1 :
日本@名無史さん:
さあ、本当の日本へもどろう。
2 :
日本@名無史さん:05/03/04 21:43:55
良スレage
3 :
日本@名無史さん:05/03/04 21:52:05
まずは天皇家をきちんと真言宗に入れんと
4 :
日本@名無史さん:05/03/04 23:35:39
>>3 それじゃあ、神道が真言宗の下部組織になってしまうな。
本地垂迹復活ならそれでいいのかな。
5 :
日本@名無史さん:05/03/05 09:21:18
もともと神道なんて仏教に寄生して生き残った宗教だからそれでいいのだ
6 :
日本@名無史さん:05/03/05 17:22:18
やはり、神道の世界では神身離脱とか神宮寺とかは無かったことになっているんですかねぇ。
伊勢神宮の神宮寺は今の駅の辺りにあったそうですが、ぶっこわすとはもったいない話だ。
7 :
万年救護大本尊の朴蓮:05/03/05 17:40:38
伊勢神宮に初詣でに行ったら
高速道路の降り口が規制されたり
渋滞したりして大変だった。
次回はバスを使おうかな〜
8 :
日本@名無史さん:05/03/05 17:46:33
真言宗的には自分らが天皇家の支配下に入ることは是なのか非なのか。
天皇家の下になったら、オイシイところがもりだくさんだろうが。。
9 :
www.geocities.jp/shouhishahogo/:05/03/05 17:47:37
聖徳太子は当時の土木建築のエキスパートでした。
10 :
日本@名無史さん:05/03/05 22:17:43
靖国神社を廃止して泉涌寺を国営化しましょう
11 :
日本@名無史さん:05/03/06 19:45:04
12 :
日本@名無史さん:05/03/06 20:56:39
神前読経復活きぼーん
14 :
日本@名無史さん:05/03/06 23:44:01
孝明天皇以前の歴代天皇の大半が仏教徒であり、仏式で葬儀が行われたことを
学校教育で明確に教え、社会的な常識にすれば充分でしょう。
このことは、現在でも、別段隠されている訳ではありませんが、一般には意識
されないように意図されているような感じがしますね。
15 :
日本@名無史さん:05/03/07 12:14:06
さあ早く廃仏毀釈は誤りだったという声明文を皇室は出すんだ。
16 :
岩屋山亜式 ◆CAT9FZUkUk :05/03/07 16:01:14
>>15 いや、廃仏毀釈は皇室がやったわけじゃないから。
とりあえず鞍馬山でも行ってこい
19 :
日本@名無史さん:05/03/07 21:13:56
>>17 だから、皇室の意向を無視して廃仏毀釈に走ったカルトどもを非難する声明を天皇が出すのだ
もうそのころの人たちみんな死んでるし
21 :
日本@名無史さん:05/03/07 22:10:07
神仏分離令は現在でも有効なのでしょうか。
神仏分離令の廃止命令を出せば良いですね。
宗教法人法(?)で新しくなったからそれが有効なんじゃね
いまさら戻せない
23 :
日本@名無史さん:05/03/07 23:18:06
宗教法人法って、その第1条に、
「この法律は、宗教団体が、礼拝の施設その他の財産を所有し、
これを維持運用し、その他その目的達成のための業務及び事業を運営すること
に資するため、宗教団体に法律上の能力を与えることを目的とする。」
とあるように、宗教団体の財産関係について定めたものですね。
神仏を分離するとか、しないとかについては、無関係ですね。
だから、神仏分離令は現在でも有効みたいですね。
うんそうじゃなくてさ
分離した状態で現在はそれぞれが独立した法人として登録しちゃっているから
いまさらたとえば隣り合った神社と別当寺の2法人に対して
あんたら明日から1法人に合体しなさい とか言えないよな
という現実的な意味で
25 :
日本@名無史さん:05/03/07 23:32:57
浅草寺と浅草神社は別の法人なんですかね。三社祭りは、一応、浅草神社の
お祭りですが、どう見ても、浅草寺の境内が全面的に祭り状態に入っています。
>「この法律は、宗教団体が、礼拝の施設その他の財産を所有し、
>これを維持運用し、その他その目的達成のための業務及び事業を運営すること
「礼拝の施設」を認めない徹底的な偶像崇拝否定の宗派は、宗教法人にはなれないのかな。
27 :
日本@名無史さん:05/03/08 09:14:47
>>19 逆に大浜騒動のように廃仏に抗議した側が死罪になっとるよ。
28 :
日本@名無史さん:05/03/08 20:37:04
>>26 法律を読む限りでは、
「拝礼の施設」を持たなくても、「その他その目的達成のための業務及び事業を
運営すること」のために法律上の能力が必要なら、宗教法人にはなれそうな
文面ですね。逆に、法律行為を何もしないのであれば、宗教法人になる必要は
もともとないから、別に問題はないということになりますね。
29 :
日本@名無史さん:05/03/08 20:42:02
仏教側も神社側も嫌がるだろ
30 :
日本@名無史さん:05/03/08 20:53:01
日光東照宮は事実上神仏習合に復帰してますが。
31 :
日本@名無史さん:05/03/08 21:06:52
輪王寺と東照宮は仲悪かったような
確か土地争いしてた(る)はず>輪王寺と東照宮
33 :
日本@名無史さん:05/03/08 21:27:26
神仏分離なんて平田派の阿呆な国学者が言い出したイデオロギーにすぎない。
仏教伝来以降の1500年の歴史を無視している。
34 :
日本@名無史さん:05/03/08 21:48:31
>>33 そうなんですけど、神仏分離もこのまま1000年やってると、それも日本の
伝統になってしまうので、早くもとに戻さないと。
35 :
日本@名無史さん:05/03/08 22:47:29
やっぱり天皇家が率先垂範しないとだめだな。
とりあえず徳仁親王の即位に際しては即位灌頂を復活しよう。
いやカトリック式で戴冠式ミサしようよ
37 :
日本@名無史さん:05/03/08 23:07:17
今上帝の明仁が譲位して出家、法皇になるのが先だな。
下のほうに廃仏毀釈スレあるね
気付かんかったよ
日本は昔から「神道(神祇信仰とは言わない)」の国だから、伝統的な神葬祭を
やろうという書き込みが何度か見られましたが・・・。
『文公家礼』を参考にした神葬祭より、仏式の歴史の方が倍以上あって古い。
安藤昌益や、本居宣長ですら仏式で葬られています。
ほとんどの神社は、社僧や山伏の管轄だった事も、今では知られていない様で、
「代々続く神主の家柄」の出て来る漫画の、なんと多い事か。
40 :
日本@名無史さん:05/03/09 00:30:56
旧別当寺が新たに神社を作れば良いんじゃないか?
そして、明治に国粋主義者やそれに乗じた連中に乗っ取られた神社を偽者として糾弾する。
41 :
日本@名無史さん:05/03/09 13:00:58
神仏分離以降、今日に到るまでの神道は、それ以前の神祇信仰とは別物と考えればいいだけの話。
42 :
日本@名無史さん:05/03/09 16:46:36
さらに古神道なるものまで参入して、一般人にはわけわかんないよな>神道の歴史
43 :
日本@名無史さん:05/03/09 18:26:24
ちゃんと仏教国として長年成り立っていたことを、現代広く各国(特に東アジア)に知らしめれば
日本への崇敬の念も上向くと思うのだが。
特に天皇家と密教の繋がりは、インドのそれより世界的に見てもカリスマティックなシンボルたりうるぞ。
44 :
日本@名無史さん:05/03/09 18:48:24
チベット、インド、モンゴルなどなどを旅行した際、自分は日本人だというと「じゃ、仏教徒だな」という反応が多かったです。
まぁ、日本人=仏教徒という印象が世界共通かどうかは知りませんけど。
45 :
日本@名無史さん:05/03/09 19:18:02
>>44 日本人の多くはどこかの寺の檀家になってて葬式は仏式で
やるでしょ。
47 :
日本@名無史さん:05/03/09 20:05:10
国家神道は権力に寄生し民俗に根づかないカルト宗教。
急ぎ列島から排斥すべし。すべからく日本人は仏教に帰依すべし。
あらゆる神社は仏寺・仏僧の管轄下に入るべし。
48 :
日本@名無史さん:05/03/09 21:32:08
篤く三法を敬え。三法とは仏法僧なり。
50 :
日本@名無史さん:05/03/09 21:53:23
三宝ですね。
神社の中には神仏習合を快く思わないところもあるでしょ。
たとえば伊勢神宮なんかは歴史的にも反仏教的なスタンスだし。
今の神社本庁は伊勢神宮が牛耳っているけど、風当たりとか強くないのかなぁ。
52 :
日本@名無史さん:05/03/09 23:05:04
伊勢神宮も中近世には運営に相当僧侶が関与してるけどね。
江戸時代の式年遷宮なんかは付属の尼寺慶光院の上人が牛耳ってるし。
実のところ、現代で神仏習合を快く思わないのは一部の特権的神主だけじゃないのかな。
検索してみると、各社の本地についての情報が、意外とつかめますね。
厳島神社の本地堂に十一面観音像が納められていた事などが出て来る。
純日本的といわれる伊勢神宮の建築にも仏教の影響が見られます。
欄干の宝珠は明らかに仏教建築から取り入れたものです。
仏教建築でなくても、『沙石集』などに見られる通り、外宮側は建築の構造
を何かと仏法や陰陽道と関連付けていた様ですね。
56 :
日本@名無史さん:05/03/10 10:49:46
神仏習合って、どうしても神道<仏教というイメージがあるような。
たとえば神身離脱とか。
実際、上位というか仏中心の世界観でしょう。吉田家はともかく。
高天原が兜卒天だったり、日本国中の神々は、「天」に住む梵天・帝釈よりも下
位に置かれ、更に「天」の遥か彼方に浄土があったり。
天照大神の本地仏が大日如来とされるなど、
昔の人も両者における太陽神的な性格を認識していたようです。
単に中心的存在とされたのでは。古くは本地は観音とされていました。
熊野ないしは厳島(熊野と縁起が酷似)と本地を共有する場合が多く、伊勢の
本地を金剛界の、厳島の本地を胎蔵界の大日如来とした説も後に生れます。
院政期には、宇佐の本地が阿弥陀如来とされ、熱田他は菩薩の垂迹という事
になっていました。
60 :
日本@名無史さん:05/03/10 12:39:03
日本の神は全部仏です
ただ仮面をかぶっているだけ
これが正統
キチガイ神主がどう騒いでもこれは変わらんのよ
37 :名無しさん@京都板じゃないよ :05/03/09 21:00:45
伊勢の度会府知事だった橋本実梁は、府内の約60寺に廃寺の願い書を差し出すよう強要。
その際、「まもなく廃寺の官令が出る。そうしたら寺の資産は一切没収だが、今なら私がなんとかする」と大嘘をつく。
騙されてうっかりと願い書をだした寺も多かったが、浄土宗寂照寺を中心とした寺院は、官令が出ない限り廃寺しないと抵抗。
橋本実梁は、明治天皇の伊勢参拝を口実に、参道沿いの寺院は全て取り壊すこととなったと再び大嘘をつく。
知恩院を通じて明治政府に上申した結果、大嘘がばれて寂照寺はことなきをえたが、橋本実梁が罰せられることもなかった。
橋本実梁が徳川家茂に降嫁した皇女・和宮の外戚だったが大きかったらしい。
ちなみに、宝塚歌劇の「武蔵野の露と消ゆとも」は橋本実梁を主人公としている。内容は皇女・和宮と愛を描いた幕末悲話。
62 :
日本@名無史さん:05/03/10 19:49:00
今の神道に仏中心の世界観に戻れといっても無理でしょ。
世界観が異なるのに、表面上だけ形をとりつくろっても、それは宗教儀式じゃない。単なる客寄せイベントだよ。
千年以上の歴史を持つ神祇信仰は、明治維新で途絶えたと諦めて、神道は百年(あるいは五十年)の歴史を有する一つの宗教としての道を歩めばいい。
63 :
日本@名無史さん:05/03/10 21:37:26
>>62 いまの神道にそんな謙虚さはないよ。
日本人全員が自分たちの教団の信徒だと言い張るような狂信カルト集団だからな。
実際のところはどう見ても日本は仏教国だけどな。
仏教界も、江戸時代に作られた檀家制度や本寺末寺制度に
あぐらをかいているところがあるから、この際そういうのを廃止し、
個人の意志で好きな宗派なり宗教を信仰するようにした方がいいけどな。
65 :
日本@名無史さん:05/03/10 22:05:55
出雲大社佐久之宮講社のHPなんだけど・・・。
http://www.sakusaku.co.jp/izumo/shinsousai.htm Q 神葬祭って?
A 神式での葬儀を「神葬祭」といいます。
Q 仏教の葬儀って?
A 仏教は、外国の宗教です。しかも仏教はもともと葬儀を行う信仰ではありませんでした。一方神道(神式)は日本古来の宗教です。
つまり日本人は、もともと神式の葬儀をしていましたが、政治的圧力などにより近世になって仏式葬儀が普及しました。
※政治的圧力ってなんだろう?
Q 神葬祭はどんな儀式ですか?
A 天皇家の葬儀とほとんど同じ儀式を行いますので荘厳で格調高い神聖な葬儀です。
※歴代天皇のほとんどは仏式じゃないか?
66 :
日本@名無史さん:05/03/10 22:30:00
ここに神社本庁や全日本仏教会が参加して全国規模の運動に・・・
なんて事はありえんのかな・・・
古都の森・観光文化協会趣意
http://www.wanogakkou.com/koto/syui.htm 発起人代表(順不同)
山折 哲雄(国際日本文化研究センター所長)
佐佐木 綱(京都大学名誉教授・システム科学研究所会長)
中井 眞孝(仏教大学学長)
島薗 進(東京大学教授・日本宗教学会会長)
大橋 一章(早稲田大学教授)
廣川 勝美(同志社大学名誉教授・日本歴史文化学会会長)
田中 恆清(京都府神社庁長・石清水八幡宮宮司)
新木 直人(賀茂御祖神社宮司)
坪原喜三郎(伏見稲荷大社宮司)
伊勢 美登(橿原神宮宮司)
葉室 頼昭(春日大社宮司)
梶 季嗣(北野天満宮宮司)
佐古 一洌(松尾大社宮司)
小林 隆彰(延暦寺学問所所長・日中韓仏教交流会理事長)
有馬 頼底(相国寺派管長)
水谷 幸正(浄土宗宗務総長)
川村 俊朝(泉涌寺長老)
大野 玄妙(法隆寺管長)
67 :
日本@名無史さん:05/03/10 22:36:06
>>66 >>65のように「仏教は外国の宗教」なんて次元のずれたなことを言っている神社があるかぎり、全国規模なんて無理じゃない?
岩清水八幡宮や春日大社などは、もともと神仏習合の代表的なところだからこそ可能なんだと思うよ。
伊勢神宮や明治神宮(爆)なんかは逆立ちしても同調しないでしょ。
68 :
日本@名無史さん:05/03/10 22:51:21
>65
出雲大社は、江戸中期には神仏分離を志向し、神楽の純粋化も行っていました
からね。しかし、大嘘八百もいいとこです。
70 :
日本@名無史さん:05/03/11 19:38:24
神葬祭って、やはり江戸期より昔に遡れないものなのかな?
あと、霊璽や50日祭は位牌や49日忌のパクリ?、
結婚式なんてカトリックのパクりだしな
>>70 >神葬祭
吉田家では室町期から行っていましたが、『兼見卿記』に社僧を呼ばなかった
とわざわざ書かれている事といい、四十九日は行っている事といい、やはり
仏教的な面は否定出来なかったかと。
霊璽以下は、おそらくパクリでしょうね。
73 :
日本@名無史さん:05/03/11 22:49:46
>>71 そういえば、江戸以前の結婚式ってどうやってたんだろう?
>江戸以前の結婚式
まず時代や階層など、疑問の対象を絞るべきでは。
3日かけて家で、というのが江戸期の庶民では多かったと思いますが。
戦前・戦後でも神前でない結婚式は多かった。
ただ、近世の史料の中には、婚姻後産土神に参拝したという話もあります。
75 :
日本@名無史さん:05/03/11 23:42:50
戦後でもしばらくは結婚式なんて一般庶民はやっていないですね。
婚礼というのを嫁ぎ先の家でやるのです。結婚式ではありません。
婚礼の主要ポイントは三々九度で酒を飲み交わすことです。
神様も仏様も関係ありません。家と家のつながりです。
76 :
日本@名無史さん:05/03/12 00:10:26
>>68 清荒神清澄寺
最高ですね。神仏分離令の荒波を乗越え、このように完全な状態で神仏習合が
今日まで生きているのは、世界遺産に匹敵しますね。
77 :
日本@名無史さん:05/03/12 00:50:19
>>65 近世(江戸)は寺請制度により庶民は強制的に寺の檀家だろ。
こういうの政治的圧力。
その前皆神式では無いだろうけど。
78 :
日本@名無史さん:05/03/12 01:02:29
御神体が仏像の神社というのも、あるところにはありますね。
80 :
日本@名無史さん:05/03/12 09:08:47
>>77 むしろ、聖徳太子の「篤く三宝を敬え」だと喚いてみる。
あるいは天皇の出家という政治圧力によってとか(笑
あと、神仏習合スレでパクリうんぬんは不毛じゃないかい?
81 :
日本@名無史さん:05/03/12 13:37:21
江戸時代に寺請制度ができてから庶民の葬儀や墓が普及したようですね。
それ以前は、山へ遺体を置くとかしていたようですね。これは、まあ、
仏教でも神道でもないように思います。しいていえば、原始的な形の
神道といったところでしょうか。
『法華験記』以下の史料からすると、死体を屋内に留めておいたり、曝した
ままにすると死霊が祟りとなすが、曝葬によって(今日でいうところの)成
仏を遂げるとされていた様です。
土葬にすると、その場に魂が残るとされていました。
曝葬は、一部の地域では明治まで行われていましたが、中世の庶民に墓が
無かった訳ではない事は、発掘結果からも明らかです。
墓参りという習慣は、少なくとも奈良時代には貴族の間に存在したものと
思われます。六国史には、貞女・孝女が夫や父の墓守をし、念仏を唱えて
いたという話がある。
しかし、名前が残るレベルの「庶民」も含めて、習慣化したのは鎌倉時代か
らでしょうね。盆と大晦日の魂祭がきっかけとなっていました。
彼岸自体は『蜻蛉日記』や『更級日記』にも出て来ますが、墓参りと結びつく
のは後世の事でしょう。ただ、盆になると京都の庶民が寺詣でをしていたと
いう話があります。
>原始的な形の神道
「神祇信仰」というか、それ以前の習俗というか。
神社仏閣板に基地外が沸いてる
406 名前:名無しさん@京都板じゃないよ 投稿日:2005/03/11(金) 21:53:35
国家神道が嫌いだから、うちは神仏習合にしています。
これが明治以前の我が国の自然な形。
大切なのは形式よりも心だと思う。
あっ、勿論、明治以降に薩長政府や一部国粋主義者の主導で興隆した神社のお札なんか祀ってません。
まあ、ちょっと田舎に行けば、あるいは都会でも古くからの家は、
仏壇と神棚を両方祀ってるけどね。
86 :
日本@名無史さん:05/03/12 17:08:23
薬師如来の神社に不動明王の神社か。
探せば、もっといろいろあるんだろうな。
88 :
日本@名無史さん:05/03/12 19:08:08
仏壇と神棚が両方あるということは、神仏習合ではなくて、神仏分離ですよね。
神仏習合なら、仏壇と神棚が一体化した祭壇があると最高ですね。
90 :
日本@名無史さん:05/03/12 20:18:41
江戸時代には、例えば、東照宮と輪王寺は一体だったとか聞きますが、
一体だったときは何と呼ばれていたのでしょうかね。東照宮か輪王寺の
どちらかが神仏分離後につけた名前なんでしょうかね。
91 :
日本@名無史さん:05/03/12 20:58:17
92 :
日本@名無史さん:05/03/12 22:04:24
>> 国家神道が嫌いだから、うちは神仏習合にしています。
>> これが明治以前の我が国の自然な形。
>> 大切なのは形式よりも心だと思う。
>> あっ、勿論、明治以降に薩長政府や一部国粋主義者の主導で興隆した神社のお札なんか祀ってません。
国士と言うべし。
すべての日本人はこの仁の信仰生活を見習うべし。
93 :
日本@名無史さん:05/03/13 00:11:03
明治時代の廃仏毀釈もこんな風に妄想してる連中がやったんだろうな
たしかに「坊主が主導権握っててうぜー」って思うのはしょうがないが
仲良くやろうよ
94 :
日本@名無史さん:05/03/13 06:21:33
日本の場合、神仏習合で寺院と神社が同じ敷地に建っているのでも、
両者は建築様式で、お堂、お宮と区別がつきますが、中国の道仏習合では
完全に仏教と道教が一体化して建築様式上の区別もなくなっています。
台湾の寺廟では、観音・釈迦などの仏と、天上聖君・媽祖・関帝といった
道教の神が同じ建物に祭られていたりします。
↑の天上聖君は分昌帝君の誤りでした。
天上聖母とは媽祖の別名です。
道仏習合の考えでは、道教が主で仏教が従、
仏達は、最高の神である玉皇上帝のもとで
衆生救済に携わる神々の一つと考えられているようです。
97 :
日本@名無史さん:05/03/13 08:50:17
>>96 西遊記だと仏教>道教ですな。
まぁ、天竺に経典を求める話だから当然か(笑
98 :
日本@名無史さん:05/03/13 11:41:00
本地垂迹とかいって、本地仏とされている仏教の仏さん達は、ほとんど全部
ヒンズー教の神々ですよね。仏教自身がヒンズー教と習合している訳ですね。
ネタにしてもつまらないな。
>>97 原『西遊記』では孫悟空を封じたのは釈迦如来ではなく西王母であったそう
です。ヨーロッパの神話学者の本からの孫引きですが。
唐代に成立した『地蔵菩薩霊験記』では、泰山府君は閻魔の補佐官という事
になっており、道教ばかりを信じて仏教をないがしろにしていた人物が地
獄に堕ちて地蔵に救済されるという話もあります。
地獄といえば、死後のイメージは未だに地獄・極楽で、死者に向えば念仏
を唱えるというのが固定化されていますね。
明治以降の「神道」では、世界観が薄過ぎる。
101 :
万年救護大本尊の朴蓮:05/03/13 13:25:11
神道と仏教とキリスト教は
将来的に融合するだろ。
神道には八百万の神がいるので
神道を基本にしたら良い。
神道を中心にキリスト教と仏教は
大いに発展するだろね。
逆に神道を否定するような
仏教やキリスト教の一派は
やがて
社会的に問題を起こし
消滅する運命にあるのではないかな?!
朝鮮系のキリスト教と仏教が嫌われているのは
そのせいだと思うよ。
神道というか、在来土着の神様を仏教は否定していない。
弘法大師空海も高野山を開く時、狩場明神・丹生都姫命の導きによって、
その場所を選定したということで、それらの神々は高野山の守り神になっている。
103 :
日本@名無史さん:05/03/13 14:26:28
色々な宗教が共生してこそ日本
そこで竹内巨麿の登場ですよ、皆さん(笑
105 :
日本@名無史さん:05/03/13 20:13:02
>>100 死生観なら、仏教の輪廻観も日本に根付いたとは言えませんね。
お盆にあの世から帰ってくるというほうが一般的かと。
ただ、明治以降の「神道」では、世界観が薄過ぎるのは確かですね。
神道は、明治4年からの国民教化運動や伊勢と出雲の祭神論争などで、神道の教義内容の貧困さを露呈しましたが、あれから百年もたつというのに。
まぁ、国家の祭祀という特権を得たのも大きな要因だと思いますけど。
106 :
日本@名無史さん:05/03/13 20:50:29
確か、明治の神道は、儀式であって宗教ではないという仕切りだったように
思います。
>>106 神道における祭祀と宗教の分離、いわゆる国家神道の確立は、明治15年に行われた神官の教導職兼補廃止、神宮や官国弊社の神官が葬儀に関与することの禁止、さらに神道系諸宗教の独立公認以降の話です。
>>105 大晦日の魂祭が畿内で見られなくなる院政期頃になって、盆に故人の魂が帰
って来ると言われる様になり、『東山往来』などでは俗説として否定され
ていますが、結局根付きましたね。
ただ、存在感として言えば、仏壇に霊がいるとか、地獄極楽にいるとかい
ったものを上回るという程ではなく、共存している様ですが。
どれが正しいのか、外国人に聞かれても返答に窮します(笑)。
確か,昭和の自衛隊は,防衛組織であって軍隊ではないという仕切りだったように
思います。
110 :
日本@名無史さん:05/03/13 23:44:10
>>105 >伊勢と出雲の祭神論争
できれば詳しく。
>>105,
>>110 神祇官だったか時の政府が、国家神道の祭神を造化三神+アマテラスの4柱とした
(この段階でどうよ?ってのがある)ので案の定、出雲大社が大国主を入れろ
と騒ぎ出し(他の神々はどうでもいいのかよ千家よー)、ここまででも十分
ドキュンな騒動なのに、神祇官だったか時の政府が「西洋諸国はみな1柱だ。
今の4柱でも多すぎるのにこれ以上ふやせるか」というズルッとコケそうになる
ようなリアクション。これで話がこじれまくっておさまりがつかず、最後は天皇
が「すべての神社に祀られている神々が御祭神である」という、今さら何をという
ような裁定を下して決着した。
これは明治神道の教義の薄さという問題(それはそれとしてあるが)ではなく、
単に官僚の「役所仕事」の問題であるように思う。
もめたときは取りあえず天皇が出てことを決めるっていうのは昔からだなw
113 :
日本@名無史さん:05/03/14 23:42:06
神道は、『言挙げせず』とて、とやかく教義を唱えないものだそうです。
やはり神道は、儀式・心身鍛錬の類でしょう。
114 :
日本@名無史さん:05/03/15 01:14:54
勝軍地蔵って神仏習合と関係あり?
我が家で御神体として現在も祭ってるんだけど・・・
115 :
山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/15 10:49:49
南方熊楠が、支那に既にあったとか書いていませんでしたか。
(裏を返せば、それまでは日本産という説が主流であった訳です)
『我が国民間信仰史の研究』に引用されていた様な古い話で、今は揺れ動い
ているかもしれませんが・・・。
カトリックの
教皇(全体)−司教(県レベル)−司祭(町村レベル)制の
支配体制を真似たかっただけだから
117 :
日本@名無史さん:05/03/15 23:03:19
天皇を教皇に例えるとすると、
教皇=聖王、皇帝(あるいは、王)=世俗王 の関係はどうなるのでしょうかね。
世俗王に例えられるのは、将軍ですかね。ならば、江戸時代に戻らねば。
神仏習合は、
日本神道の祖中の祖である宇佐神宮と、
国東半島に受け継がれる六郷満山文化で、
今でも立派に存在するんだけどなぁ
119 :
日本@名無史さん:05/03/15 23:33:52
宇佐神宮と弥勒寺が神仏習合のもとのようですが、弥勒寺は明治の廃仏毀釈で、
すっかり破壊しつくされたようですね。宇佐神宮には現在でも広いなにもない
ところがあって、そこに弥勒寺があったようですね。もったいないことです。
つまるところ、もったいないねぇの一言になっちゃうよなぁ。
一度、失ったものを再び手に入れることの難しさを感じちゃうね。
121 :
日本@名無史さん:05/03/16 21:53:15
建物とかの形があるものだけならまだしも、それ以外の
形にならないものまで失われてるからな・・・
古文書を調査して復元とかは可能なのんだろうか・・・
122 :
日本@名無史さん:05/03/16 23:17:11
アルカイダの仏像破壊と大差ないですね。
123 :
山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/17 00:17:06
神社の由緒書きでも、日吉社の祭神は大山咋神で、日本古来の山岳信仰に基づく・・・
などとしている事が多いですからね。「権現」は無視。
そもそも、「大明神」というのも・・・。
124 :
日本@名無史さん:05/03/17 23:09:02
日枝(神社)=日吉(神社)=比叡(山)
という訳で、キーワードは「ひえ」。これは、イネ科の穀類である「稗」の
ことでしょうかね。
125 :
日本@名無史さん:2005/03/21(月) 17:26:00
>>106-107 今でも、ネット上で「神道は宗教ではない」という台詞を時々目にすることがありますが、これはどういう意味なんでしょうね?
126 :
日本@名無史さん:2005/03/21(月) 17:47:12
>>125 たぶん、神道は「宗教」なんていう狭い枠にとらわれないもっと大きなもの、
という神道家の思い上がった発言。
127 :
日本@名無史さん:2005/03/21(月) 18:08:17
自民党の憲法改正草案では、政教分離の原則を緩め、
伝統的・習俗的・儀式的なものになら公的機関が関わっても良いようにするらしいが、
念頭に置かれているのは、神道的行事だろう(上は首相の靖国参拝、下は地域の祭など)。
それはそれで一つの考えであるが、日本は仏教公伝以来1500年(私伝を考えれば2000年)
の世界に冠たる仏教国家だ。宗派の違いはあれど、国民ほとんどが仏に帰依し、
朝廷・幕府等歴代政権は篤く仏教を保護してきた。
なればこそ、仏教こそ国教として尊ぶべきである。
具体的には、釈尊誕生会の4月8日は国民の休日とし、
8月15日には戦没者供養の大法事を国家主催で行うべきである。
128 :
日本@名無史さん:2005/03/21(月) 18:41:29
というか、8月15日は送り盆で墓地に行ったりといろいろ忙しいはずなんだが。
ひょっとして、うちの実家周辺だけの話なのか?
