☆ライオン宰相★浜口雄幸★について語る☆

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1日本@名無史さん
凶弾に倒れなければ、軍部の暴走を阻止し、
政党政治を守り得たか?
2東条英機 ◆/mR6zOub6o :03/11/29 23:15
浜口とワシは、犬猿の仲だった。
3井上準之助:03/11/29 23:19
浜口と私は、一心同体の仲でした。
4日本@名無史さん:03/11/29 23:35
ライオンに襲われたら銃で撃ち殺すしかないね。
5日本@名無史さん:03/11/29 23:44
米のパウエルに似てる
6日本@名無史さん:03/11/30 00:32
「金解禁に命をかけた」っていうけど、経済が苦手で今一つよくわからない。
誰か、当時の状況を踏まえて金本位の必要性を説明してください。
(「ください君」ですみません)
7たむ:03/11/30 13:35
漏れも経済は専門外だが…

当時は世界的に金本位制が主流だった。
だから金交換の保証のない通貨は国際的な信用が低く
貿易高を伸ばすことができなかった。
国内でもインフレが進行、通貨不安を引き起こす恐れがあった。
だから不況の中、あえて「苦い薬を飲む」と言って
金本位制への移行を決断したんだろう。
結果的には世界恐慌の影響で、大規模な金流出を招いてしまうけどね。

ちょっとぐぐるといろいろ見つかるよ。
自分でも調べよう。
8その1:03/11/30 15:18
>6
金本位制というのは、通貨供給量(MS)を各国の金保有高で制限する事。
本来の目的は、為替の自動調節機能。

輸入超過の国は金が流出し、MS減少、通貨下落、輸出増加、輸入減少。
輸出超過の国は金が流入し、MS増加、通貨上昇、輸出減少、輸入増加。

昔から貿易不均衡が戦争に発展する事が多く、貿易収支の均衡が
重要視されていた。どの国も輸出競争力を考えて、なんとか自国通貨を
人為的に安く操作しようとして他国とも揉める。全ての国が金解禁すれば
人為的な為替操作は事実上難しくなり、為替はフェアになる。

さらに副次的なメリットもある。MSがコントロールされるため、
国債の中央銀行引受(紙幣の無制限発行)が出来なくなり、どこかの国が
大規模な戦争を起したくても、起せなくなる。

ただ問題もある。「輸入超過の国=好景気の国」という前提の制度だ。
昭和初期の日本のように不景気で輸入超過の国の場合は、さらに景気は悪化する。
9日本@名無史さん:03/11/30 15:19
逆に言うと現代のハードカレンシーは、金の値打ちから切り離された通貨だ。
そんな通貨が何故信用されているのかというと、結局の所は発行している政府への信用が支えているという事になる。
いざとなれば金との交換が保障されている金本位制と比べると、実に曖昧な信用だ。
例えば米ドルは正式には通貨ではない。
1937年に米国最高裁が破産を宣告した米国政府には通貨の発行権が認められていないからだ。
実は現在も破産状態である米国の管財人はIMFであり、IMF支配下のFRBが発行権を独占している米ドル札には、
FEDERAL RESERVE NOTE(連邦準備銀行の借用証)と明記されているばかりだ。
そして米ドルで商取引が行われれば、その取引額の約25%がFRBへの利払いに当てられる。
米ドルを決済に使うという事は、米国の放漫経営のツケを肩代わりしてやる事を意味し、実質的には米国への納税に等しい。
そして世界中の人間が米国にカネを貢ぐ事は、IMF理事を勤めるヨーロッパ系財閥が潤う事を意味する。
10その2:03/11/30 15:19
浜口雄幸は、しばらくは歯を食いしばって日本の産業界が輸出競争力をつけて
輸出を拡大させるしかない、と覚悟していた。しかし、運悪く世界恐慌で
日本の輸出が伸びる可能性がほとんどなくなった。

軍や右翼は、金解禁による緊縮財政や国債の日銀引受禁止に強い反発を
持っていたから、ここぞとばかりに「金解禁は失敗だった」と強調した。

犬飼毅内閣の高橋是清は金輸出を禁止。円は暴落し、悪性インフレが発生したが
そのために「(値上がりする前に)早めに買っておこう」という特需が発生して、
日本経済は見かけ上は持ち直した。

しかし国債の日銀引受のタガがはずれて軍の暴走が始まり、5.15事件が起き
もう誰にも軍を止められなり、日本は破滅に向ってばく進する。

浜口と井上は、金解禁で軍を止めたかったのではいかと思う。
あれが軍の暴走を止める最後のチャンスだったような気がする。
11日本@名無史さん:03/11/30 16:26
>>7-10
どうもありがとう。やはり日本史板、頼りになります。
自分でももっと勉強します。
12日本@名無史さん:03/11/30 16:41
≡・ェ・≡ライオン
13日本@名無史さん:03/11/30 20:26
浜口雄幸って、母親が女の子が欲しかったので用意していた
名前をそのままつけたらしいね。「お幸」…ちょっと可哀想。
外見に似合わずおとなしい性格だったようです。
14たむ:03/12/01 21:47
「その1・その2」さんすごい、勉強になります。
ついでに聞くけど、米ドルの通貨価値を支えているのは
IMFだって理解していいの?
その際の価値基準となっているのは(交換が保証されないにしても)
やっぱり金なのかな。

いやね、世界の通貨がすべて管理通貨制で通用している根拠が
おっしゃる通り「発行する政府の信用という曖昧な存在」だと
いうのが、なんか信じられなくて。

「自分でも調べよう」なんて偉そうに言っといてこんなこと
聞くの、申し訳ないんだけど良かったら教えてください。
なんかスレ違いになっちゃって悪いね。
15日本@名無史さん:03/12/01 22:29
『男子の本懐』を読めば、「金解禁」で何を狙っていたかが良く分かる。
16日本@名無史さん:03/12/02 20:18
「男子の本懐」ナツカシー!
なんか浜口よりも、井上準之助のダンディーさと
奥さん・子供思いだった描写ばかりが頭に残っている。
浜口雄幸は自分が行動するというよりも
井上の活躍を暖かく見守った、って役柄だったような…
でももう手元に本もないし、曖昧な記憶で間違っててもゴメソ
17日本@名無史さん:03/12/02 21:20
俺が読んだのはもう8年前。
浪人していて、予備校の講師が分かりにくい金解禁を知りたいならこれを読めと薦めてきた。
18その3:03/12/03 01:50
>14
9は私ではないので念のため。

IMFと加盟国の関係を簡単に言うと、加盟181ヶ国がそれぞれ会社で
181の会社が出資して作った信用組合がIMFと考えると分かりやすい。

それぞれの会社は手形(各国通貨)を発行している。手形の信用度は
その会社の経営状態によって決まる。信用組合は、赤字会社(輸入超過)に
貸付けを行い、経営状態がひどいなら介入し指導を行う。

181の会員会社のうち、上場企業(先進国)の発行する手形を
ハードカレンシーといって、信用度が高い。

金本位制では通貨供給量が金の保有高で自動的に制限されていたが
管理通貨制度では特に制限はない。ただ、ある国のMSがひどいようなら
IMFが露骨に介入し改めさせる。

金の保有量でMSを決めると経済発展を阻害しかねない、
金の流出を恐れて保護貿易に走る国が多い、という反省があったため。
19日本@名無史さん:03/12/03 20:15
>>金の保有量でMSを決めると経済発展を阻害しかねない

実力以上のsupplyをして、バブリーな景気刺激をすることが
経済発展につながると考えていいのですか?
浜口・井上が金解禁にこだわったのは、あくまでも当時の世界趨勢に
合わせるという意味であって、世界的な経済発展のためには
発行制限のゆるやかな管理通貨制の方がいいのかな?

あんまりバカな質問を続けるとあきれられてしまうでしょうか…
20その4:03/12/03 22:29
>19
いや、経済成長のスピードに併せてMSを増加させるのが正しい訳で
87年頃の円高不況期のように不況対策としてMS拡大させると、
何かをきっかけにバブルがおきると止まらなくなり、さらには
バブル崩壊後の反動がきつい。

本来やってはいけなかったのだが、日本の貿易黒字が拡大する中で
米国から経済刺激策を求められていた。IMFは米国の影響力が強いから、
日本のMS拡大は黙認されてしまった。管理通貨体制の欠陥だ。

さて当時の金本位制には国際協調体制という側面がある。
第一次大戦後の国際協調体制の国際金融・貿易面を担っていた(政治面では
国際連盟創立や海軍軍縮条約等)。

当時の経済学会は古典派全盛期で均衡理論が重視されたから
金本位制はその重要な手法とされた。

大恐慌以降はケインズ派が勢力拡大し、戦後のIMF体制確立には
ケインズが実務家として深く関わったのは有名な話。
21日本@名無史さん:03/12/04 18:59
レスありがとうございます。

世界恐慌・大戦をはさんで国際的な金融体制の方針が
大きく転換されたわけですね。
それにしても、国際協調体制というと
不戦条約とかワシントン体制などの
軍事政治面ばかりを指すと思っていましたが、
経済面においても行なわれていたとは
というより経済面も含んでの国際協調なんだと
今回認識を改めました。
22日本@名無史さん:03/12/05 22:11
ライオンは寝ている
23日本@名無史さん:03/12/06 03:48
浜口の金解禁政策は結果として軍部との対立を強めたが、
はたして積極的に「軍事力を抑えこみ国際協調を保っていこう」
という意志のもとにおこなわれたのか?
震災などで窮地に陥った財政を立て直すという、あくまで経済面での
国益を考えた選択にすぎなかったのではないだろうか。

「平和のために尽力した政治家」というイメージは、実像と異なる気がする。
24日本@名無史さん:03/12/06 04:06
>>16
うんうん。
同じ感じの作品として、阿川弘之の「米内光政」。
米内光政と山本五十六・井上成美がちょうどそんな感じですよ。
25日本@名無史さん:03/12/06 05:24
井上準之助かっこいいね。
自分の能力を信じきって迷わず行動する、
反対にびくともしない。
でも現代でこんな強引なことしたら
マスコミが大変だ。
26日本@名無史さん:03/12/06 05:27
>>25
政治家に自由度があった時代だからこそ、名君・名相が生まれえたのかもね。
今みたいに政府を拘束するのが大前提の時代ではムリぽ。
27日本@名無史さん:03/12/06 05:58
そうですねー。でも評価の定着した現代からだから
「名君・名相」って言えるんであって、
同時代の政治家を正しく評価する事は難しいかも。
小泉さんの威勢のいい言葉にはやっぱり警戒感を抱いちゃうけど、
数十年たつと「勇気ある首相だった」って尊敬されてたりして。

28日本@名無史さん:03/12/06 06:01
>>27
今後そういう評価をもらえるように頑張って欲しいものですなw
29日本@名無史さん:03/12/06 06:03
平成のライオン宰相なんていわれるのかな、小泉総理は。
30日本@名無史さん:03/12/06 06:09
>>29
ヘアスタイルはねw
動物園でただ飯食ってるライオンにならなきゃいいけど。
31日本@名無史さん:03/12/06 06:09
そういえばw 不況打破を目指す所も似てる
公務員給与も引き下げるし。

…でも井上の役がいない。
竹中や塩じいじゃね〜
32日本@名無史さん:03/12/06 06:16
むしろ井上が重要だもんね。今の日本は昭和初期のようだね。
戦争にならなきゃいいけど・・・
33日本@名無史さん:03/12/06 06:24
>>32
竹中教授は失格だな。
34日本@名無史さん:03/12/06 06:29
「随感録」に現はれたる浜口前首相の精神分析 / 蓑田胸喜. -- 原理日本社, 昭和6
35日本@名無史さん:03/12/06 06:31
自衛隊派遣したら小泉総理が暴漢に刺殺とかありそうだよな、小泉総理もやはり命がけなんだな。
36日本@名無史さん:03/12/06 06:31
はっ そういえば浜口ってずっと野党の立場から
やっと政権交代して改革を進めたんだっけ。
すると現代において「浜口−井上」は、
実は「管−小沢」かな?
小沢なら財界に押しも効くし。
37日本@名無史さん:03/12/06 06:32
管が浜口のイメージでないよね。管てもと共産党だよね?
38日本@名無史さん:03/12/06 06:37
>>35
右翼が守ってくれるだろ。
39日本@名無史さん:03/12/06 06:37
管じゃなくて菅だった。
菅直人さんゴメンよ…
40日本@名無史さん:03/12/06 06:37
>>39
ワロタ。素直でよろしい。
息子は落っこちたよな。石原さんの息子ともども。
41日本@名無史さん:03/12/06 06:39
もともと市川房江の秘書から始まって、
社民連にいたのかな?>菅直人

