前スレ
>>1さんスイマセン…前スレは要領オーバーで落ちてしまったので
勝手に立てさせて頂きました。テンプレ見本はうろ覚えな内容ですがorz
・sage推奨、age厳禁、ほのぼのマターリで。 荒らしや釣りはスルー。
・SS、AA、妄想、感想…微エロも多エロも精神エロも肉体エロもなんでもOKです。
・絵師は
>>2の専用お絵かき板へ投稿。
・住民が気分悪くなるようなグロはお断り。空気嫁。
・女の子ニアが苦手な人は回れ右でお戻りください。住み分けましょう。
・"ニアのみ女の子"専用スレです。他キャラの性別逆転はスレ違い。
・次スレは可能なら
>>980が立てて下さい。
2 :
えっちな21禁さん:2006/09/19(火) 20:06:41 ID:weGvM5Ql0
ああっ、もう便意ッ! ぁあ…便意催すっ、便意催しますうっ!!
ベッ、ベンッ、便意便意便意ィィィーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
便便便 便を見ないでぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!
便意ッ!便意イイイイーーーーーーッッッ…便意ッ!
便便便便便便意イイイイイイッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ベッ、ベンッ、便意ィィィッッ!!!
便意便意イッッ!!便意便意ッッ、便意便意便意ィィッッ!!!
おおっ!便意ッ!!ベッ、ベンッ、便意ッッ!!!
私ったら便意催してるうっ ああっ、もう便意ッ!!便意いいいーーーーっっっ!!!
便意イッ!便意ッ!便意便意便意ィィィィッッッッ!!!!
4 :
えっちな21禁さん:2006/09/19(火) 20:07:53 ID:weGvM5Ql0
人
(__)
(__)
⊂(´ω` )つ-、
/// /_/:::::/
|:::|/⊂ヽノ|:::| /」 はいはい うんこうんこ
/ ̄ ̄旦 ̄ ̄ ̄/|
/______/ | |
| |-----------| │
5 :
えっちな21禁さん:2006/09/19(火) 20:08:25 ID:weGvM5Ql0
>>1にあるように
・絵師は
>>2の専用お絵かき板へ投稿。
・絵師は
>>2の専用お絵かき板へ投稿。
・絵師は
>>2の専用お絵かき板へ投稿。
・絵師は
>>2の専用お絵かき板へ投稿。
6 :
えっちな21禁さん:2006/09/19(火) 20:10:36 ID:weGvM5Ql0
>>1にあるように
・絵師は
>>2の専用お絵かき板へ投稿。
・絵師は
>>2の専用お絵かき板へ投稿。
・絵師は
>>2の専用お絵かき板へ投稿。
・絵師は
>>2の専用お絵かき板へ投稿。
すぐに保管庫サイト様と絵板に連絡させて頂きます。
住人の皆様と前スレ
>>1様、勝手な事をして申し訳ありませんでした。
関連スレ、まとめサイト、絵板は
>>3にすべてあります。
>>1 乙!!
昨夜から何度もスレ立て挑戦してたんだが
ことごとく弾かれて焦ってたよ!とにかくお疲れさまです。
>>1乙です!よかったw
このスレが無いと落ち着きません!
早く神々も辿り着いてくださるとよいな…
>>1乙です!スレタイを見つけて安心しました。
前スレ>979です
一通り落ち着いたら新作ss落としますね
ぜひ!!おまちしております!!
前スレで薔薇神が投下途中だったはず…
というわけで神の続きを待っとります!
住民のみなさま乙です YB倉庫番です
倉庫メールくれたのは
>>1さんかな?連絡助かりましたありがとう!
たった2日ほど見ない間にスレ落ちとかよくわからないことに…でも良かった
前スレの1さんからもメールありましたよー
スレのぞこうとしたらいきなり倉庫入りされているわ、
ホスト規制でスレ立てできないわ…でダメダメだったみたいです
で、うちで告知できないかってお話だったのですが…結果オーライですね
YB倉庫のトップページはリンク更新しときました
あと、次スレのために前スレ1さんのテンプレも貼っておきますね
今回は
>>1さんのでいいと思いますよ?記憶だけでそこまで…凄いです ありがとう
女の子ニアが苦手な人は回れ右でお戻りください 住み分けましょう
■スレの趣旨
・sage推奨、age厳禁、ほのぼのマターリで
・微エロ、多エロ、精神的エロ、肉体的エロ…"ニアのみ女の子"ならなんでもOK
■スレの注意
・ここは21禁の隔離板です、スレの話題はこのスレ内に留めること(他スレ厳禁)
・萌え作品投下時はカプ名や内容を書いて、住民の好みでスルーできるように配慮
・萌えスタイルは人それぞれ、スレの趣旨&空気から外れない限りは口出ししないこと
・空気嫁スキルの無いカキコや自演やアラシは徹底スルー、ニアリストらしく冷静に対処
・次スレは
>>980を踏んだ人が立てること
スレ名は「デスノートのニアが女の子だと思い込み続けるスレ」+スレ数
>>1乙です!
昨日から路頭に迷ってました。・゚・(ノД`)・゚・。
辿り着けて安心しました!
倉庫番です
前スレ1さんから、萌スレでここの話題が出ちゃったと聞いたので、
女メロスレの注意書きを参考にして追加してます
あと、ちょっと見やすくしたのと、ニアたんAA追加したwww
3スレ目が大変なスタートになったから、気分一新でまたSS落としにきます
薔薇神や
>>10神の投下が落ち着いたら、マトニア(甘エロ/本番あり)を…
連投すいません では萌え語りドゾー
>>1乙です!!!
わああぁぁああ、良かったです!
ここにも無事に漂着できた住人がひとり…。
神々、お待ちしてます!!
'w´゚ -゚) >1さん乙です!!
スレ立て本当にお疲れ様です!
倉庫神、前スレ1さんもお疲れ様です!
>>1さん乙でした!
前スレ
>>1さんや倉庫神さまもご苦労様です。
たまに過疎ったりもするけれど、このスレはいい人いっぱいで大好きです!
1さん、倉庫番さん乙です
良かったちゃんと辿り着けて
3スレ目おめでとうございます
神様職人様の作品投下期待wktk
YB倉庫番より、倉庫メンテについてお知らせです たびたびすいません
・SS一覧メニュー: 金糸銀糸6〜7を追加、薔薇神本人のリクエストによりシリーズSSのタイトル統一(青い薔薇 紅い薔薇)
・リンク集メニュー: 「関連スレ」に男の子ニアスレ(ピンクのキャラサロン)を追加 ※両方見てる人多いようなので
P.S. 「勝っても負けても」神に質問です。
「勝っても〜」「心の闇に〜」「花、〜」はシリーズSSですが、どういう扱いにしますか?
下記からお好きな方をお選びくださいー。
@タイトル残す+共通シリーズ名(例:金糸銀糸)、Aタイトル統一(例:青い薔薇 紅い薔薇)
倉庫番です
>「勝っても負けても」神
メール連絡どうもです Aタイトル統一して倉庫に反映しましたよ〜
ご確認くださいまし
>>1さん。住民の皆様。倉庫番様。
一昨日、スレッドに512k以上の負荷をかけ、スレストップさせてしまった者です。
あまつさえ、他板を伝言板代わりに使うという愚を犯して
荒らしさんを呼び込む危険を大きくし、大変な事をしてしまったと思っています。
一昨日は帰ってから「自分でスレッドをたてよう」と思い、昨日再びネットカフェに来店し
このスレッドに気づいたたのですが、PROXY公開規制で全く書き込みできず
店長さんに別の回線を使わせて頂いたのですが、それもダメでした。
今日も行ってみましたが、今日も書き込み不可でした。台風の停電の影響らしいです。
それで、某都市のネットカフェに書き込みに来ています。
>>1さん、苦労をかけました。住民の皆様にもお詫びします。
ほんとにほんとにごめんなさい。
余りにも失礼なことをしてしまったので
「荊姫」エピローグは、皆様に許して頂けたら、投下しようと思いました。
しかし私自身、三日後から多忙になり、町内のネットカフェがそれまでに使えるのか判らない為、
それで、失礼は重々承知していますが、今から投下させて頂くことにします。
自分でスレッドを滅茶苦茶にしておいて図々しい、とお怒りの方もあると思います。
ごめんなさい。
半年くらい投下出来なくなるので、今のうちに投下しておきたいのです。
申し訳ありません。
それから倉庫ネ申。タイトル変更ありがとうございました。
それで・・・重ねて図々しいお願いがあります。
「月夜に銀の薔薇」「散ってしまった薔薇の花」「乾いた世界に紅い薔薇」「赤い林檎と青い薔薇」
私もこれらを@タイトル残す+共通シリーズ名にしたいのですが、いいでしょうか?
言葉が足らずにいつも迷惑をかけています。
では投下いきます。旧スレに一つだけ落としてしまったものから、再び始めます。
カップリングは 月ニア で 21禁 ですので、苦手な方はスルーお願いします。
「ライト!」月の名を叫ぶと同時に達し、そのままニアは月の右肩にぐったりともたれかかる。
「ニア…」ほぼ同じく達した月が、そんなニアの白い肩にそっとキスをする。
ベッドの上で二人は、ぴったりくっつけた互いの胸の鼓動を感じながら
絡み合う二本の樹のように抱き合っていた。
互いの身体を抱く二人の腕は、しなやかな枝のようであり
投げ出した長い脚は、伸び広がる根のようだった。
誰かが言ってた。心臓は胸に生(な)る林檎だと。
二人はそのまま動かなかった。動けないでいた。
別れの時が近づいていた。
>薔薇神さま
今回のスレストは神のせいだとは誰も思ってないと思いますよ
512kは総員の積み上げなので、それを言ったら私も同罪です
それより、半年NGですか…
とても淋しいですね
はやく復帰してくださいね
「お会いしたい」
月に連絡が入ったのは10月になったばかりのある日だった。
「はい?」
返事が疑問系になってしまった。
ニアから月に『会いたい』と言ってきたのは初めてだったのだ。月はイギリスに飛んだ。ある決心をして。
ニアが指定したのは、二人が初めて結ばれたあのホテルの同じ部屋だった。
月がノックするとドアが開いた。ニアはいつものパジャマ姿で椅子から立ち上がり、言った。
「何をしても構いません」
「何をしても…って?」
突然のニアの言葉に月は動揺した。
「この間の様に縛りたければそれでもいいです。縄や鞭、蝋燭などを使いたければ
それでもいい。…ただ、スカトロは出来れば勘弁して欲しい所ですが
あなたがどうしてもと言うなら…」
「いや!それは僕も御免こうむる!!鞭と蝋燭も、だ」
月は慌てて言った。(『縛ってもいい』にはちょっと揺れた)
「一体…どうしたんだ?ニア」
ニアは真面目だった。真面目過ぎた。
「隠していてもいずれ判明するでしょうね。はっきり言いますが、
連絡が取れるのは今日が最後です。2日後には私は完全に消息不明となります」
月の頭の中が真っ白になった。
「……どうして……」
「私かメロか、Lの後継者としての決着をつける時期が近づいたんです。
私とメロは次のステップの為、ワイミーズハウスを出ます」
「ワイミーズを出る…?そして、どこへ行くって言うんだ?」
「それは極秘事項です。経歴も抹消され、私達の居場所は杳として知れなくなります」
ニアは慌てるでもなく淡々と言った。業務連絡を聞いているようだった。
「…だから、何をしてもいいって?最後だから記念に?」
「そう取って下さっても構いません」
「いい加減にしろよ!!」
月は叫んでいた。無性に腹がたっていた。
そんな事を冷静に伝えるニアにも、対照的に熱くなってる無様な自分にも。
「どうして…そんな事平気で言える?」
「性分ですから」
いつものニアだった。くるくるした大きな黒目、巻き毛のプラチナブロンド。
確かにいつものニアだった。だというのに、なぜか遠くに感じた。
月は言葉を探し、ようやくの思いで言った。
「…そんなにLの後継者になりたいのか?」
「はい。そうです」
まっすぐに答えるニアに月は言葉を失った。
「私にとってLは憧れであり、尊敬に値する唯一の人間。そして目標です」
ニアはそう言うと、じっと月を見る。
「………………………………………………………結局Lか」
月は静かに言った。
「つまりは僕の一方通行だった訳だ」
そのまま踵を返し、月は部屋を出て行った。
バタンと大きな音を立ててドアが閉まった。
空港は混んでいた。日本へのチケットを買うのに3時間かかった。
月はロビーの椅子に浅く腰掛け、帰路の便の時間を待っていた。
この空港に着いたのは朝だった。あれからすぐホテルに向かったと思ったら
半日も経たないのに、もう空港にいるとは。
「ふ。ふふ。ふはははははは」
おかしかった。
『僕たちは離れられない。離すつもりもない』
リンダにそう言ったのは先月のことだった。
なんの事はない。ただの思い込みだったと言う事だ。
浅く腰掛けたまま、月は組んだ両手を額に持ってきて呟いていた。
「ニア…」
何かに祈る格好になっていた。苦しかった。
『私とメロはワイミーズを出ます』
メロがニアを想っていることは、月には痛いほどよく判っていた。
メロへの嫉妬、Lへの嫉妬、そして、ニアの、別離の宣言が月を苦しめていた。
薔薇神オツです!!
スレの事は仕方ないことで誰のせいでもないですよ。
そ、それより半年ですかorz長いですね・・・
お待ちしてます。
月はポケットから小箱を取り出しどこかに捨てようとした。ニアに用意したもの。
その時、日本へ出発する飛行機のアナウンスが流れた。
これでようやく日本へ帰れると思った瞬間、月は自問していた。
日本へ帰って、そしどうする?
仕事に打ち込んで、そのうちにニアを忘れ、そしていつか新しい出会いがある?
月は即、自答した。そんな事は有り得ない。
ニアは世界にたった一人しかいない特別な存在だった。
観察力、記憶力、頭脳、能力、どれをとっても飛び抜けていた。
だが月の頭に浮かぶのは優秀なニアでなく、いつも手を焼かされている無表情のニアだった。
何を考えているのか判り難く、やきもち焼きで、思った事は衣を着せずに言い、怒りを買う事も多い。
女性の扱いに慣れていた月が初めて無様な姿をさらす事になってしまった少女。
月が初めて惹かれた少女。
月の表情からいつしか憂いが消えていた。大事な事がはっきりしていた。
そうだ。僕はニアを…。
日本への飛行機の便が出立するアナウンスが流れていた。
月は立ち上がり、そして自分の行くべき所へ歩き出した。
ニアはもう帰っただろうか。いや。月は確信していた。
ノックをするとドアが開く。やっぱりニアは居た。この部屋で、月を待っていた。
月が部屋に入るとドアが閉まった。
二人はしばらく何も言わず、見つめあっていた。
最初に沈黙を破ったのは月だった。
「ニアがLを継ぐならそれでもいい。例え地球の果てに行ったとしても構わない。
どこに行っても、僕はニアを見つけてみせる」
月は静かに言った。
「そう簡単には見つかりません」
ニアは静かに答えた。
「僕を試したのか?」
「いいえ。でもこのまま終わってしまう可能性も0(ゼロ)ではないと考えました」
「そんな事、出来る訳ない」
二人はどちらからともなく、互いに腕を回して抱き合っていた。
神…半年効果もあって
お話に切なさ倍増です……
ニアたん(;´Д`)
36 :
24=25:2006/09/21(木) 00:14:58 ID:ruhPu15v0
>>12 >>27 >>32 迷惑をかけてしまった身に、優しい言葉をありがとうございます。
ほんとに救われます…。
では以下 月ニア 21禁 ですので
苦手な方は注意して、スルーでお願いします。
37 :
24=25:2006/09/21(木) 00:16:17 ID:ruhPu15v0
「…今日は…あ、…優しいんですね…ん…」
ベッドの上で肌を重ねて、身体中にキスを受けながらニアが言う。
「…いつもの僕は優しくない…?」
「…は。…あん…ひどい事をするのが好きなのかと…」
「…ひどい誤解だな…」
「…よく言いますね…とてもそうは思えません…あ」
月がニアの口を封じにかかる。
「ふふ…。…ん、…んんっ…。…んん…、…。……ん………ん…………」
甘い口づけの後、ニアが月を見つめる。くるくるした黒目が綺麗だった。
「やっぱりあなたは、ひどい、意地悪です」
「どうして?」
ニアは優しく髪をなでる月から目をそらし、やがて目を閉じてつぶやいた。
「……………………………罰が欲しいときに限って………優しい………」
「ニア…」
月はニアの頭を胸に抱いて、プラチナブロンドの巻き毛にキスした。
薔薇神キテター!!!!
続き再開嬉しいです。
半年も新作読めなくなるんですか…サミシス。
そして引き続きwktk
部屋に備え付けてある冷蔵庫を開け、月はベッドを振り返った。
ニアが月の優しい愛撫に息を切らして横たわっていた。月は氷を取り出した。
月は氷を口に含むとベッドに寝ているニアを頭上から覗き込み、口移しで氷を与える。
「ん…」
お互いの口を行き来して氷はすぐに融けた。いくつか氷が融けてしまうと
そのまま互い違いで月はニアの首筋に、ニアも月の首筋に、キスしていた。
やがて月はニアの胸から、脇、お腹へ、そして下腹部の茂みへ辿り着き、
濡れたニアを確かめた。舌で。唇で。ニアも月自身を咥えて、舌を這わていた。
月はニアと絡まったまま、ごろんと回転して自分が下になった。
「んっ、んっ」
肘をついて一生懸命月をほおばり、しゃぶっているニアの、全てが可愛いかった。
「そうだニア。胸を見せて」
月は起き上がり、ニアを抱え起こすと膝立ちにさせ、
実りつつある、ふたつの白いふくらみを存分に味わった。
「はぅ…んっ…ふ…うぅ…ぁ、ああ…ん…」
極上の甘い喘ぎ。これが聞きたかった。
月はニアのなめらかな背中を愛撫しながら、やがてまるいお尻のあいだに指をすべらせていき、
そしてゆっくりと花弁に指を這わし、巧みに動かした。淫靡な蜜の音が響く。
「は…あ、ああっ!あぁあん!!」
月の両肩に手を置いていたニアが、膝で立って居られなくなってぺたんと座り込む。
その口の端から涎が流れており、見ていて月は、ニアが可愛くてもう堪らなくなった。
ニアを抱き寄せて、涎を舌で受け止めそのまま舐め上げると
ニアの口に舌を挿し入れ、深く、深く、口づける。
「ぇ……んぅ、むゅ、んんぅ!…ぇ、ん…」
口の中を滅茶苦茶に犯されながら、ニアはがくがく震える腕を月の背中に回す。
「おいでニア」
耳元にそう囁いて、月はニアの両ももを開くと
その細い腰を抱き上げ、ゆっくり自分自身にニアを沈めていった。
「!!ライト、あ!あん!ぁん!!ああぁん!!ライト!!」
二人は汗にまみれて律動し、ぴったりくっついたまま抱き合って、達した後も
いつまでもそのままで、離れられずにいた。
「夜神月」
ニアが語りかける。月は眠っていた。
「あなたの力は分かっています。でも今度こそ、
私は全力であなたから遠ざかります。それが私の罰」
月が目を覚まさない事を確かめると、ニアは続けた。
「私があなたに会いたくなかったのは、笑顔を見られたくないためだと
言いました。でもそれだけじゃない」
月は眠っている。
「夜神月。私はあなたにずっと嫉妬していました。会う前から。Lから『初めての友達』の話を
聞いた時から。Lが人の事を、そんな風に話した事はなかった。
でも、実際にあなたに会って、あなたが、いつも、何か、抑えている様子が気になった。
あなたには力があり、それを出し切りたいのに制御しなければならない。そんな印象。
私はそれを確かめたくて、あの雨の夜、あなたの泊まるこの部屋に向かいました」
そこまで言って、ニアは顔を歪めた。
「私は正しかった。あなたはLの同類だった。私は間違っていた。あなたはLとは全然違う人間だった。
私はあなたにLを見ていたから、あなたに抱かれに来たんです…!」
「でもそれは罪深い行為でした。そのことに気が付いたのは終わってからでした」
ニアは俯いた。
「私は、自分のしたことに驚き、恐れ、してしまった事を悔やみ…二度とあなたには
会うまいと決心しました。なかった事にしようとしたんです。でも…できなかった。
次の日あなたが来てくれた、ただそれだけの事が嬉しくて」
ニアは再び、眠っている月を見た。
「結局私が知りたかったのは。最初から夜神月に強く惹かれていた自分自身。
私はただ、あなたと二度と会えなくなる事を恐れて、あなたと繋がりたい一心であの夜、
この部屋まで来て、あなたと身体を重ねたんです。
…………懺悔はこれで終わり。苦しかった。でも幸せでした。…さよなら。夜神月」
ニアはそっと月に顔を近づけ、月の唇に触れるか、触れないかのキスをした。別れのキス。
「あとひとつ、あなたが知らなかった事があります。もう、ずうっと、私はライトを愛」
「知ってる」
月が、まっすぐにニアを見つめていた。涙のこぼれる、大きな黒目がちの瞳を。
「でもその言葉は、僕から先に言わせてくれないか」
日はまだ昇っていない。辺りは暗く、ワイミーズハウスの裏庭のバラの香りがたちこめている。
月はタクシーを待たせ、裏門の近くでニアを待っていた。ニアは来るだろうか。
約束の時間になった。裏門が開いた。果たしてニアは来た。月の胸がときめいた。
いつものパジャマ姿じゃなかったのだ。そう、月は粧裕に相談し、女性向けの
ファッション誌で勉強し、ニアに似合う洒落た流行の服を送っていたのだ。
だが・・・・・・・・・・・・・。しかし・・・・・・・・・・・・・。
「…ニア。その服は?」
ニアが着ている服は月が送ったのとは全然違うものだった。
「Lからです。日本の流行だと聞きました」
袖の膨らんだ黒いブラウス(襟だけ白い)にすその広がった黒いスカート
それらをフリルのついた白いエプロンが覆っている。
そして足元は白い靴下にエナメルの黒い靴。極め付けに頭にはフリルの付いた、白いカチューシャ
実用的な機能よりも見た目を重視したその服は、いわゆる「メイド服」だった。
月は頭を抱えた。
・・・・・・L・・・・・・お前という奴はどこまでも・・・・・・。
「……変ですか?……やっぱり」
そんな月の様子にニアが声の調子を落とす。月は慌ててニアに向き直った。
「いや、そういうことは……」
月は改めてニアを見た。メイド服のニアを。『変ですか』だって?
いや、そういうことは…全然、なく……むしろ……とても……とても………
『くそっ、やられた!Lめ…こんな屈辱は初めてだ』
負けず嫌いの月の本音を代弁し、短くまとめると大体次のようになる。
L、GJ!!
まじまじと満足そうに見つめる月にニアが言う。
「じゃあとっとと行きましょう。約束ですから」
『何をしてもいい』あれから。ニアが最初に言ったその言葉がまだ有効な事を確かめると
月はニアがワイミーズを出立する前のデートを申し込んだのだった。
「そうだな。ニアはどこに行きたい?なんなら駆け落ちしてもいい」
「疲れているので嫌です。あれから何回したと思っているんです?
それに、願い事を聞くのは一回捕まえるごとに一回です」
「そうだったな。じゃあ夜神ネイトになった際は、あんな格好やこんな格好もしてもらえるんだ?」
「……やっぱり、ひどい事が好きなんじゃないですか……。でも私は簡単には捕まりませんよ?
あなたに退屈させるつもりは、ありませんから」
「確かに、ニアが相手ならもう退屈はしない」
そして月は、ニアに手を差し出すと真面目に言った。
「それではネイト姫。お手をどうぞ」
「格好つけても、あなたは、ただの、クレイジーな、夜神月です」
ニアはそう言いながらも、月の手を取り真面目に答えた。
「私もあなたと同じです。ライト王子」
ちょうど昇ってきた朝日が、二人の薬指のエンゲージリングに反射していた。
二人は車に乗り込み、二人を乗せた車は静かに走り去っていった。
ワイミーズハウスの裏庭では四季咲きのバラが、二人を祝福するように咲いていた。
荊姫
「発熱」
「糖蜜」
「憂鬱」
エピローグ 〜「蜜月」〜
終
>>39さん
ありがとうございます。ほんとに、これだけ迷惑かけておいて
そう言って頂けるなんて、私は幸せ者です…
拙いSSを読んで下さった方々、ありがとうございました。心から感謝します。
旧スレの
>>1さん、現スレの
>>1さんあなた方のおかげです。ありがとうございました。
それから、倉庫神にはご迷惑のかけ通しでしたね。
パソコンの勉強が不十分なため、メールも送れない身ですみませんでした。
あと、いつもエロっちいニアたんでごめんなさい…。
…ちっともストイックにならないうちのニアたん……orz……
YB倉庫にご迷惑をかけていやしないかと(苦情とか)、その事は心配してました…
遠くからこのスレの繁栄を願っています。では半年後、また
神乙でした!
神のSS大好きでした!今回もハッピーエンドでよかったです!
そして半年ですか・・・orz
待ってますので!!
ところで私
>>10ですが、
>>1さんや前スレで薔薇神様にも声を掛けていただいたので今から落とします
倉庫神様も待って下さってるようですので・・・
今回かなり長文になり、スルー組の人達にはご迷惑おかけします
ワイミーズねた(メイン・メロニア)
稚拙な素人SSでほとんどエロなし
空気合わない方はスルーでお願いします
50 :
黄金の騎士:2006/09/21(木) 04:43:22 ID:wRtekn4E0
「子供達の様子はどうですか?」
捜査していた事件を解決し、Lとワタリはワイミーズハウスへと立ち寄っていた。
まずロジャーの執務室へ顔を出したLだが、やはり自分の後継者候補達が気になるらしい。
「ええ、皆元気にやっていますよ。」
ロジャーは目を細めながら穏やかな表情で言ったが、ふとそれを曇らせながらLの方へ顔を向けた。
「ただ・・・ニアはまだうまく馴染めていないようです。成績に関しては抜群に良いのですが、どうもコミュニケーションがうまくないので。周りの子も気に掛けてはくれているのですが。」
「そうですか。」
Lはある程度その答えを予想していたように感じられた。
そこへ荷物を片付けたワタリが入ってきて言った。
「子供というのは何か少しのきっかけがあれば、すぐに打ち解けて仲良くなるものですよ。」
「確かにここの子供達は何かしら事情があって集まった訳ですが、特にニアは大きな問題がありましたからね。」
Lはどうしてもニアのことが心配になってしまう。
ロジャーも同じ様に少し考え込んでいる。
そんな二人を見て相変わらず穏やかな表情のワタリは、こう切り出した。
51 :
黄金の騎士:2006/09/21(木) 05:00:26 ID:wRtekn4E0
「では、久しぶりに皆を外へ出してやってはいかがですか?そうですね、表向きはサバイバル等野外生活の為の合宿ということでキャンプなどしてみては。」
「キャンプですか、それはニア向きではないですね・・・」
ロジャーは心配そうに言うが、
「そこがいいんですよ。ニアにとって不得手な部分は人に頼らざるを得なくなりますからね。どうでしょうか、L。」
「試してみる価値はありますね。ただ、大勢で行くのなら私とワタリが顔を出す訳にはいきませんので。」
「かしこまりました。準備は私のほうで進めますのでご安心下さい。」
「ええ、お願いしますロジャー。」
Lはそう言うとメロのことを思い浮かべた。
ニアがハウスへ来た時最初に言葉を交わし、ニアのことを気に掛け、機転が利き行動力溢れる頼りになる少年、そしてその時、ニアのことを託した彼のことを。
そのキャンプ場はウィンチェスターの郊外にあり、それほどハウスから離れてはいなかった。
一般にも開放されているので、ハウスの子供達以外にもアウトドアを楽しむ家族などがそこで過ごしていた。
52 :
黄金の騎士:2006/09/21(木) 05:28:30 ID:wRtekn4E0
しかし、ただのボーイスカウトくらいにしか見えないハウスの子供達が、将来Lを継ぐ為に教育されている『選ばれた子供達』であることは誰からも想像されるものではなかった。
「暗闇の中で隊からはぐれてしまった場合、二人以上いるならばまずお互いの体をロープでつないで下さい。そして迂闊に動くことは・・・」
「おい、メロ、暗闇でつなぎあうだって。女の子相手なら最高だな。」
「何言ってんだ、先生に聞こえるぞ。」
相変わらずの調子のマットに苦笑いしながらも、メロはついニアの方を見てしまう。
いつも通り大して表情も変えず、ただ先生の言う事を聞いているニアは、とても女の子らしは見えなかった。
その上、それまで成績が一番だったメロにとって、その座をニアに奪われてからは男女としてではなく同等のライバルとしてニアのことを見ることが多くなっていた。
男子はテントの設営とキャンプファイヤーの準備を、女子はシチュー作りとバーベキューの準備をしていた。
二人でテントのロープを張りながら、マットがメロの声を掛けた。
「メロ、あれ見てみろよ。リンダのバーベキューものすごい大雑把だな。」
薔薇神乙!!
最初はハラハラしてしまいましたが二人になりのハッピーエンドで!
ストイックにエロっちくて
働かないメイドコスニアたんデラモエスw
月ってやっばり相手に本気になるとこんな感じですよねw
そして新たな神
続きをどうぞー
54 :
黄金の騎士:2006/09/21(木) 05:55:06 ID:wRtekn4E0
「ああ、とてもハウスきっての芸術家の作品とは思えないな。」
「何か『ひとつの才能を輝かせる為には他の多くのものを犠牲にしなくちゃいけないのよ』とか言ってたぜ。」
「そうか、料理と芸術って何か通じるものがあると思ってたけど・・・」
メロが独り言のように言いながらロープの端を地面の杭に結んでいると、
「おい、おいメロ!あのニアのシチューすごくないか!?」
見ると、ニアは器用そうに野菜の皮をむき、計ったかのような正確さでそれらを切っていた。周り子供達はそれをただ眺めているだけであった。
鍋の中には見ただけでヨダレが出そうなシチューが、作りかけとはいえ、ひときわ目を引いていた。
「ニアって料理上手だったんだな。」マットが目を輝かせている。
「ま、まだ食ってみないとわかんねぇよ!」ニアは何故か不機嫌だった。
盛大なキャンプファイヤーの炎の周りで、皆がお互いの健闘を称えながら食事を始めようとしていた。
「ニア、おまえって料理得意だったんだな。」
何気にニアの隣に位置を取ったメロが声を掛ける。
55 :
黄金の騎士:2006/09/21(木) 06:13:21 ID:wRtekn4E0
「すごいね、ニア。このシチュー見た目プロ顔負けだよ。」
これまたニアの反対側の隣にマットが座る。
「いえ、一人で料理をしたことはありませんが。」
「えっ・・・」「うそ!?」二人が同時に声を上げる。
「レシピというマニュアルさえあれば、食材というピースを組み合わせたパズルの様なものですから、簡単だと思いますが。」
『・・・料理できる女の子ってもっと可愛げがあるものだと思ってたけど・・・』
メロは心の中でそう思いつつ、気を取り直しシチューを口に入れた。
「・・・?・・・!!な、何これ」
横ではマットがむせ返りながら言った。
「ニ、ニア・・・このシチュー味見した?」
「はい、問題ないと思いますが。」
「これ、スパイス効きすぎなんてもんじゃないよ、って何で平気でたべてるの!?」
56 :
黄金の騎士:2006/09/21(木) 06:27:31 ID:wRtekn4E0
「いえ、レシピの『少々』というのがよくわからなくて。きちんと分量」で表記していればよかったのですが。」
「いや、だからそんな問題じゃないんだけど・・・」
マットが絶句している中、メロは一人つぶやいていた。
「人も料理も、見た目じゃわからないな・・・」
テントの中で横になりながらメロはなかなか寝付けなかった。
側ではマットがスヤスヤと寝息を立てている。
『よく考えたら、コイツもよくニアに絡もうとしているよな。やっぱどこか気になるところがあるんだろうな・・・
まっ、コイツ女好きだからオレとは違うか・・・』
ふとテントの側を人が通る気配がし、メロは窓から外を覗いた。
外はうっすらと星明りが照らすのみで、月のない新月の夜だった。
その闇の中を隣の女子のテントから人が出て行ったようだ。
片手に懐中電灯を持ったその人影は川沿いのほうへ消えようとしていた。
57 :
黄金の騎士:2006/09/21(木) 06:44:59 ID:wRtekn4E0
『ニア?』
一瞬、白のスウェットスーツが見えた様な気がして、メロは懐中電灯と傍らに在ったロープを掴みその人影を追った。
「あ、メロですか。」
ニアはさほど驚く様子もなく慌てて追ってきたメロに対して言った。
「どうしたのですか?」
「いや、どうしたって・・・こっちが聞きたいよ。こんな真っ暗な中。」
「他の人を起こしたら迷惑だと思ったので。明日になったらまた集団行動になりますので。」
「でも、女の子一人でこんな中、怖くないのか?」
「はい。このあたりはオオカミ等、危険な野生動物は生息していないらしいので。」
「いや、そうじゃなくて・・・ま、いいか。せっかくだから付き合うよ。それでどこへ行こうとしてたんだ?」
「私の大切なお守りが無くなり、おそらくシチューを作っていた川沿いが怪しいと。シルバーなので少しでも光が当たれば気づくとおもうのですが。」
「ライトを持ってきて正解だったな。一緒に探してやるよ。」
「ありがとうございます。でも何故そこまでしてくださるのですか?」
58 :
黄金の騎士:2006/09/21(木) 06:56:59 ID:wRtekn4E0
「何故って・・・仲間だからに決まってるだろ?当たり前じゃないか。」
「はあ、そういうものなのですか・・・」
『ニアはいったい今までどんな境遇で育ったのだろう』
メロはニアのあまりにも感情の抑揚の無さに不安を感じつつ、そう思わずにはいられなかった。
「あった、これです。」
「よかったな、ニア。でもこんな無茶してまで取りに来るほどのお守りって一体・・・」
「実はこれは私が幼いころに母からもらったものなのですが・・・」
「何だ、誰かいると思ったらガキが二人か。」
「!?」不意に背後から声を掛けられ、二人ともその場から飛び離れ、後ろを振り返った。
そこにはライトの代わりにウィスキーのボトルを持った、いかにも酔っ払った中年の大男が一人立っていた。
「よくみりゃ一人は女じゃねえか。まったく、ヒック、このマセガキどもが・・・」
59 :
黄金の騎士:2006/09/21(木) 07:07:37 ID:wRtekn4E0
「ニア、行こう。」メロはニアの手を引き、その場から離れようとする。
しかし呆然と立ち尽くすニアは、目を大きく見開きガタガタと震えその場からうごけないようだった。
さっきまでの平然とした姿は一欠けらも無い。
「ニア、しっかり!さあ、行こう!」
メロは無理にでもニアの手を引き連れて行こうとしたのだが、その大男が手にニアのお守りを持っていることに気づき立ち止まった。
「ヒック、何だこりゃ。」
「それはニアのだ!返せ!」
メロはお守りを掴み取ろうとしたが、大男に避けられてしまった。
「だめだ、だめだ、こいつはたった今から俺様のものだ。」
メロはとっさにどうするか考えていた。知恵だけなら並の大人には決して引けはとらないが、腕力はこの大男には敵いそうも無い。
「ヒック、お嬢ちゃん、可愛いじゃねえか。そんなに怖がらなくてもいいぜ。」
その大男がニアの方へ近づいて行ったとき、メロの頭の中は最早カラッポになっていた。
60 :
黄金の騎士:2006/09/21(木) 07:21:58 ID:wRtekn4E0
「やめろ!」大男に掴みかかるメロ。
「何だ、このガキ!」
大男はメロを放り投げると、またニアの方へ向いた。
今度はメロが大男の足へタックルを仕掛ける。
しかし酔ってフラフラなはずの大男だが、倒れることなくメロを蹴飛ばす。
何度も何度も大男へ挑み掛かるメロは、時折地面に落ちたライトの光を浴び、振り乱す髪は黄金色に輝いていた。
ニアはそれをじっと見つめながらも、ある恐怖から、体が動こうとはしなかった。
どの位経っただろうか、さすがに疲れをみせた大男がふとバランスを崩した拍子にメロのタックルが決まり、倒れこんだ際に背中を地面に激しく打ちつけた大男はそのまま呻き声を上げていた。
その大男からお守りを取り返すと、メロはニアの手を取って、急いでその場から離れた。
ライトを持ってくるのも忘れ、真っ暗な中二人は大きな木の根元に座り込んだ
61 :
黄金の騎士:2006/09/21(木) 07:39:55 ID:wRtekn4E0
ニアはメロの腕にしがみついていた。まだ震えが止まらないようだ。
「大丈夫か?」
しがみつかれた腕がさっきの乱闘のせいでひどく痛むのだが、それを表に出さず気遣った。
「もう少し・・・もう少しこのままでいて下さい・・・」
例え拳銃を突きつけられても顔色を変えないのではないかと思ってたニアが、こんなに弱々しく震えてオレにしがみ付いている。
その時、ふとLの言葉が浮かんだ。
『メロ、あなたは男の子です。男の子が女の子を守るのは当然のことですよ。』
これからようやく、その言葉を実行できそうだ。
メロは少し安心しながら、そう思った。
『こんなにしがみついてくれたら、このロープはいらないな。』
昼間の授業を思い出し、腰に巻いたロープに手を掛けようとしたメロは、その手でニアの肩を抱いてやりながら夜が明けるのを待つことにした。
ふと頬に木の葉からの雫が当たり、メロはハッと目を覚ました。
辺りは白々と夜が明けようとしていた。どうやら寝てしまっていたようだ。
62 :
黄金の騎士:2006/09/21(木) 07:55:31 ID:wRtekn4E0
「ニア?」側にニアが居ないのに気付き、メロは慌てた。
『ロープをつけた方が良かったか?いや、自分の意思で外したら一緒だ。』
「ニア、ニアー。」
大声で呼びながら辺りを探そうとすると、すぐ側の茂みからニアがズボンの両端を上げながら出てきた。
「!?」一瞬、表情をこわばらせるニア。
「ニア、よかった。どこへ行ってたんだ?心配したよ。」
「い、いえ、ちょっと・・・そこの川の水で顔を洗おうと・・・」
その割にはちっとも顔や髪は濡れておらず、その代わりにやけに顔を赤らめながらニアは言った。
『何か知らないけど、照れてるニア、とてもかわいいな・・・』
「それよりメロ、夕べは本当にありがとうございました。おかげでお守りも無事で」
「ああ、よかったなニア。って、あ!」
メロが驚きながら見つめる先には、生い茂った木々の隙間から皆のテントが見えていた。
63 :
黄金の騎士:2006/09/21(木) 07:58:59 ID:wRtekn4E0
「結構近くだったんだな、さあ戻ろうか!」
夕べみたいに手は繋いでなかったが、以前より近い距離で並びながら二人はテントへと帰っていった。
−<おまけ>へつづく−
ほんとに長々とすいませんでした。
もしもこんな駄作でも、希望があれば後日おまけを投下します(5〜6スレ位)
本当に失礼しました。
ちびっこメロニアかわいい!
メロいっちょまえにカッコヨスww
だから騎士なんだね!
神乙!おまけ見たいです!
薔薇神乙です!!
メイドニアいいですねwww
何気に本編と絡む月の台詞が…ニヤニヤしならが読みますた。
騎士SS神乙です〜!
前スレでキャンプリク出した者です!
嬉しい〜〜www
チビメロカッコヨス…おまけ直ぐにでも読みたいです。
>茂みから出てきたニア
もしかして…(*´∀`)タハァ
薔薇神・・・神の書くエチシーンエロ可愛いしウマー
ヤバイです!そしてLはやはり 変 態 だった!メイドWWW
黄金騎士・・・おっさんGJ!!!ニアになにするつもりだったのか
メロかっこいいぞ いいなあこうゆう関係・・・
新スレ立ってたんだね、
>>1さん乙です!
早速SSいっぱいで幸せ(*´∀`*)
前スレのAdolescenceの続きがいつか読めますように*・゜゚・*
神ガンガッテ下さい
去年個人的に楽しむために作った
パソゲーの女の子をニアっぽくコラした画像をうpしたいんだが、
UPろだ借りて投下すればいいんだろうか・・・
教えてちゃんでスマソ・・・ 今日このスレを見つけて舞い上がりましたw
専用おエビにうpしてみては?
800×800までですが…
>>71エロゲですかね元絵?違ったらスマソ
この角度といい、ポーズといいw
ツボついてらっさる
>>69 ほんのちょっとさかのぼるだけでいいから過去ログ読みませんか?
>>3や
>>15に専用絵板のURL書いてるから・・・
前スレで、『絵は好き嫌いあるから萌えスレ同様に絵板で扱う』って
話になったんだよ これからは注意してね
さらに言うと壺の専用ブラウザ?だと、
例えみたくなくても自動的に見えてしまうから
なんだそうです。自分は詳しくないので分かりませんが…
コラって言うのが取り扱い微妙ですね。
自作絵なら絵板へと言えるけどコラは既存のものだし…
うpしたら絵板にそのアドレス張りつけて書き込むとか……
めんどくさいかもですがね…
薔薇神、乙です!!
こっちのニアたんも幸せになってウレシイ。
しかも…メイドwwL、GJ!!
月でなくとも思わず『くそっやられた!!』ですよww
ネイト姫、にも何だか萌へました。
半年。。。寂しいけどお待ちしてます。がんがって下さい。
騎士SS神、乙です!
メロのナイト、カコイイ&カワイイ〜!!
そしてちらちらと絡んでくるマットにもなぜか萌ww
茂みから出てくるニアたんカワユス。。。何してたのニアたんww
>>68 あの続き待ってる仲間ハケーン。嬉しい〜。
ネ申、お待ちしております〜!
昨日画像upした者です
すいません、コラって言うのが微妙で、絵板に貼り付けるのがどうも抵抗あったので
そのままupしました
消します すいません
デスノ板のコラなら萌えスレでも抵抗ないからよいんでは?
それ以外は絵板って気がする。
最近は絵師も降臨してるしね。かんばってください。
初SS投下してもいいですかね??
続きもの予定でちょっと長くなるかもしれないんですが。
エロ少々のメロニアです。
初なのでスレ汚ししたらスミマセン・・・
79 :
雨音:2006/09/23(土) 02:12:07 ID:fHHwd1Bd0
雨は嫌いだ。
外で遊べない、だから退屈だ。
それに、僕にとって決していい思い出ではないから。
雨音が強ければ、より鮮明に記憶が蘇る。
そんな気がして。
だから雨は大ッ嫌いだ。
ニアは天気なんか関係ない。
こんなに雨が降っていようと、彼女の生活リズムは狂わない。
今日も遊戯室で一人黙々とパズルとにらめっこだった。
80 :
雨音:2006/09/23(土) 02:14:55 ID:fHHwd1Bd0
「ニア」
振り向かないと分かっていて呼びかけた。
やはり僕を見ることなく、小さくはい、と言った。
僕はニアが嫌いだった。
いや性格には苦手なのかもしれない。
振り向かない背中も、誰にも開かない心も。
全てが僕と違いすぎて、嫌いだった。
いくつかあるうちの、一番遠いこの遊戯室はニアのお気に入りだ。
そして知ってか知らずか、いつの間にかニア一人が日常的に使う部屋になってしまっている。
誰も来ないのを知っていた。
81 :
雨音:2006/09/23(土) 02:19:07 ID:fHHwd1Bd0
何故だろう、僕は部屋の扉を閉め、鍵も閉めた。
鈍い音が微かに響いて、ニアがはじめて僕を見た。
「・・・メロ」
「何だよ」
「どうして鍵を?」
ニアが怪訝な顔をしている。
その顔が僕はなぜかとても気に入った。
「・・・別に・・・」
僕はニアをとても困らせてやりたい気分だった。
こんな気持ちは彼女にだけだった。他の誰にもこんな意地の悪い気持ちは持った事はない。
82 :
雨音:2006/09/23(土) 02:23:07 ID:fHHwd1Bd0
案の定ニアはすぐにまたパズルを再開させる。
それでいい。
僕の事なんて空気みたいにまるで気にしない。
でもそれでいいんだ。そんなことはとっくに慣れた。
僕はニアを通り過ぎて窓辺に立って外を見た。
雨の日は僕は気が狂いそうになる。
雨音はますます強くなっていた。
窓ガラスにバラバラと音を立てて、まるでこちらに向かってくるようだ。
僕をガラクタみたいに捨てたあの女と、あの日を思い出す。
僕はあの日に一度人では無くなった。
83 :
雨音:2006/09/23(土) 02:25:14 ID:fHHwd1Bd0
そしてまたこの場所で人間に戻れた。
誰かに必要とされるのは心地よかったし、何より嬉かった。
ぼんやり外を見つめていて、またニアに視線を戻した。
僕はいつからここに立っていたんだろう。
ニアが睨んでいたパズルは既に形を成していて、完成されようとしていた。
そして、屈んでいたニアのパジャマの胸元から、本当に少しだけ小さいふくらみが見えた。
『うわ・・・ッ??』
心の中で一瞬叫んでしまった。もしかしたら顔が赤くなったかもしれない。
でも、ニアには気付かれなかった。
「メロ」
ふいにニアが僕を呼んだ。もちろん視線はパズルにあるままで。
84 :
雨音:2006/09/23(土) 02:26:46 ID:fHHwd1Bd0
「何?僕と遊ぶ気になった?」
「あなたは雨が降ると、そうして何か考えるんですね」
心臓が、ドクンと音を立てた。
『僕はいつまでこうやってこの記憶を引きずるんだろう・・・』
「はぁ?何言ってんだよ?」
僕はとても酷い顔をしたらしい。ニアが珍しく見つめていた。
「気にしたのなら謝ります」
『パチン』
最後のピースを埋めた。
85 :
雨音:2006/09/23(土) 02:27:48 ID:fHHwd1Bd0
完成したパズルを持ち上げて、ニアは立ち上がった。
僕に背をむけそのまま扉の方へ向かう。
「ニア?」
「部屋に戻ります」
その言葉に、チクリとした。
「僕がいるからか?」
苛ついて力任せに彼女の腕を引っ張った。
ニアはバランスを崩してパズルを落とした。
「・・・違いますよ。ただ飽きたんです」
「何に」
「パズルにきまっているでしょう?」
僕らは数十センチしか離れていないくらい近くにいた。
なのにニアは僕の顔すら見ない。
86 :
雨音:2006/09/23(土) 02:31:27 ID:fHHwd1Bd0
「だったら他の遊びをしよう」
僕はニアが嫌いだ。
だから僕はニアの腕を思い切り引いて、無理やり唇同士を押し当てた。
わざとニアの嫌がる事をしたんだ。
ニアはひどく驚いて、目を更に大きくさせて僕を見た。
「・・・ッロ!!やめ・・・」
力で敵う訳なんてないのに、ニアが僕を突き飛ばそうと必死に抵抗した。
僕はそれがなぜか切なかった。
後ろ手に両手を掴んで、もう片方の手でニアの顎を押さえた。そうして僕は開いた口に舌を割りいれた。
「・・・ンぅ、ぁ・・・、や、だ・・・」
ニアが僅かな唇の隙間から抵抗する言葉を発したけど、それは僕にとっては心地よかった。
逃げるニアの舌を追いかけて、捕まえて犯した。
ニアは抵抗を諦めたのか、ぎゅっと目を瞑ってはいたものの、その腕に力があまり無かった。
87 :
雨音:2006/09/23(土) 02:33:21 ID:fHHwd1Bd0
そしてその場にガクンと崩れそうになる。
僕は何故かニアを庇って、腰に腕を巻きつけ抱きしめた。
嫌いな筈なのに。
何故かとても・・・愛しかったんだ。
ゆっくり膝をつき、僕らは座り込んだ。
ニアはずっと目を瞑っていた。諦めていたのかもしれない。
僕が飽きるのを待っていたのかも・・・。
暫くして、息苦しそうにはぁ、と隙間から溜息を付くと、二人分の唾液が端から零れた。
無意識にニアの顎に伝うそれを僕は舌で舐め取った。
それで初めて唇を解放した。身体は抱きしめたままで。
88 :
雨音:2006/09/23(土) 02:34:32 ID:fHHwd1Bd0
「・・・ニア・・・」
嫌いな筈のニアは、とても甘い味がした。
僕よりずっと柔らかい体はまるで溶けてしまいそうに熱かった。
ニアは僕の肩にぐったりともたれ掛り、肩で息をしていた。
「苦しかった・・・?」
「・・・は、い・・・」
僕は抱きしめる腕の力を更に強くしてしまう。
どうしてか自分でもわからない。
嫌いなニアが僕の腕の中にいるのに。
「どうして・・・・、こんな事を・・・」
ニアは呼吸を整えてから僕に聞いた。
僕はニアの耳元で小さく呟く。
「ニアが、嫌いだから・・・」
89 :
雨音:2006/09/23(土) 02:36:11 ID:fHHwd1Bd0
けれど裏腹に、ニアが愛しくて堪らなかった。
心の中のどこかで彼女を独占したくて堪らない。こんなニアは誰一人として見せたくなかった。
「メロ、私が嫌いなら・・・殴ればいいでしょう。あなたは滅茶苦茶です・・・」
ニアは身体を引き離そうと、ぐっと僕の胸を押した。
僕はもう一度ニアにキスをする。
やっぱり甘かった。
今度はさすがに直ぐに逃げられた。
ニアの目を見ると、僅かに熱っぽく涙が滲んでいた。今にも零れるんじゃないかと思った。
「全部壊してしまいたくなるんだ、ニアを見てると。嫌いで堪らないんだ・・・きっと」
瞬きして、ついに涙が落ちた。その頬すら僕は舐め取ってしまう。
「ニアも僕を嫌いだろ?」
90 :
雨音:2006/09/23(土) 02:40:35 ID:fHHwd1Bd0
僕は期待していたんだろうか?
いや、彼女は僕を嫌いなはずだ。だから今まで・・・。
でも。
「私は、メロを嫌いなんて思っていません・・・」
ニアは小さく僕の目を見て呟いた。
雨の日は嫌なんだ。
けれど雨はいつの間にか勢いがなくなり、遠くの空は僅かに晴れ間が見えるようだった。
おわり
・・・続いても良いですか??ゴメンナサイ・・・orz
91 :
雨音:2006/09/23(土) 02:43:35 ID:fHHwd1Bd0
スゴクメロ視点すぎてニアスレに落としていいものか…。
スレ汚し申し訳ないです。
もし許していただけるようでしたら続きもそのうち投下させて頂きますね。
新しい神乙です!
女の子ニア前提のお話なら桶でしょう
続き楽しみにしてます!
おお、新しい神乙でした
私もほとんどメロ視点ですが、図々しく落としてますよww
というわけで
>>63です
おまけ、いきます
黄金の騎士の続きですので、NGだった方はスルーして下さい
以下チラ裏で・・・
『黄金の騎士』読み返すと、誤字がいっぱい・・・orz
次からは気を付けます
>>66 >>75 ご想像の通りですw
94 :
黄金の騎士:2006/09/23(土) 05:49:33 ID:YkpRxvV00
先生のテントにて、何故怪我だらけなのかと、懐中電灯がなくなっていたのかについて散々問い詰められていたメロだが、最終的にはうまくごまかして釈放されることに成功した。
『あんな無茶したことなんて言えないよな・・・』
そう思いながら先生のテントを出たメロは、その少し先の方に女の子が一人、立っているのが見えた。
ふちが長めの麦わら帽子を深々とかぶり、真っ白なワンピースを着たその少女は、そのワンピースに溶け込んでしまいそうな位の白い肌ときれいなプラチナブロンドの髪を持っていた。
『ま、まさかあの子は・・・』
「ニ〜アちゃ〜ん!」
そこへマットが駆け寄ってくる。やはりその女の子はニアのようであった。
『何がニ〜アちゃ〜んだ、マットの奴。そ、それにしても・・・ワンピースというか、あんなスカートで女の子らしいニアは初めてだ・・・』
メロは固まってしまい、ニアの方へ近寄って行くことも出来ない。
それに比べ、マットはいつもの調子で、
「やっぱ似合うよ!ニアもたまにはこういう格好をしなくちゃ!」
95 :
黄金の騎士:2006/09/23(土) 05:51:16 ID:YkpRxvV00
「いえ、私はこういうのはダメですね。服を汚してしまった私に、たまたまリンダが貸してくださったから着てみたのですが・・・」
実はリンダの好みからかけ離れたこのワンピースはマットが用意したものであって、どうにかしてこれを着せたかったマットは様々な作戦を立てていた。
しかし、ニアが自分から服を汚してくれたので(夕べの一件で)、急遽リンダに協力を依頼し、そのワンピースを着せることに成功したのであった。
「しかしもったいないよ、こんなにかわいいのにいつも男物のパジャマばっかりで。」
マットに『かわいい』と言われ、ニアも少し照れているようだ。
『くそ、マットの奴、何言ってんだ!・・・でも今までのニアだったらあれ位で照れることなんてあったか?』
それが自分の影響であることも気づかず、メロはそう思った。
マットはメロが少し離れた位置からこちらの様子をうかがっているのを確認し、作戦の仕上げに入ることに決めた。
「ところでニア、実は少し解いて欲しい暗号があるんだけど。」
「マットほどの人が解いて欲しいとは、どんな暗号ですか?」
暗号と聞いて反応してしまうニア。
96 :
黄金の騎士:2006/09/23(土) 05:52:30 ID:YkpRxvV00
マットは(何故か手に持っていた)棒切れで地面に数字とアルファベットの羅列を描いていった。
それは、あえて小さめの文字であった。
「少し見えにくいですね。それでは・・・」
ニアはいつものように両膝を立ててしゃがみ込んでしまった。
それは、はき慣れていないスカートのことなど忘れていたニアにとっては仕方の無いことであっただろう。
『う、わ・・・!』
メロはしゃがみ込むニアのスカートの中をモロに見てしまった。
白くて柔らかそうな両足の太ももと、その間の白いショーツ。
パンチラどころかパンモロではないか・・・
しばらく目が釘付けになっていたメロだが、ふとニヤニヤしているマットが目に映り、慌ててそちらへ駆け寄っていった。
「お、おいマット!ちょっとこっちへこいよ!」
「え、な、何だよ。」
「あと、ニアもこんな暗号はいいから!」
足で地面の文字をかき消しながらメロはニアを立たせた。
「あ、もう少しでアルファベットの母音と数字の因果関係が解けそうな所だったのですが・・・」
97 :
黄金の騎士:2006/09/23(土) 05:53:22 ID:YkpRxvV00
ニアは赤毛の少年を引っ張って行く、金髪の少年を見送っていた。
『・・・夕べは本当にありがとうございました、メロ。』
メロはマットの腕を引っ張りながら、
『誰よりもまず、こいつからニアを守らなきゃな・・・』と思っていた。
マットはメロに引っ張られながらも、暗号が解かれなかったことを惜しんでいた。
その暗号は、マットからニアへのメッセージだったのだ。
『にあにはめろがおにあいだとおもうよ』
―おわり―
実は、今頃SS投下時間の短縮方法に気付きまして
次からはこの手で行こうかと・・・(次はあるのか?orz)
私的には、『黄金の騎士』の文章はともかく、シチュエーションは気に入ってるのでもしかしたらシリーズ化するかも??
調子に乗ってすいません
失礼しました
どうぞどうぞ乗ってください!
遠慮はいりませんから、ささずいっと!
_____
| 調子 |
マットがメロニアに絡むシチュ、大好物です
シリーズ化をぜひぜひキボン
雨音、続きまってます!
メロ視点、書きやすいかもですよね
黄金…シリーズ化オメ
パンチラ(;´Д`)ハァハァ…
メロニア大好きなので新シリーズ嬉しいです。
雨音神、騎士神、続き楽しみにしてます!
ネ申が増えて嬉しい。チラリズムな可愛いニア増えたなあwww
マトニアを落としにきました。
長くて4回続くので…人のいない内にコソーリ落とします。
1話目は前置きが長く申し訳ないのですが、
2話目から甘エロ・せつなエロ系です。「メモリーズ6」からの続きです。
まるでそこだけ時が止まったような図書室の片隅で、俺はニアを抱き締め続けていた。
Lを失い、メロが出て行き、そして近いうちにニアも旅立ってゆく。
俺自身もそろそろここを出ていかなくてはならない頃合なのだろうか?
ただゆるく楽しげに彼らと笑いあえただけで良かった…このワイミーズハウスを。
いつまた逢えるのか…逢う日があるのかさえわからない。
そう思うと俺はニアのぬくもりを手放せず、何も考えずにその言葉を口にした。
「ニア…抱いてもいいかい?」
伝えたいことが、今この状態と同じ意味ではないことくらい、ニアもわかったようだった。
その証拠に、ニアは少し身を固くした。
「マット、私は…」
ああ、俺はなんてバカなことを聞いたんだろう。
この気の迷いを謝ろうと口を開きかけたとき、ニアは言葉を続けた。
「私は…何かが欠けているのです。愛も友情も家族の情も…区別がついていなかった。
……だからメロをこれ以上ないくらい傷つけました。
私は1年前、Lに抱かれたのです。あの人を失う可能性に怯えて。」
俺は胸に抱いているニアを見た。ニアは俯いて目を見せなかった。
声が少しだけ震え、身を切るような告白は続いた。
「私は幼少の頃に人と隔離されて育った。それが感情に疎い理由といえばそれまでです。
でも本当に大切な人の前では…知らないでは済まされなかった。それは傲慢なことだった。
私はLを心だけでなく身体で知ろうとして、代わりにメロの何かを損なってしまった。」
1年前の冬、KIRA事件が起こったばかりの頃に感じた、ニアの不安とメロの焦燥の正体。
俺はやっと薄くモヤのかかったような思考が開けた気がした。
いや、本当は俺も無意識に感じるところはあったはずだ。Lとメロとニア…3人の関係を。
「…そうだったのか…。」
ニアはやはり俯いたまま、こくんと頷いた。
「だからマット…私はあなたになにか与えられるようなものなんて無いのです。
私は空っぽで…人を…大切な人を損なってばかりで、だから」
「ニアは悪くない。もちろんメロも…ただ真っ直ぐ過ぎただけだよ。誰も悪くない。」
俺はニアのプラチナブロンドを撫でて言った。
彼女は思いがけなくうろたえ、俺の顔を見上げた。
「ねえニア…俺はここへ来る前、ストリートにいた頃にいろんな人間を見てきたよ。
グループの抗争で諜報活動の使いっぱしりみたいなことをしていたから、
他人の生活を、誰かの人生を覗き見るようなことはしょっちゅうだった。」
俺はこの緑の地とは比べ物にならない、あの乾いた都会の暮らしを思い返していた。
「男と女の関係にしたっていろんなやつがいた。興味本位のセックスも、
打算的な恋愛も、享楽的な乱交も、嫉妬で愛人を殴る男に、恋人を銃殺した女も…。」
俺自身も、そんな環境でいやがおうにも早熟に育った。
あの街ではそれ以上の暇つぶしなどなかった。
目さえ合えば誰かと寄り添うくらい簡単なことだった。
……みんな淋しかったのだ。人肌を求めて、繋がりを欲した、懐かしくも刹那的な場所。
「こういうことに答えはないんだ。どうしようもないこともあるよ。
人は正しいことばかりやって生きてるわけじゃないから。」
Lは大人だから、すべてわかった上でニアを受け入れたんだろう。
メロは…あいつの潔癖な性格では、とうてい理解し難く許せないことだろうけど。
「ニアのしたことが正しいとは言わないよ?俺自身、間違いの多い人間だし、
メロの気持ちを思えばそんな無責任なことは言えない。
…だけどね、ニアの気持ちも少しはわかるんだ。淋しくて怖かったんだろ?
もしもLが消えてしまったら…どうしていいかわからないくらい不安だったんだよな?」
俺のシャツを掴むニアの力が強くなった。
この1年間、ずっと自分自身を苛んでいたんだな。ずっと孤独を抱えて…かわいそうに。
「もうこれ以上自分を責めなくていいんだよ?
ニアがどうしても自分を許せないっていうなら、俺が許すよ。許すから…。」
ニアはいつの間にか声も上げずに泣いていた。
俺のシャツは、声を押し殺した慟哭と共に吐く息と、彼女の頬を伝う涙で湿っていった。
俺のような人間がいるから人を信じられると、俺と出会えてよかったと…
そう言ってさっきは俺がニアに慰められた。
今度は俺がこの子を少しでも楽にしてあげたい。
人は浮かれた恋だけで身体を重ねるのではないのだ。
不完全な人間同士が、ひとときのぬくもりを求めて抱き合うこともあるのだ。
言葉は要らなかった。
俺は将来の重圧を背負った、このせつない女の子をゆっくりと床に押し倒し、その柔らかい髪を梳いた。
ニアは目を閉じたまま、身体の力を抜き、ただ静かに息を吐いていた。
か、神よ…wktk
図書室の窓から、あたたかい陽射しが差し込む。外で子供たちのはしゃぐ声がする。
ここは歪な俺たちを受け入れてくれた唯一のホームグラウンドだった。
俺たちが家族として何年も過ごしてきた場所だった。
だから…Lでもメロでも何でも思い出してかまわない。
同じ想い出を持つ近しき者として。同じ感情を共有しあった親愛なる友として。
今、このときのぬくもりを分かち合えれば…それで彼女の涙が止まるなら。
そして俺はニアにくちづけた。静かに…なにかの儀式のように。
−つづく−
すいません。1話目だけ名前欄に「メモリーズ6」と書いてしまった。
本当は「メモリーズ7」です。 orz
YB倉庫にこのシリーズ載ってるので、もし話が見えない方はご覧ください。
ではまた。
倉庫神さま乙です
相変わらずの綺麗な文章にウットリ
ニアたんどうなるの……
キター!マトニア!!!
