるピンクをペロリと舐めるとニアが声を漏らした。
「んっ・・」
無我夢中で白い肌を味わう。ピンクを貪る。
「だ、駄目ですメロ。わかりました・・から、わ、私がします!あんっ・・・」
ニアはメロの頭を掴むとメロから逃れるように体をねじった。
「・・・お前が?」
「同じ事をメロにすればいいんですよね?」
ニアはメロが模範を示したと思っていたのか。
「・・・・」
「大丈夫です。今度は上手く出来ますから。」
メロの手の平と唇に白い肌の名残を残し、ニアが動いた。
腕立ての体勢で見下ろすメロの胸元へとニアの手が伸びる。
ロザリオを横へやると、服のジップを下ろした。
二アはメロの胸に潜り込み、今メロがしたように、白い手でメロの肌を触った。
「・・くすぐったいだけだ。」
今度はニアがメロの言葉を無視した。
メロの背中を押して二アの顔に近づけると、ちゅ、とキスをする。
メロが床に体を落とし、二人は抱き合う形になった。
ペロペロと、丹念にメロの乳首を舐める。
やっぱりくすぐったい。でも。
まるで猫のように舌を這わせるニアが
・・可愛い・・
・・・とても、可愛いい。
ニアが嫌いなはずなのに。
どんなに離れても必ず目の前に居る。
いつも一つ前に居るニアが疎ましかったのに。
再会すれば挑発。
「好きだ」と聞いても完全に信用しなかった。出来なかった。
だって相手はニアだから。
だけど・・・
ニアはどんなに辱(はずかし)めてもオレを求める。
今は必死に舌を這わせて。
無意識の内に熱いものが滾(たぎ)る。
それは男の本能なのか、それとも。
やはりニアだからだろうか?
―――――メロは欲情していた。
目の前の女が、ニアが欲しくてたまらなくなっていた。
メイド神!wktk!!
「あ!」
今度こそメロはニアを離さまいとニアの両手を抑えて押し倒した。
「・・・お前にしては頑張った。褒美をやらないとな。」
そう言ってニアの太ももをグイっと開いた。
ニアも溢れている。メロと同じように。
「ああ、メロ・・」
「お前の思惑通り、欲情してやった。だから・・・いいよな?」
「あぁ・・メロの・・したいように・・して下さいっ・・!」
「・・・お願いは?」
「お願いします、メロ・・入れて・・下さい!入れてぇ・・・!!」
早く入れたい。それはメロも同じだった。だが・・・
やっぱりニアの思惑通りなのは少し癪だ。
メロは先走りで滴るそれをニアのくぼみへ塗りこみながら
最後の意地悪をする。
「淫乱メイドのお〇ん〇に
ご主人様の大きなち〇ぽをぶち込んでください、だろ?」
「・・・はぁぁっ・・・」
最後の最後に試練が待ち受ける。
ニアは未だに強く与えられない快感と言えない台詞に顔を歪める。
「ニア、言えるだろ?」
「・・・私・・そんなの・・言えな・・」
「欲しいっていったじゃないか。」
「はんっ!!!」
くいっとメロのそれをくぼみから蕾へと滑らせた。
「あ・・あ・・欲しい・・」
「だったらちゃんと言え。さっき言う通りにするって言ったのは嘘か?」
今日はここまでです。
毎度長々とすみません。
皆さんの意見を聞いて、今更ながら21禁にしました。
配慮が足りず申し訳ありませんでした。
最後に、もしもSS投下する予定の神がいましたら
自分に気にせず投下して下さい。
自分のSSが終わるのを待って投下、と考えている神がいたとしたら
本当に申し訳ないです。
・・本当は神のSSを読みたいというのが本心ですがw
続きはまた今度、こっそり投下しに来ます。
乙です
メロニアって、たとえメロが無理矢理襲ってるケースでも
不思議と愛は感じるよね
あれが不思議
これが公式の強さか………
メイド神!今宵もハァハァさせて頂きました
ってかエロいw
メロ、ニアに何言わせる気!?
愛があるから手を出すんだよ、きっと
嫌いだから犯す、でも本当に嫌いだったら最後まで出来ないって
神オツ…やべぇ、ニアたんエロい
な、なんかメロに嫌われてるくらいが萌える自分は変だ
片思い美少女みたいな
>>649 私もそのくらいが萌えるよ!
なんかもういじらしいのが可愛い
自分はニアたんに幸せになって欲しいから
最初は嫌われてても最終的には愛されて欲しい派だな
エロ無しでもニアたんが愛されてるだけで凄い萌える
メイドネ申のいじらしいニアたんテラエロカワユス(*´∀`*)
こんちはーノシ
Milk Pazuru番外編「恋愛相談」
カップリング・LN
微エロ
短いですが3日に分けます
ワイミーズハウス
ヤボ用を済ませ、客用寝室に戻ったLは、かすかな違和感を感じ
神経をとぎすました。
物の配置は変わっていない。鏡、歯磨き粉、書類、パソコン、寝具。
すべて部屋を出たときのままだ。
しかし―――人の気配がした。
くるりと背を向ける。
「気のせいか………あれ?」
リモコンのボタンをわざと押し間違える。
「おかしいな………?」
何度も。付いていないテレビの黒画面を覗き込み、Lは目的物を見つけた。
ベッドの下から、ふわふわした頭の先が覗いている。
―――ニアだ。
ここに忍び込むなら内部の人間だとは思っていた。見つかっても大したとがめを
受けないという、緊張感の足り無さ故のミスだろう。だが。
654 :
恋愛相談:2007/01/27(土) 17:03:44 ID:6FV6JHJ+0
(………危険な遊びだな)
自分は常に銃を携帯している。護身のためだ。無断で部屋に入り忍んでいたと
なれば、万が一自分が銃を使い、ニアを殺しても正当防衛となる。
可能性はゼロではなく、あのニアがそんな危険を冒すはずもない。
すなわち、これは。
ひょこひょこと近寄ると、ベッドの下を覗き込む。「ニア」
小さく悲鳴を上げて身体を庇う。着ているのはパジャマじゃない。かわいらしい
サテンのネグリジェだった。彼女の年頃にしては、やや大人びたデザインだ。
Lはため息をつく。
「(全く、これだからガキは………)」
おおかた他の女子にはめられたのだろう。「Lの反応を見てみたい」とかなんとか。
残念ながら子供時代に経験済みであった。
しかし、変なところで無防備なニアを騙すのはやや悪質だ。
655 :
恋愛相談:2007/01/27(土) 17:05:02 ID:6FV6JHJ+0
ニアは困ったようにLを見上げる。気恥ずかしそうに
「え、L。これは」
「良いから出てきなさい。私にはそういう趣味はありません。安心して下さい」
ニアはほっとしたようすで、もぞもぞと這い出してくる。その姿を見て、
Lは立ちくらみを覚えた。
白地のサテンは身体の線を、下着の線をあからさまになぞり、さらに白い下着の
色を晒させ、あろうことかタンクトップの下のふくらみや突起までなぞっていた。
中性的なニアが着ると、淫靡さの質が違う。薫るようにいやらしい。くたんとした
姿勢に未熟な色気がにじみ出ていた。
つい無言で注視してしまったLに、ニアは顔をしかめる。
656 :
恋愛相談:2007/01/27(土) 17:06:23 ID:6FV6JHJ+0
「? 怒ってますか」
「………いえ。そういやあなた女の子だったな、と思っただけです」
「なにげに失礼ですね。私が男だったら、メロの立場がありませんよ」
どんな格好をしていても、ニアはニアだ。Lはほっとして………自分の感情に
疑問を持つ。
何が「ほっ」なんだ?
「そうでしたね」
ニアはメロと付き合っていたはずだ。付き合うといっても、延々じゃれてるだけで
進展し無さそうではあるが。
「こんなところをメロに見つかったら………」
「またおかしな展開になりそうですね」
「でしょう………」
ふたりして視線を落とす。
今日はここまでです
>>653の題が抜けました。すみません。
ねぐりじぇニアたん!!(;´д`)ハァハァ
リボンをほどくようにゆっくり脱がして食べてしまいたいw
続き楽しみにしてます神!!
しかしL…
>残念ながら子供時代に経験済みであった
まままさかLもネグリジェを着せられたことがあるってことですか!!?
説明不足でした
反応を見てみたいと、エロい格好した女の子を送り込まれたことがある
=過去同級生? に同じ手法でからかわれた、という意味です
子供時代も寮暮らしだろうし
ですがLがネグリジェの方が萌えます
神乙です!
スケスケ……(;´Д`)
>Lのネグリジェのほうが萌ます
(゜Д゜)え?
昨日の続き、メロ×ニア投下します。
メイドネタでエチあり。
21禁です。
読んで嫌悪感を抱いた方はスルーして下さい。
では
「嘘じゃありませ・・・」
「だったら言えるはずだ。」
メロのそれからニアの入り口がヒクヒクと動くのを感じる。
「下の口は我慢できないみたいだな。言えば楽にしてやる。」
メロはニアの耳たぶを噛むとそのまま耳を舐めまわす。
「や・・・メ・・」
「早く言え。命令だ。」
耳元で強く言うとニアの体が震えた。
たぶんこれは言葉に怯えたからではない。
耳が弱いのか、こいつ。
「い・・ん・・らん」
ニアが台詞を読み始めるとメロが台詞になぞって耳を攻める。
「あぅ・淫・・乱・・メ・・イドの・・・」
「うん。」
「お・・・・・・・・お・・・・・」
「続きは?」
「お〇・・・・お・・・・お〇ん・・・・〇・・・・・に・・」
ニアは顔を真っ赤にさせている。
まあ、当然だろう。
「ご主人様のぉ・・・・」
「何を入れて欲しいって?」
「ご主人様の・・・大きな・・・・」
「ち・・・ち・・・・・・ち・・・・」
「うん。」
「メ、メロ・・・私・・・」
ニアはその先が言えない。何度も何度もどもってしまう。
「駄目だ。言うんだ。」
「うぅ・・・・・ち・・・〇・・・・」
「ぶち込んで・・・・・下さ・・・・・」
「何だって??最後が聞こえない。」
「ぅうっ・・・・・ち、ち・・〇・・・・・ぽ・・」
「ご・・・・ご主人様の・・ち、ち〇ぽをぶち込んで下さい!!!!」
ニアは両目をぎゅっと硬く閉じ、台詞を言い終えた。
よっぽど恥ずかしかったのだろう、目には涙を溜め・・・・
今日は泣いてばかりのニア。意外と泣き虫だな。
「よし。最後までちゃんと言えたな・・・・いい子だ。」
メロはニアの銀色の髪をそっと撫でると
待っていましたとばかりに脈打つそれをぐっと
ニアのくぼみへと押し付けた。
「ふあぁ・・!!!」
少しづつ、少しづつニアに埋め込む。
「んっ・・・くっ・・」
ニアは苦痛に顔を歪めている。でも、決して「痛い」とは言わない。
「ニアっ・・」
それは完全にニアの中に埋まった。二人はついに一つになった。
「メロ・・・好きです・・っ」
痛みに耐え、メロを感じながらニアが言った。
その言葉がメロをくすぐる。メロの胸に這わせた舌の様に。
ゆっくりと腰を離し、またそれを埋める。
「ふぅぅ・・」
ニアの顔が高潮し、先程よりも大きな涙が浮かぶ。
「メロ、私は気にしないでいいから・・・満足のいく様にして下さい!」
健気な言葉を放つニアの唇にキスをする。合図の様に。
もう意地悪はしない。出来ない。
もう待てない。待てるはずがない。
「あぁ!!あ、あ、あ、あ、あ・・・っ!!!」
メロの腰が徐々にスピードを上げていく。
突かれる度にニアが小刻みに揺れ、甘い声を上げる。
「・・・は、はぁ、いいか?ニア??」
「い、いいです。いいです、いいですメロっ・・・!」
すみません。話の都合上、今日はここまでです。
そろそろラスト近いです。やっとか・・・orz
続きはまたこっそりと。
>>恋愛相談神
乙です!ニアのスケスケネグリジェ最高に萌えます!!
続き楽しみにしてます!
自分はLのネグリジェ姿も見てみたいかも・・・
メイドネ申乙乙乙です!
淫語に恥じらうニアエロカワイイよ(*´Д`)ハァン
続きwktkしてお待ちしてます!
メイド神乙です!
あーもうニアはけなげだなカワイイよニアカワイイよ
こんちは
Milk Pazuru番外編「恋愛相談」
カップリング・LN
微エロ
明日で投下終了です
670 :
恋愛相談:2007/01/28(日) 10:19:19 ID:5/uQ4gpD0
あれは去年のクリスマスのことだった。
惚れ薬という面妖かつヘンテコな薬をかけ、繰り広げられた一風変わった
争奪戦は、ニアの勝利に終わった。
その時ニアはメロに軽いいたずらをされたのだった。まあ、じゃれの
延長線上というか、そこは純情なメロゆえ、全然大したことではないのだが。
「ニア」
「はい?」
「そういやあなた、先週初潮が来たそうですね。おめでとうございます」
ニアの顔がかあっと赤くなった。
「ななななな何を」
「照れなくていいです。めでたいことじゃないですか」
「デ、デリカシーの問題では」
「私は事実にしか興味がないので大丈夫です」
「………全然理屈になってません、L」
671 :
恋愛相談:2007/01/28(日) 10:20:02 ID:5/uQ4gpD0
「これをあなたに差し上げようと思って」
戸棚から紙袋を出す。表面に大手チェーン薬局のシンボルが印刷されていた。。
ニアはうろんげな目でLを見る。
「………そんなものをワタリに買わせたんですか?」
鎮痛剤か何かと勘違いしているらしい。
「大丈夫、これは避妊具ですから」
「………余計なお世話です!」
むっとした表情で手を押し出したニア。Lは口に手をやる。
「遠慮することはありません。あなたの年頃では男女ともに用意しづらいのが普通です」
「いらないって言ってるんです。必要ありませんっ」
「ニア」
Lは真顔でニアの顔を覗き込む。
「私たちには親がいません。そうですよね?」
672 :
恋愛相談:2007/01/28(日) 10:20:37 ID:5/uQ4gpD0
「………」
真面目な物言いに、ニアは少し警戒を解いた。
「準備しておきなさい、妊娠して一番傷付くのはあなたなんですから。いざというとき、あなたの貞操を守る武器にもなる」
「なぜ?」
「今のあなたの反応と同じです。雰囲気に流されそうなときは、「Lが用意してくれました」と言って、メロにこれを見せれば良いんです」
顔を見合わせる。ニアはおかしそうに笑う。しばらく、密やかな笑い声が響いた。
「それは面白そうですね」
「笑い事じゃないですよ?」
言いながらLも笑っている
673 :
恋愛相談:2007/01/28(日) 10:21:12 ID:5/uQ4gpD0
「「女の子には優しく」と付けても良いかも知れませんね」
「「勉強も忘れないで下さいね?」とか」
「あなたもなかなか意地悪ですね………「使い方が分からないなら聞きに来て下さい」」
「「ワタリに聞いてもらってもいいんですよ?」」
Lは首を傾げる。
「………そこまで言うと私、口も利いてもらえなくなりそうですが」
「メロはあなたのことが好きだから大丈夫です」
今日はここまでです
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございます
>>660 >>658の言う展開のほうが、私が考えた展開より萌えるという意味ですよん
メイド神
恋愛相談神
ステキな萌えをありがdです!!!
どちらも続きが楽しみ…
唐突ですが「初笑」の続きを投下します。
余りにも寒いのでだまってましたが実は
「着替」「暗号」に続く三部作でした。(もう誰もおぼえてないってば…)
>倉庫ネ申
結局メールできないまま終わってしまって本当にごめんなさい
一方、初笑い大会の日時と場所を本編と間違えていた男がここにいた。
1月28日 YB倉庫
ゴォン←効果音
魅上「開けましておめでとう………。
…な…何故、誰もいない……神!…私は言われた通りに芸を……」
ほんとに完
わざわざ今日まで待って、しかもスレをまたいで、オチがこれ……
更に女の子ニアスレでオチがこの男……
しかもエロなし…………………
…寒くなってきましたが
皆さま風邪などひかないように暖かくしてお過ごし下さい……
orz=675自身も 完
ネ申、乙です!
さすが照!!!相当うろたえてそうなのが浮かびますw
サイコー大笑いですよ。ゴォン!が生きてますねwwwww
しかもあの着替&暗号ネ申と3部作だったなんて。
すごくウレシイです!あの2作も大好きですよ!!