http://www.n-kan.jp/profile/profile.html
42日本@名無史さん:03/12/06 06:40
菅さんはべ兵連だったかな。小泉と小沢二枚看板はありえないけどほしいかも。
43日本@名無史さん:03/12/06 06:44
菅さん東工大なんだよな。
さすがに政界では珍しい・・・何があったんだろう。
微分積分とか苦手だったのか?
44日本@名無史さん:03/12/06 06:44
菅さんと小沢の連立自体が不自然だよね。
利用し尽くされて捨てられた村山富市さんのように
ならない事を祈るよ。
小泉と小沢がくっついたら、小沢のめざす2大政党制
自体が崩壊してしまう。
45日本@名無史さん:03/12/06 06:47
小泉小沢がくっつくと自民独裁で大政翼賛会状態だねってかくっつかないか。小沢が総理で!って思っている人もおおいんじゃないかな?
46日本@名無史さん:03/12/06 06:48
しかしこれだけ野党根性染み付いた日本の野党に二大政党で自民党の相手が務まるんかいな。
戦後の総選挙で、社会党がびびってたらしいじゃん。
「政党とるなんて思ってなかったんで何も考えてなかった」とかw
47日本@名無史さん:03/12/06 06:49
この時間に書き込んでいる人の職業は?自分は大学生。
48日本@名無史さん:03/12/06 06:51
>>47
政治家。
49日本@名無史さん:03/12/06 06:52
ほんとに?!大学生の相手してもらってすいません。
50日本@名無史さん:03/12/06 06:53
>>49
真に受けるなよw
俺も大学生。都内某私立大法学部在籍。
51日本@名無史さん:03/12/06 06:53
なーんだ自分は某私大文学部。
52日本@名無史さん:03/12/06 06:54
そう考えると戦前の「政友会」「民政党」はちゃんと2大政党制が
機能してたといえる。軍部の台頭で壊されちゃうけど。
53日本@名無史さん:03/12/06 06:56
尾崎や犬養が頑張ってたもんなー。55年体制はやはりアメリカの
占領政策の流れの結果なのかな。
54日本@名無史さん:03/12/06 06:57
だいたい二大政党制の欠点って、
意見の多様性が失われる、ってやつでしょ?
今の日本にその欠点を危惧する意味があるのかどうか疑わしいが・・・
55日本@名無史さん:03/12/06 06:57
>>53
防共路線だね。
56日本@名無史さん:03/12/06 07:00
共産主義が廃れて、社民や共産が勢いを失って、つまり戦前ようにの共産系政党
がないに等しい状態だから二大政党が復活の兆しをみせてるってこと?防共もないしね。
57日本@名無史さん:03/12/06 07:04
>>56
復活の兆しを見せてるのも(民主党の意識はともかく)事実だろうし、
別に二大政党制にしても現状を考えればリスクはないんじゃないかと。
その他大勢の野党が自民党に揺さぶりをかけるようなことは何もしてないっしょ。
だったらいっそ二大政党が互いを意識して緊張していられるシステムになってもよかろうじゃないかと。
58日本@名無史さん:03/12/06 07:06
そうだね、社民とか支持してる人はほぼいないからね、気になるのは
公明党、これは戦前とは違うよね。
59日本@名無史さん:03/12/06 07:08
公明党・・・あれは政党自体に母体と独立した主義主張があるものなのかな?
60日本@名無史さん:03/12/06 07:08
今の政党には大衆に訴える明確な対立軸がない。
もはや「護憲」は威力がなくなり、「反米」を言いきる勇気もない。
あえて言えば将来につけを回して今おいしい思いをする
財政ばらまき景気刺激策か、
今我慢して体質改善をはかる長期展望型か。
・・・どちらも自民党なんだなこれが。
61日本@名無史さん:03/12/06 07:11
ちょっと興味あるんだが、
仮に自民党が「自衛隊派遣は絶対反対!つーかむしろ自衛隊の存在が違憲!」
とか言い出したとして、共産党は何というだろうか。
共産主義と非武装って関係ないから、「軍隊がなくて国が守れるか!」
と野党なことを言い出すかな。
どう思う?
62日本@名無史さん:03/12/06 07:12
公明党の看板は「福祉」だけど、いったいどこまで信用して良いやら。
やはり宗教政党が与党になっちゃいかんよ。少なくとも日本では。
63日本@名無史さん:03/12/06 07:12
小泉は護憲ではないよね?戦前は二大政党が護憲とか言ってたのに今は二大政党は
改憲を主張している。米のいいなりだしね。自民でいいの?でも学生やっててわかるんだけど
みんな関心なさすぎだよね。政党だけでなく国民も総意がまばらで弱い感じがする。
64日本@名無史さん:03/12/06 07:14
>>63
俺の中では、アメリカ的な個人主義思想はそもそも日本には根づかないものだった。
アレルギー反応が起きているのが今のワガママかつ国事に無関心な国民の姿ではなかろうか。
・・・などといってみたりする。
65日本@名無史さん:03/12/06 07:15
共産党は「自衛隊違憲」大喜びでしょう。
そして日米安保も破棄、独自の軍備は一切持たない。
「周りの国の、どこが攻めてくるって言うんですか!」
の主張のもと、無防備国家を目差すだろう。
66日本@名無史さん:03/12/06 07:16
派遣に関しては自民の中にはイラク特措法での派遣に反対して、民主と同意見の人もいるよね。
共産は絶対ありえないけどそういうことになれば自民と連立するんじゃん?
67日本@名無史さん:03/12/06 07:17
>>62
公明党の福祉は大●先生のにおいがするな。
68日本@名無史さん:03/12/06 07:17
今の大学生は政治意識が強くなってきているのかな?
俺の頃はてんで無関心だった。
もっとも2ちゃんもなかったが。
69日本@名無史さん:03/12/06 07:18
>>68
そんなことないですよ(年上だとわかったので敬語w)。
俺も学生ですが、俺も含めてひどいものです。
こんなところで書き込みをしているような学生は、むしろ例外です。
70日本@名無史さん:03/12/06 07:20
とにかく選挙のたびに、投票率に唖然とさせられるね。
本当にこれで民主国家?っていうくらい。
71日本@名無史さん:03/12/06 07:21
確かに例外ですね。まして浜口スレではw
72日本@名無史さん:03/12/06 07:22
>>66
今回の外交官殺害で特に、ね。
でも反対に、文民が殺されてるのに自衛官が安全なところに行っていいのか、
とか言ってるのもいるらしい。
ここで日本が約束を引っ込めると、様子見の他の国が全部手を引くからな。
韓国なんかでも若者世代が「派遣反対」と叫んでいるとか。
73日本@名無史さん:03/12/06 07:23
>>70
泣きそうだよね。
俺は今回の衆院選挙、不在者だったんだけど、
役所の人に褒められちまったよ。
「今時の学生さんが面倒な手続までして投票してくれるのは嬉しい」って。
実はこれとてつもなく情けないことなんじゃないか。
74日本@名無史さん:03/12/06 07:24
お二人(?)は貴重な学究の徒だね。
今後もがんばってください。
出勤時間なので落ち(チャットじゃないか)
75日本@名無史さん:03/12/06 07:25
>>74
いってらっしゃいませ
76日本@名無史さん:03/12/06 07:27
投票権を勝ち取るのにどれだけの人が頑張ってきたか今の学生はわかってないね。
去年大学受験のとき経済や法、政治に行きたいといってた友達は田原総一郎もしらなかった。
まして日本史と世界史を選択にしたせいで長篠合戦もしらない高校生もいる。彼らは浜口の
ことなんて知る由もなく、今の状況に何の疑問も持たず生きているんだと思う。
77日本@名無史さん:03/12/06 07:29
>>76
そ、それはまことか!?
俺は今4年の法学部生だが、田原総一郎を知らない志望者というのはさすがに・・・
やつの評価は置いといて、それはすごいぞ。
特に法学部なんてところは、憲法の講義で選挙権のありがたさを叩き込まれるから、
選挙をサボったなんていうやつは白い目で見られる(少なくとも俺の周辺では)。
ショックだぞ、かなり。
78日本@名無史さん:03/12/06 07:32
事実っす。しかもマーチといわれるところへ進学していきましたよ。
とにかく高校で日本史が必修でないために日本人らしからぬ高校生が増えているし。
79日本@名無史さん:03/12/06 07:34
期せずして学生の集いになっているようだが・・・
どこも同じなのかな、現状は。
80日本@名無史さん:03/12/06 07:36
僕は良くも悪くも史学を学んでいるので、近代史の枠から政治に興味をもっているんです。
史学科は政治に関心ある子は多いですよ。選挙しに日帰りで実家なんて子もいますし。
81日本@名無史さん:03/12/06 07:40
>>80
なるほど。
特に政治の世界は、「歴史に学ぶ」という要素が強いのかな。現に浜口スレだしw
法学部の視点から言わせてもらうと、今の日本の議会の腰の重さにはうんざりしている。
なぜこんなに対応が遅いのかと。
議員数を減らして機動性を高めるべきだと痛感しているよ。
82日本@名無史さん:03/12/06 07:46
定数を減らすというのは若手議員がよくいっていますが、やはり上層部は
その気がないみたいですね。民主が政権とったら減らすのかも。議員を減らすと税金のほかにメリットとしては
なにがあるんでしょうか?議決が速やかにいくことかな?
とにかく自衛隊派遣するまえにイラク特措法改正はありえないから犠牲者は必至だと思います。
世論はどうなるんだろう。外務省職員の事件では国民はあまり動揺していないように思えるんですが。
83日本@名無史さん:03/12/06 07:52
>>82
議決が速やかにいく。そのとおり。
特に刑事法系は、新手の犯罪の増加に立法が追いつかず、処罰できないという事態が少なくないのです。
経済界の要請とかで民事や商事の官僚立法は非常に活発ですがね。
まあ、議員を減らしても質が今と同じならまるで意味ないですが。

ぶっちゃけちゃうと、私の学校は奥参事官の母校です。
それだけに世間一般よりはショックも大きいですが・・・



84日本@名無史さん:03/12/06 07:58
男子の本懐。
85日本@名無史さん:03/12/06 08:00
あぁそれででしたか。お察しいたします。僕は外務省の職員が巻き込まれたのではなく、日本人特定され狙われた
という事態にかなりのショックをうけました、なぜ復興のために向かった人が
殺されなければならないのか、とても無念であったと思います。無防備の職員が狙われるというのに
自衛隊は派遣目的が明瞭ではなく、アメリカの要請に答えているだけのように思います。
しかし犠牲者が出た今、逆に屈するわけにもいきません。せめて自衛隊員には国として精いっぱいのことを
していただきたい。
86日本@名無史さん:03/12/06 08:10
そうですね。
アメリカのイラク攻撃・占領が大義なきものだから
日本は自衛隊を出して協力してはならない、という人もいますが(菅さんとか)、
大義なき攻撃や占領でイラクが被害を受けているならば、国際協力の見地からは
むしろ進んでこれに手を伸ばすべきかと。
一度戦争で荒れてしまった以上、占領政策は不可欠であり、これは不動の事実です。
いくら「大義なき」アメリカとルームメイトになるとはいえ、そうした援助をしなくてよいことにはなりません。
安全には十分配慮した上、頑張ってほしいですね。




87日本@名無史さん:03/12/06 08:16
僕も一限があるのでそろそろ失礼します。2ちゃんでまさかこんな議論ができるとは思いませんでした。
ありがとうございました。ではまた。
88日本@名無史さん:03/12/06 10:44
>>84
ちゃかしちゃいけないよ。
89日本@名無史さん:03/12/06 20:08
菅は本当は北朝鮮を支援したい
90日本@名無史さん:03/12/06 22:08
上のカキコにあるけど、浜口の時代は公務員給与削減に大反対したんだよね。
今はほとんど言われるがママだけど、これは組合の力が弱まっているのか
それとも「公務員給与もらいすぎ」という国民的コンセンサスがあるのか、
どっちなんだろう?
91日本@名無史さん:03/12/06 22:47
企業が充分もらってたころは公務員の給与を見下していたが不況になり公務員の給与がある程度普遍的であるから(雇用が安定しているから)
今時分はもらいすぎと思われるんじゃないかな。組合ももちろん弱くなっているとは思う。
92日本@名無史さん:03/12/07 07:54
現代は組合の力も弱く、政治意識も下がっているので
大きな改革をやりやすいと思うのに…
アメリカと財界には勝てぬ、のだろうか。
菅直人の変節ぶりにはガッカリしたよ。
93たむ:03/12/07 20:24
地味なスレッドだと思ってたけど、短期間に良く伸びたね〜

今の政治家で、命を狙われる程の挑戦をしている人っているのかな。
威勢のいい事を言っている石原慎太郎なんかは、結局は世論受けの
することだけを注意深く選んでいる印象だし、
小泉の改革も保守派とどんどん妥協するし。
赤字財政の立て直しなどは本当に命懸けで取り組んでほしいものだ。
94日本@名無史さん:03/12/07 21:09
>>93
解放同盟の利権を剥奪したり、ダムを中止した田中康夫は身体を張って
よく頑張っていると思われ。
95日本@名無史さん:03/12/07 22:33
民主党は小沢と康夫がやればいいのに
96日本@名無史さん:03/12/08 00:25
5年後にはそうなってるだろうな
97大本営 ◆wYUuBm6d7Q :03/12/09 00:31
スレ違いかもしれませんが。
本当に今の二十台の方は政治に関心なさ過ぎると思いますよ。
選挙権ではなくて選挙の義務にすればいいのに。そうすれば、多少はマシになるんじゃないかな。
あと、日本っていうのは義務教育から政治教育をしなさすぎ、果てには左翼思想を子供に植え付け
る始末。もっと政治教育をすればいいと思う。
政治を語る奴は野暮、そういう感覚なのかもしれない。彼らは。
98日本@名無史さん:03/12/11 21:07
選挙権を義務制にしたって結局、今のポピュリズムに拍車がかかるだけだろう。
言葉のかっこいい、あるいは見栄えのいい半タレント政治家が跋扈するだけ。
俺はもっと投票所を不便なところにして、投票時間も短縮させて、
本当に意欲のある人だけが投票するようにしたらいいと思う。
はじめのうちは組織票を固められる政党が躍進するだろうけど、
国民が徹底的に「このままではダメだ!」と思わない限り選挙を通じての
政治改革なんて実現しない。生ぬるく現状肯定している人々を覚醒させる
大きな刺激が必要でしょう。
99日本@名無史さん:03/12/12 18:14
>>86
日本のとるべきスタンスとして、
建前は「イラクの復興支援」でいいと思う。
で、本音は石油。
アメリカに非協力的だった英仏露よりも多めの採掘権を要求すべし。