神、ありがとうございます〜〜〜!!
>>112 そのとおり、倉庫番です。2スレから覚えていてくれてdです
ついでなので、まず倉庫連絡から
薔薇神、黄金神、雨音神をUpしました シリーズ増えたw
着替神、Adolescence神、子供の遊び神は、無事3スレを見つけたでしょうか…
こちらの続きも個人的にキボン
ではマトニアの続き、2/4回目を落とします(メモリーズ8)
声も無く涙をこぼし、しゃくりあげるような喉の動きを無理に止めようとするせいか、
ニアの小さな唇から吐く息は、熱く湿っていた。
唇に触れると、涙でほんの少し塩辛い味がした。
彼女の上唇、そして下唇を、塩気が無くなるまでゆっくりと舌で舐めとる。
ニアの舌はそのたびに反応するように動いた。
ゆっくりと啄ばむように唇に触れているうちに、波打つ喉の動きが止まった。
少し落ち着いてきたようだ。ニアはそれまで閉じていた目をうっすらと開けた。
「……軽蔑しませんか?」
俺の身体の下で、ニアは目を伏せたままぽつりと言った。
「どうして軽蔑なんてする必要があるんだ?」
「…私は…あの時も不安からLに逃げてしまったから…。」
ああ、そういうことか…良くも悪くも彼女はここから"外"へ出た経験がほとんど無い。
メロに対する自責の念が強いせいもあるのだろうが…世の中はもっといい加減でひどいものだ。
「そんなこと言ったら、ナンパな俺の方が軽蔑されてしかるべきだろう?
誰とどう寝たからって、そんなことで人の価値は落ちやしないよ。」
俺はニアが重く考えないように、明るい調子で笑いながら言った。
「もちろんメロがここにいたら、こんなことしやしないけど…
俺は今のニアに何かしてあげたいんだ。それは言葉では伝えきれないんだ。わかる?」
そう言いながら、俺はまたニアの唇に軽くくちづけた。
「会話って言葉だけじゃないよ?身体を触れないと伝わらないこともあるんだよ。
ニアだってメロとそうだったろ?だから今の俺は、ニアを抱き締めてあげたいんだ。
いつも一人で誰にも頼ろうとせず頑張るニアをね。
それだけでも大変なのにさっきは俺を慰めてくれた…そういうニアが俺は好きだからさ。」
驚いたことに俺がそう言うと、ニアはうっすらと赤く頬を染めた。
「…マットは本当に口がうまいですね。どう答えていいか困ります。」
「もしかしてニア照れてる?…ははっ、初めて見たよ!」
「いつもそんな調子でガールハントをするんですか?」
「俺はいつでも誰相手でも正直だよ。どう、元気出た?」
「……ありがとう。」
ニアはそう言うと、俺の頬に両手を添えて、彼女から優しいキスをくれた。
羽のように軽く触れるキス…唇を離して目を開けると、ニアがほんの少し笑みを浮かべていた。
「私もマットがいてくれてよかったと思います。この気持ちがなんなのかわかりませんが…。」
「無理に名前をつけなくてもいいよ。俺だってよくわからないからさ。」
「でもそれは確実に私を救い上げてくれました。それは事実です。」
「ならよかった。じゃあ…会話の続きをする?身体でさ。」
俺はそう笑って、今度は深くニアの唇を吸った。
ニアの身体も、今度は自然に反応して答えた。
彼女の頑なな緊張が取れ、リラックスしてきたのがわかって、俺はほっとした。
俺の軽口も捨てたもんじゃない…女の子を幸せにできれば本望だ。
俺が舌を差し入れると、ニアは唇を開いて受け入れてくれた。
普段は食べ物を咀嚼するためだけの舌が、どうしてこういう時は人を興奮させるんだろう?
ニアの口内を埋め尽くすように侵入すると、とても別々の人間とは思えないくらい一体感がある。
ニアは俺の勢いで首を弓なりに逸らせ、苦しげに喉を鳴らした。
「ん…ふっ…」
息もつかせぬほどに唇を交わす。
激しくしたつもりはなかったのだが、いつの間にかニアの目尻に涙が浮かんでいた。
「ごめん…苦しかった?」
「…はぁ…ぁ、大丈夫です…」
ニアの濡れた唇が答えた。
俺は彼女の前髪を上げると、額にキスをした。
「無理はしなくていいからね?」
「…マットは心の底からフェミニストですね…」
「いつでもそうってわけじゃないよ?俺だって我を忘れる時があるし…今も忘れそうだった。」
「そうなんですか?」
「うん…キスしてる時のニアが可愛かったからさ。興奮した。」
そう言うと、ニアは目を逸らせたが、頬がまた赤くなってる。
「面白いなあ…ニアってけっこう照れ屋なんだな。」
笑いながら俺がそう言うと、ニアの頬はさらに赤さを増した。
「やめてください!…マットは人が悪いです。」
「なに言ってんの。さっきは"いい人"だって言ってくれたじゃないか?」
「それとこれとは話が違います。」
「だから違うって〜。これは誉めてるんだってば。」
俺はニアが愛おしくなって、あらためて彼女の身体を抱き締めた。
本当に女の子っていいな…どうしてこんなに情けない男たちを救ってくれるんだろうか?
背中に午後の陽が当たり、胸にニアの身体のぬくもりを感じている。
そのあたたかさに、さっきまでの喪失感…
メロが消え、ニアも"L"を継ぐためにいなくなることを少しの間忘れ、
俺はこの瞬間が幸せだと感じた。本当に幸せだった。
いつか死ぬことがあれば、今日のこの時を思い出してもいいな…。
俺は能天気にそう思った。
−つづく−
122 :
雨音:2006/09/24(日) 23:50:52 ID:kfeo6IdU0
倉庫神乙乙〜〜!!
萌えますたぁ・・・マトニアいいです(*´д`)ハアハア
自分メロニア好みだったんですが神のお陰で開発されつつありますwww
私もAdolescence神降臨を何気に待っておりますよ・・・。
>>79からつたないSS投下しまくってたモノです。
あんなものを早速倉庫に入れてくださってありがとうございます。
皆さんに続き許可頂けて嬉しいです・・・
私の脳内メロはどう頑張ってもニアに優しく出来ない天邪鬼みたいで・・・orz
そのうち投下させて頂きます
あわゎ・・・名前欄が・・・スマソorz
倉庫神乙です!
このシリーズのニアたんはいろんな意味で大人の女だと…(;´Д`)
>>123自分もよくやりますよ…
天の邪鬼メロwイイ!
続き楽しみです
すみません。「荊姫」を投下した者です。「では半年後」とか言っておきながら、
忘れていたことがあり、どうしても気になって講義が耳に入らないため
今日は、のこのこと書き込みに来ました…すみません…
>>倉庫ネ申
「荊姫 エピローグ 〜蜜月〜」におけるメイド服のニアは
倉庫神の名作「みんなでお茶を」の中で
Lがニアに着せようと画策していたメイド服のシチュからヒントを得て、着せたものです。
もし、お気に障っていましたら別の服に替えます。紅茶の銘柄に引き続き、申し訳ありませんでした。
それから初めてYB倉庫の自分の作品を読んだのですが・・・・・・
あんたすごいよ、倉庫ネ申!!!!(思わず素になって失礼な口を…ごめんなさい
スレッドでは自分のSSだけは、恥ずかしさと申し訳なさからちゃんと読み直しできなくて
目にすると欝になるわ頻脈と不整脈が出るわで(弱杉…)
健康のため、ぴゅーーーーとスクロールしてとばしていたんですが
YB倉庫のは読みやすく、冷静に自分のSSを読めて驚きました。改めてありがとうございます!!
それで色々と書き損じを発見し、今更図々しいのですが、
よければ訂正をお願いしたいのですが・・・いいでしょうか?勿論、倉庫神がよければ、です。
多忙になるとおっしゃられておりましたし「気がむけば」位にとって下されば幸いです。
では「荊姫 憂鬱」のなかの一文から
子供たちとぶつか彼らは廊下の向こうへ走っていった。
を
子供たちとぶつかりそうになった。彼らは廊下の向こうへ走っていった。
に訂正。
「ニア、少し我慢して」月は今度は白いブラの上からそっとニアの胸を擦った。
を
「ニア、少し我慢して」
月は今度は白いブラの上からそっとニアの胸を擦った。
に訂正。
同じく「荊姫 憂鬱」から
「今度はチラリズム路線で行きましょう
を
今度はチラリズム路線で行きましょう
に訂正(不要なかぎカッコをとったわけです)
そして最後の
荊姫
「発熱」
「糖蜜」
「憂鬱」
エピローグ 〜蜜月〜
のところですが、最初の行に少し文を加えて
荊姫 (「月夜に銀の薔薇」から続くもうひとつの物語)
に訂正お願いします。
それから「青い薔薇 紅い薔薇」の「赤い林檎と青い薔薇」の章、「結」の次の2行を訂正します。
その日、宇生田が本部で電話番の役目をすることになった。その日は電話が多く、宇生田は何度もため息を吐いた。
「こんな所に一人で居るなんて無理なんだよな。ああ…どうせなら俺も式に行きてえ…」
を
電話が鳴った。電話番をしていた宇生田が受話器を取る。
「はいもしもしこちら捜査本部…」
『なんなんだよ!!あんな企画しか出せないのかよ!?問題はネタなんだよネタ!!
ネタがなきゃガセでもいいから自分で作れっつーの!!』
宇生田は黙って間違い電話を切ると、ため息をついた。
「こんな所に一人で居るなんて無理なんだよな。ああ…どうせなら俺も式に行きてえ…」
に、訂正お願いします。
勝手ばかりすみません。それから感想下さった方々ありがとう!!花束もらった気持ちです
>>49 SS終わるまで投下控えて下さって感激!黄金の騎士シリーズ化嬉しいです!!
>>53 ストイックとは・・・もったいないお言葉です
>月ってやっぱり相手に本気になるとこんな感じですよねw
うんうん!!よく考えるとニアたんでなく月がエロなだけかも…
>>53>>66>>67>>75 メイド服にこんなに反響が!!w
>>125のとおり倉庫神の名作「みんなでお茶を」
からシチュお借りしてます。YB倉庫に保管されてますので是非ご一読を!!
>>75 >こっちのニアたんも幸せになってウレシイ。
原作に倣って曖昧な終わり方になって、読んでる人を嫌な気持ちにさせたのでは…
と欝になっていたのでそう言って頂けてほっとしました。
あの世界では結婚式は11月28日、ベビー誕生が2010年1月28日になります
>>114 >>着替神、Adolescence神、子供の遊び神は無事3スレを見つけたでしょうか…
私もかの神々の再降臨を待ってます。ガンガレー
それにしても…YB倉庫から「無題」なくなってしまったんですね。寂しい…
>>無題作者様
薔薇シリーズの投下ができたのは、あの無題キラ×ニアSSのおかげです。
新しい雨音ネ申の降臨は、嬉しい限りでわくわくしてます!!
倉庫神、マトニアやっぱり良いです…二人のエチが、すごくマットらしい!!
長々と失礼しました。このスレの繁栄を願っています。では
いくら人気のない図書室の、さらに忘れ去られたような奥まった場所とはいえ、
ここはパブリック・スペースだ。俺たちは静かに事を進めた。
ニアに小さく柔らかいキスを続けながら、パジャマのボタンを落ち着いて外す。
彼女はインナーシャツを着ておらず、真っ白な胸の谷間がすぐに目に飛び込んできた。
「ニア…こういうことしている俺が言うのもなんだけどさ…パジャマ1枚はまずいよ。」
「あ…今日は厚手の生地のパジャマですし、ここ以外部屋を出るつもりもなかったので…。」
「ホントに自覚が無いんだなあ…あいつが心配するわけだ。」
メロがもともと嫉妬心が強いとはいえ…これじゃ無防備過ぎてほっとけない。
やつもやっかいな子に惚れたものだ。
「もうすぐここを…ハウスを出るんだから気をつけなよ?俺まで心配だよ。」
そう言いながら、俺はニアのシャツをはだけ、左胸の淡いピンクの先端を口に含んだ。
「あ…」
ニアは目を閉じて小さく身体を震わせた。
もう片方の胸を撫でながら、同じ場所に舌を這わせ続ける。
彼女の吐息がだんだんと早まり、俺の鼓動も高まったが…ここは急ぎたくなかった。
もう一度ニアの唇へくちづけて、そこから首筋に唇をつたう。
喉元から鎖骨へ、そして胸の谷間へもう一度戻り、
一度触れられて敏感になっているニアの胸の先を、さっきより強く吸った。
「はぁ…あ…っふ…」
ニアは俺の頭に両手を沿え、耐え切れないようにか細い声を出し、息を切らす。
いつも冷静さを浮かべている中性的で綺麗な顔が、つらさと気持ちよさの狭間で歪むのを見る。
俺が初めて見るニア…下半身がどくんと波打ち、熱くなった。
「…ニアはどこがいいの?俺に教えてくれない?」
少しいたずら心が湧いて、あえてニアに話しかける。
案の定、ニアは喘ぎながらも眉根を寄せて、顔を背けて目線を外す。
俺はその顔を逃さず追い、またキスをしながら目を見て言った。
「ねえ…気持ちよくしてあげるよ?だから本当のことを教えてよ…」
「…そんなこと…わかりませ…ん…」
言うはずはないと思っていた。ただ、ニアの反応が見たかっただけだ。何やってんだ、俺…。
俺は笑いを堪えながら、ニアの胸から臍へ伝うようにくちづけた。
くすくすと笑う俺の唇から伝わる振動に、ニアの身体がぴくりと反応する。
「マット…くすぐったいです。」
「ごめんごめん、おかしくなっちゃってさ。」
「おかしい…?」
「うん…思ってる以上にニアに興奮している俺が…」
そう言いながら、ニアのパジャマのズボンをほんの少しだけ下げた。
反射的に身体が逃げようとするニアの両手を捕まえて、
ウエスト、わき腹、臍、そして下腹部へ唇をつけ、舌をなぞる。
もう少しで身体の中心部へ…というところで唇を離し、焦らす。ニアの呼吸が段々と浅く速くなる。
「や…そんなところ…やめてくださ…」
「やめない。だって気持ちいいだろ…?身体は正直なんだから。」
「違っ…」
「違わない。こういうのは俺の方が得意なんだから、ニアはまかせてればいいの。」
ニアは細い指で俺の手をぎゅっと握ってくる。より感じればより強く。
顔が火照り、まるで泣きそうな顔で甘い声を上げる。目尻に涙を浮かべて。
彼女は普段ほとんど感情的にならなかった。冷たさを感じるくらいに。
だけど裸になればこんな風に素直に反応するニアを見て、
メロが夢中になるのがわかる気がした。
まるで自分だけが特別な秘密を知っている気になるのだ。
こんな彼女は誰も知らない。選ばれた自分しか知らないんだ…そう感じさせる。
息の切れそうな彼女の両手を放し、ニアの身体をいったん抱き起こした。
座って上半身を立てた俺に、ニアはまるで赤ん坊のように身体を預ける。
彼女は俺の首に両腕を廻し、肩に顔を埋め、感じ過ぎたための涙を一筋だけ流した。
「ふ…マット…」
「大丈夫かい、ニア?」
ニアは言葉の代わりに、抱き締める腕の力を強くして答えた。
俺はニアの頭を軽く撫でて、彼女の耳にキスをした。
「床の上じゃ背中が痛いだろ?…俺にまたがれる?」
耳もとでそう囁くと、ニアは俺の言うがままにこくんと頷いた。
彼女がズボンとショーツを脱ぐのを手を添えて手伝い、
俺もジーンズのジッパーを下げた。
彼女は、まるで生まれて一度も日に焼けたことがないというような、
真っ白で滑らかな肌の両足を見せ、俺の前に膝立ちした。
俺は正面の彼女の脇の下から腕を廻して身体を支え、
彼女の顔を見上げるような形で抱いた。そしてお互い唇を交わす。
彼女の背中から下半身へ指をなぞり、背後から彼女の中心へ右手の指を差し入れた。
ニアは息を呑んで俺にしがみつき、吐息を漏らす。
指を動かすたびに、まるで苦痛を受けてるかのようにその顔を歪めた。
それを見て俺自身はさらに熱く固くなり、ニアの太ももに触れて熱を移す。
「ニア…気持ちいいの…?」
「…や…マット……っ」
「かわいいな、ニア…」
「…ん…あ…あぁ…」
彼女は敏感に反応し、身体を震わせた。
俺の手の動きのままに感じるニアは本当に愛しく、
崩れるように座ってしまいそうな彼女の身体を支えた。
そしてまた深いくちづけをし、そのまま彼女の腰を俺自身の上に持ってきた。
「ゆっくりと…そのまま…座れる…?」
ニアは朦朧としたまま、俺の言うとおりに腰を沈める。
その時に熱を帯びたニアの目から溢れる涙を、俺は舌で受け止めた。
あたたかい…繋がったニアの中で、俺も快感のため息をついた。
女の中で俺自身も包まれると、本当に安心する。
こうして隙間なく繋がっていると、俺も子供に戻ったかのように女に抱きついてしまう。
そして今、こうしてニアを抱き締めていると、俺より小さいはずの彼女が、
俺を守るかのように抱きとめてくれるような気がする。
ニアはゆっくりと深い息を吐きながら落ち着いたところで、
それまで閉じていた瞼をうっすらを開けた。
熱っぽい潤んだ瞳で俺を見下ろすと、もう一度目を閉じて彼女からキスをくれた。
俺の額に。まるで許しを与えるように。
なぜか俺はせつなくなった。
俺が慰めようとしていた少女に、実は俺自身が救われていたのかもしれない。
淋しかったんだ…メロが、ニアが…みんな俺から去ってしまうことが。
−つづく−
倉庫神乙です
続き楽しみにしておりますw
マトニア(;´Д`)ハァハァ……
神乙です!
相変わらずエロエロで萌えました
ニアたん、浮気はダメ…
あはは、なんだかメモリーズのニアたんは可愛い天使と見せかけて
無自覚に男を手に取る悪女なのかも(スイマセン・・・)
と思い萌えてます
ネ申乙です!
今回のニアも・・・あああ。。。
これは浮気じゃない気がするけどメロが知ったら・・・と勝手に妄想中。
>>143さん、分かる気ガス。
無自覚な色気に次々と・・・(神、スミマセン私まで・・・)
でも本命はメロであって欲しい・・・。
すみません、以前
>>79から雨音放り投げた?したモノです。
もし許して頂けたらまた続き投下してもいいですか?
またもエロ無しなんですが・・・。
受け付けない方さらっとスルーして下さい・・・。
ようこそ雨音神さま
お待ちしておりました!
天の邪鬼メロおねがいします!!
>>145さんありがとうございます!本当に嬉しいです。
よかったら付き合って下さい(*´∀`)
3話?完結なんですが、1→メロ視点、2→フツー(?)、3→ニア視点でやってます。
今回は2って事で。では失礼します。
147 :
雨音2:2006/09/27(水) 00:44:36 ID:YNL22/Lc0
穏やかな朝だった。
いつもと何も変わりない、ワイミーズハウスの朝。
ニアはゆっくりとベッドから起き上がり、窓辺に行く。
昨日の出来事を思い出した。
メロの言葉、そして激動に触れた・・・。
いつも明るくて快活なメロ、そんな彼はどこにも無かった。
ニアは唇にゆっくり触れる。
『あなたは雨が降ると、そうして何か考えるんですね』
言うべきではなかったのだと後悔した。
メロの表情から、それは手に取るように分かった。
きっと深い何かだったのだ。でも聞きたくなった。
メロは今にも泣き出しそうに雨を見ていたから。
やた!!雨音続きw
す、スミマセン・・・
147スルーして貰えますか?
本気で違う下書きをうpしてしまいました!
恥ずかしい・・・ではこっちが本編てことで。微妙に違うんで。。。
150 :
雨音2:2006/09/27(水) 00:53:59 ID:YNL22/Lc0
冷たい雨が降る午後。
僕が最後に見たのは、微笑んで手を振る母親。
『ここに居てね、必ず迎えに来るから』
愚かな僕はその言葉を信じてた。
だから僕はそこから動けなかった・・・。
僕は一番愛してた人に騙されて、そして捨てられた・・・・。
気付いたら素直に誰かを愛せなくなってた。
誰かを愛したい自分と、拒絶する自分がいて、
どっちが本当なのか分からない・・・。
・・・少なくとも、僕にとってニアは・・・
151 :
雨音2:2006/09/27(水) 00:55:04 ID:YNL22/Lc0
穏やかな朝だった。
いつもと何も変わりない、ワイミーズハウスの朝。
ニアはゆっくりとベッドから起き上がり、窓辺に行く。
昨日の事を思い出した。
メロの言葉、そして行為。
いつもの明るくて快活なメロ、そんな彼はどこにも無かった。
ニアは唇にゆっくり触れる。
『あなたは雨が降ると、そうして何か考えるんですね』
言うべきではなかったのだと後悔した。
メロの表情から、痛いほど分かった。
でも聞きたかった・・・いつもメロは今にも泣き出しそうに雨を見ていたから。
152 :
雨音2:2006/09/27(水) 00:56:48 ID:YNL22/Lc0
自由時間になっても、珍しくメロは外に出る気がしなかった。
明るい日が差し込む廊下を歩く。
すれ違う子供が時折声を掛ける。メロはいつもの調子で相槌したり、たまに冗談をいい、頭を優しく小突く。
いつもの自分だった。
「メロ!今日はサッカーやらないの?」
「あ〜、夕べちょっとあって、寝不足!またな!」
そういって手をヒラヒラさせて行く。
頭がぼうっとする。あれから後悔して眠れなかった。
「やりすぎたなぁ・・・」
荒れていた自分に、ちょうどニアの言葉が痛くて、彼女に対して酷い事をした。
それは分かっていた。けれど。
止められなかった、しかもニアに愛しささえ感じていた。
昨日のニアは、自分にとって確かに女の子だった。
触れた感触は女性のもので、今まで経験のないメロでも確信するくらいに。
あの胸の膨らみも・・・そうだ、と考えて、そこでメロは首を振る。
153 :
雨音2:2006/09/27(水) 01:00:24 ID:YNL22/Lc0
「・・ッ何考えてんだ!」
自室の扉に手を掛けて、かすかに開いているドアに違和感を感じた。
誰かが入った形跡がある・・・メロはすぐにピンと来た。
きっとマットだろう。
「・・・?マット!また勝手に入りやがって・・・・・・」
入るとそこにはマットではなく・・・ニアがいた。
窓際にもたれ掛って外を見ている。
「ニア??・・・勝手に入って、何してるんだ?」
「メロ・・・すみません・・・」
ニアは振り返るとメロを見た。
「・・・・・・いいよ、別に怒ってない。・・・ビックリしただけ。珍しいから、ニアが僕のところへ来るなんて」
メロはうすら笑って持っていた本を椅子めがけて放り投げるとベッドに座った。
154 :
雨音2:2006/09/27(水) 01:04:49 ID:YNL22/Lc0
「今日はいい天気なのに、メロが居なかったので」
「・・・え?」
「外に・・・」
「ああ、・・・寝不足」
机の上の開きっぱなしの分厚い本を指差してメロが呟く。もちろんそれは嘘だけれど。
暫く黙って、沈黙に耐えられなくなったメロが切り出した。
「何か用があったんだろ?ちゃんと聞くから話してよ」
こちらを向いてはいたものの、ニアの視線は前髪に隠れて見えなかった。きっと自分を見ていないだろうと思う。
「昨日の事を、謝りに・・・」
「謝る?・・・いい、別にニアは何にも悪くないから」
「・・・メロ・・・」
「でもさ」
メロはゆっくり立ち上がると彼女の近くまで歩み寄り、目線を合わせるように屈む。
155 :
雨音2:2006/09/27(水) 01:09:15 ID:YNL22/Lc0
「ニア、僕の事なんて全然見ていないくせに、よく言うよ」
昨日よりは遠い、けど直ぐに捕まえられる距離だ。
「・・・見てました、いつも・・・」
「いつも?」
「いつも、見てましたよ。だから言ったんです」
メロは冗談めいて笑いながら続ける。
「何だそれ?告白みたいじゃないか!」
「メロを嫌いといった事はありません」
「・・・好きと言っても無いじゃないか」
「・・・そうですね」
動じないニアに、堪え切れなくなったようにメロは視線を逸らして窓を見た。はぁ、溜息をひとつつく。
そして独り言のように小さな声で呟いた。
156 :
雨音2:2006/09/27(水) 01:11:45 ID:YNL22/Lc0
「何か、変なんだ・・・ニアを見るとさ。・・・こう、自分が壊れるみたいで。だからニアも壊してしまおうかと思ったのかな・・・。自分でも何であんなことしたのか分からない。分からないけど・・・」
メロは少し顔を赤くした。
「・・・嫉妬かもしれないな。お前はいつも一番で、僕は二番だから。でも、あんなことして・・・」
『女の子に』といいかけて止めた。
「メロ、私ももう怒ってません」
ニアは髪を指に絡ませながら言う。
「・・・知ってる、人と距離をとるお前から僕の部屋に来るくらいだからな」
彼女の言葉に少しほっとしたのか、いつもの顔でメロが冗談ぽく笑う。
ゆっくりとメロはニアの手に触れた。その指から一瞬震えが伝わる。
「・・・昨日はごめん・・・やりすぎた。やっぱりちゃんと謝る。けじめだ」
ニアは驚いた表情をしたが、直ぐにまたいつものニアの戻る。
「素直なんですね」
「・・・でも、嫌いなのは本当だ・・・」
「はい」
157 :
雨音2:2006/09/27(水) 01:15:31 ID:YNL22/Lc0
メロはゆっくりとそのまま手を引いた。ニアの髪がふわりと揺れる。
「なあ、嫌いな人のキスってさあ、嫌だよな?」
「・・・嫌なんじゃないですか?」
「そう・・・」
メロはそのままニアに触れるだけのキスをした。ニアは何も抵抗しなかった。
「じゃあこれは、・・・嫌なキス・・・」
唇をそっと離してメロが笑った。ニアは無表情のまま呟く。
「私とのキスは、もちろん嫌なんですよね?」
一瞬考えたような表情だったが、すぐに声を荒げて、
「あたりまえじゃないか。嫌いっていっただろ!」
そういいながら、メロはもう一度優しいキスをした。
*つづく*
メロォォオ!!
ツンとデレが融合しとる!
2はこれで終わりです。次で一応終わります。
また宜しければ近々投下させていただきます。
>>148さん、少しでも楽しんでいただければ嬉しいです。
エロ表現ド素人なので、エロス無しでミクロ萌えでお付き合いいただけたら・・・ww
失礼しました。
エロ有りも好きだけど
エロ無しもキュンキュンですよ!
投下乙です!
雨音神、乙です!!
私はエロなしの方が感情移入できるので…GJでした!
もともと隔離板なので、ニアたん女の子ならエロにこだわらなくてもいいと思うのは私だけ?
つ
>>14 一応オナニースレから分裂したスレでえっちねた21禁なんで
エロ全く入れないなら創作スレを立てた方がいいとオモ
もちろん精神的エロあればいいけど
言葉足らずでした
スマソ・・・orz
いや、責めたわけじゃないっすよ スマソ
恋愛も精神的エロだし楽しんでます〜
ただ、ここは最初からピンク板なので
肉体的エロも求める住民が入りにくい雰囲気にならなければOKかと
別にエロなしでも嫌では全然ないですが
肉体的エロオンリーとか
はっちゃけたエロとか
お下品なネタとか
全体的に見てもちと書きにくい厳粛な雰囲気ではあると言えばある訳でして……
むしろエロネタ好きのが形見が狭く…
無い方がいいって方もいるし…別にエロ無しでも好きですがたまにはエロエロが!って時もあるわけで
神々を責めているわけではなく雰囲気がたまに
まあ書きたければ書き、ダメな方はスルーすればいいんですよね
長くてすいません………
神々のせいと言ってる訳では無いんですよ
雨音投下した者です。
>>161さん、
>>162さん、スミマセン…
ここピンク板なので、エロを求める方ももちろんいらっしゃると思ってたので、
私が妙にエロについて変な書き方してしまったので…
捉え方は人各々なのでつまらない方はスルーして頂ければと思います。
他の神々、住人さん申し訳ないです。
いや面白かったっスよ
メロはニアたんに嫌い嫌い言いながら気にしてるシチュは
すごく壺ですし
って勝手に答えてみるテスト
ありがとうございます。
そういって頂けると…投下した甲斐があった…
ピンク板の規約通りならこのスレでエロ好き住民に萌えを提供し、
作品発表のためなら該当スレ(創作とか同人とか)を立てればよいのでは?
みんな21歳以上だよな…ここで聞いても意味ないけど
主体となるスレ住民の傾向は、2スレみたいに一応意識してくれると嬉しい〜
もちろんたまにはエロ無しもキュンキュンするんだがww
どちらかに片寄りそうなのが辛かったんだ たびたびスマソ
ネ申乙です!
なんだよ〜メロww
嫌い×2て言いながらニアたんとたくさんチュッチュするといいよww
私もかなりツボでした。
神々の作品はどれもニアたん愛を感じれてステキです。
白雪ネ申もかなり好きなのでそういう感じのも見たいな〜と思います。
私には文才ないからウラヤマシイ。
色んなニアたん見せてくださいませヽ(゚∀゚)ノ
本当は昨夜落とすつもりだったのに起きたら朝だった… orz
なので、今日は早々と投下します
マトニアの続き、4/4回目を落とします(メモリーズ10)
>>141 マイナーなマトニアに萌えてくれてdです!
>>142 メロがハウスを出て決別しちゃった後なので、一応ニアはフリーのつもり…浮気じゃないですw
>>143 江戸川コナン風に言うなら…「見た目は天然天使、中身は無自覚小悪魔」で!
>>144 今回は慰め友情えちのつもり(21禁だから有りだよね?) ニアひとりぼっちで可哀想なので…ニアー!
しばらくは向かい合って座ったまま、キスを交わし続けた。
ときおりニアの身体を抱いて引き寄せると、繋がってる部分が深く動いて彼女が身をよじる。
「…感じる?」
「…はい…」
「さっきより素直だね?」
「…マットならいいです…信用してますから…」
頬を紅潮させ、息を乱しながら、ニアは目を閉じて言った。
俺は嬉しくなってニアの上半身を強く抱き締め、彼女はその動きでまた反応して首を反らした。
「や…あんまり動くと…つらい、です。」
「我慢するからだよ…我慢しなくていいよ?声が出そうなら俺にキスしてよ。」
駄目と言われると逆をいきたくなるのが男の哀しい習性ってもんだよな…。
俺はニアの唇を塞ぎながら、彼女の腰を両手で持ち上げて大きく動かす。
「…ん…んん…ふっ…」
周囲を気にかけながら声を抑えるせいか、逆に身体はぞくぞくと反応した。
快感のための涙が止まらないニアが、俺にしがみつく力を強くする。
まるで溺れまいとするように…俺だけを夢中になって必要とするその腕が愛おしい。
彼女のプラチナブロンドが俺の頬にあたってくすぐったい。
俺の息もだんだんと弾み始め、早く頂点に達したいと欲望が先を急ぐ。
だんだんと早く激しく動きを増して、ニアはとうとう抗えずに声をあげた。
「…あっ…!」
一瞬しまったと思い、俺たちは息を切らせながらひととき黙ったが、
図書室は静まり返ったまま、無言の空気を漂わせていた。
「すいません…思わず…」
ニアは肩で息をし、額に汗をにじませながらそう言った。
「ばかだな、俺が我慢するなって言ったんだろ?気持ちよかった?」
「…はい。」
「ホント?嬉しいよ。」
「なにも考えられなかった…なにもかも忘れられた。」
無意識にニアが漏らした言葉は、ふいに現実を思い出させた。
ああ…もっと忘れさせてあげたいな。せめて今このときだけでも。
この先は"L"を継ぎ、"KIRA"を追いかける限り、どうしたって彼女は思い出すのだ。
Lを…メロを…そして失われた時間を。
「…今だけは何も考えなくていいよ。」
俺はそう言うと、一気に激しく動いた。
彼女の頬を両手で挟んで、強く唇を吸う。
ニアが息苦しさに喘いでもかまわず舌で犯し、そのまま床に押し倒した。
固い床の上では彼女の背中は辛いだろう。
ニアの両腕を俺の首に廻して抱えさせ、両手で腰を支えて一気にいき急いだ。
「…あ…あぁ!…もう…やめ…」
ニアの静止も聞かず、それ以上声をあげそうになると、唇を塞いだ。
今だけ忘れてよ。俺も忘れたいよ。哀しくて淋しいことは全部。
優しい想い出だけで生きていけたら、どんなに楽になれるだろう。
昔のように、バカやって皆で笑っていられたらよかった。それだけで…。
でも痛さを知っているからこそ、俺たちは出会えたんだしな。ニア…そしてメロ。
目に汗が入る。いや涙かもしれない。どちらでもいいか…。
俺は最後に、ニアのあたたかい現実の身体を強く抱き締め、果てた。
しばらくお互いを抱き締め、呼吸が落ち着くまで黙っていた。
窓から入る光はかなり斜めに差し、遅い午後の時間を告げている。
落ち着いたところで、ゆるゆると身体を起こし、ふたりとも身支度を整えた。
ニアがパジャマのボタンを留めるのを手伝い、用意ができたところで彼女に手を差し伸べる。
夕方になるとちびどもが帰ってくる…俺たちはニアの部屋へ行くことにした。
あそこなら俺がニアといても他人にバレにくいだろう。
どうせ隣は…メロの部屋は空き部屋だから。せつないことに。
部屋へ入ると、普段はかけない部屋の鍵をかけ、バスルームに入った。
まずニアにシャワーを使わせる。
俺は自分から申し出て、バスタブに腰掛け、彼女の髪を洗った。
「背中は痛くない?」
「大丈夫です。」
真っ白な肌の上で白銀の髪に白い泡がたち、なんだか不思議な光景だ。
ニアの後姿は驚くほど華奢で、首筋はまるで子供のようだった。
「マットはいろんなことが器用ですね。」
「ん?こうして髪を洗ったりとか?」
「そうです。」
「ストリートにいた頃にね、年下の兄妹を拾って面倒みてたことがあるんだよ。
ふたりとも俺に懐いてて…兄貴の方はメロみたいな直情型でね、からかうとマジに面白かった。
妹の方はニアみたいにちっちゃくて可愛かったなあ…だからかもね。」
「その子たちは?違う施設に入ったのですか?」
「兄貴の方はやばい仕事に巻き込まれて死んだ。ちびのくせに無理しちゃってさ。
妹の方は目を離した隙に攫われてね…どこかの馬鹿な金持ちに買われたかもしれない。」
俺は柄にもなく、このときだけ無意識に吐き捨てるようにつぶやいた。
ニアの髪の泡を流した後、彼女は俺に振り向くとそっと俺の頬にくちづけた。
「マットはいい人です。」
「…さっきは"人が悪い"とか言ってなかったっけ?」
「それとこれとは話が違います。マットはやっぱりいい人ですよ?」
「…ははっ…」
俺は目頭が熱くなるのを感じ、濡れた手で目を拭って誤魔化した。
ニアはお見通しだろうけれど。
俺もシャワーを借り、髪を乾かしがてら、開け放した窓のそばで椅子に座った。
庭の木々の葉に、陽の光が反射して揺らいでいる。風が部屋に吹き込み、気持ちがいい。
ニアはベッドに腰掛けて片足を立て、いつもの白いパズルを出してぱちりと嵌めていた。
「…"L"を継いでハウスを出るのはいつ頃なの?」
「たぶん来週には。」
「そっか…見送りはいる?」
「いりません。そんな優しいことをされたら…いくら私でもくじけそうになる。」
俺にはそれ以上言うべき言葉がなかった。
「私やメロやマット…もしもまた私たちが出逢えたなら…」
ニアは小さくつぶやいた。でもその先が続かなかった。
「先のことはわからないね…でもおまえたちにまた逢えたら、俺は間違いなく嬉しいよ。」
ニアはふっと微笑んだ。俺も一緒に笑い、窓の外を吹く風を見た。
メロ…意地張ってないで戻ってこいよ。俺たちのところへ。
俺もニアも待ってるんだぜ。KIRAを追うなら手伝うからさ。
このまま逢えないなんて嫌だよ。何年ここで一緒に暮らしたと思ってるんだ?
ニアの言うとおり、本当に俺はおまえに逢えるのかな…。
俺はぼんやりとそんなことを考えた。
だけど、俺たちの未来はあまりにも遠過ぎてわからなかった。
以上でおわりです 長々すいません
元々シリアスめのシリーズだったので最後がセツナスかも…
メロニア前提のマトニアでした それでは
倉庫神乙です!マトニアは身体で親愛を深めてるんですな。
友情なのかナルホド・・・
個人的に無自覚でまわりの男なんだかんだで
虜にするタイプに感じてます。萌
ナースコスなニアたんがちょい無理やりにエッチされちゃうぞ☆
というアホなエロエロSSが書きたいと思ったのだが
原作からどう捻ってもそんな展開に持ち込むのが無理っぽくて挫折しまくり
相手も誰にするのかも決まらないしSSって本当に難しいな・・・
神々は本当にすごいです。
倉庫神乙です
神のマトニア激萌えです!
メロの存在がチラチラするのがw
>>184ナースコスのニアたん是非!
お待ちしてます!!
雨音神、倉庫神、お二人とも乙でした!
どちらもツボをついた萌えシチュで・・・
文才ある方のssはいつ見てもいいですね
>>184 私もぜひ見たいです!エロエロ大好きです!
というわけで、『黄金の騎士』を落としたものですが
>>99さんをはじめ応援くださった方、見逃してくださった方、ありがとうございました
こんな駄作落とせるのも皆さんのおかげです
私にとっては住民のみなさんこそ神です
さて懲りもせず投下しますが、本来『黄金の騎士』シリーズでいくところですが
その前に私の旧作である『勝っても負けても』のサイドストーリーを落とします
おそらく最初で最後のマット視点です
『勝っても負けても 4』 ということで終わりにします
次からは『黄金の騎士』でいきますので・・・
精神的微エロ系マトニア(+LMW)
空気合わない方、今回もスルーでお願いします
チェスの時の告白から二日後。
マットは正直あせっていた。
ニアに対する告白をゲームの賭けにするなんて、軽はずみだったか・・・
しかしあれぐらいしないとメロの奴、素直じゃないから・・・
気の合う悪友としてメロとはずっと付き合ってきたが、ニアに対しては素直になれないメロの為にと思ったのだが。
あれから二人のぎこちなさが見ていられず、直接ニアと話をした方が良いと思ったマットは、ニアの部屋へ行くことに決めた。
『コンコン』ドアをノックする。
「どうぞ、マット。」
「え?」少し驚きつつも部屋のドアを開けた。
「どうしてオレだと判ったんだい?」
「私の部屋を訪れる人で、そのような優しいノックをするのはマット位ですから。」
「へー、そうなんだ。」とマットはニアへと目を向けた。
ベッドに腰掛けて本を読んでいたであろうニアは、珍しくショートパンツをはいていた。
ぶかぶかでノーブラと思われるパジャマシャツの上二つのボタンは外れ、
ふとももが露わになったショートパンツの隙間からは、白いショーツが見え隠れする。
とても男一人を部屋に招きいれる様な格好ではないと思ったが、当のニアは全く気にならない様だ。
『ほんとに相変わらず無防備だな・・・』
当初の目的を忘れ、何気にニアを視姦していたマットだが、それに気づいたかどうかニアは、
「今日は部屋の外に出るつもりは無かったので。それに日差しも強く、暑かったですからね。」
と、マットがショートパンツ姿を珍しがっている様に思い、答えたふうであった。
「そっか・・・いや、そんなことよりゴメンよ、ニア。」
「何がですか?」
「おととい、あんな遊び半分みたいな感じでメロが告白したんだけど、実はオレのせいなんだ。」
「と、いいますと?」
「いや、メロがあまりにももどかしいもんだからつい、焚きつけちゃって。」
「ではあれは冗談だったのですか・・・」
「ち、違うよ!ニア!」
思わずマットは口調を荒げそうになった。
「あ、ゴメン。でも、メロの気持ちは決して嘘じゃないんだ。それはオレが保障する。」
「そうですか。しかしマット、あなたが気に病む必要はありません。
悪いのは、返事もせず態度をはっきりさせない私の方ですから・・・」
「ニアはメロのこと、どう思ってるんだい?」
「それが・・・わからないのです。」
「わからないって、じゃあ告白された時どう感じたの?」
「嫌な感じはしませんでした。嬉しい気もしたかもしれません。
ただ、それをもって私がメロのことをどう思っているのかがわからないのです。」
「そんな、わからないなんて・・・」
「それに私が恋愛だなんて、ペンギンが空を飛ぶ様なものです。」
『メロならミサイルに縛りつけてでも飛ばしそうだけどな・・・』
マットはそう思ったが、それ以上は口に出さずニアの部屋を後にした。
翌日、もう一度ニアを訪ねたが状況が変わることはなかった。
「オレが、やるしかないか・・・」
マットはある決意を胸に、自分の部屋へと帰って行った。
「L、大変です!」
「どうしました?ワタリ。」
ワタリからの緊急通信を受け、少なからず緊張した面持ちでLは尋ねた。
「実は私の端末の一つがハッキングされまして、データを破壊しようとしたのですが間に合わず、
間もなくそちらへ繋がってしまうと思われます。」
今まで決して破られなかったワタリ−L間のセキュリティーを突破してくるとは・・・
「わかりました。意図は判りませんが少なくとも発信元は押さえてください。後は私が対処します。」
「かしこまりました。・・・ピピッ・・・どうやら今、割り出せたようです。が、これは・・・!」
絶句するワタリに我慢しきれずLが聞く。
「一体どうしたのですか?」
「どうやら、発信元は・・・ウィンチェスターのワイミーズ・ハウスのようでして・・・」
あまりの答えにLも言葉を失ってしまったところへ、Lのパソコン越しにワタリとは違う合成音声の持ち主が語りかけてきた。
『突然の無礼にお詫びのしようもございませんが、どうしてもLと直接話しがしたいと思ったので・・・
私はウィンチェスターのハウスにいます、マットと申します。』
知った名前を聞き、少し安心し平静を取り戻したLは穏やかに答えた。
「マット、あなたならこれが『やってはいけないこと』と解っているはずですが・・・
よほどの事があったのですね。あと、そんなにかしこまる必要はありませんよ。」
『ありがとうございます、L。実はメロとニアのことでお願いがあって・・・』
マットは事の経緯をLに話した。
「わかりました、そちらは私が何とかしましょう。ところでマット、あなたの今回の罪ですが、
こちらのセキュリティーホールの改善に貢献したということで無しにしておきます。
しかし、今後二度としないように。」
『はい、わかりました。ありがとうございます。』
マットが通信を切ったのを確認したワタリは、Lへと通信をつなぎ直した。
「今回は大変失礼いたしました。今後の対策には万全を期しますので。」
「そうですね。それにしてもマットがここまでやるとは、予想外でした。
どうやら先に『ワタリ』の後継者が見つかったようですね。」
「はい、ただ彼にはまだまだ勉強してもらうことが山積みですね、L。」
「語学、交渉術、執務、射撃なんかも必要ですか。あと忘れてならないのは、極上スイーツの情報収集能力・・・」
「Lの後継者が皆、スイーツ中毒者とは限りませんよ。」
「・・・私が・・・中毒者・・・ワタリも酷いですね・・・」
しかし、チョコレートは押さえた方がいいと思ったLであった。
『これで、いいんだ。Lが何とかすると言ってくれたなら間違いない。そう、これで、いいんだ・・・』
そう自分に言い聞かせるマットの両目からは、溢れんばかりの涙が流れていた。
『ニア、君にはやはりメロがお似合いなんだ。
あんな危険を冒してまでオレの命を救ってくれたメロ。
彼ならニアのことを死んでも守ってくれるだろう。
そして、オレは命を懸けてでもメロに恩返しをしようと決めたんだ。
そう、それでいいんだ・・・』
「おい、メロ。」
「何だ?マット。」
「最近ニア、ちょっと女らしくなってきたと思わない?」
「そうか?全然かわんないと思うが?」
「いや、ちょっとした仕草とか、漂う雰囲気。それに少し胸も大きくなってきてるような・・・」
「ホント、おまえって相変わらずスケベだな。いつもそんな目でニアのことみてたのかよ。」
「まあ・・・ところでニアの体って良かった?どうだった?」
「どうって、そりゃ良かったけど・・・って何言わすんだ!!朝っぱらから沸いてんじゃねぇ!!」
「いやいや、他の奴の目はごまかせても、このマット様はそうはいかないよ。どう見たって二人ヤッちゃってるね!」
「何を『ヤッっちゃってる』ですか?マット。」
「げ、ニ、ニア・・・」
「あ、ニア、実はメロがニアの体が良かったって・・・・・・」
―おわり―
神乙です!
マット男だなあ
ショートパンツのニアたんハァハァ………(;´Д`)
騎士神乙です!
マットイイ!!やっぱりマットもニアたんの事…
体良かったですか、そうですか…www
個人的には皆に心配されたり優しく扱われるのがいいなぁ〜
無防備なとこも含め。
過疎……(´;ω;`)
保守です
神待ち中…
デスノ13巻発売まであと2週間切った…。
ニアだん、本当にオトコノコなの…かな。
コソーリと雨音3投下します。これで妄想も終わりです。
201 :
雨音3:2006/10/01(日) 01:45:46 ID:fLrp5gJP0
私はメロの過去は何も知らない。
けれど語らなくともそれがとても深い傷なのは分かっていた。
辛い記憶に鍵を掛けようと必死でもがいている彼はとても苦しそうで。
『鍵なんてかけてはいけない』・・・本当はメロも分かっている筈。
そして、
嫌いというメロの優しいキス。
メロは静かに私の唇を奪う。
触れるだけ、重ねるだけの・・・。
202 :
雨音3:2006/10/01(日) 01:47:26 ID:fLrp5gJP0
私の日常は常に同じパターンで、授業の他は図書室か一番奥のフリールーム、そして私の部屋。
パズルをするか、本を読むか・・・。
今日は購入したばかりのより難易度の高いパズルをする事に決めた。
日辺りの良いあの部屋へ行く事にし、廊下の途中で、メロとすれ違う。
「またパズルかよ?ニア!たまには付き合ってサッカーしろよ」
「いえ結構です。見てるのなら得意ですけど」
メロが持っていたボールを背中にぶつけた。
「見てるだけじゃ意味ないんだよ!」
跳ね返ったボールをうまくキャッチして、メロが笑いながら走っていった。
締め切った窓からも、彼の声が聞こえた。
激しく怒鳴ったり、笑ったり、本当に忙しそうだ。
そのくるくる回るような声がおかしくて、そのうち小さく声をだしながら笑う。
203 :
雨音3:2006/10/01(日) 01:50:14 ID:fLrp5gJP0
パズルに没頭しながらも、無意識にメロの声に耳を傾けていた。
そのうち手元の白いパズルがオレンジに染まって、初めて日が沈みかけている事に気付く。
いつの間にかメロ達は庭にいなかった。
夕食の時間まではもう少しある。私は時間までパズルを続ける事にした。
「ニア、居るのか?」
ゆっくり扉が開く。聞き覚えのある声、メロだった。
「居ますよ」
私はパズルを続けながら返事をする。いつものことだからか、彼はもう気にしない。
あの日から私達はこうして二人になる時間が増えた。
メロは部屋の隅にある玩具を適当に持って来て、椅子に腰掛ける。
わざと声を掛けるのも日課らしい。
「なあ、この間のテスト、やっぱり満点だった?」
「はい。メロは、また凡ミスですか?」
「凡・ミ・ス!…いい言葉知ってるな、心に響くよ」
メロは玩具をいじりながら、私の傍へ座った。
204 :
雨音3:2006/10/01(日) 01:55:20 ID:fLrp5gJP0
「今日のパズル、新しいな」
「買ったばかりです。一番にやらせていただいてます」
「…一番ね」
ふうん、と興味半分な言葉で返すと、ニア、と私を呼んだ。
「全く、本当にかわいげない。ムカつく」
パズルをひとつ入れて、メロの方を向いた。すぐそこにはメロの顔があった。
キレイなブロンドが、落ち掛けた夕陽に色づいていつもより赤い・・・、メロの顔も。
メロは私にキスをした。こうしてキスをするのも、もう何度目か。
初めての時の激しいキスはもう無かった。
触れるだけのキス。
「…メロ、ずっと聞きたかったんですが」
「何?」
メロは私の肩に腕を回して、後ろで指を絡ませる。体重が掛かって重い。
「この嫌がらせのキスは、いつまで続くんです?」
「…さあ、僕の気が済むまでかなあ。ニアはいつも僕をムカつかせるから、ずっとかもしれない」
205 :
雨音3:2006/10/01(日) 01:57:23 ID:fLrp5gJP0
「私はもうずっと、嫌でないんですが。むしろメロにとって嫌ではありませんか?」
視線が絡まって、メロの固まった顔がすぐ前にある。
「前にも言いましたが、私はメロが嫌いだなんて思ってませんから…」
顔が赤いのは、夕陽のせいろうか。
『私はむしろメロが好きなんです』
そう言ったら、メロはどんな顔をするのか…でも、今まで何度も言っている気がするのだけれど。
彼はいつも『嫌い』という言葉で隔たりを作る。そして、好きな事を拒否しようとする。
それが彼にとっての防御なのかもしれない。
そんな彼を私は愛しいと思った。
「だから、この行為は…メロが私にとって嫌な事だと本当に思っていたら、無意味です」
そういって、メロを残したまま私は部屋を出た。
それからメロは私にキスをしなくなった。けれど態度はいつも通りで、その行為だけがなくなった。
毎日のようにしていたので、何だかもの寂しい気さえした。
206 :
雨音3:2006/10/01(日) 02:05:18 ID:fLrp5gJP0
それは私だけなのだろうか?
今日は朝から天候が怪しい。
まだ雨が降らない外からはまたメロの声がする。
いつもどおり、サッカーをしている声。暫くしてケンカをしているような、荒い言葉が聞こえた。
私はいつもよりパズルが進まなくて、部屋に戻ることにした。
ちょうど医務室の前を通りかかった時、メロが出てきた。
「メロ、どうしたんです?」
「・・・ちょっと、ケンカして、切った」
唇の端が赤く腫れ、血が滲んでいた。頬は少し青い。
「何だか荒れてますね」
「ほっとけ」
すれ違う時に、ニア、と呼ばれる。
「後で行く。部屋で待ってて」
メロはそのまま振り向かずに反対の廊下を走って行った。
207 :
雨音3:2006/10/01(日) 02:13:07 ID:fLrp5gJP0
まもなくして静かに雨は降り出した。
全てが雨に打たれてじわじわと湿気が漂う。
「ニア」
ノックも何もなしにメロが入ってきた。
暇つぶしにベッドで寝そべって窓の方を見ていた私に少し驚いて、足音を荒げてそのまま椅子に座った。
「お前、女なんだから、ちょっとは考えろよ」
いきなり切り出されて、話が読めない。
「僕が、誰かみたいにすごく女に興味があって、あんなカッコで待たれてたらどうなると思う?」
「?…はぁ・・・」
「…まあいいや。…パジャマのボタンをもう一個留めろってことだよ」
どうやら胸が見えた(見えそう?)、という事をいいたかったらしい。
「雨降ってきたなぁ」
メロは珍しく黙り込んで、それから何度か髪をくしゃくしゃと掻き上げていた。そしてもの言いたげに私を見た。
「ニア」
「何ですか?」
208 :
雨音3:2006/10/01(日) 02:14:29 ID:fLrp5gJP0
一度口元に手を添えて、考え込んだと思ったら、また喋る。
「もし、僕が…ニアを好きだったら、どうする?」
いつになく真剣だった。
「嫌いなんじゃないんですか?」
「たとえ話しだろ!ちゃんと聞いてんのかょ、…イテ・・」
切った唇の端が痛むのか、大きな声が出せないらしい。
今日のメロはとても不安定だった。あの日の激しさほどはないにしても、同じくらい、何か抑えているような。
メロの周りがざわざわ揺れるような感じだった。
雨の所為だろうか?それとも。
「メロ…あなたは、寂しいですか?」
「さみしい?」
「関わりはそのままでも、私達は以前のように触れなくなった。…それが私は
寂しいと思いました。メロはどうですか?」
メロは躊躇ったように、もどかしそうに視線をちらつかせる。
209 :
雨音3:2006/10/01(日) 02:18:09 ID:fLrp5gJP0
な、長い…。
あああ、占領してごめんなさいぃorz
もうちょっとです…。
210 :
雨音3:2006/10/01(日) 02:19:20 ID:fLrp5gJP0
メロは躊躇ったように、もどかしそうに視線をちらつかせる。
「・・・寂しい、のかな。多分」
あの日のメロの泣きだしそうな顔を思い出す。
私はあのときから初めて人を理解したい気持ちになった。
メロの傷を理解したい、初めて人を知りたいと思った。
「前のように、触れて欲しいです」
驚いた顔で私を見る。信じられないという表情。
普段の自分ならきっとこんな事はいわない。
「同情なんかいらない。いい加減に……」
「私は、メロと向き合いたいと思いました」
「でも…僕はきっと、ニアを壊すよ。…だから、好きにならない」
ぽつり、ぽつりと小さい雨粒みたいにメロが言う。泣くんのではいかと思うほどその表情は険しい。
「だったら…壊して下さい、メロ。私は絶対に壊れませんから…」
メロは顔を背けた。俯いて、床をじっと見つめる。
211 :
雨音3:2006/10/01(日) 02:21:28 ID:fLrp5gJP0
何を言うのか、私はじっと待つ。
「あんなに、怖い思いをさせた」
「それは…時効です」
「何回も嫌な事をしたし」
「…それは…」
私は、初めて私からメロに近づいた。そして、彼の髪に触れる。
『何度も言いますが、私はメロを嫌いだと思ってませんから・・・』
暫く動かなかったメロが、ゆっくり私を見た。怒っているような顔だった。
「・・・ホントに、むかつくよ、ニア」
そう言って、髪に触れていた手を握り締める。指先がとても温かい。
メロは私の手をそのまま口元まで下ろすと、
掌にキスをした。
それはとても優しいキスだった。
「柔らかくて、あったかい・・・最初に抱きしめた時もそうだった」
「メロも、温かかったです」
212 :
雨音3:2006/10/01(日) 02:24:26 ID:fLrp5gJP0
メロの切れた口の端が綻ぶ。私も少しだけ笑った。
信じて下さい、とは言わなかった。嘘のようにしたくなかった。
私達の体温だけで十分だから。
私が今彼に出来る事は、とても僅かな事。メロの傷を消してしまうことはできないだろう。
けれど、彼が彼でいられるならそれでいい。
いつか私達の関係が壊れても、なおも私では無い誰かを彼が信じることが出来たらそれで・・・。
私達に、静かに雨音が響いていた。
メロはゆっくり私の頬を撫でた。
そして、
私はメロにキスをする。
メロが私を抱きしめる。
*おわり*
213 :
雨音3:2006/10/01(日) 02:30:39 ID:fLrp5gJP0
長々とスレ汚し失礼しました。
メロがハウスを出た時が雨ってだけで、ニアと関係づけて妄想しておりました。
出てく前にやっぱりニアたんとちょっともめちゃって、
「やっぱり雨の日は嫌いだぁ〜」とか思いながら出てく・・。という続きの妄想も
してました…orz
雨音神乙です!
青春っていいですね〜
お互いを思いやる温かいやさしさに、ほのぼのしてしまいました
これで終わりなんておっしゃらずに、どんどん新作書いてください!ってキボーンです
あと、エロエロのSSもキボーン
クレクレでスマソ
雨音神乙です!
こおいう切な甘ぁ〜いメロニア、イイ!ですね。
チラ胸ニアたん、激萌です。
『絶対に壊れません』と言うニアたんの強さが12巻を思い出させて
更に勝手に萌えてます。
>214 まるっと同意です!!
天然悪女(言葉悪くてスマソ)なニアたんキボーン
雨音神乙です!
チラ裏ですがヘコんでいた気分が癒されました!
二人ともかわええ……
あと11日で13巻発売!
ニアたんが女の子確定するのももう少しだな…
>>214>>215>>216どうもです。
また何か妄想できたらコソーリと落としますね。
私もほのぼのエチー好きです〜。
どなたか妄想して下さい…。
13巻、限定を勢いで予約してしまった…。
ニアたんおなご保守
(;´Д`)ハァハァ
ドエロの女体化陵辱モノ 苦手な方はスルー
21才未満絶対禁止 苦手な方はスルー
コンセプト「基本的に皆悪人」 苦手な方はスルー
今回はLニア 苦手な方はスルー
それでは投下
薄暗い部屋で、四人の男たちはカードが配られるのを待っていた。
カードをシャッフルしているのは一人の女だった。
部屋の隅のベッドの上では
勝者に与えられる賞品が手錠につながれ、裸でベッドに寝かされていた。
無駄だとはわかっていたが、彼女は手錠から逃れようとしていた。
やっぱり無駄だった。
『そもそもキラを捕らえるはずが、どうしてこんなことになってしまったのか』
銀髪の少女は事の起こりを順を追って考えた。
神キタ━━(゚∀゚)━━!!!
エロエロ期待wktk
『ニア。起きてください』
声がして、一人ベッドで寝ていたニアは目が覚めた。目の前にLがいた。
「L。あなた死んだはずじゃありませんか?今は第2部ですよ」
『ニア。私をよく見てください』
その言葉どおりよく見ると、Lには足がなかった。
「霊魂になった、というわけですね」
『はい。幽霊になりました』
「しかしL、この世界では死んだ者が行き着くところは無のはずです。
もう一度12巻を熟読して、さっさと成仏してください」
『それはキラが死んでから出てくるテーマです。
今はまだ夜神さんが亡くなったばかりですから大丈夫』
「そういう問題でしょうか?」
『そもそもジャンプ連載時は、夜神さんがお亡くなりになった時でも
天国にいけるとかなんとかムチャ言ってましたし』
「その言葉はコミックスでは修正されています」
『とにかくニア。私がこうしてあなたの前に出てきたのは理由があるんです』
ニアを凌辱という言葉だけでも(*´Д`)ハァハァ
ネ申乙です
続きwktkして待ってます!
神キタ!!!