完なんていわずぜひぜひ続けてくださいませm(__)m
こんにちは。
昨日の続き、メロ×ニア投下します。
メイドネタで21禁です。
いきなり結合シーンから入りますので嫌いな方は
スルーしてください。
では
狭かったはずの入り口はメロのサイズへと形を変えていく。
ニアは十分すぎる程溢れ、素直にメロを受け入れる。
・・・随分素直になったものだ。
体も・・・心も。
それはメロも同じだった。
ニアに『欲情』し『行為』に及ぶ。
それこそがメロの変化であった。
メロはニアの白い胸を弄り、キスの跡を残す。
さっき焦らされた分余計に揉み上げる。
「あふ・・・」
もちろんニアは声を上げた。
どこをどういう風にしたらどうなるか、もうわかる。
メロにはわかる。
ニアを悦ばせるのは嫌ではない。
むしろしたい。喜んで欲しい。甘い声が聞きたい。
ニアの白い肌がうっすらとピンク色に染まっていく。
首筋を汗で濡らし、熱も上がる。
「はっ、はぁっ、あ、あ、ああ、ああっ・・」
メロはさらに自身を深く埋め込み
ニアの中で浅く深く突く。するとニアは身を仰け反りヒップを上げた。
「あ、あああぁぁ・・・」
ニアが大きく口を開け声を漏らす。甘い、甘い声。
ニアは舌を立たせ、涎(よだれ)を垂らしている。
「ここが、いいのか?」
ぐりぐりとニアの中を掻き回す。
「ひぃぃっ・・・・」
小さな悲鳴を上げると髪を乱し身をよじる。
当たりだ。
「あ、ああ、メロ、あああ、そこ、そこ・・っ!いいの・・・いいですぅ・・!!」
ぐちゅっ、ぐちゅっとメロと繋がったニアのそれも
絶え間なく涎(よだれ)を垂らし、甘い蜜の音を鳴らしていた。
キスを交わした時、ニアとの体の相性がいいとか何とか言った。
それは、メロが思ってた以上だった。
ニアの中は温かく、メロを優しく包む。
どんなに激しく動いてもメロを離さない。
ニアがいつも解いていたパズルのピースが埋まるように、そこにあるのがさも当然のごとく。
「オレ専用だ・・・・」
「あ、メ、メロ・・?」
「ここはオレ専用だ・・・」
「あ・・は、はい・・ん、んんっっ!!!!」
ぐんっと、動きが大きくなり奥の奥まで熱いそれを埋め込む。
メロがニアに当たる度、ぱん、ぱん、と大きな音が響く。
同時にニアの愛液が隙間ない隙間からぶしゅっと飛び散る。
「あ、あ、メロ、私、これ以上・・おかしく・・な・・・・」
メロも同じだった。ニアと繋がる先から溶かされていく。
理性は働かない。ただ、体が目の前のニアを求める。
もっと。もっと。
「ニア、もっとだ・・もっとお前が欲しいっ・・!!」
「私も、私もっ・・メロ、もっと、もっといっぱいにして下さい!!!」
「ニアっっ・・・・・」
「あ、ああああ、あああああ、ああああああ!!!!」
「ニア・・・っ!ニア・・・・っ!!」
「もっと、メロ、もっと私の・・名前・・呼んでぇっ・・・・!!」
「ニア、ニア、ニア・・・・ニアぁ!!!」
「メロ、メロ・・・ああああ、メロぉぉぉ!!!」
「いくぞっ・・・ニア!!!」
「私も・・・私も・・・・もうっっ!!!!」
ニアが叫んだ瞬間、二つの体は大きく揺れた。
「!!!!!!!!!!!」
熱い精がニアの奥へ、奥へと飛び散った。ニアは最後にもう一度叫んだ。
「メロ、大好きぃっ・・・・」
話の都合上、今日はここまでです。
結合シーンのみで終わりって・・・orz
すみません・・・
次回ラストです。
>>恋愛相談神
乙です!
ニアとLのやり取りがツボです。
メロ、噂話にくしゃみしてそうw
>>初笑い神
乙です!
オチが読めてよかった!!照〜!!!
自分はニア、L、月の漫才トリオ好きでしたw
メイドネ申乙です!
メロの「俺専用」発言ktkr!(*゚∀゚*)
次回でラストですか
続き見たいけど終わってしまうのはちとサビシス
しかしメロニアテラエロス(*´Д`)ハァハァ
メイドネ申最高!
メロ大好きなニアカワユス!!
萌えを、エロをありがとう!!ラストテラサビシス…
でも楽しみw
乙
dkdkしたw
「俺専用」にテラモエス
ニアたんえろいなー
ニアメロ投下します。
ではどうぞ。
昼休み、珍しくニアを2人の男女が囲む。
テストを返却された時なら、いつものことで不思議に思わないけれど、
今日は特に何もなくいつもとかわらない。昼休みの真っ最中であった。
「嫌です・・・っ・・!!もう・・・違いますよ、そんなんじゃ・・・・」
「なぁ〜に恥ずかしがってんのさ!ほら、早く行っておいでよ!」
「べっ・・・別に何とも思ってないですから!!」
神乙……!
メロはマフィア時代にメイドプレイ覚えたんだな!
ご主人さまとか……
ラストも楽しみw
「嘘つき〜。メロのこと好きなくせにさっ」
「なっ・・・」
ニアの顔が赤く染まっていく。
マットとリンダに背中を押されて、ズルズルとある方向に連れて行かれる。
「やめてください!!もう、ほっといて下さいよ・・・!」
「メロだってニアのことが好きだよ!分からないの?」
「何を根拠にそんなこと・・・・」
リンダはニアの手を握って、早く早くと急かしながら引っ張る。
どんどんメロの元へ近づいていき、
嫌がるニアの声がメロの耳に入ってしまった。
「ニア・・?何やってるのさ。」
「・・・・」
「マットとリンダまで居るし。お前が人と遊ぶだなんて、珍しいこともあるんだな」
俯いて何も話さないニアへフォローを入れるかのように、
リンダがすかさず話を持ち出した。
「ねぇ、メロ。ニアから話があるみたいだよ」
「ニアが僕に??」
「そうそう。ねー、ニア?」
そう言って、マットは覗き込むと顔を真っ赤にしたニアの姿が目に入る。
「何だよ、ニア。早くしろよな」
「それじゃ、私たちはもう行くよ」
ニアの耳元で頑張ってねと囁くと、
その場から逃げるかのように去ってしまった。
「どうしたんだよ、ニア。話って何?」
「あ・・の・・」
「何?」
「メ、メロって・・・いつも・・・・元気ですよね・・・」
「は?そんなことわざわざ言いに来たの?」
「ちがっ・・・」
モゾモゾと何か言いたげな口から、一体何を喋るつもりなのか。
「メロは・・・その、恋したこと・・・ありますか・・・・?」
「なっ・・!?何だよ急に!!?」
「したことありますか??」
「そ、そりゃあるけど・・・」
何でいきなりそんなことを聞くのか。
もしかしてニアが誰かに恋をしていて、相談を持ち掛けているのかもしれない。
「今は・・・??」
「かっ、関係ないだろ」
「・・・・好きな人・・・居るんですね」
ニアが寂しそうな顔をしたのは、気のせいかもしれない。
「い、良いだろ、別に!!悪いのかよ!!!」
「悪いことではないです・・・誰なんですか・・・?」
「それは・・・」
・・・ニアだよ。なんて、言えない。
ニアは聞きたげな顔をしているが、
その表情には聞くことに怖さを抱いている様にも見えた。
「誰だっていいだろ・・・。何でそんなこと聞くんだよ」
「それは・・・、私が今恋をしているからです」
「だれに・・・?」
駄目もとで聞いてみる。
それより、ニアでも恋をするものなのか。
あまり、そういうことには興味なさそうなのに。
「・・・・・」
「じゃ、じゃあ教えあっこしようぜ!!なら、良いだろ??」
コクリ、とニアはうなずいて深く息を吸い込んだ。
「いっせいのーで、だぞ?絶対言えよな」
「わ・・分かりました・・・・」
ニアが誰を好きなのか凄く気になる。
自分が気持ちを伝えることも、
ニアが思いを寄せる者の名前を聞くのも怖かった。
「いくぞ・・・いっせいのー・・・っ」
「ま、待ってくださいっ!!!」
「わぁっ!なんだよ、びっくりするだろ!!?」
今までに聞いたこともない、ニアの大きな声に思わずおどろく。
「・・・どうした?」
「すみません、もう・・・大丈夫です」
「・・じゃあ、次はちゃんと言えよな。絶対だぞ!!」
「メロこそちゃんと言ってくださいよ」
「・・・じゃあいいか?いっせいのーで」
短いですが、続きは明日。
>>初笑神
文章とタイトルからそうじゃないかなと思ってました
照!お前は漫才でもひとりだけ外すのかよ! と笑いました
三部とおっしゃらず続いて欲しいです
>>メイド神
オレ専用wが出来て良かったねメロ
ニアタンの心も体もオレ専用に出来るなんて、なんつう幸せ者か!
ダメだちょっと許せんw
ラストサミシス………でも楽しみにしてますね
>>CON〜神
甘酸っぱい………甘酸っぱいよママン
年食うと純情な恋がすごくエロく感じるのはなんでだろう
続き楽しみにしてます
アレ?(・・=・・)ワタシシカイナイヨウダ
ラストです
カップリング・LN
微エロ
701 :
恋愛相談:2007/01/29(月) 12:26:57 ID:7v8xm+OQ0
ニアに紙袋を渡す。困ったような、恥じらう表情がいとけない。
ふと思いついて言う。
「お礼をもらっても構いませんよね?」
「はい?」
不思議そうに見上げたニアを抱きしめた。
「………何を………?」
「すみません。しばらくじっとしていて下さい」
背中に回された手は動かない。怖い感じはしなかった。メロとは違う広い胸板に
すっぽり包まれ、ニアはLの顔を覗き込む。
少し疲れたような表情。ああ、甘えてるんだ。気付いて頬に手をやる。
ニアの仕草に、Lは困ったようすで
702 :
恋愛相談:2007/01/29(月) 12:27:37 ID:7v8xm+OQ0
「何ですか?」
「いえ。その、なんというか」
可愛い。大の男がそんなことを言われても嬉しくはないだろう。
自然にゆるむ頬をおさえるのは大変だった。Lはますます渋い顔をする。
「………もういいです」
手を離す。ふいと顔を背けた。微妙な空気が流れる。
背を丸めた。………どうやらいじけているようだ。
Lの背中に向けて、ニアはかさかさと袋を振る。
「では、いただいて行きます。お気遣いありがとうございました」
「はい。………あ、そうだ」
Lは振り返る。もういつもの表情に戻っていた。
703 :
恋愛相談:2007/01/29(月) 12:28:29 ID:7v8xm+OQ0
「あんまりメロを苛めないであげて下さい。男の子はデリケートなんですから。
あと、これ」
ふわりとブランケットを肩にかける。
「そんな格好で男の部屋に来るものではありませんよ」
「………はい」
前を合わせて微笑む。Lは白い額にキスした。穏やかな声で
「じゃあ、おやすみなさい。ニア」
以上です
読んで下さった方、レス下さった方、ありがとうございました。
神乙です!
LN神>可愛いエルニアで最高でした!
今回もほのぼのと癒されました(*´`*)
メロニア神>ニアとメロのやりとりが堪らなく可愛い!
ニアの背中を後押しするリンダとマットも良い。優しいな〜。
続き楽しみに待ってます(*´∀`)!
CONVINCED神
いっせいのの後が気になる!
子ニア子メロがうぶくてカワユスw
恋愛相談神
Lニアいいなぁ〜
おやすみのチュッに萌!ほのぼの(*^_^*)
メイド神
今日がラスト…
待ちきれなくて今から興奮してるハァハァw
もう一度初めから読み直して萌を充電しときます!続きwktk!
すみません、メイド神…
「次回」ラストでしたね
今日とは限らないのか…
でも期待してるw
メイド最終回ですか・・・!!楽しみにしてますハァハァ
CONVINCED神はお互い気付いてないのはやっぱりツボです!
リンダマットGJ!!
恋愛相談…Lの広い胸板に萌えてましたスイマセン…!!
ここの所
神ラッシュ。嬉しいかぎりです
昨日の続き、メロ×ニア投下します。
メイドネタ、ラストです。
少し長いですが最後までお付き合い下さると嬉しいです。
では
あれから暫く時間がたった。
しかし、二人は今だに快感の余韻に浸り動けないでいた。
抱き合いながら、お互いの熱を確かめていた。
メロはニアをしっかりと腕に閉じ込め離さない。
ニアもまた、メロの胸に顔を埋め安らかな顔をしていた。
「ニア・・・」
メロが名前を呼ぶ。顔を上げない代わりに胸元へキスを落とす。
「・・これが演技だとしたら、お前は相当な役者だ・・」
ニアは少し照れくさそうに笑う。再会の初めを思い出していた。
「メロ、私は演技でこんな事が出来るような人間ではありませんよ。」
「ふっ・・・」
束の間の時間。
ゆっくりのような、とても速いような時間が流れる。
しかし、わかっていた。
いつまでもこうしていられない事を。
メロがニアの背中から腕を離すと、ニアもまたメロの胸から離れた。
きゅっと唇を噛む。でも。
少しうつむいたかと思うと、今度はしっかりと顔を上げメロを見た。
「・・・メロ、どうでした?」
「?」
「私、上手く出来ましたか??」
メロの顔が少し赤くなったように感じた。
・・・それはもう、満足する程に。
だけど口は出さない。
最後の、本当に最後の意地悪だ。
「・・・奉仕とは違ったけどな。」
そう言ったメロの顔もまた意地悪そうであった。
ニアはメロが服を正す様子を静かに見ていた。
「・・・行ってしまうんですね。」
「長居する訳にはいかないだろ。」
「そうですね・・。仮にもここはあなたにとって敵地ですから。」
そう言うとニアは気だるそうに体を起こした。
腰に落ちたメイド服のポケットの中に手を入れる。
「これ、あなたの写真です。これを取りに来たんでしょう?」
メロは黙ってそれを受け取った。
引き換えに、メロはノートに憑く死神の存在とルールの情報をニアに話した。
メロはそれをニアに言い終えると後姿を見せた。
じゃあな、とメロが言うよりも先にニアが言った。
「好きです、メロ。」
「・・・・もう何回も聞いた。」
「メロは・・・」
そう言いそうになり、ニアはぐっと堪える。
代わりにメロへの気持ちを何度も何度も口にした。
「本当に、本当に好きですよ、メロ。」
「・・・・知ってる。」
「好きです・・・」
「ああ。」
「・・・・・大好きです。」
「・・・・・・」
メロが何を思ったかは知らない。ニアはただメロの後姿を見つめていた。
「ニア。」
振り返る訳でもなく、メロはそのままの姿勢で言った。
――――行き着く場所で先に待ってる、と。
ニアはメイド服を脱ぐと、いつもの様にパジャマを着た。
そして、SPKに戻るよう連絡を入れた。
・・・礼と共に。
不本意ではあるけれど、SPKに協力してもらった。
特にハル。彼女は他の二人を上手く言いくるめ、この場を提供してくれた。
(もしかしたら何か怪しい薬でも飲ませたのかもしれない・・
二人は何かおかしかった。いや、いつもの事か?)
だから例え隠しカメラで覗いていたとしても何も言うまい。
メイド服はメロには不評だったようだけど。
・・・メロに会うのはこれで最後だろう。
だからどうしても伝えなければならなかった。
メロが好きだ、と。
そして。
一度きりでいい。
彼を感じたかった。彼に愛されてみたかった。
――――体だけでも。
後先二度と訪れる事がないであろう女としての喜びをメロに教えて貰いたかった。
だから手段や方法など選んでいられなかった。
ニアは必死だった。
メロの真意はわからない。
だからメロがニアを抱いた意味を考えても仕方が無かった。
ニアの挑発に乗っただけにすぎないのか、それとも。
例えそこにニアの望む答えがなくても・・・・・
ニアは十分だった。十分すぎる程、愛された。
傍らに落ちているピンクのメイド服にはニアの赤がくっきりと記されている。
女になった証拠。メロの手で女になった証拠。
二人が一つになった証拠。
今はもう彼の居ない部屋を見てニアは呟いた。
「今度は本当に競争です。
――――どちらが先にキラをに辿り着くか――――」
彼のライバルへと戻ったニアは、いつもの様に無表情のままくるっと髪を弄った。
ピンクのメイド服だけが、今日の出来事を知っていた。
終わり
終わりです。
ここまでお付き合い下さった住人の皆さん本当に有難うございます。
最初、ギャグ路線で飛ばしていくつもりだったので最後の最後、ニアに協力した
SPKの処理をどうしようかとorz
特に二人の行為を覗いていたハル・・・
苦し紛れの対策で最後の一文を
“ピンクのメイド服(とハル)だけが、今日の出来事を知っていた。”
にしようかと思いましたが止めましたw
自分がエロに飢えていたのかエチシーンがマニアックで
苦手な方、申し訳ございませんでした。
何度か女の子ニアSSを投下させて頂いてますが、
ニアのコスプレネタが好きなのでまたいつかまた投下できたら、と思います。
レス下さった方、萌えて下さった方、本当に有難うございました。
>>717 乙です!
最後感動的でめちゃよかったです。
切ない系ってなんかいいよね。
泣いていいですか…?
メイドネ申乙!!!
ニアがメイドだったり、エロでハァハァしたり、メロニアのやり取りにwktkしたりと
萌えがいっぱいでした!!そして最後はセツナイ…
終わりは淋しいですがコスプレニア第二弾、楽しみにして待ってます!
乙です
メロ………少しくらい優しい言葉かけてやれよ………読んでる方が泣ry
でもめいっぱい人に好きって言えるのはすごく幸せなことなのかも………
切ないです。
また神のSS読めるの楽しみにしてます
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「お前、言えって言っただろ!!うそつき!!!」
「メロこそ言ってないじゃないですか!!うそつき!!!」
「ああ、もう!分かったよ!叫ぶんじゃなくて、内緒話で教え合おうぜ」
「・・・わかりました。絶対ですよ」
互いが互いの耳元へ口を近づける。
好きな相手に接近すると、自然と鼓動が高鳴った。
「・・・・もう最後だぞ。いい・・・?」
「はい・・・大丈夫です」
「いいか・・・いっせいのーでっ」
・・・メロ・・・・・・・。
確かに聞こえた自分の名前。
ニアから離れて、目を見開いた。
「なっ・・あ・・・メロ・・ズルイ・・・・!!ズルイですっ!!!ちゃんと・・・・ふぁあっ」
ガバッっとニアを引き寄せ、強く抱きしめる。
「メ・・・ロ・・・・・?」
「僕もニアが好きだよ。大好きだから」
「本当・・・ですか??」
「うん、本当。愛してるよ」
「私も、メロを愛してますよ・・・・・」
抱きしめていた腕の力を抜いて、そっと小さなニア肩へ手を掛ける。
優しく口づけえをしようと、目を閉じた。
あと少しで唇が触れる寸前のところで、
ガサガサと物音がする。
「・・・・?」
その方向へ目をやると、リンダとマットがニヤニヤ笑ってこっちを見ていた。
「お、お前ら!!?何でっ・・・・!!!?何で居るんだよ!!!」
「あのまま帰るわけないでしょ。ずーっと見てたよ、あそこに隠れて」
「嘘だろ・・・・」
「あーあ、せっかく良いとこだったのに、マットが押すから!」
「だって、リンダの髪の毛が邪魔で見にくかったんだよ」
「・・・・お前ら最低!!!どっか行け!!!」
「何よ、もう。私たち、協力したっていうのにー。
それに、外でイチャついてるなんて、見せびらかしてるのかと思っちゃった!」
「そんなわけっ・・・・・」
「何だっけ・・・??『僕もニアが好きだよ。大好きだから』って、こっちが恥ずかしいよなー」
「っ・・・!!」
メロの顔が赤くなり、マットへ拳を振りかざす。
「いてぇっ・・」
「よかったねぇ、ニア!邪魔しちゃ悪いし、次は本当にもう行くね」
「続き邪魔しちゃ悪いしな〜」
マットはチラリとメロを見るて鼻で笑った。
「どっか行け!!ニア!こいつらに構ってないで、行くぞ!」
グイッとニアを引っ張って、2人の前を通り過ぎた。
メロとは歩幅の差が大きすぎて、ついていくことが出来ない。
それに、あんまり引っ張るものだから足場を確認できず、すぐに躓く。
「メッ・・メロ・・・待・・・」
いきなりバランスが崩れたかと思うと、コンクリートに頬を付けている。
小さな砂粒が良く見え、自分は転んだのだと理解した。
体を起こそうとすると、膝や頭がジン、と痛む。
いきなり体を持ち上げられビックリしたが、どうやらメロが起こしてくれたようだ。
「ニア、ごめん。大丈夫か??」
「え・・えぇ・・・」
だが、真っ白なはずのバジャマは、膝の部分だけ赤く染まっている。
「血が・・・痛いか??」
「・・・・・」
「ほ、ほら。僕が運んでいくよ」
メロの大きな背中。おんぶしてくれるらしい。
だが、ニアは背中におぶさろうとしなかった。
「何してんだよ、早くしろって」
「メロ、おんぶはイヤです」
「何で??周りの目が気になるのなら、目を瞑っておけばいいさ」
ニアはそうじゃない、と首を振ってメロをこちらへ向かせ、首に腕を回した。
「なっ・・なんだよ」
「医務室に連れてって?」
普段は出さない、甘ったるい声。
ニアの顔が近づき、潤った唇はメロを誘っているかのように見えた。
「わ、分かったよ・・・しっかり掴まってろよ」
そういうと、ニアの小さな体を軽々と持ち上げた。
何も言葉を交わすことなく、医務室へ向かう。
片手でニアを支えて、扉を開ける。
先生は居ない様だった。
今日は終わりです。
題名が長いので、そのまま日本語に変えようかどうしようか
迷っているんですが、、、
乙です
題名日本語訳出来ず、Yahooで翻訳したら
「確信に満ちた犯人」になった…
注意書きしておけば、題名が変わっても大丈夫なのでは?
