「いただきます」はいつどのように普及したのか?

このエントリーをはてなブックマークに追加
1日本@名無史さん
食べ物を取る意味で「いただきませう」という表現は、
狂言の猿座頭にすでに見られるという。
しかし集団で「いただきます」というのが普及したのは
いつ、どのように?
2日本@名無史さん:2006/01/23(月) 22:38:08
ちなみに「ごちそうさま」は江戸後期から見られるという。
3日本@名無史さん:2006/01/23(月) 22:51:06
私の予想。
「いただきます」を日本人の過半が言うようになったのは、たぶん
大正から昭和初期以降。それまでは現在のような「いただきます」は
なかったと思う。以下その理由。
4日本@名無史さん:2006/01/23(月) 22:54:14
・百姓(農民)は家族で落ち着いて食事できる環境がない。
 子供だけで4,5人いるのが普通で、家族で同時に食事をするような
 ことは「ハレ」の時しかなかったのではないか?
 
5日本@名無史さん:2006/01/23(月) 23:01:51
・卓袱台の普及は明治以降
 それまでは座敷に盆を置いて食ってたのかな?
 とにかく家族が近くによって食ってたわけではない。
 良家の主人は家族とは別に食ってたかもしれない。
6日本@名無史さん:2006/01/23(月) 23:03:35
検索してみると、食事を「いただきます」の語源は荒神への感謝の気持ちを
表す言葉という説が主流。
7日本@名無史さん:2006/01/23(月) 23:15:56
合掌は宗教的意味合いが強いから公立学校で強要するのはいかがなものか
8日本@名無史さん:2006/01/23(月) 23:26:02
このスレでは現在のあり方について論争する気はないので、
情報提供お願いします。
起源的には宗教的だと思いますが(カマド神への感謝)私は
学校か軍隊での食事が「いただきます」の普及に決定的だったのでは
ないかと予想しています。
9日本@名無史さん:2006/01/24(火) 00:09:28
http://gogen-allguide.com/i/itadakimasu.html

いただきますの語源・由来
いただきますの「いただき」は、動詞「頂く・戴く(いただく)」の連用形。
山や頭の一番高いところを「頂(いただき)」と言うように、本来は「いただく」
は頭上に載せる意味を表した語である。
中世以降、上位の者から物を貰う際に頭上に載せるような動作をしたことから、
「いただく」に「もらう」という意味の謙譲用法が生じた。
やがて、上位の者からもらった物や神仏に供えた物を飲食する際にも、頭上に載
せるような動作をし食事をしたことから、飲食をする意味の謙譲用法が生まれ、
食事を始める際の挨拶として「いただきます」と言うようになった。
10日本@名無史さん:2006/01/24(火) 00:14:17
「いただきます」
あなたの魂をわたしのものにして「いただきます」
だったはずだが。

「ごちそうさま」
こっちは、馳走をしてくれた全ての人への感謝。
11日本@名無史さん:2006/01/24(火) 00:17:01
うん。こっちの方が一般的だろう。

いただきます。

「生き物の“いのち”をありがたく頂戴いたします」という意味である。

http://educonet.jp/open/contents/wind/55_181.html
12日本@名無史さん:2006/01/24(火) 00:26:18
「いただきます」は誰に対しての言葉?

日本人が食事の前に自然に口にする「いただきます」は、台所にやどる荒神
様という火の神にささげる感謝の言葉だといいます。食事をいただくことが
できるのは火があるから、との深い意味から生まれた言葉です。
       
