空海のスレが無いよ

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1日本@名無史さん
無かったので立ててみました
2日本@名無史さん:04/08/08 18:20
食うかい
3日本@名無史さん:04/08/08 19:00
irane
4日本@名無史さん:04/08/08 19:49
空海スレって立ってもすぐ無くなるよな。
もうさんざん語り尽くされたのかな?
5日本@名無史さん:04/08/09 00:23
日本史最大の天才と高校の授業で先生が、
言っていた。ちなみに、最大の秀才は最澄。
6日本@名無史さん:04/08/09 01:40
俺坊主にあんまり詳しくないんだけど
空海とたくあん和尚どっちが偉いの?
7日本@名無史さん :04/08/09 04:51
空海と最澄を同レベルに考えている人はやめてほし
ぜんぜん空海が上
8日本@名無史さん:04/08/09 08:21
天台と真言どちらかにに思い入れが無い人はだいたい最澄の方に好感
持つよね。
空海は天才だけれど、あざといと言う感じがどうしても抜けん。
9日本@名無史さん:04/08/09 08:30
南無大師でございますが 何か?
10日本@名無史さん:04/08/09 08:32
最大の天才はやはり空也だろう
11日本@名無史さん:04/08/17 18:51
空也、ラッシャー板前に似杉
12日本@名無史さん:04/08/17 19:03
ちんこおおおおおおーーーーーーーー
13日本@名無史さん:04/08/17 19:31
>>9
南無大師遍照金剛だよ。
14日本@名無史さん:04/08/17 20:01
大日如来のこと?
15日本@名無史さん:04/08/17 20:42
三筆だっけ?
16日本@名無史さん:04/08/17 21:35
真言立川流って空海スレででていたのを見たことあったけど、
すぐ無くなるのか?
17日本@名無史さん:04/08/17 21:49
うどん空海?

18日本@名無史さん:04/08/20 18:36
空海はアイヌって誰か言ってたな。
19日本@名無史さん:04/08/20 19:50
当時は讃岐国辺りにも多数のアイヌ人が住んでいたらしい。
20日本@名無史さん:04/08/20 20:20
邪腕坊苦海
21日本@名無史さん:04/08/20 20:32
>>19
なわけ無い。
22日本@名無史さん:04/08/21 02:18
>>19
蝦夷ね。いくさで負けた捕虜が住んでいたらしい。
23日本@名無史さん:04/08/21 04:01
空海が蝦夷って話は聞いた事があるが、アイヌなんて聞いた事無いぞw
24日本@名無史さん:04/08/21 04:05
空海が蝦夷の血を引くと言った方がよかったかな。
25日本@名無史さん:04/08/21 05:34
蝦夷ってアイヌと無関係ではないよ
26日本@名無史さん:04/08/21 05:37
アナルセックスを輸入したのも空海
27日本@名無史さん:04/08/21 05:39
ひえー天最
こーや真空
28日本@名無史さん:04/08/21 12:14
>>25
蝦夷≠アイヌ。
29日本@名無史さん:04/08/21 16:22
>>26
だれだ?そんなアホなこと言ってるのは!
30日本@名無史さん:04/08/21 16:40
ネタにマジレスカコワルイ
31大っきらぃな日本史:04/08/21 16:43
空海って、アナルセックスを輸入したんだwすげーww超感動(笑)
32日本@名無史さん:04/08/21 20:21
>>30
自演にマジレスかっこワリイ(ゲラ
33日本@名無史さん:04/08/21 21:56
雲辺寺行ったけど半端じゃなかった
34日本@名無史さん:04/08/21 21:59
>>33
なにが?
35日本@名無史さん:04/08/21 22:02
>>34
なんか坊主の石像がめちゃくちゃ並んでた
毘沙門天も結構でかかったし
あとロープウェイがきもちよかった
36日本@名無史さん:04/08/21 22:03
空海は、史書では火葬にされたとあるが、
高野山の御廟には空海の肉身があるとされ、
今でも衣替えの特別な僧だけが中に入ることを許されているが
彼らは廟の中で見たことを人には決して語ってはならない決まりに
なっている。実際何があるのだろうか?
37日本@名無史さん:04/08/21 22:13
空海は即身仏
38日本@名無史さん:04/08/21 23:07
空海いなけりゃうどんは無かった。
39日本@名無史さん:04/08/22 02:28
>>36
まだ生きてるんだな。すごいや。
4034:04/08/22 04:37
>>35
ああ,五百羅漢さんね
湧き水は飲んだかい?
去年ロープウェイ乗り場前のあずま屋で野宿したが
あそこからの夜景は最高だ。
41日本@名無史さん:04/08/22 06:52
真言で一番偉い人何て言うんだっけ?
天台は座主だよな。
座主でいいの?
42日本@名無史さん:04/08/22 08:02
あじゃり だべ
43日本@名無史さん:04/08/22 08:06
あじゃり って数は結構いるべ。
お山の管長みたいな人なんつうの?
(管長でいいのかな?)
44いわみ:04/08/22 15:05
>>26
日本のホモ発祥の地が高野山だと聞いたことがあるが
45日本@名無史さん:04/08/22 16:29
おれは比叡山だと聞いていたけど。
一説に最澄と泰範だとか。












おっとネタだからマジになるなよ。
46日本@名無史さん:04/08/22 16:41
空海は何でも祖(いろはとか)にされてしまうが
空海以前から男色はあった。
俗に高野六十那智八十といって、高野山の僧はその歳になっても
男色の道を捨てないと揶揄されていた事実はある。
47日本@名無史さん:04/08/22 16:43
セックスを発明したのは誰?
くらいにばかばかしい話だぞ
48日本@名無史さん:04/08/22 17:00
後世の男色流行、男色崇拝の風潮の元にはなってると思う。
男色そのものは昔からあるだろ。
49日本@名無史さん:04/08/22 18:24
いつからこのスレは同性愛がテーマになったんだ?
50日本@名無史さん:04/08/22 18:25
まだ始まったばっかりだろ。

と自分でツッコんでおこう。
51日本@名無史さん:04/08/22 19:59
上杉謙信もそうか?
つーか2chって何でもホモに結びつけるな。
52日本@名無史さん:04/08/22 20:04
まあ、仏教と男色は切っても切り離せないからな
53日本@名無史さん:04/08/23 09:18
そもそもブッダの女性嫌いの程度がちょっと異常な気がするのだが・・・
54日本@名無史さん:04/08/23 13:58
釈尊はそんなに女性嫌ってないだろ。子供だって作ってる。
55日本@名無史さん:04/08/23 16:21
ブッだの名言「セックスはこの世で最も気持ちがいいものだ」
56日本@名無史さん:04/08/23 19:01
ブッダの一人息子はラーフラだべ。
十大弟子の一人でもある。密行第一。
57日本@名無史さん:04/08/23 19:07
空海は生涯不犯、すなわち童貞だったといわれているが、どうなんだろうか?
58日本@名無史さん:04/08/23 19:54
道元も空海も童貞でしょ。
59日本@名無史さん:04/08/23 20:00
だから、空海は魔法が使えたわけか。
でも男とはヤってそうだね。
60日本@名無史さん:04/08/23 20:56
空海はどうかなあ。
元は僧侶じゃ無かったし。
最澄は間違いないだろうな。
61日本@名無史さん:04/08/23 21:03
司馬遼太郎『空海の風景』では、空海が仏門に入る前の
大学生時代に女と関係しただろうと推測しているね。
その経験が後の理論に生かされていると。
62日本@名無史さん:04/08/23 21:07
>>60
だれだって生まれつき僧侶なんていねえじゃねえか。
63日本@名無史さん:04/08/23 21:08
みなさんは空海のシモのことにしか関心ないらしい。
64日本@名無史さん:04/08/25 13:07
女性と交わっていたか否かという問題は、
空海の偉大さ、空海の思想形成を考える上で、
はたして重要な関わりをもっているか?
65日本@名無史さん:04/08/25 22:08
立川流?
66日本@名無史さん:04/08/25 22:13
夢枕獏『魔獣狩り』では、空海が唐に留学していた
学生時代に女と関係しただろうと推測しているね。
その経験が後に魔獣を生みだしたと。
67日本@名無史さん:04/08/25 22:23
お遍路さん
        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
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    ノ::::::ノ::::::::::::::::ノニニニ┃l::::::/
    ~~~´ Y〜〜~~゙\:::::┃V
        \     |:l ┃ ツルツル
         |:\_// ┃  キュム
          \_/  ┃
68日本@名無史さん:04/08/25 23:36
>>64
たぶん、非常に重要だと思うよ。
最澄が所謂(いわゆる)書生的な感じでしか評価されないのに対し
空海は人間的な生臭さまで含めて(人間と言う物を理解しているという事)
密教で包括している(森羅万象を総ている)大きさの重要なファクター
の要因の一つだと思う。
それが無ければ理趣教が根本経典の一つである密教の日本における開祖
にはなれないんじゃないかな。
釈迦だって、生涯童貞でもなんでも無いぞ。
(まあ、密教と釈迦は基本的には関係無いと思うけど)
69日本@名無史さん:04/08/25 23:49
>>68
童貞だと『理趣経』の真意は理解できないということですか?
70日本@名無史さん:04/08/26 00:05
空海は、最澄を書物だけで物事を知ろうとして実践がないって批判したけど、
空海こそ書物の人って気がする。
空海ほどの天才になると自分でいちいち体験しなくても見聞だけで充分に知りえよう。


71日本@名無史さん:04/08/26 00:06
>>69
童貞もまた 仏の境地である
72日本@名無史さん:04/08/26 01:42
>>70
では空海は童貞だったということですか?
ビデオやDVDのない時代、どのようにして性行為を
知ることができたのでしょうか。
73日本@名無史さん:04/08/26 01:43
>>71
非童貞もまた仏の境地ですか?
74日本@名無史さん:04/08/26 02:18
ドウテイドウテイ五月蠅いスレだな
75日本@名無史さん:04/08/26 03:05
>>40
湧き水飲まずに手洗っちゃった
手洗った後、よく見たら「手は洗わないでください」って書いてあって
なんか監視カメラみたいのも付いててびびった
俺が行った時は曇りだったんだけど、それでもやっぱ凄かったね
霧が掛かっててまじで雲の上に居る感じだった
76日本@名無史さん:04/08/26 13:54
>>72
絵や文章があるし、当時は性がおおらかだったから野外セックスを目撃したこともあるかもしれないし、空海とは言え少年時代にオナニーぐらいしたことはあるだろうからそれと重ね合わせれば、性がどんなものかぐらいは充分知りえよう。
77日本@名無史さん:04/08/26 21:13
>>76
sexしている絵なんて空海の時代にはないだろう?
平安時代だぜ。なんてったって『遊仙窟』で勃起していた時代だからな。
でも野外sexののぞき見はあっただろうな。
78日本@名無史さん:04/08/27 00:27
江戸時代の浮世絵で、家族だんらんの模様がかかれてるのがあったんだけど
それは、畳の上で夫婦がセックスしていて、子供が真横ではしゃいでたな。
子供の目の前でやることもあったんじゃないの。
79日本@名無史さん:04/08/27 00:28
空海は処女か
80日本@名無史さん:04/08/27 00:33
エリート最澄も
こんなDQN空海に気を使わなくならなくて
大変だった・・
81日本@名無史さん:04/08/27 00:43
使わなくならなくならな……
れれれ?意味わかんないじゃん。
使わないとならなくて
でいいんじゃないの?
82日本@名無史さん:04/08/27 00:47
空海の俗名、佐伯真魚(さえきまお)ってなんかカッコいいね
83日本@名無史さん:04/08/27 00:49
>>78
現代のsexはフェラやクンニとか愛撫がねっとりしていて淫猥だけど、
昔のは犬のみたいに挿入→ピストン→発射
ってなぐあいであっさりしていたかもね。
だったら子供の前でもできなきこともない。
だいたい衛生的にナメナメするのは昔はできなかったかも。
でもフェラは四十八手の中にあったかな。
84日本@名無史さん:04/08/27 00:51
>>82
サエキなの?
サイキじゃないの?
たしか女子バレーの選手で
サイキっていたよね。
85日本@名無史さん:04/08/27 04:02
佐伯美香?
蝦夷の血を引いてるかもね。
86日本@名無史さん:04/08/28 01:05
ごはん、食うかい?(空海)


なんつって
87日本@名無史さん:04/08/28 04:39
司馬遼太郎も空海を日本史上の天才
っていってたけどどこが凄いの?
88日本@名無史さん:04/08/28 06:12
>>87
小学生はオナニーして早く寝なさい。
89日本@名無史さん:04/08/28 07:23
>>87
日本中の温泉や井戸や溜池を開発したえらい方です。
書道の分野でも足跡を残しました。あと教学の分野でも少し。
90日本@名無史さん:04/08/28 09:38
>>88
幼恥園児は飴でもしゃぶってなさい。
91日本@名無史さん:04/08/28 09:39
>>89
史実と伝説は分けて言うべきでしょう。
92日本@名無史さん:04/08/28 09:58
天才といわれているわりには
なんで天才なのかがはっきりしてないよね。
93日本@名無史さん:04/08/28 13:20
全国どこにでも現れていた事を考えると
どこでもドアを持っていたとしか考えられない。
ドラえもんの発想すらまだないあの時代に
開発していたとわ
94日本@名無史さん:04/08/28 13:26
>>92
空海の著作・漢詩・書を見てごらん。
主な著作は現代語訳されてるから、それでもいい。
まあ、読む方にも相当の理解力がなければだめだが。
95日本@名無史さん:04/08/28 13:57
格下の国から来た外人の留学生で
短期間で奥義まで教わっちゃうというのは
天才かどうかはともかくすごい秀才なのは間違いない
96日本@名無史さん:04/08/28 15:55
>>94
いちおう読んだり見たりしたんですけど…
よくわかりません。中国の文人たちの書や詩文とくらべると、
それほど秀でているようには見えないんです。
97日本@名無史さん:04/08/28 17:25
外人だからだろ。海の向こうにいる字も読めない蛮族くらいに思っていた土地から漢語を扱うことができる人間が故郷に教学を広めたいなんてはるばる苦難を超えてきたというだけで唐人の受けた衝撃は凄まじかろう。
98日本@名無史さん:04/08/28 18:42
空と海か・・・
あと陸があれば自衛隊なんだが
99日本@名無史さん:04/08/28 20:05
飯でも空海?
100100:04/08/28 21:08
悪即斬で100get!
101日本@名無史さん:04/08/28 21:55
空海の墓てどこあるんすか?
102日本@名無史さん:04/08/28 22:40
>>101
釣りでっか?
103日本@名無史さん:04/08/29 04:23
空海が天才だという評価は国内だけだろ。
中国では『篆隷万象名義』『文鏡秘府論』を作った
言語学者くらいにしか思われていない。
確かに当時は詩文の名手としてちやほやされたみたいだけど。
104日本@名無史さん:04/08/29 05:05
>>103
うどん空海?
105日本@名無史さん:04/08/29 09:31
>>101
新潟県には空海ランドのようなところがある。
106日本@名無史さん:04/08/29 10:09
>>105
どんなところ?
詳細きぼん!
107日本@名無史さん:04/08/29 14:06
>>105
ググっても出てこないな
来てほしくない場所みたいだ
108日本@名無史さん:04/08/29 14:15
「空海ランド」みたいな所に行きたきゃ素直に高野山に行けばいいのに。
109日本@名無史さん:04/08/29 16:15
>>108
高野山はもうあきました。

新潟といえば、さる高僧の出身地。
もしかして、その方にゆかりのところじゃないかと思って。
110日本@名無史さん:04/08/29 16:29
>>109
高野山に何度行ったか知らんが、高野山はそう簡単に飽きるところじゃないよ。
たくさんある宿坊ごとに個性はあるし、霊宝館の展示だって定期的に変わるし。
111日本@名無史さん:04/08/29 18:53
>>110
ごめん。ほんまのこというと、住んでました。10年間。
んでもってさらにほんまのこというと、あきてません。
でも、住んでいるときはいやだったなあ。閉鎖的で。
112日本@名無史さん:04/08/29 21:08
田舎はどこも閉鎖的だと思うよ。
113日本@名無史さん:04/08/29 21:22
「十住心論」ぐらいは読んだんだろうね。
114日本@名無史さん:04/08/29 22:01
>>112
フツーの田舎とはちがいます。
伝統の名のもとに幅をきかしている連中が
ようけいてますので。
こればっかりは住んでみないとわからない。
一言でいえば、お山の大将の集団みたいな感じですわ。
外からたまに行くのが一番いい。
115日本@名無史さん:04/08/29 22:06
>>113
序文と第十住心だけ。
116日本史嫌いでつ:04/08/30 19:38
じゃぁ、蕎麦でも空海?
117日本@名無史さん:04/08/30 20:03
空海先に立たず。国際空海。
118日本@名無史さん:04/08/31 16:09
>36 名前:日本@名無史さん[] 投稿日:04/08/21 22:03
>空海は、史書では火葬にされたとあるが、
>高野山の御廟には空海の肉身があるとされ、
>今でも衣替えの特別な僧だけが中に入ることを許されているが
>彼らは廟の中で見たことを人には決して語ってはならない決まりに
>なっている。実際何があるのだろうか?

俺も昔っから凄く気になってた!
これだけ有名人なのに、ググッても全く手がかり出て来ないし。
何があるんだろ…
誰か、何かしりません??
119日本@名無史さん:04/08/31 18:36
奥の院で務めている坊さんと友達になれ。
120日本@名無史さん:04/08/31 19:13
自分が高野山の僧侶になりその係になればいい。
121日本@名無史さん:04/08/31 19:24
ナイスアイデア
122日本@名無史さん:04/09/01 21:04
黄衣の人って言うんだよな。
今でも「生きている」空海の世話をしている人。
席次が高野山の座主と同じだよね。
高野の座主でも空海の廟に入れないんだよな。
日本、全世界で唯一御廟に入れる人だ。
中はどうなってるんだろう?
見てえ〜。
123日本@名無史さん:04/09/02 20:39
ミイラがあるんでしょ?山形の修験道みたいに。
124日本@名無史さん:04/09/02 21:08
>>123
織田信長と豊臣秀吉が高野山を攻撃しようとした時に、
ひそかに空海の遺体(?)を他の場所に移したって話があるそうな。
125日本@名無史さん:04/09/02 21:10
ミイラがあるとすると、火葬にされた、と続日本紀にある記述と矛盾するんですよ。
遺骨なら話は分かるが。
126日本@名無史さん:04/09/02 22:05
それについて、むかーし(あくまで仮説だけど)聞きかじった記憶がある。
結論から言うと、『続日本紀』の記述も、>>123氏の『ミイラがあるんでしょ?山形の修験道〜』ってのの両方正解って話し。
要は、 《空海の遺体を燻製にして、腐敗を防ぐ加工を施した》って事です。
これなら、火にくべる行為を行ったという点が「続日本紀」の火葬って記述に合致(ただ、火葬=白骨化って訳ではないけど)
結果現在は、生前の姿に限りなく近い形で、即身成仏のミイラ仏状態で存在しているのではと予想するが・・・

127日本@名無史さん:04/09/02 23:39
ミイラは絶対ありえないね。
『続日本後紀』(『続日本紀』じゃないよ。時代が違う)
には明らかに荼毘にふしたという記述がある。
128日本@名無史さん:04/09/03 00:18
ヒゲが伸びてるとか髪が伸びてるとか聞いたことある様な、、、
て、事は、ミイラって事なんじゃん??
毎日食事を備えたりして、生きている人間と同じ扱いしてるって言うし。

129日本@名無史さん:04/09/03 01:06
藤岡弘、に探索してもらいましょう。

「その時、奥からなんとミイラのようなものが!!!」

「おっそろしいなぁ・・・・」
130日本@名無史さん :04/09/03 01:12
荼毘にふした後、白檀とかの香木で作った像のなかに遺骨を収めたんじゃないの?
髪の毛やひげもそのときに別人のを付けたとかってのが真相かも知れないし。
131日本@名無史さん:04/09/03 08:15
真相は外国の軍隊が占領して廟を暴く事でもない限り
未来永劫絶対分からん。
嫌でも高野山の神秘性を高める事には貢献するな。
(高野山の僧侶は口伝としては真相が裏で語り継がれてるのかなあ?
修行僧においては暗黙の禁忌として、その話題には極力触れないという
雰囲気は感じるな。
聞いてみると「だって知る必要が無いんですもの」と言ってかわされる。)
132原始経典:04/09/03 15:58
真理を追究するというのも仏教的精神だが、
知りえないこと、知る必要のないことについては、
無記といって、敢えて語らないで置くのも仏教の教えだ。
133日本@名無史さん:04/09/03 18:41
仏教の教えと御廟の中がどうなってるかは
全然関係無い話だけどね。
知ろうと思えば知る手段があるんだし
(その意味で「知りえない事」じゃないし)
御廟の中で空海は死なずに入定しているって事で高野山への信仰を集め
参拝客を呼ぶ要因の一つにもなってる訳だし。
(その意味で「知る必要のないこと」じゃないし)
真相としちゃ、暴けば夢が壊れるってとこでしょうけど。
134日本@名無史さん:04/09/03 22:34
空海スレはこれまでに何度も立ったけど、
今回のはなかなか順調だねえ。
135日本@名無史さん:04/09/04 15:44
これまではベタな駄洒落と空海の下ネタ話で終わっていたからな。
136日本@名無史さん:04/09/04 23:38
137日本史嫌いでつ:04/09/05 13:52
蕎麦でも空海?
138日本@名無史さん:04/09/06 15:47
不空(海)
139日本@名無史さん:04/09/07 02:24
荼毘にふした、か・・・

これがホントの荼毘(ダビ)ング
140日本@名無史さん:04/09/07 19:28
ひねりがたらん。
141日本@名無史さん:04/09/09 10:48
夢枕獏『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』けっこうおもしろい。
この本によると、空海は入唐前に女を知ってることになってる。
酒も飲みまくり肉も食いまくりでなかなかイイ感じ。
142日本@名無史さん:04/09/09 14:49
空海の裏動画キボンヌ
143日本@名無史さん:04/09/09 22:30
>>142
それはあなたの心の中に
144日本@名無史さん:04/09/10 09:40
>>143
起動の仕方を教えてください。
145日本@名無史さん:04/09/14 18:38:37
やはり長続きしなかったか。無駄だけどage
146工作員RX-774号 ◆8U./Lb8Pi6 :04/09/14 18:53:37
空海も最澄も渡来人の末裔だって中国人から聞いたけど本当?
147da:04/09/14 19:06:00
ホント、佐伯氏。
148日本@名無史さん:04/09/14 19:11:03
最澄は渡来人の家系だけど、
空海の佐伯氏は東国の蝦夷に関係があると言われている。
いわゆる渡来人とは違う。
149日本@名無史さん:04/09/14 19:21:37
空海の場合、母方の阿刀氏が渡来系じゃなかったっけ?
150日本@名無史さん:04/09/14 19:47:16
空海は蝦夷と物部。
151日本史嫌いでつ:04/09/14 21:06:23
空海先にただず。
152日本@名無史さん:04/09/14 21:09:42
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ
153日本@名無史さん:04/09/14 21:46:52
なんだよまたこの話題かよ。
空海スレの定番だな。
出身は蝦夷か否か、食うかい(ダジャレ)、童貞か否か、奥の院に何があるか、
だいたいこの4つだな。
154日本@名無史さん:04/09/14 21:50:32
>>153
ダジャレは論外だけど、他の三つはやっぱり興味あるよ
155日本@名無史さん:04/09/14 22:08:32
縄文人も渡来人だっての
156日本@名無史さん:04/09/14 22:20:47
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ
157日本@名無史さん:04/09/15 22:50:43
新潟の空海ランドの情報はもうないの?
158日本@名無史さん:04/09/15 23:34:22
>>141
伝奇物?面白そうだね。読んでみよう。
159日本@名無史さん:04/09/15 23:51:53
>>159
おもしろいよ。伝奇物っていっていいのかどうかはわからないけど
(伝奇小説って中国の白話文学のことじゃなかったっけ?)、
憑きもの落としなんかやっちゃったり、妖怪と話ちゃったりしてる。
小難しい話は少なくて『空海の風景』よりはまちがいなくおもしろく読める。
ただ、空海と橘逸勢とが『陰陽師』の安倍晴明とその腰巾着(名前ワスレタ)とに
どうしても重なってしまう。
160159:04/09/16 12:55:09
>>158
ごめん。帯に「伝奇小説」って書いてあった。
現代文学にもこういうジャンルがあるんだね。
161日本@名無史さん:04/09/17 01:41:04
空と海・・・
このふたつの境はどこにあるのか
空だと思っていたのがじつは海
海だと思っていたのがじつは空
空色は水色
162日本@名無史さん:04/09/17 09:53:36
そのこころは?
163日本@名無史さん:04/09/17 17:28:05
南海之色如天空
海上航舟見飛天
164日本@名無史さん:04/09/17 19:02:38
二句だけ?
あと二句ないの?
165日本@名無史さん:04/09/26 03:34:53
即身成仏義

六大無碍常瑜伽 四種曼荼各不離

三密加持速疾顕 重重帝網名即身
166日本@名無史さん:04/09/26 16:30:11
また中途か。
167日本@名無史さん:04/09/27 05:17:23
誰か翻訳してくれ。
168日本@名無史さん:04/09/27 05:28:46
五大皆有響
十界具言語
六塵悉文字
法身是実相
169日本@名無史さん:04/09/27 20:35:52
声字実相義か。十巻章の中ではこれが一番読みやすいな。
たしか井筒俊彦が『意識と本質』の中でとりあげたのが、
これだったと思う。
170日本@名無史さん:04/09/28 10:30:19
スイマセン あげますよ
171日本@名無史さん:04/09/28 16:37:30
>>165の続き

法然具足薩般若 心数心王過刹塵

各具五智無際智 円鏡力故実覚智

172日本@名無史さん:04/09/28 17:13:00
おそいよ。
173日本@名無史さん:04/09/29 05:36:38
だから翻訳しろ。
174日本@名無史さん:04/10/11 14:57:28
>>159
先に「空海の風景」を読んでからの方が面白いと思った。
どこまでが史実に基づいていて、どこからが完全オリジナルなのか
が分かるし、夢枕獏氏がオリジナルでがんがん書いたことが
終盤の「大好、大好」の場面にうまく話がつながってるなとか。

「空海の風景」は参考文献でも挙げられてたけど、なんとなく、
これと「ペルシャの幻術師」をベースに「陰陽師」コンビを追加して、
一大伝奇小説作りました!って印象がある。
175日本@名無史さん:04/10/11 15:27:36
阿倍仲麻呂を、強引に現在に置き換えると
アメリカ留学
   ↓
ハーバード大とかでいつの間にか教える側に。
   ↓
大統領補佐官として抜擢。
その後も、各種の官職を歴任。

ってかんじ?

空海を強引に現在に置き換えると
イタリア留学
   ↓
ローマ法王から、その位を譲り受ける。
   ↓
2年くらいで日本に戻ってくる。
以後、カソリックの総本山は日本に。

ってかんじ?
176日本@名無史さん:04/10/12 21:08:14
昔、空海の映画ってなかった?
177日本@名無史さん:04/10/12 21:55:59
阿倍仲麻呂って現代で言うと国立中央図書館(?)
の館長をやってたと聞いたけど。
大統領補佐官並までいったの?
178日本@名無史さん:04/10/12 22:13:16
>>177
ぐぐると役職として「秘書監」というのがよく出てくる。
179真言宗僧侶:04/10/14 22:28:09
北海さん。ここなら思うぞんぶん空海について語り合えます。
荒れるといけないので、sageていきましょう。
180北海大将智:04/10/14 23:00:51
 あらためまして、こんばんは。となりにはたまたま承仕さんが
たまたま遊びに来ていますW 
 おどろいたと思いますが、ついに三学録の偽作説が出たらしい
です。そのせいで現在では「御請来目録」に記載されている文献
しか信憑性がない文献と学会であつかわれる時代がきたようです
。ソースは某大学助教授とたまたま話をしたときに、その話を聞
いておどろいたのですが…
181真言宗僧侶:04/10/14 23:12:22
ということは、まだ論文としては発表されていないのですか?

実は私が学生をしているときに、さる日本史系の先生が
『三学録』は疑わしいということを言ってました。
その先生は根拠までは教えてくれなかったのですが。

もうここまでくると、何がホンモノなのかわかりませんねw
182北海大将智:04/10/14 23:18:14
うっかりあげてしまいますた汗
今、印仏の検索で検索してみたんですがどうやら
仏教学会報21の中原祥徳氏の
「『真言宗所学経律論目録』弘仁十四年十月十日付
太政官符を中心に」だと思います。今度、大学の図
書館までいって調べてみますね。
183日本@名無史さん:04/10/14 23:29:04
なんか高度な内容の割には>>180さんの文章って拙いね。
184北海大将智:04/10/14 23:32:42
>>183 すいません。DQNなので… 
185真言宗僧侶:04/10/15 00:02:10
>>182
ありがとうございます。私も今度、その論文をさがしてみます。
186承仕(トイレ起き):04/10/15 02:35:34
北海さんは確かにDQNです。
友人の私が言うのですから間違いありません。
高祖大師等諸大阿闍梨耶に誓って言えます。
師はDQNに他ならないと。
187日本@名無史さん:04/10/15 11:59:05
観賢と淳祐の奥之院の逸話は、いつごろ生まれたんだろう?
188真言宗僧侶:04/10/15 18:05:42
いつからなんだろ?
『奥院興廃記』や『元亨釈書』には出ているから13世紀にはすでにあったみたい。
189北海大将智:04/10/15 20:31:02
 高野山大出身の方から、大東亜戦争中の高野山が荒廃していた頃、
奥の院の管理が行き届かなくなっていて中に入った方がいたらしん
ですが、その目撃談の話を聞きましたが…

まずすぎて話せません…汗汗汗汗汗


190日本@名無史さん:04/10/15 21:58:17
高野山のゴマ豆腐美味しいね。
191日本@名無史さん:04/10/15 22:01:25
>>189
そう言わず、ぜひ聞かせてよ。

どうせ何書いたって高野山は否定も肯定もしないだろうから。
192待乳山:04/10/16 11:38:09
うまいこと言わはりますなあ、大肯定の菩薩の境地ですから。
スーパーで売ってるゴマ豆腐はひどい!やはり、日持ちしないが
高野山で買ったら、他は食べれません。ただし、家の近所で作っ
て売ってるのは別でっせー。高野山は開基以来幾度も荒廃した時
期があります。あの高野にある、とても大きなアラブかシュメー
ルか?勝手に建ってる石版は何でっしゃろ?
193真言宗僧侶:04/10/16 14:01:58
>あの高野にある、とても大きなアラブかシュメー
ルか?勝手に建ってる石版

奥之院の一之橋を入って右手側の道の傍らに建っている石碑のことですか?
あれは景教(キリスト教ネストリウス派)の碑文の模刻で、1911年に
エリザベス・アンナ・ゴルドン夫人によって建立されたものです。
この石碑の開眼は密門宥範・鎌田観応という明治を代表する真言宗の僧侶に
よって行われたもので、勝手に建てられたものではありません。
景教っていうのは、空海が中国に留学したときに長安に信仰されていた
キリスト教の一派で、その教えが中国にひろまっていたことをたたえる碑文が
当時長安にあったのです。ゴルドン夫人は空海がその碑文を必ずみていたものと
考えて、高野の地にその模刻を建立したそうです。
194日本@名無史さん:04/10/16 14:10:53
それって空海が景教徒だったという電波説の証拠とされているんだよな・・・。
195待乳山:04/10/16 19:28:54
ようわかりまへんのです、空海さん五鈷握って奥の院で顔横向けたは
りますやろそれって、京都の方が気になっておられますねん、京都の
秦氏(景教)一族をなぜ引き止めることができんかってんやろ。長安
でいったい景教の何を見てしもうたんやろか!京都の都造成した波多
氏日本中に散らかりましたんや。何かものすごい隠れた歴史がありそ
うですやろ!ちやいまっかな。
196日本@名無史さん:04/10/16 19:36:51
石碑の開眼ってどういう風にやるんだろ。
197190:04/10/16 20:51:01
>>192
食ったのは、真空パックになった高野山土産用のゴマ豆腐だった。
198待乳山:04/10/17 06:20:58
その碑文を建てたん、ものすごい金かかりますねん、今でも高野山に
ちょっとした荷物持って自分ひとり電車・車で行くのに大変やのに、暇
と金ですか?エリザベスさんイギリスからでしょうか?何をしたかった
のでしょうか?確かに空海さん弥勒菩薩が降りてこられる、キリストが
再臨されるとした同じような思いがあると思いますが。
あの、高野山真空パックゴマ豆腐でもほんと、スーパーには及びもつかな
いおいしさです。醤油とわさびがより味を引き立てておいしおますねん。
199日本@名無史さん:04/10/17 07:01:59
どうでもいいことですが、待乳山さん、なんで関西弁です?
(生駒山というならわかりますが w)
200日本@名無史さん:04/10/17 17:09:33
>>198
粉わさびだったよ。
201真言宗僧侶:04/10/18 17:18:44
39先生、北海さん(敬称は「さん」でいきましょう。「師」だとこっぱずかしいので)
件の論考の概要ですが、要点を箇条書きすると、だいたい以下のようになります。
一、『性霊集』の編纂は空海の生前に行われた(収録文書の選択に空海自身がかかわっていて、『性霊集』完成時においては未収録の文書も存在していた)。
一、『性霊集』の構成は巻1〜5までが詩文篇、巻6・7が願文タッシン文篇。「綜藝種智院式」が巻5までに収録されていなかったということは、真済が編集した当初、この式文は入っていなかった。
一、空海が式文を収録させなかったのは、この文じたいが草案であったから。まだ現実化する見込みもなく、またこの式文は後に修正するつもりであった。これと同様のケースと考えられるのが「理趣釈拒絶状」。
一、式の序文の「試みに式を造る記」の一句は、確定的な意味ではなく、「(これから)造ります」という未来形で読むべき。
一、同じく序文の「今建此一院」の一句は文脈上、未来形で読むべき。
一、学校を建立する式文にしては、その内容が具体的でない。
一、式文の内容は、空海が藤原三守より土地をもらって喜びのあまり、今までの心のうちで思っていたことがいっぺんにはき出されたものであって、これをもって学校の設立に直説結びつけることは困難。
一、『東宝記』所収の実恵による土地売却の文書には、学校そのものに関する記事は何もなく、学校用に当てられるべき土地と建物を売ったということだけがはっきりと書かれている。
一、実慧の書状の中の「宿心未畢」はこれまであいまいな解釈がされていたが、これは学校が設立されなかったことを意味する。
一、実際に学校が建てられていたら、もっと記録が残っているはずなのに、そのようなものは皆無。残っているのは売却の文書だけ。
一、数ある空海伝の中で、種智院のことにふれてるのは『高野大師御広伝』以降の資料で、これらはすべて済暹の『性霊集』再編以後であり、みな『性霊集補闕鈔』から引用された記事ばかり。
一、上杉神社所蔵の伝空海筆の式文の筆跡は空海のものとは別人によるもの。

だいたいこんなところでしょうか。おそくなってスンマソン。
202日本@名無史さん:04/10/18 17:53:31
この話、以前、講演か何かで聞いたことをあります。

確か「空海が書いたものは、草稿などであっても弟子が争うようにとりあった」という記述があるので、ひょっとしたら「綜藝種智院式」もそういった公表されなかったものの一つかもしれないと言ってましたね。
あとは「これから学校作るから協力してね」っていうお願い文の草稿だったのでは?という指摘ぐらいしか記憶してません(笑

個人的には、他の記録がほとんどないのに、史実として歴史の教科書にのっている理由に興味があります。
203真言宗僧侶:04/10/18 18:03:17
>700さん
北海さんのカキコと重複するかもしれませんが、いちおう以下に私の考えを書いておきます。
創設の意図につき、700さんのいう「空海は権力に対して自分(自分の組織)が
強く影響力を及ぼせる者を送り込みたいという意図」との見解ですが、
空海の身辺には佐伯氏出身者や同郷の者が多かったことからすると、
そのような考えもないことはなかったかもしれませんが、
やはりその意図は「綜藝種智院式」の序文に明確にあらわれていると思われます。

