武士道ってキモイと思ふ

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1サム・ライミ
最近、武士道をほめたたえる本とかテレビが多いよね。
「武士は潔かった」とか「忠義のために命を惜しまなかった」とか武士道を
さんざん美化した挙げ句、「武士道精神を見習え」みたいなの。

でも、時代小説とか読んでると、武士道って本当にそんなに立派なものか?
と思う。
だって、簡単に人を殺すし、自分も死ぬ。主君の命令だとか、無礼討ちだ
とか、あるいは刀の切れ味を試すために人を虫けらのように殺して平気な
顔をしてる。クダラナイ「意地」のために腹を切ったり、切らせたり・・・。
バカじゃないかと思う。どこが素晴らしいのかと思う。

武士道ってキモくないか?
2日本@名無史さん:2005/12/15(木) 23:49:36
うん。サム・ライミの名前がキモイな。
3岡本大膳大夫尚元:2005/12/16(金) 01:12:10
武士道を大して知らないヤツがほざくな!!それだけ大口たたけるなら葉隠の冒頭言えよ!
4日本@名無史さん:2005/12/16(金) 01:17:07
まあ、所詮周囲に流されながら安穏と暮らす事だけを望む百姓には理解できないさ
5サム・ライミ:2005/12/16(金) 01:42:30
>>3
じゃあ、アンタが言ってみてよ。
簡単でしょ?
6岡本大膳大夫尚元:2005/12/16(金) 01:54:18
武士道というふは死ぬことと見付けたり。二つ二つ場にで早くしぬはうに方付くばかりなり。別に仔細なし。胸すわって進なり。図に当たらぬは犬死などといふ事は上方風の打ちがありたる武道なるべし。
貴様みたいに知識が無い人間と違うんだよ!!学べや!
7サム・ライミ:2005/12/16(金) 02:06:58
>>6
わ〜凄い凄い!カッコイイですよw
で、人を斬ったり腹を切ったりするんですか?
武士道って殺人OK?
8日本@名無史さん:2005/12/16(金) 02:07:15
グズグズ言うな
大儀を見つけてさっさと死ね
9日本@名無史さん:2005/12/16(金) 02:11:08
ほんとの意味は死ぬ事じゃないんだよな。
10岡本大膳大夫尚元:2005/12/16(金) 02:13:40
俺は武士だよ葉隠はすべて暗記している。実は幕府再興を目指す武士団【ラーマ・クシャトリア団】の上役でね。書物奉行をしている。
11サム・ライミ:2005/12/16(金) 02:14:30
>>8
他人に向かって「死ね」ですか?
それが武士道教育ですか。そうですか。
親の顔を見てみたいものですな。
12岡本大膳大夫尚元:2005/12/16(金) 02:18:56
武士が生を選ぶ時は生きる事を正当化する。だが事が失敗に終わってなおも生きようとするのは腰抜け。
武士の生死はこの事。

あと武士は無闇に人を殺めない。武士は他の身分の手本になるべき存在。そのぶしが人を簡単に斬らない。
13サム・ライミ:2005/12/16(金) 02:24:03
>>12
でも試し斬りしてたんでしょ?
無抵抗の百姓とかで。
「この刀はよく斬れますなぁ〜」
なんて言ってそう。キモッ!!
14日本@名無史さん:2005/12/16(金) 02:26:33
>武士道というふは死ぬことと見付けたり。

いかにもSMハードゲイが好みそうな一節だな・・・
15岡本大膳大夫尚元:2005/12/16(金) 02:31:07
TVの観すぎだよ。試し斬りの方法は竹の周りにワラを巻き、水に浸したものを斬る。もしくは罪人の死体を斬るなどの方法で試し斬りをした。
16日本@名無史さん:2005/12/16(金) 02:44:52
>>13-14
深く考えたり、悩んだりしないから人生楽でしょ。
>>6に掲示された文の内容をちゃんと自分で考えて見ては?
17日本@名無史さん:2005/12/16(金) 02:52:26
つーか、>>1の考えてるような「武士道」ってのは明治時代にできた明治武士道だから。
18日本@名無史さん:2005/12/16(金) 02:52:40
自分で自分の腹を切ることが凄いのだ
根性無しの外人どもには真似できまい(これは壮絶に重要
たった一人、ドイツのナチス軍人でいたらしいけどね。
ハウスホーファーだったっけ。帝都物語や孔雀王でネタになっていた
19日本@名無史さん:2005/12/16(金) 02:53:49
>18
江戸時代になると「扇子腹」ってのが多数派になったけどナ。
20日本@名無史さん:2005/12/16(金) 02:58:39
>>19
確かにそうだが、幕末時には多くの人間がまともに腹を切っている
くそ生意気なヨーロッパ男女に切腹を迫って連中がブザマに泣き叫ぶ姿を見たい
逆に従容として腹を切ったのなら日本国を無料であげてもいい
21日本@名無史さん:2005/12/16(金) 03:01:02
武士道とは死ぬことと見つけたり、とは別に死に場所を探せという意味ではない。
常に死を意識して、日一日を生きろ、と言う事である。
そして、いつ死がやってきても狼狽えず、潔くせよ、という教えである。
それは病気でも事故にでも当てはまる事である。
その時は、いつか必ずやってくる。
常に死を意識すること。
これが武士道の真髄である。
22日本@名無史さん:2005/12/16(金) 03:29:05
新渡戸稲造のインチキ武士道を信じてる香具師が多くて困るな。
23日本@名無史さん:2005/12/16(金) 03:37:54
人はいずれ死ぬ
どうせ死ぬなら後世まで恥を残すより
華々しく散ってその死を美しく飾りたい
侍じゃなくてもそう思うだろ?
24日本@名無史さん:2005/12/16(金) 03:41:58
>23
救いがたい莫迦だな
25日本@名無史さん:2005/12/16(金) 04:04:02
>>22
すまん、私は>>21なんだがその書き込みのタイミング的に21の内容が二トベの見解に似ていると言う事なのか?
新戸部の武士道読んだことないんです。
一緒ならちと嬉しい。W
それとも私は馬鹿馬鹿な書き込みをしているのかWWW
ソレハソレデタノシイW
26日本@名無史さん:2005/12/16(金) 08:41:51
武士道は同性愛的退廃の道。

なんで、キリスト教徒の新渡戸稲造は賞賛したのかな...
27日本@名無史さん:2005/12/16(金) 14:47:51
武士道って、江戸期に朱子学を元に人工的に作られた倫理観だから
日本人の普通教育を受ける層には違和感があるものなんだよね。
ただ、年が立つうちに美学として研磨されて、独特の形態になってる。
その美しさを新渡戸稲造は賞賛しただけじゃないの?
それに、同性愛的退廃は武士道には含まれてないはずだよ。
同性愛が有効だと考えられた戦国時代にできたわけじゃないんだから
28日本@名無史さん:2005/12/16(金) 15:37:38
>>22
何をもってインチキって言うのかにもよるんじゃない?
キリスト教なんて実際作り上げたのはペテロパウロだし
29日本@名無史さん:2005/12/16(金) 17:14:53
「葉隠」は新渡戸とも朱子学とも無縁だと思うが
30日本@名無史さん:2005/12/16(金) 17:27:33
三島由紀夫は武士道を曲解していたというのは本当か?
31日本@名無史さん:2005/12/16(金) 17:39:04
>>3葉隠が武士道???プギェラwww肥前の醜態は何???
山岡鉄舟がおそらく武士道の結晶。。。
32日本@名無史さん:2005/12/16(金) 19:41:57
>>1
ふと思ったんだけど、武士道を武道や禅とかの精神と一緒に考えてない?
首切りの作法や試し切りの作法は武道の礼法に属するものだから。
もし、一緒と考えてるなら、その武士道の見方は歪められてるので注意して方が良いよ。
33サム・ライミ:2005/12/16(金) 22:34:32
武士って試し斬りしてたんでしょ?
「胴を払って土まで打ち込んだ・・・」
なんて記述があるからキモイよね。
それで家に帰って刺身とか平気で食ってたんでしょ?
そういうのの子孫が残忍な事件を起こすんじゃないの?
34日本@名無史さん:2005/12/16(金) 22:39:58
>>33
なんか、さかんに試し切りを非難してるが、それは武士道と関係ないから。
つーか>>32に書いてる内容すら理解できんの?
35日本@名無史さん:2005/12/16(金) 22:44:57
シグルイを読もう。
36岡本大膳大夫尚元:2005/12/16(金) 22:51:00
胴を斬るこれは首を刎ねられた罪人の死体。
刺身?武士は基本的に美食は控えるぞ。しかも山奥の田舎侍や下級武士じゃあ刺身はくえんぞ!まぁ川魚なら別だがな

てか試し斬りも食物も武士道じゃない。
37サム・ライミ:2005/12/16(金) 23:32:54
>>35
シグルイって何ですか?
38日本@名無史さん:2005/12/16(金) 23:35:49
シグルイよりもお前は正統的古典「葉隠」を一から読み直せ
もちろん俺は葉隠ヲタだ!
39サム・ライミ:2005/12/16(金) 23:48:10
>>38
だから、君が素晴らしいと思っても、それは君がそう思っただけでしょ?
私は「武士道ってなんかウソ臭いなぁ〜」と思ったわけ。
殺人容認だし自殺も肯定しているし、なんか、テロリストの言い訳を
聞いてるような感じ。
今さら、忠義も切腹もないでしょ?
40日本@名無史さん:2005/12/16(金) 23:56:20
『西郷南州翁遺訓』
41岡本大膳大夫尚元:2005/12/16(金) 23:56:22
てか武士道を学ぶ者からすれば武士道を侮辱する奴がムカつくわけ!わかる?武士道が嫌いなら嫌いでいいからスレを消去しな
42日本@名無史さん:2005/12/16(金) 23:58:06
武士道に関する書物文献伝記を総て読んだ上での発言だろうな?
そうであるならば何も言うことはない。
43日本@名無史さん:2005/12/17(土) 00:03:31
本物の武士道。
それは我らが英雄朝倉金吾教景こと宗滴入道様のお言葉に既にある。
「武士いうのはなあ、イヌコロとか畜生とかいわれてもなあ、勝つことが
一番大事なんや」と。
武士道とは逃げることである。
逃げられるチャンスがあればとことん逃げる。それが本来の武士道。
信長はよく逃げた。金ヶ崎は特に有名だ。
「にぐるとぶなが」とも言われた。(実際に逃げたのは勝家)
44サム・ライミ:2005/12/17(土) 00:18:48
>>41
だったら、君が来なければいいだけのことでしょ?
なんで嫌いなスレに来るの?
ひとつ聞きたいんだけど、君は忠義のために切腹できるんだよね?
もちろん、介錯なしでw
45日本@名無史さん:2005/12/17(土) 00:20:50
気色悪いフォモ同人を見た後はさすがにへこむな・・・
46日本@名無史さん:2005/12/17(土) 00:28:06
武士道とは死狂いなり
47武士の鑑。松永弾正少弼久秀:2005/12/17(土) 00:28:09
武士道それはすぐに主人を裏切ること
松永久秀。あんたは最高や、最高の武士道いっちょくせん男や。
一存を殺し、冬康を殺させ、長慶も殺った。
三好家の乗っ取りを企て、義継をいいように操った。そして、最後は
信長に謀反した。完璧に信貴山囲まれて脱出できない。
信長がほしがってた平蜘蛛ぶっ壊して自爆。
あんたっ最高や。
48日本@名無史さん:2005/12/17(土) 00:29:24
宇喜多直家もすばらしいぞ
49岡本大膳大夫尚元:2005/12/17(土) 00:33:42
俺は忠義を尽くす!上様が死ねと言ったら喜んで腹かっ捌くつもりだ!しかし武士ならば作法を守って腹斬りたい。
50日本@名無史さん:2005/12/17(土) 00:37:06
おめえは打ち首じゃ
51日本@名無史さん:2005/12/17(土) 00:53:07
扇子に手を伸ばしたところで介錯→せんすばら
竹光に手を伸ばしたところで介錯→たけみつばら

おなかに刺す前に介錯がほとんど。所詮江戸時代なんてそんなもん


阿南大将も大西中将も介錯無し。南雲なんかに介錯(拳銃)すな
52日本@名無史さん:2005/12/17(土) 00:58:51
俺は「必死」とか「一所懸命」「努力」とかって言葉が大嫌いな怠惰人間だが、
葉隠を読んで今の日本に一番不足してるのはこの書物に書かれた精神だと思う。
はっきり言って「基地外になれ」って事、まさにオンボロ飛行機で最新鋭の空母に
特攻していく精神は必要なんだと思った。
確かに葉隠は極端過ぎるさ。目盛りの片方を振り切っている。まさにキ印の世界だ。
でも、現代日本はもう片っ方の方に目盛りが行き過ぎてないか、とも思うよ。
53サム・ライミ:2005/12/17(土) 01:03:11
>>49
上様って誰?
仮に君の上司が「上様」だとしよう。
「上様」は自分の失敗を部下である君になすり付けて「死ね」という。
それでも君は喜んで腹を切って死ねるの?
腹斬ったら痛いでしょw
54世良酒蔵(仮) ◆j.J.FeP6ec :2005/12/17(土) 01:13:10
まあそんな唾とばしながら喋らんで、マタ〜リしてくださいな。
武士道よりも自分が蔑まれますぞ。
55日本@名無史さん:2005/12/17(土) 01:17:36
武士道よりも何よりも、一番キモいのは>>1だという件について語れ。
56日本@名無史さん:2005/12/17(土) 01:20:45
民主主義の頭で武士道を批判してもなぁ。
武士道も鎌倉武士・北条高時の切腹・戦国武将・江戸時代、色々
57日本@名無史さん:2005/12/17(土) 01:21:18
>>55
またそんな身も蓋もないことを…
58日本@名無史さん:2005/12/17(土) 01:21:38
なんか、出てる例が武士道作成前のが多いのはなぜ?
ちなみに、武士道って武士の倫理だし、統治機構として思想統制だし。
確かに、後期になってから洗練されて美的な存在になったけどね。
だから、美しく生きたいと思ったら、武士道は良い。
でも、兵法者からすると・・・w
59日本@名無史さん:2005/12/17(土) 01:32:43
>>43 >>47
それ、武士道じゃないし。

>>53
その上司が残った家族の面倒を一生みてくれるなら、少し考えるよ。
60日本@名無史さん:2005/12/17(土) 01:34:12
えー淀藩裏切り?
えー終わり藩も裏切り?親戚なのに
えー前田も?
えー忌諱も?
えーえーえー



あーあーうーby大平
61日本@名無史さん:2005/12/17(土) 01:39:41
「武士道」読んだ?
62サム・ライミ:2005/12/17(土) 01:39:46
>>58
>だから、美しく生きたいと思ったら、武士道は良い。
それって自己満足でしょ?
切腹したら誰がアナタの無惨な遺体を片付けるんですか?
アナタは良くても残されたアナタの家族はどうなるんですか?
アナタはそれで満足かも知れないけど、少しは周りの人の身にもなって
考えてくださいね!

63日本@名無史さん:2005/12/17(土) 01:42:36
自己満足でない満足を偽善という
64日本@名無史さん:2005/12/17(土) 01:53:23
>>59
武士の生き方は武士道だろう。

逃げるのも生き延びるという手段のひとつ。


「七度牢人してこその武士」
って言葉がある。
正当な評価をしてくれない主君なんぞ見限って
幾たびも牢人するのがサムライだったんだよ。
65サム・ライミ:2005/12/17(土) 01:57:31
>>64
>正当な評価をしてくれない主君なんぞ見限って
転職を繰り返す人に似ていますね。
「オレの能力を伸ばしたいんだ」
なんてカッコつけてる割には才能もない人。
しかも本人はそのことに気付いてないw
武士ってナルシストだったんですねw
66日本@名無史さん:2005/12/17(土) 01:58:48
区の剣道連盟で稽古をして、面をはずし指導を受けた先生や
相手をしてくれた方々に両手をついて礼をし、黙想、気持ちを
静めていると清々しい気持ちになる。
67日本@名無史さん:2005/12/17(土) 02:00:12
>>65
何故そうも武士を毛嫌いする?
68日本@名無史さん:2005/12/17(土) 02:01:14
>>65
結局、どんな武士道がお好みなんだ。
戦国時代の道徳的とはとても言えないものがいいのか、葉隠がいいのか、新渡戸稲造がいいのか
69日本@名無史さん:2005/12/17(土) 02:05:29
武士に振られたんじゃね
70日本@名無史さん:2005/12/17(土) 02:08:09
女を戦闘員として認めない武士道的風土は戦力的に問題だな
欧米では一応軍に女性(直接戦ったのはソ連の女性パイロットぐらいだが)いたし
71日本@名無史さん:2005/12/17(土) 02:23:32
女を戦闘員として認めなくなったのは明治頃からだ
戦国期に戦で活躍した女の話しはいくらでもあるし
幕末にも多く見られる
わが家でも6代前の当主の妹が当主不在の為代わりに出陣し
薙刀を振るって奮戦して主君から脇差しを下賜されてる
72日本@名無史さん:2005/12/17(土) 02:43:47
>>62
>アナタはそれで満足かも知れないけど、少しは周りの人の身にもなって
考えてくださいね!

後始末までしっかりやっての美学なんだけどね。
それに、死体も家族の面倒についてもちゃんと処理される所で行われるわけだし、
只死ぬのではなく、責任やいろいろなものを背負っての死。
無駄死の他、不都合が生じないからこそ美しい生き方と言うのだが・・・
それと、文章からして、俺はやりたいとか全肯定してないんですけどw

73岡本大膳大夫尚元:2005/12/17(土) 02:55:27
以前に話しましたがラーマ・クシャトリア団と言う幕府再興を目的とする団体に所属しています。上様(会長)は徳川一族の血を受け継いでいられる御方なのです。某は上様に忠節を尽くすと決めたのです。だから死ねと言われたら死ぬつもりです。

74日本@名無史さん:2005/12/17(土) 03:00:36
最近は精神病院からもネットに繋げるのか
75日本@名無史さん:2005/12/17(土) 03:50:01
封建社会復活はまだいいとしても
徳川ごときに仕えるのは嫌だな
76日本@名無史さん:2005/12/17(土) 06:26:57
会津武士は忠義を掲げ戊辰戦争を武士道精神だけで戦った。
老若男女すべての者が会津士魂を持って戦い、徳川幕府の支えとなった。

でも戊辰戦争の敗因は十五代将軍徳川宗家徳川慶喜が無能だったからです。
77日本@名無史さん:2005/12/17(土) 08:00:19
武士道封建体制の完成系は、一握りのエゴイストと大半のマゾヒストにより
完成するのだ。                 −シグルイより-
78日本@名無史さん:2005/12/17(土) 09:19:40
武士道と言う言葉は明治期に生まれたものですが、恐らくはみなが意識する武士道は
そんな言葉の成立よりもその行動規範を指すと思われる。

そしてその武士道というものは、宗教じゃないのでこれが原典だ!というものはない。
平安期以降の武人の歴史を語り継ぐことでしか、武士の行動規範は分かりませぬ。

79日本@名無史さん:2005/12/17(土) 13:11:54
>>76 慶喜の動きを追ってて、あれで無能なら有能な人ってどんな人なの?
藤堂家の鳥羽での動きとかは、無視ですか・・・武士道としても

武人の道と武士の道は違うわけなんだけど・・・
特に武人や武道家は時代劇とかの武士から見たら汚いことや卑怯なことを平気でやるし
>>58のいうように単なる美しい生き方を求めた、生き方の一つなきがする
80日本@名無史さん:2005/12/17(土) 14:31:51
武士道と、騎士道はどう違うの?
1としては、騎士道というのはキモい対象ではないのか?
81日本@名無史さん:2005/12/17(土) 17:22:39
>>80女絡みが違う感じ
82日本@名無史さん:2005/12/17(土) 17:33:19
二君に仕えずなんてのはサラリーマンを製造するためのプロパガンダなわけだが。
83サム・ライミ:2005/12/17(土) 22:41:39
>>80
ナイトってカッコイイ!
84日本@名無史さん:2005/12/17(土) 22:53:57
十字軍に参加した多くの騎士達の掠奪虐殺は無視ですかそうですか
85サム・ライミ:2005/12/17(土) 23:11:34
でも、それは日本武士道も同じですよ。
中国や東南アジアでヒドイことをしましたよね?
86日本@名無史さん:2005/12/17(土) 23:32:13
してませんよ。なにか勘違いしているのでは?
87サム・ライミ:2005/12/18(日) 00:06:01
していないという根拠は?
88日本@名無史さん:2005/12/18(日) 00:15:47
>>87 横からの質問で悪いが、してると思ってる根拠って何?
少なくとも武士は海外では戦闘して無いぞ。
強いて武士っぽい人で外征組みをあげると山田長政くらいだが、
欧米の脅威排除をしただけで、略奪行為とか特に記されて無いぞ。
どちらかというと民衆に慕われているのが多い。
89日本@名無史さん:2005/12/18(日) 00:22:11
ちなみに朝鮮出兵とかあげたら、単なる無知の勘違いと判断するから
90日本@名無史さん:2005/12/18(日) 00:23:50
>>89
え〜!なんで朝鮮出兵は却下なの〜?
91サム・ライミ:2005/12/18(日) 01:05:43
でも、日本兵って武士道だったんでしょ?違うの?
武士道精神で無謀な戦争を押し進めて結局、国を滅ぼしたんじゃないの?
今の風潮も戦前に似てますよね。なんか怖ぃ(;_;)
92日本@名無史さん:2005/12/18(日) 01:10:09
釣りか
93日本@名無史さん:2005/12/18(日) 01:12:52
捏造と詭弁が多いから。その上でも根拠にするなら単なる勉強不足。
話し合いにならなそうだから、こっちで勝手にやる気なくすだけ。
それと、武将と武士は違う。
武将に武士道は適応されない。説明は今までの皆の意見で十分でしょ?
94日本@名無史さん:2005/12/18(日) 01:15:11
>>91 
「昭和天皇」という本が出てる。それを読むことをお勧めする。
それと、高校の教科書を読み直すと良い。日本史と政経、現代社会。
95日本@名無史さん:2005/12/18(日) 01:20:04
以後放置で






ここから下は全部>>1の自演

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
96日本@名無史さん:2005/12/18(日) 05:13:02
農民が武士道を語ってるのが笑える 国民総両班と思考回路が同じw
所詮80%は農民なのに
97日本@名無史さん:2005/12/18(日) 05:40:48
>>76
農民に畳を背負わせて最前線に並ばせ、
人間の盾と利用したのも武士道ですよね。
98日本@名無史さん:2005/12/18(日) 06:07:01
>91
>でも、日本兵って武士道だったんでしょ?違うの?
武士道を標榜してたけどそれは明治期に捏造された「明治武士道」ですな。
99日本@名無史さん:2005/12/18(日) 06:45:47
>>1
はいはい工作員工作員
100日本@名無史さん:2005/12/18(日) 16:25:46
かつて道々の者と同じく庶民から『屠児』と呼ばれ蔑まれてきた武士
にもかかわらず人権問題・同和問題の専門家は道々の者の文化を紹介したり
誉めたりするのに武士は相変わらず「人殺し」呼ばわり
百姓の末裔のサラリーマンにはに「サラリーマン道とはすなわち武士道なり」
などとナメた口を利かれ、“日本文化の古里”京都の学者には21世紀に入ってなお
「殺人の達者」と呼ばれる有様
ボランティア活動から女性差別まで、何かと言えば700年の武家政権の責任になる

武士を目指すより介護士目指す方がいいと思ふよ?
101日本@名無史さん:2005/12/18(日) 16:48:56
sage忘れておりまsiた.スミマセン
ところで>>96さんが9割農民と言っていましたが
町民の人がが10%ぐらい居て
被差別身分の人が3〜4%ぐらい居て
武士階級の人が6%ぐらい居たわけですから
お百姓さんは80%ぐらいだったんじゃないですかね
あと、ネタスレで真面目なことを言って申し訳ないのですが
「葉隠」では佐賀人(と言うより鍋島公に使えた人)以外はダメだと否定している
のですから武士道(or武道or男道or弓馬の道etc)を語るのには不適切なんじゃないですかね
なんせ大楠公も八幡太郎義家も宮本武蔵も上杉謙信も佐賀人じゃないんですから
102日本@名無史さん:2005/12/18(日) 16:59:32
武士は農民のなれの果てだよ自作農。アメリカの開拓農場主のようなもの
道々の者は農民じゃないだろ。足軽々と武士は違うよ
103日本@名無史さん:2005/12/18(日) 17:10:43
>>101
の身分別人口比は江戸時代中期以降の話ね
104日本@名無史さん:2005/12/18(日) 18:22:29
武士て893とそう変わらんだろ。百姓のぐうたら息子が汗水流して
働いてもメシ食うのが精一杯。こんなんアホらしうてやってられん、て
家を出奔、バクチ打ちになったり荘園の番犬になって盗賊の見張りしてりゃ
オマンマ食えるこら〜楽だ、てのが大体の動機。明治以降の武士道なんてのは
かの明治のなんたらゆうオッサンの脳内で造られた妄想
105日本@名無史さん:2005/12/19(月) 00:31:42
>>102,104
いまだに武士が農民から派生したと信じてる人がいるんだ。もっと勉強しなよ。
106日本@名無史さん:2005/12/19(月) 13:50:43
>>104
>明治以降の武士道なんてのは
>かの明治のなんたらゆうオッサンの脳内で造られた妄想

これを言っちゃえば体系的にまとまった倫理規範なんて全部そうだけどね。
騎士道はもともとドキュンな騎士に対して与える物語としての発展だったし、
(十字軍以前の騎士の身分は低かった。十字軍で造物主の軍勢として称えられるようになってから
所謂騎士道が生まれてくる)
英国のジェントルマン精神、ドイツのユンカー精神、ポーランドのシュラフタ精神、
全部後世の妄想って言っても過言じゃない。
上でも書いたけど、キリスト教を作り上げたのはペテロ、パウロ達だったし、
イスラム教シーア派もアリーがつくったというよりは、後世のアリー派に作り上げられたものだし。

何がいいたいかと言うと、階級的倫理規範なんてのは、
全部後世作られたある階級の倫理規範を歴史的に権威付けるためにでっちあげた
妄想に過ぎないってこと。真実なんてない。
107世界@名無史さん:2006/01/08(日) 18:57:25
なにかで読んだような気がするが、
武士道=死ぬことじゃなくて、最後まで生き残ること
そのために必死で戦うことじゃないの? (そう記憶している)
108日本@名無史さん:2006/01/08(日) 19:12:27
>>107
それは戦国時代までの『旧』武士道。『潔』や『忠』なんて存在しない。『名誉』と『生き残り』に重点を置いている。今に伝えられている武士道は、江戸時代に確立された『新』武士道。こちらは『名誉』と『忠』と『潔』を第一としているわけだ。
109日本@名無史さん:2006/01/08(日) 21:29:25
そうかな???後藤又兵衛なんかは功名心。死んで歴史に名を残すなんていってなかった毛?小説家の作かも知れんが・・・
110日本@名無史さん:2006/01/08(日) 21:42:27
nihongo de ok
111日本@名無史さん:2006/01/09(月) 04:09:46
>108
旧武士道ではなく武士道。
新武士道ではなく明治武士道。

明治期になって創作されたのが「名誉」「忠義」をメインとする明治武士道だよ。
これは武士道とは繋がっていない。
112日本@名無史さん:2006/01/14(土) 22:06:20
このスレにはチョソが紛れ込んでいるね。
113日本@名無史さん:2006/01/15(日) 00:07:27
>>112
お前とか?
114日本@名無史さん:2006/01/16(月) 03:47:23
さすがにこのスレは釣りだろう。
よしんば違ったとしても、スレ主の時代錯誤っぷりを皆で指摘して終わりでいいような気がするのだが。

115日本@名無史さん:2006/01/30(月) 17:17:11
武士道とか、かたっ苦しいこと言ってないで
アメリカ人や西洋人みたく気楽になりましょうよ。
116日本@名無史さん:2006/01/30(月) 17:21:53
>>115 世界史板でそういうこと言うと怒られるよw
アメリカの首都部以外とか宗教信仰でガチガチだったりするし・・・・
117日本@名無史さん:2006/01/30(月) 17:35:18
>116
対立が激しいってことか?
118日本@名無史さん:2006/01/30(月) 18:05:01
お前ら、まさかとは思うが、玉砕命の東北カルト武士道を
武士道と勘違いしてないよな?
119日本@名無史さん:2006/01/30(月) 18:07:37
少なくとも俺は誤解してない。数人誤解してる御人もいるみたいだが
120日本@名無史さん:2006/01/30(月) 18:07:43
>>117 対立・・・うーん、ある意味でそうかも
とりあえず、俺は教徒じゃないから外部からしか知らないけど、知ってること書くね。
ヨーロッパでは迫害されるような過激キリスト教派が初期移民に多々含まれてる。
それらの多くは、厳粛なキリスト教徒的生活{戒律厳守とか}や修行{苦行?}を基本にしている。
故に荒野や人里離れた所で禁欲的生活を送ってたり、地方では近隣の生活に浸透してる。
地方は都市部のような流動的・一発屋的ではない上、長く定住してるために堅固で厳粛な古いヨーロッパスタイルの生活とのこと
なので、ある意味武士道のような堅苦しい生活や考え方になってる。
出展としては、独立戦争など初期のアメリカについてと秘密結社の歴史とかの本
それと、戦後の猟奇殺人の情報分析についてから{なかなか書店にないwサイトも少ない}
121日本@名無史さん:2006/01/30(月) 18:10:02
>>118 俺もいくつか書き込んでるが誤解してないつもりだよ。
122日本@名無史さん:2006/01/30(月) 18:17:46
>120
わざわざすいません。
ありがとうございました。
123日本@名無史さん:2006/01/30(月) 18:52:30
美少年の切腹って良くないですか?
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/gaypink/1119966413/1-100
124日本@名無史さん:2006/01/30(月) 18:58:32
武士道なんて、平和な江戸時代に儒教を都合良く取り込んで作られた物
戦国時代の物ではない
信長は冷徹な合理主義者
秀吉は主君の子に忠誠を尽くさず
西国の雄毛利はひたすら謀略で相手を陥れる
足軽は裏切り、逃亡、略奪当たり前
そもそも戦国時代は下克上の世

現実の戦で武士道を基準に考える奴はバカ
125日本@名無史さん:2006/01/30(月) 19:36:11
解り切ったような事言うな。てか平和だからこそ武士道は意味を持つ
126お前らはただ「忠」を尽くすべし:2006/01/30(月) 20:14:38
武士道なんて、平和な江戸時代に儒教を都合良く取り込んで作られた物
徳川家を頂点とするお上に「忠」を尽くすべし

靖国神社や国家神道も、新たな権力者に都合よく作られた物
現人神である天皇を頂点とするお上に「忠」を尽くすべし
127日本@名無史さん:2006/01/30(月) 22:07:53
君マチガッテル
128日本@名無史さん:2006/01/30(月) 22:09:38
へー
129日本@名無史さん:2006/01/30(月) 22:51:35
1 時代小説はフィクションだ 実際に試し切りやケンカや私利私欲で刀振り回す侍はほとんどいなかった 勉強しっかりしな!
130日本@名無史さん:2006/01/31(火) 02:34:50
>125
戦士の規範だからカッコいいんじゃん。

サラリーマンの社則なんかツマンネーっつの。
江戸儒学に毒された武士道なんか武士道じゃねえよ。
131日本@名無史さん:2006/01/31(火) 17:41:15
>124
関ヶ原スレにもいた?
132日本@名無史さん:2006/01/31(火) 17:50:11
>124
実戦の戦では武士道は関係ないかな。
>130の意見もなかなかいいな。
133日本@名無史さん:2006/02/02(木) 17:49:46
>124,126
「武士道」って言葉は戦国末期からあるよ。
それは「勝つためには何でもしろ!」っていう虚偽肯定の思想。
だまし討ちでも不意打ちでも何でもあり。
儒教を取り込んで、普通の社会に通じる道徳にしたのは江戸時代の「士道」。
それを「武士道」という言葉にしてしまった責任の一部は新渡戸にある。
現代社会で、本来の「武士道」で生きようとするような奴は、即タイーホ。
134日本@名無史さん:2006/02/02(木) 18:30:53
ふんどし道 ケツの穴道 ちんちん道 下痢道 ションベン道

ウンコ道 のぐそ道 金玉道 うんこくさい道 byウンコくさい様
135日本@名無史さん:2006/02/04(土) 19:26:32
葉隠系の武士道は確かにキモい。
ホモの積極的擁護なんて作者の趣味だろうが。
書いた本人はどっちかというと文官系だったはずだし。
武蔵の五輪書とかはキモくないんだがなぁ。
136日本@名無史さん:2006/02/04(土) 20:49:50
『葉隠の武士道』だったかな。
確か、PHP新書で『葉隠』を批判的に論じている本が出てた気がします。
結構、面白かったですよ。

http://blogs.yahoo.co.jp/tyuseinobushinikansurukenkyu
137日本@名無史さん:2006/02/04(土) 21:04:24
切腹とか野蛮な風習を明治になるまで続けてた武士って、
やっぱりキモい。幕末の土佐藩が、なんとか事件で藩士を大量に切腹
させたが、見てたフランス人があまりのキモさに気分が悪くなり、
もうやめてちょ、と中止を申込んだという。

そんな野蛮な武士の血が自分にも流れてたとしたら、ぞっとするね。
うちは呉服商と神官と公家の血が入っているが、武士の血が入ってなくて
本当に良かったって思う。
138日本@名無史さん:2006/02/04(土) 21:07:04
>>137
神官や公家の血を引いているなら、お前の先祖にも人殺しがいる確立は高いな。
139日本@名無史さん:2006/02/04(土) 21:18:16
>>138
言いたい事は分かるけどさ。
人殺しも勿論なんだけど、武士があまりにも安易に切腹したりする
のがキモいのよ。映像がキモいのではなく、そういう野蛮な風習に
何ら疑義を持たずに実行しちゃう精神構造がキモい。忠臣蔵とかも、
浪士達が最後に10分おきに次々全員切腹していくってのが、
異様で後味も悪い。命が惜しくて逃げた寺坂なにがしの感覚のほうが
遥かにマトモに思えるんだが。
140日本@名無史さん:2006/02/04(土) 21:22:58
>>139
キモいと思うのは個人的感情だから、なにも言うことはない。

切腹は自害の一つの手段。野蛮な風習呼ばわりはおかしい。
141日本@名無史さん:2006/02/04(土) 21:40:32
アメリカ人が人前で抱き合ったりチュッチュしたりする方が何倍もキモイ
142日本@名無史さん:2006/02/04(土) 21:42:17
実際の武士はそんなに簡単には切ってないよ。
切腹はあくまでも責任を最後まで取ると言う意味でのもの。
命が惜しくて逃げると言うのはその責任をうやむやにするか、人に及ぼしちゃうってこと
>>139は責任逃れして逃げた方が良いということ?
ちなみにそのまともな感覚で逃げて生き残ってきてるのが、今の政治屋達なんだけど
お金でも保証できない、どんなことをしても償えない・・・どうする?
ちなみに、切腹の制度はそういう個人で収集がつかない時に死ぬことで償い、
他への悪影響を押さえるという意味での制度だよ。
ちなみに、それ以外に偉そうに言われてる武士道に付いては俺は大嫌いだけどね
143日本@名無史さん:2006/02/04(土) 21:44:55
日本の武士は外人から見れば首狩族と同じ
144日本@名無史さん:2006/02/04(土) 21:46:38
戦闘で相手の首を狩りそれを晒す
145日本@名無史さん:2006/02/04(土) 21:48:24
武士道には全然興味ないけど、
鳥羽・伏見で裏切った藤堂の犬侍って卑劣だとおもう。
146日本@名無史さん:2006/02/04(土) 21:58:03
武士と商人と漁師の血が流れてるがゾッとしない。むしろ誇りに思う
147日本@名無史さん:2006/02/04(土) 22:05:48
>>142 切腹の事例のうち全てが責任を取るという意味合いのものでも
ないように思えるが。たとえ同時代の人間でも、武士以外の人間には
理解しがたい馬鹿げた理由で切腹させられてる例も多いよね。
それに死んだらむしろ責任も取れないだろ、と思うんだよね。
しかも切腹の上、家名断絶という例も少なくないから、切腹によって
身内への累を回避する効果が常にあったとも思えないんだけど。
148日本@名無史さん:2006/02/04(土) 22:32:27
>>147 
「他」ということについて、自分以外と誤解するような書き方ですまんかったです。
身内に関しては仕方ない。一心同体みたいなもんなんだから。
他人や他家への累を食い止めるってのが、>他への悪影響を押さえるってことだし。
そういう自家は主人と一体、他家へは迷惑かけるなという考え方。

>死んだらむしろ責任も取れないだろ
絶対に責任取れないような状態で生き続けるのと、死んで責任を取ったことになるのどっちがいい?
例えば、上に出た土佐藩の例のように相手を殺してしまった。
どう責任取る?どうやっても生き返らない。お金で被害者の気持ちも実際問題も解決しない。
だから、お金をいくら出しても完全な責任を果たしたことにはならない。
この同列に、天下の法を破ったや無礼を働いたが含まれるのが、一般に言われてる武士道w
149日本@名無史さん:2006/02/04(土) 22:53:47
ん〜政治家には国民にツケを回さないという意味での責任は是非取って
ほしいとは思う。
ところで、武士道とは別のものだが、ライブドア事件での関係者の自殺(?)
も、何かの責任を取ったものなのだろうか?犯罪には勿論賛同できないけど、
日本には、ちょっとした困難に直面しただけで安易に自殺する風潮が
あるようで怖い。
150日本@名無史さん:2006/02/04(土) 22:54:47
>142
>実際の武士はそんなに簡単には切ってないよ。


江戸時代は「腹を切ったら痛いから」っていう軟弱な理由で
扇子を腹に押し当てて切腹したことにする(もちろん介錯で首を落とされてその後すぐ死ぬ)
「扇子腹」ってのが流行ったんだ。
151日本@名無史さん:2006/02/04(土) 22:59:20
扇腹も多くはない
152日本@名無史さん:2006/02/04(土) 23:00:22
扇子腹は流行ではなく幕府の命令。

後処理が大変でしょ。
153日本@名無史さん:2006/02/04(土) 23:04:38
>>149 スレ違いになるから詳しく書かないけど、あれは怪しいと思う。
情報操作が入ってるのが特に・・・・
すぐ自殺するのは、宗教や道徳を否定し出した層から増えてる。
戦前世代は自殺率低いから、しっかりと道徳とかの教育をしていけばしなくなると思うよ。
日本の国民性までは浸透してないから。武士も一割以下の人たちだしね
154日本@名無史さん:2006/02/04(土) 23:06:07
>>105 じゃあ武士の起源は何だと言いたいのよ?
火星から移住したとか?
155日本@名無史さん:2006/02/04(土) 23:12:30
武士の起源は律令制が衰退した後、地方の勢力じゃ?
156日本@名無史さん:2006/02/04(土) 23:16:20
>152
後処理は理由にもならんでそ
流行だよ
157日本@名無史さん:2006/02/04(土) 23:16:23
>>154
天皇家から臣籍降下したもの
朝廷から派遣されて地方の守護にあたった者

これらが武士の頭になったんでしょ?
中央の貴族とその権力維持の為の警察機構が武士かしたともいえるし・・
武士の中の武士の清和源氏は天皇の子孫達だしね
158日本@名無史さん:2006/02/04(土) 23:44:21
まったく昔の日本人はおおバカだな!!
切腹だのなんだの世界で一番異質な民族じゃねーの!!?
明治までそんなことしてたとかやっぱり正気じゃないな。
気が狂ってるとしか思えん。
ヨーロッパ人のほうがまだまともだな。
159日本@名無史さん:2006/02/04(土) 23:47:51
>>157 え?ネタのつもりで書いてる?
武士の貴種起源説こそ昔からある俗説でしょうよ。てゆうか捏造。
源氏の末裔とか称する武士の大半が詐称。事実は、その土地に
古墳時代の昔から住んでた土着の者の末裔、というのが学界での
一般的見解だと思うよ。

それに平将門のような、京都の貴族・官人に起源がある者でも、
地元に昔から居た土着豪族との深い血縁を結んで、数代後には、
土着豪族の血のほうが濃くなってるケースが圧倒的に多い。

さらに言うと清和源氏なんて源氏のなかでは落ちこぼれグループ
だよ。源氏で最も格式が高かったのは、藤原摂関家との深い血縁関係
を結んで、みやこの上流貴族(公家)として続いた村上源氏。
もっとも、これは室町時代に足利将軍家に脅されて源氏長者の地位
を譲り渡しているが。足利家なんて本来、落ちこぼれ源氏たる清和源氏
の嫡流ですらない。貴族ではなく只の地方豪族に過ぎないから。
清和源氏伝説とかを本気で信じてることこそ驚きだ。
160日本@名無史さん:2006/02/04(土) 23:51:50
日本文化は、なんかケツの穴やウンコを連想させる
イメージがあるが気のせいか?
161日本@名無史さん:2006/02/04(土) 23:52:01
【サムライチャンプルー】
ありえね世界感が(^O^)オモレー
162日本@名無史さん:2006/02/04(土) 23:54:42
>>161

ラップシーンも(笑)
163日本@名無史さん:2006/02/05(日) 00:03:26
ラップシーンも(笑)
164157:2006/02/05(日) 00:06:06
>>159
うちは清和源氏の家系の生まれだが
その土地の大地主で家系も学者、医者、教師などのみを排出している。
家紋も1000年以上まえから天皇家ゆかりの桐紋(桐紋は豊臣秀吉が多く部下に
配ったが、秀吉が出てくる前から天皇家の裏紋を使っていた)である。
その由緒正しい家系の俺がいうのだから絶対だ。
その地方の地主や庄屋を任された家は、警察機能(帯刀を許された)やその土地の開発
教育等を任されており、そこから武士団を形成していった。
165157:2006/02/05(日) 00:08:34
つまり、何か非常事態が起きたときにはその地方の農民、地方豪族、野武士
等を纏め上げる役目を果たしている由緒正しい家柄のものがその土地の責任者を
していた場合が多いのだ。それが清和源氏であったり、藤原氏一族の下級クラスのもので
あったり・・・。
166日本@名無史さん:2006/02/05(日) 00:08:36
>>164
そら よござんした
167日本@名無史さん:2006/02/05(日) 00:24:45
>>157 清和源氏は地域の武士・豪族と混血することで勢力を増やしてきたんだけど。
特に八幡太郎義家が混血であることなどから。
ちなみに、俺も頼光の末裔の家柄だと言うので調べたんだけどね。

ちなみにだけど、ここで言う武士ってどういう意味で使ってるの?
朝廷の役職?戦闘する人のこと?これによって変って来る
168157:2006/02/05(日) 00:32:58
>>167
つまりさ、戦闘する人=足軽のような人・・・農民、その地域の土着した荒くれモノ
     そのような戦闘する人を束ねる立場にある人=武士
     朝廷の役職=武士

って事だよ。ただ単に烏合の衆の野武士団は農民だか土着豪族であったとしても
いずれ正当な武士(武田信玄とか)に負けて取り込まれてるって事。 
169日本@名無史さん:2006/02/05(日) 01:50:33
サムライチャンプルーに琉球サムライとアイヌ侍がでている。
170日本@名無史さん:2006/02/05(日) 01:57:06
サムライチャンプルーってあのオサレなダメアニメか
171日本@名無史さん:2006/02/05(日) 03:17:35
朝鮮臭いスレだな
172日本@名無史さん:2006/02/05(日) 08:33:10
>>164 あの〜水を差すようで申し訳ないが。
学問的には家系図の資料的価値って凄く低い。いくらでも捏造できるからね。
徳川の清和源氏が好例。当時の人でもウソだと知ってる。
それでも辛うじて系図に一定程度信用性があり由緒正しいと言えるのは、
天皇、公家、古社の神官ぐらいのもの。

