1 :
日本@名無史さん:
いままで、散々な糞大河ばっかり見せやがって。
来年もオオコケするだろ。
よって、
太平記、再放送お願いします。
2 :
日本@名無史さん:01/12/27 23:09
尊氏を悪役にした上で彼と対立した人を中心に太平記を作って放送するとかは?
前半が楠木正成・正行親子、後半が足利直義・直冬親子を主役にして
3 :
日本@名無史さん:01/12/27 23:16
>>1
こんなところで書いてないで、
NHKに電話しろ!!
そしてメールを出せ!!
多く希望があれば再放送するそうだ。
声音を使い分け電話かけまくれ!!
こんなとこで欲求不満解消すんな。
不適応だぞ。
4 :
日本@名無史さん:02/01/09 04:46
全部録画したよ。
5 :
日本@名無史さん:02/01/09 04:51
太平記、前半は面白かったんだけど。
鶴太郎の北条高時とか。だれあだっけの細川とか。
なんか、後半いまいちだったような気が…
足利家内の抗争の理由と流れがよくわからなくて。
6 :
日本@名無史さん:02/01/09 05:03
脇屋義助をもう少し丹念に描いて欲しかった。
兄義貞が、南朝の公家に対する未練がましい感情に対し、
義助の「兄者は、まだ、信じておられるのか?」という怒りの言葉がいい。
義助の中で「神は死に」、義助は能動的ニヒリストとして戦い続けることになるから。
7 :
日本@名無史さん:02/01/09 05:12
山岡宗八を忠実に脚本してくれ。
先ず楠木正成役の武田鉄也を変えてくれ。
あの時から奴が大嫌いになった。
湊川の合戦での最後切腹シーンでのセリフ。
トレドラでも同じセリフ使いやがった、
あのキザ平和主義野郎は絶対俺は許せン。
>>5そうなんだよ、倒幕から建武の中興、
そして湊川の合戦、尊氏将軍までが面白い。
九州、奥州の合戦も詳しくやってくれ。
8 :
日本@名無史さん:02/01/09 05:14
九州の征西軍府や、大阪の住吉大社を南朝の御所とした後村上天皇なども
描いて欲しい。
9 :
日本@名無史さん:02/01/09 05:18
青葉茂れる桜井の〜
10 :
日本@名無史さん:02/01/09 05:18
>>2 親子をクローズアップさせた太平記もいいかもね。
俺は櫻井の駅での別れで号泣したい。
11 :
日本@名無史さん:02/01/09 05:21
桜井に駅があったの?
12 :
日本@名無史さん:02/01/09 05:23
>>11 阪急箕面線にちゃんとある。その桜井じゃないけど。
13 :
日本@名無史さん:02/01/09 05:54
>>7 武田鉄也は新たらしい歴史教科書をつくる会のシンパですよ。
平和主義野郎・・・。金八見すぎ。
14 :
日本@名無史さん:02/01/09 10:35
あのドラマを見て以来、
楠木正成は絶対に武田徹夜のイメージ
13-14
原作と全然違うんだよ。
怒りだけ覚えていて、実のセリフの原作が手元にないので申し訳ないが、
「たとえ9族の代に至っても」かな「たとえ9回生まれ変わっても」だったかな、
「逆賊と戦わん!」だったかな。(スマソ)
それを「今度生まれ変わったら、平和な世に生まれたい」とか、なんかヌル〜い事抜かしやがったんで
キレタというか、小1時間ほど問い詰めたくなったわけ。
当時の武士が切腹直前、家臣も回りにいる中そんなセリフいうかてんだ。
その年に「101回目のプロポーズ」だったか、「朴は氏にましぇん」とか言ってたドラマ。
そのドラマにも「今度生まれ変わったら・・・」とか云々抜かしたんで、またキレタわけ。
今度はマジ切れ。
あの大切なセリフをほぼ同時期に引用、つまり自分の保身の為に、正成最後の名セリフを勝手に
意図的に変えた事が絶対許せンのよ。
キンパチなんぞどうでも良い。俺はあのセリフ替えを一生忘れない。9回生まれ変わっても忘れない。
16 :
日本@名無史さん:02/01/10 23:20
>15(藁
それより当時、白拍子姿の宮沢りえに萌え。
今だにあの音楽を聞けば、胸キュンと抱きしめたくなるのは織れだけか?
17 :
日本@名無史さん:02/01/10 23:29
七生人間
本放送を見なかったので、総集編を借りて見た。それだけでも
十分面白かった。ロマンスの部分がちょいと多めだったのが
不満だが…。全編見られなかったのを非常に悔やんでいる。
高時たちの篭城自決のシーン、鶴ちゃんの演技が金子信男を
彷彿とさせ最初ニヤニヤしていたが、次第に怖くなってきた。
全大河ドラマ中でも名場面だと思う。
19 :
日本@名無史さん:02/01/11 00:35
尊氏役の真田ヒロユキ、義貞役の根津ジンパチに萌えた。
そんとき自分は厨房くらいだったきがする
新田の小太郎です。
21 :
日本@名無史さん:02/01/11 02:33
大河ドラマのオープニングは良い曲が多いが
三枝成彰さんの曲もヨカッタ。雰囲気がよく出てると思うよ。
登子のテーマも良いね。
22 :
日本@名無史さん:02/01/12 15:57
昔の大河ドラマのビデオ買おう思ったら、無茶高いッスね。
で、結局諦めました。
23 :
日本@名無史さん:02/01/19 06:52
太平記に窪田なんとかっていう人が出てた気がするんですが、
詳しい方教えてくれませんか?
24 :
日本@名無史さん:02/01/19 11:27
池端俊作の脚本ははずさないね。
25 :
日本@名無史さん:02/01/19 14:47
>7
あれは吉川英治原作だよ「私本太平記」。
正成自刃のくだりは「私本太平記」でも七生人間だから別に原作を改竄しているわけではないよ。
強いてあげれば「私本太平記」が古典「太平記」を改竄したといえるかもしれないが。
個人的には余計な善悪論が絡まなかったのがあのドラマのよさであったと思う。
それぞれの立場や思想での正義というだけで。
あれがどれか一つの勢力を一方的な悪に仕立てては面白くなかったと思う。
『太平記』ってことしの『ポイズソ』と同じように
トレンディードラマに出てる人たくさん出てたけど
おもしろかった。
名前忘れたけど尊氏やってた人も殺陣が上手かったし、
「双頭の竜」だったかな?尊氏vs義貞の一騎打ちの
シーンも良かった。
27 :
日本@名無史さん:02/01/19 15:06
小男:ミスターオクレってのもいたね(w
後藤久美子と近藤正臣の父子ってのもあった。
29 :
日本@名無史さん:02/01/21 02:17
真田博之シブイ。
30 :
日本@名無史さん:02/01/26 07:49
とりあえず柄本明ばっかし注目してたよ。
これで高師直ファンになった。
柄本マンセー!
32 :
日本@名無史さん:02/02/04 13:15
>>25 古典太平記どおりにやってみたら,愉快で陽気な怪作ドラマの出来上がりですよ(w
元が語り物であるがゆえに,故事にちなんだ昔話に脱線するのもまた一興.
本筋に関係ない挿話がえんえんと続くのだ.
醍醐天皇が地獄に落ちて火あぶりにされるシーンには,ぜひ放送1回分つかってやってくれ.
33 :
日本@名無史さん:02/02/04 13:34
昔の大河ドラマの再放送ってあるの?
34 :
日本@名無史さん:02/02/04 16:12
私本太平記、また読みたくなったよ。
35 :
日本@名無史さん:02/02/04 18:48
ダントツ真田広之がサイコー。
女性的な音楽、登子、藤夜叉のテーマ曲もGOOD。
三枝成彰さんはウマイね。当時の苦悩の雰囲気を見事に醸し出している。
アタック25の司会でみなさんご存知の児玉清。
歴史の出題で、大河と近い話題が出れば、必ず自己PRを忘れない。
武田信玄-飯富兵部、太平記-金沢貞顕に出演していた事。
私はそれを見逃さなかった。
36 :
日本@名無史さん:02/02/04 18:52
塩冶判官の妻の行水をノゾキ、横恋慕するくらいの師直だから、田代まさしが適役かも。
37 :
日本@名無史さん:02/02/04 18:58
金沢貞顕はよかったよね
北条一族の中でも尊氏に理解があるんだよね
新田に攻められた時に鎌倉の地図をあわてて探す演技もよかった
38 :
日本@名無史さん:02/02/04 18:59
最近、児玉氏大河に出ないな。
39 :
日本@名無史さん:02/02/09 16:14
>>19 >義貞役の根津ジンパチ...
新田義貞役は萩原健一じゃなかったっけ。大河の太平記は、1991年放映だったっけ。
ショーケンが耳の病気だかですぐ降板して、木の葉ちゃんのパパにチェンジ。
根津の義貞は好かったと思うけど。
ショーケンの義貞は、「我ら足利殿と違ごうて貧乏御家……」なんて
嫌みと妬みたらたらな感じで、あれも面白かったが。
根津の義貞は気が弱く礼儀正しい人物に演じられてた。
「野に放った虎だわい!…」
原作では花夜叉と卯木(樋口可南子)は全然別の人物で、
花夜叉は藤夜叉の回想でしか出てこない。
卯木はストーリーのもう一つの主人公なんだが、
消化不良な気がしないでもない。
結局、武田鉄也へのクレームのせいで
再放送なかなかしないんでしょう。
42 :
日本@名無史さん:02/02/09 17:26
役所浩治が出てた「宮本武蔵」をもう一度見たい。
44 :
日本@名無史さん:02/02/09 22:50
やはりなんといっても、今は亡きフランキー堺。
彼の演じた長崎円喜の悪役ぶりは前半見事に魅せてくれた。
それに対する緒方拳や真田広之の苦痛がおかげで際立ったと思う。
最近の大河は悪役がいないため、主役の個性がいまいちはっきりしなくなっている。
元禄繚乱の石坂吉良、なんじゃあれは。
45 :
日本@名無史さん:02/02/10 11:16
俺は佐々木道誉が良かったな
あの目をぎょろりと向けて台詞を言う演技が最高だった
46 :
日本@名無史さん:02/02/14 22:42
直義を毒殺するシーンで「殺した、弟を殺した」と言って号泣する尊氏
を見て俺も泣きそうになった。実際もあんな感じだったのかと思わせる
ぐらい観応の擾乱辺りの真田の演技には鬼気せまるものがあった。
フランキーは好かった。彼の晩年の代表作に数えねば。
北条高時が長崎円喜暗殺に失敗した時、悠然と現れ、
にかーっと笑うシーンは傑作だった。
この後の高時狂乱シーンはなぜか総集編ではカットされていた(なぜ?)。
死に方も好い。
北条一門が全員自刃した後で念仏を唱え、泣き崩れながら、腹を切り、
頚動脈を刀で斬りつけて、遠方に手を伸ばしつつ無念の思いを残しながら
死んでゆくシーンは今までの大河でも最高のワンカットだったと思う。
48 :
日本@名無史さん:02/02/15 04:36
>46
俺がいいな、と思ったのは、直義に敗北して、直義派の武将達が高笑いしているところで、
なんの臆面も無く、直義を叱り付け、石堂を怒鳴るところ。
あれはまさに足利尊氏の真骨頂。
彼は、一説には精神的に病気だったという話もあるが、負けても平然としていたところで、
多くの武将が畏敬を超えて、恐怖を感じ、その後直義から尊氏に寝返ったそうだ。
ウルトラセブン演じていた細川顕氏とか。
>47
「鎌倉炎上」の会の円喜は良かったね。
今まで悪人だと思っていたが、彼は彼なりに一生懸命だったということで。
最近は関係各所との関係で悪役を作りつらいのかもしれないが、ああいう描き方ならいいんじゃないか。
俺的にはほかに、高時が鎌倉出奔を拒否したところで
「鎌倉あっての北条」
「拙者のせがれ達も懸命に闘っておるのじゃ。行って励ましてやらねばのう」
というシーンも良かったよ。
悪役フランキー(+西岡)が決まってたから、
高時の間抜けっぷりや児玉清のお人好しが光ったとも考えられる。
真田の尊氏も、どっかつかみ所のないような役をうまく演じていた。
畠山国清を十分演出しきれなかったなあ……。
森次晃司が自伝の中で書いてたよ、細川顕氏のこと(たいした役でもないのに)。
尊氏の関東下向が省略され過ぎてた観がある(武蔵野合戦なかったし)。
高師直がもっとマッチョでも好かった気がするけど。
師泰が兄って設定でしたが、師直=兄、師泰=弟が定説じゃないかったっけ?
50 :
日本@名無史さん:02/02/15 11:56
>師泰が兄って設定でしたが、師直=兄、師泰=弟が定説じゃないかったっけ?
