1 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2006/03/26(日) 21:09:13 ID:hU8HdVHM0 何で大日本帝國政府は米国と戦争する前に ハルノートを全世界に公表しなかったのかな? 公表すれば国際社会や米国人が 米国政府を非難していた可能性だってあっただろうに・・・
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/26(日) 21:35:48 ID:G5CKPZGJ0
>>1 ハルノートは日本政府の捏造だから。
このスレ終わり。
ハルノートの甲案と乙案の全文、だれか載せてくだしゃい。 ハルノートって交渉の途中で内容変わったりしましたか??
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/26(日) 21:56:17 ID:hU8HdVHM0
>>3 甲案と乙案は日本側が出した譲渡案。
ハルノートは米国側が出した絶対に受け入れられない強行案。
ハルノートと甲案・乙案は別々の物です。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/26(日) 21:59:32 ID:hU8HdVHM0
>>3 あと一つ、
ハルノートと甲案・乙案の全文知りたかったら
とりあえずググレ!
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/26(日) 22:02:45 ID:G5CKPZGJ0
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/26(日) 22:07:28 ID:EF9eLO4F0
とりあえず・・・ 1941.11・26 野村、来栖両大使、ハル・ノートを受領!!
>>4 スミマセン、どうもです。
いちお、ぐぐったのですが、もうちっと探してみます。
ハルノートの、恒久協定案と暫定協定案を
甲乙で呼んでませんでしたっけ(汗
とりあえず調べてみます。
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/26(日) 23:03:27 ID:AN7t1CGH0
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/27(月) 07:52:10 ID:xLaGHHpD0
>>9 外務省が最終通告のように改竄したんだよ。
それを戦後吉田茂が激しく非難している。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/27(月) 08:23:57 ID:QV8rgChA0
>>8 暫定協定案は蒋介石の猛反対、一旦は条件つきで賛成した英国も
チャーチルが蒋介石の泣き落としにあい、反対の電報を打ったので
日本側に手交されないままハルは引っ込めた
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/27(月) 08:27:18 ID:QV8rgChA0
乙案だって、仏印から撤退するのを条件に石油を回せというムシのいい案だったので・・・
>>4 >絶対受け入れられない強行案
単に満州事変以前に戻せと言うだけのものだが。
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/27(月) 10:30:26 ID:QV8rgChA0
暫定協定案の内容が英蘭中の大使に示され本国の指示を待つ間、ハルは 国務省幹部との会議で協定案について説明している。その日の午後、ハルは事務所で 日本の輸送船団が台湾南方を航行中という陸軍情報部からの情報を得る(三亜に向かう 23旅団、5師団、開戦時マレー半島に上陸)。また、英国情報部が傍受した連合艦隊 から南雲部隊に宛てたJN−25(海軍暗号)をFECB(極東連合局)が解読してチャーチルから ルーズベルトに緊急電として発送されたという説もあるが正史には勿論ない。この暗号内容は 「機動部隊は単冠湾を11月26日(日本時間)朝出撃、12月3日午後に集結点に進出、速やかに 燃料補給を完了すべし」(南雲部隊の出航は予定より1時間遅れの26日午前8時)これを知った ルーズベルトが日本側の背信行為にカンカンに怒り暫定協定からハルノートに切り替えられ 日本側に手交された(ワシントン時間26日午後5時、日本に届いたのは27日正午ごろ)。暫定協定案も 実のところスチムソン(陸)、ノックス(海)長官の要請によるもので戦備が整うまでの時間稼ぎ という意味合いが大きい。日米双方が開戦必至とみていたわけだから、どにもならん
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/27(月) 11:04:21 ID:bISH5g4s0
チャーチル(英国情報部)がJN-25を解読してたなんて
最近の風潮らしいが、元ネタはフリーメイソンの陰謀論だぞ↓
ttp://www.asyura2.com/2002/dispute3/msg/413.html アメリカ海軍の対日暗号解読(外交・日本海軍の2系統)史が
大分、詳細に解読されて、こっちには「真珠湾をルーズベルトは知っていた」
の証拠が無いので、まだブラックボックス(つうか邦訳が無いだけ)の英国による
対日暗号解読史をもってくる所が、なんともいえぬイヤラシサを感じるなw
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/27(月) 11:13:57 ID:xTgHcHyq0
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/27(月) 21:10:57 ID:D7JqVFMU0
>>13 満州事変以前ではなく
それより前の日露戦争以前に戻れ。
そうすれば話だけは聞いてやる
という内容です。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/27(月) 22:36:46 ID:xLaGHHpD0
http://ww1.m78.com/question/hall%20note.html ハルノートは最後通牒か
それではハルノートの原文を見てみよう。
"Tentative and witout commitment"として"Outline of proposed
basis for agreement between the US and Japan"と冒頭に明記されている。
つまり「仮のまた約束が成立したという事ではなく」「日米間の合意
についての基礎となる提案の概要」と書かれている。これは中学生でもわかる英語だ。
どの角度から見ても、これから話し合いをするけれども、話し合いのもとになる考え
方をアメリカから提案すると言うことで、交渉のステップに過ぎない。
この一節を外務省は削除して枢密院に提出した。つまり外務省は最後通牒でないこと
がわかっていたのだ。そして東郷茂徳外相は嘘の上奏を天皇に行ったのだ。外務省は
この経緯を明らかにすべきである。これはこれ以前からも引き続く外交上の失態の集
大成である。吉田茂は、第1次大戦前、グレイが歴史に残る演説を下院でした直前ま
でドイツ大使と話し合いを行っていた例をあげ東郷を非難している。
なぜバリバリの和平派の東郷が、その文言を削除したのだ?
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/27(月) 23:25:56 ID:Fs9dB02i0
本当に和平派だったのか? 和平派と言われるのは、実は嘘なのではないか その証拠はあるのか
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/27(月) 23:55:15 ID:xLaGHHpD0
東郷って確か3歳頃まで「朴茂徳」だよな。
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/28(火) 00:14:16 ID:8dUYtMA/0
koreanに国政を任せるからこうなるんだ
東郷茂徳は鹿児島県士族、東郷寿勝の長男。
>>19 こいつは米側資料が公開されるまえに、こんなこと想像してたアフォがいたという
古い話、未だにこんなもん信じてちゃいかんよw
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/28(火) 01:38:24 ID:Hj3dNSIP0
>>24 東郷は士族から東郷という姓を買ったんだよ。そんなことも知らんのか?
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/28(火) 01:39:55 ID:Hj3dNSIP0
>>25 あほか。ハルノートの現物には確かに
Tentative and witout commitment
Outline of proposed basis for agreement between the US and Japan
と書いてある。
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/28(火) 01:43:17 ID:Hj3dNSIP0
http://blogs.yahoo.co.jp/takaji8/18318956.html 皆様はどう思われましたか?第二項の条項3以外は、日本にとってかなりいい条件のよう
に思われます。資源がなくなったため戦争に踏み込んだといっていますが、原料輸入の無差別
を宣言に盛り込んでいますし、通商の自由を保障するべきときちんと書いています。
ヨーロッパ諸国の中国権益を否定しているあたりは、かなり前衛的ですね。本気で受け入れ
られたらむしろアメリカのほうが困るくらいではないでしょうか。
私にはどうも最後通告とは思えません。最初のほうに書きましたが、「極秘、仮の案であり
拘束力はない」という条文が抜け落ちていなければ、まだ交渉の余地があるとは考えられますし
日本を行き詰まらせる条項はほとんど入っていないのです。
日本語訳は意図的に戦争をあおっているように考えられます。一度英語の原文を苦労して
読んでみれば、印象がかなり違って見えるかと思います。
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/28(火) 03:29:55 ID:L/5dV3Dw0
昨日彼女と歩いていたら ひょろっとした野郎がすげ〜丁寧な言葉遣いで 「もしよかったら、彼女貸してくれませんか? もちろん無理にとはいいませんよ。」っていうんです。 なんだこいつ?って思って断ろうとしたんだけど 周りを見るといかにも悪そうな奴ら4人が取り囲んでた。 しょうがないので先手必勝と思い一番強そうな奴に 飛びかかったんだ。 結局彼女はなんとか守ったんだけどボコボコにされた。 その後警察に事情聴取されたんだけど、脅迫されたとは言えない とか、先に手を出したのが悪いとか散々言われて 結局全部の責任は俺にあるって言われて取り合ってくれないんだよね。 もう嫌になっちゃうよ。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/28(火) 07:27:33 ID:Hj3dNSIP0
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/28(火) 08:03:12 ID:tlImTts20
陸軍部隊を乗せた輸送船団が南に向かうのを発見されており機動部隊も 行方不明となれば、米国だってまともに交渉する気なんか起きんだろ
ハルノートが急遽強硬案のみの提示になったのは、 日本の輸送船団を大規模な戦艦部隊と勘違いしたアメ側 及びルーズベルトが発狂したからだろ?
>>18 満鉄の経営権や関東州の租借権まで返せなんて言ってませんが?
朝鮮併合を取り止めろとも。
実は満州事変まで、日本が大陸に有していたものは面積的には
微々たるものでしかなかったのです。それを不当に拡大したのが
満州事変。(中国の領土と主権の尊重は国際連盟規約と九ヶ国
条約で、侵略戦争の禁止は不戦条約で、それぞれ日本も調印
批准済みでした)
34 :
連合艦隊 :2006/03/28(火) 16:19:29 ID:TTueP/H10
問題はルーズベルトと女房がアカだったこと。特に女房は凄いアカシンパで、若いとき 浮気を抑えられて女房にアタマが上がらなかったルーズが大統領だったのが 世界の不幸。
ソ連のスパイが書いた
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/28(火) 17:13:47 ID:rV+g32wd0
陰謀論って楽だよね。どんなことでも説明つくもんw
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/28(火) 20:27:30 ID:L/5dV3Dw0
>>36 何でも陰謀に結びつける人のことを
英語でコンスイラシー・セオリストっていうんだよ。
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/28(火) 23:34:29 ID:Hj3dNSIP0
つまり、戦争開始の口実が欲しかった日本政府が、ハルが交渉の叩き台に出した 譲歩的な「ノート」を最後通牒のごとく装ったということだ。
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/28(火) 23:38:31 ID:iMm83unJ0
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 00:25:57 ID:HdTLioPV0
http://aishhoren.blog24.fc2.com/blog-date-200601.html 日本海軍は、ライバルの陸軍省に日本国を統制支配させることになる「対ソ開戦」を
阻むべく、米国に対する動員先制開戦の音頭を取る必要があった。奇襲が惨憺たる返
り討ちに終わらぬようにするには、開戦の予告はできない。そこで、宣戦布告をラジ
オでするという方法を避け、面倒な暗号電文(それも、日米交渉は打ち切ると言うの
み)の手交とさせ、奇襲を成功させた。東郷茂徳(ハルノートは最後通告であると上
奏して天皇に開戦を納得させた)と外務省は、海軍との「米国騙し討ち」の共同謀議
に深くコミットしたのだ。
>>38 >ハルが交渉の叩き台に出した譲歩的な「ノート」
ありえません このへんはハルノートをいくらみまわしてもわからんやろね
あれは米国は平和を望んでますよという米国民向けのアピールでもあるから
つーか譲歩してないしw
米側は日本の駐米大使と日本本国外務省との外交暗号をほとんど傍受解読しています
乙案が日本の最終案であることも当然知っていたと考えられてます(通称マジック)
ハルノート提示後 ハルノートを米国で公開し、新聞各社は日本にPEACE PLANが
示された、後は日本次第だという内容の記事を発表します
ハルノート提示後、ハルはヘンリー・スティムソン陸軍長官に
「これからは君とノックス(海軍長官)の出る幕だ」と交渉が事実上終わったことをつげます
ハルノート提示後、ハルは駐米イギリス大使に交渉が終わったことをつげます
ハルノート提示後、太平洋における艦隊や駐屯軍に日本の攻撃に対する警告がだされます
日本側乙案提示後、米側がなかなか返事しなかったのは おそらく戦争を前提とした決定を
してたということでしょう
ルーズたん、動きが怪しすぎるのよ。 和平を望んでたとは思えない。
ハルノートはハリーホワイトが書いたという話だが 実際関与しただろうが、内容がハル4原則と大差ないからアカの陰謀というのは飛躍だな 逆に日本にとっては、待ちくたびれた米側回答がそんな中身だったから ここ数ヶ月の交渉経緯を全く無為にされて、外務省中心にさぞ落胆したことだろう 事実上の最後通告という捉え方はそこから出てくる 東郷は本気で最後通告と考えたから、国策要綱で決められた期限での開戦に対して もはや何も言わなかったのだと考えられる
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 07:24:17 ID:IE+UTrMp0
艦隊も出てしまったし陸軍の上陸部隊も半ばまで達している時点では ムリにでも開戦の口実つくるしかない、ハルノートは絶好の理由付け
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 07:25:29 ID:HdTLioPV0
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 07:26:18 ID:HdTLioPV0
なにしろハルノートを日本が受け取った時点で真珠湾攻撃部隊 は出撃済みだしね。
満州事変以前に戻れ、侵略した地域から退け、だから譲歩的とは 言えないな。日本の侵略を全く容認していない。 ただし、名分的には一次大戦後の世界秩序に則っており、筋が 通っている。加えて戦力も国力もアメリカ優勢なんだから、譲歩 する必要はどこにも無い。 元々無理を通して道理を引っ込めさせようとしていた日本にとって は反論不可能なので、追い詰められて最後通牒と取ってしまったの かも知れない。
>>46 交渉が纏まったら引き返す気マンマンですが。
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 12:06:36 ID:ls4MezjDO
石油禁輸が解除されるか分からないのに譲歩と言えるのか?
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 13:12:32 ID:nwNuPRyDO
動員計画発動して引き返せるわけがない
>>50 山本長官が交渉が纏まったらすぐさま引き返せ。
命令が聞けんヤツは即刻辞表を出せ。
とまで命令した上で真珠湾に向かわせていますが、あの大部隊で命令違反ですか?
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 16:51:13 ID:nwNuPRyDO
中国は日本領と認めるくらいでなければ引かえさなかったくせに
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 18:57:19 ID:ls4MezjDO
>>52 甲案、乙案にはそんなことが書いていたのですか?
>>45 譲歩的ってなんだよ なんとなく譲歩してるっぽいとかいうことか?w
ハルノートはハル4原則から一切譲歩してません
おまいは後半年ハルノート眺めてろ
55 :
Y・H・W・H :2006/03/29(水) 20:51:53 ID:CeqdhFF90
結果がわかっている人に言わせれば譲歩案と取れるかも知れん。
が、
こうしたら石油禁輸を解いてやる。
ではなく、
石油禁輸措置について話し合いの場を持ってやる。
では約束なんかできんぜ。
もっとも日本も真に受けすぎで、大陸からの撤退の期日なんか着られていなかったんだから、
一日50センチづつ撤退して撤退しはじめていると言い張るという手法もあったと、後になれば思いもする。
日本人はバカ正直すぎ。
だから、
>>1 世界中に公表するなどと言う裏技を思いつきもしない。
>>55 その間にあっちは国力を高めていけるが、こっちはどんどん干上がっていく訳で・・・
57 :
Y・H・W・H :2006/03/29(水) 21:13:54 ID:CeqdhFF90
>>56 いやいや、
撤退はし始めているわけだから、期日のない約束を護ってはいる。
アメリカがそれでも交渉の場にすらつかないという理由にはならんと言うだけのこと。
うまくいくかどうかについては、(正直素人考えなので)責任はもてん。
けれど、
日本が正直すぎたのは確かだよって言うことなのさ。
六十年も経てば、あれを受け入れずに真っ正直に生きた当時の日本人を誉めこそすれ、
責めるいわれはないというのも僕の意見。
他の外交を模索するという反省はあっても、戦争そのものを否定することも、反省する必要もない。
58 :
えICBM :2006/03/29(水) 21:17:18 ID:UY7XBuTo0
資料貼っときますね。 日本側甲案(1941年11月7日提出) 本案ハ九月二十五日我方提案ヲ既往ノ交渉経過ニヨリ判明セル米側ノ希望ニ出來得ル限リ「ミート」スル 趣旨ヲ以テ修正セル最後的譲歩案ニシテ懸案ノ三問題ニ付我方主張ヲ左記ノ通リ緩和セルノモノナリ 1.通商無差別問題 九月二十五日案ニテ到底妥結ノ見込ナキ際ハ「日本國政府ハ無差別原則カ全世界ニ適用セラルルモノ ナルニ於テハ太平洋全地域即支那ニ於テモ本原則ノ行ハルルコトヲ承認ス」ト修正ス 2.三国條約ノ解釋及履行間題 我方ニ於テ自衛權ノ解釋ヲ濫リニ擴大スル意圖ナキコトヲ更ニ明瞭ニスルト共ニ三国條約ノ解釋及履行 ニ關シテハ從來屡々説明セル如ク帝國政府ノ自ラ決定スル所ニ依リテ行動スル次第ニシテ此點ハ既ニ米 国側ノ了承ヲ得タルモノナリト思考スル旨ヲ以テ應酬ス 3.撤兵問題 本件ハ左記ノ通リ緩和ス 4.支那ニ於ケル駐兵及撤兵 支那事變ノ爲支那ニ派遣セラレタル日本國軍隊ハ北支及蒙彊ノ一定地域及海南島ニ關シテハ日支間平 和成立後所要期間駐屯スヘク爾餘ノ軍隊ハ平和成立ト同時ニ日支間ニ別ニ定メラルル所ニ從ヒ撤去ヲ開 始シ治安確立ト共ニ二年以内ニ之ヲ完了スヘシ (註) 所要期間ニ付米側ヨリ質問アリタル場合ハ概ネ二十五年ヲ目途トスルモノナル旨ヲ以テ應酬スルモノトス 5.佛印ニ於ケル駐兵及撤兵 日本國政府ハ佛領印度支那ノ領土主構ヲ尊重ス現ニ佛領印度支那ニ派遣セラレ居ル日本國軍隊ハ支那 事變ニシテ解決スルカ又ハ公正ナル極東平和ノ確立スルニ於テハ直ニ之ヲ撤去スヘシ 尚四原則ニ付テハ之ヲ日米間ノ正式妥結事項(了解案タルト又ハ其他ノ聲明タルトヲ問ハス)中ニ包含セシ ムルコトハ極力回避スルモノトス 二、右説明 1.通商無差別原則ニ付テハ地理的近接ノ事實ニ依ル緊密關係ニ關スル從來ノ主張ハ之ヲ撤回シ無差別原 則ノ全世界適用ヲ條件トセルモノナルカ後者ニ付テハ十月二日附米政府覚書中ニ「日米何レカカ特定地域ニ 於テ一ノ政策ヲ取ルニ拘ラス他地域ニ於テ之ト相反スル政策ヲ取ルハ面白カラス」トノ趣旨ノ記述アルニ徴ス ルモ何等反對ナカルヘク從ッテ本件ニ付テハ之ニテ合意成立スルモノト信ス 2.三国條約ノ問題ニ付テハ屡次貴電ニ依レハ米側ハ我方提案ニテ大體満足シ居ルヤノ趣ナルニ付自衛權ハ 解釋ヲ濫ニ擴大スル意圖ナキコトヲ一層明確ニスルニ於テハ本件モ妥結ヲ見ルヘキモノト信ス 3.撤兵間題ハ或ハ依然難點トナルヤモ知レサルモ我方ハ米側カ不確定期間ノ駐兵ニ強ク反對スルニ鑑ミ駐兵 地域及期間ヲ示シ以テ其ノ疑惑ヲ解カントスルモノナリ、撤兵ヲ建前トシ駐兵ヲ例外トスル方米側ノ希望ニ副フ ヘキモ右ハ國内的ニ不可能ナリ又駐兵所要期間ヲ明示スルニ於テハ却ツチ事態ヲ粉糾セシムル惧アルニ付 此ノ際ハ飽ク迄所要期間ナル抽象的字句ニヨリ折衝セラレ無期限永久駐兵ニ非サル旨ヲ印象ツクル様御努力 相成度シ要之甲案ハ懸案三問題中二問題ニ關シテハ全面的ニ米側主張ヲ受諾セルモノニテ最後ノ一點タル駐 兵及撤兵問題ニ付テモ最大限ノ譲歩ヲ爲セル次第ナリ右ハ四年ニ亙ル事變ニ依リ帝國ノ甘受セル甚大ナル犠 牲ニ徴シ決シテ過大ノ要求ニアラス寧ロ甚タ小ニ過キタルモノニシテ此ノ點ハ國内政治上モ我方トシテハ此ノ上 ノ譲歩ハ到底不可能ナリ依テ米側ヲシテ右ヲ諒解セシメ本案ニ依リ速カニ交渉妥結ニ導ク様切望ス
59 :
えICBM :2006/03/29(水) 21:19:03 ID:UY7XBuTo0
日本側乙案(1941年11月20日提出) 本案ハ申案ノ代案トモ稱スヘク若シ米側ニ於テ甲案ニ著ルシキ難色ヲ示ストキハ事態切迫シ遷延ヲ許サ サル情勢ナルニ鑑ミ何等カノ代案ヲ急速成立セシメ以テ事ノ發スルヲ未然ニ防止スル必要アリトノ見地ヨ リ案出セル第二次案ニシテ内容左ノ通リ 1.日米兩国政府ハ孰レモ佛印以外ノ南東亜細亜及南太平洋地域ニ武力的進出ヲ行ハサルコトヲ確約ス 2.日米兩国政府ハ蘭領印度ニ於テ其必要トスル物資ノ獲得カ保障セラルル様相互ニ協力スルモノトス 3.日米兩国政府ハ相互ニ通商關係ヲ資産凍結前ノ状態ニ復歸スヘシ米国政府ハ所要ノ石油ノ対日供給ヲ約ス 4.米国政府ハ日支兩國ノ和平ニ關スル努力ニ支障ヲ與フルカ如キ行動ニ出テサルヘシ (備考) 必要ニ應シ本取極成立セハ日支間和平成立スルカ又ハ太平洋地域ニ於ケル公正ナル平和確立スル上 ハ日本軍隊ヲ撤退スヘキ旨ヲ約束シ差支ナシ 必要ニ應シテハ往電第七二六號甲案中ニ包含セラルル通商無差別待遇ニ關スル規定及三国條約ノ解釋 及履行ニ關スル規定ヲ追加挿入スルモノトス尚本案ヲ提出スル時期ニ付テハ豫メ請訓アリタシ
60 :
えICBM :2006/03/29(水) 21:21:36 ID:UY7XBuTo0
ハル暫定案-ハルノート(1941年11月26日提出) 一、米国政府及び日本政府は、ともに太平洋の平和を切望し、ここに両国の国家政策が太平洋全域に及ぶ持続的 かつ広範囲の平和を指向するものであること、及びともにこの地域において領土的企図を有せざることを確認す。 二、両国政府は相互に、それぞれ軍事施設を保有する地域より北東アジアもしくは南あるいは北太平洋に向け、軍 事力によるもしくは軍事力の脅威による進出を行うことなきを保障す。 三、日本政府は、直ちに現に南部仏領印度支那に駐屯中の武装兵力を撤収し、且つ交替兵力を送らぬこと、仏領印 度支那駐屯兵力を一九四一年七月二十六日現在の兵力にまで縮減すること、及び交替その他の為にも海軍、陸軍 もしくは空軍の追加兵力を送ることなき旨を約す。前項の諸規定は当該地域における外国軍隊の存在に関連し米国 政府の立場に就き既得権を侵すことなきものとす。 四、米国政府は直ちに現に実施中の凍結措置及び輸出制限措置を、日本国民の使用及び必要の品目に就いて、米 国日本間貿易の左記の如き復活を許すに必要な限度までその適用を緩和することを約す。 (a)日本からの輸入は自由に許可されるべく、その売り上げに就いては下記の米国よりの輸出品の購入の為使用さ れる精算勘定に払込まれるものとし、且つ日本側の選択により、右は日本の有する在米負債の利息及び元金の支 払いに使用し得るものとす。なお、額において、月間輸入額の少なくとも三分の二は生糸とするべきものとす。 (b)米国からの対日輸出は左記の通り許可されるものとす。 (1)米国との貿易に従事する船舶に対する燃料及び必需品、両国政府の合意する他の貿易に従事する船舶に対し ても右に同じ。 (2)米国からの食糧及び同加工品、但し米国内における供給不足品目につき担当官庁の課する制限に服するものとす。 (3)米国からの綿花は一ヶ月の価格六十万ドルまでとす。 (4)医薬品。但し米国内における供給不足品目につき担当官庁の課する制限に服するものとす。 (5)石油。米国は、石油の対日輸出を一般に許可される種目に就き毎月民需用の限度内において、許可すべし。 右需要に対し均衡を保ちつつ米国から輸出される石油の量は、英国及びオランダ両国政府と協議の後決定されるも のとす。日本における民需という表現により意味されるのは、漁業及び輸送機関の操業用、光熱用、工業および農業 用、右以外の民間用に供するものなりと了解される。 (6)本協定の運用が太平洋地域の主要諸問題の平和的且つ公正なる解決を促進することが両当事国政府にとり明 瞭となった場合には、両政府間の合意によりて、前項までに掲げられた輸出の量を増量することを得。 五、第四条において定められた日米間貿易の再開を可能ならしむるに必要な限度において、日本国政府はその実施 中の凍結及び輸出禁止措置の施行を緩和する責任を負うものとす。 六、米国政府は、豪、英、蘭三ヶ国政府に対して右第四条に定められたものと同様の措置をとるべきことを勧告する責 任を負うものとす。 七、日本と中国間の現在の事変に関して、日中両国政府間に開始されるべき交渉に関して米国政府の基本的関心は、 単に、右交渉及び其の結果のいかなる解釈も、この日本政府と米国政府との間における本会談の中心をなす精神に して、且つ、太平洋全域に通じ普遍的に適用される平和、法、秩序及び正義となる基本原則を基礎とし、及びこれを例 証するものたることのみなり。 八、本暫定協定は、三ヶ月有効たるべきも、当事国いずれかの提議により、全太平洋地域に適用ある平和的解決措 置に到達する期待があれば、本暫定協定を更に延長することが正当化されるや否やを確認すべく、両当事国は協議 すべきものと了解す。
>>57 基本的にその意見には同意できるだけど、
交渉が長引くほど日本は余裕がなくなっていくと思うんだよね
それで交渉が決裂した時にはもう戦う力がないですじゃ困るのも事実
難しいところだね
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 21:35:20 ID:HdTLioPV0
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 21:37:44 ID:cUO2bn/m0
ハルはこのハルノートで日本を戦争に追い込み、負かすことでノーベル平和賞を受賞しました
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 21:46:15 ID:HdTLioPV0
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 21:50:04 ID:xA9c1sYm0
66 :
Y・H・W・H :2006/03/29(水) 21:52:19 ID:CeqdhFF90
>>61 納期まで余裕があるのに、
パニクって仕事を依頼にくる人がいるよ。
「早くしてくれ、どうにかしてくれ」って。
日本はその心理状態だったと思う。もっとも、うまくいかなけりゃ確実に日本は干上がるわけで、
そういういみでは、他にやりようもなかったのだろうと言うのも解る。
一日一食、次の月には二日に一食。
半年先には一週間に一食。
この可能性を否定できないところに日本の弱さがある。
そして、戦争をするくらいならその生活に甘んじることができる者こそが当時の日本を否定できる。
アメリカに最終的に譲歩するつもりがあっても、たたき台だとか、話し合おうとか言い寄られたところで、
そのあいだに日本が揺らぐという危機感があれば誰だって最後の手段に出てしまうもの。
>>29 の比喩は、的を得ていると思うよ。
門戸を開放せよなんて、自分の国もヨーロッパもやってないことを日本にだけやるべきだと言っているしね。
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 21:55:28 ID:HdTLioPV0
>>64 訳者のコメント。
ちなみに、上のアメリカ側提案の内容も、ワシントン海軍軍縮条約と同時に締結
された、中国問題をめぐる九ヶ国条約の内容とほぼ同一であり、あえて今回目新し
いといえるのは、第5項の中国大陸での治外法権地域の撤廃と、その条件を英国に
受諾させるよう両国で一致して協力する、という項目ぐらいであろう。
とにかく、読んでみて笑うに笑えないのは、第6項目や第8項目で、明確にアメリカ
側が日本に対して譲歩を行っているのが判るところである。最後通牒を突きつけた側が、
なんで大幅な譲歩を行わなければならないのであろうか? 当時の日米貿易摩擦がどれ
ほど両国間で大きな問題になっていたかは、1926年の世界恐慌以来、アメリカが対日狙
い撃ちの関税障壁を山のように設定していたことからも明らかであろう。そして、この
ハル・ノートでは、アメリカ側からこの関税障壁などの貿易障害の撤廃について協議し
よう、と、提案してきているのである。
68 :
えICBM :2006/03/29(水) 21:57:57 ID:UY7XBuTo0
ハルノートは日本側乙案に対する回答という形で提出されていますが、考えなければいけないことが2点あります。 一つは、アメリカが日本の外交暗号の解読に成功している点。 もう一つは、提出された日にちです。 甲案、乙案を電信する際、外務省から野村大使に交渉の期限は11月25日を厳守するよう強く支持されています。 これは、アメリカ側も無線傍受、暗号解読し、日本側の外交交渉期限が11月25日と知ります。 つまり、11月25日まで外交交渉がまとまらないと、日本は開戦を決定するとアメリカ側は判断したわけです。 ハルノートの提出は11月26日です。 それまで、アメリカ側も開戦を避ける為に日本側と妥結できる期限付き暫定案等を考えていました。 しかし、結局それらは中国での駐兵問題を妥協する必要があり、蒋介石の強力な反対のため立ち消えになりました。 結局、アメリカは日本の外交交渉リミットを一日過ぎ、ハルノートを提出します。 日時的にもこれはアメリカ側の最後通牒となります。 また、内容的にもそれまでのアメリカの主張を一切妥協することなく原則論を貫いています。 アメリカ側は当然日本がこれを呑むとは考えおらず、対日交渉を終わり、戦争準備に取り掛かるわけです。 簡単にまとめると、ハルノートとは日本の最後通牒の乙案に対する、アメリカ側の日時的、内容的最後通牒です。 ハルノートを前提にした交渉は、アメリカ側も日本側も全く考えていません。
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 21:59:34 ID:5JYlshxm0
乙案の原案持ってきた人間はまだやるべきと言っていたけどね
>>66 >納期まで余裕があるのに、
>パニクって仕事を依頼にくる人がいるよ。
>「早くしてくれ、どうにかしてくれ」って。
>日本はその心理状態だったと思う。
ここだけは違うと思うよ
結果を見ると実際日本は干上がってるしね
少なくても長期間戦えるだけの物資がなかったのは間違いない
71 :
えICBM :2006/03/29(水) 22:19:29 ID:UY7XBuTo0
>>69 まあ、当時の日本の最高決定機関は最終交渉期限や最終案を決めても簡単に覆ったりするようなていたらく。
けど、アメリカとしては暗号傍受した交渉期限は普通重視するだろう。
なんと言うか、ニュアンスの違いによる行き違いと言えます。
そもそも、対米交渉は行き違いだらけなのですが。
>>68 ほ〜アメリカは日本の期限にあわしてたんだね
この暫定協定案を日本が暗号解読に成功し既にしっていたとか、アメリカは日本が暗号解読し、
暫定協定案を知っていることも承知していたとかいう話があるけど どうなんだろうね
ちょっと眉唾なんだけど
73 :
えICBM :2006/03/29(水) 22:37:48 ID:UY7XBuTo0
>>72 あくまでも外務省の暗号の解読のことで、マジックと言うコードネームで呼ばれ極秘中の極秘扱いであった。
その存在を知っていたのは、アメリカ政府のトップクラスの数人だけだったそうだ。
海軍や陸軍の暗号はまた別にあり、大戦中に解読が成功されている。
ちなみに乙案は日本から甲案と同時に野村大使に送られている。
このときにアメリカは乙案も傍受解読し、日本側が正式に乙案を渡すよりも前に内容を知っていた。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 22:46:53 ID:HdTLioPV0
原文も読まずに陰謀の話をしてる馬鹿ばかり。
75 :
えICBM :2006/03/29(水) 22:47:55 ID:UY7XBuTo0
>>72 すまそ、
>>73 は誤読でしたレスでした。
日本による暫定協定案の傍受って話は聞いたことない。
けど、日蘭交渉時に蘭印と英国亡命政権との暗号通信は解読できてたらしい。
意外と傍受してたかも知れないが、有効には使って無い。
どっちかというと、ぬか喜びのところにハルノートで叩きのめされってとこか。
>>73 そっちじゃなくて日本側も暗号解読に成功していたと言う話 さらにそのこともアメリカは知っていたという話
平成13年12月5日、神戸大学の五百旗頭真教授門下の服部聡講師と簔原俊洋助教授が記者会見をして、日米開戦前に日本は米英の外交
電報を解読に成功していたことがCIAの1967年の資料から分かったと発表した。
アメリカ発信の原電報の史料と日本側の解読した解読電報の史料とを対応させながら発表した。
そしてアメリカ政府も日本側がアメリカ政府の外交電報を解読していたことは1967年にCIAの調査までは分かっていなかったという発表であった。
この発表に対して、日本経済新聞では青山学院大学池井優教授が「(いままでは)日本側は米国の暗号文書を傍受しても解読できないまま、開
戦に進んだとされてきた」とコメントしていた。
朝日新聞大阪版では日本大学秦郁彦教授が「日本は情報戦で完敗してというのが定説だっただけに、ここまで暗号を解読していたことには驚い
た」とコメントしていた。
そして、神戸新聞では、筑波大学波多野澄雄教授が、「これまでは日本側の情報が相手にどこまで知られていたのかという議論が中心で、日本
には米英の暗号を解読する力はないというのが定説だった」とコメントしていた。
77 :
続き :2006/03/29(水) 22:53:09 ID:dK5UXUxN0
>>73 しかしこの事実は、私が平成9年に出版した『日米開戦以降の日本外交の研究』(亜紀書房)で詳しく発表して
おり、この本の普及版とも言うべき平成7年出版の『日米開戦とポツダム宣言の真実』(亜紀書房)では写真ま
で入れて解説していた。
実は、日本側がアメリカの外交電報を解読している事実は単にそれだけの存在として存在していただけではな
く、当時、アメリカ政府は日本側がアメリカ外交電報を解読していることそのことをも知っていたのである。
従って、日米開戦直前のアメリカ外交電報は、日本にそれを読ませるために発信していたのである。
日米開戦直前の11月26日、日本はハルノートを手渡され、開戦やむなしと開戦を決断するわけであるが、11
月28日、アメリカ国務省は日本にいるアメリカ大使グルーに向けて「暫定協定案」の内容までくどくど説明しな
がらその「暫定協定案」を提示しないことにしたと外交電報を発信し、それを日本政府に読ませ、日本政府をして
希望を断たせる措置をとったのである。
読まされていることを知らないでこっそり読んでいるつもりでいた日本政府は、これを読んで交渉を断念して日米
開戦を決断するわけである。私はそのことを右の本で詳しく述べていた。
武蔵野女子大学教授 杉原誠四郎
78 :
えICBM :2006/03/29(水) 23:06:14 ID:UY7XBuTo0
>>76 >そっちじゃなくて・・・
めんね。
日米交渉はアメリカで日本大使とハル長官、ルーズベルト大統領の間で行われた。
従って、アメリカの重要な外国支持を電波に乗せる必要は無いから、解読しててもあまり意味無さそう。
アメリカから在日米大使に重要な支持が送られていたら、暗号解読も意味があるが。
アメリカの暫定協定案の各国への問い合わせは、イギリスに対してはワイナント駐英米大使を通じて打電している。
オランダ、支那に対してはわからない。
返信は全て、在米英蘭支大公使を通じてもたらされている。
しかし、11月24日、ハル長官は暫定協定案について、これらの国々の在米大公使と直接会談してる。
これらの大使、公使から本国宛に会談内容が打電され、日本側に傍受、暗号解読はあるかもしれない。
79 :
えICBM :2006/03/29(水) 23:14:37 ID:UY7XBuTo0
>>79 つまり、ハルノートだけじゃ物足りず、暫定協定案の破棄理由まで日本に暗に通達させたわけですか。
しかし、そうなるといまいちメリットが解らないが。
アメリカとしては本心としては開戦時期を伸ばしたいと考えていたが、日米交渉で妥協する事は、連合国との
関係、特に中国との関係で不可能ゆえに、暫定案等を出さずに原則案で突っぱね、決裂、開戦となる。
つまり、暫定案断念は対連合国向けであるが、対日即時開戦というリスクを伴う措置であり、対日では無い。
暫定案を日本側に読ませるというアメリカ側の意図がよくわからん。
80 :
えICBM :2006/03/29(水) 23:15:11 ID:UY7XBuTo0
>>78 日欄交渉つったら南部仏印進駐前か 米国の暗号とは当然違うから日本の暗号解読技術も
結構進んでということになるね
だったら日本の暗号電文が解読されてることも予測できてもよさそうなもんだがw
>ぬか喜びのところにハルノートで叩きのめされってとこか
そういうことらしい
だけど、東条は東京裁判で暫定協定案をみせられて「こちらが来ていれば」と悔しそうに
言ったらしいけど 東条はしらせてもらえなかったということかw
ぬか喜びで叩きのめし戦法で開戦を誘ったとしたら、ルーズベルトは相当えげつない
やっぱちょっと眉唾だな この話は
82 :
えICBM :2006/03/29(水) 23:41:22 ID:UY7XBuTo0
>>81 それ抜きでも、ハルとルーズベルトはえげつない。
そんな連中を真珠湾で愕然とさせたのは実に気持ち良いが、ハルとの会見時に真珠湾攻撃を知らされた
野村大使、来栖氏はかいわす。
ハルに「出て行け」というジェスチャーを喰らったそうだ。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 23:54:35 ID:HdTLioPV0
で、日本政府は戦後国会でハルノートが満州からの撤退要求が含まれて いるかどうか当時確認していないことを認めているわけだが。
>>79 >暫定案を日本側に読ませるというアメリカ側の意図がよくわからん。
俺もそう思う 杉原誠四郎というこの教授、先見性はあったかもしれんがちょっと電波入ってるな
普通に考えれば、英、中、欄、豪に見せる資料など、ちょっと早く日本に見られても問題ないという
ところだろう
>そんな連中を真珠湾で愕然とさせたのは実に気持ち良いが
それをいいだすと、わざとじゃねーの?というスティネットの陰謀論の話にw
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/29(水) 23:55:59 ID:20AGrFHS0
春の音
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/30(木) 00:05:51 ID:Y2bTXRgo0
譲歩的な原文を外務省によって改竄されて、しかも中国に満州が含まれる かどうかも確認せずにファビよってたわけだ。
87 :
えICBM :2006/03/30(木) 00:20:20 ID:IIEhxNdU0
>>83 開戦間際の日本にとって中国からの撤兵だけでも受け入れれない問題。
満州を含まなくても受け入れる余地は無く、満州を含む含まないかを確認するは意味はなかった。
>>84 まあ、日本側が米暗号解読できてたらもっと大騒ぎになるから、やっぱガセなんだろね。
>陰謀論
まあ、陰謀論って無いと味気ないし。
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/30(木) 00:22:42 ID:Y2bTXRgo0
>>87 >開戦間際の日本にとって
つまりハルノートがどんな内容であろうと日本は開戦したってことだな。
89 :
えICBM :2006/03/30(木) 00:33:51 ID:IIEhxNdU0
>>88 中国駐兵、三国同盟、禁輸問題は絶対ゆずれない線だから、ハルノートがその辺を譲歩したら開戦避けたかも。
けど、そのような事をしたら、アメリカ政府からすれば日本に屈服したことになるらしい。
まあ、日本もアメリカもどっちもどっちな気がする。
>>87 ,88
中国からの撤兵に関しては
4.米国政府ハ日支兩國ノ和平ニ關スル努力ニ支障ヲ與フルカ如キ行動ニ出テサルヘシ
(備考)
必要ニ應シ本取極成立セハ日支間和平成立スルカ又ハ太平洋地域ニ於ケル公正ナル
平和確立スル上ハ日本軍隊ヲ撤退スヘキ旨ヲ約束シ差支ナシ
乙案における、これだな、和平が成立する前に一方的に撤兵要求などできるはずもない
普通なら、アメリカが仲介に入って和平を成立させてからの撤兵のという話になる
これは乙案で日本も了解している
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/30(木) 00:38:43 ID:Y2bTXRgo0
しかしハルノートでは禁輸を解除すると言っているし、それが実現すれば 日本は三国同盟の拘る必要がない。 あとは中国権益は満州に留めて中華民国から撤兵すれば日米交渉は成り立つ。
>>89 三国同盟についても乙案では
必要ニ應シテハ往電第七二六號甲案中ニ包含セラルル通商無差別待遇ニ關スル規定及三
国條約ノ解釋及履行ニ關スル規定ヲ追加挿入スルモノトス尚本案ヲ提出スル時期ニ付テハ
豫メ請訓アリタシ
受け入れる用意があるとしている
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/30(木) 00:46:54 ID:SDa6SGH50
HDW
日本側として絶対に受け入れられないラインは 満州国を無効とすること 日支間の和平前の撤兵 この二つ 石油の問題はハルノートでもグレーだからなんともいえない
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/30(木) 01:00:56 ID:XS0eoRlp0
>公表すれば国際社会や米国人が >米国政府を非難していた可能性だってあっただろうに・・・ アホですか。まず満州国を勝手に建国して世界中から叩かれ、 米国との交渉中にフランス植民地に進駐してるんじゃ叩かれるのは日本ですな。 いまだにハルノート陰謀説なんて笑われるぞ。
96 :
えICBM :2006/03/30(木) 01:02:30 ID:IIEhxNdU0
>>68 訂正
ハルが日本側暗号解読で日本側の交渉期限を11月25日と知っていたと述べました。
しかし、11月22日に同じく暗号解読で日本側の交渉期限が11月29日に延ばされた事を知ります。
ハルノートの野村大使への通達は11月26日です。
即ち、ハルは日本側の交渉時間が残っているのを知った上で、受け入れるわけない原則論を突きつけたわけです。
お詫びと訂正をお知らせします。
97 :
えICBM :2006/03/30(木) 01:11:57 ID:IIEhxNdU0
>>90 乙案においては、アメリカは日支間の問題に口出しをするな。
そして、備考として日支間で和平が成立するかも知れないとほのめかしてます。
しかし、当時の日支間では和平に関する有効な交渉はありません。
つまり、乙案では駐兵問題を述べてるだけで、実体は全く伴っていません。
アメリカが日本を信用するしかないわけですが、そのように信じる根拠はどこにもありません。
一方、ハルノートでは、日本側に一方的な撤兵と蒋介石政権を認めさせる内容です。
極めてアメリカ側の要求を明確に表明してます。
>>91 >あとは中国権益は満州に留めて中華民国から撤兵すれば日米交渉は成り立つ。
それが出来んのよ、軍人さんは。
東條さんも。
98 :
えICBM :2006/03/30(木) 01:14:18 ID:IIEhxNdU0
>>92 なるほど、三国同盟問題は日本には譲歩する姿勢があったのね。
三国同盟の解消で日米通商が復活したら安いってことだろう。
>>97 確か日米了解案において米国の仲介に関するものがあったはずです
これを日本側は喜んでいます。 勝手に野村大使が挿入したとの話もw
日本としてはアメリカの仲介を期待していたわけです
>>98 三国同盟はアメリカの参戦をなしとみてドイツのアジア介入を恐れての締結ということもあったので
アメリカが参戦しようとしてるなら話は別だよなということでしょう
それにしても第三国の圧力で同盟関係を解除というのはかなりの屈辱だと思います
>>97 >>97 に関してですが、中国との和平工作の途中に日本側が塘沽協定以前の状態に
戻すという提案に、蒋介石は飛びつこうとしてます 結局近衛はこれをすぐに覆したわけですが。
乙案における満州までの撤兵という話であれば、蒋介石もこれに応じた可能性は高いと考えます
寝ます
103 :
えICBM :2006/03/30(木) 01:46:18 ID:IIEhxNdU0
>>99 日米諒解案には、
三 支那事変に関する両国政府の関係
米国大統領が下記条件を容認し、日本国政府がこれを容認したとき米国大統領はこれにより蒋政権に
対して和平の勧告をなすべし。
A、支那の独立
B、日支間に成立すべき協定に基づく日本国軍隊の支那領土撤退
C、支那領土の非併合
D、非賠償
E.、門戸開放方針の復活・・・
F、蒋政権と汪政権の合流
G、支那領土への日本の大量的または集団的移民の自制
H、満州国の承認
とある。
5月12日、日本政府はこれに対し、修正案として支那問題に関し、
「日支間の和平条件などは米国の干渉すべき範囲ではない。米国は直ちに蒋政権に和平勧告なすべきである。」
と回答している。
まあ、日本側はアメリカの干渉抜きで日支間でゆうりな和平を結びたかったのだろう。
>>100 三国同盟は具体的なメリットは無いから躊躇する必要はなかんべ。
理由もいくらでも付けれる。
104 :
えICBM :2006/03/30(木) 01:50:31 ID:IIEhxNdU0
>>101 >日本側が塘沽協定以前の状態に戻すという提案に、蒋介石は飛びつこうとしてます 結局近衛は
>これをすぐに覆したわけですが。
これが日本側姿勢を端的に表してるのではないでしょうか?
>「日支間の和平条件などは米国の干渉すべき範囲ではない。米国は直ちに蒋政権に和平勧 >告なすべきである。」と回答している。 これはもしかして松岡の介入があったあれでは いかん もう限界 ヾ(´○` )お♪( ´▽`)や♪(´ε` )す♪( ´θ`)ノみ♪
>>104 この時は もうめちゃめちゃですよ 和平など成立するはすもない
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/30(木) 07:22:20 ID:Y2bTXRgo0
結局ハルノートは日本が開戦の口実に使ったとしか言いようがない。
>>94 >日本側として絶対に受け入れられないラインは
>満州国を無効とすること
>日支間の和平前の撤兵
しかし、日本も合意していた当時の国際秩序からすれば、
満州事変も日華事変も日本の不当な侵略であるわけで、
それを絶対に受け入れられないなどと言っても説得力に
欠けます。
大体、満州は日本の生命線なんてのは宣伝でしかない
わけで、真の生命線である米との通商がかかっている
のに、こだわってもしようが無い。
大義名分的にも実利的にも、絶対受け入れられないライン
などではありませんよ。
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/30(木) 11:31:47 ID:dJRCZi4KO
とりあえず、飯さえ食えれば戸締まりはする必要は無いか?
受け入れればよかった。 テロで血は流れるやも試練が。
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/30(木) 19:23:40 ID:Y2bTXRgo0
http://www8.plala.or.jp/shinpeishi/BookReview/YoshidaShigeru.htm 「現代」書評
中央公論新社 保阪正康著 「吉田茂という逆説」
外交のプロとしての吉田が、日米開戦の米国側「最後通牒」と言われるハル
ノートについて、次のようにふるまったエピソードに、私は鳥肌立った。
吉田は同ノートの全文を入手して、欄外にTentative and without commitment
(暫定無拘束)とあるのを捉えて東郷茂徳外相に、これは「試案」であり決
して最後通牒ではないと訴える。著者は書く「ハルノートは最後通牒だったのか。
これに対する日本での論者の見解は、今も明確になってはいない。なぜか。これを
最後通牒に認めなければ、真珠湾奇襲攻撃に始まる日米戦争は、その論理的根拠を
失うからである」
あれは最後通牒だったという「神話」が出来ている今、この問い直しは重大だ。
日本人はハルノート改竄の真相を知らずに昭和史を封印しようとしている。
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/30(木) 20:09:02 ID:Y2bTXRgo0
http://www.asahi-net.or.jp/~xc9k-ht/text/tx2003.html ハルノート (2003.11.26)
62年前(1941年)の今日は、太平洋戦争前の日米交渉における最後のアメリカ
側提案が行われた日です。この1941年11月26日米側提案(いわゆるハルノート)
は最後通牒であるとよく謂われますが、それは本当でしょうか。 最後通牒の定
義は広辞苑によれば、以下のようになっています。
【最後通牒】
紛争の平和的処理のための交渉を打ち切り、自国の最後的要求を相手国に提出して、
それが容れられなければ自由行動をとるべき旨を述べた外交文書。転じて、国家間
以外の紛争の場合にもいう。
一例として第一次世界大戦の開始に当たってオーストリアがセルビアへに突きつ
けた 最後通牒 を見てみましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・・・・
帝国政府は王国政府の回答を7月25日午後6時を期限として待機する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・・・・
この通牒を手交するに当たり、閣下におかれては口頭で、もし指定された時間内
に無条件で肯定的な回答を得られない場合は、ベオグラード大使館を閉鎖し、他 の
大使館員とともに退去することを命じられていることを、付け加えていただきたい。
こちらは期限を切ってその後、外交関係を断絶することをはっきりと書いてあります。
典型的な最後通牒です。
一方米側提案 を見ると、最後的要求であるとも、受け入れられない場合はどうする
とも書いてありません。 おまけに欄外には tentative and without commitment
(試案にして拘束せられず)とまで書いてあります。どう見ても最後通牒ではありません。
コーデル・ハル(Cordell Hull) の提案をハルノートと名付け、最後通告であると宣伝
したのは当時の日本政府です。 60年も前のプロパガンダの亡霊に今だにとらわれている
のはいかがなものでしょうか。
113 :
えICBM :2006/03/30(木) 20:56:21 ID:IIEhxNdU0
>>112 アメリカは日本側が最後の提案としていた乙案を受け入れずにハルノートを提出。
アメリカは、乙案が最後の日本側提案と知った上でのハルノート提出。
だからハルノートは、
>紛争の平和的処理のための交渉を打ち切り、自国の最後的要求を相手国に提出して
に当てはまる。
もっとも、日本の乙案も、
>紛争の平和的処理のための交渉を打ち切り、自国の最後的要求を相手国に提出して
に当てはまる。
どっちもどっちだ。
ハルノートの狙いは、形式的には平和的なPeacePlan 実質的には日本が開戦に踏み 切ることを狙った脅迫文 ハルノートに何が書いてあろうとアメリカの真意は戦争です 吉田茂は日本占領時にあって、国体護持をなし、早く独立させろとアメリカに迫った外交 の天才です 彼はハルノートが脅迫であることを承知した上で交渉を継続しろと東郷に迫りハルノート の形式的PeacePlanを逆手にとろうとしてたんですよ 実際、彼ならなんとかできたかもしれないという甘い期待はあります 日本がわたりあった英、米、ソ、中ともに日本に比べて国際経験の豊富な老練な国ば かり、一癖も二癖もある石原や吉田といった天才にかけるしかなかったのかもしれない 典型的な皇国思考の東条や押されると引いてしまう近衛や真面目に外交をこなす東郷 には荷が重かったことでしょう 戦争したがってるアメリカの真意を知ってなお、外交で勝とうという気持ちがもてるのは 石原や吉田のような強い人間じゃないと無理でしょう 石原は東条に、吉田は東郷に、国のために辞任しろ迫ります、自分にやらせろということでしょうw まさに似たものどうし、この二人の連携プレーが実現したらおもしろいことになってたかも しれません
115 :
Y・H・W・H :2006/03/31(金) 12:45:19 ID:uZbq6LZG0
>>108 >真の生命線である米との通商がかかっている
>のに、こだわってもしようが無い。
>大義名分的にも実利的にも、絶対受け入れられないライン
>などではありませんよ。
本当にこういう人間が多いが、なんで後だしじゃんけんできるのかね。
今の日本にとってはアメリカの立場というのはそういったものかもしれないが、
当時が同じだったわけじゃない。いや、あんたの言うとおり本当はそうだったかもしれないが、
そう思っていた日本人がいなかった。
ハルノートのようなものをあんたところが押し付けるなら、責任とってくださいましね。
なんて、妊娠三ヶ月の女のようなことを言える国際情勢だったのか?
押しつけられた憲法が理由で自衛隊が動かせないはずなのに、
そのアメリカに「あんたの作った憲法の製で自衛隊は国外に出せません」と言えないのが
国家間の付き合いというものだ。
戦争に勝っていても
「アメリカこそが日本の生命線だ。ハルノートを受け入れるべきだった」
と言えるのか?
アメリカが日米交渉を始めた狙いは「三国軍事同盟」の空文化だけど 日本はあわよくば日独伊+ソ連の同盟でアメリカに対抗しようとした。 昭和15年位から、米国依存経済(石油)を蘭印石油にシフトしようと 小林十三商工相とか派遣してたけど、どうもうまくいかない。 そこで昭和16年7月の南部仏印進駐だもの。 交渉のさなか、こんなことすれば、アメリカが背信だと交渉打ち切りにしても文句言えないでしょ。 「正式交渉」じゃないから、むしろ統帥部は、それに拘泥される事無く そのような重大事を進めた予感。 ハルノート最後通牒説というのは、むしろ当時の日本が、これを軽視して開戦に突き進んだ事の 言い訳では>?
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/31(金) 13:40:10 ID:ewHVVWSIO
無論そうだよ。改竄が証拠。
>>116 その書き方はわざとか?それとも馬鹿なのか?
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/31(金) 14:43:56 ID:sFKzhUOa0
左翼は死ね
>>115 >そう思っていた日本人がいなかった。
生命線だと認識してるから日米交渉やったんでしょうが。
ABCD包囲網とか言って騒いだんでしょうが。
121 :
Y・H・W・H :2006/03/31(金) 15:59:49 ID:uZbq6LZG0
>>121 障害が起こると死活問題になるところを生命線と言うのだが?