激しくwktk
ああぁ…ニアたん…
「打倒・キラですね」
ニアがそう言うと、Lは肩を落とした。
『まさか敗北するとは思ってもいませんでした。無念です』
「しかしL、ゲームは勝たなければ パズルは解かなければ ただの敗者です。
あなたの出番は、あとは回想シーンくらいしかないんです」
『いいえ。このまま終わってしまっては成仏しきれません』
Lがそう言うと、ニアの掛けていた毛布がふわっと浮いた。
「!?」
『ポルターガイストです』
Lが解説した。
『ニア。世のため、人のため、対キラのため、これからあなたに女になってもらいます』
「はい?」
ニアはLの言葉の意味を理解しかねた。
『キラ、というのは恐ろしい男です。一度に四人の女性を股にかけ、同性である男まで骨抜きにする始末。
稀に見るプレイボーイ、希代のテクニシャン、絶倫大魔王です』
「L。訂正させて下さい。股にかけるという日本語の使い方が間違っています」
『とにかく。あのキラに対抗しうるテクニシャンを育てなければ、私たちは勝てない。
そこでこうして私が出てきたという訳です』
「テクニシャンとノートとどういう関係があるのかよくわかりません。
それに『女になってもらう』と言われても私は少年です。7巻『誘拐』のナレーションと
8巻『死亡』の相沢の台詞をもう一度確認してください」
『問題ありません。『少年』という言葉には広義には少女も含まれます。
それに少年ジャンプを読むのは少年だけとは限りません。
いい歳した、21歳以上の男女もちゃんと読んでいます』
「…おそらく今の発言は、多くのスレ住人を敵に回したんじゃないでしょうか?」
『ああ。それはまったく大丈夫です』
Lは、ニアのパジャマのボタンを外し出した。
「何をやっているんですか、L…!」
Lの手を払おうとして、そのときニアは
自分の身体が自分の思い通りに動かせなくなっていることに気がついた。
『金縛りです』
Lが解説した。
Lはボタンを外してしまうとパジャマの前あわせを開き、ニアの乳首に吸い付いた。
「ひあっ…!」
ニアは声を上げた。
「ちょ、ちょっとL、やめて下さい…!あ、はっ、あ」
ニアの言葉にまったくかまわず、Lは無抵抗になっているニアの
ピンク色の先端を吸い付き、なめ回し、歯で甘噛みした。
そしてもう片方の先端を指先で突付いたり、摘まんだり、いじくったりしていた。
「えっ、L!ほんとに、ほ、ほんとに私、怒りますよっ?う、くうっ」
くすぐったさから、ニアの言葉にいまいち真剣さが出てこなかった。
「そ、そこばっかり、いじくるのは、やめて下さいっっ!!い…いたい…」
『ああ。すみません。ここ、ゼリービーンズのようでしたから、つい。
でもニア、きれいなピンク色ですね。目的を忘れて、うっかり楽しんでしまいました』
そう言いながらLは、ニアのパジャマのズボンとパンツを一緒に下ろした。
「!」
冷たい空気に下半身を晒されて、さすがのニアも恐怖から一瞬声が出なかった。
しかし、それも一瞬のことだった。
Lに下半身はないのだからこれ以上のことは何もできない。そのはずだ。
ニアの股間には小さなバナナのような男性器があった。
Lはそこに顔を近づけると、口に含み、歯をたてて
そして、食いちぎった。
「うああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
自分の身体の質量が確実に持っていかれた感覚に、ニアは悲鳴を上げた。
Lは、ニアの性器をバナナのように口に含み
もぐもぐごっくんと飲みこんんでしまうと言った。
『痛いですか?ニア。そんなはずはないんですが』
「はっ、はっ、…はぁ、はぁ…?」
確かに痛みはなかった。ただ足の間が軽くなりすーすーする感覚があった。
そしてニアはもうひとつのことに気がついた。
Lに、下半身が出現していた。
なんかすごいのキター
Lはニアの身体に覆いかぶさるとニアの足の間に指を入れ、ゆっくりとなぞりはじめた。
「っ…あっ…」
くすぐったさからニアが声を上げる。
粘土細工のように、ニアの股間に縦の筋が入り、やがてそれは二つの花弁を形成し、深い溝をつくり
そうやってLの指は、ニアの身体に小さな可愛い女性器をつくり上げていった。
そしてLのもう片方の手はニアの胸をわしづかみにして、盛りあげて
ほんのりとした二つの胸のふくらみをつくり上げていた。
「え、L…やめて下さい…」
自分の身体に起きている変化が恐ろしくて、ニアはやっとそう言った。
女性器が出来上がっていくにつれ、ヘンな気持ちになっていた。
股間をなぞるLの指が、胸をまさぐるLの手が、そして、ドアップになっているLの顔が、
腹立たしく、いやらしく、そしてなぜだかもどかしかった。
「…ん…あっ……っ、うう…」
身体に触れられて、いやらしい声をあげている自分自身も腹立たしかった。
と、少ししてLが言った。
『素晴らしい。最高の出来です。あとは確認だけですね』
「確認…。確認て…何をするつもりですか、一体?」
嫌な予感がして、ニアは言った。
『今あなたが頭に描いているとおりの行為です』
ニアはかあっと顔が熱くなるのを感じた。
『そうその通り。閨事、交合、はっきり言えばセックスです』
「L!」
ニアは叫んでいた。
「どうして私とあなたがそういう事をしなければならないのか理解できません!!!」
『ニアにとってこれが初めての性行為になります。ニアは未成年ですから
今後トラウマになったり心に傷を残すようなことになっては、あんまり可哀想です。
そこで、あなたの憧れであり尊敬する唯一の人間であるというこの私が
あなたの初めての相手として一番だろうという私の配慮です』
「もう十分トラう…む」
もう十分トラウマです!!と言おうとしたニアの言葉は続かなかった。
すでにLはニアの唇を塞ぎ、その口の中を長い舌で嘗め回していた。
さすがサクランボの茎を舌で結べるだけあってLのキスは凄まじく巧かった。
「…んっ……んうっ……………んぅん…」
頭がしびれるようなキスにニアは思わず甘い声をあげていた。
『今の声、かわいいですよニア。その調子です』
キスの途中でLが言う。
はっと我に返り、恥ずかしくなったニアは首を振ろうとしたがまだ動けなかった。
Lはディープキスをしながらニアの身体に骨ばった長い指を這わせ、そして再びピンク色の乳首を弄りはじめた。
「あっ?!…んんっ…あ!う、…くっ…!!ああ、はっ!!ああ!!」
さっきとは感じ方が違っていた。
今のニアにはくすぐったいだけでなく、疼くような感覚があった。
身体の奥でなにかが目覚めつつあるような、暗く、熱い、うごめく感覚だった。
Lはニアから唇を離し、首筋から乳首に舌を這わせながら
さっき創りあげたばかりのニアのなかに指を入れ、動かした。
「あああああっ!!!」
またまたニアが声をあげた。Lの指に合わせてぐちょぐちょ湿った音が響いた。
Lは指を抜くと、濡れた指を一本ずつ千歳飴のように舐めて、言った。
『ここまで濡れていればもう大丈夫でしょう』
そんなLに、息を切らしながらもニアがまじめに懇願した。
「……L…もう、やめて下さい…」
その目にうっすら涙がにじんでいた。
「…お願いです…私…怖いんです…」
『いいですね、その言葉づかい。なんだか昔のエロ小説みたいでそそられます』
ニアのお願いはLを興奮させただけだった。
Lはニアの膝を曲げると、大きく両脚を開いた。ニアの脚の間で、Lの男根が大きく反りくり返っていた。
Lは先端をニアの柔らかな濡れた入り口に当てると一気に挿し入れた。
「うああぁぁあああぁぁああぁあぁああぁああぁぁぁぁあああああ!!!!!!!」
食いちぎられたときは痛みはなかった。だというのに今のこの痛みは何事か!!
『あ。言い忘れて、いましたが、ニアに、快感を、感じてもらうために、感覚は、戻してます』
Lが腰を動かしながら言った。そしてふと思い出して動きを止めた。
『安心してください。私は霊ですから。妊娠しません』
そう言うとLはまた激しく腰を振り、ニアはまた悲鳴をあげた。
『ニア、終わりました』
Lはニアから離れると声をかけた。行為は終わった。
ベッドの上でニアは動かなかった。正確に言うと動けなかった。
突然女になった。尊敬する相手に無理やり犯された。その相手はすでに死んでいる。
そんな冗談のような三段攻撃に打ちのめされていた。
『ニア。眠ったんですか?』
ニアは返事をしなかった。
『そうですね。明日から忙しくなります。今は眠っておいたほうがいい』
Lが、ニアの巻き毛をくしゃっとなでた。
その仕草は生前のLだった。ニアが憧れ、尊敬する、唯一の人間。
ニアは思った。
これは悪い夢に違いない。一晩眠ればいつもの自分に戻っている筈だ。
常識で考えればこんな非科学的な事が起こり得る訳がない。
疲れていた。身体のあちこちが痛かった。でもそれだけでなく…なんだか、むず痒い、気がした。
とにかく今は眠ろう。
そうしてニアは、深い眠りにおちていった。
失礼しました。続きはまたいつか
ちょwwww凄wwwww
乙なんだゾ
続き待ってるゾ
入れられてはしたなく喘ぐニアとか………
いや案外声には出ないタイプかもとか………
痛い妄想はするけど
形にするのは難しいのです
神乙です!
恋愛ものもイイけど、こういうの待ってました!
4人の男ということは、あと3人…
誰が出てくるか楽しみに待ってます!
神GJ!
大好き(*´Д`)ハァハァ
続き激しく待ってます!
レス無いと思って画面メモから保守したら
SS来てたのきづかなんだー!
あと三人………だれだだれだw
ただ今、神は休憩中です(-_-)zz
ほしゅ
13巻まであと一週間…保守
ドエロの百合モノ 苦手な方はスルー
21才未満絶対禁止 苦手な方はスルー
コンセプト「基本的に皆悪人」 苦手な方はスルー
今回ハルニア 苦手な方はスルー
それでは投下
目が覚めた。周りは明るくなっていて、時計を見るまでもなく朝だった。
Lはいなかった。ニアはもう一度部屋を見回して、確認してホッとした。
やっぱり昨日のことは夢だった。と、思ったのもつかの間
ニアは身体の異変に気がついた。
おそるおそる胸に両手を当てる。かすかなふくらみがある。
おそるおそるパジャマとズボンをひっぱって、股間を見てみる。あるべきものがない。
「……L?」
おそるおそる呼んでみる。返事はない。
「L。L!L!!どこに居るんです!隠れてないで、出てきて下さい!!」
呼べど叫べどLは出てこなかった。
「ハル。相談があります」
どうすればいいのかわからなくて、ニアは結局ハルに相談することにした。
一応女の身になってしまった以上、同性であるハルなら話しやすいと考えたのだ。
いや、レスターやジェバンニに相談するという考えは
まったく浮かばなかったという方が正しい。
あるいは彼ら男性が怖かったのかもしれない。
「ニア?なんでしょう」
返事をしながら、ハルはいつもと違うニアに気がついた。
おずおずとしていて落ち着かない雰囲気。なんだかとても可愛らく思える。
「私、女になりました」
「はい?」
「昨日のことです。これこれしかじかで、突然ですが女になってしまったんです」
ニアは自分の身に起こったことを説明した。ハルは驚いていたが、やがてまじめな顔になった。
「ニア、ちょっと一緒に来てください」
ハルはニアの手を引いて、バスルームに連れて行った。
シャァァアアア
ハルはシャワーを全開にして、万が一にも外にはっきりした声がもれないようにした。
「ニア。少しのあいだじっとしていて下さいね」
言われるままにじっと立っているニアの、パジャマのボタンをハルはひとつひとつ外していく。
白いかすかな丸みを帯びた胸があらわになった。先端のきれいなピンク色に
思わずハルは、ほうっとため息をついた。
聞いていてニアはなんだか少し腹立たしくなった。
「ハル。やっぱり服くらい自分で脱ぎます」
「じっとしていて下さいと言ったはずです、ニア」
ニアの言葉を無視してハルはズボンとパンツを下ろす。白い両脚の間に、淡い銀色の草むらが現れる。
「ニア……あなたって……なんてきれいなんでしょう…ああ、今まで気がつかなかったなんて…」
「ハル…。そんなことに感心するより何かいい方法を考えてください。
怪しくない霊媒師とか、性転換手術で元に戻してくれるモロッコの医者を探すとか」
「怪しくない霊媒師なんて居ません。第一、もうはっきりしたじゃないですか、ニア」
ハルがきっぱりと言いきる。
「ニア。あなたは元から女の子です」
最終兵器神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
状況や人に振り回されまくりのニアに(*´Д`)ハァハァ
続きwktk
「なにを言ってるんですか?ハル」
ニアは抗議した。
「だから、あなたは元から女の子だった。それを隠して少年のフリをしていた。
そう言ってるんです」
「では、昨日のあれは夢だというんですか」
「そうです。ニアもお年頃ですからなにも不思議なことじゃありません。思春期特有のエロ妄想。
つまり抑圧された想いがえっちな夢となってあらわれただけです」
「ハル。私が、なにを、どう、抑圧しているというんですか」
「ずばり、あなたはキラを異性として意識している。そうですね」
「は?」
ニアは次の言葉が出てこなかった。ハルが続ける。
「その夢の最終目的はキラとのセックスですね?つまりあなたはキラを異性として意識しているものの、
事は簡単には運ばない。そこで抑圧された深層心理が淫夢を見せた。そういうことです。
……ああ、ニア!!……なんてこと……敵であるキラを相手に
後ろから前から右から左から!上になったり下になったり!組んずほぐれつあんなことこんなこと…!!」
「…ハル。勝手な想像で盛り上がるのはやめて下さい」
ニアは冷ややかに言った。
「そもそもキラが男性と決まったわけじゃないのに何言ってるんですか」
「忘れたんですか?キラが二代目Lだと言ったのはニアですよ」
そうだった。二代目Lとは日本語で会話していたが、夜神次長の死はショックだったらしく
常にですます口調のLがボロを出した。
『そうだ。しつこいぞ。何度聞かれても同じだ』
「でもハル。昨夜のことは夢じゃありません。死んだはずのLがあらわれて、私の身体を女にして……」
『かわいそうに』
ニアを見る、ハルの表情がそう言っていた。
ニアは何も言えなくなっていた。あまりの内容に自分でも馬鹿馬鹿しくなってきたのだ。
自分はほんとうに少年だったのか?少女だったのか?だんだん自分でも疑わしくなってきた。
うつむいてしまったニアを、ハルが抱きしめた。ふくよかな胸が気持ちよかった。
「疲れているんですね。お風呂で背中を流しましょう。お湯も溜まりましたし」
ハルはそう言うと、着ているスーツのボタンを外しだした。
湯船の中でニアは、石けんを泡立てているハルの身体を見ていた。
裸のハルはスタイルがとてもよかった。
胸は大きく張りがあり、腰はきゅっとくびれ、お尻は引き締まっていて、
モデルになってもやっていけるに違いない。
対する自分の身体ときたら、申し訳程度にしか凹凸がなかった。
ニアは自分の身体が貧相に思えてきた。
「ニア、いらっしゃい」
ハルの言葉にざぶんとニアは浴槽から出た。
そんなニアを坐らせて、ハルは泡を立てて優しくニアの背中をすりみがく。
ニアのなめらかな白い肌にハルはうっとりしていた。なぜ気が付かなかったのか。
こんな綺麗な娘はいない。
ニアをこのまま完璧な女の子にしたい。
そして誰彼となく見せびらかしたい。
ハルの、ニアへの欲望が芽生え始めたのはこのときだった。
バスから上がると、ハルはニアを鏡の前に坐らせた。
「なんですか、いったい」
「お化粧です。女の子なんですから身だしなみはきちんとしないと」
「ハル…。私達の使命は対キラなんですよ?」
「確かにSPKの指導者はニアです。でも、こと、これに関しては別です。
私のほうが永いこと女をやっているんですから」
「問題がすりかわっています」
「ニア!お肌の曲がり角はすぐにやってきます、そうなる前にお手入れが肝心なんですよ?」
ハルは真剣だった。その剣幕にニアは押された。
「…でも化粧水なんてつけたら、私の場合肌がかぶれてしまうと思います」
「あ。そういえば石けんもベビー用石けんでしたね。…ではルージュだけにしましょう」
ハルはニアを自分のほうに向かせ、ニアの唇にサーモンピンクのルージュを塗った。
「……ちょっと濃いようですね」
ハルはそう言うとニアの唇に自分の唇を重ね、紅を移しとっていた。
「……ん……」
口紅はこうやって薄めるものなのか?化粧が初めてのニアにはわからなかった。
ハル最高www
ハルには女性に対する性的欲望はなかった。今までそんな行為もしたことはない。
だというのに、気が付くとハルはニアの唇に引き寄せられていた。
のみならず舌まで絡めていた。ぴちゃぴちゃ唾液の音がした。
「…ぁぅん…ハル…」
ニアの声が、ニアの匂いが、ニアの味が、ハルの欲望をそそった。
どうしたというのだろう。ニアが可愛くて止まらなかった。
しばらくそうしていて、やがてハルが離れるとニアが言った。
「はぁ、はぁ、はぁ…。……ねえ、ハル」
「はい?」
「口紅とるのって、ずいぶん大変な行為ですね」
「……ニアったら……もう、なんて可愛い……」
ハルはニアの身体に巻いていたバスタオルを外し自分もバスローブを脱いだ。
「ハル?」
裸にされたニアは、さすがにハルの行為の意味に気が付いた。
ハルはニアの肌を優しくさすりながら、首筋にキスをする。
「あ…ハル…っ、ぁぁあっ」
ニアはさからえなかった。気持ち良かったのだ、人の肌が。
今まであれほど人に触れるのが嫌だったのに。誰にも触られたくなかったのに。
「んぅ…んぅ…んんぅ…あぁん、あぁん」
気が付くと、ニアは赤ちゃんのような声で鳴いていた。
「…可愛いニア…」
ハルはニアを裸の胸に抱いた。
ハルの胸はほわんほわんと柔らかくて暖かくて無性に気持ちよかった。
なんだろう。なんだか昔、遠い昔、こんなことがあったような気がする。
そう思いながらニアは、ハルの乳首をちゅくちゅく吸っていた。
ニアにとってその行為は初めてのはずなのに、それはなんだか自然で懐かしかった。
女のひとの身体はなんて優しいのか。Lの時とはずいぶん違う。
ニアはその肌の優しさに安心して、いつしかハルに身をゆだねていた。
ハァッハァ(;´Д`)ハァハァ
「ひっ!!あ、あ、ああ、は、ハル…!…駄目…!!あっ、あん」
身体の奥でハルの舌が軟体動物のように蠢いていた。抜き挿しされる舌に、ニアは半分悲鳴を上げていた。
「あ、あ、は、る…、私…もう…もう…!!あ、…あん…」
身体がどこかへ飛んでいってしまうと思われたそのとき、ハルが顔を上げた。
「まだまだです、ニア。イクのはこれから」
ゆっくりと快感を覚え始めているニアに、ハルは微笑んだ。
ニアはハルの長い右脚をしっかり抱いて律動していた。
ハルも律動しながらニアの足の指を一本一本、くわえてなめてしゃぶっていた。
二人は互い違いになって、ぱくぱくうごめく会陰をがっちり合わせて上下に律動していた。
互いの愛液が互いの腿を流れて、とめどなく濡らしていた。
「は、はっ、ハル、今度、こそ、もう、私、あっ、あ、は、はは」
「いいわ、ニア。…これでイきなさい」
ハルはそう言うとニアの足の裏をなめて、キスをしながら舌でちょんとつついた。
「ああんっ!!」
ハルの脚をぎゅっと抱きながらニアはイった。
くてっとそのままニアはベッドに倒れた。
「ハル…」
そうつぶやくとニアはすうすうと寝息を立てはじめた。
ハルはニアの銀髪をなでていた。
まったくなんて可愛いのか…。こんな可愛い女の子がこの世にいるなんて信じられない…。
ハルはすっかりニアの虜になっていた。そして考えていた。
ニアにもっと女としての悦びを知ってもらいたい。
女の悦びのすべてを享受してもらいたい。
ありとあらゆる愛の形を、この綺麗な、白い、小さな身体に満たして一杯にしたい。
不思議と同性としての嫉妬はまるでなかった。
ハルは、ニアにこれから受けさせたい幸福をいろいろ考えてうっとりと微笑んだ。
ハルの思惑も知らずに、幸せな気持ちで眠るニアが小さくつぶやいた。
「……ママ……」
失礼しました。続きはまたいつか
乙です!
続きまっとりますw
ハルニアがこんなにモエるとは…!!
てか百合Hかけるなんてスゴス
神乙です!GJ!GJ!
ニアたんカワイス
本命はハルだったかwww
神乙!!
かわいいよニア
エロいよハル姉
神!!!!
乙です!もうハル姉さんエロス!!!
ニアーーーーーーァァァハァハァ
すげー初めて百合で萌えた 神GJ!!
うは、神乙です!!すんばらしい!!
以前エロエロ描きたいとかほざいてたものですが・・・
か、書けたのですがこんな迫力あるSSの前だとさらに霞んでしまいそうです
・・・てか濃い目お腹いっぱいですね。
なので再び過疎ってから勝手に投下させて頂きます。
続きが気になる・・・
神GJGJ!!
ニアたんカワユス…ハアハア
>>266 そんな事言わずにドゾ!
いつでもお待ちしておりますよ!
>>266今だからこそ投下しましょう!
エロエロムードが続いてるう・ち・に♪
というかもうすぐ13巻出るし過疎なのはむしろ今だと思う。
ドエロの自慰モノ→オヤジ×少女陵辱モノ 苦手な方はスルー
21才未満絶対禁止 苦手な方はスルー
コンセプト「基本的に皆悪人」 苦手な方はスルー
今回レスターニア 苦手な方はスルー
それでは投下
ニアはハルから渡された爪やすりで爪を磨いていた。
ハルの話では、爪切りは爪を傷めるから、爪やすりで磨く方がいいという。
ニアは「女の子の身だしなみ」を見えない範囲でなるべく実践していた。
爪だけでなく、ブラッシングを欠かさなかったり、下着もパンティーにしたり。
だって、そうするとハルが嬉しそうな顔をするから。
『見えないところに気を使う。それも大切なおしゃれです。
大分、女の子が板についてきましたね、ニア』
そして艶っぽく微笑んで、ニアの肌に合う特性のオイルでマッサージしてくれる。
ハルは付け爪を取って、長くて白い器用な指と優しい手のひらで痛くないように
くすぐったくならないようにニアの背中を、脇を、首筋を、腕を、脚を、
マッサージしてくれる。それから胸…お尻…。
そして乳房をニアの背中に重ねて指をニアの脚の間にすべらせて…。
「ああ…」
ニアは首を振った。残念ながら今、ハルはここに居ない。
キラの代弁者・高田の調査のためレスター指揮官やジェバンニと日本に居るのだ。
ニアは一人でアメリカに残っていたが、じきにレスターが迎えに来るはずだった。
ハルの優しい手の、そして指の感触を懐かしく思い出したニアは
パジャマのズボンからパンティーの中に、そうっと自分の指を入れてみた。
ハルの指の動きを再現してみたが、自分の指ではあんまり感じなかった。
やっぱり他人の動きは予測できないからこそ、感じるのだろうか?
ニアはしばらく自分の性器に指を擦っていたが、やっぱりハルの指とは違っていた。
いくらハルとの情事を思い出してみてもあんまり昂ぶりがなかった。
Lを思い出したらどうだろう?
いくらやっても奮いたたないことからニアは一瞬そう考え、次にかっと腹立たしくなった。
よりにもよってL!!
自分を無理やり犯したLを思ってとは、なんて馬鹿げた考えなのか!
だがその腹立たしい考えはニアをひそかに興奮させていた。
ニアはLに無理やり犯されたことを思い出して、花弁を擦っていた。
そうしてニアは怒りから昂ぶり、感じ、濡れてきた。
すっかり調教されてるニアたんw
「…ん……」
あのときLはどうしたろう?
ニアを金縛りにしてニアの自由を奪うとその身体をまさぐって両脚を無理やり開かせて
「…っ、あ……ん…」
声を出すと余計に感じた。
それからLはどうした?怒張した男根をニアの濡れた性器に押し当て一気にずぶりと貫いて
「……んんっ……っ、」
それから容赦なくニアを突き上げてひいひい啼いているニアをこれでもかと突き上げて
「…んっ……あ、ぁあ……L…っ…!」
『はい』
突然声がしてニアは手の動きを止めた。
目の前にLがいた。ニアのまん前に坐っていてニアをじっと見ていた。
ニアはズボンからさっと手を抜いた。
「L……。あなたいつから居たんですか」
『ニアが性的に興奮した時に、私は出現できるようになっています』
「…………」
あまりのことに、ニアは声が出なかった。
『あ、私に構わず続けてください。どうぞどうぞ』
「出来るわけないでしょう。……?L。ちょっと待ってください。
私が性的興奮した時って…じゃあ、じゃあもしかして…?」
『はい。ハル・リドナーとの性行為のときも私、見てました」
ニアはかあっと顔が熱くなった。
『そのことでちょっと話があります。
>>258に『ぱくぱくうごめく会陰を』とありますが、
これは誤りです。正確には『ぱくぱくうごめく陰唇を』です。
会陰は膣口から肛門の間までを指しますから、
これがぱくぱくうごめくようでは、ハル・リドナーとニアは妖怪変化です。
読んでる方には御迷惑をおかけしました。作者の馬鹿…』
「L…。なんのことを話しているのかさっぱりわかりません」
『それにしても松葉崩しで貝合わせ。興奮しました。
いやー、百合モノってほんとにいいですね』
「L…いくら映画解説者風に言っても、あなたはただの変態です」
『実はあのとき、私も参加させてもらいました』
「はい?」
『ハル・リドナーが舌を挿し入れてきたときに、私も舌を絡めたんです』
「どういうことでしょう?・・・・・・もしかして、私の口とLの口が連動しているんですか?」
『流石はニア。いい線です。ただ、私の口と連動しているのはニアの下の口です』
「………………は?」
『そんなわけで、実は貝合わせのときも、ハル・リドナーの突起に私の舌を絡めてました』
「…………L…………あなた変態の域をとっくに超えて、すでに妖怪変化じゃないですかっ!」
いつもは冷静なニアもさすがに切れそうになった。
「絶対ハルは私のことも妖怪変化だと思ってます!どうしてくれるんですか」
『ニア。今のあなたはハルと居ると安心するんですね』
そのものずばりでニアは恥ずかしくなった。そして不安になった。
Lの言葉のニュアンスはこう言っていた。『かわいそうに』。ニアは話を変えた。
「…そうだ、L。ちょうど話があったんです。対キラのため私を女にしたんですよね。
今からでも変更しませんか?実はいい子が居るんです。紹介します」
『ニア…。そんなポン引きのような言葉を口にしてはいけません』
「肩まで伸びた金髪の子が居るんです。うっかり大きな傷を作ってしまったんですが、
顔立ちは綺麗なのでキラもきっと気に入るはずです」
『だれの事なのかすぐわかってしまうのが悲しいですが、変更はなしです』
「でしたらL。男性との性行為の時もハルのときのようにLの口と連動して下さいね」
ニアは反撃に出た。
『………………ニア……。無茶言わないで下さい……』
Lが泣きそうになっていた。
「いいえ。出来ないなら私の身体から出て行ってもらいます。宿主は私ですから」
そのときだった。突然部屋のドアが開いて、レスター指揮官が入ってきたのは。
「ニア…。誰か居るのか?」
「いいえ。私一人です」
ニアは慌てて言った。Lは消えていた。
「…そうか…」
レスターはなにごとか考えているようだった。
「レスター指揮官、お迎えご苦労様です。用意は出来ています。行きましょうか」
「…ニア…。リドナーから話を聞いたのだが…ニアはキラ、夜神月を異性として意識していると」
「は?」
ニアはきょとんとした。レスターは、いや、ハルは何を言っているのだろう?
「だかキラとつながりのある高田の調査を優先して、私に調べさせ
彼が日本に居ると知るやついに自分も日本に行くと言い出した」
「レスター指揮官。あなたもハルも、なにを言っているのか理解しかねます」
「ニア…SPKの指導者がそんなことでは困るんだ。そんなことでは…!!」
そう言いながらレスターはニアを床に押し倒していた。
「レスター指揮官!?」
ニアは四つんばいでのしかかるレスターを押しのけようとしたが、あまりにも体格が違いすぎた。
レスターがニアのパジャマの前を無理やり開いた。ボタンが簡単にとれニアの小さな胸があらわになった。
荒い息をしながらレスターはニアの白い小さな胸とピンク色の乳首を見ていた。
「……美しい……」
「……レスタ…」
ニアが名を言い終わる前に、レスターはニアのズボンに手をかけていた。
ズボンが膝まで下りて、銀の草むらがあらわれた。
ニアは恐怖を感じていた。と、レスターが苦しそうに言った。
「ニア…頼む。私を受け入れてくれ…」
「…な…なにを言っているんですか、レスター指揮官」
ニアは少しだけ、いつものレスター指揮官を感じてホッとしていた。
ここで無理やりできないところが、やはりレスターの人柄というところだろうか?
「日本に飛んでニアと離れていて…苦しかった…頼む…私に情けをかけてくれ…」
「そんなことを言われても……」
「頼む…。でなければ私は…無理やりにでもニアをこの腕に抱いてしまうかもしれない」
なんのことはない。レスターは『ヤらせてくれない時は無理やり犯る』と言っているのだった。
ニアは今度こそ本当に恐怖を感じていた。
「お願いだ、ニア!!先っちょだけ、先っちょだけでいい」
むはー、むはーとレスターの荒い息がニアの顔にかかていった。正直怖かった。
抵抗しても無駄なのはよくわかっていた。体格が違いすぎる。無理に犯されれば間違いなく怪我をする。
結局、ニアに選択肢はなかった。
「……。先端、だけ、ですよ…?」
「おお、ニア!!」
レスターがニアに抱きついた。レスターの使っているポマードが鼻に付いた。
年配の男性はなんでこんな臭いを好んで使うのか理解しがたい。ニアは密かに思った。
レスターがベルトを外しズボンと下着を一気に下ろした。
と同時にニアは叫んでいた。
「レスター!!!やっぱり無理です!!!今の話はなし!!!」
フランスパンのようにぶっといレスターの男根がニアの眼前で猛り狂っていた。
起き上がって逃げようとしたニアの足首を、レスターがつかむ。
ニアはレスターに引きずり寄せられていた。
「ニア…約束したじゃないか…私から逃げないでくれ…」
レスターはニアの白い脚にキスをしながら引き寄せていった。
「はぁ、ぁ、レ、レスター、お願い、無理です。私の身体が傷ついてしまいます!」
「大丈夫だ、先っちょだけ入れたらすぐ抜く!だからニア、私を愛してくれ…」
レスターはそう言いながらニアを仰向けにして、両膝を大きくぐいっと開きその草むらに顔を埋めた。
「ひぃんっ!!」
しつこいくらいに、だが巧みにぺろぺろべろべろレスターはなめ回す。
「あ、ぁぁあ、は、…あん…う、ぅうん…っ、く」
ハルの舌によって、すでに快感を覚えさせられてしまったニアが喘ぐ。
そんなニアに興奮したレスターは、ひとさし指でニアの花弁をなで、起き上がると
愛液で濡れた指をニアの口に突っ込んで確かめさせた。
「…ぐっ…ぇほっ、えっ」
突然自分の愛液の味がして、ニアがむせかえる。
「…ほら…ニアの身体が私を求めてこんなに濡らしてるんだ…」
レスターはそそり立つペニスをぐっと握り、大きく開かせたニアの脚の間に当てた。
ニアは震えていた。震えながら考えていた。
『頼みの綱はLだけだ。連動している筈のLの口にレスターを何とかしてもらえるはず』
そう考えている間にも、レスターは身体を押し進めていた。
「ぅ、ああ、ああ、ああっ!!」
ぎゅうぎゅうぐいぐい押し付けられて、ニアは大きな声を上げた。
ずぶ、とレスターの先端がニアの膣を押し広げ、そして、入っていった。
「くぅぅぅぅ、ぅううううああああああっ!!」
ずず、ずず、とゆっくりレスターの陰茎は悲鳴を上げるニアに進入していった。
「おお!おお!おおお!!ニア!ニア!!」
「ああああ、ぁぁぁ、ぁぁ…っ、っ、ぅっ、…ぇっ…えっ、えっえっえっ」
痛みが、信じられない圧迫感が、そして陵辱されている感覚が、いつしかニアを泣かせていた。
気がつくとレスターが腰を動かし、連なっているニアの腰も動いていた。
ぱん、ぱん、と音が聞こえる。泣きながら、ニアは気がついた。
音がしているということは、付け根と付け根がぶつかっているということで…つまり
つづぎキター!!うほほほほほ
「レスター指揮官!!根元までしっかり入っているじゃないですか!」
泣きながらもニアは叫んでいた。レスターが答えた。
「違う、ニアが私をくわえて、のみ込み、はなさないでいるんだ!!」
そのとおり、ニア自身がしっかり銜えこみ自分から積極的に腰を動かしていた。
ああLの仕業か、と思ったそのとき、ニアは空中にLが居るのを見た。
『やっぱり無理です。私、甘党なんですから。しょっぱいのは駄目です』
じゃあ今、レスターを銜えこみ、のみ込み、離さないでいるのはだれなのか?
『あなた自身です。ニア。約束ですから私は逝きます。頑張って下さい』
心を読んでLが言う。そして、だんだんLが透明になっていく。
「いや!私をこのまま一人にしないでください!!逝かないで!!」
レスターが動きを止めた。
「ニア…。そんなに私のことを…?わかった、ゆっくりやろう。朝までゆっくり」
レスターはニアの頬にむしゃぶりつき、大きな手であちこちまさぐっていた。
「…あ…ああ、あぁん…は、あああぁん、…っ、ん、ふ…」
Lが逝き、そして陵辱されているというのに、今やどうしようもなくニアは感じていた。
れくたGJ!!
ニアたんカワイソス……
でも禿萌
「あん、あぁん、あ、あん!レス、タ、私、こわれ、こわれて、しま…あっ、あぁあっ!!」
「アンソニーだ、ニア。…アンソニーと呼んでくれ」
「あっ、あんっ、あぁん」
息も絶え絶えになりながら、ニアはレスターに従った。
「あっ、あ、あん、ああ、……あん、そ、にぃ……」
「ニア……私は、ここだ…」
SPKの冷静な司令塔であるニアの、可愛らしい淫らな姿に、声に、ごくり、とレスターの喉が鳴った。
レスターは、とっくにニアの虜となっていた。
自分に喰らいつくニアの腰をぐっと持つと、レスターは更に激しく動かした。
ニアの中で、レスター自身が更に大きく猛り狂っていった。
「あああっ!!あぁん、うっうっうん、ああぁん、いい!!いい!!」
ニアは、汗にまみれ、精液にまみれ、快楽の波に飲み込まれ、そして溺れていた。
こうして、対・キラ兵器は着々と完成しつつあった。
失礼しました。続きはまたいつか
神乙ですwこんなれくたに犯されるニア待ってた!!
て事はやっぱり最後は・・・
楽しみwww
萌えスレにバレ来てますから見たくない人は行かないほうがいいかもしれません
神GJ!GJ!GJ!
萌えまくり(*´Д`)ハァハァ
次の相手は一晩か金髪かラスボスキラか
れくた同様鼻息荒くwktk
おにゃのこニアたん一生愛す!
今、いろんな意味で女の子ニアたんに再萌え中だ!!
13日がきたら…いいんだよね?
>>291 自分もいろんな意味で激萌え中!!
13日が待ちどおしいよ!!
ニアたんが女の子というだけでなぜこんなに萌えるんだろう?
はあ…可愛いよニアたん!!いっそニアたん人形が欲しい
SDでなんとかできまいか
ロリ可愛い顔と身体だからw
_ _∩.
( ゚∀゚)彡 <ロリニア!ロリニア!ちくしょー可愛いぜ!
( ⊂彡.
| ハ |
し ⌒J.
小畑先生がメロニアは当初の設定、今とは逆のままだったらニアは悪人顔で
メロがおとなしい女性的なキャラだったと言ってたけど
それはつまり今存在するニアは小畑先生的には女性的に書いているという事だよね?
なんかそこの所で妙に興奮したwww
あ、ちょっと訂正
正しくは「女性的」ではなく
ニアを「おとなしい女性的なイメージ」で描いてる、ですね
うっはーwwレス読んだだけで興奮するwww
早く13巻買いに行きたいよ。
じゃあ逆ではない今のままだと
メロが悪人顔でニアがおとなしい女性的イメージということではないか!
「ニアはメロが好き」発言といい、かっとばしてるよ小畑センセwww
つまり、小畑神のニアを見て
おんにゃのこに見えるスレ住民の感性に
間違いなし!ってことだよな?
うっはー!ありがとう小畑神www
あれだけ女を軽く見てた月に勝ったニアたんがおにゃのこだったら激萌だよな
って思ってたから何となくウレシイ。
やべー女の子ニアに本格的に萌えてきた
身長155センチ体重40キロって普通に女の子の体型じゃん
女の子にしても小柄な方だよ
ウハー可愛いな・・・
俺の嫁さんに来てくれ
好きだと思われてるメロがうらやましいwwww
自分は嫌いなものキラに萌えたwww
あと指人形だな
キラがいやらしい笑い方なんで
左におにゃのこ顔のニアを並ばせるとエロ妄想爆発してしょうがない
神もまだかなーww
メロのキャラタイプが「好きな人の気を引くためつい意地悪してしまう純粋な心の持ち主」だって!
ツンデレだよ コレ絶対ニアのことだよね?
ちくしょー両思いかよこいつらwww
ドエロの夜這いモノ 苦手な方はスルー
21才未満絶対禁止 苦手な方はスルー
コンセプト「基本的に皆悪人」 苦手な方はスルー
今回ジェバンニニア 苦手な方はスルー
それでは投下
日本に着いたその日、ニアは本部にいたハルに文句を言った。
「ハル、どうしてレスター指揮官にあんなことを言ったんですか」
『あんなこと』とはニアがキラに気がある、というハルの思い込みを指す。
「おかげで私…ひどい目にあってしまいました」
ニアは、レスター相手に最終的に感じまくって淫らな声を上げてた事は黙っていた。
「これからは一日中ほとんど、レスター指揮官と二人きりになってしまうというのに…」
それが問題だった。キラに傾いた今の時勢では、SPKは犯罪組織として追われている。
当然レイプ被害の届けは出せないし、といって対キラの手駒を減らす事は出来難い。
ニアは恐ろしかった。重たくニアにのしかかり、荒い息で陵辱するレスターが。
もとは少年だったのに、男に抱かれて快感を感じ女みたいに鳴いてしまう自分が。
うつむくニアにハルはぽかんとしていたが、やがて言った。
「…ニア。あなたって本当に、自分のことを何にも分かってないんですね」
そういうと、ハルは我慢できない様子でぎゅっとニアを自分の胸に抱いた。
「もう…なんて可愛い…」
ハルの胸で、今度はニアがぽかんとした。
ネ申キタ--(゜∀゜)--!!
310 :
308:2006/10/14(土) 21:02:25 ID:v904L+cM0
失礼しました。
>>309はタイトルが抜けています
「最終兵器・彼女 ジェバンニ」
それでは続き
311 :
308:2006/10/14(土) 21:04:14 ID:v904L+cM0
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
「レスター指揮官が恐ろしいんですね?彼なんて簡単なものですよ、ニア」
「え?」
ニアはハルを見上げた。
「だっていまのレスター指揮官にとって一番恐ろしい人物は、あなたですから」
ニアはきょとんとしていた。
レスターが私を恐ろしいとは?恐ろしいのはこっちのほうなのに。
反対意見を述べようとするニアの唇に、ハルはそっと人差し指を当て艶っぽく笑った。
「正確に言うとレスター指揮官が一番恐れているのはニア、あなたから嫌われてしまうこと。
今のレスター指揮官はあなたには絶対服従です。彼はあなたの虜ですから」
ハルは説明する。
「日本に着いてレスター指揮官と合流した際、彼は可哀想なほどやつれてました。
そしてあなたのことをしきりと尋ねるんです。
食事はきちんと摂っているか、お風呂にはちゃんと入っているか、着替えは出来ているか…
まるで保護者みたいに、ニアに何か変わりはないか心配していて…。
それで、カマをかけてみたんです。ニアはキラに気があるらしいって」
月かとおもたらジェバンニか!!
理不尽な上司だが
可愛かろうが!!
た、楽しみ………
「ハル!!なんてことを…」
ハルの指を払いのけ、今度こそニアは抗議した。
「よりにもよって、あなたがそんなことを言うなんて…じゃあ、私たち何なんですか…」
「私では駄目ですもの。本当の意味であなたを満足させられない」
ニアはぎくりとした。陵辱されたにもかかわらずLを想って自慰に耽り
レスターに犯されながら快楽の声を上げていた自分が脳裏に甦っていた。
「いいんです。あなたに女としての悦びを知ってもらうことが、私の喜びですから」
そう言うハルの笑顔に、さびしさは見えなかった。ニアはようよう言った。
「…でも…ハル。…私は、誰でもない、あなたといると安心するんです…これは真実です…」
「あなたは私に母親を見ているかもしれない。でも、私はあなたの母親じゃないんです」
男性が恋人から言われて確実にショックを受けてしまう台詞を、ハルはズバッと言ってのけ
ニアは大方の男性同様、その台詞にショックを受けていた。
ハルの言うとおりだったから。
ハルの言うとおりだった。
『あの日のことはあの日のことだけにしたい。レスターの身も心も自分のものにしておきたいから』
と、なんかよくわからない台詞にレスターはころっと騙されていた。
そう。レスターはニアの虜だった。傍に居られるだけで幸福を感じていたのだった。
それでも、どうしても我慢できなくなったレスターがそっとニアの背中に回ることがある。
しかし彼の荒い鼻息を察知するとニアはこう言うのだ。
「…ほんとは私のこと、大事じゃないんですね…」
切なげにニアがそう言うとレスターはどこかへ消え、しばらくして戻ってくる。
ニアはすっかりレスターの扱いを覚えていた。ティッシュの減りが早くなった。
あれからハルは、高田清美の護衛の試験のため身元を偽りNHN近辺にいた。
ハルの居ない今、ニアは自慰も含めて性行為から遠ざかっていた。
もっとも今はハルとの性行為は、ショックもあり無理かもしれない。つまり以前に戻っただけ。
ニアはそう思っていたがここ2日思わぬ弊害がニアを困らせていた。
胸の先端がパジャマにこすれ、どうにもこうにもむずむずするようになったのだった。
真っ暗な寝室で、ニアは眠れないでいた。
乳首が疼いてしょうがなかった。ニアは手のひらで乳首をぎゅっと握っていた。
ハルは、ニアにぴったりの女性用の下着を準備していたが、ニアはパンティー以外は使わなかった。
ブラやシュミーズといった可愛い下着を使うと、女の子になってしまうようで嫌だった。
そのため、むき出しの先端が常にパジャマにこすれてしまうので、
常にニアは猫背になってパジャマの前の部分にゆるみをつくり、
乳首に布地が触れないようにして、くすぐったい腹立たしい感覚を抑えていた。
しかし夜はそうもいかなかった。どうしても布地の感触が胸の先端に触れてしまい
うずうずと、むず痒い感覚がニアを寝かせてくれなかった。
しかたがない。
3度目の、冷たいシャワーを浴びにいこうとしてニアはぎくりとした。
寝室のドアが静かに開いたのだ。ニアは身を硬くした。キラ派の者か?
だがうす暗がりの部屋に入ってきたのは、ニアがよく知る男性だった。
「……ジェバンニ?」
スタンドの明かりをつけるニアの傍に、静かにジェバンニは歩いて来た。
「なんなんです、いったい。こんな時間に」
「呼ばれたような気がしました」
「はい?」
「あなたが私を呼んでいる。そう思ったんです。ニア」
ジェバンニは言った。もちろん、ニアもレスターも指令は出していない。
「ジェバンニ…。正気の沙汰とも思えません。こんな夜中に」
「はい」
ジェバンニは屈むと、ベッドに座っているニアの唇に自分の唇を重ねていた。
「!ジェ…バ…」
ニアの肩を抱き、唇を唇でなぞりながら、ジェバンニが言う。
「もう、とっくに正気じゃない」
ジェバンニはそう言うと、今度は左手をパジャマの裾から入れ、ニアの肌をまさぐり始めた。
「…!ジェバンニ、や、やめて下さい!レスターを呼びますよ!?」
だがその瞬間、ジェバンニの指はニアの胸の先端を探り当てた。
「んっ…!」
ぴくん。ニアは小さく肩をすくめていた。
小さな甘い声がジェバンニの耳に届いていた。
「ここか…」
ジェバンニは、ニアの乳首をゆっくり指でなぶっていた。
それだけでニアの乳首の疼きが快感に変わり、ニアはのけぞって声を上げた。
「っあ……、んっ、…ジェバンニ…あ…っ…」
ジェバンニのもう片方の手がパジャマのボタンを外していく。
小さな胸があらわになると、ジェバンニはそっと、
まるで朝露をふくむように、ニアのピンク色の乳首を口に含んだ。優しく。時に荒々しく。
口腔に吸いつかれ、舌で転がされ、唾液をからませられて、歯で甘噛みされ、
ニアは気がついていた。疼いていたのは胸の先端だけじゃなく、胸の奥…いや、
もっとずっと、身体の奥…。
「…っ、ううっ、は…。…は…っ、は…っ、は…っ…あ、ん」
のけぞりながらニアは、いつしかジェバンニの頭を抱いていた。
(*;´Д`)ハァハァハァハァ
「あなたがキラを気にしてるなんてあり得ない。そう判っていても嫉妬で気が狂いそうだった」
ニアの首筋に、肩に、キスをしながらジェバンニが言う。
「んっ、んっ、んっ、」
裸になったジェバンニの首に抱きつき、ニアが声を殺して喘いでいた。声を上げる自分が恥ずかしかった。
抱き合うジェバンニの、長い指がニアの身体の入り口を探っていた。
ニアはジェバンニの首にもたれかかり肩をかむと、声を上げまいとしていた。
こんなときなのにジェバンニは冷静だった。勢いで押し倒すこともしなかった。
あるいは、それこそジェバンニが冷静になっていない証拠かもしれないが。
「このひと月、自分が判らなくなっていた。あなたにこれほど強く惹かれる自分が。
少年のはずのあなたに…」
「んっ、んっ、んっ、んんっ!!…くっ、」
ジェバンニが、なおも耐えているニアの奥をまさぐった。
開かない鍵をいともたやすく開けてしまう器用な指で。
「あぁあんっ!!」
思わず泣きそうな声を上げてのけぞるニアの口に、ジェバンニが舌を入れた。
しばらく二人は舌を絡めていた。はぁ、はぁとうわずった息が、
ぴちゃ、ぴちゃという唾液の音が、オレンジ色の明かりのともる寝室に響いた。
「ん……んん……ジェバンニ……お願い……」
「何でも言ってください、ニア。なんでも」
ニアが、息も絶え絶えに、小さな声でようやく言った。
「……………して。」
ジェバンニは、ニアの左脚をひょいと持ち上げるとその体勢からゆっくり、
はちきれそうになった陰茎をぐっちょり濡れたニア自身に挿入して行った。
「はぁ、は、あ、あぁ、ああぁ!あぁぁん…!!」
ジェバンニはニアを突き上げた。冷静な表情はもうとっくに消えていた。
「…こうしたかったんだ…。あなたが少女だと知ったときから…私は…!!」
「あぁ、あん、あんっ!!あっあっ、あぁん!!」
「……したかった……あなたと……!!」
「あぁあぁっ!!あ・あ・ジェ・バンニ…は、ぁん、あっ、あぁん!!」
ニアはもうはしたなく叫び続け、ジェバンニはそんなニアの虜となっていた。
ハルは時計をみた。
今頃ジェバンニはニアの寝室にいるはずだ。
あの部屋のカードキーのスペアは渡してあるのだから。
ハルは幸せな気持ちに満たされていた。
いま、ニアは女として目覚めている。
少女としての悦びにうち震えている。
もっともっと、ニアに愛される悦びを知って欲しかった。
そうだ、彼。
ハルは彼を思い出した。
彼はどうだろう。
彼ならニアをよく知っているし、ニアをキラの手のものに売り渡す心配もない。
だって彼は今や犯罪者として追われているのだから。
ハルは、携帯を取り出すと彼の携帯にかけた。
失礼しました。続きはまたいつか
あなた様とハル姉さまはこのスレの希望の星です
次々に開発されまくるニアたん最高ww
神キテタ━━━━!!!!!!!!!(・∀・)キュンキュン☆ミ
最高ですハルねェさんたら…ハァハァ…ニアを開発…ハァハァ
神乙です!
うははは…ハル姉最高
ふしだらな上司だなぁハァハァ……(;´Д`)
ついに真打ちメロニア来る!?
ネ申!すばらしいです!!
ハル姉イイ!!GJ!!
次はもしや公式でラブい相手ですか!?
うひゃーwwwwwすっごい楽しみです!!!!
公式でラブい相手ww
うわーまじ楽しみです!!!
どうなるの?どうなるの??
ドエロのレイプモノ 苦手な方はスルー
21才未満絶対禁止 苦手な方はスルー
コンセプト「基本的に皆悪人」 苦手な方はスルー
今回メロニア 苦手な方はスルー
それでは投下
レスターがニアの足の甲に接吻する。まるで服従を誓う従者のように。
そして白い靴下をはかせる。それはすでに、朝の習慣になっていた。
ニアはレスターに着替えを手伝ってもらっていた。レスターの希望だった。
レスターは優しかった。
ニアに決して手を出さず、ただただニアを見守り、自分の任務をきちんと果たしていた。
ジェバンニも優しかった。
ニアはカードキーを替えることはしなかったが、
ジェバンニはあれからニアの寝室に忍び込んでくるようなことはしなかった
今のジェバンニは、ニアが望まない限りは、
ニアがして欲しいと言わない限りは、ニアを抱くことはできなかった。
ジェバンニはニアを小さなレディーとして扱っていた。
いや、何よりも彼はニアに嫌われることを恐れていたのだ。
そしてXキラが判明し、ジェバンニは尾行のために京都へ向かった。
こうしてキラ対策を除いては、ニアにとって穏やかな日が何日か続いていた。
もっともそれは、ほんの何日かに過ぎなかった。
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
(*´Д`)ハァハァハァハァ/ \ア / \ア
ニアはロッカールームに向かっていた。
現在ハル・リドナーは高田清美の護衛として採用が決定し、簡単には連絡が取れないでいたが、
その彼女からニアに連絡があったのだ。
『少し早いけどクリスマスプレゼントです』
ハルはそう言い、時間も指定してきた。その理由がなんともおかしなものだった。
『ナマモノですから』
ハルは用件だけ伝えると、ニアが聞き返す前にすでに回線を切っていた。
ロッカールームは思ったほど広くもなく、狭くもなかった。
この時間のロッカールームは暖房使っていないため寒かった。ニアの息が白くなる。
ニアがハルのロッカーの前に立ったそのとき。
かちゃりと音がして、誰かが部屋に入ってきた。ニアはぎくりとした。
『くれぐれもロッカールームには一人で行ってくださいね』
ハルの言葉を守る為、レスターは買い物に向かわせていたはずだった。
だが入ってきた人物はレスターではなかった。もちろんジェバンニでもない。
仏頂面の彼は先月もSPKを単独で訪れた人物、すなわちメロだった。
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
真打ち登場!!!!!
(;;´;Д`;)ハァハァハァハァハァ
「ああ、あなたですか。ようこそメロ」
ニアは驚くでもなく言った。仏頂面のメロの頬の筋肉がぴくりと動く。
「相変わらずだな…全て、自分の読んでいたとおりだとでも言うつもりか」
「自分の読んでいたとおり、ではなく、13巻を読んだんです。
だから、あなたのことは全く怖くないんです」
ニアは平気の平左で言った。メロの顔が歪んだ。
「メロはもう公式に『好きな人の気を引くため、つい意地悪してしまう、
純粋な心の持ち主』ということになってますから」
「…おまえな、自由帳の扉に書いてある『本編とは無関係のおまけページ』
って説明読んでないだろ。『無・関・係』の意味、わかるか?」
「大丈夫です。そんな小さい文字だれも気にしません。公式は公式ですから」
メロが永年抱き、苦しみ続けてきたニアへの負の感情は全て
「ニア好きの裏がえしの表現」として解釈されていた。メロは苦々しい想いを抑えられなかった。
「私もメロを好きですよ」
「だろうな。ニアの好きなものはパズルと、そして玩具(おもちゃ)だ」
「はい。当然、メロも好きです」
ニアにとって玩具とパズルは大切なものであり、故にニアとしては真面目に言ったのだが、
メロにとっては、これほど馬鹿にされているセリフはなかった。
いきなりニアのパジャマの襟首をつかむと、メロはニアを勢いよくロッカーに押し付けた。
「…好きだなんて言わせない」
そして、メロは持っていた銃をすちゃっとニアに向けた。
間近に銃を突きつけられると、さすがにニアの顔が怯えた。
そう。メロがニアを殺しにかかる可能性も決して0(ゼロ)ではない…。
「脱げ」
銃を突きつけたままメロが言った。
「は?」
一瞬ニアは混乱した。なんのことかと思った。
「脱げ、と言った」
腹立たしげなメロに、ニアは恐る恐るパジャマのボタンを外そうとした。
「違う」
表情を変えずにメロが言った。
「下だけだ」
「おまえ、ほんとは女だったんだって…?」
メロが言った。
ニアはハルの『少し早いクリスマスプレゼント』の意味を知った。
「確かめてやる。脱げ」
「メロ。あなたにはそんなセリフは似合いません。公式本があろうとなかろうと、
あなたが純粋なことに間違いはないんですから!」
「いいから早く!」
ニアは急かされるまま、ズボンとパンティーを一緒に下ろし、ゆっくり立ち上がりながら
メロに銀の茂みを見られないようパジャマの裾を下に引っ張って隠していた。
パジャマの裾から、白い、長い二本の脚がにょきっと出ていた。
じーーっと音がして、メロがスボンのファスナーを下ろしていた。
メロはペニスを取り出すと、今度はニアの手を取りそれを握らせた。
「擦れ」
メロが銃を突きつけたまま命令していた。ニアはメロのいうままに擦っていた。
みるみるうちにペニスは大きく膨張していった。
メロは銃をしまうと、自分の手のひらと指に唾をたっぷり付け、ニアの性器を撫でて、濡らした。
「…っ!!」
首をすくめるニアの両肩をロッカーに押さえつけたままメロは
ニアの女性器に自分の男性器を荒々しく突っ込んだ。
「ああっ!!!」
無理やり入れられて、性器がこすれる痛みにニアが叫び声をあげていた。
レスターのときもジェバンニのときも、決して合意とは言えなかった。
それでも二人ともニアを十分に濡らしてから挿入した。メロは違った。
ぐいぐい押し込んで、ひたすらニアを突き上げていた。
「あっ、ああ、あっ、い、た、いたい!メロ、いた、痛い!」
メロはニアの声が聞こえないかのように、ただただ
ロッカーを背にして立っているニアを、がんがん突き上げていた。
苦痛に歪むニアの顔は、メロをもっと満足させると思っていた。さぞ、いい気持ちに違いないと思っていた。
だが、ニアのその顔はメロを苦しくさせただけだった。そんな自分にメロは腹を立てていた。
突き上げながら、メロはちっとも達することが出来ないでいた。
悲しく、苦しく、切ない気持ち…罪悪感が、メロを押しとどめていた。
と、ロッカールームの外で足音が聞こえた。
メロは急いでつながったままニアを抱き上げ、ロッカーの隙間に隠れた。
この場所なら、入り口からただ除いただけでは見えなくなる。
「ニア、居るのか?」
レスターの声がした。ニアの口を手をふさぎながらメロはあせっていた。
この状態のまま見つかれば決してただではすまない。
このとき、メロに隙が出来た。同時にニアがメロの手を除けた。
万事休すか!メロが観念したそのときニアが静かに言っていた。
「レスター指揮官、着替え中です。入ってこないで下さい」
「ニア、ここにいたのか。部屋にいないから心配した」
「女性には色々あるんです。レスター、しばらく私を一人にさせてください」
ニアに従い、レスターはモニタールームに戻っていった。やがてメロが言った。
「…どういうつもりだ?…ニア」
「この状態のまま見つかれば決してただではすみませんから」
メロが考えていたことと、まったく違わないことをニアが言った。
「…俺に情けをかけたつもりか?」
「いいえ」
ニアが言った。
「私たち競争しているんじゃなかったですか?どちらが先にキラを捕まえるか。
ニアの言葉にメロははっとした。
「ゲームの相手がいなくなるのを防いだだけです。他意はありません」
「…ふっ」
メロは笑っていた。
あれだけ嫌っている相手に納得させられていることが。
あれだけ嫌っていた相手と、こうやって繋がっていることが。
ニアが言った。
「それに私はメロが好きですから」
「……おまえに好きなんて言われたくない…」
そう言うとメロは再びニアを突き上げていた。だがそれは先程のような、痛みを与える手段、ではなかった。
ロッカールームは寒く、白い息がいつまでもはっきり見えていた。
反対に、メロとニアは紅潮し熱くなっていた。身も、心も。
「っ、ふっ、んっ、んん、んんっ」
狭いロッカーの隙間で、声を押し殺しているニアはいいようもなく淫らだった。
メロは興奮して、ロッカーを背にしているニアの
両の細ももを持ち上げるとその体勢のままニアを突いた。
「あっ、ああっ!あっ!あぁん!」
ずず、とずり落ちそうになって、ニアがメロの後ろのロッカーに足を突っぱねた。
すると、ニア自身がメロのペニスをより深くくわえ込んでしまう格好になった。
「あっ!あぁあん!あ、メロ!あ、はぁ!ん!あんあん!」
「…おまえ…ストリートの娼婦みたいだ…」
ニアの左の耳元に、上ずった声でメロがささやく。
「っ、…そんな、こと…言わな…っ、あ、っ!は!あぁあぁん!!」
ニアが鳴きながら懇願した。そんなニアを見るのは初めてだった。メロ腰の動きが早くなっていった。
ニアの愛液が、メロの精液が、メロの脚を伝わって細く流れていた。
突き上げられながら、メロの首を抱いてるニアは左頬の傷痕に気がついた。
綺麗な顔立ちのメロのその傷は、だが、醜いとは思えなかった。
ニアはメロの傷にキスをして、舌で優しく舐め始めた。慈しむように。
…その行為が、ニアにだけは同情されたくないメロを怒らせるとも知らずに…。
傷にキスされた瞬間、メロは腹立たしさを抑え切れなくなっていた。
逃れるために反対側に顔を背けようとし、そのときニアの舌がメロの唇をかすった。
そのかすかなキスが、ニアに対する愛おしさと腹立たしさを一気に爆発させた。
──メロはニアとキスするつもりはなかった。ニアを好きだと認めてしまう行為だから──
メロはいきなりニアの前髪をつかんで顔を上げさせると、荒々しく唇を蹂躙した。
「!っ…んっ!!……んんっ…!…ふぅ、ぅんっ!!」
メロの真意がわからないまま、ニアは豹変したメロに応えていた。
互いの舌をえろえろ舐めまわし、歯をがちがち言わせ、互いに互いをむさぼっていた。
噛み付くような口づけを交わしながら、二人の腰の動きがいよいよ速まり、
だんだんと息が上ずっていき、やがてメロとニアは、同時に達した。
メロはペニスを抜き、ニアからゆっくり身体を離した。ニアの身体がずずず、とロッカーに沿って沈んで
床に寝そべる格好になっていた。はあ、はあ、と大きく息を吐いていた。やっぱり大きく息をしながら、メロがニアに言った。
「…よかった…」
自分の言葉にかっとなり、メロは急いで言った。
「これは代金だ」
メロは懐から何かを取り出して、天井に放り投げた。
ひらひらと何かが舞った。札束だった。ドル札も万札も混じっていた。
札束の舞うロッカールームをメロは出て行った。
つまりメロは最高に侮辱を与える方法でニアを無理やり犯した。それだけだと言いたいのだろう。
札束の散らばる床で、ニアは目を閉じて心の中のメロに話しかけていた。
…メロ。ストリートの娼婦にしても、高級娼婦にしても、この金額は払いすぎです…。
メロは通りを歩いていた。別れたばかりだというのにもう、ニアの媚態がメロを支配していた。
ニアの虜になっている自分を、メロは認めたくなかった。
だがニアのあの声、あの表情、あの匂い、あの感触を、忘れることもできそうにない。
メロは冬の通りを隠れ家に向かって歩いていた。
失礼しました。続きはまたいつか
乙です!!
まだまだ続くようでウハww
ネ申、乙です!
なんだよメロも好きなくせにww
娼婦なニアたん激萌です!!!!
すっかり淫乱ですな(;´Д`)………
風のように投下しクールに去っていく神・・・・カッコいいぜ!!
ほす
最終兵器神まじ萌
メロニア(*;´Д`)ハァハァハァハァ
おにゃのこニアたん保守
ネ申はまだか────!!
ドエロの3Pモノ 苦手な方はスルー
21才未満絶対禁止 苦手な方はスルー
コンセプト「基本的に皆悪人」 苦手な方はスルー
今回メロマットニア 苦手な方はスルー
それでは投下
「メロ。なんか気になることがあるのか?」
隠れ家で、携帯ゲームをしながらマットが聞いた。
板チョコを持って、窓の外を見張っているメロが答える。
「別に。なんでそう思う」
「今食ってる板チョコ。逆さまになってる」
メロはあわてて板チョコを逆さまに持ちかえた。
「うっかりしていただけだ」
なにかあるのはもうバレバレだが、メロは自分の言動のおかしさに気がついてない。
ここ2、3日メロはおかしかった。
SPKの一人ハル・リドナーから連絡が来てどこかに向かい、帰ってきてからずっと変だった。
今だって外を見張っているというより、どこか別の場所を見ていた。
正確に言えばメロは外は見ていなかった。心に居るただ一人を見つめ続けていた。
「キラのことで何か進展があったのか?」
「いいや」
「はーん、ニアか」
ゲーム画面から顔も上げず事も無げに言うマットに、メロがカッとなって言った。
「な、なに言ってんだマット!!ニアと俺が何か進展なんてあるわけないだろ」
「進展?」
マットがゲーム機から顔を上げた。
メロがニアと競争していることはマットは重々承知している。
しかし…今の発言はあきらかにニアとなにかあったことを指している。どういう意味だ?