129 :
日本@名無史さん:2005/03/22(火) 09:38:48
>>126 むしろ教義として語る部分の少なさへのコンプレックスかも。
神道は、宗教というより民間信仰って感じがする。
130 :
日本@名無史さん:2005/03/22(火) 10:59:21
日本人は仏寺へも神社へも参拝するが
宗教は何だと外人に聞かれたことがある
仏教は頭で考える哲学ないし上部概念
神道は心の底に存在するものみたいなこと
言ったけどわかってくれたかなあ
>130
無理。
外人には日本人は二つの宗教に入ってるとしか思われない
>>128 盆は元々7月15日。旧暦ですから、新暦では8月15日頃になります。
今でも盆を8月13〜15日とする習慣は、珍しいものではありません。
しかし、明治以降の「神道」化された皇室の姿を伝統と言われると違和感
がぬぐいきれませんね。マスコミに期待するのが間違いか。
>130
本地垂迹説から神仏分離まで説明して、仏教でいいと述べてみては?
シンクレティズムと言う場合、神祇信仰と仏教が対等であったかの様に
思われてしまいますが、思想史全体としては仏教が優勢でしたから。
133 :
日本@名無史さん:2005/03/22(火) 16:38:32
神道って、仏教やキリスト教のように庶民救済の為に慈善事業を行ってきた歴史とかあるの?
134 :
日本@名無史さん:2005/03/22(火) 22:11:33
>>126 確か、明治憲法の下でも信教の自由というのがあって、キリスト教関係者の
プレッシャーが強かったらしいですよ。そんな中で、神道を国家の特別な位置
に置くために、明治政府が作り出した解釈だというようなことを聞いたことが
あります。要するに、神道は儀式であって宗教ではない、と。こう解釈すると、
公的な行事に神道を用いても、信教の自由に反しないという訳ですね。
だれか、エロイ人が補足してくれすことを期待しつつ・・・
今日は三河の寺社巡りをしてきました
豊川稲荷から2駅のところで車窓から駅名看板の名所案内を見ていたら
なんとか神社で大般若経何巻を保存(重要文化財)って書いてあって
あー大切にしてる神社もあるんだなーって
豊川稲荷自体 真言宗の寺院なのにどかーんと大鳥居が立っていて
あのあたりって比較的に神仏分離しきらなかったんでしょうかね
>仏教は頭で考える哲学ないし上部概念、神道は心の底に存在するものみたいなこと
>本地垂迹説から神仏分離まで説明して、仏教でいいと述べてみては
こんな説明を、例え絶妙な英訳で伝えたとしても、
普通のそこら辺に歩いてる外人には正直なとこ全くピンとこないよ。
前提として、無学の一般庶民に理解できる万人向けの簡単な説明であるべき
「日本の宗教は何ですか?」と外人に聞かれたら、
「日本の宗教はね、日本古来からの神道と、
外国から伝わって来た仏教を、ひとつの形として受け入れてきた宗教なんだよ」
こう説明するのが国際的に理解してもらう、最も簡素な形だとおれは思うよ。
歴史に詳しい人ほど、いろいろ言いたい気持ちはわかるが
137 :
日本@名無史さん:2005/03/22(火) 23:47:12
西洋でも、ギリシャ神話とローマ神話の習合は非常に有名ですね。
それに、キリスト教とヨーロッパの古代信仰との習合も盛んに行われています。
例えば、クリスマスは、ヨーロッパの古代信仰である冬至の儀式とキリスト教の
習合ですね。イースターも新春の祝いとの習合ですね。
こんなことを西洋人に説明すると、最初はいぶかしがりますが、結構納得しますよ。
138 :
日本@名無史さん:2005/03/23(水) 19:27:47
ギリシャ神話のエロスは、ローマ神話のキューピットと習合しますね。
しかも、キリスト教のエンジェルは、しばしばキューピットの姿で描かれます。
習合は、世界中の宗教で見られる一般的な現象ですね。
139 :
日本@名無史さん:2005/03/24(木) 16:44:50
異なる宗教がそれぞれ単独で存在している中での習合は珍しいかも。
結局、もともと一つの形で信仰されていたところを神道が独立して現在に至っているわけだけど。
もちろん、仏教を信じず神道を唯一の宗教として信仰している人もいるけれども、大多数の人たちは神道が独立する以前の感覚でいるというのが面白い。
いや、神道の人にとっては癪に障るといったほうが適切なのかな(笑
140 :
日本@名無史さん:2005/03/24(木) 18:36:51
日本には各地・各氏族に多種多様な神々や信仰形態があり、それを仏教が包み込んでまとめていたのだから、それを「神道」と一つにまとめて語るのが間違い。
伊勢神宮だって、本来は天皇家の氏神であって、貴族や一般人が奉幣することはなかった。当然、日本人全体の神ではなかったんだよ。
141 :
日本@名無史さん:2005/03/24(木) 19:04:16
伊勢神宮が天皇家の氏神と言うのさえ怪しい。
もともと伊勢地方漁民の太陽崇拝の神であったのを、
天皇家が祖神として乗っ取ってしまったという説もある。
魏志倭人伝には卑弥呼が鬼道に仕えていたとある。
そういう原始的な呪術と神道がどう繋がるのかは詳らかではないが、
とにかく、神道においても天皇家が元締めというのは正統性に疑問がある。
142 :
日本@名無史さん:2005/03/24(木) 19:16:48
天皇家の氏神は宇佐八幡だというのは誰の説だっけ?
143 :
日本@名無史さん:2005/03/24(木) 22:20:00
反日サヨクが必死で笑えるな、このスレ。
144 :
日本@名無史さん:2005/03/24(木) 22:30:34
宇佐八幡が天皇家にとって特別な重みを持っていたのは、
道鏡事件の宇佐八幡の神勅の話でも分かる。
なぜ伊勢ではなく宇佐だったのかは謎である。
天皇家のルーツが九州にあったということを示唆しているのかもしれない。
145 :
日本@名無史さん:2005/03/24(木) 22:58:00
全国に数ある神社の中で、天皇家の祖先を主祭神とする神社は非常に珍しいですね。
146 :
日本@名無史さん:2005/03/24(木) 23:24:05
>>143 神仏習合という日本伝統の文化を肯定するとサヨクですか。大笑い。
むしろ、捏造された国家神道なるものに心酔するほうが、よっぽど伝統文化の破壊(=反保守)ですよ。
>>145 明治維新後の伊勢と出雲の祭神論争が示すように、もともと神道は一つにまとまった信仰体系ではないですから。
それをいびつな形にしたのが戦前の宗教政策。戦後50年たっても神道がそれを克服(もしくは修復)できていないのは大問題。
なんら伝統も歴史もない信仰を古来からの日本人の心とか称して押し付けるのは詐欺としか言いようがないです。
147 :
日本@名無史さん:2005/03/24(木) 23:33:31
>>146 そうなんですけど、明治に作られた新しい神道でも、うかうかしていて、
千年も経つと、それも伝統文化になってしまいますね。急がないと・・・・。
148 :
日本@名無史さん:2005/03/25(金) 12:21:57
仏教
149 :
日本@名無史さん:2005/03/25(金) 12:40:46
大きな寺院には、大抵、鎮守として権現とか明神とかが祀られているけど、仏像をお祀りしている大きな神社なんてないでしょ。
一般人の宗教認識は神仏習合のままだとしても、神社側(特に伊勢とか出雲とか)には、そんな気はさらさらないと思う。
>>149 スレの前の方読んでみ、仏像が御神体の神社の例が挙がってるから。
極一部の例で全体を語るなよ。
152 :
日本@名無史さん:2005/03/26(土) 11:29:09
神宮寺ってもうどこにも残ってないの?
全部壊されちゃったのかな?
異なる宗教の習合っていいこと?わるいこと?
それともよくもわるくもない?
よいことなら世界中の宗教全部で習合すればいいのに。
154 :
日本@名無史さん:2005/03/26(土) 20:53:27
■串カツは串カツや!串揚げとちゃいまっせ
http://www.tourism.city.osaka.jp/ja/taberu/taberu_data/tabe_data08.html HPサーチ HPサーチ
戦後の荒波の中に登場した串カツは、「トンカツよりもっと食べやすいものを」と研究された末に生み出された庶民派メニューだと言われている。
大阪での呼称は"串カツ"が一般的だが、東京では"串揚げ"と呼ばれることが多いのではないだろうか。
傾向としては、やや上品系のお店で、レモン、醤油、タルタルソース、塩、山椒などで、「さぁ召し上がれ」と出されるのが串揚げのイメージ。
バーベキューのような銀串に刺してあることが多くて、牛のみならず、豚肉やシーフードなどを使うことも多い。
もちろん、こうした串揚げのお店は、大阪にも多いが、ながきにわたって庶民から愛されてきたのはフレンドリーでカジュアルな串カツ屋である。
串カツの基本形は、竹串に刺した牛肉を揚げたもの。「兄ちゃん、串カツ!」と客がひと声かけると、サッと揚げたてが出てくるのが大阪における一般的なパターンだ。
今回ご登場いただいたジャンジャン横丁の『八重勝』でも、牛肉の串カツ以外の揚げ物は、すべてアラカルトと言い切ってしまう明快さだ。
いまでは、観光客も多く訪れるほどの大阪名物になったとはいえ、「串カツは串カツや!ややこしいこといわんと、まあウマイもんでも食べてって!」という庶民派の創業精神がいまも脈々と息づいている。
大阪を代表する有名店『八重勝』から、浪花の偉大な名物料理のひとつ、串カツの魅力を徹底レポートしてみた--。
155 :
日本@名無史さん:2005/03/26(土) 21:23:28
>>153 多神教の世界では、何の問題もないことですね。よくもわるくもない、とても
自然で普通のことと思いますよ。ただし、一神教の人たちの場合は、妙なこだわり
があるので、中々上手く行かないようですね。
とはいっても、例えば、キリスト教は、普通は一神教と思い込まれていますが、
本当は多神教ですね。多数の天使や聖人がいて、仏教の世界とよく似ています。
156 :
日本@名無史さん:2005/03/26(土) 23:58:12
伝統文化に江戸押付け仏教が含まれるのが滑稽。
庶民は檀家寺(明治なら戸長役場)維持するので精一杯。
一番身近な宗教施設である寺が幕府の末端行政機関。
地方の首なし仏像とかは江戸時代の政策に対する反動。
明治以降は幕府弱った幕末に台頭した古神道や排他的日蓮主義が台頭。
157 :
日本@名無史さん:2005/03/27(日) 00:24:44
日本の仏教の歴史は、わずか1500年程度です。
神仏習合の伝統といっても、それを超えることはありません。
158 :
日本@名無史さん:2005/03/27(日) 00:35:20
神仏習合ってようは仏教というより
インドの神と日本の神を合体させたもんだろ
いつも思うけど、そのインドって今、
ヒンズー教の国なんだよなw
仏陀がインドの出身とは言うものの、
どうしてインドでは仏教が主流にならなかったんだろな
160 :
日本@名無史さん:2005/03/27(日) 01:45:36
>>157 >日本の仏教の歴史は、わずか1500年程度です。
それは、あれですか、仏教伝来以前に何千年もの歴史があったとかいうトンデモ説が根拠ですか(笑
>>158 基本的には仏>インドの神≒日本の神という世界観ですね。
161 :
日本@名無史さん:2005/03/27(日) 02:01:19
■串カツは串カツや!串揚げとちゃいまっせ
http://www.tourism.city.osaka.jp/ja/taberu/taberu_data/tabe_data08.html HPサーチ HPサーチ HPサーチ
戦後の荒波の中に登場した串カツは、「トンカツよりもっと食べやすいものを」と研究された末に生み出された庶民派メニューだと言われている。
大阪での呼称は"串カツ"が一般的だが、東京では"串揚げ"と呼ばれることが多いのではないだろうか。
傾向としては、やや上品系のお店で、レモン、醤油、タルタルソース、塩、山椒などで、「さぁ召し上がれ」と出されるのが串揚げのイメージ。
バーベキューのような銀串に刺してあることが多くて、牛のみならず、豚肉やシーフードなどを使うことも多い。
もちろん、こうした串揚げのお店は、大阪にも多いが、ながきにわたって庶民から愛されてきたのはフレンドリーでカジュアルな串カツ屋である。
串カツの基本形は、竹串に刺した牛肉を揚げたもの。「兄ちゃん、串カツ!」と客がひと声かけると、サッと揚げたてが出てくるのが大阪における一般的なパターンだ。
今回ご登場いただいたジャンジャン横丁の『八重勝』でも、牛肉の串カツ以外の揚げ物は、すべてアラカルトと言い切ってしまう明快さだ。
いまでは、観光客も多く訪れるほどの大阪名物になったとはいえ、「串カツは串カツや!ややこしいこといわんと、まあウマイもんでも食べてって!」という庶民派の創業精神がいまも脈々と息づいている。
大阪を代表する有名店『八重勝』から、浪花の偉大な名物料理のひとつ、串カツの魅力を徹底レポートしてみた--。
162 :
日本@名無史さん:2005/03/27(日) 08:07:53
>>157 国家神道の歴史は150年程度だけどな。
163 :
日本@名無史さん:2005/03/27(日) 09:36:18
>>160 歴史はトンデモなく長いですね。1500年前に列島上に忽然と人間が現れた
訳ではないですね。
>>162 早くも10分の1ですね。
164 :
日本@名無史さん:2005/03/27(日) 11:53:41
仏教
国家神道はもう50年前に無くなっている。
今残っているのは、既にその次の変化を遂げたものと言うべきほう正しいかと。
なんせ、明治神宮ですら神社本庁から離脱する時代だし(笑
166 :
日本@名無史さん:2005/03/27(日) 18:33:26
日本民族の本来の落ち着きどころとして、このまま放っておけば、
次第に神仏習合へ戻るのではなかろうかね。
結婚式はキリスト教とかいうけど、どちらかというと披露宴がメインの人前結婚でしょ。
だから、基本的に日本人の宗教観は江戸時代から、それほど大きく変化していないと思うけどね。
もちろん、無宗教(含む無神論)の人は増えただろうけどさ。
168 :
日本@名無史さん:2005/03/27(日) 21:43:05
日本人は、「人という字は、2人の人が寄り添って支えあっている形」とか、
「人間というのは、人の間と書く」とか、「周りの人たちに生かされて生きる」
というスピーチが好きですね。要するに、神も仏も関係ない、人間社会との
関わりを最重視する民族ですよね。
>日本人は、「人という字は、2人の人が寄り添って支えあっている形」とか、
>「人間というのは、人の間と書く」とか、「周りの人たちに生かされて生きる」
>というスピーチが好きですね。
近代以前の典拠がないといかんとも。
あと、有名な「和を以って貴し」は仏教思想の可能性が濃厚かと。
経典類では、仏教教団を「和合衆」と意訳しますし。まぁ、漢籍が典拠とも言われますので、にんともかんともですけど。
ちなみに某氏の「『倭』は『和』が由来」という説にはぶっとびました(笑
170 :
日本@名無史さん:2005/03/27(日) 23:24:55
確かに、近代以前の状況は典拠がないとなんともかんともですね。その点、エロイ人
お願いします。
それはさておき、現代のスピーチでは、そんな感じの話が多いし、聞いている人も納得
しているように感じます。これって、西洋的には無宗教・無神論の典型ですよね。
171 :
日本@名無史さん:2005/03/28(月) 10:06:42
白骨の章
それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おほよそはかなきものはこの世の始中終、まぼろしのごとくなる一期なり。
さればいまだ万歳の人身をうけたりといふことをきかず、一生過ぎやすし。
いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや、われや先、人や先、今日とも知らず、明日ともしらず、おくれさきだつ人はもとのしづくすえの露よりもしげしといへり。
さればあしたには紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。
すでに無常の風きたりぬれば、すなはちふたつのまなこたちまちに閉ぢ、ひとつの息ながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて桃李のよそほひを失ひぬるときは、六親眷族あつまりてなげきかなしめども、さらにその甲斐あるべからず。
さてしもあるべきことならねばとて野外におくりて夜半の煙となしはてぬれば、ただ白骨のみぞのこれり。
あはれといふもなかなかおろかなり。
されば人間のはかなきことは老少不定のさかひなれば、たれの人もはやく後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏をふかくたのみまいらせて、念仏申すべきものなり。
あなかしこ、あなかしこ。
172 :
日本@名無史さん:2005/03/28(月) 10:43:47
>>168 俺は「人という字は足を開いて一人で大地に立つ」だと思ってるよ
173 :
日本@名無史さん:2005/03/28(月) 10:47:17
人・・・二足歩行だよな?
174 :
日本@名無史さん:2005/03/28(月) 17:48:39
白骨の章
それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おほよそはかなきものはこの世の始中終、まぼろしのごとくなる一期なり。
さればいまだ万歳の人身をうけたりといふことをきかず、一生過ぎやすし。
いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや、われや先、人や先、今日とも知らず、明日ともしらず、おくれさきだつ人はもとのしづくすえの露よりもしげしといへり。
さればあしたには紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。
すでに無常の風きたりぬれば、すなはちふたつのまなこたちまちに閉ぢ、ひとつの息ながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて桃李のよそほひを失ひぬるときは、六親眷族あつまりてなげきかなしめども、さらにその甲斐あるべからず。
さてしもあるべきことならねばとて野外におくりて夜半の煙となしはてぬれば、ただ白骨のみぞのこれり。
あはれといふもなかなかおろかなり。
されば人間のはかなきことは老少不定のさかひなれば、たれの人もはやく後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏をふかくたのみまいらせて、念仏申すべきものなり。
あなかしこ、あなかしこ。
175 :
日本@名無史さん:2005/03/28(月) 21:38:06
その人が仏教徒たることを、八百万の神々が言わず語らずの内に承認している、と言うようなものが神仏習合の始まりなんじゃないの?
176 :
日本@名無史さん:2005/03/28(月) 21:47:21
日本人は祟る存在を祭るのですね。恐れ=畏れ、です。
恐い存在は、おろそかにすると災難をもたらしますが、上手く祭ると恵みをもたらします。
天竺伝来の仏達も、強力な霊力の故に日本人は祭るのです。
177 :
日本@名無史さん:2005/03/28(月) 22:26:59
>>175 むしろ本地垂迹や権現信仰、そして特に神身離脱が受け入れられたように、仏教の世界観に日本の神々も組み込まれたというほうが正しいかと。
>>176 靖国の御霊も祭らねば祟る存在だと断言できますか?
178 :
日本@名無史さん:2005/03/28(月) 23:33:34
国家神道の祭る神は、祟りとは少し違うようですね。
179 :
日本@名無史さん:2005/03/28(月) 23:56:26
俺なんかは靖国神社と日本仏教との間に、1500年前の仏教と神道の出会いを感じてしまうわけだが、まあ妄想ですな、はいはい黙りますよ。妄想でないのは靖国神社を尊重するからこそ参拝しない仏教徒。これは考えるに値するのでは?
180 :
日本@名無史さん:2005/03/29(火) 08:52:20
>>177 「ご先祖様の祟り」を受け入れる信仰土壌があるのだから、「靖国の祟り」があっても不自然ではないでしょ。
それをおかしいとするならば、靖国神社は民間信仰からみて異質な存在ということになっちゃう。
181 :
日本@名無史さん:2005/03/29(火) 20:28:14
東京は、まあ あかん 汚れとる とろくさい病気が流行っとる
これからのパフォーマーは、名・古・屋ーが主役ー♪
さて世間じゃ名古屋を馬鹿にするけどよ 信長も秀吉も名古屋だでよ
隠れてるとか隔離しろとかコケにするけどよ パスポート無くても入れるでよ♪
名古屋人は貯金が好きだけどよ 経済に明るい証拠だでよ ホダヨ♪
つるまい公園に集まってよ いきなりやったろみゃーかオリンピック♪
なーごーやーはー ええよー コアラがおるがねー♪
なーごーやーは ええよー 道が広いがね やっとかめ
味ー噌煮込みー えびフライー あわゆき うーいーろー
ユーニモール サカエチカー 女子大小ー路ー
ゴー!ゴー!なーごやー!未来の首都なーごやー♪
待ってりゃあよ 見てりゃあよ 天下を取るでよー
大阪も まあ あかん。終わっとるたるくさい 食い倒れとる
こーれかーらのイニシアチブは、な・ご・やーにキマリー♪
さて私たち名古屋人が怒ったらよ 新幹線を名古屋で止めてまうでよ
遅れるとか古いとかたわけにするけどよ 人情に厚いしるしだでよ♪
名古屋人は何をやっても才能あるでね 最初にタコを食べたのもン名古屋人だでね たぶん♪
シャチホコの背中にまーたがってーよー まあいっぺんやったろみゃーか関ヶ原♪
なーごーやーはーええてー メルサがあるがねー♪
なーごーやーがーええてー みーんなーが優しいがねー やっとかめー はいー
カキツバタ つゆぐもりー パチンコ駄菓子ー ドーラゴンズ テレビ塔ー ぎーんのはーしーらー♪
ゴー!ゴー!なーごやー 未来の首都なーごやー
待ってりゃあよ 見てりゃあよ 天下を取るがねー♪
182 :
日本@名無史さん:2005/03/30(水) 08:35:58
靖国神社が特徴的な存在であるのは周知の事実かと。
183 :
日本@名無史さん:2005/03/30(水) 20:59:27
神仏習合に戻った場合、靖国の英霊の本地はどの仏でしょうかね。
西方浄土の無量仏でいいよ
>183
このまま曖昧なままで行きますので、そんな心配はいらない
>>183 その前に明治神宮の祭神の本地仏を決めたほうがいいんじゃない?
>>183>>186 あれは国家神道って言う日本古来の神道とは別の新興宗教だから無関係じゃない?
仏教に於ける創価みたいな位置づけでよろしいかと。
>>183 本地を持つのが「権社神」。本地を持たない死霊や動物霊が「実社神」です。
後者は鎌倉時代以降よく見られたもので、格は権社神とは比べられず。
念仏系の宗派では、俗信として距離を置いていますし、顕密諸派でも教
理が絡むとやや立場が悪い。『雑談集』などに実例があります。
189 :
日本@名無史さん:2005/03/31(木) 21:54:45
ということは、明治神宮は実社神ということになりますね。
俗信の一種という訳ですね。
ところで、実社神は何と読むのでしょうかね。
そのまま「じっしゃ」、或いは「じつしゃ」と読みます。
八幡宮の場合、本地は阿弥陀などの説がありますね。
明治天皇も、阿弥陀佛の化身とか言う話があればよいのですが、神仏分離の
事を考えても、どちらかといえば天神縁起の醍醐天皇役でしょう。
神仏習合は混線してわけわからんからいらない。
192 :
日本@名無史さん:慶長410/04/02(土) 08:51:36
かといって、新興宗教である今の神道もイマイチ。
けっきょく神仏・新旧ごちゃ混ぜなのが日本の宗教。
スッキリさせようとするのがそもそもの間違い。この混沌を楽しもう
中世神話から判断すれば・・・
如来≧菩薩>明王≧天部>>>国土の神々
こんなところでしょう。世界観で言えば、
浄土(十万億土の彼方)>(越えがたい壁)>天(高天原の別名説も)>国土>地獄
(地獄は山中や地下にあり、地表との距離は京〜鎌倉間くらい)
神社仏閣板では「何で仏暦なのか」という声も挙がっていますが、中世ならあれが常識。
神を優先させる事は(伊勢や吉田はさておき)、無いでしょう。
195 :
日本@名無史さん:慶長410年,2005/04/02(土) 18:46:51
z
豊川稲荷行ってきた
197 :
135:慶長410年,2005/04/03(日) 02:09:38 BE:180449478-
198 :
日本@名無史さん:2005/04/04(月) 11:23:30
お稲荷さんは、神仏習合の雰囲気がたっぷり残るね。
199 :
日本@名無史さん:2005/04/04(月) 12:18:00
八百万の神々の存在を許し敬意を払う寛容な宗教観が
日本人の自然な宗教感覚でしょう。
「日本人なら、神仏習合にしよう」みたいな
誘導は、政治活動みたいで逆に反感を感じますね。
200 :
日本@名無史さん:2005/04/04(月) 17:10:54
寛容な宗教観だからこそ、一千年以上にわたって神仏習合という素晴らしい信仰体系と文化を育んできたんだよなぁ、日本は。
201 :
日本@名無史さん:2005/04/04(月) 17:22:41
>>199 >八百万の神々の存在を許し敬意を払う寛容な宗教観
それを許さないのが国家神道。
故に明治に廃仏毀釈などと言う蛮行が行われた。
廃仏毀釈は庶民の自主的な運動。国家神道とは関係ない。
203 :
日本@名無史さん:2005/04/05(火) 09:11:34
204 :
日本@名無史さん:2005/04/05(火) 09:49:18
国家神道ってな〜に?
205 :
日本@名無史さん:2005/04/05(火) 11:40:45
>>204 明治維新後、神社神道を皇室神道の下に再編成してつくられた国家宗教。
1882年の宗教と祭祀の分離で制度的に確立し、1945年の神道指令で滅んだはずの過去の遺物。
206 :
204:2005/04/05(火) 16:28:23
>205
ありがとう。
ただ、「宗教に在らず」って聞いた事もあるし、
「国家神道」という呼称自体、戦後の造語と聞いた事があります。
否定的なイメージは神社関係者にもおられるようですが、
何かしっくりこないのですが。
単に、戦前を否定さえすれば正義的発言とする風潮には、
最近疑いを持ち始めていますので・・・真実を知りたいと
思っております。
たしか川崎大師の境内に、お稲荷さんが祀られていた記憶がある。
鳥居も神道のもんじゃないの?
全部じゃなけど、寺の前にも当たり前にあったりするけど(w
日本らしくて良いけどな。
ゴルフの距離表記は、メートル法とヤード・ポンド法ごっちゃだし。(遠
くはヤードで、近くはメートルを使っている)
一貫性がないことを、「なんとなくそうなったから、そうしてる」のが日本
人。
208 :
日本@名無史さん:2005/04/05(火) 17:16:35
>>206 「宗教にあらず」というのは、政教分離や信教自由といった近代的な理念に対して、「神道は国家の祭祀であり、宗教ではない」という方針がとられたからです。
>>205の宗教と祭祀の分離がこれにあたります。
簡単にいうと、どんな宗教を信じようと、日本人である以上は国家の祭祀である神道をないがしろにはできないということです。神道の国教化と言われる所以です。
個人的には、多種多様な信仰形態を有していた神道(神祇信仰)を強引に一本化したおかげで、日本伝統の宗教が歪められたという負の側面は大きいと判断しています。これは私の興味が宗教分野に偏っているためでしょう(笑
210 :
日本@名無史さん:2005/04/05(火) 22:50:56
>>209 参考とソースは違うような(笑
まぁ、ここは神仏習合を語るスレであって廃仏毀釈を語るスレではないのだから、「廃仏毀釈は国家神道のしわざ!」とか「廃仏毀釈は庶民運動!」などと叫びたかったら、
>>203のスレへどうぞ。
211 :
204:2005/04/06(水) 14:46:05
>>208 そうですね。
宗教側からすれば宗教統制は、問題だと思われるでしょうが、
江戸時代にも檀家制度や寺社奉行もあり、統治者側からすれば、
仏教から神社に変更された程度であった可能性もあるのでは?
国教的存在は日本以外の国々を対比すると、教義もなく祭祀のみ
である神道がそれ程、国政に影響を与えていたのかも疑問です。
あくまでも疑問を解消したいだけであり、復活を求めている訳ではありません。
212 :
208:2005/04/06(水) 21:29:39
>>211 >教義もなく祭祀のみである神道がそれ程、
>国政に影響を与えていたのかも疑問です。
むしろ、政治上の必要から国家神道なるものが生まれたと考えるべきでしょう。
例えば、国家神道では伊勢神宮を全国の神社の本宗としています。維新以前にこのような考え方は一般的ではありませんでした(なかったとは言いませんが)。
これは皇室を基軸とした神道の再編をはかり、天皇を中心とした中央集権国家を磐石とするためと言ってよいでしょう(そういう国家体制を悪いとは言いませんよ)。
「神社参拝は宗教行為ではなく忠誠心の表現であるから、いかなる宗教上の理由によっても参拝を拒否することはできない」という政府見解(昭和7年)もあります。
つまり、日本の長い歴史の中で多元的な展開を遂げてきた伝統宗教を、国家体制の維持のために大きく改変したものが国家神道なのです。
その歴史的意義はともかくとして、日本の宗教史において国家神道が極めて異質なものであり、神道を伝統的な信仰から乖離させた元凶(残念ながら今の神社神道は未だ国家神道を克服しきれていないと感じます)と私は考えています。
国家神道は宗教ではない
214 :
日本@名無史さん:2005/04/07(木) 00:02:41
スレの趣旨考えれば今現在の神仏習合最大の障害は仏教系大教団。
排他的な仏教系の方が圧倒的に強いのに無理に国家神道批判に持って行くの不思議。
215 :
204:2005/04/07(木) 11:14:04
>>212 その方向性なら理解できます。
神社側からも否定的(伝統的祭り・境内・財産の喪失、合祀による神社の消滅等)
な意見が多いことも感じております。
執拗なようで申し訳ないのですが、
>その歴史的意義
をどう評価されますか?
また、>今の神社神道は未だ国家神道を克服しきれていないと感じます
を、具体的に説明可能でしょうか?
216 :
日本@名無史さん:2005/04/07(木) 13:32:09
>>207 というよりも、ヤードの方が単位が大きいし
便利だから、遠近で使い分けてるんじゃない?
