855 :
日本@名無史さん:04/09/09 10:21
網野死んでんじゃないの
856 :
日本@名無史さん:04/09/09 10:25
・多田井喜生『朝鮮銀行』 PHP新書
戦前の日本やその勢力圏で、朝鮮銀行券、台湾銀行券、日本銀行券などの複数の「円」が用いられていた事を知る人は
意外と少ないと思う。
この本には、「日中戦争時の莫大な戦費をどう捻出したか」「朝鮮銀行券は戦後も使われていた」とか、
興味深い話が多い。お薦め。
857 :
日本@名無史さん:04/09/09 10:53
858 :
日本@名無史さん:04/09/09 16:07
859 :
日本@名無史さん:04/09/12 10:43:31
理系なんで時間的にもあんま中公みたくいっぱい冊数あるのはしんどいんですけど
もうちょっと手頃なので名著みたいのってないでしょうか??
860 :
日本@名無史さん:04/09/12 22:18:31
やっぱ物語日本史
861 :
日本@名無史さん:04/09/12 22:23:57
とりあえず、日本史年表でも読んどけ。
862 :
日本@名無史さん:04/09/12 22:28:14
網野赤だし俺は針小棒大史観といつもいっとる
>>862 中公だって赤い人はたくさんいるのだが。
864 :
日本@名無史さん:04/09/12 22:41:16
アレは赤とかこれは何だとかって聞いて、じゃあ何読もうって初心者のわたしはいつも
混乱してしまう
日本人なら司馬遼を嫁
866 :
日本@名無史さん:04/09/12 22:46:23
ありゃ日本史じゃなくて歴史小説だ。
867 :
日本@名無史さん:04/09/12 23:18:42
司馬史観とかマジかんべん
司馬視姦
スマソ
キティを呼び込んじまった ○| ̄|_
870 :
日本@名無史さん:04/09/13 00:21:50
とにかく、何でもいいから片っ端から読めよ。
読む前から文句言ってもはじまらないぞ。
すいません。誤爆しました。
873 :
日本@名無史さん:04/09/14 12:52:45
874 :
日本@名無史さん:04/09/14 14:52:45
紹介文ぐらい書け
875 :
日本@名無史さん:04/09/14 18:03:46
どうでもいいよ、あんな「紛い物」学者なんて。
876 :
日本@名無史さん:04/09/14 18:32:59
つーか、歴史の素人やん。
>>873 8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
日本人に生まれたことの歓び - 是非とも読んでください!, 2004/04/25
レビュアー: 吉田松陰 (プロフィールを見る) 長門国萩東松本村
こんなに知的で平易で、優しくしかも痛快な文章が書ける人は滅多にいないと思う。
とにかく日本古代史に興味のある方は是非とも読んでください。「お勧め!」を通り越してこれはもうお願いです。
「北条泰時ぐらい常識円満にして思慮に富み、思いやりがあり、
しかも果断で誠実な日本人は少ない。つまり彼は、理想的な日本男子なのである。
そうして、この本物の日本男子は、西洋人から見ると気違いに見えることは、実に面白いことではないだろうか」
僕はたとえ西洋人に訝られようとも本物の日本男子に憧れるし、
この精神を世界中の人々に理解して貰えるよう努力しようと思う。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
歴史の連続性, 2003/11/24
レビュアー: 徳川家康 (プロフィールを見る) 北海道
著者は、最初に日本の国体の連続性を説く。
この本を読み始めたとき、国体なる言葉の意味も解らなかったが、
読み進めていくうちに少しずつ感覚的に解ってきていることに気づいた。
歴史感覚とはこんな感じなのだろうか。
尚、本書で繰り返し述べられている国体なる意味を詳しく知りたい方は里見岸雄の『天皇とは何か』を薦める。
憲法・歴史・国体をこれほど精密に論じている本は無いと断言できる。読んで損はしない本である。
頭が沸いてる人っているんですね。
「国体」「憲法」「歴史」どれも戦前に荒唐無稽な解釈でしくじった事ぐらい知っとけよな。
878 :
雪駄:04/09/14 21:10:29
スレ違いとまで言っていいかもしれませんな
歴史を利用するものの書いたものを
日本史の良書とはならんでしょう
まともな人間なら余所で読んだレビューをここに転載して、
書いた香具師を中傷したりせん罠
公衆便所に落書きして喜んでいるDQNと、
自らが大差ないことに気づく日は来るんだろうか・・・
880 :
日本@名無史さん:04/09/15 00:02:15
とにかく、スレ違い。
政治思想板じゃないんだから・・・
>>875 >どうでもいいよ、あんな「紛い物」学者なんて。
どうなんだろ?英語板を覗いたら、専門では文句のつけようのない
業績を挙げているらしいが・・・。
882 :
日本@名無史さん:04/09/15 07:49:27
883 :
日本@名無史さん:04/09/15 08:23:44
884 :
日本@名無史さん:04/09/15 08:30:39
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E9%83%A8%E6%98%87%E4%B8%80 >専門の英文学以外にも歴史を批評する著作などを多数発表し、保守論壇の一角を占める。