まず、序文の冒頭に「辞納言藤大卿に左九条の宅あり」とあり、また序文の末に
「貧道有意済物、竊庶幾置三教院。一言吐響、千金即応。永捨券契、遠期冒地。
不労給孤之敷金、忽得勝軍之林泉。本願忽感、樹名曰綜藝種智院」とあります。
このことから、かの院の創設が藤原三守より土地を寄進されたことにより
事がはじまったことがわかります。つまり、種智院は三守という官吏の寄進なくては
ありえない話であって、ここからは700さんのいうような「国家官僚のシステムに
風穴を通すため」という意図は読み取りがたいと思われます。
なお、この序文には「貧道、物を済うに意あり。竊かに庶幾う、三教院を置かんことを」
とあります。ここでいう「物」というのはご存じでしょうが物質のことではなく
有情非情にわたるすべての存在を含む広い意味です。

そして、これに続いて「九流六藝、済代之舟梁。十藏五明、利人之惟宝」とくるわけです。
ここでは学問(儒学だけでなく仏教も含む)というものが世を救う船や橋であり宝であると語られています。
学問が何のために存在するのかは、ここに示されているといえます。

さらにその次には空海の心情が吐露されています。
「毘訶方袍、偏翫仏経。槐序茂廉、室耽外書。至若三教之策、五明之簡、雍泥不通」
要するに、僧侶は仏教ばかりを勉強し、官吏や儒学の徒は外典ばかりを勉強して、
この両者には接点がないということを難じているわけです。
つまり、空海は、世の人々に儒学だけでなく、仏教についても勉強をしてほしかったんでしょう。
でも、このことが、空海の政界進出を目論むものに直接結びつかないことはいうまでもないでしょう。
(続く)
204真言宗僧侶:04/10/18 18:04:09
(続き)
そして次に700さんの提示した「物之興廃必由人」の解釈ですが、
ここでいう「物」というのは国家に限定される言葉ではないように思われます。
なぜならこの句は次の「人之昇沈定在道」と対句なのですから、
「物之興廃」と「人之昇沈」と、ならびに「必由人」と「定在道」とは
あわせて考えるべき箇所です。ここにおいても、学問を学ぶことの重要性が
主張されているわけです。

また、空海は唐朝と日本との教育のありかたについて差があることを比較して
述べています。当時の日本においては、勉強したくてもできない状況にあったことが
書かれています。これも学校を建てる必要性を述べたものです。

ちょっと、急いで書いたのでまとまりがありませんが、
だいたいこんなところだと思います。私の理解に問題があれば、またご指摘ください。
205真言宗僧侶:04/10/18 18:06:11
>>202
おそらく202さんの聴かれた講演を起こしたものだと思われます。
神田寺記念公開講座ではなかったですか?
206待乳山:04/10/18 19:39:52
プロの方が講義されてるようですごいです!大変遅れてました!実はまちが
ってウィルスのメール開きまして大変でした!その間に、すごい展開になっております。遅くなり
ますよね!ポリポリ。待乳山も生駒山(宝山寺)も本尊は歓喜天さんです。
空海さんも油浴法を伝えられたのかわかりません。天台系あたりが鎌倉時代
にチベット密教と共に来朝させたのかと。気がしますがちがうでしょうか?
207日本@名無史さん:04/10/18 21:30:04
釣られてきた野次馬ですが私は700さんの言い分にうなずけるものを感じます。
その学校の定員は何万人もあったわけではないんでしょ?
少ない人数の生徒が自分のためだけに勉強すればよいというのはどうも...
そこの生徒に、より多くの人に対する影響を与えるよう期待するのは
当然だと思いますね。
手っ取り早いのは官吏になり行政にその考えを生かすことでしょ。
空海さんがそのように策謀しても、それは肯定されるものだと思いますよ。
それは政界進出を目論むということではないでしょ。
208北海大将智:04/10/18 21:52:28
>>201>>203>>204
真言宗僧侶師(私のような浅学が師を付けずに呼ぶのは気がひけます)
御丁寧にありがとうございます。風邪で寝てたとこに恒例の承仕さんから
の電話があり、どういうことだべか?性霊集の成立問題でねえか?と話し
ていたらやはりそうですか…。。土地と建物があったとして実慧が売却す
るまでの二十年あまりが疑問なんですが、そのことには言及されているの
でしょうか?これだけの論文による文献学的資料を見てもやはり39先生
のように受け入れたくない内容なんですよね汗

>>206
206さん 浅学の私が真言宗僧侶師を差し置いてカキコするのも
なんですが、弘法大師の「御請来目録」の中に
『大聖天歓喜雙身毘那夜迦法』不空訳が含まれておりこの経典中に
は欲油法が説かれています。
209真言宗僧侶:04/10/18 21:52:41
>>207
なんだかニュアンスの違いで受け取り方が微妙に変化しそうですね。
策謀というとダークな表現になるし、青年教化というと聞こえがいいですもんね。
北海さんのいう衆生救済というのは若者の教育にもひっかかると思います。
その教育というのが洗脳的なものではなく、世の中のためを思ってやっていることですから。
210北海大将智:04/10/18 22:12:21
 真言宗僧侶師はもちろん、私とかもなんですが文献の記述
によらない推論で感情論的に大師の言動を政治的な思惑を含
んだものであるとされると頷けないんですよね。。
 宗教による衆生救済という理念のために国家をも動かした
んだよ〜って言いたくなるんですよ。
 弘法大師フーリガンWの豊山の加藤S一先生なら
「君ね〜 御大師様はそんな権力なんかねっ ど〜でもいいんだよ!
ど〜でも!! 御大師様はね、より多くの人々をだね。救済するため
の国家宗教としての真言密教を日本のためにだね。入唐求法してだね
お伝えになったのだよ。」とおっしゃられるでしょうねW
211真言宗僧侶:04/10/18 22:13:15
>>208
よしてくださいよ〜、師なんて。もっとフランクに行きましょうよ。
でないと私は北海大阿闍梨と呼ぶことにしますよ(笑

でも、実際、綜藝種智院という画期的な学校を造ったわりには
たしかに資料が少なすぎるんですよねえ。
それと、興味深いのが実慧の文書の解釈でして、
今まではこの資料が種智院が運営されていた証拠のように
見られていたのですが、これが逆に未建立説の証拠にされてしまってることです。
太田氏は中国文学の先生で、例の箇所の解釈にはかなり説得力があるように見えます。
さらに、さらに!大きな問題は、『性霊集補闕鈔』に対する見方が
ずいぶんとかわってくるということです。ただちに真偽問題に結びつく
というわけではありませんが、巻8~10所収の詩文のほとんどは
空海の第一級の作品から漏れたものであるという可能性も出てきたことです。
ここに収録されたものには空海の伝記にかかわる重要なものが多いので、
これはもうたいへんです。
212北海大将智:04/10/18 22:20:25
真言宗僧侶さん。(と呼びますね)
このような貧道に大阿はやめて下さい。大阿はW

213日本@名無史さん:04/10/18 22:27:19
あの、策謀というのに私は別にダークな感じはもたないのですが。
陰謀とか横議じゃないよ。
214真言宗僧侶:04/10/18 22:29:52
>>203で書き忘れたことなんですが、
当時の律令制度の一角を崩して国家の安寧をはかるために
まずは若者の教育からはじめる意図をもって種智院の創設を
考案した、とするのが700さんの説ではないかと思われます。
しかし、それが目的ならば、出家などせずに、官吏になる道を
選べばよかったのじゃないか、ということになるんですよね。
だとすると、『三教指帰』に書かれたあの出家への熱いおもい、
官吏登用のための学問(儒学)だけでは真の幸福(解脱)は
得られないとする主張はなんだったのか、ということになるんです。
私は空海の救済観というのは、意識的なものではなかったと思います。
もう自然体で利他行をおこなうような人だったと思います。
実をいうと、わたしはあまり衆生救済という言葉は好きじゃないんですよ。
そんな大きなことをいうまえに自分の身の回りのことをきちんとやらないと、
って思っちゃうんですよね。でも、これが空海くらい修行を積むと
もう、あれこれ考えることなんてない。おのずと体が動いてしまうのでは
ないかと思うんです。
215日本@名無史さん:04/10/18 22:51:48
>>214 質問
・種智院に入ることは出家が前提だったのですか?
・> 出家などせずに、官吏になる道を
 >選べばよかったのじゃないか、ということになるんですよね。
庶民にはその道が事実上なかったと、どなたかが書いていたような。
216真言宗僧侶:04/10/18 23:25:08
>>215
それメチャクチャいい質問ですよ!
>はたして種智院に入ることは出家が前提だったのか。
そういったことは式文には書かれていなかったと思います。
つまり学生の入学規定については何らふれられていないんですね。
どういった先生がよいのか、ということは書かれているのですが。
これは、上で種智院は実際には建立されていなかったとする説について
語りあっていたのですが、その根拠の一つが式文の内容が具体的でない
ということなんです。ひとつ勉強になりました。

>庶民には官吏の道はなかったのではないか。
空海は庶民とはいえないでしょう?
佐伯直氏は空海当時の実体はあまりよくわかってはいませんが、
母方の阿刀氏は物部氏の系列ですよ。叔父さんの大足は東宮講師ですしね。
217日本@名無史さん:04/10/18 23:27:53
当時10代前半で入るのが普通だった大学に、
18歳で入ったのはやはり出自が良くなかったせい?
218日本@名無史さん:04/10/18 23:40:08
あっ、なるほどカン違いしてました。
ついでのもういっこ
>出家などせずに、官吏になる道を
>選べばよかったのじゃないか、ということになるんですよね。
これは時間的なの経過はどうなんでしょう
種智院の構想は経験をつんで出てきたものではなくて
出家したときからその構想があったらしいということですか?
219真言宗僧侶:04/10/18 23:41:08
>>217
それはよくわかりませんねえ。
佐伯直氏は後に宿爾姓を下賜されるんですけど、
はたして空海在世当時から佐伯宿爾氏と同族意識があったかどうか。
もしあったとしたら、出自は悪いとはいえないでしょうね。
あと、阿刀氏がどれほど都で勢力をもっていたのか。
これもよくわかりません。っていうか、空海ってホント謎だらけなんよ。
わかることって、ほんの一握り。だから小説にすると百人十色。
220真言宗僧侶:04/10/18 23:55:13
>>218
よくいわれることなんですが、晩年に出された『十住心論』ってありますよね。
あれは教相判釈といって、真言宗が他宗に秀でることを述べたところもあって、
このようなことは、その当時、一宗を創設するには必要なことだったんです。
で、普通はどこそこの宗派よりはウチのほうがええで、ってなことを書くんですが、
空海のばあいは仏教だけをとりあげずに、バラモン教や儒教までもとりあげちゃってるんです。
これがその当時としてはかなり斬新な構想で、そんな教相判釈を主張した人は
それまでいなかったんです。その斬新な構想の原型がすでに二十四才のときに
書かれた『三教指帰』に出てる、っていうのが、もろもろの学者の一致する意見なんです。
つまり、『三教指帰』→『十住心論』→綜藝種智院創立の構想、ってな感じですね。
人間だれしも成長というものがあるのですが、空海のばあいはあまり思想的発展とか
成長といったことは言われていないです。そもそも、現存する資料のうち
どれがホンモノでどれがニセモノなのか、またいつ書かれたものなのか、
といったことがはっきりしていないのが実状で、わかんないことだらけなんです。
そもそも、空海が生きていた時代の部分の正史が散逸してしまっていて、
空海がどのような活動をやっていたのか、客観的な目でみて記録された資料が
残されていません。
221日本@名無史さん:04/10/19 00:01:26
ということは、『三教指帰』は必ずしも空海24歳の時に書かれたのではない
との可能性もあるのですか?
222真言宗僧侶:04/10/19 00:07:38
>>221
ありますです。10年ほど前にその論文が発表されて、学界は大騒ぎになりますた。
223日本@名無史さん:04/10/19 00:12:51
空海は大学も中退したぐらいなのに、いつどこで完璧な漢文・唐語を
会得したのでしょうか?そんなに書物に触れる機会はあったのでしょうか?
224真言宗僧侶:04/10/19 00:27:39
>>223
中退でもスゴイ奴っているじゃないですか。
逆に大学卒業してもたいしたことない奴ってたくさんいる。
あと、漢文は当時の知識人ならば、当然の教養で、
四書五経くらいは全部暗記していて当たり前だったと思う。
ただ、空海のばあいは中国へ行って会話できたというのが
並の知識人と違うところですねえ。一緒に中国へ行った橘逸勢なんかは
書も上手い、作詩もそこそこだったらしいですけど、
会話に苦労したらしいです。空海が帰国するために代筆した逸勢の書状に
たしかそんなことが書いてあったと思います。
225真言宗僧侶:04/10/19 00:30:33
あ、そうそう。その会話の技術をどこで習得したのか、ということでした。
これはわかりません。ひとむかしまえには、よく空海は渡来系だから
語学力にたけていた、などといわれていましたが、憶測の域を出ません。
226日本@名無史さん:04/10/19 00:36:49
個人的には、漢文や中国語より梵語をマスターしたってのが驚異。
入唐後、般若三蔵に師事したというけど、梵語は短期で習得できるようなもんじゃないです。
227日本@名無史さん:04/10/19 00:42:17
聞いた話だと、空海の梵語はごく初級レベル(1年生程度)だそうですが、
詳しい方、本当ですか?
228真言宗僧侶:04/10/19 00:42:28
こんなこと書いていいのかどうかわかんないけど、
空海の習得した梵語ってのは大したものではない。
三十帖策子っていう直筆の資料が残ってるんだけど、
はっきりいって間違いだらけ。梵文を訳するレベルには
至ってなかったと思う。
229真言宗僧侶:04/10/19 00:45:54
>>227と重複でした。
ただし、ちょっとフォローするならば、
空海以前においては日本人は梵語に全くといってよいほど
関心がなかったんだけど、空海以後にブレイクした。
その功績は大きいかもしれない。
230日本@名無史さん:04/10/19 00:50:15
>>229
あれ、空海以前にも梵文の般若心経とか入ってきてませんでしたっけ?
231真言宗僧侶:04/10/19 00:51:09
>>230
入ってきてますよ。でも、関心の度合いが空海以前と以後とでは全然ちがう。
232真言宗僧侶:04/10/19 00:55:29
空海は梵字を単なる言語としてではなく、内包する呪術性、
あるいは梵書の芸術性も主張してるんです。
書に関心のあった嵯峨天皇に漢字だけでなく梵字もすごいですよ、
ってなことをアピールしてます。
233待乳山:04/10/19 05:28:40
あらためてすごい意見が出てるのに感心です。「空海の2ちゃんねる
的展開」ですか。荘園制度の中、囲われた人々に学習してもらっては
困るのでは?後に武士となる人々は寺で勉強した、だからそれぞれの寺
を中心に色んな人が集って行った。その形が明治まで「寺子屋」の形
になったんでしょう。漢字も梵字もその形状に意味の本質がすでに含
まれている、ひと言で言うならば漢字は「理」を、梵字は「智」をあ
らわしているのではないかと。
「大聖天歓喜雙身毘那夜迦法」経典中に欲油法が、そうです、油浴では
なく浴油でした!ありがとうございます。

234日本@名無史さん:04/10/19 12:10:38
>>220 真言宗僧侶さん
>そもそも、空海が生きていた時代の部分の正史が散逸してしまっていて、

その時代の正史というと続日本紀・日本後紀・続日本後紀 なのですが、
散逸したというのはどのあたりをさすのでしょうか。
235日本@名無史さん:04/10/19 12:33:08
>>234
散逸したといえば日本後紀・続日本後紀でしょう
236日本@名無史さん:04/10/19 14:37:19
綜藝種智院が実在しなかったという説って、ほとんどスルーされているよね。
教科書にも載っているような事項だから、なんらかのリアクションがあっても良さそうなのにね。
237日本@名無史さん:04/10/19 15:05:08
それがどうした 程度じゃないの
238日本@名無史さん:04/10/19 15:50:22
だからなんなの 程度ね
239日本@名無史さん:04/10/19 16:13:04
また、チョソの言いがかりかよ・・・、ぐらいじゃない?
240日本@名無史さん:04/10/19 18:56:57
空海の思想が偉大なものだったのにも関わらず、
その後の真言宗が祈祷宗教としてしか発展しなかったのは、
後継者が無能だったせい?
241日本@名無史さん:04/10/19 20:03:09
>空海の思想が偉大なものだったのにも関わらず、

それは一部の人の思い込み、またはカンチガイではないでしょうか。
242日本@名無史さん:04/10/19 20:49:33
空海の思想ってよく分らん。
誰でも過程通りに修業すれば即身成仏できるってこと?
和尚さん、解説お願いします。
243日本@名無史さん:04/10/22 03:40:39
俺の彼女は書道ヲタなんだが、空海は凄い凄いと喧しい。
空海と高野山展に行った時も、三教指帰とか観て、
散々わけわからん専門用語並べて感動しまくりだった。
彼女曰く「マジ天才!凄すぎ!」
俺にはただの文字にしか見えんのだが、まあ凄いんだろう( ´ー`)
ということで空海は天才です。

飛行三鈷杵と仏涅槃図はよかったな〜

244日本@名無史さん:04/10/22 07:34:57
>>243
その女が頭いいとは思えないのだが・・・w
245日本@名無史さん:04/10/22 19:35:08
>>244
落ち着け。頭がいいとは一言も書いてないぞ。
246日本@名無史さん:04/10/22 21:17:25
高野山で50年に一回の大きなお祭りがあるの知ってる人いる?
オレ行ったことあるよ、もう20年くらいになるけど。
247日本@名無史さん:04/10/22 21:44:03
平山郁夫が行ってた空海中国の入唐1200年行事ってどんなんなの?
248日本@名無史さん:04/10/22 23:06:04
飛行三鈷杵の端っこが欠けていたのは、うまい演出だと思った。
あと、やっぱり八大童子はすごかった。ちょっと感動した。
249待乳山:04/10/23 08:20:30
>>246ありますね、確か、開山してから1150年というタイトルで
ポスター貼ってたと思います。南海電車で行きましたよ。あの頃
まだ奥の院の空海さんが入定されてる前の木の扉の手前ぐらいま
で行けたと思います。大きな木の賽銭箱思い出します。
ああ、ゴマ豆腐が食べたくなりました!まだまだ、十住心論の異
生羝羊住心かなです。

250承仕:04/10/31 01:27:35
>>246
開山記念か、もしくはお大師さんの御遠忌ですね。
20年ほど前ならば、昭和59年の1150年御遠忌だと思
います。
戦後初の御遠忌だったので、盛大に行なったのではないでしょうか。
251日本@名無史さん:04/10/31 13:41:19
空海セレクションってどうよ
252日本@名無史さん:04/10/31 16:15:52
宮坂さんの使い回し。
253待乳山:04/11/01 07:14:49
大和長谷で総合も含めた統一した血脈が出来上がったと思ったが、鎌倉時代
以降未だに古儀派VS新儀派は未だに何かギクシャクしているのだろうか?台密
以外たどればみな空海さんにたどりつくのに。
254日本@名無史さん:04/11/01 14:13:16
ギクシャクしてる?どこが?
255待乳山:04/11/01 20:53:47
>>254 もうしてないのかなあ?流派いざこざや新義派が古義派が最高だ
みたいな事ですが。鎌倉時代に興教大師さんが高野を追われての話ですが
儀→義がまちごっておりました!すみません。
256承仕:04/11/02 06:33:56
>>255
ここ2、30年くらいで研究が進み、それぞれの法流や声明・
様々な伝を、互いに尊重する動きになっているのは確かです。
私の知る範囲でのことですが。
257日本@名無史さん:04/11/03 01:23:12
残念なのは、あなたが知る範囲があまりにも狭くて浅いということです。
258待乳山:04/11/03 01:41:03
>>256 ほんと同じ浄土宗系でも「南無阿弥陀仏」をナムアミダブとナモアミ
ダブと称えていますし、般若理趣経では、古義と新義では発音が違う。呉音と
漢音の違いでもないみたいだし、同じ空海さんから伝わってきたのかと。
259承仕:04/11/03 14:00:20
理趣経は古義も新義も漢音で読みます。
一字一拍で読む唱え方、少し節が付いた「切々経(ゼゼギョウ)」、
思いっきり節付きまくりの「調聲(チョウショウ)」と3種の唱え方が
あります。
3種の唱え方それぞれで「読みくせ」や、「節まわし」に違いが
あります。
節まわし(メロディ)は古義と新義でかなり違います。
新義の人が古義のお経を聞くと「今どこ唱えてんの?」となるく
らい違います。
古義のお経は重々しく荘厳、新義のお経は派手で音が高いという
感じでしょうか。
260待乳山:04/11/04 12:43:21
 >>259ありがとうございます。よくわかりました。呉音ではないのですか。
空海さんでやはり不思議なのが、青年時代から入唐するまで何をしていたのか?
です。原点は四国や近畿の山々や海にあっての修行かと、しかし、奈良県の橿原
神宮の横にある、「久米寺」での不思議な漢文を読んで理解したことではないか
と!ちごっておりますでしょうか?
261日本@名無史さん:04/11/05 15:19:51
証拠もなにもないわけですから、
そうだと思いたければそう思えば良いのではないでしょうか。
262日本@名無史さん:04/11/05 23:08:40
>>260
久米寺での不思議な漢文ってのは『大日経』のことだな。
『和州久米寺流記』を見るべし。ただし、これを史実とみるのは難しい。
263承仕:04/11/06 00:38:47
>>260
大日経との出会いのことですね。
ただし、大日経を理解したというよりも、大日経を理解する
ために入唐を企てたとみる方がしっくりする気がします。
大日経は、曼荼羅・灌頂・護摩・印・真言など密教の基本的
な行法の原型が説かれています。漢字だけでなく、梵字も使
って説かれているため、これを理解するのは不可能だったの
ではないかと。
264承仕:04/11/06 00:47:15
久米寺での大日経感得は伝説の範疇でしょうね。
入唐のきっかけの一つは「久米寺で感得した大日経を理解す
るため」だったのかもしれません。
私は「長安滞在時、密教に関する勉強以外の時間は
どんな
事をして過ごしていたのか?」ということに興味があります。
265待乳山:04/11/06 09:55:35
 さすがにここにお集まりの方々の発言はすごい!恐るべし2ちゃんねる
日本史そして空海のスレ! >>262よくご存知です。私も元本あることを知
りませんでした。
>>263その筋の方かと思う発言ばかりですね。
>>264は約2年越えての唐に滞在ですから、当時の大都会にあっての空海さ
んも日本史を考えるに何か面白い影響があったのではないかと。

266日本@名無史さん:04/11/06 17:15:22
その感動っぷりだと、お四国巡礼なんかに行くと卒倒するだろな。
いや、否定的な意味ではなくて、いいと思いますよ。
本当にうらやましいと思う。
267待乳山:04/11/06 17:43:23
>>266そうです! 十字に卒倒するでしょう!ソロモン王がやってきたと
する伝説の剣山には決して決して、(八十八をヤフヤーと読めないのだろ
うか?そしてヤフダーユダヤの神と)めぐり合うことのない、四国めぐり
ですなあ。ちごっておりますかな?しかし、讃岐うどんはうまい、そばも
好きですが、あの喉こし、ガブガブ感がたまりません。空海さんは、唐で
麺類に近いものを食べていたのだろうかと?
268待乳山:04/11/06 19:17:11
申し訳ないです!食べ物の話ばかり出してしまい、ほんと日本史・空海の
スレを食べ物で1000回いこうとは思ってませんので。ポリポリです。
しかし、奈良〜平安時代の修行はほんと食うこともままならない修行かと
思いますが、江戸時代に木喰戒を保ちながら、諸国を巡り「微笑佛」を彫
り続けた「木喰」さんは、そば粉をといたものを食べていたようですが。
空海さんは何を食べていたのだろう、唐で学んだ「チーズ」もあったろう
か?といろいろ思うわけです。
269日本@名無史さん:04/11/06 20:28:08
待乳山タソはちょべっと電波入ってるけど、おもろいね。
270待乳山:04/11/06 20:55:31
>>269さんこそ、頭の回転の早さといい、言い回しのすばらしさといい、
光っておりますぞ!1000回まで頑張りましょう!私め目に見えない
、きつい電波入っておりますがこちらこそ空海さんを通して宜しくです。
271待乳山:04/11/07 19:47:28
金剛頂経を持する金剛智三蔵と大日経を持する善無畏三蔵が長安で出会い
ミックスされた金・胎の出会い中、不空三蔵と一行に受け継がれ、そして
二つを恵果和尚が引継ぎ、そして最高のエキスが出たところをひょいと現
れた日本人空海にすべて引き継がれてゆく、そして日本に広まる。
なんてすごいタイミングだろうかと!しかし、それぞれの祖師達はみな弘
めよは、何かに迫られているかのようなのも不思議だ。
272日本@名無史さん:04/11/07 23:02:02
たしかに、恵果に弟子入りした日本人は空海だけだなあ。
恵果の弟子には外人も多かったんだけどね。
273承仕:04/11/08 04:03:26
四国遍路での食物の話

焼山寺の麓のお店でお昼を食べました。
うどんを5杯、炊き込みご飯を2杯食べました。
おいしかったですよ。
274日本@名無史さん:04/11/08 14:17:11
>>273
あなたはずい分巨大な体をしているのでしょうか。
必要最小限の食べ物を、ありがたくいただくことが大切でしょう。
275待乳山:04/11/08 22:18:25
>>273負けました!うどんは3から4杯でギブアップです、ご飯は入りません
よっぽど遍路で歩き腹が減っていたのかと思います。乗り合いタクシーやバス
で廻っておられる方が多い中で最近にしては十八道だてのめずらしい方ですね。
しかし、巡ることには何かあるのかと、空海さんも「求聞持法」修するに巡っ
ていたのかと。
276日本@名無史さん:04/11/08 22:43:50
糖尿ゲボとゲボブスは苦しんで死ね
277日本@名無史さん:04/11/08 23:06:04
>>274
食事作法にはそうありますが、それは表向きのことです。
278日本@名無史さん:04/11/09 06:12:48
>>275
「十八道だてのめずらしい方」ってどういう意味?
279日本@名無史さん:04/11/09 06:54:38
俗に高野六十那智八十といい、高野山は男色のメッカだったそうですが、
今でもそういうことはあるのでしょうか?
高野山で、若い僧侶が女の子とイチャイチャしている場面は目撃したことは
ありますが。
280日本@名無史さん:04/11/09 14:58:35
そら、むかし高野は女人禁制だったからでしょ。
今は……
281待乳山:04/11/09 21:47:30
>>278[十八道だてのめずらしい方]は、わたしが勝手に作った言葉です、
共通会話に意味不明で申し訳ありません。ちなみに、真言には十八道行
法があります、そこで、修法としてお客様(佛・菩薩)を向かえ接待す
る儀式でありますが、十八道次第書にのっとり自分で瞑想して高めてい
くわけですそれがちょうど、歩いてゆく姿、真理に歩むことが宗教の目
的としたことが、歩く者いわゆる行者としての思いがあったので、めぐ
る姿が真理に生きる「真言行者」はまさに煩悩がありのままの人間だと
思ったのがダブったからでした。
282日本@名無史さん:04/11/09 23:41:10
>>281
いやはや、あなたの「十八道立て」の思考には敬服致しました。
この待乳山用語、やみつきになりそうです。
283待乳山:04/11/10 20:00:42
>>282 やはり、さすがです切り返しの言葉がうまい!「待乳山用語」ですか!
とっても面白い言い方ありがとうございます。
 元気が出たところで、全国にTV番組の水戸の御老公さまのように空海さん
の伝説があるんですが変わったものはあるのでしょうか、私の知っているの
は、喉が渇いた空海さんが、通りかかった家の人に水をくうださいと言っ
てもその家の人や、村人があげなかったので、村全体の井戸水が干上がった
話です、あげなかったその坊様こそ弘法大師だった、ということです。
 
284日本@名無史さん:04/11/10 20:05:02
>>283
弘法大師様も水を干上がらせるとはお心が狭いですな。
満濃池を修復したぐらいなのに。
空海が杖を立てていったらそれが大木になったとか、空海巡錫伝説はいろいろありますが、
行基伝説と重なってたりもします。
285日本@名無史さん:04/11/10 20:08:59
>>283
衛門三郎伝説の応用って感じだね。

ところで、全国に空海伝説があるといっても、
さすがに北海道にはないだろうね。
最北端、あるいは最南端の空海伝説の土地ってどこだろ?
286日本@名無史さん:04/11/10 20:15:12
やっべえ、すっかり待乳山のファンになってもた。
287日本@名無史さん:04/11/13 17:43:07
おいっ!待っちゃん、どうした?病気か?
288待乳山:04/11/14 08:18:44
あれっ!秋のイベントいっぱいで今日もバタバタして申し訳ないです。
>>284ほんと行基菩薩と重なり、何か似通ったものがあります。
>>285衛門三郎伝説は確か、空海さんに謝って来世生まれ変わるならと石
を握らせ死んで、次世にその石(意志)を握って生まれる。しかも、原因
が托鉢に現れただろう空海さんの鉢を八回目にして鉢(はち)を割って
しまう数がまた八に割れる、衛門三郎の子供は八人で次々と死んでゆく
といった、八の数、八十八(はち・はちをかさねる)がほんと気になって
しまうという、すごい示唆ありがとうございます。
 確かに行基菩薩が作っただろう地図には北海道は吹っ飛んでいますね。
ほんと2ちゃんねる空海のスレ勉強になります。
289日本@名無史さん:04/11/14 10:04:50
>行基菩薩が作っただろう地図

それ、どこにあるの?おしえて。
290日本@名無史さん:04/11/14 13:34:09
>>289
「行基図」でググッてみそ。
291日本@名無史さん:04/11/14 16:21:06
>>290
おおっ!ありがとう。
292日本@名無史さん:04/11/14 16:24:39
やっぱり空海が天才、偉人といわれるゆえんは彼のマルチさにあるのかな?
おれ自身としてはマルチ人間が必ずしもすごいとは思わないのだがな。
多芸よりも一芸に秀でているほうが人間的に魅力を感じるのはおれだけかな?
293待乳山:04/11/14 20:56:30
>>292マルチ人間ですか、おお、すごい捉え方です。なるほどそういう
考えもうなづける空海さんです。多芸より一芸ですか?私も含め凡人
はどっちもつかない芸ばかりがあり反省ですが、なかなか一芸もできが
たい、広く浅く、の世渡りですが、最近は広く深くが求められている。
そうか!空海(マルチ人間)が求められている世なのかと。(気がつく
の今頃で、遅いです、ポリポリ)

294日本@名無史さん:04/11/14 21:06:15
空海って弘法大師伝説の皮を剥がせば、要するに、言語能力と書道にあとは企画力に
優れていた程度で、特にマルチ人間ってわけでもないと思う。
最澄に対して書物だけで物事を知ろうとするなって言ってるけど、
空海自身が書物の人でもあるわけだし。
だいたい空海は弟子を育てる才能がなかった。孤高の人といえよう。
295日本@名無史さん:04/11/14 21:37:38
>>294
言語能力と企画力で十住心論とか
書けるのだろうか。
自分も読んでないけど。

あと、「弟子を育てる才能」というのもよく分からん。

師匠が広げた風呂敷を閉じようと、
弟子ががんばり、結果として
弟子が育つというのは
あるかもしれないが。
296日本@名無史さん:04/11/14 22:01:06
>>294
あの時代では十分マルチだったと思うよ。
字が上手くて、詩文を作るのが上手くて、中国語がペラペラ。
企画力ってのはいまいちわからんが。
でも、これで天才といえるかどうか、このあたりは疑問だな。
ただ、井真成のような有能な人間でさえ、史書には記録がなかったんだから、
正史に名前が出てくる空海はやはり人並みはずれていたのかもしれん。
297日本@名無史さん:04/11/14 22:15:04
>>296
正史には何と書いてあるのですか。
それと
『正史に名前が出てくる』となぜ『人並みはずれていたのかもしれん』
ということになるのかがわかりませぬ。
298日本@名無史さん:04/11/14 23:25:06
>>297
『旧唐書』の東夷伝に「貞元二十年、遣使来朝す。学生橘逸勢、
学問僧空海を留む。元和元年、日本国使判官高階真人上言すらく、
前件の学生、芸業ようやく成れり。本国に帰らんと願う。
便ち臣と同じく帰らんことを請うと。之れに従う」とある。

遣唐使とともに留学した日本人はたくさんいたけれど、
中国の正史に名前が残っている人はあまりいないでしょ。
ちなみに『旧唐書』東夷伝の日本国の条に名前の出てくる
日本人は上にあげた三人以外では粟田真人と阿倍仲麻呂だけ。
299日本@名無史さん:04/11/15 00:01:21
で、
『正史に名前が出てくる』となぜ『人並みはずれていたのかもしれん』
ということになるのですか?
300日本@名無史さん:04/11/15 00:41:31
単なる思い込みでした。
理由はありません。 すいません。
301日本@名無史さん:04/11/15 01:07:01
韓国人だな

302日本@名無史さん:04/11/15 02:07:05
ずいぶんといやらしい釣り方やな。
303待乳山:04/11/15 23:35:32
>>298『旧唐書』は手に入れやすい1986年に岩波文庫から出ていたのですね
知らなかったです。東夷伝という言い方に、当然ですがやはり中華思想があ
ることがわかりました。
>>299空海さんの能力を現在に投影したとしたらどうなるのだろうかというこ
とでは?
304日本@名無史さん:04/11/15 23:52:18
それはまったぃ意味のないことだと思います。
305待乳山:04/11/16 00:14:15
意味ないっすか?
私の日本史や歴史観は、当時の歴史が現在とどう関わっているかであり
ますから、時空を越えたところに見出してしまっていますので、はい。
306日本@名無史さん:04/11/16 00:46:04
あなたはご自身が生きていることに、どんな意味があるとお思いですか?
307日本@名無史さん:04/11/16 01:06:52
待っちゃん、>>306は荒らしだからスルー汁。
岩波文庫のやつはおもしろいね。
『旧唐書』と『宋史』と『元史』の日本伝が収録されていて
中国人の日本に対する見方の変化がわかる。ちょっと気づいたんだけど、
『宋史』では空海と最澄の入唐が書かれているけど、
『旧唐書』には最澄の名前が出ていないんだね。
あと、『宋史』ではかなり日本の歴史が学ばれているみたいだけど、
『旧唐書』では全然関知してない、って感じ。夷狄視全開って感じだね。
308日本@名無史さん:04/11/16 01:12:34
だからなんだと言うのですか?
309待乳山:04/11/16 07:46:51
>>307さんありがとう!元気百倍!『宋史』・『元史』の手ほどきまで
いただき、よくわかります。
日本史が日本史でなくなることは日本人が生活・文化的にもいなくなる
状態、日本史は地域・家族・個人においてもどこにでもあるわけですから。
他国(歴史)から見た日本史と日本にある歴史対照による検証の良い例です。
ほんとすばらしいです。空海のスレガンバンベー!
310日本@名無史さん:04/11/16 13:42:22
だから何だというのですか
311日本@名無史さん:04/11/16 14:14:56
>>309
>ガンバンベー!

オー!