資料によってマチマチだよ。
51 :
日本@名無史さん:02/02/16 00:16
武田鉄也の楠木の評判が悪いようだけど、俺は好きだったよ。
戦前は極端に美化されていたようで、その名残は今もあるけど、
いいおっさんって感じで。
最近の大河は今までの通説的に人物象を変えようとしているけど、はずれていることも多い(「信長」の信長とか、「元禄」の吉良とか)
そういう中ではなかなかいい解釈だったと思う。
いずれにしてもこの大河のよさは登場人物が相応に個性があり、それをきっちりと俳優さんたちが描いていたことだと思う。
その結果、主役意外にも魅力的な人物たちが多かったね。
最近の大河はその辺がいまいちで、昨年の時宗なんて最悪。
桐子なんてなんのためにいたのか、いまだによくわからん。
>>45 大河に出る陣内はいいね。
独眼竜の豊臣秀次も太平記の佐々木も全く同じキャラだったけど好きよ。
元就の陶隆房も途中まで今までの陣内の派手キャラ(豪快かつ軽薄)だったのに突然史実を意識して義理堅い生真面目キャラに変貌した為に不自然になった。
53 :
日本@名無史さん:02/02/16 00:36
陣内は「ライスカレー」以来のファンだよ。元就の件は同感。
54 :
日本@名無史さん:02/02/16 00:49
>>52 大河の陣内は高笑いキャラだと思っている。
一番最初に思い出すのが「はっはっはー」となぜか笑いながら登場するところ。
>>53 どうせなら
『豪快軽薄で節操がない為に主君を滅ぼした陶』っていう設定の方が陣内っぽくて良かったのにね。
最期も『負けたぞ!!わっはっはっ!!』てな感じで。
まさか的場浩二と一騎打ちして短歌読んで死ぬとは思わなかった…鬱
陣内の佐々木道誉はかなり魅力的な役どころだった。
ほかの役者を想定しろ、と言われて一番苦しいキャラかも。
しかし、佐々木氏の庶流で、尊氏に頭が上がらなかったはずの
京極流の元祖としちゃあ、ちょっと態度がデカすぎなかったか?
吉川英治の原作のせいかも知れないが(原作はもっとどぎつかった)。
しかし、浜辺で腹切ったオッサンの辞世の歌は
どうやって後世に伝わったんだろ?
武田鉄矢の楠木正成はえらく評判悪いが(こちらでは)、
まあ、上々じゃなかったかな?
最近の研究では楠木正成のもっと魅力的な人物像が形づくられているので、
その成果を基に、一癖もふた癖もありそうな正成をつくったら
非常におもしろいかも知れない。
57 :
日本@名無史さん:02/02/16 01:37
>>56 武田鉄矢の正成。あのときのNHKはいい意味で遊び心があったね。
登場シーン、どう見ても狙ってたよな。
大根畑に鍬もって現れるおっさん。
58 :
考える名無しさん:02/02/16 01:43
>>49>>50 ドラマでは一応師泰が兄でしたが、柄本師直の方がやはりデカい顔してましたな。
師泰演じてたのは、これも現在CMドラマでよく見る塩見三省氏。
59 :
日本@名無史さん:02/02/16 01:45
テレビ東京に再放送願い出したら、やるかもしれない。
う〜ん、ある意味、昔の武士は農耕もやってたのよ〜、
みたいな演出として成功してたかも。
武田鉄矢的楠木河内守多聞丸兵衛正成。
楠木正成は筆跡から察すると、すご〜く教養人に思えるんだが、
それほど強大な武士ではなかったらしいので(北条氏被官らしいし)、
あの農民と大差ない正成像は好かったかも知れません。
湊川合戦出陣を命じられた正成が大根の種を撒いているのに、
きれ〜に着飾った正行が「父上〜」と出るのは
演出の遊びだった気がしないでもない……。
正成が後醍醐天皇に「勝ち目はござりません」と言う件は感動的でした。
最後、顔真っ赤にして泣くし。
「伏して! 伏して!」
62 :
日本@名無史さん:02/02/16 11:14
フランキー堺が好きだったな。
笑みの中に凄みを感じさせるところなど。
最近、こういう演技を出来る俳優は少ない。
63 :
日本@名無史さん:02/02/16 21:20
太平記は太平記でも、真田太平記が見たい
64 :
日本@名無史さん:02/02/16 21:45
沢口靖子が演じた晩年の赤橋登子も腹黒そうな良い演技してた
65 :
日本@名無史さん:02/02/18 14:30
赤井秀和の楠木弟がパンチで敵を倒すシーンは堪忍してもらいたかった
66 :
日本@名無史さん:02/02/18 19:41
楠木正行を演じた中村繁之クン、どーしてるんでしょうか?
蛇ニーズ暗黒時代を象徴するような存在だったが。
67 :
日本@名無史さん:02/02/18 20:06
実は足利直冬(尊氏の隠し子)が筒井道隆。当時から棒読みだった。
フランキーの好演で想起されるのが、
最近の大河では敗れ去る者がむりやり「変にされて」ないかってこと。
「毛利元就」の陶や尼子はありゃ何だ?
「信じておったのに……」?
「時宗」では、時宗夫人がいきなり町中で撃たれる。
あれが名越氏粛清のきっかけになってるという設定。
主人公をむりやり大善人にしたてあげるのも変だが、
人間の「悪」を演じられる役者が今あんまいないのかな?
どんな善人も内面には「悪」をひそませている……というような。
今年の「まつ」では、前田利家がどのように柴田勝家・佐々成政を
裏切るのか興味深い。
「やつら」が段々「変に」なっていったら、この脚本家もダメだ。
69 :
日本@名無史さん:02/02/18 21:37
すごい見たくなってきた、今、小説の私本太平記読んでるんだけど、読んで
からの方がいいかな?
70 :
日本@名無史さん:02/02/19 00:02
太平記以外も積極的に再放送して欲しい
総集編ではなくて、全部の録画、持ってます。
>>68 『元就』では序盤の草刈正雄と鶴太郎が悪役として良かったと思うよ。
ずっと序盤のメンバーでいてほしかったくらい。
陣内は役者の味が殺されてた。
高嶋尼子の人望無さそうな演技は良かったよ!!
フランキー長崎円喜の祖父が、時宗の家来の
長崎頼綱(NHKでは平頼綱)の弟だったんだよね。
後醍醐の後の、後村上の時代の南北朝も描いてほしかった。
ほんとうは長崎頼綱だったのにね。
フランキーといえば、種田山頭火だろ。
フランキーの「絶筆」は「写楽」なんだっけ?
「元就」の鶴太郎は好かった。
鶴太郎で思うのは、北条高時は彼のが決定版になるんじゃないかってこと。
今後太平記が映像化される可能性はあんまり無いと思うし、
一応歌舞伎の演目に「高時」があるけど(明治時代の作品)、
それほど人気あるモノじゃないらしいから。
太平記は大河ドラマにうってつけのテーマだと思う。
映画だと、どうしても時間的制約が。
78 :
日本@名無史さん:02/02/19 12:49
足利直冬にもっと活躍させて欲しかった。
79 :
日本@名無史さん:02/02/19 13:11
>>63 真田太平記はよかったね。
真田昌幸を丹波哲郎が演じてたけど、ホントにはまり役だった。
草刈正雄の幸村も良かった。
家康をやった中村梅雀のオヤジ(名前忘れた!)は家康のイメージにピッタリだったし。
その梅雀も秀忠をやってはまってたし。
完全版をビデオ化して欲しい。
80 :
日本@名無史さん:02/02/19 13:13
>>79 おい、中村梅之助知らないのかよ?
有名だぞ。
幸村を演じたのは竹脇無我では?
昔とって大事にしてた総集編のビデオを
妹にトキオのコンサートを上からとられてつぶされた男は
私です…
83 :
日本@名無史さん:02/02/19 14:16
>>83 1980年の「風神の門」の幸村と混同していた模様、スマソ。
真田太平記は渡瀬恒彦が信之やってたやつでしたね
ウツダシゴトシヨウ
中村梅の助は「花神」で主役張っているよ。
梅雀もHNKのお気に入りなので、そのうち主役張るかもしれないね。
86 :
日本@名無史さん:02/02/19 15:29
真田といい、足利といい、太平記ものにはハズレ無し!
でいいですか?
87 :
日本@名無史さん:02/02/19 15:31
大坂夏の陣で家康に突撃するシーンはよかった。
88 :
日本@名無史さん:02/02/19 16:32
>>86 その結論を出すには元禄太平記が放映されてからだね。
89 :
日本@名無史さん:02/02/19 16:39
元禄太平記は総集編しかテープが残ってないよ。
90 :
日本@名無史さん:02/02/19 17:34
91 :
日本@名無史さん:02/02/19 18:52
この太平記は後醍醐天皇と尊氏の関係がうまく描かれている
ところはおもしろかった。
はじめて尊氏が語醍醐天皇の姿を見るシーンなどはじつに美しく
描かれており、当時の尊氏が帝に思いを寄せる心情がうまく表されていた。
これと対照的にじつに雑に扱われていたのが楠木正成と後醍醐天皇の関係。
正成も尊氏も後醍醐天皇に希望を見出しともに戦いやがて失望していく
過程は一緒であるが、その後にたどった道は異なるものであり、だからこそ
戦前に尊氏は大悪人とされ、かたや正成は忠臣としてもちあげられたのだが
いずれにしろ、太平記において尊氏と後醍醐天皇、正成と後醍醐天皇の
二つの関係が描かれていないとおもしろくない。
以上のような理由でこの大河はいささか物足りないものであったと言っていいだろう。
92 :
日本@名無史さん:02/02/19 19:12
>>85 そりゃ無理だろう。
親父の方は一応、遠山の金さんやってた。
>>91 あの番組はどちらかというと、尊氏にスポットをあてた
内容だったから仕方ないんじゃないのか?
従来の敵役 尊氏という展開でないと正成の忠義という
のが際だたないのはしょうがないと思う。
曹操主役で描いた三国志の孔明みたいなもんだよ。
94 :
日本@名無史さん:02/02/19 19:27
これからの時代、マルチ史観であるべき。
同じ時間帯に、BS1で南朝正成主役とBS2北朝尊氏主役の2本用意。
そしてDVDで合体させて販売。
こりゃええわ、絶対売れまっせ。
95 :
日本@名無史さん:02/02/19 19:27
>93
いや、正成は曹操主役の三国志で言えば劉備玄徳に相当する
人物のはず。
尊氏にスポットを当てるのはけっこうだが、正成をうまく描き
きってないのはやはり重大な落ち度。
尊氏にスポットを当てたとしても彼とは対照的な行動を選んだ
正成を語らずして太平記を語る資格なぞない。
96 :
日本@名無史さん:02/02/19 19:53
現実問題として、太平記をまともにやったら、2年以上かかるとプロデュサーが言ってたとか。
ここのレベルでは内容が薄いというところがあるのは否定できないが、1年でそれなりに各登場人物を描けていたのは評価していいんじゃないか?
正成も取り上げたりしたら、かえって混乱しかねんよ。
いずれ正成主役の大河をやるだろうから、それに期待しよう。
98 :
日本@名無史さん:02/02/19 23:12
脚本の池端俊策自身が語ってたけど、
コッポラの「ゴッドファーザー」シリーズが隠しネタになってるんだよね。
兄弟逆だけど、真田尊氏はアル・パチーノに見えてくる。
それから、大地康雄の一色馬ノ介は架空キャラだが、
これにはロバート・デュバルの辣腕弁護士が入っている。
99 :
日本@名無史さん:02/02/20 18:38
>いずれ正成主役の大河をやるだろうから、それに期待しよう。
期待したいけどいつやるんだろうなー。
何かこのまま半永久的に無難なテーマが続きそうで欝。
100
101 :
日本@名無史さん:02/02/20 19:22
>97
そもそも太平記全部やろうとするからおかしくなるんだよ。
正成主役なら正成が死んでちょうどきりよく終われるじゃねーか。
102 :
日本@名無史さん:02/02/22 05:31
もともとあのドラマの正成は最初から忠義とかを前面に押し出さないように作ったのだから
雑かどうかとは関係ないと思うが。
あまりイデオロギー色を強く出すと去年みたいに視聴者が引くよ。
三国志は私も好きだが三国演戯は最初から蜀びいきということを割り切って読むから面白いんであって
歴史物として劉備などを見たら引くよ。はっきり言って。あまりに現実味がなさ過ぎる。
冠者は女もけに来んけるやぁ
104 :
日本@名無史さん:02/02/23 00:01
読み物として面白い原作を選ぼう!
太平記なら、山岡荘八の新太平記が面白いって。
海音寺の平将門より、風と雲と虹との方が読み物としては面白いのと同じでさ
105 :
日本@名無史さん:02/02/23 00:44
特殊法人NHKは、子会社に版権渡して、
高額なビデオを売っている。
これで、公共放送なのか?
