★★☆ビューティフルエンプレス・元正天皇☆★★

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142日本@名無史さん
>>138
それなら楔を入れるより他氏の者を参議に入れた方が確実では?
三千代の娘牟漏女王を娶っていた房前は間違いなく藤原氏の一員なのですから。
まだ一氏族一太政官制の原則が残っている時代に無理をして藤原氏を入れなくても、
と思いますが…。
この頃に元明・元正がそこまで房前を信任する根拠が分かりません。

嫡男武智麻呂より先に次男房前を参政させたのは不比等の意向と見るのが一般的でしょう。
父とその嫡男の議政官連任は諸豪族の反感を買いますし、選叙令にも引っかかります。
(それこそ蘇我蝦夷・入鹿を思い起こさせてしまう…)
ここで敢えて次男を(令下官である)参議にしたのは一氏族一太政官の原則を頭に入れ、
なおかつ次世代の藤原氏を考慮した上での策ではないでしょうか?