1 :
日本@名無史さん:
幾つかある通史シリーズでおすすめなものをあげてください。
<とりあえず候補>
「日本の歴史」(中央公論)、「日本の歴史」(集英社)
「日本の歴史」(講談社)、「大系日本の歴史」(小学館)
「岩波講座 日本通史」(岩波書店)
中央公論のが読んでて面白いけど、内容的にはもう古すぎるよな。
4 :
山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/11/24 13:52
新しい方がいいでしょう。『日本の歴史』(講談社)と所謂通史とはまた違いますが
『日本の中世』全12巻(中央公論新社)
5 :
日本@名無史さん:03/11/24 15:07
一番安くそろえるには小学館のがライブラリーで全15巻。
中公のは品切れじゃないか?
「物語日本史 上・中・下」(講談社学術文庫)
7 :
日本@名無史さん:03/11/24 20:02
>>4 中央公論なら、『日本の古代』もイイ。
文献史学と考古学の幸せな合体。
ところで集英社版の文庫化はまだ?
8 :
日本@名無史さん:03/11/24 20:56
>>7 銅管。中公『日本の中世』も悪くないけど、『日本の古代』は本当に文献史学と考古の成果が
合わさっていておすすめ。
9 :
日本@名無史さん:03/11/24 21:16
中央公論の「日本の歴史8 蒙古襲来」のラストのところで、なんか泣きたくなるほど
感動した!
3巻の「奈良の都」のラストもいい。
10 :
日本@名無史さん:03/11/24 21:49
>>7 集英社版のはカラー図版が多いし、文庫化は難しいんじゃあないでしょうか。
集英社文庫のラインナップを見ていても入りそうもないし…。
(でもダンテの神曲を出したり、山川方夫「夏の葬列」がまだ残っている
所を見るとあながちでもないかも)
11 :
日本@名無史さん:03/11/25 12:15
>>9 中公第三巻ラストいいね。
「さまざまなことが起こったようでもあり、またなにごともなかったかのごとく
ですらある。往時は茫々として人はすべて亡く、歴史に選ばれた事と物のみが
残っている」
文庫のが手元にあるんだけど、第一巻表紙の応神陵古墳にビックリ。
昔は畑が周りにあったのか…いまはびっちりと住宅が建っているよね。
12 :
日本@名無史さん:03/11/25 13:12
週刊で発売されたものはどうでしょう。
朝日百科の「日本の歴史」とか、講談社の「再現日本史」とか。
デアゴスティーニの「ビジュアル日本の歴史」はトンデモな説まで
紹介してあって面白かったです。
13 :
日本@名無史さん:03/11/25 23:44
>>8 全16巻買う気にはなれないなぁ。
興味ある巻だけでも十分、って感じ?
14 :
日本@名無史さん:03/11/26 00:01
小学館日本の歴史(大王の世紀、律令国家、古代豪族、摂関時代、
王朝貴族、鎌倉幕府、蒙古襲来、中世武士団、鎖国‥‥)
これ最強
だった(過去形)
15 :
日本@名無史さん:03/11/26 00:09
>12
講談社は見る気しない
朝日は読み応えあり
16 :
日本@名無史さん:03/11/26 00:10
岩波講座は読んでて眠くなった。
17 :
日本@名無史さん:03/11/26 01:09
>>11 あえてケチつけるが、内容が古すぎ。
七十年代に書かれた歴史考察本のすべての内容が
2000年の今でも通用するわけない。
学問って研究の積み重ねをして
進化していなきゃならないものなんでしょう。
進化してないなら、何も学んでない進歩してないってことじゃない。
>>さまざまなことが起こったようでもあり、またなにごともなかったかのごとく
ですらある。
って・・・著者よ!「なにごともなかったかのごとくですらある」あんた
なにごともおこらない世の中なんてないだろう。
こんな文章で終わらせるなんて真剣にこの時代を見詰めて書いたのかよ???って
突っ込みたくなるよ。
18 :
日本@名無史さん:03/11/26 01:12
19 :
日本@名無史さん:03/11/26 12:27
20 :
日本@名無史さん:03/11/26 12:44
21 :
日本@名無史さん:03/11/26 15:10
吉川弘文館の『日本の時代史』は、通史としてみると欠けがあるような。
むしろ一通り通史を読んだ人向けって気がする。
22 :
日本@名無史さん:03/11/26 18:24
山川出版社の「日本歴史大系」も眠くなる・・・
23 :
日本@名無史さん:03/11/26 21:37
中公の「日本の近代」もあげておきたい
死ぬ前に1が挙げた本をヒッキーになって
(引き篭もるなら自然がおいしい別荘がいいなぁ♪まかない付きで)
すべて読みたいよ。
自分が興味ある時代を数冊買って読んだ程度なので・・・一社が出してる
本全巻でもなかなか揃えられないでしょう。
図書館で借りて読むのもなんかめんどくさいからさ。
一度、部屋に缶詰状態になって歴史通史を読みたい。
>17
先学に敬意を表することなしに、
研究の積み重ねなんてありえんのだけどな。
>七十年代に書かれた歴史考察本のすべての内容が
>2000年の今でも通用するわけない。
そんなことみんなわかってると思うが。
>>25 古い説をたれ流してるだけの歴史家もいますよね藁
27 :
日本@名無史さん:03/11/28 00:16
出版された順番て分かりますか?