106 :
日本@名無史さん:02/02/25 19:39
>>102 なるほど。
いくら曹操が優秀な武将であったとしても、やはり悪でない曹操
はつまらないし、そんな三国志はおもしろくもなんともない。
同じように、楠木正成は忠臣であり、足利尊氏は大悪人で
あるほうが断然おもしろい。
昔の人は話しを盛り上げるためにことさら尊氏を大悪人に
仕立てあげたのかもしれませんね。
ということで八法美人で中途半端な描き方しかできなかった
NHK太平記は駄作。
107 :
日本@名無史さん:02/02/26 21:43
>八法美人で中途半端な描き方しかできなかった
そうか?直義を殺す場面とかは、結構人間の業の深さが表現されていたように思うが。
×八法→○八方
108 :
日本@名無史さん:02/02/26 23:28
尊氏を主人公にしている時点で中途半端にならざるを得ないんだよ。
どうせ、尊氏を主人公にするならいっそのこと楠木正成を大悪人に
すべきだろ。
109 :
日本@名無史さん:02/02/26 23:49
「ましらの石」(やなきばとしろう)覚えてますか? 結局何のために登場したのか意味不明。
全体の3分の2ぐらい出た後突然いなくなった。実在しない人物は出すな。
110 :
日本@名無史さん:02/02/26 23:55
居たなそう言えば。
でも昔から「風と雲と虹と」の草刈正雄や木の実ナナは意味不明でした。
111 :
日本@名無史さん:02/02/26 23:56
108
はぁ?
112 :
日本@名無史さん:02/02/27 00:12
本木雅弘が演じた千種忠顕もいつのまにか死んで消えたな。
113 :
日本@名無史さん:02/02/27 00:36
ごくみ〜〜〜りえ〜〜〜時の移ろいやしさ・・・
114 :
日本@名無史さん:02/02/27 01:04
>>109 ましらの石・・・足利が親の敵っていう話は結局解決せず
115 :
日本@名無史さん:02/03/04 12:43
age
116 :
日本@名無史さん:02/03/07 12:40
>>109 ましらの意思…最後の登場場面がとても中途半端だった。
それまで物語のキーとして機能していただけに残念だったよ。
太平記は、後半からしか観なかったんだが、このスレでは
前半の方がよかったとか・・・そーなの?
すげー後悔。
だれか録画した方、貸してくれませんか?金払うので。
マジで。ほんとまじで。お願い。モーレツに観たい。
118 :
日本@名無史さん:02/03/09 20:12
あげ
119 :
日本@名無史さん:02/03/10 13:17
今をときめく(藁)竹山洋一なら、受け狙いで児島高徳とか出すだろうな。
120 :
日本@名無史さん:02/03/10 15:14
>>109 >>112 単に「スケジュールが無くなった」からだそうで。
長丁場の大河では良くあることらしい。
>>117 見ない方がいいと思いますよ。
前半ダラダラやりすぎたんで、あの後半のハイスパートがある、と。
121 :
日本@名無史さん:02/03/12 12:54
>>112 モックン討死にの場面がなかったことに、当時激しく抗議したもんだ。
劇画チックに、思いっきり大げさに、描いて欲しかった。
122 :
日本@名無史さん:02/03/12 19:43
赤井英和の見事なまでの棒読みに萎えた。
123 :
日本@名無史さん:02/03/13 10:15
なんで後半からみたの? 前半がおもしろいのは見る前からわかりそうなものだが。
>>117 南北朝だけのオタなら見る必要ないが、池端の思い入れがたっぷり感じられて愉快だった。
124 :
日本@名無史さん:02/03/27 23:42
>>108 いっそ後醍醐を大悪人として描けば面白い。
でも無理かな・・・NHKじゃ。
125 :
日本@名無史さん:02/03/27 23:57
126 :
日本@名無史さん:02/04/11 22:45
age
127 :
日本@名無史さん:02/04/28 11:15
太平記ワールド好きですね。何が正義かわからない中で精一杯
生きる人々。小説なら吉川英治版がわかりやすかった。山岡荘八版は
文体が古めかしくてなじめなかった。
他にお勧めの太平記小説ってありますか?
>>127 「太平記」の時代を描いた歴史小説といえば、やっぱ北方かなあ・・
山田風太郎に「婆沙羅」っていう道誉を主人公にしたのもお薦め。
129 :
日本@名無史さん:02/04/29 14:26
太平記
太平記
太平記
太平記
太平記
太平記
130 :
日本@名無史さん:02/04/29 14:29
おん出で給へ
おん出で給へ
おん出で給へ
131 :
日本@名無史さん:02/05/02 04:25
フランキー名演技Age
132 :
日本@名無史さん:02/05/03 23:12
藤木(だったかな?)とかいう役者さんが演じてらした坊門清忠が
結構好きでした。
133 :
日本@名無史さん:02/05/03 23:18
真田太平記 ヨカタヨネ
134 :
日本@名無史さん:02/05/05 13:51
沢口靖子の侍女の役で常盤貴子が二分くらい映ったらしい。
自分は総集編のビデオ見てチェックしたが確認できなかった。
見つけたら結構レアだよな。
135 :
日本@名無史さん:02/05/08 01:47
飯島愛が好き
136 :
日本@名無史さん:02/05/08 04:14
何年か前、突発的に武田信玄が再放送されて、次はなんだろと思ってたら、
続かなかった。『樅の木は残った』とか『風と雲と虹と』とか期待したのに。
ところで、佐々木道誉って信長に逆らった六角の御先祖?
137 :
日本@名無史さん:02/05/08 10:18
>>136 そうです。六角は実はかなりの名門でした。
138 :
日本@名無史さん:02/05/08 22:52
>>137 違う。
道誉は京極氏の始祖。
佐々木氏の庶流(嫡流が六角)だったが、室町幕府創設に大功をたて、
六角氏をしのぐ地位・権勢を手に入れた。
以来、京極氏は四職家の一つとなり、幕府での地位は六角より上。
139 :
日本@名無史さん:02/05/08 23:14
京極高数は嘉吉の変で赤松に殺されたよなあ。
幕府での地位が高くなければあんな目にもあわなかったろうに。
140 :
日本@名無史さん :02/05/08 23:40
>>139 私の家はその赤松氏の末裔だと聞かされて育ちました。
鹿児島県の小さな山村のありふれた名前です。
文献によると赤松氏の重臣が嘉吉の変後、薩摩に逃れたとは書いていますが良くわかりません。
スレ違いでスマソ。
141 :
日本@名無史さん:02/05/08 23:44
太平記では赤松円心の出番は少なかったね。
則祐も一瞬だけ出たような。
円心役は確か渡辺哲?(たけし映画によく出る人相の悪いおっさん)
142 :
日本@名無史さん:02/05/09 00:22
京極家は一時没落したが、豊臣秀吉が「名門の女を側室にしたい病」で、京極家の姫が秀吉の側室になり、復活。
花見の席で、女性の2番目の席を巡って淀殿と争ったのは有名な話。
淀殿は「秀頼の母」ということを主張し、京極の姫さんは「自分は名門である」と主張したとか。
佐々木道誉の時点では名門とは思わんが、300年も続くと、名門になるんだね。
赤松円心は結構出番あったと思うぞ。
例えば、建武の新政の恩賞の下りなどは、彼の怒りぶりを通して、当時の武家の不満を表していたと思う。
太平記を見てて、赤松円心は佐々木道誉と並ぶ外様の功労者ということが納得できたよ。
四職家になったのもうなずけたね。
143 :
日本@名無史さん:02/05/12 21:04
殺伐とした太平記キボンヌあげ
144 :
日本@名無史さん:02/05/12 23:55
楠木正行は一瞬で死んだな。
せめて川で落ちた敵兵を救うエピソードくらい入れてほしかった。
145 :
日本@名無史さん:02/05/13 22:46
aage
146 :
日本@名無史さん:02/05/14 07:44
>>144 しかも演じていたのが、蛇ニーズ冬の時代を象徴するかのような中村繁之。
せりふも一言も無かったしね。
子役の方がはるかにせりふが多いという珍しい事例(笑)。
148 :
日本@名無史さん:02/05/14 11:47
太平記って、結局は「南朝マンセー」でしょ。
「北朝」側の南北朝戦記きぼんぬ。
149 :
日本@名無史さん:02/05/14 12:30
>>148 梅松論?
でも、大河の太平記は私本太平記が原作だから、
極端な「南朝マンセー」では無いよ。
難聴マンセーは戦前の軍国主義を想起させて不快。
大河の太平記は足利尊氏が主役だからね。
でもモックンの千種忠顕もそうだけど、井上倫宏(ERのグリーン先生の
声やってる人ね)の四条隆資も配役紹介には、敗死するって書いてあったのに
その場面がなかったのが残念。
モックンの千種なんか、石原良純の脇屋義助が「三木一草、ことごとく
滅びましたなあ」の一言で終わりなんだもん。
でも名和長門市と楠正成の死に様はしっかり描かれてた。
151 :
日本@名無史さん:02/05/14 16:07
今、録画ビデオ見てる。
鶴太郎扮する高時の自害の場面。
鶴太郎の一世一代の名演技だね。
>>151 確かにあれは評価高かった。
鶴ちゃん、小田茜の前でヨダレ垂らしてたもんね。
専横を極めた北条氏の哀しい末路だ。
俺も、あの「京都攻略」と「鎌倉炎上」の回は好きです。
153 :
日本@名無史さん:02/05/15 02:39
鶴太郎、フランキー、児玉、勝野、徳馬・・・滅亡時の鬼気迫る演技が凄かったなぁ
154 :
日本@名無史さん:02/05/15 03:09
尊氏、後醍醐、道誉、高時、円喜、廉子、師直といった主要キャストも
良かったが、文観=麿赤児、坊門清忠=藤木孝といった脇役に至るまで
ハマリ役だったのを評価したい。
最近の大河は脇役をないがしろにしすぎ。
藤木の坊門清忠が正成の献策を退けるところなんか、見ていて本当に
憎々しい印象だった。
155 :
鶴チャンのプッツン5:02/05/15 03:42
あ し か が〜どの〜〜
156 :
日本@名無史さん:02/05/15 07:30
麿赤児はキャラが濃すぎて、いつも出てくるだけで他を食ってしまうのだが、
例外的に文観の時だけは周囲と調和していたような気がする。
鶴ちゃんは「大河ドラマ」出演が決まったとき、ようやく自分もまともな役者になれる、って感激したらしいけど、
確かにこの太平記以降、一流俳優の仲間入りをしたね。
そう思うと、今年の「利まつ」で奈々子、反町、竹之内と言った売れっ子が安いギャラで
大河に出ようとするのもわかるような気がする。
やはり、大河は「紅白」みたいなもんなんだね。
やっぱり全国の老若男女に顔と名前を知られるのは
でかい。ノーギャラだって出たいかも。
159 :
日本@名無史さん:02/05/15 11:17
>148
太平記はむしろ南朝を相当手厳しく批判している、
と永井路子は「悪霊列伝」とかでゆーとりますな。
160 :
日本@名無史さん:02/05/15 16:41
ところで、豊川悦市の演じていた吉次とは何者?
総集編2巻を見たんだが、どこに出とるのかわかりません。
161 :
日本@名無史さん:02/05/15 21:47
直義の死の場面が泣けた。「オトウトー!!」
162 :
日本@名無史さん:02/05/15 22:13
>>154 脇役といえば、あと「また当たったのかい?正広」(ロト6のCM)の
大林丈史さんも朝廷側の誰かを演じていらっしゃいましたね。
163 :
歴史の勉強:02/05/15 22:25
ゴールデンで「ドラゴンボール」(初期の)再放送という「英断」を
フジテレビが下したのだから、
民主主義の代弁者たるNHKは「太平記」を再放送する可能性が高い!
164 :
日本@名無史さん:02/05/16 00:20
うーん、序盤で慙死する榎木孝明の日野俊元もはかなげでよかったねー。
165 :
日本@名無史さん:02/05/16 01:06
>>160 円喜を暗殺するために高時が雇った伊賀者
166 :
日本@名無史さん:02/05/16 02:33
>>162 大林氏は護良親王の側近「殿の法印」だった。
167 :
日本@名無史さん:02/05/16 05:09
168 :
日本@名無史さん:02/05/16 05:11
ショーケンが中耳炎で新田義貞降板が残念だった
169 :
日本@名無史さん:02/05/16 05:17
子役の尊氏(又太郎)やった子はなかなかうまいと思ったが、以来みかけんなあ。
>>165 サンクス。
再放送できないのはPに三田佳子の旦那が加わってたからなのかなー。
>>168 でも声が裏返って高くなった
新田義貞ってどうもなあ。
三枝成章の音楽がよかった。
とくにあのヒチリキみたいな
音が人の世の無常を掻き立てたね。
>>128 超々遅レスですが。
「婆沙羅」いいですね(w
最後の将軍家とお稚児さんの・・・にはのけぞりました。道誉の抱いた
痛快な敗北感みたいなものを小生も感じました。やられたわい、って感じ。
なに?落ち誤算って?