そうです、確信犯って意味ですね。
英語のままでもいいんですが、見にくいかなと。
みなさんが大丈夫でしたら、英語のまま続けることにします。
初めまして。倉庫番を引き継ぎ中の者です。
すみませんが更新は月一度ほどになります
下記作品を書かれた神様方へ
初笑1・2(SPK&捜査本部&N)
白い世界と僕の天使(MN)
Milk Pazuru1(惚れ薬争奪戦)(MN) 15禁
身体、重ねて・・・(LMN) 21禁
サーセンww(LMMN) 15禁
TERCET(MMN) 陵辱あり・21禁
ニア妊娠(月N)
Milk Pazuru2(にちようび)(MN) オリジナル要素あり・12禁
PAGING(LMN) 調教あり・21禁
Milk Pazuru3(かわいそうなえる)(LN) 本編改変ありエロ無し
シリアス展開あり
お手数ですが倉庫のカテゴリ欄をご確認下さい
今はこの順番でアップできるようになっています。
Milk Pazuru神作品はご要望によりシリーズとしてくっつけてあります
初笑神作品は、以前のシリーズの更新から日にちが経過しているので、くっつけるかどうか迷いました。ので初投下順になっています。
TERCET神、申し訳ないのですが修正箇所を修正後メールで送って下さい。
(時間がかかる場合はその旨をご連絡いただけるとありがたいです))
注意書き・〜禁・カップリングは上記表示になっています。
訂正箇所及び一緒に並べて欲しい等ご希望がございましたらメールでご連絡下さい。
メアドはnia2_2007☆mail.goo.ne.jp(☆を@に変えて下さい)です。
ご連絡があった方から順にUPさせていただきます
(このさい他の神の投下順に影響はございません)
2週間以内にご連絡がない場合は、問題なしと判断してそのままUPいたします。
スレ汚し失礼いたしました。
>>二代目倉庫番様乙です!!
おにゃのこニアたんが花盛りで YB倉庫いつも楽しませてもらってます
そして これからも更なる神々の降臨を願ってます
女の子ニアたん萌え〜
メイド神
メロは少しは振り向いてくたんでしょうか…
切ない
確信犯神
二人してそんな所に……
となると次の展開は(;´Д`)ハァハァ
続きワクテカ
二代目倉庫神乙です!
頑張ってください
737 :
TERCET:2007/01/30(火) 22:48:01 ID:M8xmkiSs0
>>二代目倉庫番さん
すみませんが、諸事情メールを送れないので
修正したものをもう一度UPする形でよろしいでしょうか。
よろしいのであれば、明日から修正したものを投下させて頂きます。
「仕方ないな、僕が手当てしてやるよ」
「メロが?出来るんですか??」
「消毒くらい出来るに決まってるだろ。はやく離せよ」
ニアはメロの首に絡めた腕を外し、ベットへ座る。
メロが戸棚から救急箱を取り出している間に、パジャマのズボンを脱いだ。
「お前、何脱いでんの!!?」
ギリギリ下着が見えるか見えない程度の格好。
捲し上げようと思ったけれど、
膝から下の部分にまでパジャマを血で汚してしまう。
もう、汚れているから関係ないのかもしれないが、
脱いでしまった方が楽だと思った。
「いいじゃないですか、別に」
「恥ずかしくないのかよ!?」
「メロならいいですよ、早くしてください」
ニアは怪我した方の足を立て、股に隙間ができる。
そしてチラチラと下着が見えることに気づくと、
メロは顔を赤くして膝だけ見るようにした。
「痛っ・・!痛いです、メロ!!」
「我慢しろよ、仕方ないだろ」
「仕方ないって・・・。あなたが引っ張るから、こうなったんでしょう!」
「だからゴメンって言ってるだろ??何度も言わせるなよ!」
ニアは少しだけ涙ぐむと、それ以上何も言わなかった。
「・・・ゴメン、僕が悪かったよ。今度から気をつけるから」
「私はあなたと並んで歩きたかった・・・・」
消毒液が染み込んだガーゼを、傷口に当てた。
ニアは痛いのか顔をしかめて、メロを睨む。
「もうっ・・いや・・痛い!!我慢できないです!!」
「分かったって、すぐ終わるから」
痛がるニアを見ると、何故か心臓が高鳴ってもっと嫌がる声が聞きたくなった。
ギュウッとガーゼを押し当てて、赤色に染めていく。
普通ならば、もうこれくらいで十分なのに新たにガーゼを取り出し、
消毒液を染み込ませた。
「メロ・・・もう良いんじゃ・・・・・」
「まだ、だめだって。痛くないから」
先程よりも水分の多いガーゼで、ニアの膝にできた傷を消毒する。
白くて綺麗な足。膝の部分だけが綺麗な赤に覆われている。
消毒液がニアの足を伝って、垂れていく。
床にポタポタと斑点を付けるかのように、滴が落ちた。
「痛いです・・・・うぅ・・・」
「我慢しなきゃ。いい子だろ?」
痛さに耐えるためか、シーツを強く握っていた。
隙間から見える下着が、メロを誘っては痛みに変える。
「ニア・・・下着が・・・・・」
「え・・・?下着・・・??」
チラっとその方向に目を向けると、ニアは俯き、
自分の下着が見えていることに気づく。
「あ・・やだっ・・・」
上着の裾を掴んで、隠そうとする手をメロの手が邪魔をした。
「ちょ・・・ちょっと・・・」
「もっと見せろよ」
「何・・・言って・・・・・」
グイっと両膝を開かせ、下着越しにニアの秘所を見る。
「やだぁ・・!何してるんですか!!」
「いいだろ、先生もいないことだし」
「ダメです、ダメですよ!メロ、冷静になってください!!」
この状況で冷静になれと言うなんて、そっちの方がどうかしてる。
メロはニアの胸に顔を埋めて、そのままベット押し倒した。
「うぅ・・・痛いぃ・・」
「先生が治療してやるよ」
ボタンを乱暴に引きちぎって、ニアの胸を弾いて遊んだ。
そのたび、ニアはピクンと反応してメロの腕を掴んでは抵抗する。
「メロォ・・・だめです・・・」
「先生の言うことは聞かなきゃダメなんだ。ほら、もっとよく見せろよ」
「やっ・・・恥ずかしいです」
下着までも剥ぎ取り、舌を胸から蕾へと這うようにして移動させた。
「いや!いやぁあ!!・・・やめてっ!!」
「何でだよ」
あまりに嫌がるニアの態度にイラっとくる。
どうせ、後から我慢できずに今の状況を作り出してしまうのだから、
少し早くなっただけ、と思えばいいのに。
「私っ・・・こんなことしたくないです!」
「俺ら付き合ってんじゃん」
「付き合ってるって・・・いきなりこんな・・・」
「なぁ、ニア。俺はお前が転んだのも、下着が見えていたのもお前の計算だと思ってる」
意地悪なこと言ったから、どんな顔してるだろうとニアの顔をジロっと見る。
だが、そこには想像していた表情とは全く違い、
うっすら笑みを浮かべていた。
今日はここまでです。
一応、書いておいた方が良いか分からないですけど、
次回からエロ混じります。
ニアってばw
ネ申乙です!保健室シチュ萌え!
ニアの浮かべた笑みが気になる
子悪魔に化けるのでしょうか…続き楽しみにしてます(*´Д`)ハァハァ
神乙!
誘ってるニアたん(;´Д`)
パンチラはたまらん
神乙です!
ニアたん(;´Д`)ハァハァ
>>737 ご連絡ありがとうございます
私は構いませんが、住民のみなさまは………?
「何、笑って・・・」
「バレましたか」
「・・・・は?」
「メロ、あなたの言う通りです。ここまでは私の思い通り」
ここまでは?じゃあ、今からニアを抱けば自分はまんまとニアの思うツボ。
そう思うとムカついてきたが、今更やめるなんて無理。
「メロはやっぱり頭がいいですねぇ??正直、バレるとは思ってませんでした」
「お前に褒められても嬉しくないよ。まさか、僕とやりたいだけなのか??
お前の気持ちは嘘だったのかよ」
「それは違います!私はメロのこと好きですよ?今日告白するとは思っていませんでしたが・・・」
告白をした時がこの作戦を実行するとき。きっとニアはそう考えていたのだろう。
だが、自分の行動1つ1つが読まれているなんて。
「ねぇ、メロ?どうせあなたやめないんでしょう??先生もいないことですし・・・・・」
体を起こしメロへ顔を近づけ、猫撫で声で誘ってくる。
医務室へ運ぶときのように・・・。あの時、気づいていればよかった。
「わ、わかってるよ!!本当にいいんだな?別に・・・嫌じゃないんだろ・・・」
「えぇ、だってこの状況は私が作ったようなものですから」
「また・・・、負けか・・・」
皮肉っぽく放った言葉。もう一度ニアをベットへ押し倒す。
先程嫌がっている姿が嘘のように思えた。
「先生、さっきの続きしましょうよ??」
「先生・・・・」
「あなたが言ったんでしょう?」
なんだかニアの言葉は上から目線のようで、気に食わない。
いきなり蕾に顔を埋めると、少し噛み付いてやった。
「ひぁっ!・・・っ・・もぉ・・・」
「もっと大きい声で」
ヒクヒク反応する蕾へ、指を挿入していく。
くちゅくちゅとイヤらしい音が部屋に響いた。
「ンぁっ・・・ぁああ・・・・っ・・・・」
「僕のことハメやがって。どうなるか分かってんのか?」
「くぅ・・・ん・・・・ひゃっ・・ぁ・・・」
強気だったニアはもう居ない。
今、自分が見ているニアは呼吸をするのも精一杯で
発する言葉はもう、言葉ではなく喘ぎ声となっていた。
「もっと足、開けよ」
「あぁっ・・はい・・・っ・・・・」
口では素直に返事をするものの、やはり恥ずかしいのか
なかなか広げようとしない。
苛立ったメロは両足を思い切りひらかせ、蕾をまじまじと見つめた。
「ぃぁっ・・・そんなに・・・っ・・見な・・いで・・ぇ・・・」
「見てねぇよ」
「う・・そ・・っ・・・ンン・・・」
・・・・嘘。
だってメロの吐息が掛かって、くすぐったいんだもの。
敏感になったニアの蕾は、少しの刺激が大きな刺激を求める。
だからじれったいのはあんまり好きじゃないのに、
メロはその事を分かっているから、ワザとすんなり構ってくれない。
「ん・・・っ・・・まだ・・ですか・・・」
「入れて欲しい?」
「・・・・・」
「どうなんだよ?言え、ニア」
どうしてほしいか分かってるくせに、そうしてわざわざ
こんなこと言わせるのだろう。
「分かって・・・いるんでしょ・・う・・?」
「わかんないよ、僕はニアより賢くないし」
「あなたっ・・・とことんうそつきですね・・・・」
ヒクヒクしている蕾は明らかに何かを欲しがっている。
このままの状況を続けるわけにもいかない。
それに、中途半端なまま終わるのは何よりも嫌。
「どうしてほしいか、教えろよ。じゃないとずっとこのままだぜ」
「い・・・入れ・・て・・・」
「どこに?」
「なっ・・・もう!いいからっ・・早くぅ・・・」
もう我慢できない。
はやくはやく・・・・
意地悪するのはもうやめて。
「分かったよ、その前に味見な」
「・・・・ッ!?んぁあ・・ぁ、ぅう・・・っ・・・・」
ベロリと舐め上げられると、今までに無い快感がニアを襲った。
もう、これだけで達してしまいそう。
でもこんなところで意識を失ったら、呆れてメロをくれないかもしれない。
今日はここまでです。
>>2代目さま
TERCET投下した者です。
そうですね、同じものを2度投稿すると、
見にくいですし、他の作品の邪魔にもなります。
もしも、あまり良くないのならばこちらで考えますので、
もう少し待って下さい。
あと、投稿する場合、訂正部分があるところだけ
もう1度UPすればよろしいですか?それとも全部の方がよろしいですか?
>>775 訂正。5行目。
そうしてわざわざ
をこんなこと言わせるのだろう。
の『そうして』は『どうして』です。
何度も済みません
>>TERCET神さま
YB倉庫の「その他」カテゴリをご参照下さい
できれば全部お願いします………
その後のご連絡は「その他」の方へお願いします
スレ汚し失礼しました
あとリンクを少し変更しました
メロニア神乙です!
ニアたん策士(*´∀`)エロス
続きwktk
倉庫神>乙です。これからもよろしくお願いします><
なんだよやっぱりフリかよww
ニアたん(;´Д`)
保守
>>二代目さま
投稿したことを報告します。
お手数お掛けして申し訳ありませんでした。
TERCET
「ぁあっ・・・っ・・・あ、んッ・・・はやく・・・っ・・」
「解いてるんだから、少しは待てよ!」
「だって・・・待て・・な・・・ぅっ・・っ・・ぁああん!!」
舌を抜かれたと思えば、すぐさま指が挿入する。
それも、少しずつではなく一気に3本もニアの奥へと侵入していった。
「ぁ、ぃいっ・・です・・・もっと・・」
こいつってこんなに積極的だったけ?
まさか、こういうことになると人が変わるとか・・・。
だが恥じらったりする姿を見ると、そういう訳ではなさそうだ。
「んっ・・ぃぁっ・・・ぁあん・っ・・・!」
「・・・?何、ここ・・」
「あっ・・・やっ・・そこ・・・ダメ・・で・・っ・・・」
奥まで侵入させると、指先にしこりがあたる。
そこに触れるとニアは今までに無いくらい、声を上げ体をビクくかせた。
「っ・・んんッ・・・・、あ、あ、ああっ・・・」
「此処が良いらしいな」
「そんな・・・っ・・ぅ・・・ッあ・・・ああぁっっ!!」
ニアにより、ビショビショに濡れたシーツ。
中は温かくて、指を抜いたというのにメロ自身を誘うかのよう、
ヒクヒクと入り口は反応し続けている。
「もうそろそろ・・・」
自身をニアの蕾へあてると、拒むかのように足を閉じてメロを避けた。
「何だよ、お前から誘ったくせに」
「すみませ・・・」
「ほら、いいだろ」
両膝を掴んで、開脚させようとするものの
ニアは首を振って嫌がるばかりだった。
「計算外?」
「い・・いえ・・・でも・・」
「なんだよ、訳わかんねー」
「だって、怖くないんですか?私はこの状況もきっと来ると思ってましたが、
いざとなると不安です。もう少し待ってください」
メロは深くため息をつくと、俯いているニアの前髪が微かに揺れる。
お互い、座り込んだまま沈黙が続く。
その静寂を切り裂くかのように、ニアはベットから足を下ろした。
「お前何処行くんだよ!」
「ふふ・・・イきませんか?良いところへ」
「は・・・?」
「イかせてあげますよ」
短いですが、今日は此処までです。続きは明日。
お疲れ様です
TERCET神さま
ご連絡ご投稿頂きありがとうございました。
アップしました。ご確認下さい。例のページはいざというときのため
白紙状態で残しておくことにしました
神乙と新倉庫神乙です
本格的にエロくなってきた…続き、まってます
神乙です!続きwktk(*´∀`)
ネ申、乙です!
ってか『イカせてあげます』って・・・ニア(*´Д`)ハァハァ
メロうらやましすぎ!
こんばんは。
以前、ニアのメイド大作戦を投下した者です。
子メロ×子ニア投下します。
21禁。陵辱。(多少暴力表現あり)
後半、割とハードなので嫌いな方は本気でスルーして下さい。
タイトルは『放課後の補習』
実は、『放課後』でシリーズにしたいと思っておりまして、
その第一弾です。
プロローグから入り、放課後シリーズへ繋げます。
ニアのコスプレ好きとかいいながら、今回はコスプレになるのか?