ちなみに満州は喪失しても国防的には既に致命的ではない。
日本海を世界3位の海軍が押さえている以上、ろくな海軍を持たない大陸勢力
に本土を脅かす力は無い。
でもさー 一般民衆は別にして、 政府の首脳クラスはアメリカと戦争しても 勝ち目は薄いと認識してたんじゃないの? 勝てるとしても綱渡り的な感じだと。 そう聞いたことがあるけど。 だとするなら、なんか無責任さを感じるよね。 WW1を見れば、負けたらどうなるか だいたい想像もついてたでしょうに。 「後だしじゃんけん」というなら 北海道がソ連にとられず、天皇制も存続されたから そんな擁護できるのかな、とも思える。 三国干渉を受け入れたという前例があるわけだから 政治家次第という気がするが。
>>123 戦争をし国を滅ぼすか、外交だけで国を滅ぼすか
その違いだな
少しでも戦える戦力があるならそれに賭けるのは当然
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/31(金) 20:20:15 ID:UzoKYjgb0
ハルノートが本当に最後通牒なら、外務省が改竄する必要など まったくない。
>>123 一般の民衆レベルでも「アメリカと戦争しても勝ち目は薄い」というのが
ごく普通の認識だったことは当時の書籍を読んでみれば分かるよ。
日米の国力の格差だとかアメリカは一度や二度負けても何度でも向かって
くるとか言った事は普通に書いてあるし、戦時中でもアメリカが桁外れの
凄まじい兵器生産をやってることは一般的に知られていた。
それが通らなかったのはバブル期に「過剰な土地投資は危険だ」という声が
反映されなかったのと似たようなものだな。
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/31(金) 21:25:12 ID:w+4iH8cP0
戦争中の日本人の会話 子供「ねえ日本はアメリカに勝てるの?」 大人「アメリカに勝てるわけがナイ!」 子供「じゃ〜負けちゃうの?」 大人「勝てないが!神国日本が負けるわけナイ!」 子供「だからどっちなのよ?」
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/32(土) 00:09:41 ID:EaFwQZYo0
>>1 何で大日本帝國政府は米国と戦争する前に
ハルノートを全世界に公表しなかったのかな?
公表すれば国際社会や米国人が
米国政府を非難していた可能性だってあっただろうに・・・
全然そんな可能性はありませんでした。
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/32(土) 01:42:51 ID:0e6awfr20
>>128 何で?
少なくとも米国人は戦争を望んでいなかった。
日本が公表すれば
戦争を望んでいない米国人が
戦争を望んでいる米国政府を非難していた可能性は
充分にありえるとおもうのだが・・・
米国では公表してる
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/32(土) 04:39:21 ID:0e6awfr20
>>131 米国は世論に逆らえない国だぞ!
戦争反対の世論が強かったから戦争が出来なかったわけで
日本が米国を攻撃してあっという間に米国世論が逆になったから
米国は戦争に参加できた。
このまま反戦世論が続けば
米国は連合国・中国の支援だけで終わっていた可能性は非常に高い。
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/32(土) 04:47:04 ID:6hgMXmVC0
クダラネ
>>124 おれのじいちゃんはそれで戦って死んだ訳だが。
誇りに思っているがお前のような奴にそんなことは言われたくない。
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/32(土) 06:43:40 ID:yxq3nBLa0
うちのジッチャが戦死して敗戦後、父(昭11年生)は病弱の母(祖母)と弟妹3人抱え 新制中学にもろくすっぽ通えないまま日銭稼ぎに追われ成人してもまともな会社 勤めじゃ家族を食わせることできないからと直ぐ金になる漁師に雇われて働いた、弟妹 (叔父叔母)も中学しかいけなかった。恩給は中学卒業後から付いたが微々たるもの 其のころ亡くなった祖母の葬式も家の中で兄弟だけで・・・。だから、靖国なんかクソ食らえ いったこともない。家に仏壇あるのに何で二つも魂必要か、て
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/32(土) 06:47:05 ID:EaFwQZYo0
>>132 ハルノートを原文で読んだか?
ごくまっとうかつ当時のアメリカとしては譲歩的な内容であり、
公表してもアメリカ国内から反対が起きるわけがない。
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/32(土) 08:40:10 ID:EaFwQZYo0
この内容で日本が戦争を仕掛けてきたのだから、より日本に対する怒りが 強まっただけ。
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/32(土) 09:10:02 ID:FgRJi3pKO
石油禁輸が解除されるか判らないのに国民が血を流して勝ち取った権益を放棄できるか。
むしろ、泥沼になってた、日中戦争を仲裁するって 意味で米国としては、親切のつもりだったんじゃないかなぁ もちろん色々下心付きだけど。
>>138 権益どころか、赤字だよ。明らかに無い方がまし
>>140 当時の日本にとって大陸の権益は一時期の憲法9条のごとく政治的に
極端に肥大していて妥協の余地が許されないものだったんだよ。
PKOのときに社会党が「一人でも自衛隊を出せば日本は軍国主義化する」
と今考えれば馬鹿馬鹿しい理屈で猛反対したのと同じようなものだ。
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/32(土) 09:18:43 ID:EaFwQZYo0
北海道・沖縄でさえ赤字なのに・・
>>140 日本の立場からは、そんなもんかなぁと
思わなくてもないが、それは、米国から見たら訳わからん
理由だぞ米国世論が同情的になる要素は、無いとおもわれ、
御免アンカーまちがえた,orz
正しくは
>>141 日本の立場からは、そんなもんかなぁと
思わなくてもないが、それは、米国から見たら訳わからん
理由だぞ米国世論が同情的になる要素は、無いとおもわれ、
>>141 9条については一応は理念の問題だが、大陸権益はもろにそこから
利益を得ている層が国の中枢にのさばってたことによる。特に陸軍。
日本のではなく、彼らの生命線。国益より党派益を優先する連中が
いただけ。
>>145 満州事変以降大陸における陸軍の行動を褒め称えたのは当時のマスコミ。
大正デモクラシー以降続いた反軍的な動きが、大陸での武力行使で賛美一色
に早変わりし、しかも政府も議会も追認してくれるとなれば軍が飛びつく
のは当然だろう。
要するに議会、政府、マスコミそして国民が望んで軍を暴走させたんだよ。
ということは 東条首相以下の閣僚は そこいらの八百屋のおっさんと同じレベルだったと 言ってるようなもんだな。
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/32(土) 12:41:56 ID:HFiH5U830
>>147 「選りすぐりのエリート」達が後世の目で見れば素人でもやらないような
失敗をやったことは珍しくない。
最近ではバブル期の銀行なんかが顕著だな。
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/32(土) 13:08:35 ID:GMtTendZ0
アメリカのバブルはなんで大丈夫なんだろう……
>>148 失敗というからには
受諾、もしくは話し合いを続けたほうがよかった
ってことだよな?
ハルノートを受託した場合 満州、朝鮮が残るってことだから、 受諾した方が良いんじゃないの? 石油が残ってる内なら米国に勝てるなら、 開戦も考慮に入れるべきだが、 どの道まけるんなら、細かい交渉が長引いて 石油備蓄が減っても同じ事だし
152 :
えICBM :2006/03/32(土) 21:22:08 ID:uIpnvwVI0
>>151 日本側の最後通牒は乙案であり、ハルノートはそれを否定する内容。
だから、ハルノートを検討するというプロセスは日本側には無かった。
ジリ貧より打って出て一か八かをかけたんだよ、日本は。
今考えれば、ジリ貧で一か八かをかけるという選択もあったと思うが、当時は大して検討してない。
ジリ貧については、ネガティブシンキング。
打って出るには、ポジティブシンキング。
軍人に政治を任せるとこうなるという好例。
>>151 そもそも日中戦争の講和すら出来なかった状況だったからね。
>>154 ハルノートには満州、朝鮮からの撤兵は書いて無いよ
156 :
えICBM :2006/03/32(土) 22:14:24 ID:uIpnvwVI0
>>155 朝鮮は対象外だが、満州については未確認。
すまん、朝鮮は残るな ちょっと勘違いしてた。 けど、満州はコレがあるから残らないだろ >合衆国政府及日本国政府ハ臨時ニ首都ヲ重慶ニ置ケル中華民国国民政府以外ノ支那ニ於ケル如何ナル政府若クハ政権ヲモ軍事的、経済的ニ支持セサルヘシ
158 :
えICBM :2006/03/32(土) 22:30:13 ID:uIpnvwVI0
>>157 その支那に満州が含まれるかどうかが意見が分かれる。
それ以前のアメリカの公文書で満州と中国を地域的に分けていた例もあるそうだ。
そこで指している中国国民政府以外とは、南京の汪親日政権や北支の自治政府等でない。
少なくても日本の主張では、満州は支那に入らない。 また、満州国自体はともかく、 民族的に言っても歴史的に言っても 満州が支那に入らないのは十分に正当性のある主張。
160 :
えICBM :2006/03/32(土) 22:42:10 ID:uIpnvwVI0
蒋介石の「最後の関頭」では、 ・・・顧みるに、わが東北四省失われしより既に6年の久しきに及び、塘沽協定これに次ぎ現れ、今や衝突 の地点は既に北平の門戸、盧溝橋に到達しあり。 とある。 米政府がどう考えていたかわからないが、蒋介石が東北四省、つまり満州は我が領と考えているようだ。 アメリカの対日要求の意図によって満州の取扱は決まるだろう。 アメリカは、どの様な意図で対日圧迫を加えてきたのかな?
ハルノートに満州が書かれいないのは事実 また、米国の中国介入において、 仇役としての日本がなくなり中国の力が増すのは 米国としても望んでいないはず。 米国の望みは中国の(市場)支配であって 蒋介石の望み叶えることでは無いからね。
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/32(土) 23:21:59 ID:EaFwQZYo0
101 - 参 - 外交・総合安全保障に関… - 4号 昭和59年04月25日 説明員 外務大臣官房調査企画部長 太平洋戦争前のハル・ノートというものがございまして、これは解釈の 仕方でございますけれども、あれを満州も含めて全部大陸から撤退する、 そういうふうに読めるわけです。 ↑日本政府自身が解釈の仕方でハル・ノートのCHINAに満州が含まれるか どうか明確でないことを認めている。
解釈ってことは、 実質的には交渉次第ってことかな?
164 :
えICBM :2006/03/32(土) 23:26:41 ID:uIpnvwVI0
>>163 アメリカも日本もハルノートを前提に交渉するなんて気はさらさら無し。
中国撤兵という条件が出てきた時点で決裂。
満州抜きでも、結果は同じ。
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/32(土) 23:56:10 ID:JQ3LrtUzO
ハルノートで戦争に追い込まれたという奴が馬鹿なだけ
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/32(土) 23:57:12 ID:GMtTendZ0
バカつーか…戦争したくてうずうずしてたんだからしょうがない。
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/02(日) 01:02:26 ID:vn22KkAg0
ハルノートの支那撤兵に満州が関係ある訳が無い。 折角それまで満州は支那ではないって言い張ってきたのに 都合の悪いときだけ満州は支那に含まれることになってたりする国賊が時々いるよなw
わいとるのーw
外務省が自分達の外交上の失敗を隠す為に 支那が満州を含んでるかも知れないっと言ってる に違いないと思うわけですよ。 宣戦布告が遅れた件ですら、非を認めない 外務省だし、
外務省の失敗は否定できないが、ハルノートはどうみても条件が釣り合わないよな
強い方から弱い方に対する交渉なんてこんなもんじゃない。 中国撤兵は、感情論を無視すれば、日本にメリットがある条件なんだし。
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/02(日) 14:28:17 ID:BijX9sBu0
>>167 なら外務省がハルノートを改竄した理由を説明しろ。
>>172 確かに支那撤兵の可否を感情論と見る向きもあるが(マスコミや国民はそうだね)
当の陸軍としてみれば、原則論というか存在意義を問われる問題だと思うよ
というのは、皇道派と統制派の争いは対ソ予防戦争論と対支一激論の側面があったわけで
2.26の始末で統制派は完全に内紛に勝利したわけだが、
結局一撃しても支那は黙らず、このまま支那事変を無名の師にしてしまっては、統制派=陸軍のメンツが丸つぶれになる
All Japanにとっては妥協可能でも、肝心の支那事変担当部門にとってはメリットを感じる内容では無かったんだろう
支那撤兵だけならまだしも、利権の放棄や三国同盟の破棄なども要求されちゃあなぁ
三国同盟、及び利権についての記述は無かったような。
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/02(日) 20:13:16 ID:BijX9sBu0
そもそもドイツ・イタリアと手を切ってアメリカと手を結ぶのに どんな不利があるんだ?
>>159 とは言え日本は満州を中華民国領と認めていたしな。
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/02(日) 22:38:18 ID:BijX9sBu0
・いわゆるハルノートは正真正銘交渉の叩き台に過ぎない。 アメリカとしては戦争するとしても12月開戦は早すぎ、せめて2月以降の開戦 としたかった。 ・日本は10月には対米開戦を実質的に決定しており動員をかけていた。 ハルノート受け取り時にはすでに真珠湾攻撃部隊は出撃しており、日本の要求 がすべて通るような、ほとんどありえない条件でなければ引き返すつもりなど 毛頭なかった。 ・ハルノートは最後通牒に見せかけるため外務省が意図的な捏造を行っており、 吉田茂でさえそれを批判している。
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/02(日) 22:41:13 ID:KQAB1CXV0
東京裁判の時になんでアメリカはこれを明確にしなかったんだ? まあ…被告に外務省のその捏造した人がいなかったんだろうけどねえ…。 でも、これが裁判で公開されれば、ハル検事のあの発言もなかったかもね。
>>179 米国は即時開戦を決定してハルノートを提出した
日本側の解釈で米国が戦争を決定した事実はくつがえらない
戦争をさけたい外務省が軍部を騙して造反する理由がない
結論179はアフォ
>>180 アメリカは自ら戦争にでれない、したがって明確にしない方が後々なんとでも言える
日本側の解釈で米国が戦争を決定した事実などない
結論180は論理思考ができない
最終結論:春厨がわいてるだけで まともな議論など望めない
>>182 181、182は何いってるかわからない 結論:俺もアフォ
>>185 すまん 酒がまわって、途中でわけわからなくなった
でも俺はいまHAPPY〜 (*~∇~)
187 :
えICBM :2006/04/03(月) 01:09:37 ID:Sp3wvqi40
>>186 実はさ、ハルノートをもらう前に、日本側は乙案という妥協案をアメリカに出してるんだわ。
その乙案は、ワシントンで交渉中の野村大使に暗号通信で送られた。
そのとき、乙案は最後の日本側の提案で、これが無理なら交渉打ち切りと伝えられた。
が、なんとアメリカは、日本側暗号を解読できてて、乙案が日本側最後通牒とわかってんだわ。
アメリカは乙案を呑む事は出来ないが、妥協案を提出しようかとも考えたが、英中の反対で結局断念。
で、出したのがハルノート。
アメリカ側は、ハルノートが日本に受け入れることが出来ない強硬な米原則論を述べてるのは承知。
つまり、ハルノートは、日本の最後通牒に対するアメリカの最後通牒なわけよ。
ま、暗号解読という裏技があるから、ややこしい。
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/03(月) 01:12:36 ID:ajN190BI0
アメリカは暗号解読を重視しすぎて戦略を誤った その罪の多くはハルとかいうウンコに帰せられる
189 :
えICBM :2006/04/03(月) 01:14:32 ID:Sp3wvqi40
普通、暗号解読できたら重視するだろ。 相手の手の内を読めるんだから。
190 :
186 :2006/04/03(月) 01:32:27 ID:sHLoo/vm0
>>187 その辺の事情は承知してるつもりなんだけど ぐだぐだになってしもた・・・
>>189 アメリカは共産国家ソ連を増長させ、中共という強大な敵をつくった
これは誤りとしかいいようがない アメリカが滅ぶことはないが朝鮮戦争 ベトナム戦争で
アメリカは泥沼にひきづりこまれた
結果としてできあがった、東西の冷戦構造は米側にとりこまれた日本を安泰にし、戦後60
年、日本は安寧とすごすことができた 皮肉な結果だ
191 :
えICBM :2006/04/03(月) 02:24:30 ID:Sp3wvqi40
>>190 共産主義国家よりも枢軸国を危険と考えてたわけ。
枢軸国が滅んだら次の敵は共産主義国家。
当時のアメリカでも、枢軸国と共産主義を同時に敵に回すのは愚策と考えたのだろう。
ただ、敵を枢軸国から共産主義国家に切り替えるタイミングが悪かったのは確か。
日本はたまたまアメリカの占領→保護国となったのは、まあ確かに、皮肉な話。
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/03(月) 07:41:06 ID:g4r53Tso0
>>187 なぜ外務省はハルノートを改変する必要があったのかな?
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/03(月) 07:54:20 ID:NIFdNThC0
開戦正当化
>>174 陸軍のメンツなんて外交にぜんぜん関係ないけどなw
>>157 アメリカの意図を論じるなら原文英文で見ないと意味なくないか?
英語の地域名のChinaにはManchuriaは含まないぞ。
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/03(月) 13:34:17 ID:FT9GGund0
三国同盟の死文化だけなら、受け入れても良かったね。 それで、アメリカに宣戦布告すんの。 アメリカの意図がわかってりゃ、どうせ“負けなければいい戦争“だって割り切ってたんだからそれもあり。 ドイツの尻馬に乗るって妙な色気を出さなきゃ良かったんだね。 そうすりゃ、ドイツはヨーロッパでもう少しまともな戦争ができたかも。 ま、そんな判断をできる名政治家なんて有史いらいいるわけないけど。
>>195 >英語の地域名のChinaにはManchuriaは含まないぞ。
国名としてのChinaだったら? 満州が中華民国領である事はどの世界的に(もちろん日本にも)
認められていた事だ。
>>197 まあ散々やられた議論だろうが、まずそもそもハルノートは日中戦争の泥沼と
仏印進駐の果てに出されたものだから
普通に考えて日中戦争の係争地と考えるのが自然だろう。
第四項に国名として中華民国(R.O.C)の承認の項目があるのでこの場合は地域名だろう。
あと日本の立場では満州は独立国だろ。
>>174 判ってないな
陸軍のメンツは外交と直接関係がないが、内閣が機能するために必要なんだよ
このスレでも当時の内閣制度の話しは何度も出てきてるだろ
陸相(まあハルノートを検討しているこの時点では首相兼摂なわけだが)に限らず
外交大権を外務省が輔弼するうえで他の閣僚と一致して事にあたらねばならんのだ
首相は各輔弼機関の調整にあたり閣議では全会一致でものごとを取り決める
だから、支那撤兵は陸軍が納得する形にしないといけないワケだ
追記 よく、陸軍がクーデターを含む強硬手段や要人に対するテロをちらつかせて 好き勝手にしたというような意見がある それも全く無いではないが、 それ以前各国務大臣が個別に天皇大権を輔弼していたこと、 首相は閣内統一の責任を負っていたこと 米内以降、小磯までほとんど全ての内閣が閣内不統一で辞職したこと などを見て制度面の問題があったことを認識すべきだろう
もともこもない言うと軍と官が一体化してしまった以上 ハルノートがどうこう以前にこの日米交渉の時点ですでにもう開戦決定なのだが。
>>198 >普通に考えて日中戦争の係争地と考えるのが自然だろう。
日中戦争の泥沼の第一歩はやはり満州事変だろう。満州事変は解決
(和平条約締結)してないし、15年戦争と言う呼称もあるように、満州事変と
日中戦争は継続していると言う見方もある。
>あと日本の立場では満州は独立国だろ。
1915年の日華条約などで、満州の主権が中華民国にある事を認めている。
満州国は中華民国から分離独立したというのが日本の立場だが、米はもちろん
そんな事は認めていない。そしてハルノートは米の提案だ。
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/04(火) 11:15:22 ID:dXXO9NJtO
アメリカは台湾は中国領土だと主張してるの?
>>202 日米交渉で満洲が問題になったことなんてあったっけ?
イランとの開戦でも繰り返したのだが、アメリカという国は、いったん戦争 すると決めると、相手が絶対に呑めない条件で最後通告を出してくる。
まっとうな文民政府時代の日本なら戦争にはならない話だよな。 満州からの撤退なら重大だろうが、 日中戦争の収拾なら日本(軍を除く)としても全然悪い話ではない。 軍部と政府が一体になってしまってるので 軍部が呑めない条件ならあとは軍事的な有利不利のタイムリミットだけの問題になる。 もちろん米国側はそこまで見越した上での交渉だったんだろうが。
>>202 中華民国と地域名の中国は同一じゃないから、
その議論は、意味が無い。
外交条約文は送る相手に抜け道が無く作る物で、
満州を含むと書いても問題が無いのに書いて無いって事は、
普通、満州を含まないってこと。
まあ普通に考えてわざわざ自国に不利な解釈をする訳はないよな。 しかもあの状況の交渉で。
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/07(金) 22:33:51 ID:xfIwb9/Q0
ハルノートが最後通牒だなどと言うバカがいたら叩きのめしてやろうぜ。
是非、タイムマシンを開発して当時の日本の首脳を叩きのめしてくれ。 ま、当時最後通牒でないと判断できる情勢ではなかったんだが。
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/07(金) 23:29:14 ID:kki8e7j00
違うだろ。戦いたくてうずうずしていただけだよ。
212 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/07(金) 23:45:30 ID:PMTV6XBP0
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/08(土) 00:49:42 ID:nFN/0Wm70
まあ受け売りボクちゃん諸君にハルノートを一躍有名にしたのは小林よしのりだけどな。
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/08(土) 07:58:12 ID:ROiHMyJB0
撤退は即ち退却である、だから絶対撤兵は反対、と時の首相は会議で述べた 退却という軍事的現象と国家の岐路を決める問題とごっちゃにするのがおかしい 偏った教育を受けた軍人はやはり軍事という専門分野でだけで働くべきで経済、 外交、政治などに口を突っ込むべきではない
>>214 そうか?NHKの歴史ドキュメントでもシリーズ中一度は必ずやる定番だぞ。
217 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/08(土) 10:58:07 ID:qdF4P/vK0
朴という姓を持ち、ハルノートを捏造して日本を開戦させ、そして終戦時の 外相でもあり、ユダヤ人妻を持つ東郷という人物について考え直してみるのも いいだろう。
218 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/08(土) 11:02:32 ID:ROiHMyJB0
最後の連絡会議(大本営政府)で最後まで開戦に反対したのが 東郷と賀屋だけど。別室に連れ込まれて説得され最後は渋々賛成はしたが
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/08(土) 14:12:09 ID:x65sR2MzO
なんで捏造したのよ?
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/08(土) 16:13:17 ID:e4xEPHi20
もしハルノートを無視したら太平洋艦隊が攻めてきたの?
>>220 ハルノートは、単なる試案だからそんなことはありえない。
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/08(土) 17:51:34 ID:qdF4P/vK0
アメリカ側の事情として、対日開戦するとしても最低1942年2月までは 準備が必要だと考えていた。
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/08(土) 18:36:45 ID:e4xEPHi20
日米交渉を打ち切ったからといって、満州がとりあげられるわけでもなく むこうから攻めこんでくるわけでもなかったのに、なぜ焦ってしまったの?
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/08(土) 19:49:16 ID:8fQE5WOF0
>>223 石油止められたままじゃ、いずれ戦争ができなくなると思ったから。
「ジリ貧」って奴ね。
戦っても負けるってのは、首脳部のほとんどはわかっていたが、さりとて戦争しなかったら自滅と思っていた。
後から考えたら、愚かな選択とはいえるが、その前の仏印中立化案も蹴っちまったし、どーしょーもない。
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/09(日) 10:03:37 ID:W3NtM0Q00
>>206 当時の大陸の状勢を知らないようだ。
あんな無法地帯に日本人をほっぽっといて軍隊だけ引き上げるなんて普通の神経ならできん。
226 :
私が思うに :2006/04/09(日) 10:03:45 ID:sJ1BDkRD0
当時の欧米・アメリカ列国の考えていた事は、 「植民地の拡大・搾取」。 しかし、アジアには日本という立派な独立国があり邪魔であった。 この日本を潰す過程の最後がハルノートであったと考える。
>>223 石油の禁輸とアメリカの軍備拡張で緒戦でも勝てなくなるから。
連合艦隊と100万の陸軍を手土産にアメリカに白旗上げるしかないね。
アメリカ様なら有効に使ってくれるさw
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/09(日) 16:38:35 ID:N55a88x50
>>226 よくわからんが中華民国も立派な独立国なわけだが
>>225 民間人ごと引き上げれば問題なし
あと、米軍に治安維持を頼むって手もあるな
喜んでやってくれるでしょ。
>>227 あの時点なら米国に勝てるならそういう理屈も成り立つけど
あの時点ですでに誰がみても勝てないから、いくら遅らせても同じ事だよ
>>229 その考えの根拠を聞きたいな
何で米軍が日本の民間人を守って治安維持してくれるんだよ
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/09(日) 18:21:23 ID:sJ1BDkRD0
>>228 当時の支那政府は欧米各国に食い物にされ、内戦状態でしたので
ヘロヘロの骨抜き独立国家でした。
>>231 中国の治安維持を行うって事は、そこの支配権を得ると同義だからね。
他者の依頼でそこに持っていけたら大喜びでしょう。
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/09(日) 21:24:54 ID:N55a88x50
>>232 はあ?
ドイツにもアメリカにも支援された中華民国が?
なに寝ぼけてんの。
235 :
えICBM :2006/04/09(日) 21:42:13 ID:ccP9FOr60
日本軍撤退後に民間日本人を守るのは中華民国当局だべ。 アメリカが出てきたらややこしくなる。 それに、対独戦に没頭するのにそんな事しないだろ。
アメリカが軍をおいたら次は反米暴動がおきるだけw
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/09(日) 23:01:55 ID:WMjbu2uS0
>>234 う〜ん。
頭の中が良い具合にとろけているな・・・
ドイツやアメリカが支援していたのは国民党であって
ほかにも共産党や軍閥も中国にのさばっていたんだぞ?
しかも権益は欧米各国が握っているし、軍隊も駐留していた。
しかも現在世界中に駐留している米軍とはあきらかに目的が違う。
そんな国が立派な独立国といえるか?
普通に考えればそう思わないはずなんだが・・・
238 :
えICBM :2006/04/09(日) 23:27:15 ID:ccP9FOr60
>>237 支那事変勃発時には、蒋介石の国民党が満州、北支を除く中国全土を支配下に治めている。
また、国府軍は共産軍を壊滅寸前まで追い込んでいたが、北支事変の勃発で後一歩のところで中断している。
租借地等は確かにあるが、九ヶ国条約などで中国の主権を尊重する取り決めをしている。
共産党、軍閥がのさばっていたのは、満州事変のころであり、その後国府軍により急速に統一が進む。
ここらへんの中国史は変化が激しいから注意しよう。
中国なんかそのまま欧米に食い散らかされれば良かったのに
240 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/10(月) 00:14:01 ID:x/OAix+n0
頭がとろけてるのは237だったな。
241 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/10(月) 04:47:21 ID:fO4XBoMI0
普通に考えればんなわけないのに人口に膾炙してる ハルノート拒否れば日本滅亡説ってどっから出てきたのか興味あるな。
242 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/10(月) 04:48:58 ID:fO4XBoMI0
↑間違えた 「ハルノート呑めば日本滅亡説」だった。
>>241 そう言うのは一杯あるよ。例えば
「戦前は日本が負けるとは言えなかった」
「日米の国力の差を知らされてなかった」
「戦艦大和の存在は発表されず日本国民は戦艦長門が最後まで日本最強戦艦だと信じていた」
とかちょっと当時の書籍を読めばすぐに間違いだと分かる俗説が広く
信じられてる事は珍しくない。
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/10(月) 07:38:46 ID:x/OAix+n0
>>241 これは明白。
東京裁判において、A級戦犯を弁護するための戦略として考え出された。
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/10(月) 07:51:26 ID:tVtE0B780
どいつもこいつもウソばっかWWWWWWWWWWWW
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/10(月) 07:55:59 ID:x/OAix+n0
と東京裁判史観に染まったヤシが言っております。
>>226 >当時の欧米・アメリカ列国の考えていた事は、
>「植民地の拡大・搾取」。
日本もその列強の一員として搾取する側だったのだが。
さらには植民地拡大の禁止は当時の国際合意。それに反して日本が
植民地拡大を図ったので袋叩きに合った。
>>224 どうしようもないと言うより、そこまで自分で自分を追い込んだ。
>>227 >石油の禁輸
真の生命線が満州などではなく対米貿易にある事を忘れ、対日貿易で利潤を
上げている米国内企業を黙らせるだけの材料を与えたのは日本。
>アメリカの軍備拡張
それを封じていた海軍軍縮条約を日本から破棄してしまった。建艦競争になったら
米に勝てないことは八八艦隊の時に実証済みなのに。
つまりは自業自得の一言に尽きる。
そういや別の板で、ロンドン条約は、日本をアメリカの60%割に押さえるんじゃなくて
アメリカを60%から10%に抑えるための条約だ
と言うのがあったな。
第二次世界大戦のアメの建造量みてたら、さもありなん・・・
http://www.bea.hi-ho.ne.jp/hirama/yh_ronbun_kenkan_a_6.html >アメリカの動員態勢が完成すると日米の戦力費は急速に開いた。
>太平洋戦争中に日本海軍は空母16隻、 戦艦2隻、 軽巡洋艦5隻、 駆逐艦63隻
>潜水艦118隻を建造したが、 これに対してアメリカ海軍は空母102隻(正式空母26隻
>護衛空母76隻)、 戦艦8隻、 重巡洋艦15隻、 軽巡洋艦32隻、 駆逐艦746隻、 潜水艦2-3隻
>の総計1106隻を建造し、 太平洋正面に戦闘艦艇(駆逐艦・潜水艦以上)586隻を展開し
>航空機は日本の6万5300機に対して21万8620機を生産した。 艦艇は日本の3,7倍、 航空機は3,3倍であった。
>また建造した商船に至っては日本の1226隻(329万トン)に対して5400隻(5185万トン)と、
>隻数では4,5倍であったが、トン数では15倍であった。なお、 航空機が3,3倍と少ないのは必要量を超過
>したため生産を制限したためであった。
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/10(月) 12:45:21 ID:ZrV0uIZU0
ハルノートにしたがって、大陸の日本の利権を解放(多国間の共有=門戸開放)を行えば、日本の企業が
外国の企業に負けてしまうかもしれない。そうなりゃ、日本経済は大打撃を受けるわな。おまけに、日本
軍が大陸から撤退していれば、現地の日本人は相当な危険な立場になる。アメリカが自らも門戸開放をし、
他の列強に同じように圧力をかけているのであれば話はわかるが、それをしていないから問題になる。も
っとも、アメリカのそういった態度は当時のことばかりでなく、今日のイランの核のことを持ち出しても
わかることだが。
当時でも対米交易が生命線と言っている輩がいるが、いつ牙をむいてくるかわからない相手を生命線と考
えるのは不自然。現に、こうして『ハルノート』として牙をむいてくる。だったら、言いなりにしやすい満
州のほうを交易のメインとするのはふつう。そうして言いなりになる行為を属国という。
>>247 >植民地拡大を図ったので袋叩きに合った。
国民党を黙らせるために行った戦争が、植民地拡大ですか?
251 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/10(月) 13:08:53 ID:ypzX237z0
>言いなりにしやすい満州のほうを交易のメインとするのはふつう。 でも、米国等の反対があって、言いなりにしにくかったってことでしょ。
252 :
224 :2006/04/10(月) 13:36:44 ID:Fcgmipnk0
>>248 あ、いや、「自分たちでそこまでやったんだから、どーしょーもないよな」
という意味だよ。
まぁ、自滅だが、アメリカも原則論にこだわりすぎって気はするな。
ま、奴らは日本の立場なんて、理解する気もなかったとは思うが。
積極的に日本と戦争する気もなかったが、戦争になっても全然構わんと思ってたんだろう。
>>250 >日本経済は大打撃を受けるわな。
満州経営は赤字だった。満州事変によって得られる利益より、対中貿易の途絶減少に
よる損失の方が大きいと言う計算もある。満州によって利益を得、喪失で大打撃を受け
るのは日本経済ではなく、陸軍と結びついた満州権益閥でしかない。
>いつ牙をむいてくるかわからない相手を生命線と考えるのは不自然
不自然でもなんでも、それが現実。
>こうして『ハルノート』として牙をむいてくる。
牙をむかせるだけの材料を与えたのは日本。アメリカにも対日貿易で利益を得ている層が
いる。彼らから利益を取り上げるには、それなりの材料が必要。満州事変以降の日本の
愚行が無ければ、ハルノートみたいなものは出せないよ。
>国民党を黙らせるために行った戦争が、植民地拡大ですか?
例えば満州。 関東州と満鉄付属地だけの権益が満州全域に拡大。
例えば中国。 貿易都市内に租界や駐兵権、つまりは点の権益が、面の支配に拡大。
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/10(月) 18:36:57 ID:ZrV0uIZU0
>>253 >不自然でもなんでも、それが現実。
穴のあいた浮き袋たったひとつですらも命綱だというのであればそれもありだろうね。
俺だったら、穴があいていたら穴のあいたばかりのものでも複数持とうとするけどね。
これは、
>満州経営は赤字だった。
にもかかってくるが。
租界のほうはどうなんだ?
「日米戦争をさけるためには軍はシナから撤退せねばならん。経営者諸君、
自分の身は自分で守り、むりだと思えば、撤収してくれたまえ」
と言える政府が今日でもどれだけいることか。
まぁ、我々のような雇われ従業員には理解できんのだろうけど。
>牙をむかせるだけの材料を与えたのは日本。
分をわきまえよ。国力を考えよ。という意味では理解できるが、
ようは、強ければどんな無理難題を言ってもいいというろんぽうになる。
まあ事実そういった世界情勢ではあったが、弱者が唯々諾々と強者の言い分を
飲み込んでい続けていればいいと言いきれなければならない。
ハルノートのようなものをいちど飲み込めば、
「沖縄をよこせ。北海道をよこせ。日本は本州のみで経営を瀬せよ」
となるのは必定。清を見れば明らか。
>租界のほうはどうなんだ? >「日米戦争をさけるためには軍はシナから撤退せねばならん。経営者諸君、 >自分の身は自分で守り、むりだと思えば、撤収してくれたまえ」 別にすぐに全ての治安部隊を引き上げるのではないから、、 戦争に負けるよりよっぽど安全、実際日本の敗戦時には民間人を見捨てて 逃げてるし。
>>254 >「沖縄をよこせ。北海道をよこせ。日本は本州のみで経営を瀬せよ」
>となるのは必定。清を見れば明らか。
戦争に勝てるなら、撥ね付けてもかまわないが、
勝てないのなら、全部失うより、少しでも多く残すのが大切。
結局戦争に負けて0になったら、本末転倒
257 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/10(月) 21:49:23 ID:x/OAix+n0
そもそも、租界は1920年頃以降は列強はごく一部を除いて返却してるじゃん。
258 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/10(月) 22:22:28 ID:x/OAix+n0
259 :
えICBM :2006/04/10(月) 22:34:49 ID:uy9Au8Aq0
>>257 「さむなくば、勝ち目の無い対米戦に突入し、敗北後日本が植民地になる」という話だろ。
よっぽどのバカじゃない限り、開戦しろとは言わないだろ。
しぶしぶ受諾するしかねえべ。
ま、軍部が政治権力を握ってたから、こんな説得は出来ないわけだが。
260 :
えICBM :2006/04/10(月) 22:38:42 ID:uy9Au8Aq0
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/11(火) 08:41:03 ID:VG1UOCK10
>256 >勝てないのなら、全部失うより、少しでも多く残すのが大切。 >結局戦争に負けて0になったら、本末転倒 ってか、なんで戦争に負けるて決め付けてるんだ? 日本はあの戦争に勝つ必要はなかった。負けない戦争をすればよかった。 やりように失敗しただけで、そのやりようならあっただろう。 戦争が、ただの物量だけで決すると思ってはいまい?
>>261 それがおまいさん、調べれば調べるほど負けるのが必至なんですよこれがもう。
結局、インド洋で通商破壊作戦やるくらいか。
それでも九割九分の負けを九割か八割の確率にするだけだけど。
あと非常に大きな間違いとして
枢軸国は物量だけで負けたのでは決してないよ。ドイツすらね。
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/11(火) 09:01:48 ID:PdgTCAAy0
>枢軸国は物量だけで負けたのでは決してないよ。ドイツすらね。 米英と同じだけの物資があっても負けたと言うんだな?
>>254 >分をわきまえよ。国力を考えよ。という意味では理解できるが、
下手に口実を与えるな、と言う意味。
>ようは、強ければどんな無理難題を言ってもいいというろんぽうになる。
ある意味、その通りだが、世界にも建前と言うものがある。
>弱者が唯々諾々と強者の言い分を
>飲み込んでい続けていればいいと言いきれなければならない。
そうでもない。一次大戦後は列強の都合によるものではあるが、弱者がものを
言える国際秩序が産まれていた。現に中国は満州事変を国際連盟に提訴し、
結果、日本は国際孤立に追い込まれた。
>ハルノートのようなものをいちど飲み込めば、
>「沖縄をよこせ。北海道をよこせ。日本は本州のみで経営を瀬せよ」
>となるのは必定。清を見れば明らか。
一次大戦前と後では時代が違う。一次大戦後は植民地拡大の禁止が列強間の合意に
なっていた。ハルノートもそれに基づいている。満州事変以前に戻せ、だ。
つーか、満州国を正当化する方が、琉球王家やアイヌ首長を引っ張り出されて沖縄や
北海道が危なくなる。
>>263 その仮定は無意味だろ。
だって、それだけの物資を作れる国力があったら、そもそも戦争してない。
まぁ、日本の場合、緒戦はともかく、途中からは質でも量でも負けてるんだけどね。
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/11(火) 11:12:43 ID:VG1UOCK10
前にどこかで出ていて、妙案だなと思った方法はある。 1.ハワイではなく、マニラに空襲をかける。 2.宣戦布告に先立って、三国同盟を破棄する。 これをすることで、アメリカに負けない戦争をすることは可能だと思う。 何も、正攻法でいくことはない。 マニラはアメリカの植民地であって、ハワイのようにアメリカではない。当時 (大統領はともかく)アメリカ人はヨーロッパ戦争に参加することを嫌忌して いたので、アメリカ(ハワイ)を攻撃されたのならともかく、フィリピン (植民地)を攻撃されたからといって、参戦に世論が傾く可能性は低くなる。 アメリカは、むしろ対ドイツ戦をこそ考えていたふしもあるわけで(イギリス の後方支援)、三国同盟を破棄すればドイツに宣戦布告する理由もなくなる。 アメリカを戦争に対して及び腰にすることも可能なわけだ。 フィリピン返還を条件に石油の禁輸解除を引き出すという手段がある。 勝てないまでも、負けないという作戦の一例。 物量や資源が豊富でなくても勝てる(負けない)戦というはベトナムでアメリカ が経験している。
三国同盟に独逸参戦理由なんて物は、欠片もないんだが、 独逸が英国、仏蘭西、ソ連と戦争している時、 日本が別にこれらの国に宣戦布告してない事からあきらか、 独逸は、英国とソ連に対する米国の援助を潜水艦で絶つため 米国に宣戦布告したに過ぎない。太平洋に戦力が行って 大西洋が薄くなるんじゃないかとかは、考えただろうけど。
>フィリピン (植民地)を攻撃されたからといって、参戦に世論が傾く可能性は低くなる。 可能性はほとんど変わらない。駐留している艦船や飛行機に被害が出ないわけもない。 アメリカ人死者が出ないはずもない。アメリカは基本的に自国籍の船1隻が沈められれ ば戦争を仕掛けれる国だ。(米西戦争、一次大戦) >物量や資源が豊富でなくても勝てる(負けない)戦というはベトナムでアメリカ >が経験している。 南ベトナムのお手伝いと、自らが攻撃されたのでは本気度が違う。
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/11(火) 12:19:22 ID:VG1UOCK10
>>267 >三国同盟に独逸参戦理由なんて物は、欠片もないんだが、
日本とドイツが軍事同盟をしているのだから、日本と事を構えるというのは、対
ドイツも考えねばならない。
翻って、ドイツに宣戦布告をする理由にはなる。宣戦布告をしなくてはならないで
はなく、することの大義名分が立つということ。
それから、ドイツと共闘できるから勝てたかもしれないではなく、ドイツと袂を
別けることでアメリカがドイツに宣戦布告する理由をつんでしまおうというもの。
アメリカ(というよりもルーズベルト)はヨーロッパ戦線のイギリス支援に興味があった。
ドイツと戦う(議会を納得させるだけの)理由がなければ、日本とまっとうに事を構えた
ところでメリットなんぞない。適当にあしらっておいて、適当なところで石油の禁輸措置
を話し合ってもいいとちらつかせれば講和は結べる。とだってなるかもしれない。
日本は、まっとうに叩きのめしてアメリカに言うことを聞かせようとしたのがいけなかったんだと思う。
>>268 >南ベトナムのお手伝いと、自らが攻撃されたのでは本気度が違う。
これはある意味、わたしの出した意見と同義だよ。
フィリピンはアメリカではない、ハワイとの本気度は違うでしょう。
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/11(火) 12:25:01 ID:VG1UOCK10
誰も、これで絶対に勝てたなんていってる訳じゃないしね。 日本が正直で、正攻法をやりすぎたっていっているだけで。
271 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/11(火) 12:43:38 ID:397QRZOi0
>>264 日本が孤立したのは満州事変じゃなくて日中戦争じゃないか?
(満州は連盟も丸くおさめようとしてたが脱退したのは自分から)
あとハルノートでは満州は含まない。
>>269 >フィリピンはアメリカではない、ハワイとの本気度は違うでしょう。
州でこそ無いが、統治権はアメリカにある。立派なアメリカ領です。ハワイも
当時はまだ州昇格前。の段階。しかも想定では日本に攻め込まれるのでしょ?
完全な外国であり、勝手に参戦したベトナムと比べれば、本気度はハワイ
と変わりませんよ。
それから、どうせ三国同盟破棄するなら、対独参戦すれば良いかと思いますが?
それだけでABCD包囲網は崩れます。
もし、史実で米国が独逸に宣戦布告したなら、 その理屈も成り立つかも知れんけど、 独逸が米国に宣戦布告したのだからその理論はなりたたない。 ちなみに英国については、直接的な独逸軍上陸の危機は去っていて、 海上封鎖が一番怖い時期、しかし、米軍が参戦しなければ、 最低限、米国の物資は、損害を受けずに入ってくるので 安心であった。 ソ連は、米国の参戦による西部戦線を望んでいたが これが実現されるのは、かなり後、むしろソ連軍が独逸軍を 撃破した後であった。結局、援助物資が確実に届くほうが 利益は大きいだろう。 逆にドイツ側は、米国の援助を阻止しないと、 戦争の勝利は、難しい状況であった。 結局、同盟があろうと無かろうと日米戦が始まれば 独逸は米国に宣戦布告しただろうし、日米戦が始まらなくても 半年以内に、独逸は米国に宣戦布告しただろう。
274 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/11(火) 13:36:00 ID:VG1UOCK10
>>273 >米国の物資は、損害を受けずに入ってくるので
>安心であった。
国際法においてイギリスを支援するにはドイツに宣戦を布告する必要があります。
イギリスに支援をした時点でドイツに宣戦布告したこととなり、それは(日本の一撃がなければ)
アメリカ世論が許すものではありません。
>>272 >当時はまだ州昇格前。の段階。
それは認識不足でした。指摘ありがとう。
日本人の性分ではドイツに宣戦布告はないだろうね。
終戦間際に、日本に宣戦布告したインドネシアやエジブトのようなしたたかさは
日本にはないよ。それができるぐらい図太ければね。今でも隣国に付け入られるこ
ともないだろうに。
「アメリカがあいて」
だから、ね。
裏口からどうこうしようとかって発想はなさそうだもんな。
275 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/11(火) 15:12:13 ID:5C/HPR630
>>274 終戦直前に日本に宣戦布告した諸国は、みずからそうした国はほとんど
なくて、アメリカが圧力をかけたんだよ。
戦後の国際社会に入れてやらないといってね。
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/11(火) 16:43:07 ID:EDiGOTMf0
そのころからアメリカは「力=正義」の国だったのね。
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/11(火) 16:59:02 ID:5C/HPR630
>>276 今だって同じ。
別にイラクに何の敵意もない国もアメリカの力でイラク駐留軍にしてしまう。
自衛隊のように。
徳川が関が原や大阪夏の陣でやったのと同じだな。 「大国同士の抗争において中立を保つのは賢明ではない。」byマキャベリ 「人間性の導くところ再びかつてのごとき、つまり それと相似た過程をたどるであろう」 まさに。
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/11(火) 17:13:24 ID:VG1UOCK10
日本のような金持ちのお人よしはいいように敵に回される。 ま、このスレはハルノートのことなので、無理矢理それに帰結させれば、 あれに対する日本の態度が、国際社会で日本の外交音痴を露呈させたってことでしょうか? あれの所為で、今でもますます侮られているんでしょうな。 もっとも、わたしは為政者ではないので好き勝手いっていられる(ある意味)お気楽な身分なんでしょうけど。
>>266 >物量や資源が豊富でなくても勝てる(負けない)戦というはベトナムでアメリカ
>が経験している。
投入した物資や資源は北ヴェトナム側の方が多いんだが。
アメリカがヴェトナム戦で経験したのは世論操作の重要性だ。
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/11(火) 23:22:37 ID:SScgGQvl0
うむ、ベトナムの場合、航空優勢はともかく、対空砲火・対空ミサイルとか、マジでものすごい数。 その上、アメリカは、ソ連との前面衝突を避けるため、攻撃においても、ソ連の将校がいるといわれている航空基地への攻撃を自粛していた。 おかげで、北側は補給に対する制約が著しく少なくなったわけだ。
282 :
えICBM :2006/04/11(火) 23:52:52 ID:Jt1JmgU+0
アメリカの得意な戦争は、制空権を取り、敵後方の生産施設を壊滅させ、敵の国力を枯渇させる戦争。 しかし、ベトナムでも朝鮮戦争でも後方は中国であるため、攻撃できない。 また、資材を前線に運ぶルートを破壊するのも得意。 しかし、網の目のようなホーチミンルートは叩いても叩いても迂回、即修理されて効果なし。 結局、敵の戦力を削げずに前線でガチで勝負するから戦死者はうなぎ上り。 まあ、勝てないわな。
全くロスケとチャンコロは昔から害悪だぜ!フゥハハハァー!
例にベトナムを挙げたら 自身の無知を曝してしまった可哀相な子がいるスレはここですか? >物量や資源が豊富でなくても勝てる(負けない)戦というはベトナムでアメリカ >が経験している。 ソフィン戦争も結果的にはフィンランド負けているしなぁ。 WWTのベルギーも例として相応しいかどうか。 日清日露の方がまだ相応しいか?
アフガン戦争(ソ連の奴ね)はどうだろう? アメリカの支援があったとはいえ、ソ連主力を駆逐できるほどのものだったのか?
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/12(水) 01:19:21 ID:bMnNUySy0
あくまでアメリカが得意なのはヨーロッパ伝統的な正規軍の平面的な地上戦だから、 ベトナムでは枯れ葉剤でなんとか平面にようとしたが、結局ゲリラ戦にやられたのは面白い。 そのへん日本軍はジャングルの中でもゲリラ戦という訳じゃなかったからなあ。
287 :
えICBM :2006/04/12(水) 01:24:18 ID:vhf2xPIw0
>>285 戦闘意欲旺盛な国民が多数いる上に、西側諸国から武器援助を受けたらソ連軍でも勝てない。
まあ、形態対空ミサイルなんか供与されたら、ソ連軍飛べません。
対戦車ミサイルや対戦車地雷を供与されたら、ソ連軍進めません。
ソ連のアフガン戦争は、ソ連・アフガニスタン双方の国力をすり減らし、結果として、ソ連の崩壊・タリバンの台頭を許したことを考えれば、やっぱし戦争は最悪の解決手段だよなぁ。
289 :
えICBM :2006/04/12(水) 15:04:46 ID:vhf2xPIw0
冷戦当時では、代理戦争に自ら手を下した方が負けという結果が出ているってことかな。 ベトナムしかり、アフガンしかり、朝鮮戦争もしかりかな。
日本とアメリカが全面戦争に至ってしまった理由は決して一つでは 説明できないが、中国問題を避けて通ることはできない。 資産凍結や石油禁輸などの政治的手法により、 アメリカが日本を追い詰めて行った事は事実であり、 そのアメリカの意図は中国国民の自由自立を助けるという大義名分より アジアにおける自国の利権を日本に犯されたくなかった、というのも多分 事実。 だが、それをもって「窮鼠猫を噛む」と言えるのか? 満州事変で傀儡政権を樹立して事実上の植民地を作り、 その違法性を問われた事で国際連盟を脱退し、 櫨溝橋事件を経て中国との全面戦争に突入し、 ドイツ・イタリアと手を結んで三国同盟を樹立、 すべて日本が自らの意志で選択した歴史なのだ。
東京裁判を連合国の横暴だと言うアホがいるようだが こいつらは根本的に解っていない。 太平洋戦争は日本と連合国の二つの「正義」が衝突し、 互いに自分の正しさだけを主張して譲らなかったために起きたのだ。 そして連合国が勝ったのだから、連合国の「正義」のみが正しいのである。 それが嫌なら戦争なんてやらない事だ。 大人しくハルノートを受諾して中国から撤兵していれば連合国との戦争は 回避できただろう。 にもかかわらず「日本の正義」を主張する輩は低脳の極致と言えよう。
292 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/12(水) 17:56:47 ID:bbm/T9YD0
>>290 日本が南仏印に入るまで、実質的にアメリカは石油禁輸していない
んだから「追い詰めた」とは到底言えない。
293 :
えICBM :2006/04/12(水) 18:07:01 ID:vhf2xPIw0
ルーズベルトは、対日石油全面禁輸にあたり、国民に対して、「国内での石油不足にも係わらず、対日石油輸出 をしたのは、日本に石油を輸出しないと、日本は必ず蘭印に武力侵攻をするからだ。」とラジオで述べている。 石油禁輸は、アメリカも日本も追い詰める、追い詰められるという認識は共有していたと思われる。 追い詰める方が悪いのか、追い詰められるのが悪いのかは・・・
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/12(水) 19:14:37 ID:bbm/T9YD0
そりゃアメリカが激怒するに決まっている南仏印進出をした奴が悪い。
295 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/12(水) 19:40:06 ID:qJZsWxla0
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/12(水) 19:40:54 ID:oSmnKFga0
297 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/12(水) 20:23:14 ID:GmC1OtrE0
>>295 そりゃ、合法か違法かで行ったら「違法」なのかも知れんが、日本が勝ってたら、同じようなことやってたってことだろ。
両方の「正義」がぶつかり合ったんで、どっちが悪い・どっちが善いではなく
連合国の正義
日本の正義
がぶつかっただけの話。
横暴というが、負けたほうが悪い という意味だと思うが。
あればかりは戦争する相手が悪すぎましたな。
299 :
えICBM :2006/04/12(水) 20:46:18 ID:vhf2xPIw0
まあ東京裁判は特殊だからな。 ・世界大戦の敗者に対する裁判 ・政治裁判 ・戦争に完敗して国土を占領されて裁判 ・全世界が敵国で味方国なし ・軍事裁判 こういう特殊な事情だから斬新な法理論が成り立ったのだろう。
300 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/12(水) 21:23:01 ID:pJeUDif90
>>290 >櫨溝橋事件を経て中国との全面戦争に突入し、
本当にあの事件で日中が全面戦闘に突入したとおもっているのか?
あのあとすぐに停戦協定が締結されているんだぞ?
支那事変は中国が停戦協定をやぶって、
上海に駐留していた日本軍を大軍で攻めて来たから
全面戦闘になったんだぞ?
301 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/12(水) 21:37:47 ID:GW4mHTan0
詳細を記述した史書を読む力がなかったらせめて年表でも見て欲しいものだ それとも都合の悪いところはスルーかw
302 :
えICBM :2006/04/12(水) 21:40:08 ID:vhf2xPIw0
>>300 一旦停戦合意がなるも、現地兵が散発的に戦闘を行いエスカレート。
日本軍は増派を決定し、蒋介石は対日徹底抗戦を宣言し、シナ事変へと拡大していく。
北支の中心である北京の郊外に日本軍を大量に駐屯させた。
当時、北支も抗日、反日感情が強く、これが現地中国軍を刺激したってわけだ。
関東軍の北支自治工作を抑える為に、支那駐屯軍を増強した結果の盧溝橋駐屯なのだが、思いっきり裏目。
303 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/12(水) 22:58:54 ID:Rf1rj/jAO
反日感情が激化するのが嫌だから不十分な兵力で頑張ってくれと?