それに清和源氏自体が、当初から公卿(上流貴族)を輩出したことのない
低い地位だった。朝廷・みやこ の基準からは、ものの数でもない連中って
こと。藤原氏の大臣など、平氏や源氏で地方官として赴任してた人を、
「山猿」呼ばわりして露骨に軽蔑してる。

あと、家紋が武家その他に普及するのはもっと後の時代、中世以降だと
思う。1000年前はまだ家紋という習慣は確立しておらず、貴族(公家)
すら家紋がなかった筈。個々人が気に入った紋様を衣服や牛車に使ってた
だけ。
173日本@名無史さん:2006/02/05(日) 10:49:44
信頼できる事になってる天皇家の家系図もみんな本心では信用していない。
174日本@名無史さん:2006/02/05(日) 10:59:55
164
君が安徳天皇の後胤の子孫である事はわかった。
175日本@名無史さん:2006/02/05(日) 11:11:49





おまえらも

【サムライチャンプルー】みろ 琉球サムライアイヌサムライが出てるぞ!
176日本@名無史さん:2006/02/05(日) 12:44:17
武士道とは何か、ということ自体、統一的な了解があるわけではない。
その武士道とやらを、実在した武士一般が実践していたかどうかも
かなり怪しい。

結局「武士道を見習え」とかネタでなしに言ってる奴って、要するに
自身のアイデンティティが空虚・脆弱だったり、他国・他人に劣等感
持ってたり、頭脳が単純・幼稚なお目出度い連中ってことだろ。
すがる物が欲しいカルト信者と同レベル。

理想の人間像を語りたいのであれば、虚構に満ちた武士道なる観念を
持ち出さずとも、端的に内容だけ語れば足りる。
177日本@名無史さん:2006/02/05(日) 12:49:14
おまえら武士道いうなら君主に忠義を尽くせよ。
それが武士道の要だろ。
178日本@名無史さん:2006/02/05(日) 12:59:07
武士の考え方が百姓・町人にとってろくな物ではないのは当然。
武士の心がわかるのは武士だけだ。
179日本@名無史さん:2006/02/05(日) 13:04:44
>177
ちゃんと評価してくれないなら見捨ててもっといい主君を選びます。
それが武士クオリティ。
180日本@名無史さん:2006/02/05(日) 13:22:40
日本の武士道よりヨーロッパの騎士道の方がまともだろう?
181日本@名無史さん:2006/02/05(日) 13:23:54
>>178
俺も武士の血が入ってるけど普通に武士道ってキモいと思うよ。
武士道マンセーの奴って、武士に憧れ・幻想持ちまくりの
非武士の子孫なんじゃないか?
182日本@名無史さん:2006/02/05(日) 13:27:17
日本の武士道は何かといえばすぐ死ななければならない
イメージがあるが・・・
183日本@名無史さん:2006/02/05(日) 13:39:43
武士道とか勤労精神とか偉そうに説きながら、
裏では私腹肥やしてる奴が政治家・有力者だったりする。
それが今の日本。要するにご都合主義なんだよ。

まあ、ムードで言ってるだけの薄っぺらい風潮だろ。
インテリには縁がなさそうだし。武士道とか持ち出して説教する奴
って泥臭くて私利私欲にまみれたしょーもない俗物が多い気がする。
184日本@名無史さん:2006/02/05(日) 13:49:24
>>179
下克上も武士の本旨です。
185日本@名無史さん:2006/02/05(日) 14:02:32
武士道とは直接関係ないけど、
細木数子が人の道説いてるのはどうよ?
信じる奴も悪いが、バカでも言える妄言・虚言並べて
あぶく銭稼いでる奴が、堂々とテレビで説教。
武士道説く奴も同レベルだろう。学問的裏づけは皆無だし。
186日本@名無史さん:2006/02/05(日) 14:09:09
武士は貧乏
187日本@名無史さん:2006/02/05(日) 14:13:58
江戸時代は過失とかですぐ切腹させられてたんだろ。
出仕してるより、家で内職してる方が安全だなw
188日本@名無史さん:2006/02/05(日) 14:42:40
内職だけでは生きられないし切腹した侍の数はすくない
189日本@名無史さん:2006/02/05(日) 14:46:29
>>187
切腹させられた罪状・理由を個々の事例で見てみると、
ホントしょーもないのもあるね。武士でなけりゃそんな下らない理由で
死ぬ必要ないのに。悲惨な人達だ。
190日本@名無史さん:2006/02/05(日) 14:52:26
>180
同じ同じ。

なんで「弱者に優しく」「寛大であれ」って規範ができたかってーと、
現実が全然そうじゃなかったから。
191日本@名無史さん:2006/02/05(日) 18:23:21
自国の文化や歴史しか知らんような奴はろくな人間にならない。
192157:2006/02/05(日) 19:20:38
>>172

安心してくれ。当家の田舎の墓地には我が家専用の特別区画があって何百年も前からの
墓があちこちにゴロゴロしている。
よこ6M縦8Mくらいの巨大な墓(というか記念碑みたい)がある。
家系図が信頼性がない、うんぬんなんてへぼな推察じゃなく
おもいっきり清和天皇の子孫 源頼親が岡山県の守護守にあたって当地に赴任し
宇野となのった・・・と書いてある。
当家はその宇野家の1000年前からの分家である。岡山のその地方ではお殿様と呼ばれていた
家系である。
193157:2006/02/05(日) 19:26:15
>>192
補足する。
源頼親が岡山の守護守となった=歴史的事実
当家が宇野家の分家でありその地方の大地主である=我が家の家系図(というか墓地やその地域での
慣習から家系図を持ち出すまでもなく・・なのであるが)
194日本@名無史さん:2006/02/05(日) 21:14:31
>>192 おお、こんなレスがついてたのか。何か192って凄いみたいね。
いろんな意味で。
まずさあ、それだけ由緒正しくてご立派すぎる御家なのに「守護守」って
・・・・何なのそれ??
てゆうか、この奇怪な造語見ただけでも充分という感じだね。
まあ、本人が精神的満足感を持つことが大切だということを192は教えて
くれているんだね。ありがとう!
195日本@名無史さん:2006/02/05(日) 21:29:03
武士道もキモいが、もっとキモい奴がこのスレに出入りしてるな
脳内源氏の処遇はその道の専門家に委ねるほか無いようだ。
196日本@名無史さん:2006/02/05(日) 21:34:41
源頼親についての概説。大和源氏の祖とのこと。岡山については特に書いてないw
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E9%A0%BC%E8%A6%AA
家系図。宇野姓が見つからないんだけどw
http://page.freett.com/keizusoko/keizu/seiwa_genji/genji_seiwa4.html
播磨に勢力があった宇野氏について。出自が村上源氏です。
http://www2.harimaya.com/sengoku/html/uno_k.html
人名や家系図について一部間違って覚えてる所とかない?
話的には納得できる部分が多いし本当なんだろうけど・・・なんか勿体無い
197日本@名無史さん:2006/02/05(日) 21:34:42
こんなスレたてるのは朝鮮人だろ
198日本@名無史さん:2006/02/05(日) 22:09:26
だからさ〜、皇族・公家ならともかく、田舎の土豪程度の家の家系図
なんて資料価値はほぼゼロだって。
それに1000年前の分家とか、殿様とか、全部ヘンだって。客観的証拠は
皆無だし、歴史学の常識と乖離した話が多すぎて信憑性を論じるまでもない
内容。

例えば、平安初期の公卿・藤原冬嗣(贈正一位・太政大臣)の子孫の一派
からは近衛家を含む五摂家が出ているが、同じ藤原北家でも、日野家一門
は冬嗣の兄、藤原真夏の末裔。つまり、近衛家と日野家は1000年以上前に
分流した。こういう事が歴史的事実としてほぼ異論なく確認できるのは、
皇族や公家(貴族)に限られる。 武家や土豪なんて殆んど闇の中だよ。
199日本@名無史さん:2006/02/05(日) 22:12:39
200日本@名無史さん:2006/02/05(日) 22:30:23
>>195
192の居場所はメンヘル板ってことね。
201日本@名無史さん:2006/02/05(日) 22:30:51
闇の中だから勝手にこじつけたりできるんだろう
うちなんか明治になって、勝手に名前を名乗って
挙句の果てに墓まで近くにこしらえられたよ
墓地の端っこのほうにある同じ名前の墓は同族ではなく
カタリのやつの墓ばかりになってる
202日本@名無史さん:2006/02/05(日) 23:44:08
>197
だから日本人にも>>1みたいな卑しい香具師は居るんだよ。
なんでも挑戦のせいにするな。
203157:2006/02/06(月) 01:14:08
204日本@名無史さん:2006/02/06(月) 01:36:57
199のアンカー先を見る限り日本人の仕業とは思えんな。
205日本@名無史さん:2006/02/06(月) 17:29:52
時代によって武士道も変わるだろう。
とくに鎌倉〜室町、戦国、江戸では武士の性質も全然ちがう。制度自体が変わったんだから。
どうにもそのへんを混同して話してるように思えるんだが……。
206日本@名無史さん:2006/02/06(月) 17:53:49
>>203

清和源氏の子孫の君がいいたいことは何なの?
207196:2006/02/06(月) 22:07:58
>>203 おお、わざわざ掲示ありがとうございますm{__}m
それを元に武士のあり方についてもっと調べてみるね。
208日本@名無史さん:2006/02/06(月) 23:35:53
http://www.kct.ne.jp/~kshimizu/nohmori.htm

これをみるかぎり、帰農した元武士の農民と武士の境目があいまいだね。
209日本@名無史さん:2006/02/08(水) 14:17:39
旧華族でもないのに貴種・名門意識が強い奴って、地方の旧家に多い気が
する。そういう家は江戸期は農民身分だが、裕福な家が多いのは事実。
その地方や県で1位という突出した富豪もいる。

しかし、大半は、その村内で、良くても郡内で1位という程度の財力。
ごく狭い地域限定では有力者かもしれんが、全国レベルの名家というには
かなり無理がある。実際、他所では誰も知らないし。家系自慢には、
捏造・誇張・脚色が多い。もし本物の名門なら仮に華族でなくてもそれなり
に有名だったりするもんだよ。
210日本@名無史さん:2006/02/08(水) 14:26:33

>>209本人たちが一番分かってるけどね・・・ただ田舎だと今でもなんとなく雰囲気が残っていて俺なんかOOOの坊ちゃんといわれry訳さ
211日本@名無史さん:2006/02/08(水) 16:32:47
それでもおマイらどこの馬の骨とも解らない奴よりはマシといってみるテスツ
212日本@名無史さん:2006/02/08(水) 18:02:07
武士道の話は何処へ?
それはともかく、「武士道を見習え」なんて暴論は、武士の実態を
よく知りもしない素人が思い込みで言ってるに過ぎないのではないか。

見習うべき人物なら農民、漁師、商人、坊さん、その他にも幾らでも
いる筈だ。戦前までは江戸期の篤農家・二宮尊徳(金次郎)が代表例
だった。なぜ武士道でなければならないのか、その必然性が見出せない。

事実はやや異なるにせよ一般的には武士はエリート層だと解釈されてること
や、現代人特有の自己愛・自意識過剰が背景にあるのかもしれない。
しかし、武士の直系子孫でもない人間が、勝手な武士気取りで武士道説く
なんて甚だ滑稽。両班の子孫を自称する某国民のようでキモい。
213日本@名無史さん:2006/02/08(水) 20:33:05
>>212 武士が消滅して久しく、本物の武士についての負の記憶が薄れた
現代だからこそ、幻想・歪曲・誤解がはびこるのかも。
最近の風潮だと、武士=清く正しく善な存在という感じだよね。事実は全然
違うのに。
織田信長なんかも非道な殺戮者として、朝廷、寺社、他の武家、庶民あらゆ
る階層から忌み嫌われてたのに、今じゃオッサンを中心に「我らが信長」
みたいな勝手な親近感が醸成されてる。下手すると先祖が殺されてた可能性
すらある訳だが。無知で単純な人が多いんだな。
「大衆は真実ではなく物語を求めている」とはまさに名言。おめでたい。
214日本@名無史さん:2006/02/08(水) 21:29:19
>>212には同意。幻想というか、都合の良い解釈過ぎるし。
それに、仮にも武士道って武道同様生きる「道」になってるんだから、
武士として実践してきた人以外が知った風に言うのはどうかと思う。

>>213 別の意味で偏よった見方になってる。
武士賛美はまさしく>大衆は真実ではなく物語を求めている」とはまさに名言。おめでたい
で同意だけど、反対に全部否定するってのも同様。
それと信長については歓迎英雄視されてる記述もあるから、そういう言い方はせっかくの考えを傷付けるよ。
武田信玄すら英雄視する人がいる一方、殺戮者として嫌ってる人が居たんだから、自分の領土内で
215日本@名無史さん:2006/02/08(水) 22:21:52
上で出てた岡山の名門のものです。
自分は武士は素晴らしいと思う。
自分の中に武士としての精神が息づいていて、そしてそれは素晴らしい精神なのです。
216214:2006/02/08(水) 22:36:44
>>215 本物の武士が追い求め、実践しようとした武士道は素晴しいものだと思うよ。
どのような内容か部外者はわからないけど、それに沿って生きようと思わせるものがあったはずだから。
ここで問題なのは、そういう実践者の武士道ではない武士道に成っていることだと思う。
例えば、西洋の思想書を読もうとする。
そしたら、それを理解するためには、当時の風習や考え方、その思想の出所について知らなければ本当の理解はできない。
思想書ですらそうなんだから、武士の理想的な生き方ともいえる、
武士道を本に記載されてることを読んだだけで理解できるなんて普通に考えたら、ありえないでしょう?
でも、日本のことだしっていうので、勝手にそのプロセス省いて解ったこと口聞く人が多い。
そこが問題。また、武士の一部や記録でわかる生き方が合致してないと見えたとき武士全部を否定するっていうのも問題。
そこら辺を理解できるように話し合っていかないと結局は「お門違いな話」で終わっちゃう
217214:2006/02/08(水) 22:42:34
途中で送ってしまったw続き
だから、武士道について否定的に言うにも肯定的に言うにも、
根拠と言える当時の考え方とかを掲示して言わなきゃ。
>>215は名門言い、上のようなことを言うようなら
家にしっかりした考えとか伝わってるんでしょう。
それを根拠として示しながら言わないとせっかくの話が説得力に掛けてしまう。
その辺も考慮して自分の思う素晴しさを述べてみたら?
賛同を得られるかは解らないが、説得力は格段にあがると思うよ。
218215:2006/02/08(水) 22:43:09
君達、非エリート階層、非武士階層には武士の精神なんて理解できないだろうよ。
219日本@名無史さん:2006/02/08(水) 22:49:38
>>218
理解されないで武士の精神を叩かれて良いならそういって侮蔑してればいいんじゃない
214の書いてくれたことを読んだ上でそう書き込んだならいいが、そうじゃないなら根拠とか書いてみれば?
とりあえず、今の段階では俺はとても武士道やその精神とやらが机上の空論で素晴しいとはとても思えん
220日本@名無史さん:2006/02/08(水) 22:52:49
我が家の男に共通する武士の精神とは・・・・・・・

一言で言うならば「日本全国、平均的な武士と言える職業を生業としていた
人間に共通する精神性」

であると言える。しかも自分達がその思想に誇りを持っている。
インターネットが存在していない時代に武士としての
精神性のネットワークと呼んでもを共有してるとでも言おうか。
多くの武士達が我々と同じような誇り高い思想を持って生活しているのだという強い信念にある。

例えば、我が家の清和源氏の子孫の代表的な人物として夏目漱石や板垣退助が挙げられる。
そして我が祖父、我が父、俺

武士の思想の中で最も重要な事は、武士の生態でも習慣でも日常でもない。
自分達が封建社会という武家社会を作り上げたのだという強いプライドを持って
何百年も生きてきた事にある。
その高いプライドこそが武士の武士たる所以であると考える。
221日本@名無史さん:2006/02/08(水) 22:55:28
>>214  213だけど。別に信長=悪と言いたいのではなく、現代の小説
などで恣意的に解釈されすぎと言いたいわけ。全てを知った上での好悪
の判断は各人の自由。
まあ、信長に限らず昨今は武士=日本の代表、我々の味方
みたいな殆んど捏造に近いイメージが流布しており嘆かわしい。
数々の一揆の残忍な弾圧など、暗黒の歴史も忘れるべきではない。
222日本@名無史さん:2006/02/08(水) 23:02:12
板垣退助は高い理想を掲げ自由党を創立した。
その高い理想や思想はどこからきたかというと、自分こそが日本を支えるのだ
という高い、誇大妄想といっても良い自負心だ。

その高いプライドは板垣家が(清和源氏武田氏流)自分達が封建社会を作った
武士の一員である、そしてそれを何百年も維持してきたのだという高いプライドが
あった。
それこそ、その精神の核といえるものこそが、武士としての本質だ。
板垣退助は日本の民主主義化の流れの中で、その高いプライドから日本の将来を思い描いた。
我が家の人間もなぜこんな田舎にも関わらず東大卒の人間が多いのか・・・
それは自分達こそがこの地域を引っ張ってゆくのだ、いや日本を支えているのは自分達なのだ・・
という高い自負心からなのだ。
まあ、俺は東大落ちだけど。
223日本@名無史さん:2006/02/08(水) 23:06:37
権力を与えられて帯刀を許されて悪い事しようとすればいくらでも出来るのに
あえてしないっていうのも強い精神力が要求されるんだよ。

それこそ東大に合格するくらいはどうってことないと思えるくらい強い精神力が
要求される。
それこそ、その強い人間とは思えない強い精神力こそが、武士の武士道の根本にある・・・・。

俺は東大落ちたけど。
224214:2006/02/08(水) 23:12:05
>>221 了解。そしてその意見に納得・同意。
>>220 そういう風に説明されると武士について誇りを持ってることが俺は良く理解できるよ。
同一・・・だと思うけど、特に
>>223の人間とは思えない強い精神力こそが、武士の武士道の根本にある
こうみれば、武士道が尊ばれる理由が商人の家の俺にも納得できる。
225日本@名無史さん:2006/02/08(水) 23:13:27
>>215、218
岡山の自称名門の人は農民身分だったんでしょ?
それに維新まで武士だった家の末裔だからって武士道云々とは必ず
しも関係無いのが実情だよ。制度も環境も何もかもが激変した今では。
本物の武士の子孫なら分かってる筈だけどな。

武士道自体が虚構まみれだが、現代に生きる武士道、なんて
よりいっそう幻想の世界。妄想激しすぎの人は気づいてないだけw
226日本@名無史さん:2006/02/08(水) 23:14:39
武士の家系はエリート層が多いため、その子供は東大や旧帝大に行く・・・
のではない。

武士はその強い精神力がゆえに、武士になり、その高い精神力がゆえに
武士として日本の支配者になり、その子孫は同様に強い精神力が備わっている。
それゆえに、東大等のエリートコースを進む事になんの困難も感じない。
その強い精神力がゆえに・・・・

俺は東大落ちだけど。
227日本@名無史さん:2006/02/08(水) 23:16:20
江戸儒教武士道はまがい物。イスラム原理主義と同じ土人のカルト。
228日本@名無史さん:2006/02/08(水) 23:30:23
>>225
うん。農民身分。一応帯刀は許されてたみたいだけど。
武士道、武士の精神っていうのは農民身分とか商人身分とかそういう
外面上の事ではないと思う。

例え自分が乞食になったとしてもそれでも誇り高く自分を律するというか。
だからこそ、いざというときに武士同士は結束できるのだというか。
そのような言葉では表現できない精神性のことだと思われる。
229日本@名無史さん:2006/02/08(水) 23:39:07
>>222 板垣や漱石が清和源氏の末裔だっていう客観的証拠ってあるか?
堂上の久我家が村上源氏の嫡流の末裔という点なら歴史学的にもほぼ異論
無しだが。

あと不屈の精神力云々を言うなら、大半の武士どもよりも、例えば
二宮尊徳とかのほうが上ではないか?

それと、親戚に灯台・兄弟卒が多いって全然珍しくないよ。まあ俺も灯台
落ちて滑り止め私大に引っかかった口だけどさ。
230219:2006/02/08(水) 23:41:56
>>220
それなら、武士や武士道に誇りを持ってるというの理解できる。
蛇足だが、東大も院に入るというのがある。門戸は広くなってる。
もちろんある一定以上の学力とかないと駄目なのは同じだけどね
231日本@名無史さん:2006/02/08(水) 23:56:48
>>230 学歴ロンダか。マーチクラスでないとそこまでやる気は起きん
な。自分の過去全否定してるみたいだしw
それに灯台も院の就職は悲惨すぎる・・・学部から博士まで出て
今だ常勤職無しの友達複数いる。やっぱ高学歴は学部卒で就職しとく
のが吉とおもふ。スレ違いでスマソ
232日本@名無史さん:2006/02/09(木) 00:13:15
>>229
いろいろな家系の文献読むとそう記述されてるから俺なんか信じちゃうけど。
仮に、家系図の詐称だとしても江戸期から夏目家、板垣家が武家の名門であることは
事実。

仮に清和源氏の末裔でないとしても、武家の精神は互換性があると思う。
例えば、我が家の伝統だが身内に冷たく仕事上の同士に優しい。
俺の曽祖父は大地主だったが不況の時に土地を近所の人にあげちゃった。
他人にそこまでするのは、馬鹿だとも言えるが、そういう精神性だからこそ
武家の大ボスから岡山の広大な土地を我が家は与えられたと思っている。
他人であっても他人ではない感覚。これこそが武士同士の精神の繋がりであり
武士道のもう一つの精神だと思う。これは二宮尊徳にはないものだ。
努力し、精進し、向上心をもっても決して自分の為だけではない。
多くの同士である武士の全体の為に努力するというか。
だから仮に板垣や漱石が本物の清和源氏ではないとしても、その精神性さえ
伝授されれば、もう立派な武士なんだ。
だから武士道を読んで高い志に燃え、そして東大に入り自分の理想を実現しようとする
貧乏家庭の農民の青年が居てもそいつも立派な武士なんだ。

大切なのはその精神性であり連帯感なのである・・・
だからこそ過去武士は協力しあい、結束も固く日本を長期に渡って支配できたのである。
もちろん、これは中流の武士の発想であり、上の方の武士が日本を
上手く支配する為の方便にすぎないとの見方もある。
道徳や儒教が日本を支配する君主にとって非常に都合がいいようにね。
233日本@名無史さん:2006/02/09(木) 00:22:35
>>232 仕事関係でちょいと思うことなんだけど、
そういう感覚や価値観とかって家が持ってないと持てないんだよね。
特に、独特の価値観とか必要な職業、人間関係が濃密でどんな奇麗事言っても
同じ感覚でないとやってられない仕事って、根底のそれが身に付いてないとできないんだよね。
勉強や個人の経験だけでは如何ともし難いと言うか。
そういう意味での武士の感覚ってのはやっぱり尊重すべきかもね・・・至極個人的な意見だけどね。
234日本@名無史さん:2006/02/09(木) 00:30:15
>>233
そうそう。
例えば、警察・教師・医師とか官僚とかね。
俺の友達に「警察なんて絶対信じられない」という奴がいる。
俺の先祖の一族に(本家の祖先)警察長長官がいる。警察官やってる親戚や知り合いもいる。
だから俺は子どもの頃から警察は信じられると思ってたし、見えない力に守られている安心感
があって、同じように教師の言うこととかすんなり理解できて安定した精神状態で生活することができ
勉強、スポーツに専念する事ができた。不良にならずに東大目指して勉強してた。
こういう見えない感覚っていうのを信じる事っていうのは教育上でも社会を安全に運営する上でも
非常に大事だと思う。もちろん、警察は法律に乗っ取って動くだけだから確かに信じられない部分もある。
でも、自分と同じように高い理想を持って公務にあたっている警察官もいるはずだという信頼がある。
この差は大きいと思う。社会に対する信頼感、そして自分も努力する。武士道はこういう精神にも通じる。
まあ、俺はあんまり努力とかしないけど〜。
235日本@名無史さん:2006/02/09(木) 00:30:32
>>232
>俺の曽祖父は大地主だったが不況の時に土地を近所の人にあげちゃった。
>他人であっても他人ではない感覚。これこそが武士同士の精神の繋がりであり

例外中の例外を
武士の代表として持ち出すな

基本的に譲り合いの精神なんて二の次だから
血で血を争う戦国になるんだよ
236日本@名無史さん:2006/02/09(木) 00:36:12
横からですまん、>>232じゃないけど「武士は相身互い」って聞いたり読んだりするんだけど。
ま、美談だから確かに少数だけど、武士は助け合いっていうのが戦国時代の大名以下の武士では逸話があるよ。
一人が主人に使えたら推挙。困ったら、居候させる。
江戸時代はじめ、明治期でも西郷隆盛に関する話とかで結構あるよ。
ま、どっちみち少数の例外かもしれんが、そういう精神を持つ武士もいるってことだね。
そういう精神だったら受け継いで欲しいな
237日本@名無史さん:2006/02/09(木) 00:40:51
>>235

解ってないな。江戸期までは血で血を争う戦国であった。
しかし、封建社会を作り長期に渡って維持できたのは商人でも朝廷でも公家でも
農民でもない武士であった。
江戸期に武士は日本を支配したのだが、敵軍の全てを皆殺しにしたわけではない。
敵にも領地を与え、勝った自分達も領土の支配にあたった。
俺は思う「もしかしたら、人を殺す事っていうのは楽しかったのかもしれない」
しかし、実際武士達はやみくもに殺し合いをする事を自分達で辞めた。
現代は商人の時代だと思う。
商人は法律に乗っ取った戦争、経済戦争だと思う。果てしなく戦争が続き欲望は無限に続く。
堀江もしかり。
武士のように「ここらでそろそろ止めにして、自分達の欲望を自制して生きるかー」って
ノリに欠けている。だから資本主義は無限に膨張していくのか、それは良い事なのか、どうなのか。
238日本@名無史さん:2006/02/09(木) 00:48:38
>>237
>しかし、封建社会を作り長期に渡って維持できたのは
>商人でも朝廷でも公家でも農民でもない武士であった。

確かに徳川政権の統治術は非常に優れてたと思うよ
しかし武士が特別に人が見習う「道」である理由とは思わないね
239日本@名無史さん:2006/02/09(木) 00:50:16
ちょいと話がずれちゃうけど、資本主義は社会主義同様欠陥が明白な主義だからね。
御幣ありで簡単に言えば、欲のままに弱者から強者がしぼりとって強者は幸せになろうって主義だからね。
弱者がいなくちゃ成り立たないわけだし、欲を正当化してるから、否定することはできない。
これじゃあ、皆で平和的に暮らそうなんてとてもできない。
その意味で欲を自制し、限られた資源である程度仲良くしてくって言うのはこれから必要になるかも。
特に経済格差、ちょい古い言葉で勝ち組・負け組の階層ができちゃってるから。
強者や勝ち組は決して下には行きたくない。人間という生物の性質としてね。
なら、どうするか・・・・って本当にスレ違いになるのでここで止めます
240日本@名無史さん:2006/02/09(木) 00:50:31
武士道のまた違った側面。
それは「もしかしたら人を殺すのは楽しい事で、辞められなくなる快楽」
ってのがあるのかもしれない。
中世ヨーロッパや戦争中の大量虐殺や領地の人間を大量殺人した領主もいた。
(姫だっけ?美貌が衰えるのが怖くて領地の娘を大量に殺人した中世ヨーロッパの鬼)

だって、自分達は人を合法的に殺す権限を与えられて、戦に勝ち、負け軍は両手を挙げて降伏している。
もしかしたら、楽しいかもしれない殺人を、自ら自分で諌める、そのためには高い理想と美しい思想が必要だったのではないか。
それこそが武士道のもう一つの役割だったのではないのか。
俺は東大受験の為に高い理想の為に勉強しているつもりでいたが
その深層の部分には非常に暴力的な何かがあるように感じた。
自称村上源氏の子孫の村上春樹(瀬戸内海を支配した海賊村上水軍)は小説的に
「個人の中に眠るなんとも言えない暴力性」について表現しているが・・・
そして小説的に物凄く共感できる部分があった。
241日本@名無史さん:2006/02/09(木) 00:54:03
>>1
だから、その汚い武士の側面(しかし人を殺す権限を武士は与えられている)
を自分達で自分を戒める為の共通した精神性を表現したものが武士道なのかも
しれない。
242日本@名無史さん:2006/02/09(木) 01:12:56
>>240のを聞いて少し思ったことを。ちなみに自分は上で商人の家だと言ってる者です。
なので武士道とは何かわかってません。その前提で話します。
最近、「武士道=武道・武術の精神」と勘違いしている人が多いです。
自分は武道・武術をしているのだけど、武道の精神の根本は「如何に生き残るか」ってことにあると感じてます。
つまり、生き残るためには相手を殺していいし、どんな卑怯なことでもして良い。
実際、卑怯云々は武の実践者なら言いません。かかった方が悪いんだから。
そして、生き残る事に関して最上の方法が不戦、戦いにならないことです。
だから、「刀は抜かないこと」など一見平和主義的な教訓を言います。
これには続きがあって、「抜いたならば必ず相手を殺せ」そうしないと自分が殺されちゃうので。
まあ、流派によって異なりますが、こういう風に示してるのが多いです。
つまり、内に眠る暴力性を是として、それをコントロールして生きていこうという武の精神と
暴力を否とする{でいいのかな?}武士道では根底の所で違うんです。
それを一緒にされると>>240が述べてきたことが理解できなくなっちゃう。
243日本@名無史さん:2006/02/09(木) 03:07:01
武士は相身互い
切り取り強盗は武士の習い


つまり、強いもの同士では談合しあって
弱いものは食い物にしろ、ってことだ
244日本@名無史さん:2006/02/09(木) 03:08:35
>>237
>しかし、封建社会を作り長期に渡って維持できたのは
>商人でも朝廷でも公家でも農民でもない武士であった。

徳川家を守るシステムを発明し全国を支配した家康ってのは
たいした男だ。

コイツのせいでものの見事に300年近い停滞をもたらしたという点では
近代日本の苦境のすべての元凶はコイツだといえるな。
245日本@名無史さん:2006/02/09(木) 03:10:23
>>240>>242
暴力性とかそんなのはどうでもいいんだよ。

暴力を発散して儲けになるんならするだろうし、
しちゃったら損になるんならしない。

それだけだろ。
領民を皆殺しにして何のメリットがある?
246日本@名無史さん:2006/02/09(木) 03:13:41
>映画「ラスト・サムライ」が参考にしたとして、現在もてはやされている
>新渡戸(にとべ)稲造(いなぞう)の『武士道』(1898年)は、1892年の内村鑑三(かんぞう)の
>教育勅語拝礼拒否事件のあとで起こったキリスト教排撃に対し、キリスト教の倫理観が
>日本の武士道と一脈通じているところがあるという弁明の書であり、国
>粋主義への妥協を欧米のキリスト教徒に認識させるためのものでありました(最初は英文で書かれました)。

>しかも新渡戸の論は、平安時代から明治維新までの武士の変遷をまったく無視したものでありまして、
>それ自身虚構の産物に過ぎません。新渡戸があげる武士の誠実や謙譲、忠節、質素の事例については、
>それとは反する策略、裏切り、傲慢、贅沢の事例をたくさんあげることができます。学問的には問題になりません。

これってホント?
そうなの?
247日本@名無史さん:2006/02/09(木) 09:07:34
ラストサムライに新渡戸の武士道思想が一片でも入ってたというなら、
該当部分を挙げてください。
248日本@名無史さん:2006/02/09(木) 09:31:59
武道の精神も昔と今じゃ違うだろ
249日本@名無史さん:2006/02/09(木) 11:04:46
                   ,,-‐''""''ー--,_
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             (℃゚ )   /    _\ノ      ,,..ヽ_/../ .  | .|
      ( ヽ,  /    ヽ、/ , ......// ヽ,     ノ \__/     | .|  ≡≡
       \\/ ,ri     .ヘ,( (   ( \ノ i     i       .... ヽ\(‘台‘)
         ヽ_,ノ |    |  ヽ、ヽ..//ヽ、_ノ    /      .. ....  \     \
250日本@名無史さん:2006/02/09(木) 12:36:22
講談社現代新書で『武士道の逆襲』っていう本が出てた気がします。
新渡戸『武士道』は「明治近代思想」であり、
本来の武士【道】とは違う、と書かれていました。
他にも面白いことがたくさん書かれていました。

http://blogs.yahoo.co.jp/tyuseinobushinikansurukenkyu
251日本@名無史さん:2006/02/09(木) 13:20:28
>>243>>245は上の>>240>>242の話が理解できてないんだなw
そうじゃないなら、武士を悪く言いたいだけで悪意が見える。
俺も否定派だったが、この二つやそれまでの名門の人の話聞いて大分認識変ったぞ。
ちなみに>領民を皆殺しにして何のメリットがある?
これは物語の捏造なんだってさ。少なくとも戦国末期や江戸時代にはない。
また、切り取り強盗やらも足軽がやっただけだってさ。
で、足軽は武士じゃなくて流民や出稼ぎなんだって。武士だと思ってたんでショックだった。
252日本@名無史さん:2006/02/09(木) 13:41:21
>>246
大体その通り。
新渡戸の武士道も葉隠の武士道もキモいのが特徴。
一定の節度はあるのが武士の武士たる所以だろうが、
あまりにもキリスト教的であったり、マゾ的でありすぎ。
253日本@名無史さん:2006/02/09(木) 13:46:06
武士がサドだったら全員ぬっころして散々苛め抜くと思うけど。
254日本@名無史さん:2006/02/09(木) 13:48:01
科学は神(宇宙)の言葉(数学)を集めた聖書

宇宙の謎を解き明かすのは人類に与えられた神の試練。
科学者こそ、真の聖職者。
255日本@名無史さん:2006/02/09(木) 13:49:16
>1

武士道語るなら、武士道調べてからにしろ。
256日本@名無史さん:2006/02/09(木) 13:53:38
新渡戸の「武士道」って酔っ払った状態で愚痴交じりに言ったのを編集したのを本にしたって有名だよね。
だから、キモくてもしかたないんちゃう?
あれを武士道と信じてる人には悪いがあれは変。キリスト教的過ぎるし、偏見的だし。

>>254への勝手な補足
科学は神の作った法則を見つけ、神を明確に認識するための手段なり
出展忘れたが、中世のまだキリスト教が科学を推奨してた時の人の言葉
257日本@名無史さん:2006/02/09(木) 13:58:33
武士は生まれながら武士である
武士道なんて知らなくても武士は武士なの
258日本@名無史さん:2006/02/09(木) 14:05:22
>>257部屋住みも武士扱いされるのか?
よっぽど有力でないと遊ばせてられないし、養子にも出せないしで農業とかやってるイメージなんだが
259日本@名無史さん:2006/02/09(木) 21:23:03
>>232遅レスなんだけど、232の爺さんは立派だと思うよ。
ただ、そういう精神は、まさに大地主などの戦前までの素封家に特有と言わ
れる、私財を公共の利益のために投じようとする気概だ。
そういう意識は戦前までは比較的色濃く残っていた。素封家とは異なるが
江戸期の朝廷では貧民に米をふるまう習慣があったし、
雪深い秋田の城下町で孤児たちの救済に私財を投じる商人もいた。

確かに立派だと思うのだが、武士道とはあまり関係ないように思う。
実際、そのような精神を「武士道」として捉える学術論文など見たことが
無い。232の武士論については、正直、誤解・曲解があるように思える。
武士どうしの連帯感云々も相当に怪しいうえ、江戸期の各藩による圧政や
農民一揆に対する各藩の理不尽な弾圧政策などについてはどう考えている
のだろうか? 捏造された武士像に酔ってるだけにも見えてしまうのだが。
260日本@名無史さん:2006/02/09(木) 21:26:55
>>255 武士道とはこうだ、と説明できるような明確な定義が
そもそも存在するのか?存在するなら255が説明してくれや
261日本@名無史さん:2006/02/09(木) 21:34:27
武士道の語が武士の道徳を一般的にさすようになるのは明治以降です。
武士の発生以来、中世では〈武者の習ならい〉といった規範が生き
江戸時代になって戦国期までの武士の道徳を儒教によって
根拠づける士道が成立しました。これは武士の為政者的側面を
重視したもので、武士は天下の道を自覚し、それを実現すべき
人倫の指導者とされました。他方、戦闘者としての武士の伝統的
立場は、士道論者から狭義の武士道とよばれ、江戸期はこの両者が
併存しました。明治になると武士道が伝統的日本精神とされ、国民道徳の中核におかれました。
262日本@名無史さん:2006/02/09(木) 21:35:19
武士道とは死狂いなり。「葉隠」  簡単でしょ?
263日本@名無史さん:2006/02/09(木) 21:42:30
つうことは、やはり武士道とは、事実として存在したものと言う
より、後付で作為的に造られたという面が大きいわけだな。
明治時代には武士自体は存在しないし。武士道が「伝統的日本精神」
というのは、国家神道を「日本古来の信仰」とするのと全くパラレル
で捏造・欺瞞もいいところだね。
264日本@名無史さん:2006/02/09(木) 21:49:08
>>263
そおゆうことっす。武士道が一番喧伝されたのは戦時中っす。
伝統ってのは近代国家成立時に、あたかも遙か昔からそうで
あったかの如く、作られるものなんすよね。byアンダーソン
265日本@名無史さん:2006/02/09(木) 21:56:54
>>263武士道マンセーな奴ってカルトと一緒なんだよ。
歴史的事実を挙げて大人の議論したところで、連中は都合の悪い
ことには耳を貸さない。
オウム信者に教団・麻原の虚構性、犯罪性、俗物ぶりを説いても
ムダなのと同じ。拠り所、縋る物が欲しい人達なんだろ。
武士道自体よりもこいつらがキモい。日本も困った事になったもんだ。
「大衆は真実ではなく物語を求めている」。成る程、歴史は繰り返し
ている罠。
266日本@名無史さん:2006/02/09(木) 22:16:34
>>232の家みたいに実践を伴う精神を「武士道」と言うのはいいと思うが
実践を伴わず、幻想だけで主張されてる武士道は・・・
正直葉隠とかを解釈してるという人の内容見ても魅力的に思えない。
>>265の言うようにカルトとしか形容できないし。
その意味で土地・家の風習や精神としての武士道とカルトの武士道は別けて欲しい。
267日本@名無史さん:2006/02/09(木) 22:37:04
閉鎖的なムラ社会、日本におけるエゴイズムとマゾヒズムが醸造ミックスされたモノさ。
268日本@名無史さん:2006/02/09(木) 23:33:17
日本社会から武士の精神が失われたと感じたからこそ、あえて武士の精神を説く必要に
かられて、武士道 という本が出版されたわけだな。
269日本@名無史さん:2006/02/09(木) 23:48:17
>>268 
新渡戸稲造の武士道は>>256とかが上げてる理由から{海外で勝手に出されたし}違うけど、
他のブームに乗ってるのはそうだろうね。
270日本@名無史さん:2006/02/10(金) 00:11:02
>名門の人の話
271日本@名無史さん:2006/02/10(金) 00:55:14
上で名門って自称していたものです。


ごめん。うちは正直そんなに名門じゃないんだ。
清和源氏の子孫で親族に東大が多いっていっても所詮農民だって自覚してる。
農家の人達に尊敬されて、田舎で粋がっている田舎者。
田んぼに囲まれた我が家。
農家の親玉、それが我が家。清和源氏の子孫っていっても1000年も前のこと。
1000年も田舎で引きこもってたら、そんな家系も無意味になっちゃう。
272日本@名無史さん:2006/02/10(金) 01:01:16
>>271ま、いいんじゃないの。
半分個人名称みたいになっちゃってるから。
家に伝わる武士道の精神とやらには誇り持ってるんでしょう?
273日本@名無史さん:2006/02/10(金) 01:08:48
>親族に東大が多い
べつにお前が灯台じゃなきゃ自慢にもならんしな。
一族の中の味噌っかすなんだろ?
274日本@名無史さん:2006/02/10(金) 01:09:31
>家に伝わる武士道の精神とやらには誇り持ってるんでしょう?
たぶん伝わってないだろ。
明治武士道を真に受けてそれが一族の伝統だと勘違ってる可愛そうな子なんだから。
275日本@名無史さん:2006/02/10(金) 01:39:55
>>251
>また、切り取り強盗やらも足軽がやっただけだってさ。

なんでこの人は見てきたようなウソを言うんだ?

野伏も足軽も武士も似たようなもん。
武力を持ってる香具師が支配できる領域を見つけたら支配するのは当然だろ。
276日本@名無史さん:2006/02/10(金) 01:58:58
>>275
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%B3%E8%BB%BD
正規軍人の武士と足軽には明確な違いがあるよ。
とりあえず、まとまってたのがここくらいだったので。他に必要ならまた探してくる。

>武力を持ってる香具師が支配できる領域を見つけたら支配するのは当然だろ
悪党と足軽は別物ですが?
加えて、悪党は正規武士との間で一応まだ武士ではない。
そっちも見てきたような無根拠のウソは止めて欲しい
277日本@名無史さん:2006/02/10(金) 02:09:59
ここにも出てるのか。他のスレでもそうなんだけど根拠無しに高飛車に否定する奴が数名居ついちゃってるね。
自分の中での常識をさも凄いこととして、外れることを自信満々に否定していく。
それが常識的過ぎて当然専門板では通用しないのに。
相手にしないのが今までだったが、ここの所いるのはスルーすると噛み付いてくる。
どうしたもんかね? 
自治スレに書き込もうとしたが無くなってたので、注意がてらの書き込み
278ういっす!:2006/02/10(金) 03:16:59
 ちょいとよろしいかい。TVとかの時代劇もので侍が、刀をよく抜いていたが、
あれは視聴率を上げるためにチャンバラをやっているの。本当のところは、江戸
時代武士は滅多な事で刀を抜いてはならんかったの。だからこそ約200年もの
間、日本は争いのない世の中だったの。
 てか、ひまだね−。
279日本@名無史さん:2006/02/10(金) 03:35:33

アニメだけど 【サムライチャンプルー】は面白い
280日本@名無史さん:2006/02/10(金) 04:16:25
★戦争中、アジアで最も嫌われたのは朝鮮人だった!