175 :
日本@名無史さん:02/05/17 20:35
根津人派地 快癒祈願アゲ
176 :
日本@名無史さん:02/05/18 19:58
根津の義貞、個人的には証券より良かったと思う。
「我らは、ともに源氏…!」
さういえば大河はここらあたりから
汁物3点セット(なみだ、よだれ、はなじる)をば
使い出したのではないでせうか
178 :
少年時代、義貞→足利又太郎へに言葉:02/05/19 03:11
179 :
日本@名無史さん:02/05/19 03:36
高嶋弟の足利直義はよかったなあ。
特に出家して恵源となった後の兄貴尊氏との心理戦はとてもよかった。
181 :
日本@名無史さん:02/05/21 03:21
北条は平氏、我等は源氏!
ゆめゆめ平氏の犬に成り下がるではないぞ!!
なんか新田義貞って誰がやってもおんなじような気がする。
萩原健一
根津甚八
渡瀬恒彦
猪瀬直樹
汗体臭
財部誠一
みのもんた
田原俊彦
183 :
日本@名無史さん:02/05/21 15:55
>>182 でも私本太平記では鎌倉攻め以外いいとこなしだから
演じる役者がうまくないと単なる無様な人間で終わってしまう。
その点、根津演じる義貞は常に足利家に頭を抑えられているという悲しみを見せていてよかったと思う。
ショーケンは、くれ順でもめて降りた。
185 :
日本@名無史さん:02/05/22 01:32
186 :
日本@名無史さん:02/05/22 06:10
正成と正行の桜井の別れのシーンで、正成が見送る
河内へ帰る正行の遠目の後ろ姿が印象的でした。
青葉茂れる桜井の〜
187 :
日本@名無史さん:02/05/22 16:14
188 :
日本@名無史さん:02/05/22 16:37
↑
一回貼れば十分だ。しつこいんだよ。
>>186 ずーっと前に桜井の駅跡ってとこに行ったよ。
ただの公園だったけどね。
ここであんな別れがあったのかア、なんて浸っちゃったよ。
190 :
日本@名無史さん:02/05/24 14:53
ところで一色右馬之介って誰の事かな?
吉川本にも山岡本にも出てたけど 実在?
191 :
日本@名無史さん:02/05/24 19:20
架空の人物です。
192 :
日本@名無史さん:02/05/26 00:23
来週のふしぎ発見のテーマは後醍醐天皇です。
193 :
日本@名無史さん:02/05/26 09:05
根津の演じる義貞は深みがあってよかったが、石原良純の脇屋義助はちょっと薄っぺらかった。
194 :
日本@名無史さん:02/05/26 09:39
NHKの太平記と言えば、ゲーム化もされたのに人気ないのか・・・
195 :
日本@名無史さん:02/05/26 09:51
奇跡の詩人と太平記全編はビデオで出して欲しいよね。
総集編じゃなく。
太平記は登場人物の多さ、ことにそのひとりひとりが
ドラマや小説の主役を張れるってとこが魅力的だね。
197 :
日本@名無史さん:02/05/27 10:44
姉小路シネ
>>197 姉小路どのは昨夜、御所猿が辻において
何者かに暗殺されますた。
200 :
日本@名無史さん:02/06/01 21:21
フシギハッケン
201 :
日本@名無史さん:02/06/02 04:31
今回のふしぎ発見は結局、川幡由佳以外見るべきものは無かった
202 :
日本@名無史さん:02/06/02 12:06
どうでもいいが、ミステリーハンターって体力仕事で大変だな。
203 :
日本@名無史さん:02/06/03 01:19
そういえばあの有名な源頼朝肖像画がどうも足利直義らしいというのはどうなったんですか??
204 :
日本@名無史さん:02/06/03 03:53
あの有名な平重盛肖像画も足利尊氏らしいというのもどうなったんですか??
205 :
日本@名無史さん:02/06/03 17:54
fg
206 :
日本@名無史さん:02/06/04 00:12
あの有名な足利尊氏肖像画は高師直らしいというのはどうなった?
207 :
日本@名無史さん:02/06/04 00:15
>>203-206 歴史から抹殺しちゃいかん大問題です。
盛り上げましょう。
そうか、あの日本人なら誰でも知ってる頼朝が直義か。
おいらの知ってる説では、平業房か、藤原光能、若しくは平重盛
そして頼朝その人の4分の1の確率だってある。
209 :
日本@名無史さん:02/06/04 00:41
>>208 重盛と頼朝じゃあ天と地ほどの違いだろう。。
もともと、あの藤原隆信の手になるあの肖像画は京都の神護寺に伝わる三幅具(3点セットの絵画)で、
同じく隆信作で描かれている人物が、平業房と藤原光能そして頼朝の3人であるという伝承。(神護寺略記)
更にややこしい事にそれに加えて同じく隆信作で後白河法皇と平業房を加えた5人の肖像画が元々、
仙洞御所にあり、仙洞院から神護寺に移されたドサクサで、内二枚を紛失したらしい。
更に不味い事に誰が誰であるか何処にも裏書きが無く、区別がつかないらしい。
辛うじて、後白河法皇だけは、法服で区別できるので除外。
のこりの絵が誰が誰かは識別不能だという事です。
なかでいちばん恰幅がよく凛々しいのを頼朝像としただけらしい。
211 :
日本@名無史さん:02/06/04 01:08
>>206 高家の紋が書いてあるだけで高師直かどうかもはっきりしていない。
ただ、頭をザンバラにしているのは足利尊氏にならっていて、その護衛隊(影武者ねいわゆる)の可能性が高いから
高師直の可能性は低いという説もある(師直はそこまで身分が低くないから)
ちなみに歴史教科書ではただ「南北朝時代の武将像」と書いてある。
212 :
日本@名無史さん:02/06/04 23:58
はじめ北条仲時役段田安則だったのに、なんで途中で変わっちゃったの?
213 :
日本@名無史さん:02/06/12 04:01
↑誰に代わったんだっけ?
214 :
日本@名無史さん:02/06/16 16:49
↑
刀坂悟
215 :
日本@名無史さん:02/06/16 17:41
個人的に新田義貞好きです。
高時法師らの遺児邦時を五大院が義貞に差し出したのを怒った、てのはあったかな。
216 :
日本@名無史さん:02/06/18 02:28
「天王寺のようれぼし」の『妖霊星』以外の解釈ってあるんでしょうか?
それと直冬の最期はどんなものですか? 総集編では「都から去って行った」で
終わりですが。諸賢よ、御答え候え。
217 :
日本@名無史さん:02/06/18 20:50
>>7>>15>>25>>150 古典太平記では、正季が「七生人間としてこの国に生まれて朝敵を討ち滅ぼしたい」
と言う言葉に対し、正成は
「思いはお前と同じ」と言いながらも「罪深い事」(=目的はどうあれ、最後の想念で
来世も殺生をしたいなどと願っては、叶うどころか修羅道に堕ちてしまうだろうから)
と表現していた。実際、
>>32 >本編に関係ない挿話
の中には、護良親王ら無念のうちに死んでいった者たちが
天狗に生まれ変わっているというエピソードがある。
吉川英治は、両者のコントラストをより強調するために
正季は「七生鬼に生まれても朝敵を滅ぼす」と言い、正成には
「思いはお前と変わらぬが、儂は鬼にはなれん。七生人の子に生まれ、
家の小庭には花を植えて、太平の世を眺めたい。」
と言わせたのだろう(ま、これには書かれた時期が戦後間もない頃という
影響もあるのかも知れないが)。
漏れは、人に何と言われようと、吉川ベースの、平和を渇望しながら戦い続けた
(決して大楠公などではない)散所小領主・楠木正成が大好き。
220 :
日本@名無史さん:02/07/02 22:53
age
221 :
歴史の勉強:02/07/02 23:07
皇国史観の楠木正成(実像とはほとんど関係ない次元にいる人物)があまり好きになれないのは
楠木正成に象徴されている人間の複雑さを念頭にすら置いていないことだ。
古典「太平記」中の正成は、正行にいかにも忠義の士と言ったことばを残す一方、
自刃時に「罪業深い悪念」といういかにも中世人らしい発言をさせている。
その一方で、正成は四国で夜叉になって化けて出てもいる。
もちろん、このいずれもが資料的価値のない創造の産物でしかない。
正成は、もちろん、古くさい武士のような忠誠心を持っていただろう。
同時に仏教に深く感化された実に中世人らしい人物でもあったろう。
そして、無念を悪霊となることによって表象したいと思う人物でもあったろう。
おそらく太平記の作者は正成を通すことによって、
中世人の心情や複雑な内面を表そうとしたのだろう。
楠木正成がその役にちょうどよかったのは
武士の主流を占めるホントに名もないような在地中小領主だったからであろう。
足利尊氏や新田義貞では、正成の役をこなせないと思う。
皇国史観の正成像に不毛を感じるのは、思想的根底が徳川時代のもので、
それを最大限に利用しようとした政府の下卑た魂胆が透けて見えるからだ。
222 :
日本@名無史さん:02/07/02 23:40
俺は楠木正儀が裏切り者と罵られながら
無意味な戦いを終わらす為北朝方と和睦を模索していく
ところまで見たかった。
223 :
日本@名無史さん:02/07/02 23:46
炎立つは一番ひどかった。内容すかすかにされてかわいそかった。
224 :
日本@名無史さん:02/07/03 22:31
225 :
日本@名無史さん:02/07/03 23:56
俺的には、大河の太平記より古典の太平記の方が数倍、面白かった。原語で、最後
まで読めた唯一の古典作品。
226 :
日本@名無史さん:02/07/05 13:30
227 :
日本@名無史さん:02/07/06 11:48
笑っていいともの御先祖様に足利尊氏の子孫と名乗る奴がでてたけど
多分、関東公方の喜連川氏の流れかな。
228 :
日本@名無史さん:02/07/06 14:02
229 :
日本@名無史さん:02/07/06 21:58
>>228 なるほど、平島公方って始めて知りました。
江戸時代に高家として残ったのが喜連川氏だったので
喜連川氏だと思ってました。
おれもっす。漆戸圭吾と利休。
231 :
日本@名無史さん:02/07/10 03:05
なぜか印象に残ってる扇子を突きつけるシーン
道誉ー>円喜
円喜ー>道誉
道誉ー>高氏
尊氏ー>道誉
とかね・・
232 :
日本@名無史さん:02/07/13 09:32
太平記が放送されたのは、中2の時で社会で歴史をならってたので、みてみたら、すごくおもしろく、
衝撃を受けたものです。まだ、幼かった自分は、このドラマに影響を受けて、今に至ったっていうと大袈裟かも
しらないけど、いつまでも心に残るドラマでした。それまでは、大河は1
回も見た事なかった。太平記以降、見てはいるけど、太平記ほど、グッと
くる大河ドラマは私の中ではありません。脚本も出演者も最高です。
NHKのサイト、もう1度みたい番組に投票しましょー。
>232
「いちにのさんすう」に投票してしまった。
スマソ
234 :
日本@名無史さん:02/07/21 15:00
武田信玄に続いて再放送してほしいよね
235 :
日本@名無史さん:02/07/21 16:52
>>231 扇子といえば、後醍醐の初登場シーンが印象に残っている。
扇子に何か書いた後醍醐が文観にその扇子を飛ばす。
文観がキャッチしそこねた扇子を尊氏が受け止める。
「何者じゃ!」とか言いながら扇子で顔を隠す文観たち。
236 :
日本@名無史さん:02/07/21 22:38
後醍醐役の片岡孝夫は当時、病気にかかり何話か全然出演できなかった
はずですね、
237 :
日本@名無史さん:02/07/21 22:57
中先代の乱で鎌倉の直義が攻められた時に
尊氏が柄杓を持ったまま師直らを叱責するのが笑えた
238 :
日本@名無史さん:02/07/22 17:14
再放送で一番見たいシーンは鎌倉滅亡です。
あと、豊川悦史、常盤貴子の登場シーンにも期待。
239 :
日本@名無史さん :02/07/22 17:21
あの公家かぶれした北条高時は、最高に笑える。
あと、ちょっと足利高氏美化しすぎてませんか?あのドラマ
佐々木道誉の陣内孝則さんは、適役だと思います。
240 :
ナポリタン好き:02/07/22 17:36
新田義貞役は最初ショーケン(萩原健一)だったよね。
後で根津甚八に変わったように記憶しているが?
間違いかな? もし本当だったら何で変わったんだろう?
ショーケンがヤクでもやったんだっけ?