217 :
208:2005/04/10(日) 19:06:23
>>215 宗教史においては、神道(神祇信仰)を随分と変容させたこと、あと、仏教教団の近代化を促したとも言えるでしょう。
政治や思想などにおいては、言われるほど影響力はなかったように思います。
維新から戦時下にかけての宗教政策を鑑みるに、神道あるいは国家神道にそれだけの実力があれば、政府もあんなに苦労しなかったでしょう。
218 :
日本@名無史さん:2005/04/11(月) 21:09:47
江戸の徳川幕府の建国神話を具体的に現すのが日光東照宮ですね。
これに対して、明治神道は、明治維新で主人公の座がガラリと変わったことを
庶民に強烈に印象付ける役割を持っていたのですね。伊勢神宮をその象徴にした
訳ですが、江戸時代から伊勢参りの習慣があったこともラッキーでしたね。
という訳で、宗教と政治は示威第二関係あると思いますよ。
219 :
日本@名無史さん:2005/04/11(月) 21:10:57
「示威第二」=「重大に」
220 :
日本@名無史さん:2005/04/11(月) 21:55:04
なんか左翼系歴史書のコピペが多いな。
自分の言葉で語れ。
221 :
日本@名無史さん:2005/04/11(月) 21:58:57
かりに神仏習合を一つの宗教と見るなら
江戸時代におけるその最大の庇護者は
他ならぬ天皇家であった事実を指摘しておこう。
平安時代ごろまでなら仏教の最大の庇護者は朝廷だろうが、
江戸時代は幕府が宗教政策をすべて取り仕切っていたんだよ。
223 :
日本@名無史さん:2005/04/11(月) 23:18:00
>>218 宗教と政治に重大な関係があることは確かですが、神道、特に国家神道がその責務を果たしたとは思えません。
でなければ、明治維新以降の場当たり的な宗教政策への説明がつかないと思いますが。
>>220 では、歴史書のコピペなどではない自分の言葉で神仏習合について語ってくださいな。
左翼とかコピペとかなどという言葉で誤魔化さないでもできるでしょ。そのぐらい。
>>221 別に神仏習合の庇護者が天皇家だと思い込むのは構いませんが(史実的にどうかと思うけど)、その天皇家が伝統的な祭祀を破棄したことをどう評価しますか?
>>221-222 もまえらは「だからいいじゃん」と言いたいのか「だから悪い」といいたいのか、何なんだ?
スレの趣旨としては、良いとか悪いとかなんて関係なさそうですが。
ただ、戦前のことに関して良くも悪くも偏見を持った人が紛れ込んでいるようです。
中国人じゃないんですから、冷静に語り合いたいものですね。
そんなら同意。山野とかのことか?
227 :
日本@名無史さん:2005/04/11(月) 23:38:46
「宗教が責務を果たす」というのは何の意味でしょうかね。
228 :
日本@名無史さん:2005/04/11(月) 23:39:06
さて、それでは伊勢神宮の神宮寺を復活させるのと、皇室の即位灌頂を復活させるのと、どちらを先にすべきか決めようぜ(w
創価学会が以前主張してた「国立戒壇」の設立は?
230 :
日本@名無史さん:2005/04/11(月) 23:44:00
>>229 却下。あと神道は宗教じゃないらしいから、神社の宗教法人認定を取り下げよう。
>>230 早速へんなのが湧いてきてるな。
国家神道は宗教じゃないという建前をとったけど
神道は宗教だろ。どう考えても。
232 :
日本@名無史さん:2005/04/11(月) 23:49:12
>>227 政治体制の強化にさほど影響力を持ち得なかったという意味です。
国分寺(県分寺)を再建し、平成大仏を建立しよう!
>>231みたいな奴は、戦前なら基地外か非国民に認定されたもんだ。
今考えても良い時代だったね。日本は本当にダメダメになった。
国分寺および国分尼寺が廃れたのは廃仏毀釈以前の話。
それより各地の神社で神宮大麻を配布するのを止めた方が良いと思う。
情緒も何もあったもんじゃない。
>>234 神道は宗教だろ。なんか問題でもあるのか?
>>235 神宮大麻を受けてもない奴が何逝ってんだよw
>>235 それこそ、神仏習合にまったく関係ない話だ(笑
239 :
日本@名無史さん:2005/04/12(火) 00:13:31
>>239 神仏習合の時代(明治以前)に戻そうというなら、そういうことになるんだけどな。
まぁ、戦前のこととなると中韓みたいに気が狂う奴がいるから、まともな会話ができるとは思ってないけどさ。
>神仏習合の時代(明治以前)に戻そう
確かにそれがスレの趣旨。でも反対意見も拒否できないw
×習合
◎吸収
カルトのボスは天皇。打倒天皇!!!
仏教国復活仏教国復活仏教国復活仏教国復活仏教国復活
その昔廃仏にかかわった奴等の子孫は打ち首ね。
243 :
日本@名無史さん:2005/04/12(火) 16:26:08
244 :
日本@名無史さん:2005/04/12(火) 16:35:14
仏教は、ギラギラ、極彩色、デカ、曲線、匂い、という感じだけど、
神道は、スッ、白木、細、直線、無臭、とした感じですね。
これって、アメリカの都市にあるチャイナタウンとジャパンタウンの
雰囲気の違いの感じですよね。
随分違う感じです。
これが習合した感じというのは、実際どんな感じだったのでしょうかね。
中々、直感的なイメージがわきにくいです。
>仏教は、ギラギラ、極彩色、デカ、曲線、匂い、という感じだけど、
>神道は、スッ、白木、細、直線、無臭、とした感じですね。
俺は特にそう思わないからそれを前提に議論するわけにはいかないな
俺も同意しかねるな。
むしろ逆に神道は農民が五穀豊穣を願うというような、もっと土臭い
それこそギラギラ、極彩色、デカ、曲線、匂いのするものだと思ってる。
247 :
日本@名無史さん:2005/04/12(火) 20:01:12
枯山水とかは寺院だし、極彩色の社殿も特に珍しくないけどなぁ。
イメージできないというより、単に知識が足りないだけな気がする。
日本仏教自体中国から伝わったもので、
寺院の様式や仏像仏画等の仏教美術も中国式の彩色豊かなものだった。
それがだんだん日本化してモノトーンのあっさりした仏教美術も
生まれるようになった。
249 :
日本@名無史さん:2005/04/12(火) 20:21:20
これはめちゃオモロいスレッドやねえ。今の日本は、将来的にみてもどうみてもアカン。
今までが長過ぎたせいもあるが、すなわち、建国以来元々が習合的なもんやからね。
ビジョンの再生は、まさしくこれや。
250 :
ガンボーイ@:2005/04/12(火) 20:27:11 BE:82749863-
神道は万物のものに神さまがいるというのかな?
251 :
日本@名無史さん:2005/04/12(火) 20:32:36
>>248 山水画とかも中国から伝わったものだぞ。
また、江戸期の寺社建築の多くが極彩色なことも説明できない。
むしろ日本人は総じてキンキラキンなものを好む傾向があるんじゃねぇの。
仏教では
一切衆生 悉有仏性
とすべての者(人間動物植物無生物に至るまで)
に仏に成れる能力があるとされている
これが日本古来の汎神論的な神様の世界観とうまく適合した
それはどっちだかワカンネ
254 :
日本@名無史さん:2005/04/12(火) 21:09:03
神道は、色々な神様がいるとは言っていますが、
万物に神様がいるとは言っていないですね。
神様と寄り代は別ですね。
大きな山や大木、巨石は、寄り代とされることが多いですが、
それ自体は神様ではないですね。
255 :
日本@名無史さん:2005/04/12(火) 21:24:55
神道には輪廻転生もないように思うが。
本来の仏教では輪廻転生とは苦であり、そこからの解脱が成仏ということ。
衆生救済のため、あえて成仏しないで転生を繰り返しているのが菩薩。
257 :
日本@名無史さん:2005/04/12(火) 21:56:32
そんなに違う仏教と神道が習合していたというのもスゴイな。
要するにどちらも「願いをかなえて」教になったってこった
259 :
日本@名無史さん:2005/04/12(火) 22:22:53
>>257 シンクレティズムってのはそんなもんだ。
ゾンビで有名なブードゥー教だって、部族宗教とキリスト教が習合したもんだしな。
クリスマスはもともとキリスト教以前のヨーロッパの祭が
キリスト教に取り入れられたものだってこのスレで既出だった気がする
261 :
日本@名無史さん:2005/04/12(火) 22:43:15
日本の神仏習合は、混ざり合った程度であって、溶け合った訳ではないですね。
あくまでも別のものですね。
262 :
日本@名無史さん:2005/04/13(水) 09:45:55
民間レベルでの仏の導入は、信仰よりも俗的理由。
263 :
日本@名無史さん:2005/04/13(水) 23:00:04
日本の宗教観は、難しいことは誰も気にしてなくて、要するに、祖先崇拝だろ。
「明治維新神仏分離史料」(全五巻・名著出版・古本屋で八万五千円)
によると、当時の人はみな神仏習合を理屈にあわないおかしなことと
感じていたようで、神官・僧侶どころか一般庶民に至るまでみんな
積極的に賛同してたようだな。
なんで現代人が文句をいってるのだ?
265 :
日本@名無史さん:2005/04/14(木) 09:23:32
村山修一の『神仏習合思潮』には、当時の一般民衆は神仏分離は驚きと不審をもって受け止めたとありますね。
ちなみに同著(昭和32年第1刷)では、神仏分離に伴う廃仏毀釈を一般人によるものとする考えは、「何でも農民闘争に結びつけようとする当節流行の史観を導入したもので事実に立脚した考えではない」と批判してます(笑
266 :
日本@名無史さん:2005/04/15(金) 08:53:57
>当時の人はみな神仏習合を理屈にあわないおかしなことと
>感じていたようで、神官・僧侶どころか一般庶民に至るまで
>みんな積極的に賛同してたようだな
ハゲシクワラタ
267 :
日本@名無史さん:2005/04/15(金) 11:09:24
>神仏分離に伴う廃仏毀釈を一般人によるものとする考え・・・批判してます(笑
じゃあ、誰?
268 :
日本@名無史さん:2005/04/15(金) 12:48:22
一部の国学派
269 :
日本@名無史さん:2005/04/15(金) 12:49:07
政府の指示だろ。
途中で止めたがな。
財政難の解決策の一つとした藩も多かったようです>廃仏毀釈
もっとも、その影響で没落した神社も少なくなかったのですが。
271 :
日本@名無史さん:2005/04/16(土) 12:53:20
寺でも初詣をやっているところがありますね。参拝者の中には仏前でカシワデを
パンパンと打っている人もいます。新年を迎えることが、仏教ではめでたいこと
とは思えませんから、これは神仏習合的な習慣のような気がしますね。
272 :
日本@名無史さん:2005/04/16(土) 21:34:45
歴史は後戻りしない。
273 :
日本@名無史さん:2005/04/16(土) 22:41:41
俺は神道が好きだから皇居をぶっ壊して紅葉山東照宮を復活させてほしい。
274 :
日本@名無史さん:2005/04/17(日) 00:14:29
明治政府の指示は官立寺院対象。
江戸時代に地域寺院の檀家に強制的に組み込まれた反動。
葬式の時には住職無視して他宗派由来の行事行う。
近隣では破壊的な活動が在った所もある。
俺の逝ってた保育園の仏像は壊されてた。庚申信仰が強かった地域。
>>273 よろしいのですか、「大権現」で。
まあ、あれもかつての「神道」の内ですが。
276 :
日本@名無史さん:2005/04/17(日) 23:32:41
南無東照大権現
277 :
日本@名無史さん:2005/04/17(日) 23:43:48
あーめん
278 :
日本@名無史さん:2005/04/18(月) 20:40:05
現代人にとっては、寺も神社も、現世利益を祈るという点で全く同じ。
家内安全、商売繁盛、交通安全、安産、受験合格、・・・ 全て同じ。
お賽銭を投げるのも同じ。
神仏はもはや区別なし。
279 :
日本@名無史さん:2005/04/18(月) 20:43:51
280 :
日本@名無史さん:2005/04/18(月) 20:50:13
中山文科相は「日本の歴史教科書を読めば
『中国を侵略してたくさんの人々に苦痛を与えた』と書いてある」
と述べるとともに、記述内容を具体的に指示できない教科書検定の仕組みについて
韓国や中国の理解を求める考えを示した。
また、小泉首相の靖国参拝にも触れ、「日本は一億総ざんげという言葉があり、
『みんな悪かった』と反省している。中国は『A級戦犯という悪い人たちがいた。
一般の日本国民は悪くなかった』と理解していたのだろうが、日本はA級戦犯も死
んだら仏様。そこの区別がないから反省がなかなか伝わらない」と述べた。
↑この考えって神仏習合なのかな?靖国神社に「仏様」として祀られてる?
281 :
日本@名無史さん:2005/04/18(月) 21:08:23
>>280 全然違う。
靖国神社は神仏習合とは全く対極に位置したもの。
282 :
日本@名無史さん:2005/04/18(月) 21:40:08
中山氏の脳は神仏習合だね。
中山の脳内は「神仏混乱」
284 :
日本@名無史さん:2005/04/19(火) 13:30:55
文部大臣ともあろう者が、自国の宗教をきちんと認識していないとは嘆かわしいことだ。
285 :
日本@名無史さん:2005/04/19(火) 13:48:13
一億総懺悔って戦争を推し進めた奴が責任逃れの為に言ってただけなんだけどな。
286 :
日本@名無史さん:2005/04/19(火) 22:23:43
まあ、戦争前後の一時のことはおいといて、
神仏分離以前の日本に戻すことを考えようぜ。
そういう意味では、中山氏は神仏習合的でGood。
日本人の宗教観は、基本的に祖先崇拝だと思うよ。
だから、靖国の英霊も仏様なんだな。死ぬと仏様になるんだ。
神道の神々も天皇家やら色々な氏族の祖先な訳で、
みんな仏様なんだな。
287 :
日本@名無史さん:2005/04/19(火) 22:43:11
仏様にもおのずから尊卑がある。
>286
ただ、古くは大晦日の魂祭では故人ごとに供え物が用意されており、これが廃
れた後の盆の形式も同様でした。
墓も古い 時代のものは(必然的に)朽ちるに任されています。
墓域を護るという意識はありましたが、不特定多数の「先祖」向けの信仰が一
般的になるのは(庶民も含めて)近世からではないかと。
・・・まあ、今なら間違いではなさそうなので、野暮な補足ですが。
289 :
日本@名無史さん:2005/04/20(水) 23:17:23
キリスト教もヒンドゥ教もゾロアスター教もギリシャ神話も
日本語では全部「神」だもんね。
なんで仏教だけ「仏」なんだ?
「仏」も「神」の一種だろ。
290 :
日本@名無史さん:2005/04/21(木) 00:34:56
仏教だけじゃ無く仙人(道教)がある。
人ならざる者が神。人が到達できるのが仏・仙人。
↑そんな定義はないだろ。菅原道真や平将門は神じゃないのか?
『法華経』にある通り、日本仏教での釈迦如来は、釈迦族の王子が悟りを開
く前から仏という事になっていましたね。
山川草木悉皆成仏とはいいますが、先行する超越的性格もある。
或いは、万物が仏の中にあるとも言える。
「神(天部や日本の神祇)」は仏法の中では有限の存在とされてしまったので、
同列とはいかないでしょう。
当初は、仏も「蕃神」と呼ばれていましたが、神=超越的存在という理解が
新しいもので、知識・思想が仏法中心の時代には、仏とそれ以外を同列視
するのは、難しいのでは。
>289の様な発想は、比較対象と比較も辞さぬ構えが無い事には、浮か
んで来ないでしょう。
仏は仏。神といえばその垂迹という発想が大勢。世界観が完結しています。
「神」には、「キリスト教もヒンドゥ教もゾロアスター教もギリシャ神話も」
無かったのですから、疑問を抱く必要はありません。
>菅原道真や平将門は神じゃないのか?
『将門記』にも菅公の霊が登場し、志多羅神信仰でも登場させられていまし
たが、菅公が「神」とされたのは、十一面観音が本地と定められてからでは。
「菅丞相廟」は、10世紀からしばしば登場していますが。
それにしたところで、中世には「権化の人が方便として現われ、流罪とされ」
たものと説明されていたので、ただ「死んで神となった」のとは違う。
将門が「神」扱いされたのは、何時からになるのでしょうか。
>人ならざる者が神。人が到達できるのが仏・仙人。
「死んで」とは、言われていなかったか。
仏(本地)→権化の人→神(垂迹)
日本史上の仏・神観念は、こんなところでは。一部の神祇派は別。
「悉皆成仏」という建前に従えば、全てに神(垂迹)となる資格がある筈で
すが、通常の人間を神とした場合、権社神ならぬ実社神扱いでしたね。
294 :
日本@名無史さん:2005/04/22(金) 22:39:22
>「神(天部や日本の神祇)」は仏法の中では有限の存在とされてしまったので、
>同列とはいかないでしょう。
それは、『仏法の中で』の用語としてのことですね。
それとは別に、現代の日本語としての「神」は、
「キリスト教もヒンドゥ教もゾロアスター教もギリシャ神話も」全部で
使われる非常に普遍的な言葉となっています。その意味では、仏教の「仏」
も「神」の一種ですね。例えば、『仏教は多神教である。』とか言う場合、
「神」という言葉を使いますね。
295 :
日本@名無史さん:2005/04/22(金) 23:10:14
御霊信仰と一般の「神」をわざと同列に論じてケムにまくのはよくないですね。
それとも根本の部分で理解が足りないのか?
そもそも「仏教は多神教である」という言説は
仏教の原初の根本教理と歴史的多岐的展開とを鑑みると
設問として果たして正しいかどうか?
むしろ西欧などの一神教的観念が生み出した
「一神教⇔多神教」という二項対立観念を踏襲しただけのようにも思える。
> 「キリスト教もヒンドゥ教もゾロアスター教もギリシャ神話も」
とのことだが、これもキリスト教やユダヤ教、イスラム教などのセム系の一神教や、
仏教、ゾロアスター教(少なくともサーサーン朝時代は)などは「救済思想」を核としていること
が共通しており、土着的で自然宗教的なヒンドゥー教やギリシア神話とでは根本的に異なる。
そもそも「神」の概念は日本に限らず現行の宗教に落ち着くまで
それぞれの地域で多様に変遷を経ているものなので、諸宗教の概念を包括して
「神」の概念の定義化することすらなかなか難しい。
297 :
日本@名無史さん:2005/04/23(土) 11:23:26
キリスト教の場合は、「創造主」が相応しいように思いますね。「神」という
言葉を当てるのはどうも違和感があります。
まあ、そもそも我が国の場合は「かみ」であって、これに漢字の「神」を当てる
ことが妥当かどうかという問題もありますね。
>294
「現代の日本語」について疑問を持っておられるというのであれば、別段異議
は御座いません。
>>295 >御霊信仰と一般の「神」をわざと
と言われましても、元々我が国の怨霊・御霊の信仰は非個性の存在であり、
それが特定の神格を備えた「神」とされるのには、既存の体系が作用し
ていたという事は、柴田実先生以来支持されている説でしょう。
それと、否定だけしておいて、自分の見解を示さないのはよくありません。
299 :
日本@名無史さん:2005/04/23(土) 18:26:17
意外でしたね。江戸中期には復古神道色を強めていたと思いますが。
神前読経は、やはり『般若心経』でしたか。
301 :
日本@名無史さん:2005/04/23(土) 20:42:51
>>298 そんな当たり前の話にシフトさせて、かつ権威者の名前の威を借りるのは
滑稽ですよ・・・ここでは少し控えた方がよろしいかと。
>元々我が国の怨霊・御霊の信仰は非個性の存在であり
この部分の説明をお願いします。
>301
権威者云々とは無関係に、かなり有名な論考でしょう。
講釈すると雑談の域を超えてしまいますので、とりあえず、著作集の二巻を
お奨めしておきます。
後はこんなところ。大手の図書館であれば、どれも見つかるでしょう。
『平安貴族社会と仏教』速水侑
『日本古代思想』原田敏明
『京都』林屋辰三郎
303 :
日本@名無史さん:2005/04/23(土) 21:16:16
「さけ」という言葉に「酒」という漢字を当てることの妥当性の問題は元々あるが、
今や、ウイスキーもビールもワインも老酒も全部広く「酒」と呼ばれる。
現代では、「神」の意味も広義と狭義があると考えられるのではないかな。
304 :
日本@名無史さん:2005/04/23(土) 22:17:27
山野野衾 って、自作自演するよね(>_<)
305 :
日本@名無史さん:2005/04/24(日) 00:33:11
>>302 それでは「非個性」云々の個所も引用ですか?
それならば出典を明記しないと著作権上不適切な行為です。
ご注意下さい。
浅学ながらも関係文献についての知識は他の方法で十分です。
ここで期待したのは貴方の個人的見解を伺いたかったわけで、
他文献の引用をされるだけなら、貴方と話をする価値を見出せませんので。
これで失礼いたします。
他の板でもお見受けいたしますが、くれぐれも著作権にはご注意くださいませ。
>305
残念ですが、既成の枠を否定して自己の見解を披露出来る様であれば、それ
はもう論文の領域です。しかし、論文一本を雑談ごとにいちいち仕上げる訳
にも参りません。
話題ごとに自己の見解を出せる人がいれば、馬鹿か天才でしょう。
出来れば、あなたの自説を披露して頂きたかったのですが。
307 :
日本@名無史さん:2005/04/24(日) 16:00:42
晒しあげ
308 :
日本@名無史さん:2005/04/24(日) 16:18:23
随分と大袈裟な話ですね。そんなんでは普通の会話はできませんね。
もうちょっと、肩の力を抜いてやりませう。
309 :
日本@名無史さん:2005/04/24(日) 17:37:48
神仏習合のまま天照と大日如来の神格統合の上の国家神道の天皇現人神だったなら
戦後も仏教界は今みたいに横暴じゃなかったろうし、
キリスト教系カルトに傾倒する奴等の発生も防げた筈だ
敢えて分離する程の意味なんかあったかなぁ
310 :
日本@名無史さん:2005/04/24(日) 19:04:22
>>309 そうすると、イギリス国教会に対抗して、日本国教会ができていましたなあ。
宗教同士をこじつけることがそんなに結構なことなら
神道と仏教だけなんてケチなこといわず
キリスト教もイスラム教もみんな習合すれば?
312 :
日本@名無史さん:2005/04/24(日) 21:55:17
互換性の問題だろ
313 :
日本@名無史さん:2005/04/24(日) 21:58:59
隠れキリシタンなどはキリスト教+仏教+神道(祖霊崇拝)の混合物
と言えないこともない。
314 :
日本@名無史さん:2005/04/25(月) 22:21:09
混合と習合は微妙に違うんだなあ。
いや、ちがわない。
316 :
日本@名無史さん:2005/04/27(水) 12:51:06
神仏習合といっても対等に混じりあったわけじゃなくて、仏教の世界観に日本の神々が組み込まれただけ。それが国学者にとっては耐え難かった。
「カレーはインド発祥だろうけど、カレーライスは日本食だ」というぐらいの余裕があれば良かったのに。
317 :
日本@名無史さん:2005/04/27(水) 13:03:52
国学者はカルト
カルトじゃない宗教ってたとえば?
319 :
日本@名無史さん:2005/04/27(水) 13:26:55
宗教はすべてカルトだと言いたいのか?
320 :
日本@名無史さん:2005/04/27(水) 13:48:56
国学程度でカルトだというなら、カルトに含まれる宗教はかなり増えるだろうね。
321 :
おしりたろう:2005/04/27(水) 16:42:35
毎日ベジタリアンカレーを食べてヨガをやる寺がいい。
さい銭泥対策にカラリーパイトもやる寺。
>>316 「神仏混交」という表現は、分離当時に出ていましたが、「神仏習合」といい、
対等であったかの様に聞える用語は、そう古くも無かった筈。
福沢諭吉は日本人を「神仏者」と表現していましたが、この辺りで妥協する
つもりは・・・無かったのでしょうね。
逆に、一部では神官側も襲撃を受けていた様ですが、それも当然か。
323 :
日本@名無史さん:2005/04/27(水) 20:07:50
平田以降の国学者は十分カルトだな。
カルトは底が浅くてつまんない
>>323 平田篤胤・佐藤信淵は、ある意味深過ぎるくらい深い人たちでしたが、中世
以来の「神話」を越えるものがあったかというと、流石に難しいですね。
エジプトやギリシャの神話の神々=八百万の神々だとか、西洋人はアダムと
イヴという人の子孫だが、イザナギとイザナミという神の子孫である日本人
は、それ以上に尊いとか。
佐藤に至っては、世界征服計画まで立案している。
326 :
日本@名無史さん:2005/04/27(水) 21:05:39
本居はすでに日本の神を海外に拝ませるといっている
327 :
日本@名無史さん:2005/04/27(水) 22:34:59
日本書紀と古事記って、日本の創世神話ですよね。
神道って、単純に祖霊崇拝ですよね。
そういう意味で、宗教色はほとんどないですよね。
それを外国人が拝むというのは、かなり無理がありそうですよね。
328 :
日本@名無史さん:2005/04/27(水) 22:45:20
>>326 初耳です・・・本居はまともだと思ってた・・・ショック
出典を教えてもらえませんか?読んでみたい
現代人の発想で前近代の思想家をカルト認定してよろこんでる奴はバカ。
330 :
日本@名無史さん:2005/04/28(木) 12:20:41
岩波新書「本居宣長」
「日本の近世」シリーズの「儒学・国学・蘭学」(不正確、似たような巻名)
331 :
日本@名無史さん:2005/04/28(木) 12:45:19
国学者だけを叩くのもちょっと難あり。
政府も「国学を柱として漢学と洋学を統一しろ」なんてアレな要求をしてるし。
ようは、みんなテンパっていたというほうが正確なんじゃないかと。
332 :
日本@名無史さん:2005/04/29(金) 21:59:06
廃仏毀釈で仏像を破壊したけど、別にバチはあたらなかった。
333 :
日本@名無史さん:2005/04/29(金) 22:00:58
第2次世界大戦での敗北と大日本帝国の崩壊こそ仏罰でしょう。
334 :
日本@名無史さん:2005/04/29(金) 22:02:46
太平洋戦争という巨大なバチが orz
335 :
日本@名無史さん:2005/04/29(金) 22:06:58
>>328 上田秋成のほうがかなりまともな学者だよ
336 :
日本@名無史さん:2005/04/29(金) 23:23:38
八坂神社は、祇園感神院と呼ばれる比叡山延暦寺の別院で、祇園精舎の守護神
である牛頭天王を本尊としていた。
維新後は神社に変身して、牛頭天王が習合されていた素戔嗚尊を祭神とした。
早くもとに戻してちょ。
337 :
日本@名無史さん:2005/04/30(土) 00:24:33
中国と朝鮮が日本に占領されたのも仏罰
338 :
日本@名無史さん:2005/04/30(土) 00:39:19
江戸時代中期以降、清の考証学派の隆盛の影響を受け、
日本でも、文献を実証的に読み解いていく学問が盛んになった。
それを国学の分野で大成したのが本居宣長だ。
その方法論で仏教教典を批判したのが、富永仲基の「出定後語」だ。
これはいわゆる大乗非仏説論の嚆矢で、ヨーロッパの仏教学者が
それを指摘するより数十年早い。
仏教批判の熱意に燃えていた平田篤胤はその本が刊行されると、
大喜びで追随し「出定笑語」なる著作をものにするが、
これは出来の悪いパロディのようなもので感心できない。
この際、平安時代風に南山北嶺に勅して世界平和を祈願する大法会を
天皇家が大々的に主催するのはどうか(w
費用は天皇家が全国に伊勢の御師みたいのを派遣して布施を募ってみるとか。
その資金で祭儀の費用にあてたり、畿内全部の勅願寺や棄毀されたままの神宮寺を
再建するのに使ってみたり。
それで畿内一円の勅願寺、大寺、大社、式内式外社、権現社など天皇家に縁のある
神社仏閣を北から順に天皇が巡幸し、指定の寺社伽藍でそれぞれ加持祈祷を行い、
最後は熊野・伊勢神宮で結願とか。勿論施主である天皇はじめ皇族は全員衣冠束帯&数珠付き(w
転読する経文はやっぱり法華経あたりかな?
アナクロっぽい気もするがこれくらいしないと「神仏習合の復活」なんて無r(ry
それより、神葬祭を伝統と言い張るのをやめて、そろそろ涌入寺や知恩院にも
参加の場を与え、尊勝陀羅尼・大仏頂真言・弥陀称名念仏で葬送を。>皇室
341 :
日本@名無史さん:2005/04/30(土) 11:43:01
天皇は真言宗の檀家
342 :
日本@名無史さん:2005/04/30(土) 13:09:46
私度僧禁止。ちゃんと勅許を得て僧になりましょう。
>>341 そのため、廃仏毀釈では特に真言宗寺院の被害が大きかった。歴史の皮肉。
344 :
日本@名無史さん:2005/04/30(土) 22:11:47
神仏分離令と廃仏毀釈が話題の中心のようですが、
明治38年の神社合祀令で神社が一村一社にされたために破壊された神社も多いのです。
失われたものの何と多いことか。
345 :
日本@名無史さん:2005/04/30(土) 22:12:49
>泉涌寺
明治維新の神仏分離と神道国教政策によって,天皇陵は当寺から切りはなされ,
天皇家の保護も薄くなったが,いまも寺内の霊明殿には四条天皇以下の歴代の
天皇や女院の尊像や位使が,また海会堂には天皇や女院の念持仏がまつられている。
346 :
日本@名無史さん:2005/04/30(土) 22:18:09
347 :
日本@名無史さん:2005/04/30(土) 22:23:23
↑宮内省だった。
348 :
日本@名無史さん:2005/05/01(日) 07:30:40
奈良薬師寺の僧は今でも毎朝、伊勢神宮、春日大社に手を合わせているそうです
349 :
日本@名無史さん:2005/05/01(日) 07:36:55
神仏儒がまとまってこそ
真の神仏習合
350 :
日本@名無史さん:2005/05/01(日) 07:59:28
神道イラネ
儒仏習合でよろし
351 :
日本@名無史さん:2005/05/01(日) 21:08:31
弘法大師は『三教指帰』で儒教、道教、仏教を比較し、仏教が最も優れていると論じた。
その時、神道に一言も言及しなかったことが国学者の逆鱗に触れ、廃仏毀釈での真言宗の悲劇を生むとは。
あの弘法大師ですら、千年先のことは予見できなかったのである。(-人-)
352 :
日本@名無史さん:2005/05/01(日) 21:21:52
神道ってのはその程度のものってこったw
353 :
日本@名無史さん:2005/05/01(日) 21:32:30
弘法さんも、あちゃらかぶれだっただけでしょ。 日本の進歩的知識人の伝統だよ。
354 :
日本@名無史さん:2005/05/01(日) 21:34:50
空海のころには神道は仏教・道教・儒教ほどの思想体系を持つものではなかったから、
それらと比較しようもなかった。
ていうか普通に『宗教』だと思わなかったんじゃね?