■中国人 謝永光著『日本軍は香港で何をしたか』
(朝鮮人は)一般の日本人よりも背が高く、日本の正規軍よりももっと凶暴だった。
民家に乱入して婦女暴行を働いたのは、ほとんど日本人の手先となって悪事を働いていた朝鮮人であった。
当時香港住民は日本軍に対するよりももっと激しい憎悪の念を彼らに抱いた。

■当時の中国人が描いた漫画「日本の軍旗を振り回す朝鮮人が中国人を殺す!」
http://nandakorea.sakura.ne.jp/img/spiral.jpg

■仏誌Paris Match元特派員アルフレッド・スムラー著『ニッポンは誤解されている』
別に日本人戦犯の責任を軽減するつもりはないが、占領地域で最も嫌われたのは、このころ日本国籍を持っていた朝鮮人だったことに注意しておかなければならない。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4531080548/249-1372373-3521946

■ある医師の述懐『キヤンガン、山下将軍降伏の地』
(登山中の)小休止の時アンがコリアンと知らないフィリピン人の彼が言った。
「日本の占領下で最も残虐だったのはコリアンだった。赤ん坊を投げて銃剣でうけたのも彼らだった。皆がそう信じている。」
一気に遭難しそうになったパーティを何とか支えつつ、私はキアンガンの将軍の亡霊を見たような心持だった。
その後も各地でこの噂のような言説をきくたびに、愛国者たるアンの胸中が想われてならない。
http://www.net-ric.com/advocacy/datums/95_10irohira.html

■オーストラリア人ケニス・ハリスン著『あっぱれ日本兵』
その日の締めくくりとして、コリア人に引き合わされた。
彼らは(日本人に比べ)大型で、顔は平たく、知性に劣り、日本人が与えた屈辱を我々に転嫁した。
どんなに試みても、我々は彼らと本当の付きあいは確立できず、体罰となると、日本兵よりも彼らをはるかに恐れた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4425946316/qid=1099204982/sr=1-1/ref=sr_1_8_1/250-8480028-1317830

━━━━━↓↓↓戦後はこのように豹変↓↓↓━━━━━

■『はだしのゲン』の名場面
http://nandakorea.sakura.ne.jp/img/gen.jpg
281日本@名無史さん:2006/02/10(金) 04:44:10
>>279
あの途中で放送打ち切りになったやつね…
282日本@名無史さん:2006/02/10(金) 08:33:18
>>276
足軽と武士の違いを指摘しても
「武士が切り取り強盗を働かなかった」証拠にはならんでそ。
283日本@名無史さん:2006/02/10(金) 13:26:07
撫民政策が領土を持った時の基本だって知ってる?
多くの武士の家伝書に訓戒で載ってるから見てみな。文庫でも数冊出てるから。
それらの共通する所は、悪党が荒らすのに対して、武士になるとその所有権を権力者から保護され安定する。
ここの住人なら常識的なことだから納得できるでしょう?
ま、武士道はどうか知らんが、利益の面でも武士になったら切り取り強盗なんてするとは考えられないってこと。
284日本@名無史さん:2006/02/10(金) 13:31:27
侵略地でやれば後の支配が大変になるから
ある程度の支配階層ならやらんわな
それ以外は木曽義仲の雑兵とかみたいになるがあれは区分的に只の郎党で武士じゃないしな
285日本@名無史さん:2006/02/10(金) 22:13:30
>246
新渡戸の『武士道』の内容が、江戸初期頃までの「武士道」とは全然別物だってのは常識。
だいたい、新渡戸は「武士道」を自分が作った言葉だと思ってたんだから、
かつての「武士道」という概念と一致するわけがない。
新渡戸は英語はできたけど、日本の歴史はあんまり知らないし。
でも、内村鑑三と関連づけるのは間違いだろうな。
あの本は、アメリカでアメリカ人向けに出版されたんだから。
和訳が出るのはずいぶん後の話。


286日本@名無史さん:2006/02/10(金) 22:16:30
>>277
君は何を注意したいの?具体的に書いてくれんと分からん
287日本@名無史さん:2006/02/10(金) 22:18:20
朝鮮人武士はきもいと心から思う。
288日本@名無史さん:2006/02/10(金) 22:24:53
日本の武士道は日本人にしか分からない。
289日本@名無史さん:2006/02/10(金) 22:38:21
>>278 
江戸初期の頃は辻斬りがよく行われてたというが。幕末の動乱期にも
暴徒同然の武士もいたし。浅野内匠頭のように大名・旗本ですら
刃傷事件を起こして処罰されてる例が相当数ある。
確かに戦争は少なかったが、短絡的・感情的に刀を抜く武士は
江戸期と雖も相当数いる。
290日本@名無史さん:2006/02/10(金) 22:46:46
>>288
つうか日本人にも分からんよ。捏造だらけだからね。
>>287
チョンに武士なんていない
291日本@名無史さん:2006/02/10(金) 22:51:49
>>287

ハッキリキッパリ武士の起源は朝鮮だけどねW

豪族や朝廷の起源調べりゃわかる。

日本誕生も豪族や朝廷が作り上げたものだからね。
292日本@名無史さん:2006/02/10(金) 22:55:54
>>290
海賊が日本の武士の真似事してる。

名が上げられてる武士は全部海賊朝鮮系。邪道な武士。
誤魔化して朝鮮系にされてる人もたまにいるのが笑えるけどw
日本の武士は基本的に伏せられてる事多し。
293日本@名無史さん:2006/02/10(金) 23:03:08
朝鮮人の妄想と虚言壁っておもしろいよね。
頭隠して尻隠さずが全てに通用してしまう、一貫性のない
馬鹿さ加減。本当におもしろくてたまらない。
294日本@名無史さん:2006/02/10(金) 23:05:09
朝鮮人は所詮まぬけだから、自分達が捏造した歴史しか知らない。
だから、自分達すらどこからどこまでがどうなってるのか理解してないw
まぁ、知るはずもないけどねw
295日本@名無史さん:2006/02/10(金) 23:17:24
>>291
もう聞き秋田
ハングル板池
チョンみたいな国になっちゃ駄目だから、捏造の歴史を信じるなと
優しく諭すのがこのスレの役割。真の誇りがあれば捏造の歴史などに
縋る必要はない。かの国の醜態がそれを証明している
296日本@名無史さん:2006/02/10(金) 23:21:02
↑2ちゃんねるネタ流されず少しは勉強しろよW
297日本@名無史さん:2006/02/10(金) 23:24:44
朝鮮系の武士は多いよ。でも、あくまで海賊の範囲内でねw
その他は勝手にそれはそれはいい加減に捏造しまくりだから。
298日本@名無史さん:2006/02/10(金) 23:38:31
>>291 お決まりだけど、ソースを掲示して。
>>286 >>277の内容は>>291のように根拠を示さずに言う奴のことだろ。
その貼り付けがあるスレには必ずそういうのが現れてるから。
299日本@名無史さん:2006/02/10(金) 23:43:16
ソースNHK
300日本@名無史さん:2006/02/10(金) 23:43:48
>>291 当然知ってることだろうけど、朝鮮人と日本人はDNAレベルで異民族。
朝廷制度は中国の皇帝を模倣し、変化を加えたもの。
朝鮮のは中国が王にさせる形態を存続させたもの。朝廷の形式ではない
301日本@名無史さん:2006/02/10(金) 23:45:28
いやいや、>>291はまんざら嘘ついてるわけでもない。
半分くらいは当たってる。朝鮮人が武士の真似事してケースは
多々あるし、歴史教科書に出てくる人物にも多い。
302日本@名無史さん:2006/02/10(金) 23:45:41
>>299 番組名は?NHKに番組一覧あるから大体わかるでしょう?
ちなみに、韓国のドラマはいろいろ捏造されてるからね。特に古い奴は
303日本@名無史さん:2006/02/10(金) 23:48:26
>>301 起源ではないが王宮つきの武官が居るのは了解してるよ。
そこまでは否定しないから。誤解させてごめん。指摘ありがとう。
304日本@名無史さん:2006/02/10(金) 23:48:40
ホモ系と肉食系と能系と相撲系は朝鮮系って事で100%
間違いないよ。
305日本@名無史さん:2006/02/10(金) 23:49:00
戦国時代より先に三国志があるわけだよ
306日本@名無史さん:2006/02/11(土) 00:11:56
マジレスすると、半島では農業の低調に加え商工業も発達しなかった。
李朝の社会では、官僚・両班でなければ人として存在価値が無い如き
の極端で歪んだ社会意識が強固だった。他の階層の者は、本来の自己
にプライドを持てず、猛烈な劣等感・上昇志向で凝固まっていた。
国民全員が両班に化けてしまう原因には、こんな社会背景がある。

しかし日本は全然違う。産業が発達し、江戸・大坂・名古屋のような
世界的な大都市が登場した日本では、貴族・武家以外の民間にも
多くの富裕層・中間層が存在した。彼らは、本来の自己を肯定的に捉
えることの出来た幸福な人々だった。武士を真似るとか同化しよう
という風潮も無かった。 なのに何故、この現代になって、
本来の自己のプライドを捨て、武士道なる半ば虚構の歴史に自らの
プライドを委ねようとするのか?それは半島人の精神構造に似ていは
いないか?それが悲しい。
307日本@名無史さん:2006/02/11(土) 00:15:14
江戸・大坂・名古屋は作られた何とかの奇跡とかいうのと似たような
もの。別に、自力で築いたわけじゃないw
そもそも、江戸・大坂・名古屋なんか貧困だった地域。
朝鮮半島と似たようなもんじゃないの?
308日本@名無史さん:2006/02/11(土) 00:17:28
>>305 どれについて何の話?
ちなみにだけど、武士が朝鮮が期限ではなく、中国であるとするならまだ納得できる。
武官や将軍の原型があるから。それを武士と呼ぶというのも確かあったはずだしね。
でも、朝鮮が起源とするのには根拠がない。
朝鮮の政治機構は中国の模倣及び属国の体制であり、儀典とかも押し付けられたものが多い。
大量に漢民族が流入による中華文化の影響とかもあるし。
{韓国で研究された半島の歴史と朝鮮人のDNAから裏づけられてる}
ちなみに、日本の武士の派生は遅くとも平安時代
武士という武官は発掘品から古墳時代以前とも言われている。この時は中国の武士とほとんど同じ。
って、こういう意味で言ってるんじゃないの?
309日本@名無史さん:2006/02/11(土) 00:20:12
>>307
君の言ってることのほうが極端少数派の見解だと思うぞ
「貧困」って、特に大坂は古代から先進地だろ
310日本@名無史さん:2006/02/11(土) 00:21:20
>>309
古代っていつよ?w ついこの間の江戸時代あたりからとか
言わないよね?
311日本@名無史さん:2006/02/11(土) 00:22:19
>>307 まあ、知ってる上で言っているとは思うけど、一応
江戸・大坂・名古屋は家康と秀吉など人の手で使えるように土地自体を改造された所。
その前も地形からそこそこ繁栄してはいるけど、人の手で創られたというのが大きい。
ちなみに、農業的には貧困でも商業の流れでは決して貧困ではない。
朝鮮半島と似ているというのなら、商業も発達せず、農作物も少ない東北の一部の地域だね
312日本@名無史さん:2006/02/11(土) 00:24:33
>>310難波宮って知らない?
奈良時代の前に既に大阪は先進地の一つ{大坂だと範囲微妙だけど}
313日本@名無史さん:2006/02/11(土) 00:27:25
>>311
>商業も発達せず、農作物も少ない東北の一部の地域だね

本末転倒の意味知ってる?w それから近代史とはくっきり分けて
話すべきだと思うよ。

>>312
>難波宮って知らない?
国宝何号? 
314日本@名無史さん:2006/02/11(土) 00:39:10
>>313 
>本末転倒の意味知ってる?wそれから近代史とはくっきり分けて話すべきだと思うよ。
手数掛けて悪いけど、俺が理解できる程度に解りやすく、簡単になるように説明お願い。
どのような意図で言ってるか理解できないんで。
ま、小学生が理解できるような説明されればわかると思うからそこまでレベル下げて説明お願い。

ちなみに、>>312が言ってる難波宮について
http://www.osaka-cpa.or.jp/html/bunka/rekisi/naniwa1.html
315日本@名無史さん:2006/02/11(土) 00:42:57
本である農業と末である商業を比べるのは実際正しいのだけど、
知ってると思うけど、多くの歴史が捏造されてるわけだから、
その要素だけ見て、古代まで語るというのは無理じゃないの?
まぁ、本当の古代の繁栄ぶりって教科書ではまず分からないでしょう。
316314:2006/02/11(土) 00:54:08
ふむふむ、それで近代の比較的捏造がない所と分離して話せってことだね。
また、違ったら訂正してくれ。

で、これについてだけど、東北の一部を言ったのは申し訳ない。
確かに古代の繁栄度合いは正確にはわからないね。
発掘されてない遺跡やそれらにない物があるかもしれないから。
なので、こちらについては訂正します。
代わりに、古代の大阪の繁栄の度合いに付いてだけど、
発掘された遺跡から鑑みると先進地域になると>>314で示した遺跡から推測されている。
これは、他の都や大陸との比較から繁栄してると推測されている。
比較だから現代を基準にすると何とも言えないが、当時の先進地域であることは間違いないと科学的なことから証明されてる。
ということで、大阪についてはいいかな?
317日本@名無史さん:2006/02/11(土) 00:58:23
遺跡の発掘調査等に関しても国の意向を伺えば
どこに重きを置くかは一目瞭然でしょう?
しかも、重大な遺跡や陶器などが歴史教科書上発掘されては困る
場所も多いわけだし、その辺りはまぁ、察するべきだよw

古代から本当に栄えてた場所は近畿や関東じゃないからねw
318日本@名無史さん:2006/02/11(土) 01:05:41
>>317 そっか、そう思うってことは了解したよ。
全世界の発掘に関する関係者・歴史学者・科学者を侮辱してるってことも理解した上の発言だしね。

で、本当に栄えていた場所はどこなの?
出雲、高山、上毛、日向辺りは当たり前すぎるもんね。
それに国の意向が反映されてるかも知れないしね。
319日本@名無史さん:2006/02/11(土) 01:14:17
まぁ、国の捏造が多すぎて私も日本中全ての国を知ってるわけじゃないけど、
ある一部ではNHKが垂れ流すような歴史は全くないとだけは言える。
そして、歴史が長い国というのは、よくその国が治まってるし、独自の
文書を多く持ってる。
近畿や関東のように今でも治まりきれないような場所じゃない。
320日本@名無史さん:2006/02/11(土) 01:19:22
>>10岡本ちゃーん
武士なら切腹してみろや
腹もろくすっぽ切れないで、大口叩くな。
321岡本大膳大夫尚元:2006/02/11(土) 01:29:11
主君である佐々木様が死ねと言えば死ぬが貴殿のような下朗に腹斬れと言われる筋は無い
322日本@名無史さん:2006/02/11(土) 03:04:59
>>321
下郎に貴殿なんて言葉使ってる時点で武士じゃないし。
323岡本大膳大夫尚元:2006/02/11(土) 04:57:50
うち間違いだ貴様ね
324たがや:2006/02/11(土) 05:47:38
二本差しが怖くて鰻が食えるか、ってんだ箆棒め
このサンピン、四六の裏奴。
325日本@名無史さん:2006/02/11(土) 09:53:34
町で横柄に振舞いマナー知らずな武士を
斬れるもんなら斬ってみやがれ!と素手でぶん殴って気絶させた
剛毅な江戸っ子もいたね。
326日本@名無史さん:2006/02/11(土) 13:21:48
>>324 その話俺も好き!名人の話だと特に面白い!
>>325 刀を使わなすぎて錆びだらけ、武士は力が無くて叩くだけ
でも、魚屋は力が強いので奪って武士達をばっさばっさ。
武士の獲物が赤イワシだけに魚屋の方が扱いがうまいってね
327日本@名無史さん:2006/02/11(土) 13:22:23
★ 三国史記に記された百済の建国神話 ★

【百済の建国 (三国史記より)】
高句麗の始祖である朱蒙(しゅもう)には3人の子があり、長男の類利(るいり)が高句麗を継いだ。
後継者争いで身の危険を感じた弟の温祚(おんそ)は、高句麗から逃げ出し、自分の国を建てるために
南方へ向かった。10人の臣下と大勢の百姓がこれに伴った。10人の臣下にちなんで、当初は国の名を
「十済」とした。しかし、百姓たちが自分にしたがったことを喜び、百姓たちにちなんで国号を「百済」
に改めた。

【呉の建国 (史記より)】
『史記』によると、呉を建国した太伯(たいはく)は、周の古公亶父(たんぽ)の長男であったが、
後継者問題で身の危険を感じ、南方の江南の地にのがれて文身(いれずみ)・断髪し、後継者となる
意志のないことを表明して句呉と称したという。こうした事情を知って、この地の人々、千余家が
彼にしたがった。太伯は彼らを臣民として呉を建国した。

12世紀に成立した三国史記の『百済建国神話』が、史記のパクリであることは
間違いない。
328日本@名無史さん:2006/02/11(土) 14:41:34
欧米でもそうだが、武骨さは上流社会や都会では軽蔑・嘲笑の対象となる。
江戸では、いかにも武士でござい、って感じの服装は田舎侍を連想させ、
野暮の典型と見做されていた。江戸の武士達は洒脱な町人風の服装を好んで
粋を競った。つまり、武士が町人風を真似たわけ。

武士がカコイイ、武士のようでありたいと思う人達って都会でなくて田舎、
あるいは田舎出身者に多いのかも。日本の歴史は武士関係のものだけしか
無いわけではないのだから、自国の正しい歴史を知るためにも、農民の文化
、町人の文化などにも目を向けて欲しいと思う。歴史の関心の対象が、
武士に偏り過ぎているのは不健全だ。
329日本@名無史さん:2006/02/11(土) 15:03:02
町人・農民の美学ってあんまり出てないからアピール力が無いんだよ。
その点、武士道はアピール力がある。
美学が欲しいけど、自分にはわからないってのが、最近の武士道信者。
もちろん、昔から天領始めある程度歴史のある所にはそういう軽い美学ではない
道徳と風習としての武士道があったからね。
職人の美学は未だに工学者の中で生きてるけど、他には大変すぎて真似する気も起きないしね。
汎用性もない美学だし
330日本@名無史さん:2006/02/11(土) 15:04:25
サムライの武士道=残酷
ジェダイの騎士道=慈悲深い
331日本@名無史さん:2006/02/11(土) 15:06:19
>>330 それじゃあ、最近の軽い武士道信者の思考になっちゃうよ。
仮にも日本史板なんだし、真面目にまとめようや
332日本@名無史さん:2006/02/11(土) 15:54:47
>>329
アピール力あるって言っても内容が捏造ではなあ・・・
なんかライブドアみたいでw
武士なんかより農民、商人、職人のほうが庶民にとっては参考になる面が
多い気がするが。農民の根気強さなんて武士如きの比ではないとおもう。
まあ、大衆向け歴史本が武士ばっか取上げるから仕方ないね。

333日本@名無史さん:2006/02/11(土) 16:12:43
>>332 実際には俺も庶民の生き方が参考にもなるし、美学的にも無理が無くて良いと思う。
もちろん、実践の中での武士道も無理が無いようだから良いと思う。
浅学で満足できる人は捏造でも聞こえが良いことだけに注目する。
そして、それに憧れてるんだって御題目で好き勝手する。
まさしく、「仕方ない」というしかない現状なんだよね。
せめてここくらい捏造でない武士道を見つけて、それについて話したいね。
334日本@名無史さん:2006/02/11(土) 16:14:38
武士は日本独自というか、日本という歴史に根付いた重い文化がある。
町人、庶民の文化っていうのは近年のニューエイジ文化、アメリカ文化と共通する
表面上は華美で軽やかだけれど、重みがないんだよね。
だから憧れる対象じゃない。
335日本@名無史さん:2006/02/11(土) 16:20:27
ここは武士道について話す所だから深く書かないけど、
町人、庶民の生き方は、表層的な文化のことだけじゃない。
風習や道徳観、生活の所作に至るまでのこと。作られた物ではないく、生活の中で生み出されたもの。
武士道も表層だけ捉えるなら浅はかなものになって勿体無いよ
336日本@名無史さん:2006/02/11(土) 16:24:50
書き方がまずかったかな。

町人、庶民の生きかたばが表層的だというんじゃない。
あくまで本にしたときや、話として伝承した場合、どうしてもその内容の「ラッピング」
が軽いものにならざるを得ない。よって大衆の憧れを惹きつけることができない。

これは、日本人が「中国の戦国武将」と「ヨーロッパの騎士」を比較した場合
なんとなく「ヨーロッパの騎士」の方が華やかっぽく感じるのと同様。

「町人、庶民の文化」と「武士の文化・精神」を比較した場合、なんとなく
武士の精神や思想の方に美学を求めるっていうのは当然な事だと思う。
337日本@名無史さん:2006/02/11(土) 16:25:38
他の国は宗教によって倫理感を育てるらしいが
日本には武士道がそれにあたる。
だから定着した宗教がないらしい。

新渡戸稲造の武士道に書いてあった。
338日本@名無史さん:2006/02/11(土) 16:31:06
例えば、「庶民の性、江戸町人の性」と「武士の性について」
どちらも歴史的には非常に面白い文化だとおもうけれど
どうしても町人とか庶民の性って現実的っていうか夢がないっていうか
どろどろしたっていうか・・・
 ・江戸の職人街には男ばかりで、長屋には多くの男達をあいてをする女がいて〜
 ・ソープランドの原型のような、銭湯とか床屋でじょきゅうが男の相手をする〜
とか、なんか夢がないっていうか現実的っていうか当時の人々が必死に生活していた
のが伝わってくる。

その点、武士道とか武士ってこう、現実感・生活臭みたいなのがなくって綺麗なイメージ
(実際には汚いかもしれない)
そういうドラマみたいな、非現実性が大衆をひきつけるんだろうね。
不倫、浮気、ドロドロばっかの日本人俳優に飽きて、韓国スターに夢中になるような。
339日本@名無史さん:2006/02/11(土) 16:33:29
>>336 それなら納得!確かに表層しか表現できないね。
それからの流れもその通りだと俺も思う。

>>337 うん、新渡戸稲造の話だとそうなるんだよね。
仏教が生活の中に取り入れられてきたことや掟に神道的なことが含まれてるんだけど・・・
まあ、キリスト教徒だから、明確な宗教的な拘束が出てないと「倫理観を育てていない」と判断したんだろうけど
間接的な宗教や明確になってないのを定着してないと思ったんだろうね。
340日本@名無史さん:2006/02/11(土) 16:35:34
>>338 リアルに感じられるものより高嶺の花が綺麗だと思うって感覚だね。
隣の柴は青いか?その辺の非現実感と刺激が、誇大化の原因かもね
341日本@名無史さん:2006/02/11(土) 16:40:04
そもそも宗教的存在やシンボリックな存在っていうのは表層的なものが重要だからね。

影でどんな汚い事やっていたって綺麗な衣装着て荘厳なパイプオルガンがあって、ステンドグラスが豪華で・・
そこを訪れた人々が心洗われるような・・・・気分になって帰ってくれたらよい。
例え神父がイメージ通り綺麗じゃなくても・・・

同じように、武士道や武士に興味がある近代、現在の人っていうのは綺麗なイメージっていうか
荘厳で重厚な武士っていうシンボリックなイメージを求めているんだよ。

生活や精神にパリって活を入れてくれるような。
どろどろした職場で、自分も不倫とかして「なんか俺って堕落してんなー」って感じてる中年おっさんが
「昔の江戸職人の間ではフリーセックスが当然のように行われていた・・」とか
「夜這いもありだった、私生児が一杯いた」っていう話より
「昔の武士は毎日の生活をキチンと律っしており、清貧の中で清く生きていた・・・」って話聞いて
「よし、俺も真面目に生きてみるか〜」って思える事が重要なんだと思うね。
342日本@名無史さん:2006/02/11(土) 16:43:15
過大評価とそれに伴う捏造と勝手な期待が無ければ歪められなかったんだろうね。
そういう意味で武士道は倫理観を育てたってことかw
343日本@名無史さん:2006/02/11(土) 16:48:36
18歳のアイドルが男とデートしたら駄目なのと一緒。

観客も「18歳の清潔な処女性」を求め
アイドルも顧客の期待に答え「彼氏はいたことがありません」と応える。

真実である「彼氏と毎週デート」っていう事実はお互いの為に表面には出さない。
それを無理やりクローズアップして大騒ぎするのは「フライデー」の「パパラッチ」のような行為だ。
どうだ?うまい?
344日本@名無史さん:2006/02/11(土) 16:49:26
今の日本人にも武士道を教えた方がいいよなあ。
345日本@名無史さん:2006/02/11(土) 16:51:51
>>1

つまり、武士道に反する武士の行為を揚げ足取りして大騒ぎするのではなく
武士道に乗っ取った武士の行為を、模範や規律として少しでも世の中が住みやすい
ものとなるように上手く活かすことが大事なのだ。
346日本@名無史さん:2006/02/11(土) 17:13:11
それならそれでいいけど、絶対にこのふたつの条項はいれておいて欲しい。

・武士道を他人に強要しない
・行いを自慢しない

これやってもらわないと単にウザイ狂信者が跋扈するだけだからな。
347日本@名無史さん:2006/02/11(土) 17:47:25
ところで現代は誰が武士道の担い手になってるんだ?
348日本@名無史さん:2006/02/11(土) 18:48:36
東大卒高級官僚、検察、高倉健など
349日本@名無史さん:2006/02/11(土) 18:56:18
>>348
広域暴力団
大名なんて 切取強盗→暴力団組長→城主がもっともらしく体裁をととのえたもんだし
350日本@名無史さん:2006/02/11(土) 20:26:28
 この一方的なタイトルは
さては伊勢様ですね?
351日本@名無史さん:2006/02/11(土) 20:41:15
>>346
禿同。
「○○を見習え!」
「○○を理解・実践してる俺らって超エリート。他の奴らはゴミw」

これってあらゆるカルトが辿る思考パターン。
352日本@名無史さん:2006/02/11(土) 20:51:02
>>345 だからさ、なぜ武士道でなきゃダメなの?
二宮金次郎じゃダメなわけ?

あと、武士道に則った武士の行為の具体例って例えばどんな?
小説や脚色以外でそんなに大量にあるのかな?
353日本@名無史さん:2006/02/11(土) 22:11:39
>>341
言ってることよ〜くわかるよ。
だけど、そーゆーふうにオッサン向けの効果から逆算して内容を作っていく、
という裏技・禁じ手を使うと、それはもはや歴史(学)ではないし、
葉隠や明治武士道からさえも乖離してしまうと思う。
大衆におもねり過ぎな感じ。歴史は大衆を喜ばせるために書かれた物語
なんかじゃないし。

事実を尊重する学者タイプの人は、武士道の虚構性や、大衆の満足が
最優先の擬似歴史話に激しく疑問を感じてしまうんだと思う。
354日本@名無史さん:2006/02/11(土) 22:35:24
>>341 悪代官・悪奉行=武士は欲にまみれた汚れ。
一般庶民は清貧に生きてたイメージあるとおもう
職人て俺的には清貧の代表のようなイメージなんだが・・・
『破れ傘〜悪人狩り』って番組昔あったけど、これが事実に近いんでわ
355日本@名無史さん:2006/02/11(土) 22:54:21
俺も武士といえば悪代官、庶民の敵 のイメージだな。
そんな連中を賞賛する奴の気がしれん。
356日本@名無史さん:2006/02/12(日) 08:44:40
騎士道ってどうよ?
どうせバナナ人種だろ?
357日本@名無史さん:2006/02/12(日) 09:17:57
騎士も武士も冷酷で残忍な戦闘階級
358日本@名無史さん:2006/02/12(日) 09:21:43
武士なんて悪政、搾取の手先だろ。利権公務員より
もっと悪質じゃん。武士を美化してるやつって馬鹿?
天下り公務員マジむかつく〜
359日本@名無史さん:2006/02/12(日) 09:39:17
司馬を好み信長に心酔するキティ小泉が日本を破滅に導く
360日本@名無史さん:2006/02/12(日) 09:52:24
騎士道はなんかかっこよくてスマートなイメージ
武士道はダサくて暗い、田舎くさい
361日本@名無史さん:2006/02/12(日) 10:36:06
騎士はかっこいいけど
偽善的でね?
362日本@名無史さん:2006/02/12(日) 10:55:06
騎士はかっこよくてスマートなイメージがある。
武士はデブで田舎くさくて、ださいイメージしかない。
363日本@名無史さん:2006/02/12(日) 11:08:48
騎士道=サッカー
武士道=豚双六ww
364日本@名無史さん:2006/02/12(日) 13:06:29
男尊女卑の塊みたいな武士よりも
スマートな騎士のほうが絶対モテそう
365日本@名無史さん:2006/02/12(日) 13:59:44
士族でも軍人でもない町民達が
武士道について語るスレはここですか?
366日本@名無史さん:2006/02/12(日) 14:52:10
なんか時代劇を真に受けたり、そのイメージしか持ってない人が多いね。
話も一時期のに後退してるし。このままだとまた無限ループか?
367日本@名無史さん:2006/02/12(日) 15:02:58
どうやら武士道がキモイってことで決着したみたいですね
368日本@名無史さん:2006/02/12(日) 15:54:23
>>366
司馬などによる俗悪大衆小説を史実だと信じ込んでる莫迦が今だに多い
からね。「近頃の若者は司馬作品を読まず、勉強が足りない」などとマジ
でほざくオヤヂとかいるよ。ああいうもの読んだら益々真実が分からなく
なって学問的には有害なんだけどね。こういう腐った根性のオヤヂこそ
教育し直さないといけないね。

まあ、安物のヒーローとかが好きな、程度の低い人間って世の中けっこう
いるから、俗悪大衆小説も簡単には消滅しないのだろう。最近の武士賛美
も、こういう非インテリ系の低級文化の流れに位置づけられるだろう。
369日本@名無史さん:2006/02/12(日) 16:10:13
ああ、司馬遼太郎か・・・確かにあれを史実とか信じる人多いね。
昔俺も言われて史実だと思ってたしw
いろいろ読んでいくうちにあれが「あくまでも小説で史実じゃない」って確信できてきたけど。
元々本人も史実を書いてるわけじゃないとか言ってたよね。
そこを勘違いしてて、自己判断できない程度の知識で解ったようなこと言ってるなら、
過剰に武士を貶めたり、賛美してるのが納得できるね。
日本史板にもその程度で偉ぶるのが居つき始めたんだw
370日本@名無史さん:2006/02/12(日) 16:14:00
>>369
この板は中二病でニート予備軍の隔離施設ですからw
371日本@名無史さん:2006/02/12(日) 20:50:30
坂本竜馬とかを史実通り海外の武器商人の手のものとして描いたら、
そもそも本にしてくれるかどうかという問題はあるが。
司馬は知ってて書いてたとしたらただの商売人。
372日本@名無史さん:2006/02/12(日) 21:22:44
司馬遼太郎は書きたいキャラに合わせて史実の人物を作っていく作家なんだって。
だから、天下に影響を与える無名無官の非業の英雄を書きたいってとこから、
丁度良いのに坂本竜馬が選ばれたんじゃないの?
販売されてる司馬良太郎の本の四分の一くらい読んだけど、こういうキャラ好きなようだから。
で、キャラ以外をリアルに書こうとして創作してて、あの物語が完成。
よく知らない人が読んで感化され、「あれこそ本当の姿だ」ってなったんじゃない?
そもそも司馬遼太郎が書かなきゃ、現代ではほぼ無名の人だったしね。
373日本@名無史さん:2006/02/12(日) 21:31:06
「痴の巨人」司馬の信者と
武士道信者って共通のメンタリティがあるように感じる。
実際、両者はかなり重なり合ってるのでわ?
374日本@名無史さん:2006/02/12(日) 21:34:09
武士道信者は、かなり重なると思う。
どっちも頑なに自説に固執するしね。
そこに加えて欲しいのは、武士道を全て貶す信者もね。
これも、よく知らないのに自説に固執して武士道信者同様の動きをするから
375日本@名無史さん:2006/02/12(日) 22:19:09
と、自分だけは例外教の信者が申しておりますが。
376日本@名無史さん:2006/02/12(日) 22:21:30
武士道見習え!と説教する莫迦と
司馬の愚作を読め!と説教する莫迦はほぼ同一人種だろう。
どっちにしても知性・教養無し、人間性が幼稚・単純って事を
告白してるようなもの。インテリにとっては恥な行為だ。
377日本@名無史さん:2006/02/12(日) 22:32:54
>>374
マジレスすると、武士道の内容自体を貶するのではなくて、
その成立・由来が捏造だと指摘してるだけでは?それにそもそも
武士道の具体的内容はこのスレでもいまだ論じられてないように
思う。もし仮に、誠実、他者への思い遣り、とかいう内容なら、
それを批判する人は少ないだろう。
378374:2006/02/12(日) 22:54:34
>>377 マジスレを下さったのでこちらもマジレスで。
>その成立・由来が捏造だと指摘してるだけでは?
否定する人でもここだけを言う人はいます。
そして、そういう人とは話し合いにちゃんとなって、建設的な話になってます。
問題なのは単に否定に乗っかる人、全否定的な発言をする人です。
また、全部を肯定しようとしてちゃんとした指摘を罵る人もいます。
そして、話が破綻する場合が多々・・・・
>誠実、他者への思い遣り、とかいう内容なら、それを批判する人は少ないだろう。
200番台の前半がこの状態でかなり話が進んでます。
こういう状態で話すのが一番とは思うのですが、
両極端な話を配慮を欠いて頑なに主張するが多くなるのでなかなかできてないのが現状です。
なので、信者と表しました。言葉が少なく誤解させたようですいません。
379日本@名無史さん:2006/02/12(日) 23:33:56
「武士道」を批判する『戦場の精神史』は、最後の方で、
「騎士道」についても、アミン・マアルーフの『アラブが見た十字軍』ぐらい読んでから、
騎士道についてものを言え、と書いてるぞ。
いずれにしても、もうちょっと勉強してからものを言えよな。
380日本@名無史さん:2006/02/13(月) 00:55:18
>せめてここくらい捏造でない武士道を見つけて、それについて話したいね。

つーか。「武士道」ってのは存在しないのでは?
381日本@名無史さん:2006/02/13(月) 00:59:57
武士道ってのは

「恐れながら天朝も幕府吾藩もいらぬ。只六尺の身体が入用」

っていう心構えなんじゃないかな
382日本@名無史さん:2006/02/13(月) 01:38:19
つまり自己満ってことでOK?
383日本@名無史さん:2006/02/13(月) 01:51:24
自己満との対極だな
384日本@名無史さん:2006/02/13(月) 02:01:12
「世界対オレ」の心構え?
385日本@名無史さん:2006/02/13(月) 02:34:03
俺は俺、誰に対しても俺は俺のまま。
386日本@名無史さん:2006/02/13(月) 03:11:05
どうでもいいよ別に
農工商が訳知り顔で語る武士道なんて。
387日本@名無史さん:2006/02/13(月) 09:35:21
どこの国にも自分達を美化する方便はあるもんだ。
武士道や騎士道はそれにあたる。
でも、その方便に少しでも近づこうとする努力で
国なり個人が向上するなら
それでいいんじゃね?
388日本@名無史さん:2006/02/13(月) 10:38:45
まぁ武士道がキモイのには変わらないけどな
389日本@名無史さん:2006/02/13(月) 10:54:18
利の為なら、平然と暴力で他者を犠牲にする汚れた連中
武士道なり騎士道なり、建前でも美化しないとやってられない

弱者を集団で標的にするクズDQNが
集団の規律(恐い先輩に服従)や仲間の結束を
美化するのと同様の論法
390日本@名無史さん:2006/02/13(月) 13:50:35
>>380 
今までのここでの話し合いから世間一般で認知されてる「武士道」は無さそう。
でも、武士に関して違う形のものは存在のしそう・・・こんな感じ。
それを「武士道」というかはこれからの話し合いの成果次第ってとこだね。
このアヤフヤな所について俺はいろいろな話を聞きたいんだけど、認識してる人があまりに少ないw
話し合おうとしても、拒絶的に潰す人もいるしね
391日本@名無史さん:2006/02/13(月) 21:33:54
>>336 遅レスでスマソ。
例えば非武士の子孫が、武士の文化にアイデンティティを求めることが
「当然」なんだろうか? 本当は、庶民にとって、庶民の歴史・文化こそ
示唆に富んでいると思う。

武士道ブームとやらに懐疑的にならざるを得ない理由の1つはその点。
司馬の小説が低級に感じられる理由の1つもそれ。司馬も読者の大半も
庶民なのに、庶民には背を向け、ひたすら武士を描く。しかも人間観察も
三流で漫画的。まさに安物ヒーロー小説。これで歴史・人間が分かるなんて
欺瞞もいいところ。むしろ、健全な人間観の発育を阻害してさえいるように
思う。誇大妄想家、自己中心的、自意識過剰な大人こども を量産したに
過ぎないのでは。
しかし、それでもなお、武士・武士道が庶民の歴史よりも素晴らしい、
貴重だ、というのであれば、その具体的内容を是非紹介して欲しいと思う。
392日本@名無史さん:2006/02/13(月) 21:51:51
確かに五味康介は武士を美化してない。
ただひたすら残酷な日常を淡々と描いている。
393日本@名無史さん:2006/02/13(月) 22:01:11
例えば『国史大事典』では武士道について何て書いてるんだろ?
394日本@名無史さん:2006/02/13(月) 22:02:01
>>392 それもまた極端だから誤解を招く・・・難しいなw
395日本@名無史さん:2006/02/13(月) 23:30:12
>>391

例えば、キリスト教信者は誰も「処女懐妊」マリア様のキリスト出産を信じてる訳でも
それが科学的事実であるとも、自分達は禁欲的な生活をしているわけではない。


自分達は欲にまみれ、セックスも好きだ。煩悩も欲望もある。
しかし、清廉で潔白で清らかで欲望や性欲とは正反対な所にある聖者キリストの存在が
自分達の精神的な支柱になっている。
そんな偉大なキリストの歌を歌い、崇拝し、自分達の罪を懺悔し許されるような
癒しを得ている。

同じように、庶民や町人であっても、精神的な支柱として例えば「天皇陛下万歳」のような
ものでもいいけれど、もっとより身近に武士であったり、過去の日本のそういう象徴的な
存在であったり、人々の生き方に触れる事によって癒されたり、自分達の罪であったりを
反省する機会になるんじゃないかな?

人の生活っていうのはドロドロとした生臭いものだから、町人庶民の子孫が同じように
日々なんとか暮らしている江戸時代の庶民の歴史、文化に触れても現代と同じような
日々の生活の疲れみたいなものしか感じる事ができないのでは?
また、天皇や貴族なんてあまりにも自分と遠い存在だから共感できないし・・・・
そこでちょうど良い神様と庶民の間にある、武士っていう半分共感できる人間味のある人達の
ちょっとだけ立派で、尊敬できる部分があってちょっとだけ生臭い・・・
そういう人々を崇拝したくなるんじゃないかな?

396日本@名無史さん:2006/02/14(火) 00:12:07
>395
>武士っていう半分共感できる人間味のある人達の

それがそもそも幻想なわけだが。
397日本@名無史さん:2006/02/14(火) 00:24:49
武士の娘はしつけなどは町家の娘などよりもしっかりしていたというよ。
いい所のお嬢さんでも炊事などはちゃんと仕込まれていたそうだ。
全体に礼儀には厳しかった模様。また勿論だが学もある訳で。
中国の士大夫に相当するものだと俺は理解している。
文武両道が基本である部分とかも。国家とかに対しての視線も持つ事が推奨されていた訳だし。
そこをいびつにキリスト教的に拡大解釈したのが新渡戸とかだろう。
葉隠については殆ど妄想だと思うんだよなw
男色のススメでしょ、あれは。
398日本@名無史さん:2006/02/14(火) 11:22:07
>>396
キリストだって99%幻想で出来ている。
399日本@名無史さん:2006/02/14(火) 21:47:15
>393
国史大辞典「武士道」項(最初の3行だけだけど)
武士道が武士の道徳を指す言葉として一般的に用いられることになったのは
明治以降である。
(以下略)
400日本@名無史さん:2006/02/14(火) 22:06:37
>>396
禿同。
いかなる事実に基づいてそのような武士観を持つのか不思議。一揆を弾圧
されても共感持てる存在なのか?

それに>>395の庶民像も先入観のみに依拠してるように感じられる。
庶民と言っても、貧富の差や生業、住む地域によって千差万別で、
とても一言で括れない複雑さがある。ただ、民俗学に興味のある人なら
分かると思うが、日本の農民文化は、近世武士などよりはるかに伝統が
あり、尚且つ豊穣な内容を持つと言える。貧困だったというのは誤解だ。

皮肉な話だが、自分達庶民の歴史について最も無知なのが、日本の現代の
庶民のようだ。
401日本@名無史さん:2006/02/14(火) 22:30:55
どうやら武士に好意的な意見の人たちのイメージの源泉は、
学術的研究ではなく、大衆向け小説・ドラマなどのようだ。
だから話がいつまでも食違う。そういう小説などでは、わざと現代庶民の
好みに合う人間像に創りあげているので、「共感」を感じる人もいる
のだろう。だが、それは飽くまでフィクションだから。

充分な研究・検証を経たうえでの武士賛美なら一定の説得力を持つかもしれ
ない。しかし、そうではない「情緒的・感情的」武士賛美なら、
疑義・批判が生じるのはむしろ当然で、それが健全だと思われる。
任侠映画好きが、「ああいう男気のある生き方を見習え!」と叫んでも、
ファンや893以外は全然共鳴できないのと同じ。
402日本@名無史さん:2006/02/14(火) 22:52:04
>>397
学問・教養・文化なら民間の富裕層のほうがあるよ。そういうもの
を身に付けるにはある程度お金もかかるからね。例えば豪商・三井家
の学問・芸術のパトロンぶりは江戸時代からのもので、
その水準の高さは、一般の武士など全く及ばないものだよ。
403日本@名無史さん:2006/02/14(火) 23:14:36
下級武士の文盲率は高かったという話を専門書で見た記憶があるが。
それに内職・副業までしなければならない中下級武士には、
頽廃の気風もあったと言う。浪人による犯罪も目につく。
武士=上品・礼儀正しい、なんてかなり幻想の部分が大きいよ。

404日本@名無史さん:2006/02/14(火) 23:16:57
寺子屋の教師は浪人という罠w

日本の識字率は江戸時代に世界一という史実。

武士道は、世界一清廉潔白な支配階級を生んだ。
405日本@名無史さん:2006/02/14(火) 23:24:35
>>401

誤解してるね。

人々が誤った武士のイメージなりを持ってたり、世の中が間違った武士情報で
人々を騙してるわけでもない。
人々は「すすんで」その誤った武士イメージを必要とし、誤った武士イメージを求めたのだ。

キリスト信者が「真実のキリスト」を必要としたのではなく「キリスト的なイメージ」を求めたのと
同じ。でも、そのキリスト的なイメージっていうのは国と国が戦争を起こすくらい
人に影響力がある。そうなると実態よりも重要な意味を持つ。
武士道も同じで、武士の真実の生態よりも、武士としてのイメージの方が強力な意味合いを持つのだ。
406日本@名無史さん:2006/02/14(火) 23:24:49
>>404
寺子屋の先生が元武士っていうのはドラマの見すぎでは?
寺子屋は農村部にもあり、勿論、浪人が先生だった訳では全く無い。
3行目はあなた個人の主観だよ。学界でそんな事言う人いないよ。
407日本@名無史さん:2006/02/14(火) 23:29:24
しかも、それは「町人のイメージ」「商人のイメージ」じゃなくて「武士のイメージ」
である必要があった。なぜ武士だったのか?