後半、一応パジャマではないニアが登場します。
では
今日もいつも通り時間は流れ、やがて全てがオレンジ色に染まる。
美しさは刹那、終わりに見せる世界の煌き。
儚く魅了するその一瞬の刻が闇に染まる前の出来事。
終わりに向かうはずのそれは、今、ここから始まる。
―――――放課後。
775 :
放課後の補習:2007/02/04(日) 01:24:18 ID:z+PmBVi60
誰よりも彼女の存在を認めている『彼』
どんな偉人よりも彼を尊敬する『彼女』
そしてそこにある共通の『気持ち』
きっと当人よりも目撃している僕の方が知っているだろう。
なぜなら僕は、二人を越える事を目標に生きているからだ。
一瞬たりとも視野から外す事はあってはならない。
僕は知っている。
二人が知らないその『気持ち』を。
だからこそ。
だからこそ壊す。
それは果てしなく遠い願いだから。手に届かないものだから。
ならばいっそのこと破壊する。なくしてしまえばばきっと何かが手に入る。
二人の『気持ち』が『形』になる前に。
776 :
放課後の補習:2007/02/04(日) 01:26:22 ID:z+PmBVi60
先日、メロはロジャーに言われた。
「今日、久しぶりにLが来る。せっかくだから顔を見せなさい。」と。
呼び出されたのはメロだけではない。もちろん彼女も一緒であった。
ワイミーズハウスのナンバー1、ニア。
ニアはいつも通りの無表情で、こくん、と静かに頷いた。
以前はよくこのワイミーズハウスに姿を見せていたLであったが、
最近抱えた『キラ事件』
事件解決の為、日本に身を置いてからというものの滅多に立ち寄らなくなっていた。
そんなLが久しく院を訪れるのはロジャーに用事があったのか、それとも。
メロだけは知っている。
彼が彼女に会う為に来る事を。
だから、表向きはどうあれその真実が許せない。
そして隣に立っているニアの、無表情の裏に隠れた気持ちが許せなかった。
777 :
放課後の補習:2007/02/04(日) 01:30:12 ID:z+PmBVi60
久しぶりに見るLはいつもと変わらない飄々とした表情をし、二人を出迎えた。
「ああ、元気そうですね。」
開口一番に投げかけられた言葉にメロはあからさまに嫌そうな顔をした。
それはメロではなく彼女、ニアに掛けられた言葉だという事に気づいたから。
「おや、一人そうでもなさそうな方が居ましたね。」
Lは意地悪そうに言うが、それでも表情は変えない。
眉をひそめ、“機嫌が悪い”を押し通す。
「お久しぶりです、L。」
次に言葉を放ったのはニアだった。
表情のない顔は相変わらずであるが、声が上ずっている。
久しぶりの再会を無垢に喜んでいるのだろう。
・・・・イライラする。
778 :
放課後の補習:2007/02/04(日) 01:32:56 ID:z+PmBVi60
「最近、どうですか?」
そんな当り障りのない質問から始まり
「では、引き続き頑張って下さい。」と、建前上の会話が終わる。
その間もLは常にニアを優しい眼差して捉え、ニアもそれを受け入れていた。
言葉にはない、視線だけが物語る『想い』
・・・・吐き気がする。
Lはなぜそれを伝えない?
ニアはなぜ何も言わない?
目に見えず交わされるそれを目の当たりにし、メロはどうにかなりそうだった。
俯いたメロの顔を上げさせたのは、Lの突拍子もない台詞だった。
「メロ、一度ニアと一緒に勉強をしてみたらどうです?」
一瞬、冷静さを取り戻したメロはやっとLに視線を向けた。
「・・・・何言ってんの、L。」
「ようやくメロがしゃべってくれましたね。どうしてメロがこんなに機嫌が悪いのか、
ニア、知ってます?」
ニアは無言で首を振ると、Lは、理解出来ずさらに表情を歪めるメロに続けた。
779 :
放課後の補習:2007/02/04(日) 01:34:51 ID:z+PmBVi60
「共同で勉強をする事もたまにはいいものですよ。
あわよくば、相手のいいところを盗む事も出来るかもしれませんし。
勉強でなくてもいいんです。共に行動しお互いの足りないところを補う。
今の二人にはそれも必要かと思ったんです。」
「・・・・何故です、L?」
メロが食って掛かるよりも先にニアが口を開いた。
「それは、自分達で考えてください。」
「でもL。私はそういう事は不得手ですし、それに何よりもここに
“私”と行動を共にする事を嫌がる方がいます。」
「・・・こいつの言う通りだ、L。でもニア、それは僕だけじゃないだろ?」
Lは小さな溜息をついた。
「相変わらず困った子達ですね・・・。」
780 :
放課後の補習:2007/02/04(日) 01:36:45 ID:z+PmBVi60
「まぁ、そういうのもいいかと思ったまでです。
気が向いたらそうしてみてください。きっと何か掴めると思いますよ。
・・・・おっと、そろそろ時間です。」
Lは部屋に取り付けてある時計をわざとらしく見て言った。
Lが忙しい身であるのはわかっている。
しかしLは今の提案を二人に告げる事が目的であったかの様に席を立った。そして。
「もう、ですか?L。」
「ええ、もう、です。ニア。」
さっきまでの無表情がうって変わって悲しそうな瞳を見せる彼女にLは最後の微笑みを見せる。
大人が子どもに見せる様な、そんな表情。
ニアに向けられるLの視線の変化にメロは気付いていた。
――――Lは選んだのだ。
“ニア”ではなく、自身の“後継者”を。
その提案はL自身の為であったから。
だから最後に彼女に会った。女として彼女を見る自分との決別の為に。
781 :
放課後の補習:2007/02/04(日) 01:39:05 ID:z+PmBVi60
そして、ニアもLの気持ちに気付いていた。
いや、ニアも選んだのだ。
Lの後継者になる道を。
だから、二人は最後まで言葉で想いを語らなかった。
ニアはLの姿が見えなくなるまで目で追っていた。
もう二度と叶わない想いを胸に、いつまでも、いつまでも
彼の姿を瞼に焼き付けていた。
メロはそんな二人を目撃していた。
そこにあった共通の『気持ち』
儚く散ったかと思われた二人の想い――――
今、まさにその気持ちが『形』になってしまったことを。
ニアがLの後継者になるということはつまり。
完全にLのものになる、という事だ。
ニアはLを辿る。それは、きっと永久に。ニアが死ぬまで。
782 :
放課後の補習:2007/02/04(日) 01:42:08 ID:z+PmBVi60
“二人が共に行動すること”
Lにとって、自身を継ぐ者は優秀であって越した事は無い。
しかし、メロは冷静さに欠け、ニアは行動力に欠けていた。
だからきっとLはそんな提案をしたのだろう。
だから、やはりそれは“Lの為”であったのだ。
ああ、いいだろう、L。
じゃあ、僕は動く。
『形』になってしまったならば、壊さなきゃいけないから。
“それ”を破壊するために僕は動く―――――
続きです。
そう言うと、膝立ちしメロの股部へ顔を埋める。
メロ自身を優しく包むと先端をペロペロと赤い舌が這う。
「・・・・・ッ!!?何、して・・・」
「っぁむ・・・んん・・・ならさないと・・・痛いです・・から・・んっ・・・」
「お前・・・これも・・・」
「少し・・黙ってくださ・・・っ・・・はむぅ・・んん・・・ッ」
質問を遮ると、脈打つメロ自身を小さな口で一生懸命頬張るニア。
先程よりも、大きく膨らみビクンビクンと起き上がる。
まさか、これも計画の内か?
「んんっ・・・・おっき・・ぃ、ぁむ・・・っ・・」
「・・・ッもっと・・・舌使えって・・・・」
「は・・ぁ・・・ぃ、むぅ・・っ・・・ぅう・・・」
なぞる様に舌を動かすと、一段とメロのモノは硬くなる。
ニアはじゅるるっと音を立てて吸い付いた。
「・・・ぅっ・・・・・」
「はぁ・・・・っ・・・ん・・・」
射精感に襲われ、ニアの喉を目掛けて欲望を放った。
こんなやつに、と自分のプライドが許すはずはなかったのに、
夢中でむさぼるニアを見ると、止めさせることができず、
むしろ止めてほしくないとも思えた。
今日はここまでです。
言い忘れましたが、長いので一週間を目安にちょこちょこ投下
していきたいと思います。
暫しお付き合いください。
「ゴホッ・・・ッッ・・・うう・・・」
粘液を放たれ、メロの味が口内に広がる。
口を離すと、ニアの唾液なのか自分の精液なのか、
糸を引いて床に落ちた。
口に含んだ液を出そうとすると、メロが顎を上げ
ニアの口内に溜まっている自分の欲望を覗き込んだ。
「飲め」
単純な言葉から出る、困難な命令。
含んでおくだけでも、嫌気がするのに飲み込むなんてとても無理。
涙目になりながら、拒否してもメロは許してくれない。
「んぐっ・・・・・っ・・」
喉に突き刺すように痺れ、痛みが走る。
我慢して飲み込むと、メロは優しく頭を撫でた。
「ひどい・・・です・・・ッ・・・」
「何で?」
「私っ・・・頑張ってあなたを・・・・・」
「ふぅん。でも、お前の頭ん中では順調に事が進んでるんじゃねぇの?」
「そんなことっ・・・・・」
まさか、ここまでするとは思わなかった。
メロは優しくしてくれるけど、その分言う通りにしないと意地悪される。
「おい・・・さっき嫌がったのはコレやるために?」
「いいえ・・・違いますよ」
「じゃあ、何で」
「さっきも言ったじゃないですか。怖かったんです。
それに、痛みを少しでもなくすには、これくらいしか私にはできません」
立ち上がり、膝を少し掃うとまたベットへ戻りメロの隣へ座る。
「メロ、いいですよ」
ごろん、と寝転がり愛しそうに潤んだ瞳でメロを見つめた。
「・・・褒めてやるよ」
「何・・・を・・・?」
「上手かったよ、お前にしては」
怒るか照れるか、何か反応すると思ったのに
何も言わずに目を逸らした。
不可解なニアの仕草。
何故だろうと聞く前に、ニアがボソッと呟いた。
「初めてじゃ・・・ないですからね・・・・・」
「・・・え・・・・?」
初めてじゃない・・・まさか僕よりも先にこんなことを?
ふと、顔も向けるとニアはとても悲しそうな瞳をしていた。
今日はここまでです。次回はセリフよりも、
説明のようなものが多いので、苦手な方はスルーしてください。
791 :
785:2007/02/04(日) 02:04:39 ID:z+PmBVi60
>>CONVINCED CRIMINAL神
乙です!!
メロニア大好物の自分にはこのシチュたまりません・・・
続き楽しみにしております!
自分の書き込みが遅かったために神のSSの合間に駄文がorz
申し訳ありませんでした・・・
放課後の神様
子メロ子ニアで凌辱ですか!?た、たまらん!
これからメロが何をやらかすのか気になるハァハァ
メイドの次はどんなニアたんが見れるのかな
後、放課後って言葉だけでゾクゾクするのは自分だけ?
確信犯の神 ニアたんがほうばるのが上手い理由が気になる…
初めてじゃないって!メロより先にいい思いをしたのはだぁれ??
>>放課後神
乙です〜
うわー冒頭からセツナス………
自分も放課後は弱いわ「補修」とか来るともう
>>確信犯神
ニアたんにいたずらした悪い人がいるのですね
メロ、頑張れ!ニアを慰められるのはお前だけだ!
スレ住民のみなさん乙です、前・YB倉庫番です
もう連絡があったようですが、1/30から引き継ぎを始めて今日で終了しました
お手数かけました 2代目YB倉庫番さんをよろしくお願いします
ちょっとだけ私信すいません
>>675 着替神…!復活楽しみに待ってましたよ!嬉しいです
>>みんな・スイーツ・記憶・金銀・メモ・トライに萌えてくれた住民さま
みなさまのおかげでエロスが書けるようになりましたwww
本当に感謝です!女の子ニアはこれからも愛でます 乙でした
それでは失礼します
初代倉庫番さん乙でした。
おかげさまで楽しい日々を送らせていただきました。
初代倉庫番様乙です!
今までお世話になりました、ありがとうです。
「忘れてください、何も無いです」
「気になるだろ、言えよ」
「誰にだって、言いたくない事はあるんです」
「気になる」
くちゅ・・・と蕾へ指を這わせ、蜜を絡めると挿入していく。
口を閉じているものの、喘ぎ声だけはしっかりと聞こえた。
「・・・ゃ、やめ・・・っ・・」
「じゃあ、言え。まだ、反抗するなら写真撮ってバラまくぞ」
「ひどい・・んっ・・・ぁあ・・ぅ、ぁんっ・・」
こんなことしてまで、知りたいのか。
今まで自分の過去には、触れないようにしてきたのに。
こんなところで強引に・・・・。
「・・は・・っ・・ああんッ・・・一度・・抜・・い・・」
「あぁ、ゴメン」
ワザと喋れないように、抜かなかったかは分からない。
メロは指を優しくゆっくり引き抜かず、話を聞きたい一心で素早く抜いた。
「ゃんっ・・・ぅ、・・私は・・虐待を受けていましたから・・・・っ・・」
「・・・虐・・待・・・・」
ニアは他所を向くと、目に涙を溜め流れ落ちるのを必死に絶えた。
「もう、ここまで言えば・・・分かるでしょう・・・・?」
頭に浮かぶ文字。それは・・・
――性虐待。
「ニア・・・あのさ、いつから・・・そんな・・・・」
「もう・・・・、やめてください。どんな暴行よりも、過去を探られる方が辛いです」
小刻みに震えるニアの身体。
虐待を受けていた頃のことを思い出したのか・・・・。
ゴクリと唾を飲み込んで、自分の知らないニアの一面を知る。
「分かったよ・・・」
「・・・・」
溜まった涙を舌で拭い取った。
そういえば、心当たりはある。
ワイミーズハウスに入って来たばかりのニアは、
人見知りが激しく、いつもロジャーやL、女性教師の後ろをくっ付いて行動していた。
正直、こんな奴に1位の座を奪われるとは思ってもいなかった。
数週間して、此処の生活に慣れてきたニアは、
ロジャーの部屋へ呼び出される。
実際に中の様子を伺ったわけではないが、
ニアの泣き喚く声が聞こえた。
扉が開いてニアが出てきたかと思うと、全然知らない男性と、
ニアを抱く女性が部屋から出ていき、何処かへ行ってしまった。
ニアはどうやら引き取られていったらしい。
いくら優秀と言えど、見ず知らずの子供を育てる御人好しは数少ない。
だから、もしも引き取る人が訪れた場合、このハウスで優秀なニアが
一番引き取られる確率高かった。
だが、ニアを引き取った夫婦は、ニアが学力において優れているという理由ではなく、
一目見て可愛いと思ったから、と単純な理由だった。
あんなに泣き喚いて、あのLやワタリを困らせたくせに、
数ヶ月経った頃、新しい家族とハウスへ訪れたニアは、片手に玩具を持ち、
幸せそうに笑って、優しく抱かれていた。
なのに・・・。
半年ほどしてから、帰ってきた。
感情を全て失ったかのように、ニアは物事に興味をしめさなかった。
男性が近づくと発作を起こし、とても前の様な生活に戻れそうに無い。
きっと、その引き取られた家の男に何かされたのだろうと、今メロは悟った。
「・・・・だから怖かったのか」
「・・もう・・・大丈夫ですから・・・・・」
開かれた足の先にはメロを受け入れるかの様に蕾は反応している。
手首を掴み、再度メロのモノを挿入する。
ギュッとニアは目を瞑って、痛みを堪えてた。
「ああぁああっ!!・・ぃ、痛っ・・痛い!!」
「我慢・・しろって・・・・」
呼び戻されるあの感覚。
もう、随分と長い間時が経っているのに、
記憶は恐ろしいぐらいはっきりとしていて、再び恐怖を抱く。
頑なに閉じた瞼をうっすら開けると、あの男ではなく
メロの顔が目に映り、安堵した。
「ぁぁんっ・・ぁ、んぁあ、はぁ、あ、うぅ・・・・・」
「ニア・・・・・っ・・ごめん・・・」
ゆっくりと腰を動かし、力強く突いていく。
何が、とニアは首を傾げる。声を出しても、
どうせ言葉にはならないのだろう。
「僕も・・・・そいつと変わらないな・・・・・」
「ンンッ・・・どうし・・・っ・・て・・・?」
「強引に、聞いただろ・・・」
「はぁっ・・・いえ・・・メロは別・・ですっ・・」
喋ることがやっとのニア。
今、話せたことだけでも不思議なくらい体は喘いでいるのに。
「なんで俺はいいんだよ・・・・・」
「だって・・ッ・・・メロはっ・・・好きっ・・んッッ・・・・ですから・・・」
甘い声と共に漏れた言葉を聞き、メロは顔を赤くした。
放った本人も、頬を赤く染めている。
「あんっ・・メロ・・・メロぉ・・・っ・・好きっ、好きです・・・」
「僕も・・・好きだよ・・・・」
探り当てた、敏感な部分を攻めると、
ニアは腰を浮かせ必死で達するのを耐えた。
「ニアっ・・・イけよ・・・」
「ぁんっ・・・・あっ、んぁあ・・・ぅ、ぁあ・・・・」
「今度は・・・っ・・僕がイかせてやるからさ・・・」
「あぁああっ・・・!・・・もぅ・・っ・・・・ダメぇえ!!・・・イッちゃうぅ・・・!!!」
脱力感に襲われ、一気に体の力が抜けていった。
メロは強くニアを抱き締めると、何度もキスを額や頬、唇に落とす。
同じ行為でも、全く違う。愛のあるメロの優しさ。
「んっ・・・メロ・・・」
「気づかなくっゴメン。でも、今の僕なら絶対にニアを守るから」
「メロ・・・こんな私で・・・いいんですか・・・?嫌いにならないんですか・・・??」
「なる訳無いだろ!僕はずっと、ニアの隣に居る。優しくする」
向き合ったニアの体をもう一度、引き寄せ抱きしめた。
知らなかったニアの過去。
気づくことの出来なかったあの頃の自分が憎い。
でも、その分守ろうと思った。
二度とそんなことが無いように。
「今度一緒に何処か行こうな」
「それって・・・・」
「そ、デート」
ニッコリと笑いながら、赤く染まったニアの頬にキスをした。
「どう?出掛けない??」
「・・・・はい、もちろんです」
メロからの誘いを受け入れると、
ニアはそっとメロへ口付けをする。
驚いたメロの瞳には、ニアの微笑んだ表情が写っていた。
〓END〓
読んでくれた方、レス下さった方、ありがとうございました。
この話はこれで終わりなんですが、
ニアが性虐待を受けていた頃の話を、投下する予定です。
虐待なんで、酷い場面も出てくると思います。
苦手な方は、スルーして下さいね。
ニアたん、つらかったね(⊃д`)
でも今度はメロが守ってくれるよ!