判断基準としては、
「善悪」よりも「損得」に重点を置くべきかと。
したたかに生きることが大切ですよ。

完全無欠の「白」である必要はない。
「灰色」で結構、「黒」でなければ。
100日本@名無史さん:03/12/12 18:15
>>99
訂正
英仏露→独仏露
101日本@名無史さん:03/12/12 18:17
アメリカVS国連になると思うよ、アナンの協調政策をアメが無視して、アメが反対する国とやりあう。
そうなったら日本はアメについて滅ぶ。核で地球が滅ぶ。
102日本@名無史さん:03/12/12 18:41
>>101
「アメリカVS国連」といったって、その国連の分担金を一番負担しているのがアメリカなんだけどね。
「アメリカVS国連」という構図はちょと想像しづらい。
しかもアメリカは安保理で拒否権を行使できるしな。
15カ国中14カ国が賛成したとしても、アメリカが反対すれば議案は通過しない。
103日本@名無史さん:03/12/12 18:57
アメリカは除名もしくは離脱
104日本@名無史さん:03/12/12 19:08
>>103
いや、だからさ、アメリカには拒否権があるのだよ。
国連憲章第6条
この憲章に掲げる原則に執ように違反した国際連合加盟国は、総会が、安全保障理事会の勧告に基いて、この機構から除名することができる。

なお国連は意図的に離脱の手続きを定めていない。
国際連盟のように離脱されては困るからだ。
105日本@名無史さん:03/12/12 19:40
>日本はアメについて滅ぶ。核で地球が滅ぶ。
不安を煽るカルト宗教やな
106日本@名無史さん:03/12/12 19:56
じゃあ今後しばらくアメリカに掻きまわさっれぱなし?
107日本@名無史さん:03/12/12 20:10
浜口スレが変な方向に…
アメリカの暴走はヤルタ体制下で成立した
国連(連合国)による国際寡頭制が
ポスト冷戦・ヨーロッパ統合を受けて
アメリカの独壇場(国際僭主制)に移行しているだけだろう。
とはいえ、圧倒的な軍事力を誇りつつも、
もはや経済的にも政治的にも
かつてのような影響力を行使出来なくなっているのだが。
ブッシュも親父の方は湾岸戦争に際して
躊躇うだけの知性があったんだが、
息子の方はアル中のバカときているからなぁ。
108日本@名無史さん:03/12/12 20:24
あなたは今後どうなるとお考えで?
109大本営 ◆wYUuBm6d7Q :03/12/12 21:41
っていうか
拒否権なんか要らない
本当にいらない
110たむ:03/12/12 22:02
ちょっと迷走しているようだが…

俺は>>99みたいな考え方は正直いって嫌い。
よそを出しぬいてでも得をする事が本当に国益なのか?
イラク復興に石油を絡めて考える限りテロはなくならないし、
アメリカの振りかざす正義が説得力をもつこともないだろう。
例えばカンボジア紛争の時にUNTACがやってみせたように、
イラクの行く末は厳正な監視体制のもとで行なわれる
国民投票で決めるべきではないか。
その結果が反米政権だったとしても受け入れなければならない。
たとえ理想論と言われようと、理想を追求しようとさえしなくなったら
人間の未来はどうなってしまうのか。

ああ、またスレ違いだ。
111日本@名無史さん:03/12/12 22:20
このスレはもはや浜口時代を現代に思い起こしいまの日本について考えるすれになりつつありますが、2ちゃんにしては珍しくまともな議論の場となっているので、この流れで続行しましょう。
112日本@名無史さん:03/12/12 23:47
>>108
ま、日英米・EU・中国の三極体制で動いていくんじゃないの?
ただ、米中関係が親密になれば日本の相対的地位低下は免れ得ないし、
軍事的には日本よりも朝鮮半島の方が地政学的には重要だから、
朝鮮情勢の推移も見逃せない。
あとは、中東および中央アジアのイスラム情勢が問題で
統治に失敗するとロシア、中欧、インド、中国国境にも飛び火し、
我国にも原油価格の高騰による製造業の打撃や
インフレ(あるいはスタグフレーション)による不況の深刻化が予想される。
中長期的に見ればアメリカは日本を身ぐるみ剥いで
自国の借金をチャラにしようという考えなんだろうけど、
今の米国政府だとそれ以前に経済的事情から破綻しそうな気がするな。
その時は日本も共倒れかな?
中国をソヴィエトの代替物として冷戦構造を再演出しようとした
自民党左派の目論見も親米一辺倒のライオン首相(浜口に非ず)
の登場によって潰え去ったしね。
基本的に中国なんて全然信用出来ないんだけど、
外交は多面的にやらないとねぇ…。
113日本@名無史さん:03/12/12 23:56
男子の本懐・・・・
114日本@名無史さん:03/12/13 00:34
>>111
特に近代・現代史には学ぶところも多いわけだし、
歴史に学んで現在・将来に活かすという歴史学の一つの使命を果しているんだからいいよね。
115日本@名無史さん:03/12/13 00:42
小泉と同じような政策を取り、そして失敗した。
でも、浜口には政治家としての「節」を感じることができるけど、
小泉にはただただ一日でも長く総理大臣を続けたいという思いしか感じることが
できない。私には。
116大本営 ◆wYUuBm6d7Q :03/12/13 00:48
浜口は尊敬できるが、小泉は尊敬できない
ってことかな

浜口は国に良かれ国民に良かれ世界に寄与せよ
そんな感じ
小泉は
俺総理大臣の職好きだから
そんな感じ。

115さんと同じ意見ですね俺
11799:03/12/13 01:16
>>109
おれは拒否権欲しいぞ
国連分担金を2桁パーセント負担してるのはアメリカと日本だけ
逆に貧乏国が50カ国集まっても全体の2パーセントも負担しておらぬ
日本の常任理事国入りが無理でも、せめて旧敵国条項くらいは削除してほしいよ
国連重視の立場も結構だが、そういう人たちは旧敵国条項の存在を知ってるのかね?
11899:03/12/13 01:30
おやっ、
109は「日本にとって拒否権いらない」という意味ではなく
「拒否権の存在自体がいや」という意味だったかな
11999:03/12/13 01:52
>>110
俺みたいな考えは嫌いっすか

>よそを出しぬいてでも得をする事が本当に国益なのか?
諸外国みんな基本的にはよそを出し抜いてでも得をしようとしてるでしょ。
しかし出し抜き方がえげつないと敵が増えるのでほどほどにするべきだとも思う。
ときには理想主義的な事を言ってバランスをとることも必要だな。
だからこそ自衛隊派遣の表向きは「イラク復興の支援」で本音は「米に非協力的だった独仏露よりも多めに石油をよこせ」なんだ。

>イラク復興に石油を絡めて考える限りテロはなくならないし、
いや、石油を絡めなかったとしてもテロはなくならないと思う。
神が最後に遣わした預言者がムハンマドで、以来、神は預言者を派遣していないからムハンマドの教えは完全無欠ということになっている。
「その教えを忠実に守って暮らしているのに、うだつがあがらないのは欧米のせいだ!」といってテロを仕掛けるのがイスラム原理主義なわけで。

>アメリカの振りかざす正義が説得力をもつこともないだろう。
アメリカに「正義」があるとはおれも思っていない。

>イラクの行く末は厳正な監視体制のもとで行なわれる
>国民投票で決めるべきではないか。
>その結果が反米政権だったとしても受け入れなければならない。
それでいいと思う。
120日本@名無史さん:03/12/13 03:57
つーかよそをだしぬこうとしてない国ってあるのかよw
121日本@名無史さん:03/12/13 07:37
よそをだしぬくとか、人の裏をかくとかいった利己的な振舞いを
正当化することは、拝金主義に犯されきった者の価値観に過ぎない。
そういう奴らが、一国の危機に直面した時に、今こそとばかり
売国行為に走って自己の保身のみに努めるのだろう。
浜口・井上の金解禁もそのような売国的投資家によって潰されてしまった。
122日本@名無史さん:03/12/13 08:07
>>121が、経世家に向いてないことだけはわかったよ。
123たむ:03/12/13 12:49
うーん、121までいっちゃうと「そりゃ一面的に見すぎだろ!」と突っ込みたくなる。
99さんのレスを読んで、煽りやちゃかしで書いているのでないことも分かった。
このスレの皆さん、真面目に日本の行く末を考えていらっしゃる。
ただ一点、アメリカ追従主義だけは飲めんなー。
たとえ国家的損失があってもいいじゃん、誇りを取り戻せれば。
イラク派兵があるとしたら、アメリカとは無関係にインフラ整備に努めてほしい。
自衛隊が誇りを持って任務を遂行できるよう、憲法改正は必要かもしれない。
124大本営 ◆wYUuBm6d7Q :03/12/13 18:07
軍隊に戻すことですか
たむさま
125たむ:03/12/13 20:53
そうだね、いつまでも今のような中途半端な存在のまま
命をかける仕事につかせられないと思います。
平和主義の原則を曲げるわけではないが、自立した独立国として
国際貢献の役割をきちんと果たすためにも、日本軍と名乗れるように
するべきではなかろうか。
これは異論あるだろうな…俺も強硬な信念として言っているわけでなく、
まだ判断がつかない面もある。
126日本@名無史さん:03/12/14 06:53
アジア各国が許さないだろうし、アメリカも警戒するんじゃないの? >>日本の再軍備
尤もアメリカは自国の負担を減らしたいだろうから、自分の手のひらの中にいる分には
軍備増強大歓迎かもしれない。
127日本@名無史さん:03/12/14 08:40
小泉さんの改革って、どの辺りまでをさすのかね?
道路族も古賀さん中心にますます意気軒昂だし、
郵政民営化は強行するようだけど、財政投融資を失う分
増税あるいは福祉削減になってゆくとすれば、
何のための改革か分からなくなる。
128日本@名無史さん:03/12/14 10:14
>>125
日本から軍隊が消えてもう60年になろうとしている。
軍隊を持つのは良くないことだという教育がなされ続けて60年だ。
日本が再軍備をするとして、まともな軍隊ができるまでいったい何年かかるのだろうな。

もっとも、法的に微妙な立場のまま自衛隊員が命を賭している現状には確かに問題がある。
違憲か合憲か、その判定権をもつ最高裁が「高度に政治的な問題だから判断を差し控える」なんて言っているのだから。


129日本@名無史さん:03/12/14 11:07
軍隊なんかいらないよ。
130日本@名無史さん:03/12/14 18:48
軍隊がないから平和だったのに、軍隊がないから(日米安保)戦争に巻き込まれてるんだよね?
難しい立場だよね。
131大本営 ◆wYUuBm6d7Q :03/12/14 18:48
安保反対!
合理化粉砕!
132日本@名無史さん:03/12/14 19:21
軍隊があっても平和な時はあるし、軍隊が無くて平和じゃない時もある。
軍隊と平和には因果関係は無いはずだが。
一方的な従属さへすれば軍隊は必要ないよ。
でも、一方的な従属ってのは植民地の人たち並みの扱いしか受けられないけど。
133日本@名無史さん:03/12/14 19:48
フセインが逮捕だって!!!!速報
134日本@名無史さん:03/12/14 20:00
仮に憲法改正をして自衛隊を国軍として位置づけても、
今回のようなケースは国益に反するし、
安保の枠組を逸脱していると思うのだが。
戦前のシベリア出兵のようなものかな?
あれも出兵及びタイミングが悪くて
民間人にも相当数の犠牲が出たわけだが。
だいたい、石破防衛相が言う石油という大義も
米国が提示した石油採掘権を首相が断った経緯を考えるとなぁ。
しかし、どこまで国家に害をなしたら気が済むのかね、小泉は。
13599:03/12/14 20:08
>アジア各国が許さないだろうし
「許さない」という表現には反発を感じるぞ俺は
軍隊を持つのになぜ外国の許しが必要なんだい?
136日本@名無史さん:03/12/14 20:47
藻前らは、明らかに「スレ違い&板違い」なのだが、
ニュース板でアフォどもが語るスレよりは、
歴史に相応の知識のある糞どもが語るスレが観たいので、
追放せずに暖かく見守ってやる。感謝しろ。
137大本営 ◆wYUuBm6d7Q :03/12/14 22:10
お前何様だよw
138日本@名無史さん:03/12/14 22:56
しかし、浜口と小泉の政策は似ているが、
小泉のほうが信じられないくらい運がいいなあ。
139日本@名無史さん:03/12/14 23:09
>>132
自国から手を出さない限りは平和かどうかは他所任せだからな。
それはそうだ。
140日本@名無史さん:03/12/15 00:07
手を出されたら降るの?それをもって平和?
141日本@名無史さん:03/12/15 01:02
>>140
人の意見をちゃんと読みなさい。
軍隊の存在と平和との因果関係についての話です。
軍隊があっても仕掛けられたら平和にはならない、と当たり前のことを言ってるだけ。
軍隊のない状態を前提にしているわけではありません。
142日本@名無史さん:03/12/15 03:10
雄幸さんは海軍と犬養・鳩山ら政友会に殺された
143日本@名無史さん:03/12/16 20:13
でも、その犬養も結局は軍部の凶弾に倒れたんだよね。
政友会は金解禁には反対だったろうけど、二大政党制を
このまま続けていきたかったんじゃないかなあ。
144日本@名無史さん:03/12/17 02:45
政友会は願わくば民政党が弱くなって二大政党制というよりも政友会一人勝ちの体制を期待していたのではないかい?
民政党も同様。
当時の党利党略ってなんかすごそーじゃん
145日本@名無史さん:03/12/17 06:21
俺は城山三郎の「男子の本懐」を読んだだけなんだが、
他に浜口雄幸のことを書いた小説とかってないのかな。昭和初期の政治史には興味があるので読んでみたいのだが。
146日本@名無史さん:03/12/17 21:03
中公新書「浜口雄幸」 波田野勝著
147日本@名無史さん:03/12/18 00:15
浜口以後の歴史については『重臣たちの昭和史』(勝田 竜夫、文春文庫)がそこそこ面白かった。
城山三郎に『落日燃ゆ』という作品があるが、これは広田の一面しかとらえておらず評伝としての質は低いと思う。