「商人」や「町人」がそういう思想的な部分を担ってもよかったのではないか?
答えはやはり、実際の武士は汚い部分や残酷な部分もあったが何か人々を魅了する力を
持っていたと考えるより他ないみたい。
408日本@名無史さん:2006/02/14(火) 23:39:35
>>405
いやいや、学問的に見て誤ってることに気づいたのなら大した進歩
だよ。フィクションをフィクションとして楽しむのなんて勿論自由
な訳だしね。結局、SFやガンダムとかと同じでヲタが内輪で楽し
めばいいんだよ。「武士はこうだった」的な、事実を装う言い方を
するから論争になる。ガンダムを事実と誤認する奴はいないしw
409日本@名無史さん:2006/02/14(火) 23:44:56
>405
つまり、武士道とは実際の武士とは全然関係ない宗教だということ?
410日本@名無史さん:2006/02/14(火) 23:48:38
>>408

だから学問的に正しいか誤ってるかなんて関係ないんだよ。

庶民は「商人としてのシンボル」「町人としてのシンボル」じゃなくて
「武士としてのシンボル」を求め、精神的な支えを求めたったことだ。

イエス・キリストをユダヤ人としたのと同じだよね。アジア人であっては無意味だったと。
411日本@名無史さん:2006/02/14(火) 23:49:39
>>405>>407
つうことはさ、「真実ではなく物語」を求めるのが大衆の性(さが)
って事だね?それならすでに結論は出ているが。
412日本@名無史さん:2006/02/14(火) 23:51:51
>>411
世の中真実より建前の方が大事な事ってある。
君や僕の嫁さんも浮気してるだろう。結婚して30年も浮気しませんなんて
方がキモイ。例外はあるかもしれんが。
同じように真実より物語を求めるんだが、真実より物語の方が大事だって事もある。
413日本@名無史さん:2006/02/14(火) 23:53:09
>412
現実の武士と関係ないモンをありがたがるってのもヘンな話だ
414日本@名無史さん:2006/02/14(火) 23:54:36
キリスト教だってそうでしょ。同じ人間に人間を越える神的な要素を人々は求める。
現実の武士には存在しない、いや生活者には存在しない武士道っていうものを人々は
求めるのだ。
415日本@名無史さん:2006/02/14(火) 23:58:28
仮面ライダーでも崇拝してれば?
416日本@名無史さん:2006/02/15(水) 00:02:48
頼む!武士は立派だった、誇るべき人達だった
と言ってやってくれ。
虚構なのは百も承知だ。
だが、水呑百姓の末裔の武士道信者は
その幻想に縋るしかないんだ。お願いだ・・・・
417日本@名無史さん:2006/02/15(水) 00:05:32
誰かが浪人による犯罪が目につくとか言ってたが時代劇の見すぎだな。江戸時代は犯罪がかなり少なかった。浪人とて武士そんな真似はしないよ。
418日本@名無史さん:2006/02/15(水) 00:06:07
実際に立派な武士も居たんじゃない?立派な農民が居たように。
でも、当時の支配者階級は武士だから「武士は武士の例外の素晴らしい行為」
を教科書に載せるみたく大々的に宣伝したんじゃないかな?

419日本@名無史さん:2006/02/15(水) 00:10:17
なんだよ、
やっぱ武士道=カルト=キモイ ってことじゃんかよ。
>>417 もういいんだよ。頑張らなくても。結論は出たからさ。
武士を拝んでから寝ていいよ。
420日本@名無史さん:2006/02/15(水) 00:12:02
明治時代の記録を読む限り
現代から見れば異常なほど責任感が強く生命を失う事も厭わないような
烈士は勤王、佐幕に関わらず多く存在するのは事実

だがそういった人材は当時としても稀少な存在だったからこそ特筆されたとも言える
司馬のような列伝小説家が好んでそういった人物を取り上げるのも自然な事であろう

司馬の小説を読んで武士一般が素晴らしい人材の宝庫であるように感じる奴は読解力理解力が薄弱だと思う。
大多数の武士は世襲制の公務員のようなもので保身に汲々とした者が多かったのではないかと推察される


現代よりは気骨ある人物が生まれやすい、育ちやすい環境を「武士」達は構築していたのだろうとは思う
だが武士道に則って死んだ武士の美談として語られる逸話の中には上層部の失敗を肩代わりする形の詰め腹のようなケースが少なくなく
「君君たらずとも臣臣たれ」という終戦まで続いた理不尽極まりない封建制度を支える主原因になっていたのも見逃せない

要するに武士道には功罪両面があるということだ

421日本@名無史さん:2006/02/15(水) 00:12:06
カルトではないだろ。それほど人々に尊敬されてたって意味でも取れる。
ゴッホの死後にその絵が評価されたように、武士も実態を越え何百年も後に
人々に崇拝される存在になった・・・たとえそれが虚像であってもだ。
422日本@名無史さん:2006/02/15(水) 00:15:36
>>416
直接に武士道とは関係ないが、小名浜の代官、寺西封元の治績でも調べたら
天草の鈴木重成とか常陸の岡田寒泉とか甲州の中井清太夫九敬とか。
こーゆー人達のほうが例外かもしれんが
423日本@名無史さん:2006/02/15(水) 00:17:55
>「君君たらずとも臣臣たれ」
そりゃ江戸のサラリーマン武士道だろ


「七度牢人せざれば」一人前ではない、っていうのが武士じゃん
424日本@名無史さん:2006/02/15(水) 00:26:43
>>414
武士を美化する人でも、君のように現象を率直に語る人にはケチを
つける気はないよ。他人に強要したり、虚構の歴史を宣伝したりせず、
個人の内面で信仰を持つだけなら全く無問題だと思う。
425日本@名無史さん:2006/02/15(水) 00:27:18
>>423
そりゃ戦国時代の武士だな

江戸時代以降は藩主に対する忠義こそ武士のあるべき姿とされた
426日本@名無史さん:2006/02/15(水) 00:36:36
>>420そういうのが何十人か出れば十分でしょ。
427日本@名無史さん:2006/02/15(水) 00:40:34
>>417
犯罪が少ないのではなく、犯罪が起きても暗数が多い、
犯罪的行為自体は存在するが、当時の法では犯罪と認識されない、
などの理由で少なく見えるだけ。
現代の法で言えば、公務員職権濫用罪、特別公務員暴行陵虐罪に
あたる行為が多かったのが江戸時代。
428日本@名無史さん:2006/02/15(水) 00:57:04
>>420
90%共感できるんだが、構築していたのは「武士」に限らない筈だよ。
気骨ある農民、神官、公家というのも居た。しかも決して武士より少ない
訳ではない。見落とされがちだが、神官は地方における文化・思想の担い手
として重要だ。
429日本@名無史さん:2006/02/15(水) 01:13:56
>>402
残念だが、豪商である以上は持ち得ない視点というのがある。
個人的な利益から離れた国の行く末などについては、
残念だがそういう豪商は決して心配する事は無いし、身にもつかない。
豪商というのはどんなに知識がついても利己的なものでしかないし、
国の柱には決してならない。
だから、政治などには嘴を入れさせるべきではない。
それが崩れてきた頃に幕府の政治がおかしくなってきたのだ。
よって、商人の知識は利己的なものかディレッタントとしての知識でしかないので、
武士が持つ事を推奨されたものとは違うのだ。
現在の経団連とか見てみなw
商人の知識や視点というのはああいうもんだ。国全体の心配は決してしない。
口先では散々言うんだがな。
430日本@名無史さん:2006/02/15(水) 01:32:07
>それが崩れてきた頃に幕府の政治がおかしくなってきたのだ。
そもそも幕府の政治ってのが日本のためではなく徳川家のためのものだったからな。

世界最大の軍事国家が300年間も眠り続けたんだ。
日本が停滞しようがどうしようが、徳川家さえ安泰ならそれでいい、
っていう異常な政治が徳川幕府
431日本@名無史さん:2006/02/15(水) 01:37:40
>>429 論争する気などないが、それは多分にあなたの偏見では?
武士なら国を案じ、商人は案じないの?その根拠は何?
大抵の武士は、国の将来どころか、自分の日々の生活で手一杯だよ。大名
でさえそう。殆んどの大名は狭い地域の藩政は行っても、国政レベルには
参加出来なかった。長州征伐、戊辰の役 当時の各藩の対応を見ても分かる
ように、自分の藩の保身・存続で手一杯。

あとね、戦前までは「紳商」という言葉があったの御存じ?豪商は、
文化・教養・社会貢献が3点セットで美徳とされていたんだよ。これも
武士道と全く同様に、怪しい人もいるけどね。でも武士より余裕がある分、
例外は少ないよ。寄付や貧民救済は名だたる豪商なら誰でもしていた。
そういう伝統があったんだよ。戦前までは。武士以外についても勉強して
ちょ。
432日本@名無史さん:2006/02/15(水) 01:38:33
幕府があったころの人間の方が現代人よりずっと幸せ
433日本@名無史さん:2006/02/15(水) 01:40:56
>432
あなたの人生の余計な40年についての感謝の言葉を期待してよろしいだろうか?
434日本@名無史さん:2006/02/15(水) 01:57:53
>433
如何なる意味ですか?
435日本@名無史さん:2006/02/15(水) 01:59:48
431だが、補足する。
戦前までの豪商には、茶人など数寄者と呼ばれる当代随一の文化人
が多かった。彼らのコレクションが基になった美術館というのも
多いの知ってるでしょ。文化・教養・見識のレベルは並の武士なんか
の比じゃないんだよ。

あと、捏造に満ちた武士道に、社会貢献という意識ってあるのか?
少なくとも実在の武士では、自発的に社会貢献事業をしてた武士って
あまりいないと思うが。武士道のほうが偏屈で前近代的では?
436日本@名無史さん:2006/02/15(水) 02:07:00
武士と現在の政治家を天秤にかけると武士の良さがわかる。 
現在の政治家=名声・私欲のため

武士=己が貧しくなろうと民が豊かに暮らせるように働く
あくまで俺の考えだが武士の二本の刀は
大刀=人を守るモノ
小刀=自分を守るモノ
437日本@名無史さん:2006/02/15(水) 02:08:29
>>434
江戸時代の平均寿命と現代の平均寿命の差ではなかろうかと。
438日本@名無史さん:2006/02/15(水) 02:08:58
>>436
その二本の刀で切り取り強盗を働いていたわけだが(w
439日本@名無史さん:2006/02/15(水) 02:13:08
強盗はしないだろ テレビ美杉
440日本@名無史さん:2006/02/15(水) 02:18:59
だからさ〜信者の人は、フィクションの中の武士が好き
ってことでいいじゃん。それなら学者も納得するだろ。
空想上の武士像を事実であるかのように言い張るから論争に
なっちゃうんだよ。
武士道を信奉するなら414のような潔さを見習えよ!!
441日本@名無史さん:2006/02/15(水) 02:28:06
>>436
魔法が使えるペガサスに乗ってる武士だな。カコイイ!!
442日本@名無史さん:2006/02/15(水) 02:31:33
勝海舟も侍は立派だったって言ってる
食うに困らず暇もあり余ってるからせいぜい立派に装うしかなかったそうだ
それが明治になって食うに困ったら急に人間が汚くなったと嘆いている
確かに人間余裕があれば悪い事しないよ
443日本@名無史さん:2006/02/15(水) 02:34:56
>>436 ネタかい?
お前が信者なのはわかるが、もうヤケになったか?
現代の基準からしたら、江戸時代の政治は殆んどが悪政になるよ。
搾取、不平等は当たり前の世の中。
一般庶民として暮らすなら、どの藩の藩政だって耐えられないよ。
お目出度いね、全く。
現代政治の醜悪さは、現代の要求水準から見れば低レベル、というだ
けの話。単純に比較したら、現代のほうが善政。
444日本@名無史さん:2006/02/15(水) 02:36:14
>>430
ただ徳川の為だけならばああも長くは続かない。
明治維新以後の方が特に地方は悲惨な生活になってしまった訳だが。

>>431
今を見るんだ。経団連は自殺者がどれだけ増えようが平気だぞ。
そして、三菱を起こした岩崎は人が大勢死ぬ事を知っていて、
維新に手を貸して、そこで身を立てた。少しは調べてみな。
言い訳のような貧民救済は外国の富豪達もやるが、それは言い訳の為。
福祉厚生教育に対して圧縮をかけるようにロビイストは動くが、
教育が行き届かない事によって発生した貧民達に米国の富豪達は施しをする。
それのどこが立派なんだね。
まあ、それも君には立派に見えるのだろうが、俺としては笑うしかない。

>>435
そんなものはそいつらの趣味でしかない。
アホかと言いたいね。
445日本@名無史さん:2006/02/15(水) 02:44:40
>>444
徳川家のためにわざわざ鎖国なんかをしたわけだが。
446日本@名無史さん:2006/02/15(水) 02:50:53
>445
解る人だ!
447日本@名無史さん:2006/02/15(水) 02:51:11
徳川家の為なのか?
何故鎖国をして、キリシタンがなんで弾圧されたのかは、世界史を知るものであれば、
すぐにわかる訳だがね。
448日本@名無史さん:2006/02/15(水) 02:52:00
>>444 おいおい、論点をすり替えるなよ。で、武士はそれ以上にどこが
立派なの?国を案じるという話は?

今を見ろ、と言うなら、武士だの武士道などという古臭い話こそ止めれば?
矛盾してるよ。

あと、君は文化・芸術には全然興味が無いようだね。文化・芸術の保護者
であることは、それ自体、社会貢献のひとつのあり方なんだよ。欧米や
かつての日本ではごく一般的な考え方。だから趣味人は尊敬された。
単なるオタクの趣味だと勘違いしてるところが無知だね。
449日本@名無史さん:2006/02/15(水) 02:53:01
国内の事も満足に出来ない政府は外国付き合う資格なし
450日本@名無史さん:2006/02/15(水) 02:57:08
どこがすりかえている?
利己的に動く事しか出来ないのが商人の有り様だ。
それを指摘したらすり替えになるのか?
武士には武士の考えがある。
負けるとわかっていても武士は勝負するときはあるが、商人はそれはしない。
利益にならないからな。
しかし、国全体を見るならば自分の個人的な安泰や利益は諦めるしかない部分がある。
そういう事が出来ない人間が、国の政治に嘴を出すと今みたいになると言っているだけの話。
米国の富豪達も売名のため、節税のため、貧民達に施しをするが、
片方で福利厚生を圧縮して、貧民達を再生産する事に忙しい。
そういうマッチポンプ的政策なら商売人は幾らでもやるだろうが、国全体のためにはならん。
商売人は商売人だ。利益を追求するのが商人だ。
たったそれだけのことを言っているだけの話。
451日本@名無史さん:2006/02/15(水) 03:00:31
武士は清廉潔白です
武士は高い志を持つ人です
武士は我々庶民の味方です
武士は我々庶民の為に自らを犠牲にする人です





事実は全部逆です
452日本@名無史さん:2006/02/15(水) 03:01:44
>>451
そういう印象操作しか出来ない訳か。
だから「商人」なんだよ。

自らの利益に忠実な、なw

自分で証明してどうするよ?
453日本@名無史さん:2006/02/15(水) 03:04:24
武士は腐っても鯛と知れ
454日本@名無史さん:2006/02/15(水) 03:12:23
俺は難しい事を書いている訳じゃない。

消費税があがってくれれば、輸入戻し税が増える。
これはトヨタとかにしてみれば魅力的な話だ。
何しろな、名目の標準価格に対して輸入戻し税が決まる訳だ。
しかし、車は普通値引きして買うもんだ。米国でもそれは一緒。
あらかじめ高めの値段つけておけば、幾らでも戻し税は増える。まるで魔法のように。
下請け叩きの効果も倍増する。
スゲー話さ。錬金術だな。
だから、奥田は「消費税上げるべき」っていうよな。
でも、戻される税金はただ日本人が生きているだけでかかってくる税金の中からだ。
幾ら大企業でもそいつらの都合だけ考えて配分しちゃいかんもんだ。
しかし、商人というのはそれを頓着はしない。
あげるべきである、とこうおっしゃる。

これは商売人としては当然の事だ。驚くこっちゃない。利益を上げるのが企業だから。
だが、これの意見を通すと国が傾くんだよ。リソースが限られているから。
そして、トヨタは日本が傾いても、別の国に飛び移るだけだろう。
それは困るな。無責任な態度というしかないし。
しかし、それを省みず、消費税上げるべきである、とこうおっしゃる。
いやそれは困るな、というのが一体どこがおかしいのかね?
トヨタが美術館を作ってくれてもな、それを見にくる余裕もない国民ばかりになったら、
そんな「立派な御趣味」がなんになる?
アホかいな。
455日本@名無史さん:2006/02/15(水) 03:25:19
>>452俺は448。 451じゃないよ。

まあ君が、富豪の偽善ぶりを言いたいのはよく分かるよ。俺も偽善
は否定できないと思う。全て立派だと言うつもりは毛頭ないよ。
俺はむしろ、何故武士だけが立派なのか不思議だから富豪の例を挙げ
たまで。洋の東西を問わず、貴族も偽善だし。で、大名・武士だけ
何故別なの?庶民から年貢を徴収しない分、商人のほうがまだマシ
では?
456日本@名無史さん:2006/02/15(水) 03:32:11
年貢とらなきゃ国が潰れるだろうが!税金みたいなもんだよ
457日本@名無史さん:2006/02/15(水) 03:37:29
>>455
武士が立派なんじゃない。
しかしな、

全体の為には個人の利益を考えて動くべきではない事もある。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれという事もある。

こういう考え方は、農民や職人には遠いものだし、
商売人の有り様や理想からは完全に相反するものだ。
公家は文化人し過ぎていて、下世話な事にはごく自然に触れない。
僧侶などは「系統違い」だ。
「あるべき公務員(公に携わる者)の姿」としての有り様を、
規範や文化として持っていたのは武士だけだということだよ。
武士が立派なんじゃなくて、こういう武士的な文化を背景に持つ人間でないと出来ない事もある。
そんだけの事。
商人として立派な奴というのはまた違う。
それは与えられたルールや状況の中で最大の利益を叩き出す奴だ。
そういうゲームで勝ちぬけた奴に喝采を送るのは別段おかしな事じゃない。
ただし、そのルールを自分達で弄ろうとし始めると腐る。
他の人間達の都合をごく自然に省みなくなってしまう。それは元々の有り様に由来するが。
商人が政治に携わるなというのは、それをすると外道のような要求や政策を、
平気で求め始めるのが避けられないからだ。
商人が駄目なんじゃない。
そういう立場であるという事を理解してないで、逸脱しようとするのは駄目だという事だ。
俺は豪商を否定してるもんじゃないんだよ。
どんなルールに変えられても商売というゲームで勝ち続ける奴は凄い奴に決まってるだろ。
でも、プレーヤーは自分でルールを弄っちゃ駄目だ。それが節度だよ。
逆に武士が商売をやろうとしてもうまくいかんだろう。
武士としてよく出来ている奴ほど必ず失敗する。そういう事だ。
米国の富豪や今の経団連は商人の「外道」なんだよ。
いかさまギャンブラーに感心する奴なんていないだろ?
458日本@名無史さん:2006/02/15(水) 03:57:57
>>457
ん〜、俺は商人を特に誉めたいわけでも何でもないんだけどな。
君も立派だと考える、「公共の利益の為に己を犠牲にする精神」
それ自体はいいよ。なかなか出来ることではないね。

俺が不思議なのは、それが何故、武士特有のものと君が主張するのか、
という点。そういう人はあらゆる階層に居たよ。
それと、武家の政治は全て善政なのか?生活に困窮し、止むにやまれぬ
一揆でも、指導者を死刑にするのが武家政治だよ。各藩にあった御家騒動
だって、各派閥の醜い利権争いだったりする。物事には善悪・その中間
さまざまな面が有る。なのに何故、武士についてだけ、全面的に美化する
わけ?
459日本@名無史さん:2006/02/15(水) 04:15:52
>>758
江戸期には武士にしかそういう観点がなかったからだよ
日本人全体が道徳を持ったのは明治から
幕末に日本に来た外人も口々に侍の精神を褒めたたえている
そして一般民衆に関しては誉めてない
百姓町人はどこの国にも見られるタイプだが支配階級である侍は他の国に見られない高潔な人種である
と言った事が書かれている
外国人は侍とは別な民族だと思い込んでいた
それほど明らかな違いがあったと言う事だ
460日本@名無史さん:2006/02/15(水) 04:19:35
>>456
その年貢の割合を知って言ってるのか?
八公二民とかとんでもない搾取してる藩もあるんだよ。
天領(幕府領)は比較的年貢率低めだが、諸藩では五公五民(半分)
なんてのはザラだよ。それでいて福祉が充実してる訳でもなし。
461日本@名無史さん:2006/02/15(水) 04:21:20
お国のために死んでいった英霊達と重ね合わせてるんじゃないのか?
462日本@名無史さん:2006/02/15(水) 04:22:25
重税なのは今も同じだろw
463日本@名無史さん:2006/02/15(水) 04:34:22
>>459 「武士にしか〜」のソースは何?何故、そんなに安易に
断定できるの?君は学者?いかにも素人臭い内容からしてそうとは
思えないが。
あと、当然ながら、武士を野蛮人と見る外国人も居たよ。
リーズデイル卿の『回想録』ではそういう記述がある。
ちなみにこの著では公家が賞賛されている。武士が絶賛されてる
当時の文献があるなら教えてくれないか?あと、一般民衆を誉めて
ない、というのは単なる君の無知だよ。身近な専門家(大学の先生
など)に聞いてみるといい。
464日本@名無史さん:2006/02/15(水) 04:42:22
だから462は貧乏なのかw
465日本@名無史さん:2006/02/15(水) 05:07:05
>>463
武士の子孫でもない俺が作り話してまで武士を擁護する理由はない
なんでそんな喧嘩腰なのか知らんが
百姓同士が武士について言い争いなんて不毛だろ
疑問に思うなら自分で調べるといい
それが学問と言うものだろう
466日本@名無史さん:2006/02/15(水) 05:38:18
>>465
何キレてんの?論理的に話すことが出来ないんだね。
別に全然言い争ってなどいないだろ。
皮肉だが、そういう態度で武士道云々とは全然説得力ないよ。
君自身は理想とする武士像とは全然違うんだね。まあ、これ以上問答
するのは無駄だから止めておくよ。
467日本@名無史さん:2006/02/15(水) 06:07:21
つーか武士道はキモイで結論でてるんだから、そんなに必死になんなよネトウヨどもがw
こんな場末のスレにまでも必死でオナニーこいてるからタチ悪いわ
468日本@名無史さん:2006/02/15(水) 07:27:02
吉田松蔭の子供の頃は、家は50石で半分藩に借り上げられて清貧でも
武士の教育がされてる。お百姓とは違うよ
469日本@名無史さん:2006/02/15(水) 09:03:48
そりゃチョン州だからな
どうせそこらの草でも食ってたんだろww
470日本@名無史さん:2006/02/15(水) 10:10:47
とりあえず、商人の子供とか農民の子供とか町人の子供は糞だから
471日本@名無史さん:2006/02/15(水) 14:02:24
>>458
今の政治を見ればいいだろう。
あるいは明治政府の政治を。
幕府の時よりも、国全体という視点においては明らかに劣化した。
商人が首を突っ込む事で総生産は上がったが多くの人々の生活が苦しくなった。
それが維新の結果だ。
現在はヤクザが背後にいるような企業が平気で闊歩している。
しかし、経団連なども事実上それを認めている結果、どこも止める事は出来ない。
商人の政治になってしまっている。
見事に利己的な人間達によって占められてしまった。
それが現状だ。
どこに立派な人間がいるんだね?
今の経団連などに。国全体を懸念するような視点は欠片もない。
472日本@名無史さん:2006/02/15(水) 19:47:26
武士道も信者もキモイって本当なんだね
473日本@名無史さん:2006/02/15(水) 20:16:40
>>471
>幕府の時よりも、国全体という視点においては明らかに劣化した。

具体的にどこが劣化したって?
武士も商人も人が利己心に走るのは幕府以前も同様だろ?
474日本@名無史さん:2006/02/15(水) 21:33:04
まだ、廃藩から十数年しかたっていなかった頃の話。
松山藩の馬廻役の息子と江戸の町名主の息子が東京で友人になった。
松山の男は田舎の秀才らしく、やたらと士族風を吹かせ、江戸の男に
「武家の子は学校では町家の子に成績で劣っておったが、気骨では勝っておった。
やはり武士にまさるものはないぞなもし」などと自慢した。
それを聞いた江戸の男は、むかっ腹を立て、
「べらぼうめ、文明開化の御代にさむれえも町人もあるもんかい。
おめえさんがさむれえの肩を持つのなら、おいらはあえて町人の肩を持つぜ。
町人の倅だって子供の頃から武家風に学問や武芸を仕込めば、それらしくなるし、
武家の倅だって餓鬼の時分からあきんどの家に預けて仕込めば銭臭くなる。
氏より育ちなんだよ、てやんでえ!」
と反論したんだと。
475日本@名無史さん:2006/02/15(水) 22:34:09
>471
いや、だから「武士道」が主に明治以降に作られたもんなんだから、
明治以降の日本が劣化してるとしたら、
それは「武士道」のせいだってことでいいのかな?
476日本@名無史さん:2006/02/15(水) 22:47:49
まあまあ。
現在は町人(商人)の時代になったんだよ(明治以降から)
結局、武士全盛の時代には武士は叩かれ、時代が移り行き
商人が力をつけるようになってからは、やっぱり武士の時代が良かったな〜
とかっていうもんだよ。

今の会社のオジサン連中が「今の若い奴は〜うんぬん〜団塊の俺達の若い時はもっと
外で遊んだもんだ〜みたいなノリなんだろ?
477日本@名無史さん:2006/02/15(水) 22:57:23
なんかまじめな武士はオ×二×しちゃいけなかったんだって かわいそ・・・。
478日本@名無史さん:2006/02/15(水) 23:20:07
つまり

武士全盛の時代→小泉政権の様に武士は叩かれ、武士はイラネと言われる。

明治になって→商人マンセー、町人マンセー、民主主義自由主義、大衆平等マンセー
       となって初めて「やっぱり武士時代の方がよかったねー」って事で武士道出版

って流れだと思うね。     
479日本@名無史さん:2006/02/15(水) 23:22:35
遅スレ失礼
>>436 
大刀は相手を斬る、武を使う者という立場を表す物
小刀は自分を斬る、人の上に建つ者としての責任を表す物
相撲の行事も小刀を帯びてるが、自分の判断に責任を持つ物で間違った場合は腹切って責任を取るためのもの
相撲に関しては、相撲関係の本に出てる。前のは、江戸時代の家訓関係に載ってる。
>>438 その思い込みは、時代劇や大衆小説の刷り込み。
200番台と300番台を読み直してみるとわかると思うよ。
ここ最新50でキモイと思われてる武士道って時代劇や大衆小説での武士道だね。
こういうのを現実にあったと思ってるのはちょっとw
480日本@名無史さん:2006/02/15(水) 23:57:25
>>479
「国持ち給ふ大将たちの、人の国を取りなさるる、
 是は、よその国にさのみとがはなけれども、
 押し破り、手柄しだいに取るといへども、
 昔が今にいたるまで、切り取り、強盗、 盗人とは申しがたし。」(『甲陽軍鑑』巻二)

つーか、「切り取り」「強盗」とも思ってなかったんだな。すげーぜサムライ!
481日本@名無史さん:2006/02/16(木) 00:02:41
それは戦いのときの話
482日本@名無史さん:2006/02/16(木) 00:05:31
>>480 そもそも、切り取り強盗とかって領地の話じゃないのか?
そこ勘違いしてない?
住民への略奪とは違う話だよ。
483日本@名無史さん:2006/02/16(木) 00:14:24
>>480 口語訳とか併記されてないの?
口語訳読めば勘違いしてるのがわかると思うぞ
484日本@名無史さん:2006/02/16(木) 00:14:37
【新撰組】京都御苑で職務質問【コスプレ】
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news7/1139724920/
485日本@名無史さん:2006/02/16(木) 01:35:38
>>475
妄想としての武士道については確かに退廃のなせる技だろう。
そもそも新渡戸の言う通りであれば、薩長土佐はやっちゃならん事をしてる事になるが、
新渡戸はそっちは丸々認めている。
序列を無視してのクーデターだから「武士道」にのっとれば問題ありなんだがな。
勝手に外国とも交渉を持った訳だし。
何れにしても「武士道」が気持ち悪いというのには同意だ。
ただし、本来の武士の有り様が気持ち悪いかというと違う。
そういう役割としての階級がいてくれた方が色々とやりやすいことがあるのは否めない。
今のようなモラルハザードが起こり辛いのは間違いない。
公の仕事に携わるという事についての自覚が無い事を責める事すらよく出来ないというのは困るよ。
486日本@名無史さん:2006/02/16(木) 01:41:21
>>460
確かに水戸のような搾取しまくりな藩は擁護するに値しないが。

五公五民は最初に検地したときの数字で、通常は生産量が増しても
搾取される石高は変わらなかったはず。
生産量が増せば増すほど農民の可処分所得は多くなる。
武士の給料は固定されてるから物価が上がっても安いまま。

江戸なんて大火のたびに再建費用が嵩んでるから、もっと高税率に
するか百姓以外にも租税対象を広げてもいいんだけどな。
487日本@名無史さん:2006/02/16(木) 09:53:27
ずるい卑怯は敗者の戯言、ってのが武士道だからね。
正々堂々もクソも無い。騙し撃ちもなんでもオッケー。
488475:2006/02/16(木) 10:08:27
>>485
マジレスthanks.
471をからかっただけなんだが。
「本来の武士のあり方」が江戸時代なのか、戦国時代なのかにもよるよな。
「平和で罪もない隣国を好き勝手に奪っていい」っていう
道徳を広める階級がいてくれてもちょっと困る。
そもそも、「公の仕事に携わるという事についての自覚が無い事を責める」のは、
「武士道」とか「武士」と関係なしにやりゃあいいんだよ。





489日本@名無史さん:2006/02/16(木) 11:13:23
ペリーの黒船を見て、憂国するのが武士、
ええじゃないか踊りが百姓・町人
490日本@名無史さん:2006/02/16(木) 14:00:27
憂国?
海岸に釣り鐘や南瓜を並べるのは憂国じゃないだろ。
491日本@名無史さん:2006/02/16(木) 14:03:55
ここは百姓町民の怨念渦巻くスレですね
492日本@名無史さん:2006/02/16(木) 14:35:15
武士道=精神的ホモプレイ
493日本@名無史さん:2006/02/16(木) 15:40:57
>>488
> 「平和で罪もない隣国を好き勝手に奪っていい」っていう
> 道徳を広める階級がいてくれてもちょっと困る。
それはどちらかといえば商売人のする事だ。
経済侵略も侵略の一つだよ。

グローバリズムは言ってみればそういう事だからな。
まずは絶対に負けない体制を作った上で「公平な競争」、しかも、ルールは自分達が策定。
それを強要して回る訳だから。
ヘビー級のプロボクサーをたくさんそろえた上で、バンタム級のアマ選手しか持たない相手に、
「拳と拳の真っ向勝負をしようじゃないか。勿論武器は禁止」
と言っているに等しい。
494475:2006/02/16(木) 20:57:51
>>493
スレ違い。
商売人の経済侵略って話は「武士道」のスレでする話じゃない。
侵略好きは、坊主にも貴族にもいくらもいるんだよ。
このスレの話題は、「武士道」が弱肉強食の思想だったっていう話だろ?
つまり、493が言うような商売人は、「武士道」の実践者だって言ってもいいよな。
495日本@名無史さん:2006/02/16(木) 21:03:07
商人=悪、みたいな話が出てるが、それは武士=善、の積極的根拠には
ならない。
それに室町幕府は土倉などの豪商と結託していたし、徳川幕府も成立当初
から、茶屋家などの豪商と深く癒着していた。茶屋家は幕府から扶持米まで
給され幕臣扱いだし。
あと、近世以前には武士も商工業を営んでいた。また、勝海舟や坂本竜馬
って本来商人の家系。勝の曽祖父だかが越後の貧農で江戸に出て貸金業を
営み、子に幕臣の地位を買ってやった。樋口一葉の父も、行商人をしていた
人で、後に御家人の地位を買っている。
496日本@名無史さん:2006/02/16(木) 22:14:38
安房国・北条藩の上席家老・川井藤左衛門(?〜1712)は藩政を私物化。
権力をかさに社寺の古木を強引に伐採して江戸で売りさばき、巨利を得た。
さらに領内に過酷な重税を課した。困窮ゆえ年貢軽減を嘆願した農民を
脅す目的で、3人の庄屋を死刑にした。そのため農民は江戸に出て幕府に
直訴。
@過重な年貢の賦課A吟味なしに庄屋を死刑にしたB神仏を蔑ろにし古木
を伐採 などの罪状により、川井とその息子は打ち首となった。
藩主・屋代家も領地没収、廃藩となる。この事件を「万石騒動」という。

さすが武士はやる事が違う。死にっぷりも見事だ。
497日本@名無史さん:2006/02/16(木) 23:14:43
憂国どころか、おのれの藩内のことすら考えが及ばない狭量な武士ども
498日本@名無史さん:2006/02/16(木) 23:26:06
昔は藩が今で言う国だったんだがな
499日本@名無史さん:2006/02/16(木) 23:29:41
やっぱり人間ってのは自分が一番かわいいんだよ。
武士だろうが町人だろうが現代人だろうがそれは変わらないよ。
500日本@名無史さん:2006/02/16(木) 23:32:27
キムさんはもういないの?
501日本@名無史さん:2006/02/17(金) 21:50:44
>>459の言ってる事は捏造じゃん。
求められてもソースを出せないのは、こいつの妄想による作り話だから。
そこまでして武士を美化したい信者ってキモすぎる。
武士の血が入ってる者としては、たかが武士如きをそこまで神格化する
心理は病的としか言い様がない。天皇とかならともかく。
よほど出自に劣等感でもあるのか。
502日本@名無史さん:2006/02/18(土) 09:14:47
真偽はともかく、
徳川とかは源氏の子孫だそうだから
遡れば皇族なんだけどな。
503日本@名無史さん:2006/02/18(土) 09:25:35
そういえばノスタルじいとかいう言葉があったな。
過去にも現在にも存在しない「真の日本」を妄想し
それへの回帰に妄執する人達。
504日本@名無史さん:2006/02/18(土) 09:49:22
>>502
だからそれも捏造
信じてる奴は珍しい
505日本@名無史さん:2006/02/18(土) 10:05:09
飛ばし飛ばし読んだんで流れを無視するけど、
スマンが言いたいことを言わせてもらう。

武士道は武士特有のものと言うより、
日本人の美観を武士の立場で解釈しようとしたものだと思うんだけど。
だから、武士道とはこれと示すのは難しい。
それぞれに解釈の仕方があるから。
変化していくし立場によっても微妙に変わる。

根底にあるのは、”美しく生きたい”と言う欲求じゃないかなと思う。
それがキモイと言われる所以だろうし、
一部のアジア人の劣等感を呼び起こす所以でもあるだろうと思っている。

武士道を実践し体現したいと願う人でも、
長く生きてれば失敗や間違いもあるだろうから
武士道を個人や特定職業に求めても
一部肯定一部否定みたいな中途半端な話になって
それは武士道とはいえないという評価になるでしょ?
たとえば、恥をかいても生き抜いて目的をはたすことも
恥をかいたら潔く散るのも武士道として間違いとはいえないと思う。
言葉だけなら正反対、立場によって選ぶ道が違う。
どちらも武士道で根底は同じ美観でないかい?
私の思う日本人の美観は正しいと信じたことを信じぬくことだと思う。
506日本@名無史さん:2006/02/18(土) 10:06:40
人格障害の患者に多い思考パターンに、二分的思考というのが
ある。物事や人間には、良い部分、悪い部分、どちらとも言えない
部分、など多様な側面があるが、
人格障害患者はそのような見方をすることが出来ない。
全面的に理想化するか、全面的にこき下ろすか、のどちらか。
商人=悪、武士=善 みたいなのがそれ。これを二分的思考という。

多くの精神科医は、現代においてこの人格障害が急増していると
指摘している。現実無視の、明らかに幼稚な武士賛美も、
こういう精神状態の持ち主が多いことを示す一例かもしれない。
507日本@名無史さん:2006/02/18(土) 12:38:39
>>505
>根底にあるのは、”美しく生きたい”と言う欲求じゃないかなと思う。

そんな欲求は存在しない。
508日本@名無史さん:2006/02/18(土) 12:43:44
>>507
一部アジア人にはそうだろうとも!
日本人には、日本人に限らず特定アジア人以外にはあるだろ。
509日本@名無史さん:2006/02/18(土) 13:15:59
あるヤツもいれば、ないヤツもいるだろうな。日本でも、他の国でもそれは同じだ。
510日本@名無史さん:2006/02/18(土) 13:28:07
>>501
調べもしないで勝手に捏造にするなよw
蔵書が多いからどの資料か特定するのは大変
ただ、一つ思い出した
未知の物に対して理解を示さず、ただ恐れ忌み嫌う
と言う一行があったが
まさにお前そのままだなw
幕末に来日した外交官の調書を洗ってみるといい
511日本@名無史さん:2006/02/18(土) 14:19:49
>>507 武士を始め各国の文化、宗教関係を完全否定ですかw
そういう美学的なのは商人にも、農民にもあるし、職人なんて凄く強い。
ただ生きていればいいという人でなければ持ってる筈なんだけどね。
心理学でも根底的欲求の中に含まれてるし
512日本@名無史さん:2006/02/18(土) 14:23:38
>>506
>人格障害の患者に多い思考パターン
>全面的に理想化するか、全面的にこき下ろすか、のどちらか。

●大東亜戦争●
サヨ・・・特筆すべき悪の国、日本の侵略戦争
ウヨ・・・正義の解放戦争

一般・・・国益を計り行動した結果の軋轢

●南京大虐殺●
サヨ・・・30万大虐殺
ウヨ・・・虐殺行為は存在せず

一般・・・日本側の公文書からも、一定数の不法殺害行為は認められる
513日本@名無史さん:2006/02/18(土) 14:42:26
まあようするに「武士道」ってのは無いんだ。

すくなくとも、明治以前には無かった。
結論的に言うとそんなとこかな。
514日本@名無史さん:2006/02/18(土) 16:12:52
>>510
だったら無駄口たたかず資料名を挙げろや
ソースを示せないなら、信用されんのは当然だろ。お前が書いた内容
なんだから、お前がソースを示すのが筋。学界でも初歩的な常識。
ソース出せと言われて「あんたが調べろ」と逆ギレする奴なんて問題外。
武士道信者は常識もないのか。困ったもんだなw
515日本@名無史さん:2006/02/18(土) 16:41:48
武士道と言っても、
村田清風とか調所笑左衛門もいるからなぁ
516日本人:2006/02/18(土) 17:10:35
「 武士道とは死ぬこととみつけたり。」と新渡戸が言ってるのに
何で東條が切腹しなかったのか不思議だった。前者は南部藩士で侍だったが
後者は侍出身ではなく能楽の家に生まれた孫だった。職業軍人という公務員。
 負けて切腹することを知らなかったんだ。
517日本@名無史さん:2006/02/18(土) 17:24:01
自我が未成熟な者ほど偶像を求める。
愚かしい行為だが、彼らにとっては切実な行為。

武士を理想化し、それを心の拠り所とする者に、史実という刃物
を突きつけることは、ぼろきれ1枚しか服がない乞食から、
そのぼろきれを剥ぎ取るのに等しい。だから必死に抵抗する。
学問的には虚構でも、そうせずにはいられない哀れな人達だという
ことを理解してあげよう。精神的「弱者」として。
518日本@名無史さん:2006/02/18(土) 17:36:09
>>514 
非常識なのは勿論だけど、責任転嫁の態度が卑怯。
自分が書いた文のソース聞かれて「お前が調べろ」とは・・・
厚顔無恥な汚職公務員の態度に良く似てる。
それで公務に就く者の心構えだの、武士道だのって、一体・・・
519日本@名無史さん:2006/02/18(土) 17:58:43
個人的な価値観を勝手に武士道に置き換えてしまうことが多いw
520日本@名無史さん:2006/02/18(土) 18:03:19
>>516
>「 武士道とは死ぬこととみつけたり。」と新渡戸が言ってるのに

言っていない。それは「葉隠」の中の一節。
ていうか、新渡戸は「葉隠」も読んでないで「武士道」を書いたんだよな。

いい面の皮だ。

>負けて切腹することを知らなかったんだ。

東条がヘタレだからだろ。武士だとか武士でないとかは関係ない。
521日本@名無史さん:2006/02/18(土) 18:26:52
>>517
一体何を持って自我が弱いというのか?
自我が弱いっていうのはもう十分に繁殖し尽くしたといえるのではないか?
例えば、天皇家や藤原氏は繁栄に繁栄を重ねている。
これは日本の伝統がゆえの結果だ。世界に類を見ない。
特定の氏や家が綿々と繁栄している。こういう現象の結果自我が弱い人っていうのは
生まれたのではないか?
つまり、自我が弱い人間には武士が多く、武士は自我が弱いのではないか?
また、そういう弱さこそが武士の魅力なのではないか?
522日本@名無史さん:2006/02/18(土) 18:30:02
補足すると、武士最高のブランドである清和源氏は天皇家の子孫といえる。
また、宇多源氏や嵯峨源氏の子孫も武士として繁栄しているが、これらを
まとめて天皇家の子孫と考えると、武士の多くや武士の棟梁の多くは天皇家の
子孫と言える。
武士に限らず、地主や豪農に天皇の子孫は多くいる。
同じように公家(朝廷)のほとんどは藤原氏によって占有されている。
つまり、藤原氏の子孫と考えて良い。
523日本@名無史さん:2006/02/18(土) 18:58:45
葉隠は死に急ぐから駄目。
524日本@名無史さん:2006/02/18(土) 22:13:34
そんなに武士が好きなら腹切って死ねよ
525475:2006/02/18(土) 22:42:18
516は新渡戸も『葉隠』も読まずに馬鹿な事を書いて、
切腹もしないわけだな。
526日本@名無史さん:2006/02/18(土) 23:19:41
>>522
天皇の子孫と堂々と言えるのは、天皇・宮家、それに公家
ぐらいだよ。あとは精々、南朝系の神官とか。
武家や豪農の家系は全然信用できないって。江戸時代に拵えた怪しい家系図
が唯一の論拠だったりする。朝廷の正史に名が無い家の場合、地元民の
子孫である可能性大。

徳川将軍家の祖、つまり三河の松平家なんかも、文献上の初見は、
どんなに遡っても室町時代だったと思う。それ以前の家系・活動は謎に
包まれたまま。地方の武家などが、源平藤橘の子孫を自称するのは、
鎌倉時代あたりから続く、一種の習慣・流行のようなもの。深い意味や
信憑性は無い。
527日本@名無史さん:2006/02/18(土) 23:27:15
いやでもさ、例えば清和天皇の子孫だけで確実に存在が確認されてるのだって

http://www.myj7000.jp-biz.net/clan/01/010/01000.htm

このように、はっきりと孫、曾孫の代まで確認されている。
この調子で子孫が増えていくと、ちまたで言われてるような数の子孫は
現在の段階で居てもおかしくない。
いや、もっと多くでむしろ家系図の捏造以上の家が天皇の子孫といえる。
(つまり、一般人だと思い込んでいる貧乏家庭だけど事実としては子孫で
家系図が無い)
だから、捏造が巷で溢れてるんじゃなくて、もっと多くの仮定が天皇の子孫だよ。
実際、うちはれっきとした清和天皇の子孫。
528日本@名無史さん:2006/02/18(土) 23:57:57
家系図倉庫っていうのでこんなのもあるよ。
http://page.freett.com/keizusoko/contents_html.html#anchor-gen
自分の祖先だと言われてる人とかも載ってるくらい広範囲のもの。
加えて言っておくと、途中で勝手に「○○が叔父さんだ」とか言い出してもOKな世界なので
本当に神社やらじゃないと怪しいよ。
特に江戸期は家系図作りを専門家にやらせて勝手に作らせるなんてのが横行したから。
江戸時代の岐阜には名流の農民が多いってのとか落語の御題にもなってる
529日本@名無史さん:2006/02/19(日) 00:06:45
そういう意味じゃないよ。仮に末端(〜の子孫だって言い張ってる平民)が
全部嘘だとしても、千年前の入り口部分(清和天皇の子、孫、曾孫)ですら
>>527
のように大量にいる。この調子で増えて行ったら現在には相当数の子孫がいるってこと。
清和天皇の子孫だけで(男系のみだとしても)相当数。
もう、何百万人っていう単位だよ。
ちなみに、俺はマジもんの岡山の清和源氏の子孫
530日本@名無史さん:2006/02/19(日) 00:07:31
ごめん、何百万は言い過ぎたw
531日本@名無史さん:2006/02/19(日) 00:12:49
ああ、相当数存在するってことだね。それなら了解。
自分が子どもの頃に、「日本人は元をたどれば全て天皇家に関係してる」
って言ってる人{教授?}が居たがあながち有りえない事じゃないしね。
532日本@名無史さん:2006/02/19(日) 00:15:15
つまり、捏造が多い・嘘が多い・ハッタリが多い