神、乙でした!!
ニアタン、可哀想に………
けどメロがいるから大丈夫だよ!
こんばんは。
子メロ×子ニア投下します。
21禁。陵辱。(多少暴力表現あり)
ニア体操着姿。←話にはあまり関係ないです。
後半、結構ハードなので嫌いな方はスルーして下さい。
タイトルは『放課後の補習』
実は、『放課後』でシリーズにしたいと思っておりまして、
その第一弾です。
では続きをどうぞ
812 :
放課後の補習:2007/02/05(月) 00:58:26 ID:HgIcZOYO0
その日、ニアは珍しく補習を言い渡されていた。
それはニアの最も苦手とする授業。
ワイミーズハウスでも、基礎科目として体育の授業があるのだ。
ニアが点を落とすなら、唯一この授業であろう。
専ら体育の授業は体育館で行われるが、ニアはその殆どを見学で過ごしていた。
気が向いた時のみ参加していた様だが、その時行われていたネットボールの練習で
ニアは足をつってしまった。
ニアが全く運動をしない事と、そういった事が頻繁に起こるので
担当の教師は仕方なくニアに補習を課したのだ。
それは、放課後、少しでも体を動かす事。準備運動でも良いとの事だった。
「ニア、私が付き合ってあげようか?ニアは意外と体が固いから
柔軟とか、一人でも出来る簡単なマット運動がいいかと思うんだけど・・・・」
何かとニアの世話を焼くリンダがそう言ってくれたが、ニアは丁重に断った。
もうすぐ次の試験がある。こんな事でリンダの手を煩わせる訳にはいかない。
「・・・・マット運動ですね。一度習いましたし、一人でも何とかなります。」
813 :
放課後の補習:2007/02/05(月) 01:00:44 ID:HgIcZOYO0
「何〜、ニアちゃん、今日の放課後から体育の補習ってホント??」
休み時間、面白おかしそうにマットがニアに話し掛けた。
「ええ、さっき第1体育館の使用許可を取りました。あそこなら
クラブ活動をする方にも迷惑を掛けませんし・・・・。」
「げ、第1体育館って、旧体育館のことじゃん。
マジかよ、あんなオンボロで気味悪いとこ!しかもあそこ、幽霊が出るって噂だぜ??」
「大丈夫です。私はそんなもの信じていませんし。」
「勇気あるな〜。なぁ、オレが手伝ってやろうか?
リンダから聞いたけど、マット運動するんだろ?ニア一人だとちょっと心配だし。
ほら、マット君がマット運動を手伝う、あ、面白くない??」
「・・・・・・・・・」
「じゃ、じゃあ、あれ着てみてよ。前にLから貰ったのあったじゃん。
ほらあの体操着!短パンがパンツ型のヤツ!!!」
「ああ、あれですか・・・・」
マットが指しているそれは、以前Lがおちゃらけてニアにプレゼントした日本製の
体操着とブルマである。何でも生地が丈夫だとか何とか言って・・・・
814 :
放課後の補習:2007/02/05(月) 01:04:00 ID:HgIcZOYO0
「もう小さくて無理ですよ。それに着る気は更々ありません。」
それは随分前のプレゼントで、まさかLがそれを製造している国、日本に
行ってしまうとは当時は夢にも思わなかった。
その体操着をリンダやマットに見せると「Lは変態だ」とか何とか言って
盛り上がったのを覚えている。
ニアは、そんな彼のユニークな一面も好きだった。
「ニア??」
マットの声に、はっと我に返る。
いけない、とニアは首を振りその思い出を掻き消した。
そう、自分は決めたのだ。Lの後継者になるのだと。
その為に頑張る矢先、補修だなんて情けない。こんな事に手を焼いてどうする。
いい機会だ。
自分に欠けている行動力を身につける為の課題だと思えばいい。
815 :
放課後の補習:2007/02/05(月) 01:07:18 ID:HgIcZOYO0
放課後、ニアは予定通り第1体育館に居た。
体育で使用している白い体操着と短パンは滅多に袖を通さないので新品同然である。
慣れない手つきでマットを引くとその上で準備体操を始めた。
それが終わると、今度は体育の教科書のマット運動のページを開いた。
載っているイラストの人物の真似をして、両手をマットに付けてみる。
「前転・・・・・」
一度、習った事がある。しかしそれは、ニアにとって習っただけにすぎず
やはりその時も見学をしていた。だから、実践はこれが始めてである。
ニアはごくりと唾を飲むと勢いに任せ体を回転させた。
「きゃっ!」
勢いがありすぎたのか、初めての前転はマットから大きくずれてニアは床に
背中を打ちつけてしまった。
「いっ・・・・・」
ニアは打ち付けた背中を抑え、その場にうずくまった。
「これは・・・・確かに誰かの手ほどきがないと危険かも・・・。」
今日はここまでです。
外国の体育事情は詳しくないもので、多少内容がおかしいかもですが
許してくださいorz
>>CONVINCED CRIMINAL神
お疲れ様でした!
ニアにそんな過去があったなんて・・・・(涙)
二ア、メロに守ってもらって幸せになるんだよ〜!!
神乙!!
補習受けるのニアたんだったw
しかもマット運動!?
体操着&短パンのニアたんにハァハァ
放課後神乙です!
文章上手いですね
マット運動は指導受けないと本当に危ないよ〜ニア
>>二代目倉庫番様
私信ですみませんが二週間以内という旨の文を読み、あせってますので申し訳ないですがレスを…
「着替」「暗号」「初笑」を投下した者ですが、もしよければ
まとめて「小咄」ってことで収録していただいてもいいでしょうか?
三つとも話の最初に、それぞれのタイトルを冠して頂ければありがたいです
お手数かけて申し訳ありません…スレ汚し失礼しました
>>CRIMINAL神
性的虐待されたというニアたんの過去
ハラハラわくわく?ハァハァしながら待ってます
>>放課後神
ニアたんのぶるまだーーーー!!ああああぁぁぁぁ
ぜひぜひニアたんには赤いはちまきして白いテープをぐるぐる巻いたバトンを持たせて
てれてれ走らせてくださいーーーー!!!!!!!
そして>>初代倉庫神様
素敵なSSいっぱい萌えました……あなたさまの復活も願っています!!!
こんばんは。
子メロ×子ニア投下します。
21禁。陵辱。(多少暴力表現あり)
ニア体操着姿。
後半、結構ハードなので嫌いな方はスルーして下さい。
タイトルは『放課後の補習』
実は、『放課後』でシリーズにしたいと思っておりまして、
その第一弾です。
では続きをどうぞ
821 :
放課後の補習:2007/02/05(月) 20:26:59 ID:HgIcZOYO0
背中の痛みが治まると、ニアはマットの上に座り呆然としていた。
初めは勢いに任せて出来た前転が、今は恐怖で仕方が無い。
やはり、担当の教師を呼んでこようか?
そんな事を考えていると、後ろからガタッ!という音がした。
音に驚き振り向くが、誰も居ない。
「???」
空耳であろうか?ニアは気を取り直し、もう一度前転のポーズを取る。
「今度こそ・・・・」
ニアは目をぎゅっと閉じて床を蹴ろうと足に力を込めた。
するとまた、ガタッ!!
それに気を取られ体勢が崩れる。ニアの半身がマットに埋まった。
今度は空耳ではない。しかし、誰も居ない。
ニアはマットが冗談で言っていた事を思い出した。
―――――幽霊が出るって噂だぜ――――――
「残念だが、幽霊じゃない。」
突然耳に入った声と共に、肩にぽんと手が置かれるとニアが声を上げた。
822 :
放課後の補習:2007/02/05(月) 20:32:11 ID:HgIcZOYO0
「きゃあああああああああっ!!!!」
「おい、僕だって。」
「あああああああぁぁぁぁ・・・・・って・・・・・・メ、メロ!!???」
ニアの後ろに立つのは間違いなくメロだった。ちゃんと2本の足も付いていた。
「は、はぁ・・・お、驚かせないで下さいっ・・・・」
「勝手に驚いたのはお前だろ。それにしてもらしくない悲鳴だな。」
・・・・自分でもこんな大声が出るなんて思ってもみなかった。
いや、そんなことはどうでもいい。メロはいつ体育館に入ってきたのだろうか?
振り向いた時は居なかったはずなのに。
「お前がここに居るって聞いて。」
「え?」
「マット運動とは傑作だな。今もちらっと見たけど何なんだ、アレ。
ふざけているのか?」
「ふ、ふざけてなんかいません。そんな事よりもメロ。
私に何の用です?今、私の所在を確かめた様な事を言っていましたが。」
823 :
放課後の補習:2007/02/05(月) 20:37:20 ID:HgIcZOYO0
「・・・・ああ。」
メロは少し視線を外すと言った。
「教師はおろか、リンダもマットも一緒じゃないって聞いたから。
代わりに僕が様子を見に来た。」
「・・・え?」
「え?じゃないだろ。だから、お前のマット運動を手伝いに来たんだってば。」
メロの言葉に意外そうな表情を浮かべると、ニアは素直に疑問をぶつけた。
「・・・・・・どうしてです?」
「Lが言ってたから。」
L?Lが???
「共同で行動しろとかお互いを補えとか言ってただろ。・・・もう忘れたのかよ。」
「・・・・・ああ・・・・」ニアは思い出したかのように返事をした。
「ええ、確かに。でも、あの時メロは嫌がっていませんでしたか?」
「・・・・お前もな。でも。」
メロは視線を戻すとしっかりとニアの瞳を見て言った。
「Lが言う事に間違いはないはずだろ?それはニアが一番よく知ってると思うけど。」
824 :
放課後の補習:2007/02/05(月) 20:44:46 ID:HgIcZOYO0
今までニアは出来るだけLの意思に沿う様にしてきた。
ナンバー1の維持は当然、Lの望む行動、Lの望む成果。
メロの言う通り、Lの望む事には意味があり、間違いはなかった。
「・・・・そうですが・・・でも、メロ。
リンダにも言いましたけど試験が近いんです。またの機会で結構です。」
「何言ってんだ。そんな時滅多にないだろ。それに・・・・
今、助けが必要だろ?運動音痴の誰かさんには特に。」
「う・・・・・」
「協力してやるよ。Lも言ってたけどたまにはこういうのもいいかなって。」
メロはそう言うとしゃがみ込み、ニアの肩を両手で掴んだ。
「ちゃんと準備運動したか?特に柔軟体操。」
825 :
放課後の補習:2007/02/05(月) 20:47:44 ID:HgIcZOYO0
メロはゆっくりと背中を押し、ニアは開いた両足の間に腕を伸ばす。
「い、痛い・・・・・」
ニアが小さな悲鳴を上げるがメロはやめない。
「ニア、ほら頑張れ。1、2、3!」
「い、痛いです。そんなに強く押さないで下さい・・・」
あまりにもニアがうるさいのでメロは仕方なく背中から手を離した。
「ほんとに体固いなお前。ごろ寝してる時は体をぐにゃぐにゃさせてんのに。」
「それとこれとは別です。それにメロ。この柔軟、実は意味ないのを知ってますか?
確か、この方法だと筋肉は収縮してしまうとか・・・・。」
「だから、わざとやってるんじゃないか。」
「!?」
「嘘、嘘、冗談だって。まぁ、いいかこれ位で。
じゃあ、さっきの続きやってみ。前転。」
少し納得のいかないニアだったが、メロが自分の為に時間を割いてここに居るのは事実であり
それを無駄にさせる訳にはいかない。
「わかりました・・・・」
826 :
放課後の補習:2007/02/05(月) 21:04:57 ID:HgIcZOYO0
今日はここまでです。
レス下さった方、どうも有難うございます。
>>初代倉庫神様
遅くなりましたが、乙です!
素敵SSに幾度も萌えさせて頂きました。
またの復活をお待ちしております。
>>放課後神
乙です!ふざけているのか?笑いました。自分も体固いんでw
放課後神乙です!
ニアの悲鳴カワユスw
メロ、優しくニアたんを教えてあげてね
放課後神乙です。
『マット君がマット運動を手伝う』で思わずマットにも萌えてしまいましたw
ニア、ごろんごろんやってるのカワユス。
このまま優しいメロなのか、それとも・・・?wktkしてます!(*´д`*)
こんばんは。
子メロ×子ニア投下します。
21禁。陵辱。(多少暴力表現あり)
ニア体操着姿。
後半、結構ハードなので嫌いな方はスルーして下さい。
タイトルは『放課後の補習』
実は、『放課後』でシリーズにしたいと思っておりまして、
その第一弾です。
すみません、今日はちょっと短いです・・・
では続きをどうぞ
831 :
放課後の補習:2007/02/06(火) 21:23:50 ID:J09Tl0PW0
「お前が回る瞬間、僕が支えてやるから。」
一度失敗した事によりまだ恐怖は残っている。
しかし、ここはメロを信用するしかなかった。
「い、行きます・・・・」
ニアは力強く床を蹴った。すると先程のように体がぐらつきマットからずれる。
ドテッ!
「いっ・・・!?」
ニアはまた勢いよく床に落ちてしまった。痛みを忘れ、慌ててメロを見る。
「ああ、悪い。タイミングが合わなかった。」
今は怒らずにいるべきなのだろうか?
「・・・・さっき私も失敗しました。メロが失敗する可能性だってあります。」
ニアはメロにそう言い、それを自分にも言い聞かせていた。
「今度は大丈夫。ニア、早く。」
背中に痛みを残すニアをメロは急かした。
832 :
放課後の補習:2007/02/06(火) 21:24:44 ID:J09Tl0PW0
「ちょ、ちょっと待って下さい・・・」
「ほら、早くしろよ。付き合ってやってんだから。」
メロはニアの腕を掴んで強制的に前転の姿勢に持っていく。
「メ、メロ・・・・」
「大丈夫。しっかり支えてやるって。」
3度目の正直。ニアは勇気を振り絞り、床を蹴った。
すると・・・・・・
ドテッ!!!
先程と同じ体勢で床に落ちると、すぐさま頭を起こし恨めしそうにメロを睨んだ。
しかしそれも一瞬、ニアの背中に痛みが走る。
「っ・・・・・・・・!!!!!」
今度こそニアは動けないで床にうずくまった。
「メ、メロ・・・・」
「ニア、ごめん。今度は大丈夫だから。」
メロがニアの腕を掴む。
その瞬間ニアは恐怖した。“前転”ではなく、そこに居る“メロ”に。
833 :
放課後の補習:2007/02/06(火) 21:28:54 ID:J09Tl0PW0
「情けないなぁ、ニア。これ位でへこたれてたら上達しないぞ。
今度は大丈夫だからさ。ほら、早く。」
「い、嫌ですっ!!もう無理です!嫌、メロ、やめてっ・・・・」
無理やりニアを起こすと、今度はニアの髪を掴んでマットへ押し付けた。
「んむっ!!?」
「ほら、尻上げろ。教えてやるから。」
「ふぅぅっ・・・っ」
ニアの顔はマットに沈み、しっかりと呼吸が出来ない。
「ここ上げろって言ってるんだ、わからないのか!!」
バチンッ!!!!
「ふぐぅ!!?」
メロはニアのヒップを平手で叩いた。
短パンから覗く白い太ももにもメロの手の跡が残る。
反射的にヒップを上げると、メロは短パンに食い込んだニアの割れ目に中指を立てた。
くぼみ部分に指をあてるとぐっと押し込んで掴み、上に引っ張ろうとする。
「早く回転しろ。」
今日はここまでです。
中途半端で申し訳・・・orz
レス下さった方、有難うございます。
ではまた明日。
放課後神乙です〜
メロが…!本性現し始めたYO!!お尻ぺんぺんだYO!!!
ニアたん一体どうなってしまうの!?続きwktk
ネ申乙です(*´Д`)ハァハァ
鬼畜メロ本領発揮ですか(;;´Д`)ハァハァハァ
ニアたんの白いふとももに薄紅い手跡が付いてるんだと
想像するだけでおっきシチャウヨ(*;;;´Д`;)ハァハァハァハァハァハァハァ
神乙です!
ブルマハァハァ(;´Д`)
ニアたんの太股触りたい(;´Д`)
>>819 初笑神さま
ご連絡ありがとうございます。
了解いたしました。では、カテゴリの「初笑」の欄に「小咄」として
三作品収録させていただきます。
他の神さまも
もしうPしたあとでも修正希望等ございましたらお気軽にお申し付け下さい
>>初代倉庫番さま
メール受け取りました。お忙しい中ありがとうございます
申し訳ないのですが返信をしばらくお待ち頂けるとありがたいです。
スレ汚し失礼致しました
839 :
fear:2007/02/07(水) 01:14:18 ID:RBD47Zk+0
いつもと変わらない、朝を迎える。
そう、思ったのに目が覚めると、
いきなり荷物をまとめるように言われた。
「ニア、早く支度しなさい」
「・・・・?」
それ以上何も言わず、クローゼットにしまい込んである
数少ない衣服をカバンの中に詰め込まれた。
「あのっ・・・・・」
「あなたちっとも学校へ行かないでしょう?