356 :
日本@名無史さん:2005/05/01(日) 22:00:35
神道はしょせんいまもむかしも「迷信」てこったw
357 :
日本@名無史さん:2005/05/01(日) 23:50:56
神道というのは、我国の歴史を語っているのであって、最近流行の宗教とやらでは
ないわいな。別段、信じるも信じないもない。単に事実を語っているだけぞよ。
\ ∩___∩
. \ | ノ ヽ ちょっ! ちょっと待つクマ!
\ / ● ● |
\| ( _●_) ミ 釣り方間違ってるクマ!!
彡、 |∪| ,/..
ヽ ヽ丿/ /⌒| この吊り方は、やばすぎるクマー!!!
/ \__ノ゙_/ / =====
〈 _ノ ====
\ \_ \
\___) \ ====== (´⌒
\ ___ \__ (´⌒;;(´⌒;;
\___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザ
359 :
日本@名無史さん:2005/05/02(月) 12:16:26
360 :
日本@名無史さん:2005/05/03(火) 12:27:01
>>357 意味が全然わからないのだが?
神道は土俗のアニミズムだろう
361 :
日本@名無史さん:2005/05/03(火) 17:35:00
362 :
日本@名無史さん:2005/05/03(火) 22:27:48
>神道
日本固有の民族宗教。日本人の信仰や思想に大きな影響を与えた仏教や儒教
などに対して,それらが伝えられる前からあった土着の神観念にもとづく宗
教的実践と,それを支えている生活習慣を,一般に神道ということばであら
わしている。
日本民族の間にあった信仰は,農耕,狩猟,漁労などの生活に対応してさま
ざまであり,地域的にも多様な性格をもっていたと考えられるが,稲作の伝
来を契機に政治的な統一が進むにつれて,水稲の栽培を中心とする農耕儀礼
を核として数多くの神々をまつる現世主義的な宗教が形成された。
その後日本人は,儒教や仏教を受容したが,神々をまつる信仰は複雑な展開
を経て現代まで存続している。
363 :
日本@名無史さん:2005/05/03(火) 22:36:25
364 :
日本@名無史さん:2005/05/03(火) 22:41:06
神道はアニミズム+シャーマニズムだな。
世界中にある民俗信仰の一つ。
365 :
日本@名無史さん :2005/05/03(火) 23:39:59
確か小室直樹も日本教(神道)はシャーマニズムと主張してた様な・・・
うろ覚えでスマソ
366 :
日本@名無史さん:2005/05/04(水) 15:44:26
どれもこれも納得いく定義でないな。
367 :
日本@名無史さん:2005/05/04(水) 17:20:20
信じることは疑いの証。疑わないのは知ること。
神道は信じるものにあらず。神道の真実を知るのみ。
368 :
日本@名無史さん:2005/05/04(水) 19:02:14
一般の日本人が実感してる「神道の良さ」ってのは、
古層のアニミズムなんだと思うな。
シャーマニズムは「術」が表に出てくるから、道教やら仏教やらから、
借り物して訳のわからんものになってしまう。
これが巷の古神道ってヤツで電波もいいとこw
369 :
日本@名無史さん:2005/05/04(水) 21:53:41
アニミズムなら参拝する気がするけど、
天皇教になっちまったものはいやだな
370 :
日本@名無史さん:2005/05/04(水) 22:05:18
アニミズムって、全ての物に霊魂(アニマ)があるという考えですよね。
神道では、そんなことは考えないと思いますよ。
確かに、山とか巨石を御神体とする神社とかもありますけど、あれは、
神様が降臨するときの拠り代ですよね。降臨しないときは、単なる山であり、
巨石ですね。それに、神様が降臨するのは、目立つ山や巨石であって、
全ての物に霊魂があるとは考えてはいませんね。
371 :
日本@名無史さん:2005/05/04(水) 22:35:01
ネットをくぐっていると、
『日本仏教の合言葉「草木国土悉皆成仏」ーアニミズム的な日本的心性
- インド仏教には全く見られない日本仏教の特色』
というのがありました。密教の辺りの説明です。
日本におけるアニミズムは、神道ではなく、日本的仏教に見られる特徴
のようですね。ただし、仏教がアニミズム的特徴を日本で持つようになっ
たことには、神道の影響があったんでしょうけどね。だけど、神道が
アニミズムとは思えないです。
372 :
日本@名無史さん:2005/05/04(水) 22:49:23
>>370 その辺は非常に微妙だと思いますね。
神の拠り代とする山、巨石とその周辺。聖域ですね。
「神を迎える」から「神が常存する聖域」への変質は早い時期にあったと思います。
373 :
日本@名無史さん:2005/05/04(水) 22:53:59
×常存
○常在 でしたw
>>370 まず、霊魂って神様だけを指すもんじゃない。
あと、タイラーのいうアニマってのは、万物が変化する根本要因なんだ。
人の生死から雨が降る降らないまで、すべての事象をアニマの存在で説明するのがアニミズム。
川の精とか山の神なんかを認める文化は十分にアニミズムと言える。
375 :
日本@名無史さん:2005/05/04(水) 23:09:38
>>372 それはそうですね。
けれど、それでも、神と聖域は別のものですね。しかも、聖域は非常に特別
なところであって、全ての物に霊魂があるというアニミズムとは大きな違い
がありますね。
376 :
日本@名無史さん:2005/05/04(水) 23:24:21
>>374 神道では、『人の生死から雨が降る降らないまで、すべての事象を』説明する
ような存在はありませんね。日本の神様は、それほど世の中の出来事の全部に
影響を与えるようなものではありません。むしろ、人格を持ち、失敗や成功を
し、人間と結婚したりする存在で、人間とあまりかけ離れていない存在ですね。
神といえども、直接関係を持たないことには、影響は及ぼさない存在ですね。
ギリシャ神話やローマ神話の神々と多少似たところがあるのではないでしょうか。
377 :
日本@名無史さん:2005/05/04(水) 23:30:46
米粒には7人の神様がいるという考えは一種のアニミズムじゃないの?
378 :
日本@名無史さん:2005/05/04(水) 23:42:07
>>377 よく分かりませんが、日本的仏教の考えではないでしょうか。
似たようなものに『一寸の虫にも五分の魂』というのがありますね。
ただし、このスレに敬意を表して、これぞ、神仏習合の世界ということで、・・
だからアニマ=神じゃないんだってば・・・。
380 :
日本@名無史さん:2005/05/05(木) 13:54:32
日本の各地の神様が苦しくて仕方ないので仏に帰依したい
ってのが神仏習合の始まりのころの説話によくあるよね
どうせ、自虐史観学者の捏造だろ、くだらん。
382 :
日本@名無史さん:2005/05/05(木) 20:11:22
日本の神様は何が苦しかったのでしょうかね?
>>380 宇佐八幡の仏教帰依が代表的だね。
http://www.e-obs.com/rekisi/kodai/sousetu/sousetu2-2.htm >>381 当時、託宣が捏造されたのかはワカラン。でも少なくとも近代の捏造じゃないよ。
近代では、むしろ皇国史観によって神仏習合の歴史的な事実が隠蔽されてしまったね。
神仏分離令で各地の神社の神宮寺や寺院の鎮守社が廃絶させられてしまった。
金刀比羅宮なんか本来は仏教の十二神将・宮毘羅(クビラ)大将を祀ってたのに、いつのまにか大物主神が…。
かつて神仏習合だったのに来歴で仏教に全く触れてない神社なんかもちらほら見かける。
>>382 託宣によると、神様もいろいろ罪業を積んで苦しんでたみたい。
まぁ当時の天皇や豪族がこぞって仏教に帰依したから、
禰宜がそれに迎合して都合のいい託宣を伝えただけかも知れんけど。
国学や皇国史観からは否定されるかもしれんが、俺的には神仏習合こそが日本の伝統に思える。
確かに仏教は外来の宗教だけど、やっぱ日本の思想史の核でしょ。
仏教の倫理観や高度な思想体系と神道の素朴な精神性が融和したからこそ、
聖徳太子の「和を以って尊しとなす」や葉隠の武士道のような日本独特の考え方が生まれたと思う。
384 :
日本@名無史さん:2005/05/06(金) 13:02:02
神様の苦しみの背景には、神祇的支配がうまく行かず、
それに変わる仏教的支配をという現実的背景があったようだ。
神様の託宣は、自らの罪業に苦しんでたようだ
仏に救って欲しいと言っている
律令制度の衰退と地方豪族の台頭という体制変化と結びつけて考える場合も多い>神身離脱
386 :
日本@名無史さん:2005/05/06(金) 23:42:14
神仏習合が進めば、仏教の一種になるでしょ。
仏教がヒンドゥ教の神々を取入れたのと同じようなものでしょ。
387 :
日本@名無史さん:2005/05/07(土) 11:48:03
>託宣によると、神様もいろいろ罪業を積んで苦しんでたみたい。
カルト的捏造の構図。
結局、経済的問題でしょ。
388 :
日本@名無史さん:2005/05/07(土) 11:53:05
年中行事絵巻などによると、
宮中の行事も仏教色が強いものも多いね。
宮中の勘解由使庁が、真言の曼荼羅道場になっている。9世紀。
389 :
日本@名無史さん:2005/05/07(土) 12:34:57
>>387 むしろ、それを当時の人々が自然なこととして受け入れたのに注目すべきかと。
>>388 皇室は嵯峨天皇以来、真言宗と関係が深いからね。
今は無くなっちゃったけど、即位潅頂なんて儀式もあったぐらいだし。
390 :
日本@名無史さん:2005/05/07(土) 12:40:05
孝明天皇即位の儀式まで続いてたんじゃ?>即位潅頂
391 :
日本@名無史さん:2005/05/07(土) 13:02:42
明治天皇からやっていない>即位潅頂
神道以外の要素はすべて廃するということで、明治天皇の即位の礼はとてもシンプルなものだったとの事。
392 :
日本@名無史さん:2005/05/07(土) 13:23:20
仏教がらみが、朝廷の伝統
393 :
日本@名無史さん:2005/05/07(土) 17:45:04
大日如来は天照の本地
大嘗祭が行われなかった時代も即位灌頂を欠かしたことはなかったのにねぇ。
もったいない、もったいない。
395 :
日本@名無史さん:2005/05/07(土) 22:01:10
ほぉ、なるほど。
即位灌頂は即位の儀式だからね。室町後期でも続いてたのね。
真言宗こそ天皇家の伝統!
396 :
日本@名無史さん:2005/05/07(土) 22:12:20
どっちが最後に飲み込むんだか?
397 :
日本@名無史さん:2005/05/07(土) 22:27:56
睦仁さん以降は、即位灌頂を欠くから、正式の天皇とはいえないのではないか。
その論理だと、神武天皇も(笑
399 :
日本@名無史さん:2005/05/08(日) 09:43:36
>自然なこととして受け入れたのに
利害関係の一致
>皇室は嵯峨天皇以来、真言宗と関係が深いからね。
それ以前は?
別に誰も仏教を否定していないのに関わらず、何、力んでるの?
神仏習合は事実だし、別に今更って感じなのだが、
異教が導入されてもそれぞれの神社が民衆によって存続されたのも事実。
400 :
日本@名無史さん:2005/05/08(日) 11:17:07
仏教は懐が深いのが世界宗教たるゆえんか?
天皇家も呑み込まれた
カルト的捏造なんてベタベタな煽りに反応するほうが馬鹿。
402 :
日本@名無史さん:2005/05/08(日) 16:11:00
>>400 呑み込むとは、恐ろしい
>>401 >カルト的捏造
ピッタリでしょ。
まさかマジで、神が罪業を積んで苦しんでいる云々の
告白があったと信用してるの?
>>401 なんだ、煽りじゃなくって本気だったのか(w
古今東西の託宣や夢告、神話の類は捏造であって無価値と断ずるのなら、それはそれでいいんじゃない?
宗教史学としては?なスタンスかもしれないけど。あの唯物史観だって、もう少しフレキシブルだ(w
404 :
日本@名無史さん:2005/05/08(日) 17:46:34
宮内庁内に真言院を復活
405 :
日本@名無史さん:2005/05/08(日) 17:50:34
真言宗のパワーが公的に皇室と協力できていたら
大東亜戦争は勝利しただらう。
406 :
日本@名無史さん:2005/05/08(日) 22:16:35
高野山金剛峰寺に大空襲で敗戦となる
407 :
日本@名無史さん:2005/05/08(日) 22:20:09
で、どっちが本軸なの
セオドア・ルーズベルトは、祈祷で死んだだろ。
409 :
日本@名無史さん:2005/05/08(日) 22:29:06
チャーチルが選挙で負けたのも祈祷かw?
410 :
日本@名無史さん:2005/05/08(日) 22:30:51
田尾イズムか
411 :
日本@名無史さん:2005/05/08(日) 22:32:12
そうするとお互いに軸が違うというこでいいんだな。じゃあそうしようか。
412 :
日本@名無史さん:2005/05/09(月) 09:51:16
習合しても、神社がずっと残っていたのが不思議
土着の神々も強いのか
あと、伊勢神宮も、本尊は大日如来だという説話を作っているよね
軸ってなんだ?
中世の神祇信仰では、仏教の世界観に神道の神々をあてはめたというのが普通だけどねぇ。
414 :
日本@名無史さん:2005/05/09(月) 15:33:53
そうそう。
結局、世界宗教云々よりも民衆が支えている神道の無視できなかっただけ。
軸も糞もない。
学問板なんだから、神祇信仰と神道ぐらいは区別してレスしたほうがいいんでないかい?
416 :
日本@名無史さん:2005/05/10(火) 12:05:10
まじでどう違うのでしょうか?
417 :
日本@名無史さん:2005/05/10(火) 12:13:38
>>403 無価値とはピントはずれな。
学問版なんだから・・・その背景を考えないと。
418 :
日本@名無史さん:2005/05/10(火) 15:38:05
神祇信仰は仏教に取り入れられて残ったんだろう。
主は仏教。
419 :
日本@名無史さん:2005/05/10(火) 16:10:34
釈迦本人の信仰ということか。
420 :
日本@名無史さん:2005/05/10(火) 17:38:47
というか、侵略だな。
421 :
日本@名無史さん:2005/05/10(火) 17:44:14
とりあえず、創価は邪魔。
422 :
日本@名無史さん:2005/05/10(火) 17:46:48
釈迦は《太陽の種族》とか《日種族》とも呼ばれるんだな。
423 :
日本@名無史さん:2005/05/10(火) 23:59:39
江戸時代、本山・末寺という893並みの上納システム造り、寺を単なる役場にした幕府によって
仏教は宗教的に終わってる。
幕府に逆らい続けた排他的、日蓮(法華)主義は近代でも影響力大。
ソウカ、リッショウ、レイユウ等現代でも主流。
他の宗派大寺院以外は墓人質にとってる霊園仏教。
最近では檀家費と墓地管理費取り続けられるなら、一時的に金かかっても無宗派霊園に移す人多い。
神仏習合復活するには檀家寺が現代でも江戸政策仏教に胡坐かいてる事が最大の障害。
べつに復活する必要があるとも思えないが。
失われた皇室祭祀の復活という意味では興味あるけど、反対する奴も多いだろうね。
426 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 13:31:03
ぜひ皇室祭祀の復活を>仏教天皇
427 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 16:22:37
日蓮宗も、江戸時代に穏健なのと弾圧されたのがあった
428 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 16:36:30
>>426 新しい宮内庁長官が創価学会員だから仏教に興ずる天皇か皇族が出て来るかもよ。
〇〇親王(内親王)殿下「南妙法蓮華経」「南妙法蓮華経」
429 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 16:36:36
なぜ廃仏毀釈などしたのか
もう少しで新しい宗教が誕生するところだったのに
430 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 17:38:45
>>19 それと、国は廃仏に反対してたし、廃仏した連中を逮捕してる。国の政策は神仏分離だけ。
廃仏は檀家制度に苦しめられてた民衆とキリスト教に被れた役人達の所為だしね。
431 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 17:41:43
闘牛
432 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 20:34:53
今日行ったお寺の由緒書きで笑ったのが
石清水八幡宮にお参りにいったところその晩八幡様が夢枕に立って
「確かに私の本地は○○(忘れた)であるが
神様していてすっかり仏教のことは忘れてしまったので
○○のほうに祈願してもらえないか」
みたいな内容
433 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 20:40:19
八坂
434 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 22:31:46
廃仏は国学者が絡んでるよ
しかし、すぐポイされたがw
435 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 22:33:56
八坂本社
>廃仏は檀家制度に苦しめられてた民衆
それは唯物史観による誇張なんですけど・・・。
437 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 23:00:22
なんで檀家制度で苦しむねん
438 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 23:06:57
肉食妻帯のクソ坊主が当たり前になったのも江戸時代からというのも事実。
妻帯は江戸時代のずっと前から広く黙認されていましたけどよ、真宗以外でも。
しかし、レベル低下が顕著だね、この板も。
440 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 23:14:41
新天皇と新政府はどうやら仏教嫌いやで、ということで、民衆は新しい支配者に
恭順の意を表明するために積極的に廃仏毀釈をやったということでしょう。
民衆にとっては、仏教だろうと神道だろうと、本当は何でも良いのだと思いますよ。
一番大切なことは、支配者と折合いをつけて安定した生活を確保することですね。
とても分かり易いことと思います。
441 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 23:29:12
江戸時代でも女犯がバレると僧侶は島送りってことに一応はなってたよ。
ひそかに遊里に通ってた坊主も珍しくはなかったが。
妻帯が正式に許されたのは明治になってから。
韓国の僧侶は妻帯しない人が多いらしく、現代の日本の仏教界を奇異に思うらしい。
442 :
日本@名無史さん:2005/05/11(水) 23:33:05
喜仙院の教訓
443 :
日本@名無史さん:2005/05/12(木) 22:33:31
神道の神主は代々の古い家系を誇っているね。中には神代からの系図を誇っている場合もある。
女犯が破戒となる仏教とは相容れないようだが、神仏習合の「寺+神社」では、一体どうなって
いたのやら。
444 :
日本@名無史さん:2005/05/12(木) 22:44:18
>>441 >>443 たとえば石清水八幡宮や北野天満宮の最高責任者は中近世を通じて妻帯した僧侶が世襲していましたね。
同様の例は枚挙にいとまがない。
要は女犯を禁じられ法力を期待された少数の僧侶と妻帯を黙認され労働力として期待された多数の僧侶がいたということ。
445 :
日本@名無史さん:2005/05/13(金) 13:55:33
稚児はどうなの?
446 :
日本@名無史さん:2005/05/13(金) 15:18:59
意外と神仏習合に批判的な人もいるのね。
千年もの間、日本が育んできた文化体系なのに。
自虐史観の呪縛って怖いなぁ。
447 :
日本@名無史さん:2005/05/13(金) 17:30:56
神仏習合に批判的なのはバカウヨ
神仏習合こそが日本の姿と考える人が多数
ここはage推奨なのか?やたらageばっかだけど。
449 :
日本@名無史さん:2005/05/13(金) 18:07:50
いったん分離しちゃったものを元に戻すのはもう無理。
いまさら本地垂迹とか、神宮寺とかいっても神道側が納得しない。
民間信仰レベルでの融和を復興できればせいぜいだと思う。
450 :
日本@名無史さん:2005/05/13(金) 19:29:48
大丈夫だよ。
浮世絵みたいなもんさ。欧米で価値が認められると日本で見直されるよ。
そもそも興味持たないだろ。
452 :
日本@名無史さん:2005/05/13(金) 19:55:44
スピリチュアルの動きの中で、神仏習合もあちらで注目される可能性はあるんじゃないかな。
453 :
日本@名無史さん:2005/05/13(金) 21:03:26
>>447 >神仏習合に批判的なのはバカウヨ
それはないだろ。
自国の伝統文化に批判的な保守派or民族派なんてありえない。
454 :
日本@名無史さん:2005/05/13(金) 21:12:00
いわゆる「右翼」は保守派でも民族派でもないです。
日本では、大日本帝国と大東亜共栄圏の夢がいまだに忘れられない馬鹿どものことを「右翼」と言います。
明治維新から昭和20年までの約80年間は、日本の伝統文化から逸脱した異常な時代です。
日本の正当な宗教的伝統として回顧されるべきなのは、前近代におけるそれです。
結婚式は教会、お宮参りや七五三は神社、法事や葬式はお寺ってのは、ある意味、立派なシンクレティズムじゃないの?
特定の宗教に熱心な人は周囲から変な目で見られがちだし。
456 :
日本@名無史さん:2005/05/14(土) 10:05:45
習合云々より、仏の偏向者がうざい。
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し*
/V\
/◎;;;,;,,,,ヽ
_ ム::::(,,・∀・) ・・・・・・。
ヽツ.(ノ:::::::::.:::::.:..|)
ヾソ:::::::::::::::::.:ノ
` ー U'"U'
国学院大学の阪本教授は「神社の非宗教化は近代神道の悲劇だった」と言ってたなぁ。
459 :
日本@名無史さん:2005/05/14(土) 22:12:17
神仏習合を廃止した結論は1945年8月15日。
神仏習合天皇がよかった。いなくてもいいけどw。
国家神道が悲劇の元凶
460 :
日本@名無史さん:2005/05/14(土) 23:33:43
寺へ初詣に行くのって、神仏習合の風じゃないですかね。
それとも仏教でもカレンダーが新しくなると目出度いんでしょうかね。
461 :
日本@名無史さん:2005/05/14(土) 23:38:09
英彦山の復権を是非
462 :
日本@名無史さん:2005/05/14(土) 23:41:16
石清水八幡宮の田中宮司は祖先の例にならって出家すべし。
>>460 身内の葬式に参加した後、49日の間は神社に詣でる事が出来ないというの
で、お寺に初詣に行った年がありましたね。身内以外なら30日。
初詣参拝者数
1位 明治神宮(東京都)
2位 成田山新勝寺(千葉県)
3位 川崎大師(神奈川県)
4位 伏見稲荷神社(京都府)
5位 熱田神宮(愛知県)
6位 住吉大社(大阪府)
7位 浅草寺(東京都)
8位 鶴岡八幡宮(神奈川県)
9位 太宰府天満宮(福岡県)
10位 大宮氷川神社(埼玉県)
465 :
日本@名無史さん:2005/05/15(日) 21:42:26
>>464のリストの中の寺を見ると、成田山新勝寺と川崎大師は、神仏習合と縁の深い
真言宗ですね。浅草寺は、現在でも浅草神社と一体的で神仏習合の雰囲気を色濃く
残していますね。浅草神社の祭りである三社祭りは、浅草寺の境内や浅草寺の
門前町と一体になって盛り上がりますね。
>>465 その論旨でいくならば、浅草寺は昭和25年まで天台宗だったことも押さえたほうが良いかと。
ちなみに私はずっと成田山に初詣してますが、神社でないことに違和感を持ったことはない(笑
467 :
日本@名無史さん:2005/05/15(日) 22:00:30
神仏習合もまだまだ頑張ってるな
今日の『新・シルクロード』で、「雅楽は神道のイメージが強いが、それは最近
の事で、元は仏教に由来したもの」と言われていましたね。
469 :
日本@名無史さん:2005/05/16(月) 09:10:30
>>466 成田山新勝寺の開祖の寛朝大僧正は皇孫だし、朱雀天皇が(新)たな朝敵に(勝)つ為の勅願(寺)の意味で名付けた訳だしね。
昔は軍人の聖地だしね。
470 :
日本@名無史さん:2005/05/16(月) 09:14:05
>>428 ((((((:゚д゚))))))ガクガクブルブル
471 :
日本@名無史さん:2005/05/16(月) 09:22:15
>>340 神葬祭は平安時代から在りますが。
4世紀はまだ神道は成立して無いが神葬祭に通じる葬儀は在りました。
472 :
日本@名無史さん:2005/05/16(月) 13:23:04
仏教での葬儀が長い伝統を持つ>天皇家
>>471 仏葬祭が普及する以前の方法が無かったとは、申しません。
四世紀の「神葬祭に通じる葬儀」というのは、見当がつきませんが。
平安時代というと、伊勢ですか。
30ないしは49日の死穢に触れる事は、かなり忌避されていましたが。
そもそも仏教の葬式ってのは中国で儒教の葬式をパクってできたものだろ
475 :
日本@名無史さん:2005/05/17(火) 21:33:18
そもそも遺体の前で経典を朗読することに何の意味があるんだ?
>>474 位牌なんかはそうですね。神道の霊璽も。
>>475 読経などは追善供養といって、善い行いをしてその功徳を故人に与えるという意味があります。
回向といって、大乗仏教の利他行に通じる理念だそうです。
[チラシの裏]
皇学館大学名誉教授の真弓常忠先生も神仏分離には否定的でしたねぇ。
曰く『准南子』を無視して記紀は読み解けない、仏教を無視して神道の発展は理解できないとの事。
特に五行思想を捨てたのは大問題だとおっしゃってました。
477 :
日本@名無史さん:2005/05/17(火) 23:49:13
御免こうむりたいものだ>神道での葬式
478 :
日本@名無史さん:2005/05/18(水) 10:08:27
479 :
日本@名無史さん:2005/05/18(水) 14:18:22
しかし、平安時代の年中行事絵巻など見ると
宮中にも坊さん多いな
480 :
日本@名無史さん:2005/05/18(水) 14:51:24
宮中に坊さんが多いって言うか、
天皇自ら坊さん(法皇)になったりしてるわけだし。
>平安時代の年中行事絵巻
歩射の見物人の中にもいますね。『枕草子』にも乞食の尼が登場しています
が、当時から晩年に至ると出家する者が多く、中世には定着します。
芸能に携わるなど、何かにつけて出家したものですから、課役逃れが注目
されていた三善清行の時代からおよそ五百年後の『老松堂日本行録』以下の
朝鮮国の使節の記録では、禿頭の者が天下の半ばを占めているとされてい
ますが、その中身は様々。荘園史料でも、道号を持った者は多い。
吉田家でも、当主の系統以外は年老いてから出家しています。
それぞれの時代の空気なんだから現代人が文句いってもしょうがない
483 :
日本@名無史さん:2005/05/19(木) 16:26:48
祖先祀りの多くが仏教で、
地域の氏神(産土)さんや崇敬神社にお参りに行くのだから、
ある意味、日本人の多くは習合的でしょう。
両面のよさを兼ね備えているので十分。
484 :
日本@名無史さん:2005/05/19(木) 21:23:11
私度僧禁止。ちゃんと勅許を得て僧になりましょう。
>>483 >地域の氏神(産土)さんや
うるさい事を言う様ですが、一応両者は別物です。
『貞丈雑記』巻十六
「氏神と、産土神と、一ツ事に覚えたる人あり。あやまりなり。産土神は、
人々生れたる在所の鎮守の神なり。氏神は、氏の元祖神なり。(後略)」
産土=鎮守とありますが、鎮守府という通り、これも元は辺境や寺院に
祀られ、守護を任された神の事。10世紀頃に出て来た様です。
486 :
日本@名無史さん:2005/05/20(金) 17:05:29
近世以来これを氏神と混同するようになったが、
それは氏神が当時,族縁神に限らず広く地縁神として
土地の鎮守をもいうようになったことによる。
>>485 うるさいことをいうようですが神と仏は別物です・・・・とは言わないのか?
神仏習合とはいえ明治以前の庶民感覚のレベルでは神仏混同にすぎなかった。
そんなものを肯定するやしが産土神と氏神の分別について云々するとはお笑い草だな
>>487 申し訳ないのですが、「神仏混同」の意味とその理由が分かりませんので、
何を仰りたいのか分かりません。何時、何を肯定したと。
489 :
日本@名無史さん:2005/05/20(金) 22:55:35
特に天皇家や貴族で神仏習合してたね
>庶民感覚のレベルでは神仏混同にすぎなかった。
何を根拠に?
本当なら興味深い話ですね。
もっとも一部の国学者の主張を庶民感覚に転嫁しているのならがっかりですが。
いくら庶民でも、神様と仏様は混同はしてないだろ。
神社と寺はそれぞれあったし。神棚と仏壇もあったわけだし。
別種の存在だという認識はあったはず。
その共存状態を仏教的に解釈したのが本地垂迹という考え。
>神社と寺はそれぞれあったし。神棚と仏壇もあったわけだし。
>別種の存在だという認識はあったはず。
>その共存状態を仏教的に解釈したのが本地垂迹という考え。
俺が指導教授なら「中学生からやり直せ」というレベルだな。
というか、どこぞの厨房の巣窟に晒されているのか、このスレは。
(≧ω≦)ぷっ!
>>492 >というか、どこぞの厨房の巣窟に晒されているのか、このスレは。
そもそもこの板そのものが…、ということぐらい素直に認めなさい。
495 :
日本@名無史さん:2005/05/21(土) 00:32:07
で、神仏混同というのは何を指しているわけでしょうか?
偶然とある日記を見かけたら、参拝した神社が明治以前はお寺だったと聞いて、
「なんで?なんか変だろ」といった感想が書かれていましたが、今や一般の認識
はこんなものなのでしょうか。
神仏習合・分離ぐらいは、義務教育の範囲内だと思ったのですが。
>>494 ごみんなさい。
>>496 お寺と神社の宗教的役割を無意識に区分して考えているというのは楽観しすぎかな?