あっそうなんだ……大人の新常識520 大疑問研究会 PHP文庫
13日本@名無史さん:2006/01/24(火) 00:27:19
>>10,11
それは99%間違いだろう。あるいは民間語源説。
14日本@名無史さん:2006/01/24(火) 00:28:25
諸説あるようだね。
ここから整理しないと、いつ普及したのかは特定できないだろう。
15日本@名無史さん:2006/01/24(火) 00:35:06
>>13
時代の流れによって解釈が違うんじゃないのかい。
決めつけてしまうのはよくない。
16日本@名無史さん:2006/01/24(火) 00:51:51
荒神信仰起源説も信憑性はいまいちだな。
17日本@名無史さん:2006/01/24(火) 01:14:55
「ご馳走様」は「ご苦労様」によく似ている。
なんか関係がありそうだ。
18日本@名無史さん:2006/01/24(火) 01:23:43
小学館の日本語辞典だっけ? 初出の用例が出てないかな?
19日本@名無史さん:2006/01/24(火) 06:19:23
給食費を払っているから、子どもにいただきますと言わせないで
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/katei/news/20060121ddm013100126000c.html
20日本@名無史さん:2006/01/24(火) 14:30:33
軍では食事始めと号令をかけたとか
21日本@名無史さん:2006/01/24(火) 22:26:44
なんか「いただきますは生命の犠牲に感謝し」などと言う奴がいるが、
江戸時代までは日本人はほとんど動物を食わなかったんだからそんな
ことは考えるわけがないな。
22日本@名無史さん:2006/01/24(火) 22:50:28
>>5
>・卓袱台の普及は明治以降
> それまでは座敷に盆を置いて食ってたのかな?
卓袱台の普及は、第2次大戦以降だろう。第2次産業への就労比重が
増大して、人口の都市部流入に付随した核家族化に連動している。
戦前の3世代同居家族構成人数では、卓袱台は用を成しえない。
卓袱台以前の主流の飯台は、盆と呼ぶのでなく、お膳と呼ぶ。一人
一膳式。
23日本@名無史さん:2006/01/25(水) 00:43:22
>>22
なるほど。普及はそうかもしれないな。
貧しい家だと「膳」なんて使ったかどうか怪しいものだな。
24日本@名無史さん:2006/01/25(水) 00:58:47
>>23
農村だとすると囲炉裏の鍋に雑穀やら何やら煮てあるような物を
食うって感じか。
25日本@名無史さん:2006/01/25(水) 06:22:00
沖縄の昭和初期頃のある農村では、「決まった食事時間」自体がなかったと
言っていた。腹が減ったら一日に何度もさつまいもとかを食ってたとか。
農業は重労働だからな。
26日本@名無史さん:2006/01/25(水) 14:15:36
戦前学校ではなんといって食べはじめたの?
27日本@名無史さん:2006/01/25(水) 14:18:19
>>1

女を大開脚させて「いただきます」ってはじめて言ったのは高2だった。

臭かった。

28日本@名無史さん:2006/01/25(水) 22:57:30
よく「お百姓さんに感謝していただきますという」とか聞くが、
戦前は国民の半数くらいがお百姓さんなんだから、都市住民の話だよな。
29日本@名無史さん:2006/01/26(木) 23:21:12
おれの直感だが、「いただきます」が全国的に広まったのは
戦後の学校じゃないか?
挨拶としての「いただきます」は大正くらいからはあったようだが。
30日本@名無史さん:2006/01/29(日) 16:23:29
日本史板でもわからないのか
31日本@名無史さん:2006/01/29(日) 16:35:08
>>29
正解。学校給食の一般化で広まる。
家庭で一般化するのは高度経済成長期。

現在の習慣は結構戦後発生のものが多い。バスや電車に乗る時に並んで順番に乗るようになったのも戦後だし。
32日本@名無史さん:2006/01/29(日) 21:05:24
小堺一機が普及させた。
33日本@名無史さん:2006/01/30(月) 00:07:40
マジレス。以下は分けて考える必要がある。

・語源
 「頂き」は頭上の意味なので、上位の者や神から下されるモノの意味
 ということで間違いないだろう。
・食物を取る意味での用例
 すでに狂言で使われているということなので、室町くらいからは使われているのだろう。
・食事始めの挨拶としての用例
 aozora文庫で検索してみたら、宮本百合子が戦前書いた作品に食事始めの挨拶としての
 「いただきます」が出ていた。しかし、たった1例しかヒットしなかった。
 それほど一般的ではなかったのか?
・号令としての用例
 これがよく分からない。軍隊では「食事始め」だったようだ。
 感覚的には戦後の給食が起源ではないかという気がするのだが。
 
>>31
なにかソースあります?
34日本@名無史さん:2006/01/30(月) 00:10:32
>>31
ちなみに「いただきます」の起源が生命への感謝だとかお百姓さんへの感謝だとか
いうのはこじつけでしかないね。
まさに宗教の世界。
35日本@名無史さん:2006/01/30(月) 01:04:28
>>31
号令としての「いただきます」が戦後の学校給食が起源だとしたら、
保護者が学校給食の号令として「いただきます」と言わせるなというのは実に合理的な
行動ということになるな。

