Lost Passageについて語ろうではないですか!
両方とも知らなかった…
藤森は聞いた事あるが、宇佐が実在していたとは…
ロスパSS 宇佐観月 宮崎旅行・後編
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「にいさま…朝ですよ。…もう8時になりますよ」
「……」
「兄様?…起きて下さいまし」
「…………」
観月が朝寝坊をした俺を今朝も優しく起こそうとしてくれている。
実は観月の声が聞こえて肩を揺り動かされた時に目が覚めてはいたのだが、わざと瞼を開かなかった。
昨夜眠りにつく直前、あるリクエストを俺はしていたのだ。
それは……。
ちゅっ!
(んん?…今キスしてくれたな?…ふっふっふっ、まだそんな攻撃じゃ起きないぞ!)
更にその直後、観月は俺の頬に手を添えてもう一度、唇を重ねてきたのである。
彼女の柔らかい唇が俺の唇に重なり合い、何だか…非常に気持ちが良い。
だが、それでも俺は目を閉じたままだ。
「ねえ、兄様ったらぁ…」
「……」
観月の柔らかい唇の感触と微かな吐息には正直反応したかったが、ここは我慢我慢。
……俺はまだ起きない。
目覚めのキスごときでは朝寝坊の常習犯である俺にとって、モーニングコールにすらならないぜ!
「…もう、仕方無いですね…」
「…」
ぷちっ、ぷちっ、ぷちっ…かさかさ……すっ
(んんん!?やっと決行したな!)
ぐっとベッドの枕元に彼女の両腕が埋まっていくのが分かり、そして…。
むぎゅうっ♪むにゅううぅぅ・・・!
「おお!これぞ夢にまで見たオッパイ爆弾!…けど、ぐ、ぐるじい・・・!(けど、気持ちいい・・・!)」
観月に力いっぱい抱きしめられて、俺の顔面は彼女の胸の谷間に埋もれてしまう。
両頬に伝わる甘い匂いと何とも言えない柔らかな感触が不思議な感覚を呼ぶ。
確かに少々息苦しいが、その前に観月の乳房の肌触りが余りにもナマナマしくて・・・。
「ごめんなさい、兄様…お疲れなんですね!私のせいでまた兄様を疲労困憊にさせてしまって・・・」
「うぐぐ・・!(い、息が・・・!)」
「本当に私ったら・・・。でも、観月は兄様に対する想いでは誰にも負けませんから・・・」
すりすり・・・ふにふに・・・。
なおも観月は俺の顔を自らの胸に押し付けると、しっかりと抱きしめて離してくれない。
しかも、頬擦りまでしてくるものだから鼻血は出そうになるわ、あっちの方はキカン棒になりつつあるわ・・・。
・・・や、ヤバい・・・!この程度の攻撃では勃起しないと豪語した手前、簡単に勃つなんて・・・俺のプライドが・・・!
必死に堪えようとするが、男の悲しい性(サガ)には逆らえなかった。
観月のバスト圧迫攻撃によって、俺は確実に興奮してしまっていた・・・。
「ぷはっ!はぁはぁはぁ・・・!苦しかった・・・。降参だよ、観月」
「もう…やっと起きて下さいましたね」
俺の寝坊振りに呆れながらも彼女はもう一度、自分の胸を俺の顔に押し付けてきた。
それは嬉しいのだが、余りにも強く押し付けるのだから気持ち良さを感じる以前に苦しかった。
「どうですか・・・?私のオッパイは気持ち良いですか・・・?」
「・・・むぐっ、んうぅ・・・ッ!」
「もう・・・兄様!折角、兄様のお望み通りに…その…『オッパイ爆弾』をしているんですから・・・。ちゃんと答えて下さい・・・!」
「ぷはあっ!・・・き、気持ちいい訳ないじゃないか!観月は俺を窒息死させるつもりなのか!?」
流石に耐え切れずに本音を出してしまったのがいけなかったみたいだ。
観月は如何にも不満そうに俺を見つめていたかと思うと・・・。
「そう…ですか、分かりました。兄様がそんなに意地を張るのなら、私も本気で致しますね」
「ほ、本気・・・!?」
「そうです、よ〜く見ていて下さい」
そう言うや否や、観月はいきなり立ち上がったので当然、観月のナマの胸が露わになった。
大きいのに垂れる事無く、綺麗な形を保っている。肌も白くて豊桃のようなそれは、指で触ればぷにぷにと確かな張りもあって絶景そのものだ。
そして、その頂きにはピンク色の可愛らしい乳首が・・・。
例え、触らなくとも見るだけでもその柔らかさと美味しさが分かるような見事な胸である。
立ち上がった際に、乳房が振動でぷるんと弾んだのがやたらとエロっぽかった。
・・・うお〜!しかし、間近で何度見ても本当に随分と見事な・・・!
「うふん・・・。私のオッパイ・・・・どうですか?」
「ど、どうって訊かれても・・・」
「・・・これなら、何か感想を仰って下さるでしょう?」
観月はその見事なバストを俺の顔にくっつけると、自分の手を俺の後頭部へ回してゆさゆさと動かし始めた。
乳首が瞼や頬、額などを縦横無尽に当たりまくる。
更に、マシュマロみたいな乳房が顔中をふわふわと包み込んでくるのだから正直堪らない。
「どうですか、兄様?気持ち良いですか・・・?」
「き・・気持ち良いよ・・・」
「うふふっ。それなら、どこまで気持ち良くなっているのか検査しちゃいますね・・・♪」
そう言って、観月はしなやかな細い腕を伸ばし俺のペニスを優しく握って何度かしごき立ててきた。
・・・っ!そんなにしたら・・・!
「観月っ・・・!」
「うふふ、イッちゃいそうなんですか・・・?まだです、まだダ〜メ・・・」
「け・・けど、そんなにしごいたら出ちまうよ・・・!」
「どうせイクのなら、私のオッパイで気持ち良くさせてあげます・・・。今朝は特別サービスです・・・♪」
俺のペニスから手を離すと、観月は自らの手で乳房を中央に寄せて挟みこんでくれた。
しっとりと吸い付くような感触に、ペニスはますます硬く大きくなる。
それに気づいたらしく、観月はくすりと笑うと舌で胸の谷間からはみ出た亀頭に舌を這わせて刺激してきた。
唇を窄めて先端の割れ目をちゅうちゅうと吸い込んできたり、まるで俺の射精を促すような勢いだ。
「兄様のオチンチン・・・とても熱いです・・・。もっと私を感じて下さいね・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・!観月ぃ・・・ん!」
「うふふっ・・・、そんなに気持ち良いんですか?」
「すご・・い・・!観月のオッパイ・・滅茶苦茶気持ち良いよ・・・!」
・・・もうダメだ・・・!我慢出来ない・・・!
朝からこんな刺激的な事をされた上に、男の生理現象で元々朝勃ちしていたせいもあってあっという間に限界が近づいてきてしまう。
「観月・・・!もう出る・・・ぞっ!」
「あん・・・、イキそうなんですね?・・・いいですよ、私の顔にかけて下さいね。その代わり、沢山出してくれなきゃ嫌です・・・」
「い、イクっ・・・うおっ!」
どぴゅ、どぴゅっ!どぴゅぴゅっ!
観月の許しも出た事だし、もう何の遠慮も我慢もいらない。
俺は射精感に逆らうことなく、観月の顔目掛けて溜まりに溜まっていた精液をたっぷりとぶちまけた。
ペニスの先端から次々と発射される精液が観月の整った顔をべっとりと汚していく。
しかし、観月は嫌がるどころか恍惚とした表情で俺の精液を顔で受け止めてくれた。
顔から垂れた精液が胸の谷間にも流れ込んで、それがてらてらと光って卑猥だった。
「あはぁ・・・ん、兄様ぁ…とっても熱くて・・素敵・・・です」
「ぐお、はぁ、はぁ・・・!!」
「うふふ・・・。たくさん・・・射精[で]ましたね・・・。嬉しいです♪」
俺の精液で月読の巫女である観月を朝早くから思う存分に穢してしまった。
(穢れ無き存在である筈の巫女・観月を俺だけが自由に穢す事が出来るんだ!)
だが観月は乳房と顔に降り掛かった俺の精液を、今回だけでなく毎度毎度まるで貴い存在の様に両手で身体中に塗り広げていった。
まだ彼女の顔にべったりと残る精液を指で掬うと、そのまま口へ運んで美味しそうにぺロリと舐める。その仕草がとてもエロチックだ。
彼女の綺麗な顔に何時でも精液をぶっ掛けていい幸福を深く噛み締めながら、次第に今度は自分主体で射精をしたくなってしまった。
俺だって、たかだか一回だけで満足した訳じゃない。
その証拠に今さっきイッたばかりだと言うのに、俺のモノは全然衰えを見せていない。
観月の頭を軽くぽんと叩いて促した。
「今度は俺の番だよ。何だか観月の口でセックスがしたくなった」
「え…。お口で、ですか?」
「ああ、いわゆるディープフェラって奴さ。いいだろう?」
「……はい、勿論です。兄様は…観月に何をしてもいいんです……」
心底嬉しそうな表情で頬を熱っぽく染めながら同意してくれた観月が更に愛しくなる。
ベッドの横でカーペットに正座している彼女に向かって俺はぐっと腰を突き出し、勃起させることを催促した。
「あん、でも…まだ少し萎えたままなんですね。じゃあ、もう一度大きくして・・・差し上げますね」
「ああ、頼むよ」
観月は萎えかけた俺のペニスを元気付けるように、再び豊かな胸に俺のペニスを挟みこんでうにうにと動かし始めた。
もちろん、舌で亀頭を刺激することも忘れない。
・・・俺がこれまでに色々と教え込んだテクニックをきっちりマスターして実施してくれている。本当に観月は性教育でも優秀な生徒だなぁ・・・。
その次に彼女はその柔らかい両手で俺のペニスを愛撫してくれる。
観月は俺のペニスを握るといつもとろんとした、潤んだ瞳になる。
両手で俺の竿を握り締め、何かを擦り込むように撫で撫でしてくれ、それから右手で竿をしごきながら、左手で玉を揉みしだく。
もうこれだけで俺は射精感と戦わねばならないほどの快楽を得られるのだが・・・さらに観月は亀頭の部分を包み込むように口に咥えてくれるのだ。
「んっ・・・んっ・・・ちゅぱ・・・ちゅぱっ・・・」
観月の口から俺のペニスに奉仕しているいやらしい音が聞こえてくる。
観月の左の唇の先からは、ご馳走をほおばったかのように涎が取り留めなく溢れ出てきていた。
いや、実際に観月にとって俺のペニスはご馳走なのかもしれない。
そう思わせるほど、観月は積極的にフェラをしてくれる。
上目遣いで俺を身ながら、優しく竿をしごき、一番敏感な亀頭に舌を絡ませてときに亀頭の割れ目に舌を押し入れるように…。
その視線とテクだけでも勃起ものだが、眩しいくらいに白い乳房とピンクの乳首がぷるんぷるんと揺れ動くのが見えて…た、堪らん。
「観月っ、観月ぃ!」
観月の愛撫に耐えられなくなった俺は、彼女の頭を両手で掴んで口の奥までを犯すかのように腰を前後に激しく動かしまくる。
亀頭の部分が観月の喉に突き当たるのが感触で分かる。
「んっ!んっ!んっ!んっ!!」
「いいぞ!最高にいいぞぉ…」
観月が苦しそうな声を上げているのは明白だが、苦しそうな声がする度に益々俺は激しく突っ込む。。
「うっ・・・観月、もう出そうだっ」
これが真のディープフェラという奴だ。
「んっ、んぐぅ、んん!」
「おおっ…出そうだっ…飲んでくれよっ!」
勿論口の中ではペニスが暴れまわれ、そのペニスに観月は必死に舌をまとわりつかせてくれている。
止めとばかりにペニスを観月の口奥まで突っ込むと、彼女の頭を持って何度も何度も激しく腰を動かした。
観月は一瞬苦しそうな顔を浮かべたが、すぐにいつも通りに吸い込みを始めて俺の射精を手伝ってくれた。
「・・・・だ、射精[だ]すぞ!!」
どびゅ!どびゅっ!どぴゅぴゅっ・・・!どぴゅっ、どぴゅっ、どぴぃっっ!
「んぐっ・・・・ふぅぅ・・・んっ・・・!」
・・・・ごくん、ごくんっ。
本日二回目の、大量の精液が観月の口内に打ち出される。
更に精液を吸い上げようとするように観月はペニスをちゅうちゅう吸ってくれて・・・。
こくん、と観月はその精液を飲み干してくれるのだ。
残り汁まで吸い出して、観月はようやくペニスを口の中から開放してくれた。
ふうう…満足したな。
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結局の所、俺は観月にキスして貰った後、究極のオッパイ爆弾で起こされたのであった。
目を開けたらいきなり観月の素晴らしい乳房が目の前にあったのだから、そりゃ嬉しかったがやっぱり驚いた。
夢のような昨晩の濃厚な情事は、実際の出来事なんだと改めて実感してしまう。俺たち…腰が抜けるほど何度も愛し合ったんだよな…。
観月の中…相変わらず温かくて、気持ち良かったな…。
それに念願のアナルバージンも観月は俺に捧げてくれたし…。
考えるまでも無く、ファーストキス、バギナとアナルのバージン、それにフェラチオ、パイズリ…と観月の初めてを全て、俺は奪ったんだよなあ。
…う〜む。相当に幸せだぞ、俺って。
神社での巫女装束姿も凛々しい観月…。
誰もが認める神々しいまでの美少女で、実は未だ16歳の可憐な女子高生なんだっけな。
なのに俺の破廉恥な欲求に恥じらいながらも、しっかり応じてくれるし…。
…応じてくれるのは勿論だけど、今後は何時でもどんな場所でも人目に触れなければ俺は観月をファックしてもいいって誓ってくれたんだ!
物凄く嬉しい約束を観月が申し出てくれたのを俺は当然、即時に受け入れてしまっていた。
観月は彼女自身、自ら望んで俺の虜となってくれたが、逆に俺も観月の虜になりつつある…いや、もうなってしまっているかもな。
いかん…頬が緩んで仕方が無いぞ。
しかも、今日は観月のキスだけじゃなくて『オッパイ爆弾』で目を覚ますなんて…久し振りに最高の朝だ。
やがて、シャワーを浴び終えた観月がバスタオルに身を包んでベッドサイドまで近付き、笑顔で俺に挨拶をしてきた。
「改めて…兄様、おはようございます」
「おう、おはよう…。観月、随分と早いんだね。」
「私、元々朝は早いですから。だいたい6時くらいには起きていますので」
「そんなに早いんだ!俺なんかその時間はまだ寝てるな〜」
(うわっ、何か情けないなあ…俺って)
「兄様は大学に通うのに早起きしなくて大丈夫なんですか?」
「下宿先は近いからな。あー、でも毎日ギリギリまで今でも寝てるな。遅刻だけはしないようにね」
「うふふ、兄様らしいですね。そう言えば教育実習の時も朝眠そうにしていましたね…?」
確かに、教育実習の時は授業の準備もあって起床時刻が早くて苦労したんだよな…。
眠そうな俺とは対照的に、観月は全く平然としていた。むしろ、普段よりも生き生きしていたような記憶がある。
それはさておき…、今日は観光に行くことになっている。
宮崎のリゾートはまだ始まったばかりなのだ。
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最初に俺たちは、宮崎市内から車で約四十分の距離にある日南海岸の南郷町まで足を伸ばして水中観光船で海の中を見学することにした。
「わあ、凄いです…。海の中ってこんなに綺麗なんですね…、信じられないくらいです」
「ああ、熱帯魚とか珊瑚が下の方に見えるよ。宮崎の海って本当に綺麗なんだなぁ・・・。」
俺たちは、海底(とは言っても、水深が約5メートルから10メートルくらいの浅瀬だが)を眺めつつ、自然の美しさに感動してしまった。
特に、熱帯魚や海の生物が好きな観月に至っては見学の間中、目がずっと海底に釘付けになっていた。
こんなに夢中になるなんて、本当に観月って魚好きなんだな…。このコースを選んで正解だったな。
その後、ボートは見学コースを進んでから元の場所に帰ってきた。
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見学が終わって、観月は本当に満足そうな顔をして俺に話し掛けてきた。
「ねぇ、兄様。あの綺麗な熱帯魚はご覧になりましたか?可愛かったですよね」
「ああ、それに珊瑚とか海の色も綺麗で凄かったな。でも、誰かが落とした携帯が見えたときにはちょっと笑っちゃったけどね」
「そうですね、多分ボートから乗り出して海を見ているうちに誰かが落としてしまったんですね」
「今度は自然公園みたいな所に行ってみない?」
「はい、そうですね」
俺はホテルで貰ったパンフレットを見ながら、観月と熱帯植物が数多く植えてある植物園の様なところに行くことにした。
ここからだとタクシーで行けるみたいなので、早速タクシーを止めると植物園に向けて出発した。
「何だかワクワクしてしまいます…。きっと、珍しい色んな植物があるんでしょうね」
「観月は植物園が好きだからね。水族館とかもそうだけど」
「ええ、私って自然とかを感じられる所が大好きなんです。だから、今から凄く楽しみです」
「そうなんだ。じゃあ、その期待に応えられる様な所だといいな」
俺は観月にパンフレットを彼女に見せながら笑いかけた。
「はい」
観月もにっこりと微笑みながらはにかんで見せた。
はぁ…やっぱり観月って可愛いよなあ…無邪気で。こんな風に宮崎旅行が出来るなんて、身体を張ってバイトをした甲斐はあったな…。
観月も心底楽しんで喜んでいるし…。
まだまだお金は残っているから、あともう一回はこんな風に旅行が出来そうだな…。
今度は温泉なんかがいいかも…。
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タクシーで走ること十五分…。
俺たちを乗せたタクシーは植物公園に到着した。
「す、凄いです…ね。こんなに熱帯植物が…」
「本当だな…。ここまで広くて大きいんだ…。全部見て回れるかな…?」
俺たちは、敷地の広さと植えてある植物の種類の豊富さに驚いてしまった。
「早く参りましょう、兄様。折角の時間が勿体無いですよ」
「ははは、そんなに慌てなくたって大丈夫だよ。」
俺は観月に手を引っ張られて園内に入っていった。
園内は日本では宮崎にだけしか見られない熱帯系の植物やハイビスカスなどが植えられていた。
観月はさっきから大喜びで、はしゃぎっぱなしだ。本当に来て良かったと思う。
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一通り見学していると、休憩場所みたいなところがあった。そこは店が色々集まっている。
店では紅芋のアイスクリームやマンゴー、パパイヤのお菓子なども売られていた。
他にも宮崎名物の地鶏、サボテンなどその他いろいろだ。
「(へぇ…、パンフレットに書かれてあったけど、こうやって見ると美味しそうだな…。)」
「ねぇ、兄様!マンゴー味のソフトクリームなんですって。一緒に召し上がりませんか?」
「うん、一つ買ってみようか。」
「あっ…そうだ。折角だし、マンゴー味と紅芋味を一つずつ買って半分こにしませんか?」
何だって!?
それって…間接キスだよな…。
まあ、今更間接キスくらいで恥ずかしがる事も無いのだが…。
お金を払って、俺と観月はソフトクリームを半分ずつ食べることにした。
(でもやっぱり嬉しいぜ!)
ああ…俺ってマジで幸せかも…。
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ソフトクリームを食べ終わったあと、俺たちは少し園内の中でも人の少ない所を歩いていた。
「私、こんなに真っ青な海と自然に昔から憧れていましたから、嬉しくて何か得した気分です」
「そうか。だけどまあ特に俺の場合は、観月と二人っ切りで来れたから…かな?」
「えっ!?」
観月は驚いたように俺の顔を見つめる。その顔は真っ赤になっていた。
「…観月、顔が真っ赤だ?」
俺は苦笑しながら、観月の頬を指で軽く突付いた。
「もう!からかわないで下さい!…でも、嬉しいです…」
観月は赤くなりながらも、嬉しそうに俺の肩に頭をもたれ掛けてきた。
更に、俺の腕に自分の腕を絡ませる。
「み、観月…」
俺が驚いた様子で観月の方を見ると、彼女も俺の顔を見ながらにっこりと微笑んできた。
その上、更に俺に身体を摺り寄せてくるではないか。
うっ…、観月の胸が…乳房が俺の腕に当たって、何とも言えない心地良い感触が…!
「…ねぇ、兄様。どうなさったんですか…?ぼーっとして…」
「あ、いや…」
観月は俺を誘惑しているのだろうか?しかし、彼女自身はそんな素振りは全く見せない。
まずい…俺の方が何か欲情してきちゃったぞ…。
観月は俺が赤くなって挙動不審になったのを見ると、俺に顔を近付け来た。
「…熱でもあるんですか?兄様の方こそ顔が少し赤いですよ…?」
「あ、いや…、別にそう言う訳じゃないんだ」
何とかしてその場を取り繕うとしたが、言い訳が見つからない。
ますます赤くなった俺に対して観月は…。
「…ねえ、ひょっとして…兄様。いやらしい事とか考えてらしたの…?」
「!!」
「…図星みたいですね」
「な、何言ってんだよ・・・。俺が何時そんな事を・・・・。」
「観月には分かりますよ。だって、兄様ってエッチな隠し事されるとすぐに顔に出てしまうんですから」
うぐっ、そこまで見抜かれているなんて…俺って、そんなに分かりやすいのだろうか…?
「…どんな事を考えていらしたんですか?」
「…っ!!」
「あっ…!」
観月の追求に俺はもう耐えられなくなってしまった。観月の手を引っ張って、園内で人気の無い植物の茂みの裏に入った。
周りが茂みで覆われているため、誰にも気付かれる様子は無い。
「観月…」
「一体どうされたの、兄様…?こんな所に連れて来て…」
口ではそう言いながらも、観月は明らかに俺の考えを察したかのように頬を赤くしている。
「・・・・・。」
「!」
俺は観月の方を振り向くと同時に、しっかりと抱きしめた。
観月は突然の事に驚いてしまったようで、言葉を失っている。
だが…。
「ねぇ…兄様…、興奮してしまわれたの…?」
観月が俺に抱きしめられたまま、か細い声で聞いてきた。
「…ああ、スマン…。観月があんなにくっついてくるから…俺、ムズムズしてきちゃってさ…」
「…うふふ…エッチな兄様…。もう、仕方無いですねぇ…」
そう言いつつも、観月は全く抵抗しようとしない。
むしろ、自分の方から積極的に俺の背中に手を回して抱きついてきた。
そして、そのまま熱いキスを交わす。
「…んん…っ」
俺の口に観月の舌が入ってきたかと思うと、俺の舌にねっとりと絡みつく。
相変わらず観月は物凄くキスが上手い。彼女は才色兼備でスポーツも勉強も出来るけど、こういう事も得意なんだよな…。
「…ん…はぁ…。観月はキスが上手いなぁ…。何でも出来るんだよな、観月って…」
「そんな事は無いですよ…。今までだって、兄様が喜んで下さるから一生懸命に覚えてしただけ…」
「…それにしたって、観月は本当に優等生だよ。何でも飲み込みが早いし…」
「そう…ですか…?多分、兄様が…何も知らない私に色々教えて下さったからです」
「いや…、あれは観月の事だけを考えて夢中でした事だから…」
「…それじゃあ、今も私の事…観月の事だけを…考えて下さるの?」
観月の手が俺の股間に伸びる。
「うっ…!み、観月…」
「ねぇ…、どうなんです、兄様…?」
観月の手がズボンの上から優しく俺のものを触っている。
ただ触っているだけではなく、たまにやんわりと力を入れて握ってくる。それが何とも言えないほど気持ちいい。
「答えて下さらないともっと…してしまいますよ…?」
観月の手が更に俺のペニスを弄ぶように動く。
これ以上手でされたら、抑えられなくなってしまう。観月って案外テクニシャンなのかもしれないな…。
「わ、分かったよ、言うから…!」
「・・・・・」
「俺は…さっきから、ずっと観月の事考えていたんだよ…。観月の胸が腕に当たって気持ち良くって…」
「やっぱり…感じて下さったんですね…」
えっ?やっぱりって…一体どう言う事なんだろうか?
俺がきょとんとした顔をしていると、観月は俺にもう一度キスをしてからこう囁いてきた。
「うふふ、私ね…あの時、ちょっと誘ってみようかなって思ってくっついたんですよ。…兄様に観月のこと考えて欲しくて…」
やはりあれは確信犯だったのか…。でも、それが分かったら何だか気が楽になって来たぞ…。
よーし、こうなったら…。
俺は観月をその場に立たせたまま服の中に手を入れて、そのままブラジャーの中にまで手を入れる。
観月のぷにぷにと柔らかくて立派に育った乳房を直に掴むと、優しく揉みほぐした。
「あっ…!や…ぁ…!」
彼女の喘ぎ声にますます興奮した俺は、ピンク色の乳首を指で摘むと軽く弄繰り回した。
乳首は完全に尖って硬くなっている。観月も興奮しているんだと言う事がはっきりと分かった。
「観月のここ…尖っているよ。感じてるんだね…」
「ひゃん、だめぇ…、仰らないで…っ!」
「それじゃあ…ここはどうかな?」
俺は右手で観月の胸を弄んだまま、左手をスカートの中に忍ばせた。
ショーツの隙間から指を入れて、彼女の秘部をくちゅくちゅと刺激する。
既に観月のその部分はびっしょりと濡れていた。愛液によってショーツもしっとりと湿っていた。
やっぱり興奮していたのは俺だけじゃなかったんだ…。
「…ああ…っ!」
大事な所を責められて、観月は切なげに声を上げる。
「そんなに大きな声を出したら誰かに見つかっちゃうぞ…?」
「だって…そんな事したら…あん!…気持ち…いいっ…です!」
俺は観月のクリトリスだけを責めるのではなく、指を膣の中にゆっくりと挿入していった。
柔らかい彼女自身が俺の指を締め付けてくるのが分かる。
彼女の中は温かくてぬるぬるして…何よりもぐっしょりと濡れていた。
そのうち、観月が目を閉じてしっかりと俺にしがみ付いてきた。
「…ああっ・・・!…私…もう…!」
「観月…イキそうなの…?」
観月は息も絶え絶えになって訴えかけてくる。目は潤んでおり、表情もどこか虚ろだ。
俺は観月をイカせるべく、指の動きを早めた。
ぐちゅっ、ぬちゅっ…!にゅるっ!