まぁ、死生観はおろか、世界観や人間観すらまともに共有できていない世の中だしねぇ。
>お寺と神社の宗教的役割を
神は明るく、仏は暗い(抹香臭い)といったものでしょうか。
まぁ、なんのしがらみもない人たちは、結婚式は教会、お葬式は寺院、七五三は神社ぐらいの意識ではないかと。
500 :
日本@名無史さん:2005/05/21(土) 02:38:33
501 :
日本史@名無しさん:2005/05/21(土) 07:11:06
仏教の導入期にはどこの国でも偶像が生き仏として崇められたりしたが、日本の場合それは
宇佐・九州に根元を求めることが出来る。それが八幡神=八百万の神〃である。
即ち日本の仏教はその成立時から祀りの思想を仏教という新しい革袋に入れただけのものだ
ったのである。
宇佐に祀られているものこそ現天皇家の祖先に他ならない。天神様=天孫族に代わる、現在
に至るまでその数において最大である八幡様の由来である。
実際伊勢神宮にはほとんどの天皇は詣っていない。むしろ禁足地というべき扱いを受けてきた
のも、祀る=滅ぼした神を鎮めるという古来の思想を遵守した結果であり、宇佐式仏教を導入
して大仏をでっち上げたときに伊勢にお伺いを立てたのもその現れである。
502 :
日本@名無史さん:2005/05/22(日) 07:58:06
しかし、何故仏教はいつも権力と迎合して腐敗堕落してしまうのか?
廃仏毀釈の原因は要するに檀家制度の片棒担いで幕府に成り代わり
民衆を圧迫してきたその報いなわけだし。
503 :
日本@名無史さん:2005/05/22(日) 08:20:09
神道はそもそもの始まりから権力と迎合して腐敗堕落してますが。
靖国神社なんて腐敗堕落そのものじゃないですか。
504 :
日本@名無史さん:2005/05/22(日) 08:28:57
民衆が圧迫された覚えはないよ
505 :
日本@名無史さん:2005/05/22(日) 11:25:28
>>502 常に、とは言えない。
時として、反権力的存在でもあった。
>>503 神道を理解できていないようですね。
506 :
日本@名無史さん:2005/05/22(日) 22:05:03
天皇のために死んだ人だけが神になる
民衆圧迫の局地だな
507 :
日本@名無史さん:2005/05/22(日) 22:06:04
民衆を圧迫してきたなんてのが既に唯物史観なんだけどねぇ。
まぁ、サヨクが廃仏毀釈に肯定的なのは当然といえば当然。
もし、ネットウヨクの勘違い野郎なら大笑いだな。
509 :
日本@名無史さん:2005/05/23(月) 00:42:53
神仏分離も近代化策の一つだったんじゃね?
そうしなきゃ、西欧列強の植民地になってたんじゃね?
色々あったけど、とにかく経済大国になったんだから、ぼちぼちつまんねえ
意地を張るのはやめて、本当の日本に戻って落ち着こうぜ。
神仏習合だぜ。
510 :
日本@名無史さん:2005/05/23(月) 00:46:54
太陽の子孫と呼ばれる釈迦まで戻るとは面白いな
511 :
日本@名無史さん:2005/05/23(月) 13:23:50
天皇は真言宗の檀家だった
512 :
日本@名無史さん:2005/05/23(月) 22:12:33
>神仏分離も近代化策の一つだったんじゃね?
>そうしなきゃ、西欧列強の植民地になってたんじゃね?
なぜ、そう思うのか?
だから広い意味での近代化じゃないの?
現代人の価値観でとやかくいってもしょうがないと思うけど。
514 :
日本@名無史さん:2005/05/24(火) 00:17:44
明治維新から太平洋戦争までの時代をとやかくいう奴がいるけど、全体としては、
西欧列強の植民地にならなかったことの一点を以ってプラスの評価と思うよ。
全体の話じゃなくて神仏習合の話をしているんだけどな(笑
516 :
日本@名無史さん:2005/05/24(火) 12:43:14
今上帝が譲位して、法衣になる姿をぜひ見たい
517 :
日本@名無史さん:2005/05/24(火) 20:29:21
神仏習合とともに院政も復活しよう。
518 :
日本@名無史さん:2005/05/25(水) 10:09:16
院宣は出るのか?
519 :
日本@名無史さん:2005/05/25(水) 11:52:09
内閣の助言と承認に基づいてw
520 :
日本@名無史さん:2005/05/25(水) 12:27:01
皇族には信教の自由さえない
521 :
日本@名無史さん:2005/05/25(水) 22:01:23
そうなると、宮内庁の他に院庁やら仙洞御所やらを復活しないといけない。
522 :
日本@名無史さん:2005/05/25(水) 22:22:05
別に皇族の信教の自由を制限する明文規定があるわけではない。
ある天皇が個人的に決断すれば神仏習合はかんたんに復活する。
523 :
日本@名無史さん:2005/05/25(水) 22:54:51
日本国憲法第20条
信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。
いかなる宗教団体も、国から特権を受け、
又は政治上の権力を行使してはならない。
ここには、「何人に対しても」と書いてある。「国民に対して」とは書いてない。
だから、皇族を含む全ての「人」には信教の自由を保障する明文の規定となっている。
>ある天皇が個人的に決断すれば神仏習合はかんたんに復活する。
むちゃ言うなよ。誰だって生命は惜しいだろ。
じゃあ天皇は憲法上は国民ではないのか?もの凄い人権無視だなw
法解釈上は特別公務員になるらしいけど。
526 :
日本@名無史さん:2005/05/26(木) 13:33:13
天皇は国民ではないよ。人口統計にも含まれない。
527 :
日本@名無史さん:2005/05/26(木) 18:39:01
>別に皇族の信教の自由を制限する明文規定があるわけではない。
>ある天皇が個人的に決断すれば神仏習合はかんたんに復活する。
少なくとも、天皇・皇族は地位者なので個人的判断は困難。
引退して、その地位をおりられるにのであるなら、当然可能だろうが。
大晦日に百八つ鐘を突いたあと
元旦に初詣ってのもいわゆる‥‥習合ではないな、スマソ。
529 :
日本@名無史さん:2005/05/26(木) 21:08:58
天皇・皇族が憲法上日本国民でなくても、彼らがホモ・サピエンス・サピエンスである以上、その人権は天賦のものだ。
彼らの信教の自由を妨げることは誰にもできない。
天皇の地位と国家神道の信仰は不可分のものではない。
むしろ、日本の伝統的な神仏習合の信仰のほうが天皇の地位にはふさわしい。
530 :
日本@名無史さん:2005/05/26(木) 22:18:23
天皇の葬儀を天台宗でだせばよい
531 :
日本@名無史さん:2005/05/26(木) 22:46:28
天皇の葬儀は真言宗とむかしから決まってる
そもそも独立した天皇教などというものは、古代にまで遡らないとないわけで。
天皇が祀るのであって、天皇を崇拝したわけではない。
明治以後のアホ軍人や右翼のせいで訳がわからないことになったが、あくまで
その神性は現世的権力のトップとして統治下の全ての氏族の神々と自然神を
奉る祭司としてのものだった。
従って、体系的な構造をもつキリスト教やイスラム教、仏教などには到底及ば
ない極めて土俗的、地域的なものでしかなく、近代人の魂の救済など無理w
内容が空っぽだから容易にファシズムに転化し得たんだよ。
533 :
日本@名無史さん:2005/05/26(木) 23:43:47
憲法第11条
国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。
この憲法が国民に保障する基本的人権は、
侵すことのできない永久の権利として、
現在及び将来の国民に与えられる。
憲法第20条
信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。
いかなる宗教団体も、国から特権を受け、
又は政治上の権力を行使してはならない。
これを見ればよく分かる。
基本的人権は「国民」にしか与えられない。
しかし、信教の自由は全ての「人」に与えられる。
だから、天皇には基本的人権はないが、信教の自由はある。
534 :
日本@名無史さん:2005/05/27(金) 01:13:28
国家社会主義の主役は日蓮主義者。
実質たいした力ない国家神道に責任押し付けてる奴、ソウカだろ。
ウヨ乙
536 :
日本@名無史さん:2005/05/27(金) 11:39:20
天皇一家にはクリスチャンが多いという噂。
昭和天皇も敗戦後にクリスチャンになろうかと側近に相談したとかw
537 :
日本@名無史さん:2005/05/27(金) 13:39:30
>天皇の地位と国家神道の信仰は不可分のものではない。
国家神道?
だから単なる個人でなく、天皇・皇族とは地位者の称。
皇族から離れれば、個人の自由。
>基本的人権
自然法。
天皇は、本来の人権はあるが、その地位者であるため
一般人よりその権利を制限されている。
>天皇一家にはクリスチャンが多いという噂。
神道そのものが他宗教を否定的に見ない。
八百万の範疇。
538 :
日本@名無史さん:2005/05/27(金) 14:04:47
終戦直後には、皇室をキリスト教に改宗させようとする働きかけが、
アメリカからあった。皇太子に米国人家庭教師をつけたのもその一環である。
539 :
日本@名無史さん:2005/05/27(金) 14:10:24
キリスト教が武将を通してでなく、皇室を通じて入っていれば・・・。
>神道そのものが他宗教を否定的に見ない。
それは伊勢神道とか吉田神道とかを無視しすぎかと。
>539
それはない。
信長をしい逆した殺逆した勢力には、キリスト教への恐怖から仏門や皇室も
あった罠
京都での教会建設には相当の脅威を感じていたらしい。
542 :
日本@名無史さん:2005/05/27(金) 20:40:34
「地位者」などという辞書にない言葉を自慢げに使う馬鹿がいるスレはここですか
543 :
日本@名無史さん:2005/05/27(金) 20:42:28
皇后(美智子さん)ってもともとクリスチャンじゃなかったっけ?
544 :
日本@名無史さん:2005/05/27(金) 21:16:12
>>543 それは美智子さんが皇太子と結婚するときに、嫉妬した学習院女子OBが流したデマ。
545 :
日本@名無史さん:2005/05/27(金) 22:54:04
546 :
日本@名無史さん:2005/05/29(日) 11:00:30
天皇は国民ではないことは分かったけど、天皇以外の皇族は国民ですよね。
547 :
日本@名無史さん:2005/05/29(日) 11:48:56
>>541 >それはない。
言い切れるあなたがすごい。
キリスト教を侵略の一部勢力と感じていたのは、想像できるが。
どちらにせよ、資料をオクレ。
548 :
日本@名無史さん:2005/05/29(日) 12:25:36
明治以降の話だろう。正直、GHQの好き勝手やられたわけだし
分家の独立は日本の国力を削ぐ政策の一つ。
550 :
日本@名無史さん:2005/05/31(火) 22:38:40
皇族も国民でないよ。
国民の権利が与えられてない。特に政治的発言や行動。
だから、福祉施設を回ったり木を植えてる
551 :
日本@名無史さん:2005/05/31(火) 22:51:56
憲法から人権が与えられると勘違いしている馬鹿がいるな。
憲法は国家権力による侵害から人権を守っているだけ。
天皇・皇族が国民であろうがなかろうが、人権は享有している。
馬鹿というのはどうかと
解釈の問題であって
ただ、天皇も基本的人権はあるのだが、日本国憲法に保障されていないのは確か。
八条までと事実上の第一条である九条とは木に竹を接いだだけだからな。
もちろん自己の意志での行動や離脱が許されないのは精神病院に放り込まれたひげ
の殿下が身をもって証明した所w
553 :
日本@名無史さん:2005/06/01(水) 12:04:51
554 :
日本@名無史さん:2005/06/01(水) 12:12:05
皇室は1300年くらい仏教徒でしたのにね。
555 :
日本@名無史さん:2005/06/01(水) 12:33:40
>>554 そうですよね。
それが日本の伝統>神仏習合
維新の志士や明治の官僚には、後世あんなに天皇マンセーの狂人が増えるなんて
ろくに考えもしなかったんだろうな。
557 :
日本@名無史さん:2005/06/01(水) 23:50:39
維新の志士にとっては尊皇攘夷マンセーで、文明開化や富国強兵なんて何?という
感じでしょうけどね。
神仏to寺
559 :
日本@名無史さん:2005/06/04(土) 11:02:49
神の力を必要としている方が多いですね。
>>551 それは人権派の妄想。
人権とは国によって認められ、保障されているものでしかなく。
もともと存在する権利などではない。
561 :
日本@名無史さん:2005/06/04(土) 21:01:11
>>560 「人権派」以外の人間が地球上に1匹でもいるのなら紹介してほしいものだ。
562 :
日本@名無史さん:2005/06/04(土) 21:02:13
元宮内庁式部官長の安倍勲さん死去
安倍 勲さん(あべ・いさお=元宮内庁式部官長、元国連大使)は3日、心不全で死去、
90歳。通夜は5日午後7時30分、葬儀は6日午後1時30分から東京都千代田区麹町
6の5の1の聖イグナチオ教会で。喪主は妻泰子さん。
皇室儀式を取り仕切る式部官長を79年から約10年間務めた。外交儀礼の第一人者と
して知られる。昭和天皇の大喪の礼を担当したほか、高松宮さまの葬儀委員長を務めた。
http://www.asahi.com/obituaries/update/0604/001.html?t クリスチャンが宮内庁の要職に就けるのなら、神仏習合の復活も簡単なんじゃないかという気がする。
563 :
日本@名無史さん:2005/06/04(土) 22:00:23
神仏習合が残ってる寺社は?
564 :
日本@名無史さん:2005/06/04(土) 22:34:05
>>562 宮内庁人脈はカトリック信者が少なくない。
565 :
日本@名無史さん:2005/06/04(土) 23:32:21
神道は宗教ではありません。神道とは、天皇家の由来と事跡を記録し、祖先を敬うことです。
したがって、仏教徒でもキリスト教徒でも、特に問題はありません。
566 :
日本@名無史さん:2005/06/04(土) 23:42:03
いちいち取り立てて言わなくても庶民の心はもう十分に神仏習合していますよ。
だってあなたの家には仏壇と神棚の両方があるでしょ。
お正月には初詣するけど、誰かが死んだらお経を上げるでしょ。
もっと言うと、神社でクリスマス会をやる時代ですから。
567 :
日本@名無史さん:2005/06/04(土) 23:47:32
寺の住職の家ではクリスマスはやりません。
世間でクリスマスをやる日には、もみの木祭りというのをやります。
>>563 大手で有名で見るからにそうなのは鞍馬山とか豊川稲荷
569 :
日本@名無史さん:2005/06/05(日) 00:21:26
現代は神仏習合というより宗教心が希薄になっただけだろ。
「ヲタクのメッカ秋葉原」とかにイスラム教徒怒るの理解できる奴、殆ど居ないように。
仏壇と神棚有っても、自分の宗派のお経や神棚にあげる祝詞知らない。
とりあえず形だけ。
まぁ、これこそ日本文化では有るが。
>神道は宗教ではありません。
ならば、宗教法人格を放棄させるべきだな。
まあ本当の危機を経験してない国だからな。哲学に昇華しない。
アジアはどこもそう
572 :
日本@名無史さん:2005/06/05(日) 21:57:37
哲学というのはヨーロッパ人の風俗だよね。
ヨーロッパ人とその移民の地以外では流行らないよ。
573 :
日本@名無史さん:2005/06/06(月) 20:51:18
>>570 賽銭にもお守りにも容赦なく課税しましょうw
574 :
日本@名無史さん:2005/06/06(月) 20:59:34
>>570 確かに違う法人とする方がすっきりしそうだね。
神社領復活でなきゃフェアじゃないだろ。
576 :
日本@名無史さん:2005/06/06(月) 21:13:54
神仏習合にもどったら、純粋に神社だけのところ、
って明治以降の神社だけになっちゃうのかな。
577 :
日本@名無史さん:2005/06/06(月) 21:25:01
>>576 神仏習合が例外というわけではなくともほとんどの神社は仏教を内包して
なかったんじゃないか。
神官や巫女姿でお経読む寺とかがほとんどだと思ってるのだろうけど
プロパガンダに踊らされてるよ。
578 :
日本@名無史さん:2005/06/06(月) 21:25:26
明治神宮大菩薩キボンヌ
579 :
日本@名無史さん:2005/06/06(月) 21:28:33
>>577 逆だろ。神仏分離以前は、僧侶が神前で読経する神社がほとんど。
仏教が神道を内包していた。神道は仏教に従属していた。
>>573 境内敷地の固定資産税を徴収するだけで十分。
それだけで日本の9割の宗教法人は潰れるから。
生き残るのは層化みたいに異常に集金力の高いところだけ。
581 :
日本@名無史さん:2005/06/06(月) 21:43:44
>>577 >逆だろ。神仏分離以前は、僧侶が神前で読経する神社がほとんど。
>仏教が神道を内包していた。神道は仏教に従属していた。
神仏習合がほとんどというのがそもそもおかしいだろ。
以下の代表的な神社がの神官のどれほどが僧侶であったのか
説明できるんだよな。ほら。
鹿島神社・香取神社・八幡神社・伊勢神宮・諏訪神社
訂正
>>577 >逆だろ。神仏分離以前は、僧侶が神前で読経する神社がほとんど。
>仏教が神道を内包していた。神道は仏教に従属していた。
神仏習合がほとんどというのがそもそもおかしいだろ。
以下の代表的な神社の神官のどれほどが僧侶であったのか
説明できるんだよな。ほら。
鹿島神宮・香取神宮・伊勢神宮・諏訪大社
583 :
日本@名無史さん:2005/06/06(月) 22:07:02
>>581-582 初歩的な詭弁だな。
全国に何百万も神社があって、社務が俗人の神社を4つしか探せなかったのか?
それにしてもその4つの神社を何をもって「代表的」と言うのかわからない。
八幡神社が「代表的」でなく「例外的」だという理由もわからない。
>>582 鹿島神宮の場合、「鹿島宮社例伝記」(鎌倉時代)が社僧によるもの。あとは押して知るべし。
香取神宮は、「廃仏毀釈と香取神宮本地仏」(明治維新神仏分離資料)によると、江戸時代、神宮寺の管理下にあったようだ。
伊勢神宮にも天覚寺(内宮)と常明寺(外宮)が存在していたが、神社側は相当嫌がったらしい。伊勢と出雲に神仏分離の傾向があったのは確か。
諏訪大社の神宮寺は、鎌倉時代に上宮大祝諏訪氏と下宮大祝金刺氏がともに仏教に帰依して建立された。
上諏訪社神宮寺の五重塔、下諏訪社神宮寺の三重塔は相当に立派なものだったらしいが明治期に破壊された。もったいない。
まぁ、徳川幕府が寺院>神社という扱いだったから致し方なし。
585 :
日本@名無史さん:2005/06/06(月) 22:44:15
どれも日本を代表する社。
史料を探しやすいように有名どころをえらんだんだが。
ここは神官が坊主じゃ無いっていくら数をあげても納得しないだろ。
586 :
日本@名無史さん:2005/06/06(月) 22:49:01
>>584 >あとは押して知るべし。
時代ごとの変遷があるんだから、推して知るべしじゃまずいだろ。
江戸時代は各地で廃仏毀釈が行われて一揆なんかも起こってるんだし。
一揆は明治か
岩波日本史辞典
排仏論【はいぶつろん】江戸時代の仏教排撃論。江戸初期,仏教の反社会性,非現実性を強
調した朱子学や陽明学が本格的に受容されたことや,現世主義の時代的趨勢が強まったこ
とから,現実と人情を重視する儒者の間で排仏論が高まった。中期以後には,寺院や僧侶の
腐敗堕落が進んだ結果,大坂_懐徳堂の儒者や経世家,_水戸学派の人々により,須弥山説批
判や大乗非仏説論のような仏教思想批判,実利的立場から寺院統制を主張するものまで登
場し,さらに自然な人間の情を説く国学や,儒仏以前の古代的精神を説く_復古神道の排仏論
が生れた。
小学館 世界大百科事典
排仏思想はいぶつしそう⇒関連項目日本の仏教排撃運動は,近世に至るまで政
治問題と深く関係していたのに対して,江戸時代には諸学問の興隆とともに多くの
排仏思想が広まった。なかでも儒学は幕府や諸藩が奨励したので,朱子学を中心
に大いに発展した。前半期には,朱子学派の藤原惺窩(せいか),林羅山,山崎闇
斎,藤井懶斎,佐藤直方,室鳩巣(むろきゆうそう),貝原益軒,陽明学派の中江藤
樹,熊沢蕃山,古学派の山鹿素行,伊藤仁斎,荻生徂徠,太宰春台らが,仏教の
超俗的性格を人道否定の反倫理的なものとして強力に批判した。後半期になると,儒学
の立場で幕藩体制の政治的・経済的危機を救おうとする経世論家が輩出し,中井竹山
,中井履軒,正司考祺,帆足万里(ほあしばんり),頼山陽,蒲生君平,神惟孝らが,寺
院や僧侶を国費,民費の浪費として,その削減や統制を主張し,水戸学派の藤田東湖,会
沢正志斎らも実利的な排仏論を説いた。また後半
期の大坂懐徳堂の儒者は科学的な視点で仏教を批判し,五井蘭洲,山片蟠桃らは
天動説や地動説の理解により仏教宇宙観(須弥山(しゆみせん)説)を否定し,富永
仲基は歴史科学的な立場で大乗仏教を非仏説として論証した。また,近世には国学
が勃興発展し,日本古来の国風文化の究明に努めたが,前半期では白井宗因,戸田
茂睡,天野信景,松下郡高,荷田春満(かだのあずままろ)らの著に,仏教が国風を阻
害するとした批判が散見する。後半期になると,国学は諸流に分かれて発達するが,そ
のうち復古国学の流派では,賀茂真淵,本居宣長,平田篤胤らが仏教を人間の自然の
情を矯(た)めるもの,儒仏以前の古神道的な古代的精神に反するものとして批判した。ま
た宣長,篤胤らは,懐徳堂の儒者たちと同じく須弥山説批判や大乗非仏説論を説いた。国
学の排仏論中とくに篤胤の思想は国家的立場からもっとも激烈をきわめ,水戸学のそれ
とともに明治維新政府の神仏分離による国家神道設立策に大きな影響を与えた。なお幕
末には1858年(安政5)の開国後,プロテスタントが流入し,中国駐在の欧米宣教師が漢文で
書いた《釈教正謬》《祀先弁謬》などの仏教批判書が流布するにいたり,先の儒学者,国
学者の排仏書とともに,仏教界に脅威を与えた。
>>586 神仏習合が始まったのは平安時代。
鎌倉時代、既に社記を僧侶が編纂するようになっていたということで両者の力関係というか勢いの差がわかると思うんだが。
591 :
日本@名無史さん:2005/06/06(月) 23:25:19
もののべしのたたりじゃ
592 :
日本@名無史さん:2005/06/07(火) 20:59:35
>>586 「廃仏毀釈」が起こったのは神仏分離令以降。
江戸時代に起きたというのは知らなかったです。
>>584 >まぁ、徳川幕府が寺院>神社という扱いだったから致し方なし。
徳川以前からありましたが、「寺社奉行」という名称からして。
それまで「寺社」・「仏神」と呼んでいたものが、明治以降に社寺・神仏という
言葉に取って代わられていった様ですね(釈迦に説法か)。
訂正。念の為辞書を引いてみたところ(先にこうしておくべきでしたが)、
少数ながら「神仏」も前近代からいくつか例が見られました。
ただ、全体としては「仏神」の方が多いだろうと思います。
595 :
日本@名無史さん:2005/06/07(火) 23:56:19
>>595 (スレ違い失礼)「コトリバコ」ですか・・・。
私も西国の出ですが、被差別部落の人というと、正直なところ「怖い」
というイメージが語られていましたね。年寄り程強かった。
都市伝説の様ですが、「子取り箱」であって、袋や箱に入れて子供を
攫うとかいう話から生じた話かもしれません。
「子取りが来るぞ」と言えば、かつて子供を静かにさせた言葉。
妖怪「子泣き爺」も本来は「子無き爺」であった様です。
以上は推論ですが、何か出て参りましたら、改めてそちらに。
重ね重ね申し訳ない(あちらに突然書き込んでも訳が分かりませんので)。
「子取り婆」と言った場合、子供を攫う妖怪以外に、取り上げ婆の事も
指しました。へその緒云々は、それを反映したものでしょうか。
ただ、被差別部落に限定される性質のものとも思えず、やはり肝心な
ところに創作が働いている様に思います。
598 :
日本@名無史さん:2005/06/08(水) 00:19:06
599 :
日本@名無史さん:2005/06/08(水) 00:25:22
600 :
日本@名無史さん:2005/06/08(水) 00:30:39
とりあえず仏教いらね。神道と違って偽善的で血なまぐさいし。
日蓮と仏陀とキリストとマホメット並べたカーペットを空港に置いて厄除けにしたらどうだろう。
601 :
日本@名無史さん:2005/06/08(水) 00:31:17
>>597 民間呪術で箱に指や臍の緒を入れるってのはないんですかね?
あと、コトリバコの話に似た話があるんですけど、
そこには天皇を呪うような文句を書いた紙が箱の中に
髪の毛や爪と一緒に入れられていたそうです。
住人のみなさま、スレ違いすいません。
602 :
日本@名無史さん:2005/06/08(水) 00:41:27
仏教の多くは呪いや単なる大衆心理と結び付いてしまっている。
特に権力と関係のあった仏教は呪いがメインの邪悪な存在。
603 :
日本@名無史さん:2005/06/08(水) 00:48:16
そして、その権力系仏教の裏で糸を引いていたのが神道の強い影響力
を持った集団だったりするのかもな。
604 :
日本@名無史さん:2005/06/08(水) 15:31:20
>>599 「廃仏思想」があったのは分かりますが
「廃仏毀釈」もあったのでしょうか?