ところで、待ちゃんは空海のどんなところがすばらしいと思う?
オレは実体のわかんないところ。
空海って伝説はたくさんあるけど、どれもがいかにも伝説〜って感じ。
その実像ってどんなんだったのかなーって勝手に想像して悦に入ってまつ。
312日本@名無史さん:04/11/16 15:26:15
それが何だと言うのですか。
313日本@名無史さん:04/11/16 17:38:45
>>311
横レスですが・・
いかにも伝説といえば、
やはり「五筆和尚」かな。
どこまでが本当なんだろう・・・
314日本@名無史さん:04/11/16 18:34:10
>>313
君は五筆和尚を何だと思っているのかな?
315日本@名無史さん:04/11/16 19:37:24
>>314
313氏ではないんだけど…五筆和尚の伝説といえば、
王羲之が宮廷の壁に書いた筆跡が破損していたので、
それを補うよう時の唐帝に依頼された空海が口両手両足に筆をとって
五行同時に文字を書いた。それを見て驚いた皇帝が
「五筆和尚」の称号を与えたというやつでしょう?
五筆和尚の伝説といえば、それ以外にない。
ただ、この伝説がどのような経緯で出来たかについては
諸説あるみたいだけどね。
316日本@名無史さん:04/11/16 19:43:02
>>314
君は五筆和尚を何だと思っているのかな?
317日本@名無史さん:04/11/16 19:45:11
>>315
その五筆和尚の解釈は俗の伝説なんだな。
本当は、能書で、楷書、行書、草書、隷書、篆書の五つの字体ともよくした
というので、五筆和尚の称号を賜ったというのが正しい。
318日本@名無史さん:04/11/16 20:17:45
>>317
だから伝説だっていってるのに。

五つの字体をとって五筆和尚になったとする伝説っちゅうのは
聞いたことがないなあ。ソースはあるのかな?
執筆五法が五筆に変わったという説はあるけどね。
あと、よく言われるのは、空海の筆跡を「御筆」と称することから、
それが「五筆」に転化したという説だな。
ま、いずれにしろ、「五筆和尚」の号を皇帝、もしくは天皇から
賜ったというのが史実でないことだけは確かだ。
319313:04/11/16 20:27:44
「空海の風景」読んだだけだけど、
円珍だか円仁だかが唐に渡ったときに、
「五筆和尚は健在か」って聞かれたんでしょ。
そしたら、「御筆」→「五筆」というのは
ありえない流れだと思うのだが。

漏れ的には、夢枕獏が最近出した小説
「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」(うろ覚え)
での、この伝説を踏まえたシーンが面白かった。
320日本@名無史さん:04/11/16 20:37:45
>>318
ソースは忘れたが、五筆和尚の由来としていろんな字体・書法をよくしたから
というのは確かに読んだ記憶がる。
321日本@名無史さん:04/11/16 22:03:39
>>319
あった、あった、そういう話。
オレもどっかで見たことあるけど、どこだったかなー。
ちょっと探してみる。
322321:04/11/16 22:29:26
ありました。蓮生観善の『弘法大師伝』によると、
円珍の『行歴抄』の草本の裏書に書かれているらしい。現物は未確認。
あと、司馬遼のはおそらく『弘法大師伝記集覧』に出ている
『園城寺文書』によったものと思われる。
『伝記集覧』は司馬遼のタネ本だからね。

『行歴抄』の裏書ってところが気になるところだけど、
もしこれが円珍の書いたものだとすると、
五筆和尚の尊号は本当にあった可能性が出てくるなあ。
後世の伝説だとばっか思っていたんだが、そうでもないか…
323321:04/11/16 22:39:27
>>319
今『空海の風景』を確認したんだけど、
ここにも『行歴抄』のことが出ているね。
御筆→五筆の説も出てる。
324待乳山:04/11/17 07:23:04
>>313知らない間にさすがに!ブッチギリのすごい展開がされていますね!
王羲之書が宮廷の壁にあって、破損していたのでそれを修理を空海さんに
依頼したら口両手両足に筆をとって五行同時に文字を書いた。それゆえ「
五筆和尚」と言われる、とした篆書・隷書・楷書、行書、草書を褒め称え
ての話だけを知っていましたが、考えてことはなかったです、はい、しか
も、『伝記集覧』という司馬遼さんのタネ本ですか!知らなかったです。
すごいっ!
325待乳山:04/11/17 22:05:11
>>311前後になってごめん!空海さんのつかみどころのないところです。
遍照発揮性霊集にある高野山万灯会の願文にある「虚空尽き、衆生尽き
、涅槃尽きなば、わが願いも尽きむ。、、、仰ぎ願わくは、この光業に
よって自他を抜済せむ。、、、、六大の偏するところ、五智の含すると
ころ、虚(そら)を排(はら)ひ地に沈み、水を流し林に遊ぶもの、す
べてこれわが四恩なり。同じく共に一覚に入らむ」
誇大妄想のような、ほんとどんな精神状態がこの一文を書かせたのかを
例に見ても、ほとんど宇宙を相手にしてるような感じです。
現代人は、嘘でもこういった文は書けないです。空海恐るべし!
326日本@名無史さん:04/11/17 23:01:30
>>325
たしかにブッ飛んでるよね。でも、これこそが悟った人の
精神状態なんだろなあ。
327日本@名無史さん:04/11/17 23:40:05
書いている人はいくらでもいるのですが。
あなたが知らないだけでは?
328日本@名無史さん:04/11/17 23:50:39
しつも〜ん。
海和尚は、なぜ最澄の借経を断ったのでしょうか。
宇宙くらい広い心で貸してあげればよかったと思うのですが。
329日本@名無史さん:04/11/17 23:59:53
>>328
そりゃ商売道具の一番大事な部分、そうおいそれとは他人に貸すわけにはいきませんよ。
330日本@名無史さん:04/11/18 00:08:11
>>329
ワラタ
たしかに、唐土において半年で授かったものを(伝教大師はそれを知っている)
三年一緒に修行すれば授けるって、無理吹かっけすぎですよね。
(それも伝教大師の多忙を見透かした上で)
いくら前行が必要だと言っても、ちょっと、どうなんでしょう。
それも、理趣釈のやりとりの少し前には、「あなたに全部授ける」って
言っておいて、これはない、と。
ま、結果、円珍・円仁が入唐して新しい境地を開いた訳ですし、
その後の皇慶らの流もあるので、結果オーライかも知れませんが。
331日本@名無史さん:04/11/18 00:34:43
最澄が叡山を捨てて弟子入りしていたら、きちんと授けていたんだろうな。
天台宗のトップの人間がペーペーの新顔に平身低頭して教えを乞うたことを
評価する人が多いけど、教えてください、って言っておきながら、
自分の弟子にかわりに学ばせて、自分はお経を借りてそれを読んで
済ますしちゃおう、て態度に空海はカチンときたんじゃないか?
332待乳山:04/11/18 07:54:40
>>330そうですよね、空海さんの甥が円珍(智証大師)、唐に渡り東密に
あいたいするまでに台密の完成に寄与したわけですから、まじめあうです。
>>331 私も思うに、空海さんの気持ちをわかっておられる、それぞれの段
階で厳しいものがあるようになっているように思います。特に頂点に立つ
ものに本質を知っといてもらわんと。天台では、密教儀礼を行う「密建て」
行わない「顕建て」と区別されています、天台では決して必要ではなかった
のでは?と思います。
333328:04/11/18 10:36:56
みなさん、いろいろありがとさんです。
自分は、宗教的なことは全然分からないのですが、
要は、「密」を学ぶなら、中途半端じゃだめだから、
中途半端な姿勢の人には、教えませんよ、という
感じなのでしょうか。

で、最澄の方は、「密」も仏教の部門・カテゴリーの
ひとつで、ほかの「天台」だの「禅」とともに全体を
融合するのが自分の宗だ、と思っていて、そういう
姿勢が空海には「中途半端」に見えたんですかね・・・


334日本@名無史さん:04/11/18 12:08:34
空海は最澄に対してかなりのイヤミがありますね。
借教の話もそうだし、泰範のために代筆した手紙でも
最澄を皮肉って嫌みを言っている。
最澄が仲互いしている奈良の旧仏教とも親しくして見せたり、
かなり最澄をバカにした行動が感じられます。
空海からすれば先輩だろうが最澄なんて鼻もひっかけないと
軽蔑していたのかも。
335日本@名無史さん:04/11/18 12:26:11
奈良の旧仏教と親しくしたのは最澄に見せびらかせるためじゃない。
性格の違いだろ。
最澄のばあいは、あまりにもオレがオレが君をしてしまったために
旧体制側の人間と友好関係を結べなかっただけじゃないか。
それと、経典の借用拒否については、
最澄は師弟の礼をとったくせに泰範を自分の身代わりにして
自分は別の仕事をやってオイシイところだけもらおうなんてセコいじゃないか。
よく上司にいるだろ。自分の部下に仕事をさせておいて、
自分はその報告書だけを受け取ってそれを提出して
さも自分が一人でやったかのようにするヤツ。
336待乳山:04/11/19 00:29:49
>>333大丈夫、菩提心さえ持っておればこそです。
空海には全体が密教に見えていたのでしょう?かと。
最澄は天台・智の思想を求めていたからではないで
しょうかと。?
337日本@名無史さん:04/11/20 00:54:26
佐伯有清さんだったか、理趣釈経の借覧に関しては
最澄が依頼した事実はない、というようなことを書いてたような・・・。

泰範の手紙ってのは泰範自身が書いててもおかしくないような内容じゃないの。
338日本@名無史さん:04/11/20 03:03:02
>>333
伝教大師が「中途半端」かどうかは知りませんが、
最澄からすれば、密門は法華一乗の方便というか、円教の一部、
空海からすれば、真言一乗は法華その他とは次元の違う最勝の法門、
という密教観の大きな違いはあったでしょうね。
ただ苟も、中国で密教の伝を受けていた最澄に、結縁灌頂しか受けさせず、
挙げ句に授法を嫌ったのは、ある意味、空海最大の汚点ではないかと。
法を惜しんだといわれても仕方ないような気もします。
何かやりようはあったでしょうに。
>>335
俺が俺が、的なスタンドプレーは空海の方が得意だったのでは?
最澄の場合、くそまじめに法華一乗を説いた為に、奈良仏教とぶつかった、と。
>>337
理趣釈のはなしそのものはともかくも、授法を拒んだのは事実でしょうねぇ。
泰範と理趣釈拒絶(とされるもの)の時期も一致しないようですが。
どうも泰範は、叡山のごちゃごちゃ(何かあったらしい)に嫌気がさして
戻らなかったというのが真相のようですね。
339日本@名無史さん:04/11/20 03:34:19
一畳弛緩院師の登場。
340日本@名無史さん:04/11/20 04:37:03
>>388
自己レス。夜分故(不眠症の気味でして)、筆が滑りました。反省。懺悔懺悔。
おそらくは「法華一乗と真言一乗と何ぞ優劣あらん」の仏教観と
十住心論の反目でしょうね。もっとざっかけにいってしまうと、あるいは
朴な、ある意味くそまじめな伝教大師と天才肌で融通無碍な弘法大師では反りが合わなかった、
ということでお仕舞いかも知れませんが・・・
ただ「宜しく持するところの真言の法を最澄闍梨に付属すべし」と言ったからには全うしないと。
ただ、その気になっていた弘法大師を「小々の仏事ありて暫く学筵を辞す」などといって
興ざめさせたのも事実。しかし「三年にして功を畢えなん」は酷だったでしょうね。
「本一夏を期す。もし数年を経べくんば(略)後日来り学ばんには如かず」という
伝教大師の気持ちも分かりますよ。
341日本@名無史さん:04/11/20 04:38:37
>>340 訂正
参照先誤記。(誤)>>388 (正)>>338
逝ってきます。
というか、薬呑んでもう一度寝ます。
342日本@名無史さん:04/11/20 04:45:15
>>337
「釈理趣経」と「理趣釈」はちがう、というやつですか?
343328:04/11/22 21:06:13
自分の疑問の出所は、
空海という人は、宗に関して優劣はつけても、
劣と判断したものを切り捨てない人で、
言い方かえると、何でも飲み込んで消化してしまう人で、
だから、死の直前の講義でも「法華経も中々いいよ」
ってなことを言ったと思うのですが、
そういう人なら、どうせ読んでも誤解するよと思いつつ、
経を貸すのもありかなと思ったからです。

で、次の疑問なのですが、密は、もともと古代インドの
マジナイを抽象化したり理論化したり、いろいろなものを
加えてできあがったものだということですが、マジナイが
核である以上、空海のもたらした加持祈祷でも、暗示・催眠
術みたいなものだけではなく、今の科学でも説明のつかない
現象が起こる(起こった)のでしょうか。
344日本@名無史さん:04/11/23 02:21:18
>>343の前半
横から失礼。
理趣経関連で問題になるのは『補闕抄』の「叡山の澄法師、理趣釈経を求むるに答える書」だけど、最澄宛じゃなくその弟子円澄にあてたものだと言ってる研究者もいます。
そうすると対立の意味合いが変わってくるかもしれない。
円澄は最澄の滅後も他の天台僧ともども空海へ密教受法を願い出、かなえられてもいます。曲折あっても交流はあるわけです。
『空海入門』で著者は「最澄と空海の関係は、悉曇の問題も含めて根本的に史料のレベルから検討すべきではないか」「あわせて『補闕抄』所載のテクスト全体の、真偽を含めた再検討を行うべき」と書いています。
因みに悉曇に関しては、円澄が空海にあてた手紙の中に、最澄にとって梵字真言の受学が難しかった旨記されていて、それが「三年にして功を畢えん」となる一つの理由とももくされます。
個人的には伝教大師もそのことを理解されたものと考えたい。
また二人の立場は本来異なるものだけど、328さんが云うように空海の立場は包括的でそれが最澄滅後の円澄等天台僧の受法にまで繋がっているんじゃないでしょうかね。
もっとも最澄さんは長期に渡ってお経借りっぱなしで、返さないうちに次を貸してくれでは、そりゃ命がけで海を渡って持ち帰ったものだし、まず借りてる分を早く写して返してくれろ、っていうのはあったと思いますが。
345承仕:04/11/23 08:08:50
悉曇伝授の時にシダンアラソトと唱えます。成就あれかし!ですね。
摩多体文だけでなく切り継ぎ十八章までマスターするには、
3年以上かかりますね。密教そのものなら、もっと時が要ります。
まさに、成就あれかし!ですよ。
伝教大師も焦らずにマターリ信仰でいけばよかったんですね。
346日本@名無史さん:04/11/23 12:15:01
>>345
悉曇十八章は切り継ぎの法則が決まってるから、
基本的なものをおぼえてしまえば、一ヶ月もあれば
十分マスターできると思いますよ。しかし、梵語の文法を
マスターしようとするなら三年でも難しい。
347日本@名無史さん:04/11/23 12:46:23
空海の梵語はごく初歩で中学一年生の英語レベルと聞きましたが。
348日本@名無史さん:04/11/23 15:14:15
↑確かにそうかもしれない。
ただ、それは空海以来1200年の積み重ねがあってこそ云えることかもよ。
空海が持ち帰った密教の体系。真言の八祖として次に伝えるためには、
それなりのレベルを設けねばならなかったのは当然かと。
中学一年のレベルというなら、他は幼稚園レベルにも達してなかった、
といえるかもしれない。
349日本@名無史さん:04/11/23 16:09:30
俺がコピペしてやるよ。ほいっ
  ∧_∧       ∧_∧    ∧_∧     ∧_∧    ∧_∧ 
◯( ´∀`) ◯◯ ( ´∀`)◯◯(´∀`)◯ ◯(´∀`)◯ ◯(´∀`)◯
 \真須美  \ 上祐 / \ 古賀 / \ 和田 / \ アーチャリー/
  |⌒I、│     |⌒I、│    |⌒I、│     |⌒I、│   |⌒I、│
  (_) ノ      (_) ノ     (_) ノ     (_) ノ    (_) ノ


         漏れたちみんなB型犯罪者集団。



350待乳山:04/11/23 17:01:18
>>348確かにそうだと思います。梵語がしっかりできておれば
医者のカルテじゃないけど、秘密仏教がそれで他にもれる恐れ
がなかっただろうが、師資相承の時がうまく行くかの段に、
結局、漢文になったんだろうと、そして当然なかなか教えても
らえなかったし、ここのスレ状態であれば大いに発達しただろ
うと思います。
351待乳山:04/11/23 17:16:18
>>345承仕さん久々です!私も南都六宗あたりから掘り起こそうと
歴史やりだすとたまらんです仏教の流れから、はたまた、六宗
それぞれの考えから、そして最終に秘密仏教が確立してゆくとした
ことですが、日本にはバラバラに入ってきています。
空海さんは、東寺のある京都から高野山のある和歌山までの通称
「高野街道」は必ず通っていたとすれば、南都六宗それぞれなに
がしか寄ったはずと思いましたが、資料がなかったので沈没。
352待乳山:04/11/23 18:18:18
>>350の『漢文』はあくまで梵語の音写ということでおねげぇします。
353待乳山:04/11/23 19:04:22
まだどこかの民族で日常会話で梵語を話している民族があるの
だろうか?ひょっとして、非日常で扱っているだけでも仏教の
上で日本とチベット・小乗仏教圏(東南アジア)だけではと思
いますが。宗教の関係でインドにはまだ使われているのかと、
もう中国にはないだろうし。ただチョコット香港にある、日本
の密教を伝えた権田僧正の弟子が師資相承していたようです。
江戸中期に、江戸湯島の浄厳、河内国葛城の慈雲、備中国連島
宝島寺の宿厳、京都五智山の曇寂、大阪円珠庵の契沖により梵
学が盛んになった、世界のさきがけであります。
354日本@名無史さん:04/11/23 19:21:47
待っちゃん今日は全開だね。
やっぱ、待っちゃんが来ないとこのスレはだめだよ。
355待乳山:04/11/23 19:48:07
話を戻すようではないですが、空海さんが綜芸種智院学校の
開設を行い、教育の条件を打ちだした。
@教育環境
A総合教育による人間形成
B多くの優れた先生の必要
C先生と生徒の生活費保障
どっひゃー、教育を見抜いておられる、
現在でもまだ困難な状態だ!
356待乳山:04/11/23 20:18:25
>>354さん、ありがとう!1000回までアラサトです!
個々の歴史観を育てるこれは宝です。蓄積した歴史観を
何かの時に地域に話す、これは地域の宝です。
きっと空海さんも苦笑いしておられるかと。
357日本@名無史さん:04/11/23 20:20:09
綜藝種智院架空説は?
358日本@名無史さん:04/11/23 20:45:03
>>355
それでは不十分だと思います。
貧乏人にも教育を受けさせる、ということはとてもよろしい。
でも、一生面倒見るわけではないのでしょ。
そこから出て行けば、また貧乏にもどってしまうじゃないですか。
ちゃんと出たあとのことも考えなければ、正直だめじゃないの。
359待乳山:04/11/23 21:59:50
>>357そうでしたね、思い出しました架空説そうでした。
続遍照発揮性霊集補闕鈔の綜藝種智院の弐に論語にいわく
「里は仁を美となす。択んで仁に処らずんば、なんぞ知る
こと得ん。」またいわく、「六芸に遊ぶ」と。経にいわく
、「初の阿闍梨は衆芸を兼ね綜ぶ」と〜、、、、、から持
ってきたのですが。
>>358えっ、自立しないんですか?
360日本@名無史さん:04/11/23 22:19:25
自立のための教育ですか?
361日本@名無史さん:04/11/23 22:24:10
空海が庶民教育にも心を配ったって言っても、朝廷を動かして全国に小学校を
作らせるぐらいのことをやったならともかく、一私学校程度のものを作ったからって
どれほど実効があったのだろうかね?しかも結局廃校になったわけだし。
362日本@名無史さん:04/11/23 22:40:21
すぐ廃校だったり、ひょっとすると出来なかったわけだけど、
でもその菩薩としての精神を尊びましょうよ。
そこから後の事は、355も358も361も一緒にやるべし。
待乳山さん、確かにテンション高いね。
363待乳山:04/11/23 22:53:38
ああ、そうでした!申し訳ないです。この平安時代は
荘園制でした、もう時代背景を読んでませんでした
、自立という江戸元禄から近代社会に向けては使えそ
うですが。そうです、空海さんの考えは時代に時期早
々だったです。
364日本@名無史さん:04/11/23 23:32:25
なんかわかんない日本語ですね。
365日本@名無史さん:04/11/23 23:52:03
待乳山氏って専門文献を語ったりするわりには、
自分自身の文章はひどく拙いよね。どういう人なんだろうか?
お坊さん?
366日本@名無史さん:04/11/24 00:30:56
待っちゃんの性格が出てる文体で、こういうのオレはけっこう好きだな。
文章上手いやつってカッコつけるのがうまいから、
みてくれはいいんだけど、中味がともなってないことが多いw
367待乳山:04/11/24 00:35:11
はい、単なるサービス関係のサラリーマンです。年二回のボーナス。
それよか別のスレで拾ったんだけど、そうなのかどうなのか!
http://homepage2.nifty.com/j-osamu/maga3/text26.html
やっぱり気になっていた、景教との関わりです。
ああ、やっぱつたないですわ、もっと実のある文が必要ですね。
368待乳山:04/11/24 00:36:56
はい、単なるサービス関係のサラリーマンです。年二回のボーナス。
それよか別のスレで拾ったんだけど、そうなのかどうなのか!
http://homepage2.nifty.com/j-osamu/maga3/text26.html
やっぱり気になっていた、景教との関わりです。
ああ、やっぱつたないですか、もっと実のある文が必要ですね。
369日本@名無史さん:04/11/24 00:49:07
>>353
梵語=サンスクリットは文章語として作られた一種の人工言語だから
日常会話では使われてはいなかったのですよ。
仏教教典の一番古い言語はパーリ語で、これが発展したのが今の
インド中部の言語らしいです。
370待乳山:04/11/24 01:39:43
>>369そうですか、やはり仏教の上座部か王侯あたりで交わ
されての会話か、大日より金剛薩堹にそして龍猛菩薩に伝わ
った、一種の人工言語ですか、何れにせよ神秘性のある言語
だと思っているのですが。
371日本@名無史さん:04/11/24 01:46:52
待っちゃん、>>367の景教の話はダメだよ。電波強すぎ。
372日本@名無史さん:04/11/24 01:48:46
ちなみに、>>369の話もキツイのが入ってるよ。
373待乳山:04/11/24 02:04:14
>>371そうだよね、最近の世相がここまで反映しているのかと
思ってしまっていましたよ。舵取りありがとう!
学問は難しいですなあ、しっかりしますわ、ああっ空海さんを
語るに時間が、おやすみタイムにします。空海さんの夢みない
かなあ。早く休んでね。
374日本@名無史さん:04/11/24 20:04:54
空海っていつ「悟った」んだろう?
三教指帰によると室戸岬で修業中に悟ったようなことが書かれているが、
とすると、密教の正式な行法によらずとも悟れたということで、
中国での修業や潅頂は単なる形式だったということにならないか?
どうなんだろう?
375日本@名無史さん:04/11/24 20:28:17
悟りにも、いろいろなステージがあるんですね。
376日本@名無史さん:04/11/24 21:25:36
でも、密教の行法・儀式にのっとって悟りのステージを進んで行ったというより、
自力で自然の中で修業して悟ったっていう方がロマンがあっていいなあ。
377日本@名無史さん:04/11/25 00:00:50
三教指帰に書かれている求聞持法は善無畏三蔵の訳した
経典にもとづくもので、正式な密教の行法だろ?
空海が中国に行く以前にも、それらの修行を日本に伝えた
人たちがいたということだ。玄ボウとか道慈とかね。
378日本@名無史さん:04/11/25 00:12:37
いや、三教指帰時代の空海は正式な僧ですらなかったんだよ。
いわゆる私度僧。その時代の修業はあくまで我流だよ。
それで悟ったんだから空海は偉大だよ。形式なんか糞喰らえ。
379日本@名無史さん:04/11/25 00:16:16
その後、どんどん形式に目覚めてゆくわけですね。
380日本@名無史さん:04/11/25 01:20:46
私度僧でも求聞持法を教えてくれた人が正式だったかもしれんし。
381待乳山:04/11/25 15:30:26
本質・形式・口伝の三つがそろわんとできないのでは。
求聞持法だけでもひとつの修法ですからすごいわけです
、朝廷が戒の無い私度僧を禁じたのも無理はないかと。
空海さんの前例に小僧と呼ばれた行基さんがおられる。
382承仕:04/11/25 17:01:09
求聞持法の次第には2種あり、大師が青年時代に修した求聞持
法は、
善無畏→道慈→善議→勤操→空海への相承です。
もう1つは、大師自ら入唐して恵果阿闍梨から受けたもので、
善無畏→不空→恵果→空海という相承です。
道慈〜勤操の流れに於いては、密教そのものが体系化されて
おらず、雑密の域を出ないものであろうかと。
恵果〜大師の流れは、恵果以前の不空三蔵の頃から密教が体系
化がされているので、善無畏訳の次第に手が加えられ、正純
密教と言われるものに近いものとなっていますが、それでも
雑密の香り漂う特殊な次第です。
383日本@名無史さん:04/11/25 17:13:42
空海が若い頃にやった救聞持法は勤操から伝授を受けたのではなく、
当時の空海と同じような私度僧の、ある修行者から教わったってことじゃ
なかったっけ?
384待乳山:04/11/25 21:04:33
有名な三教指帰の一節、「ここに一(ひとり)の沙門あり。余に虚空蔵聞持
の法をしめす。その経に説かく、若し人、法によつてこの真言一百万遍を誦
すれば、即ち一切の教法の文義暗記することを得。ここに大聖の誠言を信じ
て飛燄を鑚燧(さんする)に望み、阿国大滝嶽にのぼりよじ、土州室戸崎に
勤念す。谷響きを惜しまず、明星来影す。にある、一の沙門ありが誰だか
わからないということですかと。これは、説がありますがどっちとも。
385日本@名無史さん:04/11/25 23:12:24
待っちゃんてすごいね!いろんなこと知ってる!
そういうすごい情報、どうやって知ったの?
特別な勉強でもしてるのかな?

Mr.Georgeはプロだすね!かっこイイな!
386待乳山:04/11/26 00:15:05
>>385さん、いやほんと!いつも元気づけありがとう!
私より実はよく知っておられる、ほんとにあなたの
ほうがすごいですよ。寒いのでワイン飲んだら知らな
い間に寝てしまい、何処からか夢に足元に「矢」が飛
んできましたので、目が覚め、かなり呪術に長けた者
が仕掛けていると、ちょっとは気にはしてますが。
負けじと、空海のスレ1000回行きましょう!
387日本@名無史さん:04/11/26 01:15:12
>>386
待っちゃん、をもわず爆笑しちゃったよ。
謎の射手に気おつけてね。
388待乳山:04/11/26 01:41:25
>>387
いや、全然大丈夫だよ!歴史にどっぷりです。
ほんと、平安と言えば陰陽師、藤原氏の台頭
ほんと、全国呪術大会みたいなのがありそう
な時代です。空海さんが駆け抜けていった時
代、その頃の民衆はどうだったか、ほんと色
々と思いは飛んでおります。
389待乳山:04/11/26 02:10:24
求聞持法で思い出すのが、その修業場を見た時で
した三重県鳥羽市の丸山虚蔵寺で、ほとんど壊れ
かけていましたが、東の空を覗けるように囲われ
たちょっとした木と板で組みあわせて作った部屋
でした、恐らくいつからあるのかわかりませんが
、明治から昭和戦後すぐぐらいまで使われていたよ
うに思います。
昼夜を問わず、明星を観想して、百万遍虚空蔵菩薩
の真言を唱える。空海さんの然るべき密教哲学が思
われます。
390日本@名無史さん:04/11/26 02:56:01
のうぼうあきゃしゃぎゃらばやおんありきゃまりぼりそわか
ですか。
求聞持法ってずっと座りっぱなしだから、それで便秘になったり
痔を患ったりする人が多いらしい。空海さんはどうだったんでしょうね?
391日本@名無史さん:04/11/26 03:54:15
>>390

 痔について
・求聞持法をやる前から痔を患ってたから対策は万全。
・求聞持法をやる前に直腸癌になり人工肛門。
・尻から血を流しながら百万遍。

 便秘について
・常に腹が緩かったので便秘とは無縁だった。
・コーラックをこよなく愛していた。
・イチジク浣腸をこよなく愛していた。

いろんなパターンが考えられる罠。
392日本@名無史さん:04/11/26 20:07:34
>>388
待っちゃん、こむばむわ。
空海が生きた時代の民衆を知るには
『日本霊異記』を読むのがベストだよ!
空海とほぼ同じ時代に書かれたものだからね。
現代語訳は中田祝夫がサイコーだよ!
めっちゃおもろいでー!
いやごめん、もう読んでた?
393日本@名無史さん:04/11/26 20:25:05
>>392
あれ面白いよね。講談社学術文庫から出てる。
空海より一時代前の行基の逸話が多いね。
あと、道鏡事件の顛末が露骨に描かれてたり、
いろいろためになるから、必読だよね。
394日本@名無史さん:04/11/26 20:33:28
>>392
横レスだけど、サンキュー!
395待乳山:04/11/26 22:05:05
ありゃ、帰るの覗かれているのかな?
ただいまっ、かえりゃしたよ。
まっちゃんは、角川文庫でっちゅ。
諾楽(なら)の右京の薬師寺の沙門景戒(けいかい)録(しるす)す。
聖徳太子さんや、役の行者さん、行基さん、観音霊異記関係、法華経
霊異記・今昔物語関係、ほんとすげぇーの世界でよく読んでましたよ。
>>392さんそのとおりです!忘れてました!ありがとう!
生活も含め、空海さん以前の仏教がよくわかりますよね。

396日本@名無史さん:04/11/26 23:05:48
いろんな人が空海について意見を述べあうスレだったのに、
最近馴れ合いスレ化してキモいなw
397日本@名無史さん:04/11/26 23:41:33
>>389
へぇ〜丸山庫蔵寺ってところに求聞持堂があるんだ。初耳。
よく聞くのは宮島だな。あと高野山の真別処にもある。
室戸のみくろどではできないだろな。観光客がしょっちゅうくるし。
ほかにはあるかな?
398待乳山:04/11/27 07:15:44
>>397鳥羽の方に車で旅行に行った時鳥羽庫蔵寺と看板で見た時に、確か
仏像研究課・太田古朴さんが、三重で一番古い誕生釈迦の白鳳仏の紹介がこ
の寺だったのを思い出して、歴史はやはり警察事件解決ではないですが、
現場を踏むことが重要だと思ってますので、行ったら、すでに無住でしたが
その跡が朽ちてあったのです。山伏の風体は、お尻のあたりにいつで
も座れるように毛皮を着けていますが弘法大師さんの立って修行してる姿の
背中にムシロが背負われています。修行に適した場所があればそこにムシロ
を敷き行じておられたのではと思います。最近はほんと適した場所無いかと。
宮島での求聞持修行の本がありました、かなり前でした。
399待乳山:04/11/27 07:39:42
仏像研究課・太田古朴さんが→間違いです、仏像研究家・太田古朴
さんです。
昨日から、12世紀ごろ成立とした今昔物語集(本朝仏法部 上巻)
角川文庫の『弘法大師、唐にわたり眞言の教へを傳へて帰り来れる語
 第九』をあらためて読みましたが、あちこちからの情報・文を集め
て書かれていることに現在のダイジェスト版を感じます。
400日本@名無史さん:04/11/27 12:14:33
弘法大師、唐に渡り真言の教え持ち帰り来る
http://www5.tok2.com/home/byakuran/y2/yume58.htm
401日本@名無史さん:04/11/27 20:30:53
>>398
待っちゃん!空海の修行の格好を想像するときに参考になるのは
三教指帰に登場する仮名乞児のスタイルだよ!

シッ髪剃りおとして、頭は銅のほとぎに似たり。
粉艶すべて失せて、面は瓦のナベかと疑う。
容色は憔悴して、体形はサイ爾たり。
長き脚は骨竪ちて、池辺の鷺のごとし。
縮まれる頸筋は、連なりて泥中の亀に似たり。
五綴の木鉢は牛嚢に比して以て常に左の肱に繋け、
百八のゲン子は馬絆にならんで亦た右手に係けたり。
道神のわらぐつを著いて、牛皮の履を棄て、
駄馬の索を帯として、犀角の帯を擲つ。
茅座常に提ぐること市の辺の乞人も頬を押して俯して羞じ、
縄牀繦負すること獄の傍らの盗士も膝を抱いて仰いで歎く。
402日本@名無史さん:04/11/27 21:52:05
今、6chの「不思議発見」で、空海の特集やってたが、
中国での留学中の様子で、なぜか数珠を首に掛けていた・・・
高野山への道すがらのVでも。
監修誰がやったのか知らないけど、あれでよかったのか?
403日本@名無史さん:04/11/27 22:39:39
そういや上述>>401の仮名乞児は数珠を
右の手にかけているなあ。
Mr.George(承仕さん)、こんな作法はあるんですか?
404日本@名無史さん:04/11/27 23:11:31
身密・口密・意密というように、ある秘密の所作をして、呪文を唱え、念じれば悟れる、
って下手すると悪い意味のオカルトと違いはないような気もするんですが、
空海ファン・密教ファンの方の意見はどうですか?
405日本@名無史さん:04/11/27 23:55:44
悪い意味のオカルトということは、良い意味のオカルトとか
普通の意味のオカルトというのもあるのですか?
それらがどういうものか、ちょっと説明してください。
406日本@名無史さん:04/11/28 00:32:40
>>404
悪い意味のオカルトに利用されやすい思想であることは確かでしょうね。
だから、秘密が重視される。しかし、そんなところがまたオカルトに利用される。
どうにもなりませんわ。でも、まちがいなくいえることがある。
カルトでない伝統的密教の教えは人に危害を加えるようなことは説かないということ。
407日本@名無史さん:04/11/28 00:39:22
今昔物語には、空海が呪術比べで、敵対する宗派の僧を呪殺したという
エピソードがありますが・・・
408日本@名無史さん:04/11/28 01:01:55
>>407
シュビンのことかな?
あれはむこうからふっかけてきたんだろ。
409日本@名無史さん:04/11/28 01:12:34
求聞持聡明法というのは実行すると本当に効果があるのですか?
ウソっぽくみえるのですが。
昔のこういう言い伝えにはよくこうした大げさなことがあります。
この求聞持聡明法というのはある意味空海の天才性の開花を示す最も
重要なキーで、いわば普通人と天才を分ける分水嶺となっている。
もし求聞持聡明法の非科学性、ウソが明らかとなれば空海の天才性も崩壊
するといっていい。
410日本@名無史さん:04/11/28 01:22:07
真言密教の修法のなかに求聞持聡明法なるものは存在しない。
出直してきなされ。
411日本@名無史さん:04/11/28 01:27:26
まあまあ、揚げ足取りみたいなことはいいから。
極限状態に自分を追い込んでそこで神秘的な何かを得ようという発想は宗教にはつき物じゃん。
412日本@名無史さん:04/11/28 01:35:48
求聞持ナントカ法、まあ正確な名称は忘れましたが、あれは今の自分から見ると
一見ナンセンスに見える。同じ呪文を何万回だか唱えると、あらゆる経典を暗記でき
るようになるというのはとても信じられない。
確かに神秘的な陶酔状態になるというのは理解できるが、その説明は少し
直接的ではなく、拡大解釈と感じられる。
確かになにかが分かる前には馬鹿馬鹿しい混乱状態があることは分かる。
おれは求聞持ナントカ法は、空海の天才性を示すというよりも、青春時代の
馬鹿馬鹿しさをあらわすものと思う。同じ呪文を唱え続けるという馬鹿馬鹿しさを
へることで青春のもやもやのなかで集中し正気を保ちえたのか、よくわからんな。
413日本@名無史さん:04/11/28 01:40:25
>>411
揚げ足取りじゃないよ。
求聞持聡明法というのはたしか新興宗教でやってる似非修法だよ。
そんなんと虚空蔵求聞持法といっしょにされちゃたまらんわな。
414日本@名無史さん:04/11/28 01:47:14
要するに問題は、呪文(しかも原音ではなく漢字音写されたもの)を何万回だか期限内に
唱えることでほんとに記憶力が増大するのか?という点でしょ。
415日本@名無史さん:04/11/28 01:49:33
>>412
おまえさん、想像で言ってるだろ。
たしかにすべての経典を暗記できるなんてこたあない。
でもな、この修法で得られるのは神秘的陶酔状態なんて
あまっちょろいもんじゃあない。
ためしにやってみろ。人気のないところに閉じこもってだな、
一日に虚空蔵菩薩の真言を2万遍となえるんだよ。
3日でいいからやってみろ。3日くらいならできるだろ。
本当はそれを50日間やるんだけどな。
えらそうにいうのは、それからだな。
416日本@名無史さん:04/11/28 01:54:11
>>415
ではどういう甘っちょろくない状態が得られるのでしょうか?
ブッダは、そういう苦行めいた行為意味が無いと否定しているはずですが?
417日本@名無史さん:04/11/28 01:58:57
言うだけ無駄だったか…
418日本@名無史さん:04/11/28 02:00:54
>>416
あんたなあ、ブッダの否定した苦行ってどんなんか知って言ってんだろな?
419日本@名無史さん:04/11/28 02:04:40
>>415
当然想像でのべた。このようなきちがいじみたことを実行するなどとても考え
られない。ためしにやれといわれてもやれない。だから伝説じゃないかと思う。
また青年ならもしかするとやるかもしれない。仏教経典にはときおりとんでも
ないことが書いてある。あのようなことは伝説あるいは空想上の産物で、とても
常人ができることではない。
だから青年期に空海が仏教にあこがれてとんでもないことに挑戦して、超然と
した存在になりたいとしてかような苦行を行った可能性は否定できない。
で、その無意味さをかみしめることで、もっと生産的なことに向かったのでは
ないかな。だとしたら天才性を開花させるきっかけにはなったと思える。
420日本@名無史さん:04/11/28 02:06:26
行為自体の凄さなら、千日回峰の方が凄いと思いますが、
その体験談で、辛いけどそれで何かが得られるようなものではない、
というか、得られることを期待してやるのが間違い、というようなことを
読んだ記憶がありますが、要は人間の限界に挑戦する苦行、そういった
性質のものには変わりないでしょう。
421日本@名無史さん:04/11/28 02:12:21
>>418
身体や精神を過度に痛めつけるような行為だとおもいますよ。
かといって、まったく修行をしないのもいけない。
ブッダは常に中庸を教えています。
422日本@名無史さん:04/11/28 02:22:20
空海のように天才性を秘めた人間にとって青年期のもやもやは耐えられなかった
と思う。そこである種の精神安定剤として無意味な求聞持法なる呪文唱え
を洞窟内で独りで行ったんじゃないか?
ある種の引きこもり状態だ。
しかし無意味な行為であることに気付く。たとえ実行しても記憶力がつくわけ
ないだろう。しかし無意味さにきづくことにより何か価値あることをはじめよう
と思い洞窟から出たんじゃないか?