十分な兵力を送ると軍は暴走しかねないからな。
当時の日本陸軍というものは、一旦抜いた刀を何かを切らなければ鞘に収められない軍隊だったんですよ。 軍隊を展開して相手に威圧を与えて外交交渉を有利に収めてそれで良し ではなく、展開した以上弾を撃たねば気がすまない。
>>305 当時の軍には何の成果も無しに引き上げたシベリア出兵における
軍への風当たりの強さと、満州事変以降の軍賛美の教訓から
「成果を挙げずに引けない」という強迫観念があったんだろう。
307 :
えICBM :2006/04/13(木) 00:10:22 ID:ay/Qw3D80
>>303 そこら辺は難しいんだよね。
ただ、対支戦略に関して対極的な視点があれば、それに基づく戦略をとるべきだろう。
しかし、日本軍内部でも強硬派、穏健派が混在しており、長期的な視点が無かった。
そのため、ズルズルと現地の状況に合せて反撃、派兵、北支からの中国軍一掃まで進んだ。
一方、蒋介石は対日徹底抗戦を宣言し、戦闘は上海に移りことになる。
そして、日本軍は北支での戦闘と平行して、上海攻略、南京攻略、武漢攻略と戦火を広げる。
結局、蒋介石ははるか重慶に引っ込み、日本側もこれ以上の攻勢は国力上無理なため長期持久態勢に入る。
この支那事変のお荷物を抱えたまま、対ソ防衛、対英米戦に突入となり、日本は敗北するのであった。
北支事変勃発時にきっちりと中国側の実力、意思を見極めてれば違った結果になっただろう。
ま、これは後付けになるが。
308 :
えICBM :2006/04/13(木) 00:16:34 ID:ay/Qw3D80
>>305 、306
当時の日本陸軍の中国の実力に対する過小評価がそもそもの原因。
陸軍の中国通の中国感ですら、軍閥時代と大差ないと認識しており、一撃を加えれば簡単に屈服すると考えていた。
しかし、盧溝橋事変勃発時は、蒋介石による中国統一は半ば完成し、国民の国家統一意識も旺盛であった。
また、本格的な陸軍の設立に着手しており、満州事変時の中国とは雲泥の差であった。
たしかに、日本軍と比べれば弱いが、簡単に屈服するような相手ではもはやなかったのが最大の誤算であった。
>>308 むしろ「日本陸軍の」と言うより「日本全体の」中国に対する過小評価が
根本原因だろう。
あと戦前の軍事書籍を読むと軍事力と国力の両面で勝る米国相手の戦争は
日本が先制攻撃しないと勝算が薄いというのが多いのだが、どれも先制攻撃
が与える米世論に対する影響については考慮してない。
それが「盲点」だったんだろうな。
結局そのなんですな 2年以上実際に戦って来た国の事も 今後本気で亡国になりかねない戦いをする相手の国の事も 充分に研究できていなかったし、国内世論も雰囲気だけで形成されてたってことなんだよね
311 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/13(木) 08:55:30 ID:2fGk/IbD0
>>310 いまの中国に対する日本人の態度と同じだね。
アメ政府が東京裁判が失敗だったと認識していることは、 フセイン裁判がイラク法によって裁かれていることでも分かる。 国際裁判ではクリントン、ブッシュも戦犯容疑で訴追対象になりかねないからなw
>>312 イラク戦争では2次大戦ほど上手く口実を整えられなかったし、状況も違うから、
東京裁判のような真似が出来ないだけ。
イラク戦争が不成功気味なだけで、東京裁判が失敗だったなんて思ってない。
>>297 賀屋興宣が似たようなこと言ってる。
東京裁判は不当だが
公平な裁判が期待できるならそもそも戦争なんてしていないし、
日本が勝ったらもっとひどいことをやっていただろう、って。
>>310 戦術レベルでは中国軍の士気は相変わらず低くてドイツ製の対戦車砲が
あるのに日本戦車が近づくと撃ちもせずに逃亡とか、日本兵が白兵突撃
するとすぐ後退とかそんな例は無数にあった。
そう言った戦術レベルでの戦闘意欲の低さから国家レベルの継戦能力を
見誤ってしまったわけだ。
>315 ま、一言で言えば「馬鹿だった」と。
>>310 実は、相手の国の研究は「総力戦研究」でやった(秋丸機関)
結果はボロ負けだったんだが、東條が握りつぶしたわけだ。
318 :
えICBM :2006/04/14(金) 13:33:02 ID:emrUx21z0
>>312 東京裁判の目的は、
・日本の軍国主義体質の破壊。
・国際法に戦争指導者に対する処罰を盛り込むこと。
の二つ。
この二つは明らかに成功しているため、東京裁判が失敗だと考えるはずが無い。
手続き上の問題は確かにあるが、目的はきっちりと達成している。
319 :
えICBM :2006/04/14(金) 13:37:56 ID:emrUx21z0
>>315 軍隊としての優秀さは、装備面に劣る日本軍の方が高かった。
日本軍の対中国軍戦闘での作戦は、一貫して包囲殲滅し国府軍に決定的打撃を与えること。
そのため、中国軍にとって最も重要なのは、大負けしないこと。
そのためには、やばければ逃げればよい。
逃げ道はいくらでもある上、逃げれば日本軍兵站が延び不利になる。
320 :
えICBM :2006/04/14(金) 13:41:51 ID:emrUx21z0
>>317 開戦当時の海軍トップである永野軍令部長は、連絡会議、御前会議でも「二年は暴れれるが、
その先はわからん」と正直に事あるごとに発言している。
つまり、日本側トップは、アメリカの実力を対米戦担当の海軍から十分知らされていた。
総力戦研究というものもあるが、永野軍令部長の発言で十分無茶な戦争だとわかる。
ちなみに、この永野軍令部長は、海軍きっての強硬な開戦派ってんだから、困ったものだ。
>>320 永野修身は、どっちかと言うと「どうせ負けるなら、戦争してから負けよう」
って感じジャマイカ?
322 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/14(金) 15:54:17 ID:drd/JZzk0
なぜ勝てないと分かっている戦争を始めたか。 (1)ドイツが世界制覇すると思ったから。 (2)アメリカが弱気になって手を引くと思ったから。 (3)神風が吹くと思ったから。
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/14(金) 16:06:48 ID:TpVs5xHVO
(3)最初頑張って、有利な時に講和を結べば良いと思ったから。
324 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/14(金) 16:28:40 ID:18csE4YM0
でもよく考えたらそれって総力戦論と矛盾しないか?
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/14(金) 16:45:17 ID:1nvoAI1o0
(4)開戦反対って言うとみんなから責められるから。
326 :
えICBM :2006/04/14(金) 18:22:42 ID:emrUx21z0
>>321 どうせ負けるが、今なら頑張れるって感じじゃないか?
負ける事を前提に戦争を挑む軍人って、軍人としては邪道な気がする。
すっきりとした主張は何故か好感を持てるが。
>>322 >(1)ドイツが世界制覇すると思ったから。
1941年末には、独ソ戦も独英戦も芳しくないと日本軍は把握してた。
1939年なら世界制覇の期待はあったんだけどね。
バスに乗り遅れたって感じ。
>(2)アメリカが弱気になって手を引くと思ったから。
それは山本五十六しか言ってない。
五十六は永野軍令部長に真珠湾攻撃の理由としてこれも述べている。
しかし、軍令部長は海軍の方針の中に、こんな戯言を盛り込んでない。
御前会議、連絡会議等でも議論になってない。
五十六も真珠湾攻撃の反対を抑える為の理由付けで述べた節がある。
五十六はアメリカ通で、根性入ったヤンキー魂を十分理解してた。
(3)神風が吹くと思ったから。
これは否定する材料が無い。
そうかもしんない。
>>323 >(3)最初頑張って、有利な時に講和を結べば良いと思ったから。
そんな甘い考えは当時の首脳は持ってなかった。
講和を結べる根拠も、方法も、戦略も打って無いし。
>>325 >(4)開戦反対って言うとみんなから責められるから。
戦争反対じゃなく、中国撤兵を言うと、陸軍から殺されるから。
>(3)神風が吹くと思ったから。 これはありえんw 戦時中の書籍でもそんなこと真面目に主張してる本なんてないぞ。
>>326 >1941年末には、独ソ戦も独英戦も芳しくないと日本軍は把握してた。
南方資源地帯を確保して長期持久の体制を整え
ドイツと連携して英国を屈服させ、米国の継戦意欲を奪う
というようなのが一応国策として合意承認された内容だったと思うんだけど、
石井秋穂、藤井茂あたりは知っててこんな案を作ったのかな?
だとしたら、秀才が作るとその場しのぎもそれなりに見えるって感じだろうか
独逸と連携するのは、本気じゃなかったような、 もしやる気があれば、少なくても、もう少し一生懸命インド洋で 通商路を破壊しただろうし、ソ連への宣戦布告も必須のような気がする。
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/14(金) 21:12:42 ID:drd/JZzk0
>>329 史実ではドイツはもっと日本がドイツを助けてくれると信じて、必死で
インド洋通商破壊を「お願い」してきている。
それを日本が蹴った。
>>322 (2)アメリカが弱気になって手を引くと思ったから。
開戦以前にさかのぼるなら、松岡外相の「三国同盟+ソ連の連帯によってアメリカに圧力をかける」
という構想はあったのだが、実際には引かなかった
それと日本軍部のなかには
「民主主義国家のアメリカでは国民の多数を開戦に同意させねば軍を動かせない」
ということで、アメリカ軍を行動が制限されている点で侮る意見もあったような
>>329 日本にとって三国同盟はソ連を味方に加えて四国同盟にならないと破綻するプラン。
松岡洋右はそれを承知だったから独ソ開戦で愕然とした
永野修身 連絡会議にての発言 「戦わざれば亡国必至、戦うもまた亡国を免れぬとすれば、戦わずして亡国にゆだねるは身も 心も民族永遠の亡国であるが、戦って護国の精神に徹するならば、たとい戦い勝たずとも祖 国護持の精神が残り、われらの子孫はかならず再起三起するであろう」
再起ってもアメ公の舎弟としてだけどなw
335 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/15(土) 00:01:42 ID:2l7WNO7W0
>>326 だって、どう考えても、開戦したら「ゲームセット」だと、本人わかってるじゃんw
>>333 の「戦うも〜」なんて際たるもの。
「ジリ貧よりドカ貧取ろう」って考えの延長だろう。
まぁ、真面目に「一回負けてリセットしたほうがいい」とか考えていたのかも知れない。
そのために犠牲になった人は可哀想だが、まぁ・・・国民自体も、戦争を支持する人が多かったのも事実だからな。
本音はどうか知らんが。
336 :
333 :2006/04/15(土) 00:11:22 ID:XG2lc3rr0
>>334 永野修身の言う祖国護持の精神は露と消え、彼の言う再起と今の日本は全く別物だろうね
日本再建いまだならず
>戦争反対じゃなく、中国撤兵を言うと、陸軍から殺されるから。 ドイツの快進撃に幻惑されて立ち消えになったとは言え陸軍自身が1940年 に中国からの撤兵を実際に計画していたことからそこまで深刻でもない。 実際、陸軍内部でも中国からはさっさと引いて対ソ戦に備えろと言う意見 は多かった。
339 :
えICBM :2006/04/15(土) 16:21:26 ID:jOw1yYxb0
>>338 陸軍、海軍、日本政府ともに、支那事変の解決は国家の最優先事項であった。
南方資源獲得侵略前の段階では、唯一これのみが日本の戦略と言って良いほど重視していた。
つまり、さっさと中国から撤兵なりなりをし、満州に増援して、不十分な対ソ戦備に力を入れたかった。
けど、撤兵しなかったのは何故か?
理由は簡単で蒋介石が交渉に応じなかったから。
応じなかったのは、単純に条件が折り合わなかったから。
蒋介石の条件は、ハルノートにあるような、中国からの無条件撤兵、特殊権益の放棄等。
これを日本側が呑めるはずも無く、呑むなんていうと陸軍に殺されます。
陸軍懇意の右翼に殺されます。
陸軍と無関係な右翼に殺されます。
中国から撤兵したかったが、ただでの撤兵は陸軍が了承しないわけだ。
そしてこれは、対米戦に繋がって行くのであった。
>>339 具体的に蒋介石からの申し入れがなかったから蒋介石側の条件はわからないよ
日記では日本の侵略を許さないみたいなこと書いてたけど 実際はどうだか
日本政府の要求ってあらたな権益とか賠償金とろうとしてたでしょ
現状維持の勝利宣言なしなら応じたと思うけどね
蒋介石もこれ以上戦力失いたくなかったろうし、共産党もはやいとこつぶしたかった
みたいだし
341 :
340 :2006/04/16(日) 02:02:40 ID:dtEkgAeH0
日本側の要求は新たな権益じゃなくて、満州と北支の自治政府の承認だね 賠償はとろうとしてたみたいだけど
342 :
えICBM :2006/04/16(日) 02:19:48 ID:0Q1xD1kd0
>>340 支那事変勃発時の蒋介石の対日戦争宣戦演説。
○蒋介石「最後の関頭」
昭和12年7月17日、蒋介石は廬山において、次のような重大な決意を表明した。
弱体国家の人民として吾人は、数年来隠忍自重あらゆる痛苦を忍びて和平を維持し来たりしが、もし不幸にし
て最後の関頭に立ち至らば、徹底犠牲、徹底抗戦により、全民族の生命を賭して国家の存続を望むべきなり。
そのときに至って再び不徹底なる妥協をなすことは許されず、全国民は所謂「最後の関頭」の意味を十分に認
識すべきなり。
盧溝橋事件は、もとより日本側の計画的挑発行為なり。顧みるに、わが東北四省失われしより既に6年の久し
きに及び、塘沽協定これに次ぎ現れ、今や衝突の地点は既に北平の門戸、盧溝橋に到達しあり。もし盧溝橋
にしてその圧迫によって強制的に占拠されんか、我が五百年の古都、北方における政治文化の中心地、軍事
上の重鎮たる北平の、第二の奉天と化せざるを誰が断言しえんや。今日の北平にしてもし昔日の奉天と化した
らんには、今日の冀察はまた、往年の東北四省となるべく、北平もし奉天とならば、南京もまた北平と化するこ
となきを誰が保せんや。故に盧溝橋事件の推移いかんは、中国にとって実に全国家的問題にして、同事件の
収拾の能否は、吾人の最後の関頭の境界なり。
我が国は弱小にして和平擁護は吾人の国策なるが故に、自ら進んで戦を望むにあらざるを、万一に真に不可
避的なる最後の関頭にいたらば、民族的生命の保持の為に、また祖宗先民等のわれ等に残せる正史的責任
を負わざるを得ざるが故に、われらは応戦せざるをえず、しかして一旦戦端開かるれば、我が国は弱国なるが
故にもはや妥協の機会なし。このときこそは民族的生命を賭して最後の勝利を求めざるべからざるなり。
盧溝橋事件を、日支戦争にまで拡大せしむるや否やは、全く日本政府の態度いかんにあり。和平の希望が断
たるるや否やは、挙げて日本軍隊の行動いかんにかかわれり。和平の最後的絶望に陥る一瞬前にも、弱国外
交の最低限として、吾人の和平解決には極めて明瞭なる左の四項あり。
一 如何なる解決も、中国の領土と主権を侵害するを許さず。
二 冀察の行政組織に対するいかなる非合法的改変も容認しえず。
三 冀察政務委員会委員長宋哲元等のごとき中央政府の派遣せる地方官吏を外部の要求により更迭せしむ
るをえず。
四 第二十九軍現在の駐屯地区に対するいかなる制限をも受けえず。
これを要するに政府は、盧溝橋事件に対して既に始終一環せる方針と条件とを確立し全力を尽くしてこの条件
を固守せんとするものなり。
吾人は和平を希望しつつも偸安を求めず。応戦の準備を進めつつ決して挑戦せず。しかしながら全国抗戦せる
後はただ徹底的犠牲あるのみ。故に政府は特に謹慎してこの大事に挑み、全国国民また必ず厳粛沈着に自衛
の準備をなし、この安危絶望の時期に当たってただ挙国一致に頼り、紀律に服従し、秩序を厳守すべきなり。
(戦史叢書 大本営陸軍部1より)
>>342 それは戦争前だよね
上海事変後は戦いもせずに南京も捨てて撤退してるわけだし
よほど戦いたくなかったと思えるんだけど
南京戦については追撃のスピードが早すぎて建て直しができなかったってのもあるんだろうけど
南京占領後に南京前の日本側の要求ならば蒋介石は応じる気配はあったんだよな。
>>344 >追撃のスピードが早すぎて建て直しができなかった
居留民保護の名目で出兵して来た日本軍が、宣戦布告もせず、
居留民のいない南京にまで攻め上ってくるのが想定外だった
のではないかな?
>>346 いや綿密な作戦計画をもって準備し、宣戦布告したのは蒋の方でしょう
ところがゼクートラインは突破され、計画が瓦解←ここが想定外だったんだな
この時点で相当に国府の高級軍人達はたじろいだと思うよ
そして常に日本軍の侵攻速度が敵の戦略予備の行動を制したというのが事実でしょう
確か南京までの追撃が松井大将の独断だったと思うが。
349 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/16(日) 13:54:29 ID:GZ7dvNu3O
独断かどうかと国府軍の戦術破綻とは別問題では?
>>347 の
>常に日本軍の侵攻速度が敵の戦略予備の行動を制した
これは当初の第十軍が勝手に南京への進撃を始めたことによる効果、といいたかっただけね。
まあ大陸令が後から出されたわけですが。
というか申し訳ない。
>>348 は松井大将(中支那方面軍司令官)ではなく、第十軍司令官柳川中将の独断ですね。
あと中支那方面軍参謀副長武藤章大佐とか参謀本部作戦部長下村少将ですか。
戦争は会議室でするんじゃない!現場でするんだ!w
352 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/17(月) 00:22:20 ID:MMdpaooC0
353 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/17(月) 14:49:16 ID:y5miMboP0
卑しくも学問板なんだからそんなの皆読んでるだろう。
354 :
えICBM :2006/04/18(火) 04:03:48 ID:wha1wCuU0
>>343 >それは戦争前だよね
いんや違う。
北支事変勃発後の宣言であり、この宣言どおりに対日全面戦争を開始し、上海事変が勃発する。
ちなみに、日本側の支那事変という呼び名だが、最初は北支事変と呼んでいたが、中国と全面戦争に
推移したため支那事変と呼称を変更した。
>上海事変後は戦いもせずに南京も捨てて撤退してるわけだし
>よほど戦いたくなかったと思えるんだけど
蒋介石の対日戦争の基本プランは上海の要塞地帯での日本軍撃滅。
しかし、日本軍の増援部隊が側面上陸し、上海の中国軍は瓦解、敗走することとなる。
それを日本軍は追撃し、南京で包囲殲滅することとなる。
蒋介石の逃走は、戦いたくなかったというより、負けて囚われるのを避けるため。
話の流れは、蒋介石の対日要求であるが、トラウトマン工作以降は、すべて交渉まで至らなかった。
だから、
>>342 か、トラウトマン工作時の最初の日本側提示条件が蒋介石の要求だろう。
>>354 上海事変前はまともにぶつかってないでしょ、まともにぶつかって敗走する前と後じゃ
交渉の条件が違うのは至極当然の話なんだけど
>トラウトマン工作時の最初の日本側提示条件が蒋介石の要求だろう。
これはちょっと意味不明 日本側の提示条件がなぜに蒋介石の要求?
定義の話してんじゃないんだから無理やりあてはめても無意味だと思うんだけど、
上海事変後に蒋介石がどんな条件ならのむかという話なんだから
普通に >トラウトマン工作時の最初の日本側提示条件(と同じ条件)が蒋介石の要求だろう。 だろ? 日本側はそれからどんどん厳しい条件を突きつけていった、と。
>>356 トラウトマン工作の時は蒋介石がテーブルにつこうとしたのに、交渉に入る前に頓挫しちゃったからね
これにしても
>>342 に比べたら厳しい条件なんだけど
もしかしたら飲んだかもしれないね
358 :
えICBM :2006/04/19(水) 02:52:02 ID:HglJkLOG0
>>355 >上海事変前はまともにぶつかってないでしょ、・・・
北支でぶつかってるずら。
>日本側の提示条件がなぜに蒋介石の要求?
日本側が”最初に”出した条件は、蒋介石が十分呑める条件だったってこと。
>上海事変後に蒋介石がどんな条件ならのむかという話なんだから
だから、トラウトマン工作における日本側の最初の条件なら呑む準備はあった。
それ以降は、まともな交渉をして無いから、どういう条件かを細かく考えるのは無理だっぴゃ。
そうなると、対日全面戦争を宣言した
>>342 あたりが参考になる。
>>358 あのね、
>>339 で
>撤兵しなかったのは何故か?
>理由は簡単で蒋介石が交渉に応じなかったから。
>応じなかったのは、単純に条件が折り合わなかったから。
>蒋介石の条件は、ハルノートにあるような、中国からの無条件撤兵、特殊権益の放棄等。
というから蒋介石側から条件提示はなかったし、敗走後にそんなきつい条件だすわけないでしょ
という反論だったんだけど
>トラウトマン工作における日本側の最初の条件なら呑む準備はあった。
ということなら、最初から何もいうことはないんだけど
>>339 と言ってること違うし結局何がいいたいかさっぱりなんだけど
トラウトマン工作については
内蒙古の自治政府を認めろ
北平、天津周辺に非武装地帯つくって国府軍をいれるな
外国人特権を尊守しろ
という感じで、日本側としてはかなりの妥協案でも
>>342 とは大違いで蒋介石は敗走するまで
飲む気はなかったよ
>>342 は戦争前の威勢のいい発言であって、敗走後の和平条件としては参考にならないかと
>北支でぶつかってるずら。
7月末の29軍との戦闘かな?上海事変とひとつながりと考えてたけど
上海事変とは違うと言われればそのとうり
いづれにしても廬山演説はそれ以前だから関係ないよね
360 :
えICBM :2006/04/21(金) 10:50:31 ID:7n1ODHeB0
>>359 >>342 の蒋介石の「最後の関頭」とトラウトマン工作での日本側が最初に提示した条件の解釈がいまいち
かみ合って無いと思われる。
「最後の関頭」は、盧溝橋事変が勃発した直後の蒋介石の対日全面戦争への決意宣言である。
具体的な要求は四項あるが、二から四項は、盧溝橋事件による北支の取扱である。
これは、事変が日支全面戦争に拡大した時期において当てはめれるものではない。
結局、一項の「如何なる解決も、中国の領土と主権を侵害するを許さず。 」のみが事変拡大後の蒋介石
の姿勢を考える上で意味がある。
もっともこの項は、主権国家の当然の主張であり、極々当たり前の内容でもある。
一方、トラウトマン工作での日本側の最初の条件であるが、具体的には、
・内蒙古に自治政府を置き、外蒙と同様の国際法上の地位を与える。
・華北に非武装地帯を設け、北平と天津以南とする。華北全体の行政は南京政府があたり親日役人を任命する。
・上海はこれまでより大規模の国際的警察の管理下にある非武装地帯を設置する。
・教科書問題などで反日政策を修正する。
・中ソ不可侵条約と矛盾しない形での反共協力。
・日本製品にたいする関税引き下げ
・中国における外国人の権利の尊重
http://ww1.m78.com/topix-2/trautmann%20oskar.htmlより である。
これらは、中国領土の割譲やら、日本軍駐兵を求めてるわけではない。
中国の領土と主権をかなり尊重する内容だと考えれる。
また、日本がこの条件を出した時期には、不拡大方針を掲げており、早期和平を最優先と考えていた。
それ故に、このような中国側が十分呑める内容を提示したのだろう。
というわけで、私にとっては、最後の関頭とトラウトマン工作の最初の日本側提示条件は、それほど大差無いとなる。
つまり、
>日本側としてはかなりの妥協案でも
>>342 とは大違いで蒋介石は敗走するまで飲む気はなかったよ
というとこの解釈が違うわけだ。
ただし、上海での敗北前だったら、もっと緩和された条件じゃないと蒋介石は呑まなかっただろう。
なので「敗走するまで飲む気が無かった」という点は同意である。
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/08(月) 16:50:05 ID:0oR4CsqB0
もしモナコ公国にハルノートを突きつけたら 怒って戦争しかけられますか?
362 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/08(月) 17:08:47 ID:J20yMDMF0
>>361 日本がハルノート突きつけても意味がないので、スルーです。
>>361 しかけないでしょう。
そもそも、あんなもの突きつけられるような事態を招かない。
小国は小国ゆえに外交上手だし。
私はあの言葉で、某判事の認識と判断に重大な問題を感じています。
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/09(火) 17:45:14 ID:adKEVgQi0
60年前のモナコ公国だったらやったかも知れんぞ? 今の価値観で当時を考えちゃ駄目だって。
>>363 あんたさあ、比喩って意味わかる?
大真面目に考えてたとすれば、ちょっと・・・。
蒋介石としては万全の状態を整えて、日本軍を挑発して戦争ふっかけたんだから、 最初は威勢がいいだろうしね。
的外れじゃないだろ 何で的外れな比喩なんだ?
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/19(金) 15:14:51 ID:5tHm+ihw0
で 石油の問題はどう解決すればよかったの? 英国→オランダの圧力、という流れがよく理解できないんだが やっぱりユダヤ人や植民地利権が関わってたりすんのか? ともかく、戦争やるにも産業やるにも原油と日本とハルノートが どう関わっていたのかがはっきりしないと、何も話が進まない。 日本が安定的に石油を確保する手段があるとしたら、大東亜戦争は愚行になるし やはり現実にABCD包囲網が存在したとしたら、必然になる
370 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/19(金) 15:24:08 ID:9z1xmAUP0
他国に軍隊送り込むなど無分別なことしなきゃ、相手も商売 金さへ出せば幾らでも売ってくれるさ。 当時、陸海軍主戦派内には、このままでは独逸が勝って東南アジアの 西欧植民地の石油産油国は独逸に独占されるという意識があった
その金はどうやって調達するんだ?
戦争止めて軍事費浮かせば済む事。 それ以前に、原油を買えないほど金に困っていたわけでもないよ。
373 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/19(金) 16:19:57 ID:9z1xmAUP0
金が無いから他国から奪う、それじゃ強盗
どこでもそんなもんだと思われ。
>>373 買わなきゃ買わせる、売らなきゃ奪う。人類史の基本です。
wwU後のオイルショック時すらアメリカによるサウジアラビア占領がマジメに立案されていた。
766 名前: 名無し三等兵 投稿日: 2006/06/19(月) 10:02:51 ID:eoz+K7ke ハルノートっていま話題のデスノートみたいなものですか? 767 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2006/06/19(月) 10:55:49 ID:??? 似てるといえば、似てますかね。 ただ、ハルノートの場合は、実在のノートです。 ノートを読んだ人間が怒りで血圧を勝手に上げて、勝手に憤死してしまいます。 非常に判りにくい文体で、読んだ人間が受け入れがたい事柄が書き連ねられており、それで憤死してしまうんだろうなと。 ただ、読みようによっては書かれてあることは幾つにも解釈ができ、 「何でこれで怒るの?」と事後に事態の究明に当たる人間が思ってしまう。 そんな不思議なノートです。
377 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/12(水) 15:18:54 ID:vt8JGjpd0
ハルノト受諾してたら戦争は起こらなかったかも知れんが 226事件みたいなことが起こって内戦に発展してたかも
>>377 受諾してたら「戦わずに降伏」と同じ。
もし「戦わないで降伏」を選びたいなら、せめて仏印中立化案までだね。
訂正:戦わないで降伏を選びたいなら × 戦わないで降伏を選びたくないなら ○
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/12(水) 16:56:07 ID:V8r3L89D0
軍隊の反乱を抑えることもできない国なら滅びるのも仕方ない 未熟な発展途上国並の国では破綻するのも時間の問題
弱小のフィンランドが独立を守ったのに常任理事国にすらなった日本が占領国とは・・ ままならぬものだ。
382 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/14(金) 11:43:33 ID:UV/sxipe0
そもそも大日本帝国の憲法にはシビリアンコントロールの概念がない。 文句は維新の元勲に言いましょう。
383 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/14(金) 12:47:08 ID:QLWbOBKn0
>>370 >他国に軍隊送り込むなど無分別なことしなきゃ、相手も商売金さへ出せば幾らでも売ってくれるさ。
常に、相手の言いなりになることしか考えていないのもおかしな話。
相手がこう言ってきたのにそれに従わなかったから戦争になって負けた。だからこっちが悪い。
なんで相手がそういうことを言ってきたのか、その前のその前のその前に溯って考えられんのか?
無論これは皮肉だがな。
溯ってよければ、石原何某じゃないが、
「ペリーが悪い」
ってとこまで溯ったっていいんじゃないのか? 江戸時代のまま諸外国が日本をほおっておいてくれたら
日本は、さらに徳川ミラクルピースを更新できたんだ。
アメリカの勝手な都合で港がほしくて開国させて、利権欲しさに不平等な条約を結んで。
日本だって被害者だ。
じゃあペリーを送り出したアメリカの独立を助けたフランスが悪いか?
その前のフランク王国が悪いか?
カール大帝か?
ローマか?
トルコか?
ギリシアか?
永遠に溯れるぜ。
384 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/14(金) 12:49:20 ID:UV/sxipe0
外線防御が駄目なら戦争=即本土決戦だべ。今と同じ。
>>377 ハルノート受諾になったら政変は必至だが、おそらく統制派はクーデターはやらんよ
むしろ錦の御旗を失った海軍の過激派に注意だろうけど、
全軍がそんなことにはならんだろうし、海軍では首都を制圧できんからな
386 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/20(日) 01:37:06 ID:iAyoafq/0
ハルノート受諾した場合をシミュレートしてみてほしい。ここの人たちの知識には脱帽です。
二月、アメリカ対日宣戦。 終了。 アメリカにも裁量がある。
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/20(日) 10:18:25 ID:ZDMCmdkq0
>>388 戦争しないって公約で当選しているんだから、それはないだろ。
391 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/20(日) 11:14:47 ID:ZDMCmdkq0
392 :
えICBM :2006/08/20(日) 13:40:38 ID:pr1t8r/f0
大戦を通じてアメリカの主力戦力は欧州向けであり、太平洋は二の次、三の次の扱いであった。 アメリカとしては太平洋での戦争などどうでもよく、負担になるから出来ればしたくなかった。 日米交渉の焦点は二つあり、大陸問題と、三国同盟の死文化。 アメリカは日本に対して対独戦に入っても、三国同盟を理由に太平洋で戦争を起さないでくれと要求。 また、アメリカが日本と本格的に戦争を出来る状態になるのは1943年ごろ。 アメリカが1941年末や1942年に対日戦を希望してたとは到底思えない。 しかし、日本の南仏印進駐によって戦争を覚悟したのも事実。 ハルノートを日本が呑んだら、全てアメリカの好都合になり、無理に戦争を起す必要は無い。
ハルノートを受諾したら、内閣総辞職。支那利権のほぼ全てを失う。 陸軍統制派が発言権を失う、皇道派が君臨して対ソ戦を主眼に実権を握る。 海軍も同じように軍部の刷新人事が行われるでしょう。 この混乱期におそらく国家中枢に食い込むのが、支那利権を失った大陸帰りの新官僚たち 今度は彼らが陸軍と同じように暴走を始める。 結果、軍部を操りながらソ連との血みどろの戦争へ突入。負けたら赤化、大多数の資産家・権力者が粛清の対象に。 そのころ中国大陸は国共内戦が勃発してるだろうから、アメリカが肩入れしてる蒋介石の保護に軍隊派遣するも 中共のゲリラ戦でドロ沼の戦いに引きずり込まれ、ベトナム戦以上の悲惨な状態になる。 日本を追い出した事で中国人のナショナリズムも絶頂だろうから、アメリカにとって最悪の結果になる可能性がある。 アメリカが軍隊を派遣しないなら、日本がアメリカにスルーした中国利権が蒋介石or毛沢東の手に落ちるだけ。
>>392 >ハルノートを日本が呑んだら、全 て ア メ リ カ の 好 都 合 になり、無理に戦争を起す必要は無い。
ポカーン
>>392 裏口云々という話はいいたくないが
それではアメリカはどうやって対英援助を強力に行なうので?
あとマーシャル陸軍大将をはじめ、皆一様にあと三ヶ月開戦を延ばしてくれ、と大統領に意見していたはずだが?
396 :
えICBM :2006/08/21(月) 05:04:49 ID:TY/86Log0
>>394 ポカーンとするようなことか?
>>395 対英援助はさんざんしてるだろ。
対独戦を始める前にその延長線で対英援助をするんでない?
対英物資輸送を米海軍が護衛し攻撃するUボートは沈めるなんてのは次の手だろうね。
さらに、陸軍部隊を英国やアフリカに駐屯させたりして、実質参戦状態まで持っていけるだろう。
どっかでドイツと衝突したら本格参戦。
あと、対ソ援助も力を入れる事になるから、ドイツとの衝突の機会は更に増えるだろう。
>あとマーシャル陸軍大将をはじめ、皆一様にあと三ヶ月開戦を延ばしてくれ、と大統領に意見していたはずだが?
三ヶ月でアメリカが戦争準備完了と思ってるのかい?
きっちりソースを調べてみたらいいよ。
397 :
えICBM :2006/08/21(月) 05:27:09 ID:TY/86Log0
あと、マーシャル元帥だが、対日戦開始時は参謀総長の職であり、対独戦優先方針つまり米英ソが協力し 戦力を集中できる大陸での戦いを国家戦略にしている。 そのため、対日戦は米軍が二分されるので避けうるものなら避けるべきと言う考えであった。 アメリカの軍部も政府も対独戦参加は既定方針であり、あとはきっかけだけが必要であった。 そのきっかけは日本の真珠湾攻撃となり、ドイツが宣戦布告をしてくれて念願の開戦。 ドイツが対米宣戦布告をしないという手もあったが、ヒトラーとしてはどのみち開戦すると考えてたのだろう。 まあ、結局対日戦は開戦されるのだが、欧州と比べるとろくに部隊を派遣していない。
>>393 ソ連は日独に挟撃されていると言う前提ではないのか?
とても中共を支援する余力はないだろう。
ソ連の支援抜きでは共産党に国民党に勝つ力はないよ。
日中戦争が1941の段階で片付けば、その時点でならまだ国民党が
圧倒的に優勢。
>欧州と比べるとろくに部隊を派遣していない。 地上軍は泳げまないからな。
400 :
えICBM :2006/08/21(月) 11:51:23 ID:TY/86Log0
>>399 アメリカの欧州派遣軍は、英国、北アフリカ、末期の欧州に自動車で行ったと思ってるのか?
「アメリカは民主主義の兵器廠になる」 by ルーズベルト 強力なレンドリースなんて、中立法が実質無効化した時点でやれるよね。
402 :
えICBM :2006/08/21(月) 12:43:14 ID:TY/86Log0
中立法なんてアメリカの国内法だし、線直前までのなし崩しは可能だよ。 アメリカ世論が絶対戦争反対なら、レンドリース法の時点でアウト。 それがなかったのだから、国民もルーズベルトの戦争政策をある程度程支持してたのだろう。 日本軍の南仏印進駐だけで、「日本許さん」世論が沸騰するのだから、欧州でもちょっとしたことで戦争だろう。
>>400 ならアメリカ海軍は機動部隊をドイツに差し向けたのかと。
>>403 護衛空母とかは差し向けてる。
というか、ドイツ海軍相手に機動部隊なんぞ必要ない。
イギリスの艦艇だけでもオーバーキルなのに。
405 :
395 :2006/08/21(月) 15:32:12 ID:s6/SL0p40
>>396 あまりに米の国内世論を軽視しているように見られる。
>陸軍部隊を英国やアフリカに駐屯させたりして、実質参戦状態まで持っていけるだろう
建前とはいえ中立を謳い、宣戦布告もせずにここまでの行為を米国民が看過するとはとても思えないのだが。
何か具体的な根拠となる資料でもあるならプリーズ。
>三ヶ月でアメリカが戦争準備完了
誰もそんなことは言っていない。文脈を読め。
あくまで
>>395 で示したとおり対独参戦(正確に言えば連合国陣営への参加)の口実としてだ。
>>404 一連のは
>>397 の「ろくに部隊を派遣していない」に対する反問。
機動部隊は「ろくに部隊を派遣していない」になるのかと。
面倒なので結論するが、太平洋戦線と欧州戦線では必要な
軍、兵器は別であった。
欧州に機動部隊は必要なかったし、太平洋にシャーマンは要らなかった。
>>398 ハルノート通りに撤収した場合、日本が対ソ戦の参戦は出来ない。
なぜなら、再び禁油が始まるから。日ソ中立条約だってある。
連合国がナチスを殺った後に極東から南下してくるであろうソ連+中共と国民党の戦争になるから
日本は防共上それに巻き込まれる。なぜなら朝鮮半島が日本の国土だから。
この戦争にアメリカが蒋介石を援助するのであれば、日本はそれに加わる事になる。
まあドイツが逝く前に蒋介石が中共どもを始末している可能性が高いが
ソ連の南下は防げないでしょうし、ソ連南下は確実に始まるでしょう。
>>406 すまん、読み違えた。
なるほど・・・太平洋にあれだけの艦艇を差し向けておいて「禄に」ってのが問題なわけな。
ただ、投下した戦費は大西洋側7 日本側3 というのは、何かで見た記憶があるが・・・
ソースが見つからんな・・・。
409 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/21(月) 16:41:55 ID:OFDt04EB0
太平洋戦線は片手間でもできるが対独戦はそう簡単にはいかないてことさ(米軍
片手間にしちゃ結構痛いほど死んでるがな>アメ公
ハルノートってソ連のスパイが書いたんじゃないの?
>>411 ハリー・D・ホワイトの話なら、ハルが
「いい部分もあったので、取り入れた」と言っているので、全部が全部、彼が書いたわけじゃない。
まったく影響を受けてないとは言わないが、ハルノートは、出されるべくして出されたってことだな。
413 :
名無し :2006/08/22(火) 02:04:03 ID:WBSEQHVl0
米国は支那満洲が欲しかった。邪魔なのが日本だった。そこで日本を攻撃 した。それが支那事変の蒋介石を使った間接戦争だ。日本を追い出し 蒋介石を傀儡に支那満洲を支配する構想だった。 さらに独ソ戦に参戦するため中立法を解除すべく、日本を挑発した。 それが経済封鎖だ。それでも日本が必死に交渉で解決しようとするので ハルノートで突き放した。ソ連が日米戦争を望んでいた上、米国中枢には ソ連スパイが多数入り込んでいた。そこでソ連のスターリンが日米戦争を 引き起こす絶対条件を考えてハルノートに織り込ませたのである。 米国も日本を半年で降服させることが出来ると軽視していた。 ホワイトは戦後スターリンに暗殺されたようだ。口封じである。ソ連の 暗号通信の解読でホワイトは真正のスパイだったことが分かった。 だから真珠湾事件は日本の真珠湾反撃である。反撃には通知はいらない のである。
414 :
えICBM :2006/08/22(火) 05:48:16 ID:skfofR210
>>403 欧州戦線では航空機による攻撃は陸上基地から十分出来た。
わざわざ制限が多くある空母艦載機を飛ばす必要は無い。
ただ、Uボートは大西洋の真ん中にもいたりするので空母艦載機による哨戒、攻撃は必要であった。
しかし、ドイツ軍の対艦攻撃機が出てくるわけでは無いので制空権は問題なし。
そこで、装甲、速度、艦載機数が劣る護衛空母を用いた。
つまり、大西洋には高速空母機動部隊が活躍する場はなかった。
>>405 当時の米国世論は戦争参加はいつかあると考えていた。
また、対独挑発と受け取れる英国への積極支援を行うルーズベルトへの批難は少ない。
この流れからいくと更なる英国への支援と独との衝突は不可避だろ。
あんな露骨な対英支援、対独挑発を続ける政府を支援してるのは米国民である事を重視しよう。
>建前とはいえ中立を謳い、
わかってるんじゃん、中立なんて建前なんだよ。
>誰もそんなことは言っていない。文脈を読め。
実はよくわからない。
>>395 で示した部分をもうちっとわかりやすく説明してよ。
マーシャル始めの3ヶ月って何さ?
>>406 あくまでもマッカーサーが欲した陸軍部隊の事ね、ろくに派遣して無いのは。
あと海兵隊も支援火器を欲してたが、あくまでもドイツ優先でだめ。
で、シャーマンは日本軍が立てこもる強力な陣地を破壊するには必要不可欠。
歩兵だけで重厚な要塞線に近づくのは不可能。
415 :
えICBM :2006/08/22(火) 06:01:05 ID:skfofR210
>>408 アメリカ議会は対枢軸国戦を開始するかなり前の1939年6月に「両洋艦隊法案」を可決している。
この内容をコピペすると、
40億ドルの予算をもって、7カ年計画で新たに約153万トンを建艦し、現有勢力と規定増強勢力の合計
約170万トンと合わせ、約300万トンの大海軍を建設しようとするものであった。新建艦の内訳は、戦艦
31.5万トン9隻、航空母艦25.7万トン12隻、巡洋艦39.3万トン29隻、駆逐艦31.4万トン162隻、潜水艦7.1
万トン47隻である。当時における日本海軍の現有勢力は約84万トンであった。両洋艦隊法案は7月19
日に成立した。新聞は昭和二十一(1946)年末までに、アメリカ海軍が戦艦35隻、航空母艦20隻、巡洋
艦88隻、駆逐艦278隻、潜水艦180隻、総計701隻に拡充されるであろう事を報道した。
(戦史叢書:大本営陸軍部大東亜戦争開戦経緯<1>p127,128より)
つまり、海軍力は余裕のあるスケジュールなので、対日戦に多くの艦艇を廻せた。
日本があの時期に対米開戦を決意した理由の一つには、米海軍の戦力がそのうち日本海軍をはるかに
凌ぐ事がわかっていた事がある。
>ただ、投下した戦費は大西洋側7 日本側3 というのは、何かで見た記憶があるが・・・
10:1じゃなかったっけ?
>>410 >片手間にしちゃ結構痛いほど死んでるがな>アメ公
片手間で決死の覚悟の日本兵と陸上戦したから。
1936年11月13日 アメリカ陸軍省が、ミッドウェー島の基地化計画を発表 12月31日 ワシントン海軍軍縮条約が失効になり、軍備拡張競争の無常約状態に突入 1937年.. 5月 1日 アメリカ 中立法を改定 .. 12月12日 日本軍機が南京戦にて、アメリカ警備艦バネー号を誤爆・撃沈する ※後日、日本政府が米に謝罪 1938年. 1月13日 アメリカがイギリスと海軍協力計画に合意 ※バネー号事件を契機に太平洋での共同防衛計画について協力する事を合意 ..28日 ルーズベルトが、太平洋艦隊と大西洋艦隊の増強計画を議会に提案 1939年. 1月. 3日 アメリカ海軍省が、太平洋根拠地の増設を議会に勧告 . 4日 ルーズベルトが年頭所感演説において、中立法廃止、軍備拡大、反ファシズムの方針を打ち出す .7月26日 アメリカが日本に対し、日米通商航海条約の「廃棄」を勧告(40年1月に条約失効) .. 11月. 3日 ルーズベルトが中立法修正案に署名 . 4日 アメリカ議会下院にて、中立法の改定を決議 ※英仏への武器輸出が可能になる 1940年.. 1月 3日 ルーズベルト 「参戦」のため国防予算を要求 . 4日 アメリカ国防費18億3900万ドルを計上 ※戦艦大和「47隻分」に相当 ..12日 アメリカ 150隻の海軍拡張計画を決定 .5月16日 ルーズベルト 議会に「年間5万機」の飛行機生産と9億ドルの非常支出を求める ..31日 ルーズベルト 議会に、「13億ドル防衛計画」を提出 .7月20日 アメリカ 「海軍増強法」が成立 .9月. 9日 アメリカ 52億ドルの国防予算の「追加」を決定 ..10月14日 ルーズベルト レインボー計画(陸海軍統合戦争計画)を承認 1941年. 4月16日 日米交渉開始 まあ1941年12月に開戦でもアメリカにとっては、渡りに船だったでしょう
長い目で見たら、真珠湾は「旧製品の在庫処分」だったというわけです
>>415 スターク両洋艦隊プランか・・・
その前にもヴィンソン/トランメル法通してやがるし・・・
なんて贅沢なんだ、右翼の漏れとしては、マジでむかつくぜ
畜生・・・全部貧乏が悪いんだ・・・
ちなみに、太平洋戦争時
日本が建造した空母:商戦改造含む16隻
アメリカが建造した空母:正規空母だけで26隻(護衛空母含むめると102隻)
畜生・・・畜生・・・・orz
419 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/22(火) 09:40:09 ID:B5PIFcGx0
この大増産で大不況はどっかへ吹っ飛んでもうた これ以来、米国は軍需生産中毒になってまい、在庫一掃セールならぬ 旧式兵器在庫一掃戦争を常にやってなければならぬ身体になってもうた
>>419 その軍需産業も最近はすっかり儲からなくなった。
そもそも「在庫一掃セール」でアメリカが戦争した例はない。
>>415 >日本があの時期に対米開戦を決意した理由の一つには、米海軍の戦力がそのうち日本海軍をはるかに
>凌ぐ事がわかっていた事がある。
海軍軍縮条約を破棄したりするから・・・
建艦力の差は八八艦隊vs3年計画艦隊の時にわかっていたはずなのに。(こちらが8隻起工する間に
向こうは16隻起工)
>>418 戦艦も悲惨だぞ。
終戦時までに日本は完成2隻(大和、武蔵) 空母転用1隻(信濃) 建造中無し 建造中止1隻
米は8隻(サウスダコダ級4隻+アイオワ級4隻) 建造中2隻(アイオワ級) 建造中止5隻(モンタナ級)
加えて米は開戦前にワシントン級2隻を完成させている。
>>421 駆逐艦まで比べると、もはや現実逃避したくなる差だしな・・・
これだからアメ公は可愛げがないんだよ。
すこしは、戦艦作りまくってドツボに嵌ったイギリスとか
まともな水上打撃力をもてなかったドイツを見習えってんだ。
423 :
えICBM :2006/08/23(水) 01:29:30 ID:MtYsgFgH0
アメリカの対枢軸国戦争計画「勝利の計画」の内容なんて知ったら、いやんなっちゃうよ。
当時のアメリカ国内の世論を知ったらますますイヤになりますよw 1941年9月に行われたアメリカ国内の世論調査 英・独 双方に武器を売るべき …… 37.5% 絶対中立を守るべき ……………… 29.9% 英の敗色濃厚になったら救うべき… 14.7% 西側にだけ武器を売るべき ……… 8.9% 英と一緒にドイツと戦争するべき…… 2.5% ドイツを支持するべき ……………… 0.3% その他 ……………………………… 6.2%
425 :
えICBM :2006/08/23(水) 01:59:45 ID:MtYsgFgH0
>>424 お、良いネタですね。
出所を教えて下さい。
どこが調査したかでいいので。
>>425 1935年設立されたギャロップ・アメリカ世論調査所です
当時のアメリカ国民はルーズベルトなんかよりも露骨なまでに狡猾です アメリカ政府の政策が可愛く見えてきます
>英・独 双方に武器を売るべき …… 37.5% 2ちゃんねるみたいな意見だw
1941年9月 日本は御前会議で対英米戦も辞せずと決意して戦争準備に入っている頃か。 アメリカ国民の7割近くが実質中立を望んでいるわけだな。 >えICBMさんは別スレで 日本の参戦=ドイツの参戦がなくとも対英支援は史実のように強力に行なわれる、としていたが この調査をみる限りはどうでしょうね? 露骨な支援は世論の反発を招きそうですけど。
英国圏の高関税政策・経済ブロック化とこれに対する米国を含めた各国の報復的な高関税政策が 世界恐慌でアメリカ経済を揺るがしたと認識していたから、当時のアメリカ人の平均的な経済感覚が 他国の水準よりも高かったんでしょう。 世界の貿易総額は1932年には僅か165億ドルであったが、戦前の増加率に従えば520億ドルになっていたはずであり、 このことは355億ドルという巨額にのぼる相互に有益な余剰の交換が失われたことを意味する。 この喪失額のうちアメリカのシェアは60億ドル近くにまで達しており、その影響は甚大である。(コーデル・ハル) 恐慌前の株式ブームで大損してしまった人間などは今が絶好のチャンスと体が理解していたんだと思います。 余談ですが戦地へ恋人を送り出した米国女性の多くは、彼氏が生死を掛けて戦っていた最中に、国内の他の男性と仲良くなって 彼氏が戦後に無事帰国した時は、すでに別の男性と結婚していたりと、現実を知ります。 当時の日本人女性であれば、ありえない価値観だったでしょう。
ちなみに当時の日本人の平均的な経済感覚といえば、「満蒙は日本の生命線」な状態でした。
432 :
えICBM :2006/08/24(木) 00:22:29 ID:iyYMZZiD0
>>426 ありがとう。
いつものやつですね。
>>429 まさに渡しに船。
そのスレがどのスレかわからなくなったから教えてくれ。
>露骨な支援は世論の反発を招きそうですけど。
ま、議会やらの状況も考えてみよう。
結論を急ぎなさんな。
433 :
395 :2006/08/24(木) 01:15:05 ID:6O0i0o2U0
>>432 どうやら別スレではなくこのスレの
>>395 あたりの話の続きですね。
こちらも勘違いしていました。
お互いどうもいろんな板を跨いで書き込んでいるようでw
>>426 すいません、それの元ソースとなる書籍とかはありますか?
ご存知でしたら教えて下さい。
435 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/24(木) 18:48:26 ID:o3ojJZ4T0
>>726 なるほど。つまり米英可分論は現実味があったわけだ。
さっさとシンガポールを攻略して英国を敗退させるべきだったな。
436 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/24(木) 18:49:48 ID:o3ojJZ4T0
>>434 ウェデマイヤーの回想録
ハミルトンフィッシュの、誰が第二次大戦を招いたのか
などに引用されています。ただアメリカを直接攻撃して世論は知ってのとおり激情します。
この本に書かれているように、日本人から見ればルーズベルトが悪かった。と
単純に結び付けたくなるような内容でもありますが、
ドイツの経済政策とアメリカの市場原理主義的な経済政策の衝突に関して
何故ナチスと戦争をするハメになったのか、という肝心の部分には余り触れられていません。
先日NHKが上海戦において日本軍がドイツ式軍隊の国民党軍と戦って苦戦を強いられた事が
反響を呼んでいましたが、このドイツの一連の経済政策が、アメリカにとって許し難い原因であったと思います。
ドイツはアメリカに囲われていた南米諸国などにも同じような密約を結んで触手を伸ばしています。
>>437 ありがとうございます。
そういえば、クルップだったかラインメタルだったか・・・特許の関係でアメリカとドイツは財界的には仲のいい時期があったような・・・
伍長閣下がぶち壊したようですが。
>上海戦において日本軍がドイツ式軍隊の国民党軍と戦って苦戦を強いられた事が
たしか、ドイツの産業界保護のため、日本に近づいた後も、武器売ってたんですよね?