江戸時代に寺院が破却された話は聞いたことがありません。
>586 名前: 日本@名無史さん 投稿日: 2005/06/06(月) 22:49:01
>
>>584 >>あとは押して知るべし。
>時代ごとの変遷があるんだから、推して知るべしじゃまずいだろ。
>江戸時代は各地で廃仏毀釈が行われて一揆なんかも起こってるんだし。
とあるので。。江戸時代に廃仏毀釈が行われた
よかったら実例を挙げてくださいますか。
>>604 横レスですけど、私の知る限り、天保元年に水戸藩、天保13年に長州藩、慶応3年に津和野藩で廃仏が行われてますよ。
ちなみに神仏分離令は慶応4年。
606 :
日本@名無史さん:2005/06/08(水) 23:28:16
神仏習合は、仏教が伝来した当時から始まっていた。
伝来した仏教を本当に信仰するかどうかで蘇我氏と物部氏が戦ったけど、
あの戦いを教訓に、わが国では仏教も従来の神道の伝統の上に被せたものでなければ
ならないと、蘇我氏は学んだはずだ。
そして大化の改新で蘇我氏が滅んだ以降、役行者が登場して修験道を立ち上げ、
見事に神道と仏教の習合を成し遂げた。
そして神仏習合が確立した飛鳥後期から奈良時代にかけて、日本人の心に仏教が
一斉に浸透していくことになった。
>役行者が登場して修験道を立ち上げ、
役行者が修験道の開祖とされる様になったのは、中世からでは。
古い記録は、せいぜい『続日本紀』と『日本霊異記』くらいでしょう。
二つ併せても、大した量にはなりません。
後者は、景戒の意識がかなり強く反映されている。
608 :
日本@名無史さん:2005/06/09(木) 01:08:57
>>607 コトリバコスレに顔出してくれてありがと。あっちはスゴい展開になっちまったね。
609 :
日本@名無史さん:2005/06/09(木) 10:45:56
>>1 無理絶対無理 高橋由美子の歌でこなんあったね
610 :
WTF:2005/06/09(木) 10:53:11
ciao ese
611 :
日本@名無史さん:2005/06/14(火) 22:50:14
現代人にとって、
神道 = さわやかな感じ。白木と玉砂利のイメージ。
仏教 = 赤青金色のこてこてな感じ。だけど、古い寺院はワビサビの世界。
という感じですね。全然イメージが違う。こりゃ習合するのは難しいね。
612 :
日本@名無史さん:2005/06/14(火) 23:05:42
復活キボンヌ
今一つイメージ間違ってる
神社でも真っ赤な建物はいっぱいあるし
寺でも白木の建物もいっぱいあるし
614 :
日本@名無史さん:2005/06/15(水) 00:51:53
1744年、宇佐・香椎奉幣使、発遣の時に僧尼の徘徊禁止、仏事的な物は菰や垣で覆い隠さねばならない等
幕府主導の廃仏毀釈的政策。
故に吉宗は大嘗祭再々興、新嘗祭再興あわせて戦前の尊王論発達史では最高クラスの英雄。
>>614 それを正しいと思うか、誤まりと思うか、自分の宗教観を
先ず述べられよ。
神事に僧尼が姿を見せないというのは、この時始った事では無いでしょう。
在家のものでも、神事に参加する前には読経や念仏は避けていました。
院や女院ですら、出家後には宮中での神事には距離を置いており、帝も在位中
の出家は無く、近世にも賀茂の祭を僧尼が見物する際には、頭を頭巾で覆って
います。改めて厳格化したという程度のものでは。
政治的に規律を正したとは言えるでしょうが、信仰面ではどうか。
617 :
日本@名無史さん:2005/06/15(水) 22:33:43
出家は落飾。神官は落飾ではない。
神仏習合は本地垂迹などのことであって、神仏融合ではない。
618 :
日本@名無史さん:2005/06/16(木) 00:29:25
今の日本人に神も仏もない。一歩間違ったら全宗教習合だ。
アマテラスもホトケもシバもエホバもアラーもみんな、八百万神々の仲間達。
俺の田舎には、「表門神社」と言う名前がありながらも、住民からは
普通に「お文殊さん」(おもんじさん)と呼ばれている神社がある。
子供心に不思議だったが、このスレを読んで、納得した。
ありがとう。
620 :
日本@名無史さん:2005/06/16(木) 11:53:44
>>618 ですね。
キリストの神はクリスマスに遣って来る、
「マレビト」みたいな神+結婚式の神。
アッラーはアラブの人々の守り神。
蕃神がどんどん増えていくわけですな。
621 :
日本@名無史さん:2005/06/17(金) 01:23:58
日本では、クリスマスというのはキリスト教ではクリスマスイブのことです。
キリスト教のクリスマスには、日本では何もありません。
日本では、クリスマスの神様の名前はサンタクロースです。
サンタクロースは良い子に願い通りのプレゼントをくれます。
622 :
日本@名無史さん:2005/06/17(金) 01:25:42
アッラーは阿羅
モスクは阿羅耶識
サンタクロースが「まれびと」なわけだ。
キリストは結婚式専門の神。
>>622 おもろい。
624 :
日本@名無史さん:2005/06/18(土) 09:44:28
日本ではラマダンとはダイエットすること。
625 :
日本@名無史さん:2005/06/18(土) 10:46:13
昔話か、落語の小咄で聞いたことがある話で
坊主と小僧が歩いていて、小僧がおしっこをしたくなり、
草むらで立ち小便しようとしたら、
坊主が、「草の神様がいるからだめ」と言って止める。
橋の上から川でしようとしたら
「川の神様がいるからだめ」
しばらくして小僧は、坊主の頭めがけておしっこをした。
坊主に怒られて理由を聞かれると、小僧は
「和尚様の頭には髪(神)がないから」と言った。
この話も神仏習合の影響かな。
またこの話ができた年代にも興味がある。
いいこと思いついた
お前俺のケツの中でションベンしろ
、、、、、
いや、なんでもない
627 :
日本@名無史さん:2005/06/22(水) 00:25:03
神仏習合は、密教がインドの神々を如来の化身として取り込んだのと同じさ。
それが密教のパワーだよ。
628 :
日本@名無史さん:2005/06/25(土) 22:36:58
確かに神仏習合の時代は長く続いたが、
分離した方がスッキリしていて気持ち良い。
神仏習合に戻すのは反対。
629 :
日本@名無史さん:2005/06/26(日) 15:08:25
ならば、もっと分離するよう運動するべきだな。
未だにかなり多くの人は神仏習合から脱していないから。
630 :
日本@名無史さん:2005/06/26(日) 22:46:45
>>629 ほとんどの人は神仏習合から脱していると思う。
例えば、天照大神の本地が大日如来だと信じている人は、
ほとんどいないと思うよ。少なくとも、オレはそういう人に出会ったことはない。
631 :
日本@名無史さん:2005/06/27(月) 00:41:20
本地仏は知らなくても、神道と仏教の宗教的行事をどちらも普通に受け入れている。
日本人は千年以上もそういう宗教的世界観で生きてきたんだ。その伝統はまだまだ根強いよ。
既出ネタ通り、北野天満宮は、当局が仏教色豊かな歴史を封印しているにも
関らず、お隣の旧神宮寺に、「北野天満宮本地十一面観音」という看板がでか
でかと掛かっているお蔭で、未だに神前で本地仏の真言を唱えている信者さ
んもいらっしゃいますが。
>>630 あほだな。仏壇があって神棚もある家なんてザラ。
ビルの屋上に鳥居や事務所内に神棚があって、社葬は仏式の
会社なんてのもザラ。
これは神社と寺院が同じ場所にあったのと同じこと。
>>630 信じるとかじやねーよ。知らないだけ。
知っても、「へぇー」で終わり。
別に大日如来の前で柏手はうたないw
神社なんて建物ももともと寺院の影響だよ。
それまでは裸で祭壇とか鳥居とかお飾りだけ。
元々自然信仰だったのにそもそも建物の中に入れられるものなんかないw
しょうがねーから鏡なんか入れたんだろw
もっとも仏塔にも仏舎利が入っているわけじゃないけどな。インド辺りでも
かっこうつかないから庶民が古来信仰している神様似せた仏像でも飾ったんだろw
けっこう信仰なんていい加減なものだw
極論すると習合のない宗教なんかない。
「神道」と「仏教」を頭で分類すれば、
別モノってことになるかもしれないが、
参り場所、拝む場所としての寺と神社はあまり区別されていないように感じる。
特に祈祷の盛んな寺とか
636 :
日本@名無史さん:2005/06/27(月) 22:27:54
637 :
日本@名無史さん:2005/06/27(月) 22:37:09
神仏習合が日本を救うw
638 :
日本@名無史さん:2005/06/27(月) 23:41:09
大多数の現代の日本人にとって、神前で僧侶がお経をあげている様子は奇異に映ると思う。
鳥居の前で五体投地
>>636 概念に拘泥する馬鹿者の屁理屈だな。
そういうものを神仏習合の名残と言う。
実態が理論に先行していたのだよ。
毎年神社に参拝して葬儀は仏式と言う天皇家を始め日本の習慣は
そういった歴史的背景からくるものだ。
歴史が実態を形成し理論はその後追いをするものだ。
神宮寺など奈良時代からある。神仏の習合の理論なんぞ平安期以降に
始まったものだ。馬鹿ほど概念に拘泥し歴史的実体を忘却する。
宗教の習合なんぞは殆ど全て実態が先行している。
理由は簡単で、先行している信仰に迎合したほうが布教に有利だからだ。
人間の精神なんぞは保守的なものだ。
641 :
日本@名無史さん:2005/06/28(火) 23:14:27
牛頭天王=素戔鳴尊なの?
家の近くに「天王さま」って呼ばれてるのにスサノオ尊祭ってるところが・・・。
八坂神社のHPをどぞ。
643 :
日本@名無史さん:2005/06/29(水) 21:54:15
神仏習合の時代は長かったのは確かだけど、
本地垂迹とか、やっぱデタラメのコジツケだぜ。
今ぐらいが丁度良い。
644 :
日本@名無史さん:2005/06/29(水) 22:09:36
本地垂迹のおかげで、日本の神々が死なずに済んだ面もあるのでは?
645 :
日本@名無史さん:2005/06/29(水) 23:19:03
もしかりに、6世紀に入った世界宗教がキリスト教だったら、
神社の場所は全部、キリスト教会になってたんだろうか。
ヨーロッパでは多神教の祭壇を破却して、
同じ場所に教会を作っていったらしいのだが。
646 :
日本@名無史さん:2005/06/30(木) 23:08:40
仏教をフワッと受け止めた知恵を持つわが民族は、キリスト教だろうと何だろうと、
フワッと受け止めて、キン×マまでは奪われない知恵を持っているから大丈夫だよ。
647 :
日本@名無史さん:2005/06/30(木) 23:28:52
>>934 さすがにそれは捏造だね。
神明造りなんて仏教以前の建物とほぼ同じだし。
>>647 アンカーは
>>634だと言う前提で話すと、
伊勢神宮の神明造りのことなら5世紀末-6世紀中頃
建立と言われているが、その頃以降から恒久的な社殿は
つくられ始める。特に飛鳥奈良時代ね。
これは仏教の伝来以降と言うことで寺院建築に触発されて
社殿が増えたと言うのは定説だよ。
建築様式の問題ではなく、恒久的な寺社建築の起源の問題。
因みに社殿の多くは20-33年毎に造り替える。法隆寺のように
木造寺院としては残らない。恒久的な建築物をつくると言う習慣が
なかったんだろうな。木造と言う材料の限界がそうしたのかもしれないが、
それよりも日本人には古来永遠なるものに対する猜疑心があったのではないかとさえ思う。
だから刹那を味わうのが上手いのか。或いは常に新しいものが好きなのか?
道理で車検があるとは言え、自動車もきれいに使うわけだw
余談だが、旧借地借家法の更新期間は木造は20年、堅固な建築物は30年、
さて偶然か?
649 :
日本@名無史さん:2005/07/01(金) 22:00:10
我が国では、『常若(とこわか)』といって、若く新しいことを愛でる。
『わび』『さび』という感覚も現れたが、『常若』の方が強い。
なんやかんや言いながらも、
ローマの歴史的建造物を見ると、
2000年の時を経ながらもなお堂々と普遍の輝きを放つ
堅牢な石造りの構造物を目の当たりにすると、
感嘆のため息が出るのも事実なんだよな
ローマ帝国には、かつての栄枯盛衰を物語る豊富な資料が存在するのに対して、
それよりも年代的に遅れて発展した邪馬台国の実態を物語る資料は
魏志倭人伝の漠然とした記述のみ。真実は霧の中
651 :
日本@名無史さん:2005/07/03(日) 21:11:43
我が国では大理石が豊富に採れないからローマのようにはならないよ。
仏教の偶像崇拝のお陰で、仏像彫刻は多く作られた。キリスト教も偶像崇拝が盛んだね。
神道は極一部の例外を除いて偶像を持たないから、その点でも歴史遺産が少ない。
652 :
日本@名無史さん:2005/07/03(日) 21:21:47
当時の寺院は今で言えばハイテク超高層ビルで、
神社は小屋だった。
それで、神社も負けまいと社殿を立派にし始めた。
653 :
日本@名無史さん:2005/07/03(日) 23:00:17
うちの方では、真言宗の住職が、檀家をまわって神棚にお経を唱えるぞ。
今でも、神仏習合のままだぜ。
654 :
日本@名無史さん:2005/07/04(月) 13:24:05
真言宗ぶざん派ですか?
655 :
日本@名無史さん:2005/07/04(月) 14:00:52
うちのほうは葬式では、神棚に白い半紙を張ります。
逆の意味で関連してるってことなのかな
656 :
日本@名無史さん:2005/07/04(月) 19:47:16
お寺も神社も区別の出来ない若い世代が増えいるから
いっそ、神仏習合したほうがよいかもしれない。
旧に復す。これでいいだろう。
>>653 本地も説いて頂ければ、なおよし。般若経典ですか?
>>655 50日間行われているのですか。割とよくあると思いますよ。
結婚式=神社
葬式=寺院
生き方=新興宗教,自己啓発セミナー
659 :
日本@名無史さん:2005/07/04(月) 23:35:17
>>654>>657 653ですが、スマソ、詳しいことは分からんです。
今度、田舎に帰ったら聞いときます。
だけど、親も詳しいことは分からんかもしれんです。
という訳で、さっきネットをくぐってみたら、真言宗豊山派のページにでていた
「おつとめ」の中身が、何となく、聞いたことがあるようなシリーズだった感じがしたから、
多分、この派なんじゃないかな、と思うよ。
660 :
日本@名無史さん:2005/07/05(火) 13:40:39
>>657 49日の間は、はっときますね
これも神仏習合と関係するのでしょうか
>>659 そこまで要求致しませんが、多分御住職がご存知かと。
なんでしたら、神棚の神様の本地仏も申し上げましょうか(笑)。
>>660 死穢に対して行われたものです。現在でも、葬式に出て30日間、身内のも
のなら49日間はお参り出来ないと言うでしょう。
死や産の穢れは、参拝に差し支えるというので、忌まれたものです。
中世には、葬式に参加したのは基本的に身内だけでした。死穢に触れた状態
で神前に赴くと、祟りを受けると考えられた為。
朝廷の祭事でも、荷前の幣や七夕などを例外として、出席不可能に。
平安中期以降は、儀礼即ち祭事でしたから、事は深刻で、子供が死んだ時に
も、在職中であれば、父親は他所に出て死穢を避けています。
662 :
日本@名無史さん:2005/07/05(火) 22:37:23
穢れの概念の普及には仏教がからんでいるのでは?
663 :
日本@名無史さん:2005/07/07(木) 00:34:22
今でも、天皇は皇族の葬式にも出席しませんね。死穢を避けるためでしょう。
664 :
日本@名無史さん:2005/07/07(木) 00:38:26
家は葬式も神道ですからね。
>664
おれもいろいろ考えたんだが、
それが日本人として一番筋の通った死に様じゃないかと思うよ
死ぬ時だけ仏教形式ってのも、国際的にみても理解しがい日本人の風習
>家は葬式も神道ですからね。
まあ、一般に想像されているものよりも、余程新しいものですが。
>665
神社の行事とされているものも、案外新しいか、かつては社僧や山伏や
陰陽師が担っていたというものが多くありませんか。
現在に継承されている神葬祭は近世の所産。
しかも幕府は神職が願い出ても例外を除いて認可していない。
神葬祭が広く行われるようになったのは、幕末維新期以降。
668 :
日本@名無史さん:2005/07/07(木) 02:30:37
>>648 石造建築物は地震に弱いからね。
日本人は震度5程度の地震は
大抵一生に一度以上は経験するので
地震に弱い建築物の永遠性を信じる気には
とてもならなかったんだろう。
それよりも技術を人を通じて伝承することによる
知識・技術伝承の永遠性のほうに賭けたんだろうな。
特に無文字社会では伝承の威力は強力だ。
>>650 ローマ帝国と比較するのはさすがに無理。
ローマ時代なら、その時代の西欧北部に住んでいた
ゲルマン人の遺跡と比較するのが妥当だろう。
>>651 大理石そのものは結構あるよ>日本
大理石を建築や彫刻に使う習慣が無かっただけ。
極東で石材として尊ばれたのは専ら花崗岩だ。
だが石柱建築というのが日本では広まらなかった。地震のためだろう。
ローマやギリシアなどでも石なのは基礎と柱だけで、
屋根と壁は木造だからね。だから屋根と壁は朽ち果てて残っていない。
>>668 もともとギリシアの神殿建築は柱も屋根も全て木造だったらしいですな。
土壌が石灰質で森林が少なかったせいで、早い時期に木材資源が枯渇した
せいでより入手が容易で加工に適した石灰岩や大理石に遷移したとか。
バシリカや殆どの教会建築はドーム以外の天井は今でも木製なんだとか。
大理石が多用されたのもアーケードや神殿など目立つところに立てられた
公共建造物でほかは煉瓦や泥や木で立てられてとか。
大理石は酸性に極端に弱いため東アジアでは建材に向かないでしょうな。
90年代の欧州での酸性雨被害は記憶に新しい。日本やモンスーン・アジアでは
檜や杉のような直立性の高い大木化する樹種が豊富なのも原因のような気も。
実際は欧州でも木造建築は民家や貴族や富豪の邸宅では多数見られるのに、
日本での「檜作り」というのと同じ感覚で、「石造り」というのにステータスを
感じると聞いたことが・・・
それはそうと中世の寺社の建材も檜がやはり主だったんでしょうか?
中世の絵巻文書とか見ますと神社も寺院も同系統の作りのように
見えますので、建材も違ってるなどとは思えませんが・・・
檜・杉・松いろいろあるよ。要はその地域で入手しやすい材料ってことで。
>>666-667 この話題になると必ず、神葬祭は
明治期に整えられた比較新しい制度であって、
古いしきたりではないので正統性がないと言わんばかりの意見をよくみかけるが、
安産祈願から始まって、初詣、七五三、成人式、厄払い、長寿のお祝いなどなど、
日本人は産まれてからずっと、人生の節目節目に
神道行事、儀礼に基づいて生きていくのに、
臨終の際に及んで、この時だけ仏教で葬ってもらうという方が多い。
どうして明治の時代に神葬祭や神前結婚の制度が整えられたのか、そこには
明確な意味合いが込められている。
ひとつの筋論ともいうべきか、日本人としての終始一貫した生き様を実現するためにも、
神葬祭は後世に受け継いでいくだけの制度だと信じてる。
新しいから否定するという単純な性質のものではない
その人生の節目節目に行われる神道行事、儀礼が明治期に整備される際、
それまで実質神社を運営していた仏教の儀礼を参考にして組み立てられて
いるから、仏式の葬儀を廃して神葬祭を行うことに日本人としてとか、一貫
した生き様とかいうほどの説得力が無いということでは。
別に人生の儀礼を全て神道行事で一貫させることが日本人としての生き様じゃないし
675 :
日本@名無史さん:2005/07/07(木) 13:31:54
大きな寺でもやってますよ>初詣、七五三
つか近代天皇制と近代神道の裏つながりがイヤだな
嘘つきチョン天孫神出雲・伊勢を廃止すべきでは
677 :
日本@名無史さん:2005/07/07(木) 16:47:19
神仏習合を語るなら、廃仏毀釈も語らないと。
神道にとっては負の歴史だから連中は何も言わん。
仏の顔も三度までだぜ
大体、江戸時代の社家の数なんてたかが知れている。人別帳や吉田家などの古文書を見れば分かる。
今いる神職の先祖をたどれば大概、山伏修験や僧侶が転向した例が多い。
仏教から見れば背教徒だが。
今からでも遅くはない。元に戻んなさい。
家の神は神仏習合神だ、
クサレチョンアマテラスは
一切信仰しとらん
679 :
日本@名無史さん:2005/07/07(木) 18:56:49
信仰という視点で語るならば、
神道であれ、仏教であれ、頭で考えるべき筋のものではない。
日常の生活のなかで内面に問い、
見るにつけ聞くにつけ、知覚するものに謙虚に思いを致し、
楽しい時は笑い、辛いときは泣きもして、
そのなかで自分や世をあらしめるものが神と感得したならば神を信じ、
仏と感得したならば仏に合掌すればいいのだ。
神仏習合は、決して頭の中で形成された思想と片付けられないものだ。
神道家、仏教徒が様々に解釈を加えてきたとはいえ、
現代の我々からは想像も絶するような生活環境の中で
いにしえの人々は、人智人力を超える力に神とも仏とも見、それは分かちがたい存在と映ったのだ。
強制されてでなく、おのづからに受容した信仰である。
>>677 >今いる神職の先祖をたどれば大概、山伏修験や僧侶が転向した例が多い。
吉田、白川、土御門(陰陽師から神道家へ転向)。寛文頃から、主に吉田の
下に就いて転向する例が増えましたが、それでも少数派でしたね。
682 :
日本@名無史さん:2005/07/08(金) 00:09:52
>>672 日本の宗教観念において、神道と仏教は基本的に排他的ではないが
それぞれ得意分野と不得意分野があったんだよ。
神道は死穢観念がある以上、どうしても葬儀を扱うことには抵抗がある。
おかげで浄土教成立後の仏教が基本的に死者儀礼を独占できたわけだが
おかげで仏教には「不祝儀臭」がついてしまい、
冠婚葬祭のうち「冠婚」部分に進出することが困難になってしまった。
この基本的な棲み分けスタイルは中世末には成立していたらしく
さまざまな宗教政策の変遷を経ても基本的には変わっていない。
近代に入って欧州式の結婚式をベースに「神前結婚」が発明されたが
対する「仏前結婚」は全然広まらない。
実は「神葬祭」が広まらないことと「仏前結婚式」が広まらないことは
同じコインの裏表なんだよね。
神葬祭を広めるためには、神道から死穢の観念をある程度以上払拭する必要がある。
ところが、穢観念(裏返した「清浄」の観念)は神道の根幹だから
死穢を無くしてしまったら大変なことになる。
神葬祭は今でもここを糊塗したままなので、先へ進まないんだよ。
神葬祭を挙げておきながら、自宅の神棚を紙で封じるようでは矛盾極まりない。
残念だがこんな庶民感覚のほうがずっと本質を突いている。
>>672 伝統を否定する新興宗教らしいとんちんかんな正当化だな。
一貫性っておめー、神式の結婚式なんかキリスト教式だろうがよ。
黒の西欧の喪服着て葬儀や婚儀に出ていて何が一貫性だよ。
おめーさんは、あれかい、白装束で葬式や婚儀にでも出席しているのか?
やめとけ、お化け屋敷のアルバイトと勘違いされて門前払いされるw
習合なんて今も現在進行形だと思うぞ。
黒の喪服の慣例なんてどう考えてもキリスト教との習合だろうがよ。
新渡戸稲造のおかしな武士道もどうもキリスト教と武士道の融合と言う解釈で
広報しようとした産物らしいぞ。道教のタオの思想が武士階級の終わった後、
近代日本でキリスト教(の騎士道?)と融合されたなんてワケワカメの理解が
妥当らしいよ。
684 :
672:2005/07/08(金) 01:15:18
>>682 正論かつ具体的な事例を挙げてくださり感謝します。
一日本人の理想として、生涯終始一貫した神道儀礼に基づく生き様の実現を、
わたし個人はこれからも続けて行こうと思いますが、
神葬祭がなかなか広まらない理由、障害があることは明白ですね。
>680さんがおっしゃることも正にそのとうりであり、
同じ日本人といえども微妙に異なる解釈やそれぞれ信ずる世界があり、
新たな解釈が生まれては、
再び原点に回帰するといったことがこれからも続いて行くんでしょうが、
日本の文化そして先祖を大切に思う気持ちは、
日本人が未来永劫に共有していくことは変わりはない
685 :
日本@名無史さん:2005/07/08(金) 01:48:36
>>684 一つ聞かせてくれ。で、葬儀や婚儀は何色の服で行くつもりだ?
或いは何色の喪服を参列者に求めるのか?
687 :
おい、一貫性太郎!:2005/07/08(金) 02:22:12
言うことは威勢がいい割には返答に時間がかかる理由は何だ?
白か黒か簡単な答えのはずだがな。
白黒の2者択一だな。
ああそうか気づかれていないだけか、ではもう一度挙げ。
社会的儀礼と言うものは個人の信条ではどうにもならん。
理由は簡単だ、そこには人生の一部はあっても歴史や伝統がないからだ。
信仰を考える場合は先ずもってここいらを十分に斟酌すべし。
極論するとそんな信条は創価学界やアレフ等と大して変わらないと言うことだ。
その覚悟で頑張れよ。
喪服の色も、白(万葉)→黒(平安)→白(禅宗の影響)&黒→黒(近代)と
変革を遂げておりますね・・・。
戦前世代と白い喪服の話をしていたら、その子供が初耳だと驚いたり。
仏教でも、顕密寺院は死穢を避ける傾向にありましたが、近世以降に葬式
のイメージが強まった上、教義にある程度精通する様になった現代人の目
から見れば、欲を否定する教えですから、結婚式向けではない。
「不祝儀臭」の定着は、直接的には近世の影響を受けたものであろうと思い
ますが、おおむね682氏に同意です。
689 :
日本@名無史さん:2005/07/08(金) 13:28:07
日本人なら神仏習合。神仏混乱でもよし。
690 :
日本@名無史さん:2005/07/08(金) 15:15:39
神道の熱烈な信奉者にとっては(社家以外そのほとんどが明治に改宗した人たちだと思いますが)、「神道は日本人の心」と思いたいん出しょうが・・・。
お気持ちは良く分かりますが、現実は必ずしもそう単純じゃない。
「廃仏毀釈」だってワーッて盛り上がってワーッて消えていった。その後、猛烈な勢いで寺が復興する(そうでない寺も多かったが)。
これは仏教を心のより所とした人がたくさんいたからでしょう。
日本では仏教は神道無しには広まらなかったし、神道も仏教無しには発展しなかった。
両者ともお互いを打ち消すのではなく相補関係だと思うのですが。
大体、宗教とは「心の救済、癒し」だとすれば、どっちが先に広まったなんてことは、一般信者には関係ないこと。
神仏習合だと神道としてのアイデンティティーが失われるとか、神道が軽んじられると思うのは要らぬ心配。
あっそ
>>688 庶民はほとんど一貫して白装束だろ。都会や一定の階層だけで語ってもあかんな。
そもそも染色技術とコストの関係から黒染めなんかそうそう庶民は着られないはずだよ。
黒の喪服が一般に普及したのは制服同様殖産興業としての繊維産業育成の結果が大きいが、
やはり洋装からだからキリスト教の影響だね。
>>692 「ハレの衣装」に黒系の用意ぐらい、出来ないとも思えませんが・・・。
そもそも、喪に服する事はともかく、喪服が広まったのは近世以降かもし
れませんが、やはり分らない以上は、「分らない」というべきです。
「庶民はほとんど一貫して白装束だろ」と、確信をもって言えるものが無い
以上は、そうせざるを得ません。
まあ、>688は、分り易い範囲内で示したという事で。
国衙の在庁官人くらいであれば、地方でも黒い喪服を着用していました。
朝鮮では白装束だね
昭和30年代頃までは地方では結婚式で花嫁さんは黒い着物着てたらしいですね。
黒で裾模様がはいったりしてるやつ。で、特に式場ではなく家で式を挙げ披露宴もする。
それが真っ白になったのはかなり現代になってからのようです。
697 :
日本@名無史さん:2005/07/09(土) 21:49:28
白装束は葬式の話
698 :
日本@名無史さん:2005/07/10(日) 00:04:51
お歯黒も日本の伝統だったが、すっかり廃れたな。
これも復活するかな。
>>695 中国でもそう。
>>693>>694 屁理屈だな。宮中や地方官庁での黒と言っても厳密には紫や青に黒味が
かかっていたと言われ、今のような黒ではなかったようだけどね。
また黒で統一されていたわけでもない。褐色や鈍色と言う程度だよ。
よく調べたのか?鈍色とは今で言う灰色のことだよ。褐色は濃紺。
しかもその下にしっかりと白を着ていたのだよ。
一貫してと言い切った理由は喪服の基本は故人と同じものと言うのが慣例だからだよ。
庶民の服は基本的に麻。染め難さからして黒は無理だ。
棺桶の中や切腹時は白装束だろ。白が基本だった頃の名残だよ。武家も袴や裃は白。
トンチンカン先生は平安時代の宮中の唐での流行の導入を習合と勘違いしているようだな。
少なくともそういう論に聞こえるね。いずれにせよ、今の黒の喪服を伝統に見るのは無理がある。
寧ろ白でしょ。白と黒と言いたいわけかな?ではその黒色の実態でも調べてみなよ。
今の技術でさえ麻と木綿の製品の黒のでき具合がどう違うかを比べてみなよ、ポン子ちゃん。
今でも地方では白の喪服は残っているよ。何がわからないだよ、君がわからないだけ。
わからないと言いながら自分では一張羅は想像しちゃうわけかな?w
その発想の方がよほどわからないw少し素直じゃないぞ。
>>696 ほほー、どこの地方のいつからかな?で階層は?
婚礼こそ多様で一元化なんかできないはずだよ。今の服装でもそう。
特に女性だな。喪服よりは遥かに多様性はあったはずだけどね。
大抵は一番いい服を着るのだ。それが白や黒やそれ以外だったりしたのだよ。
明治政府の「欧米化政策」に伴い、次第に日本人の生活様式も、特に都心部を中心に西洋化していきました。
葬儀の時に、西洋では黒を着用するのに倣い、洋装では黒のモーニングなどのフォーマルを着始めた
時代ですが、和装では白喪服を着用していました。しかしその頃は日清・日露と大きな戦争が続いた時代。
戦死した兵士の名前は靖国神社に納められましたが、儀式の際、当時の貴族は白喪服を着て参列しました。
しかし、戦争が激化してくると、度重なる弔いの儀式も毎日のように行われるようになり、どうしても白喪服では
汚れが目立ちます。黒なら汚れが目立たないからという理由と、また西洋のしきたりに倣い、次第に
当時の貴族達は黒の喪服を着用するようになったのです。これをきっかけに喪服は白から黒へと次第に
変化していきました。
そういった状況の中、大正四年の皇室令では宮中参内の喪服として「きものは黒無地紋付、帯は黒の丸帯、
帯留(帯〆)は丸ぐけの白※、帯揚げは白※、足袋は白、はきものは黒草履」と指定されました。
(※戦後、洋装の影響で黒に統一された)しかし宮中に参内(つまり皇居に招待されること)できるのは
ごく限られた人たちです。一般に広まるきっかけになったのは、さらに時代がすすみ、
第二次世界大戦が終結してからになります。当時、喪服専門の貸衣装屋が、
やはり汚れが目立たないからという理由で、喪服を一斉に黒に統一したのを機に「黒の喪服」は
広く世間に行き渡り、現在に至っています。
皇室令で喪服と定められた「黒無地紋付」は、実はそれ以前より礼装のきものとして存在していました。
江戸時代には留袖と並び老婦人の礼装として着用され、その後も礼装着として使われてきました。
その頃の黒紋付は今と違い、下に白い襲(かさね)を重ね着していたものです。
http://www.suzunoki.co.jp/kimono/dictionary/di_montsuki.html
こんなものだろうな。維新後といえども以前の白喪服の慣例がそう簡単に抜けなかったわけだな。
どうしても黒とか言い張りたいアホウは麻や木綿の歴史でも調べてこい。
素材の性質と普及の時期からして黒の浸透はありえないと言うことがわかるはずだ。
きれいな黒に染めるのは難しく、また金がかかる。それが特に難しいのが麻だ。
情報の流通が未熟で支配体制が不完全な時代に今のような慣例が都市から地方に普及する
はずもそもそもないんだよ。維新以後の洋装普及でさえ戦後までかかっている。
戦後でも和服を縫えたババァなんぞは都会にも腐るほどいたわけだよ。
時代の変化より人間の変化は遥かに遅いと言う実態もわからん馬鹿が意外と
日本史板には多いんだな。これもまた維新改革礼讃の悪弊だろうかな。
人間そんなに簡単には変わらんものだ。たかだか外見でさえもな。
>今の黒の喪服を伝統に見るのは無理がある。
いえ、別に「伝統」と主張したい訳ではありませんが。
麻が染色に向かないというのは、仰る通りですが、にび色に染められた喪服
というのは、元々藤衣を染めたもので、これは近代まで庶民の間でも使用さ
れていました(伊勢貞丈は、後に麻に代えたとする)。
故人の衣装や切腹の衣装の色が、どこまで遡れるかという問題もあります。
少なくとも、中世の庶民は生前と同じ服装で葬られましたし、貴族も着せ替
える様になったのが何時かは、今ひとつ分り難い。
中世に棺おけを運んでいる場面では、白系統を着ている様ですが、葬地に着
いてからの作業着と考えた方がいいでしょう。
第一、庶民の大半は、送る方も送られる方も、普段着でした。
切腹刑の確立は、伊勢貞丈も書いている通り「近代」以降の事で、千葉徳爾先生
の研究によれば、明文化されたのは江戸初期で、元禄までには儀礼も定まった様。
>しかもその下にしっかりと白を着ていたのだよ。
存じてはおりましたが、普通喪服と言う場合、「にび色」と表現される事が多く、
遍照も詠んでいた通り、その色の変化が特徴付けられるので、敢えて黒系に目
を向けました。
黒い喪服が、今日でいうところの「黒」でなかったというのは、仰る通り。
とはいえ、中世後期以降の白い喪服がどこまで支持を得たのかも、今ひとつ分
り難く、それが庶民の喪服に影響を与えたと、断定も出来ませんが。
少なくとも、『風俗問状答』を見る限りでは、近世のそれは、全国的に白系で
あった様ですが。やはり、既に申し上げた通り、庶民の間における喪服の成立
自体が、新しいものなのでは。
それが、古代以来の「伝統」の結果かどうかは、判断し難い事ですが。
703 :
日本@名無史さん:2005/07/10(日) 12:36:46
神仏習合の話をしようよ
704 :
日本@名無史さん:2005/07/10(日) 20:03:07
西方でも習合はあるよ。
ギリシャ神話とローマ神話の神々は、大勢同一視されるので有名だけど、
キリスト教とも習合して、
ギリシャ神話のエロス、ローマ神話のキューピッド、キリスト教のエンジェル
この3つも習合して一体化してとらえられることが多い。
705 :
日本@名無史さん:2005/07/10(日) 21:49:07
706 :
日本@名無史さん:2005/07/10(日) 21:50:01
そういえばむかしキリスト教の「デウス」はギリシャ神話の「ゼウス」が語源だと言い張っている痛い香具師がいた。
西欧での天使とクピドとエロスの習合はいわゆるルネサンス時代、
ギリシア文学や古典ラテン語文学の復興運動が定着した16世紀
くらいからでは?