・日本の伝統に「いただきます」などという号令はないからやるな。
・「いただきます」は左翼偏向だからやるな。

などと説明できる。
36日本@名無史さん:2006/01/30(月) 01:11:01
礼儀作法のルーツは宗教に起源あり。
37日本@名無史さん:2006/01/30(月) 07:51:12
靖国の議論と似てるな。
食前の「いただきます」は少し考えればわかるが礼儀作法じゃない。
「お先にいただきます」だとむしろ自分勝手で慇懃無礼な感じもする。
38日本@名無史さん:2006/01/30(月) 13:51:39
諸外国の食前のあいさつってのはどんな感じなんだ
39日本@名無史さん:2006/01/30(月) 13:59:32
まあ自分でぐぐってみた とりあえずカトリック

(カトリック系学校ではと但し書きのブログ記事より)
主よ、この食事を用意して下さった方々と、
これからいただく私たちを祝福してください。
御子イエス・キリストの御名によって。アーメン。

(カトリック 一教会サイトより)
父よ、あなたのいつくしみに感謝してこの食事をいただきます。
ここに用意されたものを祝福し、わたしたちの心と体を支える糧としてください。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

(カトリック 祈祷書よりと書いてあるブログ記事より)
主、願わくはわれらを祝し、
また、主の御恵みによりてわれらの食せんとするこの賜物を祝し給え。
われらの主キリストによりて願いたてまつる。アーメン。
(十字を切る)父と子と聖霊の御名によりて。アーメン。

(おなじく)
主よ、この食事を祝福してください。
身体のかてが心のかてになりますように。
今日、食べ物に事欠く人にも必要な助けを与えてください。アーメン。

(おなじく 子供の祈り として)
イエスさま、たくさんのごちそうありがとうございます。
おおきくなるため、なんでもたべます。
たべるもののない人もたすけてください。
いただきます。
40日本@名無史さん:2006/01/30(月) 14:05:08
あー駄目だカト以外はぐぐりにくい

まーなんだ欧米人が食う前になんかやってるなと
それを取り入れていった可能性ってあるよね
41日本@名無史さん:2006/01/30(月) 14:20:53
↑同意。給食自体アメリカ主導か?
42日本@名無史さん:2006/01/30(月) 20:47:32
あー驚いた。ほぼ間違いないと思える結論に達したよ。
「いただきます」の普及は昭和10年前後の小学校教育からで、
集団疎開が普及を決定的にしたようだ。
43日本@名無史さん:2006/01/30(月) 20:49:49
http://www.wanogakkou.com/hito/0110/0110_25.html

ちゃぶ台が都市で普及しはじめるのは明治時代の後半。その前に使われていた箱膳を駆逐
して家庭の食卓の主役になるのは、大正時代の終わりから昭和のはじめ。今からせいぜい
七十年〜八十年前のことです。意外とちゃぶ台の歴史は新しい。

ちゃぶ台になって、食事はきびしいしつけの場になりました。私など子供のころ、「黙って
食べなさい。」「よそ見をしないで一生懸命食べなさい。」「ひじを張るな。」「足をくず
すな。」それはそれはうるさく小言をいわれながら食事をしたものです(つい年がわかって
しまいますが)。

これは私の推定ですが、ちゃぶ台より前は、食事のはじめに、「いただきます」と声を出し
て挨拶するのは少なかったのではないかと思います。箱膳ですと、手のすいた順に食事をさ
っさとするわけで、一斉に食べはじめなくともよかったのです。いただく、という動作はあ
ったかもしれませんが、一斉に挨拶して箸を取らなくてもよかった、と考えています。「いた
だきます」、「ごちそうさま」の挨拶は、案外、学校で教えて、学校から子供を通して家庭に
入ったのかもしれません。

「いただきます」でなくとも、いろいろな挨拶がありました。「箸とらば天地御世の恩恵み、
祖先や親の恩をあじわい、いただきます」という長い長い挨拶も戦中の学校教育で普及しました。
44日本@名無史さん:2006/01/30(月) 20:53:52
で、「箸とらば」「箸取らば」で検索してみると、昭和10年代から
戦中、集団疎開での「いただきます」という号令が山のようにヒットする。

つまり昭和10年前後に小学校で「天皇陛下や兵隊さんに感謝し」て「いただきます」
と言わせるようになった。
45日本@名無史さん:2006/01/30(月) 20:54:55
「箸とらば」の原典はこれらしい。まあ一言でいえば儒教だな。

