1 :
1:
前振りが長くてもうクンナとかウゼーとかチラシの裏に書いとけ
等々、せっかくカキコしたのに邪険にされた書き手さん集合!
このスレは序章から詳しく語ってくれる貴方のスレです。
煽り・荒らしは逝って良し。光臨中は『sage』推奨でおながい
しまつ。
2 :
えっちな21禁さん:2005/10/09(日) 10:44:21 ID:3q2hRSiuO
3ゲト
3 :
えっちな21禁さん:2005/10/09(日) 10:46:43 ID:algyUL5OO
↑残念。俺が3ゲトー
4 :
えっちな21禁さん:2005/10/09(日) 15:30:33 ID:iUekoqi2O
募集揚げ
6 :
1:2005/10/09(日) 18:46:33 ID:iUekoqi2O
携帯から募集揚げ
あれー?居ないはず無いんだけどなー。
ノンフィクションの熱い気持ちが入った
カキコおながいしまつ。
7 :
◆rSQSNTrJBs :2005/10/09(日) 18:55:32 ID:b56y5Fo4O
つまらない不倫話で良ければ…
8 :
えっちな21禁さん:2005/10/09(日) 19:04:13 ID:x7wBnp9wO
Doぞ〜
9 :
1:2005/10/09(日) 19:22:48 ID:iUekoqi2O
やたっ待ってましたっ。
10 :
1:2005/10/09(日) 20:36:31 ID:iUekoqi2O
あ・あれー?
纏めてくれてるのかなぁ?正座してお待ちしまつ。
553氏は自演がばれて逃亡したw
12 :
1:2005/10/10(月) 00:59:51 ID:RaiFD3yD0
>>11
俺が先生スレに誘導貼ったんだよ。
ほんで俺は553氏では無い。
多少焦らされた位で叩き出すのは俺は嫌いだからな。
みんな21歳以上の大人だろ?もっと余裕をもとうよ。
んで、同様の思いをした書き手をこのスレに呼びたかったんだ。
これは俺の正直な気持ちだ。
21歳以上の大人が恥ずかしい自演してたなw
14 :
1:2005/10/10(月) 23:40:26 ID:RaiFD3yD0
>>13 自己弁護と取っていいんじゃね?
あの程度位は。
自演の続きをこっちでやれってのか?
>>1は酷だなwww
16 :
えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 01:35:19 ID:7ec8mn3ZO
平
17 :
1:2005/10/12(水) 23:59:38 ID:VS5ByCBC0
長編巨編 萌え&エロ書き手さん募集中!
恋やゴラァ
19 :
1:2005/10/15(土) 01:26:11 ID:HBLgWKSu0
過疎スレ主としては、業者が書き込んだだけでも
嬉しかったりする。(な、訳ねーだろ!)
神待ち中。。。
↑
www
22 :
1:2005/10/15(土) 17:44:27 ID:HBLgWKSu0
>>21 うーん。もう漏れも553氏は支援できんわ。
人を叩いた挙句、再開したんじゃ、人格を疑うわ。
24 :
1:2005/10/16(日) 05:26:37 ID:dZayLwJ70
>>23 553専用スレじゃ無いし、なにより、
神が来て無いから、まだ終わらんよ。
25 :
1:2005/10/18(火) 23:31:03 ID:wFfymfTq0
ネタくれyo
プリーズ。。。
26 :
えっちな21禁さん:2005/10/20(木) 19:13:23 ID:J0EwZvxb0
27 :
1:2005/10/20(木) 22:36:08 ID:MKw3RD9Q0
>>26 うおぉぉぉなんていい人なんだぁぁぁ
って、もしかして 晒 し あ げ でつか?
olz
28 :
えっちな21禁さん:2005/10/21(金) 23:13:57 ID:odZEWfkP0
誘導されてきた。
いい話が聞けるかな。
ほす
拾いだけど、過疎スレ対策で置いとくね。
隣の若妻
「・・・じゃぁ・・・行ってくる・・・」
「しっかりしてね貴方!・・・もう・・・頼りないんだから・・・」
(そんなに俺の給料に不満があるなら、お前も働けばいいだろ・・・)
真一は怒鳴るように自分を送り出した妻の麻紀に心の中で悪態をつきながら隣町のスポーツクラブへ向かった。
真一は先日勤めていた会社が倒産し、再就職はしたものの給料は以前の2/3程に落ちていた。
浪費癖のある妻の麻紀はそんな真一に土日も働いて以前の給料との不足分を補えと、これから通うスポーツクラブで
インスタラクターのアルバイトを提案した。
真一は大学時代から約10年程、これから向かうスポーツクラブに通っていた為、オーナーは快く真一のアルバイトを
認めてくれた。休みの日くらいは家でゆっくりしたかったが、麻紀の両親に新居を購入する頭金を出してもらっていた為、
真一は麻紀に頭が上がらなかった。
真一は足取りも重く駅へと足を向けた。
「お早うございます。」
「・・・あぁ・・・お隣の斉藤さんの奥さん・・・」
真一の後を追うように声をかけて来たのは隣に住む斉藤淑恵だった。
淑恵はテニスラケットとバッグを持ち白いジャージにスコートを着けた格好で真一に追いついてきた。
「田中さんのご主人・・・もしかしてその格好・・スポーツクラブですか?」
真一はスエットの下を履き、上はTシャツ姿だった。
「えぇ・・・今日からインストラクターをやるんです・・・」
「へぇ〜〜凄いんですね・・・そのスポーツクラブって・・・隣町の・・・」
「えぇ・・・AVAスポーツクラブです。」
「やっぱり!・・・私もこれから行くところなんです。・・・実は昨日入会して、今日が初日・・・。」
「・・・斉藤さんの奥さんもスポーツお好きだったんですか・・・」
「いいえ・・・実は主人が海外出張で先月から家を空けてるんです・・。それで、ずっと家に閉じこもっててもつまらなし・・・学
生のころやっていたテニスでも始めようかなと思って・・」
「そうなんですか・・・じゃぁ・・・私で良ければ何でも聞いて下さい。」
「そうですか・・・有難うございます。・・・何だか心強いな・・・やっぱり最初は一人だと心細かったので・・・」
二人はそんな会話を交わしながら駅へと向かった。
33 :
えっちな21禁さん:2005/10/22(土) 10:30:30 ID:Wyh/ojdo0
駅に着くと、二人は快速電車のプラットホームで電車を待った。
快速ならスポーツクラブのある駅までわずか15分程だ。
二人のいる快速電車のプラットホームから各駅停車のプラットホームを見ると人が溢れんばかりにごった返している。
この先の駅で事故があったらしく、電車が立ち往生しているらしい。
駅員のアナウンスが流れると各駅電車のプラットホームから快速電車のプラットホームへ大量の人が押し寄せて来た。
二人は人でごった返すプラットホームに滑り込んで来た快速列車に押し込まれるように乗り込んだ。
「凄い人ですね・・・大丈夫ですか・・奥さん・・・」
「・・・えぇ・・・」
淑恵は左手にバッグ、右手でテニスのラケットを腋に抱える格好で持っていた為、真一の胸に身体を押し付けるようにピタリと密着
し、かろうじて淑恵の右手だけが二人の密着を遮るように僅かな壁を腹部に作っていた。
真一に淑恵の柔らかな胸の感触が伝わり、淑恵の髪のさわやかな香りが真一の鼻を擽った。
真一は淑恵に気を使い素知らぬふりをしながらも、魅力的な淑恵の柔らかな身体の感触を楽しんだ。
(キャッ・・・)
走り始めた電車が急にブレーキをかけ停止してしまった。
(この先、信号機故障の為電車が停止しております。復旧まで多少お時間がかかると思いますが、今しばらくお待ち下さい・・・。
)
車内アナウンスが流れると満員の車内がざわめきだった。
真一と淑恵は互いの肩に顎を乗せる程に身体を密着させて立っていた。
「・・・困りましたね・・・これじゃ遅刻しちゃう・・・」
「えぇ・・・でも・・・直ぐに動き出しますよ・・・」
淑恵は真一の肩に顎を乗せ真一の耳元で囁くように語り始めた。
5分ほど経過したが、一向に電車が動く気配は見られなかった。
真一は淑恵の向かい合ってピタリと身体を密着させていた為、下半身のものが疼き始めるのを抑える事が出来なくなっていた。
(・・・うぅ・・・ま・・・まずい・・・)
真一の股間の物が、明らかに淑恵の股間を突っつき始めたのと同時に、淑恵が身体をモゾモゾと動かし始めた。
真一は自分の股間の物が淑恵の恥丘辺りに当たっていた為、淑恵がそれを避けようとしているのだと思ったが、自由の利かない車内
ではどうしようも無かった。
「・・・あの・・・」
淑恵が真一の耳元で囁いた。
「あっ・・・すいません・・・何とかしたいんですが・・・どうにもならなくて・・・」
「・・・違うんです・・・ち・・・痴漢・・・」
「えっ・・・いえっ・・・そんなつもりじゃ・・・」
「違うんです・・・後ろから・・・だれか・・・」
「・・・えっ・・・」
「後ろから・・誰かが・・・お尻を・・・」
「いえ・・・僕は何も・・・」
「だから・・・違うんです・・・誰かが・・・私のお尻を触ってるんです・・・」
淑恵は恥ずかしさで消え入りそうになる程の微かな声で、真一に救いを求めた。
真一はやっと淑恵の置かれている状況を飲み込み、自由になっている右手を淑恵を抱えるように
背後に回すと淑恵の尻に向かわせた。
真一の手が淑恵の尻に近づくと何かに触れた。
淑恵のスコートに潜り込んでいた無骨な手が、柔らかな淑恵の尻の肉を撫で回しスコートの下の
パンティの下に侵入しようとしていた。
真一はその侵入者の手首を掴み捻り上げる。
淑恵の背後に立っていたスーツ姿の中年男性が苦痛に顔を歪めた。
真一はその中年の男を睨み付けると、更にその掴んだ手首を捻り上げた。
中年の男が真一に向かって観念したように目線を合わせると、真一はその捻り上げていた手首を開放した。
中年の男は顔を隠すように俯き、狭い車内で背を向けるた。
「・・・もう・・・大丈夫ですから・・・」
「・・・ど・・・どうも・・・すいません・・・でも・・・又・・・」
「大丈夫・・・私が手でガードしておきますから・・・」
「・・・はい・・・」
淑恵が恥ずかしそうに真一の胸に顔を埋める。
37 :
えっちな21禁さん:2005/10/22(土) 10:35:53 ID:Wyh/ojdo0
先程の中年の男が真一から逃れるように狭い車内を移動していく。
「・・・やつ、逃げて行きますよ・・・どうします・・・」
「・・・恥ずかしいから・・・騒ぎを大きくしないで下さい・・・」
「・・でも、・・・・」
「・・・いいんです・・・」
痴漢という卑劣な行為に、いつも女性はその屈せざるを得ない事に正義感の強い真一は苛立ったが、
淑恵に逆らって事を大袈裟に出来なかった。
「・・・わかりました・・・」
あの男が窮屈な車内を移動していった為、周りの人が身の行き場を無くし、今度は逆に、
淑恵の尻をガードしている真一の手が淑恵の尻をスコートの上から掴むように押し付けられていく。
「・・あっ・・・すいません・・・」
「・・・えっ・・・い・・いいんです・・・」
真一に手の平に柔らかな淑恵の尻の感触が伝わり、今まで以上に真一の股間の物が淑恵の股間を刺激していく。
淑恵は真一の股間の物の変化を察知し、淑恵はそれを避けようを腰を動かすが、逆にその刺激が真一の股間を
更に刺激してしまった。
「・・・す・・・すいません・・・そ・・・そんなつもりじゃ・・・ないんですけど・・・」
「・・・い・・・いいえ・・・私の方こそ・・・御免なさい・・・」
真一は、淑恵が真一の股間の物から逃れようと腰を動かす度にビクビkと痙攣する股間の物を抑える事が出来なかった。
淑恵は、真一との密着を遮る唯一の右手に、真一の頭をもたげた熱い物が触れた。
「・・・あっ・・・」
「・・・す・・・すいません・・・どうにもこうにも・・・」
真一は冷や汗をかきながら淑恵に対する言い訳を考えたが、気持ちだけが焦り言葉が浮かばない。
「・・・ご主人って・・・逞しい方なんですね・・・」
今まで恥ずかしさに顔を赤らめていた淑恵が、ジャージの下で固くなり始めた真一の怒張の頭の部分に、
右手の指を当て、ツメの部分でゆっくりと円を描くように撫で始めた。
「・・・えっ・・・な・・・そ・・・そんな事・・・無いです・・・」
真一はしどろもどろになりながら、怒張の先端から伝わる心地よい刺激に顔を赤らめた。
「あっ・・・ご主人・・・又、誰かが・・・お尻を・・・」
淑恵は真一の怒張の先端をジャージの上から軽くツメで擦りながら、真一の耳元でそう囁いた。
「・・あ・・・あれ・・・おかしいな・・誰も・・・そんな事・・・」
「・・・もっと下です・・・」
真一は大胆な淑恵の行動に触発され、今までスコートの上から押さえていた右手を、スコートを捲り上げるように
尻に忍ばせていった。
「・・・誰も・・・いない・・けど・・・」
「・・・ううん・・・も・・・もっと・・・奥・・・」
(この人・・・俺を・・・誘ってるのか・・・)
やっと冷静さを取り戻した真一は淑恵に怒張を弄くらせながら、自らの右手はスコートの下の薄手の
パンツの上から柔らかな尻の肉を揉み始めた。
(・・・あ・・・ぅ・・・)
真一の右手の動きが大胆になると、淑恵は真一の胸に顔を埋め、込み上げる嗚咽を堪えるかのように、
その顔を真一の胸に押し付けてきた。
(・・・なんか・・・今日はツイテルな・・・)
以前から淑恵に好意を持っていた真一は突然舞い込んできた思いもよらない状況に行動がエスカレートしていった。
「・・・もっと・・・奥の方かな・・・」
真一は更に右手を伸ばし、淑恵の淫裂部分にまで手を差し込んでいった。
「・・・あぁ・・・居ましたよ・・・変な虫が・・・」
真一は胸に顔を埋め黙ったまま身体を硬直させる淑恵にそう囁くと、淫裂を擦るように指を動かし始めた。
(・・・ぅ・・・・ん・・・・)
一向に動かない電車に静寂を保っていた車内に、乗客が苛立ちのざわめきがたち始め、淑子の微かな呻きをかき消した。
車内は人の熱気で次第に蒸し暑くなり始めていたが、淑恵はその暑さとは関係の無い火照りを全身に漂わせ、熱い吐息を
真一の胸に吹きかけていた。
真一は淑恵の淫裂を擦る右手に、淑恵が股間に汗を滲ませ、クロッチに部分に汗とは違う湿り気を帯び始めた事を察知した。
「・・・熱いですね・・・奥さん・・・」
「・・・えぇ・・・とっても・・・熱いです・・・」
「・・・電車、早く動くといいですね・・・」
「・・・えぇ・・・もっと・・・早く・・・」
「・・・こんな事なら・・・ジカに行ってしまえばよかった・・・」
「・・・私も・・・ジカに・・・」
真一と淑恵は意味深な会話を交わすと、パンツの上から淫裂をなぞっていた右手をパンツの脇から差し込み、
じかに淑恵の淫裂に触れていく。
「・・・あぁ・・・やぱり・・・ジカに・・・行った方が・・・良かったわ・・・」
淑恵が嗚咽交じりの言葉を発しながら、真一の指を自らの淫裂に向かい入れ、微かだが脚を広げた。
動きやすくなった真一の指が淑恵の花弁を広げるよに侵入すると、堰を切ったように愛液を滴らせ真一の指を濡らしていく。
「・・・奥さん・・・すごい汗ですよ・・・」
「・・・えぇ・・・もう・・・熱くて熱くて・・・」
真一は淑恵の愛液に濡れた指をその泉の源である膣口にあてがうとゆっくりと差し込んだ。
「・・・本当に・・・熱いですね・・・」
「・・・ねぇ・・・熱いでしょ・・・」
真一の指に淑恵の火照った熱が愛液と一緒に伝わってくる。
真一は差し込んだ指をゆっくりと出し入れを繰り返しながら淑恵の膣の中の襞の感触を楽しんだ。
(・・・あ・・・はぅっ・・・うぅっ・・・)
淑恵は次第に息を荒げて行き、おぼつか無い足取りで真一の胸にもたれかかってくる。
真一のTシャツ越しにふくよかな淑恵の乳房の感触が伝わってきた。
淑恵は僅かに自由の効く右手をジャージの上着のジッパーに伸ばし、ゆっくりと下げ、周りに気づかれない程にはだけた。
(・・・おぉっ・・・奥さん・・・乳首丸見えじゃん・・・)
淑恵はアンダーだけを僅かにカバーする殆どカップの無いブラからはみ出る乳房を真一の目に曝し、乳首を勃起させていた。
しかし、真一は淑恵の乳首を覗く為には上体を大きく反らさなければならなかったが、
満員の車内では、直ぐに押し戻されてしまう。
(・・・これじゃ、おっぱいは楽しめないな・・・こっちに専念するか・・・)
真一は淑恵の膣内に挿入させたままだった指を再び動かし始めた。
(・・・それにしても、汁が多い奥さんだな・・・これじゃ、太腿から垂れてるんじゃないか・・・)
真一が想像した通り、淑恵の内腿には自らの愛液が滴り、なめくじが這った後のような光の帯が幾本も線を作りはじめていた。
(・・・間もなく、この列車は発車します。ご迷惑をお掛けして・・・)
真一が淑恵の淫裂に指を差し込んで間もなく車内アナウンスが流れ、電車が発射しようとしていた。
(ちっ・・・これからっていう時に・・・)
真一は微かに舌打ちし、動き出した電車を恨めしく思った。
真一は膣に差し入れている指を抜くと、その濡れた指を淑子の淫裂の奥にある淫核に向かわせた。
淑恵の淫核は包皮に守られていたが、その中で微かに固さを増し敏感になり始めていた。
「・・・あぁっ・・・あ・・あぁ〜ん・・・」
真一の指が淫核を捉えた瞬間、淑恵は小さな喘ぎを漏らしたが、走り始めた電車の騒音にかき消され、周りの乗客の耳に届くことは
無かった。
「・・・あと10分程で着きますね・・・」
「・・・えぇ・・・私も10分もあればイけると・・・思います・・・」
「・・・じゃぁ・・僕もがんばらないと・・・」
真一は淑恵の包皮に隠れている淫核を巧みに露出させると、愛液に濡れた指で優しく転がすように弾いていく。
「・・・あ・・・はぁっ・・・い・・いっ・・いい・・・」
淑恵が真一の胸に口を当て、堪えることの出来ない嗚咽を漏らし始めた。
真一は淑恵の熱い息が胸に当たる度に周囲に気を配り、様子を伺いながら淫核を擦る指の速度を早めていく。
「・・・あぁ・・・だ・・・だめ・・・立って・・られない・・・」
「・・・えぇ・・・もうすぐですよ・・もう・・・着きますから・・・」
「・・・えっ・・・私・・・未だ・・・」
「・・・そ・・・そんな・・・もう着いちゃいますよ・・・」
「・・・あぁ・・・でも・・・ま・・・まだ・・・・なのに・・・」
真一は、到着駅に滑り込んで、ブレーキをかけはじめた電車とは逆に、淫核を弄ぶ指の速度を早めていく。
「・・・もう・・・もうちょっと・・・まだ・・もうちょっと・・・」
「えぇっ!・・・もう・・・着いちゃいますよ・・・あっ・・・」
「だ・・・だめぇ〜〜・・・ま・・・まだ〜〜〜・・・」
電車が停止し、乗客が開け放たれたドアに殺到すると二人はその流れと共に外へ押し出された。
淑恵は真一に抱きかかえられるにプラットホームに立ち、潤んだ瞳で真一を見上げた。
「・・・もう・・ちょっとだったのに・・・」
「・・・ご・・・御免・・・」
真一と淑恵は名残惜しそうに駅を後にした。
「じゃぁ・・田中君・・・今日は新規の会員さんにストレッチの仕方を教えて、それから一通り器具の使い方を説明してくれるか・
・・。」
「はい。分かりました。」
「う〜〜〜ん・・・今日は1名だな・・・」
(・・・斉藤さんの奥さんだな・・・やっぱり今日はツイテる・・・)
真一は内心ほくそ笑みながらジムへ向かった。
そこにはTシャツとゆったりとした短パン姿の淑恵が笑いながら立っていた。
「やっぱり、斉藤さんの奥さんでしたか・・・今日は僕が一日担当しますので宜しくお願いします。」
「うれしいわ・・・田中さんのご主人で・・・楽しい一日になりそう・・・」
ジムの中は、日曜だというのに閑散としていた。
二人はジムの隅においてあるテレビの前の広いスペースに向かい、真一はストレッチ用のマットトを2組用意した。
淑恵はそのマットに膝を伸ばした格好で座り、真一がストレッチの説明用ビデオをセットするのを待った。
じきにテレビに若い男性一人と女性二人が写り出し、様々なストレッチの説明をする映像が流れていく。
真一は淑恵の背後から手取り足取りストレッチの仕方を教えていく。
「斉藤さんの奥さんって、身体柔らかいですね。」
「そうですか・・・」
淑恵は大きく足を開き、前屈を始めた。
「・・・でも・・・最近は固くなった方なんですよ・・・あいたたた・・・」
淑恵が開いた脚の付け根を押さえながら顔を歪める。
「トレーニングの前と後には十分に筋肉を解さないと・・・手伝いましょう・・・」
真一は淑恵の背後に回り、淑恵の膝を掴むと更に大きく広げていく。
「・・・い・・いた・・・これ以上は・・・」
「・・・そうですか・・・」
真一は淑恵の正面に回り、脚がどれくらい開いているかを確認するように覗き込んだ。
(・・お・・・おぉっ・・・奥さん・・・ワレメがくっきり浮かんじゃって・・・)
真一の目に淑恵の短パンに淫裂の起伏がくっきりと浮かんでいるのが解った。
「あ・・・脚は良く開いてますね・・・じゃ・・背中押しますよ・・・」
真一は再び淑恵の背後に回ると、肩の下に手を当て、ゆっくりと体重をかけていく。
「・・・い・・・いたたたた・・・」
真一は背中を押す度に淑恵の上半身が床につくほどに力を込める。
「・・・体がほぐれてきましたね・・・もっと強く押しますよ・・。」
「・・・い・・・いたーーーーっ・・・」
「・・だ・・・大丈夫ですか・・・」
「・・・い・・・痛い・・・」
淑恵は腰を抑え、苦痛に顔を歪めながら横たわっていた。
「・・・ご・・・御免なさい・・・今・・・救急車呼んできます・・・」
「だ・・・大丈夫です・・・しばらく静かにしてれば・・・」
「じゃ・・医務室へ・・・」
「・・・いいえ・・・ご主人・・・家まで送っていただけないかしら・・・」
「・・・わ・・わかりました。今、タクシーを呼んできますね。」
真一はジムの責任者にこっぴどく説教をくらいった後、淑恵を家まで送る為ジムを早退した。
真一は淑恵を2階の寝室まで抱えて運ぶと、ジムから持参した救急箱を開け湿布を用意する。
「奥さん・・・湿布を張りますので、うつ伏せになれますか?」
「・・・えぇ・・・・でも・・・痛いのは腰じゃなくて・・・」
「・・は?・・・腰じゃないんですか・・・・」
「・・・えぇ・・・あ・・・脚の付け根・・・なんです・・・・」
「でも・・・腰を押さえてました・・・よね・・・」
「・・・だって・・・ここを・・・押さえるなんて・・・恥ずかしくて・・・」
「・・・そ・・そうですね・・・」
「・・・湿布・・・してくださいますか・・・」
「・・・じゃ・・僕じゃなんだから・・・女房呼んできますよ・・・その方が・・・奥さんも恥ずかしくないでしょ・・・」
「・・・で・・・出来れば・・・ご主人に・・してもらいたい・・・」
淑恵は顔を赤らめながら顔を背けるように横を向いた。
「・・・わ・・・わかりました・・・じゃぁ・・ちょっと脚を動かしますよ・・・」
真一は淑恵の右膝を優しく持ち上げると、ゆっくりと淑恵の身体の方に押していく。
「・・・どうです・・痛くないですか・・・」
「・・・えぇ・・・」
「じゃぁ、次は反対の脚いきますね・・・」
真一は淑恵の右足をそっと元の位置に戻すと、今度は左の膝をゆっくり持ち上げていき、淑恵の胸に膝が付くほどに押していく。
「こっちはどうですか・・・痛くないですか・・・」
「・・・えぇ・・・」
「・・お・・・おかしいな・・・どっちも痛くないんですか・・・」
「・・・・」
淑恵は顔を背けたままじっとしていた。
「じゃ、今度は両脚を一緒に持ち上げますね・・・」
真一は淑恵の脚の間に座ると、両手で同時に両膝の裏を持ち、ゆっくりと押していく。
「どうです・・・奥さん・・・痛かったら、言って下さいね・・・」
「・・・・・」
真一は淑恵の表情に注意を払いながらゆっくりと膝を押してくが、淑恵に痛がる素振りは見えない。
「・・・おかしいな・・・」
真一は淑恵の膝を淑恵の胸に付くくらいまで押したが、一向に淑恵の表情に苦痛の表情が表れない。
「・・・お・・・奥さん・・・」
真一は淑恵の膝を強く押すことで、真一の目の前に曝された淑恵の短パンに、淫裂がくっきりと浮かび上がり、
さらにそこには小さなシミが出来ている事に気づいた。
「・・・わ・・・わかりましたよ・・・奥さんの・・患部が・・・」
「・・・は・・・恥ずかしい・・・」
淑恵が甘い吐息と一緒に恥じらいの言葉を漏らした。
真一は膝を押すことで浮いた腰の下に、自らの膝を差し込み、淑恵の腰を浮かせたままにすると、ゆっくりと短パンのボタンに手を
かけた。
「・・・これから治療しますから、奥さん膝持ってて下さいね・・・」
「・・・えぇ・・・わかりました・・・」
淑恵は真一の指示に素直に従い、自分の膝を抱え真一の手を自由にした。
真一は淑恵の短パンのボタンを外すと、ゆっくりとファスナーを下ろしていく。
(・・・やっぱり・・・・)
下ろした短パンのファスナーの下から、淑恵のあまり縮れていない陰毛が現れた。
「・・・い・・・いやぁ・・・・」
「・・・・・・・・・」
女の挨拶のような形ばかりの抵抗の言葉を発した淑恵であったが、身体は微塵も抵抗を見せていなかった。
真一は短パンをするりと淑恵の腰から抜き、淫裂を曝け出した。
「・・・あぁ・・・やっぱりここだ・・・奥さんの患部・・・」
「・・・いやぁ・・・恥ずかしい・・・」
淑恵の淫裂は花弁が充血し、淫裂全体が愛液に塗れ色素の濃い肛門まで濡れ光っている。
「奥さん・・・朝の・・・電車の中のあの時からこんなになっちゃったんだね・・・」
「・・あぁ〜〜ん・・・いぢわる・・・」
「大変だよ・・・こんなに腫れあがっちゃて・・・」
真一は目の前に曝された淑恵の淫裂に指を埋めるように割りこませる。
「・・・はぁぅっ・・・あ・・・い・・いぃ・・・」
真一は淫裂に埋めた指を、今度はゆっくりと引き上げていく。
「・・・あぁ・・・」
淑恵の淫裂と真一の指の間にネバネバをした愛液が、きらきらと光る糸を引いていく。
真一は、その糸を引く愛液を楽しむように、何度も指を淫裂に埋めては引き抜いてみた。
「・・・あぁ・・は・・・はやくーーーーっ・・・」
真一に焦らされ続けた淑恵が、強い刺激を求めるように訴える。
真一は両手で淑恵の淫裂に手を添えると、ゆっくりと左右に押し広げ、赤く充血した淫裂に固く尖らせた舌を差し込んだ。
「はぅっ・・・あ・・・うぅっ・・・」
朝、満員電車の中で真一に弄ばれてからずっと火照ったままの淑恵の淫裂が淑恵の全身に蕩けるような甘美な
快感を与えていく。真一は、高く掲げられてもなお愛液を噴出する膣口に舌を差し入れ、その甘い愛液をかき出す
ように膣口を愛撫していく。
「あぁぁぁぁ・・・いぃぃぃぃぃ・・・も・・・もっと〜〜〜ん・・・」
淑恵が更なる刺激を求める喘ぎを放つと、真一は淫裂に差し入れている舌を淑恵の淫核に向けた。
「はぁぅっ・・・あ・・・あぁっ・・いぃ・・・あぁっ・・・」
淑恵は自ら抱える膝に窮屈に身体を曲げながら、淫裂から伝わる快感に官能の喘ぎを漏らしていく。
既に尖り包皮から顔を出した淫核を真一は舌で転がすように刺激を加えていく。
「あぁぁぁ・・・い・・・いいぃ・・・いく・・・いちゃう・・・」
淑恵は真一の舌での愛撫だけで、絶頂に達してしまった。
「奥さん・・もういっちゃったの・・・意外と淫乱なんだね・・・」
「・・・だって・・・朝から火がついたままだったんですもの・・・」
真一は絶頂の余韻に浸る淑恵を横目に見ながら、着ているジャージとTシャツを脱ぎ捨て全裸になった。
「・・・あぁ・・・逞しい・・・身体・・・」
淑恵は全裸になった真一の盛り上がる腕の筋肉に手を滑らせながら、真一の乳首に舌を這わせた。
「・・・奥さんも・・・裸になろうね・・・これから本格的にストレッチを始めるよ。」
「・・・今度は何処の筋肉を解して下さるの・・・」
「もちろん全身ですよ・・・身体がとろとろに蕩けるほどに・・・」
「・・・そんな気持ちよさそうなストレッチなら、毎週お願いしちゃおうかしら・・・」
「・・喜んで・・・」
「でも、ご主人のここは、ストレッチしたくないわ・・・固いままがいいもの・・・」
淑恵は真一にそう言うと、既に天井を向いてビクビクと痙攣する真一の怒張を咥えた。
終り・・・。
隣の若妻(2)
「俺の言った通り出来ないのならもういい!・・出て行け!」
「うぅぅぅぅぅ・・・」
山本真帆はいつもの時間より30分ほど早く、隣の家に住む渡邊桂一のアトリエに来ていた。
真帆が桂一のアトリエのドアを開けようした時、中から桂一の吐き捨てるような怒声が響き、裸の若い女性が飛び出してきた。
(・・・又なの・・・先生にも困ったものね・・・)
真帆は開け放たれたままのアトリエのドアの向こうに、
桂一がキャンパスに向かって筆を叩きつける後姿を見つめながらため息をついた。
桂一は絵の世界では少し名の通った人間であったが、この2年程作品を発表していなかった。
2年前絵のモデルでもあった妻の久美子を事故で亡くした桂一は、それ以来作品を発表していない。
桂一は日本では裸婦の第一人者であったが、久美子以外のモデルで納得のいく作品が描けなくなっていた。
アトリエの中に飾られている久美子をモデルにした裸婦の作品は、全裸の久美子がそよ風の吹き込む窓辺に立ち、長い髪をなびかせ
ながら太陽の日を浴びていた。
素人の真帆が見てもその絵の出来は素晴らしく、絵の中の久美子が振り返って、見ている者に微笑んでくるような錯覚さえ起こさせ
る作品だった。
桂一はこの絵を見た真帆に、『この絵は私が描いたのでは無く、久美子が描かせてくれたんです。』と言った言葉が何となく理解出
来る程、絵の中の久美子に対する桂一の愛情が溢れる作品だった。
作品を2年以上も発表していない桂一は、近所の主婦を相手に週に2回油絵教室を開き生計を立てていた。
真帆は、先月隣に引っ越して来たばかりだった。
引越しの挨拶に訪れた真帆に桂一はアトリエを案内され、この作品を見た瞬間にこの久美子の絵に惹かれ
桂一の油絵教室に通う事を決めた。
桂一の油絵教室が今日で6回目の真帆であったが、桂一のモデルが泣いて出て行くのを見たのは初めてではなかった。
「・・・先生・・・又泣かしちゃったんですか・・・モデルさん・・・」
「・・・あ・・・あぁ・・・山本さん・・・見られちゃいましたか・・・」
真帆が桂一のキャンパスを覗き込むと、描きかけた裸婦の絵が黒く塗りつぶされている。
(・・・綺麗・・・)
真帆は桂一のキャンパスに描かれた絵を見て素直にそう思った。
「先生・・・モデルさん・・・泣いてましたよ・・・」
「・・・あぁ・・・彼女の責任じゃないんだが・・・つい・・・」
「・・・綺麗に描けてると思うんですけど・・・素人の私には・・・」
「・・・あぁ・・・綺麗だよね・・・モデルさん・・・でも、感じないんだ・・・」
「・・・感じる?・・・」
「・・・い・・いや・・・いいんだ・・・そろそろ皆さん来る頃だね・・・準備手伝ってくれますか・・」
「はい。」
(・・・感じる・・・か・・・)
真帆は桂一の言った言葉を頭の中で繰り返しながら、アトリエに飾られている久美子の絵に見入った。
(・・・そうね・・・言われて見れば・・・この絵の裸の久美子さんを見てると、女の私でもどきどきしてくる・・・)
桂一のアトリエには真帆以外に近所の主婦が5人ほど集まり、中央に飾られた果物の置かれたテーブルを
囲むように座っている。桂一は生徒である真帆達の後ろを回るように、そのデッサンの様子を順番に見ていく。
桂一が真帆の後ろに来た時、桂一が真帆の肩口から真帆のデッサンを覗いた。
「いいタッチですね・・・山本さん・・・もうすこし・・・ここを・・こう・・・」
「・・・はい・・・」
桂一は真帆の手を取り、真帆のデッサンに手を加えた。
「・・・・はい・・・イタッ!」
桂一が真帆から離れようと時、桂一の服に真帆の長い髪を止めていたピンが絡まり、髪がほつれた。
「・・・ご・・・ごめん・・・奥さん・・・」
「・・・い・・いいえ・・・大丈夫です・・・」
「・・・あら・・・山本さん・・・髪を下ろすとあの絵の女性にそっくりね・・・」
隣で真帆と桂一のやりとりを見ていた女性が、真帆の横顔と絵の久美子を見比べながら言った。
「・・えっ・・・そ・・そうですか・・・」
「・・・・・・」
桂一はその女性の言葉に反射的に真帆の横に位置取り、丹念に真帆の表情を見た。
(・・・う・・・うん・・・この人なら・・・描けるかもしれない・・・)
桂一は真帆の横顔に久美子の面影を重ね、頭の中で真帆を全裸に剥いていた。
「貴方・・・今日ね、先生に褒められたのよ・・・」
「・・・ふ〜〜〜ん・・・」
「なによ!その気のない返事・・・」
真帆は帰宅した夫の和雄と夕食をとっていた。
夫の和雄とは1年程前に結婚したばかりだったが、まだ子供はいない。
絵に全く興味の無い和雄は、真帆の言葉をうわの空で聞きながらテレビの方を向きながら食事を口に運んでいた。
(ピ〜〜ン・・・ポ〜〜ン〜〜)
玄関のチャイムがなり、チャイムと連動になっているモニターを覗きながら、真帆が受話器を取った。
「・・はい・・・」
「渡邊です・・・夜分すいません・・・」
「あら・・・先生・・・どうされたんですか?」
「・・ちょっとお願いがあって参りました。」
「お待ち下さい。」
真帆は桂一を応接に通し、夫の和雄と共に桂一と対面するようにソファーに腰を下ろした。
「いつも妻がお世話になっております。」
「い・・いいえ・・・こちらこそ・・・」
「今日はどんなご用件で・・・」
夫の和雄がどこか落ち着かない様子の桂一を心配そうに見つめながら話し始めた。
「・・・えぇ・・・実は・・・」
「・・・・・・・」
「実は奥様に私の絵のモデルになって頂きたくお願いに上がりました。」
「えぇっ!・・・絵のモデルですか・・・」
「せっ・・・せんせい・・・」
和雄と真帆は、突然の桂一の申し出に面くらったように目を丸くした。
「・・・こ・・・この通りです・・・」
桂一はソファーから降り、その脇に土下座をするように、二人に頭を下げた。
「・・・先生・・・止めて下さい。」
二人は、桂一が裸婦を専門に描く画家と言う事を承知していた為、桂一がいくら頭を下げても承諾できる申し出ではなかった。
「・・・先生・・・家の女房は素人ですよ・・・しかも、とびっきりの美人って訳でもないのに・・・」
(えっ・・・何よ!・・・あんただって二枚目じゃないでしょ!)
「・・・い・・いいえ・・・真帆さんなら・・・いや、すいません・・奥さんなら・・・描けそうなんです・・・」
「・・・でも・・・先生・・・裸なんでしょ・・・裸は・・・ちょっと・・・」
「・・こ・・・ここに100万用意しました・・・お金じゃ無いことはわかってます・・・ですが、今私に用意出来るのはこれが精
一杯なんです・・・これでお願い出来ないでしょうか・・・」
「ご・・・100万!・・家の女房に100万ですか!?」
桂一は胸ポケットから100万円の小切手をテーブルに置いた。
(・・・何よ!・・・その言い方!・・・)
真帆は裸になることに抵抗はあったが、和雄の自分を馬鹿にしたような口調にも腹が立っていた。
「・・・はい・・・先生・・・私、お受けします。」
「お・・・おい!・・・お前」
(・・・あっ・・・つい・・勢いで言っちゃった・・・)
「本当ですか奥さん!・・・あ・・・有難う・・・じゃ早速明日からお願いします・・・」
「ちょ・・・ちょっと、まって・・・」
「旦那さん、有難うございます。・・・これで、私は復活できると思います・・・いや、復活します。・・本当に有難う・・・」
和雄にしゃべらせる隙を与えず、桂一は小切手を和雄に握らせると帰って行ってしまった。
「・・・お・・・お前・・・なんて事を・・・」
「・・・貴方が馬鹿にするからよ・・・先生は私の女としての魅力が分ってるの!」
「・・・でも・・・裸なんだぞ・・・俺は絶対反対だからな!・・・」
「・・・そ・・・そんな事言いながら、貴方お金受け取ってるじゃない!・・・」
「・・・そ・・・それは・・・だな・・・大金だし・・・」
真帆は和雄に強がっては見たものの、後悔していた。
(・・・あぁ〜〜〜ど〜〜〜しよう〜〜〜〜)
「奥さん・・・この浴衣を使って下さい。・・・アトリエでは恥ずかしいでしょうから・・・リビングで始めましょう。」
桂一は、昨日までの勢いが消え、ドギマギしている真帆の気が変わらないように、さっさと準備を始めていく。
「奥の部屋で服を脱いで、浴衣を羽織ってきて下さい。・・・時間も限られてますし、さ・・・早く・・・」
「・・・はい・・・先生・・・やっぱり私・・・」
「大丈夫!私は芸術家です。疚しい事など一切考えておりません。早く!」
「はい・・」
真帆は昨日、泣いてアトリエを出て行ったモデルを思い出し、これ以上桂一を怒らせないよう着替えの為に奥の部屋に入った。
(あぁ〜〜〜困ったな〜〜〜イヤだな〜〜〜)
「奥さん!まだですか!」
リビングから桂一の苛立った怒鳴り声が響いた。
「は・・・はい・・・今・・・」
(・・・ぜ・・・全部よね・・・下着も脱ぐのよね・・・昨日のモデルさんも全裸だったし・・・)
真帆は躊躇いがちに着ている物をずべて脱ぎ、桂一から手渡された浴衣を羽織った。
「奥さん!」
「はい!」
浴衣を羽織ったまま部屋のドアを開けるのを躊躇っていたいた真帆を桂一の怒声が後押しした。
「さっ、早くこの椅子に座って・・・」
「・・・はい・・・」
「浴衣は床に置いて!」
「・・・はい・・・」
真帆は桂一の命令に従い、リビングの中央に置かれた丸い椅子腰掛け、羽織っていた浴衣を床に置き、
ぴったりと太腿を閉じ、右手で乳房を隠した。
(・・・あぁ〜〜〜〜はずかしい〜〜〜)
真帆はあまりの恥ずかしさに全身を赤く染め、ガチガチに身体を強張らせながら椅子に座っている。
「そのまま動かないで!」
桂一は、恥ずかしさに身体を強張らせる真帆に気を使うことも無くスケッチブックに手を走らせていく。
(あぁ〜〜〜早く終わらないかな〜〜)
真帆は横目で桂一をチラチラを様子を伺いながらも、桂一と目を合わせる事も恥ずかしく横を向いたままじっと座っていた。
「右手どけて!」
「・・・えっ・・・」
「何度言わせるんだ!右手を下ろして!」
「・・は・・はい・・・」
真帆は桂一の強い口調の言葉に、ゆっくりと右手を膝の上に下ろした。
(ぁあぁ〜〜〜先生に・・・おっぱい見られちゃう・・・)
真帆はあまりの恥ずかしさに、心臓が喉から飛び出てきそうな程に高鳴らせていた。
(・・・でも・・・こんな一生懸命な先生・・・初めて見たわ・・・)
桂一は全裸である真帆を全く意識する事無く、スケッチブックに向かっている。
「今度は脚を開いて、こっちを向いて!」
「えっ・・・脚を・・・開くんですか・・・」
「何度も言わせるな!」
桂一は怒声を上げると真帆に近づき、躊躇している真帆の脚を大きく開き、その脚の間に両手を置いた。
(は・・・恥ずかしい・・・先生に・・・私のアソコ・・・丸見えじゃない・・・)
真帆は、丸い椅子の上で両脚を大きく開き、自らの淫裂を隠すようにその脚の間に両手を置き、
少し上体を前傾にした格好にさせられた。
桂一は再び真帆の正面に座ると、スケッチブックに向かった。
(・・・あぁ・・は・・・はずかしい・・・こんな格好に・・・)
真帆の股間はかろうじて両腕に隠されているものの、恥丘の陰毛が微かに覗き、
乳房はその谷間を際立たせるように両腕で寄せらていた。
(・・・あぁ・・・私・・・身体が・・・熱い・・・)
真帆は、夫以外の男性の前で全裸を曝す羞恥に、無意識のうちに全身が火照る感覚に包まれていった。
「・・はっ・・・」
真帆は桂一に聞こえないほどの小さな声を、僅かに開いた口から漏らしてしまったが、桂一はその僅かな
真帆の変化に敏感に気づいていた。
(・・・だんだん・・女が目覚めてきたな・・・)
桂一は椅子を真帆の真横に移動した。
「今度は、もっとお尻を後ろに・・・そう・・・顔はそのまま・・・喉を仰け反らすように・・・そう・・・」
真帆は身体の火照りが昂まるとともに、桂一の注文に自らの裸体を曝すことに躊躇いが無くなっていった。
「う〜〜ん・・・いい表情になってきた・・・」
「は・・・はい・・・」
(こんな格好で、いつも旦那さんの上に跨ってるのかい・・・)
桂一は、心の中で卑猥な言葉を繰り返しながら、自らの興奮をも高めるように、真帆に様々なポーズをとらせていった。
「OK!・・・休憩にしましょう。」
「は・・・はい・・・」
真帆はまるで催眠術から解けたように再び恥ずかしさが込み上げ、床に放り投げてあった浴衣を羽織り身体を隠した。
桂一は、数十ページあるスケッチブック全てにデッザンを終えていた。
「奥さんのお陰で、いい絵が描けそうです。」
「・・・そ・・・そうですか・・・」
「軽く食事をとったら、今度はキャンパスに向かいます。」
「・・・はい・・・」
(・・・なんだか・・・私・・・感じちゃった・・・)
真帆は、軽い高揚感にも似た心地よい身体の疼きに、次第に桂一に対する羞恥心が薄れていく自分を感じていた。
「奥さん、始めは表情が固かったけど、段々いい表情になってきましたよ。」
「そ・・・そうですか・・・初めてなもので・・・恥ずかしくて・・・」
「どうです・・・少しはリラックスしてきましたか・・・」
「・・え・・・えぇ・・徐々にですけど・・・」
「これを飲むといい・・・だいぶリラックスできますよ・・・」
「・・・なんですか・・・・これ?」
「特別に取り寄せた紅茶です。」
「・・・紅茶・・・ですか・・・」
「えぇ・・・モデルさんには、全員これを飲んでもらってるんですよ。」
「・・そ・・そうですか・・・」
真帆は、桂一を疑う事も無く、勧められた暖かな紅茶を飲み干した。
(・・・全部飲んじゃったよ・・・ま・・・大丈夫か・・・)
桂一は真帆に気づかれないようにほくそ笑むと、真帆をリビングの置くに空いてある窓辺のベッドへ連れて行った。
ベッドには白いシーツの上に大きめクッションが数個転がっていた。
「今度はここに寝てください。横向きで・・・」
「は・・・はい・・・」
再び芸術家の目に戻った桂一の言葉に、真帆は羽織っていた浴衣を取ると、素直にベッドに横になった。
桂一は全裸の真帆の肌に直接触れながら、構図を決めるようにポーズをとらせていく。
「左手は乳房を隠すように・・そう・・・右手は股間を隠して・・・」
真帆は、左側を下にした格好で横になり、下から左手で両方を乳房を隠し、右手は軽く膝を曲げ前後に
ずらした脚の付け根に持って行き、恥丘に茂る毛を隠すようにあてがった。
(・・これなら、さっきよりましね・・・両手で隠してるんですもの・・・)
桂一は、横になった真帆の背にクッションをあて、楽な体勢をつくってやった後、ベッドの脇にキャンパスを用意し、
椅子に腰掛けた。
「じゃ奥さん・・・これからちょっとの間・・・動かないで下さいね。」
「はい。」
桂一はキャンパスに黙々と筆を走らせ始めた。
真帆は、全裸でありながらも、恥部を隠している安堵感と先ほど桂一が進めた紅茶のせいか、
先ほどとは比べ物にならないほどリラックスしながら、キャンパスに筆を走らせる桂一を眺めていた。
(・・・どんな絵になるのかしら・・・楽しみだわ・・・)
真帆は窓から差し込む心地よい日差しに軽い睡魔に襲われながら、柔らかなベッドの上で雲の上に
浮いているような高揚感を楽しんでいた。
(・・・そろそろだな・・・)
桂一は30分ほどキャンパスに筆を走らせながら、時折真帆の顔の表情を伺った。
真帆は軽く目を閉じ、時折眉間に皺を寄せ苦しげな表情を見せ始めていた。
(あぁ・・・なんだか・・・身体が・・・熱い・・・)
真帆は先ほどの恥ずかしさからくる身体の火照りとは違う熱に全身を覆われ初めていた。
桂一はキャンパスに走らせる筆を止め、真帆の手の動きを追いかけた。
真帆の左手は乳房を隠すように乳房を覆っているが、その覆っている指が微かにその柔らかな乳房を揉み、
股間を隠す右手の指が先ほどよりさらに奥深くその股間に潜り込んでいた。
(・・・効きはじめたようだな・・・奥さん・・・いい表情になってきたよ・・・)
真帆は全身に覆う熱が官能による火照りだと気づき始めていた。
(・・・な・・・なんで・・・私・・・感じてるの・・・)
真帆は、身体の芯から襲ってくる疼きにじっとしていられなくなり、僅かに身体を捩るように動かした。
「奥さん!動かないで!」
「す・・・すいません・・・」
桂一は真帆の僅かな身体の動きを見逃さなかった。
「せ・・・先生・・・ちょっと・・・休憩にしませんか・・・」
「まだ30分しか経ってないじゃないか・・・今大事なところだからがんばって!」
「は・・・はい・・・」
真帆は、左で隠す乳房の火照りがその先端の乳首を固く尖らせ、右手で隠す淫裂の奥から明らかに
女の淫臭を放つ液体が溢れ出そうとしているのを抑える事が出来無い。
真帆は火傷したのではないかと思うほどに火照る乳房の疼きを抑える為に
桂一に気づかれないように僅かに指に力を込めた。
(はぁぅっ・・・ぁ・・ぃ・・いぃ・・・)
真帆は乳房から伝わった全身を貫くような快感に、僅かに仰け反り小さな嗚咽を漏らした。
「奥さん・・・今の表情とってもいいね・・・一瞬だったけど・・・すっごくいい表情したよ。」
桂一は真帆が自らの乳房に力を加え、昂まる疼きを抑えようとした行為を助長するかのように声をかけた。
「・・・・は・・はい・・・」
「もう一度、出来るかな・・・今の表情・・・」
「・・は・・・い・・いいえ・・・わかりません・・・」
「ちょっと、やってみて。」
真帆は自らの乳房を愛撫した事で漏らした嗚咽を桂一に悟られないよう賢明に嗚咽を抑えたが、
一度その快感の味を覚えた乳房は、再びその刺激を求めるように疼いている。
(・・・い・・いゃ・・・先生に・・・エッチな私を見られちゃう・・・)
真帆は頭では理解できたが、官能に疼く身体は反射的に左手に力を加えていた。
「あぁぅ・・・ふ・・・ぅ・・・」
「そう・・・その表情・・・いいよ・・・続けて・・・」
真帆は桂一に言葉に理性の箍が外れるのを感じながらも、左手に加わる力を抑える事が出来なかった。
「・・・あぁ・・・あぅっ・・・」
真帆は左手の平を大きく開き乳房を揉み始め、指の間からはみ出した固く尖った乳首を指で挟んで刺激を加えていく。
「・・・あぁ・・・せ・・・先生・・・み・・・見ないでぇ・・・」
「奥さん・・・いい表情になってきたよ・・・とても魅力的だ・・・」
真帆は股間に忍ばせていた右手にも力を加えて行き、固く尖り始めた淫核をすでにその右手の中指は捉えていた。
「・・・あぁ・・・変・・・なんです・・・私・・・なんか・・変なんです・・・」
「・・・ちっとも変じゃないさ・・・感じるよ・・・今の奥さん・・・」
「あぁ・・・み・・・見ないで・・・お願い・・・」
真帆はついに理性の箍が切れ、両手で乳房を鷲掴みにし、官能火照りを抑えようと喘ぎ始めてしまった。
「あぁ・・・あ・・・あぅ・・・」
「奥さん・・・じっとしてないと描けないよ・・・」
「あぁ・・・で・・・でも・・・じっとしてられない・・・あぅっ・・・」
「・・・じゃぁ・・奥さんの好きなポーズでいいよ・・・その換わり、もっと感じて下さいね・・・」
「・・い・・・いいの・・・もっと、感じていいの・・・」
真帆は桂一の言葉を聞くと、身体を仰向けにし膝を曲げ大きく開き、乳房を揉んでいた右手を股間に向かわせた。
桂一は固く目を閉じて火照る身体を自ら慰めようとしている真帆の股間に回り込んだ。
真帆は既に愛液を滴らせている淫裂を自らの指で開き、中指を突き立てていた。
「あっ・・・あっ・・・あん・・・い・・・いぃっ・・・」
真帆の淫裂からは、淫猥な湿った音が響き、真っ白なシーツに大きなシミを作っていた。
「あぁ・・あぁ・・・あん・・・せ・・・先生・・・届かない・・・あぁ・・・」
「・・・何が、届かないんです?・・・・」
「指が・・・真帆の指が届かない・・・あぁ・・・」
「・・・指が・・・何処に届かないんです?・・・」
「・・あぁ・・・い・・・言えません・・・あぁっ・・・」
「これなら、お役に立てるかな・・・」
桂一は乳房を握り潰してる真帆の左手を、自らの怒張に導いた。
(・・・あぁ・・・で・・・でかい・・・)
既に羞恥心を失ってい真帆は、桂一の熱く滾った怒張を握りしめると、
ベッドの上で四つん這いになり、桂一の怒張を咥えようとしていた。
「先生・・・これ・・・真帆に貸して・・・お願い・・・」
「いいですよ・・・奥さんの好きに使って下さい・・・」
真帆はベッドの上で四つん這いになり、桂一の怒張を咥え、右手は自らの淫裂を慰めていた。
「ん・・・んんっ・・・ん・・・・」
既に桂一の怒張は挿入可能なまでに勃起していたが、真帆は懸命に桂一の怒張に舌を絡めていた。
「奥さん・・・私は準備完了ですけど・・・この後はどうすればいいんですか・・・」
「・・・あぁ・・・い・・言えません・・・そんな事・・・」
真帆は桂一の怒張は自ら咥えたものの、自らの淫裂に挿入を促す言葉が出てこなかった。
「じゃぁ、私が勝手に想像しますから、奥さんの望むポーズをとって下さい。」
「・・・あぁ・・・い・・・いゃ・・・」
真帆は抵抗の言葉を発しながらも、桂一の向けて四つん這いのまま尻を高く突き出した。
・・・おぉ・・・奥さん・・・感じますよ・・そのポーズ・・・」
桂一は腰を突き上げて愛撫を待つ真帆の淫裂を覗き込むように顔を近づけ、
ひくひくと蠢くアナルと愛液を滴らせる淫裂に指を這わせる。
「あぁっ・・・いぃ・・・あああああ・・・・」
「奥さんの・・・この臭い・・・感じます・・・」
「あぁぁぁぁ・・・み・・・見ないで〜〜〜っ・・・」
自ら淫裂を桂一に曝しながらも、真帆は女としての恥じらいの言葉を発していた。
桂一はベッドの上で四つん這いになって尻を突き上げている真帆の淫裂にかぶりつき、包皮を飛び出した淫核を強く吸い上げる。
「あぁぁぁぁぁ・・・い・・いぃぃぃぃぃぃ・・・」
桂一は膣口から溢れ出す真帆の愛液を啜りながら、更に強く淫核を吸い上げる。
「いぃぃぃぃ・・・い・・いくっ・・・いくっ・・・いっちゃう〜〜〜っ・・・」
真帆は桂一の口での愛撫であっさり昇天し、ベッドの上に突っ伏してしまった。
「奥さん・・・もういいんですか・・・これで終わりですか・・・」
「・・・あぁ・・まだ・・・奥の方が・・・熱い・・・熱くて我慢出来ないんです・・・」
桂一はうつ伏せになっている真帆を仰向けにひっくり返すと、膝を引きつけ愛液に塗れた
真帆の淫裂に自らの怒張の先端をあてがった。
「あぁぁぁぁ・・・は・・・早く・・・先生・・・早くーーっ・・・」
「・・・分かりました・・・じゃぁ・・いきますよ・・・届くといいんですけど・・・」
桂一は、真帆の腰を掴みグイを引き寄せると、自らの怒張を真帆の膣奥深く差し入れていく。
「あぁぁぁぁぁぁ・・・い・・・いぃぃぃぃぃぃ・・・」
「お・・・奥さん・・・きつい・・・ですね・・・」
「い・・・いぃぃぃの〜〜〜・・・先生・・・いぃ・・・・」
「それは良かった・・・奥さん・・・届いてますか・・・奥さんの希望の場所まで・・・」
「あぁ・・・当たってる・・・当たってます・・先生・・・当たってる・・・」
「じゃぁ・・・どんどん行きますよ・・・奥深くまで・・・」
「き・・・来て・・・先生・・・も・・もっときてーーーっ」
真帆は絶叫と共に絶頂に達し、気を失ってしまった。
「おい!・・真帆・・・起きろ!・・真帆!」
「う・・う〜〜ん・・あっ・・・貴方!」
真帆は桂一のリビングのベッドの上で目を醒ました。
「先生から連絡があって・・・お前が倒れたって・・・」
「えっ・・・わ・・・私・・・」
真帆は、ベッドの上で横たわる自分が浴衣を着て、布団がかけられている事に安堵しながらも、
淫裂に疼く絶頂の余韻が、桂一との行為が夢でない事を悟った。
「気づきましたか・・・奥さん・・・」
「せ・・・先生・・・」
桂一が奥の部屋から真帆の荷物を持ってやってきた。
「わ・・・私・・・」
真帆は恥ずかしさのあまり桂一の顔を直視できなかったが、ここでの自分の醜態を夫にばらされないように必死に声を振り絞った。
「初めての方はよくあるんですよ・・・緊張のあまり気を失う事が・・・」
「せ・・・先生・・・」
桂一は真帆に目で合図を送りながら夫の和雄にこれまでの経緯を説明した。
「・・・ま、お陰さまで私の方はさっぱり仕事が捗らなかったんですけど・・・」
「・・・す・・すいません・・・先生・・・」
「じゃぁ・・・明日もお願い出来ますか・・・奥さん・・・」
「・・・はい・・・よろこんで・・・先生の絵が完成するまでやらせて頂きます・・・」
「時間かかりますよ・・・完成までは・・・」
「・・・はい・・・私・・・がんばります・・・」
和雄は真帆を抱えるように下に降りた。
「あ・・・貴方・・先生の絵・・・見て行ってよ・・・」
アトリエの前を通りかかった時、真帆が和雄を促すようにアトリエに連れて入った。
「これよ・・・あっ・・・・」
「これが、お前の感動したっていう作品か・・・」「えっ・・・え・・・えぇ・・・」
「う〜〜ん・・・本当だ・・・お前に良く似てるよ・・・でも窓辺に立ってるって言ってたよな・・・」
アトリエに飾られている裸婦の絵は、真っ白なシーツに覆われたベッドの上で、裸婦が仰向けになり、
両手を股間に差し込んだ格好で、こちらを向いていた。
・・・そう・・・まるで全裸のモデルが、絵を見る者ををベッドに誘うかのように・・・。
終り・・・。
ID:Wyh/ojdo0、良かった。GJ!!
>>1も喜ぶであろう。
89 :
1:2005/10/22(土) 20:53:26 ID:Wyh/ojdo0
>>88 スマソ。自演したつもりは、まったく無いが
自分で貼っちゃった。本物の神が来るまでの繋ぎ
のつもりですた。
91 :
1:2005/10/23(日) 21:26:44 ID:UzLMEVLn0
霊媒
「お義父さん・・・このところ毎日・・ああして一日中仏壇に向かったまま過ごすの・・・・」
「・・・よっぽどショックだったんだろ・・・息子の俺から見ても恥ずかしいくらい仲のいい夫婦だったからな・・・」
「・・・お義父さん・・・可愛そう・・・・」
仏壇に向かったまま、亡くした妻の遺影にを見つめる幸造を、息子の明雄と嫁の潤子が心配そうに見つめている。
幸造の妻芳江は、幸造が海外出張中に交通事故にあい、その2日後に他界した。
幸造は知らせを聞き直ぐに帰国したが、芳江の死に目にも会えず、明日四十九日を迎えようとしていた。
「・・・じゃぁ・・・俺、会社に行くよ・・・明日は御袋の四十九日だから、
休みもとってあるし、・・・・明日はオヤジとゆっくり酒でも飲んで慰めるよ・・・・あぁ・・・それと、今日は遅くなるよ・・・食事も済ませてくる・・・」
「えぇ・・・わかった・・・いってらっしゃい・・・」
明雄と潤子は一週間程前から、幸造の家に泊まりこんでいた。
最愛の妻を亡くし憔悴しきっている幸造が心配になった二人が、幸造を見張るように常に幸造の傍についていた。
「・・・お義父さん・・・お茶入りましたけど・・・」
「・・・・あぁ・・・すまないね・・・潤子さん・・・・」
潤子は仏壇の置いてある幸造の部屋のテーブルに湯飲みを置くと、幸造に静かに語りかけた。
「・・・お義父さん・・・お義母さんに・・・・逢いたいですか・・・・」
「・・・あぁ・・・逢いたい・・・出来ることなら・・・直ぐにでも・・・逢いたいね・・・・」
「・・・お義父さん・・・へ・・変なこと考えないで下さいね・・・・」
「・・・あぁ・・・で・・でも、芳江のいない生活がこんなに味気ないとはね・・・」
幸造が潤子の用意したお茶の置かれたテーブルに振り返りながら静かに語っていく。
「・・・俺は・・・もう、生きる張り合いが無くなったよ・・・」
50歳を過ぎたばかりだったが、行動的でいつも笑顔を浮かべていた幸造が、芳江を亡くしてからの
憔悴ぶりは見るに耐えないほどだった。
(・・・もう・・・絶対しないって決めてたけど・・・もう、こんなお義父さん・・・見てられない・・・)
潤子はうな垂れるように肩を落とし目に涙を浮かべている幸造に、意を決したように語り始めた。
「・・・お・・・お義父さん・・・・・お義母さん・・・呼びましょうか・・・・」
「・・・えっ・・・・あぁ・・・呼べるものなら呼びたいね・・・今すぐにでも・・・」
「・・・お義父さん・・・真面目に聞いてくださいね・・・私を・・変な嫁だと思わないで下さいね・・・」
「・・・潤子さん・・何がいいたいんだね・・・」
必死に語りかける潤子を、幸造は鬱陶しそうに返事を返した。
「・・・お義父さん・・・絶対に内緒ですよ・・・私・・・霊が呼べるんです・・・」
「・・・何を言ってるんだね・・・潤子さん・・・・」
幸造が呆れたように潤子に話しかけた。
「俺が落ち込んでるのを見て心配してくれるのは嬉しいが、そんな事を言わんでも・・・・」
「・・・ほ・・・本当なんです・・・明雄さんにも言って無いんですけど・・・・本当の事なんです・・・」
幸造は潤子の真剣な眼差しに心を揺さぶられ、潤子の言葉を信じようとしているかのように見つめ返した。
「・・・ほ・・・本当なのかい・・・こ・・・ここに芳江を呼べるのかい・・・」
「・・・はい・・・多分・・・もう10年くらいやってませんから・・・自信無いですけど・・・
四十九日の前ですから・・・出来ると思います・・・。」
「・・・じゃぁ・・・す・・・直ぐに・・呼んでくれんか・・・潤子さん・・・お・・・俺は・・・直ぐにでも芳江に逢いたい・・・」
「・・・え・・えぇ・・・で・・でも・・・」
「・・・なんだ・・やっぱり嘘だったんだ・・・からかうのは止めてくれ!」
「そ・・・そうじゃ無いんです・・・その・・・降霊は簡単なんですけど・・・自分で除霊が出来ないんです・・・」
「・・・な・・・何・・・」
「降りた霊が、自分で出て行くか・・・誰かに除霊してもらわないと・・・私・・・自分で帰ってこれないんです・・・」
「・・・そ・・・そんな事って・・・」
「・・・だから・・・お義父さん、・・・お義母さんと逢ったら・・・必ず出て行くように言って下さいね・・・でないと・・私・・・・・」
「・・・わ・・わかった・・・もし、出て行かなかったら、専門の人を呼んで必ず潤子さんを引き戻すよ・・・」
「・・・絶対に・・・お願いしますね・・・お義父さんを・・・信じます・・・」
「・・・あぁ・・・・わ・・・解った・・・」
潤子は芳江の仏壇の前に正座をすると軽く目を閉じ、胸元で手を合わせる。
幸造は潤子の横顔を見ながら様子を伺った。
(・・・本当なのか・・・)
しばらくの間、潤子は目を閉じながら静かに何事か呟いたまま静かに時間が流れた。
「・・・・やっぱり・・・だめか・・・もういいよ・・・潤子さん・・・でも、気持ちは嬉しかったよ・・・・」
幸造が目を閉じたままの潤子に語りかけると、キッと目を見開き、潤子が幸造に振り返った。
「・・・あ・・・あんた・・・あ・・あぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
「・・・じ・・・潤子さん・・・ど・・どうした・・・・」
「・・・潤子さんじゃないよ・・・私だよ・・・芳江よ・・・あんた・・・わからない・・・」
「・・・よ・・・芳江・・・」
「・・・そうよ・・私よ・・・あんたぁ〜〜・・・・」
潤子は幸造に飛びつくように抱きつき、涙を流しながら幸造の唇を求めてきた。
「・・・ん・・・んんっ・・・・」
幸造は潤子の行動に戸惑いながらも、潤子の柔らかな唇を重ね、未だ信じられぬ思いで
ぎこちなく潤子の身体を抱きかかえている。
「・・・潤子さん・・・い・・いや・・・よ・・・芳江・・・ち・・・ちょっと待ってくれ・・・」
「・・・な・・何よ・・・あんた・・・何時ものように・・・してよ・・・・」
「・・・なぁ・・・お前・・・本当に芳江なのか?・・・・」
「・・・何言ってるの・・・・当たり前じゃない・・・」
確かに先程とは違う強い口調の潤子に戸惑いながらも、
潤子である事に変わりないその姿を見ながら幸造は半信半疑のままだった。
「・・・だって・・・お・・・俺には潤子さんにしか・・・見えんぞ・・・」
「当たり前でしょ!・・・潤子さんの身体なんだから・・・」
「・・・ん・・んん・・・・・」
「・・・ああ、じれったい!・・・じゃぁ、どうすれば信用するのよ!」
「・・・そ・・・そうだな・・・例えば・・・俺とお前しか知らない秘密とか・・・」
「そんなの沢山あるじゃない・・・貴方と新婚旅行にいった初めての夜に、
私のアソコの毛を剃らせてくれって土下座した事とか・・・
明雄が生まれてから一ヶ月間毎日私に口で奉仕させた事とか・・・・・・・」
「・・・解った解った・・・もう勘弁してくれ・・・潤子さんに聞かれるじゃないか・・・」
「・・・大丈夫・・・潤子さんは今ぐっすり寝てるから・・・」
「・・・寝てる?・・・・」
「・・えぇ・・・そうよ・・・そんな事より信用した?・・・信用しないならまだまだあるわよ・・・」
「もういい!・・・勘弁してくれ・・・信用するよ・・・」
「・・・あぁ・・・あんた・・・じゃぁ・・・私を抱いてよ・・・今ここで・・・」
「・・な・・・何を言ってるんだ・・・芳江・・・」
「だって・・・事故に遭う前も出張だったし、死んでからも貴方とセックスしてないのよ・・・当たり前だけど・・・」
「・・・そうだけど・・・身体は潤子さんなんだぞ・・・」
「・・・大丈夫!潤子さんも了解してくれてるから・・・」
「・・ほ・・本当か・・・本当にいいのか・・・」
「本当よ・・・早く・・・私・・・我慢できない・・・」
潤子の身体に降りてきた芳江は、そう言うなり幸造の目の前で着ている物を脱ぎ始めた。
「さぁ・・・あんたも早く脱ぎなさいよ!」
「・・あ・・・あぁ・・・」
二人は慌しく全裸になり、畳の上で座ったまま向き合った。
「・・・あぁ・・・あんた・・・」
「・・・お・・・お前・・・毛・・・毛が無いぞ・・・」
「えっ・・・あら本当だ・・・明雄の仕業ね・・・やっぱり血は争えないわね・・・あんたそっくり・・・」
潤子の細身の身体に、大き目の形のいい乳房が揺れ、股間はまるで少女のように翳りがなく、、
座った格好でも幸造の目に僅かに淫裂が覗き身れた。
「・・・た・・・溜まらん・・・芳江!」
幸造は意識では芳江を抱こうとしていたが、実際は若く魅力的は潤子の裸体に欲情していた。
幸造は潤子の身体を押し倒し、芳江の物とは大きさも柔らかさも違う乳房に吸い付き、乳首を舌で転がしながら揉みしだいてく。
「・・・あ・・・あぁ・・・あんた・・・潤子さんの乳首・・・すっごい敏感・・・」
「・・・お・・・おぉ・・・俺も・・・こんな柔らかいおっぱい・・・初めてだ・・・」
「・・・あぁ・・・妬けるわ・・・だけど・・・感じる・・・おっぱいがこんなに感じるなんて・・・」
幸造は次第に硬くなっていく潤子の乳首の感触を舌で味わい、両手でその乳房の感触を楽しみながら、
身体を擦り付けるように揺らしその柔らかな肌の感触を全身で味わっていく。
「・・・あぁ・・・あんた・・も・・・もう・・・濡れてきた・・・」
「・・・どれどれ・・・おぉ・・・感じやすい身体だ・・・じゃぁ、早速拝ませてもらうとするか・・・」
幸造は潤子の乳房から口を離すと、潤子の膝を抱え大きく開き陰毛が綺麗に剃られた淫裂に顔を近づけていった。
「・・・おぉ・・・綺麗だ・・・」
「・・・あんた・・・じゃぁ、私のが汚かったとでも言いたいの・・・」
「・・・そ・・・そうじゃないよ・・・・」
「・・・ま・・いいわ・・・あんた・・・私にも・・・あんたの・・・舐めさせてよ・・・」
「・・・お・・・おぉ・・・」
芳江の言葉に核心をつかれ、言葉に詰まった幸造だったが、芳江の口を塞ぐには好都合と自ら仰向けになり、
力なく垂れ下がっている肉棒を芳江の目の前に曝した。
「・・・あぁ・・・な・・・懐かしいゎ・・・・あんたの・・・このほくろ・・・」
芳江は幸造の顔を跨ぎ幸造の肉棒を右手で握ると、亀頭部分にある大きなほくろに尖らせた舌先をあてていく。
「・・・・そ・・・そうだ・・・やっぱり芳江だ・・・」
芳江は幸造との交わりの時、必ず幸造の亀頭のほくろを舌で舐めるクセがあった。
幸造は顔も身体も妻の芳江では無いが、目の前に曝された淫裂を愛する妻の芳江の物と同じように舌で優しく舐っていく。
幸造は、愛液の滴る潤子の淫裂を舌で弄りながら、芳江の物とは違う甘い愛液を存分に味わっていく。
「・・・ん・・・んっ・・・・はぁっ・・・い・・・いいっ・・・あんた・・・いいっ・・・」
「・・・芳江・・・う・・・旨いよ・・・お前の・・・・マン汁・・・」
「・・・ああっ・・・く・・・クリ・・・クリも・・・舐めて・・・」
幸造は鼻先にぶら下がっている巨大な潤子の淫核を口に含み、強く吸い上げた。
「・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁーーー・・・い・・・いぃっ・・・す・・・すごいぃぃぃぃぃーーー」
「・・・お前のクリとは比べ物にならないくらいデカイな・・・」
「・・・あぁ・・・す・・・凄い・・・感じる・・・も・・・もう・・・蕩けそう・・・・あぁ・・・」
芳江は淫核から全身に伝わる激しい快感の波に震える身体を必死に抑えながら、
幸造の怒張を強く吸い上げていった。
「・・・あ・・・あんた・・・も・・・もう入れて・・・」
潤子の口の中で十分に硬さを増した怒張を吐き出しなら芳江が嗚咽交じりに叫ぶと、
幸造も潤子の淫裂から口を離し、仰向けに転がった潤子の脚をかかえ腰を引き寄せる。
「・・・あぁ・・・は・・・早く・・・あんたぁ・・・」
幸造は潤子の涎が滴る程に濡れた怒張を淫裂にあてがうと、一気にその怒張を突き刺した。
「ああああああっ・・・・い・・・いいぃーーーっ・・・・はぁっ・・・あんっ・・・・」
芳江は、自分の身体の時とは違い、気絶するほどの強い快感に絶叫に近い悲鳴をあげ、
懸命に腰を振り出した幸造の背にしがみ付きツメをたてていく。
「・・あぁ・・・す・・・すごい・・・あぁ・・・こ・・・こんなに・・・感じる身体なの・・・あぁっ・・・」
幸造の腰が潤子の濡れた淫裂に叩き付けられる度に、潤子の淫裂から熱い愛液が迸り畳を濡らしていく。
「・・・・お・・・おぉっ・・・し・・・締まる・・・す・・・凄いぞ・・・潤子さんの身体・・・」
幸造も、淫裂に突き刺した怒張に潤子の花弁が絡みつき、膣の中の襞が亀頭にからみつくように幸造を刺激していく。
「・・・あぁ・・・い・・・いいっ・・・あんた・・私・・・いっちゃう・・・」
芳江は淫裂から襲う激しい快感に早くも絶頂を迎えようとしていた。
「・・・あぁ・・・い・・いく・・いく・・いく・・いくーーっ・・・・」
「ただいま・・・」
「・・お帰りなさい・・あなた・・・」 「・・・オヤジ・・・どお?・・・」
「・・・それが・・・急に元気になっちゃって・・・さっきから・・テレビ見てゲラゲラ笑ってるの・・・」
「えっ!・・・何かあったのか?・・・」
「・・・う・・・うん・・・それが・・・・私・・・記憶がないの・・・」 「記憶がない?」
「うん・・・貴方が会社に行って、・・・お義父さんとちょっと話をしてたんだけど・・・そこから・・・ついさっきまで・・・・
全然覚えてないの・・・」 「・・・なんなんだよ・・・それ・・・」
怪訝な表情を浮かべながら明雄がリビングで寛ぐ幸造に話しかけていく。
「・・・・オヤジ・・・なんだか楽しそうじゃん・・・」
「・・・おぉ・・明雄・・・お帰り・・・心配かけたがもう大丈夫・・・」
「・・・そう・・それなら、安心したよ・・・」
「これも全て潤子さんのおかげなんだ・・・有難う・・潤子さん・・・」
「・・・いいえ・・・とんでもない・・・」
幸造が潤子に向かって笑顔を向けると、潤子は口元に笑みを浮かべウィンクを返した・・・・。
終り・・・
106 :
えっちな21禁さん:2005/10/24(月) 02:14:43 ID:BQGecyRt0
女性が熱くなるお茶、飲み物?ってある?