なんというか・・・本当に同盟国なのかというか・・・
そのころはまだ同盟なんか結んでないだろ。
440 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/24(木) 21:10:00 ID:o3ojJZ4T0
>先日NHKが上海戦において日本軍がドイツ式軍隊の国民党軍と戦って苦戦を強いられた事が >反響を呼んでいましたが、このドイツの一連の経済政策が、アメリカにとって許し難い原因であったと思います。 アメリカだって国府軍を援助して米軍装備で固めさせたが。 >ドイツはアメリカに囲われていた南米諸国などにも同じような密約を結んで触手を伸ばしています。 市場開放を訴えるアメリカからすれば問題なしのはず。
アメリカはドイツへ民間からの投資が特に盛んに行われていました。 主の理由はドイツが背負っている英仏蘭への多額の債務が、無事に英仏蘭を経由して それらの国の大元の債権国であるアメリカに還流されるからです。 アメリカとの経済関係はヒトラーが潰したわけではありません。 諸貿易での経済政策を担当したのはマルクの魔術師シャハトです。 彼はドイツを軸とする統制貿易によって、ドイツは復興されると考えました。 簡単には、ドイツへのある国からの輸入額が、その国への輸出を上回ってはいけない事。 ドイツへ輸入した得た資金は、必ずドイツからの輸出品を購入しなければいけない事。 上記に基づきドイツは支那から原料などの資源を輸入する必要があったから、 代わりに武器をバラ撒いたわけです。 要するにドイツと取り引きする場合は、ドイツ以外じゃ使い物にならないクーポン券を強制的に使わされる感じです。 当然、アメリカと決定的に衝突してしまったわけです。
これに加えシャハトは巧みに為替を操り、ライヒスマルクを切り下げます
>>438 >なんというか・・・本当に同盟国なのかというか・・・
同盟条項に他国への武器供与についての制限事項がなければ
問題にはならないよ。ましてや正式に開戦していたわけでもないしな。
ドイツの支那への武器輸出は問題です。当然ながら日本大使館や外務省もドイツ政府に抗議しています。 現在のハナシになりますがイスラエル、ドイツ、フランスなどの国が中国への武器輸出をアプローチしていますが 日本の立場でいえば重大な問題でしょう。ましてや当時は交戦相手国だったのですから。 でもドイツ政府は全く意に介さない。という事で、ポーランド侵攻直前まで武器をバラ巻きます。 日独防共協定はソ連共産勢力の膨張を牽制・防止する事が主だった理由ですから 当時、中国大陸に足場を築いていた中国共産党に対しての勢力拡大を抑制する事にもなります。 そしてドイツは「生存競争」の最中でしたから、あらゆる手段で勢力拡大に推進していきます。 まあ日本も「戦争」と認めずに、居留民保護のために出兵している事になっていましたから、お互い様でしょう。 このような無秩序ともいえる「生存競争」にアメリカと激しく衝突しました。 1934年10月に独米通商条約における無条件平等条項の破棄を決定、ヒトラーは一方的にアメリカへ通告しました。 日本が日米通商航海条約の破棄をアメリカから一方的に通告されたのに対して、ドイツは逆にアメリカに対して行ないました。 ドイツはアメリカへ依存しなくても自給自足できる、経済基盤・産業基盤を整えていったのです。 この通告を受けてハル国務長官は、ついに戦争の意思を固めるに至ったと語っています。 はい、ここで繋がりました。ハルは自由貿易拡大を強力に推し進めようとしていたからです。
446 :
えICBM :2006/08/26(土) 23:38:07 ID:Cu1lOfh50
>>433 おお、このスレだったのですね。
灯台下暗しですな。
真珠湾奇襲が無くても米国は対独戦をしたかどうかという話でしたね。
私は確実にあるとレスをしているが、実はそれほど詳しいわけではない。
で、つらつらと色々調べています。
なかなか、大西洋の状況も興味深く、ルーズベルトとヒトラーの心理戦のような感です。
開戦前の太平洋におけると日米間関係とは全く様相が異なります。
そのうちまとめてレスをしますので、しばしのお待ちを。
>えICBMタン 前、えICBMタンと議論した際にも出したけど、材料の一つとして投下しとく >すでに、英ソ二正面作戦に陥ったヒトラーは、対米中立政策を堅持し、忍の一字に徹して >米国の挑発をかわしていたが(米艦攻撃の責任者を極刑に処し、これを公表したと言う。 >このような米国の政策が続いていけば、いずれその機は熟し、米独戦争となるのは時間の >問題であった。 >ヒトラーが日本の真珠湾攻撃直後、条約上の参戦義務がないにも関わらず、対米宣戦したのは >この流れの行き着くところだったのである 大杉一雄「真珠湾への道」より。
当時のイギリス・フランスとアメリカの関係といえば、有色人種の僕らが感じる白人に普遍的な身内意識とは違い それほど蜜月な仲ではありませんでした。 世界恐慌後にイギリスが行ったスターリングブロック(英ポンド圏)での需要統制・関税優遇政策は アメリカにとって、ほぼ解消不可能で最も解決困難な最も大きな壁でした。 そして当時アメリカは世界で最大の債権国・輸出国だったにも関わらず、ポンドは国際的に最も信用のおける通貨でした。 これを乗り超える為に考え出された政策がアメリカの門戸解放政策です、どうしても英・仏のブロック圏を切り崩す事が必要だったわけです。 また日本が目指す日満支経済ブロックもアメリカにとって英ブロックと同じように障害でした。 でも日本の円ブロック対策に門戸開放が必要だったわけではないのです。 戦後、ブレトンウッズ体制の元に、自由貿易を原則にしたGATTなどが出来るわけですが、 これらの原型は言うまでもなくハルの推し進めた「門戸開放政策」です。 1940年にイギリスへ駆逐艦50隻の貸与、41年に武器貸与法(レンドリース)が決定しますが イギリスは、その見返りに米国輸出品のスターリングブロックの関税障壁の適用外とする事や 英国領だった西インド諸島・バミューダ諸島の99年間の基地使用権をアメリカに対して認めています。 アメリカがタダ(無料)でイギリス人を助ける筋合いは全くないからです。 それと1939年に中立法を改正して、英仏へ武器や軍需物資の輸出を、それぞれの国の船舶使用、現金払いで認めていますが この法律はドイツにも輸出が可能でした。ただ大西洋の制海権をイギリスが握っていましたので、ドイツは輸入が事実上無理だったわけです。 ドイツの潜水艦が通商破壊で猛威を奮った時期は、アメリカ帰りの英国輸送船団がカモだった時期と合致します。 アメリカ人とすれば「困ってるなら武器を売ってやってもいいけど、帰り道は気をつけて」 こんな感じでしょうか。
これらの軍需物資輸出に際しポンドの切り下げも禁止にしています
450 :
395 :2006/08/27(日) 02:18:00 ID:r6xzVQoV0
>>446 ま、有名なスチムソンの回想ではありますが私も一応
そしてこの昭和15年末ごろには米国の首脳陣は、参戦はやむをえないと決意していたと思われる。
陸軍長官スチムソンの回想でも
「大統領およびその主要な助言者にとって、日独の侵略にたいし、
世界が抵抗する上で、米国が果さねばならぬ役割のますます増大していることは明らかだった」とあり、
さらにスチムソンは陸海統合幕僚会議で、12月16日、「この事態は米国を最後には戦争に引き込むことなしには終らないだろうと、意見一致した」
と誇らしげに記すのである。
半藤一利 『ドキュメント太平洋への道』PHP文庫 1999年
(『昭和史の転換点』図書出版社 1987年の加筆・削除・改題)
早計ではありますが
米国(ル大統領)は真珠湾が無く(ハルノート受諾)とも日本参戦への次の手を講じると考えられそうです。
それが対独戦のため、とは断定できませんが。
451 :
えICBM :2006/08/27(日) 06:25:58 ID:x/WTXT2w0
>>447 >>450 アドバイスありがとう。
ただ、私が試みたいのは、中立というか参戦する気はないが、ドイツには反感をもちイギリス支援には肯定的で
あったアメリカ大統領、アメリカ世論が徐々に開戦ギリギリまでの状況までなったかを時系列で語りたい。
それによって、アメリカ、ドイツ、イギリスの歴史的流れがつかめるのではないかと思う。
めんどうだかけどね。
めんどうだから、一レス一イベントでやってくのが楽かなぁ。
>447 英独開戦3時間後に起きたアセニア号撃沈事件では、米国人が死亡し米国 世論が沸騰した時に、ドイツはイギリスの謀略として突っぱねてる。 知らないのだが米艦攻撃した責任者を処刑した事件って何?
>>452 10月17日 米駆逐艦カーニが、10月30日 リューベン・ジェームスがUボートの攻撃を受け
撃沈されてるので、多分これだと思うけど、裏は取ってないので、調べてみる。
時間ちょうだい。
454 :
453 :2006/08/27(日) 07:46:42 ID:TOOmeNQZ0
あ、念のために書いておくけど1941年ね。
455 :
えICBM :2006/08/27(日) 13:09:22 ID:x/WTXT2w0
米国の参戦より1 大雑把に米国の参戦を眺めると、 1941年12月11日にドイツはアメリカに宣戦した。米国は勝利に大きく貢献したが、その参戦過程はやる気の無い、 どっちつかずの態度であった。 これは、米国人の多くが戦争が国益になんら重大な影響を及ぼさないから自分達の問題とはとらえていなかった。 しかし、気持ち上かかわりを持つと考える人々は、兵士を送らないなら、ヒトラー打倒のために手を貸すぐらいは 積極的に行っていた。 (「P・カルヴォコレッシー他著 トータルウオー上巻西半球編 河出書房新社」より) といったところだろうか。
456 :
えICBM :2006/08/27(日) 13:29:13 ID:x/WTXT2w0
米国とナチスドイツの初期の外交的軋轢を見ると、 米国の参戦より2 ルーズベルトの外交方針は多数の米国人同様、面倒なことには巻き込まれるような介入は避けたかったという 意味では孤立主義者であった。 それが徐々に変化していくのは、ドイツとの外交関係が徐々に緊張していったからであろう。 1933年、ルーズベルトが提案したジュネーブ軍備縮小会議が失敗。英仏は軍備縮小を渋っていただけだが、 軍拡を図っていたドイツをアメリカは批難している。 1935年、ヒトラーは徴兵制の導入を開始。これは1921年に調印された米国・ドイツ講和条約(ベ条約の代わり) に違反するものであった。ルーズベルトは抗議をせず黙認したが、多数の米国人同様、ルーズベルトも英仏の ドイツの軍拡を許す拙い政策を批判するよりも、ナチスドイツをより危険な国と考えるようになった。 1936年、ドイツのラインラント再軍備に、米国内の不安も高まり、ドイツへの批難も度を増していく。これはユダヤ 人だけでなく、非ユダヤ人においても同様であった。 だからといって、ドイツ相手の有利な取引を取りやめるべきと言う考えは政府にも国民にも無かった。 1930年代のアメリカは対ドイツ政策にこれといった方針はなかったが、これは孤立主義と対ヨーロッパ政策に確固 たるものがなかったことによる。 しかし、ドイツが日本と手を結び経済政策も同調し、それぞれの勢力圏に門戸開放主義とする米国気質に対し、 ずうずうしく経済的覇権を押し付けてきた。 米国としては門戸開放主義は巧妙かつ友好的であり、米国の商業利益にかなうと計算していた。 (「P・カルヴォコレッシー他著 トータルウオー上巻西半球編 河出書房新社」より) といったところだろうか。
アメリカとしてはイギリス人の為にアメリカの納税者が血を流す事は許さないが イギリスはアメリカを参戦させる為の、それなりの外交カードがあった。 もちろん米国の軍や政府は、ドイツがイギリスを欧州から追い出して大西洋に進出してくる事は、 日本の南方進出以上に、危機的状況に陥るので早期にドイツを打ち倒す必要がある。 しかし英国本土上陸作戦の中止、空の戦いで、イギリスが早期に敗北する可能性が なくなった事も理解していた。 極東においては海軍増強の目途が整うまでは、日本を打倒するよりも膨張の阻止を重視して 外交の窓口は残しておき、当面は時間を稼ぐ事を最優先させた。 日本が多くの軍需物資をアメリカに依存していた事により、安全保障上の矛盾を抱えたまま アメリカとの外交交渉に臨まなくてはいけなかったので、常にその内包した矛盾に振り回される事になった。 そして石油製品の全面輸出停止によって交渉のタイムリミットは2年を切る事になってしまった。 こうなるとアメリカが日本を終始コントロールした状態で日本からの攻撃or100%の譲歩を待つだけである。
アメリカ主導の門戸解放・自由貿易拡大政策は手始めにそれに衝突したドイツ・日本を打ち砕き イギリスから基軸通貨を奪う事によって達成された。 こうしてイギリスがインドを保持するメリットはゼロになった。ここに大英帝国の命運は決したといえる。
459 :
453 :2006/08/30(水) 11:46:18 ID:vq29Z2Gv0
>>452 調べてみたけど、とりあえず「アメリカの船を撃沈したことによる理由」で潜水艦の艦長を処刑したっつー裏づけの資料がないわ・・・
気になるんで、引き続き調べるけど、とりあえず保留or間違いってことにしといてくれ。
460 :
452 :2006/08/31(木) 23:36:10 ID:60oVlA6O0
>459 はいよ〜。
461 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/09/09(土) 19:43:01 ID:cZFZeRmw0
ほしゅ
462 :
名無し :2006/09/14(木) 00:03:22 ID:ufu1UDzp0
ルーズベルトの限界はソ連の危険性を理解できなかったことだろう。 ヒトラーよりも危険であることが分からなかった。彼は最後は道化である ことをスターリンによって世界にさらされたのだから、頓死してよかった のではないか。
463 :
某研究者 :2006/09/25(月) 09:16:16 ID:zyZ3XqZV0
464 :
某研究者 :2006/09/25(月) 09:25:45 ID:zyZ3XqZV0
或いは監視が不十分だったのか 監視を行う人間の中にスパイが居たのか (まあ此れは簡単に忍び込ませられるのかだが) 或いは単なる自殺と言う 可能性も有る訳だろうか
465 :
某研究者 :2006/09/25(月) 09:43:19 ID:zyZ3XqZV0
466 :
名無し :2006/09/25(月) 23:01:03 ID:eNS5Jui50
>465さん ルーズベルト時代の米国には共産主義への警戒心はなかった。だから政府でも 研究所でも沢山入り込んでいた。共産主義は大恐慌を予測したとして 欧米日本の高学歴者の憧れの的だった。実態は恐怖政治であったが。 大統領の特別補佐官のアルジャーヒスはリベラル派の寵児といわれ風采 学歴ともに申し分なかったがソ連のスパイであった。このほか政府内に 二百名以上入り込んでいた。だから共謀というより普通に相談していた のである。参考「ルーズベルト秘録」 扶桑社
>>466 そだねぇ
原爆の技術を短期間にソ連も我が物に出来たのは
スパイの活躍の賜物だしね
なんで某研が近代史板にきてるんだ・・・
ところで、仮に日本がハルノートを受諾したとして、アメリカがちゃんと約束守る保障があるの?
キミ、ハルノートの内容を知らないだろ?
471 :
えICBM :2006/10/01(日) 01:12:31 ID:itfziu+L0
>>469 日本がハルノートを呑んだらアメリカは二正面作戦をとらずに済む。
当時対独開戦を画策するルーズベルトにとってはとても重要。
まあ、日本が呑むわけは無いんだけどね。
>>471 だが参戦の口実がなくなってしまう
ハルノート受諾の内容もアメリカのさじ加減でかわるだろう
日本を誘い出して参戦する気なら受諾を認めようとしないだろうし
直接ドイツに参戦できそうなら平和解決もありうる
すべてあちらさんの都合次第
日本が受諾する気があるかどうか別としてね
473 :
えICBM :2006/10/01(日) 05:17:06 ID:itfziu+L0
>>472 参戦の口実は大西洋で着々と進んでいる。
すでにヒトラーが海域を制限するものの、アメリカ艦船への攻撃を許可してる段階まで進んでる。
アメリカ国民が知らない間に事態はどんどん進んでいた。
忘れてはいけないのは、アメリカは対日交渉で一貫して三国同盟の破棄、死文化を要求している。
これは対独戦が始まっても、日本が太平洋で対米宣戦布告をさせないため。
また、太平洋、大西洋の二正面で戦争が起きたら、大西洋は攻勢、太平洋は守勢と戦略は決定している。
つまり、アメリカが敵視していたのはドイツであって、日本とは出来れば開戦を避けたい方針だった。
まあ、暗号解読で甲乙案が最後通牒と知ってたので、ハルノートが受諾される余地なんて無いのは知っていた。
甲乙案よりも決定的なのは蘭印協商打ち切っての南仏侵攻だな。
475 :
えICBM :2006/10/01(日) 14:35:01 ID:itfziu+L0
>>474 そそ、南仏進駐が決定的。
最後通牒が甲乙案。
アメリカ側からすれば、とんでも無い事をして、とんでもない要求をする奴等だったのだろう。
>>473 >日本とは出来れば開戦を避けたい方針だった
>ハルノートが受諾される余地なんて無いのは知っていた
この二つは矛盾している
ドイツが宣戦布告してくる保証はないし、ドイツの攻撃が開戦の口実
にできるかどうかも微妙なところ
アメリカは馬鹿じゃない、戦争となると合理的な手を打ってくる
上の矛盾は単にアメリカが数通りのシナリオを用意して、参戦することが
第一の目的だったことを意味する
ドイツと日本に同時に圧力をかけ宣戦布告を誘う これが第一の目的
次いで開戦になった時に”まずは”ドイツだけを相手にすることが望ましい
だが同時に日本を相手にして一気に太平洋アジアの問題も解決する
シナリオも用意されていて、こちらが現実となった
477 :
えICBM :2006/10/01(日) 14:56:46 ID:itfziu+L0
>>476 >ドイツが宣戦布告してくる保証はないし、ドイツの攻撃が開戦の口実にできるかどうかも微妙なところ
アメリカは一生懸命英国への物資輸送に協力し、英国艦船の護衛までかって出ている。
これは何を意味するかと言うと、ドイツの対英封鎖作戦の阻止と英国の軍事力強化。
それを知っててアメリカはやってるのだから、明らかな挑発行為である。
ドイツとアメリカの衝突は時間の問題であり、米艦への攻撃は開戦の絶好のプロパガンダとなる。
つまり、君は当時の大西洋における熾烈な戦いを知らないだけだ。
>アメリカは馬鹿じゃない、戦争となると合理的な手を打ってくる
バカじゃないからキッチリ挑発、陰謀、策謀をして開戦するものだ。
ベトナムでもやってるだろ?
イラクでも。
>上の矛盾は単にアメリカが数通りのシナリオを用意して、参戦することが第一の目的だったことを意味する
対日戦が開始したからといって、対独戦が開始したとは限らない。
>ドイツと日本に同時に圧力をかけ宣戦布告を誘う・・・
んじゃあ、日米交渉でさんざん三国交渉の死文化、破棄を要求したのは何でだ?
ここらへんの認識が薄いんじゃないか?
>>477 挑発してたのは知ってる だが参戦できずにいた
日本とは参戦したくないけど、開戦してしまうハルノートを提出しちゃった?
これって単に馬鹿だろ
>対日戦が開始したからといって、対独戦が開始したとは限らない。
具体的にはドイツが宣戦布告しちゃったからどう考えていたかわからん
>んじゃあ、日米交渉でさんざん三国交渉の死文化、破棄を要求したのは何でだ?
↓
>次いで開戦になった時に”まずは”ドイツだけを相手にすることが望ましい
あーそれと日米交渉の時はまだ アメリカの方針が決定してないみたいだから なんとも ハルノートの提出時の話ね
連投すまんが >米艦への攻撃は開戦の絶好のプロパガンダとなる これがどれほどの効果を持つかも不明 反対派の議員を完全に押さえ込むほどの効果があるかどうか
これは難易度はなに?
482 :
えICBM :2006/10/01(日) 15:40:11 ID:itfziu+L0
>>478 アメリカの対独挑発はどんどん対英支援をエスカレートしてるだろ。
それに護衛の為のUボートへの攻撃も許可している。
普通に考えれば更なる挑発を試み、そのうち開戦だろ。
一方、太平洋においては全く軍事的な挑発はしていない。
アメリカは英蘭等から要請があった植民地への艦隊配備もせず、自国領とフィリピンの防衛力強化のみ。
つまり、アメリカの対枢軸国軍事的開戦挑発では、対日など対独と比べれば無きに等しい。
ただし、アメリカは日本の生命線である石油輸出を全面禁止している。
このとき、アメリカ首脳部は、禁輸により日本は必ず南方侵略を試みると考えていたのも確か。
なので、アメリカが対日戦を望んでいたかどうかは置いといて、政策上回避は出来なかったとも言える。
アメリカが大西洋でさんざん挑発してるにも係わらず、決定的な開戦口実を出さないドイツ。
それを日本が対米開戦をしたからと言って、ホイホイとドイツが対米開戦を宣言するかは疑問。
ハルノートの作成過程や、ハルノート提出後に軍に対日戦警戒を出している。
つまり、アメリカはハルノート提出=対日戦開始という認識は十分にあったし、資料も昔からある。
しかし、この過程で対独戦までも期待してるような動きは無い。
不思議なことにマジでない。
だから裏口開戦説は史実的裏づけが無く、信憑性が欠ける。
ハルノートの位置づけだが、君は歴史を知らないようだね。
ハルノートは甲乙案への返答として出された。
そしてアメリカは暗号解読で甲乙案が通らない場合は交渉打ち切り、対米戦開始と知っていた。
つまり、甲乙案が日本側の最後通牒と知っていた。
だからと言って甲乙案を呑むわけにはいかないから、何を返答に出しても最後通牒になる。
そこでアメリカの基本原則に基づく厳しい文言を、政治的宣言としてハルノートを返答。
三国同盟を死文化、破棄させドイツを叩き、次に日本を叩くのですか。
こうなるとかなりIFの話だな。
付き合いきれない。
483 :
えICBM :2006/10/01(日) 15:50:19 ID:itfziu+L0
>>479 日米交渉におけるアメリカの方針、主張は一貫してハル四原則を日本に呑ますというもの。
また、大西洋を主戦場で、太平洋では守勢とも決定している。
当時のアメリカの方針は、すでに危機的状況を迎えた大西洋方面が基になって生まれている。
>>480 ルーズベルトの大統領選の公約は「すすんで皆さんのご子息を戦場には送らない」であった。
これを守るにはそれ相応のドイツによる攻撃が必要。
また、米国艦船が攻撃されたら、それを守る為に更なる軍の派遣も必要になりエスカレート。
米国民は民主主義の兵器廠として対英支援は支持しているから、支援撤退も出来ない。
どのみち大西洋での米独衝突が激しくなれば、世論は対独開戦を徐々に支持していくだろう。
ルーズベルトが気にしていたのは、議会でなく国民の支持。
>>482 ハルノートの前に用意していた案があったろ
あの時にあるストーリーを選択したということだろ
優先順位の話をしているだけなんだが
真珠湾攻撃がなかったとしても日本のアジアで覇権と石油問題は棚上げ
>このとき、アメリカ首脳部は、禁輸により日本は必ず南方侵略を試みると考えていたのも確か。
あんたもこういってるだろ
アメリカはいくつものIFをつくって対応したといっているのだから
付き合いきれないといわれればそれまで
>>483 あなたの考えどおりならアメリカはやりたくもない2正面作戦を
進んでやった馬鹿だということになるけど そういうこと?
486 :
えICBM :2006/10/01(日) 16:14:35 ID:itfziu+L0
>>484 暫定案のことだね。
いろんな部署が考えてて3つほど案はあった。
けどそれらの案は、対連合国協調上望ましくないので破棄。
日本に妥協してしまえば、中国が挫折、英国が失望して対枢軸国戦争を放棄しかねない。
それをアメリカは恐れた。
日本からすれば暫定案でええやん、戦争回避やん、となるが、アメリカは日本とだけ外交をしてるわけじゃない。
私はアメリカは対独戦は積極的な開戦意図だが、対日戦は消極的であったと述べたいだけだが。
そのために、太平洋と大西洋でのアメリカの軍事的な行動、対日要求、政府の内部事情等を出して説明している。
単純に優先順位はどちらかとなると、ドイツが第一で、日本は二の次。
アメリカの対日石油禁輸は南仏印進駐に対する報復処置。
アメリカが日本に切れる有効なカードは石油禁輸ぐらいしか無い。
また、これと同時に仏印中立化案も出しているが、これは日本が無視。
石油禁止制裁はしなければならなかったというもので、アメリカにとっては進んで行ったわけじゃない。
IFを重ねるのは構わないが、それなりの資料が欲しい。
>>485 まさにそのとおり。
しかし三国同盟があるから二正面作戦はある意味当然で、それへの対応もキッチリ練っていた。
>米国民は民主主義の兵器廠として対英支援は支持しているから、支援撤退も出来ない。 これ前に世論調査みたいなのみた気がするが 比較的対英支援支持が多いくらいのものじゃなかった? >ルーズベルトが気にしていたのは、議会でなく国民の支持。 真珠湾攻撃で議会の反対派が消えて開戦ということじゃなかった? 国民の支持なんて、即時にわかるもんでもなく空気読むぐらいだろ
488 :
えICBM :2006/10/01(日) 16:34:29 ID:itfziu+L0
>>487 歴史書を読むとどれも、アメリカ国民のナチスドイツに対する反感は大きくそれに対抗するイギリスに
対しては積極的支持が多く、そのために武器輸出は諸手を上げて歓迎。
その一方で、兵士を欧州に送って直接戦争をするのには非積極的。
つまり、民主主義の兵器廠という言葉が適当になる。
真珠湾攻撃によって国民も議会も諸手を上げて対日戦を支持した。
議会だけじゃない。
民主主義国家では、第一に国民の支持だよ。
ところで、開戦前の状況でルーズベルトが議会の意向を気にしてたというソースはあるのか?
あったら是非知りたいのでよろしく。
>日本に妥協してしまえば、中国が挫折、英国が失望して対枢軸国戦争を放棄しかねない。 中国英国がアメリカの対日開戦を望んでいたということだろ その延長戦上にアメリカの対独開戦までの考えがある アメリカはそれに応えて、ハルノート アメリカの日本とドイツへの対応を完全に別個に考えるのは無理があるだろう そろそろでかける んじゃ
490 :
えICBM :2006/10/01(日) 16:55:48 ID:itfziu+L0
>>489 >中国英国がアメリカの対日開戦を望んでいたということだろ
いや、中国英国どころか、蘭、仏、ソ、ノルウェー、その他の連合国がアメリカの参戦は期待した。
>その延長戦上にアメリカの対独開戦までの考えがある
いや、アメリカは国内問題があるので簡単に延長線上に自らを置けない。
>アメリカはそれに応えて、ハルノート
いや、妥協案出して中国英国が瓦解したら、その後アメリカのみが枢軸国に対応することになり、避けた。
>アメリカの日本とドイツへの対応を完全に別個に考えるのは無理があるだろう
そりゃそうだ。
単純にアメリカは日本と戦争したかったという前提なら君の言う事もわかるが。
それを事実とするなら、それなりの史実的裏づけが必要。
これは史実の解釈でなくアメリカ政府の指導の意図を裏付ける発言、書類などが必要。
私の知る限り、史実ではそうでそういうものは無い。
>482 アメリカの石油禁輸に関して言えば、日本が軍事同盟結んでいたドイツへの石油禁輸の 一環でもありますね。当時の日本の上層部にそういうことの認識が薄かったことが 不思議でなりませんが、御前会議でも能天気に南仏進駐してもま、だいじょうぶでしょ的に 答弁しているところからすると、南仏侵攻を含めた一連の行動自体が結構いい加減だった ことに驚かされます。
492 :
えICBM :2006/10/01(日) 18:50:35 ID:itfziu+L0
>>491 確かに何部仏印進駐決定時の日本指導部の脳天気な見込みは失態としか言い様が無い。
ところで石油の対独輸出だが日本経由でそんなにあったのかがよくわからない。
蘭印会商で対独再輸出の危惧があるために蘭印はゴムの輸出量はかなり低く抑えた。
しかし、石油に関してはそれほどでもない。
とは言え、日本側の要求量よりも低かったが。
ドイツはルーマニアの油田地帯を抑えているから、日本経由の石油ルートの必要性はあったのだろうか?
493 :
これが真実 :2006/10/01(日) 19:03:27 ID:eSf/LI9I0
NKVD(後のKGB)将校ヴィタリー・パヴロフは、アメリカが日本に対して、
「満州を含む中国全部から軍を撤退させよ」という要求を突きつけるように、アメリカ政府を動かせ
とハリー・デクスター・ホワイト(ソ連のエージェント)に伝言した。すでにゾルゲの諜報網によって、
日本とアメリカの交渉の成り行きをすべて知っていたNKVDは、このような要求を日本が絶対に
受け入れないことはわかっていた。日米交渉は決裂し、日本とアメリカは戦争となるだろう。
スターリンのねらいはそこにあった。彼が恐れていたのは、ナチスが西から、日本が東から
侵攻して挟撃されることであった。ホワイトは、ただ一言、「やってみよう」と答えた。
ホワイトに伝えられた伝言は、そっくりそのままハル・ノートとなる。誰が見ても、日本に対する
最後通牒となったこのノートは、実質的にNKVDが立案したものである。NKVDは、ワシントン、
東京、重慶に、諜報網を張り巡らしていた。それは単なる情報収集のための諜報網ではなく、
むしろ政治工作のための諜報網であった。東京にあってその役割を果たしたのが、尾崎秀実
である。彼は、日本軍が中国から撤退することのないように、さまざまな工作を行っていた。
そして、重慶にあっては、蒋介石の側近で、護衛隊長官のワルター・シュテンニスが、NKVDの
トップ・スパイとして動いていた。彼の目的もまた蒋介石に戦争を続けさせることであった。
重慶とワシントンの間には、国務省のロークリン・カリーが連絡役として動いていた。
現在、カリーはNKVDのスパイであったことがわかっている。
開戦直前の昭和16年11月、日米交渉は、日本が開戦回避のために提案した「乙案」の条件で
合意する可能性が出てきた。交渉状況を知る立場のカリーは「このままでは日米戦争にならない」
と慌て、交渉妥結の流れを潰すために重慶のオーエン・ラティモア(ソ連のエージェント)に
秘密指令を出した。指令に基づきラティモアは、蒋介石に、「日米合意が実現すれば、中国戦線は
一瞬にして崩壊し、中国人は二度とアメリカを信頼しなくなるだろう」と、強い調子で妥結しないよう
迫る電文を、ルーズベルトへ送らせた。このことがなければ真珠湾攻撃はなかったかもしれない。
ちなみにラティモアは、戦後、天皇制の廃止を主張し、天皇と天皇位継承の資格のある
すべての男子を中国に流して抑留し、国連の監視下に置くべきだと主張した人である。
http://touarenmeilv.ld.infoseek.co.jp/cominterunnetwork.htm
494 :
えICBM :2006/10/01(日) 19:10:27 ID:itfziu+L0
>>493 ところでハルノートのたたき台になったホワイト案だが、これは日米交渉最終段階の半年前に書かれたもの。
これは財務長官モーゲンソーが今の時期に丁度良いからと掘り出して提案する。
そして、ホワイト案を原案にして作られたのがハルノート。
つまり、ホワイト案=ハルノートではない。
>492 石油に代表される戦略物資の対独再輸出は、日本自身が開戦したことにより 不足している状態だから実際にはほとんど行われていない。実際に再輸出を 行うとすれば、日本本土を経由することなくインドネシアあたりから直接行う ことになるでしょうね。 それにしても、能天気に対独再輸出は同盟国としてやって当然である なんてことを大使を呼びつけてまで公言している以上、警戒されるのは 当たり前ですね。
496 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/01(日) 19:37:27 ID:yKNs3ksN0
テンコロ大元帥が支配していた大日本帝国がいかにDQNかここに来れば、よく分かるよ。
「アジア解放の戦い」「日本独自の兵器だったゼロ戦は最強」
そんなウヨ基地の妄想を、これでもかと潰していますよ。
http://www.luzinde.com/ ウヨ基地の皆さん、勉強のために見てはいかが?
今の憲法になって天皇を権力から引きづりおろして平和で豊かな国になりました。
>>496 =管理人乙w
サイト収入確保のためとはいえ必死だなw
>>495 蘭印商会との石油買い付け交渉も、値段と量もさることながら、
対独再輸出が無い事の保証を求められた事も、決裂の一因
だったらしい。
オランダの立場からしたら当然の要求なのだが・・・
当時の日本はドイツのポチか?
499 :
名無し :2006/10/01(日) 21:17:48 ID:USxpKvUo0
>1さん:ハルノートを全世界に公表しなかったのかな? 公表すれば国際社会や米国人が 米国政府を非難していた可能性だってあっただろうに・・・ 気持ちは分かるがルーズベルトが止めただろう。当時の米国の マスコミは大統領には反対できない。 欧米のマスコミは当時反日親ソで統一されていたから非難はしない。 ただ1941年12月6日のシカゴトリビューン紙はルーズベルトの 戦争計画をすっぱ抜いた。政府や軍の内部に対日、対独戦に反対する 人々がいたのである。ルーzベルトは激怒しFBIに調査させた。 しかし真珠湾の反日キャンペーンで忘れられてしまった。 ウェデマイヤー将軍回顧録から。
500 :
えICBM :2006/10/01(日) 21:42:12 ID:itfziu+L0
>>499 ハルノートは日本側最後通牒である甲乙案への拒否的解答であり、アメリカの最後通牒である。
そのためハルは、国民、世界、後世にアメリカの主張を明確に述べる内容に仕上げている。
だから、国際社会に公表される事は織り込み済み。
また、英国、中国には事前に内容を提示し、合意している。
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/02(月) 11:03:42 ID:jyQ5Mxyd0
まあ満州事変で日本がふんだくった利権を欧米の手に戻せというだけの内容で そのこと自体は(現地人の立場を考えなければ)当然のこと。 それに逆切れした当時の日本人もアホだし、そのことをスルーして大東亜戦争の責任を アメリカに擦り付けてる反米右翼も調子良すぎ。 実際問題、ハルノートが受託され、アメリカが満洲に進出するといったって、 そこにどれほどの米軍を割けるかはなはだ疑問。 結局「お宅の満洲の権益は放棄してウチのほうへ戻せ。けど安全保障だけはお宅のほうでやってくれ」ってんで 関東軍に泣き付くしかなくなる可能性が高いし、日本にとってはいくらでも 立場逆転のチャンスはありそうだが。
502 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/02(月) 11:27:34 ID:OoBvC46EO
それだけ馬鹿揃いだったから開戦したんだろうさw
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/02(月) 12:44:40 ID:yzw8mhpu0
>>501-502 >立場逆転のチャンスはありそうだが。
バブル時に国債をすべて返済できたはずだ
なんて事を何人からも聞くが(真にはどうか知らんが)、後にならないと解らないことってあるんだよね。
あとだしジャンケンは誰でも勝てるよ。
カイサルのような政治家はそうはいないって。
504 :
えICBM :2006/10/02(月) 13:18:57 ID:9ELEJ1Ar0
まあ、当時の事を批判すると後だしジャンケンとか言って当時を肯定しようとするが、当時の 状況を調べれば調べるほど、当時の指導者達はバカだったって結論になってしまう。 バブル崩壊、最悪の国の借金なんて後世の日本人から見ればどう考えても批判の対象だろ。
505 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/02(月) 16:15:44 ID:H1sczqfzO
>>498 東條英機閣下
「日本はドイツの属国では無い」
属国ならまだ本国から何がしかの庇護も期待できるけど、実のところは捨て駒だったしな。
ポチでなければ、ナチが日本に通知もせずに独ソ不可侵条約を結んだのに(明らかに日独防共協定違反)、そのすぐ後に どうして日本はナチと三国同盟結んだのかと。
508 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/02(月) 20:40:09 ID:CUObUCyI0
「歴史上、ヤケクソで戦争した国があったら言ってみれ!!」 (byホーンベック、1941年11月ごろ) 対日強硬派の人ほど対日戦を現実的なものとは 考えていなかった例もあるのは興味深いところ。 一連の対日強攻策断行も 「大丈夫だよ、戦争になんざなりゃしねぇよ。」と タカをくくってた部分も少なからずあるしな。
509 :
489 :2006/10/04(水) 17:18:05 ID:izMx297F0
>>490 スレがすすんだけど レスしていいのかな
よし。
パブロフ自身、「ホワイトは熱心な反ファシストであったがソ連のエージェントではなかった」と証言してる。 ハルノートは国務省極東部で作られたものであり、ソ連製などではなく、ホワイトがソ連のエージェントであったかどうか ということとは関係ない。
512 :
えICBM :2006/10/07(土) 19:48:22 ID:X/cYR/0S0
それにホワイト案はハルノートの半年前に作られた物だし。 それを彼の上司であるモーゲンソー財務長官が半年後に、これ良さそうやんと出した。
ホワイトスパイ説の根拠となるベノナ文書の信憑性ってどうなんだろう? 何か張作霖爆殺KGB犯行説と同じくらいマユツバなんじゃないの?
514 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/08(日) 04:11:22 ID:wowVxOjO0
つうかホワイト案ってハルノートより宥和的だよね?
515 :
名無し :2006/10/08(日) 17:19:51 ID:vOeJwUyy0
1.財務省のホワイトがスパイであったことは米国の解読したソ連スパイ 通信文から証明された。ほかにも大統領補佐官もソ連スパイだった。 政府内から200名以上ソ連スパイが摘発されている。 国務省には中共に脱出したものもいる。ルーズベルト政府はソ連スパイの 巣窟だった。 ホワイト案は1941年夏には届いていた。圧迫方針はきまっており、最後は ハルノートで日本が耐え切れず反撃すると読んでいた。 根拠もなく出鱈目情報を流して混乱させようとするものがいるが無駄だ。 ソ連が崩壊して機密文書が公開された。米国はいち早くコピーして運び だした。これからさらに解析が進むだろう。
>>515 それって中西輝政が喚いてる以外でソースであるの?
まともなソースみたことないんだが?
63 名前:名無し[] 投稿日:2006/10/08(日) 17:27:40 ID:vOeJwUyy0 ルーズベルトは支那満洲を支配するために日本が邪魔だった。 だから日本民族を地上から抹殺するつもりだった。白人の恐ろしさである。 だから近衛首相が何をしようと、無駄であった。 米国はインディアンを滅ぼし、ハワイを滅ぼし、フィリピンを占領して フィリピン人20万人を虐殺し、次に日本を狙ったのだ。 日本はスペイン人に狙われたインカ帝国と同じだ。 まあこんなお粗末な知識しかないからソースなしで妄想だけだと 思うけどなww
>507 軍事同盟ではなく一番の目的は防共だった。そこにアメリカやイギリスを誘い込めば日露戦争のときのような構図は浮かんでくる。 だが日本はその一方で対立を深めていった。 開戦前にアメリカに行って満州の経済開発の調査をしないか、と持ちかけたが時はすでに遅し。 アメリカがそこで日本に寝返れば今まで中国を支援してきた意味がなくなる。 ハルノートの件は皆さん議論しているから良いだろうがハルノートだけを見るとアメリカが一方的に悪く見える。 だが歴史には経緯がある。 近衛がアメリカに行って首脳会談をしようとした。近衛は自らがローズベルトと話すことで共に協調しようとしたがアメリカは何とこれを拒否した。 これにより開戦機運はより一層高まる。 …と書けば日本は平和を望んでいてアメリカは戦争をしたがっていたように思えるが アメリカは近衛から首脳会談の案を耳にするとローズベルトはこれに積極的であった。 しかしハルはこれを認めれば日本の行為を認めることにもなりかねないと言って基本合意が為されてからでないといけないとした。 だと印象が変わる。日本の主張だけをすれば当然アメリカだけが悪く見えるがそうはいかない。 対立にはそれぞれに正戦がある。 それを理解しなければ何があったのかを見るには難しい。
519 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/09(月) 03:53:07 ID:eaLd4QND0
493さんが正しい答え。この欄での最優秀論文として表彰します。素晴らしい。 良く勉強されていますね。 満州はアメリカがユダヤ人の国家を作るつもりでいた。本当はアメリカが進出したかったのだ。
プッw バカウヨ必死だなw
プッw バカサヨ瀕死だなw
バカウヨのカラッポの頭には コミンテルン陰謀論詰め込む〜
523 :
名無し :2006/10/09(月) 15:21:43 ID:70ej1B520
コミンテルンは名前だけ。スターリンの隠れ蓑だった。幹部はすでに スターリンによって皆殺しになっている。 コミンテルンの陰謀といわずにスターリンの陰謀といおう。 もう正体がばれているのだから。
>516 つ Jerrold and Leona SCHECTER "SACRED SECRETS" つ Herbert ROMERSTEIN and Eric BREINDEL "The VENONA SECRETS" まぁ読んで判断するしかないでしょうね。 > 520〜522 まぁまぁそんなに熱くならずに。 とりあえず君のプロレタリア革命について語ってくれ。
525 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/10(火) 00:50:53 ID:5v7Pty7j0
尾崎秀実、日本をソ連に売ろうとした売国奴。 でも、なぜかその日本では良い人っぽく語られる人。 謎だ。
526 :
名無し :2006/10/10(火) 07:39:18 ID:MG3UsFLa0
>525 同意。ゾルゲの墓があるのもおかしい。 大量虐殺の手先である。 廃棄しなければ殺された日本人に申し訳が立たない。
しかし名無しはなんでいつもソース出せないの?
528 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/10(火) 23:26:22 ID:ghpFxINe0
>>31 >>44 遅くなったが、すれ
輸送船団は上陸部隊でなく通常の定期輸送の船団。
わずか10隻程度の輸送船団を
「数十隻の輸送船が台湾沖を南に移動中」
と米軍が過誤に報告したため。
それでこの報告をうけたルーズベルトは激怒するわけだが・・・
>>528 >>31 でも
>>44 でもないけど
>ルーズベルトは激怒
これポーズなんじゃないかと思ったりしている俺
というのは、ルーちゃんはマジックから交渉打ち切り期限を知っていたし
「台湾沖を南下中の輸送船団」の報には報告元(陸軍だったか統合参謀本部だったか失念)
の「特に注目すべき事象ではない」という意味のコメントが付いていたはず
ハルノート以降に天皇宛親電まで発信してアメリカと自身の正義を演出した彼なら
身内を自分のペースに巻き込むためにこの程度のことはやってのけそうだと・・・
まあ、状況証拠からの推論だけどね
>525 尾崎は日本をソ連に売ろうとしたのではなく本気で共産革命を 起こそうとした。それには敗戦後の荒廃を利用するのが手っ取り早い というコミンテルンの方針で日本を戦争に引きづりこんだ。 ソースは「大東亜戦争とスターリンの謀略」。 「革命は何時もインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるから 何時も過激な事しかやらない。」 By アムロ・レイ (笑) 尾崎が善人のように語られるのはカモフラージュじゃないかな。 尾崎に目が行くと都合の悪い人が戦後であっても沢山マスコミにいるから。 近衛なんかも注目されると昭和研究会がすぐ出てくるから同様に批判され ないのだと思う。だからマスコミは必死に東條英樹が悪いとしきりに プリンティングを行なうわけだ。なにせ日中戦争開戦時の首相である 近衛を中国が批判しないところが強烈にぁゃしぃ。 ま、東條英樹に関しては戦陣訓などで国民に対して重い罪があると おもうけどね。
出た 大東亜戦争とスターリンの謀略がソースww
532 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/11(水) 11:34:24 ID:4k+02/Yn0
>531 まぁ買って後半にある供述調書でも読んだほうがよいのでは。W 話はそれからです。読まなきゃ批判もできません。 ついでに531がお勧めの文献は?
戦時統制を進める革新官僚なんかも当時は「アカ」扱いされてたしな 企画院なんか実際逮捕者も出ているわけだ 当時「アカ」呼ばりされてた岸信介が絶賛の「大東亜戦争とスターリン」w 英米に理解があるとみられれば「アカ」だし、そんな「アカ」近衛から、戦争は実は 国内での共産主義革命の準備だと「アカ」視される軍部 いやはや、あちこちに出没して、共産主義者も忙しいもんだねw
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/11(水) 19:13:03 ID:5mnHeYBn0
>529 >報告元の「特に注目すべき事象ではない」という意味のコメント が付いていたはず その報告書のコピーをスチムソンは何故か大統領には送らず、 電話で過誤に報告したんじゃなかったっけか? (スッチー曰く、送ったのに届いていなかったということらしいが) そしたら電話の向こうでルーちゃんが怒り狂ってたと。 これを信じるなら結果的にとはいえ、日米戦への最後の一押しを したのはスッチーってことになるね。
535 :
489 :2006/10/11(水) 19:29:00 ID:2fCTBBvz0
>>534 その過誤に報告というのがどういうものかわからなければ判断できないな
536 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/11(水) 19:50:52 ID:6kujIuC40
>>525-526 目的の為に純粋な心をもち推進する人は、日本社会ではその目的・結果がどのような
ものであれ、政府や司法にどのように扱われても賞賛されるのは、226からの伝統です。
>>530 戦陣訓があろうがなかろうが捕虜は恥と考えられてましたが何か。
538 :
名無し :2006/10/11(水) 22:43:00 ID:N2EB1Zkk0
日本の南部仏印進駐はフランスビシー政権との協定だ。米国もビシー政権を 認めていた。だから言いがかりに過ぎない。 米国の問題ではないのに言いがかりをつけたわけだ。やくざと同じ。
539 :
534 :2006/10/11(水) 22:49:27 ID:5mnHeYBn0
「5個師団が山東や山西から上海に来て、そこで30か40隻、または50隻の 船に乗り込み、これが台湾の南方で認められた」 ↑これがスチムソンの日記に書いてある、報告書の内容。 だが実際の報告書は 5個師団→「兵力は五万か、より小数の可能性が高い」 30から50隻→「10から30隻」 となっている。 どういうつもりだったのかはよく分からんが。
まぁ、武力によりビジー政権を脅して協定に結びつけるあたりのやり方は、確かにヤクザの地上げと同じと 言われても仕方ないですよねぇ。 おまけに現地に進駐した旧軍は、協定結んだ端から無視して武力攻撃もしちゃってるし。
541 :
えICBM :2006/10/11(水) 23:21:58 ID:SGgQ50EK0
南部仏印進駐の企ては、早くから諸外国に知られており、米英を中心にさんざん警告。 それにも係わらず進駐だから、まあ、制裁もありだろう。
542 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/11(水) 23:46:09 ID:5uA6ZpEQ0
>>541 つか、松岡あたりが自分から南部仏印進駐を臭わしてたんだけどね。
544 :
えICBM :2006/10/12(木) 10:48:52 ID:5JL4Zgnu0
松岡は南仏印進駐が米英と戦争になると主張し、軍部と対立。 しかし、すでに影響力が低下した松岡の意見は通らず、独、仏、仏印への外交的働きを行う。 肝心なときに役に立たないのが松岡。
545 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/12(木) 11:27:38 ID:Aj8oAB/N0
しょーがないじゃん。失脚してるんだし。 むしろ、松岡の後を受けた連中はいったい何をやってたのかと。
欧米にとっては南北仏印進駐は「インドシナ危機」って認識で 開戦責任はハルノート云々以前の問題だと思うが。
じゃあ石油禁輸措置を取るなといいたい
再三再四警告をした上での措置だぞ。 それでやらなきゃ米まで宥和政策になってしまう。
まぁ今も昔もアメ公はチャンコロに夢見すぎってこった
550 :
えICBM :2006/10/13(金) 02:31:06 ID:UlMJy+6C0
まあ、南仏印進駐が決定打なのだが、日本側の覚悟ってのがまるで無いのが不思議だ。 とっても不思議だ。 仏印中立化案、日米首脳会談、甲乙案、ハルノートもおまけだよ、歴史の必然おまけ。 仏印中立化案は結構現実的なおまけだったが。
その時期のトップは近衛だし。 悲壮感が表れだすのは東条が政権取ってからかな。
イスラエルと大日本帝国の何が違うというのか。
553 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/14(土) 17:24:54 ID:4K4GOtsr0
「コードギアス 反逆のルルーシュ」の日本は 日帝支配下の朝鮮半島を彷彿とさせる!
まあ、フセインだって米大使との会談で「クウェート侵攻容認」と誤解しちまうし、 それを「アメリカの陰謀」とする陰謀本も山ほど出たし。 小国の国際認識なんてそんなものじゃね?
555 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/18(水) 18:47:42 ID:6iDPftWt0
>何で大日本帝國政府は米国と戦争する前に >ハルノートを全世界に公表しなかったのかな? >公表すれば国際社会や米国人が >米国政府を非難していた可能性だってあっただろうに・・・ 所詮ハルノートなんてそんなもの。 それで「開戦に追い込まれた」は日本国内だけで通用するだけ
556 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/18(水) 18:57:06 ID:vbw5iTIZ0
>>549 昔のジャップが、今のチンクスってこった
自由民主主義を排したうえ、国の内外で軍事拡張政策を採る
お国柄ではアメリカ様に成敗されるのも無理はない
>>555 >公表すれば国際社会や米国人が
>米国政府を非難していた可能性だってあっただろうに・・・
ないない。ハルノートは当時の国際秩序に合致しており、無理難題でも
なんでもないのだから。
558 :
えICBM :2006/10/19(木) 13:06:44 ID:aYyI6vMh0
まあ、ハルノートは当時のアメリカの正義を示したものだから、公表は歓迎だろう。
セットで日本の甲乙案も開示すればOK。
560 :
えICBM :2006/10/19(木) 23:16:55 ID:aYyI6vMh0
561 :
489 :2006/10/20(金) 02:34:04 ID:j6NbL86h0
>>557 合致はしてない
ハルノートは日本に戦争を放棄して一方的に中国から撤退することがもりこまれている
第三国が戦争当事国の一方に戦争を放棄させるなんてめちゃめちゃ
>>561 >第三国が戦争当事国の一方に戦争を放棄させるなんてめちゃめちゃ
侵略戦争は不戦条約で禁止されてます。ちゃんと当時の条約に合致した
要求です。
あなたの理屈では国連のイラクのクウェート撤退勧告決議も「めちゃくちゃ」
と言う事になってしまう。
563 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/20(金) 12:42:30 ID:GQyZIfOC0
ハルノート・・・アメリカの基本原則を述べたもの 乙案・・・日本の最大限の譲歩案 妥協の余地などない
564 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/20(金) 18:59:35 ID:U+FudzuD0
>>562 >侵略戦争は不戦条約で禁止されてます。
侵略戦争の定義はなんですか?
その当時、日清戦争、日露戦争は日本の自衛戦争という評価でした。
日中戦争は、内戦状態になった中国に対する道義的派兵という評価をしている人までがいますが(第三国では)、
どうなったら侵略戦争なんでしょうか?
565 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/20(金) 19:19:04 ID:U+FudzuD0
>>563 ハルノート自体は、たたき台じゃなかったっけ?
だから、国民の何割かに、「餓死寸前まで我慢してくれ。死なせはしないから」
といえる余裕があれば、まともな交渉になった可能性もあるとか何とか聞いたような気がする。
尤も、そこまで我慢できる国なんか、国とは言えんが。
>>564 下手に定義すると裏をかこうとする無法者が出ますのであえて定義しません。
常識で考えましょう。
他国領に侵攻して広大な領域を自分の支配下に永久的に置く事は侵略でしょうね。
既に常設国際裁判所や国際連盟などの国際協議機関がありますから、
ケースバイケースでそれらで討議すれば良いと言う意見が国際法学会
でも有力でした。
>565 餓死どころか、ハルノートの提案どおりであれば国民生活はむしろ向上しそうな勢い。 納得しないのは、大陸で勝手に暴走した挙句に死者を抱えてる陸軍。
>ハルノートの提案どおりであれば国民生活はむしろ向上しそうな勢い。 初耳。 その発言の根拠となる計算式とソースをお願いします。
569 :
えICBM :2006/10/20(金) 20:58:52 ID:46ozaYr00
>>564 侵略戦争の定義は簡単に決めれないが、二次大戦に関しては確定している。
その判断は、ドイツの侵略については、国際軍事裁判所憲章によるニュルンベルグ裁判において。
日本の侵略については、国際軍事裁判所憲章に基づく極東軍事裁判所憲章による東京裁判で是非が問われた。
結果、判決により、ドイツ及び日本が行った戦争は侵略戦争とみなされ、A項での起訴は有罪とされた。
また、日独が侵略戦争をしたかどうかは、ニュルンベルグ裁判、東京裁判以外では決められて無い。
だから、
>侵略戦争の定義はなんですか?
という問に関する答えは、二次大戦に関しては「国際軍事裁判所憲章に基づく裁判での判決」となる。
>>565 形式はたたき台だが、ハル、ルーズベルトとも甲乙案を蹴ることで最後通牒になると自覚していた。
だからハルは提出後、陸軍長官に「あとは君達の仕事だ」と語っている。
海軍だっけか?
570 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/20(金) 22:00:22 ID:bOE/obOo0
侵略戦争が定義できなければ自衛戦争も定義できないと思うのだけど。 何で日清戦争は侵略戦争にはならないが根拠もなく自衛戦争にはなるんだい?
>>569 「これからは君(スチムソン)とノックス君、いってみれば陸海軍の出る幕だ」
572 :
えICBM :2006/10/20(金) 22:32:56 ID:46ozaYr00
>>570 日清戦争当時の国際社会では良くも悪くも戦争に侵略戦争も自衛戦争も無い。
当事者の意識としてはあるかもしれないが、国際法的には無い。
だから、国際法的には日清戦争は自衛戦争でも侵略戦争でも無い。
自称ならなんとでも言えるが。
>>571 やはりスチムソン陸軍長官か。
573 :
489 :2006/10/20(金) 23:28:13 ID:j6NbL86h0
>>562 侵略戦争と言えるのは満州事変までで
その後、日本が行ったのは謀略です
上海事変で武力に訴えでたのは中国側ですから
日本による侵略戦争とはいえません
574 :
えICBM :2006/10/20(金) 23:39:32 ID:46ozaYr00
>>573 >上海事変で武力に訴えでたのは中国側ですから
その前に日本軍が北支の国民党軍を一掃してる。
すでに国家間の交戦状態なのに、上海は非武装中立のパラダイスですか?
575 :
489 :2006/10/21(土) 00:11:14 ID:nv1g8tCn0
>>574 >その前に日本軍が北支の国民党軍を一掃してる。
応戦する形でね
どちらが戦争を望んだかという趣旨はわかるかな?
上海は暴動とストライキのパラダイス アホな煽りはいらね
576 :
えICBM :2006/10/21(土) 00:18:19 ID:0GiR8Enu0
>>575 盧溝橋事件を巡る現地紛争に対して三日後に増派を宣言したのは日本側。
これに応ずる形で国府軍も動き出す。
上海は国府軍が作り上げた日本軍殲滅予定地帯。
紛争状況において有利な地で戦闘をするのは軍事的には適切。
結局殲滅されちまったが。
577 :
えICBM :2006/10/21(土) 00:24:00 ID:0GiR8Enu0
まあ、そもそも九ヶ国条約を破り北支で国府軍を一掃する事自体、重大な国際法違反案のだが。
578 :
489 :2006/10/21(土) 00:31:53 ID:nv1g8tCn0
>>576 >盧溝橋事件を巡る現地紛争
こんなぼやかした言い方はいけない
最後の関頭声明以後、好戦的にしかけてきたのは中国側であって
これに対応するための日本側の派兵が決定された
このタイミングで国府軍が全面戦争をしかけてきたのが上海事変
でしょ?
579 :
489 :2006/10/21(土) 00:32:57 ID:nv1g8tCn0
581 :
えICBM :2006/10/21(土) 01:09:24 ID:0GiR8Enu0
>>578 >最後の関頭声明以後、好戦的にしかけてきたのは中国側であって
>これに対応するための日本側の派兵が決定された
>このタイミングで国府軍が全面戦争をしかけてきたのが上海事変
>でしょ?