◆こうこうみちびきぐさ [1058] 
〈嬰児〉孝行導草  【作者】不明。【年代】文化九年(一八一二)以降刊。刊行者不明。
【分類】教訓科。【概要】異称『孝行導艸』『孝行道引
草』。半紙本一冊。文化九年刊『孝行和讃』†の改編版。『孝行和讃』(七・五を一句とす
る全一一二句)の随所に増補・改編を加えた全二〇一句
から成る。例えば冒頭五句は『孝行和讃』と同様だが、第六句以降に「烏に反哺の孝」「鳩に
三枝の礼」など鳥獣における礼や孝について述べた一
八句を増補したり、他の部分でも忠義や孝以外の人倫に触れるなど生活教訓全般に重点を置く
のが特徴。本文をやや小字・一〇行・付訓で記す。巻
末に「箸とらば天地(あめつち)御代の御恵み、主君や親の御恩あぢわゑ」以下三首の教訓歌
を載せる。〔小泉〕
46日本@名無史さん:2006/01/30(月) 20:59:57
沖縄県の本部小学校の場合
●昼食……各学級毎の会食、「箸取らば天地御代の御恵み、君と親との御恩味わえ、兵隊さん
 ありがとう、いただきます」と声を揃えて唱和し、箸を取った。

沖縄にまで徹底していたということは、当時の文部省が全国に通達して
一斉に言わせるようにしたのだろう。
47日本@名無史さん:2006/01/30(月) 21:03:04
つまり、「いただきます」は戦争の気配が濃くなる昭和10年前後に
文部省が全国一斉に指示して小学生に言わせるようになり、それが家庭
にまで普及した、と考えられる。

48日本@名無史さん:2006/01/30(月) 21:30:28
良スレ

常識的に考えると、「いただきます」の挨拶は家族全員が同時にきわめて近距離で食事をするようになってから広まったもの。
このような条件はサラリーマンの出現以降で、大正期以降に広がったというのが妥当だろう
49日本@名無史さん:2006/01/30(月) 21:44:57
で、なんで文部省が道徳的な前置きに続けて「いただきます」を言わせたかと
いうと、やはりキリスト教の影響が大だろうな。
これもキリスト教会を真似て作られた靖国神社に似ている。
50日本@名無史さん:2006/01/30(月) 21:50:02
小学校で「いただきます」を言わせない理由があるとすればこんなところだろう。
・「いただきます」は戦時色が強まった時代に天皇に感謝させるために文部省が
 事実上強制して小学生に言わせたもの。日本の伝統などではないし、無論礼儀でもない。
51日本@名無史さん:2006/01/30(月) 22:29:14
小学校の「いただきます」が「兵隊さん頂きます」の略だとしたら、
ずいぶんこの前の議論も変わっていたことだろうね。

http://www.fiberbit.net/user/eyeland/eyeland/04Asokai.htm
食事の前には帽子を取り、両手を合わせて「箸とらば雨土御代の御恵み、
兵隊さん頂ます」と唱えてから食事にかかるのが常だった。
52日本@名無史さん:2006/01/30(月) 22:32:54
>>49
国家神道自身がキリスト教の亜流だからな
53日本@名無史さん:2006/01/30(月) 23:00:49
まとめると、こんな感じだろう。

昭和に入って国家主義が強まり、天皇崇拝の傾向が出てきた。
欧米通の文部省の担当官が、キリスト教の「食前のお祈り」を真似て
修身教育の延長で、天皇陛下や親に感謝して食事を取る「言葉」を
作り出し、全国の小学校で昼食時に実行させた。

これが「箸取らば天地御代の御恵み、君と親との御恩味わい、いただきます」
であり、戦時色が強まると「兵隊さんありがとう」などのバリエーション
が現れた。
54日本@名無史さん:2006/01/31(火) 07:22:50
昔からの習慣と思い込んでいるものが実は比較的最近意図的に作られた
といういい例だね。
55日本@名無史さん:2006/01/31(火) 07:44:47
事実:挨拶・号令としての「いただきます」はインターネットで検索する
   限り昭和10年頃からあったとする証言が見られる。
   それ以前にもローカルには存在したかもしれないが一般的ではない。
   「いただきます」が行われたのは、小学校の昼食前や、集団疎開での食事前。

推測:沖縄を含めて同時期に全国の小学校で「いただきます」が始まっていること
   から、文部省の通達で開始されたと推測される。
   「箸取れば」の内容から、キリスト教の食前の祈りを参考に作られた可能性
   が高いと考えられる。