あれば、教えてくらはい。是非とも。
アルコールって落ちは嫌だよ。
つ【ガソリン】
109 :
1:2005/10/24(月) 23:21:29 ID:6XL0xsO90
>>106 スマソ。これも拾いもんで、
漏れも気になってた。
でも、ばあちゃんのままだと、夜の生活はどうなるの‥怖w
>>107 唐辛子エキスを飲ませれ。
てか、自分を磨いて実力で落としはれ。
ガンガレ。
>>108 ガソリン飲んだら氏んじゃうがな!
>>109 ガソリンはかけて火を点けるんじゃないかと。
>>105 憑依したままなら「記憶がない」なんて危なげな発言する筈もないし、
本人に戻っているならやはり旦那に後ろめたい部分があるからやはり言う筈ないと思う。
その辺りの詰めが甘い希ガス。
個人的には、取り敢えずお帰りいただいて本人には戻ってきて欲しい。
つーか、どっちにしても釈然としないなぁ。
無断転載いくない
誰に断ればいいの?ひろゆき?
113 :
1:2005/10/25(火) 23:01:52 ID:vhOwoc/n0
>>110 掛けるのか‥ホントに氏んじゃうがな。
>>111 確かにそうだ罠。まぁコピペ祭りもある事だし大目に見てくり。
>>112 ひろゆきの連絡先しらんがな。てか、聞けないw
神が光臨してくれたらなぁ‥んなコピペしなくて名無しに戻るのになぁ。
114 :
1:2005/10/26(水) 05:54:39 ID:dEF4sXJi0
温泉旅館(1)
「マッサージに伺いました。」
「あっ、お待ちしてました。どうぞ・・」
「早速お願いして宜しいですか?」
妻の幸子が杖をついた初老のマッサージ師の手をとり、部屋の中へ案内する。
「はい・・では布団に横になってうつ伏せになって頂けますか・・・」
健一と幸子はとあるホテルへやってきていた。
大学生と高校生の息子達から、「たまには二人でのんびりしてこいよ」と、2泊3日の温泉旅行をプレゼントされたのだ。
夫の健一は昼間の観光で疲れたのか、先に布団に入り微かな寝息をたてて寝てしまっていた。
「ご主人はもう寝てらっしゃるんですね。」
老マッサージ師が微かな夫の寝息を察して幸子に小さな声で語りかける。
「えぇ、昼間歩き回って疲れたらしくて・・・」
「そうですか・・・」
幸子は隣で寝る夫の寝室の襖を閉た。
幸子は仰向けになると電気が眩しいと思い、部屋の電気を消してほのかに燈るスタンドの明かりだけにした。
「暗くても大丈夫ですか?・・あっ・・ごめんなさい・・・」
「いいんですよ・・・気にしないで・・」
幸子は老マッサージ師の杖と色の濃いメガネにはっと気づいた。
「マッサージは手でするものですから・・・」
「本当にごめんなさい。」
幸子は申し訳なさそうに、マッサージ用に用意してもらった布団に横になった。
老マッサージ師は幸子の横に座った。
「じゅあ最初はうつ伏せでお願いします。」
「はい。」
老マッサージ師は用意していたタオルを幸子の肩にかけるとマッサージを始めた。
大学生の子供がいるとはいっても幸子はまだ42歳だ。
細身の身体にぜい肉は少なく、大きくはないが形のいい乳房と引き締まったウェストは、30代前半の女性と遜色なかった。
「かなり凝っていらっしゃいますね。」
「えぇ・・・特に肩凝りがひどいんです。」
「じゃぁ今日は特別にスペシャルコースをやらせて頂きますよ。」
「でも、料金がお高いんでしょ・・・」
「奥さん美人だから、料金は通常料金でいいですよ。」
盲目の初老のマッサージ師に幸子が美人であるかどうかわかるはずもなかったが、そう言われて悪い気はしないものだ。
「じゅあ・・お言葉に甘えちゃおうかしら・・。」
幸子は優しく揉み解される肩から伝わる心地よさと、老マッサージの巧みな言葉に気持ちまでがほぐされていくような感じがした。
老マッサージ師が、幸子の肩から首筋にかけてマッサージを施していた手を、幸子の腕へと移していく。
「奥さん私に背を向けるように横になってください。」
「・・・はい・・・」
そっと目を閉じ、マッサージの心地よさに浸っている幸子が老マッサージ師の言う通りに横向きになる。
老マッサージ師は幸子の左腕を取り、付け根から指先にかけて満遍なく揉み解していく。
横になった幸子の浴衣の合わせ目からブラジャーをつけていない幸子のふくよかな乳房がちらつく。
(あれ・・・もう乳首立っちゃってるよ・・・)
老マッサージ師がニヤッとほくそえんだ。
老マッサージ師は目が見えないとは一言も言っていない。濃い色のメガネと杖を見て幸子が勝手に思い込んだだけだった。
老マッサージ師の手が、幸子を尖った乳首を狙いすましたように浴衣の上から手をかすめる。
「・・・はっ・・・」
幸子が微かな嗚咽を漏らした。
(・・・目が見えないんだもの・・・偶然よね・・・)
幸子は凝った首筋から肩・腕と柔らかく揉み解す老マッサージ師の絶妙な感触に、花芯に徐々に湧き上がる疼きを感じていた。
老マッサージ師が幸子の腕を高く上げるように持ち上げると、浴衣の袖がずり落ち、
幸子の柔らかそうな腋の下が袖の間から垣間見えた。
老マッサージ師は腕を持ち上げたまま、逆の手で幸子の脇腹に優しく手を這わす。
「く・・はぅ・・・・」
「どうなされました奥さん。」
「・・・ちょっと、くすぐったいです・・・」
「これは失礼を致しました。」
「今度は逆の腕をお願いします。」
幸子は老マッサージ師の方へ向き直った。
そっと目を開けると老マッサージ師の股間が目の前にあった。
幸子がそっと目を開けると、老マッサージ師の股間は通常ではあり得ない程の
膨らみを幸子の目の前に晒し、その膨らみの原因となっている物が時折ズボンの中で蠢くのがわかった。
(この人・・・勃起してるの・・・)
幸子は夫の健一の物とは比較にならないほどの大きさであろう老マッサージ師の股間に見入ってしまった。
(・・・見てる見てる・・・)
老マッサージ師は、自分が目が不自由だと思っている幸子の行動を、興味深く探りつつマッサージを続けた。
「じゃぁ、奥さん又うつ伏せになってもらえますか。」
「・・・・・・・」
幸子は黙って老マッサージ師の指示に従う。
老マッサージ師は幸子浴衣を脚の付け根まで捲り上げ、両脚を開かせるとその間に座り込んだ。
「・・・・あっ・・・」
幸子は一瞬身体を硬直させ、老マッサージ師から逃れようと身構えた。
「今度は背中をやりますので、枕を顔に当ててください。」
幸子は老マッサージ師の行動に躊躇したが、ここで何か言えば自分だけが厭らしい妄想に駆られたと思われかねない。
(ご老人だし、目も不自由なんだから大丈夫よね・・)
幸子は自分を納得させるように心の中でそう呟くと、再び身体をリラックスさせた。
老マッサージ師は幸子の捲れあがって丸見えの太腿にタオルをかけて隠す。
(・・・やっぱり・・・私の変な勘違いね・・・)
幸子は背中を揉み解す老マッサージ師に安心したように、背中から伝わる心地よい感触を味わっていた。
老マッサージ師は幸子の背中を上から下に向かって丹念に揉み解していく。
(・・あぁ・・・気持ちいいわ・・・日頃の疲れが癒えるって感じ・・・)
老マッサージ師が時間をかけてゆっくりと揉み解すと、幸子は睡魔にも似た心地よさに
夢の中を漂っているような高揚感に支配されていた。
老マッサージ師は手を背中から徐々に腰に降ろしていく。
両方の親指で腰の中心のつぼを押さえ、残りの手を腰にあわせると力強く押していく。
「奥さん、ちょっと帯を緩めていただけませんか・・・」
「・・・は・・・はい・・・でも・・・」
(いくら目が不自由な方でも、男の人の前で帯を解くなんて・・・)
「肩凝りの原因はこの腰ですね。」
「・・・そ・・・そうなんですか・・・」
「重点的にやらせて頂きますから・・・」
「・・わ・・わかりました・・」
由紀がうつ伏せのまま浴衣の帯を解いていく。
老マッサージは緩められた帯を手早く抜き取ってしまった。
(・・・大丈夫・・・私の勘違いよ・・・)
幸子は自分に言い聞かせるように、老マッサージ師のなすがままに任せていた。
老マッサージ師は左膝を立て、右膝を意図的に幸子の股間に密着させ、先程よりも力強く腰をマッサージしていく。
(・・奥さん・・・お股が熱くなってるよ・・・)
幸子はパンティーの上から密着してくる老マッサージ師の膝の圧迫に、次第に花芯の疼きが高鳴り、
膣の奥から淫らな液体が湧き出てくる感覚を覚えた。
(・・・わたし・・・濡れてる・・・)
由紀は自分だけがやましい妄想に想いを巡らせていると思い込んでいた。
(折角、こんなに親切にマッサージしてくださってるのに・・・私ったら・・・)
「どうもいかんな・・・奥さん、直接触らせて頂きますね。」
幸子の返事を待つ間もなく老マッサージ師は幸子の浴衣を腰の上まで捲り上げ、直接幸子の腰に手を当ててきた。
(・・・あっ・・・パンティーが見えちゃう・・・)
と思った幸子は一瞬身体を硬直させたが、老マッサージ師が目が不自由だった事を思い出た。
(私が変な妄想をしてるから疑ってばかりいるんだわ・・)
幸子はそう自分に言って聞かせた。
そう思った幸子だったが、押し寄せる快感の渦が引き込まれつつある幸子の身体が老マッサージ師を拒絶出来ないでいた。
老マッサージ師は幸子の尻ぺたで円を描くように揉んでいる手をパンティーの下側にあてがい、
パンティーを擦り上げるように揉んでいった。
(あぁ・・・お尻が丸出しになちゃう・・・)
見る見るうちに幸子のパンティーは捲れ上がり、背中よりも更に白く透き通った尻が丸見えになった。
(パンティーが、お股に食い込んでる・・・)
既に老マッサージ師の手の動きは幸子の凝りを癒す動きから、女の欲望を呼び起こす動きに変わっていた。
老マッサージ師は手のひらを使った円を描くマッサージから、露になった幸子の尻を鷲掴みにし、徐々に幸子の
淫裂へ親指近づけていった。
(あぁ・・・触られちゃう・・濡れたアソコを・・触られちゃう・・・)
ぎりぎりまで幸子の淫裂に近づいていた老マッサージ師の手が離れた。
(・・・えっ・・・)
幸子は内心ほっとしながらも、この熱い体の火照りを鎮めてくれる刺激を欲していた。
老マッサージ師は幸子の股間を圧迫していた右膝を離すと、両手を幸子の太腿の裏側に這わせていた。
老マッサージ師の膝が離れ、露になった幸子のパンティーのクロッチに、湿り気によるシミが縦に伸びていた。
(奥さん、パンテイー濡れちゃってるよ・・・)
肉付きのいい幸子の太腿は餅のように老マッサージ師の手に吸い付くような感触を伝えていた。
(・・・あっ・・・また・・・)
老マッサージ師の手が幸子の太腿を上下する度に、親指が幸子のパンティーのクロッチに当たっていた。
(・・・あぁ・・・気持ち・・・いい・・)
幸子は完全に女の本能が目を醒まし、一番敏感な部分が更なる刺激を求めるように
蠢き出しているのを止める事が出来なかった。
隣の部屋から健一の大きないびきが聞こえてきた。
老マッサージ師の手が幸子の太腿を上下になぞり上げる度に、幸子の白いお尻の肉が微妙に引き攣る様に痙攣していた。
(そろそろいいかな・・・)
老マッサージ師は左手で幸子の着込んだパンティーを上にひっぱり上げるように持つと、
右手を幸子の淫裂をなぞる様に這わせた。
(・・あぁっ・・・うぅ・・・あぁ・・・)
幸子が腰をくねらせ嗚咽を漏らしているのが老マッサージしにも解った。
(・・・感じちゃってるんだね、奥さん・・・)
老マッサージ師は抵抗を見せない幸子に対し、さらに愛撫の手をエスカレートさせていく。
パンティーを上に引っ張られ、クロッチにくっくりと幸子の淫裂が浮き出る。
老マッサージ師はその中心に右手の指4本を縦に微妙なタッチで這わせていく。
(うぅっ・・・いぃっ・・・はぅっ・・・)
うつ伏せの幸子が、はっきりと喘ぎ始めたのが解った。
老マッサージ師の右手が幸子の淫裂をなぞる度に、白いパンティーに濡れたシミが広がっていく。
老マッサージ師は左手で持ち上げていたパンティーを離し、余裕の出来た脚の付け根から直接淫裂に指を忍ばせていった。
(あんっ・・・いやっ・・・ダメッ・・・)
幸子は直接淫裂に指を忍び込ませてきた老マッサージ師に弱々しい抵抗を見せる。
幸子の淫裂はねっとりと粘る熱い愛液で溢れ、老マッサージ師の指にまとわり付く。
「ほら奥さん・・・こんなに身体の毒素が出てきましたよ。」
(はぅっ・・・はっ・・・あぁっ・・・)
幸子の淫裂を小さな虫が這い回るように、老マッサージ師の指が巧みに幸子の急所を捉える。
(ああーーーいいーーーーーっ)
幸子は淫裂から湧き上がる快感をもっと貪るように腰を持ち上げ四つん這いに似た体勢になった。
老マッサージ師は高く持ち上げられた幸子の尻から、愛液で濡れたパンティーを剥くように引き下げた。
(いや〜〜〜〜・・・)
自ら望み、老マッサージ師の目の前に淫裂を晒すために腰を突き上げた幸子だが、本能的に羞恥の喘ぎを上げた。
老マッサージ師の目に濃い目の淫臭を放つ幸子の淫裂が晒された。
老マッサージ師は赤く充血し、開ききった花弁を更に押し広げ、愛液を滴らせる幸子の膣口に人差し指をゆっくりと沈める。
(う・・うぅ〜〜〜・・・い・・・・いぃ〜〜〜〜)
幸子が歓喜の嗚咽を漏らす。
老マッサージ師は突き入れた指をゆっくりと動かしながら、包皮を飛び出した尖った淫核に親指をあて、転がすようになぞる。
(あっ・・あぁ〜〜〜そ・・そこ・・・い・・・いぃ〜〜〜)
幸子は完全に快楽の貪る雌となっていた。
「奥さん・・・次は仰向けになって下さい。」
「・・・・・・」
老マッサージ師は、高みに上りつめようとしていた幸子を無視し、指を引き抜いてしまった。
幸子は目の不自由な老人が見えるはずも無いのに、興奮で火照った顔を枕で隠して仰向けになった。
幸子の浴衣は前がはだけ、かろうじて乳首だけは隠れているが、
胸元から下は完全に老マッサージ師にもろ肌を晒し、火照って赤味を帯びた幸子の肌に、
うっすらと陰毛の透けるパンティーが眩しかった。
「そろそろ仕上げに入りますね・・・」
由紀は返事が出来ない。
老マッサージ師は幸子の横に座り直し、かろうじて隠れていた乳首を露にし、ゆっくりと手を這わせ始めた。
(・・・は・・・感じる・・いぃ・・・)
老マッサージ師の手は微妙に幸子の乳首をかすめ、その周りをゆっくりと円を描いている。
幸子は老マッサージ師の手が乳首をかすめる度に、自分の淫裂から愛液が湧き出ているのを感じ、
膝を持ち上げ両腿をしっかりと閉じ、焦らされ爆発寸前の快感の波を必死に堪えている。
老マッサージ師がすっかり固くしこってしまった乳首をそっと摘みあげる。
(あぅっ・・いぃ・・・)
幸子が快感にお腹の肉を波打たせながら嗚咽を漏らした。
老マッサージ師は、乳房を下から持ち上げるように手のひらに収め、乳首の部分を盛り上がらせそっと口に含んだ。
(あ〜〜〜〜〜・・・・す・・吸って〜〜〜〜)
由紀は期待していたものがやっと来た悦びを知らせるかのように、枕の下で喘ぎ声を漏らした。
老マッサージ師は時に強く、時には優しく固くしこった幸子の乳首を吸い上げると同時に、片方の手を幸子の股間に這わせていく。
老マッサージ師の手の動きを察知した幸子は閉じていた脚を開き膝を伸ばして、老マッサージ師の手を迎い入れる。
老マッサージ師の手が幸子の恥丘の上で柔らかな陰毛を感触を楽しむかのように寄り道し、なかかなか核心の部分にたどり着かない。
そんなもどかしさに、幸子は腰をふって老マッサージ師に訴える。
老マッサージ師の右手がやっと幸子の淫核を守る包皮の上にたどり着いた。
(あああ〜〜〜〜〜・・・はやくさわって〜〜〜)
幸子は心の中でそう叫びたかった。
老マッサージ師の指が幸子の淫核を避けるように二手に別れ、既に充血し、開ききった花弁に向かった。
(あぁ〜〜〜・・・いぃ・・いぃ〜〜〜〜)
老マッサージ師の人差し指と薬指が濡れた花弁をなぞると同時に左右に花弁を押し広げ、
中指が幸子の愛液を噴出す膣口を目指した。
(あぅっ・・・いぃ・・・・もっと〜〜〜〜)
幸子が枕の下で叫んだ。
老マッサージ師の中指が膣口から溢れる愛液を掬い取り、その上にある固く尖った淫核に向かった。
(うぅ〜〜〜〜いぃ〜〜〜〜〜)
掬い取った幸子の愛液を塗りたくるように老マッサージ師の中指が幸子の淫核を愛撫する。
(あぁ〜〜〜〜いぃ〜〜〜〜〜)
幸子の身体が快感で跳ね上がり、その指を逃がすまいと、老マッサージ師の指を追いかけるように腰を振った。
(もっと・・・いぃ〜〜〜あぅ・・・いぃ・・・)
老マッサージ師は口に含んだ乳首に歯をあて、軽く噛む様にして幸子の乳首を引っ張り上げる。
(ひっ!・・・あぁ〜〜〜〜いぃ〜〜〜〜)
老マッサージ師は幸子の乳首を口から離すと、幸子の脚の間に割ってはいる。
幸子の淫裂は愛液で溢れ、頭を出して濡れ光る淫核が、まるで息づいているかのように蠢いていた。
老マッサージ師は幸子の淫裂にむしゃぶりついた。
(ああああああああああ・・・もっとおおおおおおおお)
幸子が雄叫びにもにた絶叫を放つ。
隣の部屋からは、それに負けないほどの健一の大いびきが響いてきた。
(これなら起きてくる心配はないな・・・)
老マッサージ師は固く尖った幸子の淫核に吸い付きながらズボンを脱ぎ始めた。
ズボンをすばやく脱ぐと、幸子の膣口に2本の指を当て一気に突き刺す。
(あぁぁぁぁぁぁぁ・・・いぃぃぃぃぃぃ・・・)
老マッサージ師は指の動きに力を加え更に激しく幸子の襞を掻き毟るように出し入れを繰り返した。
(ああああああ・・・いいいいいいい・・・いくううううううう)
老マッサージ師が指の動きを早めながら、淫核をさらに強く吸い上げた。
(い・・いく・・・いくーーーーーーっ!)
幸子の腰が激しくバウンドし、幸子の淫核に吸い付いていた老マッサージ師の口を振り払った。
「・・・幾分凝りがとれたようですね。奥さん・・・」
「・・・はぁ・・はぁ・・・はぁ・・・」
幸子は肩で息をしながら絶頂の余韻に浸っていた。
「スペシャルコースはこれでマッサージするんですが、どうします・・奥さん?」
連続投稿規制にかかっちった。
135 :
えっちな21禁さん:2005/10/26(水) 13:22:14 ID:ZoHrPEK10
幸子は枕を払いのけると、そこには老マッサージ師の怒張が目の前に脈打っていた。
「この治療で肩凝りが治らなかったご婦人はいませんけど・・・」
幸子は目の前に晒された、老マッサージ師の脈打つ怒張に一瞬たじろいだが、そろそろと手を伸ばしていく。
(大きい・・・こんなの入るかしら・・・・)
幸子は頭の中でそんな事を思いながらも、すでにその怒張を口に含もうと顔を近づけていった。
老マッサージ師が仰向けに寝転がると、幸子は老人の顔を跨ぐ様に自らの
淫裂を老マッサージ師の目の前に晒し、怒張を口に含む。
「奥さんの肩凝りは運動不足も原因があるんですよ。」
「んん・・んん・・・」
「一生懸命首を使って下さいね。」
「んん・・んん・・・」
幸子が老マッサージ師の怒張を口に含みながら、声にならない返事を返す。
老マッサージ師は目の前にさらされた幸子の淫裂を、固く尖らせた舌で溢れ出る愛液を掬い取るように舐め回した。
「うぅ・・・ん・・う・・・ん・・・」
幸子は淫裂から伝わる快感の波に翻弄されながらも、老マッサージ師の陰茎を右手で激しく擦り、
亀頭を吸い込み、左手で睾丸を優しく揉み上げる。
「・・・い・・いいですよ・・奥さん・・・その調子です・・・」
「うぅ・・・ん・・・う・・・ん・・・」
老マッサージ師が固く尖った幸子の淫核を再び舌で転がし始めた。
「うぅーーーーーん!」
津波のような快感の波が幸子を襲い、幸子の脚から力が抜けるかのように老マッサージ師の上に突っ伏してきた。
「ほら、奥さんがんばって・・・」
再び幸子は脚に力を込め、老マッサージ師の雁首に舌で刺激を加えていく。
老マッサージ師は幸子の淫核に吸い付いたまま、3本の指を幸子の膣口にあてがうと一気に沈めていく。
「んーーーーーっ!」
幸子の身体がこわばり、3本の指がきついのか、その指を押し出すように幸子の膣が蠢く。
老マッサージ師の怒張はこの3本指より一回りも太いのだ。これが入らなければ挿入など出来ない。
老マッサージ師は執拗に指の出し入れを繰り返し、幸子の膣口を拡張していく。
「・・んんーーーーっ・・・ん・・・んんーーーーっ」
由紀は3本の指で押し広げられる膣の痛みにと、淫核から伝わる快感に酔いながら、決して老マッサージ師の怒張から口を離さなかった。
老マッサージ師は3本の指の挿入の速度を速める。
「んっ・・・んっ・・・んっ・・・」
幸子のくぐもった嗚咽が苦痛を耐えるものから快感を貪るものに変わっていった。
「はっ・・・いーーーーっ」
幸子が老マッサージ師の怒張を口から離しあえぎ声を上げる。
「いく・・・いく・・・・・いくーーーーーーっ!」
幸子が絶頂の喘ぎと共に、老マッサージ師の怒張を右手に持ったまま前に突っ伏した。
(・・・さて、仕上げといくか・・・)
老マッサージ師は絶頂を迎えたばかりの幸子を仰向けにすると、
幸子の涎で濡れ光っている自らの怒張を幸子の淫裂めがけて突き入れた。
「はぅっ・・・・うーーーーっ」
多少の抵抗はあったが、拡張され2度の絶頂で愛液にまみれた幸子の淫裂は、
老マッサージ師の怒張をあっさりと飲み込んだ。
「この注射で、完全に肩凝りが治りますからね・・奥さん・・」
老マッサージ師はそう言うと、老人とは思えない程の激しさで腰を振る。
「あぅっ・・いいっ・・・いいぃっ・・・」
老マッサージ師の怒張が幸子の子宮を突き上げる度に、
身体を芯から全身を蕩かすような甘美な波が幸子の全身を包んでいく。
「どうです・・奥さん・・この注射・・・効くでしょ・・・」
「あぅっ・・・き・・・きくっ・・いぃーーーっ」
幸子が涎を垂らしながら、本能的に老マッサージ師に応える。
老マッサージ師が幸子の口元から垂れる涎を舌で掬い取り耳元で囁く。
「お薬の準備が出来ましたよ奥さん・・・一滴残らず飲んでくださいね。」
「あぅ・・・うぅ・・・」
幸子は白目を剥いて、魚のように口をパクつかせながら老マッサージ師に応える。
老マッサージ師が腰の動きを早める。
パン・・・パン・・・パン・・・パン・・・
くちゅ・・・くちゅ・・・くちゅ・・・くちゅ・・・
肉と肉がぶつかる度に男と女の結合部分から淫猥な湿った音が部屋に鳴り響いていた。
「い・・・いきますよ・・奥さん・・・はい・・口を・・大きく開けて!」
老マッサージ師が幸子の腰から怒張を引き抜くと、大きく開かれた幸子の口に愛液にまみれた怒張を突っ込む。
幸子は老マッサージ師の怒張からの迸りを1滴も逃すまいとしゃぶりついてきた。
「い・・・いくっ・・・!」
老マッサージ師の大量の白濁が幸子の口中に注ぎこまれた。
(ゴクッ・・ゴクッ・・)
幸子が喉を鳴らしてその白濁を飲み干していく。
老マッサージ師の怒張が白濁を噴出すると、瞬く間に怒張が萎えていく。
幸子は宝物が目の前で消えていくのを嫌がる少女のように、
老マッサージ師の肉棒を口に含み、あの血管が浮き出た逞しい怒張に
復活させるかのように思い切り吸い込んでいる。
だが、一度萎えた老マッサージ師の肉棒は幸子の舌の上を転がりながらも、復活の兆しは見えなかった。
「はい、奥さんこれでマッサージは終りです。」
「明日もやっていただけるんでしょうか・・」
「私も年でしてね・・・」
「・・・そうですか・・・」
「お薬は出ないけど、この注射でよければ治療しますよ。」
そう言うと老マッサージ師はカバンから自分の怒張を模った黒いハリボテを取り出した。
「是非お願いします。」
終り
蕩蕩
>>143 正解!!
なるべくマイナーぽいヤツ探したつもりだったがなぁ。
また違うトコ探すわ。
>>145 産休
この頃忙しくなってキタ。
どなたか面白いモノ貼って下さらんかノォ
>>1 「女の先生とのエッチな思い出」の話し手にココお勧めしておいたよw!
148 :
1:2005/10/29(土) 20:25:14 ID:HYYuPstM0
>>147 誤爆までしてありがとねー。
人の情けが胸にしみるぜぇ。
・゚・(ノД`)・゚・。
149 :
1:2005/10/30(日) 07:32:09 ID:XfQu+4JF0
「こんにち・・・はぁ」
睦月はドアを開けて、事務所の中を覗いてみた。
あいにく、誰もいないようだ。
人が来るまで中で待ってみることにした。
ソファにカバンを置き、しばらく中をうろうろしてみたり、ポスターを眺めてみたりした。
やがてそれにも飽きると、適当な机の上を物色してみた。
「つまんなそう」
机の上には、帳簿やカタログが所狭しと置かれており、
それらに重なるようにキャンペーン用のボールペンや小さな人形などがゴチャゴチャと散乱している。
カエルをかたどった指人形を、指にはめてみた。
「オイ、ワカバヤシクン! イッショニショクジデモ、ドウカネ? ゲコ!」
ぴくぴくと指を動かしてしゃべってみる。
ひとりではつまらない。
小さな事務所の中をひととり見てまわってから、睦月はソファに横になった。
「ふぁ〜あ」
用事から帰ってきた若林は、忙しそうに事務所に入って来ると、額の汗を拭きながら自分の席に向かった。
まだ20代後半くらいの、背の高い男だ。
ちらりと事務所の中に目をやる。
彼のほかに3人いる社員の机は、まだ空いたままだ。
誰もまだ外回りから戻っていないようだ。
時計を見るともう4時をまわっていた。
まだまだ仕事は山積みだ。
人が足りなさすぎる。
ぜったい今日中には終わらない。
やれやれ、と思いながら、遅い昼食用に買ってきたハンバーガーを、紙袋から取り出した。
そしてソファに目をやった途端、目に飛び込んできた女性の脚にギョッとして、危うくハンバーガーを落としそうになった。
「だ、誰だっ?!」
入口に鍵をかけていかなかったのは自分だ。うろたえながら若林は腰を浮かせた。
「あっ・・・」
ソファに、見覚えのある女子高校生が寝ていた。
ちょっと前に、知り合った子だった。
日曜日、ひとりで映画を観に行き、ロビーで煙草を吸っていたら話しかけてきたのだ。
「すっごく面白かったね!」
その子もひとりで観に来ていたらしい。興奮で目が輝いていた。
誰でもいいから感動をわかちあいたいのだろうかと、若林は適当に返事をした。
パンフレットを買ってやったが、深い意味はなかった。
嬉しそうにニコニコしながら、女の子はお礼を言った。
喫茶店に誘って、ずいぶん長いあいだ2人で映画の話をした。
別にそのあと、どうなったわけでもない。
ただ最後に、若林は会社の名刺を渡したのだ。
「おい」
ソファに近づきながら、声をかけた。
彼女は仰向けにソファに眠っていた。
寝顔があまりにも子供っぽいのに苦笑したが、乱れた黒髪には、少々心を動かされた。
伸ばした脚を組んで、ソファの肘掛けに乗せている。
首をかしげてしばらく見ていたが、咳払いをして、肩を叩いた。
「おい、起きろ」
しかし意外にもぐっすり寝ていた彼女は、なかなか起きなかった。
警戒心がないのだろうか。
安心しきった寝顔だ。
「起きろったら」
何度目かで、ようやくムニャムニャと口を動かしながら、うっすらと目を開けた。
「あっ」
若林がいることに驚き、ついで自分が眠っていたことを知り、急いで体を起こした。
ソファに座り直して、照れたように若林を見上げる。
「えへへ。こんちは」
顔をしかめながら、若林は腰に手を当てた。
「びっくりしたよ。まさか来るとは思わなかった」
「来ちゃだめ?」
「いいけど・・・ほかの奴がいなくてよかった」
前に会ったときは私服だったが、今日は学校帰りなのか、制服だった。
「あたしが来たとき、誰もいなかったよ」
「うん、みんな仕事で外に出てる」
「ああ・・・営業?」
「それもあるけど、打合せとか、撮影とか、いろいろ」
「ふうん」
興味はなさそうだった。
若林の話を聞きつつも、事務所の中を見回している。
どうしたものかと思案していると、腹が鳴った。とりあえず自分の席に戻って、ハンバーガーを一口かじった。
それから彼女に向かって、紙袋を持ち上げてみせた。
「食べる」
「うん、食べる」
言うが早いか、彼女はソファから小走りにかけてきた。
こんな狭い事務所の中で走らなくてもいいのに、と思うのだが、そこらへんはやっぱり子供なのだろう。
彼女が通りすぎた机の上から、風でひらひらと書類が舞い落ちた。
紙袋の中をゴソゴソとかきまわす。
「いっぱいあるね・・・こんなに食べるの?」
また買いに行くのが面倒なので、夕食分も一緒に買ってきたのだ。
ふと、若林が持っているハンバーガーに目をとめて、声を上げた。
「あー、テリヤキ食べちゃったあ。あたし、それ好きなのに」
「え、ああ、悪い」
べつに謝る必要はないのだが。
「それがいいなあ」
「これ1つしかないんだ。悪いな」
「それでいいってば」
「え?」
手に持ったテリヤキハンバーガーに目を落とす。
すでに一口かじってある。
そこを彼女に見せた。
「食べちゃったよ」
「うん、いいよ」
きょとんとした表情で、ハンバーガーを差し出してみた。
なんの気後れもなく、ありがと、と言いながら受け取った。
そして、若林がかじったところから、平気で食べ始める。
じっと見られていることに気がつくと、ハンバーガーにかぶりついたまま、くすくす笑った。
「なんで見るのぉ」
「いや、平気なのかなと思って」
「なにが」
「なんでもない」
本人が気にしないなら、それでいい。
紙袋からほかのハンバーガーを取り出した。彼女が立ったまま食べているので、誰かの椅子を引っ張ってきて、自分の近くに座らせた。
一緒に買ってきたコーラを差し出したが、彼女は首を振った。
口の中がハンバーガーでいっぱいだ。
「コーラ、嫌い」
そう言って、唇の横についたマヨネーズを、舌先でペロリと舐めとった。
2人とも、しばらく無言で食べた。
「ごちそうさまでした」
包み紙を丸めてごみ箱に放り、若林を見ている。
彼の方が照れてしまった。
「名前、なんていうの」
背もたれに体を預けていた彼女は、驚いたように体を起こした。
「えっ、言わなかったっけ?!」
「う、うん」
ずっと映画の話しかしなかったし、ずっと、君、としか呼ばなかったのだ。
少女は、飯山睦月と名乗った。
「『むつき』って、いい名前だよね」
「うん、まあね」
「あのねえ、睦月って1月のことなんだよ」
「知ってるよ」
「本当。物知りなんだね」
「誰だって知ってるよ」
「ええー? あたしの友達、誰も知らなかったよ」
「これから習うんだろうさ。じゃあ1月生まれなんだ」
「ううん、4月」
若林は思わずコーラを噴きそうになった。
4月は卯月だ。
親が間違えたのだろうか。
そのとおりで、睦月はあっけらかんと笑った。
「あのねえ、お父さんがね、まちがえたんだって」
「だって自分の子供の名前だろう」
「わざわざ区役所に辞書持っていって書いたのに、すっごく焦ってて、まちがえたんだって」
「へえ」
「お母さんすっごく怒ったって」
「そりゃそうだ」
「いまでもね、夫婦ゲンカするときに出るよ、その話。お母さんの最終兵器だから」
若林は笑った。
「でも、睦月の方が音がきれいだから、好き。気に入ってる」
彼女は立ち上がり、事務所に置いてある、紙パックのジュースの販売機の前に立った。
ポケットから100円玉を出して、何にしようかと迷っている。
若林は2個目のハンバーガーを食べ終え、包み紙を丸めながら、その後ろ姿を眺めた。
「何年生だっけ」
「あたし? 1年だよ」
イチゴジュースを選んだ。
ごとん、と音がして転がり出たジュースを取りに、背を屈める。
紺色の短いスカートが持ち上がって、お尻が見えそうだ。
思わず首を下げて、期待してしまう。
もうちょっと、というところで睦月は体を起こした。
くるりと振り返った途端、若林の視線とぶつかる。
「あー、覗いたあ!」
ちょっと睨みながら笑って、両手でお尻を押さえた。
若林はどきどきして、横を向いた。
「ばか、見てないよ」
「ほんとう〜? あやしいなあ」
そう言いながらも、睦月はまた若林の方に戻ってくる。
「おじさんは、いくつ?」
「なんだよ、まだ若いんだよ、俺は」
「ふふ、じゃあ、何歳」
「27」
「へえ〜。もっと若いと思った」
「いくつに見える」
「25ぐらいかな」
ジュウウ・・・と音を立てて、睦月がストローを吸う。
それから、あらためて驚いた声を出した。
「あ、じゃあ、12コも違うんだ。ええと、どういうんだっけ、こういうの」
「ひとまわり違う」
「そうそう、ひとまわり違う! ひとまわり!」
苦笑しながら、15才か・・・と若林は思った。
道理で子供っぽいわけだ。
若林が必死で就職活動をしている頃、睦月はまだランドセルを背負った小学生だったのだ。
「あっついね、ここ」
勝手に書類で仰いでいる睦月を見て、若林は腰を浮かせた。
「エアコン入れようか」
「あ、いい。脱ぐから」
睦月は、その言葉に若林がぎょっとしているのも知らず、さっさと上着を脱いだ。
「よっ」
かけ声とともに、ソファに放り投げる。
それはうまい具合に、睦月のカバンの上に落ちた。
「わー、うまい」
自分で手を叩いてニコニコしている。
「エアコン、キライなんだ」
「珍しいね」
「そう? エアコンの部屋にいると、頭痛がしてくるからキライ」
それから睦月は、キャスター付きの椅子を滑らせて、ぴったり隣りにやってきた。
ぎょっとして彼女の顔を見る。
「なんだ。どうした」
それには答えず、ただ黙って若林を見ている。
何かを企んでいるような、いたずらっぽい目だ。
いきなり手を伸ばして、彼のネクタイに触わった。
「おい、なんだよ」
「べつにぃ・・・」
睦月はネクタイをいじっている。
どういうつもりなのか、わからない。若林は、その腕をにぎってみた。
細くて、温かい。
特に嫌がりもしないので、握った手を上へ滑らせていった。
肘をこえた辺りで、我慢できなくなった睦月が、笑って体をよじった。
「ひゃはは。くすぐったい」
若林もつられて笑った。
それから睦月は、こう言った。
「ねえ、しよっか」
軽やかに立ち上がり、ソファまで一足に飛んでいった。
スプリングを弾ませながらお尻をおろし、抱っこをせがむ子供のように、両手を差し出した。
若林は誘われるまま、立ち上がっていた。
近づくと、手を出したまま、彼を見上げている。
体をかがめた彼の首筋に、彼女の腕が自然に巻きつき、2人の唇が重なった。
甘い。
睦月の唇は、イチゴジュースの味がした。
いけないと思いつつも、自分を止められない。
キスをしたまま隣りに腰を下ろして、その体を抱く。
痩せている、というほどではないが、大人に比べればやっぱり華奢だ。
大人にするように、可愛らしい唇のあいだに、舌を入れた。
大胆な言葉とは裏腹に、少しおどおどした睦月の舌が、おっかなびっくり若林の舌とからみあった。
甘ったるい吐息が、鼻孔をくすぐる。
まだ睦月の両腕は、若林の首にまわされたままだ。
感覚が鋭いのか、脇腹や背中を撫でてやると、びっくりしたように体を震わせる。
ひとまわり・・・年齢だけではなく、まるで体つきも、自分とはひとまわり小さいような気がした。
彼女の呼吸が、荒くなってくるのがわかる。
この子はひどく興奮している、と若林は思った。
年頃だから、これだけでひどく緊張し、興奮を高まらせているのだと。
睦月はむずがるように、悩ましげに体をくねらせていた。若林の背中を撫で、髪を触わり、熱い吐息を漏らしている。
しかし驚いたことに、彼女はもう片手をスカートに入れて、パンティを下ろそうとしていた。
幼い彼女の体では、じれったくて、ゆっくりなどしていられないのだろう。
その性急さに苦笑しながらも、若林は楽しんでいた。
靴にひっかかったパンティをもぎとると、睦月は彼の手をとり、自分のスカートの中に潜り込ませた。
彼の手は、ふっくらした下腹部とそこにある茂みに触れた。
いくぶん細い陰毛の、つやつやした感触は心地よいものだった。
陰毛ばかり触わっている若林の手首をつかみ、今度は直接、性器に押しつける。
熱いくらいに火照っていた。
彼を誘ってから、まだいくらも時間が経っていない。
こんなに短時間で火が点くとは、少女の体というものは、なんと面白いのだろう。
さらに睦月は、片脚をソファに上げて膝を立て、若林が触わりやすいようにしてくれた。
それでは、と指先を這わせてみて、睦月のそこがずいぶん可愛らしい形をしていることに気がついた。
ぷっくりとした膨らみの真ん中には、ただ1本の割れ目が走っているばかり。
手探りのまま、割れ目に沿って指先を這わせてやった。
「んん・・・」
睦月が息を大きく吸い込むのがわかる。
上から下へ。下から上へ。何度もなぞってみる。
動かす指が、少しずつ湿り気を帯びてくる。
睦月は、明らかに濡れてきていた。
わざとそれを教えてみた。
「濡れてるよ」
囁き声だが、はっきりと睦月にだけ聞こえるように。
すねたような声を出して彼女は恥ずかしがったが、効果は抜群だった。彼女の割れ目から、
とろり、と愛液の滴がこぼれ出たのだ。
「あ・・・あ、あ」
たまらない様子で、短い呼吸を苦しそうに続けている。
人差し指と薬指を使って、柔らかな割れ目を開いてみた。無防備な肉の谷間に中指を沈めてみると、
すでに愛液でいっぱいになっているのがわかる。
中指の先で、膣口をトントンと叩くような真似をしてみた。
すでに開き気味で柔らかかくなった膣口には愛液が溜まっており、ピチャピチャと小さな音を立てた。
「ほら、聞こえる?」
睦月にも、その音を聞かせてやった。彼女は泣きそうな声を出した。
「やだ、やだ、そんなこと、やだ」
恥ずかしがって首を横に振る。
「もう、もう、入れて」
どうも、じっくり時間をかけることには、慣れていないらしい。
彼女の相手は、いつもすぐ挿入するのだろう。
あまり苛めても可哀想だが、まだ少し楽しみたいと、クリトリスに指を滑らせてみた。
そこに触れた途端、睦月は体を震わせ、若林の舌をしゃぶりながら声を出した。
刺激が強すぎるのか、逃げるように腰を引いてしまう。
それを追い、クリトリスを見つけて、指の腹でこする。
「んんっ、や、やっ」
すでに睦月のクリトリスは、固く勃起し、充血して膨らんだ割れ目のあいだから、
ちょこんと頭を覗かせていた。愛液にまみれてヌルヌルのそれは、触わるとコリコリしていた。
喘ぎながらも、だんだん睦月は逃げていく。両脚ともソファの上に乗せ、腰を浮かせ、
ついに膝立ちになる。しかし抱きあったままなので、へっぴり腰のようになっていた。
このまま続ければ、次は立ち上がってしまいそうだ。
「ねえ、まだ? ねえ、まだ?」
我慢しきれず、彼をせっつく。
べそをかいたような声だった。
「どうした。痛いのか?」
そうではないと知りつつ、囁いてみると、必死で首を横に振った。
「こわいの、なんか」
「気持ちいいだろう」
「やだ、こわい。もう入れて、お願いだから」
頬にキスしてやり、それ以上、むりに触わるのは諦めた。
彼女の細いネクタイを取り、ワイシャツのボタンを外していく。
白いブラジャーがワイシャツのあいだから見えた。銀とグレーの糸で、
きれいな刺繍がほどこされている。華奢な体つきではあるが、乳房は立派に膨らんでいた。
まだワイシャツは着させたまま、背中に手を回して、ホックを外す。
解放された乳房に手を触れようとすると、なぜかそれは嫌がった。
「だめ、だめ」
「いいじゃないか」
「やだ、おっぱいは、やなの」
なおも乳房を握ろうとすると、本当にいやがって若林の手を掴んで止めた。
「くすぐったいから、やだ」
苦笑しながら、若林はベルトを外し、ズボンとトランクスを下ろした。
すでに若林の方も、我慢できない状態なのだ。
彼もソファの上で膝立ちになり、睦月の手を取って、勃起したペニスを握らせてみた。
「あっ、熱い」
引っ込めそうになる手を上から押さえ、しっかり握らせる。
おっかなびっくり、ペニスの先端から根元まで、触わった。
ペニスの先端をまさぐり、ヌルヌルしている様子に、驚いたようだった。
「触わったことないのか」
「あんまり・・・」
睦月の手を押さえながら、ゆっくりペニスをしごかせた。
びっくりしているが、それでもおとなしく従っている。
また彼女の息が荒くなってきた。
「どうだ?」
「い、入れて、はやく」
「これを入れたいか?」
「うん、うん」
「根元まで全部?」
「は、はやくう」
「だめだ。もっとちゃんとしごいてからだ」
「ああ・・・」
熱い息を吐きながら、睦月は一生懸命、ペニスをしごいた。
溢れる液体が、彼女の手の中で、濡れた音を立てている。
これが体の中に入って来るところを想像しているのだろうか、
途中で何度か、感極まったような声を出した。
「もういい? ねえ、もう、入れてくれる?」
びっくりした睦月が、大声を上げた。
夢中で手を伸ばし、彼の肩口を掴むと、ぎゅっと握った。
少々きつい挿入に苦労しながら、ゆっくりと力強く、根元まで挿入していく。
今まで若林が体験したどの女性よりも、中は狭かった。
睦月は唇を開いたまま、じっと動かない。
若林の肩に、彼女の爪が食い込んでいる。
ゆっくり、ゆっくり、彼女の中に、若林のペニスがもぐりこんでいく。
「ほうら、入っていく・・・ほら、これで全部、入った」
下腹部を密着させて、それを教えてやった。途端に、睦月が止めていた息を吐く。
「あぁ・・・やあ、もう、ああ! ああ!」
まだ動いてもいないのに、首を振って、よがっている。
彼女の下腹部の中を、若林のペニスが満たしているのだ。
彼は、少しずつ腰を動かし始めた。
「ああっ!」
すぐに睦月がのけぞった。
最初は思うように動けなかったものの、溢れてくる愛液のおかげで、徐々にスムーズになっていった。
彼女を突き上げる腰の動きが、一定のリズムを刻み始める。
ソファの上で、睦月の体が前後に揺れた。
「あぅ、あぅ、あぅ」
揺さぶられながら、睦月がよがって声を上げた。
声が途切れると、2人の性器が密着して交わる、濡れたいやらしい音が聞こえた。
「あ、あ、いい」
睦月は首を振って髪を乱しながら、何度も体を反らせた。
きつい、ざらついた感触が彼のペニスを強くこすり上げてくる。
目をつぶって苦しそうに喘いでいる睦月の表情からは、とても想像できない。
まるで彼女の下半身が勝手に動き出し、彼のペニスにむしゃぶりついているようだった。
「う、ああっ」
若林も、とうとう声を出した。
我慢できずに漏れた声だった。
体を沈めて睦月を抱き、唇を奪い、舌を絡める。
書き込みテスツ
しかし腰だけはリズミカルに振り続けている。
「あ、ああ、睦月・・・睦月! ああ!」
乱暴にブラジャーをはねのけ、乳房を露出させた。
目の前に曝け出される、白い乳房。
それが今は、うっすらと赤味を帯びている。
両手の指を立てて、夢中でそれを握った。
「あぁ、やっ、やぁっ・・・」
睦月が声を上げるのも構わず、むしゃぶりついた。
乳房とは反対に小さな可愛らしい乳首を舌先でねぶり、音を立てて、続けざまに吸った。
「あ、あんっ、あっ、あっ」
彼の下では、悶える睦月が盛んに体をくねらせている。
くすぐったい感覚が、彼女の全身を敏感にさせ、強く感じさせているのだろう。
彼の手が乳房の膨らみをこするたびに声を出し、切ない喘ぎ声と一緒に、体をのけぞらせた。
もう若林は限界に近かった。
このまま。
このまま睦月の中に。
猛然と腰を振った。
「ああぁぁーっ ああぁぁーっ!」
のけぞる彼女の体を押さえつけるように、夢中で突き進む。
「あっ、ああっ、こわい、こわい、いっちゃう!」
「睦月! 睦月!」
「いっちゃう! いっちゃう! あああぁーっ!」
ひと声、大きく喘ぐと、睦月は絶頂に達した。
大きく頭を反らせて、白い喉を見せる。
両脚を空中に突っ張り、ブルブルと震わせた。
そして、若林も達した。
睦月の体を力いっぱい抱きしめながら、熱い精液を彼女の中へと、ほとばしらせた。
「あーあ、ワイシャツ、しわくちゃだあ」
睦月が唇をとがらせる。
終わって少したつと、もう彼女はけろっとしていた。
ベルトを締めながら、若林はその唇に自分の唇をくっつけた。
ぶぶぶぅ・・・と睦月が息を吹いた。
「うわ、こら」
「ひゃははは!」
睦月ははしゃいで笑った。
やがて、外回りから社員の1人が帰ってきた。
事務所に女子高生がいるのを見て、怪訝な顔をする。
しまった、と思った。
帰ってきた男は、一番のうるさ型の山下だ。
「君、年いくつ」
若林には目もくれず、立ったまま睦月に聞く。最初から詰問口調だ。
答えそうになる睦月を若林が止めた。
「山下さん。ただの知り合いですから」
「お前に聞いてないよ」
「この子は関係ないので」
「ここにいるのに関係ないこと、ないだろう」
そしてまた睦月に目を向ける。
「この男と何をしてたんだね」
「え、えっと」
口ごもりながら、睦月は若林に体を寄せた。
彼の手をそっと握る。
それがまた山下の気に入らなかったようだ。
「何をしてたんだ、お前達は!」
その剣幕に、2人とも首をすくめた。
「いや、とりあえず、もう帰しますから、説明はあとで・・・」
若林は睦月をかばうようにしながら、肩を押さえてドアに行かせようとした。
ところが、睦月が抵抗する。
落ち着かない様子で、彼にささやいた。
「ねえ、トイレ行きたい」
「外で見つけろって」
「今じゃないとダメなの!」
軽く地団太を踏む睦月。
しかたなく一角にあるトイレのドアを指差すと、小走りに駆け込んだ。
バタンとドアが閉まり、ガラガラとトイレットペーパーを引き出す音がする。
少ししてから、トイレのドアが細く開いた。
「ねえっ、あたしのカバンから、ナプキン出して」
「え? あ、せ、生理か?」
「違うの、アレがどんどん出てきちゃってるんだってば! すっごいいっぱい!」
声をひそめているつもりらしいが、それは山下にも丸聞こえである。
若林はすぐに思い当たった。
アレとは、彼の精液のことだ。
急いでカバンに飛びつき、中を引っ掻き回した。
山下も気づいたらしく、口をあんぐりと開けて、目を剥いた。
何か言おうとしたが、慌てた睦月の声が割り込んだ。
「はやく、はやく! ホントに生理になっちゃったあ!」
「おじゃましました〜!」
事務所の戸口に立ちながら、睦月は山下に向かって、わざと明るい大きな声を出した。
山下は自分の席に座っていて、頬杖をついたまま、ただジロリと2人を見た。
睦月はエヘヘと笑う。
いきなり若林の首に抱きついて、キスをした。
「またね! 今度どっか行こうね!」
驚いている彼を残し、風のように出ていった。
事務所の中は、急に静かになった。
さて、どう言い訳すべきだろうか。
エヘンと山下が咳払いする。
若林を睨みながら、待っている。
だが若林は、なかなか山下の方を向かない。
振り向くことが、できなかった。
なぜなら、彼はこの状況にもかかわらず、顔がにやけてしまって、
どうしようもなかったからだ。
(おわり)
もっきしますたw
182 :
1:2005/11/01(火) 13:08:03 ID:XB3kdZowO
>>181
いらっしゃい。飲み物は何にする?W
なんか、1がエロ小説をコピペするスレになってる?
185 :
まき:2005/11/03(木) 17:03:26 ID:JTXg1RYT0
うちの旦那の話をしてもいいのかな?
ぱっと見は熊のぬいぐるみみたいで優しそうだし、わたしもオクテで気付かなかった
というか気にしてなかったけどウチの旦那意外とオタ系。
まぁわたしもちょっぴりオタ系だから発覚してもそんなに気にならなかった。
エロゲみたいのが部屋にあっても「男の人はみなこんなもんか」くらいに思ってた。
で、今年で結婚して約一年くらいなんだけど、ついこないだのこと。
いつもにこにこして帰ってくる旦那が今日はやけに神妙というか緊張してる。
いつも汗かきだが今日は異常な汗。もう秋ですよ?
気になって聞いても「別に。なんでもないよ」というけど何か不自然。
ご飯食べさせてテレビ見てるといつもならそそくさとPC立ち上げてネットするのに
今日はわたしの横で汗かきながらわかりもしない野球の結果を見てる。
横目でちらっと見ると明らかに目がうつろ。
186 :
まき:2005/11/03(木) 17:16:51 ID:JTXg1RYT0
いい加減暑苦しいので洗面所からタオル持ってきて渡しながら
「どうしたの? どっか具合悪い?」と聞いてみる。心持ち上目遣いで。
わたし自身は認めたくないけど、かなりの童顔で小柄なせいかこれをやるとすっげーツボらしい、旦那的に。
次の瞬間、せっかくのタオルが無意味になりそうなくらい汗だくになって顔を真っ赤にする旦那。
「あのあの……そのその……」
なんだか分からないけどひとりでふじこふじこしながら汗を拭き続ける。
ぶ っ ち ゃ け 暑 苦 し い 。
「お願い……あるんだけど」
「ン?」
いきなりすくっと立ち上がった旦那は通勤に使ってるかばんから紙袋を取り出してきた。
「なあに?」
187 :
まき:2005/11/03(木) 17:21:09 ID:JTXg1RYT0
なあんだ、プレゼントかよ、もう、早く言ってよねぇ!的笑顔を浮かべて思わず受け取るわたし。
だって実際このときはマジでそう思ったし。
しかし、開けてびっくり。わたしのぬか喜びを返してよ、といいたくなるものが飛び出してきた。
この紺色の布きれは?
スクール水着?
お願いって何?
瞬間頭真っ白。
188 :
まき:2005/11/03(木) 17:27:14 ID:JTXg1RYT0
「……まきに、着て欲しいんだけど」
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
あまりのことにくらくらする頭。もう倒れそう。
そりゃわたしは童顔でちびだし、この水着も身長的には多分ジャストサイズだろうけど、
これを着そうな年の女の子よりは乳も尻もデカイと思うんだけど、それはいいのか?
つか、これ着てわたしにどうしろと?
アンタそういう趣味があってわたしと結婚したのかよ。
189 :
まき:2005/11/03(木) 17:38:27 ID:JTXg1RYT0
多分、心の中のワケワカラン感情が顔にすごく出てたんだと思う。
次の瞬間、わたしの手から水着を奪いとったかと思うと、旦那はそりゃもうすさまじい勢いで土下座しだした。
どれくらいすごいかって言うと聞いてるこっちが罪悪感感じそうなほど。
僕は最低の男だとか、こんなことを頼むなんて変態だ、殺されても仕方ないとか、明日一番に離婚届もらってくるねとか。
つか、誰もそこまでいうてないがな。
何か毒気抜かれた気分でわたしは軽くため息付いた。
「たくちゃん(たくじだからわたしはそう呼んでる)、落ち着きなよ。着るだけ、だよ?」
191 :
まき:2005/11/03(木) 17:48:44 ID:JTXg1RYT0
わたしがそういうと旦那はびっくりした顔でわたしを見上げた。
伏せていた顔を上げるとマジ半泣きで見るも無惨な情けない表情。
そんな顔するなよ。可愛く思っちゃうじゃないのよ。
「貸して」
「……うん」
旦那の手から水着をひったくるとわたしは寝室に入った。着ていた服をぱぱっと脱いで全裸になる。
水着に足を通していくときつくて少しむかつく。どーせ下半身デブですよ。
しかし、スクール水着なんて何年ぶりだよ。マジっすか。阪神セリーグ優勝がなければ絶対にこんなことしなかったな。
下半身もそうだけど、乳もそれなりにあるのでパツパツ。収まんないよこれ、どうすんの?
192 :
まき:2005/11/03(木) 17:59:34 ID:JTXg1RYT0
姿見でちらっと見てみる。うあぁぁ、これは恥ずかしい。
着てから正直後悔。しかしわたしから着るって言ったものをいまさらイヤだとは言えない。
いつの間にかからからに乾いたのどにつばを飲み込んで、わたしは居間にいる旦那に声をかけた。
「……たくちゃん。着たよ」
知らずのうちに顔が真っ赤になってたと思う。恥ずかしいので胸だけ腕組みして隠すようにする。
「……入るよ」
おずおずと旦那が寝室の入り口から顔を覗かせる。わたしの心臓バクバク。旦那もそうだったのかな?
瞬間二人で黙って立ちつくす。
193 :
まき:2005/11/03(木) 18:07:38 ID:JTXg1RYT0
羞恥プレイってこんなんかな? 恥ずかしすぎて声も出ない。
くらくらする頭で、わたしは意識せず上目遣いで旦那を見た。
気が付いたとき、わたしはベッドに押し倒されていた。
「やっ……ちょ、たくちゃ……」
抵抗しようにもわたしと旦那とでは身長差がかなりあるので何もできない。
つか、怖いよ、興奮しすぎだ旦那。
「ちょっと……落ち着いて。おねが……んっ」
194 :
まき:2005/11/03(木) 18:35:12 ID:JTXg1RYT0
さすがの旦那も少し我に返ったのか、少し力を弱めてくれた。
「ごめんまき! ごめんね! でもすっごい可愛いから、つい……」
すぐに(´・ω・`) 顔の旦那にそう言われるとわたしもちょっと気が引ける。
「いいけど……。興奮しちゃった?」
「うん」
「そっか……」
上気してほんわかした顔の旦那にそう言われると悪い気はしない。
多分この時点で旦那のエロ勢いにちょっと乗せられてたんだと思う。
「着ただけじゃたくちゃんもつまんないよね?」
キタコレ つC
196 :
まき:2005/11/03(木) 18:59:35 ID:JTXg1RYT0
「えっ?」
「……エッチぃカッコ、して欲しい?」
( ゚Д゚)ポカーン顔の旦那。一瞬の間の後、首がもげるんじゃないかって勢いで何回も頷く。
いくら関西人だからってどうしてそういうこというかなわたしは。ノリ良すぎだ自分。
といってもどういうのがエロいのかよく分からんままに色々ポーズを取ってみる。
感心した表情で自分を見る旦那の表情に、気恥ずかしさと、どっか誇らしげな気分がわいてくる。
コスプレとかそういうのにハマる人の気持ちがちょっと分かった気がする。
だってね、これは濡れるよ! マジ。
だんだん自分でも目がトロンてしてくるのがわかるのね。やべ、わたし興奮してるよ、みたいな。
197 :
まき:2005/11/03(木) 19:23:01 ID:JTXg1RYT0
そうこうしてるうちに最初黙ってた旦那からぽつぽつとリクエストが出てきた。
旦那の言うままに四つんばいになってからおしりを旦那のほうに向けてみたり。
裸でやるよかエロ恥ずかしいかも知れない。おくさん、お薦めですよ?
次に体育座りになった。おしりのほうに手をついて、ぐっと胸を強調するみたいに胸を張る。
「……そのまま、足、ひらいてみて」
普段からは信じられないくらい真剣な口調。気圧されておずおずと脚を開く。
「もうちょっと。思い切って」
ここまでくるともう完全に旦那の言うがまま。自分でもはっきり興奮しちゃってるのがわかるくらい。
「うん……」
かすれた声でそう言った。なんだか脚が震えてきちゃう。
ほうほう つC
まきちゃん 激しくC
200 :
1:2005/11/04(金) 12:24:48 ID:KjxolTasO
おぉー初めての神が女神様とはー
ありがとうーまきちゃん。
頑張って完結させてねー。
では1は暫く名無しに戻りまつ。
201 :
まき:2005/11/05(土) 12:59:20 ID:KDjgDBs/0
意を決して、思いっきり両脚を広げてみせる。きつい水着が吸い付くように身体を締め付ける感触。
「……」
旦那の真剣な視線が怖いようななんとも言えない感覚。頭痺れそう。
「こぉ……かな?」
からだが熱くなる。
「まきちゃん……」
旦那の視線がある一点を食い入るように見ている。何? 何かはみ出てるのか?
少し不安になって旦那の視線が指してそうな場所を探る。やっぱ股間だよね? 何?
「……濡れてるね」
ほへ?
202 :
まき:2005/11/05(土) 13:15:49 ID:KDjgDBs/0
慌てて視線を自分の股間に落とす。パツパツの水着があそこに食い込むように張り付いていて、
形がはっきり浮き出ちゃってる。
「えっ、あっこれはそのあの……」
今度はわたしがふじこふじこする番だった。反射的に閉じかけた脚をいつの間にか旦那の大きな手が
がっちりと押さえ込んでいた。
「ダメ、だよ、閉じちゃ……」
うわっ、いつの間になんでアンタそんなにかぶりつきですか。股間から顔生えたのかと思ったがな。
「ちょ、たくちゃ……ダメ、やだ……そんなにそばで見ないで……」
そうはいってもわたしに言わせれば野球のグローブみたいなデカイ手で押さえつけられたらもう動けない。
「……ほら、ちょっと染みになって……」
旦那の丸っこくて太い指先がわたしのそこをくすぐるようになぞる。
「んんっ……」
ぴったり張り付いてるおかげで旦那のデカイ指でもピンポイントにわたしの敏感なとこが刺激された。
203 :
まき:2005/11/05(土) 13:30:50 ID:KDjgDBs/0
声が出ちゃうのを懸命に我慢する。でも、身体の素直な反応までは隠せない。
びくんっってからだが震えちゃう。身体の奥底がきゅっってなる感覚の後、あったかい何かがじわっと来る独特の感触。
そんなわたしの反応を試すように、旦那は微妙な力加減でそこを刺激し続けた。
何もかもデカイくせに(あ、ちんこは普通サイズだけど)けっこう器用なんだよこの男は。
「やっ……だ、ダメ、ずるいっ……ょ」
抗議はしてみるものの、こんなカッコして身体よじらせて言っても説得力ない。つか、余計興奮するわな。
そしたら、ぴた。と旦那が指を止めた。
「……止めちゃう?」
ちょっと興奮気味ではあるけど、いつもののんびりした口調。言葉責めかよ! いつ覚えたの、そんなこと。
しかも、何だよ、その薄笑い。こっちがどうなってるか分かっててそういうこと言うな。ずるい。
「やだ……。だって……」
「だって?」
ちょこちょこ……と指を動かし始める。
「やっ……んんっ。気持ち……いいん、だも……ん」
四円
詩演!がんばれー
紫炎
207 :
まき:2005/11/05(土) 17:19:44 ID:OiR5/WaT0
「……ここ? ここかな……?」
ぐにぐに……つんつん、と旦那の指がわたしの敏感なとこをつついてく。
ここかな……じゃねーよ! わかってるやん、アンタ!
「んぅ……っ、ぁ、やっ、あんっ、あっあっ」
もう声が出るのをこらえきれない。
がくがくと腰をうごめかせてわたしは旦那の指のなすがままに声を上げ続けた。
「まきちゃん、すっごい、濡れてきたよ。ほら」
旦那の太い指が責め続けられて息も絶え絶えなわたしの眼前に突きつけられる。
湿り気を帯び、てらてらと鈍く光る旦那の指先。恥ずかしさが頂点に達して顔が熱くなる。
「……そ、そんなの、見せないでよ……やだ」
それだけいうのが精一杯だった。ぐったりした身体に力が入らない。
「お風呂……入ろっか?」
「……うん」
言うが早いか旦那は着ていた部屋着をばばばばっと脱ぎ捨てた。
208 :
まき:2005/11/05(土) 17:29:26 ID:OiR5/WaT0
ちんちんおっきした旦那の股間を見たことないわけじゃなかったけど、今日のそれは
思わず目を見張る勢い。なんだそれ。いつもよかでっかくね?
ちんこの勢いが身体全体に乗り移ったように旦那はわたしをひょいとお姫様だっこするとそのまま狭い我が家を
風呂場に猛ダッシュ。したような気がした。
「た、たくちゃん……水着、脱がなきゃ」
「まだそのままでいいよ」
えっ?
まだ楽しむ気ですかアンタ。
いつもからは考えられないほど機敏にてきぱきと湯船にお湯を張り出す旦那。
エロPowerってすげーっ。
少し唖然としているわたしにかまわず、シャワーの湯温を調整した旦那がにこやかに手招きする。
家はぶっちゃけ狭いが風呂場だけは旦那の体格もあって広く作った。それこそラブホ並みに。
209 :
まき:2005/11/05(土) 17:49:01 ID:OiR5/WaT0
ちょっと冷静になったせいかやっぱ気恥ずかしい。旦那に背を向けるように立つ。
わたし好みの温度に調整されたシャワーのお湯が背中から浴びせられた。あったかい。
背中から、肩。腕からシャワーのヘッドが前に回って鎖骨から胸に。
何か変な感じ。水を吸った水着が少し重くなって、身体を締め付けるように張り付いていく。
旦那の太い手のひらも、シャワーのお湯に合わせるようにわたしの身体をはい回る。
いつの間にか脇の下から前に回った旦那の手のひらがわたしの胸を持ち上げるように撫で回していた。
「ちょ……たくちゃ……んっ、ダメ、自分で、やるから、あんっ」
「だめだよ……」
なにがダメなのか意味ワカンネ。
ぴったりと張り付いた水着のせいで浮き出た乳首をいつの間にか旦那の指がつまんで、はじいて、を繰り返していた。
自分で言うのもなんだけどすごいエロい。ヤバイくらい。
「あっ、あぁんっ……、たくちゃ……んんぁっ!」
ぐねぐねとからだが動いちゃう。もうダメ。力はいんない。
膝ががくがくとなって倒れちゃいそうなのを必死に旦那にしがみつくようにしてこらえる。
フムフム つ紫煙
211 :
えっちな21禁さん:2005/11/06(日) 07:32:26 ID:8lTAhU6y0
下がりすぎ!