この求聞持法についてさも真剣に神秘的解釈をする者がいるが、正気であろうか?
だとしたらおかしいぞ。たとえやっても無意味さに気付くだけだろうよ。
423日本@名無史さん:04/11/28 05:00:11
空海や真言密教を絶対視するのも信者じゃない人間からすると滑稽だね。
真言密教の教えは絶対に正しくて、空海のしたことにも絶対に間違いはない、
となるとカルト臭を感じる
ここは布教の場じゃないんだからもっとおおらかに人間空海をかたりたいもの。
424日本@名無史さん:04/11/28 12:00:10
いちゃもんつけることでしか自分を確認できない人はかわいそうだと思います。
425日本@名無史さん:04/11/28 13:21:00
空海については千二百年も前の人間なので伝説的に語られる。
なのにその伝説をまともに事実であると信じるおかしな者がいる。
宗教は神秘化され、現実の事蹟が大げさに理想化されて伝えられる。
空海とて現実には水銀採掘が業務の多くの部分を占めていたといわれる。
まさか空海を山師であるなどとはいえないので伝えられぬ。
が、事実としてはそのようである。本業に近かったのではないか。
また万能の天才などというが、天才というよりも唐の様々な先進文化を学んで
来て日本へ伝えた技術者・伝達者というのが実際であったと思う。
肩書きは僧侶だが、実際は中国文化の伝達者といったところか。
426日本@名無史さん:04/11/28 13:35:54
あなたのおっしゃるとおり、天才が技術者であり伝達者であってはならない、
ということは無いとおもいます。それらは天才のある一部であるということでしょう。
427日本@名無史さん:04/11/28 16:11:56
>空海については千二百年も前の人間なので伝説的に語られる。
なのにその伝説をまともに事実であると信じるおかしな者がいる。

>空海とて現実には水銀採掘が業務の多くの部分を占めていたといわれる。
まさか空海を山師であるなどとはいえないので伝えられぬ。
が、事実としてはそのようである。

上の二文は同一人物によるものです。
みずからの信じる説が強烈な電波であることに
気づいていない。これを愚か者という。
428日本@名無史さん:04/11/28 16:14:37
昨日から脳内解釈による荒唐無稽なレスがずいぶんと出てるんだけど、
これは昨日の「不思議発見」の放映と関係しているのかな?
>>402の話じゃ、ずいぶんと胡散臭い内容だったそうじゃないか。
429日本@名無史さん:04/11/28 16:22:58
空海を過度に神格化するのはやめようということですよ。
430日本@名無史さん:04/11/28 16:39:38
でも、空海を水銀採掘の山師とみるのは、
神格化するのとレベル的にはかわらんぞ。
っていうか民俗学的価値のない分、それよりヒドイ。
431待乳山:04/11/28 20:04:20
>>401御免!昨日から今日にかけて名古屋そして京都に行ってました。
青年空海を語るときは三教指帰が基本ですよね。
文学的ひろがりの歴史観か、歴史実証の歴史観かで話が空海さんを語
られているのかと。求聞持聡明法をとおして空海さんを語ってるとこ
ろなのになあ。
432日本@名無史さん:04/11/30 17:23:46
現代の目で空海を見るというのは、意味がないことではないが、
当時の僧侶とは、なんぞやという視点を見失うと、誤解になる。

今は、学問も文系だ理系だと色々だが、当時はお経読んでいれば
僧侶でございでは済まなかった。高等教育を受けた学識経験者か
それ以上の人。書画文筆彫刻、天文気象土木本草、... なんでも
こなさないと頼りにされない。新しい仏教を手にするため唐へ
渡ったのは、真言唱えて幻術まがいのことをするだけではない。
江戸時代、蘭学に近代科学技術を求めたように、経典の中に新しい
知識があるのを知ったために唐へ行ったのだ。帰って来て、病院を
作ったのがその証左。ダムも学校も作ったが。

で、文明に属することは、他の人がやり出して、今は、僧侶といえば
誰もやらない、読経などのことになってしまった。葬儀会場もなんとか
典礼会館などにとられつつある。
433日本@名無史さん:04/11/30 17:52:35
空海は病院を作ったかあ?
434日本@名無史さん:04/12/04 12:57:30
とうとう待っちゃんもこなくなったか…
ま、今回の空海スレはこれでもよく続いたほうだな。

南無大師遍照金剛
南無大師遍照金剛
南無大師遍照金剛

願以此功徳普及於一切我等与衆生皆倶成仏道
435待乳山:04/12/04 20:15:59
>>433の回答を探して、空海さんの著作全集に深く沈んでおりました。
万年生きる亀は深い海に沈んでいて、100年に一回海面に現れ息を
吸うと言われます。答えは、病院は作ってなかったです。
しかし、日本史的に考察するに、奈良時代光明皇后が施薬院や悲田院
を作ったのは、確かに律令制にあって、儒教的要素から行基に代表さ
れる仏教の影響は考えられる、だが、しかし、なぜ作ろうとしたのか
が私の中でクローズアップしてきます。傭でポイ捨ての様に使い放題
にしていてはいけないと気づいたのだろうか?不思議です。
436待乳山:04/12/04 21:39:34
>>434まだまだこれからですよ。
歴史・民族学それは、タブーと常識といわれるもの、
そこに向けての解明ですぞ!
南無大師遍照金剛ですぞ。
437待乳山:04/12/04 22:07:01
「弘法筆を選ばず」の言葉がありますが
、空海さんが嵯峨天皇に「狸毛献筆表」
で、行書様、楷書様に応じて筆も選で
使用してちょうだいと申しておりました。
おもしろい事です。
438日本@名無史さん:04/12/04 22:15:32
待乳山って知的障害者?
そのうち、何か一つのこと(彼の場合は空海)に異常に執着するというタイプ?
439待乳山:04/12/04 22:26:08
高野山、御影堂の前に、普通は二つだが、三つ葉がある松、
有名な三鈷の松がありますが、植物の突然変異か、そうい
った種類があるのか?松の葉がなぜ三つなんだ!
440待乳山:04/12/04 22:32:58
>>438こうやってると、続いていくもんと。
まだまだ、一つの事に異常に執着できませ
ん、こんな状態でやってます。
まだ、肝心の曼陀羅もやってないし!
441日本@名無史さん:04/12/04 22:37:20
>>440
曼荼羅といえばユング、
ユングといえば曼荼羅。

待乳山さんにとって、曼荼羅とは何ですか。
442待乳山:04/12/04 22:56:40
「観賢」という僧が時の天皇に「大師」の称号申請
して許可された、しかも、「御影供」を初めておら
れ、有名な「御衣替」を始められた。大師号を賜っ
た事を報告に高野山に来て、奥の院の御廟を開いて
弘法大師の姿を拝見したら、衣がボロボロで、髭が
ぼうぼうと生えていた、だから、御衣替をやった始
まりなわけですが、なぜ、開けて見ようとしたのか
443日本@名無史さん:04/12/04 22:58:21
あの〜、空海は荼毘に付された(火葬にされた)と史書に書かれてるんですけど。
444待乳山:04/12/04 23:04:05
>>441しかし実によくご存じですなあ。
あまりにいろいろで、強いていえば
システム(役割)の集合体かと。
あまりうまくない表現ですが。
445待乳山:04/12/04 23:07:51
>>443えっ、それはどこですか?すでに以前にスレでやって
おられたのかと?
446日本@名無史さん:04/12/04 23:17:34
「続日本後紀」にその旨書かれてます。
このスレでも既出ですよ。
447待乳山:04/12/04 23:28:42
空海さんは庶民性と非庶民性・律令制と反律令制
を相持つ二重構造が、大阪弁では「どっちやねん」
かと。
448待乳山:04/12/04 23:31:30
>>446そう言えばやってましたね、思い出しました。
449441:04/12/04 23:51:05
>>444
自分は知ったか(ぶり)です。
自分もよく考えてみます。
450待乳山:04/12/04 23:56:48
空海さんが唐から持ち帰った中に、食べ物があるとすれば
漢方薬類かと、しかし、中華料理にあるよう何かないだろ
うか?饅頭かうどんのたぐいかな?
しかし、お腹がすいてきたなあ。
451待乳山:04/12/05 00:02:19
>>449私はもっと化けの皮がはがれて来ています。
ほんと、恥ずかしいです。空海さんについて語ろ
うとすれば、密教の考え方が先にあって、空海さ
んが、ともすればあとになっていそうな感じです。
452日本@名無史さん:04/12/05 00:23:23
「続日本後紀」には確かに火葬のことが書かれているけど、
正史の記述が必ずしも正確でないこともまた常識。
だからといって奥の院の御廟に生身の弘法大師が
未だいらっしゃるといっているわけではない。
453日本@名無史さん:04/12/05 00:36:43
おおっ!待っちゃん!
もう来ないのかと思って回向供養してしまったよ。
今日は今までの分をとりかえす勢い、
十八道だての思考全開だね。
454待乳山:04/12/05 00:39:24
>>452それが歴史のおもしろいところですなあ。
今から中華料理(カップ麺)します。
しかし、「御影供」から、戦争に行ってる方に
家族の方が「影膳」といことが思われ、された
のだろうかと。
455待乳山:04/12/05 00:42:44
>>453元気ですか?お久しぶりです。
空海さん取り返しましょう!
他のスレに負けないで行きましょう!
456日本@名無史さん:04/12/05 01:00:46
待乳山って人、頭のネジが飛んでるようにしか思えないんですけど・・・
457待乳山:04/12/05 08:58:11
昨夜から小型版台風!どえらい嵐が暴雨風雨が家を襲って
きましたので雨戸を閉めたり、天気予報を見たりでした。
横殴りの風雨なもんで、雨がしみこんで来ました。
ネットの嵐もこのようなものかと。
空海さんは確実に日本人に歴史を残してくれています。
458日本@名無史さん:04/12/05 09:52:16
負の歴史
459日本@名無史さん:04/12/05 10:52:54
日本に帰ってきてから、どうして四国へ行ったのかが分からないけど、
>>435
お灸とかを教えていたと思ったけど。
>>450
テレビだったか、ラーメンを持ち帰って、四国で試して、その末が讃岐うどんとか
になったと聞いた気がする。

空海が大師をもらったのが、最澄に遅れること50年とかは面白くないけど、
既にレオナルド・ダビンチ張りのヒトがいたというのは、日本人の誇り。
460日本@名無史さん:04/12/05 10:58:37

いかに権力を利用するかということでは現代でも大いに参考になる。
461日本@名無史さん:04/12/05 12:16:44
>>460
権力を利用したって、何に利用したっての?
真言宗を開いたこと?
高野山を開創したこと?
宮中御修法を認可させたこと?
だったら、全然利用したうちに入んないじゃん。
これらはきちんと上奏してしかるべき処置のうえ認められたのであって、
別に利用したとは思われないけど。
嵯峨天皇とは書画詩文という共通の趣味があったため
友好的関係を結ぶことができたということ。
これを利用して何かをやったというのはなかったように思うけどなあ。
だいいち、空海が政治的手腕を発揮してくるのは
嵯峨帝の治世が終わってから以降でしょ。
462日本@名無史さん:04/12/05 14:30:55
>>460
うまく世渡りをやることの参考にもなるよね
463日本@名無史さん:04/12/05 14:35:14
処世の達人!
464日本@名無史さん:04/12/05 14:56:45
都合の悪いものは切り捨てるか隠す。
利用できるものは利用する。
別に悪いことではないな。
465日本@名無史さん:04/12/05 18:34:35
アオリもまた菩薩の位である。
466日本@名無史さん:04/12/05 19:01:47
ひたすら崇拝するのもまた菩薩の位である
467日本@名無史さん:04/12/05 19:14:21
カルトは菩薩行である
468待乳山:04/12/05 19:32:08
上求菩提 下化衆生 菩薩行ですなあ。
菩提心を起こすことである。
469日本@名無史さん:04/12/05 20:58:46
秘密金剛乗、時輪タントラこそ仏教の究極
470待乳山:04/12/05 21:16:21
ユングが、1932年インド思想の理解に困難な
心理学クラブ員のために、当時チュービンゲン大学教授
でインド学の権威ハウァー教授が提示したクンダリーニ
・ヨーガの講義についてユング自身が考えた講義をして
いる。空海密教のもっとも近いヨガがクンダリニーだ、
軍茶利明王の剣にからみついている蛇(クンダリ二ー)
が人体の精気部分に当てはめている。
471日本@名無史さん:04/12/05 21:28:54
空海の思想って現代の思想家にはあんまりウケが良くないんだよね。
空海崇拝者としては、梅原猛、松岡正剛などがいるが、いずれも
かなり独自の(ある意味偏った)思想をもった人。
道元の方が哲学者には評価されていたりする。
472待乳山:04/12/05 21:43:52
そうですね、空海さんのダイナミックな文章表現にも
あると思いますが。この表現は好きになったらたまり
ません。しかも、思想的展開がどう言っていいか表現
しにくいのではと思います。
473日本@名無史さん:04/12/05 21:53:35
ダイナミックな文章表現って、具体的にはどんなんですか?
474日本@名無史さん:04/12/05 21:55:25
昔の天才と呼ばれたような人について知ろうとすると、あるレベルより上には
ほとんどといっていいほど神秘的なベールがかけられていて、
実際のところを知ることができなくなる。
同じことは空海に関しても例外ではない。
特に思想上の重要事項については「言外のことである」「悟りの境地であり
体験を抜きに語ることはできない」の一点張りである。
無論言語にて表現できる事柄はこの世の一部に過ぎざることは解る。
が、もう少し言語にて仔細に表現してくれればいくらかは理解できるものと思う。
475待乳山:04/12/05 22:09:26
>>473弘法大師著作集がありますが、
>>325ここの記の所だけで勘弁を!
文意の演繹と帰納がすばらしい!
476待乳山:04/12/05 22:18:59
明日、早い営業で出勤です。
1,000回まであと半分ちょっとです。
空海さんをよろしく。
オーン マニ パドマ フーン です。
477日本@名無史さん:04/12/05 22:29:36
待乳山さんて面白いね。
空海オタの営業マンで、空海の文章に憧れるわりに
自分の文章はすごく下手。営業報告書とかちゃんと書けるの?
まあ、空海みたいな美文で書く必要はないけどさ。
478日本@名無史さん:04/12/06 01:05:19
待乳山さんって、東京の本龍院さんと関係あるの?
479日本@名無史さん:04/12/06 01:16:47
>>471
おいおい。井筒俊彦を忘れとるよ。
『意識と本質』を読んでみれ。
480日本@名無史さん:04/12/06 01:20:22
>>474
>「言外のことである」「悟りの境地であり
体験を抜きに語ることはできない」の一点張りである

こりゃあ、空海さんの言ってることと全く反対だあな。
悟りの境地を可能な限りの表現力をもって示したのが曼荼羅だよ。
まずは『弁顕密二教論』と『即身成仏義』を読んでみれ。
481日本@名無史さん:04/12/06 01:27:24
あ、それと言語と文字とが持つ表現能力の無限性について
書いたのが『声字実相義』と『吽字義』だな。
井筒俊彦はこれをすごく重視した。
482日本@名無史さん:04/12/06 14:58:53
>>477
わざと下手に見せてんだよ。
あえて文体をくずして柔軟な印象を読み手に与える。
高度なテクニックですな。
483日本@名無史さん:04/12/06 15:29:37
悪文も是れ菩薩の位
484日本@名無史さん:04/12/06 16:07:11
理趣経厨も是れ菩薩の位(ナハ
485日本@名無史さん:04/12/06 17:09:29
>>471
加藤周一、小西甚一、ドナルド・キーンもいますが?
486日本@名無史さん:04/12/06 18:29:46
上山春平も忘れちゃいかんな。
487日本@名無史さん:04/12/06 18:40:00
みな、60〜70年代の香りがする人ばかりですな。
488待乳山:04/12/06 19:51:37
山折哲雄 宮田 登 直木三十五 和歌森太郎
489日本@名無史さん:04/12/06 19:58:45
待乳山さんはとにかく空海関係の書籍であれば広く収集しているのですか?
蔵書はいかほどですか?
490日本@名無史さん:04/12/06 20:10:06
>>488
宮田登も空海さんについて書いてたの?
何ていう本?
491待乳山:04/12/06 20:22:54
>>489さんこそすごいと思います。そんなに無いんですよ。
みなさんのほうがすごいですよ。しかも、ここに投稿される
意見はすばらしいものがあります。
492待乳山:04/12/06 23:31:55
>>490昭和55年に雄渾社から「弘法大師空海」のタイトルであります。
493日本@名無史さん:04/12/06 23:47:00
>>492
ありがd
今度図書館で探してみる。
494日本@名無史さん:04/12/07 21:43:23
「お大師さまの相性占い」というのはどう?

男女問わず、質問にいくつか答えると
「二人の相性は「声覚」です。もっと修行しましょう」とか
「二人の相性は「華厳」です。あと一歩です」とか
「立川流 キケン!」とか
出るの。
495待乳山:04/12/08 12:38:16
>>494おもしろいですね!そうゆう発想がすばらしいです。
空海さんも苦笑いしておられると思います。
496日本@名無史さん:04/12/08 22:34:34
空海が仏教出家したのは大学に嫌気を指し、
このまま進んでも大した地位にはいけまい、
とあきらめたて仏教(私度僧)を目指したからで、
その狙いはうまくいって就学僧として唐に亘る頃ができ、
潅頂まで受け貴重な資料を持ち帰って、仏教界の寵児になれた。
権門。・天皇との付き合いも自由に行えるようになり、
学生から官界へ進んだのよりははるかに開けた人生を送ることができたわけだ。
497日本@名無史さん:04/12/08 23:39:39
>>496
それは違うね。推測でものを言っちゃあいけない。
空海の当時、官吏になるためには儒学に通じていないとダメで、
その儒学というのは四書五経などの古典の学問なんだよね。
つまり、五経をはじめ、『史記』『漢書』『後漢書』『文選』
なんかの書物をすべて暗記して、これらの古典の内容をふんだ
美しい詩文が書けなくちゃならない。
で、空海が24歳のときに書いた『三教指帰』が当時の学生のレベルと
くらべてどうだったかっていうと、抜群の出来なんだよね。
当時の有能な官吏たちの書いた卒業論文が『経国集』の中に入って
るんだけど、そのレベルの違いが歴然としている。
要するに、空海は坊さんにならなくても、十分官吏として
やっていけるだけの能力を身につけていた、ってこと。
しかも叔父さんの阿刀大足は東宮講師。
坊さんにならなくても出世は十分できる状況にあったと思うよ。
498日本@名無史さん:04/12/08 23:48:22
でも空海の出閥は高いものではなく、大学にも遅れて入った、
順調なコースで出世して行けるとは限らなかった。
深く悩んだ空海が、山林修行の道を選んだとしてもおかしくはない。
後に空海が後栄華を手に入れたのは一種の結果論ともいえる。
499日本@名無史さん:04/12/09 00:21:19
処世の天才!
500日本@名無史さん:04/12/09 00:31:04
>>498
遅れて入ったとは限らんでしょう。
遅れたとする根拠は学令の「並びに十三以上、
十六以下にして聡令ならん者を取りてこれを為せ」
というのによったものと思われるけど、
これはあくまでも原則で、実際はけっこう柔軟だったみたい。
それに31歳になっても卒業できなかった人のいたことも
記録に残ってるよ。
501童話 空海さん:04/12/09 09:41:32
「いくら頭が良くて出世しても、結局藤原氏の使いっぱしりか。」
真魚はそう思いました。
実際、真魚の親戚に桓武天皇のために擦り切れる
ほど働いた人がいましたが、藤原氏の横槍で、
なかなか出世できなかったそうです。

「それに儒学は、礼儀正しくしろというばかりで、
 自分の疑問を解決する助けにはならないなぁ。」
502日本@名無史さん:04/12/09 14:20:13
つまり、空海は出世したかったといいたいわけね?
でも、通常の官吏コースではそれが難しかったと。
そこで僧侶コースをえらんだというわけね?

三教指帰には出世して栄華を極めることのはかなさについて説かれてますが?
503日本@名無史さん:04/12/09 15:43:32
見栄とか、負け惜しみとか
504日本@名無史さん:04/12/09 15:48:35
出世欲も是れ菩薩の位なり
505日本@名無史さん:04/12/09 17:40:53
世渡り上手、是れ菩薩の位なり
506日本@名無史さん:04/12/11 15:25:04
>>501
真魚の親戚で藤原氏の横槍でなかなか出世できなかった人、って誰?
507日本@名無史さん:04/12/11 15:36:52
空海の仏教は彼一代で完結しちゃったみたいで
その後の発展はないよね。真言宗も結局、加持祈祷の
呪術教になっちゃったし。
鎌倉新仏教のように民衆に影響を及ぼすということは無かった。
508待乳山:04/12/11 18:12:54
>>501真魚の親戚に桓武天皇のために擦り切れる
ほど働いた人がいましたが、藤原氏の横槍で、
なかなか出世できなかったそうです。
私なりに誰かと探したのですがわかりませんでした、ご教授を!
>>507空海のその後は、高野聖と呼ばれる方に引き継がれ
納骨はじめ、弘法大師の功績を拡げていった、そして
鎌倉時代の興教大師さんの展開となって行くのではと思いますが。
509日本@名無史さん:04/12/11 18:35:02
真言宗は、南無阿弥陀仏・南無妙法蓮華経を唱えれば
救われるというような、よく言えば分かりやすい。
悪く言えば安直な教義ではないよね。
「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」
という救いの言葉も無いし、一遍上人のように
民衆を熱狂させなかった。
510童話 空海さん:04/12/11 18:38:55
モデルは、佐伯今毛人ですが、
一族かどうか定かではないですね。

童話なので、マジなつっこみは勘弁
して下さい。
511日本@名無史さん:04/12/11 18:40:56
興教大師覚鑁も新義真言宗を開いたけど、直接民衆とは無縁のようだし。
512日本@名無史さん:04/12/12 16:31:42
>>510
はい、わかりました遣唐大使・造東大寺長官をやってた佐伯今毛人
(さえきのいまえみし)ですね。マジでごめんなさい!イメージを
ふくらますことが大切ですから。
513日本@名無史さん:04/12/12 23:03:35
バナナ食うかい?
514日本@名無史さん:04/12/12 23:46:28
近現代人に例えると、
明治だと福沢諭吉ぐらいか。業績が並ぶのは。
最近でいうと、イチローと竹中平蔵を足して2で割ったカンジか。
515日本@名無史さん:04/12/13 02:17:38
>竹中平蔵
ときたところでガクっときた。
千年の時を超えて名前が残ってるとは思えんぞ。
516日本@名無史さん:04/12/15 14:56:37
空海には、一目置くような弟子はいたんですか?
孔子にとっての顔回みたいな・・・
517日本@名無史さん:04/12/15 15:22:59
空海は或る意味自分が最高の人間で真言宗も完璧なものだと思っていたから、
有能な弟子を育てて自分の後を継がせ、真言宗をより発展させて行こうというような
考えは持ってなかったのかも知れない。
518日本@名無史さん:04/12/15 18:57:47
ほんとのところ
死んだ後のことなど、知ったことではない。
519日本@名無史さん:04/12/15 19:52:29
>>516
智泉。
しかも顔回同様、師より先に逝ってしまった…
空海は智泉を顔回にたとえて追悼文を書いています。
520516:04/12/15 21:48:08
>>519
おおっ!そんな人がいたとは。
ありがとうさんです。
調べてみます。
521日本@名無史さん:04/12/16 02:30:26
真如が一番。ある意味、師も敵わんて。
天竺目指して旅立つなんて、
その発想が・・・

虎に食われちゃうというのも・・・

すごい宮様だ。もと東宮というやんごとなき貴人はやっぱり普通でない。
522日本@名無史さん:04/12/16 02:31:16
なんかくうかい?
失礼しました。
523日本@名無史さん:04/12/16 02:34:56
五筆和尚。
524日本@名無史さん:04/12/16 02:35:56
空海が生きてるってのは、
きっと仁海が影武者やってたんだYO!
525516:04/12/16 10:28:19
>>520 自己レス
むむっ、空海の甥にあたる人だとの記述が。

顔回も、顔徴在(孔子母)の親戚っぽいし、
血のつながりがありげなのも似てますね。

>>521
高岳親王ですね。
渋澤龍彦の本、読んでみようかな。
526日本@名無史さん:04/12/20 11:07:03
空海の事績って自画自賛が多いって聞きました。
中国の史書には空海のことって記載されてるんですか?
527日本@名無史さん:04/12/20 12:21:13
仏教って、たいてい自画自賛。
経典なんかみると自画自賛そのものなんだよね。
528日本@名無史さん:04/12/20 19:03:45
空海の学んだ仏教は大乗仏教というより小乗仏教に近いものだと思う。
よって独覚、すなわち独りよがりの悟りを求めるので自画自賛に至りやすい
ことは容易に予想できる。
529日本@名無史さん:04/12/20 20:03:57
530日本@名無史さん:04/12/20 21:51:12
明日は報恩日です。
南無大師遍照金剛。
531日本@名無史さん:04/12/20 23:45:49
朝鮮人が日本に対してだけ怒りを向けるのは歴史を知らない証拠だ。

太平洋戦争前に、ソ連のしべりあ沿海州に30万人以上の韓国人が住んでいた。
ところが、すたーりんが、これらの韓国人を中央あじあへ『強制連行』した。
かざふ科学あかでみー朝鮮民族センターの調査によると、移住する過程で12万人が死んだ。
だが、朝鮮の政府も、ますこみも、ろしあに対して抗議の声をあげることがまったくなく、友好的である。
もちろんろしあ政府が朝鮮に『謝罪』したとの話は無い。

朝鮮文化に対して日本人の無知も悪影響を及ぼしている。
朝鮮文化では「沈黙=敗北」であり、「反撃しない人間を軽蔑」します。

ロシアや中国は歴史上、朝鮮が逆らえば必ず虐殺や強制移住で答えてきました。
日本は太陽政策とも言える、温情を示してきました。
その結果、韓国朝鮮人は中国やろしあを尊敬し友好国だと言っています。
そして日本を敵国と断定し、ゆすりたかりをしているのです。

532日本@名無史さん:04/12/21 21:35:51
このスレは、待乳山氏が来ないと盛り上がらない。
年末進行かな?
533日本@名無史さん:04/12/22 02:45:31
オレも待っちゃんの再臨キボン!
なんで来なくなったんだろ?
534待乳山:04/12/24 13:02:45
昼休憩、まだ仕事途中ですが気にしてましたんどすえ。
おお、ごめんでやんす!営業に連日の忘年会でいそがし
くて!任せっぱなしで。みんなでトークしないと!
空海さんも今年は台風に地震ほんと忙しかったようで。
空海さんの日本史の位置付けの中でほんと、ここの
スレ参加者のすごい知識と教養にはまいった!
真言(マントラ)から具体化してその仏の曼荼羅をつく
りそして、曼荼羅を使って瞑想していく、そしてマントラを
唱える。するとやっぱり曼荼羅を知る必要があるのか、しかも
瞑想も方法も。それなら、マントラ(マンハッタン・トランス
ファーとちがいますので)を唱える一密成仏もわからないでも
ない。空海さんの修行はすごかったのだろうか?
535日本@名無史さん:04/12/24 15:17:21
待乳山氏の文章は空海のよう難解だ
536日本@名無史さん:04/12/25 01:56:29
やっぱこうでなくちゃ。
待ってましたで。
537日本@名無史さん:04/12/25 12:13:51
同じく。
538待乳山:04/12/26 21:18:31
 比較宗教学ではないが、チベット密教の観想は半端じゃない
空海さんから弟子に引き継がれるうちに顕教以上に学ぶ要素が
多くあることもあったろう、論理的に捉えたのだろうか、で、
ついつい、観念的に捉えていった、事相も教相のひとつのよう
に捉えてしまったのではないだろうか。空海さんが、6・7歳
のときに、三度、谷に身を投げた。半端じゃないなあ、そこから
求聞持法につながっていく。
539日本@名無史さん:04/12/27 02:09:25
>>538
もう少し他人が見てもわかりやすい言葉で書けないものかねw
ただ知識を見せびらかす能力よりも、伝える能力をもっとみがけば?
本当に小僧なんだったら失敬。
540日本@名無史さん:04/12/27 02:27:24
待乳山氏を文章で理解しようとしてはいけない。
心で感得すべき。
そうすれば、おのずとすべては空であると分かってくる。
541日本@名無史さん:04/12/27 08:29:38
南無大師遍照金剛
542日本@名無史さん:04/12/27 17:14:14
>>540
所詮は戯論だ
543日本@名無史さん:04/12/27 17:30:26
>>539
青いな。待乳山を知らずしてこのスレで空海は語れない。
544待乳山:04/12/27 21:19:27
いやあ、知識を見せびらかすつもりは全然ないですよ。
旧約聖書の伝道者の書一章Cに
1.エルサレムでの王、ダビデの子、伝道者のことば
2.空の空。伝道者は言う。空の空。すべては空。
3.日の下で、どんなに労苦してもそれが人に何の
  益になろう。

と栄華を極めたソロモン王でさえ詰まるところ空だ
と言っている。仏教と旧約は空海の中で融合してる
のだろうか?空海さんの名も空思想からだろうか!
545待乳山:04/12/29 11:54:50
あかん!すべってしもうた!ひどい寒波状態になったボーン。
空海さんが遠のいてゆく。ここでもうひとがんばりや!
546日本@名無史さん:04/12/29 14:52:12
>>545
そういうのを含めて面白がってますから
問題なしですよ。

ところで、自分は、前に曼荼羅の話を振った者ですが、
2種の曼荼羅の関係について、待乳山さんは、どう考えていますか?