っていうけれど、実際天皇の男系の子孫って相当数居るよ。
中学のクラスに一人とか二人、三人ってレベルだよ(もっと多いかもしれない)
533日本@名無史さん:2006/02/19(日) 00:21:54
室町までに新造されてない苗字の場合なら天皇の男系子孫になるんじゃないかな。
太平記とかにかなり沢山出てくるし。
後は、遡って外国人の父親が入ってなければ大概そうじゃないの?
末はほとんどの地方・島に行ってるみたいだし、旅もしてるし、東北とかの風習もあるし
534日本@名無史さん:2006/02/19(日) 00:22:49
天皇の子孫か否かが重要なのではなくて、その家系の家格が重要。
公家なんか天皇の血が何らかの経路で入っていない者は皆無。
天皇の血なんか当たり前の世界。そういう者同士の間で家格の優劣
がある。
天皇の血がごく一部に入っていても、水呑百姓の家なら、
それは単なる庶民。上流社会では、数百年前の天皇の血などには
何の権威性もない。農家なのに源氏・平氏とかで騒ぐのは田舎の人
だけ
535日本@名無史さん:2006/02/19(日) 00:29:26
日本はそんなに家格付けしないからね。
武家とか一部の豪農はあるだろうけどさ。
ま、江戸時代以降の一族とかの家格は生きてるけど、そんなのは一部でまだ広がってないし
それ以外の世界では価格があってもそんなに優遇されないし、関係ないからね。
名誉って言っても、「先祖はすごいね」くらいだし
536日本@名無史さん:2006/02/19(日) 01:05:37
>>534
男系男子のY染色体に注目。
藤原氏の男系のY染色体は藤原道長や中臣鎌足と一緒。
源氏、平氏は神武天皇や天武天皇と同じY染色体。
537日本@名無史さん:2006/02/19(日) 01:15:56
>>536
だったら源氏や平氏が天皇や関白になれんのか?
ましてや源平藤橘を自称する庶民が。
538日本@名無史さん:2006/02/19(日) 01:23:07
>>537

>公家なんか天皇の血が何らかの経路で入っていない者は皆無。
>天皇の血なんか当たり前の世界。そういう者同士の間で家格の優劣
>がある。

天皇家の血が藤原氏に入っているのは当たり前っていうけれど
天皇家、源氏、平氏のY染色体と藤原氏と天皇の娘が結婚してできた子供のY
染色体はまったく別者って話。
源氏の子孫ならたとえ農民でも天皇と同じY染色体、一方藤原氏は何百回天皇の娘と
結婚して子供を産んでもY染色体は、中臣鎌足と同じY染色体。
539日本@名無史さん:2006/02/19(日) 01:30:15
>>538 素朴な疑問なんだが、遺伝子が希薄なY染色体だけで、
数百年前の先祖を特定できるのか?もしそうなら、人類の起源や、
天皇家の起源、日韓同祖論など、たちどころに解決することに
なると思うが。
540日本@名無史さん:2006/02/19(日) 01:35:17
538は相変わらずのトンデモ学説だろ。懲りない奴だな
541日本@名無史さん:2006/02/19(日) 01:39:22
>>539
なんで?
例えば、天皇家のY染色体と源氏の子孫のA君のY染色体が同じであっても
「天皇家とA君の家系には共通してある祖先を持っている」
そといえるだけで、A君の先祖が誰かっていうのは特定できないよ。
共通するある祖先っていうのが天皇である事は確実だけど。
また、天皇様に対してその遺伝子を調べるなんて事は思い異っきり失礼にあたるので
実行不可能。
日韓同祖論にしたって、日本人100人のY染色体調べても100人バラバラなんだよ?
バラバラのY染色体を、韓国人100人のY染色体(これもバラバラ)と比較したって
何の共通点も見出せないよ。
542日本@名無史さん:2006/02/19(日) 01:49:01
>>540

http://www.rocus.co.jp/dnatesting/ychromosomal/haplotype.htm

Y染色体ハプロタイプは、その家系の系譜で共通の男性(父系)
系統の鑑定のために利用されます。例えば、ある男性のグループ
には厳密な家系ライン(全員が”徳川”などの同じ姓を持つ)があって、
共通の祖先を持つと考えられるなら、
個々個人のY染色体を調べる事は、彼らの憶測を指示し、主張する
材料としてかなり有効です。
同じ父系の出身者(鈴木性すべての男性)全員からY染色体マーカー
を見ることによって、我々は、彼らが全員、(関係があると思われる
2名の人物同士の関係で、少ない数ながら
10世代から20世代未満の世代間に発生する突然変異率を計算し、
考慮を行いながら)同じY染色体マーカーを共有しているかを評価できます。
以下に注意してください。この検査は、ある人物にとっては答えたくない
質問かもしれませんが、
その家系で父系であるかないかを区別する事にも使用できます。
そして、Y染色体氏名研究をするとき、警告が鳴らされます。


543日本@名無史さん:2006/02/19(日) 01:56:32
Y染色体が♂のみにあるということと、その男系子孫がその形質
を受継ぐこととは別問題では?
A男の直系の曾孫D男が、A男のY染色体の形質を遺伝により
忠実に受継いでるという保証はないと思うよ。
544日本@名無史さん:2006/02/19(日) 02:09:36
てゆうか、Y染色体で診断したら、田舎で源氏だ平氏だと自称してる
奴の嘘がバレて、自称源氏にとっては益々不都合なんじゃないのか。
545日本@名無史さん:2006/02/19(日) 02:12:08
朝鮮総連への圧力は差別以外の何物でもない!!
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/kyousan/1140281160/l50

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546日本@名無史さん:2006/02/19(日) 02:13:41
侍が白と言えば白なんだよ
百姓は黙って侍の言う事を聞いていればいい
547日本@名無史さん:2006/02/19(日) 02:23:14
ネタ元は『Y染色体からみた日本人』(岩波科学ライブラリー)
あたりだろう。女系天皇に絡んで、この手の話題がホットだな。

だけど、1000年や数百年単位での家系の調査に、果たしてY染色体
がどこまで有効なのか、かなり疑問を感じる。擬似科学の匂いがする
んだよね。また、逆にY染色体の遺伝における変異性がもし極めて
少ないのなら、万世一系という伝説の虚構が暴かれてしまう可能性
もある。いずれにせよ、家系を権威づける方向には役立たないように
思うね。
548日本@名無史さん:2006/02/19(日) 02:39:09
>>547
それで面白いのが皇位簒奪の可能性。他スレでもあったが、
平安時代に全く秘密裏に藤原氏が皇位を簒奪していた可能性が充分ある。
朝廷の有力者は皆、藤原氏。源氏の公家も皆、藤原氏の
身内。誰も咎める者などいない。関白の息子を、皇子・東宮に
仕立て上げることなどた易いことだからね。
もしそうだとすると、なぜ藤原氏が表面上、天皇になろうとしなかっ
たのかが、納得できる。
549日本@名無史さん:2006/02/19(日) 02:43:17
深夜になりますと魑魅魍魎に化かされる者が出没しますな。
550日本@名無史さん:2006/02/19(日) 03:04:19
>>538
他の方でもいいのですが、初歩的なところ教えてほしいんですけど。
例えば今から2千年前に現皇室の男系祖先Yさんがいるとして、その人に
男の子が二人いて、それぞれにまた二人いて、また‥‥‥‥っていくと、
我々のほとんどはYさんの男系子孫になる可能性があると思うんですが。

もちろんYさんには兄弟もいるかもしれないし、従兄弟、又従兄弟、又々従兄弟、
又々々‥‥従兄弟もいるでしょう。で、我々の中にはその人たちの男系子孫も
いるでしょう。で、この又々‥‥従兄弟たちも何代か遡ればYさんの男系先祖の
誰かにたどり着くわけで。結局我々みんなほとんど何(十?百?)代か遡れば
Yさん、つまりは現皇室とと男系祖先を共通にすることになると思うんですが。
この議論はどこがおかしいでしょうか?
551日本@名無史さん:2006/02/19(日) 12:41:36
>>550
列島にいる男は天皇家の先祖だけで、残りは女しかいなかった場合は成立しそうですね。
552日本@名無史さん:2006/02/19(日) 17:21:01
同じように天皇家とは全く別の家も星の数ほどあって
同じようね鼠算的に増えていくから、単純にそうとは言い切れない。
553日本@名無史さん:2006/02/19(日) 17:58:10
>>539 とりあえず、Y染色体だけだと何ともいえないけど、DNAからは祖先が特定できる。
で、この解析から各民族から取ったデータがアフリカの一人の女性にまで帰着することがわかってる。
また、この方法から既に日朝同祖論は否定されてる。
ちなみに、日朝同祖論が展開された背景には今上天皇が朝鮮王族が天皇の家系に入ってると言ったことから言い出されてる。
そして、朝鮮人がそれぞれの祖について皆知ってることから同祖だと言い出した。
結局はその入った血も別の民族{現在と異なる朝鮮半島の人間}の血だったらしいけどね。
ググッて見るか、ニュースサイト行くとその顛末が出てるよ。
554日本@名無史さん:2006/02/19(日) 18:13:31
>>553 ミトコンドリアを使った分析だね。そのアフリカの女性
の遺伝子を受継ぐものには35系統あって、そのうち日本人には
9系統あるらしいね。35のうち9もあるというのはちょっと多い
印象だけど。
555550:2006/02/20(月) 06:25:55
>>551
いや、例えばね、初代天皇の同時代に列島に何百万人か知らないけど、まあ
男がいたとするじゃん。当然その中には初代天皇の又従兄弟とか又々従兄弟
とかいるわけじゃん。つまりそいつらは遡ると初代天皇の何代か前の先祖に
行き当たるでしょ。同じ作業をどんどん続けていくと、つまり初代天皇の
何十代前か何百代前か知らないけど、最初に仮定した何百万人のうち、かなり
の男が男系祖先を初代天皇と共通することにならないかい? 極端な話、
世代を遡れるだけ遡れば、結局日本人みな、更に言えば人類みな、女性で言えば
↑で話題になっているアフリカのイヴ、そして男性はその配偶者ってことに
なっちゃうんだが、
556日本@名無史さん:2006/02/20(月) 11:06:46
>>555
人類の起源まで遡ることになんの意味があるんだい?
要は自分も天皇家の子孫であると主張したいだけか
ご苦労さん
557日本@名無史さん:2006/02/20(月) 19:07:11
武力ある者が天下を取るのは世界共通の歴史だと思うけど、
他の国では武力ある者でもすぐ貴族化したが、日本の武士だけが
武士であることを貫いたと、聞きましたが本当ですか?
それが本当ならなぜ日本だけがそうなったんだろう?
558日本@名無史さん:2006/02/20(月) 20:01:30
貴族化してるじゃん>平氏
559日本@名無史さん:2006/02/20(月) 22:19:40
平清盛の一門も、足利将軍家も、近世の徳川将軍家や諸侯も、
多かれ少なかれ貴族化してるよ。文化史や生活史を紐解くと、いかに
彼らが貴族風・公家風に憧れ、崇敬していたかが分かるよ。
そう、あたかも現代庶民(の一部)が武士に憧れるのと同様に、
当時の武家は、公家をかなり理想化したうえで憧憬をもっていた。
大名家旧蔵の源氏絵などが良い例。同時代の実物の公家の没落ぶりとは
対照的に、豪華・優雅な別世界が描かれている。

なお、一般の武士が貴族化しなかったのは、思想・主義の問題ではなくて、
もともと貴族に相当する身分・財力が無い階層に属するから。
貴族化したのは大名クラスまで。書き忘れていたが、戦国期ですら、
周防の大内家や、越前の朝倉家、駿河の今川家は公家かぶれで有名だったし
、尾張の織田家でも公家を招いて宴に興じたりしている。
560日本@名無史さん:2006/02/20(月) 22:25:09
会津武士道は似非武士道
561日本@名無史さん:2006/02/20(月) 22:32:48
出世、権力、金、そんな事しか興味が無いのは、
比較的低い階層の人間。
それらが最初から満たされている人間は、文化や伝統というものに
関心を持つ。それは外国でもそうだ。成金貴族でも、富豪でも、
4代目あたりで、とてつもない文化人・趣味人が登場したりする。
つまり貴族化するってこと。
562日本@名無史さん:2006/02/20(月) 22:33:35
>>557 
貴族の文化的側面の存在として公家が独占的に居たのが原因かも。
それに平氏が完全な貴族化して失敗してからそれを教訓として打ち立てられたのが多いから。
でも、結局は貴族化していき、滅ぼされてる。
鎌倉幕府しかり、室町幕府しかり・・・徳川幕府もかなり貴族的になっちゃったしね。
563日本@名無史さん:2006/02/20(月) 23:18:54
貴族化しなくても官僚化してるし>江戸幕府
564日本@名無史さん:2006/02/20(月) 23:33:09
奥向きでは敢えて京風の公家言葉を使っていた大名家も多い
らしいね。明治の成金富豪・岩崎家でも、やはり奥向きは公家言葉に
していたとか。
565550:2006/02/21(火) 01:53:45
>>556
いやいや単純な疑問だよ。Y染色体とかを伝家の宝刀みたいにゆうヴァカがいるからさ。
その理論だとそうなっちゃうでしょ、ってことを言ってるだけ。
もちろん漏れはそんなことは信じてない、ってゆうか信じる信じないじゃなくて
科学的にドキュソな議論だからね。まあ、本気で信じている人はいないだろけど
ときたま538みたいなのがいるからさ。
あんたも一応過去レス見てから物言ってね。誘導してあるんだから。漏れがその
手の議論の対極にいるってことは明らかだと思うが。
566日本@名無史さん:2006/02/21(火) 02:00:46
天皇っていうのは物語なんだよ。
人権や平等と同じ。
でも2千年と言われる歴史を経てるのだから、
命を懸けるほどの価値はあると思う。
567日本@名無史さん:2006/02/21(火) 02:18:39
たった2千年で命を懸ける? 人類何百万年の歴史において。むしろ時間は関係ない。
まだ歴史の浅い民主主義という制度の存続にこそ命を
568万年救護大本尊の朴蓮:2006/02/21(火) 02:35:02
シャムライは
ユダヤのヘブライ語で
「守る者」って意味なんだってね。

ヤマトもあちらの古い言葉らしい。


武士道は
ユダヤ人の生き様を表したものだったんだね。
569日本@名無史さん:2006/02/21(火) 02:38:47
深夜には異常なデムパが飛び交う、定説です。
570万年救護大本尊の朴蓮:2006/02/23(木) 00:53:49
又サムライは
アッシリア帝国と戦った
北朝イスラエル王国の首都
サマリアが訛った可能性もあるらしい。


その後イスラエル王国は消滅し、
ユダヤの十部族も消えた。

それがヤマトゥのシャムライだったのだ!


日蓮が印度でニーチャンネールと呼ばれるが如く、
侍も古代ユダヤでは
シャムラ〜イと(こう伸ばすのかは知らんが)
呼ばれていたのだきっと。
571日本@名無史さん:2006/02/23(木) 01:31:30
>570
つ「古代、アメリカは日本だった」
572日本@名無史さん:2006/02/23(木) 01:51:40
>>1
醜い生を忌み嫌うから、武士から見たら、「お前がキモイ」って言われると思うよ。
俺が見ても、君の文体はキモイ。
573日本@名無史さん:2006/02/23(木) 02:06:28
>>572
「サムライは犬と言われようが畜生といわれようが勝たなきゃ意味ネーんだYO!!!!」

っていう有名な言葉もありますけどね?
醜かろうが汚かろうが勝ち残らなければサムライじゃないのよ。
574日本@名無史さん:2006/02/23(木) 17:51:36
>>573 剣術家とか兵法家のことじゃないかな。
それだったら、勝たなきゃ意味無いという世界だから。
卑怯って言い合わない
575日本@名無史さん:2006/02/23(木) 17:57:55
戦国期でさえ槍投げただけで軽蔑されて
例え相手を討っても手柄にならなかったわけだが…
576日本@名無史さん:2006/02/23(木) 23:26:55
>>574
『朝倉宗滴夜話』も知らんのか?
577573:2006/02/23(木) 23:53:14
>574
ん?『朝倉宗滴話記』を知らないなら侍を語る資格はないな。

原文は
「武者は犬ともいへ、畜生ともいへ、勝つことが本にて候」

>576
惜しい。「話記」でんがな。



>575
それどこのファンタジー小説?


合戦での死傷者のうち、死因として一番多いのは「投石」ですよ。
飛び道具が卑怯だなんていうサッカリンのように甘い考えは武士の脳内には
ありません。
578日本@名無史さん:2006/02/24(金) 00:14:06
戦場での兵士の心構えと、平時の士の心構えを混同している
アホが集まっているのはここですか?
579日本@名無史さん:2006/02/24(金) 00:25:37
>>575

「槍を投げただけで軽蔑」って?

じゃあ弓矢なんてのは卑怯者の武器ですな(w
580日本@名無史さん:2006/02/24(金) 01:10:12
>>577武者は侍じゃないw
>>574のいう戦闘者{剣術家とか兵法家含む}の部類なのだが
そもそもその出典も出さずに知らんのかとは横柄過ぎないか?
581日本@名無史さん:2006/02/24(金) 01:13:27
>>579 槍術は武士の習いに含まれるからそれについて言ってるんだろな。
礼法に適った使い方をできていない=正統ない下郎ってことで軽蔑対象なんだろ。
582日本@名無史さん:2006/02/24(金) 01:16:01
武士の習い、ねえ?
「礼法なんて言ってる武士は使い物にならない」みたいなことを家康が評してたな。
583日本@名無史さん:2006/02/24(金) 01:52:49
45万部のベストセラー『嫌韓流』の第2弾

『嫌韓流2』発売中

駄作か傑作かは、買って自分で確かめよう
584日本@名無史さん:2006/02/24(金) 01:58:37
>580
専門板で武士道について語ろうってんなら読んでるだろ?普通。
読まないでも一番有名な語句くらい知ってて当然。

それすら知らないで逆切れしてる香具師は滑稽だな
585日本@名無史さん:2006/02/24(金) 09:42:59
>578
その二つを同一化しようとするのが武士道じゃないの
586日本@名無史さん:2006/02/24(金) 11:20:00
戦国時代の武士の信条と江戸時代の武士道は違うだろ
現代で引き合いに出される武士道は後者を指してる場合が多いと思う
藩主への忠義、体制への絶対服従の理論的主柱が武士道

戦国時代の武士にとっては主を何度変えようとも国持になりゃ正義なんだから
武士道もへったくれもない
587日本@名無史さん:2006/02/24(金) 11:24:33
武士は卑怯な振る舞いをしてはならないというのも
藩主の体面を汚すから禁止されたわけで、治世ならではの禁則だよ
もめ事が起こったら非が無くても潔く腹を切る風習なんかも同じ理由
というか、藩主に都合の悪い事態に陥ったら無理矢理でも腹を切らせる
それが武士道。体制護持の爲には末端の命なんか簡単に切り捨てる
そのかわり美談として語り繋いでもらえるし、立派な武士だった。本懐だ。
などと讃えてもらえる。と。 特攻隊も似たような原理だな。


588580:2006/02/24(金) 12:13:12
>>584 知ってる上で言ってるんだけどw加えて>>574と同一と勘違いしてないか?
ま、574も知ってる上で書いたんだろうけど
そうじゃなきゃ、そこででてる武者を兵法家とか定められないしな。
普通に使われてる広義的な武者とその指す武者は異なるってね。
いくら専門板とは言え、そういう言い方は独善的すぎてどうかと思うし。
それにその資料は、貴方が思ってるほど一般的ではないぞ。
武板じゃないんだし、普通の日本史板住人の多くにわかるように言うのを心がけなよ。

ちなみに>死因として一番多いのは「投石」ですよ の出典は何?
対武田戦だったら言っても不自然ではないだろうが、他ではかなり疑問が残るんだが
589日本@名無史さん:2006/02/24(金) 12:14:11
そんなサラリーマンの社内規則みたいなのをありがたがるアホはいないだろ
590日本@名無史さん:2006/02/24(金) 12:16:41
武士道を無条件に崇めてる奴も、貶めてる奴もその社内規則を有り難がってるアホだからな。
つか、社内規則外にある観念とかが理解できない奴だから
591日本@名無史さん:2006/02/24(金) 12:25:38
>>579
馬鹿だな
弓は槍より古い武士の正式装備だぞ
槍は手に持って突く物だから犬槍は卑怯とされていた
592日本@名無史さん:2006/02/24(金) 12:29:33
>577
別名がいろいろあるんだよ。
『宗滴物語』とか『宗滴雑談』とか(cf国史大辞典)。
でも、今は『話記』が普通だな。スマソ

588=580は、朝倉宗滴が誰だか知ってて書いてるのか?
知ってりゃそうは書かんよなw
確かに『宗滴話記』を知ってる人は、日本人全体としては少ないかも知らんが、
日本史板で武士道スレに書こうってのに、
「犬ともいへ、畜生ともいへ」を知らないのはイタ過ぎだな。
鈴木眞哉も知らんようだし。
そういう言い方は無知すぎてどうかと思うぞ。
593日本@名無史さん:2006/02/24(金) 13:16:18
古武士は槍よりなぎなただよな
594日本@名無史さん:2006/02/24(金) 17:08:44
なんかまた殺伐としてきたな。
とりあえず、朝倉宗滴について、とりあえずウィキから
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E5%80%89%E5%AE%97%E6%BB%B4
「『朝倉宗滴話記』は宗滴のいわゆる合戦マニュアル本として・・・」
ここから分類的に見ると兵法者だな。狭義的な武士じゃなく。軍略家と言った方がわかりやすいか。

鈴木眞哉について一応http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=85_236
日本史板として当然だとは思っていたが、教科書化とかされてない理論をさも全て真実のようにいうのはどうかと思う。
特に新理論の部類であり、まだ賛否両論。量を読めば読むほどわかると思うけど。
また、自分の常識を他人に求めるのは良くないよ。
ちなみに、鈴木眞哉氏のなんという本からの主張なのか、また氏がどういう経緯からそう述べているのか。
この辺を掲示するのが議論する上での礼儀だよ。
595日本@名無史さん:2006/02/24(金) 18:18:37
あのう…。
朝倉宗滴(教景)は、れっきとした戦国大名なので、
「兵法者」とかっていうのはあまりにも気の毒だと思います。
それなのに、574君や580君が知ったかぶりして兵法家だの剣術家だのっていうから、
よってたかってバカにされるんだと思います。
でも、ぼくは、無知な人をいぢめるのはよくないと思います。
596日本@名無史さん:2006/02/24(金) 18:38:12
無知な香具師は叩かれてちょっとづつ賢くなるもんだよ。


それにしても宗滴が「兵法者」ねえ……
マンガでもいいから本読んだほうがいいぞ。
597日本@名無史さん:2006/02/24(金) 19:02:03
>>594
「兵法者」はお粗末だと思うけど(戦国大名を除外した「狭義的な武士」って何?)、
しかし、まあ、鈴木眞哉についてはかなり同意。
ここの話題で参照すべきなのは『謎とき日本合戦史』(講談社現代新書)あたりかな。
他にもいっぱい書いてるけどね。
さすがに少し刀剣類を軽視しすぎかもしれない。

ただ、日本の武士が飛び道具を主体に戦ってきたのは、
別に鈴木眞哉を引くまでもない常識中の常識だな。
そもそも武士を「弓矢取り」、その家柄を「弓馬の家」って言うんだから。
ここに書き込む人に、それぐらいの常識は求めてもいいんじゃない?
598日本@名無史さん:2006/02/24(金) 19:06:43
鈴木眞哉は言いたい事だけ言って一方的。
599日本@名無史さん:2006/02/24(金) 19:08:07
武士道はあれだろ 土地が死ぬほど欲しい 死ぬほど欲しい
こういうのが命<土地ということでなんかばかがさわやかに
思っただけだろ ホリエモンもし命より金が欲しいと思ったら
武士道みたいなものの源泉になったのかな? 
600日本@名無史さん:2006/02/25(土) 00:05:15
兵法者と軍略家と武士を区別する意味がわからん。

私的戦闘者が武士なわけで、それは同時に
兵法者でも軍略家でも政治家でもある
601日本@名無史さん:2006/02/25(土) 00:17:56
http://video.google.com/videoplay?docid=-4960427717414049428

南京大虐殺はないという動画←有名人がたくさん集まって論争してます
  ↑
 短いですので 是非 観てください
 お願い致します。

★マスコミ特にテレビは中国共産党の邪悪さを報道してくれい。
 このままでは日本=悪 中国=善になってしまう。
 そんなことあってはならない。絶対あってはならない。★
 ↑
そんなこと許されていいと思うか?
悔しいとお前らは思わないのか?そう思う方は少しでいいから
コピペしてくれ。頼む。このままでは日本は一方的に悪者にされてしまう。
悔しいよ とても悔しいよ みんなコピペ協力してくれ 頼む。
602日本@名無史さん:2006/02/25(土) 00:21:38
コピペ厨がウザイからナンキン大虐殺はあったでいいよ
603日本@名無史さん:2006/02/25(土) 01:16:43
つくづく議論が成り立たないスレだな。
604日本@名無史さん:2006/02/25(土) 01:32:33
とりあえず580と574の読んでみたけど
言いたいことはあながち間違ってない気がする。
武士を別けるのだと納得できないが武者=「1 武芸に携わることを任務とする人。」だし
それに兵法者も兵法を軍略の方法って意味で捉えれば宗滴には当て嵌まる
兵法者=「1 いくさの方法に精通している人。」とあるから
ちなみに両方ヤフー辞書から抜粋
大名とか身分は関係なく「いくさの方法の名人」って意味ならOK
ま、剣術関係調べたらこの辺が区別的に出てたから、その辺から書き込んでるのでは?

鈴木眞哉のは・・・・正直好きな論法じゃない。排他的で強引な印象が強いので

話を戻したいんだが、この武士道は戦国時代の自由身分のときはあったと思う?
鎌倉とかはあったと思うんだが戦国時代のなり上がりを見てるとどうも無いように思うんだけど
武士の約束とか礼儀とかの意味で
605日本@名無史さん:2006/02/25(土) 01:32:56
大虐殺じゃない 虐殺
606日本@名無史さん:2006/02/25(土) 20:57:38
武士道はきもいが、武士道(ムサド)は韓国伝来のもので野蛮なJAPのそれとは違ってCOOL
607日本@名無史さん:2006/02/26(日) 04:06:55
>604
>それに兵法者も兵法を軍略の方法って意味で捉えれば宗滴には当て嵌まる

なにその斜め上解釈
608日本@名無史さん:2006/02/26(日) 13:53:36
兵法者だろうがなんだろうが結局のところは
「カッコヨさや美しさの前にまず勝て。勝たなきゃ意味無い」
ってのが実際の武士道なんだろうな。
609日本@名無史さん:2006/02/26(日) 23:19:51
>>604
なに言ってんだか。
「兵法家」とか「兵法者」って言えば、それも武士道の話をする時に「兵法家」って言うなら、
兵法の専門家の意味に決まってるだろ。
兵法を知ってる人間を全部「兵法家」と呼ぶわけじゃないっていうのは、
たとえば、作り話をできる奴が「作家」なら、2ちゃんは作家だらけだってのと同じ。
574と580(別人かどうか知らないけどさ)が、武士一般と兵法家を分けたこと自体は間違ってないの。
ただ、「犬ともいへ、畜生ともいへ」を、武士一般とは違う人の発言だという風に、
話を無理矢理ねじまげたいという場当たり的な動機で、
何も知らないくせに、「宗滴は武士一般とは違う兵法家だ」とか、
デタラメを書いたってそれだけの話だろ。
610日本@名無史さん:2006/02/26(日) 23:45:48
なんか自分の浅はかさを必至で弁解することで悪化させてるのがいる
611日本@名無史さん:2006/02/26(日) 23:51:59
その、約1名のAFOだけを燃料にして続いてるスレも情けねえな。
612日本@名無史さん:2006/02/27(月) 16:29:45
武士道。

これは明治近代思想の一つと考えたら良いみたいです。
中世の武士には当てはまらないように思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/tyuseinobushinikansurukenkyu

新渡戸稲造の『武士道』は読みました。
岩波文庫です。400円くらい?です。

『国家の品格』が売れてるようですが、あまり好ましい状況ではないような気もします。
戦争の足音が近付いてきてるような‥‥。
まぁ、かと言って「ペコペコ国」が良いわけでもないんだよなぁ‥‥。
613日本@名無史さん:2006/02/28(火) 02:07:54
  葉隠 三島由紀夫訳抜粋

  「自分の能力の限界を知れ」
  「翌日の事は、前の晩から考えて置け」
  「まず、勇気を持って着手せよ」
  「大事な思案は軽くすべし。小事の思案は重くすべし」
  「死のうか、生きようかと思うときは死んだ方がよい」
  「欠点のない人はそれを隠しているのだ」
  「勝負を度外視して死ぬ気でやれ」
  「自分の定見を持つな」
  「始めに勝つが、始終の勝ちなり」
  「案ずるより生むがやすし」
  「相手を乗り越えた気持ちでいよ」
  「役付き者は、上にきびしくあるべし」
  「七呼吸のあいだに判断せよ」
  「損得だけで物事を判断するな」
  「何事も死ぬ気でやれ」
  「断じて弱気を口に出してはならない」
  「名誉と富に執着せよ」
  「初対面のつつましさで付き合え」
  「40才より内は知恵分別を除け、強み過ぎる程がよし。
  人により、身の程により、40過ぎても強みなければ響きなきものなり」
  「何事の修行も、大高慢と反省との両方が必要である」
  「一瞬、一瞬を、真剣勝負のつもりで過ごせ」
  「見事に負けよ」
  「刀は納めてばかりいると、錆がつく」
  「ときには部下のミスを見て見ぬ振りをせよ」
  「つまらない仕事のときこそ励め」
  「毎朝、前もって死んでおけ」
  「大仕事をするには、小さな欠点、ミスなどを気にするな」
614日本@名無史さん:2006/02/28(火) 23:22:52
葉隠はサラリーマン臭くて好きになれんな
615日本@名無史さん:2006/02/28(火) 23:40:45
個人的には葉隠好きなんだけどなぁ
616日本@名無史さん:2006/03/01(水) 21:24:09
社畜には最適なマニュアルだな>葉隠
617日本@名無史さん:2006/03/01(水) 21:33:43
聖将牟田口廉也中将万歳!!
618日本@名無史さん:2006/03/04(土) 11:33:27
武士について調べていくと避けては通れないのが衆道――武士と美少年のホモ関係です。
それなのに、時代劇で武士のホモっぷりが描かれることはほとんどありません。

『武道伝来記』でも32編のストーリー中、11編がなんらかの形で衆道がらみです。
第一話がいきなり衆道の話であることからしても、
元禄の頃までは衆道がいかに一般的だったかがうかがえます。



以前とんねるずは、保毛太郎侍というホモ侍のコントをテレビ番組で演じていましたが、
今になって思えばあれは時代劇史上、画期的な出来事だったのです。
大島渚監督の『御法度』よりも先んじていたのですから。
619日本@名無史さん:2006/03/04(土) 14:42:42
時代劇は所詮大衆娯楽、実際のとはかけ離れてるのが多い。
真面目に衆道の話を延々とやられて視聴率が取れるかって所
加えて、舞台になる江戸時代の大きな町では遊郭があるし、衆道はそれほど下々には普及してない。

620日本@名無史さん:2006/03/04(土) 16:43:31
歴史的に正しくても
夜8時の大河ドラマで
織田信長のホモっぷりを忠実に再現されても困るしな
621日本@名無史さん:2006/03/18(土) 01:37:10
大前提として、日常的に人を殺すための
鍛錬をしてない人間には絶対理解できない。
次に、命を価値の一番に持ってくる人間にもわからない。
痛がりと怖がりもダメ。
あと真の武士道は五輪書と独行道にあるから葉隠は焼け。
622日本@名無史さん:2006/03/18(土) 01:39:35
新渡戸の武士道は富士見ファンタジア級のクズ
623日本@名無史さん:2006/03/21(火) 20:17:50
戦国時代の武士に明治武士道を求めるのは
2chネラーにネチケットを求めるのと同じこと
624日本@名無史さん:2006/03/21(火) 20:23:32
反動で穢多道なんかどでつか
625日本@名無史さん:2006/03/21(火) 21:36:30
ベストセラー本「国家の品格」を書いた作家「新田次郎」さんの息子さんの「藤原政彦」さんが
100年前に書かれた新渡戸稲造の「武士道」を薦めているそうです。
新渡戸氏は欧米人からキリスト教という教えも無いにもかかわらず日本という国は非道徳な教えが広まらずに
よく国民国家が荒れませんね!という質問の答えから武士道へ目がいったと言う事だそうです。
此処からは、私の考えですが日本人は武士道なんていう野蛮な鬼道はとっくに卒業しているのが現実だと思います。
626日本@名無史さん:2006/03/22(水) 02:18:38
>625
所詮作家の子か。
今更フィクションに騙されるってのも笑止なわけだが。

>新渡戸氏は欧米人からキリスト教という教えも無いにもかかわらず日本という国は非道徳な教えが広まらずに
>よく国民国家が荒れませんね!という質問の答えから武士道へ目がいったと言う事だそうです。

ていうか、新渡戸はクリスチャンであり、日本社会からははみ出た者であるわけだ。
そんな新渡戸が日本国民にたいして「キリスト教道徳ってじつは武士道と同じだったんですよ!」
と必死に自己正当化を図った書物が「武士道」なわけだ。
627日本@名無史さん:2006/03/22(水) 16:57:37


  武士道以外の日本の「 道 徳 」ってなんだろう?
        




             
628日本@名無史さん:2006/03/22(水) 21:41:04
武士道は人口の数%の人間の規範で、しかも地域毎に異なる。
そんなもの日本の道徳とは言えない。
日本の道徳っていえば、仏教か?

農民の子孫の町民が語る武士道なんて、笑いモノ以外の何者でも無い。
629日本@名無史さん:2006/03/23(木) 21:20:43
宗教は道徳になるのだろうか?
630日本@名無史さん:2006/03/23(木) 21:48:37
日本の道徳の話になると民俗学とかの分野になっちゃうからなw
とりあえず、民俗学的には神道{明治の新神道は違う}と仏教のミックスという意見が多いみたい。
武士道は日本の道徳というよりは、支配者の心得ってのが根幹だろうね。
ただ、江戸時代も中期過ぎると腐敗してるから武士道とやらを実践してる武士はほんの一握り。
ちなみにだけど、新渡戸稲造の武士道と俺の言う武士道は違う物なんで混ぜないでね。
631日本@名無史さん:2006/04/02(日) 18:38:39
欧州のノブレスオブリージュと武士道はまったく違う。
日本の武士道は、現在のネットウヨの妄言と同じ種類のものか、
好意的に見ても平民を吊って操るための餌に過ぎない。

江戸時代、平静の世がいつまでも続くものとタカをくくって
「武士道とは死ぬことと見つけたり」と、
したり顔で妄言をこねくり回してたところ、
いざ本当に戦争が起こると、女子供洗脳して死地に送りつけるわ、
百姓脅して畳背負わせて人間の盾にするわ、
大砲がドンと響けば昼飯が来ないと捨てゼリフ残して五里逃げるわで、
まがりなりにも一番武士道精神らしきものを実践していたのは
武士のポストを餌に武士道とやらを刷りこまれた多摩の百姓という始末。

明治政府によって始末されたのも束の間、
時代の流れとともに維新の志士たちが消えていくと、
ここぞとばかりに武士道が形を変えて復活。
白虎隊や赤穂浪士を崇拝し、事あるごとに兵を鼓舞することに利用していた
武士道精神に溢れた方々が、実際にやっていたのはこんなことでした。

「腕がなくなったら足で蹴れ!」
「足がなくなったら歯で噛み付いてこい!」
インパール作戦の牟田口廉也はじめ大東亜戦争の指揮官が、
前線から数百キロ後方の芸者の部屋から命じる文句。

「捕虜になるくらいなら自決しろ!」
自らは東京裁判で命運尽きても往生際悪く自決に失敗した
東條英機(旧南部藩士族末裔)のお言葉。
632日本@名無史さん:2006/04/02(日) 18:54:31
現在ある武士道の本なんて、戦時中の軍人勅諭と同じ
百姓をたぶらかすためだけに存在する妄言衆
633日本@名無史さん:2006/04/02(日) 19:03:51
>>631ノブレスオブリージュだって割と同じようなもんだよ第二次大戦の英は立派だとは思うが・・・
634日本@名無史さん:2006/04/02(日) 19:45:56
まあ欧州のノブレス・オブリジュも、フランス革命以後
制御しえないほど力を持つに至った市民階級からの批判を
かわすために登場した、歴史の浅い倫理規範だわな。
つまり貴族階級生き残りのための方便。こんなエセ道徳を本気で
実践してた上流階級は欧州でも少数派だろう。
635日本@名無史さん:2006/04/02(日) 19:57:51
>>631
スレ違いではあるが、牟田口とか辻とか、日本自身の手で真っ先に処刑
すべき奴らが、東京裁判を生残ったのは何故なんだろう。
ノモンハンの連隊長たちのように自決してしかるべき連中なのに。
636日本@名無史さん:2006/04/02(日) 19:59:58
俺が新しい武士道いや、日本人の心ってものを皆に教えてやるぜ。
637日本@名無史さん:2006/04/03(月) 07:19:40
>>635
それが皇軍クオリティー
638日本@名無史さん:2006/04/03(月) 07:35:24
武士道なんだけど宮本武蔵と新渡戸稲造の武士道じゃ全然ちがうと思わない?
前者は戦いに勝つための実戦武士道で後者は身を修めるための道徳武士道。
自分の場合はそんな風に思う。
俺はこの二つなら宮本武蔵の武士道に魅力を感じる。
639日本@名無史さん:2006/04/03(月) 07:39:36
やはり本当に戦を経験した者が本物の武士だと思うし武士道を語っても説得力があるよ。
640日本@名無史さん:2006/04/03(月) 23:50:11
>633
貴族出身の士官の死亡率がダントツに高かったそうですな。
後方部隊に配属されると司令部に食って掛かる(こんな安全な任務につけるとは
**家を馬鹿にしているのか!など)とか、凄まじいモノを感じます。
641日本@名無史さん:2006/04/04(火) 00:05:28
団塊の世代が駆け出しサラリーマンの頃に
彼らを煽るのに使われたのが武士道だったことが、
武士道への風当たりをさらに厳しくしているかも。

彼らがその幼稚な虚栄心を満たすために
事あるごとに引き合いに出し、
オリジナルの段階で既にお粗末な武士道が
ますます歪められてしまっている。
642日本@名無史さん:2006/04/16(日) 23:56:26
とりあえず、
1.勝利追求…鎌倉幕府→戦国武士 といった流れと、
2.負け惜しみの美学…葉隠→忠臣蔵→会津武士道→東條英機→藤原正彦 という
全く別の事物を、同じように「武士道」と呼んでいることに問題があると思う。
643日本@名無史さん:2006/04/19(水) 01:53:33
>>642
葉隠はやせ我慢の美学だろ
644日本@名無史さん:2006/04/19(水) 02:05:44
2はショッパイよな、武士道とは異なるもの、会津恥魂。
645日本@名無史さん:2006/05/19(金) 10:27:25
動画upしました

スキバラ 5/18
極楽とんぼ こちらササキ研究所 #7
武士VS騎士どっちが強い!?

■ スキバラ ■
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/tv/1144324318/99
646日本@名無史さん:2006/05/26(金) 00:32:42
衆道
陰間茶屋

公家や僧や武士道の嗜みですな
647日本@名無史さん:2006/06/02(金) 22:31:43
age
648日本@名無史さん:2006/06/03(土) 06:18:12
>>627


どう考えても、明治以前の日本人の大多数に道徳を提供していたのは 「 仏 教 」でしょうね。


649日本@名無史さん:2006/06/03(土) 13:42:47
新田次郎って長野県の農村出身でしょ?
その息子が、なんで 我が家に伝わる武士道云々 とか言ってるの?

伝統の尊重はおおいに結構だけど、捏造された伝統を押付けられても・・・
それって結局は真正な伝統の破壊・軽視となる。

近代以前の日本人の多くにとって、精神的部分の伝統は、
>>648がいうように仏教に由来するものや、民俗学の対象となるような
素朴な信仰・習俗(山の神信仰とか、神楽などの伝統芸能とか)
が殆んどを占め、武士道なんてまず殆んど無関係な筈。
650日本@名無史さん:2006/06/03(土) 14:26:48
>>646

公家は違うよ。だいたい衆道っていうのは、戦場に出かけていったときに
男しかいないってことなので、いわゆる貴族とはちょっと違う戦士階級の
風習だし。僧侶も男しかいないから。
651日本@名無史さん:2006/06/03(土) 14:28:07
男しかいないむさくるしい環境で仕方なく、が、衆道の基本

それを間違えちゃいけないよ
652日本@名無史さん:2006/06/03(土) 14:30:42
>>646
太平洋戦争中の百姓出身が大半のの日本軍の捕虜収容所でも、
衆道が流行していたらしいんだから
女のいない環境で追い詰められた男がすることなんだよ
653日本@名無史さん:2006/06/04(日) 11:35:27
仏教の中でも特に、座禅なんかをやってた曹洞宗とか、
臨済宗とか、自分の身の回りの事は、自分でやるってゆうのが
基本の教えなやつが、日本人の道徳。
道徳ってゆうだけあって、中国の道教も、深くかかわってる。
中国も儒教じゃなきゃ、日本と似てたかも。
654日本@名無史さん:2006/06/04(日) 14:26:00
>>1
死ね
655日本@名無史さん:2006/06/04(日) 14:42:24
まあ、江戸期以降の官僚武士道を賛美する奴なんて、
所詮>>654のような卑怯者なのさ。

江戸期はむしろ商人道を尊敬したい。
656日本@名無史さん:2006/06/07(水) 20:10:51
笠谷和比古の『武士道と日本型能力主義』は、勘定所を中心とする幕府の官僚制度が能力主義の牙城になっていたことを明らかにしている。
幕末外交の官僚トップであった勘定奉行の川路聖謨は農民出身で、最下級身分から出発して能力主義によって財務長官のポストにまで昇進した人物だ。
能力主義と身分主義を巧妙にバランスをとっているところに幕府官僚制度の特色がある。

もちろん明治以前の武士道の実態についても詳しく書かれている。

657日本@名無史さん:2006/06/07(水) 21:00:54
武士道にハマるおっさんって、
今で言えば細木和子の占い(というより人生指導)に
感銘を受けてる層とかぶるんですけど。
658日本@名無史さん:2006/06/07(水) 21:03:44
元々東日ノ本人(本当は新羅人)の武道だろう。
ちょんまげ結って、羽織袴に白装束。
659日本@名無史さん:2006/06/07(水) 22:05:39
新羅人は、漢人か漢化した半島人が多かったんだが。
しかも、百済と違って騎馬民族的要素が少なかったと
思ふ。
660日本@名無史さん:2006/06/07(水) 22:08:50
武士道はキモくないが
武士道にハマってるオッサンはキモイ
661日本@名無史さん:2006/06/07(水) 22:20:05
武士道では知識は知恵の下位に位置付けられ
知識に溺れることは愚行とされる。

そういった意味では、武士道が具現化されてない現在において
知識としてのみ武士道を賞賛する行為は、
結局武士道における軽妄な行為に過ぎない。つまりは能書き。そしてこの批判自体もまた能書き
662日本@名無史さん:2006/06/08(木) 00:56:37
>>660
事実をいうな、事実を。
お前にはアジア的優しさが足りん。
663日本@名無史さん:2006/06/08(木) 11:04:05
藤岡弘は武士か否か?
664日本@名無史さん:2006/06/08(木) 14:59:03
>>661
赤穂浪士たちの教養レベルを見てみろ
堀部安兵衛なんかの儒学知識はおまいらなんか問題にならんぞ
665日本@名無史さん:2006/06/08(木) 16:19:41
>>664
秋葉原のオタクがいくら声優の知識が豊富だろうが
こっちの世界では別に自慢にならんのと同じ。
666日本@名無史さん:2006/06/08(木) 22:12:27
上級武士の末裔だが、561が的を得ている
667日本@名無史さん:2006/06/09(金) 02:18:09
葉隠れは鍋島による鍋島絶対化の教え。
転じて、主人には非常に都合のいい教え。
部下には、死をかけての忠誠を要求しているが、
主人には、別になんの制約も無い。
最悪だ…
668日本@名無史さん:2006/06/09(金) 02:28:17
「切り取り強盗は武士の習い」
だからね。

武士道が高潔な道徳だなんて思い込んでる現代人はアホだな
669日本@名無史さん:2006/06/09(金) 05:19:14
「もし自分の心に聞いて間違いだと思うなら、たとえ偉い人物の言葉でも、それを正しいこととはしない。」 王陽明

書物に書いてあることばかりに拘るのもどうかと思う。
「武士道」を修めているといわれる人物が、みんな高潔だというのも違うと思う。
結局、個人の努力と人柄が大事なんじゃないでしょうか。
もちろん、自分が尊敬できる人物を学ぶのは良いことだと思います。
670日本@名無史さん:2006/06/09(金) 06:38:29
>>669
なるほど。それは良い言葉だ
671素人さん:2006/06/09(金) 08:41:43



      武 士 道 っ て 何 よ ?