いやらしい音が観月の膣から聞こえてくる。それによって、観月だけじゃなく俺の興奮も高まってくる。
「や…あっ…!もう…だめっ…!…ああんっ!!」
観月は感極まった声を上げるとぐったりと俺に身体を預けてきた。
彼女は絶頂を迎える時に俺にしがみ付く癖があるんだが、それがとても可愛く思える。
俺はとりあえず、観月をその場に一旦座らせた。これ以上立っている事は無理みたいだからだ。
よっぽど感じたんだろうな…。
「観月…イッちゃったね…。気持ち良かった…?」
「はぁ…はぁ…はぁ…!……はい…」
観月は肩で息をしながら恥ずかしげにぽつりとそれだけ呟いた。
「観月…今度は俺のもしてくれないかな…?」
俺はしゃがみ込んでいる観月の前に立つと、ズボンを下ろして既にいきり立ったペニスを彼女の口元に持っていった。
「…凄く大きくなってる…。こんなに興奮されているんですね…」
「観月がイクところを見てたら余計に興奮したんだ。こうなったのは観月のせいだよ」
俺の言葉に観月は頬を赤く染めながら、ゆっくりとペニスに手を添えた。
「…それじゃあ、お返しに気持ち良くして差し上げますね…」
「ああ、頼むぞ」
観月はそっと口を近づけて、亀頭にチュッと口づけをしてきた。
それから、すぐには口に含まずに舌で先っぽや周りをちろちろと舐め回す。
既に硬くなったところへの舌での攻撃はかなりの刺激になる。
俺のペニスはもはや痛いくらいに勃起してしまった。観月…じらすのが上手いなぁ…。
「観月…っ!」
「焦らないで…下さい。これからもっと舐めてあげますから…」
観月の言葉に対して、俺は早く咥えて欲しくて焦りまくっていた。はやく観月に咥えてもらいたい。
楽にして欲しくて仕方なかった。
「…あむっ…、うんっ…んんっ…」
俺の気持ちに応えてくれるかのように、観月がペニスを端整な口に含んでくれた。
彼女のねっとりとした舌が俺に絡みつく。
舌を亀頭やその周囲に絡めてきたかと思うと、今度は唇をすぼめて優しく締め付ける。
これまでよりも明らかに、観月の奉仕は上手になっていた。
「…んっ…はぁ…んん…っ…きもひいい、れふか?(気持ち良いですか?)」
「観月っ!凄く凄く気持ち良いよ…!」
観月がペニスを口に咥えたまま聞いてきたので、俺は観月の頭を掴んで必死で快感に耐えながら答えた。
彼女はそれに気を良くして、嬉しそうに俺を吸い上げる。
「はぁ…にいはなの…おひんひん…おおひい…(兄様の…オチンチン…大きい…)。そへに…あふい…(それに…熱い)」
「観月っ!観月っ!!」
俺は気がおかしくなるくらいの興奮に包まれて、早くも絶頂を迎えようとしていた。
「…んふぅ…!んんっ…!」
観月も俺がイキそうなのを感じて、口の動きを早める。
「観月…!もういいよ…、これ以上されたら…出ちまうよっ…!」
俺は観月の頭を掴んだまま彼女の頭をどけようとしたのだが、観月はそのまま口の動きを止めようとはしない。
むしろ、どんどん激しく俺を口全体で責め立てて来た。
「いい…っ!ほのまま・・・・・口にだひへ…!のんへあげまふ……」
口に出して…飲んであげますって言ったんだろう。もう我慢の限界だった俺は、とうとうその緊張を解き放った。
ペニスを観月の口の奥底に突っ込むと、彼女の頭を持って何度か激しく腰を動かした。
観月は一瞬苦しそうな顔を浮かべたが、すぐにいつも通りに吸い込みを始めて俺の射精を手伝ってくれた。
「・・・・だ、射精[だ]すぞ!!…観月っ!出る…!出るっ!!」
「んんっ!…んむっ…!」
どくっ…どくっ…どくっ…。びゅくっ…びゅくっ…。
どびゅ!どびゅっ!どぴゅぴゅっ・・・!
「・・・・ふぅぅ・・・んっ・・・!」
・・・・ごくん。
観月の口内に欲情の全てを放ち終えてから、俺はゆっくりと自分のモノを抜き去った。
観月の口の中で俺のペニスが痙攣しながら次々と精液を放出していく。
観月はそれを一滴も残さずに、可愛く頬を膨らませながら俺の精液をしっかりと口で受け止めてくれた。
そして俺の射精が終わると白い喉を鳴らせて口の中の精液を飲み干してくれた。
俺が全てが出し終えた後に観月はペニスを口に咥えたまま、ゆっくりと吸い上げる。
すると、まだ出ていなかった分の精液までしっかりと彼女の口の中に放出されていく。
「うおお…っ!観月…観月…!」
彼女に吸い上げられて、絶頂を迎えたばかりのペニスにはそれは痛いくらいに気持ち良く感じられた。
「…んっ…んんっ…!」
…ごくん…。
しっかりと奥まで吸い上げてから、観月は俺に出された残りの精液をうっとりとした表情でこくりと飲み干す。
まるで精液を飲む事に抵抗が無いかのようにも見える。いや、むしろ望んでいるのかもしれない。
毎度の事ながら、そこまでしてくれるなんて…。最高だ!
「…はぁ、はぁ…。沢山出ましたね…。ちょっとほろ苦いですけれど…兄様の味がして、美味しい……」
「観月…毎回、俺は口に出しちゃうけど嫌じゃないのかい…?」
「どうして…ですか?」
「どうしてって…その、何て言うか…。気持ち悪くない…?」
自分で出しておいてこんな事を聞くのは変かもしれないが、俺は敢えてこれまで疑問に思いながら黙っていたことを、観月に湧き上がった質問としてぶつけてみた。
すると観月は…。
「私は兄様が出して下さった精液だから平気なんですよ…。他の人だったら絶対に嫌ですから…。兄様のだから…嬉しくて美味しいんです…」
「観月…」
俺はそこまで聞いて、観月の事がどうしようもないくらいに愛しく思えてならなかった。
ここまで言ってくれるなんて、正に男冥利に尽きると言うものだろう。
まだ少しぐったりしている観月を抱きしめ直すと、優しく観月の頭を撫でてあげた。
観月も嬉しそうに俺に抱かれたままだ。
こうなったらもう止まらない。しっかりと満足がいくまで愛し合う事にした。
「ねぇ…兄様。ここで…なさるの…?」
「大丈夫、誰も来ない…俺は今ここで、観月をファックしたいんだ」
「…あぁ。…兄様が私のことを…求めているんですよね?」
「そうさ」
「(こくん)はぁん…。嬉しいですぅ…。私も…兄様にファックされたい…」
観月は小さく頷き、とろんと陶酔した表情で、俺の青姦行為に賛同してくれた。
俺は観月のブラウスのボタンを外して、ブラジャーを取り払った。
するりとブラウスが肩から腰の辺りまでずり落ちて、綺麗な乳房が露になる。
彼女の形良い大きな二つの乳房がぷるんと弾んで波打った。
「はぁ…ひゃん、あんっ…!恥ずかしい…ですぅ…」
観月は言葉を続けられなかった。俺が彼女の乳首を口に含んで勢い良く舐め回したからだ。
「やぁ…っ!だめぇ…そこ…気持ち、いいっ…!」
「観月の乳首…硬くなってる…。ほら、こんなに…。可愛いよ…」
俺は舐め回すだけじゃなく、乳首に吸い付くともう片方の乳房も片手で揉みしだく。
「きゃっ…あんっ…!そんなに吸っちゃ…いやぁ…っ!」
しばらく観月の乳房をも揉み終えてから、今度は指を下腹部の方に忍ばせた。
そこは、さっき指で散々責めたせいもあって、ショーツまで完全にびしょ濡れになっていた。
「観月…ここも脱がすよ…」
「は…い…」
観月はそれだけ返事をするだけで精一杯のようだ。
屋外で交尾しようとしている事への恥ずかしさと緊張感…それに加えて、今までに経験した事の無い場所でする事への好奇心が入り混じって複雑な心境だろう。
ショーツを脱がすと、綺麗な観月の秘部が剥き出しになる。
全く穢れの無いようなピンク色をしたそれは、見ていると惹き込まれそうなくらいに妖しく神秘的なものに見えた。
「そんなに…見ないで…下さい。恥ずかしいです…」
「恥ずかしがる必要なんて無いよ…。こんなに綺麗なのに…綺麗だから俺が見たいんだよ」
「やぁん…恥ずかしいですけど、ああ…兄様に覗かれると、感じちゃいます」
「よおし、もっと感じさせてあげるよ」
俺はそう言って、口で観月のクリトリスをぴちゃぴちゃと舐め始める。
「やっ…!あんっ!…変になっちゃい…ますっ!…ああっ…ん!」
舐めれば舐めるほどにどんどん愛液が溢れ出て、俺は舌でそれを丹念に舐め取っていく。
俺が観月の蜜を夢中で味わっていると、彼女はその間ずっと可愛い喘ぎ声を上げている。
遂に耐えられなくなったのか、観月は俺に向かって絞り出すような声で訴えかけてきた。
「ねぇ…兄様…もう我慢出来ません…。お願い…来て…。」
そう言うと、自分の足を開いて俺を迎え入れる体勢を取った。顔は赤く染まり、膣からは愛液がとろとろと流れている。
受け入れ準備完了ってとこだ。観月の表情は俯き加減なのでよく分からないが、明らかに欲情している。
丁度、俺の方も我慢の限界だったところだ。観月の願いを受け入れる事にした。
先ほど射精したばかりだが、観月を味わっているうちに俺のペニスはびんびんに直立してしまっている。
漢なんだから、それは仕方ないよな…。
「観月…じゃあ、入れるよ…」
「うん…。早く…欲しい…です」
俺はゆっくりと観月の中に挿入していった。
ぐにゅう、ぬちゅっ…ぐちゅっ…。
「ああっ…!すごい…太くて…大きいっ…!」
「観月の中、とても気持ちいいよ…」
観月の膣が優しく…それでいてきつく締め付けてくる。俺は彼女に包まれて、これ以上無いくらいの快感に酔ってしまった。
「観月…っ!観月…!」
愛しい観月の名前を叫びながら彼女を地面に寝かせて、俺は上体を観月に重ねて激しく腰を上下させる。
腰を沈める度に、お互いの性器が擦れ合って快感が生み出される。
ずちゅっ…ずぷっ…!ぱんっ…ぱんっ…!
観月も目を閉じて俺のペニスをしっかりと受け入れてくれている。
「あんっ…あっ…!はぁ…!やぁ…ん!」
俺は繋がったまま、観月を起こすと対面座位に持ってくる。観月の美しい乳房が俺の胸にくっ付いて心臓の鼓動が伝わってきた。
それだけじゃない、彼女の息遣いなどもはっきりと分かった。
俺も観月も汗だくになりながら、宮崎の空の下…めくるめく快楽に翻弄されている。
ぐちゅっ…ずちゅっ…。ぬちゅ…ぬちゅっ…!
俺は焦らないようにゆっくりと観月を下から突き上げていた。
ゆっくりとだが、俺に深く奥まで突かれるごとに観月は声を上げて喘いでいる。
そのうちに、観月も俺の腰使いに合わせて自分でも腰を使い始めた。
「あんっ…!奥まで…届いています…!もっと…もっと突いてぇ…っ!!ひゃん、あん…こ、擦ってぇ!!!」
観月は我を忘れて大胆な事をどんどん口にする。
普段の清楚な見掛けではそんな事を絶対に口にしそうも無いのだが、その分ギャップがあって俺はツボを突かれたような感じになっていた。
「観月…好きだよ!…俺は世界で一番…好きだ!」
「あん・・・!はぁ…っ!私も…好きぃ…大好きっ…!やんっ…!あんっ!ああっ!!」
観月の言葉に呷られる様に、俺は一気にスパートをかけて突き上げる。
ぱんっ…ぱんっ…!ずぷっ、ずぷっ!
俺と観月が繋がっている所からはさっきよりも盛んにいやらしい音が聞こえている。
「ああっ…!あん…!あん…!も、もう…私、イッちゃいますぅ…っ!」
「俺も…イキそうだ……。観月…!俺たち一緒に…!」
「はいっ…!いいですよ…!…ああんっ!!もう…だめっ!イクッ!イクう…っ!」
観月はそう叫ぶと俺に抱きついて、びくっびくっと身体を震わせながら絶頂に達した。
その瞬間、観月の膣が俺のペニスを今まで以上にしっかりと締め付ける。
その締め付けによって、俺も限界を迎えてしまった。
「お、俺もイクよ…!観月…!観月っ…!出るっ、出るっ!」
びゅくっ…びゅくっ…!どくっ…どくっ…!
俺はそのまま彼女の中で緊張を解くと一気に射精した。
彼女の膣内に俺の精液が二回目の射精とは思えないほど勢いよく…そして大量に流れ込んでいく。
「ああっ…!熱いっです…あん!いいっ…!!」
「うおっ、で、出たぞ…たっぷりと!」
「素敵ですぅ…はぁんん…」
観月も俺の迸りを身体の奥に感じながら、俺にしっかりと抱きついていた。
「はぁ…はぁ…はぁ…!どうだ…観月…。中にたっぷりと出してやったぞ…」
「…はぁ…はぁ…!はい、ありがとうございます……。兄様に沢山出して貰えて…嬉しい…幸せです…」
観月は陶酔した顔で俺を見つめながら呟く。精液を残らず中出ししてやったんで、本当にうっとりしてくれてる…健気だなあ。
俺はゆっくりと観月の膣内からペニスを抜いた。引き抜く時に俺のペニスの先端から観月の膣口に名残を惜しむ様に透明な糸が繋がる。
はぁ…気持ち良かった…。まさか昨日の今日で、早速期待通りに屋外で観月とセックス出来るなんて思わなかったな…。
表向き、先に誘ってきたのは観月だけど、ここに連れ込んで妄想したのは俺だし…どっちもどっちか。
・
・
・
さて、コトが終わってペニスをしまおうとすると、観月が慌てて制止してきた。
「あっ…、ちょっと待って下さい」
「えっ?どうしたの観月」
「…兄様のここ…綺麗にして差し上げますね」
「えっ、ちょっと観月…」
観月は俺が躊躇している間に俺の前にひざまずくと、手をそっと添えて何のためらいも無く俺のペニスを口に含んだ。
「み、観月…!うっ…くっ…!」
観月はペニスを口に含みつつ、先端の割れ目を舌でつんつんと突付くようにして刺激する。
それだけではなく、さっきフェラチオしてくれた時みたいに残っている精液を吸い出してくるではないか。
「…っ!観月…っ!」
「…んん…んぐ…んっ…」
ちゅっ…ぷちゅっ…くちゅっ…ぴちゃ…ぴちゃっ…。
更に追い討ちをかけるみたいに、舌を上手く使って亀頭の周囲を愛情たっぷりに舐め回してくれる。
観月の舌使いの上手さに俺は心底感心してしまう。こういう男泣かせの才能が元々あるんじゃないのかな…。
あっ…!ヤバイ…刺激が強すぎて…また…!
「観月!…これ以上されたらまた…!」
「えっ?…うふふ、また…大きくなっちゃいます?」
観月は悪戯っぽく微笑むと、名残惜しそうにペニスを口から出す。
確かに気持ちはいいし気遣いも嬉しいのだが、このまま口でされたら大きくなるだけじゃ済まなくなっちまうよな…。
「んっ…ふぅ…。兄様、綺麗になりましたよ…」
そう言って、最後にチュッと愛惜しげにペニスの先端にキスをしてから俺を解放してくれた。
うむむ、柔らかな唇の感触が心地良いぜ…。
「ねぇ…兄様。こんな場所でエッチしちゃいましたけど…誰かに見られていませんでしたか…?」
いそいそと衣服を身に着けながら観月が俺を見ながら聞いてきた。
「う〜ん…、こんな所に誰も来ないし大丈夫だと思うけどな…」
「そうだといいんですけど…。でも、やっぱり早く服を着た方がいいですよね」
確かにこんな茂みの陰なら人は来ないだろうけど、何時までもここにいる訳にはいかない。
俺は脱いでいないからいいけど、観月の場合はほとんど裸に近くなってしまっているので早く服を着てしまった方がいいだろう。
観月が着衣の乱れを直すのを待ってから、俺は彼女を連れてその場を後にした。
ある程度見学も終えていたので、植物公園を出るとそのままホテルに戻った。まずは汗だくの身体をシャワーでさっぱりしたかったからだ。
今夜は観月と一緒に海にでも散歩に行こうかな。夜になれば、ある程度は涼しくなるだろうし・・・。
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こうして、この日は思わぬところでの一戦となったが、何か昨夜とは違った気分で愛し合えて得をした気分だ。
ちなみにホテルに戻ってから浴室で五回戦と六回戦に突入してしまい(何とアナルで抜かずの二発)終わった直後には我ながらよく持ち堪えられたと思った。
観月と一緒に浴室に入って、欲情するのを抑えろと言う方が無理と言うものだ。
それでも、何とか観月を満足させる事は出来たから良かったが…。
いや、満足させると言うか観月の積極的な奉仕に俺の方が圧倒されていたのかもしれない。
最後なんかも、俺は観月に全ての精気をアナルで思い切り締め付けられ搾り取られるかの様な感じで射精した。
お尻の穴、すなわち肛門は膣と一緒で随意筋だから締め付けてくれれば、俺も気持ち良いし観月も気持ち良く感じる事が出来るよって指導したのは確かだが。
それだけではなく昨夜の観月の告白について(俺に無理矢理襲われる夢を観月が昔見ていた件)しつこく追求しているうちに彼女どころか俺まで異常に昂ぶってしまった。
まあ、俺も彼女の積極的さには満更でもなかったけど…。
ここまで来た以上、毒を喰らわば皿まで…と言ったところだろうな。
(そんな表現をしたら観月に叱られるかな?)
さて…これから観月を連れてプライベートビーチの砂浜に散歩に行く訳だが…浴室で起きた様な事にはならないようにしたい。
よし、観月も準備が出来たみたいだし行くか!
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<夜のプライベートビーチにて>
「観月、こっちこっち!」
「あん、待って下さい。すぐ行きますから!」
俺は観月を連れて暗い夜の砂浜にやってきた。
そこは、昼の喧騒が嘘の様に静まり返っている。ただ、波の音が響き渡り・・・砂浜に波が寄せては返し、寄せては返し・・・。
何て言うか・・・・、とてもロマンチックな雰囲気だった。
砂浜にいるのは俺たち二人きりではなかった。
同じホテルに宿泊している観光客のカップルたちが何組か座って愛のスキンシップを図っていた。
・・・うお〜・・・、十メートル置きに別のカップルが座っていちゃいちゃしているぞ・・・。やっぱり、考えることはみんな同じなんだよなあ・・・。
よくよく見ると、既にキスをしたり抱き合ったり・・・、おいおい!彼氏が彼女に膝枕してもらってるトコもあるじゃないか・・・。
周りに人がいるって言うのに、それぞれお互いの事しか見えていないようだ。
「(・・・・・よ〜し、俺たちも早くいい場所を見つけて、観月と・・・・。)」
俺の頭に邪な考えが浮かんだ。漢なんだから、どうしてもそう言う事は頭から離れる事は無いのが悲しい性だ。
しかし、よくよく考えてみると、俺は今朝目覚めに二回、昼間植物園の邸園内で二回、更にホテルの部屋の浴室で二回と、今日だけで既に六回も射精している。
最後の一回なんかは観月に精魂を搾り尽くされるかと思ったくらいだ。
その上、果てた直後で疲労した俺とは対照的に、観月の方は疲れは見えるものの、まだまだ元気そうだった。
・・・結構、観月っておっとりしているようで体力がある・・・・と言うか、酒豪ならぬ性豪なのかもな・・・。
俺はそんな馬鹿な事を考えながらも、何とか空いている場所を見つけることが出来た。
「ここ空いてるみたいだし、座ろう」
「はい、兄様」
観月は砂浜にゆっくりと腰を下ろして、感慨深げに暗い海を眺め始めた。
・・・明日でこの宮崎旅行もお終いだ。何だかあっと言う間だったなよな・・・。でも、今日までで充分すぎるくらい思い出は作れたと思う。
・・・今回の旅行は大正解だったよなあ・・・お互いに。
そんな風に、今日までの出来事を思い返していると、自然と頬の筋肉が緩んでしまう。
きっと、他人が見たらだらしの無い顔になっているに違いないだろう。
と、そこへ・・・。
「ねぇ・・・兄様。明日で旅行も終わりなんですね・・・。何だかちょっと残念・・・です」
観月が少し寂しげな顔で話し掛けてきた。
「そうだな・・・。けど、楽しい思い出は沢山出来たしね。また機会があれば、宮崎には来れるさ」
「はい・・・。また、兄様と一緒に旅行がしたいです・・・」
そう言って、観月は俺の肩に頭を預けてくる。彼女の髪がふわっと風に靡いてシャンプーのいい匂いがしてくる。
・・・観月、俺の大切な・・・世界にたった一人の可愛い彼女・・・。
甘える仔猫の様に俺に頭を摺り寄せている観月・・・。
「・・・・・観月・・・。」
俺は観月の顔を起こすと、自分の方に向けさせた。
そして、そのまま観月の頬に手を添えて自分の方に引き寄せていく。
頬を紅く染めた観月の顔がどんどん近づく。
あと20cm・・・15cm・・・10cm・・・・。
・・・そして、あと数cmの所まで迫った所で・・・。
「・・・・」
「…あっ」
観月が俺の両肩に手を当てて、静止させた。
俺は拒絶されるとは思わなかったので、呆気に取られた顔をしてしまう。
・・・流石に露骨過ぎたかな・・・?
そう思って後悔していると、観月の口から意外な思わぬ言葉が・・・・。
「兄様・・・・ここじゃ人が多くて気になりますから・・・二人きりになれる所に行きませんか・・・?そこなら、周りが気にならずに・・・・ね?」
「あ・・・、そうか、そうだよな。じゃあ・・・どこか人気の無い場所を探そうか・・・?」
・・・そうか、観月の性格からして人気の多いところじゃその気になれないのも無理はないな。
昼間はまだ人目の無い場所だったからともかく、ここじゃ暗いとは言えカップルだらけだもんな・・・・。
俺は観月の手を掴んで、その場から立ち上がった。彼女もそれに従う。
「じゃあ、観月。…違う場所に行こうか」
「はい・・・兄様」
と、いう事で俺たちは誰の目に付かない場所を探しに行くことにした。そこで何をするかは・・・・もう、一つしかないだろう。
体力的にもかなりキツイのだが、折角いい感じに盛り上がって観月もその気なのだから退く訳にはいかない。
『据え膳喰わぬは漢の恥』と言う格言もある事だし・・・、いっちょ気合を入れていくか!
・
・
・
<熱帯樹と岩に囲まれた砂浜にて>
俺たちは薄着のまま砂浜に寝転んだ。
空から白い月明かりが差し込んで俺たちを照らしている。
「観月・・・」
まずは、観月を砂浜に寝かせると唇を奪う。
ビーチで高まった興奮のせいもあって、すぐに濃密なキスとなった。
この場所を探し出すのに三十分も掛かってしまって俺は我慢の限界だった。
「・・ん・・・んっ・・・・・」
くちゅっ・・・じゅるっ・・・ちゅるっ・・・。
お互いの唾液を交換し合うように激しく求め合う。観月の舌が俺の口の中に入ってきて動き回る。
俺は観月の舌を自分の舌で捉えて、彼女への想いを舌に込めて絡め合った。
ひとしきりキスを堪能してから唇を離す。と、その直後に俺と観月の唇に透明な光る糸が繋がった。
「はぁ・・・っ、・・・ねぇ、兄様ぁ…いっぱい・・・・愛して下さいね・・・」
白い砂浜に横たわったままで、観月が恥ずかしげに俺の顔を見つめてそう言った。勿論、俺も彼女に応えるべく頷いて返事をする。
「ああ、観月の事・・・俺に出来る最高のやり方で愛してみせるよ・・・」
「ありがとうございます・・・」
それから観月の着ている服を脱がせていく事にした。白いブラウスの下には彼女の柔肌が待っているはずだ。
俺はブラウスのボタンを全て外してから、その裾から右手を突っ込んだ。
ブラウスの下にはブラジャーがあると思い、片手を観月の背中に回してみるが・・・・何かが足りない。
いくら背中をまさぐっても、ブラジャーのホックが見つからないのだ。
「(あれ・・・おかしいな・・・?確か、この辺だと思うんだけどな・・・・)」
「・・・うふふっ・・・」
俺が一生懸命に背中をまさぐっているのを見た観月は不意にくすくすと笑い出した。
確かに必死になってブラジャーのホックを探す俺は、観月から見ればかなり間抜けな姿に見えるんだろうな・・・。
だが・・・・。
「うふふ・・・、いくら探しても兄様が探しているものは見付かりませんよ」
「えっ?」
俺がきょとんとした顔をすると、いきなり観月は俺の左手を取って自らの胸の膨らみにそっと押し当てた。
・・・ぷにゅっ。
「!!」
驚きの余り、俺は思わず左手を動かしてしまった。観月の86センチでEカップという豊かな胸の柔らかさがブラウス越しに掌と指に伝わってくる。
むにゅむにゅ・・・もみもみもみ・・・・。
・・・うわっ!こ、この感触はまさか・・・・。
そう、この柔らかく生々しい手触りからして、間違い無くノーブラだ。ブラウスの下はナマの巨乳が隠れている事になる。
「み、観月・・・、ひょっとして・・・・・ノーブラ?」
「・・・・はい・・・」
俺の質問に観月は、はにかんだ様に微笑むと、こくりと頷いた。
・・・じゃ、じゃあ・・・さっきビーチに二人で行った時も・・・!?