渋沢栄一が主人公の『雄気堂々』は面白かった。
評伝としてはこれも一面的だけど。
148日本@名無史さん:03/12/18 21:28
今日のNHKスペシャル「日本の安全保障」、いろいろ考えさせられた。
もはや平和を当たり前に享受する時代ではなくなっているのだろうか。
有事の際、国家に協力することは今後も法制度化されていくのだろう
けれど、肝心の我々の公共心というか、奉仕の精神というものが
今の世の中ではかなり衰退していて、自らの生活をわずかでも犠牲にして
国家に対して協力を示していくことは難しいのではなかろうか。
149日本@名無史さん:03/12/20 03:32
奉仕の精神ですか…
「お国のために役立て!」ってやつですかね。
俺みたいな無能な人間は片づけられていくのかな。
150日本@名無史さん:03/12/20 04:00
浜口雄幸と井上準之助って、思いっきり昭和恐慌の「元凶」だよ。
デフレが起きるのを無視して、金解禁を断行。今の構造改革同様に
「必要な痛み」と言う言い訳で、国民生活を無視した改革を行った。

その結果、「東北地方では娘が身売りされた」などというほどの不況に陥った。

そして、国内のこういう状況から目をそらすために、満州事変を利用し、
国外に目をそらし、軍部の独走を許容した。


よーく、頭から読んでほしい。
今の時代とよーく似ている。
151日本@名無史さん:03/12/20 04:01
これでも読んどけ

【昭和金融恐慌】
■昭和金融恐慌に学ぶ■
http://members.tripod.co.jp/j_coffee/shouwakyoukou.html
■鈴木商店の大番頭・金子直吉■
http://www.asyura.com/2002/bd17/msg/322.html

【昭和恐慌】
■浜口雄幸の構造改革!!■
http://www.clsjp.net/sakurada/osachi1.htm
■金解禁物語■
http://members.tripod.co.jp/j_coffee/kinkaikin.html
■当時と現在の比較■
http://www.csfb.co.jp/client_entrance/research/economic/eco030207.pdf
http://www.csfb.co.jp/client_entrance/research/economic/eco020322.pdf
http://www.csfb.co.jp/client_entrance/research/economic/eco011116.pdf

【高橋是清】
■高橋是清■
http://homepage1.nifty.com/whotarou/korekiyo/mokuji10.htm
■高橋是清■
http://www.venus.dti.ne.jp/~bouzu893/iitai/it41_60/iitai54.html
■ダルマ宰相★高橋是清■
http://www5d.biglobe.ne.jp/~nihonsi/daruma.htm

【享保の改革】
■米将軍吉宗と元文の改鋳■
http://www.imes.boj.or.jp/cm/htmls/feature_27.htm
■小泉内閣メルマガより抜粋■
http://www.kantei.go.jp/k/mm/036sh/kikou_2b.html
152日本@名無史さん:03/12/20 04:09
>>149
個人的には君のような人は好きです。
153日本@名無史さん:03/12/21 08:45
>そして、国内のこういう状況から目をそらすために、満州事変を利用し、
>国外に目をそらし、軍部の独走を許容した。

軍部の拡大に命をかけて抵抗したのに…
満州事変だって浜口亡き後でしょ?
構造改革の類似性はともかく、やたら危機感を煽る
今のライオン氏とは一緒にしないでほしい。


154日本@名無史さん:03/12/21 11:04
ライオンと呼ばれてることと緊縮財政やってることは 類似してるよね、小泉と
155日本@名無史さん:03/12/23 06:49
緊縮財政が諸悪の根源のように喧伝されているが、
この膨大な財政赤字、本当にどうするつもりなんだろう?
このままでは、いずれ借金している外資への国有地・国家資本の
売却が進められ、政策決定さえも主体性を失っていくのでは。
つまり日本の植民地化が進行し、我々国民は破産者同様
諸権利を失いアメリカ資本への隷属の度合いを深めていく…

って、今とそんなに変わらないかな。
選挙の投票率も低いし、公共マナーもどんどん失われて
「自分だけよけりゃいい」って考えが蔓延していること自体
奴隷根性が定着していることを示しているんだろうし。
156日本@名無史さん:03/12/23 12:45
>>155
 選挙の投票率も低いし、公共マナーもどんどん失われて
 「自分だけよけりゃいい」って考えが蔓延していること自体
 奴隷根性が定着していることを示しているんだろうし。

歴史板なんだから、過去の統計とか見たら?
景気悪いと、公共マナー薄れるし、選挙もあきらめムードになってるよ。

 緊縮財政が諸悪の根源のように喧伝されているが、
 この膨大な財政赤字、本当にどうするつもりなんだろう?

いや、むしろ諸悪の根源は日本銀行の金融政策。
157日本@名無史さん:03/12/23 13:10
> 「自分だけよけりゃいい」

三国人の増加のせい
158今年度、法政に落ちる現役生:03/12/23 13:40
はじめから関心が無い人ではなく諦念を抱く人がいます。
そういった人がよく言うことに「良い人物・政党がない」というものがありますが
最適な人物・政策がないから意味がない」というような諦めの精神に至っている
この現状に僕は異を唱えたいのです。
そもそも万民が参加する民主主義というものははじめに「民主主義」なる理想的な
国家形態があるというのではなく最大多数の利益を目指して徐々に環境を改善してきた、
その過程だと思うんです。
「良い人物・政策がない。ろくな政治家がない。だから国について考えても、投票しても意味がない」
というような考えは部屋が完全にきれいにならないのだから掃除などはじめから意味がないというのと
本質は変わらないのではないでしょうか。
159日本@名無史さん:03/12/24 20:08
選挙行かんとなー。
はじまらんしなー。
しかし、何故行かんのかね。
低投票率の問題、どうすれば投票してくれるか、選挙の在り方は…こういう話はよく聞く。
「何故国民の多くがこれほど選挙に行かないのか?」 理由はいったい何だろうね。
本当のところ、「何となく行かない」のが一番正解に近いのかな。
浜口さん時はどれぐらいだったんだろうか。
戦前の投票率が分かるサイト知ってる方、おられます? どうも検索のやり方が悪いみたいで…。
160たむ:03/12/26 03:56
選挙の投票率の話では、俺は>>98に賛成。
今の政治的無関心が続くままじゃ、罰金制度を導入したところで
投票所にいく人がただ増えるだけで、誰に票を投ずるかなんてことを
主体的に考えて行動する人が増えるわけじゃない。

国民が選択肢をわかりやすく把握するためには、小沢一郎のめざしている
2大政党制は意味があることだろう。
でもその制度だって、今の自民党と民主党でははっきりいって
どちらもそう大差ないのが現実でしょう。

野党が鮮明な対立軸を打ち出せないのは、つまりは国民が今の与党政策に
それほど不満を感じていないのを分かっているから。
自民党政治を大きく批判しつづけた革新諸派が、どんな判断をされたか
前回の選挙はとても象徴的だった。

結局、マスコミがいくら危機感を煽っても一般大衆にとっては総じて
リスクを背負って変化させるほどの不満のない社会だということだ。
自殺・自己破産・引きこもりなど、個々に見ていくと生活を破綻させている
人達は増えているようなんだけどね。
161日本@名無史さん:03/12/26 14:03
漏れも、地元(神戸)におったら投票行くやろけど、
転勤(東京)してまうと、投票に行く気が失せた。
候補者ぜんぜん知らんし。どーせ数年で転勤やし。

選挙制度に問題があると思う。
一週間選挙カーでがなってもなあ、、、判断つかんよ。
みんな同じこと言うてるし。

欧米みたく候補者が個別訪問に来て少しでも有権者と話をせんと、
新住民は投票する気にならんて。
せめて候補者の個別訪問だけでも解禁したらええのに。
162日本@名無史さん:03/12/26 22:30
>>155
歴史の前に経済学を勉強することをお勧めする。
163日本@名無史さん:03/12/27 07:55
>>162 言いっぱなしでなく、
どこが間違ってるか指摘してやれよ
164日本@名無史さん:03/12/28 20:12
結局、浜口を暗殺したのはどんな人物だろう。

金解禁の強行で損することを恐れた投機筋か、
海軍軍縮の予算に恨みを持っていた軍関係者か、
それとも善隣外交を阻止したい右翼の暴走か。

その辺、明らかになっているんだっけ?
165日本@名無史さん:03/12/29 20:56
>>164
左郷屋は軍縮条約反対の右翼だよ。
戦後も右翼大物の一人として活躍?している。
首相公選論を唱えていた中曽根を「天皇をないがしろにするものだ」
と攻撃したこともあった。
166日本@名無史さん:03/12/29 21:16
>>155
借金してる外資って、日本の国債の購入者はほとんど日本国民だべな。
167日本@名無史さん:03/12/30 00:48
うむ。日本国は、183兆円の対外純債権国だな。

おまけに、今のままだと毎年10兆くらいづつ増えていく状態。
168日本@名無史さん:03/12/30 12:33
そして毎年踏み倒されていく
169日本@名無史さん:03/12/30 17:29
>>168
自虐史観な方ですか?
170日本@名無史さん:03/12/30 20:13
>>167
債権国といっても、債権持っているのは民間。
国は700兆円の債務を抱えて返済不能。
国がデフォルト起せば、円は暴落、日本は破滅。
171日本@名無史さん:03/12/30 20:48
デフォルトはあまりに大げさ
172日本@名無史さん:04/01/01 00:37
>>170
君、外貨準備の金額知らないの?w
173あぼーん:あぼーん
あぼーん
174名案:04/01/08 23:13
浜ロンドン という覚え方
175日本@名無史さん:04/01/09 01:32
>>171-172
借金返せなければ、いつかデフォルトは発生する。
膨大な借金かかえて赤字の会社が倒産するのと同じ
176日本@名無史さん:04/01/09 18:13
国内向け債務なら徴税権を持ってる国家は絶対に潰れない。
アルゼンチンが潰れたのは外債だったから。
177日本@名無史さん:04/01/09 22:24
>>176
ヲイヲイ、日本国債の格付けがどんどん下がっているのは知っているだろ。
国債の金利上昇を示している。日本国債がジャンクボンドになるのはもうすぐ。
借金返せないのに、金利負担はどんどん膨らむ。ヘッジファンドが円に
売りを浴びせたら持ち堪えられない。通貨危機で輸入停止。日本はお終い。
178日本@名無史さん:04/01/09 22:36
>>177
お主の文章は少し大袈裟だと思うがのう。
179日本@名無史さん:04/01/09 22:37
国家が潰れることもあるとは思うがのう。
もっとも「潰れる」の定義にもよるがのう。
180日本@名無史さん:04/01/09 23:45
>>179
通貨が紙切れになれば国家は破滅するよ。
戦後の日本を考えればいい。
「敗戦」ではなく、戦争中の国債乱発で経済は崩壊、国民は食うにも困った。
戦争中の国債乱発だって国内消化していた。外債なんか使っていない。
このまま国債乱発すれば、国民は終戦直後に逆戻りするのは間違いない。
あの時は7千万の国民が食うに困った。今は1億3千万人。地獄だよ。
181日本@名無史さん:04/01/10 01:06
>>180
どう見ても敗戦が原因だと思うけどなw

それに、破滅してないし。
182日本@名無史さん:04/01/10 02:28
>>180
やはり文章が大袈裟よのう。
も少し表現を抑えたらどうかのう。
183日本@名無史さん:04/01/11 21:54
>>181
>どう見ても敗戦が原因だと思うけどなw

敗戦国でも払う能力があれば、輸入は可能。
イラクのディナールは敗戦でもほとんど下がらなかった。
ソ連崩壊で、戦争なくてもルーブルは紙屑になった。

>それに、破滅してないし。

輸入ストップだから、自給自足経済になる。
57年前は車の数もごく僅かだったし、家電製品もロクに無かったから
エネルギー消費量自体が非常に小さかった。人口も7千万人。
今輸入ストップしたら、どうなるか良く考えた方がいい。
184日本@名無史さん:04/01/12 06:53
輸出ができれば、その分は輸入ができるんではないでしょうか?
もともと、外国為替なんてのは、他国の通貨は紙切れという前提で形が
作られていますが。

で、日本は現時点で対外純債権を円換算で182兆円持っています
が、輸出がストップしても当分の間、輸入はできるんですが。


日本が輸入をストップされちゃうという事は、同時に日本が輸出をストップ
しちゃっているという前提が必要ですが、それで困らない国があるとは、
とても思えないのですが。

185日本@名無史さん:04/01/12 06:56
うむ。

「円が紙切れになる」とか騒ぐ奴は、ドルもユーロも最初っから紙切れ
だという事実に気がついていないんだろうな。
186日本@名無史さん:04/01/12 11:22
>>184
>で、日本は現時点で対外純債権を円換算で182兆円持っています
>が、輸出がストップしても当分の間、輸入はできるんですが。

国際金融の仕組みが判っていない。
対外純資産の大半が民間が保有している。デフォルトには何の役にも立たない。

90年代に、イギリス・メキシコ・タイなどで通貨危機が発生しただろ。
ヘッジファンドが口火を切って、それに世界中の銀行・証券・投資家が
参加した。通貨危機が発生したら日銀一人でそれに立ち向かうしかない。
日本の民間銀行や証券は日銀のサポートなんかするわけがない。92年の
ポンド危機でも英系銀行証券はポンドを売っていた。自分を守るためには
仕方ない。