>一時期、一部のマスコミからは、やはり論壇で活躍が目立った竹村健一、堺屋太一が共に
>名前に「一」がつくことから、併せて「3ピン」などと言われ、彼ら自身が「三ピンの
>会」と称して講演会を開いたこともある。
>1980年、大西巨人の息子の赤人・野人氏が血友病であり、多額の医療費の助成があること
>から、遺伝性疾患であると分かっていれば生まないのが「神聖な義務」であると主張し、
>大論争を巻き起こした。またロッキード事件では田中角栄の無罪を主張、事件を追及して
>いた立花隆と論争した。
>テレビ東京の対談番組 『渡部昇一の新世紀歓談』 のホストを務める。本当の新世紀の21
>世紀が訪れるだいぶ前の、1999年3月28日に終了。
>2001年、上智大学を定年退職して名誉教授となる。
>大島淳一の筆名で、ニューソートの著名な作家、ジョセフ・マーフィーの翻訳や関連著書
>が数冊あり、そのせいか他の著作にも読者を励ますようなタイプのものが少なくない。古
>書蒐集家であり、日本ビブリオフィル会長を務める
どこをどうみてもトンデモ以外に見えないのだが
885 :
雪駄:04/09/15 08:55:07
日本史とは関係ないことは確かですね
さぁ、次行きましょう!
>>882-884 ただ単に自分の専門分野以外の著名な学者を
知らないだけじゃないの?
しかも渡部の専門は英文学じゃなくて英語学じゃなかったか?
887 :
日本@名無史さん:04/09/15 20:38:22
それはともかく、その個人の本職での活動が無名に近い人など知らなくてもよいだろう。
888 :
日本@名無史さん:04/09/15 23:43:13
物語日本史読んだんだけど次になに読もう
889 :
日本@名無史さん:04/09/15 23:58:09
とりあえず中公。
原武史の著書なんかどう?
891 :
日本@名無史さん:04/09/16 10:47:03
鉄ちゃんか!!
892 :
日本@名無史さん:04/09/16 19:49:01
その上、慶応→早稲田→東大とわたり歩いてる、よくわからない人。
893 :
日本@名無史さん:04/09/16 21:24:51
伊藤之雄が『政党政治と天皇』(講談社日本の歴史シリーズ)で原武史『大正天皇』をボロクソに貶していた。
ところが、当の伊藤之雄の著書がボロクソに間違いだらけだったりする。原武史のほうは読んだことないけど、どっちもどっち?
894 :
日本@名無史さん:04/09/17 16:09:46
さんざん大風呂敷ぶっこいて
他人をやたらと切りまくる
こんな伊藤がハズいのは自明の理
過去の人間が新たなジャンルを切り開くのをウザがるのはよくあること。
もっとも原のほうも脇が甘い
895 :
日本@名無史さん:04/09/17 16:13:33
30年以上も世界各地を渡って活動してきた貿易会社社長が、
韓国と日本の古代史についての本を英文で編集して出版した。
パク・ジョンファ(株)サムエサ社長がその人だ。 70歳を過ぎたパク社長は最近、
ニューヨークで『The Historic Long,Deep Korean Roots in Japan』
(歴史的に深くて永い日本の中にある韓国の根、ビンテージプレス刊)という本を出した。
パク社長はこの本で、古代日本の支配階層および主流階級は大和民族でなく、
韓半島からの渡来人であることを立証すべく力を注いだ。
「日本列島には本来大和民族という先住民が居住し、韓半島の渡来人は
日本の文物形成に断片的に寄与しただけだ」とする皇国史観の間違いを、
各種文献史料を引用して1つ1つ批判した。
この本には
▽日本の国号「ニッポン」は7世紀後半に高句麗(コグリョ)の高僧によって命名された
▽645年まで日本の通称だった「倭」は伽耶(カヤ)の別称だった
▽日本の建国神話に出てくる韓神は、大己貴尊(おおあなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)であり、
今でも奈良市の神社に韓国の神として祭られている−−などと詳細な記録とを根拠に記述している。
パク社長は「韓日古代史を世界に正確に知らしめるには、韓国語や日本語よりも
英語で本を出した方が良い」と話した。
さらにパク社長は「米国に続き、今年中にも英国・オーストラリア・ニュージーランド・
インド・南ア共和国などで同時に出版する計画だ」と話した。
http://japanese.joins.com/html/2004/0916/20040916191641700.html
896 :
日本@名無史さん:04/09/17 20:39:37
>>894 原さんの脇が甘いのは同意。
ウケ狙いで無節操に書くからね・・・
897 :
日本@名無史さん:04/09/17 21:25:54
原さんは功罪半ばするって感じだなあ『大正天皇』も
もうちょっと厳密にやればよかった。でもあのシリーズだしなあ。
井藤氏は・・・最近何をやってるんですかね。批評だけが目立ちますね。
かといって定説となるような業績を挙げたわけでないし。
師匠がため息ついてことでしょう。(その方は私は尊敬しています)
898 :
日本@名無史さん:04/09/17 22:09:30
イトウ先生は別格でいらっしゃるからw
899 :
日本@名無史さん:04/09/17 22:38:43
秦郁彦氏の本って日本史的にはどないなの?