戦史叢書によると、盧溝橋事件勃発が7月8日。
日本の参謀本部では、不拡大方針の石原莞爾参謀部作戦部長が8日中に現地に対し不拡大を指示。
満州の関東軍は8日夜、この事件に重大な関心があると異例の発表をし、参謀他を東京に派遣。
9日、現地で停戦協定が結ばれるも、散発的な戦闘が続く。
10日、不拡大方針の石原が折れ、朝鮮軍、関東軍の他に内地から三個師団と航空兵団を派遣する事を内定。
この派兵規模は、北支、内蒙、チャハルの処理にも事欠かないであろうと判断したからである。
11日、五相会議が開かれ、動員師団を3個師団の動員決定、その夜派兵を声明。
蒋介石の関頭声明は7月17日。
つまり、日本軍は盧溝橋事件に対して速やかに大規模な兵力派兵を決定してる。
蒋介石の最後の関頭は、それに対する徹底抗戦宣言。
582 :
えICBM :2006/10/21(土) 01:23:51 ID:0GiR8Enu0
>>580 よくわからんから解説よろしく。
多分、よくわからんで貼ってるのだろうが。
583 :
489 :2006/10/21(土) 01:43:35 ID:nv1g8tCn0
>>581 盧溝橋直後の派兵ですか
ここまでの拡大の流れは流れは偶発的なものだと考えています
現地での停戦協定も結ばれました
これを無効として攻撃を再開したのは中国側で
蒋介石の関頭声明以降です
停戦しているのに徹底抗戦とはおかしなもので、
戦争で一気に方をつけるための全面戦争宣言です
話をもとにもどすと日本が侵略のための戦争をしかけたという
ものとは全く別物です
584 :
489 :2006/10/21(土) 01:44:49 ID:nv1g8tCn0
>>582 ちらっとしかみてないが、たぶん張学良の鉄道利権の話だと思う
585 :
えICBM :2006/10/21(土) 02:01:54 ID:0GiR8Enu0
>>583 >停戦しているのに徹底抗戦とはおかしなもので、
それは、日本側が兵力派遣を決定したからそれに対する対抗措置。
停戦してるのに増援派遣ってのもおかしな話だよ。
侵略軍増援が来ますと宣言してるのに、のんびりと停戦してる方がバカだ。
結局、盧溝橋事件発生四日後に日本は拡大方針を出した。
それに対して中国側もそれ相応の対象をしたわけだ。
まあ、最後には北支から排除されるのだが。
>話をもとにもどすと日本が侵略のための戦争をしかけたという
>ものとは全く別物です
結局、中原から国府軍を一掃し、傀儡政権を建てたのだから、まあ、普通に言って侵略だろ。
586 :
えICBM :2006/10/21(土) 02:05:27 ID:0GiR8Enu0
>>584 張学良の親のかたき鉄道の話ね。
日本側の満州鉄道の正当性は、日本が中国の反乱分子たる張作霖を支援した時点で無くなった。
つまり、相互信用で成り立つ経済協定を日本側が信用を破り無効ということ。
という話をどっかで見た事がある。
まあ、あまり詳しくないのだが。
587 :
489 :2006/10/21(土) 02:17:06 ID:nv1g8tCn0
>>585 日本の派兵と同じくして国府軍も派兵してるのだから
どちらが先と言う話ではなく、偶発的に拡大したというのが正しい
停戦は一時的に守られたわけだから無意味ではない
これを破ったのが蒋介石の関頭演説
それ相応の対応ではなく全面戦争を宣言したものといえる
目的が侵略であったとしても日本がやったのは侵略戦争ではなく謀略
この謀略に対する圧力から蒋介石が全面戦争に踏み切ったというのが
実際のところだろう
戦争を仕掛けたのが蒋介石側であるから東京裁判でも
支那事変開戦についての戦犯がいないんじゃないかな
588 :
489 :2006/10/21(土) 02:33:40 ID:nv1g8tCn0
>>586 ちゃんと読んでないからわかんないけどw
張作霖が中国の反乱分子というのもちょとな
張作霖にもそれなりの地位があったわけで
直奉戦争で浮き沈みして勝利後に
蒋介石と対峙しただけだから
日本としても満州でうまくやっていくためには
都合のよいところを支援するしかなかったのだと思う
条約直後から国内製品と外国資本品との輸送賃金に不当差別を敷いている事が第五条違反に当たり外国側一致で抗議しましたって話 南京政府は第五条は外国貨物に対してのみで国内品には該当しないと突っぱねた、と 第五条 支那国は支那に於ける全鉄道を通じ如何なる種類の不公平なる差別をも行ひ又は許容せざるべきことを約定する
590 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/21(土) 07:38:28 ID:KOY+ZlHB0
>>566 >下手に定義すると裏をかこうとする無法者が出ますのであえて定義しません。
そりゃあ無茶苦茶だ。時代、立場、状況、土地によって考え方なんてかわってしまう。
だから、規範、法律、ルールetc...がひつようになってくる。
性に開放的な国に行き、そこの女と結婚したとする。自分の妻が他の男と性交渉を持った時「浮気だ!」と大
騒ぎしてもせんない場合なんてのはあるだろう。
あらかじめ、○○をしてはいけない。○○の定義は...としておかないと、○○をなんとでも取られてしまう。
なんとでもとれるというのは、○○をやった者もやられた者にもだ。
そのときに、立場の強い者のがわ、世間を味方につけた者のがわが都合のいいようにできてしまう。大半が許
せばそれでいいというのは民主主義っぽいが、そういうのは単なる学級委員会的多数決であって民主主義では
ない。それにおいて、刑を決めてしまうのを一般にリンチと言う。
まさに、
>>596 >二次大戦に関しては「国際軍事裁判所憲章に基づく裁判での判決」となる。
後になって侵略と決められたということだ。
っていうよりも、侵略なんて定義できるわけがない。他国に軍隊が入れば侵略だなんていう人間は多いが、そ
うなると自国内で敵を迎え撃つことになってしまい、自国内の被害外が大きくなる。
>>570 >日清戦争は侵略戦争にはならないが根拠もなく自衛戦争にはなるんだい?
よ〜わからんが、自衛戦争だとみなされているのだけは確か。
当時の国際社会では、あのままほおっておくとロシアの南下は朝鮮半島に達し、日本国防の危機となる。だか
ら、衰退した清の影響下から朝鮮を解き放ち朝鮮の国力を強くせねばならない。→だから自衛戦争。 という
論法が罷り通っていたんだろうなと推測はする。
でも、これも日本が勝ったからではないのか、第二次大戦後の東京裁判とあるいみ同じ。ロシアをイギリスな
どのほかの列強もが警戒していたからではないからだろうかと思う。ようは、勝てば官軍。
法律も何もない。勝ゃあええというやつ。
正も非もないっていうやつ。
「定義しません」に「無茶苦茶」と難癖つけるところから始めたのに 突然「っていうよりも、侵略なんて定義できるわけがない。」となり 挙句最後は「正も非もないっていうやつ。」 どういう頭の中になってるのかよくわからんわ。 なんとな〜く自分と日本が善玉なら理屈はどうでもいいのか?
主人の敵とみなせば親でも噛み付き、 主人とみなせば親殺しでも懐く。 それが飼い犬の習性ってもんでしょ。
593 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/21(土) 10:57:04 ID:hVaravkn0
>>591 不戦条約という“法律”をもちだして戦争をしたことを否定するのならば、定義をはっきりせにゃならんと言っている。
法律を持ち出すならな。
ただし、
>>590 の見解は、侵略戦争の定義なんか出来るわけがないんだから、
国際社会にしかも起こってしまった戦争、終わってしまった戦争に対して法律うんぬん言うこと自体ナンセンスだと言っているんだろ?
>>なんとな〜く自分と日本が善玉なら理屈はどうでもいいのか?
日清日露戦争が侵略戦争でないという“当時の見解”に疑問を呈している。それはないな。
日本が勝ったから、日清日露は日本が責められず、日米戦争では日本が負けたから日本が責められる。
法律を守ったからとか法律を破ったからとか、人道的にどうだとかなんだとかではない。
戦争に勝ったから、その勝ちの規模に乗じて敗者をいいなりにさせることが出来る。その内容が、国家の品格をしめすことになる。
ルールがあるとすれば、これだけだ。
>>593 定義付けることがかえって法の趣旨を損なうと言うことで合意が得られている。
国際法において最優先なのは当事国の合意。
それにね、常識で考えれば良い事は特に定義しないよ。人間の定義は法的
には行われていないが(人種差別主義者による悪用が懸念されるしね)、
殺人罪は存在し適用されている。
張学良の満鉄並行線っていっても 最短距離で100マイルも離れてるんだが しかも条約等で何マイルまで並行鉄道の敷設禁止とか決めてなかったしな
596 :
489 :2006/10/21(土) 13:29:22 ID:nv1g8tCn0
597 :
えICBM :2006/10/22(日) 00:11:17 ID:JH6Jjtzg0
>>587 >日本の派兵と同じくして国府軍も派兵してるのだから
>どちらが先と言う話ではなく、偶発的に拡大したというのが正しい
中国側は派兵とはニュアンスが違うが、事件直後から北支方面への軍の移動は始っている。
日本側は増援の兵力を過度に見積もった結果、事件から三日後7月11日に不拡大方針を捨て派兵を宣言。
満州の関東軍と朝鮮軍から部隊を割き北支に派遣し、内地では三個師団の動員準備を始める。
本格的な派兵は、日本が事件発生三日後に行った満州、朝鮮からの派兵が先だろう。
>停戦は一時的に守られたわけだから無意味ではない
停戦は事件の翌日7月9日朝に、松井太久郎北兵特務機関長と秦徳純北平市長兼第29軍副軍長との間に
停戦の協議成立している。
停戦協定は7月11日、松井太久郎大佐と張自忠との間で行われ、午後八時、停戦諸条件を調印締結。
調印後、直ちに東京の陸軍省、参謀本部に電報報告された。
しかし、その夜の東京のラジオで、停戦協定成立との報告があったが現地中国側政府は信用できず、将来
反古同然にされるだろうとの内容の放送があった。
松井太久郎元大佐は、これは我々が逆に協定に誠意が無い事を示すことになる、陸軍省の強硬派が上司
の許可を得ずに勝手に原稿を書いて放送局に回したようだ、と語っている。
事実、中国側強硬派は、これを根拠に協定は派兵の時間稼ぎに過ぎず、即刻協定破棄すべきと言い出している。
協定成立と同時に満州と朝鮮から派兵、内地で三個師団動員準備という情勢を考えれば無理は無い。
(続く)
598 :
えICBM :2006/10/22(日) 00:12:02 ID:JH6Jjtzg0
>>587 (続き)
>これを破ったのが蒋介石の関頭演説
>それ相応の対応ではなく全面戦争を宣言したものといえる
最後の関頭演説の後半で具体的な要求があり、内容は、
盧溝橋事件を、日支戦争にまで拡大せしむるや否やは、全く日本政府の態度いかんにあり。和平の希望が
断たるるや否やは、挙げて日本軍隊の行動いかんにかかわれり。和平の最後的絶望に陥る一瞬前にも、弱
国外交の最低限として、吾人の和平解決には極めて明瞭なる左の四項あり。
一 如何なる解決も、中国の領土と主権を侵害するを許さず。
二 冀察の行政組織に対するいかなる非合法的改変も容認しえず。
三 冀察政務委員会委員長宋哲元等のごとき中央政府の派遣せる地方官吏を外部の要求により更迭せしむ
るをえず。
四 第二十九軍現在の駐屯地区に対するいかなる制限をも受けえず。
これを要するに政府は、盧溝橋事件に対して既に始終一環せる方針と条件とを確立し全力を尽くしてこの条件
を固守せんとするものなり。
吾人は和平を希望しつつも偸安を求めず。応戦の準備を進めつつ決して挑戦せず。しかしながら全国抗戦せ
る後はただ徹底的犠牲あるのみ。故に政府は特に謹慎してこの大事に挑み、全国国民また必ず厳粛沈着に自
衛の準備をなし、この安危絶望の時期に当たってただ挙国一致に頼り、紀律に服従し、秩序を厳守すべきなり。
とある。
読めばわかるが、積極開戦宣言ではない。
あくまでも、北支の主権を守る事を宣言し、それを侵すならば全面戦争も辞さないという国家として当然の宣言。
599 :
えICBM :2006/10/22(日) 00:12:42 ID:JH6Jjtzg0
>>587 (続き)
>目的が侵略であったとしても日本がやったのは侵略戦争ではなく謀略
>この謀略に対する圧力から蒋介石が全面戦争に踏み切ったというのが
>実際のところだろう
謀略は北支分断工作までで、盧溝橋事件がきっかけで軍事的衝突に発展。
謀略による圧力からは、北支はもとより中国全体の反日、抗日感情をとにかく激しくした。
全面戦争の決定的な原因は、蒋介石を含む中国側の民族感情を刺激し続けたからだろう。
>戦争を仕掛けたのが蒋介石側であるから東京裁判でも
>支那事変開戦についての戦犯がいないんじゃないかな
A項、平和に対する罪に含まれる訴因27が有罪認定されている。
これは「1931年から1945年までの中華民国の侵略戦争の遂行」である。
被告25人中22人がこの訴因の有罪となっている。
ちなみに訴因28は、「1937年から1945年までの中華民国の侵略戦争の遂行」である。
これを指して、
>支那事変開戦についての戦犯がいないんじゃないかな
と言ってるのかもしれないが、期間が訴因27と重複するから削られたと考えるべきだろう。
600 :
名無し :2006/10/22(日) 00:37:52 ID:zwksdNcd0
1937.8月の上海には四十万の国民党正規軍がドイツ製の武器を装備して 対日戦の開始を待っていた。彼らは7万ものトーチカに水冷式重機関銃 を設置して日本軍を誘い込もうと準備していた。 盧溝橋事件は陽動作戦に過ぎない。戦争は大事業であり膨大な 物資の集積と綿密な作戦で開始される。 蒋介石が準備をしていたのだ。
>>600 そりゃ1931年以来、満州を日本に軍事占領されてるんだ。
反撃準備して不思議は無いさ。
602 :
えICBM :2006/10/22(日) 00:48:19 ID:JH6Jjtzg0
>>588 張作霖は立派な分離独立主義者で反乱分子だよ。
だから日本は支援した。
本来は中国の国内問題ゆえに傍観すべき。
>>589 あてらの観測はどっぱずれってわけですな。
603 :
えICBM :2006/10/22(日) 00:55:42 ID:JH6Jjtzg0
>>590 >後になって侵略と決められたということだ。
裁判による事実認定ってのはそんなもんだ。
裁判の前に侵略と決めてしまえば大変だろ。
>っていうよりも、侵略なんて定義できるわけがない。他国に軍隊が入れば侵略だなんていう人間は多いが、そ
>うなると自国内で敵を迎え撃つことになってしまい、自国内の被害外が大きくなる。
そんな安易な発想で定義しようとするから破綻するんだよ。
その場、その時、その戦争ごとに侵略を定義するという方法を第二次世界大戦ではとった。
604 :
489 :2006/10/22(日) 01:30:16 ID:n/7tMYDT0
>>597 偶発的におこった事件の拡大でどちらの派兵が先かという微妙な差は
全く無意味だと思うが 一方的な派兵ではないのだから
疑惑が混迷する状況は同然であってその中でも停戦状態は10日以上続いた
これを破ったのは関東演説にほかならない
>>598 その条件は北支工作の完全否定
全面戦争を宣言するものに他ならない
それは和平条件でなく開戦の理由というもの
>>599 >全面戦争の決定的な原因は、蒋介石を含む中国側の民族感情を刺激し続けたからだろう。
その通り その圧力から全面戦争を決意し 開戦に至った
今回の論点はここがポイント
もう結論はでてるかな 全く同意
裁判は個人を対象に審議がなされているのだけれど
誰それはこういう事件にかかわり素因いくつかにあたる
という審議がなされているのだけれど
支那事変開戦の話やそれらしい人間がみあたらない
何かしっていたら教えて欲しい
605 :
489 :2006/10/22(日) 01:40:15 ID:n/7tMYDT0
>>601 それがそうでもない
蒋介石は日本の力が欲しくて日本との妥協点を探っていた
満州までは微妙なところ、あるいは許容していたともいっていい
北支の傀儡化はこの妥協点をこえたんだね
606 :
489 :2006/10/22(日) 01:46:47 ID:n/7tMYDT0
>>602 清国崩壊後の中国はそんな単純なものじゃない
清国当時の勢力と中国同盟会の勢力と大きく分けても二つにわかれる
袁世凱はどうだ
張作霖もまた一つの勢力
>だから日本は支援した。
これの意味がわからない
どういう経緯でそう思ったのか教えてほしい
607 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/22(日) 09:31:44 ID:ryOjRJCC0
>>603 >その戦争ごとに侵略を定義するという方法を第二次世界大戦ではとった。
と言うことは、戦争が始まった時点ではどちらが被害者なのか加害者なのか解らないということだな。
戦争が終わってから、それを決める。
力関係が明白になってから是非を決めるとなると、日和られて勝者に有利になったり、同情されて敗者が有利になったり。
そこでどちらかに傾くのを強制するのが“あらかじめの定義”のはずなのだが。
これも、勝者でも敗者でもないモノが判事、裁判長になって初めて成立することで、
東京裁判では、判事は戦勝国しかいなかった。
やっぱり法律らしい法律なんて国際社会にはないじゃん。
基本的に勝者原理。野蛮な世界ってことだ。
国内でいったら、警察、裁判のない常態ってことだ。
当時の日本が何を考えていたのかよくわからん 勝手読みのあげく自滅したようにしか見えんから困る
609 :
えICBM :2006/10/22(日) 20:19:01 ID:JH6Jjtzg0
>>604 >疑惑が混迷する状況は同然であってその中でも停戦状態は10日以上続いた
>これを破ったのは関東演説にほかならない
最後の関頭演説が中国軍全面攻勢開始宣言とでも思ってるのか?
勘違いだ。
>その条件は北支工作の完全否定
>全面戦争を宣言するものに他ならない
>それは和平条件でなく開戦の理由というもの
日本が北支分断工作で作った冀東防共自治政府を潰すとか書いて無いだろ。
それに、日本と南京政府が合意した冀察政務委員会の解体なんてのも無いだろ。
どこが北支工作の否定で、全面戦争宣言なんだ?
それに最後の関頭が和平条約なわけないだろ。
よく読め。
>その通り その圧力から全面戦争を決意し 開戦に至った
>今回の論点はここがポイント
>もう結論はでてるかな 全く同意
圧力を感じたのは、日本側である。
高まる反日、抗日意識に現地の邦人の安全、日本利権の確保に自信が持てなかったからだ。
そのため軍を動員して北支の中国軍を一掃。
中国側は最後の関頭で宣言したとおり、全面戦争を開始して手薄な上海の日本海軍陸戦隊を叩くことになる。
ちょっとした歴史書を読めばそれぐらい書いてるだろ?
結論を勘違いしたらいかん。
>裁判は個人を対象に審議がなされているのだけれど
>誰それはこういう事件にかかわり素因いくつかにあたる
>という審議がなされているのだけれど
まず、事実認定に関しての判断があり、その後に個人の罪状を問うものだ。
東京裁判では日中戦争は日本側の侵略行為だと事実認定されている。
>支那事変開戦の話やそれらしい人間がみあたらない
>何かしっていたら教えて欲しい
極東軍事裁判速記録第10巻に判決部があるからそれでも読んだらどうだ?
ほとんどの東京裁判関係の本では個人の判決内容まで突っ込んでないから、速記録を読むのが手っ取り早い。
610 :
489 :2006/10/22(日) 22:25:25 ID:n/7tMYDT0
611 :
489 :2006/10/22(日) 22:43:18 ID:n/7tMYDT0
>>609 >最後の関頭演説が中国軍全面攻勢開始宣言とでも思ってるのか?
決起演説だよ、他にどんな解釈があるんだ?
>どこが北支工作の否定で、全面戦争宣言なんだ?
日本が北支を侵略するから全面戦争やるってことだよ
中国全土に向けた決起演説
>それに最後の関頭が和平条約なわけないだろ。
和平条件ではないと書いたんだ 日本語よめないのかよ 氏ね
>圧力を感じたのは、日本側である。
はいはい 前の発言からはそれは読み取れないね
>東京裁判では日中戦争は日本側の侵略行為だと事実認定されている。
全体を通してね
それはここでは関係ない
支那事変が侵略戦争として有罪になった奴がいるかってことだ
北支工作はいる 満州事変はうやむやになった
612 :
489 :2006/10/22(日) 22:46:56 ID:n/7tMYDT0
>>611 >圧力を感じたのは、日本側である。
趣旨を理解できずに言葉っつらに反論してるから
あわてて方向転換することになるんだよ
あんたの書き込みはそんなんばっかだ
613 :
えICBM :2006/10/22(日) 22:52:21 ID:JH6Jjtzg0
>>610 ワラた。
>>611 >決起演説だよ、他にどんな解釈があるんだ?
>日本が北支を侵略するから全面戦争やるってことだよ
>中国全土に向けた決起演説
どこが決起なのだ?
日本政府に対する最後の警告だろ。
決起なら具体的な部分を述べよ。
○蒋介石「最後の関頭」
昭和12年7月17日、蒋介石は廬山において、次のような重大な決意を表明した。
弱体国家の人民として吾人は、数年来隠忍自重あらゆる痛苦を忍びて和平を維持し来たりしが、もし不幸にして
最後の関頭に立ち至らば、徹底犠牲、徹底抗戦により、全民族の生命を賭して国家の存続を望むべきなり。
そのときに至って再び不徹底なる妥協をなすことは許されず、全国民は所謂「最後の関頭」の意味を十分に認識
すべきなり。
盧溝橋事件は、もとより日本側の計画的挑発行為なり。顧みるに、わが東北四省失われしより既に6年の久しきに
及び、塘沽協定これに次ぎ現れ、今や衝突の地点は既に北平の門戸、盧溝橋に到達しあり。もし盧溝橋にしてそ
の圧迫によって強制的に占拠されんか、我が五百年の古都、北方における政治文化の中心地、軍事上の重鎮た
る北平の、第二の奉天と化せざるを誰が断言しえんや。今日の北平にしてもし昔日の奉天と化したらんには、今日
の冀察はまた、往年の東北四省となるべく、北平もし奉天とならば、南京もまた北平と化することなきを誰が保せん
や。故に盧溝橋事件の推移いかんは、中国にとって実に全国家的問題にして、同事件の収拾の能否は、吾人の最
後の関頭の境界なり。
我が国は弱小にして和平擁護は吾人の国策なるが故に、自ら進んで戦を望むにあらざるを、万一に真に不可避的
なる最後の関頭にいたらば、民族的生命の保持の為に、また祖宗先民等のわれ等に残せる正史的責任を負わざ
るを得ざるが故に、われらは応戦せざるをえず、しかして一旦戦端開かるれば、我が国は弱国なるが故にもはや妥
協の機会なし。このときこそは民族的生命を賭して最後の勝利を求めざるべからざるなり。
盧溝橋事件を、日支戦争にまで拡大せしむるや否やは、全く日本政府の態度いかんにあり。和平の希望が断たる
るや否やは、挙げて日本軍隊の行動いかんにかかわれり。和平の最後的絶望に陥る一瞬前にも、弱国外交の最
低限として、吾人の和平解決には極めて明瞭なる左の四項あり。
一 如何なる解決も、中国の領土と主権を侵害するを許さず。
二 冀察の行政組織に対するいかなる非合法的改変も容認しえず。
三 冀察政務委員会委員長宋哲元等のごとき中央政府の派遣せる地方官吏を外部の要求により更迭せしむるをえず。
四 第二十九軍現在の駐屯地区に対するいかなる制限をも受けえず。
これを要するに政府は、盧溝橋事件に対して既に始終一環せる方針と条件とを確立し全力を尽くしてこの条件を固
守せんとするものなり。
吾人は和平を希望しつつも偸安を求めず。応戦の準備を進めつつ決して挑戦せず。しかしながら全国抗戦せる後は
ただ徹底的犠牲あるのみ。故に政府は特に謹慎してこの大事に挑み、全国国民また必ず厳粛沈着に自衛の準備を
なし、この安危絶望の時期に当たってただ挙国一致に頼り、紀律に服従し、秩序を厳守すべきなり。
(戦史叢書 大本営陸軍部1より)
614 :
489 :2006/10/22(日) 23:07:16 ID:n/7tMYDT0
>>613 最後の関頭演説は中国国内向けになされたもので、日本政府に向けた発表ではない
そして蒋介石の一派が対日戦争を押しとどめていた
そういう前程が理解できればその演説がどういうものかわかるだろう
615 :
えICBM :2006/10/22(日) 23:16:20 ID:JH6Jjtzg0
>>611 >和平条件ではないと書いたんだ 日本語よめないのかよ 氏ね
私も君のレスの前に和平条件なんて書いて無いのだが?
まあ、どっちでもいいか。
>>圧力を感じたのは、日本側である。
>はいはい 前の発言からはそれは読み取れないね
つうか、北支に日本本土から三個師団を派兵実行したのは、居留民保護が直接的な理由なのだが。
つまり、高まる現地中国人による反日、抗日気運の高まりが、居留民の安全までも危険にしつつあるからと。
そしてその派遣は北支に止め、上海などへの拡大は避けるというのが派兵方針。
ま、反日圧力に耐え切れず、派兵し戦闘に踏み切ったわけだ。
北支で止めれると胸算用をしたが、蒋介石の決意は固く最後の関頭の警告を実行したわけだ。
つうか、君、史実を知らないんだろ?
>全体を通してね
>それはここでは関係ない
いや、判決では1931年から1945年までを中国侵略と認定している。
つまり、満州事変から敗戦までの一切合財を侵略行為と認定。
日中戦争だけが特別に違うなどという話は聞いた事が無い。
それともあるのかな?
>支那事変が侵略戦争として有罪になった奴がいるかってことだ
>北支工作はいる 満州事変はうやむやになった
武藤が日中戦争時の参謀本部内の積極派の先頭だから彼に関する判決文を調べてみたらどうかな?
ところで、満州事変はうやむやになったとは、何の書籍からの引用?
616 :
えICBM :2006/10/22(日) 23:18:46 ID:JH6Jjtzg0
>>612 うーーん、そうだな、日本も中国も双方とも圧力を感じてたのが事実だから、そこら辺で手を打たないか?
重要なのは、感じてる圧力の内容だし。
617 :
489 :2006/10/22(日) 23:56:02 ID:n/7tMYDT0
>>615 何自分のレスに反論してるの?
>反日圧力に耐え切れず、派兵し戦闘に踏み切ったわけだ。
なんだこれ?広安門事件で中国側がどれほど過激だったか知らないのか?
反日圧力だとかじゃないね
>北支で止めれると胸算用をしたが、蒋介石の決意は固く最後の関頭の警告を実行したわけだ。
最後の関頭がどこでどんな風になされた知ってるのかな?
日本に対する警告が目的だと思ってるのかな
>つうか、君、史実を知らないんだろ?
で、おまけにこんなたわごとでかたずけようとしてるのか
氏ねよ
あんたは歴史を理解できてないだろ?資料の読み方をしらないというのか
一次資料読むにはそれなりの背景の理解が必要なんだが
話がずれてgdgdなんでこの辺でやめとくわ
最後に
あんた人として最低 「氏ね」
618 :
489 :2006/10/22(日) 23:57:22 ID:n/7tMYDT0
>>616 うっ 先に折れられた (,,゚д゚)
しまった・・・
ゴメンよ・・・
619 :
えICBM :2006/10/23(月) 00:36:39 ID:dQ5Dtrvp0
>>617 >なんだこれ?広安門事件で中国側がどれほど過激だったか知らないのか?
>反日圧力だとかじゃないね
それが第27軍内の反日感情なのだが。
結局君は、私が最後の関頭全文を一生懸命本から打ち込んだのにも係わらず、宣戦布告の根拠を出さないわけだ。
ああ、なんて無常なんだぁ!!
>>618 兄ちゃん、結構好人物ね。
まあ盧溝橋事件直後における日中内には同じように、開戦派、非戦派がおりそれぞれせめぎ合いをしていた。
しかし、北支では反日感情が渦巻いており、日本は軍で対処せざるを得なく、そうなると中国も軍で対処せざるを得ない。
その中で、停戦したり、和解を求めたりの動きはあったが、大きな流れを止める事はできなかった。
といったものが日中戦争への発展理由だろね。
とは言え、そこまで日中関係を悪化させたのは、北支分断工作を進めた日本側だろう。
〉えICBM 軍板の方でも見かけたのだが、 あなたもイナゾウ中佐のようなスレを立てたらどうだろうか。 各板各スレで小出ししていくのはあまりいいやり方とは思えない。
基本的にこの人スレ立てて云々やる人でないし。 つまみ食いのようなレスだから一つのスレに内容まとまらないし。
622 :
えICBM :2006/10/23(月) 17:58:03 ID:dQ5Dtrvp0
>>620 基本的に
>>621 の指摘のとおり。
つまみ食いかはわからないが、興味は多岐にわたるし、大東亜戦争肯定論に対する反駁が大きな動機。
なので、イナゾウ氏のように、大枠でもテーマを決めるのは無理だし、スレにこもったら反駁できなくなる恐れが大。
ちなみに反駁による議論の応酬は、自論の問題点を指摘され見つけやすく、理論武装に最適。
例えば、489氏との応酬でも、学ぶべき点は多々あった。
それに、以前議論板でスレ持った事があるが、続かなかった。
イナゾウ氏のスレは彼の能力に負う所が大で、私には無理。
せいぜいHPを作るぐらいが相応。
623 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/23(月) 20:50:18 ID:Dv31Mtah0
ご注意
当掲示板だけを目当てに2ちゃんねるなど外部リンクから訪れ、過去ログも読まず、
当サイトの他のコンテンツも読まず(それで管理者の考えがわかる)、
ネット上でおこなわれる人権侵害行為への疑念もなしに、差別の正当化や過去を美飾する主張をやめない人の
書き込みはだいたい削除されます。
それが日本の良識に照らした対処の仕方であり、当然ですが削除への抗議は受け付けられないので、
了承したうえで利用してください。
ttp://bbs2.fc2.com/php/e.php/19522/ ※韓国に不利益な書き込みも消えます
※反左翼的な書き込みも削除されます
624 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/23(月) 22:17:31 ID:Ma8Pjvvs0
>>623 今の時代を言論統制下で言う掲示板ですか?
コピペにいちいちレスすんなよ
626 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/17(日) 22:11:00 ID:F/LJmhdL0
ハルノート
627 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/26(火) 02:23:56 ID:lFfcLjta0
日本の乙案提示に対する米回答は 1 暫定協定案(対日融和案。米国がフィリピンに対日軍事抑止力を展開する90日を確保するための時間稼ぎ) 2 包括的基礎協定案(ハルノート) が11月25日ぎりぎりまで協議され、ハルは1案提示の予定だったが 英蘭重慶に事前協議した結果、重慶が対日融和を絶対拒否したため 「対中国外交(蒋介石政権の戦線離脱抑止)を重視し」 11月26日、2案のハルノートを提示した。
628 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/26(火) 02:33:44 ID:lFfcLjta0
なお重慶の対日融和絶対拒否はその後、 英蘭にも追認(中国の同盟を失うわけには行かない)された。 ハルは11月26日午後4時45分のハルノート(包括的基礎協定案)手交当日朝まで 暫定協定案提示の予定だった。 結局3カ国の反対を受けて、大統領の了承後、ハルノートを手交した
629 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/26(火) 02:40:48 ID:lFfcLjta0
>>627-628 はいわゆる正史だと思うけど、どこか間違っているところはあるかな?
アメリカについては
@国務省(12月初旬の日本の対米武力発動を受けてたつ)と
A軍部(12月+90日で、比島に対日軍事抑止力B17・300機を展開できる。
1942年2月になれば、日本は石油不足で作戦遂行が望めなくなり開戦不可)
の2つの考えがある。
日本が外交訓電で「11月29日まで交渉妥結しなければ事態は自動推移(開戦)する」
と発信。これを米国が勝手に盗み読んで、重慶を取るか日本をとるかで迷い、
重慶を取ったと解釈していいかな?
630 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/29(金) 17:23:15 ID:LznFJu6V0
631 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/04(木) 12:04:34 ID:sFidc8fX0
大日本帝国は外国に対して様々な圧力や武力をもって領土や主権を手にしてきました。 たかがハルノートなんて痴れてます。 そのくらいに強硬な外交してたんだからハルノートは当然の政治判断。 東洋でヤンチャしてて、みんなから少しシカトされたからって当然でしょ!!
>>631 シカトしてくれなかったからあんな事になったんだがw
http://ww1.m78.com/question/hall%20note.html ハルノートは最後通牒か
>>19 遅レスですが、私も本日、須藤真志「ハルノートを書いた男」(文春新書)
一読。11月27日〜12月1日の連絡会議、政府、統帥部、御前会議で
"Tentative and witout commitment"(一時的/拘束力なし)の枕詞が削られ、
今の今までシナ撤兵問題(日中和平)を話し合っていたのに
「CHINAからの撤退」がいつのまにか、
「満州からの撤退」(参謀本部機密日誌)と捻じ曲げられていった可能性について
驚きました。
アメリカが「日本に第一弾を撃たせる」のを望んだ同様、
日本側も「ハルノートは満州撤退を謳っていた」と「悪意に誤解」する事で
開戦のアリバイ工作、外交上の理由付けをしたと印象します。
東郷外相は和平派ですが、外交の責任者として、「開戦の同義的理由」とし
小細工を下可能性はあるかもしれませんね。
・・・・・・・・・むろん、須藤教授の執筆ソースを見ぬ限り、憶測に過ぎませんが
ハルオノート
誤解だったにしろ故意的に解釈をゆがめたにしろ、日本のハルノートへの対応が 拙劣だったのは確かだが、日本を満洲から追い出したところで、満洲が軍閥濫立状態に 戻るか、史実通り共産圏に落ちるかの二択で、アメリカが満洲権益を手に入れられる 道理が無いということにアメリカは気づかなかったのだろうか? 韓国の李承晩政権、台湾の蒋介石政権、最近ではイラクのマリキ政権、 アメリカが組む相手は揃いも揃ってDQN、アメリカはいつもいつも 目先の敵に捕らわれて組む相手を見誤り、どつぼに嵌るんだよな。
>目先の敵に捕らわれて組む相手を見誤り、どつぼに嵌るんだよな。 まんま大日本帝国に当て嵌まるなw
>>636 1941年の時点でハルノートが受け入れられていれば、まだ国民党にも中国共産党を
打倒して中国統一を果たす可能性は十分にあったよ。当時のソ連には中共の支援を
する余力は無いし、国民党以外の軍閥や勢力も残ってないし。内部分裂さえしなければ・・・
639 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/13(火) 16:33:22 ID:vtg+i+Gs0
大東亜戦争
640 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/13(火) 21:45:54 ID:rbG395UzO
ハルノートに名前を書かれた国は崩壊する
641 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/13(火) 23:17:34 ID:V9fYzaaF0
昔はハルだったが、いまはアーミテージだろ。
642 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/03/17(土) 20:07:16 ID:9htfTRl40
Japanese insist that Comfort women were just prostitutes doing legally permitted business,
employed by commercial brothels. Do you agree with Japanese's notion for the comfort women
as prostitutes than sex slaves?
(慰安婦は商業的売春宿に雇われ公的な許可を得て営業していた、ただの売春婦だと日本は主張し
ています。あなたは慰安婦は性奴隷というより売春婦だったという日本の考えに賛成しますか?)
http://koreascope.com/gnuboard/bbs_en/board.php?bo_table=bbs_event&wr_id=6 性奴隷ではなく 売春婦だった という主張に同意するか という質問だからYES に投票してね 。
ハルノートの紙切れ見たくらいで逆上しちゃうの ロシアなんて最初から条約なんて紙切れくらいにしか思ってないよ
米政界に「東亜新秩序」を唱えて九カ国条約を事実上 踏みにじっている日本に同情的な人はグルー駐日大使を 除いて皆無だから、無理だ。 米議会米政府にとって日独伊三国軍事同盟は 九カ国条約などワシントン体制への反逆の意思表示であり、 南部仏印進駐は米領フィリピンを含めた周辺地域への威圧であり、 それらをやめることを提唱し、かつ九カ国条約に沿った ハルノートに反発することはありえない。 太平洋戦争は日本海軍の対日本陸軍独立を 堅持するために日本海軍によって 強行された戦争であり、そのために 日本国は軍隊も持てない亡国状態に 追いやられた。
645 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/22(火) 13:59:41 ID:DfT5OXc60
カミソリ東条=東条英機 ヤツはハルノートを押しのけて真珠湾に攻撃宣言 さすがやることが過激だ・・・
日米戦関連で9カ国条約とか言い出す奴は とくに史実を調べることなく、村上龍風の 「日米戦は中国利権を狙うアメリカの陰謀」厨房史観だから スルーすることにしているワシ
647 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/27(日) 02:06:07 ID:Rlix411n0
648 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/27(日) 08:03:30 ID:1Doupb3I0
んだんだ。 真珠湾の陰謀論者は、FDRが対独開戦したくてわざと太平洋艦隊沈めさせたと 電波撒き散らすが、東南アジア方面で、南下船団の上空に偵察機とばすか 小船横切らせるだけで十分なんだよね。 それで東南アジア戦介入できる。 おまけにヒトラーはアメリカの宣戦布告前に、対米宣戦布告しているしw
>>648 ほんと真珠湾謀略説もいいかげんウンザリだけど
いわゆる「裏口参戦説」については、当のアメリカの研究者の取扱いはどうなんだろうね?
おいらは、太平洋で戦端を開くなどという面倒かつ不確実な方法に頼らなくても
ドイツと戦いを始めることは同じように可能だったと思ってるンだけど
650 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/27(日) 15:55:28 ID:GhMWG8XZ0
651 :
名無し :2007/05/27(日) 17:38:41 ID:NSNAaD720
1.ハルノートはソ連製:独ソで苦しむスターリンには東部国境を 安全にする日米戦争は大歓迎だった。 2.米国の狙いは: 1)欧州大戦参戦のための中立法解除(共和党は反対した) 2)日本を滅ぼし蒋介石を傀儡に支那満洲への進出野心(伝統政策) 3)有色人種最後の独立国日本を滅ぼしアジアを白人の天下にする。 (人種差別)
>>650 実際には米海軍とUボートは既に45年の秋にはイロイロとやりあってるからな
適当にコンボイに米船籍の船を混ぜ、注目すべき被害を出し、
それを卑怯卑劣なドイツの攻撃によるものという演出でプロパしまくればいいでしょ
で、
>>650 は裏口参戦説をどう考えているの?
>>652 45年秋?終戦後?
1941/10/31,昭和16/10/31
アイスランド沖で、アメリカの駆逐艦リューベン・ジェームズがドイツ艦に撃沈される。
米国民は自国の軍艦が撃沈されても開戦しなかったわけで。
ルーズベルトも参戦しない、と公約を掲げて再選したからその方法では相当被害が出ないと無理だよ。
しかも被害が増大すれば米国民がドイツへの参戦よりもコンボイ中止を支持する可能性もある。
>>653 すまん41年秋と間違えた
米国の世論の動きを見るに、重要なのは被害の多寡より被害の刺激性ではなかろうか?
653は裏口参戦説かい?
三国同盟には自動参戦の条項は無いし、実際に日本も独ソ開戦際し
ソ連との中立条約を弄りもしていないから、おれは懐疑的なんだがな
>被害の多寡より被害の刺激性 旧式戦艦沈められたからって・・・旧式戦艦だって太平洋艦隊の大事な戦力だし 真珠湾の港湾機能攻撃されたら?重油タンク万が一攻撃されたら? 当日地上で破壊された米機200機の補充は? おれも9.11テロは刺激性で米国世論をアフガンイラク戦に向かわせようとする ネオコンの陰謀だと思う
656 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/28(月) 22:21:22 ID:X+b8LYBz0
657 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/28(月) 22:22:28 ID:X+b8LYBz0
>>649 裏口参戦説以前に、そもそもルーズベルトは日本も叩きたかったんだよ。
マンハッタン計画自体、ドイツではなく日本だけに原爆を落とすつもりだったし。
658 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/28(月) 22:25:33 ID:X+b8LYBz0
>>656 訂正
>ヒトラーはアメリカの宣戦布告前に、対米宣戦布告している。
これは正しかった。
だけど、ヒトラーは、真珠湾攻撃がなければ対米宣戦布告をしなかっただろう。
>>657 > マンハッタン計画自体、ドイツではなく日本だけに原爆を落とすつもりだったし。
ソース要求
元々マンハッタン計画はドイツの原爆開発計画に対する
防衛策としてスタートしてたはずだが
>>659 まあ、確かに、投下場所の選定は日本を対象にしか行われなかったようだが。
しかし、それは原爆の完成時にはドイツは降伏しちゃってたからなんだよね。
661 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/29(火) 12:59:58 ID:TLRvXmrwO
>>660 そのとおり
スチムソン、フォレスタル、グルーなんかは原爆の無警告使用にも反対してた
というか使わずに日本を降伏させる方法を知っていたし、トルーマンに進言もしてる
マンハッタン計画が当初から日本を狙い撃ちするためのものだという証拠はない
>658 ・・・・まあ、そのなんだ、何事も一晩じっくり考えてから書き込め。 火星の歳差運動は、天が動いているのでなく、 地球が動いていると考えるほうが合理的だから
663 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/29(火) 14:08:39 ID:VPineZvH0
>>659 ●ロバート・オッペンハイマーといえば、「原爆投下は日本に警告なしに行なわれるべきだ」と
反日的な強硬論を主張した人物である。彼は、最初から最後まで投下目標について日本だけ
を論じており、ドイツを投下目標として論じたことはなかった。
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc700.html 『昭和史の論点』(文春新書)
P202 原爆はなぜ日本に投下されたか
半藤 ・・・アメリカが原爆を日本に投下しようと決めたのはいつなのか、・・・中略・・・、
はじめから日本しか考えていなかったという説もある。・・・中略・・・原爆開発計画である
「マンハッタン計画」の総指揮官だったグローブス少将の昭和20年4月24日付の手紙には、
目標は一貫して日本だったと書いてあります。・・・
664 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/29(火) 14:10:29 ID:VPineZvH0
>>660 ドイツの降伏に開発が間に合わなかったと言うのは、怪しいもんだ。
そもそもP型と違って、U型は実験の必要はない。
米国が初実験を実施して、世界初の原爆開発に成功したというのはP型。
つまり、U型はいつ開発に成功していたのか判然としないし、実はドイツ降伏前のとっくの昔に
開発に成功していたという見方もできる。
実際、「U型も実験の必要がある」という立場で、まだ開発できていないことになっていた
U型を、米国内でのP型実験成功後に、実験なしでいきなり広島に実戦投下。
ドイツに落としたくないからP型実験が完了するまでU型の実験もしくは実戦投下を控えて
いたのではないか?
665 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/29(火) 16:41:06 ID:Jzx1LWBP0
真珠湾攻撃は、日本軍もハルノート以前から桜島を真珠湾に見立てて猛訓練をして 用意周到に準備していました。挑発される前からやる気満々w
> 実はドイツ降伏前のとっくの昔に > 開発に成功していたという見方もできる。 もしそうならドイツの降伏後すぐに完成したことにして 日本に落とせばいいだけ。 穴だらけの陰謀論もたいがいにしたほうがいい。
667 :
えICBM :2007/05/29(火) 17:06:50 ID:sY/2b5C+0
ウラン型原爆は起爆は簡単だが原料の濃縮が大変だからな。 完成の時期は結構微妙かもな。
アメリカは、ドイツに新兵器を使用した場合に、回収されてコピーされるのを恐れていた。 たとえばVT信管は、44年一杯は、欧州大陸で使用禁止だったけど、 これは人種差別とはまったく関係ない。 そう考えると、原爆が1943年とかに早期開発されても、 ドイツに余裕のある間は使えないんじゃないか。 いきなり20発くらい投下してドイツを蒸発させるってなら別だけど。
669 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/29(火) 23:44:12 ID:Vzetk72p0
>>666 アメちゃんは、U型とP型の両方を使いたかったの。
U型を広島に落として、日本側がそれを確認して東京に報告し終える前に、
長崎にP型を落としたの。日本の当時の通信事情を熟知していた。
まだP型の開発が完了していない段階でU型を使ってしまったら、
P型を落とす前に日本が降伏してしまうだろ。
そもそもポツダム宣言で天皇制条項をあいまいにしておいたのは、原爆投下前に
日本に降伏されたら困るからだった。
>そもそもポツダム宣言で天皇制条項をあいまいにしておいたのは、原爆投下前に 日本に降伏されたら困るからだった。 ソースは?
671 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/29(火) 23:57:53 ID:Vzetk72p0
>>670 それぐらい自分で調べろよ。いちいち全部聞くな!めんどくせー奴だな。
調べるからそのソースとなる文献名なりを訊いているのだが?
673 :
名無し :2007/05/30(水) 00:46:04 ID:VfbVIyfn0
米国の原爆投下はヤルタの密約で満洲を占領するスターリンに、占領後 蒋介石に渡すという約束を守らせるための威嚇だった。 もともと米国が日本を攻撃したのも日本の勢力を支那満洲から追い出し、 その後蒋介石を傀儡に支配するためだった。 米国にとり資源のない貧しい日本自体には何の価値もなかった。
674 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/30(水) 00:48:08 ID:JST+1XDl0
675 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/30(水) 00:49:22 ID:JST+1XDl0
ポツダム宣言の話は、小林よしのりの『戦争論』でかなり知られるようになった事実なんだけどな。
676 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/30(水) 01:04:06 ID:JST+1XDl0
U型とP型の比較をするにしても、同じ人種に落とさないと人体実験の意味が薄れるよな〜。
芝田進午・広島大学名誉教授の毎日新聞(1994年9月6日)への寄稿文の一部
「広島・長崎への原爆攻撃の目的は何だったのか。一つには戦後世界でのアメリカの覇権
確立であり、二つには『原爆の効果』を知るための無数の人間への『人体実験』だった。
だからこそ、占領後に米軍が行ったことは、第一に、原爆の惨状についての報道を禁止し、
『人体実験』についての情報を独占することだった。
第二に、史上前例のない火傷、放射能障害の治療方法を必死に工夫していた広島・長崎の
医者たちに治療方法の発表と交流を禁止するとともに、死没被爆者のケロイドの皮膚や臓器
や生存被爆者の血液やカルテを没収することだった。
第三に、日本政府をして国際赤十字からの医薬品の支援申し出を拒否させることだった。
たしかに、『実験動物』を治療するのでは『実験』にならない。そこで米軍は全力を尽く
して被爆治療を妨害したのである。
第4に、被爆者を『治療』せず『実験動物』のように観察するABCC(原爆障害調査
委員会と訳された米軍施設)を広島・長崎に設置することであった。加害者が被害者を観察
するというその目的自体が被爆者への人権蹂躙ではなかったか」
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc700.html
〉〉672 661だが、仲晃?の「黙殺」、鳥居民の「原爆を投下するまで日本を降伏させるな」あたりが参考になるだろう。 アメリカの研究者にも同様のテーマを追ってるのがいるが、今携帯なんで調べられん。 類推と状況証拠をもとに論理展開してるから、あんたが史料厨ならお勧めしない。 ポ宣言のスチムソンの原案から日本早期降伏の切札である天皇の地位保証を削ったのは他ならぬトルーマンだが、当然ながらそれと原爆投下の関連性を示す証拠は残されていない。
>>669 それが理由なら
>>666 の言う通り
>>664 は否定されてしまうよね。
ドイツ相手に使用しなかったのはP型が未完成だったから、
ということになるので。
679 :
672 :2007/05/30(水) 09:17:25 ID:fLujpxlh0
>>674 そこのサイトを読んでも信憑性に足る根拠がないんだが。
>>675 一漫画家のものよりもクラウゼヴィッツの同名の古典的名著を読むことを勧めるよ。
>>677 http://d.hatena.ne.jp/asin/4794214081/daaaaaeeccaac-22 鳥居民の「原爆を投下するまで日本を降伏させるな」
>著者は米国、ソ連、中国(延安の毛沢東と重慶の蒋介石)の間の駆け引きと、
>「時局収拾」をめぐる日本指導部の無駄な努力を詳述しながら、
>「原爆投下までは日本を降伏させまい」とするトルーマン・バーンズ・コンビの術策を描き出す。
>中で光芒を放っているのは、1945年6月26日、グルーがチューリヒに赴き、
>日本のスイス駐在公使に君主制の存続を保障して降伏を勧めるくだりである。
>もとよりこれは著者のいう「絵空事」だが、敢えてこのようなフィクションを挿入したところに
>「ルーズベルトとグルーありせば」という著者の強い思いが感じられる。
フィクションを挿入してまで自説を主張するのは如何なものか。
これでは司馬遼太郎の著作を読んでそれを真実の歴史と信じ込むようなものだ。
これでは事実に基づかない「歴史小説」に過ぎない。
680 :
672 :2007/05/30(水) 09:24:26 ID:fLujpxlh0
陰謀論者に限らずだが
自説に固執する余り、穿った見方しかできないとは困ったことだ。
カサブランカ会談で枢軸国に対し、無条件降伏を要求することを確認し、
ドイツが米英ソとの死闘の末、無条件降伏を受け入れた45年5月以降、
日本に対してのみ条件つき降伏を認めることは
カサブランカ会談の確認とカイロ宣言での「日本の無条件降伏を目指す」という方針を覆すことになる。
このことから
>>669 >ポツダム宣言で天皇制条項をあいまいにしておいたのは、
>原爆投下前に日本に降伏されたら困るから
ではなく、
無条件降伏の方針をドイツに対するものと同様、日本に対しても堅持するため、と考えるのが妥当だ。
しかも
>原爆投下前に日本に降伏されたら困るから
と考えた理由に一切の証拠がなく、全くの推論に基づくものではなおさら信憑性に欠ける。
そもそもトルーマンは「反共」であり、日本降伏が時間の問題である状況となれば
ヤルタ会談での秘密協定に基づくソ連の対日参戦前に
日本に降伏させた方が戦後、ソ連の日本(とその占領地域)に対する発言権を抑止することができる。
つまり、トルーマンとしても日本の降伏を故意に遅延させるメリットがない。
陰謀論を語る前に
歴史的事実を調べ、それを客観的に見て判断することをするべき。
自身に都合のいいことばかり集めて推論しても結局は見誤るだけだ。
681 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/30(水) 09:39:23 ID:dK4zw5E90
アリの巣コロリってあるじゃん 蟻の行列にポンと置くと一瞬ビックリして列が乱れる 邪魔だなと言わんばかりに迂回する列が出来る そのうち好奇心旺盛な一匹がアリの巣コロリに入る そいつをマネして何匹も入る 毒とも知らずにツブツブを運び出す 一匹が一粒づつ いつのまにか行列はアリの巣コロリが折り返し地点になる 黄色い粒と黒い蟻が作り出す模様は綺麗で見てて楽しい 一匹が一粒づつ丁寧にせっせと毒の粒を運ぶ せっせとせっせとせっせとせっせと 蟻さんって働き者だなと思う 俺も頑張らなきゃなと思う 次の日あれほど沢山いて俺を困らせた蟻が一匹もいない ほんとにいない 探してもいない 泣きたくなった このレスを見た人は4日後にあなたの大切な人がいなくなるでしょう それが嫌ならこのレスを5つの板にコピペしてください 信じるか信じないかはあなた次第です
682 :
えICBM :2007/05/30(水) 13:21:21 ID:xrdwZntO0
原爆開発の本命はプルトニウム型原爆である。 これは、原料のプルトニウムの濃縮が容易であり量産が可能。 ウラン型原爆は原料ウランの濃縮が非常に困難であり量産には向かない。 一方、起爆装置になるとウラン型が極めて単純であるのに対し、プルトニウム型は 非常に複雑で開発が難航していた。 そのため、マンハッタン計画ではウラン型原爆はプルトニウム型原爆のバックアップ という位置づけとなった。 だからウラン型原爆の方が先に開発できても、本命のプルトニウム型開発の行方が わからない限り容易に使用は出来ない。 なぜなら、原料ウランの濃縮が困難なウラン型原爆は貴重なものだからである。 もしもプルトニウム型開発に失敗したら、このウラン型のみが手持ちの原爆になる。 これでは、おいそれとは使えない。 結局、プルトニウム型開発は成功したため、ウラン型は実質用済みとなる。 持つ必要も無いから完成したプルトニウム型と一緒に日本への爆撃へと回された。 この辺がウラン型原爆投下が8月になった理由じゃないか?
683 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/30(水) 14:53:54 ID:jeVRBA5H0
>>678 「ドイツ降伏前に開発が間に合わなかった」「より多くの人命を救うためにやむをえず投下した」
という米国の従来の説明は否定されることになる。
そして、米国がドイツ降伏を優先させる戦争方針を立てていたことと開発状況を合わせると、
やはり、初めから日本だけを標的にしていた可能性大だろう。
684 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/30(水) 14:57:53 ID:jeVRBA5H0
>>680 >無条件降伏の方針をドイツに対するものと同様、日本に対しても堅持するため
日本はドイツと違って、ポツダム宣言を受諾した条件降伏であったことを無視か?