241 :
日本@名無史さん:02/07/22 17:43
>>239 大河の主人公なんてみんな美化されすぎてるよ。
242 :
日本@名無史さん:02/07/22 17:54
243 :
日本@名無史さん:02/07/22 17:58
脚本の池端俊策さんは歴史物を書ける人でしたよね。
今年の竹山洋は視聴者受けを狙いすぎだし、
去年の井上由美子女史は論外です。
244 :
日本@名無史さん :02/07/23 08:59
>>240、242
新田義貞役についてのこと、初耳だった。そんなことがあったんだ。
俺の中での新田義貞っていうと、勇猛果敢な面では足利高氏以上であるが、
政治力で完全に足利氏に敗北したという感が否めないなあ。
結局、あの乱世の中で理想だけを追い求めること自体無理が生じると思う。
245 :
日本@名無史さん:02/07/23 08:59
三谷幸喜に期待?
246 :
日本@名無史さん:02/07/23 09:00
>240
「利家とまつ」の証券を見るに付け、根津に変わって良かったと言ってみるテスト。
247 :
日本@名無史さん:02/07/23 09:41
片岡仁左衛門の後醍醐天皇がよかったね!
248 :
日本@名無史さん:02/07/23 14:16
司馬か津本か忘れたけど新田義貞って、恐ろしいくらい戦下手って
書いていた。
そう言われればそんな感じもするが、どうなんでしょう?
249 :
日本@名無史さん:02/07/23 14:26
フランキー堺さんに冥福を祈ります。
よかったなぁ。何の役だったか忘れたけど。
つうか、このスレ書いてるヤツラのある程度の年齢がバレバレのような気が、、
250 :
日本@名無史さん:02/07/23 14:34
251 :
日本@名無史さん:02/07/23 15:14
>>248
へぇー、なるほど。その言った人は、もしかして、総合的戦略が新田義貞に
欠けていたと言いたかったんじゃないだろうか?
個々の戦場においての新田義貞については、あくまで私見ですが、あの時代
では、やはり強かったと思われる。現に、尊氏は新田が滅んだ後になって、
将軍になったわけだから、足利は新田を一番恐れていたと思われる。
また、少なくとも、難攻不落の鎌倉を落としたのだから、いくらなんでも戦下手
では無いだろうと思われる。
252 :
日本@名無史さん:02/07/23 19:26
義貞が完勝した戦って鎌倉攻め以外あったっけ?
253 :
日本@名無史さん:02/07/23 20:24
>252
手越合戦では、足利方は大惨敗を喫し、佐々木道誉までもが捕虜になっているよ。
でも、それはあくまでも足利方の主力ではないのだけどね。
254 :
日本@名無史さん:02/07/23 23:02
255 :
日本@名無史さん:02/07/23 23:11
>>253 直義には勝てるけど尊氏には勝てないんだよな。
尊氏卿と小太郎殿の差は喧嘩のつよさ以外の所にあるです。
あと2年、尊氏卿との対決を延ばせれば、また中先代殿謀反の時に岩松党や鳥山党の主力がせめて失われていなければ、左中将殿は新田一門の勢力をもう少し建て直せたと思います。現に当時の小太郎殿は上野国への支配を急速に充実させていたのだし。
もうしばらくの猶予があれば…
257 :
日本@名無史さん:02/07/24 02:21
>>250 え、若き日の貞氏ってウルトラマンアグル&仮面ライダーライアだったの??
知らなかった・・・
258 :
細かいことだが:02/07/31 12:51
官位をもらう時の名前の呼び方は、
源尊氏
源義貞
橘正茂
にしてほしかった。
足利治部少輔源尊氏
新田小太郎源義貞
楠木兵衛橘正成
260 :
日本@名無史さん:02/08/06 03:14
あいだみつお(詩人)
フランキー為谷(フレンドパークで壁に飛びつく兄ちゃん)
は足利出身
ちなみにあいだみつおは晩年、渡良瀬川の南の足利市八幡(やわた)に住んでました。
ここは源義家が奥州遠征の時にキャンプを張ったときにここの八幡宮に
戦勝祈願したから「八幡」という。さらに近くには「借宿(かりやど)」という
地名も残る。もちろん八幡太郎義家キャンプ地だったから。
261 :
日本@名無史さん :02/08/06 03:29
八幡太郎義家の墓は、大阪府羽曳野市壷井にあります。
なぜか?
義家を棟梁とする源氏の本拠地は、大阪だったからです。
意外なことに大阪は、武家棟梁の源氏の発祥の地です。
だから、武家棟梁の源氏は、河内源氏といいます。
262 :
【百足退治】藤原秀郷【俵藤太】:02/08/06 14:05
>>261 であるか。
義家が来る前、源姓足利氏の前に足利の地にいたのは私の子孫・藤姓足利氏よ
263 :
日本@名無史さん:02/08/06 14:20
足利と言えば、日本三大毘沙門の一つ「大岩毘沙門天」だろ。
上杉謙信も武田信玄もここに戦勝を祈りに来てる。
264 :
歴史の勉強:02/08/06 22:48
もともと源義国が藤姓足利氏の婿養子だったから。
下野の豪族で最も早くに頼朝に味方したのが小山、宇都宮、源姓足利だったけど、
やっぱ藤姓足利との対立関係があったからかな?
しかし、鎌倉時代冷遇され続けた新田宗家は惨め……
「名も知られない没落御家人」とか本には書かれてるけど、
頼朝に逆らったことが後々まで尾を引いたんだね。
熊谷みたいな中小御家人だって、各地に所領もらったのに(安芸や陸奥)。
大河の「太平記」は古典のとも吉川英治のとも別作品と考えるべき。
だって、登場人物名以外はほとんど創作でしょ、あれ。
一番気になったのは、高氏が京都から帰ってきて鎌倉で尋問される時の佐々木道誉の態度の違い。
でも、あれは大河ので十分よかったと思う。
原作の道誉はもっと図々しいキャラだから。
しかし、ドラマの道誉前半あまりに偉そうで、後半に高兄弟とくっつく道筋がわかりにくかった。
道誉はそんなに偉い御家人ではなかったろうに。
265 :
日本@名無史さん:02/08/07 00:33
>>264 鎌倉幕府での当時の序列は別にして、
宇多源氏。先祖が源平の合戦で頼朝の愛馬に乗って宇田川の先陣。幕府の評定衆を務めた家柄。
プライドは極めて高かったのは確か。
北近江という交通・軍事の要衝を領有し、後醍醐帝隠岐配流の折、護送隊を指揮するという経験など
鎌倉の中で内輪げんかに明け暮れる武士たちに比べて、違った視点でその時代の日本を見ていた気はしますね。
266 :
歴史の勉強:02/08/07 00:56
最近の研究では近江佐々木氏は源氏ではなく、
帰化人だか古代豪族の末裔とか聞きましたが……
ま、あんま関係ないね。
ただ、佐々木氏の嫡流は一応六角氏ってことになってますから、
京極流が鎌倉時代に近江守護になれなかったのは事実でしょうね。
暫定的には知りませんが。
ただ、道誉の婆娑羅的性向には多かれ少なかれ、嫡流ではなかったことが影響してるでしょう。
道誉が高兄弟と仲良かったのも、わかる気がします。
佐々木氏は頼朝決起(1180)以前からの頼朝支持者でしたから、
厚遇されて当然だったでしょうね。
島津・大友・熊谷などの御家人が出世できたのも、頼朝に信頼されたからで。
逆に言うと、頼朝に抵抗した連中は全国飛躍できなかったから。
新田宗家はその典型だし、佐竹氏も守護になれなかった。
267 :
日本@名無史さん:02/08/07 01:09
>>264 265の言う通り、佐々木は名門。
もっと勉強してから物言ってくれ。
268 :
日本@名無史さん:02/08/07 01:30
>最近の研究では近江佐々木氏は源氏ではなく、
>帰化人だか古代豪族の末裔とか聞きましたが……
源氏と孝元天皇裔狭々城山君系と二流あるの。本佐々木って言うでしょ。
最近じゃないの。20年以上前の研究。
頼むからもうちょっと勉強してから来てくれ。
>>266 >京極流が鎌倉時代に近江守護になれなかったのは事実でしょうね。
>暫定的には知りませんが。
そうですね。一旦与えられた守護職を一瞬で奪還されて、その後2度と六角氏から奪うことができなかったというのは京極流にとって相当な心の傷でしょうね。
しかし、確か六角流は評定衆には入ったことがなかったのでは。そういう意味では鎌倉幕府というか、得宗家はむしろ京極贔屓な気もします。
まあ、勢力を拮抗させ争わせ、一族が一丸となって得宗家にはむかうことのないようにという「政策」なのかもしれないですね。
>ただ、道誉の婆娑羅的性向には多かれ少なかれ、嫡流ではなかったことが影響してるでしょう。
なんとなくうなずける気がします。武門と生まれたからには嫡流でないことになんらかのコンプレックスがあったことは否定できないでしょうね。
>最近の研究では近江佐々木氏は源氏ではなく、
>帰化人だか古代豪族の末裔とか聞きましたが……
>ま、あんま関係ないね。
そうですか。まあ、地方武士の家系で源平藤氏に詐称するという例は結構あるでしょうから、系図その他の資料の検証によりそういうことが明らかになってくるかもしれません。
ただ、鎌倉末期という時代に、道誉本人は自分を宇多源氏の名門と信じて疑いもしなかっただろうし、回りの武士たちも名門として敬意を表していただろうということはかなり確度の高いことだと同意してもらえるでしょう。
271 :
日本@名無史さん:02/08/07 02:25
足利に八雲神社ってあるんですけどね、知ってる人は知ってると
思うけど森高千里の渡瀬橋にでてくる八雲神社。
あれは籐姓足利氏が建てたものらしいです。
源義国が藤姓足利氏の婿養子だったからというのは知らなかったです。
足利には秀郷が将門討伐の前に祈ったという鶏足寺があるぞ。
>>265 >北近江(誤) >> 南近江(正)
自己訂正。手がすべった。スマソ
275 :
歴史の勉強:02/08/07 12:07
すいません、佐々木氏に関して不勉強でした。
あんまり興味のないテーマなもので……
でも、血統詐称は多いですねえ。一番有名なのは島津氏=頼朝落胤説でしょうけど。
安達氏も頼朝後胤を称したって説もありますから、けっこう多かったんでしょうね。
非嫡流を優遇するって傾向はけっこう鎌倉幕府にはあった気もします。
頼朝は武田一門を冷遇しましたが、加賀美流は優遇しましたもんね。
どっかで、各地に散った武田氏守護は、もともと得宗被官だったと読みました。
最近では、幕府草創期に冷遇された人々を厚遇したのが北条得宗家だった気がします。
まあ、当て推量ですけど。
結局、あれだけ足利幕府から優遇された京極氏も衰えてしまいましたね。
六角氏は織田信長に攻撃されるまで、かなりの勢力として残ったのにね。
在地性が弱かったのでしょうか?
276 :
歴史の勉強:02/08/07 12:14
大河と関係ない方向に走りがちなので、ちょっと回帰。
太平記で印象的だったのは、初期の時衆です。
鎌倉に入ってきて念仏しながらお札を配るんだけど、憶えていますか?
あれが長崎円喜の郎党に切られて、それを制止しようとした足利尊氏とケンカになる……
って伏線があったんだけど(そのせいで尊氏が京都に行くことになる)。
ああいうのって、非常に「中世的」でいいと思いますね。
苦難の時代を生きた人が宗教に救いを求めていた様子を暗に言ってるようで。
太平記では尊氏の地蔵信仰にも簡単に触れていましたが(母が地蔵像をわたす)、
ああいう尊氏の人間性をよく表すような描写っていいですね。
この前の「毛利元就」でも、元就が暇があると仏さまにお祈りしてたけど、
ああいうのが前年の「北条時宗」には欠落してた感じ。
日蓮宗に異様なまでに肩入れする得宗一門には疑問が……。
実際には日蓮を弾圧してたはずなんだけど(名越さんが保護してたらしい)。
太平記には「詩情」がありましたね。苦難の時代を生きた人への鎮魂が。
時宗さんや今回の前田さんにはそういう感覚が希薄ですね。
大河が年々つまらなくなってきてる一因はそういう所に求められるかも知れませんね。
277 :
日本@名無史さん:02/08/08 16:52
何故、太平記にそこまでこだわる??と思いつつも、
真田の弟を殺してしまったぁ〜って演技や、鶴ちゃんの高時の演技は
最高だったね、まだ覚えてるくらいだから。
よかった大河は、秀吉、武田信玄、炎立つとか・・・
つまんなかったのは、オガタ直人の信長、琉球の風・・・
かな?
>>247 じゃないが、
後醍醐天皇の登場シーンだけでも、もう一度見たい。
279 :
日本@名無史さん:02/08/08 20:10
何となく、直冬が可哀想だったな。
優しかった養父を殺されて敵討ちの為に実の父と戦うのが。
280 :
歴史の勉強:02/08/08 21:16
ビデオで数年ぶりに見るまで、足利直冬が筒井康隆だと気づかなかった。
直冬が九州(推定)で暴れてるあたりから、合戦がしょぼくなっていった気がする。
しかし京都市街戦やってほしかった気も。
まあ、北条氏の滅亡は感動できたので了としましょう。
う〜ん、やっぱ去年の「北条時宗」があまりに……だったからでは?