戦史を書いた本は軍ヲタ的にかなり出来がいいと思うんだが・・・
900 :
日本@名無史さん:04/09/17 22:41:42
それは本人が軍ヲタだからだw
901 :
日本@名無史さん:04/09/17 22:48:05
>>893 そう?あまりそうは感じなかった。
原のその本は、まぁまぁ。
旗も伊東も90年代を境に老害をp@scjn^0ixuうわあ.;p
原武史って、鉄ヲタの気があるの?
何冊か鉄道関係の研究書を出していたような気がするんだが・・・。
まんま鉄。
もっとも、原だけじゃないよ。学生時代どのクラスにも
一人や二人いたと思うけど、学界でもその程度の比率で
鉄がいる。本まで出しちゃう人は珍しいけど。
>>899 軍板で議論した方が良いかも?
このスレで秦氏の話題を出すと905のようにイデオロギー丸出しの
人が出てくるからね。
>>899 このスレで特定の話題を出すと906のように
煽ることによってスレを荒らそうとする人が出てくるから
そういう話は止めてもらえませんか。
事実ウヨ・サヨでこのスレは一時酷い有様でした。
この中には腹さんを呼んで講演させた日本史研究会の人がまじってますね
脊髄反射とはこのことだな。
>>887 「英語教育大論争」については結構面白かったよ。
現今の英語教育は無意味だと言う批判に対して
渡部が反論した本。
彼の考え方が垣間見れて面白かった。
このスレの住人は全否定か徹底した無視で終わることは
目に見えているが、あえて反論してみた。
>>910 >目に見えているが、あえて反論してみた。 ×
このスレの住人のこのレスに対する反応は、
全否定か完全無視の反応しかないと
目に見えているが、・・・
912 :
日本@名無史さん:04/09/19 00:06:03
>>910 それは本職の本ではないだろう。
加地伸行の『「教養」は死んだか』みたいなもん。
加地さんの本職と言えば、『沈黙の宗教―儒教』や『儒教とは何か』みたい
なので、これらの本は高く評価されてる。
そういった類の本は、渡部についてはあまり聞いたことがないのだが・・・
原武史が講談社現代新書から出している本を昨日買って読んで見たけど、
鉄道マニアが本を書く際に参考文献にされそうな内容だった・・・。
914 :
日本@名無史さん:04/09/19 13:33:34
鉄が鉄の本を参考にする。とっても正しい循環じゃないの。
915 :
日本@名無史さん:04/09/19 18:05:09
原さんにかかれば大正天皇も鉄ちゃん仲間(w
専門外もしくは初学者が読むのにいい、
新書ってありますかね。
917 :
日本@名無史さん:04/09/19 20:30:32
>>916 講談社新書の新書日本史シリーズとかは?
多少古いけど。
今日のトリビア「大正天皇は鉄に熱中するあまり専用の駅を造ってしまった。」
919 :
日本@名無史さん:04/09/20 13:02:46
920 :
日本@名無史さん:04/09/20 21:54:25
古川隆久『政治家の生き方』(文春新書)買ってきたので、
これから読んでみる。
921 :
日本@名無史さん:04/09/21 12:44:47
>>920 感想キボンヌ!