「進展て……おまえもしかして…ニアと手を組む気になったとか?」
「そんな訳ないだろ!!俺はあいつをレイプしたんだから!」
マットは、持っていたゲーム機をぽとりと落とした。
「……メロ……なんで……いや!その前にニアは……」
「女だ」
その先のマットの言葉を読んでメロが言った。
「俺はSPKの本部に行き、嫌がるあいつに銃を突きつけて無理やり犯したんだ」
「メロ。…なんでそんなことを…。おまえはそんなヤツじゃなかったろ…」
「マット。今お前が一緒に組んでいるのは、所詮そういうヤツなんだ」
マットは明らかに動揺していた。
もともと、マットはワイミーズハウスでも女の子には優しかった。
「マット。お前はもうキラ事件から手を引け」
突然メロが言った。マットはさらに動揺した。
「何言ってんだよ、メロ!!」
「…知ってるな?俺はノートを奪うためヤガミの娘を誘拐した。
ヤガミサユは…いまだ精神状態が回復していない」
メロは少しの間うつむいていたが、やがてキッとマットを睨み付けた。
「お前のような甘ちゃんが一緒だと、いずれ足を引っ張られるんだよ」
マットはメロの言葉の真の意味を理解した。
いまメロは犯罪者として追われている。そんな身でキラ事件を解決しようと思ったら、
結局一番弱いものを攻めなければならない、えげつない局面が出てくる。
弥海砂の部屋の件にしてもそうだ。マットは、メロがなぜ自分には盗聴させなかったか知っていた。
メロは自分の手は汚しても、女の子の弱さを攻めるような汚い事はマットには決してさせなかったから。
ネ申キター
お、乙です(;;*´Д`)ハァハァハァハァハァ
そんなメロだったからこそ、マットはメロに付いてここまで来た。
「メロ。今更そんなことを言われても困るな。俺はもう覚悟は決めてんだぜ?」
マットは落としたゲーム機を拾い上げた。
「このゲームに勝つって言うから期待して付いてきたのに、さ」
「…マット。じゃあ俺がニアにしたことをどう思う」
「レイプは許されないと思ってる。…でもよく考えたらおかしな話だよな?」
マットはもう落ち着きを取り戻していた。
「やすやすとSPK本部に入れて、ニアをレイプしてなんのお咎めもなしなんて…」
「…マット!俺とニアが合意の上だったとでもいうつもりか!!」
そんなメロを見て、マットはやっと気づいた。
なるほど。合意の上か。
なにか一人で納得し安心した顔をするマットに、メロは腹が立ってきた。
合意の上だなんて、ぜひとも否定してもらわなければ困る。メロはある事を思いついた。
「マット。……そこまで言うなら、一緒に来い」
「え?…どこに」
ニアはベッドで仮眠をとっていた。
ニアの疲れている様子に、レスターはニアに休息が必要だと判断したのだ。
「ニアの健康管理も私の役目だ」
レスターはそう言うと、ニアに毛布をかけて静かに部屋を出て行った。
あのメロとの激しいセックスのあと、ニアは眠れないで居た。
眠ろうとしても、あのときのことが浮かんで身体が疼いてしょうがなかった。
ニアは、やがて起き上がった。眠れないのはわかっている。
ならば横になるよりキラのことでも考えているほうがまだ頭がはっきりする。
そうして、ベッドから下りようとしたニアは驚いた。
たった今頭に浮かんでいた人物が、ピストルを手にドアから入ってきた。
「メロ…」
どうやら消音ピストルでドアの鍵をこわしたらしい。と、メロの後ろから
横縞シャツの少年が現れ、ニアの姿を認めて、片手を上げて挨拶した。
「よっ、ニア。久しぶり」
「失礼ですが、どちらさまですか?」
「…なっ…俺だよ、俺!!ワイミーズハウスのbR、マットだよ!!」
「と言われても、本編ではあなたは何者か、説明されずじまいだったじゃないですか」
「もーニア、13巻読んでるくせに。相変わらずクールだな」
マットはニアの言葉を特に気にする様子もなくマイペースだった。
「メロ…今日は?」
ニアはメロを見上げていた。メロはニアを見下ろしていた。
こうしてニアを目の前にすると、考えていたことができそうになかった。
今すぐニアを抱きたかった。この前みたいに。
「脱ぎましょうか?この前みたいに」
ニアが言った。
気持ちを見透かされたようなニアの言葉。それもマットの前で。メロはかっとなった。心は決まった。
「マット。ニアを抱くんだ」
「メロ!!!」
マットは小さく叫んでいた。ニアは、じっとメロを見ていた。メロもニアを見ていた。
「俺の相棒でいる覚悟があるなら、手を汚す覚悟があるなら、今ここで、俺の目の前でニアを抱いてみせろ」
「そんなことできるわけないだろ…ったく。素直じゃねーんだから」
ぽりぽりと頭をかきながら、マットが言った。メロが困惑した。
「…なに?」
「素直じゃないっつったんだよ。メロは昔からそうだったろ。
ワイミーズハウスでも一番仲の良かった子には、やたらボールぶっつけたり、
ちょっかい出したりして、さ」
マットはため息をついた。メロは真っ赤になっていた。
「そんな年になって『好きな子につい意地悪してしまう』なんて純粋とは言わない。単なる馬鹿。ニアも大変だな?」
マットはニアにウインクした。ニアがまじめに答える。
「メロの悪口は控えて下さい。私はメロが好きなんですから」
メロはもう、かんかんだった。今にも爆発しそうだった。
「…おまえら俺のこと完全に誤解しやがって!!俺がどんな人間か教えてやる!!」
メロはそう言うと、ニアをベッドに押し倒してパジャマのボタンを引きちぎっていた。
「あ…メロ…」
ニアが抵抗しないことを確認したマットは、二人の邪魔が入らぬよう入り口の番をすることにした。
キターwwww
マイル君と共にw
──まあ、あれだ。犬もくわないってヤツだ。二人でよろしくやってくれ──
ドアの正面に膝を抱えて座るマットは、まだニアの威力に気づいてなかった。
「…あっ…ん…あぁん…」
見張りなんて容易いはずだった。濡れ場に動じないシュミレーションもしていた。
なのにマットはだんだんたまらなくなっていった。ひたすらドアだけを見ていた。
自分の膝をぎゅっと抱き、勃起している自分自身とたかぶる気持ちを必死で抑えた。
ニアの声は強烈に色っぽく、艶があり、そして可愛かった。
……ニア、ってこんなに可愛い声、だったかな…
胸をかき乱される声に、マットは耳を押さえようとした。と、ニアの声の調子が変わった。
「あっあっあっあっあっあっ」
徐々にソプラノになっていく淫らな声に、マットの心臓の鼓動が早くなった。
マナー違反だとは思ったが、マットはちらりと振り返ってみた。
二人はベッドにいなかった。メロとニアは床にいた。
床の上で、膝立ちになったメロが四つんばいになった裸のニアを後ろから突いていた。
メロと目が合った。マットを見るメロの目が言っていた。
──どうだマット。これでも俺がニアを好きだと言うつもりか──
さすがにマットはおかしいと感じた。メロは何を考えているかわからないところはあるが
自分の気持ちを否定させるためだけに、人前でここまでやるようなことはしない。
「おい、メロ…」
メロを止めようと立とうとしたマットが、ぴたっと止まった。
ニアの白い身体が、ぼうっと光っているように思えたのだ。綺麗だった。ぞっとするほど。
四つんばいで突かれているニアはうつむいて耐えていた。淫らなでありながら例えようもなく清らかだった。
マットは、自分でも気づかないうちにそのまま四つんばいになりニアの真正面に来た。
「あっあっあっあっあっ」
ニアの顔が見たかった。いまどんな顔をしているのか見たい…。
「…ニア」
「はっ、はっはい、あっあっあっあっ」
ニアが顔を上げる。快感に翻弄され目の焦点が合っていなかった。
ワイミーズハウスのbP、Lの後継者・ニアの、白痴のような姿に
マットは、かつて無いほどもうどうしようもなく興奮していた。
とは言え手を触れることは躊躇われた。メロの気持ちはわかっていた。
四つんばいでニアと向き合うマットは、そっとニアの唇をなめた。
と、快感に溺れるニアもマットの舌をなめてきた。
ぺちゃぴちゃと音がする。
ニアの舌はざらざらしてぬめぬめして、マットはぞくぞくした。
マットに舌をなめられて、ニアは突いてくるメロ自身をきゅっと締め上げた。
メロは、嫉妬にかられ、ニアの細い腰を持ち、さらに動きを早めた。
「あ!!ん、はっ、はっ、あっ!ぁっ!あっ!あっ!あっ!あっ!ああ!」
ニアの切ない叫びが響いた。ニアの熱く甘い息が、マットの顔にかかった。
我慢も限界だった。マットは興奮して膝立ちになりズボンのファスナーを下ろし
勃起するペニスをずぼっとニアの口に突っ込こむと、ニアの胸を掴み乳首を弄んだ。
「はっ!!む、んっ、んっ、んっ!んっ!んっ!!んんっ!!」
「…あ、…すごく、いいよ…ニア…」
愛おしくてたまらない様子でマットが言った。更にメロの腰の律動が早くなった。
メロに責められ、マットのモノを咥えさせられ、これ以上ないほど感じながらニアは小刻みに揺れていた。
腰の動きがだんだん早くなり、そして
「っ!!!」
三人同時に達した。その拍子にニアは口の中に放たれたマットの精液を飲み込んでいた。
「あ、ごめん!ニア」
気づいたマットがあわててニアの口を拭った。ニアが言った。
「いえ…いいんです」
そんな二人にメロは嫉妬を抑えきれなかった。
「仲が良くてなによりだな、お二人さん」
嫉妬を抑えきれないというのに、メロの口から出てくるのはそんな言葉だった。
「いまならニアを抱けるんじゃないか?マット」
マットは、いつまでたっても素直になれないメロをちょっといじめたくなった。
「じゃあせっかくだから、お言葉に甘えさせてもらおうかな」
そう言うとマットはもう、トレードマークの横縞シャツを脱いで裸になっていた。
そして、驚くニアを後ろから抱きしめるとメロに言った。
「なあ、メロ。素直になれよ」
「ニアが好きなんだろ?コクって楽になっちまえ」
「ば、馬鹿言うなマット!!俺はニアが嫌いだ」
メロは声を荒げた。
「さーて…どこまで持つかな…その強がりが…」
マットは思わせぶりにそう言うと、ニアのうなじにキスした。
「…あっ!!」
「…裸の女の子を前にして、なんにもしないほど、俺は紳士じゃない…」
マットは、精液と愛液でぐちょぐちょに濡れたニアの女性器に指を這わせた。
「…っ…!!ああぁっ」
たっぷりと精液と愛液で濡らした指を、マットはニアのお尻にすべりこませた。
そして、膣よりもうしろの穴に、ずぶりと指を入れた。
「っ!!そ、そこは…や、いや!!」
逃れようとするニアの首筋を舌でなぞりながら、マットは指の本数を増やして動かしていた。
「裏技だよ…ニア。さすがに前でやると、メロに悪いから」
「っ…ぅうぅ…っ!!あ…やめて、下さ…ぃ…メロの前で………こんな…」
しかしメロはなにも言わず二人を見ていた。恐ろしいほどに、なにも言わず…。
マットはニアの耳たぶを舌でなぞりながら、ニアの後ろを指で慣らしていた。
「…あっ…っん…ああ…んっ」
メロが見ているというのに、マットになぶられるニアの身体がまた疼き出した。
逃れようとニアは首をそむけた。と、マットは首筋に舌を這わせ、胸に回した手で乳首を弄っていた。
「あああぁん!!」
拒みきれず、ニアが甘い声を上げる。
「…ニア…可愛い、すごく……」
初めはメロをあおるつもりだった。それなのに今、マットはニアが愛しくてたまらなかった。
メロに見られている苦痛と恥じらいと、そして快楽に歪むニアの顔が…。
「…ニア…。やっぱり、後ろじゃなくて、ここで出したい……」
マットはニアの腿の間を指して言った。
初めて、メロがぴくりと動いた。
いやいやと首を振るニアの耳元に、マットは囁いた。
「……無理だよ…ニア…もう止まれない…」
そう言いながらマットはニアの腿の間に指を入れ、花弁をゆっくりなぞりだした。
「…っ、いや」
ニアが小さく言った。
「…メロ…」
マットの動きが止まる。
「こんなとき、ほかの男を呼ぶの、反則だな、ニア。俺は、マット、だ」
マットはニアの花弁をもう一度、巧みになぞった。耐え切れずニアが叫ぶ。
「!!!まっ……!!」
全部を言う前に、ニアの唇がふさがれた。
「!」
メロだった。メロがニアの肩を抱いて口付けていた。やがてメロはニアから離れた。
「…メロ…」
「…ニア…」
メロはなにか言おうとしたが、何も言わずにまた口づけた。
「んっ…んんん…んぅんん………ん。………ん。……メロ」
マットはそっとニアを抱く腕をほどいた。これはもう、告白したもおんなじだな。
そう思いながらも二人を見るマットの胸はほのかに苦かった。
…ちぇ…メロ、もうちょっと後でもよかったのに…
ほんとはあのままニアを抱いてしまいたかった。
メロへの友情から気がつけないでいるが、マットはもうニアの虜になっていた。
しかしちょうどそのときだった。
「ニア、ミルクを持ってきた」
レスターがドアを開けたのは。
その光景に呆然とするレスターの後ろでは、
苦しい思いに耐え切れず、再び忍んで来たジェバン二が、
やっぱり言葉を失い、ベッドの上の裸のメロとマットそして裸のニアを見ていた。
失礼しました。続きはまたいつか
おいおいおいおい修羅場じゃねーかwwww
てかミルクってれくたw
乙です楽しみですよw
乙です!
メロいいな さすが公式ww
マットもいい奴だなー
修羅場どうなるんだろう 続き楽しみにしてます!!
こんな超修羅場突入でいきなり引きですか!
しかも3Pどころか5P状態になっとるしwww
うっは、すごい焦らしプレイ!神、乙でした!!
すげえ…
次回は5Pか!?
汁濁を妄想してしまったw
YB倉庫番です まとめサイトの更新ごぶさたしてすいません
ひさびさにスレのぞいたらネ申キタ!!! ALL×ニアだし13巻ネタもあるし凄過ぎるwww
さっそくUPしましたのでお楽しみください リンク集も更新しました よろしくです
>>379倉庫神も乙です!!
神もまたなんかくだされハァハァ
と図図しく願ってます
きゃぁぁぁ!マイル君がぁぁぁ!!
か、神…スゴイです!!!!
かっこいいぜジーヴァス!
しかも修羅場…れくたどうするっ!?
最終兵器神キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
次回はニアの穴という穴を全部塞ぐ勢いですな(*´Д`)ハァハァ楽しみ!!
YB倉庫神いつも乙です!!
更新されるのを待ち望んでおりました!!
このスレのおにゃのこニアたんてば
いつ見ても モテモテですばらしい…うっとり…
ここにくると なんだかとても嬉しくなってしまいます
みんなに愛されるニアたん激萌えです!!
自分的には愛されていてもいなくとも
そこに可愛い女の子ニアでいてくれたらそれで萌え
エロがあればなお萌え
なくても萌え
本能直撃wゴメンよニアww
ほしゅ
ドエロの集団陵辱輪姦モノ 苦手な方はスルー
21才未満絶対禁止 苦手な方はスルー
コンセプト「基本的に皆悪人」 苦手な方はスルー
今回ハルレスタージェバンニメロマットニア 苦手な方はスルー
それでは投下
ネ申キターーーーーー!!!!
(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ
SPK本部に着くと、ハルは変装用の黒髪のウィッグを取って走った。
レスター指揮官から連絡がきてからどれくらい経ったろうか。
まったくメロときたら…
連絡さえくれればニアに会う段取りをつけられるというのに、
突然黙ってSPK本部に乗り込むなんて…
寝室のドアを開けると、ハルの耳にニアの声が響いた。
「レスター指揮官!ジェバンニ!メロもマットも、銃を下ろして下さい!!」
そこにはレスターとジェバンニ、そして裸のメロと見知らぬ少年がいた。ニアの言葉からマットだと察せられた。
レスターとジェバンニは少年達に銃を向けており、少年達も二人に銃を構えていた。
ベッドの上では毛布を巻いた裸のニアが叫んでいたが、ニアの言葉に従う者はいなかった。
レスターとジェバンニの服の乱れから乱闘の痕がうかがえた。一触即発の状態だった。
「もうやめて下さい!!…お願いです…」
再びニアが懇願した。ハルはその場の緊張感をものともせず、つかつか四人の中央を突っ切って
おろおろするニアをぎゅっとその胸に抱きしめた。
突然現れたハルに男達がひるんだのは一瞬で、再び殺気がその場を支配した。
ニアはハルの胸に顔を埋めた。久しぶりのふくよかな感触は気持ち良くて、ニアは少し安心して言った。
「ハル。どうしましょう…誰も私の言葉に従わないんです」
「ニア。事態を収拾します。しばらくおとなしく従ってください」
何をするつもりなのか?ハルの胸の中で彼女をニアがきょとんと見上げた。
と、ニアのピンク色の唇にハルが自分の紅い唇を重ねた。
「!んっ…」
ハルはそのままニアの両頬を挟み、ニアに深く口づけていた。
四人の男達は驚いた。
ハルとニアのキスシーン。それは男のハートのとある部分を一気に直撃した。
「んっ…んんん…っ…!…っ、…ぁうん…」
ニアは深い接吻に喘ぎながらも、ハルに従いおとなしく舌を絡められ、吸われていた。
二人が唇を重ねるその光景は、そして、ハルのディープキスに喘ぐニアは、綺麗だった。
レスターもジェバンニもメロもマットもいつしかうっとりと見とれていた。
殺気と場の緊張感が消えるとハルはニアから離れた。二人の唇に絡む唾液が、糸を引いた。
「まったくあなた達ときたら。ニアを怖がらせてどうするつもりですか」
ハルが一喝した。男性達はハッとしていた。一方ニアは、ハルの胸の中でほっとしていた。
どうやら事態はハルが収めてくれそうだった。ニアは再びハルの胸に顔を埋めた。
ハルが続けて言った。
「どうして誰もニアを悦ばせようとしないんです?そんなことだから…」
ん?ニアは顔を上げた。続けてハルが言った。はっきり言うと爆弾を落とした。
「ニアはキラとのセックスを夢見るようになったんです!!」
ハルの落とした爆弾は、その場の空気を一気に変えた。
レスターとメロ、マットは驚いてニアを見た。ジェバンニも困惑してニアを見ていた。
ニアはごくりとつばを飲み込んでハルを見た。ハルが言った。
「ニア。キラより素敵な男性はいくらでもいます。目を覚ましてください」
「ハル。…その言葉、そっくりあなたにお返しします」
ニアはそう言うとハルを押しのけて、ドアに走った。と、行く手をレスターとメロが塞いだ。
「ニア…まだキラを…?」
「どういうことだ?ニア!!」
二人に詰め寄られ、ニアは軽いめまいを覚えていた。
薄暗い部屋で、レスター、ジェバンニ、メロ、マットはカードが配られるのを待っていた。
カードをシャッフルしているのはハルだった。
部屋の隅のベッドの上では
勝者に与えられる賞品が手錠につながれ、裸でベッドに寝かされていた。
無駄だとはわかっていたが、彼女は手錠から逃れようとしていた。
やっぱり無駄だった。
『そもそもキラを捕らえるはずが、どうしてこんなことになってしまったのか』
ニアは事の起こりを順を追って考えていた。これから自分の身に起こる事を考えたくなかった。
しばらくして、声があがった。ハルが言った。
「決まりました。勝者、レスター指揮官」
それを聞いてニアは、再び手錠から逃れようと必死でもがいた。
「ニア。そんなに怖がらなくてもいい」
ベッドに近付いてきたレスターが、ワイシャツのネクタイをほどきながら言った。
服を脱ぐレスターの表情はいつもどおり平静で、だからこそ恐ろしかった。
ニアは震えながら日本捜査本部の模木のことを考えてた。彼は本当にたいした人だ。
何故ならば、レスターの拷問に決して屈しなかったのだから。
レスターはベッドにつながれた鎖だけほどくと手錠のニアを起こして言った。
「ニア、ミルクを持ってきたんだ」
サイドテーブルに置いたカップを、レスターはニアの口元に持っていった。もちろんニアは震えて飲めなかった。
「ニア?気に入らないのか?」
レスターはミルクを飲んだ。
「すまない。冷たくなってしまったな。暖かい方がいいんだな?」
そう言いながらレスターはズボンを脱いでいた。部屋の隅ではメロが、マットが、ジェバンニが、ハルが、見ていた。
「レスター…やめて下さい…みんなが居ます…」
「遠慮しなくてもいい。私とニアの間柄で遠慮はいらない」
『私とニアの間柄で』その部分を強調しレスターはニアの両頬を持つと、その口に怒張したペニスをぶち込んだ。
「ぐっ!!!」
レスターのモノでいっぱいになったニアの顔をしっかり掴み、レスターは前後に激しく腰を動かしていた。
やがてじゅぼじゅぼと唾液のからむ音がしてきた。
「んっ…んくっ……んんっ…」
ニアは喘ぎ声をあげていた。やがてレスターがペニスを抜くと、見ていた者たち、メロやマットはその大きさに驚愕した。
レスターは、ニアの手錠をした腕を頭上にやりながらゆっくり押し倒した。
そして脚の間に手をやると顔をしかめた。そこはまだメロたちとの情事の跡が生々しく残っていた。
「汚れてる…。ニア、ここはきれいにしなくては」
レスターはそう言うと、そこに残る精液にも構わずニアの茂みのその奥をなめ始めた。
「ひぁあんっ!!」
手錠をされた手でニアはレスターを押しのけようとしたが、もちろん無駄だった。
「あっ、あ…っ…あん…くっ、…ぅん」
皆に見られ、必死に抑えようとして、だけどどうしても洩れるニアの可愛い声が
薄暗い部屋に、見ている者たちの耳に、響いた。
残っていた精液をなめ取るとレスターは、今度はニアの身体を生クリームのようになめていた。
「はっ…あっ…は、あ、ああ…あ、ああ!!」
綺麗になったばかりのニアの性器が、再びぐしょぐしょに濡れた。
「さあ、ニア。ミルクだ。たんとお飲み」
そう言うと、レスターはニアに自分自身を押し当てぐぐぐと押し込んでいた。
「あ、ぁあっ、ああ、はあ、ああ、ああん…」
ニアはもっと苦しいかと思った。だがこの前よりは、慣れてしまっていた。悲しいことに。
レスターはニアの腰を持ち上げ激しく動かしていた。ぎしぎしとベッドの軋む音がした。
「あっ、あああん、あぁん、ぁんあっ、は、あん」
ニアは淫らな声をあげて応えていた。
メロは嫉妬からそんなニアを睨みつけていた。マットはニアの新たな面をもっと見たいと思っていた。
ジェバンニは何も言わず横を向いていた。そして、ハルは声をあげるニアをうっとりと見ていた。
「…うっ!!」
やがてレスターが達した。だがレスターは抜かずに、はぁはぁ息をするニアに囁いた。
「…ニア。おかわりが欲しいのか」
再び腰を動かしニアに声を上げさせるレスターを、メロとマットが引き離しにかかった。
「いい加減にしろ!一人一回までだろ!!」
次の勝者はメロだった。
メロはいきなりニアに覆いかぶさってキスしていた。
「んっ…んんんぅ…」
メロが2番になってしまったのは、結局素直になれなかったせいだった。
ここで1番になってニアが好きだと知られたくなかったのだ。
だが、今メロはそんな自分が歯がゆいだけだった。その想いをニアにぶつけていた。
「…ニア」
「あ…メロ。……ぁ!…ん……んっ…」
どこまでも深く求めてくるメロのキスに、ニアはもうとろけそうだった。
メロがニアの身体をまさぐる。
「ん…ああ…メロ…」
メロからはいつも嫌いだと言われてきた。そのことを気にしたことはないが
そのメロにこうして身体を求められ、ニアは感じ、濡れていた。
手を取り合えるかもしれないと思った。二人でLを継げるかもしれないと。
と、メロが言った。
「ニア。1番は誰なんだ?」
やっとキタw
うははははっは
その意味はすぐにわかった。誰と最初にヤッたのか、ということだ。
「言えよ。怒らないから」
その顔は誰が見ても怒っていた。
「…いや、です…プライベート、ですから」
相手がLだと、メロに知られたくはなかった。それを言えば女に『なった』ことも
言わなくてはならない。メロに求められている今、ニアはメロとの関係を壊したくなかった。
「だったら言わせてやる…」
メロはニアの首筋にキスしていた。激しく、そして甘いキスだった。
「あっ!あっああん」
「言え」
メロはそういいながら乳首をがり、と噛んでいた。
「つうっ…!!あ、いや、です」
と、メロはニアの女性器にじゅぶっと指を入れ、抜き挿ししながら激しく動かしていた。
「はっ、…あっ、ああん、あん!あぁ、ん…!!メロ……あ、ん…もっと…」
荒々しいメロの指に快楽の声を上げる、そんなニアにメロが言った。
「ニア。…おまえを……おまえを、こんな風にしたのは誰なんだ?」
苦しそうなメロの言葉にニアが答える。
「言いたく、ないです…」
「…そいつが…好きなのか」
「言ったはずです。私は、メロが好きです」
そのニアの言葉は、完全にメロを怒らせていた。
「はっ、おまえが好きなのは、これ、だろう…」
そう言うとメロはいきなりニアの性器にペニスを挿入し、腰を動かした。
「あっ!!あん!あんっ、ああん!あぁん」
「俺より良かったのか、そいつは?感じたのか?」
「いっ、いいえ、いた、痛くて、あっ、それどころじゃ、あっ、あん」
『痛い』という言葉は処女を連想させて、メロは嫉妬でより激しく腰を振っていた。
「あっ!ああん!!は、ああ!あっあ、あっ!!」
「やっぱり、おまえは、淫乱な娼婦だな…」
「あっ、あん!はっ、ああん、ひど、っあ、あぁ…メロ!!っ…!!ああああん」
腰を動かしながらニアは鳴いて鳴いて、やがて、その頬を涙が濡らしていた。
メロたん
信じてよ つ13巻
好きなのは本当よ
メロが離れると、肩で息をするニアの涙を拭うものがいた。マットだった。
「…マット…」
「ニア、気にすんなよ。メロは妬いてるだけだから」
ニアは少しだけホッとしていた。
マットはメロに友情を感じており、ニアには手を出さないはずだった。
しかし、今のマットの表情はなにか変だった。
嬉しそうだった。それになによりも、裸のままだった。
と、マットはニアにおおいかぶさり、小さな胸に頬ずりしていた。
「…マット…?」
ニアの白い胸にキスしながらマットが上ずった声で言う。
「…俺、知らなかったよ…ニアがこんな綺麗だなんて…それにほんとは…誰にでも優しいんだ…」
「ち、違…ひっ」
マットは今度はニアの乳首をちゅくちゅく吸っていた。
「ぁん!」
「……」
マットが何か呟いた。だがその声はよく聞こえなかった。あるいは『ママ』と言ったのか…。
「いや…ああん!!や…っ…うっ…っ…っ…」
マットはニアを抱き起こして少し前の続き、すなわち後ろの穴を開発していた。
指が2本、3本と増えていき、ニアの喘ぎ声はいよいよ切なくなっていく。
「ニア…ここもすごいよ…ほら、指がすいこまれてく…」
ニアの耳元に甘く囁くと、濡れた指をアナルから抜き、ニアの腰を抱え上げ
立ち上がる自分のペニスをアナルに押し付けた。ゆっくりゆっくり、ニアが沈んでいく。
「あ…あああん!!いやぁ、ぁあ、あん!!!」
マットはゆっくり腰を動かした。ニアが大きく口で息をしている。
「はっ、あ、あっ!あ、ぁぁっ!!んっ」
マットはもうニアが愛しくて可愛くてたまらなかった。
ぎゅうっと抱きしめて、首筋に、うなじに、頬に、そして口元にキスしていた。
「…そうだニア…俺たち…みんなで、家族になろ?」
マットはそう言うと、ニアの両ももの下から手を入れてニアの脚をがばっと開かせた。子供におしっこをさせる親のように。
「!マットなにを…」
ニアにキスしながらマットは言った。
「メロ、来いよ」
(*´Д`)ハァハァハァハァ/ \ア / \ア
「ちょっと待て!!一人一回までと言ったのはおまえ達だろう!!」
レスターが立ち上がった。マットが反論した。
「おっさん、さっき結局二回出しただろ!…さあ、メロ」
メロが立ち上がりベッドに向かう。レスターは渋々椅子に座った。
ニアは、はぁはぁと息をしながらメロを見ている。銀色の髪が汗で額にへばりついていて、綺麗だった。
「メロ、今回は口を出さない、な」
マットが言った。メロは黙ってズボンを脱ぐといきなりニアに口づけた。
「!…ん…」
口づけながら、メロはもうさっきから大きくなっているペニスをニアの性器に再び挿入していった。
「んーーーんんーーっ!!!!!」
膣に1本、肛門管に1本、合わせて2本の怒張したペニスを入れられ、ニアはキスで塞がれたまま悲鳴を上げていた。
メロとマットはニアをはさんで腰を動かしていた。ニアの膣を隔てて、メロとマットのペニスがこすれあう。
「っ…!!ああ…っ」
「…あ…!!っ…は」
「あん、あぁぁ!!ああん」
三人は声を上げていた。
ネ申!ネ申!
二穴3Pエエエエエロ過ぎます
(;;*;;´;Д;`*;;;)ハァハァハァハァハァハァハァ
にりんざしってヤツですか???
(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ
そうしながら、メロはニアの舌に自分の舌を絡めていた。
マットはニアの胸に手を回して胸を揉みながら、乳頭に人差し指を押し付けくりくりいじり回していた。
「は、あん、…あああぁん…!」
メロはニアとマットを抱いていた。ニアはメロとマットに抱かれていた。マットはニアとメロを抱いていた。
三人抱き合って律動していた。
ぐちゃぐちゃと卑猥な音がして、ぎしぎしベッドが軋んでいだ。
「…メロ……!」
「…マット!…」
「…ニア…!…」
抱き合いながら、3人は他の2人の名前を呼んでいた。
「あっ、ああっ!ああぁああぁっ!!!あ…ん、んーーんんんんーーっ!!」
再び、メロがニアの口を吸った。悲鳴すら吸い取るような強く深い口づけだった。
後ろから前から二人に攻められ、口を吸われて、乳首を弄られ、ニアはまた制御できない快感に溺れていった。
マットとメロだからできるプレイだなこれ
>>407 れくたとジェバンニだとキツイかね?やっぱ
幼なじみっていいな…(*´Д`)ハァハァハァ
>>409 和むところなのかwwニアたん大変そうだ
萌えるけどwww
(;;´Д`)ハァハァハァハァ
ワイミー団子萌え〜
がんがれSPK!負けるなSPK!
やがて三人は達した。メロとマットはペニスを抜いた。と。
「…あん…」
ニアが声をあげた。『抜かないで』というように、切なげに…。
ニアは恐ろしく淫靡なくせに、凄まじく可愛らしく
たった今終わったばかりだというのに、もう二人はニアの表情に、声に、匂いに、胸を締め上げられていた。
それは見ているレスターも同じだった。
「……?」
ニアは自分の周りに集まる三人をけだるく見上げていた。
「あっ、ああん、あっ、あんあああぁんっ!!」
レスターが、メロが、マットが、ニアに吸い付いていた。
「んぐっ!!んっんっん」
もう誰のペニスを銜えているのか、誰のペニスがどっちの穴に入っているのか、わからなかった。
ニアの女性器は精液でどぼどぼに濡れ、口元も顔も汁にまみれていた。精液と汗と、そして涙だった。
誰でもいい。助けて欲しい。どうしてこんな目に合うのかわからなかった。
それでも、ニアの身体は突かれるたびに、どうしようもなく感じてしまっていた。
と、冷たい感触がニアの顔を拭っていた。ジェバンニだった。
彼は氷水で絞った冷たいタオルでニアの顔と身体を拭いていた。
「少し休めます。私の番ですので」
ジェバンニはそう言って、ニアの汗や顔に付いた精液を綺麗にふき取っていた。
ニアは息をつき、メロたちに聞こえないよう小さく尋ねた。
「Xキラは?」
「私が眠る間は、調査会社に交代してもらっているんです。今夜は手当てを弾むことになりそうですが」
ジェバンニは優しかった。
もしかしたらジェバンニならなんとかしてくれるかもしれない。
上手く言えば、ここから連れ出してもらえるかもしれなかった。
「…ジェバンニ。私を軽蔑しますか?何人もの男達に抱かれる私を」
「いいえ」
ジェバンニは即答し、そして向こうを向いた。
「そう出来れば楽でしょう。それは解っているんです。
だが…あなたを想う気持ちは、全く揺るがない。……いくら苦しくても……」
ニアは、ジェバンニが震える手を握り締めているのに気がついた。
すみません、この章の続きはまた明日。
神乙!!
明日wktkして待ってる!!
サイカノ神乙です!!
ヤベーはまり杉wwwドエロもイイ!!
一晩野郎が何してくれるのかも、楽しみです
ちょっとカワイソスなニアたんも非常に萌えます。
ネ申!!!!乙!乙!乙!!!!!
明日もPC前でwktkしてるお!!!!
乙です乙です!!!!!!!!!
なにこの充実感(♯´Д`)ハァハァハァハァ
神乙!
あああ明日が最終回ですかあわわわわ………
いいよ(;´Д`)まっとります
ステニア好きだ…
ネ申!激しく乙です!
続きwktkして待ってます(*´д`)ハァハァ
個人的にマットのマザコン設定?がちょっといやかなりキましたwww
マザコンマットモエス
ドエロの集団陵辱輪姦モノ
>>413の続き 苦手な方はスルー
21才未満絶対禁止 苦手な方はスルー
コンセプト「基本的に皆悪人」 苦手な方はスルー
今回ハルレスタージェバンニメロマットニア 苦手な方はスルー
それでは続き投下
『かわいそうに』
ニアは思った。
Lも罪な事をしたものだ。みんなおかしいのは、Lが自分の身体に細工を施したせいだ。
おそらく性的に興奮するフェロモンか何か、ニアの身体が発するよう仕掛けたのだろう。
そんなことを考えるニアに、ジェバンニが声をかける。
「ニア。あなたこそ私を軽蔑したのでは?あなたを賞品にしたゲームに、参加するような男だと。
…もっとも、私は最下位でしたが…。あなたに軽蔑されることを考えて集中できなかった」
自嘲ぎみにそう言うジェバンニに、ニアが答える。
「ジェバンニ。今まであなたを軽蔑したことはありません。これからも」
ジェバンニは手錠をかけられているニアの両手を取った。うっすら赤くなっていた。
「…ニア。痛みますか?」
「いいえ。それほどには」
と、ジェバンニがそっとニアに顔を近づけた。そして小さく言った。
「逃げたければ、お手伝いします」
驚くニアに、ジェバンニは続ける。
「今ここに居る者達は私が引きとめます。…彼らを敵に回してもいい。あなたが逃げたいと願うなら」
神!!
待ってたよ〜!
(*´Д`)ハァハァ
ジェバーーーーーーーーーーーンニっ!www
(*´д`*)ハァハァ神(*´д`*)ハァハァ
ジェバンニはニアに対して誠実だった。どこまでも。ニアは言った。
「ジェバンニ。ほんとに何でも聞いてくれますか」
「はい。ニア、何でも言って下さい。なんでも」
「では…私を軽蔑してください」
「ニア!!」
ジェバンニが叫んだ。ニアは考えていた。
そうだった。自分はSPKの指導者なのだ。キラに傾いた世界でなお、キラを捕らえようとする組織のリーダー。
よりによってその自分が、ここから逃げたいなどと考えるとは…。自分が許せなかった。
「私は、ほんの少しでも逃げる事を考えたんです。こんな私を軽蔑し、嫌ってくれなければ、
SPKの上司として私はあなたを軽蔑します」
「…ニア、そんなこと…!!」
ニアへの想いと、そのニアからの無理難題に板ばさみになり、ジェバンニは苦悶していた。と、ニアが言った。
「お願いです。私を嫌って下さい。……ステファン」
そう言った途端に、ジェバンニがニアに真正面から抱きついていた。苦し気に。強く。
「!?」
「…あなたは理不尽だ…あまりにも…!!」
ネ申・・・・・!!
理不尽な上司萌(*´Д`)ハァハァ
「あっ…ああっ…あ、あ、あ、……あ───────────!!!」
ジェバンニの腕の中で、ニアが悲鳴を上げた。
頭のてっぺんからつま先まで、一本の矢に貫かれるような快感が走っていた。
初めてだった。この前とは全然違っていた。今夜のジェバンニは容赦なかった。
「うううっ、あっあっあああん、はあ、っう、ジェバンニ…もう、…ゆる、し、て…ええっ、
あ、ああ、あ─────────!!!!!」
快感に跳ね上がるニアの身体を押さえつけ、ジェバンニは自分の身体のすべてで
ニアを激しく攻め立てていた。快楽で、ニアはおうおう泣いた。
ジェバンニがそんなニアに何度も口づける。むさぼるように。
二人の頬を濡らしているのは、どちらの涙なのか、もうわからなかった。
いつしかレスターが、メロが、マットが、ジェバンニに突かれるニアのあちこちを吸っていた。
「あん!!あぁああん」
と、ハルがニアをうっとり覗きこんだ。快感に喘ぎながらもニアは言った。
「ハル…あ、…あなたは、どうか、しています…」
「ええ…叶わぬ恋をしています…あなたに」
ハルはそう言うと、ニアに接吻した。深く。深く。
失礼しました。続きはまたいつか
神!二夜に渡って乙!(*´Д`)ハァハァ
続き禿げしく待ってる!!
おっ、来てるw
楽しみだ(;´Д`)ハァハァ………
ニアたんいきっぱなし
ニアたんのまんまんが壊れちゃう
多分もうガバカバなんじゃないかと心配
すっかりヤリ●ン状態にされちゃったからなぁ……
特にレク太のがキいてるよなw
ニアたんの拡張阻止のためレク太はしばらく禁欲だ
ああ神!乙です!!!
続き楽しみにしとりますんで!
>>434 レク太wwwwなんかその書き方で極太そうな感じが伝わるwww
いやいやニアたんは名…ムニャ…だから大丈夫だよww
でもれくた禁欲は賛成。一人一回って言っただろっ!
ちょwそんなにいじめてやるなよw
恋愛話としては、人気の無い組み合わせだけど
れくたとの絡みはニアの可愛さと犯罪臭さとさらに引き立てて、
エロ萌するから自分は結構好きだとぶったける
でも一回は一回です
おにゃのこなのに こんなに萌えるのはなぜ・・・?
ニアたん今度はだれとするのかな?たのしみだなwとかなんで・・・?
罪だようニアたん
ほす
ドエロの策略合体モノ 苦手な方はスルー
21才未満絶対禁止 苦手な方はスルー
コンセプト「基本的に皆悪人」 苦手な方はスルー
今回キラニア 苦手な方はスルー
それでは投下
『ニア、起きろよ』
マットの声がして、一人ベッドで寝ていたニアは目が覚めた。目の前にマットがいた。
そして横にはメロがいた。メロはニアと目を合わせず、向こうをむいていた。
「メロ…マット…あなたたち死んだはずじゃありませんか?高田清美を誘拐して…」
『俺たちをよく見ろよ』
マットの言葉どおりよく見ると、2人には足がなかった。
「霊魂になった、というわけですね」
『ああ。ちょっとしくじっちまった…。な、メロ』
マットが悔しそうにメロに言った。メロは相変わらず向こうをむいたままだ。
「しかし、この世界では死んだ者が行き着くところは無のはずでは? 」
『それは、キラが死んでから出てくるテーマだろ。 今はまだ2日前だから大丈夫だって』
「そういう問題でしょうか?」
『とにかくニア。俺たちがこうして出てきたのはワケがあるんだ』
「訳?」
『ほら、メロ言えよ』
マットがメロを促した。だがメロは向こうをむいたまま黙っていた。
442 :
えっちな21禁さん:2006/10/31(火) 19:03:54 ID:Ma0bGaZg0
『あーもう。じゃあ俺が言うよ。…実は俺たちリドナーとジェバンニの会話を盗聴したんだ。
したらハルは、高田に気づかれないようにしてニアの毛を隠し持たせていることがわかった』
「……は?」
『それも下の毛だよ!?それで俺たち高田を誘拐して毛を取り戻そうと…』
「ちょっと、ちょっと待って下さい!話の意味がまったくわかりません。そもそも私
『キラが嫌い』だと言った筈です!13巻にも書いてます」
あの夜、皆にキラへの気持ちを聞かれたニアは『キラが嫌いです』ときっぱり言った。
『それでハルは、今度はキラと対峙するニアの身を案じたんだな』
『聞けばキラは二股三股は当たり前の、女たらしだと言うじゃないか!』
突然の、強い調子のメロの言葉に驚くニアに、マットが続ける。
『ハルは、キラがどの程度の目利きか確かめるつもりだったらしい。
これに気がつくような男なら、キラは手ごわい相手だと…』
「な、何なんですかそれ!!……あなた達…そんな事のために高田誘拐を!?」
と、マットが真面目な顔になった。
『ニアは分かってない。ニアの髪の毛一本だって、今の俺達には重大な問題だって事が』
『ニア。ここだけの話、計画したのはメロなんだ。誰にもニアを、毛一本でも渡したくない、つって…』
『マット!!』
ニアに耳打ちするマットの言葉をさえぎり、今度はメロが説明した。
『とにかく高田を誘拐して裸にしたものの、肝心のものは出てこなかった。それで俺は言った『毛を出せ』って』
「……高田清美の怒った顔が目に浮かびますね……」
『ああ。遂にはこのザマだ』
メロが自嘲しながら、ない足を指した。
『まあ、今なら天国のヤガミに謝りに逝けるしな』
「メロ。マフィアで行った数々の行いでも、あなた天国に逝けるんですか?」
ニアがそう聞くと、メロは沈黙した。
『……。そうだ!マット、おまえ俺の代わりに天国のヤガミに謝っといてくれ』
『…!メロ…俺はメロについて逝くよ、地獄でも何処でも。だって俺たち穴兄弟じゃないか!兄貴』
『マット…おまえって奴は…』
感動するメロにニアが冷ややかに言う。
「あなたたち、別の穴に入れた筈では?」
ニアがそう聞くと、二人は沈黙した。
『…そろそろ朝になるな…逝かないと』
マットが言う。外が明るくなっている。メロはニアを見て、言った。
『……ニア』
「……メロ」
『………………………俺は……………………』
「私はメロが好きです。先に逝って待っていて下さい」
ニアの言葉に、メロがふっと笑った。
『俺はおまえが嫌いだ。待ってなんかやらない。来るならゆっくり後で来い』
『あーあ、なんとかは死んでも治らないってホントなんだな…』
マットが腕を後ろに組んで言う。と、2人の姿がゆっくり透けていく。
『ニア…バイバイ』
「…マット…!…メロ…!!」
ニアの目から涙がこぼれ落ちた。と、メロがニアに近付いた。
メロはニアの唇に自分の唇を重ねた。とても優しく。そしてそのまま2人は消えた。
ニアが目を覚ますと朝で、部屋には2人の姿はどこにもなかった。
神乙です
メロニアセツナス…(⊃д`)
「ハル。ちょっと聞きますが」
モニタールームで、ニアはハルに尋ねた。
「ニア。何でしょう」
「あなたもしかして…私の…下の毛…を、高田清美に忍ばせたりしてました?」
「ニア……!なんてことを」
驚くハルに、ニアは慌てて言った。
「すみません悪い冗談です、忘れて下さい」
どうやらやっぱりあれは夢だったらしい。それはそうだ。
ニアの毛(それも下の毛)のためにメロとマットが命を落とした、なんて事はあってはならない。
「あなたの毛は私がしっかり肌身離さず持っています!!高田に忍ばせたのはフェイク、
シャワー室の排水溝から拾ったレスターの若白髪です。…でも、ニア。どうしてそのことを?」
「………いえ。いいんです。忘れてください」
ニアは床にぺたんと座った。ひどく疲れていた。
レスターの若白髪(それも下の毛)のためにメロとマットは命を落とした、なんて事はあってはならない。
自分ひとりの胸にしまっておこう、そうしよう。
そう思いながらニアは指人形を手に取った。キラとの対決のシュミレーションのために。
「…ニア。大丈夫か?」
モニタールームに一人坐っているニアにレスターが言った。ニアはワイミーズの仲間を失ったばかりだった。
「問題はすでに解決しています」
「?」
平静なニアの声にレスターは不安になり、ニアに近寄りそっと肩を抱いた。
ニアは何にも言わず指人形で遊んでいる。なにかがおかしかった。
レスターは叱責を覚悟しながらニアの唇にそっと唇を重ね、ボタンを外した。
ニアは声をあげなかった。抵抗もしなかった。反応もしなかった。
レスターに肌をまさぐられながら、ただ、指人形でシュミレートしているだけだった。
レスターは、魅神の見張りを交代してジェバンニを本部に呼んだ。
素晴らしいテクニックを持つジェバンニの愛撫にも、ニアは全く無反応になっていた。
そして冷たい皮肉も慇懃無礼な言葉もなく、ただされるがままだった。
この世に二つとない名器で、かつ、ずば抜けて感度抜群だったニアはマグロになっていた。不感症のように。
ネ申きてる!!
ちょっとメロとマットに感動しつつ大笑いです…www
「ショックだったんですね、メロの事が」
ハルの言葉にジェバンニがつぶやく。
「時間が解決してくれればいいのだが…」
ハルは首を振る。
「ニアは好きだったメロを失って、それでもキラとの対決の為に感情を動かすまいとしている。
キラとの対決が終わってもそれは変わらないでしょう」
「…では、ニアはずっとあのままなのか?元に戻る手立ては、何もないと?」
レスターが言った。ハルが答える。
「そうですね。あるいはショック療法もありかもしれません。
ニアのように、四人の異性から同時に想われ、かつ同性さえ骨抜きにするカリスマ性を持ち、
なによりニアの感情を揺さぶることが出来るような男。そんな者をぶつければ、
あるいはニアはもとに戻るかも…」
「そんなものがどこにいるんだ?」
レスターが言った。
「そう。…今、キラ派の者に追われている私達SPKに、そんな男性が都合よく調達できる訳ないんです」
三人はため息をついた。そして再びニアの身を案じた。
「ハル、なぜこんなことを?明日はキラとの対決だというのに」
ハルはニアに化粧をしていた。だが、その化粧がヘンだった。
口紅が唇にのっておらずにはみ出て、マスカラも完全に位置がずれている。
「終わりました。あとは、服ですね」
ハルはそう言うと、ニアのパジャマの襟を引っ張り、びりびり破りだした。
「ハル。…なにやっているんですか」
「これでよし。ではニア、壁にもたれて坐って下さい。両手は床に置いて目はうつろに」
よくわからないが、うつろな目をするのは簡単だった。メロとマットを思えばいいのだから。
ハルが出て行くと、しばらくして足音が聞こえてきて、ドアが開いた。
「ニア!!ジェバンニから連絡をもらって、キラ派の一派から襲われたと…!!」
部屋に入ってきたのは相沢だった。彼はニアを見て駆け寄った。
「大丈夫か?ニア!」
ニアは壁を背にしてうつろな目で相沢を見上げていた。青アザが出来、口元からは血が出ている。
パジャマの襟元から真っ白な肌と、かすかな胸の隆起と、ピンク色の先端が見えた。
「…ニア…」
たまらなく妖しい姿だった。相沢は、ごくりと唾を飲み込んだ。
神かきてる!!!!
っていうか…アフロ!!!!お前!!!!
wktk
「…Mr.相沢」
ニアが言った。可愛い声だった。その声に相沢は引き寄せられた。
これは捜査なんだ。相沢は自分にそう言い聞かせて、屈んでニアの手を取った。
「…ニア…どこか痛むのか?」
「いいえ」
相沢はニアの頬に手をやった。そう。これは怪我の具合を確かめているだけだ。
「…では…ここは…?」
「いいえ」
相沢はニアの頬にそっと自分の頬を寄せていた。これは体温を確かめているだけ。
「…冷たいな…暖める必要がある…」
相沢はそう言いながらコートを脱ぎもうズボンも下ろしていた。これはニアの身体を温めるため。
「そこまでです!!」
声がして、カメラを手にしたジェバンニと、そしてハルが入ってきて言った。
「今のあなたの行いは証拠として残っています。ネット上に写真をばら撒かれたくなければ
あるいは相沢由美さん、恵利子さんに知られたくなければ私達に協力してもらいます」
倉庫で、ニアはお面をつけて待っていた。
と、戸が開いて松田、伊出、相沢と、そして彼が入って来た。
彼。二代目L 夜神月 キラ。
ついにこの日が来たのだと、ニアは思った。
一方SPKの面々と相沢はそれぞれ顔を見合わせて、そっとうなづいた。
模木にはすでにレスターの毛をニアの毛と偽って渡し、手なずけていた。
こうしてキラ・夜神月とLを継ぐ者・ニアの対決は始まった。
そして一方、ハルたちの企みも。
ドエロまで行き着けなくてすみません、この章の続きはまた明日。
神乙!!
体がいくつあってもたりませんなwハァハァ…
回ってきましたw相手になってないのはもう魅上くらいだハァハァ…
た、楽しみにしてますw
うっわ!アフロ…お前……お前ってヤツは…うらやまし…っっ!
なんかSPKの悪人っぷりが…ハァハァww
どうなるの?どうなるのっ!?
ちょwwwマットとメロニアにはエピはせつないのに
なんだかすごい笑える
穴兄弟やられくたの…w
楽しみにしてます
ドエロの策略合体モノ
>>454の続き 苦手な方はスルー
21才未満絶対禁止 苦手な方はスルー
コンセプト「基本的に皆悪人」 苦手な方はスルー
今回キラニア 苦手な方はスルー
それでは続き投下
こうしてキラとニアの策略合戦は始まった。
結末を言えば、偽のノートをすりかえたことによりニアたちは勝利した。
そして月が、腕時計の中のノートの切れ端にニアの名前を書こうとした瞬間レスターが叫んだ
「仕込んだノートだ!!」
その月を松田が撃った。
と。
その直後、相沢が松田を取り押さえ、一方ハルは、月の手をねじり上げて腕時計を没収した。
「な、なにを…」
松田の問いにハルが答える。
「あなたが二代目Lと肉体関係を持ち、彼に入れ込んでいることはわかっています」
松田はぎくりとした。そう、模木がメロに誘いでSPK本部に乗りこまされたとき、
彼と月は二人きりで数日過ごした。(実際にはリュークもいたが)
その際、松田は月の手練手管に落ち、すでに月なしでは満たされない身体にされていた。
ハルは、月の撃たれた手をてきぱきと包帯で巻きつけながら言った。
「でも目が覚めたでしょう。あなたと彼の関係はこれでおしまいです。では今からお見合いをはじめます」
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ
「ちょっと待ってください、ハル。なんなんですかお見合いって」
ニアが言った。ハルが答える。
「日本に昔からあるならわしです。聞いたところでは
親や知人の紹介により、男女がまぐわう仲に進展するのだとか…」
「ハルの日本の知識もかなりいい加減ですね…で、誰と誰が土俵に上がるんですか?」
「ニア。それは見合って見合ってはっけよい、お相撲です。
でも間違いとは言えないかも。最終的には二人、裸でぶつかり合う訳ですから」
「…え?」
「そして、今から土俵に上がるのはニア、あなたとキラ・夜神月です。
それでは後は若い二人に任せて私たちは退散しましょう」
そういうとハル、魅上を伴ったジェバンニとレスター、
うなだれた松田を連れ出す相沢と、首をかしげる伊出を引っ張っていく模木が
いっせいにぞろぞろ倉庫の外に出て行き戸を閉めた。ゴォォォンと重い音がした。
「ちょ、ちょっと待ってください!!」
ニアは戸に追いすがったが、外から鍵がかかっていた。
そしてガンガン戸をたたくニアの後ろに、いつのまにかキラ・夜神月が忍び寄っていた。
ニアたんピンチだワクワクw
てか松田、お前………
神ーーーー!
…!!!ニア危ないニア!!!www
・・・うん、なんつーか・・・松田・・・そうか
月は、いきなりニアのパジャマの襟ぐりから左手を入れていた。
「ひっ!」
小さく悲鳴を上げ、ニアはびくんと跳ね上がる。嫌いな相手に触れられ鳥肌がたっていた。
「女の子だったんだ?ニア」
そう聞きながら月はニアの敏感な先端をそっとつまみ上げ、包帯を巻いた右手で脚の内側をさすって来た。
ニアは驚いた。ジェバンニも相当テクニシャンだったが夜神月はそれ以上だった。嫌悪の鳥肌が快感の鳥肌に変わるほど。
「ぁんっ…いえ、や、やめて下さい!!キラ!!あなたはすでに負けています!!」
ニアは月から、そして身体の奥から疼き始めた快感から逃れようと身をよじっていた。
と、月が耳元で優しくささやいた。
「そうだな。僕の負けだ。流石ニアだ」
「あ、あなたの優しい言葉は嘘です。相手をだますテクニックのひとつに過ぎません」
なおもじたばた動きながら、ニアは言った。と、月がそっと言った。
「そう。ニアと同じ」
ニアの動きが止まる。そこを逃さず月はニアのパンツの中に手を入れてきた。
「ニア…どうして、高田を誘拐したのはメロだと僕に教えた?僕をキラだと信じていたくせに…」
うっしゃあ!!月ガンガレww
ハァハァ・・・
と、ニアの身体から力が抜けた。月はニアの花弁を二本の指で優しくなぞった。
「!んっ…あぅっ…」
ぴちゃぴちゃと蜜があふれてきた。月はニアの耳元にささやいた。
「僕は魅上にノートは出すなと指示していた。つまりニアからすると想定外の出来事が必要になる。
僕や魅上にノートを使わせるような、想定外の出来事が…」
「…あ…お願いです。もう、やめてください……。…う、っ…」
ニアはうなだれた。月はニアの耳元、首筋、うなじに、巧みにキスして茂みの奥の指を振動させた。
「あ!…は、…あんっ…あっ、ぁぁあん」
「高田でもいい。メロでもいい。ノートを出して名前を書かせる必要があった。
だからニアは僕に、メロが高田を誘拐したことを告げた。違うか?」
「違います!!あなたは、メロのことなんて何にも知らないで、いい加減なことを…」
「知ってるさニア。僕たちは、同類の、嘘つきだ。僕も、ニアも…そしてLも」
「あっ、あ、ああん!!」
一層巧みになった月の指の振動に、ニアは力が抜けて床にぺたんと座り込んだ。
『勝った………!!』
月はそう思いながらニアを押し倒した。
「あっ、あん…あ、いや!!…は…ぅん…あああ」
パジャマは脱がされ靴下だけの姿にされていた。
ニアは倉庫の冷たい床の上、キラ・夜神月の舌に喘がされていた。押しのける手に力が入らなかった。
ニアが抵抗できないのは体格の差だけではなかった。かつてLが言ったとおり、キラは希代のテクニシャンだった。
長い指が、囁きが、手のひらが、舌が、関節の軋みさえニアを喘がせた。
確かにこれでは異性どころか、同姓すら骨抜きになってしまうのは無理もなかった。
「あっ、あん、は、あああ、やめて!あ!ああぁぁ!ぁぁあああ」
『キラに対抗するテクニシャンを育てなければ私たちは勝てない』Lはそう言った。
しかし、ニアはすでにキラのテクニックの手中に落ちていた。
『…だれか…助けて…』
ニアは、月を押しのけながら、快楽におぼれる自分を感じ、誰となく助けを求めていた。
このままでは…このままでは…!!
ニアがそう思ったとき、月がニアの両脚を開いた。そしてぬっと怒張したペニスを、ニアの
いちばん柔らかく濡れたところに当てて、挿入しようとしていた。
「いやです!やめて下さい!!」
ニアの叫びは無視し、月はニアに挿入し、大きく腰を振っていた。
「あ!あ、ああ!!」
ニアは月に組み敷かれながら、身体の奥で月を感じていた。
屈辱だった。
一方の月は、たった今自分を打ち負かした相手を組み敷き、征服する快感に興奮していた。
自分の下で震えるニアの姿にぞくぞくした。そして自分を咥え込むニア自身に驚いていた。
「ニア…すごいな…どこで覚えたんだ?…」
「…っく…うぅぅ」
そして倉庫にはびちゃびちゃずぼずぼという卑猥な音が響いていたが
しかし。
月がニアの奥深くまで挿入したとき、もし二人の身体が機械で出来ていたらきっとこういう音がしたはずだ。
「かちり」
二人が、Lの仕掛けた最終兵器の発動に気がついたのは、行為が終わってからだった。
ニアは目を閉じ泣くまいとしていた。行為は終わった。早く離れればいい。
しかし、月はいつまでたっても離れなかった。
「…なにをやっているんですか。早くあっち行ってください」
「…抜けない…」
「は?」
「抜けないんだ…どうしても」
ニアは起き上り、腰を引っ張って離そうとした。月が悲鳴を上げた。
『かかりましたね、キラ…夜神月』
声がした。懐かしい声が。見上げるとLの幽霊が浮かんでいた。
「……L……」
「…L!!…」
ニアと月は同時に叫んでいた。どうやら月にはLが見えるらしい。
『ニア、よくやりました。これでキラは捕まりました』
「L…これは一体…どういうことですか」
「私がニアの身体に仕掛けたもので、手錠の改良版、肉錠です。キラの陰茎、亀頭に合わせて
ぴったりはまるように作りました。一度入れば出口なしのキラホイホイです」
「…L…すでにキラ、夜神月は負けたんですが」
『キラは私が死刑台に送ると公言した以上、約束は守る必要があります。私が捕らえなければ』
「いや、L、あなたもう成仏したはずですよ」
『問題ありません。私は嘘つきですから』
「さっきの言葉と矛盾しています」
「…それでどうしたら外れるんだ?…」
月の質問にLが答える。
『外れません。私を殺した罪は万死に値しますので、存分に苦しんでください』
「なんだと!!」
ニアはいやな予感がしてきた。
「L……私はどうなるんですか…?排泄の時なんかは…」
ニアの質問にLはちょっと考えると、頭の後ろに手をやって言った。
『あっ、すみません。うっかりしてました』
失礼しました。続きはまたいつか
(;;´Д`)ハァハァハァハァ
ネ申!GJ!GJ!
続き禿げるまでwktkして待ってる!!
Lテラヒドスwwwwww
いたいけな少女になったニアたんどうなるの!!メロマット助けてくれ・・・
続きwktk
ちょwwwLwww
そして松田…ガンガレ
Lひどっwwwwww
松田・・・イデさんに恋愛教えてもらえよ・・・。
ニアたんカワイソウだけど・・・(*´д`*)ハァハァ
ごめんよニアたん・・・(*´д`*)ハァハァ
Lwwwwちょwwwおまwww
ニアタンガンガレ!
…松田…
おにゃのこにあたんほしゅ
にあたんニアたんあいしてる
たとえにくべ…ムニャムニャ…じょになろうと…
ハァト
神降臨待ち
にあたーん…
>>479 肉便器か……たまにはいいかもしれん!
アニメ二部やる説が強いので
年末にはまた盛り上がるといいなぁ……(;´Д`)ハァハァ
ドエロのスカトロモノ 苦手な方はスルー
21才未満絶対禁止 苦手な方はスルー
コンセプト「基本的に皆悪人」 苦手な方はスルー
今回月ニア 苦手な方はスルー
それでは投下
『これも全てはキラ、夜神月のせいです。
死んでしまうと甘いものが摂れない。当然頭の回転も鈍ります。
そして、幽霊は足がなくいつもの座り方ができずに推理力・思考力が40%減になってしまった。
とにかく、現在キラに対抗できるのはニアだけです。と、言うわけでニア』
唐突にLがニアにふる。
「はい?」
『世のため、人のため、キラ監禁のため、あなたの身体を張ってください』
ニアはめまいがしてきた。月が叫ぶ。
「ちょっと待て!!このままでいいわけないだろう」
「キラに同意するのは不本意ですが、今の意見は私も賛成です」
『…ニア。あなた私に背いてキラに付く気ですか』
「L、13巻を一読して下さい。私の嫌いなものはキラですよ?