ポツダム宣言自体が、条件つき降伏勧告だろが。
そして、ポツダム宣言が、原爆投下のために利用されていたことは、客観的資料から
判断して間違いない。天皇制条項を外しておきながら、原爆投下後、「天皇の権限が
連合軍最高司令官に隷属するものである」と事実上、天皇制存続を認める形で
日本の降伏通告を受け入れる回答をしてきたことからも間違いない。
そのトルーマンが、ポツダムで原爆実験の成功を聞かされ、俄然強気になった。
バーンズ国務長官らと図り、降伏勧告案にあった“立憲君主国”の文句を削除した。
トルーマンの日記には、「(原子)爆弾の標的は、女性や子供たちではなく、あくまでも
軍事目標である。我々は、ジャップに対して降伏を求める警告を発するつもりだ。彼らは
降伏などしないことは確実だ。しかし、少なくとも、そのチャンスを与えたことにはなるだろう」
と書かれている。
ポツダム宣言を知った日本は、何といっても天皇制の存続が不明確なので、当面は
意思表示をせずに、静観しようということになり、鈴木首相が「政府はこれを黙殺し…」と
発表した。
http://www.chukai.ne.jp/~masago/potsdam.html
>>683 他人のレスを読む能力が全く欠如してるのかお前は
>>683 米国にとって最悪なのは、ナチスドイツだけが原爆を持つ状況。
それを避けるための原爆開発でしょ。
ドイツや日本に原爆投下するかどうかは、二次的な話。
687 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/30(水) 19:10:28 ID:88FPNqkF0
>>685 おまえほどじゃないけどな。
先に通常兵器で全力を挙げてドイツを降伏させ、後で核を日本にぶち込むと。
したがって、たとえP型がドイツ降伏前に開発の目処がついたとしても、
やはり何らかの理由をつけて「開発が間に合わなかった」と、日本だけに落としただろうよ。
688 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/30(水) 20:00:27 ID:uuSVDyo50
ポツダム宣言が出た時点で降伏してりゃ、米国も原爆は落とせなかった で、朝鮮戦争で立派な大義名分ができて北鮮が標的だったのに アホが戦争引っ張ったばっかに・・・・・
689 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/30(水) 20:08:56 ID:88FPNqkF0
>>688 「ハルノートを呑めば、戦争は避けられた。」という論理と同じだろ。
あっちは呑めないことを前提に出してきたんだから、呑んだらハードルを更に上げて
くるだけの話。
小林よしのりが書いていたけど、イラク戦のときもそうだった。
査察対象のハードルを次々と上げてきて「次は大統領宮殿だ」と。
つまり、アメちゃんは初めから戦争をやるつもりで、その口実を作ろうとしていたんだから、
「呑めば良かった」なんて議論に意味はないんだよ。
つまり、お前の知性は漫画家以下。
ポツダム宣言も
>>684 のように、日本が呑まないことを前提に出してきたものだ。
>>689 > つまり、アメちゃんは初めから戦争をやるつもりで、その口実を作ろうとしていたんだから、
> 「呑めば良かった」なんて議論に意味はないんだよ。
アメリカは日本海軍の実力を舐めていたから、
「戦争でもOKだが、日本が賢明にもハルノートを飲めば、それはそれでOK」
ってとこだろ。
> つまり、お前の知性は漫画家以下。
> ポツダム宣言も
>>684 のように、日本が呑まないことを前提に出してきたものだ。
「飲まないことを期待しつつ」だろうね。
原爆投下のアリバイ作りではあるが、
>>688 の言うとおり、日本にとって、千載一遇のチャンスでもあった。
691 :
えICBM :2007/05/30(水) 22:05:22 ID:xrdwZntO0
日本側が連合国に出した降伏条件はただ一つ国体の護持。 つまり、天皇の地位を安泰にしろという、要は天皇免罪条件。 連合国としては、ヒトラー、ムソリーニ、ヒロヒトを倒すのが戦争の大義だった。 だから、連合国としてはこのような条件は到底受け入れれない。 アメリカの軍部は兵士の被害を抑える為、天皇護持を降伏条件としてもいいと考えてた。 それだけでなく、占領統治に天皇を利用する事も考えていただろう。 しかし、アメリカ国民や他の連合国が納得するはずなど無い。 だから、最後まで天皇の地位を保証する条件は出せなかった。 また、占領後も天皇を東京裁判の被告にするしない、新憲法での天皇の位置づけなどでもめている。 国体の護持とはそれほど大きな問題だったんだよ、日本からも、連合国からも。
692 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/30(水) 22:42:09 ID:fLujpxlh0
>>684 日本側の条件が一切認められないという時点で
ポツダム宣言は無条件降伏なんですが?
693 :
陰謀論、勘弁して :2007/05/30(水) 22:42:28 ID:7I+pBnz40
>小林よしのりが書いていたけど、 おい、こいつの話題は隔離されてるんじゃなかったのか? どうでもいいけど「呑まない事を前提に出してきた」とおっしゃる ハルノートやポツダム宣言ですが、では、もし日本が呑んでたとしたら、 戦争は起きたのか起きないのか? 原爆は落ちたのか落ちないのか?
あれだけ揉めている今の北朝鮮だって、言ってしまえばジョンイル玉子の地位保証こそが 焦点な訳で、それを思えば大日本帝国における国体護持が言うほど簡単な問題ではない ってのはよく判る話だが。
695 :
陰謀論、勘弁して :2007/05/30(水) 23:10:35 ID:7I+pBnz40
>>684 最高裁判例に、
「世人周知のごとく、わが国はポツダム宣言を受諾し、降伏文書に調印して、
連合国に対して無条件降伏をした」
とある。(政令201号事件.最大判昭和28年4月8日刑集7巻4号775頁)
つまり日本は、ポツダム宣言の降伏文書に記載された「条件」を、
「無条件に受諾した」という意味。
>>692 「ポツダム宣言の無条件受け入れ」という意味の「無条件降伏」は、
カサブランカ会談でルーズベルトが口を滑らし、
日独伊が恐怖した「無条件降伏」とは、かなり違う。
ドイツとイタリアは、ルーズベルトの言う「無条件降伏A」をする羽目になったが、
日本は原爆二発食うまでクソ粘りしたおかげで、
「ポツダム宣言の無条件受け入れ」という意味の「無条件降伏B」ができたわけで。
697 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/31(木) 00:23:50 ID:MBemSOUD0
>>695 それ、最高裁の勘違いだろ。
判例といっても、どうでもいい文脈でそういうことを勘違いで書いているだけだろ。
東京裁判で日本側の清瀬弁護人も、日本は無条件降伏ではないことを指摘しているし、
占領下で日本政府関係者は、そういう立場で占領軍に反発する向きもあった。
「日本軍が無条件に降伏した」のであって、日本国としては、条件付降伏という立場。
まさにこのあたりを突いたのが、清瀬一郎弁護人であった。清瀬は冒頭陳述で、
「日本の降伏はアメリカのいうような“無条件降伏”ではなく、この点ではドイツと違う、
日本はポツダム宣言を受け入れて降伏したのだから“条件付き”だ、ポツダム宣言を
根拠に“裁く”というならまだわかるが、ニュールンベルグ裁判の原則を借りてきて
やるのはおかしい、ポツダム宣言の『吾らの捕虜を虐待せる者を含む一切の戦争犯罪人』
という基準でのみ裁判をすべきだ」と、アメリカ占領軍に“食ってかかった”。
http://homepage3.nifty.com/mcg/japan/others/tokyo/tokyo.html
698 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/31(木) 00:28:35 ID:MBemSOUD0
東京裁判 各国要人言論集
清瀬一郎(極東国際軍事法廷 日本側弁護人)
「ドイツと日本とは降伏の仕方が違う。ドイツは最後まで抵抗しヒトラーも戦死し、文字通り
”無条件降伏”したのだから、連合国は裁判をしないでドイツの戦争犯罪人を処罰することも
できたかも知れない。しかし、日本は、ポツダム宣言を受諾しての降伏であり、連合国も
この宣言を守る義務に拘束される。「ポツダム宣言」の条件の一つである戦争犯罪人の処罰
も、通例の戦争犯罪で処罰されると思って日本政府は受諾したのである」
萩原徹(外務省条約局長)
「日本は国際法上、条件付終戦、せいぜい有条件降伏をしたのである。何でもかんでも
マッカーサーのいうことを聞かねばならないという、そういう国として無条件降伏をしたわけ
ではない」
http://www.geocities.jp/huckbeinboxer/kokubou016.html
699 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/31(木) 00:37:10 ID:MBemSOUD0
>>690 ハルノートを呑んだとしても、そこには、米国が肝心の石油禁輸をいつ解除するかが書いて
ないんだよな。
中国から撤収して、国内がボコボコになって、軍事的にもガタガタになって、石油も切れ
かけて、その後で、他に理由を新たにつけて、「やはり禁輸は解除しない」となれば、
日本はほとんどまともに戦えないまま屈服させられる危険性が出てくる。
子供じゃないんだから、そんなふざけた要求を出してくるような相手の善意を期待して
呑めるわけないだろ。
700 :
677 :2007/05/31(木) 01:15:53 ID:hKkJu1td0
>>679 あんたは鳥居の著作を読んだ事がないんだと思うが、司馬と同一視は違うと思うよ。
鳥居自身も件の「チューリッヒのグルー」章と一号作戦とルーズベルトの東亜政策変更の
絡みだったかは興味がなければ読み飛ばせと書いている。
回想録、日記、コメントあるいはそれと事実との矛盾に着目し、
なぜそんなまやかしが必要なのかを突っ込むという独創的な手法を使う研究者だな。
気に入らなければ仲晃の方だけでも読んでみな。
カビの生えた史観にとらわれないで、新規公開の史料を使ってイロイロやってるから。
あと、教えてやったんだから反論の前にお礼を言うくらいのことしなよw
>>691 >日本側が連合国に出した降伏条件はただ一つ国体の護持。
これは、最後の最後になって初めて出したということで、ポ宣言以前あるいは直後に
そのようなオファーを日本側が行ったりはしていないよね。
でも、アメリカは理解していた。
後にヒロヒトを極東裁判にかけろと言い出す国々は理解していなかった。
ルーズベルトは実際両睨みだったと思うよ、「やっぱり天皇を裁く」ってのも、
そうと決めればやる目は残してたと思う(あくまで状況次第だけど)。
他国への遠慮なんかこの人の考えそうなことじゃないと思う。
状況から見て確かなのは、理由はどうあれ19年の夏頃にルーズベルトは
条件を緩めてでも対日戦争を早期に終了させたいと望んでいたということ。
それが国体護持と承知して、受け入れる可能性を模索していたに違いないということ。
これも前述系列の研究者の意見だが、ホーンベック、ハルを出して
グルーを再登板させる理由は他にないと思う。
701 :
えICBM :2007/05/31(木) 02:00:22 ID:Mx6owDAd0
>>700 日本が連合国と直接交渉をしだしたのは、かなり後の話だからね。
アメリカはヒロヒトの価値なんてあんまり評価して無いと思うよ。
国民や連合国からの反対を押し切ってまでかばう必要性なんて無いんじゃないの?
>>701 >ヒロヒトの価値
ルの存命中は、あくまで戦争の早期終結の価値に限っての話だと思う。
国民はともかく、他の連合国の意見はどうなんだろうね?
太平洋戦線を主力で戦ったのはアメちゃんだから、戦後処理なんかも含めて
全て既得権のつもりだったんじゃない?
実際それに近いことしてるし。
703 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/31(木) 07:33:53 ID:tZzPouHr0
>>695 むじょうけんこうふく[―でうけんかう―] 6 【無条件降伏】
[1] 交戦中の軍隊・艦隊または国が、兵員・兵器などの一切を無条件で敵にゆだねて降伏すること。
[2] 交戦国の一方が一定の降伏条件を無条件に受諾して降伏すること。
[ 大辞林 提供:三省堂 ]
704 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/31(木) 07:35:26 ID:tZzPouHr0
>>699 >肝心の石油禁輸をいつ解除するかが書いてないんだよな。
・・そんなもんは交渉の余地ありでしょう。
だいたい各種要求の履行期限さえ書いてないのだから。
>他に理由を新たにつけて、「やはり禁輸は解除しない」となれば・・
・・そんな理不尽な事になるわけないじゃないか。
石油に関しては軍需が無くなれば禁輸は元々それほど問題じゃない訳で。
>>699 アメリカも何の名分も口実も無しに禁輸措置や経済制裁なんか出来ないんだよ。
アメリカ国内にだって、日本との貿易で利益を上げている層もいるんだ。
民主制で自由主義経済制のアメリカでは、そういう人たちを納得させるだけの
名分が必要なんだ。
満州事変以降の日本の拡張主義がついに仏印進駐というところまでエスカレート
してきた事で、アメリカは経済制裁やハルノートを出す口実を得たわけだよ。
(ある意味日本のオウンゴールなんだ)
ところがハルノートを受諾されたら、それらの口実がなくなってしまう。
追加要求なんか出来ないよ。
ハルノートは全くふざけてないよ。日本も同意したベルサイユ=ワシントン体制に
戻れと言うものだから。むしろそれを破って拡張した日本の権益を認めろと言う
甲案、乙案の方が「ふざけて」いる。
707 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/31(木) 09:18:40 ID:6yT3WLlK0
軍という1官庁の省益と面子のために始めた戦い、弁護する価値もない
>>698 >何でもかんでもマッカーサーのいうことを聞かねばならない
ポツダム宣言と降伏文書の内容からは、GHQが必要と考えて出した命令は、
なんでもかんでも言う事を聞かねばならないのだがな。
日本国国民を欺瞞し、これによって世界征服をしようとした過誤を犯した者の権力及び勢力は、永久に除去されなければならない。
このような新秩序が建設され、かつ日本国の戦争遂行能力が破砕されたという確証
ポツダム宣言のこれらの条項に関する判断は連合国が行うものだし、
降伏文書では、
下名ハ茲ニ「ポツダム」宣言ノ條項ヲ誠実ニ履行スルコト並ニ右宣言ヲ実施スルタメ連合國最高司令官又ハ其ノ他特定ノ連合国代表者カ要求スルコトアルヘキ一切ノ命令ヲ發シ且斯ル一切ノ措置ヲ執ルコトヲ天皇、日本國政府及其ノ後継者ノ為ニ約ス
と、一切の命令、一切の措置をそのまま行いますとも約束している。
>>708 >
>>698 > >何でもかんでもマッカーサーのいうことを聞かねばならない
> ポツダム宣言と降伏文書の内容からは、GHQが必要と考えて出した命令は、
> なんでもかんでも言う事を聞かねばならないのだがな。
そういうことを言い出せば、
憲法解釈と運用を国家機関が行う以上、
憲法が国家権力を制約するなんて考えは意味が無いってことになる。
でも、そうじゃないだろ?
国家は、自らの正当性を守るため、憲法の条規を自主的に守らねばならない。
そうでないと、国民が国家を信頼しなくなり、国民が法律を自主的に守らなくなる。
その結果、国家にとって、統治コストが増大する。
同様に、米国も、自らが条約を守る国家だということを、
世界と歴史に証明するために、ポツダム宣言の条規を自主的に守らねばならない。
そうでないと、今後、米国を信用して条約を結ぶ国家が居なくなる。
…まあ、かなりその縛りはゆるいけど。
710 :
えICBM :2007/05/31(木) 12:34:07 ID:Mx6owDAd0
>>702 終戦後の状況を見ると、アメリカがヒロヒトの地位を温存すると決断したのは、マッカーサーが統治中に
ヒロヒトの利用価値を訴えてから。
また、ヒロヒトを戦犯として東京裁判の被告にするかどうかも、他の連合国ともめてかなりずれ込んでる。
それに、アメリカの戦争の原動力は国民であって、彼等がヒロヒトを考えるかってのは重要だろう。
日本の戦後処理方針は連合国の世界的方針がまずあって、それから決定されてる。
特に大きな問題であるヒロヒトの取扱は、アメリカの独断では決めれないよ。
さらに、戦後すぐに冷戦構造に突入したから、アメリカは連合国内での合意を重視してたよ。
ソ連がごねると東欧に飛び火するからね。
東欧ではソ連が太平洋のアメリカのような立場だし。
>>709 そのポツダム宣言の条項を自主的に守るってのは、具体的にどういうことだろか?
守る内容には、少なくとも日本側の意思はないんじゃない?
711 :
えICBM :2007/05/31(木) 12:51:57 ID:Mx6owDAd0
>>699 >ハルノートを呑んだとしても、そこには、米国が肝心の石油禁輸をいつ解除するかが書いて
>ないんだよな。
ハルノートの第7項には資金凍結撤廃条項がある。
具体的には、
7.合衆国政府及日本国政府ハ夫々合衆国ニ在ル日本資金及日本国ニアル米国資金ニ対スル
凍結措置ヲ撤廃スヘシ
であり、読んでわかるように、日米それぞれ相手国の資金凍結を止めると書いてる。
これが、石油禁輸解除を意味するものである。
ハルノートには日本に対する最大の要求は中国、仏印からの撤退だからそれがあれば資金凍結
撤廃条項を実施しない理由は無くなる。
だから、いつ禁輸解除するかは実質的に書かれていると同じ。
もしもこれが信用できないなら、禁輸解除時期が明記されてても信用でいないだろう。
712 :
えICBM :2007/05/31(木) 12:54:41 ID:Mx6owDAd0
ただ、第7項は読みようによっては、アメリカの要求を呑まない限り石油はやらんという内容。 読みようと言うか、当時の日本の指導者はそう読んだのだろう。
>>710 >
>>709 > そのポツダム宣言の条項を自主的に守るってのは、具体的にどういうことだろか?
> 守る内容には、少なくとも日本側の意思はないんじゃない?
米国には、国際法上、日本に対して、ポツダム宣言の条項を守る義務はある。
その義務は、米国政府と、日本政府の意思の合致によって発生した。
しかし、守らなくても、日本側からの即時の制裁・対抗手段は無い。
(抗議とか、若干のサボタージュくらいはあったろうが)
米国の評判が悪くなるだけ。
714 :
えICBM :2007/05/31(木) 14:04:24 ID:Mx6owDAd0
>>713 ポツダム宣言をアメリカが尊重するとは、日本側が意見を言う余地がなく、アメリカの完全主
導型で日本の統治を決定するってことだろ?
国際的取り決めを無視すると国際的ペナルティがあるのは当然の話。
715 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/31(木) 15:12:04 ID:xWHC/kJ40
>>704 >・・そんな理不尽な事になるわけないじゃないか。
ハルノートの内容は、要するに、日本に対して「日露戦争以前の状態に戻れ」ということ
であって、そんな理不尽な要求を出すような国を信じる方がどうかしている。
そして、ハルノートを呑んだとしても、石油禁輸を解除するとは書いていない。
>>711 >これが、石油禁輸解除を意味するものである。
おまえの勝手な解釈だろ。
716 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/31(木) 15:34:55 ID:eTJG2jCL0
いっそ満州事変のときにハルノートだしてくれれば 要求ものみやすかったのになあ・・・
717 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/31(木) 15:48:43 ID:tI8xM5QF0
>>715 ハルノートはヴェルサイユ条約やワシントン条約で獲得した権益の放棄は要求していないが?
ワシントン体制に戻れというのがハルノートの主眼。
718 :
えICBM :2007/05/31(木) 16:13:29 ID:Mx6owDAd0
>>715 >>これが、石油禁輸解除を意味するものである。
>
>おまえの勝手な解釈だろ。
いやいや、本当だよ。
アメリカの石油を含む対日全面禁輸は対日資産凍結によっておこなわれた。
だから、ハルノート第7項にある資産凍結撤廃は石油を含む禁輸措置解除だよ。
>>709 普通の憲法にはそれなりの具体的な規定があるが、ポツダム宣言には抽象的
な事しか書いて無いので、いくらでも解釈が効く。
>憲法解釈と運用を国家機関が行う以上、
そのための3権分立なんだが、ポツダム宣言にはそのような条項が無い。
>憲法が国家権力を制約するなんて考えは意味が無いってことになる。
それは、「憲法」側の欠陥によるもの。ちゃんと作った憲法なら国家権力を
制約できるよ。
>世界と歴史に証明するために、ポツダム宣言の条規を自主的に守らねばならない。
だから、ポツダム宣言の範囲内でほとんど何でも日本に命令できたんだよ。
出来ないのは日本人皆殺しとか全資産剥奪して奴隷化とかの、普通なら
まずありえない処置くらい。(それだってこじつければ不可能ではない。)
>>715 >ハルノートの内容は、要するに、日本に対して「日露戦争以前の状態に戻れ」ということ
なんでそういうデマに踊らされてるのかねえ。
>>720 >日本の中国大陸における海外租界と関連権益全ての放棄
>日本の中国及び印度支那から即時の撤兵
この二つを飲めば日露戦争前の状態になるんじゃないか?
何がのこるんだ
逆にワシントン体制に戻れというのがハルノートの主眼だとするのはどこから?
日本全人民の奴隷化を狙ったハルノートに 敢然と立ち向かったGFとその勇士たち。 ヤンジャン森田信吾でなんかそんな漫画無かったか。 「攘夷」とかいう奴
723 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/31(木) 20:04:04 ID:8yEpykkY0
724 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/31(木) 20:05:27 ID:8yEpykkY0
>>718 200 :世界@名無史さん :2006/06/24(土) 16:20:03 0
ニュースの考古学/オイルショックへの想像力−東條英機と人造石油
猪瀬直樹
週刊文春 2006/06/29
↑
これによると、米国は日本がインドシナ進駐したのを口実に石油禁輸したといわれるけど、
実際には、独ソ開戦の前日に「石油製品輸出許可制」によって実質的に禁輸しており、
それ以降、一滴も石油を輸出していないらしいな。
そして、日本軍は南進。
日本軍の北進を阻止するとともに、対米開戦に引きずり込むのが狙いだったんだろう。
米国が独ソ戦前日に実質禁輸して、東條陸軍大臣らが、
南方油田占領に乗り出さざるをえないという感じの会話をしたという話は、
この本に載っているそうだ。
↓
『日本人はなぜ戦争をしたか―昭和16年夏の敗戦』 猪瀬 直樹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093942382/249-4484337-0308343
725 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/31(木) 20:06:07 ID:8yEpykkY0
726 :
えICBM :2007/05/31(木) 21:04:39 ID:Mx6owDAd0
>>724 おいおい、にちゃんねるのコピペを張って威張るなよ。
ネットで探したが、それを裏付けるものは無いぞ。
コピペを張るのをいいけど、もっと詳しくお願いするよ。
考えて見ればすぐわかるが、その時点で実質禁輸だったら、大騒ぎだろ?
727 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/31(木) 21:30:03 ID:8yEpykkY0
728 :
えICBM :2007/05/31(木) 21:39:27 ID:Mx6owDAd0
>>727 手元に無いから読めないんだ。
では、これを出してきた君に聞くが、猪瀬氏の著書には、6月21日の段階で実質禁油に
なったのに史実の日本側に全く慌てた様子が無いのは何て書いてある?
ま、マヌケに裏の取れないコピペを張る君には答えれないと思うけどね。
729 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/31(木) 21:54:02 ID:8yEpykkY0
>>728 コピペは、もともと俺が2ちゃんに書いたやつ。
猪瀬の本は読んでないけど、週刊文春の文章では、東條が、それまで高額の研究費を
支給していた人造石油の開発状況を技術者に問い合わせて、困難という回答がもたらさ
れるとカンカンに起り、「それでは(石油資源を求めて南方へ)、『泥棒をせい』というのか!」
と発言したという話。その本を出版した当時、ドイツの歴史家が訪ねてきたらしい。
まあ、あの戦争を引き起こそうとする陰謀は内外にいろいろあったようだし、
ハルノートの頃の大騒ぎは、もしかしたら仕組まれたのかもね。石油がどれだけ国内に
あったのかもいまだに正確にわからないぐらいだし。
太平洋戦争は共産主義者の陰謀
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history/1121091165/
>>721 それは将来的には権益は中国に返還するという九ヵ国条約の付帯条項。
(租借なんだからある意味当然) それを先取りしただけであり、ベルサイユ=
ワシントン体制の範囲内。
>何がのこるんだ
南樺太や朝鮮。よって日露以前にはならない。
>逆にワシントン体制に戻れというのがハルノートの主眼だとするのはどこから?
ハル4原則がベルサイユ条約、九ヵ国条約、4ヶ国条約、不戦条約など、当時の
世界秩序とされる条約と内容的に合致しているから。
>>730 >それを先取りしただけであり、
それなんて悪徳リース商法?
>南樺太や朝鮮。よって日露以前にはならない。
日露戦争後にもならないよな
>ハル4原則がベルサイユ条約、九ヵ国条約、4ヶ国条約、不戦条約など、当時の
>世界秩序とされる条約と内容的に合致しているから。
アメリカの理念としては同じかもな
が、ワシントン体制では各種権益は独自に返還した場合を除いて認められていた
ハルノートは違うよな
>>731 >それなんて悪徳リース商法?
日本の満州権益の租借期限は本来とっくに期限切れだ。
21ヶ条要求のごり押しで無理矢理延長させた側が言えたセリフか?
>日露戦争後にもならないよな
租借期限切れの未来の姿であり、日露戦争後である事は変わりないよ。
いずれにせよ、「日露前に戻れ」は嘘と言う事でFAだね。
>が、ワシントン体制では各種権益は独自に返還した場合を除いて認められていた
だから、返還しようと言う提案でしょ。
>>732 あなたの解釈が悪徳商法だっつってんの
アメリカも日本も関係ないだろ
>租借期限切れの未来の姿であり、日露戦争後である事は変わりないよ。
どう見ても悪徳商法です ありがとうございました
あなたの解釈がね
>だから、返還しようと言う提案でしょ。
ワシントン体制というよりアメリカのゴリ押しを踏襲したということね
アメリカはWWUの時に英仏蘭にもゴリ押ししてるんだけどね
悪徳商法というか意地悪な辣腕弁護士のようだと言えばそうかもね 日本は悪徳商法どころか強盗だが
6.21 米、石油全般の輸出許可制実施(第1次石油禁輸)。 7.15 帝国石油資源開発、協和鉱業を合併。 7.28 蘭印、日蘭石油民間協定停止。 8.1 米、石油の輸出規制を再編し強化(第2次石油禁輸、対日輸出全面禁止)。
736 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/09(木) 23:36:43 ID:bNnWd8w90
無謀な戦争
ハルノートが日米開戦の引き金だと思ってる低脳が多すぎて笑えるスレですねw
738 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/26(日) 21:16:21 ID:SjGqM00O0
>>737 日米開戦は何が原因なんですか?
てっきり、アメリカの挑発によるものだと思ってましたが・・・
>>738 日本は石油備蓄量等から交渉期限を決めていた
ハルノートによって期限が切れて開戦に踏み切っただけ
原因というか発端なら”ハリマン覚書”でググレ
あと”打通線”もググって見れば満州事変以前に
アメリカがしてきたことがわかるはず
つ〜かハルノートが 「アメリカ参りました、日本様の仰ること全部正しいです」ってものでない限り 日本は戦争する気まんまんだったってだけの話
ハルノートの中身も知らない馬鹿は黙ってろ。
>741 ですな。日本としては既にアメリカに最終提案を出したつもりでいるんで、後はアメリカが それを飲むかどうかだけが問題。 極端な話、アメリカが(日本が決めていた)期限までに返答しなかったとしても、結果は おそらく同じ。
744 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/30(木) 00:48:29 ID:Co3aeR6B0
>>741 >>743 戦争する気満々はアメリカ、いかに日本に先に手を出させる事を考えてた
一方日本は何とか妥協点を見つけ戦争を回避しようとしてた
戦後のアメリカ見ててもアメリカがどういう国かは分かるよね^^
秦郁彦編『昭和史20の争点 日本人の常識』(文春文庫)読むべし。
747 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/30(木) 11:21:08 ID:gyQccyKg0
>>728 >>735 実際、大騒ぎしてる
> 独ソ開戦の前日、六月二一日は土曜日だったが、燃料かはてんてこ舞いの忙しさだった。
> 現在どの歴史年表をひもといてみてもアメリカの対日石油禁油措置は八月一日と書かれている。
> しかし、実質的な禁油は「石油製品種出許可制」が完全実施しされた六月二一日で、その後は
> 一滴の石油も入手できなくなっていた。
>
> 燃料課は三菱燃料本部など輸入業者筋の情報から、既に「許可制」を予測していたが、こうなれば
> 蘭印(インドネシア)を占領して活路を見出すしか道がない、と言うのが主務課としての結論で、
> 一刻も早くそのことを上層部に報告する必要に迫られていた。
>
> 『昭和16年夏の敗戦』 猪瀬 直樹 (著)
748 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/30(木) 19:21:29 ID:KCsX5YZA0
↑ 新刊本では ”空気と戦争” 猪瀬 直樹 (著) 文春新書 に同内容の記事が有る
>>744 甲案「手を出すなヴォケ、黙って売れや」
乙案「仏印の南くらいひいたるわ、だから黙って売れや」
ってのが何とか妥協なら仰る通りだと思う。
ハルノート「大陸から消えろ 猿」
751 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/30(木) 21:34:57 ID:Co3aeR6B0
ハルノート以前の9月にアメリカがイギリスに駆逐艦50隻を提供してる件
>744 だから、「甲乙両案」の時点で、「どっちかをいついつまでにアメリカが飲まなければ 戦争」と決めていたんですが。
753 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/30(木) 23:30:25 ID:Co3aeR6B0
>>752 あのね、
>>741 で日本が戦争をする気まんまんだと言うレスに対しての意見だから
スレの流れを読んでくれ
754 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/30(木) 23:46:47 ID:N6Csrep30
満鉄のライバル路線建設を満州軍閥が計画したのは どう考えてもアメ公の入れ知恵。 アメリカは20世紀初頭は鉄道資本がその繁栄の源泉。 ハリマンはライバル会社に並行して路線を建設して そのあと競合路線を乗っ取って寡占化した(らしい)。 それで満州でも二匹目のどじょうを狙ったんだろうけど 日本軍の妨害に合う。その結果蒋介石と組んで上海事変を企図。 陸軍はまんまとのっかって上海ベイビーの捏造写真が Time誌により世界に配信されて日本は悪者。 南京も占領したが日本は大陸で勝てなかった。 どうしようもなく殺戮を重ねた三光作戦は実際のところ 日本人のやけくその反映だろ。
755 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/30(木) 23:58:39 ID:Co3aeR6B0
>>754 満鉄は2本の平行線のため赤字に陥ってる
首都が陥落しても降伏しなかった国の方が少ないけどね
>>755 >満鉄は2本の平行線のため赤字に陥ってる
併行っつても100km近く離れてるのだがな。それで赤字に転落するなら、満鉄自身の
企業努力を疑いたくもなる。
それに併行線とか包囲線とか言われてるものの幾つかは、対ソに備えて部隊展開が
容易に出来るよう、日本が支援して敷設されたものだし。満鉄自身が出資しているものも
ある。
>首都が陥落しても降伏しなかった国の方が少ないけどね
逃げる先がある大国家ならそうでもない。そう言う条件を持っている国が少ないから
相対的に目立たないだけ。
有名な所ではナポレオン戦役でのロシアとか。
中国でも歴史的にも先例はある。南宋もそうだし、元も中原を追い出されてモンゴル
高原に引っ込んだが降伏したわけではない。
そう言う国を相手にしてるのに、首都を落とせば降伏するはずと本気で思い込んで
いたなら、その方が馬鹿なだけ。
>753 いや、>741の中身ってのは>752そのものなんだけど? アメリカの回答が「甲乙両案のどちらかを飲む」という中身でない限り、戦争するという 決定を既にしていた、という話なんだから。 (実際に、「アメリカが飲まなければ開戦」という前提で、南雲艦隊は単冠湾を出撃ずみ だったし、マレーその他の攻略部隊も出ている。)
758 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/31(金) 02:15:05 ID:GxkwBc2D0
>>756 >併行っつても
言い訳は無用。中国側が協定に違反してるのは事実なんだから。
>>758 いわゆる併行線に当たるかどうかなんだが。
そこら辺の規定はないし、そもそもこの協定自体、協議の議事録にはあるけど、
実際の協定の文面には存在しないのだが。(日本は秘密協定だと主張しているが、
それを裏付ける有効な公文書はないらしい)
>>758 何マイル以内まで満鉄併行線かどうか
明治以来政権によって区々で条約によって決められたもんじゃないけど?
第一、陸軍と満鉄自身、対ソけん制のために満鉄と併行線に当たるトウ齋線を中国側に施設させてるが
ここは”ハルノート”スレで主として日米関係を扱うところ。中国問題はスレ違いでは
>>760 禁止じゃなくて日本の承諾がいるって内容だから
それは問題ない
763 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/31(金) 16:31:17 ID:7UtLE79C0
問題になっているのは打通線と奉海線じゃないの?
承諾がいるって内容も明文化された条約ではないが?
765 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/31(金) 16:44:26 ID:7UtLE79C0
>>764 満州善後条約の中で満鉄併行線建設禁止も入っていますが?
>>764 文書になってなくても、口頭だけの合意で問題ないはずだが
>>765 入ってない 日本側が満鉄併行線建設禁止の根拠としたのは
「満州に関する日清条約附属取極」第三条と「満蒙四鉄道に関する交換公文」の二つの取極で
これはあくまで「取極」であって「条約」じゃない
条約付属と有るけど
附属であって条約の中には併行線建設禁止の項目は入ってないが
>>770 そう思うなら何かしらの根拠を示してほしいけど?
「取極」は調印、批准、批准交換、公布などの手続きがされない
また調印の日時、全権の記名、捺印がなされないなど形式的にも異なるもの
リットン調査書でも満鉄併行線敷設が「条約」に違反するという日本側の主張は認められてないが?
当時の国際法では取極は条約と同一視されてませんが? 何トンチンカンなワシントン条約とか持ち出してるの
>>771 慣習
>当時の国際法では取極は条約と同一視されてませんが?
当時の国際法って何のこといってんの?
というより取極でしかないから”併行線”の内容がはっきり決められていないってだけ。 だから日本は100キロも離れた路線をこれにあたると主張して中国は違うと主張した。 山も挟んでいるんで東海道が中山道によって交通量が少なくなったとかいうのは いいがかりに近いと思うがな。 条約違反だっていってる連中は併行線禁止の取り決めと実際の敷設場所を地図で確認していってるの?
776 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/08/31(金) 21:14:33 ID:7UtLE79C0
奉海線は奉天から出てるんだけど・・・・
>>776 中山道も東海道と同じく江戸=東京から出発してますが?
満鉄とかぶりそうなのは奉天→長春区間ぐらいだけど、
これを満鉄を嫌って移動するとむちゃくちゃ遠回りだよ。
営業的にはまったく敵にならない。
中山道よりは中央本線と東海道線で例えるべきか。 中央本線沿いの連中には山を越えて東海道線まで出てこいというような条約を結べば 東海道線が好かれるわけもないだろうなあ。
他の列強諸国との並行線禁止の契約を見ると 1898年の露清銀行と中国当局が正太鉄道に関して交わされた契約では約38マイル以内の競争線の敷設が禁止 1902年の北京山海鉄道開通において中国とイギリス間に交わされた協定第五項では約80マイル以内の鉄道の敷設を禁止 で日本が主張してたのは最短で100マイルも離れてる
>営業的にはまったく敵にならない 敵になっているのだが?
>>780 海竜地方の物産が満鉄に流れてこなくなったわけだが・・・ 山脈越えで100kmも
物産を運ばさせていたのが無茶だったわけで、それまでの収益体制が住民の
犠牲の元に成り立っていたんだよ。
>>780 移動距離が2倍以上になるのに?
単純に運送経費が2倍以上になるのをどうやって敵にするんだ?
>>782 それは現地住民の搾取によって成り立ってたという事かね?
そしたら、アジア開放とかのお題目はでたらめだったと仰りたいわけですな。
784 :
740 :2007/09/02(日) 10:25:04 ID:aeZho6tw0
結構盛り上がってきましたね ハルノートを語るときは満州事変からの経緯しか上がってこないので それ以前に目を向けて頂きたく”ハリマン覚え書き”と”2本の併行線”を話題にしました 満鉄を挟み込むように2本の併行線を建設すれば驚異に思うのは当然のこと 奉海線は奉天で満鉄と交差し打通線へ合流し満鉄及び大連を使わずになってます 実際遂に1931年赤字に追い込まれます 他の支線に関しては日本の許可と資本を導入して建設しているのに対し 2本の併行線は日本の反対を無視しています 張作霖はアメリカの豊富な資金を使って建設及び運賃のダンピングをしました (車両提供はイギリスです) 逆に日本製品に対してはいくつも関所を設けて関税を取っていました 張学良に対しては対日軍備充実のための 年間戦車100台、飛行機数10台、弾丸100万発の生産能力のある兵器工場建設を援助し 更に総額2千600万ドルに及ぶ資金援助を3年間で行うことを決定しています その結果が満州事変が起こりハルノートへと繋がっていきます アメリカが満州事変以前から満州に於ける日本の排除を考えていたことを このスレの方々に知っていただきたかったのです さて、ここら辺で話をハルノートへ戻しましませんか? 出来る事ならアメリカがハルノートの提出に至るアメリカ自身の事情を 語ってみませんか
>>784 >逆に日本製品に対してはいくつも関所を設けて関税を取っていました
正確には外国製品に対してじゃなかったっけ?
それに満鉄の主力輸送品は中国産の物資では?
>その結果が満州事変が起こりハルノートへと繋がっていきます >アメリカが満州事変以前から満州に於ける日本の排除を考えていたことを >このスレの方々に知っていただきたかったのです どうかなあ、日本を排除する意志が満州事変以前からあったとはとても思えないけど。 ハルノートの時点ですら機会均等を主張してますし。 >張学良に対しては対日軍備充実のための え〜、この時点で張学良は日本と戦争してないのですが? また張学良の対日戦というのが準備段階にすらなかったのは明らかです。 あと、その金額、対中援助の全額だと思いましたが違いますでしょうか?
>>783 要するに”中国側が協定に違反してるのは事実”だと。
>786 >ハルノートの時点ですら機会均等を主張してますし。 まあ、中南米などアメリカの勢力圏内はアメリカの独占。日本の勢力圏内は”機会均等”を主張するダブスタだけどね。
>>787 その協定自体が明確でないものにどうやって違反だと仰るのか教えていただけませんか?
>>788 ??
日本の勢力圏に機会均等なんか主張されてないよ?
もしかして君、中国全土が日本の勢力圏だと思ってた?
日本が中国に持ってるのは関東州と満鉄付属地だけで
中国どころか満州すら奉天より先はソ連が鉄道持ってるんだが??
アメリカは日本の満洲の権益を認めたと
>>併行線を建設 満鉄側は 瀋海線敷設では満鉄が敷設権を放棄 吉海線(海龍〜吉林)では山本・張協約で張作霖側が敷設するのを認めてる 併行線自体、満鉄が自ら蒔いた種みたいなもの >>赤字の原因 銀暴落で銀建運賃取ってた中国系路線が、金建運賃の満鉄より運賃が割安になったのと 世界恐慌で需要が減少したのが第一の原因だろ つーかそれが原因って満鉄自身も認めてる(「銀落ト満洲日支経済界不況事情」 木村鋭市文書)
>>791 問題になり出したのは手前の奉海線
山本・張協約では打通線及び奉海線を取り囲むように
鉄道の建設を恫喝するように張作霖から認めさせている
確かに通貨制度の関係で銀の暴落により併行線が安くなったが
あまりにも安すぎるので問いただすと利益無視で沿線が発達すれば良い主旨を述べた
アメリカ資本の後ろ盾があるから強気だよね
その結果ダンピング競争に陥り満鉄の経営を圧迫する
海龍って満鉄路線から100キロ単位で離れた町なんだけど? あと利益無視といっても国鉄って基本的にそんなもん。 自国内なら不当でもなんでもないぞ。
ところで満鉄の経営をみると赤字になった31年ですら鉄道利益が上がっている。 もちろん29年あたりにくらべれば断然低くなっているけれど、 世界恐慌もなく中ソ紛争で満州の半分の鉄道が不能状態で うっはうはの独占だったので当然だろう。 31年の状況は簡単に言えば多角経営をはかったがいろんなところに手を広げすぎて、 不況にあって赤字部門が大量に発生したというもの。 それを自分のせいにせず競争相手のせいにするのは・・・ま、普通のことですがねw
のちに満鉄は東支鉄道の周りに包囲網線引きまくってるし
でも満鉄に許可無く並行線を引くのは違反。
客観的に併行線だったかどうかで言えばもちろん併行線じゃないわけだが、 要は併行線云々ってのは口実にしているだけだから、そこは実は問題じゃない。 満鉄の経営に失敗した責任の持って行き先に選ばれただけの話。
併行線かどうかは協議などで決めるのだろうが、勝手に中国側が”併行線ではない”などと 断定して良い物では無い。
日本 →満鉄の経営に影響があれば併行線 張作霖→○○マイル離れているから併行線ではない 通貨制度の違い以上のダンピングは満鉄を競合相手と見ているから 併行線論よりも建設の意図は明らかに満鉄の妨害 たかが地方軍閥の張作霖が日本の国策会社である満鉄に喧嘩をする体力などあるはずもなく 建設及び運営はアメリカの意図するところだと言うこと
800 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/05(水) 06:30:03 ID:Qnq/x43/0
参考資料 日清条約(一九〇五(明治三十八)年十二月二十二日(於北京)締結) 「該鉄道(満鉄)付近に、これと並行する幹線、または該鉄道の利益を害する虞ある他の鉄道の本線又は支線を敷設せざることを約す」
>799 >日本 →満鉄の経営に影響があれば併行線 仮に相乗効果でプラス効果だったとしても文句を言っていたかどうかだな。 その場合でも文句をつけ接収し、両方手に入れてウハウハを目論もうとする 予感。 まぁ、どのみち失敗する訳だが。
>>800 だからそれは条約じゃなくて取極でしょ?
話題がループしてるぞ
>>799 >通貨制度の違い以上のダンピングは満鉄を競合相手と見ているから
並行線においてダンピングをしていたなどという話は聞いたことがないが?
というか、世界恐慌まっただ中でダンピングするアメリカって凄いなw
ダンピングは当面の経営体力を削るんだが・・・
805 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/06(木) 02:02:23 ID:GAy6uzMT0
>>799 > 日本 →満鉄の経営に影響があれば併行線
> 張作霖→○○マイル離れているから併行線ではない
日清条約で「(満鉄)の利益を害する虞ある他の鉄道の本線又は支線を敷設せざることを約す」
・・・・と書かれているのは、幾何学的な意味では”並行”じゃないから問題ないんだ!! などと
言う中国側の詭弁を予め封じるためなんだな。
勝手に脳内解釈しないように
807 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/05(金) 12:40:24 ID:ASUP0UgW0
ハルノートは温情的だったとか、最後通告ととるのは時期尚早だったなどという人間がいるが、 首を絞めている人間が、絞められている人間に対して 「この掌をどれくらい緩めるかについて意見を交換しよう。話し合おう」 などと話し掛けていたって、それをどこまで信じられるかって考えられんのだろうか? 話し合いの最中に窒息死してしまうことを懸念しておったのであって、抜き差しならない状態だったのだというのはわからんのかな。
問題は首を絞めていた側が日本なのかアメリカなのか、いずれに視点を 置くかでぜんぜん意味が違ってくるところなんだが。
日本 乱闘中の相手の背後から財布をすろうとする (欧州混乱時に南部仏印進駐し、蘭印等を狙った基地作り) アメリカ 日本の首を絞める (石油禁輸でハルノート)
810 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/05(金) 16:11:56 ID:8gu3NAih0
>>808 日本はそれ以前に関東大震災・世界恐慌によって失業者が溢れていたんだよ
戦わなければただ死ぬだけだった、座して死すより戦って死んだんだよ先人達はね
アメリカが世界に対してしてきたことを知らないわけじゃあるまい、今現在も・・・だ
東京裁判をした者達の後日の証言・マッカーサーの証言・アジア各国白人の植民地から逃れた国々の首相の証言
それら現場にいた者達と政治をしていた者達の言葉、君はどちらを信じる?
創価学会・日協組・朝日新聞の情報工作に惑わされないでほしい
>>810 世界恐慌からハルノートまで話を飛ばしすぎ。
経済面は高橋是清の手腕や満州事変とかで、ある程度持ち直したのに、
欲を出して北支にまで介入して泥沼へ。
その気になれば、中国ゴタゴタの段階で止められた。
近衛も武藤も東條も、情勢を悪化させた張本人。
>>810 東京裁判が不公正。
マッカーサーが、日本が石油禁輸で追いつめられたと認めた。
石油を求めた日本の行動が「結果的に」東南アジアの独立に繋がった。
上記が事実でも、日本が無鉄砲な拡張路線で自国を危めた事は、何ら変わりない。
813 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/05(金) 16:48:27 ID:8gu3NAih0
>>811 参謀本部では出兵は北支にとどめ、上海・青島には拡大しないよう極力努力していたが、昭和12年8月9日陸戦隊西部派遣隊長大山勇夫海軍中尉と斎藤与蔵一等水兵が
上海で支那保安隊によって射殺される事件が発生した。
第3艦隊司令長官・谷川清中将は、南京政府に対し停戦協定区域内におけ支那軍・同軍事施設の撤去を要求した。
8月10日 閣議で海軍大臣・米内光政大将は、上海方面の状況を説明したのち、真相判明を待って対処したいが、さしあたり陸軍部隊の動員準備を願いたいと発言した。
石原部長は反対したが杉山陸相はこれを諒承、閣議では現地居留民保護を再確認し陸兵派遣の準備を容認した。
この時期支那軍は第一次上海事変停戦協定(昭和7年)に違反して、既に昭和11年末ころから非武装地帯の要塞化と軍隊配置を行っていたが、盧溝橋事件後、
上海方面の支那軍の集中はますます顕著になった。8月に入ると閘北(ざほく)方では保安隊に儀装した中央軍が連夜演習を行い不安は増大していた。
8月6日 岡本季正上海総領事は在留居留民に対し租界へ退避するように指示した。
更にこの日上海警備司令 張治中は「徹底的長期抗戦をもって日本軍を殲滅すべく、今や最良の好機である。
日本の作戦持久は6ヶ月を越えない」と管区将兵に訓示した。
当時の上海は共産党の活動拠点地の一つでもあり、集結しつつあった支那軍の動きから考えても、まさに火薬庫の観があった。
8月11日以降 事態は急速に悪化した。支那側は大山事件に対する第3艦隊長官の要求を拒否するどころか、
公然と軍隊を上海に増強させ、租界地周辺に陣地を構築するなど挑発的態度を強化、兵力は計5万にも及んだ。
対する日本海軍陸戦隊は4千に過ぎず、この夜応急警備についた。
第1次上海事変(昭和7年3月)でも日本軍と激戦を交わした張治中指揮の支那軍は、8月13日 総攻撃を開始。
日本軍陸戦隊は断固応戦するも14日には優勢な支那軍の包囲攻撃を受けるに至った。
814 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/05(金) 16:50:05 ID:8gu3NAih0
>>811 日本政府は居留民保護のため、海軍の要請をいれて陸軍部隊の上海派遣を決定、陸軍は8月14日上海派遣軍を編成した。
8月15日 帝国政府は声明を発表、支那軍の暴挙を膺懲して南京政府の反省を促すのが、今次出兵の目的とされた。
政府は依然不拡大方針で、事変の早期解決に努力すべきであるとした。
同日、蒋介石総統は全国総動員令を下し大本営を設置、自ら陸海軍総司令に就任し全国を4つの戦区に分けて純然たる全面戦争体制をとった。
毛沢東の紅軍も国民革命軍第八路軍(八路軍と呼称)と改称、公表された。
中共はこの日呼応して抗日救国十大綱領を掲げ、いよいよ国共合作の実をあげ中国人民総決起の態勢を整えたのである。
8月23日 第3、第11師団を主力とする第1軍が上海北方に強行上陸、戦闘に加入した。
当時の支那軍は中央軍の精鋭で頑強に抵抗し、かつ兵力を増大し、第3、第11師団は戦闘1ヶ月にもならない段階で非常な損害を被った。
止むを得ず第9、13、101師団などを増加したが、9月中旬には計60万もの支那軍があって日本軍苦戦の状況は変わらなかった。
さらに各部隊にコレラ患者が多発し、砲兵弾薬の不足もあり、死傷者続出して攻撃は停滞した。
しかし日本軍の奮闘により、支那軍は10月23日ころから退却を始め、
また10月20日新たに編成された第10軍(司令官 柳川平助中将 第6、第18、第114師団、野戦重砲兵第6旅団基幹)が、
第4艦隊(豊田副武中将)の護衛の下に11月4日杭州湾に上陸、上海付近の支那軍の防御は全面的に崩壊した。
11月11日夜、当面の支那軍は退却を開始、上海周辺の残敵掃討の段階に移行するに従って「南京攻略」という意見があがった。
当初中央は南京攻略など考えに入っていなかったが、これを契機に南京攻略派と慎重・不拡大派との主導権争いが始まり結局攻略派が主導権を握った。
ここに至って政府の不拡大方針は有名無実となり全面戦争に突入したと言わざるを得ない。
815 :
811 :2007/10/05(金) 16:53:08 ID:inkV9Dzx0
>>813 頭を冷やして整理し直せ。
満州事変に続く、北支への介入をどう思うか?
の回答に、ちっともなってない。
唐突に、日本が華北で占領行動を起こした後の話に飛ばすな。
816 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/05(金) 17:33:44 ID:8gu3NAih0
>>815 昭和8年12月の米ソ国交回復と、世界中の共産党の当面の敵をドイツと日本とし、それ以外の勢力と提携して、日独打倒に専念する方針を確立した
昭和10年7月の第7回コミンテルン大会がある。この方針により毛沢東軍は国共合作と日本軍との全面戦争を画策するよう指示をされた。
狙いは日本軍の力を借りて国民政府軍を弱体化し、共産党による中国統一を行うことである。
中国共産党は、大会直後の8月1日に「八・一救国宣言」を発表し、中国全国民に対して、国共合作して「抗日救国国民戦線」を結成し、対日戦争を遂行しようと呼びかけた。
この宣言以来、日本人に対するテロ事件が再発し、一旦改善された日中間の信頼関係が崩れて、日中関係が再び緊迫した。これを決定的にしたのが、「西安事件」である。
昭和11年中国共産党軍は、蒋介石軍に敗れて、大西遷のすえ延安へたどり着いた。中国共産党撃滅の好機と判断した蒋介石は延安攻撃を計画し、
11月に張学良等を督戦するため自ら西安に飛んだが、逆に12月12日張学良等に逮捕換金され掃共戦の中止と国共提携を強要された。
蒋介石が殺されなかったのは駆けつけた周恩来や葉剣英らの天下に号令できる実力者は彼をおいて居ないという判断による。スターリンも「蒋を殺すな」と共産党に打電している。
米国とソ連がこの「第二次国共合作」を後援した。そして、翌12年になると一層対日テロが頻発し、日中関係は極度に緊迫した。蒋介石も対日方針を変えざるを得なくなった。
一触即発の情勢の中で、起きたのが昭和12年の「盧溝橋事件」です。
昭和12年7月7日夜10時40分頃北京郊外の盧溝橋で演習中の日本軍(約130名)が何者かの不法発砲を受けたが3回射撃されても応射せず翌朝5時30分4回目の一斉射撃で始めて反撃した。
この時の日本軍は演習用の空砲のほかに万一に備えて各自30発しか実包は携帯していなかった。この北京に駐屯していた日本軍(この時約4000人,6000人説もあり)は
北清事変・義和団事件(1900年)後に他の列強諸国と同様中国と結んだ北京条約による在留邦人保護の為の軍隊で合法的駐留であった。
このとき北京方面の支那河北軍(蒋介石軍)は約75000人、つまり日本軍の10倍以上である。
最初の発砲は日本軍の空砲に驚いた支那兵の発砲という説もあるが大戦終了後になって、コミンテルンの指示により
戦線全面拡大により国民政府軍を疲弊させるという方針に基づく謀略であったことを
示す証拠が続出した。今では国民政府軍に紛れこんだ共産軍兵士の第一発であった、あるいは日本軍・国民政府軍両軍に発砲したという説が有力になっている。
その中でも劉少奇説が尤もらしい。
いずれにせよ圧倒的な彼我の兵力差、実包は各自30発しか持っていなかった事実からして
日本軍の謀略説は全くあり得ないのは明らかだ。
>>816 頭を冷やしてこいよ。
満州事変に続く、北支への介入をどう思うか?
の回答に、ちっともなってない。
まあ「西安事件」に関しては、日本の北支介入に対する抗日気運が影響してるな。
818 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/05(金) 17:51:14 ID:8gu3NAih0
>>817 柳条湖事件で昭和6年9月18日奉天郊外の柳条湖で満鉄の線路が爆破され、関東軍はこれを中国軍の仕業として直ちに満鉄沿線都市を占領したが、実際は関東軍が自ら爆破したものだった。
そして内閣(第2次若槻内閣)の不拡大方針を無視して日本の権益のない北満州まで侵攻し全満州を占領した。背景は中国の民族運動が高まり紛争が頻発し
外交交渉では埒が明かなかったからであるが関東軍の独走は法治国家として全く許せない行為であるのは事実。
柳条湖事件謀略の中心となった石原莞爾らには1923年の関東大震災、1929年の世界大恐慌以来の不景気で日本全体で失業者が巷に溢れ、
彼等の出身地である農村もどん底の生活を強いられる状況を満州の新天地をより拡大して打開しようという目論みもあったのは事実だろう。
尤も不景気は満州にも影響を与えていたようだが。
またもともと親中派であった石原は辛亥革命には諸手を上げて喜んだが、その後の中国内の軍閥内戦抗争には全く失望し、
支那人の政治能力に疑問を持ち、彼らには近代的国家建設は不可能と考えた。
それならば、日本の満蒙占領により、日本の存続と支那の安定をはかり、
支那人もそれによって幸福になるはずだと、領有論を主張した。
しかし満州事変の推移とともに、石原は満蒙独立論に転じてゆく。
これがやがて昭和7年3月満州国建国、昭和8年3月国際連盟脱退などに繋がった。
昭和8年5月中国 国民政府との間で塘沽停戦協定を結び,満州事変を終わらせた。
蒋介石は中国共産党の掃討を優先させて日本との対決を避け,満州国を黙認した。
そもそも孫文は満州を領土にするつもりは全く無かったし、歴史上満州が漢民族に支配されたことはそれまで一度もなく、
日露戦争以前は清朝の役人が満州に入るにはロシアからヴィザを発給して貰ったぐらいなので国民政府側の満州に対するこだわりも少なかったのであろう。
リットン調査団報告も柳条湖事件は正当化できないが日本の権益は守られるべきと報告。
満州国の独立は認めがたいが中国の中の自治領として日本人を中心とする外国人顧問団を置けと言ってるくらい。
石原らの謀略も背景に過激な排日活動があったからこそ成立した。
華北分離工作に関しては、意地でも語りたくないのか。
>昭和8年5月中国 国民政府との間で塘沽停戦協定を結び,満州事変を終わらせた。 >蒋介石は中国共産党の掃討を優先させて日本との対決を避け,満州国を黙認した。 とすると日ソ共同宣言で北方領土なるモノは日本の黙認を受けたので 返還を求める日本の侵略とでもいいたいのかね、あんたは?