だから同時代を扱った「太平記」に関心が向かったのでしょうね。
スペクタクルって上では、鎌倉滅亡は絶好の題材だし。
高時、最後のセリフ:
高時、敵の襲来を疑って驚く。
高時「敵か?! 敵が来たのか?」
長崎円喜「敵はまだ見えませぬ」
春渓尼「皆の者、太守がお淋しそうじゃ。」
高時、刀を腹部に突き立てて、
高時「春渓尼どの……これでようござるか……?」
春渓尼うなづく。高時、よだれだらけ。
高時「母御前に……よく伝えておくりゃれ……」
こう言って、もんどり打って倒れる。
「太守、太守ー!」
ほとんど鶴ちゃん迫真の演技でもってるシーンです。
281 :
日本@名無史さん:02/08/08 22:39
鶴太郎の北条高時のキャスティングが光る。
282 :
歴史の勉強:02/08/09 00:27
逆に言うと、「北条高時の実像をゆがめてないか?」という疑問も残る。
でも、あれはあれで、鶴ちゃんの井上元兼(「毛利元就」)と並ぶ快演でしょ。
長崎円喜のフランキーも、あれが事実上の遺作となってしまいましたね〜。
北条一門はすごく良かったと思います。
個人的には武蔵野合戦(足利尊氏と新田義興が戦った)を省略しないでほしかった。
史実に鑑みて言うと、おそらく直義毒殺は南朝の蠢動抜きに考えがたい。
真田+高島弟の演技は良かったと思いますが。
高師直兄弟がもっと悪辣でも面白かったと思う。
師直が、中先代蜂起の時、
「我らの親類縁者が……酒でも飲まねばやりきれませぬ!……」
とすごむシーンはよかったなあ。
太平記も、利家とまつと同じ様な正当化とかわらっちゃう変な話とか
あったんだけどなあ・・・この時も、時代考証の先生は例の如く考証投げたようだし・・・
こっちにはみんな好意的なのね
284 :
日本@名無史さん:02/08/09 00:43
>>283 例えば、どの辺ですか。(太平記の方で考証のおかしかったところ)
興味がありますが。
285 :
日本@名無史さん:02/08/09 00:53
「太平記」と最近の大河の格の違いは原作があるかないかだよ。
何しろ吉川英二という大作家が何十年も構想を練って作った原作がある作品と
脚本家が締め切りに追われて、その場限りで書いている作品とじゃ迫力が重みが違う。
そういう本質的な要素が響いてくるんだよ。
286 :
歴史の勉強:02/08/09 01:14
大河の太平記は吉川英治の「私本」とはずいぶん違ったけどね。
花夜叉なんか、原作では名前だけでしたけど。
太平記のばあい、天皇問題が浮上してきちゃいますからね、どうしても。
あの後醍醐天皇はあれでなかなか好かったと思いますけど。人間的だったし。
最たる変な話は、日野俊基が護送されるあたりでしょ(正中の変)。
あそこホントは日野資朝が護送されて、俊基は不問に附された筈。
僕は登場人物を複雑化しないための方便だと思って了解したけど。
あと、赤橋登子が「兄妹二人しかいなかった」と言ってましたが、
あれもウソで、赤橋英時は守時の実弟で、最後の鎮西探題でした。
「まつ」に不満が集まるのは、設定年代のせいじゃないでしょうか?
数年に一度、織豊がやるのに、その主役を前田利家に変えただけ……
という安直なNHKのやり方に不満が募ってるんじゃないでしょうか?
去年の「北条時宗」に不満が多かったのも影響してるかとは思われますが。
太平記のばあい、年代的にダブるものがないし、
もう日本人の大半が太平記を忘れた頃だったから、新鮮に思えたのでは?
あれで太平記時代にはまった女の子とか何人か知ってますよ。
287 :
日本@名無史さん:02/08/09 01:52
>>286 >最たる変な話は、日野俊基が護送されるあたりでしょ(正中の変)。
>あそこホントは日野資朝が護送されて、俊基は不問に附された筈。
古典太平記によれば、正中の変で資朝・俊基両名が鎌倉に護送され、
最終的に資朝に流罪、俊基は無罪との判定が下るという筋です。
とすると上記の大河版「太平記」のシーンはおかしいところはないですね。
>あと、赤橋登子が「兄妹二人しかいなかった」と言ってましたが、
>あれもウソで、赤橋英時は守時の実弟で、最後の鎮西探題でした。
こっちは、たしかに相違がありますね。大河版で赤橋守時をかなり足利寄りに描いていますから、登子以外の縁者がいないような設定の方が都合がよかったのでしょうかね。
別に太平記を面白くなかったなどとはいわない。
太平記は吉川原作の太平記とはかなり違っていたし
かと言って史実に沿っているのかと思えばそうではなかった。
(古典太平記にそってるつーの?そりゃちょっと悪い冗談だ)
興味を持つという点でなら、利家とまつを見て、戦国時代の
女性などに興味を持ちはじめた学生も実際にいる。
秀吉で視聴率良かったのが大河の転機なのではないかと思う。
利家とまつの作り方なんか、もろ秀吉と似てる。
利家とまつの作風を否定するなら、秀吉も否定しなきゃならんと思うし
史実の整合等でいくなら、太平記のような大河も否定せにゃならんと思う
原作付かどうかという点でなら大河の太平記はあまり原作に沿っていな
かったからその点で語るのもどうかと思うが。
なんか、大河に対する批判が一貫してないなあと、ちょっと気になっただけ。
289 :
日本@名無史さん:02/08/09 09:40
宮沢人気がすごすぎたので、脚本かえてまで長生きさせたんだよね、たしか。
大河は最初金かけて、だんだん尻すぼみってのが多いなぁ。
>>289 秀吉のときも、信長人気の為に本能寺の回を当初の予定より延ばしたとか。
291 :
日本@名無史さん:02/08/09 10:22
>>289 それは適当に調整していいところなんじゃない。元々吉川原作では比較的長命な越前局を演出上短命な設定にしたわけだし、
没年も確たる資料は残っていないのでは。
292 :
歴史の勉強:02/08/09 13:13
古典の太平記って読むだけで登場人物の多さに辟易しちゃうけど、
ドラマ化するんなら、あまり重要性のない人物は省略しちゃっても仕方ないと思う。
吉川さんの小説では登場した阿若(くまわか)さんも出なくて好かったと思う。
去年の大河でも、北条政村の子・時村は出なかったし、
西国に実際に赴いた北条時宗の弟・宗頼も出なかった(代りに宗政が九州へ…おいおい)。
あれは「赤マフラー」が出しゃばり過ぎてたような気がしたし、
捏造以前のレベルの問題じゃないでしょうかね?
「まつトシ」のばあい、人物像がどう考えてもおかしい気がしません?
個人的には、六角攻めの時の秀吉と利家の「漫才」が面白いと思ったけど。
来週権六さんが死ぬのでしょうが、捏造されないか心配でならん。
「まつトシ」で僕のオキニは北の政所(なぜかノリピーがやってる)。
織豊の女性で一番おもしろいのは「おねさま」かも知れない。
「秀吉」の時は沢口靖子がやってましたな。
あと、印象に残ってるのだと、いつまでたっても若かった松坂慶子さん(毛利元就)。
あれも松坂慶子人気で「消せなかった」のでしょうか?
293 :
日本@名無史さん:02/08/09 14:19
>>288 結局ドラマだから共感できたかどうかの違いだね。
共感されれば
「尊氏は実はこう考えていたのかもな、歴史のうえでは伝わってはいないこととして」
とみんなが考え
共感されなければ
「利家がこんな風に考えたり行動したりしたわけがないだろ。脚本家の一人妄想か」
ということになる。
294 :
日本@名無史さん:02/08/09 14:24
何 よ り も 後 藤 久 美 子 が 良 か っ た
片 岡 鶴 太 郎 に は 興 味 無 し
295 :
日本@名無史さん:02/08/09 14:26
>>283 今では大分薄くなったけどあの時期、考証するにも史観がじゃましてまともな客観的時代認識が阻害されていた。
大河でやる数年前に宮内庁にお伺いを立てたら拒否されたという逸話も残っている時代の産物だから。
おまけに古典太平記は歴史的資料に使えないというのは明治時代からいわれている事だし。
正確な時代史料が確定していない。
だからあまり目くじらを立てずに見ることができるというところでは。
>>292 人物像?それこそ各ドラマで一番に演出していい所だと思うが?
ドラマで一番特色出せる部分だし、それこそ見るものの好みによる部分じゃないか。
>>293 結局そういう所なんだけどさ。そのへんを理解しない「ドラマ」批評
(しかも歴史板でよお)つーのはどんなもんかと思ってね。
まあ、利家とまつは実際に視聴率いいのだから、一般的には受け入れら
れてるのだと思うのだよ。まあいいんだけど。
297 :
日本@名無史さん:02/08/09 19:42
自分は主要キャラクターの人物像の変更より、どうでもいいような細かい
考証ミスが気になってしまう。ひねくれてるのかなあ。
「太平記」で言えば、北朝側についたはずの洞院公賢が吉野の南朝の御所
にいたりとか(南朝側についたのは息子の実世)、幕府滅亡ぎりぎりまで
二階堂道蘊が鎌倉にいたりとか。
人物像の変更というのは、ドラマ作りの上でやむをえないこともあると
思うけど、こういうのは史実を変える必然性がないからなあ。
298 :
日本@名無史さん:02/08/09 21:05
NHK大河の『太平記』!
全話ビデオ録画してるよ、画像,音声は劣化してるけど...
後醍醐(片岡)&尊氏(真田)の会話で印象に残ってるシーン。
『天下をとるのは肩がこる...』だったかな?
後で、も一回見直そ!
注)片岡って鶴太郎じゃないよ。鶴太郎は北条高時役!
小田茜も出てたね。
299 :
日本@名無史さん:02/08/09 22:29
大仏だっけ…
なんか、北条一族の何人かは、新田軍に臣従したと思うけど
どうなったの?
300 :
日本@名無史さん:02/08/10 03:26
>>299 阿曾時治(北条高時の養子)、大仏(北条)高直等は六波羅投降組、結局翌年の渋川義孝の蜂起をきっかけにかわいそうなことに処刑されてしまう。
合掌。
301 :
日本@名無史さん:02/08/10 03:33
ありがとう。
じゃあ、北条一族は全滅なの?
子孫なしなの??
>>301 観光地鎌倉、ビーチといわずどこでも掘れば人骨ザックザックです。
303 :
日本@名無史さん:02/08/10 03:46
>>301 北条高時の次男時行は「中先代の乱」に担がれたり、南朝に加わったりして10年くらい戦い続けたが最終的にはつかまって処刑。
北条一門の生き残りはいないことはないのでしょうけど、野に隠れ、山に伏し、その後は確たる勢力を成すことはなかったようです。
そののち、伊勢氏康は、どこからともなく北条氏の血を引く娘というのを見つけてきて(どこまで信憑性があるものやら)、正統なる北条氏の後継として「後北条氏」を名乗ったそうですが。
(これが北条早雲)
304 :
日本@名無史さん:02/08/10 03:49
天下をとっても一族全滅ってむなしいね。
秀吉もそっか…。
305 :
日本@名無史さん:02/08/10 03:53
>>301 ある意味、血のつながりで言えば、赤橋登子、足利尊氏の奥さん。
そういう意味では足利幕府の将軍たちは血のつながりでいえば、北条氏の子孫。
306 :
日本@名無史さん:02/08/10 04:00
PS 尊氏自身にも北条氏の血が入っているし。
母親は上杉氏だけど、父親の母は北条氏、更に祖父の母は確か上杉氏だけど、曽祖父の母はまたまた北条氏...
とこんな感じ。
307 :
日本@名無史さん:02/08/10 05:02
>>297 あるサイトに大河「太平記」で二階堂道蘊が鎌倉幕府滅亡の時期までいたことを指摘してその考察がされている。
それによると、同じセットの場面はまとめて撮るがテレビドラマでは普通なので
それ以前の道蘊が鎌倉にいたときの状況のままシチュエーションだけ変えて撮っているのではないかということ。
考証からいえば間違いなのだが、製作者も視聴者の大部分もその程度の人物は家臣Aぐらいの認識しかないのでまかり通ってしまうのだそうだ。
また、太平記の後半は戦闘シーンも使い回しが多いがのぼりなんかに両軍の紋なんかが写ってしまって別の軍のようになっていることが多々ある。
308 :
日本@名無史さん:02/08/10 09:40
そっか、北条の血は残ってるんだね。
今時、娘の子の方がかわいいっていうし、
それはそれでよかったのか。。。滅亡しても。
浅井長政も何気に孫が征夷大将軍だもんね。
あれ、でもおえよの方の子孫って全滅だったっけ?