世界を相手に日銀一人で勝てる訳がない。外貨準備は一週間で底をつく。
日銀は公定歩合を10%ぐらい引上げるなどの措置を行うが、衆寡敵せず
敗北。円は暴落して輸入はストップ。日本経済は崩壊。

英国・メキシコ・タイ、それぞれ資源大国であったり食料輸出国だから
経済に深刻なダメージ受けても、経済崩壊までは至らなかったが、
日本のように食料もエネルギーも輸入依存している国は、文字通り崩壊する。
187日本@名無史さん:04/01/12 12:04
>>186
えっと、この円高対策の介入で、外貨準備は累計70兆円くらいになっていますが。
それから、日本の輸入高は年間35兆くらいなので、2年は大丈夫なんですが。
その間に外貨持ち出し制限をしちゃえば、182兆まるまる使えますが。

それから、IMFが何のためにあるか知ってますか?
IMFからは出資額に応じた外貨借入できるんですよ。
日本は世界一の出資国です。

さて、君は輸入ストップの影響ばかり喧伝していますが、輸出がある限り輸入はし
続けられますね。誰がどうやって輸出止めちゃうのですか?それから、輸出が止まっ
たら、世界中がひっくり返りますよ。日本はGDP世界2位なんです。その大きさを
なめないようにね。

あと、変動相場制では、自国通貨の防衛をすること自体が間違い。英国のポンド防衛
は馬鹿丸出しだったというのが、既に評価確定していますよ。アメリカの強いドル政策
(レーガン時代)もね。素直に、為替が下落するに任せていればいいの。
大体、今日本が困っているのは、円高すぎる事なんだからね。

そうそう。公定歩合操作なんてやらないでしょ。為替より国内景気の方が大事ですから。

最後に一つ、上げ足をとっておくね。日銀は、介入の代行をしているだけであって、指示
は財務省が出します。
188日本@名無史さん:04/01/12 14:48
>>187
>円高対策の介入で、

あのね、円の変動が大きければ大きいほどヘッジファンドのうまみも大きいのよ。
97年のバーツ危機の時も、危機の前はむしろバーツは上がっていた。
日本国債の格付けがガンガン下がっているんだから、むしろ円は下がらなければ
いけないのに、むしろ上がっている。これは危険信号。

>外貨準備は累計70兆円くらいになっていますが。

確かにこれがあるからヘッジファンドは簡単には手は出せないんだけど、
彼らの資金力は100兆円。闘いが始まったら、さらに銀行や一般投資家も
一斉に参入する事を忘れてはいけない。

>外貨持ち出し制限をしちゃえば、182兆まるまる使えますが。

生活必需品の輸入するのが精一杯。ものすごい規制が掛かる。

>IMFからは出資額に応じた外貨借入できるんですよ。

IMFにもう金はない。韓国に使い過ぎた。
189続き:04/01/12 14:49
>輸出がある限り輸入はし続けられますね。

輸出しているのは車とか家電などの工業製品。部品一個でもなければ
製品にならない。資源輸出国や食料輸出国とは根本的に違う。
輸入が止まれば、日本の輸出はストップする。

>日本はGDP世界2位なんです。その大きさをなめないようにね。

ヘッジファンドにとってはドル・ユーロ・ポンド・スイスフランに次ぐ
5番目の国という認識しかない。しかも財政破綻の国。

>素直に、為替が下落するに任せていればいいの。

ゆっくり下がるら、何も問題はない。売り気配が一週間続いたら
海外の人は誰も円を受け取らなくなる。
190日本@名無史さん:04/01/12 15:41
>>189
いや、日本からの輸出がとまって困るのは、相手国かと。
君は「日本が困る」という部分しか見ていないから、被害妄想に陥るのだよ。

それに、「売り気配」って何よ。株じゃないんだから(ハゲワラ


>>188
ヘッジファンドの仕組みを知らないようですね。

相手国政府に通貨防衛をさせて、利益を得るんですよ。
市場が変動すること自体は彼らの利益の源泉じゃないの。


>>186で、日銀が外為介入しているような書き方をしている(これは間違い
ってわかってる?)ように、君は基本的な部分で間違いが多すぎる。
誰かの電波本の受け売りだろw
191日本@名無史さん:04/01/12 16:18
>>190
>いや、日本からの輸出がとまって困るのは、相手国かと。

「困る」というのは抽象的な表現だが、日本経済が破綻しても
日本の輸出国は別に困らない。豪州とか日本が資源買ってる国は困るが。

>それに、「売り気配」って何よ。株じゃないんだから

短資市場には値幅制限がある。制限値越えれば気配値になる。

>相手国政府に通貨防衛をさせて、利益を得るんですよ。
>市場が変動すること自体は彼らの利益の源泉じゃないの。

あのね、ヘッジファンドの「ヘッジ」の意味は知ってるか?
彼らは現物市場だけでサヤ取しているんじゃない。
先物やオプションで予め売り立てしておいてから(この辺のストラテジーは
複雑だが)、現物で売りを掛ける。変動幅が大きい方が、利益も大きい。

>日銀が外為介入しているような書き方をしている

日銀介入は年に2〜3回あるが(年によってかなり違うけど)、何か?
192日本@名無史さん:04/01/13 00:48
>>191
介入の指示は財務省だろ。

日銀は委託を受けて実施しているだけだよ。
193日本@名無史さん:04/01/13 00:52
>>191
 「困る」というのは抽象的な表現だが、日本経済が破綻しても
 日本の輸出国は別に困らない。豪州とか日本が資源買ってる国は困るが。

そんな事はないよ。

 短資市場には値幅制限がある。制限値越えれば気配値になる。

為替市場には値幅制限ありませんが。

 あのね、ヘッジファンドの「ヘッジ」の意味は知ってるか?

あのね。ヘッジファンドが「確実に儲かる」と確信する根拠は、相手国政府が
為替市場を防衛しようとすることにあるんだよ。防衛しなかったらプラマイゼロ、
防衛したら儲け。これで期待値プラス。

固定相場制が崩壊した理由をもう一度良く勉強してみようね。

こんな事もわからないから、日本の信託は収支トントンかマイナスの運用しか
できないんだろうね。


さて、ここで質問です。外貨準備の所有権を持っているのは、日銀でしょうか?
それとも日本国政府でしょうか?
194日本@名無史さん:04/01/13 01:03
>>193
>為替市場には値幅制限ありませんが。

それは相対。短資はプラマイ10%(価格・状況によるが)の制限あり。

>防衛しなかったらプラマイゼロ、
>防衛したら儲け。これで期待値プラス。

何も分かってないな。。。
売りを仕掛けて、買い戻すんだよ。
防衛しなければ暴落して売り方の圧勝。

>外貨準備の所有権を持っているのは、日銀でしょうか?

随分こだわっているが、介入してくるのは勿論日銀。
195日本@名無史さん:04/01/13 03:31
>>194
 売りを仕掛けて、買い戻すんだよ。
 防衛しなければ暴落して売り方の圧勝。

根本的なところでわかっていないね。

売りを仕掛けたときに、為替防衛のために買い取ってくれる人がいるから、
大量に売りが仕掛けられるんですよ。これをそれなりの資金力でやって
くれるのが、相手国の政府なわけです。やってくれなかったら、速攻で為替
が暴落してしまって、種銭仕込む暇がありませんがな。

それにね。もともと脛に傷があって、介入で通貨高を維持しているから、
売り攻撃が効果を持つのですよ。そうでなければ、売りを仕掛けても、元の
為替レートに戻るだけです。


 随分こだわっているが、介入してくるのは勿論日銀。

えっと、介入の指示は財務大臣がします。財源は、特別会計にあります。
それゆえ、介入枠の変更には国会の決議がいります。先日やりましたが。

日銀は、財務省の委託を受けて、実際の売買を代行していますが、言われ
たとおりにやっているだけです。

あなたの書き方だと、介入の決定から金の出所まで日銀みたいだったので
ちょっと意地悪く質問してみました。
196日本@名無史さん:04/01/13 13:14
>>195
>売りを仕掛けたときに、為替防衛のために買い取ってくれる人がいるから、
>大量に売りが仕掛けられるんですよ。

1)為替が暴落すればものすごいインフレになり、輸入も止るから
政府・中央銀行としては買い支えるしかない。

2)ヘッジファンドは現物を売る前に、先物とオプションで仕掛けておくから
暴落すれば、ヘッジファンドが喜ぶだけ

>それにね。もともと脛に傷があって、介入で通貨高を維持しているから、
>売り攻撃が効果を持つのですよ。そうでなければ、売りを仕掛けても、元の
>為替レートに戻るだけです。

脛に傷をつけない事が大事。財政破綻なんて、傷の最たるもの。
確かに財政破綻していなければ、為替は元に戻る。というかヘッジファンドと
しても仕掛けない。財政破綻している国は、当然連中のターゲットになる。
197日本@名無史さん:04/01/13 22:30
>>196
 1)為替が暴落すればものすごいインフレになり、輸入も止るから
 政府・中央銀行としては買い支えるしかない。

今でも30%程度の為替の変動は日常茶飯事ですが。
それに、輸入は止まりませんよ。

輸入とまったら、膨大な経常収支黒字が生まれますので、すぐ円高になりますし。

変動相場制の制度としての強靭さを、まったく理解していないようですね。

 2)ヘッジファンドは現物を売る前に、先物とオプションで仕掛けておくから
 暴落すれば、ヘッジファンドが喜ぶだけ

あの。良く読んでください。

早い段階で為替レートが下がってしまうので、ヘッジファンドが弾を充分に
仕込めないんですよ。

 脛に傷をつけない事が大事。財政破綻なんて、傷の最たるもの。
 確かに財政破綻していなければ、為替は元に戻る。というかヘッジファンドと
 しても仕掛けない。財政破綻している国は、当然連中のターゲットになる。

じゃあ、アメリカは大変ですねw
198日本@名無史さん:04/01/13 22:56
>>197
>今でも30%程度の為替の変動は日常茶飯事ですが。

何度も書いているが、ゆっくり下落すれば問題はない。
一年で30%下落とかならね。
一気に売りを浴びせられれば、政府・中央銀行は買い支えるしかない。

>それに、輸入は止まりませんよ。

97年のタイの通貨危機では、もちろん輸入は止った。
タイに輸出する商社は、現金決済(もちろんドル)ではなければ商品を
出さなかった。輸入業者は、通貨危機の最中に、急に多額のドルの手当てを
できるわけもない。輸入が止ったから、タイの日系の工場も軒並み
操業停止した。部品が入らなければ、工場は動かせない。

>早い段階で為替レートが下がってしまうので、ヘッジファンドが弾を充分に
>仕込めないんですよ。

判ってないな。それは現物の話だろ。現物で売りを浴びせる前に先物、
オプションで売り建ちしておく。当然現物が高い時に仕掛けるから、
何の問題もなく建てられる。

>じゃあ、アメリカは大変ですねw

ドルは基軸通貨だから、ドルだけは通貨危機の心配は非常に少ない(絶対に
ないとは言い切れないが)。戦後の管理通貨体制を作ったアメリカの特権。
ただ、米国の財政は、日本の財政より遥かに健全。
日本の財政は異常。自殺行為としか思えない。
このままなら、間違いなく日本経済は破滅する。
199日本@名無史さん:04/01/14 00:08
>>198
自国と他国を非対称に論じたがる自虐君だったんだねw

 このままなら、間違いなく日本経済は破滅する。

その点は同意するよ。
小泉みたいな馬鹿な事をやっていたら、財政赤字が膨らむ一方だ。
200日本@名無史さん:04/01/14 00:09
>>199
>自国と他国を非対称に論じたがる自虐君だったんだねw

意味不明。
201日本@名無史さん:04/01/14 00:27
DQN経済政策で国民を苦しめた(または現在進行形で苦しめつつある)ことは同じだけど、
浜口には、小泉より遥かに勝る政治家としての気品と責任感を感じます。
202日本@名無史さん:04/01/17 14:34
結局、当時の金解禁政策は、たとえ世界恐慌が起こらなかったとしても
日本の経済政策として間違っていたというのでしょうか?
203日本@名無史さん:04/01/18 18:34
>>202
間違いです。
204日本@名無史さん:04/01/21 03:38
世界恐慌によってブロック経済圏が同時に立ち上がってしまったから、
金解禁による為替調整や国内経済の体質健全化の理論が崩れてしまった。
勿論、デフレ政策そのものも有効でなかったが、
インフレ政策を取っていても内需拡大のみに終わり打ち上げ花火に終わっていたと思う。

浜口の失敗を受けて高橋財政を行い、内需刺激型インフレ政策が取られたが
満蒙への投資拡大(その先には大東亜共栄圏の樹立)というがなければ、
高橋財政も内需拡大が落ち着いた段階で有効な政策ではなくなっていた。

軍事覇権としての大東亜共栄圏ではなく、
ブロック経済圏としての大東亜共栄圏の樹立を考える事を目指した人もいた。
しかし、それまでに中国の対日感情が悪化し過ぎていたので
軍事覇権としての大東亜共栄圏の確立し同時並行的にブロック経済圏も確立してしまおうという
乱暴な思惑が日中戦争の泥沼の一歩になってしもうた。
205日本@名無史さん:04/01/21 16:06
世界恐慌の引き金を引いたのは、日本の昭和恐慌
昭和恐慌の引き金を引いたのは、金解禁
金解禁の引き金を引いたのは、浜口雄幸
206名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/23 11:33
ライオンとヒョウに噛まれた松島トモ子こそネ申!!
207日本@名無史さん:04/01/24 00:18
>>205
世界恐慌の引き金を引いたのは、1929年10月のNY株式市場の暴落(いわゆる
ブラックマンデー)。

昭和恐慌の引き金を引いたのは、昭和2年の金融破綻とそれに続く鈴木商店の倒産。
遠因は大正9年の戦後恐慌(第一次大戦後の急激な不況)と、大正12年の
関東大震災による手形決済不能。1920年代の第一次大戦バブル崩壊とその後の
金融不況、さらに不良債権処理のまずさによる不況長期化は、現在の日本に
そっくり。竹中の立場は、井上準之助に良く似ている。井上ほど徹底的にやって
いるとは思えないけど。
208日本@名無史さん:04/01/25 02:28
>>207
1920年3月15日 東京株式取引所の株価大暴落
1923年9月1日  関東大震災

1927年3月14日 昭和恐慌
これは、おっしゃるとおり鈴木商店・台湾銀行がらみで片岡蔵相の失言から金融恐慌が
起きた件ですね。ちなみに、鈴木商店は倒産しましたが、日商岩井がその末裔らしいです。

1927年4月22日 3週間の支払猶予令(モラトリアム)発布し、金融恐慌収束

1929年10月24日 ブラックマンデー
1930年1月11日 金解禁によるデフレ恐慌
1931年9月20日 イギリス金本位制離脱
日本も離脱するとの予想から金正貨流出をはじめます(キャピタルフライト)

もともと、金本位制が金不足で世界的デフレを呼び、破綻する寸前だったので
日本は、その大きな流れのなかで、たまたま早く影響が出たと考えるのが自然。

ただし、1930年の金本位制復帰は、歴史を振り返ると跡付けのそしりは免れ
ないが、はっきり言って、実より名をとったキチガイ沙汰の政策だと思う。

なお、キャピタルフライトは金本位制など固定相場制下でおきる現象で、変動
相場制の現在は、心配する必要はありません。
209日本@名無史さん:04/01/26 12:47
>>208
>鈴木商店は倒産しましたが、日商岩井がその末裔らしいです。

鈴木商店を発祥とする会社は、日商岩井・神戸製鋼・帝人・ナブコ等があります

>金本位制が金不足で世界的デフレを呼び、破綻する寸前だったので

20年代は日本以外は世界的な好景気でしたが、何か?