暗いから全然分からなかったけど、あの時には既にブラジャーはしていなかったと言う事になる。
観月の大胆さに、俺は呆気に取られた顔をしてしまった。
「・・・驚きました?」
「そりゃ驚くよ・・・。観月がこんなに大胆なことをするなんて思わなかったからさ・・・」
俺は苦笑しながら、観月の顔を見つめた。
「・・・そうですね・・。兄様に愛される前の私なら考えられませんけど・・・・、今の観月は平気なんですよ。兄様の為なら何でも出来るから・・・」
・・・うう、じ〜んと来るような台詞だなぁ・・・。
俺は観月の言葉に感動しつつ、それと同時に邪な悪戯心が湧き上がるのを感じた。
・・・よ〜し、以前からの観月の得意技を外でもして貰える絶好の機会だな・・・!
これは今まで外でした事は無かったからなあ…。
「なあ・・・、ズバリ言うけど。して貰いたい事があるんだ・・・」
俺は少し緊張と期待に胸を膨らませながら観月に聞いてみた。
「え・・・?何をすれば宜しいんですか?」
観月は疑問を浮かべた表情のまま・・・しかし大人しく横になったままだ。
・・・よし、行け行け!言うんだ俺!
「あのさ・・・、風呂場でいつもしてくるように胸で・・・パイズリしてくれないかな…?」
「胸でですね?…うふふ…はい、いいですよ」
・・・いける!観月の反応を見てそう直感した俺は観月を一旦起き上がらせるとブラウスを左右に開いた。
素肌の上にブラウス一枚と言うのが、裸ワイシャツみたいでかなり興奮してしまう。
「俺が横になるから、その上に来て」
「は、はい・・・」
観月は俺の言われたように、素直に俺の上に乗っかった。
「あの・・・この格好でしていいんですか・・・?」
「ああ、えっと・・・このまま胸で俺のを挟んでくれる?」
「こ、こうですか・・・?」
むにっ・・・。
観月は自らの胸を両手で持つと、たっぷりとした両方の乳房で俺のペニスを挟み込む。
「これからは、観月にお任せするよ・・・」
「うふふ、もう。こう・・・ですね?」
むにゅむにゅ・・・。
上下に優しく動かす事を始めてくれた。
観月の豊かな胸に挟まれて、俺の股間に強烈な快感が走る。乳房のふわふわとした感触が相変わらず堪らない。
・・・うっ!柔らかくて気持ちいい〜!やっぱりいつ頼んでもイイなぁ・・・。
観月は俺の要望通りにせっせと奉仕してくれている。
屋外での行為なのに、昨夜の誓い通り嫌な顔一つしないで健気に頑張っている姿を見ると、何だかドキドキしてしまう。
気分を良くした俺は、更に意地悪な追加注文をしてみる事にした。
「観月・・・今一だなあ。…どんどん挟んで動かしながら舌で舐めてくれないかな?」
「・・・・・・」
観月が無言になる。
・・・・やばい、調子に乗り過ぎたのかもしれないな・・・、言い方が。
ところが、俺の心配をよそに・・・・。
「・・・・ちょっと待ってて・・・・下さい」
観月は一旦俺から離れると、改めてその胸に俺のペニスを包み込んだ。それから口を開けると、亀頭にすっぽりと唇を重ねる。
・・・おっ、おっ・・・!観月の胸が・・・口が・・・俺のものに絡み付いてくるみたいだ・・・。気持ちいい・・・!
観月に咥え込まれた瞬間、ペニスに生温かくて何とも言えない感触が伝わってきた。
これまでの胸を使った奉仕も良かったけど、このフェラはもっと気持ち良かった。
背筋が震えるような快感は彼女とでなければ決して得られなかったものだ。
ちゅっ、ちゅぷ、ちゅぱっ、ちゅぷっ、ちゅるっ・・・
「んっ・・・、はむっ・・・」
「観月・・・!そこ、気持ち良いな・・・っ!」
「ぷはっ・・・・、ここでしょうか?」
一旦、ペニスを口から出してから裏筋を舌先でつつっと舐め上げる。
余りの刺激に思わず両足をぴんと突っ張ってしまった。
そんな俺の反応を愉しんでいる様子で、観月は右手で竿をしごきながら亀頭をちゅぱちゅぱと吸い立ててくる。
更に追い討ちをかけるように残る片手で玉の方もやんわりと揉んでくれるから、気持ちいい事この上無い。
「んッ・・・、ぷはっ。・・・うふふっ、オッパイも使った方が宜しいですよね・・・」
「え・・・?」
「兄様にはたっぷりと射精して頂かないと困りますから・・・。ちょっとだけじゃ満足出来ないでしょう?」
それだけ言うと、観月はすぐにフェラを再開した。
熱心な表情で顔を上下に動かして俺のペニスを貪るようにして味わっているみたいだった。
・・・・ううっ、すごい舌使いだ・・・!
そして、最初にしてくれたように自慢のおっぱいを使って竿を挟み込んでくれた。
フェラの刺激に柔らかな乳房と竿がふにふにと擦れ合う感触が加わって、俺を襲う快感は一層強烈になる。
れろっ、ちゅぱっ、ちゅぱ・・・
「にひはまのほおひんひん・・・・おいひい・・・」(兄様のオチンチン・・・美味しい…)
「うっ・・・くあぁ・・・っ!」
俺は女の子のように喘いでしまった事に恥ずかしさなど感じなかった。
・・・いや、気持ちが良過ぎて恥ずかしいと感じられなかったのだ。
さっき浴室であれだけ大量に観月の体内に射精したと言うのに、再び射精の衝動に駆られる。
「・・・・んっ・・・んっ・・・。」
「・・・っ!観月・・・!凄く気持ちいいよ・・・!」
観月は俺の快感の声に気を良くして、更に俺を責め立ててきた。胸でペニスを優しくマッサージしながら、先端を舌先でちろちろと刺激する。
・・・かと思うと、口の中に亀頭を咥え込んでちゅうちゅうと吸い上げる。
最初にリクエストした去年からロクに教えた訳でもないのに、観月の天性と俺との経験で磨かれた超絶テクニックには又もや舌を巻くばかりだ。
・・・ちゅっぱ・・・・ちゅぷ・・・ちゅぷっ・・・。
・・・うああ!やばい・・・!このままじゃ出ちゃいそうだ・・・!
限界が近いのを感じた俺は、観月に奉仕を中断させる事にした。
「観月、ちょ、ちょっと待った!これ以上されたら・・・!」
「えっ?でふぁいほうなお?」
口に俺自身を加えたまま、観月が鼻にかかった声で聞いてきた。
多分、『出ちゃいそうなの?』って言ったんだろうと思うけど、実際爆発寸前だった。あと10秒も耐えられそうにない。
思えば初めて観月とセックスするようになって一年が過ぎたが、回を数えるごとに(・・・と言っても、まだ百回足らずなのだが)大胆かつ上手になっている。
物凄い学習能力と応用力だ。普通、恋人の俺から言われただけで何でもここまで上手に奉仕は上達しないし出来ないだろう。
「ほ、本当にやばいから・・・!」
俺は何とかして彼女の口撃から逃れようとするのだが、それを察した観月はしっかりと俺に圧し掛かって離れようとしない。
「はめへす・・・、はなはなひめへんよ・・・。ほのまま・・・だひへ・・・ふふぁはい。」
・・・・『ダメです、離しませんよ。このまま出して・・・下さい。』って、言ったのかな・・・?
貪欲なまでに俺を責めて・・・挟んで・・・舐めて・・・吸いまくる。
観月の口からペニスの先端が出たり入ったり・・・そして、二つの乳房が俺を挟んで擦っている。
舌、唇、豊かな胸を最大限にフルに活用した凄まじいスパートだ。
ふにゅふにゅと竿を包み込む胸の感触、そして猛烈な吸い込みと舌を絡ませた口撃に、俺はあっという間に限界を迎えた。
言葉では言い表せないくらいの快感に翻弄されてしまい、俺はとうとう絶頂を迎えた。
・・・・あっ!だ、ダメだ!出る、出るっ!!
「…っ!観月!!」
びゅく・・・びゅくっ・・・どくっ・・・どくん・・・。
俺は観月の猛攻の前に呆気なく陥落してしまった。彼女の胸に挟まれたまま、ペニスが痙攣して勢いよく精を放つ。
その瞬間、彼女の口からペニスが飛び出してしまい、端整な顔に大量の精液が飛び散る。
「・・・ああっ・・・熱い・・・!」
綺麗な顔が精液まみれになってしまったが、観月は目を閉じて俺の精液を浴び続けた。
その表情は絶頂に達したかの様にうっとりとしている。
俺が全てを放出してから、それを確認した観月がようやく俺の身体の上から退いた。
「・・・観月、凄いよ・・・」
俺は観月を素直に賞賛すると、ウエットティッシュを取り出して彼女の顔を白く汚した精液を拭き取ってあげた。
俺が顔の汚れを取ったあと、観月は上気した顔でこう囁いてきた。
「・・・ねぇ、兄様ぁ…。まだ頑張れますよね・・・?」
・・・ここでもうダメだなんて言えるはずがない。俺は即答した。
「もちろんさ、今度は観月も気持ち良くならないとな」
本当はかなり疲れているのだが、俺だけ満足してお終いと言うのでは観月に悪いし、自分勝手というものだ。
俺のために一生懸命尽くしてくれた観月の為にも頑張らないといけない。
海からの爽やかな風が汗をかいた肌に気持いい。
俺は観月を再び砂浜に寝かせると、今度は自分が彼女の上に覆い被さるような体勢にした。
「・・・あの、ブラウスを脱いだ方がいいですか・・・?」
観月がそう言って脱ぎかけのブラウスを完全に脱ごうとしたのだが、あえて俺はそれを静止させた。
「いや、そのままでいいよ。こう言うのもいつもと違った感じで色っぽいし・・・」
「・・・・そうなんですか?・・・・兄様って、こういう風なのが趣味なんですよね」
・・・趣味と言うか、裸の上に直接エプロンやワイシャツを着るのって漢の浪漫なんだよな・・・。独特の色気があって、興奮するって言うか・・・。
観月に一度キスをしてから、俺は彼女のショーツを脱がしにかかった。
中に手を忍ばせると、既に愛液でその部分がびしょびしょになっていた。
・・・観月も感じていたんだな・・・。
指を膣内にゆっくりと挿入する・・・と、急に観月がこう言ってきた。
「あふ…ゆ、指はいいですから・・・!もう我慢出来ません・・・。・・・ねえ?早く来て・・・・入れて欲しいんです・・・」
すっかり欲情してしまった観月には、俺の指だけでは全然物足りないのだろう。
「観月もエッチだなぁ・・・。こんなに大胆におねだりするなんて・・・。」
俺が意地悪な事を言うと、堪えきれずに観月がしがみついてきた。その目は涙ぐんでいて切羽詰っているようだ。
「お願いですぅ・・・!兄様、ねえ、早くっ・・・!」
観月の必死な要求を受けて、射精を終えたばかりの俺も自然と勃起していた。
早速、彼女の中に入ろうとした直後、俺の頭に『もうひとつの邪悪な考え』が浮かんできた。
「・・・・行くよ。」
「はい、入れてっ・・・下さいっ!」
ずにゅっ・・・ずぷぷっ・・・。
ゆっくりと俺のペニスが観月の膣内に沈んでいく。観月の表情が快感に歪んでいくのが分かる。
その表情がまた何とも言えないくらいに魅力的でエロチックだ。オマケに裸ワイシャツならぬ裸ブラウスときたものだ。
全てが俺の・・・いや、漢としてのツボを突いている。
先っぽが完全に入ってから、俺は『ある邪悪な考え』を行動に移した。
「あ・・ああ・・・!大きい・・・素敵です!もっと・・・もっと奥まで…っ!」
観月が叫びにも似たような声で求める。人目に付かない場所とはいえ屋外で大胆な嬌声を上げてくれる。だが、俺は・・・・。
「・・・・。」
先っぽまで入れてから、それ以上奥には入れないで浅く出し入れする。
そう、あくまでも先っぽのみが彼女の中に出入りしているのだ。
当然、観月もそれに気がついて俺の顔を見つめる。何がなんだかよく判らないと言った表情だ。
くちゅっ・・・くちゅっ・・・。
「…ね、ねぇ・・・もっと・・・奥まで…下さい!」
観月が不満そうに俺に訴えるが、俺は構わず観月をじらし続けた。
「先っぽだけじゃ・・・我慢出来ません…!・・・お願いだから・・・最後まで・・・入れて・・・下さい」
「どうしようかなぁ〜・・・?」
俺は意地悪く笑いながら、尚も彼女を焦らし続ける。
くちいっ・・・ちゅくっ・・・ちゅぷっ・・・。
液体の擦れるような小さい音が、俺のペニスの先っぽと観月の膣に出入りする度にいやらしく鳴り響く。
「・・・はぁ・・はぁ・・・!ねぇ・・・、意地悪しないで・・・下さい。お願い・・・しますぅ…ちょうだい・・・・兄様ぁ…」
息を荒くしながら、観月は懸命に俺に催促をしてくる。その表情がまた可愛い。
「・・・じゃあ、どんな風にして欲しいのか言ってごらん」
「・・・・!そ、そんな・・・。やぁん…恥ずかしいです・・・」
俺の言葉に、観月の表情が羞恥心によって紅く染まる。目を潤ませて、今にも泣きそうな顔だ。
・・・くぅ〜!やっぱり観月って可愛いなあ〜!・・・でも、もうちょっと苛めちゃおうかな・・・。
「言わなきゃ抜いちゃうよ・・・・?ほら・・・」
そう言いながら、一度入ったペニスをじわじわと引き抜こうとして腰を観月の身体から離していく。
「…!ああっ・・・!ぬ、抜いちゃ嫌っ・・・!」
観月が慌てて俺にしがみ付いて、身体を離すまいとしてくる。その際に、彼女の豊かな乳房が俺の胸に押し付けられてこれまた心地良い。
「じゃあ・・・もう一度チャンスをあげるからはっきりと言ってごらん」
ずぷっ、じゅぷぷぷ・・・・。
俺は、一旦観月の膣内に深々とペニスを突き入れた。
「・・・っ!あん!・・・いいっ・・!大きい・・・!」
観月が嬉しそうに叫ぶと、うっとりとした表情で快感に浸っている。上気したその顔は紅く染まっている。
・・・健気で・・・可愛くて・・・エッチで・・・大胆で・・・最高に綺麗だ・・・。でも、そんなところが意地悪したくなっちゃうんだよな・・・・。
「・・・もっとして欲しいなら、ちゃんと何がして欲しいのか言わないと駄目だなあ」
「そ、そんな事仰らないで・・・!ねぇ・・・お願い・・・早くっ・・・!」
俺は心を鬼にして(?)、観月の訴えを無視して再びペニスを引き抜き始めた。
にゅぷっ・・・にゅぷぷぷ・・・。
観月もそれを感じて俺にしがみ付こうとするが、それよりも先に俺が彼女の両手をベッドに抑え付けて動けないようにする。
これで準備はOKだ。
「ほらほら・・・どんどん抜けていっちゃうぞ?」
「ま、待って・・・下さい!言いますから・・・抜かないでっ…!」
俺は一旦動きを静止して、観月の言葉に耳を済ませる。
「…っ!・・・兄様の・・・お・・ち・・・・ん・・で・・・私の・・・を・・・・・て・・・くだ・・・さ・・い・・・。」
声が小さくてよく聞こえない。
「声が小さくてよく聞こえないよ。ちゃんと聞こえるような声で言わないと駄目だぞ。」
「そ、そんな・・・・!」
再び俺はペニスを引き抜きにかかる。
にゅるっ、ぬちゅちゅ・・・。
「い、嫌ぁっ!抜かないでっ・・・!に、にいさまの・・・おちん・・・ちん…で・・・私の・・・を突いて・・・下さい・・・!」
「まだまだ、よく聞こえないよ。」
「もう許して・・・下さい!何でも致しますから・・・・!ねぇ・・お願い・・ですぅ!」
その表情はもう半泣きになってしまっている。
・・・そろそろ止めてあげないと可哀相かな・・・?
そう思った矢先・・・。
にゅぷっ。
「あっ・・・!」
とうとう、観月の中からペニスが抜けてしまった。
「あ〜あ・・・、残念・・・。もうちょっとだったのにね。」
「・・・・・・」
観月は無言のまま、切なげに俺の顔を見つめている。
・・・よ〜し、最後に軽い冗談でも・・・。
「・・・残念だったな・・・。観月がちゃんと言わないから抜けたんだ。・・・だから、今夜はこれでお終いかな・・・?」
「!!」
途端、観月の表情が凍り付く。
・・・・本気だと思ったみたいだな・・・。さてと、そろそろ冗談は止めて観月を安心させてあげなきゃな・・・。
だが・・・。
「・・・・・ぐすっ・・・ぐすん・・・・。」
「!!み、観月・・・!?」
次の瞬間、俺は驚いてしまった。何と観月が泣き出してしまったのだ。ちょっと意地悪が過ぎたみたいだ。
「み、観月!ごめん!ちょっとふざけ過ぎた!」
「馬鹿・・・!もう兄様なんて知りません・・・!ぐすっ・・・ぐすっ・・・くすん!」
・・・まずい、まず過ぎる!
「本当にゴメン!!この通りだから!もうこんな事はしないから泣かないで・・・!」
とにかく、必死で謝ってから観月の身体をぎゅっと抱きしめてやった。
二人とも砂に塗れるが構うものか!
更にそのまま彼女の頭を優しく撫で続ける。
「・・・・」
観月は黙って俺に抱かれている。どうやら泣きやんだみたいだが、まだ機嫌は直っていないだろう。
「これからは、もう焦らしたりしないから・・・!この通り!許して!」
「・・・・本当に、ですか?・・・本当にもう兄様は私に意地悪しません・・・?」
俺の胸に顔を埋めたまま、観月が涙声で聞いてきた。
・・・!!よしっ!何とかなるかもしれないぞ・・・!
「本当だとも!絶対に観月を泣かしたりしないから・・・!だから機嫌直してよ。・・・な?」
「・・・・・・はい、分かりました。いいですよ・・・」
「よ、良かった・・・」
観月の許しが貰えて俺は一安心する。
「・・・でも、その代わり・・・ちゃんと私の事、観月の事、愛して下さいね・・・?」
すがるような目で、観月が俺に確認してきた。
「もちろんだよ、ちゃんと二人で愛し合おう・・・」
「・・・・はい、良かった・・・・嬉しいです」
・・・・何とか観月の機嫌は直ったみたいだ。よ〜し、今さっき言った俺の言葉が嘘にならないように精一杯頑張るぞ・・・!
「行くよ、観月・・・」
「はい、来て下さい・・・!」
俺は観月の膣口にペニスをあてがうと、今度は焦らさないで一気に奥まで突き入れた。
ずぷっ、じゅぷぷぷっ・・・。
観月の膣内に俺自身が埋没していく。しっかりと奥まで入った瞬間、観月の身体がぶるっと震えたようにも感じた。
「あぁんっ…!大きいっ・・・!・・・あん!いいっ・・・!」
散々焦らされたせいもあって、観月の膣は俺のペニスを何の抵抗も無く受け入れた。
「観月・・・!動くよ・・・・。」
「はいっ!奥まで・・・奥まで突いてっ・・・!」
我を忘れて観月が大胆な言葉を口にする。俺もそれに呷られる様にして腰の律動を開始した。
ぱんっ、ぱんっ・・・ずぷっ、ずぷぷっ・・・。
俺のペニスと観月の膣内の壁面が擦れ合って強烈な快感を生み出す。
観月の秘部からは愛液がとろとろと流れ出して、湿った砂浜を更にしっとりと濡らしていた。
「観月っ!観月っ!」
俺は強い快感に身を任せながら、観月にキスをした。
「・・・んんっ・・・はんっ・・・!」
キスをしながらも、観月は色っぽい喘ぎ声を出して俺を昂ぶらせてくる。
俺が腰を沈めて観月を突き上げる度に彼女の乳房が上下左右に揺れて波打っていた。
リズミカルにぷるんぷるんと揺れて弾んでいる見事な豊胸を目にして、俺は掴まずにはいられなかった。
両手で観月の胸を掴むとむにゅむにゅと揉みまくった。
もにゅっ・・・もにゅっ・・・むにゅっ、むにゅっ・・・。
・・・・柔らかくて気持ちいいなぁ・・・。観月の胸って、大きさといい形といい文句無しだよな・・・。
俺が揉む度に、その手の動きに合わせて観月の胸も形を変えていく。指の間からはみ出た乳房が出て、それがまた俺を興奮させる。
「観月・・・!可愛いよ・・・最高に可愛いよ・・・!」
「やんっ!・・・嬉しい・・・!・・・あん・・・あん!やあっ・・・!いいっ・・・気持ちいいっ・・!」
じゅぷっ、じゅぷっ・・・ずぷぷっ・・・ずぷっ・・・くちゅっ・・・くちゅっ・・・。
観月の可愛い表情と色っぽい喘ぎ声によって、俺は情け無い事に再び絶頂が近いのを感じた。
しかし、観月の方も限界が近いみたいだ。
「あん・・・!あん・・・!兄様ぁ、もっと・・もっと突いて…!やん!・ひゃうん・・ああっ・・・奥まで・・・届いています…っ!」
ぱんっ、ぱんっ、ずんっ・・・ずんっ・・・ぐちゅっ・・・じゅぷぷぷっ・・・。
「観月・・・!そろそろ出そうだ・・・!」
「はい…っ!私も・・・もうすぐ・・・イッちゃいます・・・!」
観月の切羽詰った声を合図に、俺はラストスパートをかけた。観月の胸を揉みながら、一気呵成に観月を突きまくる。
「やあっ・・・・!あん!あんっ!駄目えっ!・・・イクッ、いきますうっ・・・・!」
「観月・・・!もう駄目だ・・・!抜くぞ・・・!」
俺が限界を感じて観月の中からペニスを抜こうとしたのだが、それを観月が拒んできた。
「だ、だめっ・・・!抜かないで…下さい。このまま・・・私の中で・・・中に出して・・・!」
「ん、そうか・・よしっ・・!」
「はい、いいですから・・・!お願い・・・出してっ・・・!」
「・・・・観月!」
俺の身体が離れないように、観月はしっかりと両手で俺の背中にしがみ付く・・・と、同時に両足を俺の足に絡みつかせる。
俺は観月の中から抜かないで、更に奥底へと挿入を深めた。
・・・うっ!も、もう・・・我慢出来ない…!
「あんっ…あんっ!・・・イクッ・・・イっちゃいますぅ…!!」
観月の果てる姿と声に刺激されて、もう俺は我慢できなかった。
彼女の方が先に絶頂に達してしまい、俺のペニスをきゅんきゅんと締め付ける。
今までにない強烈な締め付けによって、俺は堪えてきたものを全て観月の膣内に思う存分に放った。
「うお・・・っ!出る!出るっ!!」
どくっ、どくっ、びゅくっ・・・びゅくっ・・・。
観月の膣内に俺の精液が次々と流れ込んでいく。
「ああっ・・・熱い・・・です!」
「観月っ!」
「あん…兄様ぁ…好きぃ!大好きぃ…」
俺の放った大量の迸りを体内に感じて、観月は感極まった声をあげて砂浜にぐったりとしてしまう。
そして、彼女の中に全てを放ち終えた俺も、彼女の胸に顔を埋めるようにしてそのまま倒れこんでしまった。
・
・
・
満天の星の下俺たちはそのまま砂浜で一休みしながら、セックスの後の余韻に浸った。
「観月…今日は本当に凄かったし、嬉しいよ」
「はぁ…ん、兄様も素敵でした。とっても逞しくって…」
観月のつぶらな瞳が熱を帯びた状態で俺を見詰める。
「俺が……観月を食べたく、うん。ファックしたくなったら、何時でもどこでも襲っても構わないって言ってくれたけど…」
「はい…そう…ですよ。それが私の本心ですから……」
艶やかな彼女の黒髪を手で梳きながら、柔らかくてすべすべの肌触りの肢体をぎゅっと俺は抱き締めて離さない。
「思うんだけど、俺が観月を求める時って観月も俺を求めてくれているよな?」
「…う…ん…。そう…ですか?多分…」
「多分?何が?」
「兄様が…私を召し上がりたい時の……兄様の眼差しに…見詰められると…」
観月の情熱を込めた吐息が俺の胸板に心地良く届いているのが分かる。
彼女の告白を一言も聞き漏らすまいと俺は耳を傾けていた。
「うん…」
「……私も兄様に愛されたくって仕方が無くなるんです」
「つまりは…スイッチが切り替わるって意味かな?」
「はい、そうなんです。…逞しい兄様の事が…欲しくて欲しくて堪らなくなってしまうんです」
「観月…嬉しいよ、本当に」
観月の華奢な身体を俺は思わず折れそうなくらいに強く抱き締めてしまっていた。
だがそんな無茶な行為にも抗議の意思を観月は示そうとはしない。
むしろ俺が抱き締めやすいように更にぴったりと身体を寄せてくれる。
そんな健気な彼女に俺も、きちんと言葉で報いてあげたくなった。
「うん、だからそれが阿吽の呼吸って奴さ。つまり……」
「つまり?…何でしょうか、兄様?」
「だから、観月が俺自身を欲しくなったら同じ様に…何時でもどこでも一々断らずに求めていいってことさ!」
「・・・・・!!」
普段から日々魅了されている観月の美しくて吸い込まれそうな瞳が、瞬間大きく見開いた。
「観月が俺に抱かれたいと思った時は、俺が観月を抱きたいって思った時なんだから…な?そう思っていいよ」
「兄様…嬉しいです。…本当に、本当に凄く嬉しくて幸せです」
観月の綺麗な瞳からじわりと大粒の涙が溢れて零れ出す。
俺たちは砂に塗れた身体に構わず、寝転んだままでお互いに唇を求め合っていた…。
・
・
・
・
・
こうして、宮崎最後の夜は終わった。
翌日、夕方の飛行機で俺たちは京都に帰ってきた。
三泊四日の宮崎旅行は沢山の思い出が出来たし、俺たち二人の絆を深める最高の場所となった。
この旅行を終えてから気のせいかもしれないが、俺も観月も一段と大人になれた様な気がした。
夏休みはまだ余裕があるから、俺は京都で観月とかなりの間一緒に過ごす事が出来る。
その為、宮崎で強めた二人の絆を確かめ合う事は何回かあるかもしれない。
もう俺たちは時と場所を選ばずに本能の赴くままに愛し合おうと誓っているのから。
けど、愛し合う中にもちゃんと一つのケジメはつける事を忘れないようにしようと思う。
・・・何だかんだ言って、結構楽しかったなあ・・・・。今度旅行に行くんだったら、二人で温泉なんかがいいかもしれないな・・・。
今度観月と相談してみるか・・・。
The End
すげえー!