だから、違う場所へ移るのよ」
「そ、そんな・・・・やです!!ちゃんと・・ちゃんと学校へ行きますから!」
ニアの訴えは軽々と無視され、
床に散らばった玩具を、ゴミの様に袋の中へ放り込まれる。
840 :
fear:2007/02/07(水) 01:15:37 ID:RBD47Zk+0
「あ、ダメです!それは・・・私の・・・・」
「ニア、あなた前の家でもこうやって散らかして、片付けなかったんでしょう?」
「今度からはちゃんと・・・」
「もう、遅いわ」
自分に不要なものはみんな、捨てずに誰かに譲る。
何処でもそんな決まりのようなものがあった。
いつもパジャマの自分には、着飾る物は必要なかったから、
同級生や、下級生にあげていた。
でも・・・・
いつも1人で遊んでいるニアにとって、玩具だけはどんなに汚れて
古くなっても、手放すことは無かった。
唯一の遊び道具が、目の前で他の子へ所有権が移ろうとしている。
841 :
fear:2007/02/07(水) 01:16:15 ID:RBD47Zk+0
「か、片付けます!だからっ・・・待って・・」
「わがままばかり言ってはダメよ?」
「でも・・・・・・」
クリスマスや誕生日に貰った物。
初めて人から祝ってもらい、そして生まれて初めて貰ったプレゼント。
今までずっと、大事にしてきたのに・・・。
「が、学校も行きますから・・・・」
「前もそう、言ったのよ。覚えてないの?」
「明日は行きますから!」
「ニア!!いい加減にしなさい!あなたが此処に移った理由、忘れたの?」
「・・・・・・」
842 :
fear:2007/02/07(水) 01:17:52 ID:RBD47Zk+0
この施設は、2件目である。
前の施設は、何らかの理由で子供を授かれない人が
親代わりになり、自らの家で世話をする。そんなシステムだった。
だが、そこにも数人子供は居て、
ニアはなかなか打ち解けることが出来なかった。
初めから誰かと親しくしようなんて思っていなかったから、
気にすることもなかったのに、一番年上の少年がそんなニアを標的にした。
「おい、ニア。学校行くぞ」
「・・・い、いやです・・・・」
学校には行きたくない。
・・・どうせ、苛められるだけだもの。
ニアは唯一、彼に反抗する存在だった。
だからこそ、彼もニアを放っておくわけが無い。
843 :
fear:2007/02/07(水) 01:18:34 ID:RBD47Zk+0
「言うこと聞け!女のクセに調子に乗ってんじゃねぇ!!」
「ち・・ちがいます・・・」
「いいか、ニア!!学校へ行かなきゃ、お前はずーっと1年生!!」
「いち・・ねんせい・・・・」
フフン、と笑うと彼はスクールバスへ飛び乗り、腰を下ろすと
ニアの方を見て、舌を出した。
いつもそうだった。
何処へ行っても、自分は誰かの標的になる。
しかも、住む場所はいつも留まることなく、
半年、早ければ3ヶ月以内に違う家へと移された。
短いですが、今日は終わります。
前半はエロ無ですが、、、
あと、あの性虐待のです。かなり長編になります。
投下する前に書いた方が良かったですね;;
神乙です!!長編楽しみに待ってます!!
長編大歓迎!
神乙!!
ニアたん虐げられるの好きだ…長編wktk!
放課後神もシリーズ物の様だし、これからニアたんでいっぱいウハウハ出来るw
こんばんは。
子メロ×子ニア投下します。
21禁。陵辱。(多少暴力表現あり)
ニア体操着姿。
後半、結構ハードなので嫌いな方はスルーして下さい。
タイトルは『放課後の補習』
実は、『放課後』でシリーズにしたいと思っておりまして、
その第一弾です。
今日はちょっと長いですが暫しお付き合いください。
では続きをどうぞ。
849 :
放課後の補習:2007/02/07(水) 22:11:15 ID:RC3vRGGl0
その体勢での前転は無理に等しい。
しかし無理やり、しかも秘部を掴み持ち上げようとする。
「ふぐぐっ、メ・・やめへ・・くらっ・・はいっ・・・」
ニアの声はマットによって掻き消される。
「何?もっとちゃんと支えてくれって?」
「ち、ちがっ・・・・」
「じゃあ、しっかり掴まないとな。
ああ、丁度ここに穴があるはずだからそこに指を突っ込んで支えるとするよ。」
「んんんんっっ!!」
メロが短パンを片手で器用に降ろすと、ニアの白いヒップが顔を出した。
足を開いているため、ヒップの少し下にはピンクの突起もはっきりと見える。
「ふううっ!!!!」
ニアが悲鳴にならない悲鳴を上げた。
メロはそこを軽く撫でたかと思うと、左右のピンクの間に中指を入れ
短パンの上から触った時にくぼみだった部分を探した。
>
>>848です。
すみません、こちらの事情でPCに不備が生じまして
本日はSS投下が難しいようです。
申し訳ありませんが続きはまた今度。
本当にすみませんorz
ありゃ
大変ですね
またのお越しを楽しみに待ってます、神
あぁ…
いいところで、惜しい!!
かなり焦らされてますが、待ってますよ神!
にしても…メロ本領発揮wニアたんどうなるの〜
853 :
fear:2007/02/08(木) 00:09:09 ID:yhM7hMUg0
正直、此処は自分に適していない。
社交性も協調性も欠けている自分に、周りの環境が
すぐに変わってしまうなんて、考えられない。
養育家庭は向いていないとを察した大人たちは、
施設での生活したほうが良いと思ったらしい。
社会福祉士の人が車で迎えに来た。そして此処へ連れて来られたのだった。
児童養護施設へ連れて行かれる。
もちろん此処で生活をするが、学校へは行かなければならない。
だが、前とは違い普通の学校ではなく、家で配布されたテキストや参考書などで
勉強し、決まった日に半日程で終わるテストを行う。
そこで成績等付けられていくのである。
854 :
fear:2007/02/08(木) 00:10:20 ID:yhM7hMUg0
朝起きて、毎日通う子も多かったが、
ニアは初めから家での学習と決められ、部屋へと案内された。
「今日の昼過ぎには、向こうへ着く予定だから早くしてね」
「・・・・・」
思い出している最中は、周りのことを忘れてしまうから、
いきなり声をかけられ、一瞬ビクッと体が跳ねる。
施設が変わることは別に気にしていなかった。
自分を弄る人間も、全て無視すればいいのだから。
855 :
fear:2007/02/08(木) 00:14:46 ID:yhM7hMUg0
「どういう所なんですか?」
「行けばわかるわ。それと、学校へ行かなくてもいいのよ」
「本当ですか?」
「うれしそうね」
「・・・いえ、別に・・」
学校へ行かないということは、その施設が
学習面において取り組んでいるのだろうか。
「大丈夫よ、そんなに心配しなくても。みんなにお別れ言ってきたら?」
「いいです」
あいさつを交わす親しい人なんていない。
そんな人たちに、自分の宝物を奪われてしまうのか。
彼女が部屋から出て行くと、少し開いたドアの隙間から、誰かが手を差し伸べた。
856 :
fear:2007/02/08(木) 00:16:54 ID:yhM7hMUg0
「な、何っ・・・」
「ニア、来いよ。コレってお前のおもちゃだろ?」
先程、目の前で袋に詰め込まれていた玩具を、
数人の子達が再びニアの部屋へと戻した。
「どうしてこれを?」
「大事なんだろ?俺達お前のおもちゃなんかで遊ばねぇし」
「ありがとうございます・・・でも・・・・」
「いいよ、コレに入れてけ。お前は頭良いんだから、誤魔化すことぐらい出来るだろ?」
赤い布製の大きな袋をニアへ渡す。
外からは中身は伺うことは、中を見ない限り出来ない。
何か言われたら、みんなから貰ったとでも言っておけばいい。
普段、愛想のよくない自分でも別れの時くらい、
情けでくれるのかと、思わせれば良いことだ。
857 :
fear:2007/02/08(木) 00:18:04 ID:yhM7hMUg0
「ありがとうございます」
「元気でな。短い間でこんなにムカついた奴居なかったよ」
「そうですか」
いつもなら、無視する言葉に返答する。
それは、何故かこの時だけ、彼の言葉は嘘っぽかったから。
「さようなら、元気でね」
「はい、今までお世話になりました」
自分の荷物を隣の座席に置き、
玩具の入った袋を大事そうに両手で抱えた。
「それ、どうしたの?」
「みんなか贈り物をくれたんです。きっともう、会えないから」
「そう・・・・」
858 :
fear:2007/02/08(木) 00:21:36 ID:yhM7hMUg0
詰め込まれた衣服を出して、その分玩具をカバンに詰め込んだ。
だから、大きすぎず怪しまれることも無い。
どうせ服は着ないのだから、それこそみんなに譲ればいい。
見慣れない町の風景が、素早く目の前を通り過ぎる。
何時間も車を走らせ、太陽は弱弱しく光を放っていた。
「着いたわよ。ほら、ここ」
「・・・ワイミーズ・・・ハウス・・・」
門の横に刻まれた文字を読み上げた。
「どう?立派な建物でしょう?」
「はい・・・」
それにしては、あまり大きな施設ではない。
まだ出来たばかりで、人が少ないのだろうか。
だが、もしも人が多くなっていくことを考えれば、
もう少し広くても良いのでは、と思った。
859 :
fear:2007/02/08(木) 00:25:51 ID:yhM7hMUg0
「ほら、行くわよ。ちゃんとあいさつしてね」
「あっ・・あの・・・やっぱり・・・」
「どうかした?」
「・・・か、帰ります・・・・」
また怒られるかもしれないと、俯き目を瞑る。
だか、体を引き寄せられ、強く優しく抱き締められた。
「ニア、辛いのは分かるわ。でもね、あなただけじゃないのよ?」
「・・・・分かってます・・でも・・・」
「此処はね、優秀な人材が揃う施設なの。あなたはとても賢い子だから」
そう言うと荷物を肩に掛け、ニアの手を引きハウスへと入っていく。
入り口の直ぐ傍に、ワタリという老人が立っていた。
荷物を預かると、こちらですと案内される。
部屋に着くと、彼女は少し会話を交わし、部屋から出て行こうとした。
860 :
fear:2007/02/08(木) 00:26:22 ID:yhM7hMUg0
「それじゃあ、いい子でね。・・・それと」
「・・・・?」
「持ってきたおもちゃ、あんまり散らちゃダメよ?」
「!?」
気づいていたの?言う必要は無かった。
ニッコリ笑って、熊の人形をニアへ渡す。
どうやら、車の中に転がっていたらしい。
しっかりと、人形は掴んだのに彼女の手は、離れていく。
「ま、待って!」
すがる様に追いかけようと手を伸ばし、服を掴もうとする。
だが、いきなり腕を引っ張られ、呆気無く引き戻された。
861 :
fear:2007/02/08(木) 00:27:26 ID:yhM7hMUg0
「い、いや・・・」
「いい子にしてるんじゃないんですか?」
何、コイツ・・・・。
自分の腕を掴んでいる、彼。
その腕は、体の大きさと全く比例しない細さだった。
「離して下さい・・・・」
「あぁ、すみません」
パッと腕を離し、自由になる。
862 :
fear:2007/02/08(木) 00:28:14 ID:yhM7hMUg0
「あなた・・・だれですか?」
「私?私はLです。そうですねぇ・・・先生とでも言っておきましょうか」
「先生・・・・」
「違います、L先生」
「・・・・・」
明らかに教師の格好ではない。
全体的にダラッとしているし、なんだか妙な印象を持つ。
「あなたの部屋はこっちですよ」
「あの、学校とかって・・・」
「このハウスで行われています。
体調が優れないときは、相室の方に連絡してもらって下さい」
「せ・・・L先生」
「Lでいいです」
「・・・・・・・・」
863 :
fear:2007/02/08(木) 00:29:19 ID:yhM7hMUg0
部屋に着くと、もう荷物が置かれている。
2つベットがあり、1つはなにやら物が置かれ散らかっていた。
「相部屋の子はリンダと言う、大変絵の上手い女の子です」
「そうですか」
全く興味のなさそうに、置かれている荷物から玩具を次々と取り出す。
片付いていたニアのスペースは、一瞬のうちにして散らかった。
「・・・・話には聞いていましたが・・・」
「何ですか?」
「いいえ、それより夕食の時間です。ハウスの案内は後日リンダにでも聞いてください」
「はい・・・・」
864 :
fear:2007/02/08(木) 00:30:30 ID:yhM7hMUg0
部屋に着くと、もう荷物が置かれている。
2つベットがあり、1つはなにやら物が置かれ散らかっていた。
「相部屋の子はリンダと言う、大変絵の上手い女の子です」
「そうですか」
全く興味のなさそうに、置かれている荷物から玩具を次々と取り出す。
片付いていたニアのスペースは、一瞬のうちにして散らかった。
「・・・・話には聞いていましたが・・・」
「何ですか?」
「いいえ、それより夕食の時間です。ハウスの案内は後日リンダにでも聞いてください」
「はい・・・・」
Lに連れられ、食堂へ向かう。
なにやら、料理の匂いがする。
そして、何より騒がしい。
865 :
fear:2007/02/08(木) 00:39:14 ID:yhM7hMUg0
「L!だれだよ、そいつ!!」
金髪の少年が興味津々に話しかける。
「そいつなんて言ってはいけません」
「分かったよ、L。なんて言うのさ?」
「・・・・ニ、ニアです・・・」
思わず、Lの後ろに隠れた。
だが、彼はそんなことは気にせず、質問を続ける。
「ニア?へぇ〜。でも、なんでパジャマなの?」
「・・・・・・・」
何でと言われても、特に理由は無い。
動きやすいから、とか楽だからとか、返事を使用と思えば
出来るのに、どうしても話せなかった。
866 :
fear:2007/02/08(木) 00:39:56 ID:yhM7hMUg0
「まぁ、いいや。僕はメロ、よろしくな」
差し伸べられた、大きな手。
掴んでいたLの服の裾を離すと、
何も言わず、ニアは駆け出し自室へ戻った。
握手が嫌なわけじゃない。
ただ、もう関わりたくない。それだけだった。
「何だよ、アイツ・・・」
人見知りの激しい子。
そう、思い気にすることなく食事の支度に取り掛かった。
867 :
fear:2007/02/08(木) 00:42:28 ID:yhM7hMUg0
数週間後、テストが行われた。
上位の結果を貼り出してあり、そこへ人だかりが出来ていた。
個人の結果は配られているので、
他人に興味の無いニアは1人、遊びに没頭する。
「ニアだ!1位はニアだ!!」
誰かが、みんなに知らせるかの様に、
大きな声で叫んでいた。
そんなことしなくても、見れば分かるのに。
いつも1番だったメロが、今回は2位になっていた。
だから、2位だったヤツが自分を上回ったのかと思ったが、
その子も下がり、3位になっている。
今日はここまでです。
すいません、エロに辿り着くまでが長くて。。。
>>fear神
こうして初めてメロと出会ったんですね・・・
2位になってしまったメロがニアにどんな反応を見せるか楽しみです!
おはようございます。
昨晩はすみませんでした。中途半端になりましたが
子メロ×子ニア投下します。
21禁。陵辱。(多少暴力表現あり)
ニア体操着姿。
後半、結構ハードなので嫌いな方はスルーして下さい。
タイトルは『放課後の補習』
実は、『放課後』でシリーズにしたいと思っておりまして、
その第一弾です。
未だPCが不調で途中で投下出来なくなってしまったら申し訳ありません・・・
では続きをどうぞ
871 :
放課後の補習:2007/02/08(木) 07:07:11 ID:0cIuJJzf0
「ああ、ここか。」
メロはニアの入り口を見つけると、躊躇いもなく指を入れようとする。
しかし濡れていない入り口に指を入れるのは難しく、メロはちっと舌打ちをした。
「めんどくさいなぁ・・・」
一瞬、ニアから指を離すと、メロは手の平にべっと唾を吐いた。
それを指ですくい、ニアのピンクに塗りたくる。
「ふぅ、ふぅぅっ!!や、いや・・・ぅむっ・・」
下から上へ、メロの指が滑る。時々入り口をぐりぐりと撫で回す。
嫌でも与えられる快感に、力が抜ける。
しかし、少しでもヒップが落ちると容赦なくメロの平手が飛んでくる。
「ニアの為にしてるんだから、我慢しろよ。」
「むぐぅぅぅっっ!!!」
言葉にならない言葉でどんなに抵抗しても、マットに涎(よだれ)の染みを作るだけであった。
「うぐっ!!!」
それは唐突に走った。それが全体へゆっくりと響いていく。
―――――痛み。
872 :
放課後の補習:2007/02/08(木) 07:08:01 ID:0cIuJJzf0
「・・・・やっと入った。」
メロは容赦なく入り口へ指を侵入させる。
その太さがリアルにニアの中へと伝わってくる。
「ふっ、ふぅっ・・・・・」
指が沈む度、ニアは何度も体を震わせた。抵抗するように。
しかし、そんなものでメロが止まるはずはなくやはり痛みを感じるしか出来なかった。
「ひっ・・・・く・・・うぅ・・・・」
マットには涎だけではなく涙の染みも出来ている。
それすら気づけないでいると、メロの驚きの声が耳に飛び込んできた。
「あ!」
その瞬間、ニアの中でも“何か”が弾けた。
太ももに“何か”がつたう、感触。
873 :
放課後の補習:2007/02/08(木) 07:08:36 ID:0cIuJJzf0
ニアの体を挟んだ向こう側で、マットが小さな赤に染まっていた。
「ごめん、ニア。処女膜破っちゃったみたい。」
「・・・・・!!!!!」
その言葉を聞くと、ニアは動かなくなった。
・・・・今、何て??
言葉が出ない代わりに頭の中でメロに問う。
「何、ニア。もしかして、Lの為にとっておいてた?」
「・・・・・・・・・・っ」
「大丈夫。ちゃんと責任とってニアの処女は僕が貰ってあげるから。」
ニアの体がぶるっと震えた。
・・・・今・・・な・・・んて・・・?
「じゃあ、前転はその後な。」
そう言うとメロは突然ニアを放した。
頭に掛けられていた重みが無くなり体が急に軽くなる。
「けほっ、けほっ・・・・」
ようやくメロから解放されると、ニアは咳き込みマットへ倒れた。
874 :
放課後の補習:2007/02/08(木) 07:09:32 ID:0cIuJJzf0
「はぁっ、はぁっ・・・・」
ニアは呼吸を整えるのに必死だった。
未だ背中に残る痛み、マットに沈めらていた事による窒息、処女膜を失ったショック・・・
色んな事がニアの体を襲い、うまく息が出来ない。
気がつけば涙がとめどなく溢れていた。
「大丈夫?ニア。」
メロは何事も無かったかのようにニアの顔を覗いた。
「・・・・・・・・」
ニアは答えない。いや、答えたくない。
「そんなに落ち込まなくたっていいって。
ちゃんと出来る様になるまで僕が付き合ってやるから。」
自分の呼吸で周りの音が聞こえない程なのに、メロの言葉だけがニアに届く。
聞きたくないのに聞こえてしまう。
ニアは呼吸が整え終わるのを待たずにそこから逃げようと今ある力を腕に込めて
上半身を起こした。「
875 :
放課後の補習:2007/02/08(木) 07:10:38 ID:0cIuJJzf0
短パンを足に絡ませたまま体を前へと動かす。
「腕立ては後でもいいだろ。」
少しマットを這った後、メロはニアの足首を掴んだ。
「ひぃっ・・・・」
声を上げたくても声が出ない。
ニアは完全にメロを恐怖として捉えていた。
ずりずりとメロの元へと体が引き寄せられる。
「やっ・・・・・・」
嫌だ。
「た・・・すけ・・・・」
助けて。
「誰・・・・か」
誰か。
「・・・・・・る・・・・・」
876 :
放課後の補習:2007/02/08(木) 07:11:24 ID:0cIuJJzf0
「え・・・・る・・・・」
L。
「える・・・・える、・・・L・・・・っっ」
その名前を口にするとニアの大きな瞳からボロボロと涙が零れ落ちた。
「やだぁぁぁぁぁ!!!!!!助けて、L!!!L!!Lぅぅぅぅぅっっ!!!!!」
ニアの行き場の無い右手が空(くう)を掴む。
「Lぅぅぅっ・・・Lぅぅぅぅ!!!!」
涙で歪むその瞳には彼が映っているのに。
―――――そこに彼の姿はなかった。
「助けてぇぇ・・・・Lぅぅぅぅ・・・・」
涙は白い頬に何本もの筋を作り、それを辿る様に後から後から涙が流れる。
二アは最後の悲鳴を上げる。
「助け・・・・・・・」
「――――黙れ。」
引き寄せられたニアの体は完全にメロに捕まった。
何とか昨日の分が投下出来ました。
よかった・・・
とりあえず、ここまでです。
では、また今晩。
それまでPCが保ってくれる事を祈りますorz
バイオレンスな展開ktkr!