緊急浮上(´・ω・`)
212 :
まき:2005/11/06(日) 13:02:29 ID:BvCgnmhO0
「まきちゃん……すごいエッチだ。大好きだよ」
そんなことをささやきながらも旦那はわたしを責め続けた。いつの間にか肩ひもがずらされ、
少しだけできた隙間に旦那の指が進入してきた。
自分でもあきれるほどに固く尖った乳首が、狭い水着の中で再び旦那の指でつままれ、弾かれる。
「あっ、あっ、ああああんっ」
ちょっとSMっぽい。拘束感ていうのかな。何これ。未体験ゾーン突入。
旦那が指を動かすたびに張り付いた水着が引っ張られて、食い込む。
「んんぁっ……」
背筋がビンと伸びて、その度に旦那にもたれかかる。おしりと腰の間くらいに当たる、熱く、固くいきりたった旦那の股間のアレ。
その感触にわたしの中のメスの本能みたいなのが強烈に刺激されるのがわかる。理屈じゃないんだよね。
旦那にあんあん言わされながら、無意識のうちに手を伸ばしてた。手のひらで包み込む。
熱く、固く、そして先走りでぬめった感触。
これが欲しい。
自然とわたしの手のひらが旦那のアレをさすってた。
「えっ、あっ、ちょ、まきちゃ……だめだよ」
スク水四円
キタコレ
つーか、昨日も俺だけだったんだがwww
つC
215 :
まき:2005/11/06(日) 13:16:53 ID:BvCgnmhO0
泡を食ったような旦那の声。そしてわたしの手の中のものがひときわふくれあがるような感覚の後、
ビクビクッ、と脈打った。
えっ? 反射的に手を引っ込めたが遅かった。
「ああっ」
どこか情けない旦那の声、そしてわたしの背中に飛び散る熱い何かの感触。
一瞬の沈黙の後、旦那が長いため息を漏らした。
「……ごめん」
「……イッちゃった?」
「……うん」
振り返ると(´・ω・`) 顔の旦那と、いきり立ったちんこから垂れる白い液体。
だらんと何か暖かいものが背筋を垂れていく感覚にぞくっとしてわたしは肩をすくめた。
「我慢できなかったんだ、たくちゃん」
何かおかしくなって、つい笑っちゃった。
「もぉ……しょうがないなぁ。そんなに、興奮してたんだね……」
自然とわたしは呆然と立ってる旦那の前に跪いていた。
「キレイに、してあげる……」
216 :
まき:2005/11/06(日) 13:34:05 ID:OzxHSEvh0
すっごい咽喉声。我ながらよくそんなセクシー声が出たもんだ。
まして自分からフェラとか初めてだし。ちょっと手が震えちゃった。
垂れてる白いのをアイス舐めるみたいに舌ですくい取る。独特の臭いと、苦みが、
この時は全然苦にならなかった。
「んぅ……」
ぺろぺろと舐め舐めすると旦那がかすかにうめいた。ちろっと見上げる。
「気持ち、いい?」
「うん……」
意を決して、ぱくっとくわえ込む。先っぽにまだ残ってる精液のぬめり。さっき舐めとったのと一緒に、絡めて飲み込む。
吸い込むように、旦那の分身をぐっと飲み込んだ。まだ熱く、固い。ぴくんと震えて、まだ残ってたらしいのがにじみ出る。
それも、ゴクンと飲み込んで、お口の中いっぱいになってるアレに舌を絡める。ちょっと苦しい。
「ん……、気持ち、いいよ、まきちゃ……」
舌全体を押しつけるように舐めてから、唇で締め付ける。そのまま、ゆっくりと上下。
こすれて、唾液がぬめる音がいやらしい。
217 :
まき:2005/11/06(日) 13:47:33 ID:OzxHSEvh0
水を吸った重みで、外された肩ひもがだらんと垂れ下がり、上半身がむき出しになった。
気にせず、わたしは旦那の分身を夢中で舐め、しゃぶっていた。
発射して、少し勢いが弱まりかけていた旦那の分身が、みるみる力を得ていくのがわかる。
わたし自身も、旦那のアレが自分の口の中でふくれていく感覚に、酔っていた。
唇の端から、少し泡だった唾液が垂れていくのが分かったけど、かまわない。
下腹部の奥の方がキュンキュンする。身体の奥底から熱いものがあふれていく。
「ま、まき、ちゃん、ダメ、また、イッちゃうよ……」
苦しそうにうめいていた旦那の声に、我に返った。
くわえ込んでいた旦那の分身から、唇を離す。
赤黒くいきり立った旦那のアレは、わたしの唾液でてかてかに光って、異様にエロイ。
「ふはぁ……」
風呂場の床にぺたんと座り込んで、わたしはため息を漏らした。
つ@@@@
219 :
まき:2005/11/06(日) 14:39:41 ID:3/knGjEk0
「次は、まきちゃんの番だよ……」
「うん……」
旦那に言われるまま、浴槽の縁に手をつかされて、おしりをぐっと突き出すようにして立たされる。
「もうちょっと脚広げて……」
恥ずかしい。けど、熱くぬめってるはずのあの部分を旦那にいじってほしがっているわたしがいた。
ぴたんと張り付いた水着がずらされる。張り付いていたものがはがされる不思議な感覚。
旦那のごつい指が、わたしのそこをゆっくりと広げ、晒す。
ぬめりけを帯びた液体をかき混ぜるような音。
「すごい……ぐちょぐちょだよ……」
「ちが……ぅ、それ、は……」
バレバレの否定。フェラした後のわたしがぐちょぐちょに欲情するのは、いつものこと。
「あ、あんっ……!」
不意に声が漏れた。またあのいやらしい音。そして何かがわたしの中に侵入してくる感覚。
びくんと身体を震わせて、わたしの中がぎゅぎゅっっと伸縮を繰り返した。
からみつき、旦那の太くて丸い指を受け入れてうごめく。
220 :
まき:2005/11/06(日) 14:57:48 ID:3/knGjEk0
軽く曲げられた旦那の指先が、少しかき混ぜるような動きとともに、ゆっくりと出し入れされていく。
いつも、ベッドの上でいじられるときとは逆向き。だけど、指の節がいつもとは違う刺激をわたしの中の
感じるポイントに与えてくれる。
「あっ、やっ、やだ、ダメ、そんなに……動かさない……でッ、あ、あ、あんっ!」
すぐに腰砕けになるわたしの身体を、空いている方の旦那の手ががっしりと支えてくれるおかげで、わたしは
へたり込むことも許されないままに責められ続けた。時にテンポや強弱をつけ、リズミカルに旦那の太い指が
粘液をかき混ぜる水音と一緒にわたしの中を出入りしていく。ぐ、ぐっと時折一番奥底を突き上げながら。
「あっ、あっ、ダメ、イッちゃう、ダメ、たくちゃ……あああんっ!」
わたしの中がぎゅぎゅっとひときわ激しく収縮した。いつも以上の早さで、わたしは頂点に達しかけた。
浴槽の縁を掴む指先が真っ白になるほど力が入る。
「ふぁぅんっ、あ、あ、ああっ」
ビクビクッ、とわたしの腰が無様にうごめいた。
221 :
まき:2005/11/06(日) 15:25:54 ID:3/knGjEk0
すっ、と旦那の指が慌ただしく引き抜かれた。
「……なんで、やめるのぉ……」
失望のため息が思わず口から漏れる。
達しかけていた欲情が解放されず、うずきが焦燥感に変わるのが自分でも分かった。
「……だって、そんなにすぐイッちゃったら、もったいない、でしょ?」
天然なのか狙ってるのか分からない旦那の言葉。余計に焦らされる。ひどい。
「そんな、の、ずる……ああああんっ」
ひときわ大きくオクターブの上がったわたしの声が風呂場に大きく響き渡った。
水着をずらしてきりきりと締め上げられたわたしのそこの、一番感じる部分が旦那の指でつまみ上げられ、転がされていた。
ぬめりけを帯びた液体が指でまぶされ、熱く腫れ上がったクリを、旦那の大きな指の腹がぐりぐり……と転がすようにはじく。
どろっ……とした何かがあふれる。ぴちゃぴちゃ……とあのいやらしい音がわたしの耳を打ち、わたしは泣くような声を
幾度も上げさせられた。
ふっと目の前が真っ白になる。宙に浮かぶような、落ちていくような感覚の中、何も聞こえなくなった。
222 :
まき:2005/11/06(日) 16:18:56 ID:3/knGjEk0
我に返ったとき、わたしは浴槽の縁にしなだれかかるようにしてへたり込んでいた。
そばにはちょっとびっくり顔の旦那。
なんだかからだに力が入らない。あぁもう……。
「すごい声出してた……」
とかぼそぼそ言うなよ、恥ずかしいよ旦那。気持ち良かったんだもんしょうがないじゃない。
恥ずかしさをごまかすように向き合ってだっこをせがむ。いや、余計恥ずかしいかも。
なんでにこにこしてんだ、ごるぁー。巻き舌で喋るぞ。
旦那の首に腕を巻き付けるようにしてキスをせがむ。息が苦しくなるくらいお互いの唇をむさぼってから、
わたしは旦那に抱きかかえられて浴槽に二人入った。
ものすごい勢いでお湯があふれかえる。もったいねぇ。
そこしぬるくなってたけど、あったかい。
二人でぴったり密着。お湯に濡れて鈍く光るスク水。はだけられた胸を旦那の胸に押しつけるようにして、
旦那必殺の上目遣いでじっと見つめてみる。
223 :
まき:2005/11/06(日) 16:32:41 ID:3/knGjEk0
「……たくちゃ……もぉ、我慢、できない、わたし……」
自分でも笑っちゃうくらいの甘え声。
「たくちゃんの……コレ、欲しい、欲しいよ……」
おなかに当たるそれは、まだビンビンに固くなったままだった。
「……うん、僕も、我慢できない、まきちゃんの中に入れたいよ……」
お湯の中だと、張り付きが少しましになって水着がずらしやすかった。ほんの少し、下に引っ張ってから、
おしりの方まで大きくずらす。
暖かいお湯に隅々まで包み込まれる感覚。変なの。
湯船につかりこんだ旦那の肩を支えにして、ゆっくりと、腰を沈めていく。
「ん……ぅんっ」
固いものがわたしの身体に埋め込まれていく。待ち望んだものに刺し貫かれて、わたしの中が歓喜の収縮を
何度も繰り返した。
「ふぁぅぅんんっ!」
水の中だけど、体重がぐっとかかって内臓をどん、と突かれる感覚にわたしは思わず声を漏らした。
224 :
まき:2005/11/06(日) 16:53:39 ID:haWzNf4k0
「あっ、あっ、あっ! あんっ! いい、あんっ!」
旦那に揺さぶるように突き上げられ、わたしは恥ずかしげもなく大声で鳴き続けた。
ちゃぷちゃぷ、と水音がして、浴槽からお湯があふれかえる。でも、もうかまわない。
「ああっ、ダメ、そんな、ダメ、あ、あ、あん!」
ぶるぶると揺れるわたしの胸の先端を、旦那の唇がくわえ、舐め始めた。もちろん、わたしを突き上げながら。
強弱をつけ、唇で挟み込まれたそれを舌先で転がし、吸い上げられる。
いとも簡単にわたしは頂点に達した。声も出せず、うなるようなうめき。一瞬気が遠くなる。
でも、すぐに身体を突き上げられ、わたしの全身を快感が支配する。
「あ、ぁ、ぁぁ、ああんっ!」
力強い抽送に、からだが痺れ、何度も震えが訪れる。
「まきちゃ……ん、気持ち、いい、よ、すごい、あぁ……! まきちゃん」
何度も名前を呼ばれ、突き上げられ、わたしも旦那の名前を叫んで、しがみついた。
「たく、たくちゃ、ん、あ、あん、あん、あん、あんっ!」
225 :
まき:2005/11/06(日) 17:42:55 ID:haWzNf4k0
わたしの中が激しく収縮を繰り返した。おこりのように身体が震え、旦那にしがみつく力が強くなる。
ふたりがつながっているあたりを中心にして燃えるような感覚が強く、広がっていく。
「まき……ちゃ」
旦那のうめき声が、一瞬強く、そして遠ざかっていった。
「あああああんっ、あ、あ、あああっ!」
自分の声とは思えないような、吠えるようなうめき。そして、わたしの中で、熱いものがほとばしった。
「……んんぅ……っ!」
ぽちゃん、と水音がした。
真っ白になってぼやけていた視界が急速に鮮やかになっていく。
「はぁぁ……」
ゆっくりと息を吐いて、わたしは二、三度瞬きをした。弛緩しきった旦那の顔が目にはいる。
わたしの中で、まだ脈打つように震える旦那の分身。
「……ふぁ、んっ、気持ち、よかった?」
「……うん」
汗なのか、湯気のせいなのか、分からないほど水滴にまみれたお互いの顔を見て、二人で笑った。
紫煙
227 :
まき:2005/11/06(日) 17:50:42 ID:t37nVeKr0
そして、今日。日曜出勤とかで出かけてた旦那は、さっき帰ってきて早々、
今なぜかわたしの目の前で土下座している。
それを見るわたしの手の中には、紺に白エプロンのメイド服一式。
何故、買う前に一言言わないんだ、この男は。
苦笑いして、ため息をついたわたしはにんまりと旦那に笑いかけた。
「……たくちゃん。落ち着いて。着るだけ、だからね?」
※おわり※
まき氏
完結まで乙&GJ!!
俺も嫁さんと今晩しようwww
まきちゃん!
完結までありまとー。
またネタができたらカキコしてねー。
メイド服バージョンもキボン(・∀・)
最初馬鹿にしてたが良かったぞw
231 :
まき:2005/11/07(月) 16:18:51 ID:7/hG3IFY0
倖田來未ちゃんの身長が155センチと最近知って超ショックな今日この頃。
わたしより5センチ高いだけなのになんであんなに大人っぽくてエロいのか。
……まぁそんなことはどうでもいいんだけどね。ヽ(`Д´)ノウワァン
今ちょうど午後3時。旦那は当然出勤してて家にはいない。家事はすべて終えた。
夕飯の買い物も昨日作ったカレーがまだ余っているし特売は明日なので今日はいかなくてもいい。
さて。
わたしはひとりほくそ笑むと、居間のカーテンをきっちりと閉めた。戸締まりも。
インターフォンのボリュームも最低レベルにする。
今日は新聞屋もNHKも宅配便も全部シャットアウトだ。
寝室のタンスを開ける。先日のスク水えっちに気をよくした旦那が調子こいて買ってきたメイド服一式を取り出し、
別の段から先日通販で買った、あるものを引っ張り出す。もちろんこっちは旦那には内緒だ。今は。
232 :
まき:2005/11/07(月) 16:20:33 ID:7/hG3IFY0
居間に戻るとわたしは着ている物を全部脱いだ。下着もだ。
そして、先ほどタンスから引っ張り出してきた新兵器のブラ、ショーツ、ガーターベルトの三点セットを手に取った。
色は白だけど、レースが大胆にあしらわれ、派手な色遣いの花柄の刺繍が大きく入っている。
ブラは当然寄せ挙げタイプ。もっと言うとショーツはTバッグで横ヒモだ。どうだ?
まずブラを着ける。脇の下から肉を持ってきてカップに納める。
わたしはもともとCカップだがそれ以上にでかく見える。ヒィィイヤッフー。
萎えるって? うっさい禿。女はみんなこんなもんだ。
そして次にショーツ。うわぁぁ、すっげえレース。コレ絶対透けるよ。やべー。
Tバッグ特有のおしりの穴に吸い付くような装着感がくすぐったい。
横ヒモなので肉が気になる、すげえ肉、さらに肉だ、こんちくしょー。
233 :
まき:2005/11/07(月) 16:21:45 ID:7/hG3IFY0
生まれて24年目にしてガーターベルト初体験。レースはやっぱ女のロマンだねぇ。
フリーサイズなのでこっちは肉を気にしなくてもいい。多分。
なんでガーター買ったかっていうと前から一回着けてみたかったのと、
先日のメイド服初体験の時にたまたま持ってたオーバーニーソックス履いてみたけどあんまりにも子供っぽ過ぎてむかついたから。
デニールやや濃いめ、黒のガーターストッキングに脚を通す。ベルトで止めると何かかっこいい。不二子ちゃんぽくね?
次にコレも通販で一緒に買ったペチコート装着。メイド服着るならやっぱコレがなきゃねえ。恥ずかしいくらいにフリフリ。たまんね。
いよいよ旦那の買ってきたメイド服に袖を通す。
紺のミニワンピは、今日よく見ると意外にきちっとした縫製で好印象。いくらしたんだ、コレ。けっこう高いはず。
初回のプレイで勢い余った旦那がぶっかけた恥ずかしい染みもキレイに洗濯できていて、痕跡も残ってない。コレがサンヨーの洗濯機の威力なのか?!
最後に、これまた恥ずかしいくらいフリフリレースのミニエプロン、ヘッドドレス装着で完成。
234 :
まき:2005/11/07(月) 16:22:58 ID:7/hG3IFY0
キタワァ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:* ミ ☆
居間の姿見で全身チェック。ダメだ。自分で言うのもアレだけど似合いすぎる。童顔でちびに生まれた自分に初めて感謝したよ。
恨んでごめんね両親。ついでに真っ昼間からこんなことして遊んでることも詫びる。死ね自分。
何かすっかり旦那のペースに乗せられてるような。コレって調教? みたいな?
黒のガーターストッキングは足が細く見えていい。
初回にやむなく履いたオーバーニーソックスは白に紺の横縞で合ってるっちゃ合ってたけど、わたしが履くとほんとお子様ぽく見えるんだよ、マジ。
前にテレビで見た秋葉系コスプレ女がしていたポーズを思い出し、真似る。ついでに旦那必(ryの上目遣い。コレが萌え? まき、なんて恐ろしい子! (白目
ついでに、初回プレイ時の旦那のリクエストポーズを復習してみる。
235 :
まき:2005/11/07(月) 16:24:17 ID:7/hG3IFY0
……ダメだ、コレはダメだダメだ! orz
姿見に映しながらやるのは反則だ。恥ずかしい&違う方向でエロ過ぎる。
色々とポーズを変えるうちに自然と欲情していた。子宮がきゅんと来る。
姿見の中の、ワンピの裾とペチコートを持ち上げてる自分。
そしてスカートの奥から姿を見せるガーターベルトと、ショーツのレースにうっすら透ける自分のアンダーヘアがエロイ。
鏡の中、自分の顔が赤面して、目が潤んでいるのが分かる。
もうたまんない。姿見を居間のソファの前まで移動させた。
”いやらしい下着、はいてるね”
脳内旦那ボイス。
”こ、コレは……違うんです、旦那様……”
さすがに口に出しては言えない。痛すぎるから。でも脳内で再生する自分の言葉に酔っちゃう。
立ってるのが辛くなってソファに座る。
236 :
まき:2005/11/07(月) 16:26:37 ID:7/hG3IFY0
”脚を、大きく広げて”
じわじわと開いていく。自然とミニの裾が広がり、ペチコートが露出する。
”ペチコートがじゃまでよく見えないな。両脚を持ち上げるみたいにしてみて”
妄想の中なのでどこまでも従順。鏡の中のわたしは頬を真っ赤に染め、潤んだ瞳でそれを実行した。
M字開脚する。インリンとか目じゃない。
めくれ上がったペチコートの奥から、白いショーツに包まれた股間が顔を出した。太ももを縛るように走るガーターベルトが扇情的。
すごいポーズ。そりゃ旦那も勢い余って発射するわ。
息苦しくなってきた。自分でも分かるくらい呼吸が荒い。
じゅん、ときた。こらえきれず、むき出しになったショーツに手を伸ばす。つるんとした生地の上から、自分が感じるポイントをなぞる。
ショーツが張り付いて形がはっきり浮き出る。
「んんぅ……」
ショーツ越しの微妙な刺激。声が出そうなのを我慢する。まさか真っ昼間からあんあん言えない。
237 :
まき:2005/11/07(月) 16:28:37 ID:7/hG3IFY0
なぞるうちに、ショーツのその部分が熱く、湿り気を帯びてくる。ヤバイくらいに濡れてる。
鏡の中のその部分をチェックする。クロッチのあたりを中心に細長い染み。くっきりと変色している。
「はぁぁ……」
どんどん息が荒く、なってきた。ぬめりけを帯びている指先が熱い。
”どうしたの? こんなにしちゃって。だめな子だね、ショーツが汚れちゃうじゃないか”
”ごめんなさい、ご主人様……でも、わたし……”
妄想レベルアップ。絶対口に出しては言えない。言えんと言ったら言えん!
横ヒモの結び目に手を伸ばす。震える指先でつまんで、一気にほどく。
はらり、と横ヒモが垂れ、ゆるんだショーツを引きはがし、めくる。
ショーツの裏地に、あるはずのないぬめった輝き。恥ずかしい。
むき出しになった股間は、だらしなく開いて、赤みの強いピンク色の部分が丸見えになっていた。
その上に、濡れて張り付いたアンダーヘア。
もう止まらない。
目の前に展開する光景に(いや、自分でやってるんだけどさ)激しくわたしは欲情を刺激された。
238 :
まき:2005/11/07(月) 16:31:39 ID:7/hG3IFY0
”ご主人様、ごめんなさい! ……わたし、もぉ、我慢できないの!”
脳内で高らかに宣言して、わたしの指先は自分の欲情を解放するために一斉にうごめき始めた。
「ぁ……ン、んぁぁぅっ!」
こらえきれず漏れる嬌声。自分の声なのに興奮。
片手はワンピの上からブラ越しに胸を揉みしだき、もう一方の手はイヤラシく濡れたその部分を包み込むように刺激する。
手のひらでふくれあがったクリを刺激しながら、中指を熱くたぎった中心に差し込み、かき混ぜるようにする。
ぬめりけを帯びた液体をかき混ぜるような激しい音。そしてからみつくわたしの中の肉。
「あっ……! んぅぅっ!」
ビクビクン! とのけぞって、ソファに背筋を押しつける。指先を吸い込むようにその部分が数回震えて、同じ回数だけわたしは小さく達していた。
もう姿見を見ることができない。
「くぁぅぅっ! ああんっ!」
手の動きは止まらない。小さく叫んで、今度はクリで達した。目の前が真っ白になり、力が抜けて落ちていく感覚。
239 :
まき:2005/11/07(月) 16:32:53 ID:7/hG3IFY0
激しい息づかいが遠くの方で聞こえる。誰の? わたしのに決まってる。
ことが終わって、わたしはぐったりとソファにへたり込んでいた。
……そこから先はよく覚えていない。
気付いたとき、あたりは真っ暗になっていた。遠くの方でピンポン音がする。
遠くの方で、というのはわたしの勘違いだった。小さいボリュームにされたインターフォンの音だった。
「……んぅ……寝ちゃったぁ……」
朦朧とした頭でそんなことをつぶやきながら、わたしはのろのろと起きあがると居間の電気のスイッチを入れた。
まぶしさに目をしょぼしょぼさせながらインターフォンの受話器を取る。旦那だった。
「ごめ……寝ちゃってた……すぐ開けるね」
いそいそと玄関へ向かう。チェーンロックを外して、サムターン錠を開ける。
「……おかえりなさぁい……」
240 :
まき:2005/11/07(月) 16:45:35 ID:7/hG3IFY0
ドアを開ける。いつものようににこやかな旦那の笑顔がドアの向こうから飛び込んできた。
「ただい……ま?!」
旦那が表情を一変させて固まった。ぽかんと大口開けてまん丸に目を見開く。
人の顔見るなり何だよ、失礼な。そう思いちょっとむかついてから、わたしは自分の犯したミスに初めて気が付いた。
瞬間すっと血の気が引き、顔が青ざめるのがはっきり分かる。
わたしは今、どんなカッコで旦那をお出迎えした?
そう、メイド服だ。わざわざ下着にガーターまで新調してだ。
どう言いつくろってもノリノリで着てるのバレバレ。
気絶しそうになりながらこらえて、旦那に視線を戻す。
いつも眠そうなパンダの目をした旦那の目がキラキラと輝いている。ぽっと赤らめた頬。
「まきちゃん……自分から着てくれるなんて……」
違う! 誤解だ! そう言いたかったが言えなかった。たしかに旦那の言うとおりだもん。
し・シエン はぁはぁ
まきちゃんキタ━━━━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━━━━━━!!!!!!!!!!
243 :
えっちな21禁さん:2005/11/08(火) 14:29:00 ID:VBv9ynqBO
まきちゃん、カモ〜ン!!
燃えさかる紫煙の炎
245 :
まき:2005/11/09(水) 19:43:58 ID:fi5FfFen0
「あ、いや、あのね、コレはあqwせdrftgyふじこ」
よせばいいのにテンパったわたしは青くなった顔を真っ赤にしてふじこった。
「ごは、ご飯、食べる? 今日はカレーだよ、たくちゃ……んゅう」
感極まった旦那の巨体に抱きすくめられて変な声が出た。つか、昨日もカレーじゃん。
もうこうなったら開き直りしかない。てか息苦しい&暑苦しい。強引に旦那を引きはがす。
「あはは、そのあの、ちょっと着てみよっかなー……みたいな」
鏡を見なくても分かる引きつった笑顔を浮かべて、わたしはキッチンに飛び込んだ。
冷蔵庫にしまい込んであったカレー鍋を火にかけ、電子ジャーのご飯を再加熱。
皿とスプーンを用意しながら深呼吸。リビングに戻るのが怖い。
カレーを温め終わってお皿につけ、居間に運ぶ。旦那の顔を見るのが怖く、自然と上目遣いになった。
「できたよ……」
緊張で声がかすれる。冷や汗をかきながらわたしは視線をあげた。
部屋着に着替えた旦那がワクテカ顔でソファにべたんと座り込んでいた。なんだその笑顔は。
246 :
まき:2005/11/09(水) 19:47:39 ID:fi5FfFen0
「あ、ごめ……服、片づけなきゃ。てか、着替えてくるね……」
ソファの周りに脱ぎ散らかされた昼間着ていた服に気付いて、テーブルに皿を置くとばっとまとめて抱え込んだ。チャンス。
「えっ? なんで? いいよ、そのままで」
よくねえよ! お願いだっ、着替えさせてくれ、旦那よ!
「えっ、あはあは、そ、そかな……? 変じゃない?」
やむなく引きつった笑顔で応える。違う意味で羞恥プレイ。
「変じゃないよー。すごい可愛い。というかせっかくだからツインテールにして欲しいなぁ」
うぐ。そのうえリクエストかよ。マジっすか。
「と、取りあえず、服片づけてくるね……」
2階の寝室に上がる。カットソーにスカートをたたんで、下着もたたん……あれ?
テンパっていて忘れていたことに思い当たってわたしは再び顔面蒼白になった。
昼間着けていたブラとショーツが1セット。これはいい。だが、もう1枚あるべきショーツがない。
うへぇ、マジかよ! ヤバイ!
慌てて居間に戻る。旦那は相変わらずのワクテカ顔でカレー食ってる。なんてカレーライスの似合う男だ。
四円
私怨
もちろん四円。
四円age
>>250 どこかミスってる希ガス
おせーてエロい人
ageて無いってことか?
そんな餌にry…クマー
253 :
まき:2005/11/12(土) 11:57:36 ID:Tdon7Zb30
キレンジャー。
思わずつぶやきかけた言葉を飲み込んでわたしは白々しい笑顔を作った。
「ごめん、先食べてるよ」
「えっあ、うん、いいよぉ……」
何食わぬ顔でソファのあたりを目で探る。ない。なんでだ。
@気のせい。
A旦那が食った。
B旦那が座ってる下敷きに。
どう見てもBです。本当にありがとうございました。
マジかよ。
「ん? どうかした?」
「ううん。別に。わたしも食べよっと。おなか空いちゃった」
254 :
まき:2005/11/12(土) 11:58:34 ID:Tdon7Zb30
キッチンに飛び込んで考え込む。うぬー。これはヤバイ。
あれを見られてはわたしの沽券に関わる。ていうか一生の恥。
こうなったら旦那のリクでもなんでも聞いて気を引いてその隙にショーツを探すしかない。
そっとキッチンを抜け出して洗面所へ。ヘッドドレスを取って髪をとく。
くそお、こんなことがなければ絶対こんな髪型しないのに。
24才にして超童顔のわたしはこの手の髪型が異常なまでにハマる。
それがイヤで18くらいの時からお下げとか三つ編みとか絶対にしなかった。
黒ゴムで髪を結う。ヘッドドレスを元通り装着して完成。鏡の前で一瞬ポーズを作る。
似合いすぎ。超ムカツク。
キッチンに戻ると自分の分のカレーをつけ、トレーに二人分の水とともに乗せて居間に戻る。
どう見てもメイド。
「はい、お水」
「ありがと……」
255 :
まき:2005/11/12(土) 11:59:12 ID:Tdon7Zb30
旦那再びキタ━━━━━━(≧∀≦)ノ━━━━━━ !!!!! 顔。
超うれしそう。
「すげー。か、可愛い……」
「……そ、そかな。ありがと……」
ほめられると悪い気はしない。
「ごめん、おかわり」
もう食ったのかよ!
「うん、ちょっと待ってね……」
おかわりを持ってもう一度居間に。こうなったら覚悟を決める。
「はい、どうぞ。旦那様」
極力旦那が萌えそうな口調を考えて、言う。ああああ。恥ずかしい。
「えっ! ……あ、うん、ありがと……」
何赤面してんだ旦那。赤面したいのはわたしの方だ。つかわたしも思わず赤面していた。
ごまかすように隣に座ってカレーを食べる。ちろっと旦那を見る。すごく幸せそう。きいっ!
自業自得とはいえ、わたしがこんなに追いつめられてるのに。
256 :
まき:2005/11/12(土) 11:59:46 ID:Tdon7Zb30
「……ごちそうさま」
「はい、ごちそうさま」
食べ終わった。旦那はにこにこしながらわたしを見てる。そのうち加山雄三のアレを言い出しかねない雰囲気。
「へへへ……」
困ってわたしは照れ笑いのふりをした。ここからどうしようか。
「あの、まきちゃん、あのさ、ちょっと立ってみて」
「えっ、うん、何?」
いきなりの旦那の言葉。なんだよ。
「ちょっとくるっと回ってみて」
「うん……」
旦那に言われるままに、けれどゆっくりと回る。うかつに動いたら履いてないのがバレる。
意識しちゃうとなんかぎこちない。
「こぉ……?」
「うん……! すげえいい。写真取りたい。ダメ?」
「えっ! あ……、うん、いいよ?」
257 :
まき:2005/11/12(土) 12:11:12 ID:Tdon7Zb30
正直よくない。写真なんか撮られてたまるか。けどこれはチャンス到来。カメラを取りに言ってる間にショーツを探せる。
しかし、わたしの期待もむなしく、旦那は手元の携帯を開くとわたしに向かって構えた。
……あぁ、そうでしたね。アンタこないだ300万画素の奴に買い換えたばっかでしたね。
「……いいけど、待ち受けとかにしないでよ」
「あ、ダメ、それ雰囲気でない。さっきみたいな感じで言ってよ」
あー? 何だと? もっとメイドさんみたいに言ってくれ、てか?
内心ちょこっとわいたむかつきを隠す。風俗とかお水の人ってこんな心境で仕事してんのかなぁ。
気を取り直して、もう一度言う。
「……いいですけど、待ち受けとかに、しないで、くださいね、旦那様……」
くあーっ! あqwせdrftgyふじおk
恥ずかしい。超恥ずかしい。顔から火が出るたぁこのことだ。
しかし、旦那はというともう超萌え? みたいな? 赤面して例によって汗だく。
つか、なんであんたが照れるよ。恥ずかしいのはこっちだよ。
「こないだみたいに、色々ポーズ取ってみて」
「は、はい、旦那様……」
もう死にたい。
マタキタコレ つC
259 :
まき:2005/11/12(土) 14:40:05 ID:Tdon7Zb30
イイヨイイヨー! パシャパシャ(AA略
そんな台詞が脳内にこだまするほどに激写。携帯のシャッター音がバシバシ。
顔が熱い。じろじろ見られるよか恥ずかしい。
「……よーし、じゃあ、スカートをちょっとめくってみて」
うえぅっ! キタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゚゚・* !!!!!
とかいってる場合じゃない。わたしは思いっきり狼狽した。
「えっ、でも、そのあの、ダメ、それは……ダメ……」
「なんで?」
どこか冷めた旦那の視線に気付いた。
「なんでって……やだよ……そんなの写真に撮られたく、ない」
口ごもりながらもなんとか返す。でもなんか違和感。
「恥ずかしい?」
当たり前、じゃん、何言ってんの? 言いかけて口をつぐんだ。
旦那の口調がいつもとちょっと違う。まさか。
260 :
まき:2005/11/12(土) 15:03:30 ID:Tdon7Zb30
「コレ、まきちゃんのだよね? ほら」
旦那が初めて見せるメフィストフェレスの笑い。
最悪の想像が現実のものとなり、わたしは息が止まったような錯覚を覚えた。
汗が噴き出て、全身がかっと熱くなる。
どこから取り出したのか、旦那が手にしている白い布きれは間違いなくわたしが探していたものだった。
欲情に駆られて自分で汚した新しいショーツ。一瞬声が出ず、そしてぱくぱくと無意味に口を動かしていた。
「……や、やだ、かえして、たくちゃん……」
慌てて旦那の方にかけより、手を伸ばす。だが、旦那はひょい、とわたしの手に届かない位置に手を挙げた。
「ダーメ。まきちゃんがコレを履いて何してたのか教えてくれるまで、返さないよ」
いつもののんびりとした口調。けどそれが余計に、わたしに絶望感みたいなものを感じさせた。
知らずのうちに膝が笑う。
「な、何も、してない、もん……」
「ふーん。じゃあ、どうしてこんなに汚れてるのかな?」
旦那の冷酷な詰問がわたしの頭を駆けめぐる。何度も。
(・∀・)イイ!!よ、紫煙
キターー(O∀O)ーー!!
私怨
263 :
まき:2005/11/12(土) 15:42:53 ID:Tdon7Zb30
旦那はすべて知っている。わたしの行動を。
足が地に着いてないような感覚。真剣に気絶しそうになった。
「……」
口ごもって、わたしは顔を伏せた。視界がグルグルと回る。視線だけをあげて、旦那を見る。
「エッチだよねー? この下着。こんなの、持ってたっけ?」
「……か、買った、の……」
「……買ったんです、旦那様。でしょ?」
「……お願い、もう、いいでしょ、やめて……!」
ファビョりかけて、わたしは小さく叫んだ。目が潤む。
「やだ。やめないよ、まき」
旦那の口調が微妙に変化した。初めて、名前を呼び捨てにされた。
なんて言うのだろう、世界そのものが変化したようなそんな感覚。
衝撃に打ちのめされて、わたしは何も言えなくなった。
264 :
まき:2005/11/12(土) 15:55:40 ID:Tdon7Zb30
「……ひとりで、していたの?」
「……は、はい……」
からからに渇いた喉が声をかすれさせた。
同時に、なぜか、下腹部のあたりがきゅっとなる感覚。
「エッチな下着を着けて、そんなかっこうして、興奮しちゃったんだね、まき」
どこか芝居がかった口調を、わたしはなぜか当然のように受け入れて、いた。
「……は、はい、旦那、様……」
「もしかして、この鏡を見ながら、していたのかな?」
姿見のことを指摘されて、わたしはまたも全身を熱くさせていた。
ソファの前に姿見がなかった時点で、気付くべきだった。
「僕が片づけたんだよ。忘れてた、でしょ?」
「はい……ごめんなさい、旦那様」
わたしは素直に認めてしまっていた。抗えない何かにいつの間にか縛られてしまっている、わたしがそこにいた。
「いやらしい、子だよね、まきって」
のんびりとした口調。けど、そんな口調になぶられて喜んでしまっている。
いやらしい子だよね、支援
266 :
まき:2005/11/12(土) 16:36:56 ID:Tdon7Zb30
「ご、ごめんなさい、旦那様……」
くらくらとする意識。震える脚。
「どんな風に、ひとりでしたの?」
「それは……」
それでも、まだわたしの中の素の部分が拒否をしていた。聞いて欲しくない。言いたくないと。
「聞きたいな。まきがひとりでどんなにエッチだったか」
「はい……。姿見の前で、立って……」
旦那の言葉がそんな逡巡を吹き飛ばした。誘われるまま、口が勝手に動き出していた。そんな自分に身体がまた熱くたぎる。
わたしは完全に今の状況に酔ってしまっていた。妄想が現実のものとなったとき、わたしの中の何かが目を覚ましていたのだ。
「待って。再現するんなら、コレを着けなきゃ……」
旦那が差し出したものは、つい先ほどまで望んでいたものだ。けど、今は違う望みを叶えるため、わたしの手の中に、ある。
ほどいてあったヒモの片方を結んで、脚を通す。腰のあたりで、もう一方のヒモを結んで、ショーツを履いた。
昼間汚した部分がかすかに湿っていて、ひんやりとした感触に少しだけ身体が震えた。
267 :
まき:2005/11/12(土) 16:55:38 ID:Tdon7Zb30
震える手で、スカートとペチコートをゆっくりと、持ち上げる。姿見がなくても、自分が今どんな姿をしているのかよく分かっていた。
じゅわ……とあふれる感覚。自然と呼吸が荒くなっていた。
「こ、こんな風に、して……いました。そしたら……すごく」
「うん。すごく?」
「すごく……エッチで、だ、旦那様に、見られているような、錯覚がして……」
喋りながら、今は錯覚ではない、と思った。現実に、見られている。
「それで……すごく、エッチな、気持ちになって……旦那様に、命令、されているような気がして……」
膝が笑って、腰砕けになりそうになった。
「どんな命令?」
「ここを、もっとよく見せて、そう言われた、気がします……」
わたしは辛くなってソファに腰を下ろした。
「こぉ、やって、ソファに座って……脚を広げるように……言われました」
じわじわと脚を開いていく。
「でも、ペチコートがじゃまで、見えない、と言われて……」
わたしは、両手のひらを汗ばんだ膝の裏に差し込んだ。
268 :
まき:2005/11/12(土) 17:21:28 ID:Tdon7Zb30
抱えるように、持ち上げて開く。大胆に。
旦那が一瞬、息を呑むのが分かる。視線が止まる。
こみ上げる恥ずかしさと、そして現実に見られている感覚に目眩がした。
「……すごい格好、してるよ、まき」
「ッは、はいっ……」
声がうわずって、かすれる。
「それで、それで、もっと……こおふん、して、それで……」
わたしはショーツの結び目に、指をかけた。リボン結びを一気に引きほどく。
ショーツがぺろんと垂れ下がる。むき出しになったソコを思い浮かべて、
わたしは大きく息を吐いた。
「はぁ……あぁ……」
なぜかエコーがかって聞こえる自分の吐息のなまめかしさに身体が震える。全身が痺れ、軽く汗ばんだ身体が熱い。
「それ、で、こおやって。我慢、できなくて、自分で、触って、しまい、ました……」
昼間のように指先を伸ばす。じんじんとして、熱くたぎったソコに触れた瞬間。
「ん……」
ワクワク シェーン
270 :
まき:2005/11/12(土) 19:54:56 ID:Tdon7Zb30
かすかに水音のような音が聞こえた。
ぬめりけを帯びた熱い液体が指にからみつき、飛び散った気がした。
「あ……んっ」
ため息混じりの声が思わず漏れ出る。昼間よりも、なめらかに指が滑り込む。
「はぁ……んっ」
ビク、ビクビクン、と身体が震え、そのせいなのか、指の動きなのかよく分からない刺激がきた。
多分、どちらもだろう。旦那の前で、こんなはしたないことをしている、そんなシチュに心が折れた。
「あっ、あっ、だ、だめっ……! も、もぉ……」
うわごとのようにつぶやいて、わたしは瞬間で達していた。
力が抜け、脚がだらしなく垂れ下がる。荒い息づかいがしばらく、わたしの耳を支配していた。
「へぇ……。そんなことして、買ったばっかの下着を汚しちゃったんだ?」
遠くの方で旦那の声がする。
「ほんと、いやらしい女だね。お仕置き、しなきゃいけないね……」
ささやくような旦那の声。なぜか、その言葉に、心が震えた。
キテターつC
273 :
272:2005/11/14(月) 02:03:33 ID:v+ba5hyF0
あれ?何で俺の書き込みの後誰も来ないんだ?
俺何か悪い事した?
>>273 まきタン待ちだからね。
まぁゆっくりしてってよw。
保守age
276 :
まき:2005/11/16(水) 14:27:12 ID:FZok4NbU0
頭の奥底まで、じんじんとした痺れに支配されているような気がした。
「おいで」
よろけながら、旦那の前に跪く。
スウェットの下を膝まで下ろした姿を見れば、何を求められているのかは聞かなくても分かった。
はち切れんばかりに膨れ、天をも刺す勢いの旦那の分身から目が離せない。赤黒い鈍い輝きに混じって、つややかな先走りのきらめきがわたしを誘っていた。
「まきの、大好きなお仕置き、だよ。ほら」
半開きになっていたわたしの唇に固く、熱い固まりがねじ込まれた。
「ううぅ……」
声が漏れたが嫌悪はない。むしろ積極的に、飢えた赤子のようにわたしは旦那のそれを舐め、しゃぶっていた。
わたしがフェラが好きだと気付いたのは結婚してからだ。
それほど経験はなかったが、オクテと言ってもそれなりに耳年増ではあったし、旦那が言い出したときもそれほど抵抗無く受け入れていた。
277 :
まき:2005/11/16(水) 14:28:30 ID:FZok4NbU0
けど、初めて旦那のものをしゃぶったあと、驚くほど濡れていることに気付かされた。
柔らかなものが固くなっていく瞬間が一番好きだが、すでに欲望の固まりとなっているそれを舐めるのも好きだ。
にじみ出た先走りのぬめりが、のどに絡む時、自分がメスなんだって気付かされる。
そういう気持ちの高ぶりが良かったのかどうかは知らないが、少なくとも下手ではないと自負している。
先っぽを転がすようにしてから、ウラスジのラインを舌先で強めになぞる。
いつもなら、この時点で陥落してるはずだったが、旦那はかすかにうめくだけ。
今日の旦那は普段より我慢している。欲望をこらえることでわたしの上に立つつもりでいるのだ。
フェラやスク水のときもそうだったが、いままでは旦那が言い出したことを仕方なく受け入れるふりをして、
実のところ主導権を握っているのはわたし、という感じだった。
けど、今は違う。最初から、最後まで主導権を握っているのは、旦那なのだ。
だから、いつもとは違う。そして、その違いに二人とも魅惑されてしまっている。
278 :
まき:2005/11/16(水) 14:47:00 ID:FZok4NbU0
「ンはぁ……っ」
息苦しくなって、わたしは旦那のものを吐き出してしまっていた。よだれが糸を引いて、わたしの唇から旦那の分身にからみつく。
「止めないで、続けなさい、まき」
「……ご、ごめんなさい、旦那様……。苦しくて、つい……」
ぜいぜいとあえぎながらわたしは見上げるようにそう言った。
「……そう。しょうがない子だな、じゃあ、まきの口でイッてあげるよ。そうして欲しいんだろ?」
「……は、はいっ……お願い、します。わたしの、お口の中に、出して、ください……っ」
求めている答えをお互いに吐き出す。わたしは、再び旦那の分身をくわえ込んだ。
しゃぶりながら、手のひらで支えるように持った旦那の袋をくすぐるように愛撫する。
「うぅぅっ!」
こらえきれず、だんながうめき声を漏らし始めた。舌先全体をぐるぐると絡めるようにねぶりつくし、強く吸い込む。
あっけないほど簡単に、旦那の分身が震えて、わたしの口の中で暴れだした。
「んんぅっ……!」
勢いよく吹き出た熱いものがのどに当たる。咳き込みそうなのをこらえて、わたしはねぶりつづけた。
まきちゃんキタ━━━━━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━━━━━!!!!!!!!!!
280 :
まき:2005/11/16(水) 15:41:47 ID:TOvCC+Vb0
「んんく……」
いつもにも増して量が多く、濃厚な感覚が鼻をついた。のどにからみつく粘っこさを飲み下して、吸い込む。残り物の精も吸い出して、ねぶり尽くした。
「……ン、はぁ……」
二人揃って、長いため息をつく。
「気持ち、よかった、ですか? 旦那様……」
「ああ……。まきは、上手だね……。ご褒美、あげないとね……」
大きな手で、軽く汗ばんで額に張り付いた前髪を撫でつけられ、わたしはくすぐったさに目を閉じた。
「は、はい……ありがとう、ございます……」
ご褒美という旦那の言葉に下腹部が疼いた。今さっきまでしゃぶっていたものを欲しがっている。
はしたないほどに濡れ、溢れかけているのは確かめなくても分かるくらいだ。
「そこに、手を突いて……お尻をこっちに向けて突き出して」
「は……はいっ」
281 :
まき:2005/11/16(水) 16:00:13 ID:TOvCC+Vb0
旦那に言われるままにソファの背もたれに手をついて、座面に膝を押しつけるようにして腰を突き出す。
そして、期待に沸く心が、わたしを自分からみだらな行動をさせていた。
スカートとペチコートをまくり上げ、自分からむき出しにする。
震える左手で身体を支えながら、右手で熱くたぎる湿り気を帯びた場所を拡げ、晒して見せつけた。
「すごいね、まきは……自分から、おねだりしちゃって……なんていやらしい子なんだ」
呆れたような旦那の言葉に心が震える。
「はい……ごめんなさい、旦那、様……。まきは、すごく、いやらしい、女なのです……」
自分で自分をおとしめる言葉に再び下腹部が熱くなった。
早く、あの熱く固くいきり立ったものを入れて欲しい。ひたすらにそれを願うわたしの期待は、いとも簡単に裏切られた。
「じゃあ……もっと、いやらしい自分を自覚してもらわなきゃ……」
残酷な宣告の後、わたしは初めて体験するおぞましさにも似た快感に苛まれる羽目になった。
282 :
まき:2005/11/16(水) 16:34:34 ID:TOvCC+Vb0
「んぁ……っ、あっあっああああっ!」
どこを責められているのか一瞬分からぬままにわたしは腹の底から絞り出されるような鳴き声を上げさせられていた。
旦那の大きな手のひらで掴むように拡げられたお尻の中心部。そこに、旦那の舌先がねじ込まれ、かき混ぜられていた。
「やっ……だ、ダメ……そこは、汚い……から……んぁぁぁっ!」
少しだけ素にかえったわたしの懇願は旦那の舌先にねぶり取られた。内臓をねぶりあげられているかのような錯覚。
こらえきれずソファの背もたれに顔を押しつける形で揺れる身体を支えながら、わたしは何度も身体をよじって鳴き声を上げ続けた。
「汚くなんか……ないよ、まき」
何か別の生き物が存在してるのじゃないか、そう勘違いするほどうごめく旦那の舌先の動きに、わたしは翻弄され続けた。
「あっ、あっ、ダメ、ああああんっ」
283 :
まき:2005/11/16(水) 16:36:28 ID:TOvCC+Vb0
その上、旦那の指先が熱くたぎるわたしの中に侵入してきた。くるくる……とかき混ぜるようないつもの動きと、例のみだらな水音が連動する。
そして、むき出しにされ熱く固く腫れ上がったわたしの敏感な場所が指先で弾くように転がされた。
「ふぁぁんんっ……! やっ、だ、あ、あ、あ、ああんっ!」
三箇所同時という激しい旦那の責めに、わたしはただ泣き声めいた叫びをあげることしかできなかった。
上下の感覚がなくなり、真っ白になっていく頭の中。わたしの下半身全体が、ビクビクッ! と大きく震えて、熱い感覚が広がっていく。
「あああああっっ!」
絶叫した瞬間、はじけるような光が頭の中にひらめいて、消えた。
暖かい何かが太ももにかかる感覚と一緒に、わたしは意識を失っていた。
284 :
まき:2005/11/16(水) 16:56:20 ID:TOvCC+Vb0
「……まきちゃん、まき、大丈夫? おーい……」
遠くの方で、旦那のいつもの間抜けな響きの声が聞こえる。
身体が小刻みに震えて、力が入らない。宙に浮いているようなふわふわとした感覚から急速に覚醒して、わたしはゆっくりと目を開けた。
「たくちゃ……ん?」
すぐ側に、旦那の心配そうな顔があった。訳の分からない気恥ずかしさと、わき起こる安堵感。
わたしは思わず旦那のからだにしがみついて、厚みのある胸に顔を埋めていた。
「大丈夫? ごめん、ちょっと調子に乗りすぎたみたい……」
いつもより(´・ω・`)とした旦那の声になぜかわたしは涙ぐんでいた。
「いいよ……でも、怖かった。気持ち良かった、けど、自分が自分じゃなくなってくみたいで……」
「ごめんね……」
頭を優しく撫でられて、わたしは思わず泣きそうになった。
その時初めて、わたしは自分の太ももがひどく濡れているのに気付いた。ええっ?
「……あの、たくちゃん……。わたし、もしかして、おしっこ……」
あまりの恥ずかしさに汗が出る。
285 :
まき:2005/11/16(水) 17:10:43 ID:TOvCC+Vb0
「……あぁ、違うよ……多分、潮吹き、てやつかな……。僕もよく分かんないけど……」
おしっこ漏らしたわけではないとわかったけど、それはそれでやっぱ恥ずかしい。わたしは赤面した顔を旦那の汗くさい胸に埋めてごまかした。
「今日は、もう、止めとく?」
心配そうな旦那の声。
「ん……。でも、やだ……。たくちゃんのおちんちん、欲しいよ」
少しびっくり顔の旦那。笑いそうになる。
「大丈夫なの? 無理しなくても……」
「……無理、してないよ……わたし、エッチだもん。でも、それに気付かせたのは、たくちゃんだよ……」
こらえきれず、笑ってしまった。笑いながら、困惑したようななんとも言えない顔の旦那にキスする。
自分から舌をねじ込んで、旦那の舌先に絡める。
「ん……」
旦那がわたしを抱く腕に力がこもった。腰から背筋をじわっと這うようにくすぐる旦那の暖かい手のひらに
心が躍る。
「お願い。たくちゃんの、おちんちん、ちょうだい……」
「……うん」
286 :
まき:2005/11/16(水) 17:37:39 ID:TOvCC+Vb0
下半身をむき出しにして、ソファに座る旦那に跨るように抱きつく。軽くキスしてから、まだ固くいきり立っている旦那の分身を自分で導くようにあてがった。
「まだ……かちかちだよ、たくちゃ……ん」
「だって、まきちゃんが、すごくエッチなんだもん」
口を尖らせる旦那がすごく可愛い。ゆっくりと腰を沈めるように、わたし自身でわたしの中にめり込ませた。
まだ充分過ぎるくらい潤っていて、するりと旦那の分身を受け入れる。
「んんぅ……」
「はぁ……」
二人同時にうめくように声を漏らした。弛緩していく身体の体重がもろにつながっている部分にかかり、奥深くまで挿入されていく。
「あったかい……ね」
「うん、気持ち、いい、よ……」
旦那の両手がわたしの腰を抱いた。持ち上げられる感覚の後、すとんと落とされる浮遊感。そして、身体の奥底を突き上げられる感覚に自然と声が漏れる。
287 :
まき:2005/11/16(水) 17:39:07 ID:TOvCC+Vb0
「んぁ……んっ!」
つながっているあたりから、例によってみだらなぬめり気の泡立つ音が聞こえてくる。
最初ゆっくりと、そして徐々にそれが早まっていく。リズミカルに繰り返されるそれに、わたしは翻弄され、うわごとのように嬌声をあげさせられた。
「……気持ち、いい、よ、たくちゃ……あぁんっ!」
「うん……。はぁ……まき、気持ち、いい」
まき、と呼び捨てにされることがうれしかった。上気して紅潮した旦那の弛緩した顔が、何よりもうれしい。
こうやって向かい合って相手の顔を見るセックスがわたしは大好きだ。
「ね……。こんなに、エッチな、わたしでも、好きでいてくれ、る?」
荒い息づかいで、わたしは聞いた。
「あたり、前、だよ……どんなまきちゃんでも、僕は好きだよ……」
挿入されたまま、体勢が入れ替えられた。抱きかかえられ、ソファに押し倒されるようにされて、今度は旦那がわたしの上になった。
両膝の裏を抱え上げられ、折り曲げられる。のしかかるような旦那の体勢が、より深く奥底を突き上げる。
288 :
まき:2005/11/16(水) 17:47:22 ID:TOvCC+Vb0
「んぁんっ……、たく、ちゃ、もっと……激しく、しても、いい、あ、あ、ああああっ」
わたしがそういうよりも先に、旦那の動きが加速していた。
溢れかえり、音もしなくなるほどたぎったそこが熱く、痺れていく。
熱く固いものが、出ては入り、出ては入りする。激しい突き上げに、わたしはまたも頂点に達しようとしていた。
「まき、まき、ああっ……もぉ……」
旦那の声が頭の中にこだまする。
「……たくちゃ……来て、お願い、来て……!たくちゃん……!」
うわごとのように絶叫するわたしの中で、旦那の分身が膨れあがり、震えるのが分かった。
「あぁぁんっ!」
熱い塊がわたしの中に打ち出される感触。幾度も震えて、わたしの奥底を何度も突き上げた。
「まき……っ」
「くぅぅんっ……!」
子犬のように泣き声を上げて、わたしはまた落ちていくような感覚に溺れ、震えた。
紫煙
うっ!!
291 :
まき:2005/11/16(水) 19:39:10 ID:DnGX2WYy0
数ヶ月後。
……けたたましくリビングの電話が鳴った。
「はい、もしも……。あ、たくちゃん?」
旦那だった。
『今から、帰るよ。今日は、晩ご飯何?』
「今日は、肉じゃが。あと何か食べたい?」
白菜のみそ汁をリクエストする旦那。わたしは脳内の冷蔵庫リストを
素早くチェックしながら一番肝心の質問をした。
「……で、今日は、どうする?」
『んー。今日は、まきの好きなパターンでいいよ。じゃ、またあとで』
電話を切ると、わたしは寝室に入った。
292 :
まき:2005/11/16(水) 19:39:43 ID:DnGX2WYy0
タンスを開ける。昨日は、わたしの高校時代の制服を着た。
一応、コレで一回りしたところだ。タンスの中をしばしひっくり返す。
「……これにしよっかなぁ」
最初に旦那が買ってきたのとは別のメイド服。色の組み合わせは白に濃紺だが
上着が白のブラウスになっている。ちょっとウェイトレス風。
別の棚を開けて、下着を取り出す。今日は、黒でキメる。
フルレースのブラに、Tバッグ。
そそくさと服を脱いで、下着を身につける。
293 :
まき:2005/11/16(水) 19:40:04 ID:DnGX2WYy0
そして……さらに別の棚から取り出したピンクロータをショーツの中に押し込んだ。
旦那から電話があった時点で、そこは充分に潤っていた。滑り込むように受け入れる。
「はぁ……」
思わずため息が漏れた。けど、まだスイッチは入らない。リモコン式になっていて、リモコンは旦那が持っているのだ。
素早く着替えて、わたしは姿見で自分をチェックした。
ほんのりと赤く染まった頬、そして目が少し潤み始めている。
はやる心を抑えて、わたしはキッチンに戻った。
旦那が帰ってくるのが、とても楽しみだ。今夜も夜が長くなりそうだった。
(おわり)
本物のまきちゃんまだ〜?
295 :
まき:2005/11/16(水) 20:03:29 ID:DnGX2WYy0
偽物扱いされてしまった……orz
鳥つければよかったかな。
>>294さん、接続し直したのでID変わりましたが本物ですよ(w
まきちゃんシリーズはこれで終了ということであとがきなど。
ほんわかしてエロく、恋人や奥さんと盛り上がっちゃうような話にしたいなぁ、と思いこの話を書きました。
だもんで
>>228さんの感想はほんとうれしかったです。
もちろん、他の方のご支援もありがたかったです。この場を借りてお礼します。
メイドバージョンは完全に勢いで書きました。ハード調教ものを期待してた人にはごめんなさい。
あくまでもスク水版のムードを壊したくなかったのですが、途中から文体が変わってしまうわ
話の雰囲気も変わってしまうわでどう収集つけようかかなり悩みました。
最初の入り方が体験談ぽくなってますが、100パーセントわたしの妄想なので
(まぁお分かりでしょうが)。
では、完成度低い話を読んでくれた心優しい方々に感謝して終わります。
また何か思いついたら書きますね。では。
まきちゃん乙でした。
ちなみに性別は?w
乙!
おえも性別知りたいぞ!
298 :
まき:2005/11/17(木) 13:26:17 ID:CRYWYDBTO
>>296 >>297 2chでそれを明らかにする事に意味があるとも思えませんが……(w
読んだ方がそうだと思った方がわたしの性別です(w
乙。まきは文才あるな。
違う長編も書いてみないか?