そのキラとこうしているだけでぞっとするのに、このまま監禁なんて絶対お断りです!」
「それはこっちの台詞だ。だが、とにかく今は離れる方法を教えてくれ、L」
その台詞にニアが『ケッ』とばかりに口を尖らせた。
「よく言いますね。無理やり犯したくせに」
「な、何を…。このままではお互い困るんだ。離れることを第一に…」
うろたえる月にニアが続ける。
「そもそも二人きりになった途端に犯すという思想がいやらしいんです。
あなたがまともな人間だったなら、こんなことにはならなかった。あなたはただの婦女暴行犯です」
レスターやジェバンニ、メロはどうなんだろう?と思わないでもなかったが、それは置いといて
ニアは言った。と、月はせせら笑っていた。
「残念だがそれは通じない。僕は前戯を行いその結果ニアは濡れた。これは事実だ。つまり同意の上だ。
そもそも濡れてなければ入って行きようがなかったんじゃないか?違うか?」
「…最低ですね…ウジ虫以下です」
ニアは濡らさず犯したメロのことが頭に浮かんだが、それは再び置いとくことにした。
『ああ、わかりました』
Lが、ニアと月の会話を突然さえぎった。
『つまり、月くんのモノが小さくなれば、抜けやすくなり
ニアがたっぷり濡れればするすると抜けやすくなるわけです。
従って月くんが萎え萎えになり、その際同時にニアが濡れ濡れになればいいんです』
「だったら簡単だ」
「無茶言わないで下さい!」
二人は同時に言った。
『ニア。なにか不都合でも?大変物理的な良いアイディアだと思いますが』
「キラ相手に濡れ濡れなんて無理に決まってるでしょう?だからあなたは友達がいないんです」
言ってしまってからニアはハッとした。今の発言は失敗だった。
ややあって、ゆっくり、Lが言った。
『では私は用無しのようなので逝きます。あとはあなた達で頑張って下さい』
Lはすうっと消えた。
同時にあたりは寒くなった。
薄暗いYB倉庫内に、月とニアは残されていた。
「ニア、不感症は治りました?いっぺんヤッてもらったらキラはすぐ監禁しますので…」
そう言って倉庫をのぞいたハルは、下半身でつながっている月とニアを見て絶句した。
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
キラ嫌いで他棚上げニアたんw
二人はどうやっても外れず、月がニアを抱っこする形で車に移動した。ズボンは腿のあたりまでしか履けなかった。
ニアと繋がり倉庫から出てきた月に、松田は涙を流した。
「な…何だったんだ…あの僕達の時間は…一体なんのために…」
一方テレフォンセックスで月に骨抜きにされていた魅上はショックを受けていた。
魅上は高田に切り離したノートを送る際、一週間自分が何をし、どれだけ神を慕っているか切々と綴って一緒に送っていた。
魅上は思わず月に叫んでいた。
「あんたなんか神じゃない!クズだ!!」
ともあれ車は、ニアと月とハル、ジェバンニとレスターを乗せて走り出した。
「…すまないが至急ホテルに向かってくれないか。どんなホテルでもシャワーがあれば」
突然月が言った。月と向かい合う格好のニアは目をそらしながら言った。
「逃げようとしても無駄です。あと一時間で病院です」
「一時間じゃ困るんだ!!」
月は力一杯叫んでいた。そして運転するジェバンニに耳打ちした。と、ジェバンニは言った。
「わかりました。至急、右に見えるビジネスホテルに入ります」
そんな場合ですか、と訴えるニアを尻目に車はビジネスホテルに入った。
ジェバンニから耳打ちされ部屋を取ってきたハルは、その鍵を月に渡した。
「ではニアは夜神月にもたれて、体調が悪いフリをしてエレベーターに向かってください」
「なんで私がそんなことを…そもそも何なんですか、一体」
「ニア。試練は必ず来ます。泣きたくなるような試練が。でも今は泣いてる場合じゃない。そういうことです」
訳がわからなかった。月は何かを必死で我慢しているように見えた。
ハルは二人の腰をコートで隠してホテルに向かわせた。
部屋の前でハルが言った。
「三十分あげます。終わったら必ずニアの身体を洗ってください。私は服を買ってきますので」
「ハル!何を言ってるんですか!?」
月は急いで部屋に入るともう、シャワールームに飛び込んでいた。
「キラ、夜神月!まさかシャワーを浴びたい訳じゃないんでしょう!?」
月は何も言わずシャワーをひねっていた。温かいお湯が月とニアの腰にかかった。
「まだ服が……!…?……あ…………!?」
壁にはめ込まれたユニット式のバスタブの中で、シャワーにかかりながらニアは
自分のお腹の中が、なにか温かいもので満たされてふくれていくのを感じた。
次に、月と繋がったところから足に向かって、生あたたかな液体が流れ落ちていく感触を。
そしてその液体が流れていくと同時に、お腹の膨らみがへこんでいくのを。
月は、ぶるっと震えると、ほっとしたように肩を落とした。
シャワーのお湯が、全てを排水溝に流してしまっていた。
間に合った、と月は思った。とりあえず、人前で失禁することは避けられた、と。そして気がついた。
「…ニア?」
ニアはうつむいていた。言い訳がましいとは思ったが月は言った。
「…どうしても我慢できなくなってしまって…すまない。…倉庫は冷えこんでいたから…」
言いながら月は服を脱ぎ、身体を洗うためニアの服も脱がせようとした。
と、ニアの身体の力が抜けてずず、ずと座り込み始めた。
ニアと繋がっている月は、ニアを抱きとめながら一緒に座り込んだ。
シャワーがニアにかかり、ニアの銀の髪が、パジャマの上着が濡れた。透けて白い肌が見えた。
ニアは両手で顔を覆っていた。
「……あんまりです……こんなの……」
ニアを相手に萎えればいい。月はそれを簡単なことだと思っていた。
だが目の前のニアに、月はある衝動が膨れ上がってくるのをどうしても抑えられなかった。
「………?………!!…キラ・夜神月……あなたって人は……こんなときに!!」
月自身が自分の膣の中で容積を増した事に気づくと、ニアは両手をグーにして月を叩いていた。
と、月はそのニアの両腕を掴んでバスタブの底に押し倒した。
「…!や、やめて下さい!いや!!…っうう」
湯気のこもるバスルームで、シャワーの音が響いていた。
「あなた、私から離れたいんじゃなかったんですか?こ、こんな状況でなんて変態ですか!」
「馬鹿な。…ただ、ニアが萎えさせてくれないだけだ…」
月はそう言うとニアの唇にキスしてきた。逃れようとニアは首を振った。
「やめて下さい、私はあなたが嫌いです!!」
「気が合うな。僕もニアが嫌いだ」
月はそう言うと再び唇を重ね舌を入れた。今度はねっとりとしたディープキス。
「ううぅっ!…んっ…!!んんんっ!!」
月はニアの身体をまさぐっていた。どこをどうすればいいか、すでにもう心得ていた。
「あっあっ、あん、嫌い、あぁ、あっああぁあん」
狭いバスタブの底、ニアの手が、指に触れた繊維のカーテンを我知らず掴んでいた。
ニアの白い脚がにょっきり、バスタブから壁にもたれて揺れていた。
月はニアの顔にかかる前髪を掻き上げキスすると、腰の律動を早めた。リズミカルに。
「あっあ、嫌い、あんああ、嫌い!嫌い!!あっ!ああんっ!!だ、大嫌い!!あっ、あぁああん!!」
ぶぢぶちとレールが外れ、引きちぎられたカーテンが、ニアに覆いかぶさる月の背を覆った。
結局、病院では外れなかった。ニアの身体に薬物を使えないためだった。
「ちょん切れば解決するのでは?」
ハルの言葉は男性陣を震え上がらせた。
今や単なるわいせつ物と成り果てた夜神月とニアは、
取りあえず誰の目も触れず声も届かないところに監禁されることになった。
結局、夜神月を監視できるのはLの言ったとおりニアだけだった。
監禁されながら月は、逃げるチャンスを窺っていた。そのためには肉錠を外すことだ。
ニアに対して萎えるとすれば、ニアのアナルからの排泄の瞬間を置いて他にない、と考えていた。
特殊な性癖でもない限りそれに遭遇したら誰でも嫌になるはずだ、と思ったのだ。
だがニアは我慢していた。もう数日になる。
夜神月がトイレに行く際はニアは完全防音防臭メットをかぶり、月が終わるのを待つ。
だがニア自身は夜神月、キラを前にしてアナルからの排泄ができなかった。
それをやってしまったら、人間としての大事な何かが壊れてしまうような気がしていた。
神キテル!
三上何やってんだw
「ニア。もういい加減にトイレに行ったらどうなんだ?」
「…大きな…お世話です…」
ニアはそう言うとぐったりうつむいた。ものもろくに言えなくなっていた。
何もかもおっくうになっていた。
「ちっ」
そんなニアに、月が小さく舌打ちして背中側に倒れた。
ぐったりしていたニアは、月が後ろに倒れ、ニアの身体を半回転させて、
そのままお尻を突き上げさせられる格好にさせられても、抵抗する力も気力もなく、
ただ枕に顔を押し付けられていた。と。
「ひやあっ!!」
ぷすりと何か冷たいものがお尻に入ってきてニアは声を上げた。月が言った。
「これでもう大丈夫だ。頼んでおいて良かった」
「な、なんなんですか、今の」
ニアが後ろを向いて聞いた。月がゴミ箱に何かを投げ捨てて答えた。
「浣腸」
ニアの目の前が真っ暗になった。
しばらくして、おなかがきゅるきゅる痛み出した。
はあ、はあ、とニアは口で大きく息をした。
「…ぅぅ…」
「ニア、我慢するな」
「…大きな……おせわ…」
ニアはそこまでしか言えなかった。再びお腹がきゅるきゅる痛み出した。とても強い痛みだった。
「…すみません、が…夜神月、キラ…」
ニアは大きく息をして、そして小さく言った。
「…私をトイレまで…お願いしま…」
ニアは冷や汗をかいて、力が抜けそうになっていた。
月は急いでニアを抱えてトイレに向かった。
月はニアをトイレに座らせた。と、同時に。
ニアはトイレットペーパーをくるくる巻き上げると月の目にぐるぐる巻きつけていた。
そして両手で月の耳をぎゅっと塞いだ。
やがて月の耳からニアの手が離れると、水の流れる音がした。
月は顔に巻きつけられたトイレットペーパーを破って、目の前のニアを見た。
ニアは下唇をかんでいた。だがおっくうな表情は消え、ほっとした雰囲気があった。
力を入れたせいか、肌がピンク色に染まっていた。
「…キラ、夜神月…」
ニアが月と目を合わせずに言った。悔しそうに。
「…先ほどの処置と、ここに連れてきて下さったことに、感謝します…」
その言葉を聞いた途端だった、月がニアにキスしていたのは。
そしてニアの中の月自身がむくむくと大きくなっていたのは。
「キラ…夜神月!?」
ニアに萎えて離れられる筈だった最後のチャンス、排泄も無駄だった。
月はニアの虜になっていた。
「ちょ、ちょっと、やめて下さい!あ、ぁん、これじゃ完全に変態じゃないですか!」
便器の上で突き上げられながら、ニアは月の腕を押しのけようとした。
月はニアの首筋にキスしてきた。舌を使ったキス。そうして胸をさすってくる。
「…ぅん!」
すでにニアはどうしようもなく感じていた。
ニアは知っていた。
なぜ、レスターやジェバンニに不感症になった自分が夜神月に感じてしまうのか。
月は欲しかったものをくれた。
思いやりや優しさ、暖かさ、情といったものではない。
思いやりの欠片もなく、残酷で、人殺しで、冷たいキラだけが、自分に対する罰だった。
キラの肉便器となったことも、トイレでこうしてキラに犯されることもみんな、自分には相応しい罰だった。
『どうして、高田を誘拐したのはメロだと僕に教えた?』
そんな自分には、相応しい罰だった………。
ニアは突き上げてくる月の首を抱いて、舌を絡めてキスしながら涙を流していた。
離れられないのをいいことに月はニアを抱き続けた。
「あっ、あんあぁん、あ、は、ああん」
食前食後に、寝る前に
「あっあっあっあっあっ!あああっ」
湯船の中でも湯船の外でも
「…あっ…あっ…あっ…っ、ううっ」
後ろから前から右から左から上から下から斜めから
「ああん、あっ、ああっ!ああああっ!!!」
ハルに、レスターに、ジェバンニに、メロに、マットに、磨き上げられたニアの魅力は底がなかった。
なによりも、Lの、月の好みを見る目は確かだった。
巨乳より微乳、年上より年下、くだけた言葉遣いより丁寧な言葉遣い。
だが一番の要因は、月が性的なものをまったく軽蔑していたことだった。
月に言い寄ってくる人間は多くいたが、月はその誰をも軽蔑していた。
ゆえに、敵でありキラを嫌いなニアは、絶対に性的な要因をキラ=月に対して抱かず
それが逆に月を駆り立て、月の与える性の快楽に溺れるニアを欲するようさせていた。
「あっあん、あああん、はん、んん、あぁああん」
夜神月とニアは朝から晩まで快楽に溺れきって単なるオスとメスになっていた。
つまらないのは月に憑いているリュークだった。死神には生殖はまったく関係ない、退屈な営みだった。
「毎日毎日同じことの繰り返し…つまんねー。ライトいつになったらここを抜け出すんだ?」
リュークの言葉にも月はロクに返事もしなかった。
「邪魔するな、黙ってろ死神!!」
むっとしたリュークは懐からノートを取り出すと、名前を書いた。
『夜神 月』
リュークがそれを見せたとき、月は今まさに達するところだった。
「うわ────っ死にたくない!!イキたくない────」
どくん。ニアの上で果てたのと、月の心臓が止まったのは同時だった。
「ち、ちくしょう……」
遠のく意識の中で月は考えていた。もっとニアを抱いていたかった、と。
こうしてキラ・夜神月は無となり、それと同時に最終兵器「DEATH NATE」もその役割を終えた。
失礼しました。エピローグはまたいつか
乙!
月…腹上死w
乙!!なんかすごい事になったぞwニアたん乙
乙です!ちょんぎれってハル姉さんコワスw
ニアは最後どうなるやら………
ネ申乙です!!!!
てかDEATH NATEってwwww
DEATH NATE wwwww 乙!!
DEATH NATE に狂いなし!!
ネ申、すばらしいです!!!!!
そしてハル姉ワロスwww
wwww DEATH NATE wwww
牛乳フイタwwwww
ネ申素晴らしいですwwww
DEATH NATEに今気付いたwwww
最高だよニアたんとニアたんの名器www
ほしゅ
名器保守
ロリ巨乳なニアたん読みたい
巨乳ムチムチ系だと思ってたら意外と軽かったからショックだ
ドエロのお仕置きモノ 苦手な方はスルー
21才未満絶対禁止 苦手な方はスルー
コンセプト「基本的に皆悪人」 苦手な方はスルー
再びLニア 最後にニアニア 苦手な方はスルー
それでは投下
月日が流れた。Lの名を継承し今や三代目LとなったニアはLとして活躍していた。
今回のはたらきにニアが提示した莫大な報酬を、ハルは拒否した。
「ニア。あなたが許してくれるならひとつだけ欲しいものがあります」
うなづくニアにキスをすると、ハルは消えた。
ハルの部屋には全てが残っていた。ただニアの(下の)毛だけはどこにもなかった。
ジェバンニはその優秀さから仕事の継続が申し出された。しかしジェバンニはそれを断った。
「私は、ある大切なひとの願いをきくつもりです…。だが…あなたの側ではそれは難しい」
レスターはニアから離れるつもりはないと言う。
そこで、ニアは「ニアの飛行機の搭乗手続き」の役目を与えた。
が、キラ事件以降ニアが移動する事はなく、レスターは今日もニアの指令を待っている。
ちなみに相沢の写真は保存して役立てている。日本警察は三代目Lの手足同然になっていた。
ニアは怪獣やヒーローフィギュアの中で唯一の、スカートの女の子のマスコットをそっと手に取った。
それを手にとると、女の子だった日々が思い起こされた。そして、ニアはあの日を思い返していた。
ネ申キター!乙です!
レスターwww
自分の上に乗っかっていた月が、咆哮と共に倒れ、同時にずるりと月のペニスが抜けた。
「キラ、夜神月!?」
ニアは瞳孔の開いた月を見てあせった。すでにニアは、男なしでは生きていけない身体にされていた。
ニアは、ふにゃふにゃになった月のペニスを咥え、一生懸命しゃぶった。が、もちろん勃たなかった。
ニアの身体が強く、強く、強く、火照っていた。我慢できないほど。
「あ…ああああああああああっ!!!だれか!!だれかあああああ!!!レスター!!ジェバンニ!!」
レスターとジェバンニはいなかった。
「う、うぅぅぅぅああああああメロ!!!マット!!!」
メロとマットは死んでいた。
「だれか…だれでも、いい……いれて…いれて!!…ぅぅぅ助けてぇぇぇあああ」
ニアは身体の強い疼きにのた打ち回っていた。
と、だれかがニアの肩を抱いた。
ニアは夢中でその相手にむしゃぶりつき、唇をむさぼり、背中に腕を回していた。
その相手はキスが巧かった。ニアの舌に自分の舌を絡ませながら、
そして長い舌で上手にニアののどの奥から、どす黒いかたまりを取り出した。
「ニア。もう大丈夫です」
神・・・!!やっと・・・
アレ?男の子に戻ったのか?
言われてニアは、身体の疼きが消えていることに気がついた。
ニアは顔を上げた。やさしく自分を抱くその相手はLだった。
「L…いくらなんでも夜神月、キラが死んだ今、『死んだあとにいくところは、無である』
というテーマに沿わないとまずいのでは?」
冷静な自分に戻るととたんにニアは言っていた。
『いいんです。私は嘘つきですから。それも作者公認です』
「よくありません。作品のテーマぶち壊しです」
『それでもこうして出てきたのには訳があるんです。…実は…ニアに言いたいことが…』
ニアは少し胸が詰まった。あのLが自分に労いの言葉をかけるために出てくるなんて…。
と、Lが真面目な顔になって、ゆっくり、言った。
『13巻を読んだんですが…絵師の先生によると、ニアは私のことが嫌いだそうですね…』
ニアは、ハッとした。身体を思うように動かせなくなっていた。
『金縛りです』
Lはそう解説して、先ほどの黒いかたまりを目の高さに持ってきた。どす黒いくせに中心は赤々と燃える、
一種のエネルギー体のようなそれを、Lはポイ、と飴のように口に放り込みころころ転がしてごくん、と飲み込んだ。
Lはニアにまたがり小さな胸をさすりはじめた。ニアがぴくんと反応する。
「は…あ、あぁ…ぁぁ、…んっ…」
『…いい反応です…。ニア…あなたもう、すっかり女、ですね…』
Lはニアの乳首をぺろりとなめると、突然ちゅうちゅう吸い始めた。
「ううっ!あっ、ああぁん!あっあん!」
ひとしきり、ニアの喘ぎと乳首を堪能するとLは言った。
「ここ、もう一度味わいたかったんです。…でも…段違いです…味も、反応も…』
Lは骨ばった長い指を、ニアの女性器の中にすべりこませた。
「あん!え、L……もう、あっ!!あああっ!や、やめて下さ…っ、ぅぅ」
『…ニアのここはそう言ってませんよ?私の指をねだって…ほら…こんなによだれをたらして…』
Lは指を動かし、出し入れした。ぐちょぐちょ、ずぼずぼ、卑猥な音がした。
「あ、は!ぁ、ああ、あぁ、ああ!あああ!え、L!!いや!!」
Lの指の動きにニアは翻弄され、大きな声を上げて身体を捩った。
『ニアの身体は正直です…だというのに…嘘をつくのはこの口ですか?…』
Lはニアに唇を重ねて、ニアの唇を、舌を、口中を、ねっとりなめまわし始めた。
「んぅうう…んっ、んうぅん…」
喘ぐニアからそのまましばらくLは離れず唇をむさぼっていた。
やがてLはニアから離れると、頬に手を当てて言った。
『・・・ニア・・・。私たったいま気がついたんですが』
「はあ、はぁ、はあ…。?……L……?」
Lの様子がなんだかおかしかった。ニアが今まで見たことのない表情をしていた。
『・・・私が今まで口にしてきたどんなお菓子より、ニアの唇の方が・・・甘い・・・です』
「は?」
そんなニアに、Lは再び激しいキスをしていた。さっきよりもずっと強いキスを。
そう。Lもまた、ニアの虜になっていた。
『…知りたい…ニアのすべてを…味わいたい…』
Lはニアの身体に舌を這わせ、ほおばりながら、吸い付きながら、下腹部にたどりついた。
「あっ!!え、L!あん!は、っ…!!あ、あああっ!」
Lはニアの女性器に吸い付くと、ぢゅうぢゅう音を立てジュースのように愛液を吸っていた。
(;´Д`)
『あっ、ここ、すごく、締め付けてます、ニア、すごい!です』
Lが腰を前後に動かしながら言った。
「あっ、ああん、あん、ぅん、あ!あっ!ああん!」
腰を高く上げさせられ、後ろから攻められながら、ニアは枕に顔をうずめて鳴いていた。
抵抗できないニアは、Lのなすがままだった。
やがてLはペニスを抜くと、ニアは息をついた。
「っ、ああ、はぁ、はあ、は、はあ…」
一方Lは、ニアの小さなおしりをわしづかみにして、観察していた。
『…ここは、…どんな味がするんでしょうね…』
Lがそうつぶやいたような気がした。と。
「ひぃ!!」
ニアは声を上げた。生暖かい感触がニアのアナルをなぞっていた。
「え、L!、そ、そこは!嫌、やめて、ああぁ!」
ニアの悲鳴にはまったく耳を貸さず、Lは舌をぺろぺろ蠢かせていた。じっくりと。
やがて、その蠢く感触がそのままアナルの中まで入ってきたとき、ニアは叫んでいた。
「い、いいい、いやあああLのへんたいいいぃぃい!!いいぃぃ…いいい…ぁ…あぁん…える…いい。」
いいのかwwニアたん…かあいいwww
『ニア、終わりました』
Lはニアから離れるとキスをした。行為は終わった。
ベッドの上でニアは動かなかった。正確に言うと動けなかった。
アナルに舌を入れられ感じてしまった。しかもその舌でキスされた。その相手はすでに死んでいる。
そんな冗談のような三段攻撃に打ちのめされていた。
『ニア。今までお疲れさまでした』
Lが、ニアの巻き毛をくしゃっとなでた。
その仕草は生前のLだった。ニアが憧れ、尊敬する、唯一の人間。そして嫌いな人間。
Lが言った。
『あなたが私を嫌い、キラ…夜神月を嫌い、そしてメロを好きだという理由はわかります。
私たちはこっち側の人間で、そしてメロは夜神さんと同じ向こう側の、
人のために自分の命を捨てられる人間ですから。私もああいう人たちは好きです』
ニアはベッドに顔を埋めた。そんなことはわかってる。
あの夜神月、キラでさえ、向こう側の人間である夜神総一郎を好きだった事は、間違いないのだ。
『では、私は逝きます。その前にメロから伝言です。『わかってる。気になるならチョコを食え。俺はそこに居る』』
「L。あなたははやっぱり嘘つきです」
ニアはそう言った。と、Lが真面目な顔で言った。
『ニア。私は真実を突き止めることができる、世界一の探偵ですよ?』
「そのLを、私とメロの二人で越えたんです」
『そうでしたね。ああ、そうだニア。今まであなたに借りていたものをお返しします』
そう言うとLは、口を大きく開けて手を突っ込み、何かを取り出し、ぽろんと床に落とした。
と、同時にLから足がなくなり
そしてその輪郭もだんだん薄くなり、見えなくなっていった。
『…さようなら…ニア』
「………L………」
Lがほんとうに消えるその直前、ニアはかすかにつぶやいていた。
「…ありがとう…」
こうして宿敵キラ、夜神月を倒したLは、心おきなく逝ってしまった。
Lがぽろりと床に落としたものは徐々に大きくなり、少年の形をとっていった。
ニアは、小さいころから少年をよく知っていた。少年もニアをよく知っていた。少年はニアだった。
裸の彼は銀の巻き毛を人差し指に巻きつけていた。
と、彼はニアを見て、ニアのところにくるとニアを抱きしめた。
熱く火照ったニアの身体が、冷たく涼しい少年ニアに抱きしめられて、すうっと落ち着いた。
清涼な感覚がニアを満たしていた。
お互いの肌からお互いがほどけて、そのまま身体の中に入り込んでいきそうだった。
涼しいニアを抱きながら、ニアと少年ニアはキスした。
優しい雨に塗らされるように、二人の身体は濡れていった。
行為が終わって気がつくとニアは一人だった。心地よい気だるさが全身に残っていた。
少年に戻れるのか?それとも少女のままなのか?わからなかった。ただ眠たかった。色々ありすぎた。
今は眠ろう。ぼんやりとニアは考えた。少年でも少女でも私は私。
ニア=ネイト・リバー。そして三代目L。どんな名でも私であることに変わりはないように。
そうしてニアは、深い眠りに落ちていった。
エロニアを取り巻く
エロハル、エロレスター、エロジェバンニ
エロメロ、エロマット
エロ月(+エロ相沢+エロ松田+エロ魅上)
そして変態Lによるドエロ話 これにて終了!!
長々と失礼しました
レス下さった方々 読んで下さった方々 有難うございました!
お疲れ様でしたネ申!!!!!
面白かったり感動個所もあったりで・・・楽しませてもらいました
終ったばかりでなんですけれどまたの投下を期待しております!!
ありがとうございました!
お疲れ様です、神!
神の女の子ニアたんはサイコォですた!!
またネタが湧いたら投下お願いします、いつまでも待ち続けるぞー!
神乙です!長いこと楽しませてもらったw
デスネイトたん、乙!
でも最後はちと切なかったなw
533 :
えっちな18禁さん:2006/11/12(日) 01:02:43 ID:ocyh5akz0
乙でした神
最後までわくわくテカテカ(*´д`*)ハァハァで待っておりました
神の話にニアたんに最後までドキドキムラムラさせられて感動しております
神がまたいつか投下する日を楽しみに待っています
乙でした!!!!! ニアたんも大変だったなwww
てんこもりマジで楽しかったwww
ネ申!!乙でした!!
Lにへんたい言ってないてるニアに(*´д`*)ハァハァかわいすぎる…!!
切なかったり面白かったりハァハァだったり、すごく楽しませて頂きました。
またいつか、風のように投下に来て下さい!!神カッコヨス!
ここの住人で良かった!幸せです!!!!
サイカノ神乙でした!!
すごい楽しかった!!可愛いよニアたん可愛いよw
また良ければ投下して下さい…!!
倉庫神も更新されてましたね。乙です!
自分も真夜中にこっそり投下…
学園物?パラレルでギャグ?風味で展開設定はご都合主義です
メロニアというよりニアメロっぽいです+マットで
三人幼馴染設定
エロは無いorzですがエロっちくしたいと…思いつつ
肌に合わなければスルーでよろしく。
ニアスレですが基本はメロ視点(メロ主人公?)
では、どうぞ。
皆が私を特別視するばかりで気付いていないだけなんです
本当は貴男こそが太陽だという事を…私にとっても。
俺は今日、ついてないどころじゃなかった。
寮からボヤがでて俺の部屋が燃えてしまった事も
そしてこれからおきる事も…
「ねえ…メロちゃんさあーどう考えてもその顔とか…
入院した方が良くない?部屋も半焼しちゃんたんでしょ?」
悪友であり幼馴染であるマットはコレでも
一応本気で心配してくれているのだろうがこんな事ぐらいで
休んでいたら一番にはなれない。
「まあ見た目はアレだが…火傷くらいで休んで溜まるか。
幸い徹夜していたお陰で命は助かった。まだやれる。」
「でもあんまり無理するなよー。今日のいて座の運勢って最悪なんだぜ?
ああ!でもその傷カッコイイからさらにモテモテになるかもな!!
やっぱりポジティブに行けよ!!」
…心配しては無さそうだコイツ…もうほっとくか。
そんなマットの言葉を無視して俺は玄関口の玄関までさっさと足を進めた。
自分の下駄箱を空けようとした時、
マットの言っていた言葉を思い出した わけじゃないが
なんだが背中がザワリとした。嫌な予感がする。しかし俺はどんな時も逃げない!
あえて勢いよく戸を空けるとそこには…一枚の手紙が入っていた。
「な、何よコレ?ラブレター??今時手紙か…俺は嫌いじゃないけどね
・・・しかしメロりんバッかりモテてんなぁー で、誰から誰から?」
すぐに追いついたらしいマットが俺の背後でゴチャゴチャ言っているが俺の頭の中では
誰の仕業かすぐに検討がついた。しかし俺の負けず嫌い根性が手紙を空けさせた。
名前は・・・書いていない。
「どれどれ・・・‘貴男に大事なお話があります。放課後、お一人で校舎裏に来てください。‘
か…微妙に色気ない文だなぁ?果たし状とかじゃないよな!?」
マットが俺の横から身を乗り出して内容を勝手によんだが怒る気はない
「果たし状のがましだ。いくぞ。」
俺の悪い癖が出かけた、危ない。乗せられる所だった。そんな事よりも今晩どうするかを考えよう。
チョコも切れかけてるしな…
*****
放課後まで今日もあっというまだった…。今日は天気がいい、屋上に行って仮眠でも取ろう。
昨日は満足に寝ていないし教室では寝にくいからだ。
「メロ、ガッコ終わったし、いかねぇの?校舎裏…」
「あたりまえだ。」
「なんだ、つまんね。そういやここんとこあの子と会ってないよなぁ俺ら…」
「フン、清々する。」
言い捨てると俺はやっぱりマットよりも先に教室を出た。
******
扉を開けると屋上は誰もいなかった。好都合だ。天気が良くて、風邪も心地いい。
何だかんだでマットも付いてきた。どうせここでゲームでもするんだろう
「…?」
扉からニ三歩離れた所でふと違和感に気付いた。
階段へ続く建物の影の上に、ユラリと長細い影がある。その影がいきなり…消えた
「ぐえっ!!!」
俺の後ろにいたはずのマットの潰されたカエルのような声とドサっとぶつかる様な音…
「マット!?」
慌てて振り返った俺はマットが言ってた占いと朝の悪寒を思い出した。
うつ伏せのマットの上に乗っている…いや降ってきたソイツは…
「い、痛…やはり慣れない事はする物じゃないですね…しかし居心地悪いクッションです…。」
ああ…あっぱり予感は当たっていたのか。肩から思い切りため息をついた。まんまと填められた気分だ
「クッションじゃない、マットだ。さっさと退けろ、ニア。」
「へ?…ニ、ニアなの?ど、どうりで太股が当たってちょっと気持ちいいと…いテテ…」
ニアはマットの上に乗ったまま俺を見上げた。
「メロ…やはり裏庭には来てくれないと思ってました…でもここには絶対にくると思っていました…
手紙は囮です。そして貴方にお話があるんです。」
「いいから降りろ」
ニアの首根っこを掴んで立ち上がらせる。俺の顔を近くで見たせいかニアの表情が少しだけ陰る
この傷のせいか…こんなヤツには心配なんぞされたくない…
「メロ…イメチェンですか?凄くカッコイイです…男らしくなってびっくりしました。
ライバル増えちゃいそうで心配です…」
…こういうヤツだったな。ニアを離すと倒れたままのマットの腕を掴んで起き上がらせる。
「サンキュー、メロ。ああーびっくりした。
ニア、久しぶり!もう2、3年くらいまともに遊んでないよな?
ニア相変わらず可愛いねぇ〜。でもおっぱい大きくなってない?
しっかしなんで建物の上にいたの?えらくアクティブじゃん」
服を両手で払いながらベラベラしゃべりだす。能天気なヤツだ…
「それは、とある漫画の第一話の出来事を真似しようと思って…
マット、申し訳ないですがメロと二人きりがいいんです。」
いうなり俺の腕にしがみ付く。俺は身体を斜めにしてニアの頭をつかんで離そうとした。
「俺はお前の話を聞く気もなければ聞かなきゃいけない義理も無い!!離せ!!」
「嫌です!!どうしてメロは私にばかり冷たいんですか?
マットとはいつも一緒にいるくせに…!!もう我慢できません!!」
「あのな…俺はお前が嫌いなんだよ!!」
ついムキになって怒鳴ってしまった。ニアは俺の腕を掴んだまま俺の目を見上げていた
その真っ直ぐな視線がほんの少しだけ潤んでいるように見えた時、
不覚にも罪悪感がしてしまった。俺とマットとニア…小さい頃から馴染みだったのは
確かだが…事実、ニアは全科目トップ(体育除く)。天才だの神童だのと持ち上げ持ち上げられてからは
俺はコイツを避けていた。どんなに努力しもガリ勉しても俺はそうはなれない…
そんな違い…
「ねぇ…ニア、俺考えがあるんだけどさ、いいかな?」
「何ですか?マット・・・」
不穏な空気を打ち破るようにマットがニアに話しかけた。
空気を変えてくれたマットには少し心の中で感謝した。でも次の言葉で俺は完全に流される事になった。
「メロの親友として、今、メロと居る権利は残念ながら俺にあるみたいだよ?
でも、これから俺とゲームしよう!んで、ニアが勝ったら、メロをあげるさ!!
勿論言えばいつでも二人きりにしてあげるし、これからメロと何でも好きな事するといいよ!
話じゃなくてもあんな事やこんな事やなんでもね!!だけどもし俺が勝ったら…」
「ちょっとまて!!マット!!お前!!何をわけの分からない事を言ってやがる!!」
マットの胸倉を必死で掴んでガクガク揺さぶってやった。だいたい俺と居る権利ってなんだ?
「どうどう、落ち着きなって、メロちゃん事実ニアに酷くねぇ?可哀相じゃん」
「…勝ったら?どうなんですかマット?」
俺の経営する美少女発掘サイト、りんご記念日にニアの写真とプロフィールを載せさせて貰うよ。
場合によっては、パンチラ、コスプレも。ロリ巨乳な銀髪美少女なんて載せたら
きっと一日10万ヒットは軽いからねwどうする?ニア」
「…わかりました、やりましょう。私だってやる時はやりますから。」
なんだこいつら…馬鹿だ。IQ高くても馬鹿だ…
「ふざけんな!俺はお前らの景品じゃない!!マットお前まで…俺は帰るぞ」
付き合って居られるか、何故早くそうしなかったのか俺は階段へつづく建物の扉を空けようとしたが
何故か開かない…まさか!!やられた…用意周到なニアが俺を逃がす分けなかった
「メロ、無駄ですよ。その扉には仕掛けをしておきましたから…鍵…ボタンは私がちゃんと隠して
ありますので。」
「さっすがニアちゃんw気が利くねぇ〜さて、やりますか。」
「はい。」
つ、疲れた・・・その場にガックリと項垂れながら俺は自分が情けなくなった
人に振り回される事なんか一番嫌いな筈なのに…今日の俺は振り回されっぱなしだという事
今日は一枚もチョコを口にして居ない事…
そしてマットお前…りんご記念日ってなんだよ。お前の外見にキャーキャー言ってる女子達が
そんな物してるって知ったら…どうでもいいか、そんな事。
占いは…玉には気にしてみるもんだなと思った。
11レスも使ってしまった、すいません。この板の改行制限とかウザ過ぎる…
対して引っ張るような内容では無いかもですが、
続きます。また投下させて頂きます。では逃げ。
ネイト100%www
ネ申!乙です
りんご日記ワロスwwwマットwww
ネ申乙です!続きwktkしながらお待ちしております(*´Д`)
訂正
×りんご日記
○りんご記念日
失礼しました…orz
hosyu
乙!ニア→メロ?
でハァハァ………
ほしゅ
需要ないなら落とせば?
住民のみなさま乙です YB倉庫番です 更新しました
さいきんは多忙であまりメンテしてなくて…すみません
もしSS抜けてたりしたら教えてくださいまし
で、保守代わりにマトメロニア落とします
ショートなので漠然としたSSですが…
エロあります 3P(!)です 我ながら冒険しちゃったよ、ふぅ〜〜〜(汗)
苦手な方はスルーorあぼーんでお願いします
「も…う…つらいです…変に…なる…っ」
「変になっていいんだよ…俺たちの前では」
マットはそう笑って身体を起こすと 唇にくちづけた
優しい言葉とは裏腹に それは激しく舌を絡めてきた
喉にさえ届くように深く まるで呑み込もうとするように強く
頭が痺れてくる もう何も考えられない
メロは止めていた左手をまた動かした
中指の先を曲げてぐっと奥まで差し込む
その感触に息を呑んだ
「…んん…は、ぁ…」
目を閉じ 眉根を寄せて
自分の中へ入り込む異物を受け入れる
侵入したと思うと抜かれる 擦れる刺激に息を吐く
「は…あ、あ、あ…メロ…」
「なんだよ」
「…んん!や…そんなに強くしな…やぁ…」
首筋の後ろでメロが笑う
嘲るように それなのに慈しむように優しく
「…我慢なんかするな」
そう言うと、指の動きをいきなり早めた
「やっ!だめ…だめ…!やめ…っ」
「感じろよ、もっと」
「だって…あ…」
「もっと見せろ…本当のおまえを」
メロの指がさらに中心深くを犯す
マットの唇は胸に下りてその先を尖らせる
同時に責められて 私はただ瞼を閉じて
激しく息切れしながら 新鮮な空気を求めた
「やあぁ!もうやめて!やだぁ…!」
私は泣きながら声をあげた
もう耐えられない
この熱を、身体を、どうかいますぐ解き放って欲しい…!!
ふたりが前から後ろから 私を強く抱き締めた
彼らの吐息が私の肌にかかり 滲む汗と共に熱く湿らせる
弾む息遣いと 動く舌と指の水音 それしか聞こえない
ここから逃げ出したい衝動 それが近づいてくる
「…おねがい…もうやだ…やだぁ…!」
「いけよ、ニア」
「ニア、我慢しないで」
耳もとで同時にそう囁かれる
「…ん…あ…あああ!」
身体の中で鋭い感覚が駆け上る
その瞬間 私の意識はなにかに奪われた
記憶が途切れる寸前
ふたりは私に宥めるような優しいキスをした
彼らの肌はあたたかく湿って吸い付き 心地良かった
疲弊した身体で 理性とは裏腹にうっとりとした思いで
私はそのまま意識を失い 眠りについた
漠然としすぎた… orz
「トライアングル」は以上です 書き逃げっ
レス読んでいたら、神キテター
(;´Д`)ハァハァ
>>倉庫ネ申
激しく乙です!
ワイミーズ3P最高です(*´Д`)ハァハァ
初めてSS投下します。
ワイミーズ時代の子メロ×子ニアです。
一応エロはありません。
ある夏の晩、メロは眠れずにいた。そこに小柄な少女の影がメロの視界に入ったきた。
「どうしたニア?眠れないのか?」
その少女の影とはニアの事だった。するといきなりニアは、
「メロ、私を抱いて下さい。あなたの筆下ろしをさせて下さい。」
ニアははだけたパジャマ姿でメロに迫った。
「い、いきなり部屋に入った来たかと思ったら、何なんだ!それにだっ誰がお前になんか!僕はお前が嫌いなんだ!それに大体僕達はまだ子供じゃないか…。」
「いいじゃないですか別に。いずれするのだし。だったら今のうちに好きな人と済ませておきたいんです。」
「そ、そんならLに捧げればいいだろ!」
「Lでは駄目なんです。私はメロがいいんです。メロに処女を捧げたいんです。」
ニアはそう言うと、メロの唇を塞いだ。そう、それはキスである。このキスはメロにとって初めてのキスだった。勿論ニアにとっても…。
「ばっ、馬鹿!何すんだ!」
メロは唇をぬすくりながらニアを押し退けた。
「メ、メロ…。」
ニアは残念そうにはだけたパジャマを着直した。
「そうですか…。では大人になるまで処女は大事にとって置く事にします。」
そうしてニアは残念そうにメロの部屋を後にした。
メロは先程ニアに塞がれた唇を触った。
「大人になるまで、大事にとっておくか…。
それにしてもニア、子供なのに胸あったな。」
メロはこうして眠りについた。
ネ申、乙です!!
子ニア、か〜わい〜い!!!!
でも子ニアの意外な胸の感触にちともぞもぞしてしまい
(…胸ちょっと触るくらいしとけば…いやいや…)と
後悔した子メロを妄想。。。ww
…てもしかして途中でした!?
きゃーすみませんネ申!!orz
本当に申し訳ありません!!
バカだ私…吊ってきますorz
>>570 ごめん。。。まじごめん。。。
我ながらきもい。。。
>>565乙です神
(*´∀`*)大胆な子二アと初い子メロ萌え
>>565-567のSS投下した者です。
一部分気になる所がありましたのでちと変更させて頂きます。
>>565の
その少女の影とはニアの事だった。は、
その少女の影はニアだった。
>>567のメロの台詞
それにしてもニア、子供なのに胸あったな。」 は
それにしてもニア、子供割にに胸大きかったな。」
に変更致します。多分無いとは思われますが、倉庫に貼られる際は変更宜しくお願い致します。
乙ですwカワイイメロニア・・・
ニアがメロに好き好き攻撃って良いですねww
575 :
輪姦・レイプ:2006/11/19(日) 19:29:23 ID:PocIQTjq0
結構長いこと生きてきて初めて書いたSSです
タイトル通り 輪姦・レイプ エロだけです 21歳以上
苦手な方はスルーでお願いします。
施設に併設されてる教会
日曜のミサを終えて誰も尋ねて来るはずのないこの建物
ギィギギ…
少し錆付いた重い扉が開く
「大丈夫ちゃんと居るよ」
「ちょっと強く縛りすぎたか」
クスクス哂いながら囁く声が聞こえる
長椅子に手足を縛られ口はガムテープで塞がれ
必死に身を捩って縄を解こうとしたのか手首からうっすらと血が滲んで
白い服の袖口を汚していた
「んー!んっ…」
銀色の髪を掴まれ上体を仰け反らされ苦痛に顔を歪める
「さて…愉しませてもらうよ」
顔を近づけて耳元に囁かれ足元に居る仲間に目配せで合図すると
ゴソゴソと足の縄を解き下着ごとズボンを下ろされ小さな白い双丘が露になた
顔を寄せていた少年に抱き起こされ
木の硬い椅子に後ろ手に縛られたまま座らされた
「ほら早く足開けよ」
「ニアの可愛いワレメよ〜く見せてよ」
足元の少年が前の床にしゃがみながらニアの片足を持ち上げ開かせようとする
もう一方の足を離れないようにして、この謂れのない辱めに小さな抵抗をするが
立ってシャツのボタンを外してる少年に足を挟まれ、いとも簡単開かされてしまう
「うわ〜スゲ〜こんなふうになってるんだ」
「胸はまだまだ小さいな…」
「!んっ!ん…んーんー」
息が掛かるほどの距離で下半身を凝視され胸の突起を抓まれ
無駄と分かっていても抗議の声を上げる
胸を弄んでいた少年が顔を寄せてテープの上から唇、頬、耳たぶ、首筋と
舌を這わしてニアの抵抗を嘲笑う
「指入れてみてい〜い?」
「ああ…よく拡げて中から汁をいっぱい出させるんだ」
ツプッ…と中に指が入ってくる感覚と乳首を歯で軽く噛まれヌルヌルした舌で舐められながら
下に降りて行く指は臍の辺を撫でながら更に下に
中に入れられてる指とは違う手前の悦所を見つけ指を擦り付けてくる
「んっ…ん…んふっ…ん…ん…」
身体を好き勝手に弄くられ緩い痛みとともに疼くような感覚に
乱れる呼吸が口を塞がれてる為鼻から甘さを含んで漏れる
その声に気がついたのか胸の突起を弄んでいた少年が顔を上げて
「はずしてやるよ…どうせ人呼んで恥ずかしい思いをするのはお前だけだ」
「クスクス…意地悪だな〜叫んだって誰も来ないのは確認済みだよ」
どうやら周到に計画されてたらしい、この院の生徒だ言ってる事は多分本当なのだろう
何故頭脳をこんなくだらない事に使うのか
ベリッ
口が解放されパクパクさせながら沢山の新鮮な空気を吸う
「はぁ…はぁ…やめて下さい……」
乱れた呼吸を整えながら掠れたか細い声を出すのが精一杯だった
2人はそんなニアの言葉など聞こえなかったかの様に
足を拡げ女性器についての講義を始めている
「ここを剥いて摘まむんだ」
「ホントだ〜中がヒクヒクしてる…うわ汁が一杯出てきた〜」
グチュ グチュ ズップ ズチュといやらしい音がニアの耳まで犯した
「あ…あっ…んっ…んっん…あ…」
嫌だと思いながらも浅い呼吸と共に漏れる鼻に掛かった甘い声
自分のそんな声に驚き恥ずかしさで俯いていると
後頭部にまわされた手に髪を思いっきり引っ張られ天井を向かされる
「んっ!…んっんっ」
口唇を重ねられ強引に入ってきた舌が乱暴に口内をまさぐる
歯列を嘗め回し逃げる舌を追って捕まったとたん強く吸われ
どちらのとも分からない唾液がニアの口の端から零れる
口の中を蹂躙し尽くして少年はニアを跨いで椅子の上に乗り
ズボンのジッパーを下げ目の前に大きく立ち上がったペニスを取り出し
濡れた唇にグイグイ押し付けられ「歯たてるなよ」と哂いながら言い
ニアの柔らかい髪に指を絡ませながら頭を掴みしゃぶらせる
足の間ではトロトロの愛液が椅子にまで小さな水溜りを作る
指を咥えこんで出入りする度に糸を引いた粘液を溢れさせていた
「もう指が3本入ってるよ……おいしそ〜」
クリトリスを舌の先で舐められ口で吸われる
更新ボタン押したら神降臨してた・・・
びっくりした!
「あふっ…やっ……」
ペニスを口に頬張りながら下からの刺激に声が漏れる
「よしそろそろ…おい!自分で扱いてないでしゃぶって貰え」
そう言うと後ろ手に縛っていたロープをほどき床に四つん這いにさせられる
腕を突っ張って伸ばしてないと下に居る少年の股間に顔が埋もれてしまう
「少し口押さえておけ」
そう言うとニアの細い腰を引き寄せ濡れてヒクついてる入り口に
先ほどまでしゃぶらされていたモノの先端を当てがい一気に貫かれた
「!!いっむんーーーーーーー!!いっいたい!んっ!んっ!」
痛みに腕の力が抜け、もう一人の少年の股間に顔を埋める形で呻いた
ニアをバックから突いてる少年の指示を理解し実行したのか
頭を押さえ付けられ叫んでも篭もった呻きになってしまう
横を向き痛みを口にするのも束の間口にペニスを押し込まれ頭を揺すられてしまう
「うっすごく締まる…ギチギチだ…」
息を荒くしながらもゆっくりと中を攪拌される内に
ある部分を擦られると痛みとは違う何かを感じてペニスを咥えながら
「んっふっ……んっ…んっ…」と甘い吐息が鼻から漏れてしまう
ニアにとっては随分と長い時間その行為をさせれれていたと感じたが
次第に抽送が早くなり同時に頭を強く押し付けられ咥えてるペニスに
喉の奥まで突かれえずくと締まるのか余計に強く呑み込まされる
上と下で激しく突かれ瞼の奥でチカチカと何かが光った気がしたが
考える前に視界がまっ白になった。
「気持ちい〜よニアの中最高に気持ちい〜よ」
気がつくとはぁはぁと息をしながら呟いてる少年の上に跨っていた
「あっ!あっ……あん ダメ…そんな所に指…入れないでくださ…んっいゃ…」
後ろで二人の結合部を見ながら後孔にヌルヌルした指を抜き差しし解してる
「ひっ!…いやっ…むり…むりです……壊れちゃうー!あっーーーあっ…」
ニアの言葉などまったく意に介さず後孔も貫かれる
今まで生きてきた中で経験したことのない痛み
さっき前を貫かれたが、それさえもこんな激痛ではなかった
中で2本のペニスが薄い粘膜越しに擦れ
ビクン ビクンと脈打つのを感じ
痛みと快感に次第と口からはだらしなく涎がこぼれ
前を犯してる少年の胸を濡らした
その刺激で思いついたのかニアの乳首を下から弄くる
後孔を犯してる少年は更に快感を与えようとニアの前に手をまわしクリトリス擦
ずぐっ ちゅぐっ、ぐぷっ・・・
やらしい水音と肉がぶつかるパンパンという音
浅い獣の様な息遣いが広い神聖な場所に響く
「あっ!あーー!イクーーー!」
ビクビクとニアの躯に電流が走ったように震え
同時に前後両方の精液が勢いよく放たれ
ニアの胎内の襞に熱い液体を浴びせた
「あっ…あっ…あぁ」
頭の中が空っぽになり自分の垂らした唾液まみれの少年の胸に倒れこむと
また意識を手放してしまった。
END
588 :
輪姦・レイプ:2006/11/19(日) 19:47:01 ID:PocIQTjq0
以上です。
スレ消費スミマセン
行数制限とか考えずに書いてしまって
読みづらいと思われますスミマセンでした〜
神乙です!
ワイミーズ時代のモブ少年かと妄想しつつ・・・
かわいそうなニアにも萌えました!
神GJです
少年達が白い少女を教会の中で…
というシチュエーションの背徳感にヤバイ萌えました
ニア可哀想だよニア(*´д`*)ハァハァエロ可愛いなぁ
591 :
輪姦・レイプ:2006/11/19(日) 23:55:24 ID:PocIQTjq0
>>589>>590 早速の感想アリガト!(´▽`)
初めて書いたもので読めるものなのかも判らず
無謀に投下してよかったです。
しかし酷い脱字を発見しますた
輪姦・レイプ 10 6行目
× 手をまわしクリトリス擦
○ 手をまわしクリトリスを擦り上げてくる
恥ずかしい内容の所を恥ずかしくも間違いました
では以降名無しに戻ります。
お疲れ様です!
初書きのSSヴァージンをこのスレに捧げてくださり
誠にありがとうございます!感謝!
教会で天使のような銀髪美少女レイプシチュに
ロストヴァージンでおまけに二輪挿しのテンコモリ大サービスだは
ラストで二人の少年の正体がMMコンビだったらどうしよう〜などと
萌え萌えに悶えさせてもらいました!GJ、神!!
神がまた新たにきてらっしゃるwwみなさん乙です!
続きを投下させて頂きます!・・・またエロが無く、ギャグっぽさも
なくなりorz次こそはと思いつつ・・・
よければ。
「これで約束どおりメロは私の物ですよね?」
「すごいやニア…初めてやるゲームで勝つなんてね…
俺、ちょっと自身無くしそうだけど…」
携帯ゲーム機で勝負していたのに何故か再びうつ伏せに倒れているマットと
それを見下ろす涼しげな表情のニア。勝負はすぐに付いたらしい…
まあ、こうなる事は火を見るより明らかだったが
「マット…馬鹿野郎、相手はニアだぞ?油断するなよ…」
「いくら初心者でも油断なんかして…ああ実は正面向き合って座っていただろ…
ニアの…薄い水色だった…食い込みまでばっちり見えてて気になってて」
「・・・・・そうか、また明日な。」
「メロ、大事なお話があります。お付き合いお願い出来ますね?」
自分の髪を弄りながら、目線は下に。何だかモジモジしながら喋るニア
どうせ自分の気の住むまで俺を弄り倒す気か…仕方ない。
「ああ、分かった…」
******
マットは「いつか俺も混ぜて三人でまたどっか行こうぜー」とか言って
寮に帰っていった。
「私は一人で街に行った事がありません。」とか始まって
結局ニアのヤツが本来引きこもりの癖にデートをしてみたいとか言うから
渋々、繁華街まで連れてきてやったのに、空気が悪いだとか
人ごみがウザイとかまだ日没前なのに寒いとか、すでにクリスマスモード
なのを馬鹿丸出しだとかイルミネーションのセンスが面白みが無いだとか
グダグダ抜かすので、「文句いうなら帰ればいいだろ」と言うと「私は一人で家まではは帰れません!」
とか言って不貞腐れた顔になる。さすがにイラついて背中から蹴りとばすと漫画みたいに
ふっとんで地面に扱ける。スカート捲れてパンツは丸見え、地面に座り込んだまま不貞腐れて。
「痛いです、メロの乱暴者。口では勝てないからそうやってすぐに手を上げるなんて…」
周りの視線がこっちに集中しているのに気付いた。眉を潜めて何かボソボソ言ってる。
どうやら他人には顔に傷のある柄の悪そうな男が小柄な少女に理不尽な暴行を加えてるように
見えたらしい。他人の目は普段気にしないが余りにも居心地が悪い…
ニアの手を引っ張っぱり逃げるようにその場を去った
繁華街の店の裏…テキトーに人気の無いところに来て、ニアが思い出したように喋る
「メロ…ムードが出そうな場所で告白・・・と行きたかったのですが、
このさい担当直入に申し上げますね。」
「なんだ、何を企んでる?」
「子供の頃した約束を覚えていますか??」
「何の事だ?」
「やはり覚えてないんですね、メロ・・・メロが一番になったら、私をメロの花嫁にしてくれると・・・」
「そんなわけあるか!・・・」
ニアはこっちも見ないで背を向けたまま・・・俺は記憶を辿った
そんな事を言った覚えが・・・あった
昔ガキだった頃、俺はニアをよく苛めていた。
ムキになって怒鳴ったり、髪引っ張ったり、頭小突いたり、蹴りかましたり、サッカーボールを当てたり
ドランプタワー壊してやったり・・・悪子供らしく色々
でもニアもニアだった。コイツの口が悪すぎだし、態度はムカつくし、コイツの策についうっかり乗って
俺だけ大人に叱られたりしたしな…
そんな乱暴な子供だった俺は、ある日いつものように喧嘩して
(といっても俺がほとんど一方的に怒鳴ってるだけというかニアは背を向けたまま)
馬鹿にされたと思って床に四つんばいになってもそもそパズルでニアのケツに咄嗟に蹴りかましてやったんだ
しかし、下から足を蹴り上げた為、ニアの…股間に、いわゆる女の子の大事な所に思いっきり入ってしまった。
アレは、焦った…男の場合、マヌケな話になるが、女の場合、余り良く聞かない話だ。
そんなつもりじゃなかった…尻を蹴り飛ばしてやろうと思ってたから…
「・・・!!」言葉にならない声をだしてニアはその場にうずくまった。背を丸めて、顔が苦しそうだった
血の気が引いて、ニアが心配になり思わず駆け寄り抱き起した。
「ちが…僕は…こんなつもりじゃ…」いくらムカついても相手は年下の女の子。
女の子に対してこんな事をしてしまう自分が嫌になった。
「誰か!大人の人に見て見らわないと…!」泣きそうになりながら俺はニア抱きかかえて
知ってる近くの街医者まで走った。そのあとさんざん怒られたけど、右から左に流すくらいニアの事が心配だった。
ニアは俺を攻める様子は無かったが…「別に大丈夫ですよメロ…でも、お嫁さんにいけない体になって
しまったかものしれません」と呟いた
ニアが俺のせいでこんな身体になったと思い込んでいた俺は、本気で言ってしまったのだ
「じゃあ…!僕が貰ってやるから元気になれよ!!
僕がお前に馬鹿にされないくらい頭も良くなって、念願の一番になったら…!!」と事もあろうに言ってしまったのだ。
俺も浅はかだった
「ああ・・・確かに俺は言ったな、貰ってやるって…だがな、」
「思い出してくれましたか?…ずっと待ってました。
でも、おちゃめなのか、照れ隠しなのか、焦らしプレイなのかメロはいつまで待っても一番には
なってくれませんし…待ちくたびれました」
嫌味か素なのか・・・コイツ・・・殴りたい
「だから、もう結婚したいんです、メロ。これに名前…書いてほしいんです。」
ニアは一枚の紙を出した。婚姻届と書いてある。こいつ本気か?
「…断る。お前、子供の頃した口約束を本気で信じているのか?守る義務なんか無い。」
「私ならともかく、メロは嘘ついたり破ったりしませんよね?・・・」
「ジャイアンかお前は!とにかく、そんな約束は時効だ。嫌いな女と結婚するヤツがいるか!」
これはニアの作戦なんだ…コイツの得意そうな事じゃないか
そうだあの時の事だってコイツは…俺の性格を読んでこうなるように仕向けた
、演技だった可能性もある。
そのとき、俺たちにノソノソと人影が近づいてきた
「おいおい…何やってるんだお前達!制服のままで
こんな時間にこんな場所うろうろして…もう子供の時間じゃないぞ!」
巡回の警官か?めんどいのに見つかった…しかしもうそんな時間なのか…
だがその警官の男、ニアを舐め回すようにじろじろ見るとニヤニヤしながら
ニアに詰め寄ってくる。ニアの腕を掴んで思い切り顔を近づけた
変態おっさん受けしてんのか?ニア
「とりあえず学校名と名前、聞かせて貰おうかなー一緒に来て貰うよ?」
「…その必要はありません…あなた、お酒臭い…仕事中に飲んで飲んでるんですか?」
おいおい、職務怠慢の不良警官かよ…あきれたもんだ。取り繕う気も無いらしい
ニアは心底嫌そうな顔をして警官の腕から逃れようと身を捩り俺の方を見、助けを求めてきた
「メ、メロ…っ」
「カマトトぶってないで、そのくらい自分でなんとかしろ。」
警官は俺の事はまったく眼中に無いみたいでニアを離す様子はない
俺はまた、突っぱねて背を向ける。でもコイツ、少しは痛い目にあったほうがいい…
「ありゃ…彼氏は冷たいねぇーいいじゃないか、学校に連絡されたら面倒でしょ??
俺と一緒にいようよー??この先のホテルとか、すごく良いんだよ…行ったあるかい?」
「離しなさい!!警官の癖に恥ずかしくないのですか!?コレ以上妙な真似したら
私、あなたのまっとうな人生の保障はしませんよ…!!」
「???何いってんの?どうせ君ら女子高生なんて、ここが本能だろ?ほらほら」
「……ひんっ!!!」
ニア?まさか…さすがに慌てて振り向くとニアは警官にすっぽり抱きしめられて囚われたまま
男の右手でスカートの中を手を入れて前を弄られ、硬直している
あの野郎…何してやがる!!俺は昔の事を連想させて身体の中からカッと熱くなった、
そのままつかつかと二人に近づくと仁王立ちし
「楽しそうだなロリコン野郎…そのまま逝ってこい!」
「へ…?」
男が俺の方をやっと見たその瞬間、思い切り顔面に蹴りを食らわせていた。
ここまで。
続きます。
次こそエロでいきたいと思います、では
>>605 ネ申乙です!ニアの馬鹿正直な言動ワロスwww
続きのエロ展開wktkしながら待ってます(*´Д`)ハァハァ
>>605 ネ申乙!
ロリコン野郎で可愛いニアたんに
下半身を熱くしない奴はいない(*´Д`)ハァハァ
続き楽しみに待ってます。
男スレは賑わってて羨ましいな…年末になったらきっと
ニアたんハァハァ(;´Д`)
保守ついでに萌語りでもしてみようか
プロフィールを見てニアたんの腰は
とても細そうだと思ったキュってしてそう
ほっそりとした腰もよい
だぶだぶのいっちょうらもよい
くるくるした大きな瞳もよい
にたあと擬音をつけたくなる笑顔もよい
ほわほわしたプラチナブロンドの髪をきゅっと巻き上げる仕草もよい
何べん13巻を読んでも、おにゃの子ニアたんにしか萌えられない自分
つくづくへんたい……
ニアたんのおまんこ綺麗だよ
も……妄想が………
そうだよ萌え語りだよSSもいいが語りあうのもよし
ニアたん可愛い系だよね、美人というには幼い顔だち
初期は細身美人かも試練が
ほ
ニアたんを蝶よ花よ育てたい
肌によいもの食べさせて陶器のような肌を保たせ
胸が成長したらピンクのフリフリの可愛いブラとパンツ
はかせてベビードールかネグリジェ辺り着せたり
髪は綺麗に毎日解いてやったり
爪の手入れもする
マッサージして
お風呂で身体を洗ってあげたりする
箱入り娘だが美しく成長したニアたん………
を 欲望に飢えた男達の群れに投げ込んで
あっというまに剥かれて
膣もアナルも口内も犯され当然中田氏される
男達の精液に塗れて代わる代わる犯されつづける
>>614 ちょ…おまっ……(*´Д`)ハァハァ最高だw
>>614 すばらしい!
まさに理想のおにゃの子ニアたんだ!!
まわされるニアたん・・・
素敵だ・・・ごめんね
618 :
初熱:2006/11/23(木) 22:40:53 ID:0u4AOVA20
申し訳ありません
素敵にエロい話題を切って投下します
前回エロ過ぎたので今回は全然エロく無いです
大好物の病気モノ メロニア メロ主役?
苦手な方はスルーでお願いします。
619 :
初熱 1:2006/11/23(木) 22:42:44 ID:0u4AOVA20
賑やかに雑然としてる夕食時の食堂
「お〜い!メロおっせ〜よ」
手を振りながら隣のいつもの席に
僕の分の食事を用意してくれてたマットに呼びかけられる
「わりぃ…調べ物してた」
「ん…じゃ、お先に〜」
自分は食べ終えてるのに僕が来るのを待ってたのか律儀な奴だ
図書室での調べ物の途中抜けてきた
今夜中にあのレポートをまとめたい
のんびりしてる訳にはと一心にパンをスープで流し込む
「きゃーーやだ〜〜」
「でねー私いってやったの〜」
黄色い声というやつか女子共がペチャクチャ喋りながら食ってやがる
620 :
初熱 2:2006/11/23(木) 22:44:14 ID:0u4AOVA20
遅れてきたせいかのろのろ食ってる女共しかいない…
食べる速度を更に速める
「ニア大丈夫かな…」
「具合悪そうだったね」
「そうそう顔真っ赤にしてたね」
「いつもは白いのに…白って言えばこの前着てた服〜」
スープを掬って口元に運ぶ手が止まる
話を洩れ聞きいつもニアが座ってる席に目をやる
空席…風邪か…しかし女って奴はどーしてこう
コロコロ話が変わるんだか意味も無くイライラして席を立つ
621 :
初熱 3:2006/11/23(木) 22:48:38 ID:0u4AOVA20
ガチャ
自室に戻り溜め息を一つ吐く結局レポートをまとめるのに
日付が変わる時刻になってしまった
仕上げたノートを机に放り、そのままベットにもぐりこむ
疲れてかなり眠い…布団が暖かい…気持ちいい……?