神!続き楽しみにしております(*゚∀゚*)ー3
放課後神、投下できてよかったですね〜
っていうか展開が…!!ニアたんの悲劇が始まるのか!?
メイドの時といい相変わらずなエロスにwktk!!
神乙です!
ニアたんどうなっちゃうのハァハァ(;´Д`)
こんばんは。
子メロ×子ニア投下します。
21禁。ニア体操着姿。
陵辱物が嫌いな方はスルーして下さい。
タイトルは『放課後の補習』
実は、『放課後』でシリーズにしたいと思っておりまして、
その第一弾です。
では続きをどうぞ
882 :
放課後の補習:2007/02/08(木) 22:18:03 ID:nqV3IV0C0
「ふうっ、ひいぃ・・くぅっ、ひっくっ・・・・ふっ・・・」
ニアは大粒の涙を流し、泣きじゃくる。
「怖い・・・・怖いよぉ・・・・・Lぅぅっ・・・・・」
頬の涙を拭うその腕を掴むと、メロはニアを仰向けにした。
ニアの白い顔は涙と鼻水と涎でぐちゃぐちゃだ。
瞳を真っ赤に腫らし、カタカタと歯を鳴らしている。どうしようもなく震えている。
「・・・・・・酷い顔。ニアってこんな顔も出来るんだ。」
あの無表情からは想像もつかない。
Lだって知らないだろ?ニアのこんな顔。
「大丈夫。優しくするから。嘘じゃないよ。」
メロの言葉に裏切られ、今のこの状況がある。痛みだって残している。
次に何をされるのかわからず、ニアは身を強張らせた。
「本当だよ。だから、こんな事も出来る。」
そう言うと、メロはニアの顔に舌を這わせ涙も鼻水も涎も拭い取る。
ニアは嫌がり、メロが這った部分をマットに擦りつけた。
「うん、やっぱりニアだ。こういう状況でそんな事するのは。」
883 :
放課後の補習:2007/02/08(木) 22:19:35 ID:nqV3IV0C0
メロはその舌でニアの乾いた唇を濡らした。
「ぅむっ・・・・」
顔を背けるニアを抑え、無理やりニアにキスをする。
「!!」すると、痛みが走った。ニア・・・ではなく、メロに。
メロの唇は赤く滲み、その色が顎に向かってゆっくりと延びていく。
「・・・・・・・前言撤回。」
冷たく言い放たれたメロの言葉にニアは硬直した。
その表情が険しくなると、その行為に後悔した。・・・・しかしもう遅い。
「今度歯なんか立てやがったらぶっ殺すぞ。」
メロはニアの腕を離すと体操着の胸部分を力いっぱい引き裂いた。
ビリビリビリビリッ!!!!
「やああぁぁぁぁ・・・・」
破れた体操着の隙間から、白い小さな膨らみとピンクの先端が震えた。
「おい、乳首立ってんじゃねぇのか。」
その言葉を認識する間もなくべろり、と生暖かい舌が先端を襲った。
「ひぃんっ!!」
884 :
放課後の補習:2007/02/08(木) 22:20:13 ID:nqV3IV0C0
「・・嫌とか言いながら感じやがって。」
ピンクを口に含み、ちゅくちゅくと吸い上げる。
その先端を舌で転がしながらメロがニアに聞いた。
「なぁ、本当は気持ちいいんだろ?」
「はううぅぅっ・・・・」
認めたくないけれど、メロの言う通りであった。
どうしてメロがこんな事をするのかわからない。
だから、この先自分がどんな目に合うのかもわからない。
・・・・怖い。怖くてたまらない。
それなのに。
初めて与えられる感覚が体を支配していく。
すでに恐怖に支配されているというのに、それを更に上回ろうとする。
・・・・怖い。
その感覚に支配されてしまうのが・・・・怖い。
885 :
放課後の補習:2007/02/08(木) 22:21:36 ID:nqV3IV0C0
「・・・ここもか?」
白い乳房を口に含んだまま、メロはニアの秘部に手を入れた。
「ははっ、やっぱ濡れてんじゃん。これはニアのだもんな。」
くちゅっと愛液の音をわざと鳴らし、小さな突起に指を当てる。
それに激しく振動を与えると、ニアの体は正直な反応を示した。
「あ、あ、あ、ああ・・・・・」
メロの振動と共にニアの体が小刻みに揺れる。
快感の波にさらわれそうになり、目をぎゅっと閉じて耐える。
そんなニアにメロは質問の続きを始めた。
「本当はLじゃなくてもいいんだろ・・・?」
「なっ・・・・」
「こうやって気持ちよくさせてくれる奴がいいんだろ?」
メロの指の動きが速くなりぐちゅぐちゅと卑猥な音が大きく響く。
「ち、違っ・・・・・・」
「違うもんか。なぁ!!!!」
ぐちゅっ!!ニアの入り口に、今度は指ではなくメロの熱くなったものが押し付けられた。
886 :
放課後の補習:2007/02/08(木) 22:28:31 ID:nqV3IV0C0
「メ・・・ロ・・・な・・何を・・・・」
「これからは僕がニアを満たしてあげる。
ずっと離れてる奴よりは全然いいだろ?」
「ひぐぅっ!!!!」
少しずつ、熱くなったメロが侵入してくる。
指とは比べ物にならない大きさに、快感から一気に引き離される。
すると再び『彼』の姿が脳裏によぎった。
奪うのは彼ではない。
・・・・メロだ。
887 :
放課後の補習:2007/02/08(木) 22:29:09 ID:nqV3IV0C0
「や、嫌・・・・私はLだけが・・・・・・・」
「すぐに欲しくなるよ。僕のこれが。」
「やだっ・・・・や・・だ・・・・メロ・・・お願い・・・」
「何?お願いだから、早くくださいって?」
「違っ・・・・」
「仕方ないな、ほらっっ!!!!!」
「んはぁっ!!!」
メロは自身を勢いよく押し込んだ。ニアの中はメロの分だけ広がっていく。
「痛い、痛いっ!っくぅんっ!!!」
ずるっとそれを抜くと、また勢いよく押し込む。何度も何度も繰り返す。
「ははっ!ニアの処女、僕が奪っちゃったなっ!!!!!」
今日はここまでです。
続きはま明日。
レス下さった方、本当に有難う。励みになります。
それと、この場を借りて申し訳ありませんが・・・
>>二代目倉庫番様
以前、『白い世界と僕の天使』『身体、重ねて・・・』『サーセンww』を投下させて頂きました。
いずれメールでご連絡を・・・と思っていたのですが、どうもPCが不調で
メール機能も働らかない状態であります。
神乙です!!(;;´Д`)ハァハァたまらん(*´Д`)
ニアたんカワイソスなのに萌えてしまった俺を許して!
そこで、この場をお借りしてご連絡致します。
UPして下さる際は順番はこのままで3つ並べて下さると嬉しいです。
内容ですが、当時、文面の句読点を故意に抜いていたのですが見づらいのでそれの訂正、誤字、
表現を変えたい等探せば色々ありますが、一度自分でOKして投下したものですので
このままで構いません。
UP後の修正も可能との事でしたので、PCが修復しましたら後程
訂正文章を送らせて頂ければと思います。
(もしかしたらアップしたもので満足してしまうかもしれませんがw)
自分のつたないSSを拾ってくださって何とお礼を言って良いのやら
・・・・感謝です。
以上、宜しくお願い致します。
スレ汚し、申し訳ありませんでした。
891 :
fear:2007/02/08(木) 22:59:45 ID:uVlo0iN00
だから、誰なのか見当もつかなかった。
誰だと教室でみんなに聞いても、答えはない。
でも、まさかあいつが・・・・。
ニアの部屋へ直ぐに駆け出す。
ドアをノックしないで開けると、リンダが悲鳴を上げた。
「ちょっと、なんでメロが居るのよ!!」
何か急用でもない限り、女子の寮部屋へ行くことは固く禁じられていた。
女子も同じように、男児の部屋行くことは無い。
「ごめん、だって・・・。ニア、お前なんで言わなかったんだよ」
「・・・いずれ分かることでしたから」
メロの顔を見ないで、Lから貰ったパズルに没頭する。
彼が感情的なことは、この数週間で分かった。
だからこういう面倒な人には、関わりたくなかったのに。
892 :
fear:2007/02/08(木) 23:00:18 ID:uVlo0iN00
「教えてくれてもいいじゃないか」
「だから、言ってるでしょう?分かることだと」
リンダは亀裂の入った空気を察し、ニアの尖った言葉をフォローする。
「聞かれたら、ニアだって教えてたよね。メロ、許してあげなよ」
「・・・・やだねっ!僕、こいつのことすごく嫌!!」
「別に許してくれとも言ってませんし、悪いことをした覚えもありません」
パズルが完成すると、またバラバラにしメロを睨んだ。
早くどっか行け、と訴えているかのような冷たい表情。
「あっそ。分かったよ!」
ワザと力任せに扉を閉めた。
大きな音が通路に響く。
893 :
fear:2007/02/08(木) 23:01:48 ID:uVlo0iN00
朝から気分が悪い。
ニアだ。ニアのせいとしか思えない。
あっけなく順位を抜かされたこと。
そして何より、あの態度。
しかも、誰かの叫ぶような声が部屋の中まで聞こえてくる。
なんだろうと、部屋を出て声のする方向を伺う。
その声は、どうやらLの部屋がある位置から発せられていた。
「ぃやっ・・もう変わりたくないです・・っ・・・」
「困りましたねぇ・・・・」
あのLが悩んでいる。
どんなに難しい問題でも、簡単に教えてくれるのに。
そして世界の探偵、Lなのに。
894 :
fear:2007/02/08(木) 23:03:00 ID:uVlo0iN00
「ぅう・・・っ・・ひっ・・・」
「ニア、何も怖がることはありません」
「怖いんじゃ・・なくてぇ・・っ・・」
ニア・・・・?
この泣き声はニアの・・・・。
あいつでも泣いたりするなんて。
ドアへ耳を押し当てると、聞きなれない女性の声がする。
ワタリとなにやら話しているが、内容は聞き取れない。
「では、どうして嫌なんですか?」
「・・・っ・・だって・・・」
いつも、自分は責められそして、追い出されてしまう。
まるで自分の存在が邪魔かの様に。
895 :
fear:2007/02/08(木) 23:04:10 ID:uVlo0iN00
「いつでも戻ってこれますよ」
「な・・んで・・・?」
「あなたは新しい家族が出来ます。でも、此処だってあなたの家です」
涙で濡れたニアの顔を、Lは服の裾で拭い取った。
そして、柔らかい髪に触れ優しく撫でる。
「お別れではありません。いつでも遊びに来てください」
額に軽くキスを落とすと、新しい両親のほうを見る。
ニアも振り向き目が合うと、優しい笑顔を向けてくれた。
「あなたのお父さんとお母さんです」
あいさつしなさい、と軽く背中を押され前へ出る。
「ニアです・・・・お世話になります・・・・」
「ニア、これからよろしくね」
896 :
fear:2007/02/08(木) 23:05:12 ID:uVlo0iN00
カバンの中からハンカチを取り出し、
頬に伝った涙の後を優しく拭き取った。
なのに、瞳に溜まった涙は、留まることなく溢れてくる。
「L・・・エルぅ・・っ・・・」
このハウスで一番、自分が懐いていた人物。
自分を責めることなく、彼だけは自分を許してくれた。
だからこそ、Lの期待に答えた。
結果を出せば、その分褒めてもらえるから。
「大丈夫ですよ。ほら、もう行きなさい」
泣いたまま、動くことが出来ないでいると、
母親となる女性が、ニアを抱き上げた。
そのまま扉のほうへ近づくと、Lとの距離が離れていった。
897 :
fear:2007/02/08(木) 23:06:17 ID:uVlo0iN00
「さようなら」
Lは別れを告げると、部屋に残り見送ることは無かった。
「ニア、これからあなたが私達と暮らす家へ行くのよ」
走り出した車の中で、泣き止まない自分をなだめていた。
「私たちのことは、お父さんお母さんって呼んでね」
「はい・・・」
慣れるまでに時間は掛からなかった。
自分の本当の両親の顔を、知らないから比べることも無かった。
家に着くと、今までの施設とは違い、静寂が広がっていた。
「ここがニアの部屋。どう?」
1階の奥にある一室が、ニアの部屋となる。
ベットと棚と机しかまだ家具は無く、なんだか寂しい気もしたが、
ニアの玩具によって、一気に誰が見ても子供部屋の状況に変化した。
898 :
fear:2007/02/08(木) 23:07:30 ID:uVlo0iN00
欲しいものは全て与えられ、
いろいろな場所に2人は連れて行ってくれた。
自分の両親も、こんな風だったら良かったのに。
ワイミーズハウスから離れたニアは、学校へ通わなければならない。
本当は凄く嫌だったけれど、自分にとても良くしてくれる2人の姿を見ると、
わがままなんて言ったら、凄く悪い気がした。
だから、仕方なくスクールバスに乗り込み、学校へ向かう。
休日、いつものように家族ででかける。
向かった先はワイミーズハウス。
始めてきた時から、何も変わっていなかった。
抱き上げられると、そのままLの部屋へと向かう。
その途中、あのメロと言う少年とすれ違った。
彼は、少し身長が伸びた気がする。それ以上は何も思うことない。
899 :
fear:2007/02/08(木) 23:09:29 ID:uVlo0iN00
「お久しぶりです。元気そうですね」
懐かしいLの声。
抱き上げられた体を下ろされ、床に足が着くとすぐさまLの元へ駆け寄った。
思い切り抱きついたけれど、Lはしっかりとニアを受け止めた。
「相変わらずですね、ニア」
「Lも、元気そうですね」
「ええ、お陰様で」
Lはニアを1人残し、ソファへ座った。
個性的なLの座り方に、2人はどう思ったのだろう。
何やら話をしているが、
ニアは床に座り込み持っていた玩具に夢中になる。
900 :
fear:2007/02/08(木) 23:10:43 ID:uVlo0iN00
「ニア、そろそろ行くわよ」
「・・・・もうですか?」
「ええ、ちょっと気分が悪いの」
そういえば、前から体調が優れないと、
彼女は毎日のように言っていた。
家に帰ると、すぐに2人は病院へ向う。
ニアも一緒に行こうと思ったのに、
もう遅いから、寝てなさいと言われ、
渋々ベットの上で静かに横になった。
何時間かすると、玄関がドアの開く音と、
外の音で騒がしくなる。
ベットから向け出し、
玄関へ向かうが母親の姿はそこにない。
901 :
fear:2007/02/08(木) 23:12:50 ID:uVlo0iN00
「・・・お母さんは?」
「ニア、まだ寝ていなかったのか」
「・・・・はい」
彼はドアを締めると鍵を掛ける
そして、、ニアの前で腰を下ろし頭を撫でた。
「・・・・?」
「お母さん、入院することになったんだ」
「え・・・・?」
これが悪夢の始まりだなんて、この時の自分は気づかなかった。
902 :
fear:2007/02/08(木) 23:13:39 ID:uVlo0iN00
今までとは、一変した生活を過ごすことになる。
それから家事などの手伝いを、
ニアもしなければならない。
朝も自分で起きて、作り置きしてある朝食を1人で食べる。
毎朝、同じ時間に迎えに来るスクールバスに乗る。
帰ってくると、母親の迎えは無い。。
夜遅くに、父親が帰ってくるのをいつも1人で待っていた。
「ただいま、ニア」
「おかえりなさい」
頬に優しくキスをされると、そのままリビングへ向かう。
903 :
fear:2007/02/08(木) 23:15:03 ID:uVlo0iN00
「今日も学校は、楽しかったか?」
「・・・何時戻ってくるの?」
質問には答えず、毎回毎回同じ質問を
しつこく懲りずに繰り返す。
いい加減嫌になったのか、彼は机を思い切り叩いた。
「またそれか!?俺だって忙しいんだ!何度も同じ事を聞くんじゃない!!」
ビクッとニアの体だが跳ねる。
恐怖からか、自然と目から涙が頬を伝う。
その姿を見て、彼はいけないことをしたと思っているのだろう、
表情からその様子が読み取れた。
「ごめんな、ニア・・・・。最近少し疲れ気味なんだ」
904 :
fear:2007/02/08(木) 23:16:00 ID:uVlo0iN00
沈黙が続くと、彼は席を外しバスルームへ足を運ぶ。
「ニアも一緒に入ろう」
「あ・・・はい・・・」
まだ、心臓がドクドクと脈を打つ。
頬を伝った滴の後を拭き取り、バスルームへ向かった。
服を全て脱ぎ、浴槽へ浸かる。
先に、入浴している彼の横に体を沈めてじっとしていた。
シャワーを取り、頭からお湯を浴びせられる。
顔に掛からない様、気遣ってニアの頭を片手で支えた。
「あんまり長く浸かってると、上せるよ」
すぐに、玩具で遊ぶニアは頬が真っ赤になっても、
浴槽から出ないでいた。
だから、1人で入浴するときはいつも長湯しないように、
一緒に入ることが多かった。
905 :
fear:2007/02/08(木) 23:18:31 ID:uVlo0iN00
泡立つニアの体がシャワーによって、綺麗に流されてゆく。
内腿へとお湯が当ると、どんどん上へ這っていき、
下部へ直接当てられる。
「ひぁっ!何・・・っ・・・」
「どうした?」
「あのっ・・・」
もしかしたら、偶然当ったのかもしれない。
そう、思うと言葉が詰まり言えなかった。
「何でもないで・・あんっ・・・」
ぐりぐりと、シャワーが蕾を探る。
出てくるお湯が、蕾を刺激し自然と声が漏れた。
「ゃ・・・何ですか!?」
「奥も綺麗にしないとな」
906 :
fear:2007/02/08(木) 23:22:23 ID:uVlo0iN00
続きは明日です。
長くなって、すみませんでした。
明日からは、エロばっかです。
>>放課後神
乙です。
PCの調子が優れないようですが、大丈夫ですか?