すごすぎー!
後編は一段となげー!
もしかしてプロですか?
とりあえず、今宵もネ申に感謝。
時間のあるときに落ち着いてじっくり読まさせて頂きます(ぺこり)
(・∀・)イイ!!
長編投稿、お疲れ様でした。
GJ!
やはり観月には萌えますな。
今後も宜しく!
ここの職人さんのSSでFD作れば良かったのに・・・
しっかり堪能をいたしました・・・。
前、中、後で合計するとかなりのテキスト量ですな。
私もロスパを再度起動してやってみました。
やっぱ観月たんはイイ!!!
続編をメーカーさんに作って欲しい!
正直そう思いましたよ。
濃厚なラブエロで大変良かったですよ。 >職人様
うんうん、読んだ後の煙草がうまいSSでした。
次はどのキャラですか?
次は観月・海外旅行編きぼんぬ
ケコーン式→新婚旅行っていう設定で
沙雪も忘れないで・・・お兄ちゃん・・・
SS見てて俺の観月熱が再燃したよ。
職人さん、乙。
>>367 お〜いいっすね!
そんでその続きは新婚生活っすか?!
毎朝主人公の彰ちゃん先生は観月たんにお目覚めのキス&乳房による窒息作戦で
起こされるんすか?!?!?!
ものすっごくイイっすねえ〜。
なんかここ見てると時間が経つのを忘れるね。
俺っていつのまに画面をスクロールさせてたんだろ、
ってぐらいハマリ込んでしまう。
372 :
名無しさん@ピンキー:04/10/27 20:27:43 ID:h+DIcICB
そろそろ新作SSが読みたいなあ。
職人さんの再降臨きぼんぬ。
それから3LDKのスレも立ったことだし、そちらのSSも出来たら是非・・・・
な〜んて贅沢ですか?
あんまり贅沢言っちゃいかんかと。
職人さんも他に用事が色々あって忙しいかもしれないし。
これまでのSS制作に感謝しつつ、今後も職人さんの活躍には大いに期待。
ロスパSS エリナ・レミンカイネン 図書館編
誰にでも、不機嫌なときというべきものは存在する。
それは人としては当然であって、ごく自然なことである。
しかし、その不機嫌の理由について知ることが出来ないと、相手は不安になるものである。
そして、その理由がどうしても相手に伝えにくいものである、ということも人間としてはよくあることである。
エリナ・レミンカイネンは不機嫌ではあるが、その理由が言えない側の人間であった。
「…はぁ…」
溜め込んだ感情を吐き出すように溜息をつく。
午後になって鈍痛を訴えるお腹に、朝から少しばかりくらくらする頭。
その影響かは分からないが、なんとなく不快な気分である。
こうして、楽しみにしていた本を、誰もいなくなった図書室で読んでいるというのに、その気分は直らない。
(…いつもなら…こうやってフィンランド語の本を読めば、少しは気分が良くなる筈のに…)
本を読んでいればそっちのほうに集中して、何もかもが気にならないほど集中できる。
これまではそうやって、この時期を乗り越えてきた。
それなのに今回は、どうしても別のことが頭から離れない…。
しかも、そのことを考えるたびに気分が沈んでしまう。
「…はぁ…。変な女だと思われてないデスか…」
本から視線を外し、自分の恋人―三崎 彰―の様子を思い出すように、図書室の窓へ視線を移す。
長いサラリとした銀髪がゆれ、制服の上を滑る。
日本人とは異なる色の瞳が映すのは窓の外の景色…。
最早、陽も落ち、夜の静寂が訪れようとする頃。
もう少しすると喧騒とともに、部活に熱を上げていた生徒たちがいっせいに帰宅の途につく。
だが、そんなことに関係なく、窓のほうに目を向けたエリナの想いはただ一人―彰―のもとへと向けられていた。
今日一日、心配そうに見てくる顔……少し冷たくあしらわれてちょっと傷ついた顔……気をつかわせまいとして笑った顔……。
そういった彰の表情が浮かんでは、消えていった。
「……ふぅ…」
(生理デス…何て、やっぱり言えないデスよね…)
誤解を解くためにすべてを打ち明けたい。でも、エリナとしては恥ずかしくてどうしても言い出せないでいたのであった。
そのため、今日一日は彰を突き放したり、彼から離れていることが多かった。
また、一緒にいたとしてもどこか不機嫌な様子だったのだろうと思う。
そして、彰に悪いことをしたと思いつつ、エリナは帰宅するべく本を仕舞おうとするのだった。
三崎 彰、彼は彼で悩んでいた。
今日のエリナはどこかおかしい。いつもと違ってオレを遠ざけようとしているような感じがするのだ。
しかも、顔色も少し悪いような気がする。
それが心配で声をかけてみたりしたが、どことなく不機嫌な様子で突き放されていた。
「…仕方無いな。実力行使してでも聞かせてもらうか…」
静観していたほうがいいのかもしれないが、彰にはそこまで無関心を装うほどの器用さはない。
どうしても、彼女の一挙手一投足が気になってしまうのだ。具合が悪そうだから、なおさら。
(よし!…行くか…)
そうして、意を決して図書室へと入っていったのである。
ギィィィ…………ッ。
扉の開く音に、帰る仕度をしていたエリナは顔を上げ、入り口の方を見る。
「…ショウ…センセ…」
エリナの顔には驚き…困惑といった表情が浮かんでいた。
「エリナ、話があるんだ…。時間…いいかな?」
話し掛ける彰の声は真剣であり、瞳には有無を言わせない強さがあった。
「…分かりましたデス、そちらへどうぞ」
言って、エリナは自分の隣の―彰側の―椅子と向き合うようにする。
その口調には硬さがあり、少し不機嫌なままであった。だが…。
「…なぁ、エリナ…。今日はどうしてそんなに怒ってるんだ?」
彰は搾り出すように声を出し、話を切り出す。 その目にはエリナを映し、まっすぐに見つめる。
「怒ってなんかいないデス…」
エリナは目を合わせることを避け、顔を横に向ける。その頬は少し朱が差しており、心なしか震えていた。
「じゃぁ、どうしてオレを避けるんだ? 理由もなしに避けられるのは嫌だぞ?」
体を前に乗りだし、エリナに訊ねる。
「…さ、避けてなんか…」
細々と小さな声で応じるその声は、不機嫌というよりはどこか自信なさげであった。
「…避けてないはず…ないだろう? 今だって、目を合わせないのに…」
「………」
彰の指摘にエリナは黙ってしまう。 その態度が何よりも雄弁な答えを返していた。
「理由は…言えないか…?」
エリナはコクンと頷く。
「分かった。じゃぁ――――――」
ガタンッ。
グッとエリナの手を取り、抱き寄せる彰。 抱き寄せられたエリナの後ろでは椅子が乾いた音を立てていた。
「!?……ちょっ…………ぅ……んぅ。」
抗おうとするエリナを無視し、唇を重ねる彰。その舌は驚くエリナの口内にするりと侵入し、蹂躙するように荒々しく動く。
そして、エリナの細い腰ウェストを掴むと軽々と机の上にのせ、逃げ出せないように身を重ねてくる。
「ん…うぅぅ…。 はぁ…いやっ…ぁん」
彰の手がエリナの制服のスカーフをほどき、ブラウス、ブラジャーと順々に脱がせていく。
「ぁ…ゃ…ゃめ…っ…んんぅ…」
机の上に腰掛けたような状態で、二の腕辺りに引っかかった服が彼女の動きをさらに制限する。
「っんぅ…。 ぉ…お願い…ヤメテ…」
(やめて…ショウ、センセ…)
瞳を潤ませながら懇願する彼女にかまわず、彰は胸へと片手を伸ばして、ゆっくりと少し強く揉みはじめる。
彰の手により、淫らにその形を変える乳房。エリナには自重を支えて、机の上に押し倒されないようにするのが精一杯であった。
「ぁ…ぁうッ!…んぅ…ぁ…ひぁ…」
指がつんと隆起してきた桜色の蕾をつまみ、擦り合わせるようにしながら引っ張る。
「ぁぁ…んぅ…」
エリナの腕がぶるぶると振るえる。やがて力を失ったかのように、机の上へ仰向けに押し倒される。
そのエリナの唇を強引に塞ぐ。
「ん…むぅ…んんッ!…」
彰の手がスカートをたくしあげようとすると、抵抗するように身を揺らす。が、それを押さえつけるようにしつつ、スカートをたくしあげ、エリナの下着を露わにする。
唇を塞ぎ、舌を絡ませてくる彰の手がショーツの上から秘所を探るように動く。
(ひっ!…ぁ…ん…そ、そこは…)
そして、ショーツをずらして中へと指を差し入れてくる。
「っぅん…はぁ…んぅ…」
絡まっては離れていく舌と舌が唾液の橋を渡す。
朝、ぼんやりしていて生理用下着を付け忘れたことが良かったのかどうか…。
そういったことを考える間もなく、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てながら、彰の手がエリナの秘所をかき回す。
「ッ!…ぁん…あぁぁ!…」
膣壁を軽く引っ掻くように、擦るように出し入れする。
「ぁ…んっ!…ふぁ…ひぃッ…」
手でエリナの中を弄りながら、彰は顔を秘所に近づけようとして体を沈ませようとする。
「!!、ダメッ…」
エリナは慌てて両足を彰の腰に絡ませる。
そして、彰の背中に手を回し、ギュッと力強く抱きしめる。
「セ、センセ…ぁ…目をっ、閉じて…」
幾分か喘ぎ声をまじえつつ、エリナが言う。
彰は多少の罪悪感にとらわれたのか、行為自体をやめるつもりはなくとも、目を閉じる。
す………ぎゅっ。
手の動きも止まったその間にエリナは彰にスカーフで目隠しをし、耳元にささやく。
「そ、そのまま……手でッ…広げて…入れて…」
片手でエリナの腰を押さえ、片手で秘裂を開き、挿入する。
「!!ッ…ん!…あぁぁっ…」
ぐちゅぐちゅという淫靡な水音を立てて二人は交わる。
「無理矢理して…怒ってるのかと思えば…いきなりこんなプレイを望むなんて…どうしたんだ?」
不審に思った彰が問い掛ける。 しかし、その表情は少し嬉しそうだ。
「なっ、なんでもない…デスッ…から、つづけて…」
目隠しされた彰の頬を優しく撫でるようにしながら、エリナは言う。
そして、先ほどまで自分の秘所に入れられていた手の血に濡れた指を口に含む。
「…く……んぅ…んむ…ちゅ……」
若干のくすぐったさを感じながら、彰は腰の動きを続けつつ、そんなエリナの首……鎖骨…………乳房へと舌を這わせる。
「んぅ……ぁっ!…ん、…ぁん…」
中に挿されたまま舌で体を弄られ、身悶えするエリナ。
「ふぁ…ぁん……ひっ…そんな……はげしッ……」
乳房の突起を口に含み、甘噛みしながら激しく腰を動かす彰。 二人の結合部からは赤い血が溢れてくる。
「あぁっ!…だ、ダメ…もう……」
エリナの髪が彰の一突きごとに揺れる。 だが、彼女の太腿やふくらはぎには秘所から溢れ出て伝ってきた血が跡を残していった。
「っ…あぁ…いいよ…イってくれ…」
「…ッ!…ひぃぁっ、アああぁぁぁぁんんッ!!!……」
彰のモノが奥深くまで挿入され、エリナは絶頂に達した。と同時に、彰もエリナの中へと射精していた。
エリナは自分の体の奥底から、流れていくものがあることを感じていた。 そしてそれは彰の白と混ざって、色を変えていく。
「っ…はぁ…ぁ……はぁ…」
行為の余韻に浸る二人の呼吸はだんだんと穏やかなものになっていった。
・
・
・
(そろそろ、外すか…)
そう思い、彰がスカーフに手を伸ばす。
「待って!…お願いデス。まだ外さないで…」
慌ててそれを制するエリナ。 そして、おもむろに彰のペニスを口に含む。
「!!っ…エ、エリナ………?」
エリナは舌で濃いピンク色になった液体を舐めとっていく。
「んぅ…ちゅ…くちゅ……ちゅ…ぅ…」
エリナの口内で、彰のペニスがだんだんと大きくなってくる。
「ぁむ……んむぅ……」
一旦、口を離して彰の陰茎以外のところに着いたものも舐めとっていく。
「っ!…ぁ……」 (く、くすぐったいなぁ………。)
陰毛に付着したものをも、丹念に舐めとっていくエリナ。
そして陰茎を舌先でなぞった後、もう一度、口で咥える。
「んぐぅ……むぅ…んんぅ……ちゅ…はぁ……」
「…エリナ……」
彰は見えない状態のまま、手探りでエリナの頭、頬、そして胸元へと手を移動させる。
「……ぁ…んぅ…ん!……」
彰の手がエリナの胸に触れる。 そして、ゆっくりと揉みはじめる。
「ひぁ!…っん…ぅん…ちゅ……」
乳首を指でキュっと摘まれて、エリナは嬌声を上げる。しかし、それでも彰のペニスをしごき続ける。
「ぅ…エリナ…もう……」
彰が堪えるような声を出す。
「…ンッ、んむっ、んんッ………」
ビクッ! ビクンッ!! ビク!!
エリナの口内で彰のペニスがはじけるように大きく脈動し、精液を注ぎ込む。
「ン…ッ!…ごくんっ!!…」
喉が音を立て、精液を飲み込んでいく。
「…はぁ…はぁ……」
脱力する二人。 しかし、エリナは制服からハンカチを取り出し、血を見られないように拭き取っていく。
彰は強引に襲ってしまった後悔のためか、はたまたエリナの声音が怖かったのか、言われた通りに目隠しをされたまま、おとなしくしていたという……。
この後、数週間ほどは彼らの仲はぎこちないものであったという………。
・
・
・
「…………」
「…………………」
夕暮れの家の中。
言葉も交わすこともなく向かい合ったままの男女。
二人の前にはすでに空となったティーカップが置かれていた。
腰まで届くほど長く伸びた髪に整った顔立ち。日本人とは全く違った瞳には彼女―エリナ・レミンカイネン―の中に流れる異国の血を感じさせる。
よく見ると、髪の色も独特の銀色をしており、彼女を周囲から際立たせている。
そんな彼女と向かい合う席に座っているのは、いたって普通の青年―三崎 彰―である。
二人はここ一時間ほど、ずっとこうして過ごしていた。
いや、二週間くらい前の図書館での一件以来、二人は会話も最小限であり、こうして話さずに二人でいることが多かった。
「……………」
エリナはちらちらと彰の方を伺いつつ、俯くことを繰り返す。
彼女としてはあの日―図書館での一件―で無理矢理そういう行為に及ばれて、彰に対して怒ってもいいはずなのであるが、どうしても怒りきれないでいた。
かといって、自分から話し掛けることもできず、ここしばらくは沈黙しているのである。
生理中にことに及ぶのは恥ずかしいのでしたくはなかったが、彰と身を重ねるのは嫌ではない。
ただ…どうしても、あの日のことを思い返すと、何も言えなくなってしまうのである。
「……………」
彰も同じようにエリナに視線を合わせては外す、ということを繰り返している。
時々、目が合うがどちらからともなく目をそらしてしまう。
それでも、彰はエリナにこの前―図書館での一件―のことを謝らなければならないと思っていた。
そして、不機嫌だった理由が聞けないのなら、自分のことをどう思ってくれているのかを聞かなければならない―――と。
「……エリナ………」
落ち着いているようで、焦りを感じさせる彰の声。 だが、エリナを見つめる目には声にあるような揺らぎはない。
その声にエリナは俯かせていた顔を上げる。
「この前は…その、図書館でいきなりあんなことをして…ホントに、ごめん!」
言って、彰は深々と頭を下げる。
「………………………」
だが、エリナは黙ったままである。
(………ダメ…かな…?)
そう彰が思い始めたとき。
「………て…クダサイ」
(…………え?)
「顔を上げてクダサイ、ショウ…センセ…」
か細く、すこし恥ずかしそうな声。それでも、その声は彰の耳にしっかりと届いた。
「この前は…その…少しショックでしたケド………。私の方こそ…ごめんなさいデス。ショウセンセに当たってしまって……怒らせてしまったデスね…?」
「ぃ、いや……そのことはいいんだ…。 不機嫌だった理由さえ聞かせてくれるなら…」
謝っていたのに謝られて、少し慌てる彰。
「理由は…言えませんデス……。でも、女の人には月に一度くらいそういう日がある……と。それで納得して…もらえませんデスか??」
恥ずかしさで顔を真っ赤にし、何とか納得してもらおうと、説明する。
(…ぁ!……そういうこと…か……)
彰はハッと気がつく。
それに反し、エリナは身を縮こまらせる。
「ごめん…気づいてあげられなくて…。 ああいうときは、やっぱりそっとしておいたほうが良かったかな…?」
この日ほど、彰は自分の気のまわらなさを自覚したことはないだろう。
バツの悪そうな顔はいつものことながら、悔やむ気持ちの大きさはいつもの比ではなかった。
「いつかは話さなきゃ、って思ってましたデス。 できれば、この間のように傍にいてくれると嬉しいデス。
もちろん、ああいう行為はしないで…。……いいデスか?」
少し意地悪に微笑むエリナ。それにつられるように、彰も微笑む。
「あぁ、分かったよ。」
こうして沈黙から始まった二人の歓談の時間は過ぎていった……。
・
・
・
「…ショウ…センセ………」
ソファの上に座ったエリナは、自分の隣にいる彰の胸にもたれかかるようにしながら、小さく呟く。
彼の体自体は少し痩せているが男性の中でも大きい方である。
だからこそ、エリナにとってはその体が大樹か、大木のように大きく思えるのだった。
その彰はエリナの肩に乗せていた手で、彼女の髪をちょこちょこといじっている。
「ねぇ、ショウ…センセ……ずっと…ずっと一緒に…いてくれますよね…?」
震える声でエリナが訊ねる。視線を絡ませるその目はしっかりと彰を捕らえ、放さない。
グィッ………。
「……絶対に離さないよ。エリナが嫌だと言っても離さない。……この間みたいに強引にしてでも……」
エリナの肩を抱き寄せた状態のまま、彰が言う。
「…ありがとう……」
エリナの細い腕がそっと彰の背に回され………二人の体がソファの上で一つに折り重なっていく。
「んぐ…ぅ…ん…」
彰はエリナの上から覆い被さるようにして、唇を重ねてくる。
「ん、…んっ…んぅ……ぅむん……」
舌先を口内に挿しこみつつ、中を掻き回すように動かす。 唇を離し、息継ぎする間さえ惜しむかのように激しく…。
そうしながらも、彰はエリナのシャツのボタン、ジーンズのホックを外していく。
(………ショウ………)
エリナも彰の舌に積極的に自分の舌を絡ませ、服を脱がせやすいように体を動かす。
「ワタシも……」
呟くような声の後に彰のシャツに手を掛け、シャツをはだけさせていくエリナ。
・
・
・
数分の後、二人は素肌のままソファの上で触れ合っていた。あたりには二人の脱いだ服が散乱している。
「き、緊張して………」
何度こういう経験を重ねても(まだ数えるほどしか経験は無いが…)、エリナは慣れることなく照れて頬を赤く染めてしまう。
そんなエリナの姿に何とも言いがたいものを感じてしまう。
「ぁん…はぁ…ぅ……」
そっと唇を重ねるキス。そしてエリナの歯をなぞり、軽くノックするように動かす。
「…んん、ぁ…ぅ…ん……」
くぐもった声とともに門が開かれ、彰の舌が侵入していく。
「……ンッ!」
おずおずと舌を絡めようとしたエリナが、胸への刺激にピクリと反応する。
彰は少し強くしすぎたかと思い、柔らかい胸への愛撫を少し慎重にする。
「はぁ……ぁ、…ぅ…ん…」
優しく、それでいて堪能するかのように手が愛撫する。 強弱をつけ、乳房の形を思うがままに変える。
「…だんだん硬くなってきたよ?」
健の言う通り、手のひらの中でだんだんと存在を主張するかのように、突起がその硬さを増していた。
「…ィ…イヤ…。…ァッ…ッ!……」
きゅっと乳首をつままれ、声を漏らすエリナの頬は羞恥で真っ赤に染まっている。
「ッ……は、ぁ………ショウ、センセっ…っ、ぁ……」
指で突起を擦り、そっと引っ張ったりする彰に、エリナは少しとろんとしたような目を向ける。
「!!、っ…んんぅ……」
彰の舌先がエリナの首筋、喉元、鎖骨を這い進む。 そのえもいわれぬ感触にエリナはぎゅっとこぶしを握り締める。
(……クスクス)
「ひッ!!…ぁ、あぁぁぁ……」
心の中で微笑すると、下るように移動してきた口に敏感に尖った突起を口に含み、エリナに聞こえるように音を立てて吸う。
すると、エリナは一際大きな声を上げ、体をビクビクと震わせながら軽く達してしまった。
上下するふっくらとした胸を見ながら、彰はさらに下へと移動する。
「…っ、ひ、…」
臍を通る舌の感触に思わず、くすぐったそうに身をよじるエリナ。
だが、その舌がエリナの下腹部にある淡い茂みへと達したとき、「ぁ…」という彰の耳に届くかどうかの大きさの声とともに、びくっとエリナは反応していた。
「ぅ……」
恥ずかしさにエリナは身を強張らせる。
両足の間に体があるために足を閉じることもかなわず、秘所に向けられた視線が永遠に続くものかと思われたとき、
「あぁ、ん!!」
彰がつーっと割れ目から溢れ出た蜜を舌ですくいとり、口の中へと運ぶ。
「ゃ!…は、ぁ…ッ…ダ、メ…舐めなぃ、で…」
彰の頭部に当てられたエリナの手は震えており、秘所を舐めはじめた彰の動きを制限するほどの力はなかった。
「…ひァっ!、ぁ…ぃ…」
ぴちゃぴちゃとわざと音を立てるように舐め、同じように音を立てるようにして愛液をすする。
(いや、…ぁ…そんな…は、恥ずかしい音が……ンッ!)
エリナにはまるで、耳の近くで舐められているように音が聞こえてくる。
そして彰は、舌先で敏感な突起を探し当てると、それを口に含んだ。
「はッ、ん……ぁ…あぁぁぁ!……」
弓なりに反り返るエリナの背。 その彼女の口からは甘い声が漏れてくる。
「!っんん…ぅ…あぁ、……ぁ、んッ……」
きゅっとエリナの両足が閉じられ、彰の頭を挟む。直に感じる彰の息吹にエリナは、痺れるような快感を受けていた。
「ひ…ぁ、あぁぁっ…はぁっ……ぁ…」
エリナの股に圧迫されるような格好になりながらも、彰は舌先でエリナへと刺激を与える。
眼前の秘所から漂うエリナの女としての香りが彰の欲望を掻き乱したのか、その舌の動きはまるでエリナを貪るようであった。
「うっ!…い!、ぁ…はぁぁッ!…」
全身をピンと張った弦のように硬直させるエリナ。
「ショウ…センセ……入れて…ください…デスゥ」
力が抜け、ぐったりとした様子のエリナが言う。
その瞳にはどこか悩ましげなものがあり、切なそうな表情を彩る。
「あぁ。 ちゃんと…入れてあげるよ。」
顔を上げて答えてから、彰はぐったりとしたエリナの足首を掴み、顔のすぐ傍にまで移動させる。
「ぁ…あぁ…」
自然とエリナの腰が浮き上がり、彰の前にすべてが曝けだされてしまう。
おまけに今度は足を閉じることもかなわず、排泄器官すら晒されてしまっていた。
「…きゃっ!!…ひぁ…ぅ、ぁぅぅぅぅ!……」
彰は自らも少し腰を浮かせ、器用にエリナの淫裂の中へと固く隆起したモノを挿しこんでいった。
エリナの体がビクッと震え、口から甘い声を発する。
「ッ!!」
甘い声とは裏腹に、エリナの中は彰のモノをきつく締め付けてきていた。それに対し彰はゆっくりと動かし始める。
「んっ、はぁ……ひっ、んぅっ、ひっ!、あぁぁ……」
掴まれたエリナの両足がガクガクと震えるような反応を示し、声を堪えようとする口からは無意識に喘ぎ声が漏れる。
「ひぅっ!…ぁ、はぁ…ンっ……」
ゆっくりと腰を動かしつつ、舌でエリナのふくらはぎを舐め、唾液の跡を残していった。
「ショ、ショウッ、センセ…あはぁッ!!」
キュッとだんだんと強くなってくるエリナの締め付けに、彰は出し入れを早める。
エリナの半開きになった口からは喘ぎ声と唾液の両方が溢れていく。
「あッ……んんっ! はぁぁっ…んっ、ン!!」
結合部がじゅぶ、じゅぶと水音を立てる。
彰の口からも快感の色を含んだ吐息が自然と漏れてしまう。
「……あぅっ…ッ、はぁ…ンンッ!!」
いきなり口を塞がれ、驚きの目で彰を見つめるエリナ。
彰はグッと下半身を押し付けるように動かしながら、口内で舌を絡ませる。
「ンンっ!…んぅ…ぐっ…ぅン…」
流れてくる唾液をこくっとエリナは飲み込む。
「っ、はぁッ!…アッ…ひぁぁっ! ハァ…んっ!」
エリナは少し息をつくが、すぐに悶え、声をあげてしまう。
「ぁ、エリナ……。もう…」
少々顔をしかめながら、限界を知らせる彰。
「うぅ…ンンっ!」
彰は腟内に思いっきりペニスを押し込み、そこで射精した。
エリナの体が一層、ソファへと沈んでいく。
「!!ぃ、ぁ、あああぁぁぁぁぁぁ!!」
射精とともに、エリナも絶頂に達する。 口からは一際大きな嬌声が漏れていた。
ビクビクと痙攣するかのような動きの後、エリナはぐったりと脱力した。
彰は掴んでいた足を放し、元の大きさに戻ったペニスを引き抜くと、そのままエリナの上に突っ伏してしまう。
・
・
・
・
「ねぇ…ショウセンセ」
ソファで二人、寄り添うように横になりながら、エリナが声をかける。
「…どうした?」
「…もし…子供が出来たら、どうしますデス?」
「え?!」
唖然とする彰。
「まだ……どうなるかは分かりませんけど。今日はそういう日になるかもしれませんデス」
少し意地悪っぽく笑いながら言う。
彰はこの夜、隣で穏やかに眠るエリナを尻目にあまりよく眠れなかったという……。
The End
今度はエリナだ!