端のほうに何か在る…手探りで確認する
ふわふわやわらかい髪?の毛……人!誰かが寝てる!
眠気が一気に吹っ飛び飛び起きてスタンドを灯し
シーツを勢いよく捲る……白い塊が丸まってる…
「…おい…ニア…お前……」
肩に触れて小さく揺する背を向けていた塊が仰向けに開く
まじ寝てる…
622 :
初熱 4:2006/11/23(木) 22:51:23 ID:0u4AOVA20
「おい!ニア!」
襟を掴み起こそうとする、そこで初めてニアの呼吸が浅く
苦しげな事に気がつき食堂での事を思い出す
「お前の部屋は隣だろ……」独り呟く
「仕方ねーな」
腕を引っ張り背負う耳にニアの頬があたる、熱い
熱で朦朧として部屋を間違えたのだろう
「…くっ…」
重くも無いのに弛緩しきってる人間というのは
なんとも背負いづらい前屈みなり腿を持つ手に力が入る
神キター
624 :
初熱 5:2006/11/23(木) 22:53:44 ID:0u4AOVA20
ギシィ…
ようやく運び終えベットに下ろす
ベット傍の明かりを点けるとチェストの上に
水差しとコップ、メモ、白い錠剤が2つトレーに乗ってる
メモには様子を見に来たが居なかった事と
用心の為にも薬を飲むようリンダの字で書かれてあった
「まじかよ…」
薬を飲ませなくてはとニアの様子を覗き込む
胸を忙しなく上下させ苦しげに口を少し開けて呼吸をしている
「ニア薬飲め」
聞こえてないと思うが言いながら
錠剤を口に入れコップの水を口に垂らす
625 :
初熱 6:2006/11/23(木) 22:56:31 ID:0u4AOVA20
「けふっ…けふっ」とむせて口から白い粒が零れ出る
意を決してもう一度薬を口に戻し自分自身で口に水を含み
口移しに水を飲ませる飲み込むまで口を離さないでいる
コク…と喉が動いたのが判った口を離そうとすると
喉が渇いていたのか僕の唇を吸ってくる
ガバッ!
いきなりの事とニアの唇の柔らかさに驚き
乱暴に引き剥がしてしまう
「……み…ず…」
気がついたのか何か呟いてる
626 :
初熱 7:2006/11/23(木) 22:58:09 ID:0u4AOVA20
「みず…くださ…」
コップを渡そうとするが受け取らない
仕方なしにベットに乗り上体を起こして自身に凭れ掛けさせ
コップを口元に運んで飲ませてやる
コク…コク…ゆっくり飲んでいる
なんか雛鳥に餌を与えてるみたいで愉しい
けふっ……もう要らないらしい…
コップをトレーに戻しニアから離れてベットから降りようとするが
上着の裾がシッカリと握られてる解こうとすると
「いや…です…行かないで…寒い…」
宥め様と手を握ってやると人とは思えないほどに冷たい
慌てて額に手をやる熱い身体は死人の様に冷たいのに
額はさっきよりも確実に熱が上がっている
627 :
初熱 8:2006/11/23(木) 23:01:24 ID:0u4AOVA20
冷やさなくてはと立ち上がろうとするが
「…やっ…」
握ってた手を弱々しく握り返してくる
少しの間逡巡した末シーツをニアに被せ
胸の中に収めながら背中を摩り温める
どの位抱きしめていただろう
体温を取り戻し呼吸が規則的に聞こえる
薬が効いてきたのかも…タオル濡らして来ないと……
小さな寝息を耳に柔らかい体を腕に感じながら
深く眠りに落ちてしまう……
628 :
初熱 9:2006/11/23(木) 23:03:43 ID:0u4AOVA20
胸元が冷える寝惚けながら手で触ると濡れている
傍らで寝ているニアを確認する
凄い汗で額もパジャマもぐっしょり湿っている
「……おいおい」
寝足りてない頭でも着替えさせなくてはと思い
起き上がりタンスの中から着替えを探す
「起きろニア…おい着替えろ」
「………」
返事がないその代りに肩を寒さに震わせはじめる
「くそ…なんで僕が…」
ブツブツ言いながら上着のボタンを外す
タオルで首筋、腕、背中を拭いてやる
629 :
初熱 10:2006/11/23(木) 23:06:34 ID:0u4AOVA20
「お前が起きないのが悪いんだからな」
寝てる人間に無意味に話しかけ
腹から遠慮がちに胸を拭く擽ったかったのか
ニアが身を捩る、指に胸の先端部分が触れ
慌てて離し素早く上着を着せる
ふーーっと大袈裟に息を吐く
ニアの穿いてるズボンを睨み
流石にコッチはスルーしようとシーツを掛けようとすると
くしゅん…
小さくニアがくしゃみをした
此処まで完璧に介抱した思いが自分を次の行動に移らせた
上着の裾をなるべく下げ下着ごと脱がす
爪先の方から足を拭いてやり太股に差し掛かる頃には
ソッポを向きながら手早く拭く
630 :
初熱 11:2006/11/23(木) 23:08:48 ID:0u4AOVA20
ベットに乗り上げニアの上体を起こし胡坐を組み
背中越しにニアを座らせる
下着の二つの穴に左右の足を通し上に摺り上げる
腿の辺りで止まってしまう
「ちっ…」小さく舌打ちをしてニアを膝から下ろし
うつ伏せに寝てるのを跨いで
腿の途中で捻じれてる下着を確認する
見るつもりは無いと心で言い訳をしながらも
白くふっくらとした双丘に目がいってしまう
捻じれを直し一気に上まで穿かせる
ズボンも同じ要領で穿かせ仰向けにして
タオルを水差しの水で湿らせ額にのせる
631 :
初熱 12:2006/11/23(木) 23:12:22 ID:0u4AOVA20
ベットの脇で様子を見てるうちに
涙か汗で睫が濡れている頬は赤く
呼吸がまだ苦しいのか唇が少し開いている
ニアに顔を寄せ唇を少し啄ばんでみる
何かが抑えられなくなり深く口をつけ
舌で奥を探ろうとするが息苦しくなったのか
顔を背けられ額にのせていたタオルが枕の上に落ちる
「…ふっ…」自嘲気味に笑い
タオルを額に戻し銀色の髪を撫で
明かりを消して部屋を出る
自分の部屋に戻り
すっかり起ちあがり硬くなってる前を
処理するためにティッシュを取った
632 :
初熱 13:2006/11/23(木) 23:14:50 ID:0u4AOVA20
翌朝ニアが変な服の着かたに目を覚ますと
扉の外からマットの大きな声が
廊下に居る誰かに向かって叫んでる
「今日の試合メロ風邪でダメだって〜」
チャリ…ニアが起き上がろうとベットに手を付くと
指に何かが引っ掛かった持ち上げてみると
それはクロスのネックレスだった。
END
神!
神乙です!
ドキマギで可愛いかつ
最後ジーンとしますた
635 :
初熱:2006/11/24(金) 00:02:42 ID:Bn/D1qpw0
大量のスレ消費スミマセン
>>634 無駄に長くスミマセン
温かいレスに私の方こそジーン
以降名無しに戻ります
ネ申乙です!可愛いお話で(*´Д`)モエモエ
風邪引きニアをかいがいしくメロの優しさに禿しく萌えました!
可愛くて熱で上気した顔の無防備なニアを見たらそりゃ固くなりますよw
637 :
えっちな18禁さん:2006/11/25(土) 02:45:39 ID:AbI+i3o5O
ほしゅ神待ち
ニアたんのおっぱいは柔らかそうでいいね
先っぽは小さくて淡いピンク色だよね
全身柔らかそうだよ
おっぱいなんか肉まんみたいにおいしそうなんだよ……
カズノコ天井巾着型でミミズ千匹で……
何言ってんのかわかんね自分
>>640 我を失わせるほどニアたんが魅力的ってことでWW
オレはどっちかというと発育途上で微乳でちょっと固めがイイ
軽く掴んだだけで
「い、痛いです……」
てな感じ
乳はそこそこ(Cカップくらい?)で
体は真っ白なのにオナニーのし過ぎで黒ずんだマンコがいい
いやらしいニアたん萌え
オナニーしすぎで黒ずんでんのか!
あんなよだれ物の可愛い娘ちゃんを誰も相手にしてくれないのか???
SPK時代はメロに抱いてもらう妄想しながらオナっていたら
やはりれく太に見つかって処女奪われるとかwww痛そうだ
胸こそこそ(C、Dくらい?)までかな?
それ以上デカイとバランスが・・・自分的に
ニアたんのまんこは可愛いピンクがいい
乳首も桜色で(*´Д`)ハァハァ
ニアたん色素薄いから多分何回やってもピンクだよ
自分はあえて性徴が遅くて無防備すぎる理不尽な上司を
ジェバンニが一晩中犯ってくれましたが萌える
ジェバンニ○○○て何ですか?>(゚、 。w 、
ステニア・・・意外に愛がなくて
ジェバが意外に鬼畜で扱き使われた腹いせもあって
毎晩ようにニアたん犯されててもいいな
それでニアたん妊娠しちゃってもいいな
>646
禿萌えた
是非投下してくれ
胸は意外とでかい方がいい
ロリ体型なのに何故か発育が変に良くて
でもブラをつけるのは嫌い
ノーブラ(*´д`*)ハァハァシャツから見えてるよニアちゃん
あえて最初はやや小さめで後から揉んで育てるのも萌えるよ
>>649 ジェバンニが一晩で大きくしてくれました。
AからDくらいにwwww
ジェバンニ「ブラジャーくらい着けてください。」
ニア「なっ、なんで揉みながら言うんですかっ…!あっ、はぁっ……」
ジェバンニ「つい揉んでしまうからです」
ニア「なっ、舐めたり吸ったりしてるのは何故です…あっ…あん…」
いいぞジェバンニ!!
ハァハァ(;´д`)
ジェバンニ「これは?」
もみ、もみ
ニア「ち、乳房です……」
ラルグラネタスマソ
でもジェバンニは無理があるな。
せっかくこの流れだから、ついwwww
>>654ジェバンニじゃ無理がある…なんてことは無い
停電で真っ暗だったこれなら可能だ
まぁ、あの用意周到なSPK内で停電なんか起きそうに無いが
ただ大停電した後の翌年のベビーラッシュは凄いらしいよ
妊娠しますたと言うより
孕ませられたと言う感じが萌
「ああ…中はダメです…子供が…出来て…しまいます…
あ―――っ!あ…あ……出来たら責任取って下さいね」
それもいいけどもっと馬鹿っぽく
「膣に出すのはら、らめぇ!ですっ……あ、赤ちゃん出来ちゃうっ…!!あっ、あっ、あんっああん!!」
ごぷっ
「あ……嫌ぁ………」
溢れた精液が割れ目から
ニアたん(;´Д`)ハァハァ
らめぇ! GJ!!
ひぎぃ!も何処かに入れて( ゚д゚)ホスィ…
しかし、そこまでしちゃうとニアたんでない罠……
舌ったらずなニアたんモエ
そしてロリ妊婦ハァハァ
ニアたんの赤ちゃんは可愛いんだろうなぁ(*´∀`*)
ニアたんは質素なパンティ履いてそうだが、たまには黒のガーターベルトすけすけとか
身につけるといいよ
ニアたんにクリソツの女の子なんか産まれた日にゃ
絶対嫁に出したくないねw
蝶よ花よと愛でまくっちゃる!
ニアたんの子ドモもいいが
やっぱりニアたん自身がイイ!!
種付けしたいくらいだ(;´Д`)ハァハァ
美しいよニアたん美しいよ(;´Д`)ハァハァ
黒の下着ガーターベルト透け透けも以外でいいけど
白のフリルのヒモパンとかTバックとか
おまんこの部分が開いたパンティ(正式名しらん)とかノーパンでも(;´Д`)ハァハァ
LニアSS(ほんとに短い)
今回のエロ度:中学生が読んでも大丈夫(たぶん)
では投下
神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━?!!!!
中学生が読んでもと言うのが逆に生々しいw
ボーン ボーン ボーン
ワイミーズハウスの大広間の大時計が3時を告げた。
「あっロジャーさん」
ワイミーズハウスで子供たちの世話係を務める女性が大股で歩いて来るロジャーに声をかけた。
「ニアを知りませんか?お茶の時間だというのにいなくて…」
「すまないがこちらも急いでるんだ。大切なお客様が見えたのだが
突然の訪問だったので、甘いものを切らしてしまっていて…」
歩きながら、ロジャーが答える。
「スコーンでよければありますよ?あまり甘くはないんですけれど」
「甘くなければ駄目なんだ、それも特別に!急いで買ってくる」
そう言うとロジャーは大急ぎでワイミーズハウスの外へ出て行った。
世話係の女性は、普段とはかなり様子の違うロジャーに少し、驚いた。
あの慌てようからするとかなり重要なお客様らしい。誰だろう?
「そうだ、ニア!ニアー、どこにいるのー?」
出て来ないニアを呼びながら彼女は、ニアにとってもやはりあれはショックだったのだ、と考えていた。
その部屋では、黒髪の青年が砂糖をたっぷり入れた紅茶をずぞずぞと飲んでいた。いや啜っていた。
椅子に両足をのせる独特の座り方で、彼はロジャーの帰りを待っていた。
せっかくの3時に、甘いものが食べられないなんてこんなつまらないことはない。
彼は独特の持ち方でスプーンをつまみ、もう一さじ砂糖を追加しようとして、ポロリ、とスプーンを落とした。
かがんで拾おうとした彼は、机の下に何か白いものが隠れているのを発見した。
その子と会うのは初めてだった。
「・・・・・・あなたは、なんでこんなところに?」
「お気に入りの場所なんです」
目を合わせずに、白っぽい髪の子はそう言った。
『ニアー、どこにいるのー?』
扉の外からかすかに世話係の女性の声が聞こえる。
「あなたはニア、ですか?」
「はい」
彼の質問にニアは返事をした。
「窮屈でしょう?出てきて構いません。この部屋にいることは秘密にします」
彼の言葉に、ニアは机の下からおずおずと出てきた。
今は15時、つまり昼の3時だというのにニアはパジャマを着ていた。
髪の色は白ではなくふわふわしたプラチナブロンドの巻き毛。身長は低め。
年の頃は見た目で12、3(実際は14だ)。なんだかだる気な、憂鬱そうな表情だった。
「いまお茶を入れます。あいにくお菓子は切らしているんですが」
黒髪の青年は独特の持ち方でポットの取っ手ををつまみ
こぽこぽとカップに紅茶を注いで、ニアにすすめた。
と、ニアも取っ手をつまむようにしてカップを持った。
どうやらニアは潔癖症らしい。そしてこの青年も。
「なにかあったんですか?私でよければ相談に乗りますよ」
角砂糖のタワーを積み上げるニアに、その青年が話しかける。
「Mr.(ミスター)、あなたには理解できないことです」
やっぱり目を合わせずに、青年の名を知らないニアが答える。
ワイミーズハウスの客間に通されているということは
この青年は『お客様』にあたるはずだが、ニアはそんなことは意に介していないようだった。
「話してみなければそれこそわかりません。
特に、私たちは二人とも同じ癖を持っているようですから」
「それもそうですね。では相談することにします」
素直にニアは従い、青年の方を向いた。真正面に。
「Mr.(ミスター)」
「はい」
こうして顔を近づけてまっすぐ見ると、ニアの瞳は大きくて黒目がちで綺麗だった。
くるくるふわふわした巻き毛も魅力的だった。
「あなたは生理になったことがありますか?」
ストレートなニアの言葉に彼は面喰った。
「・・・それは・・・ない、ですね・・・」
「そうですか。では残念ですが相談は終わりです」
そう言うと、ニアはまたそっぽを向いた。
「・・・ニア。あなたは大人になるのが嫌なんですね?なぜ」
「私には生涯関係のないことですから」
「私は人に触れられたり、人が触った物に触れたりするのが苦痛です。
だから、必要ないこの性徴が毎月一回現れると思うと、正直おっくうなんです」
相手が男性であるにもかかわらず、はっきりとニアは言う。
いや、はっきり言うことで逆に壁を作っている、のかもしれない。
相手を遠ざけるために。
「そうですか。もったいないですね。あなたは魅力的なのに」
「それはどうも」
冷めた口調から、まったくありがたいと思ってないのははっきりしていた。
「嘘じゃないですよ?」
彼は骨ばった指をニアの銀色の巻き毛に伸ばした。
潔癖症だった彼がこの時そうしたのは、ひとえに『甘いもの』が切れていたせいだった。
ふわふわとしたニアの髪は綿菓子みたいだった。
「…あなたはとても…おいしそうです…」
彼が髪に指を伸ばしたとき、ニアは怒って払いのけたりしなかった。
変なことを言う彼をきょとんと見つめていた。
彼はニアの隣に座ってニアをじーーーーっと見ていた。ほんとに綿菓子みたいな子だと。
そんな彼に、ニアは少したじろいでいた。かなり近くで二人の顔は接近していたのだが
なぜかニアは、彼をそれほど嫌だとは感じていない自分に気づいてなかった。
彼はニアの唇を見ていた。それは、綿菓子の一部が濡れて、
ピンク色の砂糖のかたまりが溶けかかっているように思えた。
彼は、ニアにそっと顔を近づけるといきなりぺろんと唇をなめた。
「っ!」
ニアは急いで彼から離れて唇を手で拭いた。
「何をするんですか!」
「やっぱりあなたは甘いです。マザーグースの詩のとおり」
彼の言葉にニアの白い頬がかあっと紅く染まった。
そのときノックの音がした。ニアはささっと彼から離れた。
どうぞ、という彼の言葉に、ロジャーが入ってきた。腕にはお菓子の袋を抱えていた。
「申し訳ありません、道が混んでまして…おお、ニア。居たのか」
「すみません、話し相手をしてもらっていました」
黒髪の青年が言うのと、ニアが急いで部屋から出て行くのと同時だった。
ロジャーはお菓子の袋を抱えていた。それでニアは彼が誰なのかわかった。
あれがL。
私たち、ワイミーズハウスの者たちの憧れであり目標。
しかしそれよりも今のニアは、今のLの言葉に小さな胸をどきどきさせていた。
『やっぱりあなたは甘いです。マザーグースの詩のとおり』
ニアはそっと自分の唇を、舌でなめてみた。ほのかに甘かった。
Lが砂糖入りの紅茶を飲んでいたことを思い出し、ニアはなんだか胸が苦しくなった。
「遅くなりましてすみません」
謝るロジャーに、Lは言った。
「いいえ。おかげでとても甘いものをいただきました」
訝しがるロジャーに、Lはマザーグースを口ずさんだ。
『女の子はなんでできてる?
お砂糖とスパイス
あまい あまあい すてきなもののありったけ』
ワイミーズハウスで見つけたとびきり極上の甘いもの。Lはもう、次回の訪問計画を練っていた。
エロ少なくて申し訳ない。続きはまたいつか
神乙!!
お菓子=ニアたん……
(;´Д`)ハァハァ
続きまってます
ネ申GJ!!
ニアたんの唇(*´Д`)ハァハァ
続き楽しみに待ってます。
神乙です続きも楽しみに待ってます
Lの言ってたマザーグースて女の子はおさとうとスパイスと
素敵なものみんなで出来てるてやつですよね萌え
ニアたんの唇は甘くてほのかにミルクの匂いがしそうだ(*´д`)
I want candy ! を思い出した
白、ピンク、水色…Cotton Candyニア
Lニア二人ともかわいくて萌え和みました
続き待ってます
自分はパワパフガールの方を先に思い出したw
Lになってニアたんの為に大量の大人の玩具を購入したいwwww
LニアSS(ほんとに短い)
今回のエロ度:16歳未満禁止(にしておく)
では投下
ボーン ボーン ボーン
ワイミーズハウスの大広間の大時計が3時を告げた。
客間の大きな机の下で、ニアはこの前出来事を考えていた。
あのときのことを考えるときは、自然にここに来るようになっていた。
Lを思い出すときは一人になりたかった。特に、唇をなめられたことを思い出すときは。
どうしても胸がどきどきするから。
と、扉の開く音がした。続いてぺたぺたと裸足で歩いてくる足音。
「ニア」
名前を呼ばれて、ニアは息をのんだ。
「よかったらお茶にしませんか」
机の下で向こうを向いてごろんと横になっているニアにLの声がかかる。
「ご遠慮します」
平静を装って断ったものの、ニアはそれだけ言うのがやっとだった。
顔を見られるのが恥ずかしかった。そして、それを気取られたくなかった。
と、Lは手を伸ばしてニアの足首をつかみ、こちょこちょと足の裏をくすぐりはじめた。
かかか神!!
続き(;´Д`)ハァハァ
「ななななにするんですかっ!」
脚を引こうとするニアの足首を離さず、Lはくすぐり続けている。
「ぁん、ははっ、あ、くっ、やめ、やめて…ぅふ、ふ」
くすぐったさに身をよじるニアにLが言う。
「一緒にお茶してくれるまでやめません」
「わ、わかりました!!お茶でもなんでもご一緒します!」
Lはぴたっとくすぐるのを止めた。
机の下から這い出てきたニアの、パジャマについたほこりをぽんぽんとLが払ってくれた。
そんなLの仕草に、ニアの胸はまたどきどきしていた。
「ニアはどうやらご機嫌斜めのようですね」
紅茶を前にして、ニアは仏頂面でLから目をそらしていた。
「当たり前です。あんなことされて」
「それはすみません。でも可愛かったです。ニアの笑い声」
ニアの頬はかあっと赤くなった。
「嘘です。私は笑うと不気味なんですから」
向こうを向いていたが、ニアは怒っているようだった。
どうやらニアは潔癖症というより、強烈なコンプレックス(劣等感)の持ち主らしい。
人に触りたくないというより自分に対する劣等感が強くて人に触らせまいとしている。
本当に潔癖症なら、いくら掃除していてもたくさんの人間が歩く絨毯の上で寝そべるなんてできない。
両足を椅子の上にして座るLは、そう考えてマシュマロを口にした。と、ニアが口を開く。
「あなたはLですね」
「はい。私はLです」
Lは答えて、マシュマロを飲み込んだ。
「なるほど。ロジャーに気づきましたか」
「彼はこの前、お菓子の袋を抱えてました」
「余程の客人でもないとそんなことはしないし、子供たちの為ではない、と」
Lはふと、ニアに聞いた。
「ニアは、ワイミーズハウスで何か辛いことはありますか?」
「…いいえ」
ほんの少し、言いよどんだニアにLが続ける。
「たとえばあなたに意地悪を仕掛けてくる子とか」
「私に意地悪を仕掛けてくる子、ですか。いません」
答えるニアにLが言う。
「今現在ワイミーズのbPはニアだと聞きましたが、嘘は下手ですね」
「…どうしてそう思います?」
「相手の質問を繰り返すのはなんと答えようかと考えている証拠です」
やはり『L』には隠し事はできない。
「…意地悪とは違いますが、私を嫌っている子はいます」
そう言うとニアはまた向こうを向いた。
「ニアを…?なんでまた」
「不気味だからでしょう。彼は『自分より優れたものは嫌いだ』と言ってますが
L、あなたのことはどう見ても、尊敬していることに間違いないんですから」
ニアはそう言うと肩を落とし、ぽつりと言った。
「…なんでこんな話、したんでしょう…」
きっとニアは、今言った『彼』の前では、そんなそぶりは見せないのだろう。
なんとも思ってないふりをして、振舞っているのだろう。
ニアたん・・・ホロリ
「不気味だなんてとんでもないですよ、ニア」
Lが言った。
「あなたはとても魅力的です」
「私のどこが魅力的だと言うんですか!」
と、いきなりLが立ちあがりニアの右隣に座ると、ニアの左脚を持ち上げた。
「きゃ!」
そしてその脚を自分の膝に乗せ、パジャマのズボンの裾を上げニアの白いふくらはぎを露出させた。
「質問に答えます。たとえばですね、さっき思ったんですがニアのこの脚。とても魅力的です」
「え…L…」
あれは売り言葉に買い言葉のつもりだったのだが、Lは大まじめに答えていた。
「ほんとに、おいしそうです」
そう言いながらLはかがんで、ニアの脚にそっと口を寄せ、ぺろりとなめた。
「あ…L」
「白くて、柔らかくて…マシュマロみたいです…」
「は、くすぐっ…た…ぁん…ふふ」
くすぐったさから逃れようとしながらニアは、どうしてか逃れられなかった。
と、Lが身体を起こしてニアを見つめた。
「ニア。やっぱりあなたは笑うと可愛い」
「…嘘です」
「本当です」
Lはそう言うと、ふわふわした銀色の巻き毛に指を絡めた。
マシュマロのような肌。綿菓子のような髪。ほんとにこの子はお菓子のようだ。
「…L…私に触っても、平気なんですか?」
おずおずとニアが聞いた。Lは潔癖症ではなかったか?不安がるニアにLが答えた。
「平気です。…いや、むしろニアには触れたい。なんだか甘い気持ちになります」
「…L…」
そう言うのがやっとだった。喜びでニアの胸がいっぱいだったのだ。
ニアもまた、銀の巻き毛を巻きつけているLの指を、そっと握った。
「ニアは指も白くてやわらかです」
Lはニアの手を自分の口元に持ってくると、その指先に吸いめた。
「…っ!」
ちうちう音がする。ニアは首をすくめた。
「っあん!」
くすぐったさに耐えられなくなったニアに、Lはその指を口から離して言った。
「ニアは敏感ですね」
Lの言葉に、声を上げてしまった自分が恥ずかしくなってニアはうつむいた。
Lはニアの頬を手のひらをでそっと撫でた。
「ほっぺがピンクになって綺麗です。ニア。恥ずかしがることではありません」
そう言うとLはニアの頬にキスをした。
「…あん…!」
ニアはまた思わず声を上げていた。ただのキスじゃなかった。Lは舌を使っていた。
「は!!っ…、んん…」
その舌がニアの頬から首筋へゆっくり移動して這っていた。そうしながら
Lは、パジャマの袖から直に手を入れてニアの白い、細い腕をさすっていた。
「ぁ、ぅ…L……私……こんな…あ…あん」
首筋にLの熱い舌と息づかいを感じ、二の腕を直にさすられながら、ニアは変になりそうだった。
脚にキスされたときから。いや、前回唇をなめられたときから。
ニアの身体は、そして心は、ゆっくりと目覚めていた。
Lは首筋から顔を上げると、ニアの耳元にキスをした。
「ぃっ!!」
そして、パジャマの上から小さなニアの胸をさすりながらささやいた。
「ニアは…胸もマシュマロみたいです」
熱い息が耳元に響き、身体が飛んでいってしまいそうで、ニアは目をつむった。
「………L…………こわい…」
ニアがそうつぶやいたときだった。Lの動きがぴたっと止まったのは。
「?」
ゆっくりニアが目を開けると、Lは向かいの椅子に座っていた。
「紅茶が冷めましたね。入れなおします」
Lはこぽこぽと紅茶をいれた。怒っている様子はまったくなかった。
「…ごめんなさ」
「ニアが謝ることはなにもありません。今はお茶の時間です」
ニアの謝罪の言葉をさえぎった。だめだ。もう嫌われた。うつむくニアにLが言う。
「マシュマロはどうですか?…もっともニアほど甘く、ないですが」
嬉しくてニアの胸がどきどき鳴った。ニアはマシュマロをそっとつまむと、初めてLに微笑んでいた。
16歳未満禁止…になってないぞ!!とお怒りの方 すみません
続きはまたいつか
神乙です!!
コンプレックス餅のニアたんハァハァ
Lに心を(体も)開いて?いくニアたん
次なる展開を楽しみにしてます
神GJ!
もうLはニアたんにメロメロだな
「こわい」なんて可愛いこと言われて自制したLスゴス
神乙です!
うれし恥ずかしなニアたんがすごく可愛い…!!それに対してLは落ち着いてゆっくりニアの体も心も解してく感じでアダルティックで萌。続き楽しみにしております。
ニアたんおまんこぴんく………乳首ぴんく
(;´Д`)ハァハァ
白い頬が淡い桃色に染まり
あの真っ黒な眼が涙で潤むんだよ
ニアたん(*´д`*)ハァハァ
ごろんと床に寝そべるニアたんを毛布にくるくる丸めて
コロネのように食べてしまいたい……
ああニアたーーーーん!!
697 :
696:2006/12/06(水) 22:35:06 ID:jjMZfT0L0
sage間違いスマソ・・・・・・orz・・・・・・
神まだかな(・∀・∀・)
699 :
えっちな18禁さん:2006/12/08(金) 10:56:21 ID:sqdxX4GpO
ニアがどっちでメロがどっちかわからん チョコくってるほうがニア?エルはわかる
なんですここ、指カーソルに萌えるスレですか
ニアたん意外に
尻軽くてもいいかも試練
いろんな男と寝ちゃうニアたん………(;´Д`)ハァハァ
神待ち
>>701 できればメロに嫌われてるとか思い込んでて寂しさで・・・とか切ない系だと萌。
あっでも天然小悪魔系でとかも萌えるな・・・
・・・ヤバイ、妄想が膨らんで・・・(*´д`*)ハァハァ
ここに来て、デスノ第二部読み返そうとか思う俺
>>702 それも萌www
不器用な恋する乙女要素ハァハァ
ニアたん放尿
LニアSS(ほんとに短い)
今回のエロ度:18歳未満禁止(にしておく)
では投下
ボーン ボーン ボーン
ワイミーズハウスの大広間の大時計が3時を告げた。
客間の大きな机の下でLを待ちながら、いつしかニアはうとうと夢をみていた。
唇にかすかな感触を感じてニアが目を開けると、目の前に照れたような彼の顔があった。
なんで彼がここにいるんだろう。
そう思いながら、ニアは無防備に彼に微笑んでいた。と。
彼はニアから急いで顔を背けたのだ。同時に男の子たちの囃し立てる声がした。
『すげーメロ!』とか『不気味ニアにキスした!!』とか。
そして向こうを向いたまま彼が言った。
『もういいだろ、罰ゲームは』
ニアは察した。
彼らは何かゲームをして、負けてしまった彼は罰ゲームに
昼寝中の『不気味な』ニアにキスした。ただそれだけの話だと。
「ニア。眠っているんですか」
声がしてニアが目を開けると、目の前にニアの顔を覗き込むLの顔があった。
「L…」
慌てて机の下から這い出ようとするニアの手をLが引っぱってくれた。
「今日はこっち側を向いてたんですね」
ニアの身体のほこりを払ってLが言った。何のこと?という顔をするニアにLは続ける。
「おかげでニアの寝顔が見られました」
Lの言葉にニアはうつむいた。
Lが来るのを待つあまり、つい椅子側に顔を向けてしまってた自分に腹が立った。
不気味な寝顔を見られてしまった。よりにもよってLに。
「ニアはやっぱり寝顔も可愛いです」
Lの言葉にニアはかあっと頬が赤くなるのを感じていた。
「嘘ばっかり…」
「本当ですよ。赤くなった今のニアも可愛いです。この、サクランボみたいで」
ニアは机の上に気がついた。
「いいものが手に入ったので持って来ました。今日はこれでお茶にしましょう」
きらきら赤く光るサクランボがバスケットに盛られていた。
一体どこから持ってきたのだろう、この時期にサクランボとは。
待ってました!続きキタw
神!
冬のこの時期。そういえばなんだかぞくっとする。身ひとつでうたた寝をしていたせいだろうか。
「ぇくしゅん」
小さくくしゃみをしたニアにLが声をかける。
「ニア、風邪ですか?」
少し、寒かった。でもそう言うと部屋に帰されてしまいそうな気がした。
「いえ。多分だれか私の噂をしているんだと思います」
Lはヒーターのリモコンを手にすると、室内の設定温度を上げた。
「ほんとにあなたは、嘘が下手ですね」
笑ってるような言い方だった。嘲りではなく、可愛くてたまらないというような。
Lの優しいまなざしに、ニアの胸はまたどきどきと鳴っていた。
「今現在ワイミーズのbQ、ニアは彼をどう思います?」
茎ごとサクランボを口に放り込み、唐突にLが切り出した。
ここで『どうって…』とか切り返すと動揺が伝わってしまう。ニアは努めて落ち着いて答える。
「大変な努力家です」
「そうですね。それに大変に可愛いらしい。私も最初遠くから見て、女の子かと思いました」
713 :
YB倉庫番:2006/12/09(土) 21:52:18 ID:YU00R9uA0
SS投下中にすいません・・・
YB倉庫番よりお知らせ@
住民のみなさま乙です
突然ですが、SS保管サイトをHPからブログに変更させていただきました
新URLは下記のとおりです お手数ですがご確認ください
YB倉庫(女の子ニアSS保管庫) ※PC/モバイルともに同じ
http://neargirl.blog76.fc2.com/ このスレが終わるまでは、
旧URLにアクセスしても、新URLへ誘導できるようにしておきます
(次スレのテンプレで新URLを貼っていただけるとありがたいです)
ちなみに、新ブログの壁紙に使っている白い花は、いま話題の「月下美人」です 'w´゚ -゚)
714 :
YB倉庫番:2006/12/09(土) 21:53:43 ID:YU00R9uA0
YB倉庫番よりお知らせA
現在、YB倉庫番を引き継いでくださる方を探してます
そのため、専門知識もいらず、メンテナンスが楽なブログ形式に変更しました
今月はにくちゃんねる閉鎖の問題もあって、なんとか本日までの更新を行いましたが…
仕事・プライベートともに多忙で時間が足りず、
体調も壊しがちになってきたため、今後の更新を行う自信がありません orz
今のSS保管ブログとYB倉庫メールのアカウントを丸々お譲りしますので、
興味のある方は、YB倉庫メールからご連絡ください
今はこのスレをあまり見る余裕がなく、流れを追えていないので、
YB倉庫の不具合やSS修正などの連絡も、すべてYB倉庫メールでお願いします
お手数をかけますが、よろしくです
と、そんなLの言葉にニアがぽつりとつぶやいた。
「『逆だったらよかった』、ですね」
「え?」
Lがニアの言葉を聞き返す。ニアが答える。
「私と彼を見比べた者からよく言われます。『性別が逆だったらよかったのにね』と」
「とんでもない!!」
らしくない、Lの大きな声にニアは驚いた。
「いいですか、ニア」
そうして、Lはマザーグースを口ずさんだ。
『男の子はなんでできてる?
カエルとカタツムリ
仔犬のしっぽ そんなもの』
ニアもそれは知ってる。『男の子はなんでてきてる?』の前半部分だ。
「あなたがそんなもので出来てるわけがない。ニア。
あなたは正真正銘100%間違いなく女の子です。ニアほど甘いものは、ないんですから」
716 :
YB倉庫番:2006/12/09(土) 22:34:59 ID:Qzr1IXAV0
>このスレが終わるまでは、
>旧URLにアクセスしても、新URLへ誘導できるようにしておきます
謝って旧サイトのサービスをすべて削除してしまいました・・・
すいません 新URLへ直接アクセスをお願いします
「そう言ってくれるのはLだけです」
「ニア。気づかないだけで、あなたの周りにはそう思っている者がきっといます」
「そんな人いません。不気味がる者は大勢いますが」
彼もそう。微笑みに顔を背けてしまった彼。私の笑顔が不気味だったから。
と、Lがサクランボの茎を口から出してみせた。きれいなリボン結びだった。
「器用ですね、L」
話題を変えたくて、ニアは言った。
ニアもサクランボを口に放り込んだが、簡単な結び方は出来てもリボン結びはできなかった。
と、Lが立ち上がり、ニアの隣にやってきた。
「やり方を教えます」
サクランボを茎ごと口に入れるとLは顔をずいと近づけてきた。ドアップのLの顔にニアは向こうを向いた。と。
「おやおや。顔を背けられてしまうなんて。ニアはよっぽど私が嫌いなんですね」
悲しげな、でもどこか芝居がかったLの言葉にニアは慌ててLに向き直ってぶんぶん首を横に振った。
「とんでもない!!違います!」
「ではなぜ顔を背けたんですか?」
「………それは………だって………恥ずかしかったから………」
頬を赤く染めるニアを、サクランボみたいだとLは思った。
「恥ずかしがることはないです。ほら、こうやって…」
そう言うとLは、ニアの小さな肩を両手で抱き、ニアの唇に自分の口を重ねた。
「!…あ」
サクランボの茎を間にして、Lの舌がニアの舌を上下左右にまさぐり、そして絡めていた。
「…ぁう……んぅ………んんっ…」
舌を絡まされ、ニアはいつしかLのTシャツの襟首を強く掴んでいた。
やがてLが離れ、口からリボン結びになったサクランボの茎を取り出した。
「よし。うまくいきましたね。……ニア?どうかしましたか?」
ニアはLのTシャツの襟首をつかんだままうつむいていた。
やがてその瞳から涙が一筋こぼれた。Lは慌てた。
「ニア!?どこか痛くしましたか!?だったら謝ります、すみません」
Lの言葉にニアはくすりと笑って、涙を拭いた。
「いいえ、そうじゃありません…ただ、思い出しただけです。初めてのキスを…。
いえ間違いました、すみません。あれは事故でした。向こうにとっては」
ハアハア(´Д`*)
Lはそんなニアの顎をすくった。唇が赤かった。サクランボよりも。Lはニアの唇にそっとくちづけていた。
「L…」
Lはワイミーズで昔起きた、ゲームのことを知っていた。そして彼と面談し、彼の気持ちも察していた。
彼がなぜ、罰ゲームを知るや否やそのゲームに参加したのか。
そしてワイミーズbQである彼がなぜ、そのゲームでは負けてしまったのかも。
むしろ、ワイミーズハウスbPであるニアが、気がつけないのが不思議だった。
彼女はなぜ自分のこととなると鈍くなってしまうのだろう?
「ニア、向こうを向いてもらえますか。そうしたらいいことを教えます」
「?ええ」
Lに従いニアは向こうを向く。
と、パジャマの上からLはニアの背中に指で何か文字を書き始めた。
『彼」これは漢字。
『は』今度はひらがな。つまり日本語だ。
『彼』『は』『あ』『な』『た』『を』『彼はあなたを』…なんだろう?
と、そこまで書いてLの指が止まった。
Lは突然ニアのパジャマをたくし上げると、ニアの白い背中にキスした。
「あん!」
思わずニアは声を上げ、パジャマの裾を下ろすとLに向き直った。
「L、ふざけないで下さい!」
「ふざけるなんて、とんでもない。私はいたって真面目です」
Lの顔が再びドアップになっていた。
今度は顔を背けるわけにはいかない。Lを嫌ってるなんて誤解されたくない。だって。
『だって?』
だって、の続きは何だと言うのだろう?
そんなことを考えるニアに、Lが唇を重ねて舌を絡めてきた。
「……んん……L……ぅ、ふ、……ぅん……」
いつしかニアも夢中でLの舌に自分の舌を絡めていた。頭がくらくらしていた。
ニアをソファに押し倒すLの、そのキスが、舌が、やがて首筋を這っていった。
「……あっ!………あぁん……」
そしてLは再びニアのパジャマの裾をたくし上げ、ニアの腹部をさすっていた。
「は、ぁん!あっ、…は」
ごつごつと骨ばった長い指が、ゆっくりニアの胸に移動していた。
「っ!!」
その指が感じやすい小さな突起をつまんだ時、ニアは声にならない声を上げた。
「なんだかサクランボみたいです」
Lがパジャマを上げ、ニアの小さな胸のピンクの先端をまじまじ見ていた。
「とても綺麗ですね。ニア」
Lはそこをぺろんとなめた。
「く、っ!ぅうん!!」
「たった今サクランボみたいだといいましたが、訂正します。
ニアのはサクランボよりみずみずしくて、可愛らしいです」
そう言うと今度は、Lはニアの胸の先端を含み、吸いついてきた。
「っは、ああん!!」
Lの舌使いに、ニアは声を上げずにはいられなかった。
「あん、あ、あぁん、ああ、あぁぁあん」
舌で転がされ、指で弄ばれ、なんだか泣きそうな声を上げている自分が恥ずかしかった。
「う…L…あ……はあ、…あ、ん…はぁ…L…L!ああん、L!!」
そしてニアは、痛いくらいに熱くなっている、自分の身体の奥を感じていた。
そのとき、どんどんとノックの音がした。Lは起き上がった。
「おや?誰でしょう」
慌てた風でもなく、Lは裸足でぺたぺたと扉に向かった。
対するニアは慌てて起き上がり、きちんとパジャマを直した。
今の出来事に、まだ胸がどきどきしていた。
Lが扉を開けると、そこには誰もいなかった。
ただ、誰かが廊下の向こうに走っていくのが見えた。
金髪で、女の子のような後ろ姿だった。
「誰です?」
ニアが聞いた。
「あなたと対になる、カエルやカタツムリ、仔犬のしっぽ、そんなもの、です」
Lが答えた。
「?」
意味がよくわからず、問いかけようとしてニアは
「ぇくしゅん」
また小さくくしゃみをした。
ちっとも短くないし 18歳未満禁止になってないぞ
とお怒りの皆様 すみません ごもっともです
つづきはまたいつか
あと私信に使って申し訳ないですが
下手なSSでご迷惑をおかけしている身につき、お許しください…
倉庫ネ申 乙でした!!ネ申のニアたんへの愛あふれるSS大好きです
ものすごく寂しくなります…
寒くなるので、身体を大事にして
もし体調がよくて 時間があれば またの投下を待ってます
スイーツ神、乙です!!
Lの大人な迫り方、素敵です〜!
しかもNo.2…素直じゃないぞwww
Lに惹かれつつ彼に切ない思いをするニアに萌です。
神乙です!
展開が気になる展開が気になる展開が気に(ry
倉庫神も乙です!!
また来て下さいね!!
3時のおやつ神乙です!!
Lニアそしてツンデレメロに萌えです(*´д`*)
Lの台詞とニアたんの反応がエロ可愛くて萌え悶えました
そしてメロはニアたんの声を聞いてしまったんでしょうか
続きもwktkしながらお待ちしております
そしてYB倉庫神お疲れ様でした
神乙です!(´Д`*)
まだ350キロだから完スレできそうかな?
気が早いけど、次スレは板変えませんか?
改行制限がウザイので………
完スレできたら嬉しい!!
>>729 >気が早いけど、次スレは板変えませんか?
ここも長いし 愛着ありますが
個人的には IDが出るならどの板でもいいです
IDの出ない板に移動してから、荒れてしまったスレを見たので…
言い忘れた
13巻を読んでも
「つぐみは一言もニアを『彼』とはいってない」
で乗り切れるよ自分
最終的には
「つぐみも健も執筆者も編集も
ニアたんが女の子だって気がついてないだけなんだーーー」
ってことでw
いや、散々女性的だって言っていたんだから
普通に気づいてるだろうオニャノコだって事に(*´∀`*)
そうか男の子スレがあるところがいいと思ったんだが
ID表示されないんだよ・・・ピンクキャラサロン
でも荒れるほど人いないから大丈夫な気がするけど…だめかなぁ
>>733 自分個人的には賛成です!
板が同じだとチェックするのも楽
いや…面倒でもニアのためなら何でもするけどね(*´Д`)ハァハァ
ピンクのキャラサロンって
キャラ重複まずいんじゃなかったっけ?
あと、ID有りは大事だと思う
ずいぶん昔だけど
女の子メロスレがID無し板でひどく荒らされたとオモタヨ
やぱ重複か……
ここも改行制限さえなきゃな
なんかあきらめないと
改行制限が無くて
ID表示な所は・・・ないんじゃ?
じゃあ、この板のままの方が無難じゃん?
エロパロは既にデスノスレあるし
女の子メロスレが荒らされた件は知ってる
キャラの性別変えてるからアンチとかアラシに狙われやすいんだよ…
改行制限ってそんなにダメか?2スレからなんとかやってきたじゃん
LニアSS(きっと短い…たぶん)
今回のエロ度:18歳未満禁止(だと思う)
では投下
ボーン ボーン ボーン
ワイミーズハウスの大広間の大時計が3時を告げた。
大広間から聞こえる時計の音は、ベッドで横たわるニアの小さな胸を切なくさせた。
今日も客間に行けなかった。
Lと約束したわけじゃない。でも、だからこそ不安だった。もう、来なくなってしまうのではないかと。
ニアは冷たくなった自分の手を額に当て目を閉じた。涙を我慢するために。
一週間前、ニアは熱を出して、医者に安静を言いつけられた。
しかしニアは3時前になるといつも自分のベッドを抜け出しどこかへ消えた。
客間の机の下にもぐって、Lを待っていたのだ。
30分経ち、さすがに今日は来ないのだとわかるとベッドに戻るのだが
いつも身体が冷たくなっていて、そのせいかニアの体調はなかなか良くならなかった。
ワイミーズハウスの者たちは心配し、交代でニアに付くことになった。
そのためニアはベッドを抜け出せなくなっていた。
神北w(;´Д`)
ついにLに頂かれちゃうのか
Lは今、とても厄介で、大きな事件を抱えている。
だから簡単にはワイミーズハウスには来られない。それはわかっている。
それでもニアはLを待たずにはいられなかった。
ニアは付き添いの女性に、情けない顔を見られまいと頭から毛布をかぶった。
と。
こんこんとノックの音がした。世話係の者がドアに向かい、対応している声が聞こえる。
「…。…そうですか、ロジャーさんから…。確かに。では、お願いします」
どうやら誰かと交代したようだった。ぺたぺたと歩く音が近づいてきた。
「ニア。具合はどうですか?」
懐かしいその声にニアは急いで飛び起きた。
ベッドのすぐ横にLが立っていた。
「L!」
思わず抱きついてきたニアの頭を撫でながら、Lが優しく話しかける。
「風邪をひいたと聞いてお見舞いにきました」
そのとき、ニアはあることを思い出して急いでLから離れると言った。
「ありがとうございます。もう大丈夫です」
毛布を胸まで引き上げながら、赤い物が毛布やシーツに付着してないか確認する。
四日目とはいえ、まだ完全に終わったわけじゃない……。
「ニア。どうかしましたか」
「いえ、やっぱりまだ少しふらつくみたいです」
初めてLに会ったとき、生理のことを口にしていた自分が恥ずかしかった。
と、Lが骨ばった手の甲をニアのおでこに当てた。ニアの顔が熱くなった。
「ああ。やっぱりまだ熱がありますね」
Lはそう言うと、テーブルの上の白桃を取ってナイフでいくつかに割った。
そしてその桃に爪をたて、ぴろんと皮をむいてしまうとニアに差し出した。
「どうぞ。熱があるときは、くだものがいいんですよ」
そのまま食べろと言うことらしい。くすぐったい気持ちでニアは小さく口をあけた。
桃を挿し入れられ、口の中いっぱい甘い汁で満たされた。Lの指が舌に触れた。
直接Lの手から桃を食べながらニアは、餌付けされてるみたいだと思っていた。
そして、それがちっとも嫌じゃないのがおかしかった。
食べ終えると、ニアは言った。
「…Lの手をわずらわせてしまいましたね」
ニアの手は汚れずにすんだが、Lの手は桃の汁でぺとべとだった。
「いえいえ。洗えばすむことです。おや?」
Lはニアに顔を近づけるとぺろんとニアの口の周りをなめた。
「ニアの口の周りもべとべとですね。とても甘い」
「…L…」
「そうだ、お見舞いがあるんです。ニアは玩具が好きだと聞いたので」
そう言ってLはテーブルの横の紙袋をニアに渡した。中身は真っ白なパズルだった。左上に『L』の印がある。
「L…ありがとう」
ニアはパズルを胸に抱きしめて言った。
いつもLは優しい。でも、今日のLは、特別優しかった。特別。
ニアがそう思った、そのとき。
「じゃあ、私は…」
Lが立ち上がった。思わずニアは言った。
「…行かないで下さい」
Lのシャツの裾を握り締めていた。
「もう少し一緒にいて下さい」
Lはきょとんとして言った。あるいはきょとんとして見せて。
「ニア。手を洗ってくるだけです。安心して下さい」
ニアは手を離した。幼い子供の様なことを言った自分が恥ずかしかった。
何故あんな事を言ったのだろう。病気が心を弱くしているのだろうか。
やがてLは戻ってくると、横たわるニアの手をそっと握った。
「ニアが安心できるなら、今日はニアが眠るまでここにいます」
優しいLの言葉に、思い切ってニアは言った。
「それよりも私が目を覚ますまで、居ていただけませんか」
Lは一瞬目を大きくしたが、やがて言った。
「わかりました。そうします」
ニアは安心して目を閉じ、そしてつぶやいた。
「…甘えてごめんなさい」
やがてすうすう寝息を立てるニアの、銀の巻き毛にLはそっと指を絡ませた。
ニアが目を覚ますと、Lが椅子の上で両脚を抱えて眠っていた。
まずLが居ることにほっとした。
それから汗でべたべたする身体が気持ち悪かった。熱はもう下がっていた。
ニアはそっとベッドから抜け出し、シャワーを浴びに行った。
生理はもう終わっていた。まだまだニアの身体は不安定で、時期も短かった。
シャワーを浴びながら、ニアはくんくんと身体に鼻を近づけた。もう汗のにおいはしない。
Lに顔を近づけられたとき、汗のにおいが伝わらないか心配でたまらなかったのだ。
部屋に戻ってくるとLはもう起きて真っ暗な外を見ていた。
外を見ながら、Lは言った。
「ニア。あなたが眠っているときのことですが、あなたのお友達がお見舞いに見えました」
「ああ。リンダですね」
リンダはワイミーズハウスで唯一、今でもニアに声をかけてくる少女だ。
「いいえ。男の子でした。あなたを心配して様子を伺いにきたようです。きっと、彼とあなたなら…大丈夫です」
Lはニアを振り向くと、この間の質問を繰り返した。
「ニア。ワイミーズハウスのbQ、彼をどう思いますか」
「その質問には、もう答えています」
「感情的には?」
「何もありません」
平静に、ニアは答えた。
「気付いてないようですがニア、あなたは嘘をつく時、どうしても口元がゆがむんです」
Lの言葉にニアははっとした。
「…小さい頃は、仲が悪いわけではありませんでした…」
やがてベッドに座り、ニアがぽつりと言った。
「彼は何でも一番になりたがっていましたが、かといって私を邪険にすることはなかった。
運動では全く敵いませんでしたから、彼はいつも『どっちが一番になるか競争だ』
と言っては私を誘うんです。勿論、彼が勝って大はしゃぎです。…でもそんな彼を嫌いじゃなかった」
ベッドに座って話すニアの、向かいの椅子ではLが黙って聞いていた。
「だけどあるとき、彼がこう言うのを聞いたんです」
そこまで言ってニアはうつむいたが、やがて再び口を開いた。
「……『あいつは不気味だよ』って……」
「図書室で、私は本棚の陰になっていました。そこに彼らが来て私の話を始めたんです。
そこで彼が言いました。『あいつは不気味だよ』って…」
ニアがそこまで言ったとき、Lが言葉をさえぎった。
「もしかしてニア。そのとき彼の周りには男子がいませんでしたか?」
「え?ええ。たくさんいました」
「そして、彼らはあなたのことを話題にした。もしや彼らは最初は
あなたを誉めていたのではないですか?耳障りのいい言葉で」
「…ええ、そうです。よくわかりますね、L」
「で、その話題で彼らが盛り上がって行ったとき、
彼一人だけがあなたを『不気味』だと評した、そうですね」
こくん。ニアは首を縦にふった。
ふー。Lはため息をついた。
ニアの話は、気になる女子が他の男子に目を付けられそうな所を
必死で防ごうとしている男の子の話、としか思えなかった。Lは言った。
「ニア。あなたたちの年齢を考えると、別段不思議なことではないですよ」
そう言うとLは立ち上がり、ニアのベッドに腰を下ろした。
「あなたも彼も、今は自分の周りに繭をこしらえているだけです。
ニア。彼から見ても今のあなたは魅力的です」
「…そんなことはわからないです……」
ニアはうつむいた。
「私が保証します。あなたはいずれ素晴らしい女性になる。だから顔を上げて」
Lはそんなニアの顎をすくい顔を上げさせた。
その頬がピンク色に染まっていた。桃のように。Lはニアの頬にそっと口を寄せて吸っていた。
「あ…L…」
この子はなんて甘いんだろう。どんなお菓子よりも。どんな果物よりも。
やがてLはニアの口元にキスしながら、ニアのボタンをひとつひとつ外し
桃の皮を剥くように、ニアのパジャマをゆっくり脱がしていった。
そして白桃に齧り付くように、小さな白い肩に齧り付いてLは、ニアを押し倒した。
「あん…L…」
ニアの柔らかな白い肌を存分に味わいながら、Lは胸の先端に舌を這わせた。そこはLのお気に入り。
「っ!は、ぁん」
ニアが逃れようと身をよじる。そんなニアの腋にもLはキスしていた。
「!く、くすぐったいです…ぅ、ふふ」
思わずニアはうつぶせになってLのキスから逃れようとした。
だがLは、今度はニアの白い背中にキスしていた。
「だめですニア。逃しません」
そう言いながらくすぐってくる。
「く、くっ、L…あん、やめ、ふふ、あはは」
くすぐりながらLは前に手を回し、ニアの乳首をさぐっていた。
「ぁん!あ、あぁ、ああん!!」
ニアがのけぞる。
「ニア…。あなたはとても甘いです。ここも…それから」
Lはもぞもぞと毛布にもぐると、ニアの細い腰にキスしてニアのパジャマのズボンを下ろした。
「L…っ!!なにを…」
ニアが小さく叫ぶのと、Lがかぷっと小さな双丘にかぶりつくのと同時だった。
「やっぱりここも、甘い」
そう言ってLは、ニアの白いお尻に、そして腿の裏側に、キスしていた。
ズボンを膝まで下ろされて、喘ぎながらもニアは必死でLに背を向けていた。
腿の裏側は特別にくすぐったかった。
「えるぅ、や、やめて…あ、あぁあん」
だがそう言いながら、執拗なLのキスからニアは逃れられなかった。
Lの指に、舌に、優しい愛撫に、その身を任せていた。
「あっ、あん…。え、L…は、はぁ、はぁ、は、…あぁん」
ニアの身体に今まで味わったことのない、新しい感覚が呼び起こされていた。
「…L…L…!」
ニアは身体をゆっくり起こし、Lのほうを向こうとした。
Lを見たかった。Lの顔を。
そのときだった。
がしゃーーーーーーーん
ガラスの割れる音に驚いて二人は起き上がった。窓ガラスが外から割られていた。
床にガラスの破片が散らばり、そして野球のボールが転がっていた。
ワイミーズハウスの窓は防弾ガラスだ。が、緊急用に一枚だけ普通のガラスがはめ込まれている。
ボールはそこを狙われていた。
Lは起き上がり、床に転がるボールを見て、そして言った。
「…深入りしすぎました…」
「え?」
「どうやら…自分のことに気づかないのは私も同じらしい」
Lはそう言うと、ベッドから降りた。
「ニア。実はここに来るのは今日が最後です」
「え。…L…?」
「あなたも知ってのとおり、私はある事件の調査のため日本に行きます」
それはニアもよく知る、世界中で話題になっているあの事件だった。
「ですから今度会うのはLの後継者を決定するときです。元気で」
そう言うとLは、ぽかんとするニアに握手してドアに向かった。
服を整え、Lを追いかけようとニアはベッドから降りた。と、Lが言った。
「あなたたち二人なら私を継げる。ニア、素直になれば大丈夫です。あなたなら…」
「L…待って。…教えてください」
ニアの部屋を出て行こうとするLに、ニアが小さな声でたずねた。
「あなたにとって私はなんだったんですか…?どうしてあんなことを…」
と、Lがくるりとニアを振り返った。
ニアは顔を上げて、Lの言葉を待っていた。
Lは、ニアとは違って表情を変えずにどんなことでも言えた。どんなことでも。
「ニア。あなたは」
Lは、ニアの顔に自分の顔を近づけて言った。
「ワイミーズハウスのとっても素敵な、3時のおやつでした」
やっぱり短くない上に 18歳未満禁止になってない!
そもそもこんな終わり方があるか!!
とお怒りの皆様 すみません ごもっともです
つづきはまたいつか
萌え!
神オツです!!
長文SSは歓迎ですw
なんかだんだん切なくなってきた
LニアSS
今回のエロ度:21歳未満禁止
では投下
ロジャーと話し込んでいたワタリに声をかけると、
Lはワイミーズハウスの玄関に向かった。
出る間際、廊下の奥を振り返ったが、誰かが来る様子はなかった。
Lはワイミーズハウスを後にした。
走るリムジンの中、Lは窓の外を見ていた。
胸にぽっかり穴が開いたような、今まで感じたことのない気持ちを味わっていた。
「L」
ワタリが声をかける。
「一旦車を止めます」
Lは、リムジンの馬力がほんのわずかだが、いつもと違うことに気がついた。
ワタリが車を道の端に寄せた。
「私が行く」
Lはワタリから鍵を受け取ると急いで後部座席を降り、トランクを開けた。
そして、そこに丸まって横たわるニアを見た。ニアも毛布に包まったままLを見ていた。
ニアはむっくり起き上がった。
「ニア。やっぱりあなたでしたか」
確かにニアならトランクの鍵を開けるのはたやすい。ワイミーズbPのニアなら。
Lは何も言わずにニアの脚をつかむと足の裏を見た。ばつが悪そうにニアはうつむいた。
「…窓から、ですか…」
割られたガラスを踏んだ時にできた傷だろう、
白い小さな足の裏にいくつか血の跡がにじんでいた。
「見かけによらず無茶をする」
小さくLはつぶやいた。
「連れて行って」
小さな声がした。
「私も連れて行って下さい、日本に。だめだというのなら…」
ニアが顔を上げてLに言った。答えは決まっていた。
「だめに決まっています。あなたはすぐ、ワイミーズに戻します」
「ワイミーズへは自分で戻ります。Lから、ある言葉をいただきさえすれば」
ニアは落ち着いていた。
「こう言って下さい。『ニアは不気味だ』と」
Lは面食らった。
「それだけでいいんです。真偽のほどは問いません。
あなたを怨んだり卑屈になったりもしません。ただの事実ですから」
「ニア……」
「そう言っていただきさえすれば、私は納得してワイミーズに戻ります。
言うだけでいいんです。L。言って下さい。『ニアは不気味だ』」
「・・・・・・。ニア、あなたは…」
ニアは大真面目だった。まっすぐLを見ていた。
ニア。銀色の綿菓子のような巻き毛。白くて柔らかなマシュマロのような肌。
パジャマの中に隠れたピンクのサクランボ。そしてまろやかな白桃。ニア。
ワイミーズで言ったとおり、ニアはLにとっての3時のおやつだった。
3時に甘いものが食べられるのは、人間にとって最大の、生きる喜びだから。
「・・・・・・ニア。・・・・・・あなたは、可愛いです。世界中の、誰よりも」
Lが言うのと同時に、ニアはLの首に抱きついていた。
毛布ごとLから横抱きにされ、ニアが入ったその部屋は、がらんとして何もなかった。
カーペットさえ敷いていなかった。
ただ部屋の中央にパソコンが一台、じかに床の上にあるだけだった。
「ここに人を入れるのは初めてです」
Lはそう言いながら、ニアを床の上に下ろした。
パソコン以外はほんとに何もなかった。甘いものすらなかった。
Lはしゃがんで再び、包帯を巻いたニアの足を持ち上げた。
「…治るのに三日かかるそうです」
「小さな傷です。大して痛くありません」
「…。ニアは痛くないんですか」
Lの言葉にニアははっとした。『ニア「は」痛くない』。それではLは?