補強や反例があったらお願いします。
56日本@名無史さん:2006/01/31(火) 07:47:21
ちなみに戦時中の新聞記事で、工員の少年が「いただきます」と言って
食事をしたというものがあった。当然小学校で「いただきます」教育を
受けているはずなので上記と矛盾しない。
57日本@名無史さん:2006/01/31(火) 18:38:19
「合掌」と「いただきます」が最初から結びついていたか、というとかなり疑問だ。
「箸取れば」は儒教色が強いので、合掌ではおかしい。
仏教の宗派で食前に合掌する習慣があり、それが後に「いただきます」と結びついた
のではないだろうか。
集団疎開は寺が多かったそうなので、集団疎開の話では合掌しながら「いただきます」
と言ったという話が見られる。

58日本@名無史さん:2006/01/31(火) 18:39:38
結論として「自然や人への感謝」と「いただきます」は最初から結びついて
いたわけだ。ただ、日本人は儒教を宗教と意識しないので、「いただきます」
を宗教的だと考える人は少ない。
59日本@名無史さん:2006/01/31(火) 18:59:27
ひとついいですか。
私が持っている本の中に日本語は朝鮮語からできていて、万葉集から明らかであるって書いてあります。
それがほんとうならいただきますも朝鮮起源ですが・・・。
本当でしょうか?
60日本@名無史さん:2006/01/31(火) 19:17:05
少しはよめ
61日本@名無史さん:2006/02/01(水) 23:00:06
http://srtabonbon.blog3.fc2.com/blog-entry-70.html

東京生まれ育ち、両輪ともに江戸っ子でやんす。
親に手を合わせて「いただきます」をするようにうるさく言われたことはないなあ。

親に電話した時に聞いてみたら、やはり親には言われなかったと思う・・・との答え
の後、学校でやらされた言ってました。

手を合わせ、親指と人差し指の間に箸を載せ、「箸取らば天地御世の御恵み(あめ
つちみよのおんめぐみ)・・・この後が記憶があやふや・・・兵隊さんありがとうございま
す。いただきます」と言ってたそうですわ。戦争中ですからね。
62日本@名無史さん:2006/02/01(水) 23:04:36
http://www.hankaikennet21.org/kaudou/katudou4b.htm
正確には「箸とらば、天地御代の御恵み、君と親とのご恩味わえ。
いただきます。」と言わされて私は弁当を食べました。教室に二重橋の絵
が飾ってあって、天皇を拝んで弁当を食べたのです。それから「丈夫な体を
もって早く立派な兵隊になってお国のために戦って、天皇陛下の御ために
名誉の戦死をできるような日本人になりなさい」といつもいつも言われて、
肝油を食べました。これが給食です。
63日本@名無史さん:2006/02/01(水) 23:15:54
面白いことに、戦前の小学校では、合掌して人差し指と親指の間に
箸を挟んで「いただきます」といったという記憶が結構ある。
これがオリジナルの姿なのかも。
64日本@名無史さん:2006/02/01(水) 23:42:00
昭和10年前後に日本の一般家庭ではほとんど行われていなかった
「いただきます」が学校の強制によって広まったことはほぼ確実だな。
65日本@名無史さん:2006/02/08(水) 06:29:13
http://www47.tok2.com/home/kawagoe-saitama/church/5-4.html
「カトリックの食前の祈り」

主、願わくはわれらを祝(しゅく)し、また主の御惠(おんめぐみ)によりて
われらの食せんとするこの賜物(たまもの)を祝したまえ。
われらの主キリストによりて願い奉(たてまつ)る。 
アーメン。

「小学校の食前の言葉」

箸(はし)とらば天地(あめつち)御代(みよ)の御恵(おんめぐみ)、君と親との
御恩味わえ
いただきます。
66日本@名無史さん:2006/03/25(土) 00:21:08
         
67日本@名無史さん:2006/03/25(土) 00:34:56
江戸時代に箱善で食う庶民なんかいねえよ。
すでにちゃぶ台。


68日本@名無史さん:2006/03/25(土) 00:39:30
『「いただきます」は戦争の気風が濃くなる頃に定着した』という説と
『江戸時代の人間は走れなかった。明治になって軍隊と学校で教えたから日本人は走れるようになった』と
言う説は似ている。