ゲッチュ
他にUPされる方もいるかなと思いしばらくROMってましたが、
なんだか寂しい様子なのでUPさせてもらいます。
もしかするとスレ違いすれすれの内容なので
苦情やなんかあれば遠慮無く言ってください。
HNは今後変えることもあると思いますが鳥つけるので
それで判別してもらえればと思います。ではでは。
「……どこを、どうして欲しいのか、ちゃんと言わないと分からないな」
男はでっぷりと太った体格に似合わない爬虫類の目つきでそう言うと、濃紫に白レースがあしらわれた下着姿の葉月の反応をじっと観察していた。
男は真性のサディストだった。女を嬲り、服従させ支配することに長けていた。そのためなら、相手に合わせ、プレイスタイルを変えることすら厭わない。
「……」
葉月があえて応えずにいると、男は薄く笑って手元のリモコンのスイッチを押した。軽い振動が葉月の下腹部を刺激する。声は上げなかったが、ツボを心得た男の配置の巧みさに身体が反応してしまう。
軽く身をよじらせ、表情が切なさをたたえたものに変わる。
ベッドの上、両腕は拘束されていた。と言っても、抜こうと思えば抜ける。あくまでも、プレイの小道具としての拘束だった。分かっているもの同士のお約束であり、女に安心感を与えるための罠でもある。
震えて、開かれていた両膝が閉じかける。男は視線でそれを制した。のろのろと、震える脚を開く。
葉月の濃紫のショーツが再びむき出しになった。ショーツの中、葉月に官能を強制するもののふくらみがはっきりとして、存在を主張する。そのあたりに、葉月の官能のしるしを見つけて男はほくそ笑んだ。
「随分と強情なようだが……」
男は葉月の両膝を掴んでさらに開かせ、震える葉月をのぞき込んだ。
身体の奥底からわき起こる感覚に身をよじり、頬を紅潮させてそれに堪える葉月の反応を男は楽しんでいた。じわじわと嬲って服従させるためならどれほどの時間がかかろうともかまわないのだ。
「感じているのだろう? 君の身体はそう雄弁に語っている」
「……っ、は、はい……」
堪えきれず、葉月はかすれた声で声を漏らした。男とのプレイによる刺激だけではなく、ようやく錠剤の効き目が現れたのだと実感した。
性的な刺激を受けることで分泌される体内物質に反応して効果を現す催淫剤。そう説明された。だから、ただ飲んだだけでは効果を発揮しないのだと。
男の視線が自分を嬲る感覚に葉月は狂おしいようなもどかしさを感じはじめていた。同時に、自分の秘所が熱くたぎり溢れんばかりに潤ってくるのがはっきりと分かる。
「……んぅ……あぁぁっ」
ビクンッと身体を震わせて葉月は小さくうめきを漏らした。男がリモコンを操作して、葉月のショーツに納められたローターの振動を強くしたのだ。
小刻みに震える身体と、荒くなる息づかいが徐々にシンクロしてくる。そのまま官能の海に飲まれ、意識を溺れさせるギリギリのところで男はリモコンを操作し、それを中断させる。
責める者を焦らし、高ぶらせるテクニックを男は当然のように使いこなした。そうすることで責める者を虜にし、どこまでも服従させるのだ。
「……ぁん……、おね、がい、もう……焦らさない……で……ああんっ!」
錠剤の効果が言わせるのか、男のテクニックが言わせるのかは分からない。けれど、懇願の言葉をついに葉月は口にしていた。
「いかせ……て、くださいっ……もぉ……がま……でき……あああっ」
振動が一段と激しくなり、葉月の欲望を満たすレベルで稼働し始めた。そしてまた、頂点に達しようというところで止められる。
「お願い、します、わたしの、オマンコ……イかせて、ください、お願い……」
無我夢中でつぶやくように言う葉月の言葉に男は満足げに笑みを浮かべた。
「いいとも……いい子だ」
葉月の官能のしるしが染みてはっきりと分かる形で浮かび上がったローターを男はショーツから抜き取った。そのまま、葉月の鼻先に突きつける。淫らな粘液がまとわりつき鈍く光るそれを直視させられて葉月は一瞬視線を逸らした。
「見なさい。コレが君の淫乱のしるしだ」
「……ち、ちがいま……す」
葉月の否定を男は鼻で笑った。
「出会ったばかりの男の前で、こんな風になる君は立派な淫乱だと思うがね」
葉月が応えずにいると、男はローターとリモコンを放り出してズボンのジッパーを下ろした。でっぷりと太った身体と比較しても巨大に見える自分自身の欲望を取り出し、見せつけるように晒す。
「コレが欲しくはないかね。欲しいのなら、どうすればいいか君自身の行動で見せなさい」
男の言葉に葉月はのろのろと両腕の拘束を解いた。軽くひねるだけでするりと抜けるようにされている。
男の前に跪いた葉月は膨れあがった男の欲望そのままに体現された男の分身を捧げ持つように手のひらに包みこんだ。熱く、固い男のものの感触が葉月のメスの本能を刺激する。葉月はそっと目を閉じて手の中にあるものに口づけた。まるで愛おしむように何度も。
自らに服従したかのように見える葉月の行動に男は口元だけで笑った。そして、下腹部に沸きおこった快感に軽く眉をしかめた。
艶めかしく動く葉月の舌が男のものに絡みついていた。上から、下に。下から、上に。いっては戻り、いっては戻りする葉月の舌先の動きは男に必要以上の満足感を与えていた。呆れ、感嘆するほどに。
葉月の与える快楽に刺激され、脈打つほどに膨れあがった男の分身を葉月は唇でくわえ込み、飲み込んだ。微妙にうごめく舌の動きと合わせるように、葉月が頭を上下させる。
「ん……」
口元から動きに合わせて漏れる淫らな音の響きと、葉月の唇が自らに与える快楽に男はいつもなら忘れない欲望のコントロールを忘れていた。そのまま、快楽の海に溺れてしまっていた。
”たまには、いいだろう”
傲慢な男の意識はそれを許容した。自身の精を与えることでさらにメスの本能を刺激できると。
それは男の勘違いだった。葉月の巧妙な舌の動きに魅了されていることに、男は気付いていなかった。男の分身が膨れあがり、数回震える。
ねっとりとした舌を強く絡めて、吸う。そして、その瞬間を葉月は狙っていたのだ。
アップにまとめられている髪を留めている髪留めに素早く指先を伸ばした。滑らせるように引き抜いて、スナップをきかせて振る。
仕込まれていた刃が鋭く伸び、まとめられていた髪が広がり落ちるその刹那、男ののど笛を切り裂いて、斜め上に走った。
返す刀で、頸動脈を切断し、葉月の手のひらでくるりと回転した刃は男の左肋骨の隙間を縫って男の心臓を貫いた。
主がその人生を終えるのとほぼ同時に、男の分身はその欲望の塊を吐き出していた。首から吹き出す男の血に混じって、白いものが葉月の顔にまき散らされる。
声も上げずに男は床に崩れ落ちた。
むせかえるような血の匂いの中、ゆっくりと立ち上がって葉月は男の死を確認した。
男の心臓を貫いている髪留めを引き抜くと、血まみれになった下着を脱ぎ捨てバスルームに入ってシャワーを浴びる。
顔にこびりついた男の白いしるしと真っ赤に染まった身体を洗い流しながら、葉月は両の乳房を持ち上げるように揉みしだき、固く尖る先端を指先で転がした。均整の取れたCカップの胸がいつもよりも熱く、張っているのが分かる。
「んぅ……」
欲望にぬかるんだ自らの股間に指先を伸ばした。シャワーの湯とは違うぬめり気を指先に絡め、指で転がす。
「んっ、あぁぁ……んっ」
声を漏らしながら潤いすぎるほどに潤った自分の秘所に指を滑り込ませ、かき混ぜる。
焦らされ、欲望を高ぶらされた身体を鎮めるためには、今は自分で慰めるしか手はなかった。
血の匂いのせいなのか、錠剤の効き目がまだ残っているのか分からぬまま葉月は身体が求めるうずきを自らの指先の動きに任せた。
シャワーの音にかき消されて耳には聞こえないが、身体の中から伝わる淫らなぬめり気をかき混ぜる音が葉月を高ぶらせた。
血が洗い流されるのにあわせて、指を締め付ける自分の肉の震えが強くなっていく。
脱力して、へたり込んだ。滝のように降り注ぐシャワーの中、葉月はひとり四つんばいになって腰を突き出し、淫らな自分の指先の動きに溺れた。
腹の底から出る獣のような泣き声を自分で聞きながら、葉月は数回、小さく達していた。
「あああっ……! あっ、あっ、ああっ!」
それだけでは満足できないとでもいうように、熱く固く尖った花心をつまみ、転がす。いとも簡単に、わき上がる大きな官能の波に葉月は呑まれ、身体を何度も震わせて官能の頂点に達していた。
バスルームを出て、身体を拭う。洗面所で髪を乾かして、ブラッシングのあと、血を洗い流した髪留めで元通りアップにしてベッドルームに戻る。むせかえるような血の匂いはそのままだった。
血にまみれ床に転がる男だったものをちらりと一瞥しながら、葉月はクロゼットを開けた。サックスブルーの新しい下着を取り出し、ブラからつける。ごくありふれたフェミニンなデザインの下着が、葉月は一番好きだった。
男と出会ったときに着ていた派手なスーツではなく、むしろ地味な白いセーターに袖を通す。ブーツカットのジーンズに、焦げ茶のフェイクレザーのショートコート。
メイクも仕事中とは違って、ほとんどノーメイクと言っていいほど軽く施し、ごく淡い色のリップを塗ってから葉月は居間の電話に手を伸ばした。なめらかな手つきでダイヤルをプッシュする。きっちり3回目のコールで相手が出た。
「わたしです。終わりましたので部屋を出ます」
『わかった』
受話器を置くと葉月はクロゼットの中の自分の小さな鞄を手にして部屋を出た。すぐに、待機している処理班が、何事もなかったかのように部屋を綺麗に”清掃”するはずだ。
そして、早ければ今日の深夜にでも男が病死かまたは事故死したというニュースがマスコミに取り上げられて終了する。
男の素性に葉月は何の興味もなかった。いままでも、そしてこれからも。
エレベータを使わずに、階段をゆっくり降りる。晩秋の寒気がまとわりつく感覚に葉月は小さく身体を震わせた。
外はすでに夜の闇に包まれている。時間は21時を少し回ったあたりだった。鞄から手袋を出すとそれを着けて、1階の駐輪場に停められたごくありふれた27インチの自転車に跨り、葉月はマンションを離れた
葉月がこの仕事をするようになったのは、生まれたときから宿命づけられたものだった。というより、そういう風にごく幼い頃から育てられたのだといった方が正しい。
優秀な兵士や殺し屋の遺伝子を実験室の中でこねくり回され、いくつもの人種の複雑な混血に生まれた葉月は物心付いた頃からずっと訓練を受けて育った。
いくつもの言語や殺人術、そして必要な様々なスキルとありとあらゆるセックスのテクニックをたたき込まれた葉月が初めて”仕事”をしたのは16の時だった。
基本的には、その美貌と抜群のプロポーション、そして卓抜したセックスのテクニックを用い、ターゲットを骨抜きにしてあの世に送り込む。
疑問を感じたことは一度もなかった。殺した相手が誰だろうと葉月には何の関係もない。いままでがそうだったし、そしてこれからもそうだろう。
そうやって”仕事”を続けて10年が経っていた。
その複雑な血ゆえに、葉月は髪の色と目の色さえ変えればどの人種なのか分からなくなる。何もしなければアジア系で通るが、ウィッグを着け、カラーコンタクトを入れるだけで全く別の人種に化けることができた。
だから、初めて”仕事”をしたときはアメリカだった。それから、世界各地を転々として、今は日本で仕事をすることがほとんどだった。
自分を飼っているのがCIAと呼ばれている組織であることも葉月は知っていた。CIAの海外特殊工作セクション。朝鮮戦争の直後発動された”ドール・プロジェクト”と呼ばれる暗殺と特殊工作のための人間兵器養成計画。
CIAの暗黒面が色濃く表れた極秘計画の成功例が葉月だった。
自分の他に、同じように育てられた”ドール”がいるのかどうかは葉月は知らない。多分、いるのだろうという想像はしているが、そのことが知らされることはきっと無いだろう。おそらく、自分に命令する”ハンドラー”でさえ知らないはずだ。
5分後、マンションからほど近い私鉄の駅に着いて、葉月は駅前の駐輪場に自転車を入れた。新宿方面に向かう電車に飛び込んで、ドアのそばにもたれかかりため息をつく。
人気が多く少しむっとした車内の空気にとけ込みだした頃、新宿のネオンの輝きが視界に飛び込んできた。
ホームに降りてすぐに鞄から携帯を取りだし、電話をかける。
「もしもし……わたし。今、新宿に着いたところ」
『あ、ちょうど良かった。僕も、今仕事終わったとこ。いつものとこで、待ってる』
耳に飛び込む青年の声に葉月は言いようのない安堵感を感じていた。
「やぁ。お疲れ」
数分後、いつも待ち合わせる書店の前にたどり着いた葉月を待っていたのは、葉月より10センチほど高い位置にある青年の朗らかな笑顔だった。
「ごめん、なさい。待った?」
葉月が息を弾ませ、顔が紅潮しているのは駅から少し走ったせいだけではない。
「走ってきたの?」
「早く、会いたかったから」
青年に抱きつきたい衝動を抑えて、葉月は息を整えた。少し驚いた表情の青年は、すぐに笑顔を浮かべて鼻をかいた。
「そんなこと言うと本気にするよ」
「ウソじゃないよ」
「……ありがと。おなか、空いてない? ご飯食べよっか?」
青年の誘いに応じて、葉月は無言で頷いた。
青年の名は李潤雄と言った。年は葉月と同じ。香港で生まれ、中国返還の少し前から、日本で生活し始めたのだという。
潤雄と葉月が初めて出会ったのは3ヶ月前のことだった。”仕事”を終え、家路に急いでいた葉月は、
新宿の夜の闇の片隅で酔漢に絡まれたのだった。”仕事”以外でその戦闘力を発揮するわけにも
いかず、困り果てていた葉月を助けてくれたのが潤雄だった。礼を言った葉月に見せた潤雄のはにか
んだような笑顔が、心に染みついたように感じられた。そんな風に、他人のことを考えたのは、葉月にとって
生まれて初めてのことだった。
日常生活で他人との必要以上の接触はハンドラーから禁じられていたが、葉月は初めてその禁を
破った。お礼という言い訳で連絡先を聞き、数日後に食事に誘った。それから時折連絡があっては会う
ということを繰り返していたが、今では”仕事”が終わるたびに潤雄の笑顔を見たくて自分から連絡
をするようになっていた。それがどういうことなのかという自覚はある。けれど、一人になるたびに
潤雄の顔を見たくなっている自分に葉月は抗えないでいた。
終夜営業のファミリーレストランは平日にもかかわらずごった返していた。たまたま空いていた一番
奥の席に座り、セットメニューを頼んだ。
「仕事、忙しいみたいだね」
不意に潤雄がそう言った。
「どうして?」
「少し、疲れてる顔になってる。僕の気のせいかな」
「そう、かな。でも、そうかも知れない」
なぜか赤面して、葉月はぽつりとそう言った。真面目なときの潤雄の瞳はとても聡明でクールに見
えて、何もかもが見透かされているような錯覚を感じる。けど、いくら潤雄でも葉月の正体を見破る
ことはできないだろう。普通の、ごく普通の生活をしている人間には想像することすらあり得ない。
潤雄には小さな会社の事務の仕事をしていると言ってあった。潤雄はと言うと、警備の仕事をして
いると言っていた。だから、不規則な時間でも会うことができると、冗談めかして言われたことがある。
「食べないの?」
「えっ、あっ、うん、食べる……」
いつの間にか、潤雄に見とれていた。頼んだものが運ばれてきていたことも気付かなかった。
ボローニャ風スパゲティを口元に運びながら、葉月は耳まで赤くなった。潤雄といるといつもこう
なる。不可解な自分の状態に困惑しながら、潤雄の方をちらりと見る。目が合った。
一瞬怪訝そうな表情をした潤雄が葉月を見てくすりと笑った。
「……葉月ってさ、とてもクールに見えるのに時々そうじゃない顔、するよね」
「えっ」
どぎまぎとしてフォークを落としかけた。
「あはは。可愛いってことだよ」
「からかって、いるのね」
「本気だよ」
さらりと言う潤雄に何も言えず、葉月は視線を落として食べることに集中した。薬の効き目はもう
切れているはずなのに、身体が熱くなっていることが不思議だった。
”仕事”の時にこんな感覚を覚えたことはなかった。歯の浮くようなほめ言葉を聞き流し、惑わせ、
誘うことになれている自分が潤雄が相手だと何もできなくなる。
今まで自分と潤雄の関係を定義づけて考えたことはなかった。時々会って話をし、食事をしたりし
て別れる。それだけでよかった。潤雄もそれ以上踏み込んでは来なかった。あくまでも、潤雄と自分
はただの友達だ。そう自分に言い訳をして潤雄に惹かれている自分を肯定するようにしていた。
しかし、会うたびに潤雄に抱きしめられたい。そういう衝動に飲み込まれそうだった。身体の奥底
が収縮するような感覚。身体が、潤雄と一つになりたがっている。潤雄と会うたびに、そういう思い
が強くなってきている。
今日も多分、そうなりそうだった。その度にわき起こる、それに反するような恐怖感。熱い感覚と
重苦しい恐怖感のせめぎ合いに、葉月はいつも何もできないでいた。
食事を終え、コーヒーを飲んで店を出た。会計は潤雄が払った。財布を出しかけた葉月を潤雄は笑
顔で制した。
「……今日は、いいよ。また今度奢って」
「ごめんなさい……。ごちそう、さま」
無言で歩き出した葉月の手のひらを暖かいものがさらって握りしめた。はっとして潤雄の方を見る。
潤雄の手のひらが自分のそれをそっと握りしめている。身体がとろけそうな感覚に葉月は力が抜けそ
うだった。目が自然と潤んで、顔が熱くなる。
駅のすぐそばまで無言でそのまま歩き続けた。街の喧噪が収まるには、まだ、時間がある。家路を
急ぐ人々の群れに紛れて、二人は淡々と歩き続けた。
いつも別れる改札口に着いた。いつもここで別れ、潤雄は違う電車に乗って帰って行く。
「葉月。もうすぐ、電車が来そうだけど……」
困惑したような潤雄の言葉を聞いても、葉月は手を離せないでいた。手を離して、いつものように
自分の世界に戻る時間が来ていたが、葉月はそれを決心できないでいた。
「……潤雄。わたし。わたしね……」
言いかけて、葉月は口ごもった。何を言おうとしているのか、自分でも分からない。その先を言う
ことの恐怖感に苛まれ、心が震えていた。
偽りの仮面を被って潤雄に会っているだけなら、まだよかった。仮面を被ったまま、思いをぶつけようと
していることに自分が怯えているのだと、気付かされた。
俯く葉月の身体を、暖かいものが包み込んだ。潤雄のがっしりとした腕が葉月を抱きしめていた。
「ごめんよ。ずっと、我慢していたけど、今日は、我慢できなくなった」
潤雄のささやきに葉月は反射的に抵抗しかけた力を弱めた。むしろ積極的に身体を潤雄に預けていた。
「……葉月が、何かを恐れてるのはわかってる。だから、それがなくなるまで待てと言うなら、僕は、
待つよ。葉月がイヤでなければ」
潤雄のささやきが葉月のすべてを包み込んだように思えた。震えて、凍り付いていた何かが熔けていく。
「潤雄。わたし、潤雄と離れたくない。このまま、一緒に、いて欲しい」
恐怖を乗り越える言葉を、葉月は口にしていた。自分を抱きしめる潤雄の力が強くなったことに、
葉月はこの上ない幸福感を感じていた。偽りの仮面を被ったままでも、今はかまわない。求めている
ものを手に入れる幸福を逃したくなかった
スミマセン、
>>301に書いたことに訂正です。
鳥の前はHNではなくタイトルと言うことにします。
( ゚д゚)アキタヨ・・・と思ったら遠慮無く言ってください。
今日はコレまでです、ではまた。
>>◆t9prjrGNkcさん
スレ維持アリガd
続きハアハアしながら待ってマツ
熱に浮かされたような朦朧とした気分のまま、葉月は潤雄のアパートへ向かっていた。ほどよく混み合った電車の中、ぴんと張りつめた夜の寒気漂う街並みが、ぼんやりとしか記憶に残っていない。
ショートコートを脱いで振り返る。後ろ手にドアを閉める潤雄の顔があった。玄関口の白熱電球がともすオレンジ色の光が、静まりかえった室内に暖かい空気を呼び込んでいるように感じた。
部屋の明かりをつけず、ほの暗い中で葉月は上着を脱いだ潤雄に抱きついた。モスグリーンの綿シャツの胸に顔を埋め、見た目よりもがっしりとした感触にそっとため息をつく。
「……わたしも、ずっと、我慢していた」
葉月のささやきに潤雄は暗がりの中で怪訝な表情になった。
「何を?」
「わたしも、ずっと、こうしたかった。潤雄と」
体臭というのとは違う、潤雄の男の香りをかいで、葉月はまたため息をついた。
「ため息をつくと、幸せが逃げるって、言うよ」
「いい。わたしは、今幸せだから」
歌うようにささやく葉月に潤雄は少し苦笑して、葉月を抱く腕に力を込めた。小さな子供をなだめるように、頭を優しく撫で、軽く胸に押しつけるようにする。
「僕もそうだよ。今こうしていることが、信じられないくらい」
葉月は潤雄を見上げた。優しい瞳が潤んで、揺れているのが暗がりの中でもはっきり分かる。
葉月は自然と瞳を閉じた。何故そうしたのかは分からない。大きく、けれど柔らかい手のひらが葉月の頬を優しく撫でて、そして持ち上げる。
かすかな潤雄の吐息を感じてすぐ、潤雄の唇が葉月の唇に触れた。確かめるような優しいキス。そして、再び唇が触れ、強く吸い上げられる。
「っん……」
唇をかき分けて侵入してきた潤雄の舌先が、葉月の歯茎や上あごの裏を撫で回す。その感触のくすぐったさに身を震わせながら、葉月も負けじとばかりに自分の舌先を潤雄のそれに絡める。舌と舌が触れ、絡みつく心地よさに心が溺れる。息が苦しくなるほどキスをむさぼり合う。
「……っはぁ」
新鮮な空気を求めて、自然と唇が離れた。喘ぐように息をする葉月の首筋に潤雄の唇が触れ、滑った。時折、印を付けるように小さな音を立てて吸い付いた。
「んんっ……」
くすぐったくも心地よい感触に軽く葉月は身をよじる。首筋をなぞる潤雄の唇が、徐々に移動して葉月の耳たぶを責め始めていた。ちろちろと舌先が這い回り、吐息が耳孔をそよがせてくすぐる。
脚の力が抜け、立っていられなくなった身体を支えるために、潤雄にしがみつく指先に力が入る。
「可愛いよ、すごく。葉月のそういう顔が、ずっと見たかったんだ」
耳元でささやかれる潤雄の少し低めの声が、葉月の全身をとろけさせた。頭が痺れたようになって、何も考えられなくなる。
”これが、恥ずかしいという気持ちなのか”
生まれて初めて感じた、訳の分からない感情に自分の中でそう結論づける。
背中に回った潤雄の手のひらがセーターの上からブラのホックを外していた。耳や首筋を責めながら、葉月のセーターを徐々にめくりあげ、晒していく。
潤雄のなめらかな手つきはブラも一緒にめくりあげてしまい、葉月の美麗な、つんとした胸をひんやりとした部屋の空気の中に開放していた。
不意にわき起こった開放感にも似た感覚に葉月は少し身震いした。暖かな潤雄の手のひらが包み込むように葉月の右胸を持ち上げ、揉みしだく。つんと尖った先端も、指先で転がすようにつまみ上げられ、弾かれる。
「やっ……ん、あっ、だ、め、あぁっ!」
流れるような潤雄の愛撫に葉月は翻弄されていた。弾かれたようにびんと背筋が伸び、身体が震える。漏れる声は明らかに1オクターブ跳ね上がり、大きくなりつつあった。
堪えきれず、葉月は潤雄の首筋に腕を回し、抱きついた。脚が震え、立っていられない。
もう一方の潤雄の指先が、葉月のジーンズに伸びる。ボタンを外し、ジッパーを降ろす。大胆に動く手のひらが、ぴったりとした葉月のジーンズを足下にすとんと落とし、あっという間に葉月はめくりあげられたセーターと下着だけにされていた。
「脚を抜いて。転んじゃう」
耳元でささやかれ、葉月はのろのろと脚を動かした。そしてジーンズから足首が抜けた次の瞬間、膝の裏をひょいと抱えられ、抱き上げられる。不意に失われた重力に慌てて首筋に巻き付けた腕に力を込めた。
部屋の奥のベッドまで運ばれ、ゆっくりと降ろされる。ひんやりしたシーツが火照った身体に心地いい。ベッドに腰掛ける形になった葉月のセーターを、潤雄は相変わらずのなめらかな手つきで脱がせていく。
「寒く、ない?」
葉月と同じように腰掛けた潤雄がささやいた。無言で頷く葉月の頬をそっと手のひらで触れ、そして優しくキスする。目を閉じながら、今度は、葉月から積極的に深くキスしていた。
舌先で潤雄の唇をかき分け、舌先に舌先を絡め、強く吸う。最初葉月の積極的な動きに戸惑っているように見えた潤雄も、同じくらい積極的に舌先を絡めて、唇を強く吸った。
「ん……ふぁ……っはぁ」
呼吸ができなくなり、唇が離れて、声が漏れた。完全に力が抜けた葉月をゆっくりとベッドに押し倒す。覆い被さる形になった潤雄の瞳が、情熱的にきらきらと輝いているのが見えた。
しえん
331 :
えっちな21禁さん:2005/11/30(水) 07:08:35 ID:2el/c5K60
age
詩演。。。
潤雄の視線に戸惑いを覚えて、葉月は視線を逸らした。潤雄の顔を見ることができない。
「顔を見せて」
「ダメ……見れない」
早口で言って葉月は口をつぐんだ。どうしていいか自分でも分からない。
「恥ずかしい?」
笑いを含んだ表情でそういう潤雄に葉月は無言で頷いた。
「……恥ずかしがること、ないよ。すごく……綺麗だ」
おごそかな口調の潤雄に、ゆっくりと息を吐きながら葉月は視線を合わせた。
心臓の鼓動が耳を支配する感覚に一人息を呑む。潤雄に見られている。そう意識しただけで、葉月の身体の奥底が収縮し、熱いものがあふれ出す。意識せずに、葉月は内ももをこすり合わせるように動かしていた。
「すごく、綺麗だ、葉月……」
繰り返すようにささやいて、潤雄は両手の平で葉月の熱く張った胸を包み込んだ。中指と薬指の間にすでに固く尖った先端を挟み込むようにして、ゆっくりと、壊れ物でも扱うように揉みあげる。
「んっ……く」
じわりとわき起こる鈍い快感にも、葉月は堪えきれなくなっていた。望み焦がれた相手との睦み合いが、これほどまでに自分の官能を揺さぶるものだとは、想像すらしたことがなかった。
「んぁあっ……あん……」
潤雄の指先がなめらかに動いて、葉月の敏感な先端を弾くように刺激していた。優しくつまみ上げ、転がすように押しつぶす。
固く尖りきって、敏感になっている先端が、一見荒々しいが丁寧な愛撫によってさらに固く尖って、どこか痛みにも似た痺れるような快感が溢れこぼれる。
「くぅん……っ」
暖かく、柔らかな何かがその敏感にされた先端を包み込んでいた。そして、なめらかなぬめり気を伴ったものがくるくるとなぞるような動きをしてさらに刺激する。
快楽の中、朦朧とした葉月に赤子のように胸にしゃぶりつく潤雄が見えた。その間も、潤雄の指先が忙しく動いて、もう一方の葉月の敏感な先端を翻弄し続けていた。
「あ、あ、やっ……ああんっ」
声が漏れ、身体が伸び上がる。ぴんと張った背筋が、葉月が快楽に溺れていく様を如実に物語っていた。
代わりばんこに、葉月の胸を責め続けていた潤雄の片手が、徐々に下半身へと伸びていく。脇の下をくすぐるように滑っていく指先が、骨盤のあたりを強くなぞるように刺激して、ショーツの裾に沿うようにうごめく。
「んぁっ……あっ!」
ビクン、と大きく葉月の身体が震えた。そうすることが当然のように潤雄の指先が、葉月の内股の奥に滑り込んでいた。突然わき起こった股間への圧迫感に反応して身をよじり、脚をきゅっと閉じる。
しかし、潤雄の手のひらがそれをこじ開けるように広がって、より密着するように押し当てられる。
「んん……」
葉月の眉がひそめられ、表情が切ないものになった。押しつけられた指先がうごめいて、葉月の秘所の一番敏感な部分をショーツの上からひっかいて、撫で回す。
ショーツにあしらわれたレースや縫い目の細かな凹凸に爪先が引っかかり、発生するかすかな振動が絶妙な刺激になって葉月を翻弄するのだ。
「やっ……ぁぁんぅ……っ」
潤雄の指が動くたびに発生する快感に抗えず、腰をくねらせ、震える脚が葉月の意志とは関係なく開かれていく。
潤雄の指先は、そのだらしなく開かれた葉月の脚をも責め立てた。触れるか触れないかのかすかな接触で、指先をかすかに震わせて内股から、つま先の方へ指先が這っていく。
「くぅんっ!」
くすぐったくも巧妙な愛撫に葉月は子犬のように泣き声を上げてうごめくことしかできなかった。
荒く呼吸させられながら、犬のような自分の息づかいに戸惑い、溺れていく。繰り返し、強弱をつけて脚とショーツを行きつ戻りつする潤雄の指先に、葉月の身体は完全に支配されていた。
官能の頂点に達するところまではいかない。だが、それがかえってもどかしく、焦燥感を葉月に味合わせることになった。身体の奥底がうずき、熱いものがはっきりと溢れてショーツを汚しているのが自分でも分かる。
”仕事”でこうなることは何度もあった。しかしそれは所詮錠剤の効き目があってのことだ。錠剤も飲まず、こんな風になることなど、葉月の過去の経験には、なかった。
「葉月……。すごく、濡れてる。感じてくれて、うれしいよ」
耳元でささやく潤雄の感嘆の言葉に葉月は目を閉じた。声が出せなかった。身体に力が入らない。
ややあって、葉月はゆっくりと目を開けた。慌ただしく自分の服を脱いでいく潤雄の姿が目にはいる。靴下も脱いで、トランクスだけになった潤雄の逞しい肉体に、思わず目が奪われる。
引き締まり、均整が取れた厚みのある胸板に、顔を埋めたい。彼の、すべてを自分のものにしたかった。
衝動に突き動かされるままに、葉月は再びベッドの上の人となった潤雄の腰にのろのろとすがりつくように顔を寄せた。トランクスの上からでも、はっきりと分かるほどに逞しく隆起した潤雄の分身に、頬擦りするようにそっとキスする。
「えっ……葉月?」
困惑したような潤雄の声も今の葉月には届かなかった。熱く、固くなった潤雄のオスの象徴を身体が、欲しがっていた。
そっと、潤雄のトランクスを引き下ろす。弾かれるように飛び出した潤雄の分身が、赤黒く、鈍く光って葉月を魅了する。
何か、神々しいものでも捧げ持つように手のひらで包み込み、そして、今度は直接唇を這わせた。息をゆっくり吐きながら、唇をなぞるように這わせ、先端からにじみ出た先走りのきらめきを舌先で絡め、舐めとる。
「ん……」
潤雄のうめきに、葉月は潤雄の表情を確かめるように見た。切なそうに眉をしかめた潤雄の顔が、とても愛おしいものに感じられる。
もっと、その顔を見たい。艶めかしく舌先をうごめかせて、潤雄の分身に絡みつけ、なぞる。かすかに香る潤雄のオスの匂いが、葉月の鼻孔をくすぐり、刺激した。
先端を舌先で転がすようにねぶる。裏筋から、付け根のあたりを目指して、蛇行するように舌先を這わせ、唇で挟み込んで軽く力を込める。その間も、付け根からぶら下がる袋の部分を指先で揉むように転がした。
「んぅ……、は、葉月……気持ちいい……けど、そんなにされたら……」
潤雄の声色に切ないものを感じて、葉月はさらに熱を帯び、硬度を増した潤雄の分身をくわえ込んだ。
そのまま、唇で挟んで吸い込む。舌全体を押しつけるようにして、潤雄が頂点に達するのを待ち望む。溢れかえる唾液を絡めて、包み込んだ。
そして、じわじわと上下させる。
「んっ……ぅ、葉月……、ごめんっ……」
何度か繰り返すうちに、どこか慌てたような潤雄の声が耳を打った。葉月の口の中ではねるように震え、青臭く苦みを伴った塊が溢れていくのが分かった。
噴き出す潤雄のオスのしるしを、葉月は舌の上で受け止め、そして呑み込んだ。すべてを吸い尽くす勢いで、強く吸い込むようにする。
「ううっ……はぁ……」
目を閉じ、葉月の唇にされるがまま、身体を身震いさせてから、潤雄がため息混じりの吐息を漏らした。
葉月の口の中の潤雄の分身は、余韻のように時折震えて、残り物の精を滲ませる。
それも残さず舐めとって、葉月はまだ固い潤雄の分身をつるりと吐き出した。
「ふはぁ……」
紫煙(´ー`)y─┛~~
携帯から紫煙。
すぃえ〜ん
大きく息をついて、葉月は髪留めを取った。ばさりと広がり落ちた髪を指先ですく葉月の頬に、潤雄の手が触れた。
唇の端に溢れこびりついた葉月の唾液をぬぐい取って、汗ばんだ前髪を撫でつける。そのまま、葉月の顎を持ち上げるようにして軽いキス。
「次は、葉月の番だよ」
ささやいて、葉月の答えを待つことなく、その身体を優しく押し倒す。
「んっ……」
相変わらず、なめらかな手つきであっという間に葉月のショーツをはぎ取ってしまう。
息を呑んで、葉月は潤雄を見つめた。
ずりあげられまとわりついているブラを除いて、ほぼ生まれたままの姿になった葉月を、じっと見る潤雄の視線を感じて、訳も分からず胸が高鳴るのを感じた。
膝の裏を抱え上げられ、持ち上げられる。優しく、しかし強引にそのまま開脚させられて、葉月の潤みきり溢れかえった秘所がむき出しにされた。
「……」
くっきりとしたアンダーヘアと、対照的にあでやかな色合いに色分けられた葉月のその部分は、しっとりと鮮やかに色づいて潤雄の視線を釘付けにした。
そんな潤雄の反応だけで、葉月はさらにその部分が溢れてしまうのが分かった。
見て欲しくないような、そんな緩い拒否感と、それとは裏返しに、潤雄にすべてを見て欲しい。そんなアンビバレンツな感覚がせめぎ合って、葉月の胸をさらに高鳴らせる。
「すごく……いやらしくて……綺麗だよ、葉月」
ささやく潤雄の吐息がだんだん近づく。そして、暖かく柔らかな潤雄の唇が、葉月の秘所にくちづけた。唇全体で吸い付き、荒々しくうごめく舌先で、舐め、しゃぶる。
「んぁ、あ、あっ、あっ! や、やんっ!」
例によって荒々しいが、しかし丁寧な潤雄の舌使いに、葉月は絶叫にも似た泣き声をたてるしかなかった。
固くしこり腫れ上がった葉月の秘心を、潤雄の舌がなぞり、そして唇が挟んで吸う。そのコンボが何度か続いたあと、えぐるようにその舌先が葉月の溢れた秘壺に差し込まれ、かき回される。
その責めから逃れようとしているようにも見える葉月の身体のうごめきを、力強く押さえ込む潤雄の手のひらが許さない。
「あっあっ、ダメ……そんなに、されたら、あ……っ!」
堪えきれず、葉月は何度か達してしまった。ビクビクッ、と震える葉月にかまわず潤雄の舌先はさらに葉月に責めを負わせるがごとく、激しさと優しさを取り混ぜて、ひたすらに葉月を責め続けた。
ずっと、そうされることを待ち望んだ葉月の身体が、過剰反応しているかのように官能のるつぼに落ち込んでいく。
「あ、あ、ああんぅぅっ!」
大きく絶叫して、何度目かの絶頂に達した葉月の秘所から、すっ、と潤雄の唇が離れる気配があった。しかし、責めはそれで終わりではなかった。代わりに鈍く固い何かが潤みきった葉月の秘所に差し込まれ、かき混ぜるように動き出す。
「んん……っ!」
収縮した葉月のその部分が締め付けるようにうごめく。続いて葉月を責め始めたのは、潤雄の中指だった。軽く折り曲げられ、奥底や出口の一番感じるポイントを探り当てるように、震えて、かき混ぜる。
sien
たのしみっす
シエン〜タ
つ10円
釣りはいらないから続き頼む
ぬめり気のある液体をかき混ぜるような淫らな音と同調するように、潤雄の指が優しく、緩やかに葉月の絡みつく肉をえぐりこむ。時に小さく震え、奥底を探りあてて執拗に押しつける。
淫らな音がするたびに、葉月は1オクターブ上がった泣き声を絞り出させられていた。
「んんぅ……、あっ、ああっ、あっ、あっ、やっ、あぐぅ……っ!」
髪を振り乱し、何度ものけぞって潤雄の愛撫を受け止める。
朦朧とした視界の中、熱のこもった表情の潤雄の視線を感じるたび、葉月の肉が激しく顫動して潤雄の指先に絡みつき、そして身体が痙攣するかのように震える。
「気持ちいい? すごく、いやらしいよ、葉月……」
「んぁん……、いやぁ、そんな、こと、いわないで、ゆんふぉんぅ……、ああんっ!」
葉月はうわごとのように潤雄の名を呼び、羞恥の拒絶をしてみせた。計算や理屈ではなく、葉月の身体が口走っているのだった。
一番感じる奥底と、出口のあたりを繰り返し刺激されて、葉月は狂ったように声を上げ続けた。抑えが効かないほど身体が震え、腰をうごめかす。
縛り付ける重力が消えたような感覚と、痺れるような麻痺感が来る。白い光が視界を支配したとき、葉月は遠くの方で獣のように叫ぶ自分の声を、聞いた。
「あ、あ、ああ、ああああっ……!」
すっ、と静かになり、力が抜ける。短い、断続的な呼吸音が自分のものだと気付いたとき、葉月はゆっくりと目を開けた。
「ん……」
「葉月?」
ふわふわした感覚から身体が抜け出せない。それでも、朦朧とした視界の中に潤雄の顔を見つけて、葉月はそっとため息を漏らした。
「可愛いよ、葉月」
潤雄は優しい口調でそういうと、葉月の汗ばんだ額にそっとキスした。
「……なにがなんだか、よく分からない……」
ため息混じりにささやく葉月の言葉に、潤雄は優しく笑って、そして、残酷にも思える宣告を葉月に告げた。そしてそれは、葉月がずっと待ち望んだ瞬間だった。
「いいんだよ。もっと、分からなくなるまで、葉月をイかせてあげるから」
葉月の返答を待たず、潤雄は力なく投げ出された葉月の両脚を脇で抱えて葉月に覆い被さるようにした。ずれたトランクスから飛び出すように隆起している自分の分身をそっと葉月の秘所にあてがう。
熱く固い潤雄の分身を感じて、葉月はうっとりとした目つきで潤雄を見上げた。
「来て……。わたしも、潤雄に、めちゃめちゃに、されたい」
「葉月……。ずっと、こうしたかった……」
身体が求める欲望をかなえる盟約の言葉をささやきあって、深くキスする。それと同調するように、潤雄の分身が、葉月の中にゆっくりと押し込まれた。
「んんっ……」
「んぅぅ……っ! んっ、んんぅぅぅ!」
重なり合った唇から、お互いの歓喜のうめきが漏れる。お互いの肉体が混じり合う歓喜と官能の叫び声に、身体が反応してうごめき合う。
「……あっんっ、あ、ああ、あああんんんぅ!!」
潤雄の腰がゆっくりと、抽走を始めた瞬間、離れた葉月の唇から歓喜の嬌声が漏れた。熱く固いものが、葉月の絡みつく肉をえぐりとる。時に強く押し込まれ、奥底をぐっ、と刺激して離れない。
かと思うと、荒々しく出入りを繰り返し、身体全体が揺すぶられ、突き上げられる激しい責めに葉月は身をよじり、動物のように声を上げさせられた。
「あぁんっ、ああ、ああ、あ、あ、あ、あ、いや、あああっっっ!!」
溢れすぎて音もしない葉月の秘所に、葉月がずっと待ち望んだものが出入りしている。その実感が葉月の心と肉体をさらに高ぶらせ、そして官能の極みに達するまで、そう長い時間は必要としなかった。
潤雄にしがみつく葉月の指に力が込められ、のけぞる白い喉がむき出しになる。
絡みつく肉が幾度も震え、収縮する。意識が遠くなって、弛緩する身体から重力が失われた。
だが、潤雄との肉体の邂逅はまだ終わってはいない。つながったまま、ぐったりとした身体を抱きかかえられ、上半身を起こされる。腰のあたりをがっちりと掴まれそのまま再び突き上げられ、揺さぶられる。
「んぅ……、んっ、あぅっ、あ、あ、ああっ……」
遠ざかった意識が引き戻され、そしてまだ官能のまっただ中にいるのだと認識させられた。のろのろと潤雄の首に腕を巻き付け、もたれかかる。
汗ばんだ潤雄の身体の感触と、揺れるたびに身体の奥底からわき起こる快感が葉月を酔わせ、溺れさせる。
「ゆ……ん、ふぉん、だ……めっ、やっ、ゆんふぉんっ……」
潤雄の荒い息づかいが葉月のつぶやきに応じるように加速していく。シンクロして突き上げられる鈍い痛みを伴った快感が、葉月をまたも官能の頂点に導いた。
潤雄の分身に絡みつき、収縮して締め上げる葉月の肉のうごめく回数分だけ、達する。ビクビクン、と震えて、切ない表情の葉月の顔が何度ものけぞった。
sien
「んぁああっ、あんぅ……っ!!」
何度達したのか分からないくらい頂点に導かれ、葉月の意識と身体は真っ白な世界にとけ込んだような錯覚に包まれていた。全身が麻痺したような感覚の中、潤雄とつながっている部分だけが熱い。
再び押し倒されて、覆い被さる潤雄の切なそうな顔が朦朧とした視界に飛び込んでくる。
「は、づき、僕も、もう……」
遠くの方で潤雄の限界の声が聞こえた。膨れあがり硬度をさらに増した潤雄の分身が葉月の中で痙攣するのが分かった。
「き……て、ゆんふぉ……んっ、来て、ゆんふぉんが、欲しい、あ、ああ、あああっ」
ひときわ大きく葉月は絶叫していた。潤雄のオスのしるしを受け止めたい。身体が反応して葉月の腰が鋭く震え、肉が顫動する。葉月の脚が潤雄の腰に絡みつき、固定するように締め付ける。
「くぅ……っ! 葉月、葉月、ああっ!!」
「ゆんふぉん、あ、あ、ああ、ああああっっ!!!」
葉月の中で、潤雄の熱い塊が放たれた。身体の奥底で、熱い何かがはじけるように広がっていく。
そして、静寂が二人を包み込んだ。真っ白になった世界の中で、葉月は自分の奥底に潤雄のオスのしるしを感じて、そして小さく震えた。
「ん……」
暖かいものに包まれている感覚の中で、葉月はゆっくりと目を開けた。
すぐ側に、潤雄の優しい笑顔があった。
「ゆんふぉん……?」
にわかに自分の今の状況が分からず、葉月はぼんやりとしてつぶやいた。潤雄の腕の中、毛布にくるまれて抱きしめられている。
「……ずっと寝顔、みてた」
「えっ、あ……」
潤雄の言葉に我に返って、葉月は訳の分からない戸惑いとともに赤面した。
「なんだか……」
「恥ずかしい?」
頷きながら、潤雄の胸に顔を押しつける。”仕事”で錠剤を使ったときでも、気絶するほど感じたことはなかった。
「こんな、風に、なったの、初めてだから……」
葉月のささやきに潤雄はくすりと笑って葉月の髪を指先で撫でつけた。
「僕はうれしいけど。気を失うほど、感じてくれて」
潤雄の言葉に葉月はさらに赤面した。少しだけ、身体の奥が思い出したように収縮する感覚があった。
「わたしのこと、普通じゃない、って思った?」
「なんで? 思わないよ」
葉月の言葉に意外そうな表情を浮かべる。
「でも、わたし……。自分から……」
潤雄のものを進んで唇で求め愛撫してしまったことをうまく言えず、口ごもった。
「……少し、びっくりした。でも、そういうことができる分だけ、イヤな思いや哀しい思いをしたんだろうな、って。僕はそう思ってる。だから、気にしなくても、大丈夫だよ」
笑顔で、しかし真剣な眼差しで潤雄は葉月を見つめた。
「……ありがとう、潤雄」
訳の分からない衝動が走って、目頭が熱くなるのが分かった。なぜこんなに涙が溢れるのか分からなかった。ぼやける視界の中で、潤雄の笑顔が揺れた。
「でも、でもね、わたし、本当に、好きな人と、すきなひととこんなふうになったの初めてなの。潤雄の、ゆんふぉんのことが好きだから……」
葉月は慌ただしくつぶやいた。溢れる涙のせいで、声が詰まってそれ以上喋れなくなる。
「……僕も君のことが好きだ。愛してるんだ。君が、過去に何をしてたって、僕には……関係ない。だから、もう泣かないで」
ささやきながら、潤雄の腕が力強く葉月の身体を抱きしめた。
「ゆん……ふぉん……」
葉月は声をあげて泣いた。生まれて初めて、心を揺さぶられて涙を流したのだと分かった。
そして、暖かい潤雄の腕の中で、葉月は眠りに落ちるまで泣き続けた。
(AugustMoon 第1話 終)
乙!
オサンも試演するぞ!
超乙!すげぇよかったな、うん。また読みたい。第二話が楽しみだ!
◆t9prjrGNkc さん
いつもアリガトね。
続きも大キボンヌ。
しえん〜
364 :
えっちな21禁さん:2005/12/21(水) 12:09:30 ID:+QApBqfv0
私怨
365 :
えっちな21禁さん:2005/12/21(水) 23:13:31 ID:TxNGnAnb0
366 :
えっちな21禁さん:2005/12/24(土) 21:25:47 ID:YfJxetGH0
なぜ来ない…
367 :
えっちな21禁さん:2005/12/25(日) 10:18:42 ID:4lov3RqQ0
そりゃあんなけの文章書こうと思ったら時間かかるっしょ
368 :
えっちな21禁さん:2005/12/26(月) 23:27:54 ID:ivXoT2Z10
しえん
朝になっても、夢のような気分は冷めることがなかった。
電車を降り、改札口をくぐると、明るい日差しがこの季節にしては暖かな陽気となってあたりを包み込んでいる。
駅前のロータリーの外れにある駐輪場から愛用しているマウンテンバイクを引っ張り出し、葉月は家を目指した。
昨夜家に帰らなかったことで、ハンドラーの安田はきっと怒っているに違いない。事実、マナーモードにしていた携帯電話は安田からの着信で履歴が埋まるほどになっていた。
そのことがやや葉月の気分を落ち込ませるものの、それでもどこか浮かれたような気持ちは収まりようがなかった。
葉月が現在住まいにしているワンルームマンションまで、自転車なら10分ほどしかかからない。
マンションの前に佇むようにしている安田の古いスカイラインGTRが見えた。やっぱり、というどこかあきらめにも似た感慨にとらわれて、葉月は小さくため息をついた。
マウンテンバイクを駐輪場に停めて、葉月はエントランスからエレベーターに飛び乗った。5階のボタンを押し、エレベーターの壁にもたれて一瞬目を閉じる。
初めて、ハンドラーの命令に背いたこと自体は後悔はしていない。だが、言いようのない苦い思いで胸が満たされていることに気付いて、葉月は表情を曇らせた。
安田は陰気な男だったが、ハンドラーとしてはむしろ優しい男だった。
葉月に対しても、かなり気を遣って運用しているのがよく分かるくらいに。その安田を裏切る形になってしまったことが、葉月の心に影を投げかけている。
エレベータを降り、部屋まで向かう。少し深呼吸してから、意を決してドアの鍵を開けた。
薄暗い室内はしんとして、冷えた空気に満たされていた。
「……何故、電話に出なかった、オーガストムーン」
薄暗い室内に溶け込むように座り込んでいた塊から、声が投げかけられた。
感情のかけらもない冷たい声。カーテンの隙間から漏れる光で影になった顔からは、その表情をうかがい知ることはできない。
「いや、それよりも、何故、部屋にまっすぐ帰らなかった。どこに行っていたんだ」
安田の口調は変わらなかったが、それがむしろ安田の怒りを如実に物語っていた。
すぐには応えず、部屋の電気をつける。生活感のかけらもない部屋の中にぽつんと白髪交じりの中年男が座り込んで葉月を見上げていた。
きっちりと分けられた髪と、黒縁の眼鏡、そしてグレーのスーツはどこか銀行員を連想させる。陰気な顔つきをした中年男、安田は眼鏡の奥からその冷たい視線を葉月に注いでいた。
「何故、こたえない」
「……申しわけありません、その、友達と、会っていました」
安田の目がすっと細められた。
「友達、だと? どういうつもりだ。一般人との必要以上の接触は禁じていたはずだ。違うか?」
「はい……」
「確かに、お前にはある程度行動の自由は与えていた。だがそれは何をしても良いということではない。
最低限の社会的常識などを学んでもらうためにそれを許していただけだ。仕事のため必要なことだからな。
だいたい、友達、などというものはオーガストムーン、お前には必要のない物だ。今更そんなことを言わなくても、分かっていることだろう」
葉月は目を伏せた。覚悟していたことだが、それでもそう言われることがこうも苦しいことだとは思っていなかった。
「……男か?」
安田の的を得た指摘に葉月は一瞬口ごもった。
「……違います、男の人では、ありません。困っているところを助けられて、それで知り合いになっただけです……」
葉月の弁明に、安田は何も言わず軽く眉を跳ね上げてじっと葉月を見た。信用していないのが明白な表情だった。
「それに、仕事は今までどおりきちんとします! もちろんわたしのことをしゃべったりなど……」
「当たり前だ! お前は、そのために生まれ、育てられたんだ! そんなことは当然のことだ!」
初めて、安田の怒りを目の当たりにして葉月は黙り込んだ。それを見て、安田が少しだけ表情を和らげたように見えた。
「……すまなかった。だがな、オーガストムーン。今私が言ったことは変えようのない事実だ。私にも、お前にもだ。優秀な”ドール”であるお前を、こんなことで失いたくはない。今後、その友達とやらとは二度と会うな」
安田としては極めて優しい口調で、そう告げられても、葉月はすぐに返答が出来なかった。死刑宣告にも似た感覚に葉月の意識がぐるぐると回る錯覚を感じた。
「今なら、まだ私の中で納められる。だが、今後もこういうことが続くようなら、私としても何もしないわけにはいかない。
お前自身の秘密は、我々にとっても重大な機密なのだ。それを漏らしかねないような行動を、我々はなんとしてもストップする必要がある。
分かるか? この意味が」
「……わたしを、消去するということですか」
分かっていてあえて、葉月はそう聞いた。
「馬鹿を言うな。優秀なドールであるお前にはこれからも働いてもらわねばならん。ならば……、そういうことだ……」
それ以上、安田は何も言わなかった。
葉月がどんなに隠そうとも、CIAはその情報収集能力をフルに生かして、潤雄の存在を突き止める。そして、この世から潤雄の存在そのものを消してしまう。安田が言外に匂わせたのはそういうことだ。
「……わかりました」
無感動な口調で、葉月はそう言った。今は、そういうしか他になかった。
「いいな。次にこういうことがあったり、まして仕事に差し支えがあるような事態になったら、私も黙ってはいられん。そのことをよく覚えておくんだ。近々、また作戦がある。体調を整えておけ」
「はい」
下唇を噛みしめて、葉月はそう言った。
「私の話はこれで終わりだ。また、連絡を入れる」
それだけをいうと、安田は葉月の部屋をあとにした。
「……」
一人になっても、胸の中を駆けめぐる重苦しい感情をどうすることも出来ず、葉月は部屋の床にへたり込んだ。
初めて感情の赴くままに求めた物を手に入れた代償は、葉月にとってかけがえのない物を天秤にかけることになった。分かっていても、そのことがどうしようもなく悔しく、そして苦しい。
気持ちを切り替えたくて、葉月は着ている物をすべて脱ぎ捨てた。バスルームに飛び込んで、シャワーのコックをひねる。頭から熱いシャワーのほとばしりを浴びて、目を閉じる。
潤雄には、もう会えない。会ってはいけない。いけないのだ。
自分自身に懸命に言い聞かせる。だが、そうすればそうするほどに潤雄と過ごした夜のことが鮮明に思い出され、そして葉月の身体を震わせる。
葉月は自分で自分を抱きしめた。自分の腕に持ち上げられた胸の尖った先端が眩しいほどに葉月の心を揺さぶる。手のひらで包み込み、自ら揉みしだく。
「んぁ……」
潤雄の指先を思い出し、わき起こる鈍い快感に思わず声を漏らした。潤雄の愛撫を思い出し、同じように自分の敏感な先端を愛撫する。
もっと、潤雄に見て欲しかった。潤雄に愛されることが、こんなにも自分の官能を刺激するのを。
「んんっ、あっ、ああっ……」
頭の中の潤雄に見つめられて、葉月の下腹部が小さく収縮した。自然と片方の手のひらが秘所に伸び、包み込むように指先を這わせる。
潤雄のことを考えただけで熱くなっているその部分は、すでに必要以上に潤って、そして葉月の指先にぬめり気を絡みつけた。
「潤雄……! あ、あ、あああっ」
ビクン、と身体を震わせて、背筋が伸び上がる。固く尖った秘心を二本の指で挟み込み、軽く力を込めた。ぬめり気が摩擦抵抗を無くして、葉月の秘心を弾くように刺激する。
「あぁ、あ、ああんっ!」
全身が熱くなる。自然と漏れる声が葉月の官能をさらに引き出すように耳を打つ。
どろり、とした熱いものが指先に絡みつくのが分かった。葉月の秘所から溢れる官能のしるしが、秘所の奥底が収縮するたびに奥底から湧き起こるのだ。
自分の胸を愛撫しながら、同時に秘所も責め続ける。秘心を転がし、弾いては淫らに腰をうごめかした。
「くぅん……っ、ぁ、ぁ、あっ」
息を荒げながら、秘所から指先を自分の目の前に持ってくる。こびりつき、絡みついた淫らな液体が泡だっているのを見て、葉月はさらに身体を震わせた。
「潤雄……、見て、見て……」
頭の中の潤雄に話しかける。
あなたのことを思い出すだけで、わたしはこんなに淫らになる。どうしようもなく淫らになってしまうのだ、と。
とまらない衝動に葉月は再び自分で自分を愛し始めた。指先を秘所に潜り込ませ、熱くたぎるその場所に指先をねじ込んで、そしてうごめかす。
「あああ、あ、あ、あんっ! やっ、だ、ダメ、あ、あ、ああっ!」
淫らな水音をバスルームに響かせながら、葉月は自分で何度も達した。獣のように叫び、身体を震わせながら、葉月は一人、官能の海に溺れていった。
sien
シエンタ。
380 :
えっちな21禁さん:2005/12/29(木) 20:13:03 ID:Ff+bwrEI0
乙!せつねー!
バスルームを出て、身体を拭い髪を乾かす。シンプルな白いブラとショーツを身につけ、部屋着代わりのジャージの上下を着たところで、葉月は携帯の着信に気が付いた。バイブレータのかすかな振動がバッグの中から聞こえてくる。バッグの中から、慌てて携帯を取り出した。
「潤雄……?」
背面液晶の表示を見て、葉月は表情を曇らせた。出なければならない。だが、出るわけにはいかなかった。
携帯を握りしめ葛藤している間に、着信が留守録に変わった。意を決して、携帯を開く。だが、通話ボタンを押すことは出来なかった。
「……ごめんなさい」
ため息混じりにつぶやいて、葉月は視線を落とした。留守録の新着録音が1件。
携帯を操作して耳に当てる。
『おはよう、ええと……。昨日はありがとう。仕事、遅刻しませんでしたか? 仕事の都合で、出張が決まったのでしばらく、会えないと思います。帰ったら、また連絡します。それじゃ……』
どこか照れくさげな、潤雄の声を聞いた瞬間、葉月は全身が震えるような安堵感と、そして自分の目頭が熱くなり、視界が滲むのが分かった。
何故、こんなことになってしまったのだろう。以前の自分なら、こうも心が不安定になることなど、なかった。自分はおかしくなってしまったのだろうか。あるいは、今までの自分がおかしい存在だったのか。
答えの出せない疑問に意識を支配されながら、葉月は携帯を折りたたんだ。そして、生まれて初めて感じた運命の不条理さを心の中で、一人呪った。
383 :
えっちな21禁さん:2005/12/30(金) 22:42:00 ID:IpAtibwj0
キター!!!
しえんしえん
漏れも支援。
来年も宜しくねー。
sien
補酒ー
387 :
えっちな21禁さん:2006/01/07(土) 23:55:17 ID:mfIMR5210
しおーん
388 :
えっちな21禁さん:2006/01/09(月) 21:20:09 ID:ILBLY7PF0
支援
389 :
えっちな21禁さん:2006/01/10(火) 23:46:31 ID:IpjONsoo0
んじゃ俺もシエンタ
その後、3日間ほどを葉月はどこにも出かけることなく一人で過ごした。
もどかしい思いをぶつける相手もおらず、かといって代わりにすることなど葉月には存在しない。ただひたすらに、任務がもたらされるのを待つだけだった。
3日目の夜、携帯が鳴った。
『私だ。今からそちらに行く』
安田だった。電話があってすぐに、安田が部屋のインタフォンを鳴らしていた。
例によって陰気な表情の安田は、葉月の顔を見てもにこりともせずに一冊のファイルを差し出した。
「今回はいつもとは違うパターンになる。直接手を下すのは、我々ではなく、ターゲットと敵対するグループということになる。我々は、それに乗じてターゲットを消去する。つまり……」
ターゲットが参加するパーティに葉月はコンパニオンとして潜り込み、可能な限りターゲットのそばで待機する。
そして、そのパーティがターゲットの敵対する組織に襲撃される。その際の混乱に乗じて、ターゲットの側にいる葉月が確実にターゲットを仕留める。
「いつもよりは楽だ。色仕掛けもある程度は必要だが、露骨にする必要はない。あくまでも公衆の面前だからな」
葉月はファイルをめくった。豪胆そうな表情をしたアジア系の60代半ばくらいのスーツの男が写っていた。鋭い眼光が厳しく葉月を睨んでいるように見える。
「そんなにうまくいくのでしょうか」
「そのための下準備はさせている。襲撃グループにこちらの息のかかった傭兵上がりの男を加えて、襲撃の際にはスタングレネードとスモーク弾を使うようになっている。表向きは、マフィア同士の抗争、ということだ」
「つまり、わたしにも実弾が撃ち込まれる?」
「……そういうことだ。でなければ襲撃にならんからな。当たるなよ」
「努力します。しかし、場合によってはわたしの必要が無くなるかも知れませんね」
皮肉ではなく葉月はそう聞いた。
「そう願いたいが、そううまくはいかんかもしれん。ターゲットが周りにつけているのはまさに壁としてのボディーガードだ。
連中はターゲットが襲われるやいなや自分の身など顧みずに身体を投げ打って肉の壁になる訓練を受けている。だから、こんな荒っぽいやり方に乗ずることになったようなものだ」
「いつものやり方ではダメなのですか?」
「残念ながら、今回の相手はいつものような色仕掛けに簡単にかかるような馬鹿者ではない。
用心深く、隙を見せることなく立ち回った結果が香港黒社会の大ボスの地位だ。一晩の快楽を求める相手にさえハーバードレベルの知性を求めるような男なのだ。だからこそ、お前にお鉢が回ってきた」
安田は小さなトランクを開けると、中から小さな銃と弾倉を取り出して葉月に手渡した。グロック26。その大部分の部品が特殊プラスチックで出来ていることで知られる銃だ。
「グロック26のことは説明の必要もないな。こいつはさらに改良を加えて銃身など通常は金属製になっている部分もプラスチック製に変えてある。
さすがに、弾丸はどうしようもなかったが、弾さえ抜いておけば金属探知器にもかからん。ただし、そのせいで命中精度と耐久性が犠牲になっている」
手渡されたグロックを構えて葉月は驚嘆のため息を漏らした。それでなくても軽いグロックがさらに軽い。
「1弾倉くらいしか持たんはずだ。テストはしてあるが、期待しない方がいいだろうな」
弾倉を装着して、遊底を引き、初弾を装填する。弾倉の分重量が増えたが、それでもなお軽い。
「1弾倉くらいしか持たんはずだ。テストはしてあるが、期待しない方がいいだろうな」
弾倉を装着して、遊底を引き、初弾を装填する。弾倉の分重量が増えたが、それでもなお軽い。
「プラスチックに変えられた部分がどうしても熱を持ってひずんでしまうのと、摩耗を防ぐことが出来なかったそうだ。暴発することはなかったが、弾詰まりがどうしても起こってしまう。気を付けろ」
「了解です」
「ターゲットのデーターシートもそのファイルに記されている。読み終わったら処分しろ。どうやってターゲットに近い位置につくかはいつものようにお前に任せる。わたしも、現場に待機してお前のフォローにまわる」
意外な安田の言葉に葉月は目を見張った。
「安田さんも?」
安田の目が笑ったように見えた。
「弾丸をお前に渡さなくてはいかん。それに、今回はいつものような不要品の処分とはわけが違う。重要な外交問題の行方がかかっているからな」
安田は葉月のもとに来る前にCIAの支局長と交わした会話を思い出していた。
今回のターゲット、周大栄が消去されることになった原因は、周の裏ビジネスの一つに北朝鮮との武器売買があったからだ。
通常兵器を裏マーケットに流して外貨を流している間はまだよかった。だが、表向き総合商社でもある周の会社が、核兵器開発に必要なノウハウと、核燃料の取引を始めたことが、アメリカの逆鱗に触れた。
一時は停滞していた北朝鮮の核開発が活発化し、結果、強気に転じたことで六ヶ国協議は荒れに荒れた。メンツがつぶされたアメリカにはこれ以上こじれるならば戦争という手段しかない。
だが、長引くイラク問題と、ハリケーンでの対処のまずさが現政権にその手段を取らせることを困難にした。
死に体となった現政権がメンツをつぶさずに話を纏めるためには北朝鮮の強気の原因となっている外貨取得と核ノウハウの提供をしている周の存在を消すしかない、となった。
明けましておめでとうございます。
新年初カキコですがどうしても濡れ場シーンが入りませんでした。
スミマセン。本年もどうかよろしくお願いします。
今日はコレまでです。では。
全然OK牧場〜
ほんとの小説読んでるみたいだ!すごいっ
またお願いします!
だが、周大栄は用心深く、ガードも堅い。周に関する情報を収集すればするほど、困難な障壁ばかりがそびえ立つ。何より面倒なのは、周が襲撃に対するカウンターを常に用意していることだった。
大抵の要人警護はまず守備をメインに置いている。だが、周の場合は警護専用の”壁”とは別に、襲撃者を捕捉、逆襲する”ハンター”を他人にはまったく分からない形でそばにつけている。
”ハンター”は周の警護そのものには関わらない。ことが起こって初めて”ハンター”は動き出すのだ。
やっかいなのは、”ハンター”がその財力に物を言わせて超一流の傭兵や特殊部隊あがりの腕っこきに訓練を受けている者ばかり、ということだった。
なまじっかな者を差し向ければ返り討ちに遭うどころか、アメリカが周を消そうとしていることを天下に知らしめるような自殺行為に繋がりかねない。
そこへ降って湧いたのが、チンピラ上がりの新興組織の襲撃計画だった。
怖い者知らずの彼らの計画は無謀きわまりなく、はっきり言えばただの蛮勇でしかなかったが、その粗雑な計画が逆にCIAにとって朗報となった。
少し修正を加えてやるだけで、周に対する有効な目くらましになる。
襲撃計画は当初、周の地元香港で決行される予定だったが、襲撃後のことも考え、周の情報網が使えない日本で決行するように潜入させた傭兵にうまく誘導させた。
都合の良いことに、周の表家業である総合商社の日本支社創設10周年記念パーティが行われる予定があった。表家業がらみのパーティであれば、まして外国ということもありセキュリティが甘くなるパーセンテージがかなり上がる。
こうして、作戦は安田がコントロールするグループが担当することになった。
399 :
えっちな21禁さん:2006/01/13(金) 22:28:34 ID:/nj0dXMM0
ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.| ・・・・・・・・ゴクリ。
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ |
400 :
えっちな21禁さん:2006/01/14(土) 23:14:32 ID:lSkEXhnW0
キタコレ!イイヨイイヨー!
続きが楽しみだ。
シエンタ。
402 :
えっちな21禁さん:2006/01/16(月) 21:54:28 ID:DxVDwpym0
おっ新作来てたのか。支援支援
「決行は明後日だ。場所や詳しい段取りはすべてそのファイルにある。よく読んでおけ」
基本的に、必要以上の情報や背景が葉月に明かされることは、まずない。
これまでもそうだったし、そしてこれからもずっと、そうだ。いつものようにそう言って、安田は葉月をじっと見た。
「なんです?」
安田の視線を受け止めて、葉月は安田を見返した。安田はまだ、先日のことで疑っているのだろうか。
一瞬、安田の視線が、不思議なほど優しいものに変わったように見えた。
「……いや、なんでもない。必要なものがあるなら、連絡をくれ。いつものように”ノワール”と”ルージュ”に用意させる」
「? はい……」
葉月がきょとんとしている間もなく、安田はいつもの安田に戻っていた。
安田が帰ったあと、葉月はファイルの中身を徹底的に頭にたたき込んだ。作戦の実施場所や段取りとタイムテーブル、そしてターゲットの女性の好みや好む会話のパターンなど。
CIAによって調べ上げられたデータを元にして、葉月はターゲット好みの女性像を作り上げなければならない。
潤雄のことを頭から振り払うため、葉月はいつも以上に作戦の下準備に打ち込んだ。そうしなければ、自分の心が壊れてしまう。そんな不安に打ち勝つためには、そうするしかなかった。
作戦当日になった。やや遅めに目覚めた葉月は、日課になっている太極拳をベースにしたトレーニングを1時間行ってから、シャワーを浴びた。
あの日以来潤雄からの連絡はない。潤雄からの連絡があったとき自分はどうするのか。そんな恐れと、とにかく潤雄の声を聞きたいと願う、そんな心の渇きがふとしたときに葉月の中でせめぎ合う。
こんなに心を乱されたままで作戦に取り組むのは初めてだった。余計なことを考えず、機械のように任務をこなしていた自分はどこへ行ってしまったのだろう。
自分の中の逡巡を振り払いたくて、葉月は最後の確認を行った。もう一度、ファイルを頭から読み直し、そしていつものように水で溶ける特殊紙で出来たファイルの中身をトイレに流す。
厚く切られたトーストと、卵二つを使ったベーコンエッグにサラダで、簡単に朝昼兼用の食事を済ませた頃、安田から連絡があった。
『私だ。麻布のセイフハウスにて待っている。連絡があったものはすべて揃っている』
「分かりました。もう少ししたらそちらに伺います」
電話を切ると、葉月はクロゼットを開けて着替えを始めた。
淡いグリーンのカットソーとジーンズにベージュのショートコートを羽織ると、洗面所で昨日やや明るめのブラウンに染めた髪の染まり具合をチェックしてから、いつものように髪をアップにした。
メイクはせず、レンズ部分が細めのデザインの伊達眼鏡をかけると葉月は部屋を出た。
あえて新橋で電車を降りると、駅前でタクシーを拾って麻布へ向かう。セイフハウスのあるマンションの100メートル手前でタクシーを降りると、ゆっくりと周囲を確認しながらマンションまで向かった。
マンションの駐車場に安田のスカイラインを確認すると、エントランス内のインターフォンから安田を呼び出す。小さな金属音のあと、オートロックが開いた。
「遅くなりました」
「いや」
リビングのソファでタバコの煙をくゆらせた、いつもと変わらぬ安田の表情になぜか少しだけ安堵感を覚えて、葉月は小さく息を吐いた。
「お前に頼まれたものはこの段ボールに入っている。確認してくれ」
安田が腰掛けているリビングのテーブルの上に、やや大きめの段ボールがあった。ガムテープで丁寧に梱包されたそれを開け、中身を確認する。
「ちゃんと揃っています」
「分かった。では、私は先に現場に向かう。準備が終わったら来てくれ」
タバコの火を消しながら立ち上がる安田に、葉月は無言で頷いた。
「隣を借ります」
「好きなように使うといい。鍵はここに置いておく」
部屋の鍵をテーブルの上に置くと、安田は部屋を出て行った。
ベッドルームに入ると、葉月は抱えた段ボールと肩にかけたバッグを床に置いて着ているものをすべて脱いだ。
しんとした部屋の空気がまとわりつく感触に怖気を感じて、思わず自分を抱きしめる。姿見に映った自分の身体に少しだけ心が震えた。
段ボールを開け、中にあるものをすべて取り出し、ベッドに拡げる。
レースが多めにあしらわれた黒のブラとショーツから身につけていく。計ったようにぴったりのサイズと、生地のせいもあるのか肌に吸い付くように感じられる。
デザインとしては大人しめだが、多めにあしらわれたレースが、葉月の肌の色を際だたせて自分で見ても艶めかしく感じる。
続いて、深紅のカクテルドレスを着る。カクテルドレスとしてはやや長めだが、大胆に斜めカットされた裾から少し覗く脚のラインがけして下品ではない色気を演出する。
最後に、玉虫色のヒールが低めのミュールを履いて、姿見の前に立つ。
”ルージュ”のコーディネイトは相変わらず完璧だった。まだその存在を知らない頃、用意される衣装があまりにも見事なセレクトなのでまさかと思い、安田に聞いたことがあった。
「私ではない。”ルージュ”に任せている」
「”ルージュ”?」
”ルージュ”と”ノワール”は安田が装備の調達を任せている存在だった。衣装などは”ルージュ”に。武装などは”ノワール”が担当しているらしかった。
「二人ともCIAとは関係ない。私が契約している」
それ以上、突っ込んだことは聞かなかったが、”ルージュ”が女性だろうということは間違いなかった。
ベッドルームに用意された三面鏡の前に座り、アップにしていた髪を一旦ほどくと、ブラッシングする。いつもと同じ夜会巻きだが、いつもよりも柔らかく、ふわりとした印象にまとめる。
メイクも、いつもより派手に、しかし暖かな印象を与えるように暖色系でくっきりとさせる。
シエンタ。
シエンタ。
大しぇ〜んっ!
そういう顔立ちがターゲットの好みだからだが、アイラインも、いつも以上にくっきりと、しかしバタ臭くならないよう細心の注意をはらって描いていく。
小振りなパールがアクセントになったピアスとネックレスをつけて、黒いオーガンジーのショールをふわりと肩に巻き付ける。
葉月は最後の確認で姿見の前に立った。美しく着飾った自分の姿がそこにある。けれど、真実愛している存在に見せることができない皮肉さに気付いて葉月は表情を曇らせた。
今の自分の姿を見せれば、潤雄はどれほど驚き、そして喜ぶのだろうか。
しばらくそのまま、姿見を凝視したまま、葉月はその場に立ちつくしていた。
”今は、もう、そんなことを考えては、いけない”
気持ちを振り絞って、葉月は一旦ショールを取ると、チンチラのファーが襟元を飾るカシミヤのコートを羽織った。
部屋の電気をすべて消し、マンションの鍵をかける。
グロックの納められたハンドバッグとショールをトートバッグに収め、肩にかける。
いつの間にか暮れていた陽の薄明かりと、しんとした晩秋の寒気が、葉月のことを心の底まで包み込むようだった。
パーティ会場になっているのは芝公園のそばにあるホテルの大広間だった。小さな体育館ほどの大きさがあり、収容人数は160名ほど。
パーティが始まっても、すぐに葉月たちコンパニオンの出番は来ない。創設10周年記念パーティということもあって、数名の来賓の挨拶などのあと、支社長の挨拶、そしてターゲットの周がコンパニオンとともに壇上に上がって乾杯の音頭を取る。
基本的には立食パーティであるが、周などのVIPは上座のボックスシートに収まることになっていた。
コンパニオンとして集められたのは葉月を入れて10名だった。
「みゆきさん、て初めて見る顔だよね。いつもはどこに勤めてるの?」
そう葉月に声をかけたのは、人なつっこそうな顔立ちをした、ゆかりという名札をつけた年上のコンパニオンだった。
「わたし、今はどこのお店でもないんです。もうやめちゃってたんだけど、手が足りないからってどうしても頼み込まれて」
「へえー。アンタだったら、どこのお店でも引っ張りだこだと思うんだけどねえ」
支援!
色んなタイプの話が書けてすごいね!エロを忘れるほど引き込まれるよ。
お水の花道シエン
415 :
えっちな21禁さん:2006/01/24(火) 01:28:28 ID:GXrKBQjA0
しえーん
416 :
えっちな21禁さん:2006/01/26(木) 16:04:32 ID:7XRtVY5W0
「色々あって、疲れちゃって」
適当な言い訳を葉月が口にすると、ゆかりは得心したような表情になって、葉月の肩をぽんぽんと叩いた。
「まぁ、色々あるもんねえ、この仕事してるとさぁ。私もいつもやめたくなるんだけど、やめれないんだよねえ……」
おしゃべり好きなたちらしく、際限なくしゃべり続けるゆかりに閉口しながらも、葉月は適当に話を合わせて出番を待った。
ややあって、ノックのあと、かちゃり、と控え室のドアが開き、コンパニオンのマネージャーが出番を告げる。
「皆さん、もうすぐ出番ですので移動してください」
マネージャーの誘導に従って、舞台の袖まで全員で移動する。警護の”壁”に周りを取り囲まれた周大栄の姿がそこにあった。写真で見た印象よりも背が高い。
「皆さん、ご苦労様です。広華物産の会長をしております、周大栄です。本日はどうかよろしくお願いします」
”壁”をかき分けるようにして、葉月たちの方に歩み寄ってきた周は、そう言って深々と礼をした。
意外にも腰の低い周の物腰に、コンパニオンたちも意表をつかれたのか、やや慌ててそれぞれに挨拶をする。
一番最後になってしまった葉月は、周に印象を深くしてもらうため、ややゆっくり目に周に歩み寄ると、微笑みを浮かべて深く頭を下げた。
「初めてお目にかかります、周会長。美雪、と申します。本日はよろしくお願い致します」
広東語で挨拶をしてから、もう一度微笑みを浮かべて周をじっとみつめる。ゆかりたちコンパニオンたちもそうだが、さすがの周もなめらかな広東語で話しかける葉月に目を丸くする。
「驚いた。広東語がおできになるんですか」
「少し、だけです。以前習ったことがありまして」
葉月の謙遜に周は笑顔で首を振った。
「とんでもない。素晴らしくお上手ですよ」
「ありがとうございます。光栄です」
深々と礼をする葉月に周はにこにことして、その肩をぽんと叩いた。
キテター!シエンタ。
キタ−−−((゚∀゚))−−−!!
スィエン
C
セレモニーが終わり、パーティーが始まった。
周たちがいるVIP席に行く前に、葉月にはすることがあった。ハンドバッグに収められたグロックの弾倉を手に入れなければならない。段取りでは、安田は会場のフロアマネージャーとして潜入する手はずになっていた。先刻のセレモニーの時に、安田の位置は確認してあった。
「ごめんなさい、わたしちょっとお手洗いにいってきます」
ゆかりにそう声をかけ、葉月は素早くコンパニオンたちから離れる。
「すみません、ちょっとおたずねしますが……」
会場の隅で、そっと佇むタキシード姿の安田に声をかける。いかにもベテランの初老フロアマネージャー然とした安田の姿に葉月は軽く目を見張った。
「なんでしょうか」
「お手洗いはどちらでしょう?」
「そちらの入り口を出られて左です。ああ、申しわけありません、2番目は故障しておりますのでその他をお使いください」
一礼する安田に微笑みかけて、葉月は礼を言った。
「2番目ですね。分かりました、ありがとうございます」
教えられた女子トイレに飛び込み、あとから来る者がいないことを確認してから、葉月は”故障中”と張り紙をされた2番目に個室に近づき、後ろ手にドアを開ける。
もう一度周囲を確認してから、葉月は個室に滑り込んだ。
汚物入れの蓋を開け、丁寧に紙で包まれた弾倉を取り出す。ハンドバッグに収められたグロック本体を取り出し、弾倉を納めてから、遊底を引いて初弾を装填した。
続いて、別の紙に包み込まれた、新開発の小型サイレンサーを銃口にねじ込む。
従来の三分の一ほどの長さしかないが、消音性能はまったく変わらない。しかし、グロックに合わせてプラスチックを使うというわけにはいかず、金属製となったためにこうして入手する羽目になった。
会場のセキュリティは、思っていたよりは甘かったが、それでもホテルの入り口で金属探知ゲートをくぐらされた。
しかし、客に合わせて金属探知のセンサーが甘く設定されている上に、一度ホテルの建物に入ってしまえばそれ以上のチェックはなかった。
会場に戻った葉月は、先刻同様隅に佇む安田に会釈してから、それぞれに談笑する人の群れをかき分けすでにコンパニオンたちがいるはずのVIP席に向かった。
VIP席の周囲をぐるりと隙間無く囲む”壁”が葉月に気付いて道を空ける。
目ざとく葉月の姿を見つけたゆかりが、手を振って葉月に呼びかけた。
「あ、戻ってきた、戻ってきた! みゆきさん、周会長が待ってるよぉ!」
「ごめんなさい、お手洗いの場所が分からなくて」
ゆかりに小声で詫び、周に向き直って一礼する。
「お待たせして申しわけありません、会長」
葉月は詫びの言葉を口にしてから、わざわざ葉月のために空けられているスペースに腰掛ける。
「いやいや、私がわがままを言ったんだ。気にしなくてもいい」
笑顔でそういう周に葉月は恐縮したような表情をつくって頭を下げた。
「そう言って頂けると助かります」
「いいんだ。それより、君も何か飲みなさい」
「ありがとうございます。それでは……」
寸止めタマラン
427 :
えっちな21禁さん:2006/01/29(日) 23:50:27 ID:qEECZNCo0
何か良い感じになってきたね
ハァハァ
428 :
???s?l?^:2006/01/30(月) 01:46:45 ID:C/gNqMXE0
429 :
えっちな21禁さん:2006/01/31(火) 09:26:06 ID:pj3s+gkJ0
支援
430 :
えっちな21禁さん:2006/02/01(水) 19:27:56 ID:1y3BDF5w0
葉月の頼んだカシスオレンジが来たところで、周が音頭を取って2回目の乾杯となった。
「いただきます、会長」
アルコールに耐性のある葉月はこの程度では酔いもしない。それでも、ほろ酔い程度に見えるくらいには、肌が紅潮する。
周の周囲にすらりと並んだ日本支社の上層部はそれぞれコンパニオンを侍らせてなにやら会話をしている。ゆかりも、周の隣の日本支社長を捕まえてけたけたと笑いながら相手をしていた。
「広東語で話をしてもいいかね?」
シャンパングラスを傾けながら周がそういうと、葉月は笑顔で頷いた。
「出来る限りお付き合いいたします」
「うん。それでかまわん」
早くも酔いが回ったように見える周は大きく息を吐いた。
「お疲れですのね」
「そう見えるかね」
葉月は周が葉巻をくわえたのに気付いてライターに火をつけ、差し出した。
「ありがとう。香港に帰ってもゆっくりする機会がなくてな。酒を飲みに行くこともなかなか出来んかった」
手のひらで顔を拭って、周はおかしそうに笑った。
「日本語も分からんわけではないが、やはり自分の国の言葉でもてなしてもらいたいからね。あんたが広東語が話せると分かってうれしかった」
「そうでしたか。憶えておいてよかったです」
葉月が笑顔でそういうと、周はさらに意味深な表情になった。
「それに、あんたはとてもきれいだ。はっきり言えばわたしの好みなんでな。もし香港で出会っていたら必死で口説き落とそうとしていただろうね」
「……光栄です、周会長」
口調とは裏腹に真剣な周の眼差しに、葉月はなぜかいつものように笑って流すことが出来なかった。一瞬言葉に詰まり、あからさまな作り笑顔で周に笑いかける。
そんな葉月の表情を見て、周は快活に笑い声を上げた。
「冗談さ。好きな男がいるようだね。だが、うまくいっていない感じだな」
今度こそ葉月は心臓が止まりそうな衝撃を覚えた。表情がこわばる。
433 :
えっちな21禁さん:2006/02/01(水) 22:15:41 ID:8r4+7SQ00
ktkr
キタコレ
キテタ−−(゚∀゚)−−!!