うつむいてニアの足を見るLの、その表情は、前髪に隠れて見えなかった。
「L。…ごめんなさい…」
Lが顔を上げた。優しく見つめられて、ニアの頬がうっすら紅く染まった。
「ニアが謝ることじゃない。無茶をさせてしまったのは私です」
そう言ってLは、ニアの銀の巻き毛に指を絡ませながら、ピンクの唇をついばんだ。
「ん……んんっ!…L…っ!…んんん!…」
夢中でLはニアの唇をむさぼった。どこまでもニアは甘かった。
そうやってしばらくニアの唇を存分に味わうと、Lが言った。
「ニア。ここから先は痛みの伴う行為になりますが、いいですか?」
Lらしいストレートな言い様に、ディープキスにぼうっとなりながらもニアはうなづいた。
と、Lはニアのパジャマを脱がせ、頭を打たないようそっとニアを床に押し倒した。
そして後ろを向いてTシャツとジーンズを脱ぎ、パジャマと一緒に脇に押しやった。
初めて見るLの、いや男性の裸にニアは思わずぎゅうっと手のひらを握りしめた。
両手を胸に置いて身体を硬くしていた。傍から見ても緊張しているのがはっきりわかった。
「こわいですか?ニア」
Lの問いにニアは横を向いて言った。
「いいえ」
口元を見られまいと顔を背けたニアが可愛かった。Lはニアに覆いかぶさると白い項にキスした。
「ぁん…!」
やがて首筋を這うLの唇に、舌の動きに、ニアの胸が大きく上下する。
そしてLは胸に置かれたニアの両手首を持ち、開いて床に押し付けてサクランボにふるいついた。
「あん、あ!」
泣きそうな声でニアは喘いだ。押し付けられた両の手が、毛布を握っていた。
「ぁ、ぁっ、ぁあん」
「気持ちいいですか?ニア」
そう聞いて、Lはまたサクランボを味わっていた。
「あぅ、く、くすぐったい、です…あ、ぁあぁん」
「そうですか…。こういう事は、女性のほうが気持ち良くなるものだと聞いたのですが…」
そう言うとLは上半身を起こして、ニアの両腿を持ってがばっと大きく開いた。
「え…L…?」
突然のLの行為。そして今の恥ずかしい格好。ニアは驚いて脚を閉じようとした。が、Lは強い力で押さえている。
「やっぱり、きちんと、しないと気持ち良くはならないんでしょうね。ん?」
そう言うとLは、屈んでニアのそこをまじまじと見つめた。
「ニアのは、ここもピンク色ですね。きれいです」
「え…L!やめて!!…恥ずか、しぃ………はぁん!!」
突然、ニアの身体から力が抜けた。
ニアの両脚の奥、ピンクの部分にLが舌を這わせていた。
「やっ!!あ、いやあ…ぁ、は、ぁは、ああ…」
そこは誰にも触れられたことのないところだった。
「や、やめてL!そんなこと、あぁん、あ、はああ、あ…ぁぁあ、あん」
ニアはLの頭を押しのけようとした。
だがLの巧みな舌使いはニアをすっかりとろけさせており、その手には力が入らなかった。
「あっ、…お願、い…L…やめ…ああっ!…ふ、う、ああん…」
「気持ちいいですか?ニア」
「は…はい!いいです!!だから…」
それを聞くとLは起き上がった。そして、L自身も大きく起き上がっていた。
「では。そろそろ始めましょうか」
「…あの、L。…ほんとに、こんな格好で行うもの、なんですか?」
両脚を大きく開かされた格好で、おずおずとニアが言った。
カエルの解剖みたいだと思った。騙されているんじゃないかという気がした。
「しかしニアの脚を閉じたままでは、どうやら私のが入りそうにないんです」
Lが真面目に答える。
「ニア。大丈夫。どんな格好でもできます。私も初めてですが免許などなくてもできますよ」
すみません、今日はここまでです
21禁までたどり着けず申し訳ない…
続きはまたいつか
おお…ストレートなLニアだ
この二人どきどきするなと思ったら初めてなのか。
これはまた新鮮な萌えをごちそうさまです。wktk
あなたが神か!
甘い甘いLニアにこっちまで萌えでとろけそうです
続き楽しみにしております・・・!
おやつ神乙です!!!!
というかL×ニアお互い初めてなのですね(*´д`)ハァハァハジメテ
Lはこのままニアたんのドーナッツを頂けるんでしょうか
続きwktkしながら待ってます
神、乙です!!
ニアたんがカワイイのはもちろんLもカワユス
そしてちょっと切ないのが自分にはかなりツボです(*´д`*)
かみおつ!!
Lも初めてってフイタwwwスマソ
でも切ないです・・・かなり・・・
続きwktkしてます
俺も初めてLにフイタwwww
かわいいよふたり
ニアたんのおまんこ
ニアたんのおまんこ
ニアたんおまんこ
(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)(;´Д`)
ニアたんのおっぱい
ニアたんのおっぱい
ニアたんのおっぱい
ニアたんのおっぱい
ニアたん主演AV見てぇ……
ロリ巨乳パイズリ
773 :
えっちな18禁さん:2006/12/19(火) 17:37:47 ID:h26Vc0m+0
初めて見つけたんだが…エンジェリックテーマ最高でつね。
LニアSS
>>764の続き
今回のエロ度:21歳未満禁止
では投下
そう言うと、Lは大きく開いたニアの脚の間に
自分自身の先端をいきなり押し付けた。
「!!!!?」
ぐいっ
Lの先端がニアの中に入っていこうとしたそのとき、ニアの腰がさっと引かれた。
「ニア?どうしました?」
Lがニアの顔を覗き込む。ニアは呆然としていた。肩が大きく上下していた。
ニアは返事が出来なかった。
痛かったのだ。
Lの先端部分がちょっと膣口を押し広げただけ。なのにあり得ないほど、とにかく痛かった。
男女の性行為がつまるところ、性器を結合させるのだということは習っていた。
しかしそれにしても今のはないだろう。いくら何でも痛すぎる。
ほんとにこれは正しいやり方なのだろうか?
もしかして、Lや私が知らないだけで何か別のやり方があるんじゃないだろうか?
「…ニア?大丈夫ですか?顔の色が真っ青ですよ」
「…L…すみません…正直に申し上げると、痛いです…」
Lの下で、ニアの身体が小さく震えていた。
「痛い、ですか?」
「はい」
Lは起き上がり、ニアから離れた。
「私のやり方がなにか不味かったんじゃありませんか?」
「…いいえ、とにかく入れられると痛いだけです…」
真面目なLの疑問にニアも真面目に答えていた。
「…そうですか。痛い…」
Lはなにごとか考えていた。
その姿を見ているうちに、ニアの胸が痛んだ。
Lは紳士だった。痛いというニアに、無理やり行うことはしなかった。
そんなLを受け入れられない自分の身体が申し訳なかった。
「L。ごめんなさ」
「わかりました。潤滑油です」
いいこと思いついた、そんな声だった。Lはニアの眼前にぬっと自分の性器を持ってきた。
「ニア、これを唾で濡らしてください」
ニアは面食らった。
それはつまり、Lの性器に直接口を、もしくは舌をくっつける事になる。
さすがに『汚い』という感覚が先になりニアは躊躇った。
「嫌ですか?」
Lが聞く。
Lにそう言われると、さっき拒否したことが申し訳なくて
出来ることならなんでもやってみようという気持ちになっていた。
「いいえ」
そう言うとニアは起き上がった。Lもニアに合わせて膝立ちになる。
ニアはLの性器をそっと両手で持ち、そっと舌を這わせて舐めてみた。
しょっぱい金物のような味。
一瞬顔をしかめたが、それでもニアはLの性器を舐め続けた。ニアの手の中でL自身が大きくなる。
「あ…ニア……すごく気持ちがいい、です」
そう言ってLがニアの頭をなでていた。Lが興奮しているのがわかった。
嬉しくなったニアはいつしか舐めているだけでは飽き足らず、口に含んで擦っていた。
くぐもった喘ぐ声が、唾液の混じる卑猥な音が、何もない部屋に響いていた。
続きキターww
生々しくてイイ!!
「これくらい濡れれば、大丈夫でしょう」
そう言うとLはまたニアを押し倒し、両脚を広げて先端を押し付けた。
「痛い!」
ニアは思わず叫んでいた。さっきより大きくなった分、むしろ痛さは増していた。
と、ニアの叫びにLは再び腰を引いていた。
「…やっぱりまだまだ早いのかもしれませんね」
LLは起き上がり、Tシャツに手を伸ばした。慌ててニアが言う。
「……私は我慢できます……だから…」
「あなたが痛がっているのに、無理やり行いたくはない」
そう言うと、Lはニアの頭に手を置いた。
「大丈夫。ニア。きっとまたできます」
優しい言葉だった。『きっとまた』。優しいのになぜかニアは不安になった。
今の自分の気持ちだけでも、Lに伝えたかった。
「L……私は…」
改めて言おうとするとなんだか気恥ずかしかった。
「……あなたが……すき、です……」
その言葉にLの動きが止まった。やがて、Lは言った。
「今、なんて言いましたか?」
今までの優しい声とはうって変わって、冷たいとさえ取れる声だった。
Lの変化にとまどいながらもニアは小さく答える。
「…あなたが好きです…」
沈黙が流れた。Lはじっとしたまま何事か考えていた。
ニアは青くなった。
何故かは分からない。分からないけれどLは怒っている。そんな気がしてならなかった
「ニア」
突然話しかけられニアはびくっと震えた。Lが言った。
「あなたは私が好きだと言うんですか?本当に、本当ですか?」
「…本当に本当です…」
硬くなったままニアが答える。
再び沈黙がその場を支配した。
もう駄目だ。ニアは目を伏せた。Lを怒らせた。Lに、嫌われてしまった。
ニアがそう思ったときだった。Lがニアの両肩を掴んで荒々しく床に押し倒したのは。
「嘘、でしょう?」
そう言いながらLは、ニアの頬に、唇に、噛み付くようなキスをしていた。
「え、L…?」
「…今まで、そんなことを私に言った者は、いない。…今のは嘘、ですね?」
Lは強い力でニアを抱きしめて、無我夢中でキスを繰り返していた。
「あ……ほんとです。私はあなたが、好き……ひゃぅっ!!」
突然、Lの指がニアの奥まで中に入ってきた。痛みにニアは悲鳴を上げた。
「い、いた…L、痛い!!」
「これでも、私を好きだと言うんですか?ニア」
骨ばった指で敏感な部分をかき回しながらLが言う。痛みに耐え切れずニアの瞳に涙が滲む。
「あ、くぅっ、あああ!す、好きです、うう!うぅ…」
「泣いたって駄目です…本当の事を言うまで…」
奥をまさぐりながら、Lはニアの肩に、胸に、吸い付いて離れないでいた。白い肌に赤い刻印がいくつも出来た。
「あっ!!あああ!!!L、本当です!!本当に、私はあなたを…ああっ」
ニアは毛布を握り締めてLの執拗な責めに耐え、震えながらも言った。
「好き…好きです…」
「あんまり、そんな事を言うものじゃない…」
ニアの肌をむさぼりながら、Lが言った。
「…信じてしまいそうになる…」
「…L。信じて……本当です…」
泣きながら、ニアが言った。
と、Lの動きが止まった。しばらくして、Lが言った。
「私も…ニア。あなたが……好き、です」
その言葉に、ニアはゆっくりLを見た。Lは微笑んでいた。いつものLだった。
「…L…」
「ニア。今度は、泣いても叫んでも大丈夫です」
優しくそう言うと、Lはニアの両脚をぐいと押し広げた。
「申し訳ないが、もう止まりそうにない」
そう言うとLは、自分の性器をずいとニアの中に押し入れた。
「!!!う、わああああああああっ!」
もの凄い痛みに腰を引こうとするニアを、Lはしっかり押さえつけて逃がさなかった。
「痛い!!痛いよお!!!痛い!!いや、いや!!助け…助けて!!メ…」
一瞬、ニアの目の前に金髪の男の子が浮かんだ。
だがそれは本当に一瞬だった。
次の瞬間、ニアはLの首に抱きついていた。
「…Lっ、く、っ、…ひ、く…う、っ…あ…L…L!」
痛みに顔を歪ませるニアに、Lが言った。
「ニア、私ばかり気持ち良いようで、申し訳ない。
何か、してほしいことがあれば、言ってください」
「……キス、して……」
その言葉に、Lは唇を重ねた。
「んっ………んんんっ」
泣きながらもニアはキスに応え、Lの髪に指を絡ませていた。
「…える、ぅ…L、L!!」
ニアの呼ぶ声にLの動きが早まった。その先端に熱が集まりつつあった。
「ニア…!!」
ニアの中で、ニアの名を呼びながら、Lは熱い精を放った。
抱き合いながら、二人は毛布の上に倒れこんだ。
Lが性器を抜くと、どろりと暖かいものがニアの脚の間を伝わって流れた。
「ニア…大丈夫ですか?」
「は、はい……」
はぁはぁと肩で息をしながら答えるニアの顔に、涙のあとがいくつも出来ていた。
Lはニアを強い力でぎゅうっと抱くと、キスの雨を降らせた。
「あ…L…あん、くすぐったい…」
ニアが笑いながら身をよじる。
「今泣いたカラスがもう笑ってる。…このことですね…」
そう言いながらくすぐってきた。Lが愛しかった。
「……L……。好き……大好きです……」
と、Lの動きがぴたっと止まった。
「…………L?」
Lは起き上がり、ニアを起こすと床に手を付かせた。そして腰を高く持ち上げた。
「ニア。今度はこの格好でやってみましょう」
終わったばかりだというのに、ニアの言葉が再びLに火をつけていた。
生々しくていい!
ちょっと切なくて可愛い二人に萌え
四つんばいで、ニアは堪らずに声を上げていた。
「っく、うう、…あ、あぁん」
毛布をぎゅうっと握りながら、その腕が前後に揺れていた。
ニアの胸を揉み、乳首を弄びながら、Lは後ろから責め立てていた。
「気持ちいいですか?ニア」
Lはニアの声の変化を聞き逃さなかった。そう。ニアが感じているのは痛みだけじゃなかった。
「は、L…、あ…ん、あっ、あぁん!ああぁぁああん!」
「どうなんですか?ニア、正直に」
ずぼずぼとLの性器が擦れるたび快い感覚がニアの身体に走った。
「…あん、きもちぃぃ、…あ、える、気持ちいぃい!!Lぅぅぅぅ!!」
「それはなによりです」
Lはそう言うとニアの身体をまさぐりながら腰をより激しく振った。
「あん、だ、だめぇ!しん、死んじゃう!!、ぁ、あん、ああぁあん!!L!!L!!!」
そしてニアは、堪らない快い感覚が身体の中で段々大きく高まっていくのを感じた。
「あん、ああぁあ、え、L…!わたし、もう、あん…イ、イきそ…っ!あぁんっ!!」
「ニア。大丈夫です。ちゃんと受け止めます」
(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ
こんなときなのにLは優しく言った。
「え、る…あん、あっ、ああん」
痛みではなく、快感でニアの頬が濡れていた。その波が絶頂まで高まろうとしていた。
「あ、あぁっ、ああぁん!!えるぅぅ!!」
Lの名を叫びながらニアは達した。同時にLも達していた。
Lが性器を抜くと、ぐったりとニアは肘をついた。
「はぁ、はぁ、…っ、はあ……L…」
「どうやら今度は正しかったようですね。良かった」
後ろから、大きな腕ですっぽりLに抱きしめられた。
「疲れたでしょう、ニア。少し眠るといい」
そう言うとLは、ニアを抱いて、ゆりかごのように身体を揺らした。
「…L…」
安心から眠りに落ちながらニアは呟いた。
「……………だあい、好き……」
ニアがそう言うのと同時にLの動きがぴたりと止まった。そしてLが言った。
「ニア。考えたんですが、あなたの脚を私の肩に乗せてもできますよね?」
すみません、この章あと少しなんですが
今日はここまでです…申し訳ない
続きはまたいつか
に、ニアたん。これ以上エルのこと好きって言わない方が・・・・w
神乙でした!
切な可愛い2人に萌え泣きそうなのと笑ってしまいそうなのと色々ですね
ヤラレマクリダナニアたん(*´Д`)ハァハァハァハァ
続き楽しみに待ってます
神乙です!
せつねぇ…と思いきや
エロエロ……
続きも楽しみにしてます
YB倉庫に行けないんだが…
管理人ネ申が管理から離れた時点で削除されてしまったんだろうか…(´・ω・`)
流れ読まずスマソ
>>793 安心汁!見れるぞ!
深呼吸してからもう一度トライだ!
796 :
793:2006/12/21(木) 17:23:03 ID:LvEEMtHQO
ニアたんこっちおいで
おっぱい揉んだげるw
LニアSS
>>788の続き
今回のエロ度:21歳未満禁止
では投下
「ニア。私を好きですか?」
組み敷いた格好でニアを見下ろし、Lが聞く。
「あ…、…はぁ、はぁ…え、L…ずるい、です…」
Lの下で息を切らしながらニアが言う。
「…も、もう…私…これ以上は…無理…」
「ずるいのはニアです。無理だと言いながら、そんな可愛い表情で私を誘う」
Lは手のひらで優しくニアの頬を擦った。
「質問に答えてください。ニア。私を好きですか?」
「……好きです……っ、は!あっ、ああ!ぁあん!」
答えるのと同時にLはニアを突き上げ
そしてニアはこれで何度目になるかわからない、切ない叫び声を上げた。
「ぅ…L…あ、は、ああぁ、あん、ああん…!」
「…とても、素敵ですよ、ニア」
そしてまたキスを繰り返す。初めての行為に、ニアの身体に、Lは夢中になっていた。
全てがとろけてしまいそうに甘かった。ニアの声。ニアの表情。ニアのすべて。
Lは強い力でニアの未成熟な身体を抱き、唇に吸い付き、白い柔肌を撫で回した。
「好き」。単純な一言だ。だが、一番欲している言葉だ。
だからこそ、相手に嫌われそうになると試さずにはいられない。
「私はあなたみたいな人好きですけどね」
大抵返ってくるのは次の一言。
「俺は(もしくはわたしは)、おまえが(あるいはあなたが)嫌い」
それを聞くとLは安心する。やっぱりそうだ。
そして好意を示されたり、好意的な挨拶をされた場合も試さずにはいられない。
「好きになりますよ?」
その一言で相手は避け、そしてLは安心する。やっぱり私は間違っていなかった。
私が誰かに好かれる事は決してない。私を好きだと言う者がいればそれは相当な嘘つきに他ならない。
「あなたは私の友達ですから」
例えばこんな白々しい言葉に好意的な返事を返すようなら、それは余程の悪人だ。
だからこそ、本当に好きになった相手には決してどれも試さない。
嫌いだと言われたくない。避けられたくない。何より嘘をつかれたくない。
それほどLは、好意を向けられ、「好き」と言われ、甘い感情をやりとりする事に、飢えていた。
たった「好き」の一言で、Lが無我夢中でニアを求めたのはそんなわけだった。
数え切れないほど達した後、やがてLはそっとニアを横に寝かせた。
疲れきっていた。けれど、離されそうになるとニアは、Lの首に腕を回していた。
「あ…行かないで…L」
Lはニアの唇にそっとキスをした。
「ニア。安心して下さい。行くときは一緒です」
それを聞くとニアは安心して、そのまま目を閉じた。
優しい気持ちに包まれて、ニアは安心しきって夢を見た。金髪の男の子の声がする。
『ニアは不気味だよ。お前がそう言ったんじゃないか』
そうだ。彼はそう言ったのだ。
彼から発せられた言葉じゃなくて、誰かの言葉を真似ただけだった。
『ニアは可愛いです』
Lの言葉がニアの劣等感を完全に消し去っていた。
もうひとつ、ニアは思い出した。
ニアにキスしたときの、彼を。彼は向こうを向いた。その頬が赤くなっていた。
そうだ。彼は照れていたんだ。ただ、それだけだったんだ。
ニアは嬉しくなって、夢の中でそっと彼の名を口にした。
パソコンを操作しながらLは、ニアの日本での住処を検討していた。
ニアを日本に連れて行く。それがどれ程危険な事かはLも承知している。
最初はこんなつもりではなかった。
ニアはいずれワイミーズハウスのbQと共に実質私の後継者となる、そう読んでいたのだ。
だが今、Lはどうしてもニアを離したくなかった。
こんな風に、誰かとずっと一緒に居たいと思ったのは初めてだった。
Lはそっと眠っているニアを見やった。
そのとき、ニアが小さく呟いた。
「……メロ……」
Lはニアから背を向け、膝を抱えて、親指の爪を噛んだ。
やはり…私は…間違って…なかった…。
が………
…………間違えて、しまった…………。
揺られている感覚にニアは目が覚めた。
Lがニアを抱きかかえ、歩いていた。思わずニアはLに抱きついていた。
と、ある部屋の前に着きLがドアを開けた。
その部屋にはテーブルと椅子があり、テーブルの上にはミルクとドーナツが用意してあった。
Lはニアを椅子に座らせると言った。
「食事をしてませんでしたね。お腹すいたでしょう?ニア」
Lはそう言うと、向かいの椅子に座ってコーヒーを飲み始めた。
そしてじっとニアを見ていた。
何だろう。優しいのに何かが違う気がして、ニアはドーナツには手を付けずに座っていた。
「食べないんですか?」
「欲しくないです」
「ドーナツは私の手作りです。良かったら試食してもらえませんか?」
「Lが?」
コーヒーを飲みながら、Lは上目遣いでニアに言った。
「はい。私が初めて作った、お菓子です。ニアに食べてもらうために」
Lの言葉に、ニアはドーナツに手を伸ばしていた。
Lの作ったドーナツは砂糖をふんだんに使っており、とにかく甘かった。
舌がしびれるほど、甘かった。
「味はどうですか?ニア」
「……甘いです。もの凄く……」
ニアはLがドーナツに手を付けていないのに気が付いた。
「L。食べないんですか?」
「しばらく甘いものは控えます。ニアほど甘いものはありませんから」
ニアの脳裏にLとの行為が甦り、恥ずかしさにニアはまたドーナツを口にした。
そんな仕草も可愛かった。
「でもそれはきっとほんの少しの間です。やがて私は3時と言わず、
昼でも夜でも、甘い物を貪られずにはおられなくなります」
「どうして…ですか?」
Lはドーナツをひとつ取ると指にかけてくるくる回した。
「胸に開いた穴を塞ぐため。おや?ニアはまだ眠り足らないようですね」
ニアの両目蓋が自然に下りていた。なんだかとても眠い。
「もう少し眠るといい。ベッドを用意させます」
「…L…起きたときも、私たちずっと一緒ですよね……?」
何故か不安になり、ニアは聞いた。
「そうですね。ニアと離れるのは困ります」
Lが優しく答えた。そして、はっきり言った。
「ニアは私の、初めての恋人ですから」
その言葉を耳にするのと、ニアが眠りに落ちたのは同時だった。
目を覚まして、ニアがまず見たものは見慣れた天井だった。
ベッドから起き上がると、そこは自分の部屋だった。テーブルの上にはパズルがあった。
ニアはテーブルに向かいパズルを手にした。左上には『L』の印。
置いていかれたのがわかった。
ぺたん、とニアは床にしゃがみこんだ。
胸にぽっかり穴が開いていた。
パズルを縦にした。ピースがバラバラと床に落ちた。そのまま上に掲げて全部落とした。
ニアはピースを手に取り、バラバラで空っぽなパズルを、ぱち、と真ん中から埋め始めた。
LニアSS 続いてエピローグ
でもエピローグはbQニア(そんなのありかよ!)
エピローグのエロ度:21歳未満禁止
では投下
ボーン ボーン ボーン
ワイミーズハウスの大広間の大時計が3時を告げた。
「あっロジャーさん」
ワイミーズハウスで子供たちの世話係を務める女性が歩いて来るロジャーに声をかけた。
「ニアを知りませんか?それからメロを。お茶の時間だというのにいなくて…」
「メロは知らないが、ニアなら先ほど私の部屋に来たよ。ある事を申し出にね」
歩きながら、ロジャーはニアの申し出を反芻していた。
『私の情報の中の、性別を偽って欲しい』
聞いたときは驚いたが、しかしよく考えるとLの後継者として身元を謀るにはいい案かもしれない。
ニアを見てはっきり女の子だとは思うものはいなかったから。
世話係の女性は、再び二人を呼んだ。
「ニア、どこにいるのー?メロー?」
客間の大きな机の下にニアはうずくまっていた。
足の裏には、包帯が巻かれていた。
傷はもう良くなっていたが、Lが巻いてくれた包帯をニアは解けなかった。
Lが来ないのはわかっていた。それでも3時になるとニアはここに来ていた。
ここはLと出会った場所だった。Lはニアにこう言ってくれた。
『やっぱりあなたは甘いです。マザーグースの詩のとおり』
小さな声で、ニアはマザーグースを口ずさんだ。
「バラは 赤い
スミレは 青い
砂糖は 甘い
それからあなたも」
ニアは目を閉じ、新たな歌詞を付け加えた。
「L。あなたは苦い」
閉じた両目から涙がこぼれた。
Lなんて、嫌い。
私を置いていったLなんて。
今、神のSSをひとりじめしてるのはひょっとして私だけ?
ああ、L・・・・切ない。ニアたんを置いてかないでー!
自分もいます/
というか続き気になって寝れずに投下待ち
と、扉がそっと開く音がして、続いて足音が近づいてきた。
泣き声を押し殺し、ニアは椅子に背を向けた格好のまま更に小さく丸まった。
いきなりニアの目にぐるりと何か長いものが巻きつけられた。
「!?」
ガムテープのようだった。驚いてテープを剥ごうとするニアの両手首を誰かが掴んでいた。
「…や、っ」
机の下、逃れようとするニアの唇が唇で塞がれた。
「んぅ…!」
ニアの舌に相手の舌が絡まる。チョコレートの味がした。
柔らかい髪の毛が頬にかかるのを感じた。顎までありそうなストレートの髪。
ニアと同じくらいの年代なのは確かだった。
「…んっ…んん…」
やがて唇が離れると、今度はニアの唇がガムテープで塞がれた。
「んんっ!!」
パジャマの裾から入ってきた手が、ニアの身体をまさぐっていた。
身を捩るニアの、足の包帯がほどけていた。
自分も…やばい泣きそう。切ない。
813 :
sage:2006/12/23(土) 02:50:44 ID:j8ms4KRmO
ニアたんセツナス…。。
続きwktk
!!!
久々で上げてしまった…
神…スマソ!!
彼には、尊敬するLが負けるというシナリオはなかった。
必ずLは事件を解決して日本から帰ってくる。
そして、ニアを連れて行ってしまう。
それを考えたとき、彼の心は苦いもので満ち溢れていた。
苦しくて堪らなかった。一度でもいい、ニアを自分の腕に抱きたかった。
そして、気が付いた時、彼は行動に移していた。
彼はニアの脚を開かせて、自分の性器を挿入すると、激しく腰を動かした。
「っ!んんん!…っ、んんん」
ニアの切なくくぐもった声を聞きながら彼は思っていた。
僕は悪(あく)になる。悪(あく)で上等だ。
こうしてニアを抱けるのなら。
「んんっ!ん、んん、んっ!」
ガムテープを張られたニアが、快楽に溺れながら誰かの名を呼んでいた。
ニアの口の中には、まだチョコレートの味が残っていた。
扉の向こうから、メロとニアを呼ぶ世話係の女性の声がかすかに聞こえていた。
客間の机の下で二人は、互いをむさぼりながら抱き合って、甘く、苦く、とろけていた。
816 :
3時のおやつ:2006/12/23(土) 03:11:09 ID:umVTd9ZE0
終わり
マザーグースじゃなくて、なんか荒木由美子の歌う「Lの悲劇」になってる……
エピローグでカプ変わるのあんまりだとお怒りの方、ごめんなさい
ほんとうにごもっともです……orz……
読んでくださった方、レス下さった方、ありがとうございました
潜んでる人がけっこういたw
固唾を飲んで見守りませう
ぎゃっ、リロードしなかったらいつの間にか終わってた!
神、乙です!登場人物全員セツナイ・・・・
神乙!
終わっちゃった…
切ない…すべてが切な…い
パズル真ん中からがドツボに……
神、気が向いたらまた、またおやつくださ(ry
神よ 秀逸なSSをありがとう
おやつ神乙でした
今まで起きてて良かった
切ないエロ萌えでした
神のまたの投下お待ちしております
なになにこのセツナイキモチ…。
神、乙です!
最後のチョコのビターさ&エロさがまた激萌です!!!!
神、乙であります!
また気が向いたら素敵SSお願いします!!
性別隠してる設定のニアたんSSが見たいなぁ
「お前。。。お、女なのか!?」
てな感じで・・・この台詞だとメロっぽい?
>>824 その設定イイ!
気づいちゃうの、マットとかもよくない?
で、メロは知らないのにマットがニアにちょっかい出してるのみてもやもやする、とw
…ってメロ目線になっちゃうか。うーんむつかし…。
824です
ニアが女の子を隠してる設定を考えてたらSSらしきものがもやっと
出来ました
先に言い訳しておきます(汗)
初めて書いたので、最後まで書ききれるかわからないし文章力もありません
メロ×ニアでエチまで行きます、が前フリ長いです
ニア視点、メロ視点とコロコロ変わります
ありきたりっぽい話で申し訳ありませんが投下
827 :
824:2006/12/24(日) 11:16:02 ID:68h8yELp0
目の前には白い肌
そこには成長途中と思われる小さな膨らみが2つ
「お前・・・女だったのか?」
ワイミーズハウスでは才能のある少年・少女が集い生活を共にしている
その中でもメロは自分を優秀だと思っているし、そうでなくてはならなかった
努力
その言葉はメロの代名詞でもあり、そしてメロが最も嫌いな言葉でもあった
しかし、この“努力”があったからこそメロはここまでこれた
ワイミーズハウスのナンバー2、そう言うと誰もがメロに一目を置いた
「次こそは、ナンバー1に!」「メロだったらすぐにナンバー2になれるよ」
言われなくてもすぐになってみせる
この時はそう信じていたし、実際にそうなるという確信があった
ニア、という存在がメロの前に立ちはだかる前までは
828 :
824:2006/12/24(日) 11:19:17 ID:68h8yELp0
天才
その言葉はいつもニアの隣にある
そして気がつけばワイミーズハウスではナンバー1になっていた
ニアがそうなりたいと望んだわけではない
最良の答えを出していった結果、与えられた称号がこれだったというだけである
ニアにとってはそんな事はどうでもいい
ただ自分が興味のある事、好きな事が出来ればそれでよかった
今興味があるのは尊敬するあの人がかかえる事件・・・
もし私だったらどうやって解決するのだろう?
そして、彼だったら・・・
829 :
824:2006/12/24(日) 11:21:12 ID:68h8yELp0
ニアはいつもダボダボのパジャマを着ている
Sサイズでも少し大きい位なのに、Mサイズを揃えている
“女”
その事実がニアにとっては重荷でしかなかった
ワイミーズハウスに来る前の施設では散々だった
物心つく前から様々な施設に身を置いて来たけれど、どこへ行っても
うまく人間関係が築けない
ニアと対等に話をする者はまずいなかった
それだったら初めから周りの人間に期待しない・・・
そう考え、なるべく人と関わらない様にしてきたニアであるが、試験があれば必ず
頭角を現してしまう
830 :
824:2006/12/24(日) 11:24:46 ID:68h8yELp0
優秀なニアは施設の教師に一目置かれ、かわいがられた
それは傍から見ると贔屓されているとも受け取れる
小柄で可憐な体系にふわふわの髪
前髪で少し目が隠れてはいるが幼いながらに顔は整っているのがわかる
加えて成績がトップクラスであれば妬まれないはずはない
男女構わず、皆ニアを目の敵にした
ある日、施設の男の子がニアに向かってこう言った
「女のくせにでしゃばんな!女は女らしく男をたてろよ」
831 :
824:2006/12/24(日) 11:26:29 ID:68h8yELp0
その一言がきっかけになり、ニアが良い成績を収める度に
「可愛いがられてるのを良いことに教師から試験の問題を教えてもらった」だとか
「女が頑張ったって結局は男社会では生きていけない」だとか言われた
しかし、ニアも負けじと言い返す
「何とでも言って下さって結構ですが、私は間違った事をしてきたつもりはありません。」
煩わしい・・・
自分が女だから?
男だったらいいのだろうか?男だったら何も言われないのだろうか?
ワイミーズハウスでニアを女だと知るものはロジャーしか居ない
中性的な容姿、成長前の身体、加えてニアは成長が人より少し遅い様だ
誤魔化しはきく
だが、万が一・・・万が一に備えて大きめの服を着る
体系の変化が決して人に知れない様に・・・
832 :
824:2006/12/24(日) 11:29:24 ID:68h8yELp0
“メロ”
ニアは随分前から彼を知っていた
自分とは対象的で明るい少年
成績も優秀、友達も多い
きっと施設で彼を嫌うものはいないだろう
それは憧れにも近かった
二人が初めて言葉を交わしたのはニアがワイミーズハウスで
初めて受けた試験の結果が返ってきた日だった
「ニア、次は負けない」
ニアははっとした
面と向かってこんな台詞を言われたのは初めてだった
他の者は皆、ニアの前ではたじろぐだけ・・・
ニアの心に風が吹いたようだった
メロはニアを認め、真正面から言葉をくれた
「私も負けません」
833 :
824:2006/12/24(日) 11:35:07 ID:68h8yELp0
ニアの上を行き、あの人をも越えたい そしていつかは一番に・・・
それはメロのいつ叶うかもわからない願いのような目標だった
純粋にこの目標を持ったときはその到達点はあくまでも“あの人”であったはずだ
それが今・・・メロの中で彼の存在がどうしても邪魔をする
“ニア”
初めはナンバー2になる為にニアを越えたいだけだった
だけど追えば追うほど遠ざかる
成績だけではない
ニアの発言、行動、全てがメロを上回る
試験の結果が返る度にメロを応援してくれていた友達も自然と何も言わなくなっていた
“ナンバー1はニアで決まり”
誰も口にはしないけど誰もがそう思っている
「そして今日も・・僕が二番」
メロは“ニア”という存在に打ち負かされていた いや、勝ち負けではない何かもっと別の・・・
ああ、どうしてこうもニアは僕をいらいらさせる
その何かがなんなのか、考えてもメロにはわからなかった
834 :
824:2006/12/24(日) 11:40:31 ID:68h8yELp0
それは越える事のできない壁
越えるにはメロにはどうしても“努力”する事が必要だった
天才、という名を越えるには・・・
このままではいつまでたってもニアには勝てない・・・
僕がニアに勝てるものといったら何になる?行動力?人脈?
焦りと不安がメロに常に付きまとう
このままでは越えるどころか置いてかれる
何か、何か一つでもニアに勝てるものがあれば・・・
何でも良かった
835 :
824:2006/12/24(日) 11:41:31 ID:68h8yELp0
皆が眠るまで一人で勉強をしていたメロであったが、色んな事を考える
内に手がつかなくなっていた
AM1:00
「駄目だ・・シャワーでも浴びてこよう」
施設の者同士の交流を深める為かどうかは知らないが、シャワールームは共有スペースである
「さすがに一人だと広く感じるな」
そんな事を考えながらドアを開くとカーテン越しに人影が見えた
「随分遅い時間に・・・誰だ?」
836 :
824:2006/12/24(日) 13:03:51 ID:68h8yELp0
シャワーが壊れた
それはニアにとって大問題であった
ナンバー1の称号を与えられたものは完全な個室が与えられ、もちろん小さなシャワー
ルームだって付いている
少し前までだったら上半身を晒してもニアが女だと気付く者はいなかっただろう
今だって、まじまじと見つめない限りはわからない しかし、確かにその膨らみは存在する
ワイミーズハウスに来たばかりの頃はロジャーが気を使いニアがシャワーを使えるよう
に何かと理由をつけてニア専用の時間をとってくれていた だが今日に限ってロジャーは施設を離れている
一日だけの我慢・・・
シャワーを浴びるのを我慢し、眠りについたが途中で目を覚ましてしまった
さすがにこの時間だったら誰もいないだろう
その油断が後にニアを追い詰めていく・・・
837 :
824:2006/12/24(日) 13:11:15 ID:68h8yELp0
サァァァァァ・・・
シャワーから噴出すお湯がニアの体を清めていく
ニアはそっと自分の乳房に触れてみた
「あッ・・・」
まだ小さな膨らみであるが、半年前と比べると大分形が変わったことがかる
「くすぐったい・・・」
そしてそこは、大人と変わらない反応をする ニアは少し怖くなった
ずっと、この体が変わらなければいい
女になってしまったらあの時と同じ思いをする 男でいれば誰にも何も言われない
・・・彼にも
彼にも幻滅されずに済む
男としてではあるが、彼は私と対等でいてくれる・・・
838 :
824:2006/12/24(日) 13:14:07 ID:68h8yELp0
「あっ」
ニアが小さな声で驚きの声をあげた
カーテン越しの影はニアだとわかったのは、ニアがカーテンを開けこちらを向いたときだった
「ニアか?珍しいなお前がこんなとこに・・・」
メロはその時初めてニアが目を丸くしている姿を見た
「何だ?幽霊でも見たような顔して?」
髪から垂れる水の滴りがニアの首筋に流れる
いつも、パジャマから覗く首をみて色白だと感じていたが
今見るその肌はもっと白く感じる
メロがその下に目線を落とそうとしたとき、
「見ないで下さい」
心なしか震えた声でニアがそう言った
839 :
824:2006/12/24(日) 13:15:10 ID:68h8yELp0
「なっ・・・別に男の裸なんか見たいと思って見てねーよ!シャワー済んだならとっとと行けよ」
「そうさせてもらいます」とメロを避けて戻ろうとしたその時
「やっぱり待てよ」ぐいっとニアの腕が引っ張られた
「なっ・・」思わずもう一方の腕で胸を隠す
「は、離してください」
「別に男の体見たって何とも思わねーんだからよ、・・・やっぱり力では僕の勝ちだな」
腕をつかまれたニアが不安そうにメロを見上げる
今までこんな顔のニアを見たことが無い
メロの中で“何か”がざわめく
力なら勝てる
でもそれではニアに勝った事にはならない
そんな事はわかっている
だが、今のメロには余裕がなかった
勝てるのなら何でも良かった
840 :
824:2006/12/24(日) 13:17:07 ID:68h8yELp0
ドンッ
シャワールームの壁にニアが押し付けられた
「痛いッ」
思わずニアが声を上げた
「メロ、な、にを・・・」
見られたくない メロだけには女の体を見られたくない!
「なぁ、ニア 負けるってどういう気持ちか知ってる?」
メロの言葉の意味がわからなかった
「男に組み敷かれるなんて屈辱だと思わないか?例えばこんな風に・・・」
「・・!」
そう言うとメロはニアの首筋に歯を立てた
「いっ・・・」
メロの腕がニアの肩をがっちり押さえ込んで、ニアがどんなに力を入れて振りほどこうとしてもビクともしない
メロの指先が肩から胸に流れていく
「嫌だっ・・・」
841 :
824:2006/12/24(日) 13:20:16 ID:68h8yELp0
!?」
強引にニアを押さえ込んでいたメロがニアの体から離れた
「えっ・・・?」
メロは改めてそこに立つ白い体を見た
ニアの体つきは幼い、幼いが、それはメロが知っている体とは明らかに違っていた
「お・・ん・な・・・」
ビクっとニアの体が震えた
そこにあったのは男の裸ではなく紛れも無い女性の裸であった
「ニア、お前・・・女だったのか!?」
842 :
824:2006/12/24(日) 13:22:28 ID:68h8yELp0
「女だったのか?」
その言葉を聞いたニアは動けなかった
メロは自分の体を見つめ驚きの表情をしていた
"女のくせに・・・”
誰かがニアに浴びせた言葉が脳裏をよぎる
女を隠したのは単に煩わしさから逃れたかっただけだったはずなのに今は違う それは恐怖でしかなかった
メロに相手にされなくなってしまう
男であれば対等でいられた 女だと知られてしまった今、メロな何を思うのか
843 :
824:2006/12/24(日) 13:27:50 ID:68h8yELp0
「そうか・・・女・・・」 ニアが女、そんな事はどうでもよかった
ニアはニアであり、いつまでたってもメロが越えることの出来ない相手というのは何も変わらない
それよりも今目の前にある白い体から目が離せなくなっていた
その白い上半身にふっくらと膨らみが2つ その先端には赤く小さな果実が実っている
細い体は中央でさらに細いくびれを描きその下にはまだ生え揃わない柔らかな茂み
ニアの顔を見ると、シャワールームの熱気のせいかで少し赤らめてその目はメロを見ようとしない
その表情が、今まで見せていたものとは全く違うものだということに気付くとメロは自身の体の底から何かが湧き上がるのを感じた
「・・・失望しましたか?」 ニアが小さな声でメロに問う
「失望?何を?お前が女だから?」 ニアはうつむいた メロが続ける
「失望どころか、嬉しいね 身体的にはお前がどんなに頑張ったって僕には勝てない事がわかった 一つ越える事が出来た」
そんな事では勝ったことにはならない 十分わかっているつもりだった
だけど動き出した“何か”にメロは逆らえない
844 :
824:2006/12/24(日) 13:39:44 ID:68h8yELp0
気がつけばニアの唇に噛み付くようにキスをしていた
そしてその細い体に腕を回すと少しつきあがったヒップから背中にかけて指を這わせた
メロは嬉しかった
自分は今ニアよりも優位な立場にいる どんなに頑張っても追いつく事の出来なかったニア
こうして腕に閉じ込めてしまえばニアは前に進む事ができない
「ふぁッ・・・」 息苦しそうにニアがキスの合間に声を上げる
いや、息苦しくて声を上げているだけではなかった メロの指がニアの体に触れるたびにニアは声を上げていた
何ともいえない満足感がメロに溢れる
ずるっと壁に押し付けられていたニアの体が崩れ落ちた 同時にメロがニアに覆い被さる
「メロ・・・っ」 前髪の隙間から潤んだ瞳が見える
そしてほんのり赤くなったその体がメロを誘う
首にキスを、肩にキスを そして指を這わせ徐々にそこへ辿り着こうとしていた
「ひっ・・・」
メロの手に収まるくらいの膨らみを貪るように荒く撫でまわし舌でいたぶる
「ニア、僕の存在を感じるか」
845 :
824:2006/12/24(日) 13:55:28 ID:68h8yELp0
どんなにニアがメロの前を行こうとも、例えばあの人と同じ位遠くへ行こうとも、メロがどんなに追いつけなくなっても
この体には僕の存在を永遠に忘れさせない
体の隅々までメロは愛撫した ニアの指、脇、耳・・・その一つ一つに自分を教え込む
「あッ、あぁ、う・・・んッ」 そしてそこへ来るとニアは一層声を上げた
「駄目です、メロ、駄目です 見ないで下さい!!」
そこにあるニア自身は小さく、さっきみた果実よりも薄いピンク色をしている
「あ、あああぁあああぁあっ!!」 初めて触れられるその柔らかな衝撃にニアの体に電撃が走る
「い、あっ、メロ、メ・・・!」
846 :
824:2006/12/24(日) 14:11:41 ID:68h8yELp0
メロから与えられる快感はニアにとって全てが初めてのもので、考えがたいものでもあった
メロ、どうして? 私が女だからこんな行為を? 何のために?
次第に物事が考えられなくなっていき、やがて全てが真っ白に染まった
「んぁあ・・・ッ」
その絶頂に耐える事ができたのが不思議で仕方が無い
「ハッ・・ハァ、ハッ・・・」
ニアの体がビクビクと痙攣する ニアはまだ焦点が定まらない目でメロを見上げた
「メロ・・・?」
メロの名前を呼ぶと、メロがニアにキスをした 優しいキスだった
しかし、それは束の間でニアの下半身に痛みが走った
「ひっ!くぅッッ!!」
信じられない
ニアの性器にメロの性器が埋め込まれていく
「いっ、痛い!痛いです!!メロ、やめ、止めて・・・止めてくだ・・・ひぐぅぅッ」
言葉にならない悲鳴がニアの口から漏れ、目から涙が流れる
847 :
824:2006/12/24(日) 15:06:30 ID:68h8yELp0
痛みに耐えながら、ニアは必死に自分の名を呼ぶ
「メロ、メロ、メロ・・・!」
ニアがワイミーズハウスに来てからというもののいつもナンバー2だった
初めて言葉を交わしたとき、ニアはこう言った
「私も負けません」と
ニアはナンバー1という不動の位置であってもメロに同じ言葉を幾度と告げた
その度に劣等感を感じたが、その言葉を聞くと何故か安心した
焦り、不安、余裕のない自分
でもニアのテリトリーに足を踏み入れる事を許されている まだニアを追う事が出来る
ピクンッ! ニアの体が跳ねた
「ん、あ、はぁ、はぁ・・んんっ」
痛みはやがて快感に変わり、次第にメロとニアはその行為に溺れていった
繋がる事に慣れていく二人の体は素直にお互いを認め合う
そこには無我夢中に相手を欲する男と女の姿があった
今だけは何も考えずに・・・
848 :
824:2006/12/24(日) 15:12:40 ID:68h8yELp0
「Lが死んだ」
ロジャーが二人にLの死を告げた日、メロはワイミーズハウスを離れた
そしてニアは現在、Lの後継者としてあの人の意思を継ぎ事件にあたっている
あの日、何度もキスを交わした
何度もお互いを求めた
849 :
824:2006/12/24(日) 15:14:24 ID:68h8yELp0
なぁ、ニア
俺はワイミーズハウスでは“あの日”以外、一度もお前に勝てなかった
けど今回は違う お前に勝って一番になる お前に追いつきお前を越える
あの日、一度だけ触れたお前の体は今でも俺を覚えているだろう?
どんなに遠く離れても、俺はお前を追いかける
「ニア、次は負けない」
ねぇ、メロ
私はここにいます
いつでも私を越えに来てください
次に再会した時、あなたは初めて会った時と同じ台詞を言うはずです
そして、相変わらず私はあなたにこう告げるでしょう
“私も負けません”と・・・
終わり
850 :
824:2006/12/24(日) 15:20:10 ID:68h8yELp0
誰も止めてくれなかったのでダラダラと長文を書き込んでしまいました
申し訳ないです
へったくそな文章でごめんなさい
読んでくれた方が一人でもいたらありがとうと言いたいです
ネ申乙です!!!
イブに素敵SS読めて幸せだぁ(´Д`*)ハァハァ
神乙!!
お風呂エチー(´Д`*)ハァハァ
イブ・・・ニアたん誰とエッチするんかな?
853 :
824:2006/12/24(日) 17:38:58 ID:68h8yELp0
824です
イブに予定もないので懲りずにSS投下
↑のSSのおまけでマットネタのメロ×ニア
825のいう設定とは違いますが・・・
854 :
824:2006/12/24(日) 17:40:26 ID:68h8yELp0
マットはその変化を見逃さなかった
普段と同じ無表情、相手を困惑させる発言、他は何一つ変わらないニア
だけど 明らかに雰囲気が違う
それは、何と言うか・・・ 女性の色気の様なものというか・・・
ちょっとした仕草や物言いに時々ドキッとさせられる
そして相変わらず能天気に遊んでいるメロ メロも何一つ変わらない
だけど ニアを見つめるその目が明らかに違う
以前に比べると殺伐としたものはなく、むしろ好意すら感じられる
“二人に何が起こったのか?”
英才教育の一環として与えられ、もう飽きてしまった携帯ゲームを懲りずにピコピコと
プレイしながらそんな事を考えていた
まぁ、今のところ二人に関して興味はないけどね
その日はやけに涼しく感じた マット14歳の秋の出来事
神のSSプレゼントにwktk
856 :
824:2006/12/24(日) 23:25:55 ID:68h8yELp0
自分のつたないSSを読んでくれた方、ありがとう
今度は女の子隠している設定のL×ニアです
でもあまり設定は生かされてなかったかも(汗)
また長くなりそうな予感なのですが、止めろと言われればすぐに止めますので
では投下します
857 :
824:2006/12/24(日) 23:27:50 ID:68h8yELp0
「私やメロにとってLは憧れでもあり尊敬に値する唯一の人間」
いつだったかニアはそう発言した事がある
メロにとっては確かにそうだろう
しかし、ニアは嘘をついた
ニアは彼に憧れてなんていないし、尊敬もしていない
むしろ、あんな人間にはなりたくないとすら思っていた
だって、それは・・・
Lと出合った日は今でも覚えている
雪が降り積もり、一段と冷え込んだとても寒い日のことだった
「あなたがニアですね はじめまして 私はLです」
Lの声を聞いたのはこの日が最初だった 彼はパズルを解くニアの背後に気配もなく立ち、
ひょうひょうと自己紹介をした
ニアは黙って彼を見つめていた
858 :
824:2006/12/24(日) 23:29:16 ID:68h8yELp0
これが・・・L?
噂で聞いていた、L
ワイミーズハウスの出身で世界屈指の名探偵 教師からそう言い聞かされ誰もが彼に憧れていた
少し前まではニアもその内の一人であった
しかし、そこに立つLはニアがイメージしてた人物とはまるで違った
個性的ではあるが何の変哲も無い若者で、教師たちが言うほどすごい人物には見えなかった
「私はニアです ・・・はじめまして」
Lは度々、ワイミーズハウスに足を運んでいるようだったが、ニアはLと会おうとせず
これがお互いを認識する正真正銘のはじめての出会いであった
ニアはロジャーが言っていた事を思いだした
「Lはニアにとても会いたがっているよ」
859 :
824:2006/12/24(日) 23:31:57 ID:68h8yELp0
“Lの後継者”
Lはそれを探しているとロジャーは言った
もしも、Lの身に何か起こったときの備え・・・
それを聞かされたとき、そんな役割はごめんだ、と思った
私は私、他の誰でもない だから“備え”の為にLの後継者なんかになりたくはなかった
ニアはこの話を聞いた時点でLとは会わないと決めた
仮にもここはワイミーズハウスであり才能のある子どもたちが集う施設
そこでナンバー1という称号を与えられているニアにLが興味を持たないはずは無い
自分の人生を決められるなんて真っ平だ
Lが来ると聞くと、ニアは必ず部屋にこもった
しかし今日、Lは何の前触れもなくやってきて、自室にこもる前のニアに接触した
もう判っていた これはLのアプローチ
Lは自分にかなりの興味を示している だから何の連絡も無しにここに来た
860 :
824:2006/12/24(日) 23:33:15 ID:68h8yELp0
きっと自分のデータはすでにLの元にあるのだろう
そして、候補は私だけでなくたぶんナンバー2のメロも・・・
そのメロはLを随分慕っている
Lが来るという連絡があると彼は嬉しそうにその到着を今か今かと待ちわびていた
Lとメロはすでに親しい関係にあるのは確かだ
しかし・・・
あくまでも、“能力”で後継者を見極めるのだろう
軽い挨拶を交わした後、ニアはまたパズルを解きはじめた
Lはそんなニアの姿を後ろから見つめ、
「パズルが好きなんですか?」と、白々しく聞いてきた
そんなの、聞かなくても知っているくせに
ニアは軽くうなずきまたパズルを解く
861 :
824:2006/12/24(日) 23:35:50 ID:68h8yELp0
「女の子なんですよね?」
「!!」
それはワイミーズハウスではロジャーしか知らない事実
一瞬パズルを解く指を止め、固まったニアをLは見逃さなかった
「そんなに可愛らしいのに、男として生きているなんて不憫です」
わざと言っている それはニアが一番よくわかってた
その、人を逆撫でるような発言はニアが得意とする一つであるからだ
少し、自分と通じるものを感じる・・・でもそれは心地良いものではなかった
「確かに私は女です しかしあなたの言う通り今は男として生活しています
でも、不憫に思う必要は全くありません 何故なら私がそうしたいと望んだからです」
「もったいない」
この言葉にニアはさらに不快になった
そして、自分が他人に不快な気分にさせられている、ということに気付きもっと嫌な気分になった
「おや、どこへ行くのですか?」
ニアはパズルを抱え、すっと立ち上がった
「部屋に戻ります」
862 :
824:2006/12/24(日) 23:37:31 ID:68h8yELp0
「・・・つれない子ですね」
Lに何の興味を示さない、目の前の少年・・いや、少女
ワイミーズハウスの他の者達とは全く違う
年の割に発言もしっかりしているし、こちらの意図も読んでいる
「ますます興味深い・・・」
ニアが二度目にLに出会ったのはそれから一ヵ月後であった
今、Lは新たな事件を抱えている それはあの有名な「キラ事件」
忙しいはずのLなのに、何故ここに?
Lはリラックスルームでコーヒーを飲みながらケーキを食べていた
よく見るとケーキだけではない お菓子、と名のつくものが彼を囲っている
大変な偏食家とは聞いていたが、大の男が人目も惜しまず堂々と・・・
863 :
824:2006/12/24(日) 23:40:00 ID:68h8yELp0
「ああ、これはあなたと同じ嗜好ですよ あなたは玩具が好きなんでしょう?それと同じようなモノです」
「・・・」
まだ口を開いていないニアに向かってLが言った
今回もLが来るとは知らされていない やはり、自分に会うために・・・?
「そうです、あなたに会いに来たんですよ、ニア」
「・・・」
まだニアは何も言っていない
ニアはLが、後継者を探していることを知っている
そして、Lはニアがそれに興味を示していない事を知ってる
「他の者はこう言うんですよ・・ぜひ僕を後継者にしてくださいって」
「・・・」
「よく言うと思いますよ 実際私の後継者になるという事がどんな事なのか、まるで理解していない」
「その辺、あなたは賢い きちんと理解している証拠です」
「・・・」
>>824ネ申ガンガレー!!wktkしながら読んでますよーー!!!
865 :
824:2006/12/24(日) 23:42:29 ID:68h8yELp0
そこで初めてニアが口を開いた
「しかし、L、あなたは私にその役を担おうとしている・・・」
「正解です」
ああ、どうしてこんなやり取りを彼と交わしているのだろう
そもそもニアはこのリラックスルームにくつろぎに来たのだ
これではくつろぐどころか・・・また不快な気分になるだけだ
「ニア?どうです、一緒にケーキでも」
「部屋に戻ります」
そう言い残し、ニアは足早にその場を去ろうとした しかし、今日のLはそれを許さなかった
「ニア、私の後継者はあなた、いえ、あなたにします」
・・・します?
「L、私は・・」
「あなたには拒否権はありません 今私が決めました 私の後を継ぐのはニアです あなたがいつでも私の
備えになれるよう、これからもっとハードな教育を施していきましょう」
「・・・ッ」
866 :
824:2006/12/24(日) 23:44:08 ID:68h8yELp0
不快・・・いや、これは違う 今わかった
ニアは目の前の男の意図を読んでいるし相手もそれをわかってる
Lは本気で自分を後継者にしようとしている そしてニアがそれを拒否する事がどういう事に繋がるのか、ニアが
理解している上で話を進めている
「私は、あなたが嫌いです」
ニアがそう言うと、今度はLが指を口に銜えながら言った
「私はニアが好きですよ?あなたの為に何度も足を運んだのですから」
それは一瞬の出来事であった
ニアは床から天上を・・・Lを見上げている
「あなたは私の後継者になるんです いや、ならざるを得なくなります そうする為の行為ですから」
「!!」
ニアにはその意味がすぐにわかった
「やめてください!Lだからってこんな事が許されるはず・・・」
「うるさいのはこの口ですか」
867 :
824:2006/12/24(日) 23:50:05 ID:68h8yELp0
「ふぐぅッ」
ニアの小さな唇にLの唇が重なる
嫌がるニアの口内をLの舌が侵していく 逃げようとするニアの舌に絡みつき離さない
「うぐぐ・・・」
甘ったるいLの味が口内に残る
「やめろと・・・」
「おや、パジャマの下には何も着込んでいないのですか?いくら空調が整備されているからといっても
風邪をひいてしまいますよ」
Lの手が、指が、ニアのパジャマの下から小さな膨らみを探す
「やめっ・・・」
「うるさい子は嫌いです」
まるで飢えた動物のようにニアの乳房を口に含め舌を這わす
その舌は円を描くように先端の果実をむさぼる
「ひんっ・・」
たまらずニアは小さな悲鳴を上げた
868 :
824:2006/12/24(日) 23:51:39 ID:68h8yELp0
気がつけばLの片腕はズボンに手をかけ、あっという間にニアの足から剥ぎ取ってしまった
「ニア、女の子のここはどうなっているのでしょう?」
Lの挑発的な言葉にニアの顔がかぁっ赤くなる
「はっ・・・はぁ、私は、L、あなたを許しませ・・・」
「それでいいんです しかし、この下着が邪魔ですね」
ビッ!
ズボンと違い、下着を荒々しくLが破る
ニアには判っている Lがニアを挑発するのは、わざと辱めようとするのは・・・
「きれいな色をしています まだ処女・・・当たり前ですね 肌も透ける様な白さだ よく女性の秘部
は花に例えられますが、ニアのここは雪の中に咲く桃色の花のつぼみというところでしょうか」
ピクンッ
Lが指でつぼみを撫でると同時にニアの体は反応した
「まだ子どもだと思ってましたが、ちゃんと準備というものが出来るんですね」
まだ少し触られただけのそこには泉が溢れていた
869 :
824:2006/12/24(日) 23:55:33 ID:68h8yELp0
「では、味わわせてもらいましょうか」
チュク・・・
卑猥な音が部屋に響く
唇、舌、歯、指・・・
ニアのそこはLの様々な場所から愛撫を受ける度に熱くなり、溶けてしまいそうだった
「っふ、ふぅ、ふっ・・・」
気を抜くと声が出てしまう ニアは自分の片腕を噛んで必死に快感に耐えていた
「さすがに小さそうですがまずは指で慣らします」
「!!」
Lの指がニアのそこに侵入してくる
「うう、くっ・・」
「やはり狭い」
快感と痛みが同時にニアを襲う それでもニアは声を上げなかった
870 :
824:2006/12/24(日) 23:57:29 ID:68h8yELp0
「痛いんでしょう?初めてです、当然だ 正直に痛いと言ったら止めてあげますよ?」
「くぅぅ・・・」
嘘だ、そんなのは嘘だ やめるなら最初からこんな事はしない
「強情ですね・・・でもあなたのそんなところも好きなんです」
嘘だ、好きなら・・・後継者になんか選ぶはずはない
熱くなっているそこに、さらに熱い何かがあたる
「私はこれでも興奮してるんです ニア、あなたに」
それはL自身でだった そしてそれをニアの股に挟むようにして擦り合わせた
ニアのつぼみがL自身に愛撫される 段々とそこは痛みから快感に変わっていく・・・
「あなたの肌は本当に触り心地がいい この柔らかで白い体・・・くせになりそうです」
そう言うとLはニアを一気に突き上げた
ズッ・・・
「!!!!」
目の前が白くなり、声が出ない あまりの痛みにニアは失神しそうになっていた
871 :
824:2006/12/25(月) 00:01:14 ID:n91uomAl0
「ニア・・・いいです」
Lはそんなニアに構わずリズムよく突き上げる
ニアの処女膜は破れ、Lの性器にニアの赤が流れる
「大丈夫です これから少しずつ気持ちよくなります」
Lが何を言っているのか聞き取れない ただ痛みしか感じなかった
だが、その痛みがニアに正気を保たせていた
たぶん、Lのシナリオはこうだ
このまま快感に溺れて、これから先も何度も体を重ねていく そうする内に少なからず情がわく
幼い自分なら尚更かもしれない しかし、それは儀式のようなものだ 私はそんなに甘くない
もしくは・・・いや、データ上ではあるがニアの性格を知っているLなのだからこちらが本筋であろう
Lがわざとらしくニアを羞恥に晒し屈辱を与えているのはLを恨ませるため
ワイミーズハウスの者が少なからずLと同じような道を歩むのは知れた事
Lを恨めば、必ずLより上に行きたいと考える そしてLを見返す為に行動する・・・
恨みや憎しみというのは執念深く、そしてそれは原動力にもなる
Lの後継者でありながらLを越えようとする それが叶えばL以上の天才が生れる
872 :
824:2006/12/25(月) 00:02:42 ID:n91uomAl0
Lに指名されたニアはもう、候補ではなくすでに後継者に決まっている
その時点でニアはLの駒となってしまったのだ
「ふっ、は、はぁ、はっ」
「どうです?気持ちよくなってきたでしょう」
「違・・・」
「私はあなたの人生を奪います そして今、あなたの体も奪いました 必ず仕返ししてください」
「ぐぐっ、う、くっ」
「ニア、我慢せずに」
「んっ、い、嫌、いや、い・・・」
「私も一緒です さあ、ニア」
「ううぅぅぅうっっんはぁっ!」
気がつくとニアはさっきLが腰掛けていたソファに寝かされていた
ゆっくりと目を開けるとそこにはもうLの姿はなかった
873 :
824:2006/12/25(月) 00:04:31 ID:n91uomAl0
Lが嫌い
それは今でも変わらない事実
今、ニアは三代目のLの座に就任している
Lの思惑通り、ニアはLの後継者として「キラ事件」を解決した
そしてやはりLの思惑通りLを越える事が出来た 最後に生き残った自分は勝者である
Lが死んだと聞かされたとき、彼に対する恨みはさらに募った
いつかLを越えた自分を見せつけてやりたいと思っていた
そして、今度は自分がLに屈辱を味わわせる事であの時の仕返しが出来ると思っていた
それは、きっと彼も望んでいた事だ
しかし、Lはもう居ない
自分は最後まで生き残り勝者となったが、本当にそれは勝ちなのだろうか?
874 :
824:2006/12/25(月) 00:14:56 ID:n91uomAl0
ロジャーからLの死の報告を受けた日、ニアは部屋に戻るとLと初めて会った日の事を
思い出していた
何故だかわからないが・・・頬を涙で濡らしていた
Lが嫌い
それは今でも変わらない事実である
けれどニアの心にぽっかりと穴が空いている
それもまた事実である
終わり
875 :
824:2006/12/25(月) 00:18:48 ID:n91uomAl0
何とか無事に全て投下できました!