14世紀までの絵画に見られる有翼の天使は神の威令の具現者
としての意識されていたので、中性的で身長も容貌も青年風、
聖書などの記述に基づいて剣やラッパを持っているけど。
クピドは弓矢は持ってるけどさすがに剣は持ってない。
>キリスト教の「デウス」はギリシャ神話の「ゼウス」が語源だと
インド・ヨーロッパ語族で広く語源を共有してるってのが本当のところだけどね。
ラテン語のdeusとかギリシア語のZeus、Theos、ペルシア語のdevなど。
デーモンも一応派生語の一つだったかな? 英語のdeityなんかはラテン語の
deusそのものか。
>>702 しつこいな。中世に一部で使用していたものを広く使用されていた
と考えるはおかしいね。喪服以外の痕跡から考えても
白が尊ばれたと推論する方が妥当だと思うけどね。
黒の推論はどう考えても無理があるよ。流行だろうな。
少なくとも江戸時代以降は白装束で、近代にも続いていたと言う
ことは認めるわけかな?
ならばその黒への変化を近代の西欧の服装にみるのはやはり妥当だろうね。
反論のための反論にしか聞こえないよ、ポン子ちゃん。
>>704 もっと身近にあるよ。
例えば米国のキリスト教右派と言われている連中の聖書解釈はハルマゲドンにおいて
ユダヤ人の3割が改宗して救われると言うおかしな解釈だ。
これは東欧からのユダヤ移民で改宗する信者が多いことからしている解釈。
つまり信者拡大のためだな。
典型はマービンオラスキーと言うユダヤ人でスローガン「思いやりの保守」をブッシュに教えた
張本人。これは彼の著作からとったもの。ロシアからのユダヤ移民だ。
そのせいか、イスラエルのシャロンが国防相の時代に右派民兵によるパレスチナ人虐殺で有名になった
パレスチナのキリスト教右派とも仲がいい。またユダヤ人とも相性は悪くない。
このイスラエルも東欧の移民が増えた移民国家だ。
聖典が重なるとは言え、一種のユダヤ教とキリスト教の習合と見ていいだろうな。
習合なるものに政治性が出てきている事例だな。習合が単に
大人しい文化の熟成であるとは勘違いしない方がいい。色んな側面があるものだ。
習合なんてものは現在も世界中で進行していると思うよ。
信仰はある意味生き物だ。
余談だが、イスラム教徒の復古主義を掲げる過激派がテルアビブの日本人赤軍の自爆テロを学んだ
際にも特攻精神と言うか、カミカゼ信仰と言うか、何らかの日本人の死生観なり
倫理観なりが影響しているように思えて仕方がない。彼等はこの自爆テロをイスラム教により
正当化している。
事実彼等は自爆テロをカミカゼテロとも言う。やられる側の欧米でもそう言う場合がある。
日本ではどういうわけかこの呼称は避けているけどな。遺族への配慮だろうな。
習合は決して綺麗事ばかりでもないかもしれない。
確かイスラム教では自殺は否定されているはずだ。
日本は先進国でも自殺者が3万人と多いらしいが、これには
多分自殺へのタブーがないからだろう。
いや、寧ろ自殺を美化さえしている。自刃等は典型だろうな。
近代では乃木希助が神社に祭られているわけだが、靖国には
自殺者或いはその未遂も合祀されている。
自爆テロを聖戦と美化するのはほぼ間違い無く日本人の死生観の
影響だろうな。中東の人間は日本の近代化を尊敬しまた米軍に
支配されている現状を同胞のように見ているところもある。
また嘗て植民地として苦しみ或いは現在も石油利権を不公平に分配
されているとして欧米を憎む人間もいる。この欧米と戦った日本に
畏敬の念さえ抱く連中もいる。その一つの象徴はカミカゼ特攻隊
だったようだな。そして米軍を戦争末期に恐れさせ原爆投下を決断させた
一つの原因かもしれない。
図らずも日本人が精神主義として不合理なものとして否定し或いは
悲しみや憐れみで見がちだったものだな。
彼等イスラム教徒がそこに見たものは軍神だったのかもしれない。
欧米には悪魔或いは狂人のように見えたのかもしれないな。
習合の最大の原因は政治的必要性だろうが、正しくその好例かもしれない。
これこそ、「わからん」ものだねw
712 :
日本@名無史さん:2005/07/11(月) 13:05:02
神社で祈祷しているお坊さんを見たいものだ
僕の親戚の寺のなかに鳥居と祠がありますよ。
唯仏主義
715 :
日本@名無史さん:2005/07/11(月) 21:52:32
国家神道原理主義は怖い
寺の境内に鳥居とか普通にあるな
逆はない
718 :
日本@名無史さん:2005/07/11(月) 22:39:29
719 :
日本@名無史さん:2005/07/11(月) 23:01:29
720 :
日本@名無史さん:2005/07/11(月) 23:13:41
明治以前は毎年、宮中の元旦から七日間は神道形式
後の七日間は密教で真言院・後七日の御修法。
玉体安穏・国家隆昌・五穀豊穣・万民豊楽を祈願する修法。
721 :
日本@名無史さん:2005/07/11(月) 23:15:19
弁財天を仏教的な存在と見るか、インド伝来の神様と見るか、微妙なところだが、
神社の境内に池がある場合は、普通に弁財天が祀られているよね。
神社の中にある仏教的な存在というべき存在だよね。
722 :
日本@名無史さん:2005/07/11(月) 23:32:17
723 :
日本@名無史さん:2005/07/12(火) 13:50:11
>>722 そういえばあったね。西新井大師は神仏習合だ。
真言系は多いのかな?
724 :
日本@名無史さん:2005/07/12(火) 20:29:07
真言密教と稲荷社は、とても深い関係ですね。
725 :
日本@名無史さん:2005/07/12(火) 22:00:12
祈祷が相通ずるのかな?
黒の喪服といふ習慣の広まるきっかけの事件っていふのが,たしか
明治時代の皇族の葬儀で,参列者に西洋風に黒衣着用を求めたといふことだったはず.
参列者の貴紳淑女たちも,黒の喪服なんかもってない人たちばかりですから
急いで黒い洋服を新調して参列したりしたのでせう.
やはり日本人の死生観はロンドンでも爆発していたようだな。
世界が日本を見る目はそれほど寛大でもなくなるかもしれんな。
728 :
日本@名無史さん:2005/07/13(水) 21:23:15
密教は、インドの神々を大量に取入れて、如来、菩薩、天、明王として抱え込む
ことで、最初から神仏習合的な要素をもっていたね。しかも、例えば、不動明王は
大日如来の化身だとか、本地垂迹説と同じような構造がある。
密教を受け入れることは、日本の神々もそんなような神々の中の一つのグループ
として位置づけることはとても自然な成り行きだった訳だよね。
729 :
日本@名無史さん:2005/07/15(金) 12:54:39
天照は大日如来の化身です
730 :
日本@名無史さん:2005/07/15(金) 22:10:19
とりあえず徳仁親王が即位するときには二条家の当主基敬氏に即位灌頂をやってもらおう
731 :
日本@名無史さん:2005/07/18(月) 21:49:33
いいねぇ、即位灌頂。
是非やってもらえるようにしよう。
732 :
日本@名無史さん:2005/07/19(火) 22:14:52
手の握りのアップがみたい
>>728 つーか、仏教がそもそもバラモン教から生まれた新興宗教みたいなものだからなー。
リグベーダやウパニシャッド哲学なんか仏教観念の起源そのものだよ。
734 :
日本@名無史さん:2005/07/22(金) 13:10:44
キリスト教もアイルランドで妖精を許可してるぞw
735 :
日本@名無史さん:2005/07/24(日) 22:23:21
神と子と聖霊は習合している訳だが。
736 :
日本@名無史さん:2005/07/24(日) 22:25:24
ミソとクソをいっしょにするな
見た目が似ててもまったく別物だ
インドでは仏陀は悪人達を惑わすためのヴィシュヌ神の化身の一つであるように、習合的であるのは
歴史がある程度ある宗教では普通のことではあるよね。
ところで、新興宗教ってどこら辺から言うのかな?
中山教あたりはもはや普通の宗教?
738 :
日本@名無史さん:2005/07/25(月) 12:02:54
そうなると、どんなカルトも時間が経つと…
739 :
日本@名無史さん:2005/07/25(月) 12:04:48
ミソはしょっぱしウンコは苦し〜
740 :
日本@名無史さん:2005/07/25(月) 13:24:59
test
741 :
日本@名無史さん:2005/07/26(火) 21:45:37
普通まではもう少しw
742 :
日本@名無史さん:2005/07/26(火) 22:12:27
スレ違いだったらスマソ;
誰か増田美子著の 「日本喪服史」っていう本持ってる人いない?
レポート書くのに必要なんだ!頼む!!誰か内容教えて!!
『喪服の色の変化と、日本人の死に対する意識の変化』という所を…!(>人<;)
743 :
日本@名無史さん:2005/07/26(火) 22:55:45
744 :
日本@名無史さん:2005/07/26(火) 23:59:24
何処板orスレだったら良い?;
衣服の歴史ってスレなかったっけ?
746 :
日本@名無史さん:2005/07/27(水) 01:15:32
ありがとう、向こうに書いてきた
747 :
日本@名無史さん:2005/07/30(土) 09:21:07
748 :
ぽんきち:2005/07/30(土) 15:41:31
神仏習合の名残が見れるところはありますよ。
高野山なんかは今でも神仏習合ですね。
安芸の宮島の厳島神社なんかも名残を残しています。
有名な海の中の鳥居。真言密教系の両部鳥居です。
ちなみに、両部神道は高野山真言宗系の神道です。
たいぞう界の大日如来を丹生津姫、こんごう界の大日
如来を狩場明神としていたかと思います。
高野山の大門ももともとは鳥居ですし。世界遺産に
なった町石道の途中にも鳥居がありますし。
もっとも分かりやすいのは四国遍路されている人が
かけている袈裟には丹生津姫のご神紋の三つ巴がつ
いていますよ。
探せば結構ありますよ。
749 :
ぽんきち:2005/07/30(土) 16:12:40
地域で違うのでいちがいに言えませんが
私の地元の話を1つ。
空海が高野山にくるまでは、丹生津姫を
祭っている地域でした。そこに空海は
いかにしたらみんなかなよく暮らせるの
かという、仏教と言う名の哲学を持って
きました。そして、仏教と神道?の共存
が始まり、共存すればいずれ融合も生じ
てきました。つまりよい関係です。
ところが、その後仁和寺が真言宗の本山
となり、高野山もその土地も仁和寺の荘園
としてしまいました。仁和寺が悪いわけで
はないのですが、仁和寺は天皇家が代代門
跡をつとめる寺。どうしても政治が絡んで
きてしまいます。だからというわけではな
いのでしょうが、高野山は鎌倉幕府とくみ、
仁和寺より独立。その時丹生都姫を祭る地
域も吸収し支配下にしました。それからは
また新たな神仏習合の形が生まれました。
古くは仏教と神道は共存・融合でき
ていたと思います。それは人々の生活の1
部であったわけです。それを政治的なと言
うか時代の流れで、上下をつけようとか、
区別しようとかという動きのためにややこ
しく考えるようになっただけだと思います。
つまり、その地域がどう受けいれるかだけ
で、神社の中に寺があっても、寺の中に神
社があってもよいわけです。本来仏教はこ
の神様だけを祭りなさいというような宗教
ではありませんから。
750 :
日本@名無史さん:2005/07/30(土) 22:12:32
国学が仏教をとおざけようとしたのはなぜでしょうか?
751 :
日本@名無史さん:2005/07/30(土) 23:00:30
仏教は外来の思想だから。
752 :
日本@名無史さん:2005/08/02(火) 11:54:03
仏教以前に、日本に思想・宗教があったのかと?
無いから必死で古神道なんてものをでっちあげたのです。
754 :
日本@名無史さん:2005/08/02(火) 22:26:08
思想・宗教というのは、世界観のことだしょ。
いつの時代も世界観はあるだろ。
755 :
日本@名無史さん:2005/08/02(火) 23:06:35
仏教以前の倭人の世界観てのはどのようなものだったのでしょうか?
756 :
日本@名無史さん:2005/08/03(水) 12:58:25
アニミズム
757 :
日本@名無史さん:2005/08/03(水) 23:35:20
前に書き込みがあったと思うが、アニミズムじゃないだろ。
神と拠り代は別のものだな。拠り代は只の物で神じゃない。
神は拠り代に降りるだけで、用が済んだら拠り代から出て行く。
どんな物でも拠り代になれる訳じゃない。
>>757 そりゃ後世になって考え出された屁理屈だろ。
759 :
日本@名無史さん:2005/08/05(金) 12:44:28
広い意味でアニミズムでいいと思う
宮中真言院、後七日御修法の復活。正月8〜14日
玉体安穏、皇祚無窮、鎮護国家、五穀豊穣祈願
761 :
日本@名無史さん:2005/08/07(日) 23:17:35
どこをどう見ればアニミズムになるのやら。
まるで違うよ。
山川草木、全てにカミが宿り
人の手により作られた物さえ古くなると九十九神となる。
アニミズムじゃないと言うなら何と言えば良いの?
763 :
日本@名無史さん:2005/08/08(月) 13:16:28
アニミズムを抜け出せたのは仏教伝来のおかげ
抜け出せては無いと思うよ。
仏教伝来後も○○の精が出てくる話はたくさんあるし。
九十九神が出てくるのは中世以降だし。
現代でも古い木を切ると祟りがあるというので、その木を避け道路を造ったみたいな話はあるし
針供養や人形供養などをやってるし。
765 :
日本@名無史さん:2005/08/08(月) 21:10:00
アニミズムってのは、
『事物には霊魂(アニマ)など霊的なものが遍在し、諸現象はその働きによるとする世界観。』
と辞書にかいてあるぞ。
日本の世界観は、これとは違うな。
山川草木、全てに神が宿ることはないよ。巨大な山や木は依り代となって神が降りる
ことはあるけど、普通の物は特になにもないよ。
『人の手により作られた物さえ古くなると九十九神となる。』
というのも、新しいときは只の物であって、アニマはないということだよな。
766 :
日本@名無史さん:2005/08/08(月) 21:15:30
日本では、
巨大なもの、非常に古いもの、何もないところに一つだけポツンとあるもの、
そういう目立つ感じのものに神が宿るという感じだよね。
767 :
日本@名無史さん:2005/08/08(月) 23:07:09
>『事物には霊魂(アニマ)など霊的なものが遍在し、諸現象はその働きによるとする世界観。』
もろに日本的な世界観だな。
>日本の世界観は、これとは違うな。
山川草木、全てに神が宿ることはないよ。巨大な山や木は依り代となって神が降りることはあるけど、普通の物は特になにもないよ。
たんなるお前の思いこみ。
霊、魂、神、精、呼び方は何でも良いが山、川、海、地面、岩、風、雷などの自然物や植物、動物など
全ての物にそう言った物が宿っているとされてきた。
だからこそ禍を避け益があるように
風神、雷神、山の神、地神、薮神、岬神、
狼、熊、蛇、イナゴやネズミなど様々な物が祭り上げられてきた。
>新しいときは只の物であって、アニマはないということだよな。
九十九神が成立する以前にも油瓶、銅の精など器物の精は珍しいものではない。
また鍬、鎌、杵、臼など日用品が神格化されている例も多い。
屋敷神もここに入れてもいいかもしれない。
ただ、○○の精といった人格的存在として出て来る説話は大陸産の話の翻
案である場合が多い様で、古くは霊威としての祟りを示す様な、非人格的
な祟り自体が存在というべき存在であった気がします。
中世の事例も、やはり巨木なり大きな鹿なりに限られていた様な。
なお、古代の神も存在の表明はやはり祟りによって得られていたもので、中
世になると祟りではなく罰によって存在する様になる、といいます。
話題は変わりますが。せめて、即位時の智拳印ぐらいは復活して頂きたい。
>油瓶、銅の精など器物の精は
『今昔物語集』の例ですか。油瓶は鬼の変化したものと認識されていました
し、銅鼓の例は、ほとんど孤立したもので、中世後期まで器物霊の話は出
て来ません。樹霊などの説話もそうですが、中国の志怪小説の影響を認め
た方がいいかもしれません。
この辺りの歴史的経緯について論じたものといえば、田中貴子先生の御本
ぐらいしか、思いつきませんが。
>また鍬、鎌、杵、臼など日用品が神格化されている例も多い。
出来れば具体例も出して頂きたいところですが、その場合も崇敬される事
はあっても、人格的存在としては出ていなかった様に思います。
「霊」として自立的に行動したものよりも、「祟り」という形で霊威を示した
方が、より古い信仰を反映したものかと。
770 :
日本@名無史さん:2005/08/09(火) 13:24:22
>即位時の智拳印ぐらいは復活して頂きたい
賛成です。しかもテレビ中継して欲しい。
771 :
日本@名無史さん:2005/08/09(火) 13:34:43
日本のは日本型アニミズムとでも言うべきかな?
>智拳印
ま、一番お手軽な事で、お金もかかりませんし。
>アニミズム
この言葉自体、対象とされる文化が多様過ぎて、厳密性に欠けるという事で、
現在ではあまり使用されていなかった筈。>文化人類学
特定の言葉でくくる前に、各国・地域の実態を述べるのがよさそうです。
「霊」と一口に言っても、その現れ方は様々ですしね。
「カミ」=「god」説否定というのも、注目する対象を日本に限定しなければ、
有用な考え方だと思います。
773 :
日本@名無史さん:2005/08/14(日) 11:24:05
神=上=紙=髪=噛み
狼=大神=大噛み
774 :
日本@名無史さん:2005/08/25(木) 23:37:04
現在の仏教は新興宗教ですし、元々、日本の仏教は神道を仏教を使い体系化したものに過ぎないので意味が無い。
キリスト教のが上だし、キリスト教と習合なら分かるのですが、
真宗みたいに近代に成り思想が変化したと言うか、神仏分離後の新興宗教の仏教と習合しても意味が無い。
776 :
日本@名無史さん:2005/08/26(金) 22:52:19
上代といってみても、せいぜい記紀の時代のことでしょ。
割合最近の時代だよね。日本語はもっともっと古いでしょ。
777 :
186:2005/08/26(金) 23:08:45
なぜ「女は血を流すから不浄」という考えが生まれたのだろう。
778 :
日本@名無史さん:2005/08/27(土) 23:45:21
生理中は、生理痛もあるし、昔はタンポンもなかったから、不浄ということにして、
女性に休息を与えていたのだろう。生活の知恵だな。
779 :
日本@名無史さん:2005/08/30(火) 21:47:14
神仏のご加護がありますように。アーメン。
780 :
日本@名無史さん:2005/08/31(水) 13:36:35
血の道ともいっていた
布はあっただろう
781 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:29:59
布があったというのは、いつごろからかな?
比較的最近のことだよね。
それに、布があっても、タンポンのような訳にはいかないから、
不浄ということにせざるをえないんじゃないかな。
人間は毎月発情する珍しい動物だから、仕方ないよ。
782 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:39:52
月経時の手当てとしては,古くは草や木の皮をたたいて柔らかくしたもの
や,海綿のように吸収力のあるものをあてたり,挿入したりしていた。
エジプトでは柔らかいパピルスを巻いたタンポン,古代ローマの女性は布きれ
を使っていた。近代にいたるまでどの国の女性もぼろ布や木綿のおむつを洗っては使っていた。
日本でも古代ではコウゾ,ミツマタなどの若葉を陰干しにして繊維状にし,
丸めてナプキンとして使っていた。中世にはさらした布や綿,ぬか袋を
用い,戦乱のときにはそれらをタンポン式にしていた。江戸時代に紙が
実用化すると,布や粗悪な紙が丁字帯(細長い布の一端にひもをつけ,
前で結んでもう一方の端をはさんで用いる)とともに使われた。遊廓で
は紙に赤い絹を巻いたタンポンを用い,それらは赤団子,赤玉などと呼ばれていた。
明治の中ごろには脱脂綿が普及し,日清戦争のときには従軍看護婦を中心
として使われるようになった。
783 :
日本@名無史さん:2005/09/18(日) 22:48:29
今日は旧暦の8月15日、中秋の名月。
めでたい。団子を食って、酒を飲む。
>>769 人格的存在は神が前提の場合だろ。
霊魂の場合違うと思うよ。
また祟りの前提は神仏や霊魂の存在だよな。
区別する意味ないと思うよ。
>>757と似たような理屈だな。
主観と客体の区別みたいな理屈はあまり意味ないよ。
アニミズムの言うアニマとはギリシャ語でプシュケー、アリストテレスは
全てのものにプシュケーが存在すると動物学で考えたわけだよ。
さらに人間と動物とそして植物さえ区別はない。
人格的存在と言うよりも生命の源みたいな考えだよ。
祟りや霊魂と言うより生命の源としてアニマと観念したわけだよ。
>>767はもともと要は命あるものを粗末に扱うと罰が当る、と言うどこにでもある考えからだろ。
それが道具等を大切にすることに援用されたわけだろうな。
日本で道具が古くなると神が宿るみたいな発想もそんな考えからだろ。
アニミズムと言っていいと思うね。アニマとはそもそも空気や呼吸、
サンスクリット語では呼吸から個体や個の本質みたいな意味だな。
アートマンだよ。アトムの語源だな。アートマンと言う場合もやはりより抽象的な
個体の本質や生命の源みたいな意味だよ。
どれもかなり抽象的な多義語だよ。
漏れは個の本質或いは個体の源と解釈しているけどね。
人格どころか生命にさえ限らない。
日本人が自然や事物に見ているものも哲学的理論的に整理
されていなかっただけで似たようなものだと思うよ。
生きるための自然環境や食糧としての生命、或いは有用な道具等
を大切にして生きると言う教訓みたいなもんだろうな。
表象や哲学的な緻密さは違うが本質は似ているよ。
>>777 古くは日本にも中国にも女は不浄という発想はなかった。
月経を穢れをするのはインドからきた思想。
786 :
日本@名無史さん:2005/09/24(土) 20:04:11
魏志にあるように、古代の倭国は男女平等社会だな。
むしろ、女性の神秘性を重んじた感じ。
787 :
日本@名無史さん:2005/09/25(日) 01:37:41
密教系意以外も神仏習合ってあるの?どうよ?
788 :
日本@名無史さん:2005/09/25(日) 23:23:54
789 :
日本@名無史さん:2005/09/25(日) 23:25:54
こんな良すれ出来てたなんて
2ちゃんも棄てたもんじゃないな
権現復活万歳
法華の神社というのもあります。増上寺が、神仏分離に反しているとして、
戦前に放火未遂を起したDQNもいました。
791 :
日本@名無史さん:2005/09/26(月) 22:58:10
雑司ヶ谷鬼子母神
で今日の靖国判決どうよ
794 :
日本@名無史さん:2005/10/03(月) 11:45:21
>>793 小泉家は代々、成田山の信徒で総理も地元の信徒団体の顧問(代表は総理の親戚)を務めている。
ソースは神奈川新聞。けど、それで批判されたことなんて今までないよな。
靖国がダメなら成田山もダメなはずなのにね。
796 :
日本@名無史さん:2005/10/05(水) 22:47:24
成田山新勝寺には、天満宮があるぞ。
797 :
日本@名無史さん:2005/10/05(水) 22:54:01
靖国神社はまともな宗教団体じゃないからね。
過去の過ちへの反省のなさではオウム真理教にきわめて近い。
いまだに戊辰戦争から大東亜戦争にいたるまでの日本の侵略戦争を賛美し続けている。
普通の宗教団体とは同列に論じられない。
798 :
日本@名無史さん:2005/10/05(水) 23:19:21
799 :
日本@名無史さん:2005/10/12(水) 00:11:54
>>797 スレ違いの釣りとしりつつ。
十字軍の侵略、スペイン・ポルトガル両国による世界侵略、キリスト教国による
アメリカ大陸の侵略、キリスト教国による世界の植民地支配、・・・・
こういうことに対するカトリック教会の姿勢の足元にも及ばないから、
同列には論じられないな。
普通の宗教団体ってどんな団体かな。
800 :
日本@名無史さん:2005/10/12(水) 02:02:51
祝! 800get
☆ ∵∴∴☆※☆∴∵∴ ./
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靖国をキリスト教にたとえるなら統一教会だな。
802 :
日本@名無史さん:2005/10/12(水) 04:40:45
靖国が戦争を否定しちゃ兵士たちの顔が立たんだろ。
戦争の否定と兵士達への否定はまた別では?
804 :
日本@名無史さん:2005/10/19(水) 23:07:50
>>799 前のローマ法王は「十字軍とかはあかんかったね」ぐらいの声明をだしてるけどな(w
しかし、正直な話、総理大臣が参拝したぐらいで大騒ぎするほどのところなのか、靖国って?
天皇家に見捨てられた段階で、全ての意味や価値を失った単なる遺跡だよ、あそこは。
8月15日に参拝しろっていう似非保守が理解できない。
先の大戦のための施設ではない靖国に玉音放送の日を特別扱いして参拝するってことはその他の「功労者」たちへの軽視じゃないのか?
ま、伝統主義者にとっては「なんちゃって神道」って程度なんだろうけど。
806 :
日本@名無史さん:2005/10/21(金) 00:02:49
既出とは思うが、何といっても、川越の薬師神社が最強。
なんせ、ご祭神が薬師如来という神社だもんね。
神仏習合万歳。
807 :
日本@名無史さん:2005/10/22(土) 00:44:13
本地垂迹説は、単なる「説」だな。
ということは、真偽のほどは不明ということだな。
意味ないじゃん。
808 :
日本@名無史さん:2005/10/22(土) 01:33:46
それを言い出したらすべての宗教は「真偽のほどは不明」だろ。
キリストが復活したのもムハンマドが啓示を受けたのも「真偽のほどは不明」。
少なくとも、現行の「神道」と比較して、遥かに大きく多用な影響を日本の
歴史と文化に与えた事、その破壊が不幸な愚挙であったのは事実かと。
> 本地垂迹説は、単なる「説」だな。
> 真偽のほどは不明
もしかして・・・「本地垂迹説」を
「現代の歴史学上で仮定された用語としての「本地垂迹「仮説」」
などと誤解していないか?
811 :
日本@名無史さん:2005/10/22(土) 18:47:32
>>810 そういうわけではないが、それにしても「説」というからには、当時としても
断言しているわけでもなかろうよ。
812 :
日本@名無史さん:2005/10/22(土) 20:32:22
「本地垂迹説」というのは近代以降に使用された学術用語だろう
平安時代の当時からそう呼んでいたわけではあるまい
813 :
日本@名無史さん:2005/10/22(土) 21:30:55
中世では天照は大日如来の垂迹
仏が守るから日本は神国
そう信じてたようだよ、天皇も貴族も僧侶も武家も
仏像の影響から神像がきたからだろ。
神道の理論なんて仏教の影響ありまくりなんだからさ。
815 :
日本@名無史さん:2005/10/23(日) 14:05:37
神道がもっとも影響を受けた宗教は仏教ではなくて道教ですね。
816 :
日本@名無史さん:2005/10/23(日) 14:24:54
>>813 そして黒船以降仏に日本を守る力はなくなったと。
黒船以降というより、廃仏毀釈以降かな。
あれだけ寺院を壊したうえで、守ってくれというのも都合良すぎというもの。
京都じゃ、お地蔵さんの石像を小学校の便所の踏み台にしたぐらいだし。
で、神社統合令で伝統の神々からすらも見放されたと(w
818 :
日本@名無史さん:2005/10/24(月) 07:31:04
坊主は穀潰し
819 :
日本@名無史さん:2005/10/24(月) 12:45:33
多くの神社には近くに寺がある
寺側のパンフを読むと、神社をしたがえていたことになっているが、
神社側は知らん顔している
中世以降の恩を忘れたのか?