2人のお姉さんの子孫はいないはずだし…。
309 :
日本@名無史さん:02/08/10 13:51
>おえよの方の子孫
秀忠の子孫は男系は全滅してるはず、保科(会津松平)や越智も含めて。
関白に嫁いだ前夫との娘の子孫も残っていなかったと思う。
310 :
日本@名無史さん:02/08/10 15:07
まじぃ〜
それはそれで、なんか悲しいなぁ。
浅井長政も秀忠も家光も、なんか悲しいなぁ。
311 :
歴史の勉強:02/08/10 15:42
女性はけっこう残される(女は化けて出るからか?)。
武田信玄の息子の多くは織田信長によって殺害されたが、
穴山梅雪未亡人などは家康没後まで生きていたことがわかっている。
高時直系はおそらく残っていないと思うけど(時行の子孫がいるか)、
北条さんの子孫はけっこういると思いますよ。
叔母が高校生の時に北条さんていたらしく、本人いわく北条の末裔だそうですから。
大仏系は生き残ったんじゃなかったっけ?
新田宗家は完全没落しましたが、岩松・大館は生き残りました。
312 :
日本@名無史さん:02/08/10 19:33
私本太平記に、こんな系図が載ってた
┌―時満
│
北条高時―時行┼―行氏
│
└―高持
313 :
日本@名無史さん:02/08/10 19:51
足利尊氏と息子・直冬との確執なんか結構ドラマになると思うんだが、
あの大河ドラマでは藤夜叉(越前局?)が目立ってて、直冬個人の行動はあんまり深くやらなかったなぁ。
314 :
日本@名無史さん:02/08/10 19:57
>>313 直冬、終盤近くまで年齢はともかく役者が子供だし。
まあプロデューサー自身が「まともにやったら2年はかかる」といってるくらいだから
終盤の観応の擾乱はかなりまとめたんでしょうね。
太平記の話をまんべんなくやるんだったら鎌倉幕府は3月くらいに滅亡してくれないととても足りないでしょうね。。
ただ原作も湊川以降はとても薄いんだよね内容が。
315 :
歴史の勉強:02/08/11 00:41
でもドラマとして見たばあい、太平記最大のクライマックスは鎌倉炎上だろうから。
古典の太平記は南朝の全面的敗退後がけっこう書かれていて、
おそらくそこが一番重要な部分なのだろうけど、
散漫としていて、ドラマにはしにくいでしょうね。
後半の足利一門なんか、「出てきただけ」でしたね。
畠山国清だって、けっこう興味ある人物なんですけどねえ。
ちゃっかり諸星ダンが出ていましたね。一門中、最も影の薄い細川顕氏の役で(w
太平記が平家物語に比べて文学作品としての評価が悪い(信長公記よりはずっとマシだと思うが)
根本理由は、やっぱ冗長で散漫なとこなんでしょうね。
平家は壇ノ浦合戦と後日談でどうにか辻褄あわせられるけど、
太平記は楠木正成か足利尊氏の死で終わりにしないと、とてもまとまらないでしょうから。
さいとうたかをの劇画「太平記」が尊氏の死で終わってるのもその例でしょうね。
歴史の勉強さんは南部スレにもいた人ですか?
317 :
日本@名無史さん:02/08/11 01:04
>316
そうだよ。勉強とか言いながら全然勉強してない奴。
>最も影の薄い細川顕氏
だってさ。ヴァカ丸出し ププッ
318 :
日本@名無史さん:02/08/11 20:45
>309
秀忠の場合、加賀前田家が女系だと思う。
前田利常の正室が秀忠の娘。
319 :
日本@名無史さん:02/08/14 17:03
韮山にある北条氏ゆかりの寺成福寺の開基は、「執権北条時宗の第三子正宗が鎌倉から戻って開いた」と縁起には記されているそうです。
しかし、この北条正宗という人物、この寺の縁起以外のなんらかの資料的文書に登場するものでしょうか。
それとも、韮山の人々の希望が作り出した架空の人物なのでしょうか。
どなたか詳しい人いらっしゃいますか。北条氏の子孫の話題つながりで。
320 :
日本@名無史さん:02/08/14 17:58
>318
ってことは、現在の前田家嫡流は家康・秀忠・浅井・お市の子孫ってぇ
ことですか?
江戸時代って結構養子とか多いからもしかして違う?
関係ないけど、今日いいともで利政の子孫って子が出てましたね。
同じ前田利家の子孫でもなんかかわいそう…。
321 :
日本@名無史さん:02/08/14 22:41
>>318 女系なら千姫の娘の血が岡山の池田家に入ってたと思う。
322 :
日本@名無史さん:02/08/14 23:12
前田も池田も嫡流続いてるの?養子とかはいってない??
例えば、今の織田宗家(信雄家)の当主って養子だよね。
養子にロマンはまったく感じないのさ。
今、太平記の録画を見てる。今、楠木親子の桜井の別れのシーン
324 :
日本@名無史さん:02/08/24 01:42
age
325 :
日本@名無史さん:02/08/24 07:44
>>322 一門の存亡がかかってのに、ロマンもへったくれもないのが、
現実だと思われ。
326 :
日本@名無史さん:02/08/24 08:13
そりゃそうだけど…
やっぱ他人じゃん。 養子って。
北畠顕家の最期の諫言は国を思うからこそのものだったのだろうなあ…
328 :
日本@名無史さん:02/08/25 22:25
みたい!
329 :
日本@名無史さん:02/08/25 22:27
>>326 「家」という集団にとって構成員が納得するトップがいればいいのです。
養子だろうと他人だろうと。
太平記の思い出。
尊氏の九州落ちの際、菊池一族が出てくると思ったら、
多々良浜の合戦を省略し、あっという間に船で東上するシーンとなった。
さすがに血管がぶち切れた。
一分でいいから映せよ。
一分の価値も無いのかよ・・(泣
331 :
日本@名無史さん:02/09/01 16:45
>>315 >後半の足利一門なんか、「出てきただけ」でしたね。
観応の擾乱では、けっこう両派入り乱れて出演していた覚えがあるが。
332 :
日本@名無史さん:02/09/01 17:12
故・高橋悦史が演じた桃井直経が良かった。
333 :
(^0^):02/09/05 23:15
太平記は最高だよ。
334 :
日本@名無史さん:02/09/24 12:28
日曜8時を楽しみにする時代は再び訪れることはないのかな。
335 :
日本@名無史さん:02/10/01 22:17
いいかげんまだかああああああああああ
336 :
日本@名無史さん:02/10/01 23:30
337 :
日本@名無史さん:02/10/01 23:39
もう11年前でウロ覚えなんだけど、大河のラストはどんなだったっけ?
古典じゃ、病床の義詮が少年義満を前に、執事細川某に対して涙ながらに後事を託すものだったが。
やっぱ尊氏死去でおわりだったかな?
338 :
日本@名無史さん:02/10/01 23:43
俺んちの近くのレンタル屋では、他の大河作品と同じく太平記のビデオがある。
これは総集編でしょうね。
年取った尊氏と登子と道誉が花見してラストだったかな?
340 :
日本@名無史さん:02/10/02 00:05
個人的にはモックンの千種忠顕が好きだったな。
341 :
日本@名無史さん:02/10/02 00:43
この大河には児島高徳って出てましたっけ?
出てたとしたら、誰が演じてたんでしょうか?
342 :
日本@名無史さん:02/10/02 00:51
今ちょうど総集編見てるんだけど面白いねこれ。
昔こんないいもの作れたNHKがなんで今年は・・・
343 :
日本@名無史さん:02/10/02 00:55
>>341 本編には出てないようですよ。あの番組の最後の地域紹介みたいな
コーナーで逸話紹介のみみたいです。
344 :
日本@名無史さん:02/10/02 00:56
>>342 同感。今年どころかこれから当分目の当てようがない
345 :
日本@名無史さん:02/10/02 01:00
>>337 病気の尊氏が孫を義満と名づけて金閣背景に尊氏が座っているところで終わり
346 :
日本@名無史さん:02/10/02 01:06
生まれる4ヶ月前に名づけてしまう、というところですね。
347 :
日本@名無史さん:02/10/02 01:25
>>341 残念ながら、無しでしたね。「太平記」なのにねぇ。
尊王思想に繋がるものは×と言うNHKの統制ぶり。
逸話で処理したんだってさ。ましらの石を設定するくらいならと
つい考えてしまう。
348 :
日本@名無史さん:02/10/02 01:27
小田茜がやってる役ってあれ何?
高時の側室?子供?
349 :
日本@名無史さん:02/10/02 01:42
>>348 高時の側室で、安達時顕の娘かだれかだと思います。
350 :
日本@名無史さん:02/10/02 02:30
>>346 こういうおかしいところも、「太平記」のときは、脚色としておもしろいから
いいかあって感じでゆるせたのにね、(以下.....
351 :
日本@名無史さん:02/10/02 21:47
あげ
352 :
日本@名無史さん:02/10/02 21:48
アンチ後醍醐になりました。
353 :
日本@名無史さん:02/10/04 00:10
あげ
354 :
日本@名無史さん:02/10/04 13:29
ツタヤで「太平記」のDVD置かないかなあ。
俺ビデオ画質だと「萎えー」なんだよな。
わたすは
伊達政宗再放送しる!!!
桜田淳子あんど統一協会で再放送できんだと
傲慢かましてヨカですか?
だれか
Winnyで共有しる!!!
356 :
日本@名無史さん:02/10/04 14:58
>>355 電話で直接NHKに問い合わせてみたけど、
関係ないようだす。
三田佳子の旦那も同様っす。
>>356さん
そうれすか・・・・
ぼ、ばくは2CHでしか威張れない小心物ス!!!
でも、ぼくはNHKの徴収人にイジメられた思い出がありますので
久保純ちゃん以外の発言は信用しません!!!
358 :
日本@名無史さん :02/10/14 20:16
護良親王役の堤大二郎ってこの頃はけっこう光ってたけど、
最近影薄いね。
今放映中の「水戸黄門」では綱吉演ってるが。
359 :
お〜お〜月の彼方〜:02/10/14 23:13
北畠顕家の青野原謎の転進事件の後、親房に問い詰められた後藤久美子演じる顕家が、涙ながらに「父上に一目お逢いしたくて・・・」と語るところに、脚本家のセンスを感じた。
361 :
日本@名無史さん:02/10/15 00:38
「父上私に兵を貸してください」の方が理解しやすいが。
362 :
◆2aMai/kN1Y :02/10/15 00:52
一色馬ノ介ってこんなに有名だったかねぇ
363 :
◆2aMai/kN1Y :02/10/15 00:55
桃井の役者も良かったな
364 :
日本@名無史さん:02/10/15 10:39
>>361 追加:
「このままでは新田においしいところを全部取られてしまいます。」
365 :
日本@名無史さん:02/10/15 10:51
366 :
日本@名無史さん:02/10/15 11:08
何役なんですか。
367 :
日本@名無史さん:02/10/16 21:21
>358
護良親王役よりも、名曲「燃えてPassion」が有名だよ。
368 :
日本@名無史さん:02/10/16 22:43
369 :
日本@名無史さん:02/10/16 22:49
>>368 NHKは女性路線だから「女性」と名乗って
投票した方が反映されたりして。
370 :
日本@名無史さん:02/10/20 19:42
>>367
ワラタ
371 :
日本@名無史さん:02/10/20 19:48
むかし全話標準で録画しました。
全体的な幕末大河やってほしいね。
部分的でなく、主役脇役すべて揃えて放送期間無視史実重視でおながいします。
373 :
日本@名無史さん:02/10/20 21:39
秀吉以降、史実に忠実な姿勢が薄れてウケリャいいみたいな捏造増えすぎ。
格調高くやってみるのは逆に新鮮なのかもしれないのに。やっぱ草加が業界
に入り込みすぎて、マスコミ全体が下品になりすぎてるからかな。
『捏造』って単語を好んで使う人って陰謀説好きだよね
375 :
日本@名無史さん:02/10/23 18:06
陣内の佐々木道誉がなんかよかった気がする
最近NHKの昔のドラマとかDVDで出してるけど大河も出してるんかなぁ
376 :
日本@名無史さん:02/10/23 18:21
古い話だけど、自由民権運動の秩父事件やら扱ったの題名なんでしたっけ?
ゼミの教授が、今年のは異色だと賞賛しておりますた。
20年くらい昔かな。
377 :
日本@名無史さん:02/10/23 18:35
NHKがだしている雑誌の中で、最近の大河は歴史を
追っているようで娯楽として楽しめない。
と書いてあるのを遙か昔に見たことあります。
おそらく太平記あたりを念頭の言葉だったはずですが、
その後、信長・・・等々が続く結果になっています。
378 :
日本@名無史さん:02/10/23 19:20
>376
「獅子の時代」
昭和55年放送。
主役 文太さん
379 :
日本@名無史さん:02/10/23 19:59
「太平記」のテーマ曲結構好きでした。最初はちと怪しい感じなんで
すがでも最後の方になると迫力あってとてもかっこいくて良かっ
たッス。まだその頃小さくて内容はよくわからんかったのですが、
テーマ曲よかったな〜ってことだけよく覚えてますだ。
380 :
日本@名無史さん:02/10/23 20:30
>>378 ありがとう。
「獅子の時代」ね。民衆側にたった初の近代物でないかな。
再放送キボーン!