職人様、ありがとう!
あとでじっくり読みます。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
わ〜い!エリナのSSですね!
これで全員のSSがとりあえず揃ったんではないでしょうか、ていうか
揃いましたね。
職人さん乙です!
あれ、めぐみって出たっけ?
誤爆すまん、あるわな。記憶違いだ。
エリナだと観月と違ってえらい反応悪いな
エリナ、人気ないってことか。
いや、ここのスレに観月ファンが多いだけか?
かくいう俺も観月至上派。
漏れはいつでも激・ラヴ・めぐみんさ。
何エンドを想定しているのだろうか??
ロスパSS 綾小路育美 姉弟編
11月4日の日曜日。今日は文化祭が終わった翌日・・・。
その次の月曜日も文化の日の振り替え休日で休みとなっていて、学校だけじゃなく世間一般も連休となっている。
そんな中、すっかり静まり返った午後11時頃、京都市のとあるマンション内にて・・・。
ぱん!ぱんっ!ぱんっ!
ずっ、ずんっ!ずぶ、ずぶぶっ!
「あんっ!ああん・・・ッ!!ダメっ・・・、イッちゃうっ!!」
「俺も・・もう・・・っ!」
「ふああぁぁんっ!イクっ!イクうぅぅっ!あああぁぁっ!!」
育美の絶叫にも似た嬌声の中で、俺は限界まで堪えていた欲情の塊を彼女の胎内にどくどくと迸らせた。
これで二回戦終了なのだが、元から体力のある育美にはまだまだ余裕があったりする。
「はぁ・・・はぁ・・・。気持ち良かったわ・・・」
「育美、随分と派手に喘ぎまくってたけど・・・。ひょっとして、欲求不満だった?」
「・・・!?・・も、もう!デリカシーが無いコト言わないで・・・」
行為の余韻だろう。上気して薄っすらと朱に染まった頬を膨らませて俺を非難するのだが、そんな風に拗ねた仕草も可愛い。
初めて育美と出逢った時には想像すら出来なかった彼女の色んな表情。
・・・・最初の頃なんか遠慮がちで、滅多に感情を表に出してくれなかったからなぁ・・・・。
「ね、もう一回・・・する?」
「ちょ、ちょっと一休みさせてもらうよ。立て続けに二回もした後なんだし・・・。育美って、ホントにスタミナがあるなぁ」
「うふふ、私ってスポーツとか好きだから。体力とかは結構、自信があったりするのよ」
「それにしたって、あんなに派手に喘ぎまくって何度もイッてたのに・・・。回復が早いと言うか何と言うか・・・」
男の場合は射精したらそれで一先ずは終わりなんだけど、女の場合はそうではないらしい。
育美の場合は一回、絶頂に達してもすぐに更なる快感を求めて、より一層淫らに・・・積極的に求めてくる始末なのだ。
「しょうがないな・・・。ほら、私が膝枕して休ませてあげるから早く元気になってね♪」
・・・ここは彼女の好意に甘えさせてもらおうかな・・・。
俺は頭を育美の膝の上に移動させると、彼女の柔らかい太ももの感触を味わうことにした。
・
・
・
・
(・・・・ん・・んん・・・)
「・・・き・・・て・・・。朝・・・よ・・、お・・・て・・・。」
「(・・・・・?)」
「起き・・・て・・・、ほら・・もう朝だよ、起きて」
まだ半分夢の中に意識が取り残されている感じだが、俺を呼ぶ育美の声で目が覚めた。
瞼を擦りながら辺りを見回すと、そこは見慣れた育美の部屋だ。カーテンの隙間からは朝日が僅かに差し込んでいる。
・・・・あれ?確か、育美に膝枕してもらって・・・それから・・・・?
「やっと起きてくれたね・・・。あれからぐっすり眠っちゃったみたいだから、そのまま頭を枕に移させてもらったけど・・・」
「あ・・・、そうか・・・。疲れてそのまま寝ちゃったのか・・・」
「もう・・・、折角元気になるのを待ってたのにそのまま寝入っちゃうんだから・・・。そんなに私とすると疲れるの?」
「いや、そういう訳でもないんだけど・・・。あんまり、育美の膝枕が心地良くってさ、思わず意識がすっ飛んじゃったんだよ」
これはお世辞でも言い訳でもなく、素直な感想だ。
スポーツをしていて適度に引き締まった育美の太ももは張りがあって、本当に心地良い。
・・・・それに肌もすべすべしてるし、言うこと無しなんだよなぁ・・・。
「・・・確かに私もちょっと大胆に求めすぎちゃったかもね・・・。うん、今回は許してあげる。その代わり・・・、一つお願いがあるんだけど」
「え?何かな?」
「・・・それはね…」
・
・
・
・
・
俺は今、キッチンで一人でぼーっとしている。結構立派な造りなので一人で居ると、キッチンが妙に広く感じられてならない。
朝食を二人で食べて、シャワーを浴びて・・・。甘いひと時を過ごしていたのだが、不意に俺を残して育美は自分の部屋へ引っ込んでしまった。
先ほどの「お願い」の件もあるし、何だか嫌な予感がするのだが・・・。
「育美、一体何をしているんだろ・・・。それに『今日一日あなたのお姉さんになりたい』・・・だなんて、どういうつもりなんだ・・・?」
・・・と、不意に寝室の中から声がした。
「お待たせ〜!もういいよ、入って来て」
「(準備が出来たみたいだな)・・・・育美、それじゃ入るよ?」
少しの不安と緊張感を覚えながら、俺はゆっくりと寝室のドアを開けてみた。
すると・・・。
「・・・!!」
「ふふ・・・♪どう?似合ってるかな・・・」
「似合うも何も・・・。それって、文化祭の時にクラスの女子が来てたメイド服(エプロンドレス)じゃないか・・・。一体、どうしたの・・・それ?」
「実は、サイズ違いで余ったんで内緒で持って帰っておいたの。それに、どうせだから一回くらい着てみたところをショウくんに見せたいなって思って」
改めて育美のメイド姿を眺めてみる。
黒い下地のドレスに真っ白なフリルのついたカチューシャと大きなリボンを後ろで結んであるエプロン・・・。
膝上くらいまでの丈のフリル付きスカートは育美の脚線美を見事に演出している。
「ふふ、目が点になってる。そんなに見つめられると恥ずかしいよ・・・」
「ご、ごめん・・・。でも、何でそんな格好を?」
「そんなの決まってるじゃない♪私のお願いを叶えさせてもらう為の演出よ」
妙な含み笑いを漏らしながら明るくそう言い放つと、育美はゆっくりと俺の方へ歩み寄ってきた。
そして、身軽に背後へ回り込むと俺の肩を掴んで前の方へ押し出した。
「え?あ、あ・・・。ちょっと育美・・・?」
「も〜ショウちゃん、育美じゃないでしょ?『育美お姉さん』って呼んで!」
「へ?」
「・・・・もう!鈍いんだから・・・。いい?あなたは今から私の弟で、私はあなたのお姉さんなの」
・・・・ああ、なるほど・・・。さっきの「お願い」はそういう意味だったのか・・・・。
俺は何となく育美のしたいコトを察して、大人しく彼女に従うことにした・・・が、やっぱり恥ずかしい気がする。
確かに育美の方が俺よりも七つ年上なんだけど、いい年して育美お姉さんだなんて・・・。
「育美・・お・・・、お・・・」
「ほら、恥ずかしがらないで頑張って!」
「・・・お・・・姉さん・・・・」
「はい、最初から続けてみて」
「・・・いっ、育美お姉さん・・・・」
やっとのことで、そこまで言えた。
・・・ダメだ、自分でもとんでもなく恥ずかしいコトを言っているのが分かる・・・。
耳の先まで真っ赤に紅潮していくのが自覚できる。普通、メイドとかって奉仕(受身)する方なのに、逆にこっちが責められるなんて・・・。
しかし、そんな俺の心情を知らずに育美は満面の笑みを浮かべて嬉しそうに・・・。
「な〜に?そんなに真っ赤になっちゃって。ふふ・・・、可愛い♪」
「・・・・」
「さ、こっちにおいで。お姉さんがいろいろ面倒見てあげるから・・・」
・・・うう、育美の奴、ノリノリじゃないか・・・。こっちは恥ずかしくてたまらないってのに・・・。
そうは思ったが、折角面倒を見てくれると言われれば逆らえないのが男の悲しい性(さが)だ。
まるで初めて人間の家に入れられた子犬みたいに小さくなって、俺は育美のベッドに腰を下ろした。
「さて・・・と、それじゃあナニからしてあげようかな・・・?」
「・・・や、やっぱり止めようよ。何か育美の雰囲気がいつもと違うし・・・」
「ショウちゃんたら…育美じゃないでしょ?育美・・・お・ね・え・さ・ん・・・でしょう?」
「・・・・・・・・・はい」
やけに優しい声と表情がかえって怖い、怖すぎる。すっかり育美のペースに乗せられてしまっている。
・・・こうなってしまったら、もう何を言っても無駄な抵抗のかもしれない。
諦めて育美に可愛がられることにしよう・・・。
「じゃあ、まずは服を脱がせてあげる」
「そ、そんなのは自分でも出来るよ」
「だ〜め、遠慮しないでお姉さんに任せなさい」
育美に半ば強引に上着とシャツを脱がされる。
手際よく服を脱がせていく育美はまるで本当に何かのメイドさんみたいだ。
しかも上を全て脱がされたかと思ったら、今度はズボンにまで手をかけてきたではないか。
「ちょ、ちょっと待った!育美っ!・・・お姉さん」
「うん?どうしたの?」
「下は・・・ホントに自分でも脱げるから・・・」
「それじゃあ、私が見ててあげるから早く脱いでね」
仕方なく、自分でズボンを脱ぎ始めた・・・のだが。
俺がズボンを脱いでいる姿を育美がまるで本当の姉のように微笑ましそうに見つめてくる。これじゃ、気恥ずかしくって仕方ない。
顔を赤くしたまま、ズボンを床に置いてトランクス一枚だけになってベッドに腰を下ろす。
普段だったら、今度は育美の服を脱がす番なのだが・・・。
「まだ残っているでしょう?」
「こ、これはまだいいよ。それよりも今度は育美お姉さんが脱ぐ番・・・んっ!」
最後まで言葉を続けられなかった。
育美から不意に唇を奪われてしまい、そのまま時が止まったかのようにキスを続ける。
しかし、育美の方から舌を差し込んでくるような事はしないで、あくまでも唇を重ねるだけのフレンチキスにとどまっている。
一瞬、何が起こったのか理解出来なかったが、気を取り直して育美のキスに応じようと舌を差し込もうとした。
やっぱり唇だけを重ねるだけのキスじゃ何となく物足りない。
けど、俺が舌を差し込もうとした直後に育美はすっと唇を離してしまった。
「・・・こら、いけない子ね・・ショウは」
「・・・・」
「そんなにせっかちにならなくても、後でゆっくりとしてあげるから・・・ね?」
キスのおあずけを喰らって、満たされない欲求が勃起と言うカタチで表面に出る。
あれだけ羞恥プレイを要求されても結局は興奮していた自分が少し情けない・・・。
・・・なんて事を考えながら、育美の着ているメイド服のスカートを捲り上げて、そのまま下着を脱がしにかかる。
「・・・んっ、ダメ・・・。まだ早いよ」
「あれだけ焦らしておいて、そりゃ無いよ・・・」
「ふふ、ごめんね・・・。それじゃあ、お姉さんが可愛い弟・ショウちゃんの為にご奉仕してあげる・・・」
そう優しく囁くと、育美はゆっくりと俺の足元に跪いて俺の顔を上目遣いで見上げてくすりと微笑んだ。
そしてトランクスを丁寧にずり下ろすと、中から充分に大きくなっているそれを取り出した。
昨晩は二回も射精したと言うのに、俺のモノは育美の手の中でどくん、どくんと激しく脈打っている。
「あは・・・、すごい元気ね。昨晩は途中で寝ちゃったから、ショウのココもやっぱり欲求不満になってるみたい・・・」
「育美お姉さん・・・!は、早く・・・!」
「うふふ・・・♪早く・・・何かな?ちゃんと言わないと、お姉さん分からないでしょ?」
・・・何てこった、育美の奴・・・俺がしている言葉攻めをそっくりそのままやり返すつもりだ・・・。
・・・くそ、する方は結構楽しいんだけど、逆にやられる方はこんなに切ないとは・・・・!
「ほら・・・、早くして欲しいんでしょう?だったら、早く言って?」
「・・・い・・育美・・・お姉さ・・ん・・・。その・・・してくれないかな・・・。」
「そうじゃないでしょう?年上のお姉さんに対してちゃ〜んと言葉遣いにも気をつけないとダメでしょ?」
そんな事を言いながら、育美は悪戯っぽい笑みを浮かべて俺のモノを軽く上下に三回〜四回ほど扱いた。
自分でするのとは全く比べようが無いくらいの快感が、彼女に握られているペニスから背筋を通ってそのまま脳天にまで届く。
焦らされているのもあって、ちょっとした刺激でも凄まじい快感となって俺に襲い掛かってくるのだ。
「うっ・・・くあぁっ・・!」
「ふふ、女の子みたいに喘いじゃって・・・・。そんなに我慢できないの?」
「はや・・くっ!育美お姉さん!もう我慢できないから・・・!」
「うふふ、よく私があなたに焦らされる時の気持ち・・・。少しは分かって貰えた・・・?」
・・・・うう、やっぱり普段俺が意地悪して焦らせたりするのが好きだから、仕返ししているんだな・・・。
今更になって、育美を焦らさなければ良かったと後悔したが手遅れだ。
俺は育美の隠された部分を垣間見た事に驚きを覚えずにはいられなかった。
それに、普段の日常もこんな風に責められたらどうしようかと思わず不安にもなってしまった。
「も、もう焦らしたりしないから・・・!早く楽にして下さい・・っ!」
「それじゃあ、意地悪しても可哀想だし・・・気持ちよくしてあげるね・・・」
やっとその気になってくれたのか、育美は痛いくらいに勃起している俺のモノに口を近づけた。
・・・くぷっ・・・、ちゅっ、ちゅる・・・ちゅ、ちゅぷっ・・・・
温かくて柔らかい舌の感触がペニスから伝わってくる。
待ちに待っていた快感だけあって、普通にされるよりもずっと刺激的で快感の強さも段違いだ。
「・・・うふふ、こんなに大きくしちゃって・・・嬉しい・・・」
「それは・・・育美お姉さんが上手いからだよ・・・」
「お姉さんを褒めても何も出ないわよ?それよりもショウの方こそ、少し出始めているみたい・・・」
育美は竿から亀頭にかけて舌を這わせながら、悪戯っぽく微笑んだ。
彼女の言うように俺のペニスは早くも先走り液が出ていて、それが育美の唾液と混じり合ってテラテラと光っていた。
それを舌先でくすぐるようにして舐め取りながら、袋の方にも手を添えて優しく揉んでくれる。
袋の方は力を入れ過ぎるととても痛いのだが、育美は俺が一番気持ち良く感じる力加減を心得ているので、そんな心配は無用だった。
「・・んっ、んん・・・。・・・美味しい・・・。ねぇ・・・、早く出して・・・。お姉さんのお口をショウ、あなたので一杯にして・・・」
「それじゃあ、先っぽをもっと吸ってくれないかな。あと、舌を絡めるように・・・」
「・・・んく、んん・・・。あむっ・・・んむっ・・・・」
育美は俺の言うとおりに舌を亀頭に絡ませるようにして吸い込み始めた。
舌が亀頭を包み込む時の快感と言ったら、理性が思わず吹っ飛んでしまいそうになるくらいに強烈だ。
裏筋をちろちろと責めていたかと思うと、今度は先端の割れ目に舌先を潜り込ませるようにして先走り液を美味しそうに舐め取る。
育美も俺の欲情の証が欲しくてたまらないのだろう。
「・・・ふぅ・・・、はむっ・・・んくっ、んく・・・」
「・・・っ!育美お姉さん・・・っ!そろそろ出そう・・・!」
「ぷはっ・・・。イキそうなの?いいよ、思いっきり出して・・・!お姉さんにショウのザーメンをちょうだいっ・・・!」
メイド姿でそんな風にじれったそうに言われたら、我慢など出来るはずがない。
俺は反射的に育美の頭を掴んで、限界にまで高まった快感を勢い良く彼女の口に発射した。
「だ、出すよ!」
どぴゅっ、どびゅ!どびゅびゅっ!
「・・・んうっ・・・!ん・・・、んんっ・・・!」
一瞬、育美の顔が苦しげに歪んだが、すぐに恍惚とした表情になって俺の射精を受け止めてくれた。
どくっ、どくっ・・・と、規則的に脈打ちながら俺のペニスは溜まりに溜まった精液で育美の口内を一杯にしていく。
余りに快感が強すぎたのか、大きな波が過ぎ去ってからも、彼女の口内では俺の射精がまだ続いている。
「・・・・ん、んくっ・・・んぐ・・んう・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・!」
ようやく射精が終わって、呼吸を整えながら目線を落とすと・・・。
育美の白い喉が何度か動いている。俺が放った精液を一生懸命飲み干そうとしているみたいだ。
こく・・、こく・・・こくん・・・。
三回か四回くらい喉を鳴らして育美は何とか口の中のモノを飲み込んだみたいだった。
「育美、苦しいなら無理して全部飲まなくてもよかったんだけどなぁ・・・」
思わず心に思った事をふと口をついて出てきた。
口調もいつもと同じように戻ってしまっていたが、すぐには自分でも気づかなかった。
けれど、育美は全く嫌な顔一つしないで・・・。
「ううん・・・、折角ショウが出してくれたんだもの・・・。吐き出したりしたらもったいないでしょう・・・?」
「でも、結構苦しそうだったよ。もしも俺の為に気を使ってくれているなら、素直にティッシュとかに吐き出していいからさ」
「本当に大丈夫だよ。私が好きでしていることだし、それに・・・」
「それに・・・?」
「私・・・結構、ショウの精液を飲むコト・・・好き・・なんだ・・・。ちょっと苦いけど・・・それが好きなの・・・」
そこまで言われれば男冥利に尽きると言うものだ。
すっかりお姉さんプレイをしていることも忘れて、育美をそのまま押し倒してしまった。
股間の方も出した直後だというのに、臨戦態勢は万全となっている。
「あん・・・!ダメよ・・・、お姉さんに乱暴なコトしちゃ…」
「育美お姉さん、俺・・・もうお姉さんの中に挿れたい・・・」
「ふふ・・・♪正直な子ね・・・。いいわよ、来て・・・」
育美から挿入許可が出た。
いつもは彼女の方からせがんでくるのだが、今はすっかり立場が入れ替わってしまっている。
俺はいそいそとメイド服を脱がして育美を全裸にすると、ゆっくりと彼女の足を抱えるようにして亀頭を膣口にあてがった。
温かくて濡れた感触がすぐに伝わって、早く奥まで挿れてしまいたいという欲求に駆られたのだが、何とかそれを抑える。
「育美お姉さんも濡れてるよ。ほら、こんなにぬるぬるしてるし・・・。」
「あんっ・・・!そ、そんな風に擦らないで・・・」
「だって・・・ほら、こんなに濡れているんだから。こうすると気持ちいいんだよ」
ペニスの先端で膣口やクリトリスを何度も擦りながら、育美の反応を窺う。
このままお姉さんに責められっぱなしで終わったんじゃ俺の立場が無いと考えて、ちょっとばかり反撃に出る事にしたのだ。
・・・はは・・、こんな時にまで俺はくだらないプライドを捨てきれずにいるのか・・・・。
「うわ・・・、めちゃくちゃいやらしいよ。育美お姉さんのここ・・・」
「あッ・・・んッ!やぁ・・ッ!そんなに擦っちゃダメぇ・・・!」
「それじゃ、挿れるよ・・・」
「あぁん・・・、早くぅ・・・!」
ずぷ・・・
濡れそぼった育美の中にゆっくりと自分のモノを沈めていく。
もちろん、俺を受け入れる準備が出来ているその部分は、何の抵抗も無くスムーズに入っていった。
奥まで挿入し終えると、育美はじれったそうに両手を俺の背中に回してしがみ付いてきた。
「ね・・・ぇ・・・、早く動かして・・・。」
「エッチなお姉さんだね。弟の俺のをあれだけ美味しそうにしゃぶったり、ザーメンまで飲んじゃったり・・・」
「やだ・・・、お姉さんをあんまり苛めるものじゃないわ・・・・」
それじゃあ・・・と、言うことで俺は自らの分身を前後にスライドさせ始めた。
俺を包み込んでいる柔肉の感触もたまらないが、滾々と湧き出る愛液が潤滑剤代わりになって更なる快楽を呼ぶ。
にゅぷ・・・じゅぷ、じゅくっ、ずぷっ・・・
「あ・・・ッん!ふあぁ・・・はぁ・・・んッ!」
「育美お姉さん、気持ちいいよ・・・。何だか、いつもよりも感じているみたいだね」
「あんあんっ!いいッ・・!気持ちいいの・・・!もっとぉ・・・お姉さんの中を突いてぇッ・・・!!」
腰まである長い髪を振り乱し、快楽に染まった瞳ではしたないことを平気で叫び散らす育美に煽られて、俺はますます腰の動きを早めた。
腰を前に突き進めるたびに育美の形のいい乳房がゆさゆさと揺れて・・・、何とも魅惑的な光景だ。
俺は誘われるように揺れる乳房を掴もうとして手を伸ばした・・・が。
「ああんっ!・・・だ、ダメよ・・・あん!・・・手悪戯しちゃ・・・あんっ!」
「どうして?育美お姉さんのおっぱい・・・柔らくて気持ちいいんだけどなぁ・・・」
「あとで・・・あん!好きなだけ触らせてあげる・・・から・・・っ!今は・・・しっかり抱きしめて・・・ああんっ!」
喘ぎながらそれだけ言うと、育美は俺の背中に両手を回して抱きついてきた。
胸を揉みしだくことは出来ないが、自分の胸板に大きくて柔らかな乳房が押し付けられたので充分心地良かったりする。
俺はそのまま育美の身体を自分に引き付けると、対面座位に持ってきた。
「ふあぁ・・・!こんな・・・格好なんて・・・あん!何だか恥ずかしい・・・あああっ!」
「えっちな育美お姉さん、お姉さんももっと動いてよ。」
「はぁ・・・!はぁ・・ん!いい・・・!奥に当たって・・・子宮に届きそう・・・あああぁん!!」
上へと突き上げる度に、育美は頭を後ろに傾けながら淫らに喘ぎまくる。
お姉さんプレイとは言え、やっぱり普段のセックスでは受身が多いのだから抑え切れない部分があるみたいだ。
けど、このまま俺が責め続けていたらこっちも果ててしまいそうになる。
それに、俺もこのプレイが満更でもなくなりつつあるのも正直なところだったりする。
・・・と、すればもうちょっと「育美お姉さん」に甘えてみたい。
・・・ここは一旦、離れるか・・・。
「・・・よっ・・・と」
「んうっ・・・!?ふあぁ・・・?どうしたの・・・」
育美の身体を横に寝かして、濡れそぼった秘部から愛液まみれの分身を引き抜いた。
当然、育美の方は訳が分からないといった表情で俺の顔を見つめている。
「オッパイを触らせてくれるって約束したよね?育美・・・お・ね・え・さ・ん」
「・・・もう、仕方の無い子ね・・・。どうしても我慢できないの?」
「うん、少しくらい甘えさせて欲しいかな〜・・・なんて、ダメかな?」
「・・・・」
ちょっと不満気な顔で悩んでいたが、やがて苦笑しながら両手を広げて・・・。
「・・・おいで・・・♪」
「・・・(わ〜い!)」
思い切って子供帰りしている自分がいる気がするが・・・。
まあ、この際だから普段は恥ずかしくて出来ないことをやりまくるチャンスかもしれない。
「・・・ん、ふわふわして気持ちいい・・・。マシュマロみたいだ・・・」
「ふふっ・・・、そんなに気持ちいいの?触るだけじゃなくて、ショウの好きなようにしてもいいのよ・・・」
「じゃあ、お言葉に甘えて・・・」
俺は質感のある胸の間に顔を埋めながら、両手で乳房を寄せてみた。
顔がふわふわとした感触に包まれて、この世の楽園のような感覚だ・・・。ああ、マジで心地良い・・・。
胸の頂きにあるピンク色の突起は既に硬く尖りきっていて、指で軽く弄繰り回すと確かな手応えを返してくる。
「あぁ・・・ん!・・・・ね・・ぇ・・?私のオッパイ・・・気持ちいい・・・?」
「・・・ん、柔らかくて気持ちいいよ・・・」
「あは・・・、まるで大きな赤ちゃんみたい・・・。・・・・あっ!そ、そんなに吸っちゃ・・・ダメぇ・・・!」
我慢できずに、ツンと尖りきった乳首にむしゃぶりつく。
そのまま舌で舐めるようにしてしゃぶりながら歯で甘噛みしてやると、切れ長の瞳をとろんとさせて甘い吐息を漏らし始めた。
乳首だけじゃなく、胸全体を鷲づかみにして揉みしだこうとするのだが、87センチのバストは片手じゃ収まりきれずに指の間からはみ出してしまう。
ふにふにと指の動きに合わせて形を変える乳房の様子もエッチっぽいけど、快感に反応して喘ぐ育美の表情はもっと淫靡な魅力があった。
「エッチな育美お姉さん、オナニーする時はこの大きなオッパイを自分で揉んだりするの?」
「・・・そんな恥ずかしいコト・・・お姉さんに言わせるつもりなの・・・?」
「育美お姉さんだからこそ訊きたいんだよ」
「ふふっ、本当にあなたはイケナイ子ね・・・」
そう言いつつも、育美は全然怒った様子などない。むしろ、この状況を愉しんでいるかの様な感じさえ見て取れる。
しばらく呼吸を落ち着けようと軽く深呼吸をしてから、やがてゆっくりと呟くように話し始めた。
「・・・私はね、ショウのコトを考えながら一人でエッチなコトをするのが大好きなの・・・。こうやって、オッパイを揉みながら・・・乳首を弄ったり・・・・」
「それからどうするの?」
俺が見つめている前で、育美はオナニーの解説を身を持って実戦し始める。
左手で大きな乳房を揉みながら、右手を自らの秘部へと伸ばしていく。
「次は・・・この・・・濡れてるトコロを指で擦って・・・あ・・ん・・・気持ちいい!ほら・・・、こうやってクリトリスを・・・自分で弄るの・・・。あ・・はぁ・・・ん!」
「どんどん指の動きが激しくなってきているよ、オナニーするところを人に見られて感じているんだね」
「・・・いじわる・・・。でも・・・何だか気持ちいいの・・・!ショウに見られてると・・わた・・し・・・余計に興奮しちゃう・・・」
くちゅくちゅと卑猥な音を立てながら、夢中で自らの秘部を弄くり続けている。
乳房を白くて細い指で揉みしだきながら悶えるその様は、官能的過ぎて見ているこっちまでもが恥ずかしくなってくるほどだ。
しばらくオナニーに耽っていたが、今度は育美の方が切なそうに指使いを止めて俺の方を見ながら訊いてきた。
「ねぇ・・・見てる?私・・・オナニーするところをあなたに見られて・・・すごく感じてるの・・・。エッチでしょう・・・?」
「うん、めちゃくちゃエッチだよ。普段はあんなに落ち着いていて、大人っぽいのに・・・。家じゃ、こうやってオナニーしているんだからね」
「あん・・・、言わないで・・・。今だって途中で止めちゃって欲求不満なんだから・・・」
「それじゃ、改めてエッチな育美お姉さんの為にコレを挿れてあげないといけないかな」
そう言って、まだ硬さを保っているペニスを育美の顔に近づけて見せる。
「あぁん・・・、こんなに大きい・・・・。もう我慢出来ない・・・!」
「あっ・・・!」
ちゅっ、ちゅる、ちゅるるっ!ちゅぱ、ちゅぱっ!