436 :
えっちな21禁さん:2006/02/02(木) 21:21:31 ID:34T5oM5A0
ハァハァ
「……うまくいっていない、というのとは少し違うかも知れません。わたし自身の事情があって、彼のことをあきらめざるを得ない、というところでしょうか」
周の表情が微妙な物になった。
「それは、どうしようもないことなのかね」
「はい。詳しくは言えないのですが、わたしの生まれ育ちも関わってくることですので……」
葉月はそう言ってから背筋を伸ばして周に向き直った。
「個人的な話をお聞かせしてしまって、申しわけありません」
「いや。こちらこそ、詰まらない冗談を言った。すまなかった。そうか……。あきらめたくはない。けれど、あきらめなければならない。君の表情がそう物語っているように見えたが。違うだろうか」
「……いえ、会長のおっしゃるとおりです。わたしには選択肢がありません」
葉月がきっぱりとそういうと、周は遠くを見るような視線になった。
「私にもそういうときがあった。もう随分昔の話だが」
紫煙を吐き出しながら、周はそうつぶやいてシャンパングラスを傾けた。
沈黙が漂ったが、二人ともしばらく無言で消えていく紫煙の動きを眺めていた。
「私にはかつて親友がいた。私と違って真っ直ぐな、素晴らしい男だった。ある日、二人とも同じ女性を好きになった。長身ですらりとして、そうだな。君とよく似たタイプの女性だった。聡明でしかもとても美しい。私も彼も彼女の虜になった」
周はそう言ってから葉巻を灰皿にねじ込んで火を消した。
「もし、恋敵になったのがどこの誰とも知らない男なら、私はどんな手を使ってでも、彼女を自分のものにしていたことだろう。だが、かけがえのない親友が彼女を好きだと、愛していると分かったとき、私にも選択肢は一つしかなかった」
シャンパングラスを呷り、空のグラスをテーブルに置いた。葉月は空いたグラスにシャンパンを注ぎながら周の次の言葉を待った。
「……私は、告白することすらなく、自分から黙って身を引いた。もちろん、彼にも彼女にも、私のことは何一つ言わなかったさ。もし言っていれば、彼も私と同じようにしただろうし、彼女は……そうだな。私たち二人の目の前から、姿を消していたかもしれん」
キタコレ。
待ってたよぉー。
紫煙
440 :
えっちな21禁さん:2006/02/05(日) 19:30:56 ID:lMSBeA8a0
乙!いい感じになってきたね〜
441 :
えっちな21禁さん:2006/02/06(月) 23:05:16 ID:Yu1cxTg+0
wktk
443 :
えっちな21禁さん:2006/02/07(火) 14:59:33 ID:RPsBLxJY0
葉月ネタつまんね。微妙にスレ違いだろ。
444 :
えっちな21禁さん:2006/02/07(火) 22:27:16 ID:JbYAXvNx0
>>443 そか?俺はオモロイと思うが
なんかもうそろそろ濡れ場近そうだしww
全然問題ナシ!
楽しみにしてますよ〜
446 :
えっちな21禁さん:2006/02/09(木) 17:22:43 ID:Cp7Mx66L0
葉月さんのその後は・・・
気になります。
448 :
えっちな21禁さん:2006/02/12(日) 00:07:47 ID:blpeiiq20
おい、葉月死んだんじゃねーんだろうなw
濡れ場なしで終わらねーよ!んなはずない!
つC
450 :
えっちな21禁さん:2006/02/13(月) 00:16:15 ID:x3HsluatO
451 :
えっちな21禁さん:2006/02/15(水) 00:36:44 ID:ND3k3MD50
しえんた
452 :
えっちな21禁さん:2006/02/15(水) 17:45:21 ID:5AfzIgUo0
sienta
453 :
えっちな21禁さん:2006/02/15(水) 20:55:32 ID:rIHU6hvk0
こないね
そうだな。
まぁ、マターリ行こうか。
455 :
えっちな21禁さん:2006/02/16(木) 07:17:51 ID:g0CGJZB1O
俺は葉月ネタより
>>1のコピペ派だなぁw
簡潔にまとまっててテンポよく進むから読みやすい。
今の流れが一段落したら他の書き神降臨キボン
456 :
えっちな21禁さん:2006/02/16(木) 22:36:36 ID:7eIJPMj20
また〜利子円
早く葉月の続き読みたい(゚∀゚)
458 :
えっちな21禁さん:2006/02/19(日) 23:00:44 ID:gLyt7eEs0
みんなが濡れ場濡れ場言うから、
濡れ場シーンまで書きためてくれてる最中だと勝手に予想w
濡れ場なくても普通に面白くて楽しんでるよ。
期待してまーす。
460 :
えっちな21禁さん:2006/02/22(水) 16:21:59 ID:UKR5b8HF0
ヒロシデス。。。。。
ちょっと言ってみただけとです
461 :
えっちな21禁さん:2006/02/25(土) 21:06:47 ID:Oa2IEdbG0
懲りずにアゲ
462 :
えっちな21禁さん:2006/02/25(土) 21:10:44 ID:ZZ+mC4kw0
キャバも大好きなんですが・・どなたか、会える率が高いサイト教えてくださいませ。
実際会えるかは、自分の力量次第だと思うので(^^ゞ
メール送るのも受けるのも全部無料希望っす。
ちなみに登録無料は勘弁して下さい。。。
誤爆?
無料出会い系サイト
なんかで出会いなんか
無い罠。
街に出てナンパするが吉。
先にシャワーしてると、彼女は恥じらいながらも、胸も下半身も隠す事なく、バスルームに入ってきた。
バストはそれほど大きくはないが、形がとても美しく、小さな乳首は薄桃色でした。
肌は透き通るように白く、腰が括れ、恥丘にはアンダーヘアが逆三角形状に生えていた。
伊藤さん、そこに座って
彼女の言葉に従い、風俗店にあるスケベ椅子に腰掛けた。
彼女の裸を見ただけで、ペニスはニョキッとそそり立ってしまった。
それは会社勤めしてた時の出来事。自分で仕事を始める前、ごく普通のサラリーマンを
やっていた時代、何人かの女子社員と深い関係になっていた。その中でも印象に残ってる人との話。
まずは美咲というチョイ年上の女の子で、整った顔立ちをしていて、髪を長く伸ばし、
背が高くスレンダーな体つきをしており、OLにしておくのが勿体ないほど…。
制服は白いブラウスに紺のベストというオーソドックズデザインだが、いくら地味な制服を着ても、
美咲の美しさが損なわれる事はなかった。性格的にはちょっとクールな所があって、
不思議な感じのする女性。話が噛み合わないとか冷淡な所があるというわけではないが、
いつも落ち着いていて、親しみやすいタイプではなく、女の子なのに、
人に媚びるような事をしないからかもしれません。
この書類、合計の数字が間違っているから直して。あとこの項目を記入する場所が違っているからね。
色々な伝票や稟議書類等を扱う部署のだから仕方ないが、いつも自分が回した書類を
美咲にチェックされ、そんなふうに修正するように求められました。
そんな美咲と親しくなるチャンスが訪れたのは、同期前後で集まって飲み会をした時の事。
会社から居酒屋に向かう途中、彼女と話をしているうち、なぜか意気投合してしまった。
どういう話をしたのか、覚えてないが、二人でそれほどの盛り上がる事が出来たのは奇妙な話。
飲み会では美咲の近くに座る事が出来ず、話が出来なかったが、再びチャンスが巡ってきたのは、
二次会の時、今度は美咲の隣に座る事で、二人で話し込んでしまった。
ねえ、二人だけでゆっくり話ができる場所にいきましょうか
二次会が終わり、店を出た時、美咲は悪戯っぽい笑みを浮かべながら、私だけに聞こえるようなちいさな声でそう言いました。
そんな微笑みは会社では見た事がなく、美咲は自分と変わらない年齢なのに、とても色っぽく思えました。
他の人間には知られないように、三次会に向かう仲間達と別れ、二人はホテルにチェックインした。
自分が美咲とこんな場所に居る事が信じられず、ここまで来ても、彼女と深い関係になれるか
どうかはまだ半信半疑でした。
続
少し酒を飲んでから、美咲にシャワーを浴びるように促されました。
さほど待つ事もなく、美咲も浴室に入って来て、スケベ椅子に座るように言われた。
うふふっ、伊藤君…
美咲はリラックスしており、クールな雰囲気を保ちながらも、勃起したペニスに妖しい視線を向け、
自分もシャワーで体を流しました。その間も、彼女の裸体から目を離す事ができませんでした。
わたしに洗わせて
美咲はボディソープを泡立てると、後ろに回ってきて、背中に泡を塗り付け始めた。
スポンジは使わず、掌で直接洗ってくれています。美咲がそんな事をしてくれるなんて、
普段はクールなのに…とちょっと感激しまいました。
手慣れた感じではないが、美咲の指先には不思議な優しさがこもっていた。彼女の指で洗ってもらうと、
その動きはどこか刺激的で、背中を撫で回され、ペニスはますます硬くなっていった。
美咲にソープの付いた掌で、背中をタッチされているだけなのに、それだけで興奮してきます。
美咲は躊躇うことなく、アヌスまでも洗ってくれました。
後ろから手を回し、玉袋の方まで指が届いてくるけど、積極的ではありませんが、ヌメリと共に気持ちよく
腹にぶつかるほどにペニスが反り返ってしまったら、
こんなになっちゃって…
美咲はそう呟くと、背後から手を伸ばし、勃起したモノを優しく握り締めてきました。
張り詰めた亀頭を撫で回し、サオをやんわりと、美咲は扱いてくれます。
美咲さん…
そんな事をするためには、美咲が背中に抱き付くように体を密着させなければならず、
そうすると、美咲のバストがぶつかってきて押し潰され、その柔らかな感触を直に楽しむ事ができた。
おまけに、美咲の乳房にも付着したソープの泡で、背中はバストで洗われているような状態になり
ペニスがますます美咲の手の中で膨れ上がってしまったようだ。
このコチコチのもキレイにしてあげる
美咲はそう言うと、俺の前に移動し、胸や腕を洗い始めた。丁寧な洗い方で体を泡まみれにした。
お返しに…とばかり、乳首を指先でコネ回し、軽く摘んであげると、美咲は反応示してくれました。
美咲は乳首を責められながらも、同時にペニスを扱いできて、思わずギブアップしそうに…。
美咲も攻められてるので、責めながらも情けない声を上げてきた。
下半身を洗ってくれている美咲の様子は何だかとても嬉しそうでした。彼女は意外と
ペニスと戯れるのが好きなのかもしれず、淫らな素顔を隠し持っているのかもしれません。
指先で張り詰めた乳房や乳首を突っつき回されながら、カリ首の溝に指を巻き付けて
擦り洗いしてくる美咲は、サオをリズミカルに扱き立てながら、硬さと反り返りを確かめていました。
泡立った掌がソープと混ざり合って、玉袋も指を総動員して洗ってくれました。
睾丸を揉み解されると、ペニスは美咲の目の前で暴れ回ってしまった。
470 :
えっちな21禁さん:2006/02/26(日) 23:54:07 ID:hOTBz7aVO
美咲の刺激的な掌の動きに身を任せながら、・美咲のボディーをじっくり鑑賞させてもらいました。
色白の肌はとても滑らかな感じで、ソープまみれになった裸体が興奮を煽ります。
それから、美咲は自分の胸を使ってペニスを刺激してくれました。パイズリできるほどの
ボリューム感はありませんが、柔らかな乳房を硬くなったものに擦り付け、
『これでいいわね』
乳首をカリ頭の裏側に接触させてくる。一通り責め終わると、美咲はシャワーで体を洗い流し、
自らも洗い流した体で俺の前に跪き、いきり立ったモノに顔を近付けてきて、舌を這わせてきます。
特別なテクニックがあるわけではないが、普段の美咲の姿からは想像出来ないこんな事まで
してくる美咲に、感激もひとしおな心配りの行き届いたフェラチオで、ペニスの隅々まで
舌を滑らせるように、じわじわと責めてきます。尿道口を舌でめくるようにいたぶられながら、
今度はカリ頭の表面を舐め擦られ、包皮の繋ぎ目の凹み部分にたっぷり唾液を流し込まれました。
美咲は、先端からサオの付け根まで、唇で挟んで滑らかな動きで何度もチョロっと出した舌を
何度も往復させて、付け根まで行くと、そのまま玉袋をねぶり出します。
皺の寄った袋に張り付くようにして舌を這わせ、睾丸を一個ずつ頬張ってくれている。
玉袋を舐められるのはそれほど強い快感が得られるわけではないが、綺麗な美咲の顔と
グロテスクなソレがくっ付きそうになって、そのギャップある光景が大きな興奮に結び付いていた。
会社で働いている時の美咲からは想像するのが難しいのだが、
美咲はもしかすると奉仕好きなのかもしれません。しかし、あくまでも主導権を握っているのは
美咲(自分)である、というのが如何にも美咲らしい気がした。
『うぐっ、ぐぅっ…』
美咲は、パンパンに膨れ上がった亀頭を口に含み、しゃぶってくれました。
美咲ほどの美人が、フェラチオするとどうしてこんなにエロチックな顔になるのだろうと思うくらいに。
あまり激しいおしゃぶりではなかったが、唾液がたくさん分泌させてきて、そのヌメリ具合は最高。
『んぐっ、んぐっ…』
美咲が唇を動かすだけで、ジュボッジュボッと音がするほどで、美咲はくわえながら
舌でカリ先を舐め回したり、亀頭に軽い吸引を加えたりしてくれました。
美咲は時々、俺の反応を確かめるかのように、硬直したモノを頬張ったまま、こちらに
その美しい顔を向けてくれましたが、切れ長の澄んだ瞳でジッと見つめられると、
それだけでも、思わず美咲に口内発射しそうになってしまうくらいでした。
『伊藤さん、私、もう我慢できない…』
美咲はフェラチオを中断して止めてしまうと、起こした体で後ろ向きになってきました。
俺の目の前に突き出された、美咲のヒップラインは絶妙な湾曲線を描いていました。
美咲が脚を開き気味にしているので、後ろからでもキレイなワレメを確認する事ができました。
美咲の美味しそうな丸尻に触れ、ワレメをなぞってみると、既に秘裂の内側は十分に潤っていました。
『こんなに濡れてる…。』
指でなぞるようにしながら、耳元で囁いてみると、アルコールと今までの動きで赤かった美しい顔を、
美咲はそれを聞いて、さらにキレイに真っ赤に染め上げてました。どうやら
美咲の奉仕好き精神は本物のようです。こちらは何も要求してないのに、体を洗ってくれたり、
フェラチオしてくれたり…。しかも、そうしてくれているだけで、何にもしていないのにも
関わらずに、こんなに秘裂がピチャピチャと音を立てたり、ヌルヌルになってしまったのですから。
彼女の普段の様子と美咲がセックスする時の感じがこんなふうに違っている女性は
初めてでしたし、その後も美咲みたいな女性に出会う事はありませんでした。
恐らく、美咲自身もそれを自覚していて、本当に気に入った男性にしかアプローチしようとせず、
そういう相手にだけ素顔を見せるようにしているのかもしれません。彼女の奉仕好きを、
勘違いしないで素直に受け入れてくれるような男性です。
そんな美咲は座ってる俺の膝の上に腰をおろして来て、濡れそぼった秘裂に亀頭をあてがい、
体重をかけて、そそり立つペニスをくわえ込むように、自分から串刺しになっていきました。
『あうううっ』
美咲は膝上で好きなように腰を動かしていた。秘穴の締め付けは抜群であり、腰のくねり具合も淫ら…。
ペニスが奥まで入り込むと秘肉が蠢き、結合部から愛液が、クチュクチュと染み出して来ました。
『ああんっ、あああんっ…』
快感が増してきたのか? オクターブ上がってきた感じの喘ぎ声に、段々と腰を上手に
美咲は動かせなくなってきてしまったようです。そこで、繋がったまま立ち上って、
立ちバックの体勢に持ち込みました。美咲はバスタブの縁に掴まっていました。
ペニスを叩き込むと、腰を美咲のお尻にぶつけていきます。美咲のヒップは意外と肉感的で、
こちらの腰を難なく受け入れ、色っぽく弾き返してきます。美咲の美乳を揉みしだきながら、
秘穴がキュッキュッと締まるのが最高で、せっせと気持ちの良いピストン運動を繰り返していた。
『あううっ、あううんっ!』
美咲も高くてセクシーな喘ぎ声をあげ、ギュッギュッと締め付けてきながら、腰を痙攣させていたので、
きっと、ほぼ同時にアクメに達する事ができたのではないか、と思います。
最後は結合を解き、美咲のヒップにでも発射しようと思ってましたが、美咲がそんな状態だったので、
図らずも、美咲の奥々にまで白濁液を飛ばしてしまう事になってしまいました。
美咲はバスルームで座り込んでしまったが、顔を向け、汚濁液まみれのペニスを舐め清めてくれました。
477 :
新参者ですが:2006/02/28(火) 05:10:17 ID:oJklmS8PO
その気持ちの良いフェラチオの為、俺のモノは直ぐに復活してしまい、その晩、バスタブに入って
湯に浸かりながら、美咲と二回目のセックスをして、ベッドに戻って、三回目の交わりまで
してしまい、美咲の隅々まで堪能しましたが、その度に美咲はたっぷり奉仕し返してくれました。
数日後、社内で美咲と会ったが、まるで何事もなかったかのように振る舞い、
クールな態度を崩そうとはしませんでした。周りに他の人間が居たからという事もあるでしょうし、
別に俺の事が嫌いになったわけではないと思います。そのすぐ後に、美咲は俺の部署の担当では
なくなったので、仕事では美咲と会うチャンスがなくなったが、飲み会で一緒になる事もあり、
個人的にはもっとアタックしていたのですが、仕事が忙しかったりで、それっきりかと思いきや、
更に深い関係になって、よりプライベートな素顔に接する事ができようとは思いもよらなかった。
葉月も頼む!
つC
3学期も半ばを過ぎたこんな時期に、その少女は敦子のクラスに転校生としてやってきた。
真新しい紺のブレザーに白のブラウス、2年生を表すオレンジのリボンタイ、そしてブレザーと同色のプリーツスカート。小柄だが愛くるしい表情と、人形を思わせる大きな瞳に真っ白な肌。
つややかに輝く長い黒髪は、肩の辺りできっちりとそろえられていて、中学生らしからぬ気品を漂わせている。何もかもが敦子と正反対の外見を持つ少女が、このあと、敦子にとってとても大きな存在になるとは、その時の敦子には想像することも出来なかった。
「……じゃあ、園田の隣に座って」
担任教師の言葉と同時に、クラスの視線が敦子に集中するのが分かった。敦子の隣が空いているのは、偶然ではない。故意に、クラス全員の意志として敦子の隣は空けられているのだ。
「よろしくね。園田さん」
小声でそう言って、転校生の少女、白石恵美は敦子の隣にゆっくりと腰を下ろした。クラスの視線が何故自分に集中しているのかを理解しないままに。
敦子は無言で頷くと1時間目の数学の教科書に視線を落とした。恵美と話したい気持ちはあったが、そのあと彼女が自分と同じ仕打ちを受けるのではないか、そう思うととても口をきく気にはなれなかった。
敦子がクラスメイトから”無視”されることになった原因は、実にくだらない物だった。明るい性格で男子からも女子からも人気のある男子生徒が隣の席だった頃、何となく仲良くしていたことがクラスの女子の中心的存在だった少女の逆鱗に触れた。
敦子はその男子生徒に特別な感情など抱いてはいなかったのだが、勝手に勘違いをしたその少女が敦子を”ハブる”と決めたその日から、敦子はクラスで孤立した。
悲しかったのは、その男子生徒までが、クラスの女子の不興を買うことを恐れたのか、敦子と親しくすることをやめてしまったことだった。
当初のうちは、不条理な思いで胸がいっぱいになり、家に帰って何度も泣いた。だが、そのうちにそんな状況などどうでも良くなってしまって、半年が過ぎていた。
諦めと、冷めた感情を維持することで、敦子は自分を守ることにした。やがて学年が変わればクラス替えがある。
大小様々なくだらない嫌がらせも、敦子は徹底的に無視し耐え続けた。相手にすればつけあがる、そう感覚的に理解していた。
ホームルームのあと、1時間目の授業が終わり、休み時間になった。
「……ねえ、園田さん、あの……」
人好きのする微笑みを浮かべて、恵美が声をかけてきた。
それはとても魅力的な笑顔だった。くるりとした瞳はいきいきと輝いていて、孤独に染まりきった敦子の心を鷲掴みにする。
「……ごめん、あの、白石、さん」
「なあに?」
小首をかしげて、立ち上がった敦子を見上げる恵美に敦子は一瞬口ごもった。
「あのね、わたしに、話しかけないほうが、いいよ。あなたの、ためだから」
小声でそう言うと、もう一度だけ「ごめんね」とささやいて敦子は教室から飛び出した。訳の分からない怒りが胸にこみ上げてくるのが分かった。何故こんな思いをしなければいけないのか。
その後、昼休みになるまで、敦子は恵美の方を見ることが出来なかった。恵美の方も敦子に声をかけてこようとはしなかった。
”これで、いいんだ……”
そう頭の中で繰り返しながら、授業に没頭して敦子は自己嫌悪にも似た感覚を忘れようとした。
いつものように、人っ子一人いない薄暗い中庭のベンチで、敦子は弁当箱を拡げた。冷めたご飯の味気なさが、今日はいつもにも増して感じられる。
「……園田さん」
「えっ?」
俯いて弁当箱をほじくるようにしていた敦子は、不覚にも声をかけられるまでその少女がそばにいることすら気付いていなかった。
「白石、さん」
顔を上げて、絶句する。何故、という思いで頭が真っ白になった。
「隣、座ってもいい?」
一瞬の躊躇のあと、朝と同じく無言で頷くと恵美は照れくさそうに笑って、どっかりと腰を下ろした。訳の分からない鼻歌を歌いながら弁当箱を拡げる恵美に、敦子はしばらく何も言えなかった。
「ねえ。どうして話しかけちゃダメなの?」
きれいに焼かれた卵焼きを頬張りながら恵美は快活に笑ってそう言った。無邪気すぎる笑顔に触れて、壁を作ろうとしていた敦子の心が揺れ動く。
「もしかして、クラスの誰かと喧嘩してるの?」
気遣いに溢れた恵美の言葉に、敦子の心が陥落した。
「んー、喧嘩っていうかね……。無視されてんの。わたし。みんなから」
感情が高ぶって、口調こそ明るいものの、敦子の表情が引きつったようになった。
「だから、わたしと仲良くしてると、白石さんも、無視されちゃう」
敦子はそれだけを一気に言うと、口をつぐんで顔を赤面させた。知らずのうちにため息が漏れる。
少しの間、沈黙が流れる。
「いいよ。私、私もね、前の学校で、無視されてた。私に原因があるから、しょうがないんだけど。だから、慣れてるの。私たち、似たもの同士だね」
何故そんな風に笑えるのかといぶかしむくらい眩しい笑顔を浮かべて、恵美は敦子を見つめていた。
「そう、なんだ……」
真っ向から恵美の笑顔と視線を受け止めて、敦子は気圧されたように弱々しくつぶやいた。
恵美のような少女がいじめられるという事態が想像できず、どう返せばいいのか分からなくて敦子は無言で恵美を見た。
「……ねえ、友達になろ。私なら、無視されたってかまわないよ。どうせ、転校してきたばっかりで友達は誰もいないもの」
歌うようにそう言う恵美の言葉が、魔法の呪文のように敦子の心に刻み込まれた。
一瞬。敦子の心に、訳の分からない恐怖にも似た、どこかに吸い込まれるようなそんな感覚が湧き起こる。自分を見つめるどこか熱っぽい恵美の視線に溶け込んでしまうような気がした。
「……いいよ。わたしも、白石さんと、友達になりたい」
心の奥底に湧き起こった、抗いがたい誘惑が敦子の一瞬の逡巡を消し飛ばしていた。
つつがなく午後の授業も終わり、放課後となった。
「ねえ、あっちゃん。何か部活やってるの?」
昼休みですっかり打ち解けた恵美に愛称めいた呼びかけをされて、敦子は照れくさげに笑って首を振った。
「ううん。なんで?」
「じゃあ、一緒に帰れるね」
帰り支度をしながらそう言う恵美に敦子は無言で頷いた。
仲むつまじい雰囲気を漂わす二人にクラスの女子の何人かが眉をひそめ、小声でささやきあうのが視界の隅に止まったが、今の敦子にはどうでも良いことだった。
「じゃあ、帰ろ」
「うん」
ささやきあって教室をあとにする。こんなに、うきうきとした気分で家路につくのは、どれくらいぶりだろう。
部活の喧噪が渦巻く校庭の隅を抜けながら、他愛のないことを言い合う。そんなありふれたふれあいに、自分がどれだけ飢えていたのかを敦子はひしひしと実感していた。
「……どうしたの?」
「ううん。めぐちゃんと会えてよかったなって思って」
小首をかしげる恵美に敦子は大きく笑って言った。偶然にも帰宅する方向が同じということで、少なくともあと10分は恵美と一緒でいられる。
あと500メートルほどでお別れ、というあたりにさしかかった時、恵美が意外な提案をした。
「ねえ、もしよかったらなんだけど。今から私の家に遊びに来ない?」
「えっ、いいの? でも、おうちの人に迷惑なんじゃ……」
喜びを隠しきれない表情で、しかし戸惑いながら敦子がそう言うと、恵美は快活に笑い飛ばした。
「大丈夫だよ。うちは夜遅くにならないと誰も帰ってこないもん」
笑顔でそう言う恵美の言葉の端に、どこか寂しげな香りをかぎ取って、敦子はその提案に乗ることにした。
「じゃあ、行く」
「うん」
にんまりと微笑む恵美に、なぜか敦子は赤面した。
「……ここが、めぐちゃんのおうちなの?」
「そうだよ」
5分ほどしてたどり着いた瀟洒なマンションの前で、敦子は口をぽかんと開けて10階建ての建物を見上げていた。敦子の母が以前新聞広告を見てため息をついていた高級分譲マンションに間違いない。
オートロックを解錠する恵美に続いて、おずおずとエントランスに滑り込む。黒光りする大理石の壁面や鏡として使えそうなほど磨き込まれた床を見てただただ圧倒される。
エレベータで5階まで上がる。一番角の日当たりの良さそうな部屋が、恵美の自宅だった。
「どうぞ、遠慮せずに上がって、あっちゃん」
「う、うん。おじゃま、します……」
玄関に入り込んで後ろ手に扉を閉めた瞬間、外の喧噪がぴたりと止んだ。外観だけではなく、内部の作りも豪奢なのは敦子ですら分かるくらいだ。立派な玄関を見て、敦子は自分の薄汚れた運動靴に気付いて気恥ずかしくなった。
しえん
「こっちだよ」
居間とキッチンの間を抜けて、洗面所とトイレが並ぶ突き当たりが、恵美の部屋らしかった。
日当たりの良い、6畳のフローリングされた洋室。これだけで、敦子からすれば羨望ものだったが、小洒落た白で統一された家具と、暖色系のカーテンや寝具は少女らしい清潔感と可愛らしさに溢れている。
「素敵。可愛い、お部屋だね……」
「そんなことないよ、でもありがと。ベッドの上でも適当に座って」
てきぱきとそう言う恵美に敦子は所在なげに鞄を足下に置いてベッドに腰掛けた。物珍しげに部屋の中を見回す。
「本がいっぱい。めぐちゃんも本好きなの?」
「うん。パパが好きだから。遺伝だね……。あっちゃんも好きなんだ?」
「めぐちゃんほどいっぱい持ってないけどね……あ、これ、新刊だよね?」
本棚の中のハードカバーの一冊に目がとまる。世界的なベストセラーのジュブナイル小説の最新刊を見つけて、敦子は思わず歓声を上げた。
「まだ読んでないのなら、貸してあげるよ」
「いいの?」
喜色満面の表情で、立ち上がって本棚に近寄る。
「いいよ。私もう読んじゃったから。そうだ、紅茶入れてくるね。他にも読みたいのがあったら、読んでていいよ」
「うれしい。ありがと!」
恵美がキッチンへ消えるのを見送ってから、敦子は本棚に視線を戻した。他にも数冊、敦子の興味を引くジュブナイルや少女向けの小説があった。
いくつかを取り出してはめくりしていると、小さな版形のカラフルな写真集が目にとまる。背表紙に”nymph”と洒落たフォントで書かれている。
「写真集? だよね……」
手に取り、表紙を見る。海外らしい草原の中に、カジュアルな二人の外国人の少女が微笑んでいる。
”わたしと同じくらい……? 歌手かな、女優さん……?”
見覚えのない異国の美貌の少女たちの笑顔が妙に印象に残った。ぱらぱらとページをめくる。
”えっ!”
信じられないものを目にして、敦子は一人絶句した。
先ほどの少女たちが、ベッドの白いシーツの上で全裸で絡み合い、抱き合っている。鮮やかなブロンドの髪と、ほんのりとピンクに紅潮した少女たちの肌の色のコントラストが目に焼き付いて離れない。
さらにページをめくっていく。艶めかしくうごめく少女たちが、絡み合ってお互いの身体を愛撫している。
大胆に開脚された一人の少女のむき出しの秘部を、もう一人の少女がその細く美しい指先で広げ、鮮やかな秘肉を舌先でねぶろうとしているあたりで、敦子の意識がショートしかけた。
”何、何なの、コレ……!”
訳の分からない衝撃に打ちのめされ、敦子の心臓が激しく鼓動する。写真の中の少女たちから、敦子は目が離せない。少女たちの艶めかしい睦み合いに、敦子の身体の奥底が締め付けられる感覚があった。
「……お待たせ」
キッチンから戻った恵美の声に、敦子は我に返った。
「えっ、あ、ご、ごめんね、ありがと」
慌てて写真集を閉じるが、泡を食って本棚に戻し損ねた。やむなく脇に抱えていた別の本を重ねるように隠して、ベッドに腰掛ける。
「何か、面白そうな本、あった?」
問いかける恵美の笑顔には、まるでやましい雰囲気はなかった。今まで敦子が見たものは、白昼夢だったのではないか、そう思いたくなるほどに。
「えっ、あ、う、うん。何冊かあったよ……」
赤面して冷や汗をかきながら敦子は本と写真集を重ねたままベッドに置いた。
「レモンティ、でいいよね?」
笑顔でカップソーサーごと差し出す恵美に赤面しながら笑顔を返して、敦子は紅茶を受け取った。レモンの香りと、紅茶の香りが混じり合って部屋に漂う。
心臓の鼓動はまだ収まらず、冷や汗が脇の下を流れる感覚に敦子は背筋をぞわりとさせた。
砂糖を入れ、スプーンでかき混ぜる。温かい紅茶を一口飲んで、敦子は大きく息を吐き出した。
”……頭の中、ぐちゃぐちゃだよ……。この写真集、めぐちゃんのなの? なんでこんなの持ってるんだろう……”
疑問がぐるぐると頭の中を巡る。どうしていいか分からず、敦子は無言で紅茶をすすり続けた。
”コレ見てたの、気付いたかな……。でも、気付いてたら、こんなに普通にしてられないよね、見てないよね……?”
上目遣いでちろりと恵美を見る。恵美は自分の机に座って、おっとりと紅茶をすすっている。視線に気付いた恵美が、例によって笑顔で小首をかしげる。
「どうしたの? 急に黙り込んじゃって」
屈託のない笑顔に敦子は一人口ごもった。頭が真っ白になって何も言えなくなる。
「ううん、なんでもないよ……暖かくって、おいしい」
曖昧な笑顔を返しながら、敦子は俯いて赤面した。飲み終わった紅茶のカップの底をひたすら見つめ続ける。
「おかわり、いる?」
「えっ、ううん、ご、ごちそうさま……」
慌てて、跳ねるように立ち上がって、敦子は紅茶のカップを恵美の机に置いた。
乾ききった口の中を潤そうと、自然とつばを飲み込んだ。
ぎこちなく、元通り座っていた場所に戻る。座った反動で、重ねた本が滑り落ちたことに敦子は気付かなかった。
恵美も、飲み終わったカップを自分の机に置くと、なにがおかしいのかくすくすと笑いながら立ち上がって、ベッドの敦子の隣に腰掛けた。かすかに漂うシャンプーの残り香が心地よい。
すぐ側で見れば見るほど、恵美は美しい少女だった。驚くほど長いまつげに彩られた黒目がちな瞳。なだらかなラインの小振りな鼻にふっくらとした淡い鴇色の唇。
少女らしい可愛らしさに溢れた外見に思わず敦子は見とれてしまっていた。
「なあに?」
真正面から恵美に見つめられて敦子はまたも赤面した。
「ごめん、めぐちゃんが、すごく……可愛くて、つい見とれちゃった」
「私が? ありがとう、あっちゃんにそう言ってもらえてすごくうれしい……。でも、あっちゃんだってきれいだよ」
予想外の応えに敦子は目を白黒させた。
「わ、わたしなんか、全然ダメだよ……。地黒だし、目つき悪いし……。背もおっきくてちっとも可愛らしいところがないもん。めぐちゃんみたいに女の子っぽくないでしょ……」
恵美にほめられてうれしいものの、やはり自分と比較して引け目を感じてしまっている敦子はもそもそと否定の言葉を口にした。
「なんで? 私はあっちゃんみたいな女の子、良いと思うけどなぁ。背が高くって、すごくすらっとして。すごく、格好良いよ。もっと自信持って良いと思うよ」
「そ、そうかな……。でも、ありがと。お世辞でも、うれしい」
照れくさくなって微笑みながら、敦子はもじもじと制服のスカートを指先でつまみ上げた。
「お世辞じゃないよ……。私は本気でそう思ってるもの」
やや真剣な口調と表情になった恵美が、敦子の手に自分の手を重ねてきた。
”……え、な、なに……”
暖かな恵美の手の感触に驚きながらも、敦子はされるがままで恵美の方を見た。なぜか、その白い頬を淡いピンクに染めた恵美の顔がすぐそばにある。黒目がちな瞳が潤んで、揺れているように見えた。
「……め、めぐちゃん?」
恵美の視線に熱っぽいものを感じて、敦子は戸惑いのつぶやきを漏らしていた。
「ねえ。あっちゃん」
「なに……?」
敦子の問いに恵美はすぐには応えなかった。一瞬、視線を逸らして口ごもる。しかし、すぐに逡巡を振り払うようにもう一度敦子を見た。
「さっき、この本、見てたよね?」
恵美の言葉が敦子の身体を衝撃の矢となって突き抜ける。その時初めて、隠したものがむき出しになっていたことに気付いて、敦子は顔面蒼白になった。
「そ、それは、その……」
恵美が写真集を手にとっても、とっさに敦子は反応することができず、目を見開いて意味のないつぶやきを漏らすしかなかった。脳裏に浮かぶ少女たちの睦み合いが敦子を赤面させる。
「ごめん、ごめんなさい、わたしそういう本だって知らなくて……。でもきれいな表紙だなって思って、手に取っただけなの、ごめんなさい……!」
どうしていいか分からず、自分でも意味不明だなと思える弁解を敦子は恵美に何度も繰り返した。
「あっちゃん……。可愛いっ」
そんな敦子に、恵美は謎めいた微笑みを浮かべてため息混じりのささやきを漏らした。
”えっ……?”
次の瞬間、うつむき加減の敦子の唇に、何か暖かく、柔らかなものが触れるのが分かった。視線をあげた敦子の眼前に、目を閉じ顔を傾けた恵美の顔があった。
「んぅ……」
自分に何が起きているのか、とっさに理解できず、敦子はうめき声を漏らすことしかできなかった。
自分の唇にぴったり密着しているものが、湿り気を帯びた恵美の唇だということを理解したとき、初めての他人とのキスという衝撃が敦子の身体を縛り付け、石像のように身動きすることができなかった。
柔らかい、しかしぽってりとした質量を伴った固まりが、こわばった敦子の唇をかき分け、侵入してくる気配があった。未体験の感覚に漂う、直接的かつリアルな性の匂いを感じ取って敦子の頭が真っ白になる。
嫌悪感、というのとは違う。未知の感覚とそれに対する恐怖めいた怯え。今の敦子には説明のつかない感覚が、ようやく敦子の身体を縛り付けていたものを解き放つことができた。
「……やっ、だ、だめっ……」
恵美を自分から引き離す。息苦しさから解放された肺が新鮮な空気を求めて敦子を激しく喘がせる。
「……ごめん、わたし、帰る……!」
怯えに突き動かされて、敦子は慌ただしく立ち上がると、鞄を持って恵美の部屋を飛び出した。恵美があとを追いかけてくる気配があったが、敦子は振り返ることもできなかった。脇目もふらず、そのままマンションの外まで駆け出す。
帰宅して、薄暗く古びた自分の部屋に飛び込んでも、重苦しさに支配される感覚から逃れることはできなかった。鞄を放り出し、制服を脱いでいく。
”やだ……なんで?”
そのとき初めて下腹部に感じた違和感に気付いて、敦子は一人赤面した。もやもやとした時なるように湿り気を帯びていることに気付いたからだ。
小さくため息をついて、のろのろと部屋着のパーカーとキャミ、ワークパンツに着替え、敦子は自分のベッドに横になった。
どこか裏切られたような気持ちと、それとは裏腹に恵美に対して後悔と喪失感にも似た感覚を感じていることが、敦子の中でごちゃ混ぜになっていた。心中の重苦しさと、身体全体を縛り付ける脱力感がそれに拍車をかける。
恵美の部屋でのことが、ぐるぐると頭を巡り、敦子から思考能力を奪っているようだった。
「わかんないよ……めぐちゃん……」
つぶやいて、敦子は枕に顔を埋めた。今は、何も考えられない、考えたくないと思った。
洗面所で、部屋着を脱いで、下着だけになった敦子は、洗面所の鏡に映った自分の姿を眺めていた。
きつい感じに見える瞳は、よく言えば切れ長でくっきりしているといえなくもない。だが、全体の顔立ちも含めて女の子らしい柔らかさに欠けているようで、まるで男の子みたいだといつも思う。
身体に着けている下着も、飾り気も色気も可愛げもないグレーのスポーツブラにショーツで、包み込まれている自分のからだつきを見るたびに嫌気がさす。
身長は165と高いものの、薄く小さな胸と、細いだけでごつごつとさえ感じられる手足、ふんわりとした白さに欠ける肌はまるで少年のそれのようだ。幼稚園の頃など一時期を除いて、ずっと短くしている髪も良くないのだろうか。
しばらくそうしていたが、暖房などない洗面所の寒気に負けて、敦子は浴室に入った。かけ湯をしてから浴槽に勢いよく入る。
「ふぅ……」
勢いで溢れる湯の流れをぼんやりと眺めながら敦子はため息をついた。熱めの湯に首までつかり込み、目を軽く閉じる。すぐに、にじみ出る汗が額から顔に伝わってくるのが分かった。
小さなノックの音に気付くまで、少し間があった。慌てて、返事をする。
「はい?」
母だろうか。そう思ったとき、浴室の開き戸がカチャ、と開いた。
「あっちゃん、入っても、いい?」
遠慮がちな声でそう聞くのは、真っ白なバスタオルを身体に巻き付けた恵美だった。
「えっ、めぐちゃん? う、うん。いいよ……」
なぜ恵美がここにいるのか。そんな疑問を飲み込んで、敦子は浴槽の身体を縮こめて、恵美が入れるスペースを空けた。
バスタオルを取った恵美の白い裸身が鮮やかさを伴って敦子の目に飛び込んでくる。小柄だが、少女らしいふくよかさと柔らかさに敦子は目を奪われた。
「なあに? あんまり、見ないで。恥ずかしい」
軽く頬を紅潮させた恵美はそう言って浴槽に足をつけた。ゆっくりと、侵入するのに合わせて湯が浴槽から溢れていく。
「だって、すごくきれいだもの。いいじゃない」
そんなことを言いながら、二人顔を見合わせる。くすくすと笑いながら、少女たちはふたりで浴槽につかり込んだ。
「うれしい、あっちゃん……」
うっとりとした口調で、恵美はそう言った。
「だって、ほんとのことだもの。めぐちゃんはいいよね、わたしと違って胸もおっきいしさ」
言いながら、敦子は向かい合った恵美の左胸に手を伸ばした。小柄な体格とは対照的なボリュームを持ったそれを、そっと支えるように優しく手のひらで包み込む。
「やん……」
少しだけ、ぴくんと身体を震わせて、恵美は小さく声を漏らした。
「可愛い」
自分でも聞いたことのないような、低めの声でささやいて、敦子は恵美の胸から、輝くような淡いピンク色の先端、そして胸の中央へゆるゆると指先を滑らせていく。
くすぐったそうに、小さくくぐもったうめき声を上げる恵美に、自分の胸が高鳴っていくのが分かった。
「めぐちゃん……」
ささやいて、顔を寄せる。恵美が、その長いまつげをそっと閉じるのが分かった。
「あっちゃ……んんぅ」
目を閉じた恵美の唇に、自分の唇を重ねていく。最初軽く重ね、そして吸い付くようにぴったりと重ねてから、舌先で唇をかき分ける。
「んっ……」
唇から伝わる恵美のうめくような吐息。そして……。
「敦子! 敦子!」
今度こそ母の声がして、敦子は慌てて唇を離した。同時に、景色が一転して薄暗くなる。
「……えっ?」
階下から再び、母が自分を呼ぶ怒声が聞こえた。灯りが無く薄暗い周囲の状況が理解できず、慌てて大声で返事を返しながら、敦子はようやく我に返った。
「……夢」
寝汗でじっとりとした自分の顔を手のひらで拭って、伸びをする。
「夢、かぁ……」
無意識のうちに内股をすりあわせるようにして、敦子はまたも下腹部が湿り気を帯びていることに気付いていた。
なんでこんな夢を見たのか自分でも分からなかった。恵美の家で見た写真集の影響なのか、あるいは自分が気付いていなかっただけで、自分にもそういう願望があるのだろうか。
再び、大声で自分を呼ぶ母の声に返事しながら、敦子は自分の部屋を出た。
翌日、恵美は学校に来なかった。担任教師によると風邪で欠席、とのことだった。
土、日を挟んだ月曜になっても、恵美は欠席だった。
誰もいない隣の席。慣れているはずのいつもの空間が、重い影を敦子の心に落としているのが自分でも分かった。
”こないだのことが……原因なの?”
空席の恵美の机に向かって、それを問うてみても答えが返ってくるわけもない。ただ、恵美を傷つけてしまった、という罪悪感と後悔が敦子を苛むだけだった。
放課後になった。帰宅しようとするクラスメイトたち同様、帰り支度を始めた敦子を、担任教師が呼ぶ声が聞こえた。
「はい?」
「園田、白石の家知ってる? 悪いんだけど、帰りにコレ届けてくれんか」
担任教師が差し出した三者面談を知らせるプリントに敦子は身体がこわばるのが分かった。
恵美に会いたいような、会いたくないようなアンビバレンツな感情が、すぐに返事をするのをためらわせた。
「もし知らないなら、いいんだけど……」
担任教師がそう言いかけた時、敦子の中で何かが決心をしていた。
「……えと、あの、知ってます。帰りに、行けばいいんですね?」
「悪いな。頼むわ、先生ちょっと今日学年会議でさ、遅くなりそうなんだよ」
「いえ、いいです、分かりました」
少し早口でそう言って、敦子は自分の席に戻ると帰り支度の続きを始めた。
”とにかく、めぐちゃんに、謝ろう”
そう思った。そのあとで、どうなるかは敦子にも分からない。
恵美が前の学校で”ハブられていた”原因はきっと先日のようなことが前の学校でもあったからだ。恵美が転校してくるまで、同じような孤独を味わっていた自分なら、それを理解してもらえると思っていたに違いない。
だが、それを自分は裏切ってしまったのだ。
恵美は多分、傷ついたはずだ。敦子に100パーセントの非があったわけではないが、もっと違う方法で接していれば、良かったのかも知れない。
そういう思いと、自分を苛む罪悪感にも似た感覚を打ち消したくて敦子は恵美に会うことを決めたのだ。
恵美のマンションのエントランス前に着いて、敦子は一瞬立ち止まって大きく深呼吸した。
一瞬目を閉じ、そして恵美の部屋の番号をオートロックのインタフォンに打ち込む。
呼び出し音が鳴って、しばらく間があった。
「……はい」
か細く聞こえる恵美の声。敦子はゆっくりと息を吐きながら自分の来訪を告げた。
「……めぐ、ちゃん? わたし、敦子です。先生に、言われてプリントを届けにきたの」
口ごもりながら、そうインタフォンに話しかける。ノイズ混じりの沈黙のあと、恵美がぽつりと返事を返してきた。
「あっちゃん? いいよ、あがって」
小さなモーターの駆動音と金属音がしてオートロックが開くのが分かった。
もう一度深呼吸して、敦子はマンションに入った。
意外にも笑顔で、恵美は敦子を出迎えてくれた。可愛らしい柄のパジャマ姿で、パステルオレンジのカーディガンを羽織っている。
「ごめんね、ありがとう。ちょっと風邪引いちゃって……。日曜で治るかなって思ったんだけど、朝まで熱が下がらなくて。でも、お昼くらいから体調良くなったみたい。明日からは、学校行けるよ」
そう話しかける恵美の声に、敦子はどうしようもないほど安堵感を覚えた。
「そっか……。よかった。これ、先生から預かってきたの」
プリントを差し出して、敦子は真顔になった。すぐに言葉が紡ぎ出せず、一瞬口ごもる。
「あのね、めぐちゃん……。こないだは、ごめんね。ほんとに、ごめんなさい」
一気に言って、敦子は恵美を見つめた。
「どうして、謝るの? 悪いのは、私だよ……」
緩やかな笑顔でそういう恵美の語尾にかぶせるように、敦子は誤り続けた。
「ううん、でも、わたしきっとめぐちゃんのこと、傷つけた。だから、すごく後悔してるの……」
うまく言えず、ぽつぽつと敦子は言った。
「そんな……。私こそ、あっちゃんにひどいこと、した。あっちゃんのこととか何も考えないで。だから、謝らないで、あっちゃん……。謝るのは、私の方だよ」
弛緩した、泣き笑いのような表情でそういう恵美に、敦子は胸がじんとするのが分かった。心が震え、声が出ない。
「……ありがとう」
絞るようにそう言うと、恵美は無言でうなづいた。
「……寒いね、今日。ね、お茶入れるから、ちょっとだけ上がって」
「そんな、いいよ。風邪ぶり返すよ……」
遠慮する敦子に恵美はあの笑顔で笑いかけた。
「大丈夫だよ、もう治ったもん」
誘惑に負けて、敦子は再び恵美の部屋に入ることになった。病人のベッドを占領するわけにもいかず、今度は恵美の机に座る。
すぐに、先日同様ティーカップ2つをお盆に載せた恵美がパジャマ姿のまま部屋に戻ってきた。
「ごめんね……。風邪引いてるのに」
「もぉ治ってるってば」
明るくそう言う恵美に、敦子はほっと息を漏らした。
「ふふ……」
先日とは逆に、ベッドに腰掛けながら恵美が敦子を見て笑った。
温かい紅茶をすする。少し冷えた身体に浸透する感覚が、敦子の身体も心も弛緩させる気がした。
「本当に、もう大丈夫なの?」
言いながら、敦子はベッドの恵美の隣に腰掛けた。先日の制服の時とは違って、パジャマ姿だと身体のラインがはっきりとして見える。
夢で見た恵美の裸身を思い出して、敦子は軽く赤面した。
(全てを読むにはワッフルワッフルと書き込んでください)
スミマセン、一番最後のは冗談です。
ちょっと個人的な事情もあってお休みをいただいていました。>>all
AugustMoonの続きを待っている方には申し訳ないのですが、
このスレの皆さんすべてに喜んでいただける形を模索中です。
アレに関してはしばらくお休みをください、誠に申しわけありません。
その間、今日UPした新作でお楽しみいただけると幸いです。ではでは。
支援でいいの?
新作もいいですねー。
早く続きが読みたいです。
⊃C
_ _ ∩
( ゜∀゜)彡 ワッフル!ワッフル!
⊂彡
両方たのむ!
ワッフルワッフル!
両方読みたい!
ワッフルワッフル!
517 :
えっちな21禁さん:2006/03/02(木) 10:51:52 ID:FaU3zvTS0
俺も両方つC
ワッフル!ワッフル!
何度も同じことを聞く照れ隠しに、敦子は無意味と知りながら恵美の額に手のひらを当てた。少ししっとりとした恵美の肌の感触が心地よい。
「うん……。大丈夫みたいだね」
そんな敦子に恵美はくすりと笑った。
「だから、大丈夫だって」
明るい口調でそう言ってから、恵美は不意に俯いて視線を逸らした。
「……ありがとう。私、あっちゃんに、嫌われたって、もう友達と思ってもらえないって、そう……思ってた」
俯いたまま、ぽつぽつと語り出す恵美の言葉を、敦子は無言で聞いた。長い黒髪が顔にかかって、恵美の表情をうかがい知ることはできない。
「もう、大体想像できてると思う、けど。私、私ね、男の子に興味持てないんだ。いつからなのか、よく分からないけど、ずっと、女の子のことが、いつも気になるの」
もしかすると自分はおかしいのか、恵美はそう思い、図書館などで様々な本や、ティーン向けの雑誌の相談コーナーなどで、自分と似たような経験を持つ者の話を読んだりもした。
思春期にはありがちなことだとする識者の意見や、同性が好きならそれはそれで良いのではないか、そんな意見を読んでも、恵美の悩みを解決することは、できなかった。
「……でも、どうしようもなくて。もしかしたら、そのうち、大きくなったら、普通に男の子に興味持てるようになるのかも知れないって、そう思ってた」
寂しげな声でそう漏らす恵美に、敦子は自然と手のひらを恵美のそれに重ねて、包み込んでいた。
「でも、女の子のことが気になるのを、我慢すること、できなかった。前の学校の時、同じクラスで、とても仲良しだった子がいたの。すらっとして、背が私より高くて。そう、あっちゃんに感じが似てた」
「その子のこと、好きだったの?」
敦子が聞くと、恵美はこくりと頷いた。
「好きで好きでたまらなかった。その子のこと、考えるだけで、胸がいっぱいになって、苦しくなる」
それだけを言って、恵美は声を詰まらせた。
「……私ね、ちょっとませてる方だと思う。小学校の低学年くらいの頃から、良いなって思う子のこと考えるのに、すごくエッチなことまで、考えちゃうんだ」
しばらく黙っていた恵美はそう言うと顔を上げて、潤んだ瞳で敦子の方を見た。
「その子のことも、好きで、それでエッチなことするのいつも一人で想像してた。ネットとかで、エッチなサイトとか見に行って、参考にして」
敦子が本棚から見つけた写真集も、海外の通販サイトで手に入れた物だった。嘘をついて、父親のカードで支払いをしてもらった。
「写真集っていうのは、分かってたけど、思ってた以上に、エッチな本だったから、余計に影響されちゃったのかも。それで、その子がうちに泊まりに来たときに、一緒のベッドで寝ることになって」
最初は、冗談交じりに告白をした恵美だったが、恋愛感情を持つ対象が同じベッドの中にいるという状況に、恵美の中の何かが、後に引けなくなってしまった。
敦子にしたのと同じように、唇を奪ったまではよかったが、敦子と違って、その少女は徹底的に恵美を拒絶したのだった。
「何回も、キモいって言われた。変態だって。二度と話しかけないでって。次の日から、学校でもクラスの女の子全員から無視されて、ハブられたの」
後悔と、自責の念にかられた恵美だったが、事態はさらに悪化した。担任教師が、事情をよく知らないままに、孤立した恵美をなんとかしようと動いたことで、恵美のしたことが学校中に知れ渡るほどに明るみに出てしまったのだった。
これがきっかけとなって、以前より不仲だった両親は恵美の行動の責任をなすり合い、罵りあいながら離婚することになった。
「……パパと離婚する前から、そうだったけど、ママは余計に仕事に熱中するようになったわ。夜遅くに帰ってきても、私のことなんか、気にもしなくなった。私なんか、いてもいなくてもどうでもいい、そんな感じで視線を合わせようともしないもの……」
離婚したことで、両親はそれまで住んでいた戸建てを売り払い、それぞれに新しい生活を始めることになった。そして、恵美は敦子のいる街にやってきたのだった。
「初めて、あっちゃんを見たとき、好きだった子に似てるなって思ったけど、それ以上に、すごくきれいだって思った。それに、クラスのみんなからハブられてる、って聞いて、私と同じ悩みを持ってる存在なんだって分かって。絶対、友達になりたいって、そう思った」
当初は、以前と同じ失敗を繰り返すまいと、純粋に友達として付き合うつもりの恵美だった。しかし、その存在を失念していた写真集を見つけたらしい敦子の態度と、直後自分に見とれる表情に、忘れようとしていた自分の中の疼きを、堪えることができなくなっていた。
「あっちゃんに、可愛いって言われたとき、すごく、嬉しかった。もしかしたら、あっちゃんも私と同じ仲間なのかも知れないって……」
誤解は衝動へ変化し、そして、行動となった。かつて自分が引き起こした悪夢を振り払うほどに。
「だから、あのとき、あっちゃんが帰ったあと、私はおかしくなりそうだった。また同じことをしちゃったって。死にたいくらいの気持ちになったけど、どうしていいかわからなかった」
いつの間にか、恵美はその瞳から大粒の涙を流していた。涙に濡れるその長いまつげを、敦子は心底美しいと思った。
キター。シエンタ。
つC
「だから、本当に謝らなきゃいけないのは、私なの。あっちゃんはきっと、私にとって大切な星のような存在なのに、私はそれをあせって手に入れようとして、そしてまた無くしてしまう所だった」
泣きながら、絞り出すように言う恵美の言葉を聞いたとき、敦子の中で何かがすっと開けていく、そんな感覚が湧き起こるのが分かった。
「無くなったり、しないよ」
「えっ?」
目を丸くして自分を見る恵美に敦子は穏やかに笑った。
「わたしにも、めぐちゃんは大切な星なような気がする。本当は、出会うことのなかった星同士が、偶然だろうけど、出会うことができたんだって。何でか分からないけど、今、めぐちゃんが言ったことを聞いて、そういう風に思えたんだ」
やや赤面しながら、一気にそういうと、敦子は自分から恵美の唇に自分のそれを重ねていた。
なぜそんなことをしたのかは敦子にも分からない。衝動が、敦子を突き動かしていた。
「んん……」
夢で見たように、くぐもったうめき声を恵美が上げるのが聞こえた。
唇と唇をただ重ねるだけのつたないキス。だが、それだけで、身体が熱く、胸が締め付けられるような感覚が敦子の身体を駆け抜けた。
それ以上どうして良いか分からず、敦子はすぐに唇を離した。気恥ずかしさと照れくささで笑みがこぼれる。
「……それに、もしかしたら、本当にわたしたち、同じ存在なのかも知れないよ……」
敦子は、自分でも驚くほど低い声でそう言うと、あの日見た夢の話をした。
「そうなんだ……」
「最初に、めぐちゃんに、キスされたときもね、わけわかんなくて、怖くなったけど、でも……」
言葉を切った敦子に恵美は怯えたように顎を引いた。
「でも……?」
そんな不安げな恵美の表情に敦子はくすりと笑った。
「嫌だとは、思わなかったよ……。どうしてだろうね……」
敦子がそういうと、恵美はかすかに頬を紅潮させた。
「ね、あっちゃん……。私のこと、好き?」
しばらくもじもじとしたあと、恐る恐る、ささやくように恵美が言った。
「……うん。大好き、だよ……」
顔が熱くなり、脚が震えるのが分かった。そして、敦子はそっと目を閉じて、恵美の答えを待った。
「ありがとう……。私も、あっちゃんのことが、大好き……」
恵美のかすかな吐息が、近づいてくるのが分かった。かすかに湿り気を帯びた柔らかなものが、唇に触れる。
「んぅ……」
ついばむような接触のあと、ぽってりとした圧力が唇を覆い尽くすように思えた。唇と唇が重なり合い、吸い合う。
ふたりの吐息と吐息が絡み合い、息が止まる。
「ぅ……ん」
おずおずと動く恵美の舌先が、唇をゆっくりとかき分け、差し込まれる違和感に敦子は耐えた。ぬめりとした固まりが口の中をうごめき、撫で回す。
くすぐったいような、そんな快感を初めて感じて、敦子の全身から力が抜けた。
「ふぅ……んっ」
うごめく恵美の舌先に、敦子も負けじとばかりに舌先を絡めていく。甘く感じられる唾液を交換しあうと、恵美が敦子の舌先を強く吸い込んだ。
意識が遠のきそうになり、そして、敦子の下腹部の奥底がきゅっと収縮したような気がした。
「ふはぁ……」
唇が離れて、大きく息をついた。ぐったりとしたまま、敦子は閉じていた目を開けた。
頬を紅潮させた恵美の顔が、目の前にあった。いつの間にか、敦子は恵美のベッドに押し倒されていた。
「……」
急に気恥ずかしさがこみ上げ、敦子は無言で恵美から視線を外した。
「……どうして、私を見てくれないの?」
「だって……。恥ずかしいもん」
ため息混じりに言う敦子の首筋に、恵美が唇を這わせるのが分かった。
「ひゃん……やっ、ダメ、今日体育で汗かいてる、汚い……よ」
恵美の無言の攻撃を、まだ完全に官能に変えきれぬ敦子は身もだえしてくすぐったさに耐えた。
チロチロと首筋を這う恵美の舌先の感触に、自然と声が漏れ、脚が震える。
「汚くなんか、ないよ……。あっちゃんなら。それに、私だって……今日はまだ身体拭いてないもの」
ささやきながら、恵美は攻撃ポイントを首筋から耳たぶに切り替えた。同時に、指先がなめらかに動いて敦子のブレザーの前ボタンが外されていく。
交換留学生として初めて日本にやって来てから早15年
アメリカ国籍のカトリーヌ(32歳)は日本のことが大好きになり
日本の大学を卒業後、そのまま芸術専門学校で美術の教師をしていた
未だその美貌にもかかわらず独身であった。
昨年入学してきた戸杜雅英は、小・中・高時代の美術コンクールで数々の賞受賞歴があり
カトリーヌの耳にも、その名は届いていた。カトリーヌの熱心な誘いもあって
彼はカトリーヌのクラブに入ってきた。そして、数々のコンクールで期待通りの成果を上げていた
しかし好事魔多しで、2年経って暫くした時の、或るコンクールにて作品が落選してしまったのだ
昨年は最優秀賞受賞していたこともあり、彼自身、かなりの自信を持っていただけに
この落選は相当ショックだったらしく、翌日から彼は登校拒否になった。
カトリーヌを含めた学校全体のプレッシャーが、彼を精神的に追い詰めてしまったみたいだ
責任を痛感したカトリーヌは、彼の自宅に日参し、登校してくるよう説得した
ひと月も過ぎた頃、彼はようやく学校に来るようになったが、美術部には顔を出すことはなかった
『雅英、クラブにも顔を見せて欲しいんだけど…』
しかし彼は、なかなか首を縦に振ろうとはしなかった。が、或条件をカトリーヌが呑むことで
クラブにも顔を出すことを約束した。…それは、
カトリーヌが彼の絵のモデルになる事。絵を描いている間は他人を一切入れない。
というものだった。それで彼の気持ちが安らぐなら、とカトリーヌは彼の申し出を受けることにした
―日曜日。美術部の部室―
カトリーヌと雅英は、静寂の中で向かい合った。
モデルは初体験のカトリーヌは、少し緊張しながら椅子に座った。
キャンパスに映えるように、カトリーヌはピンクのブラウスを着て、白いスカートを穿いていた
膝の上に両手を揃えて乗せた“お決まりのポーズ”を取ったカトリーヌに
彼は真剣な表情を見せ、カトリーヌをどぎまぎさせた。しばらくすると、
『ダメだ、ダメだっ。ぼくにはもう絵なんて描けないっ』
と叫び、キャンパスを思いっきり払い退けた
ガシャガシャーン…と物凄い音がして、キャンパスをのせていたイーゼルが床に倒れた
『ハァ〜イ、どうしたの雅英?』
椅子から立ち上がり、雅英の元に駆け寄るカトリーヌ
『とにかく、落ち着いて。そんなに興奮しないで雅英』
ハナ息荒い彼を宥めながら、カトリーヌはイーゼルを起こし
キャンパスを再びそこにセットし直した
『ワァー、なんて、きれいなの。私、こんなに美しいかしら』
カトリーヌが我を忘れて驚くほど、写実的に美しく描かれていた。
『ダメなんだよ。こんなんじゃあ。こんな上っ面だけの絵ばかり描いているから、ぼくはダメなんだっ』
髪の毛をかきむしって慟哭する彼。
『そんなことないわよ。とっても上手に描けているじゃない』
『上手? こんな絵が? だったら、どうしてコンクールで落ちるんですか?』
『そ‥、それは…』
『いいですよ。気休めなんか。ぼくには才能なんてないですよ』
『…ねっ、雅英、私にできることはない?』
『だったら、先生のヌード描かせてよ。こんな上っ面の肖像画じゃなくて
そうじゃない先生の裸の姿、本当の姿を描かせてよ』
『えっ…、ええーっ。ヌ、ヌード?』
『そう。有名な画家は誰でも描いているじゃない。ね、描かせてよ、カトリーヌ先生のヌード』
『私のヌードって…、やっぱり、私は…』
『あ、そう、やっぱりな。ぼくのこと心配しているフリだけで
ぼくのことなんか、どうでもいいんたよね、本当は』
と床に突っ伏し、こぶしを作って床を思い切りたたく。
『わかった。雅英の描きたいものを描いて』
カトリーヌは、覚悟を決めるとピンク色のブラウスの胸元のボタンに指先を伸ばした
『せ、先生、本当に大丈夫なの。いいの、本当に?』
『オフコース! 私のヌード描きたいんでしょう。そのかわりキレイに描かないと承知しないから』
カトリーヌは、ドキンドキンと高鳴る胸の鼓動を抑えて、、やや引きつった笑顔を彼に向けた。
胸元のボタンがはずれ、レース柄の白いブラジャーがあらわになった。
彼は、ブラジャーにスッポリと包まれた乳房のふくらみをジッと見つめた。
スカートを脱ぎ、ブラジャーとお揃いのパンティーとストッキング姿になった
『先生のオッパイって、こんなに大きかったんだ』
彼の驚異した言葉に、カトリーヌは本能的に胸を隠そうとした。
しかし、今さら隠そうとしても、それは不自然きわまりない仕草だった
『あまり、ジロジロ見ないでいてね…』
カトリーヌは彼に背を向け、ストッキングを脱ぎ捨てた
「くぅん……っ、やっ、めぐちゃ……やぁ」
一瞬のくすぐったさのあと、それが全く別の感覚に変わっていくおぞましさと、未知の感覚が芽生えていく瞬間のときめきのようなものが、ない交ぜになって敦子を翻弄する。
数日前には怯えしか生まなかった、リアルな性の匂い。同性の、同級生によってそれが生み出されているという背徳の感動が、敦子の体と心を虜にしつつあった。
「耳が、弱いんだね、あっちゃん……」
吐息にも似た恵美のささやきが、ぞわっとした快感となって敦子の未成熟な官能を煽り立てる。
「んっ、わ、かんないっ……んぅ」
耳たぶやその周囲を這い回る恵美の舌先の細やかな動きと、自然とかかる恵美の吐息がもたらす快楽に、敦子は完全に陥落してしまっていた。
いつしかほどかれたリボンタイが、するりとベッドから床に滑り落ち、あっという間にブラウスのボタンが外され、はだけられた隙間から敦子の飾り気のかけらもないシンプルな白のブラがむき出しにされた。
同年代の少女と比べても、ふくらみと言うには可憐すぎる印象の敦子の胸を、ブラごと恵美の手のひらが包み込むように撫で回す。
「やん……んんっ」
なめらかで繊細な愛撫のときめきが敦子の身体の奥底を熱くさせた。下腹部を中心に、収縮感とそして何か熱いものが集まっていく、そんな感覚を実感して、敦子は身体をくねらせた。
そんな敦子の反応を楽しむように、恵美は小さく笑うと、軽く汗ばんだ敦子の前髪を撫でつけながら、再び敦子の唇に自らのそれを重ねてきた。
同時に、恵美の指先が滑り込むように敦子のスカートの中に侵入してくる。膝頭をくすぐるようにしてから、軽く掻くような恵美の指先が、徐々に内股からさらにその奥へと忍び寄る。
「くん……」
反射的に閉じかけた敦子の両脚を、恵美の指先は無慈悲にこじ開け、責め立てた。
「んんぁ、めぐちゃ……ダメ、そこは、ほんとに、汚いっ……」
さすがに我に返った敦子の懇願に、恵美はその可憐な顔立ちからは想像もつかないクールな表情と口調で応じた。
「あっちゃんなら、汚くなんか、ないってば……」
冷酷な宣告はすぐに指先の動きとなって敦子に襲いかかった。物心付いてから誰にも触れさせたことのないその場所に、今まで感じたことのない快感が湧き起こる。
「やっ、あっ……んんっ」
ビクン、と身体をのけぞらせて、敦子は快楽のうめきを漏らしていた。ショーツ越しに、的確に一番感じるポイントを探り当て、自らを責める恵美の指先の動きがもたらす快感に意識が朦朧とする。
「すごいね……すごく濡れてる。ぐしょぐしょ……だよ、ここ。感じてくれて、うれしい」
少女らしい無邪気な恵美の感嘆の声と、見合わない言葉の中身が、敦子の羞恥を煽り、高ぶらせる。顔から火が出そうなほど赤面して、体温が上昇するのが分かった。
「やだぁ……そんなこと、言わない……でっ」
「でも、気持ちいいんでしょ?」
言いながら自分を責め続ける恵美の言葉と、的確な指先の責めに、敦子は一瞬絶句して、そして次々と湧き起こる快感に言葉にならない声を上げるしかなかった。
「ふぁうぅんっ、やぁ……」
下腹部を襲う快感と、熱くたぎる何かが滲み溢れるような感覚。自らの湿り気がショーツを張り付かせるうえに、恵美がなぞる指先の圧迫が、ますます敦子のそこを締め付けていく。
「あっ、んんぅ……」
それは、唐突に敦子にやってきた。すっ、と重力が無くなるような感覚に身体が包み込まれ、朦朧としていた視界が、完全に真っ白な光に包まれる。
「はっ……んくぅ」
荒い呼吸に混じって、声にならない声が漏れる。びくびく、と数回身体が震えたのを自覚したところで、敦子の記憶は途切れていた。
気が付いたとき、身体中が、痺れてしまったような脱力感にとらわれて、敦子はぐったりとベッドに横たわることしかできずにいた。
「あっちゃん……。イッちゃったの?」
どこか不安げな恵美の言葉を聞くまで、何が自分の身に起きたのか敦子は理解することができなかった。
ぼんやりとして、思考能力の失われてしまった頭の片隅で、自分が官能の頂点に達してしまったらしい、と理解しても、それを実感するには敦子は未経験すぎたのだ。
「ん……。わかんない……」
おぼろげな視界の中に、少し心配そうな恵美の顔があった。弛緩しきった身体は指先一本動かすことができなかった。
「ふふ……」
咽喉の奥で笑った恵美が優しく敦子の額から、頬、そして唇にキスする。かすかなくすぐったさとともに、身体を支配していた脱力感が抜けていき、そして平静を取り戻したとき、敦子は赤面した。
「やだぁ……もぉ……」
つぶやくようにそう言って敦子は視線を恵美から逸らした。冷静さを取り戻すと同時に激しい羞恥の感情が自分を揺さぶるのに耐えられなかったのだ。
「嫌だった……? あっちゃん」
敦子の言葉に誤解した恵美が動揺したのが分かった。
「んー、違うよ……。すごく……恥ずかしくって」
恵美が誤解したのが分かって、敦子は羞恥を堪えて恵美に視線を戻した。不安に揺れていた恵美の瞳が安堵の輝きを取り戻していく。
「……よかった」
ため息混じりにそう言って、恵美は覆い被さるようにしていた身体を、敦子に預けるようにした。首筋に顔を埋める恵美の吐息のくすぐったさに、少しだけ敦子は身をよじった。
自然と二人は互いの身体を抱きしめていた。身体の重みと、暖かさが感じさせるお互いの存在感が心地よく、そして今までに感じたことのない安堵感を与えてくれるのが分かった。
シエンタ。
どれくらいそうしていたのか正確な時間は分からない。
金色に輝いていた外の落陽の光が、赤く染まりそして淡い紫に変化しだした頃、二人はのろのろとベッドの上で起きあがって、そして二人顔を見合わせて照れくさげに笑みをかわした。
敦子は乱れた自分の服装に気付いて、身支度を始めた。
「ふふ……。すごい格好してる、わたし」
「汗かいちゃったね……。ね、お風呂入らない?」
自らの官能のしるしで汚したショーツの湿り気の冷えた感触に、内心不快感を感じていた敦子は、恵美の提案に飛びつきそうになった。しかし、ある問題に思い当たって眉をしかめる。
「入りたいけど……。でも、着替え持ってないよ……」
困惑しながらそう言う敦子を、恵美は快活に笑い飛ばした。
「私のを貸してあげるよ、大丈夫」
ショーツはともかく、ブラは胸が余りそうだなと改めて恵美の胸元を見て敦子は思ったが、汗で湿ったままの身体を放置して帰宅すれば、今度は自分が風邪を引きかねない。
「じゃあ、入る。ありがと」
543 :
えっちな21禁さん:2006/03/03(金) 23:14:20 ID:xU7JfQkt0
凄いペースでキター!