>なお、キャピタルフライトは金本位制など固定相場制下でおきる現象で、変動
>相場制の現在は、心配する必要はありません。

タイはバーツを自由化していたが通貨危機が発生しましたが、何か?
210p:04/01/26 20:29
211日本@名無史さん:04/01/26 21:07
>>209
それは、タイが小さすぎなのw
212日本@名無史さん:04/01/27 00:10
>>211
国の大小は関係ありません。
通貨危機の起きる仕組みが、理解できていないようですね。

管理通貨制は絶対ではない。色々な欠陥もあります。
金本位制にも欠点はあったが、利点も多かった。
金解禁は、必ずしも失政ではありませんよ。
世界恐慌と被ってしまったのは不運だったけど、
インフレ・円安にしてしまえば、見た目は持ち直してもいつかは破綻する。
将来の破綻を避けるには、現実問題として当時は金解禁しかなかった。

ただ、タイミングは悪かったな。それは認める。運が無かった。
金解禁が日本を破滅から救う唯一の方法だったから、本当に残念。
213日本@名無史さん:04/01/29 01:08
立憲政友会vs立憲民政党(憲政会)
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/history/1007783170/
214日本@名無史さん:04/01/30 03:08
>>212
あのさ。世界恐慌になる前に、金本位制復帰で大デフレになってるんだけど。
知らないの?
215日本@名無史さん:04/01/30 16:26
政友会が議会の多数を握っていたのに、
なんで野党の党首が首相になれるのか。
さっぱりわからん。
216日本@名無史さん:04/01/30 18:56
>>214
何年の何処の国の話?

217日本@名無史さん:04/01/30 19:49
>>215
少数与党は、比較的最近でも羽田内閣の例があるよ。
218日本@名無史さん:04/02/01 17:57
今高校2年やっちゃけど、政治家に為るにはどうすればいいと?
219日本@名無史さん:04/02/01 21:08
学歴詐称はしない。
ワイドショーのコメンテーターにならない。
クイズダービーの司会をしない。

「〜しない」ばっかりだけど、これを守れば取り合えず芽はある。
220日本@名無史さん:04/02/01 21:10
>>209
タイや東南アジアは実質的にドルペック制を為替システムを採用してましたが。
東南アジア各国は外国から金借りまくってたから,自国通貨が下がると困る。
日本はヘッジファンドが通貨売りに出れば,トヨタやホンダは大もうけ。
中国からの輸入が増えてるタオル,椎茸業者も一息つける。
221日本@名無史さん:04/02/01 22:03
>>209
>タイはバーツを自由化していたが通貨危機が発生しましたが、何か?

凄く痛いレス発見w

バーツは、資本移動を自由化していましたが、
管理フロート制という固定相場制でした。

「固定相場制下での貿易赤字に対する通貨切り下げ予想」
という典型的なキャピタルフライト条件が揃ってバーツの
通貨危機がおきたのです。
222日本@名無史さん:04/02/02 18:06
>>220-221
タイにオフシェア市場が解禁されたのは93年頃だったと記憶する。
オフシェア市場でのバーツ取引は自由化されていた。
一定の幅でドルリンクしていたのは事実。
でもそれは政治的なもので、実際の金融市場では心理的な障壁にすぎない。
一旦危急があれば外されることなんてトレーダーなら誰でも知っている。

それ以前の問題として、90年代に入ってタイに対して外人投資家が巨額投資を
してバーツを下支え、タイ経済が完全なバブル状態になっていた。

貿易赤字のためIMFがバーツの切り下げ勧告をした。タイ中銀がそれを無視。
そこを狙われた。だから「IMFが通貨危機を引き起こした」とも言われたのよ。
223日本@名無史さん:04/02/03 00:13
>>222
>一定の幅でドルリンクしていたのは事実。

>貿易赤字のためIMFがバーツの切り下げ勧告をした。タイ中銀がそれを無視。
>そこを狙われた。だから「IMFが通貨危機を引き起こした」とも言われたのよ。

事実を認めましょう。

つまり、通貨引下げ予想に対し、あくまで相場を維持しようとする事がキャピタル
フライトの引き金となるという事ですよね。

ま、中国のような後進国では資本移動の規制して対抗するわけです。


そうそう、ポンド危機も、ECUに対してポンドの変動幅を一定範囲に限定していた
から起きた事ですよね。


>>209のレスをもう一度読み返して、どれだけ馬鹿な事を言っていたのか
自己反省してください。
224日本@名無史さん:04/02/03 11:17
>>223
意味不明。
222をもう一度よく読んで反論して下さい。

>あくまで相場を維持しようとする事がキャピタル
>フライトの引き金となるという事ですよね。

枠の維持には留まらない(心理的な要因にはなるけどね)。
大幅な為替下落には、中銀が対抗措置を出すのは仕方ない。
タイはオフシェア市場の存在が通貨危機の原因になった。
タイ中銀を打ち破ったヘッジファンドは、次にドル・リンク制の
マレーシアに襲い掛かったが、成功しなかった。
ドル・リンクが通貨危機の主因なら、どうしてマレーシアでは
通貨危機が起きなかったのかな?
225日本@名無史さん:04/02/05 21:20
226日本@名無史さん:04/02/05 22:25
>222=209?
金本位の利点って何ですか?
金の量が一定で経済成長が続けば必ずデフレになると思うのですが、
デフレにして何か利点はありますか?
江戸時代ですら以下のようなことをやってるのに?
http://www.imes.boj.or.jp/cm/htmls/feature_27.htm
>インフレ・円安にしてしまえば、見た目は持ち直してもいつかは破綻する。
>将来の破綻を避けるには、現実問題として当時は金解禁しかなかった。
いつか破綻するって何?脳内妄想?
227日本@名無史さん:04/02/05 22:55
金融政策のトリレンマもわからん奴が、金本位制と固定相場制の利点を
語ると、こういう滑稽な事になるのか。

でも、パンピーにはその滑稽さが理解できないんだろうな。
でもって、ころっと騙されちゃうんだ。
佐郷屋留男(←馬鹿右翼)許せねぇな。
その背後には桜会がいたといわれている。
229日本@名無史さん:04/02/06 01:25
>>226
>金の量が一定で

金は産出されるよ。

>いつか破綻するって何?

いつか破綻するって事。
インフレ政策で日本は破綻した。
230日本@名無史さん:04/02/06 01:47
>>229
経済学の基礎的素養について質問してみます

Q1)金融政策のトリレンマとは何を指しますか?
Q2)中国は元を固定するために、どのような政策をとっているのでしょうか?
Q3)金本位制における金融緩和は、どのように実施され、どういう問題が発生しましたか?
Q4)管理通貨制度が導入された経緯と、その効果について記述してください。
Q5)変動相場制における為替レートの変動理由を長期・中期・短期にわけて説明してください。
Q6)金融政策が為替相場に与える効果を、「不胎化」「非不胎化」という言葉を用いて説明してください。
231日本@名無史さん:04/02/06 11:45
>>230
論破されたからって、ヒステリー起すなよw
おまいは224に回答してないよ。
質問するなら、まず回答したら?

さて、高橋是清のインフレ政策で、MS拡大に歯止めがなくなった。
そのツケは日中戦争・太平洋戦争の数百万人の死だけではない。
国債は紙切れになり、預金封鎖をするしかなく、輸入は止まり、
国民生活は困窮を極めた。7千万人が食うにも困った。
しかし、ドッジラインで財政・金融再建を行った事は正解だった。
ドッジラインがなければ、その後の高度成長も無かった。

金解禁とドッジラインはよく比較される。
金解禁は世界恐慌と重なり、ドッジライン実施の翌年に朝鮮戦争が勃発した。
井上の運が無かったと言えばそうだが、やはり財政の健全化なくして、
経済の健全化はありえないということだ。

現在の日本は昭和初期の日本とそっくり。徹底した財政再建を行って
700兆の借金を返済する不退転の覚悟がなければ、経済は破綻して
終戦直後の生活に逆戻りするのは確実。あの時は7千万が食うに困った。
今は1億3千万。今、財政再建やらないと、終戦直後より厳しい生活が
国民に襲い掛かる。
232日本@名無史さん:04/02/06 14:17
うちのばあちゃんに
「人生で一番辛かった事は?」と聞いたら、
「預金封鎖」と言っていました。
じいちゃんの徴兵、空襲、食糧難より、預金封鎖の方が辛かったそうです。

戦後のハイパーインフレを知ってる人も少なくなりましたが
もしあれを繰返したら、日本はもう終わりではないですか?
233日本@名無史さん:04/02/06 18:44
>>231
答えられないようですなw
234日本@名無史さん:04/02/06 18:54
>>231
>>225で既に誰かが回答してくれているじゃん。
>>230にも、それに関する理解度を問う問題入っているし。

でね。財政再建に必要な条件に関しても、君の経済学的素養を聞いてみようか。

Q1)I-Sバランスとは何ですか?政府部門収支、海外部門収支を交えて説明してください。
Q2)政府部門の財政赤字を解消するために必要な条件をQ1の回答を用いて説明せよ。
Q3)ドーマーの定理について説明せよ
Q4)財政赤字を解消するために、必要な施策を財政面・金融面から解説せよ
Q5)通貨の発行権を有するのは政府か日銀か、回答せよ。
Q6)管理通貨制度において通貨発行量を制限する要因について説明せよ
Q7)財政法第5条の特例について説明せよ
235日本@名無史さん:04/02/06 21:12
>229
世界の金の量は最終的には一定ですよ。
採掘できる量は限られているんだから。
となるといつかデフレになりますね
あとどうして金本位制を今世界で採用しようとしないんでしょうか?
>いつか破綻するって事。
>インフレ政策で日本は破綻した。
日本は破綻したというのは>>231で理解すればいいのですか?
それで>>232で預金封鎖=日本の破綻だと?
あなたの祖母は豊作貧乏や凶作貧乏で村役場斡旋による人身売買もされず
じいちゃんも工場を首になりルンペンにもならず
蟹工船みたいなところで働かないですでよかったですね。
軍人になれば腹一杯飯が食えるというのがどういう意味か考えてみましょう。
亜、あと日銀はドッジラインでデフレ不況になりそうになったときに金融緩和をしています。

236日本@名無史さん:04/02/06 22:29
>>234
資本移動の規制なら、タイ中銀も勿論行いましたが、何か?

>>235
>世界の金の量は最終的には一定ですよ。
>採掘できる量は限られているんだから。

採掘してるのに一定とは、ジョークですか?w

>あとどうして金本位制を今世界で採用しようとしないんでしょうか?

ケインズとホワイトがケンケンガクガク議論して
戦後のブレトンウッズ体制が出来ました。

>日本は破綻したというのは>>231で理解すればいいのですか?

そうです。
237日本@名無史さん:04/02/06 22:43
>>236
タイが行った資本移動規制はどのようなものでしょうか?
私は知りませんので是非教えてください。

地球上にある金の量は一定だと思うのですが、
あなたは錬金術師ですか?
石油の量はあと80年分くらいあるんだっけ?
あと江戸幕府の例をみると、金の歳出量が減ってもデフレになるみたいですね。

預金封鎖をするくらいなら
農村は豊作貧乏や凶作貧乏で村役場斡旋による人身売買され
じいちゃんも工場を首になりルンペンになり
蟹工船みたいなところで働けということですか。
238日本@名無史さん:04/02/06 23:07
>>237
>タイが行った資本移動規制はどのようなものでしょうか?

マレーシアと同じです。

>地球上にある金の量は一定だと思うのですが、

地中深くの埋蔵量も込み、と言う事ですか? アホですか?

>あと江戸幕府の例をみると、金の歳出量が減ってもデフレになるみたいですね。

今の日本は管理通貨体制ですが、デフレと呼ばれていますが、何か?