672日本@名無史さん:2006/06/09(金) 12:30:31
自分が大層な疑問を投げかけてると錯覚して
文字間空けたりして注目させようとする奴って時々いるよな。
673日本@名無史さん:2006/06/09(金) 15:17:17
だいたい『葉隠』の山本常朝にしたって、1659年生まれなんだから、
大坂夏の陣(1615)からなら44年後、島原の乱(1637)からに
したって22年後、まあ、いってみれば昭和44年生まれみたいなもんで、
常朝はもちろん、下手すると常朝の親父だって実際の戦場経験なんか
ない世代だよね。
結局、この人の描き出す武士像なんてものは、ロマン主義とノスタルジアが
生み出した空想の産物だったんだろ。
674日本@名無史さん:2006/06/10(土) 06:17:59
しゃ賀県出身のさぶい香具師。二言目には「武士道とは死ぬことと」とか「
「葉隠が」とかいうけど、そっからさき突っ込むと「とにかくしゃ賀はえらい」
で終わる。まぁ、世間知らずの田舎者の他愛無いお国自慢なら児戯愛すべき
で済ませてやるけどね。
675日本@名無史さん:2006/06/11(日) 17:52:42
そこの県に農民作家いるだろ。あいつね、そこの県だから作家扱いされるんだよ。
渡辺淳一が札幌にいたころ(今と違って文学の社会的な権威が高かったので)
若手の、医師で、同人作家、ということで薄野でもてまくりだったのに心臓移植
事件で東京へ転居して、銀座で、若手、医師、同人作家と名乗っても、「へー、
そうなの」という反応だった。若手、医師、同人作家、というのが掃いて捨てる
ほどいたから。
その農民作家にしたって、ただの農業経営で成功しない、圭角けんかいなだけ
だ。
ところが田舎なので人材がない、それでその「作家」で新聞社が紙面を埋める。
サヨがそれを(政府批判なので)利用するためマスゴミがとりあげる。
そこの県のマスゴミも考え直せよな。
676日本@名無史さん:2006/06/15(木) 01:25:56
>>663
武士なわけねえだろボケ
あいつはただの芸人だ
677日本@名無史さん:2006/06/15(木) 01:40:12
>>621
武芸者の書いた本を武士道と言うのはおかしいと思うよ
武芸者も葉隠を書いた佐賀の何とかさんと同様、
平和な時代が生み出した畸形的武士の一形態なんだからさ
678日本@名無史さん:2006/06/15(木) 10:12:41
>>677
宮本武蔵は、戦国時代の侍が、まだ生き残ってる時代の人物だよ。
679日本@名無史さん:2006/06/15(木) 13:42:45
武士道は、情報や価値観が錯綜する世の中で
迷える己に単純明快な答えを提供してくれるという点で、
自分探し組の痛いおっさんの支持を得てるんだろうな。
恍惚の表情でスローガンをぶらさげて
思考停止しておけばいいんだからな。

まあ、例えるならあれだな。
レギュラーの西川くんが毎回ネタ前にお約束で失神してるけど、
あれをギャグじゃなくて素でやってるようなもん。
680日本@名無史さん:2006/06/15(木) 13:47:42
>>679
人を見下す、お前はなんぼのもんや?
顔が見えんからって、調子に乗ってるお前は自分自身さえ見えてないんじゃないか?
お前も2chでしつこく武士道を貶す痛い奴にしか見えないことに早くきづけや。
681日本@名無史さん:2006/06/15(木) 14:01:02
まあホモっぽいぐらいかなあ
682日本@名無史さん:2006/06/15(木) 16:23:32
戦国時代の武士に武士道を説くのは
2chネラーにネチケットを説くのと同じ行為
683日本@名無史さん:2006/06/15(木) 16:58:14
江戸時代に形式化された武士道と
戦国時代の武士の忠義は別物
武士は二君に使えずなんてのも
戦がなくなり精神論でしか語れなくなった江戸以降の侍が糧にした産物
684日本@名無史さん:2006/06/15(木) 17:58:24
「道徳」武士道=義理重視

「個人」武士道=人情重視
685日本@名無史さん:2006/06/15(木) 19:54:09
宮本武蔵は一応関が原に参加してたよな。
徳川の世に移り変わる時代を生きた人だから
戦国武士道と江戸武士道の両方を知ってるんだろ?
両方とも中途半端という見方もできるが。
686日本@名無史さん:2006/06/16(金) 09:36:28
>>685
宮本武蔵の場合は、戦国時代が終わりを告げていた時代に、戦国時代の意識で戦っていたから、
卑怯者という評価を受けることもあるんじゃないかな?
戦国時代は武官タイプの武将が重宝されたが、治世がやってきて文官タイプの武将が重宝されだした世で
宮本武蔵は世の流れと逆行していたんだろう。
687日本@名無史さん:2006/06/17(土) 00:25:34
>>680
679のいう事はもっともだよ。つまり、
武士道マンセーなオサーン=幼稚・単純な精神構造、無教養、非インテリ。

痛杉なのはこういう連中だろ。つうか、マスコミ側は
こういう知性も精神力も弱い、現実逃避したそうなダメ人間を
最初からターゲットにしてるとしか思えん。インテリは見向きもしないよ。



688日本@名無史さん:2006/06/17(土) 01:03:30
武士が無知とは言っとらん。
堀部やすべえは会得した知識を体現するから偉いのだ。
武士道にとって知識自慢ほどみっともないものはない。多分ヤスベエは自慢しなかっただろう。
武士道は偉いが
武士道知識自慢は恥ずかしい
ということで
689日本@名無史さん:2006/06/17(土) 01:10:26
ダメ人間はフィクション=物語でカタルシスを
得ることが必要なんだって。
ヤケ酒と一緒で根本的解決にはならんが。
ヒーローものの安っぽい歴史小説はその典型。むしろ
生まれながらのエリートなら興味は持たん内容だろう。

だが、こんなシロモノを有難がる人種も社会にはいる。
事実を追求する派・学究派とは相容れないのが当然
というか、そもそも人間のタイプや嗜好が全然違うのさ。
690日本@名無史さん:2006/06/17(土) 01:31:42
レギュラー西川くんは知らんが
たこ八郎はサムライだと思う。
知らない方は↓
http://www.pcs.ne.jp/~yu/ticket/tako8/tako.html
691日本@名無史さん:2006/06/17(土) 01:43:17
何でもサムライって書けばかっこいいみたいな風潮はあほ臭い。
サッカー日本代表の飛行機もそうだし、陸上の選手でもそんな
奴いるし、ホストクラブなんかでも多い。
692日本@名無史さん:2006/06/17(土) 01:56:53
その前にたこ八郎を知れ。
このイケメンが。
693日本@名無史さん:2006/06/17(土) 10:16:57
>>689
お前エリートなの?2chは低所得者の金のかからない遊びなんだから、
本当にエリートなら2chに書き込むなよ!
お前にとっての大切な事実ってのを教えてくれ
2chでダメ人間の相手する、お前もダメ人間に見えるのは何故なのかw
694日本@名無史さん:2006/06/17(土) 11:56:48
>>693
ダメ人間だと言ってるだろ。
だが、691もいうように安易にサムライだの武士道だの
語る風潮に疑問を感じてるだけ。自嘲する余裕もないのか
おまいらは!?と思う訳。

だって本物の現役の武士にとっても???な武士道が、
数百年後の非武士の子孫達とどう関係するわけ?
それを日本人の「伝統」であるかのように歴史を歪曲しよう
とする連中が理解できんのだよ。
695日本@名無史さん:2006/06/17(土) 16:06:32
武士道にハマる気持ちがまったく理解できないわけでもない。
彼らは、いつの間にか固まってしまった自分の人生を
自分の中で追認する必要があったから。
696日本@名無史さん:2006/06/17(土) 18:32:31
このスレで指摘されてる武士道かぶれって、
馬鹿の壁とか司馬遼太郎とかゴー宣とか日露戦争物語とか読んで
感動してるような連中のことだろ。
幕末・戦国関連のスレ行くとこういう奴ばっかだよ。
697日本@名無史さん:2006/06/17(土) 23:37:30
最近、「武士道」関連の書籍が多く読まれているようだが、例えば「国家の品格」
の中で言う武士道は「自律」の精神を涵養すべき、の様な意味合いで使っている
と思いたい。新渡戸稲造は、キリスト教の精神と武士道との対比を思索したが、
最近の「武士道」と言う呼称はアイロニーとしての使い方でしょう。普遍的な
言葉よりも武士道を例として話しを展開するのが入り易いから、という事か。
いずれにせよ、剣術が剣道に、弓術が弓道に、「〜道」と言う呼び方に変わると
実践・技術よりも、精神性への偏重になって行くのは仕方無い側面もあろう。
視点を変えると、例えば三島由紀夫は「武士道」がそれ自体、完結した概念でなく、
「文」と「武」が日本文化で表裏一体の不可分なもの、と捉えていた。もっとも、
それは彼の「美意識」であり「官能性」でもあったと思うが。さて、通俗的に語ら
れる「武士道」とは、せいぜいTV/映画の時代劇から語られる様な代物であり、
浅薄なものであるのは致し方あるまい。
698日本@名無史さん:2006/06/17(土) 23:39:04
>新渡戸稲造は、キリスト教の精神と武士道との対比を思索したが、

武士道を捻じ曲げてキリスト教の一部にしてしまったわけだが
699日本@名無史さん:2006/06/20(火) 15:07:37
>>686
価値観が移り変わる中でもがいた人の思想は
やっぱり見るべきものがあるんじゃないかな。

これまでの自分の価値観と世間の価値観のずれから、
双方を見極める必要に迫られただろう。

それとも「今の世が間違ってる」と遁世したのだろうか。
700日本@名無史さん:2006/06/20(火) 19:04:20
武士道なんて、あやふやなものをいわなくても、
元になったのは、曹洞宗とかの禅とかなんだから、
ちゃっちゃと、禅坊主にでもなりなっせって感じ。
まぁ、禅はかなり奥が深そうですが…
701日本@名無史さん:2006/06/21(水) 04:01:19
深すぎてどうにもならんだろ・・・いったいいままで悟りを開けた人はどのくらいいるのか?
702日本@名無史さん:2006/06/21(水) 04:16:00
おらの心の師匠は真田幸村、あんな風に散りたい(テヘ
703日本@名無史さん:2006/06/21(水) 09:19:38
兼ねて士の格式油断なく穿議致すべき事。

(日頃から暇さえあれば武士として相応しい振舞いとはどういうものかを徹底的に議論しる)

薩摩武士に伝わる訓辞。
704日本@名無史さん:2006/06/21(水) 09:51:43
まあ「武士」のところを「人」か「男」あたりにでも置き換えて読みゃいいのだ。
生まれながらの男はいない 男には成らねばならない。by 男之助
705日本@名無史さん:2006/06/27(火) 17:45:35
「己の信念」だの「忠義」だののスローガンひとつで
いとも簡単に普段の倫理観が180度覆ってしまうのは
たいへん気持ちの悪いモノでありマス。
706日本@名無史さん:2006/06/27(火) 19:26:58
まぁ、未来永劫朝鮮人の>>1には武士道は理解できない訳だが
707日本@名無史さん:2006/06/27(火) 20:56:54
>>663
字が違うが、確かに武士だ。本郷たけし。
708日本@名無史さん:2006/06/27(火) 21:44:54
キモイも何も、新渡戸自身が、武士を理想とする道徳は時代遅れだと主張して『平民道』を著してますがな。
709日本@名無史さん:2006/06/28(水) 20:21:22
>>651
お前は周りに男しかいなかったら仕方なく男とするんか?しないだろ。
710709:2006/06/28(水) 20:23:27
>お前は周りに男しかいなかったら仕方なく男とするんか?しないだろ。
俺は絶対にできないね。
戦国時代の武士が送ったラブレターを見たことが男色はむしろ精神的なもんだろ
711709:2006/06/28(水) 20:25:39
○見たことがあるが、
なんせ男同士で恋文を送り合うような風潮がもてはやされていたんだからな。
仕方なしにではないだろ。
712日本@名無史さん:2006/07/07(金) 22:46:58
武士道はキモい
713原爆を投下:2006/07/07(金) 23:22:51
「武士道」という言葉を一般に流行させた桃中軒雲右衛門や、その流
行に刺激されて「英文・武士道」を書き、これを売りまくり、その中に、
「封建制の去りたるとき武士道は孤児となったが、今や現在の整備せる軍隊組織が、
それを受け継いでいる」
と軍国日本を宣伝し、よって「黄禍説」をカイゼルに叫ばせ、そして、「死をも顧み
ぬ狂信的な恐ろしい日本人」という錯覚を海外に広めてしまい、
「彼らには原爆を投下するしか、我々には他に方法がなかったのである」
と、トルーマンに言わせてしまう結果にさえなったこの本の著者の新渡戸稲造や、英
文にした英国人の夫人に対し、我等は今や何を言うべきだろう。
714武士道とは無報酬主義?:2006/07/07(金) 23:28:52
明治時代にできた売絵武士道では、
「いざ、城を枕に討死せん」とか、
「かくなる上は是非に及ばず、さあ我ら一丸となって敵中へ討ちこんでこまそ」
まこと恰好がよいけれど、実際は土壇場へくると、家臣団につきあげられて、それま
での責任上、城主たるものは自決を強いられたのが士道の常識らしいが、これではな
んだから、
「では‥‥てまえ一命をもって城兵一同の命にかえて頂きたく」と、年号は古くして
あるが、実際のところは天保以降の幕末出来らしい。
『川角太閤記』の中でも、備中高松城主清水宗治が、満々たる水面の小舟の中より声
をかけてくれば、それに秀吉もうなずき、すぐさま、
「天晴れなるお覚悟、いざ、いざ見事に生害なさるがよい」
目付役の杉原七郎左に酒肴をもたせるやる、といった具合に、死花を咲かせるという
のか、みな体裁をつくろい、恰好をよくしている。
 しかし、これは常識で考えても、落城して倒産ともなれば、もう給与も入らぬのだ
から、「せめて命だけは助かりたい」と、妻子を抱えた者が、これまで只働きした事
になる空手形の決済に、その主君の首級を要求するのも、酷のようではあるが、きわ
めて合理的であって致し方のないことだろう。
「武士道とは無報酬主義であった」と、おおまじめに主張する方がかえっておかしい。
715武士道とは死ぬこととみつけたり:2006/07/07(金) 23:31:17
現今と違い戦国時代の日本の総人口は千万いるかいないかで、プロの連中は
相身互いに生命を大切にしあい、それが「士道」だったのだが、やがて世の中が平和
になり元禄頃になると、もはや前程はあまり死ななくなって人口が倍加してしまった。
これは生活問題である。
 それに慶長元和から殿様の領地も決まってしまい、家来が子供をうみ分家させると
いっても、「そうか」と前みたいに気前よく扶持は出してやれない。だから百姓は、
「間引き」と称し生まれてきたのを眼のみえぬうちに処分したが、武士の場合は、
「大人を間引き」という事になった。端的にいうならば、浪人させて追い払うか、そ
うでなければ、「武士道とは死ぬこととみつけたり」と、かつては生き抜いてゆくた
めの「士道」が、平和になるとこれがあべこべに扱われるようにもなってきた。
716恋の至極は忍ぶ恋:2006/07/07(金) 23:33:11
「葉隠」は、藩中に不用の人を多くしない為みたいに、みな死ね死ねと書く
他に、「聞書第二」には、まず男と女を結合させぬ方が、産児制限になると考えたか、
「恋の至極は忍ぶ恋とみたて候、逢てからの恋のたけが低し、一生忍んで思い死する
ことこそ恋の本意なれ‥‥」
 プラトニック・ラブこそ最上であると、これなら絶対に人口が増えぬからと奨励し
ている。
717妾でもってすませていたのである:2006/07/07(金) 23:34:29
昔の武士は、家名に世襲で扶持を貰っていたのだから、伜が
成人すると自分は停年制をとって隠居願いを出し、入れ替わったものだが、もし当人
が若死し子供が幼かった場合は、<役に立たぬ小児にお扶持を賜るは不忠>と辞退し
なくてはならぬ。それゆえ、自分が早く死ぬ時のことを考え、殿や周囲に迷惑をかけ
ぬよう、妾でもってすませていたのである。現代の男は先に妻を持ち、後から二号三
号を作るが、昔の武士は反対だったのである
718持参金つきか良い家柄の女:2006/07/07(金) 23:35:27
つまり、これも士道で、持参金つきか良い家柄の女を嫁にするまでは辛抱していた
もののようである。この士道は明治大正昭和になっても続行された。この結果が、兵
隊はアマだから別だが、プロの尉官以上には適用、嫁とりの時は、「結婚願い」を上
司に出し身上調査を憲兵にされて、相手の女性が花柳界出身などと判ると不許可になった。
 端的に水商売がいけないというのではなく、
(良い所から嫁さんを貰っておかぬと、戦死でもされたら上官や同期生ら周囲が後で
泣きつかれて困る)という武士道が残っていたのである。
719花は桜木、人は武士:2006/07/09(日) 18:59:08
「満州浪人」とか「大陸浪人」といわれていた。「国士」という言葉を自分らでは使うこの人
達の中に、頭脳明晰な豪傑もいた。明治の偉人と謳われ、「玄洋社」を率いていた頭
山満で、彼は当時の首相クラスより遥かにたち優った偉大な人物だった。
 この人が神楽坂毘舎門天の祭礼をのぞきに行った時、よしず張りの高台に立って、
「でろりん祭文」とか「ちょぼくれ」と、この当時は呼ばれた浮かれ節語りの男に目
をつけ、うなずきながら、
「あれを呼んでこい」と門下生に言いつけ、自分は馴染みの料亭「よし村」で待っていた。
 やがて、その浮かれ節語りが恐る恐る伴ってこられると、いきなり開口一番、
「国民精神作興すべき明治の聖世に、案中草三とか国定忠次など外題にすべきではない。
日本人が一つになって火の玉のようになり、外敵にあたるような読み物はないか」
と叱りつけた。
「元寇の時の北条時宗はいかがなもので」恐る恐る切り出されると、
「それは芝居や流行の歌になっているか。なるべく一応は知れ渡って、田舎のじじば
ばにも馴染みのあるものの方が判りやすかろう」
「ならば‥‥太閤の朝鮮征伐は?」
「あれはいかん。目的が尻つぼみになった。では外敵でなくともよいから‥‥仕返し
つまり復讐のために、国民が一致団結して死を怖れず突入するようなものはないか」
 言われて、その男は、きっとして、
「あります‥‥芝居でやる仮名手本忠臣蔵をばらばらにして義士達の銘々伝にしましたら」
と言い出した。頭山満もそれにうなずきはしたが、
「あれならよかろう。ただし芝居のように、顔世御前が裸になっているところを高師
直が覗くのが発端、というのではいかんぞ」
と注意を与え、窓ごしにおりから料亭の庭の桜が散るのを見下ろしていたが、
「九州には、花はきりしま煙草はこくぶという薩摩刻みの宣伝(ふれ)歌がある‥‥
だから、それにならって、『花は桜木、人は武士』というのはいかがじゃ」
720武士道の感化:2006/07/09(日) 19:01:15
新渡戸稲造説の第十五章の「武士道の感化」においては、
「最初は選良の光栄として始まった武士たちのその精神は、時を経るに従って国民全
般の渇仰および霊感となった。しかし一般の平民は武士の道徳的高さにまでは達し得
なかった。が、島国の民族精神にまではなった」
といった表現をしているが、この発想は日本の武士たるものの発生を全く知らず、ヨ
ーロッパの騎士と混同した発想によるものではなかろうか。
 「十字軍」であれ国内戦の「薔薇戦争」であれ、ヨーロッパでは王や王子、時には
王女までが騎士に守られ戦場を疾駆した。しかし、日本では神話のヤマトタケルさま
や神功皇后さま以降、天朝みずから戦場へは出られぬ。南北朝を別とすれば公家とい
えど幕末の天誅組中山忠光卿しか、その例とてないのである。
 つまり日本の武士は天孫系ではなく。俘囚の裔だからである。
721葉隠:2006/07/09(日) 19:04:06
「武士道とは死ぬこととみつけたり」
というのは、佐賀鍋島の始祖が、主君竜造寺隆信が有馬勢に真っ先かけて突入し討死
してしてまったが、葉隠れして一命を全うした鍋島直茂は生還。未亡人となった寧子
の方をものにして、やがて十七代続いた竜造家の跡釜となってしまった。
 つまり樹木の茂みの葉隠れや、ものの端隠して猪突せぬのが、殿様御開運の基とな
ったとして、佐賀の侍どもは、それからは始祖直茂を見習うようになったから、そこ
で山本常朝の、「葉隠れに与える書」が、軍部によって逆に利用されてきたが、それ
ゆえ肥前一国三十五万七千三十石の大国なのに、山本常朝のごとく退職した者でさえ
国外へは出さず、後の在郷軍人の如く国内に留めおいた。
722葉隠:2006/07/09(日) 19:05:07
幕末になっても、輸入武器が一番揃っていたのも佐賀の鍋島で、日本でただ一門の
アームストロング砲を持っていたのも、武士道とは葉隠れする事なりと、平和好きの
家臣団のため、遠くからでも葉隠れしていても用いられる舶来兵器をと完備したのである。
 上野の彰義隊が頑強に抗戦したので、江戸城内で総指揮をとっていた大村益次郎より、
「アームストロング砲を」
と指図されはしたが、西郷隆盛は佐賀兵では心許ないと大砲だけを運ばせて、上野へ
は薩摩兵に撃ちこませ焼野原にしてのけた
723日本@名無史さん:2006/07/10(月) 03:56:54
武官・武人・武事・武学・武威・武鑑 (← そろそろ死語?)
武芸・武勇・武家・武士 (← しのび寄る死語の影)
武力・武術・武道 (← まあ、ここら辺は残りそう)

武士道? 「士」を付けて、気取った時点でアウト。頭悪すぎ。
周王朝の武王から苦情が来るわっ。も う 話 に も な り ま せ ん。

平成になってから新渡戸を紙幣にした役人は切腹してもいいよ。
724新渡戸 稲造:2006/07/10(月) 19:26:23
新渡戸 稲造(にとべ いなぞう、
文久2年8月8日(1862年9月1日) - 1933年10月15日)は、農学者、教育者。
国際連盟事務次長も務め、著書 Bushido: The Soul of Japan(『武士道』)
は、流麗な英文で書かれ、名著と言われている。
日本銀行券のD五千円券の肖像としても知られる。

725新渡戸 稲造:2006/07/10(月) 19:27:03
現在の岩手県盛岡市に盛岡藩士 新渡戸十次郎の三男として生まれる。
札幌農学校(現在の北海道大学)の二期生として、同期の宗教家・
内村鑑三、植物学者・宮部金吾、土木技術者・廣井勇らとともに、
「イエスを信ずるものの誓約」に署名し、事実上キリスト教の洗礼
を受けた。東京帝国大学進学後、「太平洋のかけ橋」になりたいと
アメリカに留学、ジョンズ・ホプキンス大学で学ぶとともに、
クェーカー教の教会に通い、ここで後に妻となるメリー・エルキン
トンと出会った。
726新渡戸 稲造:2006/07/10(月) 19:27:54
その後、ドイツのボン大学への留学を経て、札幌農学校助教授とし
て帰国。この間、新渡戸の最初の著作『日米通交史』がジョン・ホプ
キンス大学から出版。だが、札幌時代に夫婦とも体調を崩し、カリフ
ォルニアで転地療養。この間に、名著『武士道』を英文で書きあげた。
日清戦争の勝利などで日本および日本人に対する関心が高まっていた
時期であり、1900年に『武士道』の初版が刊行されると、やがて各
国語に訳されベストセラーとなった。

その後、第一高等学校校長、東京殖民貿易学校長、東京帝国大学教授、
拓殖大学学監、東京女子大学学長などを歴任。
1920年の国際連盟設立に際して、教育者で『武士道』の著者として国
際的に高名な新渡戸が事務次長に選ばれた。事務次長としてバルト海
のオーランド島帰属問題などに尽力した。

727新渡戸 稲造:2006/07/10(月) 19:29:22
晩年は、日本が国際連盟を脱退し軍国思想が高まる中「我が国を滅ぼ
すものは共産党と軍閥である」と新聞紙上で述べ、軍部や右翼の激し
い反発を買い、多くの友人や弟子たちも去る。一方、日米戦争を回避
するためにアメリカに渡り、日本の立場を訴えるが「新渡戸は軍部の
代弁に来たのか」とアメリカの友人からも理解されず、失意の日々だ
った。

728武士道(Bushido):2006/07/10(月) 19:30:55
新渡戸先生は、日本精神を世界に紹介するために、
『武士道(Bushido)』という本を、英語で書きました。

 「武士道はその表徴たる桜花と同じく、日本の土地に固有の花で
ある」という書き出しで始まるこの本を通して、当時、未開の野蛮
国と見られていた日本にも、武士道という優れた精神があることを、
世界の人々に紹介したのです。その本はやがて、ドイツ語、フラン
ス語、ロシア語など、多くの国語に訳されました。そして、新渡戸
の名は一躍、世界の知識人に知れ渡りました。

 日本でも、『武士道』が邦訳されて発売されるや、たちまちにし
てベスト・セラーになりました。それは、明治維新以後、西洋文明
に圧倒されていた日本人に、自分たちにも世界に誇れる高い精神性、
道徳性があることを自覚させ、誇りを与えるものだったからです。
729戦場の精神史―武士道という幻影:2006/07/10(月) 20:44:51
武士道が唱える武士の潔癖な倫理・道徳。
だが、武士は本当に正々堂々と戦い、卑怯な行いを嫌ったのだろうか。
『平家物語』「越中前司最期」や『太平記』「阿保・秋山河原軍の事」
をはじめとする、数多くのだまし討ちシーンを分析することから、
謀略と虚偽を肯定する戦場独特の倫理感覚を明らかにする。
「武士道」の虚像を剥ぐ画期的論考。
730戦場の精神史―武士道という幻影:2006/07/10(月) 20:47:04
『葉隠』の冒頭に山本常朝の「武士道というは、死ぬ事と見付けたり」
という言葉が記してある。沖縄では「命どう宝」といって「何物にも
増して命こそが大事だ」という言い伝えがある。
だが、そんなこと以上に私が「日本固有の魂」とか「最高の倫理・
道徳」と称される武士道について一種の疑念を抱き納得しかねている
のは、私の個人的戦争体験に由来する面が大きいように思う。
私は十代の多感な頃に銃を執って沖縄戦を戦った。戦場で私がじかに
目撃した旧日本軍の言動、とりわけ地元住民に対するそれは、
私が理解するところの「武士道」、すなわち義と勇気を重んじ戦闘に
於けるフェアプレイ精神によって正々堂々と戦うといった在り様の
片鱗さえ見られず、逆に昨今流行の一部中・高校生たちの「弱い者い
じめ」そのものにも等しかったからだ。
ちなみに1945(昭和20)年6月22日、沖縄守備軍の組織的
抵抗が止んだ後、最後の決戦場たる摩文仁が丘で、守備軍の牛島満司
令官と長勇参謀長の両首脳が自決したことについて戦史家たちは、
異口同音に彼らが「武士道に則り見事に切腹した」と記録している。
あまつさえ「切腹にさいし、剣道五段の坂口副官が介錯して両首脳の
首を敵手に渡すまじといずこかへ持ち去った」などと喧伝している。
しかし私がアメリカの国立公文書館から持ち帰った両首脳の最後の場
面の写真には、切腹した形跡はなく頭部もちゃんと付いているので、
自決の手法については、大いに疑問である。
731武士がいなくなってから生まれた:2006/07/10(月) 20:48:42
江戸・明治以降の武士と、合戦が日常であった中世の武士とを比較
してみると行動規範の違いは日を見るより明らか。
やるか、やられるか、という極限の状態では、秩序だの規律だのとは
言えないもの。「武士道」というものが、武士がいなくなってから生
まれたというのは実に面白い。戦争、愛国心を考える上でも必読の書。
732勝負に勝つことこそ武士の本分:2006/07/10(月) 20:50:49
戦国時代には「例え犬と言われようが、勝負に勝つことこそ武士の本
分」とかんがえられていた。このような戦士としての武士道が、
江戸時代の泰平の世の中になり、戦いそのものが現実感をうしなっ
たことによって、武士道の「形式美化」が進んだ。そのような中で、
「葉隠」のような武士道が生まれていった。更には、武士階級そのも
のが消滅した明治に至っては、「武士階級」という幻に対する「美化」
が進み、新渡戸の「日本的美意識、倫理観」としての「武士道」
が生まれたという。

733近代以前の日本史にはまったく存在しなかった:2006/07/10(月) 21:31:06
新渡戸『武士道』が描き出した「武士道」なるものは,
近代以前の日本史にはまったく存在しなかった。
新渡戸自身の日本史や日本文化に対する誤解だけでなく,
「武士道」という概念自体,中江藤樹や山鹿素行といった
江戸時代の儒学者によって唱えられた「士道」概念が,
幕末維新期に日本を「武国」としてとらえるナショナリズ
ムによって変質させられたものであった。
734裏切り,奇襲などはむしろ称揚:2006/07/10(月) 21:32:26
戦場において武士たちが持っていた倫理観は,謀略や虚偽を肯定す
るというフェア・プレーとはおよそ対極に位置するものであった。
要するに,武士の名誉とは「戦に勝つこと」「生き延びること」
であり,そのための裏切り,奇襲などはむしろ称揚されるべき
「知略」であった。倫理は常に戦場においていかに生きるべき
かというリアルな課題に結びついていたとも言える。
73516世紀の越前の戦国武将、朝倉宗滴:2006/07/10(月) 21:37:28
「武士は犬ともいへ、畜生ともいへ、勝つ事が本にて候」
736トンデモっぷり:2006/07/10(月) 21:38:40
新渡戸稲造の『武士道』のトンデモっぷりも初めて知った。
新渡戸氏、アメリカで病気療養中に『武士道』を書き上げたそうだが、戦国時代から江戸時代
までの「武士道」の系譜とも言える武家・兵法家による思想の流れを知らなかったようである。
「武士道」という言葉はなかば自分が作ったとも思っていたようだ。
737殺す事と見付けたり:2006/07/10(月) 21:41:15
『葉隠』の挿話に、こういう話がある(聞書七―31)。

隅田川で武士が船を借りて涼んでいたところ、暴漢が乗り込んできた
ので、首を切り捨てた。そこで船頭に金を出すからと云って、死骸を
埋めるように命じた。船頭が潟に埋め終わると、武士は船頭の首を切
って立ち去った。そのため犯人が分からず、何の沙汰もなかったとい
う。武士の立場からいえば、当然の防御措置かもしれないが、巻き添
えをくった船頭とその家族にとってはたまったものではない。

 船頭の家族たちは、かれの帰りを待っていたはずである。
船頭が貰ってくるその日の給金が、夕食のおかず代だったかもしれな
い。しかし夕暮れになっても帰ってこない。何か事故にでもあったの
であろうかと心配している。そのうち、あるいは翌日になって近所の
噂話で船頭の死を知る。そのときの家族の絶望はどのようなものであ
ったろう。武士の身勝手な切り捨て御免は、このようなものであった。
武士道とは「死ぬ事と見付けたり」なのか、「殺す事と見付けたり」
なのか。
738Bushido, the Soul of Japan by Inazo Nitobe:2006/07/10(月) 21:53:23
PREFACE
About ten years ago, while spending a few days under the hospitable roof
of the distinguished Belgian jurist, the lamented M. de Laveleye, our
conversation turned, during one of our rambles, to the subject of
religion. "Do you mean to say," asked the venerable professor, "that you
have no religious instruction in your schools?" On my replying in the
negative he suddenly halted in astonishment, and in a voice which I
shall not easily forget, he repeated "No religion! How do you impart
moral education?" The question stunned me at the time. I could give no
ready answer, for the moral precepts I learned in my childhood days,
were not given in schools; and not until I began to analyze the
different elements that formed my notions of right and wrong, did I find
that it was Bushido that breathed them into my nostrils.
739日本@名無史さん:2006/07/10(月) 21:55:13
武士武士言うやつほど、どうしようもないチキンが多い件
740日本@名無史さん:2006/07/10(月) 23:06:51
明治になり武士が農民に破れても、激動を生き残った武士だった人たちの心には武士道があったのだろうか。

日清戦争とかみると平襄攻めとかでも上級士官の多くは武士の出、
中世のよう現実的に略奪や市街地を砲撃するかと思えばしなかったし。

でも現実を把握する能力はあったわけだし、

そうそうこれ疑問だったんだが日清戦争時に『古志まさつな』て長州出身の大隊長が輸送の問題で責任とって腹切ってるがコレも武士道?
741日本@名無史さん:2006/07/10(月) 23:11:34
また長州か。
白虎隊が腹切ったのは武士道か?
742日本@名無史さん:2006/07/10(月) 23:20:03
また会津か
波田陽区が切腹切腹言って腹切らないのも戦国時代的武士道か?
743日本@名無史さん:2006/07/10(月) 23:35:51
>>740[武士階級]を壊しただけだから、精神とは関係ない。古志もそう、所詮はサムライ。
兵站の重要は知るが、朝鮮人人夫が金貰うだけもらって物質もってトンズラ
悪いのは朝鮮人だが責任者は古志だからサムライ長くやってきたヤツなりの償いの仕方てのが切腹だったんだろ
切腹以外知らなかったんか、切腹以外なかったんかな
744日本@名無史さん:2006/07/11(火) 00:39:01

漢字(文字)の意味を考えれば大概ことは分かるものである。

例えば「貧」と言う字は、その昔、人々は貝を現在で言えばお金のように
使っていた時代があり「貧」とは、「貝分けてよ〜」と惨めな様を表す字なのである。

ちなみに日本の貝に対する欲求、欲望は尋常ではない。貝の付いた字を調べてみたまえ。
泣きたくなるから。
745貝を食わせ、尽きると自滅させた:2006/07/11(火) 20:35:00
藤原王朝が中華の風俗に馴染もうとせぬ日本原住民の、降参し奴隷にならぬ
徒輩を橋のない川へ追いたて貝を食わせ、尽きると自滅させた。日本後紀や続日本紀
に記録されている。
746貝刀:2006/07/11(火) 20:36:19
貝刀は八幡国群だけで、ペルシャやアラブでは多く作られ戦闘に使用されてい
たから、今でも切れ味の良さを貝のマークにした安全剃刀の刃も輸入されて出廻っている。
747月賦:2006/07/11(火) 20:38:33
「武士は相身互いだから、出すものをうんど出して命代さえ払えば、首の落し前に話
はつくが、殿様でもなければ印形や花押など持っていないから、一般武者は掌に墨を
つけ証文の判にした。もちろん金額がかさむから、一度払いは無理ゆえ分割払いとなった」
ものらしい。
 このため、今日の「月賦」という文字が、金を意味する貝篇に武がつくのも、起源
はこれからであるといわれる。
748石斧や貝刀の縄文原住民:2006/07/11(火) 20:40:33
冬になって山の木の実も囓れる野草もなくなって飢えた隠忍どもが、ひょろひょろ
と下山してくるのへ、コウリャン粥を恵んでやって、「施餓鬼」と呼んで義理かけし
転向させもした。
 が、振舞だけよばれておきながら、春になって雪が溶けてくると、また山へ逃げて
しまう食い逃げもいる。いくら捕らえても駄目な連中にてこずって、初めは竹内宿弥
と日本名で呼ばれる者が、ヤマトタケルを息吹山中にて死なせてから、実力つまり大
陸の鉄製武器をもって石斧や貝刀の縄文原住民の反仏教徒を討伐。否応なしに捕虜に
し寺へ寄進し、寺奴隷百姓にした。
749不甲斐ない かいなき大将:2006/07/11(火) 20:43:29
ホラ貝は、足利末期で米二十俵に一
個という位に、極めて高価なものだった。
 武将や大名だからといって、誰もが皆そんな高値な物を簡単に揃えられるわけもな
く、そこで家来を出陣させる時でも、
「それ、ほら貝吹きの者らをつれてゆけ」
 と片っ端から配属するといった事もなかった。
 だが貝をもっていた部隊と、そうでない部隊とは士気が違う。
 それゆえ負けて戻ってきた部隊は、敗因を貝にかこつけ、
「貝なければ」などといったし、それを持たない不甲斐ない大将を、
「かいなき大将」ともいう。ホラ貝が案外早く実戦に用いられたとみられるのは、
『源平盛衰記』や『吾妻鑑』の中にも現れてくるからである。
750日本@名無史さん:2006/07/11(火) 21:03:04
時に、騎士道も似たようなもんなんじゃねの
751日本@名無史さん:2006/07/11(火) 21:05:18
武士にかかっちゃホモも武士道
752騎士は貴族 武士は俘囚の裔:2006/07/11(火) 21:15:28
「十字軍」であれ国内戦の「薔薇戦争」であれ、ヨーロッパでは王や王子、時には
王女までが騎士に守られ戦場を疾駆した。しかし、日本では神話のヤマトタケルさま
や神功皇后さま以降、天朝みずから戦場へは出られぬ。南北朝を別とすれば公家とい
えど幕末の天誅組中山忠光卿しか、その例とてないのである。
 つまり日本の武士は天孫系ではなく。俘囚の裔だからである。
しかし、騎士は貴族である。
753ヨーロッパの騎士と混同:2006/07/11(火) 21:32:03
新渡戸稲造説の第十五章の「武士道の感化」においては、
「最初は選良の光栄として始まった武士たちのその精神は、時を経るに従って国民全
般の渇仰および霊感となった。しかし一般の平民は武士の道徳的高さにまでは達し得
なかった。が、島国の民族精神にまではなった」
といった表現をしているが、この発想は日本の武士たるものの発生を全く知らず、ヨ
ーロッパの騎士と混同した発想によるものではなかろうか。
754chivalry」、「騎士道」:2006/07/11(火) 21:37:28
「武士道」が「サムライ」という言葉と共に、ヨーロッパ人でも判る「chival
ry」つまり、「騎士道」という文字に訳され紹介されたのは、今はカナダのバンク
ーバー市に、「ニイトベ記念植物園」を残している新渡戸稲造が1900年に刊行し
た、そのタイトルの英文の著による。
 つまり、日本が大国清と戦って完勝した後だから、「ミステリー」といった好奇心
から、この本は各国語に訳され読まれ広まったものである
755ドイツ貴族:2006/07/11(火) 21:49:00
ドイツでは、たとえ貴族のかつての特権が除去されており、
しかも教育と富による貴族が、血統による貴族に取って代
わったのだとしても、将校階級の中に貴族制原理が、フラ
ンスでは見られないほど強力に、保存されている。
そして高級官吏と下級官吏が区別されるのと同様に、
将校階級と下士官階級との間は、いくつかの原理上の例外
はあるものの、はっきり分断されていた。
756騎士道精神:2006/07/11(火) 21:57:11
第一次世界大戦の
飛行機乗りは基本的にほとんどが貴族階級の人々で、
騎士道精神を持って任務を遂行していた。
(貴族階級出身と云う点では特にドイツ軍に多かった。)
またその任務の性質上、士官階級が無条件に与えられていた。
757騎士道と武士道の一番の違い:2006/07/11(火) 22:00:57
騎士道と武士道の一番の違いを、それらにおける宗教との関係性

であるといえると思う。つまり、騎士道が、ある程度キリスト
教に則った形で変化したのに対し、武士道は宗教の枠を飛び越え
ていった物であるという点が二つの違いである。
しかし、武士道にも宗教が関わっていた事や、騎士道も完全にキ
リスト教に沿って変化したとも言えない事は事実である。
758騎士道精神とは:2006/07/11(火) 22:04:43
騎士道精神とは言い換えれば、騎士道の戒律である。
この戒律について、フィリップ・デュ・ピュイ・ド・クランシャンは、
3種類の原則があるとしている。一つは宗教的原則である。
この騎士の義務は、一言で言えば、公教会の教え命ずることのすべて
に従わなければならないということである。特に強者である騎士は、
公教会の財産と聖職者を武力によって保護すること、弱者と貧者に対
し、公教会の教える精神的・物質的慈悲の行いを成す必要があった。
二つ目は、世俗的原則として、封建の義務を果たすということであ
った。封建関係のない者(非常にまれであったが)は扶助を必要と
する者すべてに奉仕しなければならず、つまりは騎士の身分上の義
務をみな果たさなければならなかった。三つ目として個人的義務が
あった。これは自分に対して、自分の同意した誓約に対して忠実で
あることであり、とりもなおさず、男子の名誉となるものに忠実で
ある義務である。
759騎士道物語は風刺の対象:2006/07/11(火) 22:07:10
中世以降、騎士がその力を失い始めると、理想主義の色合いがあせ、
騎士道物語が大衆向けの冒険物語へと姿を変えていった。
その後、社会情勢との大きなずれを生み出した騎士道物語は風刺の対
象となった。16世紀のラブレーの書いた『パンタグリュエル物語』
は騎士道物語のパロディーを含み、17世紀の『ドン・キホーテ』
は騎士道物語の批判から始まる。
760ブシン(不信):2006/07/12(水) 16:46:19
戦国時代からは
「四つ」の騎馬系の戦国武者がブシン(不信)と蔑まされていたのを「ン」をとって
武士とよぶ新興階級にのし上がったから、非人とされる奴婢階級は半減し百対一ぐら
いになった。
761武士のことを「夷(えびす)」:2006/07/12(水) 16:48:27
蝦夷出身の鎌倉武士は多かつたことでありませう。こういう連中が源頼朝の御家人になり
その主君と仰ぐ頼朝の立身と共に出世して、もと制度上からは賎民の筈の家人や、賎
しい給仕階級の侍が運がよいと大名にもなる。そうでなくても御家人・侍は四民の上
に立つて、「おほみたから」たる農民を卑賎のもののやうに見下してしまうようにな
りました。しかしもともと武士には蝦夷即ちエビス出身が多かつたから、徒然草など
を始として、鎌倉南北朝頃の書物を見ますと、武士のことを「夷(えびす)」と云つ
て居ります。また鎌倉武士の事を「大えびす」と云つてます)
762当てにならぬというのを不信:2006/07/12(水) 16:50:28
唐語で、当てにならぬというのを不信とかきブシンと発音。「ン」をとってブシと
呼んだが、防人や飼戸の御楯に出しても相手が同じ「四つ」なら向こうに付いてしま
うので、実に始末に困る。
 その武士がクーデターみたいに武力をもっている強味から、明国に属従していた足
利の守護職や現地の守護代、公卿の荘園の守護代を追い払って、代りに領主となって
しまった事だろう。
763死ぬま矢よけ:2006/07/12(水) 16:54:29
刀伊の来攻の時に山から狩り
出されてきた彼らは、その後、前九年、後三年の役をやらされ、生還した者の一部は、
ときの後鳥羽上皇の有難い思召しで、北面の武士に採用されたが、その他の者は、ま
た山奥へ戻った。
 これらの者が応仁の乱の人手不足で、人買いの手をへて山から連れ出されてきた。
そして山名、細川の両陣営へ奴隷として生涯奉公で売り渡され、死ぬまでいわば矢よ
けの人間楯として使われていた足軽がそれである。
764切り取り強盗:2006/07/12(水) 16:55:44
「切り取り強盗、武士の慣い」といった不文律さえ生れてくる。
765地家侍:2006/07/12(水) 16:58:49
俗に武士は俘囚の末だからと、「地家侍」などといわれるのも、この為であ
るが、彼らは初めは、エビス、ダイコクの七福神や、白山神、土俗八幡の信仰だった。
 しかし織田信長が天正十年六月に、本能寺で爆死をとげると世の中が一変し、今も
残されている、『天正十一年裁可状』の文面にもある通り、各地の拝み堂から、修験
や博士、太夫とよばれていたのがみな追われ、僧籍をもった者が代わりに入ってそれ
が寺と変わったとき。
 いきなり頭ごなしに、西方極楽浄土も受けつけまいと、それらが、いわゆるお薬師
派になったので、それまでの原住系のあらかたは、東光の信者になったのである。
766槍は攻撃 刀は自己防衛:2006/07/12(水) 17:15:43
「武人不愛銭(ぜにをあいさず)」などというものがあるが、あれは見てきたような
嘘をついているので、江戸時代には七月の声をきくと日本橋本阿弥邸などに行列がで
きるのは、切紙を求めに諸家の用人などが集まってくる、と『江都歳時記』にも出て
くるぐらいである。