それに新神出現か?
両方シエンタ
544 :
えっちな21禁さん:2006/03/04(土) 17:58:07 ID:ArdlNQpH0
私怨
そして、そのままブラのホックを外し、パンティーをゆっくり脱ぎ下ろした。
右腕で乳房を、左手で恥毛を隠しながら、彼の方に振り返った。
『先生、早く見せてよ』
恥ずかしさを堪えて身体を隠していた両手を下ろし、全てを晒け出したカトリーヌ。
『綺麗だ、先生。立ったままじゃなくて、椅子に座ってみてくれますか?』
彼の表情が、カトリーヌの裸を見て急に生き生きとしてきた。
カトリーヌは腰を掛けると、定番の肖像画のポーズを取って、また恥毛を両手で隠してしまった。
『先生、そこ隠さないでよ』
『でも…、私…』
『これは、アートなんだからさ。ヘアが見えるのは自然な事なんだからさ…。そうそう、
先生の身体って格好いいよね。オッパイ大きいし、腰だって、キュッと締まっているし、凄いなぁ』
彼は感動して、次のリクエストをカトリーヌに出した。
『先生、足、開いてみて』
『えっ、そんな事したら、あそこが丸見えになっちゃう。いくら、モデルでも、それはできない…』
カトリーヌが要求を拒否すると、彼の表情がみるみる険しくなった。
『あ、そうなんだ。わかった。もう、ぼく描かない。絵、やめる』
『ごめんなさい。先生だって女なんだから、恥ずかしかったのよ』
カトリーヌは、慌てて片足のかかとを椅子の上にチョコンと乗せた。
露わになった秘部の辺りが外気に触れ、妙にスースーした。
そのうち、秘部がジワーッと熱くなってくるのがわかった。愛液が少しずつ流れ出してきたのだ。
見られているうちに、秘部が濡れてしまったのだ。
『どうしたの? 先生。顔が赤いよ』
『ううん、なんでもないのよ』
彼がカトリーヌに近づいていって、腰を落とした。
『先生のここ、よく見せてよ。でないと、ちゃんと描けないよ』
パックリと口を開けているカトリーヌのやや大ぶりな秘部を、彼はマジマジと見つめた。
『うわあ〜、女の人のって、こんなふうに貝みたいになっているんだ。
先生は外国人だけど日本人とは、違うの?』
『だいたい同じようなものだと思うけど、人によって多少違うかも。
色とか、大きさとか、肉付きとか…』
『へえ〜、先生のって、ちょっとチーズのような匂いがするけど。匂いも人によって違うの?』
『そうよ。日本の人のは、おしょうゆくさいかもね…』
そんな取りとめもない話をしていながら、彼の指がカトリーヌの秘部に触れ、
指先がニュルリと滑るようにビラビラの上を撫であげた。
『先生の、ここ、ヌルヌルだけど日本人
日本人は違うの。これってどういう事なんですか?』
『そ、それは日本人もそうだと思うんだけど、見られていると思ったら、濡れ…濡れちゃったの』
『じゃあ先生は、生徒におマンコ見られて興奮しちゃったんですか?』
彼は身体を乗り出すと、カトリーヌの秘部を舐め上げた。
『ァウチ…、 オオオオ〜』
頭を突き刺すような快感に、カトリーヌは身をよじって歓びの声を上げてしまった。
彼の舌先は、とても繊細なタッチでカトリーヌの秘裂部分を舐めていた。
『先生。気持ちいいの?』
『イ、イエス。気持ち良いわ。アウウウウ〜』
秘肉全体を吸いながら、小刻みに揺れているカトリーヌの大きな乳房を揉みしだく彼。
初体験とは思えない、なかなかのテクニシャンぶりを見せた。
最後までガンガレ。
つC
『アアアア〜、雅英っ、もっと…もっと〜っ』
赤くはちきれんばかりに尖ったクリトリスは、カトリーヌが一番感じてしまう急所だった。
『ああああ〜っ、気持ち良いの、雅…。クリトリスが、ズキズキしてきたわ』
そこを、彼が舌先で突っ付いてくる。
『先生。イッてもいいよ』
『アンッ、オオオオッ…』
秘肉が痺れてきて、カトリーヌは椅子の上から滑り落ち、彼の上にペタリとへたり込んでしまった。
『先生も、やっぱりエッチな女なんだね』
『そうよ、私は。雅…、あなたのベニスが欲しくなっちゃった』
カトリーヌが、教師からただのスケベな牝犬に変身した。
彼のズボンをずり下ろすように無理やり脱がすと、トランクスに包まれた股間に顔を埋めた。
そして剥ぎ取ると、既に充分に隆起していた彼の肉棒を、パクリとくわえた。
モワッとするような男性器の匂いが口一杯に広がった。
外国人特有のやや長めの舌を駆使し、肉棒の裏筋辺りを舐めると先っぽから先走り汁が溢れてきた。
『オオ〜ッ!、デリシャス。雅のペニス、いっぱい出てくるヌルヌルしたのが、とても美味しい』
『先生、イッちゃうよ〜』
『私も欲しくなってきちゃった。お願い! オマンコにオチンチン欲しくなっちゃう』
カトリーヌも興奮して、ヒワイな日本語を思わず口走ってしまっていた。
『雅の…オマンコの中に欲しいのよ』
カトリーヌが彼の身体の上にまたがった。
肉棒を掴むと、ヌルヌルになっている自らの裂け目にあてがい、肉棒の硬い感触を楽しんでから、
ゆっくりと体重をかけて呑み込んでいった。
何の抵抗もなく、彼の肉棒はニュルリとカトリーヌの秘部に入った。
『ウゥ〜ン…ムッ、硬くてオマンコに突き刺さるみたい…』
カトリーヌが膝立ちになりながら、腰をゆっくりとくねらすと、肉棒が膣中を抉るように掻き回した。
あまりの気持ち良さに、何度も喘ぎ声が漏れてしまっていた。
特に抜けそうなくらいに引き抜いてから…一気に腰を下ろすと、
子宮入り口にガツンとぶつかり、失神しそうなくらい気持ちが良かった。
『スッゴいよ。オマンコて温かくて気持ちいいな。この気持ちよさを絵で表現する事が出来ないな』
『じゃあ、これが終わってからよ。さ、早く…もっと下からオマンコを突き上げてちょうだい!』
両者の恥骨同士が摩擦する度に、カトリーヌの秘部からは、クチャクチャと卑猥な音が漏れた。
『先生、そんなにされたら、ぼく、あ〜あ、いっちゃうーっ』
『OK! 思いっきり突き上げてみて』
その時、カトリーヌの膣の中に青い精が目一杯に注ぎ込まれていった。
『初体験にしては合格。とっても良かったわよ、雅。またしようね!』
その後もカトリーヌの献身的な交わりで、吹っ切れた彼の才能は更に向上し、
その後は高い評価を受け続けるようになった。すっかり彼は、それで有頂天だった。
『有難う先生。カトリーヌ、次の日曜日空いてますか? お礼したいから昼食でもどうですか?』
『そう、じゃ、遠慮なく。だけど、昼食中は変な事しちゃダメよ』
『わかってるって。そのあとラブホに行けばいいんだからさ』
『コラッ! フフフフ…』
〈了〉
乙ですた。
このスレ過疎ってるから、
支援が少なくて悪いけど
楽しんだよ。新作も頼むよ。
556 :
えっちな21禁さん:2006/03/06(月) 01:49:25 ID:3wCI3n3T0
モツカレー。新鮮な感じでよかったよ
また良いのが浮かんだらおながいね
プラネタリウムつC
557 :
えっちな21禁さん:2006/03/06(月) 22:18:12 ID:QNCxN5VC0
しえーん
558 :
えっちな21禁さん:2006/03/07(火) 23:52:24 ID:ibhm4MYF0
支援
風呂が沸いたことを知らせる電子音が鳴り響いた。
「沸いたみたいね。あっちゃん、入ってきなよ」
引き続き恵美の部屋のベッドの上で、二人じゃれ合うようにしていた恵美は、敦子にそう促した。
「ごめんね。じゃあ……」
恵美にそう告げて、敦子は浴室に向かった。洗面所で制服を脱いでいると、恵美が顔を覗かせた。
「あっちゃん、これ、替えの下着と、バスタオル。まだおろしてないやつだから、新品だよ」
白い柔らかそうなバスタオルの上に重ねられている下着を見て敦子は目をしばたかせた。
淡いピンク色で、白のレースが随所にあしらわれている。恵美や敦子の年からすると、やや大人っぽい雰囲気で安っぽさを感じない。
「新品? いいの?」
「いいよ。使って。通販でセットで買わないといけなくて、ついでに買ったやつだから」
「そうなんだ。ごめんね、ありがと」
恵美が差し出した下着を受け取って、敦子は足下に置いた。
「……なあに?」
洗面所にとどまって、物言いたげな恵美の顔を見て、敦子はくすりと笑った。
「……私も、入ろっかな。着替えとってくる。先、入ってて」
「……うん」
予想通りの恵美の言葉に敦子は笑顔で恵美を見送った。
浴室の扉を開けながら、先日の夢のことを思い出して敦子は、ぼんやりとした期待感が胸にこみ上げてくるのを実感した。
”なんか……超能力でもあるのかな、わたし”
そんなばかげたことを考えながら、浴室暖房が効いて暖かくされた浴室の広さに目を丸くする。
「いいなぁ」
今の時期寒々として、しかも狭苦しい我が家の浴室を思い浮かべながら、敦子は一人ごちた。
恵美のマンションの造りなら、これくらいの浴室なのが当然なのだが、実際に入るとなおさら実感する。物珍しげに、しばらくあちこちを観察していると、扉を開ける音がした。
「お待たせ……。あれ? どうかした?」
ぼんやりと佇む敦子に恵美はきょとんとしてそう言った。
「ううん、どうもしないよ。立派なお風呂だなぁって思って」
照れくささに笑ってそう言うと、恵美はさらにきょとんとした。
「そう、かな? そんなことないよ、あっちゃんオーバーだよ」
嫌味のない口調でそう言う恵美に敦子はおかしそうに笑った。
「そりゃめぐちゃんからしたらそうだろうけど。わたしにしてみればもうびっくりだよ」
おどけてそう言ってから、ふたりで笑い合う。
全裸になった恵美は、夢で見た以上に美しく、白い肌をしていた。小柄な体格の割にボリュームのある胸、そして少女らしい柔らかさとふくよかさが、未成熟な中にも年相応の魅力を醸し出している。
自然と、目を奪われる敦子に、恵美は恥ずかしそうに赤面して、身体を両の手で隠そうとした。
「あっちゃんみたいに、すらっとしてないから……」
「なんで? わたしが夢で見ためぐちゃんよか、ずっときれいだよ……」
ベッドの上では少ししかない体格の差が、並んで立つと際だち、頭一つ大柄な敦子は、自然と恵美を抱きしめるように腕で包み込んだ。
身体にまとうものが何もない状態で、二人向かい合って肌が密着する瞬間、お互いの肌の暖かさをダイレクトに感じて二人は同時にため息を漏らした。
胸の高鳴りが最高潮に達して、重苦しさすら感じながら、二人は赤面しながらお互いを見つめ合った。
「……夢みたい、でも、夢じゃないんだよね……」
「わたしだって信じられない。でも、現実なんだよ……」
肌を通して伝わるお互いの声が、余計に高ぶりを煽るのが分かった。初めて体験する、なめらかで暖かな肌と肌のふれあいの心地よさが、二人の少女の心と身体を惑わせ、酔わせていく。
「あっちゃん……」
恵美が顎を持ち上げるようにして目を閉じる。キスをせがんでいるのが分かった敦子は、優しく微笑んでそれに応える。
唇に唇を軽く触れさせてから、もう一度、今度は深くじっくりと唇を重ねていく。恵美が自分にしたように、唇を舌先でくすぐるようにこじ開けて、敦子は舌先を恵美の唇に滑り込ませた。
「んっ……」
小さくうめいて、なぜか恵美は身体をぴくんと震わせた。同時に、敦子を抱きしめる力が強くなる。
滑り込ませた舌先で、恵美の舌先を軽くつついてから、上あごの裏や前歯の表裏などをふわふわとなぞっていく。
恵美が自分にしたとおりに、それをトレースしているだけだったが、そんなつたない敦子のキスに恵美は時折小さくうめいては身体を震わせる。
「んぅ……」
自分のキスで恵美が感じているらしい、そのことがとても嬉しく、そして敦子自身の官能も高ぶらせていく。
「んぁ……、はぁ……」
息苦しさが、互いの唇よりも新鮮な空気を要求した。二人揃って大きく息をつくと、照れくささが見つめ合う瞳を笑いが彩った。
「……あっちゃん、キスが上手だね……」
自分の胸の中で、見上げるようにそう言う恵美に、敦子は苦笑いした、
「そんなこと、ないよ……。めぐちゃんのキスを真似しただけだよ」
謙遜のつもりなどなく、事実を言った敦子だったが、恵美はやんわりと感心したようにささやいた。
「私よか、上手だと思うな……。あっちゃん、才能ある」
妙なことを言う恵美に、そういうのを才能って言っていいのかな、と敦子は頭の隅でぼんやりと考えた。
「そぉかな……」
「そうだよ……。だって、すごく……」
「すごく? ……やっ、ちょっ……」
不意に恵美の反撃が始まった。敦子の胸に顔を埋めるようにした恵美の唇が、敦子のささやかな膨らみの先端に吸い付いた。
淡い鴇色の唇が、同じような色の敦子の膨らみの先端を挟み込み、含んで吸い込む。
「くぅ……んっ」
不意打ちを食らって、敦子は脱力しかけた身体を恵美に懸命にしがみつかせた。
恵美の舌先が、敦子の膨らみの先端を転がし、弾いて、時折押しつぶすように圧迫を加えるたび、胸の先端から湧き起こる、未成熟さゆえの官能の鈍い痛みが、徐々に快感となって敦子の身体を踊らせる。
「めぐちゃ……んっ、ずる……いっ」
そんな敦子の抗議は、恵美の攻撃の前には無意味でしかなかった。
大柄な敦子を支えきれるわけもなく、二人はへなへなと浴室の床に崩れ落ちた。へたり込んだ敦子の身体を、押し倒すようにした恵美の身体が、敦子に覆い被さる。
「ずるくなんか、ないよ……」
見上げた敦子の視界に飛び込んできたのは、背徳の情熱に支配された恵美の熱く、キラキラと輝く視線だった。ストレートな少女の情熱と欲情をもろに受け止めて、敦子はただ絶句するしかなかった。
そんな敦子の唇を、今度は恵美が情熱的に奪う番だった。激しく、情熱的ではあるが乱暴ではない恵美の舌先が、敦子の唇と舌先を蹂躙していく。
「めぐちゃ……んぁぁっ」
キスの後、再開された恵美の攻撃が、敦子をのけぞらせ、そして官能を示すうめきをこぼれさせる。
恵美の唇が、的確に敦子の弱点を責めていく。
耳、そして首筋から、鎖骨のくぼみ。同性の同年代の少女にもたらされる背徳の官能が、未成熟な敦子の官能を刺激して、極めて短時間で開発しつつあった。
流れるように胸を責める恵美の唇とは別に、白く細い指先が敦子の脇腹から、腰骨、そして太ももの外と内を緩やかになぞっていく。
「くぅんっ、やっ、だ、あぁんっ」
くすぐったさに内包された快楽の実感に、何が自分の身体に起きているのかすら分からぬまま、敦子はその身体を幾度も震わせながら、こぼれる自分のうわごとめいた嬌声が浴室に反響するのを聞くことしかできなかった。
「感じやすいんだね、あっちゃん……。すごく、可愛いっ」
熱のこもった口調でそう評価する恵美の言葉に、敦子の身体を訳の分からない高ぶりが支配していく。背徳と、リアルな性に蹂躙されていく実感が自分を高ぶらせていることを、この時の敦子は知るよしもなかった。
「やだ、そんなこと、ない……」
朦朧とする意識の中で、それだけを漏らすのが精一杯だった。
「そぉ? じゃあ、なんでこんなに濡れてるの?」
例によって無邪気な恵美の言葉に、敦子は快楽の蹂躙にいつしかだらしなく開いていた脚を慌てて閉じようとした。
「……ん」
高鳴りというレベルを超えて、激しく鼓動する心臓の音が身体を支配する中、口ごもる敦子に恵美はさらに追い打ちをかけた。
「もっと……開いて。私によく見せて、あっちゃん……」
恵美のかすれた声。のろのろと、敦子は脚を開いていく。
生まれてこの方、親以外の誰にも見せたことのないその場所を、同性の同級生の少女に晒して、見せつけるようにしているという実感は、敦子の官能を大いに揺さぶった。
今までになく強く湧き起こる羞恥の感覚。下半身の奥が、幾度となく収縮を繰り返す。同時に、股間の中央に熱いものが満たされ、溢れそうになる感覚を覚えて敦子は恵美から顔をそむけた。
「恥ずかしいの?」
「恥ずかしい……よ」
敦子の声もかすれたようになった。いつしかからからに乾いていた喉を潤そうと喉が鳴る。
シエンタ。シエンタ。シエンタ。シエンタ。
>>566に続いて
「閉じちゃ……だめ」
口調こそ柔らかだが、明確な意志のこもった恵美の声に押されて、敦子は閉じかけた脚を止めた。
そして
>>567に続きます。
コピペミスです。スミマセン。
(´・ω・`) USBケーブルで首吊ってきます←懐かしい
葉月も終わってないのにコピペミスぐらいで吊っちゃだめw
ガンガレ4円
誰も居ないみたいだけど書き逃げしてもいいかな?
強気で優等生の委員長が雌奴隷に落ちていく話みたいなの
ちなみにタイトルは考えてない。
月明かりが淫裸な私を写す…自然の光だけが私達の行為を覗き見る…
「んっ!…あっ…んんんっ!……ああっ!」
私の開発された体は、あの人の指の動き一つ一つに反応し、私のあそこを触る
たび、体は歓喜に喜び愛液を留めなく溢れ出させる。
「気持ち良いかい?」
ご主人様はそう言うと私の体を弄ぶ。
「…んっ!…いいっ!…気……もち…いいよぉ!気持ちいいのぉ!!」
ご主人様が私のマンコに指を出し入れするたびに、腰は淫裸に揺れ動き…理性
と言う力は快楽の渦の前に消失していく…
「自分ばかり気持ちよくなってないで俺にも奉仕をしてよ」
そういって私のお尻を刻みよく叩く。
「んんっ!…ごめっ…んなさい!ああっ!」
叩かれた瞬間、私のアソコから厭らしい愛液が吹き出てくる。
「叩かれるだけで愛液を噴出すなんて、本当に変態になったね…」
四つん這いになっていた私に、ご主人様はあふれ出たアソコから指を引き抜く。
「ふわっ!あっ!」
アソコから指を抜かれた瞬間、私の体はすべてを失ったように寂しく感じる…
「今度は俺を気持ちよくしてよ」
ご主人様の声の後に反り返ったペニスが露になる。それを見るだけで私の体の心が震え、そのペニスの匂いが
私の精神を追い込んでいく。ああ…こんなにも欲しいなんて思うなんて…
私がご主人様のペニスを舐めようとすると
「奉仕する前に言う事があるでしょ?」
「あっ!?……あ…の…厭らしい私に…ご主人様の……素敵な…ちんぽを御恵み…ください」
「ふふっ…いいですよ」
ご主人様が一瞬笑った…心が高鳴る。
そして私の顔にご主人様のペニスが突き出され、私は一心不乱にしゃぶり始めた。
「んっ……じゅる…んっ!…んっ…はぁ…んッ!じゅっ!…んっ」
口の中に広がるご主人様匂い。
「じゅゅっ、じゅぶぶ、ぢゅるるっ!」
私の舌でご主人様のペニスを扱き上げる。
「んっ!…じゅっぼっ…ん!……気持…ちい…いですか?…んじゅるっ!じゅぼ!」
「ああ…良いよ。すごく旨くなったね」
ああ…ご主人様が感じてくれてる…私で感じてくれてる…そのすべてが嬉しくて、気持ちよくて、
私は自分のすべてであるかのように、ご主人様のペニスをさらに愛撫する。
「んっ!んっ!ちゅぶ!んっ!じゅぼ!んじゅるっ!」
喉の奥にご主人様のぺニスがぶち当たる。口がひたすら犯されている。気持ち良い感覚が支配する。
「ん、んちゅっ、じゅぷぷぷ……ちゅぼっ、ちゅぶっ、ちゅぶっ、ちゅぶぶぶぶ……!」
「そろそろ逝きそうだよ」
「あっ…ん!じゅぼっ!んっ!じゅ…ください!じゅぼ!…私に…ください!私にちんぽミルクを御恵みください!」
「ああ!だすぞ!」
ご主人様のペニスが一段と膨らみあがり私の喉奥に突き刺さる。
「んー!んっん!んっ!ん…んんっ!」
喉の奥にびゅー!びゅー!と吐き出される。私はご主人様の精液を一滴も逃さまいとゴクゴクッと飲みほしていく。
「…ん…はぁ…はぁ」
「よくがんばったね」
私の頭を優しく撫でるご主人様の手…嬉しいと心臓が木霊する。そして私の髪を撫でた手はゆっくりと頬に寄せられ、私は目を瞑りご主人様の
手を感じ取る。その手は口元に寄せられ、私は何の躊躇もせず彼の指をしゃぶった。
「気持ちよかったよ委員長…」
そう…一ヶ月前まで真面目で優等生な学級委員長だった私は、同じクラスの彼にこんな女にしてもらったのだ…。
そして話は一ヶ月前に戻るのですが話はまだ書いてません…。
ちょこちょこ此処で書いてもいいっすか…
>>577 問題なし!
_ _ ∩
( ゜∀゜)彡 来い!来い!
⊂彡
ウェルカムだべ。
どんどん書き溜めて
ウプ宜しく。
鳥も付けてね。
見覚えがある女の姿。雑踏の中、その姿だけが幻のように浮かび上がり、強烈な光を放っていた。
『○○さん?○○∞さん、ですか』
夢中で駆け寄って来て、私の顔をまじまじと見つめて、くびを傾げました。
黙ったまま頷くのがやっとの俺は、まさか彼女が来てくれるなどと夢にも思わなかった。
あまりの狼狽ぶりに気付いたらしく、彼女はおどけて
『私が理想通りの女性と違って、がっかりなさったの?』
『がっかりなんてとんでもない。あまりの綺麗な人だから驚いているんです』
実際、彼女は私を見事に裏切ってくれた別嬪さんだった。改めてじっくり見ると
抜けるような白い肌で、今風の華やかさを持っていて、しかもそうでありながら
楚々とした初々しい雰囲気を醸し出していた。道行き少し緊張ぎみの彼女は
『なんだか、初めてお会いした気がしなくて…』
『なんだい?こんなおじさんだったんで、ビックリしたのかい?』
『いいえ、その逆。イメージ通りだったから、嬉しくって』
思いがけない言葉にギクリとして彼女を見ると、彼女も既に見つめ返して来ていました。
長い睫毛に縁取られた彼女のつぶらな瞳で真っ直ぐにこちらを見つめられていて
返す言葉も見つからずに、目はいつしか、彼女の生白いうなしにこぼれている後れ毛や
丸くて細い肩の辺り、帯に締め上げられていり胸元…ばかりを這い回っていた。
『私は今、千春さんの事で頭がいっぱいなんだ!』
冷静でいようと思っていても、こんな魅力的な女性と二人っきりで部屋の中に居るには
限界があった。その時は、目の前にいる彼女の虜になっていて、どうしょうもない情欲が湧き上がり
吹き出して、ついそんな告白をしてしまい、勢いづいた私は、無我夢中で彼女を抱き寄せた。
『あ、○○さん、∞さ、ん…』
彼女はか細く、切なそうな声で、私の名前を呼びました。
『こんなオジサンはイヤかな?貴女を好きになっちゃダメかい?…はっきり言ってほしい』
畳の上に押し倒した彼女に覆い被さりながら問い掛けていった。
『そんな…だって、私だって同じ気持ちなんですもの。写真とお手軽拝見して、
憧れて、好きになって…だから今日、ここに来たんです』
まさか!何と彼女は、こんなオジサンを本気で慕ってくれ、逢ってなお、その思いを強くした
と途切れ途切れに告白してくれたのでした。そんな事を言われようとは夢にも思わなかった。
それなのに、こんな美しい娘が、私の事を男として慕ってくれようとは…。
そんな彼女が愛おしくなり、思いっきり抱き締めると、無我夢中で唇に吸い付いていた。初めて触れた彼女の体は
どんなに極上の羽毛布団さえかなわぬ程の温もりに満ちていた。
彼女の体は細身なんですが、程良く肉付いていて、いざ重なり合ってみると
骨が当たらない程度にやわらかいクッションのような、肉厚程度
『本当にいいのかい?こんなオジサンに、体を許してくれるのかい?』
やわらかくて可愛いい頬をさすりながら尋ると、彼女は潤んだ瞳を半開きにして静かに頷きます。
その唇の感触を味わいつつ、股間に力みぎなってくるのを感じながら、ゆっくり帯を解いていった。
彼女も徐々に、それまでの楚々とした表情を崩していき、しどけない表情を浮かべていました。
幾度も吸い付いたやわらかい唇の紅はすっかり剥がれ、唾液でヌラヌラと艶めかしく光っていた。
ゆっくり着物をはだけると、薄桃色の肌襦袢と喉元から続く生白い胸元が露わになって
その間、彼女はか細い腕を私の首に巻き付けて、何度も掠れた声で、私の名を呼んでくれていた。
『∞さん、好きよ。本当は誰の事も、思い出してほしくないの…』
『そうだね、いま抱いているこの温もりは、千春さんのものだけなんだよ』
彼女の言葉にハッとしながら、盛り上がった胸元に顔を埋め、そこに染み込んでいる彼女の匂いを
嗅ぎ取ってると、アン、アン、と鼻から抜けるような彼女の甘ったるい喘ぎ声を聞いているうちに
「ふふ……あっちゃんって、あんまし毛深くないんだね、いいなァ」
恵美の指先が、敦子のアンダーヘアのあたりをくすぐるようになぞった。微妙なタッチのくすぐったさに負けて、声が漏れ、腰がうごめく。
「ふぁぅんっ……、くすぐった……いよ、あんっ」
滑るように動く恵美の指先が、敦子の股間を捕らえ、そしてそのまま肉の亀裂を拡げていく。
「ほらぁ……ぬるぬるで、いっぱい、だよ……」
いたずらっぽく輝く恵美の視線から敦子は目を逸らすことができなかった。拡げられ、むき出しになった敦子の亀裂に、恵美の指先がなぞるように押し当てられる。
「んんっ……」
かすかな水音が、恵美が指先を動かすたびに敦子の耳朶を打つ。その事実が、淫らな衝撃となって敦子の心を揺さぶるのが分かった。
「敦子のここ、すごくきれいな色だよ。見てみる? エッチなぬるぬるがいっぱい出てて、キラキラしてる」
「……んぅ、あ、あぁんっ!」
的確に羞恥を揺さぶり煽る言葉に重ねて、恵美の指先は、敦子の一番敏感な場所を責め始めていた。
人差し指と、中指の間で挟んで、軽く力を込めた後、かき混ぜるような動きで、そこを震わせる。
「やっ……やぁッ、あ、あ……ぁんっ」
ぬめり気のあるものをかき混ぜるような、淫らな水音が起きるたび、敦子の身体がビクビクと震える。
先刻のベッドの上での、ショーツ越しの刺激とはまるで桁が違う官能の刺激に晒されて、敦子は今までで一番激しく声を上げることになった。自然と漏れる自分の声に気付いても、止めることができない。
「すごく腫れて、固くなってる、敦子のクリ。ほら、こんなに」
淫らな空気に酔いしれた恵美の声と、弾くような動きに変わった指先の動きに、敦子の官能のテンションと、そして漏れる嬌声のオクターブが上がる。
「やんっ、やだっ、ダメ、あ、あ、ああんっ!」
うわごとのような自分の声が、遠くなったり、近くなったりする中、発生した官能の波動が全身を覆い尽くす感覚に包み込まれた。
びんと背筋が伸び、震える手足に自然と力が込められる。
「恵美、やだ、たすけて、あああん!!」
朦朧としていた視界が再び真っ白になった。熱い何かが、身体中から吹き出す感覚の後、敦子は無音の世界に包まれた。
「はぁ……」
自分自身の荒い呼吸音が耳を支配する中、敦子はそっと目を開けた。ぐったりと投げ出された自分の手足と、そして白い肌を淡いピンクに染めた恵美の謎めいた微笑みがそこにあった。
「ずるい……よ」
息も絶え絶えでそう言う敦子に恵美は満足げな笑みで応えた。
「なんで? いいじゃない、イク時の敦子の声、すごく可愛いもん……。もっと、聞かせて」
無邪気さと冷酷さが入り交じった、淫らな宣告。人形のような外見の少女の言葉は、すぐさま行動に移された。
「ちょ……っ、恵美……ひゃんっ」
力の入らぬ敦子の両膝を、恵美はこじ開けるように抱え込んだ。
「敦子……。大好きだよ」
おごそかな口調でそう言って、恵美はそのまま、開脚された敦子の濡れそぼった中心に顔を寄せた。
「やぁん、お願い、だめだよ……汚い、ダメ、やだ……」
「何回も、言ってるでしょ……汚くなんか、ないってば」
敦子の拒否の言葉をはねつけて、恵美はそこに口づけた。
「めぐ……くぁんっ……!」
ビクビクンッ、と敦子の身体が震え、背筋がびんと伸びる。断続的に、小さく吸い上げる恵美の唇の感触と音がして、そして、暖かくなめらかさを伴った何か、が敦子の亀裂に侵入するのが分かった。
ピチャピチャ、と細かくそして激しい水音が、耳だけではなく、体内を伝わって敦子に届く。
「あっあっ、いやっ、やだっ……あは、あぁ、ああ、ああぁんっ!」
骨の髄まで伝わるような快楽の痺れが、音と伴って敦子の身体を支配しようとしていた。
まるで別の生き物のようにうごめく恵美の舌は、くるくるとかき混ぜるような動きをしたかと思うと、圧迫するように敦子のクリトリスを弾き、そして舌全体で包み込んで、吸い上げる。
リズミカルに繰り返される、恵美の舌技に敦子は何度も顔をのけぞらせ、身をよじって官能の悲鳴を漏らし続けた。
「くぁんっ、あっ、あっ、やだ、おかしくなるよぉ……恵美、お願い、ああ、あああっ」
脚を閉じようとしても、がっちりと恵美に抱え込まれた脚はびくともしなかった。うわごとのように漏れる自身の淫声が、またしても遠ざかっていき、そして視界がぼやけだす。
「はぁぁ、あ、あ、んぁ、ダメっ」
言葉にならない言葉が漏れ、そしてがくがくと震える身体。快楽の波に呑まれ、溺れた敦子はいつしか目の端に涙を溢れさせていた。
「敦子……イキそう、なの? 敦子……」
遠くの方から、かすかに聞こえる恵美の声。そして、小さな官能の頂点が数回、身体の震えを伴って敦子の身体を蹂躙していく。
「あっ、あっ、ああああ……っ」
絞り出された悲鳴の後、ひときわ大きな官能の波が、敦子の全身を飲み込んだ。ビクッ、ビクビクと激しく敦子の身体が痙攣する。
「はぅ……んっ」
絞り出された小さな悲鳴の後、敦子の世界は再び無音に支配された。
熱烈シエンタ。
しんとしていた世界に音が戻る。すぅっと身体が冷えていく錯覚の後、もやがかかっていた視界が徐々にクリアになっていく。
思い出したように、ビクン、と身体が震える。敦子はゆっくりと息を吐き出した。
「ん……」
のろのろと上半身を起こし、浴室の床にべたんと座り込んだ形になった敦子は、向かい合って同じようにしている恵美に一度視線を向けて、そして赤面して俯いた。
恵美によって二度ならず三度も官能の頂点に導かれてしまった、という事実がとてつもなく恥ずかしく、そして、訳の分からぬ敗北感を覚えて、敦子はやや恨めしげに恵美に視線を向ける。
「なあに?」
無邪気な笑顔でそう言う恵美は、敦子に顔を寄せると、当然のように唇を重ねてきた。触れるだけの、軽いキス。
「ん……、ひどい」
「え?」
敦子の言葉に恵美は怪訝そうな顔になった。
「わたしだけ、何回もエッチにさせられてる。ずるい」
我ながら子供じみた言い方だな、そう思いながらも、敦子は感情の発露を止められずにいた。
「ごめん、でも、敦子の感じてる声とか、顔とかすごく可愛いもん。1回見ちゃうと、何回でも見たくな……っん」
へらへらと無邪気に言う恵美の唇を、敦子は行動で沈黙させた。やや荒っぽく、そして強く吸うように恵美の唇を奪う。
「んんぅ……」
恵美のかすかなうめきが耳にはいるが、かまわない。
背中に手を回し、体格差を生かしてがっちりと押さえ込んでから、舌先を恵美の唇に押し込んだ。そのまま、恵美の舌に絡めて、さらに強く吸い上げる。
「……」
弱々しく逆らうような恵美の動きが、ぴたりと止んだ。むしろ、積極的に敦子の身体にしがみつくようにする。
「んんっ……はぁっ……」
唇を離した瞬間、恵美が漏らしたため息が、敦子の反撃開始の狼煙となった。
もう一度、軽く唇に触れるようなキスの後、敦子は恵美の耳に唇を寄せた。自分が恵美にそうされたように、耳元に息をゆっくりと吹き込み、反応を探る。
「ふぁぅ……んっ」
くすぐったそうに身をよじり、眉根にしわを寄せて脱力する恵美に、敦子はさらに追い打ちをかけた。舌先で、耳全体をなぞっていく。時折、唇で耳たぶを挟み込んで、舌先でチロチロとくすぐる。
「ぁんっ」
声を出すまい、と身構えていた恵美が、小さく漏らした声を敦子は聞き逃さなかった。
「恵美も、耳が感じるの?」
わざとらしい口調で耳元でささやく。くねくねと動く恵美の反応に、敦子の中の何かが首をもたげるのが分かった。そのまま、滑るように唇を首筋に這わせて、舌先でくねくねとなぞるようにした。
「そんなの、わかんない……んやぁ……っ、ふぁぅぅぅんっ」
子犬が鳴くような悲鳴を上げて、恵美は身体をよじり、震わせた。いやいやをするようにも見える無意味な動きをした手足が、くたっとなって放り出される。
「ここも、感じるみたいだね。恵美だって、すごくエッチじゃない」
冷たくそう言って、敦子はそのまま、首筋と耳を行きつ戻りつして責め立てた。同時に、恵美の官能のうごめきに合わせて揺れる胸の膨らみに手を伸ばす。
「恵美はいいよね、可愛いだけじゃなくて、おっぱいだって、こんなにおっきいし……」
手のひら全体で、しなやかに弾き、揺さぶる。やわやわと包み込んで、優しく揉むようにした。
「んんぅーっ」
ひときわ大きく、恵美のからだがびくんと震えた。切なそうに、眉根にしわを寄せ、半開きになった鴇色の唇からは、荒い息づかいに混じって、声にならぬ官能の鳴き声が漏れてしまう。
「ずるいよ、恵美……。どうして、我慢するの? わたしにだけ、あんないやらしい声、出させて」
敦子の指先が、恵美の膨らみの先端をそっとつまみ上げた。そのまま、こねるように動く。
「んあっ、ちがっ……ふぅぅんっ」
一瞬伸び上がるような身体のうごめきの後、恵美は下唇を噛んで顔をのけぞらせた。
「わたしにも、恵美のエッチな声、聞かせてよ。わたしも、恵美がいっぱい感じてる声、聞きたい」
ささやきながら、敦子はぐったりとした恵美の身体を支えるように背後に回り込んで、両の手で恵美の膨らみを包み込んだ。
やわやわと揉み上げるようにしながら、時折膨らみの先端を指先で刺激する。むろん、そうしながらも首筋や耳を責めることも忘れない。
計算ずくではもちろんない。敦子の中の何かが求めるまま、無我夢中で敦子は恵美を責め立てているのだ。
「んあっ、あっ、やんっ……。あぁぁんっ」
堪えきれず、身体が伝えるままにその鴇色の唇から漏れる恵美の嬌声を聞いた瞬間、敦子の身体を訳の分からない感動が駆け抜けた。ビクン、とする恵美の官能のうごめきを身体中で受け止める感覚に、脳の奥が痺れたような気がした。
責めながら、見え隠れする恵美の表情を見る。人形のような可憐な少女が、その白い肌を紅潮させ、荒い息づかいで長い黒髪を振り乱し、官能に溺れていく姿のなまめかしさ。
切ない表情で目を伏せると、余計に目立つ長いまつげの美しさに、敦子は魅入られていた。同時に、敦子は自分が背徳の官能の虜となったことに例えようのない喜びを感じていた。
「すごく、可愛い、恵美……可愛いッ」
うわごとのようにささやいて、敦子は強引に恵美の唇に唇を重ねた。よだれが垂れ、頬などにこびりつくのもどうでもよかった。
「んんぅ」
恵美の苦しげな、かすかなうめきすら愛おしい。そのまま体勢を入れ替え、恵美の身体をゆっくりと押し倒す。一度息継ぎをしてから、再び唇を重ね、吸い尽くす。
「んぁ、はぁっ……」
ぐったりと横たわる恵美の乱れた黒髪が床に広がって、紅潮した白い肌の美しさを際だたせている。
耳から、首筋、そして鎖骨から、胸の中央。敦子は容赦なく、恵美を責め続けた。小さく身を震わせ、官能の赴くままに漏れる恵美の声。
「くぁぅっ、あ、あんっ、敦子、敦子ぉ……」
朦朧とした恵美の小さな叫びが浴室にこだまするのを聞きながら、敦子は恵美の右の膨らみの先端にキスした。
そして、唇で挟み込んでやや強めに吸い、そして舌先ですでに固く尖りつつあった先端を転がし、弾く。
「やんっ、あっあっああっ」
恵美の腕が胸を責める敦子の首に巻き付けられた。高まった密着度に、肌と肌がからみつき融け合うような錯覚を覚えて、敦子の身体の奥底がたぎるような気がした。
右の次は左、その次は右、と代わりばんこに責め立ててから、不意に敦子は動きを止めた。
「んんっ……。はぁッ、なに……? 敦子……」
朦朧としたまま、恵美が敦子の方を見る。官能の波に溺れ、とろけきった表情の恵美に敦子はくすりと笑いかけた。
「ふふ、気持ちいいんだ? 恵美……」
一瞬平静を取り戻し、紅潮した頬をさらに赤面させた恵美は、無言でコクンと頷いた。
「じゃあ、もっと、気持ち良くしてあげる……」
自分でも信じられないほど、なまめかしさに溢れた声で、敦子は恵美にそう告げた。
598 :
えっちな21禁さん:2006/03/10(金) 17:44:09 ID:pr7mzWZ8O
あげる支援
599 :
えっちな21禁さん:2006/03/10(金) 20:19:56 ID:pr7mzWZ8O
株価期待あげ
三度も官能の頂点に導かれ、そしてそれが同性の少女によってなされたものであるという背徳の衝撃が、敦子の中に眠っていた官能の素養を引き出し、そしてそれは急速に覚醒しつつあった。
回数を重ねるごとに上達していく敦子のキスに、恵美は驚嘆しそして、甘い官能の波にただ翻弄されるだけになっていた。
「ん……んんっ」
官能のただなかにいることを示すうめき声と、時折ビクン、と震える恵美の身体が、それを如実に表していた。
再び、恵美の膨らみを唇で責めながら、敦子は指先を脇腹からゆっくりと滑らせていく。
先ほど自らに浴びせられた愛撫のトレースではあったが、すぐさまそれを再現しなおかつ的確に快楽を与えるあたりは尋常のセンスではない。
「ひゃぅっ……んっ、あっあっあっ」
くすぐったさ以上に自らを苛む快楽に、恵美は激しく身をよじり、顔をのけぞらせた。がくがくと震える脚が、意志とは関係なく動いてくねる。
いつしか膝頭に到達していた指先が、なめらかで美麗なラインを描く恵美の太ももを逆に戻っていく。少しづつ、指先でその美しさを愛でるかのように。
「っく、ぁんっ!」
ひときわ強く恵美の身体が跳ね震える。敦子の熱を帯びた指先が、両太ももの付け根まで達したのだった。
「閉じちゃ、ダメ。なんでしょ?」
身体の反射がきつく閉じようとした恵美の動きを、敦子の言葉と、力が込められた手のひらが制した。
「……っく」
羞恥の表情で、身を固くした恵美など、意に介さない様子で、敦子はその体格差を生かして、今度は恵美の脚を開脚させていった。
恵美のその部分全体を包み込むようにした手のひらを、じわじわと拡げていき、空いた片手で膝頭を割っていく。
そうしてかすかに広がった隙間に、敦子はさらに深く手のひらを滑り込ませた。熱く熱を帯びたその部分の感触が、やや湿り気を帯びたものに変わる。
「恵美も、いっぱい濡れてるよ……。わたしが、いやらしい声、あげるの聞いて、興奮しちゃったんだ?」
恵美の羞恥を煽る言葉を、自然と敦子は口にしていた。
「……」
無言で視線を逸らす恵美に、敦子は恵美のそこを押さえつける手のひらを、くねらせるようにしてぐりぐりと押しつけた。
「んぁぅ……っ、ぁ、ぁ、んっ」
軽く滲んでいたぬめり気が、押しつけられた圧力で溢れ、敦子の手に絡みつく。粘りけの音が、かすかに漏れてふたりの耳を刺激する。
「ほら……これ、何かなァ……」
押さえ込んでいた手のひらを引きはがし、敦子は恵美の眼前に突きつけた。かすかにこびりついたぬめり気が、敦子の手のひらを汚し、きらめかせていた。
「んぁ……、いじわる、しないで……」
荒い息づかいに混じって、つぶやくように言う恵美に、敦子は胸を締め付けられ、揺すぶられる感動の衝撃を感じていた。
「ふふっ……。やだ。もっと、いじめちゃう……」
震える声でそう言って、敦子は体勢をずらした。うち捨てられた人形のようになった恵美の脚を、両膝を立てるように開かせる。
「やっ、やぁ、やだ、あつこ、恥ずかしいよぉ……」
弱々しく抵抗の言葉を口にする恵美に、敦子は冷たく笑いかけた。
「わたしも、ずっとそう言ったよ……。でも、恵美は聞いてくれなかったじゃない」
敦子の言葉に、恵美は沈黙し、かすかな抵抗は動きを止めた。
「……」
口をつぐみ、視線を逸らして羞恥に耐える恵美の表情の美しさがたまらない。敦子は、より顔を近づけて、恵美の膝と膝の間に視線を寄せた。
小柄な体格と、まだ幼さを充分に漂わせている顔立ちとは裏腹に、恵美のアンダーヘアは黒々として、真っ白な肌に鮮やかに刻み込まれているように見えた。
そのアンダーヘアの中心部から少し下がったあたりに走る亀裂の周囲が、湿り気を帯びて艶めいている。
初めて見る他人の秘裂の、グロテスクな艶めかしさに、敦子はかすかに息を呑んだ。
自然と手が伸びて、そっと亀裂をかき分ける。こみ上げるような淫らな感情と、純粋な好奇心からくるものが混じり合って、敦子を突き動かしていた。
「んっ」
敦子の指が恵美の亀裂を割り拡げた刹那、恵美の身体がビクッ、と震えて淫らなぬめり気のにじみが一段と激しくなった。溢れんばかりにきらめき、あらわになった淡いピンク色の肉襞をきらめきで彩る。
自他にかかわらず、女性器そのものを間近で観察したのは初めてだった。アンダーヘアの黒々した輝きと鮮烈なピンク色の輝きが絡み合って、淫らに敦子の視界に飛び込んでくる。
「恵美のここだって、すごくきれいだよ。それに、すごく……エッチな感じする、いやらしくて、大人っぽくて」
ささやきながら、敦子は指先をぬめり気に溢れる亀裂に滑り込ませた。亀裂の上部に、ぽつりと白く光る真珠のような突起を見つけて、敦子はぬめり気を掬うように指を滑らせた。
「や、んっ……」
敦子の指の動きに合わせるように、もぞもぞと恵美の腰が揺れる。
「これが……恵美の、クリかなぁ?」
白々しい口調で言って、敦子はぬめり気を絡みつけた指先でそっとその可憐な突起を撫で回した。
「ひんっ……、やぁッ、あっあっあっ!」
今まで以上に、激しく、大きく腰を揺らして、びんと背筋が伸び上がった恵美が悲鳴めいた叫びをその愛らしく可愛らしい唇から漏らした。再び、意志を失った脚ががくがくと震え、暴れて揺れる。
恵美の反応に気をよくした敦子は、指先の動きを撫でるのではなく、弾くように変えた。触れるうちに、固くしこりだした恵美のクリトリスが、一回り大きくなったように感じられる。
「あっ、あっ、あっ、やだ、やめて、あつこぉ、やんっ、おしっこ、漏れちゃ……うっ!」
うわごとのようにこぼれる、恵美の羞恥を投げ捨てたような悲鳴に、敦子自身の官能も揺さぶられる。
「漏らしても、いいよ……恵美」
さらに冷たく応じて敦子は、一回りどころか倍くらいに膨れあがったのではないかと錯覚するほどに固く腫れ上がった恵美のクリを、人差し指と親指で挟んでつまんだ。少し力を込め、つまんだままぐりぐりとねじるようにする。
「あぁんっ、やっ、あ、あ、あああっ!」
敦子の指の中でこねくり回される恵美のクリが、さらに熱を帯びていく。絡みつくぬめり気が、動きに合わせて淫らな水音を立てる。
「はぁんっ、あっあっ、だめぇっ、イッちゃう、あ、あ、やだぁ……っ」
ビクビクンッ、と恵美の身体が痙攣し、震えるつま先がピンと伸びる。
そして、糸が切れた人形のように、ぴたりと恵美の動きが止まった。切なさを堪えていた表情が、一瞬で弛緩して、かすかなうめきとともにゆるんだ唇が半開きになった。
荒く、断続的な短い呼吸に、時折思い出したようにピクン、と震える身体のうごめき。閉じたままの恵美の瞳の端に、かすかに涙がにじんでいるのを見つけて、敦子は唇を寄せるとそれを吸った。
そのまま、まぶたから、鼻筋、そして頬に優しくキスの嵐を浴びせる。汗ばみ湿り気を帯びた恵美の上気した肌の感触が心地よかった。
「イッちゃったの……? 恵美」
優しくそう問いかける敦子の表情からは、未だ淫らな欲望のきらめきが消えてはいない。
息も絶え絶えの状態で、眼前に横たわる美少女の姿に、敦子の中に芽生えた欲望と、性的な好奇心、探求心にも似た何かが、さらに火をつけられ燃えさかっていく衝動となった。
世界で一番、愛おしく感じている少女を、もっと淫らに、感じさせてみたい。
衝動のままに、敦子はぐったりと、だらしなく投げ出されている恵美の両膝を抱えて、持ち上げた。
「ん……」
意識があるのかないのか分からぬ恵美の唇から、かすかにうめきが漏れる。
おしめを替えられる赤子のように開脚され、むき出しにされた恵美の亀裂は、淫裂へと変貌していた。
淫らなぬめり気が、花が開くように割れて開いたピンク色の肉襞から、こぼれんばかりに溢れかえり、その周囲を鈍く輝かせ光る。
そして、かすかに漂う、むっとするような香りが敦子の鼻をついた。その瞬間、更なる高ぶりを感じて、敦子はそっと息をついた。
「もっと……もっといっぱい、イかせてあげるね、恵美。愛してる……」
ささやいて、敦子は恵美の淫裂にゆっくりと口づけた。世界で一番、尊いものに捧げるかのように。
少女らしからぬ、黒々としたアンダーヘアに触れる。意外にも柔らかな感触をしばらく堪能してから、敦子は恵美の淫裂に口づけて、そしてついばむように数回、キスする。
「んぅっ……」
恵美がかすかにうめきを漏らした。だが、かまわずに敦子は唇を密着させる。にじみ溢れた恵美の淫らなぬめり気を、すすって吸い込んだ。
かすかな酸味と塩気、そして、喉に絡みつくような感触が口中に広がる。
舌先を伸ばして、淫裂に差し込んだ。そして、あの写真集のように、恵美が自分にそうしたように、すすりながら、舌先を細かく動かしてねぶりあげる。
「……んぅっ、ぁ、あんっ! ぁ、ぁ、あっ!」
急速に湧き起こった快感に半気絶状態だった恵美の意識が覚醒し、そしてまた快楽の陥穽に堕ちていくのが分かった。
舌先で、淫らなぬめり気を絡み取る。そして淫裂の肉襞をねぶり回し、かき混ぜる。ピチャ、ピチャ……と音を立てながら、敦子は無我夢中で恵美の淫裂に愛を注いだ。
609 :
えっちな21禁さん:2006/03/11(土) 21:20:53 ID:UoYUMZiC0
熱烈支援!
電車の中からシエン
モッキシタ!!
「やっ、ダメ、あああっ……、あつ……こっ、やんっ」
太ももを閉じようとしても、がっちりと押さえ込まれ、間に挟まっているようにみえる敦子の顔に邪魔されてしまう。
かき混ぜ、つつき回す舌先のうごめきに、恵美の腰が激しく揺れて、身体全体が震える。
「あぁ……んっ、いやっ、 あっ、あっ、だめぇ……!!」
無意味な叫びをあげて、恵美が何度も顔をのけぞらせる。
敦子は、唇全体で包み込むようにしてから、もう一度恵美の淫列をすすり上げた。同時に、差し込んだ舌先をリズミカルに、かき混ぜるように上下に動かすことも忘れない。
固く尖った恵美のクリトリスが、舌の上で跳ね、転がる感触と、自分の唾液と混じり合い増量された淫らなぬめり気の酸味が心地よい。舌先を動かすたびに、かき混ぜる水音が激しいものになって浴室に響き渡っていく。
「あっ、あっ、やぁッ、ダメ、だめぇっ……」
太ももを閉じようとする力がぐっと強くなって、恵美の身体が伸び上がる。それを押さえ込んで、敦子は恵美の淫裂をすすり続けた。
「はあぅ、んんーっ」
語尾が消え入るようになった恵美の声が浴室に轟き渡る。暖かな何かが噴き出るような感覚の後、ぬめり気に混じる酸味が強くなっていく。
背筋をびんと張った恵美の身体が数回、強く痙攣した。
「っあぁ……」
つぶやくような、ため息混じりの声が漏れ、そして、恵美の身体から力が失われた。
待ってました的
支援。wktk
身体を支配する緩やかな虚脱感に、二人の少女はしばし口を利くことができなかった。
少し冷えた身体を、暖かな浴槽に二人つかって暖める。溢れる湯と、ふたりの身体で浴槽がいっぱいになった。
向かい合って座りあった敦子の脚の間に収まるようにしゃがんだ恵美の周りの湯が、不意に揺れた。
敦子にもたれかかり、自然と抱き合う形になった少女たちは、そうすることが当然のように、お互いの唇を重ね、ついばみあった。
「ふふ……っ」
息をついた敦子の口から、自然と笑みが漏れる。
「なあに?」
恵美が、敦子の笑みに小首をかしげながら、上目遣いで見つめる。
「ううん。違うの。すごく……嬉しくて」
言いながら、恵美の身体を引き寄せ、密着させる。応えるように、恵美は敦子の首筋に顔を埋めた。
「うん。私も、うれしい……」
頬擦りするような、恵美の肌の感触の心地よさに身をよじりながら、敦子は恵美の長い黒髪を撫でつけた。
「大好き、だよ。敦子……」
「わたしも、恵美が、大好き……」
言葉を重ね合ってから、少女たちは再び唇を重ね合った。
*プラネタリウム・第1話 終
春休みが終わって新学期が始まり、敦子たちは3年生になった。
リボンタイはオレンジからエンジになり、一新されたクラスメイトたち。そして、敦子と恵美は引き続き同じクラスとなった。
昼休み、例によって裏庭で二人は弁当を拡げていた。
新しいクラスになってからは、以前のような後ろ暗いいじめは影を潜めていたが、それとは関係なく二人はほぼここで食事を取っていた。人気のないこの場所は学校で二人きりになれる数少ない場所であったからだ。
それに、春休みの間に庭木が剪定されていて、以前とは違い多少日当たりがよくずっと過ごしやすくなっていた。
「今日、あったかいね……」
「ほんとね。どっか行きたいなぁ」
食べ終わった弁当を片づけながら、少女たちはささやきあって、微笑み合う。
春休みの間、可能な限り一緒に過ごしていたふたりの親密さは、以前よりさらに深まっていた。お互いの家に行き来するのはもちろん、週末ともなれば恵美の家に泊まることが多くなった。
「ふふ……」
ぴったりと寄り添い、手を握りあってベンチに腰掛けながら恵美が笑みを漏らした。ふわりと髪を揺らして、敦子の方に頭を寄りかからせる。かすかに漂う甘い香りは敦子とまったく同じだった。
「何?」
「その前髪の感じ、すごくきれいにまとまってる。私の思ったとおり」
敦子をほめたのか、自画自賛なのか分からぬ恵美のささやきに敦子は苦笑いした。
「恵美が昨日やってくれたの、朝から再現するのに必死だったんだよ。でも、ちゃんとできてるでしょ?」
「うん。私がやるよかいいかも。敦子センスあるね」
「そんなことはないと思うけど」
照れくさくなって、敦子は笑みを浮かべた。
親交が深まるごとに、恵美の影響とアドバイスを受けて、敦子は2年の時よりも垢抜けて見えるようになった。
以前はそれほど気にしていなかった髪型や眉など細かなポイントを手入れすることで、自分でも驚くほど印象が変わっていくことが嬉しくて、敦子は恵美にますます傾倒を深めていった。
外見の変化は、敦子自身にも大きな変化を与えた。
恵美と会うまでは、身長の割に子供っぽい野暮ったさが抜けきれず、どこか貧相な感じに見える少女だったが、この頃はほんの少しからだつきが丸みを帯び、大人っぽい印象が顔立ちにも芽生え始めてきていた。
そして何より、きつく暗い印象しかなかった瞳に、柔らかくあでやかな雰囲気が備わりつつあった。
「だから、最初に言ったでしょ、敦子はきれいだって」
ある時そう言って、恵美が自慢げに笑ったことがある。
そうはいっても、敦子としては恵美のほうがずっと可愛く美しい少女であるという感覚をぬぐい去ることはできなかったので、どうしても謙遜してしまうのだった。
「……ね、図書室、行かない?」
「ん? ……うん、いいよ」
不意にささやくようにそう言った恵美に、敦子は校舎に設置された時計を確認していた。
昼休みが終わるまで、あと30分ほどあった。
昼休みは貸し出しの受付こそしていないが、閲覧は自由だった。それでも、余り人気のない図書室には、敦子と恵美を除けば10名ほどしか生徒たちの姿はない。
ずらりと書架が立ち並ぶ突き当たり、日光を避けるためにあえてカーテンが閉められている外国書のコーナーに、二人はいた。
薄暗い上に重厚で厳めしい外国語のタイトルばかりが並ぶ書架のあたりは、生徒たちからは余り人気がなく、人通りも少ない。どこかかびくさく、古書の持つ独特の匂いが立ちこめる空間は今日も人っ子一人いなかった。
「ふふっ」
忍び笑いをしながら、目を閉じてキスをせがむ恵美に、敦子は一応人目を忍びながら、書架の陰に隠れるようにしながら、敦子の唇に唇を重ねた。
音がしないように細心の注意を払いながら、舌と舌を絡め、吸い合う。
「んんっ、もぉ……。我慢できないんだから」
「だって……キスしたかったんだもの」
小声でささやく敦子に悪びれない口調で、恵美は舌を出した。
図書室も、ふたりにとっては数少ない、校内で睦み合える場所の一つだった。昼休みだけでなく、放課後になっても状況は余り変わらない。
ぴったりと寄り添ったまま、白々しく本を探すふりをしながら、恵美は敦子の手を自分の腰に導いた。
「あんまり……時間ないよ、恵美」
「いいよ。でも、敦子に見て欲しいんだもん」
甘えた口調で、ささやくように言う恵美に、敦子はおそるおそる恵美の誘導に従い、スカートの中に手を忍び込ませた。もちろん、視線は書架をさまよって、いかにも本を探していますよ、というふりをする。
「……? なあに?」
なるべくスカートをめくらないようにするには、敦子はしゃがみ込むしかない。下の段に立ち並ぶ背表紙に視線をやりながら、敦子はそっとスカートの中の恵美の腰に手を触れた。
恵美の肌の、柔らかな感触と、ほんのりと暖かいスカートの中の空気に、すこしだけ敦子の体温が上昇する。
「……めくってみて、いいってば。どうせ誰も来ないよ……」
かすかな声で、大胆なことをささやく恵美に、敦子は少し目を剥きながら、軽く深呼吸して立ち上がる。
「……知らないよ」
周囲を確認してから、なるべく自分の身体を盾にするようにして、敦子は恵美のスカートをゆっくりとめくっていった。白い恵美の太ももが徐々にあらわになり、そして、隠れていたお尻がむき出しになった。
「……!」
視界に飛び込んだ光景に、敦子は息を呑んで絶句した。
「へへ……。どぉ?」
照れているようにも自慢げにも見える微笑みを浮かべて、恵美は敦子を見た。
白い、レースが多めにあしらわれたショーツ。だが、可憐な外見の少女には似つかわしくなく、大胆すぎるその形状に敦子は慌ててスカートから手を離していた。
「やん、もっと見てよ……」
不満げな恵美に敦子はどぎまぎとして応じる。
「だって……」
恵美が身につけていたのは、Tバックの下着だった。大胆なカットでむき出しになった肌の色と真っ白なショーツのコントラストはさすがに衝撃的すぎた。
「良いでしょ、ネットの通販で買ったんだよ。敦子に見て欲しくて、うずうずしてたんだ……」
無邪気にそう言う恵美に敦子は唖然とした。
「ばか、他の子に見られたらどうするの……」
「だから、体育の授業がない今日着てきたの。それくらい私だってわかってるって」
甘えた視線でそう言う恵美に敦子の淫らな感情が徐々に刺激されつつあった。
「知らないから……」
口ではそう言いつつも、敦子は再び恵美のスカートをめくっていった。
再び、むき出しにされて恵美の腰が少しだけ揺れる。軽く赤面し、紅潮した肌の色を見て敦子はくすりと笑った。嗜虐心を刺激されて、敦子にくすぶりつつあった淫らな感情に火がつくのが自分でも分かる。
めくり上げたまま、敦子は大胆に指先を伸ばし、恵美のお尻をなで始めた。Tバックのせいで、むき出しにされたラインを、なぞるように、くすぐるように微かに撫でていく。
「……っ」
軽く腰を震わせて、恵美が目を閉じた。敦子の手の動きに合わせて、切なそうに眉をひそめ、口元に手を当てて声が漏れないようにする。
敦子も、より身体を恵美に密着させて、小柄な恵美の身体を隠すように寄り添わせる。声を殺しながらも、荒くなる息づかいを堪えきれない恵美の反応にほくそ笑んだ。
いいっすねー。
出版出来る出来栄えだと
オモタ。
的支援。
ワッフルワッフル
敦子は、スカートをめくっていた手を恵美の上着に伸ばすと、ボタンを一つだけ外し、できた隙間に滑り込ませた。そのまま、ブラウスの上から恵美の片方の膨らみを指先で掻くように撫でていく。
同時に、下半身を責めていた指先は、TバックのTの字を書く布地部分に攻撃の対象を移していた。布地の上から、お尻の割れ目をなぞっていく。
「……っ」
ピクン、ピクン、と恵美の身体が小刻みに震えていく。
どちらも、一番敏感に感じる部分はけして責めない。届きそうで、届かないあたりを、あえて敦子は責め続けた。
切なさをたたえた恵美の視線が、敦子に何かを求めるように動いても、敦子は素知らぬ顔でそれを続ける。
「……くぅ……ん」
押し殺すようなうめきとともに、恵美の膝が震えて、敦子にもたれかかるようになった。
下半身の、その部分をまとう空気が熱気と湿り気を帯びてくるのが分かったところで、敦子は遠くに見える図書室の時計を見た。
授業が始まるまで、あと5分ほど。
「……教室に、帰ろ。授業始まっちゃう」
言いながら、すっと恵美の身体から離れる。
「……ッ、えっ、でも……」
微かに潤んだ瞳で、恵美が口を尖らせるのが分かった。
「もう、時間無いもの。帰ろ」
冷たい口調でそう言うと、敦子は何事もなかったように教室へ向かう。恵美は慌てて身支度をすると、敦子の後を追った。
その日、授業が終わるまで、敦子は恵美の身体に指一本触れることはなかった。5限目こそ自分たちの教室での授業だったが、6限目は音楽で教室移動であり、空き時間などないに等しかったからだ。
授業中、どこか落ち着かない様子の恵美を、敦子は基本的に無視し続けた。なぜなら、そうしなければ敦子自身にもくすぶる淫情のときめきと疼きを、堪えることができなかったからだ。
放課後になり、帰り支度を終えた敦子は、どこか不機嫌そうに見える恵美の表情に軽く笑みを誘われた。軽く頬を紅潮させた、どこに出しても恥ずかしくない美少女は、淫情に疼く身体をもてあまし、解放されたくてどうしようもなくなっているに違いなかった。
「……帰ろッか? 恵美」
あえて明るく声をかけると、恵美は少し表情を弛緩させて、無言で頷いた。そのまま近寄り、敦子の手を取る。
「……帰ろ、敦子ぉ……」
やや弱々しい口調でそう言う恵美に、敦子はもう一度微笑みを浮かべた。
「うん……」
しばらく何も言わぬまま、二人は校門をくぐった。二人と同様に、家路を目指す他の生徒たちの喧噪に包みこまれて、恵美はようやく口を開いた。
「ずるいよぉ、敦子……」
「何が?」
わざとらしくそう言う敦子に、恵美の表情が曇る。
「わかってる、くせに……」
そうやって、口を尖らせても恵美の美しさは変わりない。むしろ、余計に愛らしく可憐に見える恵美に敦子は自分の中の何かが激しく淫情をかき立てられるのを感じた。
自然と、恵美の手を握る力が強くなる。敦子も、もうこれ以上我慢できなくなっていた。
レースのカーテン越しに、黄金色に輝く西日が差し込む中、二人は恵美の部屋の中央でお互いを抱きしめあった。熱を帯びた視線と視線が交錯し、抑え切れぬときめきが互いの心臓を早鐘のように打ち鳴らす。
どちらが合図するでもなく、黄金色の光の中で、二人は唇を重ね合った。舌先と舌先を絡め合い、互いの唾液の甘みを味わいながら、誰に邪魔されることもない空間で唇を吸い合う。
「ん……ぅ」
「は……ぁ」
火をつけられた互いの淫情が燃えさかり、止まらなくなる。立っていられなくなった二人は、自然とベッドに腰掛けた。もう一度、唇を重ね合って、そのまま、敦子は恵美の身体を優しく押し倒した。
「ふふ……」
含み笑いを浮かべて、ベッドに埋もれた恵美は両手を伸ばし、敦子の身体を抱きしめて引き寄せる。
「……もぉ、だめだよ……おかしくなりそう、私」
荒い息づかいを隠そうともせず、耳まで真っ赤に染めながら恵美は弾む口調でそう言った。
「我慢、しなくてもいいよ……。もう、ここにはわたしたちしかいないもん」
応えるようにそう言って、敦子は恵美の首筋に顔を埋めた。耳から、首筋へキスの嵐を降らせる。
「んんっ……」
顔をよじり、身体を小さく震わせて、恵美の声が漏れる。
引き続き耳や首筋を唇で責めながら、敦子の指先が、なめらかに恵美の上着と、リボンタイ、そしてブラウスのボタンを外していく。
「ずっと……我慢してたんでしょ、恵美」
はだけられたブラウスの隙間から、滑り込んだ敦子の手のひらが、少しふくよかさを増した恵美の膨らみを、包み込んで柔らかく揉み上げた。
「ん、ぅ、そ、お……だよ。だって、敦子が、図書室でちゃんとしてくれ……あんっ」
ブラの上からでも、はっきりと分かるほど固くしこった先端が、指先でつまみ上げられた。そのまま転がすように、弾くように弄ばれ、恵美の身体がそれに合わせて揺れる。
「だって、時間無かったもの。しょうがない、でしょ……」
ひっかくような指先の動きは、ブラの生地越しに微妙な振動となって、恵美の先端を快感の渦に巻き込んだ。
「んっ、あっ、んううっ」
「もぉ……こんなになってる、ほらぁ」
ささやくように、息を吹きかけるように耳元でそう言うと、敦子は空いた方の手のひらを恵美の背中に滑り込ませた。手探りで、ブラのホックを探し当てて、外す。
ゆるんだブラをめくりあげると、敦子はむき出しになった膨らみの鴇色の先端に軽くキスした。そしてそのまま、唇で挟み込んで、そっと息を吹きかける。
「ふぁぅ……んぅ」
堪えきれず伸び上がる恵美の身体にかまわず、敦子は固く尖った先端を口に含んだ。最初軽く吸い、続いて強めに吸い込んでから、舌先で転がすようにねぶっていく。
「んっ、あっ、ああっ……っ」
荒い呼吸に混じって嬌声を漏らす恵美の膨らみを敦子は代わりばんこで責め続けた。舌先で先端を弾き、転がしてはしゃぶる。甘噛みしながら、舌先でつついて舐める。リズミカルに、パターンを変えて恵美の淫情を揺さぶり、引き出していく。
初めての睦み合いからやくひと月半。何度も身体を重ねていくうちに、鍛えられた敦子のテクニックは、流れるように恵美の身体を弄んでいく。
下半身に伸びた指先はスカートのホックにたどり着き、それを外してジッパーも下ろしてしまった。
「お尻浮かせて……恵美」
敦子のささやきに、恵美が朦朧としたまま腰を浮かせた。それに乗じて、敦子は恵美のスカートをはぎ取ってしまう。制服姿の、可憐な美少女には似つかわしくないTバックの下半身が、露わになる。
はだけられてはいるものの、紺のブレザーと、ブラウスはそのままに下半身をむき出しにした恵美の姿に、敦子の淫情が誘われ刺激される。裸足ではなく、紺のハイソックスを履いている奇妙さもそれに拍車をかけた。
何も言わず、敦子は恵美の両膝の裏に手をかけた。そのまま、持ち上げるように開かせても、敦子の責めを受け続け、息を荒げて脱力している恵美は抵抗しようともしなかった。されるがままに、とろんとした目つきで敦子の一挙一動にその胸をときめかせる表情になった。
その開脚された脚の間に、顔を埋めるようにした敦子はその中心にまとわれた白いショーツに目を奪われた。
後側同様、派手にレースがあしらわれているものの、カットもそう過激ではないショーツのクロッチのあたりを中心に、布地の色が湿り気を帯び、変色して染みになっているのがはっきりと分かる。
「……ぐちょぐちょだよ……恵美」
敦子がそう声をかけると、恵美は紅潮した頬をさらに赤く染めた。
「……だって、だって、敦子が……お昼、から、ずっと……いじめるんだもん」
半泣きの表情で、恵美はのろのろとそうつぶやいた。羞恥の感情に耐えきれなくなったらしく、目を伏せて視線を逸らす。
「ふふ……。学校から、ずっとこんななんだ?」
恵美の表情に嗜虐心をそそられ、煽られた敦子は必死でクールな口調を保った。
視線を逸らしたまま、無言でコクンと頷く恵美の愛らしさに、気が狂いそうなほどの淫情に胸が締め付けられ、敦子の下半身もそれに応じて収縮するのが分かった。
「……恵美が、悪いんだよ……。今日みたいなことして、わたしを挑発するんだもの。わたしだって、もうぐちょぐちょなんだよ……」
本音がこぼれ、隠しきれなくなった淫情に心と体が支配されて、敦子の頭が痺れたようになった。愛する少女を、もっと感じさせたい、官能の頂点に導き、その虜にしたい。
そんな衝動に完全に支配されて、敦子は軽い息苦しさを覚える。小さく深呼吸してから、恵美の身体に改めて覆い被さった。そのまま、唇に唇を重ねていく。微かなうめきを漏らす恵美の舌先を強く吸い込んでから自分の舌先を絡みつける。
「んっ……」
恵美の唇を蹂躙しながら、敦子は下半身をも責め立てた。指2本を突き立てるようにあてがい、ショーツの湿り気を帯びたあたりを強めになぞり、食い込ませる。溢れ、しみ出た熱く淫らなぬめり気がそれに応じるように指先に絡みつき、こびりついた。
「んんぅぅっ、ンっ、んぅっ!」
発生した快感の痺れに、恵美は切なげに顔を歪め、苦しそうなうめきを漏らして小刻みに身体を震わせた。覆い被さる敦子の身体に自らの快楽の度合いを伝えるかのようにしがみつき、腰をうごめかせてのけぞる。
「ンぐっ、んぅぅーっ、んっ、んーっっ!!」
唇でふさがれた口から漏れるうめきが強くなり、恵美の身体がビン、と伸びて跳ねた。身体の疼きを放置され、我慢に我慢を重ねた少女の官能が、いとも簡単に爆発し解放された瞬間だった。
よだれでべとべとになった唇を離す。新鮮な空気を求めて喘ぐものの、ぐったりした恵美の身体は身じろぎすらせずにベッドに横たわっている。
敦子は自分の口元を手の甲で拭うと、喘ぐ恵美の口元も指先で拭ってきれいにした。紅潮し上気した頬に軽いキスをすると、立ち上がって自らの制服を脱いでいく。
下着と、恵美と同じ紺のハイソックスだけの姿になった敦子は、飛び乗らんばかりの勢いで再びベッドの上の人となった。
以前のような味けも素っ気もない地味な下着ではない。形やデザインはシンプルで、色も紺をベースにしているが、大人びた刺繍のデザインと色遣いがスリムな敦子の身体を引き立てている。恵美のアドバイスを聞いて、ネット通販で安く手に入れてもらったものだった。
「ふはぁ……」
吐息を漏らして、恵美の意識が覚醒する気配があった。
「んーっ……、強引、だよぉ……」
ため息混じりにそう言う恵美に、敦子はキスで応じる。
「ふふっ、イッちゃうの、早かったね……」
からかうようにそう言う敦子に、恵美はその可愛らしい唇を軽く尖らせた。
「だってっ……。ずっと、我慢してたんだもの……。あんなにされたら、すぐ、イッちゃうよ」
まだ荒い息づかいでささやく恵美に、敦子はさらに追い打ちをかける。
「そっかぁ……。そんなに、我慢してたんなら、まだイき足りないよね……」
意地悪そうな敦子の言葉に、恵美の表情に軽い怯えめいたものが走った。
勃起してしまったのですが抜いてもいいですか?