しかし文章力のなさが目に付いて・・恥ずかしいです
もっとニアをニアらしく書きたいものです
>>864 途中、応援ありがとうございました!
全く神レベルではありませんが、読んでくださりありがとうございました!
他の神SSを見習って出直してきます・・・
神乙!!陵辱モノはヤハリ萌える!
イブの夜にSSが充実するとはww
乱交クリスマス、ぜひニアたんにwww
神様乙です!!!!GJです!!!!神様!!!!!
クリスマスって凄いやssがいっぱいだ
神様有難う御座いました!!!!!
また投下してくれる日を心待ちにしております
パソコンの前から離れられなかった・・・・・・
>>824ネ申GJ!
Lニア萌え杉て氏にそう(´д`;)ハァハァ やっぱりLは変態でステキですw
神!素敵なクリスマスプレゼントありがとうございましたーー!!
ニアたんピンクのブラ買ってきたよ
つけてみー?
-ヘヘ、
<〃 wノゞ
'w ´゚-ノ
〉.,ヽ)
( ( |ゝ
i_ノ _j~
-ヘヘ、
<〃 wノゞ
'w´゚ -゚)
ゝ`-ゥ )
く,,,`て.イ 彡サッ
i_厂ヽ_,
ズレタ・・・orz
-ヘヘ、
<〃 wノゞ
'w ´゚-ノ
〉.,ヽ)
( ( |ゝ
i_ノ _j~
バスタオルどけてどけてー!!
でもニアたんカワユス
♪おしりをだした子一等賞
883 :
HAKO:2006/12/27(水) 01:31:47 ID:0NDG6CeN0
「よいしょっ」
メロは両手に大きなダンボール箱を大事そうに抱え、
なるべく人に気づかれぬ様、足早に自室へと向かう。
あまりコソコソすると他の子たちが気になって、中を見せてと要求するから
何も無く、平然を装った。
「メロ、その箱なんだよ?」
自分の思ったとおり、興味を示す子達。
ただの箱なのにどうしてだろう?
普通は気になるのかな。それともやっぱり大事そうにしているのが分かるのか・・・
884 :
HAKO:2006/12/27(水) 01:32:54 ID:0NDG6CeN0
「あぁ、コレ?授業で使う教材だよ。偶然通りかかったら、教材室に運ぶよう頼まれちゃってさ」
教材・・・・。とっさについたウソではない。
このダンボールを運ぶ前から、こういうことがあると思って考えておいた嘘だった。
「なんだ、一緒に遊ぼうと思ったのに。残念だな。」
「はは、ホントついてないよ」
相手は何も疑うことなく、じゃあなと言って外へ出た。
普段なら自分も同じように外で、彼らと遊んでいるのだろう。
でも今日はもっと良い事を思いついてしまったから。
885 :
HAKO:2006/12/27(水) 01:33:34 ID:0NDG6CeN0
「メロ・・・・?」
気づかれなかった事を安心しているメロに
誰かが囁く様に問い掛けた。
抱えるダンボールから、少しはねた銀色の髪とじっとメロを見つめる瞳が目に映る。
何も悪意は無い様に、そっと顔を少し出し覗いていた。
「なっ・・・!!バカっ!まだ、いいって言ってないだろ!!!」
「だ、だってメロが止まったから・・・もう着いたと思ったんです。。。」
メロはそのふわふわした髪の上から、がばっと頭を押さえ込み、まるで何かを詰め込むかの様に箱へ戻した。
「いたっ!・・・もう!そんなに乱暴しないでください!!」
「うるさいな、黙ってろよ!!!誰かにバレたりでもしたら・・・・」
886 :
HAKO:2006/12/27(水) 01:35:03 ID:0NDG6CeN0
自分が放ったバレたらという言葉を聞いて、怒鳴り声が小さくなる。
とにかく、今は此処で言い争っている場合ではない。
早く部屋へ着くことが第一の目的だ。この第一の目的を果たさなければ次の目的に進めない。
「ニア、いいか。もしもバレたときは・・・・」
「バレたときは??」
「・・・お前が自分から此処に入ったってことにしろよ」
「・・・!?」
メロは箱を持ち直すと、歩き始めた。先ほどよりも体が揺れる。
「いいか、此処で立ち止まってる時間なんてない。急ぐぞ」
「ええ、急いでも構いません。ですが、私が自ら望んでこんな所に入ったなんて・・・嫌です」
「僕だって嫌だ。ニアを此処に入れる理由なんて無いし、こんな発想するなんて誰も思わないだろ」
「そんな事言ったら私だって、此処へ入る理由は無い。そして発想なんてその人の捕らえ方次第です。
あなたが此処に私を入れた。何の意味も無く、こんなことするんですか?」
887 :
HAKO:2006/12/27(水) 01:35:38 ID:0NDG6CeN0
ドスッッ
メロは持っていた箱をその場に落とした。
ニアの言葉が気にさわったのだ。
「いたいですってば!!どうしてあなたはそんなに乱暴なんですか」
「ごめん、手がすべったんだよ」
軽く、箱を蹴飛ばすとまた両手でしっかりと抱える。
「嘘だ・・・」
ボソっと薄暗い箱の中で呟いた言葉は、聞こえていたかわからない。
888 :
HAKO:2006/12/27(水) 01:36:29 ID:0NDG6CeN0
「ホラ、ついたぞ。あーあ、あんなことで言い争いしてなければもっと早く着いたんだ」
「そうですね。しかも、結局誰にも会いませんでしたし、意味無かったです」
メロは戸口に手をかけ、軽く足で扉を開けた。
今度はそっと箱を置く。やっと、ここまで来れた喜びがあるからだろう、苛立ちは吹き飛んでいた。
「ニーアっ」
まるで、プレゼントを貰った子供のように、ダンボール箱の蓋を開ける。
そこにはメロを見上げ、外へ出ようとするニアの姿があった。
メロはニアが箱の外へ出ないよう、肩を押さえつけ待つように言いつけた。
889 :
HAKO:2006/12/27(水) 01:37:03 ID:0NDG6CeN0
「僕が出してあげるよ。ニア、1人じゃ出れないから」
メロはそっとニアの両脇を手で支えて持ちあげた。
小さい子供・・・それとも小動物が抱かれるように軽々と。
「あの・・・ちょっと恥ずかしいです。私はもう、小さい子じゃないんですよ」
ニアは箱から出してもらうと、その場に座ろうとした。
だが、メロはニアを離すどころか腕を強く握り締めた。
「メロ、離してください。痛いです。ほら、私もう箱から出てますよ?」
そんなことメロは分かっている筈だ。でも、この状況で出てくる言葉はそれくらいしか思い浮かばなかった。
890 :
HAKO:2006/12/27(水) 01:38:47 ID:0NDG6CeN0
ニアがこのダンボール箱へ入った理由。
いつもの様にパズルをしていた自分の横を、元気そうにかけていくハウスの子達。
普段と変わらない日常だった。だが、メロだけが外れて自分の元へ駆けて来る。
「ニア、ちょっとは運動した方がいいよ。体に良くないだろ」
「いいです。私は運動しませんが、カロリー摂取も平均より少ないですし」
「そういう問題じゃないだろ?今日は、小さい子が多いからみんな本気になって、遊ばないよ」
「嫌です。私はパズルの方が好きです。外が好きな人がいる様に、室内の方が好きな人もいるんです」
パチパチとパズルをはめ込み、最後Lの文字が完成する。
891 :
HAKO:2006/12/27(水) 01:40:07 ID:0NDG6CeN0
「あ、パズルも完成したしやることないだろ?ほら・・・途中からでも入れてくれるよ」
ニアはパズルの板を持ち上げる。そして、バラバラとパズルのピースが床に落ちていった。
「・・・また最初からやり直しですね。ああ、面倒くさい」
面倒なんて思っていない。そんなこと思ってたらとっくに、パズルでは遊んでいないだろう。
メロはピースをひとつ取り上げると、窓の方へポイッと投げた。
「あっ・・・・」
信じられないと、メロを見ると口元には笑みを浮かべている。
892 :
HAKO:2006/12/27(水) 01:40:50 ID:0NDG6CeN0
「あーあ、外に行かないといつまでたっても完成しないぜ?」
「・・・・・・っ」
下唇を少し噛んで、俯く顔を上げようとしない。
「な、何だよ・・・」
少し大きめのパジャマの裾で目元を拭いているニアは、もう泣いているとしか思えない。
まさかニアが泣くなんて。いつも無感情にパズルで遊んでいたから。
笑ったり怒ったりするよりも、泣かれるのは1番困る。
「ひくっ・・・・うぅ・・・・」
「ニ、ニア、泣くなよ!僕が今から取りに行ってくるから!!」
「メロの・・・ば・・・・っかぁ・・・・・」
893 :
HAKO:2006/12/27(水) 01:41:30 ID:0NDG6CeN0
メロはすぐに駆け出し外へ出て、ピースを投げた窓の付近を捜す。
運良く、すぐ下の通りに白いピースが落ちていた。
灰色のゴツゴツした道に、白くて平らなパズルのピースは目立つ。
拾い上げると、ニアは今も泣いていると思い、すぐにハウスへ戻った。
「ニア、ごめん。ほら・・・・」
ニアにピースを差し出すが、相変わらず俯いたままで顔を上げてくれない。
メロは仕方なく、床に散らばったピースへそっと戻した。
「・・・・ごめん」
それしか言い様がない。今ニアが泣いているのは自分のせい。
明らかに自分が悪い。ニアは許してくれないかもしれない。
>>893です。
突然の投下、話が長くなってすみません。
そして、まだ続きます。
続きは明日です。
時間帯はわかりませんが、おそらく同じくらいだと思います。
続きワクテカ
神乙です!続き楽しみに待ってます(*´∀`*)
897 :
HAKO:2006/12/27(水) 22:03:42 ID:QV8kfPJF0
「ニア・・・・」
少し赤くなっている目。メロは自分の服で涙を拭き取った。
嫌がられるかもしれないけど、話しかけても答えてくれないし、これくらいしか自分にはできないから。
涙を拭ってもらうと、ニアは少しだけ顔をあげた。
「メロ、すみません。いきなり・・・・」
898 :
HAKO:2006/12/27(水) 22:05:01 ID:QV8kfPJF0
自分が誤る立場だから、誤られ驚いた。
涙を拭いたことが良かったんじゃなくて、きっとニアは泣き顔を見られたくなかったんだろう。
プライドの高いやつ。
「何でニアが誤るんだよ、悪いのは僕だし・・・」
「急に泣いてしまったので、びっくりしたでしょう?」
「そりゃあ、女の子に泣かれると困るしびっくりするよ。特にニアは・・・」
「えっ・・・」
ニアの頬がほんのり赤くなったのは、気のせいだったかもしれない。
でも、自分の顔は赤くなってるかもしれない。きっと、なっている。
899 :
HAKO:2006/12/27(水) 22:05:57 ID:QV8kfPJF0
「だ、だから、普段泣かない奴が泣くとビックリするんだよ!」
「あ・・・そうですよね・・・」
沈黙。どうして黙るんだよ、ニア。
いや、いつもこいつは静かだから・・・普通なのかな。
そう思うと余計に何を話せばいいかわからない。
いつもの様に、キツく当たることができない。また、泣きだしたら困るから。
「あの・・・みんな待ってるんじゃないですか?」
「え??」
ニアから口を開いたことに驚いたけれど、このまま沈黙が続くことを考えれば
何とも思わない。むしろ、話を切り出してくれたことが嬉しかったりもする。
900 :
HAKO:2006/12/27(水) 22:06:51 ID:QV8kfPJF0
「い、いいよ。だって・・・・今日は小さい子ばっかでつまんないんだ。
それに、あいついないんだよ、ほら、あいつ・・・・」
動揺しているメロを見て、ふふっとニアは笑った。
「何、笑ってんだよ」
「いえ・・・」
メロはキツい言葉を口にしてしまったと思ったが、ニアが笑ってくれたから、
ちょっぴり安心した。
「泣かせたヤツ、ほったらかしにして遊びに行けるわけないだろ」
「じゃあ・・・・メロ。私と遊んでくれませんか?」
901 :
HAKO:2006/12/27(水) 22:07:36 ID:QV8kfPJF0
「は?」
「嫌ですか?」
嫌じゃない。でも、ニアが他の人と遊ぶなんて・・・・。
まさか、一緒にパズルやんのかな。
「いいよ、一緒に遊んでやるよ。何する??」
「そうですねー・・・じゃあ、わたしも運動した方が良いと思ってたので・・・室内で遊べて体を動かせる遊びがいいです」
その提案に浮かんだ遊び。メロはまた少し笑うと、隅にたたんで置いてあるダンボールが目にはいる。
ソレを箱状にし、ニアのところへ持ってくる。
902 :
HAKO:2006/12/27(水) 22:08:43 ID:QV8kfPJF0
「は?」
「嫌ですか?」
嫌じゃない。でも、ニアが他の人と遊ぶなんて・・・・。
まさか、一緒にパズルやんのかな。
「いいよ、一緒に遊んでやるよ。何する??」
「そうですねー・・・じゃあ、わたしも運動した方が良いと思ってたので・・・室内で遊べて体を動かせる遊びがいいです」
その提案に浮かんだ遊び。メロはまた少し笑うと、隅にたたんで置いてあるダンボールが目にはいる。
ソレを箱状にし、ニアのところへ持ってくる。
903 :
HAKO:2006/12/27(水) 22:11:51 ID:QV8kfPJF0
「ニア、こん中入って」
「此処に??」
「いいから、はやく。僕がいいって言うまで出てくるなよ??」
「・・・・・わかりました」
そして今、この状況。
一体メロは何をするつもりなのか。腕を離してくれたものの、まだ痛みが残っている。
そもそも、一緒に遊ぶ気なんてなくまた、八つ当たりされるかもしれない・・・・。
904 :
HAKO:2006/12/27(水) 22:12:28 ID:QV8kfPJF0
「ニア遊ぼう?僕と遊びたいんだろ??」
「え、えぇ。何するんですか??私、運動は得意じゃないので自信ないですけど」
「あ、そうなの??まぁ、そのへんは心配しなくても大丈夫だよ」
ニアをまた泣かせるかもしれない。
でも、もうダメだ。自分を抑えられない。
「ニア、こっち」
メロはベットへニアを呼んだ。
ニアは警戒することもなく、メロの隣へ座る。
「ちょっと横になってよ。遊び方教えるからさ。あ、ニアも知ってるかな」
ニアはすんなりとベットへ横になった。
905 :
HAKO:2006/12/27(水) 22:13:24 ID:QV8kfPJF0
「私も知っているかもしれないんですか?どういうあそび・・・・・・」
ニアの小さな体の上に乗り、ふっくらした唇と重ねる。
「・・・!!?」
ニアは目を開いてビックリしている事が分かる。
そして、メロと自分の唇を離そうと首を振るが、メロの舌がズルっと入ってきて
自分の舌と絡み合う。
「ん・・・はぁ・・・っ・・・」
ツーと唾液が垂れていくのが分かる。
いきなりのことに分けが分からず、初めての事に動揺を隠せない。
息苦しく、辛い。自分の体が熱くなっていくような気さえ感じた。
カチカチと歯があたる音がする。いつまでたっても、メロはやめようとしてくれない。
今日はここまでです。
次からは、淫らなシーン多いです・・・。
だらだらと引っ張るつもりはなかったのですが;;
神オツ!!長文長編自分は歓迎です…!
淫らwww続き楽しみにしてます!
ありがとう神!!自分も長編好物です!!
みみみみみ淫らて…ハァハァ
いい年の瀬が迎えられそうでwktk
909 :
HAKO:2006/12/28(木) 20:37:47 ID:j3QdLBsy0
「もっ・・・・んぐ・・・・ぅ・・・・・」
メロは舌を動かすのをやめ、そっと口づけをしニアを見た。
頬は赤く染まっていて、目を細めている。
息遣いも、荒くなってるしこれから大丈夫なのかと少し、心配になった。
「な・・・何して・・・」
「ニア、言ったろ??室内で運動できる遊びって」
「わ、私が言った意味とは違います!!こんなの・・・」
遊びじゃない。そう言いかけたがメロは聞かずに口を開く。
「確かに遊び感覚でやるのは良くないことかもな」
「そういう意味じゃなくて、こういう行為は良くないと言ってるんです!!」
ニアはすぐさま此処から出ようと、起き上がろうとしたがメロに突き飛ばされた。
「ごめん、ニア。また泣かせるかもしれない」
910 :
HAKO:2006/12/28(木) 20:38:26 ID:j3QdLBsy0
パジャマのボタンをブチブチと外すと、薄いピンクの膨らみが露になった。
きれい、といって見つめているとニアは恥ずかしいのか、パジャマを引っ張り隠そうとする。
「いいじゃん、見たって減らないよ。でも、僕以外に見られたりしたらムカつくかも」
「もう、何言ってるんですか!!やめっ・・・・」
首筋に口づけし、這うように舌を動かしながら鎖骨を舐めていく。
膨らみを舐めるだけで、ニアの体は反応した。
ぐりぐりと圧したり、胸をどんどん激しく揉んでいく。
「んっ・・・・っ・・やっ・・・・」
歯を食いしばっていても、漏れる甘い声。息も荒くなっている。
「あれ?結構感じてんじゃん。下のほうも感じちゃってたりして〜」
911 :
HAKO:2006/12/28(木) 20:41:23 ID:j3QdLBsy0
ズリズリとズボンだけを下ろしていく。
下着の上から、ニアの蕾を抑えると体がびくついた。
「あぁっ・・やぁ・・・!!」
「嫌??確かに、最初は痛いかもしんないけどさ、気持ち良くなるから!!」
メロはもう、ニアが泣くという不安は抱いていないように見えた。
ニアはいくら抵抗しても、ちっとも逃れることが出来そうにないし、頼んでも離してもらえるわけが無い。
下着も、ズリズリと脱がしていき、ニアの蕾が露となった。
「わぁ・・・胸もきれいだけど、こっちもきれいだね」
「や・・・・やだっ・・・・!離し・・・て・・ぇ・・・・」
ニアは顔を赤く染め、体の熱も増していった。
「メロ・・どうして・・・」
ニアの問いを無視して蕾へ、顔を近づける。
メロの吐息が蕾にかかり、ヒクヒクと反応していた。
912 :
HAKO:2006/12/28(木) 20:43:32 ID:j3QdLBsy0
「ぅ・・・・んぅ・・・・」
「ニア、こんなんで感じてんの?凄くいやらしよ、ニアの口」
「そゆこ・・・と・・・・っ・・・言わな・・・」
じわぁっと蜜が溢れるのが分かる。
メロがソレを見ていると考えると、我慢できなくなった。
「ぅう・・・や、見なっ・・・いで・・・・・ぇっ」
「誘ってんの??仕方ないな・・・・・」
蕾に口を押し当てじゅるるっと蜜を吸う。
舐めても舐めても、白い蜜がピンクの蕾を覆った。
「・・・・っ・・・・・ぅくっ・・・・ふ・・・」
「我慢するなよ、素直じゃないな。こっちはこんなに素直なくせに」
そんなことないと、否定したくても今喋れば声が漏れてしまう。
メロは指でそっとなぞり、蜜を絡め始めた。
「ひっ・・・・・・ぃやぁ・・・・」
913 :
HAKO:2006/12/28(木) 20:44:07 ID:j3QdLBsy0
少しずつ指が入っていく。下身に違和感を感じ、思わず腰を浮かした。
「はあぁっ・・・ん・・・ああ・・・っ」
ゆっくりと入っていくメロの指。奥へ入れられるほど、敏感になる。
「いっ・・・ぁっ・・・・いた・・い・・・・・・ん」」
「だから、最初だけだって。あと、何本入れてほしい?」
「や・・・やだ・・・・ぁ・・・・・抜っ・・・・いて・・・っ・・・・・・・」
「キツくて抜けないから、もっとほぐしてやるよ」
ワザとらしく言うと、挿しこんでいる指を動かし始めた。
「ぁ・・・・・やだっ・・・何・・・っ・・・・・」
914 :
HAKO:2006/12/28(木) 20:45:17 ID:j3QdLBsy0
ニアの蕾が解かれていくと同時に、先ほどよりも蜜が溢れていく。
メロはまた挿入しようとしているのか、指先があたっている。
入れるか入れないか、どちらかにしてほしい。だが、入れてとは思わない。
自分を感じさせるこの指も早く抜いてほしかった。
「メ・・・ロ・・・・・・指が・・あぁ・・・・・」
「ん?あぁ、そんなにせかすなよ。ちゃんと入れてあげるからさっ」
「ちがっ・・・ん・・・はぁ・・・・・」
スボっと入っていく指は、さっきよりも太い気がした。
メロは、2本いっぺんに蕾の中へ潜り込ませているのだ。
「いっ・・痛っ・・・・・・う・・・ンンンっ・・・・・」
バラバラに動く3本の指。掻き回されて痛いのに、何故か体は欲している。
そんなことないと、自分に言い聞かせるが言われたとおり、体は素直。
その証拠にピチャピチャと水音は聞こえるし、声が漏れてしまっている。
915 :
HAKO:2006/12/28(木) 20:46:12 ID:j3QdLBsy0
「・・・ん・・・はぁっ・・・・・あっ・・あっ・・・」
一点に指が触れると、ビクッと体が震えた。
気づかれてはいけない気がして、同じように反応していたつもりだったのに
メロは気づいたのか、そこばかり触れるようになった。
「んぁ・・・!・・・あっ・・そこ・・はぁ・・・・!!」
「ここ気持ちーの?」
バラバラに掻き回していた指を、その一点に集中させ、ぎゅうっぎゅうっと圧してくる。
「ああっ・・・・もっ・・・・だ・・・だめ・・ぇ・・・」
「まだこれからだよ、ニア。これくらい耐えないと」
そう言って、ズボッと一気に指を抜く。
蜜でベトベトになった指をまじまじとメロはみつめた。
蕾からはだらーっと粘液が垂れ、シーツに染みこんでいった。
916 :
HAKO:2006/12/28(木) 20:49:51 ID:j3QdLBsy0
「スッゲェ、この白い液全部お前の」
「いい加減に・・・・はぁっ・・・・」
荒い息遣いと、細めた目。何もかもが嫌らしい。
ニアは嫌がるにしても、もう抵抗する気力がないのか腕の力が抜けていた。
ベトベトの指を顔の前に差し出す。
「・・・・?」
何ですかと言わんばかりに、顔をしかめる。
「舐めろ」
あまりに唐突すぎて、言葉が出ない。
そんなもの舐めるなんて嫌だ。自分の体内から出たものだからといって
口に入れるなんて、想像もつかない。
917 :
HAKO:2006/12/28(木) 20:50:28 ID:j3QdLBsy0
「早く、舐めろよ。汚れちゃったんだ。お前のせいで」
「ゃ・・・やですっ!!」
そう言った瞬間、ズボボッと指を挿入し、ビクつく箇所を刺激した。
「ぁぁああああ!!」
不意に入れられ、敏感な部分を構われてしまい、叫び声が上がる。
「言うこときけよな。それともイく?」
「ぅあっ・・・あ、あ、ぁんっ・・・・・んっ・・・」
どっちもいや。でも、この感覚がどうしようもなく気持ち良くて・・・・
だけど自分が変になってしまいそうで、怖い。
メロの指が激しくうごめいて、もう意識がなくなりそうだった。
918 :
HAKO:2006/12/28(木) 20:51:03 ID:j3QdLBsy0
「あ、イッちゃうんだ??はっや〜い」
「あ、あ、あ、っ・・・ぃぁ・・・・・っ・・もっ・・・・」
びしゃぁっと蜜が溢れ、達する寸前だった。
このまま、メロが指を動かせば間違いなく自分はどうにかなってしまう。
「ひっ・・・んん・・・っ・・・・ひゃぁああああ!!!」
休まることなく、メロはまたニアの前にビトビトの指を差し出した。
「舐めろ」
ここで抵抗すれば、きっと同じことの繰り返しだろう。
少し、休む時間が欲しいけれど、そんなこと言ってもどうせ休ませてくれない。
舌を伸ばし、ペロペロと汚れを拭っていった。
赤い舌先が白くなっていく。
919 :
HAKO:2006/12/29(金) 00:31:04 ID:IdUahkcl0
「・・・・加えろよ。それじゃ、時間がかかるだろ」
「ぅぐ・・・ぅ・・・・」
「何だ、またイきたいのかよ。性欲の塊だな」
「違っ・・・」
無駄口叩くなと、メロは指を唇に押し当てた。
「はむぅ・・・・んっ・・・ふっ・・・んん・・・」
だが、メロはすぐに指を抜きニアの足首を掴む。
「んぅ・・・・・??」
ガバっと開脚させ、メロのモノを蕾に当てる。
「なっ・・・・ダメです!そんなっ・・・・・ちょっと・・・っ」
ズズズッと挿し込んでくる、メロのモノ。
いくら、慣らしたといっても痛みには慣れられない。
920 :
HAKO:2006/12/29(金) 00:33:00 ID:IdUahkcl0
「いっ・・あああ・・・痛っ・・・・!」
「痛いのが好きなんだろ?」
「や、そ・・・っ・・・んなことッ・・・・・んぁあ!」
張り裂けるような痛み。メロのモノは大きくてこんなものが
入るのかと思った。
「・・っ・・・・せまっ・・・」
スムーズに入らないと言って、力任せにズンズン挿入していく。
「痛いぃ!!!だめですッ・・・あんっ・・・あぁ・・・!」
「ほらっ・・・はいったぁ・・・・っ」
ニアの蕾に、メロのモノが隙間なく入っている。
血が滲んで粘液と混ざり合った。
921 :
HAKO:2006/12/29(金) 00:37:18 ID:IdUahkcl0
「力、抜け」
そう言うとメロは、腰をゆっくり動かしはじめた。
「あああ、やぁっ・・・うごっ・・・か・・っ・・・ないでぇ!!」
「ニア、気持ちい??」
「気持ち・・・っくなんて・・・ぇ・・・んぐっ・・・」
腰のスピードはだんだん速くなるばかり、ニアの奥を突いていく。
「ひっ・・ああ、やっ、んんっっ!!」
さっき、指を挿入させられた時と同じ感覚になる。
それよりも早く、達してしまいそうになった。
>>901と
>>902の文が同じになってるんですけど
気にしないでください・・・。
今日はここまでです。明日で終わると思います・・・多分。。。
乙です!エロい(*´∀`*)
続き楽しみにしてます!
ヌレヌレニアたん(;´Д`)ハァハァ
乙です!
神乙!!
神乙!!
明日もニアたんのエロ読めるなんてしあわせ…
来年のおんにゃのこニアたん萌え
またssたくさん読めますように
煩悩増えてるw
928 :
HAKO:2006/12/30(土) 00:33:27 ID:B3H23JWP0
「あっ・・・メロ・・・ッ・・・イっ・・・あああ!」
「何だよ?」
「イきそ・・・・っ・・・なんですっ・・・!!」
「マジ?いいよ、ニア力抜いて」
一定の速さでも達してしまうのに、メロは腰を激しく動かした。
意識が朦朧とし、目の前が真っ白になる。
「んあぁ、ぁっ、ぁああああああ!!!!」
メロのモノをズルリと抜く。
ニアは疲れきって、ぐったりしていた。
929 :
HAKO:2006/12/30(土) 00:34:55 ID:B3H23JWP0
目を開けると薄暗いところにいた。
少し揺れて、動いてるようだった。
さっきのことを思い出すと、ホントだったのかと不思議に思う。
「ニア」
呼びかけられ、我に返る。
自分はあの箱の中にいたのだと分かった。
「メロ・・・」
箱から頭を出すと、そこはパズルをしていた部屋だった。
「送ってやったんだぜ。ニア、寝てたから。僕の部屋で」
寝てたと言われ、あれは夢だと思う。だがそんな思いも、メロの一言で打ち消された。
「ベットのシーツビチャビチャだよ。今夜、どこで寝ようかな」
「なっ・・・・」
ニアの頬が赤く染まる。メロは可愛いと言って抱きしめた。
930 :
HAKO:2006/12/30(土) 00:35:55 ID:B3H23JWP0
「ニア、きもちよか・・・・」
バシンッ
メロの頬に痛みがはしる。
「サイテーですッ!!」
ニアは箱から飛び出すと、パズルの方へ行ってピースをはめ込み始めた。
「いってぇ・・・何すんだよ」
メロはニアの方へ駆け寄り、後ろから優しく抱きしめた。
フワフワした毛先がメロの顔をくすぐる。
931 :
HAKO:2006/12/30(土) 00:37:13 ID:B3H23JWP0
「ごめん、乱暴するつもりじゃなかった・・・・」
「じゃあ何で・・・・?」
「ニアが特別な女の子だからだよ」
パズルをする手が止まる。
ニアは振り向き、メロの首に腕をまわした。
「それは・・・どういう意味ですか?」
メロの鼓動が聞こえてくる。自分自身の鼓動も高鳴っていた。
「・・・好きってこと」
932 :
HAKO:2006/12/30(土) 00:38:06 ID:B3H23JWP0
ニアは少し膝を立て、メロはニアの体を引き寄せた。
そして、そっと優しく口づけ何度もをする。
「くすぐったいですっ・・・」
ニアの仕草や言葉、全てが愛しい。
その時、ドタドタと通路を駆けてくる足音が聞こえた。
二人はハッとなり、互いに離れる。
「メロ、寝る場所・・・ないんですよね?」
「え?あぁ・・・」
「・・・・・一緒に寝ます?」
「えっ・・・!?またっ!!?」
メロの額に白いピースが命中する。
933 :
HAKO:2006/12/30(土) 00:39:15 ID:B3H23JWP0
「何でそうなるんですか!」
「冗談だって・・・」
そう言い、笑ってメロはピースを差し出す。
怒ったニアをなだめるようにキスし、二人はニアの部屋へ向かう。
人気が無くなったその場所には完成したパズルと、
まだ少し体温の残ったダンボール箱だけが残された。
〓END〓
終わりです。
最後、エロ無しですが・・・。
ニアの部屋で、やるかやらないかはご想像でwww
次の話は、マットとメロとニアの三角関係っぽいの
投下すると思います。
読んでくれた方、ありがとうございました。
HAKO神乙です〜!
ニアもメロもかわゆくて・・・萌え
結局第二回戦開始したのではないかと妄想!何だかんだでニアはメロ
を受け入れるはずだ〜
三角関係楽しみにして待ってますよ!!
HAKO神乙!!
しかも次はマトメロニアまで読めるみたいで嬉し杉
楽しみに待ってます!!!!!
ところで、そろそろ次スレの準備をした方がいいのかな?
テンプラ&注意書きとか
考えてみると倉庫神はほんとに大変な仕事を引き受けてくれていたんだなあ…
心からお疲れ様でした!改めて 大感謝…!!
神乙です!
可愛くてエッチなメロニア…いやエッチなのはメロの方?
三角関係も楽しみです
神乙です!
最後の方のメロニアが可愛くて悶えながら読みました(*´∀`*)
次回作も期待して待ってます!
今ラジオでPRINCESS PRINCESSの『M』が流れてて、なんだかニアの心境みたいだな〜と思って聴いてた。
紅白……今でてる
ほしのあきのしてる
衣裳をニアたんにさせたい…
ニアたん&スレ住人の皆様あけおめ!!
去年は色々な女の子ニアたんを拝めて幸せでした
今年もたくさんの素敵なニアたんを見られるといいな〜
941 :
初笑:2007/01/01(月) 23:47:16 ID:8s5Ntijy0
ニア、たくさんのモニターで正月番組を観ている。
ニア「レスター指揮官、日本の正月は何故こんなにふざけた番組ばかりなんですか」
レスター「゛初笑い 笑う門には福来たる゛といって一年の最初に笑うのは縁起がいいかららしい」
ジェバンニ「はい。日本人は正月という行事は大切にしています。家族で過ごしたり故郷に帰省したり…
中には元日からジムに通う独り者もいますが…」
ハル「このスレの過疎っぷりも、皆が家でのんびり過ごしているせいでしょうか」
ニア「いいことじゃないですか。私もゆっくりできます」
ハル、レスター、ジェバンニと顔を見合わせ頷きあう。
ハル「ところでニア。これは私達SPK3人からのお年玉です」
ニア「……これは……振り袖、とかいう着物ですね?なんだかまた、えらく派手ですね」
レスター「ではリドナーあとは任せた」
ジェバンニ「私達は向こうで待ってます」
ハル「では、ニア。大人しくして下さい」
ニア「え?ちょ、ちょっと待って下さい!なんで私が振り袖を着ることになるんですか!」
ハル「エサ…もとい、住人サービス…いえ、正月の儀礼を学ぶ必要があるからです」
942 :
初笑:2007/01/01(月) 23:54:52 ID:8s5Ntijy0
ニア、振り袖を着せられて登場
レスター・ジェバンニ「おお!!」
ニア「…もう2日になるというのに夜から振り袖を着て何になるんですか、一体。
それにしてもこの装束は重いです…」
ハル「ニア!!振り袖で寝っ転がらないで下さい!」
943 :
初笑:2007/01/02(火) 00:39:11 ID:x3cp8d2n0
月が入ってくる。
月「あけましておめでとう、ニア。敵地まで年始の挨拶に…来てやったぞ。……!!(ニアの振り袖姿に目を見張る)」
月、なにごとか考えている。
月『いいだろうニア。おまえが振り袖なら僕は羽織袴でいこう。おまえが着物なら僕も着物だ』
月、踵を返して出て行く。
ニア「何しに来たんでしょう、あの人…」
Lが入ってくる
L「ニア、そして皆さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしく
お願いします………!!(ニアの振り袖を凝視する)」
L「振り袖…ですね…本当に着ているんですね……
早速、ニアは誰にも触らせないように監禁するとして……」
ニア「L…それでは変態というより変質者です」
944 :
初笑:2007/01/02(火) 00:47:09 ID:x3cp8d2n0
メロが銃を片手に入ってくる。
メロ「ニア。俺はおまえに出した年賀状を取りに来ただけだ……!!(ニアの振り袖姿にチョコを落とす)」
ニア「はい」
ニア、メロから届いた写真入の年賀状を指でつまんで渡す。
メロ「……ニア。……俺はおまえに年始の挨拶をする気はまったくない……。
……だがこのまま帰るだけでは癪だ……」
ピピピ(ハルの携帯が鳴る)
メロ「ハル。俺だ。ニアに代われ」
ハル(ニアに携帯を渡して)「ニア…メロです」
メロ「ニア。俺に会いにNYに来ないか?」
ニア「私は怖いので出ません」(ぷちっ つーつー)
…って、全然初笑いじゃないですね……
……とっくに2日になってるし……
…皆さますみませんでした……orz……
おおっ!神だー!!ありがとうございます!!!!
寝る前にこのスレを覗いた私、今年は良い年になりそうw
メロがなんとなくかわいそうメロになってるところが
ツボに入りましたwwww月もLも…変態めwwwww
神乙です!みんなから可愛いがられ愛されるニアたんってやっぱ萌えるw
神乙!
振り袖ニアたん…!!
ハァハァ(;´Д`)
乙です。ハルはどう考えてもニアは振り袖でも寝っ転がるであろうことに
気付かなかったかw すぐに着崩れしそう
メロは写真付き年賀状なんか出すなw
二アたん、住人の皆さん明けましておめでとう!
実家でヒマなのでそっとSS投下してみます
メロ×二ア エチなしです(すみません・・・)
「メロ・・・寒い」
「おい、寝るな、我慢しろ」
あれからどれだけ時間は過ぎたのだろうか?
メロは二アの肩に手をまわし、そっと抱き寄せた
その静寂は小さな二人を包み、ただ遠くから見つめていた
その白く穢(けが)れのない世界は二アのお気に入りだった
この時期、同じように気温は低く厚い雲に覆われるけれど今目の当たり
にしている白一色の世界は滅多に姿を現さない
穢れのない白に足を踏み入れる時、二アは何とも言えない気持ちになる
私の心は今何色だろう?
私だけではない 皆はじめは真っ白だった
いつまでも穢れのない、真っ白な心・・・
どうしていつまでも同じでいることができないのだろう?
二アは果てしなく続く白を見つめ、その場に立ち尽くしていた
「あいつ、何やってんだ?」
二アの異変に気づいたのはメロだった
どんなに外へ誘っても部屋から出ようとしない二アであるが今日に限って違っていた
朝起きると思わず声を上げてしまう程見事な銀世界が広がっておりメロをはじめ、
ワイミーズハウスの誰もが歓声を上げその白を目指してとびだした
無我夢中で遊び、ふと気が付くとそこに二アの姿があったのだ
「こんなに寒いのに・・またあんな格好で」
そう思いながら二アを見るメロの心はざわめいていた
美しい銀色の髪に白い衣・・・あたりには一面の白
まるで今そこに舞い降りたばかりの天使のようだった
「なっ・・・僕は何考えて・・・」
一瞬メロは二アから視線を外したが、その天使をもう一度瞳に収めようと
顔を上げた時、すでにその天使は飛び立った後であった
「あ、あれ??」
メロは慌てて二アを目で探した
「部屋に戻ったのか?」
少し残念そうにメロが呟くと、後ろからマットがひょい、と顔を出した
「な〜にが残念だって?」
メロはビクッと身体を震わせ振り向いた
「驚かすんじゃねぇよ、マット!!」
「わ、何だよ、別に驚かすつもりなんてないし!てか、そんなに驚く程見とれてたんだ?」
その言葉が指し示す存在を思い出しメロが顔を赤らめる
「二アなんて誰が見るか!!あんなむかつく奴・・・」
「やっぱ、二ア見てたんだ」
マットから軽い誘導尋問を受けたメロは“やられた”とばかりに項垂れてその金色の髪を軽くくしゃっと乱した
「・・・マット・・・」
「わかりやすいね〜メロは」
「だから・・・たまたま・・」
「まぁ、そういう事にしてあげてもいいけど♪」
少なからず二アが話題に絡むと、ワイミーズハウスナンバー2であるメロの頭脳を持ってしても
うまく思考が回転しないようだった
「メロをからかうのはこの辺にしといて・・・さっきの天使だけど」
メロはマットに自分の心を見透かされたされたように感じさらに項垂れた
「あっちの山に向かって歩いていったよ 珍しいよね 二アが外へ、しかもこんな日に部屋を出るなんて」
全くその通りであった
この白の世界を見たいが為に、てこでも動かない重いその腰を上げたのは良いとしよう
しかしワイミーズハウスの敷地を抜けてまで外へ出るというその行為がメロには信じがたかった
「何のつもりだ・・・?」
そこには2つの興味があった
一つは二アのとった行動への興味 そしてもう一つは・・・二ア自身に対する興味
「あの山の麓って僕も行った事ないんだよな・・・べ、別に二アを追いかける訳じゃないからな」
と、言い訳にもならい言葉をマットに残してメロはそそくさと二アと同じ道を辿った
小さな声でマットはメロに言った
「頑張れ、メロ♪」
小さな足跡を追いかけメロは早足で歩いた
おかしい
もしかしたら、二アを見たときに予感めいたものがあったのかもしれない
二アはむかつく奴だけど、仮にもワイミーズハウスのナンバー1
馬鹿じゃない 馬鹿じゃないくせに、何でこんな馬鹿な行動をしている?
すぐに二アを見つけられると思っていた メロは二アよりも足も速いし体力もある
それが、こんなに歩いても歩いても・・・二アが見つからない
言いようのない不安がメロの心を支配する
「あの馬鹿、どこ行きやがった!」
しばらくすると小さく冷たい白の結晶がメロの頬に触れた
“雪”だ
「・・・やばい・・・」
ワイミーズハウスに身をおいて何年も経つけれど、こんなに雪が積もったのはいつ以来だろう?
メロは前へ、前へと足を進める そして、メロの記憶は後ろへ、後ろへと後退していった
そうだ 確かあの時・・・
メロの記憶は二アを見つけるよりも先にそこへ辿り着いた
それは今日と同じですごく寒くて・・・
それでも嬉しくて、今より幾分か小さな身体をしていたメロはやっぱり外へとびだしていた
そして、やっぱりメロの瞳は二アを捕らえていた
あの時の二アも今日と変わらない銀色の髪に白い衣を身にまとっていて・・・
天使に見えたんだ
今日と違っていたのはその天使に笑顔があったという事だろうか?
その天使は一面に広がる白に負けない位穢れのない笑顔で、その世界を黙って見つめていた
ただ、それだけだったのに
メロはその天使から目を離せないでいた ただ、ただ見とれていた
しかし今日の天使にはその笑顔はなかった
白に潜(ひそ)む美しいくらいに残酷なその冷たさと同じ目でただ見つめていた
・・・何を?
二アが見つめる白の世界 そこに何があったのだろうか?
メロは嫌な予感を胸の奥にしまい、天使が見つめるその先を急いでいた
二アを見つけたのはそれからしばらく歩いた後だった
二アの姿をみてメロの血の気が引いた
二アは白の絨毯(じゅうたん)に身をもたげ、その白と一体化しようとしていた
「二ア!!!」
メロは二アの名を叫び二アを抱き起こした
「・・・メロ?」
小さくメロの名を呼ぶその声は弱弱しくその瞳は凍っている様だった
「馬鹿!何やってんだお前は!!こんな格好で!」
二アは先程メロが瞳に収めたその格好と変わらなかった
薄い衣から二アの冷たくなった体温を感じ取ると思わずぎゅっ抱きしめる
「帰るぞ!このままだとやばい」
その言葉通り、すでに辺りは尋常ではなかった
さっきまでパラパラと優しく振り落ちていた白の結晶はすでに姿を変えていた
いつの間にか風も強くなり、視界が曇る
二アよりも厚着をしているメロでさえ凍えそうだった
「どこか・・・せめて風が弱まるまで・・・」
メロはここへ辿りつく途中で見かけた小さな洞穴を思い出した
「二ア、歩けるか?・・・っお前・・・」
信じられない事に、二アは素足だった。
「この馬鹿っ・・・しっかり掴まれよ」
メロは二アの小さな身体を背負うとゆっくり歩き出した
まるで二アの存在を確かめるかの様に・・・
その洞穴は丁度人間が二人納まるくらいの小さな空間だった
そこにどこかの誰かの様に足を曲げて座る
メロは上着を脱ぎ二アに着せ、二アの冷たくなった足を手で擦り合わせ暖めていた
「メロ・・・すみません」
メロは二アの言葉を無視した
今の状態の不安、そして二アの意味不明な行動に対する怒りが込上げてくるのを必至で抑えていた
「馬鹿です、私は」
二アはメロの返事を待たずに(待っていても返答はないが)言葉を繋げていく
「黙ってろ・・・」
「本当にどうかしてるんです」
二アもまたメロを無視し、いつもの様に芯が入った言葉と対極に弱弱しい声で話す
「メロは、自身の心の色を何色だと思いますか・・・?」
何を言い出すかと思ったら・・・くだらない
二アはメロの心を読み取ったかの様に言った
「そう、そんなくだらない事に囚われていたんです 自分の心は何色なのか、その答えを探して
いました」
メロは黙って二アの言葉を聞いていた
「わかりきってるんです 私の心は穢れている、という事を・・・それでもその限りない、
雪の様な白に憧れていたんです」
メロは少し驚いた
二アがまるで少女が日記につけるポエムの様な事を語り始めたからではない
二アが続ける
「私はワイミーズハウスに来てはじめて雪を見たんです テレビや書籍で知識はあるとはいえ、
その感動は忘れたくても忘れる事が出来ません」
メロは思い出していた
幼いあの日、笑顔で白の世界を見つめていた二アの姿を
「成長するにつれて、私は多くの感情を故意に捨ててきました それは私にとって必要のない
ものだと考えたからです 必要のないものを捨てることで私は穢れのない白に近づいてる、
そんな気さえしていました」
「しかし、気がつくと白は愚か・・・私の心は真っ暗で真っ黒で、とても遠くにいる事に気が
ついたのです」
「Lの様になりたい、その想いを胸に今まで頑張ってきました しかし、その想いがあるからこそ
どんな事があっても負けるわけにはいかなかった 勝たなければならなかった」
ああ・・・メロは思った
冷徹に物を見るその目 人との関わりを頑なに拒むその態度
それは二アが前へ進むために、Lを継ぐ者へとなる為に、どうしても必要であった“それ”
を守るために捨ててきた代償だったのかもしれない
「今日、目が覚めて窓を開けると雪が降り積もっていて・・・自分とは正反対のそれにどうしようもなく
憧れて、同時に腹が立ったんです・・・」
「この、白く穢れのない世界を汚してやりたい、と思いました」
自分の心と同じように、穢してやりたい
その白を踏みつけて、ぐしゃぐしゃにしてやりたい
どこまでも限りなく続く白の世界を、穢れた自分が踏みつけて、踏みつけて・・・
メロは、二アの心の叫びを知って驚いた
まるでメロと同じように、届かぬ存在に焦燥感を持ち、悩んでいた
悩みは次第に黒い靄のように広がり消しさりたくても消えてくれない
「ははっ」
メロは小さく笑った メロはいつまで経っても二アに勝てなかった
それは二アが自分とは違う何かを持っているから、と思い込む程二アは遠く、
一生勝つ事のできない存在とさえ考えていた
それがどうだろう?
二アはこんなにも小さく、相手がメロにあるにも関わらず胸に貯めていた黒い靄を漏らしている
変わらない 二アは自分と何も変わらない
メロが二アに目をやると、二アの瞳から涙が一筋零れた それは、雪よりも美しくとても綺麗な涙であった
そう感じた矢先、二アが今以上に震えだし小さく開いた唇から
「寒い・・・」と声が漏れた
はっとメロは我にかえり二アに着せた上着をただした
やばい
「何だか、とても眠い・・・」
ますますやばい
「二ア、寝るな!・・・どうすれば・・」
実はメロも二アだけを心配している場合ではなかった
自身も熱を失いはじめている そっとメロは二アを見た
その頬にそっと手を当て、その冷たさを感じながら言った
「二ア、我慢しろよな 僕が相手でも・・・」
メロはせっかく二アに着せた上着を脱がし始めた
「っふ・・・」
二アは身を強張らせる その白い肌に冷気を感じたのだ
すると、どうだろう 一瞬ひやっとしたその感覚はなくなり徐々に暖かく
なっていく
「あったかい・・・」 二アはうとうとしている瞳をうっすら広げた
そこにメロがいる ・・・とても暖かい
「メロ・・・」 柔らかい吐息がメロの胸にかかる
胸に抱いた二アは小さな身体をぐいぐいとメロに押し付ける
柔らかいのは吐息だけではなかった
「女の子って・・・二アって、こんなに柔らかかったんだ」
凍てつく寒さ 静寂な空間
しかし、そこにいる二人だけが暖かく優しい気持ちで溢れていた
気がつくと、あの寒さが嘘の様に消えていた
そこは暖かく、とても居心地がいい
まるで二アを胸に抱いた時の様に・・・
「は!?」
がばっとメロはベッドから飛び起きた
「二ア、二アは!?」
慌ててベッドからおりようとした為、自身が乱したシーツに足が引っかかり、どすんと
鈍い音をたてメロは目覚めの悪い朝を迎えた
「あ、あれ?ここは??」
「・・・おはよう、メロ♪」
「はっ!」
そこにはくすくすと声を抑えて笑うマットの姿があった
「・・・マット・・何てこった・・・」
やはり二アが絡むと駄目だ
しかもその度にマットに無様な姿を晒してしまう
これはもはや因縁みたいなものかもしれない・・・と、悠長に考えている場合ではなかった
「二アなら別室で寝てるよ」
そんなメロの胸中を察した様にマットが言った
「・・・僕たちは?」
「いつまでたっても帰ってこないからさ さすがの俺もやばいって思って しかも
この吹雪じゃん?ロジャーさんに言って捜索隊を出して貰ったんだよ」
「捜索隊・・・」
何てこった・・・マットだけではなく、その捜索隊とやらにまで無様な姿を晒して
しまったのか
「ま、僕はどんな風にメロ達が見つかったのかは聞かされてないけど♪」
いかにも知ってます、という雰囲気を漂わせマットは部屋を出て行った
「・・・」
メロは何も言い返せなかった
まぁ、どんな形にせよ無事でよかった
そう思うと急に力が抜けへたっと床に身体をおろした
「よかった・・・二ア」
二アを見つけた時を思い出していた
あの時の二アはとても冷たくて白い肌をさらに白くさせていた
穢れのない無垢な顔で眠っていた まるで二アの言う雪のように・・・
「そうはさせない」 メロは床に向かって呟いた
どんなに美しくたって、穢れがなくたって、そんなものに二アを譲る気はない
二アは、自身の心は真っ暗で真っ黒だと言ったけどそれはきっとメロも同じだ
そして、二アの心を黒く染めた原因の一つにメロも含まれているだろう
だったらそれでいい
穢れていたっていい
何色でもいい
でも・・・
あれから数日後、メロと二アが落ち着いた頃を見計らって教師から軽い説教
をされた
施設を出るには許可が居る 手続きも無しに外へ出て問題を起こすとは何事か、と・・・
軽い説教で済んだのは二アがいたからだ
しきりに二アはメロを庇い、「私が外へ連れ出したんです」と言った
メロが二アの勉強の憂さ晴らしに付き合ってあげた、と教師は受け取りそれ以上は何も
言わなかった 教師も知っている
ワイミーズハウスの子供達は少なからず何かを抱えていると言う事を
雪は今も降り続いている
「メロ」
二アがメロを呼んだ
「・・・何だよ」
「改めて言います ・・・ありがとう」
「馬鹿、もう聞き飽きたよ」
メロは照れくさそうにそっぽを向いた メロにはわかっていた
その礼の意味を
メロが二アを助けたのはもちろん、そして二アの小さな叫びを聞いてあげた事
「・・・やっぱり雪は綺麗です・・・」
二アはそう言うと窓の外を見た そこには相変わらず見事な白の世界が広がっていた
「二ア!」
メロは二アの腕を掴み、二アを外へ連れ出した
「メロ??」
二人は素足で降り積もった白の上に足を入れる
「冷たいな」
「・・・そうですね」
二人はお互いを繋ぐ手の平のわずかな熱を感じ取りながら、どこまでも続く白を見つめていた
外は寒くて雪は冷たい
容赦のないそれはこれからメロと二アを待ち受ける現実の様だった
でも・・・
そこには笑顔の天使がいる
真っ白な世界に降り立ったその天使はとてもとても美しかった
おわり
GJ!!!
雪まみれのニアたん萌えです!
天使神乙!
ニアたんはやっぱり天使だった〜!
お正月にメロニアSS読めて幸せです!!
あの、すみません
書いたんですが長いです
投下しても構わないでしょうか>容量問題
投下してもいいと思いますよ。^^楽しみにしてます。
ありがとうございます
萌えてしまったので書いてしまって投下
エロ度・12禁
カップリング・子メロニア
ジャンル・少年探偵物?
場所・ワイミーズ
時期・キラが現れる少し前(クリスマス)
長さ・すみません、長いので日をまたいで投下します
974 :
惚れ薬争奪戦:2007/01/03(水) 09:11:05 ID:fLod0dJM0
12月21日。キラが現れる少し前のワイミーズ・ハウス。
ニアは小さく震えながら、赤ん坊のゼンマイ人形のような姿で廊下を渡っていた。
別に、とうとう足の筋肉が歩行困難なほど衰えたわけではない。
―――応接間に、Lが来ているのだ
「やりましょう。面白いじゃないですか」
Lの声だ。かすかに開いたドアからロジャーが見えた。
「そんなこと言ったって、何かあったら大問題ですよ、L」
「大丈夫です。せっかくのクリスマスですよ、息抜きさせてあげましょう」
Lの骨張った、しかし温かそうな指が薬瓶をつまみあげる。
「ワタリが最近開発したこの薬―――惚れ薬争奪戦なんて、毛色が変わってて面白いじゃないですか」
―――なんだって?
「で?」
「で、じゃありません。これがその薬です」
メロの部屋。上着の端ににくるんだ小瓶をニアは取り出す。
975 :
惚れ薬争奪戦:2007/01/03(水) 09:13:44 ID:fLod0dJM0
「お前な」
「はい」
「はい、じゃねぇ! しれっとした顔で盗むな、戻してこい!」
ニアはきょとんとした顔でメロを見返す。
「まさか、メロが犯罪行為を否定するんですか? まさか、メロが?
まさか………いや、これは何かの罠です。もはや真実などと考えれば負ける!」
「何の話だ!」
「で、どうします、これ。戻せと言うのはナシで」
「知るか。お前好きな奴とかいないのかよ」
ニアは眉をひそめる。メロはそれを面白そうに眺めて
「そいつに使えばいいんじゃないの?」
ニアは唇を噛む。マショマロのようなピンクの唇が少し白くなる。
メロの顔に子供をからかうような、意地の悪い表情が浮かぶ。
「そうか、お前勉強とごろごろしてるだけだもんな。ねんねなわけだ。
けどな、マイクもトムも言ってたぜ」
976 :
惚れ薬争奪戦:2007/01/03(水) 09:18:09 ID:fLod0dJM0
「マイクと、トム?」
15位と12位の子達だ。ニアより若干年長の。なぜここに他の子のことが出てくるのか、
真意を計りかねてメロの目を覗き込む。
「あんなパジャマ来てごろごろして、子供だったら良いけど―――」
ピッと襟首を掴む。
「結構ふくらんできてるぜ?胸とか尻とか」
ばしっ。
ニアはメロの手を叩くと、とっさに襟首を掻き抱いた。
感じたことのない恐怖心だった。別に見られた訳でもないのに
まるで服を着ていないかのような―――
ニアの様子にメロははっと我に返る。何とも言えぬ気まずさに、悪い、の形に
口が動きかけたが、ニアのほうが早かった。
「―――のくせに」
977 :
惚れ薬争奪戦:2007/01/03(水) 09:21:59 ID:fLod0dJM0
「?」
「二番の癖に!」
ニアらしくない、論理の通らないただの罵声だった。
しかし、メロを怒らせるには十分だった。
「今、なんて言った?」
「………だから二番だって言ったんです。くだらない。
あなただって色恋沙汰にかけるヒマはなかったはずです。
なのに比較に出すなんて、本当に………くだらない」
唇がやわらかく動く。珍しく頬が上気していた。
「私だって赤ん坊がキャベツから収穫可能だとは思っていません。
生殖に関しては知識として、生体リズムを崩さない程度に記憶していればいいだけの、
パズルとは全く関係のないことではないですか。私たちの時間は
そんなことに費やすべきではありません。マイクとトムも気を付けるよう学長に注意してもらいます」
978 :
惚れ薬争奪戦:2007/01/03(水) 09:29:33 ID:fLod0dJM0
「………あいつらがお前のケツをいやらしく見てる、とロジャーに?」
呆れたような顔のメロに、ニアはさらに頬を染める。気付かなかった!
なんたること、冷静にならなければ、冷静に………
「いえ、男女として意識するのは、少なくてもここではいけません。
風紀を乱します」
風紀、と言う落としどころが空々しいのは分かっていたが、
常套句に落ち着いたところで少し気持ちが和らいだ。
「ニアが風紀か………相当混乱してるな。
ま、お前の言うことなんざ誰も聞きやしないよ。特にこっち方面はな」
丸めた親指に小指を通す。ニアは少し落ち着いたのか、憮然とした顔で、
「これでは安心して寮内でパジャマが着られません………」
「そもそも普段着にするなよ」
「いえ、このパジャマでないと私の推理力は90%減です」
「魔法のパジャマなのか、それ」
979 :
惚れ薬争奪戦:2007/01/03(水) 09:32:56 ID:fLod0dJM0
「いやらしいメロのせいで話が逸れました」
再度怒り出したメロの前に惚れ薬を差し出す
「なあ」
「はい?」
メロは惚れ薬をひったくった
「何で俺にこれを見せる?」
ニアは無表情でメロを見据える。
「罠か?それとも、俺に使って遊ぶつもりか。
いや違うな………お前なら、惚れたふりして俺をからかって遊ぶ気だ。違うか?」
ニアはちっと舌を打つ。メロは目を細めた。
「でも嘘はついてないですよ。けれど私には効かない。恋の原理については、多くの科学者たちが遺伝子学と関連づけて解明しました。
メロ、あなたなら、もし誰もが惚れるアンドロイドを作るなら、設定はどうしますか」
「………そうだな。美形で、きれいな声で、良い匂いがして」
980 :
惚れ薬争奪戦:2007/01/03(水) 09:39:17 ID:fLod0dJM0
「誰もがそう思う。私なら、惚れ薬は万民に効くキーワードを付けます。
たとえば24人に一人しか効きませんでは薬としての存在理由を疑われる。
本能に訴えた方が良い。愛欲だけではなく、全人類が魅力的だと思う要素を
パワーアップさせる薬。原理は分かりませんが、ワタリはそれを開発したと
言いたいのでしょう」
「ごたくはいいが、何故お前に効かない?」
「万民向けにしてしまったら、人への関心がある程度強い人にしか効かないんですよ。
効き過ぎるとやばいことになりますから、効能は弱いはず」
「………賢さと繊細さ故に外界を遮断する、一昔前に流行った例のタイプには
効かないのか」
「遠回しな嫌みはやめてください。メロらしくもない」
「イギリスでニートって言ったら意味が違うんだから仕方がないだろ。
で、お前の考えによると、惚れ薬は「惚れさせたい相手」じゃなく、
「もてたい奴」が飲むわけだ」
981 :
惚れ薬争奪戦:2007/01/03(水) 09:43:19 ID:fLod0dJM0
「そういうことになります―――あ」
止める間も無かった。メロは一気に飲み干すと、唇をぬぐう
「これで良いか」
「メ、メロ、そんなものを飲んでまで」
「バーカ。俺はもてたい訳じゃない。お前だよ」
「えっ?」
「お前が惚れたら、どうなるのか見てみたいんだ」
顔を覗き込む
「どうする? 逃げるか? お前が俺にめろめろになったら、
あーんなことやこーんなこともさせるかもな」
ニアは上目遣いにメロを見上げる。心を見通すような目にメロはひるむ。
ニアはパジャマの前襟から、ふるえる指を離した。
しわになった襟口から覗く白い肌が眩しい。
「メロはそんな人ではありません」
「………」
982 :
惚れ薬争奪戦:2007/01/03(水) 09:45:11 ID:fLod0dJM0
「わ、私はメロを知っています。女を薬でどうこうするような、
そんな卑劣な人ではありません」
ついと視線を逸らす。
「でも………」
「でも?」
次の瞬間、メロが頭をおさえた。
「うっ………なんだ、急に………」
「私はそういう女でした。そういえば」
可愛らしい笑み。図りやがったな、憎しみの言葉を最後まではき出せず、
メロはその場に崩れ落ちた。
「バカですね………私がLやワタリから薬を盗み出せるとでも?
初歩的な間違いですよ、メロ」
983 :
惚れ薬争奪戦:2007/01/03(水) 09:53:56 ID:fLod0dJM0
「さて、と………」
ニアはひとかかえほどもある枕をよたよたと持ってきて、ベッドに置く。
メロの頭を直撃したが、起きる様子はない。安心して隣に潜り込む。
(あったかい………)
明日になればストーブも直るだろう。
ニアには友達がいない。
女の子相手でも他人とは一緒に眠れない。
唯一安全そうなメロが自分の部屋で寝させてくれるはずもない。
よって一服持ったのだった。
まだ幼いところのある寝顔を、軽くつつく。
「私を慌てさせるなんて、生意気ですよ、メロのくせに………」
984 :
惚れ薬争奪戦:2007/01/03(水) 09:54:27 ID:fLod0dJM0
メロが大きく息を吐き、ニア側を向く。
一瞬硬直したが、よく寝ていると気付く。しかし体の緊張は解けない。
惚れ薬なんて、効くわけないじゃないですか―――今更
ニアはメロからせいいっぱい顔を逸らし、布団を頭からかぶる。
「眠れそうにないです………私としたことが、大誤算ですメロ………」
頭をぐりぐりと布団にこすりつけた
次はLの「惚れ薬争奪戦」計画です
続きは明日投下しますノシ
うそつきニアたんに罰があたった!
987 :
980:2007/01/03(水) 22:15:09 ID:fLod0dJM0
乙ですの
乙!!
今回1000いきそうですね
次スレでも
可愛くて
クールで
そしてエロっちぃw
ニアたんに会えますように!!
ネ申に祈っとく (-人-)
お賽銭もあげとこ つI
>>990 次スレに神降臨してますよ〜
このスレには随分萌を貰いました!
神様、今年も素敵なSSが拝めますように…
>>991 そう!次スレを覗いたらすでに望みが叶っていてびっくりでした!!
ネ申 ありがとうございました!(-人-)ペコリ
こいつぁ春から縁起がいいや。。。
∧ ∧
〃从从ヾ
'w´゚ -゚) <ウメです
c(,_uuノ
γ⌒ヽ
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'w´゚ -゚)。
/ (ミつ⌒゚。゚´.
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``´ (_・_・)
⌒´` ⌒⌒`⌒
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:::: l lノl从) ニアー<w从 ゞ ::::
::: 川 ゚д゚ メ / (゚- ゚`w'/\ .:::
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