自分は、胎蔵界曼荼羅は、統合的というか、
人間の心?がいろいろな側面から成り立っている
こととそのそれぞれに価値があることのイメージ、
金剛界曼荼羅は分析的というか、人間の認識
を色々な要素に分解しているというイメージですが、
とりあえず、いろいろなことを考えるタネになるのが、
曼荼羅のすごいところだなと思います。
547日本@名無史さん:05/01/04 18:44:03
という自分が寒波の原因か・・・
548待乳山:05/01/04 22:15:18
>>546ご温情なる教示ありがとうございます。
年末から年始にかけて用事だらけでしたので、いまになりました。
えーっと、曼陀羅ですね。むつかしいのはやめます。
胎蔵界曼荼羅は「大日経」をもとに人の菩提心を表している。
だから、ここ大日経には釈尊がおられるのですが。
金剛界曼陀羅は「金剛頂経」をもとに諸尊でもって悟りへの道筋を
表している。それぞれ立体で表されているが、平面なのでこういう
両曼陀羅図になっいている。
549日本@名無史さん:05/01/04 22:28:18
正しくは、胎蔵曼陀羅(界は不要)と金剛界曼陀羅な。
550待乳山:05/01/04 22:34:40
同情するならカンパ(寒波)してくれ、はどうかな。
又しても、さむっー、かな。
和歌山の高野山は寒いぞーっ!一番寒いのは高野山かあ。
551待乳山:05/01/04 22:39:26
>>549松長さんの本にもその通りでした!
552日本@名無史さん:05/01/05 13:06:52
>>551
本でどうこうってより、常識だ
553待乳山:05/01/05 21:58:47
>>552胎蔵(界)曼荼羅と胎蔵曼荼羅の区別がついていない
著作がいっぱいですが、いったいどうなってるのでしょう
これが悩みの種になる。悩み種曼陀羅だ。
554待乳山:05/01/05 23:14:38
>>546曼陀羅は、ほんと人の心の有り様と密接に関係していますよね

555日本@名無史さん:05/01/07 02:50:42
質問なんですが空海が常に身につけていたり宝にしてたりいわゆるシンボルってありますか?
数珠とか珠とか。
ぜひ教えてください。
556待乳山:05/01/07 12:36:53
何でっしゃろなあ、修行大師では鉢・ござ・数珠・杖・笠
を持っておられますなあ、ちょっと考えときまっさあ。
 理具・加持・顕得の成仏への道に必要な物かと。
557日本@名無史さん:05/01/07 12:42:40
558待乳山:05/01/07 18:58:44
>>557この本は817円で手に入る。
和歌山県にある高野山では、これら空海さんと石童丸
さんの伝記絵本があったように思います。
「べらんめぇー」をぐっとこらえて読むと何か発見する
やもしれません。真理は単純です。
空海さんは2005年をどう思っておられるのだろう。
559待乳山:05/01/08 00:00:43
七草粥もいいけど今日はやっぱ、ふろふき大根が最高!
空海さんの好きな食べ物は何だったのだろうか?
日本食物史では、平安時代の食べ物だったろうが、
なんせ、シルクロードの長安で食べた物かもしれない。
560日本@名無史さん:05/01/08 15:40:28
夢枕の小説では空海は肉食いまくって
酒飲みまくってるよね。
入唐する以前にオ○コもやったことがあるって言ってる。
女郎部屋に通う空海の噂を聞いて恵果は喜ばしそうにもしてる。
561日本@名無史さん:05/01/08 16:57:29
俗世のことに通じてないと法は説けんからの
さて、同伴してくるか
562日本@名無史さん:05/01/08 17:15:36
あ、いいな。
きちんとパンツはきかえとけよ。
563待乳山:05/01/08 17:44:41
いろんな考えや思い、これらカオスはまさに曼陀羅
この混沌たるエネルギーを昇華させることの大切さ
これこそ煩悩がすなわち菩提となる道です。
どんなに栄華を極めたとてそれは空の空なわけです。
空海さんは俗世を俗世としてとらえる大切さを示し
ておられるのではと思います。それからどう行動を
するか、なわけで。

564日本@名無史さん:05/01/08 17:56:58
だからsexしてもOKなわけね?
565待乳山:05/01/09 09:29:56
普通に、食べること、寝ること、する事
大事ですこんなに大切な生活の営みはありません。
個人個人において、全く受け止め方が違っ
ておりますので、否定も肯定もしません。
さあ、日本史、空海のスレ頑張りましょう!
>>555その時々に応じて色々で、いろんな
尊にないのが唯一あるとすれば、「瓶」です
、大師たる所以かと。
566日本@名無史さん:05/01/09 13:49:30
瓶は大師の持物じゃねーし
567日本@名無史さん:05/01/09 14:09:44
般若理趣釋一巻
568待乳山:05/01/09 17:57:52
>>566そのとおりです、確かに灌頂用と供養用ですから
持ち物ではありませんなあ。
>>567さんの般若理趣釋一巻 でしょうか?
ようわかりませんなあ。

569待乳山:05/01/10 12:09:24
今日は成人の日ですが、空海さんの入唐までの修行
空白時代の行動範囲は、自身の著作からでは
四国と近畿あたりかと、あとあるとすれば中部、
東海あたりかと、うむ、これも難しいなあ。
570待乳山:05/01/10 17:46:39
これほど超能力現象の伝承があるのに
自身の著作では、数少ないわけです。
これで600スレです、あと400です。
571待乳山:05/01/10 17:48:24
まちがった!まだ430あるわけです。
算数ができないのか!とほほ!
572日本@名無史さん:05/01/10 17:49:12
>>569
夢枕獏的には、
関東・東北の方まで行って、
アテルイと会って、密を
持って返る約束をしてる筈。

魔獣狩りの最新巻読まずの
推測だけど。
573572:05/01/10 17:50:54
ついでに、夢枕獏的には、
田村麻呂とも、密を持って返る
約束をしてる筈。
574待乳山:05/01/10 18:06:38
アテルイは清水寺に墓が、田村麻呂の将軍塚は、京都にあるよ。
ありゃ、すごいスピードで打ち合ってる、まるで2台パソコン
攻撃みたい。田村麻呂は東漢氏(やまとのあやし)の末裔で、
当時の支配者が、西漢氏(かわちのあやし)にアテルイ等の引き
つれた方々の殺しを命じた。悲しい話ですが。
575待乳山:05/01/10 18:15:05
なんだったのだ、今のは、空海のスレが
いきなり、田村麻呂とアテルイの話に
びっくりしたなあ。
奈良の都は、東北で取れた砂金で大仏を
創ったが、金を溶かすときに水銀にやられる
わけです。
576待乳山:05/01/10 18:16:49
私までうつってきたじゃん。
いいね、こののり。
577待乳山:05/01/10 18:35:49
>>572なるほど!すばらしい!空海さんなら
佐伯氏末裔である程度言葉がわかったかと。
赤い色と仏像の金が必要なわけですから。
>>573田村麻呂さんは清水寺を開くのに一役
かって出ています、よっぽどアテルイの事で
供養したかったのかと思います。
で、空海さんは何でまた東北・関東までかと?
578572:05/01/10 18:41:47
>>576
そう思っているのは、二人しか
いないかもしれませんが・・・

ところで、砂金ついでに、
空海さんは唐で、多額の費用がかかった
わけですが、その財源はなんだったと思いますか?
密教に必要ないろいろな道具を作ったり、
絵を書いたり、写筆したりする費用は、
留学用の費用20年分でも到底足りない金額だと
思うのですが。

あと、空海さんが持っていたもの。
自分は不勉強なので、全然分かりませんが、
待乳山さんと同様、「三教指帰」に
でてくる仮名乞児の持物位しか思いつきません。
579待乳山:05/01/10 23:29:00
>>578>>572仏像・お経・道具、多額の費用は普段は
ケチだが使うときはすごい恵果和尚からと、皇帝陛
下の部屋に字を書いたアルバイト料(駄賃)。
占いもあるだろう!針灸を学びながら治療もしなか
ったのだろうか?明治にチベットへ行った河口慧海
さんはチベットで漢方医のような事をしてるものね。
私めも知ってるのはこれぐらいです。
なるほど!弘法大師の基本は『三教指帰』!確かに!
あの黒々とした修行大師像の持ち物!ではと。
580572:05/01/11 12:58:46
>>579
空海さんは、日本での灌頂の費用を、灌頂を受ける人の
負担で行っているので、当然唐でも自分で費用を負担して
灌頂を受けたと思うのですが・・・
581日本@名無史さん:05/01/11 19:04:34
空海が活躍する伝奇物では、高橋克彦「総門谷R」はどう?
この話も確か東北まで行ってアテルイと会ってる。
なかなか続きが出ないんだけど。
582待乳山:05/01/11 20:45:53
>>580しかしよく知っておられる!講義のプロかな!
そのとおり!しかし、いったん師弟関係、しかも
伝承で空海は、恵果和尚の師匠一行の師である
善無畏三蔵(大日経の胎蔵界系を傳えた金剛界系とは違う)
の生まれ変わりと言われている。釈迦の骨の舎利を誰から
伝授されているかはわからないが、おそらく善無畏三蔵か
らではないかと思う。
583日本@名無史さん:05/01/11 21:16:39
>>582
違うよ。
空海は、恵果の師で中国密教の大成者の不空の生まれ変わりといわれている。
584待乳山:05/01/11 22:38:30
>>581高橋克彦さんをそっとしておいてあげて下さい。
彼は今、どこに落ちを持っていこうかと思考中と思います。
さああっ、わたすたつは空海さんのスレがんばんべぇよ。
そうかあ、八祖の持ち物を検証すると一目でわかる!
龍猛→右手に三鈷 龍智→右手に教典 金剛智→念珠
不空→手を縛す 善無畏→右手の一指を立てる
一行→衣の下で印を結ぶ 恵果→童子をともなう
そして空海さん→五鈷杵 答えは五鈷杵ではないかと!
585待乳山:05/01/11 22:45:02
>>583アモーガ・ラジュワでしたか!もうすでに
記憶がごちゃ混ぜであります。
まだ、空海さんと行基さん伝承をまちがわないだけ
ましかと。はっはっはっ。
586待乳山:05/01/11 23:04:39
しだいに巾着がゆるんできたぞ!
明日も大根汁を食べて頑張るよ!
浴して寝ます。いっぱい間違った!
ごめんね!あすからも空海さん頑張ろう!
587日本@名無史さん:05/01/11 23:15:05
>>586
お疲れ様。
無理しないでね。
588日本@名無史さん:05/01/11 23:21:26
>>585
アモーガ・ヴァジュラな。ちっと落ち着けや。
589承仕:05/01/11 23:35:46
>>584

伝持の八祖それぞれの持物の覚え方には、昔から伝えられている
覚え方があります。
龍三・龍経・金珠・不縛・善指・一内・恵童・弘五
という覚え方です。

590日本@名無史さん:05/01/11 23:50:37
恵果のそばにいる童子ってやっぱいわゆる「お稚児さん」なのかな?
弘法大師は日本にその道を伝えたと言われているし。
591承仕:05/01/12 01:31:14
>>590
恵果の傍らの童子は、弟子の義明だという説があります。
592待乳山:05/01/12 12:32:43
>>589そう言う覚え方もあるのか、すばらしい!
>>591恵果和尚が一番のかわいがっていた方。
早くに死んだのかと思いますが、また、記憶
違いかな。
593待乳山:05/01/12 12:40:41
>>588そうです、ピンポーン!
VとAのキイーをたたくとヴが出てきますよね、
昨日はヴがわからなくのと記憶混在、これで
ヴァーチ(風神)とか打てます!
空海さんスレはありがたい!
594待乳山:05/01/12 21:50:02
風天(風神)は、ヴァーユでした。
雪は積もってないのに、スッテン
コロリン!すべりまくりですわ!
恵果和尚の尊像には童子が、清瀧
権現画像には童女が描かれている
清瀧権現は、青龍寺の守護神で、
空海さんが高雄に勧請した。
その後理源大師が醍醐に移した。
室生山には、恵果和尚から頂いた
如意宝珠を善女龍王が守っている。
何か、共通したところがある。うむっ。
595待乳山:05/01/14 12:51:22
空海のスレにすき間風が吹き始めた!
節分までの災害にみんな用意始めたのかな!
ここはあとひとがんばりで600ですよ!
596日本@名無史さん:05/01/15 18:56:19
達磨さんは、北魏の人ですから、
空海さんが唐に渡ったときには、
禅宗ないし禅宗になるもとのものは、
あったと思うのですが、空海さん的には、
禅と密教とはどういう関係と捉えていたのでしょうか。

そういえば「空海の風景」では、
最澄が、天台と密教や禅を統合させようと
頑張ったが、その仕事は弟子に引き継がれた、
てなことが書いてあったような気がします。
597待乳山:05/01/15 20:30:31
>>596おおっ、ご帰還ありがとう!
ふろふき大根一人で食べるの面白
くないのと同じです。
ほんと、密教は総合仏教の要素がある!
上座部も取り入れた大乗最後に出てきた
と思います。日本でも、禅密一致の方は
たくさんおられたです。
598日本@名無史さん:05/01/15 22:01:07
>>597
なるほど、そうなんですか。
勉強します。

ちなみに禅密一致の方は、
真言を唱えながら、
座禅を組んだりするのですか?

じゃなくて、修行の中に、
「座禅」とか「公案」とかあるのかなぁ。
599待乳山:05/01/15 23:19:57
>>598知っておられるとおり江戸時代に
キリシタン廃止で宗門が厳しくなってか
らは、宗派が問われたのが未だに尾を引
いていますが、昔は、坊主の個性で宗派
があった。檀家の中での世襲制も少なか
ったわけです。密教寺院の中で、例えば
真言宗泉涌寺派には、台・密・禅・律の
四宗兼学を宗格としてきたわけですが、
明治5年に廃せられたわけです。
しかし、曹洞宗の葬式の時に真言宗より長く
真言が唱えられていました!
「阿字観」とかです。「公案」はないです。
河口慧海さんが、チベット旅行記で、チベット
僧が問答をしているのがありますが。余談です
が、また、慧海さん自身が窮地にあるときは
「断事観三昧」に入られます。
600日本@名無史さん:05/01/16 00:15:08
>>599
なるほど!
いつもいろいろ有難うございます。
601日本@名無史さん:05/01/16 00:58:58
川口慧海は黄檗宗という禅宗の一派の僧侶。
黄檗宗は元は中国仏教だから、禅密入り交じったような
所がある。
602待乳山:05/01/16 11:01:50
>>601さすがよくご存じ!慧海さんは奈良県にある
信貴山(真言)で勉強されてました。のちに、
黄檗宗に!仏教教典を求めて大阪の堺港から
チベットへ向けて。
603待乳山:05/01/16 11:07:51
ごめんなさい!空海さんのスレでした、が、
ここは、伝播が違う日本との対比できるチベ
ット密教ということで。
やったー、600スレ以上やりました!
400です。がんばんべー!
604待乳山:05/01/16 11:21:47
>>600恐縮です。こちらこそ!
空海さんの密教は密教教典や
事相の本で学習できない部分が
あります。本の借覧で伝教大師
の「理趣釈経」の問題がそこに
有るわけです。それは、とりも
なおさず、密教の取り組む姿勢
の違いかと。
偉そうなこと申して御免ちゃい。
605日本@名無史さん:05/01/16 14:29:39
>>36
>>39

「見〜た〜ん〜か〜」 by 嘉門達夫
606日本@名無史さん:05/01/16 14:52:46
>しかし、曹洞宗の葬式の時に真言宗より長く
真言が唱えられていました!

宋の禅居士、蘇軾が禅宗用のダラニ集をまとめていますので、
曹洞宗ではこれを夕方の勤行で唱えます。甘露門といいます。
発菩提心真言やサンマヤ戒真言などが入って居ます。
他にも不空訳の千手千眼観自在経の呪(大悲呪、ナームカラタンノウ
云々というもの)、消災呪などもよく禅家では用います。
臨済宗の小坊主だった故水上勉氏も大悲呪を誦しながら推理小説を書かれた
(殺人事件を行うシーンで可愛そうになって唱えたと言う)そうです。
どうでもいいけど、千手千眼観自在経の呪て青頸観音(シヴァ神と言う説有)
に対する文なんだよね。東京堂書店から出ている諸宗の葬式の経文集を
見ますと、真言宗の葬式次第は般若心経と
光明真言などを中心にしますから確かにダラニが禅宗より
短いですねえ。ただ、お大師さんは般若心経全体をダラニとして
お考えですから、真言宗の葬式の次第は教義に忠実で、
教義と無関係にダラニを用いる禅家よりも理解しやすいですね。
607待乳山:05/01/16 18:49:21
>>606千手千眼観自在経の呪て青頸(しょうきょう)観音
(シヴァ神と言う説有)
シヴァ神と思ってきましたが!他にあるのですか。
空海さんは、般若心経全体ですか、最後あたりの
陀羅尼のギャーティ・ギャーティ〜スヴァーハー
の部分ではと?
608待乳山:05/01/16 18:55:21
>>606弘法大師著の般若心経秘鍵に
あるように、サンスクリット語解釈
に基づいた事を言っておられるのかと。
609日本@名無史さん:05/01/17 23:06:40
>>606

真言宗の葬式次第は般若心経と
光明真言などを中心にしますから

→灌頂作法が中心です。

確かにダラニが禅宗より 短いですねえ。

→各陀羅尼そのものの長さで違うだけの話だと思われます。

ただ、お大師さんは般若心経全体をダラニとして
お考えですから、

→陀羅尼というよりは密教眼を持ってみれば密教教典
として読むことができると説いています。
「ギャテイギャテイ〜」の部分は般若経〜法華経などの
顕教経典の場合は陀羅尼若しくは咒で真言とは区別します。

真言宗の葬式の次第は教義に忠実で、
教義と無関係にダラニを用いる禅家よりも理解しやすいですね。

→真言宗だけでなく上座部仏教においても防護咒による儀礼があり
大乗経典には陀羅尼を説くものが多くあります。

610日本@名無史さん:05/01/17 23:14:34
待っちゃん、久しぶり!
しばらくぶりにのぞいてみたよ!
めっちゃ元気そうだね!
あいかわらずの十八道立ての思考、バリバリ全開だね!
この調子ではりきって行ってみよう!
ところで、1000に到達したらこれでサイナラってことないよね?
もちろん第二弾もあるんだよね?ね?
611待乳山:05/01/18 20:20:36
>>610うおっー、元気です!ほんとそのレトリックは
なつかしや!ほんとはね、おもしろいスレにしてみ
たいんだけど、低俗に持っていけば対外おもしろい
だけど、すごいチベットの寺院に行ったようなこん
な授業の形も勉強になる!待乳山はこれからですぞ!
二股大根が大好きですぞ!空海さんがんばんべぇー!
612待乳山:05/01/18 20:42:04
>>609なるほど!法華経にある陀羅尼品のほうが
長〜いです。いだつの坊様は、「ぱんじゃーぱらーみた」
と称えてました、「パンダがみたいのかと?」そうじゃ
ないだろっ!、て、しかられました。
物質的現象は縁により物質的現象たる。縁なくば空。
実体のないことから空。空を実体のあるものとして
とらえることにより誤った観じ方となる。
そうかあ、「パンダを観たいのかと」聞いたからしか
られたのか。ここは、日本史空海のスレ。
613待乳山:05/01/18 21:33:42
ここは、日本史空海のスレ。
坊さまが、「般若」と言うのは智恵を言う
知識ばかりではちっとも智恵にはならない
そこで、智恵をつけるために「般若湯」を
身につけるので、水屋の徳利を取ってくれ
。ぐびぐびと音が鳴る。だんだんと赤くな
る坊様。「顔が赤くなってきましたが」
「これが般若の面じゃ」
       ここは、日本史空海のスレ。
空海さんは確か、お酒を少しは許していたは
ずだったが。
614日本@名無史さん:05/01/18 21:59:39
肉食飲酒女色男色すべて菩薩行
615日本@名無史さん:05/01/18 23:00:23
待っちゃんのレス読んでホント癒されました(涙涙
さあて十進九退なんかしとるヒマありませんな。
発心即到でびゅ〜んと頓悟しちゃいましょう!
616日本@名無史さん:05/01/18 23:28:33
待ちゃん!
宗教板にも空海スレがあんだけど
ずいぶんと寂れてるよ。
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/psy/1066786532/
617日本@名無史さん:05/01/19 12:14:35
山本周五郎の古い本を見ていたら、待乳山って出てきましたが、お住まいが
近く? 優雅ですなあ。
618待乳山:05/01/19 12:27:24
>>615そのとおり!
>>616膿を出し切ってる状態から
やっと、宗教論議をかもした状態に
アウフへー弁してると。すごいカ
オス!
こっちゃもがんばんべぇー!
619待乳山:05/01/19 12:48:40
ここは、日本史空海のスレ。
今日の法要は大事な檀家だから昨日
教えたとおり21回ドラを叩くんだぞ
「はいわかりました、坊様」「この家だ」
「坊様っ、あっ、ドラを忘れてしまいました!」
「なにっ、仕方ない取りに帰るには時間が無い」
「よっしゃ、これでいこう」と坊様は、法要の
家に着くなり「今日の法要は、特別に普段お使いの
鍋耳が着いてるふたを、二枚用意していただけぬか」
「実はな、それぞれの家族のご先祖様も、その鍋で
親しんで食事の事だったから、懇ろに法要供養が営ま
れると言う、秘法じゃ」 小僧さんも耳付きのふたを
二枚もって着座。法要がはじまり、坊様からドラを鳴
らす合図があり鍋ぶたを、ちゃんちゃん鳴らして、最
後の所できつく叩いたら、鍋蓋の耳がとれて壊れてし
まった。「坊様蓋の耳がとれちゃいました」すると坊
様「取って付けた話だからのう」。
           ここは、日本史空海のスレ。
チベットとは違い、かなり鳴り物が少ない、空海さん
が唐から持ち帰った時から少なかったのだろうか?
620日本@名無史さん:05/01/19 14:27:50
煩悩即菩提
621待乳山:05/01/19 21:59:08
ここは、日本史空海のスレ。
「小僧さん夕ごはん」「小僧さんお供え本尊さんに」
「小僧さんお風呂」「小僧さん湯加減」
「坊様お風呂沸きました」「坊様湯加減どうですか」
「小僧さん着替えのふんどし」「手拭いも」
「ほんとちょうどいい湯加減じゃ、善哉〜善哉〜
大薩達ー、ほんといい湯かげんじゃあ」
「坊様、はいこれ」「なんじゃ、どんぶりいっぱい
のしるこは」「どうしたんじゃ」「ぜんざいや、
ぜんざい大のさっともってこー」と言われたかと
「ほー小僧さん、善哉善哉」
         ここは、日本史空海のスレ。
空海さんの頃は、岩室に火をたいて蒸した風呂
しかなかったのかと思います。まあ、唯、地から
の温泉が有るわけですが。ついつい、お風呂でお
経の節やらを称えてしまうのは坊様だけだろうか
と。
622待乳山:05/01/19 22:36:34
>>617金龍との生活も大変ですぞ。
毎晩、浅草寺方面からやってきます。
623待乳山:05/01/19 23:00:40
>>620 あ・バン
624日本@名無史さん:05/01/20 22:37:18
ここは日本史空海のスレ

一所懸命修行にはげんでいる一人の坊さまがおったとさ。
しかしその坊さま、ある日ふとしたことからひどいスランプに落ち込んで
今まで続けてきた修行をやめてしまおうかと怠惰の念が生じたそうな。
さあ修行をやめて酒でも飲もうか女も抱こうかと考えながら
ある峠にさしかかったとき、一人の婆ァが鼻歌まじりで
一本の斧を研いでおった。
坊「おい、婆さ、おめ何さしてっだ」
婆「見りゃあわかるべ、斧さ研いでんだ」
坊「そりゃもうじゅうぶんに研げとるじゃろ、そげに研いじゃあすり減るぞ」
婆「なあに、おれはこれを研いで針ッコさ作るだよ。今朝よ、
一本しかねえ針が折れてしもたでよ。しゃあねえからこれ研いで
針ッコさ作るだよ」
坊「……」
このとき坊さまこの婆の姿から不退転の心を学んだそうな。
この峠はそれにちなんで「磨針峠」といわれるようになった。
そしてこの坊さま、一説には若かりしときの空海とも伝えられる。

ここは日本史空海のスレ
625待乳山:05/01/20 22:51:09
ここは、日本史空海のスレ。
小僧さんと、坊様は細い縄でかきもちを干すのに
編んでいる。こっくり、こっくりしだした小僧さ
んを見て、「小僧さん眠いか」「あいっ、眠とう
ございます」「朝から晩まで一通りやって夜なべ
だからのう」かき餅を干す細い縄を指して坊様、
「人と人の縁というのも同じで」小僧さんがいき
なり「はあ、恋する人どうしは赤い糸で結ばれて
いると聞きますが」「おおそうじゃ、赤い糸は目
に見えんが、そう世間では言うのう」「それで坊
様の袈裟はいつも糸がほつれて切れて出てるのは」
「そう、いと恋しいからのう」
          ここは、日本史空海のスレ。
空海さんの交友録はどうだったのだろう。縁という
事を思うとき、師匠恵果和尚に会うことだ。法を受
け取り師の葬式まで出している。不思議な縁だ。
626待乳山:05/01/21 00:51:45
>>624『磨針峠』ですか、泣けてきますなあ。
石の上にも三年ですね。
627日本@名無史さん:05/01/21 01:33:40
女の上に20分
628日本@名無史さん:05/01/21 08:08:46
「空海が日本に生まれてくれた事に感謝!!」とか言ってる人って何に対して感謝してるの?
629日本@名無史さん:05/01/21 10:06:59
飯を、食うかい?
630日本@名無史さん:05/01/21 10:17:11
空海や祖師の方々は立派だが、その教えで後の世に飯を食ってる
ろくでもない奴が多すぎ。
631日本@名無史さん:05/01/21 22:56:34
>>624
その坊さんは石鎚山では役の行者ということになっている。
斧とぎ婆さんをみてまだまだ修行が足りないと自覚し、
更なる修行の末に、石鎚山を開いたと言われている。
632待乳山:05/01/22 02:13:05
ここは、日本史空海のスレ。
小僧さん「本堂の裏山に植えていたなすびが成りました」
坊様「おおそうか、昔から初物を食べれば七十五日寿命が
延びると言われてる」「特に初鰹は有名じゃて」坊様が初
物のなすびを受け取ると坊様は本尊様にお供えして手を合
わして「今年の初物のなすびでございます、寿命が七十五
日延びますように」その脇で小僧さんが「このなすびを作
って、採ってきたのも私です、坊様はお供えをしただけで
す、ですから七十日分ぐらいは私の寿命が、あとの五日分
ぐらいは坊様の寿命が延びますようにおねがいします」
それを聞いていた坊様が「さっそくお供えしたなすびをお
味噌をつけて食べるとしよう」。調理が終わって坊様が、
「このなすびを小僧さんには七十日分を、わしには五日分
を皿に盛って出してくれんかのう」すると小僧さんは、
「坊様それは味噌をつけたなすだけに、皿に盛ってはでんがく」
                ここは、日本史空海のスレ。
空海さんの頃にはすでに、梅干、お味噌はあっただろうが、庶民
にはまだまだ縁遠いものだったろう。どちらもすばらしい保存食だ。
633日本@名無史さん:05/01/22 04:25:00
苦兎怪

634日本@名無史さん:05/01/22 10:34:04
>>631
ありえる話だね。
でも、これの元ネタは唐代の文献だよ。
635待乳山:05/01/22 17:42:40
>>634鉄といえども平安時代の頃はまだまだ、大変貴重です。
琵琶湖におられた織豊時代の鉄砲つくりの方たちのご先祖の
渡来系の技術の方たちかと思います。
確か、「魔法使いサリーちゃん」で「マハリーク、マハリー
タ」と歌ってなかったかと思います。
636日本@名無史さん:05/01/25 22:53:50
少し燃料投下。
以下は高野山内に伝えられている話

空海には東大寺で受戒する前に子供がいたとする説。
丹生明神(女性形に描かれる)は水銀精製のノウハウを持った氏族の娘で、その娘との間に子がいた。
その子というのが十大弟子に入っていない真然であると。
637日本@名無史さん:05/01/25 23:58:17
笑えるな。ソースはどこよ?
638日本@名無史さん:05/01/26 00:10:51
ソースは山内にて
639日本@名無史さん:05/01/26 00:16:19
おいおい・・・(636とは関係ない。念のため)
ttp://www.geocities.jp/green2bird7/kukai1.htm
 
640日本@名無史さん:05/01/26 01:34:45
ブッダにも子供がいるんだから空海に子供がいても不思議ではないけどね。
641日本@名無史さん:05/01/26 04:54:37
TATTOO BURSTって本に
空海書の入れ墨載ってるね
642待乳山:05/01/26 08:04:51
待ってやした!がらんがらんのスレになってました。
銀は赤い朱色と、金メッキをするときに必要!
空海さんには子供がいるような表現が映画「空海」
でされてました、子供は確か、早く死んだ智泉だっ
たよう。
643日本@名無史さん:05/01/26 12:35:48
>>642
>子供がいるような表現

んな表現されとらん。
644日本@名無史さん:05/01/26 12:42:23
映画『空海』では泰範は名前を呼ばれるシーンがあるからわかる。
それ以外の弟子で名前を呼ばれるのは真如だけ。他の弟子達は台詞こそあれ、名前は出てこない。
台本見てやっと誰かわかるくらい。
645待乳山:05/01/26 20:23:40
>>643子供がいる表現なかったのかあ!
>>644とすれば、真如だったんですか!
建物の名前に真如苑があったんですが
雨がジャー、ジャー降る善女龍王かと
646待乳山:05/01/27 07:17:42
>>645さんまちがいですよ。以下のとおりです。はい、私です。
善女龍王での修法は、神泉苑(京都市中京区の二条城南)ですた!
真如さんは、嵯峨天皇の弟で皇太子で、高岳親王ですたが、クスコ
の乱で高岳親王は出家されたのが、真如さんだった。
ですから真如さんが空海さんの子供ではあらしません。
空海さんが、入定したときは空海さんの甥である真然(しんぜん)
さんが万端を指揮したそうで。
ほんとうに空海さんの法を次いだのは誰だろうや?
647日本@名無史さん:05/01/27 11:44:04
>>646
そりゃやっぱ真雅でしょう。
「天長の大事」を相承されたのはこの人だけ。
648承仕:05/01/27 19:36:25
大師の付法という点で見れば、実慧でしょうね。東寺を託されていますし。
しかし実慧の法流は現在残ってないんですよね。
真雅の法流に吸収される形で駆逐されたようです。
649日本@名無史さん:05/01/27 20:30:16
天長十年には金剛峯寺を真然にあずけちょるな。。
650待乳山:05/01/27 20:48:19
>>647尊もそう思われますか!
空海さんの弟で、後に法光大師
とおくりなされてます。二分し
た流れの一つ小野流の祖、聖宝
さんに繋がっています。流れの
もう一つは、実慧さんから伝わ
り益信さんへ、広沢流の祖です。
(淳和)天皇さんが大事と!

651承仕:05/01/27 21:08:09
>>650
実慧さんの法流は、厳密に言えば絶えてしまっています。
源仁僧都が、真雅さんと実慧さんの法流を統合した形になっています。
しかし実際は、真雅の法流が実慧の法流を吸収してしまったのです。
現在の澤方の血脈には法光大師の名はあっても、道興大師の名はありません。
652待乳山:05/01/27 21:52:34
>>651鎌倉時代の総合血脈を受けられた覚バンさんでも
実慧さんの法流は無いのかと!空海さんの法はどこへ行ったんだ!
実慧さんのはそれだけわかりやすい法にしていたのではないかと。
653日本@名無史さん:05/01/27 21:56:00
というか、空海の法は空海一代で絶えたんだよ。
血脈とかは単なる形式にすぎない。
654日本@名無史さん:05/01/27 23:00:55
実恵は法流を相承した人というよりは
実務的なことを引き継いだ人物というべきだろうな。
たしかに『檜尾口決』はあるけどね。
655待乳山:05/01/27 23:53:29
ということは、結局最澄の弘布が勝ったのか
民衆は、山岳宗教と弘法大師信仰から、その
ほとんどが、比叡山から出た宗教に鞍替えかと!
ガクッ!なぜなんだーっ!
656日本@名無史さん:05/01/28 00:12:23
空海と最澄どちらが勝ったとかそういう問題じゃないよ。
仏教は八万一千の法門といわれるように教えの説かれ方も色々あるが、
結局はみな菩提への道であり、祖師同士の優劣を競うものではない。
657待乳山:05/01/28 00:47:49
そうだよね、そうなんだよ。
菩提心だよね。しかし、チベット密教
の方がより空海の密教に近いのではないかと。
>>654檜尾口決(ひのおくけつ)かあ、一巻・二巻。
実慧さんの別名ですね、檜尾僧都、最後は大阪の
金剛山のふもとにある檜尾山 観心寺に住まわれた。
なるほど!しかも伝法会の創始者!
実慧さんは、空海と同じ讃岐で、佐伯氏だべ。

658日本@名無史さん:05/01/28 03:21:46
>>656
>八万一千の法門

正しくは八万四千の法門な。三千ばかり足りねーぞ。
659待乳山:05/01/28 07:56:11
>>658京都の大原にある三千院ということで。
その対に八万四千の煩悩もついてきますが。

660日本@名無史さん:05/01/28 11:46:04
>>655
鞍替えってわけじゃないけど、
確かに、天台の影響は大きいよね。
空海の弟子の宗叡や水尾玄静にはじまって、
寛平法皇、法三宮真寂などの仁和御流の人たちは
ずいぶんと天台の法流を受けている。
要するに円仁、円珍、安然の影響が強くて
東密の祖師も看過できなかったってことだと思う。
661待乳山:05/01/29 07:58:38
確かに円仁・円珍・安然は台密史の上で
功績のあるかたがたですですなあ。
特に、円珍こと智証大師さんは空海さんの甥、
円仁・円珍さんは乳頭いや、入唐されて
いますなあ。安然さんは、台密の大成者。
東密とすれば、唐からの新しい法がほしい
訳でしょうし、うむ。
662日本@名無史さん:05/01/29 08:40:01
肩入れし過ぎて顰蹙かいそうだけれど、空海はダヴィンチだったと理解している。
仏教はお釈迦様が人間の四苦八苦をどうしたらいいかを考えた末の帰着ですが、
その後の展開で(当時の、今で言えば)総合学問だった。だから近代化のために
(時期は前後するが)聖徳太子も導入を図ったと思う。
信仰の部分以外は、その後、学問として発展し、説教は講談、落語になったし、
声明は、ご詠歌を経て、民謡、演歌へ変わった。精進料理は医食同源になった。
下野の薬師寺(跡地)へ言って資料館の説明を聞いて、なるほどと思ったのが
比叡山は、今で言えば、私立総合大学だった。鎌倉時代多くの信仰宗教の始祖
を生んだのは、その結果。最澄はそれほど偉いと思ってなかったけど、昨今の
民営化気風を見ると、最澄には感心する気になった。筆授指向は、ITの原型。
ライシャワさんの著作を見て、円仁を知ったが、比叡山が世に出たのは、円仁
のお陰と思うが、何年か前までは地元の岩舟町も扱いがひどかった。
祖法を守るのも大事だが、覚鑁さんが平安末期の阿弥陀信仰にも対応しようと
努力されたのが迫害を受けるなんぞ、抵抗勢力の原型を見る気分。根来寺も今
ただの一宇。絵になる風景もない。
663待乳山:05/01/30 08:09:13
>>662ひんしゅくをかおおと、なんでも行きましょう。
密教はそんなにせまきにはおいていないと信じてる。
心の段階に応じてのそれぞれのワールドの見解を述べ
られて、あれが、これが、それが、正しいやら、最上
やら申しておりますが、本当はそれぞれの内側でどう
展開され、どの段階に有るかです、段が違えば全く違
う境地・世界です。しかし、これとて検証のできない
、危ない意見です。
しかし、いろいろとすごい研究をされていますなあ、
よくわかります。まさに、密教日本的展開かと!
ここは、日本史空海のスレということでまだ340
程の道のりがあります。はてさて、どの方向に道は差
し示されているやもわかりませんが。一石が再び投じ
られましたね。覚鑁さんの事柄についてはほんとそう
ですなあ。
664662:05/01/30 11:45:12
>>663 懐の深いレスを感謝。
私が密教を気にかけているのは、高校時代、日本史でちょうどここをやっている
とき、風邪を引いて休んだため。なぜ幻術まがいのことに当時執心したか、わか
らなかった。しかし空模様を見ながら、雨乞いの祈祷をするなんぞには感心。

覚鑁さんの事績の書物は、津本陽氏の著作と新聞小説に出てきた位しか知らない
けど、もっとあるといいなあと思う。秀吉に攻められる頃の根来寺は、今で
いえば、インダスリアル・パークだったと思う。後、堺へとられる。

円仁の「入唐求法行記」だかも見たいけど見つからない。岩波も最近青オビの
増刷は概してひかえているみたいだし...。
665待乳山:05/01/30 20:07:27
社会総合的概念とその目的の場ですなあ、それらは
おのずとそれら論理を発展し、せしめる密教が総合
学として発展するわけです。空海さんの人に応じて
お寺に応じてそれぞれで空海さんの密教があったと
思うわけです。少しでもその本質は何なのかと思う
わけです。一密成仏を立てられた「覚鑁」さんの密
厳院発露懺悔文は、「反省」しない現在社会にあっ
ては理解しがたいだろうと思うわけです。空海さん
を師として仰いでおられたと思うわけですなあ。
666日本@名無史さん:05/01/30 21:50:04
なんで待乳山さんは出家しないんですか?
そこまで空海に入れ込んでるのに、高野山で修業をしないと言うのが不思議です。

それとも、出家はしたけれど、何かの事情で還俗されたのでしょうか?
667待乳山:05/01/31 01:16:55
>>666ありゃ、空海さんに入れ込んでいるのわかりますっ、か、
みえみえですかね。ばればれですかね。まだまだ修行が足りま
せんですね。お互い空海さんのスレ頑張りましょう!
かなりの研究をされていますね。
668待乳山:05/02/03 21:21:28
空海の名前に大師の秘密がある。
 空とはまさに、因を明きらである、因縁のもともとは空である
と観ずる「本不生」になる、本来生じていない、生じていない
ものをあるものと現実世界に苦しむ。
 海とはまさに、大日尊の「海印三昧王」の真言であり。字輪・
字母とは、阿字をである。つまり、「阿字本不生」とは、空海
さんの教えであり、空海さんそのものかと思います。
669待乳山:05/02/05 13:18:49
高野の根本大塔は高野山々の八葉連弁の中心に位置する。
 金胎両部不二を内蔵していて、血脈相承を受け継いでいる。
龍猛菩薩が七つの芥子粒で南天鉄塔の鉄扉を開けた相承にある。
心塔開扉の実相(七つの芥子粒)を種々に象徴している。
心眼が開け新しい世界に更正すること、心塔の開扉なしには密教
の種々の表現はない。つまりは、そこに血脈相承の意義がある。
と思うわけです。
670日本@名無史さん:05/02/05 19:42:46
で、今年も二月堂に行くわけだがw
待乳山って、空海になにを求めてるの?
良かったら二月堂で会おうw
671待乳山:05/02/05 22:30:36
>>670ありゃ、やっと来られました、です。
お水取りですか!
東大寺、二月堂、修二会(お水取り)結願日、
3月14日(月)ですか?
672日本@名無史さん:05/02/05 22:54:21
空海って、金で真理を買ったんだって?
673待乳山:05/02/06 07:46:06
>>672恵果和尚より金で真理を買ったのですか?
密教の真理は普賢菩薩と会得するものかと思っ
てやした。自動車の免許よりひどい訳だが。
本当なの?死覚悟でとうとう唐まで行ったの?
674待乳山:05/02/06 09:45:47
○大円鏡智はあるがままで円明無垢な本来の姿を映しだす智。
○平等証智は差別見を離れて平等に照見する智。宝生仏福徳無辺。
○妙観察智は衆生をよく観察して誤らない智。説法の徳で転法輪智。
○成所作智は眼耳鼻舌身の転生の智。衆生化益。
○法界体性智は大光明が遍く一切に及ぶ宇宙の実相。慈悲の活動が
 活発で永遠不滅。
これらの五智が真言行者が発心修行して得る内容で、大日如来の内証。
 五仏それぞれ五智を具有していて、曼陀羅の諸尊は悉く五智を
具有しているがゆえに、諸尊の間に浅深の差別がないとなる。
なるほど、空海さんの密教は体系化されている。うむ。
675日本@名無史さん:05/02/06 17:31:01
待乳山どの。
あなたはもう五智を開顕しておられる。
676待乳山:05/02/07 22:21:38
>>675有難うございます。しかし、自己満足はなくて。
1000までまずは行きましょう、ここの空海スレです。