あ〜すっきりした
はやっ
_,,..i'"':,
|\`、: i'、
.\\`_',..-i
つ .\|_,..-┘
だが、そんな恵美の反応は一種のポーズに過ぎないと、このひと月半の付き合いで分かっている。そうすれば、敦子が喜ぶのだと知っているのだ。
その証拠に、再び覆い被さり、ショーツをはぎ取りにかかった敦子に、恵美はほんの少し拒否の言葉を漏らすだけで、抵抗らしい抵抗はしようともしない。
淫らなぬめり気で張り付くようになったあたりが、粘着物を剥がすときのような音を立てる。
「恵美……糸引いてる……。ほら」
ぬめり気に輝くショーツの裏地を、見せつけるように恵美の眼前に晒す。
「やだ……。そんなの、見せないで……」
言いながらも、恵美の視線は敦子が手にした自らのショーツに釘付けになっていた。
「四つんばいに、なって」
屈辱的とも言える体勢を指示する敦子に、恵美はいっそう顔を赤面させて、のろのろと従った。
恵美の淫裂と、淡いチョコレート色の可愛らしいすぼまりがむき出しになり、晒される。恵美の、素の少女としての羞恥心がこみ上げて、恵美の中の被虐心を煽り高ぶらせる。
「くぅ……んっ」
乱れた上着と靴下だけを身につけた美少女は、自らがどれほど淫らな振る舞いをしているのかを自覚して、羞恥に震え悶え、微かなうめきを漏らした。
自らの身体を駆け抜ける激しい羞恥の感情に、脱力した恵美は上半身を支えきれなくなった。自然と、腰を突き上げるような体勢に変化する。
そして、より一層むき出しになり晒される淫裂は軽くひくついて、にじみ溢れる淫らなぬめり気の鈍い輝きで満たされていく。
「そんなに、わたしに見て欲しいんだ? 恵美は……」
芝居がかった口調の敦子は、熟れきった果実が自然と裂けるがごとく、しとどに濡れてピンクの肉襞を露出させた恵美の淫裂に、指先を這わせた。したたりそうなほど溢れたぬめり気が、敦子の指先に絡んで、小さく音を立てる。
「うぅんっ……」
びくっと恵美の腰が震え、揺れる。這わせる指を2本に増やした敦子は、ぬめり気を絡みつけながら指先を自在に動かして恵美の淫裂を弄んだ。
「はぅぅんんっ、ああ、んくぅぅっ」
滑らせ、押しつけたかと思うと、そっと突き立ててこねるような動きが、微妙な振動となって恵美を快感の園に誘う。その度に、ベッドに顔を押しつけるようにして、恵美は甘美な吐息とうめきを漏らし続けた。
それでも、未だ一番恵美を快楽の園に誘い、官能の頂点へ導く部分へ触れてもらえないことが、疼きとなって恵美少女に焦燥感を煽り立てる。すでに、はち切れんばかりになっているその場所が、熱く固く尖ってその存在を主張する。
焦らされる苦しさと、それによって煽り立てられる官能の喜びが、綯い交ぜになって恵美の身体を締め付け痺れさせる。
「触って、欲しい? もっと、気持ち良くなりたくて、我慢できないんじゃない?」
嗜虐の感情をむき出しにした敦子の言葉に、恵美の心が折れた。
「ぁん、いじわる……しないで、おねがいぃ……あつこぉ……」
懇願の言葉を口にして、恵美は身体をびくんっ、と震わせた。疼くからだが、官能の期待に打ち震える瞬間だった。
「可愛い……恵美、もっと……可愛い声出させて、あげる……」
以前の敦子からは考えられないほど、淫靡さをまとわせた声色でささやいて、敦子は恵美の腰に顔を埋めるようにした。
すでにぬめり気が絡みついた2本の指先で、恵美の熱く固く尖ったクリトリスを、挟み込んで締め付ける。
「あぁぁんっ……」
それだけで、悲鳴めいた嬌声を漏らす恵美にかまわず、敦子はその指先を数回、締め付けるようにしてから、ぬめり気を生かして指先を前後に滑らせた。挟み込まれた恵美のクリをしごくような動きで刺激する。
「あっ、あっ、ああ、んぁあっ!」
跳ねるような恵美の叫びが、敦子の耳を打ち、その反応に気をよくした敦子は、さらに過激な行動に出た。淫情にまみれ支配された少女の理性が消し飛び、普通ならけして登ることのない官能のステージを駆け上がらせた。
敦子は淫蕩な笑みを浮かべると、淫楽の震えがひくつかせる恵美のチョコレート色のすぼまりに口づけた。淫裂を責める手は休めることなく、ちろりと唇から突き出すようにした舌先で、なぞり、えぐるようにつつく。
「あぁぁーっ、あっ、あつ……はぅぅぐぅっ……!!」
腹の底から絞り出されたような声が、恵美の愛らしく可憐な唇から吐き出される。微かに残った理性が制止させようとする言葉すら吹き飛ばす勢いで、快楽と官能の雪崩が恵美を埋め尽くして流そうとしていた。
敏感な粘膜を2箇所同時に責められる強烈すぎる刺激は、恵美少女の身体を鋭く震わせ、のけぞらせた。敦子の舌先と、指先の動きに合わせて、淫らな水音が湧き起こり勢いを増していく。
もはや少女たちの淫らな秘め事、といった域を超えた過激な責めに蹂躙されて、恵美はあっという間に官能の極みにたどり着かされた。
それも、一度ではなく、短いタイミングで数回登り詰めたあと、巨大な官能の頂点が恵美の身体を暴虐に蹂躙して、そして意識をも奪って去っていった。
「はぁぅ、ぁぁ、ぁあん、ああんくぅぅっ……!!」
絶叫が漏れ、そして消え入るように小さくなるうめきのあと、恵美はぴくりとも動かなくなった。
643 :
えっちな21禁さん:2006/03/17(金) 01:09:02 ID:QOOxAmV+O
>>622 オレもそう思う。
フランス書院やったっけ?それに充分通用する内容やと思う。
だって読者は勃ちまくりやと思うで!
いろんな所で見かけるけどフランス書院って何?
646 :
えっちな21禁さん:2006/03/17(金) 14:44:11 ID:djzgSg8RO
「恵美……?」
糸の切れた人形のようになった恵美に呼びかけ、ぐったりとした身体を抱きかかえる。焦点の合わない瞳、半開きになった唇が、まさに人形を思わせる。
そのまま抱きしめるようにして、敦子は恵美の頬にキスした。
「ひっ……ん」
しゃっくりめいた吐息を漏らして、恵美が意識を取り戻す。抱きかかえられたまま、敦子の胸に預けるように顔を埋めてため息をついた。
そんな恵美に愛おしさを覚えて、敦子は優しく恵美の背中を撫で、頭を優しく包み込んで抱きしめた。
「……ごめんね、大丈夫?」
敦子のささやきに恵美は埋めていた顔を上げた。淫虐といっても過言ではない敦子の責めに蹂躙されて、紅潮し上気した肌の色が美しい。抱きしめられた安堵からきたのか、目の端に薄く涙をにじませている。
「頭が……ヘンになるかと……思った」
たどたどしいつぶやきを漏らすと、長い髪を揺らして目を閉じ、もう一度敦子の胸にもたれかからせる。
「すごく……気持ち良かったけど……。でも、あんなとこ、舐められるって思ってなかったから……。おなか、壊しちゃうよ……敦子」
「ごめん……。でも、なんか……ひくひくっ……ってしてるのみたら、可愛くて、すごく……愛おしいような気持ちになって、つい……舐めちゃった」
恵美の長い黒髪に指先を絡ませ、撫でるようにすきながら、敦子は軽く赤面した。終わってみると、なぜそこまでしたのか自分でもよく分からず、曖昧なことを言ってお茶を濁す。
「気持ち……よかった?」
「……うん」
敦子の問いに、少し間をおいて、恵美はぽつりと、そう言った。
しばらくそのまま、二人は無言で寄り添っていたが、ややあって恵美が、うなるようなつぶやきを漏らした。
「あー、でもなんかやっぱ、すっごい恥ずかしいっ……。なんか、やだーっ」
だだをこねる子供のような恵美の口調に、あっけにとられた敦子は目を丸くしながら、もう一度謝罪の言葉を口にした。
「……ごめん、ごめんなさい。もう、しないよぉ……。だから、機嫌直して、恵美……」
だが、敦子の謝罪に恵美は口を尖らせた。
「……やだ。やめなくてもいいよっ。私がやだって言ったのは、違うことなの」
「えっ?」
意味が分からず、目を丸くしたまま敦子は乱れた服装そのままでベッドに座り込んだ恵美を見た。
すっかり平静さを取り戻していた恵美の頬が、再び、紅潮していた。
「違うことって……なっ、きゃっ、ん」
飛びつく勢いで、抱きつかれた敦子はそのまま押し倒され、小さく悲鳴を上げた。
ベッドに倒されて、敦子の身体に馬乗りになった恵美は、そのくるりとした瞳をキラキラと高揚させて、上半身に残った乱れた衣服を脱ぎ始めた。
ゆるんで、絡みつくだけになっていたブラも勢いよくはぎ取って、紺のハイソックスを除けば全裸になった恵美は、突然のことに絶句して固まっている敦子に唇を寄せた。
「ん、んっ、んーっ」
唇を割って差し込まれた舌先で、歯茎やその裏、上あごをなぞられ、怯えたように縮こまってしまった舌先を吸い込まれ、絡め取られて、敦子は苦しげなうめきを漏らして身をよじることしかできなかった。
「……敦子が、私のを舐めるんなら、私も敦子のを舐める。どれくらい、気持ち良くて、どれくらい、恥ずかしいのか、敦子にも、体験させてあげる」
熱を帯びた、それでいて冷酷な宣告を告げた美少女は、淫情にまみれて輝く瞳で敦子の心を撃ち抜いた。
「……えっ、あ、ちょっ……待って、恵美、そんな……」
それでも、かろうじて制止の言葉を口にした敦子に恵美は淫蕩な微笑みで応えた。
「敦子も……もう、我慢できない、でしょ? さっき、私にそう言ってたじゃない」
ささやいて、恵美は再び敦子の唇を強奪した。反論するいとまを与えず、さっきよりも丁寧に敦子の唇を蹂躙していく。
「んんぅ……」
痺れるようなキスの快感と恵美から発散される淫蕩な空気に圧倒されて、敦子の理性が消し飛びそうになった。
しかし、その恵美の淫情に火をつけたのは他ならぬ敦子自身なのだ。
652 :
えっちな21禁さん:2006/03/18(土) 00:37:15 ID:k9ZwFymwO
攻守転じて、強気な恵美の責めに圧倒された敦子は、見る間に下着をはぎ取られ、全裸にされてしまっていた。
「もぉこんなにこりこりしてるよ……敦子」
嗜虐の快感に酔った恵美のささやきと、つまみ上げられ、こねくり回される膨らみの先端から全身を走る快感に呑まれて、敦子はただ、くねくねと身をよじり苦しげにうめくことしかできずにいた。
「やっ……あぁっ……ん」
のけぞり眉を顰めて、荒く喘ぐ吐息を堪えることも許されない自分自身を、熱のこもった視線で見つめる恵美の瞳の輝きに、敦子は犯されていた。
恵美を責めるうちに燃え上がり、そして今はくすぶる敦子の淫情は、嗜虐から被虐に転じた刹那に再び赤く燃え上がろうとしていた。
熱く火照る身体の、奥底の何かが収縮し、さらに熱い何かがにじみ出て溢れそうになる感覚に、敦子は無意識のうちに内股をすりあわせ、きつく閉じてしまう。
「だめだよ……敦子」
身体の位置をずらした恵美の声は、行動として敦子に襲いかかった。
体格の差など情熱の前には意味がない、とさえ思えるほど、意外な力できつく閉じた敦子の両脚が膝裏を掴まれて持ち上げられる。
うっすらとしたアンダーヘアと、恵美よりも色素の沈着が薄いごく淡いチョコレート色のすぼまりを露わになった。
「ほーら……すごいカッコだよ……敦子ぉ」
「くぅ……ん」
ささやき煽る恵美の視線に嬲られて、敦子は微かなうめきとともに口をつぐみ、視線を逸らした。
それでも感じる恵美の視線が嬲る感覚を無視できず、嗜虐の視線に嬲られ犯される自分を自覚して、湧き起こる被虐感に敦子の身体が蹂躙されていく。
「恥ずかしい……? でも、さっきよか、もっと濡れてきてる……敦子の、ここ」
顔を寄せ、観察する恵美の視線と、吐息がかかりそのむずがゆさにも似た感覚に、敦子は身をよじりうめきを漏らしてそれに耐えた。いや、耐えようとした。
「やぁ……んっ」
だが、心に反して身体は素直に反応してしまう。羞恥をそそられる責めに敦子の身体が歓喜のしたたりを見せた。自然と揺れてひくつく亀裂は、敦子の意志に反して淫裂へと変貌を遂げていたのだ。
「あっ……ああっ、あぅんっ」
暖かな固まりが力強くうごめいて敦子の淫裂をなぞりかき混ぜる。快感の爆発に敦子の身体が鋭く跳ねた。
無言でひたすらに動き回る恵美の舌先が、まだ何も受け入れたことのない敦子の内部へ差し入れられる感覚があった。圧迫感と、引き裂かれるような鈍い痛み。
「ッめ、恵美……くぅぅっ」
苦悶する敦子の声から察したのか、恵美はすぐにそれを取りやめた。だがそれは責めの終了ではなく、目標が変わっただけのことでしかない。
ちろちろ……と這うような動きが、排泄のために用意された器官の入り口をくすぐり、なぞる。
「ふぁぅぅ……」
おぞましさを伴った快感の違和感に翻弄されて、敦子の腰が怯えたように揺れる。羞恥の実感を口に出して訴えたくとも、先に仕掛けたのが自分であるという事実が、敦子の口をつぐませる。
「ん……、あっ、あぐぅぅ……っ」
なぞるような舌の動きがえぐるように変わった時、敦子の嬌声は獣の叫びに変貌を遂げた。
内臓をねぶられるような感覚が快感に変わり、敦子の頭と身体を痺れさせ服従させていく。
上下感覚が喪失し、視界は朦朧として敦子は宙に浮いているような錯覚を覚えた。
さらに、追い打ちをかける恵美の責めが加えられた。淫裂の上部で白っぽく光る淫芯を、指でつまみ上げて転がし、弾く。
敦子が先に仕掛けたままに責める恵美に敦子はなすすべもなく陥落する。
「くあぅぅぅっ、ああっ、あ、あ、あ、あぁんんぅっ!!」
獣じみた叫びは瞬時に絶叫になり、そして。
火花が飛び散るような感覚が、敦子の脳内を駆け回り、そして消えた。
達したあと、熱くたぎっていた身体が徐々に冷めていき、そして残る気だるさに包まれる感覚の中、敦子は閉じていた目を開けた。
その時初めて、身体にかかる重みに気付く。恵美が、敦子の首筋に顔を埋めるようにして、隣に横たわっていたのだ。
「へへ……。どぉ、だった?」
感想を聞く無邪気な声に、耳元をくすぐられて敦子は軽く赤面する。
「なんだかよく分かんない、頭の中ぐちゃぐちゃだよ……。でも、気持ち良かった」
下半身を支配するひりひりとした感覚が抜けきらない。身体に力が入らないまま、敦子は恵美に向き直ってその身体を抱きしめた。
「すごく、好き。恵美……」
敦子に応じて、恵美が抱きしめ返す。
「私も……同じだよ。だから、これからも」
いたずらっぽく笑った恵美は急激に顔を赤面させる。
「……? なあに?」
「……いっぱい、気持ちいいこと、しようね」
恥ずかしげにささやく恵美に敦子はくすりと笑った。
「うん……。いっぱい、恵美をイかせてあげる」
「私も……」
ささやきあって、少女たちは笑いあった。
そして、確かめ合うように唇を重ねて、ついばみ合う。
抱きしめ合うお互いの身体のぬくもりに包み込まれる感覚に、二人はいつまでも酔い続けた。
(プラネタリウム 第2話 終)
乙です。クオリティタカス。
葉月もキボンヌ。
ココ結構凄いね
次も見るから濃いの頼む
乙〜
葉月キボン
ワッフルワッフル
闇の中で、一瞬だけ、ジーンズのポケットに入れたままの携帯が、振動した。
”めぐみ、ね”
敦子は内心で一人ごちた。確認せずとも相手は分かっている。
どのみち、今は携帯など触っているヒマはなかった。
イエローコーンの派手なブルゾンの内ポケットに納められた携帯受令器からの情報の方が、今の敦子にとっては重要だった。
イヤホンを耳に当て直し、後方待機を命じられた車中にてじっと待つ。
ややあって、イヤホン越しに伝わってきた怒声と混乱。何が起こったのかを正確に洞察した敦子は、さらに携帯受令器に耳を傾けた。
携帯受令器から伝わる情報と、事前に打ち合わせされた現場の情報を素早く頭の中で照らし合わせた。覆面パトカーのエンジンを始動させて、周囲を確認する。
ライトは点けぬまま、暗闇の中をバックギヤに入れ、敦子は車を急発進させた。
タイヤが鋭く鳴り、バックギヤ特有の駆動音が急加速していく。細心の注意を払って、敦子は暗がりの中、微妙に曲がりくねる路地裏をバックで疾走した。
細い路地裏をふさぐように、車を停止させる。ほのくらい路地裏から走り出てきた容疑者が、突如目の前に飛び込んできた車に狼狽する表情を見て、敦子はほくそ笑んだ。
すぐさま車を飛び出し、トランクを乗り越えて容疑者の男に飛び掛かる。
いかに敦子が女だとは言っても、不意を打たれ全体重を載せてぶつかられてはどうしようもない。無様に地面に押し倒された男を、敦子は後ろ手に締め上げると後ろポケットから手錠を取り出し、その手にかけた。
「バカやろう! お前は、後方待機だっていったろうが。指示もされてないのに、なんで勝手に動き回ってんだ!」
怒声をあげる禿頭の巨漢は、腹立たしげに椅子を蹴り上げると忌々しげに敦子をにらみつけた。
「無事にほしを確保できたからいいようなもんの、逃げられたり、野郎が懐にナイフでも呑んでて逆襲されてたらどうするつもりだったんだ、ええ?」
だん、と机を叩きつける音の強烈さに敦子は思わず首をすくめた。
「すみません、班長」
目を伏せ、神妙な顔で詫びる敦子に、巨漢、杉田次郎警部補は怒りが収まり切らぬとばかりに、鼻息をふんと吹き出した。
「まったく……。こないだも、スタンドプレイはすんなって言ったろうが。今度やったら、お前生安からよそにたたき出すぞ。いいな?」
「はい」
姿勢を正し、きっぱりとした視線をあげる敦子に杉田は少しだけ表情を和らげた。
「……まぁ、いいや。説教終わり。あと、課長にも謝っとけ」
「はい。すみませんでした」
素直に謝ると敦子は課長席に向かった。
「園田。杉やんの言うとおりだ。警察ってのはな、チームプレイで成り立ってるんだ。刑事ドラマじゃないんだから。もうこれで5回目だ。杉やんの言うとおりに、次はないぞ」
いいながら、いかにもなナイスミドルの課長は一枚の書類を敦子に差し出した。
「始末書。今日はこれを書いたら帰ってよろしい」
敦子は書類を受け取ると敬礼した。
「はい。申しわけありませんでした」
自席に戻り始末書を書く敦子は、またもや携帯が振動するのに気付いて眉を顰めた。さっきから数えて、もう5回目になる。ようやく、敦子は携帯を取りだして確認した。
”やっぱり”
メールの発信者はめぐみだった。
ため息をついて、携帯を閉じる。めぐみに返信を返すつもりは、今の敦子にはなかった。
生活安全課を出て、ロッカールームで帰り支度をすませた敦子は、ヘルメットをぶら下げて署を出た。
駐車場に止められた敦子の600ccのバイクのそばで、杉田が待ち受けていた。敦子の顔を見て、にやりと笑う。
「始末書ですんで、よかったな。始末書が出てくる間は、まだ課長もお前に見込みがあるって思ってくれてるってことだ。感謝しろよ」
「はぁ……。すみません」
居心地が悪そうに返事を返す敦子に杉田はまたもにやりとした。
「気ぃつけて帰れよ。明日は朝からアイツの取り調べだ」
「はい。お疲れ様でした」
自分の車に乗り込み、家路に向かう杉田を見送ってから、敦子はヘルメットを被った。
10年の歳月が流れ、成人した敦子は警察官になっていた。偶然にも、地元の警察署に配属された敦子は、適性があったのか、希望していた交通課ではなく、生活安全課に務めることになった。今年で、4年目になる。
まだそれほど遅い時間ではなかったが、道はかなり空いていた。敦子の他に走る車もなく、エンジン音だけが響きわたる。信号に引っかかり、停止した敦子はヘルメットのシールドを開けた。
「恵美……」
交差点に表示された地名を見て、敦子は一人つぶやいた。ここは、恵美が眠る場所のすぐそばだった。この交差点を左折してしばらく走れば、その墓地にたどり着く。
この10年近くの間、通りかかるたびに、誘惑が逡巡となって敦子を襲い、悩ませ続けていた。
ウィンカーを出しかけたところで、信号が青になった。
「……」
敦子はシールドを下ろしバイクを発進させた。左折することなく、交差点を直進した。
敦子が、そのバーを知ったのはつい半年前のことだった。隣街にある小さな店は、その世界では有名な存在だった。同じ愛を求める女たちが知り合い、出会える場として。
客の年齢層は敦子と同じくらいから、少し上まで。店の雰囲気が、自然と他の年齢層を締め出す造りになっていた。
店のすぐそばにバイクを止めると、ヘルメットホルダにヘルメットをかけた。
背中に背負っていた小さな黒革のデイバッグから手鏡を取り出し、乱れた髪を直す。
少女時代短くしていた髪は恵美がいなくなったあと、徐々に伸ばし始めて今では当時の恵美と変わらない長さになっていた。
だが、どんなに髪を伸ばしても、鏡の中の敦子は、敦子のままだ。恵美に近づくことなど、あるはずもない。敦子は手鏡をしまうと雑居ビルにあるその店に向かった。
平日とあって、客の数はそれほどでもなかった。
「いらっしゃい。久しぶりね」
バーテンダーの男装に身を包んだ30代半ばくらいのママに出迎えられて、敦子は軽く会釈した。
この小さな店を一人で切り盛りするママは、資産家の娘とかで、この雑居ビルのオーナーでもある。
もともとの資産プラス家賃収入だけで、充分に食べていけるのだが、ママ自身10年来の付き合いのあるパートナーと同居しており、自分たちと同じ愛の志向を持つ女たちのためにこの店をする決心をしたのだ、と本人から直接聞かされたことがある。
その話を聞いてから、敦子は足繁くこの店に通うようになった。
「このところ……忙しくって。ご無沙汰してました」
「あら、忙しいのはいいことよ。なににする?」
カウンターに座った敦子は出されたおしぼりの包みを破りながらウーロン茶を注文した。
「今日バイクなんです、飲酒で捕まるわけにもいかないし」
「最近厳しいものね」
艶然と微笑んでママはグラスに入れたウーロン茶を敦子に出した。
カウンターには、もう一人敦子と同じくらいの年のOL風の女が座っていた。
落ち着いた色合いのカットソーに膝丈のふんわりとした生地のスカート。部分部分にレースの印象が鮮やかな服装で身を包んでおり、鮮やかな色のカクテルを傾けながら、敦子にちらちらと視線を向けていた。
以前にも、見たことのある顔だった。その時は、やはり同じ年頃のOL風の女性といちゃつきながらグラスを傾けていたはずだ。
「彼女、付き合ってた子に振られたんだって。慰めてあげる?」
小声でささやくママの言葉に、淫情の予感が走って、敦子の身体が熱くなった。
ウーロン茶のグラスを持って席を立つ。
「あんまり……飲み過ぎない方が良いんじゃない?」
近寄って声をかけた敦子に、とろんとした視線を向けて、女はさらにグラスを傾けた。
「……飲みたくなんかない、でも……。飲まずにいられないのよぉ……」
つぶやくように言って、女は視線を逸らした。
「隣、いいかな」
敦子には視線を向けず、カクテルグラスを見つめたまま、女は無言で頷いた。
女の名は優子といった。見た目の通り、OLをしていて、年も敦子と同じ年だった。この店で知り合い、2年半付き合った彼女と、今日別れたばかりだった。
「あたしと出会ったばかりの時は、ずっとそばにいてね、二人はずっと一緒だよって、ずっとそう言ってたのに……実家に言われたから、見合いしたら、結婚して田舎に帰るからって。そんなの、どうなのよ、あたしに言ってたことは、いったい何だったの……」
すっかり打ち解けて、敦子に愚痴をこぼし、しなだれかかる優子の肩を優しく抱くようにした。
柑橘系の香りが敦子の鼻をついた。いつの間にかしゃくり上げる優子の、長い黒髪越しに覗く横顔が、恵美に少し似ていた。
「優子が悪くて、そうなったんじゃないんだから。もう……嫌なことは忘れようよ」
そう慰めながら、敦子は自分の言葉の欺瞞に気付いた。人にはそう言いながら、自分はどうなのか。
”忘れることなんか、できるはずない”
優子の頭や肩を優しく撫でながら、敦子は小さく息を吐いた。
「……ママ。今、上、空いてます?」
「ええ。空いてるわ」
すでに用意していたらしい部屋の鍵をママから受け取ると、敦子は礼を言って優子とともに店を出た。
泣きじゃくる優子をなだめながら、敦子は店を出てすぐ目の前にあるエレベーターで最上階を目指す。
そこは、店で雰囲気が盛り上がったカップルのためにママが解放している部屋だった。特に別料金がかかるわけではなく、店の客であれば自由に利用できる。この部屋の存在も、ママの店が人気を保っている理由の一つだった。
最上階にある3つの部屋のうち一つに入って、優子をソファに座らせた敦子は、着ていたブルゾンを脱いで隣に腰掛けた。
「もう……泣かないで、優子……」
優しくささやいて、肩を抱きながら敦子は涙をこぼす優子の瞳を、マスカラがなるべく取れぬよう注意しながら、そっと指先で拭った。
「ごめん……」
下唇を噛みしめる優子に優しく微笑みかける。
「忘れちゃいなよ……。わたしが、忘れさせて、あげる……」
淫蕩さをはらんだ口調でそうささやいて、敦子は優子の唇を優しく奪った。リップを塗られた唇同士が触れあうねっとりとした甘い感触に血が騒ぐ。
「んんっ」
小さくうめく優子の唇に舌先を差し入れ、上あごなどをつつき回す。自然と溢れそうになるお互いの唾液をすすり合い、舌と舌を絡めて、吸う。
ピクン、と小さく優子の身体が震えて、力が抜けていくのが分かる。
同時に、抱いている肩のラインと、おなかに当てるようにしていた手のひらを、じんわりと滑らせ、撫でていった。おなかから、胸元へと滑らせた手のひらで、たっぷりとした重量感のあるバストを、カットソーの柔らかな布地越しにさするように揉みほぐす。
「んっ……んぅ」
うめきを漏らす唇も、引き続き舌先を縦横無尽に走らせて、かき回す。しっとりとした愛撫に、優子の身体が体温を高めていくのを感じて、敦子はさらに優子の唇を強く吸った。
「はぁ……ぁ、んっ」
息苦しさに、吐息を漏らす優子にかまわず、敦子は攻めるポイントを移動した。
長い髪をかき分け、首筋に唇を這わせて、ちろちろと舌先も交えてなぞっていく。微かに紅潮し上気した肌が、軽く汗ばんでしっとりとした感触に変わっていく。
673 :
えっちな21禁さん:2006/03/20(月) 17:46:16 ID:wWVf9Aal0
「ン、ぁ、ぅぅん……」
敦子の攻めに優子がうっとりとした吐息を漏らした。その間にも、めまぐるしく敦子の攻撃が移り変わっていく。唇は首筋から耳へ、そして肩から腕のラインを撫でていた手のひらがバストへと移り、さらに移動した手はスカート越しに優子の膝頭をなぞっていた。
「くぅぅん……っ、はぁっ……」
膝頭から、太ももへと、手のひらが滑っていき、それに合わせるように、優子の両脚が内股をこすり合わせるように揺れて、うごめく。
行きつ戻りつしていた手のひらは、やがて両膝を割るように隙間に滑り込んだ。やや力を込めて、なぞるように撫でる手のひらは、スカートをめくり上げながら内股の付け根へ進んでいく。
柄の入ったストッキングの繊維の細やかな凹凸が、表面を滑る指先の動きを微妙な振動に変えて快感に変えていく。
「ふぁぅ……んっ」
優子が身体をぴくんと震わせ、身をよじった。同時にバストを攻めていた手のひらが、カットソー、さらにはその下のキャミソールとブラを越えて、刺激に反応して固く尖り始めた胸の先端を転がすようにしていたからだ。
「気持ち……いいんだね? もぉ……こんなに、固くなってるよ。優子の、ここ」
耳元に息を吹きかけつつそうささやいて、敦子は服の上からでも分かるほど盛り上がりを見せる先端の尖りを、拡げた手の指と指の間に挟み込んだ。そこを中心にしてこねるように手のひらをうごめかす。
「んっ、あっ、ァ、ァ、あんっ」
吐息に混じって漏れ始めた嬌声を優子はもはや堪えようとはしなかった。むしろ、襲いかかる快楽の波に自ら身を投げるかのように、脱力した身体を敦子に預けて、その虜となりつつあった。
内股の奥にたどり着いた手のひらは、完全に優子のスカートをめくりあげてしまっていた。むき出しにされて白っぽく光るストッキング越しに、鮮やかな水色をベースに、黒い模様と白い刺繍が入ったショーツが透けて見える。
そこにあてがうように這わせた指先に、熱く湿り気を帯びた空気がまとわりつくのを感じて、敦子の身体がかっと熱くなる。
熟練の域に達した敦子の指先は、確実に優子の快楽をコントロールするポイントを探り当て、そこを攻め始める。すでに濡れそぼっているらしく、張り付くようになってくっきりと浮き出た形に沿ってなぞり震わせる。
「くぅんっ、んぁっ、ああっ!」
びぃんっ、と伸び上がって、身体と体重を押しつけるように敦子に預ける優子の鋭い反応は、敦子の淫情と嗜虐心を刺激した。
「すごいね……ぐちょぐちょ、だよ……。ストッキングまで、濡れちゃってる、優子……」
被虐心と羞恥心を煽り高ぶらせるささやきを口にして、敦子は再び優子の耳たぶなどを責め始めた。
「やぁんっ、やだっ、いや、ああっ……」
背筋を伸ばし、のけぞって身をよじる優子は、真っ赤に赤面させた顔をくねらせて、吐息混じりの悲鳴を漏らし続けた。
腰が自然と震えうごめいて、敦子の指先の動きに相乗して、さらに快感の渦に飲み込まれていく。そして、声にならぬ声を上げたかと思うと、ビクビクンッ、と身体を震わせ動きを止めた。
「ん……ぁ」
ぐったりした身体をソファと敦子に預けて、長い吐息を漏らす。官能の極みに達した優子に、敦子は額から鼻、頬にかけて小さなキスの雨を降らせた。
「ふふっ……。ねえ、シャワー浴びよっか」
ぐったりとしたまま弱々しく頷く優子に、敦子はもう一度キスした。
二畳ほどのシャワールームで、二人は抱きしめあって唇を重ね合わせた。
少女時代よりも肉付きが良くなったものの、相変わらずスリムな印象が強い敦子に比べて、たわわなバストなど肉感的なからだつきの優子と抱きしめ合うと、その柔らかい抱き心地に敦子がとろけそうになる。
「いいなぁ、敦子さん、ウェスト細くって……」
敦子の腰に回した手を背筋に沿うようにくすぐりながら、優子がため息をついた。
「んっ……そんなこと、ないよ……優子だってきれいだよ。それに、敦子さん、なんて他人行儀にいわなくても、いいよ」
ささやきながら、敦子はシャワーヘッドを自在に操って、優子の身体に湯をかけていく。合わせて手のひらでシャワーの湯がかかる場所を撫で回しながら。
「ふふっ、ありがと、うれしいっ……んんっ」
腰骨のラインをなぞった敦子の指の動きに、優子は腰をくねらせた。思わずしがみつく優子に、くすりと笑った敦子は、シャワーを止めてボディーソープを手に取った。
手のひらで泡立てると、優子の背中から手のひらを滑らせていく。背筋に沿ってこびりつく泡にあわせて、優子は短く吐息を漏らし続けた。泡の持つぬめり気に滑る感覚に自然と身体がくねる。
ぬるぬるとした敦子の手のひらは、優子のお尻から腰骨、そして脇からつんと尖ったバストへと忙しく移動していった。その度に、声を漏らし腰をくねらせた優子は、完全にとろけた視線で、泡まみれの身体を敦子にしなだれかからせていた。
「ふぅぅ……んっ」
熱いものになった優子の吐息が、敦子の耳をそよがせくすぐる。
「ここも……洗ってあげるね」
「えっ……あっ、あんっ!」
鋭い叫びがシャワールーム中に響き渡る。敦子の指先は、優子自身のぬめり気でまみれた亀裂を責め始めていた。最初、アンダーヘアを泡立てた手のひらは、包み込むように優子の亀裂に滑り込み、そしてかき分けて泡をこすりつける。
ぬめり気とぬめり気が混じり合い、一つになって優子の亀裂を官能の刺激で洗い流そうとしていた。
しがみつく優子の指先に力が込められて震える。わざとらしく、ぬめり気をかき混ぜる音を立てて、敦子はささやいた。
「くちゅくちゅ……言ってるよ、優子……。なんで、こんなにクチュクチュいうのかな……」
「んぅ……ッ、ア、あ、あぁんっ」
いらえは、跳ねるような嬌声になって優子の唇からこぼれた。敦子が与える快感に震え、膝が笑う。
「優子の感じる声、すごく……可愛いよ。もっと……いっぱい聞かせてよ」
咽喉声で優子の耳をくすぐり、責めながら敦子は紅潮して上気した優子の頬にキスする。
その間に、すでに淫裂と化した優子の亀裂を責め続ける指先は硬く尖ってはち切れんばかりになった淫芯を捕らえていた。溢れんばかりのぬめり気にまみれた指先で、つまんで、弾く。
「ンあっ、あっ、ああっ、あーっっ!」
鋭く数回、優子の身体が跳ねて、漏れる声が絶叫のそれに近くなった。優子の奥底から溢れるぬめり気が、じわり、と膨れあがりさらに熱いものがにじみ出る感触が敦子の指先に絡みつく。
ぐったりとして、しがみつく優子を支えながら、敦子はシャワーの湯を出した。シャワーヘッドを手にとって、優子の身体にこびりついた泡を流していく。
アッーと驚く新展開にwktk
シエンタ。
これって才能?それともプロの人?
まきの作者と同一人物とは思えなかった。こんな所で凄い人見つけたもんだ。
プロの作家さんがお忍びで書きに来てくれてると勝手に妄想w
683 :
読み人知らず:2006/03/22(水) 14:50:45 ID:wRnCpDNm0
『はぁ、はぁ、はぁ…』
初夏とはいえ、表に面するこの辺りは、日差しを浴びているみたいに汗ばんでくる
そんな中、腕まで剥いだ服を着た村瀬夫人は、坂道を登って行くように息を切らして、ときどき
『ふぅー』
快適そうに息を吐いた
『うわあー、いい景色だなあー…』
どこにも寄らず、乳房の先端までいって、そこから下を見下ろした
目の前の肋骨は、緩やかな崖のようになっていて、実に見晴らしがいい
真白い肌と漆黒な陰毛。小股に切れ込むように伸びている長い脚と、そこに生まれる街並みが一望できる
街は剛毛でも密林でもない。しかし、明るい灯りに照らされ
点々と重なるように光が連なっているさまは、何だかとてもやさしく、落ち着く風景でもある
684 :
683:2006/03/22(水) 15:18:26 ID:wRnCpDNm0
山側から少し下腹部へ目を移すと、もう段々畑と、こんもりとしたちょっと低い山と森の緑
海岸は海苔の浜と漁港。幾重もの海苔が、上げ潮の浜に揺らめぎながら身を任せている
『いい光景じゃないか』
空気を、スッ…と吸い込む。微かに漂う汐の香りが肺を満たしていく
ちょうど入り江を挟んで向こう側、やはり海を見下ろせる高台と、その上に立つ桃色の建物が見えた
少し前の志津は、長い髪を掻き上げるような仕草を見せ、身体にぴったりしたノースリーブのカットソーと
アンサンブルになった薄手のカーディガン。スレンダーな身体ながら、胸元なじゅうぶんな隆起を見せていた
しかしどこかおっとりとした表情な志津は、まだ二十八歳の若さでミニスカートから伸びた瑞々しい長い脚を組み替えていた
理知的な面差し…とは裏腹に、やや垂れ目がちの目と、ぽってりと厚みのある唇がどこか隙を与えている
685 :
?U?W?R:2006/03/22(水) 15:38:05 ID:wRnCpDNm0
さっき…志津は眠っていた肉棒をせっせとフェラーリしていて、気づいた時には既にもう一歩手前
志津はリズミカルな口唇の抽送に加え、軽く握った指でも肉の幹へ刺激を送り込んでくる
そんな志津の口唇扱き的な奉仕に、ひとたまりもなく発射へと導かれてしまい、せめて腰を引こうとはしたが…遅かった
ビュッ、ビュックン!
ついに肉棒の先端から、噴き出して爆ぜるように暴れる肉棒を、志津はしっかりとくわえて離さなかった
『…ん…んぅ…』
溢れる汁液を残さず口内で受けると、熱いたぎりを一滴残らず飲み込んだ
暖かな湯を浴びせられて、一息つけたらしい優子は、気だるさを引きずったまま、照れくさそうな笑みを浮かべて敦子の頬にキスを返した。
「リードするの巧いね……。こんなに短く何回もイカされたの、初めて」
「そんなことないよ……。優子がいっぱい感じてくれたから」
謙遜する敦子の腰を抱くようにして、敦子より身長の低い優子は敦子の肩に顔を埋めるようにしてささやいた。
「それを引き出したのは、敦子のリードが上手だから、だよ……」
上目遣いでそう言う優子の瞳が、淫情の輝きに溢れていた。
「今度は、敦子の番だよ……」
ボディーソープのボトルをポンピングしながら、優子が笑みを浮かべた。
背後に回った、優子の指先が敦子の背中をなぞっていく。
「敦子って、今付き合ってる人とか、いないの?」
ぬめり気を帯びた手のひらが、腰から脇に滑り込んでいく。
「んんっ……いるのは、いるんだけど……。わたしも、うまくいってない、から……っ」
曖昧な返事を返す敦子の脇から、滑り込んだ優子の手のひらがへそのあたりをくすぐるようにうごめいて、敦子のささやかな両の膨らみを持ち上げるように包み込んだ。
「そっかぁ……。喧嘩でも、しちゃったの?」
背後からささやきながら、優子の指先が、なめらかに動いてつんと尖った敦子の先端を転がし始めた。
「んっ、あっ……ん、ううん、多分、わたしに、原因がある……んぅっ」
巧みな愛撫に、敦子の身体と心が躍り始めた。
10年前、行き着くところまでいった敦子と恵美の幼い背徳の淫情は、肌と肌が触れあい、心と心が絡みつくだけでは収まりがつかなくなっていた。
どんなに触れあっても、形になるものが残らない。そういう思いがどんどん強くなっていくのを、二人は堪えきれなくなりつつあった。
『わたしたちってさ、これから……どうなるの、かな?』
きっかけになったのは、あるとき不意に漏らした敦子の言葉だったのだ、と今では分かる。
深い考えがあったわけではない。ふとしたときにこぼれた感情のほころびが、ふたりの心に染みついて離れなくなったのだった。
”今は、こうしていられる。しかし、いつまでこうしていられるのだろうか”
先の見えぬ思春期の不安定な空気に漂い、酔っていられる間はよかった。だが、高校進学という形で現実的な将来、というものが形になって見え始めたとき、漠然とした不安感が二人を包み込んだ。
気付いたときすぐ傍にいた”将来”というリアルな現実を感じた怯えは想像になって恐怖となった。
”いつかふたりは別々になる。そして、お互いのことは過去のものになる”
今は背徳の空気を共有していても、いずれそれは消え失せて無くなってしまうのではないのだろうか。
成人した今だからこそ分かる、相哀れむものの傷の舐め合いから始まった心の繋がりであったことが、そのことに拍車をかけた形になった。
そして、その答えを見つけたのは恵美だった。
いつものように、恵美の部屋での睦み合いが始まろうかというとき、緊張しきった表情の恵美が取り出したもの。
隆起した男性器を模した、シリコンゴムとプラスチックの集合体。2本のそれが、Vの字状に二股になって繋がっている。
グロテスクかつ毒々しい鈍い光を放つおぞましさに溢れた物体に、敦子のみならず取り出した恵美でさえも、しばし絶句して顔を見合わせ合ってしまう。
『ど、どうする……の? これで……』
おずおずと、震えてしまう声で、そう聞いた敦子に、恵美は、泣き笑いにも似た表情で、その目的を告げた。
”互いの処女を捧げ合う”
痛みを伴う儀式こそが、永遠に刻み込まれる形となる。とそこまで考えたわけではなかったが、幼さゆえの激しい感情の揺らぎは、ふたりにそれを必然のものだと思いこませた。
ふたりの処女にとって、おぞましく禍々しいきらめきに溢れたそれを使ってでも。
『今は、こうしてるけど、そのうちに、ふたりとも男の人と付き合うようになって、そして……』
今となっては漠然としたものでしかない危機感は、その時の二人には間近に迫る影となってしまっていたのだ。
そして、それはすぐに実行された。
激しく、重く鼓動する心臓の音に支配された世界の中で、恵美は、先に自分からそれを入れることを決めた。
『舐めあいっこ、しよ……』
つたなく偏った知識ではあるが、どうすればいいのか、程度の理解があった二人は、お互いの亀裂をその舌先でほぐし、潤ませあった。
互い違いになって、俗に言うシックスナインの体勢を取った二人は、怯えにまみれた心を、快楽で中和させるかのように、舌先で亀裂をえぐりなぞり合う。
691 :
?U?W?R:2006/03/22(水) 16:32:32 ID:MVG1nnfi0
なんともいえない気だるさの中、荒い呼吸を幾度も繰り返すように身を横たえる志津は
『も、申し訳ありませんでした!… 志津さんに失礼なことを… あっ、もうじゅうぶんしているし
いまだって、
『『んんっぅ、ああっ、んんぅぅっ』』
ぶつけ合うような愛撫に、こもったうめきを漏らしながら。
『入れる……よ、恵美……』
『来て……』
紅潮した頬、潤んだ視線が絡み合う。
無言で、コクンと頷いて、恵美は瞳を閉じた。
溢れるぬめり気を、絡みつけ、そして、敦子は恵美の亀裂に握りしめた”それ”をあてがった。
きつく、ふさがっているようにも思えるそこへ、ゆっくりと、押し込んでいく。
『痛……いっ! あつこ、んんぅっ』
苦しげなうめきを漏らす恵美に、思わず敦子の手が止まる。
『ダメ、止めないで……止めないで……っ』
痛みに自然と逃れようとする身体を、自ら押さえ、シーツにしがみついて苦悶の涙を流す恵美の姿に、敦子もいつしか涙を流していた。
『でも……、でも……っ、恵美、恵美……』
潤んだ視界の中で、恵美は戸惑う敦子に檄を飛ばした。
『入れなさい、そうしなきゃ、私たち、私たち……』
涙に声を詰まらせた恵美に、敦子は固く目を閉じた。震える手に力を込め、一気に押し込む。
『くぅぅっ、あぁぁっ!』
悲鳴にも似たうめきが漏れ、そして微かな、糸が切れるような音とともに、敦子の手の中のものが恵美の中に、ぬるり、と押し込まれた。
『恵美、恵美……、大丈夫、大丈夫っ……?!』
それだけを口にして、敦子も声が出なくなった。両手で口を押さえて絶句する。
まるで突然恵美のそこに男性器が発生でもしたかのように、隆起してそびえ立っている。
そして、その根本には、にじみ出てしたたる処女の証が、赤い筋が走ったかのように幾筋も流れていた。おぞましくも淫らな光景に、敦子の頭が真っ白になる。
苦痛を堪えて、短く荒い呼吸のまま、恵美が涙にまみれた瞳を開けた。
『敦子……いい?』
起きあがって、よろよろとベッドに座り込む恵美に、敦子は絶句したままコクンと頷いた。
重苦しく轟く胸の鼓動に、軽い吐き気を覚えなから、敦子は自分の身体を横たえた。
『来て……。恵美、来て……』
うわごとのようにささやくと敦子も目を閉じ、その瞬間を待った。
『入れる、ね……』
恵美の震える声のあと、圧迫感が股間に走る。敦子も、シーツを握りしめて逃れようとする身体を押さえ込んだ。
引き裂くようなそれでいて鈍い痛みが、そこを中心に湧き起こった瞬間、あの糸が切れたような音が聞こえた。
『つぁ……あっ、あぁぁっ』
覆い被さる恵美の身体に、手を回ししがみつく。体重をかけて押し込まれた異物を、身体が受け入れた瞬間、熱く鈍い痛みが、新たに敦子の身体を蹂躙した。
『くぅぅっ、ああああっ』
『んんぁ、ああっ』
体重がかかって、圧迫感とともに訪れた熱く鈍い痛みにふたりの苦痛のうめきがこぼれる。
敦子も、恵美も、互いに泣き笑いのような表情になって、しばらくそのまま見つめ合った。
お互いの身体に根本まで埋め込まれたそれを介して、ふたりのからだが繋がっている。今までとは違う密着の感覚に、訳の分からない感動が、ふたりの胸を締め付けて揺さぶった。
じんじんとした鈍い痛みが、そこを中心に湧き起こる感覚と、内臓をえぐり込まれるような、圧迫感と異物感。それらが混じり合い、ふたりの身体を痺れさせる。
『ねぇ、敦子……。私、たち、一つに、なったんだよ、ね?』
荒い息のままささやく恵美の表情はとても美しかった。その美貌に胸を打たれ、敦子の瞳からもさらに涙が溢れかえる。
『そぉ、だよ……。恵美……。わたし、たち、ひとつに、なってるん……だよっ』
息も絶え絶えの口調で言いながら、二人はそのまま、唇を重ね合った。溢れる涙と涙が絡み合い、一つになってふたりの頬を流れていく。
この瞬間、ふたりの秘め事は、永遠のものとして刻み込まれた。敦子と恵美、二人の少女の間で。少なくとも、敦子はそう思っていた。
それから一週間後、恵美は自ら死を選んだ。
ネットで手に入れたらしい睡眠薬を大量に飲み、締め切って目張りをし密閉した自室で、練炭に火をつけて、永遠の眠りについた。
なぜ、恵美が死を選んだのかは、誰にも分からなかった。遺書などは、一切残されていなかったからだ。
その時の敦子にとっても、恵美が自殺したことは想像を絶する出来事だった。
担任教師の口から、そのことを聞かされ、自殺の原因に心当たりはないかと問われても、茫然自失となった敦子には答えようがなかった。
”なぜ?”
敦子こそが、そのわけを知りたかった。あの一週間前のふたりの睦み合いはいったい何だったのか。
恵美の死に顔は、まるで眠っているかのようだった。もともと白い肌が透き通るほどの白さをみせ、人形のように棺に納められた恵美を見れば見るほど、敦子にとって少しも現実の光景とは思えなかった。
表面上、クラスでは単に親友だと思われていた敦子は、クラスメイトたちが同情し、慰めでかけてくれる言葉を聞いても、涙すら出なかった。
『アンタ……。恵美と仲良かったんだって? よくうちに来てたようだけど……まさか、付き合ってたとかってんじゃ、ないでしょうね?』
葬儀のあと、偶然二人きりになった席で、恵美の母親は、あざけりを表に出した口調で敦子にそう言った。
『だったら、どう、なんですか?』
微かに沸いた怒りが、敦子に反論させた。いかに忌避していたとはいえ、我が子が死んだ母親が取るべき態度ではない。
敦子の言葉に、恵美の母親はうつろな視線とあざけるような笑い声で答えた。
『正気じゃないね、恵美も、アンタも。正気じゃないよ。よくそんなこと、堂々と言えたものね。私からすれば冗談じゃないんだ、あの子のおかげで、私はどこまでも恥をかかされて……』
いつしか激昂した恵美の母親に、敦子は制服の胸ぐらを掴まれていた。首を絞めかねない恵美の母親の行動は、葬儀社の社員に止められ、敦子は葬儀の場をあとにした。
それから、敦子は恵美の母と会うことはなかった。いつの間にかマンションを引き払い、転居していた恵美の母の行方に、敦子は何の興味もなかった。
その後、担任から恵美が街の外れにある墓地に納められた、と聞いてもけして敦子はそこに行かなかった。
恵美の死を受け入れられぬまま、敦子は中学を卒業し、志望していた高校に進学した。
つC
早く続きが読みたいです!
少女同士が愛し合った末に死別するだけならありがちな話だけど、それが優子編にどう絡んでいくのか…
うーん深いなぁ。
背景でこんなに読ませてくれる
書き手さんがいて、嬉しい。
自分のペースで好いので
最後まで頑張って下さい。
すばらすぃ〜!
続きが早く読みたい
ワッフルワッフル
やばい、これ面白いわ的紫煙。
そうして、心が求めるものを埋めることができないまま、5年が過ぎていた。
大学生になっていた敦子は、自分の心の隙間を埋めるために、ありとあらゆる手を尽くしていた。
陳腐な発想だったが、身体を動かすことで何かが解消できるのでは、という思いから剣道部に入部したり、ふと興味を持ったバイクの免許を取得した。
あるいは、異性と交際することで自分の中の歪みを矯正できるのではないか、そう思いゼミの友人から男性を紹介してもらうなどしていた。
”いつまでも、こんなことをしていては、いけないんだ”
そういう思いは、しかし結果的には成果を上げることはなかった。
剣道部やバイクは、没頭している間はいいものの、それだけを常時続けるわけにはいかないし、”まっとうな男女の付き合い”は敦子の心に深く刻み込まれた澱を取り除くことには、繋がらなかった。かえって敦子の心に負担をかけることになった。
心が病む寸前にまで追い込まれて、敦子は思い知らされた。自分が、無駄なあがきをしていたことに。
”……やはり、わたしには恵美を忘れることは、できないんだ”
そういう思いが全身を包み込み、感じる心と身体の渇きを感じるたびに、敦子は高校の時以上に背徳の恋に溺れることになった。
ネットで知り合って出会ったり、高校の時同様、自然とにじみ出る敦子の背徳の歪みの魅力に引かれた女たちと、肌を合わせ身体を交わして、一時的な飢えをしのぐことに没頭した。
あきらめと退廃に支配されきった敦子の心は、いつまでもさまよい続け、迷い続けていた。
そんなとき、敦子は一人の少女と出会った。
2年の時から続けていた家庭教師のアルバイトで、3人目に受け持った少女と初めて対面した時、敦子の身体に電撃にも似た何かが走るのが分かった。
『はじめまして……。阿佐谷めぐみ、です。よろしくお願いします』
小柄で、可憐な全体の印象。つややかな長い黒髪は毛先できっちりと揃えられ、ノーブルで上品な少女の雰囲気に一役買っている。
そして、透けるような白い肌をほんの少し紅潮させ、くるりとした瞳を彩る長いまつげ、緩やかで美しい曲線で描かれた鼻のラインと、淡い鴇色の小振りな唇が、あでやかにきらめいている。
スミマセン。またもやコピペミスしますた。
時が経ち、恵美と過ごした日々が過去のものになっていっても、悲しみ、という感情は自分でも不思議なくらい感じることができなかった。ただ、心のどこかにぽかんと穴が空いたような喪失感だけが、敦子の心を支配していた。
恵美の死後、敦子がそのあとを追うようなことにならなかったのは、両親にも見捨てられた恵美と違って、敦子には家族という支えがあったからだ。もし敦子がまったく恵美と同じ境遇の少女ならば、とっくの昔に恵美と同じ道を選んでいたに違いなかった。
しかし、家族の存在があっても、敦子の中に存在する喪失感までは、埋めてくれるものではなかった。
進学した高校が女子校だった敦子は、心の飢えを埋めてくれる存在を探し続けた。
>>704続き
まるでかつての恵美そのままに、恵美と似た少女たちと知り合いになっては、飢えた心と身体を癒すために誘惑と籠絡を繰り返した。
そんなことができたのは、女子校という閉鎖的な空間だからこそあり得る少女たちの擬似的な恋愛への憧れと、敦子の中に存在するある種の”歪み”が魅力となって同種の飢えにとらわれた少女たちを引きつけたからだろう。
だが、いくらそんなことを繰り返しても、敦子にとって恵美に変わる存在は出現しなかった。
身体が、肌が感じる飢えを一時的に埋めることはできても、敦子にとっては、恵美は唯一の存在だったのだ、という自覚と後悔に苛まれるだけだった。
>>702の前には
>>704と上記の文章が入ります。
携帯で読んでくださる人、読みにくくさせてしまってスミマセンでした。
いいよ〜いいよ〜
乙〜
ワッフルワッフル
以前、ごく普通にサラリーマンしてた時、何人かの女子達と深い関係になってしまっていた。
その中でも印象に残ってる二人の話をしたいと思います・・・・・
俺が先にシャワー浴びていると、彼女は恥じらいながらも、胸も下半身も隠す事なく、バスルームに入ってきた。
バストはそれほど大きくありませんが、形がとても美しく、小さな乳首は薄桃色でした。
肌は透き通るように白く、腰はしっかりくびれ、恥丘にはアンダーヘアが逆三角形に生えていました。
『反形君、そこに座って』
彼女の言葉に従い、スケベ椅子みたいなものに腰掛けた俺は、
彼女の裸を見ただけで、ペニスをニョキッとそそり立たせてしまいました。
一人目の彼女は少し年上の女性で、業務管理部という、色々な伝票や稟議書類などを扱う部署に所属していました。
名前は真璃という、整った顔立ちをして、髪を長く伸ばしていました。
背が高くてスレンダーな体つきをしており、OLにしておくのがもったいないほどでした。
709 :
709:2006/03/24(金) 18:31:42 ID:S9frk/gA0
会社の制服は白いブラウスに紺のベストのデザインでしたが、いくら地味な制服を着ていても
真璃の美しさが損なわれる事はありませんでした。性格的にはちょっとクールなところがあって
不思議な感じのする女性でした。いつも落ち着いていて、親しみやすいタイプではありませんでした。
女の子なのに、人に媚びるような事をしないからかもしれません。俺にはいつも
『この書類、合計の数字が間違っているから直して。あと、この項目を記入する場所が違うわね』
回した書類を真璃にチェックされ、そんな風に修正するように何度も求められていました。
そんな真璃と親しくなるチャンスが訪れたのは、仲間内で集まって飲み会をしに行く時で
会社から居酒屋に向かう中、話をしていた彼女と、ウマがあって意気投合してしまった事からです。
共通の趣味がところどころあって、二人でそれだけで盛り上がる事が出来たのは、奇妙な話でした。
名前もそうだが、何より敦子を驚かせたのはその姿形がかつての恵美とうり二つだったからだ。勝ち気だが寂しがりやの性格、そしてふとしたときに見せる小首をかしげる癖と、可憐で美しい笑顔。
かつての恵美そのままの少女が、時と場所を越えて敦子の眼前にその姿を現した刹那、心と身体が熱くなり、自然と溢れそうになる涙を堪えるのに、必死になった。
それからめぐみの家に行くたびに、心が揺すぶられ胸をかきむしるような慕情と、身体が覚えている暖かな肌の感触を思いだし淫情が走る。
敦子は自分の中に湧き起こる感情の澱みを懸命に押さえ込んだ。いかに恵美とうり二つといっても、アルバイト先で問題を起こすような真似はできない。懊悩を胸にしまい込み、敦子は5才年下の少女に勉強を教えることに専心した。
そして、めぐみに教えるのもあと1週間を残すのみ、となった日のことだった。
その日は、連休を挟んだ週末で、アルバイトは休みだった。特にすることもなく自分のワンルームでぼんやりと過ごしていた敦子の部屋のインタフォンが、唐突に訪問者の訪れを告げた。
突如に訪問者の訪れを!んでめぐみが来ちゃうか?!
次が早く読みたいっ
ヨロ
まんまんみてちんちんおっきおっき
二本の指でこしらえた輪が勃起したペニスの先端、くびれから上の丸みを何度も往復する
彼女に唾液を垂らされたそこは滑りがよく、敏感な粘膜部分がこれでもかと刺激されていく
理事長室の革張りソファーで、スラックスの前開きから、牡の性器だけをはみ出させて
『気持ちいい?』
ぴったりと寄り添った、美しく妖艶な微笑が見つめながら聞いてくる
鷲尾快美。俺と余り違わない、ちょっと上の二十七歳。にして人妻ゆえか、年上ぶった態度を見せる
『こんなにガチガチにしちゃって…まだまだ元気なのね』
余裕で今度は、硬い棹の部分を握ってしごいてくる。それもまた
体中がパニックを起こしそうな悦びをもたらされる。急いた息をこぼしても、彼女は手を外さない
それどころか、より巧みな指づかいで責めてくる。高まる快楽が、理性を押し退ける
>>713 コテトリをちゃんと付けないって事は読んで欲しくないって事でいいんだよね?