>農村は豊作貧乏や凶作貧乏で村役場斡旋による人身売買され

金解禁と世界恐慌が重なったのは運が悪かった、と私も認めていますが、何か?
239日本@名無史さん:04/02/06 23:32
>マレーシアと同じです。
ググってみたのですが、日本語の資料がありません。
どこをみても1887年当時キャピタルフライトが起き
外国からの借金を返済することができずimfにた助を求め多というものばかりですが。
タイが短期資本移動の規制を行ったのはいつですか?
それはどのような手段でしたか?
タイはそのとき1ドル何バーツくらいで固定したのですか?
是非ソースを教えてください。

>今の日本は管理通貨体制ですが、デフレと呼ばれていますが、何か?
日銀がそのような経済政策をとっているからですが、何か?



240日本@名無史さん:04/02/06 23:40
>1887年
1998年ですね

241日本@名無史さん:04/02/06 23:42
>>239
>タイが短期資本移動の規制を行ったのはいつですか?

通貨危機の翌日。たしか、朝方に発表した記憶がある。

>タイはそのとき1ドル何バーツくらいで固定したのですか?

移動制限を行ったの。

>日銀がそのような経済政策をとっているからですが、何か?

「金解禁=デフレ 、管理通貨体制=デフレにならない」
ではなかったの?w
242日本@名無史さん:04/02/06 23:48
通貨危機の翌日。たしか、朝方に発表した記憶がある。
ソースを教えてください。
ネットではIMFに助けを求めたというものばかりですが。

「金解禁=デフレ 、管理通貨体制=デフレにならない」
ではなかったの?w
紙幣発行のバランスが悪ければデフレになります。
243日本@名無史さん:04/02/06 23:50
早く、>>230>>234に答えてよー
244日本@名無史さん:04/02/07 00:24
>金解禁と世界恐慌が重なったのは運が悪かった、と私も認めていますが、何か?
井上蔵相の発言をみれば彼が意図的に不況を作り出し、
日本経済を破壊しようとしていたことは明白です。
結局町にルンペンがあふれ食えない人は軍人になっていたでしょう。
世界恐慌がなければ、町にルンペンがあふれることもなかったと考えてますか?

245日本@名無史さん:04/02/07 00:31
>>242
>ソースを教えてください。

仕事上の関わりで覚えているよ。よく探してごらん。
翌日資本移動規制かけて、その晩タイ中銀が勝利宣言したんだけど
「無理だろう、もう外貨は無いはずだ」という意見が圧倒的だった。
敗北宣言したのは3週間ぐらい経ってからだったと記憶している。

>紙幣発行のバランスが悪ければデフレになります。

管理通貨体制信者に、どうすれば日本はデフレから脱出できるか
聞きたいものですねw
246日本@名無史さん:04/02/07 00:49
>>244
>井上蔵相の発言をみれば彼が意図的に不況を作り出し、
>日本経済を破壊しようとしていたことは明白です。

日本は貿易赤字国だったからね。
金本位制の仕組み上、一時的な不況は仕方ない。
ドッジラインだって一旦不況になった。
しかしその後の高度成長の基盤を作った。
247日本@名無史さん:04/02/07 00:58
>>245
>>230,>>234に答えてくださいなw
248日本@名無史さん:04/02/07 00:58
>>242
要するに、タイはドルの短期資本を受け入れすぎていたせいで
キャピタルフライトにおそわれたと言いたいのですか?

>>246
インフレを押さえ込むための不況が許されず
デフレ不況は仕方がないで許される理由は何ですか?

249日本@名無史さん:04/02/07 01:03
>>248
>インフレを押さえ込むための不況が許されず

意味不明。

>デフレ不況は仕方がないで許される理由は何ですか?

輸出拡大のため
250日本@名無史さん:04/02/07 01:26
若槻内閣が倒れたあと高橋蔵相のもと金輸出を停止して
通貨が切り下がり輸出が拡大しましたが、何か?
251日本@名無史さん:04/02/07 01:36
>>250
>輸出が拡大しましたが

ソースギボン。
満州国成立で満州に輸出が増えても意味ないよ、念のため。
252日本@名無史さん:04/02/07 02:51
>>251
www.human.mie-u.ac.jp/~sakuradani/11nihonboueki.pdf

>>224
いくつかのページをみて思い出しました。
タイは通貨を防衛する必要がありましたが、
マレーシアは通貨防衛する理由がなかったんですね。
253日本@名無史さん:04/02/07 03:42
つまり、固定相場への固執がキャピタルフライトの発生要因という事ですね。
254日本@名無史さん:04/02/07 03:44
誰かが必死でスレを流そうとしていますが、早く答えてほしいものです。

【国際通貨制度とマクロ経済学に関する基礎的質問】
Q1)金融政策のトリレンマとは何を指しますか?
Q2)中国は元を固定するために、どのような政策をとっているのでしょうか?
Q3)金本位制における金融緩和は、どのように実施され、どういう問題が発生しましたか?
Q4)管理通貨制度が導入された経緯と、その効果について記述してください。
Q5)変動相場制における為替レートの変動理由を長期・中期・短期にわけて説明してください。
Q6)金融政策が為替相場に与える効果を、「不胎化」「非不胎化」という言葉を用いて説明してください。

【財政問題に関する基礎的質問】
Q1)I-Sバランスとは何ですか?政府部門収支、海外部門収支を交えて説明してください。
Q2)政府部門の財政赤字を解消するために必要な条件をQ1の回答を用いて説明せよ。
Q3)ドーマーの定理について説明せよ
Q4)財政赤字を解消するために、必要な施策を財政面・金融面から解説せよ
Q5)通貨の発行権を有するのは政府か日銀か、回答せよ。
Q6)管理通貨制度において通貨発行量を制限する要因について説明せよ
Q7)財政法第5条の特例について説明せよ
255日本@名無史さん:04/02/07 10:55
>>251
満州向けを除いても、日中戦争が始まるまで輸出は伸びているよ。

>ソースギボン
よく探してごらんw

ああ、俺は250じゃないから。念のため。
256日本@名無史さん:04/02/08 09:47
>>255
マネーサプライのタガが外れて、日本は日中戦争、太平洋戦争と
奈落の底に落ちて行きましたが、何か?
257日本@名無史さん:04/02/08 11:31
www.imes.boj.or.jp/japanese/kinyu/2001/kk20-3-10.pdf
高橋財政期の制度変更が、必然的に財政規律の喪失と、
その後のハイパーインフレを招いたのか?
258日本@名無史さん:04/02/08 13:41
>>257
高橋は、金解禁を再度やらないと軍の暴走と財政破綻を止められない事を
よく知っていて、金解禁を画策して2・26で殺された。

高橋の評価は難しいね。彼が財政規律喪失させ、軍の暴走を金融・財政的に
許したことは間違いない。高橋も途中でそれを止めようとしたが、殺された。

一旦タガが外れてしまうと、元通りにするのは並大抵ではない。というか
不可能に近い。最初から外さない事が一番賢明と言えるだろう。
259日本@名無史さん:04/02/08 14:38
>金解禁を画策して2・26で殺された。
ソースキボー

>一旦タガが外れてしまうと、元通りにするのは並大抵ではない。というか
不可能に近い。
それくらい努力して止めろよ。
それとタガを旧平価で嵌めた事,その結果強烈なデフレ不況に襲われた事は肯定できません。
260日本@名無史さん:04/02/08 15:36
>>259
>ソースキボー

逆に聞きたいね、金輸出禁止をして軍を喜ばした高橋を
なぜ若手将校が殺したのか?
金輸出再解禁を画策していたからさ。

>強烈なデフレ不況に襲われた事は肯定できません。

本来金解禁で輸出が伸びるはずだったのが、恐慌と重なり伸びなかった。
運が悪かった。しかし、金解禁という実績があったからワシントン軍縮条約締結
に成功した。あのまま金本位制を続けていれば、日本が軍国主義の奈落に落ちて
破滅する事も無かったし、数百万の人々が死ぬ事も無かった。
261日本@名無史さん:04/02/08 18:29
財政の拡大を抑える事と金輸出再解禁はちがいます。
金輸出再解禁を画策のソース希望。

アメリカの財務長官も井上と同じ様な事を言う人だったので,
その後の不景気ぐらい予測しろ。
>本来金解禁で輸出が伸びるはずだったのが
輸入超過→金貨流出→通貨減少→金利上昇→国内物価下落→輸入減少
より円安→実質国内物価下落→輸入減少で問題ないと思うのだが。
事実金世界恐慌が続いていたのに,金輸出再停止後輸出は伸びてるし。
後金解禁による物価下落はデフレ不況でやはり街はルンペンで溢れるのだ。
262日本@名無史さん:04/02/08 20:11
誰かが必死でスレを流そうとしていますが、早く答えてほしいものです。

【国際通貨制度とマクロ経済学に関する基礎的質問】
Q1)金融政策のトリレンマとは何を指しますか?
Q2)中国は元を固定するために、どのような政策をとっているのでしょうか?
Q3)金本位制における金融緩和は、どのように実施され、どういう問題が発生しましたか?
Q4)管理通貨制度が導入された経緯と、その効果について記述してください。
Q5)変動相場制における為替レートの変動理由を長期・中期・短期にわけて説明してください。
Q6)金融政策が為替相場に与える効果を、「不胎化」「非不胎化」という言葉を用いて説明してください。

【財政問題に関する基礎的質問】
Q1)I-Sバランスとは何ですか?政府部門収支、海外部門収支を交えて説明してください。
Q2)政府部門の財政赤字を解消するために必要な条件をQ1の回答を用いて説明せよ。
Q3)ドーマーの定理について説明せよ
Q4)財政赤字を解消するために、必要な施策を財政面・金融面から解説せよ
Q5)通貨の発行権を有するのは政府か日銀か、回答せよ。
Q6)管理通貨制度において通貨発行量を制限する要因について説明せよ
Q7)財政法第5条の特例について説明せよ
263日本@名無史さん:04/02/08 21:15
>>262
スレ違いウザイ
264日本@名無史さん:04/02/08 21:19
私第三者ですが、262ちょっとくどいね。
せっかくいい議論になってるので黙っててくれないかなあ。
265264:04/02/08 21:28
あれ、かぶっちゃった
266日本@名無史さん:04/02/08 22:02
>>261
文章が分かり難いのでもう一度書いてもらえませんか。よろしく

267日本@名無史さん:04/02/08 23:27
>>264
じゃあ、お前が答えてみろよ。

このスレで語られている内容を、理解するのに最低限必要な基礎知識だからな。
268日本@名無史さん:04/02/08 23:43
>>267
スレタイ読める?
なぜ,ハロッド・ドーマー理論が,「財政問題に関する基礎的質問」のカテゴリーなんだらう?
270日本@名無史さん:04/02/09 01:54
>>269
赤字でも財政が破綻しないための条件を動学的に明示したものだからでしょ。

財政が赤字になるのはI−Sバランスの問題であって、歳出が多すぎるとか
税率が低すぎるとかの問題じゃないわけで、I−Sバランスを外から手を加えて
変える事ができない以上、財政問題を語る上で、とても基本的でかつ重要な
定理だと思うけどな。
271日本@名無史さん:04/02/09 10:17
デフレ経済からインフレ経済に移行すれば、通貨は下落し輸出は拡大し、
国内的にも(値上前に買っておこうとする)仮需が発生するから、
一時的に経済は立ち直ったようには見える。でもそれが落とし穴。

まず、インフレは簡単に収束しない。誰でも下落する円よりドルや金で持とうと
するから円下落に拍車が掛かる。
商社は円決済を渋るから、輸入が滞って物不足(特に輸入品不足)になり、燃料や
部品不足で国内工場も操業が次第に難しくなる。それが物不足に拍車を掛けて
連鎖値上でハイパーインフレが発生する。日本のようにエネルギー・食料といった
必需品を海外依存している国は、特にハイパーインフレを招きやすい。

また物価高は庶民の台所を直撃するから社会不安が発生しやすくなる。
さらにそれがインフレ圧力となる。預金封鎖などで無理やり収束させると、
その後の落ち込みがすごい。

一時的に経済を立て直すためにインフレ経済にするのは、麻薬を使って
いい気持になるのと同じ。泥沼にハマって抜けられなくなり破滅する。
戦前の日本の例があるのだから、同じ過ちを繰返してはならない。
272日本@名無史さん:04/02/09 21:07
まず単なる株価の下落が何故世界恐慌になったのでしょうか?
精算主義に走った,アメリカの財務長官日本の井上準之助
旧平価解禁を実施すれば破綻するとケインズに言われたのに実施したチャーチル
この3人が原因にあったとは思いませんか?

>まず、インフレは簡単に収束しない。
インフレの収束ってなんですか?
物価下落が始まったら?
それとも統計上の0インフレ?
世界の大半の国は数パーセントのインフレを維持してるよ。
>誰でも下落する円よりドルや金で持とうとするから円下落に拍車が掛かる。
ドイツはハイパーインフレの中でもマルクを持っていた訳だが
>また物価高は庶民の台所を直撃するから社会不安が発生しやすくなる。
浜口が撃たれたり血盟団がテロに走ったのはデフレ時だが,何か?
デフレ不況で社会不安が発生しないとでも?
マルクスが資本論を書いたのもたしかデフレの時だぞ
273日本@名無史さん:04/02/09 21:58
>>260
ワシントン軍縮条約じゃなくてロンドン軍縮条約でしょう。
あと旧平価解禁という円高政策で輸出が伸びるって
その課程でどんなことが起こるかって理解してる?
274日本@名無史さん:04/02/09 22:39
もしかして、>>260はJカーブ効果とか言いたいのかw
275日本@名無史さん:04/02/09 22:43
>>272
272=261だと思うが、文章が下手だなあ。
悪いけど、頭の中を整理して、もう一度書いてね。

>>273
>その課程でどんなことが起こるかって理解してる?