677日本@名無史さん:05/02/10 16:22:10
空海と三宝荒神の関係についてだれか答えて!!
678待乳山:05/02/11 09:38:51
>>677バレンタインにふさわしいすごいっ質問だ!
大荒神経というのを、昔高野山の店先売れ残りを
30円で買ったよ!
六大新報社から発行してるお経だった。
不空さんが訳していると。
オン ケンバナ ケンバナ ソワカ
とされていたが、ケンバヤと思うのだが
なまっているのだ、きっと田舎なまりだろうか。
667さんちょっと待土山、潜るべぇ。
679待乳山:05/02/12 08:27:40
>>677リグ・ヴェーダ賛歌(インド原産)にはない事がわかったよ。
だけど、密教は変化してその骨頂たる仏にいたる。
空海さんとは関係が無いことがわかった。ただ、気になるのが
『三宝荒神祭文』として、弘法大師全集をひっくりかえしたが
わからなかった。偽経と言われるが気にする必要はない。
私の力量不足もよくわかった、ありがとう。
http://www.bekkoame.ne.jp/~n-iyanag/buddhism/mythbuddh/corr_add3.html
680待乳山:05/02/13 21:31:53
>>677『真言陀羅尼』坂内龍雄著 平河出版
P232〜233にかけて、三宝荒神として
近い音をとってkampayaとよめば動神となる、、、
、、動神は日天の眷属であって、一行の『大
毘蘆遮那成仏経疏』(大正蔵経三十九巻六百
三十四頁中)には、日天眷属剣婆在西北と。
なるほど、それでは一行さんの上記の著作が
空海さんの御請来目録を探すがここにはない。
681日本@名無史さん:05/02/13 22:28:22
>>680
『大日経疏』はすでに日本に入ってたから
空海さんは請来する必要なかったんだろうね。
682待乳山:05/02/14 21:44:06
>>681確かに、すごいっ、そのとおりでした。
一行の『大毘蘆遮那成仏経疏』について
『正倉院文書』で奈良時代の空海請来以前を
見たが見当たらない。が、しかし、それ以前に
玄肪さんと得請さんが『大日経義釈』を請来して
おられました。まいった!
683日本@名無史さん:05/02/14 23:28:25
伝説では空海は大日経がよく理解できなかったから、
勉強するために唐へ行ったんじゃなかったっけ?
684待乳山:05/02/15 08:01:36
>>683そうそうそうなのよね、空海さんはその
大日経を奈良の橿原神宮近くの久米寺の塔で見て
何なのかと、とうとう唐に行ってしまった。
これが、大毘蘆遮那成仏経疏等のたぐいを見て
(成仏とあるから)何かの法なり教えがあると
思ってだろう、と。東大寺で祈願してると蘆遮那
仏からとは、まさに唐の方から伝え聞いた話だろうと。
685日本@名無史さん:05/02/15 12:03:11
玄肪と得請の将来品の中には金剛頂経もあったでよ。
686待乳山:05/02/15 13:02:11
>>685とすれば、あとは法を教えてくれる人を
探しに行くしかない。ずばり即身成仏について。
もう一度基本に返って密教の歴史を調べんべぇ。
インドから発生した密教は、チベット的展開と
シルクロードを伝って中国に、そしてわれらの
日本的展開ほんと、この対比学は最高に興味満載。
687日本@名無史さん:05/02/15 13:59:19
金剛智と不空は海路で中国へ入ったでよ。
その途中、ジャワ島にも立ち寄ってるから
東南アジアに伝わっててもおかしゅうないわね。
スリランカも今は上座部しかないけど、金剛智のころには
密教が盛んだったみたいだし、実際なんどか行ってる。
何かそれ関係の遺跡が残ってるんじゃないの?
688待乳山:05/02/15 15:35:38
>>687春みたいな気候なので思わずチューリップの歌が
と、ナーランダ遺跡かと思いますが。
689日本@名無史さん:05/02/15 16:19:55
インドの仏教は密教化したことで、
ヒンズー教との差異がなくなり次第に衰退していき、
1203年、仏教の最後の砦、ヴィクラマシー寺院が
イスラム教徒によって破壊され、その伝統は途絶えたのであった。
690日本@名無史さん:05/02/15 16:45:18
スリランカは1年中夏の気候ですよ。
その時代は、アヌラダプーラに王朝があったころですね。
自分がいた頃は、内戦中で、とてもそこまで行けませんでした。

津波は本当に大変だったようです(現在進行形か・・)。
691待乳山:05/02/15 17:13:56
>>689>>690あかんインドかどこかわかりません、
津波がスリランカ(昔セイロンと言ったかと)に
来てる、、、、むつかしい、うむっ。
空海さんのインドの密教的展開はどこからきたのか?
692待乳山:05/02/15 18:57:43
あれ、『聖大乗真言理趣論』というスマトラ・ジャワあたりに
6〜7世紀頃に伝播している経典があったよ。
693日本@名無史さん:05/02/15 19:11:16
>>692
その説のソースは何?
694待乳山:05/02/15 19:23:36
ナーランダー、ヴィクラマシラー、オーダンタプリー
の僧院学舎で、般若、倶舎、中観、唯識を学んだあとに
やっと、密教の道が許可される。ゆえに、インドには
密教寺院は無かったと言われる。ただ、部派寺院があ
った事になると。逆に、現在の遺跡からみて、密教は
無かったとは言えないと。
695待乳山:05/02/15 19:27:36
>>693遅くなりやしたソースはカゴメ、
じゃなくて、ちと古いんですが、『密教の
歴史』 講座密教A 春秋社 P79です。
ここの著者は、岩本 裕さんです。
696待乳山:05/02/15 21:41:03
紀元前4世紀ころ、釈尊教団が根本分裂して、上座部と大衆部に別れる。
小乗(部派)仏教となる。紀元前1世紀から1世紀にかけて大乗教典が
、大乗仏教が成立する。3世紀ころに、大乗経典により中観派、そして
唯識派が成立する。5世紀半ばに雑密が成立してゆく。3世紀に成立し
た大乗論を基に、雑密とあいまって『大日・金剛頂経』とともに密教
が成立してゆく、金剛乗・真言乗がひとつは蒙古・チベットへ、もう
ひとつは、中国・ベトナム・朝鮮・日本に伝播してゆく。
697日本@名無史さん:05/02/15 22:59:02
かくして、インド仏教の伝統は途絶え、
釈迦はビシュヌ神の化身の一つとしてヒンズー教に取り込まれ、
その名を留めているに過ぎない。
近代になって、日本の僧侶によって仏教をインドに再伝しようとする試みも
なされているが、現地の人々の宗教的意識と伝統を考えれば、
余計なおせっかいと言えないこともない。
698日本@名無史さん:05/02/15 23:30:07
まだカースト制やってるなら、
ブッダが布教してた頃と同様の
需要があると思うのだが。
699日本@名無史さん:05/02/16 00:49:07
あのスレ違いで申すわけないですけど・・・
もし場違いですたら生暖かくスルー願いまっす。

250 名前:名無しさん@京都板じゃないよ :05/02/15 12:50:12
諸尊にはそれぞれ護摩供があるけど、荒神供には
護摩供が無いって本当ですか?そもそも荒神供って聖教にも記載がないんですよね・・・
経典から生まれた神様ではないからあたり前?
700「未来試写室の親父。」。:05/02/16 01:50:29
 今後無事かナン戸銀行サイドそばはあ
船引き弁天さんとこの本屋さんできくと
いい。「みやさん」の寿司やヤマンタカ
分身、やきとりもやすくてうまかったよ
!!!
701「未来試写室の親父。」。:05/02/16 01:52:44
 億の印、意なりか
奥の院の裏奥山を観
まショー杵ン撮影!
702「未来試写室の親父。」。:05/02/16 01:53:22
 じゃまたな・・・
じゃましたな・・・
703待乳山:05/02/16 07:45:42
>>700 >>701 >>702 何でしょうか?
ナン戸銀行サイド・船引き弁天さんと「みやさん」の寿司や。
何処なんですかそれは? やきとりがやすくてうまい!
すきやきの由来を思い出したです、お百姓さんが数人鳥を
捕まえて、田か野原で、持ってる鍬の鉄の部分に火で熱して
鳥を焼いて食べていた、これが由来で後に牛肉を食べるように
なってからは『すきやき』になっていった。
空海さんの頃は、殺生といえども鳥肉でもだめだったのかと?


704待乳山:05/02/16 07:58:35
>>699 確かに経軌に見当たらない、が、何らかの
伝承が伝わってるのではないかと。漏れの力量では
これぐらいだ!ただ、ケンバヤが日天の眷属で動神
であるとすれば、法があるのではと。

705日本@名無史さん:05/02/16 10:24:28
よくわかんねーけんど
>>700は高野山のことじゃね?
南都銀行のはす向かいには本屋があるし、
みやさんって焼き鳥屋もある。
706待乳山:05/02/16 12:29:02
>>705はいはい、ようわかりました、和歌山県伊都郡にある高野山でしたか!
やっぱー、やきとりうまいんだなあきっと、軟戸銀行は上場会社。海の鯨は哺乳
類だけど魚として食べるんだ、焼き鳥も高野豆腐として食べて元気出さんと、
法力もあったもんやない、すげっー寒さから身を守る必要もありなんと。
707待乳山:05/02/16 12:41:01
>>707さんのこの言葉→奥の院の裏奥山を観 まショー杵ン撮影!
何なのこれ!記念撮影会があるの、誰の?いや、裏奥山で何か
あるのでしょうか!気になります。日本史空海のスレの主人公、
大切な空海さんをいじめないで!
708日本@名無史さん:05/02/16 19:03:39
待っちゃん、>>700のレスが入ってから
テンション、ハイだね。なかなかイイよ〜!
709待乳山:05/02/16 20:13:13
>>708おお、このレトリックは、なつかしや!
尊は元気にされていたとですか!ありがとう!
落語の空海のスレ面白いはずが、うけなくて今度は
まじめ授業形式でやってましたら700の高野山の
不思議な話でした。んな訳でバリバリやっております。
710待乳山:05/02/17 12:50:42
中村 元さんが、ナーガルジュナが二人いたと言うておられます。
 真言密教の開祖は龍猛と、西紀600年頃原名はナーガルジュナ
『中論』を著し中観派開祖の方もナーガルジュナ、中国では「龍樹」
で、両者は同一人物ではあり得ないとして、西紀600年ごろ同名異人
のナーガルジュナという人があらわれ、真言密教をひろめたのだろう、と。
711日本@名無史さん:05/02/17 17:11:25
>>710
学術文庫の『龍樹』では「ナーガールジュナ複数説」ってのをあげてるね。
ナーガールジュナに2人いるって言い出したのは
たしか寺本婉雅じゃなかったかな。
これがもとで学界が大論争になったみたい。
712待乳山:05/02/17 21:30:03
>>699全然関係ないですが『荒神放捨秘法』あるのがわかった、
しかし、一番肝心な荒神供には護摩供が無いことがわかったと。
しかし、何も気にする必要も無い、無ければ付け足せばよかと。
本尊と自分がどうかが肝心ですから→つまりは入我我入とです。
713待乳山:05/02/17 22:03:55
で、ナーガルジュナが2人いるって中村元さんの解説は、
文献では「龍樹」または「龍猛」の原名は「那伽刺樹那」
または「那伽閼刺樹那」であると、「樹」はArjiunaの
音写したもので、「猛」はアルジュナが勇猛な武士であっ
たからこの漢字を充てたと。
今は亡き、中村元さんちょっと待って下さい、で、
この解説でどうしてナーガルジュナが2人いるっていう
理由なのかわからない、よっぽど漏れは電波か?
714日本@名無史さん:05/02/17 22:11:45
南天の鉄塔伝説といい、密教には仏教が排していた神秘主義的色彩が濃い。
密教の起源を仏教の流れに関連づけるために龍猛が龍樹に仮託されたと考えられる。
715待乳山:05/02/17 23:00:41
龍樹は法を説くには、
A 世俗諦と勝義諦によるとし、空性は絶対であり、二諦を超えた
  勝義であらねばならないとして、勝義に体得到達することで、
  涅槃を称することができると。

B そして、陀羅尼を二門に分ける、常に念誦することで得られる
  聞持ダラニと意味を理解して得られる諸法実相ダラニとしている。
  
以上の中観仏教説は確かに一人の龍樹であるが、上記のように考え方を
A,Bにわけることができるのではないかとすれば、同名のナーガルジ
ュナが2人いたことになるが。
716待乳山:05/02/18 07:44:53
>>714なるほど仏教の歴史的、いや、単に流れ、なるほど。
部派仏教の中で、受け継いでいったのではと。さすが!
717日本@名無史さん:05/02/18 09:13:44
空海さんもっと喰うかい?
最澄さんこそさいちょにおかわりどうぞ

この漫画のおかげでこの2人は忘れることができない
718日本@名無史さん:05/02/18 09:15:45
某ゲームで目的地が高野山金剛峰寺であるということに
ゲーム内のキャラより先に気づけなかったのが一生の不覚。
今思えばヒントはたくさんテキストにあったのに・・・
おのれ高野山
719あぼーん:あぼーん
あぼーん
720あぼーん:あぼーん
あぼーん
721あぼーん:あぼーん
あぼーん
722あぼーん:あぼーん
あぼーん
723あぼーん:あぼーん
あぼーん
724あぼーん:あぼーん
あぼーん
725あぼーん:あぼーん
あぼーん
726日本@名無史さん:05/02/18 12:48:21
>>713
待っちゃん、それはナーガールジュナの名前の解釈に
二説あるというだけで、それが2人説の根拠というわけじゃないと思うよ。
待っちゃんのいう中村元が龍樹2人説をあげている本って何?
中村センセの説は知らんのだけんど、
寺本婉雅って人は漢訳の『楞伽経』に出てくる「龍猛」ってところを
サンスクリット本でみてみると「ナーガールジュナ」とは
記されてなくって、「ナーガーフバヤ」って記されているってことを
根拠として、中観の龍樹と密教の龍猛とは別人だって言ってるよ。
このことは中公文庫から出てる松長有慶の『密教』の中でも紹介されている。
727あぼーん:あぼーん
あぼーん
728あぼーん:あぼーん
あぼーん
729あぼーん:あぼーん
あぼーん
730あぼーん:あぼーん
あぼーん
731待乳山:05/02/18 13:13:22
>>726さん中公文庫から出てる松長有慶の『密教』か、岩波新書は知ってたんですが
知らなかったです。中村 元さんのソースは、1983年の現代思想九月号
増頁特集=密教の74頁とその解説75頁からです。ちと、講談社の人類の
知的遺産13「ナーガルジュナ」を見てるところです。、「ナーガーフバヤ」
知りませんでした、しかし、気が付けば空海さんはどこかに行っちゃいましたね。
732あぼーん:あぼーん
あぼーん
733燈台大学渡辺氏「法滅尽経」や、「未来記」つづきを。:05/02/18 13:18:34
 「空海さん サンクリのチベット語じゃさ 南無カジャッツヲ」。
734燈台大学渡辺氏「法滅尽経」や、「未来記」つづきを。:05/02/18 13:19:19
 734、なざし。
735燈台大学渡辺氏「法滅尽経」や、「未来記」つづきを。:05/02/18 13:20:13
 それでは・・・
736置くの印か、億の因か。:05/02/18 13:22:06
 南無大師遍照金剛尊。
737日本@名無史さん:05/02/18 17:42:37
>>731
中公文庫の『密教』はもとのタイトルは『密教の相承者』っていう。
松長三部作のうちの一つだよ。
738待乳山:05/02/19 08:29:30
>>737さん、かなりここのスレがすれすれになってますね!
負けずにいきましょうや。あれは確か、挿絵写真がかなり
ちがっていて真言寺院で祖師とかの絵があるのを間違った
ことでよく覚えております。松長さんの初期の作品で、す
でにチベットに関心を寄せておられる事が書かれていたと
思います。松長さんはチベットを経由せずにダイレクトに
密教の本筋を語る年齢ではないかと。
739待乳山:05/02/19 08:43:36
>>737さん、すれすれの意味はね、スレは板なので
、痛々しい状態を言うております、です、はい。
それでね、空海さんをどうかするとこま切れ状態で
解説せずには解説しきれない、かといって全部を語
るには、あまりにもダイナミック過ぎるし、何かい
い言い様が無いものかと。先の『密教の相承者』の
本ね、祖師と中国の風背景がとてもにおってくる感
じだったなあ。
740日本@名無史さん:05/02/19 15:35:56
>>738
「すれすれ」w

そうなんだ。あたしぁは旧版は持ってないもんで、
挿絵の間違い等は知らんかったです。
741・・・!・・・:05/02/20 10:14:56
「六月三十二日という日は普通存在しないものです」
「多分二十二日ということでいいんじゃないかな?」 
 煙草をくゆらせながら奥の木々の方を見る多田と中西。

742待乳山:05/02/20 11:13:28
>>741七月一日に何かあるんですか?
743待乳山:05/02/20 11:15:24
>>741間違えました!七月二日に何かあるんですか?
744・・・!・・・:05/02/20 12:57:34
 ちょっときいてくるか・・・
またあとでねっとネット・・・
745・・・!・・・:05/02/20 16:14:44
【高野山奥の院を弥勒意思ふきんにみれはあ!】
2005/2/20(日) 午前 11:53 | 夢うらないか?
「六月三十二日という日は普通存在しないものです」
 「多分二十二日ということでいいんじゃないかな?」 
 煙草をくゆらせながら奥の木々の方を見る多田と中西。
 「多分金剛峯寺さんの天の真名井屋根あたりに行ってみればはっきりするんじゃないかなかな?」
 「そうしましょうか!先輩の勘に、またかけてみるしかないですよ。ここは禁煙みたいですから」
 八十八箇所恩四国遍路始めの挨拶をしにこられたのかそれとも万巻に値する満願軌跡の御禮か、
白装束に金剛杖をもち五鈷鈴をひびかせながら陽にすこし焼けた顔のお遍路さん初老の夫婦・・・
 「産土の神社さんと伊勢両神宮さんゑは最初に御参りしたからここの奥の院さんで双六上りかあ」
 「そうですね」と、ひとことひとごとみたいに静かな笑顔で相槌の奥さんの白髪がつつましく映え
てみえる。そんな老夫婦に道を開けてから多田が聞く、
 「空海さんてよ、そんなに偉かったんか!」
 「・・・」
 「多分、もの凄い、壮絶な六根清浄なんかやってたんだろうな」
 「先輩・・・六根清浄って神道のことばですよ・・・」
 「そうか?俺なんかまだまだ六根より一献症状がやばくなってきたみたいだい」
 とつぶやきながら短くなった煙草を、携帯していた灰皿袋に始末する。
 「先輩、高野山には『みやさん』って謂ううまくてや安い寿司屋だか焼き鳥屋だかがあるそうですよ」
 「!」
 「先輩、袈裟のお山では酒のことを『甘露』って言うそうですが、イロイロ暗号があるそうですね?」
 なぜか、急ぎ足になっているふたり。
 「ロイありってか。口伝のイロハなんのイロ♪」
 「なに、それ?教えてくださいよ、先輩」
 「ちなみに、釘はすきか?中西君、あとで食べようぜ一緒に」
 ふたりの乗り込んだ車は、奥の院のさらに北側へとつづく木々の間を進む・・・
  



746バランスオブゲームにはよ、カンパニー(防衛警備)が基軸だが!!:05/02/20 16:23:06
 天象、地象、そして人気象・・・
747バランスオブゲームにはよ、カンパニー(防衛警備)が基軸だが!!:05/02/20 16:35:28
 京都の斑鳩素敵ー七十二をどきどきわくわく
あてたりしてたたこ焼きやか的屋かな政治予想
額、否り悪政治よそうガクッ・・・また否りか
はんしんを振回さず下半身に・・・はんしんは 
んぎなまんまで振回され派手・・・先日テレビ
東京2143かな西郷ドン「命も名も入らぬ」
有限男の意気込みに龍馬もいきなり涙が噴出を
・・・はなしがまたまた尻滅裂、否り私利滅裂
のぞむところだ(所は嫌かね)、世辞よそうか
政治予想学やら競馬予想学やら時針予想学やら
ではとても食っていけんか「縦目予想親父。」
がさっきそこでわめいてたんだけれども・・・
748バランスオブゲームにはよ、カンパニー(防衛警備)が基軸だが!!:05/02/20 16:48:37
 人生もとにもどれないけどがんばろうや♪
牢屋みたいな悪因縁人生だってもどれるさ♪
創価は厭だがそうか弘法大師さまや里バン♪
 あなた怒るが・・・本来古来君を斑鳩を♪
七二はなくとも国家大事よDCB三十二神♪
ふゑふき行け行けフエブラ理ー東京都22♪
ゆうかんゲンダイ土曜日の表紙はW着X着♪
ポール行火か八四六!!!(走ろ!!!)♪
 ※コメンネット親父。また病気が思井す?
749日本@名無史さん:05/02/20 19:13:47
他人に分かるような言葉で書いて下さい
750日本@名無史さん:05/02/20 21:23:06
>>749そのとおり!ほんと読むのむつかしいですね。
こちとら講談社の中村先生著作のナーガルジュナに2人
中観派の『龍樹』と密教の『龍猛』とは別人の回答を探し
て時間がかかりましたが、この本は中観派の『龍樹』でし
たが、空海さんの教えの一つ『阿字・本不生』の再度確認
ができました。つまりは、五位七十五法を含む『般若心経
』256文字に言い尽くされています。
751待乳山:05/02/20 22:12:01
>>750は漏れ待乳山です。いつもそそっかしいです。
で、理趣経百字偈にあるように、人間の諸々の欲望
は本来は清浄(きよらかなもの)で、本来そうであ
れば汚れることもない、そのままで人々を助けるこ
と(すくわれること)ができる。『阿字・本不生』
と『般若心経 』が合体した教えだろうか。
752だったらすくたすけてみろい!:05/02/21 00:25:00
 漢字仏教に飽いたら
空海さまのように神道
灌頂をうけられよ!!
でな〜織れ、否り折れ
さまをたすけてみろい
ひとつよろしく苦しろ
!!
753だったらすくたすけてみろい!:05/02/21 00:32:45
 先日未明日本テレビで「三ー三」暗号「東山」
がききやくとなりはてたか汚濁邪狐目江原が偉そ
〜に「自殺するんだったら寝てくらしたほうが」
魔だいいんだとか無責任誤説狂しやがり我痢蛾利
亡者が・・・生活食費や善良仕事を与えてやれば
いいんじゃないかね?俺も金ないかなそろそろ?
754だったらすくたすけてみろい!:05/02/21 00:41:13
 4〜5年くらい前からよ
ちょっとだけよって八百長
ばらしはじめた創価邪ニー
ズ朝鮮総連癒着インサイダ
ー暗号番組ン十年「大河」
とか「世界遺産」とか先日
かんりょうしちゃいました
「買う目あり勝つ鹿韓吉」
とか試写室で、または●か
あたりちょいと早目にみら
れたならマスコミ業界以外
の一般人でも金持ちになれ
755日中80周年記念「新・シルクドーロ」暗号!!:05/02/21 00:48:33
2105「八〇度」!
2106「四〇度」!
午後0933にゃ簡単
「八四〇年」とナレー
!アカイブースも午後
2310からとかあ?
756日中80周年記念「新・シルクドーロ」暗号!!:05/02/21 00:57:58
 朝日の暗号番組「符号競字」
での祖父役は菊(H)衛門買い
?原作小説かってみれば最初の
ページに「一五」だったんだよ
!誕生日が11月04日なの?
 なかがい〜か同じ昨夜TBS
午後1140「八年間も」の後
「ルイM世」ば二度繰返ナレー
午後1146か2345の直後
「二十七の村々は」と〜京都ば
!ま。最初と最後に「八百年」

757日中80周年記念「新・シルクドーロ」暗号!!:05/02/21 01:01:17
 日の丸テレビがインサイダー暗号番組「大河」
直前のアニメ番組はゆったりとしてとてもグッド
さ!ことに八4草さんの配役は大正解だなグッド
758 ◆EFBt/pII5Y :05/02/21 01:28:37
759「みつかに一日じたくでかみんせんたくだ親父。」代理?:05/02/21 10:42:33
 またさいきん布かけたか、否り切れかけてるかい?
よく、否り欲きれすぎてる自傷信長がまたこんども?
隠れ死んでいくとき焼け野やンバチとなり大暴れを?
魔張りの汚悪人個人法人とかそれば放置しつづけた?
己がのみが幸福はかり口先法治主義民主主義屋汚職?
どもともども予定よりはやくかおそくにか道連れー♪
 
760「みつかに一日じたくでかみんせんたくだ親父。」代理?:05/02/21 10:47:25
 残念でもあるあか・・・
今度死んで行くとき・・・
そのコロ仕方段取り・・・
リポート打ち込みを・・・
書き込みを出来ぬ事・・・
 うまいコロ仕方は・・・
てきかみかたか不問・・・
見事さを褒めたく候・・・
761「みつかに一日じたくでかみんせんたくだ親父。」代理?:05/02/21 11:07:38
 日の丸テレビさんよさんよさんよ・・・
視聴率ノルマやスッポンサー獲得や・・・
心に袈裟をきるより今朝から酒のみ・・・
神国(天軸化釈迦も弥勒=大師も)・・・
日本の世間さんゑの恩よりおんなを・・・
志すてて、懐き続け今じゃ男女や釜・・・
やに気をとられすぎここまできたが・・・
 民放さんの罪戸が気枯れの一原因・・・
のせいにするきもないがコラNHK・・・
みんなで集金してきやがれ創価ダレ・・・
ント恣意的に呼び鎖いったいギャラ・・・
いかほど払ってんだい公開しろ後悔・・・
さすぞ!!って言ってますよ是伝言・・・
 苦しみをしれ!民の庶民の貧乏人・・・
の貧しさをしれ!遊び腐ってないで・・・
てめえで集金して来い休みなく死ぬ・・・
ほうが楽だと確信(?)するぐらい・・・
雨風ンなか一軒一軒を戸を叩いて乞・・・
762古事記を日本初期等をいいアニメ化かCG化しろよ!!:05/02/21 11:20:05
 三度は暗殺されたか自照龍馬 「末世ぜよ そんな急いで かみきり日本」 ?
 九死に一生もなかったか信長 「あわはじく あわれそれがし 天地埜国」 ?
763あぼーん:あぼーん
あぼーん
764古事記を日本初期等をいいアニメ化かCG化しろよ!!:05/02/21 11:26:56
 因心かい?
恩コロコロ?
宣託魔討儀?
ソバハ巧か?
765ちと・・・すこし・・・かまったたりしでやっか。:05/02/21 11:30:13
 織れよんだ?
及びじゃない?
766ちと・・・すこし・・・かまったたりしでやっか。:05/02/21 11:35:37
 ♪もしも〜ひとつの〜人生に於き〜
 ♪ひとり戸に蓋役〜九つの角役〜
 ♪あつたならあ〜とくに信長〜
 ♪と龍馬が葛藤活動したり〜
 ♪こりゃこりゃて〜返た〜
767ちと・・・すこし・・・かまったたりしでやっか。:05/02/21 11:39:19
 織れ〜
なかをみ
鎌足かな
?モチロ
!13重
たっ中の
咽喉仏候
。ま信長
と龍馬と
同しよう
か動止揚
か堂私用
か・・・
768近くかメール「発進」開始を壇行に談合か?:05/02/21 11:59:19
 俺たち(仲間同士は決しで面会せず)は禮の「円盤」
を所持(どこに保存してるんだろうか)してるわけだけ
どフロッピーの製作にかんしては勧善懲悪、否完全にわ
てらの勝手気ママ(マザコンにあらず)、バーかでママ
の戸九(汚死痢)はかんけいないが、わてらの勝手気儘
下にありますねんバカンか馬関商会かもむかんけい!!
769近くかメール「発進」開始を壇行に談合か?:05/02/21 12:04:06
 そんなにやばすぎる内容のはないようにしたゐ・・・
算数数学は苦ってか親父。個別的な実名未だ止め・・・
てきとうにあっとランダム小戸ロケットにつくる・・・
770近くかメール「発進」開始を壇行に談合か?:05/02/21 12:09:23
313 :方広寺(大仏)のことを記した本を買ってた!!:05/01/15 03:53:32 ID:plhj0M2m
 お龍の母上が働いていらっしゃったらしい
京都の帝室博物館、現在の京都国立博物館か
あたりまで広大だったかの方広寺の歴代大仏
のはなし「国家安康」の鐘のはなしあたりが
おかしやおかしや、おもしろやおもしろや。
 大仏さんの腹胸懐中ン中に隠れた過去記事
!2005正月明日香かゑるみちに偶然コピ
ーしていてなぜかとつぜんになんまいだ〜か
連続印刷はじめたローソンのマシンだったな
あ!とめたときにゃすでに八あるいは九舞!


314 :方広寺(大仏)のことを記した本を買ってた!!:05/01/15 03:59:26 ID:plhj0M2m
にどけされたかザ掲示板犯か記事。
06−02織田信長洗脳本能始末!
06−12中臣鎌足大過の戒心か?
06−22〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
06−32〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まあその方仏寺の大仏の自身消失か
時をみれはあ1612とか露骨しさ



771 ◆EFBt/pII5Y :05/02/21 12:17:22
222 :つきがでたたらデータラメめぢかマン!:05/01/02 12:27:44 ID:oqGvrVPL
 さくじつ明日香鼓動かな、井ならん御地蔵一体まつられし古道かな
大織冠誕生産湯井石碑立つ、大原(小原ともかく今かな)神社でまつ
!!!


223 :つきがでたたらデータラメめぢかマン!:05/01/02 12:41:25 ID:oqGvrVPL
 「猿田彦 大神さまか 化身かな 弥勒まつ印奥 アジミ地蔵」?
 「空海を なぞなのか 七つとし とこぞで悲行 あらふしき」?
 「吉野山 根本座負ふ 金ぷせん ゆらゆら至難 金毘羅ふな」?
 「六地蔵 鳥カタ山を けいそくせん 鳥居に足を 鳥足山か」?
772あぼーん:あぼーん
あぼーん
773あぼーん:あぼーん
あぼーん
774あぼーん:あぼーん
あぼーん
775あぼーん:あぼーん
あぼーん
776 ◆WQ5EDC76eM :05/02/21 12:25:42
642 :演技ばさらに延期しても駄目さ・・・:05/02/04 12:32:38 ID:pDUaFT14
●屋台「正龍」。
 客四人と店主。
鎌足 「02ー02か午後0915、その時みたか?」
信長 「・・・」
記者 「みましたよ!よかたですね!」
信長 「・・・」
鎌足 「よかったなあまことにまつたく・・・」
信長 「こんど安土の蛇石のことやらぬかな!」
記者 「なんですか、蛇石って?」
鎌足 「・・・」
記者 「?」
信長 「・・・」
●安土城址の残存したか「蛇石」?
 たてにトグロ巻き進む銀や緑の蛇
 が一体行った。西方角に夕陽輝く
 。
へんざゐてんにょの大神 「血生臭いのはもう・・・」
                        ・・・つづくか?
777あぼーん:あぼーん
あぼーん
778あぼーん:あぼーん
あぼーん
779あぼーん:あぼーん
あぼーん
780あぼーん:あぼーん
あぼーん
781あぼーん:あぼーん
あぼーん
782あぼーん:あぼーん
あぼーん
783あぼーん:あぼーん
あぼーん
784あぼーん:あぼーん
あぼーん
785あぼーん:あぼーん
あぼーん
786日本@名無史さん:05/02/22 21:19:39
思いっきり水増しという感じですね。
待乳山さんドーゾ。
787待乳山:05/02/22 23:23:15
>>786待っていたのわかった?さすが!
今の日本の状態がこのスレにまでですなあ。
日本史としての空海さんがインフレ状態。
アメリカの債券を溜め込んだ日本が、アメリ
カ潰れたらただの紙切れじゃないの状態。
寒くなったので少し小康状態かと。
暖かくなったらあきませんね!
がんばんべぇー!
788待乳山:05/02/22 23:40:03
空海さんの目的は個々の『即身成仏』だがより目的は
その集合体の『密厳国土・浄土』であったろう。
空海さんの十住心は仏教の総合的要素がある、後の
宗教、特に鎌倉に移行するうち、その要素の一つ一つ
を取り上げれば、宗派一派ができあがった。とすれば
鎌倉仏教の先人こそは、空海さんをもっとも知ろうと
されていたのではと。つまり、空海さんの著作を回し
読みの取り合いをしていたのではないだろうか。
789待乳山:05/02/22 23:54:37
日本仏教史はその本筋は天台系から排出しているから
そこから説明がされているのが当然のように記されて
います。奈良の南都六宗だけは空海さんを受け入れた
ように書かれていますが。天台は円(法華)密(密教)
禅(止観)戒(律)を展開していた、ゆえに鎌倉諸派
が出てきた。
790待乳山:05/02/23 00:28:43
空海さんの展開したかった理念が、東寺講堂においては
金剛界五仏を中心に、五菩薩、五大明王となっているの
が、後に高野山では、昭和元年に燃える前の講堂は、阿
シュク如来を中心に金剛薩タ、金剛王、不動、降三世に
普賢延命、虚空蔵菩薩があったそうです。つまり、真言
密教は内的に変化ができる、そして、後の祖師はそれぞ
れ感受した独自内容の仏・菩薩・神をうち立ててゆくこ
とになる。
791日本@名無史さん:05/02/24 01:40:58
>>788
そっかなあ?
密厳浄土の考え方って空海さんの即身成仏から離れているような気がする。
空海さんてもっと現実的だったんじゃない?
792待乳山:05/02/24 07:37:30
>>791 密厳・密厳浄土・密厳国土・密厳世界・密厳華厳・密厳海会
とまあ呼び方があるようですね。大日如来の浄土で、同時に曼荼羅
の境界だそうです。十方の浄土はすべてここにあり、同時にそれが
金剛法界宮だそうです。しかし、漏れは「この身このまま」とすれ
ばやはりこの現実世界ととらえる、であるならば現実世界との関係
がどうあるべきかになると思うわけです。そうです、現実そのもの
ですなあ。
793日本@名無史さん:05/02/24 16:23:44
>>792
そうそう!オレの言いたかったのはそれなんだよね。
『般若心経秘鍵』の「迷悟我に在れば、則ち発心すれば即ち到る。
明暗他にあらざれば、信修すれば忽ちに証ず」っているのは
まさにそのことだんね。
794待乳山:05/02/25 07:06:17
なるほど、迷いも悟る心も自分の中にあって、悟りを求める心
さえ起こせば必ず悟りに到達する。悟りの真実心も煩悩の心も
我が心にしかないとなれば、修して、信じて修行すれば、たち
まち悟りに達することができる。ですか、うむ。
その、前段の空海さんの言葉が有名なんだよね、
 それ、仏法遥かに非ず。心中にして即ち近し。なんだよね。
795待乳山:05/02/26 08:18:51
船井幸雄氏の本が1999年11月に、21世紀は
『クチコミ』と『自主性』の時代と題して徳間書店
から出ていますが。クチコミは日本人の得意として
密教にある『口伝』を思わされ、またそうして来た
ところですが、やはり受身ばかりのTV影響か?ほん
と自主性が日本人が得意としない分野で、隣の『田
』を気にしながらきた日本人特性があるわけです。
ほんと、『般若心経秘鍵』『即身成仏義』にある前
向きに生きる方向を示されている空海さんが今21
世紀に居られたらどうなんだろう、かと。ふと。
796待乳山:05/02/26 12:56:48
2007年問題というのがあるそうで、昭和22年前後の方々が
一応60歳ということで定年退職が戦後のたくさんのベビー
ブームの方々で、企業にとって退職金拠出が大変だとういう
ことだ。第一線を退かれる方々が多いはずだが、もう一度人
生の問いかけを日本史空海で感じていただければ、もう最高!
797待乳山:05/02/26 13:06:57
へぇー、へぇー、へぇー、行くよ!
社名Canon(キャノン) は『かんのん(観音)』からきてる!
だめかなあー!
798日本@名無史さん:05/02/27 01:49:14
あほ空海 ばか弘法
あほ観音 
ばかシャカ
あほ仏
799待乳山:05/02/27 16:32:57
潟ーカ堂を設立された伊藤雅俊さんが、『商いの道』の中で、お上意識は
小さな動作から嗅ぎ分けることができるとし、官僚化の兆しは発言の仕方の
変化からもわかる、三人称で発言するようになる、それも必ず一人称ではな
く三人称で発言します、「私がやります」ではなく「社員はやるべきである
」というように、三人称は商人の姿勢ではありません。食品担当者があちこ
ちの商品を自分で食べてみて「おいしい」と感じたら「私も贈られたらうれ
しい」ということでお店に並べるわけで、これが一人称の商売と。また小売
業には、二人称を感じることも大切で、お客様をしっかり見て「あなた」と
感じるまなざしを持つことだと「良い品物をより安くあなたに売りたい」と
思う事で、「あの人」「あいつら」とした三人称的な冷ややかな姿勢や高飛
車な姿勢は商いには禁物です。と。なるほど、空海さんもお客さん(本尊)
をお迎えしてもてなして二人称で、そしてあるときは、自分と本尊さんが一
人称となるわけか。
800日本@名無史さん:05/02/27 17:12:06
変な改行で読みにくい
801待乳山:05/02/27 17:29:30
>>800待ってたよ。あっ、そうなの、読みずらいのかな。
やっとだね孤独のランナーだったよ、日本史、空海のス
レねどう展開して行こうかと、ほんとだよ。まあそうは
言うもののいくつかは試行錯誤だからね。