381 :
日本@名無史さん:02/10/26 15:04
382 :
日本@名無史さん:02/11/04 13:50
太平記、読もうと思うんですが、
私本太平記(吉川英治)と新太平記(山岡荘八)どっちがおすすめですか?
383 :
日本@名無史さん:02/11/12 21:38
DVDで出せば一定の需要はあると思うのだが、
なぜか「太平記」はシカト…。
アミューズに問いつめたい気分だ。
http://www.amuse-pictures.com/ ちなみに、今まで発売された(発売予定)のタイトルは
「独眼竜政宗」
「武田信玄」
「信長」
「国盗り物語」
「北条時宗」
「利家とまつ」
385 :
日本@名無史さん:02/11/30 16:48
386 :
日本@名無史さん:02/12/01 20:04
387 :
日本@名無史さん:02/12/10 21:08
388 :
日本@名無史さん:02/12/10 22:24
>382
私本太平記は主に北朝視点で足利尊氏が死ぬまで(1323〜1358)。
新太平記は主に南朝視点で新田義貞が死んだ所で終わり(1324〜1338)。
個人的には後醍醐帝の死(1339)と尊氏の死(1358)までが
書かれている私本太平記の方がおすすめ。
ちなみに、大河の太平記の原作は私本太平記です。
389 :
日本@名無史さん:02/12/26 01:43
保守あげ
390 :
日本@名無史さん:02/12/31 15:42
「信長」「秀吉」「徳川家康」は再放送するようだね。
391 :
日本@名無史さん:03/01/04 11:14
やらんかい!!!!!!!!!!
392 :
日本@名無史さん:03/01/04 11:37
やるとしたら、鎌倉三部作
「草もえる」
「時宗」
「太平記」
3日連続というパターンか?
真ん中のは要らないんだけど、まあ各人その日は休憩ということで。
393 :
日本@名無史さん:03/01/04 14:32
古典太平記にそってリメイク放送のあと
皇国史観だとサヨからの抗議殺到→放送中止
とかなったら笑えるんだけど
394 :
日本@名無史さん:03/01/04 21:25
395 :
日本@名無史さん:03/01/04 21:29
渡哲也バージョン信長は、スゴイ迫力でしたなぁ
396 :
日本@名無史さん:03/01/04 21:36
>>395は暗にポイズソ最悪って言いたい訳ですな
397 :
日本@名無史さん:03/01/04 21:38
398 :
日本@名無史さん:03/01/04 21:43
比較対象外かよ!!w
399 :
日本@名無史さん:03/01/04 21:48
>>393 そういえば、リメイク希望したヤシは一名もいないな。
400 :
日本@名無史さん:03/01/05 17:40
400
401 :
日本@名無史さん:03/01/05 17:56
小説でもマンガでも映画でもドラマでも、
「愛する人を確信犯で殺す」ていうのはめったにないのね。
なぜなら愛する人を殺すもっともな理由がなかなか考えられないから。
みんな、殺すつもりはなかったのに死んじゃった、とか
誰々と思って殺したら実は愛する人だった、とかいう
お約束パターンになってしまう。
「太平記」はその、なかなかない作品の一つ。
私的には弟を生かしたい。どこかに隠居してのんびり暮らして欲しい。
だが公人の自分には弟を殺さねば北朝武家勢力の統合が図れない、という
思いがある。
弟を殺すことを選択した兄。敢えて殺された弟。
「母上から菓子が届いた」と母親を出してくるところが
尊氏のえげつなさと、弟に生きて欲しい思いの2つが表れていて
またよかった。
402 :
日本@名無史さん:03/01/06 21:56
役所行司の信長は良かったYO
403 :
日本@名無史さん:03/01/06 22:32
>354
太平記(総集編)はVHS版しかありません。DVD化の予定は無い様です。NH鶏に
問い合わせました。
ちなみに、利家とまつは全話DVDで発売されます・・・
404 :
日本@名無史さん:03/01/06 22:36
来年「獅子の時代」が全話DVD化されます。
「獅子の時代」は全話残存している一番古い作品。
これを皮切りに全話DVD化がすすむを期待しましょう。
405 :
日本@名無史さん:03/01/06 22:38
太平記って、どこが「太平」なんだろう?
戦国時代の中でも、激しい戦が長期間に繰り返される血生臭い物語だと思う
けど。「太平、を求める」という様な意味かな?
406 :
日本@名無史さん:03/01/07 21:23
>>405 太平記21巻の後醍醐天皇の遺言
「唯生々世々の妄念ともなるべきは、朝敵を悉く亡ぼして、四海を泰平ならしめんと思う計りなり。
玉骨は縦令南山の苔に埋まるとも、魂魄は常に北闕の天を望まんと思う。」
からとったという。
太平記は本来この21巻で終わりのはずだったんだが、誰かが22巻以降を続けて書いてしまった(作風が明らかに違う)ため、テーマその他がわかりにくくなってしまった、らしい。
(^^)
(^^)
410 :
日本@名無史さん:03/01/19 03:23
age
411 :
日本@名無史さん:03/01/19 08:59
後の竹中「秀吉」と俳優陣がかぶってるんだよな。
真田:尊氏→三成
高嶋弟:直義→秀長
赤井:正季→五右衛門
高嶋弟は、なぜか「弟」キャラばっかりだ。
「武蔵」では「弟」ではないみたいだけど…。
オレ的には大地康夫と堤大二郎をまた大河で見たい。
412 :
日本@名無史さん:03/01/19 09:14
その程度でかぶってたら、他にもいくらでもある罠。「太閤記」と「黄金の日々」なんか
全くおんなじコンビだし。
413 :
日本@名無史さん:03/01/20 07:24
とはいうものの、
「太平記」では高嶋直義が真田尊氏に「兄上」「なんだ直義」だったのに、
「秀吉」では高嶋秀長が真田三成に「佐吉!」「はい」って上下関係がひっくり返っていたのは違和感を感じた。
キャラかぶりは珍しくないが、身近な上下関係でこういうのは珍しい。
414 :
日本@名無史さん:03/01/20 15:20
415 :
日本@名無史さん:03/01/21 07:59
高嶋正伸と沢口靖子が義理の姉弟なのも一緒だしな。
416 :
日本@名無史さん:03/02/01 12:25
「太平記」と「秀吉」は演出のチーフが同じ人だったからキャストがかぶったんだよ。
417 :
堊寿蟲ヰ魯蝣蟆蝌ゐ覦憙鳧膩鐚ゑ:03/02/02 16:20
高師直の、かの有名な
『都に王といふ人のありて…(中略)…木や金にて作り、生きている王をば、
いずかたへなりと島流しにいたすが宜しいかと云々』という台詞があったら、
再放送キボンヌ。
418 :
日本@名無史さん:03/02/02 16:22
学校で総集編のビデヲ見せられましたが何か?
419 :
日本@名無史さん:03/02/02 17:18
>>417 そのシーンは確かにあった。
で、真田尊氏がブルブル震えながら「師直!言葉を慎め!」と
たしなめてますた。
420 :
堊寿蟲ヰ魯蝣蟆蝌ゐ覦憙鳧膩鐚ゑ:03/02/02 18:38
>>419氏
えっ!本当deathか?あったんdeathか?情報提供多謝(さんくすこ)!
しかしNHKも、そんなの、よく放送しましたね。
『NHKはサヨクだ!畏れ多くも、天皇陛下に対し奉って不敬であろう!』
…なんて宣って、カチコミにくるバカが、よく来なかったなぁ…と、感心。
421 :
堊寿蟲ヰ魯蝣蟆蝌ゐ覦憙鳧膩鐚ゑ:03/02/02 21:55
ところで…
これも有名な土岐頼遠の
『この頃洛中にて頼遠などを下馬すべき者は覚へぬものを。言ふは如何なる馬鹿者ぞ!
一々に奴輩、蟇目負はせてくれよ!』という場面は、あったかしら?
『太平記』は、見てなかったもんで。
(院と犬、確かに、アクセントは似ていた)
422 :
日本@名無史さん:03/02/03 02:03
その場面もあった。
光厳上皇の行列と土岐頼遠の一行が鉢合わせて、
酔ッパラーの頼遠は道を譲らず、文句いわれて
「院と言うたか、犬と言うたか。犬ならばこうしてくれる!」
と上皇の輿に矢をはなってた。
2月3日の2:03の投稿になってる!
2/3はそれがしの誕生日じゃ!
御辺ら、祝うてくれ!!!
関係ないのでsage
424 :
日本@名無史さん:03/02/03 05:23
「太平記」の光厳上皇、出番は少なかったけどかなりの美青年だったような
記憶がある。
遠い記憶で正確な台詞が思い出せなくって
もどかしいんだけど
ドラマ中での師直の暴言は
建武の親政がはじまった時、
「後醍醐天皇が英邁すぎるのは災いの元ではないのか。
上に立つ人間は君臨していればいい。
極端な話、木や金でも」
っていうニュアンスで
反権威というより
後の南北朝争乱の予言的なかんじだったと。
太平記の師直は立憲君主制の持ち主(?!)
すんません。
立憲君主性思想でした。
427 :
日本@名無史さん:03/02/09 21:40
武蔵つまんねええええええええ
428 :
日本@名無史さん :03/02/12 22:49
今日の「その時、歴史は動いた」は「太平記」の映像流用しまくりだったね。
しかしなんでわざわざ役者の顔が識別できないような
遠景ショットばかりなんだろうね。
たんに教養番組としてふさわしくないから?
それとも肖像権やら著作権やらがからんでるのかね?
429 :
日本@名無史さん:03/02/12 23:11
>それとも肖像権やら著作権やらがからんでるのかね?
言わずもがな
430 :
日本@名無史さん:03/02/12 23:41
高師直か〜、北条と言い執権職に就いてる連中は怖いな〜、尊氏もタジタジだったし
直義と喧嘩して死んだんだったかな。しかし、後醍醐天皇に対してなんたる不敬な、
殴ってやりたいな。太平記しっかり見れなかったからもう一度やって欲しいな、それ
より新しく南朝視点で作って欲しいよ。あんな皇統を私ごとで捻じ曲げた尊氏主人公
なんて腹が立って来るよ。総集編見ても面白くない。尊氏を主人公だなんてバカげて
いる。やはり美しき天皇軍を映し出さなきゃー(^^)
431 :
日本@名無史さん:03/02/13 05:13
432 :
日本@名無史さん:03/02/13 07:35
>>430 そうだ、今こそ南朝視点の「太平記」を放映して
北朝系の現天皇アキヒトの正統性を否定しよう。1
今の天皇の先祖は南朝から皇位を簒奪した泥棒の
末裔だということを国民にしっかり知らせないと。
433 :
日本@名無史さん:03/02/13 07:43
今年の武蔵役に隠し子(1才女)が発覚したぞ。結婚するつもりは無いみたいだが
434 :
日本@名無史さん:03/02/14 05:04
>>382 遅レスだけど、おれは「新太平記」のほうが好き。
合戦シーンとか武将が生き生きしているし、感動するのも山岡版。
吉川英治「私本太平記」は正直退屈な場面が多すぎ。
435 :
日本@名無史さん:03/02/15 08:13
>>434 いや、なんといっても新田次郎「新田義貞」。これ最強。
次にこの時代を大河にするんであれば絶対これ。
新田次郎は司馬なんかより断然おもしろい。もっと評価されるべき作家。
436 :
日本@名無史さん:03/02/15 19:27
>>435さん、でも楠木さんも陰口で言ってたように新田義貞さんは女好き
らしいけど、NHKスキャンダル嫌うらしいけど大丈夫?
437 :
日本@名無史さん :03/02/15 20:49
>>432 よく見かける厨房な意見だが、
南北朝は「合一」しているので、それ以降は南朝も北朝も関係ない。
したがって現天皇は論理的には北朝の系統ではない。
実際、明治末の南北朝正閏論争の時も明治天皇は問題になってないし。
「北朝だから正統性なし!」というのは某熊沢氏と同じ電波レベル。
438 :
日本@名無史さん:03/02/16 00:19
439 :
日本@名無史さん:03/02/16 02:44
>>436 楠がそんなことどこで言っていたの?初耳なんだが。
まぁあの程度の女好きなんて別にスキャンダルにも何にもならんだろ。
男好きならともかく W
難聴が本物の天皇家だと思ってる香具師がまだいるの。
これでは将来、後熊沢天皇が出てくるだろうな。