ここんとこ政治史ネタが下火っぽいからなあ。
922 :
日本@名無史さん:04/09/21 13:38:07
>>920 それ、たまたま本屋に売ってたから、買って来た。
有名どころの政治家の章をざっと読んでみたが、特に目新しいネタはなかった。
まとめ方もなんか微妙だが・・・。全部読んだら感想あげてみる。
923 :
日本@名無史さん:04/09/21 23:37:47
民主と愛国買おうか迷ってる
高橋秀直の『日清戦争への道』ってどうなの。
学生のころ読んで面白かった気がする。
926 :
日本@名無史さん:04/09/22 19:20:49
自分理系なんですが大学の教養で文系の科目受けて興味持ったんで
歴史の勉強しようと思って集英社や中公の通史読んだりしてたんですが
1940年代から現代にかけての時代についての本も読みたいなと思っています。
何かおすすめないでしょうか
927 :
日本@名無史さん:04/09/22 19:28:45
とりあえず児島襄でいいんじゃないの?>1940年代
929 :
日本@名無史さん:04/09/22 20:00:41
え?
それならむしろ同時代人の残したものの方が面白い。
重光葵の「昭和の動乱」とか永井荷風の「断腸亭日乗」、山田風太郎「戦中派虫けら日記」とかね。
松本清張 『昭和史発掘』と言ってみる
932 :
日本@名無史さん:04/09/23 10:26:14
ネタのつもりで
平泉の物語日本史買おうかと思ってる。
933 :
日本@名無史さん:04/09/23 11:12:59
>>932 是非読んでみてよ
私は5ページも読まないうちに投げ出してしまったよ
いい本だってどっかに書いてあったから
いいネタもあるんじゃないかな
よろしく
934 :
日本@名無史さん:04/09/23 11:17:45
普通面白くていい本だと思ってるんだけどやばいのかな俺
先入観で凝り固まった人間よりはよっぽどいいよ
936 :
日本@名無史さん:04/09/24 23:55:23
皇国史観の問題点ってなに?
>>936 ここは歴史観の是非を問うスレじゃないから余所で聞きな
網野って、視点はいいのか知らないが、
論文はともかく、一般向けに本を書くには
日本語下手すぎないか。
読みづらいよ。
日本史住人にとっては面白くないかもしれないけど、
東洋史の大家である内藤湖南や宮崎市定が日本史に触れている著書に
ついてはどうだろ?
>>939 内藤湖南の時代区分論は有名。
例えば朝尾直弘が『日本の近世』のなかで触れているし
網野善彦も何かで書いていたように思う。
宮崎市定については、今少し思い出せない。
>>940 少なくとも内藤湖南は割と評価されてるんだね。
個人的には氏の著書では、「先哲の学問」が割と面白いと思っている。
942 :
日本@名無史さん:04/09/25 11:17:16
内藤湖南の真骨頂は「支那論」「新支那論」
>>942 そうなんだ。
ただ、近代になって富永仲基を再発見した人って確か内藤湖南が
最初だよね?
専門外の分野で重要な人物を再発見したというのは結構面白いように
感じる。
それはそれとして、日本史の大家であった(違うかな?)津田左右吉も
東洋史の分野に足を踏み入れるようなこともしていたらしいね。
944 :
日本@名無史さん:04/09/25 22:30:10
狩野享吉が見出したのは山片バントウだっけ?
946 :
日本@名無史さん:04/09/26 07:40:16
>>939 宮崎市定は古代日本史に著作があるな。
「古代大和朝廷」とか。「謎の七支刀」もおもしろかった。
もちろん専門家にしてみれば、いろいろと意見もあるだろうが。
あと日中交流史のたぐいも、わりと書いているはず。
叩かれるのを覚悟で小林よしのりのゴー宣シリーズを挙げよう。
まあネットで叩いてる連中は大概原典は読んだことの香具師ばっかのようだがな。
948 :
日本@名無史さん:04/09/26 14:46:29
>>944 狩野享吉といえば安藤昌益&天津教古文書(所謂竹内文書)
>947
じゃ、期待に応えて叩こう。
小林ごときに原典なんて単語使うなよ。
950 :
日本@名無史さん:04/09/26 14:59:11
もう古典にはいるかもしらんけど、安丸良夫『日本の近代化と民衆思想』
は良書だと思う
951 :
日本@名無史さん:04/09/26 15:51:18
「出口なお」も名著だと思うが。
今はなかなか書けない部類かな。
>>950 氏の「神々の明治維新」は割と良かったように思うが・・・。
954 :
日本@名無史さん:
>>952 あれは日本の政教分離を語るには基本書。
『出口なお』もいいね。