続き楽しみにしてます。
乙です
>>放課後神
メロ怖いよメロw
ごめんね萌えるわ許して>ニアタン
>>fear神
なんつー悪いパパだハァハァけしからん
fear神
乙です!
パパ、ママが居ない時に…この鬼畜!
でもニアたんに手を出したくなる気持ちはわかるww
お風呂PLAYwktk!
放課後神
乙です!
メロ…恐ろしい子…!ニアたん…(⊃д`)
嘘、ハァハァしますたw
放課後神の今までのSS、自分の好きだったのばかり!素敵SSの中で
サーセンwwは笑ったな〜
メロwww
>>88 えっ全部同一人物なんですか………凄い人です
了解しました
こちらこそ、素敵なSSを読ませていただきありがとうございます。
どうせなら全編バレンタインにアップしようと思います
他神さまも、その後でもお気軽に訂正事項をお寄せ下さい
スレ汚し失礼しました
とっくに終わったことのレスを…蒸し返さないで(ry
倉庫神乙です!
これからも頑張ってください
素敵SSの合間におにゃのこニアたんの話をしてみる…
ニアたんの銀髪におリボンつけたい
フリルのついたドレスを着せたい
ストッキングをはかせたい
エナメルの靴を履かせたい
ニアたんかわいいよ大好きだよ
自分は変態なのでマガジンでしょこたんが着てた
フリフリ青のレースビキニとウサミミの格好をさせたい
ウサミミ(・▽・)イイ!
いつも脱力系のパジャマを着ているニアたんに
たまにはトラッド系の制服なんかも着せてみたい
かっちりしたスーツにタータンチェックのミニスカート
黒いニーソックスにベレー帽とか
こんな妄想で今日も日が暮れる……
こんばんは。
子メロ×子ニア投下します。
21禁。
ニア体操着姿。
タイトルは『放課後の補習』
実は、『放課後』でシリーズにしたいと思っておりまして、
その第一弾です。
陵辱ものが嫌いな方はスルーして下さい。
続きは挿入シーンからなので注意。
では
915 :
放課後の補習:2007/02/09(金) 22:20:33 ID:9MNTqMVd0
ジュプッ、ジュププ・・・
「あっ!あっ!!あんっ!!は、メ、メロ、やめ、はぁぁっ!!」
「・・くっ・・・いいよ、ニア・・・すげ・・きもち・・」
メロはニアに構わず好き放題に腰を動かす。
溢れる愛液が激しく音を立て、それがさらにメロを駆り立てる。
「ニア、な、気持ちいい?もっと奥まで入れてみようか!?」
ニアは胸の上で二つの拳を作り、メロの振動に耐えていた。
その大きさと体温を直に感じ、嫌でも自分の中にメロがいる事を認識させられる。
そして、次第にその両方が増していくのがわかる。大きくなるのが、熱が上がるのがわかる。
かすかに残る理性が最悪の事態を予想させた。そしてそれは恐怖に変わっていく。
“それ”がニアの中で放たれてしまう。そうなったら・・・・
メロに与えられる数々の恐怖にニアは割れてしまいそうだった。
「メロぉ・・・・っお願いですからぁ・・・そ・・・・外にぃ・・・・」
「わかってる・・・・わかってるからニア・・・・
中に出して欲しいんだよな・・・っ」。
「嫌ぁっ・・・違うううううぅぅぅ!!!!」
916 :
放課後の補習:2007/02/09(金) 22:22:33 ID:9MNTqMVd0
「嫌!!嫌ぁぁ!!!やめてぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
メロの言葉に体をよじり抵抗する。それでもメロは離れない。
「出すぞ・・・今出してやるからな・・・・・・ニアっ!!!!」
ニアの恐怖は現実と化し、メロはあっさりとニアの中で弾けた。
熱いそれが、ドクドクとニアの中に注ぎ込まれる。
「くっ・・・はぁ、ははっ、すげ、ニア、すごいって、ほら!!!」
収まりきらなかった白い精がメロ自身の横からコプコプと溢れている。
「すげ・・この量・・!・・う・・くっ・また出る・・・・」
メロはぶるっと体を震わせると、残りの全てをニアに注ぎ込んだ。
「うぁぁ・・・」
ニアは体全体で自分の中がメロでいっぱいになっていくのを感じていた。
熱い。奥の奥までメロの熱さで埋まっていく。
確実にニアから失われていく“何か”
今、その“何か”を知ったら本当に割れてしまう。
ニアは自身を保つ為にそれを考えるのをやめた。
それでもようやく終わったメロの行為に安堵感すら感じ始めていた。
917 :
放課後の補習:2007/02/09(金) 22:23:21 ID:9MNTqMVd0
ようやく解放される・・・・・
そう思ったのも束の間、メロはそれを抜かずに再度腰を振り始めた。
さっきよりも早く、激しく。
「メ・・・・・」
言葉を遮る様にメロはニアの腰をしっかりと掴んだ。
「今度はニアの番。まだイってないだろ??」
「や、メロ・・私はもうっ・・・・」
「気持ちいいかっ。ニアっ!!!」
「や、あ、はぁっ、いぎぃぃぃぃぃっ!!!」
メロが深く沈むとニアは大声を上げた。
狭かったニアの中は今はしっかりとメロを銜え迎え入れていた。
メロと繋がった先が痺れていく。それが段々と体全体に響き始める。
ニアは体反らし、恐怖に怯えていた。
それは、快感の恐怖。
918 :
放課後の補習:2007/02/09(金) 22:24:19 ID:9MNTqMVd0
何度も壁を越えそうになるが、胸の拳を強く握り自分を引きとめていた。
それでも必用にニアを捕らえに来る快感にさらわれそうになると、メロが言った。
「はぁっ、そうだ、ニア・・・」
「はっ・・・あ、あああ、メ、ロ・・・?」
「あそこ、見える?あの黒い機械。」
「はっ、はぁっ、な、何です・・か・・・・?」
「あれ、カメラだから。」
「!!!???」。
メロが意味の無い言葉を放つ訳がない。
なぜ急にそんな事を言うのか。
ニアはメロの言葉を待った。
待たなくてもメロは話し始めた。
・・・・ニアに言い聞かせるように。
919 :
放課後の補習:2007/02/09(金) 22:25:43 ID:9MNTqMVd0
「知ってた?もうあまり使われなくなったこの体育館も一応Lの監視下にあるっ事をさ。」
「え・・・・・」
「気まぐれで、もしLが覗いてたら・・・・」
「や、嫌・・・・っ・・・・・やだっ・・・」
「今の僕たちを見て興奮してたらどうする!?」
「嫌あああああああああああああ!!!!!!!」
言い終わるとメロはさらに強く腰を打ち付けた。
「あ、あああ、やっ、やめ、やめてっ・・・あ、あああっ・・・」
「なぁ、L!!僕とニア、言われた通りに行動を共にしてるよ!!!
こんなに仲良くなっちゃった!!ははっ、Lの思惑通りになったな!」
メロはわざとカメラに話掛ける。ニアは両手で顔を隠した。
「ニア、イけよ!!イッちゃえよ!!Lの前で!!!!」
ぐんぐんとスピードを上げて打ち付けるメロに、ニアはもう抵抗出来ない。
波が打ち寄せ、ニアを真っ白な世界へと連れて行ってしまう。
「ふあ、あ、嫌・・・・嫌ああああああああぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」
ドクンッ・・・・!!!!!!!!
920 :
放課後の補習:2007/02/09(金) 22:27:32 ID:9MNTqMVd0
「――――――っっ!!!!」
激しく体を震わせると二人は同時に達し、マットに倒れ込んだ。
ニアから引き抜かれたメロのそれは倒れてもなお勢いよく飛び散り
ニアの太ももを白く染めていた。
「ひはっ、はっ、はぁぁっ・・・・」
ニアの体は痙攣し、ビクビクと小刻みに揺れている。
瞳をうっすらと開き、焦点が合っていない。
そして頬にはいくつもの涙の跡があった。
そんなニアの顔を見ると、メロは満足そうに微笑んだ。
「ふっ・・・・・ははっ・・・はっ・・」
無意識の内に笑いが零れる。
「ははっ・・・・L、ニア・・・・僕は・・・・」
意識が遠くなる前、ニアは見たような気がした。
金色の髪から覗く黒い瞳から一筋涙が流れたのを―――――
今日はここまでです。
ようやく明日がラストです。長々とすみません・・・
>>二代目倉庫番様
ご連絡、有難うございました。
バレンタインでのUP良いですね!
ご配慮に感謝致します。
>>fear神
自分も神のSSの続きを楽しみにしています!
何も知らないニアの体に手を出したパパに怒りを覚えつつ・・・
wktkしてますw
ごめんね、ニア・・・
fearさん
>>1で書いてあるように投下前に注意書きをかいてくれませんか…?
>萌え作品投下時はカプ名や内容を書いて、住民の好みでスルーできるように配慮
放課後ネ申乙です!そしてちょうどネ申のIDにMNが…!
エロ成分が濃くてもう(*´Д`)ハァハァが止まりません(;;*´Д`)ニアタンナカダシハァハァ
次でラストですか、どの様にして終わるのかwktkしてお待ちしてます!
朝から萌を求めて神のSS読んでる自分って…
放課後神様
メロの台詞が何かいい!
ニアたんカワイソスなのにハァハァしてしまった
勢い余って初めから読み返してみたら興奮してきたヤバスw
ラスト楽しみにしてます!
>>922 すいませんでした。以後、気をつけます。
次からは投下する際、注意書きのように内容など書きます。
御注意ありがとうございました。
>>924 え・・アンカーミスって普通気づくけどw内容で。
924は誤解が生まれない様、念のために訂正してくれたんじゃない?
何か、文字だからそう感じるのかもだけど
ちょっと突っ掛かる言い方の人がちやほやいるような
気のせいだったらゴメン
fear神
これから注意書きもしてくれる様ですし引き続きの投下
楽しみに待ってます
次の展開にハラハラドキドキ!
口調が上から物みたような馬鹿にする口調、一言多い方はどこにでもいるけどさ
些細なミスくらい笑ってスルーしようよ
1月4日に始まったこのスレ、もう900超えたんですねーはえぇよ!!
女の子ニアたんスレの盛況っぷりにびっくり
微乳ニアたんも巨乳ニアたんも大好きだ
お宝ざっくざっくなスレと神々に心から感謝します!!
現スレは異常に早いですね。
もう次スレか…
こんばんは。
子メロ×子ニア投下します。
21禁。
ニア体操着姿。
陵辱ものが嫌いな方はスルーして下さい。
タイトルは『放課後の補習』
実は、『放課後』でシリーズにしたいと思っておりまして、
その第一弾です。
今日がラストです。では続きをどうぞ。
933 :
放課後の補習:2007/02/10(土) 23:19:57 ID:Ib2Yi0uz0
―――――あれから数日が経った。
「ニア、体育の補習、うまくやってる?」
相変わらずニアを心配するリンダがニアに声を掛けた。
ニアは無表情に少しだけ唇を震わせると教室の外で待機しているメロを見た。
「・・・ええ・・・彼が教えてくれるので・・・・・」
「メロだったら安心だね。でも意外。あのメロがねぇ・・・」
そう言うとリンダはニアにじゃあ、と言い残し教室を去っていった。
放課後の補習は今日も、明日も、明後日も、ずっとずっと、続く。
934 :
放課後の補習:2007/02/10(土) 23:21:08 ID:Ib2Yi0uz0
「お願いです・・・・・・も、行かせてくださ・・・・・」
「駄目。ちゃんとマットの上で前転が出来る様になってから。」
ゴロン・・・・ドテッ!!!
「あ〜あ、また失敗。」
「メ・・・・・私・・・・も・・・・ああっ・・」
ジョォォォオッッ
「おい、汚ねぇな!!後片付けは自分でしろよな!!」
935 :
放課後の補習:2007/02/10(土) 23:22:56 ID:Ib2Yi0uz0
「うむっ・・・・ふっ・・・・・・」
「もっと舌を使えって言っただろ!!」
「ふぐぐっ・・・・あむ・・・・・」
「そう、ああ、ちょっとはマシになったか。」
「んんっ・・・・・・くふぅっ・・・・・」
「ちゃんと全部飲むんだぞ。少しでも残したら・・・・」
「ふっ、ちゃんと・・・全部・・・・飲みま・・・す・・はむっ・・」
「上手く出来たら今日の補習は終わりにしてやるよ。」
「ふむぅっ!!!!」
ゴプッ・・・・・
936 :
放課後の補習:2007/02/10(土) 23:24:46 ID:Ib2Yi0uz0
「あ、ああ、あんっ、メロ!!!」
ピチャッ・・クチュッ・・・・
「すげ・・・ひくひくしてる・・・・」
ジュルッ・・・
「あ!んんっ・・・あっ・・メロぉ・・・んっ・・・」
「何?ここがいいって?」
「あ、はぁっ・・・そこぉっ・・・あああああぁぁぁ・・・」
「もうイッたのかよ?駄目だな。後1時間追加な。」
「あ・・・・・・」
幾度となく補習の日々を繰り返す。
・・・・・・そして。
937 :
放課後の補習:2007/02/10(土) 23:29:55 ID:Ib2Yi0uz0
「あぅっ・・・メロ、やっぱりこれ・・・」
「いいよ。ニア。似合ってるって。」
―――――――放課後。
ニアとメロは体育館に居た。
しかし、いつもと違うのはその格好。
「やっぱり少し、サイズが小さいみたいだな・・・・ここ、はみ出てる。」
メロはふにっと、ニアの白い大陰唇を指で突付く。
「ひゃぁんっ!!!」
後転の途中、ニアは躊躇いもなく甘い声を漏らした。
「メロ・・・やっぱりこれ、食いこんで痛いです。
・・・脱いでもいいですか?」
「いいよ。じゃあ、始めよっか、ニア。」
「はい、メロ。・・・・・・早く欲しいです・・・・・」
938 :
放課後の補習:2007/02/10(土) 23:33:34 ID:Ib2Yi0uz0
それは、Lから貰った体操着とブルマだった。
ニアはそれを自ら脱ぎ捨てた。下着も靴下も、何もかも。
「明日は開脚前転まで出来るといいな。」
そう言うとメロもまたズボンのジップをおろしていた。
「はぅうう・・・メロ・・・・」
「ニア、いい?」
「は、はい・・・・・もっと・・・・もっと下さぁい・・・・・」
体育館にパン、パンと二人がぶつかる音が響く。
同時にニアの切ない声が漏れる。
白い体は惜しげも無く晒され、その色をピンクに変えていた。
メロは激しく腰を振り、ニアの体を思うがままに侵していた。
・・・・そこにある黒いカメラに見せつけるように。
939 :
放課後の補習:2007/02/10(土) 23:35:19 ID:Ib2Yi0uz0
――――――僕は壊した。
目の前の彼女を。
そこに居るのはニアであってニアではない。
それは、僕が壊したニアだった。
Lがこのカメラを通して僕達を見ているかどうかは知らない。
でもいつか壊れたニアを知る日が来るだろう。
Lならきっと気付くはずだ。彼女の変化に。
それでもまだニアの中にLは存在していて。
頑なにワイミーズハウスのナンバー1を守り続けている。
そして僕もまた、二人を追い越す為に生きているのは変わらない。
940 :
放課後の補習:2007/02/10(土) 23:37:33 ID:Ib2Yi0uz0
でも、確かに壊した。僕が壊した。
手に入ったニアは、放課後になると僕を求めてくる。
けれど。
そうじゃない。僕が本当に欲しかったものはそんなものじゃなかったんだ。
失って、初めて気付いたその想いは本当に本当に遠い。
古くなった体育館の窓から差し込む夕日はいつもと同じように静かに二人を染めていた。
行き場を失った言葉はオレンジの光に溶かされ消えていく。
それは、永遠に届かない僕の彼女への本当の想い。
「あ、あ、あ、あぁ・・・メロ・・・・もっと、もっと・・」
「ニア、ニア、ニアっ・・・・・・・っっ!!!」
「あああああああああああぁぁぁぁぁっっっ!!!!」
――――――――君が好きだと。
終わり
941 :
放課後の補習:2007/02/10(土) 23:44:41 ID:Ib2Yi0uz0
以上です。
ようやく放課後シリーズ第一弾の投下が終わりました。
ここまで読んでくださった方、レス下さった方、
本当に有難うございました。
次回は、第二弾、L×ニア
タイトルは『放課後の一時(仮)』です。
いずれこっそりと投下しに来ますので
その時はまたよろしくお願いします。
大量のスレ消費、すみませんでしたorz
ネ申、乙です!
すごくエロなのにすごくセツナイ・・・。
かなり萌え心くすぐられます'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ
次回もすごく楽しみです!!
寝る前にここ覗いた今日の私は勝ち組www
切ない………
力加減のわからなさっぷりがすごくメロっぽい
私事だけど、今日仕事で大きいミスして
へこんでたところを癒されたよ。マジありがとう神!
ネ申乙です!!!
何か、エロと切なさが上手く入り交じっててすごい
最後のメロの気持ちに泣いた
しかし壊れたニアたんに萌えた自分はメロの次に鬼畜w
神乙です!!
最後の一言が切ない・・・(⊃Д`)
それにしてもニアたんのブルマ・・・(;´Д`)ハァハァ
L×ニアも楽しみにしてます!