講談社のが一番新しいのかな。
28 :
日本@名無史さん:03/11/28 00:19
山川の詳細日本史研究
29 :
日本@名無史さん:03/11/28 09:43
中央公論社『日本の歴史』
1「神話から歴史へ」井上光貞
2「古代国家の成立」直木孝次郎
3「奈良の都」青木和夫
4「平安京」北山茂夫
5「王朝の貴族」土田直鎮
6「武士の登場」竹内理三
7「鎌倉幕府」石井進
8「蒙古襲来」黒田俊雄
9「南北朝の動乱」佐藤進一
10「下克上の時代」永原慶二
11「戦国大名」杉山博
12「天下一統」林屋辰三郎
30 :
日本@名無史さん:03/11/28 09:44
13「江戸開府」辻達也
14「鎖国」岩生成一
15「大名と百姓」佐々木潤之介
16「元禄時代」児玉幸多
17「町人の実力」奈良本辰也
18「幕藩制の苦悶」北島正元
19「開国と攘夷」小西四郎
20「明治維新」井上清
21「近代国家の出発」色川大吉
22「大日本帝国の試練」隅谷三喜男
23「大正デモクラシー」今井清一
24「ファシズムへの道」大内力
31 :
日本@名無史さん:03/11/28 09:50
25「太平洋戦争」林茂
26「よみがえる日本」蝋山政道
甦る日本史 頼山陽の「日本楽府」を読む 1〜3
渡部昇一 PHP文庫
暇つぶしによろしいですよ。
>>32 右翼贔屓がすごく鼻について読んでてむかつく
歴史知識も浅いというより殆ど無いみたい。
この人は日本史を勉強してませんね
好きで日本史を語ってるんじゃなく、確実に右翼というイデオロギー
で語ってる。
漏れは左翼ではないが押し付け右翼観念てウザイ。
きもい。
つーかどうなのよ、最近じゃ上坂冬子も歴史語った本出してるけど。
>33
ホントに読んだか?
これの内容はそれほど右寄りではないぞ。
>>35 ナベショー=右 という偏見を持って読んだんだろう
37 :
日本@名無史さん:03/11/30 22:03
小学館『大系 日本の歴史』
1「日本人の誕生」佐原眞
2「古墳の時代」和田萃
3「古代国家の歩み」吉田孝
4「王朝の社会」棚橋光男
5「鎌倉と京」五味文彦
6「内乱と民衆の世紀」永原慶二
7「戦国大名」脇田晴子
8「天下一統」朝尾直弘
9「士農工商の世」深谷克己
10「江戸と大坂」竹内誠
11「近代の予兆」青木美智男
12「開国と維新」石井寛治
13「近代日本の出発」坂野潤治
14「二つの大戦」江口圭一
15「世界の中の日本」藤原彰
38 :
日本@名無史さん:03/11/30 22:06
一人で通史を書き上げる人はいないのかな?
歴史板の全てのスレッドの話題に精巧なレスを付けられるような人がい
ないのと同じように一人で通史を書き上げる人はまずいないだろうね。
やろうとしたら一生かかりそう。
40 :
日本@名無史さん:03/12/01 23:32
>>39 井沢元彦は・・・
井沢氏以外にも作家は通史を書いてる人多いね
あれは痛史
42 :
日本@名無史さん:03/12/02 00:03
>41
あああぁやっぱり貶される井沢さん。。。
43 :
日本@名無史さん:03/12/02 21:30
集英社のはどうですか?
44 :
日本@名無史さん:03/12/03 11:06
>>43 三冊しか持ってないけど、今ひとつな感じがする。
もうちょっと掘り下げて欲しかった。
45 :
日本@名無史さん:
いいのある?