「はむっ・・・んっ、んむっ・・・あなはの…ひょうの…おひんひん・・・おいひい・・・、あむっ・・・」
何と、育美は俺のペニスを顔を起こしながら咥え込んでしまった。
もちろん、その瞬間から猛烈なフェラが始まった事は言うまでもない。
がっつくようにして、俺のペニスを吸い、しゃぶり味わい尽くさんとばかりの勢いだ。
・・・あっ!や、ヤバイ・・・!さっきので興奮しすぎていたから・・・!
「ふぅ・・・・、んッ・・・んぐ、んぐっ・・・」
「だ、ダメだ・・・!育美お姉さん・・・ッ!出ちゃうよ!」
「んッ・・・ぷはっ!いいから・・・またお姉さんが全部受け止めてあげるからっ!ショウ、あなたのミルク全部飲ませて!思いっきり射精[だ]してぇっ!」
「うあ・・・!い、イクッ!」
どぷっ!どぴゅぴゅ!びゅく、びゅくっ!
不意打ちをかけられたみたいに、俺はほとんど我慢することも出来ずに育美の口に二回目の射精をしてしまった。
オマケに勢いが良過ぎたのか、育美の唇の周りにも僅かに精液が漏れ出して彼女の顔を卑猥に彩っていく。
そんなコトにもお構いなしといった様子で、育美は射精中も鈴口を重点的に吸い込んで、精液を一滴残らず吸い出そうとしてくれている。
「…ん、んっ、んく・・んくっ・・・。・・・あはぁ・・・、美味しい・・・。ねえ・・・もっと射精[だ]してくれなきゃダメよ・・・」
「そ、そんなにすぐには出ないよ・・・」
「うふふ・・・だ〜め・・・、お姉さんの言うことが聞けないの?」
微笑を浮かべながら、育美は射精直後のペニスを扱いて貪欲に精液を搾り出そうとしてくる。
べっとりと唇の周りにこびりついた精液を可愛らしい舌で丁寧に舐め取ると、そのまま恍惚の表情でフェラを再開する。
ちゅっ、ちゅっ、と濡れた音を立てて萎えかけたモノを愛しむ育美の表情は、淫靡なだけではなく不思議な魅力すら感じられた。
そんな育美の努力(?)のせいか、竿に残っていた僅かな精液が湧き出るように鈴口から滲み出てきた。
「ほら・・・ね?まだ残ってたでしょう?・・・ん、美味しい・・・」
「く・・くすぐったいなぁ・・・」
もちろん、育美は嬉しそうにその残り汁をも舌で舐め取ると何の躊躇もなく飲み込んでしまった。
これで一滴も出ない・・・と俺自身は確信したが、育美の方はそれじゃあ納得してくれなかったみたいだ。
半萎えのペニスを大事そうに手で持って優しく扱いたり、裏筋から根元を舌先で往復するように舐めていったり・・・。
これでもかと言わんばかりに責め立てられて結局、俺のモノは再びムクムクと屹立を始めた。我ながらよく立ち上がれたものだと思う。
「あん・・・、大きくなってくれた・・・。嬉しい・・・・」
「育美お姉さんのフェラが上手いからだよ。今度は最後までお姉さんの中でするからね」
「ふふっ、ありがとう・・・。じゃあ、このまま後ろからお願い・・・、挿れて・・・♪」
ベッドの上で四つん這いになると、丸くて張りのあるお尻をこっちに向けて誘うように振って見せる。
わざとすぐに挿入しないで、人差し指に愛液を塗りたくるとじわじわと膣内へと進めていく。
驚くくらいに何の抵抗も無く指は入り込んでいくのだが、奥まで入れ終えると指を包み込んでいる内部がきゅっと締まり始めた。
「はああぁん!指だけじゃ駄目なの・・・!早くお姉さんにおちんちんを挿れてぇ・・・ッ!」
「そんなに慌てなくても逃げたりしないよ。育美お姉さんはせっかちだなあ・・・」
「だって・・・もう我慢出来ないの・・・!お願いっ!一気に奥まで突いて欲しいの!」
指を内部で動かして刺激を与えてから、ゆっくりと指を抜き去った。
そして、入れ替わりに濡れそぼったその部分へとペニスを進入させていく。
ずっ、ずぷぷぷっ・・・・!
「あぁッ・・・!入ってくるぅ・・・!」
「育美お姉さん、お姉さんの中・・・ぐいぐい締め付けてくるよ。それに・・・こんなにエッチな液も溢れてる」
奥まで挿入してから一旦、亀頭のえら辺りまで戻し・・・一気に育美の胎内を貫く。
ぱんっ、という育美のお尻へ自らの腰を打ち付ける軽快な音が一度したか思うと、俺のペニスは育美の肉壁を掻き分けていった。
勢いが付いた後は、夢中で育美の膣内を突きまくる。
俺のペニスと育美の膣壁が擦れる感触や、内部の締め付け具合がたまらない快感を呼ぶ。
じゅぶ、じゅぷ!ずぷっ!ずぶぶっ!
「ひうぅっ・・・!すご・・・い!奥まで届いて・・・気持ちいい・・ッ!」
「オッパイが重たそうだね。支えてあげるよ」
「あんっ!ありがと・・・ああんっ!オッパイも・・・揉んでぇ・・・!もっと感じさせてぇ!」
四つん這いのままで喘いでいる育美の乳房が重たく揺れているので、横から掴める範囲で鷲づかみにしてやる。
激しく育美の膣内を突きまくりながら、同時に乳首をも指できゅっと摘みあげた。
こりこりした感触が俺を興奮させ、ますます育美も派手な嬌声をあげて悶え始める。
結合部からは性器の擦れ合う卑猥な音が聞こえるだけではなく、溢れ出した愛液が太ももを伝ってベッドのシーツにまで染みを作り始めていた。
「あんあんっ!私・・・もう・・イッちゃう・・・!あん!ふああぁん!」
「育美お姉さんがイクところ、俺が見ててあげるよ。でも、俺がイクまで倒れちゃ駄目だからね」
「んああぁ・・っ!駄目っ!も・・・う・・、イク・・っ!イッちゃう!!あん!ふあああぁぁ・・・ッ!!」
絶叫にも似た最後の声を上げて、育美は絶頂に達した。
俺自身を包み込んでいる肉壁も一段と締まりが強烈になり、ペニス全体を容赦なく締め上げる。
自制心をフル活動させて何とかその収縮を堪えたが、既に二回射精していなかったら間違いなくこっちも果ててしまっていたと思う。
「育美お姉さん、大丈夫?」
「うん・・・、私なら大丈夫・・・。それより・・・続けて・・・ね?もっとお姉さんを気持ち良くさせて・・・」
「イッたばかりなのにまだまだ余裕だね。そんなに気持ちいいの?」
「ふふっ・・・、気持ちいいに決まってるじゃない・・・。ショウのおちんちんが私の中を掻き回して・・・とても気持ちいいの・・・」
艶っぽく囁くと、育美は早く動いてと目で合図してくる。
俺も今度は最後まで続けたかったし、素直に育美の言うとおりに腰を使い始めた。
ずぷっ、ぐぷっ!じゅぷぷっ!
「あん!そこッ・・・!気持ちいい・・・ふぁ・・・!はあぁん!」
「・・・っ!(すごい締まりだ・・・!)」
最初にあれだけお姉さんみたいに振舞っていたものの、エッチに夢中になって立場が入れ替わってしまっている。
・・・やっぱり、何だかんだ言っても育美は育美なんだなぁ・・・。
腰の動きに合わせて揺れている乳房をちょっと強めに揉んでみる。
「あぅ・・・んっ!おっぱいも気持ちいいの・・・!乳首も苛めてぇ!」
「育美お姉さん、乳首がコリコリしてる・・・」
「はぅ・・・ん!おかしく・・なっちゃいそう・・・んああっ!」
じゅぷじゅぷと俺のペニスが育美の中を出入りする音も次第に激しくなり、それに興奮したのか育美もますます淫らになっていく。
俺も理性が消えそうになるのを辛うじて抑えていたが、それも時間の問題だった。
ペニスを包み込む柔らかくて温かい感触が射精を促すかのようにぐいぐいと窄まり、内部のひだが波の様に蠢いている。
「い・・・育美お姉さん・・・っ!俺も気持ちいいよ!本当に・・・すごい・・・っ!」
「んぅ・・・!はあぁ・・ん!嬉しい・・・あんあんっ!あなたも一緒に・・・・来てっ!お願い・・・!」
「育美・・・お姉さ・・・ん・・・!」
ぱん!ぱんっ!ぱんっ!
ぐぷっ、ぐぷぷっ!じゅぶ、じゅぶっ!
室内には俺たちが結ばれている音と互いの息遣い、そして育美の喘ぎ声が入り混じり合って・・・。
興奮と快楽の渦の中で、俺もそろそろ三度目の限界に達しそうだった。
「あんっ!はああぁん!・・わ、わた・・・し・・・!もうダメ・・・!イッちゃいそう・・・!」
「はぁ、はぁ・・・!育美・・お姉さん・・・!俺も一緒に・・・!」
「ふぁ・・・!いいよ・・・お姉さんの中に来てぇ・・・ッ!!あんっ!はああああぁぁん!!」
「・・・っ!育美お姉さん・・・イクよ・・・!」
どくっ・・・、ごぷっ・・・どくんっ・・・!
感極まったような声を上げて育美が絶頂に達した。その瞬間、内部の締め付けも一気にきつくなるのを感じた。
頭がおかしくなりそうな快感の中で、俺は後先を考えることなど出来なかった。
絶頂の余韻でひくひくと収縮を繰り返す育美の膣内へと残っていた最後の精を迸らせるのだった・・・。
「あぁん・・・中に出てる・・・。熱い・・・!」
「はぁ・・・!はぁ・・、はぁ・・・!」
育美はうわ言のようにそう呟くと、崩れるようにうつ伏せになってしまった。
白い肌を上気させて息も絶え絶えに肩で息をしている。
育美だけではない。こっちも精も根も尽き果てて、育美の背中に倒れ込んで脱力してしまった。
「はぁ、はぁ・・・。何かすごく疲れたね・・・」
「うふふ・・・。私も疲れちゃったけど・・・すごく気持ち良かったよ・・・。それよりどうだった?いつもと違う感じでエッチするのは・・・」
「う〜ん、結構病み付きになるかも・・・」
実際、最後の方は俺も乗り気になっていた。
最初は恥ずかしいとしか思えなかったけど、案外悪くは無かったというのが今の素直な感想だ。
俺の感想を聞いた育美は顔を嬉しそうにほころばせて・・・。
「それじゃあ、今度エッチする時も私をあなたのお姉さんにしてくれる?」
「こ、今度も・・・!?」
「うん、・・・ダメ?」
「いや、駄目って訳じゃないけど・・・」
「・・・・(うるうる・・・)」
・・・うう、そんな風に潤んだ瞳で見つめられると・・・。さっきまで、お姉さんぶっていたのに反則だよ・・・。
しばらくの沈黙の後、俺は首を縦に振って育美の願いを受け入れるしか無かった。
「わ、分かった、分かったよ・・・。この次も育美お姉さんに甘えさせてもらうから・・・」
「ホントに・・・?ふふ・・・、優しいんだね・・・。大好き・・・♪」
さっきまでの涙目はどこへやら、途端に満面の笑みを浮かべる育美。
この笑顔に勝てない限り、俺はこれからも彼女に可愛がられる運命なのかもしれない・・・。
The End
育美きたー、えっちお姉さんイイ。
育美先生、萌えです。
好きなんですよ、彼女の雰囲気が・・・。
いや、ホント、ありがたいことです。
毎日、チェックしてるよ、このスレ。
(・∀・)イイ!!
育美も魅力的ですね。
観月と甲乙つけ難い。
いずれにしてもロスパは私的殿堂入り作品です。
職人さん何人いるんでしょうね、3LDKのも同じ人なんやろか。
>410 私的殿堂
私もそうです、他にも他のエロゲに感じず、ロスパだけに感じた物が私にはあったしね。
ロスパだけは主人公にシンクロ(感情移入)してしまったし、私はエロゲでは一線を引いて物語を観てる感覚ですので。
だからエチシーンでも、他のゲームだったら「やっと来たか」だけど、
ロスパはエチシーンへのもって行き方も良かったし、愛おしさの感情爆発でエチシーンにはいるのがよかった。
またそのエチシーンも(純愛物!?では)濃厚ですし。
エチの時に流れるBGMもいいし、ロスパのBGMはすべて好き、CDも買いました。
流れを切って長文失礼しました。
SSも好きです、楽しみに読ませてもらっています。
>>412 レスありがとうございます、410です。
作品への好みは千差万別ですので、他の方々にその考えを押し付ける事は出来ません。
ですがやはり同意見を拝見できるのは嬉しいものです。
実際にロスパ以降、色んなエロゲー作品を購入していますが未だにロスパ以上に
好きになれる作品がありません。
もちろん、他の作品がつまらないのではなく完全に好みの問題です。
SS職人さんもロスパを相当お好きであろうと想像が出来ますし、その他にも
同意の方々が存在しているので、ここのスレに来る事は大変楽しみで心強いです。
今後もロスパへの意見、感想を(SSへも同様に)どんどん述べていきたいと思います。
このスレ開くたびにヌケドを見るハメになる・・・(´・ω・`)
ロスパは何度やっても飽きが来ない。
PCからPS2へ移植されていますが再度PCへ移植して完全版を
作って欲しい。
>>415 完全版作って欲しいし、出たら買う。
……が、一方ではそんなことしたら次作からは発売日買いしない。
リメイク商法や、移植→逆移植完全版をだすメーカーの作品は
初回買うだけ馬鹿見るからね
>>416 お気持ちは判りますが、人気が出て「移植〜逆移植」となる場合もあるので
そんなに毛嫌いしなくても・・・・。
ところで月読学園の制服って禿しくカワイイですよね!
このデザインは正に秀逸!!!
>>417 うむ。
同志だ。
すべてのギャルゲー・エロゲー含めて考えても月読学園の制服が一番好き。
黒ニーソ白線入りも素晴らしい。
>>417 >>418 今日は同志が多いなあ。
めちゃくちゃ凝ったデザインでひとつひとつのこだわりがイイ!!
スカートの短さもGOOD!
ニーソックスもお気に入り。
ロスパだけしかこの制服が存在しないのが悲しい。
3LDKのも十分かわいいんだけどね。
月読学園の制服がナンバーワンであることに大賛同!!
家庭用版の夏服パッケージ絵も好きだ。
ポスターも夏服だね・・・ポスター見てたら、沙雪の追加シナリオが遊びたくなってきた。
ファンディスク、沙雪夏服合体じゃなかった?
ビジュアルファンブックにての追加シナリオ。
観月のブルマえっちは良かったけど、半袖の体操服であって欲しかった・・・・。
最近・・・といいますか、11月になってSS職人さんの投稿がありませんね。
やはり寂しい気がしますので、是非とも新作をお願い致します。
・・・試しに3LDKスレを覗いてみたら、そちらの新作はありました。
ひょっとして、もうロスパでは書かないのかな?とも思いましたが、楽しみにしているんで
こちらのロスパSSも気が向いたら頼みます!
ロスパSS 藤森めぐみ 小道具編
その日、俺は恋人である藤森めぐみと一緒に京都市内の中央公園へデートに来ていた。
誘ったのは・・・珍しくめぐみの方だった。いつもは俺が彼女をデートに誘う事がほとんどなのだが、今日は特別だったらしい。
「ねぇ、三崎さん。最近涼しくなってきましたね」
「そうだなあ、もう10月だし・・・秋らしくなってきたんじゃないかな」
「そうですね・・・。確かにもうすぐ冬になるぞっていう、風の中にちょっともの悲しくなるような秋の匂いがしますね・・・」
「めぐみは自然を感じる力が強いからなぁ。俺はちょっと鈍い方だけど」
ふふ・・・と僅かに笑ったかと思うと、めぐみは俺の腕を自分のそれに絡ませる。そして、自分の身体をぴったりと寄せてきた。
めぐみは淡い桜色のジャケットの下に、ワインレッドのブラウスといったスタイリッシュな服装をしている。
知り合った最初の頃は地味で動きやすい格好しかしていなかったのだが、俺と恋人同士になってからは性格と同時に服装なども明るくなった。
俺も余りの変貌振りに、最初は少々戸惑ってしまったくらいだ。
俺の前ではめぐみ本来の姿を見せてくれているのだから、男としてはやっぱり嬉しい訳だが・・・。
・・・・ふっふっふっ!正に男冥利に尽きるぜ。折角のデートなんだからめぐみのことを楽しませてあげないとな・・・!
密かに気合を入れていると、めぐみが不思議そうな顔で話し掛けてきた。
「??三崎さん、何を考えているの・・・?」
「!・・・あ、いや・・・何でも無いよ。それより・・・これから、めぐみのアパートに行ってもいいかな?」
「えっ!?きょ、今日・・・?これから?」
「うん、・・・女の1人暮らしなんだから問題無いだろ?」
「それは…そうなんですけど・・・」
俺の提案にめぐみは何故か表情を曇らせる。何か言いにくい都合でもあるのだろうか?
「何か都合でもあるの?」
「ううん・・・。都合が悪いって訳じゃないんです、けど・・・・」
「あ、嫌だったら別にいいんだよ。部屋に入られたくないのって、何となく分かるから」
俺がその台詞を言った瞬間、めぐみの表情が変わった。
まるで、自分のせいで俺が気を悪くしてしまったかのように申し訳無さそうにして謝ってきた。
「ごめんなさい、そんなつもりじゃないの。ただ・・・私の部屋には・・・」
「部屋には?」
「・・・・ううん、何でも無い。行きましょう・・・」
めぐみは覚悟を決めたかのように、俺の腕を引いて歩き始めた。
何処となく身体が強張っているようだが・・・。
・
・
・
「あの・・・それじゃあ、入って・・・」
「お邪魔しまーす」
これまでは勤め先の月読神社に住み込みをしていたのだが、俺と結ばれて以来…ささやかなアパートを借りて1人暮らしをめぐみはしていた。
そのおかげで俺と二人切りで過ごす時間が増えてお互いに喜んでいたのだが…。
「(めぐみの部屋に入るのは久し振りだな・・・)」
「・・・・・」
「・・・あっ!」
ドアを開けてめぐみの部屋に入った・・・・と、すぐに目に入ったものに俺は見入ってしまった。
彼女のベッドの布団は大きくめくれ上がっており、シーツも乱れている。
しかも、床の上には彼女が使ったと思われるバイブレーターが・・・。一体、どうやって購入したのだろうか?
「め、めぐみ・・・これって・・・・」
「・・・・実は・・・デートに来る前に・・・その・・・どうしても我慢出来なくて・・・」
「欲求不満だったから、一度自分で済ませてきた・・・と、そう言う事?」
「うん・・・」
顔を真っ赤にしてこくんと頷くめぐみ。
・・・なるほど、一人えっちに浸りすぎて時間に遅れそうになったんだな・・・。だから片付けもしないで・・・。
彼女が俺を部屋に入れるのを躊躇した理由が分かり、俺の中にむらむらと下心が湧き上がってくる。
床に転がっているバイブレーターを拾うと、めぐみの前でわざとらしくこう言い放った。
「へぇ〜、めぐみってこう言うのを持っていたんだ。顔に似合わず、案外凄いんだなぁ」
「・・・・」
「どうやって買ったの?直接、店に行って『これ下さい。』って言ったのかな?」
「そ、それは・・・・。そ、そんな事・・・訊かないで・・・」
「だって、まさかめぐみがこんなものを持っているなんて知らなかったからさ。家でよく一人でする時はコレを使うんだろ?」
「そんな・・・」
俺は意地悪い質問をしつつ、赤面して俯いているめぐみに近づくとそのまま乱れたベッドの上に押し倒した。
「きゃっ!」
「ほら・・・、どういう風にするのか俺の前でやって見せてよ」
「なっ・・・、そんな事出来ませんよ・・・」
「どうして?」
「だって・・・恥ずかしい・・・」
「じゃあ、こうしよう。めぐみは、男が一人でするのは見た事無いだろ?君が見せてくれたら俺も見せてあげるよ」
「・・・・」
めぐみはちょっと悩んでいるみたいだ。もう一押しといったところか?しかし、その一押しの方法が思い浮かばない。
じれったくなってなった俺は、とうとう最終手段に打って出る事にした。
・・・よし、こうなったら実力行使だ・・・!
ちょっと強引かとも思ったが、俺はめぐみのブラウスのボタンを次々と外して一気に剥ぎ取った。
「さあ!めぐみのオナニーを見せてもらうよ!いや、むしろ見せてくれ!」
「やあっ!だめえっ!!・・・っ!い、嫌っ!止めてえっ!・・・あっ!」
「めぐみ、乳首立ってるよ。嫌とか言いながら、こんなに感じてるのは何でかなあ?」
「ひあっ!そ、そんなに・・・苛めないで・・・っ!」
「ここはどうかな?」
「・・・あんっ!」
ブラジャーの上からでもめぐみの乳首がつんと尖っているのが触った感触で分かった。
更にスカートを無理矢理脱がせるとパンティーの中に手を突っ込んだ。茂みをかき分けて、割れ目に指を差し入れると・・・。
ぐちゅっ・・・
卑猥な音が聞こえた。そして、指先に伝わる愛液で濡れた感触。間違い無く、めぐみのその部分はぐっしょりと濡れていた。
「口では嫌がっているのに、こっちのお口はいやらしくよだれを垂らしているよ。上の口は嘘吐きで、下の口のが正直みたいだね」
「わ、わた・・し・・・嘘なんか・・・」
「じゃあ、これはどう言うことなんだろうね?」
ずちょっ・・・ずちゅ、ぐちゅちゅっ・・・
「!!ひうっ!・・・あ・・ああ・・・!」
指をめぐみの秘部に挿入してずぶずぶと弄繰り回す。すると、指の動きに合わせるかのようにめぐみはひくひくと身体を震わせ始めた。
何だかんだ言っても、快感に耐え切れずに反応してしまっているみたいだ。
・・・さあて、お次は・・・っと。
右手でめぐみの秘部を責めつつ、左手で彼女のブラジャーをするりと取り払った。
剥き出しになった乳房を弄ぶようにして揉みしだく。むにむにと手の中で形を変える様子がいやらしかった。
もちろん、ピンク色の可愛い乳首も苛めることも忘れない。
「はぁ・・・あぁ・・・ん・・・」
「めぐみのここ、こんなに尖っちゃってる。そんなに気持ちいいんだ」
「あっ・・・ふあぁ・・・っ!き・・気持ちいい・・・」
何時の間にか、めぐみは抵抗するのも忘れて胸と秘部から伝わる快感に身を委ねてしまっている。
気持ち良さそうに綺麗な目をとろんとさせて、官能的で甘い吐息を漏らす。
・・・・そろそろ、頃合かな・・・?