802日本@名無史さん:05/02/27 18:23:41
この改行のやりかたが最近の流行なんだよ。
803待乳山:05/02/27 20:55:12
金山穆韶さんの、『真言密教の教学』を臨川書店刊で
昭和19年の初版本を昭和56年に再販したの読んで
るんだけど、現在の空海さんだったらこうだったろう
、どどどっー、どどどっー、と密教が語られるスピー
ドには参ったよ。その中で、空海さんの三部五部が明
かされている。まいったよ、昭和19年に書かれてい
るから、何か危機に迫ったものを感じておられるかと。
804日本@名無史さん:05/02/28 18:28:25
さすが待っちゃん!
金山僧正の論を読んで理解できるとは!
わたすなんかはちんぷんかんぷんです。
805待乳山:05/03/01 07:35:27
>>804心配ない、漏れもわからん!理解できなくて、字づら
を追ってる、よくあるじゃない、満員の駅のホームで英字
新聞ひろげて、わかったように読んでるの、単語すらわか
らなくて、しかたないのでスペルを追ってるの、ばれた!
駅のホームそれが漏れだったと。としたように漏れはほん
とひどい状態でね。しかし、ここのスレでだいたいの空海
さんの密教は語られています、あとは、然るべき祖師のも
とで聞くしかないですか。しかし、そこに行くまでにまだ
まだ、すき間がありますので埋めてゆきましょう。何枚も
の英字新聞も一字から始まり一字に終わってますよね。
しかし、今はないけど、駅のホームにて傘でゴルフスイン
グよりはちとましかな、と。(同じかあ!)ポリポリ。
806日本@名無史さん:05/03/01 08:17:22
金山僧正はある日、キリスト教の神のごとく大日如来を一神教的に、
もっと尊崇しなければならないという思いがつのって、徹夜で論文を
書いたそうな。すると忽然と火事が起こって草稿は灰燼に帰して
しまったらしい。僧正は、これはワシの考えを大日さんが
改めたんや、と解釈して一層勉学にはげんだそうな。
807日本@名無史さん:05/03/01 10:23:09
>>806
いい話ですね。
808待乳山:05/03/01 12:30:59
>>806 >>807 そうなのかあ、曼荼羅の仏は皆差別なしですね。
偉達の方も分かりにくいと思いますよ。ほとんど自分の中で
消化されてはいるけど、外へ出したときにレベルが同じでない
とわかりしません。終戦後 近衛文麿さんが高野山に来て空海
さんの入定されてる話をしたのだが、信じてもらえず近衛さん
の泊まってる宿坊に翌朝に行き再度説明をしたそうな。
ちなみに、近衛さんはソビエトで学んでおられたからね。
809待乳山:05/03/01 23:26:53
>>808の主語が抜けてました、金山僧正さんが近衛さんに。
空海さんの三部五部の秘経とは、
三部は、大日経に要略念誦経とで一つ
    教王経に瑜祇経とで一つ
    蘇悉地経で三部。
五部は、大日経に要略念誦経とで一つ。
    教王経、蘇悉地経、瑜祇経、略出経。
    だそうです。
810待乳山:05/03/02 07:29:54
しかし、ここは空海さんのスレではありますが、
最澄さんと文章のやりとりをした泰範さんの行方
について捜索してますが、空海さんが入定後2年
目で、実慧さんが東寺長者でその下で、補任入寺
僧籍の上部に名を連ねたあと、行方知れずとなり
申した。どうなったのだろうか、再び比叡にもど
ったのか?
811日本@名無史さん:05/03/02 13:55:26
空海さんもでてきます。

日本 歴史占い
http://uranai.artisthouse.co.jp/
812日本@名無史さん:05/03/02 23:21:17
>>810
空海さんのお弟子さんはよくわかんないよね、みんな。
まともに伝記が残ってるのは真雅くらいかな。
813待乳山:05/03/02 23:30:04
>>811泰範さんが源氏名で占いに出ていそうな気がしたが、
おられませんでしたね。いぜん行方不明ですね。
しかし、面白い占いですなあ、よく当たっていたのでびっ
くりでした。この世の中はハチハチ当たっておればいいの
で、まるっきりわかってしまえばうれしい面もありますが
恐ろしいもので。
814待乳山:05/03/02 23:37:13
>>812そうです、ほんと空海さんのお弟子さんは
パーッとしませんなあ。
815待乳山:05/03/02 23:38:39
>>812そうです、ほんと空海さんのお弟子さん達は
パーッとしませんなあ。
816待乳山:05/03/03 22:33:19
それこそが空海さんの密教を忠実に伝えるべく
初代から数代までは努力がされていたかと思う
わけです。パーッとするのは個性的な展開かと。
ですから、空海さんから数代たたないと有名な
弟子の法統に連なって行かない。
817日本@名無史さん:05/03/04 01:09:48
それが覚鑁ってわけね?
でも、覚鑁ってイマイチ知名度が低いよね。
日本史板で覚鑁のスレってたてても過疎化するのが
目に見えている。
818待乳山:05/03/04 07:25:34
>>817覚鑁さんて、知名度低いの、さびしいなあ!
(地盤・看板・かばん(資金))がそろうと選挙で
勝てるもんね、三つの言葉の後ろには、『ばん』が
ついてるものね。で、問題はやはり総合血脈を持っ
ておられた事が、本当は最高なわけです。しかし、
密教の展開から見れば後に、教相の部分が発達しま
すが、逆に事相がともすればとなるだろうと。
覚鑁さんは、空海さんをやはり一番追い求めておら
れた方と思いますね、日蓮さんもそうかと。
819日本@名無史さん:05/03/04 10:51:00
津本陽さんの、覚鑁さんの本を読んで、岩出まで行きましたですよ。
最初、鑁の字の意味がわからず、根来寺へ電話して聞きましたです。
(司馬遼もなんどか、鑁の字を話題にしたいる)

平安末期の浄土信仰傾向をも取り入れて、時代にそぐうように努力
されたのに、つぶされた感じがあって、残念でした。根来寺も一時
2万人とかいたといいますが、一部の建物のガラスも割れたままで
淋しかった。お墓がきれいにしてあるのが、唯一の救いみたいな観。
820待乳山:05/03/04 12:34:24
>>819すごいなあ、行ったの!前にも書いておられたが、
ほんと、行動派ですなあ。通常・鑁上人とかいわれているかと。
五輪九字秘論からは、覚鑁さんの教えが流れ出ていますなあ。
821819:05/03/04 16:31:01
>>820
この話、2度目だったかなあ。
今は関東に住んでいて出身が西国なもんで、でもって行ったり来たりは車が多いので
途中、寄り道します。2回行くと、よく分かるけど、1回のところが多い。
書写山にも行こう行こうと思っているのに、何十回と横目に見ながら、山陽道を
行き来してます。向こうを夕方発って、夜間走り、翌朝、帰宅となることが多く
午前中、あの近くを上るように走ることが少ないんですよね。特に昨今 ETC 割引
があるんで、余計にね。
822待乳山:05/03/05 08:16:14
>>821えっ、兵庫県姫路市書寫山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)
は、康保3年(966年)性空上人(しょうくうしょうにん)によって
開かれた。漏れは、姫路城とその周辺に行きましたです。江戸の
徳川方としても山陽・中国地方からと東海・近畿地方からと四
国のぶつかる要所。藩の財政は苦しくて建て直しをされたが
、旗本はこの城に来たくて予約一杯!姫路駅の地下で、粒
あんの入った大判焼きか?太鼓饅頭?だったか、どら焼
き、焼きたておいしかったよ。「ううっ、よだれが!」
播磨といえば、『ドーマン・セーマン』・法道上人・
揖保の糸のソーメンこれもおいしいんだよね!
823待乳山:05/03/05 08:39:04
日本歴史占い>>811が面白かったので、久々に
密教占星法 上下 森田龍僊さんを見てますが
自分の生まれ持った宿星にお祈りするしかない
あと、星曼荼羅・妙見菩薩に運命の転換をお願
いする。
空海さんは、占いをしたのだろうか、ズバリ
神通力で物事が見通せた、感じられたのかや?
824待乳山:05/03/06 08:28:08
空海さんスレではありますが、興教大師(鑁上人)さんが
はじめられた伝法院流が、弟子に伝えると何度かの兵乱戦
火で焼失にの危機にさらされながら、法灯が絶えるような
憂き目に会ってる。ほんと、今の時代に訴えるべく、日本
の今の現状見るに、漏れも含め継ぐ人々は大丈夫かと思い
ますなあ。空海さんは弥勒菩薩とともに救うと言うておら
れた気がするが。
825819:05/03/06 13:51:12
待乳山さんは、一人でがんぱっておられますねえ。

密教のような教えは、途中から個人的な考えを入れてはいけないというのが
伝統かも知れませんが、昔の人の教えも時代の変化に合わせて、時々の人に
伝えるという役目があると思っています。覚鑁さんは、それまでの教えを
習得した上に、時代に合わせようと努力されたと思うんです。しかし原理原典
を守るのみの、工夫のない人から見ると邪魔ですねえ。
戦後、宗教は出過ぎるとたたかれるので、みなさんおとなしいのかも知れませ
んが、新義真言宗は、余り名前を見聞きしませんね。なにかあるのでしょうか。
826日本@名無史さん:05/03/06 14:38:33
後醍醐天皇が空海と同じポーズ(結跏趺坐で五鈷と数珠を持つ)している肖像画がある。
幕府降伏の祈祷をしているところだろう。
天皇に密教を教えたのは真言立川流の文観であった。
827待乳山:05/03/06 20:07:38
空海さんが『吽字義』で、梵字の『吽』ウーン字を
分解すると、カ・ア・ウ・マの四字になると。
(カ)、一切の存在は因縁なくては存在なし。
(ア)、万物の初源は「一切空」「不生」と。
(ウ)、「物質的現象は損滅しながら存在する」と。
(マ)、我なしといえども人我・法我の増益の我とし
    て益する事ができる。
    (ウ)の解釈がむつかしいなあ。

828日本@名無史さん:05/03/06 20:20:23
チベット仏教で唱えられる観音の真言
「オン・マニペメ・フン」のフンは吽のことですな。
口を開けたのが阿、閉じたのが吽。阿吽は一体です。
829待乳山:05/03/06 20:35:22
>>825密教の僧侶の方々もいつの間にかどこかに
行っちゃいました!そうです空海さんの一番伝え
たかった秘密仏教それは『この身このまま仏にな
る』、それを覚鑁さんはいくつかに焼きなおした
のかと、中心に『五輪九字秘釈』とはまさに『即
身成仏』のことだと思うわけですね。
830待乳山:05/03/06 20:40:10
>>やりますなあ!そのとおりとおもいます!
観音は『音を観る』と書きます、こういうの
が衆生の秘密ではないでしょうか。
831待乳山:05/03/06 20:55:58
>>828吽はだいたい真言の最後に「フーン」と
あるかと思います。『それらを転ずる』という
重要な意味を持っています。阿は諸の根源です
、ちょうど獅子が自分の尾っぽを噛んでグルグル
回りながら上がっていく様子が思わされますね。
832日本@名無史さん:05/03/06 21:02:35
阿吽は一体だから、山門の金剛力士像などは
口を開けたのと閉じたのが対になっている。
これが神道にも取り入れられ狛犬もたいていそうなっている。
ところで阿吽像はどちらが左右とかの決まりはあるのかな?
833待乳山:05/03/06 21:08:00
>>826天皇に密教を教えたのは真言立川流の文観
ですか?知りませんでした。仁寛さんが立川流の
祖と思いましたがちがうのかなあ。
漏れの思ってるのは、平安末期頃に、「でんでん
太鼓」が伝わっているのであれば、チベット密教
的なものも伝わって不思議ではないとおもうので
すが。
834待乳山:05/03/06 21:21:20
>>832だいたい下記の様ですが、ちがうのかな。
(左)口を開けておられるのが「阿」
(右)口を閉じておられるのが「吽」
金剛力士の根源をさかのぼると、アレキサンダ
ー大王になるそうな。えっ。ですね。
忠実に日本に文化が伝播してきていますです。
835待乳山:05/03/07 12:33:10
>>834の肝心の向きですよね、こちら側から見てです。はい。
空海さんの存在は、まだまだ世間では知られておらない点が
おさびしゅうござんす。
>>819新義真言宗は、余り名前を見聞きしませんね。なにか
あるのでしょうか。
 漏れは、ほんとわかりませんです、豊山・智山の方に聞く
 しかないですね。
836待乳山:05/03/09 07:46:18
印契の意味には理印と形印がある。
印契は、日常親指を立てれば、主人さんがお
られるか小指を立てれば「かわい子ちゃん」
どうなの。人差し指を鍵方にすれば、「盗人
」か盗難を。写真撮るときのVはありふれ。
いろんな、意味して使ってる、それが印契。
燈明印があって、中指を立てた背に人差し指
をあてると燈明の形で、中指が(火の部分)
をあらわして背につけた人差し指が(風の部
分)をあらわしている、ちょうど燈明がメラ
メラと風にあおられ燃えてるようだ。ああ、
奥が深い。空海さんの密教も教理上はやさしい
かのように見えて、奥が深い。
837待乳山:05/03/09 20:20:19
波切不動尊は、空海さんが師匠の恵果さんから、
「あなたは、早く郷里の日本に帰り、国家を鎮護
し多くの人々を救いなさい、高い波をこえて行か
ねばならないのはほんと大変なことだ、それでこ
のお不動さんのお力にたよりなさい」と霊材を授
けられ、身の丈三尺の尊い姿を謹刻された。
あにはからんや、帰国の船がもう転覆という時に
不動尊の宝剣が光放ちまもなく波がおさまった。
ここに、波切不動の名の由来ありしかと。
元寇来襲のときも九州は志賀島に遷され、この尊
を中心に四大明王を据え五壇の秘法を修された。
去年は台風が12やってきた、地震も多かった、
変な事件ばかりだ、この尊の不動心呪・慈救呪を
知ると知らぬとではこれはもう現在を難なく生き
る知恵だろう。
838日本@名無史さん:05/03/09 22:33:28
ずーっと上がってなかったから待っちゃんのレスないんだと思ってたよ。
sageてたのね。
839待乳山:05/03/10 00:54:01
>>838そうなんだよ、いままでsage・ageを知らなかった
もんで、ポリポリ。しかし、いままで日本にこんなに事
件があり続けたのかな?
凝然大徳(ぎょうねんだいとく)さんの八宗要綱を読ん
でました。講談社学術文庫で、鎌田茂雄さんが説明。
南都六宗がこの方が語られるのには、日本仏教史を語ら
れているようで、しかも最後に真言宗がちょこちょこっ
と語られていますが、よくまとめられていますよ。


840日本@名無史さん:05/03/10 04:36:08
ボクは八宗綱要の真言宗の所は好きじゃないな。
なんだか真言宗はずいぶんと手抜きして書かれているような気がする。
だって、十住心とか六大四曼三密とかの説明はあるけれど、
ただ名目の説明だけで、十住心ってのは真言行者の菩提心と
いったいどういう関係にあるのか、六大四曼三密が即身成仏と
どう関係しているのか、などの煮詰まった内容が書かれてないんだよね。
「だから真言宗の教えっていったい何なの」って言いたくなっちまう。
841待乳山:05/03/10 08:05:19
>>840そのとおりです。ほんとちょこちょこと
語られている。13世紀頃の鎌倉時代に四国愛
媛県にて書かれているわけですなあ。

「だから真言宗の教えっていったい何なの」っ
 て言いたくなっちまう。
 
 えっ、だから結局そうなのかと?
842待乳山:05/03/11 06:13:42
車の運転免許は交通法規と運転技術と車に関する事柄
についての習得が必要となる。パソコンの扱いも何度
も何度も取り組む中でシステムが分る。なるほど密教
も良く似ているなあ。空海さんが現在に居られたらど
んな事をされているのだろうか。
843待乳山:05/03/13 20:21:22
しばらくでした!漏れは潜っておりましたぽー
もうすぐお水取りも終わる頃でしょう、十一面
観音さんに感謝です!
確かに八宗綱要の真言宗の所の説明では無理があり
ます。で、五大とは(梵字)、下記である。
「地 ア字、本不生を覚る」
「水 バ字、自性は言語では語れなくなる」
「火 ラ字、染まらず解脱することができる」
「風 カ字、因縁を離れている」
「空 キャ字、空と虚空を同じと知る」
そしてここに、空海さんは「ウン字、識大で
心を表しているが、四大にある物質的な性と
同じ性質を持っている」。
上記の五大に五輪をあて大日如来の実体を現す。
すなわち、五字厳身観として五字五輪を自身の
上にあてはめるて観じるわけですなあ。
844待乳山:05/03/15 01:11:24
勝又俊教さんは、1994年に85歳で亡くなれていた!
知らなかった。弘法大師著作全集はこの方の御本を参考に
してきたので、ほんとさびしいです。昼には見えなかった
星々が夜には語りかけてくるように見えてくる、本の中に
空海さんや祖師方々の教えが融合している。溶鉱炉の中で
溶け合った金属、まるで教えの錬金術のようだ。
845 :05/03/15 10:52:31
空海の字って、確かにうまいことはうまいのだが
一流という感じの字のうまさで
突出してうまい字ではないね
伝説的になったのは不思議
846待乳山:05/03/15 13:02:00
>>845様、楷書が一番むつかしいのだと思いますが、
空海さんの勢いと振動してる字はなかなか書けない。
大家であれば、誰かが同じような字を書いてほしい
のですが、いまだに誰かが真似たような字を知りま
せんが。
847日本@名無史さん:05/03/15 17:00:37
日本を代表する天才の一人よね。
848日本@名無史さん:05/03/15 17:05:32
弘法筆を選ばず
849日本@名無史さん:05/03/15 17:08:34
弘法にも筆の誤り
850待乳山:05/03/15 22:31:05
>>847さんは空海さんが好きでおられますか?
  何らかの祖師として仰いでおられるのでしょうか?
>>848そのとおりです。
   脳からの身体表現。意味ある進歩。ですか。
>>849そのとおりです。
   手から脳への乱反射。進歩なき誤りを認める。ですか。
851待乳山:05/03/16 06:59:27
ちと古いんですが、堀田真快さんの『高野山
金剛峰寺』学生社版 を引っ張り出して改め
て読んでるが、専修で修行してる方は別とし
てこれじゃー、日々の修行もあったもんじゃ
ないよ、漏れが会社仕事して合間に密教関係
の本読んで「ニタニタって」笑ってるんじゃ
ないどころか、高野山では日々の雑務に追わ
れて自分の中に五輪塔を見つける間も無いじ
ゃないかと、空海さんは大きな大塔を高野の
真ん中にしたかったのでは。
852待乳山:05/03/17 01:15:42
入唐八家というのがあったよ
最澄・空海・常暁・円行・
円仁・恵運・円珍・宗叡だよ
853待乳山:05/03/18 06:08:19
なかなか見つからない答えを見つけたが、あってるのだろうか
、、これでいいのだろうか。修行者空海さんは直載的にその経
典を見て神秘体験をこれらに見い出したのが、空海版法華経『
十往心論』(体系的にまとめられた)ではないだろうか。
数学的に答えがあるから式があるのだろうか、はたまた式があ
るから答えがあるのだろうか、華厳経の毘盧遮那仏の神力に基
づく説法は普賢菩薩の誓願によるものであるという、答えと式
が、そうであればこうだ、こうであればそうだ、となります。
盧遮那仏の神力の故に、一刹の中に法輪を転ず。普賢菩薩の願
の音声は、一切の世界海に遍満する。法身は一切刹に充満し、
普く一切の諸の法雨を降らす。法相は生ぜず、亦た滅せず、悉
く一切の諸の世間を照らす。善財童子が文殊菩薩の勧めで善智
識を尋ね、最後に普賢菩薩に会って同じ境地に到達して、諸仏
と等しく一切の仏国土に自身を充満させ、行い、正覚、神通、
転法輪、弁才などを普賢菩薩と等しく成就するといことが、空
海さんの神秘体験だと。一刹の中に法輪を転ずが気になります。
854待乳山:05/03/19 19:05:12
空海版法華経『 十往心論』(体系的にまとめられた)
ではないだろうか。の理論付けの意味は空海さんの『
法華経開題』にあって、衆生(異生→凡夫)は、無明
をもってのゆえに、業に乗じて生じ、すなわち四生の
報いを受く。業に乗じて生ずるをもっての故に、衆
生と名づくなり。今、彼の衆生を教えて、ことごとく
心の実相を識らしめて、彼の蓮台を開いて、仏の知見
を得せしめんと欲す。の言葉によりそうではないかと。
855待乳山:2005/03/21(月) 07:55:08
空海さんが今日まで弘法大師さんであり得たのは、
四種法である、息災・増益・敬愛・降伏に代表され
る、加持祈祷をベースに恐れと親近感をもって大師
信仰(観音信仰)があるからだ。非合理性を言う者
とは縦わけられる時代にあって、ここ日本史・空海
さんのスレの存在が気になる。

856日本@名無史さん:2005/03/21(月) 18:33:27
浄土真宗の極意「今、まさに仏力を談ず」

ご信心になる方法はありません。真宗の信仰に入る道はないんです。
それなのにみんな道があると思ってる。
だいたい自分の思うとることが賢いと思うことから間違いだと親さまがおっしゃるのに、まだ自分の頭を使おうと思うとる。
真宗に入る道はない。真宗入門なんていらんお世話だ。入門するのもおればせんのもおる。そんな事、知るか。入門の道はない。
何故か、真宗とは向うから来て下さる法である。
857待乳山:2005/03/21(月) 20:26:52
阿弥陀経にこの下記の一節があるのですが。
阿弥陀仏の本願の話を聞いて信心をおこし、
一日でも七日でも、一心不乱にその名号を念
じ続けなさい。念仏の大いなる善根福徳によ
って、その人の臨終には阿弥陀仏と極楽の聖
者達が現れ、乱れる心をしずめ、そのまま安
らかに極楽に往き生まれます。これを聞く者
よ、この利益があるから私は説いているので
す。  とお釈迦さまが説いておられるので
すが。「正覚もうっちゃっておくのですか?」
858待乳山:2005/03/22(火) 03:42:12
『観音経』にも同じような事が書かれていますよね。
それは観世音菩薩の名前の意味を説明し、称名による
救済の功徳を疑わずと。阿弥陀経では、極楽往生する。
その時、尽きることのない求道の意志を持つという菩薩
である無尽意菩薩(むじんにぼさつ)が座から立ち上が
り、体にまとっているきれの右の肩の方をはずして右の
肩と腕をあらわにすることで尊敬とまごころを表わし、
合掌しながらお釈迦さまにおうかがいしました。
「お釈迦さま。観世音菩薩は、どういうわけで観世音菩
薩という名前がつけられているのでございましょうか。」
それに対して、お釈迦さまがお答えになりました。
「世の中の数え切れないほど沢山いる人々が、いろいろな
苦しい目にあっている時に、この観世音菩薩の功徳の偉大
さを聞き知って、一心になってその名を称えれば、観世音
菩薩はすぐにその声を聞き取り救いにやって来て苦悩から
逃れさせてくださいます。つまり、世の音を観ずる(察す
る)という意味で、観世音と名付けられたのです」
 日本人が持ってる空海大師信仰(大日に如来)も、こ
の阿弥陀・観音信仰が基本ベースにあるのではないかと。
しかし、不思議なのは仏教以前の日本人にすでに祈る姿勢
があるのだが。何だろう。
859日本@名無史さん:2005/03/22(火) 06:04:27
自分の信仰心を試すために崖から飛び降りたが
仏の加護で怪我一つしなかったと言っている。
860日本@名無史さん:2005/03/22(火) 21:28:17
(彼土得証章)あらゆる煩悩をそなえた身でありながら、この世でさとりを開くということについて。
 
このことは、もってのほかのことです。
 この身のままこの世で仏になるというのは真言密教の根本の教えであり、三密の行を修めて得られるさとりです。
また身心のすべてが清らかになるというのは法華一乗の教えであり、四安楽の行を修めて得られる功徳です。
これらはすべて、能力のすぐれた人が修める難行の道であり、観念を成就して得られるさとりなのです。
これに対して、次の世でさとりを開くというのが他力浄土門の教えであり、信心が定まったときに間違いなく与えられる本願のはたらきなのです。
これは、能力の劣った人に開かれた易行の道であり、善人も悪人もわけへだてなく救われていく教えです。
 この世で煩悩を絶ち罪悪を滅することなど、とてもできることではないので、真言密教や法華一乗の行を修める徳の高い僧であっても、やはり次の世でさとりを開くことを祈るのです。
まして、戒律を守って行を修めることもなく、教えを理解する力もないわたしどもが、この世でさとりを開くことなどできるはずもありません。
しかしそのようなわたしどもであっても、阿弥陀仏の本願の船に乗って、苦しみに満ちた迷いの海を渡り,浄土の岸に至りついたなら、煩悩の雲がたちまちに晴れ、
さとりの月が速やかに現れて、何ものにもさまたげられることなくあらゆる世界を照らす阿弥陀仏の光明と一つになり、すべての人々を救うことができるのです。
そのときにはじめてさとりを開いたというのです。
この世でさとりを開くといっている人は、釈尊のように、人々を救うためにさまざまな姿となって現れ、三十二相八十隋形好をそなえ、教えを説いて人々を救うのでしょうか。
このようなことができてこそ、この世でさとりを開いたといえるのです。
861待乳山:2005/03/22(火) 23:59:12
>>860さま、お他力の極秘伝をいただきありがとうございます。
念仏は自分が申しているのに阿弥陀仏が申されている訳
ですね。もう阿弥陀さまの極楽に席を有するという「う
れし・たのし」のお念仏の日々であるわけですね。それ
であるからこそ、あえて悪人善人と思う必要もありません。
これこそがたやすい道ではないかと思うわけです。
862日本@名無史さん:2005/03/23(水) 00:24:54
東京はJR中央線に荻窪という駅がある。北狄東夷南蛮西じゅといって、荻の字は
いい意味に思えない。ぐぐって見たら、萱に似た竹科の植物。それまで知らなか
ったが、知って秋にあちこち見ると、あるある。平地にススキ状で根元が株にな
っていないのは、荻である。平地に根茎で増殖する暴力草とか。
箱根・仙石原はススキで有名であるが、多くは荻である。テレビなんぞでは秋の
風情として紹介している。JR の駅の線路際にも多く生えている。

知らないというのは、見ても見えないもの、とつくづく思った。
863待乳山:2005/03/23(水) 07:34:34
知るというのは、決定往生!ですか。
見ていることと、見えていることも違うわけで。
見ても見えないもの、それこそが『我が心』で。
JRの山手線ではないですが、グルグル回るわけで
これこそが、東京の大法輪!心もグルグル回る。
臨終の念仏・三密加持は、一直線の中央線!

えっ、『荻窪にまだススキ状で根元が株になって
いないのは、荻』が、まだあるのですか?
864862:2005/03/23(水) 12:27:55
間違い訂正
×竹科
○竹と同じイネ科

>>863
駅の新宿寄りのホームの北側の線路の向いに駅名由来の「荻」が植えてあるのを
見たことがある。まだあるかどうか。
駅の西側に「明?院」というお寺さんがあって、昔高僧が「荻堂」を立てて、
観音さまかなにかまつったという縁起がある。近所の人はその側を通って
駅に行っている。その境内にも、荻畠みたいに荻が植えて?あった。

あたしは、(その時は)荻は今やめずらしいのかと思った。

竹も今や暴力木になりつつある。荻は斜面を登らないが、竹は登る。
西日本の山で、山頂まで登っている竹林を見ることがある。手入れをする人が
いなくなった証拠。里山を維持しようと努力している人たちもいるが、竹の
勢力には及びそうにない。のち、いかなる災害の元になるか想像もつかない。
865日本@名無史さん:2005/03/23(水) 19:43:44
>>864
>いかなる災害
地震のときは竹やぶに逃げろとか聞いたことあるし、
竹林のおかげで、がけ崩れとかなくなるとか、
そんなことないですかねぇ。
866862:2005/03/24(木) 00:39:06
>>865
スレ違いになるんで、気が引けるが、
竹の根は、地表から30センチくらいまで。ちょっとした地震には効くかも
知れないが、地割れするようなヤツにはどうかな。(竹の根が畠にやって来て
困るときは、境に30センチの板を埋めろとか言われている)

山が水を蓄えるのは、腐葉土がスポンジのようになって、じわじわと地中に
沁み込むのがいいらしいが、竹の落ち葉が同じ効用をもたらすのかどうか。

スレ関連で、更に述べると、山をご神体にした神社は結構あるが、水源確保
の先祖のチエだろうと思う。
867待乳山:2005/03/24(木) 07:44:05
>>864 >>865 >>866さん、雨が降ったり寒かったりで
春が来た感じがあまりないのですが、竹の下には、
すでに竹の子が用意されています、まだ小さいん
ですが、やわらかくて新鮮ですよ。
盤珪禅師が「不生ですべてがととのう」としたことは
空海さんが梵字の『吽』字を 分解してカ・ア・ウ・マ
の四字になるとして。
(カ)、一切の存在は因縁なくては存在なし。
(ア)、万物の初源は「一切空」「不生」と。
(ウ)、「物質的現象は損滅しながら存在する」と。
(マ)、我なしといえども人我・法我の増益の我とし
    て益する事ができる。
とした、般若心経の「色即是空 空即是色」から
「本不生」を悟られたのかと、これはあくまで推測。
868862:2005/03/24(木) 10:57:58
>>867
余談の方にレス付けるのは、どうかという気もしますが、
子供の頃は、おかずに竹の子の煮たものがよく出た。子供心にこんなものという
気がしなくもなかったが、最近はミネラルとか繊維とか効用が見なおされている。
肉食の取り合わせには、いいようだ。中華の支那竹もそういう理由かと感心して
いる。空海さんも食べたかな。

思い出した。手入れの悪い、竹が密集して、日当たりの悪い竹やぶには、竹の子も
生えないらしい。(陽が射す周辺へ周辺へと増殖する。探したい人は要注意)
869待乳山:2005/03/24(木) 12:57:03
>>868そうなの、ありがとう!
竹の子はね、あくがきついからね、
なるべく地中のものがおいしいんだよね、
京都の方では竹の子のさしみがあるようだね、
真言宗の方は空海の子、浄土真宗の方は親鸞の子
、、、、○○宗の方は○○さんの子、と考えればね
みんな釈迦の子かや。しかし、空海さんの(密教)歴史
をたどれば、今日までいろんな方のおかげで成り立っている、
渡辺照宏さんの岩波新書から出ている『日本の仏教』等を読むうち
うちのが一番最高と宗教は争論のためにしてしまいそうですが、自分が
次世にあれば何をしているかやと思うわけです。恐るべし『十往心論』。
870日本@名無史さん:2005/03/24(木) 13:12:25
昔は真言料理・禅清掃と言って、
真言宗の道場では料理が美味い、禅の道場では清掃が行き届いている、
と言われたものですが、
ここ何十年かは真言料理はさっぱりで禅にお株を奪われていると
さる高僧で精進料理の大家でもある禅師の方が書かれていました。
確かに高野山の宿坊で出される料理は、自分の経験でもあまり美味しくありません。
871日本@名無史さん:2005/03/24(木) 13:34:07
調理に気を配るというのは、食べ物を粗末にしないという事に通じ、とても良い事ですね。
872待乳山:2005/03/25(金) 01:17:02
>>871道元さんは、寺の修行僧の食事を作る係を典座といい、
お食事係は大変重要な役職であると、その任務を遂行するた
めの心構えについても道元禅師は言っておられているとです。
873日本@名無史さん:2005/03/25(金) 01:27:38
高野山の宿坊も今は民宿と変わらないからね。
料理で魚介の天麩羅とか出すし、酒も飲めるし。
そうじゃないとやっていけないのかもしれないけど
本当に精進に徹して欲しいと思う客も少数いることを知って欲しい。
874待乳山:2005/03/25(金) 07:43:35
>>873高野山久々に行きたいですなあ、
やはり『ゴマ豆腐』です、昔からあり
ましたね、ちょこっと膳の中にあって
醤油とわさびとゴマ豆腐があいまって
不思議な、しかしご飯にも合いました
、あっよだれがっ、あれだけのとうふ
はなかなか、娑婆世界では食べれない
高野町の商店の方の努力が伺われる!
そうですかあ、民宿にしては、しかし、
朝の勤行もいいものですね。
875日本@名無史さん:2005/03/25(金) 08:14:55
>>872
道元さんが入唐したときの逸話に、しいたけを買いに来た典座に料理のことは
おいといて話をしたいと言ったら、料理が大事と主張したというのがある。
当時の日本の食事が豊富な食材で手軽に済んでいたのに対して、中国では余程
注意しないといけない事情があったのではないかと伺われる。
料理は大事というのは、修行面から見た話ではあろうが、背景としての、皆の
健康を考えると、いわば専門職として行わないといけない事情もあったのでは
ないだろうか。
愛知万博でも会場内への食品の持ちこみは、衛生上、ゴミ処理上、禁止とか。
876日本@名無史さん:2005/03/25(金) 11:15:54
空海の母方の血ですが、何か?
877日本@名無史さん:2005/03/25(金) 11:38:48
>>874
胡麻豆腐作ったことあるけど、
胡麻をペースト状になるまで擂って、裏濾す作業が大変だった。
それでも、スーパーで売ってる安いのよりは美味しいのが作れたような気がする。
面倒なので二度とやっていないが。
878日本@名無史さん:2005/03/25(金) 12:13:41
義務教育で食のありがたさを学ぶ手立てはないものか・・・