821 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/05(金) 18:14:22 ID:8gu3NAih0
関東軍の連絡員・石本権四郎が抗日集団に拉致されて殺害された 従来から熱河省を拠点とする抗日運動に手を焼いていた軍がこれを機に制圧しに行った これじゃダメなのか
>>821 華北分離工作は、北支の満州化を計ったんだろ。
満州事変でも軋轢を煽り、沈静化しかけたのに、膨張欲が出た。
現地の自治独立を煽ること自体、条約に触れる行為。
そこに傀儡政府を立て、密貿易まがいの行動で中国の関税権を侵害したりアヘンを扱ったり。
それが国共戦停止、一致抗日とか、西安事件に繋がる要因にもなったんだよ。
823 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/05(金) 18:37:30 ID:8gu3NAih0
ナショナリズムに目覚めた中国では第1次世界大戦が終結し、1919年パリ講和会議(ベルサイユ条約)での戦勝国日本への山東省譲渡及び日本の二十一か条要求に 反対する北京の大学生約3000人が5月4日行った激しいデモ行進(五・四運動)をきっかけに反日運動が高まり、 日本に対するゲリラ活動・反日侮日活動・日本商品ボイコット・国産品推奨を盛んに行うようになった。 運動は拡大の一途をたどり、反日運動に留まらず、反軍閥政府・旧中国の文化伝統の批判等と内容はより広範囲になっていった。 6月には、大統領の徐世昌は親日派要人を罷免し、ベルサイユ条約の調印を拒否する事になった。 抵抗は約一年にわたって続き、民衆の力を見た孫文は、中華革命党の再編の必要性を感じ、10月、中華革命党を中国国民党に改称した。 五・四運動はまた後の労働運動、1921年の中国共産党結成などに大きな影響を与えた。 蒋介石軍、共産軍、張学良などに代表される諸軍閥入り乱れての主導権争いの最中にも反日ゲリラ活動は激しくなった。 主として共産党の謀略だった。 孫文の後継者蒋介石は勿論西欧・日本などの列強からの独立を目指すが一方に共産軍・軍閥との争いも抱えることになり、 まずは日本との早急講和を行い、中国統一の方に力を入れたかった。もともと蒋介石は親日的であり中国の近代化には日本の協力が必要との認識を持っていた。 このことを証明する当事者の明快な発言があります。 昭和39年社会党の佐々木更三委員長が毛沢東主席に「中国国民に多大の損害をもたらして申し訳ない」と挨拶したところ毛沢東は「何も申し訳なく思うことはありませんよ、日本軍国主義はは中国に大きな利益をもたらしました。 中国国民に権利を奪取させてくれたではないですか。皆さん皇軍の力なしには我々が権利を奪うことは不可能だったでしょう」と発言。 『毛沢東思想万歳(下)』、田中正明著「パール判事の日本無罪論」より。
日本の行動の是非を語りたいのか。 共産党の謀略を語りたいのか。 日本の行動が結果的に中国共産党を利したとして、 拡張路線で自国を危めた日本の行動はどう考えてるのか。 全部共産党に乗せられたとでも言いたいのか。
825 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/05(金) 19:08:45 ID:8gu3NAih0
>>824 受け方はあなた次第なんじゃないですかね
延々とコピペ貼り付けて 何がしたんだろうかねえ
右翼の街宣と同じ理屈だろ。 ただの迷惑行為で誰にも理解されない満足感を得ているだけ。 半島の人間とおなじようなもんだ。 ところで何で左翼は街宣しないのかな
>807 ハルノートの内容が、単に「日本の甲乙両案は飲めない」というだけだったとしても、あるいは 12月までに回答がなかっただけでも、自動的に「開戦」ということになったんだけど? はっきり言えば内容の問題では全く無いといっても過言ではない。 (まあ、厳密には、「日本の提案をそのまま丸呑みします」であれば、あの時点での開戦はな かたtのかもしれないが。)
829 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/19(金) 12:41:37 ID:r866KPx90
結果ありきで言い出したとき、失敗するにきまっているなどとの言いようは品性がない。 両者(両国)が完全に納得のいく落しどころなど、この世の総ての交渉においてない。 妥協はすべきだし、そこで不満がでるのは当然のこと。 で、両者妥協のしようがなかったのだからしかたがない。 後になれば、または貧困の何たるか、人情を知ってはいても理解しきれない輩は、「ハルノートを鵜呑みにしても、問題なかった」などと言うが、本当か? 1.先人が、まさに血を流して獲得した大陸利権を戦争は回避せにゃならんということで手放せるものか? 大好きな人からのプレゼントを、身内が嫌な顔をするからという理由で受け取らず、あげくに投げ捨てることができるか? 2.いちど享受した豊かさを簡単に放棄できるものなのか? 一日三食食事ができて、雨風がしのげさえすればよく、衣服だって五〜六着もあれば寒さをしのげるわけだ。 自家用車も必要なければバラック住まいでよく、テレビも映画も観る必要がなければ、趣味に興じる必要だってない。 だっていそんなものなくたって、生きていけるんだから。 みずからが作り出した財産、親、先祖が残してくれた財産を、「某国との戦争を回避すべきだから。戦争だけはいけないから」という理由で、生きていいけるぎりぎりだけ残して後は差し出す、 それくらいの気概なくして、ハルノートを飲まなかったことの否定はできない。 もっとも、ハルノート自体はべつだん問題でもなんでもない。 あれはあれで、戦略としては問題がない。街頭でいきなり見ず知らずの姉ちゃんに「ヤラセロ」と言うことじたいはそんなに問題じゃないからな。(おそえばNGだが) もっとも、これまで続けてきた交渉を、「もう一度仕切りなおしましょう」とゼロからやり直そうという姿勢をどう受け止めるかというところにもよるが。(俺は、破廉恥きわまりないと思う) あとは、交渉をどこまで延ばせるか、日本の体力がどれだけあったかだ。
>>大陸利権 碌に治安維持も出来ず戦火は拡大していて (しかも拡大の原因に日本も多少噛んでいて) 利権と呼ぶには程遠いお荷物なんですが。
>>830 戦前の大陸との貿易額も知らん馬鹿が何か?
>>829 >1.先人が、まさに血を流して獲得した大陸利権を戦争は回避せにゃならんということで手放せるものか?
先人自身がやってるが? 三国干渉の時に。
>大好きな人からのプレゼントを、身内が嫌な顔をするからという理由で受け取らず、あげくに投げ捨てることができるか?
どこをどうすればハルノートの状況に合うのか意味不明な例え。
>2.いちど享受した豊かさを簡単に放棄できるものなのか?
そりゃ確かに困難だが・・・ お荷物(大陸利権)を切り捨てたり、無駄(軍備)を省いた方が
豊かさを維持できるのだが。
833 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/20(土) 00:36:51 ID:XnusXl3y0
>>832 >無駄(軍備)を省いた方が
>豊かさを維持できるのだが。
それいうのを、結果がわかっているから知った風に言える、ってことじゃないか。
それから、警察力も省こう。支那や朝鮮みたいな国が隣にいても、武力が無駄だというのなら、
泥棒がいようが、交通違反者がいようが、警察という無駄を省く方がはるかに合理的と言えるだろう(現在)。
ロシアが半島に侵入してきても、ロシアの膨張政策は半島できっちりとまって決して日本には危害を及ばないし、大陸にすんでいる日本人や、その利権は日本が軍隊を持って護らなくても、どこかの国が知らないあいだに護ってくれるものな?(当時)
>三国干渉の時に。
日露の時にやっているから、戦前の人間にもやれと?
なら、それに倣って、どこかの国と戦争になろうものなら、お前の財産をもって解決してもらおうかね?
他人(過去の人間)にだけ要求して、自分だけは黙りか?
>>831 貿易額の値の大小さえ分からない馬鹿が何か?
>>831 >戦前の大陸との貿易額も知らん馬鹿が何か?
え〜、日支事変まで確かに大陸との貿易額は大きい物でしたが
・・・実は英米との三角貿易が半分以上を占めるんだよな、これが。
なんで大陸の利権とやらを守るために戦争起こしたら
大陸での貿易が吹っ飛んで激減しちゃったんだな。
そもそも英米本体との貿易額はいうまでもない。
>>834-836 救えない馬鹿どもだなw
大陸進出は総力戦を行なうための欧米依存からの脱却を目指したもの。
英米との貿易額が上だからこそ大陸へ活路を求めた事情も知らないとはw
>>833 >結果がわかっているから知った風に言える
いや、過剰軍備が財政破綻を招くのは、八八艦隊の時に経験済み。
当時から結果は解かってた。
>それから、警察力も省こう。
極論に走るな。
>日露の時にやっているから、戦前の人間にもやれと?
できるかと聞くから、やった先例を上げただけだ。
やった方がよかったとは思うがな。
>なら、それに倣って、どこかの国と戦争になろうものなら、お前の財産をもって解決してもらおうかね?
最低限の補償を国家がしてくれるなら応じるがな。痛みは国民皆で分かち合えば良い。
その前に、飛躍した極論で返すのは詭弁の手法だぞ。
>>837 だよね当時世界恐慌から経済のブロック化が進み
多額の関税が掛けられていて日本製品の締め出しが
有ったことも知らないんだろうな
>>839 だよね。
いち早く立て直した日本経済がブロック経済の中で輸出をのばした、
産業構造の違いでブロックの影響をあんまり受けなかったことも。
大陸では門戸開放なので武力進出したとたん、
貿易額が激減してしまったことも知らないんだろうな。
宗教がかった酒屋政談レベルの石原の妄言を正気に受け取るとは
本当に救いがたい馬鹿どもですね。
>>840 > 宗教がかった酒屋政談レベルの石原の妄言を正気に受け取るとは
> 本当に救いがたい馬鹿どもですね。
当時の陸軍将校たちも、そう考えてたんでしょ。
他にも、植民地を確保して、市場にしたり搾取したりすれば豊かになれるとか、
共産革命を起こして資本家を皆殺しにすれば労働者の楽園が来るとか、
いろんな妄言が幅を利かせてた。
現代でも、郵政民営化は外資の陰謀とか、
国家間の競争力ランキングが上がった下がったとか、
よくわからんロジックに振り回される人間はいくらでも居るわけで。
> 大陸では門戸開放なので武力進出したとたん、
> 貿易額が激減してしまったことも知らないんだろうな。
これは、結果としてはその通りで、陸軍将校たちの誤算だったのだろうが。
>>837 全然反論になってないが
救えない馬鹿ウヨさんww
>>840 いやまあ、837だの839は石原が朝日新聞あたりと組んで
自分のやらかしたことの正当化に使った理屈で、
ああいうことをいってだましただけなんだ。
救われないのは837あたりは他人をだまそうと試みているのではなく
まず最初に自分自身がだまされていることだけどね。
石原の何が悲しいかというと最終戦争には満州の資源が必要不可欠とかいいながら、
資源の調査を始めたのは満州事変を起こした後で、
結局大豆ぐらいしかまともに生産できそうになかったというオチがつく。
石炭・鉄は結局満鉄付属地にもともとあった・・・
844 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/21(日) 22:07:36 ID:2M8UqDr90
本当は満洲にも油田があったのに見つけるのが遅れた。残念〜 サウジと同じ重質油だそうな。
>>842-843 反論どころか後知恵でしたり顔になっている馬鹿なお前らを啓蒙してやってんだがw
後からならサルでも言えるわなw
よぉ、サル >845
847 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/22(月) 08:49:18 ID:+uYK5pHg0
>>843 石原は(日本の)東北人だから、本音では貧しい東北人にま開墾地を与える
という意図があったのでは。
それだけなら北海道がありますがな。
啓蒙 - 人々に正しい知識を与え、合理的な考え方をするように教え導くこと。 デタラメを吹き込むことをお前の猿山では啓蒙というのか? なあ、サル>845
よぉ、日本語の通じないサル >850
本で読んだんだけど貼るノート書いた人ってアメリカ人でソビエト共産党のスパイだったんだって だけどこんな人が政治の中枢部にいてその後なぜアメリカ合衆国を赤化できなくて反対にマッカーシー旋風などが吹き荒れたのかな
どんな本読んだか知らんがソレ陰謀論レヴェルだから気をつけろ。 あとよしりんの戦争論や「作る会」教科書なんかでハルノートや日米開戦を語るなんてのも論外だからな。
>>852 ソースが「マオ」や中テル、ナベショーってやつでしょ?
馬鹿は放置しておけばいいと思うよ
855 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/23(火) 17:03:30 ID:2iRbUTeI0
>>852 1929年の大恐慌を経験すれば、誰でも資本主義に疑問を抱くだろう。
善良かつ勤勉な農民や労働者の一家が、突然職を失い、飢え死にする。。。
当時のインテリの一定割合が、共産主義にシンパシーを感じていても不思議ではない。
しかし、そうだったとしても、ハルノートが共産主義者の陰謀というのは辛い。
まず、アメリカの国益を第一に考えたとしても、ハルノートが出る可能性はある。
ハルノートの内容は、交渉経緯を抜きにすれば、至って正論だし、
チャーチルと蒋介石は、アメリカが対日融和策を取らない様に働きかけてたし。
次に、ホワイトが原案として強硬案を出したとしても、
それをルーズベルトとハルが承認している。
政治的責任はルーズベルトとハルにあり、原因もまたその決断に求められるべき。
(草案・原案作成者の影響力は、非常に大きいのだが)
>>856 交渉経緯を抜きにした交渉って意味がないと思わないのかな?
その質問に何の意味があるのかわからん
859 :
856 :2007/10/28(日) 02:54:18 ID:zjWk3rUU0
>>857 確かに、不誠実な交渉態度ではある。
しかし、共産主義者がどうこうという文脈なので、とりあえず関係ない。
まあ、ハルノートが不誠実だったとしても、
日本帝国がはたして誠実な交渉に足る国家だったかといえば、
ちと疑わしいところではある。
日本が窮地に追い込まれていった原因として、誠実過ぎた、と言うのが有る。老練で狡賢い大国相手に
違反を指摘されキレて国連脱退したり アメリカと和平交渉してる最中に南部仏印進駐したり 誠実とは思われてなかったろう
今と同じ官僚組織の問題が大きいのだろう。 国民の命や老後の生活を蔑ろにし、平然としてる厚労省や社保庁と同様、 当時の軍部も、国民の生活より、組織の存在価値の方が重要だったんだろ。 だから泥沼の日中戦を止めなかったんだろ。
>>861 それは勘違いで、国連への加盟も脱退も違法でも何でもない事だし
友邦国と協定を結んで軍を駐留させることも何ら問題のない話し。
今もアメリカ軍が友邦国日本に駐留しているし。
>>862 それもまた間違いで、もしも日本国民の生命財産を軍が無視して良いのなら
日中戦争も満洲事変も起きなかった。
軍が行動を起こしたのは日本国民の生命及び財産を守るために、無法蔓延る
支那大陸に秩序をもたらそうとしたから。
事変当時のアメリカ合衆国外交官は日本が最も「誠実に約束を守っている」と
評価していた。
日本は約束破りの常習犯・中国を相手に大変な苦労をしながら良くやっていた。
>>863 頭悪すぎだぞ。
国連脱退が違法じゃなくて、
条約違反とか指摘されて国連脱退したんだろ。
また商売は原則義務じゃないし、南進は挑発行為。
日本が友邦国の韓国に対北朝鮮の基地を作れば、
北朝鮮は日本を警戒して資源売らない自由がある。
日本が友邦国の仏印に対南方基地を作れば、
南方の宗主国は日本を警戒して資源売らない自由がある。
>>864 満州後も華北分離工作で抗日煽ってるのを見ると、
現地人の安全よりも国益優先なのは明白。
一つくらい、賢い書き込みが出来るようになってから来い。
三国同盟や南進は思惑と結果が真逆だったからな。 英米らを牽制するはずが挑発にしかとられなかった。 これを日本の外交の幼稚さというのは簡単だが。
>863 違法でなければ何をしても相手は文句を言わないはずだなんていう幼稚な頭 では、まともな外交なんてできるはずがない。 国内法だって同じことだが、相手の面子がまるつぶれになるような行動や、相 手が腹を立てることが明らかな行動をとっておいて、「違法じゃない」といくら主張 しても、相手がそれまでと同じように付き合う可能性は低いだろう。 例えば、誰かがうまく法の隙間を縫ってあなたの全財産を巻き上げた上で、 「違法じゃないんだから腹を立てるな」「今までどおり付き合え」と言ってきたら、 どうします? 相当なお人よしでも、「ああそうだね」といってそのまま付き合うことはまず無い と思うんだけどね。
>>865 中国側の繰り返される条約違反に耐え続けていたのだが、やむを得ず独立という
最低限の防衛措置を取ったのだよ。
君は一方の無法を擁護して、一方の自衛措置を非難するのを誠実な人間と思うか?
>>866 バカだな。華北並に治安を良くして日本人が安全に生活出来るようにするのは
大変だったんだぞ。日本軍の支配が及ばない大陸の治安状況たるや酷いもの
>>868 分かってるよな? 我が儘したい放題で諸外国の面子を丸つぶれにするような
外交音痴の小山の大将。でっかい幼児のようなアメリカの事を
>>863 >国連への加盟も脱退も違法でも何でもない
ただ、脱退には2年前の事前通告が必要で、それまでは国際連盟の裁定に
従う義務があるし、さらに脱退時には国際連盟における義務は全て履行
されてなければならんのだが。
そこら辺すっ飛ばして脱退しちゃったよな。日本は。
>>869 >中国側の繰り返される条約違反
そもそもその条約とやらが、中国側からすれば、武力で強要された条約で、
国土の一部を占拠され、半植民地状態に置かれるものだしな。
植民地が独立闘争する際に、旧現地政権と宗主国が交わして植民地化
させるに至った条約や協定を無視するのと同じなのだが。
>やむを得ず独立と言う最低限の防衛措置
勢力圏を数十倍に拡大しておいて、どこが最低限だ。そもそも条約違反なら
それ以前に、国最連盟などに提訴すべきところだ。そういう正当な手続きを
一切踏んでないのに、やむを得ずなどとは言えないな。
それに、なんで日本が中国から満州を独立させれるんだ? 満州における
日本の権利は借り物で、所有権はあくまで中国にあるんだぞ。
>>869 お前が馬鹿なのは863で明確だが、とりあえず
>華北並に治安を良くして日本人が安全に生活出来るようにするのは
>大変だったんだぞ。日本軍の支配が及ばない大陸の治安状況たるや酷いもの
抗日を力で抑え込み、満州、華北、〜と日本の勢力拡大が進めば治安が良くなると。
征服者の理屈だな 。
アメを征服者と呼びハルノートを横暴という割に 支那に対してアメとさして変わらん論理を振りかざし戦線拡大。 しかも対外工作は蒋介石如きに出し抜かれるレヴェル…
>>872 事実治安が良くなっているのだが。もっとも治安の良くなるのが嫌いな人間も居る。泥棒・強盗・テロリスト等々
>>871 表明してから2年後に正式脱退となったわけだが、それにしても条約を無視したがる論法は
中国擁護者の特徴か。無法者の論理。
中国の圧制下に有って苦しんでいる、チベットやウイグルの独立支援も非難するタイプなんだろうが。
>>874 >それにしても条約を無視したがる論法は
>中国擁護者の特徴か。無法者の論理。
満州・北支介入に関しては、条約無視で返した様なもんだからな。
無法に無法で応じたって、目くそ鼻くそ。
>>875 つまり、仮にチベットが外国の支援を受けて民主化を進め、更に独立しようとしたら
アナタは中国政府の応援をしてチベット弾圧を擁護すると?
>無法に無法で応じたって 強盗の無法な暴力と、被害者の正当防衛の為の反撃とは区別しよう。誰でも無法な強盗に襲われたら反撃するだろ?
>華北並に治安を良くして >事実治安が良くなっているのだが。 現地の治安が良くなれば、条約無視しても、 傀儡政権建て密貿易まがいで主権侵害しても、 抗日救国運動が起きてもOKと?
>>877 >誰でも無法な強盗に襲われたら反撃するだろ?
例えがズレてる。
満州事変は、自作自演事件に基づいた計画的なもの。
個人間では、絶対に正当防衛が認められないケース。
突発的に強盗に襲われたのではなく、
嫌がらせをする隣人を計画的に襲撃した。
>>878 誘拐、暴行、殺人、略奪の巷に治安をもたらすなら住民は歓迎するし実際
親日派が台頭し自治政府を作り上げていった。
無論、住民に対する圧制と搾取を続け利益を独占したい中国政権は嫌がるし
住民による自治政府を、奴らは傀儡政権だぁー と非難するだろうが。
>>879 計画的自衛戦争。無計画に始めると失敗するから、頭を使おう。
>>880 >住民による自治政府
日本が働きかけたのは、住民じゃなく有力者。
満州も含め、選挙すら行ってない。
>計画的自衛戦争。
正当性を認めた他国は、一つも無し。
満州建国後は、政治情勢で承認する所も出てくるがな。
>>881 地元の有力者に働きかけるのは当然。無力な者は何もできない
だいいち大陸の住民はろくに教育も受けられず文盲ばかり。選挙とか言う以前に話にならない。
883 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/29(月) 23:24:50 ID:+t1sGCds0
>>838 >最低限の補償を国家がしてくれるなら応じるがな。痛みは国民皆で分かち合えば良い。
OKOK、
年収は六百万でも、
一日三食、茶碗三杯の銀シャリ。一着の服の着たきり。
家族四人で六畳間。
充分生きていけるな。
差額は、総て大陸政府に献上しよう。
大陸と戦争になるよりはまだマシだからな。日本全国がそうなら問題あるまい?
当時の人間には我慢しろ(当時の政府は保証もできなかったんだぞ?)、今の俺には最低限の保証はしろ。
ムシのよすぎる要求だよ。
>>880 >誘拐、暴行、殺人、略奪の巷に治安をもたらすなら住民は歓迎するし
リットン報告書によれば、委員会に私的に寄せられた手紙1550通の内、2通以外は
全て、満州国政府と日本人に否定的だったそうだが。
813 名前:日本@名無史さん 投稿日:2007/07/04(水) 19:45:27 満洲には短期間に三千万人も流入した。 兵乱が無い。 匪賊がいない。 税金地獄が無い。 満洲は文字通りの王道楽土だったのだ。
満州国では首都新京の繁華街でラーメンの屋台を出そうという場合 満州国には行政権がなかったので、満鉄がやってる役所(地方部)に届け出て 満鉄に行商税を払う仕組みになっていた。 国民がラーメンの屋台1つ出すにも外国の鉄道会社にお伺い立てなきゃならないなんて こんなアホな傀儡国家は、世界的にもまれw 満州国では奉天の街中に住んでいた陳さん(仮名)が娘の結婚式のお祝いに飼っていたブタを殺して丸焼きにしようという場合 満州国には行政権がなかったので、満鉄がやってる役所(地方部)に届け出て 満鉄に屠殺税を払う仕組みになっていた。 国民がブタ1匹殺すにも外国の鉄道会社にお伺い立てなきゃならないなんて こんなアホな傀儡国家は、世界的にもまれw 満州国では首都新京に住んでいた白さん(仮名)が息子の誕生日に自転車をプレゼントしようという場合 満州国には行政権がなかったので、満鉄がやってる役所(地方部)に届け出て 満鉄に自転車税(90銭)を払う仕組みになっていた。 国民が子供に自転車1台買ってやるにも外国の鉄道会社にお伺い立てなきゃならないなんて こんなアホな傀儡国家は、世界的にもまれw 満州国では営口に住んでいたノッポの高さん(仮名)とデブの肥さん(仮名)がコンビを組んで漫才をしようという場合 満州国には行政権がなかったので、満鉄がやってる役所(地方部)に届け出て 満鉄に寄席興行税(売上げの5%)を払う仕組みになっていた。 国民が漫才1つやるにも外国の鉄道会社にお伺い立てなきゃならないなんて こんなアホな傀儡国家は、世界的にもまれw
康徳3年に日本と満州国は「満州国に於ける日本国臣民及び満州国の課税に関する 日本国・満州国間条約」を締結し、満州国は満州在住の日本人に課税できることになった。 逆に言えば、康徳3年まで満州在住の日本人は満州国政府へ税金を払わなくて良かったのだ。 そして康徳3年からは日本人・企業だけに対する優遇税制が実施され、 満州国は日本企業に対する法人税を、所定の税率よりも33%〜66%免除。 日本人商店経営者に対する営業税も、所定の税率より50〜75%減額という制度があった。 さらに、日本人に対してのみ「教育費控除」として地方税の一部を払い戻す制度も導入。 朝鮮人農民が多い間島地区では、日本人と朝鮮人は同じ「大日本帝国臣民」のはずなのに 朝鮮人に対する課税は漢人・満人と同じ(減免措置無し)、 日本人に対する課税には上記の減免措置を適用という優遇ぶり。 また康徳3年5月15日に公布された「国税徴収法」「租税犯処罰法」によれば 満州国政府は、脱税などを犯した日本人に対して拘留することはできないと規定され 罰金を徴収することもできず、「罰金相当額を支払ってください」とお願いの通告をすること だけが認められた。 植民地帝国イギリスからすれば、外国人(日本人)優遇の税制でも「妥当で公正な課税制度」に見えたかも知れんが 「五族協和」って言いながら、ここまで露骨に日本人優遇じゃ矛盾してるよな、満州国は。
>誘拐、暴行、殺人、略奪の巷に治安をもたらすなら住民は歓迎するし実際 >親日派が台頭し自治政府を作り上げていった。 なんでこんな寝言をいうんだろうな。 満州の治安が満州事変以降悪化して昭和14年頃まで匪賊の跳梁がおさまらなかったことは 日本の国会にすら報告されていることなのに。
>>881 満州の歴史と満州人の歴史を正確に理解出来る他国が
果たしてどれくらい存在したのかな?
「あの辺って、たぶん中国の領土に含まれる地域じゃないの?」くらいの認識では?
日本は違うだろう。
日本の場合、もともと満州は漢民族の土地でなく、ツングース系の満州民族固有の領土
という認識であり、事実、高句麗や渤海の時代からこの地域と独自に交易があった。
1930年代当時の日本の認識からすれば、そもそも満州族系清朝を倒した中華民国が
満州を取り上げてしまった という事だったのだろう。
「それは沖縄が、かつて琉球国だったという事実認識とほとんど同じなのでは?」
よって満州人が自国を建国するという考え方は受け入れられるし、
漢民族と敵対する満州人から支援等を要請されれば、これを受けた事にも特段の不自然さは無い。
>満州建国後は、政治情勢で承認する所も出てくるがな。
この「所」ってのは不当な表現では?
23カ国も承認したのに、その「所」ってのは非常に少なく感じるよ。
890 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/03(土) 01:54:53 ID:ujUimcgV0
>>884 宣伝戦も当時から国家間で熾烈だっただろうに。
その手紙の真相など分かりっこないし、
どれほど信用に足る話なのだろうか。
>>887 建国に貢献した日本人を優遇するという話はそんなにおかしいかな?
満州人の感謝の気持ちかもしれんよ、ただの想像だが。
>朝鮮人農民が多い間島地区では、日本人と朝鮮人は同じ「大日本帝国臣民」のはずなのに
これは戦後の価値観に過ぎないと思うよ。
平等でないことは悪ではなかった訳だ。
台湾は50年日本だったが、被選挙権無かったはず。朝鮮はあったよね。
何でもかんでも現代の価値観に添って構成されていたはずがない。
そりゃ現代の価値観に当てはめて粗を探せばいくらでも出るさ。
日本だけでなく諸外国も全てな。
満州は利権や何やという話もあろうが、 ソ連・共産圏の防波堤という側面も大いに存在するよ。 石原は1937年に 「国防上最も関心を持たなければならないのは ソ連への守りである。中国に兵を用いるなど以ての外だ。」と主張しているし 真珠湾攻撃当日でさえ、対ソ国境に約74万人もの兵力が居たが 対米英戦の前線地域に投入されていた南方兵力はそれに比して15万人だ。 ガダルカナル3万6千人、硫黄島2万数千人、ビルマ戦線約30万人、 対ソ国境74万人がどれほど巨大な規模で、ソ連に脅威を感じていたか 分かりそうなものだが・・・ 満州=侵略の象徴 と考えてる人が多いね・・・
>>889 >満州の歴史と満州人の歴史を正確に理解出来る他国が
>果たしてどれくらい存在したのかな?
リットン調査団は、そこら辺はちゃんと調べて上で、結論を出している。
報告書にも書いてある。
>ツングース系の満州民族固有の領土という認識であり
これもあまりに一面的な認識。そう言うには史実は錯綜しすぎている。中国の勢力が
及んだ時代もあれば、北部をモンゴル系が支配していた時代もある。
そもそも満州族と言う民族が形成されたのもいつかははっきりしない。金を立てた
女真族の末裔とされているが、血統、文化的な連続性がどこまで保たれているかも
不明。
>そもそも満州族系清朝を倒した中華民国が満州を取り上げてしまった
他民族を支配して多民族帝国を築いた以上、政変で多民族に故地ごともって行かれる
のは当然のリスク。これに問題を感じるなら、異民族王朝支配や多民族帝国がどう
いうものか、理解していないだけ。
>満州人が自国を建国するという考え方は受け入れられるし
実はリットン調査団も民族自立の建前は認めていた。ただし、満州事変が最初から
最後まで日本によるもので、それに当てはまらないと判断した。
>満州人から支援等を要請されれば
満州事変以前にそんなものがなされた事実はない。事変後に、日本主導で代表を
集めて、満州国を作ってから、支援するという協定を結んでいる。順序が完全に逆。
そもそも事変以前に満州で独立運動など、日本人によるもの以外、ほとんど存在
しなかった。
>これを受けた事にも特段の不自然さは無い。
他国内の分離独立運動に事前に関与するのは完全な内政干渉だぞ。形だけでも
一瞬でも、分離独立勢力が自力で一定領域を実効支配して、国家の要件を備えて
ないとな。そして満州事変ではその様な形式すら満たしていない。
>23カ国も承認したのに
その23カ国の内、日独伊の軍事的影響下に無い国はどれだけある?
>>890 >宣伝戦も当時から国家間で熾烈だっただろうに。
うん、日本側が、満州国人の出した陳述書に手を入れていたと、リットン報告書にはあるな。
>その手紙の真相など分かりっこないし、
中立的な立場の人に確かめて、できるだけ真偽を照合した、とある。
>どれほど信用に足る話なのだろうか。
リットン調査団は信用に足ると判断したようだな。
手紙は満州国内で受け取っている。中華民国から日本支配下の満州へそれほど大量の
手紙を出すのは無理。それ以前に、否定側の工作手紙が相当数混じったとしても、
日本と満州国を肯定する側の手紙が2通しかないと言う事実は決定的だ。
>>892 リットン調査団一辺倒で、「欧米か!」と突っ込みたくなるね。
>そもそも満州族と言う民族が形成されたのもいつかははっきりしない。金を立てた
>女真族の末裔とされているが、血統、文化的な連続性がどこまで保たれているかも
>不明。
思わず飛びついて反論したくなるが、
要するに貴方は満州について、「中国の一地方史である」という認識なのであろうか?
古来より満州は中国である、それが自論の立脚点なのだろうか。
>当然のリスク。これに問題を感じるなら
何も言及してないが。勝手に決め付けないでもらいたい。
史実として、1930年代当時からすればそう遠くない過去(つい先日 と表現しても構わない)
に清王朝が存在し、その中心には少数民族の満州族が居た。
満州国建国の根拠として充分なものが存在する。
そりゃリットンも否定出来るはずがないw
>ただし、満州事変が最初から
>最後まで日本によるもので、それに当てはまらないと判断した。
譲って日本主導での建国であったと100%仮定しても、
それを現地は受け入れ、協定を結んだりした事は認めるんだよな?
つまり歓迎されたという事である。建国行為も日本もな。
貴方の大好きなリットンに否定的な手紙が来たから、それを現地の不満の論拠としているが
たかだか1500通くらい、10人程度の少数組織でも送りつけることは充分に可能だ。
それくらいの規模のものであると言えるのだが、これは間違っているか?
何十万通という苦情が殺到しているのなら、これに当たらないのだが。
>他国内の分離独立運動に事前に関与するのは完全な内政干渉だぞ。
これは可笑しい。笑う以外に無い。
苛烈な植民地政策を強いていた欧米列強が「内政干渉」と断じたのなら
笑うしかないね。戦後の価値観によって、「内政干渉とは許せん」と断じているのなら
もっと可笑しい。80年前の日本は内政干渉だと非難されて、それ以前は不問かよw
国家の仕組みや思想が今より貧弱なのは当然であるし、
現代の思想や価値観が完成した至高なものである保証も何もないと思うのだがな。
ゆとり教育も見直されるようだしw
満州国って現代のアフガニスタンやイラクみたいなもんだったんだな
>>893 >リットン調査団一辺倒
一応、当時、中立的(これは下された裁定が日本の本来の権益を保証するもので
あったことからも明らか)立場の団体が、現地で調査した結果だからな。
日本側、中国側のどちらの「大本営発表」よりは根拠とするに十分な史料だが。
>要するに貴方は満州について、「中国の一地方史である」という認識なのであろうか?
>古来より満州は中国である、それが自論の立脚点なのだろうか。
いいや。中国の一部(正確にはその一部が)であった事もある、歴史的に流動的な
地域だという認識。一度たりとも中国領で有った事は無いと言う論調だったから、
それを否定しただけ。
満州族についても、彼らが確固たる民族としてずっと満州地方を領有していたかの
ような主張に、疑問を呈した。
>つまり歓迎されたという事である。建国行為も日本もな。
その理屈で行くなら、イギリスによるインド帝国の建国(=完全植民地化)も、現地は
受け入れ、協定を結んでいるわけで、歓迎されたという事になるのだが。
外国勢力による武力による政権が樹立され、住民がそれに従ったとしても、それが
歓迎や支持を意味するものではない。ましてや封建的性格が色濃く残り、住民の
政治参加、政治意識が不十分な土地であればなおさら。
>たかだか1500通くらい、10人程度の少数組織でも送りつけることは充分に可能だ。
>それくらいの規模のものであると言えるのだが、これは間違っているか?
日本支配下において1500通の否定的郵便と言うのは相当な数だと思うが。
それ以前に、苦情の数より、肯定する数が2通しか無いと言う方を問題視しているのだが。
>戦後の価値観
内政干渉は禁止事項で、違反すれば抗議、賠償、開戦の理由になるのは、近世
以前からの国際慣習だが。実際にその内政干渉を咎められるかは、その国の
実力次第と言う別問題だがな。
896 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/04(日) 09:32:54 ID:i2lZZsxs0
当時、日本の共産主義者の干渉はどれくらいあったんだろう・・・・・
897 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/14(水) 18:58:13 ID:+WV+kZ7B0
リットン調査団の調査結果が現在の中共政府に具合が悪いということの状況証拠ともいえるものが、 現在のシナの教科書に一行もかかれていないということだろう。 まぁ、状況証拠でしかないが。 日本主導による統治は非常にすばらしいと褒めちぎっているからな。 戦後の(そして、現行の)中共としては、かたなしだわなぁ。 そのうえで、「そうとはいえ、国際世界はそれがおもしろくないようだから日本は引きさがっとれ」というのが報告書なわけで。 苦情があったなんて当たり前。そんなことが、現地人が日本主導の統治を嫌忌していたか否かという判断材料にはならん。 現在の日本人でも、政府に多くの不満があり、デモンストレーションをおこなう。 で、それは政策否定であっても日本政府の否定とは限らんように、だ。
>>897 >現地人が日本主導の統治を嫌忌していたか否かという判断材料にはならん。
リットン報告書によれば、『二通を除いて、他はすべて「新満州国政府」と日本人に対して
痛烈な敵意を示していた』とあるな。どう見ても政策否定と言うより、政府否定、日本人支配
の否定だと思うが。
899 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/16(金) 12:48:55 ID:pr3Vkp0t0
>>898 うまくやってくれてありがとう。
なんてことを書く奴はまれだと思うがな。
よっぽど、良いことがなければ、な。
悪いことは目に付いて文句を言いたくなるが、
問題ないという程度のものなら何も言わないのが人間というものだ。
苦情文が殺到したからって、大半が苦情を言いたいとはかぎらんだろう。
日本の統治をして、
野木大将(日露戦争以降、満州の地では神格化されていた)が帰ってきた。と、喜んでいるばあさんもいたそうだが?
なんでも、日本軍が占領すると、それまでの劣悪な治安が一気によくなったのだそうで。
900 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/19(月) 00:45:18 ID:F34hkZUPO
最強のデスノートはハルノート
901 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/03(月) 00:52:14 ID:H2zXfQke0
904 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/21(月) 21:37:15 ID:4hyplgct0
パールハーバー報告1946年7月 2.1941年11月7日までに、ルーズベルト大統領と彼の政府は、戦争の緊張は 「われわれが日本を向こうで(極東で)叩けば、国民の支持が得られる」と確信できるところまで 高まっているとの見方で一致している。 そこで彼らは「いかなる戦術をとるか」検討した(議事録70巻14415ページ)。 日本が合衆国の外交方針に従わない場合の選択肢として、大統領と政府には次の三つの戦術である。 日本の攻撃を仕掛けてくるまで待つ。議会の宣戦布告抜きで日本を攻撃する。和平か戦争かを議会に諮る (議事録70巻14415ページ以下)。 3.11月25日、戦争の危険が差し迫ってことから、大統領はハル長官、ノックス長官、 スチムソン長官、マーシャル陸軍大将、スターク海軍大将との会議で、 「恐らく(早ければ)翌月曜日(12月1日)には攻撃を受ける可能性がある」ことを議題とした。 同会議のメンバーは「われわれがそれほど危険を冒すことなく、彼ら(日本)に第一撃をかけさせるには、 どうすべきか」を協議した(議事録70巻14418ページ)。 4.大統領、国務長官、陸軍長官、海軍長官は、議会に和平か戦争かを諮るとする提案には同意せず、 11月25日から12月7日までの間に、日本の「第一撃」を待つ戦術を選択していた。 ヘレン・ミアーズ『アメリカの鏡・日本』 ハル・ノートは大東亜戦争開戦直前の日米交渉において1941年11月26日になされた アメリカ側から日本側に提示された、最後通牒のことであり、交渉のアメリカ側の当事者であった コーデル・ハル国務長官の名前から名づけられたものである。
905 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/20(日) 10:22:52 ID:X58vRnwB0
暫定案と乙案の乖離と日本軍の仏印固め固執と開戦前のめり そして重慶の日米暫定妥協の徹底反対が ルーズベルトの暫定案破棄=ハルノート提示背景である。 ルーズベルトの私的な日本への最小限の要求案が 「仏印に現状以上に日本軍を派遣しない代わりに、 そして米独開戦にドイツ側に日本が参戦しない代わりに 石油禁輸は解除しよう」、 しかし日本軍はとくに参謀本部は米優位に支那事変南方問題が 推移することを懸念して東郷外交に面従腹背消極非協力姿勢をとり、 日本軍は船団を仏印に進め、仏印駐留日本軍を固める ことを辞さない。 これでは暫定案も乙案も成立しない。
906 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/21(月) 11:46:15 ID:nj3jXwnY0
907 :
にゃんこ :2008/04/21(月) 22:18:52 ID:3fN98jo00
満州事変は、イギリスのアヘン戦争よりもタチが悪い。 軍を動かすには、ちゃんと手続きが必要だ。君主や大統領や議会の承認などのね。 手続きを踏んでこそ、外交と内政と軍略の一本化ができて、国が、戦争に責任を 持てる。 その点、アヘン戦争は、ちゃんと議会で討論して議決を取っている。 アヘンだの治安がどうこうよりも、ちゃんと手続きを踏んで、国(主権者)が 戦争に責任を負うことが最も大切だ。 社会人なら、支社が、本社に無断で巨大な契約を取ってくる事の危険性を 感じるべきだ。そんな事してたら、いずれ、「ハルノート」を取引先から 突きつけられるよ。 社会人なら、満州事変の愚かさを悟るべきだ。
908 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/22(火) 09:01:44 ID:AuHLFc7I0
>>907 >社会人なら、満州事変の愚かさを悟るべきだ。
んなこたぁ百も承知。
すくなくとも、首謀者の石原や板垣を軍法会議にかけなかったことも問題。
ただ、それが満州事変の志の否定にはならん。
それから、満州事変が無かろうが、日本が成長を続けるいじょうはいずれ叩かれることは明白。
ハルノートを突きつけられたのが日本の所為だというのなら、そりゃあ日本が経済成長をし、軍事力を強め、国力を増したから、っていうだけでしかない。
ようは、極貧国でいろ! ってことだな。
現在でも、自社に追いつきそうな会社があれば、自社をのばすことだけでなく、その会社の妨害を(合法、非合法かかわらず)しようってのは普通のことだよ。
社会人なら、甘っちょろいことは言わないことだ。
ローマ然り、ポルトガル、スペイン然り、イギリス然り、頂点に立てば、頂点に向かえばそれを引き摺り下ろそうという輩がいることはあたりまえ。
>>908 >ハルノートを突きつけられた〜国力を増したから
ナチスと組んだり、南下して欧米領を脅かす基地作りを計ったり等だろ。
南部仏印進駐前に、色々止められる段階はあったがな。
横レス失礼
>>908 >ただ、それが満州事変の志の否定にはならん。
志とやらであの愚行を正当化なんか出来んよ。
内容的にも、夢想、妄想の類でしか無いし。日本赤軍の中には、本気で共産主義による
平等な社会が造れると信じていた者もいるが、それと同レベル。
>ハルノートを突きつけられたのが日本の所為だというのなら、そりゃあ日本が経済成長をし、軍事力を強め、国力を増したから、っていうだけでしかない。
違うな。アメリカだって何の口実も無しに石油禁輸やハルノートなんて出せない。
日本が自分でそれが出来るだけの材料をアメリカに与えた所為なんだ。
>ようは、極貧国でいろ! ってことだな。
いいや。相手にこちらを表立って攻撃できるだけの材料を与えぬよう上手く立ち回りつつ、
成長を目指すべきだったと言う事だ。軍事的拡張などと言う、最も安易な手段に走った事が失策なんだよ。
>現在でも、自社に追いつきそうな会社があれば、自社をのばすことだけでなく、その会社の妨害を(合法、非合法かかわらず)しようってのは普通のことだよ。
それはその通りだが、まともな、と言うか成長できる会社は非合法な手段は表立ってはやらない。
やったら、他社に自分を合法的に攻撃する材料を与える事になるからだ。
君が言ってるのは、儲けて会社を成長させるためなら、耐震偽装や食品偽装をしても当たり前で、
叩かれるのがおかしいと言うことだよ。
911 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/22(火) 11:30:04 ID:AuHLFc7I0
>>910 それもさ、勝ってりゃあなんも言わんわけじゃん?
国連に勝っていたら、『満州事変は失敗だった』と言うか?
それを言ったら、
アメリカだってハルノートという日本にたたかれるという口実を日本に与えている。
という言い方だってできる。
うまく立ち回れればそれにこしたことはないが、それができなかったからといって、違法行為ならともかく、非難することなんぞできるものか。提案はできてもな。
だから、
>君が言ってるのは、儲けて会社を成長させるためなら
は、君の勘違いだ。俺の文面が悪かったことそのものは否定しないが。
ただし、追い詰められた状況でなりふりをかまっていられない者の心境くらいは理解すべきだよ。頭ごなしに否定しないで。
「お父さんは、あの会社なら儲かると思って勤めたんだが倒産してしまった。あしたから食べるものは何もないから死んでくれ」
なんてカミさんや子供に言える人間なんてそうはいないと思うが。
違法すれすれででも、他の家族を蔑ろにしてでも食い扶持を確保しようとすると思うが。
>>911 >それもさ、勝ってりゃあなんも言わんわけじゃん?
>国連に勝っていたら、『満州事変は失敗だった』と言うか?
実際には最終的には負けてるし。満州事変を「成功」させてしまった事が、その敗北への
負の連鎖の始まりなのが事実だし。
>アメリカだってハルノートという日本にたたかれるという口実を日本に与えている。
どういう根拠と論理で叩けると言うのかな? ハルノートは日本も合意していた一次大戦後の
世界秩序(ベルサイユーワシントン体制)に戻せって言う内容で、無茶でも横暴でもなんでも
無いものだったのだが。
>違法行為ならともかく、
違法だったんだよ。不戦条約、九ヵ国条約、ベルサイユ条約などに違反。
>追い詰められた状況でなりふりをかまっていられない者の心境くらいは理解すべきだよ。頭ごなしに否定しないで。
だから、その追い詰められるに至った過程を無視して理解しろと言われても・・・
北朝鮮は経済的にかなり追い詰められているわけだが、彼らがその打開のために九州や
北海道を市場化しようと占領しても、理解を示せと言ってるに等しいのだが。
>あの会社なら儲かると思って勤めたんだが倒産してしまった。
会社を選んで就職する事自体は何の問題もないが、満州事変のように謀略と力づくで
奪うような真似は当時から既に違法行為なわけで、例示としては不適当。
>違法すれすれででも、他の家族を蔑ろにしてでも食い扶持を確保しようとすると思うが。
それ以前に、家庭内でやれる事を全部やるのが先だろ。
具体的には軍事費削減などの財政のスリム化、富の偏在を解消し貧困層の購買力を向上
させて国内市場の拡大と活性化、工業規格の統一などによる品質向上と国際競争力の
強化などなど。(戦後にやった事だよ。)
それらを軍部、地主、財閥など既得権益層の閥益に反して押し通せないから、軍事力に
よる拡張(=侵略)と言う、安易で既に禁止された手段に走ったわけだ。
913 :
にゃんこ :2008/04/22(火) 22:02:30 ID:cZXBvt8y0
908わかってないなあ。 例え、大きな「取引」に一時的に成功して、大きな利益を上げたとしても、 支社が、手続きを無視して、本社に無断で大きな「取引」を行う、そのこと自体が、 問題なんだよ。 取引先が、本社に問い合わせるだけで、信用大失墜。 「意志決定が一本化していない。支社が勝手なことする。」 これだけで、社会的信用は大失墜。 こんな会社は、例え、悪意の無い世界でも生き残れない。 満州事変なんか起こしたら、例え、世界が日本に好意的でも、いずれは、破滅 する。
>>913 > :
> 取引先が、本社に問い合わせるだけで、信用大失墜。
> 「意志決定が一本化していない。支社が勝手なことする。」
> これだけで、社会的信用は大失墜。
だから本社は
「ええ、もちろん、うちの決済通ってますよ。」
と追認せざるを得ず、
本社が追認しちゃうもんだから支社の勘違いも直らない。。。
近代国家としてまことに恥ずかしい状況だったんだが・・・
中国人もアメリカ人も、その辺を理解してる人は非常に少ないね。
915 :
にゃんこ :2008/04/23(水) 07:41:45 ID:KFPpS3i80
914> そんな恥ずかしい状況は、中国人にもアメリカ人にも想定外なんでしょうな。
いや、分裂状態の中国も、連邦制を取ってるアメリカも、軍閥や地方政権の 暴走は想定内だろ。 想定外なのは、中央政府が暴走に追従して、そう言う問題を起こした連中を 昇進までさせる事だと思う。
にゃんこさんへ
レス指定は
>>915 のように半角の>を2個の後ろに半角数字です。そうしないといちいち指定された番号まで戻るのが面倒なんでお願いします!
918 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/23(水) 12:18:16 ID:z9UZ5H+I0
さきに戦争をふっかけちゃあいけないなんていう法律があるのかいな。
>>918 不戦条約
第一条 締約国ハ国際紛争解決ノ為戦争ニ訴フルコトヲ非トシ且其ノ相互関係ニ於テ国家ノ政策ノ手段トシテノ戦争ヲ抛棄スルコトヲ其ノ各自ノ人民ノ名ニ於テ厳粛ニ宣言ス
第二条 締約国ハ相互間ニ起ルコトアルヘキ一切ノ紛争又ハ紛議ハ其ノ性質又ハ起因ノ如何ヲ問ハス平和的手段ニ依ルノ外之カ処理又ハ解決ヲ求メサルコトヲ約ス
920 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/23(水) 13:53:29 ID:z9UZ5H+I0
問題解決として。戦争という手段をもちいるのを“なるべく“やめましょう。 としか読めんが。
>>920 それは君の日本語能力がおかしいだけ。
どこにも”なるべく”に相当する文言はないし、文脈的にもそう読める部分は存在しない。
922 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/24(木) 12:52:41 ID:EYpM+vz+0
東京裁判で持ち出されたのは共同謀議(A級)の部分なんだが、 さきにけしかけた、という部分で起訴されていないんだがどういうことなんだ? 明らかな違反なら、そっちで起訴すりゃあいいんでないか? 事後法、のくだりについては、 東京裁判のその場でも弁護士が言及しているわけで、ようは「明らかな」違反行為、だなんてのはおかしな話。突っ込みどころがいくらでもあるということだ。 「法の精神を百年は後退させた」と各国の学者に言わしめたってのが、まったく理解できてないようだが。
923 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/24(木) 12:54:21 ID:EYpM+vz+0
>>921 そのれべるのはなしなら、
自衛隊は憲法第九条にたいするあきらかな違反行為で、解釈が云々なんていうことは生じないと思うんだがなぁ。
924 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/24(木) 19:35:22 ID:+miYD+BG0
湾岸戦争直後のフセイン支持派の「アメリカに仕掛けられた戦争!」みたいな スレ展開だな
>>922 >東京裁判で持ち出されたのは共同謀議(A級)の部分なんだが、
他に54も訴因があるのを知らんのか?
>さきにけしかけた、という部分で起訴されていないんだがどういうことなんだ?
交戦各国への戦争を計画して開始したと言う計画的侵略だと訴えられてるよ。
それが、さきにしかけた、に相当する部分だ。
>東京裁判のその場でも弁護士が言及しているわけで、
そりゃ、弁護するのが仕事だからな。通用しない話でも主張はするさ。この間の
山口母子殺人の弁護側みたいに。どっちも裁判では通らなかったがな。
>>923 不戦条約は締結国が締結時の留保で、自衛権を損なうものではないとされている。
自衛隊も自衛権を否定するものではないとしているが、その9条解釈には不戦条約も
先例として上げられていたはず。
解釈するにしてもその根拠は必要なんだよ。
「なるべく」と解釈する根拠もなしに、文面がそう読めるなどと言うID:z9UZ5H+I0が
おかしい。
>>925 その54の訴因中、共同謀議に関する事柄が半分以上占めてたというのを言わないと片手落ちと言われても仕方ないぞ。
事後法なんてどの世界でも通用せんわ(笑)
>>926 イギリスなんて一応締結するけど自分達の利益を損なう行為をするやつには自衛行動をとる。とかいってたしな。
最終的に『私はこれから侵略します』とでも言わないとパリ条約違反にならないというとんでも条約。
何故か知らんけど軍事版にいたやつがその事でぎゃあぎゃあ吠えてたのを思い出した。
隠れ左翼多いんだなとおもた。
>>927 >その54の訴因中、共同謀議に関する事柄が半分以上占めてた
そりゃ、共同謀議して侵略戦争を計画遂行した事になってるんだから、その意味では
共同謀議に関わる事柄が多いのは当たり前。
そもそも論点だった、先に仕掛けたうんぬんは、各国への侵略戦争の遂行に含まれてる。
>事後法なんてどの世界でも通用せんわ(笑)
事後法の禁止は、統一整備された法体制の元で採用されたもの。
原型は1789年のフランス人権宣言第8条と言われている。
つまりは。それ以前、18世紀末までは事後法でも通用していたんだよ。
領主が代わって、過去に遡って処置や裁定がやり直される事も良くあった。法整備が
不完全な時代、そう言うやり直し、遡及させての変更が必要な場合すらあった。
で、当時の国際社会は(今もだが)、事後法禁止の前提となる統一整備された法体制
を持っていない。しかも、侵略戦争禁止と言う罪の概念は成立しており、その意味
では事後法では無い。量刑の事後適用は、法整備がなされていない状況で、なおかつ、
社会正義を実現する上でやむを得ない。現代でも公害訴訟などでは、厳密に言えば
事後法で国や公害企業は裁かれている。
>イギリスなんて一応締結するけど自分達の利益を損なう行為をするやつには自衛行動をとる。とかいってたしな。
スエズ運河(英)、パナマ運河(米)などそこへの攻撃は自国に対する攻撃と見なすと言う
特例地域を設定しただけ。それも世界的にも納得しうる地域。
日本だって、満鉄保護だけに留めておけば、自衛と見なされたんだよ。それを権利の
無いところまで奪ったりするから・・・
>最終的に『私はこれから侵略します』とでも言わないとパリ条約違反にならないというとんでも条約。
それは勝手な解釈。最終的には国際機関で裁定されるべき問題。であるから、日本も
中国の国際連盟における提訴に応じた。(オッペンハイムら国際法学者もそう言う立場を
取っていたらしい)
>>928 横レスな
公害訴訟って民事でしょ 遡及適用禁止は主に刑法で問題になる概念
法学ではどこの国でも遡及法禁止は当たり前の概念だったな
東京裁判はこれをやっちゃったわけだ
>法整備がなされていない状況で、なおかつ、社会正義を実現する上でやむを得ない
この観点からニュルンベルク裁判と東京裁判に一定の評価をする見方がある
これらの裁判を肯定する最後の砦だな
満州事変は石原と板垣が命がけでやっちゃったことだからなw
米ソの対立をみればソ連はとても日本が対抗できる相手じゃなかったわけで
満州をとって防ぐという石原の読みは結果論でいえば相当鋭いということかな
侵略か自衛かの判断なんて常任理事国の利害がからむと国連でもできない
アメリカは国際司法裁判、国際刑事裁判を公然と拒否してるしw
満州に対する国連からの提案にしたって、中国の領土であることを認めた上で
日本の立場を考慮して顧問団を派遣して統治だし
これって所謂共同租界だよなw
>>929 横レスサンクス、おかげで助かった。
>>928 でも書くことなくなっちゃった(´・ω・`)ショボーン
>>929 >公害訴訟って民事でしょ
国際社会において、刑事だの民事だの明確に分別できるほど法整備がなされて
いないのだが。
刑事は国家対個人の形をとるが、世界政府が成立していない以上、国家対国家
の国際裁判は民事に近いとも言えるんじゃないか?