「・・・・はい、続きは自分でするんだ」
「・・・そんな・・・。ねぇ・・・して・・・?」
「駄目だよ。自分で気持ち良くなりたいなら、自分で弄くるんだね」
「意地悪・・・」
「ほら、文句を言う暇があったら指を使わないと!」
俺はじれったそうに身をよじるめぐみの手を掴むと、そのまま秘部に導いてやった。
「もう・・・、ここまでしておいて・・・ずるい・・・」
「じゃあ、俺がその可愛いおっぱいを苛めてあげるから」
まだ文句を言うめぐみを納得(?)させるべく、俺はめぐみの右の乳房を揉みながら左の乳房を舌で責め始めた。
ぺろぺろと可愛い乳首を舐めたり、ちゅうちゅうと吸いたてたり・・・。
俺は夢中でめぐみの胸を味わった。
すると、喘ぎつつもめぐみは自分で指を動かし始める。
「あん!はあぁ・・・そんなに吸ったら・・・やん!気持ち良くなり過ぎちゃう・・・!」
「(・・・・そうだ!アレも使おう!)」
俺はバイブの事を思い出して、床に転がっているバイブを拾い上げた。
・・・・めぐみは普段、一人でする時はコレを使っているのか・・・・。
めぐみが自室で一人オナニーに励んでいる情景を思い浮かべて俺はほくそえんだ。
漫画やAVで見た事はあったが、実際に実物を見るのはこれが初めてだった。早速、スイッチを入れてみる。
ぶぅぅぅんという音とともに、その卑猥な玩具が動き出す。
・・・・へぇ、確かにこれならめぐみも満足するよな・・・。
一旦スイッチを切ってから俺はめぐみに見せるようにしてそれを差し出した。
「めぐみ、指だけじゃ物足りないだろ?コレを使いなよ」
「・・・それは・・・」
「めぐみ愛用のバイブだよ。いつも自分でやってるみたいに入れて見せてよ」
「・・あ・・・私の・・・?うん・・・・」
虚ろな目でバイブを見つめるめぐみは、まるで吸い寄せられるようにしてそれを俺の手から受け取った。
もはや羞恥心など消えてしまったみたいに素直な返事をして、それを自ら秘部にあてがう。
つぷ・・・ずぷぷぷ・・・
「あっ・・・あぁ・・・ん・・・」
バイブがゆっくりとめぐみの中に入っていく。それと同時にめぐみの顔が快感に歪んだ。
熱い吐息を漏らしつつ、右手のバイブを更に深く沈めていく。そして、それを自らの手でじゅぶじゅぶと濡れた秘部に出し入れする。
自らの中にバイブを入れて喘ぎながら、めぐみはうっとりとした目で俺に訊いてきた。
「はあっ・・・・あん!ふあぁ・・・気持ちいいのぉ・・・。ねぇ・・見てる・・・?」
「ああ、見てるよ。めぐみのあそこ、すごく濡れてる・・・」
「わた・・し・・・三崎さん、あなたに見られて・・・感じてるの・・・・。いやらしい女だって・・思う・・・?」
「そうだね、君はいやらしい子だ。だから・・・こうしてやる」
ぶううぅぅぅん・・・
「あっ!ああぁぁ・・・ん!」
俺はめぐみの中に挿入されたバイブのスイッチを入れた。最初からいきなり最大の所にスイッチをあわせる。
バイブの振動がめぐみに強烈な快感を与えているらしく、めぐみは髪を振り乱して喘ぎ・・・と言うよりも悶え始めだした。
顔を赤くして悶えるめぐみの姿を見ていると俺も興奮してしまう。既に股間のモノはびんびんにいきり立っていた。
・・・・他にはバイブは無いのかな・・・?
そう思った俺はめぐみのベッドの下をごそごそと探ってみた。
すると・・・・。
「おっ!あったあった!予感的中だ!」
「・・・・そ、それは・・・!」
「・・・・あれ?これって・・・めぐみが今使っている奴とは大きさが違うみたいだけど・・・」
「・・・・・」
ベッドの下から出てきたのはめぐみの使っているバイブよりも細長いタイプのものだった。
ピンク色の玉が連なったような・・・不思議な形のものだ。
「めぐみ、これは?」
「そ、それは・・・その・・・。・・・・・」
俺が一旦バイブを引き抜いて新たに見つけたバイブを見せると、めぐみは困ったような顔をして黙り込んでしまった。
俺はめぐみの不審な態度でぴんと来た。この形・・・長さ・・・間違い無くアナル専用だ。初めて見ても大体の想像はつく。
・・・・よ〜し、コレでめぐみを責めてやるか・・・・!
何故あれだけ後ろを嫌がっためぐみの部屋にこんな代物があるのかは謎だが、俺はそれを使ってめぐみを訓練する事にした。
「めぐみ、うつ伏せになって」
「えっ?」
「いいからいいから」
「う、うん・・・・」
めぐみのお尻を上になるようにして俺は指を秘部に差し入れてぬちゃぬちゃとかき混ぜる。
ちゅぷっ・・・ぬちょぬちょ・・・!
「ひうっ・・・!」
「ココに愛液をしっかりと付けて・・・っと」
ぬちょ・・・ぬりぬり・・・
愛液を指に絡めてから、アナルの周りに塗りたくる。愛液が潤滑油代わりになって、幾分か入りやすくなったみたいだ。
俺の意図を察しためぐみは慌てて上体を起こすとこう言った。
「んッ・・・!そ、そこは・・・!ね、ねえ、そっちは怖いから・・・・!」
「そうだっけ?・・・じゃあ、何でこんなバイブがめぐみの部屋にあるのかな?」
「・・・・それは・・・三崎さんが後ろを苛めるから・・・・少しでも慣れようかなって思って・・・」
「なら、結局お尻もオーケーって事でしょ?」
「ち、違うの・・・。試してみたけど・・・やっぱり痛くて・・・。一度試してから一度も使っていないの・・・」
「じゃあ、今日こそ入るように二人で頑張ろうよ」
「む、無理ですよ・・・!ね、止めましょう?・・・・・こっちなら・・・いくらでもあなたの好きにしてもいいから・・・」
そう言うとめぐみは、自らその部分を俺に指で広げて見せた。広げられた割れ目から愛液が流れ落ちる様子がやたらと卑猥な感じだ。
ここまでめぐみに誘惑されたのだから、男として応えない訳にはいかない・・・ところだが、そこをぐっと堪える。
めぐみを半ば無理矢理四つん這いにさせて、普通用(?)のバイブを一気にめぐみの秘部に挿入した。
ずぶっ!ずぶぶぶぶ!
「あんっ!!ふああ・・・っ!」
「さあ、次はいよいよこっちの方だ」
「だっ・・・だめぇ・・・!お願い・・許して・・・!」
「前からずっと試してみたかったんだ、きっとイケるよ。めぐみ、俺を信じるんだ」
「そ、そんな事言ったって・・・!・・・んっ!はぁ・・・あああぁぁっ!!」
バイブを奥まで突っ込んだところで、スイッチを入れる。もちろん、最大のところにメモリを合わせた。
めぐみはバイブの振動に耐えられず、がっくりと崩れ落ちるようにして上半身を倒してしまう。
下半身だけは俺の方に向けているが、もう言葉にもならない声をあげて悶える。
「ふあっ・・・!あ・・あん!だめっ!もう・・・私・・イッちゃう・・・!」
「めぐみ、イキたいんだろ?いいよ、そのままイカせてあげるよ」
「あんっ!も・・う・・・・はぁ・・・っ!あん、あぁっ!ああん!い、イク!イクぅぅっ・・・!!」
めぐみが全身を震わせて絶頂に達した・・・その瞬間!
俺はすかさずめぐみのアナルにそっち専用のバイブを挿入した。
じゅぷっ、ずぶぶぶ・・・!
めぐみのアナルにバイブが沈んでいく。大体、中指ぐらいの長さまで入れて、ひとまずめぐみの様子を窺うことにした。
「ふあぁ・・・っ!そ、そんな・・・!」
「ほら、入った。それほど痛くなかっただろ?」
「うん・・・。でも・・なんだか変な感じ・・・・」
やはり絶頂に達した瞬間に入れたのは正解だったみたいだ。愛液を塗りたくっておいたのも手伝って、案外あっさりとバイブは挿入できた。
とりあえず、まだまだ余裕があるみたいなのでバイブを奥へと沈めてみる事にする。
俺はじわじわとバイブを奥へと突き進めていった。
「ひっ・・・!うっ・・・あぁっ!だ、だめっ・・・痛い・・・っ!」
「我慢我慢、めぐみならきっと耐えられるさ。さあ、どんどん入れるよ・・・」
「ああっ・・・!ひぐっ・・・はぁ…っ!」
まだ絶頂に達した時の余韻が残っているのだろう。ぼーっとした目に苦痛が入り混じったような不思議な表情をしている。
しかし、明らかに快楽の声も喘ぎの中に入っているのも確かだった。
愛液の量も増えてきているし、バイブが埋め込まれた秘部は濡れてぐしょぐしょになっていた。
「めぐみ、お尻の方も感じているんじゃないか?全く・・・、あれだけ嫌だとか言っておいて淫乱だなぁ・・・」
「はぁぁ・・・っ・・・、ねぇ・・・もっと・・・・苛めてぇ・・・。」
「ドコを苛めて欲しいのか言わないと分からないよ?」
「わた・・し・・・の・・・アソコと・・お尻を・・・もっと・・かき回して欲しいの・・・あなたの・・・おちんちんで・・・・・」
「二本もバイブが入っているだろ。それで物足りないのかな?」
「うん・・・っ、物足りないのぉ・・・。バイブより・・・あなたの方が・・・いい・・から・・・」
恥ずかしい台詞を途切れ途切れに言い終えてから、めぐみはハアハアと荒い息を吐いて二つの穴を責められる快感に身を委ねた。
最初こそ痛いだけであったが、次第に痛みが快感へと変わり・・・今ではもっと刺激が欲しいくらいになっていた。
めぐみの性格の中に、心から好きになった者に対しては割合素直と言うか・・・従順になるという所があるらしい。
更に自虐願望・・・いわばマゾの気も兼ね備えているらしく、責めるには打ってつけの性格だった。
「しょうがないな。じゃあ・・・お尻とアソコ、どっちに挿れて欲しい?」
「はぁ・・・アソコに・・・下さい・・・」
「お尻には欲しくないのかな?」
「はぁ・・・っ、欲しい・・・けど・・・・今は・・・思いっきりアソコの方におちんちんが欲しいのぉ・・・」
「じゃあ、ちょっと待ってて」
ぬぷっ・・・
俺はめぐみのアナルに入っているバイブはそのままで、秘部の中で動いているバイブを引き抜いた。
そして、その代わりに自分のモノをゆっくりとあてがった。
亀頭の先端がひくひくと震えるめぐみ自身に触れただけで、めぐみは「早くぅ・・・」と、物欲しげな目で訴えてきた。
・・・まだまだ焦らしてやろう・・・。
すぐには挿れずに卑猥な割れ目を亀頭で擦る。ぬるぬるとした愛液が滑りを良くしているので、それだけでも心地良い。
アナルにはバイブが沈んだままだ。俺は、不意にバイブを持つと更に奥へと沈めてみた。
ずぶぶぶぶ・・・!
「ひっ・・・!んあぁっ!・・・はああっ、ああん・・・っ!」
「めぐみ、アナルも大分慣れてきたみたいだね。今度する時はこっちの方に挿れるよ。・・・返事は?」
「はい・・・分かりましたぁ・・・。わた・・・しの・・・お尻を・・・・苛めて下さい・・・」
「よし、じゃあ・・・行くよ」
ずぷっ、じゅぷぷっ!
俺は狙いを定めると、一気に腰を沈めてめぐみの秘部にペニスを突き入れた。直後に温かく、そして締め付けるような感触がペニスに伝わる。
ぬるぬるだっためぐみのその部分は、当然のことながらスムーズに俺自身を根元まで受け入れた。
ずぷっ、ずちゅっ、ぐぷっ、ぐちゅっ!
「はああぁん!いい・・・っ!大きいぃ・・・っ!」
「めぐみ、そんなに腰を振って恥ずかしくないのか?」
「・・・だって・・・あん!・・・き、気持ちいい・・・あんっ、・・・あん!・・・から・・・っ!」
自ら腰を振って貪欲に快感を得ようとするめぐみに、俺は内心では少々驚きながらも嬉しかった。
これでめぐみに拒絶されたら、後ろを責めるのは諦めようと思っていたのだ。それで、多少強引になったワケだが・・・・。
・・・・めぐみ、喘ぎまくってるな・・・。それに、後ろも感じ始めているし・・・・。
「めぐみ、あれだけ嫌がってたくせに喘ぎまくっているじゃないか。本当に根っからの淫乱なんだなぁ」
「はぁ・・・ん・・・、あん、あん!もっとぉ・・・!奥まで・・・っ、奥まで突いてぇっ!」
「淫乱めぐみ、返事も出来ないくらいにいいのか?」
「あん、あん・・・っ!凄い・・・っ、こんなに気持ちいいなんて・・・ああん!」
もう俺の言葉責めにも反応出来ないくらい、めぐみは夢中で俺を貪っているみたいだ。
俺の腰とめぐみのお尻が当たる音がリズム良く部屋に響き渡っている。ここがめぐみの部屋だということなど、俺たちはすっかり忘れていた。
ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!
じゅぷっ、ずぷっ、じゅぶっ、ずぶっ!
「ふあぁ・・・・っ、ああん!・・・わ、わた・・・し・・やん!・・・も・・う・・ああん!イキそう・・・!あんっ・・・!」
「めぐみ、アナルとアソコを同時に責められる気分はどうだい?」
「あんっ!もう・・・、もう最高!あん、あんっ!最高にいいの・・・っ!あっ・・ああん!い、イクっ!イクぅぅっ!!」
めぐみは絶叫すると、そのまま絶頂に達してしまった。今まで見る中で、今回のが一番淫らに喘いでいたと思う。
きゅんきゅんと股間を襲う強烈な締め付けと快感をぐっと堪えると、ひくひくと震えるめぐみの中から自分自身をゆっくりと引き抜いた。
まだ俺はイッていないので、股間のそれはめぐみの愛液まみれになりながら元気良くそそり立っている。
「めぐみ、自分だけでイッたら駄目だよ。ほら、俺にもちゃんと奉仕するんだ」
「はぁ、はぁ・・・。分かりました・・・。・・・んっ、んむっ・・・んんっ・・・」
「そうそう、ちゃんとお口で俺をイカせるんだ」
仁王立ちになってめぐみの口元にペニスを突き出して奉仕するように言うと、彼女はすぐに俺のモノを可憐な口に咥え込むとしゃぶり始めた。
ぬろぬろとめぐみの舌が絡みつく感触がとても気持ちいい。めぐみの見事なまでなフェラテクは天性のものらしい。
・・・・こんなに熱心にされたら男冥利に尽きるなぁ・・・などと、俺はめぐみに咥えられながらそんな事をぼんやりと考えていた。
その足元ではめぐみが歓喜とも見える表情でせっせと唇奉仕に励んでいる。
時折、ちらりと俺の顔を上目遣いで見上げてくる。俺の反応を確かめているみたいだ。
めぐみの大きな胸の谷間と俺自身を夢中でしゃぶっている彼女のエロチックな表情が見下ろせてまさに絶景だった。
ちゅう、ちゅう・・・、ぺろっ、ぺろっ、ぴちゃぴちゃ・・・。
ちゅばっ、ちゅぱ・・・っ、ちゅうぅぅぅっ・・・。
めぐみの舌使いと吸い込みが急に強烈になる。そろそろ、ラストスパート(?)に入ったらしい。
俺の射精を促すべく、めぐみは顔を前後に動かしながら竿の根元とタマの方にも優しく指を絡めて揉んでくれる。
「うっ・・・!めぐみ、そろそろイキそうだ・・・」
「はひへ・・・ふらはい・・・。あなはほ・・・へんふほまへて・・・」
出して下さいと言ったのだろう。咥えたままだったのでよく分からないが、めぐみはこのまま俺に射精される事を望んでいるみたいだ。
・・・だったら、ご希望通りにしてやらないとな・・・!
俺は堪えに堪えていた射精感を、めぐみの口の吸い込みに合わせて解き放った。
「めぐみっ!出すぞ!しっかり味わうんだ!」
「んむっ・・・んっ!」
どぴゅっ、どぴゅ、どびゅっ!・・・どくっ、どくっ、どくん・・・!
・・・・ごくん。
俺の放った迸りを喉で受け止めると、めぐみは放心したような表情で精液を全て飲み干した。
めぐみが白い喉を鳴らして精液を飲み干す姿が妙に淫美だった。全て飲み干したのを確認してから、俺は自分のモノをめぐみの口から抜き去る。
亀頭の先端からめぐみの唇にかかった精液の糸が卑猥だ。
「めぐみ、ちゃんと竿も綺麗にしなきゃ駄目だよ」
「・・・はい・・・」
まるで主人に従うメイドのようにうやうやしく返事をしてから、めぐみは俺のペニスを再び口に含んだ。
ちゅう・・・ちゅう・・・。ぺろっ、ぺろっ・・・。
半萎えになっているペニスを唇で締め付けながら亀頭をちゅうちゅうと吸いたてる。そして、残っていた精液をも吸い出してくれた。
射精直後で亀頭が敏感になっているだけに、めぐみの吸い込みが痛いくらいに感じられた。
そして、唾液でてらてらと光っている竿の部分も丹念に丹念に可愛らしいピンク色の舌で清めていった。
「はぁ・・・っ、終わりました・・・」
「よし、お疲れ様。とても上手で気持ち良かったよ」
「はい・・・ありがとうございます・・・。あの・・・今度も・・・めぐみを苛めて・・・」
恍惚とした顔でお礼を言うめぐみの目は官能小説に出てくるような性奴隷のように淫乱であったが、どこか虚ろで・・・不思議な色を宿していた。
元々めぐみの中に眠っていた自虐的なところ・・・つまり、マゾの資質のようなものが今回の責めで目覚めてしまったのかもしれない。
・・・・まあ、そうなったら・・・それはそれでいいかな・・・。
めぐみの乳房をむにむにと弄るように揉みながら、俺はめぐみのご主人様になった様な気分でこれからの事を考えてみる。
めぐみは俺の責めを受け入れて快感を覚えるようになったが、まだまだ開発の余地はある。
・・・つまり、彼女の従順な性格を活かすも殺すも俺次第って事だ。
「めぐみ、まだまだヤルよ」
「はい・・・、私をもっと苛めてね・・・」
「じゃあ、早速そのお口で大きくしてもらおうかな」
「はぁっ・・・・、もうこんなに・・・。・・・・・んんっ・・・」
今後が楽しみになって来た俺は、もう一戦交えるべくめぐみの口に勃起しかけてきたペニスを含ませた。
めぐみは先ほどまでは荒い息を吐いてぐったりしていたのだが、スポーツをしている分、体力はあるらしく既に準備は出来ているみたいだった。
しかし、そうでなければ困る。めぐみへの性の調教は始まったばかりなのだから・・・。
The End
さすが、職人様!
めぐみの属性をわかってる。
職人様、堪能させていただきました。(´Д`;)ハァハァハァハァ/|ア/|ア
乙! とても良かったよ。
次は理乃と予想してみる。
めぐみんSSお疲れさまです。
次はやっぱり観月をキボンヌ。
・・・ところで3LDKスレではSSがえらく不評ですね。
やっぱ王道のストーリーじゃないせい?
まあロスパのSSの方が確かに内容的に面白いけど。
>>437 あれはあれでいいと思うけどね
こっちが王道なだけに
まぁ、あっちのは性格その他もろもろが別人やしな。
ところで観月と主人公ならば子供は5人くらい、軽く作りそうだけど
他のキャラなどうかな?
育美となら年齢的に2人くらいと思うが。
沙雪は健康の問題もあり1人だけかも知れない。
3LDKスレに投稿されてるSSも読んでみたいのですが、どの板にあるんでしょうか?
この板にはなさそうなのですが・・
3LDKスレのSSは萎えた。
ここの職人さんが善意で3LDKに挑戦したのかな?
俺はまだ読んでないけど、もし萎えるのなら感想は書きたいところ。
評判が悪いときのほうが職人さんにとっては理由が気になるだろうしな。
ロスパSS 山吹沙雪 コンドーム編
「やっぱ、コレ買うか。…ツブツブとか効きそうだしな」
俺はマウスを操作して、ツブツブがついたコンドームの購入ボタンを押した。
便利な世の中になったものだ。
今までは恥ずかしい思いをして近所のドラッグストアでコンドームを買っていたのだが、最近買ったパソコンのおかげで簡単にコンドームを買えるようになった。
オンラインショッピングでの記念すべき初購入。
それがコンドームとは喜ぶべきことなのか悩むところだが、まぁいいだろう。
あのコンドームがくれば、沙雪と心ゆくまでセックスが出来るのだ。
今までは、普通のコンドームしか使ったことがなかったが、あのイヤラシイコンドームを使えば沙雪もきっといつもより感じるに違いない。
自分のイヤラシイ想像に思わず自然に口元がゆるむ。
俺は自分のモノにツブツブコンドームを装着して、濡れた沙雪の中に入っていくところを思い浮かべてみた。
きっと沙雪はなんの抵抗もなく俺のモノを飲み込んでいくだろう。
いつもそうだ。
華奢な身体のクセに、沙雪は俺の太いペニスをなんのためらいもなく奥まで飲み込んでいく。
入り口の辺りはややきつめなのだが、その濡れた膣内はほどよい締め付けを俺自身に与えながら俺の全てを受け入れるのだ。
そして、沙雪はいつも苦しそうに囁くのだ。
「ねぇ…お兄ちゃん。お願い、もっと優しくして…」
しかし、その願いはかなわない。
俺はその囁きが大好きで、もっと聞きたくなって思わず強く突いてしまう。
「マズイ…」
俺は思わず呟いた。
何がマズイかというと、沙雪とのセックスを想像しているうちに勃ってしまったのだ。しかも、かなり元気がいい。
パソコンの椅子に座ったまま自分の大きくなったモノを持てあます。
どうしたものかと、視線を泳がす俺の目にとまったのはパソコンだった。
そうか、パソコンがあったんだった。
最近買ったアダルトDVDをパソコンへ放りこむ。
モニターに映し出されるのは、会議室のような部屋の隅で壁に背中をあずけ立っている女性。
しかし、その女性のブラウスのボタンは全てはずされている。
ブラジャーをたくし上げ、自分の手で自分の胸を触っては小さく息をついている様子が艶めかしい。
形のよい胸が、女性自身の手で形を変える。
俺は画面から目を離さずにジーパンのボタンをはずし自分自身を取り出した。
その間も画面の中の女性は円をかくように自分の胸を触っていが、ある一部分でその手が止まる。
そして、その止まった手がゆっくりと胸の中心部をつまみ上げる。
「…んっ」
女性が声を上げる。
しばらく胸の中心部を弄んでいたが、それだけでは我慢出来なくなったのか、女性はスカートのファスナーを降ろし脱ぎ捨てた。
そして、胸にあった手を下半身に移動させる。
そのまま、女性は下着の上から自分の中心部をゆっくりとさすった。
もちろん、片方の手は胸の中心部を弄び続けている。
「あっあっ…」
小さい悲鳴のような声と共にくちゅくちゅと湿った音が室内に響く。
女性は下着が汚れるのもかまわず布の上から自分自身を撫でさする。
かなり感じているのか、湿ったというより濡れた布からクリトリスが見えてしまいそうだ。
「んあ…。はぁ…」
見えそうで見えない布の上を往復する女性の手の動きに力が入ってくる。
しかし、ついに我慢できなくなったのか、下着の中に自分の手を入れ直接クリトリスを触りだした。
女性は、あふれ出した液体を自分自身に塗りつけるように指を下の方から大きく動かしている。
胸を触っていた手も下半身へと降りてきて、快感を高める手伝いをし始めた。
下着の中で、液体を塗り広げやすいように自分自身を広げているのが見える。
片手で自分自身を広げて、その広げられた中をもう片方の手がイヤらしく動き回る。
それによって快感が増したのか、女性の声が大きくなった。
自分で自分を触る気持ちよさに負けて、女性の身体が大きく動き出す。
それによってブラウスは身体にお情けで張り付いているような状態になり、下半身は下着が足に引っかかっている程度になっていた。
しかし、俺が見たい女性の中心部は決して見えない。
見えそうで見えない。
俺が一番興奮する姿だ。
その証拠にもともと元気のよかった俺のモノがもっと大きくなっている。
俺は画面の女性と同じように、自分で自分自身を触る。
最初は小さく、徐々に大きく上下に手を動かす。
それと同じように、画面の女性の手の動きが激しくなっていた。
クリトリスをさわっているだけでは物足りなくなったのか、自分の指を挿入している。
2本の指で自分の中をかき回すイヤラシイ音が聞こえてくる。
「ぅ…。あぁっ、もぅ」
女性はそうつぶやくと、どこから取り出したのかバイブを自分の中に押し入れた。
ゴツゴツとした凹凸があるそのバイブは、ぬるぬるとした液体のおかげか抵抗無く女性の中へと入っていく。
女性の下半身がバイブの凹凸を確かめるように動き出す。
さらにバイブを飲み込んだ部分を確かめるように右手でなで回し、左手はクリトリスをつまんだり撫でたりしている。
今まで立ちっぱなしだった女性もバイブの快感により、ついに崩れるように膝をついた。
静かな会議室の中に、乾いた電気音と湿った音がBGMのように女性の中心部から流れ出す。
「んあっっっ」
女性が大きな声を出す。
その声を合図に俺は自分自身を触る手に力を入れた。
女性は膝だけでは自分を支えられなくなり、クリトリスから片手を離し自分の前にある椅子に捕まる。
その結果、上半身は椅子にあずけ、下半身はおしりを突き出すような格好になった。
手に付いた液体が椅子を汚す。
けれど、そんなことにかわまず女性はその淫らな格好のままバイブを出し入れする。
ぬるぬると粘度の高い液体をまとわりつかせながらバイブが女性を責め立ていく。
女性がグっと力を入れてバイブを自分に突き入れるのが見えた。
それにより椅子を持つ手に力が入り指が白くなり、背中に力が入る。
「…いやぁぁぁ。も、ダメ」
深く差し入れたバイブを締め付けるように下半身が小さく揺れた。
さらに一瞬女性の背中が反り返り、元に戻る。
それと同時にカランッとバイブが女性の中から吐き出された。
・
・
・
シャワーを浴び終えた俺はスポーツドリンクを一気に飲み干す。
「ふぅ」
コンドームを買ったせいで妄想が広がり熱くなった頭をシャワーで冷やし、冷静になってみるとアホらしい。
まだ来てもいないコンドームでビンビンになってしまうとは…。
まぁ、それもこれまで妹分としか思っていなかった幼馴染みの従兄妹が俺の彼女になったんだから仕方がない。
実際に血縁関係にある女性…と言うか女の子(もちろん結婚も可能な四親等なのだが)と性行為をするのが…物凄く背徳的な響きがして心が踊ってしまうのだ。
ロリコンの気が自分にあるとは自覚していなかったのだが、沙雪も16歳で、出る所はきちんと出ている。
しかし精神的に俺を…恋人になっても「お兄ちゃん」と呼んでくれることにどうしても少女とセックスするという意識が抜けず、
お互いにこれはとってもイケナイ関係だな、と思う。
しかしながら、つきあい始めて3ヶ月。
今が一番セックスをしたい時期なのである。
注文したコンドームが来るのは明後日か。
コンドームを注文したサイトにはそれぐらいに届くと書いてあった。
明後日というばすぐなのだが、今の俺には随分と長く感じる。
出来ることなら今すぐにでも沙雪とやりたいくらいなのだから。
しかし、残念なことにコンドームのストックは切れている。
近くのコンビニか薬局あたりで買ってきてもいいのだが、ネットで注文した今、また買うのは勿体ないような気がする。
「うーん、どうするべきか」
買うべきか、諦めるべきか。
これは大きな問題だ。
俺がこの重大な問題について考えて始めた時、リンゴーンと聞き慣れた旅館山吹の独特のチャイムが鳴った。
「まさかもう届いたとか?」
まさか。
誰かが来る予定はないが、コンドームがもう届くのもおかしい。
どうせセールスか何かだろうと俺は部屋の戸ののぞき穴を覗く。
だが、俺の予想に反して俺の目に映ったのは沙雪だった。
「お兄ちゃん。ゴメンね、急に」
戸を慌てて開けた俺に、申し訳なさそうに沙雪が言った。
「いや、いいよ。入れよ」
「ありがと」
「けど、急にどうしたんだよ?今日は、友達と会うって言ってなかったか?」
「う、うん。それが予定より早く友達が帰っちゃって」
「そっか」
沙雪はごく自然に俺の部屋に入って来た。
そしていつも通りちょこんと畳に腰を降ろすと、俺が買ったばかりのパソコンに気が付いた。
「あっ、この前買ったパソコンってコレなんだ」
「うん。結構、高いヤツなんだぜ」
「へぇー。…ねねっ、お兄ちゃん…触ってみていい?」
「ああ」
何の考えもなく返事をしてから、俺はパソコンを触られるとマズイことに気が付いた。
ネットに繋がれて、お気に入りの中を見られたらヤバイ!!