物価下落
276日本@名無史さん:04/02/10 00:36
>>275
物価下落の過程で何が起きているか理解している?
277日本@名無史さん:04/02/10 09:00
276=262か?
BBSでは、質問君はいかんよ。
自分の意見を書こうね。
278日本@名無史さん:04/02/10 11:09
>>277
理解していないようですなw
279日本@名無史さん:04/02/11 09:58
280日本@名無史さん:04/02/11 11:31
インフレ=ハイパーインフレは電波
円安にすれば輸出が拡大するのに,
旧平価解禁と言う円高政策その結果のデフレ不況を容認出来る理由は?
281日本@名無史さん:04/02/11 13:01
>>280
>円安にすれば輸出が拡大するのに,

それでは国内産業がいつまで経っても高度化せず、生糸偏重経済から脱却できない。
大正昭和初期は工業化への転換点にあった。第一次大戦中、主に東南アジアへの
重化学工業品の輸出が急拡大したが、大戦集結とともに欧州製品に日本製品は
駆逐されてしまった。日本製品が、技術・品質で国際競争力を得なければ
いつまで経っても工業国になれない。円安による低価格に頼っていてはいけない
と、井上が判断した。

戦前の日本製品は「安かろう、悪かろう」の代名詞だったからね。
井上の考えは正解だと思うよ。
282日本@名無史さん:04/02/11 13:56
結局、なんだかんだ言い訳ばかりして逃げてるけど、
このスレにいる奴は、>>262の質問にも答えられない
程度の理解度で、結果論を語って喜んでいるわけね。

ま、歴史板だから「結果論」だけ語ってればいいんだろうねw
283日本@名無史さん:04/02/11 14:01
やめとけやめとけ。
日本史板も世界史板も経済・財政・経営の知識がほとんどゼロのやつばっかりだ。
説明ばっかりさせられてしんどいだけ。
284日本@名無史さん:04/02/11 14:02
ちなみに>>282=>>284じゃないのでよろしく
285日本@名無史さん:04/02/11 16:16
>>282
スレからズレているのが判らないか?
論破されたからって、駄々こねるなってw
悲しければ、ママのスカートで泣け。
286日本@名無史さん:04/02/11 17:37
デフレ不況で内需が縮小し,新規投資を行なうより預金をした方が良く
実質金利が上昇するから,金を借りての新規投資も不可能。
これでどうやって工業国になるんですか?
287日本@名無史さん:04/02/11 18:24
>>286
品質改善と技術開発。

特に品質改善に関しては、戦前の日本の重化学工業はまるでやる気がなかった。
これは、重化学工業の最大顧客が日本軍だから、という説が有力。
日本の重化学工業が品質に目覚めたのは、戦後のデミング博士来日以降。
288日本@名無史さん:04/02/11 18:43
品質改善と技術開発には新規投資が必要だと思うのだが。
デフレ下で新規投資は大変だって書いてあるのが読めませんでしたか?
ニッサンやトヨタが自動車工場を作ったのはインフレの時ですよ。
289日本@名無史さん:04/02/11 18:46
>>288
品質改善には、ほとんど設備投資はいらない。
QCサークルとか、人為的な努力が大きい。
290日本@名無史さん:04/02/11 19:04
>ニッサンやトヨタが自動車工場を作ったのはインフレの時ですよ。

若い人には想像もつかないだろうけど、
日本車なんて1960年代までは、技術・品質・デザインいずれも
悲惨なものだった。国際競争力なんて全くない。
60年代、政府が自動車会社や世論の圧倒的な反対を押し切って、
資本自由化や完成車輸入自由化やって、急速に世界水準に追いついた。
技術や品質を国際水準に上げるのは、ショック療法が必要です。
インフレなんて何の解決にもならない。
291日本@名無史さん:04/02/11 20:38
>>289
戦前日米の工作機械精度が500倍あったのに、
設備投資はほとんどいらないと。
>>290
デフレでは新規投資が難しいためトヨタ自動車も日産もなかったと言っているのだが。
292日本@名無史さん:04/02/11 22:07
>>290
>インフレなんて何の解決にもならない
物価下落で貿易黒字が増えると言っているのに
デフレ不況を起こすと技術や品質が向上するのですか?
インフレで何も解決しないようにデフレでも何の解決にもなりません。
それどころかデフレ不況で解決がより困難になると考えます。

293日本@名無史さん:04/02/11 22:30
>>291
>戦前日米の工作機械精度が500倍あったのに、

まず、ソース出してね。
それから日本の戦前の加工(特に金属加工)は、熟練労働者の技能に頼る
部分が大きかった。つまり作る人によって製品にバラ付きが大きかった。
バラ付きがあっては品質も何もない。

>デフレでは新規投資が難しいためトヨタ自動車も日産もなかった

トヨタも日産もスタートはトラックから。主な販売先は勿論陸軍。
自動車生産が本格化したのは戦後。

>>292
>デフレ不況を起こすと技術や品質が向上するのですか?

国内がデフレになれば、企業は海外に市場を求めざるをえない。
すると、露骨に国際競争にさらされる。軍に安定的に販売するような
甘え構造は許されない。
294日本@名無史さん:04/02/11 23:00
500倍はソースはあるけどまーいいや
>作る人によって製品にバラ付きが大きかった。 バラ付きがあっては品質も何もない。
ばらつきを押さえるために外国から工作機械を買わねばならないのだが
その金はどこから出てくるのだ?

>トヨタも日産もスタートはトラックから。主な販売先は勿論陸軍。
>自動車生産が本格化したのは戦後。
トラックを生産するにせよ重化学工場を造るのに巨額な投資が必要なのは理解してる?

>国内がデフレになれば、企業は海外に市場を求めざるをえない。
>すると、露骨に国際競争にさらされる。軍に安定的に販売するような
>甘え構造は許されない。
>>275
で旧平価解禁でなぜ貿易黒字が増えるのかという質問に
物価下落と答えているのだがこの言葉の意味理解してる?
295日本@名無史さん:04/02/11 23:45
>>294
>500倍はソースはあるけどまーいいや

出してくれ。

>ばらつきを押さえるために外国から工作機械を買わねばならないのだが

当時NCはない。同じ旋盤使っても精度に差が出るのは、スキルの問題。

>トラックを生産するにせよ重化学工場を造るのに巨額な投資が必要なのは理解してる?

生産したトラックを陸軍が買ってくれるなら、銀行融資に問題はない。

>旧平価解禁でなぜ貿易黒字が増えるのかという質問に物価下落と

なんだ、質問君かw
自分の意見は、まとまったかな?w
296日本@名無史さん:04/02/12 00:23
ソース
めんどくさい。自分で良く探せ
日米の基礎的工業技術レベルの差ぐらい知っていると思うが。

>生産したトラックを陸軍が買ってくれるなら、銀行融資に問題はない。
井上財政は緊縮予算だったことは知ってるはずだよね。
ロンドン軍縮条約のはなしもしていたわけだし。
どこからとラックを買う金が出てくるんですか?


物価下落でなぜ貿易黒字が拡大するか理解できてますか?
297日本@名無史さん:04/02/12 00:40
>>296
>めんどくさい。自分で良く探せ

アフォーか? おまいが主張しているんだろw

>どこからとラックを買う金が出てくるんですか?

銀行。

>物価下落でなぜ貿易黒字が拡大するか理解できてますか?

教えて君しつこい。自分の意見を書きなさい。
298297:04/02/12 00:47
訂正

>どこからとラックを買う金が出てくるんですか?

それまでは、フォードを中心に外国から買っていた。
陸軍は国産を使いたいという希望が強かった。
299日本@名無史さん:04/02/12 02:46
>>285
品質改善とかQCサークル、1960年代以後の日本製品について語ることは、
スレからずれていないのですか?w

また、浜口雄幸&井上準之助の「構造改悪」路線の意味合いと、高橋是清の
現実路線の意味合いを理解するためには、>>262に答えられる程度の経済学
の素養が必要ですが。

タイバーツ暴落の話を出した奴は、自由化と変動相場制の違いについて、
理解できていないようだ。「金融政策のトリレンマ」の意味もわからないような
レベルで、国際金融を語るなぞ片腹痛いというもの。

とりあえず、>>262の答えをネットを探し回ったり経済学の教科書を読み漁ったり
しながら一つ一つ答えていってみてくれ。きっと、浜口&井上路線が、何故昭和
恐慌を引き起こしたのかが理解できるはずだ。
300日本@名無史さん:04/02/12 12:47
>>299
>戦前日米の工作機械精度が500倍あったのに、

まず、これのソースを出したら?w
301日本@名無史さん:04/02/12 21:22
ネットでは見つけ難いので図書館にいって
日本は烈風の量産が出来れば勝っていたみたいなことを言うバカを批判する本を読んでください。
>>298
陸軍は国産を使いたいという希望が強かった。
>>287
特に品質改善に関しては、戦前の日本の重化学工業はまるでやる気がなかった。
これは、重化学工業の最大顧客が日本軍だから、という説が有力。

自爆ですか?
302日本@名無史さん:04/02/12 23:21
>>301
戦争になれば、フォード車は輸入できなくなる。
軍が国産にこだわる事が理解できないのか?w
303日本@名無史さん:04/02/12 23:42
金解禁&井上財政について小学生にも理解できるようにどなたか説明してください。
304日本@名無史さん:04/02/13 01:39
自分にとって都合が悪い話は、スレ違い扱い。

話題をそらすのにちょうど良いネタは、一生懸命カキコ。

こんな、態度で歴史を勉強しているつもりなのか。

馬鹿は馬鹿同士で適当にオナニーレスでもしてろってこった。
305日本@名無史さん:04/02/13 07:08
>>302
井上の金解禁の目的は,
円高,デフレにして価格国際競争力をつけることと,
軍事費を抑制して戦争を防ぐではなかったか?
軍が国産にこだわるのは理解出来る。
しかしそんなことを言い出せば,全ての重化学工業に
軍事費と言う補助金を出さなければならない。
またそんな産業は国際競争力がないと>>287で誰かが書いている。

306日本@名無史さん:04/02/13 10:08
>>305
戦前の日本の重化学産業は、旧ソ連のそれと良く似ているね。
戦艦大和やゼロ戦を国産する能力がありながら、日本製品は国際競争力がない。
SS20やスホーイを国産する能力がありながら、ソ連製品は国際競争力がない。
軍主導の工業化には限界がある。
307日本@名無史さん:04/02/14 01:13
軍主導の工業化には限界があるしかし、
井上のデフレ経済のもとでは工業化は政府援助なしでは不可能。
よって国際競争力のある重化学工業国への構造改革には金本位復帰は間違いであった。

やはり自爆だ。


308日本@名無史さん:04/02/14 08:09
>>307
当時の日本で唯一国際競争力のあった生糸は、全く政府援助無しだった。
企業家と工女の必死の品質改善努力と経営努力で、輸出市場で戦った。

戦後も政府が補助出す産業ほど競争力がない。農業・武器・宇宙・・・
造船・鉄鋼・自動車など、戦後政府が関与しなくなって国際競争力が身についた。
309日本@名無史さん:04/02/16 22:22
あとは幣原外交の話くらいか?
まー比較対象が松岡と広田じゃー幣原の方が100倍よし。
幣原なら仏印出兵もなく近衛声明もなかっただろう。

城山三郎は「落日燃ゆ」で広田もほめてるらしいね。
この人は井上をほめ広田をほめだめすぎですね。
310日本@名無史さん:04/02/21 17:42
で、結局、>>262にも答えられない連中が、経済政策の効果を交えて
歴史を語っているのか。世も末だな。
311日本@名無史さん:04/02/25 02:32
>>309
城山じいさんは「何をしたか」という観点からではなく
「好き嫌い」の観点から歴史を見ているのでゆるしてやってくれ。
もう年だから先も長くないだろうし。
まあ、著作もこの先あまり読まれることはないだろう。
312日本@名無史さん:04/02/29 15:28
小泉首相の尊敬する首相
・福田赳夫
・浜口雄幸

「城山三郎氏の『男子の本懐』を読むと立派な首相だったなと。
 浜口内閣の逓信大臣は私の祖父だった」

だって。
同じライオンで通じる物があるのかのぉ。
313日本@名無史さん:04/02/29 22:34
>>312
まあ、思い込みDQNっぷりも、ええ格好しいなのも、良い勝負だしな。
314日本@名無史さん:04/02/29 23:16
>>313
だけど、小泉には浜口に勝るものがなにひとつない。
なにひとつ。
315日本@名無史さん:04/03/01 01:06
DQNな言い逃れの仕方だけは勝っているかも。
316日本@名無史さん:04/03/01 02:35
はまぐちおさち
317日本@名無史さん:04/03/02 03:03

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|し`)  /|ミ|ミ   |景気が回復しちゃったら、構造改革の必要性がなくなっちゃうじゃないか
|、,!     |ソ  < 構造改革の必要性がなくなったら、僕が総理でいる必要もなくなっちゃうじゃないか。
| ̄ ̄`ノ /     | そうなったら、困るのは僕だ。あんたら責任をとってくれるのか?
|   ' /|、     \_________________________
|─'´/ | ̄ ̄`
|,,/~  /
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>>308
非常に的確な指摘ですね.「日本株式会社」による産業政策なるものに,大きな幻想を
抱いてはならぬ.もしかりにあったとしても負の効果をもってゐた
戦略的な産業政策ではなく,じつは衰退産業への保護延命政策だったのだから,ダイナミックな
資源配分の効率性を犠牲にしつつ衰退産業労働者を失業から救ふ政策として正当化すりゃ
いいものを,なんだかこれのおかげで日本の高度成長が起きたみたいに評価するのは,
ちゃんちゃらおかしい.
319日本@名無史さん