食べ物を粗末にできる身分ではない輸入大国日本。
879待乳山:2005/03/25(金) 12:50:01
>>878空海さんも食料難をほんと心配されている。
近づきつつある食糧難は、去年の台風で高騰し、
鳥インフル・狂牛病に代表される、食えない状態
の露呈ですね。今年9月にはEU統合なるから大
統領にお願いするしかないね。結して日本は食料
自給率が低い国と言っちゃだめだよね。ウルグア
イラウンド。
880待乳山:2005/03/25(金) 12:56:40
>>877三密を使って真剣に取り組んでおられた
姿が浮かびます。おいしいゴマ豆腐屋さんがあ
ればうれしいのですが。ほんと、技ですな!
すばらしい!
881日本@名無史さん:2005/03/25(金) 15:04:44
食べ物を玩具にするバラエティを観てたら気分が悪くなった
882日本@名無史さん:2005/03/25(金) 15:07:38
バラエティはホント糞。国民を馬鹿にしてる。
食べ物に困っている国がたくさんあるというのに、
粗末にすんじゃねえ!!
883日本@名無史さん:2005/03/25(金) 18:03:34
>>881
スポンサ晒して兵糧攻めにしよう。
884日本@名無史さん:2005/03/25(金) 20:24:54
■串カツは串カツや!串揚げとちゃいまっせ
http://www.tourism.city.osaka.jp/ja/taberu/taberu_data/tabe_data08.html HPサーチ
戦後の荒波の中に登場した串カツは、「トンカツよりもっと食べやすいものを」と研究された末に生み出された庶民派メニューだと言われている。
大阪での呼称は"串カツ"が一般的だが、東京では"串揚げ"と呼ばれることが多いのではないだろうか。
傾向としては、やや上品系のお店で、レモン、醤油、タルタルソース、塩、山椒などで、「さぁ召し上がれ」と出されるのが串揚げのイメージ。
バーベキューのような銀串に刺してあることが多くて、牛のみならず、豚肉やシーフードなどを使うことも多い。
もちろん、こうした串揚げのお店は、大阪にも多いが、ながきにわたって庶民から愛されてきたのはフレンドリーでカジュアルな串カツ屋である。
串カツの基本形は、竹串に刺した牛肉を揚げたもの。「兄ちゃん、串カツ!」と客がひと声かけると、サッと揚げたてが出てくるのが大阪における一般的なパターンだ。
今回ご登場いただいたジャンジャン横丁の『八重勝』でも、牛肉の串カツ以外の揚げ物は、すべてアラカルトと言い切ってしまう明快さだ。
いまでは、観光客も多く訪れるほどの大阪名物になったとはいえ、「串カツは串カツや!ややこしいこといわんと、まあウマイもんでも食べてって!」という庶民派の創業精神がいまも脈々と息づいている。
大阪を代表する有名店『八重勝』から、浪花の偉大な名物料理のひとつ、串カツの魅力を徹底レポートしてみた--。
885待乳山:2005/03/25(金) 21:07:16
>>879さん、はい私です。人をたぶらかすようなウソを
言ってはいけませんよ!十善戒にある不殺生、不偸盗、
不邪淫、不妄語、不綺語、不悪口、不両舌、不慳貪、不
瞋恚、不邪見にある不妄語、不綺語、不悪口、不両舌に
当たります。高慢になることは最低の人生始まりですぞ!
反省しなさい。はい。
886待乳山:2005/03/25(金) 22:04:46
>>884大阪の食べ物は、どこでも何でもおいしいとか。
確か、串かつのタレ一回漬けたら二回はだめなそうな。
大阪には、『十善法語』の慈雲尊者のお墓がある、河内
高貴寺があります。そこには、空海さん伝とする塔婆が
あります。(空海さんのものか疑わしいとされていますが)
キャ、カ、ラ、バ、アに五輪の制低を刻すとし、、、四身
の妙果に廻(めぐ)らす。おう、まさに『五輪九字秘釈』と
同じであります。大阪の人はほんと徳だなあーっ。慈雲さん
ありがとう!
887日本@名無史さん:2005/03/26(土) 04:37:51
待乳山さんのハンドルネームの由来は?
888待乳山:2005/03/26(土) 11:11:40
>>887 東京台東区にある浅草寺に近そうで遠い待乳山本龍院があります。
それとまあとにかく、スレ1000回までがんばりましょう!
で、空海さんのスレあともう少しです、みなさんでやり遂げましょうや。
889日本@名無史さん:2005/03/26(土) 11:36:23
待乳山聖天
http://www.tctv.ne.jp/matuti/
ここのことですな
聖天とは象頭人身の二体が抱き合ってる神様で歓喜仏の一種で手っ取り早く言えば
性神です
890日本@名無史さん:2005/03/26(土) 16:03:03
阪神大震災の時、断水状態になったけど、町内の弘法大師の井戸から水が湧き出て助かったよ。
891日本@名無史さん:2005/03/26(土) 20:49:48
z
892待乳山:2005/03/27(日) 07:58:52
>>889式(理)と答(智)えを、お互い無い物どうしのおねだりを等式
(=)で結ん(法輪)でいる。単に大自在天(象身)と十一面観音と
の雙身(そうしん)だけを見てそうだと解釈すれば堕落宗となります。
意味は奥深いです、調べるうちに全く高尚なところに行き着きますよ。
ですからすばらしいわけですよね。光明真言の最後の『ウン』ですね。
893待乳山:2005/03/27(日) 08:11:53
>>890空海さんかも、はたまた高野聖さんかも事実の伝承かと。
人々を難儀から救う、地域やいろんな人々の思いが井戸をつく
った、気がつけば勝手にあったと思う事はできなないよね。
894待乳山:2005/03/27(日) 08:22:44
昔TVで、『怪傑ゾロ』が最後に『Z』をのこしたよね
ということは、、、。ゾロ様!欧州大統領はゾロ様か?
こっちは日本史・空海さんのスレが無いよ、ですぞ。
895日本@名無史さん:2005/03/27(日) 11:52:11
坊さんが屁をこいた・・・関西では普通に使っていた「達磨さんが転んだ」変形バージョン。
ただ、祖父が住職だったのでこっぴどく叱られた。
896日本@名無史さん:2005/03/27(日) 13:13:31
東京で大災害が起きたら日本経済が大打撃を受けるのに、東京一極集中を是正しないのは愚の骨頂。
897日本@名無史さん:2005/03/27(日) 15:03:00
KOOKAIってブランドなかったけ?
898日本@名無史さん:2005/03/27(日) 16:30:00
空海って大伴か物部の出だったよね?

たしか佐伯氏だったけど。
899日本@名無史さん:2005/03/27(日) 18:57:43
■串カツは串カツや!串揚げとちゃいまっせ
http://www.tourism.city.osaka.jp/ja/taberu/taberu_data/tabe_data08.html HPサーチ
戦後の荒波の中に登場した串カツは、「トンカツよりもっと食べやすいものを」と研究された末に生み出された庶民派メニューだと言われている。
大阪での呼称は"串カツ"が一般的だが、東京では"串揚げ"と呼ばれることが多いのではないだろうか。
傾向としては、やや上品系のお店で、レモン、醤油、タルタルソース、塩、山椒などで、「さぁ召し上がれ」と出されるのが串揚げのイメージ。
バーベキューのような銀串に刺してあることが多くて、牛のみならず、豚肉やシーフードなどを使うことも多い。
もちろん、こうした串揚げのお店は、大阪にも多いが、ながきにわたって庶民から愛されてきたのはフレンドリーでカジュアルな串カツ屋である。
串カツの基本形は、竹串に刺した牛肉を揚げたもの。「兄ちゃん、串カツ!」と客がひと声かけると、サッと揚げたてが出てくるのが大阪における一般的なパターンだ。
今回ご登場いただいたジャンジャン横丁の『八重勝』でも、牛肉の串カツ以外の揚げ物は、すべてアラカルトと言い切ってしまう明快さだ。
いまでは、観光客も多く訪れるほどの大阪名物になったとはいえ、「串カツは串カツや!ややこしいこといわんと、まあウマイもんでも食べてって!」という庶民派の創業精神がいまも脈々と息づいている。
大阪を代表する有名店『八重勝』から、浪花の偉大な名物料理のひとつ、串カツの魅力を徹底レポートしてみた--。

900待乳山:2005/03/28(月) 00:40:12
>>895関東の地下にはメタンガスのかたまりだもんね、でっかい屁だよ。
>>896中濃く甚見ん経歯刻のミサイルは東京に向かってるもんね。地震は
災害だけど、ミサイルはあきらかに人災だろう。
>>897KOOKAIさんのブランドいいですね、ちなみに今年は『海豚』が(イ
ルカ)が流行だと思うよ。
>>888串カツさんの勝ち(カツ)ですよね、串揚げは中身がなくて串だけ
をあげてるわけだからね。
901待乳山:2005/03/28(月) 01:05:06
>>899急いで打ったら間違ちゃったよ、で、もう一度。
串カツさんの勝ち(カツ)ですよね、串揚げは中身がなくて串だけ
をあげてるわけだからね。(つまんないかなあ)
>>898なるほどそのとおり、大伴・佐伯の両宿禰(すくね)が同祖で
あるとしていくつかの言葉が残っています。
902日本@名無史さん:2005/03/28(月) 10:04:38
白骨の章

それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おほよそはかなきものはこの世の始中終、まぼろしのごとくなる一期なり。
さればいまだ万歳の人身をうけたりといふことをきかず、一生過ぎやすし。
いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや、われや先、人や先、今日とも知らず、明日ともしらず、おくれさきだつ人はもとのしづくすえの露よりもしげしといへり。
さればあしたには紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。
すでに無常の風きたりぬれば、すなはちふたつのまなこたちまちに閉ぢ、ひとつの息ながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて桃李のよそほひを失ひぬるときは、六親眷族あつまりてなげきかなしめども、さらにその甲斐あるべからず。
さてしもあるべきことならねばとて野外におくりて夜半の煙となしはてぬれば、ただ白骨のみぞのこれり。
あはれといふもなかなかおろかなり。
されば人間のはかなきことは老少不定のさかひなれば、たれの人もはやく後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏をふかくたのみまいらせて、念仏申すべきものなり。
あなかしこ、あなかしこ。
903日本@名無史さん:2005/03/28(月) 10:55:05
ここまでやるか名古屋人―イチゴスパから名古屋嬢、メーエキからモーニングまで

名古屋が熱い、とにかく名古屋の勢いが止まらないのだ。
なぜ、こんなにも名古屋が注目されるのだろうか?
最初は不景気に負けない強い「経済」が、発端だった。
トヨタをはじめ、不況下でも業績を伸ばす優良企業がこの地に多いことから
「名古屋に学べ」というスローガンが広まった。
しかし、名古屋の強さは経済だけではなかった。
そのカルチャーは実は、驚くべきパワーとオリジナリティを秘めていたのである。
本書は、名古屋のそんな「驚くべきパワーとオリジナリティ」を六つのキーワード、
つまり「名古屋嬢」「しゃちほこ」「モーニング」「ノブナガ」「ドラゴンズ」
「万博」で読み解く注目の書です。
904待乳山:2005/03/28(月) 12:47:24
>>903これから日本の景気牽引役となる、5兆円の投下で博覧会!
万歳!名古屋、フレ・フレ名古屋!あれ、リニアはどこへ行ったの。
905待乳山:2005/03/28(月) 12:54:17
>>902浄土真宗の極みここにありですね。
主客の転倒、念仏も自分もなかにけり。
ただただ、オン アミリタ テイセイ カラ ウン
の九字に帰す。
906日本@名無史さん:2005/03/28(月) 13:10:25
空海は最後、禅定にはいって座したまま死んだんだよね。髪の毛もその後ずっと伸びてたんだよね。
907日本@名無史さん:2005/03/28(月) 13:26:16
>>902
本文4行目末尾、「いへり」の主語がないんだよね。
908日本@名無史さん:2005/03/28(月) 17:48:02
白骨の章

それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おほよそはかなきものはこの世の始中終、まぼろしのごとくなる一期なり。
さればいまだ万歳の人身をうけたりといふことをきかず、一生過ぎやすし。
いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや、われや先、人や先、今日とも知らず、明日ともしらず、おくれさきだつ人はもとのしづくすえの露よりもしげしといへり。
さればあしたには紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。
すでに無常の風きたりぬれば、すなはちふたつのまなこたちまちに閉ぢ、ひとつの息ながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて桃李のよそほひを失ひぬるときは、六親眷族あつまりてなげきかなしめども、さらにその甲斐あるべからず。
さてしもあるべきことならねばとて野外におくりて夜半の煙となしはてぬれば、ただ白骨のみぞのこれり。
あはれといふもなかなかおろかなり。
されば人間のはかなきことは老少不定のさかひなれば、たれの人もはやく後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏をふかくたのみまいらせて、念仏申すべきものなり。
あなかしこ、あなかしこ。
909日本@名無史さん:2005/03/29(火) 01:09:40
仏教の事教えて!ていうと最澄なら「それではこの本から始めましょう」
な感じですごいきまじめに教えてくれそうだが、空海だと「とりあえず
山でも歩き回るか〜!」なのりのりな感じでそこいら中歩き回らされそう
なイメージだす。
910待乳山:2005/03/29(火) 03:03:15
>>907さん、するどいですね、それこそが阿弥陀仏に
変わって坊様が本懐を伝道すべきを、受け取る方々が
主語なわけですね。
待乳の乳がだんだん梵字キリークに見えて来るのが不
思議です。
911待乳山:2005/03/29(火) 03:44:33
白骨の章は、善財童子が求道する中、各善知識を訪問
して菩薩行の円満に向けて学ぶ、その大乗の念仏は、
色身の念仏から実相の念仏へ高め極められると、空三
昧である所に頓悟する。しかしこれは、善知識の方達
に何度も何度も教えられ、反復理解をしないとわから
ないわけです。つまり、大乗の法門を理解し、これを
伝承してゆく人々のもとには、諸菩薩の集まりがあり
説法のための@会座がありそこにA法門の伝承・B諸
菩薩の来集まりがそろってでありますね。この文章を
作ったのは誰でありましょうか!すごいっ!
912日本@名無史さん:2005/03/29(火) 09:35:09
老・病・死は人間なら避けられなくて当たり前。
それを、異教徒が病気したり、死んだりしたのを喜び、「仏罰だ」と叫ぶ層化カルト教団に仏教を語る資格は無い。
913日本@名無史さん:2005/03/29(火) 09:39:37
生物の身体の仕組みは生存に向かって設計されている。
これは、生きる事に意味がある事の証明に他ならない。
914日本@名無史さん:2005/03/29(火) 09:41:27
豊かでも、貧しくても、感謝を忘れると本末転倒。
915日本@名無史さん:2005/03/29(火) 09:42:35
道を知るには歩くしかない。
916日本@名無史さん:2005/03/29(火) 10:02:07
させてもらった、してもらった、この2語で世の中平和。
917日本@名無史さん:2005/03/29(火) 10:09:28
白骨の章
「御文章」http://sugano.web.infoseek.co.jp/butu/gobun-0.htm

それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おほよそはかなきものはこの世の始中終、まぼろしのごとくなる一期なり。
さればいまだ万歳の人身をうけたりといふことをきかず、一生過ぎやすし。
いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや、われや先、人や先、今日とも知らず、明日ともしらず、おくれさきだつ人はもとのしづくすえの露よりもしげしといへり。
さればあしたには紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。
すでに無常の風きたりぬれば、すなはちふたつのまなこたちまちに閉ぢ、ひとつの息ながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて桃李のよそほひを失ひぬるときは、六親眷族あつまりてなげきかなしめども、さらにその甲斐あるべからず。
さてしもあるべきことならねばとて野外におくりて夜半の煙となしはてぬれば、ただ白骨のみぞのこれり。
あはれといふもなかなかおろかなり。
されば人間のはかなきことは老少不定のさかひなれば、たれの人もはやく後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏をふかくたのみまいらせて、念仏申すべきものなり。
あなかしこ、あなかしこ。

918待乳山:2005/03/29(火) 12:25:36
だめだよー、『あなかしこ』を現在読みで解釈しては、
『なんてすばらしい事でしょう!』という讃嘆なんだよ。
陀羅尼を解釈すれば、仏・菩薩明王等をほんと賛嘆されて
います。空海さんをどう讃嘆すればいいのでしょうか。
919日本@名無史さん:2005/03/29(火) 13:29:59
十方三世一切仏
諸尊菩薩摩訶薩
摩訶般若波羅蜜
920待乳山:2005/03/29(火) 16:10:54
>>919なぜか、う〜んなるほど!空海さんのスレにぴったり。
921日本@名無史さん:2005/03/29(火) 17:44:39
やはり縦書きにしないと締まらないな

摩 諸 十
訶 尊 方
般 菩 三
若 薩 世
波 摩 一
羅 謌 切
蜜 薩 佛
922日本@名無史さん:2005/03/29(火) 17:46:12
一字間違えた、訂正

摩 諸 十
訶 尊 方
般 菩 三
若 薩 世
波 摩 一
羅 訶 切
蜜 薩 佛
923日本@名無史さん:2005/03/29(火) 17:51:30
偉人を称えるのは言葉ではない。
924日本@名無史さん:2005/03/29(火) 17:54:59
鎌倉時代に存在したカルト宗教、その名は日蓮宗!
日蓮は病気が題目で治るとうそぶいて自分が病死し、
気に入らない他宗派を徹底的に攻撃して皆殺しにしろと言い放った。

日蓮の殺人教唆の一例(他多数)
不殺生戒と申すは、是の如き重戒なれども、「法華経の敵になれば、
此れを害するは第一の功徳と説き給う」也。(秋元御書)

日本を戦火に焼いたのは日蓮の思想だった!
対二次世界大戦と日蓮主義運動について 日本文化研究の第一人者による書評
http://ime.nu/www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0378.html

豊臣秀吉の朝鮮出兵には日蓮の唱えた「仏法西還」思想が背景にあった!
傍証@:豊臣秀吉の朝鮮出兵の最強硬派の加藤清正は日蓮宗門徒。
傍証A:豊臣秀吉に仕えた吉田神道の神官兼僧侶だった神隆院梵舜は日蓮宗門徒。
傍証B:豊臣秀吉が仕えた織田信長も朝鮮出兵を計画していたうえ、
    本能寺や妙覚寺を宿泊所にするなど、日蓮宗とも関係が深かった。

925日本@名無史さん:2005/03/29(火) 18:05:47
善人なをもちて往生をとぐ いはんや悪人をや
926日本@名無史さん:2005/03/29(火) 20:26:59
東京は、まあ あかん 汚れとる とろくさい病気が流行っとる
これからのパフォーマーは、名・古・屋ーが主役ー♪

さて世間じゃ名古屋を馬鹿にするけどよ 信長も秀吉も名古屋だでよ
隠れてるとか隔離しろとかコケにするけどよ パスポート無くても入れるでよ♪
名古屋人は貯金が好きだけどよ 経済に明るい証拠だでよ ホダヨ♪
つるまい公園に集まってよ いきなりやったろみゃーかオリンピック♪

なーごーやーはー ええよー コアラがおるがねー♪
なーごーやーは ええよー 道が広いがね やっとかめ
味ー噌煮込みー えびフライー あわゆき うーいーろー
ユーニモール サカエチカー 女子大小ー路ー
ゴー!ゴー!なーごやー!未来の首都なーごやー♪
待ってりゃあよ 見てりゃあよ 天下を取るでよー

大阪も まあ あかん。終わっとるたるくさい 食い倒れとる
こーれかーらのイニシアチブは、な・ご・やーにキマリー♪

さて私たち名古屋人が怒ったらよ 新幹線を名古屋で止めてまうでよ
遅れるとか古いとかたわけにするけどよ 人情に厚いしるしだでよ♪
名古屋人は何をやっても才能あるでね 最初にタコを食べたのもン名古屋人だでね たぶん♪
シャチホコの背中にまーたがってーよー まあいっぺんやったろみゃーか関ヶ原♪

なーごーやーはーええてー メルサがあるがねー♪
なーごーやーがーええてー みーんなーが優しいがねー やっとかめー はいー
カキツバタ つゆぐもりー パチンコ駄菓子ー ドーラゴンズ テレビ塔ー ぎーんのはーしーらー♪
ゴー!ゴー!なーごやー 未来の首都なーごやー
待ってりゃあよ 見てりゃあよ 天下を取るがねー♪

927待乳山:2005/03/29(火) 21:42:39
>>924今は別の層化合回の精唐の方が、5〜6兆円
を守るために字明糖にくっついて法の下に守って
おられますね。プンダリカー スートラですね。
928待乳山:2005/03/29(火) 22:00:44
>>926あまりハデハデでは害氏にやられますよ。
土瑠は暴落の前に湯ー炉に逃げても負けではないはず。
929日本@名無史さん:2005/03/30(水) 11:43:51
そろそろ次スレを
930日本@名無史さん:2005/03/30(水) 12:24:36
このスレも若死にしなくてもすみそうで、ご同慶の至り。
ま、餓死より老衰がめでたい。
931日本@名無史さん:2005/03/30(水) 18:18:44
八洲学園大学は、社会人・主婦を対象にした、通信制大学です。
家庭教育・生涯学習を学び、インターネットだけでも卒業できる、新しい学びの場所です。
http://acnw.jp/s5XJ/5NHs/1/univ/yashima/solutions/h3.html
932日本@名無史さん:2005/03/30(水) 21:34:16
空海さんは、なぜ日本全国至る所に足跡を残せたんですか?

いえいえ、本当にただの伝説なのか、
本人と言わないまでも弟子や熱心な信者らが訪れたりしてしたのか
見識のある方の意見を伺いたく…
933日本@名無史さん:2005/03/31(木) 08:22:26
そらー聖徳太子や行基とともに仏教界のスーパースターだから。
934日本@名無史さん:2005/03/31(木) 17:17:09
高野聖が広めたとかじゃん?
935日本@名無史さん:2005/03/31(木) 17:30:48
なりすまし。

昨今の電話サギも古い手のマネをする。
936日本@名無史さん:2005/03/31(木) 20:33:11
オレオレ、空海。
井戸掘っといたから、
子々孫々まで言い伝えておいて。
937日本@名無史さん:2005/03/31(木) 21:56:11
地元の「錫杖を立てたら水が湧いた伝説」もカタリだったのか_| ̄|○
938日本@名無史さん:2005/04/01(金) 00:03:29
>>932
中国にも行ってるからバックッパッカーだったんじゃない?
939待乳山:慶長410/04/01(金) 07:41:32
>>932それこそが弘法大師著作からではなく、日本密教(空海
・高野聖・法継弟子・修験道)と民衆の関わりの話(伝承)で
とても大切なことです。五来重さんの著作には連綿と日本仏教
としながら(多分に密教)、が民族学的に語られていますよ。
日本史にとっても、民衆史としての視座から重要なわけです。
やりますなあ!
940日本@名無史さん:慶長410/04/01(金) 10:05:43
日本史板は慶長かい!
941待乳山:慶長410/04/01(金) 12:13:36
>>940気が付けば、なんだこりゃ慶長410目
わけわからん日本史、理由はあるのかなあ。
2005年はやはり日本民族の危機的な事かや。
942日本@名無史さん:慶長410/04/01(金) 12:15:48
名古屋歴だせ〜
943日本@名無史さん:慶長410/04/01(金) 16:43:25
>>932
弘法清水とか鯖大師などは類話が多いから、単純に弘法大師に仮託されたのだと思う。
けど、そこに説得力があったからこそ、伝承が失われなかったわけで、やはり、それだけ弘法大師が敬われ親しまれていた証拠ともいえる。
伊達や酔狂でキリスト教宣教師に悪魔呼ばわりされたわけではないってこった(笑
944日本@名無史さん:慶長410/04/01(金) 21:08:23
仏教
945待乳山:慶長410/04/01(金) 23:16:16
>>944するどい指摘!釈迦の教えが仏教であるわけです。
大日如来の弟子は釈迦とすれば大日っ子みな釈迦と同じ立場であります。
ではその教えである密教はいったい何教なのかなあとなるわけですなあ。
それでは釈迦はどこまで悟ったかやでありんす。
946日本@名無史さん:慶長410/04/01(金) 23:22:26
釈尊は誰の弟子でもないよ
天上天下唯我独尊だよ
947待乳山:慶長410/04/01(金) 23:28:10
宀一山(ベンイチサン)と言えば、奈良県にある室生寺
のことで、空海さんが淳和天皇の命により室生寺を再興
して、摩尼宝珠(舎利)を埋めて善女龍王に守ってもら
っている。
948待乳山:慶長410/04/01(金) 23:30:37
>>946独覚だったんですか。ヨガの達人と聞いておりやす。
949待乳山:慶長410/04/02(土) 05:10:08
ともすれば学者や小説家は知ったかぶりで空海さんをあっさ
りと評するが、著作や史実を伺うに奥が深いわけです。
空海さんが、宮中の清涼殿で「即身成仏」を現じたことも史
実なわけです。
950待乳山:慶長410/04/02(土) 09:43:12
願似此功徳 普及於一切 我等与衆生 皆共成仏道
の廻向文は、『法華経の化城喩品』にありもうす。
願似此功徳 平等施一切 同発菩提心 往生安楽国
の廻向文は、善導大師の『観経玄義分序偈』にあり
もうすよ。でね、これほど大切な最後の言葉が、終
わりの合図になってる。そりゃあ、祈念だから仕方
ないんだけどね。こりゃ、発菩提心だ。 
951待乳山:慶長410/04/02(土) 10:06:58
世界歴史は、古代ローマ帝国(EU25)が復活で
シルク・ロードが再びつながろうとしてます。
西から東へ確実に見事に伝わってきております
この史実!
日本の総菩提所である、高野山浄土が世界遺産に
なったわけでほんと心配ですなあ。
952待乳山:慶長410/04/02(土) 10:25:31
>>940残りもあと50スレを切っております。
初心忘るべからずで、ガンバンベェーや!
空海さんを知ることはすごい勉強になった
書店に行くと他宗教の本があるが、なんだ
この程度かと思う事ばかりでありんすよ。
良くぞこのスレ立ててくださった!
953日本@名無史さん:慶長410/04/02(土) 10:27:03
954日本@名無史さん:慶長410/04/02(土) 11:09:13
どうせなら世界中の国々を旅してほしかった
955待乳山:慶長410年,2005/04/02(土) 16:33:06
>>943さん慶長があったので参考に!高野山で大火とかで何なんだ。
http://homepage2.nifty.com/mitamond/nenpyo/nenpyo_keicho.htm
956待乳山:慶長410年,2005/04/02(土) 17:31:06
>>953さん、ありがとう!
しかし、すでに世界は日本は行き着く所まで
行くでしょう。今となっては、日本民族の安泰
を祈るばかりです。再び丸々とほふられた家畜
にされつつあるわけですから。バランス良い思
考がなかなかできない世の中ですね。
957日本@名無史さん:慶長410年,2005/04/02(土) 18:42:48
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/history/1112434863/

次スレ・・・・スレタイが若干変わってるけど
958待乳山」:慶長410年,2005/04/02(土) 21:18:26
>>957いいじゃない!立ててくれたの!
あと少しがんばってネクスト・チャレンジ!
お笑いのネタバンバン行くよ!
だいたい、伝承でね犬に噛みつきゃしないかと
網竹をかぶせたのが空海さんと言われ、竹冠に犬
で笑うの字を作ったんだと伝承を聞いてますの、
空海さんはお笑いが大好きだよ。ほんとはね。
959日本@名無史さん:慶長410年,2005/04/02(土) 22:57:24
労働一号
960待乳山」:慶長410年,2005/04/02(土) 23:28:35
>>959ノドンかや!ぼっちらぼっちらあぶないかや。
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2001/00997/contents/00313.htm
竹やりで落とすぞーっと、ノドンむところんだべー。
961日本@名無史さん:慶長410年,2005/04/02(土) 23:37:01
卑しさ丸出しの字から判断するとけっこういい加減な性格の人だったんだろうなと思う
女だましてはやりまくり
詐欺まがいのことで金を集め
って感じで
962待乳山:2005/04/03(日) 07:19:58
ポーランドのヨハネさんが亡くなれた。偶然かあ?
もしも、ここで実は私はキリストさんの血をひく者
だ、マグダラのマリアは身ごもっていた、実は代々
その血をひいた一族から血をひいてるがゆえに有名
な者がたくさん出ていた。として、キリストさんの
血をひいた者だとして世界に君臨しないかや。杞憂
かや。

963待乳山:2005/04/03(日) 09:17:00
宮坂有勝さんの、密教思想論 筑摩書房を読んでるんだけど
P68に『即身成仏義』の問答があって、
問、何をか究極の即身成仏とする。
答、実のごとく自心を知る。これを究竟の即身成仏という。
問、いかんが実のごとく自心を知る。
答、諸法の本不生際(ほんぷしょうざい)を見るを実のごとく
  自心を知ると名づくる。
問、いかんが諸法の本不生際を見るを実のごとく自心を知ると
  名づくる。
答、衆生は究竟してこれ仏なりと見るを諸法の本不生際を見る
  を見ると名づく。これすなわち実のごとく自心を知る。
問、衆生は究竟してこれ仏なりと見ることいかん。
答、衆生の自心すなわちこれ一切智智なりと悟って実のごとく
  自心本有の秘密荘厳蔵を覚知するを衆生究竟是仏と見ると
  いう。
問、いかんが実のごとく自心本有の秘密荘厳蔵を覚知する。
答、真言行者、真語を門として自心に菩提を発し、即心に万行
  を具し、心の正等覚を見、心の大涅槃を証し、心の方便を
  発起し、心の仏国を厳浄す。無所住をもって、しかもその
  心に住す。これを一切智智、一切見者等と名づく。、、、。
これから先はこの本を買うなり、図書館で借りるなりで、要はね、
インドのヴェーダ思想が宇宙の根本原理ブラフマン(梵)と自己の
本性、アートマン(真我)と根本において同一である(梵我一如)
の事相はどこへいったのだろうかや。もう一度空海さんの即身成仏
について考えよう。

964日本@名無史さん:2005/04/03(日) 15:05:28
>>962
キリスト周辺の血族的子孫ってのは
現在のパレスチナ人だから心配無用
965待乳山:2005/04/03(日) 18:49:32
>>964なるほど!骨肉の争いをやりながら
いまだにキリストを迫害して十字に架けた
様に争ってるわけか!(勝手に理由はいろ
いろとつけながら=民族的無意識か?)
実は、日本も明日香・奈良時代と今の朝鮮
半島の様子とどこか似ている気がしてなら
ない。その中にあっての空海さんなわけです。
966日本@名無史さん:2005/04/03(日) 22:27:13
愛・地球博 名古屋名物・八丁味噌キャラメル
967日本@名無史さん:2005/04/04(月) 18:36:32
愛・地球博 名古屋名物・ういろう味噌キャラメル
968待乳山:2005/04/08(金) 07:41:41
インドのヴェーダ思想が宇宙の根本原理ブラフマン
(梵)と自己の 本性、アートマン(真我)と根本に
おいて同一である(梵我一如)

すべてのものは それによりて生じ
生じたるもの それによりて住し
すべてのものは 滅して それに帰す
それ すなわち ブラフマンなり
(それ すなわち 我なり)
 と タイティリヤ・ウパニシャド3ー1にあります。

問、何をか究極の即身成仏とする。
答、実のごとく自心を知る。これを究竟の即身成仏という。
問、いかんが実のごとく自心を知る。
答、諸法の本不生際(ほんぷしょうざい)を見るを実のごとく
  自心を知ると名づくる。
問、いかんが諸法の本不生際を見るを実のごとく自心を知ると
  名づくる。
 
 空海さんの『即身成仏』とインドのウパニシャッドと同じよ
 うな感じがするわけです。しかしどこか違うんだなあ、何な
 んだろう。
969日本@名無史さん:2005/04/08(金) 13:11:53
やはり、待乳山氏がこないと、このスレは埋まらんな・・・
970日本@名無史さん:2005/04/08(金) 15:52:20
そもそも「自己実現」などという概念自体、かなり怪しい

浄土真宗は、理想を想定してそこを目指して自己実現していく、というタイプの宗教で
はありません。いや、むしろそういう傾向に対して、それは傲慢ではないのか、と内
省するスタンスにあると思います。今、ここに存在する私の「ありのままの姿」に眼
を向けず、あるべき自分を想定するなんて「自己欺瞞」だ、と言うのです。
 そもそも「自己実現」などという概念自体、かなり怪しい、と私は思っています。
自分なんて矛盾だらけの存在です。確たる自己、統一している自己、首尾一貫してい
る自己がどこかにあるというストーリーに振り回されて、現状の不完全性を非難して
いるような気がするんですよね。それに、なんか独善的な匂いがするし…。
「自己実現」というストーリーにすがりつきたくなる心理はよくわかります。どこか
に「あるべき自分」があるはずだ、それに向かって努力せよ、というエートスは近代
の特徴ですから。そして、独立した「自己」があると思っている限り、私たちはその
「自己」のポジションをどこかに着地させたいと考えます。どこに所属しているの
か、保守かリベラルか、共同体か個人か、敵か味方か、ポジションが明確じゃなけれ
ば不安に陥ります。
それに対し「確固たる自己」なんて幻想だよ、と仏教はいいます。そんなものを頼り
にしているから根本的な苦は解決しないんだ、といいます。仏教は「自己を疑うとい
う姿勢」、「こうであるべきを解体する姿勢」を持つ宗教です。ここに仏教の大きな
存在意味があると思います。
971日本@名無史さん:2005/04/08(金) 22:08:33
z
972日本@名無史さん:2005/04/09(土) 15:00:01
折角の花祭りもこともなく過ぎて、スレも足踏み状態とは、

今日は、以前から行ってみようと思っていた、墨田公園から向島の沿岸を通って
玉の井までを歩こうと思っていたが、寝過ごしたので止めた。
待乳山聖天さんなんぞ対岸から眺められるかどうかも、ちょっと気にしていたが
またの日にすることにした。

で、途中に白髭神社ってのがあるんで、白髭とはなんぞやとぐぐってみて、渡来人
のものと知って、改めて、ヘーと。同名の神社が全国にあるんで、古の在日の存在
証明かなと思い、昨今のヨン様ブームは、眠っていたDNAのなせるワザかと勘ぐった
りしている。半島では、神社は反日の象徴みたいだが、神社のルーツが半島なのに
困ったもんだ。渡来人と今の半島人は別モンという意を強くした。
973待乳山:2005/04/09(土) 18:29:51
>>972そうです!新羅・百済あたりかと
伽耶国もあって、満州の引き上げ状態
だったかと?さすが!あちきは、ここ
まで10年をわずか1時間くらいかな。
スゴイーよ!歴史家?
974日本@名無史さん:2005/04/09(土) 23:56:27
z
975待乳山:2005/04/11(月) 12:46:57
、仕事が変わって次の担当の仕事をしながら
以前の仕事の続きをやっていて、スレに参加
するにも、スレスレ状態。
もうすぐ参加して行くからね。空海さんも春
の気候の中、将来の日本の行方が、宙極・間
刻の戦後処理のような怒号。原油高からスタン
ドの給油所は配給制に、石油の輸入がなくな
れば『汽車も電車もみな止まる』。
976日本@名無史さん:2005/04/12(火) 13:10:05
アメリカではバイクがはやり出したというね。バイクは、むき身で狙撃が怖い。
977待乳山:2005/04/12(火) 21:02:50
>>976私ねバイクで大怪我したんだよね
まあ、その時に観音さんから薬をもらっ
たんだが、片方の手に蓮を持っておられ
ただけの、何の観音さんかわからない、
しかしそのときから、死ということ、生
きるということの『大事さ』を持ってるね。
そうね、アメリカでは獲物の様に狙われ
狙撃されるんだよね、映画『イージー・ラ
イダー』を思い出したよ。
『バイクは、むき身で狙撃が怖い。』
は、ちょうど今の日本の状態だ、空海
さんもほんと心配だろうと思う。
978待乳山:2005/04/12(火) 21:50:00
>>976石油の輸入がなくなれば
『汽車も電車もみな止まる』
ホンダの50CCバイクは燃費
最高!出てから40年ほとんど
モデル変わってない、すごい!
空海さんの姿絵図はどこが原図
なんだろうか知らないんだけど、
1000年変わってないんだよね。
979日本@名無史さん:2005/04/12(火) 22:25:51
汽車は止まらんよ
980日本@名無史さん
そういえば、以前、石炭から石油を作るとかやっていたが。