 これだけでは今の人には判るまいが、江戸時代に本阿弥家の切紙が中元にもてはや
されたというのは、鰹節の切手やデパートの商品券が贈答用になったというのではない。
 武士にとって、槍は攻撃用具だが、刀は「打ち刀」と古来よばれるように自己防衛
の用具だったから、この刀を贈答品にするというのが、好適のものとして喜ばれたらしい。
767「公家」と「地家」:2006/07/12(水) 17:17:37
御所に仕えている公卿を、「公家」というのに、「地家」とは、俗に「地家
侍」といわれるごとく、かつて別所へ入れられていた俘囚の裔。刀伊の来寇のときに
急ぎ片刃の刀を持たされた俄か作りの武士団の子孫ということになるのである。
768槍を戦場の表道具:2006/07/12(水) 17:18:47
武士は雑兵以外は、槍を戦場の表道具としたものゆえ、「槍一筋の家柄」と
これからいわれ、古来、
「刀一筋の家柄」とか「刀二本の家門」などといわぬのも、この為なのである。なの
に、戦場において、さも刀を振ったように誤られているのは、何故かというと理由は
芝居からである。
769日本刀こそは日本武士道の精華といった幻想:2006/07/12(水) 17:24:43
「日本刀こそは日本武士道の精華」といった幻想にまきこまれ、一般大衆である兵が
銃をもたされているが故に、軽視され棄て殺しにされるようでは困るのである。
 と書くと、まさかと首をひねり反撥されようとなさる向きもあろうが、日本におい
てはアメリカかぶれしたウエスタンクラブまであって、モデルガンが持てはやされる
ような今日でさえ、銃は鉄砲は心の底では伝統的に蔑まれているのではあるまいか。
 なにしろテレビにしろ映画にしろ吾国のもので、鉄砲を持って姿を現すのは悪人に
決まっている。
770観念の中の日本刀:2006/07/12(水) 17:41:55
観念の中の日本刀の優位さが、現実に火器の前で脆くもその幻想を崩されて
しまったとき。かつての日本の軍刀をぶら下げていた人たちは、そうかわれ誤てりと
落ちている銃を拾って、武器の交換をするだけの心理的転換もできず、やけっぱちに
なってその日本刀を振り廻し突入し、近づけぬまま倒されてしまうか、または、もは
やこれまでなりと、敵を切るつもりで吊さげてきたもので吾れと吾身を、刺し貫くと
いった自虐の悲劇を演じたものである。
 こうした事態が過去に何千何万の有為な人たちによって、幾度となくくり返されて
きた悲劇たるや、日本武士道、日本精神をうたい文句にした刀剣商の商魂のせいだっ
たのかも知れない。値よく売れればそれでよいというので、鋳物同然の昭和刀まで、
もっともらしい銘を刻みこませ、それを堂々と、
(刀剣商の推奨する刀さえ求めて戦地へ行けば、それが護身の役割をはたす)といっ
たような煽り方までして売りまくられたせいなのであろうか。
771皇国史観:2006/07/12(水) 17:43:46
「葉隠れ武士道」とか「葉隠れ精神」といったものをもって、皇国史観にしてしまう
のだが、いったいそれでよいものだろうか。
 なにしろ、葉隠の中にでてくる国というのは、佐賀一国のことであり、国史とは鍋
島家の藩史だけをさすものだからである。
 わが国に、中央集権制の国家が出来たのは明治からであり、それまでは鍋島家中の
者に取っては佐賀が御国であり、水戸人にとっては常陸だけが国だったのである。だから、
「国のため想う心の」といっても、今日的な考え方での愛国心ではなく、当時として
は故郷を懐かしむ愛郷心。
772「武士道」などという精神構造は存在しなかった:2006/07/12(水) 17:49:52
「武士道」などという精神構造は存在しなかった、とい
うのが、現在の学問上の常識になりつつあります。
 一方で、日本人に宗教のようなきびしい倫理観がないので、残酷
な犯罪が起こるという論理を展開する人もいるけれども、欧州でも
残酷な犯罪は起こっているし、聖書に手を当てて宣誓する大統領が
戦争を引き起こしているじゃないですか。日本人に倫理観が欠如し
ているということでなく、以上のような複合的に生成された倫理観を
まだ説明できていないということにすぎません。

 キリスト教について言うなら、宣教師こそが実は「グロバリゼーション」の
先駆、すなわち地域的な(ローカル)文化を野蛮と見なして、布教活動に
よって同時に西欧文明を拡大し、それぞれの文化や風土に根ざした暮ら
しを破壊してきた元凶ではないでしょうか。
773三島由紀夫「葉隠入門」:2006/07/12(水) 17:50:55
三島由紀夫「葉隠入門」を読み、巻末に付いていたのが「抄」(抜
書き)だったので、元を読んでみたくなり、本書を手に取った。
(本書も全文ではないが)しかし、大事なところは全て三島由紀夫
氏が触れられていた。残ったのは、時代の隔絶ばかりを感ぜずには
いられない内容ばかり。不義密通の男と妻を斬殺した話。囲碁の勝
負でもめて、切り合いになって、首を打ち落とした話。果し合いの
末、両名が命を落とした話・・・。そんな類が多い。武士たるもの、
もっと崇高な理想の下に、本当にいざという時のみ、刀を抜いてし
かるべきと思うのだが・・・。

一番私が憤慨したのは、急に腹痛をおこした男がある家で若い女に
厠を借りたのだが、その時、急を要したのであろう、袴を脱いで厠
へ行った。そこへタイミング悪く、家の亭主が戻ってきて、密通の
疑いをかけ、訴訟沙汰になってしまった。それを聞いた鍋島直茂公
は死罪を仰せ付けられたという件。あんまりである。では、道端で
すればよかったのか?そんなこともなかろう。袴を脱いだのが悪い
というが、余程だったのだろうと哀れでならない。
とにかく、現代の感覚では着いて行けない、野蛮な話が多い。
774日本@名無史さん:2006/07/12(水) 17:59:17
(´・A・`)…
775三島由紀夫「葉隠入門」:2006/07/12(水) 18:05:16
三島由紀夫の学生時代の愛読書は3つあったそうだ。
レイモン・ラディゲ『ドルヂェル伯の舞踏会』、『上田秋成全集』、
そして『葉隠』である。
 その三島が自決の3年前にカッパ・ブックスに『葉隠入門』を書
いた。すぐ買ってなんとなく読んだのだが、ずっと「花は桜木、
男は葉隠」と聞いてきたわりに、いまひとつ感動がなかった。
あの『太陽と鉄』と同じ三島の書きようとは思われない。
原著ではないのだから、そういうこともあるだろうと思っていた程度
だったが、しばらくして『葉隠』そのものを読んで、やはり三島の読
み方には何かが欠けている。読み方が焦っていて、しかも学生時代か
らの愛読書というわりに、やっとこさっとこ言い替えを急いでいると
いう感じがしたのだ。
 しかし、三島は卑怯をこそ蛇蝎のように嫌った人生をまっとうして
みせた人である。誰も三島から卑怯を引き出せない。けれども、
それを『葉隠』の主旨の実践だとは思わないほうがいいとも言うべき
なのである。三島の生き方と『葉隠』に何が書いてあるかということ
は、必ずしもぴったりは重ならない。ところどころは、逆向きになっ
ているところさえあった。
 三島だけではなく、多くの者が『葉隠』を本格的な武芸書と勘違い
してきた。「武士道というは死ぬ事と見付たり」や「武士たる者は死
に狂ひの覚悟が肝要なり」に最大絶無のメッセージがあると思いこみ
すぎていて、その部分の拡大解釈ばかりが強調されることが多い。
三島も「死に狂ひ」の言葉から、「正しい狂気というものがあるもの
なのだ」と書いた。
 いったいそれで『葉隠』を読みこんだのかと聞きたくなるほどである
776撃ちてしやまん:2006/07/12(水) 18:26:44
古事記神話も「相手を騙すことを以て武の原型としていた」例である、
戦争中の戦意高揚の言葉として有名は「撃ちてしやまん」の言葉は、
相手を騙して殺したときの快哉の叫び声であった。

即ち神武天皇は国土平定の途次に土雲という乱暴者の一族に遭遇した。
神武天皇は、その乱暴者たちを客として遇し、ご馳走を賜った。天皇は、
客の一人づつに接待人を当てがって、その接待人のすべてに刀をを持たせて、
「歌を聞いたら、いっせいに斬り捨てるがよい」と命令した。
この土雲を殺す歌は「みつみつし 久米の子が 頸つつい 石つつい持ち
 撃ちてし止まむ」(勇敢な久米の子らが、刀や石椎でさんざん撃つて殺
してしまおう)。このように歌って刀を抜いて、いい気持ちで酔っていた
すべての乱暴者たちを殺してしまった。

林道義氏の「日本神話の英雄たち」『文春新書』によれば、「この歌は天
皇の命令によって歌ったもので、決して勝手気ままに歌ったものではない。
ここには騙し討ちに対する『やましさ』はみじんも見られず、『どんなも
んだ』『ざまあ見ろ』と勝ちほこり、てばなしで喜んでいるとして、
「騙し討ち」の快哉を記している。
777真珠湾騙し討ち:2006/07/12(水) 18:28:59
真珠湾攻撃において山本長官は「奇襲は良い、然し枕を蹴上げずに刀を下ろしては、神武以来の武道がたたぬ」と語っていたが、山本の参謀長である宇垣少将は「寝こみを襲うも卑怯ならず」(一二月二日の『戦藻録』)と書いていた。

日本が騙し討ちと今尚非難されることに関しての導き出される結論は「大使館員の勤務シフトと暗号解読の不手際。浄書のタイピングに時間がかかり過ぎた。その原因をつくったのが大使館側の怠慢にある」というのが定説になっている。

斉藤氏はこれらの失態が実は表層的なものに過ぎないとして、一つの資料を元に大胆な推論を展開している。斉藤氏が新たに入手した資料は、堀井枢密院書記官長の属官として次の協議に同席していた諸橋襄書記官が生前行ったインタビューの速記録である。
778寝込みを襲う:2006/07/12(水) 18:30:23
東条首相や宇垣参謀長が述べたように「寝込みを襲う」のは戦争の
正道であった。しかし、それが歴史認識として正義・正道であるた
めには、騙した方が神話の「撃ちてし止まむ」のように、相手を殲
滅するか、無条件降伏させて最後の勝利を得ることが必要である。
日本は最後の勝利を得ることができなかった。その故に、真珠湾が
嚇々たる正義の勝利としてではなく、「騙し討ち」の奇襲として
語られることがあるのは残念である。
779真珠湾奇襲:2006/07/12(水) 18:35:09
真珠湾奇襲も、本当はアメリカは知ってたのに、日本が卑怯なマネをした!
という筋書きにしたのです悔しい〜。問題は日本人がそれを信じ込ま
されてるってことだ。未だにパールハーバーで日本人は肩身狭くしてる。
日本人は真面目すぎて他国との駆け引きや戦争には向いてないが、
本来は美しい思想を持った誇れる民族。新渡戸稲造の武士道には感
動する。武士道も誤解されてる昨今だ…。
780武士道に明確な定義はありません:2006/07/12(水) 18:38:57
武士道に明確な定義はありません。新渡戸稲造は『武士道』を書いていますが、それ

は外国人に日本人の根底にある形を解説するための、新渡戸の解釈した武士道です。

「武士道というは死ぬことと見つけたり」で有名な『葉隠』にしても、山本常朝という人が口述した佐賀鍋島藩の武士道に過ぎません。

それでもやはり、私は新渡戸の『武士道』が好きです。私自身が推奨している「武士道精神」も、多くは新渡戸の解釈に拠っています。
781その弱さ」はギネス・ブックもの:2006/07/12(水) 18:42:03
幕末期の黒船砲艦外交の時、十万人もの武士が居ながら、
僅か600人のペリー艦隊に「降参」してしまうのであるから
情けない話であり、これは世界軍隊史上、ワースト・ツーに挙
げられるもので、まさに「その弱さ」はギネス・ブックものである。
782ワースト・ワンはインカ帝国:2006/07/12(水) 18:43:24
ちなみにワースト・ワンは、僅か160人のスペイン人に、
八万人もの常備兵を持つインカ帝国が、易々と彼等に征服された
事件である。
783日本@名無史さん:2006/07/12(水) 22:01:09
武士道なんざ、「キリスト教がない日本は
何を道徳教育の柱にしているのか」
という質問に答えられなかったニトベが、
葉隠を素材にしてでっちあげた概念でしょうが。
だいたい、武士道なんてものをでっちあげたところで、
それはノブレスオブリージュのカウンターパートだろう。
784日本@名無史さん:2006/07/12(水) 22:29:05
>>779アメリカ人だけだろ?
785日本@名無史さん:2006/07/18(火) 01:02:38
「武士道」での武士は勤勉で慎み深く、親孝行で品行方正。
後世にキリスト教のプロパガンダとして、そんな風に作り変えられた武士が気の毒だ。
本当のあいつらは、豪族の不良息子で勉強嫌い。
いくさと変わり兜(ファッション)が好きで、古の兵に憧れ、仲間を集めてカッコイイ馬(バイク)を駆り、
夜ごと稚児小姓と遊び回っていたのだ。いつの時代も溢れかえる若いエネルギーは、撒き散らされてこそ健全だ。
786日本@名無史さん:2006/07/18(火) 01:28:11
>>779
アメリカの大本営発表
787日本@名無史さん:2006/07/18(火) 08:27:00
「武士の世から“族”の時代へ」
788日本@名無史さん:2006/07/18(火) 08:45:58
789日本@名無史さん:2006/07/18(火) 11:25:43
国家の品格
790日本@名無史さん:2006/07/18(火) 19:34:41
>>785
パクリよくない
791黒船の砲艦外交当時:2006/07/30(日) 09:00:27
黒船の砲艦外交当時、尊王攘夷を掲げ西洋列強の脅威と戦ったのは、
薩摩藩一藩のみであった。薩摩藩だけが、強豪のイギリス艦隊を相手に
戦ったのである。
 この抵抗で薩摩の街は火の海になったが、一方イギリス艦隊も多大な
損害を出した。
 また長州藩においても、1863年下関海峡を通過する外国船を砲撃
する事件が勃発する。これこそ、まさに尊王攘夷であり、一般には馬関
戦争と言われている。

 ところがこの砲撃に対し、翌年の元治元年、英・仏・米・蘭の四ヵ国
連合艦隊が下関を砲撃する事件が起こった。これが四国艦隊下関砲撃事
件である。
 この事件は、前年長州藩が下関海峡を通過する外国船を砲撃したので、
その報復として行われた事に端を発する。そして長州藩は勇敢に戦ったが、
武器が古いこともあって苦戦を強いられ、無態に惨敗する。
792武士道など微塵もなかった:2006/07/30(日) 09:01:00
以上の二つの事件を併せて、当時の日本人の心情を探ると、薩摩藩
と長州藩以外の日本人は、「黒船」と聞くと、まるで今日の日本人が、
「癌イコール死」と結び付けて恐れているように、黒船の所有する大
砲を、原爆並みに恐れていたのである。
 したがって時代に慣らされ、非武装に慣らされた平和ボケの幕府の
役人どもは、自らの弱さや、日本人の戦意の無さを無意識に感じ取り、
競って防壁の門扉を開き、「開国」に廻ったというのが実情であろう。

 こうした中に、当時の武士階級には、武士道など微塵もなかったと
言ってよい。

793日本@名無史さん:2006/07/30(日) 09:13:40
武士道なんて元々存在しないだろw
>>792は江戸幕府時代の武士に武士道が無かったというが、
その武士道は江戸時代の平和な時に中国の思想から作られたもの
「武士は二君に仕えず」と言われるが、戦国時代の常識は
「主君を7度変えて一人前の武将」と言われた。
794「奴隷」の思想の美学化:2006/07/30(日) 09:42:34
武士道とは

結局「主人」がいなければならない「奴隷」の思想。

「奴隷」の思想の美学化。
795近代武士道:2006/07/30(日) 09:48:36
兵頭二十八の『あたらしい武士道』に、「近代武士道」の成立過程が
書かれているよ。それによると、「武士道」なんてのは日露戦争以後。

日露戦争でロシア兵の銃剣突撃で、士族系以外の兵卒は恐れをなして
大半が逃げちゃったってことがあり、当時の陸軍が、普通の平民でも
そういう場面でも踏ん張れる根性とフィジカルな強さを持たせるべく
近代武士道を新渡戸稲造あたりを利用し作っていったらしい。
『葉隠』とか『宮本武蔵』なんかが、一般の日本人に知られるように
なるのも日露戦争以後。基本的に国策ありきで武士道が成立したみたい。

もちろん、鎌倉〜江戸初期まで、本当に武士が持っていたと思われる
エートスと、「近代武士道」とは別物です。
796ご都合主義のカルト思想:2006/07/30(日) 09:57:43
江戸時代、1日3時間労働で暇をもて余したニート同然の武士が、
戦乱の世など二度と来ることがないとタカをくくって、
「武士道とは死ぬことと見つけたり」と
テキトーな妄言をこねくり回してただけだろ。

んで幕末、情勢がキナ臭くなってくると、
急遽多摩の百姓を武士道で騙して吊って
危ない役目をことごとく押し付ける、と。

最近馬鹿にされているネットウヨとなにが違うのかと。

明治の新政府軍に粉砕されたのも束の間、
藩閥が弱体化してくると
ニニ六事件等を皮切りに再び頭角を表した武士道精神。
白虎隊を急遽初等教育に取り入れ
学徒動員や神風特攻隊への布石とし、
東條や牟田口のメチャメチャな精神論につながって、日本滅亡。

起源が胡散臭いのはノブレスオブリージュも同じだが、
少なくとも第二次大戦時のイギリス貴族はそれを実践していた。

武士道みたいなご都合主義のカルト思想、
外人の自分探しのネタになる以外は、有益どころか有害である。
797海軍中将 大西瀧治郎:2006/07/30(日) 10:03:10
遺書

特攻隊の英霊に申す 善く戦いたり深謝す

最後の勝利を信じつつ肉弾として散花せり

然れ共其の信念は遂に達成し得ざるに至れり、吾死を以って旧部下の英霊と其の遺族に謝せんとす

次に一般青壮年に告ぐ

我が死にして軽挙は利敵行為なるを思い

聖旨に副い奉り自重忍苦するの誡ともならば幸なり

隠忍するとも日本人たるの矜持を失う勿れ

諸士は国の宝なり 平時に処し猶お克く

特攻精神を堅持し 日本民族の福祉と

世界人類の和平の為 最善を尽せよ

海軍中将 大西瀧治郎

798海軍中将 大西瀧治郎:2006/07/30(日) 10:05:58
大西は敗戦を迎えたとき、割腹自殺して果てた。介錯や安楽死措置を拒否し、
日頃公言していた通り、一昼夜苦しみ抜いた挙げ句、死んだ。

大西は後生の日本人に「隠忍して、世のために尽くせ」と書き残した。
が、これは生き残った「戦争で死ねなかったお父さん」たちにとっては、
あるいは残忍な言葉だったかもしれない。

あまりに深刻な、こころが破けるような思いより発するため、あえて沈黙する戦争の傷。
それを償うための「生」。
生きることすべてが、あの大きな陥穽に呑み込まれた「死」を贖うためであるならば
799不可解な事実:2006/07/30(日) 10:14:00
一般的に大西中将が特攻の創始者とされている。
本当だろうか?

アンチテーゼ的な事実が存在する。
1944年10月25日、敷島隊が突入する。
だが、それより以前に、特攻専用兵器が開発されていたのである。
例えば「E兵器」と呼ばれた、後の「回天」が進水したのは1944
年7月10日である。
7月25日には、先行量産型の「回天」が有人テストに成功。
8月16日には海軍省の名で空技廠に対して「○大兵器」、後の
「桜花」の試作命令が出されており、あまつさえ、搭乗志願者の
募集すら開始している。
9月13日には海軍省内に、「海軍特攻部」が発足。
日を置かずに「桜花」による特攻隊の編成を準備。
10月1日には721海軍航空隊、通称「神雷部隊」が発足。
同月4日には、陸軍でも体当たり攻撃隊の編成を準備。
同準備は7月初頭の「爆撃機の特攻機化」が元になっている。
800不可解な事実:2006/07/30(日) 10:14:58
これら以外にも、様々な事実が存在する。
特に「特攻部の発足」とは、一体どう言うことだろうか?
この頃、大西中将は航空本部総務部長などを歴任しており
これら「中央の動き」を、完全に知り得ることは出来なかった。
海軍中央では「大西の決断」よりも遙か前に、特攻の準備を組織
立って進めていたのである。

皆さんはこれらの事実を前にしても尚、「特攻の創始者は大西中将」
と言えるでしょうか?
私はことさら、大西瀧治郎中将を弁護するつもりなど無い。
ただ、「事実」を「感じて」もらいたい。

私なりに理解すれば、大西中将はある意味、スケープゴートだったの
かも知れない。 初めて特攻の引き金を引く役割を負わされたのは
確かに大西中将だった。
問題は、その引き金を準備して、大西中将に指を掛けさせた者の存在
は、あまり知られていないことにある。
その者(達)によって、引き金を引かされ、多くの前途有望な若者の
命を死地に追いやり、自らも終戦の翌日自刃した大西中将。
悪い印象ばかり目立つこの人にも、ある程度、再認識をする必要が
あるのでは無いだろうか?
801日本@名無史さん:2006/07/30(日) 10:28:06


220 名前: 在日医師Red ◆kLTDNHHY 投稿日: 01/10/14 02:25 ID:???
つーかやっぱむかつく。
やっぱ現実レヴェルで報復するのが一番スカッとする。
どうせ患者にはわからんだろうし。

222 名前: 在日医師Red ◆kLTDNHHY 投稿日: 01/10/14 02:27 ID:???
大阪じゃ若手医師の5~6人に一人は在日。
先祖の恨みをいまこそ晴らそう。

282 名前: 在日医師Red ◆kLTDNHHY 投稿日: 01/10/14 04:05 ID:???
だからさ、医者に関係あるなら板違いでないことは間違いないだろうが。
それをいた違いだからやめろなんて暴力だろうが。
やっぱおしおき。
俺が日本人を反泣きどころか泣くこともできないようにしてやるよ。

http://society3.2ch.net/test/read.cgi/korea/1151218558/現スレ
http://www.geocities.co.jp/Milkyway/5533/ まとめ


802遺憾であるが、よくやった:2006/07/30(日) 10:28:37
天皇は特攻作戦について戦況を奏上した米内海軍大臣に、
「そのようにまでせねばならなかったか。
まことに遺憾であるが、しかし、よくやった」と答えている。
及川軍令部総長には、「まことによくやった。
攻撃隊員に関しては、まことに哀惜に堪えない」と言われたが、
天皇から、「早く和平を考慮するように」との言葉はなかった。
803土井一夫参謀の談話:2006/07/30(日) 10:32:03
「軍令部第一部長の黒島亀人さんは、これ〔特攻〕で戦勢を逸回
するのだと言った。一部の人が『これからは特攻だッ』と、
自分は特攻に行く気もないのが、特攻特攻と叫んでいました。
私は、特攻というのは、瀕死の病人を救うため一時的に毒薬・劇薬
を使うこともあると聞いているが、それと同じで、常道にしたら大
変だぞと言ったことがあります。軍令部全体では、特攻戦法で戦勢
を逸回すると言うことは、正直考えていなかったですね」
804現代史の証言4:2006/07/30(日) 10:35:43
特攻で戦局を挽回できると考えていなかったのは、
土井参謀とも共通する点です。だったらなぜ特攻を行ったのか、
もっと深く突っ込んだ大西中将の答えは次のとおりです。

 『わしはな、この日本が破れようとしている時に、若い人たちが、
喜こんで、敵に体当りをして死んで行ったという歴史をつくりたか
った。つくっておきたかったと言った方が正確だな(中略)そうい
う歴史がないと……後世の日本人はどんなに淋しいことだろう』
805〈特攻隊〉〈自爆テロ〉の違い:2006/07/30(日) 10:43:21
私は自爆テロのほうが有意義であると思う。
少々残酷な言い方だが、特攻は「無駄死に」で
ある。
別に一人や二人特攻で死んでも、殺しても意味は
ない。
当事者たちには意味のあったことだろうが、世論を動かすような力はない。
それに対して、テロは世論や世界を動かす力がある。
9・11も7・7も良し悪しは別にして、大きな
影響力を持っていた。
テロと特攻は当事者たちにとっては同じであるが、
その意義は全く違うものだろう。
806日本@名無史さん:2006/07/30(日) 22:56:13
戦前までは武士道は「生きていた」。戦後はそんな気風も廃れて獣同然の刹那主義に。醜悪。西郷の願い届かず。
807日本@名無史さん:2006/07/30(日) 23:38:49
なにジジイみたいなこと言ってるんだよ!
808日本@名無史さん:2006/07/31(月) 08:52:20
そういうお前は厨房
809日本@名無史さん:2006/07/31(月) 20:42:36
戦前までは衆道は「生きていた」。戦後はそんな陰間遊びも廃れて獣同然の男女の営みのみに。醜悪。西郷の願い届かず。
810日本@名無史さん:2006/08/02(水) 02:58:46
>>804
ヘドが出るな。
テメエの勝手な思い込みで若者を無為に死なせやがって。糞野郎が。
811冨永恭次陸軍中将:2006/08/05(土) 09:47:25
東条英機の腰巾着として虚栄と傲慢(ごうまん)を極めた、
冨永恭次陸軍中将は、フィリピン第四航空軍の司令官であったが、
冨永は出撃をする若い部下たちに、「諸君らは神である。君達ばかりを
死なせない。自分も最期の一機に乗って出撃し、諸君のあとを追おう。
あとの事は引き受ける。心置きなく、勇敢に死んでくれ!」とまで豪語し、
特攻隊の出撃に激励しておきながら、フィリピンにアメリカ軍が上陸すると、
戦闘の護衛機を付けて台湾へ逃げ帰ったのである。
 特攻隊が出撃する時は一機の護衛機も従(つ)けずに激戦地に送り出し
ながら、自分が逃げる時には数機の戦闘機に護衛をさせ、台湾へと向かっ
たのである。
 以降、冨永は前線には再び戻ろうとせず、台湾の北投(ペイトウ)温泉
で静養したと言う恥知らずの将軍であった
812冨永恭次陸軍中将:2006/08/05(土) 09:48:42
その後冨永は、「敵前逃亡」を図りながらも、何の罪にもならず、
一旦は予備役になったものの、旨く立ち回って現役に復帰し、
ソ満国境警備師団長として北支に赴き、戦後シベリアに抑留されたが、
国際法上、将校、特に上級将校は労働役などが課せられず、
安穏とした捕虜生活を過ごして、昭和三十年、安全に日本へ復員
している。
813武士の実態:2006/08/06(日) 09:26:04
江戸時代において、二百有余藩が理不尽な理由で取り潰されている。
しかし忠臣を全うし、武士道を実践したのは、赤穂藩ただ一藩であり、
その一藩も、家臣三百人も居ながら、三百人中、主君の為に討ち入った
のは僅かに四十七人で、これは日本の武士階級の総数からすると、
余りにも少ない数字である。

 お家が取り潰され、お城明け渡しともなると、一度は
「籠城(ろうじょう)し、城を枕に討ち死にせん」と豪語する武士は、
必ず何人かがいる。時には、「家臣一同切腹して、その武士の生き態
(ざま)を天下に知らしめん」と、息巻く武士もいる。
 しかしこうした事は、一例もなく、二五十年間の中で、
赤穂浪士四十七士ただ一例だけが、討ち入りをして、主君の恨みを晴
らすという事に止まったのである。

 結局のところ、日本において、理不尽な横暴に対し、勇ましい掛け
声はかけるが、いつの間にか、一人去り、二人去るというのが実情であり、
最後は全員が浪人になったり、町人に身を窶(やつ)すというのが偽わ
ざる武士の実態であったようだ。
814武士の実態:2006/08/06(日) 09:27:44
江戸時代は、一見封建主義に見えながらも、実はそうではなかった。
 士分でありながらも、出世欲は旺盛で、商人同様に金勘定に聰(さと)く、
意外に主君や主家を平気で変え、条件の良い就職先や、他藩に転職
するという転職組も多かったのである。

 事実、賄賂政治と批判?され、天明飢饉などにより、失敗に終った
といわれる田沼意次(おきづぐ)・意知(おきとも)の時代は、
貿易振興・蝦夷地開発・新田開発など幕政の積極的打開を意図したが
それは成就することがなかった。
 田沼時代(明和4〜天明6の20年間)の当来は、意次が小姓を経
て側用人となり、遠江(とおとうみ)相良(さがら)の城主に取り立
てられ、老中にまで登り詰める出世競争を考えて見ても、幕政の実権
を握った意次が、どの程度の武士であったか、容易に想像がつこう。
815武士の実態:2006/08/06(日) 09:30:18
だから武士道が起こった。
 武士の為体(ていたらく)を嘆く、憂国の士によって
「武士道とは何か」と、再検討されたことは、必然的な成り行き
であった。
 そして驚く事は、「忠臣蔵」のモデルになった討ち入りした
四十七士も、こうした転職組の武士達であり、大部分は親の代、
もしくは本人の代になって、浅野家へ仕官した家臣で、祖父の
代からの家臣は数える程しかいなかった。

 では、浅野家・家臣四十七士は何故、徒党を組み、討ち入り
に参加したのか。
 それは彼等が親の代、あるいは本人の代になってからの転職組
であり、それ以前は浪人であった。彼等は浪人生活の苦しさを
熟知している。
 したがって浅野家断絶後、転職したり、町人に身を窶したりし
た武士も、相当に居たかも知れないが、再び浪人して苦しい生活
に戻るよりは、徒党を組んで、ひと暴れし、世間をアッと言わせ
る方を選択したと言えなくもない。
 しかし武士は「二君に仕えず」と言うけれども、これはあくま
で建前の事であり、本音は「飢えは恥じより苦しい」というのが、
当時の武士階級の偽わざる実情であった。
 そしてこうした伝統は、明治以降も続くのである。
816武士の実態:2006/08/06(日) 09:36:33
徳川時代の大名家は拝領する領地なども、ヨーロッパの中世貴族
に比べて非常に狹く、また自立性に乏しく、思考性に欠け、
家臣は少なく、武力も貧弱であった。特に弱少の外様大名は、
こうしたことを後々までに強いられた。そして外様大名に対する
圧力は、徳川幕府と言う幕藩体制が「中央集権的封建制」と言う
独特な政治形態を作り上げていたからである。

 また弱少の外様大名でなくても、かつての加藤家(肥後国を領有)、
福島家(安芸・備後五十万石を領有)、最上家(山形五十七万石を
領有)まどの五十万石級の大大名であっても、徳川幕府に逆らえず、
易々と取り潰されたと言う歴史を持っている。彼等、大大名家は大坂
「冬の陣」や「夏の陣」の抵抗すらせず、まんまと幕府に取り潰され
ている。
817武士の実態:2006/08/06(日) 09:38:01
後の世の1897年には、徳川幕府は周知のように薩長二藩を母体
とする西南雄藩の反乱と、一部の浪人の暴動で、幕府は意図も簡単
に崩壊する。「尚武の国」と言い、「武士道の国」と言う武士階級
層が、この当時、一体どれほど、徳川将軍家に忠誠をつくし、
命を投げ出した忠義の旗本・御家人がどれほどいただろうか。

 それでも、佐幕の為に会津藩や桑名藩は、徳川幕府の為に人力
をつくし、戊辰戦争を勇敢に戦ったのである。しかしこの二藩は
徳川家遠縁の、今日で言う子会社的な存在であった。
更には、新撰組や京都見廻組は寄せ集めのガードマン的なものに
過ぎず、徳川家とは全く関係ない外部団体であった。
818日本@名無史さん:2006/08/06(日) 15:43:00
>>817
>後の世の1897年には、徳川幕府は周知のように薩長二藩を母体
>とする西南雄藩の反乱と、一部の浪人の暴動で、幕府は意図も簡単
>に崩壊する
1897年か・・・江戸幕府も日清戦争に勝ったっていうのにすぐに崩壊しちゃったな。
憲法制定、議会制民主主義の導入が江戸の遺産か。
819武士道の2つのタイプ:2006/08/06(日) 20:54:29
この博物館では、武士道を大きく2つに分けて紹介していきます。
1葉隠武士道  2徳川武士道です。
そして 1は更に、竜造寺隆信型と鍋島直茂型に、
2は水戸型、会津型、そして、徳川本家型に別れます。
2はよいとして、 1は初めて聞いた、とか忍者の本かな、
などと誤解している方があるかもしれませんね。
葉隠は、1716年、享保元年に、九州の佐賀藩に成立した本です。
元鍋島藩士だった山本常朝(じょうちょう)という隠者が、
田代陣基(つらもと)という若侍に語った内容を、
陣基がまとめたものといわれています。
ちょうど徒然草みたいなものといってもあながちまちがいではないでしょう。

820日本@名無史さん:2006/08/08(火) 23:35:15
age
821日本@名無史さん :2006/08/09(水) 11:13:38
>>819
その山本常朝は平和な時代に生まれて実戦の経験が皆無で
武術が全く出来ない虚弱体質の事務方侍なんですよね。
そんな御仁が武士道の何たるかを説いたって説得力が無いように思えます。
運動できないデブヲタが軍人の精神論を説くのと同じようなものです。


まぁ大きく分類するなら徳川・会津に代表される朱子学型武士道と
薩摩に代表される陽明学型武士道の二種類じゃないかな
822日本@名無史さん:2006/08/09(水) 14:19:56
チャンネル桜
http://hisazin-up.dyndns.org/up/src/14540.wmv

障害者年金→8万
生活保護 →12万
在日の保護→17万

日本人は餓死して

衰弱知りながら給水停止・保護申請却下 障害者が孤独死
http://www.asahi.com/national/update/0716/SEB200607160041.html
朝鮮人はこれ

155 名前:名無しさん@6周年[] 投稿日:2006/07/17(月) 07:52:01 ID:9TPF4QZP0
在日朝鮮人が毎月17万円の生活保護が少ないと悩む
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1133663345/
161 名前:名無しさん@6周年[] 投稿日:2006/07/17(月) 07:53:31 ID:Q8usJ8ya0
朝鮮人や部落民ややくざは、審査なしで生活保護受けれるのに、
日本人の障害者は、死にかけてる状態で生活保護を申請しても
相談段階で蹴られるのかw
179 名前:名無しさん@6周年[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 07:56:55 ID:nP/VKXdL0
死ぬのはいつも日本人。在日は日本人の血税使ってぬくぬくと暮らしている。
187 名前:名無しさん@6周年[] 投稿日:2006/07/17(月) 07:58:55 ID:UCYFP+I90
何の不便もない在日に支給して国民を飢えさせるとはまったく戦後の売国政策の賜物だな
さっさと強制送還して日本国民に回せ
190 名前:名無しさん@6周年[] 投稿日:2006/07/17(月) 07:59:35 ID:3uHtcajm0
いたいけな障害者の生活保護をかすめ取ってベンツ乗り回している在日って
悪魔の民族ですか?
823日本@名無史さん:2006/08/09(水) 17:42:35
>>821
薩摩って江藤新平を晒し首にしてその写真を全国の県庁に掲示した奴らの事?
武士道ってキモイ。
汚職長州や文盲薩摩なんかに国を任せずに明治7年の時点で民選議員設立建白書が
通っていたならまともな国家になっていたのに。
824日本@名無史さん :2006/08/09(水) 22:04:56
>>823
教育制度が未熟なあの時期に、
無学で自分勝手な大衆に参政権なんぞ与えて、
議会民主制なんか導入したら、
重要法案の度に議会が紛糾しまくって、まともな改革なんぞ出来ないだろうが。

それに自由民権運動は今で言うプロ市民運動。
825江藤新平率いる司法省:2006/08/10(木) 16:31:00
江藤の司法省により汚職を追及された長州人は多いという。
山県有朋は、前参議の江藤新平に危うく失脚させられようとしたこと
があった。
―明治5年、山城屋和助という政商が陸軍省のなかで割腹自殺した。
彼は長州人で、かつて山県の奇兵隊に参加していた。維新後商人となり、
陸軍の御用商人となって一手に軍需品の納入を引き受け、たちまち財を
なした。
それとともに、山県はじめ長州の陸軍士官たちは山城屋にタカリ始めた。
店に行っては金を借り受け(もちろん返す気など無い)その金で酒を飲む。
その金は山城屋の財が傾くほどであったという。
江藤新平率いる司法省は、陸軍省のこの汚職に気づいた。捜査は進み、
トップの山県まで危うい情勢となった。山県は帳簿を取り繕うため、
山城屋へ陸軍が貸し付けていた公金を返済するよう強要した。
しかし山城屋はそのとき、生糸相場の失敗で金がまるでなかった。
窮した和助は自殺した。

―そして井上馨である。大蔵大輔(卿の次官)井上馨は、旧南部藩の商
人村井茂兵衛から、尾去沢銅山を詐欺すれすれの手口で強奪した。
そして奪った銅山を長州出身で井上の友人の岡田平蔵に格安で売った。
しかも井上は、岡田と銅山を共同経営までしている。
司法省はこれを捜査し、井上の逮捕を請求するまでにこぎつけた。
しかし長州閥の大将、木戸孝允がもみ消し、井上は辞職しただけで済んだ。
井上辞職の大元の原因はここにあったらしい。ともかく井上の辞職とともに、
(辞職理由は本編にある通り別のところにあるが)渋沢栄一も共に辞職している。
826江藤新平率いる司法省:2006/08/10(木) 16:32:28
京都の豪商、小野組は京都から東京への移転願いを出した。
一説によると京都府からの度重なる献金要求に堪りかねたためという。
京都府参事(副知事)の長州人、槇村正直はこれを許さず、
小野組を白州に呼び出し、移転願いを引っ込めるよう強要した。
これは明らかな職権乱用である。小野組の訴えを聞いた京都の裁判
所長北畠治房は、当然移転を許すよう槇村に命じた。
ところが槇村はこれを無視し、さらに裁判所からの再三の召還も
無視した。ついに京都裁判所は、京都府参事槇村正直、知事長谷
信篤を捕縛し、拘留した。

 度重なる事件で、司法卿江藤新平に対する長州閥汚職大官の逆
恨みは、深く大きいものとなっていった。

 明治6年の政変は、彼ら長州の汚職者に最大の利益をもたらした。
山県は陸軍卿に返り咲き、井上馨も大蔵省に復帰した。
槇村正直も拘留を解かれ、木戸の尽力で事件はもみ消された。
そもそも裁判所長の北畠治房が江藤とともに辞職していたのだから、
もみ消すのに造作はなかった。

―明治6年(1873年)の政変は、江藤新平率いる司法省と、
長州の汚職官吏との抗争であった。そして汚職官吏が勝ち、
明治は暗い色に覆われてゆくのであった。また、この政変が江藤
新平を失脚させるために仕組まれたものだとしても、
江藤は大久保と対立したために失脚したのだ、という説もある
827幕末の時代:2006/08/10(木) 16:40:39
幕末の時代は素性が優れぬものでもペーパー試験で採用したことがあった。
その典型ともいうべき、渋沢や勝海舟には、まったくもって良い資質が無
かったことは誰もが認めることである。
勝家も代々町人の子孫。渋沢はのんべい屋。岩崎弥太郎も知行をもらえて
いない補欠武士。
岩崎なんて長崎奉行時代にたんまり儲けて明治初期には、蒸気機関付きの
船まで購入することが出来たほど裏金(ワイロ)
でもうけた。いち給料取りの(知行地はなし)リーマン官僚が船まで買え
たんだぞ。もう資金の出所は、いわずもがなだろう。
このように先祖徳性を持たないものを政府筋の仕事に据付、権限をもたす
と泥棒横領行為に走る。
まるで試験で選ばれただけの現代のような不正な世の中=惨状になること
は必定。
828日本@名無史さん:2006/08/10(木) 17:36:47
========= 改め PUについてかたるスレ ===========
このスレはPUが作った乱発スレの一つですが、それを逆手にとりPU対策スレとしています
※PUは1人で自作自演して、他の人がせっかく入れた意見を、消し去ります。しかも結論も無い妄想や暴言で!何とかしてください!
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     |   ゝ  |  <チョンコまるだしだから
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    │|  │ 
     U ♂ )
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829神風特攻隊は、会津武士道:2006/08/10(木) 20:04:52
長州閥を打倒した政党内閣の初代宰相であり
腐敗と失政で国民のファシズム傾倒に先鞭をつけた原敬、
バーデンバーデンで長州閥打倒を密約し、目的達成後
日本の首相となって真珠湾奇襲を決行した東條英機。
いずれも、長州への復讐心を前面に押し出しすことで
アンチ長州勢力を味方につけてのし上がっただけの、
現代の民主党歴代党首のような無能連中である。

WW2では、長州人岸信介がサイパン陥落を機に講和すべきと主張したが、
東北人特有の、手段がいつのまにか目的となるという視野の狭さと、
長州人憎しの感情が絡み合って、これを拒絶した。