俺のお気に入りの中はエロサイトでイッパイなのだ。
中には結構スゴイサイトも入っているので、さすがに沙雪に見られるとマズイ。
俺は慌てて、パソコンのスイッチを入れようとしている沙雪の手を自分に引き寄せる。
「きゃっ。お兄ちゃん、ど、どうしたの?」
「い、いや。パソコンなんかよりもっと楽しいことしようよ」
そう言うと俺は沙雪の腰を引き寄せ、強引にキスをした。
最初、驚いたように唇を固く閉じていた沙雪だったが、その閉じた唇をノックするように舌でつつくとすぐに俺の舌を受け入れる。
お互いの唾液を交換するかのように俺たちは長く深いキスをした。
どちらからともなく唇を離すと、沙雪は小さく息をついた。
その息をからめとるように、もう一度沙雪にキスをする。
沙雪の柔らかい唇に舌を這わせ、甘い唾液を味わう。
俺は沙雪の唇にゆるく舌を這わせてみる。すると、沙雪が俺の舌を絡め取ろうと自分の舌で俺の舌を追いかけてくる。
沙雪の唇と舌を弄びながら、俺は沙雪のブラウスのボタンに手をかけた。
一つ、二つとボタンをはずしていく。
その間に俺の唇は沙雪の唇を離れ、耳たぶを甘噛みする。
小さく沙雪が声を上げる。
その声を聞きながらブラウスとブラジャーをはぎ取り、胸を直接手を置いた。
小振りながらも形のよい胸は俺の手の中にすっぽりと収まる。
俺は沙雪の耳たぶを舐めながら、胸をすくい上げるように下から揉みあげた。
「はぁ、ああん」
沙雪の甘い声が俺の耳に届く。
その声に誘われるように、俺は唇を胸の方へと移動させた。
胸の中心部を指で挟むようにして柔らかく揉むと、沙雪がさらに声を上げる。
「んんっ」
俺は指で挟むようにした沙雪の乳首を自分の下で舐めあげる。
さらに、自分の唾液を舐め取るように、丁寧に沙雪の乳首を舐め続けた。
「んぅ…。そこ、ダメ」
ダメっていうのはイイって事だ。
俺はそう納得して乳首の先端を舌で小刻みにふるわせた。
「ぅぅっ、やめて。…んあっ」
「その声、いいね。声聞いてるだけで、俺も感じる」
そう沙雪に囁くと、沙雪は困ったように俺の髪をギュッとつかんで声を押し殺そうとした。
しかし、それは無駄な努力だ。
いくら声を出さないようにしたところで、沙雪の胸を掴む手にちょっと力を入れたり、乳首を舐める舌に力を入れればすぐに声が大きくなる。
「お、おにいちゃん…。キスして」
俺は返事をせずに、沙雪の唇へ自分の唇を重ねる。
そしてそのまま深いキス。
俺は、沙雪の唇を味わいながら、今度は手で胸を触った。舌で沙雪の口内を愛撫し、そして手は胸を愛撫する。
お互いの唇が離れると、沙雪が小さく声を漏らす。
「ぁ…ぁ…」
その声をもっと聞くために、俺は指で乳首を転がすように刺激を続けた。
乳首の先端を指で弾き沙雪の背中が反り返ると、今度は乳首の回りを優しく刺激する。
沙雪の指が俺の背中に食い込む。
「…ん…ああっ」
胸への刺激にあわせて、沙雪が声をあげる。
やっぱり沙雪の声はいい。
沙雪がセックスの最中に出す甘い声が俺は大好きなのだ。
もっと大きな声で沙雪をなかせたい。
俺はその欲求を満たすため、両手を使って沙雪の胸を愛撫しようとした。
その時だった。
俺の股間に沙雪の手が当たる。
そして、その手はズボンのチャックを降ろし下着の中へと進入してきた。
「さ、沙雪?」
普段とは違う沙雪の行動に俺は驚く。
いつもの沙雪なら、自分から俺のペニスを触ったりしない。俺から沙雪を誘導しない限り、俺のモノを触ったりしないのだ。
「今日はどうしたの?」
「……」
俺の問いかけに沙雪は答えない。
しかし、下着の中に入った手は俺の大きくなりかけたペニスを遠慮無く触り続けている。
根本の部分から先端にかけて何度も沙雪の手が往復していく。
俺のモノが大きくなるように、丁寧に何度も。
「お兄ちゃん…。気持ちいい?」
「ああ。…うん」
沙雪に指先で裏側を擦るように撫で上げられながら、俺は答えた。
本当に気持ちいい…。
俺のペニスはあっというまに膨張し固さをましていった。
その大きくなったペニスに沙雪はさらに刺激を続ける。
俺はその気持ちの良さに負けそうになりながら、沙雪の胸を揉む手に力を入れた。
そして、親指と人差し指を使って沙雪の乳首をクリクリとつまんでみる。
「きゃっ。…いやぁ」
沙雪が大きな声をあげた。
「沙雪のことも気持ちよくしてやるよ」
「んっ、もぉ…。私だって、もっと気持ちよ…。ああっ」
俺は沙雪の乳首をつまむ指に力をいれる。
それに対抗してか、沙雪は俺のペニスを下着から外へと引っ張り出した。
そして、先端からあふれ出した液体をペニス全体に塗り伸ばす。
「ううっ」
俺の口からうめき声が漏れた。
もう我慢できない。
「沙雪、ちょっと待って」
俺はそう言うと、沙雪の手を止めズボンを脱ごうとした。
しかし、そこでハッと気が付いた。
しまった!
コンドームがないんだった…。
ズボンに手をかけたまま俺はどうしようかと考え込んだ。
その様子をみた沙雪が俺に問いかける。
「どうしたの?」
「い、いや…」
「?」
沙雪はキョトンとした顔でズボンに手をかけたまま動かない俺を見つめている。
「んっと、あれだ…。もうナイんだ」
「何が?」
「…コンドーム」
まいったな。
俺が大きくなった自分自身を見下ろし、コレを口で処理してもらうよう頼もうか迷っていると沙雪が言った。
「……あるよ」
「え?」
沙雪はベットから降りると、自分のバックの中から小さな袋を持ってきて俺に手渡した。
俺がその小さな袋を開けると、中から『つぶつぶドーム』と書かれたコンドームの箱が出てきた。
「…つぶつぶ」
「私が選んだんじゃないからっ。それ、友達にもらったの」
沙雪は真っ赤になって俺に説明する。
まぁ、誰が選んだっていいんだけど。
俺にしてみれば、誰が選んだにしろ今ココにコンドームがあることがありがたい。
しかし、真っ赤になって説明する沙雪を見ていると、ちょっとしたいたずら心が起こってくる。
「ふぅ〜ん。…でも、そんなこと言って実は沙雪が選んだんでしょ?」
「違うってばっ」
「ほんと?」
「ほんとっ!!」
「そう。じゃあ、友達が選んだって事でいいよ。でもさ、期待したんでしょ?だから、あんなに積極的だったんだよね」
「ちっ、違うもんっ」
「じゃあ、コレはなに?」
俺は沙雪のスカートの中に手をいれて、沙雪自身がどうなっているか確かめる。
案の定、そこはねっとりとした液体で一杯になっていた。それどころか、すでに下着にも液体がしみ出していた。
「ほら、もう濡れてる」
「そ、そんなことないもんっ」
下半身を探られ、『そんなことはない』という言葉が間違っているとわかっているのにもかかわらず、自分の状態を認めようとしない沙雪に俺は事実を突きつける。
「じゃあ、コレなーんだ?」
俺は沙雪の下半身からあふれ出す液体を指に絡め、その指を沙雪に見せつけた。
そして、自分の指についた透明な液体を舐め取る。
「ねぇ、沙雪。これはなんなの?」
「……」
沙雪は答えない。
いや、答えられないのかもしれない。
沙雪は真っ赤になって下を向き、スカートの上から下半身を押さえている。
「答えないならいいよ。そこに直接聞くから」
俺はスカートを押さえつける沙雪の手をはぎ取り、スカートを一気に降ろした。
そして、濡れた下着の上から指で沙雪自身を擦りあげる。
「やぁぁっ」
「そう?ココはイイって言ってるみたいだけど?」
「やだやだ、やぁ…ん、あぁん」
うわごとのように拒否の言葉を呟く沙雪。
けれど、俺の指が与える刺激に耐えられず時々ため息のような甘い吐息が漏れる。
俺の指が触れているそこからはどんどんいやらしい液体が溢れ出てきて、下着と俺の指を汚していく。
「沙雪のココはやらしいね。…もう、すっごく濡れてる。聞こえる?スゴイ音だよ」
「聞こ…えな…い」
「じゃ、聞かせてやるよ」
「いいっ。イイからっ」
「イイってコトはOKってコトだ」
「ち、がうっ…。ひっ、あぁっ…。やだぁ」
沙雪の否定を肯定に置き換えて、わざと水音が響くように指を動かす俺に、沙雪の腰が妖しく蠢いた。
俺の指は、沙雪の一番感じる部分を的確に捉え、布でその部分を擦るように撫で上げる。
「ココ、イイんだろ?」
俺は見ればわかることをわざと聞いた。
「……」
返事はない。しかし、沙雪の頬は紅潮し、その瞳は快感のせいか潤んでいる。
「良くないなら…。やめるよ?」
沙雪の耳元にふっと息を吹きかけてそう言ってやると、彼女は小さな声で俺に自分の気持ちを伝えてきた。
「…感じる。お兄ちゃん、気…持ち…いい…よぉ」
「良く出来ました」
俺は子供を褒めるみたいに沙雪の頭をくしゃくしゃっと撫で、ご褒美にキスをした。
軽く触れるだけのキスを唇に降らすと、沙雪の唇がさらに俺を求め噛みつくように唇に吸い付いてくる。
ぴちゃぴちゃといやらしい音が上からも下からも流れ出る。
「もっと気持ち良くなりたい?」
言葉を奪う唇が離れた瞬間、沙雪に問いかけた。
沙雪は言葉ではなく、小さくコクンとうなずくことで俺に返事を返す。
「教えて。どうして欲しい?」
「直接、して」
「じゃあ、自分で脱いで」
俺の問いかけに沙雪は、イヤイヤと小さく首を振った。
「脱がないならこのまま…」
俺は自分に抱きついている沙雪を引き離すと、熱く濡れている下半身へと移動する。
そして、下着の上にペロリと舌を這わせた。
「ちょっ、汚いっ」
返事はしない。
かわりに濡れてぐしょぐしょになった布の上越しに舌で愛撫をくわえる。
俺は布を通してもわかる程大きくなった沙雪のクリトリスを舌で絡め取ろうとするがうまくいかない。
布が邪魔でうまく舌を使うことが出ないのだ。
もぞもぞと下着の上を這い回る俺の舌。
それが沙雪をじらすように緩やかに追いつめていく。
「はぁ、ああんっ。もっとぉ、もっとして」
沙雪の腰が揺れる。
もっと大きな快感を手に入れようと、俺の舌に自分自身を押しつけるように動かし始める。
「あ…ふぅ…ああっ」
自分で腰を動かし快感を得ていく沙雪をもっと高みに連れて行くために、俺は布越しに歯を立てる。
決して、強すぎないように用心深く甘噛みを繰り返した。
「やっ、やぁっあっ。イっちゃうっ」
沙雪の身体に力が入った。
これから自分の身を襲う快感を受け入れる準備をし始めた沙雪の身体。
けれど、俺はその身体にストップをかけた。
布越しの緩やかな愛撫をやめて、沙雪に声をかける。
「まだまだ早いよ、沙雪。…ほら、自分で脱げよ」
沙雪は一瞬ためらったがすぐに起きあがると、下着を脱ぎ捨てた。
「早く、して」
横になると沙雪は急かすように俺の腕を取った。
いつもとは違う沙雪の行動。
いつもなら決して積極的には動かない。
それが今日はためらいながらも、自分から行動する。
…いいね、めちゃくちゃ燃える。
沙雪のいつもより積極的な行動が俺を煽り立てる。
こうなりゃ、いつもしないことドンドンしよう。
俺は焦れたようにこちらを見ている沙雪に言った。
「沙雪、そこに手ついて。そう、そのまま」
横になる沙雪をコロンとうつぶせにしてベットの上に手をつかせた。
そして、俺は沙雪の細い腰を持ち上げる。四つんばいになるような格好にさせて脚を開かせると、俺はその間に潜り込む。
「ちょ、お兄ちゃん。コレ、恥ずかしい」
沙雪の恥ずかしい部分がよく見える格好。
まるで俺の顔の上にまたがってるみたいになった沙雪が慌てて体勢を変えようとするが、そんなことは許さない。
逃げだそうとする腰を両手で押さえ、俺の方へと引き寄せた。
それでも沙雪は俺の上から逃げだそうと無駄な抵抗をする。
身体をくねらせ、必死で俺の目から下半身を隠そうとしている。
そんな沙雪の腰を捕らえる腕に力を入れ、熟しきったそこに舌を伸ばした。
俺の舌が触れると沙雪の抵抗がやみ、その口から熱い吐息が漏れる。
「あぁんっ」
すでにびしょびしょに濡れてしまっているそこは、俺の舌がわずかに触れた小さな刺激さえ逃さない。
「沙雪がよく見える。スゴイね、もう太股まで濡らしてる」
「お願い…。見ないでよぉ」
「イヤだ、もっと沙雪のココ見たい」
沙雪のそこは真っ赤に染まっていて、俺の闘争心をかき立てる。
ぬるぬるとした液体がまとわりつき、ぽってりとふくらんだクリトリスを彩っていた。
俺は沙雪のそこをもっとよく見るために、粘度のあるその液体を舐め取る。
しかし、舌を這わせ舐めとっても舐め取っても溢れ出る愛液。
俺はまるで喉の渇きを癒すかのように、沙雪からわき出る液体を残さず舐め取った。
そのたび沙雪から漏れるピンク色に染まった声。
シーツを掴むように蠢いていた細い腕は俺の髪を握りしめ、俺の顔が沙雪のそこから逃げないように固定されている。
最初、この体勢を恥ずかしがっていた人は何処へ行ってしまったのだろう。
今、俺にまたがっている沙雪は嬌声を上げ、俺に自分自身を押しつけながら腰を振っていた。
深く快感を得る為に、蠢く腰が俺を捕らえて離さない。
俺が息苦しさに顔を背けると、髪に絡みついた手が顔を掴む。
「もっと、してぇ。ぁぁっ。スゴイ、感…じ…る。…ああぁっっんっ」
沙雪の下半身に圧迫されながらも俺は懸命に舌を這わせる。
下から舐めあげる俺、上から自分を押しつけてくる沙雪。
スムーズに二人の動きが噛み合い、沙雪が絶頂に向かって駆け上がっていく。
沙雪の腰を支えている俺の腕に、彼女の身体の変化が伝わる。
「あ、ふっ…。も、もぉ」
切なげな沙雪の声が俺の耳元にふってくる。
俺は沙雪の欲望を解放するために、舌を沙雪の入り口へ捻りこんだ。
そしてそのまま入り口を跳ね上げ、クリトリスまで一気に舌を這わせクリトリスに吸い付いた。
「や、やぁぁぁんっ」
沙雪の手が俺の頭を押さえつけて腰を激しく動かしたかと思うと、沙雪の身体がビクンと震えて絶頂を迎えた。
俺の髪を掴んでいた指がほどき、沙雪は俺の胸の上に腰を下ろす。
ぬるりとした感触が俺の胸に伝わる。
そのまま沙雪は、わざと自分を擦りつけるように胸の上で動いて見せた。
ぬるぬるとした液体が俺の胸を汚し、沙雪は心地よさそうな吐息を漏らす。
「…もっとイカせて」
沙雪は艶やかに微笑みながら腕を後ろへと回し、柔らかなタッチで俺のペニスを撫で上げた。
「イカせてやるから、そこから降りて」
「イヤだもん」
悪戯っぽくくすくすと笑うと沙雪は自分自身を擦りつけながら、俺のペニスの方へと移動していく。
沙雪自身から溢れ出た液体が俺の身体の上を滑っていった。
そして、それは沙雪への刺激にもなっているらしく、動くたびに艶めかしい吐息をあげる。
「沙雪、早く…」
身体にまとわりつく沙雪の体温が俺を高ぶらせていく。
沙雪の吐息とともに固く反り上がっていく俺のペニスが、早く沙雪と溶け合いたくてチロチロと透明な液を漏らしていた。
もうダメだ。
早く沙雪の中に入れたい。
俺は沙雪を乗せたまま、身体を半分起こす。
その勢いで、じらすようにゆっくりと動いていた沙雪の身体がグラリと後ろへ傾き、固く勃ち上がった俺のペニスに触れた。
沙雪はその感触に驚いたのか、後ろを振り向いた。
「スゴイ。…いつもより大きくなってる」
沙雪がゴクリと息を飲んだような気がした。
「沙雪に早く入れたくて、こんなに大きくなったんだ。責任、取ってもらうよ」
「責任って?」
「こーゆーことっ」
俺は半分だけ起こした身体を一気に全部起こした。
「きゃあっ」
俺の身体の上に乗っていた沙雪はベッドへと滑り落ちた。
形勢逆転。
俺は沙雪の脚の間に入り込んで素早くコンドームを装着すると、狙いを定めた。
沙雪の愛液がわき出る部分へ、先端をゆっくりと挿入する。
「あっ、あんっ」
淫靡な音を立て、沙雪は俺を身体の奥へと飲み込んでいく。
沙雪の生暖かい膣内が俺のペニスを包み、心地よい刺激を与えてくる。
「沙雪の中、熱くて気持ちいい」
「はぁぁっ、んっ。奥、までぇ」
沙雪の内壁が俺を求めるように収縮した。
ペニスに細胞がまとわりついて、絡め取られる。
俺は柔らかな快感に溶けそうになるペニスを入り口辺りまで引き戻し、一気に引き抜いた。
そして、わざとペニスで入り口のあたりをツンツンと突く。
「やぁ…入…れてぇ…」
「どうしよっかな」
「お…願い…。おにい…ちゃん…のちょ…うだい」
沙雪は瞳に涙を浮かべて懇願している。
頬は紅潮し、妖しい吐息が唇を開かせていた。
そして、何度も小さく「入れて」と繰り返す。
俺のペニスを追いかけて腰を振る沙雪がたまらなく愛おしい。
「沙雪はいやらしいな…。そんなに俺のモノが欲しい?」
「…う、うん」
コクンとうなずく沙雪がかわいくて、俺は彼女の願いを叶えるために何度も伸縮を繰り返す入り口へとペニスを突き刺した。
「うっ、ああっ」
待ちに待った圧迫感に沙雪の腰が飛び跳ねる。
俺は沙雪の快感に踊る腰を押さえつけて一気に奥まで貫き、彼女の両脚を自分の肩にかけた。
そのまま沙雪の両脚を彼女自身に付けるようにして、折りたたむ。
仰向けになったまま脚をM字型にされ、一番隠しておきたい部分が広げられたような格好になった沙雪が大きな声を上げた。
「こ…んな…の、だめぇ。や、だあ…。ああっん」
否定の声に続く、快楽の喘ぎ。
それによって沙雪に大きな快感が襲ってきているのがわかる。
もちろん俺自身にも頭の中が白くなりそうな程の快感が襲ってきていた。
膣内の細胞が踊り出し、俺をぎゅうぎゅうと締め付ける。
射精を促すように規則正しい動きがペニスを縛りあげていた。
「沙雪のココ、いつもより締まってる。…めちゃくちゃ気持ちいいっ」
「う、うん、す…ごく感じ…る」
俺と沙雪が深く繋がるたびに部屋に響く卑猥な音が、俺たちの快感を加速させていく。
もっと奥へ、もっと奥へ。
俺の鼓動が早くなり、同時に沙雪を突き上げる腰の動きも早まる。
「あ…もぉ、やぁ…。イッちゃうっ」
沙雪の膣内に痙攣にも似た激しい伸縮が起こった。
それによって、俺のペニスも精液を絞り取られるかのように締め付けられ、下半身へと全ての意識が向かう。
「俺もっ」
沙雪の一番奥へ。
俺は沙雪の腰に向かって思いっきり自分の腰をぶち当て、身体の奥底へとペニスを深く潜らせた。
「あ、あ、ああぁっっ」
沙雪はそのしなやかな指が白くなる程にシーツを掴み、大きく喘ぐと握りしめられたシーツを手を離した。
沙雪の指がシーツを握りしめたその時、俺も絶頂に達し白い液体をコンドームの中に吐き出していた。
俺は身体から快感の余韻が消えないまま、沙雪にかすれた声で囁いた。
「…愛してるよ、沙雪」
沙雪から返事はなかった。
けれど、言葉のかわりに俺の唇に沙雪の唇が触れる。
耳に聞こえる言葉ではなく、心に聞こえる言葉。
俺は沙雪をぎゅっと抱きしめた。
The End
オ ナ ニ ー S S す げ え う ざ い
ぜひ
やったー!
今度は沙雪だ。
今晩、じっくり読みます。 >職人様
なんでこんな童貞臭い駄文をマンセーしてるんだろ?
おい、SS厨、これ以上調子こいてまた3LDKスレにまで出張
なんてことすんなよ、ウゼーから。
うほっ、もう次がきてる。
しかし推敲とかしてたら時間かかると思うんだが、ペースはやいなぁ。
ところで1スレ何kbまでだっけ?
みんなと足並み揃えられないひねくれ者は来なくていいよ。
>462
500KBまで…あと5KB
早く次スレの用意した方がいいぽ
次スレはSS禁止でお願いします。
SSはエロパロ板でも出来ると思うけど、
このスレで話すことがなければSS続けてもいいんじゃないかと思う。
>>461 童貞臭いレスですねwwwwwwwwwwwwwwwww
468 :
名無しさん@ピンキー:04/11/11 17:52:26 ID:vv5QArYd
質の悪いSSを投下して不評にもかかわらず、
何事もなかったように投下を続けるから、うざがられる。
で、結局容量オーバーになる訳だ
SSはエロパロ板にスレ立ててやれや
不評?
ここでは好評だと思うよ。
俺みたいに楽しんでた人もいただろうけど
やっぱ容量食いすぎがまずいのかな。ただこのSS読めなくなるのやだなあ
エロパロでもいいからやる気があるなら頑張ってください職人さん楽しみにしてるんで
ジエンだと思われるかなw
自演乙
3LDKのSSはパクリが発覚したわけだが、こっちはどうよ?
SSが全て悪い、というつもりは無いが、程度を弁えてもらいたいものだ
まあ、SSは本来エロパロの管轄だからな。
現スレにも
綾小路育美 @>73-85 A>126-135 B>220-228 C>395-405
宇佐観月 @>103-115 A>163-169 B>243-261 C>279-311 D>330-359
夏越理乃 @>118-123
藤森めぐみ @>137-141 A>425-433
山吹沙雪 @>173-185 @>445-456
エリナ・レミンカイネン @>374-385
だったらSS投下しなけりゃ続かないようなスレ立てるなよ
他にSSで成り立ってるようなスレあるか?
ていうかSS厨叩きするならそれなりに面白いネタ投下しろよ池沼ども
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┼─┼─┨┃二二二| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,/_! ノリリノリ))ゝ  ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l|l|l|l|l|l|l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| . |二二二二二二二|二二二二二 んiロ!.´ヮ`ノ」||<いい天気やね〜♪二二二| ̄ ̄ ̄ ̄|l|l|l|l|l|l|l
||||||||||||||||||┃ ̄ /―――/ ノ !《つノ《つ| ヽ―――\ 丿|l|l|l|l|l|l|l|l
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