『誰……?』
つぶやいて敦子は時計を見た。夜遅くにいきなり押しかけてくるのは大抵酔っぱらった剣道部の後輩たち、と相場が決まっている。だが、時計の針はまだ午後10時を少し回ったくらいだった。後輩たちにしては少し早い。
『はーい、誰ー?!』
玄関口の灯りを点けて、敦子は大声で呼びかけた。
『こんばんは……。あの、私、です』
『へ?』
か細く、寂しげな声に敦子は意表をつかれた。チェーンロックをそのままに鍵を開けてドアを少し開ける。
『……! めぐみ、ちゃん?』
少し開いたドアの隙間から覗く不安げな少女の顔に、敦子は一瞬絶句した。慌ててチェーンロックを外し、ドアを完全に開く。
『どうしたの……? こんな、時間に』
『ごめんなさい、先生……』
玄関口の灯りではっきりと照らされためぐみは、泣き腫らした目をしていた。その表情を見るだけで、胸がときめく。
『とにかく、ここじゃなんだから、入って』
敦子に促され、めぐみは小さく詫びを言って室内に入った。ベージュのショートコートに白のハイネックセーター、小豆色のフレアスカートに黒のタイツといったいでたちのめぐみは、長い黒髪をポニーテールにしている。
『くるって分かってたら、もうちょっと片づけたんだけど……。散らかっててごめんね』
めぐみの表情から何かあったと感づいた敦子は努めて明るい口調でめぐみに応じた。
『ごめんなさい、私こそ、突然来ちゃって……』
『いいよいいよ、いつでも遊びに来ていいよっていったのわたしだもんね、気にしないで』
ばたばたと部屋を片づけ、めぐみを座らせると敦子はキッチンに立った。
『紅茶でいいよね? 安物だけど』
『あ、はい、あの、ごめんなさい、先生……』
てきぱきと紅茶を入れる。突然の来訪に驚いたものの、めぐみが自室にいるという事実が敦子の胸の片隅にうきうきとした気持ちを沸き立てていることに気付いて、敦子は小さく深呼吸した。
自制の念を心中で繰り返しささやき、浮き立つ心を落ち着かせる。
『……それで、いったいどうしたの? 何か、あったの?』
部屋の中央に置かれた座卓を挟んで、めぐみの反対側に座った敦子は、理性的な家庭教師、の役を演じることに専念した。
『……お母さんと、喧嘩、しちゃって……』
俯いたままつぶやくめぐみは、敦子の反応を確かめるように上目遣いで敦子を見た。
『喧嘩……?』
原因は、進路に関することだった。進学校に進ませたいめぐみの両親の意志に反して、美術系の学校に進みたいと思っていためぐみは、そのことで母親と言い争いになり、決裂した交渉はめぐみを深夜の街へ飛び出させることになったのだった。
『……お母さんは、めぐみちゃんのためを思って、言ってくれてるんだから……喧嘩しちゃだめだよ……』
ありきたりなことしか言えない自分にやや閉口しながらも、敦子は恵美をやんわりと諭した。
『……私も、それは分かってるんです。だから先生にもお願いしたんだろうし……。でも、私の話を全然聞いてくれなくて、それで……』
スカートの裾をいじりながら、めぐみは俯いていた顔を上げた。
『先生、お願いがあるんですけど……』
『なあに?』
紅茶をすすりながら、敦子は真剣な目をしためぐみをじっと見た。次の一言を待つ。
『……今日、一晩だけ、先生の家に泊めてもらって良いですか?』
飲み込んだ紅茶を吹き出しそうになりながら、敦子は目を丸くした。
『えっ、それは、その』
『私……今日はもう、家に帰りたくないんです、お母さんと顔合わせると、また喧嘩しちゃいそうで……。だから、今日泊めてもらって明日になったらちょっとは気持ちが落ち着くかなって』
めぐみ少女の言葉に慌てた敦子は一瞬口ごもった。
『……でも、そんな、だめだよ……ご両親が心配されてるだろうし。それに……』
もそもそと言いながら、敦子は必死に揺れる自分の心を抑えにかかった。
『お願いします……! 私には、先生だけが頼りなんです』
理性を揺さぶるめぐみの言葉に敦子は激しく動揺した。本音を言えば、泊めたいに決まっている。だが、その本音を実行するわけにはいかなかった。
『ダメ、だよ、そんなの……。お家に帰りなさい、先生が、送っていくから……』
感情を抑えようとして、声が震える。涙ぐみそうなめぐみの表情に胸を打たれて、敦子は視線を逸らした。
めぐみと二人きりで夜を過ごす。そんな状況に置かれて、抑えている淫情のときめきを我慢できるはずもない。敦子は、自分の中に潜む背徳の業を呪いたい気持ちになった。
沈黙が二人の間を支配する。時計の針の微かな音だけが、漂っていた。
『……わかり、ました。もぉ、いいです』
ややあって口を開いためぐみの、怒りに満ちた言葉に、敦子は視線をあげた。
『……そう、ですよね。先生は、アルバイトで、家庭教師、してるだけですもんね、そこまで……する必要なんか、ないですよね……』
諦めまじりの軽蔑に似た視線をめぐみから向けられて、敦子は心が凍えるのが分かった。
『待って。それは、先生だって、泊めてあげたいけど……。でも、ダメなの、お願い、分かって』
立ち上がり部屋を出ようとするめぐみに敦子は必死になった。前に立ちふさがろうとする敦子に、めぐみはきっとした視線をあげた。
『先生も、お母さんと同じだよ、私のことを、分かってくれないんだ』
かたくなな少女の言葉に、敦子は自制を失ってしまっていた。
『分かってるよ! もっと分かりたいって思ってるくらい。でも、あなたを泊めちゃったら、わたしが、わたしが自分の気持ちに抑えが効かなくなっちゃう……。わたしは、めぐみちゃんのことを……』
苛立ちが敦子に言葉にしてはならないことを口走らせてしまっていた。慌てて、口を押さえる。
『えっ……』
目を見開いて自分を見るめぐみに敦子は視線をそらした。これで、終わりだという諦観が敦子の頭を支配する。。
『……どういう、ことですか?』
めぐみの言葉に促されるように、敦子は視線をめぐみに向けた。押さえ込んでいたものが解放されて、敦子の膝が笑う。全てを知れば、めぐみは自分の元から離れてしまうだろう。だが、これが運命だったのだ。
痺れたようになってしまった頭の奥で、そんな考えがよぎり、敦子は自然と口を開いていた。
『これを言うことは、わたしにとって、あなたとお別れになることだから、言うつもりはなかった。けど、もう今そんなこと言っても、どうしようもないから言うね』
敦子は目を閉じて息を吐いた。一瞬沈黙したあと、目を開けてめぐみに視線を注ぐ。
『初めて、会ったときから、あなたのことが気になって仕方なかった。わたしが、昔付き合っていた女の子にとてもよく似ているから。あなたはあなたで、わたしが好きだったあの子じゃない。
分かっているんだけど、でも、あなたに教えに行くたびに、わたしの中で気持ちが、好きだって言う気持ちが抑えきれないくらい、高まっていくんだ』
一言も言葉を発さず、目を見開いて自分を見つめるめぐみに敦子は照れ隠しのような微笑みを浮かべた。
『ごめんね。あなたには、よく分かんないよね、こんな気持ち。普通じゃないもの、女なのに、女が好きだなんて。でもね、でも……』
言いながら、視界が涙でぼやけ、声が詰まってしまう。それ以上、喋れなくなり、敦子は溢れる涙を指先で拭った。
『ごめん。明日、会社に電話して、あなたの担当を外してもらうね。あなたにひどいことをしてしまった。本当にごめんなさ……』
『やめて、先生、やめて……』
涙声のめぐみの声が、敦子の言葉を遮った。
『そんなこと、言わないで。私は、先生に代わって欲しく、ないよ……』
めぐみの言葉に、さらに溢れそうになる涙を、敦子は懸命に堪えた。
『……ありがと。そう言ってくれて、すごくうれしい。でもね、わたしはもうあなたの家庭教師をすることできないよ。分かるでしょ』
敦子の言葉に、めぐみは無言で首を振った。
『いやだ。私は先生に代わって欲しくない。だって……だって』
めぐみも、涙で言葉を詰まらせた。溢れた涙が、長いまつげを彩り、少し紅潮した頬を伝って流れる白い輝きとなった。
『めぐみ、ちゃん……?』
敦子はめぐみの言葉を訝しんだ。めぐみは、何を言おうとしているのか。
『だって……私も、先生のことが、すごく好きなのに』
ワクテカ。キテター。
724 :
えっちな21禁さん:2006/03/27(月) 01:33:49 ID:Kt2ePrRiO
新展開ktkr
725 :
新参者:2006/03/27(月) 15:52:11 ID:0297QXzI0
実家のレストランの跡を継ぐ決心をし、戻って来た時には既に以前のような活気はなくなっていた
近頃出来た大きなチェーン店のファミレス「アンアン」の影響だった
安い・うまい・可愛い。これがこの店のキャッチフレーズだ。
早い・旨い・安い。ならわかるが、可愛い‥というのはつまり
「可愛い」ウエイトレスしか居ない、というのがこの店の大盛況になっている原因だった
『いらっしゃい!』しかし、そこに立っていたのは客ではなかった
『なんだ…美里かよ』
『なんだとはご挨拶ね。しっかし、相変わらずガラガラね!』
腰に両手を当てた宮崎美里は、誰も居ない店内を見渡すと、つかつかと憲吾のそばに近寄ってくる
美里とは十数年もの付き合いがある幼なじみで、同い年なのでもう二十一歳になる
『ちっともわかってないなあ。まずは雰囲気よ、雰囲気。
お店から滲み出してくるような明るさがなくって、どうするのよ』
見た目には随分と女らしく成長したが、バリバリの女子大生で口が悪いのは昔っから変わらない
『あのなー‥そういう事、ライバル店でバイトしてるお前に言われたくないわっ』
『あのねえ、これでも私、憲吾の事を心配してるんだよ』
怒ったような表情で、顔をずいっと近付けてくる。
『えっ?』
髪の毛の匂いだろうか、甘い匂いがふわっと鼻先をくすぐり、憲吾は一瞬ドキッとした
『私だってさー、別に好きで「アンアン」なんかでバイトしてるわけじゃないの。
あそこの制服やスカートの裾、超短いんだから。もう制服そのものがセクハラよ』
美里は顔をしかめると、両手で双肩を抱き、ブルッと身体を震わせる
『そうなの?。おまえも大変なんだな』
『時給高くなかったらとっくに辞めてるわ。まあ…仕方ないけどね。取り敢えず先立つものがなくっちゃ』
屈託のない笑顔になる。美里はバイトをして小遣いを自分で稼いでいるのだか、
そういう気苦労は全く表に出さないのはさすがだと思う
『ねえ、そういえばまかないさん辞めちゃったんでしょ。
まかないさんが居ないんじゃ大変じゃない。求人は出してるの?』
『一応、タウン誌にな』
『そんなんじゃ駄目よ。そうだ、私雇わない? 看板娘になってあげるよ』
美里はパッと顔を輝かせ、憲吾の隣りに腰をおろした
幼なじみの気安さがあるのだろうが、太腿が触れ合い、憲吾は内心どきまぎしていた
ムチッとした女の太腿のやわらかさが、ズボンを通して伝わってくる
(こいつの脚、こんなにやわらかかったっけ…)
口は悪いが、黙っていれば美里もけっこう可愛いほうだ
何しろ、顔で採用を決めると言われているファミレス「アンアン」でバイトをしているのだから
世間の基準からいってもかなりのレベルなのだろう
近しい存在だっただけに、これまで意識した事はなかったが
改めて見ると随分女らしく成長したものだと思う
(いつの間にか、おっぱいもすげえ大きくなってるし)
白いブラウスを持ち上げる膨らみに、憲吾はちらっと視線を落としていた
盛り上がった双乳の膨らみは、ソフトボールくらいの大きさはありそうだ
『どう?』
『いや、けっこうでかいよな‥』
『は?』
『あ…、いやいや。お前が看板娘になってくれるならでかいなと思って』
思わず胸に見とれてしまっていた憲吾は慌てて視線を上げ、誤魔化すように笑顔になった
そんな事を美里に気付かれたら、ビンタの一つや二つではすまないだろう
『でしょう。そうしたら、このお店だって一気に盛り返せるかもよ』
カウンターに肘をつき、身を寄せてくる。太腿に続き、二の腕までもが触れ合い、
憲吾の頭の中は沸騰しそうになっていた
『あ、そうだ。私そろそろバイトの時間だわ』
椅子から弾かれたように立ち上がる美里。
『じゃあ、頑張って。私、応援してるから』
美里はきびすをかえすと、そそくさと出ていこうとする。
『ちょっ…待て…… あー、何だよ、こんな時に』
逃げるように店を出ていった美里を追い掛けようと思ったところに、タイミング悪く電話が鳴った
美里を尻目に憲吾は受話器を取って、最初はぶっきらぼうに出でしまったものの
『はい。え…出前。もちろん大丈夫ですよ!』
注文とわかった途端、憲吾は手のひらを返したような猫撫で声になっていた
注文してくれたのは小高い丘の上に建つ、出来て間もない近代的なツインタワーの高層マンションの住人
マンションのエントランスに立ち、パネルで部屋番号を押した。
『出前の品、お届けに上がりました』
『は―い…。ふふっ。ご苦労様』
オートロックが開く。スピーカーから聞こえてきたのはハスキーな感じのちょっと色っぽい声だ
ちょっと悪戯っぽい含み笑いが、若くてセクシーな奥さんを期待させる
玄関でチャイムを押す。ドアはすぐに開いた
『遅かったのね。待ちくたびれちゃったわ』
玄関を開けてくれたのは、匂い立つような色香を放つ、なかなかの美人だった
肩まで伸びた髪は緩やかに波打っており、やや上がり気味の瞳が魅惑的に細められている
ムチッとした身体には、ノースリーブのピッタリとしたワンピースを身につけ
熟れ始めた女体の稜線が浮き出ていた。何より、胸元を持ち上げる双乳の膨らみの大きさに
憲吾の視線は釘付けになった。大ぶりのナシくらいはありそうな、豊満な丘陵だ
(熟女まではいかないけど、微熟女って感じで‥若奥さんって感じで色っぽいな…〕
思わず、頬が緩んでしまう。 香水をつけているのか、甘い良い匂いが鼻腔を撫でていく
『すみません、お待たせしちゃって』
『いいのよ。その代わり、中まで持って来てくれる。お代は中で払うわ』
と、妖艶に見える微熟夫人は言うと、クルッと背を向けて歩き出す
『え‥あ…はあ』
そんな彼女の妖艶さに吸い寄せられるように、憲吾は部屋に上がらせてもらった
広いリビングルームに通されると、窓からは東京の景色が一望できる。最上階に位置するだけの事はある
(すげえ…さすがに高層マンションだな)
『えっ……』
あり得ないはずのめぐみの言葉に、敦子は自分の耳を疑った。
めぐみは今、なんと言ったのか。
『ウソ……。うそ、よね?』
敦子が口をぱくぱくとさせながらそう言うと、めぐみは首を振った。
『嘘じゃないです。今の、私の、本気の気持ちです』
涙ぐんだまま、しかし毅然とした表情で、めぐみはきっぱりとそう言った。
『先生と、初めて会ったとき……身体に、電気みたいなのが走ったの。なんでなのか、その時はよく分からなかった。でも、それから先生がうちに来るたびに、心が苦しくなって、胸が熱く、重くなって』
めぐみにとってそれは初めての経験だった。時間が来て、敦子が帰るたびにこみ上げる寂しさとつらさ。
『私、分かったんです。私は、先生のことが、普通じゃないくらい好きなんだって』
そこまで言って、再びめぐみの瞳からはらはらと涙が溢れるのが分かった。
『……だから、今、先生が、私のことが、好きだって言ってくれて、すごく……嬉しかった。私と、同じ気持ちだったんだって。だから、やめるなんて、言わないで……』
心が震え、感情が爆発してめぐみは泣きじゃくった。
キター。ワクテカ。ワクテカ。
ワッフルワッフル
新参者君もガンガレ。
面白いよ。続きヨロ。
>>731… 『何か冷たいものでも飲みます?』
微熟夫人が声を掛けてきた
『あ。いえ、そんな‥ おかまいなく』
『遠慮することなんかないわ。ちょっと休んでいったら』
微熟夫人の提案は魅力的だった
『いいじゃないの。ちょっとだけ…ね』
彼女の両手が腕に回され、ソファーのところまで連れて行かれる
『さあ、座って』
『お‥俺、汚いっすよ』
『そんなこと気にしないの』
微熟夫人は憲吾の肩をおさえるようにしてソファーに腰掛けさせた。座った途端、尻がソファーに
呑み込まれてしまうのでは‥と思うほど、座り心地の良いソファーだ
折角の申し出を受けることにした憲吾は、微熟夫人が出してくれる冷たい麦茶を一口飲みながら
改めて室内を見渡す。家の中は光って見えるほどピカピカだし、家具や家電も高そうなものばかりだ
(やっぱり、ハイソな人達の家ってのは違うな‥)
キッチンからこちらに戻ってきた微熟夫人を、改めて見ると、彼女の細身な肢体にドキリとしてしまう
身体にピタリとしたワンピースに浮かぶ女体の稜線は、滑らか曲線描いていていかにもやわらかそうだ
『ねえ、あなたいくつ?』
微熟夫人は、憲吾の隣りに腰をおろすと脚を組んだ。スカートの裾が持ち上がり、細身ながらも
魅惑的な白い太腿がチラッと見える
『え‥ああ、二十三です』
『お若いのね。アルバイト?』
『いえ‥一応、家業を継いだんで…』
憲吾の視線は、ワンピースをこんもりと持ち上げる乳房へと移動する
生地の薄いワンピースは、細身の身体の胸元が大きく開いており、白い膨らみの谷間が覗き見える
(それにしても‥やわらかそうなおっぱいだな)
今にもこぼれて出てきそうな双乳の膨らみに、ゴクリと唾を呑んだ。
『まあ。じゃあ、あなたが店主さんなの?』
『ええ、一応』
『お若いのに立派なのね』
若いのに艶っぽい微熟夫人は、スッと憲吾に身を寄せると、太腿のあたりに手のひらを重ねてきた
互いの太腿が触れ合い、大きく開いた胸元から、さらに乳房の谷間が覗き見える
もうちょっと覗き込めば、ブラジャーさえ見えてしまいそうだ
目を逸らそうと思うのだが、意に反し視線はピクリとも動かなかった
『なかなかいい体をしているのね』
微熟夫人に、太腿をマッサージするように揉んでこられて、憲吾は体を硬直させた
『何かスポーツでもやっていたの?』
『ま‥まあ。中学の頃には柔道、高校の時はバスケを』
『そう。私、スポーツマンって大好き。この筋肉のしなやかな感触…ゾクゾクしちゃう』
指先で太腿をなぞられ、背筋までもゾクゾクとしてきた
『あ‥あの…奥さん?』
なんなのだ!、これは。まさか誘惑されているのか?。
唐突な事に、憲吾は頭の中が真っ白になっていくのを感じでいた
『奥さんじゃなくって、玲香って呼んでくれる!』
さっきの表札から、大館玲香というのが彼女のフルネームらしい
微熟夫人の指は、太腿から少しずつ、股間のキワどい場所へと近付いている
しかも、そのタッチが何とも心地良いので、下腹部の辺りにモヤモヤとした感覚がたまってきている
いくら相手がお客さんでも、このままじゃ理性を保てなくなってしまいそうだ
『いや…そんな…。お‥俺、そろそろ行かないと』
『どうして? もう少し休んでいけばいいわ』
股間の膨らみに、これまで感じた事のない甘美な感触が拡がり、思わず飛び上がりそうになった
『おっ…奥さん!』
声が裏返り、頓狂な声になってしまう
『だ・か・ら・・・奥さんじゃなくって、玲香』
『いや…れ、玲香さん…お、俺…困ります』
『どうして? こういうの お嫌い?』
玲香の指がズボンの中で膨らみかけている憲吾の肉柱をなぞり上げた。
『あらっ。少しかたくなってきてるわ』
微熟夫人は嬉しそうに両目を細めると、ペニスの裏側の敏感筋に沿うように指先を往復させる
胸の奥ではイケナイと思ってるのに、金縛りにあったように体が動かなかった
微熟夫人はピッタリ寄り添い、硬くなり始めた股間の膨らみを指先で転がすように触っている
玲香のワンピースの胸元に視線を向けた。ピッタリ寄り添っているので、ブラジャーに包まれている
膨らみの大部分が覗き見える。ぽっこりとやわらかそうで、触れると吸い付いてきそうだ
『フフフ、どんどん硬くなってるぅ』
玲香は指先をちょうど亀頭型に曲げ、カリの辺りをくすぐるように刺激してくる
(いったいどうなってるんだ‥? やっぱりこんなのまずいな)
どうやら自分は誘惑されているのだ、という事だけはかろうじて理解できたものの
全身を包み込んだ甘美な快感のせいで、思考能力が全く働かない憲吾は
微熟夫人に翻弄されるまま、ピクピクと体を引きつらせる
『あん、すごいわ。はちきれちゃいそう』
玲香の指がいよいよファスナーに掛かる。止める間もなく引き下ろされてしまい
トランクスを持ち上げるようにして、発情した肉柱がこぼれてきた、憲吾の男の器官は理性を失い
トランクスを突き破りそうな勢いで隆々とキツ立している
艶っぽい微熟夫人の誘惑に、トランクスをテントみたいにするほど硬く頂上をむいていた
『ウフフ、エッチな染みを見つけちゃった』
玲香も見過ごしてはくれなかった。微熟夫人は、指腹でチョンチョンと突っつくように染みに触れる
『あっ。れ、玲香さん!』
トランクスの布地一枚を通し、妖艶な微熟夫人の感触が伝わってくる。
『もっと気持ち良くなりたいでしょ』
再びクリクリと指先で頂上部分をこね回される。電気ショックを受けているように体が引きつった
今度はズボン越しではなくトランクス越しの愛撫なので、快感も強烈だった
玲香の指がトランクスの前の部分を拡げた。ニュッと突き出てくる感じで憲吾の肉柱が露わになった
今日初めて会った女性に、男のシンボルまで曝してしまった
いくら玲香がセクシーで妖艶だからといって、好きでもない女の人に、こんな姿を曝してしまうとは
『ああっ、す‥すごい!』
玲香の瞳が陶酔したようにトロンとなった。憲吾のペニスは十七、八センチあり、大きさに関しては
結構自慢の種だったが‥だからといって、見ず知らずの女性の前で曝していいというわけではない
『こんなのよくないですよ…だっ、駄目です』
大急ぎで丸出しになった股間を隠そうとしたが、玲香の方が一歩早かった
『ああん、すごく熱いわ。興奮してるのね』
手首が返され、熟夫人の指先がキツ立する男性器官をやんわりと擦り上げる
軽く一往復擦られただけで、思考能力は、その瞬間に吹き飛ばされた
羞恥も理性もハリケーンに呑みこまれてしまったように、跡形もなくなっている
?C
玲香は憲吾の表情を上目遣いに見上げながら、ゆっくりペニスを扱いていながら
『気持ち良い? フフフ、遠慮することないのよ』
玲香の指が肉柱を往復する度に、股間からは濃密な男の臭いが漂っている
『すごくいい匂いがするわ』
微熟夫人が半身を折り、股間に鼻先を近付けてくる。玲香の指先の感触はあまりに甘美で
全身が弛緩したようになってしまっている。
もう、彼女がお客さんだとか、初めて会った女性だとかはどうでもいいような気がした
そもそも誘惑してきたのは玲香の方なのだ。ここまでされ、何も感じずにいられるわけがないのだ
憲吾は彼女のワンピースの胸元に、舐めるような視線を向ける
大きく開いた胸元から黒いブラジャーがカップごと覗き見えた
ドキドキと胸が高鳴り、股間の高ぶりが弓のように反り返った。既に男性器官は
破裂してしまいそうなほど血液を溜め込んでいる。沸騰するほどの快感が、ペニスの周囲に渦を巻く
ピクッ!と肉柱が反応した俺は玲香をソファーに押し倒した。
妖艶な微熟夫人は驚いた様子もなく、両目を細めると、憲吾の首に両手を回してきた
そのときだった。ベランダに面した大きなガラス窓の向こうに、ピカッと何かが光ったように見えた
憲吾は反射的に顔を上げ、両目をしばたたかせた。窓の向こうには、絶好の展望と共に
ツインタワーのもう一方の建物も見える。そのベランダの一つから、ガラスを反射させているような
光が瞬いているのだ。その、ほんの一瞬のインターバルは、憲吾に普段の理性を取り戻させた
『あん…どうしたの?。いいのよ、触っても…』
玲香が憲吾の手を取り、自らの乳房に導こうとする。しかし、飛び上がるようにして
玲香の女体から離れ、剥き出しになった高ぶりを無理やり押し込めるようにズボンの中に戻す
『や‥やっぱりこんなの駄目ですよ。俺、玲香さんの事よく知りもしないのに』』
『そんな事関係ないじゃない。私あなたの事気に入っちゃったの。ねっ。私の事好きにしていいから』
再びファスナーに指を掛けようとする玲香の手から逃れるように、憲吾はソファーから立ち上がった
『めぐみ、ちゃん……。ごめん、ごめんね、ごめんなさい……』
敦子は、泣きじゃくるめぐみを抱きしめた。胸に押しつけて、背中を優しく撫でていく。
『めぐみちゃんが、泊めて欲しいって言ったとき、ほんとは泊めたかった……。あなたと、二人きり、誰にも邪魔されずに一緒にいられる。
でも、でもね、もしそうしてしまったら、わたしはめぐみちゃんにとてもひどいことを、してしまうかも知れない。だから、だからわたしは……』
胸の中のめぐみが、涙に濡れた顔を上げた。
『先生、先生になら、私何されてもかまわない。だってそれくらい、それくらい好きなんだもの……』
一途な少女の心の叫びを聞いて、敦子の中にあった自制という名のくさびがもろくも崩れ落ちた。
『めぐみ……ちゃん。恵美……』
この数年間、ずっと求めていたものが、今ここにある。そんな実感が敦子の心と身体を震わせた。
吸い寄せられるように、敦子はめぐみの唇に自分の唇を重ねていた。
めぐみの自宅に連絡を入れ、事情を説明した敦子は恐縮するめぐみの母親に微かな罪悪感を感じながらも、めぐみを泊める旨を告げて、電話を切った。
『さて……』
ため息をついてから、急にこみ上げてきた訳の分からない緊張感にどぎまぎしながらも、敦子はめぐみに向き直った。
『えへへ……』
それはめぐみも同様らしく、無意味な照れ笑いとともに一瞬沈黙する。
『……お風呂、入ろっか?』
『は、はい……』
恥ずかしさからだろうか、目を伏せて軽く赤面しながらぽつりというめぐみを敦子は可愛いと思った。
お風呂といっても、敦子のワンルームにあるのはシャワールームに毛が生えたようなごく小さなユニットバスで、二人で入るにはいささか手狭ではあった。だが、狭さゆえに必然的に密着せねばならない状況が、ややめぐみの心を軽くしたらしかった。
『ふふっ、狭くってごめんね』
先に全裸になって、めぐみを招き入れた敦子は笑いながらそう弁解した。
敦子同様、全裸になっているものの、羞恥からか両の腕で覆い隠すようにしながら、めぐみがおずおずと入ってくる。
『女の人とお風呂にはいるだけなのに、なんだか緊張しますね……』
『好きな人と入るから、緊張、するんだよ』
敦子が笑顔でそう言うと、めぐみは少し笑った。
『先生も……緊張してますか?』
シャワーの湯を調整し終わって、フックにかけると、シャワーの水音ともうもうたる湯気が漂う中、両手を拡げてめぐみを自分の胸に招いた。
『……おいで、めぐみ』
緊張感からくるよそよそしさを取り払うため、あえて呼び捨てにする。頬を紅潮させ、少しとろんとした表情のめぐみは、その敦子の呼びかけに導かれるように、敦子の胸に顔を埋めた。
『ほら……心臓の音、すごくなってる、でしょ?』
ゆっくりと、包み込むように抱きしめて、敦子はめぐみの頭を自分の胸に押しつけた。
密着し、柔らかな肌と肌が触れあう感触に震えが走る。恵美がいなくなってから、誰と肌を重ね、抱きしめあっても得られなかったものが、間違いなくここにある、その感動に敦子の目頭が熱くなる。
『……本当、だ。すごく……ドキドキ、してる……。なんだか、すごく……うれしい』
身体を伝わってくるめぐみの声に、弾んだものを感じて敦子は少しだけ抱く力を強めた。
『先生……』
胸の中で、見上げるめぐみが目を閉じていく。キスをせがむときの恵美は、いつもこうだったな、と思い出しながら、溢れる涙を堪えようともせず、敦子はめぐみのそれに唇を重ね、吸った。
『んんぅ……』
舌先でめぐみの唇をなぞって、撫で回す。圧力に負けて開いていく唇に、ゆっくりと舌先をねじ込んだ。
『んっ……ン』
初めての体験に、めぐみの身体が震え、力が抜ける。支えながら、敦子は手慣れたテクニックでめぐみの唇を蹂躙していった。抑えていたものが解放されて、歯止めが利かなくなっていた。
同時に、身を固くしているめぐみの肩や背中を優しく撫でていく。くすぐるのにも似た丁寧な指使いで、まだ未成熟な性感しか持たない少女をじっくりととろけさせていく。
『ん……、んっ、はっぁ……』
苦しい呼吸が自然とめぐみの瞳に涙をにじませていた。真っ赤に染まった頬と首筋、そして隠しきれない荒い息づかいに敦子の官能が刺激される。
『可愛いッ……めぐみ……』
ささやいて敦子はめぐみの首筋に唇を這わせた。唇で微かに触れながら、じわじわとなぞり、そしてちろりと舌先を出してはそれをくねくねと這わせてめぐみの反応を見る。
『あっ……んんっ、ひゃぅんっ』
ポニーテールの髪を揺らしながら、切なげに目を閉じ、眉根にしわを寄せてめぐみが顔をのけぞらせた。まだくすぐったさの方が勝るはずだが、それでもじわじわと官能に変化していく感覚に戸惑いとときめきを感じているのが初々しい。
『こんなこと、されたの、初めて?』
『えっ……、あんっ、は、はひ……っ』
ささやきながら敦子が耳に攻撃を移すと、めぐみの身体が鋭く震えて、小さな叫びがこぼれてしまう。耳孔に軽く息を吹きかけ、舌先でなぞってつつく。それに合わせ、ビクビク、と身体を震わせためぐみは力なく敦子の身体にもたれかかるようになった。
くたっとしためぐみを背後から支えるように抱きながら、敦子の両手の平は脇の下から潜り込んで、かつての恵美以上にふくよかに感じられる両の膨らみを包み込んだ。敦子とて、少女時代よりは肉付きのある身体になったが、かつての恵美には結局届きもしなかった。
恵美がいなくなってから身体を合わせた相手からは、これくらいのほうが将来垂れなくて良い、などと慰めをもらったこともあったが、敦子としては自身の体型には不満が残る。
そんな軽いコンプレックスが転換された嗜虐心を敦子はめぐみに対しても隠すことができなかった。
『いいなぁ……めぐみは、こんなに、おっぱいおっきいんだね……うらやましいよ』
耳元でささやきながら両の手のひらをうごめかし揉み上げる。
『えっ……でも、んっ、そんな、こと……んーっ』
恥じらいの羞恥と実際の体感にビクン、と身体をのけぞらせて、めぐみは首をくねらせた。敦子の手のひらと指先が、やわやわと揉みし抱き、刺激に反応しだした先端を転がしつまみ上げる。
『こんな風に、されたら、どう?』
『ぁっ、どぉって……ああんっ』
熟練のテクニックが未成熟なめぐみの官能をどんどん引き出していく。こぼれた嬌声がそのことを如実に表していた。震える脚をすりあわせ、腰をくねらせてしまうめぐみの反応に敦子は満足げに笑みを浮かべた。
右の手のひらを、膨らみからゆっくりと下半身に滑らせていく。胸の中央から、おへそ、そして軽く脇をくすぐってから腰骨のラインをなぞって、くねるめぐみの隙に乗じるように恥骨からアンダーヘアに手のひらを滑り込ませた。
やはり、黒々として茂るヘアの感触にときめきを感じて、敦子はしばらくそれを弄んだ。
『ふぁっ……んっ、ぁんっ、あ、あ、んんっ』
敦子の手のひらが移動するたびに、くすぐったそうに身をよじり、めぐみは何度も小さくうめいた。
滑り込んだ手のひらは、めぐみの亀裂に届いていた。指先を駆使して亀裂をかき分ける。すでにめぐみの亀裂は充分すぎるほどに潤っていて、ぬめり気が敦子の指に絡みつく。
それをかき混ぜるように指先を亀裂に沿ってなぞりかき混ぜる。ピチャピチャ、と水音がし、その微妙な振動に腰をくねらせためぐみは短く吐息を漏らしてうめきをあげた。
『くっ、あっ、んぁ、ぁ、あっ……』
立っていられなくなり、壁に手を付きようやく身体を支えてめぐみは一息ついた。
敦子はシャワーを止めると、息も絶え絶えになっているめぐみの背中にキスの雨を降らせた。音を立てて何度も吸い、そして背骨のラインに沿って唇と舌先を滑らせる。
『ひんっ……ん』
甘い吐息を漏らすめぐみに、敦子は言葉で追い打ちをかけた。
『可愛いね、めぐみの、エッチな声。ずっと……それが聞きたかった』
『やっ……ン』
素の少女の部分がもたらす羞恥の感覚に苛まれ、敦子のささやきにそれを刺激されてうめくことしかできないめぐみは、目を閉じて身体を震わせた。
新参者さんの続きが読みたいです!!(*´д`)
最近このスレ恵まれてるなぁ
1としては嬉しい限りっす。
757 :
新参者:2006/03/30(木) 04:45:06 ID:cRdNXpkr0
>>735さん、
>>755さん。グダグダで幼稚な小説文に、o(_ _)o どうもです。
では、
>>746の続き… 『れ、玲香さん、結婚されてるんでしょ。家族は大事にしなくちゃダメですよ』
下半身で渦巻く欲望が消え去ったわけではないが、真剣な表情を微熟夫人に向けた
それを聴いて、プッと玲香が吹き出し、その後彼女は身体をおるようにして笑い始めた
(こっちは真剣なのに、なんだってんだ)と思いながら
『なにがおかしいんですか!』
微熟夫人は笑いながら、ソファーから立ち上がり、窓際の方に近付いていきながら
『あはは…そんなこと真剣に言う人、久しぶりに会ったわ。…ごめんなさい、ちょっといい?』
玲香はまだ笑い声を漏らしながら、ツインタワーに向かって、両手を交差させて×のサインを送る
『ごめんなさい。実は向こうの棟の奥さんと賭けをしていたの
出前持ちを誘惑出来るかって… ほら、ちょっと見てご覧なさい』
玲香はぽかんとその様子を見ていた憲吾に、窓際に置かれていた双眼鏡を手渡した
状況を理解できないまま、微熟夫人の指差したあたりを見る。向こうの棟のベランダに
バスローブに身を包んだ玲香と同じくらいの年齢の色っぽい奥さんが、こちらを双眼鏡で覗いていた
先ほどチカッと光った輝きの正体を理解した。しかも、よく見ると、向こうの部屋のリビングには
ピザ屋の配達員らしいのが横たわっている。ようやく笑いの発作もおさまった様子で
『あっちは成功したみたいね。でも初めてよ。私の誘惑に負けなかった人って』
滲んだ笑い泣きの涙を拭いながら、傍らに立った玲香
憲吾は発作的に右手を振り上げ、ピシャッと玲香の頬を叩いていた
ビックリして両目を見開いた表情で、自らを見ている玲香に
『こういうのはよくないです!』
本気で叩いたわけではなく、軽くなぞる程度の平手打ちだったが、自分を抑える事ができなかった
憲吾はクルッときびすを返すと、スタスタと玄関に向かっていく
慌てて微熟夫人が追い縋ってきながら
『待って! ごめんなさい! そんなに怒ると思わなかったの!』
しかし憲吾は、チラリとも振り返らなかった。馬鹿にされた気がして、腹が立っていた
『私が悪かったわ。もうこんな事しない。だから…お願い、許して』
背中から、彼女の両手が回って来るので、憲吾は立ち止まっていた
背中にやわらかな感触が伝わって来ている。きっと、あの豊満な双乳の感触だろう
ふわふわと心地良い、何とも言えない感触だった。瞬間湯沸かし器みたいな怒りは
微熟夫人の魅力的な女肉の感触によって、みるみる萎んでいった
『べつに…そんなに怒ってるわけじゃ…』
『ううん…。私が悪かったの。ごめんなさい。試すような事をして』
玲香の声が震えている。ゆっくり彼女に向き直った
『もういいですよ。俺の方こそ、ぶったりしてごめんなさい』
760 :
えっちな21禁さん:2006/03/30(木) 11:33:16 ID:LEkViZyV0
『いいの。あなた…男らしくってとても素敵だったわ』
玲香は表情を輝かせると、伸びをするようにしてマシュマロのような唇を重ねて来た。
微熟夫人の優しいキスに、憲吾は目を白黒させた。
『お代がまだだったわね。はい、これ』
玲香から一万円札が差し出され、慌てて憲吾はお釣りを出そうとする
『ううん。いいの。お釣りは取っておいて。時間取らせちゃったから、残りはその分』
『で…でも、こんなには…』
『お礼とお詫びを込めて、少ないけど…、お願い』
ちょっと潤んだ瞳で見つめられると、首を横には振れなかった。続けて
『今度、また出前をお願いするわね』
玲香はシナをつくるようにして、身を委ねるように寄せて来る。
彼女の女体から醸し出されるフェロモンに、思わずクラクラっとなってしまいそうだった。
ちょうどその時、廊下でドスドスとが聞こえ、大きな音を立て扉が開いた。飛び退くように玲香から離れる
『おう、帰ったぞ』
入って来たのは、一目でカタギの人間じゃないような雰囲気のわかる強面の男だった。
背筋は氷で撫でられたように寒くなる。もしあのまま玲香の誘惑に乗ってたら大変な事になっていた
『あら、あなた早かったのね。ちょうど良かったわ、今出前が届いたところよ』
玲香は悪びれた様子もなく、愛想のいい微笑みを亭主に向けている
『おう、ご苦労さん』
『あっ…ま、毎度ありがとうございました!』
一オクターブほど声が上擦ってしまうのを感じながら、ほうほうの体で玲香の部屋を後にした
(いや…でもマジで危なかったよな。まさか旦那が帰ってくるとは…。ギリギリの所で踏み留まって
良かったものの、もし彼女の誘惑に乗っていたら、今頃どうなっていたかわかったものではない)
憲吾は大きな溜め息をつきながら店への道を急いだ
(どう見てもヤクザだったもんな)
まだ心臓がドキドキと早鐘のようになっており、雲の上を歩いているようで
ちょっと危なっかしそうだった足元がおぼつかなかった
ポケットには彼女から貰って来ちゃった一万円札が入っている
(結局、貰って来ちゃったけど、今度出前を頼まれたらサービスしないとな)
下半身にモヤモヤとした感覚を覚え、改めて玲香の妖艶な肢体を思い出していた
年齢は、おそらく三十路前あたりだろう。しかし、微熟女ながら匂い立つような
兼ね備えた、色香と妖艶な魅力を漂わせており、あんな微熟女なら全然オッケーだと思う
(おっぱいもやわらかかったしな)
背中に感じた双乳の膨らみの感触を思い出し、だらしなく頬を緩めていた
股間は、まだジンジンと痺れている気がする。あんな風に、女性に愛撫してもらうのは初めての経験だった
(いくらセクシーな奥さんでも、ヤクザの女房じゃマズいよな)
ふいに亭主の強面の顔が蘇ってきて、欲情は萎んでいく
今日の感じでは、また出前を取ってくれそうだが、次も同じように誘惑されたら…と思うと、
胸が重苦しい感じになった。なまじ玲香が魅力的なだけに、次があったらもう拒む自信がなかった
『まあ、いいか。また一件、お得意様が出来たんだし』
再び、大きな溜め息を漏らしながらも、憲吾は気を取り直していた
後日、憲吾は店先で一口メンチカツを売ってると、道行く人の中に、玲香と旦那さんもいた
『あら、憲吾君。ヘー、店頭販売までしてるの』
玲香は旦那さんと腕を組んでいるのに、憲吾に気付くと嬉しそうに顔の前で手を振ってくれた
『どうぞ。メンチカツの試食やってますんで』
強面の旦那の目の鋭い視線にも全く怯まずに、一口メンチカツを差し出した。
『おう、こないだのあんちゃんじゃねえか。悪いな、…うおっ! うめーじゃねえか、おい!』
『ここの料理、結構いけるのよ』
玲香もメンチカツを美味しそうに食べながら、助け舟を出してきた
『おうっ、十個もらおう。こりゃ、店の連中にも食わしてやらねえとな!』
玲香の旦那がスーツの内ポケットから長財布を取り出す
『ありがとうございます』
メンチカツをパックに詰めながら、憲吾は旦那に聞こえないように、こっそり玲香に聞く
『あの…お店って…事務所かなにかのこと…ですか?』
『あはは。うちの人ヤクザじゃないわよ。見た目はいかにもそれっぽいけど』
『駅前のドリームランドっていうソープランド知ってるか。あそこのオーナーやってるんだよ
コンパニオンがコスプレして待ってるからよ。おにーちゃんも今度来てくれや』玲香の旦那はソープランドの割引チケットを、憲吾の手に半ば無理やりねじ込んでいった
休日、苦々しい思いを感じながらも、つい「アンアン」の店の前を何食わぬ顔して通り過ぎる
もう二時過ぎだというのに店内には、まだかなりのお客さんが入っている
(くそー。やっぱり流行ってんなあ)
ガラス張りになった店内を、隅の方からそっと覗き見る
さすがに八割方席が埋まっている。店内で動き回っているウエイトレスは噂に違わぬ可愛い娘揃いだ
何より、胸のところが強調され、スカートの裾がやたら短い制服かエロい
(反則だよ、あれは)
そうこぼしてみたものの、店に入ってみたい、という欲求が湧き上がったのも事実だった
見知った商店街のオヤジ連中も皆、ニヤニヤしながらウエイトレスのスカートから覗く
健康的な太腿や、制服のブラウスの膨らみあたりをジッと見つめている
要はうちで出す料理より、エロい制服を着たウエイトレスのいるファミレスの方が魅力的だという事
めぐみと、自分の身体を洗い終わってバスルームを出る。洗いざらしの柔らかなバスタオルを、どこか夢心地なめぐみに渡す。
『そうだ、これ、めぐみに合うといいんだけど』
敦子は用意していた下着の替えを手渡した。それは、かつて恵美に借りたブラとショーツだった。何度か返そうとしたが、何となく都合が合わなかったりなどして、結局返すことができなかった。
『ずっと前に友達にもらったものだから、ちょっとデザイン古いけど……』
『でも、可愛いですよ。私は好きです、このデザイン』
表情から、本気でそう言っているらしいめぐみに敦子は微笑んだ。
部屋の電気を消し、ベッドの傍にあるスタンドの明かりだけにして、敦子はめぐみとベッドに潜り込んだ。
風呂上がりで上気した二人の体温で、すぐにベッドが暖められる。シングルベッドの狭さもそれに拍車をかけていた。
『……。先生の匂いがしますね』
『そお?』
薄明かりの中で瞳をキラキラさせながらそう言うめぐみの表情に、なぜか切なさを感じながら、敦子はめぐみの身体を抱き寄せ、もっと密着させる。
『寒くない?』
『はい。あったかい、です……。でも……』
下着だけのめぐみにあわせたわけではないが、敦子も下着だけでベッドに潜り込んでいた。
『でも?』
敦子がおうむ返しにそう言うと、めぐみは軽く赤面してから、敦子の胸に顔を埋めるようにした。
『もっと……暖めて、ほしい、です……』
めぐみのささやきに敦子の身体が熱くなる。押し寄せる衝動に任せて、敦子はめぐみを抱く腕に力を込めた。
『いいよ……。いっぱい、暖めて、あげるね』
ついばむようなキスのあと、敦子はめぐみの唇をこれでもかという勢いで吸い尽くした。息苦しさに頭の奥が痺れそうな感覚がたまらない。
『んんっ……』
苦しげにうめくめぐみの首筋に顔を埋め、唇と舌先でゆったりと愛撫する。同時に手も駆使して、もう片方の首筋から、耳、そして長い髪を撫でつけくすぐる。くすぐったさに反射して払いのけようとするめぐみの手首を、もう一方の手で優しく押さえつける。
『ぁあ、ぅ、んぅぅーっ、ああっ』
官能の苦悶に漏れるめぐみの声と息づかいに、敦子自身の官能も刺激された。下腹部の奥底を襲う圧迫感にも似た収縮の体感に血がたぎる。
『んぁ……っ、ん……』
続けながら、敦子はめぐみの背に手を滑り込ませるとブラのホックを外した。鼻先で、ゆるんだブラ越しにふくよかなめぐみの膨らみをくすぐりながら、唇でブラをくわえ込んでめくりあげた。
はじけるような勢いでむき出しになっためぐみの膨らみは、すでに先端が固く尖っていた。つんとした若さに溢れたそれを、舌先でちろちろとなぞってから、かき混ぜるような動きで包み込み、舐める。
『ふぁ、んっ、ァ、ァ、あぁんっ……』
淡い鴇色の先端に、濃い鴇色の敦子の舌先が絡みついて、うごめく。艶めかしすぎる情景に羞恥が走ったのか、あるいは快感に耐えれなくなったのか、めぐみは視線を外して顔をのけぞらせた。
『んんっ、んぁっ、くぅううっ』
くぐもったうめきを漏らすめぐみの仕草に、かつての恵美を重ね合わせて、敦子の心が痺れていく。 舌先の愛撫に重ねて、指先でもふくらみと先端を揉み、転がして弾く。
『んーっ、あっ、あぁぁっ』
ビクン、と身体を震わせ、そしてびんと背筋を伸ばしためぐみの表情に切ないものが走る。眉根にしわを寄せ、半開きにした唇から微かに漏れる吐息。全てが恵美そのままのめぐみの姿に、敦子は我を忘れそうになった。
もはや、止まらない。
掛け布団がめくれるのにもかまわず、敦子は唇を徐々に下半身に移動させていった。胸の中央から、脇、そしておなか、へそ。強めのキスの嵐を降らせながら、舌先で舐め尽くす。
全身を舐める勢いの敦子の愛撫に、翻弄されてめぐみはもはや嬌声を抑えようとはしなかった。
『はんっ、あっ、ああっ、せんせ……あ、あ、あああっ』
膝頭を幾度もこすり合わせ、無意識にうごめく脚の動きが中学生とも思えぬほど艶めかしく、美しい。
『んふ、気持ち、いい、でしょ……? もっと、気持ち良く、してあげるね』
低めの声でささやいて、敦子はめぐみのショーツをはぎ取った。はぎ取るときに持ち上げた脚をそのまま折り曲げて開脚させる。薄明かりの中に、めぐみのアンダーヘアと亀裂がむき出しにされた。
『……せ、せんせ、い……っ』
自分が今どういう姿勢を取らされているのか自覚してめぐみは一段と頬を紅潮させた。羞恥に絶句して、顔を手のひらで覆いながらも、視線を敦子から外せずにいた。
『ぐちょぐちょに、なってるよ……めぐみ』
ささやいて敦子はめぐみの亀裂に顔を寄せた。黒々と茂るアンダーヘア、そしてそこから続いて走る亀裂はやや開いてその鴇色の肉襞が顔を覗かせている。淫らなぬめり気にまみれ、鈍く光りながら。
『せんせ……いっ、そんなに、そばで、見ないで……』
絞り出すようなつぶやきに敦子の嗜虐心がそそられる。
『どうして……? もっとよく見せて。めぐみの全部を見たいんだもの』
淫蕩な微笑みを浮かべながら、敦子はわざとらしく亀裂のそばで鼻を鳴らした。かすかに香るむんとしたメスの匂い。
『いやらしい……匂いがしてる、めぐみのここ。どうしてかなぁ……』
歌うように言ってめぐみの反応を探る。中学生の少女には刺激的で衝撃的な羞恥の電撃に襲われて、めぐみは視線を敦子から逸らした。目を閉じ、いやいやをするように首を振って身をよじり、脚を閉じようとする。
支援〜
『ダメ、動かないで……』
めぐみの両膝をがっちりと押さえ込みながら、敦子は冷酷な言葉をめぐみに浴びせかけた。
『お願い、やだ……。恥ずかしい、恥ずかしいよぉ……』
弱々しい口調でそう言いながらも、羞恥の感覚に少女は官能を覚え始めていた。ビクン、と身体を震わせ、揺れてしまう腰に合わせて亀裂がひくつきを見せる。そして、じわり、と滲む淫らなぬめり気が見る間に増えて、溢れんばかりにきらめいた。
『ほーら……もっと、濡れて来ちゃった、いやらしい子ね、恥ずかしいって言いながら、こんなにぐちょぐちょにしちゃって』
熱を帯びた口調でささやいて、敦子はめぐみの淫裂と化した亀裂に指を這わせた。突き立てるようにした指先で、かき混ぜてわざと音を立てる。
『やぁ……、や、ああっ……』
ピチャピチャ……、と湧き起こる水音にめぐみは羞恥に震え、諦めたようなうめきを漏らした。
『めぐみ……』
めぐみの見せる痴態に敦子が我慢できなくなった。むしゃぶりつくように唇をあてがい、淫裂に舌先をねじ込んで、ぬめり気を絡めて、吸う。
『……んっ、ぁ、ああっ、あっ、あーっ! あ、んぁ、ああんっ!』
湧き起こった激しい快感に、びんと背筋を伸ばし、身体を数回震わせて、めぐみは顔をのけぞらせた。オクターブの上がった嬌声が、叫びとなってその可憐な唇からこぼれ落ちる。
熱いぬめり気と敦子の唾液が混じり合い、大量のそれをかき混ぜる舌先の動きに合わせて、激しい水音が二人の耳を打った。舌先でめぐみの肉襞をえぐってはしゃぶり、どんどんと溢れてくる熱いぬめり気の喉に絡みつく酸味をすする。
『はんんっ、せん、せ……、んぁ、ああっ、あ、あ、やだ、ああ、あぁんーっ』
敦子の舌先は、固く尖り膨れあがっためぐみの秘心を捕らえていた。固くしこったそれを優しく、前歯で甘噛みしてから、癒すように舌で転がし、ねぶる。
『あ! あ! ああっ! やんっ、だめ、だめぇ、頭が、へんに、へんに……なるうっ!』
これまで体験したことなどないであろう快感と快楽の暴虐に晒されて、めぐみは悲鳴にも似た叫びを漏らしていた。
『はぁぅぅんっ、んぁあああっ』
秘心を舌の表面で叩くように包み込んで、幾度も繰り返す敦子の責めに、めぐみはおそらく、初めて官能の頂点に達していた。
『ちょっと! 覗きはお断りよ』
突然、背後か声を掛けられ振り返ると、紺色のスーツに身を包んだ
二十代後半くらいの縁なし眼鏡の女が立っている
『な…だ、誰が覗きなんか!』
『あら。お客のつもりなら、お店に入って頂けるかしら』
「アンアン」の本社から派遣されて来ている営業担当の能代紗江子だ
紗江子は眼鏡をキラッと光らせ、その奥の目を細める。口元には小馬鹿にした笑みを浮かべており
いかにもお高くとまっている感じだ。この店をここまで流行らせたのは、実質紗江子の手腕らしい
べつに…ただ通りかかっただけだよ』
なかなかのやり手営業ウーマンだという事は美里から聞いていた。黙って立っていれば
かなりの美人だと思う。しかし、高慢な態度といい人を小馬鹿にしたような冷たい眼差しといい
『おう、にいちゃん!』
いつの間にか、繁華街に差し掛かっていた。そこに立っていたのは、派手な黄色いハッピを着た
『お…大館さん?』 玲香の旦那だった
『どうしたんでえ、景気の悪い顔して』
容赦のない言葉がグサッと突き刺す
『なんでえ、くさくさしてるなら、店に寄ってけよ
なんか今日サッカーの代表戦があるとかでよ、閑古鳥が鳴いてんだ』
派手なネオンの煌めく、大館の背後の店に目を向ける。ドリームランドという看板が見えた
そういえば、大館はソープランドを経営しているのだった
『…ていうか、どうして大館さんが客引きなんか』
『若いもんばっかにやらせると、ろくな客を捕まえてこねえからな。たまには
こうして自分で現場に出てんだよ。上客は会議室にいるんじゃねえ! 現場にいるんだっ、てな
がっはっは。とにかく寄ってけよ。落ち込んでるときは、パーッと遊んで忘れればいいんだよ』
『ンーッ、ふぅぅんっ』
声にならぬ絶頂のため息を漏らして、めぐみは身体をびぃん、と伸ばすとぐったりとなった。
脱力して重みを増した両脚をそのままに、一旦唇を離して息をついた敦子は、ぐったりと横たわるめぐみの姿にほくそ笑んだ。
”まだ、終わりじゃないよ……めぐみ”
濡れそぼっためぐみの淫裂に、再び口づけると敦子は溢れた淫液をすすり上げた。きつくなった酸味が、引っかかるような喉越しを強めていた。わざとらしく音を立て、その微かな振動が与える刺激が半気絶状態のめぐみを緩やかに覚醒させる。
『……んぅっ……』
一度達して熱く腫れ上がった秘心を、そのまま舌先でつつき、なぞる。再開した快楽の責め苦にぐったりとしていためぐみの身体が生気を取り戻したように跳ねて、震える。
『んぁぁ……っ、もう、ダメ、先生、おねが……いっ、いやぁぁッ』
そんなめぐみの懇願を聞き流して、敦子の舌はおぞましいまでの勢いでめぐみの淫裂を責め続けた。秘心や肉襞は言うに及ばず、未だ何者も受け入れたことのないであろう処女の証が鎮座するあたりをも、その舌先でえぐるようにつつき、舐め回す。
『ンあっ、つぅっ、あっ、んんーっ』
内臓をえぐられるような不快感と鈍い痛みが、訳の分からぬ快感となってめぐみの身体を翻弄した。
敦子は、淫裂の責め手を指先にゆだねると、唇をわずかに下方へ移動させた。ぬめり気を絡めた指先で、さっき以上に熱を帯び固くしこった秘心を転がしてはつまみ、弾いては転がす。
そして、かつて恵美にそうしたように、敦子の唇は淡いチョコレート色の窄まりをなぞっていた。
『くぅぅんっ、いやぁッ、そこは、あああーっ!』
走る悲鳴はかえって敦子を煽り立てた。充分に唾液を絡めた舌先で、ひくひくとうごめく窄まりをえぐり込み、舐めしゃぶる。もちろん、淫裂を責める手は休めるはずもない。
『ひぃんっ、あっっ、んぅくっ……っ、んああっ』
可憐なめぐみ少女からはけして想像もつかない獣のような絶叫が、その唇からこぼれたと同時に快楽の絶頂がめぐみの身体を貫いていた。
今度こそめぐみは完全に気を失って、その可憐な肢体をベッドに投げ出していた。
『恵美……。愛してる、めぐみ……』
敦子は、めぐみの身体を抱きしめると、その柔らかな頬にそっとキスした。
汚れた亀裂をティッシュで拭ってやり、掛け布団をかけ直してから、敦子はぐったりとしためぐみの乱れた髪を撫でながら、優しく包み込むように抱きしめていた。
どれくらい、そうしていただろうか。ややあって、微かにうめいためぐみは敦子の胸の中で意識を取り戻した。
『せんせ……い?』
朦朧としていた視線が、はっきりしたものになったとき、めぐみは赤面して敦子の胸に顔を埋めるようにした。その吐息のくすぐったさに軽く身をよじりながら、敦子はめぐみの額にキスをした。
『ごめんなさい……。先生』
『どうして……謝るの?』
その問いにしばらく答えはなかった。しばらくして、視線をあげためぐみはつぶやくように言った。
『なんか……なんだかすごく恥ずかしくって……。あんなに……エッチな声、いっぱい出しちゃって……』
戸惑いと羞恥に苛まれて、めぐみは何を言っていいのか分からない様子だった。
『いいよ、そんなこと、気にしなくても……。わたしこそ、ごめんね。怖かったんじゃ、ない?』
敦子のささやきに、めぐみはほっとしたような表情で少し涙ぐんだ。
『少しだけ、そう……思いました。訳が分からなくなって……でも……』
『でも?』
めぐみの涙を指先で拭いながら、敦子はめぐみを抱く力を強めた。
”少し、やりすぎたかも知れない……”
軽い後悔に襲われかけたとき、涙をにじませつつ、めぐみが微笑みを浮かべた。
『でも……。すごく……気持ち良かった、です……。先生に、愛されてるって、感じがすごくします』
けなげさに溢れためぐみの言葉に、敦子は胸がじんとするのが分かった。
『……ありがと。ありがとう……』
微かに震える声でそう言って、敦子はめぐみの頭を優しく撫でた。
『だから……。これからも、いっぱい可愛がって、ください、ね』
ささやくめぐみに敦子はキスの雨を降らせた。
『んんっ』
くすぐったげにうめくめぐみを敦子はとても愛おしく、そして可愛く思った。
なんかすごいことにw
その後、家庭教師が終わってからも、二人はたびたび逢瀬を重ねた。周りからは、仲の良い元家庭教師とその教え子として。
そしてそれぞれの進路に進んでからも、その関係はひっそりと続けられた。何者も、二人を引き裂くものなど、存在しないかのように。
こうして、失われたものを取り戻した敦子の心の彷徨は、ようやく終わりを告げたかに思えた。
だが、めぐみと交わし始めた愛が、敦子がこれまでよりどころにしていたものの真実を告げることになるとは、この時の敦子には知るよしもなかった。
(プラネタリウム 第3話 終)
乙!
ここから第3話の最初につながるんですな。
三人の方達続き楽しみですw
ワクテカ。どうなるのかなぁ?
784 :
775:2006/03/31(金) 14:00:49 ID:FbEa9R1y0
大館は肩に手を掛けて強面の顔をニタッて緩ます
『それに、おにーちゃんにはうめえメンチカツ食わしてもらったしな
おめえだったら半額サービスにしてやるよ』
『いや…でも、やっぱり…』
『まあまあまあ…。ひょっとしておにーちゃん玄人童貞か? わかってねえなあ
うちの女の子と遊んでみな。素人の女の事なんか、あっという間に忘れちまうぞ』
断り続けたいのだが、断るのもちょっと怖かった
気付いた時には、大館に案内され、待合室のソファーに座っていた
黒いベストに蝶ネクタイのマネージャーらしき男が出てきて、写真の入ったリストを手渡される
『こちらの娘なんかどうですか。かなりのテクニック上手だし、抜群の身体の持ち主でお薦めですよ』
写真のコンパニオンは、どことなく雰囲気が紗江子に似ている
『あ…じゃあその人で』
勧められるまま、指名してしまう
「……ほら……見える? 見えるよね? 優子のエッチな顔……」
背後から聞こえる敦子の言葉と、洗面所の鏡に映る自分自身の、官能にとろけた表情に煽られて、優子は切なげに吐息を漏らしていた。
「んんっ、やだ、そんなこと……」
「何がいやなの?」
冷酷な口調と、鏡の中の冷徹かつ淫蕩な視線が優子の身体を犯していく。背後から回り込んだ敦子の手のひらが、なまめかしく動いて、つんと尖った優子の膨らみの先端を弄んでいた。
「ああっ、あんんっ……、あふぅ……」
淫情のうめきを漏らしながら、優子の腰がうごめいて敦子の腰に押しつけられる。ぬめり気をかき混ぜる異音がその度に微かにこぼれて、二人の耳を打つ。
禍々しく、おぞましい男性器をかたどったV字型のディルドーによって、二人の身体は一つになっていた。かつて敦子が恵美とともにお互いの証を捧げあった際、使った器具と同じ物。
それはこの店に集まった女たちが、愛し合うために持ち寄り、置いていった物のうちの一つだった。
衛生的な面も含めて、利用するものが厳重に清掃、管理する。自然とできあがった暗黙のルールによって、それらは自由に使うことができる。ルールが守れない者はこの部屋どころか店にすら立ち入りを禁じられる。
「あっあっ、ダメ、イッちゃう……、ああっ……」
優子の声が切れ切れになり、腰が細かく幾度も痙攣する。ディルドー越しに伝わる振動と、押し出すようなうごめきがそのまま敦子の中にも伝わってくる。
「んんっ、ダメ、だよ……」
じんじんと生じる鈍い快感を堪えながら、敦子は軽く腰を引いて揺するような動きを止めてみせた。
頂点に達しかけていた快楽をせき止められ、疼きと焦燥に襲われた優子は、背後から自分を犯し弄ぶ敦子に懇願の悲鳴をあげた。
「くん……ッ、ああっ、おねが……いっ、止めないで、イかせて、イかせてよぉ……」
被虐に高ぶった優子の腰が、さらにうごめいて快楽の持続を敦子に要求する。
「かわいいっ、好きだよ、そんな言い方……。じゃあ、イかせてあげるね……」
耳元でささやき、首筋に舌を絡めて上気した白い肌の感触を楽しんでから、敦子は汗ばんだ優子の背中にキスの雨を降らせた。
そして、元通り腰を突き上げてお互いのディルドーを奥深くねじ込んでいく。
「んんぁ……」
「あ、あ、あああっ」
ぐぅーっ、とした圧迫感が、じんわりと二人の淫裂の奥底を刺激する。
鈍く走る痛みが背筋を駆け上がり、内臓の奥底をえぐる感触の快感に二人の女たちはほぼ同時に身体を震わせて、そして官能の頂点に達していた。
「はんぅぅ、くぅぅんっ」
「んくぅぅ……っ」
びんと背筋が伸び、浮遊感に包まれる不安感は優子を洗面台に、敦子は優子の身体に、とそれぞれをしがみつかせる。
朦朧とする視界の中、快楽の波に呑まれて歪む自分自身の顔が、視界に映って、そして真っ白になった。
めぐみと、付き合い始めて5年近くが立とうとしていた。
途中敦子が警察学校に行くなどして、会えない期間もそれなりにあったが、それでも二人の仲は順調といって良かった。確かに寂しがりやではあるが、恵美より我慢強く聞き分けのいいめぐみは、そういった意味では遙かに大人だった。
もっとも、当のめぐみが結局親の反対を押し切って美術系の学校へ進学したこともめぐみの寂しさを紛らわす一因になった。普通の勉強以上に、手間ひまのかかる課題に追われて、そんな泣き言を言っている場合ではなかったのだ。
当時のふたりにとって唯一の不安要素は、敦子の正式な配属先がどこになるかであったが、運良く地元警察への配属が決まって二人は拍手喝采したものだ。
『よかったぁ……。敦子さんがどこにも行かなくて済んで』
決定するまでとはうってかわって満面の笑顔でそう言うめぐみに、敦子もゆるむ顔を隠しきれなかったものだ。
その後、不規則なことが殆どな生活安全課勤務のおかげで、思っていた以上に会えない日々が続いたものだが、それがよかったのだろうか。二人で過ごせるときはかえって盛り上がることが多かった。
この日も、夜勤明けで敦子が家に帰り着いたのとほぼ同じタイミングで、めぐみが押しかけてきた。
美大に進学していためぐみは、課題の締め切りとかで敦子同様に徹夜した帰りだった。
『あっちゃ〜ん、眠いよぉ……』
甘えた口調でしなだれかかるめぐみをなだめながらともにシャワーを浴び、泥のように眠る。
ふたりが目覚めたのは昼過ぎだった。先に目覚めた敦子は、無防備な寝顔を晒すめぐみを背後から抱きしめた。
『んん……っ』
寝言のような吐息を漏らすめぐみの可愛さに、敦子の中にむくむくといたずら心が湧き起こる。
『もぉ……昼だよ? 起きないの? めぐみ?』
ささやきながら、耳元に息を吹き込む。くすぐったそうに身をよじるものの、目覚めようとしないめぐみにくすりと微笑むと、敦子は下着姿で眠るめぐみのふくよかな胸に手を滑らせた。
レースが多めにあしらわれたサックスブルーのフェミニンなブラ越しに、包み込んだ手のひらで撫でるように揉み上げる。
『んっ、……ぅ』
めぐみは微かに眉根にしわを寄せて、小さなうめきを漏らした。
そろそろ次スレのことも考えた方がいいんでしょうか。500kb制限ってあったよね?たしか
つテンプレ候補置いておきますね。
前振りが長くてもうクンナとかウゼーとかチラシの裏に書いとけ等々、
せっかくカキコしたのに邪険にされた書き手さん集合!
このスレは序章から詳しく語ってくれる貴方のスレです。
煽り・荒らしは逝って良し。光臨中は『sage』推奨でおながい しまつ。
書き手さんはできれば、HN&トリップまたはタイトル&トリップを名前欄に書いていただけると分かりやすくてありがたいです。
また、カキコに間があるときは、どこから続いているのかを示すために
>>000 続きの文章〜
という形で書き続けてくれるとなおいいかもしれません。
まさかこのスレが埋まる日が来るかもなんて>>1は想像もしなかっただろうw
792 :
1:2006/04/02(日) 00:38:56 ID:+IYCYcsDO
まったくだw
想像してなかったよ。
過疎気味だけど、
荒らしや電波が居ないから
いい感じ。
これもヒトエニ住人みんなのお陰だ。
有難う。m(__)m
スレタイ変えたほうがいいかなぁ?
>>1のセンスにまかせる。
きちんと笑わせてほしい。
>>1ならきっとやってくれるはず。
794 :
1:2006/04/02(日) 10:16:43 ID:+IYCYcsDO
あぅー漏れセンスが無いから、
スレタイとテンブレお願いしたいなぁと。orz
つスレタイ候補
【タダのエロじゃ】長編書手さん集合:その2【ガマンデキナイ】
つテンプレ候補
前振りが長い?チラシの裏?チラシの裏じゃなくてキーボード叩いてくれ!
他スレじゃ邪険にされたかも知れないがここでは大歓迎だ!
煽りや荒らしはスルーで。基本sage進行でよろしくお願いします
書き手さんはできれば、HN&トリップまたはタイトル&トリップを名前欄に書いていただけると分かりやすくてありがたいです。
また、カキコに間があるときは、どこから続いているのかを示すために
>>000 続きの文章〜
という形で書き続けてくれるとなおいいかもしれません。
796 :
1:2006/04/03(月) 23:29:40 ID:lMGLPYXpO
サンクス!スレスト掛かったら、
それで次スレ建てましょ。
てか建ててくだちい。
パソが壊れて最近は携帯厨な漏れ。
あれ?もう建てちゃつたの?
落ちてからで、と思ってたけど・・・
490KBを越えたからいいんじゃね?
512まであと少しw
もうそんなか?
と800 ゲト━━━━⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡≡━━━━!!
「まき」が萌えコピ保管庫にあったよ〜
人差し指と中指を並べて、隆起した肉芽の先端、窪みから上の丸みを何度も往復する。
愛液を塗り込まれたそこは滑りがよく、敏感な粘膜部分と共に狂おしいまでに刺激されていく。
もう、すぐにでも逝ってしまいたくなるような気持ちよさ。
革張りのソファーで逸美は快感に仰け反って喘いだ。ぴったりと寄り添いいやらしく微笑む男に、
スラックスとパンティーを半脱ぎさせられ、股間の奥から牝の性器だけをはみださせられて、
『気持ちいい〜!』
美しくも妖艶なちたいを見せてしまった。鷲尾逸美。俺と同じ二十五歳。
けれど人妻ゆえか、ちょっと生まれた日が早かったからか、年上ぶった余裕と態度を見せるので、
そんな彼女をいじめたくなったのだ
『こんなにトロトロにしちゃて…そうとう旦那さんに仕込まれたんだね』
今度は二本指をそのまま女隠に出し入れして、親指で肉芽をこする。
それもまた、体中がパニックを起こしそうな悦びをもたらしたようで、
『そんなにされたら、私―』
彼女が荒くなった吐息をこぼしても、決して手を外さない。より巧みな指使いで責めていく。
『あの時も、こんなところまでだったんだよね。快がエッチな液を出すところも見られなかったし、
私だって、ちゃんと最後まで気持ち良くしてあげたかったのよ』
高まる快楽快感の中、押し退けられそうになる理性を留めさせ、もう十年近く経った過去の場面を
逸美は思い出していた。違っているのは、場所と彼女の装い。
逸美は、今は普段のスーツにスラックスという仕事着姿で、決して女の色香を感じさせる出で立ちではない。
それゆえに淫らな行為とのギャップが著しく、昴奮をかき立てられる。
そして、まだ学生だったあの時は、当然セーラー服だった。
学校の帰りに、快は彼女の部屋に誘われた。ベッドに並んで腰掛け、抱き合ってキスをした。
リボンをほどいて制服の上から胸をまさぐり、さらに
ガンガレ。
できれば、タイトルとトリップお願い。
書ける?
イケるとちゃう?
みんな引っ越したよ。
その日の夜遅く、麗子の住むゴージャスなマンションに数名の作業員が訪れた。
「いくぞ」背の低いガッチリとした男が、後ろにいるひょろっとしたのとかなり大柄なマッチョマンに低く号令した。
それは作業員姿に変装した両津、本田、ボルボ達3名だった。
無人のエントランスホールに入ると天井近くに設置されたカメラに両津が愛想を振り撒き媚びた挨拶をし始める。
「夜分にすいませ〜ん、「イマクルサービス」の者ですが、回線修理にお伺いしました。」
そう伝えるとエントランスの奥の扉の向こうにガードマンが現れた。
「ああ、連絡貰ってるよ。ええと何号室だっけ?」
スピーカー越しに声が聞こえた。
解りやすい尋問だった。
「○○△△室の秋本さんです。」
「ハイハイ、伺ってますよ。」
ガードマンが振り向き後ろのカメラに向かって合図を送ると厚さ数センチもある防弾処理済みであろうガラス扉が開いた。
前もってとある部屋から訪問の予定が伝えられていた為、両津たち3人はすんなりとマンション内に入る事ができた。
エレベータに乗り込むと両津は邪悪な笑みを浮かべた。
手元に隠したマイクにボソボソと話す。
「今夜、もうすぐ修理の人が来られるんで来たら通してくださいね。麗子のオ・ネ・ガ・イ!」
手元の機械から響く声は麗子の声そのもの。
最新のボイスチェンジャーを使えば他人の声を真似る事なぞ造作も無い事だった。
クククと笑う内に麗子の部屋のある最上階にエレベーターが到着した。
笑顔が消え、戦場へ向かう男のような真剣な顔になった。
「ココからが本番だ」
部屋の前に辿り着くと両津はおもむろに手を伸ばし、チャイムを鳴らす「フリ」をした。
さりげなくボルボが監視カメラと両津の間に入り、両津の手元を隠す。
本田も同じように荷物の準備をするように反対側からも両津を隠した。
両津は笑顔のまま、直立しているようであったが、隠された手元は忙しく動いていた。
麗子の部屋は最新のカードキーになっている。
キーのデータパターンは100億通りにも及ぶものだったが、両津は胸元からサッと取り出したカードをおもむろに差しこんだ。
薄いプラスティックのカードからは怪しげなケーブルが垂れており、胸元に隠されたハンドPCに接続されている。
ちょこっとキーボードを操作するとカチッという音と共にドアのロックが開放された。
いくら無限のキーパターンがあっても、元のデータをコピーされていてはどうしようもなかった。
ロックを解かれたドアを、最初僅かに開きその間から中を覗き見る両津。
中の安全を確認すると一気にドアを開いた。
開かれたドアに丁寧に頭を下げ入っていく3人。
室内防犯システムもカードキーで停止してしまうという事を両津達は調べてあった。
住人がいちいち防犯システムに掛からないように施された仕様が災いしたのだ。
玄関に入ると3人は足音を立てないようそっと先を急いだ。
足元はスワット御用達のハイッテックのシューズ。
作業服の左肩口から右太ももまで一気にジッパーを下ろすと、中は闇に溶け込むような真っ黒なスーツを着込んでいた。
全て赤外線吸収繊維で出来た夜間戦闘用スーツだった。
(今日こそは、麗子のお宝映像をGETしてやる。)
その決意の表れがこの完全装備だった。
本田とボルボはちょうど使用していない部屋に陣取りこれから行う事の準備に取りかかった。
両津は一人その奥に有る麗子の寝室へ向け進んだ。
寝室に忍び寄ると、コンクリートマイクを壁に設置する。
ヘッドフォンを耳に当てるとコンクリート越しの隣りの部屋の会話が聞こえてくる。
(会話じゃないな)
耳を澄ますと麗子の声が漏れてきた。
なにか少し規則的な変動、高く抜ける響き。
これは!喘ぎ声!?
マイクの調整が合ってくるとかなり明確に麗子の喘ぎが聞こえてきた。
(おおっ!これは千載一遇のチャンス!!)心で叫ぶ両津
何か低い声も聞こえる。男もいるのか?
ベッドの軋みと共に明らかに男の気配も伝わってきた。
(これは!ジャンピングチャ〜ンス!)
本来の計画では寝ている麗子の姿+αを撮影するつもりであったが
急遽計画の変更を決め、そのまま天井裏に登り、麗子の寝室の天井へと侵入した。
(絡みがあるとは)しめしめと思いながら天井裏を移動する両津。
天井の角のパネルを音も無く外しベッドルームを覗くと、
そこには男の上に跨り腰をくねらせる麗子の姿があった。
見れば麗子に乗られている男は中川だった。
大胆に中川の上に跨った麗子は中川に背を向けるようにして自ら激しく腰をくねらせている。
そのたわわな胸に中川の手を誘い、後ろから胸を揉みしだかれる。
全身桜色に上気した体が美しかった。
(何だ、やっぱりあいつら出来てやがったんだ)両津はさほど驚かなかった
むしろ、心の何処かで喜ばしく思ったのかもしれない。
どうりでさっき所在確認したら居場所が解らなかったワケだ。
あれだけの重要人物が所在不明なのは何故かと思ったが、そういうワケか。
んん?中川なら使えるか?邪悪な笑みを浮かべる両津。
そして間髪なく次の行動へと移るのだった。
麗子と中川の営みは激しさと優しさが交互に入れ替わり、なかなか達者な展開を続けていた。
ちょうど座位にの持ち込んだとき、麗子の背中越しに「おはよう中川くん」と手書きされたボードとマイクロカメラを手に持った両津が現れた。
驚きのあまり声も出ず硬直する中川。
「やん、どうしたの」麗子が甘えた声を出す。
両津は音も無く「そのまま続けて」とメッセージをだす。
「なんでもないよ」と言いながら多少引き攣った顔で麗子に絶対後ろを向かせないよう、ぎゅっと抱きしめた。
そのかわりちょっと萎えてしまった。
中川の下半身の変化に気付いた麗子が中川から体を離す。
ぬっぽりと濡れたやや力ないモノが麗子の秘壷から引き抜かれた。
麗子以外の全員に緊張が走る。
「もう、どうしたのよ!」怒る麗子。
「いやちょっとね」プレイボーイスマイルで誤魔化そうとする中川だった。
ところが麗子は「もうしょうがないんだから」と言って、今迄自らを貫き己の愛液でドロドロになった肉棒をぱっくりと咥えた。