どこかトンチンカン
69プラム ◆RvhHf7kqyY :2006/03/25(土) 00:40:38
食する物は(肉・野菜)初め全て命あるもの
その命ある物を食さないと私達は生きる事が出来ない
『私達は生きる為に
貴方の命を(いただきます)』という
長い文の最後の『いただきます』を 食事の前に言っている

浄土真宗の『感謝の気持ち』

重複レスの時は スマソです
70日本@名無史さん:2006/03/25(土) 00:43:25
>>69
知ったかぶり乙
71日本@名無史さん:2006/03/25(土) 01:22:55
明治大正の爺さまが「いただきます」というのは流行かぶれだったのか?!
72日本@名無史さん:2006/03/25(土) 01:27:26
頂く 頂戴する

頂き腹を満たす
73日本@名無史さん:2006/04/08(土) 21:17:18
ふん
74日本@名無史さん:2006/04/08(土) 21:26:21
すでに結論は出ている。
大正以前に挨拶の意味で「いただきます」と言った例は発見されていない。
75日本@名無史さん:2006/05/21(日) 18:08:30
そんなに新しい言葉なんだ?
76日本@名無史さん:2006/05/26(金) 03:36:22
華厳経
若飯食時 当願衆生
禅悦為食 法喜充満
77日本@名無史さん:2006/06/24(土) 00:18:16
winny share
78日本@名無史さん:2006/06/24(土) 00:19:59
■製品情報1 ※詳細は公式とかで
○ バンダイビジュアル株式会社 テレビアニメ『GPO』、DVDビデオ
01/27 ガンパレード・オーケストラ 白の章 DVD-BOX
03/24 ガンパレード・オーケストラ 緑の章 DVD-BOX
05/26 ガンパレード・オーケストラ 青の章 DVD-BOX
ttp://www.bandaivisual.co.jp/dbeat/playback/ichioshi0602/gunoke.html

○ 株式会社ランティス ゲーム版、アニメ版『GPO』 主題歌、テーマソング
11/02 橋本みゆき「Faze to love」TVアニメ オープニング
11/23 美郷あき「ふたりが忘れない」TVアニメ エンディング
美郷あき「夢にみた楽園」PS2ゲーム白の章 ドラマCD Vol.1 主題歌
橋本みゆき「太陽に手をのばせ」PS2ゲーム緑の章 オープニング
12/21 TVアニメ『GPO』オリジナルサウンドトラック Vol.1 〜オーケストラ編〜
03/08 TVアニメ『GPO』オリジナルサウンドトラック Vol.2 〜アコースティック編〜
01/25 「ガンパレード・オーケストラ」 ドラマCD Vol.1「白の章」 ※ 全6巻
02/22 「ガンパレード・オーケストラ」 ドラマCD Vol.2
04/05 「ガンパレード・オーケストラ」 ドラマCD Vol.3「緑の章」
04/26 「ガンパレード・オーケストラ」 ドラマCD Vol.4
06/07 「ガンパレード・オーケストラ」主題歌集 美郷あき/橋本みゆき/栗林みな実
ttp://www.lantis.co.jp/release/title/gpo/

○ 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント PS2用ゲームソフト『GPO』
01/12 ガンパレード・オーケストラ 白の章 〜青森ペンギン伝説〜
03/30 ガンパレード・オーケストラ 緑の章 〜狼と彼の少年〜
07/20 ガンパレード・オーケストラ 青の章 〜光の海から手紙を送ります〜
ttp://www.playstation.jp/scej/title/gpa/
79日本@名無史さん:2006/06/24(土) 17:20:17
いただきますの習慣は教えられたが
いただきますの時に手を合わせるように教えられた記憶がない
手を合わせるって最近できたんじゃないの?
それとも我が家が特殊なだけかな?
80日本@名無史さん:2006/07/01(土) 18:27:37
お前ら一家がキチガイなだけ
そう気にするな!
81日本@名無史さん:2006/07/10(月) 23:56:40
82日本@名無史さん:2006/07/11(火) 12:09:43
よろしゅうおあがり
83日本@名無史さん:2006/07/21(金) 02:43:24
「つるさんやかめさんのように長生きしたかったらつると飲まずによくかめかめ」
というのもかなり新しいですか?
84日本@名無史さん:2006/08/10(木) 23:40:58
なにそれ?
85日本@名無史さん:2006/08/31(木) 04:44:58
86日本@名無史さん:2006/09/06(水) 00:24:05
道端珠恵氏ね
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
区祖屋炉宇
87日本@名無史さん:2006/09/08(金) 12:39:37
ちなみに,仏教系(臨済宗以外であるかどうかは知らない)には,
食事の前に唱えるという食事五観偈がある。
小学生のころ,日曜日の朝,地域の禅寺で座禅会に参加したときには,
お粥を振舞われて(という言い方は適切かなぁ?),戴く前にこのお経を唱えました。

http://myoshin.com/story/young_006.htm
8887:2006/09/08(金) 12:47:26
http://www3.ic-net.or.jp/~yaguchi/houwa/gokanno.htm