>>815 残念、道教なんて単なる民間信仰。理論なんてものはもともとない。
>>817 で、いざ鎌倉となると法華経徒に頼る醜態、と。
選挙も戦も日蓮宗に頼るのが好きらしいねww
821 :
日本@名無史さん:2005/10/25(火) 11:32:52
真言宗の寺は多いなぁ
822 :
日本@名無史さん:2005/10/26(水) 11:17:18
>>820 >で、いざ鎌倉となると法華経徒に頼る醜態
元寇の時は、まったく相手にされないどころか流刑に処されてますけど…。
>>821 両部神道が近世まで盛んに信仰されていましたからね。
823 :
日本@名無史さん:2005/10/26(水) 12:16:21
>>822 特に豊山派が多い気がするけど、
それも両部神道のせいですか?
824 :
日本@名無史さん:2005/10/28(金) 08:59:23
真言宗豊山派は多いわな
825 :
日本@名無史さん:2005/11/06(日) 21:40:32
徳仁親王ご即位のおりには是非とも即位灌頂の復活を!
826 :
日本@名無史さん:2005/11/13(日) 00:34:13
神様、仏様、神仏習合が復活して本当の日本に戻れますように、アーメン。
827 :
日本@名無史さん:2005/11/27(日) 05:50:36
ほんと日本のウヨは都合のいいときばっか伝統伝統って
やはく明治以前の本来の伝統に回帰せよ
828 :
日本@名無史さん:2005/11/28(月) 22:07:24
示談屋の西村を神と崇めているような連中に何を言っても無駄。
829 :
日本@名無史さん:2005/12/02(金) 12:50:35
830 :
日本@名無史さん:2005/12/05(月) 22:04:02
何でも長くやってると伝統になる。
伝統はいつでも変えられる。
変えれば変えたときから新しい伝統が始まる。
という訳で、伝統には特別意味はない。
しかし、2ちゃんねるの「ウヨ」系の方々や、神社本庁は「伝統」と口にす
るのがお好きな様ですが。
それに、中身も無いのが問題です。>明治以降の「神道」
832 :
日本@名無史さん:2005/12/07(水) 00:01:02
まあよいではないか。
今からでも変えればよいこと。
変えれば変えたときから新しい伝統が始まる。
さあ、みんなで変えよう。
本当の日本へ戻ろう。
神社でお経をあげよう。
寺でカシワデを打とう。
むしろ神社を全部潰すべし。寺だけで十分。
神道なんて未開民族の宗教を今も残してるのがおかしい。
834 :
日本@名無史さん:2005/12/11(日) 23:22:24
観自在菩薩、祓へ給ひ清め給へとまをすことを、
舎利子天つ神國つ神やほよろづの神たちともに、
聞こしめせとまをす、そわか。
>>830 ほんとそのとおりだな。
おれは明治以降の整備された神道が好きだから、
このまま続けていけば
いずれ重みのある伝統になるな
『法華経』寿量品の破地獄の文が、天皇即位の際に関白ないしは伊勢の神主
から(!)、奉げられたという話、どなたか一次史料をご存知ありませんか。
837 :
日本@名無史さん:2005/12/16(金) 22:04:07
浅草寺の本堂でカシワデを打つヤツは結構多い。
838 :
日本@名無史さん:2005/12/23(金) 10:42:23
>>835 重みのある伝統になるには、1000年は頑張らなきゃな。
839 :
日本@名無史さん:2005/12/23(金) 10:46:43
>>836 それは即位カンジョウの関連か?たしか一条家?
記憶がおぼろ
>>837 神仏習合のもとでは、寺で拍手を打つのは当たり前だった。
寺では拍手を打たないというのは、
日本では明治からの新制度だな。
「明治以後の神道」と同時。
明治初期には、お祓いとか神暦とか、
いろいろな神社系の風習が禁止されたからなあ...
それらのうちかなりのものが、ある程度とはいえ、復活してるわけだが。
841 :
日本@名無史さん:2005/12/26(月) 21:35:00
明治以降の神道が日本の伝統だとシンソコ信じているお年寄りが多い。
早く元に戻さないと手遅れになるぞ。
842 :
日本@名無史さん:2005/12/26(月) 21:44:25
愛子様と秋篠宮んとこのマコカコ様を尼門跡にして
竹田氏を天皇に迎えようぜ
843 :
日本@名無史さん:2005/12/26(月) 21:55:16
こんな原始的な神話しかないものを
宗教として信じてるなんて世界でも頭の固いウヨとじじばばのみ
844 :
日本@名無史さん:2005/12/26(月) 22:41:06
>>836 興味深いですねえ!
山野さんはどこで情報を得られたのですか?
>>844 お粗末な話でして、岩波文庫本の『法華経』の注にあった説です。
最近記憶力が減退した様で、大江匡房が智拳印云々について語った記事がど
こにあったかも曖昧に(論文のコピーを探せば分かる筈ですが)。
まあ、山野は○太子だからな。
明太子
>>841 >明治以降の神道が日本の伝統だとシンソコ信じているお年寄りが多い。
それより、日本の信仰は神道だけでいいと、新興宗教を伝統扱いしてありが
たがっている自称愛国者達の方が問題かと。
小林よしのり氏(今では信奉者もまずおりますまいが)の「神道」特集でも、
仏教色の思想はスルーする様ですね。
実際に古代からまるで変化せずに伝来している訳が無い。
849 :
日本@名無史さん:2005/12/28(水) 01:22:04
>>845山野さま
レスありがとうございます。
群書類従7後三条院御即位記ですよ!
岩波法華経はどこでそのネタをお仕入れになったのか興味深いですねぇ。うーむ
>>849 具体的にどうも。神奈川県津久井郡藤野町野川というところに、軍刀利神社
という神社があるそうです。武神だそうですが、おそらく今では祭神は記紀
のものに代えられているでしょうね。
戦時中の思い出話を読んでいて知ったものですが、他に南無八幡大菩薩と祈
って助かったという話もありました。軍記の影響でしょうか。
>>848 山野野衾氏ともあろうお方にこんなことは言うまでもないんだろうけど、
もともとの本居系国学というのは、日本の文化史・宗教史において
外来要素と在来要素を腑分けして見通しをたてようというもので、
腑分け後の在来要素の射程と実践上の限界もよく分かっていたものだから
それほど敵視すべきものでもないと思うけどね。
本当に深刻なのは、国粋主義を力説する香具師の中でも
水戸学系などの、国学のニセ面を被った儒教(朱子学)思想のほう。
国粋主義と称して儒教のそれも最低最悪のドグマを喧伝しているのだから性質が悪い。
明治神道なるものの最悪の部分の内実は朱子学そのものなので
これだけは何とかしないといけないけどね。
明治神道は日本近代化の原動力の一つだから全否定するつもりはないけど、
朱子学が乗っ取った一部分だけは日本社会そのものにとって非常に危険な異物だ。
廃仏毀釈は、東アジア史的に見れば朝鮮(李朝)の廃仏と非常に近い性質を持つ。
あのようなファビョン的な廃仏運動はそもそも日本の思想的伝統とは似ても似つかない。
852 :
日本@名無史さん:2005/12/28(水) 15:49:22
山野さま、皆さま、
伊勢と春日との二神約諾、もしくはそれに八幡を加えた三神約諾に関するのでしょうか?
詳しくお聞かせください!
>>851 惜しい。
最後の一行さえなければ良レスだったのに。
854 :
日本@名無史さん:2005/12/28(水) 16:14:57
伊勢春日二神約諾の根拠は書紀にあるのを知っているが、三神もしくは春日八幡二神の約諾根拠はどこにあるんだ?
>851
良レスです。ただ、本居を敵視するつもりはありませんでしたが、これまで
のレスからその様に見えてしまったのであれば、申し訳ない事です。
(少なくとも、平田嫌いは目に見えていたでしょうからね)
それと、最後の一行はまあ無くてもご高説は通用したかと。
>外来要素と在来要素を腑分けして
言うまでもありませんが、文化と時間は分割出来ない、と思っております。
・・・いえ、個人的心境を明らかにしておいた方がよさそうですから。
>水戸学系などの
軍部嫌いの永井荷風が、戦前に「江戸時代までの精神を司っていたものは、
時には仏教であり、儒教であった」と言い、それでは今の時代の罪は奈辺
にあるかと、暗に国家神道を批判していましたが、こうも述べています。
・今日日の暗殺好きは幕末の様であり、その背景は水戸史学の残滓がに影
響されているものであるが、国粋と言う割に根底には儒教がある(が、そ
れに気付いていないらしい)。
増上寺を神仏混交だと放火したり、アホな連中だ。
・大体、我が国の文化が盛んであったのは、異国の文化を流入させていた
時代であって、今の時代が文化的に見て不毛であるのもむべなるかな。
うろ覚え交じりで、日乗の一部の概要を述べるとこんな感じでした。
>853
『愚菅抄』で有名な二神約諾はともかく、三神というと、『平家物語』の陣定
の事でしょうか。厳島大明神が平家を庇って追い出されたという。
856 :
日本@名無史さん:2005/12/28(水) 20:32:03
>>855 やはり平家物語にそのくだりありましたよねえ!
いつ頃確立されたのでしょうねぇ、約諾説
二神約諾なら、12世紀になってからの筈です。
『平家物語』では、三神が主導権争いをしていますね。
『古今著聞集』で、北条泰時が武内宿禰とされたのも、冥の世界の因縁によ
って現世の政治が決定されるという、当時の世界観によるもの。
『愚菅抄』の鎌倉=草薙剣同様、輔弼する立場だからこそ政権に近づけたの
だという道理が背景にあって成立した話でしょう。
清盛も良源の化身とされていた訳で、こうした精神的背景を無視していて
は、当時の文学は語れません。
858 :
日本@名無史さん:2005/12/28(水) 23:56:07
>>848 いずれにしても、長い伝統をバサっと捨てて、新興宗教にドップリ染まるということ
自体、恐ろるべく不思議な意識構造だよな。
明治には余程決定的な意識革命があったのか、それとも、わが民族には、そういう癖が
あるのやら。
終戦時にも一部知識人は同じ様な感想を抱いた様ですが、大半は右へならえ
でしたね。日本人を一番特徴付けるのが「皆やっているから」。
喩えは悪いですが、羊の群れが食べられるのにぞろぞろ行く様な。
行き着く先がよければ、強みにもなるでしょうが・・・。
日本人は、右へならえで天皇制を無くし、その後も存在していられるのか。
網野善彦先生は当然「無くても続く」、宮田登先生は「根底に意識が続く」
説でしたが、さてどんなものか。他には、大山誠一先生が後者。
小松左京先生の小説中にあった様に、「感慨も無い様であった」となるやも。
慣れると早いですからね。その結果、豊かな文化が遺されるとは思いません
が、どんどん捨てられる。代わりが拾えるとは限らないとしても。
少なくとも、近世以降の国民性はこう言っていいでしょう。
860 :
日本@名無史さん:2005/12/29(木) 00:17:41
861 :
日本@名無史さん:2005/12/29(木) 00:20:06
山野さん、上記スレの590レスあたりからお読みください
>>855 851です。
思想の全体像をつかむために性質別の腑分けを行うというのは
学問的な営みにとっては普遍的かつ優秀な方法だと思うんですよ。
(Bene docet, qui bene distinguit.分類上手は教え上手)
本居宣長が古代ギリシア以来の西欧哲学とほぼ無縁に
この方法論を編み出したというのは実は驚嘆に値するわけで、
西欧近代学問を当たり前のものとして受容している現代日本人には
逆に理解しがたい面があるんですけどね。
最終行は、今では板違いですが、一応つけくわえますた。
明治神道の内実のある部分が実は日本の伝統とは無関係な朱子学であったため、
東アジア大陸部の香具師にとって「理解できる」ものだったことは
東アジア近代史に深刻な影響を与えていますからね。
明治国家の思想バックボーンに含まれる国粋主義が本居国学だけで成立していたなら
東アジアの近代史は全く別の物になっていたでしょう。
>>858 バサッと捨ててはいないですよ。明治以来の初等教育の長期にわたる「賜物」。
初等教育こそ、水戸・熊本系の朱子学「国粋」主義の牙城でしたからね。
最終的に完全に定着するのは昭和になってからとも言われます。
>>861 ありがとうございました。
>>862 私が申し上げたかったのは、「日本古来の文化」を先天的なものとして、そ
れと「外来の文化」を分ける様なやり方、近年でいうところの「基層文化」を
まず設定する様な手法に疑問があるという事です。
日・唐の分類から見る時点から、日本国内の多文化・多民俗の歴史、異文化と
の交流・変化を見るべき時に来ているのではないかと、このスレ内でとる態度
について、鮮明にしておきたかったのですよ。
「日本文化」というものが前提として存在して来た訳ではなく、各時代と各
地域ごとに文化が混在・変化を続けて来たと申し上げたい訳です。
もっとも、これはあくまでも今日の研究の態度について述べたものであって、
(あくまでも、現在とるべき態度を考えたものです)
宣長の時代について言えば、革新的業績と言うべきでしょうし、各々の由来
を明らかにする点、即ち、
>思想の全体像をつかむために性質別の腑分けを行うというのは
今日から見ても有益でしょう。
その事は、否定出来ません。というより、宣長の研究書は今でも有益です。
単なる古典化していない。要するに、述べたかったのは志向の問題です。
ところで、水戸学などにお詳しい様ですが、大学で専門になさっておいでだ
ったのでしょうか。よろしければ、参考文献をお教え下さい。
それと、宣長を尊敬してらっしゃるのですか。
864 :
日本@名無史さん:2005/12/29(木) 13:44:55
山野さん
>>860-861の誘導先では摂家と法華経の関係性は見いだせますが、
それは、周の穆王の菊慈童の説話の天台即位法でしょうか?
伊勢の神主のほうの根拠はなんでしょうねぇ。
実を言うと、私もこの師走は忙しくて、調べるという程の事はしていないの
です。その内、出て来ると思いますが。
866 :
日本@名無史さん:2005/12/29(木) 21:07:29
その時はぜひお聞かせくださいね!!
さて、今日明日はお寺の鐘きいてから神社へ初詣だ
当然、本地仏の真言を唱えられるのでしょうね。
初詣という習慣自体、全国的になったのは近代からの様ですが。
49日がまだ、葬列参加から30日以内、お産立会いから7日以内なら寺院へ。
お産はともかく、前二者はまだ守っているところがあります。>私もですが
869 :
日本@名無史さん:2006/01/01(日) 00:08:45
平成18年1月1日、明けましておめでたうございます。
みんな初詣にゆきませう。
870 :
日本@名無史さん:2006/01/01(日) 13:34:51
>>127 自民党のいう政教分離って玉串料を国庫から出したいことですか?
871 :
日本@名無史さん:2006/01/05(木) 21:41:31
>>859 レスありがとうございます。
要するに、宗教とか社会制度とかは、日本人が一番重要と考えていることではない、
ということでしょう。そんなものは、本当はどうでも良いのでしょうね。
>要するに、宗教とか社会制度とかは、日本人が一番重要と考えていることではない、
>ということでしょう。そんなものは、本当はどうでも良いのでしょうね。
釣りでなければ、日本宗教史を勉強なさって下さい。
そう見えてしまったのであれば、私のレスも問題ですが。近代以降でも、「どうでも
良い」とまで行きますかね。
正直なところ、本気の反応がこれだと悩みますね。・・・参りました。
変化は早いですが、抵抗や残存や地域や人ごとの差などを、各史料ごとに見
て行く事が大切であろうと思われます。
信仰心とは別に、「宗教」が問題とされる場合は今尚多いですし。
慌てて「釣りでなければ、日本宗教史を勉強なさって下さい」以下、偉そう
な物言いをしてしまいましたが、どうか御寛恕下さい。
山野どのはじめまして。
明王院では暮れにレスをいただいていたようで、
お返しができずに申し訳ありませんでした。
また、院にもお越しください。
仏教をはじめ、いろいろなことに感心のある
オサーンたちが数人たむろしてます。
興味深いお話を是非いろいろお聞かせください。
876 :
日本@名無史さん:2006/01/06(金) 23:08:51
>>874 ご丁寧に、恐れ入ります。
私の表現もちょっと大袈裟に断定口調で、釣りのような印象になってしまって、
慌てさせてしまったのではないかと、反省しています(ニヤリ)。
それはさておき、どうも私の人生経験では、宗教とか社会制度は所詮、儀礼とか、
円満な対人関係を保つために維持しているというのが本当のところのような印象が
あったことから、そのような表現になったものです。すなわち、日本人にとって、
本当に大切なことは、「円満な対人関係」なのではないかと。
聖徳太子憲法が現代まで超時代的に伝来して来たとも思いませんが、16世紀
以降見える特徴としては(或いは17世紀以降)、和・慈悲・正直が代表的な観念
として固定された様ですね。
19世紀までは「面目」もありましたが、こちらは消えた様です。
江戸時代には、毎日の様にこれで刃傷沙汰が起きていたものですが。
朝比奈や義経の地獄破りが成立した時点で、信仰心とは別口の合理性が成立し
ていた様に思います。その反面、「天道」を畏れる精神も存在していた。
両者の並立が、近世以降の日本の発展をもたらしたと思うのですよ。
もっとも、この間のアニメ『ドラえもん』で、のび太が母親から「御天道様が
見ていらっしゃるのよ」と言った時、実況スレでは古臭いという評価が多かっ
たので、後者が崩壊するのではないかと不安ですが。
そうなれば、慈悲・正直も消えて、せいぜい身内意識だけになります。
漠然とした「天」を畏れ、「正直」に生きるぐらいの発想はあると思いますよ。
靖国神社問題で出て来る「慰霊」意識とか、「贖罪」意識というのも根は深い
と思いますが、流石にこれは大問題ですので、止めておきましょう。
ただ、和に限らず無意識の内に守っている大前提は案外多いもので、そう
した畏れの意識を信仰という事も出来る様に思います。
878 :
日本@名無史さん:2006/01/07(土) 01:07:48
「正義」と「円満な人間関係」の間の葛藤は、古今東西人間社会にはつきものでしょう。
「天への畏れ」「正直」「宗教」は大きく分類すれば「正義」に入り、
「世間体」「面目」等は大きく分類すれば「円満な人間関係」の方に入りますね。
さて、この2つのどちらが重いか。
日本人の場合、前者が多少重いような気がしますよ。
>日本人の場合、前者が多少重いような気がしますよ。
その結果、言い出し難くて責任逃れ、問題先送りで破局に・・・ですか。
国内の問題が破裂するか、外圧がかかるまでそれが続く。
分かり易い気もしますが、いささか当たり前過ぎるので、拒否反応が(w
いえ、実際否定する材料もありませんし、真実は単純なものかもしれませんが。
日本以外に似た地域が無いのかというのも気になります。
880 :
日本@名無史さん:2006/01/07(土) 01:23:33
失礼。後者が多少重い、の間違いでしたね。
まあ、以心伝心で趣旨は伝わったようなので(w
しかし、なんというか一回りさせられて「出口は入り口です」と言われた様
な肩透かし感があります。>879の通りであれば
ここで満足する事なく、更に考察していきたい。スレとはずれますが。
882 :
日本@名無史さん:2006/01/07(土) 10:58:51
なせ、「円満な人間関係」を重要視するわが国ですから、
神仏習合がこれからのトレンドだ、というような雰囲気が出てくれば、
一気に神仏習合は復活するでしょう。案外、そういうこともありうると思います。
ただ、昔どおりにはならないでしょうね。
せっかく独立できた神社側が、再び寺の支配下に置かれることは嫌でしょう。
883 :
日本@名無史さん:2006/01/07(土) 12:00:59
経済的には、やはり寺のほうが神社を上まっているのですか?
「正義」と「円満な人間関係」との二元的要素は
思想を論ずるときに似たような概念がしばしば出てきますね。
仏教でいえば、「自利」「利他」、「修証」「本有」、「始覚」「本覚」、
「真如」「生滅」、「法爾」「随縁」などなど。少々意味合いが違うものもありますが。
「天」もしくは「神(一神教の)」に対する畏敬の心ばかりを大切にしてしまうと
社会性を無視してしまうというのはよくあることです。
キリスト教では福音書のマルタとマリアとの話にもあるように、
神に対する信仰を優先するマリアがよしとされことが多いように感じられますが、
それに反して日本では社会性のほうを優先しますね。
日本の神道が哲学や思想を持たず、宗教の原初的形態のまま保持されてきたのは、
このような日本人の精神性と何らかの関係があるのではないでしょうか?
そういえば、「天道」といえば、中国漢代の初め頃に栄えた
黄老道という道家の一派がよく使った神観念であったと記憶してます。
この黄老道が日本に伝わって神道になったと主張する研究もたしかあったような気が。
886 :
日本@名無史さん:2006/01/08(日) 22:42:59
今日、東京の根津神社へ入ってきました。徳川綱吉のキモイリとかで立派な神社です。
根津神社の楼門には、「卍」が何箇所もありましたよ。
887 :
日本@名無史さん:2006/01/08(日) 22:45:14
ナチの影響です
>>884 >日本の神道が哲学や思想を持たず、宗教の原初的形態のまま保持されてきたのは、
いえ、それはどうでしょうか。「原初的形態のまま保持」されていませんよ。
近世には神祇信仰も勢力を拡大する様になりますが、中世には吉田や伊勢も
仏教の価値を否定出来ないまま、本地垂迹説中心で続いていたのであり、神
祇信仰も仏教の一分野でしか無かったと言うべきでは。
独立した「神道」が仏教と並列してきたというイメージが、もう近代のもの
な訳で。神仏習合というのも、対等であった様で、誤解を招き易い。
「神道」と言えば、基本的に神祇以上の意味では無く、近世になってようや
く「仏教」と対峙出来るものと認識されるに至ったのでは。
「哲学や思想」は、古代には無かったものが、中世には加わった。
しかし、それは仏教的世界観の中で神祇を考える哲学・思想であったと。
「宗教の原初的形態のまま」の「神道」というのは、近代の所産でしょう。
記紀よりも中世神話の書が、女神天照よりも雨宝童子や男性神としての天照
が、上代ではなく中古の衣装でイメージされる神々が、中間に存在した現実
であったと思うのですが。
そして、それらが引き剥がされた結果、構築して来た哲学も世界観も失って
しまい、歴史的な断絶を体験したのが今の「神道」だろうと思います。
歴史上の天皇や功臣を「神」として祀り、仏教や道教系の神や土俗の神々を
否定して、中身の無いものが出来上がってしまった。
自然信仰でも無ければ、伝統宗教でも無く、新興宗教と言ってもいい。
>886
元禄時代には、神は根津権現と言われていたそうですね。
三所権現の本地は、十一面観音・薬師如来・阿弥陀如来。
素戔鳴尊、山王権現、八幡大菩薩が祀られていましたが、明治以降は・・・。
神道がユーラシア大陸では古拙期に消滅してしまったような
古いタイプの部族信仰を部分的とは言え遺しているのは事実だと思うけど。
だが、おおよそ
>>888には同意するけどね。
ただ、中世末から近世にかけて日本人の宗教観は
かなり大きな転回を遂げているらしいわけで
今の神仏分離状態はその一つの反映でもあると言える希ガス。
近世以降、「仏様」が阿弥陀仏でも釈迦如来でもなく専ら祖先霊を指すこととなり、
他方、「氏神」が氏(うぢ)という表現とは裏腹に
(皇室以外では)血縁氏族から切断されて専ら地縁に因る「神」となった時、
阿弥陀如来や釈迦如来といった本来の「仏」の居場所が無くなってしまった
おそらくこれが中世的な垂迹説の衰退をもたらした決定的要因だろう。
この傾向はおそらく近世のかなり早い時期から生じていたように思われる。
近世後期には既に中世的な垂迹思想はなく、中世のような絶対権威を失った仏は
神祇とほぼ同列になんとなく混交して祭られていたのが現実ジャマイカ。
もし近世末に垂迹思想が広く生きていたなら、明治廃仏が収まった直後に
直ちにブローバックが起きて神社に本地仏が復活して来たはずだからね。
廃仏や神仏分離も無論アナクロだが、中世的垂迹の復活も無いだろうよ。
なんとなく同列に置かれて再び混交するのが新しい神仏習合ジャマイカ。
>ただ、中世末から近世にかけて日本人の宗教観は
>かなり大きな転回を遂げているらしいわけで
>今の神仏分離状態はその一つの反映でもあると言える希ガス。
後半の理由については検討すべきですが、傾聴に値するご指摘です。
近世、少なくとも18世紀にはそうなっていた。>単純化
祭神が何か、本地が何か構わない状態。
付録:早い話が、感服致しました。
連投失礼。どうも私の場合、中世の立場で物を考えすぎるので、>889氏
の冷静なご指摘には、冷水を(目が覚めるという意味で)浴びせられました。
893 :
日本@名無史さん:2006/01/09(月) 19:19:46
日本のお寺さんでも、中国由来のわが国伝統の雰囲気ではなく、インド風や
インドシナ半島風の建物や仏像を見かけることがあります。
こういうのに、個人的には何となく馴染めない感じを持っています。
やはり、わが国の寺は、あの、神仏習合風な感じがピッタリです。
894 :
日本@名無史さん:2006/01/10(火) 23:12:15
最近では、例えば秘仏とされることが多い歓喜天は、本来のガネーシャとして、
エスニック小物店とかで何気に売られていますね。
交通や情報の自由度が格段に高くなった現代では、千年来の伝統も単なる歴史的
な過程として意識されるだけで、元々の姿が自然なものとして普通に受容れられる時代です。
本地仏等も、仮に明治の神仏分離令がなかったとしても、現代では単なるコジツケ
として意識されていたことでしょう。
そうして、その上で、神様や仏様が同じように霊的な存在として意識される
ようになるのじゃなかろうか、と思います。これが新しい神仏習合じゃなかろうか、と。
895 :
日本@名無史さん:2006/01/11(水) 21:36:00
age
別に境内や仏像の有様なんぞで信心に大きな変化があるとも思えないけどね。
内心に大した変化はないと思うぜ、ポン子ちゃん。
随分唯物的な見方しているね。
所詮は寺社や仏閣なんぞは手段でしかないよ。
そもそも明治神道は神道のような顔した儒教やキリスト教の混ぜモノだな。
1元化しようとして寧ろ多元化してしまっていたのだよ。
日蓮かぶれが今も戦前も元気なのもその結果だと思うよ。
日本では排他的な馬鹿は大抵は失敗するよ。
あまり悲観する必要はねーな。アニメやアングラの世界眺めていると全然
伝統的だよww
そもそも垂迹思想なんぞに日本の信仰の多くが体現されているとも思えないけどな。
もっといい加減だよ、昔からww思想だの理論だのに拘泥してない点にこそ特徴が
あろうと言うものだな。垂迹思想に拘泥するのは靖国に拘泥するのとあまり変わらないな。
所詮はどちらも適当に外来の神様混ぜているだけなんだからなw
897 :
日本@名無史さん:2006/01/15(日) 00:38:39
後七日御修法奉拝してきました
教王護国寺(東寺)でですか。お疲れ様でした。
899 :
だきにてん:2006/01/15(日) 08:45:27
>899
舌の根も乾かぬ内にというのも気がひけますので、今しばらく。
ところで、金剛薬叉明王でもいいのでは。夜叉を薬叉とする表記もある。
思い違いでなければ、問題無かった筈です。
それと、>850の軍刀利神社、検索すると同名のものが出て来ました。
現在、祭神は日本武尊とされていますが、過去がバレバレですね。
>>899 だきにどの、良い勉強になったようで、よかったですね。
新スレとうとう建ててしまったのですね。
陰ながら応援させていただきます。
ちなみに夜叉のサンスクリット名はyaksaで、
漢字による音写では薬叉、夜乞叉などとも表記します。
>>900 山野どの、先日は大変失礼致しました。
せっかく盛り上がってきていたところに、
あんなことになってしまいして…
本当に申し訳なく思っております。
902 :
だきにてん:2006/01/15(日) 18:56:33
>>900山野様
>>901夜叉様
第三者までお間違いになるとお気の毒なので、院スレを訂正してきました
ありがとうございます
折を見ておいおいカムバックなさって下さいね
ここは神仏習合スレなわけですが、後七日御修法も神仏分離のせいで中断し、場所なども違えて(宮中から東寺へ)復活させたわけですね?
廃仏毀釈で失われた事物伝統を考えると悲しくなりますね
903 :
日本@名無史さん:2006/01/15(日) 23:31:30
後七日御修法ですかぁ。いいですねえ。
毎年、今でもやっているんですね。感激です。
小生は、関東に住んでいますので、なかなか良い時期に東寺へ行く機会はないですが、
いつか行ってみたいものです。
>>901 「もと」を消して頂きたいところですが・・・いずれ。
>902
日本の象徴である皇室と仏教の今の位置関係は、隔靴掻痒の感を免れません
ね。仏教文化と日本文化は=に近い形で結ばれて来た訳ですから。
鎖国してなかったら、神仏基習合は確実だったろうに
もったいない
906 :
だきにてん:2006/01/17(火) 12:43:54
山野様のおっしゃる通り「もと」を消して下さると嬉しいです
お願いします
泉涌寺の護持会?の会長?は秋篠宮殿下だそうですね♪
907 :
日本@名無史さん:2006/01/17(火) 14:36:50
キリシタン禁制と寺請制度を復活しなけりゃいかんマジで
908 :
日本@名無史さん:2006/01/17(火) 14:38:04
>>905 神仏基習合が可能なら鎖国はなかったわけだが・・・
>>906 「御寺泉涌寺を護る会」の総裁を務めておいでだそうです。
>908
「隠れキリシタン」はかなり日本化していましたが、ローマと結びついた
宣教師の存在があった以上、あのままにはいかなかったでしょうね。
「大航海時代」以前、陸路でローマとは無関係に伝来していた場合、まだ
脅威とはならずに定着していた気もします。しかし、一神教という要素
は(多神教や仏教が寛容というのもステレオタイプな物言いですが)、や
はり問題を引き起こしたでしょうね。それが変わらないと無理。
現在の存在する元隠れキリシタンの方は、問題は無さそうです。