>法学ではどこの国でも遡及法禁止は当たり前の概念だったな
その当たり前の前提が統一整備された法体制なんだが。
人民が法の支配下に置かれる代わりに、法権力の暴走を防ぐためのものだ。
前提が成立していないのに、無条件で
それに、平和に対する罪の概念は既に成立していた。罰則が無いと言うが、
国際法でそのような罰則が設けられている事自体、当時には無かった。
ついでに言うと、戦争犯罪人に対しては厳重な処罰を加える事、軍国主義を
駆逐して、民主主義的傾向の復活強化に対する一切の障害を除去する事は
ポツダム宣言受諾により、日本と連合国の間に合意が成立しており、法的根拠は
そこにある。
>満州をとって防ぐ
海に優る防壁は無いよ。海軍力では圧倒的に優勢なんだし。なにを好き好んで
大陸軍国と直接境を接して緊張を高めたりするかな。
陸軍が自分らのポストと予算獲得や、癒着していた財閥や官僚の利権拡大のために、
無用な対立を作り出しただけじゃないのか?
>侵略か自衛かの判断なんて常任理事国の利害がからむと国連でもできない
そういう大人の事情の中にあってなお、リットン報告書は、自衛とは認められないと
結論付けてるね。
>>931 民事は調停、刑事は罪と罰
全く別もの
慣習法のことを言っているなら、慣習として利害関係者間で長い年月をかけて
反復、継続したものでないといけない
この場合特に日本において反復、継続している必要がある
とてもとても反復、継続していたとは言えないね
ポツダム宣言は戦時下において武力を背景としたもので、このようなものは法的
には拘束力をもたない
ポツダム宣言を前程にすれば東京裁判は軍律法廷のようなもので、法律ではな
く規則を定め手続き遂行した捕虜の処刑とするのが正しい
石原の話しかな?壮大な歴史のIFになるが
朝鮮はどうする?
現在で言えばアメリカと韓国抜きでソ連と対峙したいのかな?
ソ連が海軍力に力をいれてないのは必要ないからであって、朝鮮をとれば状況は変わる
外蒙古は既にソ連の衛生国
中国に満州を守れるだけのミリタリーパワーはない
ソ連は五ヵ年計画を成功させ日本の軍事力をもってしてもあやうい
満州をとって満州でソ連のような計画経済をしいて軍事力を強化
石原の考えはこんなとこだろ 日中戦争で潰れたけどね
最悪日本も共産化してソ連の衛生国になるという方向もあるかな
日中戦争さえクリアすれば満州事変も自衛ということになったろうね
日満間で境界線をひけば連盟は口出しできない
>>931 への横レス
>海に優る防壁は無いよ。海軍力では圧倒的に優勢なんだし。
つ日本の地形って大陸に対して横に長いよね。
いくら海軍が優秀でも、何十万人が小型ボートで一斉に別々の地点から日本を目指したら(´・ω・`)ショボーンなわけで
戦後マッカーサーだって『日本を守るために満州に原爆を落とさせてくれ』といったくらいだし、更迭されたけど
今現在も周辺国の安定が日本の一番大事なことだったりする。
>平和に対する罪の概念は既に成立していた。
えーと、それを日本に適用するなら先に戦争を起こした国が有罪って事?
>ポツダム宣言
wikipediaから転載
>ポツダム宣言13条では「日本国政府が直に全日本国軍隊の無条件降伏を宣言し且右行動に於ける同政府の誠意に付適当且充分なる保障を提供せんことを同政府に対し要求す」
>とあり(原文カナ文字)、日本国政府の日本国軍隊に対する姿勢は「軍隊の無条件降伏を宣言する主体」として別個の扱いであり、
>日本国政府が自らの無条件降伏を宣言する体裁を採用していない。
このとおりであって、誰も日本国憲法を新しく作れ、とか指導者たちを裁判にかけろとかは一言も言っていない。
ちなみに国家を対象にしたという根拠であるカイロ宣言は
これもwikiから
>各国代表によるカイロ宣言への署名は行われておらず、
>従って署名について言及している記事を訂正すべきであるとの指摘を受けた国立国会図書館が事実関係について調査した結果、
>「11月27日に各国代表による署名が行われた」との確かな資料は何ら発見出来なかった。
>これにより国立国会図書館は、カイロ宣言に関する記事から「署名」のくだりを削除し訂正に応じた。
こんな状態なんですが。
>>932 >民事は調停、刑事は罪と罰
だから、そういう体系化が未整備で出来て無いんだって。
そもそも、国家に刑罰を下す上位の法的機関が存在しないんだから、刑事も民事も無い。
そして刑事の形を取っていても、それは、連合国がある処置を要求し、日本がそれを
受け入れると言う形で、調停に近い。
罪刑法定主義や法の遡及禁止は、法の支配の下、刑法かそれに類する規定の存在を
前提として、それに定められた量刑を逸脱してはならず、事後に変更された量刑を遡及
して適用してはならないと言うもの。法の支配を立法者や司法者が恣意的に歪める事を
阻止するためのもの。
ところが、国際社会には、その前提となる、法に支配や、刑法や類する規定そのもの
が存在しない。前提が無いのに原則の適用を強要する論には無理がある。
>慣習法のことを言っているなら、
慣習法ではない。国際条約として明文化されている。不戦条約は一切の戦争を原則禁止
している。自衛戦争は認められると解釈されているが、そもそも侵略が無ければ自衛も
ありえないわけで・・・
>ポツダム宣言は戦時下において武力を背景としたもので、このようなものは法的には拘束力をもたない
そんな事を言い出したら、日本の権益だって法的拘束力を失うが。
>ソ連が海軍力に力をいれてないのは必要ないからであって
そこまで手が回らないと言った方が良い。
ついでに、海軍はそんなに一朝一夕に建設できるものではない。
>中国に満州を守れるだけのミリタリーパワーはない
国際連盟の枠組みが活きているんだから、日英米の支援も望める。ソ連も既得の満州
北部の鉄道権益の確保以上の事は出来ない。日本より立場の弱いソ連が、満州事変
みたいな真似をしたら、日本以上に叩かれるよ。
>ソ連は五ヵ年計画を成功させ日本の軍事力をもってしてもあやうい
そういう認識を明確に持ったのはノモンハン以降。
そもそも5ヵ年計画は1928年スタートで、日本の満州支配への画策は張作霖暗殺が
同28年6月などと、それとは無関係に始まっている。石原の世界最終戦論も対米
が主軸で、対ソなど付け足しでしかない。
>最悪日本も共産化してソ連の衛生国になるという方向もあるかな
逆だね。国際連盟が対共産同盟として機能して、中共が大陸の覇権を得る事も無く、
もっと早くソ連崩壊、エセ共産主義滅亡になってる。
>日中戦争さえクリアすれば満州事変も自衛ということになったろうね
無理。既にリットン調査団により自衛とは言いがたいと言う結論が出てる。
>日満間で境界線をひけば連盟は口出しできない
その満州国の存在自体を連盟は認めていない。
>>933 >いくら海軍が優秀でも、何十万人が小型ボートで一斉に別々の地点から日本を目指したら(´・ω・`)ショボーンなわけで
お話にならない。
2次大戦前に日本海を押し渡れる性能のボートはそうそうない。一体何隻要ると思ってるのかね?
そしてバラバラに渡って来たんじゃ、指揮系統が崩壊していてまともな作戦行動は取れない。
現代のアメリカ軍じゃないんだから。軍隊が分散しないよう行軍の訓練とかするのはなぜだと思ってるの?
小船じゃ重火器も戦車も運べない。さらには補給はどうするおつもりで?
なんで日本がガダルカナルで負けたと思ってるの?
>更迭されたけど
ここ重要。
>日本に適用するなら先に戦争を起こした国が有罪って事?
そういう事。
>誰も日本国憲法を新しく作れ、とか指導者たちを裁判にかけろとかは一言も言っていない。
そこら辺は6,7,10,12項あたりから出てくる話。
軍国主義と戦争遂行力を排し民主的な新秩序を作れ、旧権力者を排除せよ、戦犯は裁く。
それらが達成されたと(連合国に)認められるまで占領するって、ポツダム宣言はちゃんと
言ってる。
>>935 アク禁解除ばんざーい
ポツダム宣言の文面の根拠を否定してるはずなのにポツダム宣言を持ち出す電波ワロス
ポツダム宣言以外でその宣言の法的根拠となるものを書いてくれないとひっじょーに困る。
>>日本に適用するなら先に戦争を起こした国が有罪って事?
>そういう事。
先に、後にという話ではないと思うんだけど。
これは横レス
>そもそも侵略が無ければ自衛もありえないわけで・・・
自衛という定義が無ければ侵略という定義も無いわな。いい加減くだらなすぎる言葉遊びはやめようぜ。
>>936 >ポツダム宣言の文面の根拠を否定してるはずなのに
そもそも出来てないから。カイロ宣言が無効でも要求項目自体は、ポツダム宣言と
して日本に伝えられている。そして日本が受け入れた以上、その事実がポツダム宣言
に法的根拠を与える。
>先に、後にという話ではないと思うんだけど。
いや、重要だよ。先に仕掛けると言うのは、侵略である証拠の一つだから。
>いい加減くだらなすぎる言葉遊びはやめようぜ。
誰がどう見たって、軍事的に他国に侵攻して、何の権利も無い土地を占領し、
恒久的に支配下に置こうとする行為は侵略だが。
言葉がある以上、それが指し示すものがある。ニュアンス的にグレーな状況も
生じるから法的定義が問題となる場合があるだけで、普通に考えれば侵略か
否かは普通に判る。
定義がどうのと言う言葉遊びに逃げているのはそちらだと思う。
>>938 >要求項目自体は、ポツダム宣言として日本に伝えられている。
>そして日本が受け入れた以上、その事実がポツダム宣言に法的根拠を与える。
( ゚д゚)ポカーン リアルで頭が痛い、、、
たとえどんな宣言だろうが『受け入れたから法的根拠がついた』のではなく
『受け入れる前に法的根拠をつけなければならない』のは当然のことだろ
>ニュアンス的にグレーな状況も生じるから法的定義が問題となる場合があるだけで、
法を1から勉強しなおせば?
絶対的な加害者と絶対的な被害者が存在するのであれば裁判はいらないし、法律もいらないね
相手がとにかく悪いことをしたという思い込みだけで死刑なり何なりかければいいだけだから
たとえ配分が1:99であろうとも色はグレーだから法的定義を作って当てはめていくのが普通じゃないか
>>939 >『受け入れる前に法的根拠をつけなければならない』のは当然のことだろ
日本は1915年の日華条約が有効だとしていたが、その元となる21か条要求に何か法的
根拠がありましたっけ? 国家間の要求に法的根拠なぞ絶対的に必要なものではないよ。
そして、あえて言うなら、ポツダム宣言の法的根拠は不戦条約やベルサイユ条約だな。
それらの趣旨である世界的な「平和、安全、正義の新秩序」を構築する責任は、締結国の
日本にもあったわけだから。
>後段
君はあらゆる用語、概念が法律で定義されてなければ無効だと言うのかな?
では、殺人罪は少なくとも先進諸国では成立しないな。人間を定義した法律は無いから。
常識で判断すれば良いものを法は一々定義しない。法的定義は定義する必要があると
認められる場合に定義されるものだ。
定義がなされていなければそれは司法が常識によって判断するものだよ。
逆に不完全でもなんでも何らかの法的定義があればそれに従わねばならないが、
当時は、それゆえに意図的に「自衛」や「侵略」は定義されなかった。下手に定義すると、
その裏を欠いて侵略戦争を正当化しようとする「無法者」が出るからだ。
自衛と見なされるか否かは、国際機関によってケースバイケースで判断されるべきと
オッペンハイムら国際法家も主張していたそうだ(ここは伝聞)
>>940 まずは笑いを誘った後半部分から
>侵略戦争(しんりゃくせんそう)は、侵略の目的で武力を行使して争う戦争。
>侵略と自衛の線引きは必ずしも明確でない。
>なぜなら、自国の防衛のためには、他国国家を侵略するのが最も効果的だからである。
wikipediaでの第一文。異論はあるだろうが世間の大多数の『常識』と大いに相違が見受けられますが?
>君はあらゆる用語、概念が法律で定義されてなければ無効だと言うのかな?
>では、殺人罪は少なくとも先進諸国では成立しないな。人間を定義した法律は無いから。
笑いが止まらん。国際法の事争ってるのに国内法のことにして問題をすり替えるなよ。
>それゆえに意図的に「自衛」や「侵略」は定義されなかった。下手に定義すると、
>その裏を欠いて侵略戦争を正当化しようとする「無法者」が出るからだ。
自己理論乙であります。定義されなかったことを認めたのでありますから
自衛といおうが侵略と言おうが当事者国の判断に任せるしかないのは分かるでしょうに
それ以降は全て自分勝手な妄想であり、私は口を挟む気はありません。
ついでに前段
どうせ分からないだろうと思うけど、ハルノートには軍隊の無条件降伏は書いていても日本国政府の無条件降伏は書いてない
日本国政府が軍隊の『無条件降伏を飲んだ』と言う形である事を確認しましょうね。
前のやつから拝借
>軍国主義と戦争遂行力を排し民主的な新秩序を作れ、旧権力者を排除せよ、戦犯は裁く。
へー、そう書いてあるんだろうね。では一番最終文
第十三条 日本国政府の全日本軍軍隊の無条件降伏の宣言と保障
みれば分かると思うけど、ここに日本国政府の『改変』と『裁判』は要求してますかね?
さらに言うと日本国政府が無条件降伏をする、と言う文言は一切無いんですけど。
ついでに
八 「カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルベク又日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州、四国及吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルベシ
法的根拠を求めるのはこの文言があるため。不戦条約やベルサイユ条約は出てこないのにカイロ宣言だけ出てるということは
連合国が法的根拠をカイロ宣言に求めているとみても間違いないと思うのですが。
それこそあなたの自分勝手な『常識』は関係なく
>>941 >wikipediaでの第一文。異論はあるだろうが世間の大多数の『常識』と大いに相違が見受けられますが?
編集保護中の項目を持ち出されてもなあ。それに後段で結局、常識的な侵略と自衛の
区別がなされている事は無視ですか。
>国際法の事争ってるのに国内法のことにして問題をすり替えるなよ。
問題を摩り替えているのはそちらだ。国際法だろうと国内法だろうと法的定義の意味と
役割は変わらない。
さらに、国際法と国内法は違うと言うなら、法の支配が確立していない国際社会に、
法的根拠だの、法の遡及禁止など、前提が成立していない議論を持ち出してくるのが
そもそもおかしい。
>自己理論乙であります。
いや、アメリカが自衛権についての留保を行った宣言(日本も同意)でそう言っているのだが。
これを私の自己理論ととってしまうのは、基礎知識不足ですな。
>ハルノート
必死ですね。錯乱してますなあ。ここで、ポツダム宣言の代わりにハルノートと言う
単語が飛び出してきてしまう、あなたの知識体系には実に興味深いものがありますなw
>ここに日本国政府の『改変』と『裁判』は要求してますかね?
はあ? 「そこら辺は6,7,10,12項あたりから出てくる話」って書いてあるじゃないか。
なんで、軍隊の無条件降伏を要求している項目に全てが含まれてならなければ
ならんのかね?
>連合国が法的根拠をカイロ宣言に求めているとみても間違いないと思うのですが。
いいえ。カイロ宣言の条項も履行するよ、とポツダム宣言の条項に盛り込んで
いるだけです。どこをどう読めばカイロ宣言がポツダム宣言の法的根拠になるのやら。
日本語が不自由で、思考が非論理的で、基礎知識も不足。もうちょっと勉強してから
またおいで。
>>941 日本語が不自由なのは認めますw
ハルノート→ポツダム宣言
>>942 うわぁ。。。日本語が読めてないな
第8条みたら?と一言で済ませたいがいちおうレス
>編集保護中の項目を持ち出されてもなあ〜
その具体的な内容を見ないで言うのはアレだぞ、
大東亜戦争や自衛戦争を関連項目に入れるかどうかで編集合戦になってるのであって
侵略と自衛の線引きは〜の文は異論もなしに受け入れられてるぞ。
>さらに、国際法と国内法は違うと言うなら、法の支配が確立していない国際社会に、
>法的根拠だの、法の遡及禁止など、前提が成立していない議論を持ち出してくるのが
>そもそもおかしい。
その通り、あんたの理論で言うと十分おかしいな。
そして前提が成立していないにもかかわらず自衛と侵略の定義に関しては常識と言う名の前提を当てはめる奴はもはや気違いだな。
>アメリカが自衛権についての留保を行った宣言(日本も同意)でそう言っているのだが。
そういってたのか、へー
>それゆえに意図的に「自衛」や「侵略」は定義されなかった。下手に定義すると、
>その裏を欠いて侵略戦争を正当化しようとする「無法者」が出るからだ
これ結局話題にしてる時代後のことでしょ?
言うまでも無く、国際社会が当時そんなことを認識していたと言う根拠は何一つ無いわな。
根拠も無く、ただ発表しただけなら捏造に決まってるじゃないかw
こんなものまともに宣言した当時のアメリカと日本は相当頭おかしかったんだなぁ。
>軍隊の無条件降伏を要求している項目に全てが含まれてならなければならんのかね?
これは
>>941 の追加分をどぞ
んで、カイロ宣言にのみ国家としての無条件降伏を求めてるので、宣言が無効である以上
その内容に裏付けされたポツダム宣言の部分が無効になる。6,7,10,12項の中で国家に関するもの『全て』な
どうしてかは13項みりゃ分かるだろ、そこには軍隊が適用範囲であるとしか書かれてないんだよ。
日本国全てに対して適用するつもりならポツダム宣言のどこか1文でもいいから『日本政府にも適用される』と書いてりゃよかったねw
次はポツダム宣言は国家の無条件降伏であるという『広義の無条件降伏』でも争ってみるかね?
日本軍は悪だから悪なんだ!とか言う暴論に対しても受け付けるぞw
>>942 >第8条みたら?
それはこちらのセリフだって。8条で言ってるのはカイロ宣言の条項の履行と言う要求。
それをどこをどう読めば、カイロ宣言を法的根拠としているなんて読めるんだか。
自分でも認めたように、本当に日本語能力に欠陥があるんじゃないのか?
>大東亜戦争や自衛戦争を関連項目に入れるかどうかで編集合戦になってるのであって
>侵略と自衛の線引きは〜の文は異論もなしに受け入れられてるぞ。
他にも書きかけだの加筆依頼だの付いているがな。
それはさておき、困難といってるが、自衛と侵略は区別不可能とも言ってないし、
常識的な区分も示されているのは無視ですか。
>そして前提が成立していないにもかかわらず
はあ? こちらは実例をあげて法的定義がなされていない場合は司法が常識に
よって判断すると言う事を主張しているのだが。それに対する具体的な反論もなく、
法的定義が無ければ判定不能などと言う勝手な妄想を前提として当てはめている
のは君だが。
「侵略の法的定義が存在しないから、侵略戦争禁止と言う国際法違反は成立しない」
と言うのなら、「人間の法的定義が存在しない以上、殺人罪も成立しない」となる。
これについてちゃんと反論してからモノを言ってくれ。
>これ結局話題にしてる時代後のことでしょ?
>言うまでも無く、国際社会が当時そんなことを認識していたと言う根拠は何一つ無いわな。
だから、1928年の不戦条約締結時に、アメリカが自衛権の解釈の一部としてそういう認識を出しているんだって。
>根拠も無く、ただ発表しただけなら捏造に決まってるじゃないかw
>こんなものまともに宣言した当時のアメリカと日本は相当頭おかしかったんだなぁ。
都合の悪い事実が出てくれば、根拠も無しに捏造だとか、日米の頭がおかしい
とか、必死だねえ。
>その内容に裏付けされた
それが妄想。ポツダム宣言はカイロ宣言に裏付けられているわけではない。
>日本国全てに対して適用するつもりならポツダム宣言のどこか1文でもいいから
>『日本政府にも適用される』と書いてりゃよかったねw
第12項「前記の諸目的が達成され、かつ日本国国民が自由に表明する意思に従って
平和的傾向を有し、かつ責任ある政府が樹立されたときには」
政府は明らかに適用範囲だね。
頼むから、事実に基づいて語ってくれ。
>>944 それはこっちのせりふ。ひとまずこれだけ
>第12項「前記の諸目的が達成され、かつ日本国国民が自由に表明する意思に従って平和的傾向を有し、かつ責任ある政府が樹立されたときには」
義務と権利を取り違えてないか?
日本国が上記の目的を遂行する政府を樹立する義務があるだけ、それが連合国にとっては権利でしかないわな。
おもいっきり適用範囲外なんですけど。
ちなみに軍国主義と戦争遂行力を排し民主的な新秩序を作れ、旧権力者を排除せよ、戦犯は裁く。
とかするためには、日本政府を無条件降伏させる以外にしか方法は無いのですが?
だってどこの文あげても書いてませんもん。
カイロ宣言のみが国家の無条件降伏の法的根拠だけど無効であるのが証明されてしまったし
>>945 >おもいっきり適用範囲外なんですけど。
日本政府にポツダム宣言の効果が及ぶから、義務が生じているんでしょうが。
どこが適用範囲外なんだか。
>ちなみに軍国主義と戦争遂行力を排し民主的な新秩序を作れ、旧権力者を排除せよ、戦犯は裁く。
>とかするためには、日本政府を無条件降伏させる以外にしか方法は無いのですが?
え? 連合国がポツダム宣言の内容に沿った要求をすれば済む事で、実際そうしたわけですが。
日本側にはそれを受け入れる義務があるし、拒否しようにも不可能でしたし。
全軍を無条件降伏して武装解除したって事は、抵抗力を失い、事実上拒否権も
失ったって事だから。(その意味で無条件降伏したと言えるのだけど)
>だってどこの文あげても書いてませんもん。
書いてるでしょうか。そもそもポツダム宣言は、日本国に対する要求通告であって、
日本軍に対するものではない。
>カイロ宣言のみが国家の無条件降伏の法的根拠
全然的はずれな主張だね。そもそも日本はカイロ宣言を受け入れていないのだから、
カイロ宣言は日本に対する拘束力にはなりえない。最初からカイロ宣言は「法的根拠」
には無関係。
ポツダム宣言は国家間の要求であり、日本がそれを受け入れた事により法的拘束力
を生じたのだ。ポツダム宣言の正当性は先にも述べたように、不戦条約やベルサイユ
条約など、一次大戦後の世界秩序にある。
さらに、内容的には、全軍の無条件降伏と武装解除に伴う、国家としての抵抗力、
事実上の拒否権の喪失。その状況下での占領と、彼らの望む新国家秩序の建設、
旧権力者の排除と言った内容は、事実上国家の無条件降伏に等しい。この内容の
前には、軍隊の無条件降伏であり、国家、政府の無条件降伏では無いと言う主張など
無意味に等しい。
君の言う「法的根拠」うんぬんは根本的にずれて無意味な前提の下の議論なんだよ。
ポツダム宣言の有効性を無理矢理否定するための詭弁でしかない。
>>946 「人間の法的定義が存在しない以上、殺人罪も成立しない」
何狂ってるんだ?『殺人罪』と言う法律が存在する時点で(人が他人を殺した場合、罰せられる)人間の定義は成立してるじゃないか
刑事は『人』が犯罪を犯したら罰すると言う前提を基にしてるから成立しないほうがおかしい
民事も同様、法に厳密な定義を作らないと裁判にならないのはそれこそ常識だぞ
「侵略の法的定義が存在しないから、侵略戦争禁止と言う国際法違反は成立しない」
侵略の法的定義が国際的に承認されたのは1974年12月の国連総会3314だけだな
連合国が極東軍事裁判でA級戦犯を裁いたのは1948年、どんな世界的な悪人であろうが
その時に『侵略』と言う名目で裁くことなんて到底無理なことだぞ。そしてその無理をやって
世界中の国際法学者から『勝者の裁き』と言われて大々的に非難されたことを忘れてるわけじゃないよな?
>さらに、内容的には、全軍の無条件降伏と武装解除に伴う、国家としての抵抗力、
>事実上の拒否権の喪失。その状況下での占領と、彼らの望む新国家秩序の建設、
>旧権力者の排除と言った内容は、事実上国家の無条件降伏に等しい。この内容の
>前には、軍隊の無条件降伏であり、国家、政府の無条件降伏では無いと言う主張など
>無意味に等しい。
でたw詐欺師の屁理屈。
こちらは法の不備を指摘しているのに、『事実上』とか言い出すもんな。
法の不備を認めているのか認めていないのかいちいちはぐらかしてる、詐欺師としか言いようが無い。
こっちはあんたの自分勝手な『道徳』なんかにかまける暇なんぞ無いわw
横田喜三郎、猪口邦子と一緒に仲良く売国談義しとけば?そのほうが楽しめると思うよ。
>>947 >『殺人罪』と言う法律が存在する時点で(人が他人を殺した場合、罰せられる)
>人間の定義は成立してるじゃないか
その理屈なら、侵略戦争を禁止する条約(国際法)が存在する時点で、侵略の定義は
成立している事になるな。
>民事も同様、法に厳密な定義を作らないと裁判にならないのはそれこそ常識だぞ
何度も言うが、法がなんでもかんでも定義してるわけじゃない。
>侵略の法的定義が国際的に承認されたのは1974年12月の国連総会3314だけだな
ならば、同様な人間の定義がどこかで法的になされていなければならんはずだが、
具体的に提示してもらおうじゃないか。
>法の不備
この議論自体が無意味だと言ってるのだがな。法の支配が確立していない
国際社会では、「法の不備」など有って当たり前。有って当たり前のものを
指摘したところで最初から意味が無い。
>>948 不戦条約よく見たら?
侵略戦争を禁止してるのでなく、国際紛争を解決する手段として『戦争』を禁止すると書いてるだけじゃないか。
侵略か自衛かは最終的にそのような戦争を必要とするか否かを自ら判断する権利を含む、と宣言した。
自衛権の中には、今にも攻撃を受けようとしている国が、武力に訴えることが正当であるか否かということを、第一次的には、自分で判断する権利を含んでいる。
しかし、不戦条約を最も寛大に解釈しても自衛権は、戦争に訴える国家に対してその行動が正当であるかどうかを最終的に決定する権限を与えるものではない。
これ以外の解釈は『無効』となってしまうと言うもんだぞ。
>何度も言うが、法がなんでもかんでも定義してるわけじゃない。
定義できてないから慣習法で『昔の事例はどういう風に対処したか』と言うことから判断するのだが。
現在の一個人の道徳や常識なんぞ関係なく。
>同様な人間の定義がどこかで法的になされていなければならんはずだが
殺人罪で裁くのに別の法律で人間の定義が必要かね?数学なんぞ一生出来そうもない頭だな。
>法の支配が確立していない国際社会では、「法の不備」など有って当たり前
これからも永遠に自己満足の世界に浸りきってくださいwwwww
法の支配と言うからにはあんたが国際法に近いと考えてるのは英米法なんだろ?
たとえどんな多義的な概念があろうとも
確立するしないという以前に不備がある法律は『無効』だという当たり前の原則を一生口の中で噛み締めとけば?
別に無効ではないと言ってもいいけど
その時は運動家よろしく同じような考え方を持つ人の集まりで自家発電でもしてりゃあいいさ。
>>949 >しかし、不戦条約を最も寛大に解釈しても自衛権は、戦争に訴える国家に対して
>その行動が正当であるかどうかを最終的に決定する権限を与えるものではない。
これが理解出来るなら、
「自衛といおうが侵略と言おうが当事者国の判断に任せるしかない」(
>>941 )が
的はずれである事はご理解いただけたと思う。
よって、行動が正当であるか否か、自衛か侵略かは、国際的な機関によって判定
されるべきとされていたわけだ。自衛、侵略の明文化された定義抜きにね。
>殺人罪で裁くのに別の法律で人間の定義が必要かね?
不要だよ。だから、侵略戦争を禁止するに当たっても、侵略戦争を法的に定義して
おかねば禁止できないと言う議論が崩れるんだ。
>たとえどんな多義的な概念があろうとも 確立するしないという以前に不備がある
>法律は『無効』だという当たり前の原則を一生口の中で噛み締めとけば?
だから、君の言う「不備」は未だ、法の支配が確立せず、法の施行に責任を持つ
国家より上位の権力機構が存在しない国際社会においては「不備」などではないんだよ。
ポツダム宣言の法的根拠などと訳のわからない主張を始めるから、説明して
あげてるだけなんだが。
>「自衛といおうが侵略と言おうが当事者国の判断に任せるしかない」(
>>941 )が
>的はずれである事はご理解いただけたと思う
文読んだ?『一時的には自分で判断する権利を含む。』と言う文。
逆に聞こう。自衛と侵略とを最終的に判断する国際的権力機構が当時存在したか?
そして当時国家が一方の国家を侵略と断罪できる権利はある?
ただ誰かの意見を聞いて(自分の考えかもしれないけど)自惚れてるだけじゃないか
>自衛か侵略かは、国際的な機関によって判定されるべきとされていたわけだ。自衛、侵略の明文化された定義抜きにね。
そしてパリ不戦条約で壮大に叩かれたよな。
国際的に判定するために自衛か侵略かを判断する定義をひとまず作れと言われたのに定義されていないと
明文化されていないため逆に侵略を正当化しているという国際法学者まで現れたぐらいだ。
>不要だよ。だから、侵略戦争を禁止するに当たっても、侵略戦争を法的に定義して
>おかねば禁止できないと言う議論が崩れるんだ。
よければどの国語辞典で殺人≒侵略が成立するのか教えていただきたい。
自分勝手な拡大解釈してるだけじゃないか。
>国家より上位の権力機構が存在しない国際社会においては「不備」などではないんだよ。
ポツダム宣言の場合法の施行に日本国連合国双方が責任を持つとされてるんだが。
その状態で用意した文に不備があるとなると『無効』となるのは嫌でもでも分かるよな?
>>951 >自衛と侵略とを最終的に判断する国際的権力機構が当時存在したか?
判断だけなら国際連盟がその任にあると考えられていたな。だからこそ中国も提訴して、
日本も調査団派遣を受け入れた。
>そして当時国家が一方の国家を侵略と断罪できる権利はある?
その断罪を相手国が受け入れればあるよ。東京裁判はそれ故に有効なんだ。
>そしてパリ不戦条約で壮大に叩かれたよな。
・・・不戦条約に基づいてそう判断されていたわけだが・・・ 不戦条約でどうやって叩くわけ?
不戦条約も不完全性は多少批判はされたが、締結や趣旨自体を叩いたものなど
誰もいないが。
>国際的に判定するために自衛か侵略かを判断する定義をひとまず作れと言われた
どの国もそんなこと言ってないよ。米の自衛権解釈に異議を唱えた国家も無い。
>侵略を正当化しているという国際法学者まで現れたぐらいだ。
不完全性を指摘する文脈でそう主張する法学者はいたが、趣旨として侵略戦争を
肯定するものだと主張した者はいないよ。
>よければどの国語辞典で殺人≒侵略が成立するのか教えていただきたい。
こちらの主張は「人間」と「侵略」は双方とも法的に定義されてない(なかった)と言う事。
国語辞典的な≒を主張した覚えは無い。完全な論点ずらしの詭弁だ。
法的に定義されていなければ、それを法的に判定できないと言うなら、人間の
法的定義が存在しない以上、殺人をはじめ人間に対する行為もまた法的に判定
できない事になるだろうと言う論理について、反論してみろと言ってるのだがな。
>用意した文に不備があるとなると『無効』となるのは嫌でもでも分かるよな?
不備があろうと、当事国が受け入れたのなら有効なんだよ。受け入れる過程や
経緯に問題があれば、それは理由に出来るが、文面の不備など受け入れた後では
問題にならない。
>>952 それでもまだ最終的な判断はその国ごとに任されていた。
1925年にコスタリカが国際的な判断に納得がいかないとして脱退、
26年にブラジルが常任理事国になれなかったため脱退。
そもそも”提唱国”であるアメリカが議会の反対で参加しなかったし、ロシアも同様。
しかもロシアが不戦条約を締結した翌年に既得権益のなかった満州を攻めた。
こんな状態で国際的権力機構が成立したかといえる?
>締結や趣旨自体を叩いたものなど誰もいないが。
フランスの首相クレマンソー『非現実的だ』
その他の方々『雨の日にはかさをさすべからずというもので、本質的に無意味』
『新年の決意かサンタクロースの手紙みたいなもの』『郵便切手一枚ほどの価値もない』
まだあると思いますがいかがでしょうか?
>国語辞典的な≒を主張した覚えは無い。完全な論点ずらしの詭弁だ。
『侵略』と『自衛』の線引きがあいまいな言葉からだからこそ法的な定義を求めてるのだが。
『必要』と『十分』の違いも分からないのであれば学問から身を退いてください。
>文面の不備など受け入れた後では問題にならない。
はいはい、詐欺師に引っかかってもはっきりそう主張してくださいね。
>>953 >それでもまだ最終的な判断はその国ごとに任されていた
それは「最終的な判断」ではなく、国際的な判断に従うか否か。
例えば、日本はリットン報告書の判断の受け入れを拒絶したが、それをもって、
「自衛ではない」と言う国際連盟の判断自体が否定されてしまったわけではない。
君が問うたのは、判断する機構だよ。
各国がその判断に従うか、従わせられるかはまた別の問題。何度も言っている
法の支配が成立してない国際社会と言う話になる。
そして、不完全でも何でも、中国が提訴し、日本も調査団派遣を受け入れている
事実が、国際連盟がそのような判断を下す場だと認識されていた証拠だ。
>フランスの首相クレマンソー『非現実的だ』
しかし、フランスも調印してるね。当時の独立国の半分、列強級は全員が調印している。
個人としての主張を挙げればキリがないし、それで、国際条約を無効には出来ないよ。
>『侵略』と『自衛』の線引きがあいまいな言葉からだからこそ法的な定義を求めてるのだが。
あいまいにしておいたのは意図的な理由があったのは既に述べた通り。
人間の法的定義が(胎児を除いて)行われないのも、自衛、侵略同様、下手に定義
して悪用されたりすると大変な事になるからだ。
そう言う状況で、人間であるかいなかの判断は常識的に法廷ではなされているし、
侵略についても国際連盟はそうしてきた。
後年、法的定義が必要だと考えられて、国際連合決議がなされたわけだが、それを
もって、法的定義の無い時代の判断を無効とするのは、それこそ法の遡及になる。
>はいはい、詐欺師に引っかかってもはっきりそう主張してくださいね。
国際法の世界にはね、国家間の合意が最優先と言う慣習法があるんだよ。
>>954 >不完全でも何でも
こんな事言い出されても、完全か不完全かを答えていただきたいのにな。
>「自衛ではない」と言う国際連盟の判断自体が否定されてしまったわけではない
逆に、『侵略ではない』という日本の判断を否定するわけじゃあるまい?(実際に満州権益は認められてたし)
昔だろうが今だろうが、侵略と自衛の判断なんてそれこそ当事国の思惑一つで変わるのは当たり前
国際連合憲章51条においても自衛権の問題は主権国家の主観によって定められてるし、
ケロッグ氏も『自衛権がどんな行為を含むかについては、各国自ら判断する特権を有する』と逃げたし。
>しかし、フランスも調印してるね。当時の独立国の半分、列強級は全員が調印している
『自分が植民地として持っている土地については、原住民が独立運動起こした場合、遠慮なく攻撃させてもらう』
『一国家の自存権と他国の権利を尊重すべき同国の義務とが衝突した場合には自存権は義務を無効とする
人間は自己を犠牲にする自由を持ってるのかもしれない、しかし政府として国家を犠牲にすることは断じて許されない』
という盛大な付帯条件付でな。どこの国家でもそう、既得権益は現状維持が図られてる。
>あいまいにしておいたのは意図的な理由があったのは既に述べた通り。
前に書いたとおり、条約作成者のケロッグ氏が壮大に逃げてるのですが。
>国際法の世界にはね、国家間の合意が最優先と言う慣習法があるんだよ。
最優先も何も不完全な宣言は法律上無効って何度も言ってるじゃないか。
合意も何も不完全なのは事実だし、アメリカも認めてる以上永久に無効だよ。
>>955 >完全か不完全かを答えていただきたいのにな。
そりゃ不完全だよ。法的規制を強制する機構が存在しないんだから。
鬼の首を取ったように喜ぶんだろうけど、法的な完全性議論は、完全に的はずれだと
なんど説明しても理解できないんだろうなあ。
>ケロッグ氏も『自衛権がどんな行為を含むかについては、各国自ら判断する特権を有する』
で、そのあとに、「正当なる理由を有する場合に於いては世界は之を是認し
其の行動を非とせざるべし」と正当な理由の有無について国際的判断を認めているね。
>既得権益は現状維持が図られてる。
第一次世界大戦後の国際秩序の基本ですが、何か? それに基づいている事に
何か問題でも?
>前に書いたとおり、条約作成者のケロッグ氏が壮大に逃げてるのですが。
逃げてないでしょ。「条約を以て自衛権の法律的概念を規定するは平和の為利益に非ず。蓋し無法なる者に取りては協定せられたる定義に適合する様に事件を捏造すること
極めて容易なるを以てなり」と、定義しない理由は、なんども説明した通りじゃないか。
>最優先も何も不完全な宣言は法律上無効って何度も言ってるじゃないか。
君が勝手にそう言っているだけ。国際社会じゃ不完全どころか、何の根拠も正当性も
ない要求だってなされているし、相手国がそれを受け入れた事で有効となる。
三国干渉や21ヶ条要求などが良い例だ。
法的な完全性なんて国際社会じゃ端から成立しない。法の支配が確立された
社会じゃないと、何度言えば理解できるのやら。
>>956 こっちだって理解できないことにびっくりしてる
野菜を切るのに日本刀が要るか?
ヨーグルトを作るのに銀が要るか?
必要と十分との区別もつかず言い続けるのなら小学校の算数からやり直せばいい
必要条件と十分条件の話がしたいなら、まず何が必要条件で、なにが十分条件なのか、 具体的に、根拠をつけて提示してくれないと。 >野菜を切るのに日本刀が要るか? >ヨーグルトを作るのに銀が要るか? むしろ、それは君のほう。持ち出すのが不適当なところに、別の前提での元で有効な 原則を持ち出しておかしな主張をしてるのは君の方なんだから。 こちらの示す事例や論理に全然反論できていないのだが。
>>958 普通あほらしくて反論する気にならんわな
>持ち出すのが不適当なところに、別の前提での元で有効な原則を持ち出しておかしな主張をしてるのは君の方なんだから
kwsk
>こちらの示す事例や論理に全然反論できていないのだが。
論理以前に、文章読めない奴が作った『俺理論』にどう対応しろと?
>>958 >kwsk
>>958 >>950 >>948 >>946 ・・・以下最初まで遡ってよく読んでね。
文章も読めず、俺理論なのは君のほう。
こちらは主張の裏付けとなる史実や実例をあげて説明しているのに、
君は具体的な反論も無しに、勝手な決め付けを繰り返しているだけ。
>ちなみに国家を対象にしたという根拠であるカイロ宣言(
>>133 )
この認識がそもそもの間違い。ポツダム宣言は日本国に対して行われた要求であり、
当然、国家を対象としたもの。内容的にも、連合国が納得する形の政府や国家体制の
変更を求めている。カイロ宣言については、その内容も履行すると言う要求事項でしか
なく、これを法的根拠とするなどとは書かれていない。(そもそもカイロ宣言は法的根拠
になどなりえないし)
>『受け入れる前に法的根拠をつけなければならない』のは当然のことだろ(
>>939 )
これも間違い。要求に正当性が無ければ、拒絶する材料になるだけ。
法的根拠も、正当性もない要求は、世界史ではいくらでもあり、相手国の
合意を持って有効なものとされている。3国干渉や21ヶ条要求などが良い例だ。
と、まあ、根本的な部分で勝手な思い込みをしているから指摘しているのに、
具体的な反論も無く、その後も、不戦条約における自衛権の解釈についても
「これ結局話題にしてる時代後のことでしょ?(
>>942 )」とか、基礎的知識の無知を
さらけ出してる。
「何十万人が小型ボートで一斉に別々の地点から日本を目指したら
(´・ω・`)ショボーンなわけで(
>>933 )」では軍事的無知もさらけ出してるし。
君は何一つ、事実に基づいた議論が出来てないんだよ。基礎知識のレベルで
無知だから。
訂正
X ちなみに国家を対象にしたという根拠であるカイロ宣言(
>>133 )
○ ちなみに国家を対象にしたという根拠であるカイロ宣言(
>>933 )
>>960 盛大にめんどくさいので資料だけ落としておく
アメリカがポツダム宣言に法的拘束力が無いと認めた証拠
ttp://www.ndl.go.jp/constitution/shiryo/01/023shoshi.html 衆議院本会議議事録『無条件降伏』で検索すると当時の状況が分かる
ttp://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/147/0089/14703230089005a.html ポツダム宣言があんたさんの言うような条約ならアメリカ側は一向に破る必要は無いのですが破ってますね
後人間の定義とかグタグタ言ってたが、殺人罪で問題になるのは『殺人の定義』な
侵略を罪として訴える時に問題になるのも『侵略戦争禁止』が法として確立されているか否か
法無ければ罪無く、法無ければ罰なし
法の支配云々関係なく、『禁止』とかかれていない限りは違反とならない。
ここで不戦条約を振り返ると
>第一條 締約國ハ國際紛爭解決ノ爲戰爭ニ訴フルコトヲ非トシ且其ノ相互關係ニ於テ國家ノ政策ノ手段トシテノ戰爭ヲ抛棄スルコトヲ其ノ各自ノ人民ノ名ニ於テ嚴肅ニ宣言ス
>第二條 締約國ハ相互間ニ起ルコトアルヘキ一切ノ紛爭又ハ紛議ハ其ノ性質又ハ起因ノ如何ヲ問ハス平和的手段ニ依ルノ外之カ處理又ハ解決ヲ求メサルコトヲ約ス
禁止と言う文言を探すことが出来たら涙を流しながら間違いを認めることにしますねw
あー、文章読めないなら初めからこんなもの持ち出しても無理かも知れんけどw
ケロッグ氏なり、ブリアン氏なりおおよそ『法』という名のものを勉強している以上、
彼らがこれをもって『侵略戦争禁止』ということを達成できたなんて夢にも思うはずが無く
>下手に定義すると、その裏を欠いて侵略戦争を正当化しようとする「無法者」が出るからだ。
こんなこと言うなんて事はそれこそ『馬鹿?』となんて思われても致し方が無いわな
また、この条約は初めアメリカとフランスの協議から始まっていて
その状態で、あんたの言う国際法なんぞ目指して作ってないわな
当時のヨーロッパ諸国の一般的に思われている『法』を元にして作っているから条約と言われているだけで
その条約に『禁止』と書いてない以上、終了だぞ。
>君は何一つ、事実に基づいた議論が出来てないんだよ。基礎知識のレベルで
>無知だから。
その無知にここまで突っ込まれるとは中々恥知らずな事をしましたね。
>>962 >アメリカがポツダム宣言に法的拘束力が無いと認めた証拠
これはポツダム宣言に双務的な拘束力が無いとしか言ってませんが・・・
日本に対し片務的な拘束力を発揮する内容だから、当然の解釈ですな。
で、これのどこが法的拘束力が無いなんて解釈になるの?
>衆議院本会議議事録
長すぎて、どこが君の論点なのか良く判らん。
「ポツダム宣言が最高法規であることは、これは言うまでもない。」
と言う見解も出てるが。
引用するならもっと的確に。主張するなら論点を明確に。
>殺人罪で問題になるのは『殺人の定義』な
では君の言う「殺人」の法的定義はいかに? 人間を定義せずにどうやって
「殺人」の定義が可能だと言うのかな? そして人間の法的定義までは
不要だというなら、君の論理は崩れるのだがね。
>法の支配云々関係なく、『禁止』とかかれていない限りは違反とならない。
殺人も窃盗も「禁止」と書いてある法律はありませんが何か。
>禁止と言う文言を探すことが出来たら涙を流しながら間違いを認めることにしますねw
放棄した手段が使えないのは当たり前ですが・・・
「禁止」と言う文言は無くとも、行為を禁止している条約など珍しくないよ。
例えば日ソ中立条約も・・・
ところで君の出した「アメリカがポツダム宣言に法的拘束力が無いと認めた証拠」
にも「法的拘束力が無い」なんて文言はどこにも無いけど?
自分に都合の良い時は、文面からの解釈をOKとし、都合の悪い時は
そのままの文言でなければNGとするダブスタですか。
>こんなこと言うなんて事はそれこそ『馬鹿?』となんて思われても致し方が無いわな
君がここで勝手に思って言ってるだけで、誰もそんな事言ってないんだけど。
そう言う解釈が提唱者から提示されている状態で最終的に63カ国が調印している
事実も動きませんよ。
970
>これはポツダム宣言に双務的な拘束力が無いとしか言ってませんが・・・ >日本に対し片務的な拘束力を発揮する内容だから、当然の解釈ですな。 >で、これのどこが法的拘束力が無いなんて解釈になるの? その時点で破綻してる。 ポツダム宣言は第5条に書かれている通り、条件を提示してるし 12条で示しているとおりにその条件を満たせば撤退するとしてある 片務的な拘束なら、12条でわざわざ条件を指し示す必要は無い >日本が受諾いたしましたポツダム宣言というものは、実は本来、いわゆる条件つき休戦条約であったと考えられております。 >どうして条件つき休戦条約であったかといえば、これは実はポツダム宣言をアメリカ側で制定する過程を調べてまいりますと、 >特にその起草に深くかかわった国務省内で二つの勢力、いわゆる中国派と言われる人たちと、日本派もしくは知日派と言うべきなんでしょうが、 >知日派と一応名づけておきますが、その勢力が激しくぶつかっております。 >そして、その結果、ポツダム宣言が形成される段階におきまして、七月二十日のことだというふうに言われておりますが、 >それまで草案二項の中に、日本の無条件降伏までということがうたわれておったわけですけれども、 >それが、日本が抵抗をやめるまでというふうに変更されておりまして、国家としての無条件降伏という言葉が消えております。 >日本の軍隊の無条件降伏だけが残る、こういうことになるわけですね。 ほいほい抜粋な。 これだけであんたの言う国家として無条件降伏をしたというのが崩れるのだけど >殺人も窃盗も「禁止」と書いてある法律はありませんが何か。 んじゃすればいいじゃん、勝手につかまって牢獄の中入ってくださいね そもそも国内法と国際法をごった混ぜにするあんたの知能の低さが問題 どうせ理解できないだろうから判例 つロチュース号事件 >争点となったのは、トルコにフランス人を訴追する裁判管轄権があったかどうかであった。 >フランスは、事件が公海上で起きたため、事件を起こした船(ロチュース号)の旗国(フランス)のみがこの事件に関する裁判管轄権を有する、と主張した。 >その根拠として、トルコの裁判管轄権は国際法上認められたものではないとフランスは主張、 >しかしPCIJは審理されるべきはトルコの裁判管轄権が国際法上「認められているかどうか」ではなく「禁じられているかどうか」であるとし、フランスの主張を退けた。 >このPCIJによる判決は、国際法によって禁止されていない行為は許されるという命題を示したことでのちに判例として引用されるようになった[1]。 >これは国際法の基礎をなすものと考えられている。 分かるか?禁止していない行為は許されるというのは国際法上の『基礎』だぞ もう一回言うが法律は道徳や常識じゃ無いぞ >自分に都合の良い時は、文面からの解釈をOKとし、都合の悪い時は >そのままの文言でなければNGとするダブスタですか。 はいはい、文章よく読んでくださいね >そう言う解釈が提唱者から提示されている状態で最終的に63カ国が調印している >事実も動きませんよ。 んじゃ一回その解釈を適用してみようか? 提唱者は侵略戦争には経済封鎖を含む、と言ってること知らない? 1940年にアメリカ側が石油に関する経済封鎖をしたと言うことを知らない? その時点で日米戦争は日本の侵略ではなく、アメリカの侵略だと解釈していいのかな? 条約なり法は、定めた時点であれこれと適用する対象は変えられないものということを理解しましょうね 『世界的に納得しうる地域』なんぞ言ってる時点でもはや法としてまともに機能してない事ぐらい知れよ。
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>>974 >ポツダム宣言は第5条に書かれている通り、条件を提示してるし
>12条で示しているとおりにその条件を満たせば撤退するとしてある
その条件が、連合国側の解釈次第になってるんだから、実質的に片務条約なんだよ。
>片務的な拘束なら、12条でわざわざ条件を指し示す必要は無い
自分らの正当性、公正性を政治的にアピールするための政治的レトリックでしょ。
内実は、自分らが納得するまで、国家構造を改変し、先般を処罰し、占領するぞ、何だし。
>これだけであんたの言う国家として無条件降伏をしたというのが崩れるのだけど
君、私の論旨も高橋教授の論旨も全然理解できてないじゃないか。
私は、ポツダム宣言は内容的に、日本国の一切の抵抗手段を喪失させた上で、連合国が
納得するまで占領を続けるぞ、と言うもので、これは実質的には片務的な内容でしかなく、
国家の無条件降伏に等しいと言っている。
君が引用した高橋教授も「実施される段階になりますと、無条件降伏として運用されること
になります」と言い、それゆえに無効だとは一言も言ってない。「運用の効力を疑う余地と
いうのはちょっとあり得ない」と言っている。
これも「禁止」同様、直接的な文言があるか否かだけの不毛で無意味な論だね。
加えて「国家の無条件降伏」と言う文言が当初はあったと言うことは、ポツダム宣言の
内容が国家の無条件降伏を意味するものだと言うことの傍証にすらなるんだが。
>んじゃすればいいじゃん、勝手につかまって牢獄の中入ってくださいね
それは君の立場だろ。私は「禁止する」なんて文言がなくとも、文脈で明らかに禁止されて
いる行為だと認めているので。
まあ、「禁止」と言う文言がなくても禁止されているとみなされる事に納得してくれたようで
何より。 論破終了w
>禁止していない行為は許されるというのは国際法上の『基礎』だぞ はあ? いつ、それが論点になった? そもそも、私はそれに異議など唱えてないぞ。 私は不戦条約が戦争を原則禁止していると主張している。保留により自衛権は認められる と言う解釈があるから、自衛を除いた残り、すなわち侵略戦争は禁止されているのだと。 禁止されているから違法だとな。 で、禁止されていると言えるか否かが論点になるわけだが、君は、まともに反論できず、 「禁止」と言う文言が入ってないから禁止していないと言う、幼稚な論理を持ち出すまで 追い詰められて、とうとう、私が言ってもいないことを脳内で捏造しだしたんだよ。 >法律は道徳や常識じゃ無いぞ ああ、そうだ。しかし、法律に用いられる言葉は、特に定義されていない限り、常識的に 判断されるものだ。「人間」のように。ここでも、論点のずれた反論になってない反論を やっている。 >その時点で日米戦争は日本の侵略ではなく、アメリカの侵略だと解釈していいのかな? そういう風に、侵略国家に対する侵略をやめさせるための措置まで侵略行為として、 自己正当化に利用できるから、意図的に定義を避けてるの。実演どうもw だから、オッペンハイムら国際法学者も、前後の事情などを勘案して国際機関で判断 されるべき問題としていたんだよ。 >定めた時点であれこれと適用する対象は変えられないものということを理解しましょうね 変えてませんが? 適用対象に該当するか否か解釈の余地を持たされていると言ってるだけで。 >『世界的に納得しうる地域』なんぞ言ってる時点 不戦条約も、米英の留保もそんなことは言ってない。ただ、米英の行った留保が特に反対も されずに受け入れられたと言う意味で私が言ったのだが。 論点は把握できてない、発言の論旨や発言者も読み取れてない、持ち出す論理は幼稚。 自己矛盾や自爆も多い。悪いことは言わん、しばらく学校の勉強に専念して、自分を磨き なおしてから出直しといで。 このままだとチロリアンにみたいになるぞ。(かなり症状は 進んでいる)
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