それで,仏教になじんだことのある人なら分かる考えだと思うけど,
肉だろうが野菜だろうが魚だろうが,命を戴くことには変わりは無くて,
(だから徹底した人には,根菜を食べず,分けていただく葉や果実などしか食べない
人もいるという)
命そのものに感謝するってことから手を合わすことも混じったのではないかと思われ。
まぁ,原因はともあれ,この考え方に添うのが「いただきます」だから,解釈も
変化したんではないかなぁ。仏教に詳しい方解説お願いします
89日本@名無史さん:2006/10/25(水) 20:39:13
お願いします
90日本@名無史さん:2006/12/11(月) 00:58:17
つまり、荒神でもお百姓さんでもなく、天皇陛下と兵隊さんに感謝して「いただきます」だったと。
91日本@名無史さん:2007/01/20(土) 16:35:19
ふーん
92日本@名無史さん:2007/01/22(月) 01:28:47
属人器の習慣(お茶碗や箸が個人専用であること)の普及も、
軍隊の食習慣が大きな影響を及ぼした。

結局、伝統的と思われがちな生活習慣は、それほど古いものではなく、
ほとんどが近代起源であり、
その近代起源の生活習慣の全国民層への浸透には学校教育と軍隊生活が、大いに貢献したと言うこと。
93日本@名無史さん:2007/02/26(月) 01:38:12
>>90
え??
94日本@名無史さん:2007/02/26(月) 02:19:49
大変おもしろいスレ。
食事の挨拶の歴史なんて、日本史でやっている人もいるんだ。

ところで属人器は、えらく結論的なことを書いているけど、本当なの?
歴博の佐原さんが、少し書いていたようだが。
あと、慶応の院生が、江戸博で発表していたか。

まとまった本か論文があるなら紹介してくれ。
95日本@名無史さん:2007/02/26(月) 02:33:28
普通に考えて禅宗だろ。

>>87
難しく言わなくても、観光客の一日修行や
禅寺で精進を食するときだって唱えるよ。
96日本@名無史さん:2007/03/31(土) 15:23:05
ほほー
97日本@名無史さん:2007/07/28(土) 12:52:13
そうですか
98名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 13:55:34
江戸は銘々膳
99日本@名無史さん:2007/07/30(月) 02:13:32
周りに聞いてみた

昭和10年生
そもそも給食なんか無かった
昭和15年生
いただきますを教えて貰ったのは親
学校で習った記憶はあまり無い


起源は地域にもよるのかな?
100日本@名無史さん:2007/07/30(月) 03:58:22
属人器は永平寺とかの禅寺ではずっと昔からやってると思うが。
101日本@名無史さん:2007/08/12(日) 11:56:29
合掌しての「いただきます」は
いつごろから?
やはり仏教と関係が?
102日本@名無史さん:2007/09/11(火) 20:22:15
良スレあげ
103日本@名無史さん:2007/09/11(火) 21:32:57
語り尽くしたスレに初心者質問するやつってなんなのw
頭悪いの?
>>1-100読まないの?
って思ったらしかも1ヶ月前のレスwwwww
104日本@名無史さん:2007/09/13(木) 19:47:57
雑草はやすなよ池沼
       _, ,_
 w  (・ω・ )
 (~)、 /   i  )
  \ ` |_/ /|
   `ー_( __ノ |
    (  `(  、ノ
wwwww_ノ`i__ノ
105日本@名無史さん:2007/09/17(月) 03:10:15
 
103 :日本@名無史さん:2007/09/11(火) 21:32:57
106日本@名無史さん:2007/10/03(水) 11:57:13
>>103
では正確な結論を出していただきましょうか
107日本@名無史さん:2007/10/16(火) 08:00:49
できません
108日本@名無史さん
>103
わからないなら出てくんなよボンクラwwwww