戦況が切迫詰まると、東北人の大好きな
白虎隊の逸話を教材に利用して全国の子供たちを洗脳。
神風特攻隊は、会津武士道を国民に押し付けた結果である。

東北人が引き際を誤ったことにより、昭和20年には本土空襲が本格化。
東京、大阪、沖縄、広島、長崎で十万単位の市民が犠牲となった。

東北人の無知無能により、明治維新以後第一次世界大戦までに
築きあげられた有形の財産はすべて失われた。
830薩長子孫の悪行:2006/08/10(木) 20:07:53
武士道を破壊され=社会規範が混乱→長州式帝国主義誕生
(格派の軍閥誕生)→国体壊し(万世一系を破壊)
→政治家・官僚主導で→個人主義=政・官・業の癒着
→莫大な政府予算が薩長ファミリー企業へ流れる〜仕事を発注
→中国・朝鮮へ侵略と同時にアメリカ政府からの逆鱗に触れる
→薩長ファミリー企業利権の利権を守るため、ついにアメリカと会戦
→東北諸藩出身者を先鋒として各地に配備=無駄に多く人命を失う(合法な殺し屋的)
→終戦→政権は崩壊したが歴然として薩長が保護した企業の末裔が日本国を
暗雲の労働奴隷制度を築き日本人青年からの搾取事業を推進中である。

財閥からいい汁を吸い上げてきた薩長子孫の悪行ぶりは続く。
831日本@名無史さん:2006/08/10(木) 20:14:02
時代が隔たったものをただありがたがるのは確かに危険ですね。
最近の人達はイメージに弱いんですかねぇ。
832日本@名無史さん:2006/08/10(木) 20:15:41
天穂日命は出雲氏の先祖とされているが、これは出雲氏のデッチ上げだよ。

出雲氏は大国主の子孫だろう。
スサノオの子孫が大国主だから、出雲氏はスサノオの子孫。
天穂日命が先祖なら、出雲氏が大国主を祭る必要なし。

まあ、神武東征も出雲氏がプロデュースしたんだが。
神武天皇の時代から、天皇家は出雲氏に乗っ取られてしまったね。

物部氏も出雲族みたいだね。
ニギハヤヒは出雲氏のセガレか・・・。
833日本@名無史さん:2006/08/10(木) 20:57:58
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834日本@名無史さん:2006/08/11(金) 02:11:28
新渡戸の武士道を読んで感銘を受けました
国家の品格→武士道の流れで
http://www.paw.hi-ho.ne.jp/yamatodamashii/bushido_1.html
参考になると思う
皆さんはどう思うでしょうか
妄想と思うならそれも結構、俺は普段の行動に役立っている

835日本@名無史さん:2006/08/11(金) 02:44:25
>834
捏造脳内武士道に感動するのもいいと思うよ。

世の中にはクソ映画「パールハーバー」を見て感動する香具師だっているんだからね。

ま、日本文化についてまったく無知なクリスチャンの農政学者が書いたファンタジー小説を
楽しむってのも人生に潤いを与えるものなんじゃないかな。どうぞご自由に。
836日本@名無史さん:2006/08/11(金) 15:56:24
江戸時代の漢ランキング

1.重税に喘ぐ農民仲間らを救うために登城する老中の行列に嘆願書をもって駕籠訴をした農民
2.目安箱に箱訴をして重税に喘ぐ農民仲間を救おうとした農民
3.悪徳商人の蔵を打ちこわしすれど盗みをしなかった町人、農民
4.度重なる一揆禁令で死罪を承知の上で行った百姓一揆
5.世直しとか、生活苦とか、義とか生死とかと無縁なところで、一人でお花畑している武士道な人
837会津武士道:2006/08/11(金) 16:55:41
会津武士道は、朱子学(儒学の一派)の一種である。

江戸幕府成立後、徳川家は武士を官僚として洗脳し、
徳川家に逆らわないようにするため、中国・韓国から儒学を導入した。
そしてそれまでの武士道を排除し、
新たに、儒学が武士道なのだと言い張って儒学教育を強制した。
この影響下に会津松平家は成立した。

会津武士は実戦経験を持たずに、官僚のための朱子学で戦い、負け、
本当は自分が正しいのだと、朱子学の考え方で周囲に難癖をつけている。
だが、会津の武士道は本来の武士道ではない。中国・韓国の卑劣漢と同じ思考なのだ。

儒学が嫌いなのなら、会津武士道が好きになれるわけがない。
838日本@名無史さん:2006/08/11(金) 20:12:32
>>837
日本では経書なんて奈良の国学・大学の時代から学んでいるわけだし。
何で江戸になって中国・韓国から儒学の導入?
清朝の時代には向こうの国では写本すら散逸していて、日本から逆輸入していたっていうのに。
謎だ。
839日本@名無史さん:2006/08/12(土) 06:44:24
人を見下したような書き込みしか出来ない奴こそ武士道を学べ
840日本@名無史さん:2006/08/12(土) 20:11:26
>839
なんで?
841日本@名無史さん:2006/08/12(土) 20:40:58
>>840
ああいう論理もへったくれもない無内容の命題を振り回して
何かいいことを言ったような気分に浸るのが武士道の醍醐味。
842日本@名無史さん:2006/08/12(土) 20:56:11
なるほど(w
843日本@名無史さん:2006/08/12(土) 22:07:18
諸悪の根源は儒教なり
844日本@名無史さん:2006/08/13(日) 14:00:43
武士道において最も尊ばれるものは「義」であり、最も憎むべきものは「卑怯」である
これってキモイ?
845日本@名無史さん:2006/08/13(日) 16:25:21
>844
実際の武士たちは義なんぞおかまいなしに敵味方を取替え
卑怯と罵られようが調略や諜報の限りを尽くしたわけだが
846変わり身の早さは唖然とするばかりである:2006/08/13(日) 18:29:12
徳川250年間を通じて、中央集権的体制を敷いた中央政府が、
二万五千人もの正規軍を持ちながら、下級武士や農民からなる官軍
の母体を形成した奇兵隊(幕末に長州藩で組織された非正規軍)に、
数年で呆気無く敗れているのである。
 そして驚く事は、東北で戊辰戦争が展開されている頃、旧幕臣の、
眼先に聡い旗本・御家人達は、就職先を明治新政府に求めて殺到して
いるのだから、その変わり身の早さは唖然とするばかりである。
847西ドイツとは全く対照的:2006/08/13(日) 18:30:28
こうした実情は、徳川時代幕末や維新だけの特殊な現象だけではない。
もっと間近な好例は、先の大戦の敗戦時における内務省の高級官僚や
軍隊官僚達の、占領軍の改革にあたって旧体制の解体を促し、
武装解除を数日で遣って退けたと言う変り身の早さは、まさに幕末か
ら明治に掛け手の変わり身の早さの旗本・御家人を彷佛とさせるもの
であった。

 もともとマッカーサー総司令部は占領政策を推進する上で、日本
の官僚の抵抗に遭い、陸海軍の武装解除や財閥社員の相当な抵抗に
あって難航するものと予想していた。ところが蓋を開けてみれば、
拍子抜けする程、易々と行われ、多くの犠牲者を出した西ドイツと
は全く対照的であった。
848二君に仕える:2006/08/13(日) 18:31:56
日本は「尚武の国」、「武士道の国」と言うが、忠義や忠誠と言う
観点だけに限定して以上を論ずるならば、日本人は本来忠誠心の強
い民族とは言えないのである。

 日本人の中にはその国民気質に、二君に仕える要因が多分にある。
それは歴史を見れば明らかである。
849江戸無血開城:2006/08/13(日) 18:35:21
徳川幕府が崩壊した時、果たしてどれほどの幕臣旗本・御家人が、
西南雄藩の組織する官軍に抵抗しただろうか。
 勝海舟などは、自ら徳川幕府が滅びるように、江戸城の城門を開け、
官軍を進んで誘い入れたではないか。
 一言で、「江戸無血開城」というが、幕臣側から見れば、要するに
体裁の良い裏切りであった。そして幕臣・旗本・御家人の中で、
官軍に抵抗した集団は、新撰組くらいなものであった。
 旗本・御家人によって組織された上野の山の「彰義隊」など、
たったの半日で組織抵抗を辞めている。
 後の幕臣連中は、むしろ抵抗するより、積極的に滅ぼす側に廻って、
官軍の侵入を容易にし、時代の移り変わりに敏感に立ち回って、
ちゃっかり便乗して、明治新政府に就職の場を求めたのではなかっ
たか。
850勝海舟:2006/08/13(日) 18:35:53
ちなみに幕臣旗本の勝海舟は、幕府側代表として江戸城明渡し
の任を果し、維新後、参議・海軍卿・枢密顧問官を歴任し、
伯爵までなっている。
851日本@名無史さん:2006/08/13(日) 18:55:37
現代も、冷戦が終わったら村山さんたちは変わり身早かったね。
自民と連立し総理に、安保、自衛隊容認。
幕末の壤夷=戦前の鬼畜米英=戦後の護憲、精神構造みな同じ。
日本人はかわらんね。
852日本@名無史さん:2006/08/13(日) 18:58:23
それは日本人の特性ではなく人間自体の特性
853日本@名無史さん:2006/08/13(日) 19:01:18
そうそう、
それに・そこまで掘り下げて『武士道』を追求しなくても
854マッカーサーに感謝決議:2006/08/13(日) 19:11:25
歴史を振り返れば、特に世界史を見てみると、外国の軍隊に自国が占領
された場合、総べての国民が同調者になるとは限らない。外国軍に対し、
敵に塩を贈るような同調者もいれば、これに猛反発して最後まで抵抗す
るレジスタンス派もいるはずである。
 また巧妙に偽装して、同調主義者のように見せかけながらも、占領軍
を転覆させる機会を窺う集団があってもいいはずである。
 武装抵抗でそれが叶(かな)わなければ、文章で、あるいは弁論をもって、
これに抗議してもよかった。

 しかし日本国民はアメリカの前に、一億二千万の国民の殆どが懾伏
(しょうふく)した状態となった。そしてレジスタンスどころか、
国会はマッカーサーに感謝決議をする程であった。
855一件もレジスタンスは起こらなかった:2006/08/13(日) 19:12:53
フランスは第二次大戦中、ナチス・ドイツに占領されて地下活動を
開始し、対独抵抗運動(resistance)を展開した。
 ところが日本では、六年八ヵ月に及ぶ連合国軍の占領期間中に、
ただの一件もレジスタンスは起こらなかった。また日本人の誰もが、
レジスタンスなど、起こそうとも思わなかった。

 かつての高級軍人達は、天皇の名を借りて国家総動員(国家総動
員法/日中戦争に際し、人的および物的資源を統制し運用する広汎
な権限を政府に与えた委任立法で、陸海軍首脳がこれを乱用)
を実施し、若い将兵を激戦地に赴かせ、死地に追いやったが、
彼等は戦後、また天皇の名を借りて、今度は日本復興という名目で、
恥知らずにも生き残った。
 そしてレジスタンスすら組織せず、かつての敵国アメリカと協調
路線の道を選択して私腹を肥やし、日本政府や厚生省から高額恩給
を貰いながら安穏とした生活を、戦後民主主義下で楽しんだ。
856長い物には巻かれろ:2006/08/13(日) 19:15:58
日本人気質の裏側には、その深層心理に「長い物には巻かれろ」
とか「強い者に準じる」という意識が働いている事は事実だ。
 また「勝てば官軍」の意識も、こうしたところから生まれるの
ではあるまいか。
 とにかく敵でも味方でも、勝った方が英雄とする考え方である。

 そしてこれが臨界点に達し、逆転すると、昨日の敵が今日の友に
なるとなる、意外な現象を顕わすと言うのが日本人の実像であり、
カーチス・E・ルメイ大将の勲一等旭日大綬章の綬章といい、
厚木基地のマッカーサーの立像といい、熱し易く冷め安い性格が、
浮き世に咲いた徒花(あだばな)を為(な)しているのかも知れない。
857アンクルトム的で奴隷根性:2006/08/13(日) 19:21:25
外国映画や小説にはレジスタンスものというジャンルがあって、
占領軍に対し反抗する精神のあり方が描かれているが、
日本人というのはアンクルトム的で奴隷根性だから、
すぐ体制にべったりしたがって、レジスタンスなんかようしな
いからである。
858長い物には巻かれろ:2006/08/13(日) 19:23:19
これはかって天孫族なるものが、原日本系住民を徹底的に弾圧
したので、それから天神ヒゲや髪を長くしたのに畏怖してしまい、
「長い物には巻かれろ」となったのだろう。
しかし、その歴史は匿されてしまっている。
859日本@名無史さん:2006/08/13(日) 19:34:40
勝はかなりの偉人ではないのかな。
幕藩体制に早くから見切りをつけて、
新しい日本をつくらねばためにならんというのが
勝の一貫した思想で、ぶれがない。
幕臣でありながら日本のためという大きな視点に立っている。
なまじ幕府が抵抗したら大内乱になってたかも。
フランスから蝦夷地あたりを担保に金と兵器をかりたら
そうとう戦争できただろう。
英仏の代理戦争になったかもしれない。
そうはならず最低限の流血で革命がすんで良かったのではなかろうか?
また、幕臣のほとんどはようは官僚で、
官僚は一種の技術者だから新政府も欲しがった。
一国レベルの行政をするには彼らが必要だった。
勝は旧幕臣の就職にずいぶん骨折ったらしい。
でも旧幕臣から感謝されることはなかったとか。
慶喜は後に赦免され公爵になっているが、
勝がずっと長年運動したからで、
でも慶喜も勝が嫌いだったんだってね。
860ども安:2006/08/13(日) 20:27:38
マッカーサーでさえ、「薄気味悪い。日本人はみなネコを冠って、
吾々を一斉にみな殺しにするチャンスを、隠忍自重して待ってい
るのではあるまいか」コーンのパイプをこんこん叩いては、
しきりに気にし心配していたそうだが、日本人はその点では腰抜
けなのである。
たとえば、「脱獄」というのはよく向こうのストーリーに使われ、
何人もが協力して地下トンネルを掘って脱出というのが映画にも
あるが、日本では、「伝馬町の大火でときほぐしになり、そのま
ま戻らず結果的に個人脱獄になった」というのはあるが、集団と
いう例は皆無である。
ただ、「ども安」こと武居の安五郎が、甲州人二名武州人五名の
計七名で、新島から逃げてきたのが本邦唯一の集団脱走である。
 このため、ども安は、日本開びゃく以来の獄破りというので
尊敬され、嘉永二年から文久二年までの十二年間、生れ在所で
大親分で通していられた程のものである。
861本当の理由は一体何だったのかというと:2006/08/13(日) 20:31:38
勝海舟が駿河まで迫ってきた薩軍の西郷の許へ山岡鉄舟をやり
「江戸を砲撃しないでくれ、官軍は箱根の山の向こうで待ってくれ」
と頼み込んだわけだが、俗説では戦火による江戸町民を救うためだとか、
色々恰好良くされている。
果たして本当の理由は一体何だったのかというと。
862本当の理由は一体何だったのかというと:2006/08/13(日) 20:34:57
それは地上権問題だったのである。
当時は勿論土地は私有ではなく、旗本屋敷も徳川家から貰ったも
のだった。そして官軍が次第に迫ってくるというので、家財道具
も古道具屋に叩き売って旗本は殆ど居なくなり最後に残ったのは
屋敷だけだった。
これに目を付けたのが勝海舟の偉い点で、僅か五十銭から一円と
いう手付けだけで上手く買い取ったのである。
家屋敷といっても旗本の武家屋敷だから、十五間から二十間もある
大きな家もあった。
勿論これは海舟自身が直接表に出てやったわけではない。

テレビにも出てきたが、勝の父の勝小吉の許に出入りしていた差配
の甥で「升売り」の喜平さんなる者を使ってやらせた。
863すっぱぬいたのは 総理大臣、幣原喜重郎:2006/08/13(日) 20:37:00
だから海舟は江戸を無血開城しないことには大変な事になる。
そこで山岡鉄太郎に持たせた書状の中にも、ざっくばらんに大砲な
んか打ち込まれたら、手付けしか払ってない家屋敷が吹っ飛ばされ
てしまい、儲けるどころか、借金の山を抱えこんでしまうと、
相当に海舟も狼狽して泣き言を書いたらしい。

人間誰しも大変なことになると周章狼狽し、こと自分の一身に係わ
るとなれば、必死猛志になって一生懸命になるので海舟とて例外で
はなかったのである。この裏話をすっぱぬいたのは、かっての総
理大臣、幣原喜重郎である。
864西郷隆盛:2006/08/13(日) 20:39:46
西郷隆盛とて内心では「あの野郎!」と思っていたのであろうが、
こうした話しが打ち消され勝海舟が美化されてしまうのは、
真山青果という人が、江戸城明け渡しの芝居を書くにあたって、
西郷と勝、つまり太いのと細いのを対比する見せ場をつくるため、
さも尤もらしく話しを作ったからである。
865勝と西郷:2006/08/13(日) 20:47:54
映画や芝居では、勝は西郷隆盛と非常に仲がいいようだが、
実際は大違いである。西郷が明治八年に薩摩へ帰った時に、
海舟が何時も大きな事を云って、仲良しの親友のごとく振る
舞っていたから引き留め役をしてくれと頼まれても、彼は頑
として断っているのである。それで薩摩の連中が袂を連ねて、
西郷と一緒になって野へ下り皆辞めてしまうと、さっさと今
度はその後釜に入って、勝海舟は直ぐさま海軍省へ入り海軍
大臣になるのである。その後も鹿児島へ行き、西郷を説得し
てくれと大久保利通らから何度も懇願されたが

「西郷さんには西郷さんの考えがあるでげしょうからね・・・
私なんぞがねぇ」と、どうしても海舟は腰を上げなかった。
そして城山で自刃の報が伝わるや、「それ達人は達観す」と、
上手くもない琵琶歌をこしらえて流行させたにすぎない。
866どうしてこの裏話が:2006/08/13(日) 20:51:30
どうしてこの裏話が一般に知られるようになったかと言えば、
それには訳がある。
勝は手金を打った旗本屋敷を守るため、勝小吉の時から町火消し
の者の出入りが多い方だから、駿府へ使いに出した山岡鉄太郎か
ら西郷へ懇願させて、砲撃を止めさせるよう交渉し、江戸にあっ
ては火消しの連中を集めて、「もしもの時には、此処と此処は手
金を打ってある屋敷だから、ぜひともおぬしらで守ってくれよ」
と図面に印をつけ頼んでいるのである。
火消しの連中にしてみれば、父親の小吉の時から厄介になっている
ので、海舟が借金を背負って男を下げては可哀相だと、「他の家な
ど皆ぶち壊しても、勝先生に頼まれた所は守ってやろう」となった
わけである。
当時の消火とは酷いもので、一軒を守る為には周囲の他の家をみな
ぶち壊してしまう破壊消防なのである。
そんなわけで他の組へも「・・・ここと、ここの屋敷はよろしゅう
願います」と、伝達をつけて依頼を出した。
867慶喜も罵った:2006/08/13(日) 20:54:06
その話しは筒抜けに慶喜の耳へそのまま入ったらしい。
なにしろ慶喜の立場からでは、全く怪しからん話しであるから、
唾を吐き出すように「鳥羽伏見の合戦の前に、硝石の事を幕臣
なら告げに来るべきなのに、彼奴は頬かむりしくさって、まる
で野良犬のごとく薩長の奴らと仲良おしくさって・・・又も己
の私利私欲のみにこだわって、火消し共まで動員させようとは
呆れかえった奴だ」と罵った。
868慶喜は勝を全然信用しなかった:2006/08/13(日) 20:57:39
何しろ非常に土地に対する目が肥えていたのか、
それとも地租を自分で決めていたせいか彼の財産は全部土
地で儲けたものである。だから儲かって仕方が無く金をばらまき、
貧困に虐げられていた旧幕臣にはすこぶる人気があった。
だが初手から慶喜は勝を全然信用しなかった。「官軍が入ってきて、
勝の家を荒らした」という話を聞いても、「打ち合わせずみの
芝居ゆえ、勝は大方妹のお順の所へでも行っていたんだろう」
とせせら笑っていたと言うし、そんなわけで、徳川家管理財産
支配人の勝だが、慶喜は自分の財産は管理させなかった。
869勝も死ぬ時にはやはり後ろめたい思いに駆られたのか:2006/08/13(日) 21:00:07
勝も死ぬ時にはやはり後ろめたい思いに駆られたのか、
自分の長男の小鹿(ころく)の娘に徳川慶喜の十一番目の息子
を婿にとっている。
そして徳川家から預かった金は、そっくり何十万両でありまし
たと言って帳簿と付け合わせで返金している。
今ではこれも逸話とされ、かりそめにも一円の違いもなく全額
を戻しているのは美談なりとされている。

しかし幕末と明治三十年との間では、一文銭が一厘となって十
枚で一銭に貨幣価値も変わり、物価は二十倍から三十倍になっ
ている。
なのにその間に勝手気儘に運用して、三十年前の金額を返して
済ませたのが、はたして美談と言えるだろうか。
870日本@名無史さん:2006/08/13(日) 22:33:11
歴史小説に描かれてることを本気にするとは・・・違うんじゃ。
江戸時代じゃ武士による殺人なんてほとんどない。
腹切るのもよっぽど希だし。
大体、小説でやたら人を切り殺したりするのは武士道じゃないんじゃ。
武士道の問題点を検討するなら、江戸時代の武士の教養とされた儒教などを勉強し、稲戸渡のあたりも読んで、話しをしなきゃいけないのではないのかな?
871日本@名無史さん:2006/08/13(日) 23:21:41
>870
サラリーマン武士道に何の意味があるんだ?
872日本@名無史さん:2006/08/14(月) 00:15:21
>>870
明らかに禁令出されまくりの中、
死罪・獄門覚悟で駕籠訴や箱訴や蜂起を起こした百姓一揆の連中の方が上だろ。
自分の死と引き換えに惣の仲間や家族を重税から解き放そうと行動を実際に起こしたわけだし。

美学なんかで理念だけ語っている奴らとは魂の叫びが違う。生きるための戦い。
裁判になり死に処せられる事を覚悟しての戦いは明らかに農民の方が多くして来ただろ。

商人には商人として稼ぐための才覚、工人には工匠としての技術の習得、武士は官僚としての能力
それぞれの身分においてそれぞれがきちんとしてればいいんだよ。

それと、経書なんて一通り大学生以上の奴らなら目を通しているだろ。Fランクとかは論外としても。
墨子や孫子や名家辺りの戦争をいかに避けるか、戦争になったとしても最低限の人民のダメージで
留められるかってところが武士道なんじゃないの?
領民の事を考えず、自分の事しか頭にないのは、そんなの武士の置かれた責務・役割じゃない。
873日本@名無史さん:2006/08/14(月) 14:26:46
武士道ってのはあくまで理想であり
実際の侍や庶民が行っていた行動とは
必ずしも一致しないんじゃないかな

儒教がキモイって言ってる人は
単に中国や朝鮮から来たからそう言ってるのではないか
874日本@名無史さん:2006/08/14(月) 14:56:51
【趣味は】疋田紗也のファッション【SeXッッ】
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/fashion/1155457566/l50
http://www.naispo.net/entertainment/20060810/04.php

◇プライベートのブログが流出 趣味はSEXッ!!
 美少女アイドルの疋田紗也(17)がブログで「趣味はSEX」と告白した騒動で、思わぬ影響が広がっている。
 そもそも、この騒動は疋田が携帯ブログで衝撃的な書き込みの数々を行っていたことに始まる。

「もともとは疋田自身がプライベートサイトとして作ったものなんですが、
インターネット上に流出してしまい疋田のファンが騒然となったんです」(アイドルライター)

 例えば、疋田とカレシとのツーショットプリクラの紹介のほか、「一緒に寝たのぉ、Aの腕枕〜幸せぇ」などと、
カレシへの思いをつづっていた。もっとも驚くべきは「【趣味】SeXッッ笑」との書き込みだ。

「現役アイドルとしては、前代未聞。イベントでは急きょ『お騒がせしてすいません』とファンの前で謝罪することになりました」
(前出のアイドルライター)

これまでの流れ

・疋田紗也と彼氏のプライベートサイトが2chに晒される
・彼氏といちゃつくプリクラ何枚かと日記など掲載
・趣味の欄に歌、音楽、人間観察・・・と来て最後に「…SeXッッ笑 」
・プライベートサイト、所属事務所BBSは速攻で閉鎖
・公式ブログは現在、書き込んでも関係者による検疫が行われている
 (これらの件について書き込んでも反映されず削除される)
・2chでは各板へ飛び火(現在は須く下火に)
・プロダクション社長が削除依頼するも却下されるwww
・公式ブログ「疋田紗也のキラキラさぁゃ☆」にて謝罪コメント掲載疋田
・しかし書き出しと文体が異なる事から疋田紗也を装い書いた疑惑が浮上
・関係者が必死に火消し活動
・騒動を受けてCD発売無期限延期(事実上の中止?)
・ネタ自体は既に飽きられ気味(マイナーの悲しさか・・・)
875日本@名無史さん:2006/08/14(月) 15:08:52
理詰めで物事を考えれば考えるほど絶望の度合いが増すような
にっちもさっちもいかない状況に置かれる日本人が増えた昨今、
武士道のようなファンタジーワールドに逃げ込むことが流行るのも頷ける。
インチキまみれのその由来を知りもしないで、
日本の伝統文化の真髄に触れたかような気分に浸っちゃって、
まったく可哀想に…。
876精神主義の悪しき禍根:2006/08/14(月) 20:28:05
今日でも、多くの日本人は自らが、先祖の血を受け継ぎ「さむらい」
と信じ、自称「武士道観」を体得していると、信じ切っている人が決
して少なくない。
 その信奉は、スポーツ武道や格闘技を愛好する人だけに止まらず、
刀剣愛好家や企業の経営者、著名な文筆家や文化人、政財界のトップ
にまで及んでいる。
 こうした錯覚を抱く人達は、専ら精神主義で叱咤激励することが得
意で、精神が肉体を動かし、精神が遣る気を作るものだと信じている。
まさに精神主義の悪しき禍根が、これである。
877日本@名無史さん:2006/08/14(月) 22:19:42
>>871、872、875、876などなど
だから、武士道とはなんなのか明らかにしなければ、
武士道にたいする批判もなんにもできないだろ。
まず、武士道とはなんなのか議論すべきと言ってるんだが、
馬鹿だからわからないんだろうな。
頭わるすぎ。
いかにも2chっぽいね
878日本@名無史さん:2006/08/14(月) 22:25:43
>>876
武士っていう支配階層は、それぞれの役職に応じて領民を安寧に暮らさせる事が、
政治家や官僚としての与えられた仕事。それだけ。

藩と藩とが面子を掛けての戦いといえば、相撲取りだろうし。
知恵や機転の面で見ても、町人が才気を競って夜通し遊んだ連歌の方が知的だろうし。
下級武士が誇れるものって何も無いんじゃないの?
茶の心も町人の方が理解しているし、
戦いにおいても、死罪覚悟で一揆に参加した農民の方が命懸けの戦いしているし。
879日本@名無史さん:2006/08/14(月) 22:34:12
>>877
支配階層としての政治家や官僚として、領民の生活をよりよく安堵させるために
方策を練り実践する事って何度も書いているだろ。
江戸時代の武士の仕事は何だって言われれば、それしかないだろ。

夏厨はこれだから・・・・・
当時の領民が支配階級の武士に期待するものは何かって発想で考えればわかるだろうに。
倫理・道徳・美学等は、自分の役割の仕事をこなす上での己への戒め。
880日本@名無史さん:2006/08/15(火) 00:08:01
まさに武士道とは>>879の「倫理・道徳・美学」
庶民の間にも歌舞伎や書物などで広く普及していたわけで
道徳教育に役立っていた

宗教心も少なく、道徳心が薄れている今の日本人に必要だと思う
881日本@名無史さん:2006/08/15(火) 00:40:52
>庶民の間にも歌舞伎や書物などで広く普及していたわけで
>道徳教育に役立っていた

捏造は止そうって。
882日本@名無史さん:2006/08/15(火) 00:53:47
>>881
忠臣蔵、曽我兄弟、源氏物語、里見八犬伝等は
武士よりむしろ庶民に愛されていた、これも捏造?
883日本@名無史さん:2006/08/15(火) 01:17:47
ファンタジー小説を好んで読むことと
魔法を使えることの間に関係はない
884日本@名無史さん:2006/08/15(火) 05:42:50
忠臣蔵とか新撰組の事を調べていると、
とてもじゃないが武士とやらにフェアプレーを常とする公平さはないよな。
是は宮本武蔵にも言えるが。

忠臣蔵のあだ討ち方って言わば西洋的決闘のような、
自らも死ぬ危険性を冒してスポーツのように自らと相手が公平な状態で
正々堂々戦うような方法ではないよな。

相手の寝静まった所を徒党を組んで虐殺する。
是は新撰組でも言えるが、酔っ払った所を切り殺したり
相手の寝ている所を切り殺したり卑怯なやり方が多すぎ。
るろうに剣心を見ていると、やたらと武士や侍が美化されていると言える。
武蔵も小次郎との決闘の際にはわざと遅刻したり
無礼・ルール違反のような戦い方を常としている。

生麦事件の際には外国人を切り殺しておきながら
犯人の引渡しには応じないわ、とてもじゃないが反省しているとすら思えん。
885日本@名無史さん:2006/08/15(火) 05:44:27
武士道と言うより侍自体が美化されているとしか思えん。
886日本@名無史さん:2006/08/15(火) 05:54:17
生麦事件 薩摩藩 島津公 の 江戸から薩摩に帰る大

名行列の途中での出来事


武門の習いで切りつけられる。


大名行列 子供横切れば切るのが武門の習い。


切りつけ主犯の武士は晒し首にされた不可解な話し


また、生麦事件の切りつけた武士の晒し首写真が


【幕末写真館】


ググレばみれる。
887日本@名無史さん:2006/08/15(火) 08:07:47
ニッポン ノ サムライ カッコイイネ〜
888(武士道)とヤクザの秩序とモラル(任侠道)は驚くほど似通っている:2006/08/15(火) 20:52:46
最近学界では武士の発生について革命的な学説が現われている。
従来は国司の苛斂誅求に抵抗してやむなく武装した農民というイ
メージであったが、最近では最初から戦闘を職とする武装集団で
あるとする見解が強まっている。その武力を挺子に市や村を占拠
したのである。まるで後世のヤクザである。そういえば武士の秩
序とモラル(武士道)とヤクザの秩序とモラル(任侠道)は驚く
ほど似通っている。封建社会とは武=暴力の支配体制であったのだ。

889『忠臣蔵』は美しいか :2006/08/15(火) 20:55:21
かれらは本当に「忠臣」だったのだろうか。
「葉隠」流の武士道から云えば、家臣たちは藩主の弟を立て
て藩の再興を願い出るなど、もっての外のことである。
忠誠は前藩主に対してのみ捧げられるべきであろう。
藩再興の道が閉ざされた時、かれらは復讐の挙に出た。
しかも切腹せず、幕府の判断を待った。なお藩再興に賭けて
いたのではなかったか。

大仏次郎は「赤穂浪士」を書いた。そこには旧家臣たちは、
忠臣ではなく浪士ではなかったか、という問題提起がある。
890日本@名無史さん:2006/08/16(水) 00:57:07
時代小説読んで、
武士はやたら切りまくって、切腹して、させてと思ったんですね。
大丈夫ですよ(^-^)
それは全部お話なんですよ
安心安心
891日本@名無史さん:2006/08/16(水) 17:54:10
浪人と武士を一緒にしちゃったね
892日本@名無史さん:2006/08/16(水) 19:38:30
茶道を学び、書を学び、経書を学び、国学を学び、算術を学び、武道を学び、才覚も学び、本草も学び
蘭学も学び、やまとうたを学び、漢詩を学び、古籍を学び、政治学を学び、兵術を学び、統治学を学ぶ

この辺をそれなりに極めてから始まるんじゃないの。己の精神との見つめあいは。
893日本@名無史さん:2006/08/16(水) 20:57:44
忠臣蔵に関しては
幕府の裁定が片手落ちであり
ああゆう方法を執らざるおえなっかた
赤穂浪士は義士隊と呼ばれ、忠孝・忠義の手本として後世まで
たたえら仮名手本忠臣蔵として広く庶民に愛された
また浅野大学を立ててお家再興を図ったのも
他の藩士や領民を救うための苦肉の選択(実際藩内でも意見が分かれた)

生麦事件は
日本の伝統や文化を知りもせず
無礼な行いをしたイギリス人にも非はある

昔の任侠道は武士道と良く似ており
義を重んじていた
894日本@名無史さん:2006/08/17(木) 22:16:24
武士道なんかその典型だけど、
この手のすがりつくべきスローガンを得たとわん、
人格が豹変してしまう奴っているよね。

古今東西国家というものが
宗教や思想を管理したがる理由がよく分かる。
895日本@名無史さん:2006/08/18(金) 00:14:29
>>894
アナキスト?
秩序は必要だよ

人格が良い方へ豹変することは歓迎すべきだよね
896日本@名無史さん:2006/08/18(金) 02:48:58
江戸時代の武士はもはや武士とはいえない腰抜け侍ばかりだ。
武士道などというものは、こういう時代にありがちな観念にすぎない。
897名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 08:57:24
>>896 長州の武士もどき者よりはまし
898武士道といふは死ぬ事と見付けたり:2006/08/18(金) 10:00:56
『葉隠』は鍋島氏への絶対的忠誠を説いた本である。
そのために極端な比喩や論理を用い、死を強調している。
「武士道といふは死ぬ事と見付けたり」という一節がそうである。
もともと龍造寺氏の家臣であったのに、実勢に屈したか、
提示された俸禄に目がくらんだか、鍋島氏に忠誠を誓った。
戦国時代であれば、また次の実力者に媚びへつらえばいいのだが、
徳川氏の覇権が確立した以上鍋島氏の覇権は動かないであろう。
もはや鍋島氏と心中する外はないのである。もしここで動揺し、
龍造寺氏の復権に味方すれば、そのお家騒動が、徳川氏の外様
大名つぶしの絶好の口実を与え、藩もろとも自分も放り出され
てしまうのだ。戦前戦中の『葉隠』の解釈は、そのような生臭
い歴史的部分を切り取って、天皇への絶対的忠誠のモラル確立
に利用されたのである。

隆慶一郎の『死ぬこととみつけたり』は、
『葉隠』を歴史の中に戻して描いた作品である。

899サクラと「散華」:2006/08/18(金) 10:06:23
ソメイヨシノが「パッと咲き、パッと散る」ということから、
サクラを日本人の民族性、とくに武士道と関連づける議論が現われるのは、
奇妙なことにサクラ教科書の現われた一九三三年前後からなのである。
日本人は「パッと咲き、パッと散る」ものだ、その散り際をいさぎよく
せよというのが「散華」の思想であり、これを信じた多くの若人が命を
落とした。また南方の島々や沖縄、「満州」での「玉砕」や「集団自決」に、
このサクラ論の押しつけがあったのではないか。

 しかし武士道の時代にはソメイヨシノはなかった。
日本の伝統的な品種は、ヤマザクラやサトザクラであり、
せっかちな東京人たちのあわただしい花見と違って、
もっとゆったりとした花見を楽しんでいたのである。

900日本人とサクラ:2006/08/18(金) 10:08:03
日本人の国民性なるものについてのもっともらしい議論も、
ひとつひとつ吟味していけば、大抵このように化けの皮がはが
れるものである。この点ソメイヨシノの発祥とともに、
サクラ論議の虚構を追求した斎藤正二氏の
『日本人とサクラ』(講談社 一九八〇年)は、
近年の大傑作だと思う。

 同書によれば、パッと咲いてパっと散るソメイヨシノが
武士道と関連させて論じられるようになったのは、
このサクラ教科書が登場した一九三三年ごろからなのであるが、
武士のいた時代にはソメイヨシノは現れていなかったことに
注意されたい。
901花札の「梅松桜」:2006/08/18(金) 10:09:38
日本人が古くから桜が一番好きだったかどうかについても、
若干の疑問がある。中尾佐助氏の『花と木の文化史』
(岩波新書【 一九八六年】)によれば、「万葉集」
に出てくるもっとも多い花は、萩で一三八、次が梅で一一八、
以下松、藻、橘、スゲ、ススキとつづき、桜は四二で第八位
なのである。花札の「梅松桜」の順番通りなのだ。
902日本@名無史さん:2006/08/18(金) 11:33:16
さくらは源義家とか、
伊豆半島の鎌倉武士あたりからでしょう。
903日本@名無史さん:2006/08/18(金) 14:25:06
そういえば梅の花見も桜の花見もしていたと おじいさんは言ってましたね
904敷島の大和心の道問へば、朝日に照らす山桜花:2006/08/18(金) 14:31:25
江戸時代の国学者本居宣長が詠んだ歌に「敷島の大和心の道問へば、
朝日に照らす山桜花」というのがある。この歌は戦時中に大いに利用さ
れた歌であるが、これは華やかなヤマザクラであって、「パッと咲き、
パッと散る」ソメイヨシノではない。「散華」の思想は、国学の思想と
も異質なものがあるようである。もっとも宣長の論敵上田秋成は右の歌
を「敷島の大和心の何のかの、うろんなことをまた桜花」と笑い飛ばし
ているが。

 宣長のいう大和心や大和魂は、漢心や漢才に対するものである。
平安時代に漢詩文を教養とした男性貴族に対する女性の仮名文学が、
これに相当する。ヤマザクラのふんわりとした包容力と匂うばかりの華
やかさ、いつまでも散らない持続性である。これが幕末以後、やむにや
まれぬ大和魂というガンバリズムの代表語となり、鉢巻きを締めてまな
じりを決して、玉砕覚悟という意気込みを指すようになったのは、
おそらく昭和に入ってからだ。

905「武士道は昭和の世にもいきていて:2006/08/18(金) 14:41:33
「武士道は昭和の世にもいきていて、汚職事件がおきると、日大の富沢のように古田
会頭を守って行方不明になるものや、官庁でも課長補佐という人は、忠義とは死ぬこ
ととみつけたりとみな自決して、伝統精神を守って死んでいった」といったものを書
いてみようかと、愚かな私ゆえ、時には誘惑をも感ずることもある。
906[葉隠れして敵を軽蔑する形容詞:2006/08/18(金) 14:43:35
戦国時代の資料では端隠れとか、
「葉隠れして押寄せて参らず」は、敵を軽蔑する形容詞に使われている。つまり現代
の、「ひよる」という言葉と同義語らしい。だから、これを武士道の聖典に用いるの
ならば、「葉隠れする者への書」とでもしないことには、すこし可笑しくはなかろうか。
「葉隠れ武士道」などというの[は]、歴史的にはナンセンスでしかないことになる。
907日本@名無史さん:2006/08/18(金) 23:17:59
そもそもパッと散る桜と武士道を無理やり関連付けたのは
第二次世界大戦末期に軍が行ったものであり本来の武士道とは
直接関係無い。
特攻を武士道と結びつけて考えないで下さい

スレ主が言っている武士道とは
士道や新渡戸稲造の武士道であり葉隠の武士道は違うと思う
「最近武士道を褒め称えている…」と言っているので
908日本@名無史さん:2006/08/19(土) 00:02:06
>>904
×敷島の大和心の道問へば朝日に照らす山桜花
○敷島の大和心を人問はば朝日に匂う山桜花

あんまりこの詩が有名になり二番煎じや誹謗中傷する詩が多かった。

またこの詩は本来、気品・優雅・純真さをあらわしたものです。
大和魂をねじ曲げて誤解しないで
909日本@名無史さん:2006/08/19(土) 00:14:46
武士道って、平和になった江戸時代に、もともとはプロの軍人だった侍を矯めるための儒教をもとにした教育の徳目であって、これが武士道などという決まったものはないんだよ。
910日本@名無史さん:2006/08/19(土) 00:41:49
>907
>新渡戸稲造の武士道であり
クリスチャンの農学者がでっち上げたインチキ武士道がどうしたって?
911日本@名無史さん:2006/08/19(土) 00:49:59
武士道って言って一般人が思い浮かべるのは、
コロ助か新戸部だよな。
912日本@名無史さん:2006/08/19(土) 00:51:20
>>910
でっち上げじゃないよ、ちゃんと読んでから書き込みなよ
913日本@名無史さん:2006/08/19(土) 00:58:15
基本的に武家の出自の人以外がきもいと言ったところでナンセンス。
武士の道ですから。
914日本@名無史さん:2006/08/19(土) 01:08:26
死罪や獄門覚悟で駕籠訴や箱訴や一揆を蜂起する農民の方が死への覚悟は上なのにね。
漢籍・経書の教養にしても市井の町人の学者達の方が上だし。

小作農道こそ、日本人のスピリッツになればよかったのに。
田舎薩摩の下級武士どもは武士道よりも、小作農道の延長で天下を取ったとも言えなくも無いけど。
生活を背負って実社会の中で実践的に生きている奴らの方が、観念的に遊んでいる奴らよりも
切実感、緊迫感、現実感、本気度がまるで違うな。
915日本@名無史さん:2006/08/19(土) 01:16:11
道徳と秩序を取り戻すために、今の日本に武士道みたいな心のよりどころが必要
宗教でもいいと思うけど、宗教って日本人には受け入れにくいからね
916日本@名無史さん:2006/08/19(土) 01:19:20
>>913
搾取して貪り呆けているお前らカスどもの圧制からの開放のため
年貢の軽減を求めて傘連番状に書印した。

たとえ、死罪、獄門になろうとも惣の衆を救うため、お前ら極悪武士階級を打ち倒す。
百姓一揆こそ男の本望。
917日本@名無史さん:2006/08/19(土) 01:23:33
>>916
マルクス、レーニン?
918日本@名無史さん:2006/08/19(土) 01:23:55
>>915
搾取していた武士が悪だったんだよ。
それと熊襲の末裔が作り出した明治の道徳・秩序などあれこそ文化破壊の元凶。

生きていくうちにお互いを尊重し譲り合う心が身に付かない奴にいくら教育したって無理だって。
こういうのは自然に身についていくもの。己の美学は己で身につけ内に秘めて磨いていくもの。
919日本@名無史さん:2006/08/19(土) 01:27:41
>>917
武士道を批判すると、なんでもサヨに結びつけるのな。
所詮、その程度の人間かよ。
920日本@名無史さん:2006/08/19(土) 01:28:47
>>918
んじゃ警察や消防、自衛隊に搾取されていると言うのかい?

言われなければ気づかないのが人間の愚かさだよ
誰かが教えてあげなきゃ
921日本@名無史さん:2006/08/19(土) 01:30:02
>912

「葉隠」すら読んでない新渡戸の妄言は無意味だよ
922日本@名無史さん:2006/08/19(土) 01:33:02
>>920
武士っていう支配階層は領民の生活の安定のために死力を尽くすこと
それが政治家・官僚としての武士の役割。それが武士道。
それ以外に武士道なんかあるかよ。

江戸っていう時代とその時代における武士道を語っているんだよ。
くだらない詭弁弄すな。
923日本@名無史さん:2006/08/19(土) 01:37:42
>>921
葉隠を読む必要あるのか?
新渡戸の考える武士道だよ
924日本@名無史さん:2006/08/19(土) 01:38:40
>>919
イヤ>>915はまさに共産主義の考え方だって言っただけ
共産主義自体を批判する気もないけどね
ただ武士道なり読んで書き込んで欲しいと思ってるだけだけどね
925日本@名無史さん:2006/08/19(土) 01:53:19
>>922
詭弁なんて言う言葉でかたずけて欲しくない
武士道自体はキモくないんだよ
926日本@名無史さん:2006/08/19(土) 02:04:11
>>922
政治家・官僚ではなく「武士」ですが?
何か倒錯した幻想をお持ちのようですがそういう方は大抵は武家の出自では無いんですよね。
武士の道であってそれ以外の人々にもそれぞれの道があるものです。
927924:2006/08/19(土) 02:26:53
間違った
>>918
は共産主義の思想ね
928日本@名無史さん
>923
先行研究すら読まずに書いた論文に意味があるとお思いか?